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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2
3048
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:03:19
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000908060001
総選挙)県農政連 自民を推薦
2009年08月06日
30日投開票の衆院選で、県内JAグループの政治団体である県農協政治連盟(県農政連)は5日、「これまでの(農政の)経過を大事にしたい」として、県内6小選挙区はいずれも自民党の立候補予定者を、比例東北ブロックは自民・公明両党を、それぞれ推薦すると決めた。県農政連は前回も同様の推薦をしている。
記者会見した木村春雄会長は「政権与党として農業経営対策などを、ほぼ実行に移している」と推薦理由を説明。12日に各立候補予定者と結ぶ政策協定では、世界貿易機関(WTO)の農業交渉への対応や農家の経営所得安定対策など6項目を掲げ、「米価下落時は直接支払いの仕組みをお願いしたい」と述べた。
政府与党が今年度から始めた「水田フル活用」の農業政策を評価する一方、民主党が掲げる農家への戸別所得補償制度などには「とてつもない財源が必要になる」と実効性に疑問を投げかけた。
県農政連の県内14支部は昨年10〜12月に各選挙区での対応を決めており、この日は県レベルでの正式決定。12日には推薦する立候補予定者を招き、激励集会を開くという。
3049
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:04:19
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000180908050001
分裂と融和 情勢急変
2009年08月05日
4日午後。自民党宮崎県連の緒嶋雅晃会長(県議)らは、宮崎1区に無所属での立候補を表明している中山成彬氏と、宮崎市内の中山氏の事務所で向かい合った。
非公開で行われた30分の会談後、事務所を出てきた緒嶋会長は「一本化なんてことは今さら……。こういう形になって残念だけど、お互い頑張ろうということだ」と話すと、急ぎ足で車に乗り込んだ。
1区の自民は、「1区支部公認」を主張する中山氏と、緒嶋会長ら県連側から「県連公認」を受けた上杉光弘氏との間で分裂選挙となる。2人とも党本部の公認は得られず、無所属だ。
□■□
昨秋、中山氏が日教組批判などの問題発言の引責で不出馬表明したことを受け、県連は後継候補を公募。その結果が、19人の応募者の中から選ばれた上杉氏だった。
県内の自民勢は、上杉氏派と、2区の江藤拓氏の父の故隆美氏派に分かれ、知事選や国政選挙で争ってきた。中山氏は中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わった96年の衆院選で、出身地の小林市などがある旧2区から1区に移った際、隆美氏の後援会を引き継いだ関係にある。
対立の構図は今に続く。
中山氏は07年の知事選で、自民が推した持永哲志氏ではなく、川村秀三郎氏を支援。分裂選挙となり、結果として「しがらみの無さ」などを訴えた東国原英夫知事が誕生した。自民は04、07年の参院選でも分裂選挙となり、非自民系候補に敗れた。
そして今回、知事選で中山氏の支援を受けた川村氏が、民主などが推す無所属候補として中山、上杉両氏と争う。
■□■
閣僚経験のあるベテラン同士の確執。多くの自民関係者は、1区での共倒れだけでなく、「自民全体のイメージが悪くなる」と、2、3区への影響も懸念する。
05年、郵政民営化が最大の争点となった衆院選では、上杉氏が自民公認の「刺客」として2区に送り込まれ、民営化反対で公認を得られなかった江藤拓氏と争い、敗れた。
その上杉氏が2日、前回の「敵」である江藤氏の日向市の事務所開きに駆けつけた。「前回(自分が)取った6万余票は1票漏れなく江藤さんに」とあいさつし、江藤氏と固く握手。2人の間に遺恨は残るはずだが、今は融和ムードを漂わす。
上杉氏は2区内の西都市出身で、全県が選挙区の参院議員を3期務めた実績もある。
江藤陣営としては、2区内の上杉氏の支持者の票が欲しい――。一方、「上杉氏だって(中選挙区時代から)宮崎市に残る隆美氏の票が欲しいはずだ」と、江藤陣営のある幹部は見る。
□■□
3区の古川禎久氏も「自民党が信用失墜を繰り返すなか『宮崎でもか』ということで本当に残念。ダメージは計り知れない」と、1区の混乱の影響を認める。
ただ、3区の自民の事情は1、2区とはやや異なる。
中選挙区時代に争った、ともに都城市出身の堀之内久男氏と持永和見氏の影響がいまだに残る3区。古川氏は05年の衆院選で、民営化反対で自民公認を得られず、民営化賛成で公認を得た持永氏の長男哲志氏と争った経緯もある。
だが、7月20日に都城市であった事務所開きでは出席者からの提案で、昨年8月に亡くなった哲志氏のために黙祷(もくとう)がささげられ、融和への努力が見られた。古川氏の後援会幹部は「今回は3区内の保守層をまとめる絶好のチャンス」と話す。(石田一光)
◇
18日公示、30日投開票の衆院選まであとわずか。主な政党の県内の実情を追う。
3050
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:05:13
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000390908050001
「一枚岩か疑問」
2009年08月05日
民主の有力な支持組織の連合兵庫が、次期衆院選の兵庫8区で党の推す新党日本代表の田中康夫氏ではなく、社民新顔の市来伴子氏を支持することになった。市来氏の陣営は歓迎するが、連合内には「社民支持で固まるかどうかは疑問」とする見方もある。
連合兵庫には、労組批判を繰り返す田中氏への反発が以前から強かった。田中氏は正式な立候補表明した後の先月27日にも、尼崎市役所で開いた記者会見で「全国の労組の加入率は麻生首相の支持率と同じ。労組も信任されていないということ」などと批判していた。
連合兵庫の尼崎地協幹部は「あれだけ『脱組合』などと公然と主張する人を支持する組合員はいない」とばっさり。しかし「これまでの選挙では民主基軸できたのに、社民支持で一枚岩になるのは難しい」とも話した。
一方、公明前職の冬柴鉄三氏の陣営は「連合の中にも田中氏を支援する組合もあるはず。一喜一憂せず、こつこつと頑張るだけ」と淡々と受け止めている様子だった。共産新顔の庄本悦子氏の陣営では「今の時代、上部組織が決めても地元労組がその通りに動くかどうかは別。民主に流れる票も多いはずだ」と分析する。8区では幸福実現新顔の角出智一氏も立候補を表明している。
3051
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:09:20
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090806/200908060928_8504.shtml
民主県連、比例単独候補の擁立見送り
2009年08月06日09:28
衆院選(18日公示、30日投開票)に向けて民主党県連は5日、総合選挙対策本部の拡大代表者会議を岐阜市内で開き、党本部から要請された比例東海ブロックの単独候補の擁立について事実上、見送る方針を固めた。
県連によると、民主党は各種世論調査などで優勢が伝えられ、特に東海など4ブロックは獲得議席数次第で、4年前の郵政選挙の大勝で比例候補が不足した自民党と同様の事態があると想定。党本部が先月末、各県連に単独候補の人選を要請し、7日までの回答を求めている。
県連も対応を検討し複数の名前が浮上したが、この日の会議で平田健二県連代表は小選挙区の勝利を最優先する方針を強調。対応は平田氏と伊藤正博県連幹事長に一任された。会議後、平田氏は取材に対し「(自民党が独占する)岐阜県の小選挙区奪取は悲願。岐阜1区から5区の戦いに専念する」と述べ、県連独自の比例単独候補予定者を申請しない意向を示唆した。
3052
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:28:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/180988.html
松山千春さん、自民党新人の集会へ 民主ピリピリ (08/05 09:57)
新党大地の鈴木宗男代表(比例代表道ブロック)の“応援団長”を自任する歌手の松山千春氏が、衆院選道4区(札幌市手稲区、後志管内)の自民党新人、宮本融氏(44)が7日に小樽市内で開く集会への出席を予定していることに、民主党が神経をとがらせている。「出席は松山氏の個人的判断」(宮本陣営)だが、新党大地と選挙協力する民主党側は「有権者が混乱する」と困惑。鈴木代表に調整を求めるなど対応に苦慮している。
宮本氏の集会には、自民党の古賀誠選対本部長代理らが出席を予定。松山氏は古賀氏と旧知の仲で、7月には古賀氏の地元福岡県にも応援に駆けつけた。こうした個人的な人間関係もあり、鈴木代表は「あくまで松山さんが決めたこと」と現時点では静観している。
3053
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:35:58
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/koubou1.html
【 4区 】
支持層の流動化も
民主の重鎮として14選を目指すベテランの渡部恒三氏と、前回選挙に初出馬し、比例復活ながら会津に自民の議席を取り戻した渡部篤氏との2度目の一騎打ちの構図に、元県議の小熊慎司氏らが割り込み、4人による戦いに急展開した。
会津地方は、経済悪化が基幹産業の半導体産業を直撃、企業の事業縮小などで離職者が増え、有権者の投票行動が読みにくい状況。さらに恒三、篤の両陣営に支持層がまたがる小熊氏の出馬で混迷を深め、支持層は流動化している。各陣営は支持固めと無党派層への浸透にしのぎを削っている。
2大政党による政権交代の実現をスローガンに政治活動を続けてきた渡部恒三氏。18日の後援会事務所開きでは「会津のため、日本のため命がけで働く」と決意を示した。「平成の黄門さま」として知名度を誇り、党公認候補の応援のため全国を飛び回る予定で留守がちになりそう。陣営幹部は今回の衆院選を「渡部恒三の政治の集大成」と位置づけ、「恒三党」と称される組織をフル稼働させる考えだ。8月18日の公示までに旧市町村ごとの後援会を巡り支持固めを進める。
渡部篤氏は、国政報告会などでこまめに会津全域を巡り実戦に備えてきた。街頭演説では、自公政権が推進した経済危機対策や行財政改革を挙げ「国難を乗り切る政党は自民党しかない」と、気迫のこもった口調で実績をアピールする。同じ自民系の小熊氏の出馬、都議選での敗退と、自民への逆風に危機感を持つが、陣営幹部は「会津の自民は苦しい戦いを続けてきた。逆風に動じず自民現職として戦い抜く」と、4年間で拡充した後援会組織を軸に自民系勢力の結集を図る。
小熊氏は「新しい会津、新しい日本を作る」「会津の世代交代」とアピール。自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相の新党構想への合流も表明し、地域の変革を望む若い世代の取り込みを図る。活動の中心になる世話人づくりに全力を挙げるが、陣営は「全会津に広がっている」と、初挑戦の手応えを感じている。
諸派の幸福実現の鈴木規雄氏は、街宣活動などで支持拡大を図る。
−−− 2009年7月23日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−−
3054
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:36:42
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/koubou2.html
【 5区 】
事実上の一騎打ち
市長選影響も懸念
過去3回の衆院選で自民の坂本剛二、吉野正芳両氏が交互に比例と小選挙区に立候補するコスタリカ方式で民主の吉田泉氏を抑えてきたが、今回は自民がコスタリカを解消、坂本、吉田両氏の事実上の一騎打ちの様相だ。
「待ってましたという感じ。政権党として景気対策の成果を訴える」。6年ぶりとなる小選挙区での戦いに臨む坂本氏は23日、訪問したいわき市の企業で、麻生内閣が取り組む経済対策の実績を強調、自民の政権担当能力の高さを訴えた。
コスタリカ解消で3区に転出する吉野氏の後援会は既に、3区内で吉野氏の支持固めに奔走。これまで自民の勝利を積み重ねてきた協力態勢を再び確立できるかが鍵を握りそうだ。
坂本陣営は「剛二党」とも言われ、過去の激戦を勝ち抜いた後援会を再構築、基盤固めと新たな支持の掘り起こしを進めた。さらに独自のローカルマニフェストを検討、態勢強化した組織を軸に支持拡大を図る。選対本部長の円谷裕一氏は「地道に政策を訴える」と陣営の底力に期待をかける。
坂本、吉野両陣営を相手に苦杯をなめ、比例で2回連続で復活当選してきた民主の吉田氏にとっては、悲願の小選挙区勝利がかかる。吉田氏は手応えを感じながらも「あくまで挑戦者。ようやく相手の背中が見えてきた段階」と、直前情勢を冷静に分析する。
解散直後から地元に戻り、23日は支援団体を精力的に巡って「政権交代」への支援を求めた。8月30日投票までの長丁場の選挙戦を意識しながら組織固めに力を入れる。これまでに前回5区に候補者を擁立した国民新党から推薦を得た。解散直前に同市で開いた集会では郵便局関係者らの姿も見られ、新たな支援が加わったことを示した。共産も今回は候補者擁立を見送っており、幅広く得票が期待できる情勢で一層の票の上積みに取り組む。
いわき市では衆院選後の9月6日告示―13日投開票で市長選が行われる。
今月に入り、自民坂本陣営の選対本部長に就いていた県議の渡辺敬夫氏が市長選への出馬を表明、自民県議から転出した現職の櫛田一男氏との一騎打ちが濃厚だ。自民系市議の分裂は必至。坂本陣営は「県議、市議には一丸で衆院選に臨むよう指示した」と勢力結集に腐心している。
市長選は吉田氏の陣営にも波紋を広げている。民主県議の佐藤健一氏が縁戚関係にある渡辺氏の応援を理由に、吉田陣営の選対本部長を辞任した。選対関係者は「有権者にとっては誰が選対本部長でも関係ない」と、佐藤氏辞任が衆院選に波及しないと強調する。
諸派の幸福実現党の石渡剛氏は、同市内を中心に存在感をアピール、支持拡大を図っている。
−−− 2009年7月24日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−
3055
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:37:34
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/koubou3.html
【 2区 】
自民牙城、挑む民主
浮動票獲得に照準
小選挙区制になり4回の激戦すべてに勝利、自民の議席を守ってきた根本匠氏が、民主の小沢一郎代表代行が千葉7区からの「国替え」で送り込んだ太田和美氏を迎え撃つ。
根本氏は党政調副会長として4度にわたり政府予算編成を後押ししてきた。陣営は今回の選挙を「政権選択ではなく、2区に必要な衆院議員は誰かを問う政治家選択の選挙」(陣営幹部)ととらえ、党内でも政策通と知られ、実績を積み重ねてきた根本氏の政治手腕をアピールする構え。
根本氏は多忙な党務で地元に戻る機会が少なかったが、解散から投票までの選挙戦が40日間の長丁場になったことを「地元に戻れないデメリットを解消するチャンス」(後援会幹部)と前向きにとらえる。
8月18日の公示日まで集会所単位でミニ集会を集中開催し、組織を総動員して支持層を固める方針。初めての女性候補との戦いを意識し、26日に郡山市で女性の集いを開くなど、女性票の取り込みも重点的に進める。公明との連携を強める考えで、一層の得票上積みを狙う。
太田氏は昨年9月に「国替え」が決まってから時間があれば選挙区に入り、支援者回りや街頭活動を続けてきた。解散翌日の22日から国政報告を兼ねて車で選挙区内を巡り、玄関先に出て手を振る支援者の姿に「顔と顔でつながっている人が増えてきた。期待の高まりを感じた」との感触を得た。
前回選挙後の県議補選、統一地方選を経て二本松市と安達郡に民主の県議2人が誕生。陣営は、前回衆院選で2区に出馬した民主の参院議員増子輝彦氏の後援会と合わせて拡大した民主勢力で選挙活動を充実させたい考え。
さらに党県連の重点選挙区になり連合福島、国民新党の推薦を受け郵政関係者の動きが活発化していることも「追い風」ととらえる。マニフェスト(政権公約)の浸透を図りながら変革を望む市民意識を後押しし政権交代実現を目指す。
大票田の郡山市で4月に行われた市長選では、同市の保守勢力が現職、新人に分かれて激戦を展開。市長選後のしこりが衆院選に影響を与える懸念を示す声も上がる。根本陣営は、過去の市長選で現職と争った自民の前県連幹事長佐藤憲保氏を選対本部長に据え「市長選と衆院選は別。影響はない」と強調。太田陣営は市長選の影響を意識せず、市長選で分かれた保守勢力や中立的な立場を取る有権者の取り込みを狙う。
また県内でも浮動票が多いとされる選挙区だけに、両陣営とも浮動票対策に戦術を練っている。
諸派の幸福実現党の酒井秀光氏は、郡山市を拠点に企業回りや街頭活動を進め支持獲得を模索している。
−−− 2009年7月25日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−
3056
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:39:10
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/koubou4.html
【 1区 】
前職、3新人激戦か
知名度か追い風か
自民はコスタリカ方式の廃止方針で衆院議員を5期務めた法務副大臣の佐藤剛男氏が引退、亀岡偉民氏が2期目を狙う。民主にとっては県内唯一、新人を擁立する選挙区で元福島市議の石原洋三郎氏が挑む。共産は小選挙区候補者をこの1区のみに絞り党への支持拡大を図る。前職と新人3人との激戦は必至の情勢だ。
「地方の声を届けるのが国会議員の役目。政党のためにいるのではない」。自民の亀岡氏は25日、福島市で開いた女性支持者の集会でこう主張、今回の衆院選を「党ではなく人を選択する選挙」と位置付け、支持拡大を要請した。
亀岡氏は無所属を含めて今回で通算6度目の出馬となり、草の根運動で後援会を増やしながら支持基盤をつくり上げてきた。後援会は前回選挙よりもさらに拡充、町内会単位に170を超え、「自民よりも亀岡」の浸透に自信をみせる。
陣営は、党県連の元幹事長で選対本部長を務める加藤貞夫氏ら自民県議が中心となり、党組織をまとめるほか、公明との共闘態勢を強めて亀岡氏の活動を補強する。
引退した佐藤氏の支持層にも協力を働き掛け、陣営は「佐藤票の約半分は取り込んだ」と自信を持つ。今後はミニ集会で伊達地方での活動を強化する。
民主の石原氏は解散当日の21日、党代表の鳩山由紀夫氏から公認証書を受け「挑戦者の立場で40日間、政権交代を訴えていく」と決意を新たにした。後援会幹部は「今回は民主に投票するとの声を聞くが、『石原』と書いてもらうにはまだ浸透が足りない」と、党への追い風を感じながらも、知名度の向上を課題に挙げる。
石原氏は2007(平成19)年10月の正式表明から続けてきた街頭演説と支持者へのあいさつ回りが日課になった。
衆参両院で議員を経験した父の代から続く後援会を再構築、伊達市と相馬市に連絡所を設置した。後援会の組織固めを進める一方、連合福島などの友好団体や社民党、国民新党との協力態勢の確立にも努め、今後も有権者に政権交代の意義を訴える。
後援会幹部は「石原の実直な姿に有権者の反応が変わってきた」とみている。
共産の山田裕氏は前回に続いて立候補する。街頭演説やミニ集会を積極的に行い地盤固めを進めると同時に、比例東北の党公認候補と連動して得票アップを目指す。陣営は、有権者の反応について「政権交代が現実味を帯びている」(後援会幹部)と分析、第三の選択肢としての党の存在をアピールしている。
諸派の幸福実現党は、党県本部代表の大橋一之氏が立候補する。地元福島市を中心に街頭演説やあいさつ回りなどを積極的に行い、支持獲得に奔走している。
−−− 2009年7月27日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−
3057
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:40:03
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/koubou5.html
【 3区 】
自、民のトップ対決
政権懸け公約訴え
民主党県連代表の玄葉光一郎氏、自民党県連会長の吉野正芳氏との「県連トップ対決」が注目される。玄葉氏は6期目、吉野氏は4期目を目指す。お互いに実績を積み重ねてきた2人だが、吉野氏が5区のコスタリカ方式解消により、党の候補者が決まっていなかった「空白区」の3区に移り、初顔合わせの対決となる。
玄葉氏は25日の選対会議で「今度の衆院選は歴史の転換になる」と声を高め、選対幹部に政権交代への意欲を示した。陣営は選挙区内の旧29市町村の地区単位に後援会を組織。民主、社民両党と連合福島との連携による支援スタイルも健在だ。また、前回に続きJAから県内の民主候補で唯一推薦を受けたほか、初めて国民新党の推薦も得た。陣営は前回の14万を上回る15万票獲得を目標に掲げる。
総合選対本部長の菊地国雄氏は、民主への「追い風」を感じながらも、「こういうムードの選挙は初めて。票(の動向)が読めない」と気を引き締める。陣営は「国の仕組みの作り直しが必要」と、党のマニフェスト(政権公約)や政権交代の実現を訴え、組織票固めに加え浮動票の獲得も狙う。
玄葉氏は党選対委員長を務めた前回の郵政選挙大敗の責任を痛感しており、今回も、全国の党公認候補の応援に走る予定。選挙区を不在にする機会が多くなるため、陣営は8月上旬に石川町に女性の会を新設するなど、この4年間で培ってきた組織力をさらに拡大して支持を広げる方針。
吉野氏は昨年10月の3区からの立候補決定後、選挙区内にある29の党支部の協力を得て支持者への出馬報告を行い、選挙区内を回り終えた。3〜5人程度の小規模な集会にも積極的に足を運び、新選挙区での知名度アップに努めている。
前回の地盤だった5区のいわき市の後援会から支援者が3区に入り新たな支持者の取り込みを進め、これまでに田村市などに自前の10の後援会を発足させた。さらに3区が地元の参院議員荒井広幸氏が幹事長を務める改革クラブからの推薦、連立政権を組む公明党の支持も決定、党を超えた三者連合による選挙態勢が固まり、一層の支持拡大に取り組む。
選対本部長を務める県議渡辺広迪氏は「横綱に挑む気持ち」と、吉野氏が「国替え」で臨む選挙戦を表現する。吉野氏は「地域によって訴えを変えていきたい」と語り、農林業など選挙区内それぞれの地域課題の解決につながる党のマニフェストを地道に訴える戦略。「どれだけ上積みできるか」と、「国替え」を決めてからこれまでの活動の成果に期待する。
諸派の幸福実現党の博多泰子氏は知名度を高めることを重点に街頭活動に力を入れている。8月2日には事務所開きを行う。
−−− 2009年7月29日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−−
3058
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:45:59
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090806090112.asp
2009年8月6日(木)
--------------------------------------------------------------------------------
民主の比例候補 県連は応募なし
民主党は今回の衆院選で予想以上に躍進し、議席を割り当てる候補が足りなくなる事態に備え、比例単独候補を新たに募集していたが、県連内からは応募がなかった。
比例代表候補の募集期間は7月30日から8月5日までだったが、日程的に急な募集だったことや、名簿登載順位が小選挙区との重複立候補者よりも下位になるため、県連内では応募に慎重な意見が上がっていた。
比例代表東北ブロックは選挙区候補22人全員が比例代表に重複立候補し、名簿順位は同列1位となる。そのため、単独候補は23位以降に名簿登載される。
3059
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 21:48:57
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/2009syuin/0002205544.shtml
お盆大渋滞悩む陣営 明石-淡路、衆院選兵庫9区
公示を18日に控えた衆院選で、明石市と淡路島を選挙区とする兵庫9区の立候補予定者が、移動ルートとなる神戸淡路鳴門自動車道の渋滞対策に頭を悩ませている。8月は、高速道路の「休日上限1000円」が一部平日に拡大されることもあり、お盆には大渋滞が予測されている。各陣営は移動時間を少しでも短縮しようと、フェリーを利用したり、帰省者が多い淡路島に活動を絞ったりするなど対策を練る。
本州四国連絡高速道路会社の渋滞予測によると、15日の上りは淡路インターチェンジ付近を先頭に島を縦断する形で最長約45キロ。14日は約37キロ、16日も約26キロの渋滞が予測されている。
今春導入された普通車の「上限1000円」は土日祝日が対象だが、8月は混雑緩和のため、6、7、13、14日の平日も適用される。
各陣営は、日常的に明石海峡大橋を車で渡り、活動している。しかも、お盆期間は18日の公示直前だけに、渋滞に巻き込まれないよう知恵を絞る。
自民前職の西村康稔氏(46)は「明石と淡路間は移動に時間がかかる。5分、10分の時間が惜しい」。お盆期間中は大橋を避け、明石淡路フェリー(愛称・たこフェリー)の利用も検討する。
国民新党元職の宮本一三氏(77)の陣営は「お盆に合わせて淡路に帰省する人も多い」と、淡路島に重点を置く考え。ただ、明石に急きょ渡る場合にも備える。
幸福実現党新人の高木義彰氏(39)は「道路がすいている夜中の移動も考えたい」としている。
(永田憲亮、宮路博志、平岡雅彰)
(2009/08/06)
3060
:
名無しさん
:2009/08/06(木) 22:22:17
>>3038
自民党もすっかりトヨタに見捨てられてしまいましたな。
赤字よりも、社長が豊田家に戻ったことが大きいんでしょうけど。
下の記事の頃とは大違いです。
号令一下、政治まで トヨタの足元<7>:結いの心
http://www.chunichi.co.jp/hold/2008/yui_no_kokoro/list/200805/CK2008051702012074.html
3062
:
名無しさん
:2009/08/06(木) 22:31:50
なぜこのような数値が出るのに自民のほうが評価が高いのか?とりあえず深夜の支持率情報!
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090806-OYT1T00973.htm?from=main1
比例「民主」41%「自民」24%…読売世論調査
世論調査
読売新聞社が4〜6日に実施した衆院選に向けた第3回継続全国世論調査(電話方式)で、比例選で投票しようと思う政党は、民主41%が自民24%を上回った。
第2回調査(7月21〜23日)の「民主42%―自民23%」から大きな変化はなく、民主の優勢は続いている。小選挙区も民主39%(前回39%)、自民24%(同25%)で傾向は同じだった。
自民の政権公約(マニフェスト)について聞くと、景気回復後の消費税率引き上げ方針については、「評価する」42%、「評価しない」47%だった。「幼児教育無償化」は「評価する」55%が「評価しない」36%を上回った。
民主では、中学卒業まで1人当たり月額2万6000円の「子ども手当」を支給することについて「評価する」は46%、「評価しない」は43%だった。インド洋での海上自衛隊の給油活動を来年1月の期限切れまでに終了するとしたことには「評価する」38%、「評価しない」41%となった。
政策に必要な財源をきちんと示しているのは「自民」が35%で「民主」の24%より多かった。政権担当能力の高さでも「自民」43%が「民主」31%を上回った。
麻生首相と鳩山民主党代表のどちらが首相にふさわしいかに関しては、鳩山氏が47%(前回40%)で、麻生氏22%(同22%)との差を広げた。麻生内閣の支持率は21・6%(同20・0%)、不支持率は69・0%(同67・8%)。政党支持率は民主31・6%(同31・0%)、自民24・2%(同25・3%)などだった。
3063
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 22:48:11
>>3051
:岐阜比例下位には 2区の小嶋昭次郎(参院選に出ようとしてた人)とか来るかと思ってましたけどね
10年改選の山下は67歳か。もう1期やりそうな・・・
>>3058
:青森比例下位には、山内県議は・・・現職県議だし無理か
2区の泡沫の漁協のオバチャンみたいな保守系を持って来たいところ。
3064
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 22:49:12
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090806-OYT1T01010.htm
自民比例73歳定年制、森山氏に特例検討
自民党で、衆院比例選の「73歳定年制」の扱いが焦点になってきた。
同党は世代交代を促す狙いから、2003年衆院選時に比例選への単独・重複立候補者を「原則、公認時に満73歳未満」と定めた。今回、この内規にかかる小選挙区選の立候補予定者は16人を数え、05年衆院選より10人も増えている。
対象者の間で比例重複を公然と求める声はこれまで聞かれなかったが、7月31日に栃木2区を地盤とする森山真弓・元法相(81)が同3区で公認されると、空気が変わった。離党した渡辺喜美・元行政改革相の対抗馬に擁立された森山氏に対し、党本部が国替えを理由に比例重複と名簿上位での優遇を検討する姿勢を示したからだ。
この対応に、他の「高齢候補」の地元も注目している。山梨県連では、2区に出馬する堀内光雄・元総務会長(79)を巡り、「森山氏に特例を認めるなら、堀内氏にも」との声が上がり始めた。2区は、離党した長崎幸太郎・前衆院議員の出馬で自民分裂選挙となり、不利な条件は森山氏と同じだという主張だ。県連幹部は比例名簿の順位が決まる公示直前に党本部に掛け合う構えを見せる。
小選挙区5議席を独占する群馬も、4選挙区が73歳以上で、県連幹部は気をもむ。麻生首相の不人気で逆風が吹く中、「高齢多選はハンデだ」と見るからだ。前議員側が特例扱いに否定的なため、県連は動いていないが、森山氏同様の特例に期待する声は大きい。
一方、党本部は、特例の拡大について「厳しい選挙なので、比例ブロック内の他候補や県連から不満が噴出する」と警戒している。
森山氏の栃木3区への国替えを巡っては、別の波紋も起きている。渡辺元行革相が反発し、県内の別の選挙区に自民党候補の対抗馬を擁立する構えを見せているためだ。栃木県連の船田元、茂木敏充両会長代行らは6日、党本部で細田幹事長と会談し、3区での森山氏公認を撤回するよう異例の要請を行った。渡辺氏は自民党系県議らに影響力を持つため、対決の回避を狙った動きと見られる。
(2009年8月6日22時10分 読売新聞)
3065
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 22:50:59
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080602000183.html
闘いの構図 比例・北陸信越 当選ライン 30万票超か
2009年8月6日
三十万票を当選ラインに明暗−。北陸信越ブロック(定数一一)では二〇〇五年の前回選で、初陣の国民新党が三十万百四十票を集めてからくも議席を得たのに対し、二十万票台にとどまった共産、社民両党は二〇〇〇年を最後に失った議席の回復はならなかった。今回も「十一議席目」をめぐり三党がしのぎを削るほか、自民、民主の二大政党もブロック内第一党をかけて激突する。
国民新党の綿貫民輔代表(82)は今回、十三回の当選を重ねた富山3区を離れ比例へ転出。郵便局長会などを中心に、JA富山中央会など従来は自民党を推してきた団体にも支援の輪を拡大する。ブロック内で前回選より十万票多い四十万票を目標に、富山1、2区はもちろん、他の四県でも取り組みを活発化する。
議席回復を果たせなかった共産党とはいえ、前回選での国民新党との票差はわずか七千九十五票。富山1区に絞った小選挙区の候補予定者が県内全域を回る波及効果で、比例票の上積みを図る。ブロック全体で四十万票、県内で四万票を目指し、集会や街宣を繰り広げる。
社民党は前回選で二万七千五百票及ばなかったため、目標を三十二万票に設定。党公認候補の擁立を予定する富山2区の闘いと連動し、県内で六万四千票余りを掘り起こしたい考えだ。小選挙区に公認予定候補を持たない石川、福井県でも運動するため、比例単独候補も検討している。
追い風を受ける民主党は、県内で三割増の二十万票を目標に掲げる。各種世論調査が躍進を予想する中、党内を引き締めるとともに、比例代表で欠員を招かないよう、小選挙区と重複しない候補者探しにも取り組む。
一方の与党。前回選で五議席とブロック内の第一党を守った自民党は逆風下、前回並みの得票を目標にする。県内外の小選挙区で民主党の公認、推薦候補予定者と競り合う中、各種団体の組織票をめぐり国民新党とも激しい争奪戦を演じている。
公明党は前回、四十万三千票余りで議席を維持したが、政権批判を警戒。ブロック内で四十一万票、県内で五万票の確保を狙い、政策の浸透に余念がない。 (おわり)
3066
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 22:52:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20090805/20090805_0002.shtml
自民・宮崎1区 中山氏は「支部公認」 上杉氏「県連公認」に対抗
2009年08月05日 15:20
衆院選に無所属で出馬する前職の中山成彬氏(66)は3日、自らが支部長を務める自民党宮崎県第1選挙区支部の「支部公認」候補として選挙戦に臨むことを明らかにした。自民県連が同日、新人の上杉光弘氏(67)に「県連公認」を出したことに対抗した。
支部公認も県連公認同様に公職選挙法上の政党公認とは区別され、無所属扱いとなる。自民公認をめぐって始まった両氏の争いは、選挙戦で実質的なメリットがあるかどうか疑問視される“公認”を出し合う、泥仕合の様相をみせている。
=2009/08/05付 西日本新聞朝刊=
3067
:
秋田2区の名無し
:2009/08/06(木) 23:04:38
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090806q
民主、川口氏支援で集団離党 秋田2区、共闘は事実上崩壊
民主党県第2区総支部(総支部長・寺田学県連代表)は6日、能代市中央公民館で常任幹事会を開き、18日公示—30日投開票の衆院選について協議した。寺田代表を除く常任幹事14人のうち13人(党員7人、サポーター6人)が、衆院選秋田2区から無所属で出馬予定の川口博・前小坂町長(62)を支援するために「離党」を表明した。
13人は、既に離党している虻川信一・前県連総務会長とともに、川口氏を支援する任意団体を立ち上げる方針。政権交代を目指す民主、社民両党の共闘体制が、秋田2区では事実上、崩壊した。
民主党は本部の方針に基づき、秋田2区で社民党公認の山本喜代宏氏(53)を推薦している。幹事会終了後に会見した寺田代表は「常任幹事の立場として、本部方針に従ってほしいと伝え、どうすれば意見が折り合うのかを議論した。非常に残念だが、川口氏に国政で働いてほしいという願いがあったようだ」と話した。
3068
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 23:07:55
民主党比例下位単独候補 他に名前上がってる人いましたっけ?
=北海道=
山崎摩耶(07参院選比例落選、日本看護協会元理事)
山岡達丸(山岡@栃木の三男)
工藤仁美(非正規労働者の労組の事務局長)
関藤政則(北海道商工連盟常務で社会保険労務士)
=東北=
高松和夫(秋田県連代表代行 2区に擁立も社民との選挙協力優先)
=北関東=
中島政希(00年05年群馬4区出馬 群馬県連副会長)
=東京=
中津川博郷(05年16区落選)
小林興起(05年10区落選 郵政造反組)
=北陸・信越=
沓掛哲男(元自民党参院議員)←要請段階
3069
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 23:14:30
>>3067
やるなあ
社民党への建前として、推薦etcはしないが実質的に支援と
当選したら全員復党
落選したら・・・
3070
:
名無しさん
:2009/08/06(木) 23:15:06
>>3068
南関東で斉藤つよし(元参議院議員)の名前が浮上
3071
:
名無しさん
:2009/08/06(木) 23:15:50
>>3069
神奈川4区のパターンに似ている
3072
:
名無しさん
:2009/08/06(木) 23:19:55
>>3067
それよりも、常任幹事14人のうち6人が、党員ですらないのか…
3073
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 23:20:02
255 :無党派さん:2009/08/06(木) 22:03:34 ID:srfVOwwg
和子夫人殿の福田元総理の予想だけはインチキ
ハッキリ言って福田の支持層を読んでない
三宅は比例復活もできないと思うよ
北関東は渡辺新党に比例票を喰われるから、民主は伸び悩むよ
258 :無党派さん:2009/08/06(木) 22:16:18 ID:OSIe1ML9
>>255
それが、そうでもないんだな
昨年10月、まだ民主の候補は未定、麻生自民の支持もここまで落ちてない
そんな段階で、地元紙の調査で「民主、2区拮抗、4区も迫る」という結果が出ている
◎民主、2区拮抗、4区も迫る 小選挙区支持率
1区は尾身幸次氏(自民)が自民、公明支持層の六割以上を固め、民主の一部にも食い込んでいる。
宮崎岳志氏(民主)は民主支持層の六割、社民の五割以上に浸透、共産や無党派層からも支持を得て
いる。酒井宏明氏(共産)は共産支持層の六割を固めた。
2区の笹川尭氏(自民)は自民支持層の六割、公明の九割近くが支持。石関貴史氏(民主)は民主
支持層の九割近くが支持しているほか社民、無党派層の五割前後にも支持を広げている。年齢層別で
は笹川氏が七十歳以上で大きくリードしているのに対し、石関氏は二十代で高い支持を得ている。
3区は谷津義男氏(自民)が自民支持層の六割に浸透するほか、無党派層の四割も支持。柿沼正明
氏(民主)は民主支持層の八割近くが投票の意向を示した。公明支持層は支持が割れている。
4区は福田康夫氏(自民)を自民、公明支持層の六割前後が支持している。民主は公認候補を発表
していないため、「民主が擁立する候補」に対する投票の意向を尋ねたところ、民主支持層の七割近
く、共産、社民の六割が投票するとした。
http://www.jomo-news.co.jp/kikaku/2008syuin/20081005-3.htm
3074
:
とはずがたり
:2009/08/06(木) 23:22:16
>>3063
>>3051
岐阜から比例下位候補出すなら小嶋氏適任な気がしましたけどねぇ〜。
>>3063
>>3058
青森は東北ブロックは議席余らないと云う認識なんでしょうかね?
3075
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 23:24:02
アノ本によると群馬4区は07参院選
自公 :77千
民社国日:66千
プラス共:76千
普通に考えたら、まだ厳しいですね
3076
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 23:33:15
927 :空気固定 ◆LIKeHk0aKY :2009/08/06(木) 23:28:32 ID:kG5/92YU
>>915
開戦・・・秋田
炎上中・・・大分
終戦、焦土・・・新潟
3077
:
千葉9区
:2009/08/06(木) 23:34:07
946 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/08/06(木) 23:31:10 ID:9VhSwuVg
秋田2区構図
野呂田縫製・・・引退
自民
金田(元参議、野呂田後継)
社民
山本(元職)
無所属
川口(前小坂町長)
秋田県知事選では野呂田が川口を支援。民主県連は推薦
自民は佐竹を推薦。社民も佐竹を推薦
川口は町長時代、野呂田直系と言われ、参院議員だった金田の地区後援会長だった間柄
2区の民主支持者に「社民を推せない」という声が高まり、民主県連・虻川総務会長が離党した上で
川口擁立を画策。
川口出馬表明を受け、支援体制を確立すべく、県連内でけじめの集団離党。
3078
:
とはずがたり
:2009/08/06(木) 23:39:15
>>3067-3068
高松の立場がなくなりますねー。
どうするんだ!?
3079
:
名無しさん
:2009/08/06(木) 23:48:23
>>3071
マジだ
ひどいっすね
党費っていくらでしたっけ?
>>3074
うちの県で比例復活2つ使うから単独なんて恐れ多い。
福島などの全制覇県が立ててください。という謙虚な気持ち(なわけないっすね)
3080
:
SWERVES
:2009/08/07(金) 00:20:02
http://tensho18.gonna.jp/swerves/
遊説記録とか地方紙の世論調査なんかをまとめてみました。
更新ペースは・・期待しないでください(笑)
3081
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 00:31:35
>>3080
おおっ,カラーの地図なんかも駆使されていて充実が期待されますね〜。
宜しければリンク勝手にさせていただきますね〜。
>>3074
確かに小選挙区で劣勢で比例下位の更に下位に置かれかねませんしね。。。>青森
3082
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 00:35:03
>>3072
>>3067
今見たら、元ソースから該当部分が消されてますね。
誤報だったのでしょうか?
こちらは元の文章が残っています。
http://mediajam.info/topic/998323
3083
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 00:48:06
>>3082
調査感謝です。
個人的にはこの民主の追い風の中で知事で善戦した候補を得て主戦論に傾けない方が可怪しいので2区の連中の行動は筋を通したものであると理解してます。
3区なんかは可成り社民の支援を受けているみたいなので組織としては宜しくないでしょうけど。。
併し実際問題として
>>3077
の様に金田・野呂田直系候補が立つことによって野呂田票が大いに割れる事になると惜敗率で菅野を上回れる可能性も有りますので社民に取ってもマイナスなばかりでは無いでしょう。
3084
:
sdpj_2007
:2009/08/07(金) 01:39:27
>>3083
まるで参院選の大分のような、、
民主党は驕り高ぶっていますね
もともと民社国が勝つ可能性が薄い選挙区でしたが、
これで可能性がゼロになりました
それよりも秋田3区がどうなるのでしょうか?
「別に応援する義理もなくなったので、
社民党は秋田3区から身を退こうじゃないか
そこまで社民党をコケにするなら、
知事選でも一緒に候補者を応援した自民党に投票しちゃえ」
、、というのが社民党を支持している秋田の人の声じゃないでしょうか?
民主、社民で選挙協力がうまく行っている選挙区も多いのに、
それに水を差すような態度。
私には大局が見えているとは到底思えませんね
3085
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 01:46:07
>>3084
自民党にはあまり流れないとは思いますが、
無所属(みんなの党?)の村岡に流れる可能性はありますねぇ。
3086
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 01:51:56
>>3084-3085
(背景には民主の驕りと云うよりも)元々秋田2区にろくな民主党組織が有る訳でも無いと云う淋しい現状がありますので,山本氏の得票数そのものには今回の集団離党劇(が)は殆ど影響を与え得ないんではないかと個人的には思ってます。
勿論仁義の問題はありますので寺田代表の面目は丸つぶれだし京野氏と社民の関係は京野氏のリベラル色に依存するしかないしょうし,来夏の参院選に向けてまた一つ火種を抱え込んだことは確かですが,大分の時の吉良の行動程怒りは感じません。
あの時は松本氏に一本化すれば勝てるしその前04年の経緯から譲るのが当然と思えたからですが今回は山本氏では到底勝てると思えないからです。
村岡氏は確かみんなではなく平沼Gだったかと思いますが,由利地域は村岡,大仙地域は御法川にと云う風に地域候補に入れちまえと思う社民支持層は当然出てくるでしょうね。まあ連合推薦を貰いながら自民に逝った御法川にどの様な感情を持っているかは判りませんが。
3087
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 02:55:22
静岡新聞 > 特集一覧 > '09衆院選 しずおか > 連載・企画 > 選挙区の攻防<1・県中部>
http://www.shizushin.com/news/feature/shuin09/kikaku/1/
1区 県都決戦“風”探り合い 2009/07/23
>>2467
「“風”に対抗できるのは“人垣”だけ。…」。上川氏の後援会事務所で支援者は、この言葉を繰り返す。
前回選で競った元自民県議が昨年9月、立候補を見送り、保守層は1本化。10月の事務所開きで支持母体のJA静岡市の幹部が選対本部長に就任し、「過去、脇役として参加してきた。今回は総力で取り組む」と万全の支援を約束した。
激震が走ったのは知事選の結果。自民推薦候補の得票は1区で3位―。
解散が迫った20日。牧野氏は静岡市駿河区での茶生産者グループの会合で、茶業農家と向き合っていた。党が重点政策に掲げる農家の所得補償制度を説明し、政権交代の必要性を熱弁した。
4年前の落選。支援者訪問やミニ集会、1400回を超える街頭演説を重ね、解散を待ち望んだ。
断絶していた連合静岡との関係も修復して推薦を得た。ただ、前回選で連合は牧野氏の対立候補を推薦。冷え込んだ関係の修復は途上ともいえ、ある民主系県議は「陣営に危機感が足りない。都市部の風は、新顔に吹くもの」と表情を曇らせる。
2区 揺れる伝統の保守地盤 2009/07/24
>>2463
静岡2区の志太榛原地域は県内でも有数の保守地盤。中選挙区時代、古くは第3次佐藤改造内閣で文部相を務めた高見三郎氏を輩出し、第1次海部内閣に大石千八、原田昇左右の両氏が郵政相、建設相として入閣した。小選挙区制に移行後も自民が4連勝。その保守の牙城が揺れている。
>>2322
(毎日)
>>2463
(中日7/24)
>>2597
(中日7/23)「昨年5月の藤枝市長選では保守が分裂し、新人の北村正平市長が、3期目に挑んだ現職に勝利。同12月の焼津市長選では、元民主系県議の清水泰市長が、元自民系県議を破った。」等も参照
3区 無風急転緊迫の最前線 2009/07/25
>>2464
袋井市役所近くで20日行われた事務所開き。閣僚や党要職を歴任した自民前職の柳沢伯夫氏は、「く」の字より深く腰を折って支持を訴えた。柳沢氏は時に顔を紅潮させ、声を張り上げた。地元党員は「別人のよう。隔世の感がする」と、昨秋に比べ格段に強まった逆風を実感した。「地元にはり付き、支援者回り。いま、1番必死に動いているのは、柳沢さん本人だろう」(自民県議)
磐田市長選など4月のミニ統一地方選、今月の知事選と県議補選(掛川市)で、自民系候補は苦杯を喫した。党支部員は「合併で地方議員が減り、組織が弱体化した。党員の高齢化による運動量低下も否定できない」と分析する。初めて公明党に推薦を依頼。
一昨年9月、地元出身とはいえ「無名」からのスタートだった民主新人小山展弘氏は勢いづく。磐田市長選では、自民地区支部推薦の候補者を退け当選した渡部修氏を自主的に支援。
小山氏は全国各地の選挙で「民主勝利」が報じられるたび、党広報車を走らせている。
麻生太郎首相の“解散宣言”3日後の16日夜には、タイミング良く磐田市民文化会館で決起集会を開いた。8月2日の投開票を見越し、大票田に会場を押さえていた。「たった2年でここまで来るとは。勢いだけでなく、運も持ち合わせているようだ」と参加した支援者。
3088
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 02:55:49
静岡新聞 > 特集一覧 > '09衆院選 しずおか > 連載・企画 > 選挙区の攻防<2・県東部>
http://www.shizushin.com/news/feature/shuin09/kikaku/1/
4区 鍵を握る富士宮の戦い 2009/07/26
>>2465
衆議院選挙区の区割り変更で分断された岳南地区。西よりの富士宮市と芝川町が清水地区と一緒になって3回目の選挙を迎える。かつて「斉藤斗志二のために動いてきた。違和感がある」と不快感を隠さなかった県議や市議、後援会幹部らが顔を紅潮させ、「必勝」を叫んだ。
民主前職の田村謙治氏は6月30日深夜、約200人に交じって富士山の伏流水がわき出る富士宮浅間大社の湧玉池にふんどし姿で入り、富士山山開きの安全を祈願した。
「選挙に初めて出馬した時から続けている。わたしの出発点、心のふるさと」。お山開きの神事に欠かさず参加している田村氏の陣営は、これまで支援組織が1枚岩とはいえなかった望月陣営を尻目に「しがらみのない、地域を大切にする候補」を演出してきた。
富士宮地区の事務所開きは8月早々になる見通しで、支援拡大の狙い目はこれから始まる各地の夏祭り。「堅い集会や会合にはなかなか招待されないが、祭りだと飛び込みでも歓迎される」と選対幹部は説明する。
清水、富士宮両地区は富士川を境に生活圏が異なり、住民の交流も少ない。清水地区は望月氏の市議、県議時代からの地盤に田村氏が食い込む構図だが、富士宮地区では“新顔”だった両氏が票を奪い合う戦いで、両氏の得票差は前々回、前回ともわずか500票前後。過去2回は大票田の清水区の票が勝敗を決したが、逆風の中で自民の結束が高まってきたことで、富士宮地区の戦いぶりが一層注目を集める。
5区 対決3度目共に危機感 2009/07/27
>>2466
「3つの改革を行います」。解散日21日の夕。斉藤氏はJR三島駅に続き新富士駅でもハンドマイクを握った。つじ立ちの“はしご”は7期の議員生活で初。演説から相手批判や予算取りのアピールは消え、「逆風」「必死」の言葉が並んだ。「陣営の危機意識はそろった。あとは総合力で突破口を探すだけ。それが難しい」(選対関係者)と模索は続く。
6区 知事選の票に思惑交錯 2009/07/28
>>2462
「いくら自民の推薦候補が東部出身でも、票を取られすぎ。選挙態勢の立て直しが必要だ」。今月6日、渡辺陣営の後援会幹部は知事選の市町別得票一覧を手に、こう秘書にげきを飛ばした。
6区13市町で民主など推薦の候補がトップをとったのは長泉町だけ。伊豆の強い保守地盤を見せつけられた上、沼津市では前回衆院選で奪った2万3千の票差が、元民主候補の票を合わせても1万票差にまで縮まった。
>>2602
(中日)も参照
3089
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 02:56:29
>>3087-3089
静岡新聞 > 特集一覧 > '09衆院選 しずおか > 連載・企画 > 選挙区の攻防<3・県西部>
http://www.shizushin.com/news/feature/shuin09/kikaku/1/
7区 因縁対決3つどもえに 2009/07/29
>>2594
衆院が解散した翌日の22日、湖西市古見で行われた片山氏を支援する集会。…今回は緊急経済対策の成果を“武器”に政策で戦う姿勢を強調した。
東名浜松西インター近くに設けた事務所の開所式で、約1000人の支援者を前に「土下座」をして自民逆風に“助け”を求めるなど悲壮感が漂う片山氏。8月15日には小泉純一郎元首相が選挙区入りする予定だ。
後援会組織では群を抜く城内氏。ともに郵政民営化法案に反対した平沼赳夫元経産相が率いる「平沼グループ」の看板候補として政界再編の必要性を訴え、二大政党による政権選択選挙の流れに危機感を募らす。ボランティアによる草の根選挙に徹する姿勢を崩していない。
斉木陣営は知事選で民主党などの推薦候補の西部事務所を併設。頼みの連合静岡の各労組と連携を強める好機となった。
>>95
(時事)・
>>1427
(読売)「(片山は)「今の自民党には何を武器に戦うかがまだない。どのメンバーで戦うかも含め、党内の若手・中堅議員の動きを注視したい」と語った。」
>>2058
(毎日7/23)・
>>2061
(読売)
>>2325
(毎日7/26)
>>2566
名無しさんの斉木評
>>2603
(中日)
>>2946
(東京)
>>2956
(産経)
8区 実績対「どぶ板」の戦い 2009/07/30
>>2595
2003年、05年と民主候補に連勝の塩谷氏。昨年9月の大臣就任で知名度がアップし、一時は楽観ムードもあったが、状況は一変。知事選での浜松市中、東、南区の民主推薦候補と自公推薦候補の差は約3万票と「思いもよらない結果」(有力支援者)に陣営は凍りついた。
親子2代にわたり多くの企業の支援を受けてきた塩谷氏だが、世界同時不況で、浜松のほとんどの企業は厳しい経営環境に置かれている。「社業優先。前回ほどは動けない」(部品製造業者)と困惑の声も聞こえてくる。支援企業のヤマハの伊藤修二特別顧問は「それぞれに組織を引き締め全力で動く。地道に活動するしかない」と経営者に協力を呼び掛ける。
民主新人の斉藤氏は連日、のぼり旗を立てた自転車で選挙区内を回り、浸透を図る。立ち止まる人がいれば、駆け寄って握手。「どんな風、状況にも耐えうる選挙戦をしていく」と後援会名簿を頼りに1日100軒程度を訪ねている。転身した鈴木康友氏の後任候補として、スズキの鈴木修会長兼社長を中心とした経済人や連合静岡の支援を受け、「どぶ板選挙」(斉藤氏)で名前の売り込みに全力を傾ける。
>>2325
(毎日)
>>2604
(中日)
3090
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 05:06:39
【’09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(4)岐阜1区 マドンナの爪跡
2009.8.6 09:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090806/elc0908060939000-n1.htm
「ゆかり」の置き土産?の駅前再開発タワー。施策評価にも「聖子」「ゆかり」の冠がつきまとう=JR岐阜駅前
■埋まらぬ溝、一触即発も
岐阜市中心部にある柳ケ瀬商店街の「わくわく広場」周辺で7月25日に開かれた「ゆかたファッションコンテスト」。前回の衆院選で郵政民営化に反対した野田聖子(48)はこの日、浴衣姿でステージに登場し、集まった大勢の見物客に愛嬌(あいきょう)を振りまいた。
ステージを下りて選挙戦について「(無所属で出馬した)前回は皆さんにも迷惑をかけたが、今回は自民党から立候補できるだけでも気分がいい」。自信たっぷりの笑みをみせた。
同広場はマドンナ対決のもうひとりの主人公、佐藤ゆかり(47)が毎週日曜、演説を繰り返した“持ち場”だった。しかも、佐藤が東京5区に国替えを決めた直後、今度は民主党新人、柴橋正直(30)が使用許可を獲得している。
同商店街が伝統的に「自民党の地盤」とされたのも、もはや過去の話。こうした地殻変動は静かに広がっている。
野田を、衆院議員を務めた祖父の代から知るタクシー運転手の男性(70)は「美人で頭も良く、人気者の野田さんも今回は焦っているのかも」。野田の心中を推し量るが、政策への話題は少なめだ。
今年4月、地元・岐阜市議会で、自民市議24人のうち「佐藤派」とされる市議13人が集団で会派を離脱した。直接には、学校法人・立命館の中高一貫校の誘致をめぐる路線対立が原因だったが、背景には、誘致に慎重とされた野田と、推進派とされた佐藤の対立関係が色濃く投影されている。
前回、佐藤を支援した市議、早田純(64)は、「はがき1枚」だけで岐阜1区を去り、東京5区に国替えした佐藤への不満を口にしながらも、佐藤の実績は高く評価する。
JR岐阜駅前にそびえ立つ地上43階、高さ160メートルの「岐阜シティ・タワー43」。この駅前再開発のシンボルタワーの建設予算がカットされた際、国から予算を戻したとされるのが佐藤で、地元では「ゆかりタワー」と呼ばれる。施策を語るさいも「誰の施策か」が欠かせない。
「野田は再開発に消極的だったが、佐藤は働いた」と早田は強調する。そして、衆院選の対応にも「私には、佐藤も野田も関係ない。どれだけ地元のために仕事ができるかだ」。
自民党市連が7月、野田の後援会と選対会議を合同開催した際は、野田派、佐藤派の市議たちも大半が出席。「野田支援」で一致団結することを確認はした。しかし、市連の総務会長で野田派とされる藤沢昭男(69)は「支援に温度差が出るのはやむを得ない」とあきらめ顔だ。
野田自身も「自民が割れているのは、私がなんとかすればいいだけの話」と冷静を装う。
「野田派」と「佐藤派」。真っ二つの分裂劇は一見何事もなかったかのように修復されたようにも見えるが、自民党内に7月、激震が走った。
前回、佐藤を支援した市中心部の党白山支部(党員約400人)が突然、対立候補の柴橋支援を決め、後援会支部を結成した。野田支援の長老市議が今回、選対委員長に就任したことへの反発だった。
支部役員の堀敏夫(73)は「『年功序列』という理由だけで長老市議を選対委員長に据えるようでは自民に未来はない」とし、「市民目線で政治家を育てる立場からすれば、評価は人物本位。自民も民主も関係ない」と怒りは収まらない。すでに支部員たちは、ポスターを野田から柴橋に一斉に張り替えた。
前回は“マドンナ対決”に埋没した柴橋。共産党の鈴木正典(45)、幸福実現党の小沢和恵(25)とともに野田に挑む今回の選挙戦ムードを、こう実感している。
「まるでゲリラ豪雨に巻きこまれたような前回とは違い、風向きが完全に変わった。これでようやく互角に勝負ができる」=敬称略(土塚英樹)
3091
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 05:07:05
【09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(5)泥沼続く山梨2区
2009.8.6 23:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090806/elc0908062357021-n1.htm
平成17年9月11日、自民党本部公認の刺客候補として臨んだ衆院選で長崎幸太郎(40)は造反組の無所属、堀内光雄(79)に肉薄、比例復活で当選した。事務所には“応援”で杉村太蔵(29)がいた。党の地滑り的な大勝利で比例名簿下位に登載された杉村にも突如、当選が転がり込む。事務所の歓声は深夜まで続いた。
今年7月26日。長崎は解散後初めての日曜日に母方の郷里、市川三郷町で「無所属」を売り込んでいた。
「停滞を招き30年居座ってきた人か。『政権交代』の念仏を唱える党を信じるか。それとも、地域のため自ら行動し発展させる政治を選ぶか。私は4年前の約束通り、山梨に骨を埋(うず)めます」
復党を果たした元派閥領袖の重鎮との公認争いに敗れた長崎は、自民色を消し、地域密着で生き残る道を選んだ。あいさつ回りでは「無所属なら応援してやる」と反応も上々だ。
■ ■
造反組は県連支援で当選、刺客も比例復活−。「山梨方式」は共存共栄を果たしたかに見えた。が、その後遺症は重かった。
堀内や元党副総裁の金丸信らがしのぎを削った中選挙区時代のしこりで、地域にくすぶる「反堀内派」が支援したのが長崎だった。18年12月の堀内の復党、19年の地方選、参院選と、政局のたびに堀内派と長崎派の溝は深まった。参院選では民主党に敗れ、県議会の自民会派は4分裂。党県連は長崎派県議3人に「無所属支援」を理由に自主的離党を突きつけており、泥沼は続く。
逆風のなか11選を目指す堀内は、10人規模の小集会にも顔を出し、真夏の駅頭にも立ち「これまでになかった動き」(選対幹部)。だが甲府市の美容師女性(65)は「高齢すぎる」と、批判は根強い。
前回は「郵政」の風にのまれた民主新人、坂口岳洋(38)陣営は「政権交代」の風に乗ろうと自民の内紛を徹底利用する。
「百歩譲って自民を選ぶ人がいてもいいが、国政で無所属は選挙区のためにも国のためにもならない!」
7月26日、大月市民会館に小沢一郎、輿石東の両代表代行を呼び約900人が集まった決起集会で県連総合選対本部長の参院議員、米長晴信は語気を強めた。
「自民は既に弱っている。いかに無所属を目立たせず民主対自民の構図に持ち込めるか。その意味で2区はまさに全国の縮図だ」
幸福実現党の富松宏至(69)も出馬予定だ。
■ ■
多くの政治家にいまも影響を残す「郵政」。だが、4年前の自民大勝のシンボル、杉村が政治の表舞台から静かに姿を消したように、山梨の有権者の心からも消えつつある。
7月28日夜。堀内は、元造反組同志、野田聖子を招き約500人を前に「私の懸念が当たったのはみなさんお分かりだろう。私が党をたたき直す」と郵政について熱弁をふるった。
しかし、出席者の会社員女性(45)は「郵政問題でそう困ったと感じたことはない」。富士吉田市のタクシー運転手男性(55)は「もう終わった話じゃないの?」。有権者の反応は今ひとつだ。
「4年前は郵政、郵政って言ってたけんど、ありゃあ何だったずらねえ…」
前回は長崎に入れた市川三郷町の農業女性(65)は、甲州弁で苦笑いする。「政権交代が争点と聞くけど、それもピンとこない」。
多くの国民がかつて「改革」の一語に酔い、一票に熱狂した。その熱は冷めたが、今また「政権交代」の一語のもと、繰り広げられるさまざまな光景に、有権者はどこか幻滅感や後味の悪さを感じつつも、重要な政権選択を迫られている。何を争点とし、判断すればいいのか。この女性は投票に行くかどうかも含め、今は態度を決めかねているという。=敬称略
(今村義丈)
おわり
3092
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 05:12:08
見えぬ争点と云う題名からして偏向している。
争点は自民党の悪政・失政・失態・欺瞞をどれだけの規模で罰するかの1点なのに,郵政の時は熱狂して自民圧勝に手を貸した癖に,今回は自民惨敗を避けようと右翼紙産経の悲痛な叫びを上げているようだ。
けど玄人筋に拠ると,その偏向サンケイフィルターを自分で除去・補正して読むとそれなりに着眼点とか面白いのだそうな。
【’09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(1)東京10区 攻守一転
2009.8.2 00:14
【09衆院選】見えぬ争点 あの選挙区のいま(2)静岡7区 リターンマッチ
2009.8.4 19:05
【’09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(3)広島6区 消えた強敵
2009.8.5 08:27
>>2955-2957
【’09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(4)岐阜1区 マドンナの爪跡
2009.8.6 09:38
【09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(5)泥沼続く山梨2区
2009.8.6 23:54
>>3090-3091
3093
:
千葉9区
:2009/08/07(金) 07:22:08
>>3070
小泉特攻を忘れてました。
ありがとうございます
3094
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 07:48:15
>>2860
田中に推薦が出たので、推薦が出てない実質支援区は
宮城6区、群馬5区、沖縄2区ですね。
宮城6区は国民新党の推薦が出ているのに民主がでてないとは…
3095
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 07:53:18
>>3090
>美人で
これが野田聖子にかかる形容詞だというのがなかなか理解できなかった自分はセンスがおかしいのかと不安になった(笑)
あの年であの容姿だとまだしも「美人」の部類なんですかねぇ。
3096
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 08:54:56
>>3092
http://abirur.iza.ne.jp/blog/
↑その産経記者のブログ。
3097
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 09:07:00
新潟5区の田中真紀子は今までは政党の推薦なんて要らないと強情をはっていたんだが 与党から離れ さすがに田中後援会も力を失いつつある。
ひとつには 自民の候補がなにしろ東大卒弁護士で医師というキャリアスーパーマンだから
今度詰め寄られれば、次は厳しくなる。しっかり得票差をださねばならない。
また、 政権交代の可能性が高まっているんだから、与党に近い存在で居ながら政界再編なんて言っているのが滑稽になる。
新潟は 民主王国になりつつある。
この際、推薦を受けてスタンスを明らかにした方が得策と判断したんだろうね。
もう一つ。 来年の参院選の改選時、夫の直紀を再選させるには、民主の推薦支持を取り付けたいだろうね。
社民の近藤も改選だから、できれば民主公認候補を出させず、夫の直紀の再選を確実にしたい思惑があるんだろうね。
3098
:
けん
:2009/08/07(金) 09:33:20
>>3094
理由は党によって推薦のだしかたが違うからですよ。
田中氏は無所属であり民主党が一方的に推薦を出しているから田中氏が受け入れればすぐに出せます。
民主党新潟県連からの異論がでないことがわかっていることもあります。
国民新党から民主党への推薦は基本的には民主党県連と国民新党本部との推薦という建前ですが民主党も党本部が事前に国民新党本部と話し合いで決めています。
民主党県連も実質的には国民新党への支援の必要性が無いため異論が出ません。
(形式上は国民新党へ比例票を譲るという名目です)
この形式は日本新党にも当てはまり推薦がすぐに決まる要因です。
しかし、社民党に対しては社民党県連と民主党県連が双方の小選挙区候補を相互推薦するのが大前提となっています。
民主党は党本部からの支持で推薦を出すことも可能ですが社民党は県連の力が比較的強い為に協議が難航します。
沖縄は社民党が民主党に対して推薦を出せる選挙区がないのが原因で民主党から沖縄2区社民党への支援は両党で合意されています。
群馬に関しては民主党群馬県連が実質的に機能していなかったのが原因ですがこれも民主党から群馬5区社民党への支援は決まっています。民主党群馬県連が機能し始めると民主党4区候補への社民党からの推薦という型で合意する可能性もありますね。
ただ今の時期ですから現状のままの実質的推薦に終わるでしょうね。
宮城6区は県連レベルでは先月合意されていますが連立協議の影響で推薦がまだなんでしょうね。
3099
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/07(金) 12:03:12
>>3084
> 知事選でも一緒に候補者を応援した自民党に投票しちゃえ」
> 、、というのが社民党を支持している秋田の人の声じゃないでしょうか?
それならそれで、いいのではないでしょうか。
この件については、父の後継者を落とされた学が、自分の選挙協力を優先するあまり、
(知事選の頃から)おとなしすぎる気がしますね。
2区で主戦論を抑えられなかったのも、あまりに弱腰に見えるからではないでしょうか。
ここでは吉良的な態度は嫌われるのでしょうが、物言う姿勢は必要なのです。
3100
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 12:43:13
>>3096
今村義丈=阿比留瑠比なんすか!?
ふうむ。
>>3094
大分2区なんかも民主推薦より国新推薦が先に出ましたよね。
此処宮城は県内での民主・社民の県連同士の仲が宜しくないですよね。
仙台市職労を抑える社民がそこそこ強く07年の統一地方選でガチでぶつかって社民が県議選などで壊滅的な打撃を受けてますしその辺を引きずっているかと思いますが,けんさん
>>3099
に拠ると一応県連レベルでは合意したんですね。
早かれ遅かれ推薦は出るでしょうね。此処は大石の地元なのに秋田とは違って全く誰か出そうと云う感じには成ってませんし。。
>>3099
寺田は自分の選挙協力を心配する程情勢は悪くないと思われますので,寺田県連代表としての指導力不足が県知事選辺りから今回迄目につくような気がしなくもありません。
社民との関係,父である知事の支持率低下,知事選への対応,色々難しい状況が続いたとは思いますが。
>>3095
そうかと思われます(;´Д`)
>あの年であの容姿だとまだしも「美人」の部類
若い頃の扇チカゲは美人だったようですが流石に現役政治家時代を見ても美人とは思えませんでしたが,野田は野卑な感じが滲み出てる感じは否めませんが未だ美人なんじゃないでしょうかね?
3101
:
けん
:2009/08/07(金) 18:39:31
民主党が比例単独に参議院候補予定者を擁立で検討。
表向きには参議院候補の知名度アップとのことですが、比例下位に入れる適任者がいないってことですね。
万が一大勝して比例単独でも下位に入れた参議院候補が当選したらどうするのかなぁ?
3102
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 21:14:32
>>3098
>沖縄は社民党が民主党に対して推薦を出せる選挙区がない
沖縄4区がありますよ。民主候補への社民支持が決定されています。
推薦にならないのは、3区の感情的対立が根を引いてるんでしょうね。
>>3100
大石の地元だからこそ、ではないでしょうか。
自身の衆院復帰を考えているんじゃないかと。
3103
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 21:26:09
>知事会から「社民、共産、国民新の3党を招いた討論会を別に開きたい」との提案
野党だけの討論会なんてやってどうするんだよw
社民・福島党首が知事会に抗議 「なぜ3党だけか」
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080701000899.html
社民党の福島瑞穂党首は7日、新潟市での記者会見で、全国知事会が自民、民主、公明3党のみの政策責任者と公開討論会を開催したことについて「知事会は不偏不党で、住民の代表なのに、なぜ3党だけでやるのか。強く抗議する」と述べ、知事会の対応を批判した。共産、社民、国民新の3党は討論会への参加を認めるよう知事会に要請していた。
同席した近藤正道参院議員は、知事会から「社民、共産、国民新の3党を招いた討論会を別に開きたい」との提案があったことを明らかにしたが、福島氏は「選挙が近い時期であり6党同時にやるべきだ」と強調、提案を拒否する考えを示した。
3104
:
SWERVES
:2009/08/07(金) 21:59:59
圧力に、屈しきれなかったか?
森山氏、出馬取りやめも=首相に伝える−栃木3区
自民党の森山真弓元官房長官は7日夜、首相公邸で麻生太郎首相(党総裁)と会い、党栃木県連が衆院栃木3区での森山氏の公認撤回を求めていることについて「県連の大多数が反対しているのに無理にやりたいと思わない。党の判断に任せる。全体のことを考えてほしい」と述べ、出馬取りやめもあり得るとの考えを伝えた。
これに対し、首相は「選対で考えている。いずれ近いうちに相談する」と述べるにとどめた。会談後、森山氏は記者団に「(党が選挙に)出なさいと言えば出なければならないし、やめなさいと言えばやめる」と語った。
栃木3区では、自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相が立候補する。県連は森山氏が出馬すれば渡辺氏の支持者の反発を招き、県内の選挙戦に悪影響を与えかねないと懸念。細田博之幹事長に公認撤回を求めている。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009080700977
3105
:
けん
:2009/08/07(金) 22:01:07
>>3102
沖縄4区がありましたね。
失念してました、すみません。感情的対立はありましたよね。
3106
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 22:26:12
>>3104
あんだけ身内に袋だたき的に批判されたら真っ当な神経ではやってられないですよねぇ。
此処から突っ張るのか結局擁立しないのか?
中央では森山の比例優遇も検討するなどせめぎ合いがなされているようですが。。
>>3103
共社国抜き,酷いですね。
泡沫扱いですか。
3107
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 22:36:58
おっ,引き締めに掛かりましたね。
衆院選:三ツ矢氏、重複立候補を辞退 三重5区自民
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090807k0000m010138000c.html
衆院選で三重5区から立候補を予定する自民前職、三ツ矢憲生氏(58)が、比例東海ブロックへの重複立候補の辞退届を党本部に提出したことが6日分かった。退路を断って支持者にアピールする狙いがあるとみられる。今回の衆院選で、自民党の比例重複対象者が重複を辞退したのは東海ブロックで初めて。
党本部によると、辞退届は4日に提出された。三ツ矢氏は6日夜「私の覚悟、意気込みであり、決意でもある」と語った。「小選挙区で落選しても、惜敗率で復活してくるのは、おかしいと思う」と現行の衆院選挙制度に疑問を呈した。後援会事務所は「厳しい選挙戦に背水の陣で臨むため」と説明している。
三重5区にはほかに民主新人の藤田大助氏(32)と、幸福新人の大原忍氏(58)が立候補を表明している。藤田氏は、祖父が自民県連幹事長などを務めた元県議。父も県議会議長などを務めた県議で、08年7月に自民を離党して支援している。
三ツ矢氏は過去2回の衆院選で、別の民主新人候補らに大差で勝利したが、今回は民主への追い風も加わり、かつてない厳しい戦いを強いられている。【田中功一、木村文彦】
3108
:
名無しさん
:2009/08/07(金) 22:48:09
>>3106
森山もここまでコケにされたんだから、
いっそのこと栃木2区に戻って渡辺新党で出る、
ぐらいのことをやってほしいですねw
3109
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 22:51:35
ニューステで片山元知事が喋ってますが小気味良い内容ですね。
知事会は圧力団体だから国政への拒否権など認めるべきではない,公共事業の無駄を削らずして消費税あげるべきではない等。民主党の主張とも親和性有るのではないか?
あと地方分権の表裏に地方住民が自己責任のリスクを負うことを報道があんま云ってないのは片手落ちだと思う。クソみたいな土建屋主導でクソ地方政府しか持てない地方は福祉切り捨ての上借金漬けでえらい目に遭う可能性もあると云う事である。地方分権はすべきだけどちゃんと利権政党自民党以外を田舎でも選べる様にならないと多分ダメだけど責任ひっかぶるのは現地の人間だしまあしゃーないか。
>>3102
大石氏は調べると1945年生まれで今64歳。次回以降の衆院転身にはややお歳ですよね。
聴いた話しによると大石家としても後継を出す心算が大石本人にも無いようですし,民主から候補者出す気運が高まってないんじゃないでしょうかね?
>>3108
発想の転換でそれがあるかw
3110
:
けん
:2009/08/07(金) 23:02:54
>>3103
知事会による政党に対するマニフェストで地方分権についての討論会でしたね。
本来は政権獲得時に分権をどうすすめるかを確認するのが最大の目的ですから、現在政権担当している自民党と公明党、そして今回の総選挙で政権を担う可能性のある民主党だけを呼んだのは意義深いと思いますね。
申し訳ないが共産党は政権担当する意志がないし、社民党も民主党と連立協定を結んでない上に民主党との政策が近いところが多い、遠いところは現実離れした政策が大半でわざわざ出席して頂く必要性が少ない。
国民新党については郵政オンリー党の上に少数で独自性を発揮することもなく出席して頂く必要性が少ない。
これらから考えると今回の自公民に絞ったのは合理的と思いますね。
3111
:
とはずがたり
:2009/08/07(金) 23:38:17
>>3110
俺は寧ろ知事会がなんか唯一の正統な地方の代表然として振る舞ってますけど何の正統性もない胡散臭い連中の集まりである事の一端を図らずも露呈したと云う感じが致しましたね。
3112
:
けん
:2009/08/08(土) 00:22:07
>>3111
確かに胡散臭いとは思いますが、公選首長の集合体であることはそれなりの権限を持たせるべきでしょうね。
何をしているかわからない役人よりかは知事会は有益な組織になる可能性はありますね。
悲しいですが役人あがりの無能な相乗り知事が多く期待を裏切られてきましたね。
地方分権で格差が広がるのは充分に予想できまが、とりあえず地方分権する事で官僚や国に群がる利権を少しでもなくせれば一歩前進と考えています。
3113
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:39:23
みずほみたい・・・
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090807/elc0908072127008-n1.htm
【09衆院選】民主に「不安」、自民に「不満」 全国知事会 (1/2ページ)
2009.8.7 21:26
全国知事会の主催で7日に開かれた「地方分権改革に関する討論会」は、民主党に対して財源をめぐる不安の声が続出、自民党にもこれまでの地方の要望が実現されなかったことへの不満が噴出した。また、橋下徹大阪府知事が掲げる「政治闘争」も影響したか、これまでは陳情のイメージがあった地方側の国(党)への姿勢が、攻撃的になったことを感じさせた。(今堀守通)
「制度面でいいものを出しているが、本当にできるのか。とくに財源面で地方には非常に不安がある。その辺を確認したい」
知事会の政権公約評価特別委員長を務める佐賀県の古川康知事は、民主党の玄葉光一郎分権調査会長を中心に財源の「担保」を得ようと攻め立てた。
対する玄葉氏は、「書かないからやらないわけではない」と応じ、この日の発言が「公約」になるとも宣言。「ひも付き補助金や国直轄事業負担金を廃止し、一括交付金にする。税源移譲にはならないが、自主財源は増やせる」と訴えた。
「地方交付税が非常に厳しいとの認識はあるのか」とする岡山県の石井正弘知事の質問にも、「無責任に増額とはいえないが総額は維持する」と言明した。
古川氏は、終了後の記者会見で「今日の発言は公約そのものだというかなり強い決意があったので、不安に思っていた部分が解消された部分はある」と述べ、橋下氏も「それに反することをやったら、記者会見ごとに『うそつき政党』呼ばわりをずっとしていく」と期待を込めて発言した。
ただ、ほかの首長からは高速道路料金の無料化は地方の公共交通機関をつぶしかねないなどと、民主党への不安の声も出ていた。
一方、橋下氏が自民党の菅義偉選対副委員長を追及する場面も目立った。
国と地方との協議機関設置を求めてきた橋下氏は、協議機関の「強制力」について繰り返し質問した。菅氏も、「分権の推進は首相の下で行う。地方分権を話し合う機関に地方は入ってもらう。協議機関は法制化する」と繰り返した。
玄葉氏が、「協議機関と推進機関の組織一体化を検討したい」と発言したこともあり、菅氏に対する橋下氏の質問は徐々にボルテージを上げ、「自民党さんは『(推進を担う)内閣』と『地方との協議機関』は別だということですよね」と追及口調に。最後は「これまで地方は協議機関の法制化を求めてきたが、国はまったく聞く耳を持たなかった。今までの対応とこれからの対応は何が変わったのか」と非難した。
菅氏は、「今までも首相と地方の代表が話し合う場はあった。今度は法制化する」と釈明、公明党の山口那津男政調会長も「今までのやり方を反省した上で、協議機関(設置)を決断した」と弁明に追われた。
橋下氏は、終了後の記者会見で、「なぜこれまでできなかったものが、次には変わるのかが腑(ふ)に落ちない」と菅氏への不満をあらわにした。地方消費税引き上げに関しては「まずは自治体が改革をやってからお願いすることだ。知事のための地方分権だと思われる」と身内にくぎを刺す場面もあった。
3114
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:43:49
正式に来ました
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009080701035
元自民・沓掛氏を公認申請=民主石川県連、比例北信越で
民主党石川県連は7日、衆院選の比例代表北陸信越ブロックの単独候補として、元自民党参院議員の沓掛哲男氏(79)を公認するよう党本部に申請したと発表した。
沓掛氏は参院石川選挙区から4回当選し、防災担当相などを歴任。2007年の参院選は一時、無所属での出馬を検討したが、高齢・多選を理由とした自民党側の説得を最終的に受け入れ、断念した。民主党県連としては、沓掛氏を擁立することで北陸信越ブロックでの保守層を切り崩す狙いがある。
民主党は小選挙区での当選者が相次ぐ事態も想定し、各都道府県連に比例単独候補のリストを提出するよう指示している。(2009/08/07-22:17)
3115
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:45:02
>>2307
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090807-OYT1T00573.htm?from=yoltop
タスキに「本人」増殖中…公選法スキ突く奇策
衆院選の18日の公示を前に、「本人」と書かれたタスキを使う立候補予定者が増えている。
公職選挙法では、実名の入ったタスキを使えるのは公示日以降。知名度の低い新人や若手が、有権者に自分の顔を少しでも早く覚えてもらおうと、街頭演説や政策発表会で掛けている。
ベテランの立候補予定者からは「奇策だ」との声も聞かれる。(社会部 安田弘司)
7日午前、東京・蒲田駅前で陣営のスタッフに交じって政策を訴える男性立候補予定者。赤い布地のタスキには、白で「本人」の文字がくっきりと浮き上がる。この立候補予定者は「同じような年代のスタッフに囲まれていると誰が候補者なのか分からない。はっきりさせたほうが有権者にも親切でしょう」と話した。
「本人」タスキを販売する会社は複数ある。インターネットで選挙用品を扱う「選挙グッズ・ドットコム」(本社・徳島市)は1本約1万5000円で、7月21日の解散以降、約20陣営に販売したという。同社によると、ほとんどが新人候補からの注文で、「私自身」といった“派生バージョン”を注文する陣営もあるという。
関係者によると、「本人」タスキは、1993年衆院選で初当選した河村たかし・現名古屋市長が使ったのが「元祖」と言われる。公示前に名前入りタスキを使って活動していたところ、愛知県選管に注意されたのがきっかけという。
総務省選挙課によると、公職選挙法では、選挙期間以外には、立候補予定者の名前や、それを類推できる文字の入った道具の使用に制限がある。このため公示前の実名入りのタスキの使用は同法に抵触するおそれがあるが、「本人」としておけば安心というわけだ。
広がりをみせる「本人」タスキ。福岡県の男性立候補予定者は「名前は出せなくても何か身に着けたい」と話す。一方、当選を重ねる近畿地方のベテラン候補陣営は「パフォーマンス優先の奇策。政治が軽く見られる」と批判。別のベテラン陣営も「政策がしっかりしていなければ、いくら目立っても支持にはつながらない」と冷ややかだ。
(2009年8月7日14時37分 読売新聞)
3116
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:46:50
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090807ddlk05010032000c.html
’09衆院選:民主2区大量離党「痛手間違いない」 /秋田
◇社民、連合に戸惑いや不満
民主党秋田2区総支部幹事が6日、衆院選に無所属での出馬を明らかにした元小坂町長の川口博氏(62)を支援するため大量離党。山本喜代宏・社民党県連代表支援を決めている民主、社民の両県連とも「選挙協力に影響はない」としながらも、戸惑いの声が上がった。
離党したのは、幹事23人のうち同日の幹事会に出席した13人。党県連の寺田学代表は「幹事がそろって辞職したのは大きな影響」としながら、連合を加えた3者共闘の堅持を改めて強調。離党者が川口氏支持に回ったことについて「無所属候補者であり、何も言うことはない」と述べた。
社民党県連の石田寛幹事長は「ショックを受けている。2区に痛手なのは間違いない」と認めた。そのうえで「(選挙協力の)約束は約束。歴史ある政党として大人の対応をしたい。1、3両区の民主党公認立候補予定者との共闘には影響させないし、民主県連の責任とは言わない」と話した。
一方、連合秋田の工藤雅志会長は「民主党が政権交代を訴えている時期になぜこのような動きになるのか。党のやり方に口出しはしないが、離党ではなく除名などの処分をするのが筋では」と硬い表情を見せた。
同区は自民新人の金田勝年氏(59)、幸福実現党新人の藤原純一氏(58)、無所属新人の会社役員の佐々木重人氏(39)も立候補表明している。【衆院選取材班】
3117
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:47:26
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090807/news20090807476.html
愛媛のニュース2009年08月07日(金)
衆院4区の桜内氏、「みんなの党」と連携へ
衆院選へ愛媛4区から無所属で出馬表明している新人桜内文城氏(43)=宇和島市=は6日、自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相が8日に立ち上げる新党「みんなの党」から推薦を受ける意向を固めた。
後援会や支援者には公認を求める声もあり、近く最終判断する。8日の設立総会への出席も含め、渡辺氏側と協議を進めている。
みんなの党は「脱官僚、地域主権」を掲げ非自民・非民主の第三極を目指す。桜内氏は取材に「志を同じくするグループとして連携したい」と述べた。
渡辺氏は4月、桜内氏の集会に弁士として出席し、新党への参加要請を示唆。9日、大洲、宇和島両市で開かれる同氏の総決起大会に出席する。
3118
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:48:31
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009080702000189.html
前哨戦ルポ 石川3区 自民牙城に民主浸透
2009年8月7日
自民が能登の牙城を死守するか、民主が初めて灯をともすか−。石川県議出身の自民党前職北村茂男氏に、元証券マンの民主党新人近藤和也氏が挑戦する。「逆風を痛感している」という北村氏は、国政報告会などで民主党のマニフェスト批判を通じ、自民党との違いを訴える毎日。近藤氏は日課の早朝街宣を「愚直に繰り返すだけ」のマイスタイルだが、出馬表明して2年余、追い風も受け着実に浸透してきた。
“どぶ板”もいとわず
自民・北村氏 『責任力』信じて
北村氏は昨秋からあいさつ回りに歩き、国政報告会も選挙区を一巡した。マイクを握れば「民主党に一度政権を渡してみたらとの声を聞くが、マニフェストには不安どころか恐怖を覚える」と、財源や安全保障面などで“口撃”。「自民党を信じて」と党が掲げる「責任力」を強調し、有権者に理解を求める。
陣営も昨年十月初旬に設けた後援会事務所を今月一日に再度、開き直して気を引き締め合った。「もう格好つけた選挙をする時でない。どぶ板、草の根しかない」と長憲二連合後援会長。県議らも「社会資本の整備は十分でない。自民が議席を失えば望みは断たれる」と訴えた。
ただ盤石の地盤に気になる点も。引退表明した瓦力元防衛庁長官が、北村氏を「後継とは思っていない」と語り、実際に動いていない。衆院選直後の志賀町長選は、自民党支部長の現職と元自民県議の戦いが濃厚で、地元は「衆院選どころではない」という。
陣営幹部らがこうした不安の一掃に追われる中、北村氏も「一票差でもいい。勝たせてほしい」と支持者に哀願する。
愚直に街宣繰り返す
民主・近藤氏 圧力政治を打破
近藤陣営では八月初旬から、連合主催の総決起集会が各地で開かれている。四日夜、七尾市の会場では二百五十席がすべて埋まり、通路に座る人や立ち見も出るほど。「圧力とあきらめの政治を打破したい」。声を振り絞る近藤氏に大きな拍手がわき上がり、熱気に包まれた。
3区の民主党にとってかつてない好感触。過去二回戦った桑原豊党県連顧問(元衆院議員)は「支持を広げることが難しかった女性と若い人たちの関心がうかがえる」と手応えを話す。
一方、陣営では気の緩みも戒める。3区内の県議で唯一支援に回る桜井広明氏(新進石川)は「良すぎると反動が出る。投票率を75%とすれば二十万票あり、十一万票はとらなければならない」。自民党の選挙を知る一人として、選対幹部にハッパを掛ける。
「麻生内閣の景気対策はずれている。まさに政策不況だ」。経済の専門家を自任する近藤氏は、街宣でも政策を分かりやすく話す。これまでのやり方を変えずゴールを目指す日々、最近は毎朝の街宣で「待ってたよ」と声もかかる。
3119
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:55:35
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090807ddlk10010099000c.html
選挙:衆院選 民主県連、再建後初の役員会 「比例に複数推薦」確認 /群馬
民主党県連は6日、前橋市内で再建後初の役員会を開き、次期衆院選の比例代表北関東ブロックの名簿登録者として複数候補を党本部に推薦する方針を確認した。
比例名簿登録者を巡っては先月22日、党公認を見込み群馬4区で出馬準備を進めていた中島政希氏が党本部で小沢一郎代表代行と会談。小選挙区からの出馬を断念する代わりに、比例に転身する方針を示されている。
県連は7日にも党本部に推薦申請する予定で、保守系の中島氏のほか、労組系の候補者が推薦されるとみられる。最終的な比例名簿は党本部が決定する。
県連は06年に発覚した不正経理問題以降、保守系と労組系に分裂し、機能停止状態が続いていたが、先月27日に小沢氏の裁定で、富岡由紀夫参院議員が県連会長に就任し、再建されたばかり。【杉山順平】
3120
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 00:57:03
>>3101
http://www.asahi.com/politics/update/0806/TKY200908050349.html
民主、衆院比例区に参院予定者擁立へ
2009年8月7日1時12分
民主党は、今回の衆院選比例ブロック名簿に、来夏の参院選の同党立候補予定者を載せ、衆参の選挙戦を連動させる。総選挙の運動を強化し、参院選予定者の浸透も図る一石二鳥の作戦だ。比例名簿は近く党本部で最終調整したうえで発表する。
同党は3日に小選挙区の公認・推薦作業を終え、比例名簿を残すのみとなった。党本部は比例単独候補のリストを8月上旬までに提出するように都道府県連に指示。小選挙区と重複立候補する候補者全員を原則として1位に全員並べ、下位に単独候補を擁立する方向で調整している。
北海道連は、北海道ブロックに07年参院比例区で立候補して落選した元日本看護協会常任理事の山崎摩耶氏を擁立する。小沢一郎代表代行が10年参院選への擁立を示唆した候補だ。また、鳥取県連は7月18日、来夏の参院選鳥取選挙区(改選数1)に、坂野重信元自治相の孫で小児科医の坂野真理氏の擁立を決定。比例名簿には載せないが、この時期に決定して衆院選と連動させる狙いがあるという。
こうした衆参連動作戦は、政権を取った場合にさらに来夏の参院選で議席を増やし、政権基盤を安定させる狙いがある。党幹部は「衆院選で政権交代したら、その勢いをそのまま参院選に持ち込まなければ」と語り、参院選での単独過半数を目標に掲げる。
風が吹いて小選挙区当選が相次げば、比例名簿下位の単独候補にも当選の可能性が出てくる。実際に、自民党が大勝した05年総選挙では、比例下位の党職員まで当選を果たした。仮に、来夏の参院選立候補予定者が当選した場合について党幹部は「1年だけ衆院議員をさせて、参院選に出したらいい」と語った。
比例単独候補としては、前回総選挙で落選し、公認争いにも敗れて別の候補に差し替えられた候補や、元参院議員らも名簿下位の登載対象になりそうだ。(松田京平)
3121
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 00:58:12
>>3109
少なくとも地方分権に関してとはずがたりさんや民主党と主張は相容れないと思いますよ
自治体は細かく地元に密着すべしと言う考えで、平成の大合併にも密着度が減ると言うことから極めて否定的ですから
自治体は施策ごとに連合すればいいという考えのようです
ただ国、都道府県、市町村は相互に干渉すべきでないと言う考えも強いので、鳥取県内の合併に特に反対すると言うこともなかったそうですが
3122
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 01:11:23
>>3120
山崎摩耶が参院へ転出したら達丸とか云うアホボンが繰り上がったりするんちゃうやろねぇ
>>3121
なるほど〜。ご教授有り難うございます。
田中康夫みたいに邪魔さえしなければ俺自身は市町村合併に否定的でも構いませんが,消費税上げる前に無駄な箱物減らせとか胡散臭い知事会や橋下なんかよりも片山氏なんかの指示を民主には仰いで貰ったらいいんじゃないかと思いました。
片山も大学の先生に満足して評論家(≒理想論者)っぽくなってて実際の行政に関わるよりは今の立場が居心地良いのでしょうかねぇ。
自治体は細かく地元に密着すべしだと俺も「本来的には」思ってます。利権屋が巣喰う地方の自治体に信頼感が持てないだけであります。
3123
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 01:23:20
>>3119
群馬県だけで中島氏の他に労組の代表みたいなのも擁立が上申されてどっちが上だ下だでまた揉めたり,がちょいと心配ですねぇ。。
>県連は7日にも党本部に推薦申請する予定で、保守系の中島氏のほか、労組系の候補者が推薦されるとみられる。
>>3118
へぇ。雰囲気イイっすねぇ
>近藤陣営では八月初旬から、連合主催の総決起集会が各地で開かれている。四日夜、七尾市の会場では二百五十席がすべて埋まり、通路に座る人や立ち見も出るほど。「圧力とあきらめの政治を打破したい」。声を振り絞る近藤氏に大きな拍手がわき上がり、熱気に包まれた。
3124
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 01:44:10
比例単独候補を民主県連が決定 氏名など明かさず
(8月7日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/news/20090807/188895
民主党県連(谷博之代表)は6日、宇都宮市内で選対本部役員会を開き、衆院選の比例代表北関東ブロックに登載する予定の単独候補1人を決定した。ただ名簿登載や順位について同党本部が来週以降に最終決定するとして、単独候補の氏名などは明らかにしなかった。
また県連の佐藤栄幹事長は、渡辺喜美氏の動きに関連し「新党の動きも見て、3区については慎重に対応したい」とし、今回の比例単独候補を3区から出馬させる考えはないことをあらためて強調した。
3125
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 01:54:14
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009080727_all.html
山梨またも自民全滅か…南関東、与党12勝23敗?
関東全選挙区予想(下)
関東の立候補予定者情勢(下)(クリックで拡大) 小選挙区制度は、風によって議席が簡単にひっくり変えることから「オセロゲーム」に例えられる。8・30総選挙では千葉、神奈川、山梨の南関東ブロックがその顕著な例となる可能性が高い。2005年の郵政選挙では小選挙区で与党系が32勝3敗だったが、夕刊フジの現状分析では今回は12勝23敗となりそうなのだ。
夕刊フジが各種世論調査に独自取材を加味して8月7日時点で現状分析をした結果は表の通り。
与党は前回選挙で千葉で12勝1敗、神奈川で17勝1敗と圧勝だったが、山梨では2、3区で郵政造反組に負け、1区も民主党に取られた。それでも、比例下位だった杉村太蔵氏まで当選する圧勝ぶりだった。
これに対し、今回、目につくのが千葉県での目減りが激しいことだ。永田町関係者は「07年の参院選で改選3のうち2つを民主党が取ったように、千葉はもともと民主党が強い。6月の千葉市長選で民主系候補が勝ち、政権交代の勢いは消えていない」と語る。
1区では、臼井日出男元法相の後継である長男の臼井正一氏に世襲批判が直撃し、千葉市長選で選対本部長を務めた民主党の田嶋要氏に勢いがある。7区の自民党・斎藤健氏は元埼玉県副知事で知名度はあるものの、「06年の補選で当時の武部勤幹事長に『最初はグー、サイトウケン』と言われたことが、いまでもバカにされ響いている」(陣営関係者)。
神奈川では、1区の麻生太郎首相側近・松本純官房副長官が、民主党の中林美恵子氏と予断を許さない戦いを続けている。
民主党は、国民新党と公認調整でギリギリまでもめたうえで引いてもらった経緯があるだけにまさに必勝の体制。鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長がすでに選挙区入りした。対する自民党は、4日に麻生首相が2区とまたがる地域で街頭演説を行い、テコ入れを図った。
中林氏の陣営は「小泉純一郎首相が選挙区入りするのとは違い、なにも影響はないだろう。ただ、相手は地盤があるので厳しい選挙戦は覚悟している」と語る。
4区は民主党を離党した浅尾慶一郎氏が出馬したことで野党が分裂し、激戦となっている。11区の小泉進次郎氏は世襲批判が直撃しているうえ、おひざ元の横須賀市長選で小泉元首相が推した候補が敗れたものの、「4代にわたる小泉家の力は大きい。勝ちは決まっている」(小泉系市議)と余裕の見方も。
かつて金丸信元自民党副総裁が牛耳っていた山梨は、今回も「自民党全滅」が現実味を帯びている。
永田町関係者は「1区は民主党で鳩山氏側近の小沢鋭仁氏が保守層から公明党支持層まで食い込んでいる。2区は自民党を離党した長崎幸太郎氏が無所属で出馬し保守分裂となり、現状では民主党が漁夫の利を得そうだ。3区は自民党の小野次郎氏と郵政造反組で甲斐市長に転出した保坂武氏のしこりが残っている」と解説している。
【関連記事】
3126
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 01:54:48
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009080636_all.html
自民埼玉全滅!?栃木は刺客合戦…関東当落予想(上)
北関東自民8勝、民主21勝
天下分け目の8・30総選挙は、いよいよ中盤戦に突入した。2005年の郵政選挙では小選挙区で「自民27勝・民主4勝」と民主を圧倒した北関東ブロックだが、夕刊フジの中盤情勢分析では「自民8勝・民主21勝」と逆転。特に、無党派層が多い埼玉は自民全敗の可能性もある。
夕刊フジが各報道機関や政党の情勢調査に独自取材を加味した中盤情勢=表=では、政権交代を旗印に勢いに乗る民主党に対し、自民党の凋落ぶりが著しい。
特に自民の「野党転落」を予感させるのが埼玉県(全15選挙区)。前回は自民が12勝したが、今回は全滅の危機だ。無党派層が多いうえ、5月のさいたま市長選で民主県連支持の新人が当選。この勢いが都市部の1〜8区に波及し、自民党候補は厳しい戦いになっているのだ。
9区でも小泉チルドレンの大塚拓氏が妻、丸川珠代参院議員とともにどぶ板選挙を展開しているが、「比例東京からの落下傘候補だけに、『丸珠』人気頼みだけでは苦しい」(永田町事情通)。11区では、郵政造反組で平沼赳夫元経産相の支援を受ける無所属の小泉龍司氏が雪辱しそうな勢いだ。
全5選挙区のうち野党系に4議席を奪われそうな栃木では、1区で自民の船田元・元経企庁長官が、渡辺喜美元行革担当相(栃木3区)から差し向けられる刺客に戦々恐々としている。「刺客が出れば保守分裂選挙となり、民主候補の漁夫の利になる」(地元事情通)ためだ。
渡辺氏はかねてから「3区に(自民から)刺客がくれば、県内の他の選挙区に堂々と逆刺客を送り込める」と挑発してきたが、自民党本部は森山真弓県連会長の擁立を決定、刺客合戦が起きるのはほぼ間違いない。
前回の自民5勝2敗から3勝4敗になりそうな茨城で注目されるのが「厚生対決」の6区。自民の丹羽雄哉元厚生相に対し、民主は元厚生官僚の大泉博子氏が挑む。
県内全選挙区で民主支持を打ち出した県医師連盟が「大泉氏の6区を民主支持の象徴区として、死に物狂いで支援している。中盤は丹羽氏がややリードしているが、終盤どうなるか分からない」(自民党関係者)という。
また、1区の自民、赤城徳彦元農水相は「バンソウコウ」が響き落選危機。優勢なのは額賀福志郎、梶山弘志両氏ぐらいだ。
一方、自民王国の「最後の砦」になりそうなのが群馬県。落選危機にあるのは唯一、2区の笹川堯総務会長だけ。
民主党の小沢一郎代表代行が「女性刺客」としてフジテレビ社員の三宅雪子氏を送り込んだ4区は、福田康夫前首相が7選を目指す。
小沢氏に「失礼だが、福田さんがそんなに強いとは思わない」とまでいわれたものの、福田陣営は「意外だった。もっと知名度の高い候補者と思っていた」と余裕。それでも「女性候補の動きは読めない。多選批判や世代交代を訴えてくるだろう」と警戒を緩めておらず、三宅氏にとって、鉄壁を誇る自民王国の壁は厚そうだ。
3127
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 01:57:53
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090807ddlk32010586000c.html
2009衆院選:郵政票の行方 4年越し、巻き返しへ執念 /島根
◇集票力にかげりも
18日公示、30日投開票の衆院選で、郵政票の行方が注目される。特定郵便局長OBらの政治団体「大樹」を中心に自民党を支えた「郵政一家」は、郵政民営化を機に同党と決別。今回の選挙を「郵政事業の再統合と郵政関連株式の売却凍結」を実現する正念場ととらえ、「郵政民営化」が一大争点となった前回選(05年)の巻き返しを狙う。かつての自民党の集票マシンは立場を変え、4年越しの執念をにじませている。【鈴木健太郎】
今月1日、浜田市内で現職・OBの郵便局長と家族らでつくる「郵政政策研究会」の石見東部・西部の支部が合同で研修会を開催した。関係者によると、島根2区で立候補予定の国民新党前職、亀井久興氏を囲み「郵政民営化見直し」に向けて誓い合い、同氏の事実上の決起集会になった。「今回の衆院選は亀井さんに勝ってもらって、株式の凍結法案だけは何とか実現しなければならないんです」。県内各地で10年以上局長を務めた県東部の研究会員は、力を込めて何度も強調する。
05年3月、雲南市で開催された郵政民営化反対の総決起大会では、「大樹」など郵政関係者約1500人が期待の目で見守る中、自民党前職の竹下亘氏が、当時現職だった自民党参院議員、景山俊太郎氏とともに民営化反対を高らかに唱えた。ところが、両氏はその夏の国会で郵政民営化関連法に賛成票を投じた。
「信じられませんでした。『郵政は死守する』と言った議員が、東京行きの飛行機に乗ったとたんそれを忘れたんですから」。大樹の幹部だった新比恵健・同研究会県連合支部長は振り返る。郵政関係者の驚きと不信感は強く、自民の職域支部だった大樹のメンバーは離党し、民営化反対の国民新党を支持。07年7月の参院選では、亀井氏の長女で国民新党新人・亜紀子氏の集票組織となり、景山氏を破っての初当選につながった。
しかし、一方で民営化の影響で、かつては絶大な集票力を誇ったマシンの機能にもかげりがみられる。
07年10月の民営化で、郵政事業は貯金、保険、郵便事業、郵便局に4分社化された。郵便局は普通局と特定局の区別がなくなり、貯金や保険の窓口業務を委託された。しかし、配達業務は郵便事業会社が担うため、配達中の金融サービスは扱えなくなった。
「分業化された結果、局員1人1人がかつてのように利用者の生活に密着できなくなった。局長の権限は縮小され、地域の“顔”としての存在感も薄くなっている」。同研究会県連合支部副支部長の藤原重利さんは実情を語る。さらに「選挙運動は勤務外に行うことが厳しく定められているうえ、民営化の是非について自由に発言できない空気も、郵便各会社内にある」(同研究会員)。
今回、国民新党は民主、社民両党との選挙協力を実施、亀井氏も両党の推薦を受ける。藤原副支部長は「国民新党だけでは、株式凍結法案の採決に数が足りない。民主党の力は絶対にいる」と、島根1区に立候補予定の民主新人・小室寿明氏への支援も重視。一方で「政権交代に向け『自民か民主か』という選択肢ばかりが注目されれば、比例代表で国民新党が埋没するおそれがある」(新比恵支部長)との懸念もある。
◇投票用紙を発送
18日公示、30日投開票の衆院選を前に、県選挙管理委員会は6日、投票用紙などを各市町村選管に発送した。
この日は朝から13人の職員が、小選挙区と比例代表の投票用紙各64万枚と不在者投票に使う封筒などを車に積み込んだ。出発式をした後、県内の各市町村に向けて出発した。【御園生枝里】
3128
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 02:03:04
>>3104
,3106,3108等
真弓ちゃん引く気ねぇだろ,こりゃ。
大田原市内に選挙用事務所 森山氏
(8月7日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/news/20090807/188891
8月18日公示、30日投開票の衆院選に、栃木3区から自民党公認で立候補を予定する、前職の森山真弓氏(81)は6日、大田原市浅香3丁目の空き店舗を、選挙用の事務所とすることを決めた。森山氏の陣営は来週早々にも事務所を立ち上げたいとしている。
3129
:
ぐらもん
:2009/08/08(土) 02:05:45
>>3074
小嶋氏はやはり2010年の参議院選挙が狙いでしょう。ただ前回平田と揉めたように山下と揉めることは目に見えて
いるのですが。
>>3109
知事会というのがいまいち信用できないんですよね。そもそも「金をよこせ」というのになぜあんなに横柄なのか?
その主張が拡大していくと最悪の場合国も手出しできない地方独裁者ができて今よりひどい状況ができる可能性にな
ぜ思い当たらないのか?
アフガンの軍閥のような。そういった国家解体に繋がる可能性を踏まえているのか疑問です。
宮城6区に関しては出せる候補がいないのでしょう。小野寺も強く菅野も力を伸ばしている。
個人的には全県的な知名度があると思われる2区の斎藤に6区に回ってもらい、2区に予備選で敗れた菊池県議を出す
というプランを考えたのですがいかがでしょう?
3130
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 02:22:46
>>3129
う〜んどっちかといえば平田と交代して欲しいのですが,相変わらず攪乱要因ですね。。
一度箱物異存で県政崩壊でもして県レベルで財政再建団体化して県民に塗炭の苦しみ与えないと分からないのかも知れませんな。。
基本的には都道府県議会を根城に巣喰う自民系保守政治家連中をなんとかしないと議会の反対で現行の箱物行政がなかなか転換出来ないかも知れませんな。
政権交代で国政が変わると違うのかも知れませんが。
3131
:
ぐらもん
:2009/08/08(土) 03:07:19
>>3130
平田に関しては「海賊発言」で大きく株を下げているので出すんじゃなかったと思っている
人も多いと思います。あれで参院幹事長ってのはどうかと。
次々回まで待つと小嶋氏は59歳。年齢的に厳しいでしょう。
ただ、自民松田が改選時73歳ということを考えると思い切って2人樹立という手もあります。
松田に加え、他の自民系候補がでてくればチャンスの目はあるかもと思います。
渡辺猛之県議か大野泰正県議(大野一族の3代目・岐阜3区の公認争いで武藤に敗北)が出て
くるのではと思います。
3132
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 06:22:37
>>3131
平田の発言はこれ↓っすよね。最近知ったんですが小嶋への差し替えを止めた責任者の左遷ぐらいあっても良いような低級な発言だった様に思います。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/1887
政権政党(10年参時には・推定で)としては二人区で2人擁立を目指しても良いかも知れませんね。
ゆかり系と友好的であったアンチ野田の松田ですので色々ゴタゴタやってくれるのではないかと期待させるものがあります。
分裂に乗じて野田・武藤・大野と岐阜に蔓延る世襲一族をバンバン葬り去れると良いんですが。。
3133
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 06:42:36
WHO?!
2009衆院選:調律師の外山氏、4区に出馬表明 /兵庫
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/28/news/20090805ddlk28010415000c.html
次期衆院選の兵庫4区(神戸市西区、西脇・小野・三木・加西・加東市、多可町)にピアノ調律師の外山高史氏(61)が4日、無所属での立候補を表明した。
外山氏は神戸市内で記者会見。「日本は自民党と官僚がここまで金漬けになり、情けない」と述べ、政権交代を主張。官僚制度廃止などを訴えている。
4区は自民前職の井上喜一氏(77)、民主新人の高橋昭一氏(45)、幸福実現新人の佐藤塁氏(32)、無所属新人の石原修三氏(58)が立候補を予定している。【川口裕之】
〔神戸版〕
毎日新聞 2009年8月5日 地方版
3134
:
山口新聞男
:2009/08/08(土) 08:15:27
>>3132
ああ、この考えは大事ですね
海賊(行為)がどういうのか、きちんと定義してから話しないと
まさか、眼帯付けた縞模様の服きた海賊が大剣振りかざして襲ってくる
とは思ってないでしょうが
どういうイメージなのか、ほとんどの人は分かってないですよ
3135
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 08:34:13
>>3114
民主が沓掛と交わした「確認書」の内容を見ると、民主としては相当、苦渋の選択だったことが窺えます。特に
>〈3〉公共事業や建設産業に関する政策実行で、国民から不信を招いてきた体質を改め、
とあるのは、甚だ心配であります。大丈夫なんでしょうかねー。
民主県連 沓掛氏公認、党本部に申請
比例単独 自民支持層切り崩しへ
民主党県連の中谷喜和幹事長は7日、自民党参院議員を4期務めた沓掛哲男元国家公安委員長(79)を、衆院選の比例選北陸信越ブロックで、民主党の比例単独候補として公認するよう党本部に申請したと発表した。
記者会見した中谷氏によると、県連常任幹事会で申請の扱いを一任された一川保夫県連代表が同日、都内に住む沓掛氏と電話で話し、申請に関する条件を列記した確認書を交わした。合意事項は、〈1〉民主党の規約・理念・政策に即して活動〈2〉石川1〜3区の同党候補者の当選に全力を傾注〈3〉公共事業や建設産業に関する政策実行で、国民から不信を招いてきた体質を改め、地方分権の推進・地域経済振興の寄与に努力――の3点。
中谷氏は、今回の擁立に「プラスとマイナスの両面がある。県連内でも大変な議論があったが、確認書はマイナス面を払拭(ふっしょく)するためのものだ」と述べた。沓掛氏の公認や、比例選名簿の登載順位は今後、民主党本部が決定する。ただ、党本部は、小選挙区候補者全員の比例選の名簿への同率1位搭載を決めており、沓掛氏は公認されてもその下位になる。中谷氏は「小選挙区の戦いを最優先することに変わりない」と強調した。
今回の公認申請について一川氏は「自民支持層を切り崩し、民主支持層を広げることが最大の目的」と述べた。沓掛氏は、自らの立場について「(公認されても)小選挙区候補が当選し、余裕が出た場合の候補だ」と慎重な姿勢を見せ、「推していただければ、民主党の3候補予定者の当選に向け、政権交代を目指す」と意気込んだ。
沓掛氏の公認申請を民主党側に求めた県議会第2会派「新進石川」の金原博会長は「公認申請は、小選挙区にも有利に働くはず。自民党はショックだろう」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20090808-OYT8T00035.htm
3136
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 08:37:38
>>3109
石田日記より。
とはさんとほぼ同主旨ですね。
http://homepage2.nifty.com/ishidatoshitaka/200907.htm
7月9日(木)
「地方分権」
たまたま食堂で朝ごはんを食べていて、みのもんたの番組を見ていたら、東国原知事や橋下知事の話を取り上げていて、片山善博元鳥取県知事がでていたのだけど、いい事を言ういうなぁと感心した。
知事会の提言が必ずしも住民のためにあるとは限らない。
知事がやりやすくなるだけで住民が良くなるということではない。
分権が進んだけど、住民にとって良くなったという実感がない。
例として消費税の増税などを挙げていたが(知事会は増税=自分たちが裁量できる金額が増える、住民は当然反対)、まったくその通りですよね。
知事の権限ってもともと絶大な上に、地方によっては地方紙が高い購読率を占めているとことなんか特にそうだけど、権力側にべったりで批判はしないし、議会には地元の利権屋みたいなのはいるし、暗黒大陸みたいなところがある。
まだ国政の方が批判にさらされるだけまし、と思わせる部分もあるからなぁ。
片山氏は分権をするなら議会の改革とセットでないとダメだと言っていましたが、これもその通りですね。
3138
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 09:20:23
>>3137
ひどく単純に考えると、
小選挙区の当選が民主9:自民5の割合の場合、
民主193:自民107ですね。
3139
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 09:24:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090808-OYT8T00161.htm
宮路静夫氏が1区出馬表明
衆院選の鹿児島1区に、元政府系金融機関職員・宮路静夫氏(58)=東京都江東区在住=が7日、無所属での立候補を表明した。1区の出馬表明は6人目。
宮路氏は鹿児島市出身。九州大経済学部を卒業後、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)に入行し、福岡支店次長などを歴任した。
県庁で記者会見した宮路氏は「金融不況の克服に向けて頑張りたい」などと述べた。高校の同窓生らを中心に支持を広げていきたいとしているが、今のところ、県内に事務所を開設する予定はないという。
(2009年8月8日 読売新聞)
3140
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 09:25:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090808-OYT8T00117.htm
衆院選で民主党が比例単独候補の名簿搭載断念
民主党県連は7日、県庁で記者会見し、衆院選で比例単独候補の名簿登載を断念すると発表した。県連の木村勝好幹事長は「比例選の得票を目指す社民の票を奪いたくない」と話し、選挙協力する社民党に配慮したことを理由に挙げた。
民主党本部は北海道と東京を除く全国の府県連に対し、7日までに比例名簿に追加登載する候補を選ぶよう要請。これを受け、県連でも県内選挙区で唯一擁立を見送った6区にゆかりのある地方議員ら数人に声をかけるなどした。ただ、6区では、社民党の公認候補が立候補を表明し、選挙協力を決めているため配慮した。
(2009年8月8日 読売新聞)
3141
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 09:26:37
52 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 08:14:33 ID:KJgnELH9
>>41
日経テレコンでのその記事の続き
・自民党
支持層の厚い群馬、山口、鹿児島で優勢。中国、四国なども総じて先行。
神奈川の一部でリードを保つ。
・公明党
大阪などで先行している選挙区もあるが、大半を固めきっていない。
・共産党
小選挙区の議席獲得は困難な情勢。
・社民党
沖縄などで議席をうかがう。
・国民新党
広島などで優勢
・みんなの党、平沼G
議席獲得の可能性が高い
・比例
民主が自民を上回り第1党の勢い。他は現状維持に懸命。
132 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 09:05:37 ID:SIekZMqI
日経情勢調査の俺専用まとめ
川内隊長先行
松下宮路横一線
中川酒終了のお知らせ
町村小林横一線
竹下ヤバイ
3142
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 09:41:14
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/tottori/090807/ttr0908072221000-n1.htm
「みんなの党」思わぬ波紋 鳥取県選管がCM、ポスター差し替え
2009.8.7 22:09
鳥取県選挙管理委員会は7日、衆院選の投票を呼びかけるポスターとテレビCMについて、渡辺喜美元行革担当相が設立する予定の「みんなの党」を連想させる「みんなの」の言葉が記載されているため、別のデザインに差し替えると発表した。
県選管によると、7月末に完成したポスターに、「その一票がみんなの笑顔をつくりだす」と記されていた。昨年のポスターコンクールの入選作から選んだ中学生の作品だった。公示後に放送予定のテレビCMにもこのポスターが登場する部分があり、手直しする。
ポスターとは別に、コンビニエンスストアなどのガラスにはってもらうはずだった「両面ポスター」は加工に時間がかかるため、掲示しない方針。
差し替えの費用は、ポスターが約20万円、テレビCMが約5万円という。
3143
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 09:54:18
>>3137
>>3141
189 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 09:50:00 ID:KJgnELH9
日経情勢調査で個人的に気になったところ
全体的にみて民主がかなり攻勢を強めている印象
北海道5区:小林と町村が接戦
青森2区:田名部と大島が接戦
東京1区:与謝野と海江田が激しく競り合う
東京10区:江端が小池を猛追
茨城3区:小泉が葉梨と競り合う
愛知7区:山尾が鈴木をリード
岐阜3区:武藤と園田がしのぎを削る
岐阜5区:古屋と阿知波が接戦
静岡7区:城内が先行、片山と斉木とで三つ巴の激戦
鳥取2区:赤沢と湯原が接戦
京都1区:伊吹が9選を目指すが、平が猛追
兵庫8区:冬柴を田中が急追
奈良:保守支持層の2〜4区でも民主が攻勢を強め、議席独占を目指す
徳島3区:知名度に勝る後藤田を仁木が激しく追い上げ
福岡7区:古賀の組織力は健在だが、野田が激しく追い上げる
長崎2区:若さと知名度で勢いに乗る福田に、久間は組織を固めて対抗
192 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 09:51:57 ID:r9di0B+7
自分は、特に北海道でやたらに「接戦」が目立つのが気になった。
もっと民主リードでもいいような印象なんだが。
3144
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:00:52
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090808_02.htm
比例東北単独候補 民主4県連、推薦か
衆院選(18日公示、30日投票)の比例東北に単独候補を擁立する民主党は7日、東北6県連に要請した候補者の推薦を締め切った。岩手、秋田、山形、福島の4県連が名乗りを上げたとみられ、青森、宮城の2県連は擁立を辞退した。
福島県連は同日、県理学療法士会長の山口和之氏(53)、元南相馬市議の渡部一夫氏(61)、元衆院議員の鈴木久氏(68)を党本部へ推薦。比例名簿の順位を山口氏、渡部氏、鈴木氏の順にするよう申し添えた。中村秀樹幹事長は「重点区の1、2、5区にプラスとなる候補者を選んだ」と説明した。
秋田県連は、党県議の高松和夫氏(67)を推薦。公認候補を立てず社民党と選挙協力する秋田2区で昨年、県連が高松氏擁立に動いた経緯があり、党本部が優先的に推薦するよう求めていた。
民主党関係者によると、ほかに岩手、山形両県連も候補者を推薦したとみられる。山形県連は党県議や市議、民間人らを軸に検討を進めた。
宮城県連は党県議、支持団体関係者らに立候補を打診したが、擁立に至らなかった。青森県連も候補者が見つからなかった。田名部定男幹事長は「時間的な余裕がなく、名簿順位が当選ラインに届くか微妙だったことも影響した」と語った。
民主党は東北の選挙区候補22人を比例に重複立候補させ、同列1位で名簿登載する方針で、単独候補の順位は23位以降となる。地方議員は名簿登載と同時に失職するため、宮城県連幹部は「担ぎ出すにはリスクが大きかった」と明かした。
2009年08月08日土曜日
3145
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:07:30
鈴木久:福島5区
■1996年選挙得票
1 坂本剛二 新進党 前 79027 当選
2 田中直紀 自由民主党 前 78690
3 鈴木久 民主党 元 34082
4 佐藤敏彦 日本共産党 新 14862
3146
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:09:31
山口和之:92年参院選の日本新党比例名簿にも同姓同名が居るが年齢が合わないので別人か
http://tohazugatali.at.infoseek.co.jp/seiji/minshu-liberal.html
南東北病院の関係者というのは福島2区ではでかいかもしれません・・・
3147
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:15:52
民主党比例下位単独候補
=北海道=
山崎摩耶(07参院選比例落選、日本看護協会元理事)
山岡達丸(山岡@栃木の三男)
工藤仁美(非正規労働者の労組の事務局長)
関藤政則(北海道商工連盟常務で社会保険労務士)
=東北=
高松和夫(秋田県連代表代行 2区に擁立も社民との選挙協力優先)
山口和之(福島2区:県理学療法士会長)
渡部一夫(福島1区:元南相馬市議)
鈴木久 (福島5区:元衆院議員)
(青森・宮城は断念)
=北関東=
中島政希(00年05年群馬4区落選 群馬県連副会長)
=南関東=
斉藤勁(元参院議員、05年神奈川11区落選)
=東京=
中津川博郷(05年16区落選)
小林興起(05年10区落選 郵政造反組)
=北陸・信越=
沓掛哲男(元自民党参院議員)
3148
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:19:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090808t51008.htm
重責背負い増す存在感 山形の参院議員2氏
自民党、公明党合同の国政報告会に駆け付けた岸宏一氏=4日午後8時、山形市内
民主党の立候補予定者の決起大会で気勢を上げる舟山康江氏=4日午後7時半、山形市内
衆院選(18日公示、30日投開票)に向けて、山形県内で岸宏一(自民党)、舟山康江(民主党)の両参院議員が、重い役回りを演じている。2期目の岸氏と2007年に初当選した舟山氏は、今年1月の知事選で吉村美栄子知事の支援で共闘した。知事選を経て県政界の構図が変わる中、知事とのパイプや他党への影響力など、両氏の手腕と存在感に関心が集まっている。
<「みそぎ」の好機>
4日夜、2人は山形市内で、それぞれ衆院選の立候補予定者を応援するためマイクを握った。
「民主党に政権を渡したら大変なことになる」。岸氏は自民・公明両党の合同集会に九州出張の日程を変更し、駆け付けた。公明党の実績を強調し、「公明党の恩は忘れない」と締めくくると、集まった支持者からひときわ大きな拍手を浴びた。
ほぼ同時刻。舟山氏は立候補予定者の決起大会で「政治を地域に、国民に取り戻す大きな戦いを勝ち抜こう」と訴えた。民主、社民両党と連合山形でつくる合同選対本部の本部長を務める舟山氏が壇上に上がると、会場の熱気は最高潮に達した。
自民、民主両党がそれぞれの参院議員に期待する「政治力」は、県政界の現状を映し出す。
岸氏は知事選で、県連の大勢にあらがい、吉村知事を支援した。県連内の不信感は強く、来年の改選期を前に「3選はない」(元県連幹部)との見方も広がっていた。
「次への意欲も大きい」(ベテラン県議)とされる岸氏だが、自民劣勢と言われる衆院選を目前にした今、「みそぎ」の好機が訪れている。
自民党の陣営が期待する岸氏の役回りは大きく二つ。これまで以上に集票力の期待がかかる公明党とのパイプを駆使し、支援の底上げを図ること。そして、吉村知事に影響力を持つ自民党国会議員として、民主党に近いとされる吉村知事の動きを封じることだ。
岸氏は吉村知事への影響力を笑って否定するが、「知事は誰も応援せず、立派な知事でいてほしいとみんな思っている」とけん制も忘れない。
<二人三脚で奔走>
一方の舟山氏は、全国的な民主党への追い風を県内に定着させる重責を担う。個人的な人気と知名度を武器に、街頭演説や商店街のパレードに精力的に参加。特に、激しい前哨戦を繰り広げる1区では、立候補予定者と二人三脚で奔走する。
民主、社民、連合山形の合同選対本部は、舟山氏が初当選した2年前の参院選で初めて設立された。知事選では側面支援ながら共闘態勢を維持。負け知らずのまま、衆院選に臨んでおり、部隊を仕切るのが舟山氏だ。
民主党県連幹部は「舟山さんは共闘の象徴的な存在だ。動員力もある」と強い期待を口にする。一方、民主党の陣営関係者は「舟山さん以外、県連組織を束ねられる人がいない。『舟山頼み』の現状は共闘のもろさも映している」と解説した。
東北の参院1人区で唯一の自民党議員の岸氏。自民王国・山形にくさびを打ち込んだ舟山氏。政権をかけた戦いの中、両氏は県政界での政党のメンツも背負い、選挙戦に突入する。
2009年08月08日土曜日
3149
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:20:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090807-OYT8T01116.htm
「みんなの党」1区に候補擁立へ
自民党を離党した渡辺喜美・元行政改革相らが8日に旗揚げする新党「みんなの党」が、衆院選で静岡1区から、群馬県高崎市出身の男性を擁立する方針であることが7日、わかった。
渡辺氏は、自民党や民主党とは一線を画し、「第三極」の形成を目指すとする立場。「脱官僚・地域主権・生活重視」の政治を訴え、政権交代と政界再編を目標に掲げている。8日に東京都内で新党結成の記者会見を開いて正式発表する。
静岡1区から立候補を予定する男性は、現在静岡市在住。7月の知事選に無所属で立候補、落選した元民主党参院議員・海野徹氏を支援し、海野氏を応援した渡辺氏の知遇を得た。海野氏が7日午後、都内で渡辺氏と協議し、静岡1区の情勢を分析するなどした結果、男性を擁立することで一致した。男性は「みんなの党」で比例東海ブロックからも重複立候補する予定。
静岡1区ではこれまでに、自民党前議員の上川陽子氏、民主党元議員の牧野聖修氏、共産党新人の池野元章氏、諸派新人の中野雄太氏が立候補を表明している。
(2009年8月8日 読売新聞)
3150
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:21:02
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090807dde041010047000c.html
選挙:衆院選 民主・藤田議員、NYで在外投票呼びかけ
【ニューヨーク小倉孝保】衆院選を前に民主党は5日、ニューヨークで在外投票の呼びかけを行った。同党の藤田幸久参院議員が、日系レストランや書店が並ぶ通りで、在留邦人に党のマニフェストを書いたパンフレットを手渡した。
パンフレットを手にした日本人の中には、「投票には行くつもりでしたが、選挙区でも投票できるとは知りませんでした」といった反応が多かった。
在外投票は、衆院選では今回初めて比例代表だけでなく選挙区もできるようになった。94年4月末までに日本を出国した場合は本籍地の選挙区、同5月1日以降に出国した場合は最後の住所地の選挙区に投票する。
3151
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 10:33:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090807/elc0908072307015-n1.htm
【09衆院選】首長連合は11日に発表 地方分権で政党「支持」
2009.8.7 23:05
大阪府の橋下徹知事は7日、全国知事会の公開討論会に出席後、東京都内で中田宏横浜市長らと「首長連合」の対応を協議した。終了後、グループとして“支持”する政党を示した宣言文を11日に発表する方針を明らかにした。
中田市長は「自民党、民主党の政権選択に向けた内容になる」と述べ、宣言文は2党のどちらが地方分権の政策で優れているかを示す形になるとした。橋下氏は、首長連合の態度表明が知事会の採点結果と異なる可能性を示唆した。
3152
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:46:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090808-00000026-sph-soci
元官房長官に危機感 塩崎氏「沈黙」…愛媛1区
8月8日8時1分配信 スポーツ報知
愛媛1区は、元南海放送アナウンサー、民主党の新人・永江孝子氏(49)と、安倍政権の内閣官房長官、自民党の塩崎恭久氏(58)が対決する。地元の情報番組で18年間、パーソナリティーを務めた元女子アナと、持ち前のダンディーさで主婦層を中心に人気を集めたエリート議員。知名度ではお互いに一歩も引けを取らないだけに、最後に笑うのは果たして―。
永江氏の出馬で話題を独占された感さえある塩崎氏。陣営は今選挙ではすべてのマスコミに対し「個別インタビューお断り」を徹底している。
「それほど、今回は切羽詰まっているのでしょう」(地元メディア関係者)。本紙の取材もファクスで質疑応答。塩崎氏はその回答で、永江氏に対して「内容のある政策論争を行っていきたい」とするにとどまり、民主党のマニフェストについても「次世代へのつけ回し中心」と批判した。
元衆院議員の父・潤氏の地盤を受け継ぎ、1993年の衆院選で初当選。参院議員を経て、再び衆院選に挑戦した2000、03、05年の衆院選では次点候補に倍以上の得票で圧勝してきた。松山市内の商店街でレコード店を経営する男性(72)も「昔からのつきあい。投票するのは自民党」と話すように、人気は絶大だ。
ただ、塩崎氏も強烈な逆風を感じている。繁華街や夏祭り会場を練り歩き、選挙権を獲得したばかりの若い有権者にも名刺を配り歩いた。安倍内閣で官房長官を務めた“エリート議員”の背中に危機感が漂っている。解散直前の「麻生降ろし」では中心人物とみられ、自民党支持者から不興を買ったことも心配の種だ。
「どの候補者が日本、愛媛を本当に変えられるのか、ご判断いただきたい」。最大のライバル出現に、なりふり構わず戦い抜く覚悟だ。
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 10:47:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090808-00000029-sph-soci
知名度抜群女子アナの永江氏「日本を変えんと」…愛媛1区
8月8日8時1分配信 スポーツ報知
愛媛1区は、元南海放送アナウンサー、民主党の新人・永江孝子氏(49)と、安倍政権の内閣官房長官、自民党の塩崎恭久氏(58)が対決する。地元の情報番組で18年間、パーソナリティーを務めた元女子アナと、持ち前のダンディーさで主婦層を中心に人気を集めたエリート議員。知名度ではお互いに一歩も引けを取らないだけに、最後に笑うのは果たして―。
松山市内の街頭で、永江氏の美しい伊予弁が響き渡った。「松山から日本を変えんといかんのです。無駄遣いとか、天下りとか、癒着とか、談合とか…。そういう仕組みを変えんといかん。医療、介護、年金、子育て、教育…。今の松山に何が必要かは、私たちが一番よく分かっています。お金の生きた使い方ができる地方主権という仕組みを作りたいんです」。演説が終わると、有権者や子供たちと握手し、言葉を交わした。
愛媛・松山市で生まれ育ち、1983年に地元の南海放送に入社。人気情報番組「もぎたてテレビ70」のパーソナリティーを番組発足の91年から18年間、務めた。その一方で私生活では1男1女の母でもある。その永江氏に出馬オファーがあったのは昨夏だった。
「今の日本には2大政党制が必要です。一緒に日本を変えよう」。当時の民主党代表・小沢一郎氏(67)の言葉が心に響いた。「仕事があるし、初めはお断りするつもりでした。でも、格差社会を招いている今の政治に疑問があった。考え抜いた末、後悔はしたくなかった」と出馬を決断。松山市内で手芸用品店を営む夫・弘喜さん(51)や子供たちも賛同してくれた。
世界が変わっても、大切にしたのはやはり「対話」だった。この10か月間、「もぎたて―」での取材のように、松山の街をくまなく歩き、現場の声を聞いた。「年金暮らしの女性から『お金がないから暖房が入れられないし、歯が抜けても歯医者にも行けない』と言われたことが忘れられません。この保守王国を変えたいと思いました」と熱く語った。
立ちはだかる壁は高い。対立候補の自民党・塩崎氏は05年の衆院選では約13万8068票を獲得し、6万票足らずの民主党候補に圧勝。ライバル候補の実績に加え、自身にも不安材料もある。「知名度があるだけに、自分ひとりぐらい投票に行かなくても大丈夫だろう、という人が出てくるのではないか」と民主党愛媛県連の幹事長・横山博幸県議(58)は心配そうな顔を浮かべた。
それを払拭(ふっしょく)するためにも、永江氏は女子アナ時代と同様に「対話」を継続していく。「25年間、私をテレビで見ていただいた方に実際会い、私のやる気と熱意をお伝えしました」と手応えを感じている。「松山はもっと輝ける。今こそ政治の転換期。大きな枠組みを、官僚主導の政治の仕組みそのものを変えていきたいんです」と、言葉に力を込めた。
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千葉9区
:2009/08/08(土) 10:52:48
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090807_07.htm
「王国」揺るがす三重苦 福島2区ルポ
前福島県知事、佐藤栄佐久の出身地で、自民党の前議員根本匠が5期連続で当選している衆院福島2区。その「王国」で、根本はかつてない戦いを強いられている。折からの党への逆風に加え、佐藤ら強力な後ろ盾が政治の表舞台を去り、保守分裂となった4月の郡山市長選の後遺症も癒えない。幾重もの逆境下の根本に挑むのは、民主党前代表小沢一郎が千葉7区からの国替えを主導した党前議員太田和美。「民主党のジャンヌダルク」は、順風を背に確かな手応えを感じているが、王国の地盤の固さを測りかねてもいる。
<経験ない厳しさ>
普段は感情を表に出さず淡々と政策を語る根本が、目に涙をいっぱいため、口を真一文字に結んだ。
郡山市内で7月末に開かれた「女性の集い」。「頑張っている父が十分評価されていないのが悔しくてなりません」。約800人の出席者に22歳の長男の手紙が披露されると、もらい泣きする支持者もいた。根本の涙は、「過去一回も経験したことがない厳しさ」(後援会幹部)を色濃く映し出しているようだ。
<支持者にしこり>
建設官僚だった根本を国政に導いたのは、ほかでもない佐藤。物心両面で支えた佐藤は県発注工事をめぐる汚職事件で退場。後援会を束ねた前郡山商工会議所会頭も引退し、有力な後ろ盾を失った。
保守層が真っ二つに割れた今年4月の郡山市長選で、根本が現職のマイクを握ったことをマイナスとみる関係者は多い。太田をバックアップする民主党参院議員、増子輝彦が新人支援を打ち出したための対抗措置だったが、落選した新人候補の支持者と根本の支持者は一部が重なり合い、しこりは残る。
7月24日にあった太田の事務所開きには、市長選で敗れた新人候補の後援会幹部が姿を見せた。幹部は初当選の時からの根本の支援者で、今も後援会に名を連ねる。だが「市長選で増子に世話になった」と、今回は太田支持に回る。根本の選対本部長を務める郡山市選出の県議会議長も事実上、新人候補を支援した。「市長選と衆院選は別」(選対関係者)というが、果たしてその通りになるのか、議長の支持者ですら分からないという。
<浸透図り手応え>
一方の太田。昨年9月、「福島にお嫁に来ました」と表明して以来、増子の後援会を中心に徐々に浸透を図ってきた。「祖父母は会津、母はいわき出身」と、福島との血縁も強調。今や国替えをやゆする声は、鳴りを潜めている。
「サドルをもっと低くして、パッと握手せにゃ」。7月30日、民主党衆院議員だった名古屋市長河村たかしが応援に駆け付け、太田は自転車遊説の「元祖」の指導を仰ぎながら、郡山市中心街を自転車で走った。すれ違いざまに握手を求める買い物客や店の外に出て手を振る店員も多く、手応えを感じたようだ。
太田は演説のたびに自民党王国を意識し、「2区が変われば日本の政治が変わる。象徴的な選挙区」と強調する。ただ、「風」に敏感な都市部選出だった太田は、微妙な違いも感じ取っているようだ。「風は吹くだろうが、そう簡単な選挙区ではない」。太田の本音だ。
7月下旬。郡山市内の建設関連会社に、1通のファクスが届いた。根本を支持する業界団体から「ローラー作戦に人を出すように」と半ば強制するような内容だ。社長は民主党支持だが、ほかの同党支持者にも似たような要請があるという。
社長は「追い詰められた自民党の、なりふり構わぬ必死さを感じた」と言う。驚きとともに、「良くも悪くも、圧力が王国のやり方。時代は変わったはずなのに…」とつぶやいた。(敬称略)
◇衆院福島2区立候補予定者
根本 匠 58 党政調副会長 自前(5)
太田 和美 29 党青年局次長 民前(1)
酒井 秀光 41 幸福実現党員 諸新
2009年08月07日金曜日
3155
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ぐらもん
:2009/08/08(土) 13:48:42
>>3132
>>3134
民主の失言に関しては安全保障と経済関係で多いように思います。安全保障で言えば小沢の「第7艦隊」発言や「韓国の対馬の買い占めに対抗して済州島を買い占めればいい」
というのがあります。経済関係はまとめているブログがあるのでそれを張ります。
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20090517/1242546463
あと岡田も失言が結構あるんですよね。
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20090805/1249462024
個人的には山岡とか石井一あたり何かやりそうで怖いのですが。
3156
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:11:27
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000180908030001
09総選挙
各選挙区の情勢/1区・2区
2009年08月03日
政権交代をかけた総選挙の投票日まで1カ月を切った。県内の立候補予定者も街頭演説や支持者回りを重ね、事実上の選挙戦に突入している。県内8選挙区の情勢を報告する。
◆1区
元少子化担当相の上川陽子と返り咲きを狙う牧野聖修の自民・民主対決に、共産の池野元章がからみ、激しい競り合いが予想される。
「乗り越えなければならない正念場だ」。上川は解散当日の街頭演説でこう訴えた。陣営幹部は「一票一票を足で稼ぎ、地をはうような選挙戦をしないと勝てない」と、自民への「逆風」に危機感をあらわにする。自民の「政権担当能力」と、3期の実績をアピールし、中小企業や各種団体、中山間地の会合や町内会の夏祭りなどを回っている。県農政対策協議会や日本商工連盟静岡地区も推薦を決定。選対本部長にはJA静岡市の幹部が就き組織票を固める。
牧野は、景気対策を強調し、中小企業経営者や商店主への浸透を目指すとともに、「政権交代」を掲げて無党派層の取り込みに力を注ぐ。前回落選から街頭演説は1400回を超えたという。葵区の中山間地での支持拡大にも力を注ぎ、自民地盤に食い込もうとしている。
前回仲たがいした連合静岡とも関係を修復。7月の知事選で民主など推薦の川勝平太知事の得票が、葵、駿河両区で自公推薦候補を上回ったことから、党本部も県都での議席獲得に期待を寄せる。
池野は、雇用や医療などに不安をもつ層の支持獲得が党勢拡大につながるとみている。街頭演説やミニ集会で「自公政権を国政から退場させる時だ」と訴える。しかし、前回の得票約1万6千票に対し、知事選の共産党候補は8500票にとどまり、党勢拡大に不安を抱える。
幸福実現党からは中野雄太が立候補を表明している。
◆2区
3連続当選を目指す自民の原田令嗣と、復活にかける民主の津川祥吾の3度目の争いとなる。
「前回は3万票差で勝った。今回は逆に3万票負けている」。7月25日、原田の地元・焼津市での事務所開き。選対本部長の県議大石哲司は厳しく見立てた情勢分析で組織の引き締めを図った。原田は「逆風の中で負けるわけにいかない」と決意を示した。
原田は厚い保守地盤と建設相だった父昇左右の後援会組織を背景に、津川を2度寄せ付けなかった。知事選は2区内で藤枝市を除き、自公推薦候補の得票が民主など推薦の川勝平太知事を上回った。しかし、「川勝知事と残り2人の票を足せば1・5倍の差」という数字が衝撃を与えた。
昨年末の焼津市長選は原田の推す候補が民主系候補に敗れ、藤枝市長選は保守系市議が分裂。原田は組織の修復に力を入れている。
津川は7月30日、JR焼津駅前で「うねりは誰も止められない」と訴えた。民主党の岡田克也幹事長は「知事選で起きた大きな波をさらに大きくし、津川さんと政権交代を成し遂げよう」と応援した。
落下傘候補だった津川は00年、03年に小選挙区で敗れ、比例復活と繰り上げで当選した。だが、前回は票差が拡大し、後がない戦いとなる。
津川は「知事選の自民推薦候補以外の票が全部来るとは思わない」と慎重だ。組織の劣勢は否めないが、選対本部長の県議大池幸男は「過去の戦いと今回はまるで違う。連合静岡頼みから支持拠点が面に広がった」と強気だ。
ほかに、幸福実現党から浜口亘弘が立候補する予定だ。
3157
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:11:55
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000180908040001
09総選挙
各選挙区の情勢/3区・4区
2009年08月04日
◆3区
9選を目指す柳沢伯夫に、新顔の小山展弘が挑む構図で、事実上の一騎打ちとなりそうだ。
柳沢は前回郵政選挙で、15万3500票を獲得。6割を超える得票率で圧勝した。これまでに民主が一度も勝ったことがない3区は、県内でも保守的な政治風土とされるが、今回は自民への逆風がどう影響するかが注目される。
4月の磐田市長選は、連合推薦の候補が当選。7月の知事選では、3区(御前崎市と浜松市天竜区を除く)で、民主など推薦の川勝平太知事が42%の得票率を占め、自公推薦候補の38%を上回った。非自民系候補と合わせると、柳沢の前回の得票率に匹敵するうえ、同時に行われた掛川市選挙区の県議補選(被選挙数1)でも、自民推薦候補は民主推薦候補に敗れた。
柳沢は「大ピンチ」と危機感をあらわにし、党県連を通じて初めて公明の推薦を申請した。「妙手はない」と地元に極力張り付き、5万とも6万ともいわれる後援会員や企業をきめ細かく回る方針だ。JR袋井駅前を皮切りに従来あまりしなかった街頭演説も開始、「引き続きやらせていただきたい」と訴えている。
07年6月に立候補を表明した小山は、JR駅前での朝立ちや連合系労組などへのあいさつ回り、「掛川生まれ、磐田育ち」の地縁・友人関係を生かした後援会づくりに力を入れてきた。小山は「まだまだ追いかけている状態だが、手応えを感じる」。ミニ集会を重ね、「政権交代を」と呼びかけている。
幸福実現党の江頭俊満は、防衛政策を中心に支持を訴えている。
◆4区
5連続当選を目指す望月義夫と、前回比例で復活当選し、今回は選挙区での初勝利を目指す田村謙治の事実上の一騎打ち。望月の固い地盤の清水区に田村が食い込み、前々回から選挙区に加わった富士宮市と芝川町で、両陣営がせめぎ合う激戦を展開している。
望月は前回、田村に1万8千票余の差をつけ、とくに清水区では圧倒した。同区中心部の事務所には、各種団体の推薦状が壁一面に張り出されていて、支持組織の分厚さをうかがわせる。
ところが今回は、7月の知事選などで自民に厳しい結果が示され、望月陣営は「今回は逆風が吹いている」と危機感を強めている。
陣営はこれまで以上に、きめ細かな運動を展開。地域で20、30人規模の有権者が集まるミニ集会を約150回開催。パンフレットで、地域の課題に取り組んだ実績を訴えている。
田村は初陣の03年総選挙で落選したが、その後、比例区で繰り上げ当選した。前回も比例区での復活当選で、小選挙区で勝利をおさめていない。7月30日、民主党の岡田克也幹事長はJR清水駅前の街頭演説で「田村が選挙区で勝たなければ、政権交代は出来ない」と訴えた。
田村はこれまで、駅や交差点などで街頭演説を繰り返し、地域での座談会を重ねて知名度を上げてきた。昨秋以来、解散の情報が流れるたびに決起集会などを開催。3月の静岡市議選では、秘書が清水区で上位当選するなど、着々と支持基盤を広げている。
幸福実現党の神沢一正は街頭演説で支持を求めている。
3158
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:12:25
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000180908050002
09総選挙
各選挙区の情勢/5区・6区
2009年08月05日
◆5区
8期目を目指す斉藤斗志二と4期目を狙う細野豪志の直接対決は、03年の区割り変更以降、3度目となる。過去2回はいずれも細野が選挙区で勝利をおさめ、斉藤は比例区で復活した。
斉藤は、自民が圧勝した前回郵政選挙で惜敗したことを「密着度が足りなかった」と分析。若者の祭りに顔を出し、数人規模の会合にも足を運んでいる。
解散当日には三島、富士両市でハンドマイクを握った。動員に頼らない街頭演説を続けてこなすのは異例で、過去のスタイルを一新して政策を訴えている。
麻生首相を支えてきたが、2人が並ぶポスターは別議員とのものに切り替えた。県連会長として臨んだ知事選は、地元の富士市で、自公推薦候補の票が民主など推薦の川勝平太知事を下回った。悲願の選挙区勝利に向けて、「まずは地元を固めたい」。
細野は、斉藤の意欲を自らへの危機感として受け止めて、政権を狙う側として「あくまで挑戦者の立場だ」と言う。
知事選は、地元の三島市を始めとする自身の選挙区に限れば、自公推薦候補に水をあけられた。斉藤に対する連勝の実績も「そう簡単にはいかない」と気を引き締める。
イベントに出かけ、1日千枚単位で名刺を配る。これまであまり触れてこなかった地域の課題にも言及する。民主に対する期待感は感じながらも、「風を期待したり、左右されたりせず、最後まで自分が突っ走りたい」。
幸福実現党から立つ堀慎太郎も、街頭演説で浸透を図っている。
◆6区
5選を目指す渡辺周と4選を目指す倉田雅年の事実上の一騎打ちの構図となりそうだ。
前回、公示直前に4区から「国替え」した倉田は、小選挙区で3万票余りの差を付けられて敗れ、比例区で復活当選した。この4年間「地元への浸透」を課題にミニ集会を数多くこなすなど地道な活動を続けてきた。農業・漁業団体や企業など、幅広い組織から推薦を受けるとともに、本人があいさつ回りを重ねて支持固めを図っている。
7月の知事選では総選挙を視野に活発に活動。6区は自公推薦候補が約12万票を獲得し、川勝平太知事、無所属候補の民主系2人の合計に数千票差まで迫った。陣営幹部は「楽観はしていないが、戦える基盤はできた」と話す。
一方、渡辺陣営幹部は知事選の結果に、「いくら何でも取られすぎ。総選挙が後ろへ後ろへと延びてきたこともあり、士気が落ちてきているのも事実。もう一度、地区選対レベルから立て直したい」と危機感を募らせる。
6区内のほぼ全市に後援会事務所を設置。保守地盤が固いとされる伊豆地域、特に伊東、熱海といった前回2千票近くの差を付けられた地区は「お盆前が勝負」と重点的にてこ入れし、票の掘り起こしに懸命だ。支持基盤の労組中心に推薦を受け、3日には区内最大の有権者をもつ沼津市内で総決起大会を開催、約千人が集まった。
陣営幹部は「民主に風が吹いているのは事実。前回を上回る16万票を目標にしたい」という。
幸福実現党からは加藤恵三が立候補を予定している。
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:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 14:12:33
>>3149
誰なんでしょうかね?
静岡お得意の分裂選挙か。
3160
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:12:51
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000180908070002
09総選挙
各選挙区の情勢/7区・8区
2009年08月07日
◆7区
前回、小泉元首相の「刺客」として送り込まれた片山さつきと、郵政民営化に反対して748票差で破れた城内実の「因縁対決」に、民主への追い風に乗る斉木武志が絡む三つどもえの様相だ。
財務省出身で経済産業政務官も務めた片山は、政策立案能力や実行力を強調。「景気や雇用を立て直せる候補者は自分だけ」と訴え、300を超える企業から支持を取り付けた。
保守系県議や浜松・湖西両市議十数人からも支持を受けるが、一部は半ば公然と城内を支援。前回選挙のしこりに自民への「逆風」が加わるとみて、組織引き締めに余念がない。
雪辱を期す城内は「ブレない、媚(こ)びない、投げ出さない」というキャッチフレーズを掲げ、二大政党とは一線を画す。平沼赳夫元経済産業相率いる「平沼グループ」の一員として、当選後の政界再編をにらむ。
落選後、4年間の「草の根運動」を通じて、選挙区各地で連絡所を立ち上げた。新たな支持層の掘り起こしと、無党派層への浸透が鍵になりそうだ。
斉木は昨年3月、民主党の候補者公募に手を挙げた。知事選で川勝平太知事が受けた「追い風」の再来を期待するが、「まだ知名度不足」との危機感も強い。連合静岡の支援を受け、街頭演説や集会をこまめに開いている。
自民、民主の一騎打ちとはならない7区で「民主イコール斉木と訴え、政権選択選挙と位置づけていけば芽はある」と陣営は意気込む。
幸福実現党からは竹内隆文が立候補を予定している。
◆8区
麻生内閣で文部科学大臣として初入閣した塩谷立(りゅう)に、斉藤進がどれだけ迫るか。共産が県内2人に絞った選挙区候補の1人、平賀高成(たか・しげ)は96年に次ぐ比例復活を狙う。
塩谷は前回、鈴木康友・現浜松市長との4度目(補選含む)の自民、民主対決で12万8千票を獲得、2万6千票差をつけた。現職大臣の強みを得票につなげ、6選を目指す。
とはいえ、自民への逆風に加え、塩谷は00年に鈴木市長、96年に北脇保之前市長と、当時の新顔に2度敗れているだけに、陣営は気の緩みを警戒する。
「ノーベル賞を3人も出した大臣はいない。これも運。脇を締めて頑張ろう」。浜松市内で7月30日にあった後援会の緊急総会で、支援企業代表としてヤマハ発動機の幹部が呼びかけた。後援会長は浜松ホトニクスの晝馬(ひるま)輝夫会長兼社長。席上、公明幹部も支援を明言し、「比例は公明党にご支援を」と付け加えた。
一方、斉藤は浜松生まれだが、転勤族の父親と福岡、千葉県などを転居し、サラリーマンを経て東京・小平市議を2期務めた。「市議の限界を感じた。国政で税金の使い道を変えなければ」と話す。
民主の候補者公募に応じ、07年に8区総支部長に就任。連合系労組やスズキ系企業から支援を受ける。8区は県内で一番狭い選挙区だけに、「どぶ板」で知名度不足を補おうとしている。
平賀は県内各地を回って比例区票の掘り起こしを進める。「民主党にも危うさがある。建設的な野党として行動する」と話す。
幸福実現党は和歌山県出身の小西高靖が立候補する。
3161
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:14:16
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2009/08/05/20090805ddlk46010723000c.html
選択の夏:09衆院選・かごしま/上 1区・2区 /鹿児島
「政権選択」がかかる衆院選(18日公示、30日投開票)。県内でも初めて全選挙区で与野党対決の構図が軸となる。真夏の決戦を前に、各陣営は前哨戦を活発化させている。各選挙区の攻防と、九州比例を巡る動きを紹介する。【福岡静哉】
◆1区
◇自民、民主の前職対決が軸
自民前職、保岡興治氏(70)と民主前職、川内博史氏(47)の前職対決が軸。対決は5度目だが、過去、保岡氏が4連勝で、川内氏は毎回、比例で復活当選。また、共産は県内唯一、新人、山口広延氏(34)を擁立する。
「逆風は相当強く、新人のつもりでドブ板に徹する」と保岡陣営。東京都議選など相次ぐ地方選の自民連敗で危機感を強める。
当選11回、元法相の保岡氏。ベテランながら、連日朝立ちや支持者回りに懸命だ。
県農政連、医師連盟など友好団体でつくる「県都の政治を守る会」は12日、2000人規模の集会を予定。「組織」で支える。公示後は、人気が高いとされる舛添要一・厚生労働相らの応援で支持拡大を図る。
悲願の選挙区初勝利を目指す川内氏も「政治生命を賭ける」と危機感を漂わす。だが、負ければ5連敗で「後がない」背水の陣。支持者回りなど地道な活動を続ける。
連合鹿児島が3日、鹿児島市で開いた決起集会。川内陣営の幹部は「(07年)参院選でなぜ負けたかを忘れてはならない」。
民主に「風」が吹いた参院選で、民主新人が自民現職に惜敗。「『風』頼みだけでは勝てない」。陣営は、引き締めに躍起だ。
山口氏は「比例重視」で県内を4巡し、共産への支持を訴えたが、解散後は1区に集中。「建設的な野党」の意義を訴えている。
幸福実現は、新人、川田純一氏(42)を擁立。山下純一氏(54)も無所属新人での出馬を表明した。
◆2区
◇大票田「谷山地区」で火花
三つどもえの混戦だった前回05年から対決構図が変化。自民前職の徳田毅氏(38)、民主新人、打越明司氏(51)ともに所属政党が変わり、支持拡大に懸命だ。
徳田氏は05年衆院選に民主推薦の無所属で初当選。自由連合代表を経て06年末に自民入り。医療法人・徳洲会グループの支援に加え、県農政連や建設業者など自民友好団体の組織力も加わった。
地元・奄美では集会に保岡氏を招くなど「保徳戦争」終結をアピール。奄美ゆかりの公明新人、遠山清彦氏(40)=九州比例=とも度々、集会を開き、支持拡大を狙う。
打越氏は元自民党県議。前回、無所属で出馬し、落選。07年6月、参院選を前に民主入りした。前回徳田氏を推薦した連合鹿児島からの推薦も得、政権交代を訴える。
地盤は指宿市。県議時代の人脈などを活用し、指宿市の医師連盟から独自に推薦を取り付けるなど、自民支持層からの支援も。解散後は1週間、奄美を回るなど、相手陣営の切り崩しも図る。
「主戦場」は、有権者約13万人の大票田、鹿児島市谷山地区。ここを地盤とした自民党の元衆院議員、園田修光氏(52)は3日、不出馬と「徳田氏支援」を表明した。
徳田陣営は園田氏の組織に、打越陣営は「風」に期待。草刈り場となった谷山地区で、激しい争いを展開している。
幸福実現の新人、神村みふ子氏(64)も辻(つじ)立ちなどを続け、支持を呼びかけている。
3162
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:15:00
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2009/08/06/20090806ddlk46010517000c.html
選択の夏:09衆院選・かごしま/中 3区・4区 /鹿児島
◆3区
◇野党「2、3位連合」の様相
前回05年「郵政選挙」で自民の「コスタリカ」が崩壊。松下忠洋氏(70)は「郵政造反」の結果、無所属で出馬し、自民前職、宮路和明氏(68)に敗れた。宮路氏は公明推薦、松下氏は国民新党で民主推薦を得て、与野党対決となる。
宮路氏は、校区や集落単位で張り巡らせた約240の後援会組織がフル回転。国会開会中の平日も度々ミニ集会をこなすなど「臨戦態勢」を続けてきた。
初めて公明推薦を得て、集会には公明の市議らも招き、与党共闘を強調。「選挙区は宮路、比例は公明へ」と声高に訴える。
選対は県農政連など自民友好団体で組織。勝敗のカギは、大票田であり、松下氏の地盤でもある薩摩川内市とみて、浸透を狙う。また、公示前後には、所属する町村派幹部や閣僚ら「大物」の来援も得、はずみをつける構えだ。
松下陣営は、国民新党の支持母体である「郵政」が全力支援。自民友好団体など保守層切り崩しを図る。組織強化を図ろうと、6月以降、旧市町単位で後援会事務所開設を進めている。枕崎市では元自民党県連幹事長の上野新作県議が離党して「松下支援」を表明。宮路氏の地盤・南薩でも、元町長らに支援の動きがある。
推薦した民主は、前回落選した野間健氏(50)が選対入り。05年選挙の「2、3位連合」の様相になった。連合鹿児島とも集会を重ねて結束強化を図る。また、京セラ労組への浸透も狙う。
幸福実現は新人、寺迫好美氏(57)が支持を訴えている。
◆4区
◇自民「風」の再来に危機感
2期目を目指す自民前職、小里泰弘氏(50)に、民主新人、皆吉稲生氏(59)が挑む。07年参院選では、民主新人が自民現職を約7100票上回った4区。自民は巻き返しを、民主は「風」の再来を狙う。
解散前から朝立ちを続けた小里氏。「接戦は必至」と、小里陣営幹部は危機感を募らす。「公明との連携も従来以上」と言う。
6月初旬、建設業者らを集めた集会で、同じ派閥の古賀誠・党選対委員長(当時)が来援。「地域経済活性化には公共事業が最も期待できる」と訴えた。11日の決起集会にも金子一義国土交通相を招くなど、建設業者ら党友好団体の組織票固めに懸命だ。
父貞利氏(78)も精力的に動く。引き継いだ旧市町単位の後援会を軸に、ミニ集会を重ね、支持層への一層の浸透を図る。
皆吉氏は参院候補から07年末、出馬表明。選対は、出身母体の自治労など連合鹿児島が軸だ。国民新党推薦のほか、社民の「県連推薦」も得て、野党勢力結集を目指す。
小沢一郎代表代行の来援も目立つ。昨秋以降だけで、3度も。4度目は8日、霧島市入りが予定されている。
また、京セラの支援も。労組は昨秋、推薦を決定。以来、国分、隼人の2工場の正門前で朝立ちを続ける。稲盛和夫名誉会長も7月23日、自身が主宰する私塾に皆吉氏ら民主、国民新の5人を招き、「政権交代」の必要性を改めて訴えた。
幸福実現の新人、樋口信博氏(48)も街頭宣伝などで支持を呼び掛けている。
3163
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:15:49
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2009/08/07/20090807ddlk46010570000c.html
選択の夏:09衆院選・かごしま/下 5区・比例 /鹿児島
◆5区
◇「自民王国」に民主新人挑む
「自民王国」とも評される5区。自民前職、森山裕氏(64)に民主新人、網屋信介氏(51)が挑む。
森山氏は前回、「郵政造反」で無所属で出馬。「刺客」の自民新人を大差で圧倒し、06年に復党した。
全国で吹き荒れる自民への逆風。森山氏の選対幹部の脳裏をよぎるのは中選挙区時代の90年、自民の重鎮だった故・山中貞則氏が社会党(当時)の新人に28票差で惜敗した「消費税選挙」という。「逆風はあの時よりも強いかも」とも。
7月末の曽於市長選では、森山氏も支援した無所属現職が共産新人に3000票差まで迫られた。陣営は「(党への逆風と)関係ないとは言えない」と警戒し、支持固めに懸命だ。
国政初挑戦の網屋氏は昨秋からほぼ連日、辻立ち。「解散が延びたことは知名度向上のためにプラスだった」と陣営。出身の鹿屋市では手応え上々という。7月28日、鳩山由紀夫代表を招いて鹿屋市で開いた街頭演説会には約2000人(陣営発表)が集まり、「鹿児島でも政権交代を」と盛り上がりを見せた。
しかし、鹿屋市以外では「依然、自民ブランドが強い」(陣営)。6月上旬には農政通の参院議員を招いた「農水キャラバン」を2カ所で開催。農家の戸別所得補償政策など党の農業政策を訴えた。農家など自民支持層への浸透を狙う。
幸福実現の新人、高田浩明氏(36)も街宣を続けている。
◆比例
◇自公「結束」、民主は「45万超」
九州比例(定数21)は「小泉ブーム」の05年衆院選で自民が1増の9議席。以下、民主7、公明3、共産、社民が各1。今回、公明が1増を目指すなど、県内でも各党がしのぎを削る。
公明は九州比例で1増の4議席を狙い、県内でも前回より約9000票増の15万票を目標に掲げる。7月19日、自民と「パートナー宣言」。九州比例から出馬する公明前職、東順治副代表(62)や新人、遠山清彦・前参院議員(40)は、県内の自民前職と共に集会を開き、「選挙区は自民、比例は公明へ」と呼び掛けている。
全国的な自民への逆風と合わせ、自民票の目減りも懸念されるが、加治屋義人・県連選対委員長は「自民支持者には比例も自民に投票する方も相当数おり、バランスは取れる」と言う。
民主は00年11万、03年21万、05年26万と毎回、比例票を積み上げている。今回、「45万票以上」と大幅増を目標に掲げた。青木寛幹事長は「県全体の予想得票の半分以上を得たい」と言う。
共産は2議席を目指し、目標は前回より1万6000票増の5万7000票。1区の新人が県内全域で「比例は共産」を訴える。九州比例前職、赤嶺政賢氏(61)らも鹿児島入りし、支持を呼び掛ける。
社民も2議席回復を目指し、目標は約2万票増の7万票とする。4区で民主新人を「県連推薦」し、比例で自治労、鹿教組の支援を受ける選挙協力が成立した。
国民新は今回、3区の元職も「比例は国民新党」と訴える。郵政票に上積み、九州比例初の議席を目指す。
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:17:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1249396779289_02/news/20090804-OYT8T01211.htm
選択の夏 2009衆院選 一覧
(3区) 「郵政改革」揺れる保守基盤 <上>
「変えなアカン」でも道路は・・・
7月31日、日高川町田尻の川中郵便局前。民主新人・玉置公良が演説を始めると、局員らが出てきて聞き入った。「郵便局が地方を支えている。郵政民営化のあり方を見直します」。そう訴える玉置を、紀南地区郵便局長会顧問の寒川克也(64)は選対副本部長として応援する。小泉郵政選挙から4年。「改革路線で本当に地方が幸せになったのだろうか」という思いから、自民党を離れた。
寒川は約12年間、田辺市の中辺路郵便局長を務めた。配達に向かう局員には、一人暮らしのお年寄りに「元気ですか」「心配事はないですか」と声をかけるよう徹底した。台風で川が増水したり、倒木で道路が遮断されたりしたら、すぐに役場に知らせた。休日には局内で和紙の紙すき体験会を開くなどして交流を深め、「公機関としての使命」を果たしてきた。
しかし、同郵便局の集配業務は2007年2月限りで廃止され、寒川は早期退職した。「民営化で組織が分割され、サービスが低下したと言われる。採算重視が徹底されれば、限界集落の郵便局は存続も難しい」。今年2月の紀南地区郵便局長会総会で、寒川は思いをぶつけた。約80人の特定郵便局長らから拍手が起き、衆院選での玉置支援へと歩み始めた。
和歌山3区では、自民前議員・二階俊博が8選を果たしてきた。「保守王国」の象徴とも言える選挙区で立候補を表明した玉置は「有権者は暮らしが切実。『変えなアカン』と言う人が多い」と訴え、選対本部長で県議の原日出夫は「長老が力を振るう時代は終わった」とけん制する。
それでも、各自治体のトップには、公共工事の予算配分などで二階に期待する声が根強い。7月、日高川町で開かれた後援会「新風会」の支部総決起大会では、前町長と現町長が二階の功績をたたえ、「新参者には今の難局は打開できない」と力を込めた。後援会のチラシにも、阪和自動車道御坊―田辺間の4車線化などの事業が並ぶ。
二階は「選挙は政策をどこまで実行できたかが問われる」と冷静に受け止める。ただ、過去3回の衆院選では大勝してきただけに、選対本部長で自民党県連幹事長の下川俊樹は「『二階』の看板だけで勝てるような時代ではなくなった」と引き締めを図る。
昨秋からの世界的不況は、県内でも建設業や基幹産業の農業を直撃する。すさみ町内の建設業者(45)は「高速道路ができても受注したのは県外の大手ゼネコンだけ。地元業者には仕事が入らなかった」とこぼす。一方、日高川町内の主婦(73)は「民主党政権ができても、1年生議員ではすぐに成果を出せないのでは。民主党が『道路は要らない』と言い出すのが心配で……」と言葉を濁した。
3区では、幸福実現党新人・湊侑子も立候補を予定。これまでの支持基盤が揺れ動き、流れが定まらなくなった票を巡って、各陣営の攻防が続く。(敬称略)
◇
衆院選(8月30日投開票)の公示まで2週間を切り、立候補予定者による前哨戦もいっそう熱を帯びている。県内3選挙区の動きを追った。
(2009年8月5日 読売新聞)
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:17:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1249396779289_02/news/20090805-OYT8T01175.htm
選択の夏 2009衆院選 一覧
(2区) 6万2000 「岸本健 票」 どこへ <中>
自民・民主 せめぎ合い
自民前議員・石田真敏が7月12日、紀の川市で開いた国政報告会。「私も心を入れ替えました」。来賓として登壇した県議の岸本健が、そうあいさつした。過去3度の衆院選・同補選で争った「政敵」のひと言に、聴衆から笑いが起き、壇上で並んだ石田も苦笑を浮かべた。
岸本は、自民党衆院議員だった父光造の死去を受けた2002年補選で、党の公認が得られずに無所属で立候補。自民公認の石田と保守票を二分する激戦の末、敗れた。03、05年は、民主公認で石田に挑んだものの、選挙区での当選は果たせず、07年4月、県議に転身した。
2人の距離は、解散・総選挙への動きが加速するとともに近くなった。昨年9月末、県議会応接室を訪ねた石田を、和歌山2区を地盤とする県議12人のうち、自民と無所属の11人が迎えた。石田が「ご支援よろしくお願いします」と頭を下げると、県議らは拍手で応えた。その中に岸本もいた。
元粉河町長で岸本の選対本部長を3度務めた県議の服部一も、石田の支援を約束した。「地元のために働くには、やはり自民でないと」という服部は、その3か月後、岸本の自民入りと同時に復党した。自民のベテラン県議で石田の選対本部長を務める平越孝哉は「(岸本、服部ら)紀の川市選出の県議はみんな選対の役職。これでまとまるはずだ」とみる。
一方で、岸本の後援会長をしてきた医師の菊谷準(85)は今回、民主新人・阪口直人の後援会長に就いた。「今さら自民とは言えず、(岸本の支持者は)迷っているはず。民主の票を自民へ持っていかれないようにするのも重要」と考える阪口が懇願し、菊谷は「阪口の人柄にほれた」と引き受けた。
ただ、菊谷には「(岸本の)お父さんへの恩義はもう返した、という人が多い。過去の岸本の票なんて、幻になったんじゃないか」との思いもある。知り合いの医師らに支援を求めるたび、これまでとは違う「風」を感じる。県医師連盟は石田を推薦しているものの、「一部の医師は、官僚主導の与党の医療政策に嫌気が差しているのでは」と話す。
岸本が4年前に獲得した約6万2000票が石田に流れ、保守票が一本化するのか。それとも、阪口が引き止めるのか。幸福実現党新人・久保美也子が立候補を表明し、三つどもえの争いとなった和歌山2区で、せめぎ合いが続く。
(敬称略)
(2009年8月6日 読売新聞)
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:18:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1249396779289_02/news/20090806-OYT8T01114.htm
選択の夏 2009衆院選 一覧
(1区)激しさ増す票の争奪戦<下>
ぎりぎりまで模様眺め
7月中旬、和歌山市にある民主新人・岸本周平事務所。建設会社社長(60)が、社員らから集めた後援会入会申込書を持参した。4年前の衆院選で落選したあとも、一人であいさつ回り、街頭演説を続ける岸本にほれ込んだという。
だが、取引がある市内のゼネコンから、自民前議員・谷本龍哉の集会への出席を要請され、断り切れなかった。この日も、岸本事務所に来る前、50人分の名簿を谷本事務所へ届けてきた。「うちは建設会社やから、両方せなあかん。署名した人物は同じ。でも、社員には岸本のチラシだけ配ったから」。社長は苦笑いした。
和歌山1区では、過去2回の衆院選で10万票を獲得した谷本が4選を目指し、前回は2万2000票差で敗れた岸本が雪辱を期す。さらに、共産新人・国重秀明、幸福実現党新人・斉藤昌宏が加わり、票の争奪戦は激しさを増す。
岸本は「そよ風では勝てない。風は自ら起こす」と、7月からは5、6人の自転車部隊で市内を回る。「この4年間、歩いてわかったのは、自民の壁が厚いこと。“カチカチ山”はそのままだが、党派を超えての声援も頂いた」。谷本のポスターを張っている会社から、朝礼や忘年会に呼ばれたこともあったという。
選対本部長の山下幸男は「社員を分けて両陣営の集会に行かせたり、両方のカードを書かせたり。旗幟(きし)鮮明にしないところが多い。勝ち馬に乗ろうと保険をかけるところもあるのでは」と話す。
一方、谷本は7月末、和歌山市内でのミニ集会で「風に流されず、じっくり見てもらいたい」と訴え、支持者からは「たとえ民主が政権をとっても、不況は同じだった」との声が上がった。だが、事務所には、「麻生首相のポスターを外せ」という電話がかかってきたこともある。それだけ、党への逆風は強い。
後援会幹事長の山田年男は「ミニ集会を重ね、“バント攻め”。和歌山の方法でやっていくしかない」と割り切る。県議時代から積み上げてきた名簿をいったん破棄。毎日、約50人の「谷本軍団」が住宅地図をつぶしながら支持者宅を回って、名簿を再構築してきた。
こうした両陣営を、共産党県委員会副委員長の松葉賢一は「結局、大きな政策の差がないから、有権者が間を行ったり来たりする」と批判し、国重は「共産党は自民と最も厳しく対決してきた」と立場を鮮明にする。幸福実現党県本部代表を務める斉藤は「自民も民主も、ばらまき合戦の政策では同じ」と切り捨てる。
「ぎりぎりまで模様眺め。オセロのように、ちょっとしたことで票がひっくり返る」。陣営から漏れる声が、激戦を物語っている。
(敬称略)
(2009年8月7日 読売新聞)
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:19:35
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090806ddlk11010269000c.html
決戦の底流:’09衆院選・ルポ4区/上 民主に追い風が影響 /埼玉
衆院選の公示まで2週間を切った。県内15小選挙区の中で埼玉4区(新座、朝霞、和光、志木の4市)は、いわゆる「埼玉都民」が多いのが特徴だ。同時に長く住む人たちの人間関係も色濃く残る。立候補を表明しているのは4氏。自民は96年から政治活動を続けてきた弁護士の早川忠孝氏(63)。民主は武正公一氏(1区、民主前職)の元秘書で、上田清司知事の後継として03年に招かれた神風英男氏(47)。共産は再挑戦となる元志木市議の桜井晴子氏(53)。幸福実現は水野武光氏(51)を立てる。ここで衆院選直前の埼玉県の底流をのぞき込んでみたい。【岸本悠】
◇業界団体は両にらみ
7月9日、約1250事業所が加入する志木市商工会の一室。商工会の政治団体「県商工政治連盟志木支部」の会議が開かれた。議題は近付いた衆院選への対応だった。
上部団体の県商工政治連盟の大原則は「政権与党を支援」。だが冒頭、約20人の参加者の一人から「今回は早川氏だけでなく、神風氏も推薦すべきではないか」と意見が出て、「依頼があれば双方に支部の推薦を出す」と決まった。特に反対意見はなかった。
4区に県連盟の支部は朝霞、新座、志木、和光の四つ。前回の衆院選では早川氏推薦で合意し、県連盟名義で推薦した。だが今回は志木だけでなく、朝霞も双方に支部単位で推薦を出す方針だ。一方、和光と新座は前回同様、早川氏のみに推薦を出す方針と、対応は分かれる。
元々民主衆院議員だった上田知事の地盤。志木、朝霞の支部では、上田氏の時代も組織として早川氏を推薦しながら、個人的に上田氏を支援する支部役員も多かったという。神風氏はその上田氏の後援組織を受け継いだ。関係者は「神風氏への推薦に違和感はない。国政の情勢とは関係ない」と口をそろえる。
県商工政治連盟の副幹事長でもある佐藤周造新座支部長は「民主を推薦したいなら、異例ではあるが、支部単位でしてもらうしかない。やはり、民主への追い風が影響しているのでは」と語る。
× ×
さらに7月下旬、早川陣営の橋本啓一選対本部長が会長を務める朝霞地区医師連盟が、早川氏を推薦しながらも、自主投票を決定した。
実は「神風氏と両方推薦しては」との意見もあったが、「自民の旗色が悪いとはいえ、これまで支援してきた筋を通して自民を推すべきだ」という声が勝り、自主投票に落ち着いたという。幹部は「正直なところ早川支持、神風支持、中間層に3分の1ずつ分かれている。今回は中間層が民主になびくかも」。
早川氏は、自民系市議の紹介で市議の後援者へのあいさつ回りに力を入れ、従来の支持者固めに努めている。
× ×
5日午前、早川氏は、政見放送の収録で朝霞市内の黒目川の河原にいた。「景気対策に全力、社会保障に全力……」。撮影風景を見守りながら、秘書は「ある程度攻め込まれるのは織り込み済み。傷口を広げないようしっかりフォローする」。
神風氏は午後、新座市内でミニ集会。支持者に「子ども手当をマニフェストに掲げている。何とか投票に結びつけて」。支持者から「これだけ我々が宣伝しているのだから負けるわけがない」と声が上がった。
3168
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:20:12
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090807ddlk11010270000c.html
決戦の底流:’09衆院選・ルポ4区/中 有権者の心をつかめ /埼玉
◇ブログと街頭、訴えに反映
6日午前9時半ごろ、早川忠孝氏は駅頭演説から事務所に戻った。パソコンの自分のブログの画面を開くと、丁寧にコメントを読む。タイトルは「今になって活(い)きてきた自民党を刷新する第三世代の会」。党の若手と改革に取り組んできたことや、事実上の選挙戦にも疲れがまだないことなどを書き込んだ。
ブログの更新は1日3回。数少ない休憩時間のうちのかなりの部分を費やす。
4区は東京都と接しているだけに、県内でも無党派や組織に属さない層が多いとされる地域。その心をつかめるかが勝敗を左右する選挙区だ。
早川氏は自分で簡単に更新できるブログの存在を知り、07年の元旦からスタートさせた。法務政務官の仕事や臓器移植、政権運営について、率直な思いを書き込んできた。アクセス数は1日に約1万件。早川氏が「4区に読者がどれだけいるかは分からないが、国民と政治の壁を取り払うための政治活動」と語る大切な存在だ。
寄せられるコメントは、多い日で約50件。それを日ごろの訴えの参考にする。7月24日に民主を批判する意見を書くと、「ネガティブキャンペーンは良くない」「自民党が何をするかが大切。早くマニフェストを出すべきだ」という意見が増加。このため、民主批判を演説やブログで控えるように。一方で、「重要な問題」と考える道州制導入には反応が良くないため、あまり触れないようにしているという。
国会議員のブログを紹介するサイトを運営する日本インターネット新聞社によると、ブログ登録している衆院選候補予定者や参院議員は約230人。この中で、早川氏の今月2日までの1週間の更新回数は28回でトップ。アクセスランキングも常に上位にいる。
公示後のブログの更新は「公職選挙法に抵触する」(総務省)が、閲覧してもらうことはできる。「候補者がどんな人物か知りたくて、名前をネット検索するに違いない。その時、主張や人となりがわかってもらえれば」とも期待する。
× ×
神風英男氏は街頭で有権者の心をつかもうと、通行人との接触にかける。
3日の志木駅南口。神風氏は秘書たちと電車利用客らを呼び止めては、民主政権に何を望むかを「景気対策」など8項目から選んでもらった。ボードに1人2枚ずつシールを張ってもらう。約30分で約80人が参加。約170枚が並んだ。
秘書によると、党が政策の3番目に掲げる年金医療関係が、4区ではいつもトップの「税金」に迫る。この日も税金59枚に対し、「年金」30枚、「医療」27枚。秘書は「この声を党内の政策に反映させている」と語る。
6日は午前6時半から約2時間、JR新座駅前で出勤客に政策ビラを配った。受け取るのは4、5人に1人。神風氏は「ビラをもらってくれる人はもちろん、激励の言葉をかけてくれる人も、解散前より2割ぐらい増えている」と手ごたえを感じている。【岸本悠】
3169
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:20:58
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090808ddlk11010286000c.html
決戦の底流:’09衆院選・ルポ4区/下 結束か、しがらみか /埼玉
◇「後援会」スタンス分かれ
7月下旬、神風英男氏の後援会「神風会」の女性幹部は、根っからの自民支持者だった友人の主婦を訪れた。
これまでは支援を頼むたびに断られてきた相手だが、今度は「神風さんを応援する。政権交代は必要。年金の問題も、税金の無駄遣いも許せない」と言ってくれた。
神風氏は4区選出の民主衆院議員だった上田清司氏が03年に知事に転じたことにより、後継として招かれた。1区選出の前職、武正公一氏の秘書だったが、元々は茨城県出身で4区に地盤はない。にもかかわらず03年にいきなり選挙区で初当選した。
その理由は上田知事の後援会「清友会」にある。上田知事は元々保守色が強く、青年会議所出身でもあることから、経営者を中心に一部の自民党支持者の支援も得て、強固な組織を作ってきた。そのメンバーの多くが「神風会」に加入した。
05年は、郵政解散という逆風ながら、比例で復活当選した。今年は、5月のさいたま市長選で民主系候補が勝利するなど、民主への追い風が吹いており、陣営は手応えを感じている。
今回の衆院選。さらに結束力を強めようと法定ハガキ計5万5000枚を、まずは支援者に配布する作戦。支援者に知人名をあて名欄に書いてもらうことで、参加意識を高めてもらうという。
× ×
組織選挙は自民のお家芸のはず。ところが早川忠孝氏は自前の後援会組織を一切持たず、自民党支部や市議らの後援組織の支援だけで、神風氏とは対照的だ。
早川氏は「強い後援会に頼ってしまったら、しがらみが増え、選挙に勝っても制約が生まれてしまう」と話し、基本的に献金も受けない。また、「4区の各市は毎年10〜15%は住民が入れ替わる。一から人脈を作るのは難しい」と組織化の限界を語る。96、00年と落選したが少しずつ知名度を上げ、03年に復活当選。05年に初めて選挙区当選した。
力を入れるのは、ほぼ毎日行ってきた早朝の通勤客を狙った駅前での演説。掲示するポスターは自民色を薄めるため党のシンボルを小さく載せただけだが、従来の支持基盤である保守層に訴えかけようと、「自分の国は自分で守らなくてはならない」と語りかける。
「昔は政治家といえばスターだったが、今は仲間を選ぶ感覚。つまり、見たことがあるか、声を聞いたことがあるか。これが重要なんだ」
有権者の反応を見るのにも役立つ。大敗した07年の参院選当時。演説していると、「自民党は許せない」と怒鳴られることがあった。しかし、現在は「あの時みたいな極端な批判をしてくる人はいない。逆風も限定的」と自信を見せる。
× ×
7日午前6時ごろ、神風氏はまだうす暗い中、志木市内の自宅を出発した。睡眠時間は5時間ほど。「投開票まで3週間もある。疲れてなんていられない」。足早に秘書の運転する車に乗り込み有権者のもとに向かった。早川氏は午前7時から1時間半、志木駅南口で日課の演説を行った。「日米安保の仕組みを基盤として、アジアの平和を世界の平和につなげたい」。その後、宣伝カーに乗って政策を訴えた。
一方、共産の桜井晴子氏は志木市の自宅で、9日の公開討論会の準備をした。7月27日に市田忠義書記局長がJR北朝霞駅前で演説した際は約800人が集まったといい、陣営幹部は「反応はよい」と話す。
真夏の選挙戦は18日始まる。【岸本悠】
3170
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:23:25
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090804ddlk10010179000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 選挙区情勢/1 1区 /群馬
18日の衆院選公示まで2週間。県内でも事実上の選挙戦がすでに始まっている。長く「自民王国」が続いてきた群馬の選挙区情勢はどうなっているのか。主な立候補予定者の動きを追った。
◇「自民王国」攻める宮崎氏/尾身氏、組織固めに全力
7月30日、前橋市内で尾身幸次氏(76)と比例代表北関東ブロックから立候補予定の佐田玄一郎氏(56)の合同選対「新しい政治を作る会」の会議が開かれた。終了後、公明党との関係について、尾身氏は「自公政権として協力していきたい。元々、わだかまりなんてなかった」と、冷静なそぶりで話した。
尾身氏が頼みとするのは、「自民王国」が誇る固い組織。党に逆風が吹く中、保守票をつなぎとめようと防戦に徹する。選対会議には、党公認で当選した大澤正明知事のほか、県内の経済人も顔をそろえた。
さらに、公明票にも期待する。07年の参院選や知事選で、尾身氏が選挙協力に不熱心だったとして公明側が反発した経緯があったが、公明党は合同選対会議と同じ日、党本部が常任役員会で尾身氏の推薦を決めた。
過去は水に流せるのか。公明党県本部代表の加藤修一参院議員は「結束してやらなければいけないが、信頼が可能となるものを出してほしい」と話す。
尾身氏は佐田氏と、選挙区と比例で交互に立候補する「コスタリカ方式」をとってきた。公明が意味する「信頼」には選挙区票と比例票のバーターも含まれ、佐田氏との協力関係が重くのしかかる。
一方、民主党から立候補を予定している宮崎岳志氏(39)は7月25日、前橋市内のホテルで開かれたある団体の納涼会に飛び入りした。団体はすでに尾身氏への推薦を決めている。数分間の演説を終えた後、会場を出た宮崎氏は「組織を切り崩していくとはこういうことです」と、涼しげな表情で語った。すでに固い組織を持つ尾身氏に対し、宮崎氏にとっては、新たに組織を構築していくことが課題となる。
同23日、前橋市内の事務所では民主党の岡田克也幹事長が宮崎氏と共に、小寺弘之前知事と会談した。「政権交代をこの群馬でも。協力をお願いしたい」。そう言って、宮崎氏は頭を下げた。尾身氏が大澤知事ならば、小寺氏は2年前の知事選で、大澤知事と激しく競り合った。
宮崎氏の陣営は「党に吹く風をそのまま持続させていきたい」と語る。その風を受ける帆を、どこまで広げられるか。民主党の支持母体、連合群馬はすでに推薦を決めている。だが、労組との連携は、現在進行形の段階で、模索が続いている。
宮崎氏は今月3日、党本部の組織部長、柳田稔参院議員を伴って、労組を歩き回った。すでに推薦をもらっている連合群馬にも顔を出した。
尾身氏と宮崎氏の対決の構図に割って入るのが、共産党が県内小選挙区で唯一擁立する酒井宏明氏(43)。酒井氏は小選挙区と連動させ、比例票の上積みを図る。
3171
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:24:04
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090805ddlk10010073000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 選挙区情勢/2 2区 /群馬
◇風受ける「草の根」石関氏 笹川氏「挑戦者として」
「挑戦者として今度の選挙はやらせていただく。過去の経歴すべてを忘れて一候補者として頑張って参ります」。4日、桐生市三吉町の事務所開きで、自民党総務会長の笹川尭氏(73)は、初当選した1986年の衆院選を振り返り、集まった500人以上の支持者を前にそう言って支持を訴えた。
群馬2区は県内で唯一、自民、民主両党の前職同士がぶつかる。笹川氏は党三役の重鎮でもあり、政権交代が衆院選の焦点となる中、象徴的な選挙区といえる。前回衆院選(05年)で笹川氏は民主党の石関貴史氏(37)の猛追を1422票の小差でかわした。だが、自民への逆風が吹くと伝えられる今回選挙、笹川氏の冒頭の言葉同様、陣営幹部も「このような逆風は今までにない」と危機感を隠さない。
共産党が候補者擁立を見送ったため、宙に浮いた同党の票も気にかかる。「すべてが民主に行くとは思わないが、自民には入れないだろう」(陣営幹部)。その分、公明党との関係構築に躍起だ。先月20日には、桐生市内で開かれた同党の時局講演会に参加。4日の事務所開きでも「差し支えのない方は比例についてもぜひ、お考えいただいて、特別のご配慮をいただければ公明党のみなさんにも喜んでいただける」などと同党への配慮をにじませた。
前回、石関氏に約6000票差をつけられた大票田の伊勢崎市に新たに党伊勢崎支部青年部を設置、各地域の祭りにもこまめに顔を出すなど無党派層への支持拡大も図る。
一方、笹川氏に2度目の挑戦となる石関氏は、民主党で県内初となる小選挙区での議席獲得を目指す。
昨秋にはこれまで自民党候補を推薦してきた伊勢崎佐波医師会の政治団体が笹川、石関両氏の推薦を決めるなど民主党への追い風も顕在化。同党が大勝した東京都議選の結果なども受け、「必ずしも、群馬でそうなるとは思わないが、大きな流れは変わらないと思う」(石関氏)と自信をのぞかせる。
追い風をどこまで受け止められるか。陣営は「草の根」を基本につじ立ちやミニ集会、自転車遊説を繰り返す。5日には元同党衆院議員の河村たかし名古屋市長と共に、自転車で伊勢崎市内を遊説し、さらなる支持拡大につなげたい考えだ。
ただ、前回選挙以来続く、石関氏と労組系勢力との対立は不安要素として残ったまま。労組系の一部には、保守系の石関氏への対立候補者擁立を図る動きもあり、陣営は気をもむ。
連合群馬は1、3、4区で民主党の立候補予定者の推薦を決めたが、石関氏は連合群馬に推薦を要請していない。06年に発覚した不正経理問題以来、保守系と労組系の対立から機能停止状態が続いてきた同党県連は、衆院選を契機に、富岡由紀夫参院議員を会長として再建に向けて動き始めており、2区への影響も注目される。
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:24:46
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090806ddlk10010125000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 選挙区情勢/3 3区 /群馬
◇手応え感じる柿沼氏 谷津氏、民主批判に活路
「民主党は米国とのFTA(自由貿易協定)をマニフェスト(政権公約)に盛り込んでいる。そうなれば、日本の農村社会、農業は崩壊する。断固阻止しなければならない」。今月1日、前橋市内の自民党県連の出陣式で、元農相の谷津義男氏(75)は、出席者に力説した。
党総合農政調査会長を務め、農家は固い支持基盤だ。これを背景に、「郵政民営化」の追い風も受け、05年の前回衆院選では、4万票以上の大差で勝利した。だが、党に逆風が吹く中、8期目を目指すベテランの谷津氏も今回は激しい危機感を持っている。陣営が「座談会」と呼ぶミニ集会は、昨年から300回近くをこなした。
民主党が盛り込む農家への所得補償は農家を揺さぶっている。党が民主党マニフェストに対する批判を強める中、谷津氏も攻めるポイントを絞りつつある。谷津氏の陣営は「こちらの説明で農家も民主党に疑いを持ち始めている。投票日まで、このまま行ける」と、自信を深めている。
手応えを感じているのは、民主党の柿沼正明氏(43)も同じだ。谷津氏に挑んだ4年前の衆院選が忘れられないと陣営幹部は言う。谷津氏が事務所を構える館林市で、事務所を借りようとしたが、法外な値段を提示された。「貸さないとまでは言わないが、貸したくないんだなというのが伝わってきた」
しかし、今回は違う。「空いているから使わないか」と土地、建物を貸してくれる人がいる。選挙区を取り巻く空気が、明らかに変わったと感じている。「3区でも政権交代を」と訴える。
前回衆院選で1万票余りを獲得した共産党が、今回は候補を擁立しない。「自公政権の終えん」を掲げる同党の票が谷津氏に流れることはないと、柿沼氏の陣営は見込む。一方、推薦を受ける連合群馬との関係強化も課題。今月3日、党組織部長の柳田稔参院議員を伴い、労組の支持獲得に歩いた。
広島県での初挑戦から数えて、総選挙に挑むのは今回が3度目。「後がない」と危機感を強めているのは、柿沼氏も同じだ。
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:25:29
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090807ddlk10010096000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 選挙区情勢/4 4区 /群馬
◇福田氏、足しげく地元入り 「落下傘」三宅氏、街頭へ
父赳夫氏の地盤を引き継ぎ、過去の選挙で常に対立候補を圧倒してきた自民党の前首相、福田康夫氏(73)。だが、今回ばかりは民主党の小沢一郎代表代行自らが高崎市まで足を運び、記者会見で擁立を発表した女性候補、三宅雪子氏(44)の存在に陣営はとまどいを隠さない。
福田氏の陣営幹部は「地元に関係ない落下傘の女性候補が出馬することも、それを小沢氏自らが発表することも、これまでに経験がない。しっかりと対応していきたい」と話す。自民党への逆風が伝えられる中、陣営の警戒感は福田氏の行動にも影響を与えている。
今月1、2日に高崎市内で開かれた「高崎まつり」。福田氏は初日、同時開催された「市技能祭」の開会式で来賓として祝辞を述べた後、法被を着てまつり会場であいさつ回りした。まつり関係者は「福田さんが来賓出席したのは初めて」と驚きを隠さず、福田氏側から前日、急に「出席したい」と申し出があったと明かす。2日目もまつり会場に姿を見せ、三宅氏と鉢合わせし握手する場面もみられたという。
これまで、福田氏の地元入りは05年の前回衆院選では公示後1日だけ。03年の前々回も3日程度。あるじ不在の中、貴代子夫人や長男達夫氏ら「留守番部隊」が運動を展開してきたことを考えると、異例ともいえる。
今月1日、前橋市の自民党県連で開かれた出陣式終了後、福田氏は地元出身県議らと別室にこもった。「できるだけ本人が地元入りできるよう日程を確認した」(出席県議)という。
一方の民主党。当初、保守系の中島政希氏(55)が公認を見込み立候補準備を進めていたが、角田義一元参院副議長らをはじめとする労組系の反対で調整が難航。小沢氏が裁定し、先月27日、自民党衆院議員として労相などを歴任した故石田博英氏の孫、三宅氏が出馬する運びとなった。
三宅氏は会見翌日の28日に早速、民主党の主要な支持団体、連合群馬へ推薦を要請。連合側も今月2日、執行委員会で三宅氏の推薦を決めるなど、支持拡大への取り組みを強めている。
ただ、保守系と労組系の対立は続いたまま折り合いがつかず、三宅氏陣営の選挙対策本部長には、小沢氏に近い米長晴信参院議員(山梨選挙区)が就いた。
陣営が気をもむのは選挙区での三宅氏の知名度不足。石田氏の地盤は秋田で、三宅氏自身も群馬には縁(ゆかり)がない。「街頭に出て、何人に握手したかで勝負が決まる」(陣営幹部)と、出馬表明以来、1日50カ所での街頭演説を目標にしている。
5日には、歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られる元民主党衆院議員、河村たかし名古屋市長を招き、高崎駅西口で街頭演説した。「河村節」で聴衆の足を止めた後、マイクを握った三宅氏は、こう言って群馬との「つながり」をアピールした。「群馬の地は義理人情の土地柄と聞いています。10日間で多くのみなさんに温かい言葉をかけていただいた。私はすっかり群馬県人です」
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:26:43
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090808ddlk10010096000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 選挙区情勢/5止 5区 /群馬
◇応援で不在がち小渕氏 土屋氏、民主の支援受け
「民主党は子ども手当をはじめ、明確な財源を示さない政策ばかり。無責任な党に日本の将来を任せるわけにはいかない」。今月1日、前橋市の自民党県連であった出陣式で、少子化担当相を務める小渕優子氏(35)は民主党を批判し、気勢を上げた。
当選3回。父の故小渕恵三元首相から引き継いだ強固な地盤や若さを背景に、対立候補を圧倒してきた。05年の前回衆院選は県内最多の14万票余りを獲得し、民主、共産両党の候補者を寄せ付けなかった。
現在、第2子を妊娠中。国内で現職閣僚が妊娠したのは初めてで、少子化担当相として、明るい話題を提供している。7月下旬には福岡9区の立候補予定者の応援に駆け付けるなど、各地から応援の要請が相次いでおり、陣営幹部が「地元入りの日程もなかなか組めない」とこぼすほどの人気ぶりだ。
それでも、陣営幹部は「自民党に対する逆風が予想される選挙戦。盤石というものはない」と引き締めを図る。小渕氏自身も「これまで3回の選挙は、ほとんどべったり地元にいた。自分が選挙区にいない選挙をやるのは初めて。不安がないということはない」と語る。
選挙区には、国が建設中の八ッ場ダム(長野原町)があり、建設中止を盛り込んだ民主党のマニフェスト(政権公約)を「無責任」と批判。政権交代が焦点となるなか、少子化対策と合わせ、政権担当能力のアピールも怠らない。
ただ、民主党は5区で立候補を見送り、社民党が県内小選挙区で唯一、擁立する土屋富久氏(72)に選挙協力する。「自民対民主」の明確な対決構図となっている県内の1〜4区に比べ、やや状況が異なっている。
土屋氏は5日の事務所開きで「今度の選挙は政権交代も大事だが、選挙後に社民党が存在感を示すことが重要だ」と支援者に訴えた。比例代表北関東ブロックにも重複立候補する見通しで、小選挙区での活動を、比例票の上積みにつなげたい考えだ。
社民党は、県内の比例票の獲得目標を「前回比2割増の6万5880票以上」に設定した。比例北関東で1議席増の2議席を獲得し、選挙後の政局における発言権確保を目指す。
土屋氏は昨秋から選挙区を3巡し、連合群馬からの推薦も受け労組の大会などにこまめに顔を出している。陣営幹部は「5区で土屋がどこまで頑張れるかが、比例の鍵を握る」と懸命だ。=おわり(この連載は庄司哲也、杉山順平、鳥井真平がまとめました)
3175
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:29:35
http://mainichi.jp/area/mie/archive/news/2009/08/04/20090804ddlk24010201000c.html
決める夏:’09衆院選 1区の情勢 /三重
衆院選公示まであと2週間。「政権選択」が焦点になる中、既に事実上の選挙戦がスタートしている。各陣営の動きが日に日に活発化する県内の各選挙区を歩き、情勢を探った。
◇マニフェスト実行を「民主の候補」強調 逆風の自民「個人対決に」
「マニフェスト(政権公約)の実行をお約束する。政権交代の選挙にしてほしい」。7月31日夜、名張市内の市民センターで開いた集会。中井洽氏は約70人の市民を前に、農家への戸別所得補償制度や子ども手当など民主党のマニフェストを説明した後、そう演説を締めくくった。
中井氏は「これまでの選挙は個人を前面に出してきたが、今回は『民主党の中井』として戦う。何としても政権交代し、日本の政策の大転換を成し遂げる」と意気込む。
中井氏は、同じ伊賀市出身の川崎二郎氏との間で、中選挙区時代から激戦を展開してきたが、小選挙区制導入後は1勝3敗。いずれも比例東海で復活当選したものの、3回連続で苦杯をなめている。
巻き返しを狙う今回。昨年から100回以上のミニ集会を開き、街頭演説も精力的にこなした。ミニ集会は、中井氏自身の強い希望で、かつては出向いたことのない後援会組織がない集落でも開いてきた。陣営幹部は「これまでは旧来の支持者を固める内向きの選挙だったが、今回は外に向けた攻めの選挙」と、川崎氏支持層への切り込みを図る。
前回(05年)の“郵政選挙”は、逆風の中での戦い。川崎氏に約1万6400票差をつけられた。あれから4年。「前回は街頭演説していると罵声(ばせい)を浴びせられたが、今回は多くの人が手を振ってくれる」と中井氏は言う。
◇ ◇ ◇
1日、津市内で開かれた事務所開所式。川崎氏は冒頭、「大変な逆風の中の戦いだ」と述べ、劣勢に立たされていることを強調した。その上で、中井氏との差を陸上競技に例え、「解散当時、相手は40メートル先を走っていたが、30メートル差になってきた。毎日毎日1メートルでも50センチでも近づくようにしなければならない」と話し、握手する有権者の目標を「3万人」にする決意を表明した。
津市郊外の地区後援会長も「この地区で自民が負けることなど考えられなかったが、最近は中井陣営の集会などにも、川崎陣営と同じくらい人が集まる」と危機感を募らせる。
川崎氏は解散前から週末などに地元へ戻り、支持者回りのほか街頭にも立ち、支援を呼びかけてきた。選挙戦では自民党への逆風の中、政党色を極力抑え、三重大医学部の早期建て替えや津駅・津新町駅のバリアフリー化の取り組みなど、地元重視の姿勢をアピールして戦う方針だ。
陣営幹部は「政治家としての実績ではこちらに分がある」とし、「川崎対中井」の個人対決に持ち込むことを狙う。
後谷一司氏も連日、支持者回りなどをこなし、支持拡大を図っている。【岡大介、宮地佳那子、田中功一】
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:30:46
http://mainichi.jp/area/mie/archive/news/2009/08/05/20090805ddlk24010212000c.html
決める夏:’09衆院選 2区の情勢 /三重
◇自民・鈴木氏、若さと行動力アピール 民主・中川氏、手応え
「仲間の悪口や足を引っ張る時間があれば、地元の声を聞いてマニフェスト(政権公約)作りに時間を費やせと、憤りを感じた」
7月25日、鈴鹿市神戸の市民会館で開かれた公明党国政報告会で来賓としてあいさつした鈴木英敬氏は、「麻生降ろし」が顕在化した解散前の自民党内の混乱を強く批判した。
鈴木氏は元経済産業省課長補佐で、安倍晋三内閣では官邸スタッフを務めた。その人脈で、昨年1月の出馬表明以来、安倍元首相、塩崎恭久元官房長官、中川秀直元党幹事長ら大物が続々と応援に訪れた。妻、美保さん(32)もシンクロナイズドスイミング五輪メダリストで話題性は十分だ。
だが自民党の支持率低迷で豊富な自民党人脈が生かしにくく、鈴木氏は逆に、党批判を余儀なくされている。
鈴木氏が演説の際、好んで引用する話がある。雨ごいのために踊り、必ず雨を降らせる人に「なぜできるのか」と尋ねたら、「雨が降るまで踊るから」と答えたという話だ。その話を紹介した後、こう訴える。「いま政治に大切なことは、できるまでやること。誰が最後まで踊り続けられるかだ。不可能を可能にするためにやり続けます」。そして、自身の若さと行動力をアピールする。
◇ ◇ ◇
鈴鹿市内で7月24日に開かれた立候補予定者の公開討論会。中川正春氏は「今回の選挙はマニフェストで判断していただきたい」と訴えた。陣営関係者は「民主党マニフェストについて、多くの問い合わせがある。有権者が政権交代を現実的にとらえている」と手応えを感じている。
中川氏は05年衆院選で、公示2週間前に擁立決定した自民新人候補に、有効投票総数の38%超に当たる約8万1000票もの得票を許した。今回、対決する鈴木氏は、1年半にわたって選挙区内を精力的に歩いている。鈴鹿市内で7月27日に開いた決起大会で、「党より個人」をアピールする鈴木氏に対抗するように、中川氏は「自民党の議員は、まず麻生(太郎首相)さんの悪口を言った上で、自分は違うと言う。右往左往していて新しいビジョンが出てこない」と批判した。
◇ ◇ ◇
中野武史氏は、比例東海ブロックの得票増を目指す党の方針を受け、県内全域で街頭演説や支持者回り、小集会を続けている。18日の公示後に2区で運動するのは、投開票日までの12日間のうち4日間とする計画だ。「政治によって生活が痛めつけられているという有権者の思いが広がっている。党事務所へ生活相談に来た派遣切りされた若い人が、街頭宣伝に加わってくれるなど、若者の応援も増えている」と期待する。
萩都志子氏は街頭演説などでの訴えを続けている。【高木香奈】
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:31:59
http://mainichi.jp/area/mie/archive/news/2009/08/06/20090806ddlk24010187000c.html
決める夏:’09衆院選 3区の情勢 /三重
◇2連続復活の自民・平田氏、接戦期待 民主・岡田氏、応援で不在
衆院解散を間近に控えた7月18日、桑名市内で開かれた地元の現職衆院議員を対象にした公開討論会。経済・景気対策や社会保障などについて、岡田克也氏と激しく意見を戦わせた平田耕一氏が、最後のフリートークで発した言葉に、約350人の聴衆がどよめいた。「小泉改革の揺り戻しと景気(後退)の波で、散々な4年間だった。(私は今回)ほとんど当選できない」。宿敵の前での敗北宣言とも受け取れる発言だった。
しかし実際には、この言葉とは裏腹に、新たな票の掘り起こしに取り組み、議席維持に執念を燃やしている。支持者宅の玄関先に10人程度の住民に集まってもらい行う「軒先演説会」など、平田氏が長年続けてきた独自の活動は、昨秋から100回以上を数える。
また、78地区に設けた後援会の会員は男性中心のため、「女性の会」と名付けた女性対象のミニ集会に、新たに取り組み始めた。
平田氏は、過去2回の衆院選で、比例名簿の上位に登載されたため復活当選したが、いずれも岡田氏に大差をつけられた。今回は名簿上位の優遇は期待できず、“がけっぷちの選挙”だ。
いなべ市で今月1日開いた「女性の会」で、平田氏は「地元から国会議員2人を出させてほしい」と支援を呼びかけた。「公明との協力関係もこれまで以上に強化したい」(平田氏)とし、票を積み増して民主党要職にある岡田氏との接戦に持ち込みたい考えだ。
◇ ◇ ◇
岡田氏は、前々回が党幹事長、前回は代表、今回は再び幹事長という要職の立場で選挙に臨む。
7月18日に桑名市で開いたセミナー。岡田氏は「自民は、くるところまできた。見ていると寂しく感じる」と述べ、岡田氏が一貫して必要性を訴えてきた「政権交代」に手応えを示した。参加者からは「ぜひ総理に」などと、県内初の宰相誕生を期待する声も上がった。
しかし、党幹部として他候補の応援に出向かなければならず、今回も本人不在の選挙戦となる。3日に地元入りしたが、今後、投票日まで、戻る予定はない。05年衆院選では、目標を1万票上回る約14万票を獲得し、平田氏と約5万9000票差だったが、票差は03年衆院選より約5600票縮まっている。
岡田氏は「私がいなくても支持者が活動してくれる」とする一方で、「地元情勢を把握しておらず、不安もある」と漏らす。陣営では、録音した岡田氏の声を活用するなど工夫した活動を展開し、後援会や企業、労働組合などへの支持拡大を図る。
野原典子氏は連日、駅前や商店街を中心に街頭宣伝などを展開している。【井上章】
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:33:15
http://mainichi.jp/area/mie/archive/news/2009/08/07/20090807ddlk24010145000c.html
決める夏:’09衆院選 4区の情勢 /三重
◇民主・森本氏、旧一志郡などに切り込み 自民・田村氏、逆風に躍起
津市美杉町太郎生の多目的集会所で3日開かれた、森本哲生氏の国政報告会。会場を埋めた約140人の聴衆を前に、森本氏は感極まったようにあいさつを始めた。「ここで、こんなに多くの人に集まっていただけるなんて、(初陣の)4年前にはとても考えられなかった」
森本氏は松阪市・飯南郡(当時)選出の県議を経て、05年衆院選に初出馬した。擁立決定は公示3週間前だった。懸命の選挙戦を展開し、田村憲久氏との一騎打ちで敗れたものの、比例東海ブロックで復活当選した。
田村氏との票差は約1万3000票。地盤だった旧松阪市・飯南郡や、一定の人脈があった多気郡ではほぼ互角だったが、知名度が低い旧久居市・一志郡で大きく離された。中でも旧美杉村は、有効投票総数に占める得票率が35・4%しかなく、旧白山町(旧一志郡)の約34・5%に次いで低かった。
このため森本氏は05年衆院選後、旧久居市・一志郡地域を重点的に回った。この日の報告会でも、山間部の旧一志郡を意識し、「人を育てるのには素晴らしい地域だが、いま、山村は大変だ。政治で一番大切なことは、皆さんの暮らしを守ることだ」と述べ、農家への戸別所得補償制度や子ども手当など党のマニフェストを説明し、政権交代の必要性を訴えた。陣営幹部は「確実な手応えがある。この地域で五分五分の戦いができれば、勝利も見えてくるはずだ」と意気込む。
◇ ◇ ◇
森本氏を支援する県議は7月下旬の早朝、松阪市嬉野地区(旧一志郡)で見た光景に目を疑った。「激しい雨の中にもかかわらず、通行車両に頭を下げている人がいた。よく見たら田村さんだった」。旧久居市・一志郡地区の攻防を受けて立つ田村氏も必死だ。「自民党への逆風は想像以上にきつい」と田村氏は言う。
4日と5日、田村氏も旧美杉村内の3カ所で国政報告会を開いた。陣営関係者は「相手に攻め入られたんだから、早めの修復が必要」と話し、森本氏の切り崩しを食い止めようと躍起だ。
5日夜、太郎生地区で開いた国政報告会で、田村氏は「自民党も悪いところはある」として世代交代の必要性を訴える一方で、「地方を大事にする保守政党としての自民党は残さないといけない」と話した。
さらに「本当に厳しい選挙。皆さんの力を貸してもらわないと年貢の納め時になる。4期目だが、まだ44歳。これからご恩返しさせていただくためにも、支援の輪を広げてほしい」と必死に訴えた。
高良雄蔵氏は、選挙区内の支持者回りなどを連日行い、知名度アップを図っている。【橋本明、田中功一】
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:35:44
http://mainichi.jp/area/mie/news/20090808ddlk24010198000c.html
決める夏:’09衆院選 5区の情勢 /三重
◇自民・三ツ矢氏、比例重複の退路断つ 民主・藤田氏、悲願の議席奪取へ
「比例東海ブロックへの重複立候補をやめました。これで勝負をさせていただきたい。私の覚悟、意気込みであり、決意でもある」。6日夜、大紀町で開いた女性集会で、三ツ矢憲生氏は、退路を断って選挙戦に臨むことを明らかにした。
5区は、県内で最も自民支持層が厚い選挙区だ。三ツ矢氏は、過去2回の選挙で民主候補らに圧勝し、比例東海ブロックでの復活当選さえ許さなかった。
しかし今回、民主が擁立する藤田大助氏は、祖父(84)が自民県連幹事長などを務めた元県議。父(57)も昨年7月まで自民党籍があった現職県議だ。それぞれの支持者に藤田氏支援を呼びかけており、三ツ矢氏の支持基盤を脅かしている。
加えて今回は、自民党の支持率が低迷する中での逆風選挙。三ツ矢氏を支援する県議は「本当に厳しい。『三ツ矢さんがあかんわけではないが、自民党があかんから三ツ矢さんに投票しない』と言われる。説明して納得してもらうのにも時間がかかり、運動も効率が悪い」と嘆いた。
そんな中で三ツ矢氏は、有権者との対話によって「三ツ矢個人」をアピールするため、昨夏から200回以上のミニ集会を開いてきた。この日の女性集会では、「今まで以上に支援をいただかないと、当選は難しいかもしれない」と危機感を訴え、「私の責任と覚悟が、皆さんから信頼されるかどうかが試される選挙。死にものぐるいで頑張る」と議席維持への執念を見せた。
◇ ◇ ◇
「(自民の)岩盤は厚く、なかなか乗り越えられるものではないが、この5区から新しい政治を始めましょう」。5日夜、志摩市内で開かれた民主党国政報告会で、同党の岡田克也幹事長は、藤田氏への支援を訴えた。
県内5小選挙区全勝を目標にする党県連にとって、自民支持層が厚い県中南部の4区、5区の勝利は最大の課題だ。党幹部として全国遊説に駆け回る岡田氏の県内遊説は、目標達成に向けた強い決意を示すものだ。藤田氏も「政権交代により、従来の強い人のための政治から、一人一人に合った政治に変えることで、新たな経済や文化が生まれてくる。5区で議席を取れば、政権交代が実現する」と訴えた。
これまで連合三重傘下の労組中心の運動で、郡部など自民支持が強い地域に足掛かりがなかった民主陣営にとって、藤田氏の祖父、父の存在は大きい。陣営幹部の県議は「これまでは最初から負け覚悟の選挙だったが、今回は違う。自分の選挙でもやったことがないほど歩き回っており、陣営全体のムードが違う」と悲願の議席奪取に向けて意気込む。
大原忍氏は、街頭活動などを通じて支持拡大を図っている。【木村文彦、田中功一】
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:40:02
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090805ddlk08010268000c.html
ひずむ集票組織:’09茨城ダブル選/1 建設業界 /茨城
◇「自民党にほとほと嫌気がさした」 薄れるしがらみ
故梶山静六氏が自民党の強固な地盤を作った衆院4区。過疎化が進む常陸大宮市の山間部に暮らす40代の土木業者の男性は今年、自宅敷地内に民主新人の高野守氏(50)の看板を立てた。
「この業界でこういう行動を取るのは大変な勇気がいること」
にが笑いを浮かべた男性はれっきとした自民党員。しかし、今回は民主党支援に回り、ビラ配りや集会の動員に汗を流す。
ずっと梶山氏を応援してきた。「業界のつき合い」を疑わなかった。だが、地盤を引き継いだ長男で自民前職の弘志氏(53)からは離れることに。
「民主党が特別いいとは思ってないが、自民党にほとほと嫌気がさした」
民主党支援に走らせたのは自民党だった。男性の自民批判はとどまることを知らない。昨年9月に地場の建設会社が破産したのを引き合いに出し、「仕事がないから倒産した。応援してもらってるのに国会議員が何もしていない証拠だ」とまくしたてた。
「今回は民主党で動きますって言ったら、社長は『分かった』としか言わなかったよ」
結城市に本社を置く建設会社の60代所長。事務所がある水戸市を含む衆院1区に立候補する民主新人の福島伸享氏(38)の応援を社内で公言している。
数年前まで勤務した大手ゼネコン時代は、会社から「自民党籍を取ったらどうか」と勧められるほど、「保守のしがらみ」につかっていたが、梶山静六氏の死去で選挙への関心が薄まった。
公共事業に頼らず、個人受注で経営が成り立つ今の会社に再就職したころ、福島氏に出会う。最初は「おれは自民党だから応援できない」と断ったが、「民主党でなく福島個人を応援してほしい」と何度も口説かれ、考えを変えた。
「民主党が政権を取ったからといって、世の中、劇的に変わるとは思わない。でも、もう自民はいいやって気持ちはあるよね」
自民党職域支部で県内最大規模の茨建協支部(水戸市)。関係者は知事選で元国土交通事務次官の小幡政人氏(64)を支援することについて、微妙な言い回しをしている。
「県連が推すと決めた以上、我々はやらざるを得ない。ただ、投票は各業者に強制できない。あとは『心の問題』だ」
7月中旬までに県内4カ所で「励ます会」を開催。「一定の役割は果たした」という空気も広がっている。
昨年度の数字で県内582業者、5120人が加盟する茨建協支部。郵政選挙で自民党が大勝した05年には6457人が会費を納めており、目減りは否めない。組織力が低下する中でささやかれる「心の問題」。一枚岩で保守王国を支えてきた集票組織は確実にほころびを見せている。
□ □ □
小選挙区制導入、小泉改革などを経て、自民党の足腰の衰えが指摘されて久しい。それでも茨城は集票組織が機能する「最後の砦(とりで)」とみられてきた。ところが、政権選択の選挙を前に確実に変化が見て取れる。「ひずみ」の現場をリポートする。=つづく
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:40:52
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090806ddlk08010124000c.html
ひずむ集票組織:’09茨城ダブル選/2 県医師会 /茨城
◇「忠誠は医師連盟。自民党じゃない」 政策実現へ政党値踏み
先月30日夜、衆院選茨城6区の民主新人、大泉博子氏(59)の選挙事務所で開かれた選挙対策会議。民主支援に転じた県医師会の政治団体「県医師連盟」の原中勝征委員長らを前に、菅直人・民主党代表代行が「茨城の乱」の意義を力説した。
「茨城を取れば、医師会は民主党にとって友好団体になる」
県医師会の上部団体「日本医師会」(日医)は長年、政治団体の日本医師連盟を通じ、「票とカネ」の力で与党に要求実現を働きかけてきた。日医が自民追従を続ける中で起きた茨城の乱は、兵庫県の医師連盟も民主候補を一部推薦するなど、県外まで飛び火した。
後期高齢者医療制度への反対に端を発した県医師会の自民離れの背景には、小泉改革による医療費抑制政策を認めた与党への不満がある。医療費抑制は医師にとっては収入減に直結する問題だ。
県南の医師会幹部は「一番の狙いは日医の復権。日医の考えを政策に反映させることだ」と解説する。政権交代が現実味を帯びる中、幹部は冷徹に政党を値踏みする。「我々が忠誠を誓うのは医師連盟。自民党じゃない」
連盟は、茨城6区を象徴的な選挙区と位置付け、後期高齢者医療制度の「生みの親」である厚生族の筆頭格、自民前職、丹羽雄哉氏(65)=元厚相=を最大の標的とする。幹部らは白衣姿で街頭演説に立つなど手厚い選挙支援を展開中だ。
「特定の一人を当選させる力はないが、落とす力はある」と定評がある医師会の集票力。しかし、最近はかげりもみられ、「誰も書かなかった日本医師会」(草思社)などの著書がある医事評論家の水野肇氏は「今の地方医師会にそれほどの組織力はない」と指摘する。茨城6区の焦点化は、限定的な影響力を最大限発揮する手段で、「絶対有利という選挙区でひっくり返れば、連盟の政治力は甘くみられない」(連盟幹部)との計算が働く。
県内トップレベルを誇る連盟の政治献金も揺さぶり材料の一つだ。県選管提出の政治資金収支報告書によると、05年の衆院選・知事選の同日選直前に「陣中見舞い」として連盟は、県内全7小選挙区の自民陣営に計1250万円を献金。丹羽陣営には他陣営の3、4倍にあたる400万円と傾斜配分していた。自民との関係冷却後、今年2月からは、県医師会の有志団体の献金が、民主の各陣営へ少なくとも計300万円以上流れている。
患者の命を守る医師の職能集団。したたかな圧力団体。二つの顔を併せ持つ県医師会は、政権交代を見据えながら、反乱で求心力を保とうとしている。=つづく
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:41:39
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090807ddlk08010097000c.html
ひずむ集票組織:’09茨城ダブル選/3 県農政連 /茨城
◇「特定候補に偏るとギクシャクする」 自民県連に無言の抵抗
7月23日午後、水戸市の県JA会館で開かれた政治団体「県農協政治連盟(農政連)」の支部長会は、重苦しい空気が漂っていた。知事選で、自民党県連が推す小幡政人元国土交通省事務次官(64)に推薦を出すか、現職の橋本昌知事(63)に出すか。衆議院解散で選挙ムードが高まる中、先送りにしてきた決断を迫られていた。
支部長会に参席した県内農協幹部ら45人に市野沢弘委員長が意見を求めたが、5分以上の沈黙が続き、休憩に入った。主要幹部ら6人と別室に入った市野沢委員長は「このままでは何も決まらない。今回は推薦を見送るしかない」とつぶやいた。再開した会合で推薦見送りの事務局案を提示すると、出席者から拍手がわき起こり、満場一致で承認された。
農政連は衆院選では、全7選挙区の自民党候補予定者と政策協定を結び、推薦を決定済み。会員の半数以上が党農協支部に加盟する農政連が、知事選で自民候補の推薦を見送ったのは、無言の抵抗とも言える。24日会見した市野沢委員長は、農協が金融や病院など複数の事業を抱える経営体という側面を強調。「特定候補に偏ると、現場がギクシャクする」と苦渋の選択であることをにおわせた。
推薦見送りは、6月下旬に橋本知事への支持表明をした坂東市の吉原英一市長の会見にJA岩井の組合長幹部らも同席するなど、一本化は事実上不可能との判断も働いていた。
会見に同席したJA岩井の古矢栄一第一理事は、一部が現職支持に回った背景について、自民党県連会長を20年務める山口武平会長への反発があると指摘する。ダブル選の結果次第で会長の去就に及ぶ可能性があり、県連の締め付けは弱まったとみて、こう言い切る。「小幡さんが当選すれば、武平は息を吹き返す。現職が当選すれば、自然消滅だ」
県選管提出の政治資金収支報告書によると、農政連は05年のダブル選時に民主党2候補に「陣中見舞い」を贈り、07年まで民主党本部のパーティー券を購入していた。農政連担当者は「自民党組織ではないので、農政に理解がある方なら支援する」と、政権交代を視野に入れた二また支援は今も続いているとみられる。
「地域のしがらみで抑えられていた声が出始めた」。衆院3区の民主元職、小泉俊明氏(52)は、衆院選で農村部の変化を感じている。前回選挙では取手市議時代から付き合いのある農協関係者ら20〜30人が集まるだけだった。しかし最近は参加者が100人を超え、支援を公言する人も増えているという。
無言の抵抗、声なき声は一気に噴出するのか−−。会長支配の影響を直接受けてきた農政連は、自民県連の動向を慎重に見極めようとしている。
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:42:56
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090808ddlk08010158000c.html
ひずむ集票組織:’09茨城ダブル選/4止 特定郵便局長OB /茨城
◇「選挙のことは現役に聞いてくれ」 民営化見直しへ新組織
「3月31日まで自民党支部長を務めてましたが、脱退しました」
県内有数の自民党支持基盤だった特定郵便局長OBらでつくる政治団体「自民党県大樹支部」の前支部長が6月21日、水戸市内で開かれた衆院1区の民主新人、福島伸享氏(39)の集会に参加し、福島氏支援を表明した。県大樹支部は「かつて3840人が加盟していたが、今ではゼロに等しい」と実情まで暴露し、自民党基盤の崩壊を集会で演出するのに一役買った。
県選管提出の政治資金収支報告書によると、大樹支部は上部団体から年間250万円前後の寄付を得て活動してきたが、05年衆院選で民営化に反対した自民党造反議員が大敗北を喫して以後、途絶えた。会員のほとんどは、民営化後の08年3月、現役局長らで設立した政治団体「郵政政策研究会(郵政研)」に移った。大樹支部の活動はますます先細り、07年末時点の活動資金は6138円。大樹支部の現支部長は、活動について「何もしていない」として、言い放った。「選挙のことは現役に聞いてくれ」
その現役局長らでつくる郵政研は、衆院選では全7選挙区で民主候補を支援している。現行民営化法では、銀行と簡保の政府保有株を10年以内に売却することになっており、採算性を重視する外資企業が買い取った場合、不採性の高い過疎地の郵便局から金融と保険の両事業が引き上げられる可能性が高い。これに対し、民主党や国民新党などは株式売却を凍結する「民営化見直し法案」を国会に提出し、今回の選挙公約にも盛り込んでいるからだ。
「民営化されて良かったのは、公務員じゃなくなっておおっぴらに選挙活動ができるようになったことだ」
民主候補の支援活動を続ける水戸市内の60代の郵便局長は、自嘲(じちょう)気味に話す。05年7月の郵政民営化法案可決の時には、採決直前まで県選出の自民党議員に「棄権を」と働きかけたが、当時の自民党の締め付けは厳しかった。「あそこまでやる必要があったのか」。今も不信感が残る。
県内の郵政研メンバーは、民主候補の駅立ちでのビラ配り、ポスティングなど実働部隊として動く。選挙活動とは別に、民営化見直しを訴える独自のカラー冊子も作成。表紙には、外資企業による郵便局買収の危機を示すため、星条旗の前でぼろぼろになったポストを描き、政権与党を正面から批判している。
定年退職間際というある郵便局長は、「別に民主党が好きで応援しているわけじゃない。職場環境を守るためにも負けられないんだ」と語り、民主党支援は限定的というニュアンスを強調した。
民営化を契機に対立政党の支援に軸足を移した集票組織の底力は示されるのか。結果の出る時がすぐそこまで迫っている。=この連載は、高橋慶浩、八田浩輔が担当しました。=おわり
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:45:13
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090804ddlk20010005000c.html
’09夏・衆院選ながの:国政の課題・現場から/1 雇用と景気 /長野
総選挙の公示が18日に迫り、各党はマニフェストを掲げて事実上の選挙戦に突入、「政権選択」の声が街にあふれる。一方、足元を見れば、人とカネの流出が続く地方の経済、農林業、医療などさまざまな分野で懸案が山積だ。長野の現場の人たちの声を通じて国政の課題を考えたい。
◇少ない求人、希望者殺到 経済政策の効果、実感できず
「職安に求人を出すのをやめようかな」。上田市雇用促進室で企業と求職者のコーディネーターを務める滝沢博文さん(54)は、地元企業の担当者からこんな声を聞いた。数人の募集枠に数十人以上の希望が殺到し、「面接するだけで大変。とても対応しきれない」というのだ。
社会保険労務士の滝沢さんは、4月から市の嘱託職員として週に4日、市内の企業を訪ね歩く。だが「どこも人余りで、とても新たな求人が出る状況ではない。何とか今いる社員を解雇しないようにお願いするのがやっと」という。
製造業が盛んな上田地域で、精密モーター企業のシナノケンシ(上田市)が200人の希望退職者募集を決めるなど、不況の波は派遣社員から正社員に広がる。6月の同地域の有効求人倍率は0・26倍と、1963年以来最低の水準。工場勤務などの仕事に限れば、6月は129人の募集に対して求職者が3097人に上った。
朝8時半、上田公共職業安定所に始業前から30人ほどが列をなした。求人情報を探す27台のパソコンを使おうと、フロアに人があふれる。「派遣切り」が問題化した昨秋以来、この状態だという。「景気の底打ちが地方へ波及するまで1年半はかかる。景気が良ければとにかく雇い、悪くなったら切る。それでいいわけがない」。春原和衛所長は苦渋の表情を浮かべた。
製造業が主力の県経済は、世界的な経済危機の影響をもろに受けた。日銀松本支店によると、県内製造業の08年度下期の売上高は、前年比31・8%減。長野経済研究所の野崎光生・上席研究員は「県内の製造業は外需依存型で、外需の低迷が大きな落ち込みにつながった」と分析する。
◇ ◇ ◇
夏休みシーズンを迎えた週末。白馬村は小雨が降り、北アルプスを厚い雲が覆った。「天気はどうしようもないからね」。八方尾根観光協会長の丸山武彦さん(60)は苦笑したが、そのあと「観光客の減少は天気のせいだけにはできない」とつぶやいた。
スキーブームの90年代、「白馬、八方」は一大ブランドだった。夕方にゲレンデでスキー大会の準備をしていると、ふもとの道路にはスキー客の長い車列ができていた。
しかし県によると、08年度の県内のスキー場利用客は762万人で、ピークの92年度(2120万人)の3分の1。観光客全体でも8676万人で、91年の1億764万人から2割減った。
今、白馬村は外国人旅行客の誘致に力を入れている。同村観光局によると、08年は04年の約5倍の4万9664人に増えた。村で旅館を経営する丸山徹也さん(46)は「長期滞在する外国人が増え、受け入れ態勢が求められている」と話す。国も昨秋に観光庁を発足させ、11年までに外国人客1000万人を目指す。ただ、全体に占める外国人客の割合はまだわずかだ。
国がPRする高速道路のETC(自動料金収受システム)割引や定額給付金による経済効果は実感できていない。「お金を配ってもその場だけで終わり。それより長期休暇を取得しやすくするなど、国でないとできない仕組み作りが必要だ」と丸山徹也さんは訴える。【光田宗義、大島英吾】=つづく
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:45:47
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090805ddlk20010055000c.html
’09夏・衆院選ながの:国政の課題・現場から/2 農林業 /長野
◇見合わぬ対価、細る担い手 生き残り競争、減反と矛盾も
佐久市西部の浅科地区。7月下旬、浅間山をバックに青々とした水田が広がり、あぜ道で中年の男性が雑草を刈り込んでいた。「今は田植えを終えたら、収穫まで田に入らずに済む」。技術革新で、昔ほど手をかけずに多くの収穫ができる。秋までの作業は、あぜ道の草刈りくらいだ。
佐久地方は地元産コシヒカリをブランド化した「五郎兵衛(ごろべえ)米」を生産する米どころ。江戸時代初期、市川五郎兵衛が新田を開発した。強粘土質が稲作に適し、粘り豊かな良米を生む。JAが89年に五郎兵衛米を商標登録した。
その佐久はコメの生産調整(減反)が毎年大幅な未達成で、国の農政に反旗を翻している。国による08年のコメの生産目標は長野県分で3万3240ヘクタール。実際の作付け面積は581ヘクタール多く、その97%を佐久地方が占めた。
国は70年代以降、コメ余りを契機に、生産量を抑えて米価の下落を防ぐ減反を打ち出した。浅科地区でも多くの人が転作を試みたが、コメ以外の作物が育ちにくい土壌に阻まれて挫折。「こだわりのコメで生き残ろう」が農家の合言葉になった。
同市八幡でアイガモ農法に取り組む成沢一成さん(69)は、17年前から無農薬・有機米で差別化を図る。加盟する農家の会には全国で450世帯以上の固定客がついた。「普通にやったら先細り。自分で売り口を探し、売値を決める」
販売価格は10キロ6600円と上々。それでも収入を時給に換算すると200〜250円だ。若者は農家を継がず、60〜70代以上がかろうじて支えている。「このままだと崩壊の道だ」。成沢さんは将来を悲観する。
◇ ◇ ◇
飯山市北部の「なべくら高原」。ブナの原生林を切り開いた畑に特産のアスパラガスやニンジンが植わる。中村圭吾さん(28)は07年春、浜松市から移住し、大規模農家に勤めた。北信地域にスノーボードに来たのがきっかけ。夏は農業、冬はスキー場関連の仕事で生計を立てる。
「大自然の中で季節の野菜を収穫しながら体を動かすのはいい」と笑うが、独立となると「やりたいが、資金もない。農業は必ずしもお金にならない」。
県によると、05年の県内の販売農家は7万4719戸。全国4位だが、85年のほぼ6割に減った。全国屈指のアスパラ産地として知られる飯山市も高齢化などで離農が後を絶たず、後継者難に悩む。
市農林課によると、長期不況もあって都市部からの就農相談が増えた。今年の相談は5件。3人を受け入れ先の農家に紹介し、4人目からは断った。「受け入れる体力がある農家がない」のだ。
市は05年度に「農村定住支援住宅」をつくり、月2万円の家賃で就農者を受け入れているが、これまでに受け入れた5人程度のうち、3人は農業を断念するなどして市を去った。農家は担い手を育てる余力すら失いつつあり、志した人もなかなか根付かない。
同課の桑原良満・振興係長は「農産物の価格が安すぎる」と指摘する。飯山もコメのブランド化を進めるが、生き残り競争は激しい。「安さがブランド」のコメも現れた。
同課の試算では、新規就農に最低限必要な50アールの水田と、中古のトラクターなどを手に入れるのに約1000万円。収穫できるコメの売り上げは年約75万円に過ぎない。【竹内良和、藤澤正和】
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:46:57
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090806ddlk20010004000c.html
’09夏・衆院選ながの:国政の課題・現場から/3 人材育成 /長野
◇変わらぬ都会・大手志向 地元定着へ信大など模索
「今も以前も変わりませんよ」
4日に長野市内のホテルで行われた新卒者らが対象の合同就職説明会。須坂市に本社を置く部品メーカーの採用担当の男性は、ブース席でため息をついた。参加した学生らは前年の約1・6倍。「例年なら既に決まっているはず」(主催した長野公共職業安定所の畠山則幸業務部長)の理系の学生が、ブースを訪れる姿が目立った。しかし「いい学生がうちに入ってくれるかは別の話。試験や面接を通っても辞退する人が結構多い」と男性は打ち明けた。
昨秋からの景気悪化で、就職業界は買い手市場だ。全国的にどの企業も採用を抑え、名の知れた大手企業の競争率は高まる。「人材確保のチャンス」と、多くの中小企業が説明会に参加したが、長野市に本社を置く別のメーカーの採用担当者は「いい人材は大手に決まってしまっている」と、思うようにいかない状況を話した。
大町市出身で県外の大学に進学した男子学生(21)は「東京、名古屋などで採用試験を受けたが決まらず、地元も選択肢に入れざるをえなかった」と県内の就職には消極的。別の県外の大学を卒業予定の長野市出身の男子学生(23)も「東京とかの企業で内定をもらえたらそっちに行く」と断言した。
地方、地元より都会。中小より大手。就職難にあっても学生の都会志向、大手志向は変わらない。県は6月、愛知工業大(愛知県豊田市)と県内出身の学生の「Uターン就職」を促進する協定を初めて締結。若い働き手を呼び込む模索が続く。
◇ ◇ ◇
08年10月、松本市旭の信州大体育館での企業説明会で、対照的な光景が繰り広げられた。参加124社のうちテレビCMなどで頻繁に目にする有名企業の関連会社のブースは、40〜60分待ちと長蛇の列。一方、県内の中小企業のブースは閑古鳥が鳴いた。見かねた信大の職員が「いろいろな企業の研究が大切。待ち時間はもったいない」と、空きブースへ学生を促した。
学生の就職をサポートする信大学生支援課によると、県内には世界的なシェアを持つ製造業や、年間ボーナスとして給与の7カ月分を支給するなど好待遇の中小企業も多い。しかし、そうした企業が学生への情報発信やインターンシップの受け入れをうまくできていないという。信大の小坂共栄理事(教学担当)は「優秀な人材を県内にという声は大きいが、学生の希望を生かしたい」と話す。グローバルな人材育成も大学の使命と考えているからだ。
信大は大学の魅力づくりの一環として、信大や長野大、松本大など県内の8大学をオンラインでつなぎ、他大学の授業を受けられる「高等教育コンソーシアム信州」を来年度導入する。「地元の大学に目が向けば、地域へ人材を送り出せるようになる。県内の大学が協力し、信州に愛着を持つ学生を育てる」(小坂理事)。8大学が持つ県内企業のデータベースを統合することも検討している。
県によると、08年3月に県内の高校を卒業した人の72・2%は県外の大学・短大へ進学した。信大でも09年度入学者のうち、県内出身者は約3割。09年4月に就職した卒業生(工学部以外)で、県内に就職したのも約3割にとどまる。
総務省の統計では、長野市の1世帯が08年に支出した教育費は平均10万1320円。お金と時間をかけて育った人材が、大都市に流出する構図は変えられるのか。【福田智沙、渡辺諒】=つづく
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千葉9区
:2009/08/08(土) 14:47:58
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090807ddlk20010005000c.html
’09夏・衆院選ながの:国政の課題・現場から/4 地域医療 /長野
◇激務と赤字、負の連鎖 医師不足、広域で分担の動きも
7月末の暑い日。白馬村の男性(72)は妻の診療に付き添い、自宅から車で25分かかる大町市の市立大町総合病院を訪れた。同村の診療所は5カ所あるが、病状が重ければ大病院を頼る。さらに離れた小谷村の診療所は1カ所だけ。「医者だって働く条件や環境がいい方に行くんだろう。でも、ここがなくては困るんだ」。男性はそう言い、玄関わきのベンチに腰を下ろした。
南北70キロに及ぶ大北医療圏(大町市・北安曇郡の1市4町村)で病床20床以上の病院は大町市と池田町の2カ所しかなく、地域医療の中核を担っている。
その大町総合病院で07年末までに内科の常勤医5人のうち2人が退職した。入院病床を約半数にするなど、内科診療の縮小を余儀なくされた。09年4月までに補充はできたが、その間の患者減少で経営がさらに悪化。08年度の純損失は約3億2770万円に上った。
今の常勤医は全部で18人。救急医として約15人が交代で当直を務める。常勤医が2人しかいない産科・小児科は2日に1度は病棟の急患に対応し、月2〜3回は夜間の救急医を務める計算だ。丸山純生庶務課長は「今もぎりぎりの状況。一時的に乗り切ったに過ぎない」と言う。
医師確保が難しい理由は利便性の悪い立地にある。大町市には高速道や新幹線がなく、都心や名古屋へ直結する在来線もない。04年に導入された新臨床研修制度で研修先を自由に選べるようになると、医師は山間地を嫌って都市部に流れた。「田舎に来てもらえる政策を」。丸山課長の言葉は切実だ。
◇ ◇ ◇
松本市和田の主婦(26)は、第1子を妊娠して22週目に入った。健診は塩尻市のクリニックで受け、波田町の総合病院で出産を予定する。波田まで妊娠検査に行った時、検査や健診は別の病院で受ける仕組みと、初めて知った。
松本市、塩尻市などの3市1町5村(松本医療圏)は08年5月、「松本地域出産・子育て安心ネットワーク協議会」を設立。連携する病院やクリニックを受診した妊婦には、カルテと同じ役割を持つ「共通診療ノート」を渡している。分娩(ぶんべん)を扱わない開業医などでも健診を受け易くすることで、分娩可能な特定の病院に集中していた妊婦を分散させ、産科医の負担を軽減する狙いだ。休日は当番医が、夜間は信大病院や相沢病院などで対応する。
主婦は「しっかり診てもらえるし、カルテが手元にあると安心感が大きい」と評価するが、産科医不足には「何か起きた時に診てもらえないかも」と不安を吐露した。高額な出産費も、若い世代が出産に踏み切れない要因の一つだ。
連携制度を考案した信州大医学部の金井誠教授は「地域全体が一つの大きな病院というイメージを描いた」。だが産科医の減少による激務と、出産に伴う事故が訴訟に発展するケースが増え、そもそも「医学生は産科に魅力を感じていない」と指摘する。金井教授は「医師が分娩を積極的に扱えるような社会を」と強調、産科医の待遇改善や産科を志望する学生への奨学金などの必要性も訴えた。
県内の分娩を扱う施設は、01年の68施設から09年には45施設に減った。松本医療圏では13施設から6施設に半減。6施設での分娩が年平均4000件に対して、医師は1施設に1〜3人。1人が数百件の出産を担当していることになる。【渡辺諒、大平明日香】=つづく
3188
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:49:12
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090808ddlk20010038000c.html
’09夏・衆院選ながの:国政の課題・現場から/5止 公共交通 /長野
◇リニア計画、期待と疑問−−路線バス、在来線は再考迫られ
「地域のエゴだ」
「差額は諏訪市が払え」
リニア中央新幹線計画をめぐり、JR東海は6月18日、諏訪・伊那を通るBルートの工事費が、南アルプスを貫くCルートより6400億円高いとする試算を公表した。Bルートを熱望する山田勝文・諏訪市長は「(BとCの)差額は当初言われたほど大きくない」と反論。しかしこの発言が報じられた直後、全国から批判の電子メールが市に殺到した。
市は7月、ホームページに「諏訪広域連合の見解」を掲載。地元が二十数年にわたりBルートを願ってきた経緯や地方を含めた国土の均衡ある発展の必要性を挙げ、理解を求めている。JR主導で進む議論に、山田市長は6月下旬の会見で「リニアは、1企業が私的に造るのとは違う」と語気を強めた。
リニア新幹線はそもそも、全国新幹線鉄道整備法に基づく国家プロジェクトだ。しかしJR東海が自己負担で建設する意向を表明して以降、同社の動向ばかりに目が注がれる。「最終的には国が決めるはず」。諏訪・上伊那の行政や経済界は戸惑いを抱えつつ、国の関与に望みをつなぐ。
◇ ◇ ◇
飯田市で3月、「リニア開通はバラ色ではない」という刺激的なテーマの勉強会があった。若手経営者らの団体「南信州アルプスフォーラム」が呼びかけ、約50人が参加した。「自動的に繁栄が約束されるというのは幻想だ」。日本政策投資銀行の藻谷浩介参事は、JR越後湯沢駅など、新幹線開通が乱開発や人口減につながった例を引き合いに出し、高速鉄道網の負の側面を指摘した。
飯田下伊那地域では県などが推すBルートより、JR東海の進めるCルートを後押しする声が多い。そこには「Cルートなら新駅は飯田」との思惑も透ける。だが同フォーラムの中島一夫さんは「駅ができれば大都市の強い影響で地域の独自性が失われ、どこにでもある地方都市に堕してしまう」と大規模インフラ依存に疑問を投げかけた。
◇ ◇ ◇
「存続はしてほしいが、自分はあまり使っていない」。7月に発表された長野電鉄屋代線(須坂−屋代、24・4キロ)のアンケートで、沿線住民のこんな傾向が浮かんだ。9割が存続を望む一方、4割は「全く利用していない」と回答。過疎化に加え、1世帯あたりのマイカー普及率が1・6台(07年)と高いことも要因とみられる。
地域の路線バスや在来線は利用者数の低落に歯止めがかからず、全国で廃止・縮小が続く。国の地域公共交通活性化・再生総合事業に、今年度、県内の30事業が選ばれた。再生計画が認定されれば補助金が出る。県交通政策課は「事業者の努力だけではどうしようもない」と苦境を訴えた。
松本市で自転車の無料貸し出し事業に携わる長谷川均さん(59)は「マイカー社会は高齢化にそぐわない。郊外の大型店に人が集まり、地域力もそがれる」と言う。同市大名町商興会が市内32カ所で貸し出し、計120台を年約4500人が利用する。「別の選択肢も必要」と長谷川さん。高速道の利用促進策には「二酸化炭素排出による環境負荷が大きい」と懐疑的だ。
道路に自転車専用レーンができ始めるなど手応えはある。「例えば、駐輪場が駅と直接つながれば利便性は増す。車以外も使える環境を少しずつ作りたい」。人とカネの移動がめまぐるしさを増し、地域の足は再考を迫られている。【武田博仁、仲村隆、光田宗義】=おわり
3189
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 14:59:08
>>3142
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090808-OYT1T00201.htm
選挙標語「みんな」使えない…新党名と同じで
渡辺喜美・元行政改革担当相らが結成予定の新党「みんなの党」の名称が、各地の選管が採用した啓発標語の中にある「みんな」という言葉と重なるため、「公正さを保つため」との理由で、標語の使用を取りやめる選管が相次いでいる。
滋賀県選管は公募で決めた標語「きみの夢 みんなの未来 かなえる選挙」について、県内26市町に使わないよう要請した。
既に標語を入れた啓発グッズを発注しているところもあり、同県彦根市は人気キャラクター「ひこにゃん」の図柄と標語の入ったうちわ3000枚を製作していたが、“お蔵入り”に。市選管は「投票率アップにひこにゃん効果を期待していたのに残念」とし、選挙後に使い道を検討する。
「みんなそろって投票しましょう」という標語で投票を呼び掛けていた兵庫県選管。既に完成していた啓発用うちわ2万枚は、「みんな」の文字を「皆さん」と記したシールで覆う。県選管は「少しでも特定の政党名を思い起こさせる表現と判断した」としている。
鳥取県選管は「その一票がみんなの笑顔をつくりだす」との標語が入ったポスター5470枚を作り、一部の市町選管には配布済みだったが、急きょ別のポスターに差し替える。
一方で、そのまま「みんな」を使う選管も。岡山県選管は、「みんなそろって投票しましょう」と印刷したポケットティッシュ約6万個を、各市町村選管に配布しているが、「『みんな』は一般的な言葉」として、変更はしない。
奈良県選管は、公示の18日から「みんなそろって投票しましょう」との広告塔(高さ約3メートル)を県庁前に建てるが、「党の名称にある『の』の字はなく、参院選や統一地方選でも使っている。誤解を生む恐れはない」という。
(2009年8月8日12時54分 読売新聞)
3190
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:02:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/feature/kagoshima1249313173819_02/news/20090804-OYT8T00084.htm
真夏の決戦 鹿児島衆院選
<1>鹿児島1区は無党派層の行方が勝敗の鍵
「党への批判も真剣に受け止める。鹿児島や日本の将来のため頑張りたい」
衆議院の解散から一夜明けた7月22日、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前に、声をしぼる自民前議員・保岡興治(70)の姿があった。周りでは支援の市議らが額の汗をぬぐい、政策ビラを配ったり手を振ったりするが、足を止めて聞き入る人は少なかった。
県都の中心部を抱える鹿児島1区は、無党派層と呼ばれる人たちの割合が高く、政治状況による“風”に左右されやすいとされる。小選挙区制になった1996年以降、保岡は4回連続で勝ち続けているが、今回は全国的に政権交代を望むムードが高まっており、陣営は危機感を募らせる。
陣営は、1区内にも多くの支持者を持つ2区の自民前議員・徳田毅(38)と初めて協力関係を築き、61の友好団体でつくる「県都の政治を守る会」や公明党とも連携を強める。保岡本人もこの半年間、国会の合間に帰郷しては、休日なしであいさつ回りに奔走してきた。
陣営幹部は「危機感がバネになり結束は固い。逆風も何かの拍子に変わるもの。今は地道に活動を続ける」と力を込める。
6日後の28日夕、保岡が立った場所から約100メートル離れた「若き薩摩の群像」前には、1000人を超える人垣ができた。中心にいたのは、民主前議員・川内博史(47)。「鳩山“総理”の下、新しい政治を作ります」と、来援した民主党の鳩山由紀夫代表とともに熱っぽく政権交代の実現を訴えた。銅像の周辺は熱気に包まれ、会社員の男性(60)は「自民支持だったが、国がこんなにがたがたになってしまった。とにかく、今の政権には不満がある」と顔を紅潮させた。
「(保守王国の)鹿児島でも風は吹いている」。翌29日、鳩山代表は川内にこう言って次の遊説先へ向かった。
2007年夏の参院選以降、自ら張ったポスターは4500枚を超える川内。悲願の小選挙区初勝利を目指し、家々を回り、企業に出向く。しかし、陣営幹部は「相手は終盤に攻勢をかけてくる。ひっくり返されないよう、堅実に戦いを進めたい」と気を引き締めた。
1区ではこのほか、共産新人・山口広延(34)が「自公政権に審判を下そう」と呼びかけ、街頭活動などを展開。幸福実現新人・川田純一(42)も自転車で遊説して支持拡大を図る。無所属新人・山下純一(54)は後援会事務所を発足させ、準備を進めている。
(敬称略)
(2009年8月4日 読売新聞)
3191
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:03:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/feature/kagoshima1249313173819_02/news/20090805-OYT8T00960.htm
真夏の決戦 鹿児島衆院選
<2>谷山地区熱い攻防 鹿児島2区
鹿児島2区の大票田・鹿児島市谷山地区。ある朝、国道交差点のほぼ同じ位置で、与野党2陣営のスタッフが政権選択の前哨戦とばかりに相まみえた。
黄緑色のシャツは自民前議員・徳田毅(38)陣営、赤色は民主新人・打越明司(51)陣営。1台の車に2色のシャツが同時に体を向け、頭を下げる。一見、珍妙な光景だが、「交通量が多い場所を選ぶと、どうしても同じ場所になるから仕方がない」(両陣営)。至る所でこんな“つばぜり合い”が見られるという。
前回、自由連合を核に無所属・民主推薦で勝利した徳田を巡る情勢は、180度変わった。2006年12月に自民に移り、今回初めて与党候補として選挙戦に臨む。徳田が今、重視するのが、有権者の4割を超える、その谷山地区だ。
地盤の奄美群島では、解散前に長年の“政敵”とされ、群島でも支持者が多い1区の自民前議員・保岡興治(70)との協力関係を築いた。だが、谷山地区は無党派層も多く盤石とはいえない。そこで、入党以来、2年余りかけて自民支持層に呼びかけ、今年3月に商工政治連盟や建設業協会、農政連といった約60組織で構成する谷山地区での協議会の発足にこぎつけた。陣営幹部は「紹介を受ける企業も多くなった。組織を味方にすることで幅の広がりを実感する」と語る。
ただ、協議会には過去、徳田やその父の虎雄と争ってきた自民元議員・園田修光(52)の支援者も少なくない。今月3日に出馬断念を表明した園田は、「自民候補として徳田を応援する」と宣言したものの、「今までの支援者には、私自身が出向いてあいさつするが、融和には時間がかかるだろう」と危惧(きぐ)する。
谷山地区の地盤固めには、園田の動向も左右しそうだが、徳田の陣営幹部は「目指すべき頂上は同じ。自民が議席を勝ち取ることだ。そこに向かって懸命に走れば、違う立場でも道は必ず一つになる」と意気込む。
元自民県議で前回、無所属だった打越は、民主の公認を受けての出馬になる。奄美群島の徳田に対して、打越は指宿地区が地盤とされるが、目指すのは谷山地区での勝利。活動の多くをここに注ぎ、個人宅などでのミニ集会は「3けた近く」(陣営幹部)に及ぶという。
「奄美で取られた分を谷山で取り返さないといけない」。7月に谷山地区で行われた総決起集会で、陣営幹部は結束を訴えた。だが、民主にくら替えした打越に戸惑いを覚える声も聞かれる。前回、徳田を推した連合鹿児島が支援に回っているが、陣営によると、一部には「元自民」だったことに抵抗を感じる組合員もいるという。
しかし、打越は陣営の構成について、「前の選挙で私を支持しなかった人も、支持してくれた人と同じぐらいの割合でいる」とし、「有権者の判断基準は4年前に誰を支持したかではなく、政権の交代か存続かになっていく」と言い切る。
同選挙区ではこのほか、県内唯一の女性候補となる幸福実現新人・神村ミフ子(64)も街頭活動などに力を入れている。
(敬称略)
3192
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:04:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/feature/kagoshima1249313173819_02/news/20090805-OYT8T00965.htm
真夏の決戦 鹿児島衆院選
<3>宮路・松下氏が激戦 鹿児島3区
かつて、小選挙区と比例選で2人が交互に立候補する「コスタリカ方式」で自民の議席を分け合った自民前議員・宮路和明(68)と国民新元議員・松下忠洋(70)。前回は、郵政民営化を巡り自民の公認を得られなかった松下が無所属で立候補、宮路と松下の地盤である保守層が分裂した。今回は宮路が公明との連携を図る従来の手法を取る一方で、国民新にくら替えした松下は、野党側に回った旧郵政関係者を中心に勢力の結集を目指す。
「けしん限り(死にものぐるいで)頑張ります」。1日、薩摩川内市内での集会で、トレードマークの赤色シャツを着た宮路がこう決意を述べると、会場を埋めた約500人から拍手が起きた。公明支持者も駆けつけるなか、同党の比例選九州ブロック候補予定者4人の全員当選も訴えた。
宮路は前回、公明との連携を十分に図りきれなかった苦い経験がある。無所属だった松下が比例選での連携を先んじて模索したためだ。「今回は早くから公明との関係に重きを置いてやってきた。前回とは全く違う」と宮路。
それを象徴するかのような光景が、7月15日に同市で開かれた公明党の時局講演会で見られた。宮路は「皆さんとは10年の連立で平和と繁栄を築いた。自民は厳父、公明は優しいお袋のようだ」と結束をアピール、支持母体である創価学会の池田大作・名誉会長の詩の朗読も披露した。
公明への浸透を図る一方で、宮路の強みは盤石な組織にある。地区ごとに約240の後援会を作り上げ、それぞれが精力的に集会を開く。「日本の将来を見据えた時、どちらの政策が優れているか。今回は政策の違いを訴える」
2日、日置市で開かれた松下の集会。自民を離党した県議の上野新作(74)=枕崎市区=が登壇すると、会場は一斉に大きな拍手でわいた。
自民の支持母体の県漁連など水産4団体の会長を務める上野は、従来から松下を支持している。だが、前回は自民の県連幹事長という重職を務めており「応援したくてもできなかった」と振り返る。今回、松下を積極支援するため、自民を離れたという。
集会で上野は「4団体は自民を推薦しているが、これに服従するわけにはいかない。3区だけは変えなければならない」と述べ、松下も「上野さんの離党は大変心強い」と最大限の謝辞を送った。
援軍は、上野だけではない。宮路に敗れていったんは政界引退を表明した松下が2007年夏の参院選で民主候補を支援した貢献度から、今回、連合鹿児島が松下の支援を表明した。今月3日には、全国組織の連合・高木剛会長が薩摩川内市を訪れ、直々に松下を激励した。
また、国民新を支持する郵政政策研究会(郵政研)も昨年3〜9月、計80回の集会を開き、延べ約4500人を集めている。松下は「民主の前回得票を取り込むことができれば、宮路氏を上回る」と意気込む。
鹿児島3区ではほかに、幸福実現新人・寺迫好美(57)が「責任ある第一党を作らなければ、日本は沈没してしまう」と訴え、宮路と松下に挑む。憲法改正や消費税撤廃などを求め、街頭演説やビラ配布で浸透を図る。
(敬称略)
(2009年8月6日 読売新聞)
3193
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 15:04:26
誰かが煽ってた様にこーなったら2区からみんな公認でw
森山真弓・元法相、栃木3区の自民公認辞退
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090808-OYT1T00397.htm?from=main3
自民党は8日午前、森山真弓・元法相が衆院栃木3区の公認を辞退したと発表した。
森山氏を巡っては、党栃木県連の船田元・会長代行ら幹部の多くが、執行部に対して公認取り消しを要求。これを受けて、森山氏は7日、麻生首相に対して、「無理にやりたいと思っているわけではない」などと伝えていた。
栃木3区には、自民党を離党した渡辺喜美・元行政改革相が出馬を予定している。渡辺氏は森山氏の立候補に反発し、栃木県内のほかの選挙区で、自民党候補への対抗馬擁立の動きを見せた。自民党県連内には、森山氏の出馬で、渡辺氏を刺激するのは得策ではないとの意見が出ていた。
(2009年8月8日10時58分 読売新聞)
3194
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:04:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/feature/kagoshima1249313173819_02/news/20090806-OYT8T01289.htm
真夏の決戦 鹿児島衆院選
<4>政権交代の風 霧島にも 鹿児島4区
水俣病の未認定患者団体「水俣病出水の会」(約3400人)が、1日に出水市で開いた集会。開会前、自民党国対副委員長として水俣病被害者救済法の成立に携わった自民前議員・小里泰弘(50)は、1メートル83の長身を曲げ、来場者と握手を交わした。陣営スタッフも後援会のチラシを懸命に配った。
「目の前に大きな試練が控えている。歯を食いしばり、岩に生爪を立ててでもはい上がる、岩に立てた生爪をひっぺがしてでもはい上がる」。来賓あいさつの言葉を、衆院選への決意で締めくくった。
有権者の4割近くを占める大票田・霧島市に国分、隼人工場を持つ京セラ。7月23日、名誉会長の稲盛和夫が「明治維新で日本が変わったように平成維新もなるはず」と、民主党、国民新党から立候補を予定している5人が顔を合わせた場で、こう言い切ったという。「名誉会長が支持してくれる」。すでに工場と労組から推薦を受けているものの、民主新人・皆吉稲生(59)は、強力な後ろ盾に胸を熱くした。2工場の従業員は約5500人。家族や関連企業を含めると2万票とも言われる。有権者27万人の4区では、勝敗を大きく左右する。
衆院議員を9期務めた父・貞利を引き継ぎ、2期目を目指す小里。かつて、貞利は対立候補の2倍ほどの得票で勝ち抜き、小里も初当選した2005年、民主候補に4万票差で圧勝した。が、風向きが変わったのは、07年の参院選。
京セラ労組などから推薦を取り付けた皆吉は、自民現職に敗れたものの、2664票差まで肉薄。皆吉の得票を4区に当てはめると、7000票上回り、中でも、霧島市では5000票を超えた。過去4回の衆院選で小里、貞利の得票が約6割を占めた同市で、逆転現象が起きたのだ。「京セラ票が大きく動いた」とみる政党関係者も少なくない。
しかし、小里陣営は「京セラは支援してくれている」と断言。隼人、国分工場から推薦を受け、7月30日に東京で開かれた政治資金パーティーでは、稲盛が発起人の1人に名を連ね、メッセージが披露された。陣営は長年の交流をアピールする。
「候補者が多くの有権者に会って政策を理解してもらうことが大切」と、初当選以来、国会の合間を縫っては帰郷し、ライフワークとしてきたミニ集会は500回を超えた。貞利も各地の支援者を回り、支持団体の引き締めに奔走する。ある党幹部は「おやじさんが顔を出すと引き締まる」。その影響力は健在だ。
皆吉は連合鹿児島を母体にし、政権交代の「風」を背に支持を広げる。小沢代表代行や鳩山代表といった大物の来援も、陣営にとって大きな追い風になりそうだ。
幸福実現新人・樋口信博(48)は「消費税廃止」などを訴え、街宣活動を中心に支持拡大を図る。(敬称略)
(2009年8月7日 読売新聞)
3195
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:05:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090808-OYT8T00152.htm
保守王国 足元揺らぐ〜衆院選5区
真夏の決戦?
現職と共産党新人の一騎打ちとなった7月26日投開票の曽於市長選。同日夜、自民前議員・森山裕(64)は、支援する現職の事務所で開票の行方を見守った。
現職の大差での再選が有力視されていたが、中間発表では7000票で並んだ。事務所にどよめきが起き、森山、現職が顔を近づけ、険しい表情で何度も話し込む姿が見られた。
結局、現職は1万1839票で相手に約3000票差をつけて勝ったが、あいさつに立った森山は「厳しい選挙だった。だが勝利は市民の良識ある判断。私も正々堂々と戦う」と、自らに言い聞かせるようにマイクを握りしめた。
1次産業が主体の大隅、種子屋久地区を選挙区とする5区。森山はこれまで強固な保守地盤に支えられ、圧倒的な強さを見せてきた。2005年の前回の衆院選では、郵政民営化に反対し、無所属で出馬したが、曽於市では約65%の得票率をあげ、自民新人、共産新人を圧倒した。市長選と国政選挙を単純に比較できないが、市長選での苦戦は陣営に暗い影を落としている。
ある自民党関係者は、市長選の結果について、農政不信や長引く景気低迷による閉塞(へいそく)感で多くの有権者が変化を求めた結果だとみる。そのうえで「衆院選の相手は民主党。有権者の投票のハードルはさらに低くなる」と危機感をにじませた。
森山陣営も「しっかり組織を引き締めなければ」と話し、系列の市議、町議らを動員し、票固めに力を入れている。
市長選から2日後の28日、鹿屋市の市街地で民主党の集会が開かれ、民主新人・網屋信介(51)の応援のため、同党代表の鳩山由紀夫が駆けつけた。
「この大隅から日本を変えようじゃありませんか」
鳩山が会場の約500人にこう呼びかけると、ひときわ大きな歓声が上がった。民主党関係者は「この5区で、これまでにない盛り上がりだ。これで弾みがついた」と顔をほころばせた。
網屋は2007年12月に立候補を表明してから、4万戸以上の訪問や街頭演説など、どぶ板に徹してきた。
「当初は名刺も受け取ってもらえず、『民主党』というだけで門前払いされた。でも最近、政策について身を乗り出して聞いてくれる人が多い」と手応えを語る。
陣営幹部も「会社員、商工業者の多い鹿屋市の中心部では優位に立っているとの感触がある。今後、農村部でどれだけ浸透できるかがかぎとなる」と分析。郡部を精力的に回り、農家への戸別所得補償制度など党の政策をアピールしている。
前回、無所属で戦った森山が民主支持票の取り込みに成功したことにも触れ、「約2万票の連合、労組票が森山に流れたと見ている。これがうちに来て、都市部で競り勝てば互角の勝負に持ち込める」とみる。
網屋は「自民党の牙城である5区が変わるとき、日本も変わる。民主党の政策を訴える戦いを徹底させたい」と意気込む。
ほかに幸福実現新人・高田浩明(36)が公約である「消費税廃止」のほか、「農家の後継者問題に取り組む」などと訴え、浸透を図っている。(敬称略、おわり)
3196
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◆ESPAyRnbN2
:2009/08/08(土) 15:11:39
523 名前:402[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 00:37:32 ID:O23fUnJT
昼間に福岡県連が配ってたチラシです。
全国で同じもの配ってるのかな
3枚に分けました
http://up.2ch-ita.net/up3/src/up0087.jpg
http://up.2ch-ita.net/up3/src/up0088.jpg
http://up.2ch-ita.net/up3/src/up0089.jpg
3197
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:12:51
http://mainichi.jp/area/gifu/shuinsen/news/20090806ddlk21010077000c.html
攻防2009:衆院選ぎふ/上 逆風−自民に危機感 /岐阜
衆院選の公示(18日)まで2週間を切った。県内でも各党幹部が相次いで応援に訪れるなど、選挙戦は早くも激化している。追い風を感じて「政権を選択する選挙だ」と訴える民主党に「選ぶのは政権ではなく政策」と反論する自民党。連立政権の成果を強調する公明党に、自公政権退場を掲げる共産党など、支持を求める各党の攻防は熱を増している。5小選挙区に16人が立候補を予定する県内の選挙情勢を探った。
「えたいが知れないんですよ、相手が大きいのか小さいのかさえ分からない」(1区・野田聖子氏の秘書)、「前回の郵政選挙の逆バージョンになっている」(4区・金子一義氏の後援会幹部)。東京都議選で第1党の座を奪われ、現職閣僚の両陣営でさえ危機感は強い。他の自民陣営も強い逆風を感じている。
7月30日朝、中津川市であった自民5区候補予定者の古屋圭司氏の後援会事務所開き。約150人の関係者らを前に、あいさつに立った吉川光彦後援会長は「大変厳しい風が吹いており、毎日つらい日々だ」と本音を漏らした。県議の平岩正光党支部長は「逆風がいろいろ聞こえてくる」とした上で「政治は一過性のものではない。先代から取り組んできたリニアがそこまで来た。東濃の夜明けだ」と古屋氏の義父の故亨氏以来の功績を掲げて支援を求めた。当の古屋氏は演説で自民党のマニフェストを紹介し、最後に「私もリストラ対象だが、生き抜いていきたい」と述べ、危機感を漂わせた。
代々の実績をPRすることさえ簡単ではない。13回連続当選の実績を持つ武藤嘉文元通産相の次男、武藤容治氏の陣営は「世襲問題で父の名前は出しにくい。とは言っても、民主党のように明快なキャッチフレーズもない」と頭を抱える。
自民県連幹部は、逆風の一因は、麻生太郎首相が解散を引き延ばし、党内の統率を図れなかったことへの「嫌気」が広がったためとみている。ある県議は憤る。「混乱しているのは首相周辺だけなのに、なぜ岐阜も同じように見られるのか」
一方、長年の自民党支持者からは、自民への信頼と民主への不安も聞かれる。高山市内の70代の農業男性は「これまでの自民党の農業政策は支持できる。民主党に本当に政権担当能力があるのか。政権交代という言葉だけが独り歩きしている気がする」と話す。県内にJAグループの組合員は約31万人おり、政治団体の県農協農政連盟は「要求が政策に反映されている」として、昨秋、自民の5候補予定者全員への推薦を決めた。
親の代から自民支持者という大野町の主婦(57)は「良いところがあるから長いこと自民党政権が続いてきたのでは。民主党は将来どんな社会をつくるのか見えない」と言う。
風は増すのか、やむのか。今後の選挙戦で各候補がどんな主張をし、有権者がどう受け止めるかにかかっている。
3198
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:13:33
http://mainichi.jp/area/gifu/shuinsen/news/20090807ddlk21010003000c.html
攻防2009:衆院選ぎふ/中 追い風−民主の幹部続々 /岐阜
◇政権交代の試験紙 自民王国に楽観論なし
「岐阜県は政権交代のリトマス試験紙の役割を果たすのです」。1日、岐阜市で民主党県連が開いた総決起大会後の記者会見で鳩山由紀夫代表は力を込めた。岐阜で議席を獲得できれば政権交代が可能だというのだ。その言葉が本気であることを示すように党本部は幹部クラスを連日、岐阜に送り込んでいる。
先月29日、岡田克也幹事長は5区の立候補予定者、阿知波吉信氏の応援演説のため多治見市に駆け付けた。会場の駐車場は自民陣営の選挙事務所から道一本隔てた場所。平日の日中だったが、550人(主催者発表)が集まり、演説後は握手を求める有権者にもみくちゃにされた。風が吹きつつあるようにも見えた。
手ごたえはどうか。「解散が長引いたおかげで知名度も徐々に浸透してきた」(4区の民主候補予定者、今井雅人氏の後援会幹部)、「自民のポスターを張っている家を訪ねても、話を聞いてくれるようになった」(1区の柴橋正直氏)。前向きな感想が大半だ。
より具体的な動きもある。阿知波氏の後援会幹部の男性は「自民党の後援会に入っていたが、今回から民主党を選択した。自民党ではもういかん」と話す。男性によると、多治見市の陶磁器組合6組織のうち2組織は今回、自民支持から民主支持に転じたという。
ただ、岐阜は全国でも有数の自民王国。96年の小選挙区制導入後、民主が小選挙区で議席を獲得したことはなく、今回も5選挙区中4選挙区で自民の前職に民主の新人らが挑む構図だ。唯一、民主前職となる3区の園田康博氏も前回、小選挙区では自民に敗れて比例代表で復活した。園田氏は「風が吹いていると言われるが、根拠はない」と懐疑的だ。
4区の今井陣営幹部は「比例代表で民主と書いても小選挙区で今井と書いてくれる人がどれだけいるのか」と不安を口にする。各陣営は“王国”で本当に風が吹いているのか、つかみかねている。
政権担当能力を不安視する声もある。県建設業協会幹部は、民主党がマニフェストで公共事業の見直しを掲げていることについて「東海環状自動車道など県内の公共事業が止まる可能性がある。景気が余計に悪くなってしまう」と危惧(きぐ)する。自民の候補予定者は演説で財源や安全保障の問題を取り上げ、「民主には任せられない」と主張する。
追い風を感じる場面もあるが、不安要素もある。そんな状況下で民主の陣営から楽観論は聞こえない。「大臣まで経験した相手に知名度不足。名前を売り込まなくては」(2区・橋本勉氏の選対幹部)、「地道に草の根選挙をやるしかない」(4区・今井陣営)。
風をあてにはできないということか。風向きはいつ変わるか分からない。どの陣営、どの政党にとってもこれからが正念場だ。
3199
:
とはずがたり
:2009/08/08(土) 15:13:49
>>3196
あざっすヽ(´ー`)/
責任政党自民党も堕ちたなぁ〜。バカの一つ覚えのような民主批判ばっかかよ。
3200
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:15:00
http://mainichi.jp/area/gifu/shuinsen/news/20090808ddlk21010082000c.html
攻防2009:衆院選ぎふ/下 はざま−公明、共産、社民 /岐阜
◇埋没するわけには 存在感−いかに発揮
風を味方につけるのか、あおりを受けるのか−−。2大政党化が進むとされる小選挙区制の下で自民、民主両党が対決姿勢を強める中、他党は埋没しかねないとして危機感を強めている。「自公や民主でない第3の選択肢を提示できるチャンス」(共産党県委員会幹部)と前向きにとらえる声もあり、各党は政策アピールに懸命だ。
「大企業にモノを言える政党が求められている」。6日夕、岐阜市内の団地の前で、1区から立候補を予定する共産新人、鈴木正典氏の応援に駆けつけた小池晃・参院議員は声を張り上げた。
これまで「民主も自民も同じ」と批判することが多かった同党は後期高齢者医療制度の廃止などに向けた民主との連携をアピールしつつ、「あくまで野党」と強調する戦略だ。
前回選では小選挙区全5区に候補者を立てたが、今回は1区のみ。比例代表に力を集中させ、議席増を目指す。同党県委員会幹部は「岐阜市内のある中小企業経営者は『小選挙区は自民と書くが、比例代表は共産に入れる』と言ってくれた。小選挙区と比例代表で票を使い分けてほしい」と期待する。
逆に他の党は2〜5区の空白選挙区で浮く票の行方にやきもきしている。前回選で3区の共産新人は約2万1000票を獲得。小選挙区で勝利した自民の武藤容治氏と次点だった民主の園田康博氏との差は約1万7000票。民主県連幹部は「意識していないといえばうそになる」という。だが、3区の共産党員の男性は「共産の主張は他党とは相いれない。白票で入れる人も多いのでは」と話す。
一方、自民との連携を強調し、「ブレない政党」を掲げる公明党は6日、小選挙区の自民の立候補予定者5人の推薦を発表。先月31日に岐阜市内であった太田昭宏代表の演説会には、1区の自民候補予定者、野田聖子氏が駆けつけ、「公明党の皆様のために一生懸命働く」と支持者を前に深々と頭を下げた。
県内で約12万票を持つとされ、前回選の比例代表では3万票を積み増した公明党だが、自民への逆風のあおりに危機感が募る。公明党の県議は「自民党も必死だから、苦戦する小選挙区では比例代表も自民に票を入れるだろう。小選挙区で応援しても比例で返ってこないから貸し倒しだよ」とこぼしつつ、「自民との選挙協力も3回目。あうんの呼吸で、できるはず」と話す。
社民党は、比例代表東海ブロックで1議席獲得を目指す。同党県連合幹部は民主党との関係について「我々は一貫して生活再建、護憲を訴えており、根本的に考えが異なる部分もある。適切な距離を保ちたい」とする。比例代表では県内で5万票が目標だが、旧社会党からの支持者の高齢化も進んでおり、存在感をどう発揮するかに頭を悩ませている。
公示まで10日。支持層を固め、無党派層にアピールする各党の取り組みはこれから本格化する。
◇
(この企画は山田尚弘、子林光和、石山絵歩、奈良正臣、小林哲夫、宮田正和が担当しました)
3201
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:16:04
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090807ddm005010011000c.html
夏にかける:もう一つの戦い/1 馬淵澄夫氏(民・前) 「将来」見据え全国行脚
<衆院選まであと23日>
◇政権準備の夏にかける
衆院解散を2日後に控えた7月19日。民主党の馬淵澄夫前衆院議員(48)=当選2回=は福岡県柳川市の市民会館大ホールで同党立候補予定者の応援演説に立っていた。
「ここには道路の政官業癒着の権化のような人がいる」
柳川市は自民党道路族のドン、古賀誠選対本部長代理の地元。そこで、道路問題に関する国会追及で名をはせた馬淵氏が宣戦布告する姿は、政権交代の「切り込み隊長」と言えるものだった。
OA関連会社役員から政治家に。もともと田中角栄元首相の強いイメージにあこがれがあり、民主党の野田佳彦幹事長代理らと知遇を得たのが転身のきっかけとなった。03年、2度目の挑戦で奈良1区から初当選を果たした。
当選した馬淵氏が真っ先に取り組んだのが、田中元首相の研究。道路特定財源制度を議員立法で作り上げた同首相の答弁を国会議事録ですべて読破した。それが下地となり、08年、道路整備の中期計画で国土交通省が将来の需要推計を多く見積もった古いものを使用していたことを認めさせるなどして、知名度は全国区になった。
「馬淵さんの日程は党管理になる」。党本部から、こう告げられた。柳川は全国行脚の第1弾。7月31日には、金子一義国交相の地元岐阜へ。愛知、大阪、静岡などと候補予定者の応援に飛び回り、6日は広島と佐賀。「地元に入るのは3分の1程度」(地元秘書)。馬淵氏も自らのホームページ(「不易塾」日記)で「すんげぇ(指示が)来るな、党本部……」とぼやくほどだ。
各地で欠かさずに訴えるのが、高速道路の無料化。今回の衆院選を「税金を天下り法人・官僚から国民に取り戻す選挙」と位置付け、その最重要政策と考えるからだ。
「暮らしのための政策が高速道路の無料化だ。肉や野菜、衣料など日用品すべての物流コストが10%下がる。すると生活が大きく変わる」。3日夜、静岡県富士宮市の閑静な住宅街。馬淵氏は当選同期の前職の事務所開きでこう訴えた。
「政権準備」も余念がない。全国行脚の合間、時間を見つけてはパソコンに向き合い、「無料化への工程表」作りを進める。
民主党内では、小沢一郎代表代行と対峙(たいじ)する野田氏を中心とする党内グループ「花斉(かせい)会」(約20人)の中核メンバーだった。だが「親小沢VS非小沢」の構図となった5月の代表選で、小沢氏の派閥的手法のものすごさを実感し、「同じやり方では小沢氏には勝てない。対極を行こう」とグループを脱会し、無所属に。小沢氏を超えるための行動で、交流のなかった議員との接触が増えるなど、手応えを感じ始めている。
4日午前。久しぶりに地元に戻った馬淵氏は、奈良市内の支援者宅で開いたミニ集会でこうあいさつした。「全国を駆け巡り、奈良だけではなく国の代表として誇れる政治家になります。次は民主党代表になって政権交代後の首相になるつもりで取り組みます」
当選2回、永田町のこれまでの常識では「時期尚早」と一笑に付されるところだが、自身の「将来」を見据える視線には力がこもる。「政権獲得のための滅私奉公」と語る馬淵氏の全国行脚には、自らのステップアップもかかる。
◇
衆院選投票まで23日。政権をめぐる攻防の一方で、選挙後の自らの命運をかけた政治家たちの「もう一つの戦い」が展開されている。それぞれの「夏決戦」を追う。=つづく
3202
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:16:47
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090808ddm005010003000c.html
夏にかける:もう一つの戦い/2 町村信孝氏(自・前) 「あと一歩」足元揺れ
<衆院選まであと22日>
◇領袖苦悩の夏にかける
「元気いっぱい、投票日に向けて頑張っております。よろしくお願いします」
1日、札幌市の東隣の江別市。さわやかな青空の下、ジンギスカンやイカ焼きの屋台が建ち並ぶ夏祭り会場に、チェックのシャツ姿で現れた自民党町村派の町村信孝会長(64)=当選8回=は拡声機のマイクを片手に深々と頭を下げた。
町村氏がこの日、地元(北海道5区)で訪れた夏祭りは8カ所。各テーブルを回り一人一人に名刺を手渡し、しっかり握手。20年以上前の新人時代のように頭を下げ続けた。
自民党に向かう逆風は文部科学相、外相、官房長官を歴任し、党最大派閥の会長でもある町村氏にも容赦なく襲いかかる。党や陣営が独自に行った情勢調査では、民主党の元職、小林千代美氏がときに上回ることも。「実績も格段に違うのに、何で……」。秘書の一人は言葉を失う。
町村氏は当選5回で初入閣を果たし、主要閣僚もこなし、派内での地位を固めた。支持率低迷にあえぐ麻生政権では、中川秀直元幹事長らが「麻生降ろし」に走るなか、一貫して政権を支持。2月に会長昇格を決めた。
自民党のこれまでの常識では、首相の座まであと一歩となるポジション。だが、自民党が下野の危機に直面し、そうした常識が根底から覆る可能性が指摘されるなかで、町村氏は自らの去就を決めにくくなっている。
麻生太郎首相の自民党総裁任期は9月30日に切れる。同派議員は「町村さんは党総裁選出馬への意欲を捨てていない」と語るが、93年に野党に転落した際に自民党総裁に就任しながら首相になれなかった河野洋平前衆院議長のケースは当然、町村氏の念頭にある。
かといって64歳という年齢を考えると、「次」が必ずあるとは限らない。「世代交代」の歯車が回る恐れもある。
「衆院選後のことなんて、今は考えられない」。町村氏はかわし続ける。
最大派閥の足元も揺れている。森政権以降、4代続けて首相を出したことで、「寄らば大樹」の議員心理も働き、町村派の勢力は現在89人。衆院は62人に上る。ただ、そのうち、当選2回までの若手が半数近くを占める。選挙基盤は弱く、派内では「選挙後の勢力は4割は減る」などの悲観論さえ聞かれる。
派閥離れも着実に進行している。
「派閥幹部を呼んで大集会を開いても、離れた党支持層は取り戻せない。ミニ集会や団体回りをこまめにやり、自分という政治家を理解してもらうしか生き残る道はない」(町村派若手)
解散後、町村氏が応援に出たのは、愛知と宮城の2カ所だけ。他の領袖も同様だが、派閥領袖が地元張り付きのような状況になっている奇妙な状況の背景には、町村氏自身の選挙情勢だけでなく、選挙のてこ入れもままならない派閥のたそがれが見て取れる。
「日本経済は、私が責任を持って立て直します」。政策通を自負する町村氏は1日、札幌市の夏祭り会場でこう強調したが、待望論の盛り上がりはまだ見えない。「党の顔」になるために、どう超えるか−−。苦悩は深い。=つづく
3203
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:18:39
http://mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20090808ddq041010006000c.html
岐路の夏:09衆院選 愛知6区 春日井市医師連盟、民主候補を単独推薦
◇前犬山市長に決定−−県連盟は自民候補
愛知県の春日井市医師連盟(三輪勝征委員長)は7日、衆院愛知6区で立候補を予定している民主党新人の前犬山市長、石田芳弘氏(63)を推薦することを決めた。県医師連盟は自民前職の丹羽秀樹氏(36)を6区の推薦者と決定しており、下部組織が反旗を翻した格好だ。同市医師連盟は前回選挙では自民候補を推薦していた。【高橋恵子】
石田氏の推薦は執行役員13人の投票で決めた(1人は不在者投票)。(1)丹羽氏を推薦(2)石田氏を推薦(3)両方を推薦−−など五つの選択肢から一つを選ぶ方式で実施し、石田氏8票、丹羽氏1票、両方推薦4票となった。
三輪委員長は、投票結果について「民主は(政府の)社会保障費削減の方針を撤廃するとしているが、自民は不明確。それがポイントになったのではないか」と話した。さらに小泉改革により公立病院でも採算性が一層重視され、地域医療が崩壊しつつあるとしたうえで、「自民は反省すべきだ」と強調した。
県医師連盟は、県内の15選挙区すべてで自民の推薦を決め、愛知9区だけは民主の候補予定者が医師であることを理由に自民、民主双方の推薦を決めている。愛知6区では幸福実現党の福原真由美氏(48)らも立候補を予定している。
3204
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:35:20
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000320908080001
南伊勢の風〜衆院選へ
保守層 どう動く
2009年08月08日
◇◆自・民2氏 街頭演説競う◆◇
衆院選の公示まで10日余りに迫った7日、東海3県で有数の厚い自民支持層を持つ南伊勢町に、自民、民主両党の立候補予定者がともに入り、支持を訴えた。保守層はどう動くのか。2人の訴えにも熱がこもった。(信原一貴、藤崎麻里)
◆実績強調 13時間行脚◆
午前7時、町東部の宿田曽地区の魚市場。水揚げされたタコや赤貝が並ぶ市場に、自民党前職の三ツ矢憲生氏(58)が姿を見せた。朝の漁を終えた漁業者や家族ら約80人が集まった。
「皆さんから要望がある道路改良、順調に進んでおります」と与党の強みをアピールし、民主党のマニフェストを切り捨てた。「どうひっくり返せばそんなお金が出てくるのか。後世に大きなツケを残す」
三ツ矢氏の同町での得票率は、03年は73・5%、05年は65・7%。演説で三ツ矢氏は「今回は比例区の重複立候補を辞退した」と背水の陣を強調し、支援を求めた。自民党支持の建設会社員、寺田喜一郎さん(73)は「若者は少ないが、集落の有力者はそろっとるわ」と一安心の様子だ。
約100メートルにわたって設けられた市場内も自民党一色。壁や事務所には三ツ矢氏のポスターが7枚張ってある。
だが、同党の強さを支えてきた漁業者でさえ、支持模様は移ろう。タイ養殖業の岡一郎さん(91)は自民党員で、同党を「自由党」と呼ぶ約60年来の支持者だ。だが心ここにあらず、のようだ。「首相が次々と変わる状況は見ていられない。一度、お灸(きゅう)が必要。ただ、民主党は米軍への海上給油に反対で防衛面が心配。本当にその1点なんだ」
三ツ矢氏はこの日、午後8時までの13時間、ほぼ全集落の漁協や建設業者など約30カ所を駆け回り、街頭演説をした。三ツ矢氏は「この町で自民党への支持が強いのは、それだけ町に課題も多いということだ」と話した。
◆若さ全面 各地で対話◆
民主党新顔の藤田大助氏(32)は正午過ぎ、三ツ矢氏とは逆の町西部の古和浦公民館前で最初の演説をした。
ただ、集まった住民は約10人。演説では若さを前面に「地域になるべく足を運んで、再生させます。若い分、スポンジのように皆さんの意見を吸収できます」と訴えた。握手しながら「顔と名前を覚えて」と繰り返した。
聴衆を集めた民宿経営の佐古清さん(79)は自民党員だが、今回は藤田氏を支持する。藤田氏の父で同党を離党した県議正美氏を長年支持してきたためだ。「正美氏を支持する組織の会員は町内に約900人いるが、組織力が足りん」
演説に耳を傾けた古和浦公民館理事長の上村辰也さん(80)も自民党支持だ。「過去の実績のない党の言うことは、すぐには信じられない。マニフェストなんて、守られる保証がないでしょう」
阿曽浦では、午後1時半ごろに三ツ矢氏、午後3時半ごろには藤田氏が演説した。三ツ矢氏は漁協前で漁業者ら約25人を集めたが、藤田氏の話を聞いたのはバス停前の通行人ら5人ほど。それでも上村美代香さん(70)は「テキパキ話して力がある。若い人だし、楽しみ」。話を聞こうと家から出てきた男性(65)もいた。「町に出て訴えるやり方は好感が持てるね」
小選挙区制度が導入された96年以降、5区では民主党の候補者は自民党系に4戦全敗、唯一、00年に比例区で復活当選している。藤田氏は「南伊勢町は自民が強い。一人一人と話して、対話のある政治を行う姿勢を打ち出し、何とか風穴を開けたい」と汗をぬぐった。
◎5区の立候補予定者
三ツ矢憲生58自前(2)党県会長 〈公〉
藤田 大助32民新 〈元〉県議秘書 〈国〉
大原 忍58諸新 幸福実現党員
3205
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:38:46
朝日新聞の特集 南伊勢の風の過去記事を
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000320907220001
南伊勢の風〜衆院選へ
自民に愛着 民主に期待
2009年07月22日
衆議院が解散し、東海3県でも有数の厚い自民党支持層を持つ南伊勢町でも、町民がそれぞれの思いを語った。
21日午後1時、南伊勢町中心部の「丸魚食堂」。夫婦で切り盛りする20席ほどの店内の壁際のテレビから「ばんざい」の唱和が響いた。女性客が驚いて「もう、解散と言うたんかいな」と声をあげた。
「一致結束して外と戦ってきたのが自民党の長い伝統だ」。テレビからは解散直前の両院議員懇談会での麻生首相のだみ声が流れた。
定食にはしをのばしていた60代の町議は「私は保守系。ずっと自民を支持してきた」と語ったが、「60年におよぶ自民党の支配が『もう限界』と見られている。伝統と言われてもな。今回は民主党への投票を考えている」。
同町が過去の公共工事などで抱える地方債は約110億円。年間の返済額は町の一般会計予算の7分の1にあたる約11億円。不況が重なり、「このままでは町はつぶれる」との危機感が、自民離れにつながった。
「(自公政権の)バラマキ政策は経済効果の不確実なバクチみたいなもの。それで政治の役割を本当に果たしたのか」と首をひねる。
麻生首相は解散後の記者会見で、民主党の政策を「財源の裏打ちのない、けた違いのバラマキ政策」と自民党の政権担当能力を強調した。これに賛同する町民も多かった。
船越の農業男性(75)は「土台のない民主党が、変える変えると言うてもな。自民党の議員や党職員が『おれら、どうなるんや』とおろおろしていては困るんや」と自民党の一致団結に期待した。自宅で衆院本会議の生中継に目をやった五カ所浦の大工橋本良成さん(72)も「民主党に政権運営ができるのか。自民党には愛着もある」。
切原の農業男性(71)は「動き出した麻生政権の経済対策を見守りたい。世界不況の中で、先進国はどこもいま一つ。経済政策も、すきっ腹(ぱら)に酒を飲むようにすぐには効かんて」。政権選択の構図が強調されることに危機感は強い。「各議員の実績と力量で選んでほしいね」
8月30日のゴールが決まり、町内の両党支持者も動き始めた。地元三重5区の三ツ矢憲生・前衆院議員を支援する農業男性(60)は「危機感の強さが、選挙活動に締まりを生む面もある。候補者とともに、町内の後援会回りやミニ集会を進めたい」と話す。
新顔の藤田大助氏(32)を支援する宿浦の食堂経営山本寿人さん(59)は「支持者らで集まって話題になるのは『追い風で、楽観が広がってはいけない』ということ。自民党支持が強い漁業関係者の取り込みなど、地道な活動を続けないといけない」と気を引き締めていた 。(信原一貴、斉藤佑介)
3206
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:39:25
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000320906190001
南伊勢の風〜衆院選へ
薄らぐ「豊かさへの恩」
2009年06月19日
◆県内最大の「奈屋浦漁港」◆
麻生内閣の支持率が再び急落した。朝日新聞社が13、14両日の実施した世論調査では支持率は19%で、危険水域に入った。東海3県で有数の厚い自民党の支持基盤がある南伊勢町には、住民が「自民党の衆院議員に作ってもらった」と口をそろえる県内最大の漁港がある。だが今や、自民党への期待感は色あせつつある。
(信原一貴、斉藤佑介)
18日午前9時45分、南伊勢町奈屋浦の奈屋浦漁港で競りが始まった。
同漁港は巻き網漁船の基地で、07年には3万3千トンのイワシやサバ、タイなどを水揚げした県内最大の漁港だ。市場での取引額は約29億円。2位の長島漁港(紀北町)より7億円も多い。
漁港では、茶髪やネックレスをつけた20〜30代の若者も多い。同町の高齢化率は県内で最も高く、平均年齢は53歳。しかし、奈屋浦地区では47歳。近くの阿曽浦で魚卸業を営む大西幸之さん(70)は「経済的に豊かな奈屋浦には、若者も残る」とうらやむ。
その豊かさの象徴が、奈屋浦漁港の西の端にある。
高さ、幅約2メートルの「竣工(しゅんこう)記念碑」。87年に同漁港の整備事業の完成を祝って建てた。石碑にはこう刻まれている。
「通商産業大臣 田村元」
当時、奈屋浦漁協(現・くまの灘漁協)の組合長だった清水清三さん(74)は「先生の恩を忘れないように石碑を建てた」と振り返る。
清水さんが30代の頃、住民は細々と魚を取り、尾鷲や長島に売りに行って生計を立てていた。清水さんは田村氏に港湾整備を何度も陳情。「港も、市場も、冷蔵施設もみんな実現してもらった」。旧南島町地区の後援会長も務めた。衆院選がいよいよ近づき、「正直、政権交代は心配だ」と漏らす。「しかし、地域を豊かにしてくれた感謝は変わらない。地元漁業者の票は自民票で固めてみせる」
魚を仕入れた贄浦の鮮魚店経営、西川善也さん(69)も根強い自民党支持だ。「麻生さんの人気が低いのは、不幸が重なったタイミングの悪さが大きい。政権を担うのに、民主党ではもの足らん」
一方、「時代は変わった」との声も聞かれた。
「政治が何かしてくれるとは思えない」。落札したタコを袋詰めしていた河内の水産会社員の男性(36)はつぶやいた。高校卒業後の2年間、「田舎にいたくない」と名古屋のトヨタ系列の工場で働いたが、家業の水産会社を手伝うために約15年前に戻ってきた。
不景気で、町内で仕入れた海産物を伊勢の市場に卸しても、高値が付かない。定額給付金など麻生内閣の経済政策の効果も感じないという。「若い子は町外に出てしまい、後継ぎのいない漁師たちは廃業している。景気対策にせよ、何にせよ、誰が政治をやっても同じなら、一度民主党政権になればいい」
奈屋浦に住む60代の男性は「昔は自民党の政治家に親しみがあった。それが今はすっかり薄れた」と話す。「政治家に陳情して大きな公共工事を持ってこられる時代でもない。立派な港も、もうあるしね。それよりも鳩山代表が言う『愛のある政治』の方が、魅力的に感じる」
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:40:18
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000320905280001
南伊勢の風〜衆院選へ
生活 変わるのか
2009年05月28日
麻生首相と民主党の鳩山代表の初の党首討論が27日、あった。政権担当能力、政治とカネ、官僚のあり方などについて激しい応酬があった。東海3県で最も自民党の支持基盤が厚い南伊勢町の町民には、政権交代をかけたバトルはどう響いたのだろうか。(信原一貴、斉藤佑介)
かつて芦浜原発計画で揺れた旧南島町の古和浦。食堂「波麗路(ぼれろ)」には、「もうすぐ漁だから、弁当お願い」と漁業者らが入ってきた。
午後3時。マスターの宮原新さん(52)がテレビを競艇中継から国会中継に切り替えた。常連客の輸送業西脇洋己さん(55)は「2人の言うことに興味があってな、仕事の途中で寄ったんや」
鳩山代表の発言後、麻生首相が「どちらが内閣総理大臣としてふさわしいか。どちらの政党が政権担当能力があるか」と切り出した。西脇さんは「選挙のためにやっとるという感じやなあ。私らの生活を本当に変えてくれるのか」とため息をつく。
古和浦では07年、島津小学校が廃校。今年6月には、週1回開いていた診療所も廃止される。宮原さんは「どんどん人とモノが地域の外に出て行く。生活への不安は強いですよ」と話す。
鳩山代表が「官僚任せの官僚主導の政権じゃありませんか。私たちは国民、市民、生活者起点の政権をつくりたい」と声を荒らげると、宮原さんもうなずいた。「官僚主導の国家の失敗は、田舎でも感じるよ。何よりも年金問題。みんな将来に不安がある。官僚とのしがらみが多い政治から、一度シャッフルが必要だ」
だが、漁師の男性(51)は別のテレビにイヤホンを差し込み、引き続き競艇中継を観戦。「政権の取り合いやでな。興味がわかない」
一方、港近くで雑貨店を営む自民党支持の男性(68)は、自宅で妻(64)とテレビを見た。麻生首相が「国民目線という言葉を使われるが、国民の最大の関心事は西松(建設の違法献金事件)の問題」と切り返すと、男性は「おもしろいっ」と満足げ。「鳩山さんは友愛、友愛って繰り返すばかりで、話が漠然としている。具体的な話が聞こえない」と批判する。
だが、批判は、この日も経済対策の実績を強調した麻生首相にも向けられた。「2兆円の給付金をばらまく政策は納得がいかない。もっと有効な使い道があったはずだ」
離れて暮らす3歳と5歳の孫がいる。「西松問題より、年金制度など若い人に不安を与えない社会をどうするか、そんな話が聞きたかった」
自民党支持で、95年まで町議を5期20年務めた古和浦公民館理事長の上村辰也さん(80)は、自宅でテレビを見た。
西松事件を追及された鳩山代表が「そちら(自民党)にもたくさんおられた」と発言。上村さんは「『自民党も同じ』といくら繰り返しても、小沢氏を今後も党の重要ポジションに置くことの説明はつかない」。ただ、党首討論の中身にはあまり関心はなさそうだ。「選挙前に言うことと、やることが違うというのは政治の世界ではよくあることだ」
民主党を支持する、船越の鮮魚店経営、宮本善和さん(66)は「麻生首相は鳩山さんを『抽象的』と批判したが、まったく逆の印象」と話す。鳩山代表は、117億円の予算がついた「アニメの殿堂」の建設や、天下り問題を具体的な数字をあげて批判した。「それに対する回答には全く具体性がなかった。鳩山さんに勝負あり、と感じた」
◎南伊勢町
▽人口 約1万6506人(09年4月)。65歳以上は42・0%(県内最高率)▽面積 約243平方キロメートル(約85%が森林)▽漁業就業者数 1829人(03年)。奈屋浦漁港の水揚げ量は県内最高▽農業就業者数 484人(05年)
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:41:16
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南伊勢の風〜衆院選へ
出る 残る 悩む若者
2009年01月19日
18日、東京で自民、民主両党の党大会があった。麻生首相が「経済危機に対応策が示せるのは自民党」と叫び、民主党の小沢代表も「経済危機の今こそ大転換の好機」と景気回復の旗を掲げたが、県内で固い保守地盤を持つ南伊勢町に住む若者の間では、政治への期待は小さかった。
(信原一貴、中島嘉克)
この日午前9時、五ケ所浦の町民文化会館の駐車場に、特産の干物や魚介類、みかんを販売するテントが並んだ。地元商店でつくるグループが毎月第3日曜日に開いている「ふれあい市」だ。
グループの会長、干物店経営山下正実さん(46)は「若者が本当にいない。参加店舗の経営者で最年少が私です」とため息をつく。
町の1万6千人余の人口のうち65歳以上の高齢者が約4割を占める。町商工会によると、約700の会員のうち、若い後継者がいるのは1割以下だという。
与党は、定額給付金を「消費刺激策」とも位置づけるが、山下さんは「定額給付金のようなばらまきでは、町内の景気は回復しない。町に常設のテント市をつくる費用が出るなど、地域振興に役立つ金の出し方がほかにあるはずだ」と厳しい。
テントに若者の姿があった。押渕の「庄下(しょうか)糀(こうじ)屋」の後継者庄下真史さん(22)だ。東京農大短期大学部の醸造学科を卒業後、昨年3月に実家に戻り、甘酒の原料となるこうじづくりの修業を続ける。
店を支える祖父母は70代。父親は町で消防士となり、兄、姉は東京と松阪で就職した。「大手の酒メーカーなどへの就職も考えましたが、早く実家の仕事を身につけて、故郷に役立ちたかった。少しでも商売が楽になるよう、政府にはガソリンや高速道路の値下げなど、生活を直接良くする政策を取り続けてほしい」と話す。庄下さんは「僕らの世代が一人でも多く残り、町内を活性化できたらいい」と前向きだが、中学校の同級生の大半が名古屋市や伊勢市など町外で暮らすのもまた現実だ。
町内の小中学校に30年以上、給食用のパンとご飯を納入してきた伊勢路の「大江製菓」を父親とともに経営する大江伸幸さん(36)は、3月末で店をたたむ。「町内で子どもが減り、給食用食材の売り上げがどんどん減った。業績改善の見通しはなく、経営がもたないと判断した」と語る。伊勢市で働く女性との結婚を機に、住まいを同市に移し、就職する。「政治が、もう少し若者が暮らしやすいまちづくりを支援してくれればいいんですが」
一方、田舎暮らしをめざす若者たちは、町の豊かな自然に関心を寄せる。小学生の子どもを持つ母親らで田植え祭りや秋の収穫祭を開いている主婦田畑由美さん(37)のもとには、年に5人ほど全国の若者から相談がくる。「住宅の確保や地域住民による生活支援など若者の受け皿が必要。国政には何も期待はしていない。住民が自分たちで考え、まちづくりをしていくしかない」
昨年12月、会社員の菰口(こもぐち)健司さん(35)は愛知県から田曽浦の町営住宅に妻と移住した。前職はトヨタの期間従業員。大学卒業後、派遣や期間従業員として短期で働きながら、アジアを旅してきた。「こんな生活を自由にできたのも、製造業が人手不足でいつでも仕事が見つかる状況だったから。国には素早い経済対策で、様々な生き方ができる環境を取り戻して欲しい」。今は、町内の清掃会社に正社員として働いている。
3209
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:42:59
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100年に一度の足元
上 1票をだれに託す
2009年08月05日
◆◆激震◆◆
昨秋のリーマンショックに始まった「100年に一度」と言われる経済不況。大企業には回復の兆しもうかがえるが、最も新しい6月の県内の有効求人倍率は過去最低の0・39倍で、製造業を中心に依然として厳しい状況が続く。そんな中で迎える衆院選。特に落ち込みの激しい自動車産業に従事してきた3人は、どんな思いで投票に臨むのだろうか。
■A4一枚で倒産の危機 40代の零細企業経営者
6月中旬、北勢地方で2カ所の町工場を経営している40代の男性社長は、車で20分離れた取引先の大手自動車部品会社の社屋に呼び出された。「残念ですが」と手渡されたA4の書類1枚に「12月末に取引終了」とあった。ホンダやトヨタからコストダウンを求められ、外注企業を数十社から10分の1以下に減らすという。「あなたの会社だけじゃない」。
父の代から数十年間、ここだけと取引し、1本数十円の配線ケーブルを作り続けてきた。「うちにつぶれろということだ」と声を震わせる。昨秋からの世界同時不況で、受注量は半減していた。パート従業員を約100人から20人に減らしても、毎月50万〜100万円の赤字。家には妻と高校生の息子がいる。手作業の部品組み立てを発注する下請けの町工場も5社ほど抱える。「景気さえ良くなれば」。希望の糸は、1枚の通知書で断ち切られた。
■「ブラジルはダメ」一言 日系2世35歳
予期してはいた。車の部品製造会社に派遣されて働いていた日系ブラジル人の男性(35)は今年1月、解雇を告げられた。
昨秋まで約5万個あった部品の受注は、世界同時不況の渦に巻き込まれた冬には2万個に。派遣社員は60人から10人に減った。「次は誰なのか」という不安の中、ラインに立った。そして、神妙な面持ちの社員に肩をたたかれた。「使い捨ての部品みたいだな」
日系2世。父の友人の誘いで04年10月に来日した。両親は日本人で、ブラジルの大学では経営学を学んだ。子どものころ、地域で日本語を教えていた父の下、週3回朝5時に起きて日本語を勉強した。赤色のパスポートは日本国籍を有する印。仕事探しにはそれほど不安はなかった。
だが2月、津市で開かれた企業説明会のブースで、目の前に座る採用担当の男性の言葉に耳を疑った。「ブラジル生まれだから、ダメ」
■終業直後に突然のクビ ホンダの元期間工40歳
3月5日午後5時。仕事を終えた北川剛さん(40)は突然、労務担当者ら4人に取り囲まれた。「IDカードと保険証を返してください」
06年3月、ホンダ鈴鹿製作所(鈴鹿市)に入社した。期間従業員として工場近くの寮に住み、2カ月ごとの契約を3年間で17回更新した。
社内には、更新を重ねて3年に近づくといったん契約を打ち切り、数十日後、同じ部署に再雇用される人も多かった。「自分もそうやってずっと働いていけるだろう」
だが1月、世界同時不況に襲われたホンダは期間従業員約1760人を4月末までにゼロにすると発表した。
雇い止めになった翌日からも1カ月、毎朝8時10分の始業に間に合うように通い続けた。正門前から総務課に電話する。「おはようございます。出勤しました。仕事をください」
返答は「それはできません」。北川さんが中に入ることは、一度もなかった。
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:43:45
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000460908060001
100年に一度の足元
中 1票をだれに託す
2009年08月06日
◆◆落差◆◆
7月の新車販売台数は前年同月比4・2%減の28万9927台と10カ月ぶりに減少幅が1けた台になった。こうした景気回復の兆しも見えるが、不況で生活を脅かされた人は、政府の中小企業支援の緊急保証や失業給付などの制度の不備も感じていた。「いざなぎ超え」とも言われた数年前の好景気との落差が、政治にいっそう厳しい目を向けさせてもいる。
■救いなく政治に恨み節 40代の零細企業経営者
「仕事がなくて、生きるか死ぬかの状況なんです」
昨年12月下旬、北勢地方でトヨタ車などの配線ケーブルを作る町工場の40代の男性社長は、県信用保証協会四日市支店の窓口で訴えた。
新聞で、国が中小企業の資金繰りを支援する緊急保証制度を知って駆け込んだが、担当者は「負債が多いし、消費税や法人税も滞納されてますね」と首を横に振った。
好景気の5年前は月商6千万円、パート従業員100人。赤字の月も、運転資金は銀行が必ず貸してくれた。
昨年11月から工場は週休3日にして、毎月10人近いパートを切った。今年3月末、頼み込んでようやく希望額の3分の1の融資を受けたが、月商は1千万円足らずにしぼんでいた。
「従業員も守れん最低の経営者や」。政治への恨み言も口をつく。「国は労働者に目を向け始めたが、中小、零細企業は救ってくれん。企業があって労働者がおるのに」
■「帰国には支援」に怒り 日系ブラジル人35歳
2月に津市であった企業説明会で、元派遣社員の日系ブラジル人の男性(35)は、ゴルフ場のキャディーの求人ブースを訪れた。採用担当の男性は「外人はバイトです」。
思わず差し出した運転免許証には「本籍鹿児島県」の文字。「日本国籍があるし、日本語もできます」と言ったが聞き入れられなかった。
その後、ハローワークも通った。アパートで一緒に暮らす日系3世の女性(31)とは「結婚したらブラジルの両親に会いに行こう」と、約3年前から月4万円積み立てていたが、それも切り崩した。頼れる身寄りもなく、家にこもり食も細くなった。「いつまでこの状態が続くのか」
そんな折、政府が日系人に対し、帰国支援事業を始めると知った。南米までの航空費30万円を給付し、再入国時に定住資格は認めない仕組みだ。「ふざけるな」。怒りに震えた。ブラジルのことわざをかみしめた。「魚を与えずに、釣りを教えてください」
■「自己都合」法のはざま ホンダの元期間工40歳
ホンダ鈴鹿製作所の元期間従業員北川剛さん(40)は、新型車の開発部門にいた。試作を重ねては修正の繰り返し。通常午後5時までの勤務は、たびたび午後9時まで残業した。他部門の夜勤にも入った。「それが業績が悪くなったら切られるなんて」
3月中旬、雇用保険の失業給付申請でハローワーク津を訪れ、がくぜんとした。離職票には「労使合意、契約期間満了の退職」とある。自己都合という意味だ。給付を90日間に短くされ、不服申し立てをした。給付は6月21日に切れ、家賃2万6千円、6畳一間のアパートに暮らす。
3月、雇用保険法の改正で、期間満了でも契約を更新した実績などの条件で給付日数が延長されたが、あてはまらなかった。製造業では「偽造請負」解消のため、派遣への切り替えが進み、今年一斉に契約上限の3年を迎える「09年問題」が迫る。「政府は何もしてこなかった。今さら法改正しても遅い」
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:44:46
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000460908070001
100年に一度の足元
下 1票をだれに託す
2009年08月07日
◆◆期待◆◆
衆院選に向けて主な政党のマニフェストが出そろった。「財源のないバラマキ政策だ」「4年間で何をするのか工程表がない」といった批判合戦の中、経済不況の中で自動車産業にかかわってきた3人も、その内容に注目する。どの候補者、政党に一票を投じれば、経済状況は上向くのか、普通の生活が取り戻せるのか、思いを巡らせている。
■政治が変われば企業も 40代の零細企業経営者
7月中旬、北勢地方でトヨタ車などの配線ケーブルを作っている町工場の40代の男性社長は、5社ほどある下請け工場の社長を集めた。工場の6畳ほどの事務室で、打ち明けた。「唯一の取引先から、年度内で取引停止すると通知されたんや」
社長らの顔色が変わった。いずれも零細だが、合わせて従業員約15人、パートは60〜70人を抱える。「生活できなくなる。プラカード持って、通知撤回の抗議行動や」 だが男性は「少なくとも衆院選ごろまでは、取引先と地道な交渉を続けたい」。政治が変われば企業も変わるのでは、との期待からだ。
05年の衆院選では民主党に投票した。「前回は誰かに入れないといけないから入れた感じ。でも、今回は政治にすがりたい。各候補者の考えをよく調べて、本当の意味での選択をしたい」。だが、男性は疲れた表情でこうもつぶやいた。「弱者を救ってくれる党が、あるんかな」
■子どもの教育に税金を 日系ブラジル人35歳
車の部品製造会社から派遣切りにあった日系ブラジル人の男性(35)は、知人の紹介で4月から1年間、小学校で働くことになった。14人のブラジル人児童の通訳やプリントの翻訳が主な仕事だ。日本語もポルトガル語も十分に理解できない児童がいることが気になる。ブラジルとの間を何度も行き来したり、親が仕事で忙しかったりしたせいなのか。
ブラジルでは欠かさなかった選挙の投票は、04年の来日以降一度もしていない。漢字が十分に読めず「ニュースが完全に理解できない」。衆院選は「ばらまき合戦」との話を聞き、ブラジルを思い出した。「ただお金をもらうのでは、国民も、国もダメになる」。だから、定額給付金は受け取っていない。教育現場で、未来を担う子供の教育にこそ税金を使ってほしいと感じるようになった。ニュースをもっと理解したい。そんな思いから日本語の勉強に力を入れ出した。
■庶民の味方見定めたい ホンダの元期間工40歳
ホンダ鈴鹿製作所の元期間工、北川剛さん(40)は06年3月に入社後、主に新型車開発部門で部品作りをした。700度に熱したアルミニウムを扱うきつい仕事だが、その新型車が街を駆けていく。「涙が出そうになるほどうれしかった」
父親が保守的な考え方を持っていた影響で、ずっと自民党支持だった。同党系県議の選挙事務所でボランティアをしたこともある。
ホンダ入社後、県議選や鈴鹿市議選は労組の要請で民主党系候補に初めて投票。恩返しの気持ちだった。昨秋からの経済不況で、雇い止めがささやかれた。労組出身の市議に相談したかったが、会えなかった。「企業内労組は正社員を守るためだけだった」
雇い止め直前、個人で加入できるユニオン三重に入り、失業者の相談にも耳を傾ける。「民主党は、庶民の味方のふりをしているだけ。今回は、革新系の社民党か共産党に入れると思う」
3212
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:47:51
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000310908040001
自民一本化 雪辱狙う
2009年08月04日
「政権選択」が争点となる第45回衆院選の18日の公示まであと2週間。県内すべての4小選挙区で自民と民主が激突し、共産も1〜3区に候補者を擁立する。すでに事実上の選挙戦がスタートしている各区の対決の構図をまとめた。
◆奈良1区/奈良市(旧都祁村地区を除く)◆
国会での耐震偽造問題の追及などで知名度を上げた民主前職の馬淵に、前回「郵政造反組」で無所属で落選した元職の森岡が自民に復党して雪辱を狙う。共産新顔の井上は「自・民対決」に割り込みを目指し、幸福実現新顔の栗岡も名乗りを上げる。
自民は05年の前回、党本部の「刺客」として立候補した鍵田忠兵衛が国政を引退し、森岡に一本化した。前回の森岡と鍵田の得票を合わせると10万票を超え、当選した馬淵の約7万3千票を上回るとして、「一本化」効果に期待する。7月の市長選で鍵田が落選したが、森岡は「悲しんでばかりではいられない。雪辱を果たす」と力を込める。
力を入れて訴えるのは、安全保障や社会保障政策だ。だが、靖国参拝に賛成する発言は、公明支持者の一部に反発もあり、不安材料を抱える。一方、郵政の4分社化に反対する姿勢は変えておらず、特定郵便局長OBらでつくる政治団体郵政政策研究会(旧「大樹」)の支援を受ける。
馬淵は党政調副会長として地元にいる時間が限られることになるといい、実際、最近の1週間も岐阜、愛知、福岡など各地を遊説。陣営スタッフは「本人が不在となる選挙は今回が初めて」と不安ものぞかせる。
7月の奈良市長選で馬淵が全面支援した新顔の仲川元庸(もと・のぶ)が当選するなど、民主への追い風が強み。地元にいる間は地域の夏祭りに顔を出すなどして露出を増やしているほか、街頭やミニ集会でマイクを握り、「官僚主導の政治を終わらせ、税金の使い道を変えることで生活が変わる」と訴え、政権交代の実現を呼びかける。
井上は、注目が集まる二大政党の争いに埋没しないように、街頭演説やミニ集会を精力的に繰り返し、「国民の暮らし、労働者を守るのは共産党」と訴えを続ける。奈良市議選で党公認7人が全員当選し、総得票数は計2万4千票と過去最高を記録した。派遣切りや生活困難者からの電話相談も相次ぎ党員も増えているといい、比例票の掘り起こしに全力を挙げる。
栗岡は主婦層の取り込みを狙い、スーパーや商店街などでの政策の訴えに力を入れている。(敬称略)
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千葉9区
:2009/08/08(土) 15:48:31
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000310908050001
郵政選挙の対決再び
2009年08月05日
◇奈良2区◇
■2区の予定候補者
高市 早苗48自前〈公〉(4)〈元〉少子化担当相
滝 実70民前〈国〉(4)〈元〉法務副大臣
西 ふみ子74共新 〈元〉生駒市議
田中 孝子54諸新 幸福の科学職員
(敬称略、氏名の下は満年齢、丸数字は衆院の当選回数、四角囲み政党は推薦・支持、肩書の〈元〉は過去の役職や職業)
前回の05年郵政選挙で自民党本部から「刺客」として送られた前職の高市と、「造反組」で自民を離党して今回は民主に転身した前職の滝が再び対決する。共産新顔の西は初の国政挑戦、幸福実現新顔の田中も立候補の準備を進めている。
前々回1区で敗れた高市は前回2区に国替え。1カ月足らずの短期決戦だったが、「刺客」ブームに乗って政界に復帰した。安倍内閣で内閣府特命担当相、福田・麻生内閣では経済産業副大臣を務め、公務のため地元に帰れないジレンマを抱えていたが、この4年で校区や町村単位の後援会を立ち上げ、支持基盤づくりを進めた。解散後は企業・団体回りを強化し、自民の支援団体の組織票固めをする。小さな集まりや地域の祭りにも顔を出して無党派層の取り込みも図る。「昨秋から景気対策に取り組んできた。いま腰折れさせることはできない」などと訴える。
郵政民営化に反対し、新党日本の旗揚げに加わった滝は前回、小選挙区で敗れたものの比例区で復活当選した。党運営への反発から離党し、昨夏からは民主入りを前提に、前回2区でしのぎを削った民主参院議員の中村哲治と共に「語る(話す)会」を開き、民主・滝をアピールしてきた。週末に加え、平日も可能な限り地元での街頭演説を繰り広げてきた。解散後も街頭演説に力を入れ、ほぼ連日30カ所で辻立ち。「官僚政治には限界がある。年金や介護、医療でほころびが出てきた。国民本位の政治にするため政権交代が必要だ」と訴える。
元生駒市議の西は07年春の知事選で、共産が支援する知事選候補として最多の18万票超を獲得しており、県内での知名度がある。07年春の統一地方選で2区内に誕生した2人の共産県議をはじめ、地元市議らの支援を受け、これまでにない充実した態勢で、駅前やスーパーなどで街頭演説を続けてきた。戦争体験と過酷な労働の経験から「平和と雇用を守る」ことにこだわり、「今回は、貧富の格差を拡大させた自民・公明に退場してもらう選挙。でも民主の危うさをチェックするために共産の躍進が必要だ」と訴える。
田中も7月中旬、生駒市内に事務所を設け、支援者とともに活動を続けている。(敬称略)
3214
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:49:23
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000310908070001
保守分裂に民主猛追
2009年08月07日
◆奈良3区◆
▽3区の予定候補者
奥野 信亮65自前 (2)〈元〉日産自取締役
吉川 政重45民新〈国〉 〈元〉県議
豆田 至功56共新 党県書記長
尾崎 貴教27諸新 幸福の科学職員
(敬称略、氏名の下は満年齢、丸数字は衆院の当選回数、四角囲み政党は推薦、肩書の〈元〉は過去の役職や職業)
前回10万票を獲得して大勝した自民前職で3選を目指す奥野に、4年間の浪人で着実に支持を広げてきた民主新顔の吉川が猛追。共産新顔の豆田も挑み、幸福実現新顔の尾崎も立つ。
奥野は2期の実績を強調し、「地方に権限と財源を譲り、地方分権を確立する道州制が必要」「京奈和道路の建設促進、リニア新幹線で奈良駅を近畿圏の入り口としたい」などと訴える。だが、昨年の御所市長選、2月の王寺町長選、6月の広陵町長選でそれぞれ保守が分裂。両町長選では奥野の支援候補が落選するなど、その後遺症が懸念される。
文相などを務めた父の誠亮(96)は7月中旬にあった御所市の決起集会に登壇し、「逆境のときこそ自民党が一致団結すれば必ず勝てる」と結束を促した。陣営は後援会や支持団体の組織固めを急いでおり、大和高田奥野会会長の吉田誠克・大和高田市長は「3区で奥野を失うのは大きな損失」と強調する。
「3区で勝てば政権交代」と意気込む吉川。王寺、広陵両町長選の勝利に陣営も勢いづいている。連合など従来の支持団体に加え、前回は「入り込めなかった」という奥野の地盤に4年間で足がかりを築き、農家や中小企業などから個別に支持を取り付け、自民票の切り崩しを図っている。
連日、早朝から「駅立ち」を地道にこなし、通勤客らに顔と名前を広めたほか、鳩山由紀夫や岡田克也、小沢一郎ら党幹部の再三の来援を受け、香芝市や北葛城郡の新興住宅地でも無党派層への浸透を目指す。「自公政権で強い人はより強く、弱い人はより弱い立場にさせられている。この流れを政権交代で変えたい」とリベンジを期す。
豆田は3区だけでなく、党が公認候補を立てない4区にも精力的に足を伸ばし、「建設的野党」をアピール。「前回の5割増」を目標に比例票の拡大を目指す。1日には市田忠義書記局長も3区入りしたほか、「蟹工船ブーム」を追い風に若年失業者らの取り込みも模索。「国民の生活と権利を守り、ルールある経済社会を築く」などと訴える。
河合町出身の尾崎は若さを強調。地域であいさつ回りを続け、政策の浸透を図る。(敬称略)
◆3区地域 大和高田市、御所市、香芝市、葛城市、川西町、三宅町、田原本町、上牧町、王寺町、広陵町、河合町
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千葉9区
:2009/08/08(土) 15:50:20
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000310908080001
共産党の行方が焦点
2009年08月08日
◆奈良4区
これまで圧倒的な浸透力を誇ってきた自民前職の田野瀬に、かつて大激戦を演じた前田武志・参院議員の政策秘書だった民主新顔の大西が挑む。幸福実現新顔の赤松も立候補の準備をしている。共産は今回、候補者擁立を見送った。
田野瀬は、京奈和自動車道の建設推進など、5期の実績を強調。橿原市の事務所に張られた紙には「かつてない実績力」の文字が踊る。選挙区内の全市町村に後援会を張り巡らせており、ミニ集会や企業・団体回りを重ねる。すでに公明の推薦も得て、態勢は万全に映る。
しかし、前回の衆院選で4区の民主公認候補だった森下豊が07年10月、全有権者数の37%を占める橿原市の市長に当選。09年2月の市議選でも民主候補が1、2位当選した。陣営でも危機感を強めており、「なりふりかまっていられない」(田野瀬)と、五條市議時代以来三十数年ぶりという朝の辻立ちを、解散直後から始めている。
大西は、前田の秘書を14年にわたって務めた経験がある一方、立候補表明は昨年9月と遅れた。当初は知名度不足がささやかれたが、毎日のように駅立ちを続けるなど、1年弱の活動でようやく名前も浸透してきた。「去年だったら多分駄目だった。選挙がこの時期まで延びたのは、天の配剤。運がよかった」と大西は話す。
以前は出身地の川上村で林業をしていた経験から、「人と地方を大事にする政治」をテーマに掲げる。前田が全面支援をしており、解散翌日の朝には近鉄大和八木駅前で一緒に演説し、「大西氏は4区を熟知した即戦力。山村の心がわかる候補だ」などとアピールした。
赤松は夏祭りなど地元で開かれるイベントに積極的に参加するなどして、支持を広げようとしている。
選挙の焦点のひとつが共産票の行方。4区内では前回の05年衆院選は約1万票、07年参院選では約1万3千票を獲得しているが、田野瀬陣営は「うちへ流れてくる票はほとんどないだろう」とみており、大西陣営は「8割が流れてくれれば」と期待する。(敬称略)
3216
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千葉9区
:2009/08/08(土) 15:55:57
1区記事見当たらず
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000350908040001
連携自民を追う民主
2009年08月04日
「林田後援会が動かないと、野田後援会にも公明党にもお願いできない」
衆院が解散した7月21日、自民前職林田彪(たけし)氏(65)は、熊本市の事務所に集まった建設業者や農家ら、後援会幹部に訴えた。今回、比例区に回る前職野田毅(たけし)氏(67)と交互に選挙区に立候補する「コスタリカ方式」も3回目。「両者の連携が今回ほど深まったことはない」と選対本部長の村上寅美県議は強調する。
前々回の03年にも林田氏は選挙区から立候補したが、保守党から自民に復党した野田氏とぎりぎりまで公認争いを演じ「候補者調整で力を使い果たし、選挙戦に影響した」と林田後援会関係者は話す。
今回は、党本部が「コスタリカ廃止」を打ち出したが、県連を巻き込んで反発。両派が連携を深めて「特例」を認めさせた。昨年9月以降、両氏が合同で開く集会は2ケタを越え、7月末からは玉名郡市、荒尾市で決起大会を開き、組織固めを図る方針だ。野田氏は「自分の選挙のつもりで戦う」。林田氏は「コスタリカは2人の『たけし』で、熊本方式として続ける」と結束を訴える。
民主新顔の福嶋健一郎氏(43)は7月26日、のぼりを立てた自転車で熊本市南部の住宅地を回った。
前回衆院選まで熊本2区に3回立候補した松野信夫民主党県連代表は、07年の参院選に立候補し、2区の得票で自民現職候補を突き放し、参院に初当選した。その松野氏の後継者が、公募で選ばれた福嶋氏だ。2区の自公関係者も「松野さんの後援会は郡部まで入り込んでいる」と警戒する。松野氏は「福嶋さんとチームを組み、みなさんの声を国政に届ける」と話す。
福嶋氏は松野氏の後援会に加え、労組や県議、熊本市議らの支援も受けるが、自前の後援会は小さく、2人の自民前職には組織力や知名度で大きく離される。都議選などの地方選で吹いた民主党への風を結びつけようと、労組の集会などの合間に街頭で政策を訴え、知名度向上を図る。
福嶋氏が訴えるのは「政権交代」。ここ4年の暮らし向きの悪化をとらえ「暮らしを立て直すには政権を変えんばいかん」と訴える。これに対し林田氏は「政権交代は争点ではなく焦点だ」とくぎをさす。争点は「保障」として、安全保障と社会保障での実績を強調する。
2区では、諸派(幸福実現党)新顔の馬郡賢一氏(45)も街頭演説を重ねている。(中島健)
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 15:57:06
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000350908050001
農政巡り割れる支持
2009年08月05日
3日夜、自民前職坂本哲志氏(58)の国政報告会が地元、大津町で開かれた。来賓として出席した公明党県本部の城下広作幹事長は坂本氏に推薦状を手渡し、会場に「今まで皆さんと一緒に戦うことはなかった。(今回は)しっかり力を合わせて大勝利したい」と呼びかけた。比例九州ブロックに立候補予定の公明前職もあいさつ。坂本氏が「(比例九州に立候補する公明党の)4人を全員当選させないといけない」と返すと、公明党関係者がわいた。
03、05年衆院選で坂本氏が故・松岡利勝氏と激しく議席を争った際、公明党は自民公認の松岡氏を支援した。07年の衆院補選後に坂本氏が自民党に入党後、今回が初めての総選挙。逆風の中、与党として互いに手を取り合う。
自民の公認を得て首長や自民党県議らの支援も新たに得られる一方、「無所属だから応援していた」と反発する声もあり、坂本氏にとって自民党の「看板」は損得両面の影響がありそうだ。県農政連は、県内の他の選挙区では自民前職の公認・推薦を決めたが、熊本3区は三つの総支部で支持が割れ、自主投票とする異例の対応を取った。陣営は「(厳しい現状を示され)あれで、引き締まった」。
民主新顔の後藤英友氏(42)は7月29日、民主党の鳩山由紀夫代表とともに臨んだ菊陽町での講演会で「3区から政権交代の波を起こす気持ちで死にものぐるいでがんばる」と意気込んだ。鳩山氏が「民主党に期待を寄せて新しい政治を作ろうじゃないか」と後押しすると、拍手が響いた。陣営幹部は「予想以上の人が来た」と笑みを見せた。
朝、交差点で「子ども手当」や農家への戸別所得補償など民主党がマニフェストに掲げる政策を訴えると、車から手を振って応援する人の姿も見えた。後藤氏は「手応えはある」と語るが、地盤固めはなお十分とは言えない。「政権交代」を前面に出し、支持拡大に期待する。
無所属で立候補予定の新顔三浦一水氏(55)は7月27日、農協の集荷場で演説し「農業は国の基本と訴え、がんばりたい」と農家に呼びかけた。参院議員時代に農水副大臣を務め「農政通」を自任。支援者からは国とのパイプ役を期待する声が上がる。
作業服姿で選挙区を回る。07年の参院選で落選した後、みかん作りにかかわったことも話し、現場との近さをアピールする。「第3極」をめざす平沼赳夫前衆院議員のグループにも名を連ね、自民、民主いずれにも期待しない有権者の受け皿をめざす。
諸派(幸福実現党)の新顔松井栄治氏(43)は街頭演説などで政策を訴えている。(岡田将平)
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千葉9区
:2009/08/08(土) 15:58:07
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000350908060001
「王国」逆風 迫る野党
2009年08月06日
盤石な地盤と組織選挙で7期連続当選した自民前職の園田博之氏(67)の本拠地にも自民党批判の逆風が吹く。
7月27日、天草市有明町の集会で園田氏は「自民党への批判は相当厳しい」と前置きし、先日、上天草市で食事に入った店で「園田さんも自民党じゃつまらん、今度は入れん」と言われ、追いかけて「何とかよろしくお願いします」と頼んだ、という逸話を紹介。自民党政調会長代理として取り組んだ経済対策や施策を続ける重要性を説き「園田と自民党をもう一度信じてほしい」と締めくくった。
加えて、市町村合併で首長や市議、町議の人数が減ったことによる組織の弱体化が追い打ちをかける。自治体単位で各首長や市町議、建設業界などの各種団体で強固な組織選挙を展開してきた。しかし有権者数約7万8千人(6月2日現在)の天草市の場合、140議席あった市町議が合併で市議30議席に激減。首長も減り、動員やちらし配りにも苦労しているという。
園田氏は党のマニフェスト作成に中心的役割を果たしたが、陣営は天草独自の「マニフェスト」を作って天草地域に全戸配布する。「初心にかえって、どぶ板選挙をしなければ」と話す。
一方、民主、社民の推薦を受ける国民新党新顔の松永真一氏(50)は事務所開きから10カ月以上、熊本4区内を合併前の旧市町村単位で5〜10回まわって街頭演説や地区の祭りに顔を出した。郵政民営化見直しを唱える国民新党に賛同する郵政関連の支援者の協力を得て「草の根選挙」を展開する。
7月21日、街頭演説を終えて宇土市の後援会事務所に戻った松永氏は額の汗をハンカチでぬぐい、衆院解散の様子を映すテレビを見つめて「政権交代は必ずする。4区が乗り遅れないようにしなければ」と意気込んだ。
24日夜に開いた選対会議では「相手の後ろ姿は見えた。もう手の届くところまで来ている」とあいさつ。居合わせた郵便局関係者や共闘する民主、社民両党、連合関係者ら約35人から拍手が起きた。
後援会事務所の下城孔志郎事務局長は「松永の知名度は徐々に上がっており、有権者の反応もいい。ただ、吹いているのは民主への追い風。国民新党がどれだけ支持を集められるか不安はあるが、この選挙は大軍に小軍が挑む桶狭間の戦い」と言ってにやりと笑った。
諸派(幸福実現党)新顔の河野一郎氏(49)は街頭演説やミニ集会で支持を訴える。(佐藤幸徳)
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千葉9区
:2009/08/08(土) 15:59:13
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000350908070001
09政権選択くまもと 5区
2009年08月07日
「市長選と衆院選が近く行われる。これからも八代市と県南の発展を一緒になって押し上げていく」
8月23日投開票の市長選に立候補を表明している坂田孝志市長(51)は7月12日、自民前職の金子恭之氏(48)が八代市で開いた決起集会で、連携を強調した。
坂田氏を「兄貴分」と呼び「二人三脚」の実績を訴える金子氏も「八代市が大きく動いているとき、体制を変える必要があるのか」と「継続」を訴えた。両氏はイベントなどにそろって出席して国とのパイプを強調し、市長選と総選挙の連勝をめざす。
ただ、麻生政権への批判は強く「過去にないきつい戦い」と金子氏はいう。解散後は「原点に回帰しよう」と熊本5区内を隅々まで回る。
選挙区の大半は球磨川・川辺川流域。蒲島郁夫知事が川辺川ダム建設反対を表明した後の初の総選挙になるが、金子氏は「『ダムによらない治水を検討する場』の議論を見守るべきだ」とかわし、応援する田中信孝人吉市長ら流域の首長もダムには触れない。
一方、水俣病問題について金子氏は、未認定患者の救済法成立を成果としてアピールする。「与党と民主が合意したのに、社民は反対した」と強調し、対立陣営内の対応のずれを争点化する考えだ。
05年9月の八代市長選で落選した社民新顔の中島隆利氏(66)は、初の国政選挙に挑む。中島氏は、今回の八代市長選で「チェンジ八代」を掲げて坂田氏に挑む地元県議の福島和敏氏(66)と共闘。衆院解散直後に福島氏の後援会事務所に出向き「八代と国を変えよう」と握手した。
民主、国民新両党との野党共闘で意気が上がるが、課題は八代市外での知名度不足。球磨、水俣での街頭宣伝の回数を増やし、人吉市での集会では「人吉球磨でも最近は『どげんかしてくれ』と握手を求めてくる方が増えた」と手応えを強調した。
ダム問題については「確実にダムを止めるための大切な選挙」と争点化をめざす。7月19日には荒瀬ダム撤去などを訴える市民団体の集会で中島氏は「政権が変われば、ダム撤去の助成制度をつくる」とアピール。福島氏とともに「民意の反映」を誓った。
水俣病問題について中島氏は「全面解決」を訴え、「政権を担った段階で、患者の症状に見合った認定基準を議論したい」と述べ、主眼を選挙後に置いている。
諸派(幸福実現党)新顔の南政宏氏(38)は各地でポスターを増やし、宣伝車などで支持をアピールする。(具志堅直、中村幸基、稲野慎)
3220
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:04:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009080602000075.html
決戦待つ政党 真夏の審判<上> 自民 『逆風どころでない』
2009年8月6日
「逆風どころではない」。自民の出馬予定者がこう表現する総選挙。先月末に千葉市内で自民県連と各種団体との懇談会が開かれ、全十三区の候補予定者ほとんどが出席、支援を呼び掛けた。会合後、実川幸夫県連会長(前衆院議員)は「今まで以上に(支援を)徹底してほしいと頼んだ」と述べ、厳しい戦いであることを強調した。
「参院選からずっと逆風だった」(自民県議)。二〇〇七年夏の参院選(改選数三)は、二候補を擁立しながら民主に二議席を奪われる敗北。二候補間で票の奪い合いも激化してしこりを残した。
今年三月の知事選をめぐる候補者選びでは、複数の候補から「自民単独では勝てない」などと出馬を断られた。このため、民主、公明との相乗り候補の擁立を目指したが、自民、民主双方から批判が起こり失敗。自民の一部は森田健作知事を支援し分裂した。
森田知事は「完全無所属」を掲げて、民主推薦候補を退けた。森田知事を応援した自民県議らは選挙戦では裏方に回り「政党隠し」と批判されるなど、自民の勝利と言い切れる結果ではない。公明は森田知事の対抗馬を推したため、公明との関係もぎくしゃくした。
こうした迷走を背景に、ある陣営幹部は「都市部で民主が強く、五勝八敗だった前々回が基本的な構図。逆風でこれより厳しくなると想定していたが、想定以上になってしまった」と苦笑する。
それでも、無党派層の多い8区の桜田義孝陣営は「常に厳しい戦いだった。組織固めと街頭活動を同時に進める正攻法でいく」。有権者の反応について3区の松野博一氏は「マニフェスト(政権公約)をしっかり比べてみようという雰囲気は出てきた」と分析。2区の山中〓子氏は「民主の主張に対する疑問の声は有権者の中にある。候補者の主張を比べてもらう戦いに持ち込みたい」と語る。
田久保尚俊県連幹事長(県議)は「例えば子育て支援は、手当よりも保育園を増やし待機児童をなくす方が大切だ。より現実的で実現可能な政策を訴えていくことで活路は開ける。各陣営が危機感を持ち引き締まってきている」と逆風に立ち向かう姿勢を鮮明にしている。
◇
政権をかけた決戦、衆院選公示が約二週間後に迫った。事実上の選挙戦は既に始まり、各党の党首クラスも来県するなど熱気を帯びてきた。覇権を競う自民、民主、二大政党に注目が集まる中で独自色を強調する公明、共産、社民。主要政党の“助走”を追った。
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:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:05:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009080702000095.html
決戦待つ政党 真夏の審判<中> 民主 変化求める声追い風に
2009年8月7日
二日午前、JR四街道駅前−。民主党の鳩山由紀夫代表を一目見ようと集まった多くの有権者がロータリーを埋め尽くした。「こんなに人が集まるとは…。やっぱり“次期総理”だからかな」。県警の要請で百人以上のボランティアを用意し、受け入れ態勢を整えた9区立候補予定者の選挙事務所幹部は驚きを隠せなかった。
鳩山代表は自公政権を批判して拍手を浴び、演説後にロータリーを一周すると握手を求める群衆にもみくちゃにされた。その場は民主党関係者ならずとも「政権交代」を予感せずにはいられない雰囲気に満ちていた。
◇
民主党は鳩山代表が就任した五月中旬以降、さいたま市長選や静岡県知事選、東京都議選などの地方選で連戦連勝した。国政と連動させて政権交代を声高に訴える戦略が奏功。変化を求める有権者の声を上手に拾い上げ、勢いに乗っている。
県内でも六月中旬の千葉市長選で、前市長の汚職事件を受け、市議だった熊谷俊人氏を擁立して快勝。県連は同市を含む1、2、3、9区はもちろん、他の選挙区でも人気の高い熊谷氏の応援で支持を広げる戦略を練る。
同市長選では最大の支援組織である連合千葉が熊谷氏の対抗馬を推薦して戦ったが、既に“復縁”済みだ。七月上旬の合同選挙対策会議では長浜博行・県連代表が「今度は喜びを共有できるように戦う」と呼び掛け、黒河悟・連合千葉会長も「国政と地方は同一ではない。地方選挙の結果は引きずらない」と同調。ここでも「政権交代」という大義名分が威力を発揮した。
◇
民主党の楽勝ムードも漂い始める中、県連幹部は引き締めに躍起だ。野田佳彦選対委員長(前衆院議員)は「幹部の失言などに気を付け、慢心を戒めないと」と強調。河野俊紀幹事長(県議)は「四年前も政権交代間近という雰囲気だったが、小泉純一郎元総理に“劇場型選挙”に持ち込まれ、あっという間に風向きが変わってしまった」と、一瞬で有権者にそっぽを向かれる怖さを打ち明ける。
自民党への逆風をうまく帆にとらえ、自らの推進力としてきた民主党。その追い風が三十日の投票日まで吹き続ける保証は全くない。
3222
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:05:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009080802000089.html
決戦待つ政党 真夏の審判<下> 公明・共産・社民 比例票獲得に躍起
2009年8月8日
自民県連幹部が先月末、千葉市内の公明党県本部を訪れ、全13区の候補予定者の推薦願を提出した。これに対し、公明側は具体的な票数を示し、比例代表での協力を求めた。
「安易に推薦はできない。協力が明確化した区から推薦が出る」と同党県本部の吉野秀夫代表代行(県議)。知事選では、自民の一部は公明が推す候補以外を支援して不協和音も響いたが、感情論は抑えて実質的な「貢献」を迫った形だ。既に十三人中十人の推薦は決まっている。
公明は比例代表(南関東)で現有の三議席確保を目指す。県内の獲得目標は前回の一割増の四十三万票。民主への追い風を警戒し、票の上積みが必要だと分析している。
吉野代表代行は「自公政権の経済対策に、きめ細かな生活支援が盛り込まれたのは公明の存在があったからだ。そこを訴え支持を広げたい」と力説した。
◇
小選挙区に五人を擁立、比例票の掘り起こしを図る共産党。比例代表(同)で一増の二議席獲得を目指す。
「自公政権を終わらせる。民主中心の新政権の中で何をするかを訴える」と党県委員会の浮揚幸裕委員長は語る。「民主(中心の)政権に対しては要求や提案を行う建設的野党の立場。だが、憲法、消費税、海外派兵などの重要問題で対立すれば、正面から戦う」と説明。
「追い風は民主に流れる」と厳しい戦いであることを認める。「政権がかかった選挙だからこそ、有権者はより真剣に選ぶ。平和や暮らしを守ることを中心とした、党の主張を受け止めてもらえるチャンス」と期待感もある。
◇
「参院は社民党がいなければ、与野党逆転はできない。衆院でも躍進したい」。社民党の福島瑞穂党首は二日、JR千葉駅前で声を張り上げた。二大政党による政権選択選挙の様相が強まる中、埋没しないようにと必死だ。
県内で二十一万五千の比例票の獲得を目指す。比例代表(同)に単独で出馬する予定の村上克子県連代表は「自民と民主の二つだけではバランスを欠く。社民がブレーキ、重しになる『良い形の政権交代』を目指す」と訴える。
しかし、当初は複数の擁立を目指した小選挙区は7区だけに。比例代表も二人に打診を断られ、村上代表自ら出馬せざるを得なかった。「躍進」への道のりは決して楽ではない。
(この企画は、小川直人、小林孝一郎が担当しました)
3223
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:10:20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09080701.html
限界集落に届かぬ視線 「存続・再生」公約になく '09/8/7
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政権選択のときが迫る。郵政選挙から4年。相次いだ制度改革や経済危機にさらされる中、山口県民の暮らしはどう変わり、政治に何を求めているのか。地域から報告する。
わずか2世帯。岩国市本郷町の中心部から東へ約6キロ入った延ケ原地区は、集落そのものが消滅の危機にある。空き家が点在し、バスは走らず、郵便ポストもない。65歳以上の高齢化率が50%以上で、19世帯以下―。県が言う「小規模・高齢化集落」、いわゆる限界集落の一つである。
「ここにおったら生活できんと、みな広島へ出て行った」。立川ヨシコさん(84)は夫の守さん(82)、知的障害のある長男(61)と3人で暮らす。
もとは60アールを超える田畑で、野菜やコメをつくってきた。約40年前からは、手が回らなくなった農地に杉を植えた。だが、国産材の価格低迷で伐採さえできない。守さんは「林業につぎこんで、一生を無駄にしたようなもの」と嘆く。
50年前に30世帯を数えた地区の住民は、1963年の「三八豪雪」なども影響し、次々と集落を離れた。自治会は3年前になくなった。食品などの行商の車は4、5年前から来ない。
地区の草刈りは守さん1人が担う。「1日作業すると、しんどくて2、3日休まにゃあいけん。機械を使うのも難しくなってきた」。それでも「住めば都」と故郷を離れる気はない。
生活はぎりぎりだ。収入は夫婦の年金が柱。買い物は守さんが車を運転し、美和町や錦町へ出掛ける。守さんは脳梗塞(こうそく)、ヨシコさんは狭心症を抱え、2カ月に1度は県外の病院を受診する。「どちらかが倒れたら」。不安が募る。
過疎地対策のため、議員立法で来年の通常国会提出を目指す新法がある。「新過疎法」―。医師確保や巡回バス運行…。過疎債の使途は、本年度末で期限が切れる過疎法と異なりソフト事業にも広がる。ただ、延ケ原地区のような限界集落の消滅は、新法でも食い止めることが困難なのが現状だ。
延ケ原地区に残るもう1世帯は、西村貞男さん(75)。糖尿病と付き合いながら一人で生活する。
「この集落は5年もしたらつぶれる。田舎に人が住めるよう、何とかしてもらわにゃあいけん」。西村さんは望むが、各党が示したマニフェストには、限界集落の存続・再生への特効薬は盛り込まれていない。県の3年前の調査では、県内の限界集落は424地区に上っている。(佐々木裕介)
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千葉9区
:2009/08/08(土) 16:13:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1249396528591_02/news/20090804-OYT8T01201.htm
09 衆院選 集票の現場 一覧
《上》 「自民隠し」 足元は液状化(2009年8月5日)
右隅の「自民党」の文字は、目を凝らさなければ見えないほど小さい。
1区から出馬予定の金子善次郎が、公示後に張り出すポスター。4年前は自民党を前面に出して戦い、「小泉旋風のおかげで3、4万票は上乗せされた」(陣営幹部)。だが、風向きは変わった。「党と党の戦いでは勝てない。どうやって個人戦に持ち込むかだ」
前回の衆院選。15選挙区で12勝3敗と大勝した自民党だが、麻生内閣の支持率低迷や地方選連敗で苦境に立たされている。候補者は“自民党隠し”に走りつつある。
5区から出馬予定の牧原秀樹は「このままでは埼玉は全滅する」と危機感をあらわにする。前回、新人ながら民主党の枝野幸男に約1万票差まで迫り、比例復活した。「小泉チルドレン」の一人だが、先日、自らのブログに記した。
「政党も大切だが、『牧原ひでき』対相手候補の対決という個人をよくよく見てもらいたいというのが、痛切なる思いだ」
◎
風向きだけではない。足元の“液状化”も歯止めがかからない。かつて集票マシンとなってきた業界団体は、小泉政権が主導した構造改革で、組織が弱体化。政権への不満などから、民主党に接近する動きも顕在化してきている。
強固な支持組織だった「県建設政治連盟」や「県医師連盟」も、すでに自民党候補だけを推薦しているわけではない。前回選で県医師連盟が推薦した自民党候補者は10人だけで、民主党や無所属の候補者も推薦した。ここ数年は、民主党への献金も続けている。
自民党候補者は「各選挙区で2〜3万票持つ」とされる公明党への傾斜を一層強めている。先月29日、川口市で開かれた公明党の国政報告会。来賓として出席した15区から出馬予定の田中良生は、「比例は公明」と3度唱え、「皆さんとともに戦うことを誓う」とあいさつ、拍手を浴びた。
自民党支持者の中には、公明党との接近にまゆをひそめる向きもある。だが、自民党が惨敗を喫した先月12日の東京都議選で、公明党は全候補者を当選させ、底力を見せつけた。翌朝、県連幹部はつぶやいた。「すごい。公明党の協力がない選挙はもう考えられない」
◎
候補者たちが活路を見いだそうとしているのが、有権者の間にある、民主党の政権担当能力への不安だ。
先月30日午後、草加駅東口。3区から立候補予定の今井宏は、応援に訪れた小池百合子元防衛相と並び、聴衆を前にマイクを握った。
「皆さん、自民党に不満だらけでしょう。私の気持ちも、こうです」と、その場で足を踏み鳴らした。「腹立たしく思います。しかし――」。安全保障や教育問題などに関する民主党政策の批判を展開すると、拳を振り上げた。
「本当に民主党に、この日本を任せられますか」
有権者の民主党への疑念や不安をかき立て、支持を広げたい自民党。だが、長年、政権党として君臨してきた自らの政権担当能力が審判を受ける戦いとなっているのも事実だ。
(敬称略)
(2009年8月5日 読売新聞)
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千葉9区
:2009/08/08(土) 16:13:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1249396528591_02/news/20090806-OYT8T00859.htm
09 衆院選 集票の現場 一覧
《中》 民主、楽勝ムードを警戒(2009年8月6日)
「税金は官僚の天下り先に使われている。官僚任せの自民党政治から、皆さんのために税金を使う政治に変えよう」
民主党の鳩山代表が衆院選の政権公約(マニフェスト)を発表した先月27日。同党の菅直人代表代行は、県内3選挙区での遊説で、政権交代の意義をこう訴えて回った。
川口市内の街頭演説では、前回苦杯をなめた2区から出馬予定の石田勝之が、菅の演説に先立ち、「自民党は郵政民営化をしたら、経済や年金、医療などが良くなると言っていた。4年が過ぎて良くなったのか。多くの人がノーだと答える」と声を張り上げた。
県連支持候補が当選したさいたま市長選の後も東京都議選などで勝ち、勢いに乗る民主党。衆院解散以来、鳩山代表や岡田克也幹事長らが続々と県内に乗り込み、農村部を中心にてこ入れを図る。先月24日に加須市内で開かれた12区から出馬予定の本多平直の集会には、岡田が駆けつけた。300人収容のホールは、倍の600人であふれかえった。本多は「私の集会で、立ち見が出たのは初めて。非常にありがたい」と興奮気味にあいさつした。
◎
民主は前回、県内小選挙区で3勝12敗と大敗を喫した。有力な支持基盤が連合埼玉ぐらいしかないため、風頼りの体質を改めようと、各種団体との接触を図ってきた。
さいたま市中央区で先月開かれた立候補予定者と郵便局長らによる意見交換会。選挙協力についての話し合いは、ポスター張りやチラシのポスティングなど細部に及んだ。郵便局長会は国民新党を支持しているが、同党が候補者を擁立していない小選挙区では、基本的に民主党候補を応援する。会に出席した8区から出馬予定の新人、小野塚勝俊は「郵便局長は地元の名士。それだけに影響力も大きい」と集票に期待をかける。
◎
民主党は今回、11区を除く14選挙区で候補者を立てる。立候補予定者らが集まった先月18日の県連常任幹事会で、県連代表の枝野幸男は「14選挙区全勝は夢物語ではなく、現実に可能性のある目標だと思っている。ただ、長丁場で何があるか分からないので、気を引き締めて戦い抜こう」と呼びかけた。
県連は新人を擁立した8、13区を最重点区と位置づけるとともに、元議員の復活を期して、参院議員の秘書を送り込んでいる。ある県連幹部は、「政権交代には、11区を含め、非自民で12勝以上することが必要」とみている。
枝野は「民主党への期待というより、現政権を代えなければだめだといううねりが、確かで強いものになってきている」と現状を分析。その上で、「政権交代の可能性は五分五分。党名ではなく、個人対個人の戦いで相手に勝てるよう地道に訴え続けるしかない」と楽勝ムードを戒めている。
(敬称略)
(2009年8月6日 読売新聞)
3226
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:14:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1249396528591_02/news/20090806-OYT8T01220.htm
09 衆院選 集票の現場 一覧
《下》 公明「プラス・ワン」訴え 共産、社民も埋没危機感(2009年8月7日)
「2大政党ではない、2プラス1の勢力が大事だ」
先月29日夜、JR川口駅西口の「川口リリア」で開かれた公明党の国政報告会。太田代表の絶叫が響き渡った。
自民、民主両党の戦いに注目が集まる中、埋没の危機感を強める公明党は、「プラス・ワン」というフレーズを繰り返している。
県内選挙区には候補者を立てず、比例北関東ブロックでの戦い。同ブロックでは4年前、自民党が議席を伸ばす一方、公明党は議席を3から2に減らし、「3議席目の奪還」は至上命令だ。
「投票率が68%とすると、3議席をとるには北関東で約107万票が必要。うち約57万票は埼玉でとらないといけない」。県幹部は、こうそろばんをはじくが、約47万9000票だった前回得票に約10万票の上積みが必要だ。実現には、創価学会という固い支持基盤に加え、自民党の選挙協力が欠かせない。
選挙区で自民党を支援する代わりに自民支持者に比例で「公明」と書いてもらう――。そんな協力関係が、連立政権発足後、選挙ごとに深まっている。ある自民党候補の陣営幹部は「4000票を公明に回す約束をした」と打ち明ける。
だが、2007年参院選の埼玉選挙区で公明党候補が落選し、「割を食うのはいつも公明」との不満が、公明支持者には根強い。
自民党県連は全15選挙区の候補者への推薦を公明党に申請しているが、6日までに推薦したのは12人。「信頼関係のない選挙区では推薦はできない」。県本部の西田実仁代表は、一部選挙区での推薦見送りの可能性も示唆する。
幹部の一人は、「私たちの支援が当たり前だと思ったら大間違いだ」と、自民党へのいらだちを隠さない。連立の基盤である選挙協力がどこまで機能するかは、まだ見通せない状況だ。
◎
「民主党政権ができたら、国民の利益を守るため、『建設的野党』として役割を果たすことを約束します」
5日夕、大宮駅西口。共産党の志位委員長は、「民主党政権」との関係をこう説明した。
4年前は全15選挙区に候補者を立てたが全敗。今回は6選挙区に絞り込み、現在1議席の比例北関東ブロックを2議席に増やすため、県内で38万票の獲得を目指す。「蟹工船ブーム」などの影響で県内党員数はここ1年で約500人増加し、期待は膨らんでいた。
だが、東京都議選で13から8に議席を減らし、「民主党の勢いに埋没する」との危機感が急速に高まっている。党本部が先月、民主党中心の政権が誕生した場合、是々非々で協力する方針を打ち出したのも、そのためだ。
先月31日、県委員会は新たな比例単独候補擁立を急きょ発表した。「候補者を増やして私どもの訴えを尽くさないと、票を民主党に持っていかれてしまう」。県委員会の荻原初男書記長は焦りを率直に認める。
民主党との「連立政権」を検討している社民党も悩みは同じだ。民主党の勢いにのみ込まれると、死守したい「北関東の1議席」さえ失いかねない。
「比例で『社民党』と書いてもらうことで平和と憲法9条を守れる」
先月22日、大宮駅東口で行ったリレートーク。県議や市議らが3時間にわたって代わる代わるマイクを握り、党の存在意義を訴えた。
2大政党が覇権をかけ、しのぎを削る中、その他の政党の、懸命の戦いが続いている。
(敬称略)
(この連載は、芳村健次、赤松正基、荒谷康平、秋田穣が担当しました)
(2009年8月7日 読売新聞)
3227
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:17:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1249570622692_02/news/20090806-OYT8T01297.htm
決戦間近
看板は「個人」と「政党」
5人が立候補予定の山形1区。所属政党が逆風を受ける中、「個人戦」で勝機を狙う自民前議員の遠藤利明。政権交代を掲げて「自民VS民主」の政党色を前面に挑む民主元議員の鹿野道彦。小選挙区で2勝2敗の両雄が熱戦を展開している。
◇
「一対一では絶対に負けない自信があるが、これだけの風。原点回帰で戦っていく」。遠藤の強い口調には、2005年前回選で鹿野に3万9019票差で勝利した「自負」と、自民への厳しい逆風に対する「危機感」が入り交じる。
1日の「党県連選対支部長・幹事長合同会議」。他の公認候補がスーツ姿で出席する中、遠藤はオレンジ色のポロシャツを着て登場し「独自路線」を際立たせた。この席上「最後は自分で頑張るしかないと思っている」と強調した。陣営幹部は「遠藤対鹿野という土俵を作りたい。政党対決には持ち込みたくない」と狙いを明かす。
遠藤は「選挙区の13万6千軒を回る思い」で自転車遊説に汗を流す。走行距離は一日20〜40キロ。得意のスポーツ政策を通して親しいともに参院議員の橋本聖子、神取忍らの応援を受けて一緒にペダルをこいでアピール。「世襲」候補ではなく1993年に無所属で初当選し、日本新党入党や浪人、4回当選の道のりを例えて「たたき上げ」をキャッチフレーズに、「戦いは厳しいが、地域の声を身近に聞ける。明るく楽しい」と笑う。
◇
3月上旬の夜。鹿野は山形市内の酒場で、日本酒を酌み交わした民主代表(当時幹事長)の鳩山由紀夫の「党を指導してほしい」との言葉に「その役割を担いたい」と誓った。陣営には鹿野が当選し、政権奪取となれば「大臣ポスト」の期待も膨らむ。選対幹部は「民主を先導するため『政党』を前面に戦っていく」と語る。
鹿野は自民衆院議員だった亡き父彦吉の地盤を受け継ぎ、農相なども歴任したが94年に自民を離党し、新進党などを経て民主結成に参画。前回は遠藤に大差で敗れ、10回連続当選でストップ。引退もささやかれたが、07年参院選の民主大勝が大きな転機となった。背中に「政権交代」の4文字が入ったポロシャツを着て、のぼり旗を手に商店街を練り歩く。浪人中の4年間で街頭演説は2500回超。党本部は幹事長の岡田克也、代表代行の菅直人らを応援に送り、党内での鹿野の存在感や実績を訴える。
衆院解散直後。「自民を離党した時は批判も受けたが、先見の明があったと励まされる」と胸を張り、鹿野は街頭演説で「15年前から政権交代を訴えてきた。気持ちが高ぶっている」と吠(ほ)えた。
◇
両陣営の対決に割って入ろうと、共産新人の佐藤雅之や、元経産相の平沼赳夫の支援を受ける無所属新人伊藤香織も必死に追う。幸福実現党は新人森大吾郎を擁立する。
(2009年8月6日 読売新聞)
3228
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:18:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1249570622692_02/news/20090807-OYT8T00001.htm
決戦間近
様子うかがう首長
昨年9月に元農相・遠藤武彦の後継として自民が擁立した新人の鈴木啓功と、初の小選挙区勝利を目指す民主前議員の近藤洋介が激突、事実上の一騎打ちとなる。
◇
7月21日の衆院解散直後、議員会館で一息ついていた近藤の元を、東根市議会議長(当時)の岡崎賢治が訪ねた。自民党員の岡崎は、自民県連幹事長を務めた同市長・土田正剛の“門下生”を自認する。「今回は応援させてもらうがいいか」と問う岡崎に、近藤は「本当にありがたい。ぜひお願いします」と応じた。
「頭からつま先まで自民党」と公言する土田が6月に近藤支援を表明すると、自民関係者に衝撃が走った。しかし複数の関係者は「土田は昨年秋の段階で近藤支援に傾いていた」と話す。
「おやじの件はおわびします。なんとかお願いします」。昨年9月の遠藤の引退表明直後、近藤は土田を訪ね頭を下げた。土田が出馬した1993年の知事選で、近藤の父の元労相・鉄雄は対立候補の高橋和雄を支援、土田は敗れた。この時の経緯から、土田の支持者には「なぜ近藤を支援するのか」との声も多かったが、頻繁に足を運ぶ近藤に心が動いた。山形東高、慶大法学部の先輩後輩という関係も後押しした。
◇
「今まで近藤先生の集会に出たことはありませんでした。きょうは大変緊張し脂汗が出てくる」。白鷹町長の佐藤誠七も7月4日、近藤の国政報告会に顔を出してエールを送った。
相次ぐ首長の近藤支持。しかし、民主に乗り換えたわけではない。土田は「比例は自民に入れる」と強調し、佐藤は2日の鈴木の事務所開きにも出席した。佐藤は「私は町民の代表。町民には色々な政党を支持する人がいるので、中立を貫く」と話す。岡崎も、相次ぐ首相退陣や知事選を巡る経緯などに失望したというが、自民への愛着は深い。「党再生には下から声を出さないと。(近藤支援の動きは)いい薬になったはずだ」
◇
鈴木陣営の危機感は強い。「2区内7市10町の首長で、きょう来たのは2人だけ。『様子を見たい』というのが我々首長の偽らざる気持ちだ」。2日の事務所開きで、長井市長の内谷重治はこう吐露した。ある自民県議は「ベテランが引退し新人が立つ代替わりの厳しさが出たな」とみる。「一方の議員に陳情に行くと、もう片方の議員から『なぜ俺のところに来ない』と言われる。首長の立場は難しい」。政権交代の可能性が叫ばれる中、首長は両候補予定者の動向に目配りをせざるを得ない、というわけだ。
逆風の中、会社員の職をなげうって出馬する鈴木。「皆様の支えがなくては前に進めない」と声を張り上げる。幸福実現党は新人の後藤克彦を擁立する。(敬称略)
(2009年8月7日 読売新聞)
3229
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 16:19:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1249570622692_02/news/20090808-OYT8T00145.htm
決戦間近
逆風、「どぶ板」を徹底
13選を目指す自民前議員の加藤紘一に、民主の推薦を受ける社民新人の吉泉秀男、共産新人の長谷川剛らが挑む。
◇
山が迫り海岸沿いに漁村が広がる鶴岡市の油戸地区。日本海に日が沈んだ5日午後7時前、扇風機が回りござが敷かれた小さな公民館に加藤が現れた。ミニ集会の参加者は25人。うちわをあおぎながら、選挙情勢や高速道路整備を力説する加藤の話に聞き入った。加藤が同地区を訪れるのは子供の頃以来。参加者の無職男性(75)は「加藤さんの必死さを感じる」と話した。
当選を重ね厚い基盤を持つと言われる加藤が、自民への逆風の中、隅々まで回る“どぶ板選挙”に徹している。時には数人の支持者を前に話すことも。公示までは小さな集落を重点的に回っており、その数50か所超。陣営が加藤の訪問を伝えると、「人はいないぞ。本当に来てくれるのか」と驚く住民もいる。加藤は「忙しさで回りきれなかった小さな集落がある。既に集団離村した所もあるが、『どうにかならなかったのか』と考えたい」と話す。
党幹事長などを歴任した加藤は、選挙が近づくと全国へ応援演説に駆け回ることが多かったが、今回はほとんどを選挙区内で過ごし、陣営関係者は「危機感を持っており気持ちは初当選の頃と同じ」と話す。加藤は「日々の生活の苦悩などをトップの指導者と国民の間で共有できていないことが逆風の根源。候補予定者がそれを理解しているというメッセージを発信する必要がある」と考えている。
◇
「民主、国民新、社民の3党の政権を樹立したい」。7月6日、三川町のなの花ホールで行われた総決起集会で、吉泉は「反自民勢力としての吉泉」を強調した。昨年秋以降、民主、社民両県連と連合山形による合同選対本部を中心に準備を進めてきた。吉泉は「『社民の吉泉を』ではなく『政権交代をするために吉泉を』と訴えてきた」と話す。
社民、民主両党は3区内でチラシの合同戸別配布を実施しているほか、1日には両党の街宣車を並べた異例の街頭演説を酒田市内約10か所で行った。陣営幹部は「こんな強固な関係は初めて」と話す。
1年間続けた支持者回りと自民への逆風で、陣営には一定の手応えもある。陣営幹部は「『雲の上の存在』と言われた加藤氏の後ろ姿が見える位置に来た」と話す。地元の庄内町を中心に支持を広げているが、課題は加藤の牙城・鶴岡市。公示までに同市を中心に知名度アップを図るという。
◇
長谷川は4日の事務所開きで「自公政権を退場させ、暮らしの安心、長生きを喜べる国民が主人公の新しい政治を作りたい」と訴えた。比例選と連動し、雇用問題を中心に党の政策を訴える。幸福実現党の城取良太も街宣活動を続けている。(敬称略)
(2009年8月8日 読売新聞)
3230
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 17:23:30
>>184
など
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090808/CK2009080802000005.html
道州論「民主が現実的」 全国知事会で嘉田知事が見解
2009年8月8日
嘉田由紀子知事は7日、自民、公明、民主3党のマニフェスト(政権公約)を地方分権の視点で評価するために都内で開かれた全国知事会の公開討論会に参加した。各党の道州制の考え方をただし、広域自治体について都道府県を前提に検討するという民主の説明に同調。「一番現実的なのは民主」との見解を示した。
嘉田知事は道州制に慎重な立場から、自民、公明の道州制導入の過程について説明を求めた。自民の菅義偉・選対副委員長は「まずは地方分権改革を実行に移し、その先に道州制があると考える。それには国民の理解も必要」と述べた。
これに対し、民主の玄葉光一郎・分権調査会長は「基礎自治体をしっかりつくり、その後、広域自治体のあるべき姿を考える。完全に道州制を導入するということではない」と説明。「都道府県でも(人口規模で大差ない)米国の州並みの権限をよこせと言ってもいいと私は思う」との見解を示した。
嘉田知事は討論後、民主の説明に「大変現実的な話で評価できる。財源、権限をいただければ滋賀も地方自治をもっと元気にできる」と感想を述べた。
3231
:
和子夫人
◆VVOQ3pMvHY
:2009/08/08(土) 19:18:47
宮城2の佐藤豊 兵庫3の黒江兼司は加わらず。柴田・桜内は推薦止まり
秋田2の佐々木 神奈川18の藤崎 静岡1の佐藤が仲間入り
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090808/elc0908081856005-n1.htm
【09衆院選】「みんなの党」結党 公認・推薦合わせ15人擁立
2009.8.8 18:47
新党「みんなの党」を結成、握手する(左から)広津素子、江田憲司、(1人おいて)渡辺喜美、浅尾慶一郎、山内康一の各氏=8日午後、東京都内のホテル 渡辺喜美元行政改革担当相は8日、都内のホテルで記者会見し、新党「みんなの党」の結成し、次期衆院選に公認13人、推薦2人の計15人を擁立することを明らかにした。党代表に渡辺氏が就任する。党の基本理念に「脱官僚」「地域主権」「生活重視」を掲げ、既存政党に不満を抱く無党派層への浸透を目指す。
渡辺氏は「自民党は官僚依存、民主党は労組依存だ。どちらもバラマキ政策が目立つ。真に改革できるのは誰か。われわれは命がけの覚悟を持っている」と述べ、政界での第3極を目指す姿勢を強調した。
渡辺氏は、まず衆院選で自公連立政権の打倒を目指す考えを強調。「来年の参院選の前に必ず起きる政界再編の起爆剤になりたい」と述べた。
その上で、民主党とは国政選挙を除き、協力関係を築く考えを示した。衆院選後の民主党との連立にも「入るかどうかは民主党がどう考えるかに左右される」と含みを持たせた。
新党は、無所属の江田憲司前衆院議員や、民主党を除名された浅尾慶一郎参院議員ら前職・現職の国会議員5人が入ったため、公職選挙法や政党助成法の政党要件を満たした。週明けにも総務省に政党結成を届け出る。今後公募も行い、公認候補を増やす方針。
◇
「みんなの党」立候補予定者は次の通り。(敬称略、記載なしは公認)
【東北ブロック】佐々木重人(秋田2区)、小熊慎司(福島4区)【北関東】渡辺喜美(栃木3区)【南関東】野屋敷いと子(千葉4区)、田中甲(同5区)、小平由紀(同6区)、浅尾慶一郎(神奈川4区)、江田憲司(同8区)、藤崎浩太郎(同18区)【東京】柿沢未途(東京15区)【北陸信越】柴田巧(富山3区)=推薦【東海】佐藤剛(静岡1区)【四国】桜内文城(愛媛4区)=推薦【九州】広津素子(佐賀3区)【選挙区未定】山内康一
3232
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/08(土) 19:46:55
>>3231
山梨2の長崎はこれから入党するんですかね
現状で南関東ブロックは江田が選挙区で当選すれば浅尾と比例復活というところでしょうか
私見ではみんなの党結党によって江田はきつくなったんじゃないかと思いますが
3233
:
名無しさん
:2009/08/08(土) 19:52:04
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080801000646.html
分権公約、トップは公明の66点 全国知事会の採点結果
全国知事会は8日、自民、公明、民主3党が衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ地方分権政策に対する採点結果を発表した。最高は100点満点で66・2点の公明党。次いで60・6点の自民党、最下位は民主党の58・3点の順だった。
知事会政権公約評価特別委員会(委員長・古川康佐賀県知事)の29知事が、独自の評価基準で初めて採点し、平均点を出した。
評価項目は全8項目。「国と地方の協議機関の法制化」に30点、国の出先機関の廃止・縮小など残る7項目には各10点を上限に配点し、地方財源の確保に不安があれば合計から10点減とした。
特別委はもともと6人だったが、7月の全国知事会議での呼び掛けに応じ、23人が新たに加わった。
2009/08/08 18:37 【共同通信】
3234
:
千葉9区
:2009/08/08(土) 20:28:06
>>3210
>「魚を与えずに、釣りを教えてください」
米百俵に近い言葉ですが、イイことわざですね。
3235
:
必ずや政権交代を。
:2009/08/08(土) 22:05:04
http://www.love-nippon.com/2009manifesto.htm
新党日本のマニフェストに当たる 「日本『改国』宣言」
動画
http://www.youtube.com/watch_popup?v=72h7W5kNc5A
#t=43
全政党の記している将来の指針(マニフェスト)の中でも
秀でていると思います。
3236
:
官兵衛
:2009/08/09(日) 10:55:53
読売新聞より。民主党は、岡山三区に独自候補として、男性弁護士を擁立する方針を決めたとの事です。やはり、平沼は信用出来ないと見て、対決姿勢に転じましたか。それにしても、総選挙の告示日まで十日を切った中での擁立とは、実に急な話ですな。
3237
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 12:02:57
官兵衛 さん ほんとうでしょうか。
ネットの読売岡山版見たんだが載っていなかったんで。
もともと岡山県連は早くから平沼との連携を考えて、三区は空白でよいとしていたんでしょうがね。
今日の時事通信社のネット記事によれば 鳩山代表は 総選挙後に 渡辺ヨシミ新党とは連携もありうる
との報道だが 同じ記事で民主の単独過半数は絶対ないと鳩山が語ったとある。
楽観視を戒めているんじゃないの。
岡山三区へ独自候補擁立が本当なら、新党を立ち上げない平沼の本音は
やはり総選挙後は自民下野後でも自民復党するだろうと見ているんじゃないかな。
3238
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 12:09:43
>>3237
ユキオじゃなくてクニオのほうですね、その発言。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009080800347
渡辺新党と選挙後連携も=鳩山邦氏
自民党の鳩山邦夫前総務相は8日、神戸市で取材に対し、渡辺喜美元行政改革担当相らの新党「みんなの党」について「頑張ってほしい」とエールを送った。同時に「(衆院選で)民主党の単独過半数は絶対にない。この選挙で政界再編が起きるから、そのときの連携を考えたい。彼(渡辺氏)も一つのカードになるだろうし、私もキーマンになりたい」と述べ、衆院選後の連携を検討していく考えを示した。 (2009/08/08-22:15)
3239
:
官兵衛
:2009/08/09(日) 12:19:21
>>3237
本日の読売新聞本紙の政治面にこの記事が載っておりました。
3240
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 12:35:17
まつたくお恥ずかしいかぎりです。鳩山代表が過半数は絶対にないと言うはずがない。 鳩山でも弟の方でしたね。
しかし、鳩山邦夫と 渡辺善美は政治理念や政策が相当に違いがありすぎるんじゃないの。
麻生と喧嘩別れした形だけども。
渡辺善美は 小泉改革の公務員バッシング路線に乗っかっているが、鳩山弟はそうではないし。
鳩山弟は 郵政民営化見直派だが 渡辺善美の方は 民営化満足肯定派だからね。
ヨシミは小さい政府論そのものだが 鳩山弟はそうではないし。
二人が連携できないな。水と油だよ。
3241
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 12:42:17
>>3240
んなこといったら、民主・社民・国民新・日本だって連携できないはず・・・
3242
:
とはずがたり
:2009/08/09(日) 12:42:26
>>3236-3239
俺も見付けられませんでした>岡山3区
しかし擁立良いんじゃないすかね。あんま配慮してもしゃーない気がする。民主と小泉との間で話しでもついたんですかねぇ
それにしても邦夫自民党出られない癖に口ばっかり。情けねぇなぁ。
3243
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 12:49:02
>>3139
1区から出る宮路は、3区の宮路の従兄弟って2chに書いてあったけどソース見つからず
3244
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 12:51:18
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080801000893.html
森山氏、出馬への意欲は「ない」 事実上の引退表明
衆院選の栃木3区での立候補を辞退した自民党の森山真弓元法相(81)は8日夜、宇都宮市で記者会見し「(比例名簿に登載は)ないと思う。自分から求めていくことはしない」と述べた。さらに今回の衆院選で立候補する考えはあるかとの問いに「そんなことはない」として、事実上の政界引退を表明した。
自民党の菅義偉選対副委員長は同日、比例代表での公認について森山氏が「73歳定年制」に抵触することを踏まえ「最初から比例代表は党の内規に基づいて公認していない」と明言した。
森山氏は東大卒。旧労働省婦人少年局長などを経て1980年の参院選で初当選し3回連続当選、96年に衆院に転じた。第1次海部内閣では女性初の官房長官に就任し、大相撲の土俵への女性立ち入り禁止に抗議して名をはせた。文相(当時)や法相なども歴任した。
森山氏は西川公也氏と交代で栃木2区と比例代表北関東ブロックで立候補してきたが、今回は西川氏が栃木2区から立候補する。
2009/08/08 23:43 【共同通信】
3245
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 12:52:41
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090809ddlk19010070000c.html
’09衆院選:民主県連が比例単独擁立を断念 /山梨
民主党県連は、党本部の要請で検討していた南関東ブロックへの比例単独候補擁立を見送ることを決めた。
1日の総合選対本部会議後に国会議員や県議らが検討したが「候補を絞り込む時間がなかった」(樋口雄一幹事長)として、7日に擁立断念を党本部に連絡した。党本部も了承したという。【小林悠太】
3246
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 12:54:55
参院選前の顔売りってトコですかね
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8031
衆院選比例、若泉氏を申請へ 民主県連、党本部に
(8月9日午前7時35分)
民主党福井県連は8日、衆院選の比例代表北陸信越ブロックの単独候補として、元衆院議員で県連代表代行の若泉征三氏(64)=越前市横住町=を名簿登載するよう、党本部に申請する方針を固めた。週明けにも申請し、18日の公示までに、党本部が名簿登載や順位について判断する。
民主党は比例代表で、原則として小選挙区との重複候補を全員、名簿1位に並べ、下位に単独候補を登載する方向で調整中。小選挙区当選が相次げば下位の単独候補にも当選の可能性が出てくるため、各都道府県連に対し、8月上旬までに比例単独候補のリストを提出するよう指示していた。
県連の議論の中では「安易な登載はリスクも伴う」と慎重な意見もあったが、「票を掘り起こし、議席を増やすチャンス」と申請に踏み切ることにした。県連幹部らは当初、若手の現職県議に打診したが、固辞したため、知名度があり選挙経験も豊富な若泉氏が浮上。本人に出馬の意思があり、持ち回りの幹事会で申請をおおむね了承した。
若泉氏は中央大卒。今立町長を4期務め、2003年の衆院選福井2区に出馬し比例復活で初当選。05年の衆院選では落選した。07年は参院選福井選挙区に出馬したが、約3000票差で惜敗した。
今回の衆院選では、連合福井、社民党県連合などとつくる野党共闘の総合選対本部長を務めている。若泉氏は「自分は全選挙区で優位に立てるようムードを盛り上げる役割。正直驚いたが、ありがたい話なので、ぜひお願いしますと返事した。あとは党本部の判断を待ちたい」としている。
北陸信越の比例単独候補の登載は、5県の小選挙区立候補予定者17人の同列1位に続く18位以降となる。県連幹部は「党本部は(名簿登載に)前向きな感じだ。できるだけ上位に載るよう働き掛ける」としている。
比例代表の北陸信越の枠は11。これまでの議席獲得は03年衆院選が自民5、民主5、公明1。05年は自民5、民主4、公明1、国民新1だった。
3247
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 12:57:29
>>3244
潮時過ぎてるだろ・・・これだけワガママ言って
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090808/189736
森山氏、引退を表明 3区公認辞退 「この辺が潮時」
(8月9日 05:00)
衆院選栃木3区をめぐる自民党の公認候補問題で、同党は8日、公認が決定していた同党県連会長で前職の森山真弓氏(81)が公認を辞退したと発表した。森山氏が同日朝、細田博之幹事長と電話で会談し、辞退する考えを伝えた。これを受け森山氏は同日夜、下野新聞社の取材に対し「やり残したことはあるが、この辺が潮時だ。(引退表明する)タイミングかもしれない」と述べ、政界を引退する考えを明らかにした。
森山氏は取材に対し「30年近く政治家をやって、いろいろな経験をした。もういいんじゃないかと思っている。自ら望んで何かをやりたいということはない」と述べた。その上で党本部から、比例公認の話がないことを挙げ、「もうこの辺で楽をした方がいいと内心思っている。許されるのではないか」と述べ、事実上引退する考えを示した。
同党選対幹部は同日、森山氏が求めている比例代表北関東ブロック(単独)への処遇について「単独比例はない」との見方を県連幹部に伝えた。また同党県連幹部は「今から3区に候補を擁立するのは難しい」と述べ、同党が候補擁立を見送るとの見通しを示した。
栃木3区の同党公認候補擁立をめぐり、党本部は7月31日、森山氏の3区公認を決定した。だが、県連は森山氏と渡辺喜美氏(57)が激突すれば、3区の自民勢力が分裂するほか、渡辺氏が県内の他小選挙区に「逆刺客」を立てる可能性があるとして、党本部に森山氏の公認撤回を要請していた。
同党県連は8日夜、宇都宮市内で選対役員会を開き、森山氏が3区公認を辞退した経緯を説明。今後は選対本部長を務める森山氏を中心に、衆院選を戦うことを確認した。
3248
:
とはずがたり
:2009/08/09(日) 12:58:06
>>3139
>>3243
流石地元紙載ってます。
>宮路氏は、衆院鹿児島3区で立候補予定の自民前職・宮路和明氏(68)のいとこ。
衆院鹿児島1区で宮路静夫氏出馬へ
( 2009-8-8 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200908&storyid=18591
鹿児島市出身で東京在住の元銀行員、宮路静夫氏(58)は7日、鹿児島市の県庁で会見し、18日公示、30日投開票の衆院選に、鹿児島1区から無所属で立候補することを明らかにした。1区の立候補表明者は6人目。
会見で宮路氏は「長年の経験を生かし、日本経済を立て直したい」などと出馬理由を説明した。
宮路氏は、衆院鹿児島3区で立候補予定の自民前職・宮路和明氏(68)のいとこ。甲南高、九州大卒業後、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)に入行。鹿児島事務所、福岡支店次長などを経て2005年に退職した。
2009衆院選かごしま:鹿児島1区 無所属で新人の宮路氏、出馬表明 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090808ddlk46010687000c.html
元政府系金融機関行員、宮路静夫氏(58)=東京都江東区=が7日、県庁で記者会見し、鹿児島1区から無所属で立候補することを表明した。1区の出馬表明は6人目。
宮路氏は「自分が得意なのは経済と金融。今回の不況は底が深く、何とかしないといけないし、やりがいがある」と出馬動機を語り、「一番の問題は雇用不安。教育や介護の分野に人を増やしてもいいのではないか」と述べた。
宮路氏は鹿児島市出身。甲南高、九大経済学部を卒業し、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)で福岡支店次長などを歴任した。
3249
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 12:58:29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200908090065.html
医師会で自民離れ広がる 「全選挙区支持」10県減 '09/8/9
--------------------------------------------------------------------------------
自民党の代表的な集票マシンとされてきた各地の医師会の政治団体「医師連盟」で自民離れが広がっていることが8日までの共同通信社の全国調査で分かった。
各都道府県の医師連盟、建設業協会、農協の政治団体の3団体について、県組織幹部に今回の衆院選への対応を取材した結果、医師連盟では2005年の前回衆院選と比べ、県内すべての選挙区で自民候補を支持するところが29都県から19都県に激減。建設も34都道県から29都道県に減った。対照的に農協系は30都府県から31都府県に増えた。
医師連盟の自民離れを象徴するのは茨城。後期高齢者医療制度への反発などから、自民党員だった同連盟の会員や家族の多くが離党に踏み切り、県内7選挙区すべてで民主党候補を推薦した。
影響は近県にも広がり、栃木では1、2、4区で自民、民主両党候補を推薦。千葉では千葉市医師連盟が初めて1、2、3区で両党候補を、9区で民主候補を推薦した。群馬でも前橋市、伊勢崎佐波両医師会が両党候補に推薦を出した。
栃木の連盟関係者は「二また推薦になったのは、自民党の政策が医療崩壊をもたらした要因と考えている医師が多いからだ」と説明する。
富山は小選挙区では自民、比例代表では国民新党を支援する方針を決定。長野では、2区で後期高齢者医療制度に反対する地元医師連盟が自主投票を決めた。兵庫でも自民候補への推薦が減り、自主投票の連盟が増えている。
建設業界には小泉政権以来の公共事業費削減に強い不満がある一方、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)でさらに1・3兆円を削減する方針を打ち出したことにも反発。「全選挙区支持」は5県減ったが、政権交代を訴える「野党系候補」を支持する選挙区は渡辺喜美元行革担当相の栃木3区のみ。全選挙区支持を続けるところでも「このままの自民党がいいとは思わないが、パイプが太いのは自民党」(兵庫)などと複雑な声が漏れた。
「農政連」など農協の政治団体では、当初の民主公約に盛られた日米自由貿易協定(FTA)締結方針への反発や、戸別所得補償制度に関するあいまいな説明への不満を口にする幹部が多く、野党系候補を支持するのは福島や長野の民主候補、広島6区の国民新党候補などにとどまっている。
3250
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 13:05:36
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042329/1.htm
自民党 1000人失業パニック
2009年8月9日(日)10時0分配信 日刊ゲンダイ
このまま8月30日の投票日を迎えたら、200人近くが落選などといわれている自民党。パニックになっているのが、議員秘書や党職員たちだ。
議員1人に最低3人の公設秘書がいるから、200人の議員が落選したら、600人が失業する計算だ。議員数が半分になれば当然、政党助成金も半減するので党職員も大リストラせざるを得ない。自民党全体でざっと1000人近くが職を失うとみられている。
すでに、自民党に見切りをつけて就職活動をする職員や秘書まで出始める始末だ。
「党職員の部長クラス4〜5人が辞表を出したという話が広まっています。ただ、『敵前逃亡するつもりか』と辞表を突き返されたそうですが……」(政界事情通)
秘書たちが焦っているのは、同業者が大量にあぶれるからだけではない。
「民間企業に就職しようとしても、難しそうです。自民党が政権を握っていれば、企業もメリットがあるので面倒を見てくれるが、野党では相手にされない。だから、与党のうちに就職した方が有利だと、選挙前だというのに就職活動する秘書が続出しているのです」(永田町関係者)
怨嗟の声は、武部勤に向かっているという。
「民主党の新人議員がドッと当選してくるだろうから、本来なら民主党議員に雇ってもらうのが早道なのです。民主党だって秘書が不足するはずです。もともと、自民党と民主党の間を行ったり来たりする秘書はいますからね。ところが、郵政選挙の後、武部幹事長が小泉チルドレンに『民主党議員の秘書は雇うな』と厳命を下した。それで民主党の秘書が大量失業した。今回、意趣返しされるのは目に見えています」(前出の政界関係者)
選挙前に秘書が逃げ出すようでは、勝てるはずがない。
(日刊ゲンダイ2009年8月6日掲載)
3251
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 13:09:35
>>3248
おっありがとうございます。
これ、けっこうインパクトでかいと思うんですけどね。
鹿児島で接戦といえるのは1区3区でしょうから
3252
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 13:53:36
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090809-OYS1T00370.htm
中山・前国交相「比例は公明」 集会で呼びかける
衆院選宮崎1区で、無所属での出馬を表明した中山成彬・前国土交通相は8日、宮崎市で開いた女性支援者の集会で、後援会としては比例選で公明党を支援する意向を明らかにした。
中山氏は「私は今度は無所属ですから、比例代表は公明党とお書き下さい」と出席者に呼びかけた。集会には公明党関係者も出席していたという。
終了後、取材に応じた中山氏は「(公明党側には)後援会を挙げて公明党を応援するということを伝えている」と説明。公明党側の受け止めについては「コメントすることはない。自主投票ということになっているから」と明言を避けた。
宮崎1区を巡っては、自民党本部が7月31日、中山氏と元参院議員・上杉光弘氏のいずれも公認しないことを決定。公明党県本部は同30日、事実上の自主投票とする方針を示している。
(2009年8月9日 読売新聞)
3253
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 14:31:23
>>3246
これからも若泉を使いつづけるんですかねぇ。
彼のような新風関係者とは、手を切った方がいいと思いますが…
3254
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 14:44:29
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8031
衆院選比例、若泉氏を申請へ 民主県連、党本部に
これは良い人選だね。 石川でも 自民党参議院議員だった 元建設省技監だった
クツガケ哲男氏を比例下位へ申請するらしい。
北陸信越ブロックでは 新潟、長野では完全勝利の可能性も出てきている。
反面、福井県で民主は伸びていないとの情勢分析が多い。
石川2区3区、福井1区2区3区で二つ勝てれば、比例下位でも当選可能性が出てくる。
福井で二つ獲るため、選挙戦術を強化すべきだろう。
現状では全国でも希に 政権交代の流れに乗り切れていない県のようだ。
3255
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 17:09:20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200908090219.html
民主53点、自民47点 9団体マニフェスト評価 '09/8/9
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自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)を評価する「検証大会」が9日、都内で開かれ、経済、労働団体や民間シンクタンク計9団体がそれぞれの採点結果を公表した。自民党は民主党に3勝4敗2引き分け。平均点は民主党53点、自民党47点で、民主党がやや上回ったが、ともに厳しい評価を受けた。
民主党公約は最高70点、最低31点。子ども手当や公立高校実質無償化などが「ばらまき」と批判された一方、主要政策の工程表や所要額を明示したことは評価された。自民党は最高61点、最低35点。現実的政策で好感を得たが、工程や財源が不明確として減点された。
検証大会は学者や経済人らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が主催。
経済同友会は両党を45点の同点とした。民主党を「工程表などが分かりやすい」とした一方、「国民に聞こえの良い政策のみ羅列」と厳しく指摘。自民党に関しては、経済成長政策を評価したが、工程、財源の明記がない政策が多いとした。
連合は「政策の基軸を『生活者重視』に切り替える内容」として民主党に最高70点を付けた。自民党は45点とし「国民への明確なメッセージが乏しい」と指摘した。
シンクタンクの言論NPOは自民党が「医療、環境など業界団体への配慮で大胆な政策を打ち出せなかった」として36点にとどめた。ただ民主党についても「ばらまき的な色彩」として最低の31点を付けた。
小泉改革を指揮した竹中平蔵元経済財政担当相が代表のチーム・ポリシーウォッチは両党とも35点と採点。民主党は「『大き過ぎる政府』になりかねない」、自民党は「政府支出を拡大したまま増税」を目指していると双方に懸念を示した。
ほかに全国知事会、日本青年会議所、PHP総合研究所、日本総合研究所、構想日本が参加。9団体は2日に、2005年衆院選で自民、公明の連立与党が掲げた政権公約の達成状況を採点した結果を公表している。
3256
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 17:21:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900099
自・民公約に辛口評価=9団体、「ばらまき」批判も
有識者でつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は9日午後、都内のホテルで「政権公約検証大会」を開き、衆院選で自民、民主両党が掲げるマニフェスト(政権公約)の評価を公表した。参加した9団体の採点では、自民党の平均点は46.6点、民主党は52.7点で、ともに辛口の評価を受けた。
大会には経済同友会、連合、全国知事会、言論NPO、日本青年会議所、日本総合研究所、PHP総合研究所、構想日本、チーム・ポリシーウォッチが参加。それぞれ独自の基準を用いて公約を100点満点で採点し、4団体が民主党をより高く評価、3団体が自民党に軍配を上げた。2団体は両党が拮抗(きっこう)した。
自民党に最も高い点数を付けたのは、地方分権への取り組みを重視した全国知事会。「国と地方の協議の場の法制化」が明記されたことなどを評価し、60.6点だった。最も低かったのはチーム・ポリシーウォッチの35点で、景気回復後の消費税増税を盛り込んだことについて「方向性が明らかに間違い」と批判。幼児教育無償化も「民主党に追随したばらまき」と断じた。
一方、民主党を最も高く評価したのは同党支持団体の連合で、「主要政策の工程表・財源が明示されている」として70点を付けた。最低は言論NPOの31点。子ども手当などを「ばらまき的な色彩がある」と問題視したほか、「成長戦略や財政再建に向けた約束がない」とした。
同党が農業団体などの反発を受け、当初明記した「米国との自由貿易協定(FTA)締結」の記述修正を決めたことに対しては、「一貫性を欠いている」(経済同友会)、「政策決定過程が確立していない」(言論NPO)などと厳しい意見が目立った。 (2009/08/09-17:06)
3257
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:53:05
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908010001
あしたを選ぶ 09政治決戦
13選挙区の情勢 1
2009年08月01日
8月18日公示、同30日の投開票に向けて事実上の選挙戦が始まっている総選挙。県内13小選挙区の情勢を探った。
1区 世襲・市長選 どう影響
法相、防衛庁長官などを歴任した自民前職の臼井日出男氏が引退。後継として自民公認となった長男で県議の正一氏と、前回は比例区で復活当選した民主田嶋氏が、激しい前哨戦を繰り広げている。
正一氏は昨年9月、父親の引退表明直後に立候補を表明し、ポスターの張り替えなど後援会内部の調整は順調に進んでいた。だが、今年6月の千葉市長選では、前市長が汚職容疑で逮捕された影響もあって自民が推した元官僚の前副市長が完敗するなど勢いはそがれている。世襲批判については「県議2期の実績を見てほしい」と反論しているが、有権者の理解を得られるかが、初当選へのカギになりそうだ。
前回の雪辱を期す田嶋氏は新住民が多く、民主支持層が多い美浜、稲毛の両区が基盤だが、今回、日出男氏が拠点とした中央区を中心に活動を展開している。市長選で選対幹部を務めた候補が、同区内でも自民系の候補の得票を上回ったことにも自信を深めている。だが、市長選では、民主の有力支持組織である連合と支援候補がねじれ、そのしこりは残りそうだ。
共産の安喰氏は、派遣労働者といったワーキングプア問題を強調し、新たな支持層の開拓に懸命。比例区と連動した活動をしている。
2区 自民に民主県議ら挑む
自民前職の山中氏は、前回は公示2週間前に自民党本部の主導で立候補。郵政選挙の風に乗って自民に、この選挙区に96年選挙以来の議席をもたらした。この山中氏に、千葉市議をへて現在県議4期目の民主新顔黒田氏ら3氏が挑む構図となっている。
山中氏は働きながら2人の子どもを育てた「母としての視点」を強調。外交や安全保障という専門分野に加え、地元での小学校新設や団地でのまちづくりなど地域振興策も手がけてきたと訴える。選挙区内での活動が不足しているとの見方もあるが、業界団体や町会などの会合に足を運んで関係を強化。落下傘候補のイメージ一掃に努める。
黒田氏は地盤の千葉市花見川区選出の県議からの転身を狙う。2年前に早々と民主党公認の内定を得て、自転車で選挙区内をくまなく回って地道に顔を売り込んでいる。国政選挙は初挑戦ながらこれまで地方選で5回の勝利を重ねており、後援会活動は活発。民主推薦候補が大勝した6月の千葉市長選も追い風となり、習志野、八千代両市での支持拡大にも懸命だ。
共産新顔の小倉氏は志位和夫党委員長の元地元秘書。共産党県労働部長として雇用問題を中心に政策を展開。比例重複候補として全県を駆け回って浸透を図る。
3258
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:53:30
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908030001
あしたを選ぶ 09政治決戦
13選挙区の情勢 2
2009年08月03日
3区 共産支持票の行方注目
自民前職の松野氏と民主元職の岡島氏が、前々回03年と前回05年で1勝1敗の攻防を繰り広げる。前職の実績を強調する松野氏と、「生活の国」を掲げる岡島氏が激突する。
03年は、岡島氏が917票差で松野氏に競り勝ち、松野氏は比例で復活当選。05年は松野氏が郵政民営化、構造改革を訴えて2万3千票余りの差をつけて当選した。
松野氏は週末、地元に戻って「国政報告会」を開き、活動内容を有権者らに訴えてきた。解散がささやかれた昨秋ごろから開催していた地区選対会議も、今年6月半ばごろから本格化した。教育や雇用政策など3期目の「実績」を有権者に訴える。危機感を持つ支援者らが地道な活動を続ける。
岡島氏は、衆院選を「官僚中心の国から生活の国への大一番」と位置づける。千葉市長選での民主推薦候補の大勝などから、民主党への「期待の声は高い」とし、朝の駅頭や自転車での遊説など積極的な露出で浸透を図り、無党派層の取り込みにかかる。臨海部企業の連合組織も固める。解散後も民主国会議員が応援に入る。
過去2回とは違って共産候補が擁立しないことや、無党派層の動きがカギとなりそうだ。
4区 前職2氏が激しく争う
前回05年の郵政選挙で、県内で民主がただ一つ競り勝った選挙区。5回目の当選を目指す民主前職の野田氏と、前回は公示9日前に候補決定して大接戦に持ち込み、比例復活を果たした自民前職の藤田氏が再び対決する。
野田氏は民主党幹事長代理の職の傍ら、23年間変わらぬ日課として早朝の駅頭で自作のビラを配る。6月の船橋市長選では、旧知の藤代孝七市長を自らの判断で支部推薦し、自民、公明と共に4選に貢献。党派を超えた人脈も印象づけたが、「(相乗りの)ご批判は甘んじて受ける」として国政では後援会と労組との両輪で引き締めにかかる。
藤田氏陣営の合言葉は前回05年の得票差をもじって「リベンジ944(票)」。逆風とはいえ、自民が5年ぶりに獲得した議席は死守したい構え。自民党県連幹事長の田久保尚俊県議を中心に市議や後援者らが市内企業や地域を回る。藤田氏は「空中戦もどぶ板も必要」と若さと体力を前面に、朝の駅頭、夜のミニ集会に加え、日中は自転車で有権者の中に入り込む作戦だ。
共産新顔の斉藤氏は、辻説法よりもミニ集会などで市民の生の声を聞くことに重点を置く。福祉や平和分野などで二大政党との違いを強調し、格差社会に憤る幅広い年代の掘り起こしを図る。
3259
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:53:58
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908030002
あしたを選ぶ 09政治決戦
13選挙区の情勢 3
2009年08月03日
5区 前職に雪辱期す2元職
2期目を目指す自民前職の薗浦氏と、政権交代をかけて前回05年の雪辱を期す民主元職の村越氏。民主元職の田中氏が無所属で参戦し、前々回03年と同じ顔ぶれで激戦の様相を呈する。
薗浦氏は、麻生首相の元政策秘書で今も官邸業務を支える秘蔵っ子。逆風の中、週5日は駅頭に立ち、厳しい意見に接してきた。薗浦氏は「前回入れてくれた13万2691人の評価にこたえるための試練」と言う。後援会主催のミニ集会を積み重ね、前回は自前組織がなかった市川の一部を含め、浦安、市川両市域に後援組織を張り巡らせる。
村越氏は昨秋、小沢一郎前党代表にいったん公認内定を取り消された。地元県議と争ったことで「いまだに候補者が2人と思われる」と懸念を残しつつも、「陣営がまとまった」と総括。さらに「人の少ない所から」という小沢式の教訓から、旧市街に入り込み、保守系支持層も回る。民営化で自民を離れた郵便関係者らの支援も求める。
田中氏は、自か民かの政党選択に異を唱え、政界再編での第三極を目指す渡辺喜美前衆院議員らの「国民運動体 日本の夜明け」に加わる。地盤の市川・行徳地域や浦安市の後援組織を固めると同時に、既成政党に不満を感じる有権者を幅広く取り込む構えだ。
6区 県内最多の5人名乗り
自民前職の渡辺氏と民主元職の生方氏が、96年の初対決以来4度目の直接対決。比例復活などもあって議席を分け合ってきたが、前回は郵政選挙の風に乗った渡辺氏が約3万票の差をつけて勝ち、生方氏は初の浪人生活を強いられた。県内小選挙区で最も多い5人が立つが、今回も2氏による一騎打ちの公算が高い。
渡辺氏は経済産業副大臣や国会対策副委員長など内閣や自民党本部の要職を経験。麻生首相を担いだ一人として「総理と共に明るく強い日本をつくる」ことを掲げる。支援団体のてこ入れに加え、駅頭などでは地域を原点とした政策や実績を強調。解散後は支持者回りを強化している。
雪辱を期す生方氏はこの4年間、徹底して選挙区内を歩いて地盤を強化。「全戸に名刺を配った」と言い、政権交代を合言葉にした知名度浸透に自信を深める。選挙区内の県議や市議との連携も強め、駅立ちやミニ集会などを重ねて一層の票の掘り起こしを怠らない。
共産新顔の山崎氏は、党の候補者差し替えにより急きょ出馬することに。出遅れは否めないが、比例票の取り込みを目指す。松本氏は自民公認で7区で出馬した前回選挙で初当選したが、陣営幹部の選挙違反で引責辞職。選挙区を変えて無所属での出直しを図る。
3260
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:54:31
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908040001
あしたを選ぶ 09政治決戦
13選挙区の情勢 4
2009年08月04日
前回05年に比例復活した民主前職の内山氏と、06年の補選で惜敗した自民新顔の斎藤氏が初対決する注目区。社民新顔の上田氏も加わり、しのぎを削る。
3期目を目指す内山氏は年金問題に取り組む姿勢を強調し、「政権交代しなければ国民の将来への不安は解消されない」と訴える。前回選挙以来、平日朝の駅立ちを日課とし、解散後は支持者へのあいさつ回りを精力的にこなす。
07年の統一地方選、08年の野田市長選で、連合と違う候補を推し、関係修復に努めてきた。連合の推薦は得たが、上田氏支援に回る単組もあり、しこりが尾を引く。
斎藤氏は経産省出身で40代で埼玉県副知事を務めた。自民の公募で選ばれて挑んだ補選では、民主前職の太田和美氏(福島2区に転出)に955票差で敗れた。3年余りの間、駅頭やミニ集会、自転車での地域回りを重ね、有権者との直接対話を図ってきた。
自民への逆風下、「党の再生には、新しい人材が突き上げる構造をつくるべきだ」と訴え、「追い上げ戦」で勝利を目指す。
13選挙区で唯一の社民候補となる上田氏は、平和や人権を重視する姿勢をアピール。社民県議のいる流山市を基盤に、松戸、野田市でも支持拡大に努める。
3261
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:55:20
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908050001
あしたを選ぶ 09政治決戦
13選挙区の情勢 5
2009年08月05日
9区 前職に元郵政官僚が挑む
5選を目指す自民の水野氏に対し、民主の風を受ける奥野氏の議席獲得はなるか。都市部と農村部とが混在する選挙区だけあって、激戦の様相を見せている。
99年に当時の最年少議員として初当選し、安倍内閣で法務副大臣を務めるなど若手の行動派として実績を積んできた水野氏。知名度は抜群と言えるが、今回は「極めて厳しいことは間違いない」と逆風を認める。
もともと自民党が強い選挙区だが、全国郵便局長会が奥野氏を支援するなど、郵政関係者の自民離れが進む。水野氏は国会会期中も地元に帰り街頭活動を重ね、自らの政策を地道に訴えるなど自民支持層のつなぎ留めを図る。
元郵政官僚の奥野氏は、知名度こそ水野氏に劣るが、07年末から自転車で選挙区内をくまなく回り、急速に支持を広げつつある。千葉市長選で民主推薦の熊谷俊人氏が当選したことは、「大きな追い風になっている」という。奥野氏自身も05年の同市長選に出馬し、約8万5千票を得て現職に約1万1千票差まで迫った経緯があり、都市部で吹く民主の風を全域に広げて票を掘り起こしたい考えだ。
会社役員で元東京都江東区議の波田野氏は、世襲政治を批判。新党結成を呼びかけ、無党派層への浸透を狙う。
10区 実績・自民か 新風・民主か
政府の要職を歴任してきた自民の林氏に、民主の谷田川氏が挑む。谷田川氏はこれが3度目の国政挑戦。実績か新たな風かを巡り議席争いが展開されそうだ。
6期目を目指す林氏は、数々の要職で積み重ねた5期16年の実績を強調する。福田内閣で国家公安委員長、防災担当、沖縄・北方対策担当として初入閣。麻生内閣発足時に幹事長代理に就任し、7月の閣僚補充人事で再登板した。「経験がものを言う時期になってきた」と林氏。
ライフワークと位置づける成田空港問題に尽力し、地元首長や空港関連企業、自民県議らの支持を受け、組織の引き締めを図る。現職の閣僚ゆえに地元になかなか戻れない多忙さが悩みだ。
浪人生活が続く谷田川氏は選挙区内を日に100軒以上とくまなく回るなど、知名度アップに力を入れてきた。前々回(03年)は自民から転身し無所属で、前回(05年)は民主で出馬。過去2回いずれも8万票以上を獲得しており、今回は成田駅前での街頭活動に力を入れるなど無党派層への浸透を図り、さらなる上積みを目指す。
地盤の香取市など、農村部にも広がる政権交代ムードが追い風となるか。谷田川氏は「国の政策転換が必要だ」と訴える。
3262
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:56:07
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908070001
あしたを選ぶ 09政治決戦
13選挙区の情勢 6
2009年08月07日
90年の衆院選で初当選して以来、7期目を目指す自民前職の森氏に、一宮町出身で同町議を務めた、民主新顔の金子氏が挑む。
前職で法相の森氏は、元衆院議員の祖父、元衆院議員で環境庁長官を務めた父などに続き、これまでの実績や抜群の知名度から盤石な支持を誇ってきた。だが、地元入りの機会が少なく、民主の勢いのある「風」に「今までで一番厳しい情勢」とこれまでになく危機感を強める。裁判員制度の円滑化など、法相としての実績もアピール。自民党支部や自民県議らが組織固めを図る。
一方、「地域が主権のまちづくり、国づくり」を掲げる金子氏は、駅頭や街頭での演説、ミニ集会をはじめ、自転車での遊説、電話作戦、ポスティングなど空中戦を展開。民主支持層を拡大する一方、森氏や自民への批判票の受け皿として保守票の取り崩しを図る。都市部と地方との格差是正、後期高齢者医療制度の廃止、漁業や農業の衰退抑止などを訴える。
前回05年、前々回03年とは異なり、森氏の相手候補が地元出身者であることや、自民支持層だった漁業や農業関係者の一部、郵便関係者らが民主支持に回る動きが、どのような影響を与えるかがポイントになりそうだ。
3263
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:56:44
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000680908080001
あしたを選ぶ 09政治決戦
13選挙区の情勢 7
2009年08月08日
選挙区が新設されて3度目の選挙。今回も、6選を目指す自民の実川氏と、民主元職の若井氏が、事実上の一騎打ちを繰り広げる。
マニフェスト選挙の前々回は、実川氏が約5700票差で辛勝。若井氏は比例区で復活当選を果たした。郵政解散となった前回は、実川氏が万票の大台に乗せ、若井氏に約3万1千票の差を付けた。
実川氏は今回、与党の実績を強調し、「ドブ板選挙に徹する」と話す。陣営は「これほどアゲンストの選挙は初めて。本人も革靴を運動靴に履きかえて動き回っている」と危機感を募らせている。解散が決まってから、9市町村に拠点を設置。地盤とする富里市や印旛郡の4町村を中心に千葉ニュータウン地域への浸透を図る。
若井氏は「3度目の挑戦になるので、何としても選挙区での当選を」と意気込む。4年近い準備期間を経ているため、事務所スタッフも活気づいている。「政権交代」を前面に掲げて、鎌ケ谷市、印西市、白井市などの新住民層を軸に、郡部への支持拡大を狙う。昨年月の白井市長選では、支援した横山久雅子氏が初当選した。
過去2回、候補者を擁立した共産票や新住民層の動向がカギを握るため、投票率も結果に影響を及ぼしそうだ。
3264
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 17:57:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900102
9団体の公約検証要旨
経済同友会など9団体が9日公表した自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)検証の要旨は次の通り。
【経済同友会】
〔自民〕経済成長政策など責任ある政策をまとめている。しかし、全体として工程や財源が明記されていないものが多く、政策も羅列された感がある。既存の政策の積み上げとなっている。
〔民主〕主要政策の工程表や財源を分かりやすく記述している。しかし、日米自由貿易協定(FTA)締結の公約発表後に、農林水産物の重要品目の関税引き下げ・撤廃の考えを取るつもりはないと発表したのは一貫性を欠いている。
【連合】
〔自民〕国民への明確なメッセージが乏しい。政策の全体像が分かりにくい。経済成長率の具体的な達成時期などが明示されている点は評価できるが、根拠が乏しく納得感が少ない。
〔民主〕国民へのメッセージが明確。主要政策の工程表・財源が明示されており評価できる。他の政党と連立政権を組む際の政策調整で、どの程度修正されるか不透明な要素がある。
【日本青年会議所】
〔自民〕安心・活力・責任というキーワードがあるものの、全体の政策をくしで束ねるような芯についての記載がない。政策の優先順位もない。施策を多く盛り込んだことは評価。
〔民主〕今回の選挙で何に重点を置くのか際立たせている。「有権者への主張が分かりやすいマニフェスト」と評価。重点政策の工程表と財源をまとめて記載している。外交ビジョンは不足。
【PHP総研】
〔自民〕現状に変更を加えていくという保守の姿勢。政策はよく言えば包括的、悪く言えば総花的で、政策目標が明示されず中身が抽象的なものが多い。インパクトに乏しい。
〔民主〕全体的にめりはりがありアピール性はある。しかし、国民への直接補償、手当に偏りすぎ、財源も不確実性が高い。無償化、無料化は「税金化」であることが示されていない。
【言論NPO】
〔自民〕数値、期限があるのは15%にすぎず、財源が書かれたものはほとんどない。新しい政策が乏しく、首相が約束を国民に実現する気迫や指導力を発揮できていない。
〔民主〕国民へのサービスの支出計画が前面に出て、ばらまき的な色彩。成長戦略や財政再建に向けた約束がない。後から訂正する政策もあり、政策決定過程が確立していない印象。
【日本総研】
〔自民〕国民生活安定化、成長戦略、財政健全化といった重要項目をバランスよく記述。具体的施策を数多く盛り込むことで実行力を訴える半面、総花的でメッセージ性は弱まった。
〔民主〕子ども手当創設、高校の実質無償化などインパクトある施策を提示。しかし、農業の戸別所得補償などばらまきになりかねない政策も。依然、財源問題の不安は払しょくされず。
【構想日本】
〔自民〕全体として具体性や政策の目的、達成手段が不明確。政権獲得後のマニフェスト評価が困難なものが多く、総花的。民主党と比較して、経済政策に対するスタンスは明確。
〔民主〕政権交代後の姿を現実的に示していこうという姿がうかがえる。しかし、「税金の無駄遣い根絶」後の高福祉社会を支えるための税財源確保については具体的提案がほとんどない。
【チーム・ポリシーウォッチ】
〔自民〕「強い経済が必要」という認識をにじませていることは評価。しかし、政府支出を拡大したまま増税を目指すのは、方向性が明らかに間違っている。民主党に追随したばらまき政策も混在。
〔民主〕国家戦略局の設置など政策決定のメカニズムを変えようとしていることは評価。しかし、度が過ぎた政府支出を約束する一方、成長戦略が皆無というのは不適切。
【全国知事会】
〔自民〕地方分権改革に関するすべての論点について網羅的に明記されている。数値目標や期限等も明示されており事後的に検証可能。「国と地方の協議の場の法制化」の明記を評価。
〔民主〕「地域主権国家」への転換が明確に示されている。マニフェスト公表後に、地方の意見を取り入れ、国と地方の協議の場の法制化を追加する意向を示した点は評価。(2009/08/09-17:21)
3265
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:58:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908050001
【宮城各区の直前情勢】
【1区】都市の陣、風の行方は
2009年08月05日
仙台市の青葉、太白両区を選挙区とする宮城1区。無党派層が多いとされ、選挙結果はその時の「風」に大きく左右される。
05年の前回選挙、小泉人気の追い風もあり初当選した自民党県議出身の土井亨氏。麻生首相の不人気などで党への逆風が吹くなか、今回は、それをどうかわすかが課題だ。
2日、青葉区のフォーラス前。土井氏は「地域の経済の活性化にがんばってまいりたい」と訴えた。反応はと聞くと「冷たい視線を肌に感じた昨年秋よりはましだが、まだまだ」。特に男性からがかんばしくないという。「地域経済の疲弊を感じているサラリーマンの不満があるのではないか」と分析する。
党県連の幹事長時代、森喜朗首相(当時)を批判するテレビCMを作り、注目を浴びた。その延長で昨冬、党に物申す県連をアピールしようと「麻生首相に喝を入れる」CM作成を試み、絵コンテも用意した。
ところが別の同党国会議員からの反対に加え、民主党の小沢一郎代表(同)の公設秘書が絡む「西松問題」が発覚し、実現を見送った。
「民主にはマニフェストの財源問題もあり、選挙までにどう有権者が反応するか分からない」。そう言って風向きの変化に期待をにじませる土井氏。だが「今となっては無党派層にアピールすることより、組織票固めを急ぐ」と、これまで支持を受けてきた団体へのあいさつ回りに力を入れている。
「ありがとうございます。民主党の郡和子です」
平日の午前7時半、仙台市青葉区の愛子交番前交差点。郡氏は拡声機を手に、通り過ぎる車に呼びかけた。5台に1台ほどは車内の人たちが、手を振ったり会釈したりガッツポーズをしたりと、好意的なしぐさを返していた。
前回、アナウンサー仲間だった同党の今野東・現参院議員に誘われて立ち、土井氏に約2千票差まで迫った郡氏。今のところは追い風を感じているようだ。
昨年から街頭演説をしたり支持者と話をしたりするたびに、政権交代を求める空気を感じるという。「1区は特に、時の雰囲気に影響される。この風向きがこのまま変わらないでほしい」
候補者擁立を1、4区に絞った共産党は、アンチ自民票が民主に集中しないかと危機感を抱く。「これまでのように肩をたたいて『よろしく』では通用しない。組織的なつながりを重視していく」と県委員会の中島康博委員長。
党の考えを伝える小規模集会を重視し、この2年で200回以上開いた。雇用問題に悩む若者や後期高齢者医療制度に憤る高齢者らからは高い関心が感じられるという。
角野達也氏は「いてもたってもいられないと集会に参加してくれる人もおり、政治をなんとしても変えたいという空気を感じる」と話す。
このほか無所属の山形大大学院生・矢島卓臣(たかおみ)氏、幸福実現党公認の遠田敬一氏も立候補を予定している。
3266
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:59:00
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908050002
【宮城各区の直前情勢】
【2区】無党派層狙い争奪戦
2009年08月05日
仙台市の宮城野、若林、泉の3区からなる宮城2区。新興住宅地の多い泉区は無党派層が多い一方、商業や第1次産業で栄えてきた宮城野、若林両区には保守層も混在する。
自民党の中野正志氏は党への逆風を受け、組織票固めとともに幅広い層への対策を強めている。
2区で同党は、候補者が選挙区と比例区で交互に立候補するコスタリカ方式を採用している。今回は、05年の前回選挙の際に比例区で当選した中野氏が立ち、前回2区で当選した秋葉賢也氏は比例区に回る。党本部は昨年、同方式の原則廃止を決め、比例名簿での秋葉氏の上位処遇は「中野氏に選挙協力をしたうえで」との条件がついた。
故・三塚博元衆院議員の秘書を務め、保守本流の中野氏。一方、秋葉氏は泉区を拠点に広い支持層を持つとされ、2人の支持層を合わせればとの思惑があるが、簡単ではなさそうだ。
中野氏の陣営のひとりは「比例の話になれば公明党のアピールが優先。秋葉さんと表だった連携をするのは難しい部分もある」と、2人の“結束”を前面に出せない事情を、そう説明した。
「皆さん、中野正志です。今日はしこたま祭りがあるもので、ここで失礼します」
1、2の両日、中野氏は各区の祭り会場20カ所以上を訪れ、運営スタッフらに握手をして回った。前回までは組織票固めを重視してきた中野氏だが、今回は自民の政策を説明するためのブログの更新、自転車でのあいさつ回りなどで幅広い層への浸透を図る。
「支持してくれる組織の人すら『自民党を変えろ』と言う状況。やってきたことをわかってもらうため、仕事師として愚直に訴えるしかない」と中野氏の秘書は話した。
一方、民主党新顔の気象予報士、斎藤恭紀氏は知名度を生かし、無党派層の支持拡大に懸命だ。斎藤氏は6年間、東北放送で気象キャスターを務めた「タレント候補」。昨年4月に立候補を決断したが、衆院の解散先送りで1年以上待たされた。
「去年の10月に総選挙があったら、圧倒的だったが……」。同党のある参院議員はそう言って、メディアへの露出が最近低下していることを懸念するが、斎藤氏は「あいさつ回りや講演会などを毎日続け、応援してくれる人も増えた」と経験をプラスにとらえている。
自転車で街をめぐる「市民派」のイメージを強調してきたが、ここに来て、無党派層のさらなる開拓に動いている。党の公約を説明する動画を作り、動画サイトの「ユーチューブ」に投稿するなどしており、「子育て政策や若い人の雇用政策を掲げている。もっと政策を見てもらいたい」と話す。
このほか福祉NPO法人理事長の佐藤豊氏が無所属での立候補を表明。かつて旧民主党の県連副代表も務めたが「自民でも、自民寄りの民主でもない『第三極』が必要」との立場だ。
幸福実現党公認の安部公人氏も立候補を予定している。
3267
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 17:59:45
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908050003
【宮城各区の直前情勢】
【3区】郡部でも民主に勢い
2009年08月05日
蔵王連峰から太平洋の沿岸まで。宮城3区を構成する4市9町の総面積は約1850平方キロメートルと、大阪府の約1900平方キロメートルとほぼ同じ。仙台市近郊の都市部から農山漁村の郡部と、地域ごとに性格も違う。
2日、自民党の西村明宏氏が柴田町につくった後援会の事務所開き。出席者から「郡部は厳しい。都市で勝たないと」との声がもれた。同党の選挙では無党派層の多い都市部で他候補を下回っても、支持基盤の厚い郡部で逆転する図式がみられた。
「しかし、今回は……」と農家への直接補償を打ち出した民主党支持の広がりを、出席者は肌で感じていた。
変化したのは07年の参院選から、との見方がもっぱらだ。民主党の岡崎トミ子氏は3区の13市町のうち9市町で得票率が50%を超えた。自民党の愛知治郎氏の得票が岡崎氏を上回ったのは七ケ宿、川崎の2町だけ。その後の安倍、福田、麻生政権の「ごたごた」が追い打ちを掛け、西村氏も「かつてない厳しさ」と認識する。
西村氏が今、訴えているのは、民主党がマニフェストに打ち出した「米国との自由貿易協定(FTA)締結」による「痛み」だ。「貿易の自由化とセットの話。農産物の価格が大幅に下がる」という。この日の事務所開きでも「コメ1俵4、5千円。全額、補填(ほてん)できるのか」と力説した。
一方、民主党の橋本清仁氏が浪人中の4年間、力を入れたのが「自転車遊説」だ。「親方」と慕う小沢一郎代表代行の方針も受け、3区内を自らの足で回り、有権者と直接触れあってきた。「時には民主党への批判も受けたが、年金、医療の問題、生活の苦しさを訴える一人ひとりの声を魂に刻んできた」
先月18日、岩沼市につくった後援会の事務所開きには、自転車遊説の「師匠」、河村たかし名古屋市長も駆け付けた。河村市長は名古屋弁でまくしたてて笑いを取りながら、足で回って声を聞いてきた橋本氏を評価し、「庶民革命」を訴えた。橋本氏も「安心して暮らせる日本を取り戻す」と訴え、終了後は雨の中、ともに自転車に乗って遊説活動を続けた。
西村、橋本両氏が立候補するのは今度が3度目。ともに初めて立候補した03年、票差はわずか242。誤差の範囲と言われた大接戦で、橋本氏も比例区で復活当選した。05年は小泉人気に乗り、西村氏が約2万票の差をつけて圧勝した。
過去2回との違いは今回、共産党が候補者を立てないことだ。03年の1万1915票、05年の1万1256票がどう動くか。「橋本氏に有利」とみられているが、その影響が関心を呼ぶ。
西村氏は先月24日、白石市で開かれた公明党の国政報告会に出席。同党の比例東北ブロックでの2議席獲得への協力を表明し、出席者の「選挙区は西村。比例は公明」の合唱の輪に加わった。
もう1人の立候補予定者である幸福実現党の小林睦明氏は岩沼市内に事務所を構え、支持拡大に努めている。
3268
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:00:24
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908070001
【宮城各区の直前情勢】
【4区】農村部、自民に反旗
2009年08月07日
県内有数の穀倉地帯である大崎市などの内陸部と、水産業が盛んな塩釜市などの沿岸部が選挙区の宮城4区。今回の選挙では、低迷する地域経済の影響が大きくのしかかる。
先月26日。奇(く)しくも同じ大和町で、自民党の伊藤信太郎氏と民主党の石山敬貴氏がそれぞれ集会を開いた。伊藤氏が集まった支持者200人に「大変厳しいが、泥まみれ、血まみれになってもこの地域を守るために戦う」と決意を示せば、石山氏も「安心、安全、あたたかみのある社会を実現させるために、国会へ送り出してほしい」と支持者400人に頭を下げた。
両氏は05年の前回選挙に続く対決だ。前回は伊藤氏が各地で満遍なく票を集め、石山氏に3万5千票以上の大差をつけた。
今回も伊藤氏は父で元衆院議長の故・宗一郎氏から受け継いだ強固な地盤と支援組織をフル回転させての総力戦で臨む。だが自民党への逆風は「金城湯池」とされてきたこの選挙区でも吹きやまない。
特に農業政策で党の対応が後手に回ったことで、大きな支持基盤だった農村部で思わぬ“反乱”に遭っている。
「今回は民主党に入れる」と拒絶する支持者が少なくないのだ。陣営は「外務副大臣としてWTO(世界貿易機関)の農業交渉で日本の農家を守るための仕事をしてきたのに、それが十分に伝わっていない」とこぼす。
こうした中、伊藤氏は早朝から国道沿いで、通勤するドライバーに向けて声を張り上げる。スマートさが売りの伊藤氏のなりふり構わぬ行動に、支援する自治体首長は「これまでは『遺産』でやってこられたが、もうそれだけでは通用しないということ。危機感ありありだ」と話す。
雪辱を期す石山氏は、出身地の加美町を中心に農村部で勢いをつけている。前回は立候補表明が公示1カ月前と出遅れたが、その後の4年間、各地で毎朝街頭に立ち、知名度アップに努めてきた。
農家出身で研究者として稲の改良に従事していた経歴から、「生産者と生活者の視点から農政改革で地域再生を図る」と訴え、農家票をつかみつつある。自ら「おにぎり王子」と名乗って、こまめにミニ集会を開き、39歳の若さと行動力を無党派層にもアピールする。
しかし、伊藤氏が強いとされる沿岸部への食い込みはもう一歩のようだ。
「水産業者も疲弊しており、自民党政権への不満は予想以上に大きい」と陣営は見るが、強力な保守地盤を切り崩すまでには至っていない。この地域の票の伸びが勝利には不可欠と、重点的にてこ入れする構えだ。
共産党の加藤幹夫氏は4度目の国政挑戦。「小泉政権以来の4年間で、ここまで格差が拡大した」と弱者に配慮した政策の実現を訴える。塩釜、大崎両市など都市を中心に街頭演説や支持者回りをして、党勢拡大を目指す。
このほか幸福実現党の村上善昭氏も立候補を予定している。
◇
3269
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:01:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000530908080001
【5区】市長選しこり波乱の芽
2009年08月08日
宮城5区は、小泉旋風が吹き荒れた05年の前回選挙の際、県内で唯一、民主党が勝った選挙区だ。
今回は、その民主党の安住淳氏が5期目をめざすのに対し、自民党の斎藤正美氏が3度目の挑戦をする。
「マンネリ化した自民党には、1回休んでもらわねば」(自民党支持の男性会社役員)、「官主導の社会を政権交代で変えてほしい」(無党派の女性会社員)、「閉塞(へい・そく)感があるので、政権交代という言葉にひかれる」(無党派の男性店員)。
町で聞く声は、自民党への逆風、民主党への順風を感じさせる。だが地元の選挙区となると、街頭などで接する立候補予定者の顔が浮かぶせいか、「風」で投票するとはかぎらない。石巻駅前のデパートが撤退したのに象徴される地域経済の停滞は、現政権への失望と同時に地元選出議員への不満にもつながる。
「いつも逆風のなかでの選挙しかやったことがない」と言う安住氏。斎藤氏を意識しながら「官僚におもねり、おこぼれをちょうだいする陳情型の政治家が出る幕は、今の中央の政界にはない」と言い切る。
一方の斎藤氏も安住氏を念頭に「この地域は長年にわたって国政の光が当たっていない」と指摘。「自民への逆風はあるが、自民とか民主とかではなく、私が国政に出て、みなさんの思いを伝えると訴えている」と言う。
今のところは順風を受ける安住氏が有利とみられている。ただ、5区のなかで最も有権者が多い石巻市で4月にあった市長選のしこりが残っているという見方もある。
市長選は現職と新顔の一騎打ちだったが、民主党の基盤のひとつである連合が新顔を推したのに対して、地域の安住後援会は現職支持が多かった。一方、斎藤氏は新顔を支援したため、新顔を支持した市議のなかで前回は安住氏を支援した一部が斎藤氏の支持に回ることになった。
「中央が政権交代なら、ここは『選手交代』だと、商工団体も動き始めた」と、斎藤氏支持に回った市議のひとりは言う。さらに「地域の声を中央に反映させるには議員の数が多いほうがいい。惜敗しても比例区で復活当選させるよう、斎藤票の上積みを訴えている」と話した。
対して安住氏支持の市議は「新顔が勝った市長選の影響は3カ月で消えた」とし、前回の厳しい選挙でも安住氏が斎藤氏に1万票の差をつけたことから「今回、それより悪くなる要素は何もない」と強調。若い世代の無党派層も今回は民主に傾くと読む。前回、7千票強を獲得した共産党が候補者擁立を見送ったことで「かなりの共産票が安住氏に流れるとの期待もある」と言う。
公明党を支える創価学会票の多くは斎藤氏に流れるとみられるが「どれだけ上積みできるかは、公明党の締め付けもきついので、斎藤支持者の中から比例を公明と書く人の数次第。牡鹿半島など地縁の強い地域では安住支持者も多い」と、ある県議の後援会役員は語る。
ほかに幸福実現党の菊地謙氏が立候補する予定だ。
3270
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:01:45
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000908090005
総選挙)小野寺と菅野の事実上一騎打ち
2009年08月09日
沿岸部の漁業基地と内陸部の穀倉地帯からなる宮城6区。民主党が県内で唯一、候補者を立てず、社民党の菅野哲雄氏に選挙協力する。対する相手は05年の前回選挙と同様、自民党の小野寺五典氏。2人とも気仙沼市の出身だ。
保守色の強い土地柄だが、小野寺氏が自民への逆風をどれだけしのげるか、菅野氏が反自民票をどこまで取り込めるかが注目される。
先月30日、市内の小野寺氏の事務所開き。「こんなに多くの人が来たのは初めて。『厳しい』と集まっていただいたと思う」。支持者約200人を前に小野寺氏はあいさつし、危機感をにじませた。
「厳しい風が吹いているのは『総理が不人気だから、自民に飽きたから』ではない。魚が安い、米価は上がらない、林業、畜産も採算がとれない。こうした明日への不安が逆風になっている」と分析。大切なことは「未来は太陽が輝く、そんな政策を皆さんに示し、実行していくことだ」と強調した。
魚資源の枯渇を憂える支持者が「このままだと漁船がなくなる。国の水産政策、外交に頼らざるを得ない」と訴える場面もあり、切迫感を感じさせた。
衆院解散の前日、南三陸町の小さな漁港で7、8人の漁師が集っていた。話題は自民批判だ。「もう自民は嫌だ」との声が聞かれる一方で、「でも五典さんは……」とことばに親しみがこもる。人気は根強い。
前回は菅野氏に5万票以上の大差をつけ、過去3回の選挙で最高の10万票台を獲得した。しかし、陣営幹部は「今回は伯仲する」とみる。地元市議らを交えてこまめに国政座談会を開くなど、地盤の引き締めに懸命だ。
対する菅野氏の命運は、民主党がいかに力を尽くすかにかかっている。
先月22日、連合宮城仙北地域協議会が菅野氏を招き、登米市内で開いた集会。あいさつに立った民主党県6区総支部の太田博幹事長は約150人の労組員を前に、「(選挙協力へ)具体的に取り組んでいく」と明言した。
菅野氏は「しっかりした新政権をつくるには社民が二ケタ当選を確実にし、(自らも)この選挙区で勝ち上がることだ」と決意を述べた。
民主党との選挙協力について菅野氏は、前回は同じ選挙区に候補者は立てないという約束にとどまっていたが、今回は「かなり進んだ」と意を強くする。衆院解散のその日から、気仙沼市役所前で街頭演説をするなど反自民票の獲得に必死だ。
一方、「2大政党で流れていくことに、すごい危機感を持っている」とも話す。自民と民主の対立構図が際立つことで、社民党の存在が陰に隠れてしまいがちだからだ。
社民党は前回、比例東北ブロックで1枠を得て菅野氏が復活当選したが、今回は、その枠を維持できるのかという指摘もある。菅野氏は「自分には厳しい闘い。情勢を分析しながら、ひたすらお願いするだけ」と話している。
幸福実現党の氏家次男氏も立候補を表明している。
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:03:45
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090807ddlk04010138000c.html
選択:情勢分析 ’09衆院選/上 1区/2区 /宮城
解散から投票日までの期間が戦後最長となる今回の衆院選は、18日の公示前から各陣営が激しい前哨戦を繰り広げている。麻生内閣の支持率低迷という「逆風」から巻き返しを図る自民、政府与党への不信を追い風に政権交代を訴える民主、両党のはざまで存在感を示そうとする他の候補−−など選挙区情勢を3回に分けて報告する。【伊藤絵理子、比嘉洋】
■1区(仙台市青葉区、太白区)
◇浮動票の行方が左右
「風を最もよく反映する」と評され、浮動票の行方で当落が大きく左右される宮城1区。05年衆院選で1972票差、惜敗率98%の激戦を制した自民前職・土井亨氏(50)と民主前職・郡和子氏(52)=比例復活=が再び相対する。両陣営が鍵としているのが、無党派層の取り込みだ。
土井氏は、自民党への逆風は「厳しい状況」といい、公示前は中小企業経営者ら旧来の支持層の「自民離れ」を食い止めようと躍起だ。無党派層対策は公示後の街頭演説で浸透を図る戦略だ。
今回は初当選後に築いた後援会が長い選挙戦を強力に支える。県議時代は若林区が地盤で、前回の選挙中は「あいさつ回りするあてもない空白の時間帯が結構あった」(土井氏)が、今回は支持者らの会合で公示前のスケジュールは埋まった。西部の農村部には既に手応えを感じている。
郡氏は、アナウンサーを長年務めた知名度を武器に、街頭演説を地道にこなし、無党派層の取り込みを図る。4年間の厚生労働委員としての経験から、自民党政権の年金問題や医療問題、障害者福祉などの矛盾点を指摘し「やさしい社会」を主張。最大の支援組織・連合に加え、父や祖父が特定郵便局長だったことも前面に押し出し、「全特(全国郵便局長会)」などの郵政票を固めている。
共産党公認の角野達也氏(50)は、党支部単位での集会や演説会をこまめに開き、組織票を固める。党本部の方針で今回から比例代表選挙に重点を移した影響がどう出るかが注目される。他に、無所属の山形大院生の矢島卓臣(たかおみ)氏(26)、幸福実現党の遠田敬一氏(58)が出馬を予定している。
■2区(仙台市宮城野区、若林区、泉区)
◇鍵は泉区新興住宅地
自民前職・比例東北代表の前職、中野正志氏(61)と民主新人・斎藤恭紀氏(40)の事実上の激しい一騎打ちになりそうだ。大票田の泉区を中心に新興住宅地の票をいかに取り込むかが鍵を握る。
比例で復活当選した03年以来となる小選挙区に臨む中野陣営では、事務所の秘書9人と事務所OBの県議らが綿密な下準備を進めてきた。07年参院選では同党の愛知治郎氏(40)の支持を要請する電話で党の支持層もリストアップ。出来上がった名簿は今も票固めの必需品になっている。
若い秘書らを通じ、3年前から若者の飲み会の席へも積極的に飛び入り。手応えを得ており「若年層の票には自信がある」(秘書)。事務所側は「逆風は弱まっている」と見ており、衆院議員3期の経験に基づく政策論争で巻き返しを図る。
対する民主は、民間放送局の人気気象予報士、斎藤氏を擁立。斎藤氏は昨年4月の出馬表明から1年4カ月、「政権交代日本晴れ」を合言葉に自転車で選挙区をくまなく回った。事務所は泉区と宮城野区の境界付近の泉区南光台に設置。窓に「今日のお天気」を掲示するなど、気軽に立ち寄れる雰囲気作りにも工夫を凝らす。
自民対民主の構図が固まる中、無所属から出馬予定の佐藤豊氏(56)の得票が注目される。落選はしたが、07年県議選では7081票を集めた。佐藤氏は旧民主党役員を務め、民主党のかつての同志。新党結成を模索する渡辺喜美元行政改革担当相らとの連携も示唆する。民主党の支持層に食い込むと予想されるが、同党の県連幹部は「何の影響もない」と強気。幸福実現党からは安部公人氏(41)が立候補する予定。
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:04:18
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090808ddlk04010119000c.html
選択:情勢分析 ’09衆院選/中 3区/4区 /宮城
■3区(白石市、名取市、角田市など)
◇共産票取り込みカギ
自民前職・西村明宏氏(49)、民主元職・橋本清仁氏(38)が3度目の激突となる見通し。03年衆院選では242票差で西村氏が超接戦を制し、惜敗率99%超の橋本氏が比例復活当選した。自民党が「郵政民営化」を掲げた05年衆院選では、追い風を受けた西村氏が1万9766票と差を広げ、橋本氏は2度にわたり苦杯をなめている。
今回の選挙は、3区内でも自公政権への不満を背景に民主が優勢とされる。柴田町で2日行われた事務所開きで、西村氏は「(242票差だった)初当選の時より厳しい選挙」と危機感をあらわにした。出席した農政連関係者は、民主党が打ち出した戸別所得補償制度の影響を挙げ「農村票の流出をいかに食い止められるかにかかっている」と漏らす。逆風の中、陣営は景気対策など2期6年の実績と人柄を訴えていく戦略だ。
一方、橋本氏は03年衆院選から6年間、徹底した「自転車街頭」を展開。7月18日の事務所開きでは人気の高い民主党元衆院議員の河村たかし名古屋市長が応援に入り、2人で自転車を走らせた。橋本氏は「4市9町をくまなく回り、多くの声を魂に刻んできた」と自信をみせる。候補を立てない共産党の約1万票とされる基礎票を取り込もうと躍起だ。
3区は県内小選挙区6区のうち最多の13自治体で構成され、広域連合としての結びつきも強い。各首長は、道路整備をはじめ地域経済に直結する政策の継続性を求めており、今後の動きが注目される。
幸福実現党からは新人の小林睦明氏(38)が立候補する予定。
■4区(塩釜市、多賀城市、大崎市の一部など)
◇農村票の行方が焦点
港町から山あいの農村地帯まで広がる4区は、自民前職・伊藤信太郎氏(56)と民主新人・石山敬貴氏(39)が2度目の顔合わせで激しく票を争う。前回は衆院議長を務めた父・故宗一郎氏の地盤を引き継いだ伊藤氏が次点の石山氏に3万6000票近く差をつけて3選を果たした。だが、今回は「盤石」とされた伊藤氏が苦境に立たされている。4区内選出の自民党県議は「危機というより、現時点では負けている」と口調はさえない。
農村部では3区と同様に民主が掲げる農家の戸別所得補償制度の人気で“自民離れ”の傾向が進む。元々、大崎出身で農家の石山氏は内陸部に支持者が多く、完敗した前回選挙でも旧古川市で善戦し、加美町では勝った。副外相などの公務で地元を離れがちな伊藤氏とは対照的に、落選後は4年間あいさつ回りを重ね、支持を広げた。
伊藤氏は地盤が「強すぎた」(自民党県議)こともあり、選挙で苦労した経験に乏しい。ただ、石山陣営にとって民主党が今回のマニフェストに米国との自由貿易協定(FTA)の締結を盛り込んだことはマイナス材料になりそうだ。同じ自民党県議は「外交の知識を生かして、FTAの件で民主党を突いていけばまだ巻き返せる」と強気に語った。
前回、比例東北ブロックの当選者14人のうち13位で辛くも1議席を確保した共産党は、比例代表での得票に力を注ぎ、新人の加藤幹夫氏(45)は県全域で選挙活動を展開する。
幸福実現党は新人の村上善昭氏(36)が立候補する予定。【豊田英夫、伊藤絵理子、小原博人、渡辺豊、比嘉洋】
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:04:49
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090809ddlk04010061000c.html
選択:情勢分析 ’09衆院選/下 5区/6区 /宮城
■5区(石巻市、東松島市、大崎市の一部など)
◇石巻市長選、どう影響
県内第2の大票田・石巻市を中心とする5区は、民主前職・安住淳氏(47)と自民新人・斎藤正美氏(54)が3度目の顔合わせとなる。05年衆院選では9720票差で安住氏が勝利した。石巻市では4月の市長選で現職の土井喜美夫氏が敗れ、無所属の亀山紘氏が初当選。この間、土井、亀山両氏と安住、斎藤両候補予定者の支持層が入り交じって従来の構図が変化しており、衆院選への影響が注目される。
安住氏は党国対委員長代理を務める傍ら、週末は地元でこまめにミニ集会を開き、地道に支持者拡大と後援会組織の基盤固めを進めてきた。民主党への追い風も後押しする。一方、懸念材料には過去2回の衆院選で支援を受けた土井氏の市長選落選の影響がある。安住氏は市長選で中立を保ったため、陣営は「影響はない」と説明している。ただ、後援会組織の一部が亀山氏支持に回り分裂した経緯があり、組織固めが急務だ。
対する斎藤氏も、地区ごとのミニ集会を精力的に開催。小池百合子元環境相や菅義偉党選対副委員長ら著名な政治家も積極的に応援に入っている。7月26日の選対本部発足式では、市長選で支持した亀山市長が姿を見せ「あいさつというより応援させていただく」と明言。石巻商工会議所の浅野亨会頭も「民主党が政権交代というなら5区の石巻は選手交代だ」と強力に支持する。重厚な布陣を整えた陣営は「勝算は十分」と党への逆風をはね返す意気込みだ。
幸福実現党は、新人の菊地謙氏(47)が立候補する予定。
■6区(気仙沼市、栗原市、登米市、大崎市の一部など)
◇民主空白区、協力が焦点
6区は自民前職・小野寺五典氏(49)と社民前職(比例代表)・菅野哲雄氏(60)がぶつかる。6選挙区中唯一、民主が候補を擁立しない「民主空白区」だが、菅野氏は民主との協力態勢を構築しており「自民批判の受け皿」を目指す。
小野寺氏は前回、10万票を超える票を獲得し、菅野氏にダブルスコアで完勝した。しかし今回は「小野寺とは書いても、自民とは書かないという支持者が多い」と、陣営は「逆風」に気を引き締める。
気仙沼市出身の小野寺氏は昨年から重点的に内陸部を歩き、衆院解散後も登米市などで数十回のミニ集会を開催。同時に大票田の気仙沼市でも票固めを進め、9日に開催する国政報告会には林芳正経済財政担当相が応援に駆けつける。正式に推薦を決定した公明党からも県議らが出席し「選挙区は小野寺、比例は公明」との思惑がにじみそうだ。
一方、前回、小野寺氏に破れ、比例代表で復活した菅野氏。今回は自民への逆風に加え、内陸部に強い民主の大石正光参院議員の秘書が支持者まわりに同行するなど、民主との選挙協力が一歩踏み込んだ形となった。郵政民営化に反対して結党された国民新党の推薦を得て、郵政票を取りまとめる「郵政政策研究会」も推薦。社民県連は「前回に比べプラスが大きい。前回は約5万票だったが、今回は9万票に近づきたい」と意気込む。公示後の20日には福島瑞穂党首、23日には村山富市元首相が気仙沼などに入り、テコ入れする。
幸福実現党は新人の氏家次男氏(61)が立候補する予定。【石川忠雄、高橋宗男、伊藤絵理子】
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:06:31
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000280908070001
’09年 衆議院選挙 とくしま
「仙谷党」に保守照準
2009年08月07日
7月25日 香川2区▽27日 愛媛3区▽31日 香川1区▽8月5日 神奈川11・15区▽10日 高知3区……
6期目を狙う民主前職仙谷由人氏(63)。事務所の日程表には県外での予定が並ぶ。テレビ出演も多く、知名度の高い仙谷氏には、他の選挙区の民主党陣営からの応援依頼が相次ぐ。県内でも2、3区にいることが多い。
仙谷氏は自民が圧勝した05年の衆院選でも過去最高の6万8千票余を獲得。四国の選挙区唯一となる民主の議席を守った。96年の小選挙区制導入以来、連続当選。母校・城南高の同窓生を中心とした後援会は、自民の支持基盤である商工、医療関係者も取り込み、他陣営から「仙谷党」と呼ばれる。仙谷氏は「政権交代のためには徳島で3議席、さらに四国全体でも勝たなくては」と意気込む。
中選挙区時代の93年の衆院選では、優勢を伝えられながら落選した。仙谷氏は「事務所に人が少ないのが不安。時間があったら事務所に立ち寄って支援を呼びかける電話をかけてください」と集会で支持者らにお願いしている。
□
「今回の選挙は私の人生をかけた大勝負。まさに背水の陣の気持ちで死にものぐるいで頑張っている」
2日、徳島市内であった総決起大会で、自民前職の岡本芳郎氏(65)は約800人を前に気合を込めた。昨秋、支持者の集会では「最後の戦い」と断言。比例四国ブロック単独で立候補した03年を除き、00、05年の2回は徳島1区で敗れており、今回もし勝てないと事実上の引退宣言となる。
前回は選挙区で敗れたとはいえ、比例区で復活当選した。しかし今回は各地で自民候補の苦戦が伝えられ、これまでの「指定席」が用意されているわけではない。自民党県連幹部も、「選挙区で負けても復活当選というわけにはいかない」と危機感を募らせている。
解散後は選挙区内の全地域を回り、仙谷氏に近いと言われていた県医師会幹部とも接触。陣営幹部は「いつもなら仙谷さんが来ているのに今回は来ていないという所が、一軒一軒回るとまだまだある。仙谷党といえども盤石ではない」と話す。
□
危機感を募らせる自民の足元を揺るがしているのが無所属新顔の岡佑樹氏(32)だ。6日夜、徳島市内の集会では「与野党関係なく今までの政治不信をつくってきた政治家を変えなくてはならない」と訴えた。
元自民党県連副幹事長の岡孝治・徳島市議の長男。岡市議は05年の衆院選、07年の参院選で自民党陣営の参謀を務めたが、今回は離党し佑樹氏の支援に力を注ぐ。また、08年の徳島市長選で岡市議の支援を受けた原秀樹市長についても岡事務所は「うちを向いている」と受け止める。
岡氏は、郵政民営化に反対して自民を離党した平沼赳夫・元経済産業相のグループに所属しており、平沼氏の秘書が徳島入りして郵政関係者に支援を求めた。郵政関係者は民営化以降、仙谷氏を支持してきたが、岡陣営は切り崩しを狙う。仙谷氏は「若い陣営の場合、わーっと上がってくる可能性がある」と警戒している。
□
共産新顔の古田元則氏(61)は4日午前6時半から約2時間、徳島市の吉野橋で朝立ちをした。昨年10月21日から市内15カ所で始め、220日目。「通行車がクラクションを鳴らしたり、あいさつしてくれたり反応はいい」と手応えを感じている。
立候補を表明した07年11月以来、街頭演説は3300回を超えた。最近は「建設的野党」の必要性を訴えている。「政権交代した後で誤りを正しながら、国民の要求を実現するには、共産の議席も増えていることが大切だ」と主張する。
幸福実現新顔の近藤彰氏(27)は街頭演説などで、消費税の撤廃を訴えている。
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:07:04
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000280908080001
’09年 衆議院選挙 とくしま
徳島2区ルポ 自民、細る集票の手足
2009年08月08日
「まさに大暴風雨。鉄砲のように降る雨をしのぎ、風に向かいながら一歩一歩、歩いている」
1日、鳴門市での演説会で、自民前職山口俊一氏(59)は支持者を前にこう切り出した。昨年9月から麻生太郎首相の補佐官を務めるが、「いっぺん政権を替えてみたらどうか」という地元の声が耳に入る。10日には麻生首相が全国遊説のため来県する予定だ。陣営は「首相が直接、政策を訴え、有権者に理解してもらいたい」と期待する。
7期目を狙う山口氏は、05年の衆院選では郵政民営化法案に反対して離党。今までで一番危ないと言われながら、自民の「刺客」七条明氏(58)らに1万5千票以上の差をつけて圧勝した。今回は復党し七条氏とも「手打ち」し、保守分裂は表面上、回避された。
□
三好市の旧池田町出身で、県議時代から県西部に強固な地盤を持つ。しかし市町村合併が進み、選挙区内の首長はこの4年で16人から10人に減った。議員も約4割減り山口陣営の集票の手足は細る。合併でなくなった町の元町長は「町長でなくなったらもう義理もない。前のように動くつもりはない。そもそも町長から支持者へというタテ系列が機能しなくなりつつある」と打ち明ける。
さらに選挙の際には支持母体となって自民の票を集めてきた、建設業界の弱体化が追い打ちをかける。業界には、小泉政権時代の改革が公共事業の激減につながっているという不満がある。これまで山口氏の支援を続けてきた建設会社長は「リストラで社員が減り、選挙で動く余裕もない」と話す。
この「逆風」に山口氏は陣営の選対会議で言い切った。「これまでは他党や相手候補のことを言ったことはないが、今回ははっきりと申し上げる」
□
小雨が降る中、戸数約230戸の山あいにある集落の集会場に、50人以上の高齢者が集まった。7月31日にあった民主前職高井美穂氏(37)の集会。前原誠司党副代表が駆けつけ「この集落は存続し続けるかどうかの瀬戸際。安心して生活できるよう私たちにやらせてください」と訴えた。高井氏も一人ひとりと握手し「みなさん、元気やねえ」と声をかけた。
高井氏は集会後、居残る人たちの輪に入り耳を傾けた。農業の男性(77)は「今まで自民党の選挙のために動いてきたが、国会議員がこの地区まで来たことなんかない。高井さんは3回も4回も来て握手してくれる」と話した。
高井氏は選挙区で4回目の挑戦。これまで比例四国ブロックでの復活と繰り上げでの当選をしたが、選挙区では山口氏の壁に阻まれ続けた。
ベテランの民主前職仙谷由人氏(徳島1区)から「選挙戦術」を学んだ。選挙区の隅々まで足を運び、多い時は1日に200〜300軒の個人宅にあいさつ回りをする。そのなかで、熱心に話を聞いてくれる人や応援してくれる人を見つけては、各地に後援会を築いてきた。
追い風に乗る高井氏だが、公示日が近づくにつれ、陣営に不安が募る。「自民党は最後になって地力を発揮する。ふたを開けるまでわからない」
□
幸福実現党の梅本芳郎氏(47)は鳴門市を中心にあいさつ回りをしながら消費税の廃止、憲法9条改正などを呼びかけている。
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:07:59
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000280908090001
’09年 衆議院選挙 とくしま
風吹けど「甘くない」 3区
2009年08月09日
「私のルーツは旧美郷村です。亡くなった父は17代目でした。村の山猿でした」。2日夜、阿南市で開かれた会合で自民前職後藤田正純氏(40)が語り始めると、300人を超える支持者の表情が緩んだ。05年の前回の衆院選直後に亡くなった大叔父の後藤田正晴・元副総理との縁にも触れ「私の政治の原点は地方をどう守るかなんです。道路がないと、企業が来てくれません。限られた財源をどう分捕ってくるかも政治の力です」と強調した。
解散前の7月、徳島市内の料理屋に自民系の県議24人が集まった。徳島1、2区の陣営に続き、情勢を話し始めた後藤田氏の後援会幹部の表情は厳しかった。
「どなたが出ても自民の公認を取れば5万票前後はある。うち1万が、今回は向こうへ移っている。民主に一回やらせてみよう、という人たちです。そこを説得してほしい」
それから1カ月足らず。小松島市内の事務所開きに、後援会関係者や県議、3区の首長ら約50人が顔をそろえた。
「しっかりとした足跡を残すことを、父は正純に期待していました」。生前の正晴氏の言葉を引きながら支援を訴えたのは、東京から駆けつけた正晴氏の長男で政治にかかわっていない尚吾氏だった。「正晴さん時代からの支持者に、事務所の危機感をわかりやすく訴えるためにお願いした」と後援会幹部は話す。
県西部のある首長は言う。「地方はぬくもりをいただいている。後藤田を落としてはならんのです」。28あった旧市町村単位の後援会の多くは、市町村合併後もそのまま残る。引退した旧町村の首長らも加わって、組織がフル稼働し出した。
□
民主新顔の仁木博文氏(43)は過去2回、全市町村で後藤田氏に敗れた。しかし、自民への風が吹いた前回の「郵政選挙」でも前々回より票を伸ばし、3万6千票あった差を2万8千票差に縮めた。今回が最後の挑戦、と公言している。
「東京から帰って選挙に出ている人に、徳島3区で暮らすみなさんの隅々の生活がわかるでしょうか」
解散翌日の7月22日。吉野川市で開かれた3区立候補予定者の公開討論会で、仁木氏は徳島入りしたばかりの後藤田氏を痛烈に皮肉った。「失うものはない」となりふり構わぬ姿に、「変えてほしい、という思いが乗り移った」「オーラが見える」と支持者はたくましさを感じている。
8月最初の日曜、阿南市内のホールで開かれた民主党県連の総決起集会は事実上、仁木氏の集会となった。会場からあふれる1300人超の支持者に、医師でもある仁木氏は声を張り上げた。「医療の現場、この10年間で変わりましたか。変わっていない現実があるんです」
陣営は民主党への風を感じている。前回は吉野川市で100枚ほどしか張れなかったポスターは、10倍に増えた。後藤田正晴氏の出身地、吉野川市の美郷地区を街宣車で回っていても、「がんばれ」と家から飛び出してくる人がいるという。
ただ、「風だけで勝てるほど甘くはない」と陣営幹部は言う。前回6千票差をつけられた吉野川市と、石井、神山両町を含む地域では、元県議らを中心に07年の参院選前に選対を組織した。その後、山川、鴨島など合併前の旧町単位でも、元首長や労組関係者らが集まって20人前後の後援会ができた。前回までは集会も開かなかった勝浦町や、海部郡などにも次々に後援会が立ち上がっている。
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幸福実現新顔の小松由佳氏(27)は、13市町にまたがる広い選挙区に浸透を図るため、街頭演説やあいさつ回りをして消費税の廃止や憲法9条改正などを訴えている。
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:10:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090806-OYT8T01166.htm
自民揺らぐ保守王国
議席死守へ組織結束
「何としても反転攻勢に向かっていかなければならない」。7月19日に開かれた自民党福井市支部の定期大会。あいさつに立った県議の前田康博は自らに言い聞かせるように、会場を埋めた支持者約200人に語りかけた。「過去の経緯は水に流し、団結していきたい」と話す前田には、ようやく県内の体制をここまで固められたという思いがあった。
2003、05年の過去2回の衆院選で分裂選挙を余儀なくされた自民党。中でも前回選は、“郵政造反組”として離党を迫られ、福井1区から無所属で出馬した松宮勲を、前田を含む多くの県議が支援した。
その際のしこりは様々な局面で残り続けた。だが、来るべき衆院選を見据え、分裂していた県議会の自民党系2会派と、1地域1支部という党の原則に反して並立していた福井市内の二つの支部は昨年、相次いで一本化に成功した。その裏には、県連会長を務める参院議員山崎正昭らの強力な働きかけがあったという。
「党の選挙対策委員長だった古賀(誠)さんから直接、稲田朋美の支援を要請されたよ。選挙に勝つためにはそれしかないと」。ある県議が明かす。前田も今回、松宮を破った稲田の選対本部長を務め、結束を推し進める。すべては、かつてない自民党への逆風の中、福井1〜3区で独占している議席を死守するためだ。
だが、結束を演出する党内の空気を凍り付かせるような場面が、7月5日に開かれた県連定期大会であった。立候補予定者3人が壇上での決意表明に臨む中、福井2区から出馬を予定する山本拓は顔を紅潮させ、声を上ずらせながら〈総裁選前倒し論〉を繰り返した。会場からは激しいヤジが山本に対して飛び、緊張感が漂った。
大会終了後、記者団から山本発言の感想を問われた山崎は「私は批判もしませんし、賛同もしません」と述べながらも不快感をにじませた。努めて平静を装った山崎。だが、会場を後にする際、「さざ波で済めばいいが」とつぶやいた。
強大な集票力を誇り、県内の議席を独占してきた自民党の足元が今、大きく揺らいでいる。“保守王国”と称される県内の議席を守れるかどうか。組織の結束力が試されている。
◇ ◇
「政権選択」をかけて行われる今回の衆院選。30日の投開票日が23日後に迫り、事実上の選挙戦に入っている。真夏の決戦を前に、県内の主な政党の現状を報告する。(文中敬称略)
(2009年8月7日 読売新聞)
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千葉9区
:2009/08/09(日) 18:11:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090807-OYT8T01179.htm
民主野党共闘を強化
連合懸け橋 総合選対も
小雨の降る中、福井市内の路上が異様な熱気に包まれた。7月18日に開かれた連合福井の総決起集会。約2000人が詰め掛け、民主、国民新、社民の各党関係者や立候補予定者が顔をそろえた。中央の壇上で、民主党県連代表の笹木竜三が「今度の選挙では、与党と野党がひっくり返ります。福井だけが、新しい野党となる自民党の多い県になっては恥ずかしいですよ」と呼びかけると、大きな歓声が上がった。
「政権交代を見据え、民主党と国民新党の懸け橋になりたい」。衆院解散後の7月21日に国民新党を離党し、民主党入りした糸川正晃は、県庁で開いた記者会見で晴れやかな表情で語った。野党共闘の象徴的存在による連携強化宣言だった。
糸川の民主党入りは、同党の最大支持団体である連合福井が昨年から強力なラブコールを送り続け、ようやく実現した。「民主党からはおおっぴらに言えないから、連合福井が働きかける形をとった」と関係者が振り返るように、野党共闘態勢は連合福井が各党の橋渡し役を務める形で構築されてきた。
2007年12月、民主、国民新、社民の3党に連合福井が加わって選挙協力を進める「4者懇談会」を設置。昨年7月には規制緩和による格差社会の是正などを盛り込んだ政策協定も締結した。選挙準備を着々と進めてきており、民主党県連は「全国的にみても野党共闘の象徴的な存在」と自画自賛する。
自民党の敵失も相次ぎ、全国的に追い風が吹く民主党。“小泉旋風”に襲われた前回選では、後援会や支持団体間の連携の不徹底といった反省材料も露呈した。今回は4者懇談会で各選挙区をバックアップする「総合選対」を置き、手薄な地域を補う態勢を組んでいる。
集票力の弱さを指摘されてきた郡部対策にも力を注いでおり、連合福井事務局長の山岸克司は「郡部ではこれまでにない好反応だ。あとは若者の心をどうやってつかむか」と一定の手応えを口にする。
県内では、小選挙区制度が導入された1996年以降、自民党がほぼすべての議席を獲得している。民主党は早くも代表の鳩山由紀夫と代表代行の小沢一郎が相次いで県内入りし、てこ入れを図った。追い風にあおられ、県内の議席もオセロゲームのようにひっくり返るだろうか。(文中敬称略)
(2009年8月8日 読売新聞)
3279
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:12:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20090809-OYT8T00097.htm
決戦の夏 衆院選2009ふくい 共産 埋没を懸念<下>
雇用問題 存在アピール
来る日も来る日も福井市内などの街頭に立ち、現行の年金や福祉、医療などの各制度の問題点を指摘する。自民党でも民主党でもない“確かな野党”の存在意義を声高に訴える。共産党公認で1区から出馬する金元幸枝。今回が7度目の国政挑戦となる。出勤途中の車内から手を振る有権者も時折見られるが、多数は金元の姿に目もくれず、通り過ぎていく。
自民と民主の2党による“政権選択選挙”に注目が集まるほど、小政党の存在が埋没してしまう――。そんな危機感を抱く関係者は多い。
共産党は、昨秋からの経済情勢の悪化で顕在化した非正規雇用問題に対する取り組みをアピールすることで、存在感を示そうしている。党県委員会副委員長の佐藤正雄は「有権者との対話を通じ、労働者派遣法の抜本改正などを訴えることで若者の支持を呼び込みたい」と語る。
福井市内で7日に開かれた同党の演説会。2月に派遣切りされた男性が特別参加し、派遣会社に対して地位保全などを求める仮処分を地裁に申し立てて、「解雇は無効」とする決定を7月に勝ち取ったことを報告した。男性は自らの体験に基づいて非正規労働者を取り巻く実情などを熱っぽく語り、「派遣社員は横のつながりが弱く、団結とは無縁だ。だから、会社にも粗末に扱われるが、泣き寝入りしてはいけない」と強調した。
雇用問題など、暮らしに密着した政策を訴えることに加え、同党は比例選北陸信越ブロックでの議席奪還にも重点を置く。2003、05年の過去2回の衆院選では、あと1歩のところで比例選での議席を取りこぼした。比例選に重複立候補する金元には、県内の比例票を掘り起こすという使命もある。
2大政党化が進む中、少数の民意を受け止める政党は生き残れるのか。今回の衆院選では、小政党の存在意義も問われている。(文中敬称略、この連載は上田友也が担当しました)
(2009年8月9日 読売新聞)
3280
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:14:49
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908080112.html
選挙プランナー活躍 ポスターにQRコード・口コミ重視
2009年8月9日13時44分
選挙ポスターには携帯電話で撮影するとサイトにつながる「QRコード」、候補者にはストーリー性を持たせ、女性の情報伝播(でんぱ)力に期待――。衆院選に向けて「選挙プランナー」と呼ばれる参謀たちが知恵を絞っている。好感度を上げようと、あの手この手の戦術を繰り出す。
「選挙はファッション」。07年東京都知事選で石原慎太郎氏を3選に導いた選挙プランナーの三浦博史さん(58)は、有権者の目を引く方法にこだわる。
例えばQRコード。最近の選挙ポスターやビラでよく見るが、サイトの閲覧数アップが一番の狙いではない。「QRコードを日常的に使う世代に、『自分たちと同じ感覚の人なんだ』と共感してもらいたい」
夜でも字が浮かび上がる蓄光塗料を使った選挙ポスターも投入する。掲示場でひときわ目立つ。夏の選挙を意識して、訴えを書いたビラ代わりのうちわも配る。「有権者の投票基準は、マニフェストより候補者のイメージで決まる」
「まず後援会員の投票率を上げて」。選挙の戦略作りにかかわって20年という渡辺強さん(48)は、依頼された陣営に助言した。熱心な支援者は、どの陣営も後援会の約3割。この割合を増やすのが鍵という。
「奥の手」もある。衆院解散が取りざたされた昨秋、渡辺さんは「女性の後援会員を20人ほど集めた勉強会を開いて」と、ある陣営に伝えた。対立候補の主張の矛盾や弱点をかみ砕いて教えるのが目的だ。「女性の情報伝播力はすごい。出席者が町内会役員や趣味教室の先生といった影響力の大きい人なら、なお効果が出る」
「手を振り返す有権者には必ず選挙カーを降り、走っていって握手を求めて」。06年滋賀県知事選で当選した嘉田由紀子氏の陣営にかかわった松田馨さん(29)は「一生懸命」「体力がある」という印象付けを狙う。「見ている人は必ずいる。小さなことだが馬鹿にできない」。暑さに弱音をはいた40代の立候補予定者も、今は助言に従っているという。
なぜ立候補し、何をしたいのか。選挙の「ストーリー作り」も重視する。ある元官僚の場合、3時間近く聞き取りをし、「霞が関の欠点を知る自分だからこそ、官僚から政治の主導権を取り戻す」と官僚批判を逆手に取るシナリオをつくった。「一貫したストーリーがイメージになって有権者を動かす」と松田さんは言う。(岡雄一郎)
3281
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 18:18:13
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009070500114&genre=A2&area=S00
嘉田知事、分権で支持政党表明へ
「首長連合」は参加保留
次期衆院選の政党支持について話す嘉田知事(大津市・明日都浜大津)
滋賀県の嘉田由紀子知事は5日、次期衆院選で「地方分権の政策に限って評価し、政策を支援するのは知事の責務」と述べ、政党マニフェスト(政権公約)の分権への姿勢で支持政党を決める意向を示した。4日に3政策限定の政党支持を打ち出した橋下徹大阪府知事らの「首長連合」についても「目指す方向は近い」と評価した。
嘉田知事は同日、大津市で開かれた会合のあいさつで「今は(政策を競う)マニフェスト選挙だ。政党への包括的な支持ではなく、対象の政策を限る『部分委託』にする」と述べ、「『超政党』の立場であり、包括的な支援はわたしの信条ではない」とした。
「首長連合」については「何らかの形で必要だ」と理解を示したが、あいさつ終了後に「まだマニフェストも出ていない。政策支持とその中身がどうなるかで決める」と、自身の参加は動向を見極めたうえで判断すると話した。
また、自民党に対し「(分権などの要望を申し入れた)知事会にほとんど何も言ってこず、東国原知事、橋下知事に直接電話してやり取りしているという。どうなっているのか」と不満を表明した。
3282
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:19:17
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000180908050001
分裂と融和 情勢急変
2009年08月05日
4日午後。自民党宮崎県連の緒嶋雅晃会長(県議)らは、宮崎1区に無所属での立候補を表明している中山成彬氏と、宮崎市内の中山氏の事務所で向かい合った。
非公開で行われた30分の会談後、事務所を出てきた緒嶋会長は「一本化なんてことは今さら……。こういう形になって残念だけど、お互い頑張ろうということだ」と話すと、急ぎ足で車に乗り込んだ。
1区の自民は、「1区支部公認」を主張する中山氏と、緒嶋会長ら県連側から「県連公認」を受けた上杉光弘氏との間で分裂選挙となる。2人とも党本部の公認は得られず、無所属だ。
□■□
昨秋、中山氏が日教組批判などの問題発言の引責で不出馬表明したことを受け、県連は後継候補を公募。その結果が、19人の応募者の中から選ばれた上杉氏だった。
県内の自民勢は、上杉氏派と、2区の江藤拓氏の父の故隆美氏派に分かれ、知事選や国政選挙で争ってきた。中山氏は中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わった96年の衆院選で、出身地の小林市などがある旧2区から1区に移った際、隆美氏の後援会を引き継いだ関係にある。
対立の構図は今に続く。
中山氏は07年の知事選で、自民が推した持永哲志氏ではなく、川村秀三郎氏を支援。分裂選挙となり、結果として「しがらみの無さ」などを訴えた東国原英夫知事が誕生した。自民は04、07年の参院選でも分裂選挙となり、非自民系候補に敗れた。
そして今回、知事選で中山氏の支援を受けた川村氏が、民主などが推す無所属候補として中山、上杉両氏と争う。
■□■
閣僚経験のあるベテラン同士の確執。多くの自民関係者は、1区での共倒れだけでなく、「自民全体のイメージが悪くなる」と、2、3区への影響も懸念する。
05年、郵政民営化が最大の争点となった衆院選では、上杉氏が自民公認の「刺客」として2区に送り込まれ、民営化反対で公認を得られなかった江藤拓氏と争い、敗れた。
その上杉氏が2日、前回の「敵」である江藤氏の日向市の事務所開きに駆けつけた。「前回(自分が)取った6万余票は1票漏れなく江藤さんに」とあいさつし、江藤氏と固く握手。2人の間に遺恨は残るはずだが、今は融和ムードを漂わす。
上杉氏は2区内の西都市出身で、全県が選挙区の参院議員を3期務めた実績もある。
江藤陣営としては、2区内の上杉氏の支持者の票が欲しい――。一方、「上杉氏だって(中選挙区時代から)宮崎市に残る隆美氏の票が欲しいはずだ」と、江藤陣営のある幹部は見る。
□■□
3区の古川禎久氏も「自民党が信用失墜を繰り返すなか『宮崎でもか』ということで本当に残念。ダメージは計り知れない」と、1区の混乱の影響を認める。
ただ、3区の自民の事情は1、2区とはやや異なる。
中選挙区時代に争った、ともに都城市出身の堀之内久男氏と持永和見氏の影響がいまだに残る3区。古川氏は05年の衆院選で、民営化反対で自民公認を得られず、民営化賛成で公認を得た持永氏の長男哲志氏と争った経緯もある。
だが、7月20日に都城市であった事務所開きでは出席者からの提案で、昨年8月に亡くなった哲志氏のために黙祷(もくとう)がささげられ、融和への努力が見られた。古川氏の後援会幹部は「今回は3区内の保守層をまとめる絶好のチャンス」と話す。(石田一光)
◇
18日公示、30日投開票の衆院選まであとわずか。主な政党の県内の実情を追う。
3283
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:20:20
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000908070001
同床異夢 結束に腐心/民主・社民
2009年08月07日
「民主党の公認候補並みの応援を約束する」
7月28日、県内入りした民主党の鳩山代表は、宮崎3区に社民党公認で立候補する松村秀利氏(52)にそう話しかけながら、推薦証を手渡した。興奮気味にほおを紅潮させた松村氏は、鳩山氏と握手を交わし、両党の親密ぶりを印象づけた。
松村氏は社民が3区に擁立した独自候補。小選挙区制が導入された96年以降、県内3選挙区で非自民の候補が勝ったことは一度もない。今回は非自民勢力の結集と、政権交代を合言葉に衆院選で初めて選挙協力を実現。選挙区の「すみ分け」で、2区は道休
誠一郎氏(56)が民主公認で立つ。
参院選ではすでに04年に共闘。無所属候補を民主、社民が実質的に支援し、自民から議席を奪った。続く07年参院選も両党で無所属の統一候補を擁立し、自民相手に圧勝した。
□■□
ただ、結束の裏では関係者の腐心も見え隠れする。
両党が選挙協力を結んだばかりの昨年10月。3区内にあるNTTや九州電力など「民主系」の組合員が入る社宅に配られた松村氏のビラに「社民党」の3文字はなかった。両党の橋渡し役をつとめる連合宮崎の横山節夫会長は「政党名や『党公認』と書かれたビラには抵抗があると思った」と打ち明ける。
社民が支持基盤とする自治労系と、民主を支持する民間労組を束ねるのが、連合宮崎だ。同じ理由から横山会長は当時、刷り上がったばかりの道休氏のポスターに「民主公認」とあったのを気にかけ、顔写真と名前のみ記載したものに作り直して社民系の団体に配布した。
2年前の参院選でも同じようなことがあった。民主党本部から、大挙して宮崎入りした党職員や議員秘書ら。保守層切り崩しのため、社民が不得手とする自民支持の企業や団体を回った。彼らは、民主や社民が一緒に擁立した候補の事務所に姿を見せることはほとんどなかった。民主県連幹部は「統一候補は、社民と一緒に担いだ形を取っていたから……」と言葉を濁し、社民への気遣いをうかがわせた。
□■□
「二大政党の一翼を担う民主、小規模政党の社民」。そんな力関係は県内では逆転している。
社民の福島党首は宮崎出身。県内に1支部の民主に対し、社民は8支部を張り巡らす。県議も民主3人に対し、社民は5人。さらに、中選挙区を含む過去の衆院選では最終的に民主に合流した旧民社党と、社民の前身だった社会党が対決してきた経緯も重なる。そうした歴史を顧みれば、「民主党公認候補を社民が推薦することに違和感があった」(横山会長)ことも想像に難くない。
安全保障や憲法への考え方を見ても、両党は「同床異夢」の間柄と言える。衆院解散が延び延びになったこと、そして政権交代という「大義」が両党の微妙な関係を深めている、と関係者は明かす。
象徴的な出来事が今月初めの週末にあった。延岡市北浦町のキャンプ場で、道休氏の演説を聞いていたのは、毎年恒例のキャンプをしていた自治労系の職員とその家族。太田清海・社民県連合副代表が道休氏を招いた。道休氏に同行した民主県連の田口雄二幹事長は「今までは考えられなかった」。
□■□
共闘の言葉が試されるのはむしろ1区だ。両党で無所属の川村秀三郎氏(60)を担ぐ。対する自民は公認候補を立てられずに分裂の様相で、07年参院選と似ている。しかし、民主県連の井上紀代子代表は「政権選択をかけた選挙には、どんな『風』も通用しない。政党の性格は違うが政権交代という大義名分で今回は一枚岩になって勝たなくてはいけない」と引き締めを図る。(今村優莉)
3284
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:36:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090805/20090805_0002.shtml
熊本1区 松野の牙城に挑む木原
2009年08月05日 15:42
[ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
政権選択をかけた衆院選。18日の公示まで2週間を切り、30日の投開票に向け、県内5選挙区の立候補予定者は暑い夏を駆ける。各区の最新情勢を追った。
後援会の決起集会で結束を誓う1区の立候補予定者や後援会関係者たち 全国的に民意の「風」に左右されやすい1区。乗る民主と守る自民の構図が多いが、熊本では攻守が逆転する。
4期目を目指す民主・松野は7月30日、約1000人を集めた後援会事務所開きで「選挙の争点はたった1つ。政権交代がなるかということだ」と声を張り上げた。
参院議長を務めた鶴平を祖父、自民党重鎮の頼三を父に持つ「3世議員」。日本新党を立ち上げた細川護熙の後継として一度は苦杯をなめたものの、2000年、03年の衆院選では連合や細川支持者、熊本電鉄など盤石の組織で自民候補を破り、牙城を守り続ける。
だが、05年の郵政選挙では、公示4カ月前に公募で決まった自民・木原に約2400票差まで詰め寄られ、比例復活を許した。松野は「風」の恐ろしさを思い知る。
7月19日、熊本市内の夏祭り会場を汗だくで回る松野の姿があった。陣営幹部は「小泉劇場の悔しさは忘れることができない。勝ったけど、敵を討ちたい気持ちだ」と胸中を察する。
鳩山由紀夫代表の側近「3人衆」の1人と目され、鳩山政権誕生の暁には有力ポストの期待も高まる。死角は油断。松野は「民主は勝った気になっているが、とんでもない。投票箱が閉まるまではチャレンジャーだ」と引き締めに躍起だ。
自民の木原はホームページに「地盤、看板、カバンなし」のキャッチフレーズを入れる。松野を意識したことは、間違いない。日本航空のサラリーマンから公募で挑んだ郵政選挙。全くの無名ながら、風は木原を比例復活当選に押し上げた。
一転して今回は、逆風下での選挙戦となる。7月25日、自衛隊OBの後援会集会で陣営幹部の自民県議は「4年間の頑張りがあれば、はねのけられる。1人10票、20票は当然集めていただきたい」と訴えた。
無党派層の多い1区で木原はこの4年間、ほぼ毎週末、地元に帰りつじ立ちを続けた。課題は支持基盤固め。母校・済々黌高の同窓会や自衛隊OB、小学校区単位の後援会など、支持組織は50近くまで広がった。
だが、7月30日に発表された公明党の自民候補予定者推薦リストから、県内では木原だけが漏れた。公明が前回総選挙で得た1区の比例得票は約3万3000。木原は「推薦にはこだわらない」と強調するが、陣営の危機感は強い。
全国各地で厳しい戦いを強いられる小泉チルドレン。そのまとめ役、武部勤元幹事長の勉強会「新しい風」に木原も参加。ポスターにも「新しい風」の文字を入れた。「今は末端の有権者一人一人に訴える時代だ」。追い風でも逆風でもなく、木原は新風に勝機を懸ける。
共産が県内で唯一、小選挙区から擁立した新人上野は、候補者差し替えで7月中旬に急きょ立候補表明。前回選挙で2区から立候補した経験を生かし、「民主の政権奪取後はお目付け役の共産が必要」と訴える。政治団体「幸福実現党」の新人守田は積極的に遊説している。
(敬称略)
3285
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 18:36:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908091806007-n1.htm
【09衆院選】自民・細田氏「支持増加」 民主・岡田氏も「手応え」
2009.8.9 18:05
自民党の細田博之幹事長は9日、盛岡市内の会合で、衆院選に向けた党独自の情勢調査を踏まえ「先月から今月にかけ、支持が全国的にわが党へ向いてきた。増加しているのは事実だ」と述べ、支持が好転してきたとの認識を示した。同時に「厳しい戦いだが、麻生太郎首相以下、一丸となって必ず勝たなければならない」と訴えた。
民主党の岡田克也幹事長は福岡市内で記者団に「手応えはどこでも大変良いが、まだ3週間ある。もっと(主張を)訴えないと政権交代はできない」と強調。麻生首相が保守色を前面に出していることに関しては「保守や革新というのは55年体制の遺物だ。あえて強調する麻生さんはピントがずれている」と述べた。
公明党の太田昭宏代表は都内で記者団に「ここに来て政策の中身の論争に入ってきたとの実感がある」として、支持拡大に自信を示した。
3286
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:37:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090806/20090806_0002.shtml
熊本2区 2人の「たけし」に危機感
2009年08月07日 15:07
[ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
自民が九州で唯一、小選挙区と比例代表の候補者が交互に入れ替わる「コスタリカ方式」を続ける2区。7月26日、熊本市小島下町の公民館であった林田、野田毅の合同国政報告会で、林田は呼び掛けた。
2区の立候補予定者の演説に耳を傾ける有権者。無党派層の動向が焦点だ 「2人の『たけし』を上げてください。林田と書きにくければ『たけし』でも票は有効です」
比例に回る野田も「私も自分の選挙のつもりで頑張る」と訴えた。2人は昨秋から、こうした合同集会を校区単位で数十回、続けている。
1996年の衆院選。自民を離党し、新進党から立候補した野田に対し、自民は建設省官僚だった林田を擁立した。いわば「刺客」だ。
野田は2002年に自民に復党。以来、2人は03年、05年の総選挙は「コスタリカ方式」ですみ分けた。だが、「相手が選挙区に出るときは素直に名前を書けない」(後援会関係者)。わだかまりは残る。
そんな2人の急接近は党内外の「外圧」が大きい。党本部は昨年、「コスタリカ方式」廃止を打ち出す。両陣営は昨年秋に系列県議、市町議からなる合同選対を設置。協力態勢を整え、党本部に特別扱いを認めさせた。
政権交代が現実味を帯びる中、「自民同士でいがみ合えば、民主に議席を奪われる」との危機感も後押しした。
公明党や県農政連など約300団体の推薦を取り付けた林田だが、2区有権者の5割超が集中する熊本市の無党派層の動向が不安材料だ。小選挙区で初勝利した03年も、同市では民主候補に約2600票差で負けた。
やまぬ自民への逆風。林田は「非常に厳しい。選挙区1本で戦う」と今回、比例との重複立候補を辞退し、退路を断つ。
林田の不安は、民主・福嶋の「攻め所」となる。7月29日、無党派層の多い熊本市のスーパー前で、党代表の鳩山由紀夫と並んだ福嶋は、汗だくで「生活を立て直します」と声を張り上げた。
「はよ、走らんか」。演説を終え聴衆との握手に向かう鳩山に後れを取った福嶋に、陣営幹部の厳しい言葉が飛ぶ。党の公募で銀行員から転身。少年期を過ごした5区で立候補を予定したが、社民党との候補者調整で07年末、2区に移った。
地縁も血縁もない2区での頼みは過去3回、2人の「たけし」に民主公認で挑んだ参院議員の松野信夫。07年の参院選では1区を含む熊本市で自民候補に約4万票、それ以外の2区2市4町でも約7千票差をつけた。松野は福嶋に度々同行し、二人三脚をアピール。松野の後援会幹部も、支持者回りを続ける。
福嶋は連合など労組以外の組織にも接近する。代表代行の小沢一郎を支える党内グループに所属。小沢の秘書とともに企業や業界団体を回り、自民寄りとみられてきた熊本市医師連盟や同市獣医師会などからも推薦を取り付けた。
追う背中との距離が徐々に縮まる手応え。陣営幹部は「党を前面に出し、追い風を票に結び付けたい」と意気込む。
政治団体「幸福実現党」も馬郡を擁立する。 (敬称略)
3287
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:37:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090807/20090807_0001.shtml
熊本3区 3者が農業票の争奪戦
2009年08月08日 14:42
[ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
衆院選4回連続の保守分裂となる3区。自民・松岡利勝の死去で、主要産業の農業票も旧松岡票も割れる複雑な構図だ。
無所属として、松岡や事実上の後継者と過去3度、激しい選挙戦を繰り広げた坂本は今回、初めて自民公認で戦う。3日、大津町で開いた坂本の国政報告会に公明党副代表の東順治や同県本部幹事長の城下広作が駆け付けた。
「これまで反対側を応援してきたが、自公で戦いを続けないといけない」。城下の言葉に、坂本の選対本部長で大津町議長の大田黒英生も「公明なくして今回の選挙戦はない」と言い切った。
新聞記者出身で反松岡、草の根選挙を旗印に戦ってきた坂本だが、今回の看板は自公。松岡後援会の会長だった今村輝昭・前南阿蘇村長を後援会役員に迎え旧松岡支持者の取り込みも図る。だが、その看板に吹く逆風。
過去の遺恨も簡単には消えない。3区で約2万5千世帯の農家を抱え、松岡の支持基盤だった県農政連は7月27日、県内5選挙区の自民前職で唯一、3区だけを自主投票と決めた。「叱咤(しった)激励。愛のムチと受け止めたい」。坂本の表情は曇る。
独自に打ち出した政策集で、農産物の生産状況に応じて一定の所得を補償する「直接支払制度」を打ち出し、農業票の取り込みに必死だ。
その坂本に割って入るのは、自民の元参院議員で農水副大臣も務めた三浦。3区内の農政連総支部は鹿本は三浦、阿蘇は坂本に分裂した。
「農業は国の基本。あぜ道、現場の声を国にしっかり届けたい」。同日夜、農家有志が山鹿市のJA鹿本集荷場で開いた決起大会で、作業服姿の三浦は声を張り上げた。
07年選挙で落選以来、ミカンと水稲を栽培しながら再起を期した。「反坂本」の一部松岡支持者も応援に回り、遺恨試合の代理戦争の様相も帯びる。平沼赳夫元経産相による保守系無所属グループにも名を連ね、「第三極」を訴える。
民主・後藤は背水の陣だ。電通勤務を経て、03年と05年の衆院選は5区から立候補して落選。3区では07年の補選に続き2度目の挑戦となる。いずれも当選に遠く及ばなかったが、今回は「現政権の農業政策に不満を持つ農家から、これまでにない反応がある」と手応えを感じる。
「上昇ムードで、あと一押し。最重要選挙区の位置付けだ」。7月29日、熊本市のベッドタウンとして無党派層が多い菊陽町で、応援に駆け付けた党代表の鳩山由紀夫は力説してみせた。
5日には三浦の地元、山鹿市で初めて決起集会も開催。県連代表で参院議員の松野信夫は「ムードはいいが、3区はムードだけでは勝てない」。
住宅地と農村部が混在する3区。党への追い風を「あと一押し」するのは、やはり農業票だ。党マニフェスト(政権公約)の売りでもある「戸別所得補償制度」を武器に、旧松岡支持者の農家が勝手連で応援するなど、徐々に浸透を図る。
政治団体「幸福実現党」の新人松井は積極的な遊説を続けている。 (敬称略)
3288
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:38:38
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090808/20090808_0001.shtml
熊本4区 “王国”揺るがす不満の風
2009年08月09日 15:50
[ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
県内5選挙区の自民前職5人で、「最も盤石」との見方が強い園田。2003年、05年の衆院選でも13万票以上と次点候補に2倍以上の差をつけた。その園田がいま、「どぶ板選挙」に徹する。
7月28日夜、天草市河浦町の公民館。「原点に返り、今日は1日、河浦の皆さんにお願いして回った。逆風の戦いだが、なんとかお力添えをいただきたい」。出身地の町民に深々と頭を下げた。
この日、園田は同町内の漁協や農協など12カ所を回った。「一つの町だけで1日、これだけ回るのは初当選の選挙以来じゃないか。前回までなら本人が『そこまでせんでも』と断ったはずだ」
古くからの支持者が1986年の義母・天光光との「骨肉の争い」にまでなぞらえる選挙戦。危機感の理由は二つある。
「園田さんも長いが、地元のためになったのか」。外相などを歴任した父・直が築いた「王国」で、7回の当選を重ねた園田に届く離反の声。
上天草、天草両市の市民所得は県内14市で14、13番目。真珠養殖場などが撤退し、主要産業の漁獲高は20年前の3分の1まで落ち込む。疲弊する経済の不満は自民への逆風と相まる。4月の上天草市議選では、共産候補がトップ当選した。
もう一つが市町村合併による「実動部隊」の激減だ。地盤の天草地域で2市13町は2市1町となり、地方議員は215人から66人に減った。旧自治体ごとに後援会支部を置き、首長や議員、各団体が連なる自民の典型的ピラミッド型選挙の空洞化。その穴を埋めるべく、党政調会長代理でもある園田が、地域版マニフェスト(政権公約)まで作り支持固めを図る。
対する国民新・松永は民主、社民との「野党共闘」を前面に戦う。キーワードは民主と同じ「政権交代」だ。
「国民生活第一の政治にするには政権交代しかない。政治が変われば生活が変わるんです」。7月31日朝、松永は園田のおひざ元、天草市の国道沿いで街頭演説し、支持者回りを続けた。
自民の元衆院議員で故東家嘉幸の秘書を経て03年から自民県議を1期務めた「保守」の経歴。小泉改革に反発して離党後は民主を経て国民新へ。
後援会の軸は、郵政民営化見直しを後押しする「郵政一家」。選挙区内の郵便局長や局長OBが、地域に張り巡らせた人脈で支援を呼び掛ける。
出身地の宇城市を地盤に、天草地域からみた「九州大陸」での支持拡大も狙う。有権者数は天草地域の約11万人に対し、「大陸」は約18万人。20万枚用意した名刺は15万枚を配り終え、会合は200を超す。
後援会リーフレットに入れた言葉は「象に向かう蟻(あり)のごとく進む道」。陣営幹部は「相手は強力だが、1人でも多くの人に会い、反自民の風をつかむことだ。4区新時代をつくりたい」と意気込む。
政治団体「幸福実現党」の河野は街頭演説で支持拡大を訴えている。 (敬称略)
3289
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:40:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090809/20090809_0001.shtml
熊本5区 八代市長選に視線熱く
2009年08月09日 15:51
[ワッペン・選挙区情勢 衆院選・熊本]
衆院選と、1週間前の23日に投開票される八代市長選。自民・金子と現職市長の坂田孝志の連携。社民・中島と県議から市長選に挑戦する福島和敏の共闘−。両陣営とも、二つの選挙の歯車がかみ合う。八代市は5区内有権者の45%を占めるだけに、市長選を衆院選の前哨戦と位置付ける。
金子と坂田は互いの決起集会に出席。金子は7月12日、八代市の事務所であった決起集会で、「八代が一つになって大きく動いているときに、体制を変える必要があるのか」と訴えた。坂田も今月1日に開いた総決起集会で声を張り上げた。「市長選は私、衆院選は金子先生、比例は公明党でよりよい日本、八代を」
一方の中島と福島。「一緒にやろう!」のスローガンを掲げ、7月16日に両陣営合同の決起集会を開いた。「市長選での勝利を衆院選につなげたい。市民本位の政治、国民本位の政治を勝ち取ろう」。中島の呼び掛けに、「反坂田」の立場から福島を推す八代市議たちも拍手を送る。
自民・園田博之の秘書を経て、無所属で挑んだ2000年衆院選で、自民前職の矢上雅義を破り初当選した金子。03年と05年はいずれも4万票前後の大差で、民主候補との戦いを制した。
しかし、4期目を目指す今回は自民への逆風が吹き荒れる。金子は出身地の球磨郡と人吉市の全市町村長の支持に加え公明推薦も得て、組織力で圧倒するが、「かつてない厳しさ。原点に戻る心構えで臨む」と危機感もあらわに選挙区内をくまなく回る。
一方、旧八代市議、県議を経て旧八代市長を1期務めた中島。6市町村合併後の前回市長選で坂田に敗れ、一昨年11月に立候補表明してから2年近く。今回は坂田との遺恨試合の様相も帯びる。
民主、国民新の推薦を受け「政権交代」の訴えを強めるが、社民の看板で民主に吹く追い風をどれだけ取り込めるか、民主側から懸念も漏れる。
八代市以外での知名度不足も否めない。7月から金子の牙城・人吉球磨地域に入る頻度を増やし、「上吹く風(組織)と下吹く風(民意)は違う」と支持拡大を図る。
ダムと水俣病。5区は全国レベルの課題も抱えるが、選挙戦で両者の主張はかみ合わない。
ダムでは中島が「球磨川に清流を取り戻すために川辺川ダムは中止、荒瀬ダムは撤去」と明確だが、金子は、国と県、流域市町村が「ダムによらない治水」の検討を続けていることから「今は協議の行方を見守るべきで、争点にはならない」とかわす。
水俣病問題では、未認定患者の救済法が与党と民主の合意で成立したことから、金子は「早期解決を望む被害者の声を受けた対応」と成果を強調。同法に社民は反対したが、中島は民主に配慮してか救済法成立の是非にはことさら触れず、「全面解決を」と訴える。地域課題の争点はかすみがちだ。
政治団体「幸福実現党」の南は、街頭演説を中心に政策を訴えている。
(敬称略)
=おわり
3290
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:42:03
>>2967
>>2973
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20090808/20090808_0002.shtml
【連載】宮崎 選択の断面<下>狭間 ぬぐえぬ「埋没」懸念
2009年08月08日 17:21
衆院選宮崎3区内で最も有権者数が多い宮崎県都城市−。7月29日、同県の衆院選では初めてとなる民主党と社民党の共闘を象徴する“見慣れぬ”光景があった。
社民新人の松村秀利(52)=民主推薦=と民主県連代表の井上紀代子が並んで街頭に立ち、マイクを握った。傍らには「政権交代」と書かれた社民ののぼりがはためく。
「社民候補と民主県連トップが一緒に街頭演説するのは国政だけでなく、県内全選挙で初めて。しかも民主側からの申し出だった」。松村の選対幹部は笑顔で説明する。
しかし、社民が党勢維持の生命線とする比例代表となると話は別だ。松村の選対本部長、満行潤一は「比例票はどうしてもうちにほしい」と厳しい表情を見せる。
■ ■
社民は、比例代表九州ブロックで1議席増の2議席確保を目指している。同県では比例代表で前回衆院選(6万6462票)を上回る8万票程度得ることを重要課題に掲げるが、容易な数字ではないという。
「宮崎1区に候補がいないのがつらい」と満行。前回は、比例代表での集票もにらみ、県内で最も有権者数の多い宮崎市を中心とする1区で自前候補を立てた。だが、今回は民主などとの共闘による選挙区すみ分けで、1区での候補擁立を見送った。2区でも候補を立てず、民主新人を推薦。「候補者がいない選挙区はどうしても組織が盛り上がらない」と満行。
しかも今回の衆院選は政権選択が前面に出て、第1党の自民党と第2党の民主がクローズアップされ、社民はその狭間(はざま)へと追いやられ、埋没する可能性も。「どうすれば(自・民)対決ムードに流されることなく、比例で社民と書いてもらえるのか」。満行は埋没への懸念を募らせる。
■ ■
そうした懸念は社民に限らない。公明党は県内で小選挙区での候補を立てず、比例代表が主戦場となる。宮崎2、3区では自民前職を推薦し、見返りとして比例代表で公明への投票を呼び掛ける。
だが、宮崎1区は自民が分裂。公明は、事実上の自主投票にせざるを得ない。県本部代表の長友安弘は「逆風の中で協力態勢も取れない」とあきらめ顔。比例代表でのバーター協力が見込めない状況に困惑する。
共産党も小選挙区での候補擁立を宮崎1区の新人馬場洋光(40)に絞って比例代表での票固めに力を入れ、九州ブロックで1議席増の2議席奪還を目指す。
ただ、先の東京都議選で民主が圧勝したのに対し、共産は議席を減らしたことなどを踏まえ、県委員長の津島忠勝は「風は民主中心」と警戒する。
政治団体「幸福実現党」は宮崎1、2、3区すべてに候補を擁立、消費税撤廃など独自政策を掲げる。だが、既成政党ですら、政権選択選挙の狭間で苦戦を強いられる状況。手探り状態での戦いが続きそうだ。
(敬称略)
=2009/08/06付 西日本新聞朝刊=
3291
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:45:45
>>3042
6区
>>3043
7区
>>3044
2区
>>3045
1区
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090809/20090809_0001.shtml
福岡7区 師弟対決、戦術は対照的 古賀氏組織固めを徹底 野田氏無党派狙い遊説
2009年08月09日 16:22
衆院選福岡7区から立候補を予定するベテランと新人が対照的な戦いを繰り広げている。業界団体を軸に支持を固める“組織型”に徹する自民前職の古賀誠氏(69)。これに対し、古賀氏の元秘書で民主新人の野田国義氏(51)は街頭活動やミニ集会を重ねる“草の根型”で無党派層の取り込みを狙う。
古賀氏を支える後援会は大半の業界を網羅している。各種団体からの推薦状約300枚が大牟田市内の事務所にずらりと並ぶ。激戦を意識してか、こうした団体の会合にきめ細かに顔を出す。
医師会、歯科医師会、薬剤師会でつくる三師会も有力な支持団体。古賀氏は5日、ホテルで開かれた「励ます会」に出席し、予定を上回る約600人の参加者を前に支援を訴えた。農業関係者で組織する南筑後農政連が6月4日に開いた総会でも壇上に並んだ。
業界に加え、地域ごとの支援組織づくりにも余念がない。有権者の3分の1を占める大牟田市では22校区の後援会を建て直した。地元の支援者の協力を得て古賀氏自身が直接、農家や老人福祉施設などを訪れることも多い。こうした活動を支える後援会事務所は選挙区内の10市町村に構えた。
一方の野田氏。国会議員秘書を経て八女市長を4期途中まで務め、選挙の経験は豊富。ただ、市長時代は後援会組織をつくらず、市民と直接向き合った。今回、労働組合などの組織が加わった後援会も活動を展開するが、野田氏本人は「組織に頼らず、草の根で勝ち抜きたい」と語り、市長時代のスタイルを維持する。
立候補を表明した昨秋以来、朝夕、幹線道路などの街頭に立つ。新たに始めた街頭活動は自転車遊説。8日、連合青年部の支援者4人と自転車にまたがり、柳川市内の商店街や国道を約50分かけて回った。夕方には大牟田市内も走り、無党派層にアピールした。
ただ、市長選に比べて選挙区は広い。地盤の八女市に加えて、大牟田、柳川両市にも事務所を置き、それぞれの地域への浸透を図っている。
=2009/08/09付 西日本新聞朝刊=
3292
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:46:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090808/20090808_0003.shtml
福岡5区 背水の陣で組織固め
2009年08月08日 16:13
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
「皆さんの手で政権を変えることができる初めての戦いです」。2日早朝、筑前町の山あいに広がる三並地区。水田周辺の草刈りに集まった住民約20人に、民主前職の楠田大蔵(34)は「政権交代」を熱く訴えた。
自民前職の原田義昭(64)との3度目の激突。楠田は初めて筑前町を含む朝倉地方に後援会事務所を設けた。県内有数の農業地帯の朝倉地方は長年、自民の金城湯池。だが、「今の農政への生産者の不満はかなり高まっている。『正面突破』の足場にする」と陣営。ミニ集会を重ね、自民支持層の切り崩しを図る。
楠田は初挑戦の2003年は約8万票、前回は「郵政の風」が吹き荒れる中で約10万票と票を伸ばしたが、選挙区は連敗。比例代表復活、繰り上げ当選で議員バッジは付けたものの、選挙区で3連敗すると、次回は党本部が公認候補を差し替える可能性も浮上する。
「今まで自分の力不足はもちろん、いわゆる“勝手連頼り”で、組織だった戦いができなかった」と楠田。今回初めて党所属県議が選挙対策班に入り、自治労を中心とした連合福岡との支援態勢を構築し、組織戦も展開。「背水の陣で選挙区勝利を目指す」という陣営幹部は、党への追い風とともに「かつてない手応え」を感じている。
□ □
「4年前の郵政選挙に比べればあらゆる面で逆風」という原田陣営も「背水の陣」を強調する。
7月上旬、選挙区内4カ所で開いた総決起大会。「『原田さんは何してござるかいな』という声をよく聞く。今まで以上の働きをしてほしい」。原田は壇上であいさつした農政連幹部に厳しい言葉をぶつけられた。
地元の農政連、医師会、商工会など、推薦団体は約400。表向き変化はないが、各団体の会合で楠田と顔を合わせることが増えたという。原田は「本来、保守だった組織が揺らいでいる」と地殻変動を痛感。企業の朝礼、夏祭り、趣味の会合など、小さな集会にも小まめに足を運び、支持固めに奔走している。
「5区は3万票」(公明関係者)の基礎票を持つ公明との選挙協力にも力が入る。公示当日に推薦が出た前回は急造の協力だったが、長期戦となった今回は強固な関係を構築。陣営は「組織力はさすが」と期待する。
3日午後、初めて5区に入った公明の太田昭宏代表の街頭演説に原田も顔を見せた。「小選挙区でしっかり票をいただきたい。その分、比例票は負けないくらい積み上げてお返しします」と声を張り上げた。
大野城市議で幸福新人の鵤(いかるが)卓徳(49)は1日3、4回街頭に立ち、国防強化や消費税全廃などを訴えている。街宣車を積極的に走らせ、各地でミニ集会も開いている。
(敬称略)
3293
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:47:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090807/20090807_0002.shtml
福岡4区 地域浸透めぐり激戦
2009年08月07日 14:55
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
「30日に(衆院選で勝利して)残してもらえれば、責任をもって対策に取り組む」。2日、宗像市の田久公民館。自民前職の渡辺具能(68)は、ミニ集会に訪れた約20人に水路整備を約束し、支援を訴えた。
7月末の豪雨で、この地域一帯は水路があふれ、道路が冠水。篠栗町の土砂崩れでは死者が出るなど、大きなつめ跡を残した。渡辺は被害の直後から選挙区の被災地を訪ね、復旧への尽力をアピールしている。
「被災地を見舞うのは地元国会議員として当然」と話す陣営関係者は、「災害復旧では実績がものをいう」とも語る。当選4回で、安倍内閣では国土交通副大臣を務めた渡辺。豪雨災害は期せずして、「経験」を訴える契機になった。
渡辺の選挙は、業界団体や後援会などの支持を固める「守り」が基本。事務所内には団体の推薦状約350枚が並ぶ。ただ陣営幹部は「業界内は以前に比べ、自民への不満が強まり、一枚岩ではない。地道に票を積み上げるしかない」と語る。
「自民党が国民に責任を果たしていないことをおわびしたい」。7月中旬の事務所開きで、渡辺はこう陳謝しつつ「政党を選ぶのではない。4区の代表を選ぶ選挙」と述べた。実績の強調と地域密着。民主の攻勢にさらされながら、渡辺は戦術の徹底を図る。
□ □
「今度は民主を応援するけん」。1日、宗像市の離島・大島。民主元職の古賀敬章(56)は、港で漁業者たちに励まされ握手を重ねた。「以前なら(自民の候補予定者以外は)相手にされなかったのに」。陣営幹部は、昨年の燃料高騰の際に高まった「反自民」の空気が根強いことに手応えを感じた。
都市部と農漁村部が併存する4区。古賀は渡辺の地盤とされる農漁村部に積極的に足を運び、保守層の切り崩しを狙う。
元職とはいえ、当選は旧新生党公認による中選挙区時代の山口1区でのこと。初陣となる福岡4区で立候補表明して2年足らず。古賀は知名度アップに懸命だ。
元衆院議員楢崎欣弥から引き継いだ地盤固めとともに、街頭演説やミニ集会などを重ねる。野党が一斉に批判した衆院解散の先延ばしも、陣営は「地元で活動する時間が増え、プラス面があった」と打ち明ける。
擁立の動きを見せていた国民新は、立候補予定者を比例代表九州ブロックに回し、古賀を推薦。古賀の街頭演説に社民市議が駆けつけるなど、野党共闘は着々と進む。陣営は、共産の不出馬の方針も有利に働くとみる。
「若者の参加で投票率が上がればこちらにプラス」。そうみる陣営は若者への浸透にも力を入れる。7月には宗像市の福岡教育大前で、古賀が学生に投票を呼び掛けた。
幸福新人の鈴木幸治(28)は、街頭演説を中心に支持を訴えている。 (敬称略)
3294
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 18:51:27
http://www.sakigake.jp/p/special/09/kokusei/kokusei_02.jsp
迫る衆院選 国政のはざまで[県内リポート]
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「雑貨やたばこを扱う商店がなくなり、自動販売機も撤去された」「買い物には車で行く。何をするにも遠くに行かなければならなくなった」
大野、高岨、中谷地、大野岱の4集落67世帯で構成する大館市旧田代町地域の大野地区。5世帯の大野岱集落に住む五十嵐博さん(68)、鶴子さん(65)夫妻は、集落の「今」について語り始めた。
◇ ◇
スクールバスに乗り込む児童たち=大館市の早口小のスクールバス乗り場
大野地区全体では、65歳以上の高齢者が住民全体の43・8%を占める。集落の子どもたちが通った大野小は1996年3月に岩野目小に編入され、その岩野目小も2008年3月に閉校した。子どもたちは今、スクールバスで約20分ほどかけて早口小へ通う。
五十嵐さん夫妻は、息子夫婦や孫ら4世代8人で暮らす。集落には五十嵐さんの孫、萌ちゃん(11)、せなちゃん(5)を含め小学生以下の子どもが4人。大野地区全体で、小学生は4人しかいない。
少子高齢化は地域行事の姿を変えた。地域の運動会の種目は、ユニカールなどのニュースポーツや輪投げ。「参加者が減り、住民も高齢化しているから、全力で走るような種目はなくなった」と博さん。秋の祭りの「子どもみこし」も「担ぐ子どもがいなくなり、『大人みこし』になってしまった」と言う。
博さんは、より便利な地域への引っ越しを考えることもある。「農業は通いでもできる。職場も旧大館市内にあり、事情が許せば集落を離れた方が便利。30代から40代の人は、大半が(便利な方へ)行きたいと思っているのではないか」
「今は若くて車も運転できる。家もある。でも…」。博さんの息子、誠さん(36)が切り出した。「集落を離れることを全く考えないと言うとうそになる」と誠さん。同級生8人の中で集落に残っているのは、誠さんを含めて2人だけだ。
博さんは「この地域だけではないよ。県内はどこも同じではないか」と指摘する。県によると、65歳以上の人口比率が50%を超える集落は県内に108カ所。さらに老人ホームなどがあるために高齢者の割合が高くなる集落を除く75集落を、県は自治活動が困難な「小規模高齢化集落」として、調査する予定だ。
◇ ◇
「農山漁村(ふるさと)地域力発掘支援モデル事業」「農村コミュニティ再生・活性化支援事業」など、いわゆる「限界集落」を含めた地域の活性化を目指し、国はさまざまな事業を展開している。しかし、これらの事業の大半は公募制で、県内からの応募件数は多くはない。県は「何かしなければという危機感を持ちながらも、行動に結び付けられない状況があるのではないか」と推測する。
大野地区は、「限界集落」ではない。しかし、「活性化しようとするには、地域が疲弊し過ぎている。集落に『これをやりたい』という声があればいいのだが…。そういう声自体がない」。博さんが地域の「疲労感」を代弁した。
小規模高齢化集落
住民のうち65歳以上が50%を超え、農作業や冠婚葬祭などコミュニティー機能が維持できない、いわゆる「限界集落」という言葉を使うことを回避するために県が考案した名称。「限界」化を防ぎ、集落の自立と活性化に向けた取り組みなどを支援する。
3295
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 19:04:53
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/2009/08/09/20090809133712.html
自民支持一本化に腐心
コスタリカ方式の岡山5区
自民党の会議でそろって支援を呼び掛ける(右手前から)橋本久美子、加藤周子、村田加代子の各氏=2日、総社市
衆院選(18日公示、30日投票)で、選挙ごとに小選挙区と比例の候補が入れ替わる「コスタリカ方式」を岡山5区に採用する自民党が、党支持の一本化に腐心している。政党本位の選挙を狙った小選挙区比例代表並立制で5回目の選挙を迎えた今も、中選挙区時代に築かれた政治家個人の後援会が党組織の基盤になっているからだ。有力政治家が強固な地盤を誇った地域ほど垣根は高いようだ。
7月19日、5区で初の小選挙区に臨む自民党の中国比例前職・加藤勝信氏が総社市で行った後援会事務所開き。
「私が守ってきた5区を加藤君にしっかり守ってもらいたい」。同区から中国比例に回る村田吉隆氏が共闘を訴えると、加藤氏も「小選挙区はゼロからのスタート。皆さんの力で厳しい選挙に立ち向かう」と応えた。
両氏がことさらに連携を強調するのは、小選挙区では党支持が分散していては当選がおぼつかないからだ。自民、民主の二大政党化が進んだことで、政党対決の色合いはさらに強まった。
加藤氏は6月下旬から、村田氏の後援会幹部を自ら訪ねて支援を要請。党への逆風もあって、加藤氏の秘書は「村田後援会の協力は不可欠」という。
「個人商店」
現在の岡山5区を含む中選挙区時代の旧岡山2区で、自民は加藤氏の義父の故加藤六月元農相、村田氏の義父の故藤井勝志元労相、故橋本龍太郎元首相らが並び立った。
党内では所属派閥や得意の政策分野ですみ分け、選挙となれば激しい得票争いを繰り広げ、当時の党組織は「個人商店の集まり」に例えられた。小選挙区の今も、地盤は次世代に継がれている。
対立構造は薄らいだが、時として名残が顔をのぞかせる。2005年の前回衆院選。加藤氏は5区に無所属で立候補する構えを見せた。コスタリカによって分裂選挙は回避されたが、村田氏の陣営幹部は「しっくりしない思いは残る」と明かす。
党がコスタリカ方式の廃止を打ち出していることも、疑心暗鬼をかき立てる。今衆院選で残るのは岡山5区、広島3区など5選挙区のみ。両陣営からは「将来が不透明で協力しづらい」「いつかは対決するのでは」との声が漏れる。
重なる異例
今月2日に総社市内で開かれた自民党岡山4、5区合同会議。
加藤氏夫人の周子氏と村田氏夫人の加代子氏に、次男が岡山4区に立つ元首相夫人の橋本久美子氏も加わって握手を交わした。
加藤氏夫人、村田氏夫人はともに元農相、元労相の実娘。異なる選挙戦に臨む3陣営が一堂に会するのが異例なら、前の世代に直結する3人が手を握り合うのも異例だった。
とりわけ橋本元首相と加藤元農相は「6龍戦争」といわれるほどの激戦を演じたライバル。元首相の出身地の総社市で、久美子氏が「逆風をバネに心を1つにして頑張りたい」と加藤氏らとの連携を訴えると、会場から大きな拍手がわいた。
これに対し、民主は岡山5区へ新人の花咲宏基氏を擁立。小沢一郎代表代行は昨年来岡した際、自民陣営が一枚岩ではないとの認識を示し、「やりようはなんぼでもある」とした。同区には幸福実現党新人の佐藤雅章氏も立候補を予定する。
コスタリカ方式がさまざまな感情を浮かび上がらせながら、決戦が目前に迫る。
(2009年8月9日掲載)
3296
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 19:07:37
…三重四区情報。
はっきり言って、モリモトより、コーフクのポスターのほうが多い。
あと、市長、大学教授とのタウンミーティングに呼ばれているのは田村。
どうやら市長選の名残ですきま風があるみたい。
前回選挙で負けた要因の一つ旧久居市、一志郡での活動に力を入れているようですよ。
ただ、このような状況なので田村も危機感を募らせているのは事実。
18日の公示日には体調がよければタムゲンも出陣式に東京から駆けつけるようですよ。
3297
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 19:13:00
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080702000185.html
前哨戦ルポ・富山1区
2009年8月7日
支持を訴え握手して歩く立候補予定者=富山市内で
「政権選択」が問われる衆院選。県内三選挙区でも十八日の公示を前に、与野党の各候補予定者が舌戦にしのぎを削る。ミニ集会や街頭などでそれぞれ何を訴え、どのような戦いを展開しているのか。前哨戦を追った。
長勢氏 顔の見える選挙展開
「離岸堤の整備に全力で協力してきた。一生懸命役に立ちたい」。一日夕、富山市浜黒崎小での夏祭り会場。長勢氏はあいさつで、地域で働いてきたことを強調し「長勢甚遠をよろしく」と握手して回った。
“どぶ板”に徹する姿はこれまでは見られなかった−。陣営の誰もが口をそろえる。企業や支援者を回ってきた選挙から一転、「顔の見える選挙」を展開し無党派層にも切り込む。
運動量もこれまでとけた違い。六月から毎週末開いてきたミニ集会は、公示までに百五十カ所。平日は企業回りを一日三、四十カ所こなす。
「普段は実績を話す人ではないが許して」−。あるミニ集会で、地元県議が長勢氏をこう紹介した。配られた資料には富山市内で実現した事業がびっしり。長勢氏は雇用対策をまとめた実績を強調し「今大切なのは景気対策。市や県のため仕事ができるのは長勢だけだ」と、人物本位の選択を呼び掛けた。
■ ■
村井氏 主婦、企業狙い空中戦
「いよいよ新しい時代への変革が始まろうとしている。時代の変わり目の選挙だ」。一日、富山市のグランドプラザ前で村井氏が声を張り上げた。自民党を「古い」、民主党を「新しい」と対比し、政権交代による「変革」を訴えるのが村井氏のスタイルだ。
保守が強い県内で草の根型のボランティア選挙を繰り広げ、街宣などの“空中戦”を展開。地道な活動が実り、自民党が圧勝した前回選で得票を約二万票増やした。
解散後、買い物客でにぎわうスーパー前での演説に力を注いでいる。ターゲットは主婦層。選対幹部は女性の支持がまだ薄いことを明かし「いま一番政治に関心があるのが、不景気を敏感に感じている主婦だ」と狙いを語る。六、七月には市内全戸に主婦向けのビラを配った。
「今後は中小企業、農業者も狙う」と選対幹部。予約なしの中小企業訪問や田園地帯での街宣にも力を入れ、自民支持者の切り崩しも進める。
■ ■
佐伯氏 比例重複を強調
「自公政権にサヨナラの審判を下す。比例代表の候補として、国民いじめの政治を変える」。七月三十一日、富山市北部の住宅街。佐伯氏は雇用や介護、医療問題などの政策を訴え、比例と重複出馬することも強調した。
富山2、3区にも足を延ばす佐伯氏。二〇〇七年十一月の出馬表明後、県内全域で街頭演説し、小規模の集会は三百回を超えた。住宅街の路地もくまなく回り、街宣車の走行距離は一日で百キロに及ぶこともある。
目標は二〇〇〇年以来失った北陸信越ブロックの議席回復。「民主党中心の政権ができ、消費税増税の動きが起こったとき、ストップできるのは共産党だけ」と、存在意義をアピールする。
3298
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 19:13:33
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080802000185.html
前哨戦ルポ・富山2区
2009年8月8日
有権者に政策を訴える立候補予定者=魚津市内で
宮腰氏 逆風の中地道に活動
「前回選で差をつけた二万五千票は既に吹き飛んでいる」「もうひと風吹くと大変なことになる」。五日、魚津市宮津の新川文化ホールで開かれた宮腰氏の国政報告会。選対幹部や公明党議員からは「逆風」にあえぐ発言が相次いだ。
分厚い保守票がある富山2区とはいえ、自民党への逆風下、今回の衆院選はどうなるか分からない−。そんな危機感を表していた。選対幹部が得票の二割増を目標に掲げたのに対し、宮腰氏は「前回並みの得票を」と目標値を引き下げた。
「格好良くなくていい。本当のことを自分の言葉で有権者に訴えたい」と宮腰氏。平日は企業訪問に時間を割き、あいさつ回りを重ねる。多い日には二百社ほど。これまでは選対幹部任せだった企業にも、自ら足を運ぶ。ある幹部は「宮腰さんが来てくれた、と感激する社長もいる。やはり直接会って話すのが大事だ」。
ミニ集会や街頭演説では、与党が取り組んできた景気対策や得意分野の農政に理解を求める。野党批判も織り交ぜるが非難の応酬合戦にはしたくないと考える。「ルールを守ってまじめに働く県民性」を美徳に掲げ、地道な後援会活動を展開していく構えだ。
■ ■
藤井氏 つなぎ姿で浸透図る
通勤の車が行き交う滑川市の国道交差点。早朝、社民、民主、国民新の三野党ののぼり旗が並ぶ中、藤井氏は「政治を変え、暮らしを守ろうではありませんか」と政権交代を訴えた。田んぼ仕事で着慣れた青色のつなぎ姿がトレードマークだ。
陣営は八月から朝二カ所、夕方四カ所に旗振り部隊を出し街宣を強化した。出馬表明は昨年九月。知名度不足の克服が課題で、陣営は「とにかく藤井の姿を見せ、名前を覚えてもらう」と言う。
明るい材料は民主党と国民新党との共闘が初めて成立したのに加え、共産党が富山2区擁立を見送ったこと。新川地区で開かれた民主系労組の定期大会の会場に、富山1区の民主前職村井宗明氏とともに顔を出した藤井氏は、背広姿で「お世話になります」と深々と頭を下げた。二人とも「1区村井、2区藤井、3区相本(芳彦氏)で全勝して政権交代を果たす」とアピールする。
藤井氏はこれまで、労組と地元の支持者回りを重点に足元を固めてきた。社会新報は既に五回、計三十万部を配った。「まだ知名度が足りない。もっと回らないと」とつなぎ姿の藤井氏が選挙区内を駆ける。
3299
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 19:14:06
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080902000216.html
前哨戦ルポ・富山3区
2009年8月9日
街を歩いて支持を呼びかける立候補予定者=高岡市で
橘氏 組織力 出遅ればん回
相本氏 抜群の知名度で浸透
柴田氏 比例共闘綿貫票狙う
「地方に目が向く時代になった。地方思いの日本に戻ってほしい」。七月末、富山市の森雅志市長とともに砺波市内で臨んだ講演会で、橘氏は高岡市長時の実績を中心に訴えた。
自民党県議に推され、市長を辞して臨んだ選挙戦。だが、後援会のパンフレットに自民党の文字はない。麻生太郎首相と並んだポスターを張るのは最小限にとどめ、自民党の名前はほとんど出していない。「厳しい今の風向きから言って、自民党の名前は一切出したくないくらい」と選対幹部。あくまで個人を前面に押し出す。
だが、選挙手法は自民候補そのものだ。活動に専念できるようになったのが六月十九日の辞職後。出遅れを取り戻すため、自民党の県議や市議のつながりを駆使し、企業や支援者回りに明け暮れる。橘氏は「自民党のネットワークに支えられている。会えない人に会える」と組織力に期待。人に会う戦術に力を注いでいる。
■ ■
「子どもがいる家庭は一人二万六千円がもらえますから」。一日夜、高岡市の高岡七夕まつりの会場を歩いた相本氏は、家族連れを見つけると民主党の政策「子ども手当」の内容を説いて回った。
たすきも着けず歩くだけで「相本さんだ」と駆け寄り握手を求める若者や主婦の姿も。地元局のアナウンサーとして培った圧倒的な知名度が武器だ。民主、社民両党の推薦を受ける相本氏は「政権交代ができるのは私だけ」と訴え、政権選択選挙の風にも乗る。
一月の立候補表明から、農業や中小企業の従業員、主婦、介護福祉士など、さまざまな立場の約一万三千人に話を聞き、ミニ集会も約八十回開いた。平日の朝夕はつじ立ちし、昼間は街宣活動や自転車で住宅地を回って政策を訴える。
選対幹部は「街では手を振ってくれる人が山ほどいる。人気がどこまで集票につながるか未知数だが、空中戦主体で行く」と、知名度を生かした戦術で戦い抜く決意だ。
■ ■
「日本の政治の梅雨明けを目指し、綿貫先生とともに頑張っていく」。二日夕、小矢部市津沢地区で開かれた国民新党代表の綿貫民輔氏支持者による集まり。柴田氏は綿貫氏の名を挙げ、協調路線をPRした。
地盤とする小矢部、砺波、南砺各市は「綿貫党」と呼ばれる綿貫氏支持者が集まり、富山3区では綿貫票の行方が勝敗を分ける。柴田氏の支持者と重なる人たちが多く、地元の小矢部市では綿貫氏の後援会と共闘関係を結ぶ。柴田氏の連合後援会も役員会で国民新党支持を決定。柴田陣営は「何の矛盾もなく国民新党支持を打ち出せるのは、柴田だけだ」と他陣営との違いを強調する。
柴田氏は八日、東京都内のホテルで、「みんなの党」の結成を発表した渡辺喜美元行政改革担当相らの記者会見に同席。柴田氏は「(みんなの党の推薦候補となっても)比例との重複立候補はなく、きれいにすみ分けができる」としている。
3300
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 19:15:43
>>3118
:3区
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009080802000193.html
哨戦ルポ 石川1区 目離せぬライバル対決
2009年8月8日
自民党前職馳浩氏と民主党元職奥田建氏の激突に、共産党新人佐藤正幸氏が絡む、四回連続で同じ顔ぶれ。風に左右されやすい「1区」だけに、馳氏は「自民党の評判が悪い」ことを認め、自民色を薄め本人の魅力を前面に出す作戦を徹底。追い風を受ける奥田氏は「議席奪還で政権交代」に照準を合わせ、野党連携で総力を挙げる。「馳・建」のライバル対決は、今回も最終盤まで予断を許さない。
自民・馳氏 『16年目の仕事を』
党色薄め個人前面
「皆さんに助けていただき十六年目の仕事をさせてほしい」。二日夜、小立野文化会館での国政報告会。馳氏は約百十人を前に深々と頭を下げた。
頻繁に開く国政報告会で馳氏は政治家十五年、十一本の議員立法にかかわった経緯を説き、奥田氏が落選中だったこの四年間の実績を強調する。農家の三男として生まれ、高校教師、五輪出場、プロレスラー、国会議員と人生を切りひらいた行動力もアピールし、違いを際立たせる。
これも、政党色を薄め「馳VS奥田」の個人対決を演出する戦略だ。陣営幹部は「世襲との違いは明白。愚直に政策を訴え続ける」と意気込む。
三日の連合後援会選対合同会議。米田義三選対本部長は「民主の政策は信用できない」と力を込めた。国民が各党のマニフェストに注目していることから、ビラなどで民主の政策の矛盾を追及する戦略を加えた。街頭でも県議や市議が訴えるほか、支持団体にも徹底させる。
民主・奥田氏 『全身全霊込める』
議席奪還追い込み
「あと一カ月足らず、気を引き締め直し全身全霊を込めて闘う」。二日昼、後援会事務所であった必勝祈願の神事。ポスターと同じ“勝負ネクタイ”を締めた奥田氏は、選対幹部らを前に誓った。
金原博選対本部長は四年前の郵政選挙を指し「あの悔しさは今も忘れられない。今度は乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負」と強調する。奥田氏の亡父、敬和元運輸相時代からの“奥田党”が地盤固め、連携する連合、社民も組織固めに余念がない。
県市議らとともに、支援団体や企業回りを続けてきた奥田氏。街宣では「新幹線は民主政権でさらに早まる」「公共事業を減らしたのは小泉政権」と、自民のネガティブキャンペーンに対する反論も声高になってきた。
一日夜は約八十人を集めた地域のミニ集会を開催。政権交代へのひたむきな思いをぶつけ、喝采(かっさい)を浴びた。週明けから回数を増やす予定だ。宇野邦夫選対幹事長は「今日までの活動には一つも無駄がない」と言い切る。
共産・佐藤氏 『働けるルールを』
県内全域駆け回る
「人間らしく働けるルールを作るため頑張りたい」。四日、夕暮れ迫るJR金沢駅東口。ピンク色のシャツ姿の佐藤氏が、街宣カーの上から声を張り上げた。
この日は志位和夫・共産党委員長を迎えての街頭演説とあって、多くの支持者らが詰めかけ沿道を埋め尽くした。惜しみない拍手や声援を受けた佐藤氏は演説後、一人一人にあいさつしながら、笑顔で握手を交わした。
二〇〇七年十一月に立候補表明してから、重ねた街宣は約千八百回、小集会は約二百回を数える。比例代表重複のため県内全域を駆け回る。
外見は穏やかで親しみやすい印象だが、語り口は熱い。「七十五歳以上の高齢者医療費の無料化を広げ、長生きを喜び合える社会をつくろう」。愚直に政策を訴え続ける。
「比例代表北陸信越ブロックの議席奪還を悲願」(陣営)と位置づけ、県内目標を四万三千票に設定。参院議員や比例候補予定者らが連日、県入りしている。
3301
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 19:16:26
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009080602000201.html
前哨戦ルポ 元首相に挑む女性新人 組織フル回転 『地上戦』 VS 浮動票を狙え『空中戦』
2009年8月6日
自民党前職の森喜朗元首相に、元議員秘書で民主党新人の田中美絵子氏が挑む。逆風に立ち向かう森氏は「異例中の異例」(陣営幹部)という地区単位での国政報告会を続け、旧来の市町村選対をフル回転させた“地上戦”を展開。一方の田中氏は「すっかり定着した」(後援会関係者)自転車行脚や毎朝の街宣で浮動票を狙う“空中戦”で対抗するとともに、労組や郵政票も着実に取り込む。全国注視の「自民大物VS民主女性」は、お互いが対抗意識むき出しにしながらも「わが道を行く」戦いだ。
地元密着し東奔西走
自民・森氏 『政治家の力量問う』
「マニフェストを実現する政治家の実力、力量が問われる選挙」。三日夜、白山市松任地区で十五カ所目となる国政報告会。森氏はこれまで築き上げた四十年の実績を踏まえ、さらなる地域振興と国の経済再生、安全保障などに意欲と決意を込めた。
前日の二日は行事や国政報告などがめじろ押しで、選挙区を東奔西走。この日だけで移動距離は百六十キロを超え、汗まみれのスーツを手に、大きな身体を揺らしながら有権者と触れ合った。
森氏は昨秋から週末ごとに地元に戻り、イベントにも積極的に参加。校下や地区単位の国政報告会は既に約五十回を数え「皆さんが毎日一票を獲得してもらえれば、私の思いは通じます」と、実績や政策に加え懇願調の訴えも。投開票日までできる限り地元に張り付く予定という。
「これほど危機感をあらわにした選挙はない」と陣営幹部。合併前の旧市町村単位に網羅した後援会組織を再点検し、地道できめ細かい運動で無党派層への浸透も狙う。自民が分裂した能美、小松両市長選の影響が「懸念材料の一つ」(陣営関係者)というが、市議らと連携して国政報告会を集中的に開き、ほつれた糸を結び直すつもりだ。
ママチャリ街宣定着
民主・田中氏 『政権交代へのろし』
「ここで負けるわけにはいかない。政権交代ののろしを上げます」。田中氏は一日、白山市での後援会事務所開きで、土砂降りの雨をものともせずに声を張り上げた。
衆院議員時代に秘書を務めた河村たかし名古屋市長譲りの自転車街宣をずっと続け、この日も「ママチャリ姿」で登場。“生みの親”でもある一川保夫参院議員が見守る中、支持者一人一人と握手し「皆さんの生活を守るために精いっぱいやらせて」と訴えた。
後援会関係者は「相手は巨大潜水艦。まともにぶつかって勝てる相手ではない」と、浮動票の取り込みを強く意識する。「皆さんと同じ目線でいたい」(田中氏)と毎朝一時間半、交差点で街宣し、通勤する人たちに手を振り続ける。
一川氏の後援会・一誠会を中心とした地道なローラー作戦も好感触で知名度は急上昇。「女性」と「若さ」をアピールし、労組や郵便局長との連携を密にする。従来の保守票を切り崩そうと小松市内のJA各支所も回った。
2区を政権交代の象徴区とする党本部も、小沢一郎代表代行の若手秘書を派遣している。陣営は「今後、大物弁士の応援も受け、一気に上昇気流に乗せる」と意気込む。
3302
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 19:44:54
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009080802_all.html
民主30代猛追! 森&海部、元首相も“絶体絶命”
落選なら「自民壊滅」象徴
自民党ベテランの森喜朗(72)、海部俊樹(78)両元首相が、民主党の30代候補予定者の猛追で大苦戦を強いられている。圧倒的な知名度と実績、固い選挙地盤で当選を重ねてきた両氏だが、党の支持率低下と連動して世代交代を求める声も高まっており、支持者離れの食い止めに躍起なのだ。
「相手陣営からいじめられているんです。『森を伐採する』と言われて…」
14回目の当選を石川2区で目指す森氏は解散直前、地元の女性集会でこう嘆いた。今年は頻繁に選挙区に戻り、小会合にも細かく顔を出して組織固めを図っている。
3月の石川県小松市長選は保守分裂選挙となり、森氏の後援会連合会長だった現職が落選。影響力の低下が指摘された。従来の自民党支持団体は支援を約束しているが集票力の低下は否めず、陣営幹部は「組織の引き締めにも限界がある」と危機感を隠さない。
森氏を追い上げるのは、河村たかし名古屋市長の衆院議員時代の秘書で民主党新人の田中美絵子氏(33)。小沢一郎代表代行が擁立した「女刺客」だ。
「坂の上の雲をつかむような戦いだが、個人対個人ではなく政策で勝利したい」と、民主党色を前面に打ち出し無党派層の取り込みをはかる一方、自転車で地域を回り着実に浸透している。
自民党有力筋の1人はこう話す。
「森氏は自分のことはもちろん、自民党もそれほど負けないと思っているはず。だから、麻生太郎首相が選挙向けに党役員人事に着手しようとした時も『派閥がもたない』と反対したし、一度、引退を表明した中山成彬前国交相を公認候補にしようとごり押しもした。まさに派閥優先の古い自民党を象徴する出来事だけに、森氏がこれほど油断していては、かなり厳しい結果になりかねない」
一方、森氏同様に厳しい戦いを強いられているのが愛知9区で出馬予定の海部氏だ。
「選挙はいつも厳しいが、今回は特に厳しい」
海部氏は先月25日、愛知県稲沢市の後援会会合でこう声に力を込めた。
当選16回で議員歴49年。今回当選して50年に達すれば、永年在職議員の特別表彰の対象になるが、海部氏の首相時代を知らない若い世代も増えているのも事実。
今回は他候補の応援には行かずに地元に張り付く予定で、いとこでノーベル物理学賞受賞者の小林誠さんにも応援を要請。比例代表には重複立候補しておらず、背水の陣で挑む。
小選挙区で海部氏に連敗し、3回目の挑戦となる民主党前職の岡本充功氏(38)は「地域で汗をかいた実績を訴える。海部氏の健康や年齢は取り上げない」と話すものの、街頭演説では「若さ」や「働き盛り」をアピールする場面も目立つ。
ある自民党関係者は「元首相が落選するというのは、ここ最近は聞いたことがない。まさに、自民党壊滅を象徴する出来事だ」と嘆いた。
【石川2区】
森 喜朗 72 自前
田中美絵子 33 民新
宮元 智 49 幸新
宮下 龍治 57 無新
【愛知9区】
海部 俊樹 78 自前
岡本 充功 38 民前
板谷紀美子 55 幸新
ZAKZAK 2009/08/08
3303
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 20:15:52
808 :無党派さん:2009/08/08(土) 23:47:55 ID:irweVstO
読売群馬版に民主元県議の桑原(労組系)を比例擁立と出た。
最初、保守系の中島とのバランスを考えたらのかな…と思ったら、
他県連でも比例単独に複数の人物を擁立だとさ。
てっきり1府県連1人かと思ったら、どうも大量擁立らしい。
普通は供託金の問題あるから候補者をセーブするのに、
内部調査だとそんなに民主優勢なのかと。
3304
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 20:18:50
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/231
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 山本、後藤氏が当選 民主は共倒れ /群馬
◇県議前橋市・勢多郡区補選開票結果(改選数2)=選管最終発表
当 30054 山本龍 49 自元
当 22689 後藤新 48 無新
16712 桑原功 63 無元
10710 亀田好子 53 無新
10223 店橋世津子 47 共新
3305
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 20:20:56
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090809-529153.html
もうろう会見の中川前財務相「断酒」宣言
2月にイタリア・ローマで“もうろう会見”をして、財務相を辞任した自民党の中川昭一氏が9日、北海道帯広市の集会で「日本のために酒を断つ」と宣言する一幕があった。
集会は、中川氏の衆院選に向けた総決起大会。ゲストの政治評論家、三宅久之氏が、非公開の講演の中で「中川氏はしょっちゅう酒臭いから(もうろう会見は)薬でレロレロになったと言ってもみんな信用しない」と発言し、断酒を勧めたという。叔父の中川義雄参院議員にも「つらいことだが、断酒すればもっと大きな政治家になれる」と水を向けられ、中川氏は約1700人の支持者を前に断酒を約束した。
集会後、報道陣から再びもうろう会見の原因を聞かれると「風邪薬と疲労のため」とする従来の釈明を繰り返した。(共同)
[2009年8月9日19時23分]
3306
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 20:26:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900158
民主、岡山3区に新人擁立
民主党岡山県連は9日の緊急幹事会で、衆院選で空白区となっている岡山3区の候補として、新人の弁護士西村啓聡氏(33)を擁立することを決めた。10日、党本部に公認申請する。
同県連は同区から出馬する保守系無所属の平沼赳夫元経済産業相との連携も視野に、候補擁立を見送る方向だった。(2009/08/09-20:10)
3307
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 20:27:20
自民vs平沼vs幸福、という不毛の地にやっと立候補!
民主、岡山3区に新人擁立
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080900158
民主党岡山県連は9日の緊急幹事会で、衆院選で空白区となっている岡山3区の候補として、新人の弁護士西村啓聡氏(33)を擁立することを決めた。10日、党本部に公認申請する。
同県連は同区から出馬する保守系無所属の平沼赳夫元経済産業相との連携も視野に、候補擁立を見送る方向だった。(2009/08/09-20:10)
3308
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 20:42:40
第45回衆院選民主党公認・推薦予定候補者一覧
http://www.eda-jp.com/dpj/s45/b/index.html
に載っていない候補情報
公認 269名(前職111、元職45、新人113) 推薦 25名=294名
●公認予定
【岡山3】西村啓聡
●他党無所属推薦予定 :
【宮城6】菅野哲雄(社)
【群馬5】土屋富久(社)
【沖縄2】照屋寛徳(社)
●見送り方針 :
【栃木3】渡辺喜美(み)
【埼玉11】小泉龍司(平)
3309
:
けん
:2009/08/09(日) 20:44:11
>>3306
自民党に戻るタイミングをずっと探っているような平沼氏を実質的支援をしている現状を打破するために候補擁立は嬉しいですね。
チャレンジは必要ですね。
党本部が他選挙区への影響も考えて公認ださないかもしれませんがね。
3310
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 20:52:02
明日小沢が会見
東京の弁護士事務所に所属のようですから、党本部主導で擁立ですかね
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009080920104371
民主が衆院選岡山3区に候補擁立 10日に岡山市内で出馬表明
民主党岡山県連は9日、衆院選(18日公示、30日投票)の岡山3区に、新人で弁護士の西村啓聡氏(33)=東京都町田市=を公認候補として擁立すると発表した。西村氏は10日、岡山市内で小沢一郎代表代行とともに会見し、出馬表明する予定。
3311
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 20:59:58
党本部の公募とありますね。
津村も微妙な言い回しですが。
【09衆院選】民主が岡山3区に弁護士を擁立
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908092020009-n1.htm
2009.8.9 20:18
民主党岡山県連は9日、衆院選で候補者未定の岡山3区に新人で弁護士の西村啓聡氏(33)を擁立することを明らかにした。10日に党本部に公認申請、岡山市で小沢一郎代表代行と記者会見し、正式に出馬を表明する。
西村氏は東京都町田市在住で、党本部の候補者公募に合格した。
民主党は同選挙区に立候補を予定している平沼赳夫元経済産業相(70)のグループとの連携を模索しているが、津村啓介県連代表は「独自候補がベストと判断した。平沼グループとの関係が変化したわけではない」と述べた。
岡山3区では平沼氏のほか、自民党の阿部俊子氏(50)と諸派の池田恭一郎氏(39)も出馬を表明している。
3312
:
千葉9区
:2009/08/09(日) 21:03:31
菅も岡山入りするから記者会見同席するのか?
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16783
2009/08/10
【幹部遊説】10日、鳩山代表、菅代表代行(青森・岡山)
▼鳩山由紀夫代表
14:05メド〜 青森1区 青森駅前広場
15:40メド〜 青森4区 弘前駅前(イトーヨーカドー前)
▼菅直人代表代行
15:00メド〜 岡山1区 西日本調理製菓専門学校前(岡山市北区大供3−2−18)
16:15メド〜 岡山2区 両備プラッツ西大寺店前(岡山市東区西大寺上1−1−46)
3313
:
名無しさん
:2009/08/09(日) 21:24:39
↓を見ると、西村啓聡と江田五月の次男江田剛(昨年、岡山市内に弁護士事務所を開設)は同期の桜のようですね。
中国新聞ニュース・国家試験合格者
http://www.chugoku-np.co.jp/kokka_shiken/Ko06092103.html
3314
:
とはずがたり
:2009/08/09(日) 22:13:45
>>3302
海部は兎も角森は絶体絶命は言い過ぎかとw
けど
>>3301
の森の焦り具合なんか見ても良い感じでしょうかねぇ
>岡山3区
半日ネットから離れてるだけで随分動きましたね〜。
>>3306-3313
【09衆院選】民主が岡山3区に弁護士を擁立
東京の弁護士事務所に所属
菅と記者会見?
江田息と同期
>三重4区
>>3296
地元なんかに住んじゃいねえんすな>タムゲン
市長との関係が改善されてないのは懸念材料っすね。。
>福岡7区
>>3291
あの辺は無党派とかそれ程多くは無さそうなので組織の切り崩しが大事そうだけど大丈夫っすかねぇ。
>熊本4区
>>3218
>>3288
> 7月27日、天草市有明町の集会で園田氏は「自民党への批判は相当厳しい」と前置きし、先日、上天草市で食事に入った店で「園田さんも自民党じゃつまらん、今度は入れん」と言われ、追いかけて「何とかよろしくお願いします」と頼んだ、という逸話を紹介。
> 古くからの支持者が1986年の義母・天光光との「骨肉の争い」にまでなぞらえる選挙戦。危機感の理由は二つある。
> 「園田さんも長いが、地元のためになったのか」。外相などを歴任した父・直が築いた「王国」で、7回の当選を重ねた園田に届く離反の声。
園田好きの私でもありますが,もうこうなったら園田にも落選して貰っても良いかもしれないな。
3315
:
とはずがたり
:2009/08/09(日) 22:37:44
>>3246
>>3253
へぇ,そうなんですね。
知りませんでした。
wikiより
>右派政党維新政党・新風の福井県本部の推薦も受けていた。
>彼自身は新風の党友で、新風の党大会へ祝電を送ったこともある。
在職中なんか目立つ言動有りました??
<北海道>
’09衆院選:12選挙区情勢
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/187
3316
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 07:18:20
>>2913
将来的には世襲なんでしょうな。自民党の世襲制限公約なんて何も約束していないに等しいし。
>妻や長男夫妻も地道に地域を歩き、支援を訴えてきた。
3317
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 07:31:52
>>3175
そんなことをしていたのかよ(´・ω・`)
>中井氏は「これまでの選挙は個人を前面に出してきた
3318
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/10(月) 12:31:45
勢い増す民主 自民は支持層手堅く
2009年8月10日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081002000209.html
18日の衆院選公示を前に、中日新聞社が実施した世論調査で、県内からは2595人の有権者から回答があった。取材状況も加えて情勢を分析すると、保守王国・岐阜でも民主党の勢いが強まっている様子が浮かび上がった。ただ、投票先を決めていない有権者も4割程度おり、今後の各陣営の戦い方によって情勢が変化する可能性がある。
【小選挙区】
▽1区
民主新人の柴橋さんと、自民前職で消費者行政担当相の野田さんが
激しい争いを展開している。
柴橋さんは前回に続く挑戦。民主支持層の大半を固め、自民支持層
の一部も取り込む勢い。無党派層の支持も集めている。
野田さんは自民支持層の多くを固め、さらに支持拡大を図っている。
特に60代や70代以上の高齢者層に根強い人気がある。
自民が分裂した前回の郵政選挙で佐藤ゆかりさん(東京5区へ転出)
を支持した層は、柴橋さんと野田さんの支援で割れている。共産新人
の鈴木さんは党支持者以外への浸透が課題だ。
▽2区
自民前職の棚橋さんを民主新人の橋本さんが追い上げ、激しい争い
となっている。
棚橋さんは各地域で自民支持層を手堅くまとめている。女性や60、
70代以上の高齢者層からの支持を多く集めている。
橋本さんは民主支持層の多くを固め、候補を立てない共産支持層の一
部も取り込む。無党派層からも一定の支持を受けている。
▽3区
民主前職の園田さんがやや優位に立ち、自民前職の武藤さんが追い上
げている。
園田さんは過去2回続けて比例復活し、幅広い年代に浸透。民主支持層
のほか無党派層から多くの支持を獲得し、共産支持層も一部を取り込ん
でいる。
一方、武藤さんは自民支持層の多くを固めている。年代別では、70代
以上の高齢者層を中心に根強い人気を得ており、幅広い層へ支持を訴えて
いる。
▽4区
自民前職で国土交通相の金子さんがやや優位に立ち、民主新人の今井さんが追う展開。
金子さんは自民支持層の大半を固める。幅広い年代層から支持を集め、無党派
層の一部も取り込んでいる。前回の自民分裂選挙で争った現参院議員の藤井孝男さん
支持層からも支援を受ける。
今井さんは民主支持層の大半を固め、無党派層や共産支持層の一部を取り込む。
保守地盤の厚い飛騨地域での食い込みが課題だ。
▽5区
前回に続く挑戦となる民主新人の阿知波さんと、自民前職の古屋さんが激し
く争っている。
阿知波さんは民主支持層の多くを固めたほか、無党派層からも支持を受けて
いる。自民支持層や共産支持層の一部にも、支援の動きがある。
古屋さんは郵政選挙で離党後、再び党公認での戦い。自民支持層の多くを固
め、大票田の多治見市や瑞浪市などを中心に支持拡大を図っている。
3319
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 12:52:42
>>3318
をっ?!柴橋と阿知波が前ってことですかね,これ!?
1・3・5で獲れたら大変な事っすよん。。
阿知波氏は個人的に応援したい感じですので是非平沼・安倍系の古屋を撃破して欲しい所。
3320
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 12:58:48
中日新聞調査、静岡県比例代表投票先
1区 民主38.4 自民10.8
2区 民主35.8 自民13.5
3区 民主31.8 自民13.8
4区 民主31.1 自民13.5
5区 民主35.1 自民13.9
6区 民主33.0 自民12.5
7区 民主31.7 自民10.7
8区 民主36.1 自民9.4
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000220.html
3321
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 13:02:39
>>3320
1選挙区あたり500人とは、随分詳細な調査ですねぇ。
その他の政党の支持が、選挙区によって有意な差があることが気になりました。
1区 6.1
2区 0.5
3区 5.0
4区 5.6
5区 0.2
6区 1.7
7区 0.6
3322
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 15:32:29
比例東海、民主単独擁立へ 愛知、岐阜県連推薦の2人
民主党は、18日公示の衆院選で比例東海(定数21)の単独候補として、愛知、岐阜の両県連推薦の2人を擁立する方針を固めた。同党が比例東海で単独候補を擁立するのは2000年の衆院選以来。世論調査などで党への支持が高まっているのを受けた措置とみられる。
愛知県連が推すのは、名古屋市港区出身で米国在住の眼科医吉田統彦(つねひこ)氏(34)。東海中学、高校を経て名古屋大大学院医学系研究科を修了。江南厚生病院に勤務後、昨年から米国の病院で研究員を務めている。河村たかし名古屋市長の後任となる衆院選愛知1区の候補者選考で、地元議員らが一時、擁立に動いた。
岐阜県連の候補は元下呂市長の山田良司氏(48)。元下呂町議や参院議員秘書などを経て、旧益田郡5町村の合併による04年4月の市長選で初当選。昨年4月の市長選で再選を目指したが落選した。知名度が高く、激戦が予想される岐阜4区(高山市など)との相乗効果が期待されているという。
党は近く比例名簿を発表する。順位は、愛知、岐阜、三重、静岡の小選挙区の立候補予定者33人が横並びで1位となるが、岡田克也幹事長(三重3区)は比例重複を辞退する意向で、今回の2人の比例順位は33位、34位となる見通し。
一方、自民党は今のところ、比例東海での比例単独候補擁立の動きをみせていない。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081002000253.html
3323
:
杉山真大
◆mRYEzsNHlY
:2009/08/10(月) 17:30:25
>>3175
>>3317
元を正せば社会党議員だった親父の秘書から党を脱けて無所属で出馬→その後民社党入党という経歴の持ち主だから、個人後援会中心で選挙を戦ってきたのではないかと。
3324
:
千葉9区
:2009/08/10(月) 17:53:58
>>3322
山田下呂市長来ましたか。
なんか来年の参院選岐阜選挙区は候補者になりそうなのがたくさん居ますね。
そして、名古屋の眼科医が当選すると次の公認争いが大変なことになりそう
3325
:
千葉9区
:2009/08/10(月) 17:56:03
あと 熊本で矢上 元相良村長を擁立との記事が2CHに
いつの間にか民主党入りしてたんですね。
3326
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 18:41:55
民主党は農業票大丈夫か?
3327
:
千葉9区
:2009/08/10(月) 18:44:47
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/7c9bebce1717c23f16b6252e634a0584
2ちゃん調査結果より中山とのこと
3328
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 19:02:17
>>3325
熊本5区に脱ダムにイイでしょうけど,なんか不祥事なかったでしたっけ?
>>3326
どこの点がでしょうかね?
>>3327
ひでぇ(´・ω・`)
3329
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 19:08:51
>>3325
’09衆院選くまもと:比例に矢上、永田氏 民主県連、党本部に提案へ /熊本 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090810ddlk43010300000c.html
衆院選比例九州ブロックに単独候補擁立を検討していた民主党県連は、前相良村長の矢上雅義氏(49)と元旧五和町議の永田章一氏(57)の2人を候補者として党本部に提案することを決めた。
県連は、5小選挙区のうち、公認候補のいない4、5区から比例代表に1人擁立する予定で人選していたが調整が難航、県連で1人に絞るのは難しいと判断して2人を挙げることにした。
党本部は「追い風」を生かすため、都道府県連に候補者擁立を求めていて、比例代表名簿を15日ごろまでに決定する。しかし小選挙区の重複候補との名簿順位の問題もあり、2人とも比例名簿に載るかは不透明な情勢だ。【結城かほる】
3330
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 19:12:40
今回の比例下位には、ちょっと議員には大丈夫かって人が多いですね…
有罪判決になったら辞職すればいいと思ってるんでしょうかねぇ。
矢上雅義・元村長は二審も有罪 相良村助役選任をめぐる贈収賄事件
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0804/0804010021/1.php
「ザ・選挙」編集部2008/04/01
2002年に球磨郡相良村の助役選任をめぐって贈賄罪に問われた元村長矢上雅義被告(47)の控訴審で、福岡高裁の仲家暢彦裁判長は31日、弁護側の控訴を棄却し、一審判決(懲役2年、執行猶予4年)を支持する判決を言い渡した。矢上氏は即日上告した。
判決によると、矢上被告は当時の村議会議長ら4人と共謀し、2002年2月の村議会で、助役選任議案に賛成してもらう見返りに村議3人にそれぞれ現金10万円を渡した。仲家裁判長は共犯者の供述の信用性を認め「元村議会議長が提案した贈賄計画の話し合いに加わり、詳細を決定するなど犯行の遂行に寄与した」と指摘、「共謀共同正犯の罪責を負うと判断するのが相当」と述べた。
矢上被告は捜査段階から一貫して事件への関与を否認、「謀議は存在しない」「贈賄工作を証言した元議長は警察と癒着して事件をねつ造した」などと無罪を訴えたが、仲家裁判長は直接現金を手渡したのは元議長ら2人だが、矢上被告は村内のゴルフ場レストランなどで事前の謀議に加わったと、矢上被告の主張を退けた。
同事件では現職の助役、村議ら8人(贈賄側5人、収賄側3人)が逮捕・起訴された。矢上被告を除く贈賄側4人と収賄側3人の有罪が確定している。
矢上被告は衆院議員を2期務めた後、2001年の村長選で初当選。05年1月に助役選任をめぐる贈賄罪で逮捕されたが、同年11月の村長選では勾留中の身で再選された。2期目途中の今年2月に村長を辞職し、熊本知事選に出馬したが落選した。
3331
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 19:38:11
ヨシミ以来、プチさみだれじょうたいでしょうか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000102-jij-pol
自民・清水清一朗氏が離党届
8月10日17時41分配信 時事通信
自民党の清水清一朗前衆院議員(62)は10日、離党届を提出した。清水氏の関係者によると、18日公示の衆院選で渡辺喜美元行政改革担当相らが結成した新党「みんなの党」からの出馬を検討しており、近く結論を出す。
離党届は、清水氏が党本部の幹事長室の職員に手渡した。同室によると、細田博之幹事長は取り扱いを保留とした。
清水氏は2005年の衆院選で比例東京ブロックから出馬。名簿順位は最下位ながら、同党の圧勝で初当選した。今回も同ブロックで公認されたが、当選可能な名簿上位での処遇は困難とみられていた。
あと、マニフェストのゴタゴタは辞めて欲しい。特に公示日以降は、「書いてないけど、検討します」なんてのは止めてくれ。
それから、選挙戦が盛り上がれば、多分こうなるだろうと思っていました。
JNNとFNNの調査で若干タロー、与党の支持率がアップし、若干野党の支持率が下がっていました。
今回は、選挙前からかなり民主の数値が高いのでこれ以上のアップは難しい、むしろ下がるかもしれません。う。
逆に与党の数字が低い、低すぎるので多少はアップするでしょう。
この傾向は伸びないでいただきたいし、マニフェスト、候補者の目玉でもぶち上げて、より独走状態にしてもらいたいものです。
3332
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 19:50:08
自民”醜聞”候補12人…民主にも「モナ不倫」細野
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009081031_all.html
中井と山岡は相変わらずダメだな…
3333
:
けん
:2009/08/10(月) 20:03:25
岡山3区民主党候補8月10日に擁立会見の情報はどうなったのかなぁ?
3334
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 21:03:50
>>3323
解説あざーっす。
二世とは云っても親は社会党なんですか。知りませんでした。そんなに元々個人票あったんですかね??
>>3331
忘れてたけど東京20区で公明と争った人ですね。(公明はもう20区立てないのかな?)
柿沢は重複なんで一人上位って訳にもいかないと思われますが20区から出る心算はあるんでしょうか?
民主のマニフェストに関しては「ごたごた」ではなく「国民の声を謙虚に聞いた上での改訂」と云って欲しいですねー。
3335
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 21:22:32
蓮実氏、出馬見送り 衆院栃木3区
(8月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090809/190220
元衆院議員の蓮実進氏(76)は9日、下野新聞社の取材に対し、今回の衆院選栃木3区からの出馬を見送る考えを明らかにした。一方、同選挙区で自民党公認候補に決定した後、同党県連の反対などで辞退した森山真弓同党県連会長(81)について「心意気に共鳴できれば全面的に協力する準備はあった。3区の新しい流れができると期待していたが残念だ」と述べた。
蓮実氏は、同選挙区選出の渡辺喜美元行政改革担当相の自民党離党後、同党公認での衆院選出馬を目指していた。だが、党本部が森山氏を公認し、一連の騒動があったのを受け「二番せんじのような形になってしまい、今となっては無理だ」と判断。同党本部が一時、同選挙区公認候補に検討した蓮実氏の妻(63)についても同様の考えを示した。
蓮実氏によると、森山氏は10日に蓮実夫妻を訪ね、正式に協力要請する予定だったという。
蓮実氏は「森山さんは3区公認をよく受けたと思った。後援会を総動員すればかなりいいムードができて勝算もあった」との見方を示した。
3336
:
名無しさん
:2009/08/10(月) 21:35:23
>>3330
小沢の選挙に有利ならばどんな候補だろうが立てると言うやり方は新進党時代から変わってないね
そのせいで当選後に足を引っ張られたことも少なくなかったのに、また同じことの繰り返し
与党になってから問題が出てくるとよりダメージは大きくなるから何とかしてほしいけどね
>>3334
マニフェストはきちんと練ってから出さないとやっぱりまずいよ
今まで散々政府与党をぶれていると批判した後だから、余計に印象が悪くなっている
世論調査で支持率が下落傾向になっているのにも影響はあったと考えないと
3337
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 21:42:46
>>3336
ムネオとの協力もまあそうかもしれませんが,ムネオなんかより格段に集票力に劣りそうな矢上氏ってのはどういう見通しなんでしょうかねぇ。。
>マニフェストはきちんと練ってから出さないとやっぱりまずいよ
そりゃそうですけど,輿論の反撥をうけて修正してるんだからそれに対してなんか言い訳しないとあかんでしょう。
3338
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 22:34:52
「川口氏と民主を応援」 民主離党グループ、衆院選秋田2区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090810h
衆院選秋田2区に無所属で立候補予定の川口博氏(62)を支援するとして民主党を離党した前同党県連幹部らは9日、「川口ひろしと民主党を応援する会」を立ち上げ、比例代表東北ブロックでは民主党を支援する考えを明らかにした。川口氏を民主支持層の受け皿として、選挙戦を進める狙いが鮮明になった。
「応援する会」の代表には虻川信一・前同党県連総務会長が就任し、吉方清彦・前同党県連政調会長ら20人ほどが参加する予定。
川口氏は基本姿勢を「政権交代を目指す」とした上で、「最低保証年金を受け取れる制度にし、財源を税方式に改める必要がある」と主張しているほか、高速道路無料化を訴えるなど、政策の方向性は民主党の主張に近い。
当選した場合の川口氏の政治的な立場について、吉方氏は「本人が決めることだが、(民主党入りは)われわれが一番望んでいることだ」と話した。また、「個人的には、(自分が)衆院選後に復党したいという思いはある。今回の行動は党の決定に反するかもしれないが、民主党を大事に思っている」としている。
前同党県連幹部らが、川口氏と民主党を一緒に支援する姿勢を示していることについて、川口氏は「どんな形でも、応援してもらえるのはうれしい」と語った。
(2009/08/10 10:31 更新)
3339
:
とはずがたり
:2009/08/10(月) 22:42:51
此迄散々自民党行政の無駄を批判してきたマスコミは何を云ってんだろうね。
>だが「無駄遣いをなくせば、しっかりとした財源は必ず見いだせる」などと強調するばかりで、財源確保に向けた説明が具体性に欠ける感は否めない。
際立つ民主攻撃―首相 財源説明に腐心―鳩山氏
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081001000802.html
8・30衆院選へ向けた自民、民主両党首による40日間の“舌戦”は、10日で後半に突入した。麻生太郎首相(自民党総裁)は財源問題や安全保障政策をめぐる民主党攻撃を際立たせてきたが、なりふり構わぬネガティブキャンペーンが民意を引き寄せられるかは見通せない。政権交代の旗印を掲げる鳩山由紀夫代表も財源問題の説明に腐心しているのが実情だ。
「私の発言や力不足から自民党の結束に乱れが出た。心からおわびを申し上げる」。首相は自民党内の混乱を踏まえ、街頭演説を陳謝で始めるのが恒例。「弱い人にしわ寄せが行った。行きすぎた市場原理主義には決別する」として、格差拡大を招いたとされる小泉改革路線の転換を鮮明にするなど、謙虚さや低姿勢のアピールに努める。
最も時間を割くのは民主党攻撃。「子ども手当に5兆円、高速道路無料化に2兆円。お金はどこから出てくる?」と財源問題をやり玉に挙げる。
鳩山氏は「官僚任せの政治から、国民が政治に参加する新しい社会をつくり上げる」として、政権交代による「脱官僚政治」を訴える。
マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ政策を裏付ける財源批判に対しては「無駄遣いをしている与党に言われたくない」と反論する。だが「無駄遣いをなくせば、しっかりとした財源は必ず見いだせる」などと強調するばかりで、財源確保に向けた説明が具体性に欠ける感は否めない。
2009/08/10 19:52 【共同通信】
3340
:
千葉9区
:2009/08/11(火) 00:30:21
http://www.asahi.com/politics/update/0810/TKY200908100318.html
小沢氏、「第3極」狙う勢力から距離 平沼氏に「決別」
2009年8月10日22時13分
総選挙後の政界再編で「第3極」を狙う勢力に、民主党が距離を置き始めた。小沢一郎代表代行は、連携を模索してきた平沼赳夫元経済産業相(無所属)に対抗馬を立て、「決別」を宣言。渡辺喜美元行革担当相の「みんなの党」への牽制(けんせい)も強めている。
民主党は10日、平沼氏が立つ岡山3区で東京出身の弁護士、西村啓聡氏(33)の公認を決めた。小沢氏は岡山市で西村氏と会見し、平沼氏について「国民主導の政権をつくる行動に踏み切ることは困難なようだ」と批判した。
強気の背景には、民主党優位という情勢分析があるようだ。自民・民主両党が伯仲すれば「第3極」との連携が不可欠だが、単独過半数を握れば、その意味は薄れる。(本田修一)
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081001000837.html
民主が岡山3区で公認決定 政権選択で強気の擁立
民主党の小沢一郎代表代行は10日、岡山市で記者会見し、平沼赳夫元経済産業相(70)の地元である衆院岡山3区に、新人で弁護士の西村啓聡氏(33)を公認候補として擁立すると正式発表した。衆院選後の平沼氏との連携をにらみ、党公認候補の擁立は見送る方向だったが、地元県連の意向も受けて方針転換した。
これで衆院解散後、擁立見送り方針を転換した選挙区は群馬4区、神奈川8区に続いて3例目。各種世論調査などの好調ぶりから、「空白区」だった小選挙区でも有権者は「自民VS民主」で政権を争う構図を求めていると判断し、強気の擁立作業を行っているとみられる。
小沢氏は会見で「平沼氏が自公政権に代わる新政権をつくる行動に踏み切るのは困難」と述べ、衆院選後の協力が期待できないため党公認候補を擁立すると説明。「3区は5万票前後の民主党の固い支持がある。十分勝算がある」と強調した。
岡山3区には平沼氏のほか、自民党の阿部俊子氏(50)、諸派の池田恭一郎氏(39)も出馬を表明している。
2009/08/10 20:21 【共同通信】
3341
:
千葉9区
:2009/08/11(火) 00:38:17
4区とか必要ないくらい圧勝だろうし、最下位落選だろうし。。。
まあ年齢的に次の次はないから、それはイイが・・・
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090810ddlk11010156000c.html
’09衆院選:比例に野木前和光市長を 民主党本部に県連が推薦 /埼玉
民主県連は、和光市の前市長、野木実氏(67)を衆院選比例区(北関東ブロック)の公認候補にするよう党本部に推薦したことが9日、分かった。野木氏や県連幹部が明らかにした。
野木氏や県連幹部によると、野木氏が「自治体の首長経験を国政に生かしたい」として、6日に県連に申請書を提出。枝野幸男代表ら県連幹部が協議した後、党本部に推薦手続きを行ったという。
野木氏は和光市議、県議を経て、01年に市長に初当選。2期目は無投票で再選され、今年5月に3選を目指し立候補したが松本武洋市長に敗れた。【藤川敏久】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/725
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/728
和光市長選 松本氏が初当選 県内最年少首長が誕生
3342
:
千葉9区
:2009/08/11(火) 00:39:24
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090810ddm002010117000c.html
’09衆院選:女性候補、明暗
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
◇自民、前回比例1位→優遇厳しく/民主、与党大物選挙区に擁立続々
05年衆院選の自民党比例ブロック1位で当選した女性3人が再選を目指す「足場」の確保に苦しんでいる。前回は郵政民営化を訴える目玉候補として比例1位に遇されたが、郵政造反組の復党で小選挙区公認の道を閉ざされた1人は離党。「知名度だけの女性候補は使い捨て」との嘆きも聞こえる。対する民主党は与党の大物議員の対立候補として女性を次々擁立。女性候補予定者たちの明暗を分ける形になっている。【田所柳子、渡辺創】
「比例代表でも当選圏で公認されていないので、離党します」。先月31日、衆院選マニフェストの発表でにぎわう自民党本部で、広津素子前衆院議員が離党届を提出した。
広津氏は05年衆院選で佐賀3区から立候補し、郵政造反組の保利耕輔政調会長に敗れたが比例九州ブロックの名簿1位で初当選。しかし、今回は復党した保利氏との公認争いに敗れ、比例代表の名簿上位も難しい状況だった。渡辺喜美元行政改革担当相らが結成した「みんなの党」から佐賀3区に再挑戦するが、ギリギリまで自民党の公認を求めながらの苦しい選択となった。
このほか、前回の東京、近畿各ブロック名簿1位で当選した猪口邦子、近藤三津枝両氏も比例の優遇措置が決まっていない。比例単独候補だった両氏には小選挙区の足場がなく、今回も名簿上位を求めている。しかし、復活当選の可能性を減らしたくない小選挙区候補予定者からの反発もくすぶり、猪口氏は「今も不安定な状況。2期目も続けたいという決意は伝えてあるので、執行部の指示を仰ぐ」と焦燥感を募らせる。
一方の民主党は今回、自民党の森喜朗元首相、福田康夫前首相、久間章生元防衛相、公明党の太田昭宏代表ら与党大物の選挙区に女性を擁立。07年参院選の岡山選挙区で姫井由美子氏が自民党参院幹事長だった片山虎之助氏を破った「姫の虎退治」の再現を狙う。
そうした女性候補の擁立を進めたのが小沢一郎代表代行だ。塩崎恭久元官房長官の愛媛1区に擁立した元民放アナウンサーの永江孝子氏は、小沢氏が繰り返し松山入りして説得。長崎2区で久間氏に挑む元薬害肝炎九州原告団代表の福田衣里子氏には小沢氏の秘書を派遣し活動を支える。太田氏の東京12区には小沢氏の「国替え」も浮上したが、自らに近い青木愛参院議員をぶつけることにした。
これまで弱点とされてきた女性層への浸透を図る狙いもあり、民主党の小選挙区の女性候補者数は前回の23人を上回る32人に達した。
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■主な与党大物前職に挑戦する民主女性候補予定者■
与党大物前職 選挙区 民主女性候補予定者
小池百合子・元防衛相 (5)<東京10区>江端貴子・元東大准教授
太田昭宏・公明党代表 (5)<東京12区>青木愛・参院議員
福田康夫・前首相 (6)<群馬4区> 三宅雪子・元フジテレビ記者
森喜朗・元首相 (13)<石川2区> 田中美絵子・元衆院議員秘書
谷垣禎一・元財務相 (9)<京都5区> 小原舞・元環境団体代表
安倍晋三・元首相 (5)<山口4区> 戸倉多香子・元市民団体代表
塩崎恭久・元官房長官 (4)<愛媛1区> 永江孝子・元民放アナウンサー
久間章生・元防衛相 (9)<長崎2区> 福田衣里子・元薬害肝炎原告団代表
(注)カッコ内数字は当選回数。民主は当選1回元職の青木氏を除き新人。
3343
:
千葉9区
:2009/08/11(火) 00:44:48
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug09081610/
自民除名の元県議会議長が、民主党候補支援で波紋/神奈川16区
2009/08/11 衆院選で自民党前職と民主党新人の若手対決に注目が集まる16区(厚木市、相模原市の一部など)。小選挙区制となった1996年以降、自民が議席を失ったことのない選挙区だ。その保守の牙城で、自民を除名された前県議会議長の榎本与助県議(相模原市選出)が民主新人の支援に回り、選挙区内で波紋を広げている。その背景には、旧津久井郡4町(城山、津久井、相模湖、藤野)が抱える政令指定都市移行に伴う「線引き」問題がある。
「政令市の問題などで、自民党は国民の意見を受け止められない政党になっている。個人として後藤氏を支援する」。7月末、城山町地区で開かれた民主新人・後藤祐一氏の集会で、榎本氏は力を込めた。集会には、榎本氏の長男が秘書を務める国民新党の亀井静香代表代行も駆け付けた。
榎本氏が5月に自民党とたもとを分かった理由の一つは、相模原市の政令市移行を支持した党県議団への反発。榎本氏は旧津久井郡4町の相模原市への合併にも反対していた。
後藤氏の支持者には、政令市移行に慎重な住民、移行に伴い行われる「線引き」に反対する住民が数多くいる。後藤氏は政令市移行には反対でないが、線引き導入については「凍結」姿勢を打ち出している。榎本氏は「民主ではなく、後藤氏だから支援する。線引き問題も考えが共通する」と話す。
後藤氏陣営は早速、旧津久井郡4町内で榎本氏後援会関係者に民主ポスターの掲示を打診。快諾を得ているという。陣営幹部は「強固な保守地盤にくさびが打つことができる」と歓迎する。
一方、自民前職・亀井善太郎氏の陣営は「マイナスは少ない」と強気の姿勢を崩さない。「むしろ逆に引き締めが図れる」と話す。
自民系のある市議は「榎本氏は議長職にあった自民県議団在籍時も、政令市移行で団の方針と1人違った。津久井地域、相模原市、県の発展を大きな目で見るべき県議という立場なのに、いたずらに地域を混乱させている」と批判。榎本氏への反発が「逆バネ」となって亀井氏支援につながるという見方を示す。
16区は相模原市のうち旧津久井郡と市南部の一部のほか、厚木、伊勢原市、愛川町、清川村が選挙区。榎本氏は、07年県議選で1万8599票を獲得。このうち、旧津久井郡4町で1万2711票を得ている。
3344
:
asd
:2009/08/11(火) 00:50:20
>此迄散々自民党行政の無駄を批判してきたマスコミは何を云ってんだろうね。
民主は記者クラブを廃止しようとしていたり、
放送行政を総務省から切り離して、
日本版FCCを作ろうとしていたりしていますから。
これは要するに、マスコミの既得権益破壊であり、
マスメディアは相当焦ってるんじゃないですかね。
実際、新聞なんて只でさえ大赤字出しまくりですし、
テレビ業界も自転車操業ですし。
3345
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 00:53:23
大雨の深夜の支持率情報
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081001000594.html
比例投票、民主34%自民13% 衆院トレンド調査、リード広がる
共同通信社が8、9両日に実施した衆院選に関する全国電話世論調査(第4回トレンド調査)によると、比例代表の投票先で民主党を挙げた人が前回調査(1、2日)と比べ0・3ポイント減の34・1%、自民党と回答した人が3・4ポイント減の13・3%と、先行する民主がリードを広げた。「まだ決めていない」は38・0%(前回37・6%)。小選挙区の投票先も民主候補35・2%(同33・9%)、自民候補14・8%(同16・9%)と同じ傾向だった。
衆院解散直前の第1回調査(7月18、19日)から一貫して比例投票先で民主が30%台をキープしているのに対し、自民は10%台を低迷したまま。解散で事実上スタートした40日間のマラソン選挙戦は折り返し地点を迎えたが、民主優勢の情勢は変わっていない。
望ましい政権の枠組みも「民主中心」が40・9%(前回39・7%)と、「自民中心」の17・0%(同18・2%)と差を広げた。「自民と民主の大連立による政権」は12・0%(同15・0%)、「政界再編による新しい枠組み」は18・8%(同15・4%)だった。
内閣支持率は17・7%(同19・9%)に下落、不支持率は72・9%(同67・6%)に増えた。自民の麻生太郎首相と民主の鳩山由紀夫代表の「どちらが首相にふさわしいか」では、鳩山氏が49・5%(同46・6%)と、首相の19・8%(同19・7%)を依然として大きく上回っている。
比例投票先は民主、自民に続き、公明党3・8%(同2・9%)、共産党3・6%(同2・4%)、社民党1・4%(同1・4%)、国民新党0・7%(同1・1%)の順。改革クラブや新党日本を挙げた回答はなかった。その他の政党・政治団体は0・2%(同0・1%)だった。
日ごろ支持している政党が「ない」と答えた無党派層69・6%(同67・1%)に、「あえて支持するとすればどの政党か」と質問したところ、民主支持は37・9%(同40・6%)で、自民支持は17・6%(同17・1%)にとどまった
いやはや、かなりの開きです。自民は結党以来このような数字見た事ないのでは
3346
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 00:55:00
>>3318-3319
片言丸さんがこう言ってますがどうなんでしょうか?
99 名前:腹巻 ◆MACDJ2.EXE [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 11:44:11 ID:ixiJ0p0l
今回の中日調査の表記は、競り合いの場合だと50音順になっているようだから、
柴橋>野田 あちは>古屋とも限らない
紙面を読んでみないと
3347
:
山口新聞男
:2009/08/11(火) 02:09:49
柴橋にしてもあちはにしても、「民主支持層をまとめ、無党派の支持を集め、自民の一部にも食い込む」
という書き方なので、なんともいえませんなあ(競っているのは間違いないとして)
これが「無党派でも互角」とかなら、自党の支持率で野田・古屋リードなんでしょうけど
3348
:
とはずがたり
:2009/08/11(火) 06:07:59
なんか昨日の兵庫・岡山の豪雨に今日の静岡のやや強めの地震と颱風のコンボと先日の防府なんかに続いて天変地異が相次ぎますねぇ。
天命が革まってるとこなんすかね。。
>>3344
マスコミの利権みたいのがあるならその辺へも切り込んで欲しいですね。
確かにネット時代へのマスコミの対応が遅れてる部分はあるかと思いますので漫然とやってては駄目な時代ではありましょうね。
個人的には民主が与党となることを織り込んで権力への監視を開始したのかな,と好意的に解釈をしてはいるんですけど。
>>3345
このままの情勢で開票日迎えたい所ですな〜。
>>3346-3347
成る程,その可能性もあるんですな,,
少なくとも競り合いになってるだけも凄い気がします。。(特に阿知波氏はそれ程ニュースでも取り上げられてなかったですし)
3349
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/11(火) 06:30:55
ただ富山3区が競り合いで橘の名前が先なので
50音順ではないだろうと思います
たぶん優劣順ではないだろうか
これ初めて見たときは鳥肌たったな・・・予想はしていたが・・・
3350
:
とはずがたり
:2009/08/11(火) 06:44:23
日経の全国の予想を見たとき各ブロックで書き方が微妙に違ってる感じもありましたのですがその辺はどうでしょうかね。
富山と岐阜で書き方は同じですかね?
併し強気でならしてきたRAINYさんがずっと云ってきたことが段々実現してきた感じッスねぇ〜。
3351
:
とはずがたり
:2009/08/11(火) 06:59:16
無党派層は自民?なんて産経が自分の都合の良いような解釈垂れ流しているけど,無党派層の争奪は大事であるので民主もその辺にアピールして行きたい。
>民主党に投票すると答えた割合が最も多かったのは四国ブロック(定数6)で56・3%。自民党に投票するとしたのはわずか15・6%だった。
>前回は民主46・9%、自民34・4%だったことから、民主党に勢いがあることがうかがえる。
凄いなあ。。四国なんて保守王国だったのだが。前回の参院選も圧勝だったしな。菅のお遍路効果継続中!?
徳島1区・香川1区は当然のことだが徳島2区・香川2区・愛媛1区更には高知3区辺りも獲りたい所。愛媛3区・愛媛4区,徳島3区辺り迄はどうかな。
【09衆院選】10ブロックで民主優勢 無党派層は自民?
2009.8.10 20:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090810/elc0908102035017-n1.htm
30日投開票の衆院選を控え、産経新聞社は、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による世論調査(8、9両日)などをもとに18日の公示前情勢を分析した。この結果、民主党が優位に戦いを進めていることが分かった。
比例代表の投票先について、民主党と答えた割合は、前回調査(6月20、21両日実施)に比べ1・3ポイント減の44・6%だったが、自民党の25・4%を大きく上回った。民主党は比例代表で大量得票する可能性が出ているが、無党派層の動向が衆院選の帰趨(きすう)を決める側面は強く、情勢は流動的だ。
政党支持率では、民主党は前回調査より3ポイント増の31・1%に対し、自民党は1・9ポイント増の22%だった。
自民党支持者のうち、比例代表で自民党に投票すると答えたのは、前回の86・1%に対し、今回は78・6%に減少した。減少分は民主党に流れたとみられ、民主党に投票すると答えた自民党支持者は、前回7・5%だったのが、今回は11・4%に増加した。
一方、民主党の支持基盤は固く、民主党支持者のうち民主党に投票すると答えたのは前回より2ポイント減らしたものの、92・3%と依然高い水準を維持し、自民党に投票すると答えたのは前回と同様に1%台にとどまった。
ただ、自民党内には「上向きになってきた」(閣僚経験者)と選挙戦での手応えを感じ始めてきた候補者も少なくない。このことを裏付けるように、「支持する政党はない」と答えたのは、前回比7・9ポイント減の31・4%だが、このうち、自民党に投票すると答えたのは、30・4%に上った。
逆に、民主党に投票すると答えたのは前回27・3%だったのが、今回21・7%にダウンし、無党派層の民主党離れが読み取れる。ただ、無党派層の43・5%が比例代表の投票先を決めていない。
地域ブロック別ごとに投票先を見ると、全11ブロックのうち10ブロックで投票先を民主党と答えた割合が自民党を上回った。
中国ブロック(定数11)だけが自民、民主両ともに35%で拮抗(きっこう)した。石破茂茂農水相(鳥取1区)、細田博之自民党幹事長(島根1区)らは盤石な地盤を維持しており、比例代表にも好影響をもたらしたようだ。
民主党に投票すると答えた割合が最も多かったのは四国ブロック(定数6)で56・3%。自民党に投票するとしたのはわずか15・6%だった。前回は民主46・9%、自民34・4%だったことから、民主党に勢いがあることがうかがえる。北関東ブロック(定数20)では、自民党に投票すると答えたのは30%。民主党と答えたのは44・5%だが、前回調査は自民23・6%、民主48・2%で、自民党は支持者を取り戻しつつある。
比例代表(180)のうち、最も定数が多い近畿ブロック(定数29)は自民党が22・8%と民主党の42%と大きく差をあけれらた。
一方、麻生内閣の支持率は20・5%と前回比で3ポイント上昇。不支持率は6・1ポイント減少し、66・6%だった。
3352
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 09:36:23
北海道スレより転載
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/182077.html
「民主中心で政権」63% 全道世論調査 「自民」29%、差広がる (08/11 06:41)
北海道新聞社は10日、30日投開票の衆院選に向け8〜9日に行った全道世論調査の結果をまとめた。望ましい政権の枠組みは「民主党中心」が63%で、「自民党中心」の29%を大きく引き離した。投票先は小選挙区、比例代表とも民主党が約5割を占めた。同党は「支持政党なし」の無党派層にも支持を広げ、自民党支持層の一部も切り崩している。ただ、有権者の3分の1はなお投票先を決めておらず、流動的な要素もある。
望ましい政権は、4月の前回調査では「民主党中心」が55%、「自民党中心」が35%だったが、今回はその差が広がった。民主党支持層の97%、無党派層の69%が「民主党中心」と回答。一方、自民党支持層では「自民党中心」は57%にとどまり、38%が「民主党中心」と答えるなど支持者離れが進行した。
小選挙区の投票先は民主党候補が52%(前回38%)で、自民党候補は25%(同29%)だった。民主党候補は、自民党支持層の29%、7小選挙区で候補擁立を見送る共産党支持層の27%を取り込んだ。無党派層の投票先は民主党候補58%、自民党候補15%で、民主党優位が鮮明になった。
3353
:
けん
:2009/08/11(火) 09:41:29
>>3551
マニフェストが出て財源問題など民主党に不安を抱いた無党派層が一部自民党へ戻っている流れは感じとれますね。
四国も経済が悪化している地域ですので反自民党の流れは当然ですね。
依然として中国地方は民主党が苦戦する地域ですね。
山陰の鳥取と島根は2区で健闘しているのが心強いですね。
岡山は善戦していると思いますね。
山口は保守地盤と大物自民党代議士の存在があるので難しいでしょうね。
残る広島が問題ですね。
以前は池田氏や宮沢氏など自民党大物代議士がいたのはわかりますが、民主党が頑張りきれていない気がしますね。
3354
:
神奈川一区民
:2009/08/11(火) 09:45:16
産経新聞神奈川版
神奈川1区 松本
神奈川2区 菅
神奈川3区 小此木
神奈川4区 浅尾
神奈川5区 田中
神奈川6区 上田
最初に書いてある候補者
を並べてみました。
産経新聞はどうしても与
党よりに予想がでますね。
その他の選挙区は明日以
降に掲載される模様。
3355
:
けん
:2009/08/11(火) 10:11:40
>>3354
神奈川1〜6区の産経予想面白いですね。
1〜3自民党と5民主党は順当な予想と思いますね。
6区は民主党有利とは思いますが投票率が下がれば逆転可能だから民主党6公明党4くらいでしょうね。
これは公明党辛勝と予想でもおかしくないと思いますね。
疑問は4区ですね。
浅尾参入で面白くなりましたが、浅尾参入前の当選確立が民主党長島7自民党林3程度が、浅尾参入で民主党長島5林3浅尾2くらいではないかと推測されるのですがいきなり浅尾当選予想とは驚きですね。
3356
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 10:36:53
229 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/10(月) 18:51:52 ID:8Lx1m+vw
NHK世論調査
内閣支持率 23パーセント 支持しない 64パーセント
総理にふさわしい 麻生 15 鳩山 32
政党支持 自民 26.6 民主 29 公明3.3 共産2.7 社民 0.7 国民0.1
232 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/10(月) 19:01:57 ID:m34Hxvra
NHK調査で、2か月連続で民主党の政党支持率が自民党を上回れば、史上初
251 名前:広島2区民 ◆UdqEhDNWik [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 19:28:52 ID:mVXK5DV7
NHK(電話)
調査日付 支持率 不支率 自民党 民主党 無党派 鳩山 麻生 特記事項
07/10/06-08 58%-----27%---32.8%---18.9%-32.1% 福田内閣発足(9/25)
07/11/09-11 54%-----35%---34.0%---21.6%-32.1% 小沢辞意撤回(11/7)
07/12/07-09 51%-----33%---31.5%---19.8%-32.1%
08/01/12-14 43%-----44%---32,0%---22.9%-32.7% テロ新法再可決(1/11)
08/02/09-11 41%-----49%---33.8%---19.8%-31.8%
08/03/07-09 38%-----48%---31.8%---22.4%-32.2%
08/04/11-13 35%-----55%---30.2%---17.3%-37.2%
08/05/09-11 21%-----66%---25.6%---27.1%-33.9%
08/06/06-08 26%-----61%---32.0%---23.8%-30.9%
08/07/11-13 30%-----57%---27.7%---19.8%-38.3%
08/08/08-10 33%-----58%---31.4%---21.1%-35.0%
08/09/05-07 20%-----72%---33.8%---18.4%-33.9% 福田退陣表明(9/1)
08/09/26-28 48%-----40%---37.3%---21.0%-29.4% 麻生内閣発足(9/24)
08/10/11-13 46%-----44%---34.1%---21.9%-29.3%
08/11/07-09 49%-----40%---35.0%---21.8%-29.6%
08/12/05-07 25%-----65%---28.0%---23.7%-34.8%
09/01/10-12 20%-----71%---28.4%---24.5%-34.8%
09/02/06-08 18%-----71%---27.7%---21.7%-37.2%
09/03/06-08 18%-----71%---29.4%---21.3%-37.5% 小沢氏秘書逮捕(3/3)
09/04/10-12 30%-----60%---28.0%---20.4%-38.0% 小沢氏秘書起訴(3/24)
09/05/08-10 35%-----53%---31.7%---19.9%-36.0%
09/06/05-07 29%-----60%---26.9%---23.7%-38.1%----33%------17%
09/07/10-11 21%-----70%---24.9%---26.4%-37.1%----29%------13%
09/08/07-09 23%-----64%---26.6%---29.0%-29.5%----32%------15%
3357
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 10:50:17
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/seijiishiki/list_seijiishiki1.html
276 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 20:15:43 ID:LnuM9b3q
せっかくだから勝手に
>>256
に追加。
NHK選挙前調査
政党支持率
09衆 自26.6 民29.0
07参 自31.8 民20.5
05衆 自35.3 民13.7
04参 自33.6 民11.6
03衆 自35.8 民*9.9
内閣支持率
09衆 支持23 不支持64
07参 支持38 不支持49
05衆 支持47 不支持38
04参 支持54 不支持37
03衆 支持62 不支持28
3358
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 12:36:25
泡沫? 石関に対する妨害出馬?
●衆院群馬2区 矢島氏が無所属で近く出馬表明
衆院選群馬2区からの出馬を模索していた伊勢崎市三室町、会社員、矢島笑鯉子(やじま・えりこ)氏(33)が、無所属で立候補する意思を固めたことが10日分かった。近く記者会見して正式表明する。
2区は自民前職の笹川尭氏(73)、民主前職の石関貴史氏(37)、幸福実現新人の蜂須豊氏(44)が立候補を表明しており、4人で争うことがほぼ確実となった。
矢島氏は上毛新聞社の取材に対し、「2人の子供を育てる中、日本の教育に疑問を持った。20〜30年後の子供の未来に不安を感じており、悩みを抱えるお母さんたちの生の声を(国会に)伝えたい」と出馬動機を説明した。選挙戦では子育てや教育、医療問題を中心に訴えていくという。
矢島氏の出馬に向けて水面下で調整を進めていた同市内を中心とする労組関係者らが支援する方針。陣営関係者が10日、県選管を訪れ、立候補予定者向けの書類などを受け取った。
矢島氏は伊勢崎市(旧佐波東村)出身。中央高−東京女子大卒。東京でシステムエンジニアを務めた後、昨年から同市内の不動産会社に勤務している。
http://www.raijin.com/news/a/11/news02.htm
3359
:
山口新聞男
:2009/08/11(火) 13:28:32
労組票が笹川に行かず自前候補に流れたら、愚策ですけどね
もとより石関はそれは計算に入れてないでしょうから
3360
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 14:05:24
中日新聞世論調査まとめ
貼ると膨大なので、リンクのみ
【全体】
57%が政権交代を期待 中部9県の政治意識調査
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081002100006.html
政権「民主中心」トップ 「単独」には違和感
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081002000206.html
【愛知】
県民の59%が政権交代期待 「社会保障、景気」を重視
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/aichi/CK2009081002000208.html
【岐阜】
勢い増す民主 自民は支持層手堅く
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081002000209.html
【三重】
民主支持26.5%に 追い風くっきり、自民に肉薄
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/mie/CK2009081002000210.html
【長野】
自、民に対照的な「風」 支持と投票先にずれ
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/nagano/CK2009081002000212.html
【福井】
政権交代に期待と不安 自・民の支持差縮小
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/CK2009081002000215.html
【滋賀】
望ましい政権、「民主」4割 「自民」の2割上回る
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shiga/CK2009081002000213.html
【静岡】
57%『政権交代に期待』 県内政治意識調査
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000216.html
県民が期待するのは…景気・雇用9割 社会保障7割 県内政治意識調査
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000217.html
知事選の『風』続く 『川勝氏に投票→比例は民主』8割 県内政治意識調査
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000218.html
県内政治意識調査 結果
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000219.html
比例代表 全選挙区で民主圧倒 県内政治意識調査
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081002000220.html
【石川】
本紙世論調査 有権者の自民離れ顕著
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009081002000189.html
【富山】
本紙世論調査詳報(上) 自民離れ 県内でも加速
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009081002000182.html
本紙世論調査詳報(下)『政権公約実現を』 でも 『ばらまきやめて』
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009081102000209.html
3361
:
とはずがたり
:2009/08/11(火) 14:30:30
>>3358-3359
黒沢らの画策による上州民主県連紛争第二幕の妨碍出馬でしょうね。。。
やれやれ。。
まあ石関もあれだけ派手に追い詰めれば逆襲されても文句は云えないでしょうね。
山口さんが指摘の裏をとれば,石関も笹川も支援したくない中,ぎりぎりの妥協策とでも云えますね。
石関はみんなと日本の推薦ぐらい貰っても良さげ。。
3362
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 16:48:02
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=201&dp=
(2009/08/10 掲載)
《上毛新聞・世論調査 上》
1〜3区自・民競る 比例は民主リード 10月調査から逆転
政権を懸けた衆院選(18日公示、30日投開票)を控え、上毛新聞社は6日から8日まで、県内有権者を対象に衆院選世論調査を実施した。5小選挙区の立候補予定者の支持率は今のところ1〜3区で自民と民主が激しく競り合い、4区で自民がやや優勢、民主が擁立を唯一見送った5区で自民が安定した支持を得ている。比例代表は民主が36.3%の支持を受け、自民を6.1ポイント上回った。望ましい政権は「民主」「民主中心」の合計が42.6%、「自民」「自公連立」は36.2%。ただ、投票まで3週間あるほか、3割近くの有権者が「分からない」とするなど、情勢が変化する可能性がある。
◎尾身氏、沼田でリード
1区は尾身幸次氏(自民)が自民、公明支持層の5割以上を固め、利根沼田地域でリードしている。宮崎岳志氏(民主)は民主支持層の8割近くが支持。自民の一部にも食い込み、前橋市では尾身氏と互角の情勢だ。酒井宏明氏(共産)は共産支持層の5割を固めた。
◎笹川、石関氏が競う
2区の笹川尭氏(自民)は自民支持層の6割、公明の7割が支持。石関貴史氏(民主)は民主支持層の9割が支持しているほか、社民、無党派層にも支持を広げている。共産が擁立を見送ったことから、支持動向が注目される共産支持層の8割近くは態度を明らかにしなかった。
◎互いの地盤固め合う
3区の谷津義男氏(自民)は自民、公明支持層の6割から支持を受け、地盤の邑楽館林地域で浸透している。柿沼正明氏(民主)は民主支持層の9割近くが投票の意向を示し、地盤の太田地域で谷津氏を上回った。年代別では、谷津氏が70歳以上で大きくリードする一方、柿沼氏は20代で高い支持を得ている。
◎高齢層は福田氏支持
4区は福田康夫氏(自民)を自民、公明支持層の7割前後が支持。三宅雪子氏(民主)は民主支持層の7割近くから支持を受けるほか、共産、社民支持層にも支持を広げている。年代別では、三宅氏が20代と50代で福田氏をやや上回ったものの、福田氏が60代、70歳以上で差をつけている。
◎全地域で小渕氏優勢
5区の小渕優子氏(自民)は自民支持層の8割以上、公明の9割以上が支持。無党派層にも浸透しており、民主の一部にも食い込む。土屋富久氏(社民)は社民の4割、民主の3割の支持を得ている。地域別では渋川、富岡・安中、吾妻などいずれの地域でも小渕氏が6割前後の支持を得て、土屋氏を上回った。
比例代表の投票先は、昨年10月の上毛新聞社の調査では自民が40・2%で、民主の28・9%を上回っていたが逆転した。望ましい政権も前回は「自民」「自公連立」が46・1%、「民主」「民主中心」が29・1%だった。
◎立候補予定者貴重な週末 祭りや座談会に奔走
衆院選の立候補予定者らはお盆入り前の貴重な週末となった8、9の両日、納涼祭に参加したり、座談会や企業へのあいさつ回りをこなすなど、支持拡大を目指して選挙区を奔走した。
尾身幸次氏は「厳しい風を実感」(陣営)、9日は1日で20カ所以上の祭りに足を運んだ。笹川尭氏も桐生八木節まつりの会場で町会詰め所などを巡り、きめ細かく顔を売った。石関貴史氏も伊勢崎神社の八坂天王祭、伊勢崎市寿町の祭りなどに出席した。
谷津義男氏は関係企業へのあいさつ回りや農家を対象にした座談会を積極的にこなした。宮崎岳志氏は選挙区内を自転車で移動しながら若さをアピールした。共産の酒井宏明氏は演説会や座談会、街頭宣伝を通じて支持拡大を図った。
柿沼正明氏は2カ所に事務所を開設。「政権交代へあと一歩」とあいさつした。
◎分析の方法
6〜8日の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を選ぶRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で世論調査を実施。調査は、無作為に発生させた番号のうち、各選挙区ごとに回答が500人を超えるまで行い、計2524人から回答を得た。
世論調査のデータに、各取材による有権者の動向を加味して分析した。
3363
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 16:49:12
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=206&dp=
(2009/08/11 掲載)
《上毛新聞・世論調査 下》
年金、景気を重視
上毛新聞社が実施した衆院選世論調査(6〜8日)では、最も重視する政策や争点を「年金改革」と回答した人が29・2%で最も多く、「景気対策」も29・0%に上った。「高速道路料金制度」は2・0%にとどまった。八ツ場ダム建設事業については「推進すべき」が40・5%、「中止すべき」が27・6%で、「分からない」も31・9%あった。小選挙区の投票先を決める際に重視するのは「所属する党のマニフェスト(政権公約)」が40・2%で従来高かった「人柄」を大きく上回り、「マニフェスト選挙」の色彩が強まっていることを裏付けた。
重視する政策や争点は、衆院選の機運が高まった昨年10月の調査で最も多かった「景気対策」が9・4ポイント減少したのに対し、「年金改革」は5・8ポイント増加した。不況が最悪期を脱したとされることや、年金記録の不備問題を背景に制度改革への関心が高まっていることなどが理由とみられる。
自民、民主が年金改革や高速道路料金制度の変更と並んでマニフェストの目玉に掲げる「子育て支援策」は16・8%。30代の43%が最重視する一方、50代以上は一けたにとどまり、世代間の差が鮮明となっている。
自民、民主が論戦を繰り広げている「財源確保策」は5・8%、「消費税率の引き上げ時期」は5・0%、「安全保障」は2・7%だった。
支持政党(普段支持する政党)別では、自民、民主、共産、社民の各支持層とも「年金改革」「景気対策」「子育て支援策」の順。公明支持層は「景気対策」「子育て支援策」と続き、「年金改革」は4番目だった。無党派層は「景気対策」が32・1%を占め、「子育て支援策」の23・0%、「年金改革」の19・5%、「財源確保策」の7・7%―などと続いた。
八ツ場ダム事業は、自民支持層の過半数が「推進すべき」と回答。一方、民主、共産、社民の支持層は「中止すべき」が「推進」を上回った。無党派層は推進派と中止派が拮抗(きっこう)。ただ、4割近くが態度を明らかにしなかった。
同ダムのある5区では推進派が半数を超え、2割弱の中止派を大きく上回った。
小選挙区での投票基準を分析した結果、自民、公明支持層は「マニフェスト」と「所属政党」「人柄」が30%前後で並んだ。これに対し、民主、共産支持層は「マニフェスト」が50%近くを占めた。社民は「人柄」が40・0%で最も多かった。
3364
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 17:47:46
>今回の衆院選では支持政党は表明しないことも明らかにした
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090811ddlk45010515000c.html
選挙:衆院選 3党マニフェスト、全国知事会と同じ採点−−東国原知事 /宮崎
東国原英夫知事は10日、全国知事会(会長・麻生渡福岡県知事)が採点した自民、民主、公明3党の衆院選マニフェスト(政権公約)の採点について「私が出した採点、率と同じ」と評価した。県庁で報道陣のインタビューに答えた。知事会は公明66・2点、自民60・6点、民主58・3点とする結果を8日公表している。自身の評価ポイントに財源の確保を挙げ、民主案については「財源確保があいまいだった」と述べた。
知事は、民主案について「地方税財源の確保を示していただければ、もうちょっと点数は高かった。(民主案の)一括交付金も基準が分からない。複雑な事務手続きを必要とするし、交付金自体が地方分権と逆行するのでは」との見方を示した。一方、自民案については「地方消費税など踏み込んだ議論をしている」と述べた。
また、今回の衆院選では支持政党は表明しないことも明らかにした。【小原擁】
3365
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 18:46:12
47NEWS > 共同ニュース > 速報
http://www.47news.jp/news/flashnews/
首長連合は民主党支持
首長連合は民主党支持。大阪府の橋下徹知事が衆院選マニフェスト評価の「宣言文」を発表。
2009/08/11 18:29 【共同通信】
3366
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 18:49:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090811-OYT1T00878.htm
「首長連合」は民主支持…橋下府知事ら発表
大阪府の橋下徹知事や横浜市の中田宏市長らでつくる「首長連合」は11日、地方分権政策を巡る自民、民主両党のマニフェスト(政権公約)を独自の基準で評価した結果、衆院選に向けて民主党を支持すると発表した。
橋下知事と中田市長が大阪府庁で記者会見して表明。両党のマニフェストを▽地方分権改革の徹底▽霞が関の解体▽ガバナンス(統治)▽道州制の実現――の4項目について検証したという。
(2009年8月11日18時41分 読売新聞)
3367
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 18:50:54
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081101000857.html
少子化対策で不妊治療に支援策 民主党、公約確定版を発表
民主党は11日、少子化対策として不妊治療への公的医療保険適用の検討など支援策の拡充を新たに打ち出した衆院選マニフェスト(政権公約)確定版を発表した。「日本経済の成長戦略」の項目も追加し、子ども手当などで家計の可処分所得を増やすとともに、環境分野などの新産業育成で安定した経済成長を目指す姿勢を強調した。
農業団体や与党から、国内農業に打撃を与えると批判された「日米自由貿易協定(FTA)」の部分については「締結」の文言を削除し「交渉を促進」に表現を弱める修正をした。
全国知事会などが強く求めている「国と地方の協議機関」は「法律に基づいて設置します」と「法制化」する方針を明記した。
3368
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 18:59:01
http://www.asahi.com/politics/update/0811/OSK200908110099.html
橋下知事ら首長連合、民主支持を表明2009年8月11日18時49分
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大阪府の橋下徹知事と横浜市の中田宏市長は11日、大阪府庁で記者会見し、「首長連合」として総選挙で民主党を支持することを表明した。自民、民主両党のマニフェスト(政権公約)を比較した結果、民主には「(地方分権に必要な)政治的リーダーシップが発揮される政権運営の仕組みが盛り込まれている」(橋下知事)と評価した。
全国知事会は8日に自民、民主、公明3党のマニフェストで、地方分権にかかわる政策の採点結果を公表。自民が60.6点、民主は58.3点、公明は66.2点で、民主の評価が低かった。橋下知事は、首長連合が知事会とは異なる政党支持を表明する可能性を示していた。
3369
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 19:09:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081100912
政令市長は民、公、自の順=大都市への配慮を評価−マニフェスト採点
政令市で構成する指定都市市長会は11日、自民、民主、公明3党の衆院選マニフェスト(政権公約)を地方分権改革の視点で採点した結果を公表した。自民49.5点、民主54.5点、公明50.2点で民主がトップ。民主は新たな大都市制度の検討などを公約に盛り込んでおり、大規模都市への配慮を評価する項目で高い得点を得た。全国市長会も同日、記述式で検証結果をまとめ、全国町村会は自民、民主各党にそれぞれ意見書を提出した。
指定市長会の採点基準は主に10項目で、110点満点。北九州市は参加しなかった。
民主は8日に発表された全国知事会の採点では3党中最下位だったが、権限や税財源を充実させた新たな「大都市制度」の在り方の検討などを掲げており、指定市長会の独自項目で加点された。このほかの項目では、自民が地方交付税の増額、民主が出先機関の改革、公明は税源の移譲などで高評価だった。ただ、トータルでの差はそれほど開かなかった。
市長会は記述形式で3党のマニフェストを検証。後期高齢者医療制度をめぐり、「見直し」の自公、「廃止」の民主のいずれにも「大きな混乱が生じる」などと批判した。民主の自動車関連諸税の暫定税率廃止も「安易にすべきではない」とクギを刺した。
町村会が提出した意見書は、自民に対しては道州制への断固反対などを強調。民主には、2009年度補正予算の凍結による混乱の回避などを求めている。(2009/08/11-18:53)
3370
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 19:14:54
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009081101000899.html
橋下氏ら首長連合は民主「支持」 地方分権公約を評価
2009年8月11日 19時06分
大阪府の橋下徹知事は11日、横浜市の中田宏市長と府庁で記者会見し、「首長連合」として自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)を評価した結果、道州制を含む地方分権や政権運営システムなど3項目で、民主党が優れているとする「宣言文」を発表した。
もう1項目は霞が関の改革。宣言文で首長連合は「民主党の主張には、国と地方が協力し大改革を進めたいとの意欲を感じた」と指摘。「民主党の提唱する新たな統治の仕組み、ガバナンス改革の可能性を重視する」として、自民党より高く評価した。
首長連合は、橋下知事ら2人と、東京都杉並区の山田宏区長、松山市の中村時広市長ら計5人が参加している。
橋下知事らは、宣言文発表後については「(政党に対し)どういう応援をしていくかは個々の判断」としている。
首長連合は、地方分権政策については全国知事会の採点と連動させるとしていたが、自民、民主、公明3党の公約を採点し、民主党に最も低い点数をつけた知事会とは、異なる結果となった。
(共同)
3371
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 19:37:09
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=am1g3vQFuWrs&refer=jp_japan
鳩山民主代表:法人税率引き上げ考えていない−外国プレス会見
8月11日(ブルームバーグ):民主党の鳩山由紀夫代表は11日午後、都内の党本部で行った外国プレス向けの会見で、現在の経済状況の下では法人税率の引き上げを考えていないことを明らかにした。
鳩山氏は大企業向けの法人税について「これからすぐ景気が回復すると、私どもはそう簡単に判断している状況ではない。そのような中で、大企業の皆さん方に今、法人税を引き上げるという発想は持っていない」と述べた。
民主党は衆院選のマニフェスト(政権公約)で「中小企業の法人税率を18%から11%に引き下げ」と明記しているが、大企業については明確な方針を示していなかった。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 広川高史 Takashi Hirokawa thirokawa@bloomberg.net
更新日時 : 2009/08/11 19:04 JST
3372
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 21:01:07
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090812k0000m010061000c.html
衆院選:道州制に町村会が反対…自民離反強まる
衆院選マニフェスト(政権公約)で自民が打ち出した「17年までに道州制導入」に、全国町村会が反旗を翻した。11日に東京・永田町で臨時総会を開き、「道州制には断固反対する」との意見書を可決、自民党本部に提出した。自民の長期政権を支えてきた町村部では「平成の大合併」を境に、自民から離反する動きが強まっているが、「道州制」も争点の一つになりそうだ。
「我々を冷たく扱うなら、こちらも冷たくなる。今まで仲良くやってきたことを忘れないでほしい」。全国町村会の山本文男会長(福岡県添田町長)は、町村長約150人とともに自民党本部を訪れ、谷川秀善参院幹事長に「道州制」への不満をぶつけた。
谷川氏は「(道州制は)10年先の話。市町村財政の基礎固めをした上でやろうということ」と批判の矛先をかわすのに懸命だった。町村会が自民のマニフェストに注文をつけるのは初めてのことだった。
町村会によると、「平成の大合併」で全国2562町村が992に減った。地方交付税削減などで財政が厳しくなり、「半強制的に合併させられた」との恨み節も残る。多くが自民の集票マシンとして貢献してきた町村議も4万559人から1万3324人に減った。
合併後は中心部から離れた旧町村ほど衰退する傾向にある。新潟県のある旧町長は「行政サービスが低下し、住民に戸惑いがある」と話す。政府・与党の合併の進め方に疑問を抱き、今回から自民支援をやめた。
多くの首長は、道州制が導入されれば、基礎自治体(現在の市町村)の行政効率を高めるため、「市町村の強制合併が進む」とみている。東北地方の町長は「自民との亀裂はいずれ決定的になるかもしれない」と指摘する。
一方の民主党。マニフェストでは都道府県と市町村を前提とした分権改革を掲げたため、道州制で中央集権からの脱却を主張する首都圏などの知事から批判の声が上がった。
都市部の有権者を意識する自民。「農家への所得補償」など町村部を重視する姿勢を打ち出す民主。町村部は自民、都市部は民主というかつての構図はさらに崩れつつある。【沢田石洋史、五十嵐和大】
3374
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 21:03:55
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090811-OYT1T00878.htm?from=navlp
「首長連合」は民主支持…橋下府知事ら発表
民主党支持を発表した中田・横浜市長と橋下府知事=長沖真未撮影 大阪府の橋下徹知事と横浜市の中田宏市長は11日、大阪府庁で記者会見し、地方分権政策を巡る自民、民主両党の政権公約(マニフェスト)を検証した結果、衆院選では「首長連合」として民主党を支持すると表明した。
民主党が政権獲得後に新設する「国家戦略局」や「行政刷新会議」など首相直属機関のメンバーに地方代表を起用する方針を示したことを評価した。橋下知事は「国の形が変わる可能性として民主党に軍配が上がった」と述べた。
首長連合は、ほかに中村時広・松山市長、山田宏・東京都杉並区長、露木順一・神奈川県開成町長の計5人からなり、両党のマニフェストを〈1〉地方分権改革の徹底〈2〉霞が関の解体〈3〉ガバナンス(統治)〈4〉道州制の実現――の4項目で検証した。
発表した声明文では、民主党について、「政権交代というエネルギーを活用して国のあり方を変えることに踏み込もうとしている」と説明。自民党については「今までの政治システムを前提に改革を着実に進めることが可能」としたが、中田市長は会見で「一番大きなマイナス要因は、今まで(改革を)やれる立場だったのにやってこなかったことだ」と述べた。
選挙応援などの対応は首長連合の各メンバーが独自に判断する。知事選で自民、公明両党の支援を受けた橋下知事は「自公の応援のマイクは握らない。民主のマイクを握ることまではできない」と配慮を見せた。
(2009年8月11日18時41分 読売新聞)
3375
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 21:09:16
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090812k0000m010076000c.html
首長グループ:橋下知事ら民主支持を表明
首長グループとしての政党支持について会見する橋下徹・大阪府知事(右)と中田宏・横浜市長=大阪府庁で2009年8月11日午後6時49分、大西岳彦撮影 大阪府の橋下徹知事らによる「首長グループ」は11日、地方分権改革などについて自民、民主両党のマニフェスト(政権公約)を比較した結果、「民主党を自民党より高く評価する」と発表した。「政治的リーダーシップが発揮される仕組み作りに重きを置いた」(橋下知事)と判断した。ただ、橋下知事は衆院選での具体的な選挙支援は見送るという。
橋下知事と、横浜市の中田宏市長が大阪府庁で記者会見し「国民の皆さまへ−地方から国の形を変える」との文書を発表した。この中で、民主に対しては、国と地方のあり方を見直す「行政刷新会議」が「霞が関解体の基点となる。不退転の決意だ」と高く評価。自民は「これまでの政治システムを前提としている」と抜本改革への姿勢が乏しいとの見解を示した。
知事選で自民、公明両党の支援を受けた橋下知事は選挙支援について「自公を応援しないことが精いっぱいの判断。(民主支援も)そこまでできない」と述べた。【竹島一登】
3376
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 21:26:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081101025
「完全な裏切りと思う」=橋下大阪知事は苦渋の表情
「完全な裏切りだと思う」−。2008年1月の大阪府知事選で、自民、公明両党の支援を受けて当選した橋下徹知事。首長連合による地方分権に限った「政策支持」とはいえ、民主党を応援する姿勢を明確に示したことで苦渋の表情を浮かべた。
大阪府庁で会見した知事は「政党に対する思いより、府民がどう感じるかに重きを置いてしまう」と述べ、中央省庁主導の現在の国の形を見直し、地方分権を進め、自治体中心の姿に改める必要がある、との思いを強調した。
ただ、今後の府政運営に話が及ぶと、「議会でいろんなことを言われるでしょう」と多難な先行きを懸念。衆院選での応援活動に関しては、「(民主党の)マイクは握らない。さすがにそこまではできないというのが本音」と話した。
9月下旬開会予定の定例府議会は、経済対策に加え、知事が強い意欲を見せる府庁舎移転案など課題山積。しかし、ある自民党府議は「知事も覚悟があってやっていることでしょうから」と突き放した。
もっとも、全国知事会議での知事会として支持政党を明確化するよう求める発言や、各党幹部への直談判などで、各党がマニフェストに地方分権を取り込み、知事自身が「どの党が政権を取っても地方分権が前に進む」と8日に評価するほどの成果を得たのも事実。所期の目標は達成したとも言えそうだ。(2009/08/11-21:05)
3378
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 21:56:42
三重四区情報
地元超ローカル紙のニュースです。ネットでの配信はありません。
その中でも気になる四区情報お届けします。
有権者の0.1%の245人へのアンケートです。
支持政党
なし 95人
民主 71人
自民 64人
公明 9人
共産 4人
社民 1人
他 1人
だそうです。この結果を見ると鍔迫り合いでしょうか。あと田村は大票田約13万の旧市内でこれまでの票田を守る、森本は市内へのタネ撒きは終わったとして、新たに市に合併され、前回票が少なかった久居、一志、美杉などに注力中とのこと、事務所も久居(だったと思う)にに開き、戦線拡大、といったところでしょうか。
3379
:
nanashi
:2009/08/11(火) 22:14:47
−−民主 マニフェストの問題 −−−
最も時間を割くのは民主党攻撃。「子ども手当に5兆円、高速道路無料化に2兆円。お金はどこから出てくる?」
と財源問題をやり玉に挙げる。
鳩山氏は財源批判に対しては「無駄遣いをしている与党に言われたくない」と反論する。だが「無駄遣いをなくせば、
しっかりとした財源は必ず見いだせる」などと強調するばかりで、財源確保に向けた説明が具体性に欠ける感は否めない。
ーー 予算の必要性と効果 −−−
「子ども手当に5兆円、高速道路無料化に2兆円」の必要性と効果
「子ども手当に5兆円」については 現在の GDPに占める 家族・子供への投資の割合は0.7%(2.8兆円)老人へは8%
32兆円。少子化も当然である。世界比較しても 仏 GDPの3%、 英国 2.9%、 ドイツ 1.9%。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/5120.html
今回 子ども手当に5兆円を追加して 7.8兆円となり GDP比 1.9% となりドイツに追いつく。
これにより 少子化から増子化に転じ かつ 日本人能力への投資を通じ日本の技術立国としての基盤を固める。
この投資は 子孫に宝を残すことになる。
又 この消費は 公共事業より裾野が大きく、GDP引き上げや雇用増加に貢献する。
「高速道路無料化に2兆円」については 現在 カナダのケベック州から材木を埼玉まで運ぶ場合、ケベックから鹿島港までの
運賃より 鹿島港と埼玉間の運賃のほうが高い。という例でも分かるとおり、運送コストがめちゃくちゃ高いことが
日本の企業のボトルネック。もう ひとつの問題は 高速道路資産の活用度が低すぎることにある。再生産にまったく貢献して
いない。この問題を解決するため高速道路を無償とし国際競争力をつける。
又、直接貢献は 高速道路が通過するすべての市町村に出入り口を自由に増設できる権利を与える。これにより
高速道路沿線のどこにでもショッピング・センター・オフィスなどの建設が可能となる。その土地分譲を市町村が
行い 赤字を埋める。又、近隣の土地の価格上昇をもたらし 税収増をたらす。
もし自民がこれに気づいていれば、悪徳利権の温床になり、政権交代は夢と消えたと思われる。
気づくかなくてよかった。
追加すべき景気上昇施策とすれば、エコカー補助金をさらに拡大し6000万台といわれるすべての自動車を
10年かけてエコカーにしてしまう。これにより景気の継続は保障され 輸出競争力は維持向上できる。
あわせて CO2削減に貢献する。
ーー財源確保の具体的説明ーーー
財源確保の方法は 予算編成時 先に15兆円を決め 従来予算はすべて 50%削減とする。
どうしても 50%削減が無理なところを 25兆(80兆ー15兆−40兆)を使って補完する。
または赤字国債の増発する。 多少円安に導いたほうが輸出に貢献する。
3380
:
nanashi
:2009/08/11(火) 22:21:27
ーー財源確保の具体的説明ーーー
財源確保の方法は 予算編成時 先に15兆円を決め 従来予算はすべて 50%削減とする。
どうしても 50%削減が無理なところを 25兆(80兆ー15兆−40兆)を使って補完する。
または赤字国債の増発する。 多少円安に導いたほうが輸出に貢献する。
3381
:
ぐらもん
:2009/08/11(火) 22:26:39
>3331
清水は96、03と自民公認で東京20区から出て落選。00年は公明の現職一本化に反発して出馬して共倒れするなど
選挙に弱い人物。05年の時も比例最下位当選でした。WIKIによると義父が小沢潔衆議院議員だったのでずっと宏
池会の支援を受けていた上、資産家なので続けて出馬できたよう。
以前にも20区以外に21区か19区で出馬を模索していたので有り得ることではあったと思います。
この人に関しては多分、自民も持て余していたのではないかと。金はあるが選挙に弱くうるさいという。
3382
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 22:58:53
そろそろテレビ放送です
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090811/elc0908112233019-n1.htm
【09衆院選】麻生VS鳩山、財源、消費税で応酬
2009.8.11 22:32
麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表が11日夜、日本テレビ番組の収録で、政策の裏付けとなる財源や消費税率引き上げなどめぐり激しく応酬した。
首相は、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で示した「子ども手当」などの政策の財源について、「無駄遣いをなくすというが、具体的にどこからいくら削るのか見えず、極めて漠然としている」と批判した。一方で「3年たてば消費税を引き上げるような経済成長を果たさなければならない」と、経済成長に取り組む考えを訴えた。
鳩山氏は「努力すれば1割ぐらいの無駄は減らせる。政府に入ってみないとわからないが、十分手当できる」と反論。「政治が信頼を回復しない限り増税は無理だ」と消費税率引き上げを改めて否定した。
衆院選を前にした党首討論は初めて。番組には公明党の太田昭宏代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の綿貫民輔代表も出演した。
3383
:
名無しさん
:2009/08/11(火) 23:02:40
>>3378
旧久居市、旧一志郡については前回森本と公認を争った松田直久県議(一志郡選出/当時)が民主系の支援を受けて津市長に当選したのでその効果も見込めると思います。
3384
:
とはずがたり
:2009/08/12(水) 00:30:18
>>3381
解説あざーす。
浅尾や江田は微妙ですけどこいつなら自民票を割ってくれそうですね。
>>3382
> 鳩山氏は「努力すれば1割ぐらいの無駄は減らせる。政府に入ってみないとわからないが、十分手当できる」と反論。「政治が信頼を回復しない限り増税は無理だ」と消費税率引き上げを改めて否定した。
官僚どもはこれまで利権自民党政治屋の顔色窺って自民党支援組織にばらまきしてきましたが,これからは其れをする必要が無くなるのでメリハリの利いた体制を構築できるんだと何故云えないんでしょうかねぇ〜。
>>3383
となると森本は現津市長と現松阪市長を敵に回して公認争いしたって事っすかねぇ・・。
3385
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 08:37:47
>一方で、小暮市議が笹川氏の有力支援者の1人のため、笹川氏の得票にも影響する可能性がある。
泡沫と思いきや、意外と善戦するかも。ウェブサイトを覗いた印象では、土井社会党時代のマドンナ候補と言った感じか。
2区で新人・矢島氏出馬へ
きょう表明 社民系県議らが擁立
衆院選の群馬2区に、伊勢崎市の会社員矢島笑鯉子(えりこ)氏(33)が11日、無所属で出馬する意向を固めたことがわかった。12日に記者会見して正式表明する。
矢島氏は取材に対し、「2人の子どもを育てており、子どもを持つ母親世代の思いを国政に伝えたいと思った」と話し、選挙戦では「護憲」を掲げ、保育園の待機児童問題の解消など、教育や子育ての政策を重点的に訴えたいという。
矢島氏は、旧佐波郡東村出身。東京女子大卒業後、システムエンジニアを経て市内の不動産会社に勤務している。父親は、同市議の小暮利明氏。
2区では、自民党前職の笹川尭氏(73)、民主党前職の石関貴史氏(37)、幸福実現党新人の蜂須豊氏(44)が出馬を予定しており、4人による争いになりそうだ。
矢島氏の擁立は社民系の県議や市議らが中心になっており、党内で労組系との溝が深いとされる石関氏の得票に影響するとの見方がある。一方で、小暮市議が笹川氏の有力支援者の1人のため、笹川氏の得票にも影響する可能性がある。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090811-OYT8T01263.htm
群馬県伊勢崎市 矢島笑鯉子(やじまえりこ)
http://pldaichi.jp/eriko/
3386
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 10:58:15
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090812t71020.htm
「自民へのリベンジ」郵政研、政権交代後押し
衆院選(18日公示、30日投票)で、郵便局長らでつくる政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)が野党支援の動きを加速させている。政権交代による民営化の見直しが狙い。青森4区では民営化に反対して自民党を離党し、今回は民主党から出馬する津島恭一氏(55)のため組織をフル回転。秋田2区は郵政研が社民党元議員への支持を表明したのに対し、自民党陣営は郵政関係者への働き掛けを強めており、水面下で郵政票の争奪戦が繰り広げられている。
<1日400人を動員>
「自民党にリベンジする機会がやってきた」。郵政研副会長を務める中川茂氏=五所川原市=は2日、弘前市であった津島氏の事務所開きであいさつに立ち、強い口調で語った。胸中には、今も郵政民営化が争点となった前回選挙への怒りが渦巻く。「完全民営化したら地方の不採算店舗はいずれ廃止される」。前回は4区に国民新党公認で出馬した津島氏を支援したが、自民党候補に大差で敗れた。
津島氏は2007年の参院選も国民新党の比例代表候補として出馬したが、落選。「思ったより郵政票が伸びなかった」と関係者は落胆した。それだけに政権交代が視野に入った今回、民主党に移った津島氏に郵政研が寄せる思いは強い。
陣営は7月、4区の約13万6000の全世帯に支持を呼び掛けるチラシを3度配ったという。中川氏は「1日400人動員した。うちの組織はすごい」と胸を張る。津島氏も「4年間、郵政研と二人三脚で戦ってきた。政権交代のため全力を尽くす」と郵政パワーに期待する。
対する自民党前議員の木村太郎氏(44)の陣営は「民営化への有権者の関心は薄い」としながらも、「ポスター掲示などで郵政関係者は組織力を示してくる」と警戒を強めている。
<票割れる可能性>
秋田2区で郵政研は、民主党が推薦する社民党元議員の山本喜代宏氏(53)の支援を表明した。
前回衆院選では、郵政研の前身である旧特定郵便局長会やそのOB組織「大樹」が、民営化に反対し自民党を除名となった無所属の元農相野呂田芳成氏(79)を全面支援し、圧勝に導いた。野呂田氏が引退した今回、郵政研は「民営化見直しのため政権交代が必要」(県北部地区会)として、山本氏支援を決めた。
ただ野呂田氏が後継候補に元参院議員で自民党新人の金田勝年氏(59)を指名したため、事情は複雑。ある特定郵便局OBは「野呂田さんとは20年以上の付き合いがあり、民営化に強く反対してくれた。今も感謝している」と強調。金田氏に一部の郵政票が流れる可能性を示唆する。
金田氏も、野呂田氏の「遺産」である郵政関係者とのパイプを生かそうと、郵政研幹部へのあいさつ回りを欠かさない。金田氏陣営の幹部は「さらに郵政関係者を回りたい。郵政票の全部は無理でも、半分くらいは獲得したい」と意気込む。
山本陣営は「政権交代を望む郵政関係者の強い支援があるはずだ」と見込んでおり、綱引きは激しさを増している。
◎小選挙区立候補予定者
【秋田2区】
金田 勝年59元外務副大臣自新
山本喜代宏53農業 社元(1)
佐々木重人39会社役員 み新
藤原 純一58幸福実現党員諸新
川口 博62前小坂町長 無新
【青森4区】
木村 太郎44元防衛副長官自前(4)
津島 恭一55党県副代表 民元(2)
石田 昭弘50幸福実現党員諸新
2009年08月12日水曜日
3387
:
神奈川一区民
:2009/08/12(水) 11:07:06
>>3354
昨日の続きです。
神奈川 7区 首藤
神奈川 8区 江田
神奈川 9区 山内
神奈川10区 田中
神奈川11区 小泉
神奈川12区 桜井
昨日同様、最初に書いて
ある候補者を並べてみま
した。
9区はなぜか山内氏が最
初でした。
産経新聞の考えているこ
とがよくわかりません。
3388
:
山口新聞男
:2009/08/12(水) 11:40:07
なんだこれ、神奈川民主ボロ負けじゃないか
いくらなんでもそりゃないだろ
3389
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 11:42:03
社民は栃木3区に立てる目論見はあったみたいですね。
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090812ddlk09010064000c.html
’09衆院選:小選挙区での候補擁立断念−−社民県連 /栃木
次期衆院選で、社民党県連(松本昭一代表)は11日、小選挙区での候補者擁立を断念した。96年に現在の社民党が誕生後、県連が候補者を擁立できなかったのは、同年の衆院選以来、2回目。
県連は05年衆院選では、3区のみ女性候補を擁立し、今回も同じ女性に声を掛けたが、海外滞在中で擁立を断念した。また、5区で出馬に意欲を示す男性がいたため、検討していたが、最終的に「時間がない」として擁立を見送った。【戸上文恵】
3390
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 11:57:46
http://www.shinmai.co.jp/news/20090812/KT090811ATI090021000022.htm
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT090811ATI0900210000221.jpg
比例代表投票先 民主47%、自民20% 衆院選県内世論調査
8月12日(水)
信濃毎日新聞社は11日、衆院選(18日公示、30日投開票)について、県内有権者を対象にした世論調査結果をまとめた。現時点での比例代表の投票先は民主党が47・0%と、自民党の20・3%に差をつけている。重視する政策の分野(二つ以内)は厳しい経済状況を反映し、47・6%が「景気・雇用」と回答。「高齢者福祉」の42・7%を上回った。
調査は8〜10日、県内5小選挙区で計1500人を対象に実施した。
比例の投票先は、民主、自民に続き、共産党5・3%、公明党4・6%、社民党2・5%、国民新党1・9%などの順。普段の支持政党は自民が25・8%と民主の23・9%を上回っており、今回衆院選比例では、自民支持層の一部が「離反」している傾向がうかがえる。
衆院選の関心度(「非常にある」「多少ある」の合計)は88・4%。「郵政解散」に伴う2005年衆院選の公示前と比べると4・9ポイント低いものの、03年衆院選の同時期よりも12・8ポイント高く、関心は高い水準と言えそうだ。
重視する政策は上位二つのほか「年金」(23・2%)、「教育・子育て」(19・6%)などが挙がった。
小選挙区で投票する候補は57・9%が「決めている」「だいたい決めている」と回答。一方「まだ決めていない」も41・3%に上る。候補者個人と所属政党のどちらを重視するかについては「政党」が61・3%と、「候補者」(32・1%)を大きく上回った。
自民、民主以外の政党支持率は共産4・0%、公明3・1%、社民1・7%、国民新党0・7%、新党日本0・3%−などの順。「支持政党なし」は38・2%。麻生内閣の支持率は17・5%で、「支持しない」は74・8%だった。
3391
:
和子夫人
◆VVOQ3pMvHY
:2009/08/12(水) 13:43:46
東京4区は石原聖康(故新井将敬の秘書)が出馬するみたいですね。
1万位の集票能力を持ってますからね。藤田陣営には朗報でしょうね。
東京1区(全国最多の7人での争い) 野沢哲夫
東京2区 田中博子
泡沫もにぎやかになってきたようで。
3392
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 13:58:45
思ったより前原枝野との一致度が低い。議員が回答していない項目もあるのでその影響もありそうですが。
民主党の主な議員、他党党首クラスとも比較してみました。
衆院選毎日ボートマッチ、12日スタート
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/
自民41
民主76
公明54
共産74
社民71
国民57
みん61
改ク28
日本70
大地69
幸福51
鳩山56
小沢76
枝野66
野田89
菅 69
羽田86
岡田86
前原67
康夫81
綿貫40
辻元79
志位79
麻生33
太田43
宗男69
江田64
西村28
平沼48
大二郎53
大川きょう子49
唯一神48
3393
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/12(水) 16:04:14
>>3391
港区の選挙看板、6枚までしか貼れない仕様だったなあ。
立て直しか。
3394
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 16:17:51
各新聞社衆院選特集ページ
朝日
http://www2.asahi.com/senkyo2009/
読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/
毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/index.html
産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/election.htm
日経
http://www.nikkei.co.jp/senkyo/2009shuin/
東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/
共同
http://www.47news.jp/news/election/shuin2008/
時事
http://www.jiji.com/jc/election?g=2009syuin&l=top
3395
:
とはずがたり
:2009/08/12(水) 16:22:36
>>3386
おお,郵政には反骨を貫いた野呂田の地元・直系指名候補だけど表面上はこの対応なんですね〜。
>秋田2区は郵政研が社民党元議員への支持を表明した
金田に流れる票がより川口に流れるという事はないかな?
>>3391
石原のブログと出馬表明日のエントリです。
此迄は平支持(平沼支持??)でやってきたけど渡辺新党で行くという決意表明か?!
石原聖康の、「 世の中平でなけりゃ!! 」。
http://blogs.yahoo.co.jp/andye1480
新たなる日本の夜明け!
http://blogs.yahoo.co.jp/andye1480/29913643.html
05年の都議補選が最後の選挙ですかね。
05大田区 欠員1-候補者6 有権者数 555,710人 投票者数 298,957人 投票率 53.80%
当 96,003 鈴木章浩 44 自民 新① 洗濯会社役員・区議(2期)…区議時代の海外視察報告書・HPで盗用があったと指摘さる。
▽ 89,519 田中 健 29 民主 新 党総支部役員・区議(1期)・みずほ銀行員
▽ 42,314 渋谷 要 73 共産 新 党地区副委員長・区議(10期)
▽ 27,025 石原聖康 48 無所属 新 特定保険代理業・衆院議員秘書(新井将敬)・96年太陽党公認・05年無所属出馬落選
▽ 12,213 佐藤博己 57 無所属 新 医薬品販売会社長・財団評議委員・人事院職員。父は良平元都議(93年自民公認落選)
▽ 9,617 木村寛紀 29 無所属 新 携帯電話販売会社長。母は目黒区議
>>3392
おっ,毎日も始まりましたか。またやってみないと。
>>3393
なんと。。
3396
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/12(水) 16:35:48
>>3392
ううむ。
>>3392
さんとは100%近くいきそうだなあ。
自民44 民主73 公明55 共産74 社民73 国民56 皆党56 改革21 日本71 大地70 幸福35
横路79 鳩山56 小沢66 玄葉68 恒三84 枝野59 野田78 長妻84 菅_70 岡田77 前原59
辻本79 重野72
亀泥61 綿貫36
康夫83
宗男70
穀田78 志位79
江田59
平沼47
町村39 昭一24 額賀49 石原28 伊吹38 谷垣16 秀直63 高村33 安倍42 邦夫20 麻生28
太田34 北側47
3397
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 17:37:36
政策の一番目が積極的安楽死の実現か……。
公式HP
http://www.honshitsu.org/
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908121701007-n1.htm
【09衆院選】新党本質、比例に2新人
2009.8.12 17:00
臓器提供の推進や低所得者の医療費無料化を訴える政治団体「新党本質」(東京)の佐野秀光代表(38)は12日、札幌市で記者会見し、衆院選比例代表北海道ブロックに佐野氏ら2人が立候補すると発表した。
名簿順位は、1位が佐野氏、2位が熊本県菊池市の主婦、本藤昭子氏(67)。候補を擁立するのは北海道ブロックだけという。佐野氏は「既成政党にない主張をしていきたい」と述べた。
3398
:
山口新聞男
:2009/08/12(水) 18:46:29
ミニ情報
山口4区の戸倉に対して、連合山口は推薦を出すものの
地協は「当選に向け努力する」とほぼ自主投票扱い
リアルタイムやまぐち(日テレ系の夕方ニュース)より
3399
:
とはずがたり
:2009/08/12(水) 19:11:50
>>3398
あざーすヽ(´ー`)/
帰省中で現地情報っすかね??
しかし安倍の圧迫の下できついのでしょうなぁ。。。
なんとか善戦に持ち込んで欲しいのだが。。
3400
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:23:45
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810907310001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【1区】 民主牙城に自民挑む
2009年07月31日
衆院解散から5日後の26日。選挙区内の豪雨の被害地区に、自民の遠藤宣彦の姿があった。避難した住民に、今必要なものは何か、耳を傾けて回った。
「有権者と直接話すことを心がけてきた」と4年間の活動を振り返る遠藤は、この1年で100回を超える意見交換会を開いた。
東京都出身。前回衆院選の公示直前に擁立が決まった「落下傘候補」だったが、郵政民営化をひたすら訴えて善戦。比例九州ブロックで復活当選した。
「郵政」のような風がない今回は地力が問われる。前回の推薦団体は6だが、今回は事務所の壁に約140枚の推薦状がびっしり。公明にも推薦願を出した。自民には逆風とされる中、「新しい人に政治をやって欲しいという声が大きい」と遠藤。
今回の主張の柱は、「財源の裏付けのある安心社会実現」だ。そのために、消費税の使い道を福祉と子育て目的に限定すべきだと訴える。それによって、無駄な支出も抑えられるとしている。
同じ26日の夜、市営団地の集会所。集まった20人の支持者に、7選を目指す民主の松本龍は静かに語りかけた。「政権を1回代えてみましょう。自民より民主が悪かったら、また選挙の時に代えましょう」
政権交代を唱える言葉の中に、自民への激しい批判はない。「民主が政権を取っても与野党が対話をしていかないといけない。足の引っ張り合いや誹謗(ひ・ぼう)中傷をする時代ではない。政策の中身で議論していく政治にしたい」
陣営幹部は「他党や他人を攻撃しないのが松本の政治信条」と語る。その姿勢もあってか、支持層は党派の枠を超えて幅広い。部落解放の父と呼ばれた旧社会党参院議員の松本治一郎が祖父。部落解放同盟や労組の支援を受け、建設業界、経済界にも浸透する。
支援組織を固くまとめて選挙に臨むが、有権者と直接対話できるミニ集会も重ねる。県内の民主候補が次々に敗れた前回も、前々回より7千票増やして議席を守った。
松本が議席を守り続ける「民主の牙城(が・じょう)」で、前回7千票差に迫った遠藤がさらに票を伸ばせるかが焦点だ。
共産の内田裕は28日、支援者宅でミニ集会を開いた。「一部の大企業がもうかる政治ばかり追求してきた自公政治に審判を下す選挙だ」。集まったのは9人。擁立が決まった6月中旬以降、こうしたひざ詰めの集会を50回ほどこなしてきた。
長崎市出身で両親が被爆した。体験談を聞いて育っただけに平和問題には必ず触れる。「埋没」も懸念される共産だが、政策論争で存在感を発揮したいという。
幸福実現の宮崎道秀は消費税の廃止などを訴える。
=敬称略(垣花昌弘)
◇
政権選択を最大の争点とする衆院選の公示が8月18日に迫り、同30日の投開票に向けて各陣営はしのぎを削る。県内11小選挙区の「攻防の構図」を見る。
3401
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:24:20
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908030001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【2区】 「実績」「交代」で火花
2009年08月01日
「政権選択、今度は変えてみませんか、というキャッチフレーズそのものが脅威」
当選12回の自民の山崎拓が危機感を募らす。幹事長や副総裁といった要職を歴任し、党を代表する存在だけに、民主が繰り出す「交代」のメッセージは、自らに直接響く。
経済界や業界団体の支持を取り付け、組織固めを図る一方、支援者宅へのあいさつ回りや地域の行事回りといった「ドブ板」も辞さない。
公明との選挙協力が勝敗の鍵を握るとみる。過去の選挙では必ずしも連携は十分ではなかったが、今回は、山崎を支援する経済界からも「比例は公明へ」との声が上がる。
アピールするのは長年の実績だ。集会などで、地域の課題にとどまらず、「安全・安心」をキーワードに、対北朝鮮外交に必ず触れる所に、外交・安全保障政策通としての自負がにじむ。「戦争を知る世代として、まだやるべきことがある」と力説する。
3258回。07年10月に立候補を表明して以来、民主の稲富修二が重ねたという街頭演説の数だ。週末ごとに「本人です。」と書いたたすきをつけて自転車をこぎ、交差点などでハンドマイクを握り、「変えないかんです」と訴える。前回の11区からの国替えで、低い知名度からの出発だったが、小学校区ごと50の公民館で開いているミニ集会は、3巡目に入ろうとしている。
松下政経塾や米国留学での研究テーマは租税や経済政策。それもあり、「政権交代で予算を組み替え、税金の使い方を変える」と主張する。
連合の推薦を受け、労組の集会であいさつするなど、団体への浸透を図るが、福岡都心部中心の2区では有権者の入れ替わりが激しい。無党派層の支持と「追い風」頼みの面も否めず、ボランティアや勝手連の動きに期待する。社民や国民新との野党共闘も支えに、幅広い層からの票の受け皿を目指す。
共産の小林解子が政治の世界を志した原点は、平和問題だった。広島、長崎の原爆投下の日にちなみ、毎月6、9日に街頭に立って核廃絶を訴えている。
派遣切りなど非正規雇用をめぐる問題や、社会保障の現状にも危機感を抱いてきた。同年代の若者の話に耳を傾け、労働者派遣法などの抜本的改正を説く。7月31日、商店街などを回りながら、「仕事は直接雇用、正社員が当たり前にしたい。国民の不利益になる政策の防波堤になり、利益になる政策の推進力になります」と声を上げた。
幸福実現の佐竹秀夫は街頭で党の政策を訴え、支持拡大を図っている。
=敬称略(田中久稔)
3402
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:25:08
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908030002
政権選択ふくおか 攻防の構図
【3区】 保守票巡り競り合い
2009年08月02日
「時間がたち、だいぶ盛り返してきた」。自民の太田誠一の陣営幹部は、今も巻き返しに必死だ。
衆院解散間近とされた昨秋は、逆風が吹き荒れた。
昨年8月に農林水産相に就任したが、食の安全を巡る「消費者がやかましい」発言や、事故米の不正転用問題で9月に辞任。直後は地元でも厳しい批判が相次いだ。
その後は国会開会中も毎週末、地元に戻り、支持者や支援団体を回った。数十人単位のミニ集会も重ねた。
7月26日、福岡市西区で開かれた集会では、地元住民約70人を前に、「行政改革担当大臣になった10年前から、公務員の削減に取り組んできた」と8期の実績を強調。県議や市議も道路整備などをアピール、「地元になくてはならない存在」と訴えた。
公明との連携も重視する。7月5日の事務所開きでは、太田自ら「小選挙区は太田、比例は公明に」とあいさつ。集会にも公明の市議らが駆けつけた。
民主の藤田一枝は03年に太田に競り勝ち、05年は敗れた。落選後、駅頭での朝の辻立ちや企業へのあいさつまわりなどを地道に続けてきた。出身母体の自治労を足がかりに組織票を固めつつ、保守層の切り崩しを目指す。
「政権交代を実現し、自民党政治にメスを」という訴えは、郡部の農家など従来の自民支持者にも広がってきた。
推薦団体の行政書士連盟が7月19日に開いた集会では、長年、自民に投票してきたという同会名誉会長が「国民を第一に考える人を国会に送らないと」と熱弁をふるう場面もあった。
一方で、民主の政権担当能力を問う厳しい質問にさらされるようにもなった。7月23日夜、二丈町で開かれた集会では、参加者からは「高速道路無料化は本当に必要か」「財源はあるのか」との声が相次いだ。
「民主党は経験がないことへの不安はあると思うが、政策をわかりやすく訴えていきたい」と話す藤田は今後、マニフェスト(政権公約)の浸透を図る。
共産の川原康裕は27歳。共産が県内に擁立予定の候補者の中で最も若い。「若い力で政治の中身を変えたい」。7月27日午前、福岡市早良区西新でマイクを握ると、道行く人から「期待してるよ」と声をかけられた。7月中旬には若者だけの大型宣伝カーで3区を回った。将来への不安を抱える同世代の取り込みを狙う。「若いということで、歓迎してもらうことも多い」と手応えを感じている。
幸福実現の吉冨安彦は、街頭での訴えを中心に支持拡大を図る。
=敬称略(仲村和代)
3403
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:25:52
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908030003
政権選択ふくおか 攻防の構図
【4区】 組織力・地域浸透競う
2009年08月03日
「今度の選挙は厳しい」
7月11日、古賀市の国道3号に面した建物での事務所開き。5選をめざす自民の渡辺具能が、集まった支援者に苦境を説明した。
自民党への逆風、共産党の不出馬、「郵政票」の離反、幸福実現党の登場。非自民の政党支持層が民主支持にまとまり、自民支持層も離れそうな情勢を、マイナス要因として数え上げ、危機感を募らせる。
会場には4区内の公明党の県議、市議、町議らが顔をそろえ、連立政権の相方としての連帯感を強調した。党福岡第4支部連合長の県議、上岡孝生(粕屋郡区)は言う。「渡辺さんの選挙で、公明の市議、町議全員が集まった。かつてないことだ」
1週間後、渡辺は宗像市で開かれた公明の国政報告会に出席し、共闘を訴えた。
元運輸官僚で須恵町出身の渡辺は、小選挙区制度発足で「宗像、粕屋選出の国会議員を」と唱え、農業、漁業、商工業団体と地域に厚い後援会組織を築き上げた。「私が勝った方が、この地域のためになる」と訴えるのは、民主の古賀敬章を「落下傘候補」と意識してのことだ。
古賀は山口県議(自民)を経て93年、中選挙区の旧山口1区で新生党から立候補し初当選。96年に元首相の安倍晋三に敗れ、参院の比例区で落選するなどした後、07年秋に4区への擁立が決まった。
以来2年近くが過ぎたが、課題は知名度。地域の後援会づくりと街頭の「辻立ち」、企業回りなどで、「昨年秋以降、時間があったのはプラスに作用した」と話す。
7月25日夕、志免町で開かれた時局講演会に元民主衆院議員で名古屋市長の河村たかしが訪れた。河村が93年衆院選で日本新党から初当選した「同期の縁」もあった。
翌日夜、古賀は宗像市の宗像大社に近い地域の夏祭りで、バンド演奏に夫婦で聴き入った。「政権交代」に関心を示す支持者らに顔を見せるためだった。連合、労組関係者らの動きが活発化し、地域への食い込みも徐々に進む。一時、4区に擁立を決めていた国民新は比例区に回り、古賀を推薦する。
古賀に地盤を引き継ぎ、陣営に入る楢崎欣弥は、00年と03年に渡辺に敗れて比例区で復活当選したが、05年は落選した。「去年の秋、遠くに見えていた背中が迫ってきた。これから追い抜く」と語る。
幸福実現の鈴木幸治は、古賀市に事務所を構え、消費税廃止などを唱えて回る。
=敬称略(八板俊輔)
3404
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:26:39
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908040001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【5区】 2前職 3度目の激突
2009年08月04日
自治会ごとの夏祭りがピークとなった1日夜、大野城市の祭り会場に、自民の原田義昭(はら・だ・よし・あき)の姿があった。浴衣姿の参加者らと笑顔で握手しながら言葉を交わし、名刺を渡していく。
「夏祭りを回るのは毎年のことだが、(選挙が近い)今年は握手に少し力が入ったかな」。息つく暇もなく、約4時間かけて市内9カ所を駆け足で回った。
7月初めには、5カ所で決起大会を開催した。壇上には農政連や医師会といった主だった推薦団体の幹部と公明の参院議員が並んだ。団体幹部から「当選すれば6期、大臣だ」、公明の参院議員は「選挙区は原田、比例区は公明」と連立与党としてのタッグを強調した。
推薦団体の数は前回と変わらないという。だが、陣営幹部は「逆風の中、組織内に意見の違いがあるのを感じる。一歩も二歩も根固めが必要」と危機感を募らせる。原田本人も「小手先のことをやってもダメ、基本に立ち返るだけ」。ミニ集会の数はすでに前回を超えたという。
民主の楠田大蔵(くす・だ・だい・ぞう)は、原田との3度目の対決に力が入る。「政権交代のためには小選挙区で勝つのが至上命題。これまで0勝2敗だけに、今回は進退をかけた正念場だ」
追い風を票に結びつけようと、平日の朝夕は必ず街頭に立つ。選対幹部は「党がマニフェストを発表した直後、パンフレットをもらう列ができた。こんなこと初めて」と手応えを口にする。
3日には、一度は推薦を断られた約150の団体に、改めて推薦願を出し始めた。「もともと昨年12月時点で要請したもの。しかし、政権交代が現実味を帯びている昨今の情勢を踏まえ、もう一度お願いすることにした」(選対幹部)というのだ。
前回の選挙時にはゼロだった5区内の党の地方議員も県議2人、町議1人が誕生するなど、支持層は着実に地方に広がっている。07年の参院選では、民主候補の5区内の得票数が自民候補を初めて上回った。「自公政権の終焉(しゅう・えん)」を掲げる共産が今回、候補者擁立を見送ったのも好材料だ。
幸福実現の鵤卓徳(いかるが・たく・のり)は、3期目の大野城市議。国防への危機感から「北朝鮮のミサイルから国を守る」という党の公約に共鳴し、党からの出馬要請に応えた。市議時代の支援者を核に支持拡大を図る。
=敬称略(尾立史仁)
3405
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:27:14
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908050001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【6区】 知名度に草の根 対抗
2009年08月05日
「私は誇り高き久留米市民として、日本の政治を変え、自民党を根本から変える」
1日夜、久留米市の石橋文化ホール。自民の鳩山邦夫は母方の祖父でブリヂストン創業者の石橋正二郎が市に寄贈したこのホールで、支援者らを前に演説し拍手を浴びた。
前回、東京18区から国替えし、「落下傘」の批判をはねのけて当選。今回は校区ごとの後援会を整備し、ほぼ毎週末地元入りして支持を固めてきた。「かんぽの宿」の売却問題や総務相辞任でメディアでの露出度もアップ。街頭演説では子どもからも「テレビに出てる人だ」と声をかけられ、携帯電話のカメラで一緒に写真撮影を頼まれる。
6区内は農業が盛ん。民主がマニフェストで約束する戸別所得補償に対抗し、集会で必ず「従事者が正当な報酬を得られる農業の実現に取り組む」と訴える。総務相時代にブロードバンドを全国各地に整備する事業などを進めたことを挙げながら、地方重視の姿勢と実績もアピールする。
一方で、陣営は「厳しい戦いになる」と気を抜かない。「当選10回と言っても、6区ではまだ1回。2回目の選挙が正念場だ」と引き締める。
「草の根が選挙の原点です」。7期目を目指す民主の古賀一成は、従来と変わらず街頭演説や企業回りなどを地道に続け、支持拡大を図る。
柳川市に生まれ、父親は市長も務めた。「この筑後で生まれ育った。30年前の筑後川、クリーク、秋になれば豊かに実る元気な農村、全部記憶にあります」と演説で強調する。母親の実家が久留米市で親類が多いことや、伝統校の明善高に通ったことなどで「地元の一成」を広く売り込む。街頭の遊説では、「イッセイさん」と気軽に声をかけられることも。
旧建設省で官僚として道路行政に携わった。事務所内に張られた推薦状には建設業者からのものもある。「(官僚時代に)全国に先駆け、久留米市の明治通りの電線地中化を進めた。ばらまきではなく知恵でいろいろできる。本当の行政改革をやりたい」と主張する。党が脱官僚路線を掲げる中、官僚経験がある政治家としての強みを自負する。
「有権者の皆さんが1票でおかしい政治をただし、新しい政権を生み出す主権者であることを示すべきだ」と政権交代の必要性を強く訴える。
幸福実現の佐藤浩は、西鉄久留米駅前での辻立ちなどで浸透を図る。
=敬称略(矢島由利子、小浦雅和)
3406
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千葉9区
:2009/08/12(水) 19:27:47
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908060001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【7区】 自民大物に民主迫る
2009年08月06日
豪雨に法被ごとずぶぬれになりながら、大牟田市の夏祭り「大蛇山まつり」で踊りの列に加わり、炭坑節を器用な手つきで踊る。午前中は、市内のホテルで開かれた選対幹部会で決意表明。翌日は、みやま市で元校長らの「勝手連」が主催する集いで講演すると、その足で大牟田市内のホテルでJR関係者らの励ます会に臨む。
自民の古賀誠の7月末の週末の日程の一部だ。10選を目指し、従来になくめまぐるしい動きを見せる。党選対委員長を辞任した後は目に見えて地元滞在日数が増えた。
古賀が踊りに加わっていた頃、民主の野田国義は、近くの商店街で名刺配りに余念がなかった。配った名刺は2時間で約500枚。その2時間ほど前には、筑後市のJR羽犬塚駅前の交差点で、「一緒に勇気を持って立ち上がりましょう」と呼びかけた。通り過ぎる車の20台に1、2台が運転席から手を振り、クラクションを鳴らしながらガッツポーズをした。
組織の引き締めを図る古賀に対し、野田は足で稼ぐ。八女市長を4期途中まで務めた実績から八女市郡、筑後市を固め、大牟田、柳川両市などに攻め込む作戦だ。ノリ養殖業者など古賀の支持基盤の厚い柳川市で先月19日に開いた集会には約1100人が集まった。
自民幹事長なども歴任した大物、古賀を相手に、民主は「政権交代の象徴的な選挙区」と位置づける。党代表の鳩山由紀夫が幹事長時代に3回、選挙区を訪れたのをはじめ、岡田克也、小沢一郎ら幹部も次々とてこ入れに入った。
一方、古賀陣営は「前回より目減りしていた部分は回復した」(蔵内勇夫・北筑後選対本部長)。出足で勢いを見せた野田と、巻き返す古賀との激しい戦いが続く。
野田陣営では先月30日、大牟田地区の「活動家決起集会」が開かれ、連合幹部が約70人の活動家を前に「お盆までが勝負」と檄(げき)を飛ばした。動きが鈍いといわれてきた労組にもようやくエンジンがかかってきた。古賀陣営も今月3日、経済界など推薦団体の幹部約400人を集めて「激励大会」を開き、支持固めに乗り出した。
野田が、八女市郡で古賀の地盤をどれだけ切り崩し、大牟田市で支持を広げることができるか。今回、立候補を見送った共産や、公明の票の行方も結果に影響しそうだ。
幸福実現の林孝宣は、車で選挙区内を回る活動を続けている。
=敬称略(田中良和、岡田玄)
3407
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:28:25
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908070001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【8区】 首相に挑む共闘態勢
2009年08月07日
6日、飯塚市のコスモスコモン前。首相になって初めて地元入りした自民の麻生太郎は、聴衆に語りかけた。「この国をどうしたいのか、落ち着いて考えてほしい。政権選択ではありません、政策を選択してください」
首相として迎える総選挙はこれまでとは勝手が違う。「下手に動けば、解散かと勘ぐられる」と陣営は事務所開きを6月下旬まで延ばした。
応援演説で全国を駆け回る麻生の代わりとして期待されているのが、長男将豊だ。「顔やしぐさが、若い頃の太郎さんにそっくり」と支援者の評判もいい。7月初めから支援者回りなどを続ける。同月下旬に開かれた地元県議の県政報告会にも出席し、「今回の選挙は大変厳しいものになる」「今まで以上のご支援を」と訴えた。
前回は、麻生が約14万5千票を獲得し、民主候補に5万7千票以上の大差をつけた。だが、得票率では、「郵政選挙」で自民に追い風が吹いた中で、民主候補が1ポイント以上増やした。旧炭労に象徴される革新系が勢力を誇った地域。7月の都議選で民主が圧勝した流れもあり、今回は差が縮まると両陣営ともみる。麻生陣営の選対幹部を務める県議の江藤秀之も「総理の選挙区は横綱相撲でなければおかしい」と危機感を募らせる。
「あの人にお世話になっているからとか、そんなことではなく、現状か未来かで選んで下さい」
民主の山本剛正は「政権選択選挙」と位置づけ、麻生支持者の切り崩しを図る。
東京都出身。商社勤務などを経て、1年9カ月前、縁もゆかりもない福岡8区に入った。医療や福祉、教育の問題や格差是正を訴えて自転車で回り、街頭演説は3千回を超えたという。「最近は通行人が手を振ってくれたり、差し入れしてくれたりするようになった」と手応えを感じる。
連合福岡の仲介で社民との協力態勢もできた。前回2万票以上を獲得した共産が今回は擁立しないことから、共産票の受け皿を期待する。
選対本部長で県議の吉村敏男は「地盤、看板、かばんのいずれも首相とは赤子と大人の差」とし、「対麻生ではなく、『自民対民主』という構図をつくりたい」と話す。
幸福実現の大塚祐子は消費税廃止などを唱える。
=敬称略(矢嶋友輝)
3408
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千葉9区
:2009/08/12(水) 19:29:09
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908100001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【9区】 浸透狙い企業・労組へ
2009年08月08日
北九州市八幡東区のホテルで6日開かれた自民・三原朝彦の総決起大会。新日鉄と関連企業の約800人のほか、安川電機など地場の企業関係者約700人が会場を埋めた。
街頭演説を終えて駆けつけた麻生太郎には「頑張って」「総理!」と声援が飛び交い、頭を下げる三原も万雷の拍手に包まれた。「思ったより集まった。自民の政策は時間さえかければわかってもらえる」。選対幹部は興奮気味に話した。
自民への逆風の中、三原陣営は攻めの活動を展開。解散後200回の集会開催を目標に、中小零細企業を含め、地場企業回りに力を入れる。
三原は毎朝5時には起床。企業の朝礼、ミニ集会を回って笑顔で握手を重ねながら、「ものづくりの街北九州から、日本を元気にする」と声をからす。高速道路割引、エコカー減税など、麻生政権のとった自動車産業活性化策で「景気は上向きつつある」と実績を強調する。
前回は郵政選挙の風もあって勝利したものの、三原はその前3回、民主の北橋健治(現北九州市長)に競り負けた。その北橋の後継が元外務官僚の緒方林太郎だ。三原と同じ東筑高校卒で、選挙初挑戦の36歳。三原が東京都議選の結果を受け、「若くて民主、新人なら通る」と分析した条件をすべて備えている。
緒方は「地方選の結果を見ると変化を希求する思いをひしひしと感じる」と手応えを表現する一方、「政権交代、世代交代の風を起こしたいが、風を前提には考えない」と気を引き締める。
「かくも多くの皆様に力をつけていただき万感の思い」。連合北九州地域協議会が呼びかけ、民主、社民、国民新の関係者を含め約3千人が集まった5日の集会で、緒方は感極まったように話した。
緒方は朝の辻立ちから、自転車で街宣をこなし、午後は支援者の集まりに顔を出したり、労組集会を回ったり。6月以降、約30の労組集会に足を運び、労組側の訴えにも耳を傾けてきた。「官僚出身だからこそ、税金の無駄遣いがなくせる。政権交代、世代交代を9区から」が合言葉だ。
共産の青木信恭は、旧戸畑区職員から党専従に転じ、約40年間裏方として選挙戦を支えてきた。立候補は想定外だったが、「若者の反応がこれまでとは違う」と手応えを感じている。民主中心の政権を見据え、「憲法9条改悪や消費増税が論議されたとき、待ったをかけるのが役割だ」と言い切る。
幸福実現の八野知子は北朝鮮のミサイル問題などを憂え、国防問題での不安解消を訴えている。
=敬称略(永井真紗子)
3409
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千葉9区
:2009/08/12(水) 19:29:51
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908100002
政権選択ふくおか 攻防の構図
【10区】 自公に的 「3本の矢」
2009年08月10日
「公明党との信頼感はしっかりしたものになっている。両方が小選挙区、比例区のそれぞれで勝てるよう配慮してほしい」。6日昼すぎ、北九州市のJR小倉駅前。麻生太郎を待つ大勢の前で、自民の西川京子は訴えた。選対幹部が「前回の『風』の代わりに今回は公明」と解説した。
熊本を地盤に比例区で2度当選した後、郵政民営化に反対した自見庄三郎(現国民新党副代表、参院議員)への「刺客」として送り込まれたのが4年前。「5千票も取れるか不安だった」
だがミカン箱での演説が話題を呼び、当時首相の小泉純一郎が訪れた小倉駅前には1万人ほどが集まった。敗れた民主の城井崇は「あれで潮目が変わった」と振り返る。
風向きが正反対の今回、西川陣営の選対幹部は「しっかりした組織選挙をしないと」と引き締める。前回は大半が自見の応援に回った市議に対し、党県連は2月の市議選で公認する際、「総選挙で党公認候補を応援する」という内容の誓約書を提出させた。
仕上げが前回自主投票の公明。比例で1議席増を目指す公明との思惑が合致し、推薦を得た。政治信条から、他の自民候補のように「比例は公明に」と明言しなかった西川も協力を呼びかけ始めた。
麻生が北九州入りした日の夜、城井は小倉南区の陸上自衛隊駐屯地で市民との交流イベントに参加していた。会場には西川や自民党県議らの姿が。城井は「普通、民主党の議員は来ないですよね」と苦笑いした。
西川に敗れてから4年間、五つある後援会を中心に地域でのミニ集会などを精力的にこなした。「自民支持層にも政権与党に不満を持つ人は少なくない」と、従来は疎遠だった組織や団体にも積極的に接触を重ねてきた。
その象徴が、かつて自民の支持基盤だった旧特定郵便局長。元郵政相の自見の力添えで、旧特定郵便局長やOBとの勉強会、局長夫人や地域住民との集まりに何度も顔を出す機会を得た。
「3本の矢」。城井はそう表現する。民主と国民新と社民。陣営は「城井だけではなく、自見にとってのリベンジでもある」と意気込む。
今の流れだと民主党が政権を取るかもしれない――。共産の篠田清は3日夜、小倉南区の市民センターで、20人ほどの支援者に語りかけた。
「現実の流れを黙っているのは不誠実。そうなった時の役割を踏み込んで語った方がいい」。民主の後期高齢者医療制度廃止には賛成、消費税が増税される場合などには反対する姿勢を示し、「共産党は建設的野党だ」と訴える。
幸福実現の川上憲信は駅前での演説や宣伝車で、党の知名度向上を図っている。
=敬称略(岩田正洋)
3410
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千葉9区
:2009/08/12(水) 19:30:31
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政権選択ふくおか 攻防の構図
【11区】 「山本票」の行方注目
2009年08月11日
公示まで2週間余りとなるなか、選挙戦の構図が激変した。7月31日夜、山本幸三を比例九州ブロックに転出させ、武田良太を公認するとの自民党本部の決定が伝わると各陣営に衝撃が走った。この16年間で5度対決してきた両陣営。前回、7万8千票余りを獲得し、比例復活した山本の票がどう動くのか、注目されている。
党本部の決定から一夜明けた今月1日、山本は豊前市などで開いた集会で、土下座して謝罪。比例区転出への理解を求めた。だが、支持者の思いは複雑だ。長年、山本を推してきた行橋市議は「比例区は自民党と書くしかない。でも小選挙区は今さら武田とは書けんよ。ずっと戦ってきた相手なんだから」。
ただ、斎藤周三・行橋市後援会長は「比例区に全力を注ぐが、自民党員である以上、選挙区では割り切って武田を応援せざるをえないだろう」と語るなど、陣営内の対応は様々だ。
一方、武田は7日午後、浜田靖一防衛相や公明の東順治副代表を招き、みやこ町などでフォーラムを開いた。同町の豊津公民館では約500人の支持者を前に、東が「選挙区は武田、比例区は公明をよろしく」と力を込めた。
武田も「公明党と一緒に全力で戦う」とこれまで通り二人三脚で選挙戦を展開する覚悟を改めて示した。郵政民営化法案に反対し、無所属で立った前回、逆風の中での449票差の勝利は、公明との結束抜きには語れない。
社民の山口はるなは8日、応援に来た福島瑞穂党首と豊前、川崎、行橋の各市町で街頭演説。「暮らしを変えるためには政治が変わらないといけない」と政権交代を唱えた。
県内唯一の党公認の立候補予定者。民主、連合福岡の推薦を受け、選挙区をくまなく回る。4月から、国政を語る会を14〜15カ所で開催、各地区の労組員らとひざを交えて支持を訴えている。
連合福岡傘下の労組の中には当初、拒否反応を示す組合もあったが、「政権交代を」との目標は一致しており、連合福岡幹部の仲立ちで労組を回るなどして浸透を進める。
行橋事務所の古賀靖典事務局長は「選挙区の事情が大きく変わったが、山口本人の動きが変わることはない。山本票がどう流れるのか読めないし、まずは自陣営の足元をしっかりと固めたい」と話す。
共産の山下登美子は、立候補表明が遅かったが、すでに選挙区内を一巡し知名度アップに力を入れている。ミニ集会や辻立ちで「自公政権を退場させる審判を」と強調。選挙区、比例区とも2万3千票の獲得を目指し、地道にミニ集会を重ねている。陣営幹部は「行き場を失った山本票の一部でも流れてくれればいいのだが」と語る。
幸福実現の小迫日出典は消費税の撤廃などを訴え、支持拡大に努めている。
=敬称略(安楽秀忠、坂本康浩、奥正光)
3411
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千葉9区
:2009/08/12(水) 19:31:17
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908120001
政権選択ふくおか 攻防の構図
【比例区】 守勢自民に野党強気
2009年08月12日
どの政党が政権の座に就くか。政権選択が問われる今回の衆院選では、小選挙区だけでなく比例区での得票も、今まで以上に注目される。県内での戦いを見る。
「05年衆院選の91万票は死守したい」。自民の新宮松比古県連会長は強気の目標を掲げる。
だが、過去の得票を見ると、03年衆院選70万票、04年参院選57万票、07年参院選55万票と、郵政選挙で自民に追い風が吹いた05年が特別だったことが分かる。
小選挙区での戦いが厳しいほどに、連立与党の公明への期待は高まり、自民の立候補予定者は「比例は公明」との呼びかけを強める。新宮会長も「それをやめろとは言えない」と複雑な胸中を明かす。 その公明は、比例九州ブロックに計5人を擁立。解散前の3議席から4議席への上積みを目指す。過去の国政選挙では県内は40万票前後で、05年衆院選は48万票だが、今回、それを上回る55万票が目標だ。連立与党に逆風とされるだけに、小選挙区で推薦した自民の立候補予定者8人と、「パートナー宣言」と題する文書を初めて交わし、連携を確認。自民に選挙協力の強化を求める。
そんな状況に、「公明にも票が流れる中で、自民は前回の3分の2くらい取れればいいのでは」との見通しを示す自民県連幹部もいる。
民主は、県内での比例の獲得目標について、100万の大台を「最低ライン」(助信良平県連幹事長)に挙げる。小選挙区で届かなかった候補者全員の復活当選を期すのが狙いだ。
郵政の逆風が吹き荒れ、小選挙区での獲得議席を03年の5から1に減らした05年衆院選でも、比例区は78万票で、03年とほとんど変わらなかった。07年参院選は、県選挙区の得票が100万票を超え、比例区も82万票だった。今回の目標について、「有権者の期待の大きさを踏まえると現実的な数字」と助信幹事長。比例単独候補の擁立のほか、小選挙区の候補者や、県内入りする党幹部の活動が支持拡大につながるとみる。
社民は、07年参院選の比例得票数を2倍にした21万票を目標に据える。比例九州ブロック全体で80万票に乗せることで、2人の当選を期すためだ。社民になって以降の過去8回の国政選では、00年衆院選の27万票が最高だが、03、05年の衆院選でも16万票台を維持し続けていることから、豊島正章・県連合幹事長は「十分可能な数字」とみる。小選挙区で民主との全県的な共闘態勢が整い、擁立は福岡11区だけだが、党所属の地方議員が宣伝カーで県内各地を回る。
共産は、比例九州ブロックで65万票、県内で28万票を目標に掲げる。今まで県内全選挙区での擁立を続けてきたが、今回は、11選挙区中6選挙区に絞る。比例と重複で立候補予定の3人は、週に2回は空白区に入り、街頭演説をしている。他の立候補予定者も、比例を重視した訴えを続ける。
国民新は、北九州市を地盤とする参院議員の自見庄三郎党副代表が、地元で支援を訴えるほか、擁立を予定していた候補者を比例に転出させた福岡4区で、民主に協力を求める。
幸福実現は、県内全選挙区に擁立した立候補予定者と比例区立候補予定者が支持拡大を訴える。
=おわり
3412
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:33:36
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000330908070001
「佐藤票8万」当落左右
2009年08月07日
岐阜1区で、自民と民主の両陣営が約8万票の行方に気をもんでいる。05年の前回衆院選で、復活当選した佐藤ゆかり氏(今回は東京5区に国替え)が獲得した票だ=表。逆風で票の積み上げが厳しいとみる自民は「大半が民主に流れるのでは」と危機感を募らせる。(石倉徹也)
◆自民危機感、民主は攻勢
前回、郵政民営化に反対した野田聖子氏は、対立候補となった自民公認の佐藤氏に無所属で競り勝った。野田氏の自民への復党で佐藤氏が去った今回、自民も民主も残された「佐藤票」が当落のかぎを握るとみる。
野田陣営の幹部は「5万票は民主に流れる」と悲観的だ。佐藤票には、自民と公明の基礎票も含まれているが、「反野田」の意思表示でもあるからだ。獲得できるのは1万票程度で、残りの2万票は棄権すると見込む。
すでに、佐藤氏を応援した自民支持者の一部は、今回は民主新顔の柴橋正直氏の支援に回ることを決めている。2日には岐阜市中心部の白山校区の約80人が「しがらみのある自民の体質に疑問を感じた」と、柴橋氏の地区後援会を立ち上げた。関係者によると、こうした動きは今後も続くという。
別の野田陣営幹部は「これまで野田は9万票を確実にとっている。だが、裏を返せば、それ以上は増えようがない」と打ち明ける。もともと味方になるとは思っていない8万票よりも、投票率が気がかりだという。
「野田95000、柴橋90000」。幹部が見せた鉛筆の走り書きにはそう記してあった。想定した投票率は60%(投票数約20万)。前回05年の70・45%(同約23万)まではいかないが、03年の56・90%(同約18万)より高いという見立てだ。
投票率が想定より高いとどうなるのか。有権者を約32万人と考えると、1ポイント上がるたびに投票者数が3200人増える計算だ。「佐藤票のうち2万票は棄権する」と想定した幹部は言う。「投票率が上がる分だけ民主に乗る。危険な2万票だ」
一方の民主。柴橋氏の前回の得票は4万票に届かず惨敗だった。比例では1区内で約7万3千票を得たことを考えると、完全に野田氏と佐藤氏の戦いに埋没したとみられる。
だが、今回は追い風もあり、佐藤票の大半が流れてくると期待する。やはり「反野田」の現れとみる陣営は、佐藤氏を応援した人たちが多かった地区を重点的に攻勢をかけている。柴橋氏は「(8万票のうち)手応えを感じているのは、まだ半分にも達していない」と言うが、「佐藤さんの支持者は、岐阜市の変化を期待した人。現状を変えようとする点で、民主と一致できる」と自信を見せる。
柴橋陣営が想定する投票率は65%。自民の言う「危険な2万票」が獲得できれば、「野田氏と数千票差の接戦に持ち込める」(陣営幹部)とそろばんをはじく。
05年衆院選岐阜1区の得票数
野田聖子 96985票
佐藤ゆかり 81189票
柴橋正直 38349票
小川 理 9970票
(投票率 70.45%)
◆共産・小池議員「政策実現を」
共産党政策委員長の小池晃参院議員が6日、岐阜市の名鉄岐阜駅前で遊説し、「今回の選挙で自公政権が終わりになり、今までできなかった政策を実現していくことができる。わくわくする選挙だ」と訴えた。
岐阜1区から立候補予定の鈴木正典氏と大須賀志津香県議とともに、約300人(主催者発表)を前に、小池氏は「税金の使い方を見直し、医療や教育、社会福祉を立て直そう」と呼びかけた。民主党については「後期高齢者医療制度の廃止、労働者派遣法の見直しなど一致する政策も多い。(民主党に)積極的に提案し、実現することを約束したい」と民主との一部協力についても触れた。ただ、「改憲や非核三原則の見直し、議員削減など民主党の政策も危ない」と批判も忘れなかった。
共産党は、県内5小選挙区のうち1区以外は公認の候補者を擁立しない予定。
3413
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:34:02
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000330908050001
広い4区 願いも地域差
2009年08月05日
◆北部…道路整備 南部…年金・雇用
北は富山、南は愛知。南北約120キロに広がる岐阜4区には山間部もあれば、名古屋に通う会社員が住むベッドタウンもある。取り巻く環境の違いなどで有権者の要求も異なり、立候補予定者はどう政策を訴えれば効果的なのか、と頭を悩ませている。(徳永猛城)
岐阜4区は広い。県内面積の6割に当たる約6千平方キロメートルで、15選挙区ある愛知県よりも広い。
立候補を予定する自民前職の金子一義氏は、高山を中心に北部に支持者が多いが、今回は可児市など南部の集票にも力を入れる。逆風が強く、無党派層の多い同市周辺のてこ入れが必要だという。
05年の郵政選挙では、無党派層が支持したとみられ、自民は、可児市の比例票が03年(合併前の兼山町を合算)に比べて約4千票増えた。今回は、その逆を懸念している。
ただ、金子陣営の幹部は「地域での違いがものすごくある」と困惑する。山間部が多い北部では、道路整備などのいわゆる「ハード面」への期待が高く、名古屋への通勤圏内である南部は、雇用対策や年金など「ソフト面」の要求が高いという。
国土交通相の金子氏は、北部では、東海北陸道の全線開通や4車線化などの「実績」を強調しやすい。だが、南部では受け入れられるのか。陣営によると、解散直後から、大臣公務を終えると可児市で1日に11カ所の集会をこなすなど、「今までにない動き」をしている。道路行政よりも、雇用や景気対策に重点を置いて話すという。高山で事務所開きをした2日は、その日のうちに可児の事務所にも駆けつける気の使いようだ。
大臣を担いでの選挙に、幹部は「北から1人。南から1人。相手に復活を許すのは避けたい」と話した。
一方の民主新顔の今井雅人氏。南部に多い無党派層の支持を期待する。道路整備などの公共事業については「昔のように進めれば、財政が破綻して社会保障が壊れる」と主張している。だが、主張が強いほど、北部の支持は得にくくなるという。このため、「必要な道路は作るのが地方から国政に出る者の役割」と配慮をみせる。
北部での今井氏は、街頭演説で支持を呼びかけるスタイルではなく、小さな集会で「無駄使いをやめることが、年金や医療、少子化対策につながる」と理解を求めているという。
南北の有権者数はそれぞれ約17万人。勝つためにはどちらの票も必要だが、今のところ両陣営とも決めては見つかっていないのが実情だ。
3414
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:46:43
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080502.html
政治変動<広島1区> 自民「かつてない激戦」 '09/8/5
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30日投開票の衆院選の公示(18日)まで2週間と迫った。政権を懸けた4年ぶりの決戦を前に、前哨戦が熱を帯びる広島県内の7小選挙区の情勢と構図をみる。(衆院選取材班)
▽民主、無党派層を狙う
2005年の前回衆院選まで過去4度の小選挙区の戦いは、自民党前職の岸田氏が議席を守り抜き、他候補の比例代表中国ブロック(定数11)での復活当選も許さなかった。この4年で念願の入閣も果たした岸田氏だが、党に吹き付ける逆風に「かつてない激戦」と危機感を隠さない。
系列の自民党県議は「従来の支援者からでさえ『比例は自民に入れない』との声をたくさん聞いた」と話す。そんな状況を6期目を目指す岸田氏自身も肌身で感じている。「できるだけ多くの人に生の訴えを聞いてほしい」と初当選以来続ける街頭演説を増やした。地域の会合や行事もこまめに顔を出す。
追う民主党新人の菅川氏。昨年9月の第1次公認から漏れ、第3次で公認を得たのは今年2月。陣営幹部は「昨秋、選挙になっていたら相当厳しかっただろう」と打ち明ける。今春以降、小沢一郎代表代行や新党日本の田中康夫代表の来援も得ながら、後援会や連合広島傘下の労組の支援態勢を整えた。
政権交代を旗印に掲げる党を前面に出し、自転車で回ったり、商店街を練り歩いたりして無党派層への浸透を狙う。立候補表明が解散後だった前回の得票は岸田氏の55%。菅川氏は「まだ差は大きくは変わらない、と思っている。だが、風を取り込めれば逆転は可能だ」と意気込む。
二大政党に、党の消長を懸ける共産、社民両党が挑む。共産党新人の藤本氏は、労働者派遣法改正や後期高齢者医療制度の撤廃を掲げる。「自公政権の退場」を訴え、民主党との政策の違いも強調する。社民党新人の上村氏は、中国地方の小選挙区で唯一の同党公認候補。広島市中心部での街頭演説にこだわり、被爆地から護憲の訴えを強めている。
幸福実現党新人の山本氏は減税などの政策をPRする。無所属新人の中村氏は大学入試全廃を訴える。6人が立候補を予定するのは中国地方の小選挙区で最も多い。
3415
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:47:15
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080601.html
政治変動 <広島2区> 3度目対決、自民危機感 '09/8/6
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▽民主、地域回りを徹底
「逆風ではない。暴風雨だ」。自民党前職の平口氏は3日夕、広島市佐伯区での集会で支援者約100人を前に、有権者から寄せられる党への厳しい声をこう言った。
集会の出席者からも「麻生降ろし」などでドタバタ劇を繰り返した党への不満が噴き出す。「謙虚に反省し、直すべきは直してご期待に応えたい」。平口氏は深く腰を折った。
危機感を募らせる平口氏は週末だけでなく、平日の昼間にも主婦や中高年の支援者を集めた集会を開く。毎朝のように、JR駅前や国道沿いに立ち、各地の行事に顔を出す。公示後には自転車での遊説も初めて計画するなど、「やれることは何でもする」(陣営幹部)との姿勢である。
平口氏と民主党比例前職松本氏との対決は2003年、05年に続く3度目となる。
03年は、自民党系が国土交通省OBの平口氏を含む3人立候補し、松下政経塾出身の松本氏が次点の平口氏に約2万票差をつけて初当選した。05年の「郵政選挙」では平口氏が、約1万7千票差で雪辱を果たし、初の議席を獲得した。松本氏は比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選した。
松本氏は前回、敗れはしたが、獲得票数を前々回に比べ3万票余り伸ばしていた。そして今回、「街頭での有権者の反応はさらによくなっている」と手応えを口にする。各駅前や大型商業施設近くでの街頭演説を重ねる以外は、地域を隅々まで巡る活動を徹底し、政権交代の必要性を訴え続けている。
「選挙は企業の営業活動に近い。新規の顧客を開拓しないと票は伸びない」と陣営幹部。佐伯区や西区の住宅密集地を中心に、無党派層への浸透拡大を図っている。一方で、国民新党の推薦を得たことで郵便局長たちでつくる政治団体が支援を決定。連合広島傘下の労組も活発に動くなど手堅い支援組織も持つ。
今回、共産党は比例代表重視の戦術から、2区への候補者擁立を見送った。前回は新人が約1万3千票を得た。同党が「自公政権を終わらせる」と掲げる中、両陣営とも「共産票」の多くが、民主党に流れるとの見方を示す。
幸福実現党新人の宮内氏は消費税の廃止などを訴えている。(衆院選取材班)
3416
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:47:43
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080803.html
政治変動<広島3区> 民主「郵政」で北部強化 '09/8/8
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▽自民、比例との結束図る
自民党比例前職の増原氏は3日、広島市安佐南区で開いた選対会議で、党への逆風を組織戦でかわす決意を示し「ひと声運動や推薦はがきが、非常に重要となってくる」と後援会幹部に念を押した。
2003年から自民党は3区で、小選挙区と比例代表中国ブロック(定数11)で候補者を選挙ごとに入れ替える「コスタリカ方式」を、増原氏と自民党前職の河井克行氏(46)の間で導入してきた。
党本部は昨秋、「組織の弱体化を招く」として同方式の廃止を打ち出したが、「今回限り」「2人の協力態勢構築」を条件に継続を認めた。
増原氏にとって6年ぶりの3区での戦い。「ポスターが古いまま」「高齢化で集会が開けない」。当初、支援者には不満や戸惑いもくすぶり、「一から出直すつもりで回った」と秘書は言う。
比例に回る河井氏との協力態勢づくりも課題だ。2人は過去2度3区で対決した経緯があり、しこりも残る。1996年は自民党の河井氏が新進党だった増原氏を破り、00年は無所属で立候補した増原氏が雪辱、自民党入りした。
3日に立ち上がった増原氏の選対本部で顧問に就任した河井氏。ここにきて、後援会会員に増原氏のビラを配り始めた。党への逆風の危機感から「結束」へとかじを切る。
前回に続く挑戦となる民主党新人の橋本氏。党のイメージを前面に出し「政権交代」を訴える。6月以降、鳩山由紀夫代表、前原誠司副代表たちが次々と3区入り。党の「重点区」と位置付けている。
「選挙区北部の強化が鍵。北部だけで1万票を上積む」と陣営幹部。公示5カ月前に擁立が決まった前回、安芸高田市と山県郡2町で、河井氏と無所属で立候補した石橋良三自民党県議(61)の獲得票を合わせると約1万8千票差をつけられた。
自民党支持が根強い北部で肩を並べれば、無党派層が多い広島市部でひっくり返すことができる、との戦略を描く。
国民新党の推薦を得たことで郵便局長たちの政治団体がバックアップに回る。郵政関係者の紹介でこれまで足場がなかった北部でもミニ集会を繰り返す。「今まで入れなかった地域で顔を見る」。増原氏の陣営は警戒を強める。
前回、争った社民、共産両党が候補者擁立を見送る「追い風」も吹く。「日に日に民主党への期待を感じる。ただ、風だけでは勝てない」と話す橋本氏は一方で、落選後の4年間、ひたすら地域を回ってきたと自負もにじませた。
幸福実現党新人の日高氏は、消費税廃止などの政策を訴える。(衆院選取材班)
3417
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:48:21
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080902.html
政治変動<広島4区> 市長選しこり 自民懸念 '09/8/9
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▽民主、集会重ね手応え
10選を狙う自民党前職の中川氏に、民主党新人の空本氏が挑む。都市、農村部を併せ持つ選挙区は政策の争点が幅広く、支援の構図は、過去の市長選の恩讐(おんしゅう)が複雑に絡み合う。
中川氏は、県内で立候補を予定する自民党前職では最多当選。2005年の前回衆院選まで過去4回の小選挙区は、次点に約7万〜4万票差で圧勝した。だが、今回の情勢は「黄信号」と自ら分析し、危機感を抱く。
小泉、安倍政権では党の国対委員長や幹事長を務めたが、麻生太郎首相とは政策面などで対立を深めた。先頭に立った「麻生降ろし」は不発で、地元でも賛否が分かれた。
中川氏は、地元に張り付き、基盤固めを続ける。党内有数の政策通で、公務員の天下り禁止や社会保障の充実を主張。消費税増税には慎重な考えだ。「政治生命の総決算となる戦い。政策で選んでほしい」と訴え、民主党のマニフェスト(政権公約)の財源批判を展開する。
一方の空本氏。03年の衆院選から3度目の挑戦となる。日ごろから選挙区を車や自転車でくまなく回り、街頭演説やミニ集会を重ねてきた。「過去2回の選挙は相手の背中がまったく見えなかったが、ようやく見えてきた」と手応えを語る。
農村部では、農産物の生産と販売の差額赤字分を、国が農家に直接支払う「農業者戸別所得補償制度」をPR。自動車関連産業が集積する安芸区や安芸郡では、マツダ労組出身者が会長を務める連合広島のバックアップを受けている。
8日は民主党の岡田克也幹事長を招いて東広島市の事務所で決起集会を開いた。「政権交代を果たし、活力ある地域、日本を再構築する」と訴えた。
中川氏と空本氏の接戦が予想される要因の一つが06年の東広島市長選。05年の衆院選で中川氏の選対幹部だった当時県議の蔵田義雄氏が立候補表明し、遅れて中川氏の次男も名乗りを上げた。結果は蔵田氏が圧勝。分裂した自民党支援者の一部は今回、空本氏支援を打ち出す。
中選挙区時代の旧広島2区では、自民党支持者は候補者ごとに対立した。「今も遺恨を引きずる人はいる」と自民党系市議。中川氏が4月に家族への「世襲制限」を宣言したのは、地元では「しこり解消のけじめ」と受け止める向きが強い。
前回衆院選で約1万票を獲得した共産党は候補者擁立を見送る。幸福実現党新人の沖氏は街頭演説で知名度のアップを図っている。(衆院選取材班)
3418
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千葉9区
:2009/08/12(水) 19:49:06
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081001.html
政治変動<広島5区> 民主、島しょ部浸透に力 '09/8/10
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▽自民、都市部で実績訴え
2004年の補選と05年の前回、接戦を演じた自民党前職の寺田氏と民主党比例前職の三谷氏が、激しく競り合う。補選は約7400票差、前回は約6200票差で寺田氏が制した。三谷氏は前回、比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選。今回は初の前職対決となる。
「私の場合はいつも厳しいが、今回は大変に大変に厳しい」。寺田氏は、街頭演説や国政報告会で今まで以上の危機感を口にする。
寺田氏は過去2回、故池田行彦元外相から地盤を引き継いだ竹原市や島しょ部で大きくリード。積み上げた「貯金」で、呉市中心部では優勢だった三谷氏をかわした。
今回は島しょ部などでの守りを固めつつ、市中心部での浸透拡大を図る構え。小、中規模の集会を重ね、防衛政務官を務めた実績や、元財務官僚の経験を生かして進めた基盤整備の成果を訴える。陣営幹部は、後援企業などが「今までになく組織固めに力を入れてくれている」と話す。
麻生自民党には「逆風」が吹く。寺田氏は総裁選での麻生氏の推薦人。応援団「結束の会」のメンバーでもあり、「最後まで支える」と経済対策も前面に出す。
三谷氏は、4年間こまめに地元を回り、新人のころは出席できなかった会合にも招かれ、あいさつするなど浸透をみせる。呉市出身の強みもあり小中高校の同窓生たちが、勝手連を組織して支援。連合広島傘下の労組も積極的に動く。
官僚主導の政治や天下りを批判する三谷氏は、党のマニフェスト(政権公約)の確実な実行を掲げる。6月以降、鳩山由紀夫代表、松下政経塾の後輩である前原誠司副代表、岡田克也幹事長が来援し、政権交代に向けた機運を盛り上げる。
島しょ部への浸透について、陣営幹部は「ポスターは前回の数倍張った。自民党の地盤が固い地域で、民主党を応援してもいいという雰囲気が芽生えてきた」。三谷氏も「前回までポスターやあいさつを断っていた人たちの対応が違う」と手応えを口にする。
共産党が候補者擁立を見送った。前回、同党新人が獲得した約7700票の行方も焦点の一つ。幸福実現党新人の塚本氏は国防力の強化などを訴える。(衆院選取材班)
3419
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:49:37
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080901.html
政治変動<広島6区> 構図一変「見えぬ対立軸」 '09/8/9
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▽「ホリエモン旋風」から4年
郵政民営化が争点になった2005年の衆院選。広島6区には、元ライブドア社長の堀江貴文氏(36)が自民党の支援を受けて立候補し、国民新党の亀井静香氏(72)、民主党の佐藤公治氏(50)たちと激戦を演じた。あれから4年。堀江氏の姿はなく、佐藤氏が参院に転じた民主党は亀井氏支援に回る。「劇場型」として全国の注目を集めた前回とは一変した構図で、18日の公示を迎える。
「勝ち組」の象徴とされた東京・六本木ヒルズ。自宅があるマンションの一室でTシャツにジーンズ姿の堀江氏は当時を振り返った。「何かを変えてほしい。そういう期待をする人が支持してくれたんじゃないかな」
亀井、佐藤両氏らとの激戦は連日、メディアで取り上げられた。有権者の関心も高く、投票率は79・57%と03年時を10・45ポイントも上回った。
亀井氏に敗れはしたが、得票は8万4433票。多くの有権者が情報技術(IT)で急成長した若き「改革の旗手」に期待を寄せたのも事実だった。
尾道、三原市の瀬戸内沿岸から、三次、庄原市などの中国山地までを貫く広島6区。8日は、前回の衆院解散からちょうど4年。「ホリエモン旋風」は有権者の遠い記憶となった。
▽民・国連携 自民予定者は前職元支援者
堀江氏を下した国民新党前職の亀井氏は、今回は民主党と協力関係を取る。7月24日に尾道市であった事務所開きでは、長年争った佐藤氏が「政権交代を懸けた戦い。思いを託し、応援させていただきたい」と声を張り上げた。
自民党新人の小島敏文氏(58)は、25年間の広島県議の経験を前面に「地方目線」を強調する。ただ、地方政治家として長らく亀井氏を支援してきた。共産党新人の花岡多美世氏(52)、幸福実現党新人の胡本協子氏(58)も立候補を予定する。
一変した構図に有権者には戸惑いもある。尾道市の会社員男性(35)は「前回に比べ、明確な対立軸を見いだしにくい」と話す。
前回、堀江陣営に加わった6区の支援者の多くは今も口を固く閉ざす。「何かを変えてくれる」という高揚感は、堀江氏が旧証券取引法違反罪に問われる被告となったことで急速に冷めた。「話題づくりに踊らされたのかも」との自戒の声も漏れる。
「あの時は変革への期待があった。いまさら政権選択と言われても…」。堀江陣営のボランティアを取りまとめた府中市の介護福祉士女性(56)は、4年前の「祭り」をこう振り返り、続けた。
「この地域をどうしていくのか。変えてもらうのではなく、自分たちが変える選挙にしなくては」(田儀慶樹、松本恭治)
【写真説明】決起集会で支援者と気勢を上げる広島6区の立候補予定者(8日、三次市)
3420
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:50:46
なぜか6区の記事が二つ
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081101.html
政治変動<広島6区> 国民新、民主と地盤固め '09/8/11
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▽自民、知名度アップに力
「歴史的な使命を果たすべき時だ。政権交代をやる」。国民新党前職の亀井氏は8日、三次、庄原両市の3会場であった決起集会に臨み、計約1500人の支援者を前に気勢を上げた。傍らには前回争った民主党参院議員の佐藤公治氏(50)。佐藤氏は「一致協力したい」と力を込めた。
2005年の前回は、郵政民営化に反対して国民新党を立ち上げた亀井氏が、無所属新人で自民党の支援を受けた元ライブドア社長の堀江貴文氏(36)、民主党の比例前職だった佐藤氏たちを激戦の末、破った。
今回は構図ががらりと変わった。旧証券取引法違反罪に問われた堀江氏は選挙区を去り、佐藤氏が参院に転出した民主党は亀井氏の支援に回る。前回、亀井氏と佐藤氏が獲得した票を合わせると18万票近くになり、選挙人名簿登録者数の過半数を大きく上回る。
前哨戦で亀井氏は全国を巡り、国民新党や民主党の立候補予定者の支援に力を注ぐ。選挙区に戻る機会は限られ、夫人や秘書が企業・団体へのあいさつ回りを徹底。11選に向けた地盤固めに余念がない。
自民党新人の小島氏は、25年間の広島県議の経験と実績を前面に出し、亀井氏に挑む。少子高齢化や過疎化、医師不足対策を訴え、「地方の活性化を図りたい」と強調。既に約350カ所で街頭演説をこなし「知名度不足」(後援会幹部)の解消を図ってきた。
ただ、自民党の支持層と、自民党政調会長も務めた亀井氏を支えてきた後援会のメンバーは重なる。当初、自民党県連の候補者擁立は難航し、小島氏が立候補を表明したのは今年4月だった。
三次市では、自民党系を含む大半の市議が亀井陣営に加わった。「住所は自民党。本籍は『亀井静香党』」と言い切る自民党の県議もいる中で、小島氏は「戦う相手は関係ない。ひたすら走り回り、信念を訴えるだけだ」との姿勢で公示日に向かう。
共産党新人の花岡氏は「生活実感を伝えたい」と訴え、ミニ集会や街頭演説を繰り返し、無党派層への浸透も狙う。幸福実現党新人の胡本氏は消費税廃止などをPRしている。(衆院選取材班)
3421
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:51:22
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081201.html
民主「最後のチャンス」<広島7区> 自民、足元固め4選目指す '09/8/12
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自民党前職の宮沢氏と、民主党比例前職の和田氏による事実上の一騎打ち。3度目の対決を前に、両陣営とも「接戦を制す」と激しくにらみ合う。
前々回は宮沢氏が約1万7千票差で辛勝し、和田氏は比例代表中国ブロック(定数11)で復活初当選。郵政民営化を最大の争点に、自民党に追い風が吹いた前回は宮沢氏がさらに票差を広げた。和田氏は2008年4月、衆院山口2区補選に立候補した当時の比例前職の自動失職に伴い、繰り上げ当選した。
「地域に応援団をお持ちの皆さんの力添えで、苦しい選挙を立て直したい」。宮沢氏は5日、福山市の事務所に集まった市議会の2会派の市議に深々と頭を下げた。「地をはうような戦いがいるんです」
宮沢氏の系列市議が多い明政会と、一定の距離を保つ水曜会。ともに12人の市議会最大勢力だが、前回は水曜会の一部市議が和田氏を応援した。足元を固めるため、宮沢氏が水曜会幹部と調整し、総勢24人となる2会派の市議の一本化を図った。
企業や7地域ごとに設けた後援会を軸にした大型選対で、4選を目指す宮沢氏。2会派の協調に「これまで以上に強力な布陣ができた」と話す。
5日夜は麻生太郎首相とJR福山駅前でマイクを握り、公示後も谷垣禎一元国土交通相が来援を予定する。景気対策や安全保障政策を前面に、おじの故宮沢喜一元首相から継いだ「宮沢王国」を守る構えだ。
対する和田氏は、今回を「最後の決戦」と位置付ける。民主党の公認基準では、小選挙区で3連敗した前・元職は原則、非公認となるためだ。「私にとっては最後のチャンス。党にとっては政権交代の最大のチャンス」。8日に市内で開いた決起大会で、和田氏は危機感と期待感を交錯させて支援を訴えた。
08年4月の繰り上げ当選後、週1、2回のペースで街頭演説を重ねる。地域の盆踊り大会で踊りの輪に加わり、祭りでみこしを担ぐなど「地域密着」をアピールしてきた。
住民主導のミニ集会に夫人を連れて出席する機会も増えた。集会を企画した男性(68)は「『政策を聞きたい』と連絡したら、すぐに来た」とフットワークの軽さを評価する。
5日には、市内であった国民新党の決起大会に出席した和田氏。6区前職の夫人とともに支援を要請した。中選挙区の旧広島3区時代から市内で息づく「反宮沢票」の取り込みにも懸命だ。
前回、約1万4千票を獲得した共産党は候補者擁立を見送る。幸福実現党新人の横山氏は消費税撤廃を訴える。(衆院選取材班)
3422
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:53:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090810/20090810_0001.shtml
福岡6区 ともに追い風を信じ
2009年08月10日 12:50
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
7月30日、金曜日の午後3時すぎ。久留米市の西鉄久留米駅前に止めた自民党支部の街頭宣伝カー。自民前職の鳩山邦夫(60)が演説を始めると、車の周りに人だかりができた。
「今の政治は自民も民主も落第。どっちも腐っているかもしれないが、腐ったタイを捨て、新しいタイを作りたい。久留米発の新しい政治をしたい」。しゃべりはうまいと評判だが、その発言内容は、時に物議を醸す。陣営は冷や冷やしているものの、街頭では「毒舌」と受け止められているのか、総務相時代に日本郵政社長の人事問題などでメディア露出が多かったためか、足を止めて聞き入る人は多い。
抜群の知名度と、自慢の話術をいかそうと、解散後は団地や駅前などで予告なしの街頭演説を頻繁に続けている。「人気低迷の政権を批判する立場になったことで『反自民票』の取り込みも期待できそうだ」と追い風を感じる陣営幹部。
ただ、系列地方議員の間には、現在の戦術に不満や不安もくすぶる。一体となって小まめな支援者回りが必要と感じているが、今のところ、鳩山に、その意図はくみ取られていない。
「都会型の選挙はここでは通用しない。演説に人が集まるのは毒舌ぶりを見たいだけで、票に直結するとは限らない」。ベテラン市議の見方だ。
□ □
民主前職、古賀一成(62)が先日、追い風を感じる出来事があった。
久留米市の中心商店街で7月25日に開かれた夏祭り「土曜夜市」。浴衣姿の家族連れでひしめく通りを、古賀が「地元」の文字が入った白い法被姿で歩く。「イッセイさん」。気軽に握手を求められ、何度も行く手を遮られた。マニフェスト(政権公約)について市民と話し込む古賀を、スーツ姿の鳩山が「お先に」と追い抜く場面もあった。
服装で近づきやすさに差があったとはいえ、古賀は市民の反応にほっとした表情を受かべた。
古賀が演説などで強調するのは「地元のイッセイ」。昨秋からは10―20人規模のミニ集会を精力的に開き「徹底した草の根戦略」(陣営)を採る。
前回選挙で東京から選挙区替えし、メディア戦略が得意な鳩山に対抗する術−。だが、地道な活動の一方で、民主に吹く追い風を実感できず、演説では悲壮感が漂うこともあった。
「民主への期待という大きな潮のうねりが6区にも起こり始めている」。夜市でのこの出来事以降、古賀は自信を見せ始めた。
ただ、厳しい現実もある。選挙区内の首長や各種団体の多くは鳩山支持。「企業、団体のあいさつ回りは飛び込みが多い」(陣営幹部)という状況は続く。
幸福新人の佐藤浩(46)陣営は、幹線道路や駅前などで支持を訴えている。 (敬称略)
●立候補予定者
▼6区(3人)
鳩山 邦夫 60 前総務相 自前
古賀 一成 62 党両院議員会長 民前
佐藤 浩 46 幸福実現党県役員 諸新
並べ方は(1)衆院の各党勢力(2)前元新(3)五十音─の順。
=2009/08/10付 西日本新聞朝刊=
3423
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 19:54:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090812/20090812_0007.shtml
福岡8区 風圧感じ異例の戦い
2009年08月12日 14:48
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
「帰ってきました。総理大臣まで育てていただき、お礼申し上げます」
6日夕、自民前職の麻生太郎(68)は、飯塚市での街頭演説に臨んだ。首相として異例の地元入り。詰め掛けた約7000人(主催者発表)に何度も頭を下げ、会場は「たろちゃん」コールと拍手の渦。「ようやく火が付いた」。後援会幹部は胸をなで下ろした。
今選挙は陣営にとって異例ずくめだ。解散権を握る麻生の陣営は、誤解を与えない配慮から水面下の活動を強いられ、昨年10月設置した事務所の開所を6月下旬に延長した。かつてない「反自民」の矢面に立つ危機感から、麻生の長男(24)と長女(21)が今回初めて“来援”し、あいさつ回りを続ける。
推薦は受けていないが、後援会幹部は支援者に会えば「公明にお世話になっています」のひと言を忘れない。「現場レベルでの連携だが、これほど公明の名を出すのは初めて」と幹部。「比例は公明」と協力姿勢を示すことで、選挙区での公明票取り込みにも躍起だ。
民主新人の山本剛正(37)は東京出身の「落下傘」。知名度や地盤で麻生に遠く及ばない。それでも陣営にとって、最大の脅威は「民主の風」。「30年間の麻生の実績と政策を愚直に訴える」という陣営幹部の言葉通り、麻生も街頭演説で強調した。「この国をどうしたいのか、落ち着いて考えてほしい。政権選択ではなく、政策を選択してもらいたい」
□ □
麻生が地元入りした6日、山本はいつも通り自転車遊説をしていた。「次期衆院選は現状か未来かを選択する選挙。(投開票日の)30日を日本の政権交代の記念日にしなければならない」
1年10カ月で重ねた街頭演説は約3500回。「初めは罵声(ばせい)を浴びることもあったが、激励の言葉が増えてきた」。6月に始めた自転車遊説の走行距離は1500キロを超えた。
「知名度では何年かけても麻生に勝てない。『民主対自民』の構図に持ち込みたい」。各地の地方選で民主が躍進し、「地殻変動」を感じた陣営幹部。麻生陣営とは対照的に「政権選択」を前面に打ち出す。
看板だけでなく、地盤もかばんもない山本を支援する草の根の輪も広がりつつある。「次代を担う若い人に託したい」と、これまでに4つの「勝手連」が立ち上がった。
前回、民主候補が獲得したのは約8万7000票。陣営は、約2万2000票を獲得しながら今回は擁立を見送った共産の支持者取り込みにも期待する。「10万票は超える。後はどれだけ上乗せできるかだ」と幹部。
「2年前、自分は巨大なゾウ(麻生)にかみつくアリだった。しかし今、首相の背中がはっきりと見えてきた」。真っ黒に日焼けした山本は自信を深めている。
幸福新人の大塚祐子(46)は支援者らが街頭で支持を訴えている。
(敬称略)
× ×
●立候補予定者
▼8区(3人)
麻生 太郎 68 首相 自前
山本 剛正 37 党県総支部代表 民新
大塚 祐子 46 幸福実現党県役員 諸新
並べ方は(1)衆院の各党勢力(2)前元新(3)五十音−の順。
=2009/08/12付 西日本新聞朝刊=
3424
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 20:01:53
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908080152.html
《地殻変動:14》知事パワー、分権へ攻勢
2009年8月8日
壇上の向かって右側に、自民、民主、公明3党の分権政策の責任者が並ぶ。その左側には全国知事会の麻生渡会長(福岡県知事)や大阪府の橋下徹知事らが座った。
3425
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 20:02:35
>>3424
間違えた 続き
7日、国会前の憲政記念館(東京都千代田区)であった公開討論会。知事たちが3党のマニフェストを採点するために、初めて開いた。
「分権改革をやりとげなければ、この国自体が立ちゆかなくなってしまう」(菅義偉・自民党選対副委員長)
「東京一極集中で地域の格差が生まれている。地方分権を、ぜひやり遂げる」(山口那津男・公明党政調会長)
「未来への希望を再生するために、地域主権国家づくりは1丁目1番地だ」(玄葉光一郎・民主党分権調査会長)
3党の代表者は分権改革への意気込みを競うように述べた。人気者の知事らに、そっぽを向かれれば、選挙で票を減らしてしまう。そんな危機感がありありだ。それを知事たちがチェックしていく。
「国の直轄公共事業の負担金を廃止する工程は」「地方の自主財源をどう強化する」
知事会は05年の総選挙からマニフェストを採点してきたが、ほとんど注目されなかった。急に注目を集めた直接のきっかけは、橋下氏や宮崎県の東国原英夫知事の登場で、メディアに取り上げられる機会が増えたことだ。
その橋下氏も質問に立ち、自身が強く求めてきた国と地方の協議の場の設置について「いつ実行するのか」「地方に権限は与えるのか」とたたみかけた。長年にわたる知事会の「協議の場の法制化」の要望を無視し続けてきた自民党が今回、一転して法制化を打ち出したことには「全く聞く耳を持たなかった今までと何が変わったのか」と不信感をのぞかせた。
この日の討論はインターネットで中継され、知事会のホームページで見ることができる。橋下氏は「(討論会は)映像で残り、有権者の判断の資料になる。それに反することをやったら、記者会見ごとにウソつき政党よばわりし続ける」とだめを押した。
これまで知事会は政府・与党に要望書や意見書は出してきたが、「言いっぱなし」がほとんどだった。それがいまモノ申す姿勢を強めている。
その姿勢を支えるのは、人気知事の存在だけではない。政権交代の可能性が増すなか、政党側も知事の意向を無視できなくなっているのだ。
佐賀県の古川康知事らが地味にやってきたマニフェストの採点に、今回は会場に来なかった人も含め、29人の知事が参加することが現状を象徴する。採点結果は8日に発表する。
■霞が関不信、追い風に
「政権交代が視野に入る今だからこそ、政党に注文をつけて布石を打っておきたい」「自民党に文句を言ったら、報復におびえた時代では、もうないよ」
討論会に出席した知事らが漏らした言葉にも、知事会の政治的な発言力が拡大しつつある現状がうかがえた。
もともと、知事の約3分の1は自民、公明の国政与党だけの推薦で当選している。野党だけの推薦・支持は4人のみだ。全国どこでも、足元の議会では自民、公明両党が主導権を握るところが多い。このため、これまでの分権改革では政府・与党との激突を避けたがる知事たちの本音がのぞく場面があった。それが少しずつ変わってきている。
変化の底流には、度重なる「霞が関不信」もある。「消えた年金」「居酒屋タクシー」「国土交通省で3年連続の官製談合事件」「汚染米の流通」「防衛次官逮捕」。こんな各省の不祥事に加えて、「天下り」への批判も根強い。国民の間に政府や与党への不信が広がり、それが分権を唱える首長らへの追い風になっているのだ。
さらに、90年代からの政治改革の影響が大きい。衆院に小選挙区制を導入したことで、衆院議員の支持基盤が小さくなり、知事や大都市の市長の方が多くの民意に支えられている。橋下氏や横浜市の中田宏市長らの首長連合の動きが注目されるのは、首長の政治力が増し、無党派層への影響力が大きくなっている結果でもある。今回、自民党が東国原知事に立候補を打診したのも、その流れに沿う。
「行政の長としての知事ではなく、政治家として発表します」
神奈川県の松沢成文知事は4日、3党のマニフェストの採点結果を披露した。埼玉県の上田清司知事も同じ日に発表した。知事会は個別の採点を公表せず、平均点を出す予定だが、元衆院議員の2人は、あえて政党からの批判も受けつける姿勢を示した。
かつては知事から国会議員になるのが主流で、93年の政権交代の立役者だった細川護熙元首相(熊本県知事)や武村正義元官房長官(滋賀県知事)らがいた。それが、いまでは逆だ。元国会議員の知事は東京、岩手、長野、長崎など13人を数える。名古屋、広島、北九州、浜松など数多くの元国会議員の市長もいる。
国と地方の政治家の力関係の変化は、政治家の「逆流」も生んでいる。
3426
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 20:04:08
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908090217.html
《ルポ決戦前夜:1》ロスジェネの挑戦
2009年8月10日
■逆風の組織だから「活躍の芽」
バブル崩壊後の就職氷河期に社会に出た「ロストジェネレーション」のカリスマが、今夏、総選挙に立つ。
7月27日朝、札幌市南区の真駒内駅前。長谷川岳(38)はビール箱の上から声を上げた。
「想像力や情熱、フットワーク、スピード感で新しい政治スタイルを作りたい」
北海道大2年だった91年、長谷川はバブル崩壊に沈む北海道の街を元気にしようと、「YOSAKOIソーラン祭り」を企画。毎年6月、札幌市の大通公園で開かれる一大イベントに育てた。18回目の今年も道内外から約180万人が集まった。
政治家を志した理由も「元気を作るため」。96年の総選挙に北海道1区から無所属で立候補し、3万票余を得たが、最下位。この時、3倍以上の得票で当選した民主党の横路孝弘(68)に今回、自民党公認で再挑戦する。
小泉チルドレンの代表格で同区への転出をめざした杉村太蔵(29)との公認争いに決着がついたのは07年暮れ。活動を本格化させた昨年5月以降、長谷川が自民党の地方議員の紹介などで回った場所は9万を超える。平日朝は曜日ごとに違う駅前で演説する。
自民党の支援団体以外にも支持を広げようと、選挙区内のNPO460団体と農家220戸にアンケートを実施。子育てへのNPO活用など独自の視点を入れた「僕が考えた10のミライズ」という政策集もまとめた。組織や団体回りを中心とする自民党の選挙手法に頼らなければ、党に借りを作らずに済む――。
「横路が来た」
7月26日、古い商店街の祭りに横路が姿を見せたとの知らせに、長谷川は「これまでならあり得ない」と驚いた。
旧社会党幹部の長男で知事3期。小選挙区導入から4回続けて当選する横路は、連合を中心とする厚い支持基盤のもと、今回も「麻生首相に続けさせるのか」と政権交代を訴え、「横綱相撲」を展開する。しかし、従来の自民党候補とタイプが違う長谷川に、横路陣営も警戒感を抱く。
最近の地方選では、若さに民主党の看板を加えて、「チェンジ」を売りに当選する例が目立つ。
今なぜ、逆風下の自民党からなのか。18年前、「絶対に無理」と言われながら、資金集めのために約800の企業を訪ね、祭りを実現させた長谷川は、こう話す。
「若者が活躍できるのは、ゼロから作る組織か、崩れかけた組織だ」
「『民主党から出れば』と言われるが、お門違い。今回勝ち抜いたメンバーが本当に自民党を変えていける」
自ら道を切り開いてきたカリスマの意地でもある。
3427
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 20:04:29
◇
■選挙後みすえ「自民は通過点」
「政治を変える一番手っ取り早い方法は、政治家を変えることだ」
7月30日朝、三重県亀山市の駅前で世代交代を訴えていた鈴木英敬(34)もロスジェネ世代。三重2区で4回連続当選の民主党「次の内閣」財務相、中川正春(59)に、やはり自民党から挑む。
経済産業省のキャリア官僚として、構造改革特区や若者の就業支援をする「ジョブカフェ」を担当。仕事を通じ、自治体職員に変革への熱意を感じた。特区に携わった縁で関係を深めた竹中平蔵氏の協力を得て、若手公務員を育てる「スーパー公務員養成塾」を開始。ロスジェネ世代の公務員が心酔する存在になった。
昨年初め、経産省を辞め、自民党からの出馬を決めた。当落を考えれば、民主党の方が有利だろう……それでも外交・防衛などの基本理念が自分の考えとは合わない。「枠組みの違いがあっても、志を持った人間は選挙後に集う。自民党はその通過点だ」。そんな割り切りもあった。
三重2区は、祖父が隣接する町の出身というつながりがある程度。ミニ集会では「本当に政治を変えられるのか」と詰め寄られた。一方、県議出身で政策通の中川は「借金か無駄遣いの見直しか、どっちを選ぶのか」と、民主党マニフェストの実現に向け、各地で丁寧に説明を続ける。
壁は厚い。それでも鈴木は言う。「日本を支える主役は私たち30代。責任世代にもっと国政で働くチャンスをいただきたい」=敬称略(石松恒)
◇
◇
〈ロスジェネの立候補状況〉 今回の総選挙には、朝日新聞の調べ(5日現在)で約230人の20〜30代が立候補を予定している。そのうち90年代半ばから00年代前半までの就職氷河期に社会に出た27〜37歳の立候補予定者は約170人。18人が自民党、41人が民主党から立つ予定。民主党の方が2倍以上多い。
07年春の統一地方選では、この世代の地方議員が急増。今年6月の市長選では、千葉市で31歳の熊谷俊人氏、神奈川県横須賀市で33歳の吉田雄人氏が当選した。7月の奈良市長選でも33歳の仲川元庸氏が当選。地方政治への進出が続いている。
◇
政権選択をかけた決戦を前に、立候補予定者は何を訴えているのか。その言葉を追った。
3428
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 20:05:11
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908090224.html
《ルポ決戦前夜:2》東京1区、都議選の衝撃
2009年8月10日
■「生活の1票」怖い反動
6日夕、東京都新宿区にある民主党の海江田万里(60)の事務所で、党のマニフェスト(政権公約)の説明会が開かれた。約60人の参加者からは厳しい指摘が相次いだ。
「ガソリン税の暫定税率廃止と書いているが、環境面からも税収は重要だ」「GDP(国内総生産)を増やすのが重要なのに、その施策が高速道路無料化ぐらいしかない」
7月27日のマニフェスト発表後、海江田には多くの意見が寄せられた。目玉の月額2万6千円の子ども手当には「配偶者控除の廃止は、たまらない」。インド洋での給油活動延長をめぐり、党幹部の発言が揺れると、「給油は続けるのか、続けないのか」。6日の説明会は、こうした不安を抑えることが目的だった。
7月12日の東京都議選。民主党は初の第1党になった。この勢いで都内は総選挙でも圧勝――とのシナリオが党内では語られる。ところが、政権交代に現実味が帯びるにつれ、民主党への視線は厳しくなっているようにみえる。
実際、朝日新聞の世論調査では、都議選直後に11ポイントリードしていた民主党と自民党の支持率が、8月初めには2ポイント差に。「都議選は与党におきゅうを据える1票だったが、今度は自分の生活にかかわる1票。投票する人の意識にハードルはあると思う」と海江田。「都議選ショック」からの揺り戻しが気になる。
東京1区のライバル、自民党の与謝野馨(70)は経済財政相、財務相として麻生政権の景気対策の責任者だった。「今の日本には一度政権が代わらないと、どうしようもない問題がある。二人羽織のように官僚が政治家の振り付けをしている」。海江田にとって、「財務省言いなり」とみえる与謝野は、変えるべき官僚政治の象徴でもある。
■「政策愚直に」探る活路
小選挙区制になって4回、与謝野と海江田は2勝2敗。住民の流動が激しく、無党派層の多い都市部では、「風」が選挙結果を大きく左右する。
「アクセスの利かない方が増えた。我が選挙区の大変なところだ」。与謝野がこう語るように、オートロックの高層マンションでは、政策ビラの投げ込みができない。町内会単位で2〜3カ所のミニ集会を重ね、そこで地道に持論を説く。
与謝野は、大幅な財政出動を伴う補正予算編成を主導したが、本来は財政再建論者。政府の「中期プログラム」で消費増税の道筋をつけた。民主党がマニフェストで掲げる政策も「奇想天外」と切り捨て、「民主党の政策を全部やると、(高福祉高負担の)スウェーデン型にしないといけない。消費税25%を覚悟でやるなら、一つの考え方だ」。財源論で民主党を挑発する。
とはいえ、都議選の後遺症は引きずったままだ。都議選3日後の7月15日、与謝野は麻生首相に「都議選で非常に逆風が吹き、全国的に選挙の状況が厳しい」と訴えた。7月29日夜、新宿区内の寺院。与謝野は約60人の後援会関係者に、「私の力不足。大変申し訳ない」とわびた。同区では自民党の現職が落選。千代田区でも7選をめざした党都連幹事長が涙をのんだ。
今月4日の記者会見。与謝野は、こう強調するしかなかった。
「我々の政治性や政策を最後まで愚直に訴えていく。そこに活路を見いだしていくことでなければならない」=敬称略(園田耕司)
3429
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 20:06:04
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908090228.html
《ルポ決戦前夜:3》選挙協力・連立の方程式
2009年8月10日
■野党共闘「にがりになる」
7月31日午後。バスターミナルを歩道橋が囲む大阪府高槻市のJR高槻駅前は、千人を超す聴衆でごった返した。お目当ては、社民党の辻元清美(49)の応援に来た民主党幹事長、岡田克也だった。
「民主、国民新との統一候補となったことを誇りに思う」と辻元が言えば、岡田は「比例区は、それぞれの立場で。しかし、小選挙区は辻元を大きく押し出して下さい」と訴えた。
これまでの総選挙で野党間の選挙協力は限定的だった。それが今回は選挙後の連立を視野に、互いに推薦を出すなど各地で協力が具体化する。
06年秋、辻元事務所の前に黒塗りの車がとまった。当時の民主党代表、小沢一郎による突然の訪問。「隣の大阪9区で衆院補選がある。民主党の応援をお願いしたい」。07年参院選で民主党が大勝すると、小沢の話は「大阪で応援する分、全国で力を貸して」と、より具体的になった。
ただ、大阪10区の民主支持者は社民への選挙協力をすんなり受け入れられない。市議の一人は「大きな目標に向かう時」と話すが、今年5月、大阪城公園での連合メーデーであいさつする辻元には、かつての秘書給与事件にからめた痛烈なヤジが飛んだ。
それでも辻元は言う。
「大政党は固まりのない豆乳。そこに私らみたいな『にがり』が入って方向性が決まる。政策に違いはあるが、生活優先では一致している」
野党共闘の成否は選挙戦を左右する。人込みに紛れて、岡田と辻元の演説を聞いていた自民党の松浪健太(37)は「岡田さんは社民党を意識して外交や教育の話はしなかった」と指摘。かつて辻元が自民、民主両党を「ライスカレーかカレーライスの違い」と揶揄(やゆ)したことを念頭に、こう皮肉った。「二大政党のどっちがおいしいカレーを提供するかの選択なのに、社民党はティラミスの話をしている」
■自公に溝「ぼろ負け困る」
公明党幹事長を8年、国土交通相を2年近く務めた冬柴鉄三(73)は、毎朝7時半から30分間、尼崎市の駅前に立つ。演説はせず、名前を連呼しながら、「行ってらっしゃい」と通勤客を見送ると、その後は企業・団体回りに。党の「66歳定年」の特例で出る今回、地元密着を押し出す。
意識するのは、7月21日に兵庫8区からの立候補を表明した新党日本代表の田中康夫(53)だ。「おかしいことをみんなで変えるドリームを実現したい」。民主推薦の田中が下町の商店街などでこう訴える様子を、何台ものテレビカメラが追いかけている。
今年6月、定数44の尼崎市議選で、公明党の候補9人が得票数の3位から11位に並んだ。しかも全員4千〜5千票台という結果。「常勝関西」を印象づけた。
ただ、当選には票の上積みが欠かせない。頼みは自民党だが、皮肉なことに過去3回の自公協力の結果、自民党の足腰はすっかり衰えた。中選挙区時代、5千人余りいた尼崎市内の自民党員は300人程度に減少。市選出の自民県議も定数7で1人だけだ。
「連立与党はあっても、連立野党という選択はない」。こんな声が公明党内から漏れる中、自民党も心穏やかではない。今年5月、比例近畿ブロックで自民党尼崎支部長の泉原保二(67)が繰り上げ当選し、比例名簿の上位登載を求めて党員集めを本格化。自民党支持団体の幹部は「総選挙後、野に下ったら公明は裏切らないとも限らない。応援する意味はあるのか」。これまで冬柴の選挙に動員していたが、今回は見送るという。
自民党との連立10年で公明党は政権の「果実」を味わった。しかし、冬柴は総選挙後の自民党との関係を問われると、「まず自公で勝つ。(自民党には)ぼろ負けされては困る。過半数割ったりしたら……」。続く言葉はのみ込んだ。=敬称略(堀江政生)
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:06:59
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908100381.html
《ルポ決戦前夜:4》YKK、それぞれの道
2009年8月11日
■再編視野「やることある」
8月4日、加藤紘一(70)は北海道岩見沢市を訪れた。4年前、郵政民営化を争点に解散に打って出た小泉純一郎(67)のもと、大量当選した小泉チルドレンの一人、飯島夕雁(45)の後援会が開いたセミナーの講師役だった。
「市場原理主義に支配された10年だった。もう一度、農村集落を取り戻す政治にすべきだ」。加藤は淡々と「脱小泉路線」を説いた。
90年代、自民党で小泉、山崎拓(72)と「YKK」の関係を築き、「竹下派支配」の対抗勢力として発言力を強めた。しかし、00年秋、森内閣不信任決議案に加藤と山崎が賛成の動きを見せた「加藤の乱」を機に、「友情と打算の二重構造」(小泉)というYKKの2人の「K」の間に、大きな溝が広がる。
森派会長として加藤らを抑え込んだ小泉は半年後、首相に就き、5年超の長期政権を担った。逆に加藤は02年、元事務所代表の脱税事件をめぐり議員辞職。翌年、国政復帰したが、表舞台から離れた。
小泉政権時代は批判を抑えた加藤は今年4月、「劇場政治の誤算」を出版。自民党に小泉路線からの決別を促す一方、飯島らチルドレンの選挙区を行脚する。民主党政権になっても、いずれ政界再編が起きる。その時に備えた受け皿を――。総選挙を前に一部のチルドレンは離党や立候補断念に追い込まれたが、「彼らは貴重な人材。(落選しても)長い目で考えろと話している」と加藤。「小泉なき政界」での足場固めが狙いだ。
麻生首相の衆院解散表明直後、加藤は東京都議選総括のため、両院議員総会開催を求める署名活動を呼びかけた。小泉改革を支えた中川秀直、武部勤の両幹事長経験者との連携に、支持者も首をかしげたが、「麻生降ろし」を望んだチルドレンら党内の中堅・若手への助け舟と見れば、説明もつく。
4日夜、北海道から地元の山形県酒田市にとんぼ返りした加藤の決起集会。冒頭、巨大スクリーンに加藤の訴えが上映された。「まだやることがある。まだやらなければならないことがある」
◇
■「豊かな経験」アピール必死
猛暑に見舞われた6日午後、山崎は福岡市郊外の住宅街の一軒家で、約10人の支持者と向き合った。話題は近くの駅の高架化や再開発事業。地元の関心事ばかりだった。
幹事長、首相補佐官として小泉政権を支えた山崎。前回郵政選挙では「小泉の盟友」を前面に現行制度で自身最高の13万6千票で当選した。加藤と同様、総選挙後の政界再編を志向するが、自民党への逆風が突き刺さる今回は議席を守るので必死だ。
「変えないかん」と訴える民主党の稲富修二(38)に対し、山崎は「政治経験」をアピール。街頭でも「経験豊かな責任力のある自民党、山崎拓です」と呼びかける。
系列の地方議員と地元回りに徹し、慣れない朝夕の街頭演説にも立つ。3日には、公明党代表の太田昭宏と九州電力本社を訪問。公明党と繰り出した街頭演説では「比例区は公明党で戦い抜く」。なりふりかまってはいられない。
山崎が地元回りで汗を流していた6日、小泉は神奈川県藤沢市で講演した。「たまには野党になってもいい。野党も与党の苦しさを味わった方がいい」。YKK時代に区切りをつけ、なお政界で存在感を示そうとする加藤、山崎とは対照的に、そこには角が取れた元首相の姿があった。=敬称略(林尚行)
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:08:00
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908110481.html
《ルポ決戦前夜:5》焦る「道路族のドン」
2009年8月12日
1日、生家がある福岡県みやま市(旧瀬高町)で開かれた女性だけの会合で、自民党選挙対策本部長代理の古賀誠(69)が熱弁をふるった。
「道路を造れば『誠道路』、橋を造れば『誠橋』と批判される。東京の人は公共交通機関を利用できるが、田舎には車が必要だ。田舎を豊かにする必要がある」
運輸相や自民党道路調査会長を務めた古賀は、「道路族のドン」と呼ばれる。実際、選挙区の大牟田市から延びる有明海沿岸道路は「誠道路」、八女市の朧(おぼろ)大橋は「誠橋」という異名を持つ。古賀の力の象徴となっている。
道路特定財源が焦点になった昨年の通常国会で、民主党がこれらをやり玉に挙げた。視察した民主党代表代行の菅直人は、衆院予算委員会で「有力な道路族がいるところが優先されているように見える」と皮肉った。
そんな声をよそに古賀の地元での「実績」は拡大する。今年3月、九州自動車道みやま柳川インターチェンジが開通。九州新幹線が全線開通する2年後には、選挙区内に駅が二つできる。
1日の女性の会合では、アニメ「サザエさん」のこんな替え歌が披露された。
♪全国各地を走ってる/誠ちゃん/なんでも解決/うちらの誠ちゃん
沿岸道路もー/開通しましたよー/ルールルルルッルー/今日もいい天気ー
2番と3番のサビは、こうなる。
♪みやまインター/便利になぁったよー ♪新幹線もー/もうすぐ走るよー
古賀は、歌って踊る支援者の顔と、後援会名簿を見比べていたという。
■地元張りつき 実績誇示
選挙の責任者、派閥の領袖(りょうしゅう)にもかかわらず、古賀は地元に張り付いている。7月12日の東京都議選直後に選挙対策委員長を辞任したのも「自分の選挙に専念したいから」との憶測を呼んだ。
「古賀さんが、『助さん』『格さん』を連れて一軒一軒回っている」。みやま市では市長と市議と一緒に回る姿が評判になった。2年前の市長選で、古賀は市長の対立候補を推して惨敗。「みやま市は生まれ育った場所なのに『反古賀』が多い。市長を連れ回すことで流れを変えようとした」(選対関係者)。
支持者の高齢化に加え、2年前の総裁選で地元の麻生太郎ではなく福田康夫を推し、県議との間に溝ができた。古賀は麻生政権になってからの10カ月間、学区ごとに有力者を口説き、麻生に近い有力県議に頭を下げ、後援会の立て直しに力を入れた。
必死になるのは、古賀の足元から火がついたから。民主党が、秘書として古賀に7年間仕えた前八女市長の野田国義(51)を擁立した。野田は秘密裏に会合を重ねる古賀の選挙手法を批判。自らは連日のように辻立ちをして、道行く運転手に「税金が正しく使われる、利権のない国政にチェンジしましょう」と訴えている。
古賀は初当選した80年、「30年計画」を立てたとされる。10年間は地元中心に活動し、次の10年で大臣を務めて中央政界で力を持ち、最後の10年間で国家・国民のために働く――。その計画通り、古賀は閣僚や党幹事長などの要職を務めた。ただ、自民党の逆風下で時計は逆戻りした。
11日夜、大牟田市での会合で、古賀は何度も繰り返した。「このふるさとなくして、政治家・古賀誠はない」=敬称略(蔵前勝久)
〈道路族〉 自民党道路調査会や国土交通部会の有力メンバーで、道路整備など公共事業予算に大きな影響力を持つ。関係業界の支援を得るため、地元に事業を誘致することを政治力の源泉とした。とくに、田中角栄氏らが50年代に創設した道路特定財源の配分をめぐり、力を発揮した。
道路調査会長は、田中派の流れをくむ旧竹下派が長年にわたって独占したが、01年から4年余りは堀内派の古賀誠氏が務めた。
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:11:23
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あすを選ぶ09衆院選
【選挙区の構図】
1区 自民VS.民主 激戦の様相
2009年08月10日
自民党の川崎二郎氏と民主党の中井洽氏は、中選挙区時代を含めて11回目の対決。今回も激戦の様相だ。
川崎氏は1日、兼業農家の多い津市美里の事務所開きで、93年に誕生した細川政権を引き合いに出した。
「米の自由化を決め、2万円だった米価が一時1万円まで下がった。FTA(自由貿易協定)など民主党の方針で農村を守っていけるのか」
00年以降3回連続で中井氏に勝っているが、今回は「かつてない逆風」(陣営)との危機感が、民主党への批判を鋭くさせている。
「構造改革の流れを自民の中で変えようとしてきた」「人を選んで下さい」と党ではなく個人を前面に押し出しながら、無党派層を意識し、屋内の演説会より街頭を重視。「3万人と握手する」とし、ミニ集会も重ねている。
厚労相を務め厚労行政へのかかわりが深く、雇用や少子高齢化対策、救急救命センターを含む三重大病院の建て替えなど実績をアピールする。
中井氏は「民主党に新しい政治をやらせてほしい」と政権交代を繰り返し強調してきた。
7月20日の伊賀市での国政報告会では、子育て支援、高速道路の無料化などマニフェストを掲げながら「若い人、1年生議員が小泉チルドレンみたいにならないよう、私たち経験者が十分監督して政権運営する」と述べるなど、党幹部でもある10期のベテランらしく、政権担当能力への不安を消すのも忘れない。
自民党が大勝した05年の郵政選挙でも票を伸ばした。昨年5月から、自民党の支持者が多い農村部などの200以上の集落を初めて回り、ミニ集会を開いてきた。共産党が擁立を見送り、非自民票の上積みにも期待がかかる。国民新党を支持する「郵政政策研究会」も全面支援する。
幸福実現党の後谷氏は、消費税の撤廃や、憲法9条の改正を訴えている。(藤崎麻里)
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:11:54
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あすを選ぶ09衆院選
【選挙区の構図】
2区 強い民主前職 挑む新顔
2009年08月10日
96年の小選挙区制導入以降、5回連続の当選をめざす民主党の中川正春氏に、自民党の鈴木英敬、共産党中野武史、幸福実現党の萩都志子の3氏が挑む。
「税の無駄遣いを徹底的に切り込んでいく。とことんやります。ぜひ、やらせてください」
7月27日夜、鈴鹿市民会館で開かれた中川氏の決起集会。中川氏は声を高ぶらせ、壇上から前のめりになって政権交代の必要性を訴えた。
これまで自民党候補と3回戦ったが、大差で勝ち抜き、比例復活も許していない。企業や自動車関連労組、連合関係の組織票に加え、地域をこまめに回って個人票を固めることに余念がない。
党の勢いもあって「順風」とみる向きもあるが、経済産業省出身で若さと行動力、世代交代を訴える鈴木氏の動きに警戒を緩めない。
「今の政治は閉塞(へいそく)感だらけ。政治家を変えなければいけない」
鈴木氏は7月24日夜、同じ市民会館であった4氏による公開討論会で、現在の政治を批判した。
昨年1月に鈴鹿市へ引っ越し、「2区に骨を埋める。ここを変えたい」と繰り返してきた。地域を丹念に歩き、1日7回集会を開いた日もある。
旧来の自民党支持層に加え、若い世代への浸透をめざす。シンクロナイズドスイミングの五輪メダリストの妻美保さんも地域を駆け回る。安倍政権で官邸の一員だったこともあって、安倍氏をはじめ塩崎恭久元官房長官らの応援も相次ぐ。
中野氏は、県内唯一の共産党公認候補となる見通し。比例区との重複候補となる予定で、県内全域で活動を展開し、支持を訴える。「これだけ政治に生活が痛めつけられている。『政治を変えてほしい』との声がたくさん寄せられています」
萩氏は、街頭演説などで支持を呼びかけている。(佐野登)
◎立候補予定者
鈴木 英敬 34 自新 〈元〉経産省職員 〈公〉
中川 正春 59 民前(4)党財務相 〈国〉
中野 武史 35 共新 党県書記長
萩 都志子 50 諸新 幸福実現党員
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:12:24
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あすを選ぶ09衆院選
【選挙区の構図】
3区 民主の顔に 4度目の挑戦
2009年08月11日
民主党の「顔」でもある幹事長の岡田克也氏に、自民党の平田耕一氏が挑む構図は4回目。過去3回は岡田氏が圧勝したが、平田氏も2回は比例区の名簿上位で復活当選している。
7月18日、桑名市で開かれた国政公開討論会での発言が、2人の立場を象徴していた。「まさしく政権交代をかけた選挙になる」と意気揚々の岡田氏に、平田氏は「当選する可能性はほとんどない立場ですから、つらいんです」と笑いを誘った。
岡田氏は応援で全国を回っているため選挙区にはほとんど戻れず、代わって多津子夫人と強固な後援会組織が支える。各地域ごとの後援会のほか、約300人の女性後援会、約2千社の企業団体後援会がある。連合三重などこれまでの支援団体に加え、今回から桑名やいなべの医師会も推薦を出した。
公示日までに、夫人が企業や団体を回るほか、秘書らが岡田氏の声を録音したテープを持って、連合自治会単位の約30カ所で集会を開く。14万票余を獲得した05年以上の票をめざす。岡田氏は「政権交代の可能性は50%。危機感を持ってがんばりたい」。
平田氏は、選挙区を78の世話人会、幹事会に分けて選挙態勢を整えた。四日市医師会や県看護連盟四日市支部など自民党を支持する業界団体の職域支部27団体(約1200人)の推薦、支援も得た。公示日までは団体回りや女性集会、演説会などで浸透を図る。公明党へのさらなる協力も呼びかけている。
今回、党は重複候補者の比例区での優遇はしない方針だけに、前回の8万票余を上回る10万票を目標に復活当選に照準を絞る。演説会などでは「3区から自民、民主候補の2人を当選させて」と訴えている。
野原典子氏は、支持母体の幸福の科学の会員を中心に支持を呼びかけ、街頭演説も繰り返している。(小若理恵、姫野直行)
◎立候補予定者
平田耕一60自前(2)〈元〉財務副大臣 〈公〉
岡田克也56民前(6)党幹事長 〈国〉
野原典子52諸新 幸福実現党員
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:12:55
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あすを選ぶ09衆院選
【選挙区の構図】
4区 浸透図る民主 自民危機感
2009年08月12日
田村元・元衆院議長の地盤を引き継ぎ、小選挙区制導入以降5回連続の当選をめざす自民党の田村憲久氏と、05年に初めて立候補し、復活当選した民主党の森本哲生氏が激戦を繰り広げる。
7日、松阪市与原町で開いた田村氏の個人演説会。自民党への逆風を意識して、約30人ほどの支持者を前に「今回は比例復活はない。小選挙区で当選しないと、この地から田村の名がなくなる」と訴え、危機感を前面に押し出した。
解散まで務めた衆院厚生労働委員長の実績を強調。「出生率が上昇しているから年金は心配しなくてもいい」「ドクターヘリを1県に1台整備する」などとアピール。医師会や歯科医師会、薬剤師会など医療関係者の支持も堅い。
自民党への批判は、「党もいろいろ直さんとあきません。次の選挙で若返る。世代交代こそ日本が変わる一番の改革だ」と若さを訴える。
森本氏は、民主党への追い風に乗って、年金制度改革や子ども手当など党のマニフェストを中心に政策を訴える。6日、津市一志町で開かれた国政報告会でも「お任せ民主主義は卒業し、三重から政権交代を」と語った。
05年は、自民党への追い風の中、解散後の立候補表明にもかかわらず、飯南町役場職員出身という地盤を生かし、田村氏に1万3千票差と迫り復活当選した。
当選後も、知名度が低かった久居、一志、美杉、白山などの津市4区域を中心に浸透を図ってきた。小規模な会合や運動会などに積極的に出席。4年間、週末は1日10カ所以上を回る徹底した「どぶ板選挙」で、保守地盤の厚い周辺部の切り崩しを狙う。
岡田克也幹事長も5日の決起集会で、「小選挙区で勝たなければ責任あるポストは任せられない」と引き締めた。
幸福実現党の高良雄蔵氏は、消費、景気の拡大を訴え、松阪市内を中心にミニ集会などで支持拡大をめざす。(月舘彩子)
◎立候補予定者
田村 憲久 44 自前(4) 〈元〉総務副大臣〈公〉
森本 哲生 59 民前(1) 党県副代表〈国〉
高良 雄蔵 36 諸新 幸福の科学職員
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:13:26
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908120003
あすを選ぶ09衆院選
【選挙区の構図】
5区 自民王国 切り崩しねらう
2009年08月12日
厚い保守基盤を支えに3選をめざす自民党の三ツ矢憲生氏に、民主党の32歳、藤田大助氏が初めて挑む。麻生内閣の支持率低下など自民党への逆風が吹く中、民主党は最重点区と位置づけて「5区から政権交代を」と意気込む。
三ツ矢氏はこの1年間、財務政務官を務め、今年度予算や景気対策などの補正予算を成立させた。農林漁業や観光産業の活性化に期待がかかる高速道路の建設などにも力を発揮。国会議員の定数削減が持論の三ツ矢氏は、比例重複立候補を辞退し、自らの政治姿勢を示した。
解散が迫った7月17日に開いた選挙区支部大会では「20年、30年後を考え、バラマキ合戦ではなく、政策を堂々と訴え、必要な政治家は誰なのかを示したい」と述べ、個人を押し出してアピール。前回同様、200以上の団体から推薦状が届いているが、後援会幹部は「自民党への批判は強い。背水の陣で臨むしかない」と必死だ。
昨年8月に立候補の意向を表明した藤田氏は、自民党県連幹事長などを務めた元県議の祖父(84)、同党を離党して応援に回る現職県議の父(57)の家系。
連合三重の支援を受けるほか、商工会など保守層の切り崩しをねらう。民主党候補は過去2回、三ツ矢氏に大差をつけられ、比例区での復活もかなわなかった。共産党が擁立を見送り、非自民票の上積みを見込むが、選挙区内は一次産業や中小企業が多く、「自民党の岩盤は厚い」と民主党幹部。
国民不在の自民党政治を批判する藤田氏は、5日の街頭演説会でも「疲弊した地域に風穴を開け、新しい政治の流れを」と政権交代に意欲を燃やす。岡田克也幹事長ら党幹部が応援に入り、知名度不足を補う。
幸福実現党の大原忍氏は経済活性化や消費税廃止などを訴え、所属する宗教団体を中心に活動を展開している。(松永佳伸)
◎立候補予定者
三ツ矢憲生58自前(2)財務政務官 〈公〉
藤田 大助32民新 〈元〉県議秘書 〈国〉
大原 忍58諸新 幸福実現党員
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:35:14
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090812-OYO1T00728.htm
衆院選兵庫8区 冬柴、田中両陣営が尼崎市長にラブコール
18日の公示まで1週間を切った衆院選。兵庫県尼崎市の兵庫8区で対決する前公明党幹事長の冬柴鉄三氏(73)、新党日本代表の田中康夫氏(53)両陣営が、白井文・尼崎市長(49)に支援の〈ラブコール〉を送っている。本人は「市政に専念する」と中立を明言するが、選挙区が重なる市長選で前回10万票以上を集めた人気は魅力で、水面下の綱引きはさらに白熱しそうだ。
白井市長は航空会社の元客室乗務員。市議を経て、2002年に与野党相乗りの現職を破り、全国最年少の女性市長(当時)となった。06年には自民、公明両党が推す新人を2倍以上の得票差で破り、再選した。
田中氏陣営には、「白井市長とは政治理念が近い。当然、動いてほしい」(支援者)との期待が強い。市長は長野県知事時代からの田中氏と同様、「しがらみのない政治」「情報公開」などを掲げているからだ。
だが、関係者が支援を依頼したところ、「中立を守る」と固辞されたという。田中氏の支援者は「間接的にでも一歩を踏み出してほしい」と期待をつなぐ。
一方、冬柴氏の陣営関係者も7月中旬、白井市長に衆院選での協力を直訴したが、答えは同じだった。ただ、「市長は田中氏を応援するのでは」との懸念も強まっていただけに、「最後までその姿勢を貫いてほしい」と申し入れた。
白井市長は読売新聞の取材に対し、「しっかりと市政運営を進める。今回の申し出はすべて断っている」と話している。
(2009年8月12日 読売新聞)
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:38:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009081202000273.html
民主積極 自民慎重 マニフェスト配布に温度差
2009年8月12日 夕刊
衆院選の公示を十八日に控え、各党のマニフェストが街にあふれ始めた。「政権選択」選挙となる今回は、有権者のマニフェストに対する関心は高いが、その配布方法や、法解釈は各党まちまちだ。
民主党は当初、マニフェストを三百万部印刷し、全国に発送済み。現在、増刷中だ。
各候補の演説会場ではスタッフが積極的に配布。首都圏のある陣営は、「朝の街頭演説で三千部が一時間でさばけた。特に子育て世代の人がよく受け取ってくれる」という。
党ホームページ(HP)へのアクセスも多い。マニフェストを発表した翌日の七月二十八日、アクセスは通常の十倍近い百二十九万件で、一時的に回線がつながらない状態に。HPでのマニフェスト閲覧数は一千万件を超えたという。
一方、自民党は控えめだ。今月十一日、麻生太郎首相が街頭演説を行ったJR松戸駅前では、陣営のスタッフは集まった聴衆には積極的に配布せず「マニフェストがほしい」と求める有権者に配る程度だった。
自民党はHP閲覧数は「公表しない」という。公明党閲覧件数は約五万件、共産党は約十一万件。
このような温度差は、マニフェストに対する公職選挙法の解釈とも関係がある。現行の公選法は、公示前の選挙運動を禁止している。マニフェスト配布を「選挙運動」と受け止めれば、事前運動として法違反となる。
民主党などは、現在の配布を「通常の政治活動」として行っているが、自民党側は、現段階での積極的な配布は控えた方がいいという法解釈をしているようだ。 (政治部・清水俊介)
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名無しさん
:2009/08/12(水) 20:44:25
>>3389
日森を回すべき
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千葉9区
:2009/08/12(水) 20:54:06
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090812ddlk32010402000c.html
2009衆院選:2区 勝部町長が自民支援 斐川町で情勢混とん /島根
18日公示、30日投開票の衆院選を控え、前職2人による激しい戦いが見込まれる島根2区では、出直し町長選を終えたばかりの斐川町で各陣営の攻防が激化している。国民新党前職の亀井久興氏の陣営は、町長選で多くの野党支持者らが支援した前職の勝部勝明町長が再選したことについて「どちらかと言うと、追い風」と勢いづく。一方で、自民党系町議と対立を繰り返してきた勝部町長が自民党前職、竹下亘氏の支援を打ち出すなど、情勢は混とんとしている。
同町では07年の参院選、自民党現職候補が、国民新党新人の亀井亜紀子氏に約1900票差で敗北。2日の町長選でも自民党系町議が支援した新人候補が敗れるなど、同党にとっては苦しい状況が続く。
竹下陣営は10日に青木幹雄参院議員が同町に入り6カ所でミニ集会を開催。竹下氏も11日に町内企業にあいさつ回りを行うなど、町長選ショックからの巻き返しを図る。
同町荘原町で10日に開かれた集会には合併問題を巡って自民党系町議と対立する勝部町長も出席し「竹下先生を応援する」とあいさつ。勝部町長は取材に対し、麻生内閣の経済対策などに触れながら「町政の課題解決のために尽力してくれる」と竹下氏支持の理由を語った。
一方、亀井氏も7日に町内4カ所で街頭演説を実施。陣営は「町長選で勝部さんを応援していたのは、ほとんどがうちの支持者。ただ、町長が竹下さんを支持しても、その人たちがうちを応援しないというわけではない」と冷静に受け止める。
島根2区には、幸福実現党新人の相浦慎治氏も立候補を予定している。【細谷拓海】
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千葉9区
:2009/08/12(水) 21:02:12
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009081235_all.html
「ばんそうこう大臣」崖っぷち…保守王国茨城に激震
更迭後おわび行脚も批判変わらず
保守王国・茨城が激震している。自民党の強固な支持団体だった県医師会が民主党支持に転換するなど、県内の政治地図が大きく変わりつつあるのだ。特に、自民党凋落の一因となった茨城1区(水戸市など)の「ばんそうこう大臣」、赤城徳彦元農水相(50)は崖っぷちの選挙戦を余儀なくされている。
「私にとっては後のない正念場の選挙です」
最近、赤城氏は街頭遊説などで有権者にこう訴えているという。全国で1、2位を争う逆風選挙というのは間違いない。
赤城氏は、岸、佐藤両内閣で、農相や官房長官などを歴任した赤城宗徳氏の孫。プリンスと期待されたが、一昨年6月、安倍内閣で自殺した松岡利勝元農水相の後任に抜擢され、人生の歯車が狂った。
自民党ベテラン秘書は「ばんそうこうの一件が決定的。記者会見での不可解な対応で、党や内閣への信頼を失墜させた。参院選(2007年7月)惨敗の2日後に更迭されたが、当然だ」と吐き捨てる。
大臣更迭後、赤城氏は街頭でのつじ立ちやミニ集会などに小まめに顔を出し、おわび行脚を続けているが、報道各社の情勢調査では「相当苦戦」。昨年11月、水戸市内での演説で「ケガをしてばんそうこうを張っただけで、こき下ろされて、えらい目に遭った」と恨み節をこぼしたと、スポーツ紙に報じられた。
赤城事務所では「時間がたっても批判は強い。厳しい選挙に変わりはない。赤城は『申し訳ない』とお詫びをしながら、これからどうするか、前向きな訴えを続けている」と語る。
事実上の一騎打ちとなる民主党の福島伸享氏(38)は、「東大卒」「元官僚」「地元出身」と、経歴は赤城氏に似ているが、過去に2回、同区から総選挙に挑戦して落選している苦労人。
本来、民主党の内規では公認不可だったが、小沢一郎代表代行に「お前、本気でやる気あるのか!」と一喝された際、ひるまずに政権交代に賭ける熱意を伝え、「ここで立ち上がらなかったら、一生後悔する。やらせてください」と訴え、認められたという。
昨年2月の活動再開以来、強固な保守地盤を突き崩すため、「選手交代」を旗印に、選挙区内を自転車で細かく回るドブ板選挙を展開。解散翌日の22日、長妻昭氏を招いた地元集会には1000人収容の会場に1500人以上が押しかけた。
福島事務所では「有権者の意識は変わった。県医師会だけでなく、多くの団体や個人の方々が民主党支持に回ってくれている。ただ、うちは前回5万票差で負けている。最後の最後まで気は抜けない」と語っている。
【茨城1区立候補予定者】
赤城 徳彦50 自前
福島 伸亨38 民新
田谷 武夫57 共新
金沢 光司34 幸新
ZAKZAK 2009/08/12
3442
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 21:07:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908121040001-n1.htm
【09衆院選】中山太郎氏84歳の戦い 大阪18区
2009.8.12 10:36
大阪18区(岸和田市、泉大津市など)から立候補を予定している元外相の自民前職、中山太郎氏(84)。選挙期間中には満85歳を迎える。今回の立候補予定者では最高齢で8選を目指す中山氏は「高齢者の利益を代弁できる政治家は他にいない」と意気軒高だが、真夏の選挙戦となり、敵は民主候補だけでなく、自らの体力との戦いになりそうだ。
今月1日、岸和田市内で開かれた中山氏陣営の総決起大会には、舛添要一厚生労働相ら閣僚3人が一堂に会した。会場には2千人を超える支持者が集まった。陣営幹部は「よく集まった」と興奮気味に話すが、中山氏は「この時期にこれだけ集まるということは、この選挙に対する危機感を共有しているということ」と気を引き締めた。
“小泉旋風”が吹き荒れた前回選挙は「『天の時、地の利、人の和』がすべてそろっていたが、今回は『天の時』がない」と中山氏は話す。残る「地の利」と「人の和」を万全にするため、従来の支援団体や後援会などの組織固めに重点を置き、公示までは大規模な集会や街頭演説を控えることにしている。
4年前も8月に衆院が解散され、事実上真夏の戦いだったが、今回は解散から投開票までがさらに長い。公示後は12日間の選挙戦に突入し、炎天下での演説も予想される中山氏にとっては体力勝負になる。体調管理のため、2日に1度はスポーツジムに通い服装や水分補給にも気を使っているといい、陣営では「セーブしながらとは思うが、状況が状況なのでそうもいっていられない」と話す。
一方、前回に続き中山氏に挑む民主元職の中川治氏(58)。有権者の中には中山氏の高齢・多選批判がくすぶるが、中川氏は、あえてこうした批判は控える方針という。
大阪18区には、このほか、共産新人、大塚康樹氏(41)、幸福新人の西川豊氏(45)も立候補を予定している。
3443
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 21:09:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908092359018-n1.htm
【09衆院選】“内助の功”吉?凶?目立つ丸川参院議員の応援 (1/2ページ)
2009.8.9 23:55
埼玉9区から出馬する自民党の前衆院議員、大塚拓氏(36)は、元アナウンサーとして抜群の知名度を誇る妻、丸川珠代参院議員(38)の応援を受け、“内助の功”選挙を展開している。落下傘候補である大塚氏にとって選挙区での知名度アップは最重要課題。9日も、夫婦で手分けして支援者を回った。ただ、夫唱婦随ならぬ“婦唱夫随”と有権者に受け止められれば、大塚氏自身が埋没する危険性も。陣営からは「政策を強調したい」との声もあがっている。
「大塚拓の家内でございます」。8日夜、埼玉県入間市内で開かれた盆踊り。丸川氏は、住民らの前で深々と頭を下げた。「入間の仲間として頑張りたい」。大塚氏の代理であいさつをこなし、「入間音頭」を堂々と踊ってみせた。
自民への逆風が吹き荒れるなか、落下傘候補として選挙に臨む大塚氏の危機感は強い。選挙区にゆかりがなく、「顔を売る」のが最大の課題だ。妻の丸川氏も「大塚拓 妻 珠代」と印字した顔写真付きの名刺まで配った。
しかし、内助の功が好奇の目で報じられ、丸川氏の存在が際立ったのも事実だ。丸川氏が訪れた盆踊りの会場では、「自分(丸川氏)の選挙じゃないんだから! だんな(大塚氏)にガンバレと伝えて!」との声があがっていた。
4年前の郵政選挙で比例単独で立候補し、東京ブロックで初当選した大塚氏。ほかの「小泉チルドレン」と同様、転出先を模索する日々が続いたが、同じ町村派の大野松茂・元内閣官房副長官の後継として白羽の矢が立った。
大野氏を中心に、自治体の議員や後援組織もフル稼働。首都圏では珍しい強固な保守地盤が広がっている。それだけに、陣営からも「“色物”的な扱いは不本意。大塚の人物を知って、(投票用紙に)名前を書いていただきたい」とため息が漏れる。
実際、街頭演説などでも、大塚氏の口から妻の名前が出ることはない。連日のように支援者を回る「どぶ板」選挙を展開し、福祉や安全保障問題を中心に政策を訴えている。
9区の対立候補者らも、自分たちの存在感がかすむことに危機感をあらわにする。民主から出馬予定の元衆院議員、五十嵐文彦氏(60)は「人気者にあやかろうとする自民のだめな部分が一番出ている。最後は美人な奥さんが泣き落としするのか」と批判的だ。
“もろ刃の剣”にもなりかねない内助の功だが、大塚氏は「夫婦道を貫く」と意気込んでみせた。
3444
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 21:28:44
北海道3人は政治塾の塾生
佐藤 久孝:岩手県連事務局長
長岡 重代:山形県連看護支部
大西 英男:元都議、参院比例落選
国安 正昭:元外務官僚?
稲垣 克彦:大阪県連事務局長
宇田川隆久:鳥取県連事務局長(03年比例下位落選)
吉田 竜之:岡山県連事務局長
桧田 仁 :元代議士(96比例、00落選、03落選 広島2区)
笹沼 正治:徳島県連事務局長
水口 俊幸:愛媛県連事務局長
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090813k0000m010046000c.html
衆院選:自民、神奈川9区に新人 比例で13人追加公認
自民党は12日、山内康一前衆院議員の離党により、空白区となった衆院選神奈川9区に、新人の中山展宏氏(40)の擁立を正式に決めた。併せて、比例代表で13人の追加公認を決定。離党した清水清一朗氏=比例東京ブロック=の公認を取り消した。これで自民党の公認は小選挙区289人、比例代表35人の計324人となった。比例代表の追加公認は次の通り。(敬称略)
<北海道ブロック>穴田貴洋(33)▽上地史隆(29)▽沼沢真也(32)<東北同>佐藤久孝(62)▽長岡重代(62)<東京同>大西英男(62)▽国安正昭(71)<近畿同>稲垣克彦(61)<中国同>宇田川隆久(42)▽吉田竜之(39)▽桧田仁(67)<四国同>笹沼正治(54)▽水口俊幸(61)
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090812ddlk01010154000c.html
選挙メモ:自民・政治塾卒業生3人を比例単独に擁立 /北海道
自民党道連は11日、比例代表道ブロック単独候補に政治家養成を目的に主催している「HOKKAIDO政治塾」の第1期卒業生3人を擁立すると発表した。3人は札幌市白石区の会社員、穴田貴洋氏(33)▽同市中央区、会社社長、沼沢真也氏(32)▽北見市の介護職員、上地史隆氏(29)。比例に重複立候補する小選挙区候補12人に次いで記載される。
3445
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 21:30:25
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090811ddlk31010382000c.html
選択の夏:09解散・総選挙 戦いの構図・鳥取1区 /鳥取
◇民主の「風」どこまで 自民前職に3新人挑む
衆院選公示の18日まで約1週間。県内から出馬する陣営による前哨戦も熱気を帯びてきている。鳥取1区、2区の戦いの構図を鳥瞰(ちょうかん)してみる。1区は、当選7回の自民前職・石破茂氏(52)に、石破氏の元秘書で民主の奥田保明氏(49)、共産の岩永尚之氏(52)、幸福実現の細川幸宏氏(40)の3新人が挑む。【宇多川はるか、遠藤浩二】
「週刊誌を買うと『石破 ○』と書いてあるが、大丈夫じゃありません。声かけてもらわんと私は議席がとれんのです」。5日午後8時、鳥取市内であった国政報告会。石破氏は支持者ら約150人を前に赤く日焼けした顔で声を張り上げた。
危機感は強い。07年参院選で惨敗し、今回も民主に風が吹いている。石破氏は「1区では3割の人が誰に入れるか決めとらん。その人らが選挙を決める。放っておけば一度変えてみようという人に入れる」と話す。街頭演説では常に「自民党は自らを正さなければ。自民党を立て直す」と締めくくる。自民への不満を逆手にとる論法だ。
「投票率が上がって怖いのは都市部」。山口享選対本部長はそう話す。選対も市部の無党派層に重点を置く。昨秋から国政報告会などに加え、街頭演説を精力的に行ってきた。解散後の7月下旬以降、市内で25カ所も街頭に立った日もあった。
組織力を武器にする石破陣営だが、不安材料は絶えない。公明との共闘態勢の遅れもその一つ。自民県連は7月下旬に公明県本部に推薦を要請。だが、「準備ができていない」と突き返された。「向こう(公明)がなかなか扉を開けない」。1日にあった東部選対会議で自民県連幹部は党員に不満げに打ち明けた。
しこりの一因は、07年の参院選にさかのぼる。関係者によると、石破氏が比例代表で自衛隊OBの自民候補を支援したことが公明の不信を招いたという。「小選挙区で自民を応援しても比例で入れるとは限らない」と不満をあらわにする。自民県連と石破後援会は6日、改めて推薦を依頼したが、推薦はまだ出ていない。
◇ ◇
一方、民主の奥田氏。4日夕、白いTシャツ姿で選対事務所に戻ってきた。「1日2回は感動する出会いがありますよ」と高揚した表情だ。7月末から「政権交代」と書かれた幟(のぼり)を立てた自転車にまたがり、路地で“ミニ街頭”を繰り返してきた。
「無党派のグレーゾーンを1センチでもこっちに引き込みたい」。奥田氏と一緒に自転車でちらしを配る陣営スタッフは意気込む。昨秋から山間部を歩き続け、市内は主に企業回りをしてきた奥田氏も市部の無党派層に焦点を絞った。
連合鳥取は3〜7日、鳥取市内約30カ所で午前7時過ぎから1時間、「政権交代」「民主党」と書かれた幟を持って朝立ちをした。1日に組合員ら約170人が参加する総動員の態勢だ。
「1区は厳しいと言われているが、肌感覚で有権者が変わってきたと分かる」。奥田氏はそう熱っぽく語る。だが、奥田氏の「肌感覚」に対する不安を陣営は隠せない。
7月23日に鳥取市のとりぎん文化会館で開いた決起集会に集まった支持者は1500人(陣営発表)。その前週、同じ会場で集会を開いた石破氏は2500人(同)。組織力の差を見せつけられた。
奥田氏には通常の後援会もない。あえて作らないのは、石破氏の秘書時代に培った人脈を生かし、石破陣営につぶされないように水面下で自民支持層の切り崩しを図っているためだ。だが、陣営内から「後援会もなく、どうやって戦うのか」という声も上がっている。「民主イコール奥田に結びつかない」との嘆きも相次ぐ。連合が朝立ちを始めたのも「民主=奥田」の浸透を図るためだ。
◇ ◇
共産新人の岩永氏は公示前までの街頭演説の目標を2000回とし、県内を駆け回る。比例代表中国ブロックでの議席獲得に狙いを定め、1区と2区を週代わりで行き来している。
幸福実現新人の細川氏は、郡部を選挙カーで回り、市街地は通勤、帰宅時間に合わせた街頭演説で支持を訴えている。
3446
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 21:30:58
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090812ddlk31010421000c.html
選択の夏:09解散・総選挙 戦いの構図・鳥取2区 /鳥取
◇「川上票」巡り攻防、自民・民主の2氏が軸に
鳥取2区は、前回の郵政選挙で初当選を果たした前職、赤沢亮正氏(48)と、元県議で民主新人の湯原俊二氏(46)、幸福実現新人の甲谷英生氏(33)の3人がすでにしのぎを削っている。自民と民主の2氏を軸にした戦いが予想されている。【武内彩】
勝敗の鍵を握ると注視されているのが、民主党県連代表の川上義博・参院議員を支持する「川上党」だ。保守=自民層が厚いといわれてきた鳥取で、両陣営とも川上党支持者が、名前の通り川上氏支持でまとまるのか、赤沢氏支持に転じるのかを見極め、かつ水面下で綱引きを演じている。
川上氏は05年の前回選で小泉純一郎首相(当時)が掲げた郵政民営化に反対し、造反組として無所属で立候補した。対抗馬として2区から出馬したのが、日本郵政公社海外事業部長だった赤沢氏。県選出衆院議員だった故赤沢正道・元自治相の孫という知名度の高さや小泉旋風を追い風に受け、約5200票差で初当選を果たした。
川上氏はその後、民主に転じ07年の参院選で自民現職を破って当選。自民王国に衝撃が走った。そもそも保守系の川上票を巡り、両者の攻防戦が本格化している。
◇ ◇
トレードマークの赤いポロシャツ姿で支援を呼びかける赤沢陣営。公示を前に麻生太郎首相、細田博之幹事長ら大物が次々に応援に駆けつけ、重点区とされていることをうかがわせた。
接戦が予想される中、陣営が合言葉のように口にするのが「10万対6万の戦い」。前回選での川上氏と民主候補の得票合計が約10万票。赤沢氏が約6万票だ。「川上党も一枚岩ではない。真の保守という層がいる。そこをどうやって取り戻すかが争点になる」と西部選対本部長の広江一県議。大票田で切り崩しをかける。
自民への強烈な逆風が吹き荒れる中、10日に米子市であった支援者集会。上田博久選対総本部長は「20日間で逆転するんだという気持ちでがんばります」と危機感もあらわに一致団結を強調した。「赤沢党」を前面に押し出し、「鳥取に必要なのは赤沢」と4年間の実績を強調するが、厳しい前哨戦が続く。
◇ ◇
対する湯原氏。昨年9月に県議を辞した後、ひたすら選挙区を歩いて回ってきた。真っ黒に日焼けした顔からは「地域の実情を把握している」という自信がのぞく。全域をくまなく回り、2周目に入った。運動量では相手候補を引き離す。
都市部では民主風が吹くが、選対本部長の福間裕隆県議は「天井を吹き荒れているだけで、鳥取で民主党は浮草みたいな状況」と冷静に受け止める。接戦を覚悟しながらも「負ける戦いではない」と手応えを感じている。党は勝敗の明らかな選挙区に幹部の応援は出さない方針だが、2区には公示後すぐに前原誠司副代表が入る予定。
周辺の応援態勢にも熱が入る。連合鳥取は、磯江智昭会長が朝立ちに何度も立ち会うほどの力の入れよう。「ここで与野党逆転して政権を取る。総力を挙げて応援する」と過去に例を見ないほどの厚い態勢で挑む。
◇ ◇
共産は2区での擁立を見送った。比例代表で07年参院選時の1・6倍の得票を目指し、小選挙区は自主投票になる。
幸福実現党の甲谷氏は6月から街頭演説を開始。「消費税廃止、ミサイル阻止」の幟(のぼり)を立て、支持を訴える。公示を前に米子市を中心に地域回りに重点を置く。
3447
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 21:35:51
>>千葉9区さん
千葉県内では読みにくい選挙区の1つが9区だと思いますが、
どう見ていますか?
3448
:
石川3区
:2009/08/12(水) 21:43:35
北陸最大の保守王国である石川県能登地方でも、自民党崩壊の兆しがみられる。
七尾市在住者からの情報では、ポスティングされるチラシ量とポスターなどの
掲示板の枚数が圧倒的に民主党が多いとのこと。比例で立候補する国民新党の
w貫候補者と連動して行った街頭演説には、すごい数の聴衆が聞き耳をたてて
いたとのこと。また民主党のK藤候補者は選挙区内で最も多い七尾市出身という
ことも、能登半島北部出身の自民党候補との違いを際立たせて、少し優位に
なりつつあるるとのこと。
これは石川3区もひょっとして、引っ繰り返る!!かもしれませんね。
3449
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 21:50:09
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/syuindanmen/090811.html
衆院選の断面 選択09・鳥取
政権選択の懸かる衆院選が、公示(18日)まで一週間に迫った。川上党の動向や共産票の行方、建設業界の動向など激戦の前哨戦の断面を見る。(文中・敬称略)
2009/08/11の紙面より
【1】 「川上票の行方」
保守層めぐりせめぎ合い 自民攻勢の中どう結束維持
衆院鳥取2区で熾烈(しれつ)な前哨戦を展開する自民・赤沢亮正と民主・湯原俊二。両陣営ともそれぞれの党支持層を固めるとともに、保守層や無党派層への支持拡大が課題。保守層をめぐるせめぎ合いでは、湯原を支える民主党県連代表で、参院議員の川上義博の影響力が強い“川上票”の行方が注目される。
■「川上党」
川上は自民県議から国政に転身し、後援会には保守系の人が多い。無所属で出馬した2003年の総選挙で初当選して以降、後援会は「川上党」の異名をとる。
05年の郵政選挙の敗戦を経て川上は06年、民主に入党し、07年の参院選で自民候補に圧勝した。この時も後援会は集票力を発揮したとされる。
しかし、今回の衆院選鳥取2区で、湯原陣営の川上党は自民・赤沢との激突の影響を受けている。川上党の企業の一部が赤沢支持に回った。
07年の参院選で川上を支援した2区のある会社社長は今回「わたしは民主党員ではない。何が何でも赤沢を当選させる」と言う。社長は保守の立場で「これまでは川上だから支援した」。
しかし、今回、自民の赤沢本人から熱心な働き掛けを受けた。自民・赤沢陣営の攻勢の強さも物語っている。
■自・民激突
過去、衆院鳥取2区では保守分裂選挙が繰り返された。保守同士では川上と相沢英之が争った03年、川上と赤沢が激突した05年。今回は過去2回に比べて「自民VS民主」の性格が強い構図だ。
この構図の中で赤沢、湯原両陣営ともに保守層に食い込む必要がある。湯原陣営では川上党や湯原後援会の活動が注目される。
しかし、川上党で赤沢支持に回る企業があるほか、民主・湯原支持のある町議は自民の基盤が強い地元で「『民主党』を前面には出しづらい」との実情を抱える。
川上本人も言うように「川上党は、もともと一気には民主にいかない。(民主党県連代表を務める)川上を応援するつもりで今回、民主・湯原をやってもらっている」との要素もある。自民の攻勢も受ける中で川上党はどう結束を維持するか。
■後援会行脚
一方の自民・赤沢陣営。公共事業の在り方など民主の政策への懸念をテコに、川上系企業を含む建設業や農業など業界団体の推薦を取り付けている。
ただ赤沢陣営には「川上が本腰を入れ始めたら、ひっくり返そうとする可能性もある」と警戒する声もある。
その川上本人が8月に入り単独の新しい動きを加速させている。2区の旧町単位の川上後援会の集会へ行脚する一方、自民支持の業界団体にも支援要請を始めた。
後援会集会では公共事業の在り方や日米自由貿易協定への対応など民主の政策を説明し、「政権交代を」と民主と候補への支持を要請。
川上は「川上党で自民候補の支持にいく人は一部。(後援会集会などで)川上党は民主・湯原でどんどん固まっている」とあくまで強気だ。
3450
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 21:50:52
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/syuindanmen/090812.html
2】 「共産票はどこへ」
2区の勝敗を左右か 自民「厳しい」民主は「期待」
衆院選鳥取2区に候補擁立を見送った共産党。衆院選に小選挙区制が導入された1996年以降、同党は毎回鳥取1区、2区に候補を立てており、県内で初めて「空白区」が生まれる。自民前職の赤沢亮正と民主新人の湯原俊二が激しく競り合う2区で、共産票はどう動くのか。
■内心の自由
共産党鳥取県委員会が、2区に候補を擁立しない方針を決めたのは2007年9月。全300の小選挙区で候補擁立を目指す従来の方針を見直し、候補者を大幅に絞り込む党中央の方針に沿った措置だ。
党県西部地区委員長の鷲見節夫は「小選挙区にも候補を立て、タイアップして比例票を押し上げるという考えもあった。しかし、候補を出すには金も態勢も要る。徹底して比例に集中しようと2年間やってきた」と話す。
前回の衆院選鳥取2区で、共産候補は約6700票を獲得。2区内の比例は1万票台を維持した。今回、小選挙区で共産票がどこへ流れるか。鷲見は「小選挙区は自主投票。党員がどちらに入れるかは分からない。内心の自由だ」としながらも「空気としては民主党に風が吹いている」と述べ、同じ野党の民主党候補に流れる可能性が大きいと示唆する。
■マイナス要素
共産票の行方について、赤沢陣営は「自民に来ることは考えにくい。逆風に加えて大きなマイナス要素」(西部選対本部長・広江弌)と厳しく受け止める。共産が候補擁立を見送り、民主が自民との一騎打ちを制した昨年5月の衆院山口2区補選では、共産支持層の8割以上が民主に流れたことが出口調査で明らかになった。
鳥取2区では「共産票が最後の勝敗を決める票になる可能性もある」との見方もあり、赤沢陣営は農業団体や建設業界など従来の自民支持層により深く浸透することで、民主に流れるとみられる票をカバーする考えだ。
一方の湯原陣営。選対本部長の福間裕隆は共産票について「期待はしている。非自民ということであれば、非自民を主張しているわが党の候補へ」と手ぐすね引く。ただ今のところ、共産支持層に対する具体的な働き掛けは考えていないという。
■戦略の成否
共産党は2区内の比例の得票目標として前回の約1・6倍に当たる1万6千票を掲げる。小選挙区の候補に認められるポスターが掲示できないなど宣伝手段が限られるデメリットはあるが、党県委員長の小村勝洋は「大勢に影響はないようだ」と話す。
「地域の支部からは『選挙区は赤沢、湯原両氏のどちらでもよいので、比例区は共産党で』というお願いが奏功しているという報告もある」と小村。2区を比例に絞った戦略の成否が問われる。
(文中・敬称略)
3451
:
とはずがたり
:2009/08/12(水) 22:01:37
>>3448
始めまして〜。
此処は中選挙区時代からの保守地盤ですからねぇ。。
96年は新進推薦候補が惜敗しましたが,その後はああ云う形(保守の地盤を持った候補の擁立)で候補者立てられないですが,今回は巧く行きますやら。。
とまれ中央とのパイプが大事な地域なので今回は民主と云う流れが出たりすると良いんですけど。
>>3447
確かに千葉市の一部と近郊の都市型ながら水野が都市型の選挙で強いですよね。
どうなるか,期待はしてますが,読みにくい選挙区ではありますね。。
3452
:
とはずがたり
:2009/08/12(水) 22:20:24
【09衆院選・注目区を歩く・東京5区】突風…地力問われる戦い
2009.8.10 21:58
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090810/tky0908102028002-n1.htm
午前8時前、車の通行量も少ない通りに面した改札口に向かい通勤客らが早足で駆け込んでくる。今月初め、自民前職・佐藤ゆかり氏が立っていたのは東急目黒線洗足駅前だ。
利用者は1日平均約1万5千人。住宅やアパート、雑居ビルが密集する沿線の中でも比較的小さく、周囲も静かな駅。切符売り場横のスタンドに目黒、品川、大田区の広報誌が並び、区境に近いことが分かる。
「“政権交代”の四文字熟語が飛び交っているが、大切なのは経済成長戦略や国家ビジョンが示されているかどうか。突風に乗るのではなく政策本位、候補者本位で慎重なる判断を」
都議選の結果を“突風”と表現し、自民への逆風に強い危機感をにじませる佐藤氏。目黒区議とリレーしてマイクを握り、約30分。時間を惜しむように隣の大岡山駅前に移動した。
街頭演説後、「地元の佐藤ゆかりとして定着してきた」と口にした佐藤氏。
岐阜1区からの国替えを決めたのは1年半前。8期のベテラン、小杉隆元文相の地盤を引き継いだ。全国的な知名度も高いだけに「だれの応援に来たんですか」と聞かれることもあった。
土曜日の東急大井町線二子玉川、自由が丘両駅前での街頭演説から始め、地域の行事にも顔を出し有権者への浸透を図った。小杉氏の秘書経験がある目黒区議、宗田次郎氏(48)は「佐藤さんじゃなかったら厳しかった」。
17日の決起大会には小泉純一郎元首相が駆けつける予定だ。厳しい戦いが予想される“小泉チルドレン”で何人が生き残れるのか、地力が問われる。
◇
「充電完了」。佐藤氏を迎え撃つのは民主・手塚仁雄氏。落選から4年間、地域に根を下ろして活動し、「風だけに頼る戦いはしていない」と自信を深める。26歳で都議に当選した平成5年から街宣車を使わない活動を徹底している。
駅前での街頭演説、商店街や路地を練り歩き、「この地域での知名度では負けていない」と手塚氏。連日2万歩近く歩くといい、「2年間で25キロやせた」。
街頭では「政権交代」を強調。目黒、世田谷の両地域で都議、区議らがスタッフと同じ赤いポロシャツを着て支援する。
「チーム手塚の一員。政権交代へのたすきをバトンタッチするときだ」。買い物客でにぎわう週末のスーパー前で、都議選で初当選を果たした関口太一氏(33)が力を込めた。地方選挙連勝を受け、衆院選を“最終ランナー”にたとえた。
手塚氏は「日本を借金大国にしたのは今の政権。税金の使い方を変える。(投票で)新しい政権を作る大事業に参加して」と連日、訴えている。
共産・宮本栄氏は3回目の挑戦。自公政権を正面から批判する一方、「その先の選択が問われている」と訴える。ただ、「『今回だけは民主へ』という声は前々回(平成15年)もあって苦労した。今回はむしろ民主党政権に不安を覚えるという人も多い」と指摘。立候補を決めた昨秋以降、1カ月で一巡するペースで各駅の街頭活動を続ける。
幸福・木下真氏は景気対策としての減税や憲法改正などを訴え、連日、自転車遊説を展開している。(水野拓昌)
◇
公示まで1週間となった今回の衆院選。立候補予定者は国替えや再起などさまざまな事情を抱えながら選挙活動に汗を流す。都議選の結果は、衆院選でも再び繰り返されるのか。東京25選挙区の中から注目区の選挙事情を追った。
3453
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 22:29:02
>>3447
勝手にリトマス選挙区と読んでます。
9区で勝てば政権交代。負ければ自民政権維持
そんな感じかな と。
・前回までの民主候補者須藤は、四街道市議
(票田は若葉区or佐倉市)
日本新党出身で言ってしまえば「細川チルドレン」
はっきり言ってしょぼい候補でした。
・自民水野は、(実父の中尾栄一はアレだが、)義父の水野清はリベラル系
本人も(外交はタカ派でも)イチタとつるむ感じの「党内改革派」
ってことで、無党派票を喰える候補だと思います。(若手ですし)
・どちらにしろ、2人とも復活当選するのではないかな?と
3454
:
千葉9区
:2009/08/12(水) 22:31:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908122149030-n1.htm
【衆院選09】特定郵便局の「離反」 自民“牙城”の奈良3区、4区 (1/2ページ)
2009.8.12 21:48
これまで自民の選挙戦を支えてきた各種業界団体に今回、公然と反旗をひるがえす動きが出てきた。自民の“牙城”とされてきた奈良県南部の奈良3区、同4区では、特定郵便局の職員らでつくる団体が、支援候補を自民現職から民主新人に組織的に切り替えた。4年前の前回衆院選で自民が打ち出した郵政民営化に「組織の存亡にかかわる」として反逆した格好だが、今回一転して逆風に見舞われた自民現職は異例の“どぶ板選挙”を強いられるなど、止まらぬ組織票離れに苦悩は深い。
「厳しい選挙です。よろしくお願いします」。奈良3区に立候補する自民前職、奥野信亮氏(65)は集まった支援者一人ひとりに頭を下げ、握手をして回った。
奈良3区は、法務大臣などを歴任した父の誠亮氏(96)の代から半世紀近く、議席を守り続けてきた「保守の牙城」。その奥野氏は今回、異例のきめ細かな支援者回りを展開している。
地区単位でスポット演説をこなし、多いときには1日約450人の支援者と会う。12日には政見放送収録の合間を縫うように、地元・御所市から離れた王寺町や川西町などにも足を伸ばした。
奈良4区で6選を目指す自民前職、田野瀬良太郎氏(65)も、自民への逆風で苦戦を強いられており、自民の陣営関係者は「今回ほど厳しい状況はない」とこぼす。
一方、奈良県南部の五條市で7月25日、奈良3区と同4区の特定郵便局の職員ら約300人を集めて開かれた集会。「郵政政策研究会」(郵政研)の木村一臣・近畿地方本部事務局長は「もうからない郵便局は閉鎖され、利便性が損なわれる」と、自民が推進してきた郵政民営化の方針を痛烈に批判した。
郵政研の前身は、特定郵便局の職員OBでつくる「大樹全国会議」。かつては自民の「集票マシン」と言われ、全国で約100万票を集めたとされる。
3455
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/12(水) 22:50:59
>>3426
38歳なんてロスジェネなものか。恵まれた世代のくせに被害者ぶるな by 32歳ロスジェネ世代
参考(09年4月1日現在満年齢、現役大卒の場合)
年齢 有効求人倍率
40歳 1.40
39歳 1.08
38歳 0.76 ←長谷川
37歳 0.64
36歳 0.63
35歳 0.70
34歳 0.72 ←鈴木
33歳 0.53 ←吉田
32歳 0.48 ←仲川、俺
31歳 0.59 ←熊谷
30歳 0.59
29歳 0.54
28歳 0.64
27歳 0.83
26歳 0.95
25歳 1.06
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%B1%E8%81%B7%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F
#.E8.B3.87.E6.96.99
3456
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 22:59:09
http://www.asahi.com/politics/update/0812/TKY200908120330.html
《政治決戦24時:12日》「政権交代の風は台風なみ」2009年8月12日22時47分
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午前 自民党の伊吹文明元幹事長が京都市で街頭演説し、「今ようやく景気回復の入り口にたどりついた。どうか皆さん、民主党が言っている政権交代という言葉に酔って、この景気回復の流れが中折れしないよう、賢明なご判断をお願いしたい。民主党の夢物語の結果、日本社会が混乱し、有権者の皆さんが、できもしない約束の不渡り手形を持ってぼう然と立ちすくまれることを我々は見逃すわけにはいかない」
午後 民主党の菅直人代表代行が東京・新宿で開かれた同党のマニフェスト説明会で「民主党が都議会で第一党を占めた。都議会における政権交代がいち早く実現した。都議会が代わったからといってイコール知事が代わるわけではない。国政においては、30日に民主党が単独か友党とともに過半数をとれれば、鳩山代表に総理になっていただくと同時に、民主党中心の政権をつくりたい」
夜 小泉元首相が川崎市で応援演説し、「実は小選挙区比例代表並立制に私は反対した。だけど、この制度だから、私は前回の選挙で大勝利した。自分が反対した制度に私は大きな利益を受けた。私も運はいいんですよ。今は厳しい。政権交代の風は強い。もう台風並みだ」
3457
:
とはずがたり@38歳
:2009/08/12(水) 23:05:23
大学受験は人数多くて結構狭き門で,ギリギリバブルを享受し損ねたタイミングで大学生で,就活も結構厳しめ(氷河期突入へ),でしたがその後を見るに未だ恵まれてたかもしれませんね。
33-29辺りの求人倍率ひでぇ。。
3458
:
とはずがたり
:2009/08/12(水) 23:05:56
>>3457
は
>>3455
へのレスっす。
3459
:
SWERVES
:2009/08/12(水) 23:10:21
お久しぶりです。
昨日、某所で伊勢新聞を読む機会があったのですが、すごい辛口ですね。
夕刊とか週刊誌かと思うくらい、報道部の意見を臆することなく書いてありました。しかも1面に。
全国紙に飽きた自分にはいい刺激になりました。
さて、三重選挙区で気になった事項をいくつか。
1区:川崎は自民隠し
2区:鈴木は鈴鹿市職労を取り込み、陣営に中川の前私設秘書を加えたが…時の運がなかったとの評
3区:平田は18日の公開討論会で早くも敗北宣言ともとれる発言→比例頼みから抜け出せずとの評
4区:森本は山中市長と関係を修復し、不利な状況から脱した
5区:勝つ可能性を残す三ツ矢だが、後援会を持たないスタイルと伊勢市長選しこりが…
基本与野党問わず言いたい放題のようですが、今回は終始自民に呆れた論調。
いきなり見出しが「民主圧勝の予感」
さらに「1〜5区を眺め回して、自民にプラス材料なし」と続く。
締めは「三重から総理(岡田)をのスローガンを出されたら自民はひとたまりもない」
「特に故・藤波官房長官の支持者はこの宣伝文句に弱い」とくくっています。
3460
:
とはずがたり
:2009/08/12(水) 23:36:49
>>3459
面白いですね〜>独自性
因みに伊勢新聞はこちら。
http://www.isenp.co.jp/index.htm
誰かこの社の解説ありますか!?
3461
:
名無しさん
:2009/08/12(水) 23:49:48
>>3460
チョーローカルですよ。でも一応共同のサイトにリンク貼られていますが
四区情報はさらにさらにローカルから出しています。
3462
:
府中の疫病神
:2009/08/13(木) 00:12:14
>>3392
やってみましたので貼らせていただきます。
政党一致度
自民党42→48(+06)
民主党46→61(+15)
公明党44→55(+11)
共産党47→53(+06)
社民党46→50(+04)
国民新48→51(+03)
みんな53→67(+14)
改革ク35→29(-06)
新党日63→69(+06)
新党大60→61(+01)
幸福実46→60(+14)
選挙区候補一致度(東京18区)
土屋正忠 45→34(-11)
菅 直人 40→55(+15)
小泉民未嗣45→56(+11)
森 香樹 45→59(+14)
左が重み付けなし(全て標準の1点)、右が重み付けあり(標準なしで0.25〜4点)の数字です。
政党は元々自民<民主でしたが重み付けでさらに差が開きました。
選挙区は重み付けなしで見た時は棄権も考えたんですが、重み付けで菅>土屋に逆転。
全体の一致度だと、なんだかんだで「選挙的にどうでも良い部分(国防とか)」の一致もかなり影響しちゃうので、
重み付け有無の点差(カッコ内の数字)って結構重要だかなと思ってます。
それが最大だったという事で、今度の選挙は民主&菅で行く決心がつきました。
しかしどっちも次点が幸福実現党ってのがちょっとやだw
普通に点数だけみたら候補者は一番点取ってるし。
結局私みたいな保守崩れの民主支持票削る目的だとしたら有効打ではあったのかな。
3463
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/13(木) 00:13:41
>>3457
別に38歳の人が云々という話ではありませんので、念のため。
政治家としてロスジェネを訴えるには、世代が違いますよ、という話。
とはいえ記事を読むと、朝日が勝手にカテゴライズしただけのようにも思えるんですけどね。
実際、38歳前後でそういうこと言ってる政治家って、あまり見ないような。
(例えば細野・津村・中村哲・三日月=71年生が、そういう訴えをしているかと言えば・・・?)
3464
:
とはずがたり
:2009/08/13(木) 00:21:14
>>3462
なるほど。この辺が浮き彫りになるのも興味深いっすね。
>しかしどっちも次点が幸福実現党ってのがちょっとやだw
>普通に点数だけみたら候補者は一番点取ってるし。
>結局私みたいな保守崩れの民主支持票削る目的だとしたら有効打ではあったのかな。
>>3463
勿論,俺も不毛なピンポイントな世代間対立の水掛け論とかに本気で与す心算もないのでご安心下さいなw
政治家が或る世代の利害代表みたいな言い方になるのはあんま良くないでしょうしね。
実際問題に年金とかもろにもうちょっと広いレンジの世代間対立そのものでして現行の恵まれた給付年代の影で我々30代の年金は結構やばそうなわけではありますが。。
少子高齢化が行き着けば少子化世代が老人に成るだけとなって安定的な人口構造が復活してマシにはなりましょうが・・。
3465
:
けん
:2009/08/13(木) 01:01:26
国民新党から民主党への未推薦者リストってどなたか作られておりましたか?
探したんですがわからなかったので教えてください。
3466
:
とはずがたり
:2009/08/13(木) 02:28:20
>>3465
千葉9区さんの作られた
>>1379
がそれに該当しましょうか。
国民新党→民主党 非推薦リスト
>>1379
7/13現在ですがその後変化ありましたっけ?
3467
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 02:51:17
>>3392
でちょっとした遊びしてみました。
麻生太郎、自民党との一致度62%
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=1212121201221222122222121202122222120212
鳩山由紀夫、民主党との一致度83%
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=0202121222120212221242222212021212020202
どちらもご本人の回答まま入れてます。
非回答や無回答が麻生さんが3、鳩山さんが7もあるので、その分一致度は増えてます。
こうしてみると麻生さんの自分とことの一致度が低すぎるような気もしますが、実は自民の場合、一番回答の多い選択肢だけを選んでも
64%
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=1212121232221212321222121212122222121222
と三分の二(66%)未満の一致度しかないようです。
これは、党内で過半数を超える選択肢がない設問が4つ(Q5,Q8,Q12,Q14)、66%未満(Q4,Q9,Q10,Q17〜Q20)も足すと合計11もある。
用意された20の設問の半分以上が党内での意見がばらけてる感じです。
一方で民主は、過半数を超える選択肢がない設問は皆無、逆に90%を超えてる設問が7つもありました(自民は最高でも87%)。
一番回答の多い選択肢だけを選んだら78%になります(鳩山さんは未回答が多いのでこれより遥かに一致度が高い)。
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=2222121222121212221242222212221212222222
で、これより一致度の高い政党が79%の幸福実現党。
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=1212221232122222321222223222122222121222
ここは民主(269人)はおろか自民(302人)よりも大所帯(339人)なのに、自民はおろか民主にもない一致度100%という選択肢が3つ(Q1,Q12,Q20)もあります。
まぁ規模は半分(167人)ながら100%選択肢が8つ(Q1〜Q3,Q6,Q11,Q12,Q17,Q19)もある共産党(一致度は脅威の89%)って処もありますが、
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=2222121242121212221242222212221212222232
どちらも100人超える立候補予定者の中で、異論を言う人が一人もいないってのは団結力というかファシズムというか。
この二つ見た後だと、もう一つの宗教政党の公明党(一致度72%で100%の設問も核武装(Q3)の一つ)がマシに見えてきます。
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=2222121212121212321222221212122212222212
宗教関係の設問がないからこそかもしれませんが。
ちなみに共産党は横路さんはじめ民主・社民に100%の一致度を示す方が何人かいらっしゃいますが、
驚いたのは渡辺喜美のみんなの党にも佐々木重人(秋田2区:元民主党候補者)という方が95%一致してたりという。
これは人がいなかったのか間口が広いって事なのか。
3468
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 06:48:48
>>3465-3466
玄葉と滝に推薦出てます。
3469
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 08:24:56
選挙:衆院選 幸福実現党、全面撤退へ−−あす会見
衆院選(18日公示、30日投票)の300小選挙区と比例代表11ブロックすべてに候補者を立てる準備をしていた幸福実現党(大川隆法総裁)が12日、全面撤退する方針を固め、立候補予定者らへの連絡を始めた。
同党の関係者らによると、14日に記者会見をして、発表するという。
同党は宗教法人幸福の科学を母体に5月に結成された。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090813ddm001010023000c.html
3470
:
二階席
:2009/08/13(木) 09:08:56
>>3469
悟りを開きましたね(苦笑)
3471
:
けん
:2009/08/13(木) 10:18:27
幸福実現党が撤退すると栃木3区が渡辺氏だけになりますね。共産党が出すのかなぁ?
民主党と自民党は時間切れぽいですね。
>>3466
ありがとうございます。
もう国民新党から民主党へは推薦増えないようですね。
造反議員に推薦出すのかなぁ?
3472
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 10:59:33
やはり自民支援か
>以前から、衆院選を戦うか、撤退してほかの保守勢力を応援するか検討をしていた
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009081390104248.html
幸福実現党、衆院選からの撤退検討
2009年8月13日 10時52分
衆院選への候補者擁立を進めていた政治団体「幸福実現党」(大川隆法総裁)は13日、すべての立候補予定者の出馬を取りやめる検討に入った。同日中には結論を出すとしている。
同党は宗教法人「幸福の科学」を母体に5月に結成。衆院選で300小選挙区と比例代表11ブロックのすべてで、候補者計347人を擁立するとしていた。
幸福実現党は「以前から、衆院選を戦うか、撤退してほかの保守勢力を応援するか検討をしていた」としている。
(共同)
3473
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 11:44:27
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090813ddlk10010134000c.html
選挙:衆院選 2区、矢島氏が出馬表明 連合群馬に推薦要請へ /群馬
伊勢崎市の会社員、矢島笑鯉子(えりこ)氏(33)が12日、市役所で記者会見し、衆院選の群馬2区から無所属で立候補すると発表した。「20年後、30年後の子供たちの未来に不安を感じた」などと語った。2区は自民党総務会長の笹川尭氏(73)、民主党の石関貴史氏(37)ら3人が立候補を表明しており、矢島氏で4人目。
会見には矢島氏を擁立した伊勢崎市区選出で社民党籍を持つ塚越紀一県議らも同席。塚越氏は05年の前回衆院選で石関氏の選対委員長代行を務めたが活動方針をめぐり対立、以来続く石関氏と労組関係者との溝の深さを印象づけた。矢島氏は連合群馬に推薦要請する方針。
一方、矢島氏の父小暮利明氏は保守系の同市議で笹川氏の有力支援者の一人とされ、矢島氏の出馬は笹川氏の得票にも影響を与える可能性がある。
県内の民主、社民両党は1〜4区に民主党が、5区に社民党が候補者を擁立することで選挙協力する方針。塚越氏が矢島氏擁立にかかわったことについて社民党県連の関根慎市代表代行は「県連に打診もなく、現段階で見解のしようがない」としている。
矢島氏は旧佐波郡東村出身で東京女子大卒。システムエンジニアを経て、昨年から伊勢崎市内の不動産会社勤務。【杉山順平】
3474
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 11:47:51
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0813&f=politics_0813_005.shtml
【日本の検索ワード】幸福実現党撤退報道に「一体何だったんだ?」
【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! V 2009/08/13(木) 11:37
18日の衆院選を前に、幸福実現党が選挙撤退する事が報道されて関心が高まった。Google「急上昇ワードランキング」に「幸福実現党」が登場した。
幸福実現党は宗教法人「幸福の科学」を母体として09年5月に結党。結党とともに今度の衆院選にすべての小選挙区・比例区すべてに候補者を擁立して衆院第一党を目指すことを表明し、街頭やポスター、ネット上で積極的な宣伝活動を行ってきた。7月に行われた東京都議選・仙台市長選に候補者を擁立したものの、大差で落選していた。また、憲法の政教分離原則に反するという声が高まっていたが、これに対しては独自の見解を示し、宗教が政治に関与する事を禁止するものではないとしていた。しばらく大川きょう子氏が党首を務めていたが、7月下旬には大川隆法氏が総裁に就任し党のトップに立ち、比例区での立候補を予定していた。
会見は14日に開かれ、その場で正式な撤退とその理由についての発表が行われると伝えられているが、ネット上ではすでに撤退の件についてさまざまな感想や意見が飛び交っている。まず、公示直前の全面撤退に「降伏実現」と揶揄したり、「いったいなんだったのか」「賢明な判断だろう」といったコメントが多く見られた。理由については、「都議選などの惨敗で集票力のなさに気づいたから」「全選挙区に立候補したとしても当選の可能性は低く、没収される供託金が莫大になることから」「選挙制度の穴を利用した宗教の売名行為目的」といった意見や、解散前日までの公職選挙法違反による警告が4年前の衆院解散時に比べて100倍を越える1390件あったという報道を引用して、「行き過ぎた宣伝でで警告か圧力を受けたか」という分析もある。また、「マスコミが幸福実現党の事をほとんど取り上げてこなかったのはこういうことだったのか」と納得したユーザーもいたようだ。
巷やインターネット上を大いに騒がした事は間違いない幸福実現党。撤退することで今後の選挙戦にどのような影響が出てくるだろうか。(編集担当:柳川俊之)
3475
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/13(木) 13:21:11
一方の産経さん、ここに来て逆張り。
【09衆院選】幸福実現党が一転、選挙活動続行で調整
2009.8.13 12:09
宗教法人「幸福の科学」を母体とする政治団体「幸福実現党」(大川隆法総裁)は13日、都内で役員会
を開き、衆院選の候補者擁立の取りやめについて協議した。「同じ保守勢力の分裂を避けるために
衆院選から撤退すべきだ」(党幹部)という意見が党内にあったためだが、予定通り選挙活動を続行する
方向で調整が進んでいる。同日午後2時から記者会見を開き、方針を表明する。
同党は今年5月に結成。これまで300選挙区と比例代表11ブロックに347人の出馬を発表し、選挙
準備を進めていた。このため、選挙区と比例代表を合わせ供託金11億8200万円が必要になっている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090813/stt0908131209000-n1.htm
3476
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/13(木) 14:12:37
さらに
【09衆院選】新党本質、比例に2新人
2009.8.12 17:00
臓器提供の推進や低所得者の医療費無料化を訴える政治団体「新党本質」(東京)の佐野秀光代表
(38)は12日、札幌市で記者会見し、衆院選比例代表北海道ブロックに佐野氏ら2人が立候補すると
発表した。
名簿順位は、1位が佐野氏、2位が熊本県菊池市の主婦、本藤昭子氏(67)。候補を擁立するのは
北海道ブロックだけという。佐野氏は「既成政党にない主張をしていきたい」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908121701007-n1.htm
3477
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/13(木) 15:10:55
結局
幸福実現党、衆院選から撤退せず
2009/8/13 14:50
政治団体「幸福実現党」は記者会見で、衆院選から撤退しない方針を明らかにした。
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldFlash/2009/08/2009081301000558.html
3478
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/13(木) 17:02:40
>>344
大川総裁の出馬は取りやめも含め検討とのこと
3479
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 18:06:23
自公幸三位一体連立を模索
http://www.asahi.com/politics/update/0813/TKY200908130256.html
幸福実現党、総選挙撤退案を撤回 保守との協力模索2009年8月13日17時35分
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18日に公示される衆院選で、全小選挙区と比例ブロックに候補者擁立を表明していた幸福実現党は13日午後、「民主党政権の実現を阻止するため、保守勢力と選挙協力できる所には推薦を出し、立候補しない」との方針を表明した。
記者会見した饗庭直道・広報本部長は「この数日間、自民党の大敗と民主党の政権実現を阻止するために、あえて身を引くという方針を選択しの一つとして検討してきた」と説明。そのうえで、「このまま全国300小選挙区への候補者擁立を維持し、保守票が割れれば、結果として民主党を利し、民主党政権を誕生させてしまう」とし、自民党など保守勢力に「推薦」を出した場合には、小選挙区への立候補を取りやめる考えを示した。
選挙協力ができるのは「最大で40〜50」としている。
民主党政権阻止を掲げる理由として「国防上の政策があいまいで、ばらまき政策で将来、国民に余計な負担がのしかかる恐れがある」としている。
3480
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/13(木) 18:32:31
詳報
お前たちがそれを言っちゃうことこそ、民主党を利する結果になるだろうに。
> 「民主党政権の実現を阻止するため、保守勢力と選挙協力できる所には推薦を出し、立候補しない」
> 自民党の大敗と民主党の政権実現を阻止するために、あえて身を引く
> 「このまま全国300小選挙区への候補者擁立を維持し、保守票が割れれば、結果として民主党を利し、
> 民主党政権を誕生させてしまう」
北朝鮮先制攻撃&消費税廃止は、まともな国防政策&ばらまきじゃない政策と言えるのか?
(小生の朝鮮半島方面の安保の見解は
>>1078
)
> 民主党政権阻止を掲げる理由として「国防上の政策があいまいで、ばらまき政策で将来、国民に余計
> な負担がのしかかる恐れがある」
幸福実現党、総選挙撤退案を撤回 保守との協力模索
2009年8月13日17時35分
18日に公示される衆院選で、全小選挙区と比例ブロックに候補者擁立を表明していた幸福実現党は
13日午後、「民主党政権の実現を阻止するため、保守勢力と選挙協力できる所には推薦を出し、立候補
しない」との方針を表明した。
記者会見した饗庭直道・広報本部長は「この数日間、自民党の大敗と民主党の政権実現を阻止する
ために、あえて身を引くという方針を選択しの一つとして検討してきた」と説明。そのうえで、「このまま
全国300小選挙区への候補者擁立を維持し、保守票が割れれば、結果として民主党を利し、民主党
政権を誕生させてしまう」とし、自民党など保守勢力に「推薦」を出した場合には、小選挙区への立候補
を取りやめる考えを示した。
選挙協力ができるのは「最大で40〜50」としている。
民主党政権阻止を掲げる理由として「国防上の政策があいまいで、ばらまき政策で将来、国民に余計
な負担がのしかかる恐れがある」としている。
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908130256.html
3481
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/13(木) 18:35:39
>>3479
氏、スレを更新せずに失礼しました。
他の記事
毎日 衆院選:幸福実現党、選挙運動を継続 撤退の方針を転換
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090813k0000e010091000c.html
時事 衆院選から撤退せず=小選挙区は戦線縮小−幸福実現党
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009081300529
北海道新聞(共同?) 幸福実現党が撤退を一転、出馬へ 候補者は削減
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/182568.html
3482
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 18:50:44
改革クラブの推薦もイヤだが、幸福の推薦はもっとイヤだなあ
推薦されたら、票減るだろ....
3483
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 19:09:44
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090813/tky0908131837007-n1.htm
鈴木氏出馬 東京25区
2009.8.13 18:36
青梅市の障害者自立支援施設顧問の鈴木泰氏(49)は13日、同市役所で会見し、東京25区から無所属で出馬することを明らかにした。鈴木氏は「西多摩の幸せな暮らしが守れるよう頑張りたい」と抱負を語った。
鈴木氏は過去4回、衆院選に出馬したが、いずれも落選している。
3484
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 19:11:33
元県議楠橋氏が立候補表明 衆院選・愛媛2区
30日投票の衆院選で、元県議の楠橋康弘氏(40)=今治市伯方町木浦=が13日、県庁で記者会見し、愛媛2区から無所属で立候補すると表明した。
楠橋氏は「政権交代しなければならない」とした上で「民主党のマニフェストに賛同し、良心的な保守層を代表する政治家として、脱ムダを訴えていきたい」と述べた。
愛媛2区には自民前職村上誠一郎氏(57)、社民新人岡平知子氏(51)、諸派新人森田浩二氏(49)が出馬を表明している。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090813/news20090813575.html
3485
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:15:28
>東京都連は元議員4人を申請。〜。次期参院選に出馬を予定している吉田公一元衆院議員
中津川・こうき・吉田公一 あと一人不明
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081301000850.html
民主、比例単独40人擁立も 情勢反映し攻勢 参院予定者も
民主党は13日、衆院選全国11ブロックで擁立する比例代表単独候補の最終調整に入った。各種世論調査が示す「民主優勢」の選挙情勢を踏まえ、2005年衆院選の10人を大きく上回る、少なくとも30〜40人を公認する見通しだ。
比例名簿1位に登載する方針の小選挙区の重複立候補者の多くが小選挙区で当選した場合、当選者が足りなくなる可能性があるため。さらなる比例票の掘り起こしを狙い、個人票を持つ元議員や次期参院選立候補予定者も積極登用する方向で、17日発表に向け詰めの人選を急ぐ。
民主党は、北海道、東北、東海の各ブロックで比例単独候補が複数当選する可能性が高いと見込んでおり、東京なども期待している。
東京都連は元議員4人を申請。自民党出身の小林興起元衆院議員は東京10区からの出馬を目指していたが自らは比例に回り、小池百合子元防衛相と戦う民主党候補を支援する。次期参院選に出馬を予定している吉田公一元衆院議員は、政権交代が懸かる大舞台への参戦が参院選のプラスになると判断した。
民主党の支持基盤が厚い北海道では、道連が12の全小選挙区で当選の可能性もあると判断、前回衆院選で比例3議席を獲得した実績も加味し、4人を申請した。多様な票の掘り起こしを狙い、医療、年金、雇用の各専門家らを推している。
また石川県連は元自民党参院議員で防災担当相などを務めた沓掛哲男氏を申請。自民党支持層の切り崩しを狙った人選も進められそうだ。
前回衆院選で自民党は大勝し、東京ブロックでは名簿登載者が不足して1議席を逃したケースがあった。このため民主党は公示日直前まで、小選挙区情勢の見極めを進める考え。優勢ブロックで地元申請分だけで不足しそうになれば「県連関係者や党職員を“動員”する可能性もある」(党関係者)という。
2009/08/13 19:51 【共同通信】
3486
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:23:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081300544
民主衆院選候補者と政策協定=コンビニ加盟店ユニオン
セブンイレブン加盟店主らでつくる労働組合「コンビニ加盟店ユニオン」は13日、岡山1〜5区に出馬予定の民主党の衆院選候補者5人と政策協定を締結した。各都道府県単位で同様に行っている。
政策協定は、フランチャイズ本部とコンビニ加盟店の関係を規制する「フランチャイズ法」制定や、同ユニオンの意見を取り入れた施策についての協議など3項目。
同ユニオンは5人を推薦し、当選に向けて協力する。(2009/08/13-15:47)
3487
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:24:11
http://npn.co.jp/article/detail/61010510/
眞鍋かをり写真無断使用騒動 笑顔で終結の裏
衆院選の静岡7区に出馬予定の城内実氏(44)の選挙ポスターにタレントの眞鍋かをり(28)の写真が起用されていた問題は記憶に新しい。眞鍋は5日、この問題で一度は出演を見合わせたレギュラー出演中のフジテレビ系の情報番組「とくダネ!」にめでたく復帰。これで騒動は終結したのだが、そこに至るまでの水面下での動きを改めてお伝えしよう。
眞鍋は衆院選出馬予定の城内実氏の後援会ポスターに、自身の写真が使用されたことがわかり、先月29日に公式ブログで「なぜその写真がポスターになったのか困惑している」と抗議。翌30日の「とくダネ!」出演を見合わせていた。
その後、騒動を沈静化させようと、両者の“仲介役”となったイベント会社「オフィスプロペラ」の社長がマスコミ各社にファクスで眞鍋の写真掲載の経緯を説明。
「社長によると、以前、眞鍋と城内氏の対談を仲立ちした経緯から、今年6月、城内後援会と同社の間で、2人を起用したポスター作成の話が持ち上がり、眞鍋の事務所から掲載許可を取ったうえで、城内氏の後援会に伝えたそうだ。社長は『私からの(眞鍋の事務所への)説明不足』と騒動の原因となってしまったことを謝罪した」(ワイドショー関係者)
これを受けて城内氏はポスターの撤去を開始。騒動は終わったかにみえたが、これまで沈黙していた眞鍋の所属事務所がHPで“無断使用”を主張した。
コメントは8月1日付けでHPのトップページに掲載。「当社はオフィスプロペラ側に対して、ポスターおよびインターネット上での眞鍋かをりの掲載許可は一切しておりません」、「所属事務所としては、今回の城内みのる氏の一件に関して、オフィスプロペラ側の、写真無断使用により多大な迷惑をこうむった」と真っ向から反論したのだ。
「プロペラの社長といえば、芸能界の大物とのつながりがあるため、業界で一目置かれ、信用は厚い。眞鍋の事務所の対応はその大物を激怒させるだろうから、今後、眞鍋の仕事にあからさまな悪影響が出てもおかしくはなかった」(同)
ところが、水面下では、さらなる展開をみせ、問題は終結。
「眞鍋の所属事務所の後ろ盾となっている別の大手芸能事務所のトップが、プロペラの社長とつながっている芸能界の大物と親しい仲。そこでその2人が話し合って、問題は丸く収まったのです」(芸能ライター)
城内氏は3日「眞鍋さん自身、眞鍋さんの事務所、ファンの方々にご迷惑をおかけしたことをおわびいたします」と謝罪。眞鍋は5日に番組に復帰し、冒頭で「ご迷惑をおかけしまして…またよろしくお願いします」と笑顔でコメント。かくして眞鍋の選挙ポスター騒動は終結したのだった。
3488
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:30:03
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090810ddlk41010261000c.html
決戦へ:’09衆院選・選挙区構図/上 1区 /佐賀
自公政権の存続か、民主中心の政権誕生か。「政権選択選挙」とも言われる第45回衆院選(18日公示、30日投開票)が間近に迫った。佐賀1〜3区には前職6人、新人5人の計11人が立候補を予定する。事実上の選挙戦が展開されている県内3選挙区の戦いの構図を追った。【総選挙取材班】
◇無党派取り込みに躍起
「雰囲気だけで『民主党に一度やらせてみようか』という雲行きが県内にもまん延している。それが悔しくてならない」
7月31日、佐賀市文化会館。自民前職、福岡資麿氏は講演会で、前代未聞の逆風に危機感をあらわにして「今日を反転攻勢の日に」と訴えた。
一方、民主党「次の内閣」総務相の原口一博氏。今月6日、佐賀市内のホテルで開いた国政報告会で、党の事情による“危機”を訴えた。
「同じ小選挙区で続けて負ければ、ここの候補者としての優先権を失う。サッカーで言えば、レッドカードで退場です」
◇ ◇
地元をこまめに回って足場を固めてきた福岡氏と、党の要職に就き、知名度も群を抜く原口氏。2人の対決は今度で3回目だ。
初の顔合わせとなった03年衆院選は、原口氏が小選挙区を制した。続く05年は、小泉旋風を受けた福岡氏が約9200票差で勝利し、原口氏は比例復活に甘んじた。
今度はどうか。
2年前の参院選。自民は民主に県内21連勝を阻まれた。そして、その選挙で1区内の自治体として唯一、自民票が民主票を上回った上峰町に、今年3月、元民主党議員秘書の町長が誕生した。さらに、都議選や名古屋市長選などの地方選でも民主勢が連勝中だ。
風向きは、4年前とは明らかに変わっている。
◇ ◇
1区の焦点は、大票田の旧佐賀市や鳥栖市。福岡、原口両陣営とも10万票の高い目標を掲げ、無党派層の取り込みにしのぎを削る。
福岡氏陣営の関係者は「業界団体も以前ほど締め付けがきかない。組織票より、街頭や集会で一人一人に政策を訴える方が効果がある」とどぶ板選挙に徹する構えだ。
「政権交代が実現すれば入閣」ともささやかれる原口氏の陣営。追い風を受けた選挙で小選挙区を落とせば、党内での発言力は低下しかねない。
「小選挙区勝利という至上課題があるので、(陣営は)緩むどころか引き締まっている」と陣営関係者は言う。
幸福実現党の新人、木場健氏は地道な活動で自・民の争いに食い込みを図る。
3489
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:30:37
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090811ddlk41010464000c.html
決戦へ:’09衆院選・選挙区構図/中 2区 /佐賀
◇農業票取り込みがカギ
「民主党のマニフェストは、日米FTA(自由貿易協定)締結を挙げている。これをやると、米国の農産物がドカーンと入ってきて国内農業はまともに太刀打ちできない。とんでもないことになる」
今月3日、農業者を集めた武雄市北方町の会合。安倍、福田両内閣で副農相を務めた自民前職、今村雅弘氏は、強い口調で民主の政策を批判した。退席後、今村氏は「民主はFTA締結を修正しているが、根っこでは自由化したがっている」と述べ、今後もこの問題に照準を合わせて攻める姿勢だ。
その民主が公認する前職、大串博志氏。8日夜、佐賀市諸富町で国政座談会を開いた。畳敷きの集会所に集まったのは日焼けした約30人。
「国の役人の天下り先は5000団体で、2万人が天下っている。これらの団体には毎年12兆円も行く仕組みだ。政権交代して無駄のない仕組みに変えねばならない」
大蔵・財務官僚として見てきた国家予算作りの現場の様子を織り交ぜながら語る言葉を、参加者はうなずきながら聞いた。
◇ ◇
佐賀2区の多くは農村地帯。第1次産業票の動向が、各陣営の関心の的だ。
前回05年衆院選では、郵政民営化で造反した今村氏が無所属で立候補し、ほとんどの市町村でトップ得票を集めた。対抗馬だった初挑戦の大串氏と、自民公認の「落下傘刺客」を降し、ほぼ完全な勝利だった。
しかし、07年参院選では状況が一変する。
2区にあたる全14市町(当時)のうち、嬉野市、太良町など4市町を除き、民主候補が自民候補の得票を上回った。
自民関係者の間には、民主の「戸別所得補償制度」に多くの農家がなびいて票が流れた、との見方もある。
だが、それだけかどうか。「もともと自民支持」と言う小城市の若手農家が、作業の手を休めて言った。「民主がいいとは言わんが、一度は政権を取らせてみらんと」
◇ ◇
現在、今村氏陣営から聞こえるのは「厳しい」という声ばかりだ。陣営関係者は「これからは戸別補償やFTAの問題点を攻めていく」と言いつつ「支持者からも『今度は民主』と言われる。候補者たちが委縮し、自分の政策を主張できない」
一方、大串陣営は自民党の底力を警戒する。県議の一人は「こちらは組織がほとんどない。今村陣営がまとまったら怖い」。
2区では、幸福実現党も新人の牧原正朗氏を擁立し、消費税廃止などを訴えている。
3490
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:31:18
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090812ddlk41010387000c.html
決戦へ:’09衆院選・選挙区構図/下 3区 /佐賀
◇もつれ合う反自民勢力
衆院佐賀3区で11選を目指す保利耕輔氏は選挙の度、必ず離島に足を運ぶ。地元の漁業振興に力を入れた亡父・茂氏の代からの「信奉者」も多い。
保利氏は、郵政民営化に反対して自民を離党し、無所属で戦った05年の衆院選でも、8万7000票で圧勝した。しかも、今は党政調会長の要職にある。「保利さんは今回も大丈夫」。選挙区ではそんな声が強い。
今回の離島回りは、8日だった。
その一つ高島。
支持者らを引き締めた。引き合いに出したのは1963年の総選挙。当時、茂氏は党総務会長だったが、約4700票差で落選した。「保利さんは大丈夫というのが県下に行き渡っていたが、落選した」と保利氏。「党三役になることと選挙で票を入れてもらうことは別。本人も後援会も一生懸命やらないと大変なことになる」
◇ ◇
同じ日。保利氏との自民公認争いに敗れた広津素子氏は東京で、渡辺喜美・元行政改革担当相らと旗揚げした新党「みんなの党」の会見に臨み、渡辺氏らと手を握り合い、新たな出発を誓っていた。
選挙区支部長が党公認を得るという原則を外した自民に反発し、立候補する方策を探していた広津氏。この日の会見場で笑顔を見せた。
翌9日、唐津市の事務所。「社会保障の問題に精いっぱい取り組んでいこうと思っていたが、自民は保利さんを公認した」。改めて自民への不信をにじませたうえで「地元の佐賀3区から衆院選に出るために離党し、新党に参加した」と地元へのこだわりを強調した。
◇ ◇
昨年、小林多喜二の「蟹工船」ブームで支持者を増やした共産は、若手の瀬戸雄也氏を擁立する。青年層に不安が広がる雇用問題を中心に訴える瀬戸氏は、3区にとどまらず全県的に遊説活動を広げ、比例票の掘り起こしも行っている。
民主は「すみ分け」をするため、3区での独自候補擁立を見送り、社民との選挙協力を選択した。出馬するのは、社民県連幹事長の柳瀬映二氏。05年に続き2度目の挑戦となる。
幸福実現党は、女性新人の橋山穂波氏を立てる。
県内唯一の民主空白区である3区は、反自民勢力が、もつれ合う。
公示まで6日。県内の立候補予定者たちの動きが、いよいよ慌ただしさを増している。【総選挙取材班】
3491
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:33:53
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090811ddlk43010507000c.html
「選択」の向こう側:09衆院選・県内情勢/上 /熊本
衆院選の公示まで1週間。「政権交代」をキーワードに、真夏の戦いが始まっている。県内5小選挙区を回り、公示直前の情勢を報告する。
◆熊本1区
◇上積み狙う代表側近
「これまで選挙で地元を離れたことはなかったが、今回は政権プランを練るため何度か上京しなければいけません」。4期目を目指す民主・松野頼久氏は7月30日、熊本市の事務所開きで話し「中央で通用する政治家として必ずご恩返しします」と頭を下げた。
鳩山由紀夫党代表の側近の一人として「政権交代」実現とともに、自身のステップアップがかかる。選挙後をにらみ、支援労組や企業、地域回りを続けている。民主の指定席とも言えるが、前回は新人だった自民・木原稔氏に約2500票まで迫られたこともあり「追い風」を受けて票の上積みを目指す。
比例で復活した自民・木原氏は「大逆風」の中、生き残りに必死だ。保守層や公明支持層の一部で松野氏の食い込みを許しているため、自衛隊OBや済々黌同窓会を中心に巻き返しを図る。
9日夜には熊本市の崇城大学市民ホールに1800人を集めて総決起大会を開き「日本の行く末を誤らせるわけにはいかない」と訴えた。県内小選挙区で唯一、公明党の推薦を得ていないが、大会には公明支持者も200人参加した。木原氏は「個人的に支援を受けているので推薦の件は気にしない」と話す。
共産・上野哲夫氏は7月に急きょ出馬が決まった。「大企業への優遇税制を改善し、雇用対策などに財源を振り向ける」と主張、2大政党への埋没を避けようと懸命だ。幸福実現・守田隆志氏は北朝鮮対策で独自性を訴えている。【笠井光俊】
【熊本1区】
木原稔 39 自前(1)
松野頼久 48 民前(3)
上野哲夫 55 共新
守田隆志 59 諸新
==============
◆2区
◇存在感増す公明票
「小選挙区は林田、比例は公明、とご理解をいただきたい」。9日、玉名市民会館であった林田彪氏の決起集会で公明党の竹口博己県議が言うと、会場がざわついた。コスタリカ方式で、同じ選挙区から比例代表に回った自民党の野田毅氏の支持者がいたからだ。林田氏は「野田氏の後援会にお願いするのは酷だ」と配慮し「林田後援会がしっかりお返しする」と力を込めた。
林田、野田両氏は「ダブルたけし」として連携し、ミニ集会や旧市町村ごとの決起集会を開いている。しかし党への逆風で手応えに不安が残るため、公明党支持票の存在感が増す。林田氏事務所は「協力態勢に心配はない」とするものの、各地域の後援会は「集会で支援を頼むにも、比例が難しい」と悩む。
民主・福嶋健一郎氏の武器は党への「追い風」だ。鳩山由紀夫党代表が来県した7月29日の集会は、平日の昼間でも予想を大きく上回る700人が集まった。
だが陣営は「福嶋だけではチラシをもらってもらえない。鳩山代表が表紙のパンフレットの中に、福嶋を挟んで配っている」と言う。農家など保守地盤の強い地区では、知名度不足が懸念材料だ。
活動を支えるのは、過去3回国政選挙を戦った党県代表、松野信夫参院議員の後援会と連合熊本だ。企業や団体回りを重ね、朝夕の街頭演説で公認候補の存在をアピールする。
幸福実現・馬郡賢一氏は、消費税廃止による経済回復などを訴えている。【結城かほる】
【熊本2区】
林田彪 65 自前(4)
福嶋健一郎 43 民新
馬郡賢一 45 諸新
3492
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:34:28
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090812ddlk43010414000c.html
「選択」の向こう側:09衆院選・県内情勢/中 /熊本
◆熊本3区
◇農村票の争奪戦激化
農業が基幹産業だけに、農村票の争奪戦が激化している。自民党の強力な支持組織だった県農政連が、異例の自主投票を決定。元副農相の無所属・三浦一水氏の出馬表明が背景にある。
自民・坂本哲志氏は「覚悟していた。これまでの戦略に変化はない」と冷静さを見せる。しかし自身の地元・菊池総支部が一時期、三浦氏支持を打ち出すなどショックは隠せない。「自民党公認」で初の選挙。無所属時代の支持層に加え、「逆風」とはいえ自民県議や首長の支援で保守票の上積みに期待する。国政報告会では必ず公明党支持者の姿もあり、自公の結束を強調することも忘れない。
元自民党参院議員の三浦氏は、作業服に長靴姿で街頭演説や支持者回りをこなし「農業が地域で果たす役割を大事にしたい」と訴える。地元・鹿本地区の農協の全面的なバックアップに支えられている。集金力が高いといわれる平沼赳夫前衆院議員(郵政問題で自民党を離党)のグループにも参加している。
この間隙(かんげき)を狙うのが民主・後藤英友氏。農産物の販売価格と生産費の差を穴埋めする党の「戸別所得補償制度」などを掲げ、末端農家への浸透を図る。わざわざ駆け寄って握手を求める農業者や、自民党の看板を外す家もあり、陣営は「今までなかったことが起きている」と手応えを口にする。7月下旬には鳩山由紀夫代表の来援を受け、てこ入れした。
幸福実現・松井栄治氏は街頭演説などで支持を訴えている。【和田大典】
【熊本3区】
坂本哲志 58 自前(2)
後藤英友 42 民新
三浦一水 55 無新
松井栄治 43 諸新
==============
◆熊本4区
◇ベテラン前職に危機感
「必ずやってのけられると思います」。今月2日、天草市の高浜公民館であった自民・園田博之氏の国政報告会。会場で配布された「天草版マニフェスト」が掲げた国道389号の全線整備について園田氏が太鼓判を押すと、会場の150人が大きくうなずいた。
当選7回、党政務調査会長代理を務め、水俣病救済法でも中心になった園田氏が、地元向けマニフェストをつくるのは初めてだ。道路や橋、観光振興など26項目が並ぶ。政権与党としての実績を強調し、公共事業などの継続を訴える公約を打ち出している。
「自民党にもう一回チャンスをくださいと訴えて何割の方にご理解いただけるか」。天草の厚い保守地盤に支えられる一方、演説の途中で園田氏が漏らした言葉に危機感がにじむ。
同じ2日、天草市であった日本郵政グループ労組天草支部の集会。あいさつした国民新・松永真一氏は「疲弊した地方を立て直すためには政権交代しかない」と訴えた。
郵政民営化見直しを掲げる国民新党から出馬する松永氏にとって、支持母体の中心は郵政関係者。推薦を受ける民主との連携で政権交代を前面に出し、どう集票に結びつけるかが鍵となる。
「選挙の意義を訴えることが一番だ。有権者の反応はよくなってきた」。昨年9月の立候補表明から11カ月。街頭演説や支持者宅回りで浸透を図る。
幸福実現・河野一郎氏は党勢拡大の努力を続けている。【西貴晴】
【熊本4区】
園田博之 67 自前(7)
松永真一 50 国新
河野一郎 49 諸新
3493
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:35:02
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090813ddlk43010351000c.html
「選択」の向こう側:09衆院選・県内情勢/下 /熊本
◆熊本5区
◇大票田・八代に照準
「厳しい選挙。これまで以上の支援をお願いしたい」
自民党の金子恭之氏は7日、人吉市の事務所で開いた国政報告会で、地元有力者ら100人に15分ほど「お願い」を訴えると、足早に事務所を去った。陣営幹部は「地盤のある地元人吉球磨よりも八代で多く活動するため」と趣旨を語り、大票田・八代市での票の積み増しを意識する。
八代市は16日告示、23日投開票の八代市長・市議選と事実上の“トリプル選挙”だ。金子氏は再選を目指す坂田孝志市長とともにマイクを握り「市政と国政の太いパイプ」を強調する。八代港の機能強化事業など「二人の連携による実績」をアピールし、互いの相乗効果を狙う。
社民党の中島隆利氏は民主、国民新の推薦を受け「川辺川ダム反対」などで支持を広げつつ、元八代市長としての知名度を生かした「八代重視」の活動を展開。市長選に立候補する福島和敏県議との連携を強める。
「中島あるところに福島あり」。9日に八代市の中島氏事務所であった「女性のつどい」に顔を見せた福島氏は、中島氏の女性支援者を前に両者の「蜜月ぶり」を強調した。福島氏は坂田氏の市政運営手法に批判的な保守系市議らの支援を受け、支持層の広がりを見せる。中島氏の陣営幹部は「福島氏との連携強化で八代市の保守票も取り込み、地元で差をつけたい」と意気込む。
幸福実現党の南政宏氏は精力的に演説をこなし、支持を訴える。【高橋克哉】
【熊本5区】
金子恭之 48 自前(3)
中島隆利 66 社新
南政宏 38 諸新
3494
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:38:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090813t71017.htm
自民・比例東北 優遇めぐり思惑交錯
衆院選(18日公示、30日投票)の比例東北(定数14)の名簿順位をめぐり、自民党各県連の思惑が渦巻いている。コスタリカ方式は原則廃止されたが、一部候補者への優遇措置は残るとみられる。このため選挙区で戦う重複立候補者の比例復活枠が狭まる可能性があり、各県連は党本部の調整を注視している。
「わたしは比例からの挑戦になるが、実績と存在感が抜群の中野さんを押し上げてほしい」
宮城2区から比例東北に回る前議員の秋葉賢也氏(47)が12日、仙台市内のホテルで開いた集会。2区に立つ前議員の中野正志氏(61)の支援に力を込めた。
秋葉氏が力むのには意味がある。比例名簿への上位登載の条件として、党本部が「中野氏を当選圏内に押し上げることが必要」と条件を付けたからだ。
党本部は昨年、コスタリカ方式の原則廃止を打ち出した。党東北ブロック両院議員会は7月上旬、秋葉氏と福島3区に立候補する前議員の吉野正芳氏(61)を上位登載するよう要望した。名簿順位は公示前日の17日に発表される予定だ。
吉野氏は前回(2005年)、福島5区で当選。今回は比例に回る番だったが、自民党候補が不在だった3区に国替えとなった。
党福島県連の斎藤健治幹事長は「党本部は当然、優遇してくれると信じている」と期待する。陣営幹部は「上位登載の確証はない。選挙区の票を地道に積み上げる」と気を引き締める。
他県連の反応は複雑だ。岩手県連の千葉伝幹事長は「(秋葉、吉野両氏とも)上位に置くべきでない。重複候補に惜敗率で競わせるべきだ」と強調する。
秋田県連の鈴木洋一会長は苦戦を想定して、比例の獲得議席を4〜5と想定。前回の6議席を下回る見通しを示し、「優遇措置があれば重複候補が不満を感じる」と指摘した。
2009年08月13日木曜日
3495
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:40:42
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/chugoku/Sc09081301.html
国民新党、埋没に危機感 「郵政」関心高まらず '09/8/13
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自民、民主両党が「政権選択」を問う衆院選で、国民新党が埋没感に危機意識を募らせている。2005年の前回衆院選では、郵政民営化反対を旗印に「小泉旋風」への逆バネも働き、中国地方で小選挙区、比例代表の各1議席を確保した。だが、今回は郵政が大きな争点として浮上しておらず、存在感のアピールに苦闘している。
「小選挙区で勝たないと私の政治生命は終わる」。10日夜、島根県川本町での決起集会。国民新党幹事長で島根2区の比例前職、亀井久興氏(69)は危機感もあらわに訴えた。
▽「復活は期待薄だ」
前回、自民党前職の竹下亘氏(62)に敗れ、比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選した。「今回、比例票は民主党がさらう情勢。復活は期待薄だ」と苦境を口にする。
約200人の参加者は、民主党を支援する連合島根が中心になり集めた。「力を合わせて政権交代を実現し、新政権でまとめ役を果たしたい」。「国民新党の顔」の自負をにじませつつ、比例での国民新党支援の訴えは封印した。
島根2区は幸福実現党新人相浦慎治氏(41)も立候補を予定する。
国民新党代表代行で広島6区の前職亀井静香氏(72)は8日、三次、庄原両市で決起集会を開いた。党ののぼりが林立し、ポスターがひしめく。だが、陣営幹部は「これは『亀井党』の集まり」と打ち明ける。
▽「逆バネ」存在せず
「前回は『刺客』を立てた自民党への強い反発があった。今回はそれがない分苦しい」。亀井氏の三次選対本部長、木村春雄・三次市議会議長(65)がこぼす。亀井氏が初めて比例中国に重複立候補するのも、比例票を積み上げるためという。
広島6区には、自民党新人小島敏文氏(58)▽共産党新人花岡多美世氏(52)▽幸福実現党新人胡本協子氏(58)―も立候補を予定する。
国民新党は郵政民営化に反対し、自民党を飛び出した両亀井氏たちが、前回の衆院選直前に結成した。民主党が躍進した07年の参院選では島根選挙区で1議席を得た一方で、比例代表の当選は目標を下回る1人。その危機感も一因に昨年9月、民主党との合併話が浮上したが、国民新党内で一致しなかった。
今回、中国地方で国民新党は、両亀井氏に加え、岡山2区に新人が立候補を予定。比例代表には3人が重複立候補するほか、新人1人が単独立候補する。全面支援に動くのは、全国郵便局長会の政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)だ。
「有権者の関心は4年前に比べて薄い」(島根県内の郵便局長)との嘆きも聞こえるが、比例中国に単独立候補を予定する中国地方郵便局長協会の専務理事は言う。
「政権交代しても国民新党が埋没すれば郵政民営化の見直しはおぼつかない。最後のチャンス」。徹底した「郵政の組織固め」で党を支える構えは揺らいでいない。(道面雅量)
【写真説明】島根2区の立候補予定者の決起集会で訴えに耳を傾ける出席者(10日、島根県川本町)
3496
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:42:17
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/shimane/Ss09081301.html
島根2区、「竹下」「亀井」再び対決 '09/8/13
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▽構図は「王国」と「親子」、前哨戦過熱
自民党前職の竹下亘氏(62)と国民新党前職(比例中国)の亀井久興氏(69)が激突する。衆院選島根2区。自民党の青木幹雄前参院議員会長と久興氏の長女で国民新党の亀井亜紀子参院議員がほぼ地元に張り付き、2007年参院選の再現ともいえる前哨戦を展開している。「竹下王国」と「亀井親子」の構図で再びぶつかり合う。
青木氏のおひざ元、出雲市大社町。5日、自民党大社支部の役員らに青木氏が言い放った。「国民新党の親子に島根を任せられない。1票差でもいいから勝つため、とにかく足で稼ぐんだ」。「亀井親子」との戦いを前面に出した発言で奮い立たせた。
青木氏は7月下旬から頻繁に地元に帰り、県議や市議、業界団体と会合を重ねる。「青木氏がこんなに地元に帰るのは初めてだ。帰ってから何度か会ったけど、悲壮感が漂っている」。ある出雲市議は驚きを隠さない。青木氏は11日、東京に戻り、公示前の16日、再び島根入りする予定だ。
12日昼休み。大田市の市役所の裏で、亜紀子氏が集まった市職員らに声を張り上げた。「日本の政治の流れを変える大きな選挙。力を借りたい」。亜紀子氏は7月下旬から街頭活動やミニ集会を繰り返し、この日は地元県議と市内を遊説した。
陣営は「亜紀子氏がフルに動いて、忙しい久興氏が回りきれない部分を補う」としている。演説の最後で、亜紀子氏は付け加えた。「親亀(久興氏)は大変厳しい選挙。親亀がいなくなると、大変困りますので支持をたまわりたい」
青木氏と亜紀子氏の応援が過熱する背景には、両陣営の従来のいきさつがある。03年に小選挙区数削減で、竹下氏に地盤を譲り、比例中国に回った久興氏。郵政民営化に反対し05年、久興氏は自民党を離党。保守分裂となった前回衆院選で、竹下氏は久興氏を約5万5千票差で破り、久興氏は比例復活した。
しかし、07年の参院選で、新人だった亜紀子氏が、青木氏の側近の自民党前職景山俊太郎氏を約3万1千票差で破り、故竹下登元首相がつくり上げた「竹下王国」に風穴を開けた。今回の衆院選は「竹下」と「亀井」の3度目の対決となる。
来年夏は参院選を控えており、青木氏は改選期を迎える。「今回の衆院選で竹下氏が久興氏に敗れれば、青木氏の進退にかかわる」。青木氏の活発な動きに、自民党支持者からはこうした声も漏れている。そのほか、2区には幸福実現党新人の相浦慎治氏(41)も立候補を予定している。(河野揚)
【写真説明】<左>大田市内で街頭演説する亀井亜紀子氏(12日)
<右>竹下氏への支援を求めてあいさつする青木氏(3日、大田市)
3497
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:44:29
>>3038
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042372/1.htm
自民党にトドメ「トヨタ動かず」の衝撃
2009年8月13日(木)10時0分配信 日刊ゲンダイ
●財界の支援はもう絶望的
8月6日の中日新聞に、自民党議員が衝撃を受けている。「トヨタ動かず?」「選挙より黒字化」と大きなタイトルを掲げ、郵政選挙で自民党を強力に支援したトヨタが、今回は動かないだろうと詳細にリポートしたからだ。
創業家の豊田章男社長が、知人に「前回のようなことはしない」と語った言葉も紹介している。
「愛知県の自民党候補は、焦りまくっています。民主党王国の愛知はただでさえ苦しいのに、地元のトヨタが支援をやめたら致命傷になる。前回は奥田碩会長がみずから号令を掛けて自民党を応援した。管理職には10回以上、自民党候補の選挙事務所に行くことを義務づける熱心さだった。当然、下請け、孫請けも動くから影響は絶大。その支援がなくなったら、全員、落選しかねません」(県政事情通)
問題は愛知県に限らない。財界に強い影響力があるトヨタが自民党への支援をストップさせたら、多くの企業が右へ倣えするのは目に見えている。それでなくても経団連は、野党転落が確実な自民党と距離を置きはじめている。麻生首相が御手洗会長に支援を要請してもハッキリ返事しないままだ。
「2年前の参院選では経団連副会長だった日立の古川一夫社長(当時)が、東京から出馬した丸川珠代を全面的にバックアップしました。しかし、トヨタが動かないとなると、そうした企業の支援は期待できそうにない。一番の打撃は、中小企業が自民党から離れることです。これまで大企業は下請け、孫請けに自民党支持を指示してきた。中小企業の経営者は、自民党が嫌いでも、後援会の名簿集めなど、仕方なく選挙の手伝いをしてきた。しかし、上からの指令がなくなれば、もう自民党を支援しないでしょう」(財界関係者)
民主党の小沢一郎は、経団連に支援を要請するどころか「御手洗経団連はおかしい」と、敵意をむきだしにしている。この発言に財界はビビリ、自民支援に動くことをためらわせているという。自民党を取り巻く状況は日々、悪化するばかりだ。
(日刊ゲンダイ2009年8月10日掲載)
3498
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:45:44
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042346/1.htm
自民党の金満選挙 どうせ下野だから全部使っちゃえ
2009年8月10日(月)10時0分配信 日刊ゲンダイ
●原資はほとんど税金
ほとんどヤケクソの自民党は、今回の選挙にとてつもない資金をつぎ込むつもりだ。狂ったような金満選挙が繰り広げられようとしている。
「公認料などとして2000万円が支払われたと聞いて驚きました。大盤振る舞いです」(政治部ベテラン記者)
二度と国会に戻ってこられない候補者たちに対するせんべつの意味があったのかもしれないが、それにしても破格だ。
「自民党の公認料は、通常1000万円。名目上は貸付金ですが、律義に返す人は少数派です。当落線上にあるような重点地区には、激励と称して、追加の選挙資金も投下されます」(政治評論家の有馬晴海氏)
300選挙区の候補者1人につき2000万円で60億円。自民党はCMだけでも30億〜40億円を投じる予定だというし、応援演説に入る先々で見舞金や激励金を置いていくのが習わしだ。
麻生首相は、解散翌日に経団連や農協、大企業回りをして選挙協力を要請していたが、要は「選挙資金をヨロシク」ということだ。実際、選挙のたびに経団連や銀行から10億円を超える資金が自民党に流れてきた。加えて、与党には「官房機密費」という秘密兵器もある。
「機密費は、何に使ったか明らかにする必要がない。官邸が自由に使えるカネです。表向きの額としては年間12億〜15億円程度の予算が計上されていますが、実際は外交機密費を転用して年間50億円とも70億円ともいわれる。これがプールされ、官房長官室の金庫には100億円を超える現ナマが入っているはず。政権が代わる時には、金庫を空っぽにしていくのが通例です」(官邸事情通)
今年1月時点の自民党の収支決算は、08年から09年への繰越金が115億以上もあった。もちろん、総選挙のために残したのだ。09年の政党交付金が約157億円、機密費100億円。これに経団連や企業から流れるカネを加えたら、選挙資金は500億円を下らない。
「昨年末、執行部が所属議員に渡した恒例の『もち代』は、例年より200万円も多かったそうです。選挙戦も佳境のお盆には『氷代』が配られますが、今年はケタがひとつ違うんじゃないかといわれている。すでに落選が確実な小泉チルドレンの中には、ロクに活動もせずに選挙資金を懐に入れてトンズラを決め込んでいる人もいます」(永田町関係者)
忘れてはならないのは、交付金も機密費も、我々の税金から出ているということだ。「財政危機だ」「財源はどうする」と言いながら、自分たちはこのデタラメ。まったく、ふざけた連中だ。
(日刊ゲンダイ2009年8月7日掲載)
3499
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:56:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090810/ibr0908100201000-n1.htm
【衆院選 激戦区の情勢】茨城7区 「復活」をめぐる確執
2009.8.10 02:00
■現職の争いに躍進・民主の足音
「国会議員を減らすためには、衆院選の比例復活などあってはならない」−。 6日夜、茨城県結城市民会館で開かれた立候補予定者による公開討論会。無所属前職、中村喜四郎氏は、前回選挙でその“復活”当選を果たした自民前職、永岡桂子氏を前にこう言い放った。
伏線は昨年秋に永岡氏が開催した事実上の総決起集会にあった。7区内ほぼ全員の首長が壇上に上がった会場壁には「覚醒(かくせい)」と大きく印刷された2文字。ある首長が張り出したものだが、そのココロを別の市長は「(長年の)中村氏支援から“目を覚ませ”ということかな…」と、苦笑混じりに解説した。その市長も記者会見席上の雑談で「国会議員が国会にも出席せず、選挙運動ばかりしている」と中村氏を半ば公然と批判してきた。
こんな中、永岡氏の後援会幹部からは「春までの(中村氏との)一騎打ちから、今となっては三つどもえのつもりだよ」とタメ息が漏れる。
俄然、意識せざるを得なくなったのは、都議選で大躍進を果たした民主党の新人、柳田和己氏。「4年前の自民旋風から、流れは民主となって、なし崩しにされないとも限らないし…」と不安を漏らす。
前回の衆院選では民主党はいわゆる“落下傘候補”を擁立したが、今回は地元・古河市(旧総和町)出身の柳田氏をたてた。先月、地元で開いた時局講演会では小泉政権の郵政改革で袂を分かった郵政政策研究会の幹部や県医師会の政治団体「県医師連盟」の原中勝征委員長も登壇し、次々と支援を訴えた。
柳田氏のポスターも小沢一郎代表代行から原中委員長とのツーショットに貼り替えられ、“医療と福祉”へのイメチェンを図りながらも自らは農村部への浸透を意識。あいさつの最後には「農業再生は課せられた使命」と訴え、農家に生まれた農業経験者をアピールしてきた。
同党の小沢一郎代表代行も先月29日、選挙事務所に訪問して柳田氏を激励。「今回の選挙は政権交代をかけたもの。中村君と有権者のしがらみは関係ない」と“選挙のプロ”の言葉として現場の記者団に語っている。(田中千裕)
3500
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:58:16
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090811/tky0908112224021-n1.htm
【09衆院選・注目区を歩く・東京1区】都議選余波 戦法は対極
2009.8.11 22:24
「民主党のマニフェストは全部スウェーデンのコピー。でもスウェーデンは消費税25%ですから」
靖国神社近くの集会所。自民前職・与謝野馨氏の演説を熱心に聞く中高年約70人は与謝野氏の約50ある後援会のメンバー。紺のスーツに身を包み、淡々と経済政策を語る与謝野氏。内容も難しい。参加者の男性は「生臭い話はほとんどない。パフォーマンスもないが、そういうところが信じられる」と話した。
財務相としての公務のため、地元活動は後回しになりがち。そんな状況で力を入れているのが個人演説会だ。解散後は1日3カ所程度を回っている。参加者に選挙はがきを1人10枚配り、支援の輪を広げる。古典的だが手堅い手法で活動を行ってきた。
だが最近は、マンション前での演説や、祭り会場に積極的に顔を出すなど一般有権者と触れ合う機会を増やしている。安倍、麻生内閣で重要閣僚を務め、昨年9月は総裁選にも出馬し存在感を上げたにもかかわらず危機感を強めるのは、都議選の千代田選挙区で支援したベテラン都議が落選したことが大きい。焦りは「麻生降ろし」の動きにも走らせた。
過去4回の総選挙では2度敗れている。官公庁や大企業が集中する日本のど真ん中での戦い。住民の入れ替わりも激しく、常に風に左右されてきた。「もともと、わが方は楽な選挙をやったことがない。奇をてらわず、愚直にやる以外ない」。陣営はこう話した。
◇
「政権交代は目的ではない。しかし官僚の税金の無駄遣いは政権交代でしか変わらない」
港区南青山の住宅街。ベランダから顔を出す人もほとんどいないマンションに向かって民主・海江田万里氏は声を張り上げた。
「1年間で1700カ所で街頭演説をやり、3万人くらいと触れ合った。反応も変わってきた」
ブルーのシャツを汗でびしょびしょにし、日焼けした顔をぬぐいながら、満足そうに語る海江田氏。新住民が多いタワーマンション前、人通りのない路地裏、祭り会場…。支持者を対象とした個人演説会は開かず、徹底して街頭にこだわる戦法は与謝野氏と対極にある。
2月の千代田区長選では支援した民主推薦候補が敗北。自身の活動も目立った動きがなく、苦しい日々が続いた。しかし、都議選の千代田選挙区で応援した26歳の落下傘候補が告示直前の立候補にもかかわらず議長経験者の自民現職を破ったことで状況は一変。同区での投票率は前回より大きくアップしたが、「増えた票は全部民主が持っていった」(自民関係者)。今、狙うべきは風−。民主のお家芸ともいえる無党派層を狙った空中戦に、自信を強めている。
共産・冨田直樹氏は33歳の若さを生かして労働条件の改善や雇用の確保を若者にも訴えるほか、消費税増税反対、憲法改正反対などを掲げている。
幸福・田中順子氏▽世界経済共同体・又吉光雄氏▽日本スマイル・マック赤坂氏が立候補予定のほか、保守系新人も出馬の動きを見せている。(安岡一成)
3501
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:59:04
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090812/tky0908122307006-n1.htm
【’09衆院選・注目区を歩く・8区】社民、民主の選挙協力で流れは変わるか
2009.8.12 23:06
阿佐ケ谷駅前で街頭演説を聞く支持者ら=9日、東京都杉並区 東京都杉並区の阿佐谷七夕まつり最終日の9日、浴衣姿のカップルや親子連れが行き交うJR阿佐ケ谷駅前は、8区から出馬を予定している候補者にとって、自分の活動や政策をアピールする絶好の舞台となった。
過去連続4回当選している自民前職・石原伸晃氏。昨年は党総裁選に立候補し、幹事長代理を務めるなど知名度は抜群だ。この日は会場の商店街を中心に活動を展開。普段も激務の合間をぬって朝の駅前演説や盆踊り大会に顔を出すなど地元に密着した活動を続けている。
平成17年の前回選挙では民主候補に6万票以上の差をつけて当選した。しかし、今回の選挙について陣営は「選挙は毎回毎回、状況がまったく変わってしまう。最後まで、やれることをしっかりとやっていくしかない」と危機感を強めている。
自民が大敗した東京都議選では、都連会長という立場から民意を真っ向から受ける形となった。それから1カ月、「有権者の反応は厳しく、かつてない逆風を受けている」と石原氏。陣営も「都議選以降、流れが変わったという感触はつかんでいない。投票日までに、なんとか流れが変わるきっかけがあればいいのだが」と気をもむ。
「こういう状況だからこそ、しっかりと自分の信念を説き、考えてほしい」という思いから、先祖を敬い、ふるさとを愛するなど保守政党であるということをアピールし、政権政党としての「責任」を訴えていく。
◇
石原氏に挑む社民・保坂展人氏は民主との選挙協力により昨年9月、6区から国替えし8区から出馬することを決めた。
「ほぼ白紙からのスタート」(陣営)。保坂氏自身も「街頭演説を行っても、8区から出馬するということや、どの政党が応援するのかということがあまり理解されていなかった」と振り返る。
流れが変わってきたのは、やはり都議選だった。民主や無所属の立候補者4人を応援し、街頭でも演説に立った。「野党が協力して8区では保坂を応援するということがやっと浸透してきた」と陣営。都議選後の街頭演説でもチラシを受け取る人の数が増えるなど手応えを感じている。今月4日には民主都議の田中良氏を本部長とする総合選対も発足した。
「民主は保坂さんを公認候補と同じように応援している。杉並から政権交代を実現させよう」。民主の菅直人代表代行は9日夕、阿佐ケ谷駅南口で開かれた保坂氏の街頭演説に駆けつけ、約20分間にわたり熱弁を振るった。
「昨年秋にははるか前を走っていた相手候補の背中が見えるようになってきた」と保坂氏。「8区には候補を出さないという消極的な応援ではなく、野党連合にこぎつけることができた」と感触を語る。チラシなどで民主推薦を前面に押し出し、民主票の獲得に全力を挙げる。
共産・沢田俊史氏は3回目の挑戦。駅前演説やミニ集会に力を入れ、地域をくまなく回る選挙戦を展開してきた。「高齢者や非正規雇用の若者など自公政治の痛みを訴える有権者が多い」と手応えを語る。
幸福・植田誠一氏は消費税廃止などを訴え、地域のイベントなどに参加している。(前川健次)
3502
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 21:01:37
http://www.tokachi.co.jp/news/200908/20090813-0002387.php
十勝毎日新聞社ニュース
石川氏追い風受け先行 中川氏懸命に巻き返し
2009年08月13日 13時38分
本社世論調査 半数は態度未定
衆院選(18日公示、30日投開票)で、十勝毎日新聞社は6〜9の4日間、世論調査を実施、担当記者の情報を総合して道11選挙区(十勝)の公示前情勢を探った。民主党前職の石川知裕氏(36)=1期、比例道ブロック=が全国的な民主への追い風を受け、保守の一部も取り込み先行。自民党前職の中川昭一氏(56)=8期、前財務・金融相=は同党への逆風や、2月に演じた失態会見の影響を強く受けており、豊富な実績・人脈を駆使して懸命に巻き返している。共産党新人の渡辺紫氏(60)は知名度の低さもあり、自民・民主の競り合いの中で、支持を広げられていない。半数は態度未定で、流動的要素となっている。
石川氏は一昨年3月に繰り上げ当選し、知名度がある程度上昇。十勝大橋付近などで「つじ立ち」を続け、建設関連など保守地盤の企業回りも展開。西松建設事件で参考人聴取されたダメージも抑え込んでいる。選挙協力を結ぶ鈴木宗男氏(新党大地代表)と連携し管内15町村に後援組織を構え、帯広市内にも東・西の2ブロックに配置した。
民主支持層の6割、大地支持層の5割を固め、社民、共産支持層の一部も引きつける。公務員、会社員、商工業、主婦層で優位に立つ。幅広い年代で支持を取り付け、特に30〜50代で先行している。半面、風を受けて増える民主支持層を、確実に個人票に取り込めていない側面もある。
中川氏は財務・金融相を辞任後、郁子夫人と共に地域後援会などで「おわび行脚」を展開。連合後援会と自民党支部を核とする合同選対を構成し、従来同様に経済界、農業界の支援を受ける態勢を整えた。管内全19市町村で合同選対事務所を立ち上げ、追い上げを図っている。
自民支持層の半数、公明支持層の4割強を固める。民主党マニフェスト(政権公約)の「米国とのFTA(自由貿易協定)締結」に反発が強まる中、農業者の支持が厚い。年代別では60、70代の高齢者層、20代の若者層に浸透している。自民への逆風、失態会見によるイメージダウンの影響から、従来の支持層を固め切れていない。
無党派層は3割を超え、うち7割が態度未定。「政権選択」が焦点となる選挙戦への関心は高く、投票率の行方と絡めて同層の動向がカギを握る。現時点では石川氏、中川氏とも無党派層には十分に食い込めていない。
渡辺氏は一昨年11月の立候補表明後、精力的に後援会訪問、懇談会、街頭演説をこなしている。比例も重視した戦い方で、共産党十勝地区委員会を中心に総選挙闘争本部を立ち上げた。全国的な「蟹工船」ブームにも乗って党勢拡大を図る。
公務員に比較的浸透、支持層の年代は50代が中心。芽室出身だが、管内での政治経験を持たない「準落下傘」のため知名度はいまひとつで、共産支持層を固め切れていない。政策的には消費税増税反対など独自色を訴えるが、民主への追い風のあおりを受け、現政権への批判票を呼び込めていない。
(衆院選取材班)
世論調査 十勝管内の選挙人名簿から無作為抽出した1000人を対象に、電話で聞き取り調査を行った。サンプル数は男女各500人。
3503
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 21:11:53
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180907280001
福田氏を意識し 小沢氏「重点区」
2009年07月28日
公認問題でもめていた民主党の群馬4区の候補者がようやく決まった。27日、高崎市内のホテルで小沢一郎代表代行とともに会見したフジテレビ社員(休職中)の三宅雪子氏(44)=東京都港区=は「政権交代の節目となる選挙で力になりたい」と抱負を語った。この日は、分裂状態にあった党県連の新たな体制も決まったが、会見後、今後の取り組みなどをめぐって、保守系と労組系の県連関係者が言い争う場面も見られ、前途多難な再スタートとなった。
三宅氏は、秋田の自民党衆院議員で6度労相を務めた故・石田博英氏の孫。共立女子大卒業後フジテレビに入り、経済部の記者を経て最近まで映像企画部副部長を務めた。
三宅氏は「若いエネルギーが満ちあふれており、元気がなくなっている日本を変えるには民主しかないと感じた。弟に知的障害があるので、障害者の問題などに取り組みたい」と話した。福田康夫前首相(自民)と戦うことについては「福田氏は大変立派な人。厳しい選挙になるが、自分らしい、さわやかな選挙をやりたい」と決意を述べた。
同席した小沢氏は「女性の国会議員が少ないので、優秀な女性候補がいればという思いでいた。(4区は)長年自民の強い地域だったが、今もそうだとは思わない。群馬県民も大多数が政権を代えなくてはと思っていると確信している」と説明し、重点選挙区にする考えを示した。
3504
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 21:13:14
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/07/27/2.html
「山梨最重点は2区」 民主・小沢代行
議席獲得に全力
民主党選挙担当の代表代行を務める小沢一郎氏が26日、大月市内で記者会見し、衆院選山梨2区について「山梨の3選挙区の中で最重点区」との認識を示し、議席獲得に全力を挙げる考えを示した。同区は前回選挙に続き自民党系が分裂し、民主党新人の坂口岳洋氏と事実上三つどもえの構図になっているが、自民、民主の二大政党が激突する「政権選択選挙」に変わりないとの見方も強調した。
坂口氏と議席を争う自民党公認の堀内光雄、同党を離党し無所属で出馬する長崎幸太郎両氏については「堀内氏は自民党そのもの。長崎氏も自民党の範疇はんちゅうの人だろう」と指摘。「自公政権はだめだと思い、政権交代を望む人は坂口氏に票を投じてくれる。三つどもえのマイナス要素はない」との認識を示した。
山梨の政治風土については「山梨は、かつてまさに自民党王国といわれていたが、われわれへの理解が広がってきた」と感想。「相手にはベテランで自民党の大物の候補者がいる。若い坂口氏が勝利すれば、山梨にとっても、全国にも大きな影響がある」と述べた。
坂口氏の総決起大会にも出席。「風やムードに頼っているような選挙は、選挙ではない」と、大型地方選に連勝したことで生じる選挙活動の緩みに警戒感をにじませながら「政権交代を実現し、日本に民主主義を定着させたい」と訴えた。
3505
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 21:14:25
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090809/ibr0908090214001-n1.htm
【衆院選 激戦区の情勢】茨城6区 医師会の反乱 ベテランに「白衣」の包囲網
2009.8.9 02:13
「後期高齢者医療制度は『年をとったら早く死ね』というひどい制度だ」
衆院解散の行方がまだ見えぬ6月17日、茨城県土浦市のJR土浦駅前では、白衣に身を包んだ県医師連盟の原中勝征委員長が声をからしていた。
その隣にはビラを配る民主新人の大泉博子氏の姿が。すでに選挙本番を迎えたかのような2人の必死な姿に、陣営の1人は「まさに6区を象徴するシーンだ」とつぶやいた。
県医師会の政治団体である県医師連盟はこれまで自民の有力な支持団体だった。ところが、後期高齢者制度へ反対する立場から、今回は県内全選挙区で民主党候補を推薦。特に、元厚相の自民前職、丹羽雄哉氏と元厚生官僚の大泉氏による事実上の一騎打ちとなる6区を同連盟は最重点区と位置づける。
丹羽氏は7月23日の記者会見で「後期高齢者医療制度は国民に理解されつつある。地元の医師も変わらず私を支援してくれている」と強気にまくし立てた。その一方で「今回の選挙が大変厳しいのも事実。逆風に吹き飛ばされないようしっかり地に足をつけて頑張りたい」とも述べた。
丹羽氏は、これまで経験がないという戸別訪問などを実施。こんなドブ板選挙も辞さぬ丹羽氏の姿に、地元・石岡市の高齢者は「これまで丹羽先生の選挙を10回見てきたが、あんなに必死なのは初めて見た」と驚きを隠せないでいる。
7月30日、大泉氏は原中氏と民主党の菅直人代表代行の応援を受け、つくば市のみどりの駅近くのショッピングセンターで街頭演説。「後期高齢者医療制度の廃止」「月額2万6千円の子育て支援金」などを訴えた。
選対幹部の1人は「風は筑波おろしのように確実にこちらに吹いている」と胸を張る。だが、別の幹部は「党の政策は理解されているが、6区の候補者がだれなのか、なかなか浸透してくれない」とため息をついた。
厚生官僚から山口県副知事を務め、茨城との関係が薄いとみられがちな大泉氏。18年前から県民であることや母方が龍ケ崎出身であることを必死にアピールし、知名度アップに躍起になっている。(篠崎理)
3506
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 21:16:54
http://news.tbs.co.jp/20090810/newseye/tbs_newseye4206151.html
足元揺らぐ大物議員の選挙戦、北海道5区
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低 自民党への逆風、一部で底を打った感じもあるようですが、大物議員の選挙戦は足元が揺らいでいるようです。北海道5区を取材しました。
9日、北海道千歳で行われた航空ショー。13万人の人出でにぎわう会場に現れたのは、自民党の町村孝信氏。自衛隊関係者を前に口にしたのは「反省」でした。
「私たちは今までわずかではありますが防衛予算を削ってきたけども、平成22年度以降は防衛予算を大幅に増やしていかなければいけない」(町村孝信前衆院議員)
続いて顔を出したのは、地元の祭りです。福田内閣の官房長官、そして自民党最大派閥・町村派の会長が一人ひとりに名刺を渡し、握手をして回ります。何が「どぶ板選挙」に走らせるのでしょうか。
「それはたぶん、分かっているんじゃないかと。大変だと思いますけど」(住民)
「自民党のおごり、高ぶりが原因だろうね」(町村後援会顧問)
かつて「自民党の牙城」と呼ばれた農村部ですが、後継者不足が深刻で、北海道内の農家はこの5年間でおよそ1万2000戸、2割以上も減りました。
民主党は、農家への所得保障制度など攻勢を強めています。日照不足と長雨による農家被害を見回った町村氏。その足元にも「微妙な変化」が現れていました。
「町村さんというより、町村さんがいる自民党でしょ、という声が多い」
「民主党がはっちゃきになっているから、自民党も算段しているみたいだけど、もう遅いのではないか、今さらそんなこと言っても」(農家の人)
政府や党の要職を歴任してきた町村氏は、正に「自民党そのもの」と映っているようです。
そんな批判の「受け皿」を狙っているのは、民主党の小林千代美氏。町村氏とは4度目の対決です。今回の小選挙区での初勝利を目指します。
小林氏はこの1か月、町内会長の自宅を回る「ローラー作戦」を展開。生活者重視の姿勢に徹することで、自民党の支持基盤を切り崩したい考えです。
「医療を何とかしてくださいと、おばあちゃんに言われた。歩行器を使って、玄関に出ていらっしゃって」(民主党 小林千代美氏)
また、民主党も北海道5区を重点区に位置づけ、幹部を次々と現地入りさせています。
「今や派閥の親分と言われる人が、この小林千代美さんの相手候補であることは、みなさんのご存知のとおりです。この相手を倒したとき、日本の再スタートが始まると思いますが、みなさんいかがですか」(民主党 菅直人代表代行)
これに対して、町村氏は「政策論争して勝つ」と意気込みます。しかし、期待する論争が思うほど深まらない現状に、内閣のスポークスマンを務めていた町村氏の口から「メディア批判」も飛び出します。
「政権交代ムードに煽った方が新聞の販売部数も増えるし、テレビの視聴率あがる。そういう前提でいま報道していると思うと、なんとなく民主党が得するような報道、有利なような報道が多いのも良く分かるでしょう」(町村孝信前衆院議員)
自民党最大派閥の領袖にも垣間見える「焦り」が、今回の選挙戦を象徴しています。
北海道5区では、このほか畑野泰紀氏が立候補を予定しています。(10日22:55)
3507
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 21:21:12
このスレの記事を「重点区」という単語で検索
自民
>>3446
鳥取2
民主
>>146
岩手2
>>1561
長崎2
>>1566
秋田3
>>1573
兵庫8(推薦)
>>1675
長野4
>>1756
福岡7
>>2456
京都1京都5
>>2617
岡山1
>>2621
岡山5
>>2947
岐阜1岐阜5
>>3114
福島1福島2福島5
>>3225
埼玉8埼玉13
>>3436
三重5
>>3416
広島3
>>3503
群馬4
>>3504
山梨2
>>3505
茨城6
>>3506
北海道5
3508
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 21:23:22
鳩山:大阪
菅 :東京
岡田:福岡
(河村:名古屋、横路:札幌ってとこか?)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090814k0000m010058000c.html
衆院選:民主第一声は大都市 郵政選挙で惨敗「底上げを」
民主党は18日の衆院選公示日の第一声で、鳩山由紀夫代表が大阪、菅直人代表代行が東京の「大都市圏シフト」を取る方針を決めた。いずれも05年郵政選挙で惨敗した地域で、大都市圏での勝敗は選挙全体の大勢のカギを握るためだ。
「首都圏は票田が大きい分、対策が必要だ。4年前にたくさん落ちたから底上げしないといけない」。鳩山氏が「大阪第一声」を決めた理由について、党幹部はこう話す。05年は19小選挙区のうちわずか2勝。残りはすべて自民、公明の与党系だった。党の情勢調査などから接戦が予想される選挙区が多いことも反映している。
一方の菅氏は、選挙担当の小沢一郎代表代行から「東京、神奈川を頼む」と要請を受けた。7月28日に「東京・神奈川合同選対本部」を設置し、本部長に就任。東京は05年、25小選挙区中、菅氏の地元の1勝のみ。菅氏は「ここで巻き返さなければ政権交代はない」と強調。新人候補の選対会議にも出席して自ら指導するなど、力を入れる。
このほか、岡田克也幹事長は、党代表として臨んだ05年衆院選で、11選挙区中1勝にとどまった福岡で第一声。小沢氏も公示日以降、新たに街頭演説に乗り出す方針で、主要幹部総がかりで大都市・無党派層対策を重視する構えだ。【佐藤丈一、田中成之】
毎日新聞 2009年8月13日 20時17分(最終更新 8月13日 21時00分)
3509
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:01:47
民主党比例下位単独候補
=北海道=
山崎摩耶(07参院選比例落選、日本看護協会元理事)
山岡達丸(山岡@栃木の三男)
工藤仁美(非正規労働者の労組の事務局長)
関藤政則(北海道商工連盟常務で社会保険労務士)
=東北=
高松和夫(秋田県連代表代行 2区に擁立も社民との選挙協力優先)
山口和之(福島2区:県理学療法士会長)
渡部一夫(福島1区:元南相馬市議)
鈴木久 (福島5区:元衆院議員)
(青森・宮城は断念)
=北関東=
中島政希(群馬4区:00年05年落選群馬県連副会長)
桑原功 (群馬1区:元県議)、
野木実 (埼玉4区:元和光市長)
=南関東=
斉藤勁(元参院議員、05年神奈川11区落選)
=東京=
中津川博郷(05年16区落選)
小林興起(05年10区落選 郵政造反組)
吉田公一(03年9区落選)
=北陸・信越=
若泉征三(福井2区:05年2区落選、参院選落選)
沓掛哲男(石川:元自民党参院議員)
=東海=
吉田統彦(愛知1区:出馬模索)
山田良司(岐阜4区:元下呂市長)
=九州=
矢上雅義(熊本5区:元相良村長)
永田章一(熊本4区:元旧五和町議)
3510
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 22:02:35
ほんとかな?
>石川氏追い風受け先行 中川氏懸命に巻き返し
http://www.tokachi.co.jp/news/200908/20090813-0002387.php
石川氏追い風受け先行 中川氏懸命に巻き返し
2009年08月13日 13時38分
本社世論調査 半数は態度未定
衆院選(18日公示、30日投開票)で、十勝毎日新聞社は6?9の4日間、世論調査を実施、担当記者の情報を総合して道11選挙区(十勝)の公示前情勢を探った。民主党前職の石川知裕氏(36)=1期、比例道ブロック=が全国的な民主への追い風を受け、保守の一部も取り込み先行。自民党前職の中川昭一氏(56)=8期、前財務・金融相=は同党への逆風や、2月に演じた失態会見の影響を強く受けており、豊富な実績・人脈を駆使して懸命に巻き返している。共産党新人の渡辺紫氏(60)は知名度の低さもあり、自民・民主の競り合いの中で、支持を広げられていない。半数は態度未定で、流動的要素となっている。
中川昭一氏
石川知裕氏
渡辺紫氏
石川氏は一昨年3月に繰り上げ当選し、知名度がある程度上昇。十勝大橋付近などで「つじ立ち」を続け、建設関連など保守地盤の企業回りも展開。西松建設事件で参考人聴取されたダメージも抑え込んでいる。選挙協力を結ぶ鈴木宗男氏(新党大地代表)と連携し管内15町村に後援組織を構え、帯広市内にも東・西の2ブロックに配置した。
民主支持層の6割、大地支持層の5割を固め、社民、共産支持層の一部も引きつける。公務員、会社員、商工業、主婦層で優位に立つ。幅広い年代で支持を取り付け、特に30?50代で先行している。半面、風を受けて増える民主支持層を、確実に個人票に取り込めていない側面もある。
中川氏は財務・金融相を辞任後、郁子夫人と共に地域後援会などで「おわび行脚」を展開。連合後援会と自民党支部を核とする合同選対を構成し、従来同様に経済界、農業界の支援を受ける態勢を整えた。管内全19市町村で合同選対事務所を立ち上げ、追い上げを図っている。
自民支持層の半数、公明支持層の4割強を固める。民主党マニフェスト(政権公約)の「米国とのFTA(自由貿易協定)締結」に反発が強まる中、農業者の支持が厚い。年代別では60、70代の高齢者層、20代の若者層に浸透している。自民への逆風、失態会見によるイメージダウンの影響から、従来の支持層を固め切れていない。
無党派層は3割を超え、うち7割が態度未定。「政権選択」が焦点となる選挙戦への関心は高く、投票率の行方と絡めて同層の動向がカギを握る。現時点では石川氏、中川氏とも無党派層には十分に食い込めていない。
渡辺氏は一昨年11月の立候補表明後、精力的に後援会訪問、懇談会、街頭演説をこなしている。比例も重視した戦い方で、共産党十勝地区委員会を中心に総選挙闘争本部を立ち上げた。全国的な「蟹工船」ブームにも乗って党勢拡大を図る。
公務員に比較的浸透、支持層の年代は50代が中心。芽室出身だが、管内での政治経験を持たない「準落下傘」のため知名度はいまひとつで、共産支持層を固め切れていない。政策的には消費税増税反対など独自色を訴えるが、民主への追い風のあおりを受け、現政権への批判票を呼び込めていない。
(衆院選取材班)
世論調査 十勝管内の選挙人名簿から無作為抽出した1000人を対象に、電話で聞き取り調査を行った。サンプル数は男女各500人。
3511
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:14:57
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090813ddlk17010377000c.html
選択のはざまで:09衆院選・石川 新幹線と浅野川 /石川
◇真に必要な公共事業とは
「実にけしからん」。今月7日、金沢市。自民議員と県との懇談会で森喜朗元首相が、苦々しげにつぶやいた。政府与党が年内認可を合意した北陸新幹線金沢以西の延伸を、数日前に金沢入りした民主党幹部が「関係県と協議する」としたからだ。8日、小松市での森氏の演説会場。「民主党にだまされるな」。「建設業は壊滅」「失業者の山」。配ったチラシに扇情的な言葉が並んだ。
大型公共事業見直しなどで1・3兆円の捻出(ねんしゅつ)を宣言した民主に、県内の与党議員は「新幹線開業危うし」の大合唱で攻撃する。
民主も応じる。自民懇談会の3日後、同じ場所に座った民主・一川保夫参院議員は「もっと急げたはず。地元負担もおかしい」。総事業費1兆円(長野−金沢間)の巨大プロジェクトを前に、政策論争にはほど遠いなじり合いに終わった。
◇
昨年7月28日の浅野川水害で浸水被害に遭った金沢市昌永町。沖野良雄さん(78)は「あっという間に仏壇が水に浮いた」と振り返る。妻多津子さん(74)の手を取り、腰まである濁流から逃げた。30年以上住んだ家は取り壊した。支援金は限られ、狭い離れで暮らす。「今も予報が雨だと不安」と言う。
昌永町は514戸のうち68戸が独居高齢者ら要援護世帯が占める。隣人に抱えられ2階に逃げたお年寄りもいた。民生委員の藤牧渡さん(64)は「定期的な土砂除去、被災者支援、避難情報を知らせる仕組みなど、地味でも必要な施策がある」と訴える。
◇
能登空港、金沢外環状道路、北陸新幹線……。県はバブル崩壊の90年代以降「景気対策」として全国を上回るペースで公共投資を進めてきた。当然、借金も増えた。08年度末の県債残高は1兆1541億円、県民1人当たり99万円。財政規模比の県債残高(07年度末)は全国7番目だ。
借金返済の一部を補うと約束した国の地方交付税も会計は火の車となり、小泉改革が断行された。98年度2846億円あった県の公共投資は08年度1104億円に激減し、建設業界は悲鳴を上げた。麻生政権は再び、大型景気対策に舵を切った。針路は定まらない。
武田公子・金沢大教授(地方財政論)は「日本には、景気には工事という『神話』があるが、公共事業頼みの地域経済のあり方は限界。地域資源を生かした農商工連携など持続的な戦略を」と話す。
◇
再び浅野川。県と国は急きょ被災流域の川床を掘る河川改修を始めた。予算は5年間で20億円。これまで「計画はあったが予算がつかなかった」(県)事業が、水害で優先度が上がった。新幹線に県民が払う930億円の50分の1の事業だが、住民には切実だ。「東京から新幹線が来る−−。いいと思うよ。宇宙まで行く時代やからな」と沖野さん。「でも、新幹線も飛行機も乗ったことないんや」。更地の自宅跡に立ち、苦笑いした。【野上哲】
× ×
「政権選択」の衆院選が近づいた。どの政党を選ぶかは重要だが、大切なのは有権者が今を生き抜き、未来に希望を抱けるかどうか。“選択肢”のはざまで見え隠れする事情を追った。
3512
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:20:52
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090814k0000m010087000c.html
衆院選:逆風自民に重い宿題 比例名簿17日公表
自民党の衆院選比例代表の名簿順位を巡る調整が、大詰めを迎えている。党執行部は公示前日の17日に名簿を公表する予定で、比例単独候補の上位優遇は極力抑える方針。05年の前回選挙では重複立候補者を含め、比例で計77人を大量当選させたが、今回は自民党への逆風が強まり、比例復活に望みをつなぐ候補も少なくない。小選挙区の立候補予定者からは比例単独候補へのやっかみも根強く、調整は難航している。
自民党は13日現在、比例代表で37人の立候補予定者を公認している。前回は比例上位に女性新人候補を「総裁特別枠」として並べ、票の底上げを図った。しかし、自民党の苦戦が予想される今回、そんな特別扱いを容認する余裕はない。自民候補にとって、小選挙区で敗れても惜敗率次第で、当選の可能性がある比例復活の現実味が、より増しているからだ。党執行部はこうした党内の空気を踏まえ、小選挙区候補者の復活当選の可能性を広げるため、比例単独候補を極力出さない方針に転換した。
しかし、小選挙区での調整が難航した場合、一方の候補者を比例単独で優遇せざるを得ないケースもある。比例に回る柳本卓治(近畿)、山本幸三(九州)の両氏はその典型だ。また、前回ブロック1位の猪口邦子(東京)、長島忠美(北陸信越)、近藤三津枝(近畿)の3氏らについては比例上位で優遇する方向で検討している。
ただ、比例単独候補への優遇措置に対しては、自民党内で「底上げ効果はなく無意味」との不満がくすぶっている。伊吹文明元幹事長や二階俊博経済産業相らは13日、細田博之幹事長に対し、慎重な調整を要請。一方、古賀誠選対本部長代理が、古賀派の山本氏を比例で優遇する代わりに、自らは重複立候補を見送る意向を示すなど、波紋も広がっている。
自民党は今回、小選挙区と比例代表を交互に立候補する「コスタリカ方式」の原則廃止を打ち出すなど、比例単独候補を絞り込んできた。しかし、宮城2区、群馬1区など5選挙区では解消できず、比例に回った前職候補は上位優遇を要求。選挙区での選挙協力の見返りに、比例での投票を求める公明党の存在も大きく、自民党執行部は苦しい選択を迫られている。【高山祐】
3513
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:22:18
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000908130002
公明、議席確保に危機感【比例中国】
2009年08月13日
◆逆風、自民と共闘急ぐ
政権選択がかかる総選挙で、公明党が県内でも支持拡大に躍起になっている。比例区中国ブロック(定数11)で県出身の前職、桝屋敬悟氏も含めた2議席を確保する構えだが、政権与党に吹く逆風を警戒するからだ。比例票の上積みは至上命題で、連立を組んできた自民党との選挙協力を急いでいる。
◇ ◇
「11の定数に入らない。12か13がいいところ。逆転勝利をするべく全力で戦う」。今回の選挙で、比例区中国ブロックで解散前に持っていた2議席の死守を絶対条件に掲げる公明党。7月30日、下関市で開かれた講演会で、桝屋氏が危機感をあらわにした。
党県本部の選対が今回設定した目標は、05年の衆院選比例区で得た12万5千票以上の得票。過去最高レベルの設定だが、「それでも2議席に届かない可能性もある」と桝屋氏。投票率が上がり、政権交代を訴える民主党など野党の得票がそれ以上に増えることを懸念する。
公明党の県議や市議らは昨年から、30人単位のミニ集会を各地で開催。麻生政権への風当たりが強いなか、景気対策も含めた政府・与党の立場を説明し、支持者の動揺を抑えるのに腐心してきた。
そのうえで「自民王国」と連携して勝利を呼び込む考えだ。選挙区で自民党候補を支援する見返りに、比例区は公明党に投票してもらう――。こうした狙いのもと、6日に山口2、4区、12日には山口3区の自民党の立候補予定者の推薦を決定。残るは山口1区の自民前職、高村正彦氏だけとなった。公明党が推薦を出す基準は、比例区で5千票の投票協力の道筋を立てることだといい、党県本部幹部は「(1区は)協力体制の手続き中」。桝屋氏は「(自民党とは)深い信頼関係もあるが、公示まで諸般の状況判断のうえで決める」と述べた。
「自公協力」が具体化するなか、県内では、自民候補の事務所に公明党が同居する準備を進めている選挙区もある。党県本部幹部は、近く自民候補の決起集会でマイクを握る。比例区での協力について語るつもりだ。
3514
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:24:02
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009081331_all.html
公明“未曾有”危機…民主攻勢で“鉄板”に異変
小選挙区苦戦30議席割れも
強力な“刺客”に見舞われ、厳しい選挙戦を余儀なくされている公明党の太田代表(左)と冬柴氏(クリックで拡大) 民主党旋風が吹き荒れる8・30総選挙。「結党以来の逆風だ」と自民党の小泉純一郎元首相が厳しい見立てを披露したが、連立政権の一翼を担う公明党も結党以来、最大の危機となっている。夕刊フジの中盤情勢では公明党は今回、小選挙区で4勝4敗、比例は24議席の計28議席。これまで保ち続けてきた30議席台を割る雲行きなのだ。
夕刊フジが各種世論調査や独自取材で分析した公明党の中盤情勢は表の通り。
過去3回の衆院選を振り返ると、公明党は31、34、31議席と常に30議席以上をキープしてきた。先の都議選でも全員当選を果たすなど、「鉄板選挙」を行うとのイメージが強い。
しかし、8・30総選挙では神奈川、大阪など4選挙区で苦戦するなど30議席割れが現実味を帯びてきており、その看板が揺らぎかねない情勢なのだ。
例えば、民主、公明両党の直接対決の象徴が、太田昭宏代表のおひざ元である東京12区。ここに民主党の小沢一郎代表代行は自らの国替えを見送り、“秘蔵っ子”の青木愛参院議員を刺客として送り込んだ。小沢氏は「太田さんがそんなに強い候補だと思わない」と牽制すれば、太田陣営も「今までに増して厳しい選挙だが、なんとしても勝ち抜かなくてはいけない」と危機感をあらわにする。
中盤情勢では太田氏がやや優勢だが、小沢氏は秘書3人を投入するなど「最も嫌な」(太田氏周辺)地上戦を開始。公明関係者は野球に例えてこう解説する。
「試合序盤に公明側が3点を先制し、3−0のまま中盤戦に突入する感じだ。『3点』は太田氏の地の利の分だが、民主党は今後、総力戦を仕掛けてくるはず。失策や継投が失敗すれば逆転される可能性もある」
不安はまだある。先の都議選で投票率アップに比例して他党が得票数を増やす中、公明だけが約4万3000票も票を減らした。さらに、同選挙区では中傷ビラなどの紙爆弾も大量に飛び交っているのだ。
それだけに永田町有力筋は「太田氏への刺客は女性だけに、批判をすればいじめている印象を有権者に与えてしまう。太田氏としては、全国知事会が一番高い評価を出した公明党のマニフェストをひたすら訴えるしかない。ただ、不人気の麻生自民の影響で、選挙協力を行っている自民票が目減りする懸念もある。投票率70%台なら番狂わせもあるだろう」とみる。
公明の危機感は強固な地盤を誇る「常勝関西」でも広がっている。
別表のとおり完全な優勢マークが付く候補者はいないうえ、大阪では3区と5区が、兵庫でも2区が苦戦している情勢なのだ。
公明党関西筋は「これまでにない、かなり厳しい戦いだ。やや優勢となっている北側一雄幹事長(大阪16区)にしても、次期代表候補のエースなだけに、完勝しないと傷がつく。先の都議選で公明票が減ったことが心配だ」と打ち明ける。
一方、民主党が推薦する新党日本の田中康夫代表が刺客として乗り込んだ兵庫8区では、公明党の冬柴鉄三氏がやや優勢を保っている。
選挙情勢に精通する自民党筋も「田中氏は阪神大震災のボランティア活動で活躍したが、連合が推薦を見送るなど、民主党との連携がうまくいっていない。尼崎は阪神ファンが圧倒的に多い土地柄。甲子園球場の阪神・巨人戦に例えれば、阪神ファンで埋め尽くされたライトスタンドの中、一人で巨人を応援するようなもの。最後は『六甲おろし』に吹き飛ばされるのでは」と分析する。
ただ、冬柴陣営内では「これまでの選挙と違い、田中氏の票の出方はまるで読めない」と懸念する声も出ており、今後の風次第では情勢が大きく動く可能性も指摘される。
危機感を強める中、浮上しているのが公明党幹部の「比例重複」問題だ。すでに、北側氏は小選挙区で落選しても復活当選の道が残る比例代表と重複立候補しない考えを表明した。一方、太田代表は「選対などでよく考えることだ」と明確に否定はしていない。
公明党の総選挙での比例票と獲得議席の推移(クリックで拡大) 党内には「代表が議席を失えば衝撃は計り知れない」と重複積極容認の声がある一方、「背水の陣の選挙なのに、比例重複の『保険』をかければ組織が緩む」との声もある。
前出の永田町有力筋は「先の都議選で公明が票を減らしたのは、衆院選と接近していたため、支持母体である創価学会などの支持者らが、本来の運動が出来なかったためだ。公明にはいくら苦しくとも最後になって帳尻を合わせてくる力がある」と分析するが、果たして終盤で盛り返すことができるのか。
3515
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 22:31:09
Web選挙 敵か味方か…ネットユーザー大盛況
8月13日22時6分配信 産経新聞
衆院選議席予想 「民主党 252」「自民党 168」
今年5月、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」にこんなシミュレーション結果が書き込まれた。
「民主の圧勝だな」「3分の2には届かないか」。
ネットユーザーは思い思いのコメントを書き込み、投開票が終わったかのように盛り上がった。
書き込みの主は、ネット界で“カリスマ予想屋”として名高い「和子夫人」なる人物。
プロフィルは不明だが、7月の都議選では、独自の計算式に基づいて予想した候補者
の当落や得票数が次々と的中。「プロ顔負け」と絶賛された。
「競馬の予想と一緒ですね。血統や過去の結果から予想して、当たったとか、外れたとか。
外野から無責任にワーワーいうのが楽しい」と話すのは、自らも予想を掲示板に投稿する
筑波大学の男性講師(37)。野党のふがいない選挙対策に憤り、
選挙関連の情報収集をするうちに当落予想にのめり込んだ。
選挙情勢から議席数を予想する“同好の士”は少なくない。4年ぶりの総選挙とあり、
2ちゃんねるの書き込みはすでに4万件を超えた。
ネットは、政治家の味方にもなれば、敵にもなる。政治家の失言や不遜(ふそん)な態度が「落選運動」に発展するケースもある。
今回の総選挙をめぐっても、ある世襲候補が街頭で対立候補の握手を無視し続ける姿を撮影した映像が、
動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に投稿された。「この子はあいさつもロクにできないのかね」などとネット上で批判を浴びた。
この動画はこれまでに50万回以上視聴され、批判は「落選運動」に発展。「世襲反対!!」と題した掲示板が作られ、
「当選させるな」などと中傷を含むコメントが約1カ月半で1000件以上寄せられた。
また、北朝鮮の核実験に関し不用意な発言をした保守系議員をめぐっては、「地元の恥だ」などとして落選運動がネット上で展開されている。
(一部略)
最終更新:8月13日22時6分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090813-00000608-san-pol
筑波大講師って誰だよこれ!!
3516
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:33:27
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090813/chb0908130801000-n1.htm
【09衆院選 あの選挙区は今…】千葉10区、11区 “空港圏”奪取へ各陣営懸命
2009.8.13 08:00
【千葉10区】銚子市、成田市、香取市など県北東部を占める選挙区。農漁業者が多い東総・北総地域と、無党派層を中心とした成田空港圏が混在し、支持層の色分けが明確になっている地域だ。もともと強固な保守地盤で、小選挙区制導入後も自民・林幹雄氏が4期連続で当選を果たしている。
そんな自民の安泰ムードが一転したのは前々回(平成15年)の選挙。当時、自民県議だった谷田川元氏が無所属で出馬し、同僚県議らの支持を得て「保守分裂」を招いた。前回の選挙では民主にくら替えした谷田川氏だったが、“郵政選挙”のあおりをうけて涙をのんだ。
林氏は銚子市、谷田川氏は香取市を地盤としているため、大票田・成田市での無党派層の取り込みが勝敗の分け目となる。
閣僚のため、なかなか現地入りできず、民主の勢いに危機感を募らせる林氏は、成田市選出の県議で長男の幹人氏に要所の“空港圏”を任せて組織を固める。一方、3度目の挑戦で背水の陣を敷く谷田川氏も、すでに成田で鳩山由紀夫代表の応援を受けるなど、知名度アップに躍起だ。幸福・金井貴雄氏も選挙区内を回り、浸透を図っている。
【11区】茂原市、東金市や御宿町など房総半島の広域部分を占める選挙区は、自民・森英介氏が圧倒的な知名度で6回連続当選を果たすなど常に優位に立ってきた。民主が躍進した平成15年の選挙でも民主候補の約6万票に対し、英介氏は約13万票を獲得。続く17年も民主候補にダブルスコアをつける勝ちっぷりを見せた。
森家は英介氏の祖父にあたり、昭和電工などを創業した旧森コンツェルン創始者、矗昶(のぶてる)氏の代から続く名門。環境庁長官(当時)を務めた父の美秀(よしひで)氏に続き、入閣を果たした。農林漁業、商工関係と幅広い支持基盤を持つ森氏だが、今回ばかりは警戒を強める。
民主・金子健一氏は元自民の地区青年局長として活動し、一宮町議を3期務めるなど、従来の自民支持層に食い込むチャンスがあるからだ。金子氏は駅頭演説やミニ集会など精力的に動き回り、地域住民の支持を集める。若さと民主に対する“追い風”を背に、知名度不足をカバーしようと懸命で、自転車遊説などで自身の露出を増やそうと工夫している。
幸福の久我司氏も懸命にアピールを続ける。今回、候補者擁立を見送った共産の約1万6千票をだれが獲得するかも、大きな関心事となっている。
3517
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:35:14
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090812/chb0908120800000-n1.htm
【09衆院選 あの選挙区は今…】千葉8、9区 自民、民主の激戦地
2009.8.12 08:00
【千葉8区】柏市(旧沼南町地域を除く)と我孫子市からなる選挙区は、無党派層が勝敗を左右する地区で、自民と民主が激戦を繰り広げてきた。
小選挙区制導入後初の平成8年の衆院選では、自民・桜田義孝氏が、新進(当時)の長浜博行氏(その後、民主へ)を破って初当選。しかし、12年の選挙では、民主・長浜氏が3千票の小差で返り咲きを果たした。
初の「マニフェスト選挙」となった前々回(15年)は、同一選挙区から同じ政党候補者の重複を避けるため、民主はコスタリカ方式で参院に転出した長浜氏に代わり、松崎公昭氏が8区公認として出馬。10万票を超える得票で、桜田氏を下した。
2度の比例復活で議席を確保したとはいえ、小選挙区で苦杯をなめ続けた桜田氏は、前回(17年)の“郵政選挙”で松崎氏に約3万票の大差で圧勝し、留飲を下げる。
一方、松崎氏は比例復活もかなわず、4年間の浪人生活を強いられたが、前回選挙時とは「風向き」が逆転し、民主に対する有権者の期待感を感じているという。
今回は桜田、松崎両氏による3度目の対決に加えて、共産・加藤英雄氏が雇用問題などを中心に精力的にアピール。また、幸福・森泰子氏が支持層の拡大を図っている。
【千葉9区】千葉市若葉区と佐倉、四街道、八街の各市で構成する選挙区。農村部を抱え、保守層の多い地域とされてきた。
自民・水野賢一氏は平成8年の選挙で、新進(当時)の実川幸夫氏に敗れて落選したが、11年に自民議員の死去に伴い繰り上げ当選。以降、自民に復党した実川氏との選挙区調整も進み、過去3回の選挙は対立候補を寄せ付けず、安定した戦いをしている。
しかし、四街道市や千葉市若葉区を中心にベッドタウンとして人口が増加、無党派層の占める割合も少しずつ大きくなっている。
一方、民主・奥野総一郎氏は総務省の元官僚。17年の千葉市長選に出馬し、当選候補と接戦を演じるなど力をつけてきた。とりわけ、与党が推進した郵政民営化で不満を持つ郵政関連団体が結束して奥野氏を支え、課題とされていた農村部への食い込みを着実に進めている。
危機感を抱く水野氏は、組織票の引き締めとともに、朝の駅頭での演説など有権者と触れ合う機会を増やしている。
幸福は伊藤純子氏を擁立している。無所属で立候補の波田野辰雄氏は、世襲制や官僚政治からの脱却を訴える。
3518
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:36:31
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090811/chb0908110800000-n1.htm
【09衆院選 あの選挙区は今…】千葉6区、7区 政治に敏感な「千葉都民」つかめるか
2009.8.11 08:00
【千葉6区】市川市の北部と松戸市の南部で構成する選挙区。自民、民主、共産が争う構図だった前々回(平成15年)と前回(17年)の選挙は、自民・渡辺博道氏と民主・生方幸夫氏が激しい戦いを繰り広げた。両者は市川、松戸のいずれも得票数に大きな差がない。都心のベッドタウンとして、政治情勢に敏感に反応する無党派層が多い地域性がゆえに、勢いに乗った候補が議席を確保する傾向にある。
今回の選挙には、候補者を変更した共産・山崎温之氏が知名度アップに全力を挙げるとともに、比例票の取り込みを目指す。幸福・三島佳代子氏は街頭をくまなく回っている。
当初は、このまま推移するかに見られたが、衆院解散後に、自民を離党した元衆院議員の松本和巳氏が7区からくら替えして無所属で出馬を表明。平沼赳夫元経産相のグループに加わり、有権者に新たな選択肢を示そうと活発な動きを見せる。さらには、渡辺喜美元行革担当相らが結成した「みんなの党」から小平由紀氏が立候補を表明、乱立戦の様相を呈している。
政界再編のカギを握るとも言われている「第三極」の動きが、無党派層にどう受け入れられるか、新たな注目区として関心を呼びそうだ。
【千葉7区】選挙区は松戸市の一部と流山市、野田市の細長い区域を占める。キッコーマンを本社に置く企業城下町と同時に住宅街であり、昔ながらの農業地帯といった、多彩な顔を持つ地域でもある。かつては保守地盤が強い土地柄といわれてきたが、交通機関の発達とともに、都内に通勤通学する「千葉都民」が急増している。この影響が如実に現れたのが、平成18年4月に行われた衆院補選だ。
17年の“郵政選挙”では自民・松本和巳氏=当時=が当選を果たし、民主・内山晃氏は比例復活した。その後、松本氏は陣営幹部の選挙違反に絡んで辞職。補選では民主・太田和美氏が自民・斎藤健氏を955票差で接戦を制した。無党派層と「千葉都民」が結果に影響を与えたといわれている。太田氏はその後、福島2区へくら替えした。
今回の選挙では内山、斎藤の両氏に加え、社民が県内小選挙区で唯一候補を立てた上田恵子氏が一部労組票の取り込みを進めながら、雇用や平和などを重視する姿勢で有権者への浸透を図っている。幸福・牧野正彦氏も懸命に支持を訴えている。
異なる地域が集まる7区。各陣営は今回の選挙も「無党派層、千葉都民」の票をどこまで獲得できるかがカギとみている。
3519
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:37:30
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090807/chb0908072205015-n1.htm
【09衆院選 あの選挙区は今…】千葉4区、5区 「風」「地盤」結びつかない地域
2009.8.8 08:00
【4区】船橋市が選挙区。漁師まちとしてにぎわった面影は少しずつ消え、投票動向も無党派層を中心とする都市型へと変容している。
小泉人気で自民に追い風が吹いた前回(平成17年)の選挙でも、県内13選挙区で唯一、小選挙区議席を守った民主・野田佳彦氏。「(小選挙区は)1人が勝ち残る格闘技と同じだ」とは、タフな戦いを繰り広げてきた野田氏の言葉だ。
中選挙区時代は旧千葉1区で大票田の千葉市に埋没しがちだった。船橋市が単独の選挙区となった小選挙区制度導入後の8年、保守系議員の誕生を望む自民支持層が動き、自民候補が野田氏を105票差でかわした。しかし、小選挙区での自民の勝利はこれが最後で、12年以降は野田氏が当選を重ねている。自民は前回選挙で「小泉チルドレン」の藤田幹雄氏が比例復活して9年ぶりに議席を回復した。
前回約2万4千票を獲得した共産は、斉藤和子氏を擁立。幸福・山中宏一郎氏も街頭でアピールする。
【5区】市川市の東京湾側と浦安市が選挙区で、繁華街と住宅街が占める地域だ。
前々回(平成15年)に立候補した5氏のうち自民・薗浦健太郎氏、民主・村越祐民氏、無所属・田中甲氏が今回も出馬を表明。過去4回の選挙結果をみると、世論の「風」や「地盤」といったキーワードではくくることができない、複雑な地域性がある。
中選挙区時代の5年に新党さきがけで初当選した田中氏は8、12年も議席を確保。その後、民主に所属したが、15年には離党して立ち上げた「尊命(たける)」から立候補し、民主候補の村越氏に敗れた。
15年に約6万4千票を獲得した薗浦氏は17年の選挙で、小泉旋風に乗って13万2千票に倍増して初当選。麻生太郎首相との太いパイプを強調して浸透を図る活動スタイルは今も変わらない。
村越氏は党内の公認争いも決着。前回は敗れたとはいえ、前々回から1万7千票以上を上乗せしており、勝敗だけでは判断できない結果を残している。
田中氏は市川市の行徳地域に強固な地盤を持つ。その中心地の行徳駅前は前回選挙で薗浦氏が圧勝した原動力となった地域でもある。村越氏も重点地区として照準を当てており、このエリアをだれが奪取するかが勝敗の分岐点とみる陣営関係者は多い。
幸福は小野田厚志氏から佐高芳行氏に変更した。
3520
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:39:11
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090807/chb0908071112002-n1.htm
【09衆院選 あの選挙区は今…】千葉2区、3区 親子2代で熾烈な戦いの歴史 (1/3ページ)
2009.8.7 11:10
このニュースのトピックス:選挙・千葉
【千葉2区】
千葉市花見川区、習志野市、八千代市からなる選挙区は無党派層の占める割合が大きい。
平成12、15年の衆院選では後に偽メール問題で辞職した永田寿康氏が自民候補との激戦を制して当選。ところが、前回(17年)の“郵政選挙”で「小泉チルドレン」として公示2週間前に急遽(きゅうきょ)出馬した自民・山中●(=火へんに華)子氏が小泉人気に乗り、永田氏を破って当選した。
山中氏は国連大客員教授を務めた経験から、外交と防衛政策を武器にアピール。前回は“落下傘候補”のイメージを勢いでカバーした形だが、今回はどこまで払拭(ふっしょく)できるかがポイントだ。
一方、国際色豊かな山中氏とは反対に、民主・黒田雄氏は徹底的な地域密着型で攻める。県議4期目で、県内でいち早く自転車での地元回りを始めた。地盤の花見川区に加え、習志野、八千代市でも着実に知名度を上げている。8月2日の事務所開きには、民主躍進の期待を担う存在となった熊谷俊人千葉市長が出席。民主の勢いをさらに拡大させたい考えだ。
共産・小倉忠平氏は同党の志位和夫委員長の元秘書で、雇用問題を中心に支持を訴える。幸福・矢代智康氏もアピールに必死だ。
【千葉3区】
工業地域と緑豊かな山間部を持つ市原市と千葉市緑区で構成する選挙区は、平成15年の衆院選以降、自民・松野博一氏と民主・岡島一正氏が熾烈(しれつ)な争いを繰り広げてきた。
自民県連の公募で公認候補になり、2度目の挑戦となった松野氏は12年の選挙で当時・保守党候補だった岡島氏の実父、正之氏を破って初当選。父の後を継いだ一正氏が、15年の選挙で900票あまりの小差で松野氏を倒し、父の雪辱を果たす激しい戦いとなった。松野氏は比例復活した。
小泉旋風が吹き荒れた前回選挙では松野氏が2万3千票以上の大差で岡島氏に圧勝した。
松野氏は連日、街頭演説や「国政報告会」を開くなど有権者への支持を訴えている。岡島氏も自転車で選挙区内を回り、後期高齢者医療制度の対象者への説明会を50回以上開くなど、地域に密着した活動の成果に自信を深める。
前回、前々回の選挙戦では千葉市緑区の票が当選した陣営に多く流れるなど、世論の“風向き”で勝敗が左右される要素を秘めている。また、両陣営とも今回の選挙で、候補者擁立を見送った共産が前回獲得した約1万票の行方が焦点の一つとみている。幸福・古川裕三氏は党勢拡大に注力している。
3521
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:40:19
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090805/chb0908052155009-n1.htm
【09衆院選 あの選挙区は今…】千葉1区 新住民増え、姿変わる保守地域
2009.8.6 08:00
【千葉1区】強固な保守地域で自民・臼井家が荘一氏、日出男氏と2代にわたり議席を確保し、日出男氏は8回当選、27年間、議員生活を送ってきた。だが小選挙区制導入後初の選挙となった平成8年、12年の選挙では盤石な態勢で当選したものの、15年の選挙で民主新人の当時42歳だった田嶋要氏によもやの敗北。17年の“郵政選挙”で返り咲くも、地盤の揺らぎを感じさせる結果となった。
1区は県庁などが集まる中央区と稲毛区、東京のベッドタウン、美浜区で成り立つ。中央区はもともと川崎製鉄(現・JFEスチール)によって発展を遂げた工業地帯だ。臼井家はその中で商工業者を中心に保守勢力の束ね役として君臨してきた。
一方で美浜区は、団地群が形成され、サラリーマンなどの無党派層が増加。新たなコミュニティーが作られ、企業城下町の要素は薄れてきた。そこで登場したのが民主・田嶋氏だ。民主党員は当時少数派だったが、無党派層を取り込み、臼井氏を抑えて当選。前回の“郵政選挙”では比例復活し、今年6月の千葉市長選では31歳の民主推薦候補を市長に押し上げるなど着実に力をつけている。
日出男氏は引退し、前県議で長男、正一氏が後継として地盤を引き継ぐこととなった。正一氏は民主票が伸びている美浜、稲毛区を自転車で回り、田嶋氏は正一氏の強固な地盤である中央区に力を入れるなど、双方で切り崩しを図っている。勝利のカギは保守地盤、中央区の票の行方といえそうだ。
共産は15年の選挙で争った安喰武夫氏が出馬。幸福の階一喜氏も加わった選挙戦となっている。
◇
衆院選が事実上スタートしたが、県内の13選挙区はどんな地盤、地域だったのか。過去の選挙戦から地域事情を見てみた。
3522
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:43:46
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042347/1.htm
小沢ガールズ大旋風の陰で寂しく消える自民党女性議員たち
2009年8月10日(月)15時42分配信 日刊ゲンダイ
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●風まかせだっただけに…
「小沢一郎は、4年前に小泉純一郎にやられた仕返しをしている」(民主党関係者)
「女刺客」のことだ。郵政選挙では話題を独占され、民主党はカヤの外の大惨敗に追い込まれた。その仕返しに、今度の総選挙で民主党は30人近い女刺客を自民党の大物議員に差し向け、話題を独占している。久間章生元防衛相への福田衣里子(長崎2区)、森喜朗元首相への田中美絵子(石川2区)、福田前首相への三宅雪子(群馬4区)といった具合だ。地元は盛り上がり、大物が食われる選挙区が続出しそうだ。
これとは対照的に、影の薄いのが自民党の女性候補である。「小泉チルドレンのオンナ刺客で当選の可能性があるのは佐藤ゆかり一人だけ」(自民党選対関係者)という寂しさ。
ベテランを見ても、小池百合子、土屋品子、高市早苗などは逆風で苦しい。81歳になって隣の選挙区(栃木3区)にオンナ刺客で送り込まれる森山真弓は落選確実の哀れさだ。
「とくに新人だった女性候補は、強い追い風に乗ったときは、もの珍しさだけで当選できるが、風任せだから、逆風が吹き荒れると目もあてられない。北海道の飯島夕雁や静岡の片山さつき、愛知の藤野、大阪の川条、渡嘉敷、井脇、岡山の阿部などはロクな地元後援会組織もないだけに、大惨敗しておかしくない。同じ新人でも、河野洋平前衆院議長から後継指名された神奈川17区の牧島かれんは最初強かったが、風に押し戻されている。当選確実といえるのは、現職大臣の小渕優子と野田聖子、松島みどりだけでしょう」(前出の選対関係者)
“小沢ガールズ”の大量当選で、国会内の女性トイレが足りなくなるという心配もあったが、その分、自民党の女性議員がゴソッと消えるから、取り越し苦労に終わりそうだ。
◇選挙区/名前/当選回数/勝敗予想
◆北海道10区/飯島 夕雁(45)/1
◆岩手1区/高橋比奈子(51)/新
◆茨城7区/永岡 桂子(55)/1/▲
◆栃木3区/森山 真弓(81)/4
◆群馬5区/小渕 優子(35)/3/○
◆埼玉13区/土屋 品子(57)/4/▲
◆千葉2区/山中あきこ(63)/2
◆神奈川17区/牧島かれん(32)/新/▲
◆東京5区/佐藤ゆかり(47)/1/▲
◆東京10区/小池百合子(57)/5/
◆東京14区松島みどり(53)/3/○
◆岐阜1区/野田 聖子(48)/5/○
◆静岡1区/上川 陽子(56)/3/▲
◆静岡7区/片山さつき(50)/1/▲
◆愛知2区/宮原美佐子(47)/新
◆愛知4区/藤野真紀子(59)/1
◆福井1区/稲田 朋美(50)/1/▲
◆京都6区/井沢 京子(46)/1
◆大阪2区/川条 志嘉(39)1
◆大阪7区/渡嘉敷奈緒美(47)/1
◆大阪11区/井脇ノブ子(63)/1
◆大阪17区/岡下 信子(70/)2/▲
◆奈良2区/高市 早苗(48)/4/▲
◆岡山3区/阿部 俊子(50)/1
◆福岡10区/西川 京子(63)/3▲
○優勢、△やや優勢、▲苦戦
(日刊ゲンダイ2009年8月7日掲載)
3523
:
名無しさん
:2009/08/13(木) 23:19:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090813/elc0908132252009-n1.htm
【09衆院選】えっ選挙撤退? 自民と協力?? 幸福実現党、ドタバタ劇
2009.8.13 22:51
このニュースのトピックス:衆院選
衆院選から撤退しない方針を明らかにした幸福実現党の饗庭直道・広報本部長(右から2人目)。右は矢内筆勝・党特別顧問=13日午後、東京都中央区銀座(古厩正樹撮影) 宗教法人「幸福の科学」を母体とする「幸福実現党」(大川隆法総裁)は13日、衆院選から撤退するかどうかをめぐり党内で意見が対立するドタバタぶりをみせた。「同じ保守勢力の分裂を避けるには撤退すべき」(党幹部)との意見が党内にあったためだが、同日の役員会で選挙活動を続行する方針を確認した。
同党はこれまで300選挙区と比例代表11ブロックに計347人の出馬を発表したが、一部の立候補予定者に党として選挙から撤退するとの方針が伝えられ、党役員や候補者から異論が出ていたという。
同党の饗庭直道広報本部長は同日の記者会見で「民主党を独り勝ちさせないために保守系勢力と協力する」と述べ、自民党などとの選挙協力の可能性に言及した。ただ、公示が18日に迫っていることから選挙協力が実現するかどうかは不透明だ。
3524
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 23:55:26
>>3516
林は、まさかのリリーフ防災相の職務で地元入りできず との情報あり。
3525
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 00:21:16
>>3523
東国原(や嘗ての橋下)と一緒で弱った自民に有利に取り入ろうという戦略だったことが明瞭になりましたね。
3526
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 07:31:31
>>3515
>筑波大講師って誰だよこれ!!
ほんと、誰だろーなーw
3528
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 08:04:00
当然といえば当然。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090814/gnm0908140238002-n1.htm
【衆院選】矢島氏への推薦 連合群馬が否定 群馬2区
2009.8.14 02:38
連合群馬は13日、衆院群馬2区からの立候補を正式に表明した伊勢崎市の会社員、矢島笑鯉子氏(33)について、推薦はしないとの見解を発表した。
矢島氏は連合群馬へ推薦を依頼する意向を示していたが、連合群馬によると、矢島氏側から相談などを持ちかけられたことはなく、政権交代を目指した民主党や野党共闘への応援態勢の混乱は好ましくないとして、「仮に依頼されても丁重にお断りする」としている。
群馬2区には、自民前職の笹川堯氏(73)▽民主前職の石関貴史氏(37)▽幸福実現新人の蜂須豊氏(44)が立候補を表明している。
3529
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 08:31:26
>>3509
<政権選択> 民主が最終選定 比例単独も積極擁立
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4573
3530
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 09:33:08
>>3509
現職県議出しちゃいますか……。
http://yamagata-np.jp/news/200908/14/kj_2009081400236.php
和嶋県議が比例出馬へ 東北ブロック単独、民主が名簿順位調整
2009年08月14日 09:13
第45回衆院選で、民主党県連副会長の和嶋未希県議(37)=酒田市大宮町3丁目=が13日までに、比例代表東北ブロック(定数14)の単独候補として出馬する意向を固めた。民主党は名簿登載順位の調整を進めており、17日に発表する見込み。
和嶋氏は既に複数の関係者に出馬の意向を伝えており、14日に予定されている同党県連第3区総支部の常任幹事会終了後、同日中に記者会見を開き、出馬を表明する。週明けに県議会議長に辞職願を提出するとみられる。
同党県連関係者によると、党本部は7月の東京都議選で大勝した「追い風」による当選者増で、比例名簿登載者が不足する事態も想定し、7月末に各県連に対し比例単独候補者の推薦を要請。県連が水面下で人選を進めていた。
今回の衆院選で、同党が東北6県の小選挙区(計25選挙区)に擁立した公認候補予定者22人は、原則として比例東北に重複立候補。22人の比例名簿登載順位は同列1位とする方針で、単独候補の順位はそれ以降となる見通し。
2005年の衆院選比例東北ブロックで、同党は約174万票を獲得して5議席を確保。小沢一郎氏(岩手4区)を除く22人が小選挙区と重複立候補し、小選挙区で落選した5人の候補が復活当選した。
和嶋氏は03年に県議に初当選し、現在2期目。県議会厚生文化常任委員長、同少子・高齢化対策特別委員長を歴任し、党県連で幹事長も務めた。
3531
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 09:34:05
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081400032&genre=A1&area=S00
湖国の各種団体、自民支持に揺らぎ
衆院選、方針割れ、距離感も
自民党滋賀県連が友好団体を集めて開催した政策懇談会(5日、大津市のホテル)
衆院選で、これまで自民党を支持してきた滋賀県内の各種団体の方針が割れている。従来通り自民党候補を推薦する動きがある一方、民主党支援に転換したり、両党に推薦を出す団体もある。自民党は対応を迫られている。
■農政連など 支援継続/医師連 民主も推薦/郵政研 初めて決別
県内農協の政治団体「滋賀県農政連盟」は、県内4選挙区で自民党候補の推薦を決めた。酒井研一会長は「今までの流れもあり、簡単に支持政党は変えない」と話す。
ただ、米価が低迷する現状を「農業所得が増えないことに農家の不満もある」とみる酒井会長は、「民主党が推進するという日米の自由貿易協定(FTA)で、日本農業は崩壊する。こうした点を説明していく」と、引き締めを図る考えだ。
県遺族会の政治団体「日本遺族政治連盟滋賀県支部」も自民党の4人に推薦状を出した。松井尚之理事長は「靖国神社を認めているのは自民党だけだから」と説明する。しかし、集会の動員などに協力はするが「会員の投票行動は分からない」とも話す。
県建設業協会は、公示日の18日に開く理事会で対応を決める。協会加盟の会社幹部は「従業員の無党派化が進んでいる。集会への動員などはできても、以前のような強い協力は難しい」とする。
一方、自民党との関係を見直す団体もある。
県医師連盟は委員長名で自民党候補4人に推薦状を出すが、各選挙区の役員名で民主党候補4人も推薦する予定だ。連盟幹部は「小泉政権以降、社会保障費の抑制が続いた。後期高齢者医療制度などへの反発は強い」。
「自民最強の集票マシン」と言われるほど関わりの深かった郵政関係団体は今回、初めて自民党と決別する。特定郵便局長OBらの旧「大樹」に現職の局長会も加えた郵政政策研究会は、国民新党の支持母体となり、県内選挙区では民主党の4人を推薦している。
元大樹県本部長で同会近畿地方本部の掛田恭弘理事は「郵政民営化後、我々がどうもがいても、自民党は見直しをしてくれなかった」と打ち明ける。
こうした事態に、自民党県連は5日の政策懇談会で、各支持団体に「各選挙区の窓口担当者を決めてほしい」と要望、立候補予定者の選対と団体の地域組織の結びつきを強めるのに懸命だ。
山田尚夫県連政調会長は「国や自治体の財政難で自民党が団体の要望に応えるのが難しくなっている。地道な積み重ねで協力関係を得ていく必要がある」と話す。
3532
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 10:07:16
>>3530
山形民主のエースですから次回は現職として山形3区出馬で加藤紘一追い落としですねー>民主党県連副会長の和嶋未希県議(37)=酒田市大宮町3丁目=が13日までに、比例代表東北ブロック(定数14)の単独候補として出馬する意向を固めた。
3533
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 10:30:42
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009081402000198.html
【09総選挙 富山ニュース】
“集票マシン”変化 比例は国民新 自民県連、対応に奔走
2009年8月14日
衆院選(18日公示、30日投開票)で、これまで自民党を支持してきた団体の中に、比例代表に限って国民新党を推薦する団体が散見され、自民党県連が対応に追われている。国民新党の綿貫民輔代表個人との関係で推薦を出したケースがほとんどとみられるが、富山1区の医師でつくる県医師連盟第一支部は、会員に意向を調査して小差で自民候補の推薦を決めており、かつての自民党の「集票マシン」にも変化の兆しがみられる。 (稲田雅文)
十三日に富山市内で開かれた自民党県連の常任総務会では、支持団体や職域支部の中でどれだけが国民新党を推薦しているかを調べた結果が報告された。さらに、坂田光文幹事長が国民新党推薦を打ち出した団体も含め、三十の職域支部を回り、あらためて比例でも自民党を支持するよう呼び掛けたことも報告。比例北陸信越ブロックへの対応について、県内三小選挙区での勝利を目指す中で比例票の上積みを図る方針を確認した。
坂田幹事長は「綿貫代表とのつながりの中で比例のみ推薦した団体ばかり。小選挙区は自民を推薦してもらっている」と強調。「例えば農協の場合、県西部と県東部では綿貫代表への支持にも温度差がある。機会があるごとに自民への支持を訴えたい」とする。
一方、比例で国民新党を推薦した県医師連盟のうち、富山1区と重なる第一支部では七月下旬に会員百八十三人を対象にした郵送による意向調査を初めて実施した。若い会員を中心に「いつまでも自民一辺倒でよいのか」との声が出たためだ。
富山1区に立候補を予定する自民党の長勢甚遠氏、民主党の村井宗明氏、共産党の佐伯めぐみ氏ら四人と「推薦を見送る」「委任状の提出」を加えた六項目から選ぶ形式で、返送したのは三分の二に当たる百二十一人。八月上旬に開いた執行役員会で開封したところ、小差で長勢氏が村井氏を上回った。
民主党支持の多さに驚いたという馬瀬大助支部長はこの結果に「小泉内閣が進めた医療制度改革や社会保障制度の削減で、医療界にも不協和音が出ているためだろう」と分析。「この時代、最初から支持を決めている方が不自然で、選挙ごとに政策を見て決めれば良いのではないか」とする。
3534
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 11:00:54
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908110481.html
《ルポ決戦前夜:5》焦る「道路族のドン」2009年8月12日
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秘密の会合を中心に支持を訴える古賀誠氏が珍しく、地元の夏祭りに顔を出し、炭坑節を踊った=7月25日、福岡県大牟田市、岡田玄撮影
1日、生家がある福岡県みやま市(旧瀬高町)で開かれた女性だけの会合で、自民党選挙対策本部長代理の古賀誠(69)が熱弁をふるった。
「道路を造れば『誠道路』、橋を造れば『誠橋』と批判される。東京の人は公共交通機関を利用できるが、田舎には車が必要だ。田舎を豊かにする必要がある」
運輸相や自民党道路調査会長を務めた古賀は、「道路族のドン」と呼ばれる。実際、選挙区の大牟田市から延びる有明海沿岸道路は「誠道路」、八女市の朧(おぼろ)大橋は「誠橋」という異名を持つ。古賀の力の象徴となっている。
道路特定財源が焦点になった昨年の通常国会で、民主党がこれらをやり玉に挙げた。視察した民主党代表代行の菅直人は、衆院予算委員会で「有力な道路族がいるところが優先されているように見える」と皮肉った。
そんな声をよそに古賀の地元での「実績」は拡大する。今年3月、九州自動車道みやま柳川インターチェンジが開通。九州新幹線が全線開通する2年後には、選挙区内に駅が二つできる。
1日の女性の会合では、アニメ「サザエさん」のこんな替え歌が披露された。
♪全国各地を走ってる/誠ちゃん/なんでも解決/うちらの誠ちゃん
沿岸道路もー/開通しましたよー/ルールルルルッルー/今日もいい天気ー
2番と3番のサビは、こうなる。
♪みやまインター/便利になぁったよー ♪新幹線もー/もうすぐ走るよー
古賀は、歌って踊る支援者の顔と、後援会名簿を見比べていたという。
■地元張りつき 実績誇示
選挙の責任者、派閥の領袖(りょうしゅう)にもかかわらず、古賀は地元に張り付いている。7月12日の東京都議選直後に選挙対策委員長を辞任したのも「自分の選挙に専念したいから」との憶測を呼んだ。
「古賀さんが、『助さん』『格さん』を連れて一軒一軒回っている」。みやま市では市長と市議と一緒に回る姿が評判になった。2年前の市長選で、古賀は市長の対立候補を推して惨敗。「みやま市は生まれ育った場所なのに『反古賀』が多い。市長を連れ回すことで流れを変えようとした」(選対関係者)。
支持者の高齢化に加え、2年前の総裁選で地元の麻生太郎ではなく福田康夫を推し、県議との間に溝ができた。古賀は麻生政権になってからの10カ月間、学区ごとに有力者を口説き、麻生に近い有力県議に頭を下げ、後援会の立て直しに力を入れた。
必死になるのは、古賀の足元から火がついたから。民主党が、秘書として古賀に7年間仕えた前八女市長の野田国義(51)を擁立した。野田は秘密裏に会合を重ねる古賀の選挙手法を批判。自らは連日のように辻立ちをして、道行く運転手に「税金が正しく使われる、利権のない国政にチェンジしましょう」と訴えている。
古賀は初当選した80年、「30年計画」を立てたとされる。10年間は地元中心に活動し、次の10年で大臣を務めて中央政界で力を持ち、最後の10年間で国家・国民のために働く――。その計画通り、古賀は閣僚や党幹事長などの要職を務めた。ただ、自民党の逆風下で時計は逆戻りした。
11日夜、大牟田市での会合で、古賀は何度も繰り返した。「このふるさとなくして、政治家・古賀誠はない」=敬称略(蔵前勝久)
◇
福岡7区(大牟田、柳川、八女市など)
古賀 誠 69自前
野田 国義 51民新 〈国〉
林 孝宣 47諸新
(カッコ囲み政党は推薦)
◇
〈道路族〉 自民党道路調査会や国土交通部会の有力メンバーで、道路整備など公共事業予算に大きな影響力を持つ。関係業界の支援を得るため、地元に事業を誘致することを政治力の源泉とした。とくに、田中角栄氏らが50年代に創設した道路特定財源の配分をめぐり、力を発揮した。
道路調査会長は、田中派の流れをくむ旧竹下派が長年にわたって独占したが、01年から4年余りは堀内派の古賀誠氏が務めた。
3535
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 11:01:40
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908130085.html
《ルポ決戦前夜:6》「イエスマン」包囲網2009年8月13日
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自転車から支持を訴える民主党の松木謙公氏。今回は「郵政票」も味方につける=8日、北海道北見市、加賀元撮影
■郵政見直し組「花道だ」
オホーツクブルーと呼ばれる鮮やかな青のスーツに身を包むことの多い民主党の松木謙公(50)は、今夏、白いジャンパーに着替え、自転車で選挙区を駆けめぐる。8日には、北見市の住宅地を地元の67郵便局を束ねる局長会会長と並走した。会長の自転車には「郵政民営化見直し」の旗が立てられていた。
全国最北の北海道12区で松木が挑むのは、小泉元首相の「偉大なるイエスマン」、自民党の武部勤(68)。前回郵政選挙で、党幹事長として「郵政反対組」を公認せず、厳しい姿勢で対処した。
今なお、「郵政民営化は間違っていない」と主張する武部に対し、松木は「過疎地の郵便局が次々にシャッターを下ろしている。3事業の一体化などの見直しが必要だ」。かつて自民党を支えた「郵政票」が、民主党を押し上げる存在になっている。
7月17日、郵政反対組の八代英太(72)が、比例北海道ブロックで新党大地からの立候補を表明した。今回、大地は北海道の小選挙区で民主党を支援する。八代は前回、自民党の公認を得られず、公明党の太田代表がいる東京12区に無所属で立って落選した経緯がある。立候補表明の会見では、武部への敵意をむき出しにした。
「格差社会を作った3悪人。小泉は引退、竹中(平蔵)は辞めた。あとは武部さん。引退しないのなら、私が花道を用意してあげたい」
この会見の1週間前、武部は小泉元首相と稚内市を訪れた。「仕えた総理とイエスマンの生まれて初めての旅」と浮かれていた日、同市には八代の姿があった。
「郵便局は地域の福祉を担っている。郵政民営化は愚かな政策。次の選挙が見直すラストチャンスだ」
■「オホーツク党」を強調
衆院解散直後の7月21日午後、武部は国会内でこう強調した。
「自民党か民主党か、ではない。中央や党内の抗争ではなく、政権交代でもない。オホーツク武部党で今日まで政治家として生き残ってきた」
郵政選挙後の4年間で、武部の自民党内での立ち位置はすっかり変わった。党改革実行本部長として、「改革」の旗は振り続けるが、党内は小泉改革のひずみ修正にかじを切る。総選挙前に武部が画策したのは、支持率の上がらない麻生首相の交代。幹事長経験者の中川秀直らと総裁選前倒しを求めた。
自民党が惨敗した7月12日の東京都議選後には「麻生さんには徳性がない、徳性とは謙虚な心、恥を知る心だ」。これには党幹部から「その言葉、のしをつけて武部さんにお返しする」と反発の声が上がり、党内で浮き上がった。
幹事長として小泉チルドレンらの応援に回り、選挙区滞在が数時間程度だった前回。今回は解散翌日に地元入り。知床半島の先端から宗谷岬、利尻、礼文両島までを含み、北海道の面積の6分の1以上を占める全国最大の選挙区を駆け回る。
今月8日夕、北見市の夏祭り会場。武部は白の半袖シャツにノーネクタイ姿で、一人ひとりと握手した。居合わせた市民は「自民党の大物が、こんな街の小さな祭りにも来るなんて」と驚いた。
「小泉改革が全部いいわけではない。地方は大事にしなきゃいけない」
苦境に立つ武部に、往時のイエスマンの面影は薄れていた。=敬称略(今野忍)
◇
北海道12区(北見、網走、稚内市など)
武部 勤 68自前 〈公〉
松木 謙公 50民前 〈国〉
笠松 長麿 56諸新
(カッコ囲み政党は推薦)
◇
〈北海道の選挙事情〉 北海道は「民主党王国」。自民党が圧勝した前回郵政選挙でも、12小選挙区で民主党は8勝4敗。歴史的な逆風を受ける今回、自民党の危機感は強く、町村信孝前官房長官(5区)や中川昭一前財務相(11区)らも地元回りに精を出す。9区に鳩山代表が立つ民主党は、「北海道から首相を」と全勝をめざす。鈴木宗男代表の新党大地から選挙区で支援を受け、逆に民主党が比例区で大地を支援する選挙協力も追い風になっている。
3536
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 11:32:30
>>3528
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090814ddlk10010176000c.html
選挙:衆院選 2区矢島氏が出馬表明 連合群馬、支援議員に「遺憾」 /群馬
連合群馬(大橋豊会長)は13日、次期衆院選群馬2区で無所属での出馬を表明した矢島笑鯉子(えりこ)氏(33)の記者会見に、連合群馬が支援する県議らが同席したことについて「大変遺憾」とする見解を発表した。
連合群馬は見解で「事前調整や相談を持ちかけられたこともない」と説明。矢島氏が会見で、連合群馬に推薦要請する方針を示したことについて▽民主党を基軸に政権交代を目指す大切な選挙▽再建された同党県連と連携構築を図る▽論議する時間もない−−などとして、仮に要請があっても推薦しない考えを示した。また、支援議員に対しては「厳しい対応を迫る」としている。【杉山順平】
3537
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 12:45:04
>>3484
とは総研としては美熟女岡平さま推薦の方向で不動で行きたいが民主系候補が出てきました。
善戦すれば来夏参院か次の2区公認っすかねぇ?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4559-4560
愛媛のニュース2009年08月13日(木)
元県議楠橋氏が立候補表明 衆院選・愛媛2区
4560 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/08/13(木) 18:21:36
愛媛知事選では愛媛県大洲市議会議員で民主党愛媛県連常任幹事の中野寛之の支援を受けたようです。
中野寛之(ひろし) Weblog
http://hirossy.asablo.jp/blog/2007/01/22/1130114
敗戦−愛媛県知事選挙 ― 2007年01月21日 今回の知事選挙におきまして、昨年末から楠橋候補の応援に動いておりました。公職選挙法に触れないようブログの更新をしばらくお休みしておりましたが、今日から再開します。さて、知事選の結果は
加戸守行 328640
和田つかさ 95368
楠橋康弘 86124
(投票率43.12%)
ということで、完敗です。
このブログについて中野寛之(ひろし)1973年生まれ。02年9月、愛媛県大洲市議会議員初当選。05年10月出直し市議選で2期目の当選。09年3月より民主党愛媛県連常任幹事、民主党四国青年局幹事。思索と行動、そしてポジティブなユーモアで、日々の活動をつづります。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4572
【衆院選】楠橋氏が立候補表明 愛媛2区
2009.8.14 02:21
衆院選(18日公示、30日投開票)愛媛2区に、元愛媛県議で不動産管理会社社長の楠橋康弘氏(40)が13日、無所属で立候補を表明した。
記者会見した楠橋氏は「政権交代への思いを持って出馬を決めた。」と述べた。
楠橋氏は平成17年の県議補選に無所属で当選したが、任期途中の19年に愛媛県知事選へ立候補し、現職の加戸守行知事に敗れた。
愛媛知事選、現職・加戸氏の3選確実
H19.1.21
楠橋氏は告示直前の昨年12月下旬に立候補を表明し、若さを前面に出して多選を批判。和田氏は伊方原発のプルサーマル計画導入への地元同意の撤回やダム建設の中止を訴えた。しかし、いずれも及ばなかった。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2003ehime.html
2005年02月20日(日)
楠橋、豊島、大沢の3氏が当選 県議補選
旧伯方町議の楠橋康弘氏(36)=無所属新、旧今治 市議の豊島美知氏(49)=民主新、団体役員の大沢五夫氏(55)=無所属新=が当選した。
定数3―候補7(選管最終)
得票 氏名 党派 現新 所属
当 25898 楠橋康弘 無所属 新1 県民ネットワークの会
当 20647 豊島美知 民主 新1 民主党
当 19410 大沢五夫 無所属 新1 愛レイバー大五クラブ
15647 真鍋てるみ 無所属 新
13446 越智啓治 共産 新
4400 渡部正三 無所属 新
3948 日浅昭広 無所属 新
同選挙区(定数7)は、新今治市誕生に伴い、今治市選挙区(同4)と越智郡選挙区(同3)が統合。昨年の参院選や、今治市長選への出馬で計3議席が空席 になったことによる選挙。
3538
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 12:46:25
>>3483
すごい執念。
本人ホームページプロフィール
http://www.yasushi1192.net/profile.html
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1251/
新潟3区
■2005年選挙得票
1 稲葉大和 自由民主党 前 111,695 当選
2 宮崎増次 社会民主党 新 73,114
3 鈴木泰 国民新党 新 23,845
4 田中真一 日本共産党 新 14,132
静岡3区
■2003年選挙得票
1 柳沢伯夫 自由民主党 前 138,508 当選
2 鈴木泰 民主党 新 81,364
3 早崎末浩 日本共産党 新 12,154
静岡3区
■2000年選挙得票
1 柳澤伯夫 自由民主党 前 140,242 当選
2 鈴木泰 民主党 新 71,541
3 高梨俊弘 日本共産党 新 21,501
東京25区
■1996年選挙得票
1 石川要三 自由民主党 元 72180 当選
2 臼井孝 新進党 新 62028
3 吉永洋司 日本共産党 新 22312
4 鈴木泰 民主党 新 19611
3539
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 12:53:39
>>3483
>>3538
おお,流れが速くてこの記事見逃してました。。
鈴木氏とは静岡3区から出馬時代に一度家(母の所)に挨拶に来たので握手した憶えがあります。
3540
:
山口新聞男
:2009/08/14(金) 13:28:14
まだ書いてなかったかな
先日JC主催の立候補予定者による討論会で宇佐美登が
「昨年10月に民主党本部に呼ばれ、小沢代表(当時)から
『復党して、東京4区以外の選挙区から出ないか』
という打診があったが断った、自分はここ(東京4区)から出る」
と言っていました
3541
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 13:33:56
>民主に政権担当能力があると思うかどうかについては、「大いにある」と「ある程度ある」が合計で64・0%となり、昨年10月の政治意識調査時の19%から大幅に躍進。政権交代に期待する人に限れば82%が「ある」派だ。望ましい政権の枠組みでも民主中心が28%でトップとなった。
>比例代表への投票に関する質問では、決めている人の中では、民主が57・1%で最多。自民が20・7%と続き、以下、公明7・6%、共産3・8%、社民党1・6%の順。
静岡でも心強い結果ですが,地縁血縁が矢張り強い静岡県ですので党への支持をどんだけ候補者への支持へ引っ張ってこれるかが次の課題。
先日掛川〜菊川〜牧の原の空港付近〜焼津辺りを走ったが吉田町内などで殆どポスターを見なかった。原田は地盤でカネ掛けるのケチっていて津川はハイナン地区には入り込めていないのかねぇ??
> 投票先を「決めていない」とした39・5%の中で目立ったのは、若い世代の多さだった。二十代の有権者の6割、三十代でも半数に上っている。
しかも20代とかは思うに自民党の伸びしろでありますので全く安心できませんな。
【静岡】
衆院選 県内意識調査 57%『政権交代に期待』
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090810/CK2009081002000173.html
2009年8月10日
64%『民主に能力ある』
衆院選の18日公示を前に中日新聞社は9日、静岡県内の有権者を対象に実施した電話による政治意識調査の結果(4203人回答)をまとめた。政権交代に「期待する」とした人が57・5%に上り、小泉純一郎元首相の改革人気で自民が圧勝した2005年の前回衆院選とは一転、民主への追い風をうかがわせた。ただ、民主の政権担当能力に疑問を抱く人も3割いて、今後の政策論争が有権者の投票行動を大きく左右することになりそうだ。
政権選択が大きな争点となる「日本政治史の節目の選挙」とされるだけに、有権者の関心は高く「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」の合計は87・1%。前回衆院選の同時期調査を2・1ポイント上回った。投票に「行く」人と「たぶん行く」人は計94・5%に達した。
民主に政権担当能力があると思うかどうかについては、「大いにある」と「ある程度ある」が合計で64・0%となり、昨年10月の政治意識調査時の19%から大幅に躍進。政権交代に期待する人に限れば82%が「ある」派だ。望ましい政権の枠組みでも民主中心が28%でトップとなった。
ただ「あまりない」と「全くない」とした人も計31・1%と多めで、政権交代に「不安を感じる」人が31・7%に上る要因となっている。
比例代表への投票に関する質問では、投票先を「決めている」が38・1%、「だいたい決めている」が21・9%で、合わせて60%。
決めている人の中では、民主が57・1%で最多。自民が20・7%と続き、以下、公明7・6%、共産3・8%、社民党1・6%の順。
前回選の比例代表での投票結果と比較すると、民主は29・7ポイント上乗せし、自民は14・9ポイント下げる結果。公明は1・9ポイント、共産は0・3ポイント、社民は0・2ポイントそれぞれ上がった。
投票先を「決めていない」とした39・5%の中で目立ったのは、若い世代の多さだった。二十代の有権者の6割、三十代でも半数に上っている。
3542
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 14:08:16
>>3530
>>3532
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000180908140001
比例に和嶋県議
2009年08月14日
∞民主、単独候補で擁立へ
民主党県連副会長で県議の和嶋未希(わ・じま・み・き)氏(37)=酒田市=が、衆院選の同党比例東北ブロック単独候補として立候補することが13日、分かった。複数の民主党関係者や県議会関係者によると、本人が14日にも記者会見を開いて、正式表明する予定という。
同党本部が県連に対し、比例単独の候補者を推薦するよう要請しており、舟山康江県連選対本部長や近藤洋介県連会長らを中心に擁立作業を進めていた。同党は小選挙区の山形3区で候補者擁立を見送り、社民候補を支援する方針だが、県連内には3区に候補者を立てないことに不満の声があった。そうした背景もあり、3区の酒田市を地盤とする和嶋氏に白羽の矢が立ったとみられる。
和嶋氏は県議2期目。民主・社民系会派の県民クラブに所属している。17日にも県議会に辞表を出す予定という。
3543
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 15:18:18
>>3509
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20090814/20090814_0002.shtml
佐賀県
比例単独に下田氏推薦 民主県連 18日までに最終結論
2009年08月14日 15:04
民主党県連は13日、衆院選比例九州ブロック単独候補として、前衆院議員の秘書、下田寛(ひろし)氏(29)=鳥栖市=を党本部に推薦したと発表した。
次期衆院選で民主の比例票が増え、名簿登載者が足りなくなる事態に備え、党本部が都道府県連に単独候補の選考を指示していた。比例名簿では小選挙区との重複立候補予定者が一律1位となるため、単独候補の順位は29位以下となる。18日までに候補となるかどうか最終結論が出る。
下田氏は、衆院佐賀1区から立候補予定の原口一博氏の私設秘書。県連は3日に開いた常任幹事会で複数の候補者から下田氏に決定した。
=2009/08/14付 西日本新聞朝刊=
3544
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 15:33:28
>>3543
来夏迄に30に成るなら参院選か,4年後は佐賀3区か?
>>3509
(早くも)改(と云うか追加)
民主党比例下位単独候補
=北海道=
山崎摩耶(07参院選比例落選、日本看護協会元理事)
山岡達丸(山岡@栃木の三男・NHK札幌勤務)
工藤仁美(非正規労働者の労組の事務局長)
関藤政則(北海道商工連盟常務で社会保険労務士)
=東北=
高松和夫(秋田県連代表代行 2区に擁立も社民との選挙協力優先)
山口和之(福島2区:県理学療法士会長)
渡部一夫(福島1区:元南相馬市議)
鈴木 久 (福島5区:元衆院議員)
和嶋未希(山形3区:県会議員)
(青森・宮城は断念)
=北関東=
中島政希(群馬4区:00年05年落選群馬県連副会長)
桑原功 (群馬1区:元県議・前橋市選出)、
野木実 (埼玉4区:元和光市長)
=南関東=
斉藤勁(元参院議員(神奈川選挙区)、05年神奈川11区落選・元々の地盤は2区辺りだったかと)
=東京=
中津川博郷(05年東京16区落選・96年千葉5区新進党公認出馬落選)
小林興起(05年10区落選 郵政造反組)
吉田公一(03年9区落選)
=北陸・信越=
若泉征三(福井2区:05年2区落選、参院選落選)
沓掛哲男(元自民党参院議員・石川選挙区・石川3区地盤なのか?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4571>
奥能登地区の建設業者は「沓掛さんが出れば、比例票はどっと民主党に流れる」と断言する)
=東海=
吉田統彦(愛知1区:出馬模索・歯科医)
山田良司(岐阜4区:元下呂市長)
=九州=
矢上雅義(熊本5区:元相良村長)
永田章一(熊本4区:元旧五和町議)
下田寛(佐賀1区:原口私設秘書)
3545
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 15:52:02
やってみました,毎日のえらぼーと。
憲法9条改正せんでよし,議員定数削減する必要なし,小泉改革はクソと云う意見を綜合すると俺はサヨになってしまった様だ。心情左翼なので結論上等だけど市場主義者なんだけどなぁ〜。
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/09votematch/etc/?result=2313211243211221231143131113221122222322
3546
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/14(金) 15:53:28
>>3544
前回の参院選でも比例で出馬した叶芳和を載せればいいのにと思いますが
あと東海はあと7〜9人載せるべきなんですけどね
3547
:
さんだーばー堂
:2009/08/14(金) 16:04:40
>>3544
富山では2区エリアから40代男性を県連が推薦との富山新聞の報道。
議選板富山スレでは前回まで2区に連続出馬の西尾政英との見方がありますが
西尾は前回選の翌年に父親を不慮の事故で亡くし、家業を継いでいるので再登板に応じるかどうかは未知数です。
ちなみにここまでに一度「元議員」への打診が失敗しています。詳細は不明。
3548
:
官兵衛
:2009/08/14(金) 16:11:40
下野新聞でも、民主党栃木県連が比例単独候補を擁立との事です。(ただ、名前は伏せられていましたが)
3549
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/14(金) 16:21:15
個人的には小嶋昭次郎氏ものせてほしい
3550
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 16:43:57
>>3547
へぇ〜。そうなんですね>家業を継いで
これでしょうかね。
【楽天市場】西尾醤油店 [会社概要]
http://www.rakuten.co.jp/nishiosyouyu/info.html
00年には広島1区から落下傘での出馬など民主党の草創期に活躍(若しくは苦労を余儀なく)されたのですが,実家の家業に政党色がつくと色々やりにくいのかも知れませんな。
3551
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 17:02:22
>>3546
>>3549
下手すると(07年の参院選の得票並だと)民12・自7・公1・共1となって,落選が静岡3・岐阜2・岐阜4・三重5程度とかなると比例下位に8人程必要になりますもんね。
小嶋氏の処遇も重要であろうかと思いますが比例下位で当選するとその次ぎをどうするのかちょい揉めそうではあります。
次の解散が2013年同日選だとそのまま参院岐阜に横滑りも楽かも知れませんが。海賊発言の平田はもう差し替えるべきですし。
3552
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/14(金) 17:22:05
>>3551
中日新聞の500人調査見ると今の調子じゃ
東海だと自民は岐阜4しか取れないんじゃないかと思います
しかも今日は金子の利益誘導報道もありましたし・・・・・
できれば自民王国に岐阜出身の候補を立ててほしいんですが
3553
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 17:28:12
>>3522
>ベテランを見ても、小池百合子、土屋品子、高市早苗などは逆風で苦しい。
高市なんかは落ちて貰うのは当然だけど土屋や小池迄落とせるなら喜ばしいのだが。
>河野洋平前衆院議長から後継指名された神奈川17区の牧島かれんは最初強かったが、風に押し戻されている。
牧島迄落ちるようだと可成りなんですけど。
落選後は是非民主公認で神奈川11区で立って欲しいのだが,横粂が順風で復活当選しちゃう可能性もあるしなーw
次回は無所属で神奈川11区で立ってくれると横粂が2回連続で当選できて地盤を形成できるかも知れぬ。
3554
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 17:40:19
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090814ddlk15010102000c.html
選択の夏:’09衆院選 2区で民主、社民が対決 「新潟方式」共闘が崩れる /新潟
今回の衆院選で、社民は中央では民主と手を結んで政権交代を目指す流れのなか、県内では2区と5区に公認候補を擁立する予定で、民主と共闘した前回(05年)から一変、「新潟方式」と呼ばれた選挙協力が崩れる。
「彼には負けたくないんです」。新潟2区の社民新人、米山昇氏(57)は7月31日、柏崎市で開いた決起集会で、民主前職の鷲尾英一郎氏(32)のイニシャルを挙げ対抗意識をあらわにした。
前回の衆院選で民主、社民の共闘の末、比例復活で初当選した鷲尾氏について、米山氏は積極的に支援に動いたのに、自らが落選した07年の県議選では「(鷲尾氏は)全然、顔を見せなかった」と恨み節を口にした。一方の鷲尾氏は「前回は落下傘候補として枠組みに乗っただけ。今回は民主の自力で小選挙区を取る」と強気の構えだ。
新潟方式は連合新潟が両党の間を取り持つ形でスタート。02年の参院補選で無所属新人(後に民主入り)を、04年の参院選で無所属新人(後に社民入り)をそれぞれ初当選させ、県内政界に一定の影響力を保ってきた。しかし、社民の党勢の衰えとともに民主の一部から「共闘に意味はない」との意見が出始め、関係がもつれた。07年夏の参院選では、再選を目指した民主現職と社民新人が競合してともに落選、自民に議席を譲る形となった。
来年、改選を迎える社民の近藤正道参院議員は「民主と共闘し、それなりに党勢を維持しながら、合理的な説明がつくところでは独自候補を立てる。無理筋ではない」と解説する。しかし、鷲尾氏を支援する労働組合の関係者は「前回も今回も労組が運動の基盤になることは変わらない。民主と社民で割れる影響は小さくない」と危機感を抱く。
2区の自民前職、近藤基彦氏(55)を支援する柏崎市議は「社民が票を取れば取るほど、民主が票を減らすとも言える。期待したいところはある」と明かす。2区には諸派新人の菅原智氏(49)、無所属新人の西川攻氏(64)も立候補を予定している。【五十嵐和大】
3555
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 17:45:35
>>3552
岐阜2辺りも自民が鉄板ではないにせよ競り勝つと思ってますが,何処も期待持てそうなのは確かですね。
金子も昔は加藤とひっついて改革派っぽい顔してましたが馬脚を現してきてますね。
兎も角もバンバン立てておいた方が良さそうですね。ぎりぎり議席届かずのみんなとか社民に渡ったとするなら兎も角,ぎりぎり2議席目届かずの公明なんかに棚ぼた渡ったとかになると非常に残念。
>>3516-3519
【5区】
>田中氏は市川市の行徳地域に強固な地盤を持つ。その中心地の行徳駅前は前回選挙で薗浦氏が圧勝した原動力となった地域でもある。村越氏も重点地区として照準を当てており、このエリアをだれが奪取するかが勝敗の分岐点とみる陣営関係者は多い。
田中の出馬は薗浦に打撃を与えられそうではありますね。
【9区】
> 一方、民主・奥野総一郎氏は総務省の元官僚。17年の千葉市長選に出馬し、当選候補と接戦を演じるなど力をつけてきた。
>とりわけ、与党が推進した郵政民営化で不満を持つ郵政関連団体が結束して奥野氏を支え、課題とされていた農村部への食い込みを着実に進めている。
そっか,そういう取り柄と云うか強みというかがあったんですな。まあとっちかと云えば都市近郊型の選挙になるのだとは思いますけど。
【11区】
>民主・金子健一氏は元自民の地区青年局長として活動し、一宮町議を3期務めるなど、従来の自民支持層に食い込むチャンスがあるからだ。
公明票が2万ぐらい(96→00の増分を創価票と考えて)有るとすると森の対立候補は96年25→00年45→03年60→05年70と増えてきましたし今だったら85位迄へは延ばせそうか。
3556
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 17:50:13
>>3554
この結果で鷲尾が動かなかったとするならば彼の罪はでかいであろう。
>前回の衆院選で民主、社民の共闘の末、比例復活で初当選した鷲尾氏について、米山氏は積極的に支援に動いたのに、自らが落選した07年の県議選では「(鷲尾氏は)全然、顔を見せなかった」と恨み節を口にした。
西蒲区 定数1−候補2 (選管確定)→惜しい・・
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 17,151(50.4%) 佐藤 莞爾 59 自民 現 3 県会常任委長
□ 16,854(49.6%) 米山 昇 55 社民 現 (元)衆院議員秘書・民主も支援
3557
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 18:50:55
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000430908110001
【09政権選択あおもり】
選挙区を歩く 1区
2009年08月11日
「一夜じっくり考え、たとえ困難な状況でも立ち向かおうと決意を新たにした」
自民党本部が公認を見送った翌日の1日朝、青森市街の一角で、津島淳が慣れない手つきでマイクを握った。
県連は公募で選んだ津島を「独自」に支援するというものの、無所属での立候補。政見放送もできず、ビラの枚数も制限されるなど厳しい船出だ。「若さと情熱でひたすら前進していく」。5分足らずの訴えで、そう声を振り絞った。
33年間、衆院議員を務めた父雄二の強固な後援会組織を引き継ぐとはいえ、生まれも育ちも県外。知名度は低い。陣営は「とにかく顔と名前を知ってもらう」と、支持者へのあいさつ回りに加え、街頭演説を重ねている。
祖父の太宰治にあやかる戦略も見受けられる。「太宰生誕一〇〇年 国政へチャレンジ!」「走れJUN!」。ポスターやのぼりにそんな文言が踊る。世襲批判には「有権者が判断すること」と反論しつつ、有名人の血筋を利用する戦術は皮肉にも映る。
さまざまなマイナス要因に陣営が「津島雄二時代と同じ選挙では負ける」と危機感を募らせる中、期待を寄せるのが公明票だ。
8日、約800人が集まった決起集会。伊吹信一・公明党県本部代表が「小選挙区は津島、比例区は公明党へ」と呼びかけると、津島の後援会の和田文夫会長は「公明党さんのお力添えがなければとても当選は難しい。力を貸さなければ」と返した。
1区の公明票は約2万票と見込まれる。陣営はこの協力の成否が鍵を握ると見る。
自民系候補の「代替わり」で民主党の横山北斗は「挑戦者」から一転、追われる立場に回った。だが、敵が自民公認でないことがかえって「不気味」に映り、陣営は慢心を警戒する。横山を推す連合青森の幹部は「手綱を緩めるわけにはいかない」と話す。
横山は「政策」による選択を有権者に求める姿勢で、相手の批判は好まない。ただ、津島の公認見送りには敏感に反応する場面もあった。「衆院は政党政治。党のマニフェストに沿っていかに政策を訴えるかだ。無所属候補が有権者に約束したことが実現する保証はない」。2日の事務所開きでそう訴え、党公認の自分との「差」を強調した。
横山の街頭演説は独特だ。人通りの多い街中より静かな住宅街で声を響かせ、党の政策を書いたチラシを秘書がポストに入れる。「通りすがりの人は聞いていない。住宅街の方が聞いてもらえる」
そんな演説や支持者回り重視の方針から、動きが「見えにくい」と評されるが、秘書は「(過去に出た)知事選も衆院選も前回より票を増やした」と効果を強調、小選挙区での初勝利に執念を燃やす。
05年9月の前回は、その年の4月の青森市長選で連合と横山が支援する候補が食い違い、一部の労組が反発。そこで今年の市長選で横山は一歩身を引いた。しこりが完全に取れたわけではないが、融和ムードは高まった。
青森市医師連盟が今回初めて横山の推薦を決定。4月に活動を始めた勝手連「青森第一区『草の会』総連合会」は、郡部にも足を延ばす。横山が得意な農政でも県農業者政治連盟が自民系候補を推さず、自主投票に回った。
自・民の対決に埋没しないよう他の陣営も必死だ。
共産党の吉俣洋は「健全な発展にはルールのある経済社会が必要」と主張。政権交代が現実味を増す中、「国民を守る立場を貫く建設的野党」としての存在をアピールする。比例単独の立候補予定者と1区外の県内も回り、比例票の掘り起こしも狙う。
社民党の渡辺英彦は07年12月の出馬表明以来、街頭演説を続けてきた。正規雇用と非正規の格差に触れ、「欧州のような均等待遇の法律を作らなければ、労働者の格差は埋まらない」と訴える。社民伝統の平和路線を強調するなど独自性を前面に出す。
無所属の升田世喜男は2500回以上街頭演説を実施。高速道路無料化による地域活性化などを訴える。五所川原市などの比較的強い地盤に加え、青森市への食い込みを目指し、平沼赳夫・元経産相のグループに参加して「第三の勢力」の必要性を訴える。
幸福実現党の上田一博も知名度アップに努めている。=敬称略
(西川迅、大西史晃)
◇
公示まで1週間。すでに激しいつばぜり合いを演じている県内各小選挙区の立候補予定者の動きを追った。
3558
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 18:51:26
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000430908120001
【09政権選択あおもり】
選挙区を歩く 2区
2009年08月12日
「街頭演説よりも、(地道に支持者回りをする)どぶ板選挙。どこを回っているかも(マスコミに)教えない」
7月24日、十和田市で事務所開きを終えた自民前職の江渡聡徳は厳しい表情で危機感をあらわにした。
その陣営の本部長に座るのは、地元選出の県議会議長、田中順造だ。実は今年1月の十和田市長選で、江渡と田中は「敵対」関係にあった。
当時、通算4期目を目指していた前市長を推して、その選対本部長を務めた田中に対して、江渡は新顔で元県職員の小山田久を全面的に支援した。
市議26人のうち、前市長派と小山田派がそれぞれ11人ずつという文字通り、市議会も真っ二つ。激戦の結果、小山田が初当選し、田中は江渡から顔に泥を塗られたかっこうとなった。だが、その田中が「自民に大変な逆風が吹いており、楽観できない。一丸となって頑張る」と、当時のことを忘れたかのように強調する。
市長選の渦中にいた市議の一人は「市長選のしこりはまだある」と打ち明ける。「それを出来るだけ薄める戦いができるか」。2区で最も人口の多い十和田で自民が再び団結できれば、他の市町村への波及効果も大きいと、田中が江渡陣営の中枢にいる重要性を解説してみせる。
もともと江渡は圧倒的な強さを誇ってきた。得票率は前々回03年は75%、前回05年は6割近くに上る。
だが、江渡自身がどぶ板選挙を強調するように楽勝ムードはない。
民主への追い風ムードに加え、選対幹部も「選挙区内は農業従事者が多く、民主の戸別所得補償への期待が大きい」と警戒を強める。昨秋は麻生総裁誕生のみこしをかついだが、与党への有権者の強い不満も感じ取り、陣営は「自民党を前面に出さない。江渡聡徳をよろしくとお願いしている」と、政党対決色は薄め、候補者の個人票を取り込もうというねらいだ。
その最大のライバルとなる民主新顔の中野渡詔子は対照的に、街頭演説と、連合青森の支援を受けた地域の労組回りを中心に、党の政策をPRする活動に力を注ぐ。
高校時代まで十和田市で育ったというわずかな地縁、血縁を除けば、いわゆる地盤(支持組織)、看板(知名度)、カバン(資金力)はほとんどない。党に吹く風を最大限利用し、出来るだけ多くの有権者に接触し、名前を書いてもらうようお願いするのが有効だ。
11日も十和田市のスーパー前で、連合青森会長の石田隆志と並び街頭演説した。買い物客に向かって、「なんとしても当選させて」と石田が訴えると、マイクを受け取った中野渡は「民主党に力をお貸しください。生活を守るための政治をみなさんの手で」と声を張り上げ、「民主の中野渡」を必死で売り込んだ。
小沢一郎の政治塾で政治を学び、民主の公募で候補に選ばれ、政治家としての経歴に乏しい中野渡にとって、「後見人」と頼みにするのが、党県連代表の田名部匡省だ。田名部が衆院の中選挙区制で選挙に臨んだ際の名残で、今も2区内にある田名部の後援会組織の協力を得て、支持者拡大を目指す。
ただ、民主党県連や労組の関係者は「中野渡の後援会組織をつくることが、組織を強化するためにも重要だ」と不安を隠さない。自身の後援会組織に頼らぬ独自のスタイルでどこまで戦えるのか、関係者は注視している。
無所属で出る元大間町議の熊谷ヒサ子は下北地域を通る国道279号の早期整備を訴えている。「国会の論戦を毎日、新聞やテレビで見て、自民も民主も我々国民のための政党ではないと思った。孫子の代まで安心して走れる生活道路をつくらなければならない」。下北地方の漁協関係者を中心に浸透を図る。
幸福実現の森光浄は、知名度アップに懸命だ。=敬称略
(門倉等、栗田有宏)
3559
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 18:52:05
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000430908130001
【09政権選択あおもり】
選挙区を歩く 3区
2009年08月13日
自民前職の大島理森は昨年12月1日、歴代の党国対委員長で最長となる在任1128日を記録し、今も更新中だ。森、小泉、安倍、福田、麻生の5内閣で国会を仕切る要職を務め、全国的な知名度も上がった。
平成に入って現職の国対委員長が総選挙で落選した例はない。だから、今回の総選挙の大島も「安泰」といっておかしくない。それなのに気が抜けないのは、失言や発言の「ぶれ」などで支持率が低迷する麻生首相を支えてきた「側近」という大島のイメージがある。それに対する有権者の反発が、どれほどか読めないからだ。
昨年秋に解散風が一時吹いたころ、大島の関係者は「大島は、官房長官のポストを断った」と打ち明けた。官房長官になれば、これまで以上に地元に戻ることは難しくなる。
大島陣営の滝沢求・選対本部長は「麻生の飾らない人柄は、大島の支持者の中には親しみやすいと感じている人もいる」と、影響はあまりないという見方を示しつつ、「自民党よ、もっとしっかりしてくれという思いはある」と、いらだちも募る。
そこで、陣営は「逆風の中でもぶれずに麻生を支えてきた大島という個人を見てもらう」という。つまり、「ぶれる」麻生による支持者の自民離れを、「ぶれない」大島で防ぐねらいだ。
今回、大島の実像に、多くの人に触れてもらうため、町内単位のミニ集会や企業回りをこれまで以上に増やす。さらに、八戸市を中心に一定の割合であるとみられる無党派層を狙い、若い層との対話の機会もつくる予定だ。
しかし、党の要職の身としては、選挙期間中、他の党公認候補からの応援要請が少なくない。その数を出来るだけしぼるが、「候補者本人が地元を離れるのは不安」と、陣営幹部はいう。
というのも、過去3度戦ってきた民主前職の田名部匡代が、父で民主党県連代表の匡省と二人三脚で選挙区をこまめに回っていることへの懸念がある。
大島の選挙活動の「実動部隊」となる県議や市議からは「運動量は大島の倍」「スキンシップが選挙に効果的だ」などの声が上がる。
しかし、田名部も今回の選挙は「背水の陣」の戦いだ。
大島に過去3回、一度も小選挙区で勝てていない状況が重くのしかかる。
00年の選挙で2万9千票あった差を前々回03年は1万7千票差に縮めたが、前回はほぼ同じ1万7千票差。2度の当選は、議員の死亡に伴う繰り上げと、比例による復活当選でしかない。
衆院解散から1週間後の7月28日夜。田子町の中央公民館で、田名部は「ハッスルトーク」と題した国政報告会を開いた。まず匡省がマイクを握り、「今度は何としても匡代を小選挙区で勝たせてください」と顔を紅潮させた。続いて、田名部が「党に風が吹いているというが、3区には吹いていない。投票率を上げ、歴史の大転換がここでも起きたと示したい」と声を張り上げた。
過去3回、匡省の後援会組織に頼る戦いが続き、大島側も「(有権者は)だいたい色分けされている」と言っている。田名部の毎回の苦戦はそこに原因の一つがある。
そこで、投票率をあげ、無党派も多い若い支持層の票の開拓に精を出す。12日には「若者の集い」と題した集会を開いた。
公示日翌日の19日には、鳩山代表が八戸入りして街頭演説をすることも決定した。大島との「八戸戦争」に、「民主党対自民党」の対決構図を演出することで優位に立とうとのもくろみだ。
8日に事務所開きをした建物の中には最近まで、こんな文言を大書した紙が壁に張られていた。
「決着の夏」
幸福実現の中西修二も支持者獲得へ力を注いでいる。=敬称略
(川上眞、栗田有宏)
3560
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 18:52:47
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000430908140001
【09政権選択あおもり】
選挙区を歩く 4区
2009年08月14日
「木村王国」。津軽地域を含む4区はそう言われてきた。自民前職の木村太郎の父は前知事の守男。その地盤を引き継ぎ、抜群の知名度と組織された後援会を背景にした集票力で、初当選から4期連続、投票総数の過半数の10万票余りを取った。
その木村が2日の事務所開きでは、こうあいさつした。「たこは逆風だからこそ天高く上がるということを自分に言い聞かせて戦い抜く」
一貫して自民党候補だけを推してきた弘前市医師会の政治団体「県医師連盟弘前支部」が、木村と民主元職の津島恭一の2人を推薦する。ある市医師会の関係者は「医師会の6割が民主で4割が自民。民主に推薦を出したようなもの」と内情を明かす。
農協組合員でつくる「県農業者政治連盟」は自主投票を決めた。4区はリンゴや稲作の農家を多く抱えるだけに、陣営に大きな衝撃が走った。
一方で、木村の国政報告会に出た50代の女性は、「自民党はダメだけど、やっぱり太郎さんでねば……」と言う。党派に関係なく個の力で勝ち抜くのが、代々受け継がれてきた木村の強みでもある。
祖父文男は、民自党、自由党、日本民主党、自民党と所属を変えて衆院議員を連続3期務めた。守男も有力政治家のはざまで「辛苦」を重ねながら無所属、新自由ク、自民党、新生党と立ち位置をシフトしつつ衆院議員になり、県知事へ転身した。
太郎自身、新進党で初当選し、その後、10年前に自民党に移った。しかし、党を変えたからといって木村の支持者がくっついたり離れたりすることはなかったという。
国会会期中も毎週末のように地元に戻って報告会を開く。ひざ詰めで津軽弁でとつとつと話す姿勢が人気の源泉だ。今回も自民離れが即、木村離れになってはいないという。事務所の幹部も陣営内に言い聞かせるように説く。
「自民か民主かの二者択一だと分が悪い。木村と津島の戦いに持ち込みたい」
木村と戦った2度の衆院選で惨敗した津島。今回こそ「勝てる選挙だ」(選対本部長の三上隆雄県議)と、力がこもる。
昨年7月、全国郵便局長会やOBらでつくる郵政政策研究会(郵政研)と民主、国民新の幹部らが都内に集まり、総選挙の選挙協力について協議した。
その場で、五所川原市在住の郵政研副会長、中川茂は民主党代表(当時)の小沢一郎に「青森4区は津島で一本化できないか」と切り出した。
郵政民営化に反対して自民を飛び出し国民新に入った津島は、05年に引き続いて4区から再度立候補を目指し、民主も山内崇県議を擁立する準備を進めていた。
だが、中川ら郵政研は両候補の共倒れを恐れた。そこで民主に調整を持ちかけたのだ。小沢は態度を保留したが、「すべての選挙区を民主で、とは思っていない」とも答えたという。
民主党本部が昨秋実施した世論調査の結果は「山内の方が票を取れる」だった。しかし、郵政研は全国で50万〜60万の集票力を持つとされ、小沢は総選挙でその票が是が非でも欲しかったという。
昨年暮れ、小沢ら党執行部は、民主入党を条件に津島の擁立を決めた。郵政研もすぐさま、東北6県の民主党候補者を推薦した。
中川は「我々にとって4区は重点区」と強調する。組織もフル稼働し、4区内の全世帯のポストに3回チラシを投げ込んだ。「『民主の津島』の名が浸透した。知名度だけは(木村と)完全に並んだ」
だが、前回4区の民主、国民新の得票を足しても、木村の足元にも及ばない。7月下旬、弘前市であった山内崇主催のセミナーに津島が初めて招かれ、2人は笑顔で握手して共闘をアピールした。それでも山内の後援会幹部は「山内支持者のほとんどは、まだ複雑な気持ちだ」と、わだかまりを打ち明ける。
中川は警鐘を鳴らす。「都議選でも民主は投票率の伸びに助けられただけ。無党派層が総選挙でも動くとは限らない。木村の票にもっと食い込む必要がある」=敬称略
(吉田芳彦、有近隆史)
3561
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 18:59:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090814/20090814_0008.shtml
自民・古賀氏、重複立候補辞退へ 「背水の陣」で臨む
2009年08月14日 17:11
自民党公認で衆院福岡7区から出馬する古賀誠選対本部長代理は14日、比例代表九州ブロックからの重複立候補を辞退する考えを明らかにした。共同通信の取材に答えた。
過去にも重複立候補を見送ったケースがあることを理由に挙げた。比例復活の道を断ち「背水の陣」で小選挙区選挙に臨む意気込みを示すのが狙い。
福岡11区の公認調整の結果、古賀派の山本幸三氏が九州ブロックの比例単独候補に回り、比例枠が1議席減少することも考慮したとみられる。
3562
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 18:59:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090812/20090812_0007.shtml
福岡8区 風圧感じ異例の戦い
2009年08月13日 15:14
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
「帰ってきました。総理大臣まで育てていただき、お礼申し上げます」
6日夕、自民前職の麻生太郎(68)は、飯塚市での街頭演説に臨んだ。首相として異例の地元入り。詰め掛けた約7000人(主催者発表)に何度も頭を下げ、会場は「たろちゃん」コールと拍手の渦。「ようやく火が付いた」。後援会幹部は胸をなで下ろした。
今選挙は陣営にとって異例ずくめだ。解散権を握る麻生の陣営は、誤解を与えない配慮から水面下の活動を強いられ、昨年10月設置した事務所の開所を6月下旬に延長した。かつてない「反自民」の矢面に立つ危機感から、麻生の長男(24)と長女(21)が今回初めて“来援”し、あいさつ回りを続ける。
推薦は受けていないが、後援会幹部は支援者に会えば「公明にお世話になっています」のひと言を忘れない。「現場レベルでの連携だが、これほど公明の名を出すのは初めて」と幹部。「比例は公明」と協力姿勢を示すことで、選挙区での公明票取り込みにも躍起だ。
民主新人の山本剛正(37)は東京出身の「落下傘」。知名度や地盤で麻生に遠く及ばない。それでも陣営にとって、最大の脅威は「民主の風」。「30年間の麻生の実績と政策を愚直に訴える」という陣営幹部の言葉通り、麻生も街頭演説で強調した。「この国をどうしたいのか、落ち着いて考えてほしい。政権選択ではなく、政策を選択してもらいたい」
□ □
麻生が地元入りした6日、山本はいつも通り自転車遊説をしていた。「次期衆院選は現状か未来かを選択する選挙。(投開票日の)30日を日本の政権交代の記念日にしなければならない」
1年10カ月で重ねた街頭演説は約3500回。「初めは罵声(ばせい)を浴びることもあったが、激励の言葉が増えてきた」。6月に始めた自転車遊説の走行距離は1500キロを超えた。
「知名度では何年かけても麻生に勝てない。『民主対自民』の構図に持ち込みたい」。各地の地方選で民主が躍進し、「地殻変動」を感じた陣営幹部。麻生陣営とは対照的に「政権選択」を前面に打ち出す。
看板だけでなく、地盤もかばんもない山本を支援する草の根の輪も広がりつつある。「次代を担う若い人に託したい」と、これまでに4つの「勝手連」が立ち上がった。
前回、民主候補が獲得したのは約8万7000票。陣営は、約2万2000票を獲得しながら今回は擁立を見送った共産の支持者取り込みにも期待する。「10万票は超える。後はどれだけ上乗せできるかだ」と幹部。
「2年前、自分は巨大なゾウ(麻生)にかみつくアリだった。しかし今、首相の背中がはっきりと見えてきた」。真っ黒に日焼けした山本は自信を深めている。
幸福新人の大塚祐子(46)は支援者らが街頭で支持を訴えている。
(敬称略)
3563
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 19:00:24
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090813/20090813_0002.shtml
福岡9区 企業票の動向手探り
2009年08月13日 15:14
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
「全力で支えます」。自民前職、三原朝彦(62)のパンフレットに力強いせりふが並ぶ。後援会長のあいさつと同じページで支援を宣言しているのは、新日鉄八幡製鉄所長、安川電機社長、TOTO相談役というそうそうたる顔触れ。衆院当選5回の三原だが、地場大手企業が表立って支援するのは今回が初という。
三原が“対決”する民主新人の緒方林太郎(36)は、小選挙区制導入以来4回連続で戦った北橋健治(現北九州市長)の後継。ただ、北橋と自公推薦候補が争った2007年の同市長選で、北橋を支えた新日鉄八幡を中心とする労使一体の支援態勢が崩壊。三原陣営は過去手が届かなかった大手企業票に目を付けた。
大手対策の「企業選対」を初めて設置。三原は系列県議、市議とともに、経営陣はもちろん、孫請け、ひ孫請けの小さな町工場まで回り、社員と握手を重ねている。
一方で地域を回る“どぶ板”を徹底。「小選挙区は自民、比例は公明」を合言葉に親密な関係を築いた公明党との協力も強める。逆風の中、4年前の小泉旋風で得た過去最高12万票の目減りを食い止めようと懸命だ。
8日、八幡西区のタクシー会社の朝礼前。「ずっと北橋さんと書いてきた人が果たして動くか…」と三原。不安を打ち消すように「勝負は企業の盆休み前まで」。側近に声を掛け、走りだした。
□ □
緒方が時間を割くのが自転車での街宣だ。
名前と党名が入ったのぼり、ポスターを荷台に掲げ、肩から「本人」のたすき。日差しの下ではペットボトルを持参し、雨の中ではカッパをまとい、連日、行き交う人と車に手を振る。
通勤ラッシュ時の朝立ちは昨年秋から「欠勤ゼロ」。市民との親密度を深めるため、公示前に商店街での握手作戦にも力を入れる。
陣営がイメージするのが「ホップ・ステップ・ジャンプ」。労使分裂の市長選で北橋が約4万票差で勝利(ホップ)。今年2月の市議選では、民主新人が相次ぎ上位当選し躍進した(ステップ)。今回の衆院選でジャンプを目指す。
特に、市議選では八幡西区の新人が全体トップの1万超の大量得票を果たし、「追い風はさらに強まっている」(陣営幹部)と手応えを感じている。
不安もある。緒方には、北橋のような強固な後援会組織はない。「地盤もかばんも看板もない新人」であり、民主への風がやむと失速しかねない。3日に9区入りした党副代表の石井一は「現状はやや負けている」と、緩みがちな組織を引き締めた。
共産新人の青木信恭(67)は、街宣車や街頭演説で「自公政権に審判を下す選挙」と強調。「人間らしい労働のルール確立」などを訴える。幸福新人の八野知子(38)は消費税全廃などを主張している。 (敬称略)
3564
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 19:50:21
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090814/elc0908141824003-n1.htm
選挙区ルポ決戦 チルドレン明暗 4年前の「風」逆転 (1/2ページ)
2009.8.14 18:22
このニュースのトピックス:衆院選
南浦和駅前に立つ埼玉15区から立候補予定の田中良生前衆議院議員=12日朝、埼玉県さいたま市(桐山弘太撮影) 埼玉15区の自民党前職、田中良生は典型的な「小泉チルドレン」だ。4年前に当時首相の小泉純一郎が断行した「郵政選挙」で、自民党に83人も生まれた当選1回生の1人だ。
郵政選挙で公募に応じた田中の公認決定は、公示のわずか15日前。それでも「小泉劇場」の風に乗って、民主党前職を破り、初当選した。当選後は「新しい自民党」の一員を自任し、派閥からの誘いも断り無派閥を通した。今も構造改革路線を否定せず、自民党支持率が低迷する中で、小泉に首相再登板を訴えたこともあった。
今回の衆院選に向けては、ミニ集会をこまめに重ねた。東京都に隣接する15区は都内へ通勤する「埼玉都民」が多い。選挙区内のさいたま市南区の市議補選(平成16年12月)の投票率が14%だったことから分かるように、地域への関心は高くない。ミニ集会で有権者と直に触れ合ってこそ手応えが得られる。田中は「有権者の意思は分かりにくいが、投票先を決めていない人も多いはずだ。愚直に政策を訴える」と語る。
しかし今、4年前と打って変わって風は民主党に吹いており、田中は「こっちがチャレンジャーだ」と語る立場に置かれている。
田中と対決する民主党の2回生、高山智司は元祖「小沢チルドレン」だ。高山は6年前、自由党参院議員の秘書だったが、同党党首(現在は民主党代表代行)の小沢一郎に勧められ、縁のない15区に乗り込んだ。
「とにかく人に会え」という小沢直伝の「どぶ板選挙」を重ねてきた。前回の郵政選挙では、田中に2万票以上の差をつけられ敗れたが、比例代表で復活当選した。今年3月に西松建設違法献金事件で小沢の公設秘書が逮捕、起訴されても、高山は街頭に小沢との「2連ポスター」を掲げ続けた筋金入りだ。
「小泉さんは『自民党をぶっ壊す』と言った。民主党は今回、政権交代を訴えている。古い政治を新しくしたいという意味では(有権者の期待は)同じなんですよ」。雪辱を期す高山は「風」をたぐり寄せた自信をにじませる。
今回の衆院選に出馬する民主党新人は「鳩山チルドレン」ではなく「小沢チルドレン」と呼ばれている。選挙戦の総指揮をとっているのが、代表の鳩山由紀夫というより小沢だからだ。
その1人が京都5区の小原舞だ。連続当選9回を誇る自民党の元財務相、谷垣禎一に挑む。小原は元海上自衛官で京都大大学院修了、松下政経塾出身。「クイーン舞鶴」にも選ばれたことがある異色の経歴を持つ女性だ。民主党新人に若い女性が多いことから、彼女たちは「小沢ガールズ」とも呼ばれる。
小沢が昨年の公認内定時、小原に出した指示は「選挙までに街頭演説を1000回やれ」だった。小原は8月12日に目標を達成した。7月末、京都府舞鶴市の小原事務所を突然訪ねた小沢は「相手の背中が見えてきたな」と太鼓判を押した。小原は演説で「中央から見放された京都5区の実情を、ここで生まれ育った私が国政に届けたい」と繰りかえす。谷垣が東京で生まれ育ち、要職を歴任してきたこともあって地元入りが少ないことを意識したものだ。
脅威を感じた谷垣は地元入りのペースをあげ、数世帯しかない集落にまで足を運ぶ。今まで例のなかったことだ。谷垣には後援会をはじめ長年かけて築いた強固な支持基盤がある。「当選を重ねるには『国のリーダーになれそうだ』との期待が集まらなければならない」と、谷垣は「政権交代」の風に対抗するため、自らの実績を強調する。
「風頼み」とみられている小沢チルドレン、小沢ガールズ。先輩格の高山はこう語る。
「4年前の郵政選挙は単なる風だった。昨年秋に選挙が行われていたら、民主党もそれと同じだったかもしれない。だが選挙が先送りされたことで、候補者そのものが浸透している。ただの風ではない」
=敬称略
(酒井充、水内茂幸)
3565
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 19:51:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090814/elc0908141056002-n1.htm
【09衆院選】広島6区 ホリエモン騒動の街はいま (1/2ページ)
2009.8.14 10:55
このニュースのトピックス:衆院選
18日に公示が迫る衆院選。全国で激しい前哨戦が展開されるなか、前回(平成17年)の「郵政選挙」から一転、静かな戦いになっている選挙区もある。郵政民営化に反対し、自民を離党した国民新前職の亀井静香氏(72)とライブドア元社長の堀江貴文氏(36)が対決、日本中の注目を集めた広島6区だ。今回は亀井氏が、当時ライバルだった民主陣営と共闘し、自民で立候補を予定する前県議との戦いを有利に進めている。
映画のロケ地として知られる広島県尾道市。街のあちこちに張られたポスターには、亀井氏の写真とともに4年前、ライバルだった民主の佐藤公治参院議員(50)の写真が並ぶ。佐藤氏は前回の衆院選で落選後、2年前の参院選で亀井氏の支援を受けて当選。今回、民主は党を挙げて亀井氏を全面支持した。
この意外な組み合わせを産むことになった4年前の郵政選挙では、この街は揺れに揺れた。
「JR尾道駅前にあった事務所には連日大勢の人が出入りしてにぎやかだった。ホリエモンのおかげで、お祭りのようだった」。尾道市の商店街で働く主婦、岡田潤子さん(57)は、当時の“異常な”街の様子をこう振り返った。
「小泉劇場」の“役者”のひとりとして自民の支援を受けた堀江氏は「改革」の文字が入った黒いTシャツ姿で街を歩き、「尾道を日本のハリウッドに」「宇宙開発事業の拠点をつくりたい」など派手な言葉で有権者にアピールした。これに対し、亀井氏の地元秘書は「改革を否定するわけではないのに、郵政民営化に賛成するかしないかだけの論理にすり替えられた」と振り返る。
堀江氏参戦で、大きな影響を受けたのが、当時、民主の候補者だった佐藤氏だった。佐藤氏の後援会の壇上和義事務局長は「堀江さんは台風みたいなものだった。11万票の亀井さんに次ぐ8万4千票の大量得票は、いかに変革を期待した人が多かったかということだ。本来民主が集めるべき声をさらわれた」という。
亀井氏という“柱”が抜け、堀江氏も去った自民は前県議の小島敏文氏(58)を立てた。4年前は、地元に張り付いた亀井氏は、今回は選挙期間中、ほとんど戻れない。しかし、佐藤氏と手を組み、ホリエモン騒動が去っただけに、地元では「今回は無風」との声が多い。
広島6区では、共産新人、花岡多美世氏(52)、幸福新人、胡本協子氏(58)も立候補を予定している。
3566
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:01:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090814/CK2009081402000120.html
民主分裂 三つどもえ…し烈 4区
2009年8月14日
民主党から新党に移った参院議員の浅尾慶一郎氏(45)が、くら替え参戦した衆院4区。自民党前職の林潤氏(36)と、元逗子市長で民主党新人の長島一由氏(42)の対決から事実上、三つどもえの激戦に突入した。全国に例がない民主分裂の構図。政権選択の受け皿をめぐる戦いは、し烈さを増している。
(斎藤裕仁)
「浅尾議員は、何度もあった衆院転身を果たせず、今回を逃すと後がない。背水の陣で臨む浅尾さんを応援するには、党を離れて行動をともにするしかないと決意した」(中村聡一郎・鎌倉市議)
浅尾氏に追随し、民主党を除籍処分となった市議、町議は中村氏を含め六人。直前に君島雄一郎・逗子市議も除籍になっており、県内小選挙区で最多の地方議員数を誇った4区の同党地方組織は、二分してしのぎを削り合うことになった。
支援団体も一枚岩とはいかない。連合神奈川は長島氏を推薦。加盟する大半の産別労組も推薦したが、これまで浅尾氏を積極的に支援してきた自動車総連、UIゼンセン同盟の県内組織は4区の候補者推薦を見送り、事実上の自主投票とする方針だ。
長島氏の選対幹部は「浅尾氏の出馬も新党入りも想定内。むしろスッキリしたが、分裂で先が読めない厳しい選挙戦だ」と危機感を強める。
党本部も重点選挙区として鳩山由紀夫代表ら幹部を応援に投入。長島氏も「4区は絶対に落とせない」と、政権交代への期待を追い風に、街頭でのアピールに力を入れる。
一方、新党「みんなの党」に合流した浅尾氏。代表の渡辺喜美元行政改革相が駆けつけ、エールを送った決起大会で「大きな組織、団体の支援は、一切ない厳しい戦い」と支持者に連帯を呼び掛けた。
浅尾氏は、テレビ出演を通じた知名度を背景に、自民、民主両党の政権公約がばらまき合戦だと批判。「政権交代の先にある政界再編で、真に必要な改革を」と強調する。十一年間の議員活動で築いた後援組織「あさお会」を軸に、草の根で浸透を図る。
前回の郵政選挙で圧勝で初当選した林氏。小泉チルドレンの一人で、「自民党への逆風が、和らいでいる気配はない」と危機感を募らす。民主分裂にも「本当の三つどもえになった。浅尾さんは、自民支持層にも食い込むほど動いている」と警戒感を強める。
林氏は「医師会や農協など地盤の推薦はすべて受け、分裂はないが、保守が細くなった分だけ危機感がある」と足にまめをつくるほど、駅立ちや地域のイベントを細かく回り、支持層の引き締めに懸命だ。演説では、年金制度改革を中心に政権担当能力をアピール。公示後の舛添要一厚生労働相、小泉純一郎元首相の来援で勢いをつける構えだ。
諸派新人の小原真理氏(49)は、景気回復や憲法改正で防衛力強化の政策推進を主張。無所属新人の伊藤航平氏(27)は、若者の政治参加や護憲などを訴えている。
× ×
4区は前回選の投票率が、県内小選挙区で最高の71・02%。投票率の行方は、当落を大きく左右するだけに各陣営とも注目の的だ。
3567
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:02:17
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090814/szk0908140228004-n1.htm
【衆院選】“どぶ板”徹する上川、牧野は「追い風」の緩み警戒 静岡1区
2009.8.14 02:27
党ではなく人を選んでほしい。どんな時代でも人が政治を変える。誰かが変えなくてはならない、その思いを私に託してほしい」。
8日、静岡市内のイベントに参加した上川陽子(自民)は、会場を警備する男性に「自民党は大丈夫なのか」と問われ、力を込めた。上川の決意を聞いた男性は「直接話さないと分からないことも多いね」と笑顔で握手した。
自民党への逆風が強い中、上川は夏祭りや行事をこまめに回り、地域との連帯感のアピールに余念がない。3期目にして少子化担当相に抜擢(ばってき)された上川だが、今はプライドをかなぐり捨てるような“どぶ板選挙”に徹している。
対する牧野聖修(民主)は6日夕、家族連れでにぎわう静岡市駿河区のショッピングセンター前で声を張り上げた。「今の日本の政治は金持ち優先。絶対に変えてみせます!」。高校時代は応援団長。失意の落選から4年間、毎日のように街頭演説を行い、精力的に準備を進めてきた。
耳を傾けるのは中高年世代が中心だ。元メーカー勤務の男性(60)は演説を終えた牧野に握手を求めた。「血圧が高くて病院に通っているが、医療費が高過ぎる」。「本人負担分をもっと楽にします」と応じる牧野。がっちりと肩を抱き合った。
選挙区で、上川と牧野は平成12年に上川がわずかの差で競り勝ち、15年は牧野が雪辱、17年の「郵政選挙」で追い風を受けた上川が圧勝するなど、互いに当選、落選、比例復活を繰り返してきた。
そして4度目の顔合わせとなる今回。牧野にとっては旧知の鳩山由紀夫代表が“党の顔”であるだけに、民主への「風」はそのまま自身への追い風となる。だが、牧野陣営は「風はあまり意識していない。限られた時間で、できることを粛々とやるだけ」と風に頼る活動を自戒する。
上川陣営の危機感も強い。上川自身、「草の根でやっていかないと。かつてなく厳しい」と気を引き締めている。後援会幹部は「確かに党への風当たりは強いが、上川個人へはそうでもない。党への逆風と個人への支持のどちらが強くなるかの戦いだ」と“党より人”を強調した。
一方、若者でにぎわうJR静岡駅南口にのぼりを掲げていたのは池野元章(共産)。「雇用不安をこのままにしていいんですか」との訴えに、交差点を渡る女性が視線を投げ、信号待ちの間に耳を傾けるサラリーマンの姿も少なくない。
池野には比例票の上積みという役割も期待されている。「サービス残業や派遣切りの問題を打ち出しているので、20代や30代の若者が足を止めてくれる」と陣営関係者。閉塞(へいそく)感が強い時代に「大企業優遇政治の是正」を主張してきた党の姿勢に手応えを感じているようだ。
10日には、みんなの党の佐藤剛が出馬会見に臨み、「子育て支援や少子化対策に取り組む」と主張。幸福実現党の中野雄太も積極的に街頭演説を行っており、県都・静岡を抱える1区は県内屈指の激戦区になると予想されている。(敬称略)
◇
18日に公示される衆院選に向け、立候補予定者が出そろった。自民に逆風、民主に追い風が吹く。4年前とは全く逆の構図だ。「マニフェスト(政権公約)」「政策実現」「政権交代」とかけ声勇ましい中央政界を横目に、県内の立候補予定者は何を訴え、有権者はどう判断するのか。公示前の注目選挙区を歩き、立候補予定者を追った。
3568
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:02:59
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090813/chb0908132252010-n1.htm
【09衆院選 あの選挙区は今…】“自民の牙城”襲う民主の風
2009.8.14 08:00
【千葉12区】木更津市、君津市の内房地域から館山市、鴨川市など南房総地域まで広範なエリアを抱える選挙区。房総半島は、首都圏市場の農作物や鮮魚を供給する拠点と位置づけられながら、これまで交通網の整備が遅れていた。また、小規模な商店街の空洞化など、都市部に比べて、地域の活性化やインフラ整備、産業振興を望む声が強い面を持つ地域でもある。こうした中、東京湾アクアラインの建設は房総半島活性化の切り札で、地元建設業や農漁業関係者が当時、建設を推進した浜田幸一氏ら自民党議員を支えてきた。
父、幸一氏から引き継いだ靖一氏は、中選挙区時代に館山市などで地盤を築き、後に引退した自民・中村正三郎氏との連携を強化したことで自らの票を強固なものにした。平成5年の選挙で初当選して以降、連続5期当選。民主が躍進した前々回(15年)も民主・青木愛氏に約2万8千票差をつける強さを見せた。
一方、元富津市議の民主・中後淳氏は、無党派層や若い世代を中心に支持を訴える。参院議員に転身し、今回、東京12区にくら替えした青木氏の支持者も中後氏を支援するなど活発だ。 これまで“自民の牙城”として際立つ存在の選挙区だったが、今回は「大きなうねりが押し寄せている」との見方もある。幸福・田辺丈太郎氏は若さを前面にアピールしている。
【13区】定数是正による区割り変更で平成15年に新設された県内で最も新しい選挙区。印西市や白井市などの「千葉ニュータウン」、鎌ケ谷、富里の各市などで構成される。
選挙区初の選挙では、富里に地盤を持つベテランの自民・実川幸夫氏が約5700票差で新人の民主・若井康彦氏に競り勝ち、4期目の当選。若井氏は比例復活で議席を確保した。前回(17年)は郵政民営化の風がニュータウンの無党派層を取り込み、実川氏が3万票以上の差で若井氏に連勝した。
今回の選挙はニュータウンの新住民層の選択や、出馬を見合わせた共産票の動向が注目される。さらには昨年11月、県内初の女性市長となった白井市の横山久雅子氏を推薦した民主の勢いが、選挙区にどう影響するかも焦点の一つだ。
6選を目指す実川氏は、県連会長という立場から負けられない戦い。前回、実川氏に大きく水をあけられた若井氏は、4年間の浪人生活で着実に支持層を広げてきた手応えを感じ、「三度目の正直」に挑む。
幸福・石井裕朗氏は選挙区内をくまなくまわり浸透を図る。無所属で旧富里町議の橘謙造氏は食糧問題などを政策の柱に支持を訴えている。
3569
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:22:38
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090814_1.htm
ルポ愛知6区 無党派層 取り込み合戦 ――09衆院選 決戦の夏
自・丹羽氏「挑戦者」若さ強調 民・石田氏「ひざつき合わせ」
(上)支援者宅を回り握手する丹羽氏(13日、愛知県小牧市で)(下)ミニ集会で政策を説明する石田氏(13日、愛知県春日井市で)=いずれも川口武博撮影 自民党前議員の丹羽秀樹は13日午後、愛知県小牧市内の支援者宅で深々と頭を下げていた。地元県議らと午前中から始めた支援者回り。夜までに訪問したのは春日井、小牧、犬山市の選挙区で、約750世帯にも上った。昨年11月以降、その数は2万世帯に達する。
前回はほとんどなかったポスターを掲示する場所を2300か所に増やし、推薦を受けた公明党とは初めて、支援者の名簿を交換した。「相手は新人とはいえ、知名度も実績もある強敵。こちらは若さをアピールして挑む」と、挑戦者の姿勢を強調する。
この日の夜、春日井市内の公民館では、民主党新人の石田芳弘が、市民グループが開いた集会に参加していた。集まった約20人を前に「中央集権、官僚主導の政治を変え、民主党のマニフェストを実践して、日本を変えよう」と呼びかけ、子ども手当や議員削減などの質問に丁寧に答えた。
石田陣営は、県議、市議らの支援者による集会以上に、勝手連や市民活動グループなど、無党派層が主催するミニ集会に積極的に足を運んできた。年明けからこなした集会は、すでに100回以上に達している。
愛知6区立候補予定者 丹羽 秀樹 36 自 前《1》
石田 芳弘 63 民 新
福原真由美 48 諸 新
稲垣 寛之 36 無 新
長谷川浩司 46 無 新
◎
春日井、小牧市は大規模なニュータウンを抱えている。両陣営とも「勝負を左右するのは無党派層」との認識は一致している。
丹羽は2003年に初めて衆院選に出馬したが、比例での復活もできずに落選。だが、前回の05年は“小泉旋風”に乗って、選挙区での当選を果たした。春日井市では得票を2万6000票も伸ばした。
石田は07年の同県知事選で、民主党などの推薦を受け、現職の神田真秋(自民、公明推薦)に挑んだ。序盤は劣勢だったが、残り1週間で追い風が吹いた。当時の閣僚の「女性は産む機械」発言で、風向きが変わり、最終的には135万票を獲得し、神田に7万票差まで迫った。
◆愛知6区の過去2回の得票 【2005年】
当 126,670 丹羽 秀樹 自
比当113,467 前田 雄吉 民
23,576 柳沢けさ美 共
【2003年】
当 97,776 前田 雄吉 民
80,700 丹羽 秀樹 自
22,131 三沢 淳 保
20,524 柳沢けさ美 共
◎
「従来の支援者をしっかりと固めたうえで、無党派層をどう取り込んでいくかが課題だ」
丹羽は、今まではやらなかった自転車による街頭活動にも力を入れる。6月以降、自転車での走行距離は600キロを超え、日焼けした腕の皮はすでに2回むけたという。公示後はさらに自転車を中心とした活動に重点を置く予定だ。
一方、地盤の犬山市以外に強固な支援組織を持たない石田は、連合傘下の労組や犬山市の後援会を固める。同時に、ミニ集会などを通じ、政治に関心を持つ無党派層との対話をさらに積み重ねる考えだ。石田は「ひざをつき合わせて、党の政策を丁寧に説明すると同時に、石田という人間を幅広い層に理解してもらい、口コミで広げてもらうことが大切だ」と話す。
ともに追い風を経験した丹羽、石田。無党派層の取り込みに神経をとがらせる戦いが、最後まで続く。
(敬称略、小栗靖彦)
◇
政権選択をかけた衆院選の公示まであと4日。立候補予定者は30日の投開票に向けて、戦いをヒートアップさせている。東海3県の激戦区や注目区をリポートする。
(2009年8月14日 読売新聞)
3570
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:25:24
'09/08/06 本紙掲載
12民主・国民新VS自民「郵政票」争奪が激化
民主党と自民党の間で、“郵政票”争奪戦が激しさを増している。郵政民営化見直しを最優先課題に掲げる国民新党と、選挙協力を強化する民主党に対し、かつての人脈を生かし民営化前の蜜月関係復活に力を注ぐ自民党。国民新が元職を擁立する鹿児島3区を含め県内全選挙区で、郵政票をめぐる綱引きがしばらく続きそうだ。
郵政政策研究会が主催した国民新党の講演会で演説する、民主公認の立候補予定者=7月19日、霧島市
6月上旬。旧特定郵便局長OBらでつくる政治団体「大樹」の県本部を、長年にわたり取りまとめてきた姶良町の元郵便局長が突然死去した。
通夜や葬儀には3区の国民新元職松下忠洋氏(70)のほか、4区でしのぎを削る民主新人皆吉稲生氏(59)と自民前職小里泰弘氏(50)、前回郵政選挙で民営化に反対した5区の自民前職森山裕氏(64)らが参列し、周囲の注目を集めた。
かつて自民の強力な集票マシンだった郵政組織「大樹」。だが民営化を境にその関係は崩れ、郵政政策研究会(郵政研)に引き継がれた。郵政研は元特定郵便局長を中心に現役局長とその妻、局長OBらで構成。2007年の参院選では、郵政組織を支持母体とする国民新は、県内で約1万7000票を獲得し、集票力がいまだ健在であることを示した。
「3区松下当選」を最大の目標に掲げる国民新は今回、5区を除く1、2、4区で民主候補を推薦する。亡くなった元局長のおひざ元・4区では、大樹が03年の前々回まで、小里氏の父・貞利氏を応援。だが今回は国民新と連携する民主の皆吉氏を支援する。皆吉陣営もこれに応えるため、「元局長の思いを無駄にしない」と弔(とむら)い合戦の構えをみせる。
他の民主陣営にとっても組織戦を熟知した郵政研は貴重な即戦力。複数の陣営に郵政研婦人会が入り、独自の名簿を基にはがきや電話作戦に参加する。
自民も郵政票奪還をあきらめてはいない。今回自民で唯一、郵政研の支援を受ける5区の森山陣営は、郵政選挙までの経緯を踏まえ「ずっと一緒にやってきた仲間。郵政の人たちが自民以外を応援する方が違和感がある」と言い切る。小里陣営も「郵便局長も世代交代が進み、『自民憎し』の意識は薄まりつつある」。さらに同党県連関係者は、地方に根を張る県議らが長年培った人脈を背景に、「郵政組織の中には既にねじれが生じている」と指摘する。
だが双方の強力なアプローチに頭を悩ませる局長も。あるベテラン局長は「自民が民営化見直しを明確にしてくれれば、民主を応援することはなかった。断腸の思いだ」と苦しい胸の内を明かした。
3571
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:26:16
http://373news.com/_senkyo/09/syuuin/koubou/13.php
'09/08/08 本紙掲載
13谷山地区は草刈り場
2区「園田票」どこへ徳田氏、“政敵”と手携え
打越氏、切り崩しに自信
自民党の元衆院議員園田修光氏(52)が、次期衆院選への立候補を断念、同党公認で鹿児島2区から立候補予定の前職徳田毅氏(38)支援に回った。“政敵”同士だった両氏は7日、初めて公の場にそろって出席し友好関係をアピール。徳田陣営は「心強い援軍」と意を強くするが、対する民主新人の打越明司氏(51)も切り崩しに自信をうかがわせる。鹿児島市・谷山地区は“草刈り場”の様相を呈している。
谷山地区の支持者らを前に、あいさつする園田修光氏(右)と徳田毅氏=7日、鹿児島市
「将来の谷山を考え、徳田代議士に頑張ってもらおうということになった。本番で私が応援してぶざまな戦いをした、と言われないように頑張りたい」
7日午後。谷山地区の飲食店。立候補断念を表明した園田氏が自らの支持者らを前に訴え掛けた。徳田氏も「心強い。過去を乗り越え、自民の牙城を守るため、ともに戦ってほしい」と訴え、大きな拍手を受けた。
2区の大票田・谷山地区を地盤とする園田氏。前回の郵政選挙で谷山地区の得票総数は約8万5000票。園田氏はこのうち約4万票を獲得しており、陣営関係者は「園田票」の行方に注目している。
今回初めて手を携えることになった2人だが、間には長年の因縁が横たわる。園田氏は1996年に自民公認で衆院選に初挑戦。徳田氏の父親・虎雄氏(71)をかわし初当選したものの、2000年、03年と虎雄氏に連敗。前回衆院選でも7万票余りを獲得したが、父親の地盤を引き継ぎ無所属で立候補した徳田氏に敗れた。
解散風が吹き始めた昨秋以降、園田氏に協力を強く求めてきた徳田氏。今回の“手打ち”について「自民逆風の下、のどから手が出るほど園田票が欲しい徳田氏と、支援することで今後の政治活動に望みをつなげたいという園田氏の思惑が一致した」と見る向きがある。だが、こうした声をよそに園田氏は「徳田氏支援に反発する人もいるが、自ら汗をかいて応援に走り回りたい」と強調する。
「表面上は(徳田氏を)支援しているが実態は違う。今度ばかりは応援できないという自民支持者は多い」
指宿を地盤とし、谷山浸透に全力を注ぐ打越氏は、自民党支持団体の底流では地殻変動が進んでいると分析。その上で「4年前の結果は全然関係ない。もう『園田票』なんて存在しない」と強気の姿勢を崩さない。
陣営幹部も「長年、園田氏を支援してきた中には、本人の態度表明まではどちらを推すか言えないとする声もあったが、徳田支援を明確に打ち出したことで、元自民県議だった打越支援に回る者も出始めている」と手応えを語った。
3572
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:44:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/tokyo/CK2009081402100003.html
遊説に工夫も 姿なき有権者 お盆で苦戦 立候補予定者
2009年8月14日
衆院選は公示が十八日に迫るが、都内はお盆休みで閑散とする。行楽や帰省で出掛ける人が多く、立候補予定者たちも、焦る気持ちとは裏腹に、訴える相手が減って難しい戦いを強いられている。
朝、駅前で街頭演説を始めた民主元職は、普段と違って利用者がまばらな駅に「どこか田舎の駅前でマイクを握っているよう」。
都心部の民主元職は古い団地へ。住民の多くは高齢者で、出掛けずに家にいると予想し、演説の最後には「脱水症状にならないよう十分水をとって」と気遣いも見せた。
自民前職は連日、舛添要一厚生労働相ら人気が高い閣僚級の応援弁士を招き、駅前や商店街で街頭演説。人がいないなら集めようという作戦だ。
多摩地区の自民前職は中央道のインター入り口近くで遊説した。駅前が駄目なら「中央道に乗り込む前の車中の人に少しでも名前を売り込めれば」。
一方、別の自民前職は「東京に残っている人は少なくても、地元の有権者である確率が高い」と、朝も夜も昼もいつも通り駅前に立つ考えだ。
3573
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:46:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009081102000104.html
いばらきの事情 ’09衆院選<上>集票組織の離反 県医師連盟発『民主の風』
2009年8月11日
昨年9月、記者会見を開き、衆院選小選挙区で自民ではなく、民主公認候補を推薦することを発表した県医師連盟委員長で県医師会会長の原中氏(左)=県庁で
「お願いします」−。六月十七日早朝、土浦市のJR土浦駅前。県医師会会長の原中勝征(69)は白衣姿で、6区から民主党公認で出馬予定の大泉博子(59)とともに、通勤途中の会社員らにパンフレットを配りながら支持を訴えかけた。
昨年秋、全国に先駆けて次期衆院選での民主支持を打ち出した県医師会の政治団体「県医師連盟」。その後、医師会は青森や栃木、愛知でも選挙区によって民主支持や自主投票、自民、民主両党のダブル推薦の動きが広がっている。
長年、強い政治力で自民と蜜月関係を築き、既得権を守ってきた医師会。自民離反の背景には、全国特定郵便局長会が郵政民営化を機に自民に反旗を翻したのと同様、後期高齢者医療制度や相次ぐ診療報酬引き下げに対する強い不満がある。
「心電図はやめて薬だけほしいと言ったり、薬を一日おきに飲むようになったり」。内科医の原中は七十五歳以上の医療保険だけを独立させ、保険料を年金から原則天引きする後期高齢者医療制度の影響で、高齢の患者が追い詰められている現状を嘆く。
また、診療報酬が二〇〇〇年度以降、二年おきに2・7%、1%、3・16%、0・82%ずつ引き下げられたことで、「病院経営は限界。他業種よりも自分たちの給料が少ないことに気付いている医者がいっぱいいる」。
怒りの矛先は、6区から出馬予定の元厚相丹羽雄哉(自民)に向かう。
診療費抑制策で開業医が苦境に立たされていることについて、「丹羽に何度も訴えたが聞いてもらえなかった」と原中。「今回の選挙では何とか丹羽に勝ちたいね」
実際、医師会の集票力はどの程度なのか。
多くのかかりつけ患者を抱え、看護師や薬剤師の雇い主でもある医師の集票力はかつて、「一人三百票」といわれた。一時は低下もささやかれたが、「今回はそれぞれの医者が本格的に票集めに動いている。それ(三百票)ぐらいではないか」と原中は期待する。
県医師連は委員や関係者約千五百人が先月末、自民党を集団離党。医師連を除く県内の十三医療系政治団体は自民支持の方針を変えていないが、原中は「病院の中心は医者。看護師や薬剤師の連盟が引き締めても、一つ屋根の下で働いている医者との結び付きの方が強いのでは」と影響力の強さを強調する。実際、水戸市の開業医で働く看護師は「元々、看護師連盟からの締め付けはない」と明かす。
民主への風を吹かせる「扇風機役」になったとの自負がある県医師連。彼らが重点を置く6区は、県内七小選挙区の中でも自民が強い地域とされる。その奔走ぶりには何としても民主政権を誕生させ、後期高齢者医療制度の廃止、そして自分たちの診療報酬を復活させたい医師の意地がみえる。 =敬称略
◇
今選挙の特徴を表すキーワードに添って、県内の状況を描きます。
3574
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:47:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009081202000109.html
いばらきの事情 ’09衆院選<中>世襲 “対立候補”あえて触れず
2009年8月12日
父・静六氏の政治信条「愛郷無限」の文字が書かれた梶山後援会事務所ののぼり=常陸太田市で
地盤(後援会などの支持組織)、看板(知名度)、カバン(資金)−。この三つを先代から受け継ぐ二世、三世議員の多さから、「優秀な人材が立候補できない」との批判を浴び、自民や民主がマニフェストに世襲制限や禁止を盛り込んだ。県内も七小選挙区のうち、2区と5区を除く五選挙区の前職が世襲議員。だが、対立候補が攻撃材料にしていないことなどから、世襲問題は必ずしも盛り上がっていない。
「ここ(常陸太田市)で二代続く伝統の灯は消せない」。父・静六が常に口にしていた政治信条「愛郷無限」の文字に、やや小さく「新時代」の言葉を添えたのぼりがはためく4区の自民前職梶山弘志(53)の後援会事務所。梶山系の市議が力を込める。
「宰相候補」と呼ばれながら、道半ばで倒れた静六。市議は、静六が総裁選に名乗りを上げた一九九八年、先頭に立って全国遊説した熱い思いが今も頭をよぎる。
長男の弘志は静六が築いた強力な後援会に後押しされ、過去三回の選挙戦を圧勝した。静六の政治力は、今も中選挙区時代の地盤だった日立市にまで及んでいる。
「お願い事や陳情は今も梶山さん。お父さんからの流れもある」と同市のベテラン市議。
対決する民主新人高野守(50)の陣営も「梶山静六の恩恵を受けた有権者が多い」として、あえて世襲問題には触れない戦術だ。
「親御さんを含めると、丹羽という名の候補者が実に半世紀にわたって選挙してきた」。6区の民主新人大泉博子(59)は「浸透した知名度、強固な地盤を実感する」とため息をつく。
第三次佐藤内閣で運輸大臣を務めた父・喬四郎の地盤を継いだ自民前職丹羽雄哉(65)。前回選挙で父の当選回数を上回る十選を果たし、「父超え」が地元の話題になった。今では喬四郎の名は高齢者の間でわずかに出るだけで、二世のイメージは薄れているのが現状だ。
各選挙区で世襲がほとんど話題に上らない中、ホームページでこの問題について意見を述べているのは3区の自民前職葉梨康弘(49)。義父から地盤を引き継いだ三代目だ。コラムで「国会議員の息子が故郷を良くするために国政を志した場合、果たして『故郷を捨てること』を強制するのは、本当に良いことだろうか」と疑問を投げかけ、「私の場合は女婿に当たるが、立候補を志した当時、複数の公認申請者があり、県連でプレゼンテーションを行い、投票の結果、小選挙区での公認を得るというプロセスを経た」と、二〇〇三年衆院選での現県議との公認争いを指し、やんわりと世襲批判をかわしている。
1区の自民前職、赤城徳彦(50)は会見で「祖父が活躍したのは昔のこと。(初出馬の時に)後援会は解散状態で、先代の地盤、看板を受け継いだとは思っていない」と、自分は世襲に該当しないと主張。
対決する民主新人の福島伸享(39)も世襲に正面から批判的な発言はしていない。だが、陣営は「赤城氏は事務所費問題やばんそうこう騒動で矢面に立たされ、今年は世襲問題でまた標的になった。敵失を次々もらった」と、世襲問題が選挙戦に有利に働いたと受け止めている。 =敬称略
3575
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 20:48:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009081302000130.html
いばらきの事情 ’09衆院選<下>政権選択 『国民目線』求める有権者
2009年8月13日
ナシの生育具合を確かめる宮田さん。「現状が好転するとは思わない」と政権交代には否定的だ=水戸市で
「財源は大丈夫?」「ほかの手当が削られるだけでは」−。つくば市で子育て支援の活動をしている特定非営利活動法人(NPO法人)「ままとーん」代表理事の鷲田美加さん(42)によると、衆院選を前に各党が発表したマニフェスト(政権公約)について、母親たちからこんな声が上がっている。
三〜五歳児の教育費の無償化(自民)、年額三十一万二千円の「子ども手当」創設(民主)。マニフェストには、子育て世代を強く意識した施策が並ぶ。母親たちがこれらに向ける目は冷静だ。
鷲田さんは政治に“チェンジ”を求めるが、「政治がよくなってくれれば、政党はどこでも構わない」と話す。「安心して子どもが外で遊べるよう、地域・社会のつながりを取り戻すような施策を打ち出してほしい」
農家人口が全国一位、耕作面積が三位(二〇〇四年、県調べ)という農業大県の茨城。水戸市郊外でイチゴやナシを栽培する宮田静さん(66)は、民主が掲げる戸別所得補償制度について、「経営努力にかかわらず補償されるシステムは、一生懸命やっている農家のプライドを喪失させることにつながらないか」と疑問を抱く。
「世間では『農は国の本なり』なんて言っているけれど、口ばかり」と宮田さん。「農作物の価格が安すぎるのが問題。農家の経営努力ではどうにもならない」とぼやく。
さらに、昨年の原油高でビニールハウスの暖房代や肥料代が高止まりしたまま。「現状が好転するとは思わない。(政権交代に)期待はしていない」
水戸の玄関口、JR水戸駅北口の一等地に立地する大型ビルに人影はない。入居していた大型商業施設「リヴィン水戸店」は三月末で閉店。再利用計画は白紙のままだ。
「商店主は政権交代に期待している。何とか街を再生したい」。同駅北口の住民でつくる三の丸自治コミュニティ連合会の渡辺政明会長(62)は話す。
実際、これまで自民候補を応援していた自営業者の中に、民主候補に乗り換えた人もいるという。
水戸市中心街はこれまでにもダイエーやユニーなどの大型商業施設が相次いで撤退。危機感を抱く商店主たちは「かつてのにぎわいは無理でも、何とか生き残る方法はないか」と試行錯誤している。
政権交代への不安もある。「細くても存在していた(自民との)パイプがなくなるのは怖い」と渡辺さん。「自民と民主が交代しただけでは意味がない。国民目線に立った前向きな政治をお願いしたい」
政権交代が現実味を帯びて語られる中、暮らしがよくなってほしいと切実な思いを抱える有権者は、各党の実力を冷静に見極めようとしている。 (この企画は伊東浩一、坂入基之、沢田佳孝、塙幸雄、原田拓哉が担当しました)
3576
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 21:25:28
>>3573
6区内の医者何人位なんでしょうかねー。
> 多くのかかりつけ患者を抱え、看護師や薬剤師の雇い主でもある医師の集票力はかつて、「一人三百票」といわれた。一時は低下もささやかれたが、「今回はそれぞれの医者が本格的に票集めに動いている。それ(三百票)ぐらいではないか」と原中は期待する。
>>3575
ままとーんは丹羽に取り込まれてる組織かもしれませんなー
http://www.niwayuya.net/ibaraki/mamato-nn.html
NPO法人 ままとーん
「ママが元気だと、子育ても楽しい!」
NPO法人「ままとーん」(会員64人)は、つくば市を中心に県南エリアの子育て支援活動を行っているグループです。私たちは、2007年6月10日(日)に、同会の子育て広場として、いつもたくさんの子どもとママの居場所となっている「ままとーん つどいの広場」を訪れました。
「遊具がたくさんありますが、ここも皆さんの活動場所ですか?」と、丹羽雄哉代議士。「はい。ここにある遊具は、みんなパパ達の手づくりです。パパのお得意分野でもあり、遊具が完成したときは、子どももママも大喜びでした! そうやって出来上がったのが、この『ちびとーんの森』です」。雨の中、鷲田美加代表理事、平塚知真子理事長、原希世子副代表が説明して下さいました。
「つどいの広場」に入ると、たくさんの子ども達が「積み木」や「ごっこ遊び」を楽しんでいます。丹羽代議士が入っていくと、子ども達がぱっと振り向き、「こんにちわー!」と大きな声で挨拶。「こんにちわぁ。おじゃまします」と、笑顔の丹羽代議士。
http://www.tsukuba.or.jp/~mamatone/about/about_index.html
ままとーんってなあに?
地域のお母さんたちでつなぐ ひと&情報の子育てネットワーク
音楽を奏でるように楽しく子育てしよう!
♪ままとーんはつくば市を中心にいばらき県南エリアで活動する
元気なママ達のボランティアグループです。
ままとーんは特定の個人、団体、政党、宗教などを支持するものではなく、
またそのような個人、団体、政党、宗教とは一切関係ありません。
3577
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 21:47:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090814-00000096-jij-pol
「第一声」の場所固まる=各党党首
8月14日17時35分配信 時事通信
主要政党の党首が衆院選公示の18日に最初に演説する「第一声」の場所が14日、固まった。麻生太郎首相(自民党総裁)は都内のJR八王子駅北口、民主党の鳩山由紀夫代表は大阪市の南海難波駅前でそれぞれ街頭演説する。
一方、公明党の太田昭宏代表は横浜市内の相鉄線二俣川駅でマイクを握る。共産党の志位和夫委員長はJR新宿駅西口で訴え、社民党の福島瑞穂党首は沖縄県宜野湾市、国民新党の綿貫民輔代表は東京都羽村市のJR小作駅で街頭に立つ。
3578
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 22:11:47
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200908140053.html
総選挙に向けマイ公約続々 「水洗トイレ地域拡大」など(1/2ページ)
2009年8月14日
総選挙に向けて個人でマニフェスト(政権公約)を掲げる動きが自民党を中心に広がっている。政党を前面に出すより、地域に根ざした政策で勝負しようという試みで、党のマニフェストがどんどんさばける民主党とは好対照。政党色を薄めようという狙いもありそうだ。
「私のマニフェスト泉州版」を出しているのは大阪19区の自民前職、松浪健四郎氏(62)だ。中身は関西空港の活性化や第2阪和国道の延伸、防災公園の設置など9項目。松浪氏は「政党のマニフェストは小選挙区を戦う武器にならない。有権者には、この地域で何をしてくれるかが大きな判断材料になる」と、その狙いを語る。
「すべての集落で携帯電話を使えるように」「快適な水洗トイレが使える地域の拡大」――。島根2区の自民前職、竹下亘氏(62)は「ふるさとを守る竹下わたるの誓い」と題し、33項目を「約束」。対立候補となる国民新党前職の亀井久興氏(69)を意識し、「今回は竹下か亀井かの選択。政党の戦いじゃない」と陣営幹部。
中には党とは違う公約も。大阪15区の自民前職、竹本直一氏(68)は「私のマニフェスト」として「75歳以上の医療費と介護費の無料化」をホームページに掲載。高齢者医療制度の枠組みを維持する党方針とは異なる。竹本氏は「党のマニフェストを支持しているがオウム返しではない。私個人として、この方がいいという考え方はある」。
自民党のマニフェストは党大阪府連に1千部、府内の立候補予定者に3千部ずつが配布された。表紙には自民党の文字もない。府連に取りに来たのは4、5人で「問い合わせは少ない」という。
一方の民主党は表紙に鳩山代表の顔写真と「政権交代」の文字。街頭で配れば大変な「売れ行き」だという。
8月上旬、大阪8区の民主元職、中野寛成氏(68)の街頭演説では、用意した600部が30分でなくなった。「こんなことは今までなかった」と秘書。党から届いた3千部は4日間でなくなり、6500部追加された。大阪18区の民主元職、中川治氏(58)は党の公約を8項目に整理し「泉州八策」とした。坂本龍馬の政権構想「船中八策」にあやかったという。
実は正式なマニフェストは公示後しか配れず、いま党が配っているのは「マニフェスト」という名の政策パンフレット。公職選挙法では公示前の選挙運動は禁止されているが、総務省は「特定候補者への支援などが書かれていなければ配れる」としている。
個人のマニフェストについて早大マニフェスト研究所の北川正恭所長は「利益誘導型の政治家が力があるとされた名残だと思うが、党の政策で争う小選挙区制の原則から外れている」と指摘する。
3579
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 22:16:20
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/090814/ymn0908140232002-n1.htm
【衆院選 戦いの構図】「保坂票の行方が勝負の鍵」 山梨3区
2009.8.14 02:31
【山梨3区】かつて「保守王国」と呼ばれた山梨県にあり、元自民党副総裁の故・金丸信、衆議院議員を3期務めた横内正明現知事の支持基盤だったのが、ここ3区。
「山梨の保守地盤をリードしてきた地として、ぜったいに議席は譲れない」と自民党関係者が語気を強めれば、民主党関係者も「ここで議席を取ることの意味は、単にひとつの区で勝利したことにとどまらない」と力を込める。
歴史を振り返ってみると、国と県レベル、それぞれの自民の党内分裂などさまざまな波に翻弄(ほんろう)されてきたのが山梨3区。平成15年2月の県知事選で自民県連は、自区選出の衆院議員だった横内氏を推す3区と、前甲府市長を推す1・2区に分裂した。
横内氏の辞任に伴う同年5月の衆議院補欠選挙の時点でも混乱は収まらず、出馬した保坂武は無所属での立候補となる。6カ月後の衆院選では同公認として当選した保坂だが、郵政民営化法案に反対票を投じたため、17年の総選挙では党公認を得られず、再び無所属での出馬となった。
この選挙では“刺客”として送り込まれた自民公認の小野らを破った保坂も、昨年10月に甲斐市長へ転じたため、今回の衆院選は、自民・小野、民主・後藤による事実上の一騎打ちとなる。
前回の選挙では、当選した保坂が6万3659票に対して、後藤6万1716票、小野5万1318票。両陣営とも「保坂票の行方こそが当落のかぎを握る」という見方では一致しており、「郵政関係者らを中心に支持を訴えている」と後藤陣営。これに対して小野陣営も「同じ保守として、ぜったいに譲れない部分はあるはず」とアピール。保坂票の取り込みにしのぎを削っていたさなか、公明党県本部が県内において3区の小野のみ推薦しないことを発表し、後藤陣営を勢いづかせた。同党が導入を図った定額給付金関連法の衆院再議決の際に小野が棄権したためで、今選挙でも3区は、国政での意見相違による波を大きくかぶることになる。 (敬称略)
3580
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 22:48:46
>>3576
ままとーんは共産党機関誌でも取り上げられている団体だからそれはないでしょう
本当に少人数の母親から始めた団体のようだし、政治色は全くないと思いますよ
地元ではかなり有名な団体のようですが民主党は全く接触はないのですかね
もしないのならそれこそ怠慢だと思いますが
http://www.jcp.or.jp/publish/teiki-zassi/gikai_jiti/2005/0510gikai.html
3581
:
北海道1区
:2009/08/14(金) 23:13:26
ネット上に散らばる自民党のバナー広告が、高頻度で現れてどうもうざったく思います。
Yahoo!だけでなく、mixiやALL ABOUTまで広告を出しまくりですが、
必死というか悲壮感が醸し出されて、政権与党のプライドもへったくれもないんだなと思います。
もう立派な野党ですね>by 岡田幹事長
3582
:
とはずがたり
:2009/08/14(金) 23:40:01
>>3580
おお,そうでしたか。ご教授感謝す。
つくばに住んでるんですが定期的に丹羽のビラが投函されててうざいんですがNPOのおばちゃん達が丹羽と誇らしげに写ってる写真もあったりして食い込んでるんかなと思ってました。。
>>3581
うざったいですよね。異様な数だ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4587
でも書きましたが逆に民主は余りやってないようですが大丈夫か心配になります。。
参院選時は民主の方が目立ったような気もしますが。
自民に買い占められているのかねぇ。。
3583
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 23:50:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090814/elc0908142233014-n1.htm
【09衆院選】保守王国・和歌山の二階氏、一家総出の戦い (1/2ページ)
2009.8.14 22:32
このニュースのトピックス:衆院選
県内3選挙区を自民党が独占し「保守王国」と呼ばれる和歌山県。その中でも、県南部の和歌山3区は“二階王国”とされるほど圧倒的な勝利を重ねてきた自民前職で経済産業相の二階俊博氏(70)を取り巻く環境は変化している。自民への逆風に加え、二階氏が代表を務める政治団体への西松建設の献金問題も影響し、今までにない厳しい戦いになる見通しで、二階氏一家総出の前哨戦を展開している。
「ミニ集会に息子さんや奥さんまで出てくるとは。選挙で奥さんの姿を見るのは20年ぶりかも…」。古くからの二階氏の支援者はこう話し、今までの選挙とは違う雰囲気を感じている。現役閣僚の二階氏は地元を留守にせざるをえない。“あるじ不在”の地元を預かるのは、二階氏の秘書を務める長男(44)と二男(37)、会社員の三男(31)、そして健康上の問題などから最近の選挙では表に出てこなかった二階氏の妻(68)だ。手分けして、ミニ集会に顔を出している。
二階氏自身も仕事の合間を縫って地元に帰り、商工関係団体へのあいさつ回りだけでなく、ミニ集会へも可能な限り出席して実績を訴え、危機感はこれまでになく強い。
その危機感は選挙態勢にも現れている。3区内の各市町村には県議や首長などを本部長とする選対本部がくまなく設けられ、「これまでにないこと」(陣営幹部)という。また、首長の動きも活発だ。3区の大票田・田辺市の真砂充敏市長が会長を務める県の市長会と町村会は二階氏の推薦を決定した。
市長会が特定候補を推薦するのは初めてといい、こうした背景には二階氏の影響力の大きさがある。県南部の自治体にとっては、公共事業が生命線。二階氏は「公共工事の予算を引っ張れる人」とされ、ある支援者は「3区の人は何だかんだといっても、みんな二階さんに世話になっている。(二階氏は)女房みたいなもので、変えたらあかん」と話す。
ただ、政権交代の流れは予想以上に強い。田辺市の選対本部長を務める大沢広太郎県議は「過去3〜4回の選挙はどちらかといえば楽だったが、今回は違う」と話す。実際、これまでなら放っておいても二階氏の集会となれば支援者が集まったが、「今は人集めが大変になった」と明かす支援者もおり、“二階氏離れ”と思える動きも出ている。
和歌山3区には、民主新人の玉置公良氏(54)、幸福新人の湊侑子氏(26)も立候補を予定している。
3584
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/14(金) 23:51:34
>>3482
一人目の犠牲者が(pdf注意)
NEWS RELEASE
報道関係者各位
北海道11区は、吉田みち子候補の出馬を取り止め、自民党・中川昭一氏の応援を決定いたしました。
幸福実現党は、8月14日(金)午前の役員会において、以下を決定いたしましたのでお知らせいたします。
北海道11区におきましては、吉田みち子候補の出馬を取り止め、自民党 前財務・金融相の中川昭一氏
の応援に回ることといたします。
中川昭一氏の応援によって、日本に安定した保守政権をつくることを目指し、国益のため党利党略を
超えた連携を図ってまいります。
北海道ブロックのその他の候補者の変更についてはございません。
2009年8月14日
http://www.hr-party.jp/pdf/090814_1_news.pdf
3585
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 23:53:13
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090815k0000m010083000c.html
衆院選:政党CM出そろう 自民は攻め、民主は政策前面に
公明党のCMで、太田くん(右から3番目)が鳩山代表をイメージした同級生(右端)に不正行為を認めるよう諭す場面 18日公示の衆院選に向け、主要政党によるテレビやインターネット用のコマーシャル(CM)が出そろった。自民、公明両党は、民主党の鳩山由紀夫代表をイメージしたキャラクターを登場させ、同党の政策の実現性や個人献金問題を批判する「ネガティブキャンペーン」を展開する。民主党はこれに対し、他党攻撃を封印し、政策を正攻法で訴える手法で違いを見せる。
自民党は、7月からインターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」などで、民主党の政策の財源のあいまいさを批判するアニメCMを公開している。
鳩山代表に似た男性がレストランで「出産や子育て、教育も老後の生活の費用も、僕に任せれば全部OKさ」とプロポーズ。女性が「お金は大丈夫?」とただすと、「細かいことは結婚してから」と開き直る内容だ。今月15日からは、麻生太郎首相が景気対策や安全保障などの政策実行力を訴えるテレビCM5種類も放映し、硬軟両様でアピールする。
一方、民主党は「脱・ネガティブキャンペーン」路線を行く。奥村展三広報委員長は14日、新しいCMの発表会見で「他党の中傷は一切していない」と切り出した。先制攻撃を仕掛けてきた自民党を横目に、「国民の生活が第一」と強調する。18日から放映されるテレビCMは「政治を変える」を主題とする(1)年金・医療(2)税金の無駄遣い(3)将来の不安−−の3パターン。不安を抱える有権者の表情が流れ、正面を見た鳩山代表が「まず、政権交代」と呼び掛ける。
公明党も14日、ネットで流すCMを発表した。「永田町学院小学校シリーズ」などのタイトルで、ユーチューブなどで配信する。主人公は太田昭宏代表の分身「太田くん」。窓ガラスを割った鳩山代表らしき同級生を「正直に言えば先生に怒られない」と諭すが、同級生は「秘書がやった」と言い張る。個人献金問題を抱える鳩山代表を皮肉る内容だ。今回は費用面を理由にテレビCMは見送った。
共産党はテレビCMで、志位和夫委員長が「国民が主人公の新しい日本へ 今こそ日本共産党」と訴え、地道に「建設的野党」の存在感を示す。社民党は資金難から全国放映を断念し、地方放送局などを活用する。福島瑞穂党首が若者約20人と疾走しながら、生活再建を呼び掛ける。国民新党は綿貫民輔代表が「ふるさと再生」を訴える、地方限定のCMを検討している。【犬飼直幸、田所柳子、近藤大介】
3586
:
千葉9区
:2009/08/14(金) 23:54:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090814/elc0908141908005-n1.htm
衆院選で各党がCMなど「空中戦」にも本腰 (1/2ページ)
2009.8.14 19:06
衆院選公示(18日)を前に、各党は各立候補予定者による「地上戦」に加え、テレビCMなど「空中戦」に本腰を入れている。マニフェスト(政権公約)をめぐる政策論争が活発化する中、イメージ戦略にも知恵を絞り、支持拡大をねらう。
民主党は14日、公示日から全国放映するテレビCMの第2弾を発表した。年金・医療、税金の無駄遣い、将来の不安−をテーマにした3パターン。年金問題などに対し、自宅や会社で不安や怒りの表情を浮かべる市民の姿を映し出した後、鳩山由紀夫代表が「まず、政権交代」とアピールする内容だ。奥村展三広報委員長は記者会見で「他党への中傷はない。政権交代実現を国民に力強く訴える内容だ」と正攻法であることを強調した。
一方、公明党は14日、エンターテインメント性を重視したインターネットCMを発表。5シリーズあり、15日から同党のホームページで順次見ることができる。インターネットを活用することで、若者や女性など幅広い層にメッセージを訴える戦略だ。
このうち「もしも永田町が小学校だったら」というコンセプトの「永田町学院小学校」シリーズでは、教室の窓ガラスを割った児童が、同級生から「だれがやったんだ」と追及され、「秘書がやった」と答えるシーンがある。
高木陽介幹事長代理は14日の記者会見で、窓ガラスを割った児童について「(想定は)見た人の想像に任せる」と述べたが、政治資金収支報告書の虚偽記載問題を、秘書の責任にしている鳩山氏を連想させる。
また、自民党が流しているアニメ版のネットCMでは、鳩山氏に似た男性が登場。女性に「僕に交代してみないか。バラ色の人生が待っているよ」とプロポーズするが、女性は「お金は大丈夫?」と困惑、最後に「根拠のない自信に人生を預けられますか」というテロップが流れるという内容だ。アクセス数は7月17日の公開以来、約56万件に上っているという。
同党は14日から新テレビCMも放映。麻生太郎首相(党総裁)が党本部屋上で「皆さんとともに築き上げたい。成長する新しい日本を」と訴える。首相はこの日、東京・渋谷のNHK放送センターで、比例代表の政見放送の収録を行った。
3587
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 00:00:47
>>3482
>>3584
衆院選:幸福実現党が全面撤退方針 14日に発表
↓
えっ選挙撤退? 自民と協力?? 幸福実現党、ドタバタ劇
↓
幸福実現党、「全選挙区に候補者」取りやめ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226053946/87-89
創価学会の上に幸福にも支援されちゃうゲテモノ政党。。こーゆーのを晩節を汚すと云うのでは無かろうか。
まー中川氏に関しては激戦の中,対北強硬数千票が流出せずに済むかも知れないと云う事でプラスかもしれないけどw
3588
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 00:05:57
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090814/kng0908142356011-n1.htm
【衆院選】神奈川3区で不動産賃貸業の山本氏出馬表明
2009.8.14 23:56
横浜市神奈川区の不動産賃貸業、山本浩一郎氏(57)が14日、衆院選神奈川3区から無所属で出馬すると表明した。山本氏は「財政健全化や年金の安定化などで、夢や希望、安心のある社会を作りたい」などと抱負を語った。
3区ではすでに、自民党前職の小此木八郎氏(44)、民主党新人の岡本英子氏(44)、共産党新人の古谷靖彦氏(37)、みんなの党新人の加藤正法氏(40)、幸福実現党の徳島正浩氏(44)が立候補を表明している。
3589
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 00:06:35
派手なの来ました!!
384 :無党派さん:2009/08/14(金) 23:33:26 ID:cVpebevx
真紀子と直紀が民主党入り。明日鳩山と会見して発表@N23
3590
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 00:08:38
>>3589
おおっ。
3591
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 00:13:15
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4209805.html
無所属の田中真紀子議員、民主党入りへ
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低 無所属の田中真紀子元外務大臣が、民主党に入党することになりました。
田中元外務大臣は国会では民主党と統一会派を組んでいますが、民主党関係者によりますと、15日に新潟入りする民主党の鳩山代表とともに会見し、正式に民主党への入党を発表します。
また、去年自民党を離党した夫の田中直紀参院議員も同じ会見に臨み、夫婦揃っての民主党入りとなります。
田中氏は、今回の衆院選で民主党から初めて推薦を受けることが決まっていましたが、これにより民主党公認となる見通しです。
田中氏は今週11日、「無所属では限界があり、自民党と民主党の2大政党の中で、何らかの対応を考えなければならない」と述べていました。(14日22:48)
3592
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 00:13:46
>>3588
なんか票が分散しそうな乱戦っぷりですねぇ。。
こんどはどんな方でしょうか??
>>3583
これどうなんでしょうかねぇ。。
> 「ミニ集会に息子さんや奥さんまで出てくるとは。選挙で奥さんの姿を見るのは20年ぶりかも…」。古くからの二階氏の支援者はこう話し、今までの選挙とは違う雰囲気を感じている。現役閣僚の二階氏は地元を留守にせざるをえない。“あるじ不在”の地元を預かるのは、二階氏の秘書を務める長男(44)と二男(37)、会社員の三男(31)、そして健康上の問題などから最近の選挙では表に出てこなかった二階氏の妻(68)だ。手分けして、ミニ集会に顔を出している。
ピンチに成った時だけ,名代送ってくるあざとさみたいなの感じて嫌な感じしかしないのに,地元の土建屋連中も実際仕事がないのに妻子が来ただけで有り難がって票献上するバカどもばかりではないでしょうに。
3593
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/15(土) 00:31:32
ちなみに1日前には、こういう記事がありました。
> 自民を離党し、民主支援を明らかにする田中直紀氏(新潟選挙区)は、民主会派入りの可能性も示唆する
> 田中氏は「公示までに立場を明確にしたい」と、民主会派入りに含みを持たせた。民主推薦を得た妻
> 真紀子氏に続き、参院選を民主候補として戦いたいのではないかと憶測されている。だが、民主県連は
> 参院選で独自候補の擁立を検討中で、慎重な構えだ
コイツに推薦されるのは大変だなあ。口ぶりも幸福実現党に似てるぞ。
> 「民主党に政権を任せたら大変なことになる」。渡辺氏は2日、新潟市内でマイクを握り、自公連立政権
> への支持を訴えた。自民の吉田六左エ門氏(1区)は「今日はいつになくうれしい」と表情をゆるめた。
参院選にらみ支持・支援
2009年08月14日
●渡辺氏「自公」、田中直氏「民」
18日公示の総選挙が迫る中、県関係の参院議員が活発な動きを見せている。来年7月の参院選を
にらんだものだ。民主党を離れ改革クラブを結成した渡辺秀央氏(比例)は、県内全6小選挙区で自民党
公認の立候補予定者を推薦。一方、自民を離党し、民主支援を明らかにする田中直紀氏(新潟選挙区)
は、民主会派入りの可能性も示唆する。
「民主党に政権を任せたら大変なことになる」。渡辺氏は2日、新潟市内でマイクを握り、自公連立政権
への支持を訴えた。自民の吉田六左エ門氏(1区)は「今日はいつになくうれしい」と表情をゆるめた。
渡辺氏は次期参院選について「衆院選が終わったら仏壇の前で考える」としながらも、「私はまだまだ
健在。やりますよ」。
ただ、渡辺氏は、地元の4区には入らなかった。自民の栗原洋志氏の父、博久元衆院議員とは自民
時代に対立。支持者の中には今も栗原氏への拒否感があり、しこりが残る。
一方の田中氏。先月末に聖籠町で開かれた民主新顔の黒岩宇洋氏(3区)の集会に駆け付け、「まず
家内(田中真紀子氏)の当選。次いで黒岩さんに当選してほしい」と語った。
田中氏は「公示までに立場を明確にしたい」と、民主会派入りに含みを持たせた。民主推薦を得た妻
真紀子氏に続き、参院選を民主候補として戦いたいのではないかと憶測されている。だが、民主県連は
参院選で独自候補の擁立を検討中で、慎重な構えだ。田中氏周辺は「(直紀氏は)総選挙の結果を見て
決断するはず」。(渋谷正章、奈良部健)
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000908140004
3594
:
神奈川三区の者
:2009/08/15(土) 00:45:56
>3588
2003年、2005年と2回出ている人かと思ったら名前が1文字違うんですよね…。
(山「下」浩一郎と山「本」浩一郎)
しかしどうやら年齢は同じみたいなので同一人物…なのでしょうか。
しかし、つくづく乱戦(殆ど野党分裂ですが)になりがちですねうちの選挙区は。
3595
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 00:59:41
>>3594-3595
泡沫っすかね。
橋下を<<はしもと>>と読むように山下を<<やまもと>>と訓んでたんでしょうかね。で,今回山本と変えた,とか。
第44回(05年)衆議院議員総選挙
当落 得票数 候補者 党派 歴
当 131,831 小此木八郎 自由民主党 前
76,625 加藤尚彦 民主党 前
21,810 大谷務 日本共産党 新
12,537 河野敏久 新党日本 新
5,007 山下浩一郎 無所属 新
第43回(03年)衆議院議員総選挙
当落 得票数 候補者 党派 歴
当 91,207 小此木八郎 自由民主党 前
比当 81,996 加藤尚彦 民主党 新
18,867 大谷務 日本共産党 新
10,158 和田茂 社会民主党 新
4,489 山下浩一郎 無所属 新
3596
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/15(土) 01:12:20
選挙戦中に木を見て森を見ない大臣だ。
入札見直し指示は選挙対策=国交相を批判−社民党首
社民党の福島瑞穂党首は14日、宮崎市で記者会見し、国土交通省が金子一義国交相の指示で、
道路工事の入札を地元業者の受注拡大につながる方式に見直すよう高速道路会社に要請していたこと
について「国交相が地元(業者)に受注を誘導するのは選挙対策だ」と批判した。その上で「権限を
私物化する自民党政治はもう終わりにしなければならない」と述べた。(2009/08/15-00:16)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081500004
3597
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 01:19:53
解散してから、毎日のようにニュースが・・・
せわしないっすねえ・・・
もう東国原のことなんて宮崎県民でさえ覚えていないのでは?
7/21 解散!!!
自民:神奈川9山内離党
自民:第一次公認発表
07/22 平沼:平沼グループ立ち上げ
その他:幸福実現党大川隆法を比例擁立
07/23 民主:神奈川4浅尾が離党・出馬報道
07/24 民主:東京11青木愛擁立
民主:群馬4三宅雪子擁立
07/25 その他:地元TV局世論調査で宮崎2区接線報道
07/26 その他:読売ボートマッチで盛り上がるw
07/27 その他:中田横浜市長が辞任 衆院選と同日選へ
07/28 その他:千葉6松本和巳が無所属国替え出馬を表明
07/29 自民:青森1津島ジュニア公募で選ばれる、
平沼:静岡7城内が真鍋を勝手にポスターに使用する
07/30 民主:神奈川8に横浜市議山崎誠氏を擁立
07/31 自民:栃木3に森山を刺客。福岡11武田公認など
08/01 民主:長野2下条交通事故に会う
08/02 民主:東京10造反組小林興起を比例下位に擁立
民主:秋田 高松県議を比例下位擁立
08/03 押尾学逮捕
08/04 みんな:渡辺新党の名前は「みんなの党」
ノリピー失踪
08/05 その他:秋田2川口出馬表明
08/05 みんな:佐賀3広津がみんなに参加
08/06 民主:石川沓掛に比例下位要請
平沼:松本和巳グループ入り
08/07 ★平和な一日
08/08 みんな:山内を栃木1に擁立か?
自民:栃木3森山出馬断念
ノリピー逮捕
08/09 その他:21世紀臨調自・民・公のマニフェストを採点
民主:岡山3に弁護士の西村啓聡擁立
08/10 自民:清水清一朗離党
08/11 その他:橋本大阪知事、中田前横浜市長ら民主支持を表明
その他:中日新聞情勢報道にて民主大幅有利
08/12 ★平和な一日
08/13 その他:幸福実現党全面撤退歩道でるも、一部のみ撤退に
その他:和子夫人 産経新聞に載るw
08/14 民主:田中真紀子・直紀入党へ
3598
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 01:51:51
>>3551
すんません,勘違いしてました。
公明が1の筈ないですよね。3の所を2しかとれず(その場合民主は12ではなく11)にと考えてましたが,参院選の結果を当てはめても自民が6に減る代わりに公明は3のままでした(その場合も民主11)。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/hirei00.html
#toukai
>>3596
もう,そういうのに批判的な連中の票は這入らないと割り切って自民土建屋に最後のばらまきで票買収っすね。
>>3597
因みに俺の誕生日は8/5っす♪
騒々しいニュースどもに囲まれて野次馬人生と人生夏休みを標榜する俺にとって大いに祝福された気分っす(*・∀・*)
3599
:
和子夫人
◆VVOQ3pMvHY
:2009/08/15(土) 02:00:26
>>3594-3595
同一人物のようです。産経の記事は誤植のようです。
衆院3区に無所属の山下氏出馬へ/神奈川
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908337/
衆院選の3区(横浜市鶴見・神奈川区)に、不動産賃貸業の山下浩一郎氏(57)が14日、無所属で立候補することを表明した。
山下氏は横浜市出身。日大卒業後、建設会社の社員を務めた。現在は不動産賃貸業や著述業などを営んでいる。山下氏は2003、05年の衆院選にも出馬した。
山下氏は「財政健全化や年金の安定化を図りたい」などと話している。
3600
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 08:17:41
群馬2区で駆け込み出馬した女性候補は泡沫化しつつあるようだな
石関当選は動かないだろう
3601
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 09:39:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090815-OYT8T00177.htm
比例単独候補に和嶋氏
民主発表「選挙区に弾みを」
民主党県連は14日、同党県連副会長の和嶋未希県議(37)を衆院選比例選東北ブロック(定数14)の比例単独候補として擁立すると発表した。和嶋氏は同日、酒田市内で立候補の記者会見を行った。
和嶋氏は「県議の議席が抜けるのは(影響が)大きいが、決断は県連の前進につながる。選挙区での全員当選に弾みをつけたい」と決意を述べた。当選した際は山形3区での活動を重視する考えを示し、農業政策を充実させる必要性を強調した。同席した近藤洋介党県連会長は「切り札を出した。1、2区でも政権交代への機運が高まるエンジンになる」と述べた。同党の舟山康江参院議員は、3区での社民党との選挙協力について「より強力な体制が築ければ」と期待感を示した。
(2009年8月15日 読売新聞)
3602
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 09:48:22
>>3577
>国民新党の綿貫民輔代表は東京都羽村市のJR小作駅で街頭に立つ。
東京25は案山子ではないってことか!?
■2005年選挙得票
1 井上信治 自由民主党 前 113,800 当選
2 島田久 民主党 前 66,008
3 鈴木拓也 日本共産党 新 19,954
■2003年選挙得票
1 井上信治 自由民主党 新 80,443 当選
2 島田久 民主党 新 71,151 比例区当選
3 鈴木拓也 日本共産党 新 15,381
4 池田正二 無所属 新 6,858
3603
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 09:50:59
>>3591-3593
http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY200908140353.html
田中真紀子氏と直紀氏、民主に入党へ
2009年8月15日3時2分
衆院新潟5区から立候補する田中真紀子元外相が民主党に入党する意向であることが14日、わかった。複数の党関係者が明らかにした。真紀子氏はいま無所属で、夫で無所属の直紀参院議員とともに、15日にも入党を表明する方向で調整中だ。夫婦ともかつて自民党に属したが、民主党が政権交代をめざす今回、完全にかじを切った。
真紀子氏は田中角栄元首相の長女で93年に衆院議員に初当選。自民党に入り小泉内閣で外相となったが、外務官僚と対立し02年に更迭された。公設秘書給与の流用疑惑で党員資格を2年間停止され、03年に離党。過去2回の選挙は無所属で推薦を受けずに当選したが、今回は初めて民主党から推薦を受けていた。
田中元首相に師事した小沢一郎代表代行と親しく、国会では03年から民主党系会派で活動。08年には衆院選後の与野党伯仲を想定して新党結成に意欲も示していたが、民主党の優勢が伝えられるなか入党に踏み切ったとみられる。
3604
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 09:52:25
12日時点でこんな報道もあったんですね
>閣僚ポストなんかより議員立法をやりたい
http://www.niigata-nippo.co.jp/09syuinsen/kiji/2009/08/post_38.html
田中真紀子氏が民主入り検討
衆院選で5区から出馬する前職の田中真紀子氏(無所属)=民主推薦=は11日、民主入りの可能性について「考えなければいけない」と述べ、今後検討する考えを明らかにした。同日、長岡市での事務所開きの後、報道陣の質問に答えた。
田中氏は、自民を離党後、法案骨子を作っても国会に提出できなかったとして、「無所属の限界で、できなかった面もかなりある。(6選を目指す)中堅なんだから実行しなきゃならない。閣僚ポストなんかより議員立法をやりたい」と語った。
田中氏は過去2回の衆院選では無所属で出馬しており、今回初めて民主からの推薦を受けた。
2009年08月12日
3605
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 09:53:53
県連は否定的
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009081502000144.html
前田氏、民主比例東海に擁立も マルチ商法問題で昨秋離党
2009年8月15日 朝刊
民主党が、18日公示の衆院選で、比例東海(定数21、愛知、岐阜、三重、静岡の4県)の単独候補としてマルチ商法(連鎖販売取引)の複数の企業から献金を受けた責任をとって昨年10月に離党した前田雄吉前衆院議員(49)=愛知県犬山市=の擁立を検討していることが分かった。
同党は前田氏を復党させ、比例名簿に登載する方向で検討。近く党本部が最終的な結論を出すとみられる。
前田氏は離党直後の愛知県庁での記者会見で衆院選の不出馬を明言し「日本を変える大きな戦いの前に自分のことで迷惑をかけてはいけない」と説明。当時の小沢一郎代表も記者会見で「前田氏は次期衆院選に立候補しない」と話していた。
民主党が今回、一転して前田氏の擁立に動いた背景には、公示直前の各種世論調査で党への支持率が高いことから、民主王国・愛知を抱える比例東海では「単独候補を擁立しないと比例の当選者が足りなくなる」との強気の見方がある。加えて党本部では、党のイメージダウン回避のために早期に離党した形となった前田氏への「同情論が根強い」(党関係者)という。
民主党愛知県連は、米国在住で名古屋市港区出身の眼科医の男性(34)を比例単独候補に推薦することを決め、党本部も了承した。県連内では、これまでにも前田氏推薦の動きが浮上したが、一部から異論が出たため見送った経緯がある。
前田氏は1984年に慶応大を卒業。松下政経塾出身で、2000年に衆院選愛知6区で初当選。これまで当選3回で、小沢代表代行を支持する党内グループ「一新会」の事務局長も務めていた。
県連の杉岡和明幹事長は「比例名簿に載せる決定権は党本部にあるが、前田氏のことは聞いておらず、擁立はありえないと思っている。事実なら、地元県連としては承服しかねる」と話している。
3606
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 09:55:16
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090813/tky0908132240010-n1.htm
【’09衆院選・注目区を歩く・22区】募る危機感、“党”の色薄め、自民
2009.8.13 22:39
「自民党への批判は非常に強い。しかし、伊藤達也を応援したから日本政治が変わっていく、そういう政治を実現したい」
3日夜、調布市たづくり・くすのきホールで行われた総決起大会で、集まった約600人を前に自民前職・伊藤達也氏が声を張り上げた。
だが、陣営の選対幹部は4年前の郵政選挙と違う空気を感じている。前回は伊藤氏が民主元職・山花郁夫氏に5万票近くの大差をつけて圧勝した。今回も山花氏との事実上の一騎打ちの様相だが、「大逆風の選挙戦。当選は非常に厳しい。いい知恵があったら教えてほしい」と選対幹部が漏らすほど、危機感が充満している。
総決起大会には石破茂農水相が駆けつけ、「何とか伊藤さんを当選させて、日本の政治を立ち直らせてほしい」と訴えた。が、陣営はこの3日の集会を最後に、大がかりな集会や閣僚など大物の応援演説は予定していないという。
その意図について、伊藤氏の政策秘書を務める山中真喜子氏は率直に語った。「今度は比例復活当選はないと思う。自民党という色を消して、本人の政治家としての魅力を分かってもらう努力をする以外にない。本人を前面に出したい」
伊藤氏陣営にここまで強い危機感を抱かせたのは、7月の都議選での敗北だった。
22区は三鷹、調布、狛江、稲城の4市にまたがるが、都議選で民主党候補はこの4市で計約11万票を獲得し、自民党候補は合わせて約7万票。4万票もの差を付けられたのだ。
◇
「国民は都議選を衆院選の前哨戦と位置づけた。当時のすさまじい民主への反響は今も変わらない。圧倒的な得票で自民の比例復活を阻止したい」
こう話すのは、山花陣営の選対本部長代理を務める狛江市議の正木清氏だ。
正木氏がここまで強気なのは、前々回、山花氏が小差で伊藤氏を破った実績と、山花氏が浪人中の4年間、選挙区の有権者回りに徹し、父の山花貞夫元社会党委員長から受け継いだ後援会を固めてきたという自負があるからだ。
山花陣営にとって唯一の懸念材料は世襲への批判だ。伊藤氏は世襲批判を前面に出していないが、6日夜に開かれた山花氏の総決起大会に応援に駆けつけた大河原雅子参院議員は「世襲の批判も聞こえる。でも山花は、自民党と対(たい)峙(じ)してきたDNAを引き継いでいる」と、むしろ“血筋”をセールスポイントにした。
山花氏は大会で「8月30日、新しい日本の歴史の1ページにしたい」と自信を示し、「自民党の比例復活は絶対させない」と強気だ。
共産新人・吉岡正史氏は自公政治に代わる「国民が主人公の政治の実現に努めたい」と連日街頭に立って訴えている。
幸福・辻村智子氏は消費税ゼロを訴えるなどの活動を展開している。(村上新太郎)
3607
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 09:56:08
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090814/tky0908142355020-n1.htm
【09衆院選・注目区を歩く(5)・12区】民主刺客登場で混迷 (1/2ページ)
2009.8.14 23:54
「定額給付金、高速道路料金の引き下げ、住宅ローン減税、家電製品のエコポイント…。推進力となったのは私たち公明党です」
北区のJR王子駅前。集まった支援者らを前にひたすら実績をアピールする公明・太田昭宏氏。「選挙は政策論争。実行力と実現力を強調していく」。党関係者はこう話す。
党代表の太田氏が12区で選挙をするのは3回目だ。祭りでみこしを担いだり、駅頭やバス停で朝立ちをしたり…。地元関係者が「小さな町内会の集会にもよく顔を出している」と驚くほど、「どぶ板活動」に精を出している。
「毎回が背水の陣。党首といえども、1つ1つの積み重ねだ」。陣営はこう繰り返すが、民主への追い風による危機感は前回以上に大きい。北区では4年前の都議選で自公票は民主を約2万票上回っていたのに、今回は逆転された。代表の落選だけは防ごうと、一時は公明が禁じ手にしている比例代表との重複立候補も検討された。
連立与党を組む自民は今月、北区内に太田氏支援の拠点を構え、地元の都議や区議らが活動を開始。しかし、都議選の一部選挙区で票を奪い合った後遺症も残り、地元の一部には公明への反感もある。これらをどう解消するかが鍵を握りそうだ。
◇
「覚悟を持ってきました。全身全霊でやります」。駅前で民主・青木愛氏がこう声を張り上げると、男性サラリーマンらが駆け寄り、「頑張って」と声援が飛ぶ。かつて深夜番組のリポーターを務めた元タレントの人気は健在だ。
「相手は公明党党首で大変厳しいが、政権交代を実現するために私で役に立てればと決意した」
青木氏がこう出馬表明した翌日の7月25日、JR王子駅周辺など選挙区内の景色が一変した。民家や店舗の壁という壁に、青木氏と小沢一郎代表代行との二連ポスターが張り出されたのだ。「100人以上で3千枚を一気に張った」と明かす陣営。民主空白区だった12区の有権者に候補者デビューを鮮烈に印象づけた。
現在、12区の都議や区議の後援会を足がかりにあいさつ回りを行いながら、街頭演説をこなしている。朝夕の駅頭、細い路地での辻立ち、商店街での練り歩き…。「人に会う機会を作るには出ていくしかない。やれることはそれだけ」。選挙事務所で陣頭指揮をとる小沢氏の秘書はこう話す。
12区を地盤とし、今回は比例北海道ブロックで出馬する新党大地・八代英太氏も支援に回る。郵政造反し無所属で出馬した前回も4万票以上を得ており、票の行方が勝敗を左右する可能性もある。
◇
共産・池内沙織氏は、選挙区内に約2万2千戸ある都営住宅を“主戦場”と定め、公明支持層の切り崩しを図ってきたが、民主の参入で状況は変わった。陣営は「二大政党制では外交や安全保障問題では政策が重なる。これは譲れない」と党の独自政策を訴える。
幸福・饗庭直道氏も知名度アップを目指して活動している。(安岡一成)
=おわり
3608
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:05:56
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000700908140001
変化の底流 09政治決戦
共産・社民「新政権で役割」
2009年08月14日
「小選挙区は定数1。そこでは自民党、公明党に政権から退場してもらう1票を投じてください」。柏駅東口前で7日、街頭活動に立った柏市の共産市議が呼びかけた。
共産党は、柏市(旧沼南町を除く)と我孫子市からなる千葉8区で、新顔で元県議の加藤英雄氏(56)を比例重複で擁立する。
だが、この市議は「国民は政権交代を望んでいる。複雑な思いはあるが、民主中心の政権になるという前提で、共産党の『建設的野党』の役割を訴え、比例票を伸ばしたい」と話す。
同選挙区の主な立候補予定者は、加藤氏のほかに、自民前職の桜田義孝氏(59)、民主元職の松崎公昭氏(65)がいる。
□ □
共産党は、小選挙区制が実施された96年の衆院選から前回05年まで、県内の全選挙区に候補者を立てて戦った。だが、前回は13人全員、得票率が10%に届かず、供託金を没収された。
今回は、都市部が中心となる1、2、4、6、8区に絞って候補者を立て、比例に力を集中させる戦術だ。同党の浮揚幸裕県委員長は「小選挙区の候補者も『自分よりも比例を』というぐらいのつもりで取り組む」と話す。
比例では、前回の約1・5倍となる30万票が目標。南関東ブロックで、志位和夫委員長の議席に加えて、もう1議席の獲得を目指している。しかし、都議選などを踏まえ、「民主への激しい票の集中が起きている」とし、「(志位委員長の)1議席すら失いかねない」と危機感を強める。
□ □
二大政党の戦いの中で埋没を懸念するのは、社民党も同様だ。
「民主が一人勝ちしてもまっとうな政権にならない。社民党がなければ、『クリープのないコーヒー』か『ハムの入っていないハムサンドイッチ』みたいになる」
2日、社民新顔の上田恵子氏(41)の応援で千葉7区に入った福島瑞穂党首が、流山市内の街頭で訴えた。
上田氏は県内小選挙区で唯一の社民公認。南関東ブロックの比例名簿では、神奈川12区の前職、阿部知子氏とともに1位で搭載される。同ブロックで「2議席以上」が目標だ。
上田氏は昨年9月、民主前職の内山晃氏(55)、自民新顔の斎藤健氏(50)が主な立候補予定者として名乗りを上げた中に割り入る形で、立候補を表明。県内で民主党との選挙協力の話はなく、選対委員長の小宮清子県議は「13選挙区の中で戦える態勢が組めるのは、旧社会党支持者の残る7区だった」と説明する。
憲法9条擁護など平和問題の強調で、同選挙区で擁立を見送った共産票の取り込みにも期待をかける。
3609
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:06:34
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000700908130001
変化の底流 09政治決戦
「非自民」動く新党
2009年08月13日
のぼりを立て、街頭で新党をPRする立候補予定者ら=浦安市内
「市長選でいただいた票は改革したいという市民の声でした。でも、『相乗り』をした船橋の民主に望みを持てますか」。総選挙の公示まで10日を切った9日、野屋敷いとこ氏(58)が新政党「みんなの党」公認候補として千葉4区に参戦することを街頭で表明した。
6月の船橋市長選では無所属で立候補し、自民、公明両党と民主支部からの推薦を受け、4選を目指した藤代孝七市長に4653票差まで詰め寄った。
同じ9日、同選挙区から立候補する予定の民主前職の野田佳彦氏(52)を支援する集会で、田中明県議が「自・民でない第三極で、『野田憎し』の候補が出てきた。私は危険な存在と思っている」と、野屋敷氏の立候補表明を報告した。
同選挙区の主な立候補予定者は野屋敷、野田両氏、自民前職の藤田幹雄氏(40)、共産新顔の斉藤和子氏(34)。その中で、野屋敷陣営は「戦う相手は民主」とする。だが「市長選が自・民対決になっていたら、出ることはなかっただろう」とも明かす。
□ □
4月、「3期まで」と発言しながら立候補表明した藤代市長に対し、野屋敷氏らが最初に始めたのは「民主党・野田先生! 市長候補を出してください!」という看板を持って街頭に立つことだった。
結局、5月に自ら立候補を決意し、民主県連に推薦を依頼したところ、第4区総支部長の野田氏自身から「残念ながら推薦できません」とする断りの電話とファクスが入ったという。民主を離れて相談に向かったのが、渡辺喜美前衆院議員らの政策集団「日本の夜明け」だった。新党結成で「特に地域主権と公務員改革を掲げ、非自民勢力の真の受け皿になりたい」という。
一方、「藤代市政に問題はない」と支部推薦に踏み切った野田氏の決断は、支援者をも悩ませた。
23年前、県議に初挑戦する野田氏がスーパーの駐車場で演説する姿を見てからずっと応援してきたという60代の主婦は「今も納得できない」と憤る。「自前の候補も立てずに相乗りとは、二大政党にほど遠い」と厳しい。
10日、野田氏はJR津田沼駅と船橋駅前で蓮舫参院議員と、「史上初めて第一党が入れ替わるかもしれない」と力を込めた。耳を傾けていた40代の会社員の男性は「市長選の時は野田さんも人間だからいろいろあったのか。政権交代に向け、国政では頑張ってほしい」。60代の無職の男性は「選挙区でだれに投票するべきか、まだ決められない」。
□ □
JR市川駅前で8日、千葉5区でみんなの党から立候補予定の元職田中甲氏(52)が街頭演説を行った。「ようやく党を立ち上げた。みんなの要望、意見を聞いて改革政党になっていきたい」
衆院議員を3期10年務めた田中氏も、主な立候補予定者として、自民前職の薗浦健太郎氏(37)、民主元職の村越祐民氏(35)らがいる同選挙区で、苦戦が予想される。
半年待った政党公認を得て「自・民のばらまき合戦のようなマニフェストに判断しかねている人は多いはず。既成政党にない覚悟を訴えていきたい」と意気込む。
3610
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:07:02
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090815000000000008.htm
雇用、新産業対策に期待 県内50社経営者調査
08/15 07:57
県内企業の経営者の半数が麻生政権の経済対策を評価せず、30日投開票の衆院選を経て誕生する次期政権には雇用対策や新産業育成などを期待していることが、静岡新聞社が14日までにまとめたアンケート調査で明らかになった。政権交代については必要ないとの見方が、民主党中心の政権に交代すべきとの意見をやや上回った。
調査は衆議院が解散された7月下旬から8月上旬にかけ、県内に本社や主要生産拠点を置く企業の経営トップ50人を対象に実施した。幅広い意見を反映するため、主要企業だけでなく、中小企業の経営者にも回答を求めた。
麻生太郎首相が効果を強調する昨秋以降の経済対策に関しては、「あまり評価できない」40%と「まったく評価できない」12%で過半数を占め、「ある程度評価する」は44%、「大いに評価する」は1人もいなかった。
麻生首相が衆議院の解散を決めた時期は回答した9割が「もっと早く解散すべきだった」とし、「適切」は1割にとどまった。
大きな争点になっている政権選択については「民主党中心の政権に交代すべき」の30%に対し、「政権交代の必要はない」が38%だった。ただ、残りの32%は態度を明らかにしなかった。
次期政権に期待する経済対策を複数回答で聞いたところ、景気底打ち後も深刻化している「雇用対策」が28社で最多。以下、「環境など新産業育成」27社、「法人減税」20社、「中小企業対策」17社などが続いた。
消費税は9割以上が引き上げが必要との考えを示し、望ましい水準は「10%」と「8%」が多かった。
3611
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:07:08
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000700908120001
変化の底流 09政治決戦
風向き変わり必死
2009年08月12日
夕方の駅立ちを終えて、手伝いに来た支援者らをねぎらう立候補予定者(左)=八千代市内
「政務官として、空挺(くう・てい)部隊のみなさんがイラクで活動した際にお手伝いさせていただいた」。千葉2区から立候補する予定の自民前職、山中〓子氏(63)が1日、陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市)の夏祭りに来賓で招かれ、あいさつした。
内閣の一員として、自衛隊との一体感を強調し、「国民を守ることが共通の役割」と訴えた。
前回05年、山中氏は公示の2週間前に自民から打診を受けて立候補した。北海道出身の山中氏は、夫の親類が選挙区内に住んでいるほかは地元と結びつきのない、いわゆる落下傘候補だった。
この日、山中氏のあいさつは、来賓の一人として同席した千葉4区から立候補予定の民主前職野田佳彦氏(52)が地元出身をアピールしていたのと対照的だった。
□ □
千葉2区の主な立候補予定者は、山中氏のほか、民主新顔の黒田雄氏(50)、共産新顔の小倉忠平氏(48)。県議4期目の黒田氏は2年前に公認内定を得てから、自転車で選挙区内をくまなく回ってきた。小倉氏は前回と選挙区を変えての挑戦となる。
00年と03年の衆院選は、自民の地元出身候補が、民主の官僚出身の落下傘候補に連敗した。
だが05年、山中氏は「小泉ブーム」の追い風に乗り、民主候補に1万票以上の差をつけて当選。山中氏陣営の選挙対策事務局長を務めた松戸敏雄・千葉市議は「訴えや運動よりも、追い風こそ勝因」と振り返る。
山中氏の主な専門分野は外交。06年夏に日本漁船がロシア国境警備局に拿捕(だ・ほ)された際には、外務政務官として乗組員の解放に力を注いだ。
「地元にいなかったタイプの議員。世界中に目を向けるようになった」「道路や橋の整備は、県議や市議に頑張ってもらえばいい」。支援者からはこんな声が聞かれる。山中氏も定期的にミニ集会を開き、「握手やあいさつだけでなく、政策で判断してもらうような政治風土にしていきたい」と理想像を描く。
だが今回は「自民というだけで話を聞いてもらえないこともある」という逆風。公示を目前にして、夏祭りや老人クラブの会合、草野球大会などにこまめに顔を出す。
「時間は前回よりある。一人でも多くの人と会って支持を得たい」と必死だ。
□ □
「自民の国会議員です。まだまだ勉強して育ちます」
船橋市北部の新京成線・二和向台駅前で8日、千葉4区から立候補する予定の自民前職藤田幹雄氏(40)が事務所から自転車で乗りつけ、汗だくの姿で買い物客らに握手を求めた。
同選挙区の主な立候補予定者は、野田氏、藤田氏、共産新顔の斉藤和子氏(34)、みんなの党新顔の野屋敷いと子氏(58)。
前回、藤田氏は自民の公募に応じて公示8日前に立候補が決まった。サラリーマン出身で政治経験はなかったが、野田氏に944票差に迫り、比例区で復活当選を果たした。
逆風の今回、陣営から「また比例復活で構わない」との声も上がる。
3612
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:07:36
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000700908110001
変化の底流 09政治決戦
保守中核「自民離れ」
2009年08月11日
6月に開かれた、千葉11区の立候補予定者の演説会に集まった聴衆=一宮町
「この場を作っていただいた組合の方に感謝したい」
千葉11区から立候補を予定している民主新顔の金子健一氏(51)は4日、いすみ市の大原漁港にある夷隅東部漁業協同組合の事務所前で演説を行い、こう頭を下げた。
聴衆は約60人。漁協の関係者に交じって、市議も何人かいた。漁協からは特定の政党を支援して欲しいという依頼などはない。今回も自主投票だが、保守の強い地元で、漁協関係者の間でも、自民支持が当たり前だった。
□ □
この演説会実現のため、積極的に動いた一人が、同漁港で遊漁船を運航する涛川長弘さん(55)だ。ずっと自民を支持してきたが、今回、金子氏のポスターを張り、漁港周辺や市外の知人らに紹介して歩いている。今では漁協関係者や知人ら約30人が涛川さんを手伝う。「表だってはできないが」「ポスターは張れないけれど」など温度差はあるが、活動は徐々に広がりつつある。
涛川さんの営む遊漁船での沖釣りは、1日あたり釣り客4、5人を乗せれば、経費をまかなえる。だが、不景気で釣り客が減り、赤字が続く。
漁協の仲間でも、ここ数年で、4、5隻の漁船が廃業した。地元で取れる伊勢エビはバブル期のピーク時は1キロ1万円以上で取引されたが、最近は2分の1から3分の1の値に落ち込んでいる。
地元の商店街も衰退の一途だ。若者らが市外に出て空き家が目につくようになった。夏休みにもかかわらず、観光客や海水浴客は少ない。
「生活は向上せず、一部を除いてむしろ悪化した」という涛川さんは、閉塞(へい・そく)した状況から抜け出したいと願う。
□ □
保守層の中核だった人たちの「自民離れ」は、同選挙区の農業関係者や建設業者にも見られる。
金子氏の陣営によると、JA山武郡市の役員らから応援してもらっている、という。
県内JAでつくる県農政推進協議会は昨年10月、全13小選挙区で自民の立候補予定者と政策協定を結び、推薦を決めた。だが同協議会は「活動や支援の仕方は各JAに任せており、それぞれのJAがどのように支援しているかは把握していない」とする。
金子氏の陣営によると、JA山武郡市も、理事会で金子氏への支援を決定しているわけではないが、幹部が金子氏を連れて支援を呼びかけているという。関係者からは「政権が変わらないと今の官僚主導の農政も変わらない」との声が聞かれる、という。
県建設業協会は県内に14支部を持つ。同選挙区では、少なからぬ建設業者が今回、自民と一歩距離を置いている。
東金市を中心に営業している70代の建設業者は「景気回復につながるのは公共工事しかない。バブル時代に比べて10分の1になった公共工事を増やして欲しい」と期待する。
年商は最盛期の4分の1になり、従業員も半減した。民間会社の工事を受注してしのいでいる。「金額が安くて十分な利益を出せないが、社員も下請け業者もいるから、必死に歯を食いしばって仕事をしている」とこぼす。
こうした「自民離れ」に対して、同選挙区の自民前職森英介氏(60)の陣営は「今までご支援頂いたところに頂けないのは、残念なこと。これまでの活動を訴えながら支援を求めていく」とする。
3613
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:09:15
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090815t31001.htm
民主順風強すぎ? 牙城岩手、熱気なし
衆院選(18日公示、30日投票)を目前に、小沢一郎民主党代表代行の地元・岩手県で「民主王国」ならではの現象が起きている。2区を除く3選挙区が異常なほど盛り上がりに欠けている。いずれも前回2005年の「郵政選挙」で、民主が逆風をはね返した。自民党の巻き返しが焦点になるはずが、民主陣営は「差をどうつけるか、勝ち方が問題」と余裕の表情。自民陣営からは「この逆風は厳しすぎる」との声さえ漏れる。
小沢氏が出馬する4区。自民は小沢氏の元秘書で元議員の高橋嘉信氏を擁立し、「師弟対決」が脚光を浴びるとみられてきた。
奥州市で9日にあった高橋氏の総決起集会。細田博之幹事長も駆け付けた会場に集まったのは約700人。1400人の動員を目標に開放した2階席は空席が目立った。
それでも陣営の関係者は「500人でもいいと思っていた。何とか格好をつけられた」と胸をなで下ろす。
小沢氏陣営は「淡々と支持固めをこなすだけ」。活動はようやく熱を帯びてきたが、「どうせなら(民主新人が自民前議員に挑み)戦いがいのある2区の応援に行きたいよ」と冗談めかす県連関係者もいる。
自民関係者は自嘲(じちょう)を込めて語る。「世の中は政権交代ムードで、高まるのは厭戦(えんせん)気分ばかり。選挙の中心になるべき人間が熱くなっていない」
盛り上がらないのは3区も同じ。「名簿集めなどで無理はしない」と民主前議員の黄川田徹氏陣営。自民新人の橋本英教氏サイドは「民主の政策を批判しても相手から反論もない」とぼやく。
有権者の反応もいまひとつだ。1区の大票田・盛岡市で10日にあった公開討論会。5人の立候補予定者全員が出席したが、参加者は定員(600人)の3分の1にとどまり、主催者や陣営関係者の方が目立った。
「全県制覇」をもくろむ民主は空白区の2区に参院議員や県議らを集中して投入、自民も2区の議席を死守しようと対抗している。ある陣営は「両党の極端な態勢が2区以外の選挙結果を見越しているようで、有権者もそれを敏感に感じ取っているのでは」と明かす。
1、4区で新人を擁立する共産、社民の両党がはなから比例に力点を置いていることも、盛り上がり不足に拍車を掛けているようだ。
◎独自公約集を発表/自民岩手県連
衆院選を控え、自民党岩手県連は14日、県政の重点施策をまとめたローカルマニフェスト(公約集)「岩手を守るための約束2009」を発表した。
党のマニフェスト(政権公約)に沿い、県政課題に対する県連方針を示した。
「安心」「活力」「責任」の3項目をテーマに、ドクターヘリ導入や県事業への市町村負担金の見直し、地方公務員の天下り解消などを挙げた。
党本部に働き掛ける「主張」として、農業政策の転換などを訴える県内4小選挙区の地域要望も列挙した。
県連の公約集は過去2回の統一地方選で作成しているが、衆院選前は今回が初めて。党のマニフェストと異なり、不特定多数に配布できないため、県連ホームページや機関誌を通じて広める。
県連の千葉伝幹事長は「衆院選や次期統一選に向け、県連の施策をPRしたい」と話した。
3614
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:10:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090815-OYT8T00062.htm
河合議員・国民新支持 自民、対応分かれる
3区の分裂避ける狙い
自民党の河合常則・参院議員(富山選挙区)が、衆院比例選で国民新党支持を明言した問題をめぐり、自民党では、県連が処分を先送りしたうえ、小選挙区によって対応が分かれている。富山2区が応援演説の拒否を決める一方、河合氏の支持基盤である3区では、批判が影を潜める。河合氏には、比例選に移った綿貫民輔・国民新党代表と行動を共にする思いがあり、自民党側には、3区で綿貫氏や河合氏の個人票を取り込むため、分裂を避けたいとの狙いも透けて見える。
「今後は、河合氏に応援演説を依頼しません。何か意見はありますか」
9日午前、富山2区で立候補予定の宮腰光寛氏(58)(自民)の選対会議。選対本部長の鹿熊正一県議は、各支部長ら幹部約60人を前にこう切り出し、同意を求めた。うなずきながら聞く出席者から反論はなく、河合氏への演説拒否があっさり決まった。
批判の急先鋒(せんぽう)に立つ2区に比べ、3区の事情は複雑だ。3区の争点は、綿貫氏が前回選挙で12万票を集めた個人票の行方。比例選に移った綿貫氏を応援する河合氏に対し、批判を強めることは、「大きな票を失いかねない」(県西部地区の県議)との警戒感も強い。1区でも、綿貫氏とつながりの深い大物の市議OBがおり、「表立って河合氏を批判しにくい」との声が出ている。
河合氏を巡っては、衆院解散前から、比例選で国民新党寄りの発言をしているとの情報が流れ、自民党県連内で処分を求める声が次第に高まっていた。7月31日には、河合氏は読売新聞の取材に「恩を受けている人にお返ししたい」と国民新党支持を明言した。
2004年参院選で初当選した河合氏は、綿貫氏と同じ南砺市出身で、県議時代からの直系。05年の通常国会で郵政民営化法案に反対し、直後の衆院選で綿貫氏の選対幹部を務め、党から役職停止1年の処分を受けた。昨秋、衆院解散が浮上した際も綿貫氏の支援に回り、離党届を提出する意向を示したこともある。綿貫氏と河合氏について、ある県議は「兄弟のようなもの」とつぶやく。
ただ、県連は今月3日の党常任総務会で、「公党としての筋を通すべきだ」との批判を踏まえながらも、処分は決めず、「それぞれの選挙区事情もあり、協議中」として先送りした。坂田光文幹事長は「一般党員には分かりにくい構図だが、それぞれの立場を重んじながら進めていく」と複雑な胸の内を明かす。
2区選対幹部の一人は、「衆院が解散した今、自民党の県選出の現職国会議員は河合氏しかいない。河合氏の行動は、自民離れを招くだけ」と憤る。
来年夏に河合氏が改選期を迎える。ひとまず先送りされた「河合問題」が衆院選後、再燃するのは必至だ。
(2009年8月15日 読売新聞)
3615
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:10:19
>>3603-3604
直紀は入党要請の段階?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009081502000090.html
田中真紀子氏公認へ 民主 新潟5区 直紀氏にも入党要請
2009年8月15日 朝刊
民主党が十八日公示の衆院選で、田中真紀子元外相(65)を公認候補として新潟5区から擁立する方向で調整を進めていることが十四日、分かった。鳩山由紀夫代表が十五日、地元の新潟県長岡市に田中氏を訪ね、最終決定する見通しだ。
田中氏は衆院解散前は無所属で、民主党会派に所属。父の故・田中角栄元首相の直系とされる小沢一郎代表代行と近い関係にある。
民主党は、田中氏の夫で昨秋に自民党を離党した直紀参院議員(69)にも入党を働き掛けている。
真紀子氏は一九九三年に初当選後、自民党に入党。翌年に村山内閣の科学技術庁長官として初入閣。二〇〇一年には小泉内閣の外相に就任したが、翌年に更迭された。その後、秘書給与流用問題で議員辞職し、〇三年に無所属で返り咲いた。
3616
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:11:40
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009081430_all.html
中川秀“四面楚歌”地元でも敵だらけ「民主の波に…」
“戦犯”イメージ、首長選のしこり
8・30総選挙で「麻生降ろし」の急先鋒だった自民党の中川秀直元幹事長(65)が地元、広島4区で厳しい戦いを強いられている。自民党の迷走ぶりを印象づけた麻生降ろしは結局、民主党を勢いづかせ、その“戦犯”イメージに加え、地元首長選のしこりも残る。頼みの保守層もまとめ切れず、まさに四面楚歌の状態なのだ。
「大変ですよ。民主党の波に飲み込まれそう」
衆院解散以来、地元に張り付き、支持者回りに奔走する中川氏。1日、選挙区内にある大手電機メーカー、シャープの工場(東広島市)内で開いた夏祭りに姿を見せ、夕刊フジの直撃にこう本音を吐露した。
約1万人でにぎわう会場では、同社取引先の関係者らが集まる来賓席へ直行し、ビールを飲みながら談笑。あいさつも1分ほどで終え、来賓席の数人と握手を交わすと、出店ものぞかず早々と会場を後にした。中川氏が会場を去った後、対立候補で民主党新人の空本誠喜氏(45)が訪問。組合員に連れられて会場を練り歩き、丹念にあいさつ回り。中川氏とは対照的だった。
これに、中川氏と親交が深い元市議は苦虫をかみつぶすように言い放った。「中川さんは国政に必要だが、ここの住民は田舎の人間。中川さんに握手してもろうたとなれば、感激してファンになるのに…。来賓と飲んでいる場合じゃない」
広島4区は自民党が長年、議席を確保。中川氏も当選9回を数えるが、今回は党への逆風に加え、麻生降ろしによるイメージダウンも響き、団地の夏祭りやミニ集会に足を運ぶ「どぶ板選挙」を展開している。県政関係者は「前回総選挙で他陣営の応援に奔走していた選挙戦とは、一変した」といい、危機感がうかがえる。
中川氏の苦境は、2006年の東広島市長選でのしこりも影を落としている。次男の俊直氏が立候補し、現市長の藏田義雄氏と一騎打ちとなったが、1万票超の大差で完敗した。自民党関係者が語る。
「元県議の藏田市長は過去2回の総選挙で中川氏の選対責任者を務めた。父親も中選挙区時代から中川氏の選挙を支えた人。そんなところに俊直氏が出て、『恩をあだで返すつもりか』と非難が相次いだ」
それだけに、今回は中川陣営が夏祭りなどを回ると、「『お前んとこは呼んでなかろう』『何しに来た』と秘書にかみつく人もいる」(地元事情通)というほどだ。
まさに敵だらけの中川氏だが、前回総選挙では11万票を獲得し、空本氏を4万票以上引き離した。しかし、今回は共産党が候補擁立を見送り、「共産票」が空本氏に回る可能性が高い。崖っぷちの中川氏に、反転攻勢の秘策はあるのか−。
3617
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:18:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090815-OYT8T00244.htm
各党かく戦う〜09衆院選鹿児島
18日に公示される衆院選。各政党の政権公約(マニフェスト)が出そろい、論争も熱気を帯びている。各党はどのように戦うのか、県組織の幹部に意気込みや目標を聞いた。
自民党県連 小幡兼興幹事長
民主の政治資金問題や、これまでのマニフェスト論争を通じ、自民への逆風が和らぎつつある。民主が主張する自由貿易協定(FTA)締結や暫定税率撤廃の問題点を厳しく指摘し、地域の実情を把握して適切な施策をとれる自民の強みを訴え、挙党態勢で小選挙区5人全員の当選を果たす。
民主党県連 青木寛幹事長
候補者を擁立、推薦した全選挙区で勝利するのが最大の目標。自らの政策をしっかり訴えると同時に、自民のマニフェストの足りない部分や間違っている部分の批判も展開したい。比例選では九州ブロックで最低10議席獲得し、県内では過去最高の45万票以上の得票を目指している。
公明党県本部 成尾信春代表
自公パートナー宣言の締結や、昨秋以降の長い準備期間を考えると、比例公明を訴えるには最高の環境にある。民主の政策の不完全さを追及しながら、定額給付金などを実現した与党としての実績も訴える。比例九州ブロックの4候補の全員当選を目標に、県内で15万票を獲得したい。
共産党県委員会選対本部 槐島奉文事務局長
政権交代後の政治の推進役、歯止め役として、期待が高まっている。党への理解も広がっており、7月の曽於市長選で、公認候補が4割を超える票を得たことからも明らかだ。従来通り、比例重視の戦いを進めており、県内目標は5万7000票。過去の実績から無理な数字ではない。
社民党県連合 北森孝男幹事長
小選挙区には候補者を擁立していないが、県連合として4区の民主候補を推薦している。比例選では県教職員組合や、自治労の一部と選挙協力し、7万票獲得を目指す。選挙戦では、川内原発3号機の増設反対や、憲法改正問題などで歯止めをかける党の役割を訴え、与野党逆転を果たす戦いをしたい。
国民新党県支部 吉原範雄幹事長
鹿児島3区の公認候補の当選が最優先。後援会、郵政政策研究会、連合の協力態勢も固い。当選ラインと見ている10万票以上の得票が目標。選挙戦最大の争点は地方再生。郵政民営化の見直しを第一に、経済・雇用対策や税制改革などを訴え、疲弊する地方に活気を取り戻すことを訴える。
幸福実現党県本部 川田純一代表
目指すのは「真の保守党」の確立。まだ党としての実績がないので、政策を丁寧に説明し、有権者の認知度を高めたい。私たちの訴える景気対策や国防、教育などの政策で、自民や民主に刺激を与えることも目的。議席や得票に目標は設けていないが、全選挙区で勝つつもりで戦う。
(2009年8月15日 読売新聞)
3618
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:20:39
>>3248
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090815-OYT8T00245.htm
1区・宮路氏立候補を断念
衆院選鹿児島1区に無所属での立候補を表明していた元政府系金融機関職員・宮路静夫氏(58)が14日、出馬を断念する意向を明らかにした。
宮路氏は「政権選択が焦点となる中、無所属候補として有権者に理解してもらうことは困難と判断した」と話した。
(2009年8月15日 読売新聞)
3619
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:21:24
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090814t61003.htm
得票率全国一へ照準 固い地盤誇る民主 福島3区
固い地盤を誇る民主党の前議員玄葉光一郎氏に、5区からの「国替え」で自民党前議員吉野正芳氏が挑む福島3区。前哨戦の熱気が高まる中で、玄葉陣営は「全国一の得票率」を狙う。「政権交代が実現すれば閣僚、将来は首相候補にも」との期待を集める玄葉氏。人気の高さだけでなく、「力強さに欠ける」(地元首長)とのイメージをぬぐい去るためにも、正念場の選挙になりそうだ。
「ここは双里(そうり=地区名)の会館です。女性の考えを反映し、愛のある政治をつくってほしい」
福島県石川町で2日、玄葉氏の女性後援会の設立総会が開かれた。女性支持者が地名を総理に引っ掛けて冗談めかすと、玄葉氏は照れ笑いを浮かべた。
玄葉氏は愛読書の山本周五郎「ながい坂」を引用した。「山の頂に登る道は二つある。一足飛びに登るのに対し、一歩一歩踏みしめる道は自信が違う。今は5合目か6合目」と話し、「子どもに『教科書に載った歴史的な選挙に参加した』と言ってもらえるよう、支援をお願いする」と結んだ。
前回68%上位に
党幹事長代理などを歴任し、衆院議運筆頭理事も務めた。民主が政権を担えば、故鈴木善幸氏以来、首相が誕生していない東北の首相候補のフロントランナーになる、と支持者は期待する。
陣営の目標は二つ。有権者の半数を超える15万の得票と、全国トップの得票率。前回の68%は、全国でも上位の得票率だった。今月初めの須賀川市の事務所開きで、選対幹部は「総理になるまで応援しよう」とボルテージを上げた。
だが、対する吉野氏も気合十分だ。コスタリカ廃止に伴って5区から転出、比例名簿での優遇が有力視されているが、「横綱(玄葉氏)を相手に、一票でも多く引き寄せたい」と選挙区でも全力を尽くす。
公明の比例東北名簿2位の若松謙維氏が出身地の石川町で開いた総決起大会で、吉野氏は「環境省は大臣が公明、副大臣は私。連立の象徴だ」とアピールした。吉野氏を推薦した改革クラブの参院議員荒井広幸氏も出席。「3者連合」が、がっちりかみ合った瞬間だった。
今回の選挙で、玄葉氏の真価が問われるという声が少なくない。
首長ら辛口注文
解散が取りざたされていた昨秋、県中、県南と会津の首長らが道路整備の陳情に訪れた。ある首長は玄葉氏の対応に物足りなさを感じたという。「まじめなのはいいが、『おれに任せろ』という力強さがほしい。それがないと、『苦労知らずのお坊ちゃま』から抜け出せない」と注文する。
4年前とは政治状況も大きく変わった。支援してきた義父の前知事佐藤栄佐久氏が汚職事件で政界を退いた。楽観ムードが漂う民主支持層の上滑りも警戒しなければならない。
「今回得た票が本当の自分の票。真の力が試されるときだ」。首長は玄葉氏の選挙の進め方と結果に注目している。
3620
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:26:52
>党本部は、比例名簿登載順位を17日に決めることにしている。
http://yamagata-np.jp/news/200908/15/kj_2009081500250.php
和嶋氏が正式出馬表明 衆院選比例東北ブロック単独
2009年08月15日 08:39
第45回衆院選で、民主党県連副会長の和嶋未希県議(37)=酒田市大宮町3丁目=が14日、酒田市内で記者会見を開き、比例代表東北ブロック(定数14)の単独候補として出馬することを表明した。和嶋氏は「県内で民主票を積み上げ、(推薦候補を含めた)各選挙区の全員当選に弾みをつけたい」と語った。
この日は、酒田市の酒田勤労者福祉センターで党県第3区総支部常任幹事会、和嶋氏の後援会役員会が相次いで開かれ、和嶋氏の比例出馬と県議辞職が了承された。会見には、民主党県連の近藤洋介会長と舟山康江会長代行が同席。和嶋氏は「任期途中で県議を辞職することになり、判断に悩んだ。しかし、地域が地域の思いを生かして地域づくりをする仕組みをつくるために、政権交代を実現することが大切だと考え、立候補を決意した」と述べた。
近藤会長によると、県連には7月末に党本部から擁立要請があり、8月上旬に和嶋氏に出馬を打診。13日に党本部から和嶋氏の候補予定者内定が示されたという。近藤会長は「『切り札』を出させてもらった。県3区を含め、小選挙区でも必勝を期すという決意の表れだ」と強調した。党本部は、比例名簿登載順位を17日に決めることにしている。
3621
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 10:28:09
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090815ddm002010045000c.html
選挙:衆院選 TV、ネット…CM戦略それぞれ
◇[自][公]「鳩山キャラ」を批判/[民]他党攻撃を封印
18日公示の衆院選に向け、主要政党によるテレビやインターネット用のコマーシャル(CM)が出そろった。自民、公明両党は、民主党の鳩山由紀夫代表をイメージしたキャラクターを登場させ、同党の政策の実現性や個人献金問題を批判する「ネガティブキャンペーン」を展開する。民主党は、他党攻撃を封印し、政策を正攻法で訴える手法で違いを見せる。
自民党は、7月からインターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」などで、民主党の政策の財源のあいまいさを批判するアニメCMを公開している。鳩山代表に似た男性がレストランで「出産や子育て、教育も老後の生活の費用も、僕に任せれば全部OKさ」とプロポーズ。女性が「お金は大丈夫?」とただすと、「細かいことは結婚してから」と開き直る。今月15日からは、麻生太郎首相が景気対策や安全保障などの政策実行力を訴えるテレビCM5種類も放映し、硬軟両様でアピールする。
一方、民主党は「脱・ネガティブキャンペーン」路線を行く。奥村展三広報委員長は14日、新しいCMの発表会見で「他党の中傷は一切していない」と切り出した。先制攻撃を仕掛けてきた自民党を横目に、「国民の生活が第一」と強調する。18日から放映されるテレビCMは「政治を変える」を主題とする(1)年金・医療(2)税金の無駄遣い(3)将来の不安−−の3パターン。不安を抱える有権者の表情が流れ、正面を見た鳩山代表が「まず、政権交代」と呼び掛ける。
公明党も14日、ネットで流すCMを発表した。「永田町学院小学校シリーズ」などのタイトルで、ユーチューブなどで配信する。主人公は太田昭宏代表の分身「太田くん」。窓ガラスを割った鳩山代表らしき同級生を「正直に言えば先生に怒られない」と諭すが、同級生は「秘書がやった」と言い張る。個人献金問題を抱える鳩山代表を皮肉る内容だ。今回は費用面を理由にテレビCMは見送った。
共産党はテレビCMで、志位和夫委員長が「国民が主人公の新しい日本へ 今こそ日本共産党」と訴え、地道に「建設的野党」の存在感を示す。社民党は資金難から全国放映を断念し、地方放送局などを活用する。福島瑞穂党首が若者約20人と疾走しながら、生活再建を呼び掛ける。国民新党は綿貫民輔代表が「ふるさと再生」を訴える、地方限定のCMを検討している。【犬飼直幸、田所柳子、近藤大介】
3622
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:34:54
http://www.news-kushiro.jp/news/20090815/200908151.html
2009年08月15日 政権交代「必要」過半数に、本社衆院選アンケート
釧路新聞社は18日の公示日が迫る衆院議員選挙について、道7区(釧路・根室地域)の有権者100人にアンケート調査を実施した。政権選択選挙といわれる今回の総選挙に、有権者はどのような意識を持って投票に臨もうとしているかを調べた。それによると、政権交代について「必要」という意見が回答者の過半数を占め、現在の世相の流れを反映した傾向が表れた。また政党名を投票する比例道ブロックについては、民主党が3分の1を占め、最も高い比率を示した。しかしまだ政党を決めていない人も少なくなく、予断を許さない状況になっている。
3623
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:38:45
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081500044&genre=A1&area=K00
府医師連盟 初の民主党前職推薦
衆院選京都2区
京都府医師連盟は14日までに、衆院選京都2区に立候補を予定している民主党前職の前原誠司氏を推薦する方針を固めた。同連盟は国政選挙で自民を支持してきたが、民主への推薦は初めて。
森洋一会長は「今回は党ではなく、人物本位で推薦者を決めた」と理由を述べ、17日に正式に決める。
2区以外の1、3、5、6区は自民公認の前職4人、4区は無所属元職の推薦を決めている。
3624
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:41:53
>調査の結果、関心事のトップは「景気・雇用」で28枚。次いで「福祉・医療」(20枚)、
>「環境問題」(17枚)、「子育て支援」(同)などだった。
>一方、「地方分権」(3枚)や「平和と安全保障」(6枚)は関心が低かった。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20090815000114
衆院選、1票の決め手は?/市民団体が街頭調査
2009/08/15 10:08
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衆院選、1票の決め手は? 香川県内の地方議員や市民らでつくる団体「みどり・香川」は14日、香川県高松市丸亀町の壱番街ドーム広場で、衆院選(30日投開票)で関心を寄せるテーマについて県民に聞く意識調査を実施した。最も関心が高かったのは「景気・雇用」。昨秋以降、県内でも不況が深刻化しているだけに、幅広い世代が景気回復や雇用対策に期待を寄せた。
調査は、今の社会問題について考え、投票行動につなげてもらうのが狙い。親子連れやサラリーマン、学生ら約100人から回答を得た。
取り上げたテーマは景気・雇用をはじめ、▽政治とカネ▽財政問題▽環境問題―など9項目。テーマを記したボードを掲げ、関心のある項目に1人当たり1、2枚のシールを張ってもらった。
調査の結果、関心事のトップは「景気・雇用」で28枚。次いで「福祉・医療」(20枚)、「環境問題」(17枚)、「子育て支援」(同)などだった。一方、「地方分権」(3枚)や「平和と安全保障」(6枚)は関心が低かった。
財政問題を選んだ自営業長尾敏広さん(41)=高松市=は「どれも重要だが、まずは税金の無駄遣いをなくし、みんなが幸せに暮らせるようにしてほしい」と話していた。
3625
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 10:47:54
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090815_04.htm
気流転変 09政権選択(4)反感/選挙協力で駆け引き
自民党と選挙協力を進める公明党。社民党は民主党と共闘する。それぞれに思惑が交差する
<連立組み丸10年>
大ホールを埋めた1600人の中には、建設業者や経済団体幹部ら多くの自民党支持者がいた。
衆院選(18日公示、30日投票)に向け、公明党が7月30日夜に仙台市内で開いた集会。「比例東北で公明党の2議席獲得のため全力を尽くす。比例は公明へ」
支持を求めたのは、ともに自民党前議員で宮城1区の土井亨(51)、2区の中野正志(61)両氏だった。
比例東北の2議席獲得は公明党の「悲願」。得票目標は前回(2005年)を3万票も上回る65万票だ。
「選挙区は自民、比例は公明が勝たないと政権は維持できない」。比例の前議員で党副代表の井上義久氏(62)は、穏やかな言葉でギブ・アンド・テークを求めた。
公明党が自民党との連立政権に参加して丸10年。最近は微妙な関係が目立つ。
<復活当選に直結>
衆院解散時期をめぐっては、東京都議選を重視する公明党に対し、麻生太郎首相側が解散権を縛られるのを嫌った。都議選のさなかには自民党内の「麻生降ろし」に公明党がいら立った。
小泉純一郎首相時代、「蜜月」だった関係は明らかに変わりつつある。
与党への逆風も選挙協力の障壁になりかねない。選挙区で苦戦が伝えられる自民党陣営にとって、比例票が自身の復活当選に直結する可能性があるためだ。
宮城の自民党支持者の一人は「苦しいときに、なぜ『比例も自民』と言えないのか。このままでは、こちらが議席を失う」と率直に言う。
「公明党の目標を自民党は理解しているはずだ。これまでわれわれは自民党のために頑張ってきた」。井上氏は連立のきずなを訴え続ける。
<しこりが表面化>
「民主党の協力で宮城6区は上り調子だ」。11日午後、仙台市入りした社民党の福島瑞穂党首は記者会見で強調した。
6区は県内唯一の公認で比例東北前議員の菅野哲雄氏(60)が3選を狙う。代わりに宮城1〜5区は候補を立てず民主党を支援。最悪でも比例復活当選を目指し、解散前の1議席を死守する背水の陣を敷く。
宮城の民主党と社民党は長年、「近親憎悪」といわれた。1996年に社民党を割る形で旧民主党が誕生した経緯があるからだ。
仲立ちをしたのは連合宮城。菅野氏を民主党参院議員が応援し、1〜5区では社民党側が支持労組や後援会幹部を紹介する。連合宮城幹部は「歴史的な一歩」と言う。
逆にしこりが表面化したケースもある。
社民党が元議員の山本喜代宏氏(53)を擁立する秋田2区。6日、民主党2区総支部役員13人が辞職した。昨年6月に合意した社民党との選挙協力をほごにし、無所属の川口博氏(62)の陣営に加わった。
「社民党候補では勝てない」と川口氏を立てた役員の一人。社民党秋田県連は「政党人にあるまじき行為」と怒る。
与野党に残った反目の兆し。政権攻防の裏で、駆け引きが激化する。
2009年08月15日土曜日
3626
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 11:00:49
麻生首相「第一声」は八王子で
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090814-OYT1T00823.htm
自民党は14日、衆院選公示日の18日に、麻生首相(党総裁)が最初に演説する「第一声」の場所を、東京都八王子市のJR八王子駅北口と発表した。
公明党の太田代表は、横浜市旭区の相鉄線二俣川駅北口で第一声を行う。
(2009年8月14日19時42分 読売新聞)
3627
:
けん
:2009/08/15(土) 11:10:09
民主党の比例単独が各地で続々でてますね。
近畿、中国、四国の情報がありませんね。
中国と四国は厳しい地区なので比例単独はいらないでしょうね。
近畿を分析してみますね。
比例29議席で民主党が選挙区から54名出ていますね。
今回比例で10〜13と想定してみますね。
滋賀…全員当選の可能性あり。
京都…1区5区が厳しいが1区も当選の可能性あり。
奈良…2〜4区が厳しい。
和歌山…2〜3区が厳しい。
大阪…13614151618区が厳しい。
1区18区は当選の可能性もあり、3616も投票所率が伸びれば勝算が出てくる。
兵庫…124810が厳しい。
128は競り勝つ可能性もあり。
最も上手くいった場合落選10人となり、最大3名の比例単独が必要となります。
本音は36勝18敗と見込んでいます。比例は11かなぁ。
3628
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 11:41:51
>>137
(小沢来訪)
>>792
(共同事前情勢)
>>1992
(朝日 09.07.23)
政治経験がないまま、父の死去で国政に飛び込んだ奥田は県議や市議の組織に乗った選挙を続けてきた。新進石川は昨年2月、総選挙に向けて奥田に“試験”を課した。
支持者に自分の手で呼びかけ、集会で決意表明をすること――。自らが動いて集めた約600人を前に奥田は涙ながらに訴え、了承を得た。
>>2779
(中日 09.08.01)
<1区>風向き一変 激戦必至
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1248278958366_02/news/20090723-OYT8T00126.htm
石川1区は、自民党前議員の馳浩(48)、民主党元議員の奥田建(50)の激突に共産党新人の佐藤正幸(41)が挑む4度目の対決に、幸福実現党新人の松林淳一(45)が加わる。投票日(8月30日)までの約40日間で、激戦区・1区の勢力地図は、果たして塗り替えられるのか。
◇
「情勢は厳しい。マイナスからのスタートです」
解散前夜の20日、金沢市の住宅地にある公民館で開いた国政報告会。馳は約120人を前に切迫感をあらわにした。「ここから追い上げるのが馳浩の気合です」と会場の笑いを誘ったが、心の内は、背水の陣だ。
2005年の前回衆院選では、“小泉旋風”を受け、約3万票の大差で勝利した馳。「政権交代」を掲げる民主党に追い風が吹く今回は、前回拒んだ比例重複立候補も受け入れた。辻立ちなどを地道に行うが、自民党への逆風から反応も冷ややか。「私の思いや与党の実績が伝わらない」と、もどかしさを募らせる。
「『自民対民主』の構図にのめり込めば、吹き飛ばされる。そんな戦術には乗らない」と、陣営幹部。政権交代という“見えない敵”に、参院議員時代を含めた15年間の経験を力に、政策論争を仕掛ける。
◇
21日午後1時過ぎ。奥田は東京・永田町の衆議院で、解散の瞬間を見届けた。
「同志たちを見て、また仕事をさせていただきたいとの思いを新たにした」。同日夜、金沢市内で行った記者会見でそう語ると、あいさつ回りに向かった。
前回涙をのんだ奥田を支える陣営の要は、県議会第2会派・新進石川。森喜朗元首相(72)と、奥田の父である敬和・元運輸相(故人)の間に起こった「森・奥戦争」の時代からの支持者たちだ。新進石川系の県・市議に、民主党や社民党、連合石川などが連携する。
「乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負」。今月5日、新進石川会長の金原博(79)は金沢市武蔵町で、街宣カーから声を張り上げた。明らかに、4年前とは違う風向きだが、選挙のベテラン・金原は言う。「風なんて1週間で変わる」と。陣営は「1区で勝てないと2、3区も勝てない」との共通認識の下、組織の引き締めに必死だ。
馳・奥田の激戦のさなか、佐藤は街頭演説や小集会で雇用対策などを訴える。「自公に代わる政権が誕生しても、防波堤となるブレない政党が必要だ」。比例北陸信越ブロックでの共産党1議席獲得に向けた重複立候補で、支持拡大を図る。(一部敬称略)
(2009年7月23日 読売新聞)
3629
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 11:53:15
>>3135
>民主が沓掛と交わした「確認書」の内容を見ると、民主としては相当、苦渋の選択だったことが窺えます。特に
>>〈3〉公共事業や建設産業に関する政策実行で、国民から不信を招いてきた体質を改め、
>とあるのは、甚だ心配であります。大丈夫なんでしょうかねー。
確かに北陸新幹線とかで揉めて離党とかされたら目もあてられない。。
地域分権と絡めて,土建偏重をやるなら地域政府の自己責任で,とやるのが良いと思うんですけどねぇ〜。
3630
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 11:55:07
>3621
自公が放つ対民主党のネガティブキャンペーンは、正直大人げないと思います。
これが執拗に8/29まで行われるとなると、そのうち嫌気が差す無党派層も多いんじゃないかな?
もっとも公明党の支持者のみなさんには、こういうのが盲目的に効果あるんでしょうね(苦笑)
ウチの職場にかつていた支持者の人は、やれ「税金が高い」とか「給料が下がった」とかいろいろ文句を言ってましたけど、
「それはオマエが支持する政党が決めたんだろ」と陰で吹聴されてました。
下部のほうは無知蒙昧なんだな(汗)
民主党の「そういうのは相手にしない」という大人の対応がいいと思います。
前回の参議院選挙のときも、年金制度の件で菅代表代行のせいにしたビラを配布しようとして非難されましたが、
まだ懲りていないのか……
3631
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 11:59:36
09衆院選 争いの構図
<2区>新人行脚 重鎮も警戒
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1248278958366_02/news/20090724-OYT8T00055.htm
森 喜朗 72自前《13》元首相
田中美絵子 33民新元衆院議員秘書
石川2区では、自民党前議員で元首相の森喜朗(72)に、民主党新人の田中美絵子(33)が初めて挑む。自民への逆風の中で、当選13回の重鎮・森も警戒を強める。幸福実現党新人の宮元智(49)も出馬を予定する。
◇
解散2日前の19日、約200人が集まった白山市旭丘での森の国政報告会。同市長の角光雄(78)は北陸自動車道に建設予定の白山インターチェンジについて、「森先生にお話ししてようやく出来る」と話し、中央への太いパイプを生かした森の地元貢献度を礼賛した。
強固な支持基盤に加え、絶大な知名度を誇る森。だが、かつて4度対決した民主党参院議員の一川保夫(67)とは毛色の異なる田中に、陣営は「相手の出方が読めない」と困惑を深めた。今年2月の能美、3月の小松市長選で生じた自民党勢力分裂の余波も食い止める必要があった。
「2区にもしものことがあれば、自民党は壊滅する」――県連幹部が危機感をそう表す今、森は市民体育大会に顔を出し、報告会もはしごするなどして、地元をくまなく歩き続けている。
22日は地元が建設を求める加賀飛騨道路の推進会議で、「日本海側と太平洋側の大きな流通につながる。(事業を)確実なものにしたい」と今後の活動に強い意欲を示した。19日、森は今までの実績を強調した後、聴衆に語りかけた。「森喜朗が着々とやっていることに懸けていただきたい」。
◇
小雨模様の18日。田中は野々市町役場前にいた。応援に入った民主党元衆院議員で名古屋市長の河村たかし(60)から「細い体しとるけどよー、なかなかのど根性」と名古屋弁で激励を受けると、「行政の無駄を見直し、官僚の天下りを禁止する。子供たちが生まれて良かったと思える国づくりを目指します」と訴えた。
田中は昨年まで河村の秘書だった元派遣社員で、金沢市出身。党本部の公募に応じ、2007年参院選でくら替えした一川の後継として森の地元へ。昨年9月に出馬表明し、同年内の選挙を念頭に猛ダッシュするはずだった。長期戦は予想外だったが、陣営幹部は「じっくり浸透できるから、今の方がいい」と前向きだ。
民主への追い風や、2区での候補擁立を見送った共産党の支持層の動向など、票の上積みが見込めそうな要素はあるが、相手は政界に君臨する元首相だ。田中は「個人対個人の戦いではなく、国民生活を懸けた戦いと位置づけたい」と話す。
やっと訪れる選択の時。候補予定者としての自覚を日々深める田中を見て、一川は言う。「政権交代は、2区でも実現できると信じて戦っている」(敬称略)
(2009年7月24日 読売新聞)
3632
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 12:01:35
>>3628-3632
自分で云うかw>私は、別名『ノルマ証券』と呼ばれる証券会社で働いた。
09衆院選 争いの構図
<3区>「保守王国」で追う民主
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1248278958366_02/news/20090725-OYT8T00085.htm
石川3区では、前回初当選した自民党前議員の北村茂男(63)に、民主党新人の近藤和也(35)が挑む。自民党以外の国会議員を輩出したことのない「保守王国」に変貌はあるのか。幸福実現党の東義和(54)も出馬を予定する。
◇
解散前日の20日、北村は故郷の輪島市に事務所を開いた。奥能登は、深刻な過疎高齢化にあえぐ。「3区に元気を取り戻さなくてはという思いが、国政を志した原点」。北村が気を吐くと、陣営幹部は「能登の現状を一番わかっているのは、北村先生だ」と持ち上げた。
2005年の前回衆院選で、地元県議仲間の後押しを受け、国政進出を決意。だが、3区にはベテラン瓦力(72)=21日に引退表明=が既にいた。候補者調整の末、瓦は比例単独に回り、党本部は北村を3区で公認。北村は、民主候補に約4万票差をつけ、初当選を決めた。
自民への支持が厚い3区では、首長も「道路は地方に活力をもたらす。地元代議士と省庁を回れるありがたさを痛感する」(梶文秋・輪島市長)などと頼りにしてくる。だが、「民主党に1回政権を任せては」との声が有権者から聞こえる今回は、どうも様相が違う。
北村は「背筋が寒くなる思い」と緊張感をみなぎらせ、瓦に支援を求めることも考えている。7期務めた県議のイメージが強いだけに、「歩かないと(支援者らに)『なぜ来ない』と言われる」こともあるが、それを逆手にとり、3区を徹底して回る日々だ。
◇
「私は、別名『ノルマ証券』と呼ばれる証券会社で働いた。能登の古里を守るのが私のノルマです」
金沢市で5日に連合会長の高木剛(65)を迎えて行った街頭演説で、近藤はかつての勤務先を引き合いに出し、意気込みを強調した。
近藤が長年思い描いてきた政治の道を目指そうと、証券会社を辞め、故郷・中能登町に戻って2年。当初は全く無名。能登では民主党の支持基盤も弱く、障壁だらけだった。だが、元営業マンの“特技”を生かして「ところ構わず訪問」。社民党県連や連合石川の協力を得て、道路脇のポスターも目に付くようになり、じわじわと浸透してきた。
国民新党との協力も活発だ。11日には七尾市で、国民新党代表の綿貫民輔(82)と街宣をした。綿貫は道行く人に、「立派な能登の代表者になる資格は十分にある」と近藤をアピールした。自民の牙城では厳しい戦いとなるが、民主への追い風を受け、追い上げを図る。
解散日の21日。党本部で公認証書を受け取るために上京したが、早朝の街宣は欠かさなかった。拡声機を脇に抱え、路上で声を張り上げた。「政権交代は目的ではない。皆さんの方向を向いた政治に変える手段だ」
(一部敬称略)
(2009年7月25日 読売新聞)
3633
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 12:02:42
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/aichi/CK2009081502000210.html
連合愛知、民主と再接近 「勝てば官軍」期待
2009年8月15日
今春の名古屋市長選や6月の衆院愛知1区の候補者擁立劇でぎくしゃくした民主党愛知県連と、最大の支援団体・連合愛知が再び急接近している。党本部主導の候補決定に、地元県議らと強く異を唱えた連合側。しかし衆院選を目前にして「小異を捨て、政権交代の実現に賭けた」(連合愛知幹部)と民主にすり寄った形だ。
「愛知の全小選挙区での民主党候補推薦を決めた以上、これまでの経緯はさておき、全員当選に向けて団結しよう」
連合愛知の神野進会長は最近、内部の会議で繰り返している。
民主が愛知1区の公認候補に、河村たかし名古屋市長の元秘書の佐藤夕子さんを選んだ6月半ば。小沢一郎党代表代行は名古屋での発表直前、同市熱田区の連合事務所を隠密で訪れた。連合の顔を立て、不満を吐き出してもらうためだった。
河村市長のパフォーマンス型の政治手法と相いれない連合側は席上、党本部が市長選や愛知1区の候補者選びでみせた「河村人気重視」の姿勢に猛烈に抗議。対する小沢代表代行は黙って耳を傾けていた。関係者によると、この時のやりとりをきっかけに「小沢氏に言うべきことは言った」との雰囲気が連合内に広がったという。
結果的に、小沢流の“ガス抜き”が功を奏した格好。党本部は公示を前に、連合などが愛知1区への擁立を求めた男性を比例東海の単独候補とする“配慮”もみせた。
政権交代の重要性を唱え続けてきた連合は7月21日の解散直後、県内全小選挙区の民主陣営に傘下の組合幹部を張り付けた。こうした連合の変わり身の早さを、冷めた目で見る陣営も少なくない。ある新人候補予定者は「今回は一般の有権者をどれだけ取り込めるかだ」と無党派層開拓のため、あえて連合と距離を置く。
冷ややかな空気を感じながらも、連合愛知の幹部は言う。「政権争いで常に負け組だったが、今回は政権党を生み出せる可能性が高まっている。黒子でもいい。勝てば連合も、官軍だ」
3634
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 12:15:03
*=石川3区=
社会党時代から野党不毛の地の石川3区管内だが,若くて経済通の近藤氏の許に民主への追い風・連合に郵政,新進石川に沓掛・瓦と色々要素が出てきて,もしかして,と云う期待も抱かせます。。
>>2192
> 野党候補が一度も当選したことのない自民の“金城湯池”3区はいま、突然の「瓦ショック」に揺れている。
> 瓦は21日の衆院解散直後、「北村を後継者とは認めない」という言葉とともに引退表明した。連続12回当選の瓦は「3万〜4万票はある」(元衆院議員秘書)という堅い支持を持つ。
> 近藤は今月10日、輪島市のホテルで郵便局の退職者26人を前に「衆院選は郵便局と地域の文化を守る戦い」と訴えた。
> 近藤は野村証券の営業マンを10年間続け、07年6月に民主党の公募で選ばれた。この2年間、地域の祭りや労組の会合に頻繁に顔を出し、飛び込みで民家を訪問してきた。
> 運動の軸は連合石川の加盟労組や101局ある郵便局の関係者、出身の中能登町など12市町の個人後援会だ。特に近藤は個人後援会について「3分の1は自民党だった人たち」と話し、保守層への食い込みに自信をみせる。
> 民主党の情勢調査でも、08年8月に4万票あった北村との差は、今年1月には1万2千票にまで縮まったという。
> 宙に浮いた瓦票の行方に、民主党側も強い関心を示す。県議会会派「新進石川」の宇野邦夫幹事長は22日、「前回は比例に回され、今回も責任をとってもらえない。」と瓦票の離反に期待した。
>>3118
>近藤陣営では八月初旬から、連合主催の総決起集会が各地で開かれている。四日夜、七尾市の会場では二百五十席がすべて埋まり、通路に座る人や立ち見も出るほど。「圧力とあきらめの政治を打破したい」。声を振り絞る近藤氏に大きな拍手がわき上がり、熱気に包まれた。
> 3区の民主党にとってかつてない好感触。過去二回戦った桑原豊党県連顧問(元衆院議員)は「支持を広げることが難しかった女性と若い人たちの関心がうかがえる」と手応えを話す。
> 3区内の県議で唯一支援に回る桜井広明氏(新進石川)は「良すぎると反動が出る。投票率を75%とすれば二十万票あり、十一万票はとらなければならない」。自民党の選挙を知る一人として、選対幹部にハッパを掛ける。
> 経済の専門家を自任する近藤氏は、街宣でも政策を分かりやすく話す。これまでのやり方を変えずゴールを目指す日々、最近は毎朝の街宣で「待ってたよ」と声もかかる。
>>3632
> 近藤が長年思い描いてきた政治の道を目指そうと、証券会社を辞め、故郷・中能登町に戻って2年。当初は全く無名。能登では民主党の支持基盤も弱く、障壁だらけだった。だが、元営業マンの“特技”を生かして「ところ構わず訪問」。社民党県連や連合石川の協力を得て、道路脇のポスターも目に付くようになり、じわじわと浸透してきた。
> 国民新党との協力も活発だ。11日には七尾市で、国民新党代表の綿貫民輔(82)と街宣をした。綿貫は道行く人に、「立派な能登の代表者になる資格は十分にある」と近藤をアピールした。自民の牙城では厳しい戦いとなるが、民主への追い風を受け、追い上げを図る。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4571
> 民主党県連が、元自民党参院議員の沓掛哲男氏(79)を衆院選の比例単独候補にするよう党本部へ公認申請したことが、波紋を広げている。旧建設省で技監や道路局長を務めた沓掛氏の擁立で、建設業界など自民支持層の切り崩しを狙う(。)
> しかし、沓掛氏の擁立はもろ刃の剣とも言える。「新しい政治を目指して頑張ってきただけに、マイナスイメージ。支持者から抗議の電話もあった」(民主党県連関係者)との声も、新進石川との協力関係の前に、かき消されている。
> 奥能登地区の建設業者は「沓掛さんが出れば、比例票はどっと民主党に流れる」と断言するが、金沢市の建設業者は懐疑的だ。
3635
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 12:24:19
>>3630
由緒ある保守オヤジの常套句に
①野党はバラバラで政権担当能力がない
②議員は議会が仕事だから審議拒否するな
③野党は悪口ばかりで政策実行能力がない
④宗教(創価)は嫌いだ
が有った訳ですが,早々と④は棄て去り,今や①〜③も云えない様な状況にありますね。
こう云ってた保守オヤジどもが君子豹変すと自己の過去の言動に整合的に自民支持を止めて民主支持に移るのか,過去の言動がただの妄言だったことを認めて正反対の政党となった自民党を支持し続けるのか見物であります。
まあ公明支持層は宗教だから仕方がないですな。。常勝してて下さいと云う感じです。
無党派は流されやすいし,民主党が悪口を云わないと云う姿勢は評価出来ますが,ちゃんとマスコミが悪口ばかりの自民と大人の民主と云う対比で取り上げてくれないと,郵政解散に騙されるようなナイーブで単純な日本国民ですので,ちょいと不安ではあります。
比較広告ぐらい打っても良さそうなものですけど。
3636
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:45:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090815/elc0908151233002-n1.htm
【09衆院選】自民VS民主、どっちも白石さん 愛媛3区
2009.8.15 12:32
愛媛3区で自民と民主のそれぞれ新人の「白石」氏が立候補を予定している。投票の際、姓の「白石」としか記入されないと、票は得票率に応じ2人に配分されてしまう。両陣営とも確実に票固めをしていこうと姓ではなく名を覚えてもらおうと知恵を絞っている。
自民新人の白石徹氏(53)と、民主新人の白石洋一氏(46)。公職選挙法によると、同一の姓や名の候補者が複数いる場合、姓や名のみの投票は有効票の得票率に応じて比例配分され、案分票として扱われる。
徹氏陣営は「徹は通る、白石徹、選挙に通る」と選挙当選とかけ合わせたキャッチフレーズを考案した。県議経験があり、県議選では新居浜市選挙区で3期連続トップ当選を果たした徹氏だが同姓対決は今回初めて。大久保真樹事務長は「このキャッチフレーズを選挙運動の期間中に使うかどうかはまだ検討中だが、縁起の良い名前をつけてもらったと本人は親に感謝している」と話す。
平成19年2月から衆院選の出馬準備を進めてきた洋一氏陣営は徹氏が出馬表明した昨年10月以降、名刺や党の印刷物に記載する氏名で「洋一」の文字を大きく強調した。集会で支援者が名字ではなく「民主の洋一をお願いします」と訴えるほか、名を徹底させようと、事務所スタッフ同士の会話でも洋一さんと呼ぶという念の入れようだ。後援会事務所の重松亮氏は「海外の企業のようにファーストネームで呼び合うことで親近感が深まり、事務所の結束力が高まりました」と思わぬ効果も出てきているようだ。
一方、県選管は「同姓対決は地方選挙では珍しいことではない」などとして、投開票所などで両氏を区別する特別な取り扱いはしない方針。
愛媛3区では、幸福新人の宮脇繁氏(47)も立候補を予定している。
3637
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:46:20
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/aichi/CK2009081502000210.html
連合愛知、民主と再接近 「勝てば官軍」期待
2009年8月15日
今春の名古屋市長選や6月の衆院愛知1区の候補者擁立劇でぎくしゃくした民主党愛知県連と、最大の支援団体・連合愛知が再び急接近している。党本部主導の候補決定に、地元県議らと強く異を唱えた連合側。しかし衆院選を目前にして「小異を捨て、政権交代の実現に賭けた」(連合愛知幹部)と民主にすり寄った形だ。
「愛知の全小選挙区での民主党候補推薦を決めた以上、これまでの経緯はさておき、全員当選に向けて団結しよう」
連合愛知の神野進会長は最近、内部の会議で繰り返している。
民主が愛知1区の公認候補に、河村たかし名古屋市長の元秘書の佐藤夕子さんを選んだ6月半ば。小沢一郎党代表代行は名古屋での発表直前、同市熱田区の連合事務所を隠密で訪れた。連合の顔を立て、不満を吐き出してもらうためだった。
河村市長のパフォーマンス型の政治手法と相いれない連合側は席上、党本部が市長選や愛知1区の候補者選びでみせた「河村人気重視」の姿勢に猛烈に抗議。対する小沢代表代行は黙って耳を傾けていた。関係者によると、この時のやりとりをきっかけに「小沢氏に言うべきことは言った」との雰囲気が連合内に広がったという。
結果的に、小沢流の“ガス抜き”が功を奏した格好。党本部は公示を前に、連合などが愛知1区への擁立を求めた男性を比例東海の単独候補とする“配慮”もみせた。
政権交代の重要性を唱え続けてきた連合は7月21日の解散直後、県内全小選挙区の民主陣営に傘下の組合幹部を張り付けた。こうした連合の変わり身の早さを、冷めた目で見る陣営も少なくない。ある新人候補予定者は「今回は一般の有権者をどれだけ取り込めるかだ」と無党派層開拓のため、あえて連合と距離を置く。
冷ややかな空気を感じながらも、連合愛知の幹部は言う。「政権争いで常に負け組だったが、今回は政権党を生み出せる可能性が高まっている。黒子でもいい。勝てば連合も、官軍だ」
3638
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:47:26
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090810_11.htm
戦いの焦点(1)青森/民主、選挙区勝利期す
第45回衆院選(30日投票)は18日の公示まで8日となった。東北では25選挙区の立候補予定者の顔ぶれがほぼ固まった。うち21選挙区で自民党と民主党が激突し、「政権攻防」の構図が鮮明になっている。公明党は比例で2議席を狙い、共産党は選挙区候補の擁立を絞り込んだ。社民党は民主党との選挙協力を進める。最近の選挙結果などを振り返りながら、東北各県の戦いの焦点を見る。
<危機感募る自民>
2005年の前回選挙で、自民党は2回連続で4選挙区を独占した。だが、07年の参院選では現職が民主党新人に敗れ、今回の衆院解散直前には青森1区で12選を目指していた津島雄二氏(79)が突然引退を表明するなど激震が続いている。
民主党は前回に続き、4選挙区に候補者を擁立する。前回は1、3区の候補者が比例で復活当選し、2議席を獲得した。今回は全国的な追い風と、支援を受ける社民党や国民新党、連合青森などの組織力を背に全選挙区勝利をもくろむ。
2〜4区で前議員を擁立する自民は逆風を受け、危機感を募らせる。党県連の大島理森会長は「民主党が言うように公共事業が1兆3000億円削減されたら、青森県内の工事は4割減る」と民主を激しく批判する。
1区の新人は公募の上、面接などの審査で津島氏の長男を選んだ。ただ、世襲批判による党のイメージダウンを恐れる党本部の公認は得られず、「県連公認」での出馬になる。県連は「手続きを経た。世襲ではない」との立場だが、有権者の反応次第では2〜4区に影響が出る可能性もある。
党県連の成田一憲総合選対本部長は「全選挙区で勝利を目指す。特に1区での勝利は党本部に地元の意志と力を示すことになる」と意気込む。
<業界団体後押し>
全国の地方選挙で連勝するなど勢いに乗る民主党は1、3区で前議員、2区で新人、4区は国民新党から昨年移籍した元議員を立てる。党県連の田名部匡省代表は「非自民勢力が一致団結して政権を奪う」と強調する。
2〜4区で候補者を擁立しない社民党と初めて選挙協力するほか、全選挙区で国民新党と同党の支持母体「郵政政策研究会」、連合青森などの推薦を得た。
自民党支持団体の方針転換もプラス材料。青森市医師連盟が1区で前議員を推薦したほか、県農業者政治連盟が全選挙区で自主投票を決定した。
党県連の今博政調会長は「決して楽な戦いにはならない。風に頼らず、一票一票、確実に掘り起こす」と気を引き締める。
<比例上積み期待>
前回、全選挙区に候補を立てた共産党は1区に絞った。「小選挙区はもちろんだが、比例に力を入れる」と党県委員会の堀幸光委員長。地元出身の比例東北前議員の議席死守に向け、県内で7万票の目標を掲げる。
社民党は1区で小選挙区初の議席を目指す。2〜4区は民主党による比例票上積みに期待する。党県連の奈良岡克也選対委員長は「党の生き残りを懸けた選挙」と強調。比例は5万票獲得を狙う。
公明党は比例東北2議席獲得に向け、前回より2万票多い県内11万票が目標。全選挙区で自民系候補を推薦する見込みで、党県本部の伊吹信一代表は「自民党は、比例は公明党としっかり呼び掛けてほしい」と語る。
幸福実現党は4選挙区に候補を擁立。無所属では、平沼赳夫元経済産業相が支援する候補らが立候補する。
3639
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:47:56
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090811_02.htm
戦いの焦点(2)岩手/自民、2区死守なるか
<首相義弟に逆風>
民主党に追い風が吹く中、小沢一郎党代表代行の地元岩手で、民主党が全県制覇を成し遂げるかどうかに注目が集まる。焦点は自民党の県内唯一の牙城である2区の行方だ。「何としてでも死守する」「2区を取って政権交代だ」。自民、民主のぶつかり合いが激しさを増している。
2区は、7選を目指す自民党前議員と前回敗れた民主党新人、幸福実現党新人の3人が立候補を予定する。社民党と共産党は今回も候補を立てず、事実上、自民と民主の一騎打ちの構図だ。
自民党前議員は、支持率が低迷する麻生太郎首相の義弟であることなどから、与党への逆風を真正面で受け止める。支持基盤の地元・山田町の漁業関係者の中にも「今回は民主」との声があり、一日100〜150軒を精力的に回っている。
<民主集会に知事>
2区は、パートナーの公明党との選挙協力で実績があることが好材料だ。公明は前回から全選挙区で自民を支援するが、「2区は候補者が同じで、現場に顔見知りが多い。支持者の間にも信頼関係がある」(公明党県本部)という。
「現職を落としてはならない。民主の戦術に負けず、国会に再び送り込む」と自民党県連の千葉伝幹事長。1、3、4区でも新人3人を立て、与党の実績と政策を前面に奮闘を誓う。
1、3、4区に前議員3人が出る民主党は、2区の新人の応援に地元の参院議員4人と県議らを集中的に投入するシフトを敷き、約2万2000票の差だった前回の雪辱に全力を挙げる。1区の民主党衆院議員だった達増拓也知事も集会に参加し、「民主王国」の総力を結集して選挙に臨む。
工藤堅太郎党県連代表は「今回は風が吹いている。1〜4区のすべてを民主党がいただきたい」と強気の姿勢を見せつつ「どうなるかは最後まで分からない。自民も死に物狂いで何でもやってくる」と気を引き締める。
<比例代表を重視>
公明党は比例東北の2議席確保に向け、県内では前回より約7000票多い6万5000票を目標に設定する。小野寺好党県本部代表は「岩手はもともと民主が強いこともあり、今回の民主への追い風も特に意識していない。与党としての政策と実績を地道に訴える」と話す。
共産党は2、3区に候補を擁立せず、1、4区に新人2人を立てる。比例代表で県内8万票獲得と東北ブロックで1議席確保が目標。党県委員会の菅原則勝委員長は「建設的野党を訴え、小選挙区でも議席を争っていきたい」と意気込む。
社民党は1、4区に候補を立て、比例に重点を置いた戦いを展開。4区に自らも立候補する小原宣良県連代表は「小選挙区を含め東北で2議席確保が目標」とし、比例代表での県内8万票超を目標に掲げる。
幸福実現党は4選挙区に候補を擁立する。
3640
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:48:24
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090812_06.htm
戦いの焦点(3)宮城/民主、5議席狙い攻勢
<知事が自民応援>
解散前の県内6選挙区は自民党が5議席、民主党が1議席。追い風に乗る民主党がどれだけ議席を伸ばすかが焦点だ。
最近の大型選挙の結果は、民主党の優位が目立っている。
2007年の参院選宮城選挙区(改選数2)は自民党と議席を分け合ったが、民主党候補は54万9000票を獲得し、自民党候補に19万票の大差をつけた。それまで支持基盤が弱かった郡部にも満遍なく浸透した。
7月の仙台市長選では、初当選した前副市長の奥山恵美子氏を党県連が支援した。
自民、公明、社民各党の市議らも奥山氏を支援し事実上の相乗り状態となったため、民主党の存在感はいまひとつだったが、市政与党の地位は確保した。
衆院選の自民党公認は前議員5人と新人1人。7月25日の党県連政経セミナーには麻生太郎首相が出席して結束を演出した。細田博之幹事長も7日に仙台市入りし、「民主党のマニフェスト(政権公約)はうその固まり」と批判した。
政権への逆風は収まらないが、村井嘉浩知事が自民党陣営の応援に回ったのは明るい材料。党県連の柏佑整幹事長は「組織の団結で苦境を乗り越える。県連を挙げて全候補の当選を目指す」と力を込める。
<政権交代を力説>
民主党は1、5区に前議員、3区に元議員、2、4区に新人を立てる。7月31日に菅直人代表代行が仙台市に入り、てこ入れした。
各陣営は、子ども手当や農家の戸別所得補償などマニフェストの看板政策を丁寧に説明する。党県連の木村勝好幹事長は「有権者は政権交代を期待している。1〜5区すべてで議席を獲得したい」と意気込む。
<比例代表に重点>
選挙区に候補を立てない公明党は、比例東北で2議席獲得を狙う。県内の得票目標は16万5000票。支持母体・創価学会がフル回転している。1〜6区は自民党候補を支援。自民党陣営に対しては「比例は公明」の実行を求める。
共産党は公認候補を1、4区に絞り、比例に重点を置く。県内の目標は11万5000票。憲法改正や消費税率アップに反対する「建設的野党」をアピール。民主党支持層の取り込みを狙う。
社民党は6区に前議員を擁立した。民主党は6区に候補を立てず、社民党を支援。社民党は1〜5区に候補を擁立せず、民主党の応援に回る。
幸福実現党は全選挙区に候補を擁立。無所属は1、2区に一人ずつが立候補を予定している。
秋には任期満了に伴う知事選(10月8日告示、25日投票)がある。村井知事が再選を目指して立候補するのは確実視され、民主党は独自候補の擁立を目指している。
衆院選結果が知事選にどんな影響を与えるかも県政界は注視している。
3641
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:51:51
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090813_18.htm
戦いの焦点(4)秋田/民主の2議席なるか
<地域対決の様相>
前回は自民党と民主党が3選挙区のうち1議席ずつを分け合い、残る1議席は「郵政造反組」として自民党を離党し無所属で戦った野呂田芳成元農相が占めた。今回は追い風を受ける民主党が2議席を奪えるかどうかに注目が集まる。
2007年の参院選は民主党、社民党推薦の無所属新人が自民党現職に勝利。今年4月の知事選の影響や地域性が複雑に絡みながら、自民対民主を中心とした戦いとなる見通しだ。
自民党は1、3区に前議員、2区には参院議員を2期務めた新人を擁立する。2区の新人は、引退した野呂田元農相の後継指名を受けた。
3区は前議員と同党籍を持つ無所属新人が前回に続き対決。党本部は無所属新人の支援を黙認する。
両候補とも元衆院議員の父の地盤を継いでおり、地域対決の様相も呈する。党県連の鈴木洋一会長も「地域事情は考慮せざるを得ない」と語り、事実上の自主投票となる公算が大きい。
党県連の能登祐一幹事長は「公認候補3人全員の必勝を期す」と意気込む。
<2区の構図一変>
民主党は1区に前議員、3区に新人を擁立。2区は社民党元議員を推薦する。最重点の3区には鳩山由紀夫代表や菅直人代表代行が相次いで入った。社民党県連や連合秋田の支援も取り付けた。
2区は、知事選で落選した前小坂町長が5日、無所属での出馬を表明したことで構図が一変。党総支部の常任幹事14人が前小坂町長を支援するために辞職し、野党共闘は事実上崩壊した。
知事選で、民主党県連が前小坂町長、社民党県連は当選した佐竹敬久知事を支持したことが、離反を招いた。それでも、民主党県連の寺田学代表は「想定していた事態。社民党との共闘関係に影響はない」と強調する。
<比例にどう響く>
自民党と選挙協力し、比例東北で2議席を目指す公明党。3区で自民党が分裂選挙となった影響を見極める。党県本部の田口聡代表は「自民党が比例で公明党に投票する態勢を整えられるかどうかだ」と指摘する。
共産党は比例票の上積みを重視。選挙区は1区に候補を絞った。党県委員会の米田吉正委員長は「自民党政治はこりごりと言う人や、民主党にきな臭さを感じる人が多い」と語る。
2区に元議員を擁立する社民党は、こじれた民主党との関係修復を急ぐ。元議員陣営では「政党間の約束が破られた」と怒りが渦巻くが、党県連の石田寛幹事長は「選挙協力を大事にし、政権交代を目指す」と話す。
渡辺喜美元行政改革担当相が旗揚げした「みんなの党」は2区の新人を公認。幸福実現党は全選挙区に候補を擁立する。
無所属では前小坂町長のほか、平沼赳夫元経済産業相が支援する新人が1、3区に立候補する。
3642
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:52:39
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090814_09.htm
戦いの焦点(5)山形/自民の牙城、構図変化
<全県選挙で苦戦>
直近の2回の衆院選で小選挙区3議席を独占した自民党が苦境に立つ中、2007年の参院選、今年1月の山形県知事選で連勝中の民主党は牙城の切り崩しに意欲を燃やす。
知事選以降、「自民優位」の政治構図は変化の兆しを見せており、両党は今後の県政界での存在感をかけ、議席を争うことになる。
「東北最強」を自負した自民党は、全県選挙で苦戦が続く。07年の参院選では89年以来、18年ぶりに議席を奪われた。知事選は、衆院議員3人が当時の現職を全力で支援したが、民主党などが推す新人の前に、まさかの敗北を喫した。
1、3区に前議員、2区に新人を立てる選挙戦を目前に控え、今井栄喜県連幹事長は「焦点は1区。強い逆風を微風、無風に変える戦略が必要だ」と危機感を募らせる。
<民主と社民共闘>
民主党は1区で元議員、2区で前議員を擁立し、00年以来の小選挙区奪取に臨む。社民党とは参院選、知事選に続き、3度目の共闘態勢を構築した。舟山康江県連会長代行は「全国的にもまれにみるいい協力態勢ができた」と表情は明るい。
共闘に加わる支持母体、連合山形の安達忠一会長も「参院選、知事選と勝利し、総仕上げが今回の衆院選だ」と上げ潮ムードに自信を深める。
自民、民主両党とも、県内最大の焦点は1区の動向だ。自民党前議員と民主党元議員は過去4度、小選挙区で戦い、2勝2敗。前哨戦は対照的な戦いぶりを見せる。
自民党前議員は、党に吹く逆風をかわそうと草の根活動を徹底している。不利な政党対決を避け、1区内の5市町を自転車で回って支持を呼び掛ける。世襲批判を繰り返し、「2世」の対立候補との差別化を図る。
一方、当選10回の民主党元議員は「争点は政治家の出自ではなく、政権交代だ」と民主の看板を前面に出して戦う。知事選で吉村美栄子知事を支援した経過があり、知事の支持獲得にも期待を寄せる。
<比例代表に全力>
公明党は1、3区で自民党前議員を推薦する。2区について寒河江政好代表は「自民の組織がゆるんでいる」と慎重姿勢を見せていたが、12日に推薦を決めた。前回衆院選の得票は9万6000票。1万票以上の上乗せを目指し、活動を強化する。
共産党は1、3区で独自候補を立てる。比例の目標は前回より1万4000票多い5万票。後藤太刀味委員長は「比例の戦いに全力を挙げる。時代の追い風があり、現実的な目標として手応えを感じる」と話した。
社民党は3区に新人を擁立し、民主党との共闘で、13度目の当選を目指す自民党前議員に挑む。比例の目標は8万票。広谷五郎左エ門会長は「2年前の参院選、知事選を経てパワーアップした」と意気込む。
幸福実現党は、全選挙区に候補者を擁立する。
3643
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:53:26
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090815_07.htm
戦いの焦点(6完)福島/民主、全県制覇目指す
<自、民全面対決>
5選挙区すべてで自民党と民主党が激突する。追い風に乗る民主党は全勝を目指し攻勢に出ている。逆風にあおられる自民党は危機感を募らせ、小選挙区で前回獲得した3議席の確保に躍起になっている。
自民党は前回、県内から計6人を国会に送り込んだ。1、2、5区で勝利したほか、比例東北でコスタリカ方式の1、5区、復活の4区で議席を得た。
今回は予想以上の苦戦を強いられている。前議員の一人は「有権者は人物ではなく、党しか見ていない。民主に一度やらせてみたいという突風が吹いている」と嘆く。
逆風に加え、接戦が予想される選挙区は不安要素を抱える。1区は前回、コスタリカもうまく機能して前議員が17万票を超える大量得票で圧勝した。コスタリカの原則廃止で引退した前議員の支持層の行方が不透明だ。
ともに前議員が立候補する2、5区にも懸念材料がある。2区の大票田・郡山市では、4月の市長選で保守層が分裂した後遺症が心配されている。5区も衆院選直後のいわき市長選(9月13日投票)をめぐる複雑な構図が微妙に影響しそうだ。
4区では、自民党の元県議が7月になって立候補を表明した。元県議は渡辺喜美元行政改革担当相が主導する「みんなの党」の公認を受けたが、支持層は自民党前議員とも重なる。
<「3議席」に自信>
自民党県連の斎藤健治幹事長は「いくら逆風が吹いていると言っても、公示になれば有権者は冷静になってくれるはず」と前回と同じ3議席確保に自信を見せるが、かつてない厳しさのまま選挙戦に突入しそうだ。
自民党にほころびが見える中、民主党は選挙区での候補者擁立を見送った社民党と連携を図りながら、全選挙区制覇を視野に入れる。
民主党県連の中村秀樹幹事長は「目標はあくまで選挙区の完全勝利。比例でも自民の前回獲得票(44万票)を超える50万票以上を目指す」と強気の姿勢だ。
全県制覇の実現には、ともに前議員が盤石の支持基盤に支えられている3、4区以外での戦いが鍵を握る。中でも福島市を中心とする1区、郡山市を抱える2区はともに無党派層も多い。自民党前議員に挑む20、30代の若手新人が確実に追い風をとらえるかどうかが勝敗の分かれ目になる。
<比例議席を死守>
共産党は選挙区で唯一、1区に新人を擁立する。比例と連携しながら、全県的な党勢拡大を目指す。比例東北の1議席死守のためにも、県内での比例票は前回を約3万票上回る10万票が目標。党県委員会の最上清治委員長は「建設的野党としての共産の必要性を訴える」と意気込む。
公明党は県内出身の前議員を比例東北に立てる。自民党と協力を図り、比例の2議席獲得を目指す構えだ。
幸福実現党は全選挙区に候補者を擁立する。
3644
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:56:15
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000908100001
決〜09衆院選 谷山地区で争奪戦
2009年08月11日
公民館で立候補予定者の主張に耳を傾ける住民=鹿児島市谷山地区
団地が連なる鹿児島市の谷山地区。自民前職の徳田毅が集会場で熱弁をふるった。「民主の政策は農業と公共事業を否定するものです」。外からは、民主新顔の打越明司陣営の宣伝カーが流す「今度こそ」の声が聞こえてきた。
鹿児島2区で各陣営が力を入れるのが、有権者が最も多い谷山地区だ。鹿児島市南部、指宿、奄美と大きく3地区に分かれる2区。全有権者は28万人。うち4割以上を谷山地区が占める。「谷山でどれだけ得票を伸ばすかが鍵になる」と徳田は言う。
衆院解散前に、すでに地盤の奄美群島全290集落で国政報告会を終えた。「谷山に全力を傾注できるようにした」と陣営幹部は明かす。
徳田は谷山地区で幾重もの組織固めを図る。3月に谷山の商工団体や建設業協会など60団体でつくる支援団体を結成。「保徳戦争」として父・虎雄と激しく争った1区の保岡興治とも共闘。両選挙区で支持者を紹介し合う。
さらに今月に入って自民元職で前回衆院選で戦った園田修光(52)が、徳田の応援を表明。谷山を地盤とする園田の力に陣営は期待を寄せる。
前回、支持母体の徳洲会グループが中心の組織型選挙で初当選した徳田。政権与党の自民の公認、さらに「宿敵」園田の応援も得た。前回、谷山地区を含む鹿児島市で得た2人の得票を合わせると6万6581票。態勢は盤石だ。唯一の不安要素が前回民主推薦で当選しながら自民へくら替えしたことだ。
鹿児島市のベッドタウンとして成長してきた谷山地区。人の出入りが頻繁で無党派層も多い。徳田は06年末に自民に入党した。だが、選挙を前に自民は逆風に見舞われ、従来の支援者からは「自民に入らないほうがよかった」と声を掛けられる。徳田も「今は自民で戦うことの方がデメリットは大きい」と認める。
◇ ◇
一方の民主新顔の打越明司。10日、谷山の市街地で声を張り上げた。「どうやら8月30日をもって自民第1党の時代は終わりを告げます。この地域から代表は、民主公認の打越を選んでください」
地盤は指宿市だが、活動の重心を谷山地区に置く。朝街頭に立ち、昼はあいさつ回り、夜はミニ集会を繰り返してきた。公示が近づくにつれ反応はよくなっているというが、陣営幹部は「無党派層を味方につけなければ組織で勝る自民には勝てない。谷山で勝てなければ勝利はあり得ない」と気を引き締める。
前回は自民公認を園田に奪われ、無所属で立ち4万4千票で最下位に沈んだ。当選した徳田は8万7千票、園田は7万1千票。完敗だった。
だが、打越は「前回の得票結果は今回ほとんど参考にならない」と意に介さない。郵政選挙で自民に風が吹いた前回と違い、今回は民主への期待が上回っていると考えるからだ。県医師連が2区だけ「推薦候補なし」としたことも好材料。陣営幹部は園田の動きに関しても「想定内。こちらの支持に回った元自民支持者も多い」と強気だ。園田自身も「(虎雄も含め)4回戦った相手の名前を書くことに抵抗を持つ支持者も現実にいる」と漏らす。
陣営は、いかに無党派層に浸透するかが勝敗の分かれ目とみる。打越は言う。
「政権選択がテーマとくれば、選挙が近づくにつれ、もっとたくさんの人が動く。投票率が上がれば勝ちますよ」
ただ、元自民県議から「くら替え」したことが有権者の目にどう映るのか。打越もまた、徳田と同じような悩みを抱える。(敬称略)
3645
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:56:44
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000908120003
決〜09衆院選 保守層「小泉」巡る陣
2009年08月12日
小泉元首相の演説を聴く人たち。相変わらずの人気だが、その効果は……=枕崎市
「後期高齢者医療制度の評判が悪いが、よく考えてください。75歳以上のお年寄りに一番手厚い配慮をしている」
10日午後、枕崎市。自民前職、宮路和明の応援に入った小泉純一郎元首相は、集会で現役世代や60歳以上より抑えた負担割合などを説明し、こう添えた。「後期という名前が悪いというが、終末とか末期よりいいでしょう」
前回選挙は小泉氏が掲げた郵政民営化など「小泉改革」が大きな争点。宮路は、郵政民営化反対を前面に掲げた国民新元職、松下忠洋に約2万3千票の大差で当選した。
小泉氏は南さつま市での集会では、かんぽの宿の問題にふれ「国や役所が作る必要はなかった。運営する必要もなかった」などと語り、「国がやらなければならないことは何か、無駄は省くべきだ」と主張。宮路は「どの党の政策が国民、国家、地元のためになるか。それが選択の基準」と訴えた。
宮路陣営は、松下を支援する郵政関係の票は織り込み済みとしており、「特定郵便局長会は獅子身中の虫」などと激しく批判するビラを配るなど全面対決の構えだ。
それでも頭を悩ますのは、ここ数年で刷り込まれた「小泉改革は地方いじめ、年寄りいじめ」というイメージ。宮路陣営の幹部は「集会で高齢者に、保険料が上がったと詰め寄られることがある」とぼやく。「確かに収入や家庭状況で上がる例もあるが、ほとんどで保険料は下がった。それを説明しても通じない」。「後期」「天引き」という言葉への反発が頭にこびりついているのだという。
◇ ◇
一部が選挙区に入る鹿児島市を除く3区内6市の昨年10月現在の高齢化率は南さつま市の34・6%を最高に、すべてが県平均の26%を上回る。選挙区内の最大都市の薩摩川内市でも26・9%だ。
松下は地域に根強い影響力を持つ特定郵便局長を通じて「郵政民営化が象徴する、地方や弱者の切り捨てを許すことはできない」と、自民支持が多いとされる高齢者らに民主と連携した「政権交代」を呼びかける。
薩摩川内市で先月下旬にあった高齢者のスポーツ大会でも「今度くらい政権交代もいい」(72歳男性)、「年金、税金の無駄防止のため、今度はかえなきゃだめ」(66歳男性)といった声が漏れた。
元自民衆院議員という経歴から松下を推す動きも加わる。今月、「県庁土木部OB有志会」の名で松下支援を呼びかける動きが出始めた。発起人の一人は「勝手連でやっているだけ」と口をつぐむが「かつて土木部に所属していた私どもは大変お世話になった」と松下の国政復帰を訴える。
前回選挙で無所属で立候補した松下を支援した枕崎市区の上野新作県議も、今回は自民を離党して公然と松下の応援を始めた。
もともと「コスタリカ方式」で、小選挙区と比例区の議席を分け合っていた宮路と松下。根強い保守地盤で、これまで自民を支えてきた層が、小泉改革をどう評価するのか。民主がいない3区では、表層的な「風」ではない保守層の地滑りが明暗を分ける。(敬称略)
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千葉9区
:2009/08/15(土) 12:57:17
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000908120004
決〜09衆院選 京セラ支持 PR合戦
2009年08月13日
競り合いを象徴するように選挙区内の交差点などには2人のポスターが並ぶ=霧島市
霧島市国分山下町の京セラ国分工場で8日夕にあった納涼夏祭り。ステージそばのテントには工場の関係者や経済界代表らが顔を並べた。
会場を訪れた民主新顔の皆吉稲生がテーブルを回り始めた。ほどなく自民前職の小里泰弘も駆けつけ、皆吉と鉢合わせ。鶴丸高の先輩、後輩同士の2人。しばしの「休戦」とばかりに、エールを交換し笑顔で握手してみせた。
7月の隼人工場夏祭りでも見られた「呉越同舟」。帰趨(き・すう)を決しかねない「京セラ票」を狙う両陣営の意気込みを示している。
4区は霧島市、伊佐市、出水市、阿久根市などで約27万票。有権者が最も多い霧島市は約10万票で京セラ国分、隼人両工場がある。従業員は約5500人。家族や下請けも含めると2万票の影響力があるとされる。
前回選挙で11万票もの得票で圧勝した小里は、現在の霧島市域で3万9千票余りを集め、民主候補に1万5千票余りの差をつけた。
ところが、京セラ労組が初めて民主を推薦した07年参院選で霧島市は、民主が3万票余りで、当選した自民候補を5千票ほどリード。このとき民主候補は皆吉だった。
皆吉は2664票差で競り負けたが、4区内に限ると自民候補を約7千票上回った。「京セラ労組推薦の効果」との見方が一般的だ。
国分工場夏祭りの2時間前。同市であった皆吉の決起集会の演壇に京セラ労組副委員長で、国分支部長の矢野義和が立った。「昨秋以来10カ月、皆吉さんは私と一緒に工場前の朝立ちを続けてきた。稲盛(和夫)名誉会長の本心は政権交代です」。そう力を込めると、会場を埋めた参加者から大きな拍手が起きた。
矢野は「あいさつ文は京都の(稲盛)名誉会長や京セラ労組本部、地元の工場長にも事前に目を通してもらった」と話す。7月23日、稲盛は鹿児島市で開いた「盛和塾」例会で、皆吉ら民主と国民新の県内5選挙区の立候補予定者を激励するなど、これまでになく京セラは民主寄りの旗幟(き・し)を鮮明にしている。
◇ ◇
対する小里が7月末に東京で開いた政治資金パーティー。稲盛は発起人に名を連ねたが、当日は欠席。小里陣営は「役員会と重なり、出席はしてもらえなかったが、温かいメッセージを頂いた」と話す。後援会はチラシに稲盛の「先生は将来を嘱望されている若手政治家のホープです」というメッセージを載せ、稲盛の支持はこちら、とばかりにPRする。
事務所には地元のホテル京セラ、京セラの国分、隼人両工場から昨秋にそれぞれもらった推薦状のコピーを置いている。
前回の参院選以上に民主寄りに見える京セラに対し、霧島市が最大の地盤の小里陣営は「今までにない逆風」とあせりすら見せる。出水市で11日に開いた小里の決起集会。広い会場は支持者で埋まり、北薩の基盤の盤石さを見せつけた。「正念場の戦い。岩に生爪(なま・づめ)を立てても這(は)い上がる。その岩に立てた生爪をひっぺがしてでも、ひっぺがしてでも這いあがる」。小里は並々ならぬ決意を述べた。
大臣や自民党三役を歴任した父・貞利から続く自民党の議席は守れるか。貞利も議席を死守しようと後援会の引き締めに動く。(敬称略)
3647
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:58:12
http://www.nara-np.co.jp/20090811103220.html
予断許さぬ県都決戦 - 選挙区を行く・衆院1区【09衆院選】
2009年8月11日 奈良新聞
ポスター掲示板がお目見えし、選挙ムードが高まってきた=10日、奈良市役所前
「今度の衆院選は税金を生活に使うかどうかを決める政策選択、生活選択の選挙なんです」。9日、奈良市の県文化会館。1000人の支持者を前に民主党前職、馬淵澄夫(48)は声を張り上げた。
前回の郵政選挙の逆風も跳ねのけ、選挙区で2連勝。国会で「ミスター耐震偽装」の名をはせ、知名度は今や全国区。論客ぶりを党に買われ、今回の選挙では全国の激戦区を回る。支持者との直接対話を重視してきた馬淵だけに、地元での限られた時間を最大限有効にと、急きょ初の大集会を開催。馬淵は「選挙区を離れるのは初めて。皆さんに選挙区を委ね、私は全国で129人の仲間を増やしたい」と政権交代への思いを訴えた。
公示後は「せめて4日間は地元で」と陣営。しかし調整はついていない。本人不在でどう選挙を乗り切るか。党推薦候補が勝利した奈良市長選の余勢を買いたいが「選挙は水もの」と陣営は引き締める。連合奈良は北和地協が人海戦術で陣営をサポートすると決定した。
小泉郵政改革に反対した前回選挙の「落選組」のうち唯一、党公認を得て返り咲きを狙う自民党元職の森岡正宏(66)は「逆風を駆け抜け、勝利を収めたい」と“浪人時代”から続けてきた街頭演説に加え、今月から始めた地域ごとのミニ集会は既に60回を超えた。従来の企業・団体回りから住民への直接対話へこまめな活動に力点を置き、社会保障政策や安全保障など訴えている。
前回「刺客」に立った前職、鍵田忠兵衛(52)が7月に奈良市長選に回ったことで「保守一本化」を実現。鍵田票(前回約6万6000票)を取り込み馬淵票を上回りたい考えだ。
事務所には100以上の団体推薦書きが張り出されているが、「倍以上の推薦を取り付けた鍵田が市長選に敗れた。どれだけ集票力が期待できるか未知数」(自民党県連関係者)と焦りも見える。
一方、森岡の郵政民営化反対の姿勢に賛同する旧特定郵便局長らの政治団体「北和地区郵政政策研究会」は県内で唯一、1区自民党の推薦を決めた。松本陽一会長は「どれだけ支援できるか、最後まで応援したい」。さらに森岡の「靖国発言」に神経をとがらせていた公明党は、自公枠組みの中で「森岡が公明の政策に理解を示し出した」と、推薦に向けた検討を始めたもようで、陣営には追い風と受け止められそうだ。
共産党新人の井上良子(45)は7人の市議と街頭演説や小集会を精力的にこなす。共産は7月の市長・市議ダブル選でともに2万4000の支持票を受け、“躍進”を印象付けた。今回の政党選択選挙では「自公政権の退場」を訴えるが、民主党に対しても「危険な政策には国民生活の防波堤になる」と「建設的野党」としての存在感をアピールする。
政治団体・幸福実現党の栗岡真由美(49)は商店街や支持者を回り、知名度アップに努めている。
(文中敬称略)
3648
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 12:58:38
3・4区記事なし
http://www.nara-np.co.jp/20090812134659.html
高市手応え、滝に"風” - 選挙区を行く・衆院2区【09衆院選】
2009年8月12日 奈良新聞
前職の高市早苗(48)=自民党=と滝実(70)=民主党=、新人で元生駒市議の西ふみ子(74)=共産党=、新人の田中孝子(54)=政治団体・幸福実現=が立候補を予定。
衆院解散後、高市は内閣要職の多忙さなどから滞りがちだった企業や団体、個人へのあいさつ回りに精力的に動いた。「『高市さんなら大丈夫』との声が怖かった」とする陣営。しかし、逆風による支援者間に漂う危機感から「今回は、一度のお願いですぐさま実践に移してくれるところが多い」と基盤固めの出足に好感触を得る。
手探りだった前回に比べ、選挙区全域で校区単位の支援組織を設立。公明党との共闘関係が良好なまま推移している点も心強い。
とはいえ、支援者同様の陣営の危機感は、高市に従来以上に小まめな駅、辻立ちを促す。さらに、少人数集会を基本に、従来は野党側が積極的だった無党派層の多い新興住民に対する票の掘り起こしにも躍起。「思った以上に入っていける」との手応えは予想以上でもあるようだ。
ただ、従来型の保守支持団体からの推薦にも懐疑的な陣営幹部の1人は「政権選択選挙の中で、候補者の顔をちゃんと見てくれるかどうか」と不安を隠さない。
滝は、事務所こそ自民時代と同じだが、今や過去3回の選挙で争った民主の中村哲治(現参院議員)のスタッフが陣営の主力だ。その1人はかつての宿敵との共闘を「まあ、時の流れやね」
前回、郵政民営化に反対し、新党日本から出馬して比例区で復活当選。その後、無所属となり民主との連携を図った。昨夏から中村とツーショットで選挙区内を駆け巡り、「民主の滝」の定着を狙う。駅立ちなど可能な限り街頭で訴える「民主党的手法」で、真っ黒に日焼けした顔が今までの活動を物語る。
しかし、滝と中村両者の支持者の間に「違和感」や「抵抗感」はないのか。滝本人は「そう感じるような人は、前回の選挙ですでに離れている」。陣営幹部も「解散まで時間があったおかげで、両者の間で良い『化学反応』が起こった」とする。
ただ、2区は生駒市をはじめとする新興住民の動向が勝敗を左右する。無党派層が大多数の彼らに「民主の滝」が受け入れられ、全国的な民主の追い風に乗れるかどうかが勝敗の鍵を握る。
西は「政権選択」をめぐる自民対民主の構図での共産の埋没を危惧(きぐ)。民主大幅増の予想もある中、陣営は「比例区で最後の方の議席を争うのは、共産と自民の可能性が高い。自公の過半数割れを目指すには共産の躍進が必要」と訴えて存在感を示す。
さらに「主戦場は比例区」としつつも、「西の訴えが、憲法改正や増税の阻止を願う有権者の受け皿になる」とし、選挙区でも得票数増を狙う。
3人に対して知名度で劣る田中。選挙区全域での駅、辻立ちや街宣、討論会参加などで独自の政策を訴え、ばん回を図る。
(文中敬称略)
3649
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 13:02:24
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/08/15/new0908150901.htm
青森3区 郡部票の争奪戦激化(2009/08/15)
衆院選の青森3区で、郡部票をめぐる自民党の大島理森陣営と民主党の田名部匡代陣営の攻防が激化している。小選挙区制導入以降、過去4回の三戸郡の獲得票は、すべての町村で大島氏がトップ。大島陣営は今回も郡部票を死守し、確実に票を積み上げたい考えだ。一方、田名部陣営は民主への追い風を背景に郡部の切り崩しに躍起。農家や高齢者を中心に政策の浸透を図り、巻き返しを狙う。
大島氏と田名部氏の父・匡省氏が戦った1996年の衆院選では、三戸郡で大島氏が約6千票差をつけて勝利。田名部氏が地盤を引き継いだ2000年6月の衆院選では、その差は約1万1200票まで広がった。
その後は、田名部氏が差を約8100票、約6700票と徐々に詰めつつあるが、依然として壁は厚い。
大島陣営は郡部票を死守するため、国政報告会を中心に活動を展開。既に町村単位を終え、地区ごとの報告会に移行している。
大島氏も随所で、民主の日米自由貿易協定(FTA)の交渉スタンスに対し、「農業が壊滅する。(交渉の)テーブルに乗ること自体、慎重でなければならない」と批判。農家が多い郡部を意識した発言が目立つ。
だが、これまで自民を支援してきた青森県農政連が自主投票を決めるなど“農家離れ”の空気も漂う。滝沢求選対本部長は「元農相のリーダーシップを期待する声もある。農家と同じ目線で訴える」と気を引き締める。
一方、田名部陣営は郡部票の取り込みを目指し、きめ細かく国政報告会を行うほか、広報車もフル活用し政策の浸透を図る。
これまで全町村で大島氏の得票を上回ることができなかったが、今回は全国的な追い風に加え、政権与党に対する農家や高齢者の不満がうっせきしている―と読み、攻勢を仕掛ける。
山内正孝選対本部長は「自民を支持してきた1次産業従事者や高齢者の票を、どれだけ取れるかが大事。田名部氏に近い首長がいる町を、何とかして逆転させることができれば相乗効果は出てくる」と戦略を練る。
両陣営の戦いが過熱する中、郡内の有権者の関心も高まる。
「民主の所得補償はやればたいしたものだが、難しいのでは。お金をくれるよりコメが売れる方法を考えてほしい」=南部町の農業男性(70)=、「このままでは暮らしは良くならない。政権交代に不安もあるが、民主は声を聞いてくれそうだ」=同町の果樹農家男性(58)=と、さまざまな思いを抱える。
3650
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 13:03:13
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/nidaiseitou/nidaiseitou01.htm
二大政党決戦前夜
衆院青森3、2区
(1)3区・大島理森氏(自民)
(2009/08/11)
「おはようございます。ご苦労さまです」
9日午前7時。八戸市多賀台の集会所の早朝清掃。笑顔で参加者に声を掛ける大島理森の姿があった。
ワイシャツからネクタイを外し、額に汗をにじませながら一人一人を回る。その表情は「初心に帰り、自らもう一度国を立て直す」という覚悟と決意を示しているようだ。
全国的に自民党に逆風が吹く。国対委員長として党の中枢にいる大島自身も、厳しい戦いになることは承知している。
先月30日の事務所開き。「逆境だからこそ自民党が原点に返り、この大島も『人間大島』になって皆さまの声を聞く」。ひときわ声に力を込めた。
街頭演説でも「初心に帰る」「責任と信念を持って戦う」を繰り返し訴える。
連続8期。環境庁長官、文相、農相を歴任。党を背負う存在となった。それを支えてきたのは「大島ならやってくれる」という地元の期待だ。
自民対民主の二大政党対決ムードが高まる中、その期待に再び応えるため、肩書を捨て、一政治家として戦う覚悟だ。
不安要素もある。党県連会長の大島は、これまで青森1区候補者の調整や、各選挙区の応援で地元を離れることが多かった。
8日も1区の津島淳氏の事務所開きで青森市入り。夜、地元に戻って、白銀地区の2カ所で国政報告会を行う強行日程だった。会場を移動する途中、岬台地区の盆踊りに立ち寄り、小走りで会場を駆け回ると1、2分で次の会場に向かった。
自身の活動に全力投球できない状況を周囲は心配するが、「私には責任がある。限られた時間内で精いっぱいやる」と気を引き締める。
最近は、郡部の国政報告会も精力的にこなす。民主党の前職は衆院解散前から地元での活動に専念しており、出遅れ感は否めないが、組織力も生かし、着実に活動を進める。
危機感はあるが、焦りはない。9日午前、企業回りの最中、大島が語った。「じわ、じわ、じわと一生懸命頑張ります」
(文中敬称略)
3651
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 13:03:44
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/nidaiseitou/nidaiseitou02.htm
二大政党決戦前夜
衆院青森3、2区
(2)3区・田名部匡代氏(民主)
(2009/08/12)
9日午前11時、八戸市中心街で行われた民主、社民両党と連合青森の合同街頭演説会。
「次の時代を生きる子供たちのため、選挙区(青森3区)で勝たせていただきたい」。朝市回りや、つじ立ちを終えてから駆け付けた田名部匡代は、街宣車の上から声を張り上げた。
田名部の戦いは、2005年の前回衆院選が終わった時から既に始まっていた。
週末は、地元に戻ると朝からつじ立ち。国政報告会「ハッスルトーク」は250回を超えた。聴衆が3人の時もあった。
だが、じっくりと対話を重ねるごとに「多くの市民はささやかな安心を求めている。今の政治はそれを守ることができない。政権交代をしなければならない」との思いを一段と強くした。
衆院選は2000年に初挑戦。03、05年と計3回出馬した。うち2回は比例復活当選(1回は繰り上げ)で議員バッジを着けた。
選挙を重ねるごとに獲得票を伸ばしてきた。しかし、選挙区には自民党前職のベテランが立ちはだかる。とりわけ過去2回は「1万7千票差」の壁を破れずにいる。
7日夜、同市豊崎の瑞豊館で開いた国政報告会。田名部さんは比例で当選するから大丈夫―。3区の有権者に依然として残る“田名部安全説”に触れた。
実際は、民主に追い風が吹いているとされた03年は落選。郵政選挙の05年は約300票少なかったら、比例でも復活することができない状況で、決して安全圏ではないことを説明した。
全国的にかつてない追い風が民主に吹き、政権交代が間近とされる。野党間の選挙協力態勢も整い、これまで自民系と言われた業界からの応援もある。
それでも「ここは風の吹かない選挙区だ」と危機感を募らせる。
衆院議員を2期務め、父で参院議員の匡省ではなく、「匡代」の名前が広く認知されてきた。
「与党の議席を減らさないと政権交代につながらない」。あくまで選挙区での勝利に全力を傾注する。(文中敬称略)
3652
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 13:04:10
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/nidaiseitou/nidaiseitou03.htm
二大政党決戦前夜
衆院青森3、2区
(3)2区・江渡聡徳氏(自民)
(2009/08/13)
夏の蒸し暑さが戻った8日夕、江渡聡徳は六戸町の町文化ホール入り口で、国政報告会への出席者を出迎えていた。この日は午前10時から十和田市内の新工場落成式に顔を出したほか、分刻みで支持者回りをこなした。
昼の熱気が残る中、上着を着たまま笑みをたたえ、「お疲れさまです」と声を掛けながら、一人一人と握手を交わす。
人の流れが途切れると、ふと漏らした。「この変な風(逆風)は何なのかなあ…。肌で感じているよ」
しかし、悲壮感はない。「最後には吹き飛ばすけどね」。笑顔に戻り、再び支持者の手を握った。
通算3期10年。防衛副大臣、自民党国対副委員長と国政の最前線で奔走してきた。任期中は公務で地元入りが制限されることが多かったが、強固な支持基盤に支えられ、態勢は万全のはずだった。
だが、自民への逆風は農村部が多い青森2区でも、やむ気配がない。「どこへ行っても〝政権を代えろ〟と言われる」。陣営も頭を抱える。
どうすれば有権者に熱意が伝わるのか。江渡の最大のセールスポイントは、やはり実績。地域に必要な政治家であるとアピールするしかない。
「公共事業削減で青森の建設業は、半分以上が淘汰(とうた)される」。約150人が出席した報告会では、民主党の政策を批判。「政策は生活に直結する。中身を見てほしい」と訴えた。
終了後、出口で退場する支持者と再び握手を交わした。
高齢の男性支持者の「やせたんじゃない? 体調は大丈夫ですか」という気遣いに一瞬、感慨深い表情を浮かべたが、すぐに「多少、締まりました。男前になりました」と返し、笑いを誘った。
支えがあるから頑張ることができる。そんな思いを全身にみなぎらせ、出席者の手を固く握った。
「今回は江渡個人の戦いだ」(陣営幹部)。政党色を前面に出す民主の立候補予定者とは、対照的な姿勢を見せている。
(文中敬称略)
3653
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 13:04:39
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/nidaiseitou/nidaiseitou04.htm
二大政党決戦前夜
衆院青森3、2区
(4・完)2区・中野渡詔子氏(民主)
(2009/08/14)
熱帯低気圧が接近した9日午後、雨が降ったり、やんだりの十和田市内。買い物客が行き交う食品スーパーの前に、中野渡詔子のひときわ張りのある声が響き渡った。
「政権を代え、新しい政治をつくる第一歩を皆さんとともに踏み出したい。私たちに任せて下さい」
演説を終えるやいなや、猛ダッシュで聴衆に走り寄り、両手で固く握手。「よろしくお願いします」。はじける笑顔を向けながら、一人一人と対話していく。
出馬表明から約2年。知名度を上げるため、とにかく街頭を重ねてきた。相手は、通算3期の実績を持つ自民党前職。「一人でも多くの人に私を知ってもらいたい」
自分を印象付けるキャッチフレーズに「いつもニコニコ元気印」を掲げ、人の姿を見つけてはマイクを握った。
8、9日も十和田市と上北郡内、三沢市を回り、スーパーやホームセンターなど20カ所以上で小まめに街頭。家族連れが訪れる場所で連日、子育て支援をはじめ、生活に密着した党の政策を訴えた。
面積が広い2区。しかし、自身の後援会や地区ごとの選挙組織は特に持たない。組織力を前面に出す自民とは対照的だ。
上北郡内の党関係者の一人は「強固な組織がない不安はあるが、“風”はある。政権交代の期待がこの2区にも表れるかどうかだ」と懸ける。
鍵を握るのは、2区で高い知名度がある党県連代表で参院議員・田名部匡省との連携。「この地域は昔から田名部さんが強いところ。『田名部党』として動く人もいるのでは」。ある市議はそう話す。
初挑戦の選挙は、所属党がかつてない追い風に乗っている。だが「全国的にはそうかもしれないが、それに甘んじることなく突き進む」と余念がない。
終盤の戦い方も「一人でも多くの人に訴える」を貫く姿勢。陣営幹部は「あとは街頭のやり方。有権者が最も聞きたいことに言葉を絞っていく」と、さらに走り回る気構えだ。
(文中敬称略)
3654
:
いなばやま
:2009/08/15(土) 13:10:02
東京8区は奇跡が起きそうですなぁ、マジで
心が狭いのは横須賀の4代目と一緒、世襲は逆境に弱い
>商店街で偶然出くわした保坂氏から「どーも」と声を掛けられた伸晃氏は、
>「なんでこんなとこにいるの? ここ、僕のとこだよ」と握手を拒否。
>その後は街で出会っても無視を決め込んでいるという。
石原兄弟がけっぷち!伸晃氏ピリピリ…東京8区
2009年08月15日08時15分 / 提供:スポーツ報知
http://news.livedoor.com/article/detail/4299309/
泣く子も黙るブランドにも風―。石原兄弟がドブ板ブラザーズと化している。東京8区で無敵の強さを誇っていた伸晃氏は、野党連合から推薦を受ける保坂氏の猛追を受け、東京3区の宏高氏は、宿敵・松原氏に苦戦を強いられている。
「ご苦労さま。冷たいお茶でも飲んでって」。阿佐ケ谷の商店街にある伸晃氏の選対事務所を訪ねると、丁寧に応対された。しかし、記者が「激戦区の取材で」と切り出すと、所員の態度が一変。「ここは激戦区じゃない。そんな取材は受けん。テンジン(保坂展人氏)陣営に利するだけだ!」と一喝され、一発退場を宣告された。
次期総裁候補でもある政界のプリンスに、焦りが出始めている。これまでは、積極的な選挙戦を展開せずとも圧倒的な勝利を収めてきたが、今回は違う。朝から街頭に立って、戸別訪問を繰り返している。杉並区選出の都議が「伸晃さんが、街頭演説したりチラシを投函(とうかん)したりするのは、1990年の初出馬の時以来ですよ」と驚くほど尻に火が付いている。選対は「必死のドブ板の図」を取材させまいと、メディアにスケジュールすら公開しないほどだ。
党への逆風ぐらいなら、びくともしないはずだった。しかし、一枚の写真が無風区を激戦区へと導く格好となった。先月12日の都議選。自民党が歴史的大敗を喫した際、都連会長の伸晃氏が顔をゆがめて悔しがる写真が、新聞各紙に大きく取り上げられた。惨敗の象徴となった伸晃氏の姿に、ある区議は「あの写真のインパクトはかなり強かったみたいで、それから地元でも『石原さん、大丈夫かな』という声が出始めた」と指摘する。
伸晃氏自身も、不本意な表情を激写されたことを後悔したのか、解散の日に記者団に囲まれた際は「変な顔、もう撮らないでよ〜」と不自然な笑顔を浮かべていた。
一方、隣の東京6区からプチ国替えした保坂氏は、落下傘候補との批判に「杉並区内のドトールコーヒーとか、ジュース工場でバイトしたことがある」と何とも微妙な接点をアピールし反論。「国会の質問王」と呼ばれた知名度に加え、野党連合から推薦を受ける。ポスターやチラシでは「社民党」よりも先に「民主党推薦」の文字を大きく掲載。先の都議選杉並選挙区で7万6000台だった自公票に対し、野党票を合計すると12万を超えるだけに、保坂氏は「何が起こってもおかしくないですよ」と不敵に笑う。
公示を目前にピリピリムードは高まる一方。商店街で偶然出くわした保坂氏から「どーも」と声を掛けられた伸晃氏は、「なんでこんなとこにいるの? ここ、僕のとこだよ」と握手を拒否。その後は街で出会っても無視を決め込んでいるという。
◆東京8区(杉並区)
▽立候補予定者
石原伸晃(52)自民前
保坂展人(53)社民前
沢田俊史(58)共産新
植田誠一(44)幸福新
3655
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 13:18:33
>>3530
>>3532
>>3542
>>3544
>>3601
>>3620
>小選挙区の空白区からの出馬をと、3区で県議を務める和嶋氏が浮上した。
>また3区から比例候補を出すことで3区の小選挙区から候補を立てる社民と
>の間に支障はないかとの質問には「連合、社民とも同意している」と話した。
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090815ddlk06010011000c.html
選挙:衆院選 和嶋氏、出馬正式表明−−民主・比例東北ブロック /山形
◇「弾みつけたい」
民主党衆院比例東北ブロックからの出馬を検討していた酒田市選出の同党県議、和嶋未希氏(37)が14日、同市で会見し出馬を表明した。
和嶋氏は後援会幹部会で出馬の了承を受けた後、会見。今回の選挙を歴史的な選挙と位置づけ「政権交代を実現することが大事。小選挙区全区の当選に弾みをつけたい」と意気込みを示した。
党県連は党本部の要請を受け7月下旬から候補者擁立を検討。小選挙区の空白区からの出馬をと、3区で県議を務める和嶋氏が浮上した。
近藤洋介党県連会長は「切り札を出した。1、2区必勝のエンジンにしたい」と述べた。また3区から比例候補を出すことで3区の小選挙区から候補を立てる社民との間に支障はないかとの質問には「連合、社民とも同意している」と話した。【佐藤伸】
3656
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 13:21:21
社民つながりで行くと熊本5も奇跡が起きるかもしれませんね。
八代市長選で保守分裂 野党系候補が勝つとマサカがあるかも。
比例下位に矢上が出れば、更に保守切り崩しにつながるのでは!?
3657
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 13:26:51
>「政治家は実行力。昨今の加藤氏は評論家だ」との批判もある。
>加藤陣営は「評論も政治家の仕事」と組織を引き締める。
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090815ddlk06010005000c.html
決戦の構図:’09衆院選/下 3区 浮動票は「視界不良」 /山形
◇加藤氏、組織引き締めに躍起
非自民の暴風が吹き荒れる中、3区の各陣営の見方は一致している。
「3区に波乱はない」
新人の長谷川剛氏を擁する共産陣営は「比例票獲得のための擁立」と公言。民主と協力関係の社民新人、吉泉秀男陣営は「巨象にどれだけ立ち向かえるか」。諸派新人の城取良太氏も「加藤氏に挑戦できて光栄」と言う。焦点は「どれほど票を取るか」だ。
「郵政選挙」の追い風に乗って加藤氏は05年の選挙で得票率約7割の約16万票を獲得した。03年は13万7000票。旧4区(鶴岡、酒田、東西田川、飽海各市郡)だった00年は13万1000票と、圧倒的強さで勝ち抜いてきた。「かつてない逆風」と言われるが3区はどうだろう。
農業関係団体や建設業界は、日米自由貿易協定や農家への個別補償、公共事業など民主の政権公約を警戒している。
10支部ある3区の農協政治連盟は加藤氏を推薦。柿崎力治朗・県建設業協会最上支部長の「最上・新庄地域は業界就労者の割合が高くこれは生活防衛の闘い」との言葉に代表されるように建設業界も危機感を募らせる。知事選をめぐり関係がぎくしゃくした自民の岸宏一参院議員も今回は加藤氏を支援する。公明との共闘関係もある。3区は保守地盤が強固なだけに加藤氏には逆風など「どこ吹く風」にも見える。
ただ不安材料がないではない。社会や人間関係の構造変化がかつては「見えた」選挙を「見えなく」したからだ。
地方組織が弱い民主の票は労組票と個人票、それに風票の三つで構成され、うち風票の割合が高いとされる。03年選挙で加藤氏と争った民主の斎藤淳氏は約8万5000票を獲得した。一方、吉泉陣営は加藤氏の今までの票の動きから「浮動票は2万票ほど」とみている。「民主への強烈な追い風と浮動票の多くが吉泉氏に流れるとすればどうなるか」と民主関係者は言う。
「政治家は実行力。昨今の加藤氏は評論家だ」との批判もある。加藤陣営は「評論も政治家の仕事」と組織を引き締める。加藤氏自身は長丁場の選挙戦を利用して過疎集落をくまなく回る地道な戦略を取る。
既定路線に見える「加藤氏当選」だが各論めいた票の動きとなると3区はがぜん「視界不良」になる。投票率はどうなるのか。滞留する反自民票や浮動票は。折しも民主の県議、和嶋未希氏(37)=酒田市選出=が同党衆院比例東北ブロックから出馬を決めた。票は漂流したままか。どこへ漂着するのか。吉泉氏か。長谷川氏か。城取氏か。いずれにせよ各候補の得票数は今後の選挙を測る材料になる。【佐藤伸】
==============
◇3区の立候補予定者◇
加藤紘一 70 [元]党幹事長 自前
長谷川剛 31 党地区委員長 共新
吉泉秀男 61 [元]県議 社新
城取良太 32 幸福県副代表 諸新
3658
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 13:32:59
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/CK2009081402000214.html
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/images/PK2009081402100146_size0.jpg
データで見る(上) 直近の参院選
2009年8月14日
衆院選の公示まであと4日。政権を争う自民党と民主党が、県内でも選挙戦の中心になるとみられる。両党が過去に繰り広げた選挙戦のデータを、上下2回に分けて振り返る。
県内で直近に行われた国政選挙は2007年7月の参院選。“消えた年金”の問題が、自民への逆風となった点では、現在と同様な状況だった。
2年前の自民と民主の福井選挙区の得票状況をみると、県内9市のうち、民主候補が敦賀や鯖江など5市で自民候補をリードした。衆院2、3区の大票田が含まれており、自民系県議の一人は「(今回衆院選でも)危機感はある」と認める。
その一方で、衆院2、3区の自民前職の立候補予定者は敦賀市と鯖江市をそれぞれの地盤としているだけに、「人が変わるから参考にならん」と言い切る自民系県議もいる。
自民候補が競り勝ったのは福井など4市。衆院福井1区の主戦場となる福井市の結果について、自民党県連関係者は「県議と市議が結束すれば、今回もそうなるはず」とみる。ただし、参院選の福井市には衆院選で3区となる旧清水町と旧越廼村分の得票も含まれている。
民主党県連関係者は「自民は郡部に強いというのがあるから」と、1区の都市部決戦には強気だ。この関係者も認めるように、参院選では8町で自民候補が“全勝”。「郡部を固めれば、その人たちの働き先がある都市部での得票につながる」。自民党県連幹部は今回衆院選での都市部への波及効果に期待している。
(衆院選取材班)
3659
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 13:33:36
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/CK2009081502000234.html
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/images/PK2009081502100170_size0.jpg
データで見る(下) 増える無党派層、民主支持拡大
2009年8月15日
浮動票を味方にするのは自民か民主か−。今選挙で、3つの小選挙区ではいずれも自民と民主の立候補予定者が接戦の様相を呈している。背景には、保守王国といわれてきた県内でも支持政党を持たない「無党派層」が増加し、その多くが民主支持に流れている実態があるようだ。
2004年と07年の参院選を比べると、勝利を収めた自民候補と民主候補の得票差は7万票から3000票へ肉薄。投票行動が世論によって左右されやすい無党派層の増加を感じさせた。特に、人口最多の福井市を抱える福井1区には、無数の浮動票が眠っているとみられる。
05年の前回衆院選。本紙が1区の有権者1605人を対象に行った出口調査で、無党派層は307人いた。そのうち、比例代表では39%が自民、37%が民主へ投票。“小泉劇場”で自民が大勝した中で、無党派層には民主支持が浸透しつつあった。
今月9日の本紙世論調査結果では、1区の対象者533人中無党派層は150人。このうち「政権交代」の風に押され、比例代表で40%が民主への投票を検討しており、14%の自民を引き離している。
ただ、まだ態度を決めていない人も26%に上っており、無党派層をどれだけ取り込めるかが、選挙戦の鍵を握ることになりそうだ。
<表の見方>本紙の独自調査で「支持政党を持たない」と答えた福井1区の有権者に、比例代表選での投票行動(2009年は投票予定)を聞いた。数字は%。サンプル数は05年が307人、09年が150人。
3660
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 13:42:14
>>2376
政党ゆい代表立候補断念。
後援会HP
http://www.t-nagaoka.com/
政党HP
http://www.seitoh-yui.com/
本人ブログ
http://blog.goo.ne.jp/garutu00
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/CK2009081502000233.html
長岡隆志さん、出馬断念
2009年8月15日
18日公示の衆院選で、福井3区から立候補の意向を示していた政党代表の長岡隆志さん(60)=敦賀市松栄町=は14日、立候補の断念を表明した。長岡さんは理由を「諸般の事情」としている。
http://blog.goo.ne.jp/garutu00/e/6821c8247dd300f1923e77b0d6cbd7a0
不戦敗
2009-08-15 13:03:58 | Weblog 供託金が用意できず衆議院議員選挙に立候補出来なくなりました。ひとえに私の戦略の間違いであり、今まで応援頂いた皆様にお詫び申し上げます。
しかし諦めません。次回に向けて活動を続けます、相変わらずのご支援をお願い申し上げます。
3661
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 13:59:10
>>3654
ひでぇな
>「なんでこんなとこにいるの? ここ、僕のとこだよ」と握手を拒否。
>その後は街で出会っても無視を決め込んでいるという。
>阿佐ケ谷の商店街にある伸晃氏の選対事務所を訪ねると、丁寧に応対された。
>しかし、記者が「激戦区の取材で」と切り出すと、所員の態度が一変。「ここは激戦区じゃない。そんな取材は受けん。
>テンジン(保坂展人氏)陣営に利するだけだ!」と一喝され、一発退場を宣告された。
とは総研重点候補だ。杉並の土地持ちの親戚に票固めの依頼でもしたい所だが,自民支持者かなぁ。。
学会員程の図々しい神経が欲しいが。。話しよりし易いおかん通してみよっかねぇ。
右翼区長が最期保守って事で石原に肩入れせんやろねー。
取り敢えず民主推薦候補と国会の質問王ってのを前面に出して4度目のまさかを将にまさかの小選挙区で石原を破っての当選で決めたい。
3662
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 14:13:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090815k0000e010073000c.html
自民党:岐阜県議が離党届「野田氏応援できない」
岐阜県の笠原多見子県議(44)=岐阜市選挙区、県政自民クラブ=は15日、自民党県連に離党届を提出したと発表した。佐藤ゆかり衆院議員と野田聖子・消費者行政担当相が岐阜1区で対決した05年の衆院選以来の党への不信感が背景にあるという。笠原氏は「党公認候補の佐藤氏を応援してきたのに、その後、県連からは冷遇を受けた。今回1区の公認候補となった野田聖子氏からは、かつて郵政民営化に反対しながら復党後に賛成した経緯の説明がなく、心から応援できない」と述べ、「自民党内では良い仕事ができない」と、離党理由を説明した。今回選では、民主党の立候補予定者を支援する意向という。
離党届は14日に県連幹部に手渡したが、県連は扱いを保留しているという。【山田尚弘】
3663
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 14:31:09
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081502000255.html
立命館問題で分裂の自民系 野田消費者相が団結訴え
2009年8月15日
週明けの18日に公示される衆院選で岐阜1区から立候補予定の野田聖子消費者担当相は14日、立命館誘致問題の余波で分裂した岐阜市議会の自民系市議両派に呼びかけ、市内のホテルで緊急会合を開いた。自民党員の一部が民主新人の支持に回る中、公示直前に団結演出を図った形だ。会合は12日前後に急きょ決まり、24氏中18氏が出席。4年前の前回衆院選で佐藤ゆかりさんを応援した市議1人も出席。
野田さんは「候補者としてまず取り組むべきことは、岐阜市を再生させ元気づけること。皆さんとスクラムを組んで市民、県民のために頑張っていきたい」とあいさつ。分裂している市議会の現状には言及しなかった。また、元佐藤派の市議が力を入れる事業を「市民の生命や財産を守る計画」と話すなど、手厚い配慮も見せた。
市議らは「野田先生にお願いしたら陳情がすぐに通った。本当に力がある代議士」「東海環状自動車道の推進で国に地元の思いを伝えていただいている」などと持ち上げ、一枚岩での支持を強調した。
(竹田佳彦)
3664
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 15:01:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090815/20090815_0003.shtml
福岡11区 鍵握る山本票の行方
2009年08月15日 14:38
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
自民前職の武田良太(41)にとって、1カ月前には「想定外」の“40秒”だったに違いない。
13日、武田は田川市内で政見放送の収録に臨んだ。小選挙区の政見放送は、党公認候補(候補者届け出政党)だけに認められる“特権”。山本幸三(61)との公認争いが決着せず、無所属での分裂選挙に突入していたら、権利はなかった。武田は40秒間の収録を終え、「自分の決意を一人でも多くの有権者に知ってもらう機会が得られた。プラスになる」。
自民は衆院選公示(18日)まで約2週間という土壇場で「小選挙区は武田、比例代表は山本」のすみ分けを決め、分裂選挙を回避。過去5回連続、2人が激突してきた構図は様変わりした。
ただ、怨念(おんねん)のしこりは消えそうもない。山本の支持者には「無所属でも出てほしかった」などの不満がなおくすぶる。地元後援会の“溶解”を懸念する山本は「2人が当選すれば(競合の)現状が続く。当然、小選挙区を目指す」と公言。既に「次の次」も見据える。
党裁定は1回限りのすみ分けを決めた「協力区」の位置付けだけに、山本は「小選挙区で『武田』と書くよう、支援者を説得することはしない」とも言い切る。
一方の武田は、盟友関係の公明党・創価学会との選挙協力を重視する構え。学会幹部も「武田本人は『比例は公明』という関係に変わりはないと言っている」とくぎを刺す。11区の自民が一枚岩となるハードルは高い。
□ □
「野党統一候補の山口はるなを勝たせてください」。8日、行橋市の街頭に社民党首の福島瑞穂の声が響いた。
民主は県内11選挙区で唯一、公認候補擁立を見送り、社民を推薦する「野党共闘」を選択。社民が県内唯一の小選挙区公認として擁立したのが新人の山口はるな(33)だ。山口はミニ集会などで「社民党、民主党、連合が一体となり、11区から政権交代を」と繰り返す。
陣営は「事実上、武田と山口の1対1の戦いになった」(社民県連合幹部)と意気込む。「民主との共闘をアピールし、連合や労組の票を囲い込む」という基本戦略を深化させる構えだ。
一方、自民内の“分裂余波”で、山口陣営からは「山本支持者から『小選挙区は山口を支援する』と声をかけられるようになった」との声も。
関係者の間では「行き場を失った山本支持者の白票が増える」「投票率が大幅に低下する」などのささやきも聞かれるが、前回約7万8千票を獲得、比例代表で復活した山本の票の行方が、11区の戦いに影響を与えることは間違いない。
共産新人の山下登美子(55)は、街頭などで「平和で、人が大切にされる政治を目指したい」などとアピール。幸福新人の小迫日出典(41)は消費税廃止などを訴えている。 (敬称略)
× ×
●立候補予定者
▼11区(4人)
武田 良太 41 防衛政務官 自前
山下登美子 55 党地区役員 共新
山口はるな 33 党県副代表 社新
小迫日出典 41 幸福実現党県役員 諸新
並べ方は(1)衆院の各党勢力(2)前元新(3)五十音−の順。
3665
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 15:03:59
衆院14区で久賀氏が出馬断念/神奈川
衆院14区に無所属で立候補表明していた自営業久賀和浩氏(39)が14日、出馬を断念すると発表した。
久賀氏は「供託金を用意できなかった」などと説明している。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908338/
3666
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 15:17:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081500194
自民大物に挑む女性「刺客」=支持層じわり侵食−民主、新顔攻勢強め【09衆院選】
自民党閣僚経験者ら大物への「刺客」として送り込まれた民主党新顔の女性候補が、「政権交代」の追い風に乗り、自民支持基盤を侵食しつつある。18日の衆院選公示が迫る中、本来なら応援で全国を飛び回っているはずの大物が地元にくぎ付けとなるほど、攻防が激しさを増している。
京都5区から10期目を狙う谷垣禎一元財務相(64)に挑むのは、小原舞氏(35)。松下政経塾出身の元自衛官で、地元「クイーン」に選ばれたことも。6月末から毎日30回の街頭演説をこなし、白いスカート姿で保守層の農村部にも入り込む。「表に出せないが応援している」。5日、谷垣氏のおひざ元の福知山市で開かれた民主党の時局講演会。前原誠司副代表が市内の病院幹部から耳打ちされた秘話を披露、「表向きは誰を応援すると言っても結構だ」と述べ、会場を沸かせた。対する谷垣氏は「テレビ映りが良く、面白いだけでは政治はできない」と説いて回り、山間の集落にも足を運ぶ。陣営幹部も「(支持団体は)推薦の判を押しながら、体の向きはあっち(民主)。虫食い状態だ」と明かす。
愛媛1区の永江孝子氏(49)は、塩崎恭久元官房長官(58)に挑戦する。地元テレビ局の情報番組パーソナリティーを18年間も務めただけに、知名度は抜群。街頭演説は1000回を超え、ミニ集会も2巡目に突入した。2人の子供を育てた永江氏は「塩崎さんは実力のある立派な政治家」と持ち上げつつ、「生活経験では負けない」とアピールする。一方の塩崎氏は父譲りの強固な地盤を誇るが、県運送業界団体など従来の自民党支持団体は民主党候補の推薦も決めた。解散前に反麻生の動きを見せたことも支持者の反発を生む不安材料でしかなく、「これまでにない厳しい選挙」(陣営)と、地元企業やミニ集会などを必死に駆け回る姿には、危機感がにじむ。 (2009/08/15-15:10)
3667
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 15:23:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081500206
大川総裁の出馬取りやめ=幸福実現党
宗教法人「幸福の科学」を支持母体とする政治団体「幸福実現党」(大川隆法総裁)は15日、大川総裁の衆院選立候補を取りやめると発表した。比例代表東京ブロックからの出馬を予定していたが、同党は「他党の候補者の中には幸福の科学の信者もおり、総裁自身が勝ち負けの世界に入っていくことには問題がある」と理由を説明している。 (2009/08/15-15:16)
3668
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 15:25:20
>>3666
>自民大物に挑む女性「刺客」=支持層じわり侵食−民主、新顔攻勢強め
もう題名見ただけではどこの選挙区か判りませんよね?田中?永江?福田?と思ったらなんと小原舞ちゃんもすか。
3669
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 15:38:26
=岐阜1区=
ここ一ヶ月の岐阜の動きは予想以上に野田の地盤が崩れてるって事ですね。
此迄の経緯抜粋
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/779-783n
>>114
野田後援会バスツアー参加者は半減 2009年4月28日
>>793
6/8共同の情勢記事
1区の自民野田は、転出した佐藤ゆかりの支持者を取り込むが、しこりも残る。民主柴橋は無党派層に支持を拡大。
>>1591
名前:ぐらもん[] 投稿日:2009/07/17(金) 18:50:55
野田聖子が市議レベルで支持を集める一方、佐藤ゆかりが県議レベルで支持を集めてきたという経緯も
あるのですが、野田公認、佐藤東京転出になった時の佐藤派の人たちの怒りは凄まじいものがあったこ
とを覚えています。笠原県議など「自民党に利用された。今まで佐藤さんを応援してきたのは何だった
のか」と公然と言っていました。
>>1962
岐阜1区 自民分裂一部が民主支援 「野田×佐藤」しこり再燃(2009年7月22日 読売新聞)
>>3662
自民党:岐阜県議が離党届「野田氏応援できない」(09年8月15日毎日新聞)
3670
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 15:45:17
>>2192
> 近藤は今月(7月)10日、輪島市のホテルで郵便局の退職者26人を前に「衆院選は郵便局と地域の文化を守る戦い」と訴えた。参加した女性が近藤の手を包むように握り「頑張って」と何度も揺すった。
> 運動の軸は連合石川の加盟労組や101局ある郵便局の関係者、出身の中能登町など12市町の個人後援会だ。特に近藤は個人後援会について「3分の1は自民党だった人たち」と話し、保守層への食い込みに自信をみせる。
郵便局長、民営化見直しかけ民主支援に奔走
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000908150001
2009年08月15日
綿貫民輔代表と近藤和也氏が一緒に演説をした街頭では、郵便局長らがそろいのTシャツ姿で支持を呼びかけた=7月11日、七尾市府中町
郵政民営化の見直しを掲げる国民新党支持の郵便局長たちが、選挙区で民主党の応援に奔走している。客離れの現状や不採算局廃止への危機感を訴えながら、政治活動への制約がなくなった利点を生かして集票に励むが、「本命」の比例票にどれだけ結びつくかは不透明だ。(大畠正吾)
衆院解散の時期が盛んに取りざたされていた6月の土曜日、宝達志水町以北の全郵便局長88人が内灘、津幡両町の住宅を回っていた。手には3区に立候補を予定する民主新顔の近藤和也氏(35)と、国民新党代表で前職の綿貫民輔氏(82)のリーフレット各200枚。有権者の多いかほく地域に風を吹かす作戦だ。
「民営化になってよかったのは、こうして政治活動ができることだけだ」。七尾市の久保潔・七尾府中郵便局長(61)はため息をつく。
父親が戦後に始めた特定郵便局を、36歳で引き継いだ。郵便、貯金、保険の3会社から委託料をもらいながら、2人の職員と局を運営する。
07年10月の民営化で客の2、3割が離れたと感じる。入院している夫の貯金をおろしに来た高齢の女性に「委任状がなければダメです」と言わなければならない。「確認行為」と呼ばれる必須作業だが、客は昔から知っている人ばかりだ。
集配局では配達時にひとり暮らしのお年寄りの安否を気遣う「ひまわりサービス」がなくなった。郵便局から親密さと気安さが消えつつある。
特定郵便局長たちは、かつてOBや家族が自民党の職域支部「大樹」を構成。強力な集票マシンとして選挙のたびに貢献してきた。しかし、05年の郵政選挙で2373人が脱退。08年に現役局長も加わり政治団体「郵政政策研究会(郵政研)」に衣替えした。郵政研は選挙区で民主を支援し、見返りに比例区では民主の支持団体に国民新党への投票を求めている。
「民営化を進めて株式を売却すれば、能登の郵便局は七尾と津幡しか残らないだろう」。近藤氏は11日、街頭演説で訴えた。「採算性の悪い局は切り捨てられる」という郵政研の主張を代弁する。
県内253局のうち101局が集中する3区。郵便局長たちはミニ集会の人集めや支持者回りに同行し、近藤氏を支える。
2区でも新顔の田中美絵子氏(33)が郵政研の支援を受ける。「特定局OBなども含めると2区の郵政票は3千〜5千はあるのではないか」と田中陣営幹部は期待する。
一方、逆風の自民党にとっても郵政票は手放せない。3区の自民前職・北村茂男氏(63)は「かつてはこちらを支持してくれていた人たち。働きかけをしていく」。
さらに郵便局長側にも、民主への支援が比例北陸信越ブロックに出馬する綿貫氏の集票にどこまで結びつくのかという懸念がある。国民新党は1郵便局あたり180票をめざす。しかし「自民党と一緒にやっていたときの力は今はない」と、郵政研能登地区会の前村正治会長(56)は苦しい胸のうちを明かす。
3671
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 16:04:55
実権は完全に小沢が握ってる感じですね、改めて。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081502000275.html
前田さん「出馬要請あれば頑張る」 民主復党へ意欲
2009年8月15日
民主党が18日公示の衆院選・比例東海(定数21、愛知、岐阜、三重、静岡の4県)の単独候補として擁立を検討している前衆院議員の前田雄吉さん(49)は15日朝、愛知県犬山市の自宅前で本紙の取材に応じ、「党や小沢さんから『働け』と言われれば、頑張りたい」と話し、党から要請があれば復党して出馬することに強い意欲を見せた。
前田さんはマルチ商法(連鎖販売取引)業界から献金を受けた責任をとって昨年10月に民主党を離党。先月21日の衆院解散まで無所属議員として活動し、今回の衆院選への不出馬を明言していた。
前田さんは、党が比例単独候補として擁立を検討中であることを否定も肯定もせず「正式な発表まで待ちましょう」と笑顔で対応。離党するまで小沢一郎党代表代行を支持する党内グループ「一新会」の事務局長だった点をあげ「私は小沢一郎さんと民主党に身を預けている」と語った。
一方、離党直後の愛知県庁での記者会見で衆院選不出馬を自ら明言していた点を問われると、しばらく沈黙した後に「きちんと発表されるまで待ちましょう」と繰り返し、具体的な言及を避けた。
党愛知県連は比例単独候補として、名古屋市港区出身で米国在住の眼科医の男性(34)を推薦し、党本部も既に了承した。その際、前田さんを推薦する動きもあったが「異論が出たため見送った」(県連幹部)という。
近く党本部が最終的な結論を出すとみられる。
<一問一答>
前田さんの主な一問一答は次の通り。
−党が比例東海の単独候補として擁立を検討しているが。
正式な発表まで待ちましょうよ。
−小沢一郎党代表代行から比例の単独候補という具体的な話があったのか。
小沢さんに、党に身を預けている。僕は小沢さん(を支持する党内グループ「一新会」)の事務局長を務めた男だよ。
−離党後の会見で、次の衆院選には出馬しないと明言していた。
党や小沢さんから「働け」と言われれば、頑張りたいと思う。まぁ、きちんと発表されるまで待ちましょうよ。
−もう復党したのか。
だから正式に発表があれば、その時にはちゃんとお話しします。
3672
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/15(土) 16:10:16
民主に合流するんかい
笠原県議が自民に離党届 民主・柴橋氏支持明言
2009年08月15日15:05
岐阜市選出の笠原多見子県議(44)=当選3回=が15日、記者会見して
自民党県連に離党届を提出したことを明らかにした。笠原県議は「4年前の衆
院選で党公認候補を応援して、その後県連から冷遇を受けて自民党に期待が持て
ない」とし、今回の衆院岐阜1区で民主新人の柴橋正直氏(30)への支援を明言した。
会見で笠原氏は自民党前職の野田聖子氏について「復党の明確な理由が分か
らない」とし、「党公認候補の国替えなど私にとって分かりにくく、何の説明
もない」と不満をあらわにした。
離党については「長い間悩んできたが、公示前にはっきりさせなければなら
ないと思った」と、14日午後に党県連に離党届を出した経緯を説明。柴橋氏
については「若くこれからの人。そこに懸けてみたい」と全面的に支援するこ
とを表明した。笠原氏は「無所属で活動する」としているが、会見後の取材に
対し、近く民主党に合流する考えを示唆した。
自民党県連は笠原氏の離党届を事務局預かりにしている、としている。
岐阜新聞
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090815/200908151505_8589.shtml
3673
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 16:28:49
政権攻防:09衆院選 さまよう組織票/上〜下 /奈良
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/2975-2977
上 ◇郵政民営化、揺らぐ自民の支持基盤 ◇1区、選挙区と比例でねじれ
中 ◇民主マニフェストの戸別所得補償制度 ◇JA組合員の意識に変化「流れ変えてほしい」
下 ◇県医師会、自民と距離 小泉改革余波、ここにも
争点を追う:09衆院選/1 少子化 /奈良
◇教育の機会均等、瀬戸際 独自に教員雇い維持−−天川村
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1116734086/1421
山に囲まれた天川村唯一の村立天川小。07年に洞川(どろがわ)小と統合したが、それでも児童数は55人で、3年生は4人しかいない。国・県の基準では、二つの学年を教員1人が担当する複式学級になる。村は独自に教員を雇い、1学年に教員1人を維持している。
この数年、村の出生数はほぼ一けたが続く。これ以上児童数が減ると、「負担が重く、単式維持は無理」(村教委)という。
村は3年前、地元の木材を使って新校舎を建設。今年度は独自に小1から英語教育を始めた。幼小中の一貫教育も構想中だ。教育環境を整備し、若者の村離れ防止やIターン呼び込みを図る。しかし、肝心の雇用拡大には切り札がない。
争点を追う:09衆院選/2 年金・医療 /奈良
◇国保赤字、自治体「限界」−−「消えた年金、とんでもない」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225898224/85
争点を追う:09衆院選/3 地場産業 /奈良
◇経済危機と中国製品の荒波 あえぐ零細企業「仕事量10分の1に」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064329908/173
争点を追う:09衆院選/4 雇用 /奈良
◇「明日はどうなるのか」 非正規の男性、今も不安に苦しむ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776863/506
争点を追う:09衆院選/5 観光 /奈良
◇問われる発信力、宿泊講座や英文情報誌−−奈良の魅力、より深く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/347
争点を追う:09衆院選/7 道路整備 /奈良
◇「命にかかわる問題」 費用対効果だけではない
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1156427416/545
県によると、崩落の危険性があり、対策が必要な所は県内で1705カ所あるが、工事が終わったのは15%に過ぎない。吉野郡選出の松尾勇臣県議は「危険な道や橋などの維持管理を優先すべきだ。また命の問題が起きかねない」と訴える。
しかし、県にとって、国への要望で優先度が高いのは、約120キロの京奈和自動車道の建設だ。「第4次全国総合開発計画」(87年6月)で目標年次は00年とされたが、現在の供用率は約4割の約44キロにとどまる。
旧建設省出身の奈良自治体問題研究所の小井修一事務局長は「新規の道路建設費用に押され、既存の生活道路の維持補修費用が圧迫されている。」と話す。
争点を追う:09衆院選/8止 地域医療 /奈良
◇公的7病院で産科休診 慢性的な人手不足「365日、1人では無理」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/1082
3674
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 16:29:36
>>3671
なんだかなー。。
3675
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 17:41:08
田中負債(夫妻)田中派がかたまっただけやない
いらね民主党
3676
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 17:48:11
個人的意見として、今回は、参議院選挙と同じで自民党対長妻なんだけどなぁ
小沢さんわかってないなぁ
勝っても9割長妻立志伝のおかげなのになぁ
脳みそお花畑すぎやないか、うかれんじゃねぇよ
3677
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 18:13:28
>前回の落選から4年間、ひたすら街頭に立ち続け、有権者に訴えてきた「実績」を意識してのことだ。
>求められなければ、支持者を回ったりミニ集会を開いたりすることもなし。車で名前を連呼することもない。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081500249
国替え佐藤は露出作戦=手塚、辻立ち4年で自信−東京5区【09衆院選】
「わたしはもともとエコノミスト。わが国の経済成長戦略に取り組みたい」。自民党の佐藤ゆかりは13日、東京・中目黒駅前でマイクを握り、「専門家」として経済再生に取り組む決意を訴えた。一方で、5年半に及んだ小泉政権の構造改革に触れることはなかった。
前回の郵政選挙では、消費者行政担当相・野田聖子の岐阜1区に「刺客」として送り込まれ、「女の戦い」が関心を集めた。しかし、今回は、野田との公認争いに敗れて国替えを余儀なくされた上、格差拡大や福祉サービスの低下など小泉改革の「負の遺産」も広く知れ渡った。小泉チルドレンの代表的存在である佐藤が、小泉改革に言及しなかったのはこうした事情からだ。
国替えを決めた昨年2月以降、佐藤は支持者宅や団体をこまめに回ってきたが、組織固めは「まだまだ不十分」。そこで、知名度を武器に、できるだけ多くメディアに「露出」することで、有権者に存在をアピールする作戦をとっている。報道機関に、事前に活動日程を連絡してくるのも、若手としては型破りだ。公示前日の17日の決起大会に元首相の小泉純一郎を招くのも、「露出」を意識してのことだ。
一方、民主党の手塚仁雄は「手応えを感じる」と復活に自信を示す。6日夕、学芸大学駅前で演説中の手塚は、通りかかった高齢の女性から「応援しているよ」と声が掛かかると、話をやめて手を握った。
手塚の自信は、民主党への追い風からだけではない。前回の落選から4年間、ひたすら街頭に立ち続け、有権者に訴えてきた「実績」を意識してのことだ。求められなければ、支持者を回ったりミニ集会を開いたりすることもなし。車で名前を連呼することもない。「地元での知名度なら五分五分以上」。辻立ちで政策を訴える手塚流を貫く覚悟だ。
▽東京5区
佐藤 ゆかり47 元副幹事長自 前 推(公)
手塚 仁雄42 元党都役員民 元 推(国)
宮本 栄47 党地区委長共
新木下 真31 元議員秘書諸 新(敬称略)
(2009/08/15-17:48)
3678
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 18:17:56
>民主党の選挙担当者が衆院選公示前にもかかわらず、結果について楽観的見通しを述べたのは異例。
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081501000591.html
赤松氏「民主単独過半数の勢い」 獲得議席260超
民主党の赤松広隆選対委員長は15日、鹿児島県奄美市で記者会見し、衆院選での民主党の獲得議席について「260を超える勢いであることは間違いない」と述べ、定数480のうちで単独過半数を大きく上回るとの見通しを示した。
民主党の選挙担当者が衆院選公示前にもかかわらず、結果について楽観的見通しを述べたのは異例。自民党に対し優勢を保っていることに自信を示した発言だ。
赤松氏は「政権交代に対する国民の期待は変わっていない。民主党支持は上がることがあっても下がっていない」と指摘。今後の取り組みについては「当落線上の候補を中心に幹部の応援態勢を取りたい」と述べた。
各ブロックの比例代表で、名簿1位に横並びで重複立候補する小選挙区候補の下位名簿に配する比例単独候補の数については「30〜35人の間ではないか」と述べた。
2009/08/15 17:57 【共同通信】
3679
:
神奈川一区民
:2009/08/15(土) 18:19:07
>>3671
小沢一郎氏の本領発揮で
すね。小沢一郎氏に誘わ
れたとしても断るべきで
すよ。
小沢一郎氏嫌いの自分
はこの行動に憤りを感じ
ます。
3680
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 18:24:18
鳩山本人に言わせたほうがだいぶ効果があると思いますが……。
>赤松氏によると、鳩山氏は「私は小選挙区だけでやる」と述べているという。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090815067.html
鳩山民主党代表「私は小選挙区だけでやる」
民主党の赤松広隆選対委員長は15日、鹿児島県奄美市での記者会見で、衆院北海道9区から出馬する民主党の鳩山由紀夫代表が、比例代表北海道ブロックとの重複立候補を辞退する意向であることを明らかにした。
赤松氏によると、鳩山氏は「私は小選挙区だけでやる」と述べているという。
民主党幹部では、小沢一郎代表代行(岩手4区)が前回衆院選で比例代表との重複立候補を見送っており、今回も辞退するとみられている。
[ 2009年08月15日 18:10 ]
3681
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 18:40:24
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090816k0000m010026000c.html
衆院選:民主の比例単独候補者「30〜35人」…赤松氏
民主党の赤松広隆選対委員長は15日、鹿児島県奄美市で記者会見し、衆院選の比例単独候補者について、全国11ブロック合計で「30〜35人」になるとの見通しを示した。前回05年の3ブロック10人を大きく上回り、結党以来最大規模となる。17日に幹部会を開き、正式決定する。
赤松氏は、鳩山由紀夫代表(北海道9区)が「私は小選挙区だけでやる」と語っていることを明かし、鳩山氏が比例北海道で重複立候補しないことも明言した。
衆院選での獲得議席について赤松氏は「少なくとも260議席は超える勢い」と指摘。同党が単独過半数を獲得するとの見通しを改めて示した。
都議選直後には「249議席」との見通しを示していた赤松氏だが、上積みの理由に(1)都議選を経て大都市部で半数以上の議席が見込める(2)比例代表でも好調−−を挙げた。【渡辺創】
毎日新聞 2009年8月15日 18時35分
3682
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 19:42:20
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090815/20090815_0003.shtml
福岡11区 鍵握る山本票の行方
2009年08月15日 14:38
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
自民前職の武田良太(41)にとって、1カ月前には「想定外」の“40秒”だったに違いない。
13日、武田は田川市内で政見放送の収録に臨んだ。小選挙区の政見放送は、党公認候補(候補者届け出政党)だけに認められる“特権”。山本幸三(61)との公認争いが決着せず、無所属での分裂選挙に突入していたら、権利はなかった。武田は40秒間の収録を終え、「自分の決意を一人でも多くの有権者に知ってもらう機会が得られた。プラスになる」。
自民は衆院選公示(18日)まで約2週間という土壇場で「小選挙区は武田、比例代表は山本」のすみ分けを決め、分裂選挙を回避。過去5回連続、2人が激突してきた構図は様変わりした。
ただ、怨念(おんねん)のしこりは消えそうもない。山本の支持者には「無所属でも出てほしかった」などの不満がなおくすぶる。地元後援会の“溶解”を懸念する山本は「2人が当選すれば(競合の)現状が続く。当然、小選挙区を目指す」と公言。既に「次の次」も見据える。
党裁定は1回限りのすみ分けを決めた「協力区」の位置付けだけに、山本は「小選挙区で『武田』と書くよう、支援者を説得することはしない」とも言い切る。
一方の武田は、盟友関係の公明党・創価学会との選挙協力を重視する構え。学会幹部も「武田本人は『比例は公明』という関係に変わりはないと言っている」とくぎを刺す。11区の自民が一枚岩となるハードルは高い。
□ □
「野党統一候補の山口はるなを勝たせてください」。8日、行橋市の街頭に社民党首の福島瑞穂の声が響いた。
民主は県内11選挙区で唯一、公認候補擁立を見送り、社民を推薦する「野党共闘」を選択。社民が県内唯一の小選挙区公認として擁立したのが新人の山口はるな(33)だ。山口はミニ集会などで「社民党、民主党、連合が一体となり、11区から政権交代を」と繰り返す。
陣営は「事実上、武田と山口の1対1の戦いになった」(社民県連合幹部)と意気込む。「民主との共闘をアピールし、連合や労組の票を囲い込む」という基本戦略を深化させる構えだ。
一方、自民内の“分裂余波”で、山口陣営からは「山本支持者から『小選挙区は山口を支援する』と声をかけられるようになった」との声も。
関係者の間では「行き場を失った山本支持者の白票が増える」「投票率が大幅に低下する」などのささやきも聞かれるが、前回約7万8千票を獲得、比例代表で復活した山本の票の行方が、11区の戦いに影響を与えることは間違いない。
共産新人の山下登美子(55)は、街頭などで「平和で、人が大切にされる政治を目指したい」などとアピール。幸福新人の小迫日出典(41)は消費税廃止などを訴えている。 (敬称略)
3683
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 20:20:37
吉田氏は不出馬 中川氏を支援 幸福実現党
【札幌】幸福実現党は14日、札幌市内で記者会見し、衆院選道11選挙区での吉田美智子氏(62)の
擁立を見送ると発表した。11区では自民党の中川昭一氏の応援に回るとしている。
札幌市内で記者会見した党報道局長の里村英一氏は「中川氏とは国防に関しての考え方が近く、以前
から付き合いもある。保守勢力の1人として政界に必要な人」と理由を説明した。擁立見送りを正式に
決定したのは11区が全国で初めてという。
同党は300小選挙区と比例代表11ブロックすべてで候補者を擁立する予定だったが、13日に一部
小選挙区で擁立を見送り、保守系候補を支援する方針を決めている。現時点では、道内他小選挙区
や比例道ブロックで従来通りの候補予定者を擁立する方針だ。
http://www.tokachi.co.jp/news/200908/20090815-0002409.php
3684
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:21:25
>>3671
民主、わが世の春ですね。民主にあらずんば、議員にあらず。的な勢い
ちょっとやそっとの反感など、この風で消し飛ぶ
というような考えですかね。
前田と、北海道の山岡ジュニアは辞めてほしいな。
熊本の矢上は個人的にはOK(どうせ当選しないだろうから)
3685
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 20:22:36
《政治決戦24時:15日》「政権交代、いつか来る」
午後 民主党の菅直人代表代行が東京都武蔵野市で街頭演説し、「霞が関が一番嫌な政治家は、
菅直人だとか長妻昭だとか一部言われているが、私はそのうち、私が提案する霞が関改革は、
少なくとも(官僚の)中堅・若手の人は『いや、菅さんが言っているようにやってくれたら、自分たちも
やりがいがあるんだ』と、そう言ってくれる、そういう改革になると思っている」
同 小泉元首相が静岡県浜松市内で開かれた小泉チルドレンの片山さつき前衆院議員の決起大会
であいさつ。「これだけ自民党に評判悪い選挙はない。何やっても悪い。むしろ、一つの政党がずっと
やるほうが異例中の異例。(政権交代は)いつかは来る。そういうなかで片山さんのような優秀な、
男女共同参画社会にむけて、女性がこれだけ出来ると示している、理論と実践をこれだけうまくやって
いる議員はそうはいない。次の選挙で自民党が負けても、どうか片山さんは皆さんの力で勝たせて
下さい」
http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY200908150203.html
3686
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:27:15
保坂@東京8
岡平@愛媛2
中島@熊本5
は民主だったら、金星あげられたんじゃなかろうか・・・
岡平は民主だったら少なくとも比例で救済できるだろうし
3人とも良玉だけにもったいない・・・(保坂・中島は比例でいけるか?)
3687
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:46:20
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081501000503.html
9党の選挙公約出そろう 社会保障、経済で独自色
衆院選を目前に控え、候補者を擁立する主な9政党の公約が出そろった。年金・医療など社会保障分野の改革、喫緊の課題である経済・雇用対策などで、各党が独自の主張をアピールしている。
自民党は社会保障について、被用者年金制度一元化など、将来とも安定した制度構築を主張。大胆かつ集中的な経済対策で、2010年度後半には年率2%の経済成長を実現、社会保障と少子化対策の安定的財源確保のため、消費税を含む税制抜本改革を実施するとした。
民主党は「子ども手当」創設、年金制度一元化、後期高齢者医療制度廃止などを列挙。教育実質無償化などで家計の可処分所得を増やし、内需主導型経済への転換を図るとしている。高速道路無料化、農家への戸別所得補償を明記、「国家戦略局」創設も盛り込んだ。
公明党は、基礎年金加算制度創設、幼児教育無償化、児童手当の中学3年までの拡大を主張。共産党は子どもと高齢者医療の無料化、生活保護の老齢・母子加算復活を打ち出した。
社民党は労働者派遣法抜本改正、最低賃金時給千円以上の実現を強調。国民新党は5年で200兆円の積極財政、郵政事業の抜本見直しを挙げた。
改革クラブは環境、福祉目的国債の発行、新党日本は納税者番号制度導入、みんなの党は「社会保障口座」創設をそれぞれ訴えた。
2009/08/15 17:24 【共同通信】
3688
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:48:51
>>3484
>>3537
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20090815ddlk38010348000c.html
2009衆院選:「誤解を生む発言」楠橋氏あてに文書−−民主党県連 /愛媛
民主党県連は14日、次期衆院選で愛媛2区から無所属での立候補を表明した元県議で不動産管理会社社長の楠橋康弘氏(40)の発言について、「あたかも民主党から推薦か公認を受けているかのような発言で、有権者の誤解を生むことは否定できない」として、同様の発言を今後はしないように求めた文書を楠橋氏に郵送した、と発表した。
13日に県庁で開いた出馬表明の会見で楠橋氏は「民主党員らから立候補してほしいと声を掛けてもらった」などと発言した。民主党県連は、愛媛2区で社民党公認の新人、岡平知子氏(51)を推薦している。【柳楽未来】
3689
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:50:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090813/20090813_0001.shtml
【政権争奪の現場 衆院長崎2区】<上>親近感 笑って泣いて心つかむ
2009年08月13日 15:48
ポロシャツの襟元を開けた姿でマイクを握るとニッコリ笑顔。「本当はね、私も歌は好きなんですよ」
自民党の重鎮として10期目に挑む久間章生(68)は、8日開かれた諫早市の夏祭り会場で司会者に歌を勧められると「勘弁してもらいたいけど」と前置きしつつ、アカペラで歌声を披露した。
「ネクタイすら外さなかった男が歌まで歌っとるんだもんな」。立ち会った陣営幹部は驚きを隠さない。家族で会場を訪れた男性(35)は「親しみが持てる人じゃないですか」と好感を語った。
久間がステージを降りた3分後、同じ場所に民主党新人の福田衣里子(28)がいた。「暑いですけど、あんまりラフな格好ではと思って」とジャケット姿を崩さない。
「命をつなぐためには今、負けるわけにはいきません。どうか私に力をお貸しください」。声を絞り出す姿に会場から拍手が送られる。福田は司会者からの歌の要請を笑顔でかわすと、祭りの客に9杯もビールを注いで手渡した。受け取った客は「小さい体でかわいかね」と目を細めた。
■
「今までは落ちやせんから、過去3度の選挙で3回しか帰ってきとらん」と話す久間だが、今回は麻生太郎首相に「選挙が危ないから地元に張り付く」と宣言し、党の役職などはすべて辞退。頻繁に地元入りしている。
活動の主眼は「とにかく顔を見せること」。ミニ集会はもちろん、結婚式、ゲートボール大会にも顔を出す。未舗装の山道にも分け入り、玄関先で「今回は厳しいもんで、お願いします」と頭を下げる。7月下旬、西海市を回っていて車がパンクすると、すぐに取材陣の車に乗り換え移動を続けた。「私が行けば『来てくれた』って親近感がわくでしょ。だから1人でも多く会いたい。選挙が長引いたのは私には有利なわけよ」。久間は政治家としての“顔”に自信を持つ。
■
福田は地盤も政治経験もないが、薬害肝炎九州訴訟の元原告団代表としての知名度は抜群だ。街頭に立つと大半の車が手を振り返す。ただ「悲劇のヒロイン」としてのイメージと小柄な体が時として「頼りない」と映ることも自覚している。
7月下旬の夜、諫早市内の体育館でバドミントンのラケットを握る福田の姿があった。政見放送用の撮影だ。陣営幹部は「健康不安説を払拭(ふっしょく)するため『元気』をアピールする」と強調する。
だが福田は最近、「頼りなさ」を逆手に取ったかのような戦術すら見せ始めている。7月末に長崎市のホテルで開かれた民主県連の緊急集会。福田は「今から40歳も年上の大人からいじめられるのかと思うと夜も眠れない。守ってください。支えてください」と訴えた。福田が初めて見せた“泣き”だった。
数日後、福田は打ち明けた。「少し甘えてもいいのかなって」 (敬称略)
◇ ◇
自民党重鎮の久間章生と民主党の20代新人女性福田衣里子を軸に熱い戦いを繰り広げる2区。その対決構図は、政権交代をかけた自民VS民主の「象徴」として全国の注目を集める。2人をめぐる戦いの現場を追った。
=2009/08/13付 西日本新聞朝刊=
3690
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:51:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090814/20090814_0001.shtml
【政権争奪の現場 衆院長崎2区】<中>責任 何できる?何をした?
2009年08月14日 15:03
「新幹線も道路整備も中央と郷土を結ぶパイプ役が必要なんです」
12日早朝の諫早市の国道交差点。久間章生が街頭演説を始めると、それまで降っていた雨がぴたりとやんだ。
九州新幹線、諫早湾干拓事業、雲仙普賢岳の災害復興…。「長崎港の女神大橋は建設省と運輸省の主導権争いでなかなか認可されなかったが、久間さんが仲介に入るとすぐまとまった」。ある県幹部は久間の“政治力”を今も頼りにする。
久間は1980年の衆院初当選以来、自民党総務会長、初代防衛相などを歴任。与党整備新幹線建設促進プロジェクトチームでは座長も務めた。地元への公共事業誘致、予算獲得の調整に駆け回ることで票に結び付け、当選9回を重ねてきた。
「新幹線や道路などやりかけた仕事がある。私がいなくなってもできるのか」。はばかることなく“利益誘導”を口にする久間の姿に、ある自民党県議は「あれこそザ・自民党」とうなずいた。
■
「私自身、虫けらのように踏みつぶされそうになった命。今回は底辺に生きるものの生き残りをかけた戦いです」
5日夜、諫早市であった総決起集会で、福田衣里子は手ぶりを交え、まくしたてるように訴えた。
薬害肝炎訴訟の悲劇のヒロイン‐。福田にはこの肩書がついて回る。2004年、23歳のときに薬害肝炎訴訟に実名公表して加わり、戦いの先頭に立った。薬害問題を「官僚と企業の隠ぺい体質がもたらした」と主張。厚労省に迫る姿がマスコミに取り上げられた。
それが「官僚政治の打破」を掲げる民主党の小沢一郎代表(当時)の目に留まり、昨年9月の出馬会見へとつながった。
「見た目も主張もこれまでの政治家とは全く別次元。変革のイメージを具現化した存在でこれ以上ない逸材」。民主党県議は目を細める。同党参院議員の西岡武夫は「福田が当選するということは民主政権が誕生するということだ」と語った。
■
12日に都内で開かれた党首討論で、麻生太郎首相は民主党の政権能力に疑問を呈し、自民の「責任力」を強調。一方の鳩山由紀夫代表は、自公の政策を「官僚任せ」と批判し、政権交代の必要性を訴えた。その主張はそのまま久間、福田の訴えと符合する。そして、両党に向けられる不満も2人の課題と重なる。
「30年もこの地区ば任せてきたとに、生活は良くなっとらん」。7月下旬、西海市の農業女性はあいさつ回りから帰る久間の背中に不満をぶつけた。同様に遊説から帰路に就く福田にも「政治経験もないあんな若い子に任せていいもんかどうか」との声が向けられる。
与党の実績、変化への期待値。有権者の天秤(てんびん)はどちらに傾くのか。
久間は話す。「彼女が郷土のために何ができるっていうの」。福田は返す。「久間さんでも、地元は何も変わらなかったって聞きますけどね…」 (敬称略)
=2009/08/14付 西日本新聞朝刊=
3691
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:51:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090815/20090815_0001.shtml
【政権争奪の現場 衆院長崎2区】<下>総力戦 ここだけは落とせない
2009年08月15日 14:55
3区の自民前職、谷川弥一は壇上で演説中、おもむろに携帯電話を取り出すと支持者に電話をかけた。「久間先生をよろしくお願いします」
諫早市で7月末に開かれた久間章生の総決起集会。谷川のパフォーマンスに会場はわきあがったが、谷川だけは真剣な表情を崩さなかった。谷川は「人の選挙を手伝うと落ちるっていうがね、今回は別。久間さんを落としたら長崎はおしまいよ」と力を込める。
8月上旬、同市選出の八江利春県議の事務所では事務員5人が後援会名簿を手に電話をかけ続けていた。「久間が厳しいんです」
選挙区に32の後援会支部を持つ久間は、これまで地方議員に頼ることはなかった。だが、今回は地方議員の後援会もフル稼働させる。県議、市議は久間の事務所に秘書を送り込み、電話をかけ、支援者回りに引率する。同党県連の田中愛国幹事長は「全員が自分の支援者を固めれば落ちるわけない」と自らに言い聞かせるように語った。
■
岡田克也幹事長、小沢一郎代表代行、鳩山由紀夫代表‐。4−7月の4カ月間に2区には民主党の“顔”が次々演説に立った。鳩山は「市民の側に立った政治に変える」と訴え、傍らの福田衣里子をその象徴として持ち上げた。小沢も連合長崎幹部に酌をしながら「長崎から明治維新は始まった」と鼓舞した。秘書を陣営に送り込み、指示と監視を行き届かせる。
7月下旬の民主党県連緊急集会。連合長崎の小石隆会長は、4選挙区の候補予定者がそろう中、あえて2区を取り上げ「相手は横綱。こっちは愚直に休みなく、有権者の門をたたき続ける」と活動の徹底を誓った。組合員1人ビラ100枚を手に全戸を回る「ローラー作戦」も8月上旬までに延べ約3千人を投入し、既に2巡した。
党主導のイメージ戦略と労組主体の地盤固め。民主県連幹部は「こんなに熱気に包まれた選挙は初めて」と高揚感すら見せる。
■
両陣営が総力戦で臨む中、「その後」をにらんだ思惑も見え隠れする。
「自民が野党になっても地元に精通している人がいると全然違う。久間さんが必要なんです」
金子原二郎知事は、7月に諫早市で開かれた集会で態度を明確にした。来年初めに知事選を控え、これまで態度を明らかにしなかった知事。谷川は「もし2、3区で自民が負けたら金子知事は出られんかもしれん」と語る。
一方、県医師連盟諫早支部は6日の総会で、同連盟が自民支持を打ち出す中、あえて自主投票とした。同支部幹部は「医療施策をめぐり組織内の支持が分かれている。旗色を鮮明にしないことにした」と、政権交代の可能性を踏まえた結論であることを明かした。
2区の結果は県政にも直結する。投開票まであと15日。両陣営の幹部は「その日」への思いを同じ言葉で表現した。「ここだけは落とせないんだ」 (敬称略)
(長崎総局・山口卓、福間慎一、諫早支局・阿比留北斗が担当しました)
=2009/08/15付 西日本新聞朝刊=
3692
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:52:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090815/20090815_0002.shtml
揺れる自民支持団体 建設業協会・公共事業民主にくぎ 医師連盟・2支部“自主投票”に
2009年08月15日 14:56
衆院選の公示を前に、自民党を支えてきた県内の業界団体が揺れている。政権交代もささやかれる中、県建設業協会(谷村隆三会長)は関連団体とともに、公開質問状で民主党県連に公共事業施策をただし、同党の事業費縮減方針にくぎを刺したが、業界内には小泉政権下で進んだ公共事業費縮減への不信もわだかまる。県医師連盟(蒔本恭委員長)では、自民の医療施策への批判から、2支部で初めて事実上の自主投票になった。
「民主からも一応『しっかりやる』と言質は取れたが…」。谷村会長は民主県連の回答に複雑な表情を見せた。
同協会は4日、16団体からなる建設産業関連団体連絡会の世話人として同県連に質問状を出した。同党のマニフェスト(政権公約)は、公共事業費を本年度予算の7・9兆円から1・3兆円減らすとしているが、県連は「地方の判断で必要なものは進める。県内には現在、不必要と判断する事業はない」と回答。西九州自動車道、九州新幹線、長崎自動車道の建設や拡幅をいずれも是認した。
県によると、県内の公共事業費は1998年度の約2440億円から、2009年度には半分以下の約1100億円に激減。小泉構造改革がその大きな要因だが、それでも同協会は、今回も県内全選挙区で自民公認候補の推薦を決めた。「『民主ならもっと仕事が減る』という消極的選択。麻生内閣の緊急経済対策で、公共事業に手厚く配分されたことも大きな理由」(協会幹部)という。
民主県連の回答はこうした業界の不安払拭(ふっしょく)という狙いが濃厚だが、谷村会長は「選挙対策という印象が強い。実際に公共事業費が減らされずに維持されるかは不透明だ」と懸念を隠せない。
一方、約2400人が所属する県医師連盟。今月に入り諫早支部(136人)が自主投票を決定、佐世保支部(193人)は自民、民主両党の候補者を推薦する異例の事態となった。両支部の幹部は「若手会員を中心に社会保障分野の歳出抑制など現政権への不満が強い」と声をそろえる。
連盟本体は既に県内の全選挙区で自民公認候補の推薦を決定済み。同連盟の蒔本委員長は「(両支部の決定は)正式な報告がないので何とも言えない。連盟としては方針通り自民候補を支援するだけだ」と話している。
=2009/08/15付 西日本新聞朝刊=
3693
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:53:24
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20090813/20090813_0001.shtml
【選挙区情勢 衆院選・大分】<上>1区 「非自民」に新人挑む
2009年08月14日 15:09
「政権交代より選手交代」。7日、大分市内の公民館での集会で、自民新人・穴見陽一は、こぶしを振り上げた。
「政権交代」を旗印に東京都議選でも躍進した民主を意識し、穴見は街頭演説でも「選手交代」ののぼりを掲げる。政党より、人物本位の選択を求める戦略を描く。
小選挙区制導入後の1996年の衆院選から自民候補が一度も勝っていない大分1区。衛藤晟一が4度挑戦したが、民主、社民候補らに敗れた。衛藤は2007年参院選の比例代表で当選。今回は、前職の佐藤錬の不出馬で1区が「自民空白区」となり、県連の公募に手を挙げた穴見。非自民の壁を突き崩し、悲願の議席を狙う。
衛藤の参院くら替えで亀裂が生じた自公関係を修復し、自公の市議らと集会を重ねる。高速道路無料化を含む民主のマニフェスト(政権公約)を「無料化で借金返済のめどが立たず、道路ができなくなる」などと批判し、反転攻勢を仕掛ける。
□ □ □
3選を狙う民主前職・吉良州司は「どこまで与党の攻撃を撃退できるかが勝敗を分ける」と、マニフェスト批判を警戒する。
マニフェストの財源論を解説する独自のチラシを作成し、街頭演説で配布。集会では、グラフや図を用いて自公の批判に一つずつ反論する。
民主の政権担当能力を疑問視する声にも「先進国のGDP(国内総生産)は15年間で倍増したが、日本は横ばい。借金だけが2倍強になった。政権担当能力がないのは今の与党だ」と主張する。
保守が分裂した前回衆院選で、衛藤と佐藤の得票合計は吉良を約4万票上回った。
「郵政民営化」を争点に自民に追い風が吹いた前回から風向きが変わった今回の衆院選。吉良は、過去の選挙でも保守層を取り込んできた実績がある。陣営幹部は、自民の底力を十分認めた上で、「幅広い保守層と接触する機会が増えた」と支持拡大をうかがう。
□ □ □
共産新人・山下魁は07年から県内の全18市町村を回り、約450回のミニ集会を開催。党員に限らず、幅広く支持を呼び掛けてきた。共産は1区に小選挙区候補を絞り込む一方で、県内全域で比例票の上積みを狙う。目標は4万5000票。陣営幹部は「集会を通じて多くの人に共産党を分かってもらえた」と語る。
「政権選択」に焦点があたり、憲法問題が論戦の中心にならない中で、山下は「憲法9条を守る」と強調。昨年末から非正規労働者の大量解雇問題に取り組んだ経験から、製造業従業員のアパート周辺に立ち、雇用対策を訴える。
政治団体「幸福実現党」新人・高畑タヨ子は、消費税全廃など減税での景気回復を主張している。 (敬称略)
* * *
18日の衆院選公示まで5日。真夏の決戦に挑む立候補予定者は街を駆け回る。政権選択をかけた戦いに、どう臨んでいるのか。県内の大分1―3区の情勢を紹介する。
3694
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:53:59
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20090814/20090814_0001.shtml
【選挙区情勢 衆院選・大分】<中>2区 自社、農山村で攻防
2009年08月14日 15:01
「日田が発展するためには、中津と日田間に時速80キロで走れる信号機なしの道路を造るべきだ」
10日、日田市の建設業協会主催の集会で、自民前職・衛藤征士郎は公共投資の必要性を訴えた。そして、「民主党は7兆円しかない公共事業費を1・3兆円削ると言っている。地方の建設業者は半分になる」と民主のマニフェスト(政権公約)を批判した。
県南から県西部の8市2町、長崎県とほぼ同じ広さの大分2区。山間部や沿岸部には過疎・高齢化や農林水産業の不振に悩む地域が多い。
東九州道、中九州道の整備を推進してきた衛藤。その政治手法は「典型的な利益誘導型」との指摘もある。交通網の整備という地域課題に応えようと、衆院予算委員長として、国の予算を持ってくるために動いてきた。
しかし、自民支持者が多い農村部で「今度ばかりは民主に入れる」との声も出ている。
民主への追い風が、どれだけ自民票を減らすのか。参院選を含めて9回連続当選を誇る衛藤だが、今回は危機感を募らせる。集落ごとに数十人規模のミニ集会を重ね、持論の国会議員定数削減や消費税増税などを訴えてきた。ある陣営関係者は「衛藤がこんなに回るのは初めてでは」と語る。
□ □ □
「農山村に戦線を広げたい」。7月8日、1年ぶりに大分県入りした民主党代表代行の小沢一郎とともに九重町の農家を視察した社民前職・重野安正はこう語った。「勝つためには、相手候補が頼りにしている地域に入っていく積極果敢な攻めの選挙をやらないと逆転できない」。衛藤の地盤に切り込む戦略だ。
「私も岩手出身で、ふるさとに帰ってきた気持ちだ。どんな地域に住んでいても安心して生活できる政治を目指す」。トマト農家約50人を前に演説した小沢に続いて、重野も「私も農業をしていた」。「野党共闘」をPRしながら農家への身近さを強調してみせた。
過去3回、衛藤に敗れた重野。うち2回は比例で復活当選した。かつて社会党時代は村山富市首相を出した社民党の衆院議員は、解散前には7人まで減った。幹事長である重野は、今回の衆院選を「党の命運をかけた戦い」と位置付ける。「九州社民の灯」を守るために、前回の21820票差からの逆転を狙う。
陣営幹部は政権交代を求める民意を感じる。その風を味方にできるか。さらに、2区での候補擁立を見送った共産票の行方に注目が集まる。重野は日田、佐伯で共産市議に協力を依頼し票の取り込みを期待している。
一方、政治団体「幸福実現党」の新人・永岡悦子は、消費税廃止や北朝鮮の軍事的脅威に対する防衛態勢の構築を訴えている。 (敬称略)
3695
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:54:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20090815/20090815_0002.shtml
【選挙区情勢 衆院選・大分】<下>3区 「しこり」残し対決へ
2009年08月15日 15:05
「逆風の中を一歩一歩踏みしめて、相手の背中が、ようやくくっきりと見えてきた」。衆院解散から約2週間たった5日、別府市内の集会で、自民前職・岩屋毅は手応えを口にした。
昨秋以降、出身地の別府を中心に岩屋自身が「これほど歩き回ったことはなかった」という活動を続けてきた。解散後は別府市で、自公の県議・市議が同席した地区別のミニ集会を開催。高速道路無料化や「子ども手当」創設などの民主の政策を批判する一方、麻生内閣の経済政策について「効果が出始めている」と実績をアピールする。
そんな中、別府のある自民市議は「党員だから自民をやるが…」と声をひそめる。
別府の自民市議団を二分したゆめタウン別府進出問題。出直し市長選(2006年)の最大の争点だったが、進出反対派だった候補を応援した岩屋に、今も「しこり」を残す自民支援者は少なくない。07年の県議選では、別府で岩屋の元秘書が当選。そのあおりで苦戦した自民県議の支援者からも不満が漏れる。
前回、岩屋は民主前職・横光克彦を1万5千票弱上回った。うち、1万票以上リードした地盤での足元の揺らぎ。「厳しい選挙。一致団結する必要があるのだが」と周辺市町の議員はつぶやく。
□ □ □
「国民は今の自公政権の政治に怒っている」。7日、豊後高田市内のホテルでの集会で、横光は語気を強めた。東京都議選での民主大勝などを引き合いに「全国でことごとくチェンジが始まっている。一度託してください」と政権交代を訴え、「民主の横光」を前面に打ち出す。
今回は「農漁村からも集会の依頼があった。初めての経験で、大変な驚きだ」と語る横光。陣営は、旧郡部など農村地帯での活動にも力を注ぐ。8月初旬、横光の妻が別府市天間などの山間部をあいさつに回った。案内した関係者は「これまで足を運んだこともなかったが、半分以上の人が話を聞いてくれ、与党への不満を感じた」と話す。
横光にとって、選挙区内に固い組織を持つ社民の支援は不可欠だ。ただ、05年衆院選前に横光が社民から民主にくら替えしたことや、07年参院選大分選挙区では民主、社民が分裂選挙になったことから、今も両組織間には「しこり」が残る。社民県連合幹部は「熱心な支援者ほど横光さんを応援することに抵抗感がある」と、連携が万全でないことを認める。
有権者の3割を占める別府。ここでの得票が勝敗を分けるという認識は同じだ。陣営は「別府で互角なら、勝利にぐっと近づく」と力を込める。
政治団体「幸福実現党」の新人・利光哲也は消費税廃止などを訴え、支援者回りに力を注ぐ。
(敬称略)
3696
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 20:55:16
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20090815/20090815_0001.shtml
合併が足元揺るがす 議員や職員減少 支持固めに策凝らす
2009年08月15日 14:53
平成の大合併が立候補予定者の足元を揺るがしている。前回(2005年)の衆院選時は58あった県内の市町村が、18に再編されたことで、地域を回って票を集める市町村議員や自治体の職員労組の組合員が減少。立候補予定者が自ら旧町村部に足を運んだり、退職職員の組織を強化するなどの策を凝らしている。
「(自分の選挙で)票の見返りを期待しない元議員では動かない」。ある自民前職の陣営幹部はため息をつく。
合併前、この幹部は旧町議から見せられた一枚の紙に驚いたことがある。旧町議が地盤とする地域の家族の名前が並び、丸印が付けられていた。自民前職に投票してくれる人の一覧表だった。
前回衆院選の1年前、04年には県内の市町村議員の定数は894人だったが、現在はほぼ半減。自民前職の陣営幹部は「保守系議員が大幅に減り、地域の支持固めが難しくなった」という。
議員が減った分、自民前職は旧町村部に入り込み、「顔の見える選挙」を意識する。陣営幹部は「前回衆院選の1・5倍は回っている」
一方、前回衆院選より4割増の比例票12万5千票を目指す社民。民間労組を中心に支援を受ける民主以上に、自治体職員労組の組合員減少に危機感を募らせる。
合併後、各自治体は、新規採用の抑制などで組織をスリム化。社民を支援する自治労県本部の組合員数は前回衆院選の05年時は1万5300人だったが、1万3600人に減った。
そこで目を付けたのが、退職した元組合員。08年、退職職員を幅広く受け入れられるようにOB組織の規約を改正し、「県勤労者OB・Gの会」と名称も変更。会員数は約190人から約250人に増えた。
地方公務員法で、公務員の政治活動は制限されている。同会によると、現役職員時代は、「選挙運動していいのか」と言われたが「OBは気兼ねなく回れる」とメリットを明かす。社民前職の選対幹部は「地域事情に詳しいOBを要に一気に食い込みたい」と意気込んでいる。
=2009/08/15付 西日本新聞朝刊=
3697
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 21:01:09
>鈴木俊一氏(自民)発言は06年4月の文部科学委での1件
糸川の爪の垢飲ませろ!
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090815ddlk03010006000c.html
’09衆院選:前職4人、国会の活動は 発言最多は43件、わずか1件も /岩手
間もなく公示される衆院選には、前職4人が出馬を予定する。4氏は05年9月の前回選挙後から今年7月の解散前までの約3年11カ月間、国会でどのような活動をしていたのか。国会本会議や委員会などでの発言件数や内容をみた。【岸本桂司】
◇1区・階猛氏(民主)
07年7月の衆院補選で当選し、在職期間約2年。委員会を中心に発言は38件あった。
本会議での発言は2件。今年3月には民主提出の消費者権利院法案の提出者代表として登壇した。政府の消費者庁設置法案とは異なり、内閣から独立した組織を設置する特徴を答弁した。
財務金融委では、勤務していた日本長期信用銀行の経営破綻(はたん)の経験を踏まえ、金融機能強化法案の内容などを質問した。西松建設による政治資金規正法違反事件に関し、法務委などで検察批判を展開した。
◇2区・鈴木俊一氏(自民)
発言は06年4月の文部科学委での1件。幼稚園と保育園の機能を一体化する「認定こども園制度」に関し、都市部より幼児が少ない地元の例を示しながら、地域事情に応じた運用方法について質問した。
一方、自民党内では06年10月に社会保障制度調査会長に就任し、医療制度改革にかかわった。後期高齢者医療制度の見直しを巡っては、国民健康保険との統合を進めようとした舛添要一厚生労働相に、与党プロジェクトチーム座長として、現行制度の枠組み維持を求めた。
◇3区・黄川田徹氏(民主)
43件の発言は前職議員4人のうち最も多い。総務委や農林水産委での発言が目立つ。
08年2月の総務委では前知事の増田寛也総務相(当時)に対し、達増拓也知事就任後の県の財政状況を示しつつ地方自治のあり方を問うた。また、地方議員経験を踏まえ、国と地方との関係についての見解も聞いた。
今年4月の災害対策特別委では、08年6月に発生した岩手・宮城内陸地震の際に震源地周辺で、緊急地震速報が間に合わなかった点を指摘、今後の速報システム開発計画を問いただした。
◇4区・小沢一郎氏(民主)
06年4月に就任した民主党代表として、本会議で2回、党首討論で8回、小泉純一郎氏から麻生太郎氏まで4代の首相と論戦を交えた。
麻生首相とは、08年11月に党首討論で初対決となった。急速な景気後退にもかかわらず第2次補正予算案の提出を先送りしたとして、政府の対応を批判した。さらに度重なる首相の失言癖について「総理の言葉はもっともっと重いもの」と痛烈に皮肉った。今年5月13日には2回目の論戦が予定されていたが、直前での代表辞任で幻となった。
==============
◇注
国会での発言件数や内容は、国立国会図書館のホームページ「国会会議録検索システム(
http://kokkai.ndl.go.jp/)
」を参照した。発言件数は「質問や答弁をした本会議や委員会の数」とし、1回の会議で複数回の発言をした場合も1件と数えた。
3698
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 21:10:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009081502000245.html
民主から出馬11人 自民5人 官僚OB新人 後ろ盾シフト
2009年8月15日 夕刊
政界目指す官僚OBは民主党にシフト−。今回の衆院選には官僚出身の新人二十人(別表、七月二十九日現在)が立候補する。過去二回の総選挙では、民主より自民の方が多かったが、今回は十一人の民主が五人の自民を大きく引き離す。官僚時代の体験を武器に「霞が関改革」を訴える候補者も。前回二百九十六議席と大勝した自民には、新人が立候補する余地が少ないという事情もあるようだ。 (西田義洋)
「官僚依存型の政治から、政治家によるリーダーシップ型の政治に変えなければなりません」。横浜市の京浜急行南太田駅前。元経済産業省課長補佐で民主党から立候補する三村和也さん(33)は朝の出勤で急ぐサラリーマンらに呼びかけた。
菅義偉・自民党選挙対策副委員長(60)や共産党の高山修さん(53)が立候補を予定している神奈川2区。三村さんが政治家への転身を決意したのは、国の財政状況に強い危機感を抱いたからだった。
「天下り先の公益法人と数千万円の委託契約を結んで、中身のない調査報告書を作成するなど、役所は無駄遣い体質が硬直化していた」。三村さんは長女(4つ)の誕生後、「この子たちが大人になった時にきちんとした社会を残したい。官僚のままでは霞が関改革はできない」と、三年前に民主党の公募に応募。昨年、経産省を退職して選挙区内を自転車で回り続けてきた。
山口2区では、昨年四月の衆院補選で、旧大蔵省出身の民主・平岡秀夫さん(55)に敗れた元内閣審議官の自民・山本繁太郎さん(60)が再挑戦する。
補選は自民党の福田良彦さんが岩国市長に転身したことに伴うもので、地元・柳井市出身の山本さんに白羽の矢が立った。国土交通省で住宅局長や審議官を歴任後、内閣府で地方再生の政策を担当しており、故郷で地方活性化のモデルを進めたいと転身を図った。
地方分権を進めるために、道州制を導入すべきだと考える。「政治改革や行政改革の立法化を進める際、私の経験が生かせるのではないか」と強調した。
民主政権見越し転身?
解散前まで現職だった官僚出身の衆院議員は七十五人。このうち自民が五十二人。次いで民主十六、公明三、国民新党一、無所属三と、官僚OB議員は自民が他党を大きく引き離していた。新人の立候補も二〇〇五年は自民十二人、民主九人。〇三年も自民十人、民主八人と、過去二回は自民が多かった。
今回立候補を予定している新人のうち、省庁の局長級以上経験者は三人。自民、国民新、無所属が一人ずつで民主はゼロ。課長級以上も自民が五人のうち三人、民主は十一人のうち二人。
ベテランは自民、若手は民主から立候補する傾向が強くなっている。
政治アナリストの伊藤惇夫氏は「前回の郵政選挙で膨れ上がった自民には新人が出る選挙区がなく、民主に流れた。民主政権になれば、官僚として活躍の場が狭まるので、政治家に転身した方がいいという発想は生まれて当然だろう」と分析している。
3699
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 21:11:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090815-OYT8T00164.htm
無所属のハンデ
「党より人」訴え
18日公示、30日投開票の衆院選には、県内の小選挙区に3候補が無所属で立候補する見通しだ。小選挙区比例代表並立制移行に伴う公職選挙法改正で、政党公認候補に有利な選挙の仕組みとなり、無所属候補はハンデを背負うことになったが、個人をアピールしながら懸命の訴えを続けている。
「津軽の血を受け継ぐものとして、皆様のために働かせてください」。青森1区に無所属で出馬予定の津島淳氏(42)は14日、五所川原市内で街頭演説に立ち、こう訴えた。お盆期間中も街頭演説のスケジュールを分刻みで入れるなど、知名度アップのために精力的に選挙区内を駆け回っている。
津島氏の父は自民党前衆院議員の津島雄二氏(79)で、祖父は作家の太宰治。解散直前の雄二氏の引退に伴い、自民党県連が実施した青森1区の公募で後継に選ばれたが、世襲を理由に党本部の公認が得られなかった。自民党県連は「県連公認」として全面支援を約束するが、公職選挙法上は無所属扱い。公示後の政見放送ができなかったり、選挙運動用のビラやはがきの枚数が限られていたりと、選挙運動を行う上での制約は多い。
こうした制約に加え、同じ1区から出馬予定の民主党の横山北斗氏(45)は街頭演説などで、「無所属では政策を実現できない」などと批判を繰り広げており、厳しい戦いを強いられている。
雄二氏の選挙にも携わってきた陣営幹部は「ビラやはがきは有権者に候補の考えを直に伝える大きな手段。当然、その数が減ることは影響はある」としながらも「自民党への逆風を受けずに候補者自身の考えを押し出していける」とハンデを前向きにとらえている。
また、青森1区から出馬予定の升田世喜男氏(52)は前回の衆院選に引き続き、無所属での挑戦となる。
升田氏は平沼赳夫・元経済産業相が率いる「平沼グループ」に所属。このグループは一時、新党結成も取りざたされたが、結局は衆院選後に見送られた。
升田氏は「是非とも新党を作ってほしかったが、いろんな事情があったのだろう。無所属での戦いにくさは感じるが、あまり不利なことは考えないようにしている」と話す。升田氏の選対幹部は「(升田氏は)地元生まれの地元育ち。党より人で訴えていきたい」と力を込める。
一方、青森2区から無所属で出馬予定の熊谷ヒサ子氏(61)は公示後も街頭演説などで、公約の下北半島の国道整備などを訴える方針。熊谷氏は「真っ白で、しがらみのない自分のような候補者が有権者から求められている」と強調し、地域への浸透を目指す。
(2009年8月15日 読売新聞)
3700
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 21:30:58
7 :無党派さん:2009/08/15(土) 21:09:38 ID:fNcV/J8R
こんな保坂がノビテルを食ったら奇跡だな。
377 :無党派さん :2009/08/15(土) 20:34:23 ID:XUUWlEdl
保坂展人氏のすばらしい選挙歴
・1996年衆議院選挙
→小選挙区で落選したが、重複立候補した比例代表区で復活当選。
小選挙区では供託金没収点未満(得票率5.89%)であり、供託金を没収された。
この件をきっかけのひとつとして、小選挙区で供託金没収点未満であった候補
は比例区で当選できないよう公職選挙法が改正される。小選挙区での得票率5.89%
は復活当選の中では歴代最低記録。
・2000年衆議院選挙
→小選挙区では落選したが供託金没収点(有効投票の10%)は超え、見事比例で
復活当選!
・2003年衆議院選挙
→小選挙区で得票率9%で供託金没収点に届かず、比例復活もできず!落選!
・2005年衆議院選挙
→小選挙区はやめて、比例東京ブロック単独で出馬。しかし名簿順位は第2位だった
ので社民党の党勢を考えると絶望的。しかしこの選挙では自民党の予想外の大勝で
重複立候補した候補者のほとんどが小選挙区で当選し、これを除くと自民党の名簿
登載者が7人しかいないという事態が生じた。このためその次の順位に付けていた
社民党に1議席を配分。しかし、社民党名簿順位1位の中川直人は小選挙区との重複
で小選挙区で供託金没収点に届かず当選資格を失い、比例区のみで出馬した名簿順位
第2位の保坂が見事当選!
3701
:
必ずや政権交代を。
:2009/08/15(土) 21:40:25
【09衆院選】新党日本、比例に今本氏
2009.8.15 20:48
新党日本の田中康夫代表は15日、衆院選の比例近畿ブロックに京都大名誉教授の今本博健氏(71)を擁立すると明らかにした。比例単独とする方針で、ほかのブロックの候補者や順位とともに17日に正式発表する。
兵庫8区から立候補する田中代表が、兵庫県尼崎市内での事務所開きで述べた。
今本氏の専門は河川工学。国土交通省近畿地方整備局の諮問機関「淀川水系流域委員会」の委員長も務めた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090815/elc0908152050012-n1.htm
3702
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 21:42:11
>>2847
>「民主の新人は当選しても役に立たない」愛知・豊橋市長
この選挙で落選した早川前市長とか比例下位にどうっすかね?
・年齢も67なので次回は引退
・社会党だけど代議士経験あり
・15区は自民が勝つ可能性も高い
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/22
3703
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 22:04:05
>>3697
小沢も代表辞めたので次はもう鈴木俊一以下の発言数になりましょうなw
3704
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 22:06:27
>>3701
脱ダム系の候補っすね。
事務所も無事借りられたようで>康夫
>>3702
いいっすね,それ。前田や沓掛,山岡なんかよりこっちの名が先に挙がるべきだ。
3705
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 22:21:26
>>3682
凄い云いっぷりですな。
>党裁定は1回限りのすみ分けを決めた「協力区」の位置付けだけに、山本は「小選挙区で『武田』と書くよう、支援者を説得することはしない」とも言い切る。
此処は候補者一本化で社民の惜敗率上がるかも!?
> 一方、自民内の“分裂余波”で、山口陣営からは「山本支持者から『小選挙区は山口を支援する』と声をかけられるようになった」との声も。
>>3686
そーかもしれませんね。東京は社民とか気にしない人も未だ多いかも知れませんが,愛媛や熊本ではやはり社会党なんて,と云う反応も強そう。。
>>3689-3691
凄い選挙戦になってんなー。
久間に関しては,ピンチになったからって此処迄やって心がこもってないとか思わないんでしょうかねぇ
>「ネクタイすら外さなかった男が歌まで歌っとるんだもんな」。立ち会った陣営幹部は驚きを隠さない。家族で会場を訪れた男性(35)は「親しみが持てる人じゃないですか」と好感を語った。
> 3区の自民前職、谷川弥一は (諫早市で7月末に開かれた久間章生の総決起集会の)壇上で演説中、おもむろに携帯電話を取り出すと支持者に電話をかけた。「久間先生をよろしくお願いします」
> 選挙区に32の後援会支部を持つ久間は、これまで地方議員に頼ることはなかった。だが、今回は地方議員の後援会もフル稼働させる。県議、市議は久間の事務所に秘書を送り込み、電話をかけ、支援者回りに引率する。
ちょっと此処迄やられたら民主厳しいかも知れないな。。。
衣里たんは…可愛いっす(;´Д`)
>数日後、福田は打ち明けた。「少し甘えてもいいのかなって」
3706
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 22:23:04
アカマツが260超なんて軽々しく言っているけど・・・前回も解散日に「負けるわけがない」と言って惨敗!
前回郵政選挙でも善戦した民主の金城湯池の名古屋市で唯一落ちたのが自身。
アブナイですねえ、この発言。
あと・・・マキコ夫妻の入党!まさに田中派復活選挙!
かつて金丸信が経世会と一部の自民が離党し社会党の右派、民社、公明、社民連で新党を結成して2大政党の一翼を担え、
なんて発言していたけど・・・実現しつつありますね。
田中派 VS 福田派、この構図がはっきりしてきた選挙ですよ。アソウは旧福田派の傀儡だし。
まあ、それにしても昔の自民の権力闘争は世代を超えた怨念が感じられますね、それにくらべ55年体制時代の野党からは今に続く
権力闘争の源泉が感じられませんね、唯一あるのは菅直人ぐらいかな、竹下や宗男も評価していたし。
3707
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:26:52
赤松自身も比例辞退くらいしてから偉そうなこと言ってほしいもんです。
3708
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:31:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009081502000064.html
『蟹工船』ブームにも民主の風圧 貧困・格差不満 共産、受け皿躍起
2009年8月15日 朝刊
貧困・労働問題への積極的な取り組みや、昨年の小説「蟹工船」ブームなどで、労働者や若者を中心に新規入党者が増え続けている共産党。それでも先月の東京都議選では、民主党の大躍進の前に大きく議席を減らし、危機感が募る。増税と改憲には反対という本来の主張に加え、緊急福祉対策や貧困・格差解消などに力点を置き、「建設的野党」として存在感を示そうと躍起だ。 (砂本紅年)
横浜市港北区のJR菊名駅前。若林靖久さん(24)はロボットの形をした段ボールを頭からかぶり、マイクを握っていた。
「人間はロボットじゃない! 正社員はサービス残業で疲弊し、派遣労働者は低賃金で雇用も不安定。社会に余裕がない」
若林さんは今年二月下旬に共産党に入党したばかり。この日は、二十代の若者ら六人で街頭演説をした。社員二十人ほどの機械メーカーで三年間働いたが、能力主義的な競争や、コスト下げを要求する取引先からの圧力に違和感をもった。設計業を営む父親もこつこつ働いているが、暮らしはよくならない。「何で必死に働いても生活に余裕がないんだろう」と思っていた。
共産党との接点はなかったが、機関紙の勧誘電話を受け、思っていることを話すうち、活動への参加を誘われた。学生に戻るため六月下旬に仕事を辞め、勉強しながら活動している。「党へのアレルギーがある人が多いので、つらい思いをすることもあるが、働きながらも苦しむ若者の実態を多くの人に知らせたい」と意欲的だ。
昨年二月の国会で志位和夫委員長が日雇い派遣に関する質問をしたところ、ネットの動画サイトで評判に。小林多喜二の「蟹工船」ブームも追い風になり、一昨年秋からの新規入党者数は一年八カ月で二万人に達した。党広報部によると、今も月千人のペースで入党があり、その二、三割が若者。党について知りたいという電話やメールも増えたという。
「自己責任論や、勝ち組・負け組という考え方が許せないという人たちが、自分の力を世のために生かしたいと入党してくる」と広報部。しかし、都議選は十三議席から八議席へと大きく減らした。
志位委員長は都議選後、民主党中心の政権ができた場合、一致できる政策では積極的に協力するという「建設的野党」を表明。柔軟路線も打ち出した。広報部は「二大政党づくりで革新的な政党が締め出された。比例を主戦場に議席増を目指したい」と話している。
3709
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:37:15
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081500042&genre=A1&area=S00
激戦滋賀4区「牙城」切り崩し合戦
衆院選・民主前職VS自民新人
衆院選公示まで残り3日。滋賀4区では、悲願の小選挙区初勝利を目指す民主党前職の奥村展三(65)と、引退した元農相岩永峯一の議席継承をかける自民党新人の武藤貴也(30)が、互いの本拠地を攻め合う激戦を繰り広げている。これまで互いに相手を寄せ付けなかった「牙城」の切り崩し作戦だけに、双方とも一歩も譲らない構えだ。(敬称略)
8日、近江八幡市の文化会館大ホール。奥村は、会場に入りきれない人も含め約1500人(陣営発表)が詰めかけた決起集会で「全身全霊をかけて戦う」と力を込めた。
同市には武藤が事務所を置く。奥村陣営は「相手の主戦場」とみて、同市で初めての大規模な決起集会を開き、組織力を見せつけた。同市に確保した民主党の選挙事務所は4区で過去全勝の岩永が用いた建物で、「政権交代」をも印象づける。
奥村は前回、近江八幡市で岩永に約5000票離された。4区の4市では得票割合も最低だった。ただ、2年前の参院選では民主党の徳永久志が自民党候補の2倍近い票を獲得し、勝利した。「今回、票が伸びる要素は十分にある」(選対関係者)と踏み、徳永と組んで市内でミニ集会を重ねるなど「八幡攻略」に前進する。
武藤も負けてはいない。「絶対に勝つ」。Tシャツ姿の武藤は9日、奥村が地盤とする湖南市に乗り込んで開いた決起集会で、同市内の自民、公明関係者約150人(陣営発表)を前に意気込みを示した。
湖南市は、自民党が全国的に圧勝した前回でも、岩永が4区の9市町(当時)で唯一奥村を上回れず、約4400票も差を付けられた。だが、武藤選対総括責任者の県議家森茂樹は、3年前の知事選で有利とされた現職を支援しながら敗北した苦い経験から「相手も『地元は大丈夫』と思って引き締まらないだろう」とみて、牙城切り崩しは可能とはじく。
不利な湖南市で追い上げ、勢いを4区全体に波及させる−。自民県議が「桶狭間の戦い」と表現する攻防戦には、2年前の県議選に「対話の会」の支援で立候補し、次点ながら約5000票を得た元湖南市議上野雅代も初めて自民側に加わり、武藤の支持拡大に動く。
武藤は公示後、市内で500人規模の個人演説会を2回開催する予定で、相手の足元で「世代交代」を強調する構えだ。
■共産新人も割って入る
こうした両者の激突に、共産党新人の坪田五久男(50)も割って入る。地元議員とセットで連日のように街頭活動を展開し、「自公を退場に追い込む絶好のチャンスだ」と強調。廃止が予定される湖南市などの雇用促進住宅の存続を求める活動とも連携し、比例票の上積みに努めている。
選挙区内の安土町の農家に生まれ、近江八幡市で小中学校の教員を務めた経歴を生かし、農業や教育格差の問題も強く訴える。
幸福実現党の曽我周作(30)も街頭演説で「景気回復のため、消費税はゼロにする」などとアピールしている。
3710
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:42:17
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000908140002
1区疑問票にやきもき/衆院選
2009年08月14日
◆高むらは「こうむら」?「たかむら」?
「高むら」と書かれた投票用紙は「こうむら」氏、それとも「たかむら」氏――。自民前職の高村(こうむら)正彦氏(67)と民主新顔の高邑(たかむら)勉氏(35)が立候補予定の衆院選山口1区で、市選管が疑問票の取り扱いに頭を悩ませている。漢字も読みも少し違うだけに、「どんな名前が出現するか、当日にならないと分からない」と気をもんでいる。
◆3市選管 対応すり合わせ
山口1区は山口市、防府市、周南市(旧熊毛町を除く)の3市が選挙区。個々の疑問票の有効無効は、実際に開票作業を行う市選管が判断するが、今回は3市の判断が異ならないよう、これまでの事例を参考に打ち合わせを行った。
例えば、「高村勉」と書かれた場合はどうなるのか。通常は候補者の氏名が混ざっていると無効だが、「日常的には使わない『邑(むら)』という漢字を誤って『村』と書いた」と判断し、高邑氏への投票とみなす予定という。「投票をできるだけ救っていくのが基本」(山口市選管)という。ただ、「高むら」の場合は、どちらかの判断がつかず、両候補の得票率に応じて配分する案分票にする考えだ。
一方、両陣営は似ている名前にどう対応しているのか。
外相など重要閣僚を歴任して知名度のある高村氏の陣営は、ポスターの名字に「こうむら」とルビをつけたものの「今まで通り」(陣営幹部)の戦い方。「どういうトラブルがあるか分からないし、特に意識はしていない」
対する新顔の高邑氏の陣営は、「徹底的に平仮名」の作戦。ポスターやチラシなど、ほぼすべてに「たかむら」と平仮名で表記し、選管にも名字を平仮名で届け出る方針だ。ただ、名前の影響については、「どちらに有利になるかはよく分からない」(陣営幹部)と、見極めきれないでいるのが現状だ。
投票所では、投票用紙に書き込む記載台の正面に各候補者の届け出名が張り出される。各選管は「ゆっくり落ち着いて見て、間違えないようにして欲しい」と呼びかけている。
3711
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 22:43:49
>>3678-3781
>>3706-3707
比例単独候補者を大量に比例で立てると云う話しの流れの中で出た発言なのでしょうけど,軽率の誹りは免れないような気もしますね。
先日中川区を歩きましたが寺西と愛知県議・名古屋市議の3連ポスターが結構貼られてて油断は出来ないと云う感じがしました。
中川区も住宅街ではありますが,町工場的な自民基盤も強そうで,若松より若い候補で油断は出来ないかも知れませんね。比例重複辞退で引き締めて欲しい所。
3712
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:44:14
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908140001
あすを選ぶ 09衆院選
名簿管理 腐心
2009年08月14日
◇◆カードは自筆/PC接続せず…ピリピリ◆◇
選挙活動が過熱してくるとたびたびトラブルになるのが個人情報の問題。05年4月に個人情報保護法が完全施行されて以降、有権者の視線も厳しくなり、各陣営は管理に神経をとがらせている。
三重5区から立候補予定の民主党新顔藤田大助氏の事務所は「企業や労組はかつてのように名簿を出せなくなっている」と話す。「どうして自分の電話番号を知っているのか」と言われるケースがあるためで、頼りは紹介状や後援会名簿。それも「細心の注意を払いながらやっている」という。
三重2区の自民党新顔鈴木英敬氏の事務所も「いまの時代、配慮は必要」。後援会の入会申し込みカードを元に電話をしたが、カードが代筆で、本人は「承諾していない」と言うこともあるという。
三重4区の民主党前職森本哲生氏の事務所には最近、「電話帳に載っていない電話番号を売ります」という「名簿屋」の売り込みがあった。担当者は「情報をほしがっているとみているのだろうが、そんな名簿を元に電話をかけたらトラブルのもとだ」と断った。
県選挙管理委員会によると、個人情報をめぐるトラブルが出始めたのは個人情報保護法が完全施行された05年以降の傾向。県選管に苦情の電話がかかってくることもあるが、今回の選挙をめぐってはいまのところ苦情の電話はないという。
三重3区の民主党前職岡田克也氏の事務所では、後援会カードは本人の自筆で書いてもらうよう徹底。情報を保管する専用のパソコンは情報漏出をさけるためオンラインにはつながず、パスワードで保護している。三重1区の自民党前職川崎二郎氏の事務所でも、専用のパソコンは一部の人間しか開けないようにし、パソコン以外の情報も事務所で人が来ないところで管理し、関係者以外は入れないようにしている。
個人情報保護法では、個人情報取扱事業者に利用目的の本人への通知や、第三者提供の制限を義務づけているが、政治団体が政治活動を行う際は適用が免除されている。
3713
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:45:02
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908150001
あすを選ぶ 09衆院選
自民牙城に民主の熱気
2009年08月15日
民主党の立候補予定者が出席する集会に参加した答志島の島民ら=鳥羽市答志町の答志コミュニティアリーナ
◇◆政権交代期待、隠れ支持者も◆◇
鳥羽市の佐田浜港から市営定期船で約20分、人口2678人の答志島が見えてきた。
8日、県議会最大会派で民主党系の「新政みえ」の議員とともに、三重5区の新顔藤田大助氏は初めてこの島を訪れた。
「集会を開けるだけでもすごい。参加者が2、3人でも成功だよ」と萩野虔一県議は会場に向かった。主に漁業で暮らす島は自民党の牙城(がじょう)だ。
だが、萩野氏は集まってくる人の数に目を疑った。40〜50代の現役世代を含めて約100人。冷房のない会場が熱気に包まれた。藤田氏は「新しい政治を作るために政権交代が必要です」と訴えた。
自民党を支持してきた主婦(70)は「税金を国民のために使ってほしい。今回は民主党に投票する」。男性(80)も「(民主党は)約束を守ってくれそう」ときっぱり。
5区の民主党は、小選挙区制で実施された4回とも自民党や自民党系候補に敗れ、唯一、00年は比例で復活。「県内5選挙区全勝」をめざす県連は最重点区と位置づける。藤田氏も「県議のみなさんががんばってくれたおかげ」と保守層の取り込みに手応えを口にした。
「異変」はほかの選挙区でも起きている。
1区の前職中井洽氏は、自民党が強い農村部で1年数カ月、ミニ集会を重ねてきた。
6月7日夜、津市の農村部の公民館に、暗がりの中から男性が1人、2人と目を合わさずに入ってきた。お互いの姿を認めると「ちょっとビラが入っていたものだから」とごまかすように笑った。
畳に座った中井氏が「定額給付金は愚の骨頂。あんな馬鹿なことをやっているのが自民党」と批判すると、集まった3人は深くうなずいた。50代の男性はこう激励した。「今日は来たくても来られなかった人もいる。政権交代がんばってください」
後援会関係者は「郡部では、周りの目があって表だって動けない『隠れ民主』が意外と多い」とささやいた。
小沢一郎前代表の側近で、当選10回の中井氏は、自民党を大勝に導いた05年の衆院選の「郵政風」とは違うと断言する。車中から声がかかり、応援のクラクションが鳴る。昨年から党員サポーターは約400人増えた。集会でマニフェストを配ればたちまちなくなる。「日本を何とかしないと、という根底からの思いを感じます」
■財源論が不安の種
県内では90年代前半、実力派の自民党若手衆院議員だった岡田克也氏や北川正恭・前知事、野呂昭彦知事が相次いで離党。「三重県方式」と呼ばれる連合三重と県議会最大会派の新政みえとの連携で、北勢地方を中心に地盤を強化してきた。
支持率が80%を超えた小泉ブーム絶頂の01年参院選でも、1人区で非自民系候補が当選したのは、小沢氏の地元岩手県と三重県だけだったのはその象徴とも言える。
与野党逆転を実現した07年参院選では、民主党県連代表の高橋千秋氏が、三重選挙区で過去最多の52万7935票で圧勝。県連幹部は「この頃、自民支持だった団体の名簿がどっさり送られてきた」と明かす。県連が毎年開く団体懇談会には、自民支持だった団体が集まり出した。
03年、05年の衆院選は小選挙区で2勝どまりだったが、今回は、かつては自民党の最大の集票組織だった特定郵便局長OBらの「大樹」を母体にした郵政政策研究会が全面支援。さらに、共産党が2区以外に候補者を擁立しないため、票の上積みは確実だ。
だが、逆風の自民党も、子ども手当や高速道路無料化、消費税を4年間上げないとする民主党の主要政策への批判を強めている。民主党側は「予算の組み替えなどで財源を捻出(ねんしゅつ)する」と繰り返すが、こうした財源論で世論の支持を失えば勢いに水をさす可能性もある。
さらに、ある労組関係者は「政権交代後」を見据えてこう漏らした。「マニフェストで期待されている施策が実行できなかったら、我々はどうなるんだろう」
高橋代表は「帆がないと、風を受けられない時もある。まずは風を受けられる態勢づくりが重要だ」と各陣営にはっぱをかける。
(藤崎麻里、姫野直行)
3714
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 22:50:00
>>3709
仮にも政権与党の自公候補なのに動員すくなっ・・。
>武藤は9日、奥村が地盤とする湖南市に乗り込んで開いた決起集会で、同市内の自民、公明関係者約150人(陣営発表)を前に意気込みを示した。
むぅ。。
>2年前の県議選に「対話の会」の支援で立候補し、次点ながら約5000票を得た元湖南市議上野雅代も初めて自民側に加わり、武藤の支持拡大に動く。
湖南市 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 6,061(29.5%) 生田 邦夫 59 自民 新① 病院理事長→自由民主党・湖翔クラブ
当 5,551(27.0%) 谷 康彦 65 民主 現② 会社社長→民主党・県民ネットワーク
□ 5,011(24.4%) 上野 雅代 59 対話 新 (元)湖南市議→09年衆自民公認候補支援
□ 3,945(19.2%) 上西 保 56 無所属 新 不動産業
3715
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:51:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090814-OYT8T01158.htm
八ッ場の地元5区住民「民主なぜ空白区」
中止公約賛否示せず
民主党は長野原町で国が進める八ッ場ダム事業の中止を政権公約(マニフェスト)に掲げているが、水没予定地のある群馬5区では候補者を擁立しておらず、地元住民は何ともやり場のない思いでいる。
群馬5区は、自民党の小渕優子・少子化相(35)、社民党県代表の土屋富久氏(72)ら3人の争いとなる見通し。民主はダムに反対する社民と選挙協力し、候補を立てていない。
水没予定地の川原湯温泉街で土産物店を営む樋田三恵子さん(80)は「選挙後を考えると眠れなくて、睡眠薬が手放せない」と漏らす。吾妻渓谷に抱かれた秘湯はかつての姿を取り戻せないほど変わった。
計画は1952年に持ち上がり、住民は賛成・反対に分裂して激しく争った。住民への国の補償基準がまとまり、ダムに関連する道路などの工事が始まるまで半世紀の時が流れた。代替地には住民が移り始めている。「50年以上、嫌な思いをしてきた。暗いトンネルをようやく抜けられそうなのに……」と樋田さんは表情を曇らせた。
代替地へ6月に引っ越した男性会社員(43)は「ダムを止めると言うが、どうやって止めるのだろう」と戸惑う。事業費4600億円のうち3200億円が既に投じられた。
閣僚の小渕氏には応援要請が相次ぎ、選挙区内を回る余裕はない。土屋氏は社会保障政策に焦点を当てる。双方の陣営は、地元でダム問題に触れる機会はほとんどない。男性は「地元の票は参考にされず、結果だけを受け入れるのか……」とため息をついた。
注目される争点の現場。住民は空白地帯に置かれたようになっている。(横山航)
(2009年8月15日 読売新聞)
3716
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 22:55:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/tochigi/CK2009081502000100.html
森山氏の3区公認問題 逆風自民の混乱露呈 党関係者『残ったのは徒労感だけ』
2009年8月15日
自民党県連会長・森山真弓元法相(81)の栃木3区公認をめぐる一連の騒動は森山氏の公認辞退で決着がついた。ただ、関係者から漏れるのは「後に残ったのは徒労感だけ」との声。十八日に迫った衆院選公示を前に、逆風が吹く自民党の混乱ぶりを露呈する結末になった。 (小倉貞俊)
「厳しい選挙戦なのに、内輪もめで無駄なエネルギーを浪費してしまった」。党県連関係者は苦々しい表情で振り返った。
事の発端は七月三十一日。渡辺喜美元行革担当相の離党で自民の空白区になっていた3区に、党本部が森山氏の公認を決めたことだった。
背景にあったのは本部と森山氏の利害の一致だ。本部は、威信をかけて何としても渡辺氏への“刺客”を立てたい。一方の森山氏は、前回当選した2区で公認されず、比例単独での出馬も「七十三歳定年制」で道を絶たれていた。
本部の決定に仰天したのは「公示まで時間がなくどうせ見送りだと思っていた」(ある幹部)という県連。それまで再三要請されていた対抗馬擁立ができず本部に全面的に委任していたとはいえ、決定は想定外だった。
県連が恐れていたのは、県内全域に“信奉者”がいる渡辺氏との全面対決。3区に森山氏を立てることで渡辺氏側を刺激すれば、父の故美智雄氏時代から渡辺氏側と関係が深い県議、市議らが全県で反自民に回ることが懸念された。
結局、県連は森山氏に出馬辞退を迫るとともに本部に公認取り消しを要請するという手段で強引に収束に持ち込んだ。
ある県議は「県内の事情よりも、自身の議席確保を優先した」と森山氏を批判したが、結果的に騒動は大きなしこりを残した。古くからの党員という五十代の男性はあきれ顔でつぶやいた。「県連にとっての敵は誰なんだ。民主党を喜ばせてどうするのか」
3717
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 23:29:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090815/elc0908152241014-n1.htm
【09衆院選】危機感募らせるベテラン山崎拓 福岡2区 (1/2ページ)
2009.8.15 22:39
7月21日の解散以来、激しい前哨戦が繰り広げられてきた衆院選は18日、公示される。福岡2区(福岡市)では自民党の元副総裁で、13回目の当選を目指す山崎拓氏(72)に、民主党の新人、稲富修二氏(38)らが挑む構図。この選挙区は九州最大の繁華街・天神を抱え、浮動票が多いとされ、山崎氏の危機感は強い。
「九州では、山崎先生が一番厳しい選挙だ」。今月上旬、福岡市中央区で開かれた九州電力の取引先企業の集会。あいさつした公明党の太田昭宏代表は「党として全力を尽くす」と言葉をつないだ。九州の経済界で大きな力をもつ九電。その松尾新吾会長も「公明党および創価学会の応援が必要だ」と述べた。
集会に先立ち、太田代表から直接推薦状を受け取った山崎氏も「自民は経済が得意で、公明党は社会保障が得意」と強調。集会後には、繁華街で行われた太田代表の演説会にも参加し、蜜月ぶりをアピールした。
山崎氏の陣営は、一時解散風が強まった昨年9月に、事務所を設置。小学校区単位でおかれた約50の後援会組織のねじを巻き直した。本人も週末ごとに地元に帰り、企業や支持者回りや街頭演説を繰り返した。約40年にわたって国会議員を務めた大ベテランが、10人規模のミニ集会に顔を出し、公明との友好関係を強調するのは危機感の表れだ。
「まずは、16万人の後援会組織を固める」(西村俊隆事務所長)という陣営だが、人の入れ替わりが激しい選挙区で、後援会は新陳代謝が進まず、高齢化した。陣営幹部は「集会などで拓さんに会ってくれる人は、以前から応援してくれとる。拓さんが会う機会さえない人たちを、どう取り込むかが問題」とぼやく。
一方、稲富氏は3千回を超える街頭演説や週末のミニ集会を重ねてきた。事務所の守谷正人事務局長は「名前と顔を覚えてもらう段階はクリアした。次は無駄をなくす民主の政治を有権者に訴えたい」と話す。
「福岡2、7、8区は派閥の領袖の選挙区。自民の族議員の代表だ」と民主県連の助信良平幹事長が話すように、民主は福岡県での勝利に力を注ぐ。2区にも前原誠司副代表や岡田克也幹事長など党幹部が、すでに応援に入っている。
攻勢を強める稲富氏陣営にとって最大の懸念は、気のゆるみ。陣営幹部は「相手陣営の底力を侮ってはならない。投票日までに風向きが変わることもある。今まで以上に汗を流し、靴底をすり減らすつもりだ」と気を引き締めた。
福岡2区には共産新人の小林解子氏(29)、幸福新人の佐竹秀夫氏(55)も立候補を予定している。
3718
:
千葉9区
:2009/08/15(土) 23:34:19
http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY200908150286.html
前回の「刺客」、今回は比例優遇せず 自民が確認
2009年8月15日22時50分
麻生首相は15日、自民党本部で細田博之幹事長、古賀誠選挙対策本部長代理らと会談し、衆院比例区の名簿順位の最終調整を進めた。05年総選挙で郵政反対組の「刺客」として擁立し、比例順位で優遇した前職について、小選挙区から立候補する場合は優遇しない▽前回比例単独で立候補し、名簿下位で当選した候補者も上位に登載しない――ことを確認した。
残る焦点は、前回比例単独の「目玉候補」だった猪口邦子(比例東京)、長島忠美(比例北陸信越)、近藤三津枝(比例近畿)3氏の処遇に絞られた。同党は公示前日の17日午後、全ブロックの名簿順位を発表する方針だ。
これに関連し、自民党幹部の一人は「奇をてらうことはしない」と述べ、比例区で知名度の高いタレント候補は擁立しないことも示唆した。
3719
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 23:42:28
>>3718
>05年総選挙で郵政反対組の「刺客」として擁立し、比例順位で優遇した前職について、小選挙区から立候補する場合は優遇しない▽前回比例単独で立候補し、名簿下位で当選した候補者も上位に登載しない――ことを確認した。
順当ですね。
>残る焦点は、前回比例単独の「目玉候補」だった猪口邦子(比例東京)、長島忠美(比例北陸信越)、近藤三津枝(比例近畿)3氏の処遇に絞られた。
で,この3人ぐらいは優遇せなしゃーないのでは?
過去ログ調べたら
>>3512
で一応その方向なんですね。
3720
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 00:04:45
>>1894
>>3444
>>3718
【北海道ブロック】
穴田 貴洋 新=比例下位
沼沢 真也 新=比例下位
上地 史隆 新=比例下位
【東北ブロック】
宮城県 秋葉 賢也 前=?
秋田県 近江屋 信広 前=比例下位
岩手県 佐藤久孝 新
山形県 長岡重代 新
【北関東ブロック】
茨城県 大高 松男 前=比例下位
群馬県 佐田 玄一郎 前=比例上位
埼玉県 並木 正芳 前=比例下位
【南関東ブロック】
神奈川県 浮島 敏男 前=比例下位
神奈川県 江崎 洋一郎 前=比例下位?
【東京ブロック】
愛知 和男 前=比例下位
猪口 邦子 前
清水 清一朗 前=●離党
安井 潤一郎 前=比例下位(どっかで比例下位でも甘受すると発言してたような)
若宮 健嗣 前=比例下位
大西 英男 新=比例下位
国安 正昭 新=比例下位
【北陸信越ブロック】
新潟県 長島 忠美 前
【近畿ブロック】
大阪府 近藤 三津枝 前
大阪府 柳本 卓治 前=比例上位
大阪府 矢野 隆司 前=比例下位
兵庫県 泉原 保二 前=比例下位
大阪府 稲垣 克彦 新=比例下位
【中国ブロック】
岡山県 村田 吉隆 前=比例上位
広島県 河井 克行 前=比例上位
鳥取県 宇田川 隆久 新=比例下位
岡山県 吉田 竜之 新=比例下位
広島県 桧田 仁 元=比例下位
【四国ブロック】
徳島県 七条 明 前=?
高知県 西本 勝子 前=比例下位
徳島県 笹沼 正治 新=比例下位
愛媛県 水口 俊幸 新=比例下位
【九州ブロック】
熊本県 野田 毅 前=比例上位
合計22名(前 22名)
3721
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 00:18:11
前々からの疑問なですが・・・近藤三津枝って有名なんですか?
これは下位でもいいような
3722
:
神奈川一区民
:2009/08/16(日) 00:27:55
>>3721
Wikipediaで調べてみた
のですが、中高で小池百
合子の後輩みたいです。
想像ですが、小池百合子
の推しがあったのではな
いのでしょうか。
3723
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 00:29:44
重複で優遇されそうなのは吉野くらいですかね?
3724
:
北海道1区
:2009/08/16(日) 00:35:04
>>3721
本人のサイトを見たら、元はキャスター兼ジャーナリストだったとのこと。
櫻井よしこみたいな感じ?
兵庫県出身だから近畿ブロックだと思うけど、関西では有名な人なんかな?
3725
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 00:35:54
>>3722
どうもです。
1議席でももったいないいな、こんな訳わからんチルドレンを上位優遇する余裕ないと思うんだけどな
「参院比例に転出とか」てきとーに言っておけばよかったのに
3726
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 00:49:57
>>3721-3725
少なくともほぼ有名ではないですよね。。
関西でもそれ程知名度無いような気もしますね。
刺客として落下傘する小池への配慮だった?
吉野への優遇確約ありましたっけ?
普通の選挙なら2,3期なんとなく比例優遇もありでしたがねー。
3727
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 00:58:12
みずほは、大分2と東京(含む比例)に張り付けよ・・・
あと、東北と北関東も比例が微妙か
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090815ddlk44010364000c.html
2009衆院選おおいた:与野党とも、党幹部らの応援低調 /大分
◇「スケジュール合わず」
衆院選公示直前となっても、党幹部や閣僚の県内応援が予定も含めて低調だ。自民はこれまで、石破茂農水相と浜田靖一防衛相が来県し、公示後も26日に森英介法相の大分3区入りが予定されている程度。麻生太郎首相の来援は未定だ。自民県連は「これまでの衆院選より明らかに少ない。野党との激戦の中、援軍がほしい」と頭を痛めている。
県連は7月以降、何度も麻生首相に来県を要請しているが、党本部から「スケジュールが合わない」と断られている。幹事長、官房長官、国交相、行政改革担当相らにも要請したが、ことごとく断られたという。
従来は、閣僚や派閥の長は自分の選挙区は留守にしても全国を応援に飛び回るものと相場は決まっていた。しかし、今回の衆院選は大物であっても、自らの選挙区で全力投球しないと落選しかねない危機感があるかららしい。また、大分を訪れた場合、せいぜい福岡県との2カ所程度しか日程的に回れないことも、足を遠のかせる一因とみられる。
衆院選に立候補する大物の動きが鈍った結果、舛添要一厚労相ら数の少ない参院要職者に応援依頼が殺到。これまた「調整がつかない」とつれない返事しか返ってこない。
07年の参院選では、当時の安倍晋三首相が公示6日後に県内4カ所を回り、民主大勝という全国的な流れに反して大分選挙区は自民新人が制した。
もっとも、野党も似たような状況だ。特に民主は多く擁立した新人への応援に手を取られている。2区の社民前職支援で小沢一郎代表代行が7月に来県したほかは、引退した藤井裕久最高顧問が25日に1区に応援に入る程度だ。
県内の各選挙区はムードを盛り上げる大物弁士が少ないまま、候補者同士が舌戦を戦わせるガチンコ勝負の様相を呈している。【梅山崇】
3728
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 01:14:27
>>3726
>>2753
によると コスタリカ解消と引き換えに得た「(重複立候補する)比例名簿での上位優遇」の切り札も効いているようだ。」
>>3494
によると 陣営幹部は「上位登載の確証はない。
微妙ですね。前回国替えさせられた蓮実は優遇なしでしたネ
前回の例だと静岡6に国替えさせられた倉田雅年が優遇でしたね
他に刺客系以外で優遇されたのは、三重3(vs岡田)岩手4(vs小沢)
いまだに謎の優遇が上野賢一郎@滋賀1(ちなみに山崎派)
なぜか長野3(vs羽田)は優遇されず(03は優遇されたのに)
3729
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 01:16:29
>>3728
上野は総務(郵政?)官僚出ではなかったでしたっけ?
あと赤松の相手も昔優遇されてませんでしたっけ?
3730
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 01:18:59
<香川県>
選択の時 2009衆院選
行政不信 どう一掃 <1>
1行の記録 確定に1年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225898224/86
地方国の言いなり<2>
公共事業ムダ検証を
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1156427416/546
何度も解雇安心いつ <3>
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776863/508
燃料高 住民の足直撃<4>
船便値上げ 存続優先
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1233423926/61
問題行動 負担軽減を <5>
ソフト面の充実まだまだ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1116734086/1423
農業 耕作放棄地20年で倍増<6>
やる気育てる政策を
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/850
ダム計画揺れる小豆島<上>
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1194191152/139-140
政党“綱引き”に冷たい目
集会動員企業「余力ない」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/feature/takamatu1248275350303_02/news/20090724-OYT8T01177.htm
ロープで区切られた自民(左側)と民主(右側)の「境界線」。保守地盤での政党間のせめぎ合いが過熱する(高松市香川町で。写真は一部加工しています)
自民党が大敗した12日の東京都議選の直前、高松市香川町の駐車場に、ロープで区切られた〈境界線〉が出現した。北に2区の民主新人・玉木雄一郎、南に自民前議員・木村義雄のポスターがにらみ合う。旧コンビニ店の駐車場の賃借を巡り、両党が“綱引き”を展開した結果だ。
讃岐のコメどころと、新興住宅地が混在するこの地域で11日、「連絡所開き」をした玉木は「自民の牙城、聖域に、連絡所を置いたことに意義がある。4年前は踏み込むことすらためらった」と感慨深げに語った。党の衆院選政権公約(マニフェスト)の基となる政策集に盛り込まれた農家への新たな戸別所得補償制度を説き、自身のブログにつながる「QRコード」を刷り込んだ名刺を配り歩いた。
一方、元首相の大平正芳を輩出した県中西部の大票田に、「義理人情」で迫る木村は4日、坂出市内で開いた党支部総会でネクタイに汗をにじませ、「今回の経済対策は小規模農家にも行き届く」と誇り、お年寄りたちの手を両手で包んだ。別の建設業者の会合では畳に座り込み、頭を下げた。約10年前から木村を支持する男性(71)は「わしらは、もう政党同士の綱引きに疲れているんじゃ」。冷ややかな反応をみせた。
今選挙に向け、互いの立候補予定者を推薦した民主、社民両党。県西部の3区では18日、初めて選挙協力を実現した両党の蜜月ぶりを象徴する社民の機関紙が出回った。A4判両面印刷で、写真に笑顔で納まったのは、社民新人の米田晴彦と、2007年参院選で初当選した民主の植松恵美子の2人。「顔の見える支援はありがたい」と、民主の〈追い風〉に期待する米田は、他陣営の脅威となっている。
「民主」を前面に出した機関紙に、自民前議員の大野功統は「自分の政党を否定するのか」と疑問を投げかけ、無所属新人の真鍋健も「有権者を惑わすようだ」と不快感を示した。その真鍋は22日、保守系無所属の「平沼グループ」の一員として、東京都内で結成記者会見に臨んだ。中選挙区制時代、自民と社会(当時)が議席を争った地盤で、新たなせめぎ合いが過熱する。
自民の集票マシンと呼ばれた「企業選対」の動きは鈍い。これまで社員の大半を集会に動員させていた県西部の中小建設会社は、今回、数人程度にとどめるとしており、同社役員は「受注目的で応じていたが、公共事業が激減した今、そんな余力はない。我々が特定政党を支持する時代は終わった」と明かす。
西日本建設業保証香川支店(高松市)がまとめた県内公共事業動向によると、公共事業の業者請負額は、2246億円(1998年度)から、758億円(08年度)と、この10年で3分の1に激減。県建設業協会の加盟業者数は、倒産や廃業で4割も減少している。同支店は「民間の投資が少ない地方では、公共事業で生計を立ててきた業者の生き残りは苦しい」とする。
強固だった自民の地盤がほころびを見せ始め、党を支えてきた企業も変容しつつある。揺らぐ「自民王国」の足元で、有権者83万余人が真夏の選択を迫られている。(敬称略)
(2009年7月25日 読売新聞)
3731
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 01:36:49
=山口4区=
>>1558
>>1886
07年の参院選山口選挙区にも立ったが、4区内を回ると、まだ「(立候補する)本人ですか」と尋ねられることもあるという。(09/07/16)
>>2916
(7月)25日、下関市内で開いたミニ集会では「日本中が政権交代を求めている。山口県でも実現する」と強調した。参加者からは「おいしい話ばかりで経済は回るのか」との指摘も。戸倉は「(税は)市民が薄く広く使った方が経済が回る」と理解を求め対話を続ける。(09/07/31)
>>2846
>>2900
しかし、立候補表明から9カ月。この間、周南市の自宅から下関市へ連日通い、街頭などで「政治を国民の手に取り戻そう」と訴えた。商店や個人宅に飛び込んで党のポスター掲示を頼み、民主支持者や無党派層のほか、“自民離れ”の有権者にもじわじわ浸透。ポスターは市街地を中心に着実に増えた。自民関係者も「相当支持を広げている」と警戒感を隠さない。(09/08/03)
>>3398
>山口4区の戸倉に対して、連合山口は推薦を出すものの地協は「当選に向け努力する」とほぼ自主投票扱い
ソース↓
風はどこへ:09衆院選・山口4区/中 “決起”訴える戸倉氏 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090815ddlk35010246000c.html
「本当に変えたいと願うなら一歩踏み出して、歴史的な選挙に参加してほしい」。13日昼前、民主新人の戸倉多香子氏(50)は唐戸市場近くの街頭で聴衆に呼びかけた。隣で菅直人・党代表代行が両手を腰に聴き入る。
マイクを握った菅氏は中央から地方へ権限を移す政策を訴え、語気を強めた。「全国300小選挙区で現職=自民前職の安倍晋三元首相(54)=が一番強いのが山口4区。しかし、安倍さんが10回当選しても官僚中心の仕組みは変えられない」
「日本一強い安倍氏」を相手に、民主は昨秋の候補者選びから苦労した。最終的に党県副代表の戸倉氏が決意。家族がいる周南市から下関市に転居し、行き来しながら支持拡大と主婦業を続けた。
全国で「民主の風」が吹く中、戸倉氏も手応えは感じている。07年の参院選に立候補して下関市、長門市を回った時とは、特に企業の反応が違うという。「以前は会えなかった社長が『私は自民に入れるが社員は強制できない』と言う。政権交代後のことも考えているのでは」。国民新党の推薦を受け、9日には日本郵政グループ労働組合下関支部の定期大会に招かれた。
ただ、4区特有の事情は今回もある。連合山口は戸倉氏を推薦したが、連合下関地協(61組合、8793人)は一歩引いて「当選へ向けて取り組む」という表現にとどめた。「4区は自民が首相や大臣を輩出し、どの企業も世話になっている」(労組関係者)。組織・団体票に過大な期待はできず、最後は“風”が頼りだ。
13日の街頭演説。菅氏が聴衆をあおった。「どうですか皆さん、日本中がびっくりするような大番狂わせを起こしてくれませんか。それが大改革の号砲になるんです」【取違剛】
〔下関版〕
毎日新聞 2009年8月15日 地方版
3732
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 01:44:45
>>3729
赤松の選挙区で優遇されていたのは、今回で引退した木村隆秀ですね。確か、96と00が比例優遇で03が繰り上がり当選、05は小選挙区勝利。優遇をうけることができたのは派閥が旧経世会で野中元幹事長に近かったからと聞いた記憶があります。
3733
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 01:47:37
>>3544
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&mode=0&classId=&blockId=3744586&newsMode=article
比例東北候補に有馬氏追加報告 民主県連
民主党県連は14日、衆院選の比例東北単独名簿登載者の候補として、元県議の有馬博氏(67)=須賀川市=を党本部に追加報告した。
党県3区総支部から同日、登載者の候補とするよう申し出があった。県連は選対会議を開き意見を聞いた上で、追加報告した。
県連はすでに、重点選挙区に位置付けた1、2、5各区の在住者3人を、登載者の候補として党本部に報告している。党本部には各県連から報告が上がっており、17日に登載者を発表する見通し。
(2009/08/15)
3734
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 01:50:16
被害事務所は山口、武田、山本?
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/SEB200908150044.html
選挙事務所荒らし相次ぐ、ジュース飲まれる被害も 福岡2009年8月16日0時19分
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福岡県警行橋署は15日、同県行橋市と苅田町にある総選挙の立候補予定者の事務所で、13日夜から15日朝にかけて窃盗が相次いだと発表し、注意を呼びかけている。
同署によると、被害にあったのは、福岡11区と比例九州ブロックに立候補を予定する3人の事務所、計4カ所。いずれも窓ガラスを割って侵入し、戸棚などを物色した痕跡があった。被害額は計約9万8千円。中には、ジュース2本を飲まれ、菓子1袋を食べられただけの事務所もあった。
3735
:
山口新聞男
:2009/08/16(日) 01:50:55
>9日には日本郵政グループ労働組合下関支部の定期大会に招かれた。
実際、戸倉の活動では郵政関係者に世話になることが多い
また、市内の労組は林義郎元蔵相が会長のサンデン交通や
安倍がリーマン時代をすごした神戸製鋼など、自民議員と縁深く
もとより期待できない面はある
晋三は、死ぬまで親父(晋太郎)の弔い合戦をやってるようなもの
夢から覚ますには、上からの変革しかない
3736
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 01:59:16
>>3728
自民党の小選挙区出馬候補が、対立候補が強力などの理由で比例優遇を適応される場合は原則2回までとするとか、そんな基準があった気がします。ソースがない話ですみません。どこかで読んだ気もするのですが。長野はそのケースでは。
3737
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 02:01:35
>>3735
解説感謝っす。いやぁいつものながら痛烈で安倍嫌いの俺には小気味いいっす。
>実際、戸倉の活動では郵政関係者に世話になることが多い
石川3区
>>3634
でもそうでしたが超合金の保守鉄板地域ではこの郵政関係者の支援ってのが結構効いてますね。
3738
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 02:03:50
>>3732
>>3736
あざーす。
野中に優遇されたのに政治家に向いてなかったってどんなんやねんwって感じですな〜。
羽田や岡田に比べれば赤松なんぞ明らかに強力さのレベルが違いますよね。。
なんか不透明な部分があったのかなぁ。。
3739
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 09:52:27
「俺達の麻生」とやらは何だったのか
http://npn.co.jp/article/detail/53779226/
真夏のヲタク祭りコミケ開幕 「麻生アウト」の声続出
世界最大規模のヲタク祭りで“コミケ”の愛称で知られる「コミックマーケット76」が14日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。ジャンルは同人誌の即売やコスプレ、ゲームなど多岐にわたり、16日までの3日間で約50万人が来場する見込み。最新ソフトを紹介するゲームメーカーの本紙号外版も飛ぶようにはけた。そんな中、漫画マニアを自負する10人にあえて衆院選について聞いたところ、漫画好きの麻生首相を推す声はゼロ。“宇宙人”と呼ばれる鳩山総理待望論が続出した。
18禁の同人誌目当てで名古屋から来た男性3人組は「麻生は完全にアウトでしょ。漫画好きなんて言ってるけど、うわべだけで本質が分かっていない。続投させたら表現の自由が脅かされそうなので、鳩山でいいんじゃないかな」とばっさり。成人向けエロ漫画がぎっしり詰まった大きな手提げ袋を抱え、満足そうに会場を後にした。
取材拒否やおふざけ回答などをがんがん食らいながら、来場した男女20人に「次期総理は誰がいい?」と聞いたところ、民主党の鳩山由紀夫代表が18票でダントツトップに躍り出た。
背景には、政府与党が推す児童ポルノ法改正案がある。同案は児童ポルノの単純所持を禁じているほか、それに該当するような漫画やアニメについても規制する可能性をはらんでいる。一方、民主党の対案は、漫画やアニメをターゲットとしていない。都内の20代会社員男性は「漫画はフィクションであってポルノじゃない。麻生首相はむしろ漫画マニアの敵」と言い切った。
そもそもコミケは漫画好きの祭典である。自費出版漫画「同人誌」の即売会などが発展し、コスプレイヤーやゲームマニア、アニメファンらも集まるようになって規模が拡大した。一方で、きわどい性描写や人気アニメキャラに似た主人公があられもない姿をさらす同人誌もあり、これらを問題視する声もある。
取材した意見を集約すると、麻生首相は言うほど漫画文化を理解していないとの評価。サンプル数は少ないものの、アキバで人気だった麻生閣下はまさかの「ゼロ票」で完全に地に落ちたといっていい。逆に鳩山民主党はアキバ票の上積みも期待できそうだ。
さて、東京ビッグサイト周辺の交通網はこの日、早朝から来場者であふれかえった。臨時便を増発した都バスは満員状態で、途中のバス停からは乗れないことも。最寄り駅の新交通ゆりかもめ・国際展示場正門駅は改札口から100メートル以上も長蛇の列ができた。
コスプレエリアではさまざまなキャラに扮したコスプレイヤーが、カメコ(カメラ小僧)に囲まれてニッコリ。炎天下の屋外で「こっちお願いしま〜す!」の熱烈ポーズ要求が続いた。
昨年夏のコミケでは2ちゃんねるに「会場に手榴弾を投げ込む」などの脅迫めいた書き込みがあり手荷物検査が実施されたが、今年は大きな問題は発生していない。
3740
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:32:38
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090816_01.htm
コスタリカ解消、効果に「?」 自民・福島1、5区
衆院選(18日公示、30日投票)で、自民党のコスタリカ方式が解消となった福島1区と5区で、コンビを組んでいた「元パートナー」の連携が思うように進んでいない。一方が政界を引退した1区は、コスタリカ解消をめぐって噴き出した感情的なしこりが残る。5区から隣の3区に転出した前議員の陣営は、元の選挙区のことまで手が回らないのが実情だ。
<1区/残る感情的しこり 事実上の自主投票>
党本部のコスタリカ原則廃止の方針によって、福島1区では昨年9月、「勝てる候補」として前議員亀岡偉民氏が選挙区に立つことが決まった。本来の順番では、比例東北の前議員佐藤剛男氏が選挙区に回るはずだった。佐藤氏は比例名簿での優遇も望めないため、引退を決断した。
亀岡氏は中選挙区時代も含め、無所属などの立場で佐藤氏と激しい戦いを展開、5度目の挑戦だった前回、約17万票を獲得して初当選した。自前の支持基盤に加え、比例に回った佐藤氏の支持層からも得票したのは明らかだ。
だが今回、佐藤氏の後援会は事実上の自主投票を決めた。後援会幹部は「過去の選挙や今回の候補者決定に感情的なしこりがあるのは事実。同じ自民と言っても、亀岡氏を応援したくない人もいる」と打ち明ける。
福島市で6月末に開かれた佐藤氏をねぎらう「感謝のつどい」には、後援会のメンバーら約800人が集まったが、亀岡氏の姿はなかった。来賓のスピーチでも亀岡氏の名前は出ず、両陣営の冷たい関係をうかがわせた。
亀岡氏陣営からは「前回も佐藤氏の票のすべてが来たわけではない。ある程度、票が流れるのは想定内」との声も聞かれる。
ただ、後援会組織が弱体化したとはいえ、固い「佐藤票」は「少なくとも4、5万はある」(自民党県連関係者)。民主党新人の石原洋三郎氏との激戦が予想される中ではなおさら、その票の行方が注目を集める。
<2区/国替えで手回らず 公明と連携で補う>
一方の5区。本当なら比例に回る順番の前議員吉野正芳氏が自民空白区だった3区に転出した。「国替え」を決断した昨年10月、吉野氏はいわき市などに残す後援会に「5区の候補になる坂本剛二氏への支援をお願いする」と後を託した。
それから10カ月。吉野氏の後援会は、知り合いや血縁を頼りに懸命に3区での支持開拓に全力を注ぐ。陣営は「3区での取り組みで精いっぱい」と訴える。
5区内の吉野氏の後援会組織の動きは鈍く、以前のような得票がもう難しいことは、坂本氏の陣営も織り込み済みだ。
「コスタリカ解消の影響は、もう気にしていない」と坂本氏。これまで以上に「選挙区は坂本、比例は公明」と訴える姿が目立ち、コスタリカ解消による目減り分を公明党との連携で補おうとしている。
◇衆院選立候補予定者
【福島1区】
亀岡 偉民 53 自前(1)
石原洋三郎 36 民新
山田 裕 54 共新
大橋 一之 40 諸新
【福島5区】
坂本 剛二 64 自前(6)
吉田 泉 60 民前(2)
石渡 剛 40 諸新
2009年08月16日日曜日
3741
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:33:55
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090814_07.htm
迫る夏の陣 宮城直前情勢(上)1区・2区
30日投票の衆院選は18日の公示まであと4日となった。宮城県内6選挙区には計22人が立候補を予定している。各選挙区の直前情勢を探った。(敬称略)
◎1区/自・民前職再び競り合う
ともに再選を狙う自民党前議員の土井亨と民主党前議員の郡和子が再び対決する。有権者は40万3000人。前回(2005年)は自民党が勝ったが、民主党が強い支持基盤を築いている。
党県連会長の土井は、麻生政権への批判に伴う自民離れの食い止めに腐心する。街頭では経済対策を挙げ、「政権選択でなく政策選択をしてほしい」と強調。民主党マニフェスト(政権公約)を「財源的根拠のない無責任な政策」と批判する。
党県議、市議と支持者回りを重ね、企業の朝礼にも連日参加し、党支持層のつなぎ留めに躍起だ。前回は十分でなかった後援会組織も住宅地や郊外で厚みを増した。
知事村井嘉浩が全面支援。8月上旬、街頭活動で「宮城のために土井さんが必要」と訴えた。
郡は前回、土井に約1900票差で競り負け、比例で復活当選した。「今回は100点満点の勝利を目指す」と選挙区の議席にこだわる。
知名度を武器に、毎朝の街頭活動のほか、ハンドマイクを抱えて住宅地を回る「歩き街宣」を展開。有権者と接する機会を増やして直接、マニフェストを説明する。
連合宮城が全面支援し、仙台市職労など社民党支持労組も回転している。出身の太白区を中心とした後援会組織も整ってきた。実家が特定郵便局で、郵便局関係者の支援も強みだ。
共産党新人の角野達也は前回に続く挑戦で、「法改正で派遣労働を禁止し、働く貧困層を解消する」と訴える。
幸福実現党の遠田敬一は知名度アップに懸命。無所属新人の矢島卓臣は大企業の法人税増税などを掲げる。
◎2区/無党派と共産票、焦点に
比例東北から回る自民党前議員の中野正志と、民主党新人の斎藤恭紀が激突し、無所属新人の佐藤豊が割って入る。有権者は県内最多の42万2000人。保守色が強い田園地帯と無党派層が多い住宅地が混在する。候補を立てない共産党票の動向も焦点の一つだ。
4選を狙う中野は経済産業副大臣を務めた実績を強調し、毎朝のつじ立ちで政権与党の景気対策の実績をアピールする。
1日20カ所の小集会をこなすどぶ板戦を展開。8日の事務所開きには1000人が集まり、所属派閥会長の町村信孝元官房長官が応援に入った。
地盤の泉区、宮城野区を軸とした強固な後援会組織が強みだ。党県議や市議のネットワークを活用して組織を引き締める。若手秘書の紹介で若者の酒席に顔を出し、無党派対策に力を入れる。
気象予報士の斎藤はテレビ出演した知名度が武器だ。「政権交代、日本晴れ」を合言葉にひたすら街頭に立つ。マイクを手に商店街や住宅地を自転車で回る遊説は、400回を超えた。
無党派層の取り込みを強く意識している。党マニフェストを解説する動画を制作し、インターネットで配信するなど、若年層への政策浸透に力を入れる。
後援会長は連合宮城幹部で労組票を固める。社民党との選挙協力で非自民票の結集を図る。
無所属の佐藤は既成政党を批判する。親交のある横浜市長中田宏らとの連携を視野に入れ、政界再編を見据えた第三極の必要性を強調する。福祉分野の人脈を軸に民主、社民両党の支持層への食い込みを狙う。
幸福実現党の安部公人は消費税廃止を訴える。
3742
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:34:46
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090815_06.htm
迫る夏の陣 宮城直前情勢(中)3区・4区
◎3区/新興住宅地、民主じわり
3選を狙う自民党前議員の西村明宏と、民主党元議員の橋本清仁が激しく競る。両者の対決は3度目。有権者は4市9町の28万9500人。長年、自民党の地盤だったが、名取、岩沼などの新興住宅地に無党派層が増え、民主党が食い込んでいる。候補を立てない共産党支持層の動向も焦点。
柴田町で2日あった西村の事務所開きには、選挙区内のほとんどの首長が顔をそろえた。知事村井嘉浩もマイクを握り、内閣府政務官を務めた実績をたたえた。
故三塚博元蔵相から引き継いだ地盤が強みだが、支持者の高齢化が目立つ。2005年の前回は橋本に約1万9800票差をつけたが、都市部の自民批判や郡部の自民離れに危機感を強め、支持者回りに余念がない。
公明党との選挙協力は頼みの綱。7月25日、公明党県本部が白石市で主催した600人規模の集会に出席した西村は「公明の協力なしに勝てない」と声を張り上げた。
橋本は岩沼市の事務所に加え、7月25日に大河原町にも拠点を構えた。事務所開きには系列の市町議が約30人そろい、支持基盤が厚みを増したことを印象づけた。
連合宮城の全面支援を受ける。郵便局長らでつくる政治団体・郵政政策研究会の支援も早々と取り付けた。
党マニフェスト(政権公約)も有効な武器。農家への戸別所得補償を重点的にアピールし、農業層への浸透を目指す。
前回、共産党候補は約1万1000票を獲得した。陣営は「共産支持層が自民に傾斜するとは考えにくい。流れは橋本にある」と期待する。
幸福実現党の小林睦明は中小企業支援を訴える。
◎4区/自・民の争い沿岸部でも
4選を狙う自民党前議員の伊藤信太郎と、民主党新人の石山敬貴がつばぜり合いを演じている。有権者は33万2800人。自民党は過去、内陸と沿岸の双方で強固な支持基盤を築いてきた。民主党は農業政策を足掛かりに、農村部に一定の浸透を見せている。両陣営の争いは、農村部から沿岸、仙台市周辺の市町へ広がっている。
伊藤は外務副大臣としての実績を訴えながら、農村部を中心とした自民離れの食い止めに躍起だ。1日500軒を目標に支持者を回るどぶ板戦を繰り広げる。
選対には選挙区内の大半の首長、党県議が名を連ねる。父で元衆院議長の故宗一郎の代からの後援者は高齢化。学生や女性ボランティアを募り、すそ野を広げる。特定郵便局長やOBが民主支援に回ったのは懸念材料。食料自給率のアップも目指す「食料環境法」の構想などを掲げ、独自カラーの演出に腐心する。
石山は2度目の挑戦。前回は3万5000票差で敗れたが、民主党本部は重点区の一つに位置付ける。6月に民主党代表鳩山由紀夫、8月12日に幹事長岡田克也がてこ入れに入った。
党県連からは参院議員桜井充が強力サポート。拠点は大崎市、加美町を軸とした内陸部だが、前回は伊藤に大差をつけられた沿岸部にも後援会組織が発足した。
農家出身をアピールし、つなぎ姿で地域を回る。ミニ集会やつじ立ちで党マニフェストの農業政策を訴える。
共産党新人の加藤幹夫は連日街頭で「建設的野党」をアピールし党勢拡大に取り組む。
幸福実現党の村上善昭は消費税廃止を訴える。
(敬称略)
3743
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:35:50
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090816_04.htm
迫る夏の陣 宮城直前情勢(下)5区・6区
◎5区/市長選の余波どう出る
5選を狙う民主党前議員の安住淳と自民党新人の斎藤正美が一騎打ち。有権者数は22万7100人。石巻市など2市3町と、大崎市の一部(旧田尻町)を含む。民主党の常勝区で自民党が追う構図。候補を立てない共産党票の動向、現職が落選した4月の石巻市長選の影響が焦点だ。
安住は「政権交代で日本を変える」と訴え、攻勢をかける。マニフェスト(政権公約)に沿って年金、医療、子育てなど社会保障制度改革の必要性を強調している。
国と地方の在り方については「官僚主導の政治をやめさせ、税金の使い方を抜本的に変えて地方自治体が自由に使えるお金を増やす。国の仕組みを変えれば地方も良くなる」と主張する。
28カ所で国政報告会を開催。自転車で遊説してミニ集会をこなし、有権者に政権交代を訴える。女性支持者のネットワークや後援会を軸に直接対話を徹底する。17日は推薦を受ける連合宮城の総決起大会に出席する。
過去2回とも1万票弱の差で敗れ、比例東北でも連続次点だった斎藤は「この13年間、5区に国政の光が当たらなかった」と安住を批判。農林水産業振興、景気対策など地域課題の解決に重点を置き「5区は選手交代だ」と強調する。
9日に石巻市で総決起大会を開き、約1300人を動員。経済財政担当相林芳正が駆け付け、石巻市長亀山紘、東松島市長阿部秀保もエールを送った。20日と23日は知事村井嘉浩が応援に入る。
市町議76人が支え、後援会女性部のミニ集会は選挙区内を一巡した。石巻市に加え、前回約4500票差をつけられた遠田郡での上積みが鍵だ。
◎6区/社民、反自民票集約狙う
4選を狙う自民党前議員の小野寺五典を、社民党前議員の菅野哲雄が追う。選挙区は沿岸から山間地まで東西に広く、有権者数は23万3800人。民主党が公認候補を擁立せず社民党支援に回る。共産党も候補を立てない。満遍なく浸透する小野寺に対し、菅野が反自民票をどれだけ集約できるかが焦点。
小野寺は前回(2005年)、10万を超える票を獲得して圧勝した。今回は麻生政権批判の逆風を強く感じ、危機感を募らせている。後援会組織を中心に、支持固めに余念がない。
全域をこまめに回り、ミニ集会を精力的にこなす。景気対策や産業振興の必要性を強調しながら「政策を確実に進めることが大切だ」と政権担当能力を訴える。
登米市と気仙沼市であった事務所開きには、選挙区内すべての首長が駆け付けて全面支援を約束した。選挙協力する公明党の県議や市議も参加して結束を演出した。
菅野は県内でただ1人の社民党公認候補。前回は4万9000票を獲得し、比例で復活当選した。地元・気仙沼市のほか、内陸部にも頻繁に入り込み、街頭活動を繰り広げている。
農村部では、農家への直接補償制度導入を訴えて浸透を狙う。「これまでにない手応えを感じる」と強調する。
民主党は地元の参院議員らが支援。連合宮城の応援も厚い。社民党の福島瑞穂党首が11日に仙台市でてこ入れしたのに続き、20日には選挙区入りする予定。気仙沼、栗原、登米各市で街頭演説を行い、支持拡大を図る。
幸福実現党の氏家次男は消費税廃止を訴え知名度アップに懸命。(敬称略)
3744
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:36:29
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090812_07.htm
気流転変 09政権選択(1)逆風/自民党色潜め個人戦
昨年9月の発足以降、支持率の低迷が続く麻生内閣。自民党の各陣営は逆風との戦いを強いられている
<「負ければ瓦解」>
東北で戦後ただ1人の首相を生んだ保守土壌に、逆風が吹きすさぶ。
「東京都議選などで自民党は支持を得られず、大変厳しい。全身全霊を懸けて戦う。これまで以上の力添えがほしい」
4日、宮古市。衆院選(18日公示、30日投票)で7選を目指す元環境相の鈴木俊一氏(56)は、事務所開きで危機感を隠さなかった。
同市を含む岩手2区は、鈴木氏の実父で故善幸元首相を出した血脈の本丸。小沢一郎民主党代表代行が君臨する岩手で、自民党がただ一つ議席を守ってきた伝統的な保守地盤だ。
長年、鈴木氏を支えてきた宮古市議が言う。「今回ほど厳しい選挙はない。負ければ岩手の自民党は瓦解する。100年に一度の危機だ」
2005年に当時の小泉純一郎首相が踏み切った「郵政解散」の圧勝から4年。首相は安倍晋三氏、福田康夫氏、麻生太郎氏と3回交代した。
政権投げだしへの批判に加え、麻生首相が政策や人事でぶれ、内閣支持率は低迷を続けた。7月の都議選で吹き荒れた民主党への追い風は、東北の保守地盤も容赦なく襲う。
<どぶ板戦術貫く>
「国会に2世、3世の世襲議員が増えている。わたしには何もない。だから皆さんの痛みが分かる」。山形1区の前議員で5選を狙う遠藤利明氏(59)が8月1日、地元・上山市の街頭で声をからした。
相手の民主党元議員は父親の地盤を継いだ2世政治家。傍らにはためくのぼりに記されたのは「たたき上げ」という文字だけ。演説にも「自民党」は出てこなかった。
真骨頂は地域に入り込むどぶ板戦術。今回は自民党色抜きで選挙区をくまなく歩き回る。民主党の突風をやり過ごし、「人物本位で選んでもらう」(遠藤氏)作戦だ。
選挙を仕切る党山形県連幹事長の今井栄喜氏は「候補者同士の戦いには負けていない。最大の敵は風だ」と言う。自民党のレーダーが探知できない支持層の流動化に神経をとがらせる。
<4年前とは一変>
各地の苦戦が伝えられる状況に、麻生首相は仙台市で7月25日にあった党宮城県連の政経セミナーで、「厳しい選挙になるのは覚悟している」と認めた。それでも「勝ち抜くことが国民のためになる」と強気は変わらなかった。
「40日決戦」は折り返し点を過ぎた。共同通信社が実施している衆院選の投票先を聞くトレンド調査では、序盤から選挙区、比例代表とも民主党のリードが続いている。
「麻生首相の発言が言葉足らずで国民との間に食い違いを招いた。自民党政治の矛盾が噴き出した。わたしにとっても一番きつい選挙だ」
山形3区で13選を狙う元幹事長の加藤紘一氏(70)でさえも民主党の風圧を感じ、分厚いはずの後援会組織の引き締めを余儀なくされている。
4年前と打って変わり、各選挙区で自民党陣営の孤独な個人戦が続いている。
◇◆◇
衆院選は18日の公示まで1週間を切った。自民党が逆風にさらされ、民主党に追い風が吹くという構図は変わらないまま後半戦に突入した。両党の激突を軸に、東北で繰り広げられている激闘の断面を追った。(衆院選取材班)=5回続き
2009年08月12日水曜日
3745
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:45:37
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090813_21.htm
気流転変 09政権選択(2)離反/保守地盤、不信の頂点
自民党の歴代農相が繰り出した「猫の目農政」。振り回された農家の不信感は根強く、自民党の足元を揺るがしている
<農家の経営圧迫>
農政への不満を逆なでするような弁明だった。
「これから積極的に農政転換のために発言したい。自民党にもけしからんところがある。農業者が安心できる的確な答えを出していない」
7月29日、青森県外ケ浜町のホール。農業委員の地区集会で自民党を批判したのは、衆院選(18日公示、30日投票)に立候補せず、引退した青森1区の自民党前議員津島雄二氏(79)だった。
11期33年。青森の農業者が頼ってきた重鎮の発言に、最後列にいた委員の男性(52)は「もう手遅れ。農家はぎりぎりの生活だ」とつぶやいた。
1995年ごろ、60キロ当たり2万円を超えていた米価は下降を続け、1万5000円まで落ち込んだ。資材費は高騰、多額の農地整備負担金も支払い続けなければならず、農家の経営を圧迫した。
青森県農業者政治連盟(農政連)は7月、全4選挙区の自主投票を決めた。松本淳司幹事長(52)は「自民党には期待したが裏切られ続けた。民主党に不安はあるが、農家への戸別所得補償は魅力的だ」と率直に言う。
青森市医師会の政治組織・市医師連盟は自民党を見放し、民主党前議員で青森1区で再選を狙う横山北斗氏(45)を推薦した。昨年導入された後期高齢者医療制度が診療報酬引き下げにつながるとして不満が爆発した。
連盟の斉藤勝委員長(72)は「津島氏本人に義理はあるが後継は関係ない」と津島氏に代わって立候補する長男の淳氏(42)も推薦しなかった。
ほころびが目立つ自民党組織。地域ネットワークも例外ではない。
<駄目なら戻せば>
4選を狙う自民党前議員の伊藤信太郎氏(56)と民主党新人の石山敬貴氏(39)がしのぎを削る宮城県北部の4区。伊藤氏の父の故宗一郎元衆院議長からの保守地盤だ。
自民党籍を持つ50代の町議は8月上旬、党支部幹部に「今回は(自民にも民主にも)動かない」と伝えた。「伊藤氏を応援した方がいい」と説得されたが断った。
2007年の参院選以降、自民党支持者が多かった後援会に、石山氏が浸透してきたためだ。
子ども手当や高速道無料化への関心が高く、「民主党に政権を担当させてみよう。駄目なら戻せばいい」と言う会員もいる。町議は「自民党は国民が納得する政治をしてこなかった。自業自得の面もある」と語る。
<議員半減も響く>
4区の大票田・大崎市。元鹿島台町議で自民党員の衣川攻さん(65)は伊藤氏の支持を求めて歩く。
06年の合併前、7市町に127人いた議員は53人に減った。不況の影響もあって、党鹿島台支部の党員は20年前の3分の1に落ち込んだ。
かつて応援してくれた人たちの反応は鈍い。衣川さんは「手間と時間がかかる選挙だ」と言う。
長年、政権を底辺で支えた地方地盤の崩壊は、自民党の推進力をそいでいる。
2009年08月13日木曜日
3746
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:46:04
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090814_05.htm
気流転変 09政権選択(3)攻勢/順風民主「カネ」沈黙
政権奪取へ攻勢をかける鳩山代表(左)と小沢代表代行。説明不足を指摘された「政治とカネ」をめぐる問題はつきまとう
<敵地に大物投入>
衆院選(18日公示、30日投票)の秋田3区に立つ民主党新人の京野公子氏(59)がマイクを握ったのは、敵の牙城のど真ん中だった。
7月28日、大仙市大曲。自民党前議員の御法川信英氏(45)が、父親の故英文元衆院議員の代から本拠を構える強固な地盤だ。
「政権が変われば、この地域も変わる。暮らしが良くなる。秋田から大きなうねりを起こそう」。御法川事務所の目と鼻の先で声をからした京野氏。拠点は湯沢市で、大曲は「入り込むすきさえない地域」だった。
昨年10月以降、民主党は岡田克也幹事長らを次々と大曲へ投入。6月には鳩山由紀夫代表が応援に入り、「日本が変わる熱気を感じる」と手応えを示した。
党は追い風に乗るが、この4年は「天国と地獄」の連続だった。
2005年の前回衆院選は小泉旋風に沈んだ。06年4月に小沢一郎氏が代表に就き、07年の参院選は圧勝。ことし3月、西松建設巨額献金事件で支持率が急落したが、鳩山代表になって好調をキープする。
<脱「風頼み」自信>
東北では自民党前議員を相手に激戦を繰り広げる陣営が多い。風頼みではない「戦える候補」がそろってきた。
「福島にお嫁に来て10カ月。話を聞くほど地域の不満を感じる」。福島2区で再選を目指す前議員の太田和美氏(29)は7月31日、JR郡山駅前で訴えた。
昨年9月、小沢氏の主導で千葉7区から「国替え」した小沢チルドレン。5期連続当選の自民党前議員の根本匠氏(58)に、若さで対抗する。
武器はきめ細かな地域回りやつじ立ちを繰り返す「小沢イズム」だ。党福島県連幹部は「名前の浸透が不足していても民主党への期待がある」とベテランとの対決に自信を見せる。
衆院選の投票先を聞く共同通信社のトレンド調査では、民主党が前半戦で大差のリードを保った。自民党を追い上げるいつものパターンから一転、強さが際立つ。
<死角まだ消えず>
麻生政権のつまずきはあるにせよ、あまりの順風に党内には不安もある。西松事件、鳩山代表の政治資金虚偽記載問題など説明が尽くされていない「政治とカネ」の問題があるからにほかならない。
小沢氏の地元・岩手4区の奥州市に9日、自民党の細田博之幹事長が入った。挑むのは小沢氏の秘書だった元議員高橋嘉信氏(55)だ。
「事情をよく知るだけに、あの人(小沢氏)に政治は任せられないと立ち上がってくれた」と高橋氏をたたえた細田氏。ここぞとばかりに小沢氏を攻撃した。
代表辞任後、小沢氏は西松事件には一切口をつぐんだまま選挙対策に没頭する。鳩山代表も「小沢氏個人の問題」と静観を決め込む。
小沢氏の選対幹部は「事件を口にする人は今や皆無。小沢先生が訴えた政権交代がいよいよ実現すると期待する人の方が多い」とはねのける。
一気呵成(かせい)に政権奪取へ進む民主党。死角はまだ消えていない。
2009年08月14日金曜日
3747
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:46:36
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090815_04.htm
気流転変 09政権選択(4)反感/選挙協力で駆け引き
自民党と選挙協力を進める公明党。社民党は民主党と共闘する。それぞれに思惑が交差する
<連立組み丸10年>
大ホールを埋めた1600人の中には、建設業者や経済団体幹部ら多くの自民党支持者がいた。
衆院選(18日公示、30日投票)に向け、公明党が7月30日夜に仙台市内で開いた集会。「比例東北で公明党の2議席獲得のため全力を尽くす。比例は公明へ」
支持を求めたのは、ともに自民党前議員で宮城1区の土井亨(51)、2区の中野正志(61)両氏だった。
比例東北の2議席獲得は公明党の「悲願」。得票目標は前回(2005年)を3万票も上回る65万票だ。
「選挙区は自民、比例は公明が勝たないと政権は維持できない」。比例の前議員で党副代表の井上義久氏(62)は、穏やかな言葉でギブ・アンド・テークを求めた。
公明党が自民党との連立政権に参加して丸10年。最近は微妙な関係が目立つ。
<復活当選に直結>
衆院解散時期をめぐっては、東京都議選を重視する公明党に対し、麻生太郎首相側が解散権を縛られるのを嫌った。都議選のさなかには自民党内の「麻生降ろし」に公明党がいら立った。
小泉純一郎首相時代、「蜜月」だった関係は明らかに変わりつつある。
与党への逆風も選挙協力の障壁になりかねない。選挙区で苦戦が伝えられる自民党陣営にとって、比例票が自身の復活当選に直結する可能性があるためだ。
宮城の自民党支持者の一人は「苦しいときに、なぜ『比例も自民』と言えないのか。このままでは、こちらが議席を失う」と率直に言う。
「公明党の目標を自民党は理解しているはずだ。これまでわれわれは自民党のために頑張ってきた」。井上氏は連立のきずなを訴え続ける。
<しこりが表面化>
「民主党の協力で宮城6区は上り調子だ」。11日午後、仙台市入りした社民党の福島瑞穂党首は記者会見で強調した。
6区は県内唯一の公認で比例東北前議員の菅野哲雄氏(60)が3選を狙う。代わりに宮城1〜5区は候補を立てず民主党を支援。最悪でも比例復活当選を目指し、解散前の1議席を死守する背水の陣を敷く。
宮城の民主党と社民党は長年、「近親憎悪」といわれた。1996年に社民党を割る形で旧民主党が誕生した経緯があるからだ。
仲立ちをしたのは連合宮城。菅野氏を民主党参院議員が応援し、1〜5区では社民党側が支持労組や後援会幹部を紹介する。連合宮城幹部は「歴史的な一歩」と言う。
逆にしこりが表面化したケースもある。
社民党が元議員の山本喜代宏氏(53)を擁立する秋田2区。6日、民主党2区総支部役員13人が辞職した。昨年6月に合意した社民党との選挙協力をほごにし、無所属の川口博氏(62)の陣営に加わった。
「社民党候補では勝てない」と川口氏を立てた役員の一人。社民党秋田県連は「政党人にあるまじき行為」と怒る。
与野党に残った反目の兆し。政権攻防の裏で、駆け引きが激化する。
2009年08月15日土曜日
3748
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:48:13
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090816_03.htm
気流転変 09政権選択(5完)混迷/支持層の流動化顕著
各党が看板政策を前面に出して繰り広げるマニフェスト論争。互いの弱点をめぐる攻防だけが際立つ
<政権公約で論争>
民主党前議員「国の予算を組み替えて財源を確保する。これまでは官僚へのばらまきだった」
自民党前議員「財源の裏打ちなくして政策実行なし。民主党のマニフェスト(政権公約)の実行には17兆円が必要。できっこない」
11日、仙台市内で開かれた衆院選(18日公示、30日投票)宮城1、2区の立候補予定者による公開討論会。行き着いたのは「ばらまき」や「財源」に代表されるマニフェスト論争だった。
民主党が打ち出した月額2万6000円の子ども手当も、テーマの一つになった。
民主党側が「若者への社会保障を充実し、社会の持続的成長を促す」と強調すると、自民党側は「1800万人に子ども手当を支給すれば5兆円を超す支出増。財源を示してほしい」と反論した。
<互いの弱点攻撃>
翌12日。東京で行われた麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表による党首討論も、同じ論点が目立った。
首相が「財源なきばらまきは無責任だ」と批判すれば、鳩山代表は「十分にできる。(国の総予算を)事業仕分けで精査し、全体として16兆8000億円の財源を見いだすことができる」と切り返した。
「次の首相」も立候補予定者たちも同じような舌戦を繰り広げる。マニフェスト対決はこれまでになく熱を帯びるが、互いの弱点を攻撃する攻防ばかりが浮かび上がっている。
東北大大学院情報科学研究科の山本啓教授(公共政策)は「自民党と民主党の違いは、中道右派と中道ぐらいの差しかなくなった」と話す。
明確な政策的争点が存在しないこともあって、「自民党と民主党のどちらの政権が得なのか、自民党支持層が値踏みを始めた」と分析。党派で分かれていた支持層の流動化が顕著になったという。その影響は東北の戦いの現場にも表れる。
<埋没回避に躍起>
「霞が関の官僚は机でKY(空気が読めない)な政策を考える。それに依存した自民党におきゅうをすえる選挙だ」
自民党山形県連幹事長などを歴任し「ミスター自民党」の異名を持つ土田正剛東根市長(65)は今回、山形2区で民主党公認候補を応援する。
企業誘致を進めた民主党候補に「恩義を感じている」と言う。一方で「わたしは頭のてっぺんから足のつま先まで自民党」とも語り、比例は自民党への投票を呼び掛ける。
自民党県議は「政権交代が現実味を帯びる選挙。自民、民主両党に対し良好な関係を保ちたいのだろう」と土田氏の胸中を推し量る。
自民、民主両党の政権攻防に、他の野党もマニフェストで応戦するが、「自公政権を終わらせる審判を下し、新しい日本の進路の選択を」(共産党)などと、埋没回避に躍起だ。
山本教授は少数政党の今後を「小選挙区制では、政策面で大政党と協調しないと生き残れない」と指摘している。
(衆院選取材班)
2009年08月16日日曜日
3749
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:49:44
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081602000176.html
地場産業・農家 揺らぐ自民支持
2009年8月16日
政権与党として中部地方の地場産業界や農家の強い支持を得てきた自民党の足元が揺らいでいる。業績が低迷する岐阜県東濃地方の美濃焼業者や生産者米価の下落に苦しむ福井県の農家から「今度は違う政党に任せてみたい」との悲鳴にも近い声が聞こえてくる。
「私は自民党員だから、これまで自民に投票してきた。でも今回は小選挙区も比例代表も民主だ」。美濃焼を地場産業とする岐阜県多治見市の製陶会社役員(45)は、怒りをあらわにした。
美濃焼業界はバブル崩壊以降、需要減や安価な海外製品の流入で低迷の一途。昨年は原油高騰によるコスト増に世界的な金融危機が追い打ちをかけ資金繰りが悪化した。今年は新型インフルエンザの影響で、観光地の人出が減り土産物用などの商品の需要も減った。
伝統的に自民党を支持してきた業界。だが「次々にボディーブローが飛んでくるが、政治は何もしてくれない」と製陶所の社長たちは口をそろえる。
一方で地域のしがらみもある。特に同県土岐市の駄知陶磁器工業協同組合(工組)の悩みは深い。岐阜5区の民主新人阿知波吉信さんも、自民前職古屋圭司さんの妻も、実家は同工組加盟の製陶所。
加藤源一郎理事長(60)は「現状を何とかしたい気持ちはあるが、商売上の付き合いもある」と表情を曇らせ「美濃焼業界を救ってくれる候補者なら、どちらの政党でもいい」と本心を語った。
◇
福井県小浜市宮川地区で43ヘクタールを耕作する農事会社社長の竹中忠さん(54)は迷っている。「これまでとは異なる政党に農政を託してみるのもいいかもしれない」
市東部に位置する穀倉地帯。保守地盤が強く、土地改良区の理事として動員がかかればこれまでは自民党候補の応援に出向いてきた。国の減反政策にも協力した。しかし、生産者米価は下がり続けた。「減反を守らない大規模農家が潤い協力した農家が泣いている。こんな現状なら一度違うコメ(政党)を食べてみようか、という気にもなる」とまで言う。
同県若狭町関の大規模農家川上正博さん(60)も気持ちが揺らぐ。農林水産省職員による違法な組合活動などのニュースに接し「なんという体たらく。農家はコスト削減に努力しているのに…」と批判。「(組織を引き締めるためにも)民主に一度任せようかとも思う」と話す。
3750
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:50:12
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081502000280.html
世襲を問う(上) 岐阜「ブランド」に危機感
2009年8月15日
「おかげさまで4代目。世襲の代表です。ご先祖の顔に泥を塗らぬよう、皆さんにしっかりお返ししたい」
岐阜3区(岐阜県各務原市など)の自民前職、武藤容治(53)は支持者に深々とおじぎした。
全国でも指折りの保守王国、岐阜県。5選挙区すべてを自民党が独占する。みな、国会議員の祖父や父を持つ世襲議員たちだ。
容治は外相などを歴任した嘉文(かぶん)(82)の後継者として4年前の小泉郵政選挙で初当選した。曾祖父の嘉門(かもん)(1870〜1963年)から数えて4代目の衆院議員。
なぜ、かくも世襲が続くのか。地元の郷土史家、梅田薫(72)は「地域の秩序を維持するため名士の血筋を大事にする」と風土を挙げる。山間部の岐阜は中小企業や建設、農林業などが多く、厚い保守地盤を築いてきた。武藤家の支持層も同じで、容治の代も続く。
武藤家は江戸時代、中山道の宿場町の鵜沼宿(各務原市)で代々、旅籠(はたご)を営み、明治に入って造り酒屋を始めた。武藤家の4人はいずれも家業を継いで当主となり、政界入りした。
世襲の求心力を指摘するのは容治の大学の先輩で岐阜の会社を継いだ四橋英児(59)。「息子が戻れば、社内の後継争いも丸く収まる」
岐阜の政界もそう。嘉文の後継をめぐり、自民党の県議が名乗りを上げた。分裂選挙が危ぶまれたが、党が容治を公認すると騒ぎは収まった。
その1年前、嘉文から内々に後継打診を受けた容治は「商売を続けたい」と断っている。突然の“転身”を「武藤家の地盤を守る責任感」と長年の支援者(62)は評価するが、しがらみのない有権者の目は冷ややか。新興住宅地に住む男性(69)は「特定の業界の利益を守るため。古い勢力が支配を続けることになる」と批判する。
容治は「地元に利益を持ってくる」と力を込める。その姿に道路や農業用水など国の予算獲得に力を振るった父の嘉文を重ね「ぼっちゃんも立派になった」と支持者の女性(78)。ただ、幼少期からサラリーマン時代まで東京暮らし。「みこしに乗った人が、岐阜の気持ちが本当に分かるのだろうか」と身内からいぶかる声もある。
前回の小泉旋風から一転、自民党に“超”がつく逆風の吹く今回の総選挙。愛知県境の3区は年々都市化して無党派層が増え「武藤ブランドは通用しない」という陣営の危機感は強まる。
一方の民主。容治と対決する前職、園田康博(42)や他の選挙区からも今のところ表立った世襲批判は聞こえない。岐阜の党県連幹部は「あえて批判しなくても…」と県民感情への配慮もにじむ。中央政界を震源とする世襲問題は、選挙戦を控えた保守王国を揺さぶろうとしている。 (敬称略)
◇
小泉純一郎氏から現在の麻生太郎氏まで世襲の首相が4人続き、選挙の隠れた焦点になっている。問われる国会議員の世襲。その是非を探った。
【2大政党の対策】 祖父や父に国会議員がいたり、親族から地盤を受け継いだりした国会議員は自民党で約3分の1、民主党で約1割に上る。民主党は18日公示の選挙から、国会議員の配偶者や3親等内の親族が同じ選挙区から連続して立候補する場合、公認しないことをマニフェストで規定。自民党は今回は適用を見送り、次回総選挙から実施する。
3751
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:50:42
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009081602000165.html
世襲を問う(下) 有権者の目利き 試す
2009年8月16日
世襲は自民党の専売特許ではない。世襲制限を今回のマニフェストに盛り込んだ民主党だが、親が地方議員の場合はルールの適用外。愛知3区(名古屋市昭和区など)に出馬する民主前職、近藤昭一(51)の父、故昭夫は名古屋市議を9期務めた。
1996年に初出馬した昭一は、父の地盤の愛知5区を引き継がず、3区に鞍(くら)替え。逆に3区を地盤とする同僚の民主前職、赤松広隆(61)が5区から出た。昭一は「選挙区が違い、世襲の意識はない」と話すが、自民党は「仲間内の地盤交換」と冷ややかな視線を送る。
いわゆる“隠れ世襲”は、三重5区(伊勢市など)の民主新人、藤田大助(32)も。父の正美(57)は三重県議会議長も務めた現職県議。大助が民主の公認候補に決まった昨年、自民党を離党した。
正美の保守票がどこに流れるか案じる声が出たが、後援会幹部は「伊勢は自民というより正美個人のシンパが多いから」。8日夜、伊勢市内で開かれた大助の演説会。正美の姿はなかったが、父の威光は肌で感じる。「最初は戸惑ったおやじの支援者も徐々に応援してくれている」
世襲のうまみは地盤(後援会)、看板(知名度)、カバン(資金)をそっくり引き継げること。愛知県の選挙区に出馬予定の民主新人(48)は東京出身の元銀行マン。党の公募で30人の中から選ばれた落下傘候補で「世襲は意欲のある人材の政界進出を阻む『参入障壁』」と言い切る。
世襲批判は、もともと政界内部から出た。4年前に自民党が大勝した小泉郵政選挙後、「政権たらい回し」で麻生太郎(68)まで世襲の首相4人が続いた。民主党代表の鳩山由紀夫(62)も祖父が元首相の政治家一族だ。
自民党も次回総選挙から世襲制限を導入する。が、民主主義の“本家”で育ったニューヨーク出身の愛知県犬山市議、ビアンキ・アンソニー(50)は「選挙に出る権利を縛るのはナンセンス」と首をかしげる。
米国でも世襲議員はいるが、日本に比べ格段に少ない。政権交代が当たり前の選挙戦では、候補者の資質や政策が最大の判断基準で「親の七光」だけでは通用しないという。世襲の是非を決めるのは、有権者の一票との立場だ。
その有権者。衆院解散の10日前、愛知県春日井市で開かれた宮崎県知事、東国原英夫(51)の講演会。東国原は総選挙への出馬が一時取りざたされ、聴講した女性(51)は「人を笑わす世界にいたから庶民の気持ちが分かる。出たら応援するわ」
歯切れのいい発言やジョークで人気を集めるお笑い芸人やタレント出身の政治家。神戸女学院大教授の内田樹(58)は「世襲がはびこる政治に物足りなさを感じる国民のささやかな抵抗」と分析する。
世襲は政治を良くするのか、それとも弊害をもたらすのか。有権者の目利きもまた問われている。(敬称略)(取材班=寺本政司、鎮西努、太田鉄弥)
【米英の世襲議員】 米政界では大統領や上院議員などを生んだケネディ家が有名。アダムズ家やブッシュ家は父子が大統領を務め、2000年の大統領選は共和党ブッシュ氏と父が元上院議員だった民主党ゴア氏による史上初の2世対決が話題を呼んだ。英国では世襲貴族らで構成する終身の上院議員がいるが、ブレア政権下の1999年、約800人から92人に削減。任期制の導入も検討している。
3752
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 10:52:17
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200908/16/soci223128.html
田中康夫氏やっと事務所開き!尼崎でもガラス張り
衆院選に兵庫8区から出馬を表明している新党日本の田中康夫代表(53)が15日、兵庫県尼崎市の商店街で事務所開きをした。
関係者は、出馬会見から22日もかかり、公示目前となったことについて「不動産会社を10カ所くらいあたって、ようやく10日に(大家と)契約した」と説明。元々、小売り店だった場所に電話線を複数引くなど選挙用の改装を突貫工事で行い、この日にこぎつけた。
お披露目された事務所は長野県知事時代の知事室と同じくガラス張り。バリアフリーで短期決戦に備える。また、比例近畿ブロックの同党の候補者として名簿1位を田中代表、2位を京大工学部教授の今本博健氏(71)とすることも発表。同区では公明党の元国交相冬柴鉄三氏(73)、共産党の庄本悦子氏(55)らも出馬を予定している。
[ 2009年8月16日付 ]
3753
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:02:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20090813-OYT8T01086.htm
選挙区模様 2009衆院選<上>
激戦 ベテランも危機感
衆議院選挙は、18日の公示まで秒読みとなった。小選挙区制導入以降、4選挙区を自民が独占してきた県内の政治勢力図はどうなるのか。自民全小選挙区候補への公明の推薦決定や、民主と社民の候補者調整、共産の小選挙区候補を1区のみに絞る戦略など、新たな動きも目立つ中、各区の立候補予定者を取材した。
安倍内閣で官房長官を務めた自民前議員の塩崎恭久氏と、元南海放送アナウンサーで民主新人の永江孝子氏の対決が全国の注目を集める愛媛1区。共産新人の田中克彦氏、幸福実現新人の谷村耕治郎氏も出馬を予定し、激戦が予想される。
7月21日、塩崎氏は、午後1時過ぎに衆院が解散されるやいなや空港に向かい、夕刻には松山市内で国政報告会を開いた。素早い動きは、与党への強い逆風と、知名度の高い永江氏出馬への危機感をうかがわせた。
元総務庁長官の父・潤氏(92)から地盤を引き継ぎ、過去4回の衆院選に勝利。「政策通の若手政治家」(地元財界関係者)などと高い評価を得るが、逆風に加え、解散直前の「麻生降ろし」とも見られる言動が自民支持者の反発を招いたことも懸念材料だ。
今回は地域の催しへの出席や集会を重ねる“どぶ板選挙”を徹底。民主の政権公約を「分配ばかりで成長戦略が無く、中長期的には事態を悪化させる」と批判し、官房長官時代に手がけた公務員制度改革などを訴える。
一方、民主の小沢前代表に請われ、昨年9月に突然、出馬に踏み切った永江氏。中学校区ごとのミニ集会は50回と2巡目に入り、辻立ちは960回を数えるなど、衆院解散の先延ばしを最大限に生かしてきた。生活者感覚を強調し、子育て支援や地方への権限・財源の委譲を主張。「国民の声が届く政治に変えるために政権交代が必要」と訴える。
社民や連合愛媛などから全面的なバックアップを受け、党も鳩山代表や岡田幹事長らを繰り返し投入するなど重点区と位置づけるが、陣営幹部は「10年以上の実績を持つ前議員と比べられると、どうしても政治経験の無さを指摘されがち」と気を引き締める。
共産の県内唯一の小選挙区候補となる田中氏は、県下全域の各種団体や首長らと懇談やミニ集会を重ねるなど、比例選重視の動きを見せる。都議選での民主躍進後は民主批判を控え、「自公政権の退場」を求める姿勢を鮮明にし、「格差と貧困を是正し、憲法9条を守る建設的野党を目指す」と訴える。
谷村氏は街頭演説などで「経済不況、北朝鮮ミサイル問題の早急な解決を図る」と訴え、消費税の撤廃などを主張している。
■ 1 区 ■
塩崎 恭久 58自前《4》〈公〉元官房長官
永江 孝子 49民新 〈社〉〈国〉元アナウンサー
田中 克彦 42共新 党県常任委員
谷村耕治郎 46諸新 幸福実現党県代表
(氏名、年齢、所属、新旧、当選回数、肩書の順。四角囲み文字は推薦・支持政党)
(2009年8月14日 読売新聞)
関連記事・情報
3754
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:02:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20090814-OYT8T01085.htm
選挙区模様 2009衆院選 <中>
3区自、民の新人対決白熱
■2 区
自民前議員の村上誠一郎氏に、社民の岡平知子氏、幸福実現の森田浩二氏、無所属の楠橋康弘氏の3新人が挑む。
連続7期の実績と企業の強力な支援が武器の村上氏だが、陣営幹部は「かつてない逆風」と気を緩めない。解散後、地区ごとにほぼ週1回のペースで集会を開催。盆踊りなどの地域行事に顔を出すなど、地道な活動を続ける。
集会では、将来の世界人口や資源量の予想値をグラフにして示し、「石油依存から脱却し、太陽光など代替エネルギー導入を」などと熱心に訴える。
民主、社民両党の候補者調整で、社民の県内唯一の小選挙区候補となる岡平氏は、労組などの協力で支持基盤固めに懸命。民主県連が7月に今治支部を開設するなど野党共闘の態勢強化も進む。
今月12日、福島党首の来援を得てJR今治駅前に立った岡平氏は「命を大切にする政治のため、まずは政権交代を」と力説。推薦を受ける民主との“蜜月ぶり”をアピールする。
森田氏は5月末からほぼ連日、街頭に立ち、「消費税と相続税の撤廃で景気回復を」などと訴えている。
楠橋氏は13日に急きょ、立候補を表明。「天下り全面禁止や議員定数削減に取り組みたい」としている。
■3 区
自民前議員の引退で、自民の白石徹氏と、民主の白石洋一氏の両新人が激しく争う。幸福実現新人の宮脇繁氏も出馬を予定する。
昨年10月に立候補表明した白石徹氏は、県議としての活動やボランティアで築いた人脈が強み。ミニ集会開催や夏祭り出席などを繰り返し、「地域に軸足を置いて、国の政治を変える」と地元密着をアピールし、出遅れ感は一掃されてきた。
また、十数年来のつきあいという麻生首相ら、中央とのパイプの太さを強調。7月30日の集会では「首相はぶれずに経済対策にまい進し、全国の中小企業が助かった」などと力説した。
白石洋一氏は2007年2月の立候補表明以来、2000回以上の辻立ちをこなし、企業回りやミニ集会を重ねてきた。政治・行政経験はないが、米国公認会計士などの経歴を強調し、「税金がきちんと使われているかチェックしたい」と訴える。
8月1日に民主の岡田幹事長を招いて開いた集会は立ち見が出るほどの盛況ぶりだったが、「中央での風は強いかもしれないが、厳しい選挙に変わりはない」と、自らを引き締める。
宮脇氏は「国民を守り経済を衰退させない」などと、主に街頭で呼びかける。
◇ 2 区 ◇
村上誠一郎 57自前《7》〈公〉元行政改革相
岡平 知子 51社新 〈民〉〈国〉NPO法人理事
森田 浩二 49諸新 幸福実現党県副代表
楠橋 康弘 40無新 不動産管理会社社長
◇ 3 区 ◇
白石 徹 53自新 〈公〉県議
白石 洋一 46民新 〈社〉〈国〉米国公認会計士
宮脇 繁 47諸新 幸福実現党県副代表
(氏名、年齢、所属、新旧、当選回数、肩書の順。四角囲み文字は推薦・支持政党)
(2009年8月15日 読売新聞)
3755
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:03:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20090815-OYT8T01093.htm
選挙区模様 2009衆院選
“保守分裂” こまめに街宣
6選を目指す自民前議員の山本公一氏と、民主新人の高橋英行氏、無所属新人でみんなの党の推薦を受ける桜内文城氏による三つどもえの激戦。高橋、桜内両氏は親族に自民党政治家を持ち、保守分裂の様相を呈する。幸福実現新人の露口礼子氏も立候補を予定する。
「山本が一番使える男。力を与えて」。7月、早くも地元でマイクを握る山本氏の姿が、有権者を驚かせた。山本氏が解散前に街宣活動するのは初めて。それほど、自民への逆風への危機感は強い。農村から漁港まで、数十か所で声を張り上げる日もある。
金子国交相、野田消費者担当相、谷垣禎一・元財務相ら大物議員が次々と応援に訪れ、有権者の反応も徐々にアップ。笑顔で歩み寄って握手を求める高齢者も多く、声をかけられる場面も目立ってきた。
勤務先企業を休職して一昨年12月に立候補表明した高橋氏。「中小企業の社員で、子育ての苦労を知っている」と“庶民派”のイメージを前面に出す街頭演説は1700回を超えた。数人規模の座談会も重ね、自転車でも支持を訴える。農家から「早く、食べていける農業にしてくれ」と背中をたたかれるようになった。
祖父は元自民党衆院議員、父は前八幡浜市長で、自民党籍を持つ支持者も少なくない。連合愛媛などの推薦を受ける一方、自民支持層にも浸透を図る。
露口氏は、ビラなどを配り、消費税廃止などを訴えている。
2年前から地域振興や年金改革を訴えて活動してきた桜内氏は、渡辺喜美・元行革担当相が「脱官僚」などを唱えて結成した「みんなの党」の政策に賛同。「自民にも民主にも任せられない」と呼びかけながら徹底した握手作戦を展開し、「握り返す手に力が入ってきた」と手応えを語る。
◆
政権選択が焦点となる衆院選は18日、公示される。県内の4選挙区には、自民の前議員3人と新人1人、民主新人3人、社民と共産の新人がそれぞれ1人ずつ、幸福実現新人4人、無所属新人2人の計15人が立候補を予定。30日の投開票に向け、12日間の熱い戦いが幕を開ける。
山本 公一 61自前《5》〈公〉党総務副会長
高橋 英行 37民新 〈社〉〈国〉綿加工会社員
露口 礼子 55諸新 幸福実現党県副代表
桜内 文城 43無新 (み)会計士補
(氏名、年齢、所属、新旧、当選回数、肩書の順。四角囲み文字は推薦・支持政党)
(2009年8月16日 読売新聞)
3756
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:07:40
>>3511
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090814ddlk17010263000c.html
選択のはざまで:09衆院選・石川/2 盤石2区の“異変” /石川
◇通用するか、自民組織固め
9日。能美市の街頭演説に立った自民党の森喜朗元首相(72)は、にこやかに“友人”の漆原良夫・公明党国対委員長を紹介した。「親父(おやじ)の墓参りをしてくれた」。比例北陸信越ブロックで立候補を予定している漆原氏は「連立与党で政治の安定を」と返した。自公選挙協力を確認した瞬間だった。
森氏が立つ石川2区は過去2回、公明党が2万を超える比例票を得た。だが、森氏陣営の県議は今回の焦点を「長年培った票をいかに減らさないかだ」と打ち明ける。森氏に公明党の推薦状を渡した県本部の庄源一代表は「いままでよりも重い」と漏らした。組織が機能するのか−−。厚い地盤を誇った森氏でさえ防戦にならざるを得ない状況から、2区は全国的にも「政権選択の時代」の象徴のような目で見られている。
◇
自民党は長い時間をかけて県内に旧市町村、業界別の支部を設けてきた。08年、県選管に収支報告書を提出した支部は120に上り、党費や寄付、政党交付金など収入の総額は13億円を超える、盤石の体制を築き上げた。
地域支部の支部長を首長が務めることも多い。志賀町支部では細川義雄町長が支部長を務め、収支報告書上の住所は長年、町役場だった。だから「地域支部訪問」と銘打ち、県連幹部の県議らが市町役場を訪れ、公共事業などの要望を聞くのも恒例事業だ。先月の訪問では立候補予定者も同行し、国の予算をちらつかせた。
豊富な資金に裏付けられた組織の力は選挙になれば集票力に直結した。1票ずつ積み上げ、膨大な得票数につなげた。森氏の陣営は昨秋以降、地域支部や市町議が中心となり、選挙対策の拠点を旧市町村ごとに計16カ所設置。森氏も解散前からこまめに選挙区の各市町の地区を回り、国政報告会などを開いてきた。
ところが、今年に入り、小松、能美の各市長選では自民党の支援者が分裂。「一枚岩」の組織にほころびが目立ち始めた。森氏陣営の長年の有力支援者は「まとめなければいけない人間が好き勝手してる」。うんざりした表情で言った。
◇
一方の民主党。支部組織は県内に四つ、収入の合計は1億5000万円と自民党とは組織力に大きな差がある。2区の田中美絵子氏(33)の陣営も選挙対策の拠点は小松市など5カ所だけ。支援する県議は「自民党と比べれば組織はない」と正直だ。
陣営の狙いは「自民批判の受け皿」。田中氏は派遣社員だった経験から、小泉改革で生じた格差社会の変革を訴える。10日には田中氏がかつて秘書を務めた河村たかし名古屋市長が選挙区入り。森氏の集会が行われた会場を自転車で横切り、「庶民と王様の戦い」と声を張り上げた。陣営幹部は「長年の自民支持者の離反もある」と手応えを見せる。
2区には幸福新人、宮元智氏(49)と無所属新人、宮下龍治氏(57)も立候補を予定している。【栗原伸夫】
3757
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:08:51
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090815ddlk17010421000c.html
選択のはざまで:09衆院選・石川/3 農業の危機 /石川
◇試される後継者対策
能登半島の先端は、海と山に囲まれた田に青々とした稲が波打っていた。日本の原風景が広がる珠洲市。稲作中心のこの地で農業を営む皆口和寛さん(58)は、コメの生産調整(減反)が始まった1970年、いち早く松林を切り開き、野菜作りを始めた「畑作のパイオニア」だ。スイカにカボチャ、特産の小豆「能登大納言」−−。毎年、豊かな実りに恵まれる。
高齢の農家から5・5ヘクタールの水田を託されている。それが、ここ最近、周辺で耕作放棄地が目立つようになった。自身の農地も含め「規模拡大にも限界がある」と思っている。「年配の就農者の意欲を引き出すような政策はないか」。そう願う。
◇
民主党がマニフェストに掲げる農業政策は、すべての販売農家を対象に農産物の価格と生産コストの差額を補償するものだ。07年参院選は、これで農村票を集め躍進したとも言われる。大票田のはずの農家離れに危機感を募らせた自民党は、コメを家畜の飼料などに転作する際の助成金を拡充する「水田フル活用」政策で対抗。さらに今回「すべての意欲ある農家を支援対象とし、面積・年齢要件は撤廃する」としている。
ただ、高齢化といった根本的な問題は置き去りにされたまま。県農業政策課によると、県内の農家の平均年齢は67歳。奥能登での一昨年の調査では「10年後に農業を続けられない可能性がある」が7割。さらに「後継者がいない」とした農家は9割を超えた。
河北潟や能登地区で耕作放棄地を耕す井村辰二郎さん(45)=金沢市=は「自民も民主も風呂敷が大きすぎて、方向が見えない」と話す。高齢化やアジアでの穀物需要の高まり、グローバル経済など農業を巡る問題は複雑化している。「あらゆることと関連づけながら議論していかないと」。将来への不安が募る。
◇
新規就農者を呼び込む取り組みもある。県やJAなどが支援する財団法人「いしかわ農業人材機構」(金沢市)は07年から、県内での就農を希望する県外出身者を対象にインターンシップを実施。受け入れ先の農家で野菜の収穫や箱詰めを体験するもので、既に参加者の半数が就農した。
8月上旬、皆口さんのスイカ畑で汗を流す若者2人の姿があった。就農希望者による12日間の農作業体験だ。このうち、東京都の黒田一平さん(39)は「作る側に回りたい」と生協を退職。以来、各地のインターンシップに参加している。珠洲のおおらかな土地柄を好ましく思う半面、農家の8割が兼業と知り、不安は隠せない。「最終的には雇用の問題。ここに仕事があるのでしょうか」
だが、皆口さんは楽観的だ。消費者のニーズを読み取り、漬物などの加工にも取り組む。新しい農の道を歩み始めているのだ。「志があれば何とかなる。目標を高く持っておいしい作物づくりに挑戦するのは楽しいし、目標に近づけた時は本当にうれしい」。こんな声がいつまでも聞ける政策を、農家は切実に求めている。【澤本麻里子】
3758
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:10:41
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/feature/index.php?cat=381&author=32
2009年8月14日(金曜日)
㊤
自・民 初のがっぷり四つ
風受け無党派どう動く
郵政民営化をめぐり自民は前回、真っ二つに割れた。分裂選挙にかかわらず圧倒的な追い風を受け自民前職の稲田朋美氏が初当選。今回、自民へは逆風が吹き荒れる。
「4年前に一緒に戦った方も、そうでなかった方も、私と戦いを始めてください」。7月下旬の事務所開きで稲田氏は厳しい表情で結束を呼び掛けた。
前回、党本部が擁立した稲田氏に対し、県議、市議の大半は松宮勲氏を推した。支持団体の対応も分かれた。この4年間、稲田氏は地域や企業・団体をくまなく回り、松宮氏の旧支持者と融和を図ってきた。地区後援会は40に届いた。分裂していた党福井市支部と福井・足羽支部も合流。松宮陣営を仕切った前田康博県議が選対本部長として陣頭指揮する。
衆院解散後はほぼ連日、地区単位の集会を開き有権者とひざ詰めで対話を重ねる。「牛歩のように一歩一歩前に進んでいる」と稲田氏。基盤固めに必死だ。
対する民主前職の笹木竜三氏は前回、稲田氏に373票及ばず比例で復活した。ここ3回連続で自民に県内3小選挙区を独占されているだけに、小選挙区で雪辱して牙城(がじょう)を崩そうと懸命だ。
笹木氏はボランティア中心の草の根運動を得意としてきたが、今回は従来になく民主色を色濃く打ち出し「福井だけが取り残されてはならない」と政権交代を訴える。選対本部長の山本正雄県議は「前回の反省を生かし後援会、党県連、連合福井が一緒に選対本部を組んだ」。根強い個人票と民主の地方議員、労組の組織力がうまくかみ合うかが鍵となる。
周辺部の得票と政策の浸透も焦点だ。福井市の農山漁村部や永平寺町に食い込むため、農業者への戸別所得補償制度などを説明する集会を続けている。陣営は民主に転じた松宮氏の個人票を取り込みつつ、保守層の批判票や無党派層をより多く引きつけたい考え。
小選挙区になってから福井1区では、無所属が絡む複雑な構図の選挙が続き、がっぷり四つで自民、民主が戦うのは実は初めて。稲田、笹木両陣営とも後援会や支援組織を軸に拡大を図るが、前回とは全く逆の風向きが投票にどこまで影響するか読み切れずにいる。
「自民にお灸(きゅう)を据えたいと思う人や無党派層に熱を伝えるには、古里福井への思いと政策を細やかに訴えるしかない」と稲田氏。笹木氏は追い風を感じつつも気を緩める気配はなく、ミニ集会、街宣活動をきめ細かく展開。情勢がいいと言われながら北陸で唯一議席を奪えなかった2年前の参院選の反省がある。
「政権選択選挙」のはざまで、存在感を示そうと躍起なのは共産新人の金元幸枝氏。7度目の衆院選挑戦となる。「選挙後は民主中心の政権ができる可能性が高い。新しい枠組みで国民の暮らしを守る政治をつくるには共産党の躍進が欠かせない」と“建設的野党”の役割を強調する。
雇用問題への取り組みや「蟹工船(かにこうせん)」ブームで党員や機関紙読者は増えているが、頭打ちの感は否めない。力を入れる雇用対策でさらに支持を広げようと、派遣切りに遭った非正規社員が応援演説に立つ場面もある。重複となる比例を優先し、活動法にも腐心する。
幸福実現新人の堂下道代氏は消費税全廃による景気浮揚などを訴えている。
× × ×
18日の衆院選公示まであと4日。県内3小選挙区の直前情勢を追った。
3759
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:11:21
㊥
自民の党内混乱 影響は
保守地盤 変化の兆しも
5選を目指す自民山本拓氏と、小選挙区で初出馬の民主糸川正晃氏。同じ衆院予算委に籍を置いた前職同士の一騎打ちとなる。山本氏は4万票近い差をつけて圧勝した前回とは一転、党内の混乱による逆風の中での戦い。解散後に国民新から民主へ移った糸川氏は「政権交代」を訴え、攻勢を強めている。
山本氏は解散前、総裁選前倒しの署名運動を行い、党内がごたつく一因となった。2日、鯖江市で開かれた陣営の第1回選対会議で、ある出席者が切り出した。「先生なりの判断で行動したと思うが、有権者の理解は得られていない。頭を下げ一言おわびの言葉で…」
山本氏は「ごもっともな話。おわび申し上げたい。さらに応援していただけるよう説明していく」と理解を求めた。
30歳で県議に初当選。以来、9回目の選挙となる。”山本党”とも呼べる強固な支持基盤を築いてきたが、先の党内混乱の余波を最小限に食い止めるため、支持者に釈明する苦しい戦いを強いられている。
一方で態勢は整ってきた。保守系の県議、市議らの協力を取り付け、推薦状も日増しに増加。支持者回りは2巡目に差し掛かり、全域での浸透を着実に進める。民主が提唱する戸別所得補償に対しても、財源問題や日米自由貿易協定(FTA)交渉促進を模索する動きへの批判を強め、農村部をまとめ上げる作戦だ。
ただ、保守的な地域にも変化の兆しはある。8月上旬、奥越の山間部を訪れた糸川氏に対し、農作業をするお年寄りが話しかけた。「こんな農政じゃあかん。ほおっておかれっぱなしや」。地方の抱える課題を見ると同時に、「政権交代」を求める風がここまで吹き寄せていると糸川氏は肌で感じた。
解散後、糸川氏は路地裏まで入り込むきめ細かな活動を展開。多い日には一日30カ所以上の夏祭り会場に足を運び、握手を交わす。企業、各種団体のあいさつ回りは優に100を超えた。各地域の区長連合会、自治会長会からも推薦を取り付けた。
全国的な追い風を受け陣営は「相手の背中は見えてきている。勢いを持続させたい」とするが、民主は2区で「非常に厳しい戦いの歴史がある」(野田富久選対本部長)。糸川氏も「ここで手を抜いた方が負け。止まってはいられない」と話し、一時は旧盆前に一区切りの予定だった運動を急きょ続行すると決めた。
自民の混乱が山本氏にどう影響し、民主に移ったばかりの糸川氏はどれほど風を受け止められるか、票の動きは読みにくい。両陣営は「糸川氏は知名度は低いかもしれないが、その分マイナス要素を見つけにくい。未知数の強みがある」「百戦錬磨の山本氏の陣営がどう動いているのか見えにくい。なりふり構わず走れるだけ走るしかない」とそれぞれ相手への警戒を強めながら、運動を組み立てている。
幸福実現新人の河合勇樹氏は「日本海ベルト地帯構想」などを掲げ、支持を訴えている。
3760
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:13:24
2009年8月16日(日曜日)
㊦
広域区 弱点克服に懸命
大票田 市部の攻防が鍵
安全保障や景気対策など「継続」を訴え4選を目指す自民前職の高木毅氏。自民への逆風が吹き荒れ「初当選時と同じかそれ以上に厳しい」と陣営は語る。8月初めの敦賀市の事務所開きや同市で行った集会などでは、支援者に訴えかける際に感極まって涙声になった場面もあるほど。一方で高木氏は「飛行機は向かい風がないと飛ばない」と逆境をバネに団結を強調する。
解散した日に地元に戻り、翌日から始動した。選挙区内すべてに入り、各区長ら支援者回りを徹底的に展開。多くの人と握手するため、各地区の夏祭りなどイベントにも精力的に顔を出し、支持基盤固めを進めてきた。
陣営は「越前、小浜両市を中心に、状況を見ながら全地区を回ってきた」と説明。解散からの実質的な選挙戦は40日間と長く、“動員型”の集会ではなく「草の根運動」を重視している。
郵政民営化を争点にした前回選で敗れ民主からの再起を期す元職の松宮勲氏は、選挙区も1区から3区に替えて挑む。今回「ゼロからスタートで、手応えを計る尺度がない」(陣営)ことに頭を悩ませてきた。総合選対本部長を務める玉村和夫党県連幹事長が前回まとめ上げた連合福井の労組票を基盤に、地道に政策を訴え続けてきた。
元自民で衆院2期の実績を生かし、従来の民主にはない層にもアプローチを強める。7月下旬の事務所開き後の選対会議で、連合福井の馬場修一会長は「労組はしっかりしているが、もう一歩踏み出し、一般の支持者を拡大していくと確認した」。1区時代からの支持者も陣営に入り、運動を広げている。
出馬を決めて1年半余り。小さな集落まで選挙区をくまなく回った。ここに来て越前市で市民レベルや女性のグループが発足し始めるなど、広がりが出てきた。地方主権の政治、社会保障制度の再構築を軸に訴え、自民支持層の取り込みにも力を入れている。
多くの市町を抱える広い選挙区だけに、地域のせめぎ合いも焦点だ。
前回、前々回と高木氏は、大票田の旧武生市での得票が民主候補を下回った。支持拡大へ向け、5回目となる今回初めて越前市で朝立ちを行った。マイクを持って商店街を歩くなど浸透を図った。
一方、民主側の弱点は郡部。過去2回とも大きく水をあけられた。松宮陣営は、根強い保守地盤に風穴を開けようと力を注ぐ。旧丹生郡は地元県議がきめ細かい支援活動を展開し、旧町村単位の集会で農業政策などを説明。若狭地区も周辺部での活動を強める考え。高木氏の地元敦賀市では「自民批判票の受け皿に」と狙い、15日には岡田克也幹事長も入った。
高木氏は生まれ育った敦賀市を基点に、大票田の越前、小浜両市に勢いを広げて押し切る構え。対する松宮陣営は「やっと追い付きつつある」とし、労組票を固めた上で越前市などで支持者の輪を広げ、上積みを図るのに必死だ。
幸福実現新人の北野光夫氏は直前まで市議を務めた実績を訴え、地元越前市をはじめ全域で街頭演説などをこなしている。
3761
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:16:11
377 :無党派さん:2009/08/16(日) 10:34:04 ID:VxEhaRSL
今朝の愛媛新聞第3面掲載
愛媛県以外の四国3県直前情勢記事
【徳島】
●1区:
6選を目指す民主前職仙谷を、3度目の小選挙区挑戦となる自民前職岡本(比例四国)が追う。(以下略)
●2区:
民主前職高井(比例四国)と自民前職山口が激しく競り合う。(以下略)
●3区:
4選を目指す自民前職後藤田に、民主新人仁木が3回目の挑戦。
(中略)
追い風に乗る仁木が猛追しており、激戦の模様。(以下略)
379 :無党派さん:2009/08/16(日) 10:36:09 ID:VxEhaRSL
今朝の愛媛新聞第3面掲載
愛媛県以外の四国3県直前情勢記事
【香川】
●1区:
4選を目指す自民平井、前回は比例で復活した民主小川の前職対決に、共産新人河村が割って入る。
3度目の対決となる平井と小川は激しい競り合い。(以下略)
●2区:
議席死守を図る自民前職木村と、4年前の雪辱を狙う民主新人たまきが激しく競り合う。(以下略)
●3区:
自民前職が大野が圧勝を続けてきたが、今回は元自民参院議員を父に持つ無所属新人の真鍋の出馬により保守分裂の様相。(以下略)
380 :無党派さん:2009/08/16(日) 10:37:13 ID:VxEhaRSL
今朝の愛媛新聞第3面掲載
愛媛県以外の四国3県直前情勢記事
【高知】
●1区:
自民前職福井、民主新人田村の二大政党対決に前知事の新人橋本が政界再編を掲げて無所属で割って入る混戦で、無党派層の動向が鍵を握る。
知事時代から橋本への支持が扱った無党派層にも民主への追い風が影響し、田村が勢いづく。(以下略)
●2区:
自民が築いてきた強固な保守地盤に、強い逆風が吹きつける。(以下略)
●3区:
初挑戦した4年前の雪辱を期す民主新人中山が、7選を懸ける自民前職山本の議席奪取へ意気込む。(以下略)
※高知3区の記事の末尾
「共産新人村上は比例優先の戦いになりそう」
って、それ正直に書き過ぎw
3762
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:18:43
>>3761
香川1は自民平井が前で
高知3は自民中山が前か
3763
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:46:25
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shiga/CK2009081302000234.html
票の行方 1区
2009年8月13日
衆院解散から3週間余り。事実上の選挙戦は折り返し点を過ぎ、各陣営は予想得票をにらみ、集票に向けてしのぎを削る。2005年の前回衆院選では、小泉純一郎元首相が仕掛けた郵政解散の“劇場”で、無党派層の票が自民に動いた。しかし、今回の状況は逆。民主が圧勝した2007年参院選の投票結果も参考に「政権選択」の票の行方を各区ごとに探る。
「10万票はないと復活を許してしまう」。民主前職の川端達夫さん陣営の成田政隆・選対本部事務長は言う。選挙区で勝利した上で、自民前職の上野賢一郎さんの比例復活当選を阻むことが大きな目標だ。
2年前の参院選では、民主候補の1区内の得票率は48・3%。自民候補に大きく差をつけた。この傾向のままで投票率が前回衆院選並みの約70%に上れば、10万票超えは確実となる。
逆風で苦杯をなめた前回選挙でも、得票数は03年の前々回よりも伸びている。成田さんは「風を考えず、これまでの活動を評価してくれる人の票も増やしたい」と語る。川端さんは、前回は不十分だった駅立ちやミニ集会を精力的にこなしている。
「参院選での負けはショックだった」と語るのは、上野さん陣営の世古正・選対本部長。無党派層の票を呼び込めなかったため、自民候補の1区内の得票約7万4600票は、自民、公明の支持者の票でほぼ占められていた。この結果を踏まえ今回の選挙では、基礎票固めがうまくいったとしても、川端さんと勝負するには厳しい数字だ。
世古さんは、前回総選挙で勝利した9万4600票余りの実績に望みをつなぐ。上野さんは40代の若さを生かし、自民政治の世代交代を訴え、地元の若手経営者との関係づくりにも努めてきたという。「この選挙で4年間の活動が問われる」と世古さん。逆風下でも、無党派層の取り込みを意識した活動が続く。
近畿160万票を掲げる共産は、1区で選挙区、比例とも3万票を目指す。新人川内卓さん陣営の八木修・選対本部事務局長は「『比例なら共産』という人も多い。前回衆院選の1・5倍を目指す」と街宣に力点を置く。
◆立候補予定者
上野賢一郎44 党青年局次長 自前
川端 達夫64 党副代表 民前
川内 卓53 党県書記長 共新
対中 章哲58 幸福実現党県代表 諸新
3764
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:47:00
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shiga/CK2009081402000209.html
票の行方 2区
2009年8月14日
前回の郵政選挙で分裂した保守票の行方が注目される2区。自民前職の藤井勇治さん陣営は、40近い党支部の一本化に尽力し、一定の手応えをつかんでいる。
藤井さんのこの4年間の活動も地元重視に努め、ミニ集会や懇談会を毎週末こなしてきた。彦根、米原、長浜3市と郡部の市町でそれぞれ個人後援会を作り、その会員数は計4万人に上るという。
陣営は前回並みの投票率で8万5000票を見込む。しかし、陣営幹部は「前回吹いた小泉旋風がない分、どれだけ(無党派票が)目減りするか読めない」と気をもんでいる。
選挙当日に向け、各地でミニ集会や個人演説会を実施する予定。陣営は自民への逆風を意識し「政党色よりも、藤井個人を前面に出して支持を訴える」と意気込む。
対する民主前職の田島一成さんの陣営。“郵政劇場”に世論の注目が集まる中でも、6万7000票余りを獲得した前回衆院選の結果を重くみている。「勝つために最低でも9万票は狙う」と江畑弥八郎・選対本部長は語る。
2007年参院選では、2区内での民主候補の推定得票率は49・8%。前回衆院選並みの投票率なら、約9万1000票の得票に相当する。
民主系県議が前回時の2人から7人に増えたことも好材料だ。江畑さんは「地域との距離が近くなった。麦踏みのように地盤を固めてきた」と話し、さらなる票の上積みに自信を深めている。
共産が2区に候補を立てなかったことから前回の共産候補に入った約1万票の動向はどうか。同党の奥谷和美・県委員長は「選挙区で候補を立てない以上、共産支持者にどうこうせよとは言えない」と自主投票に任せる方針だ。
今月8日、草津駅前で志位和夫・党委員長が街頭演説。まず冒頭に呼び掛けたのは「自公政権さようならの審判を下そう」だった。共産関係者は「民主候補の方にある程度の票が行くかもしれない」とみている。
3765
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:47:35
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shiga/CK2009081502000242.html
票の行方 3区
2009年8月15日
人口増加地域で無党派層の動向が選挙の流れを大きく左右する3区。自民前職の宇野治さんは、選挙区内の4市の中で特に草津市を「決戦の地」と位置付けている。
過去2度の衆院選で民主前職の三日月大造さんに敗退。いずれも草津での得票差が結果に直結した。自民に追い風が吹いた前回でも、草津で三日月さんに約2400票離されたことが響き、きん差で負けた。
自民が惨敗した2007年参院選では、草津だけで自民は民主に約8700票もの大差を許した。宇野さん陣営の奥村芳正・選対副本部長は「今回は追い風がない分、過剰な期待は禁物」と気を引き締める。
宇野さん本人は無党派層にも支持を呼び掛ける一方、陣営は地元支援者を通じた組織票固めに懸命だ。
無党派層の支持獲得には一日の長がある三日月さん陣営。都市部や新興住宅街は半数以上が無党派層と分析。連合滋賀の組合員も動員し、駅前やスーパー、イベントなどで政策を訴える。
三日月さん陣営の出原逸三・選対本部長は「前回衆院選で自民に流れた無党派層を引き戻し、さらに保守層にも食い込みたい。投票率を70%として(前回の約7万4000票に加え)1万票以上の上積みが目標」という。
2年前の参院選では、3区の民主候補の得票率は5割を超えており、目標の数字は十分手の届く範囲にある。三日月さんは、これまで自民支持だった中小企業も回り、新たな推薦を取り付けるなど攻勢をかけている。
過去の国政選挙の得票率から、共産は3区内で厳しい戦いを強いられている。それでも無党派層が拡大している地域であるため、集票増にかける期待は少なくない。
新人の木村真佐美さん陣営の選挙責任者、石堂淳吉さんは公示前までの選挙活動を鍵とみる。「後援会PR活動や支部ごとの街宣など、党員を総動員して先手を打っている」と話す。小選挙区、比例ともに各1万8000票が目標。1万票余りの過去の実績を上回る数字で、期待の高さがうかがえる。
3766
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 11:48:12
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shiga/CK2009081602000185.html
票の行方 4区
2009年8月16日
4区では前回総選挙と2年前の参院選で、自民と民主の得票率がほぼ正反対になった。民主前職、奥村展三さん陣営の谷康彦・選対本部長は「郵政選挙で自民前職の岩永峯一さんが獲得した9万8000票はとりたい」と意気込む。
目標には奥村さんの前回の得票に加え、さらに約2万票の上乗せが必要。直近の参院選で民主候補の得票率が同区内で5割に達しており、可能性は十分あるとみる。
選挙で強い組織力を発揮してきた岩永さんの引退も好機ととらえ、おひざ元の甲賀市へ切り込む。同市選出など選挙区内の4人の県議が票固めを分担する。さらに党所属の2人の参院議員もそれぞれ近江八幡、東近江両市を地盤としており、奥村さんと“二人三脚”で浸透を図る。
自民県連の一般公募をへて名乗りを上げた自民新人の武藤貴也さん。地盤・看板がない上に、党への逆風の中で厳しい戦いに臨む。
武藤さんの陣営は近年の国政選挙における4区内の投票動向から、得票率45%を当選のボーダーラインと分析している。投票率が前回衆院選並みとすると、目標は9万500票以上だ。
ただし、民主に追い風が吹いた前回参院選で、自民候補が同区内で獲得したのは7万票余り。自民・公明の支持票にさらなる上積みが必要となる。
武藤さんは自転車で各地を回るなどして、若さと行動力をアピール。陣営スタッフは「まずは名前と顔を覚えてもらうこと。地域の人たちに親しみを感じてもらえる存在にしたい」と話す。
4度目の国政挑戦となる共産新人の坪田五久男さん。前回の総選挙では得票率が9%だったことから、陣営は「まずは10%超を確実にしたい」と話す。小選挙区、比例ともに2万3000票を目指す。
坪田さんは街頭での訴えのほか、昨秋から対話型のミニ集会を多数開催。農業者や派遣労働者らの質問に丁寧に答え、党の政策の浸透を図っている。
3767
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 13:17:18
>>3733
福島県連はイケイケドンドンですね。
宮城県連も6区から誰か居ないのかな
3768
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 13:28:20
>>3738
確かにそうですね(笑)愛知は久野統一郎といいよくわからない理由で燃え尽きて引退する議員が出る風土なんですかね(?)真面目に考えるとやはり2世議員であるが故にということですかね。木村隆英も父が県会議員で変則的ではありますが世襲ですから。
比例優遇の件改めて確認してみてみると気になる点が、96年の名古屋市内の自民党の立候補者は、木村以外は前職か元職でした。推測ですが、そのあたりに優遇がなされた理由があるのかもしれません。ただ00年はちょっと理由がないんですよね。各県に一つずつ枠をふったという感じなのかなとも思うのですが。東海ブロックに限らず00年ぐらいまでは色んな理由で比例単独や優遇の候補が多かったですよね。
それとはじめましてが後になり失礼しました。これまで数年間ROMばかりだったのですが、皆さんの熱心な書き込みを読んでいて我慢できなくなりはじめて書き込みました。あまりいいネタはもっていませんが、これからも時々書き込んで行きたいと考えています。とはずがたりさんはじめ皆さんよろしくお願いいたします。
3769
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 13:57:04
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090816000000000010.htm
28人出馬予定 衆院選、県内小選挙区
08/16 08:05
県内8小選挙区では、計28人が立候補を予定し、前回選を5人上回る見通し。比例東海ブロック(単独)には、県内関係では前回と同じ1人が出馬を予定している。
小選挙区の立候補予定者の内訳は、自民8人、民主8人、共産2人、新党の「みんなの党」1人、無所属1人。諸派の政治団体「幸福実現党」も全区で擁立する。
政権を争う自民、民主両党は前回に続き、全区で対決する。共産は前回5選挙区に候補を擁立したが今回、都市部の擁立に絞った。
2〜6区の5選挙区は自、民両党による事実上の一騎打ちとなりそう。3区は民主新人が自民前職に挑み、2区は自民前職と民主元職が争う。4、5、6区は自、民の前職同士の戦いとなる。
都市部の1、8区は自、民の対決を軸に、比例票の上積みも狙う共産が絡む。1区には、みんなの党の新人が立つ。
7区は保守層の分裂を招いた前回郵政選挙の因縁が絡み合い、自民前職、民主新人、無所属元職の有力3氏が争う全国有数の激戦区となっている。
社民は擁立断念
社民党県連合は15日、衆院選の県内小選挙区で公認候補の擁立を断念し、民主党支援に回る方針を決めた。1区と8区で擁立を検討してきたが、桜井規順代表は「勝利できる展望が開けない」と断念の理由を語った。
社民は前回選で初めて小選挙区への擁立を見送り、2回連続の不出馬。民主への選挙協力は「政権構想や生活者第一の政策は支持できるものが多い」としつつ、立候補予定者の中には憲法9条をめぐる対応などで政策に差異もあり、各支部ごと協力態勢を判断する。
3770
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 14:12:16
>>3768
おお,始めましてと云うか長らくのROM感謝と云うべきか,兎に角レス感謝っすヽ(´ー`)/
板の雰囲気,書き込みの敷居高かったですかねぇ??
これからも宜しくです〜。
取り敢えず96年に唯一の新人に優遇付けてそれが既得権益的に00年にも引きずったと云う感じでしょうかねー。
3771
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 14:14:39
>>3669
>>3672
美人票があるならイケメン票もあるはず。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081602000178.html
笠原県議が離党届、民主支援 自民に新たな悩み
2009年8月16日
岐阜1区で自民が分裂した前回の郵政選挙で、前職佐藤ゆかりさん(東京5区に転出)を支援した自民党の笠原多見子県議(岐阜市選挙区)が15日、離党して民主支援に回る考えを表明した。18日の公示を前に前回衆院選のしこりが表面化。自民陣営は「予想していた」と平静だが、逆風下でさらに向かい風を強めることにならないか心配する声も出ている。
笠原氏は同日、県庁で記者会見。今衆院選で1区の自民公認が郵政造反組の前職野田聖子さんに決まり、佐藤さんが国替えした経緯が不透明と指摘。「野田さんから一度も説明がなく、しこりは残っている。県連でも役職などで冷遇され、党に期待が持てない」と話し、14日に自民党県連に離党届を出したことを明らかにした。同県連幹部は「離党届は事務局で預かり、時機を見て対応を検討する」としている。
笠原氏は今後、1区から出馬予定の民主新人柴橋正直さんを「若く、これからの人に懸けたい」として支援する考えを明言した。
今回の離反について、野田陣営幹部は「(笠原氏は)もともと反野田の姿勢で、織り込み済みの部分はある。大きな流れにはならない」と冷静さを装った。だが、別の幹部は「痛い。選挙に協力しないとは想定していたが、民主支援は想定外」と明かした。
一方、民主党県連幹部は「突然のことなので驚いている」としながらも「厳しい選挙を戦う中、ありがたい」と歓迎。今後については「詳細が分からないのでコメントできないが、こちらから接触することはない」と笠原氏の出方を待つ姿勢を示した。 (山本真嗣、竹田佳彦、河原広明)
3772
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 14:15:59
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090816_06.htm
衆院選 東北の情勢
衆院選(30日投票)は18日の公示まで残り2日となった。7月21日に衆院が解散してから既に25日間が過ぎ、東北の25選挙区と比例東北(定数14)に挑む各陣営は、事実上、選挙後半戦の激しい攻防を展開している。各選挙区と比例の公示直前の情勢を見る。
◎青森/1区、事実上の自・民対決に
1区は、国民新や連合青森などの推薦を受け、小選挙区初勝利を狙う横山(民前)と、前議員の父津島雄二から後援会組織を受け継ぎ、無所属ながら自民県連の全面的な支援を受ける津島(無新)が激戦を繰り広げている。
升田(無新)は元経産相平沼赳夫の後押しを受け、第三極を強調。吉俣(共新)、渡辺(社新)は街頭演説を精力的にこなす。
2区は、全域に後援会組織を張り巡らす江渡(自前)が優位に立つ。中野渡(民新)は県連代表田名部匡省の支持者を核に猛追。熊谷(無新)は地元大間町を中心に支持拡大を図る。
3区は、9選に向け実績をアピールする大島(自前)と、政権交代の必要性を強調し、無党派層への浸透を図る田名部匡代(民前)が激しい前哨戦を展開。両者の顔合わせは4回目となる。
4区は、強固な支持基盤を誇り、5選を狙う木村(自前)に、社民や連合青森、国民新の支持母体「郵政政策研究会」など非自民勢力の結集を目指す津島(民元)が挑む構図となっている。
◎秋田/3区、前回同様混戦の様相
1区は、3選を目指す寺田(民前)と前回比例東北で復活当選した二田(自前)との一騎打ち。寺田は座談会を精力的に開き、幅広い層への浸透を図る。二田は、厚い支持基盤を頼りに8選を期す。鈴木(共新)は党勢拡大を狙い、藤井(無新)は知名度アップに奔走する。
2区は、引退した元農相野呂田芳成の後継指名を受けた金田(自新)を、民主推薦の山本(社元)が追う。この2人に、民主を離党した一部幹部らが支援する川口(無新)が割って入る。3度目の挑戦となる佐々木(み新)も懸命に支持を訴えている。
3区は、前回と同様、御法川(自前)と京野(民新)、村岡(無新)による地域戦の様相を呈し、混戦模様だ。御法川は大票田の大仙市を地盤とし、衆院議員2期の実績を前面に出す。内陸の湯沢雄勝地域を地盤とする京野は後援会組織に加え、推薦を受けた社民、連合秋田もフル稼働する。自民党籍を持つ村岡は沿岸の由利本荘地域を中心に強固な支援態勢を整え、元経産相平沼赳夫の支援も受ける。
◎岩手/2区、自民議席死守に躍起
1区は、再選を目指す階(民前)が厚い支持基盤と地道な街頭活動の積み重ねで他の陣営をリード。高橋(自新)は政党色を薄め、市民派をアピールする。吉田(共新)、伊沢(社新)は比例票を重視した戦いを展開している。
2区は、前回敗れた畑(民新)が参院議員や県議の支援を受けて、出身の久慈市や内陸部で支持拡大を図り、民主への追い風も受ける。県内の小選挙区で自民の議席を唯一守り続ける鈴木(自前)は、危機感をバネにどぶ板選挙に徹する。
3区は、4選を目指す黄川田(民前)が着々と組織を固めたほか、地道な支持者回りを重ね、前回得票の大幅な上積みを狙う。前回に続く挑戦となる橋本(自新)は各地で精力的に座談会を繰り広げ、支持を訴える。
4区は、14選を目指す小沢(民前)が後援会を中心とした盤石の組織力で他を突き放す。高橋(自元)は小沢の秘書時代の人脈を生かし、切り崩しを図る。瀬川(共新)と小原(社新)は比例とともに、浮動票の掘り起こしに努める。
◎山形/1区、遠藤氏と鹿野氏譲らず
1区は、5選を狙う遠藤(自前)と11選を目指す鹿野(民元)が事実上の一騎打ちを演じ、一歩も譲らない支持固めを展開する。政治家の世襲批判を訴え勢いをつかみたい遠藤に対し、鹿野は「政権交代」を強調し、追い風に乗ろうと躍起だ。
佐藤(共新)は6度目の国政挑戦。比例と連動し、票の上積みを狙う。伊藤(無新)は元経産相平沼赳夫のグループから立候補する。
2区は、初の小選挙区勝利を狙う近藤(民前)が知名度を武器に優位に戦いを進める。自民支持層に切り崩しをかけ、全域に支持を広げてきた。鈴木(自新)は引退した元農相遠藤武彦の後継者。2区内の自民県議14人は地域ごとに選対組織を張り巡らし、必死の追い上げを図る。
3区は、13選を目指す加藤(自前)が逆風による票の目減りを最小限に食い止めようと、全域の集落をくまなく歩く。前回獲得した約16万票は過去最多。吉泉(社新)は民主と共闘体制を敷き、自民の金城湯池に挑む。長谷川(共新)は初の国政挑戦。若者の雇用問題を訴える。
3773
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 14:16:18
◎宮城/4区、伊藤氏と石山氏の攻防激化
1区はともに再選を狙う土井(自前)と、郡(民前)が事実上の一騎打ち。土井は支持固めに躍起。郡は政権交代を訴える。角野(共新)は2度目の挑戦で、比例票獲得にも取り組む。
2区は比例から回り強固な後援会に支えられる中野(自前)と、無党派層への浸透を狙う気象予報士の斎藤(民新)が競る。福祉分野に人脈がある佐藤(無新)が割って入る。
3区は元蔵相故三塚博の後継で3選を目指す西村(自前)と前回の雪辱を期す橋本(民元)が3度目の対決。候補を立てなかった共産支持層の動向が焦点。
4区は外務副大臣で4選を狙う伊藤(自前)と、2度目の挑戦となる石山(民新)が激しく競り合う。ともに農業政策を訴えている。加藤(共新)は党勢拡大に躍起。
5区は5選を狙う党国対委員長代理の安住(民前)が幅広い支持を集める。追う斎藤(自新)は3度目の挑戦。
6区は小野寺(自前)が沿岸、内陸とも満遍なく浸透している。菅野(社前)が民主党の協力を得て追う。
◎福島/1区、亀岡氏と石原氏が競り合う
1区は、亀岡(自前)と石原(民新)が競り合う。前回、コスタリカ候補と連動して約17万の大量得票を挙げた亀岡は組織の引き締めに懸命。追い風に乗る石原は都市部の浮動票も狙う。山田(共新)は比例と連携して党勢拡大を図る。
2区は、根本(自前)と太田(民前)の一騎打ち。根本は地元を小まめに回り、態勢固めを急いでいる。千葉7区から選挙区替えしてきた太田は若さを武器に急速に浸透している。
3区は、盤石の地盤の玄葉(民前)に、5区のコスタリカ解消で移った吉野(自前)が挑む。吉野は比例順位の優遇も期待する。
4区は、追い風の中で14選を目指す渡部恒(民前)を、前回は比例復活の渡部篤(自前)が追う。元県議の小熊(み新)は若さと第三極をアピールする。
5区は、コスタリカ解消で比例から回る坂本(自前)と、前回は比例で復活した吉田(民前)が公示前からデッドヒートを演じている。9月のいわき市長選も微妙に影響している。
◎比例代表/出馬70人前後、民主の伸びどこまで
定数は14。前回の議席は自民6、民主5、公明、共産、社民が各1だった。報道各社の世論調査で自民党を上回る民主党が、どれだけ議席を伸ばすかが焦点。単独、重複を合わせて70人前後が立候補するとみられる。
自民はコスタリカ方式を原則廃止した。一部を除き、選挙区候補のほぼ全員を比例名簿の同一順位に登載する見通し。福島5区から3区に国替えして重複立候補する前議員吉野と、宮城2区から単独比例に回る前議員秋葉の処遇が焦点となる。このほか単独3人を下位に登載する。
民主党は選挙区候補のほとんどを同列1位で名簿登載するほか、下位で地方議員ら複数の単独候補を擁立する。
公明党は6選を狙う前議員井上と元議員若松ら3人を擁立し、初の2議席獲得を目指す。
共産党は単独2人と選挙区5人を登載。3選を目指す前議員高橋の1議席確保を図る。社民党は選挙区候補6人全員を同一順位に登載。解散前の1議席を死守する構え。
3774
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 14:21:23
青森3:自民大島が前
岩手2:民主畑が前
宮城1・2・3:自民が前 なのに4は「激しく競り合う」
秋田3:御法川・京野・村岡の順
山形1:自民遠藤が前、2は近藤が前
福島1・2・5:いずれも自民が前
基本接してるところは自民が前。(議席数順ってやつで)
民主リードしてるところは民主が前といったところかな?
458 :無党派さん:2009/08/16(日) 13:25:22 ID:nwMfq71j
河北の事前情勢の順番はなにかな?
470 :無党派さん:2009/08/16(日) 13:37:06 ID:3n/Qdvij
>>458
たぶん各区の世論調査はしてなくて、
これまでの経験と記者の感覚で記事書きました、
てな奴だな。
3775
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 14:24:53
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/shimane/Ss09081401.html
広い2区、頼みは地元力 石見部組織や共闘でカバー '09/8/14
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全国の他の選挙区と比較しても面積が広い衆院選島根2区。陣営は有権者が多い出雲市周辺に力点を置く一方、県西部では地元議員や支援団体がバックアップに汗を流している。立候補予定者が地元入りできなくても、組織力や野党共闘でカバーする。
自民党前職の竹下亘氏(62)、国民新党前職の亀井久興氏(69)=比例中国=が立候補を予定する。選挙人名簿登録者数31万4310人(6月2日現在)のうち、出雲市と斐川町が37%を占める。無党派層が多い両市町が勝負の分かれ目ともいわれるが、石見部もおろそかにできない。
4日以降、竹下氏が訪れていない浜田市。自民党系の地元県議や市議がローラー作戦を展開している。パンフレットを配布するほか、ミニ集会も開いて農業政策などを訴える。ある浜田市議は「理解してくれる農家が多い。厳しい選挙だが、逆に支援者は締まってきた面もある」と話す。
邑智郡では、地元県議や首長、町議の応援を得て、解散直後に公民館単位の街頭演説やミニ集会を繰り広げた。邑南町議は「前回より多くの地元支援者に声をかけたせいか、集まりも良い」と手応えを口にする。
亀井氏は党幹事長として東京でのテレビ出演も多い。邑智郡では、推薦する社民党の日高勝明・邑南町議が邑智地区選対副会長に就任。日高氏が理事長を務める町内の福祉施設を、長女で参院議員の亀井亜紀子氏と一緒に回るなど、前回にない動きも出てきた。
浜田市で11日あった久興氏の遊説には、地元の連合系県議がつきっきり。津和野町や吉賀町では、旧島根3区時代の後援会メンバーらが足場を固める。陣営は「浜田、益田市は社民党系市議が多く、社民の応援にも期待したい」としている。
幸福実現党の相浦慎治氏(41)も立候補を表明している。(田中伸武、馬場洋太、河野揚)
3776
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 14:25:23
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/shimane/Ss09081501.html
隠岐諸島、激戦の構図 自民「実績」×民主「風」 '09/8/15
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医師不足や少子高齢化などの課題を抱える衆院選島根1区の隠岐諸島。離島振興の実績を強調する自民党に対し、民主、連合系の県議を誕生させた民主党は、国民新党との共闘で攻勢をかけている。 隠岐4町村の有権者は約1万9千人。自民党の支援者が多いとされ、同党前職の細田博之氏(65)は、前回衆院選(2005年)で民主党新人に計4千票以上の差をつけた。
しかし07年の県議選隠岐選挙区(定数1)で、民主、連合系の新人門脇誠三氏が自民党現職を破り初当選。さらに同年の参院選での国民新党新人亀井亜紀子氏の得票は、自民党前職に約700票差にまで迫った。
隠岐が県議の空白地域となったことを受け、自民党系県議12人は昨年6月、隠岐振興議員懇話会を発足させた。観光活性化などに取り組むのは、選挙を意識した動きでもある。党隠岐支部幹部は「隠岐のことを常に考えてきたのは自民党だ」と力を込める。
細田氏は、4日の松江市での記者会見で小選挙区の課題として真っ先に離島振興を挙げた。党務の合間を縫って半年に1回程度、諸島に渡っている。
民主党新人の小室寿明氏(48)の隠岐選対は「追い風は隠岐でも吹いている」と勢いに乗る。小室氏は門脇県議の県政報告会に合わせ、昨秋以降、7回渡った。5日には亀井氏と4町村を回り、5カ所で街頭演説。郵政政策研究会など国民新党支援者も集まった。
門脇県議は「隠岐でひっくり返すには国民新党との共闘が鍵。ただ、県議選や参院選の構図がそのまま当てはまるわけではない」と気を引き締める。
共産党新人の石飛育久氏(31)は立候補を決めた07年秋から4回渡った。街頭に立ち、農林漁業の活性化や医師確保の必要性などを訴えている。
幸福実現党新人の池田健一郎氏(29)も立候補を表明している。(長久豪佑)
3777
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 14:26:59
>>3767
この辺
>>3619
の強気さも含めてイケイケバンバンですなー。
因みに
>>3733
の有馬氏はこの人。須賀川市は定数2だが二回連続無投票か。。
引退済みだったが擁立して太田支援に動いて貰うという感じかと思って調べたら郡山都市圏の須賀川だけど2区ではなく3区管内なんですねぇ。。記事良く読んだから3区の候補者という事が判る訳ですが,須賀川なら2区への波及も見込めるかもしれませんな。なかなか戦略的かも。
03年県議選
◇須賀川市(定数2)
[当] 無投票 有馬 博 61 民主 現③ 県民連合
[当] 無投票 橋本克也 39 自民 現③ 自由民主党←元自民改ク所属
05年県議選
須賀川市 定数2−無投票
当 宗方 保 59 民主 元 3 (元)須賀川市議
当 橋本 克也 43 自民 現 4 (元)党県政調会長
3778
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 14:37:01
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090816_07.htm
衆院選 東北の注目区
岩手2区 祭り会場で、見物客に支持を訴える立候補予定者=15日午後
福島1区 盆踊りに飛び入り参加し、アピールする立候補予定者(中央)=15日夜
自民、公明両党の連立政権継続か、民主党を中心とした新政権樹立かを争点とする衆院選は18日公示され、30日の投票日に向け12日間の選挙戦に入る。東北の25選挙区には自民、民主、共産、社民、みんなの5党に、諸派、無所属を加えた計96人が立候補を予定。公示を目前に控えた土曜日の15日、候補予定者は各地で激しい前哨戦を繰り広げた。東北の激戦区、話題の選挙区で各陣営の表情を追った。
◎宮城3区/座談こなす/自転車街宣
自民党前議員の西村明宏氏(49)、民主党元議員の橋本清仁氏(38)による3度目の激突。これまでは西村氏が政権与党の組織力と「小泉旋風」で連勝したが、今回は民主党に吹き続ける追い風を背に、橋本氏が攻勢を強める。がっぷり四つで、双方が火花を散らす。
西村氏は名取、岩沼両市を中心にあいさつ回りや座談会を精力的にこなした。夕方には名取市の夏祭り4会場をはしごした。「農業や教育、子育てなど政策を一つずつ丁寧に説明すれば、有権者に納得してもらえる」と手応えを語る。
「みんな異常なほどの危機感を共有している。死に物狂いで戦うしかない」と党県議。陣営の切迫感は、橋本氏に242票差に迫られ、比例復活当選を許した初対決の比ではないという。
一方の橋本氏は、亘理町の商店街を自転車に乗って街宣。買い物客でにぎわうスーパーの前で、「国民の生活を第一に考え、政権交代で金の使い方、政策の優先順位を変える」と気勢を上げた。柴田町の会合、母校の同窓会にも出席した。
浪人時代の約4年間、「親方」と敬う小沢一郎党代表代行の指示通り、地方議員を増やし、選挙区の隅々を歩いた。「臨戦態勢は整った。親方の教えをやり抜くだけだ」と決意を語った。
幸福実現党新人の小林睦明氏(38)は都市部で支持を求めた。
◎青森1区/電話作戦/朝一番の演説
東北最多の6人が立候補を予定しており、激しいつばぜり合いを演じる。お盆に配慮し街頭演説を避けた陣営もあったが、街に繰り出した候補予定者が目立った。
民主党前議員の横山北斗氏(45)は、青森市の住宅地などを巡回する予定だったが、「お盆でくつろぐ家庭に失礼がないように」(陣営幹部)と計画を変更。事務所を拠点にした支援者への電話連絡などで、支持拡大に向けた念押しに励んだ。
共産党新人の吉俣洋氏(35)は、青森市中心部の商店街に。同党比例東北の前議員高橋千鶴子氏(49)と並んで演説し、支持を呼び掛けた。
社民党新人の渡辺英彦氏(69)は五所川原市へ。街頭演説した後、青森市に戻って反戦と平和を訴える集会などに顔を出し、浸透を図った。
幸福実現党新人の上田一博氏(59)も青森市の商店街などを回った。
朝一番に街頭に立ったのは「自民党県連公認」で立候補する無所属新人の津島淳氏(42)。午前7時半から青森市の国道4号交差点などで演説し、「国民の目線に立った政治を実現し、青森が抱える課題に取り組んでいきたい」と訴えた。
無所属新人の升田世喜男氏(52)も午後から、青森市の街頭で演説。「自民党か民主党か、という観点だけで日本の未来を選択してはいけない。政党に流されてはいけない」と主張した。
3779
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 14:37:28
>>3778
◎岩手2区/集落走る/500人に名刺
民主王国の岩手で、自民党が過去4回にわたって守り続ける唯一の議席。自民党前議員の鈴木俊一氏(56)は危機感をバネに遊説に力を入れ、前回敗れた民主党新人の畑浩治氏(45)は祭り会場で支持を訴えた。
鈴木氏は午前中に出身の山田町で親せき宅のあいさつ回りを行い、午後からは県議らとともに広報車に乗って宮古市内を駆け巡った。約3時間かけ、山あいの集落や中心部を回った。
「お盆のさなかにお騒がせして恐縮です」。住民を気遣いながら、住宅地など数カ所でマイクも握った。30人集まった個所もあれば2人という個所も。鈴木氏は「後援会も危機感を持っている。これをバネに頑張りたい」と言い、汗をぬぐった。
畑氏は午前中から盛岡市のベッドタウン、滝沢村に近い雫石町を重点的に歩いた。地元県議の紹介で地域を回った後、夕方から祭り会場に入り、町民約500人に名刺を配った。
会場には、雫石町出身の1区の民主党前議員の姿も見られた。畑氏の要請を受け、自らの選挙活動を休止して全面支援。地元選出の参院議員も同行し、畑氏は党を挙げての支援を励みに「今回は負けられない戦いです」「必ず政権交代します」と声を掛けながら見物客に握手を求めた。
幸福実現党新人の工藤哲子氏(46)は、滝沢村を中心に回った。
◎山形1区/どぶ板実践/祭りはしご
東北有数の激戦区と言われる山形1区。自民党前議員の遠藤利明氏(59)と民主党元議員の鹿野道彦氏(67)が政党のメンツをかけ、火花を散らす集票合戦を展開する。
自転車に乗って前哨戦を戦う遠藤氏は地元上山市内の農村部に繰り出し、約40の集落で票を掘り起こした。住宅地の細い道にも入り込み、終日徹底した「どぶ板選挙」を実践した。
各集落では自転車に積んだスピーカーを手に「『2世』でも官僚出身でもない、たたき上げの政治家が必要だ」と強調。数十キロの走行を終えた後は夏祭りに顔を出し、名前を売り込んだ。
議席奪還を狙う鹿野氏は連日の街頭演説を休止し、山形市内の支持者回りや支持団体の会合出席など地道な票固めに専念した。夜は町内会の夏祭り会場3カ所を訪れ、住民と交流を深めた。
陣営も支持の底上げに走った。選対本部長の舟山康江参院議員は同市内の大型店前に繰り出し、「官僚丸投げの政治から国民主役の政治に変えるのは有権者の1票だ」と声を振り絞った。
共産党新人の佐藤雅之氏(36)は同市中心部でマイクを握り、「憲法9条を守るため、奮闘する」と力を込めた。幸福実現党新人の森大吾郎氏(35)は同市内の街頭で活動を展開。無所属新人の伊藤香織氏(27)も選挙区内の支持者らを訪ね、票の開拓に努めた。
3780
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 14:37:40
>>3778-3779
◎福島1区/分刻み移動/静かに訴え
4人が立候補を予定する福島1区は、自民党前議員の亀岡偉民氏(53)と民主党新人の石原洋三郎氏(36)が激しく競り合う。大票田の福島市を中心に支持を求めて駆け巡った。
議席死守を誓う亀岡氏は早朝から福島市や相馬市の集会、盆踊りなど約20カ所を訪問。分刻みのスケジュールの中、有権者に歩み寄り握手を求めるなど支持拡大に努めた。午後6時すぎには街頭演説のためJR福島駅前でマイクを握り、道行く市民に「東京の意見に流されては福島が駄目になってしまう。地元のことをしっかり考えよう」と熱弁を振るった。
追い風に乗る石原氏は午前7時、福島市野田町の国道13号沿いに立った。「お盆の間は音を出すものは避けた」と演説は封印、通り過ぎる車に手を振るにとどめた。午後は、市内数カ所の夏祭り会場であいさつ回り。同市北沢又の会場で地元老人会の男性から「チャンスだな」と声を掛けられると、握手しながら「政権交代に向け頑張ります」と応じた。
共産党が県内で1人だけ擁立する新人の山田裕氏(54)は、午前10時のJR福島駅前を皮切りに福島市内10カ所以上で演説。終戦記念日に合わせて「憲法9条を守り、日本が世界平和のルールを確立すべきだ」と訴えた。
幸福実現党新人の大橋一之氏(40)は福島市や伊達市で浸透を図った。
◎秋田3区/ミニ集会に熱/朝市歩く
激しい前哨戦を繰り広げている自民党前議員と民主党、無所属の2新人は、選挙区内を懸命に駆け回って支持を呼び掛けた。
自民党前議員の御法川信英氏(45)は、地元大仙市の成人式に来賓として出席。祝辞で「前向きで充実した人生を送ってくださることを心から祈っています」と新成人にエールを送った。
式後、活動を本格化。由利本荘市内であいさつ回りなどを行ったほか、横手市内でもミニ集会を開き、2期務めた実績をアピールした。
民主党新人の京野公子氏(59)は、地盤の湯沢市に近い横手市増田町の朝市会場を訪れ、店主や買い物客に声を掛けながら名刺を配った。
店主から「民主党への期待は大きいよ」と話し掛けられると、「期待を裏切らないよう頑張ります」と笑顔で応じた。
午後は、大仙市を中心にあいさつ回りなどをこなした。
幸福実現党新人の西本篤氏(39)は、仙北市内で支援を訴えた。
無所属新人の村岡敏英氏(49)は、午前は湯沢市内で街頭演説を行い、午後は拠点のある由利本荘市内に戻った。集会を開いたほか、地区の夏祭りにも顔を出した。
村岡氏は、ミニ集会の会場で「4年前の選挙から日本の政治は混迷した。秋田の再生のために働かせてほしい」と支持者に訴えた。
2009年08月16日日曜日
3781
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 14:47:53
>>3779
激突すげえなぁ。
聴衆2人でもやってる鈴木
> 鈴木氏は午前中に出身の山田町で親せき宅のあいさつ回りを行い、午後からは県議らとともに広報車に乗って宮古市内を駆け巡った。約3時間かけ、山あいの集落や中心部を回った。住宅地など数カ所でマイクも握った。30人集まった個所もあれば2人という個所も。
1区の運動を中断して迄駆けつける階。比奈子ちゃんが出るけど楽勝だもんなー。
> 畑氏は午前中から盛岡市のベッドタウン、滝沢村に近い雫石町を重点的に歩いた。地元県議の紹介で地域を回った後、夕方から祭り会場に入り、町民約500人に名刺を配った。
>会場には、雫石町出身の1区の民主党前議員の姿も見られた。畑氏の要請を受け、自らの選挙活動を休止して全面支援。
>地元選出の参院議員も同行し、畑氏は党を挙げての支援を励みに「今回は負けられない戦いです」「必ず政権交代します」と声を掛けながら見物客に握手を求めた。
閉伊・宮古でのビハインドを岩手と久慈・九戸で取り返したい所である。
3782
:
名無しさん
:2009/08/16(日) 15:09:45
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090816ddlk25010229000c.html
’09衆院選しが:組織はどこへ/3 労組の団結、不況で揺らぐ /滋賀
◇「働く権利を」原点回帰へ
7月24日夜、4区の竜王町であった民主前職の集会後。湖東地域の運送会社で労働組合役員を35年間続ける50歳代の男性運転手は悔しがる。「政権交代のチャンス。やらなあかんと思うが、最近は同僚に響かなくてね」。ショックだったのは07年7月の参院選。民主候補のリーフレットを会社に山ほど持ち帰り、事務所のカウンターに積み上げた。「みんなでさばいてくれ」。だが、山はほとんど減る気配がない。そのまま公示日を迎え、リーフレットはほこりをかぶっていた。
民主党の大基盤、「連合」。滋賀県はその発祥の地である。
大津市長選で県内の労働4団体が初めて共闘し、支援候補が当選したのが1972年。2年後の知事選では、旧八日市市長だった武村正義氏を推して当選させ、一大勢力となった。当時を知る連合幹部は「1人の候補のもとに思想を超えて一つになるなんて、全国的にも考えられない事態だった」と語る。
15年後の89年、労働4団体が全国規模で統一され、「日本労働組合総連合会(連合)」が結成された。時代はバブル景気の絶頂期。製造業が盛んな県内では、当時の組合員は約7万6000人。毎年の春闘で1万円前後の賃上げを獲得し、運動は波に乗っていた。
だが、91年にバブルが崩壊しリストラが始まると、失速する。04年までに派遣法の規制が緩和され、同じ工場に組合員と派遣労働者が混在するようになると、求心力はさらに弱まった。不況も追い打ちをかける。昨秋以降、雇用状況が極端に悪化し、県内の有効求人倍率は6月現在0・34倍で、過去最低だ。労使交渉で勝ち取れるものは減り、09年4月の県内組合員は約6万7000人に減った。
「賃金はどう頑張っても上がらず、賃下げや解雇を防ごうと踏ん張っているのが現状」と、通信会社の組合員(50)。今回の衆院選公示が迫る中、「あきらめ気分の中で選挙と言われても腰が重い」と打ち明ける。
また、製造会社の研究員(32)は前回衆院選で支持者名簿に家族の名前を書いたが、今回は距離を置く。「現場は極限まで経費を切りつめているのに、組合予算は聖域のように守られる。そんな人たちが『ガンバロー』と呼びかけても……」
足元が揺らぐ現状に、連合滋賀の松元光彦事務局長は「原点に立ち返る時だ」と強調する。「こういう事態を招いたのは、国が政策を誤ったから。働く権利を取り戻すため、もう一度、労働者が一つにならなくては」と。
3783
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 17:18:56
をん!?標準語なんか喋ってるだかやあ?!
そりゃいかんら。まともな遠州弁早く喋れるようにならにゃ,滲透も出来やせんら。
>元アナだけに、聴き取りやすい演説は好評だが、標準語だけに、地元有権者には「冷たい」と受け取られることも。
片山氏早くも小泉氏投入で静岡7区激戦
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090816-531714.html
前回衆院選の因縁もあり全国屈指の激戦区となりそうなのが静岡7区だ。追い風の民主党候補も加わった三つどもえの乱戦は、早くも「最終兵器」を持ち出しての激闘になっている。自民党の刺客だった片山さつき氏(50)は15日、小泉純一郎元首相(67)を決起大会の応援弁士に投入。7月の事務所開きでは土下座するなど必死だ。無所属の城内実氏(44)は4年間、ゼロから築いた草の根運動をさらに拡大する「草の根爆発作戦」を展開。民主党斉木武志氏(35)は、民間出身の父幹夫さん(63)と「親子鷹どぶ板」を踏んでいる。
浜松市内で行われた片山氏の決起大会。ノーネクタイ、ダークスーツ姿の小泉氏が笑顔で現れると、1600人の聴衆から大きな歓声が上がった。解散後に自民党の応援に飛び回っている小泉氏だが、女性刺客の中では初の応援。民主党による政権交代について「本当にやらせてみたいくらい。どんなマジックをつかうか。ハトを山のように出して鳩山だと言われてもしかたない」と笑いを誘った。片山氏も「気温34度の中で自転車をこぎ、物理的に命をかけた選挙ですが、頑張ります」と支持を訴えた。
片山氏は、7月11日には「伏してお願いします」と土下座して支持を訴えた。「強い女」のイメージが先行するだけに、後援会幹部は「話せばいい人物で優秀。だが、言葉遣いや高飛車な態度に問題があった」と指摘。その意見を受け入れ、土下座になったという。別の選対幹部は「今後も自然な気持ちとして(土下座が)出ることがあるだろう」と話す。
一方の城内氏は、地道な活動で築き上げた草の根運動をさらに拡大する作戦だ。05年の落選後、秘書も雇うことができず、家族4人、支援者ゼロから出直した。近所の農家から規格外の野菜を分けてもらい、拡声器を担ぎ、スニーカーで地元を歩き続けた。「信念」で郵政民営化法案に反対し、地道に毎朝つじ立ちを繰り返す姿勢は、多くの地元有権者に好意的に受け入れられた。県内外から有志が1人、また1人と結集し後援会登録者は数千人規模に拡大。県内外から交代でボランティアに来るスタッフは100人規模となった。
前回選挙はつじ立ち、遊説中心だったが、今回は対話も可能な30〜40分間のミニ集会も多用している。地道に築いた草の根を手がかりに、根の地中で爆発的に拡大したい考えだ。
元NHKアナウンサーのイケメン斉木氏は、民主党への風を頼りに因縁のライバル2人に追いつき追い越す勢いだ。元アナだけに、聴き取りやすい演説は好評だが、標準語だけに、地元有権者には「冷たい」と受け取られることも。そんな斉木氏をバックアップするのが、父幹夫さん。会社を退職した昨年3月から、横浜の自宅から浜松の斉木事務所2階に「自主単身赴任」。斉木氏と手分けしながら「斉木の父です」とどぶ板を繰り返している。「本人が来い」と怒られることもあるが、おおむね好評だという。後発だが、浸透も進んでいるといい、斉木氏は「全国の民主党への流れが、浜松でも感じられるようになってきた」としている。【清水優】
[2009年8月16日11時3分 紙面から]
3784
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 19:23:08
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081601000273.html
公明、太田代表も「背水の陣」 重複立候補見送り
衆院選で東京12区に立候補する公明党の太田昭宏代表は16日、比例代表に重複立候補しない意向を固めた。神奈川6区の上田勇広報委員長も重複を見送る方針。公明党が擁立する小選挙区候補者8人はすべて小選挙区単独の「背水の陣」を敷くことになる。複数の同党幹部らが明らかにした。
公明党は「現場の士気を落とす」として2003年と05年の衆院選では重複立候補を認めなかったが、今回は与党への逆風を考慮し見直しを検討。特に太田氏については「万が一でも代表が議席を失うわけにはいかない」として、比例東京ブロックにも立候補すべきだとの意見が出ていた。しかし最終的に「しっかり活動すれば小選挙区で当選できる」との分析に加え、「比例で復活当選しても代表としての影響力低下は免れない」と判断したとみられる。
6小選挙区を抱える関西では「復活当選によって比例単独の当選者を減らすわけにはいかない」として8月上旬に重複しない方針を確認。関東の太田、上田両氏についてはぎりぎりまで検討が続いていた。党関係者は「関東と関西で対応が異なるのも支持者に説明がつかない」としている。
2009/08/16 15:49 【共同通信】
3785
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 19:47:37
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081601000446.html
舛添氏、比例1位立候補を拒否 自民、衆院くら替え打診
自民党参院議員の舛添要一厚生労働相に、党東京都連などが衆院選の比例代表東京ブロック1位での立候補を打診したことが16日、分かった。舛添氏は共同通信社の取材に「出馬はあり得ない」と、くら替えを明確に拒否した。
自民党の一部には、党候補の象徴として知名度が高い舛添氏を擁立することで東京ブロックの集票力を高め、比例代表の獲得議席を増やしたいとの思惑があった。都内の25小選挙区へのてこ入れの意味合いもあり、公明党にも東京12区で立候補する太田昭宏代表の選挙戦に好影響を与えるとして期待する声が出ていた。
一方で、舛添氏が衆院にくら替えした場合、麻生太郎首相(自民党総裁)の後継を狙った動きと受け止められるとの指摘もあり、周辺には慎重論も根強かった。
比例東京ブロックは定数17。自民党は2005年の前回選挙で、国際政治学者の猪口邦子前衆院議員を名簿1位に登載した。
舛添氏は01年参院選の比例代表に出馬し初当選。07年に再選を果たした。同年8月から厚労相を務めている。
2009/08/16 19:25 【共同通信】
3786
:
二階席
:2009/08/16(日) 19:51:04
だからさぁ、みんな注目するの止めようよぉー。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081600142
大川総裁、一転して出馬へ=幸福実現党
宗教法人「幸福の科学」を支持母体とする「幸福実現党」(大川隆法総裁)は16日、
衆院選の比例代表近畿ブロックから大川総裁が立候補すると発表した。同党は15日に
大川総裁の出馬取りやめを発表したが、広報局は「大川総裁の意向を確認せずに発表して
しまった。党内調整のミスであり、誠に申し訳ない」としている。 (2009/08/16-19:02)
3787
:
とはずがたり
:2009/08/16(日) 20:56:29
>>3785
今は参院議員の方が民主に高く売れますわな。色々計算高い禿添の事だ下野後なんか仕掛けることも視野に這入ってるかも。
>>3786
もう滅茶苦茶ですな。今度は定数の大きい近畿ブロックですかい。
少なくとも大川はどうしても議員如きになりたがって醜く足掻いてる小物ってことだけは明白に晒されてますねー。
3788
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:09:54
2005年選挙スレを見てみた。東北 定数14に対し、倍の28に擁立すると
メリットが生まれるのか。小沢は見逃さないでしょうね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/1400
名簿28位、でも応援に奔走 比例出馬の自民・佐藤氏
>「28位」にはもう一つ意味があった。「選挙上のテクニック」(自民党議員秘書)だ。比例代表の選挙で、名簿登載者の数が28人以上の場合は、新聞広告の掲載回数が16回多い64回に増え、サイズも大きくなる。政見放送の回数、放送時間も多くなるメリットがある。
3789
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:29:21
和歌山
>自公政権を評価しており、小選挙区は自民前職の3氏を応援する。いくばくか「大江票」があり、お手伝いできる。比例票獲得のための運動は考えていない。
西村、仲間にも裏切られるw
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000270908160001
【主要政党に聞く 〜09総選挙の戦略】
6 改ク 大江康弘・参院議員
2009年08月16日
●「政界再編」の受け皿狙う
・県内小選挙区は自民
――結党から約1年。初の国政選挙はどう戦いますか。
党所属国会議員5人のうち、衆院議員は西村真悟さん1人。選挙区、比例区とも公認候補は大阪17区の西村さんに絞り、その当選に全力を挙げる。比例近畿ブロックで1議席獲得するのは非常に困難なので、現実的には選挙区に集中し、私も大阪に入る。
――県内での選挙運動は。
自公政権を評価しており、小選挙区は自民前職の3氏を応援する。いくばくか「大江票」があり、お手伝いできる。比例票獲得のための運動は考えていない。
――民主党はダメですか。
自由党から民主に合流したが、元々思想的には保守。民主を離れた引き金は、ガソリン税の暫定税率の問題だ。私のような地方出身者には、撤廃は故郷の発展の否定だった。高速道路無料化などでも民主は大衆迎合的。政権交代のムードになっているが、我々は「立ち止まる勇気を」と訴えている。
――重視する政策は。
参院議員中心の党なので、総選挙でも二院制の必要性。西村さんのライフワークである拉致問題の解決も。また、自民、民主の2党に押し込める政界の枠組みは限界に来ており、小選挙区制見直しを主張しながら、早晩起きる政界再編の受け皿を目指す。
3790
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:48:07
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908140001
選択 −広島−
総選挙公示直前の情勢 上
2009年08月14日
総選挙の公示まであと4日に迫り、立候補予定者らは各地で激しい前哨戦を繰り広げている。「政権選択」をめぐって争われるとみられるだけに、与野党の政策論争も熱を帯びてきた。県内7小選挙区の公示直前の情勢を3回にわたって紹介する。
■1区/県内最多の6人予定
広島市の中心部を含むエリアに県内最多の6人が立候補を表明。昼間人口が多い市街地での街頭演説を中心に、政策の浸透を図っている。
父の故岸田文武・元衆院議員の地盤を受け継ぐ岸田氏は、安倍内閣で沖縄・北方担当相、福田内閣では消費者行政推進担当相を兼務。消費者庁創設の実績や「政策実行能力」を訴える。衆院解散後はミニ集会を繰り返し、保守系県議・市議、地元企業・団体の支持も固めて6選を狙う。
前回に続く2度目の挑戦で初の議席確保を目指す菅川氏は、県内の民主候補予定者で唯一1次公認を逃し、2月に3次公認を得た。「『風』を受け止められるよう翼をしっかり広げたい」(陣営)と、自転車で市中心部を走って政権交代を訴えている。
07年参院選で広島選挙区に立候補した藤本氏は核兵器廃絶や憲法9条の堅持を訴え支持層拡大を目指す。上村氏は前回総選挙に続く立候補。社民は比例票の上積みを視野に、1区に力点を置いている。山本氏は消費税などの全廃を掲げて街頭演説を続け、中村氏は「国立大の入試廃止」を訴える。(石田貴子)
■2区/前職2人 3度目対決
再選を目指す平口氏と、前回は1万7千票差で比例区の復活当選だった松本氏の前職2人の三度目の対決に、新顔の宮内氏が加わる。山間部から島嶼(とう・しょ)部まで多様な地域を抱えるものの、有権者の6割強は広島市西郊の西区、佐伯区に集中している。各陣営とも、ベッドタウンに多い無党派層の投票動向が勝敗の鍵を握るとみて、主要駅前や大型商業施設での街頭演説でしのぎを削っている。
2回目の挑戦で前回は初当選を果たした平口氏だが、自民の支持率低迷で「『今回だけは投票しない』と言われることも。逆風どころか暴風雨だ」(平口氏)。持論である社会保障の充実と政治への信頼回復へ全力を尽くすと訴え、こまめに地域を回る。
小選挙区で雪辱を期す松本氏は「税金の無駄遣いをなくすには政権交代しかない」と訴えてきた。政権交代で、年金・天下り問題も一挙に解決へ向かうと強調する。有権者と語り合える小規模集会を重ね、党基盤が弱い山間部や島嶼部へも浸透を図っている。
6月に立候補表明した宮内氏は教育改革を最優先課題に掲げている。(加戸靖史)
3791
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:48:52
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908150001
選択 −広島−
総選挙公示直前の情勢 中
2009年08月15日
■3区/「コスタリカ」協力体制に課題
選挙ごとに小選挙区と比例区の候補を入れ替える「コスタリカ方式」を自民が継続した。前回比例区だった増原氏の陣営は自民への逆風を感じ、「厳しい戦い」とみる。課題は、比例区に回る河井克行氏との協力態勢。3日の選対本部会議で、河井氏は「増原先生を全力で支えていく」とのコメントを寄せた。河井氏陣営も「動かないと(河井氏自身の)地盤ががたがたになる」と危機感を募らせる。増原氏はあいさつ回りを中心に、持論の経済対策を訴えている。
2度目の挑戦となる橋本氏は、前回総選挙では次点となる約5万9千票を集めた。その後も地道な活動を続け、知名度アップに力を注いできた。「前回は話もさせてくれなかった人が、政策を理解してくれる」と手応えを実感している。安芸高田市や北広島町など選挙区北部を重点地域にする一方、都市部でも精力的に活動。地元郵便局長会の支援を取り付けたほか、鳩山代表ら民主党幹部も多数応援に駆けつけるなど、「追い風」を受けて支持層拡大を図る。
日高氏は教育や農業政策を中心に訴えている。(鬼原民幸)
■4区/「大物」に危機感
商工業地域からベッドタウン、農村まで多様な顔を持つ選挙区。10選を目指す中川氏と、3度目の挑戦となる空本氏の対決を軸に、沖氏が加わる。
官房長官や党幹事長を歴任し、後援会組織や業界などに厚い支持基盤を持つ中川氏だが、従来のように他の候補の応援に回る余裕はないのが実情。公務員制度改革など「ストップ官僚国家」を訴え、黄色いポロシャツでミニ集会や夏祭りに走り回るなど、地元にほぼ張り付いた状態だ。
06年の東広島市長選で、次男俊直氏が、中川氏の後援会幹部だった蔵田義雄氏に敗れたことに陣営は危機感を抱く。解散前に麻生首相の辞任や両院議員総会の開催を求めたが、最終的には首相と握手したことの影響も不透明だ。
空本氏は「だから、政権交代」と大書したポスターを作り、「日本の政治を根本から変える」と訴える。今回は、市長選で蔵田氏支援に回った保守票に期待。選挙区内にはマツダなど大規模工場も多く、推薦を受けた連合広島傘下の労組が支援する。
沖氏は消費税廃止などを訴えて支持拡大を図っている。(福家司)
■5区/前職2人が三度激突
池田行彦元外相の地盤を継ぐ寺田氏と、松下政経塾卒の三谷氏が競う。04年の衆院補選、05年の総選挙に続く3度目の対決。呉市から尾道市にまたがる選挙区で、過去2回は寺田氏が競り勝った。勝敗は有権者の7割強を占める呉市の票の行方次第だ。
財務省(旧大蔵省)出身で大和ミュージアムの予算にもかかわった寺田氏は、4年間の実績を強調。被爆2世で、原爆症認定集団訴訟の原告側救済でも存在感を示した。「地元の役に立つ政治家」が売り物だが、自民党県連は「5区を失うようなら、自民党は過半数割れ」と危機感を募らせ、企業や団体、地元議員らの結束固めに懸命だ。
三谷氏は「今度負けたら、勝つときはない」と背水の陣の構え。国民新党の組織的な支援を受け、保守地盤の支持の掘り起こしをねらう。「とことん政権交代」を宣伝するTシャツも用意し、若者ら無党派層の取り込みも意識する。擁立を見送った共産党は自主投票で、「こちらの不利にはならない」(陣営)。
呉市出身の塚本氏は街頭で消費税廃止や防衛体制構築を訴えている。(中川正美)
3792
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:50:08
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908160001
選択 −広島−
総選挙公示直前の情勢 下
2009年08月16日
■6区/前職に3人挑む
11選を目指す亀井氏に、小島、花岡、胡本の新顔3氏が挑む。民主は候補者を立てず、国民新の亀井氏を推薦。前回選挙で激戦を展開した6区から転身し、07年参院選で国民新の推薦を受けて当選した佐藤公治参院議員(民主)が応援に動く。北部に強い亀井氏と南部を地盤とする佐藤氏の協力で盤石に見えるが、亀井陣営は「支援者の動きが鈍い」と警戒。「新政権で存分に働いてもらうためにも大量得票での当選を」(後援会幹部)と組織を引き締める。
前回公認候補を立てなかった自民は4月、三原市・世羅郡選挙区選出で当選7回の県議だった小島氏を擁立した。小島氏は故・宮沢喜一元首相の元秘書。根強い支持者を持つ元自民の亀井氏を前に、候補者擁立に手間取ったが、今月2日、地元の世羅町で事務所開きをし、態勢を整えた。「6区を変えにゃいけん」の黄色いのぼりを掲げ、自民の議席奪還に挑む。
花岡氏は昨年9月末に立候補を表明し、街頭演説を繰り返して浸透を図っている。胡本氏は北朝鮮のミサイル阻止などを訴えている。(長尾大生、広津興一)
■7区/前職同士が3度目激突
4選をめざす宮沢氏と、昨年4月に比例中国ブロックで繰り上げ当選した和田氏の両前職による3度目の対決に、新顔の植松氏も名乗りを上げた。各陣営とも駅前での街頭演説や地盤での決起集会などで支持を訴え、激しい前哨戦を繰り広げている。
元首相でおじの故・喜一氏の地盤を継ぐ宮沢氏は「政権交代が目的の政治はあり得ない」と民主党を批判。内閣府副大臣として緊急経済対策などに取り組んだ実績を訴え、地元経済界の支持固めを急ぐ。保守系の福山市議の大多数の支援を受け、公明党支持者の決起集会にも顔を出す。
和田氏は連合傘下労組に加え、こまめな地域回りで無党派層への浸透も図る。「無責任な政治に鉄槌(てっ・つい)を下そう」と自公政権を批判。税金の無駄遣い根絶や後期高齢者医療制度の廃止も掲げる。民主党と連携する国民新党の亀井静香代表代行の中選挙区時代の支持層の掘り起こしも狙う。
植松氏は幸福実現党の立候補予定者の選挙区変更に伴い、15日に立候補が決まった。6月に立候補表明していた横山桂子氏は立候補見送りとなる。(吉田博行)
3793
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:51:19
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090813ddlk45010422000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/1 好機 /宮崎
◇保守王国に風穴を
「今度こそ日本を根底から変えなければ」
9日、雨の昼下がり。宮崎市田野町のスーパーの前に、1区から無所属で立候補を予定している川村秀三郎氏(60)=民主・社民・国民新推薦=の姿があった。買い物客ら約30人が傘を手に、足を止めている。
不出馬撤回、公認をめぐって揺れた自民のごたごた劇に埋没した感もあった。しかし、元林野庁長官ながら「脱官僚」を掲げ、草の根で政権交代を切々と訴え続けている。
「改革で失われた『人を大事にする政治』を取り戻さなければいけない。長年、霞が関にいて、このままでは日本はだめになると感じた」
篤実な人柄。最近は遊説先でのファッションにも変化が見られる。トレードマークの黄色いシャツは当初からだが、地味なスラックスからコットン地のラフなパンツに衣替えした。陣営も「官僚臭さが抜けたのでは」と顔がほころぶ。加えて演説に抑揚が出て、うまくなったとの評もある。
訴えに耳を傾けていた56歳の女性がつぶやいた。
「彼なら何か一つでも変えてくれそう」
◇ ◇
宮崎は3小選挙区すべてを自民が独占する保守王国。民主・社民・連合宮崎など非自民勢力で作る「クリエート・ニュー・ポリティックス(CNP)会議」にとって議席獲得は長年の悲願だ。
04、07年の参院選では一本化した候補を勝利に導いたが、衆院選は同一選挙区に民主・社民がそれぞれ候補を擁立し、共倒れしてきた苦い過去がある。これを踏まえ、昨年9月、史上初の「すみ分け」による共闘を決定した。
川村氏は、特に郡部の支援者回りで「風向き」の変化を感じ取っている。
「10軒に1、2軒はもう今の自民政治ではだめだという声を聞く。自民への落胆を肌で感じる」
連合宮崎の横山節夫会長も「小泉政権後、自公が進めた政策が雇用、医療、子育て、年金といった将来への不安を引き起こした」として、格差是正を前面に攻めまくる。
自民が候補一本化に失敗し、分裂した敵失も追い風だ。ただ、陣営の激励に訪れた民主の小沢一郎代表代行はクギを刺した。
「保守分裂で川村陣営有利と言われるが、そういう時が一番危ない」
好機−−。だからこそ、陣営は支援企業や連合傘下の組合に再度、活動の徹底を求め、手綱の締め直しにやっきだ。
07年の知事選で、約20万票を獲得しながら次点に泣いた。しかし培った地盤、人脈は、現政権への不満の追い風となって川村氏の背中を静かに、確実に押し始めている。
◇ ◇
18日の公示を目前に、事実上の選挙戦が熱を帯びている。有権者の目に選択の夏の風景はどのように映るのか。現場を歩いた。【衆院選取材班】
3794
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:51:46
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090814ddlk45010392000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/2 危機感 /宮崎
◇逆風の自民2候補
初の党公認を取り付けた自民前職の2区江藤拓氏(49)と3区古川禎久氏(44)。
しかし、今回は皮肉にも、その“看板”への風当たりが強い。ともに3選を目指す2人に試練の風が吹きつけている。
◇ ◇
「今から戦いが始まります」
事務所開きの2日朝、江藤氏は仏壇の実父に手を合わせ、語りかけた。額に汗して働く人のために古里を守れ−−。故隆美氏からの教えを自答しつつ、心を静め、支援者の待つ事務所へと向かった。
あいさつに立った。
「最初は『大丈夫じゃが』とみなさまの口から直接聞かせていただいた。今、そんなことを言う人はおられない」
「相手候補の名前は知らんけど、自民党の江藤さんには今回は入れんという話なんだそうです」
自虐的な言葉が続いた。選挙区を遊説し、耳にした有権者の声だった。引き締めの意味もあったろうが、かつてない気弱な発言に会場は静まり返った。
陣営には別の懸念材料もある。6月に無所属で立候補を表明した故大原一三元農相の長男、守人氏(57)の存在だ。中選挙区時代、隆美氏と一三氏はしのぎを削った仲だ。保守層の投票行動に一定の影響を与えるのは確実とみられる。
ただ、会場には心強い援軍も。前回05年の衆院選で敵味方として戦い、今回は1区で出馬予定の元参院議員・上杉光弘氏(67)だ。郵政民営化に反対した江藤氏は無所属での出馬を強いられたが、党本部が公認した“刺客”がこの上杉氏だった。
「前回取った6万余りの票は1票漏れなく江藤さんに行く」
挙党態勢で臨みたいと上杉氏は融和を強調した。江藤氏も先月5日、上杉氏の事務所開きに駆けつけている。選挙区をまたぐ互いの支持者や知人を紹介し合うのが狙いだ。
◇ ◇
政権交代ありきの風に、危機感を募らせるのは古川氏も同じだ。前回選挙では江藤氏と同様に郵政民営化に反対し、自民公認候補との保守分裂選挙に勝った。浪人時代から培った後援会組織と今回の公認獲得で、今回は盤石とみられていた。
「しかし」と古川氏はいう。
「『古川は頑張っているが、自民党だからだめだ』と。これが圧倒的だ」
6月、古川氏の発言が波紋を呼んだ。日本郵政社長人事での混乱で鳩山邦夫総務相が更迭された際、元秘書だった古川氏は麻生政権を批判。「国民の信頼を失った。大政奉還を決断すべき」と涙ながらに訴えた。その真意を「国民の懐に帰り、保守政党の原点に立ち戻るべき。信頼を築き直さなければならない」と説明する。
古川氏は「小泉政権から麻生政権になり、政策転換が図られた。緊縮から積極財政、地方切り捨てから地方重視へ。経済対策で実績も示した」と強調。自民党の現状を踏まえたうえで「厳しいからこそ運命をともにすると立ち上がってこそ、政党政治家としての義を貫くことになる」と支援を求める。【衆院選取材班】
3795
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:52:17
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090815ddlk45010267000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/3 風の行方 /宮崎
◇攻めへかじ切る野党
逆風にあえぐ自民を横目に、疾風に帆を上げるのはこの時とばかりに、野党が攻めへとかじを切る。保守王国を揺るがす「風」は果たして吹くのか−−。
◇ ◇
2区の大票田・延岡市。午前7時前、国道10号は工業団地などへ向かう通勤車がひっきりなしだ。
「おはようございます」
民主新人の道休誠一郎氏(56)=社民推薦=が手を振り、声を掛ける。ここ数カ月、朝の変わらぬ光景となった。時折、会釈を返されたり、クラクションの反応もある。「1日50回以上の辻立ち」を提唱する小沢一郎代表代行の命でもある。
「戦後長い間、国、地方を支配してきた自民党の役割にピリオドを打つ闘い」と道休氏は声に力を込める。
県内では唯一、事実上の自民対民主の一騎打ちの注目区だ。小選挙区制が導入され、米沢隆・元衆院議員が1区にくら替えして以降、自民に議席を明け渡しており、「聖地奪還」は、民主県連にとっては至上命題だ。
道休氏は海外の金融機関に勤務するなど経済に明るい。連合宮崎傘下の労組回りや集会でも県の経済立て直しについて訴えてきた。また、保守地盤の中山間地を歩いても「今度だけは民主に入れる」との声も聞くという。
ただ、選対本部長を務める田口雄二・県連幹事長は「そう簡単には勝てない」ときっぱり。陣営幹部からは「人柄は実直だが、ずうずうしいぐらいに自分を売り込んでもいい」との注文も。
風は都市部の浮動票をどう動かすのか。陣営にも読めない。
◇ ◇
推薦証を受け取った顔がほころんだ。先月28日、3区の社民新人・松村秀利氏(52)=民主推薦=は事務所に民主党・鳩山由紀夫代表の訪問を受けた。街頭にはツーショットのポスターも。選対本部長の満行潤一・県連副代表は「民主推薦だとアピールするため」とポスターの出来栄えと効果に期待を寄せる。昨年9月の出馬表明からまもなく1年。「暮らしとかけ離れた政治を国民に取り戻す」との持論を訴えるには十分とも言える時間だ。それでも、満行副代表は「自民対民主という対決の構図に埋没しかねないという危機感がある」と風向きを心配する。
◇ ◇
08年の蟹工船ブームや派遣切り問題で、一躍脚光を浴びた共産党。1区の公認候補・馬場洋光氏(40)は「民主政権が誕生する可能性は高いが、我々は一貫して自民と対峙(たいじ)してきた。共産は日本政治発展のカギだ」と強調。1区では自民でも民主でもない「第3の選択肢」の存在感をアピールする。【衆院選取材班】
3796
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:53:07
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090816ddlk45010311000c.html
選択の風景:’09衆院選・みやざき/4止 戸惑い /宮崎
◇揺れる支援団体
政権選択が争点の衆院選は、各党マニフェスト(政権公約)の先にある将来が吟味される。しかし、政権与党の自民を支援・推薦してきた団体には、現状への不満と変化への不安が漂う。追い打ちをかけるように1区は保守分裂となり、戸惑いが広がっている。1区の風景を追った。
◇ ◇
「自民政権なくして農林水産業の生きる道はない」。7月23日、宮崎市であったJA職員の研修会。1区総括支部長でもあるJA宮崎中央の森永利幸組合長が声を張り上げた。
矛先は、民主がマニフェストに盛り込んだ日米自由貿易協定(FTA)へと向かう。安価な米国産農産物との競争は脅威でしかなく、「瞬く間に農業は崩壊する」と切り捨てる。
農業者による政治団体、農民連盟。県内の盟友数は約6万5000人。研修会には無所属で出馬する元参院議員・上杉光弘氏(67)が出席した。
「私は農家の生まれ。その苦しさや収穫の喜びを知っている」と強調した。
自民党本部が公認候補擁立を見送ったため県連は独自に上杉氏を公認した。農民連盟も上杉氏推薦で固まった。ところが前国交相・中山成彬氏(66)の出馬という不測の事態が「一枚岩」の農民連盟を揺さぶった。
05年の前回選挙では中山氏を推薦した経緯がある。連盟内にはすでに中山氏を見切った声が大勢を占めているとはいえ、看過はできない。事実、12日の代表者会で「中山氏支持」を訴える声も上がった。
森永組合長は「今さら加勢できない」と突き放した。候補一本化に失敗した県連への不満を腹に収め、「団結して我々の代弁者を出さなければならない」と前を見つめる。
◇ ◇
県医師連盟は昨秋、中山氏の不出馬宣言を受け、早々に1区の自主投票を決めた。以降、動きはない。医療費削減など小泉改革への反発は根強いが、民主党の政策も未知数だ。委員長の稲倉正孝・県医師会会長は「連盟内にもいろいろな考えがあり、1区については新たな結論が出る見通しがない」と模様眺めを決め込む。
一方、公共事業削減で、業者の倒産が相次ぐ県建設業協会は「自民党県連の方針に従う」と上杉氏推薦でまとまった。
そして、自民と連立を組む公明党。小選挙区候補との選挙協力による比例得票は欠かせない。5月に宮崎市で開いた比例代表候補予定者の講演会では、通し番号を振り、事後チェックが可能な入場券が、自民系と無所属の3氏の後援会に配分されたという。そして先月30日、県本部が出した結論は「1区は自主投票」だった。公示まであと2日−−。【衆院選取材班】=おわり
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:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:56:18
http://www.sakigake.jp/p/special/09/shuinsen/feature/04/article.jsp?kc=20090814kb
決戦 公示直前の県内選挙区
[秋田1区]勢いの民主、必死の自民
前職が直接対決、地道に支持訴え
5氏が名乗りを上げているが、民主党と自民党の前職同士による事実上の一騎打ちの様相を呈している。全国的な傾向と同様、民主が追い風を背に受け、自民は必死の支持固めで逆風に立ち向かう。
「追い風を受けている」。1日数回開く小集会での反応を受け、民主党の寺田学氏が話した。参加者からは、マニフェストを実現するための財源について具体的な質問が出るなど、政策への関心の高さを実感している。寺田氏は今回、小集会のほか地域の商店へのあいさつ回りなど、有権者との直接対話をより重視した活動を展開。社民党県連や連合秋田と手を携えての組織による訴えは、今のところ影を潜めている。
「従来の選挙を問い直したい」と寺田氏。今回の選挙戦では、公示後も選挙カーは使わず、これまで繰り返してきた「対話型」の手法を継続する考え。寺田氏は「有権者に受け入れられるやり方だ。自信はある」と話す。
本格的な選挙協力を展開しないうちに、実験的ともいえる手段で支持を訴えようとする姿勢の背景については、「追い風を実感しているからこそ」と見る向きもある。連合秋田の工藤雅志会長は「協力の具体的な話はこれから。比較的規模の大きい集会では人集めに協力したい」と話すが、社民党県連幹部の中には「選挙に新風を入れるのはいいが、地方で(都市型の手法が)効果を挙げられるかどうかは分からない」との声も。
■ ■ ■
一方、二田孝治氏は自民党への逆風の中、8回目の当選を目指して支持固めに必死だ。「今、自民党だからと支持してくれるケースはあまりない。聞こえのいい民主の政策に向いてしまっている」と二田氏。秋田市の農村部では「市中心部では(『風』の影響を受ける)浮動票が多いので、皆さんの力が必要だ」と訴え、危機感をあらわにした。
毎朝のつじ立ち、秋田市議の協力を得ての小集会、企業回り—支持者回りも、従来の2倍の回数を目指す。「逆風の中で、浮動票や無党派層をどう取り込むかが今後の課題」と陣営。
二田氏は過去2回の衆院選で、復活当選も含めて比例ブロックで勝ち上がった。今回は公明党県本部の中に「公明党の比例単独候補と票の食い合いにならないか」と懸念する声があり、二田氏は同党の1次、2次推薦から外れた。
しかし、今月に入って二田氏が集会で「今回は自民と公明で過半数をとらなければならない。私は選挙区で勝つ。比例は公明を支援してほしい」と明言したこともあり、12日に公明党が発表した3次推薦に名を連ねた。「自公の議席獲得のため、こちらからも協力していく」と公明党県本部の田口聡代表。
■ ■ ■
共産党の鈴木知氏は、比例東北での党議席獲得を視野に活動。週の半分ほどは選挙区の秋田市を離れ、大仙市や能代市などで小集会や街頭演説を重ねている。「まずは比例東北に出馬する高橋千鶴子氏の議席を守り、選挙区の自分たちがその後に続く形にしたい」と鈴木氏。党が候補者を擁立しない2、3区も含め、県内全域の党勢を重視する。
平沼赳夫・元経産相のグループに参加する無所属の藤井陽光氏は「自民支持でも民主支持でもない層の受け皿」を目指し、企業や各地域を回っている。公示後に平沼氏を招いて講演会を行うなどして、知名度アップにつなげたい考え。幸福実現党の鶴田裕貴博氏は街頭演説を続けている。
(2009/08/14 更新)
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:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:56:52
http://www.sakigake.jp/p/special/09/shuinsen/feature/04/article.jsp?kc=20090815kb
決戦 公示直前の県内選挙区
[秋田2区]一転して混戦の様相
「無所属」が出馬、与野党に警戒感
元自民党の野呂田芳成元農相が引退。後継指名を受けた自民党の元参院議員金田勝年氏、社民党の元衆院議員山本喜代宏氏の与野党対決に、4月の知事選に立候補した無所属の川口博・前小坂町長が割って入り、一気に混戦模様となった。金田氏は自民党への逆風と川口氏参戦による保守票の目減りを警戒。川口氏は元民主党員らが支援する民主系候補の色彩が強く、民主、社民両党による共闘は事実上分裂したまま選挙戦に突入する。政権交代を求めながら、野党支持票の分散は必至だ。
金田氏は昨秋以降、旧市町村単位での集会開催をほぼ2順したほか、農業、建設業界など約350団体の推薦を得て、初挑戦の選挙区で足場固めを進めてきた。今月に入り、公明党の推薦も得て組織戦の基盤をさらに拡充させた。
ただ、川口氏への警戒感は隠せない。金田氏を後継指名した野呂田氏は知事選で川口氏を支援。このため、知事選での川口、金田両氏の支持基盤は重なる部分が多く、陣営幹部は「推薦団体や支持者の票が流れないよう働き掛けを強める」と引き締める。
野呂田氏は「国政と知事選は違う」と金田氏支持を強調し、公明党県本部も「(川口氏に)1票もやらない」と強固な姿勢だが、川口氏の知名度と民主色の強さから陣営は「非自民票の受け皿となり得る」と勢いを警戒する。党への逆風の中、「即戦力」などと訴える方針。川口氏への支持票流出を抑え、組織戦で優位に立ちたい考えだ。
■ ■ ■
一方、民主党の推薦を得た山本氏。陣営には、民主への追い風を背に選挙戦を展開する思惑があった。しかし、共闘するはずの民主党の2区常任幹事が、川口氏を応援するため集団で離党。2区の民主党がほぼ実体を失った現状に、社民支持者の間には「共闘が有名無実化した」「裏で誰かが糸を引いている」と民主党への不満が渦巻く。
離党しなかった元大館市議の民主党の2区常任幹事からは、山本氏への応援を取り付けた。社民党県連の石田寛幹事長は「川口氏はもともと自公の人間。社民と民主の党本部で協力を約束しており、政権交代を担う野党勢力の候補は山本氏だけだ」と強調し、今後も山本氏を両党統一候補と位置付ける方針を示す。ただ民主色を打ち出す川口氏の出馬で、どれだけ民主支持層に食い込めるかは不透明だ。
4カ月前の知事選で、2区地域では約11万8千票を獲得した川口氏。陣営幹部には川口氏擁立に携わった元民主党県連幹部も名を連ね、掲げた政策にも民主党の主要政策が並ぶなど、「民主票の受け皿」としてアピールしたい狙いは鮮明だ。その一方で川口氏は「民主支持層に限らず、自民内部にも政権交代を求める声はある」として、保守層にも浸透したい考えを示す。
■ ■ ■
知事選で川口氏を支持した団体、首長などは既に金田氏支援を打ち出しているケースが多く、出遅れは否めない。出馬には「民主に近い候補を待っていた」と歓迎する声がある一方、知事選の支持者からは「(保守から民主路線への転換は)義理を欠く行為」と反発も。ただ、知事選の余韻が残る中、今後の浮上を予想する向きもある。
佐々木重人氏は、渡辺喜美元行革担当相が代表を務める新党「みんなの党」の公認を受けた。渡辺代表の知名度を背景に「古い政治の一掃」を訴え、若者層などを取り込みたい考えだ。
幸福実現党の藤原純一氏は、消費税撤廃など党の政策を訴えていく方針。
(2009/08/15 更新)
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:
千葉9区
:2009/08/16(日) 21:57:35
http://www.sakigake.jp/p/special/09/shuinsen/feature/04/article.jsp?kc=20090816kb
決戦 公示直前の県内選挙区
[秋田3区]攻める新人、懸命の前職
民主は順風背に 自民、巻き返しへ
3選を目指す自民党公認の御法川信英氏、民主党公認の京野公子氏、自民党籍を持ち無所属で出馬する村岡敏英氏が前回衆院選に続き、しのぎを削る。しかし、小泉旋風が吹き荒れた前回から状況は一変。自民党への逆風と保守分裂の中、前職の御法川陣営は防戦を強いられている。一方、京野陣営は政権交代への期待感を追い風に勢いづき、村岡陣営は地元の自民党県議らの支援を受けて意気盛ん。各陣営を取り巻く環境は大きく異なる。
御法川氏は前回、地盤とする大仙仙北地域の票の6割超を固めた。獲得した約11万4千票の半分に当たる票数。今回、陣営は「人物」「地元」を重視した選択を呼び掛け、地元票の取り込みに懸命だ。
御法川氏は小集会で「民主に一度、政権を握らせてもいいと思わせる雰囲気になっている自民が情けない。真剣にどう変われるかを考える時だ」と、自民の反省点や民主政権の危うさを細かく説明し、逆風の危機感をばねに巻き返しを図る。
陣営は当選ラインを10万票前後とみており、前回からの目減りをいかに抑えるかが課題となっている。雄平仙地域では、父の故英文氏時代からの有力支持層である大曲農高OBらの動きも鍵。湯沢雄勝地域では地元後援会が女性部会を立ち上げ、「御法川党」を掲げて支持を訴えている。
京野氏は前回、出遅れが影響して地元の湯沢雄勝で5割に届かなかったものの、3区全体で次点の約8万2千票を獲得。今回は地道な活動で知名度を上げたほか、民主への順風も受け、すべての地域で確実に支持を広げる勢いだ。解散から時間がたち、民主を後押しする風に一時期ほどの強さは感じられないが、本来は保守地盤の農村部でさえ政権交代を待望する声がある。
■ ■ ■
ただ、政権交代を望む声と、京野氏への期待感とは必ずしも一致しない。陣営も、候補者個人への支持がどれほどのものかは測りかねている。それでも選対幹部の中には「12万票を目指す」と強気な声も。活動は民主党と共闘する社民党、連合秋田に支えられている部分が大きい。2区で共闘が事実上破たんした影響は今のところ表面化していない。
村岡氏は自民党を離党して臨んだ前回、父の兼造氏から引き継いだ地盤の本荘由利地域の6割近くを固め、3区全体で約8万票を得た。復党した今回は、自民党本部が地元の村岡氏支援を黙認する姿勢だ。既に由利本荘、にかほ両市の自民党10支部は村岡氏支持でまとまり、自民党県議4人も選対に加わっている。また、県農政連が御法川氏推薦を決める中、地元の秋田しんせい支部は村岡氏を推薦するなど、地元の支持固めを進めている。
政策面では「農業の再生」を最重要課題として訴え、農家への浸透を図る。自・民対決が注目される中、平沼赳夫元経済産業相が立ち上げた保守系無所属の「平沼グループ」に参加して、政界再編の必要性をアピール。やはり10万票獲得を目標に、大仙仙北地域への攻勢も強めている。
■ ■ ■
自民党と協力関係にある公明党の動向も注目される。公明は1、2区で自民党公認に推薦を出したが、3区はまだ対応を検討中。前回、推薦を得た御法川陣営は、公明が自主投票としても、地域ごとに支持を求めて働き掛けていく方針。一方、村岡陣営では、自主投票になれば、前回より多くの公明票を取り込めると期待を寄せる。
幸福実現党の西本篤氏は由利本荘市を中心に企業へのあいさつ回りなどを精力的に行っている。
(2009/08/16 更新)
3800
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:12:04
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000908110001
「保守の島」天下分け目
2009年08月11日
◆野党ポスターも堂々と
「政権選択」が叫ばれる夏の総選挙。まさに「天下分け目の戦い」である。
天下分け目といえば、約400年前の関ケ原の戦い。敗れた西軍の総大将は五大老のひとり、宇喜多秀家。流されたのは黒潮渦巻く孤島、八丈島だ。以来、明治初期までの265年間に約1900人が流されたと伝えられる。
その島で、迫る「夏の陣」。子孫たちはどう受け止めているか――。
港近くで居酒屋を経営する男性(65)は、宇喜多一族の家系図を見せてくれた。国政に関しては「自民党を応援してきたけど、長期政権の膿(うみ)が出てきた。この際は下野して立て直さないと駄目」と手厳しい。壁には石原慎太郎知事のポスターが張ってあった。
くさやの独特なにおいが鼻をつく。「島酒」と呼ばれる地元産の焼酎がうまい。そういえば、「もうろう会見」の中川昭一前財務・金融相が、断酒宣言したっけ。
◇
ハイビスカスの花が風に揺れる。海沿いの道を折れて、深い森に囲まれた中之郷地区に向かった。そこで農業をしている男性(72)は、かつて野党系の政治活動の傍ら、スーパーを経営していた。が、保守が圧倒的に強い土地柄。十数年前に廃業した。
人口約8300の八丈町。「島では政治的に目立つことをすると、商売も難しい」。くさやの注文が激減したこともあったという。「その反面、島民のDNAなのでしょうか。外から来た人を温かく迎え入れる気質もあるんです」
今年1月の町長選。島内に建設予定の一般廃棄物最終処分場の計画見直しを訴え、急きょ立候補した新顔に、民主は応援を次々に送った。のちに名古屋市長となった河村たかし氏、菅直人代表代行の妻伸子さんもやってきた。
「オール与党だった島の人たちの意識が、少しずつ変わってきたのでしょうか」とサポーターの女性(46)。町長選以来、島で堂々とポスターを張ってくれる人が出てきてくれたという。「保守」の島に「風」は吹いているのか。その結果はまもなく出る。
◇
18日の総選挙の公示まで1週間。政治への「風」を感じようと、まずは南の島に飛んだ。明日は永田町を歩く。
(小泉信一)
■都心から約290キロ南の太平洋に浮かぶ八丈島。大型客船が就航しているほか、羽田空港とは直行便で結ばれている。この島を含む島部は品川区、大田区北西部とともに東京3区に属する。1月の町長選では自民、公明が推薦する現職の浅沼道徳氏が民主推薦の新顔の池田剛久氏を破り、3選を果たした。
3801
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:13:20
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000520908100002
【09政権選択】
民主支援に温度差も
2009年08月10日
◆ネット、あおりで都議会議席減
都議選で躍進した民主党の友党、東京・生活者ネットワークから、総選挙での「支援には温度差も」という声が漏れてくる。民主への追い風のあおりで議席を減らしたからだ。都内の選挙区でネットが推薦する民主の立候補予定者は、現段階で17人。「しこり」を気にした選挙戦となりそうだ。 (小石勝朗 永沼仁)
「民主の3人の推薦(公認)、あれを2人に抑えられなかったのか」
7月下旬。練馬区内で開かれた練馬ネットの都議選報告会。参加者から、民主が公認3人を立てたことを残念がる発言が出た。練馬選挙区(定数6)では、民主が現職1人と新顔2人を擁立。現職から新顔に1議席を引き継ごうとしたネットは、民主が3人全員当選を果たす中、議席を失う結果になった。
ネットと民主都連は、都議選を控えた6月下旬、「協働・共闘協定」を結んだ。都議会の自公過半数割れをめざし、互いに公認候補並みの選挙協力をしようという、初めての協定だった。
しかし、民主側は、ネットの現職がいる2人区で公認候補を立て、世田谷区や練馬区でも公認候補を追加した。その結果、民主大勝のあおりで、ネットの公認当選は、改選前の半分の2人にとどまった。
「二大政党の中で、今後のローカルパーティーの位置づけを考えていきたい」。報告会で、山口文江代表はこう総括。集会後は「(総選挙では)地域によって民主支援に温度差が出るかもしれない」と語った。
総選挙に向け、ネットは都内の18選挙区で民主17人、社民1人の推薦を決めている。「政権交代」を果たすための選択だ。都議選でネット系候補が当選した選挙区を含む19区や21区などでは、強力な支援態勢がとられるという。
しかし、公示が近づいたものの、今回は民主の立候補予定者からのアプローチが少ないという。ネットの関係者は「支持者からは『今の民主には、ネットの力なんていらないでしょ』との声も聞こえてくる」とぼやく。
とはいえ、ネット側では「都議選で民主に勝たせすぎたという反動は、少なからず出る。一定の組織があるうちの力が必要になる」と踏んでいる。山口代表も「分権と市民自治を進め、民主を自民のようにさせないためにも、選挙戦では、自分たちの存在感を示していきたい」と意気込む。
◆都議会代表者会 対立し深夜まで
民・自、特別委など巡り
民主党と、都政与党の自民、公明両党の対立が続いている都議会で9日、臨時議会に向け、正副議長選出方法などの議題を事前に調整する各会派代表者会が開かれた。しかし、歩み寄りはみられず、午後11時半現在、協議は終わっていない。10日の臨時議会が混乱し、議事が滞る可能性が出てきた。
代表者会は7月30日以降、5回目。通常は1回で終わるが、今回は特別委員会の設置などをめぐって与野党の溝が埋まらず、異例の日曜日開催となった。
3802
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:21:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/kanagawa/CK2009081602000072.html
衆院17区 100年続いた『王国』の票動向 河野支持者 誰に『一票』?
2009年8月16日
小田原市などが選挙区の17区は、長年「河野王国」と言われてきた。十八日に公示される衆院選では、百年近く選挙の度に「河野」と書き続けてきた“熱烈支持者”の投票行動に注目が集まっている。 (長崎磐雄)
「後継者にバトンを渡すのが最後の仕事」。衆院解散を間近に控えた先月十六日夜。小田原市の集会で河野洋平衆院議長(当時)があいさつした。
県議会議長の祖父治平氏、農林大臣(現農水相)などを務めた父親の一郎氏、そして後を継いだ河野元議長。政界への関与は約一世紀に及ぶ。
一族を支え続けた後援会に激震が走ったのは昨年九月。十四期連続当選、四十二年間の議員生活からの引退を河野元議長が突然、表明。後継に横須賀市出身で地元では知名度のない、牧島かれん氏(32)を指名した。
幹部会で表だって反旗を翻すものはいなかった。だが、「地元に後継者はいないのか」と口にする幹部や、後援会の存亡を危惧(きぐ)する関係者は少なからずいた。
一方、二年前に出馬表明し、河野元議長との一騎打ちとみて、駅頭での朝立ちなどを繰り返してきた民主新人の神山洋介氏(34)の陣営は、「河野引退」で活気づいた。
しかし今年二月、王国は再びざわめく。安倍晋三元首相の首席秘書官だった井上義行氏(46)が「党利党略ではなく、たたき上げの政治家が国を変える」と中央での実績を引っ提げ、無所属での出馬を表明した。
この出馬に神山氏の陣営は「影響が出ている」と素直に認める。井上氏が旧国鉄時代に機関士だったことから、JR関係者や母校日大OBらの支援を受けており、一部で支持が重なるからだ。
気掛かりなのは、牧島氏の陣営も一緒。事務所によると、かつて選挙中、全国を駆け回っていた河野元議長も今回は、総合選対本部長として、牧島氏に付き添って選挙区を回る。先月二十九日、事務所開所式では「自民党に実績はある。だが今はそういうことを言う状況にない」と組織の結束と引き締めを呼び掛けた。
事実、組織内では異変が起きている。
集票力があるとされる元市議が、井上氏の決起集会に顔を見せた。五月の同氏の後援会設立総会にも出席したこの元市議は「学校の後輩だから」と語った。
17区では、三氏のほかに諸派新人の中野淳子氏(48)が、出馬を表明している。
3803
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:22:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009081402000154.html
決戦前夜<上> 自公 選挙協力 逆風で連携どこまで…
2009年8月14日
各地が猛雨に見舞われた七日夜。さいたま市内のホールに集まった五百人超の聴衆の視線が、壇上の二人に注がれた。公明党県本部代表の西田実仁と、1区に出馬する自民前職の金子善次郎。西田が公明党の推薦状を金子に手渡し、両手で握手を交わすと、大きな拍手が起きた。
西田「小選挙区は、金子さんを全力で応援します」
金子「『比例は公明で』と、心からお願いします」
この日は金子の決起集会。推薦状授与のセレモニー後は互いにエールを送り、自公の結束を強調した。
◇
「小泉旋風」が席巻した四年前の衆院選。自民は県内十五の小選挙区候補のうち十二人が勝ち、比例復活でも三人が当選。獲得議席を公示前の十三から七に半減させた民主から「県内第一党」の座を奪い返した。
だが、麻生内閣の支持率が低迷し、民主党が勢いに乗る今回は「厳しい選挙だ」(自民党県連幹部)。医療費抑制策や郵政民営化を進めた小泉構造改革で、伝統的な支持団体の足元も揺らぐ。
医師でつくる政治団体「県医師連盟」が前回推薦した民主候補は6区だけ。だが今回は十選挙区で自民候補の単独推薦を決める一方、6区で民主候補を単独推薦、2区と9区は自民、民主候補をダブル推薦した。郵便局長やOBでつくる政治団体「郵政政策研究会」は十四人の民主候補と、11区の無所属候補を推薦した。
一方の公明は、七月の東京都議選で候補者二十三人を全員当選させ、集票力を見せつけた。小選挙区での公明票獲得は、かつてない逆風にさらされる自民候補にとって「勝つための最低条件」(ある陣営幹部)だ。
◇
昨年九月。公明党県本部代表の西田が、都内のホテルで衆院選対策を練っていた自民党県連会長、山口泰明を訪ねた。「各小選挙区で(公明の比例票)四千票を出してほしい」。西田は具体的な数字を挙げ、選挙協力をうながした。
公明は前回と同様、小選挙区に公認候補者を立てない。前回は比例北関東ブロックで二議席を得たが、県本部が推した現職の比例候補は落選。今回は県内で前回より九万票多い五十七万票を目標に据え、議席奪還を至上命題にする。比例票積み増しの“ノルマ”は、公明が推薦する自民候補の肩にかかる。
◇
自民党県連は全十五選挙区の候補の推薦を公明に依頼し、これまでに6区と11区、13区を除いて推薦が決まった。ただ、実際の選挙協力には温度差があるという。ある公明関係者は「事務所開きで(公明に)声をかけてこない自民陣営もある。協力する気のない人は、推薦しても動かない」とくぎを刺す。
推薦を受けた自民前職の陣営幹部は「『今回は民主に入れる』という支持者を引き留めるだけで手いっぱい。『比例は公明に』とまでなかなか頼めない」とため息をつく。
自民党県連幹部の一人はつぶやいた。
「自民も比例票を減らすわけにはいかない。逆風の中での選挙協力がどこまで機能するか、ふたを開けてみないと分からない」
◇ ◇ ◇
「政権選択選挙」とされる衆院選は十八日、公示される。各陣営が激しい前哨戦を繰り広げる中、政党の存亡をかけた県内の戦いの舞台裏に迫った。 (敬称略)
3804
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:22:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009081502000121.html
決戦前夜<中> 政権交代『油断できず』 追い風吹く民主
2009年8月15日
有権者と握手し政権交代を訴える民主・鳩山代表(左)=7月23日、所沢市で
「この国の政治、変えようじゃありませんか」
西武線所沢駅・西口で、水色のネクタイ姿の民主党代表の鳩山由紀夫がボルテージを上げた。衆院解散から二日後の七月二十三日。鳩山は、民主が新人と元職を擁立する二選挙区の四市町で街頭に立ち、埼玉から全国遊説をスタートさせた。
鳩山が五月の代表就任後、初の地方遊説を行ったのも県内だった。さいたま市長選で鳩山が駆け付けると街頭は人で膨れ上がり、民主党県連の支持を受けた清水勇人は圧勝した。その後の千葉市長選と静岡県知事選、東京都議選。衆院選の前哨戦とされた地方選で、民主は次々と勝利。埼玉から吹き始めた「政権交代」への追い風は強まっている。
◇
「衆議院で過半数を取るには、県内の選挙区すべてで、勝つことが必要だ」。民主は前回、県内十五の小選挙区で、三勝十二敗と惨敗した。だが県連代表の枝野幸男は、今回候補を擁立する十四選挙区での全勝を目標に掲げ、とりわけ「新人を立てる8区と13区が最重点区」と位置付ける。両区には鳩山ら党幹部も続々と入って新人をPRするが、街頭に立つだけのいわゆる風頼みばかりではない。
民主前代表の小沢一郎から「地回りの大切さを教わった」と話すのは8区の新人小野塚勝俊。二年前から一日約三百〜四百戸を訪ね歩き、選挙区内の全戸制覇は二巡目に突入した。12区の元職本多平直は今春、小沢から事務所の抜き打ち訪問を受け、活動状況をチェックされた。
◇
民主は今回、前回候補を立てた11区での擁立を見送る。自民が分裂した前回の11区。郵政民営化法案に反対して自民公認を外され、無所属で出馬した小泉龍司が、自民の“刺客”新井悦二に敗れた。今回もこの二人がつばぜり合いを演じるが、民主は「独自候補を立てても勝てないのなら、自民の候補を落とすことが大切」(枝野)と、小泉にエールを送る。支持団体の連合埼玉はほかの民主候補と同様、小泉への推薦を決めた。
◇
比例代表北関東ブロックの単独候補として、県連は八月に入り、前和光市長の野木実の名を党本部にあげた。野木は五月の市長選で敗れたばかり。これまで北関東で単独候補を立ててこなかった民主が、急きょ野木に白羽の矢を立てたのは、選挙区と比例の重複立候補者が自分の小選挙区で大量当選し、比例の名簿登載者が足りなくなる事態を想定したからだ。
県連選対幹部の一人は「街頭でビラ配りをしていると、有権者の期待が日増しに強まっていく感がある。県内小選挙区で十議席以上も夢ではない」。
◇
大勝をもくろむ民主に死角はないのか。「子ども手当一人月二万六千円」など、民主が掲げるマニフェストに、自公は「ばらまきだ」「財源不足」と政権担当能力への批判を強める。
ある県連幹部は気を引き締める。「四年前は解散するまで民主が勝つとみられていたが、解散後に状況が一変した。三十日の投開票まで何があるか分からず、全力で走りきらないと」 (敬称略)
3805
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:22:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009081602000109.html
決戦前夜<下> 第三極の存在アピール 埋没危機の共産、社民
2009年8月16日
集会で政策を訴える社民・福島党首=7月26日、久喜市で
真夏の日差しが照り付けた十三日。家族連れらが行き交うJR本庄駅前で、演説の声が響いた。
「おそらく政権が交代する。新政府は国民の期待の中で誕生するのだから、私どもの提案に聞く耳を持たざるを得なくなります」
マイクを握るのは、共産党が1区に擁立する新人の伊藤岳。三回連続の挑戦となる今回は、1区のさいたま市内だけでなく、県内各地を飛び回っている。県内十五の小選挙区のうち、今回は九選挙区で共産候補者が立候補しないからだ。
擁立の基準は、二〇〇七年の参院選での得票率が8%以上の小選挙区−。共産は同年中に衆院選に向けた新方針を決め、党県委員会は十五の小選挙区のうち六選挙区で擁立することにした。「11区など三選挙区以外は基準を満たしたが、各地区委員会の判断を尊重した。不安要素もあるが、比例に集中して戦ってみたい」。県委員長の小松崎久仁夫は厳しい表情を浮かべた。
擁立区を絞る背景には、自治体選挙に力を入れてきたことや、衆院選では得票率10%未満で供託金(一人三百万円)が没収されるなど、党の苦しい台所事情もある。
一九九六年の小選挙区比例代表並立制導入以降、共産はすべての選挙区に候補者を立ててきた。今回の空白区は自主投票となるが、県委員会幹部の一人は「多くは民主に流れるだろう」とみる。
「空白区では、代わりの候補者になったつもりで話す」と伊藤。その際、地元の支持者から「金がないならカンパするよ」「次は立てて」と励まされることもあるという。
全力を注ぐ比例代表は北関東ブロックで二議席を目指し、県内で三十八万の得票を掲げる。前回から約十万増とハードルは高いが、小松崎は「政権が代わっても、政治の中身を変えるのは共産党と訴える」と、党の存在意義を強調する。
◇ ◇
「僕が民主党に言いたいのは、どういう立ち位置にいるんだと。社民党は日本国憲法、平和憲法ですよ」
社民党県連合代表の日森文尋は七月二十六日、党首の福島瑞穂も駆け付けた久喜市での集会で声を張り上げ、自衛隊の海外派遣をめぐり、民主との違いを聴衆にアピールした。
日森は前回は比例代表北関東ブロックの単独候補として当選し、二年ぶりに社民の議席を復活させた。今回は13区から出馬し、小選挙区での運動を比例票の上積みにつなげる戦略だ。同県連合が擁立する新人の比例単独候補とともに「党存亡の戦い」(県連合関係者)にまい進する。
前回の比例得票数は県内で約十六万。県連合幹部の一人は「議席死守には十八万票は必要だろう」とみるが、七月の東京都議選で社民は八年ぶりの議席を回復できず、敗北。「与党への逆風で民主には追い風が吹くが、われわれには…」と悲壮感も漂う。
社民と民主、国民新の三党は十四日、衆院選の共通公約を発表した。「二大政党」の戦いの中で埋没する危機感を抱く中、日森はこう力を込めた。
「仮に連立政権となれば、社民党は、民主党が自民党と同じようにならない歯止めをかける。平和憲法というわれわれの立ち位置をしっかりと訴える」 =敬称略
(この企画は、杉本慶一、山内悠記子、萩原誠が担当しました)
3806
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:23:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081302000152.html
公示直前 8月の攻防<1>
2009年8月13日
◆自民・臼井氏 新人、自転車で走る
千葉市中央区の商業施設で開かれたイベント。白いワイシャツ姿の臼井正一(自民)が歩き回る。「ハイタッチしよう」と子どもと気さくに触れ合い、保護者にはビラを配る。
「ポスターの人だ」「応援するよ」と声が掛かる。会場には子育て世代が多く、「幼児教育の無償化に取り組む」と短いあいさつに盛り込んだ。夏の炎天下、「暑いのは好き」という顔は真っ黒に日焼けしている。
法相などを歴任した臼井日出男の長男で、世襲批判にさらされた。臼井は「政治家の苦労を知った上で決断したこと」と述べるが、自民関係者は「不況だからこそ社会の見方は厳しい」と不安を口にしている。
新人の臼井は「知名度はまだまだ」と、妻や若いボランティアたちと分担して地域を自転車でくまなく回る。「反応は場所によって違う。やり方は試行錯誤だが、より多くの有権者に会いたい」
◆民主・田嶋氏 『財源論』武器に訴え
JR千葉駅近くのホールで八日開かれた田嶋要(民主)の「マニフェスト(政権公約)説明会」。続々と市民らが集まり、「看板などを見て自ら来てくれた人がほとんど」と陣営も目を丸くする。
田嶋は自民側から批判される「財源論」を中心に一時間余り説明。「今のお金(税金)の使い方が最適なのか、優先順位を見直せば一定の財源は生まれる」と訴えた。
中小企業対策の細かな項目にまで質問が及んだが、壇上から身を乗り出して答える。陣営幹部は「詳しく知りたいという有権者に応え、政策マンとしての田嶋も売り込みたい」と狙いを説明する。
一方、夏祭り会場などへの訪問も続ける。田嶋は「四年前に比べあいさつに立てる場所も増えた」と苦笑。陣営は「父が当選八回を数えた『臼井ブランド』は強力。組織力や支援団体など総合力では向こうが上」と警戒を緩めていない。
◆共産・安喰氏 『比例代表で支持拡大を』
安喰武夫(共産)は街頭活動を通して、「有権者は自民と民主が批判し合ってばかりいるという印象を持っている」と感じている。「民主中心の政権ができた場合の党の姿勢を説明すると理解してくれる。比例代表で共産に投じてくれる人も増えるはず」と意気込む。
(小川直人)
◇
衆院選は十八日公示、三十日投開票。公示を目前に控え、自民、民主両党のつばぜり合いも激しさを増す。注目区を歩き、主要政党の出馬予定者の動きを探った。 (敬称略)
3807
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:24:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081402000153.html
公示直前 8月の攻防<2>
2009年8月14日
◆『相手復活当選は負け』 民主・野田氏
船橋市長選で野田氏(左)と藤田氏(左から2人目)はともに現職市長を推薦し、事務所開きで「呉越同舟」=船橋市で
十日夕、JR津田沼駅前に立った野田佳彦(民主)は政権交代に向けた熱意を力強く訴えた。「今回は歴史的な政権選択選挙。与党が四年間に何をやったのかが問われる」
合間に織り交ぜる得意のジョークも健在。「四年前、私はぎりぎりで勝てたが、住民票もない人が突然来て大接戦になった。(陸上自衛隊の)第一空挺(くうてい)団があるからといって“落下傘”が来るとは」。聴衆からは拍手と笑いが交互に起こる。
与党批判を繰り広げる一方、自身の選挙情勢にはほとんど触れず、応援演説の参院議員が「記録的な数字で国会に送り返してほしい」と言う程度。陣営が「今回は(対立候補に)比例復活されたら負けと同じ」と漏らすように、追い風を受け余裕も見せる。
◆遊説で汗、若さアピール 自民・藤田氏
「自民党の(前)国会議員なんですよ。頑張るから応援してくださいね」。八日、新京成線二和向台駅前。藤田幹雄(自民)は屈託ない笑顔を浮かべ、自分を知らない女性高齢者に自己紹介した。既に約二時間の自転車遊説をこなし、着ているシャツは汗だくだ。
六月から始めた自転車遊説の狙いは知名度のアップと、野田と十歳以上離れる若さのアピール。疲労がたまって一時体調を崩し、五日の総決起大会では、鼻声で「票になることなら何でもやる。この場で土下座したいぐらい」となりふり構わぬ姿勢をみせた。集まった支援者らには「前回の九百四十四票差まで迫らなくても大丈夫。約二万票差までは救われる」と公言。厳しい情勢を意識し、比例復活も見据える。
◆“相乗り”批判『地域主権を』 みんなの党・野屋敷氏
前職二人の争いをかき回すのが、八日に出馬表明した野屋敷いと子(みんなの党)だ。六月の船橋市長選で惜敗。四選した現職市長への“相乗り”推薦を「自民と民主の談合政治」と強く批判し、「地域主権社会を実現する」と訴える。
野屋敷は市長選で野田と酷似した選挙スローガンを掲げた。野田陣営は「市長選では支持者が(民主推薦候補と)勘違いしていた」と警戒し、藤田陣営は「野田さんの票が流れる」と歓迎するが、双方とも実際の影響は測りかねている。
◆『情勢動かす』気合込める 共産・斉藤氏
斉藤和子(共産)は「『消費税を上げない、憲法九条を変えない』と言っているのは私だけ」と党の主張を愚直に繰り返す。党は批判票の受け皿になってきたが、市長選では公認候補が最下位に沈んだ。「少しでも情勢を動かしたい」と気合を込める。 (敬称略、小林孝一郎)
3808
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:24:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081502000075.html
公示直前 8月の攻防<3>
2009年8月15日
街頭演説に集まった支持者らと握手する立候補予定者=市川市で
◆“最後の最後”に期待 自民・薗浦氏
共産が擁立を見送り、前職や元職らによる都市決戦となった。薗浦健太郎(自民)、村越祐民(民主)の若手対決は今回で三度目。いずれも一勝一敗で、いよいよ地力が問われる。政界復帰を狙う田中甲は今回、渡辺喜美元行政改革担当相が代表の「みんなの党」から出馬する。
麻生太郎首相に極めて近い薗浦。首相批判をもろにかぶる懸念があったが、十一日、JR市川駅前で麻生首相を迎えて街頭演説を行った。薗浦は「よかった。ここまで熱烈な応援者がいることに驚いている」と手応えを話した。
だが、陣営幹部は「(村越に)十〜五ポイントは負けている」と漏らす。自民支持層を固め切れていない上、党内のドタバタに対する有権者の目も厳しいという。
初めて地区ごとに組織した後援会が支持拡大に動き、薗浦は有力支持者回りに飛び歩く。「市議、県議が危機意識を持ってどれだけ動いてくれるか。最後の最後にひっくり返したい」(陣営幹部)と期待をかける。
◆ハードルは『13万票』 民主・村越氏
村越は昨年十月、「活動が不十分」と小沢一郎前代表に公認内定を取り消された。県議の小泉文人(36)と競わされ、最終的に公認を勝ち取ったが、表面化した党内の厳しい見方は不安材料だ。
村越は、近郊農業が営まれる周辺部を中心に「地べたを歩いた」と、自民支持層への食い込みに自信を見せる。駅立ちでは「有権者一人一人と向き合える」とチラシ配りに重点を置き「前回、薗浦氏が獲得した十三万票が目標」と対抗心を燃やす。
七月下旬からはマニフェストの説明会をスタート。事務所には高齢者やサラリーマンらのボランティアが集まり、陣営幹部は「政権を取らせたいという声は多い」と意気込む。
◆第三極を訴え浮動票獲得へ みんなの党・田中氏
「公党の公認は、のどから手が出るほどほしい」。八日、待ちに待ったみんなの党の立ち上げを見届け、田中の活動も公示に向けて弾みがついた。
一日、市川市内のホテルで開かれた決起集会には渡辺が駆け付け、「政権交代で本当の改革ができるのか」と第三極をアピール。田中は「皆さんの暮らしが良くなる政治にしたい」と訴えた。
「自民、民主に手を突っ込むのではなく、浮遊している票に自分を認識してもらう」と独特のセンスで語る。駅周辺の掃除から街頭演説というこれまでのスタイルを守り、かつての支持者や支持団体詣でに明け暮れる。今月に入り、主な活動を地盤の行徳地区に移し、動きを本格化させている。 (敬称略、林容史)
3809
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:25:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009081602000091.html
公示直前 8月の攻防<4>
2009年8月16日
◆培った人脈フル活用 自民・実川氏
衆議院の解散後、千葉市内のホテルで開かれた自民党県連の支部長会議。地域組織の代表らを前に、県連会長の実川幸夫は切実に語った。「逆風。大変厳しい選挙だと実感している」。会合後は関係者とのあいさつもそこそこに、選挙区の鎌ケ谷市へと向かった。
県連会長として各種会合に出席するかたわら、精力的に地元を回る。駅などで人前に出ることは少なく、各地区の有力者とともに支援者の元へ足を運んでいる。「昔からのどぶ板選挙。地縁血縁を頼ってお願いするしかない」。真っ黒に日焼けした姿が地道な活動を物語る。
陣営幹部は「最後は個人の付き合いが大事になる。一人でも二人でも…」。これまで培ってきた人脈をフル活用し、票の上積みを狙う。解散直後よりは、最近は手応えがあるという。「このままじゃ終わらない」という陣営の希望が、現実のものとなるか。
◆朝の駅頭演説手応え 民主・若井氏
「今日も暑い日になりそうです。お元気でお過ごしください」
鎌ケ谷市の新京成線初富駅。若井康彦(民主)はマイクを持ち、選挙演説らしからぬ温和な語り口で有権者に顔を売っていた。
平日はほぼ毎朝、選挙区内の駅頭に立つ。別動隊も作り、複数の駅で政権公約(マニフェスト)を配る。惨敗した四年前と比べ、陣営では「こんなにマニフェストを受け取ってもらえるのは、信じられない」と手応えを口にし、自信を見せる。
しかし、相手は自民党の県連会長。若井は「激戦区だからね。成層圏では(全国的には)民主党の風が吹いているけど、地上(13区)では自民党の局地風が吹いているよ」とライバルの底力を警戒し、気を引き締める。
この四年間、地元のニュータウン地区だけでなく、実川の地盤である印旛郡や富里市などの農村部でも有権者との対話を続けてきた。実川の“お得意さま”をどこまで切り崩せるかが、勝敗の鍵となりそうだ。
◆
富里市の市制移行前に町議を務めた橘謙造(無所属)も立候補を予定。同市を中心に支持拡大を目指している。 (敬称略、平松功嗣)
=おわり
3810
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:26:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009081402000155.html
決戦前夜<上> 自民王国に強い危機感 支持基盤に“ほころび”も
2009年8月14日
「麻生政権だからこそ、底無しだった景気悪化に歯止めがかかりつつある。批判ばかりの民主党に政権は絶対に渡せない」
伊勢崎市で十二日に開かれた街頭演説会。応援に訪れた麻生太郎首相とともにマイクを握った自民党県連の笹川尭会長は、党総務会長として政権を支えてきた自らの立場を強調しながら、厳しい口調で県内の議席死守を訴えた。
「王国」と呼ばれる盤石の組織力で、県内五小選挙区を独占してきた自民。だが、各種世論調査が全国的な「自民劣勢」を伝える中で、県連関係者は「群馬の情勢も同じ」として、かつてない危機感を抱えたまま衆院選本番に突入する。
今回の選挙に向けては、これまで自民の有力な支持基盤とされてきた業界団体の離反が全国的に目立つ。県内でも、選挙戦の足腰となってきた業界団体の動きに“ほころび”が見え始めている。
有力な支持団体では県建設業協会やJA群馬中央会のように、これまで通り自民推薦を決めた団体もある。だが、郵政民営化を対立軸に自民との亀裂が深まった郵便局長らは今回、民主の支援に転じた。自民推薦を掲げる県医師会内でも、地域単位では自民、民主に支援が分かれる動きが出ている。
さらに、連立を組む公明党との関係にも微妙な問題が残る。同党が推薦を決めた自民前職のうち、群馬1区の尾身幸次氏との間には「二〇〇七年の参院選で協力態勢が機能しなかった」などとして“不協和音”が生じた経緯がある。現場には「わだかまりは簡単には消えない」と連携をためらう声もある。
自民党公認の立候補予定者らが集結した一日の出陣式では、南波和憲幹事長ら県連幹部が、こうした不安要素を打ち消すかのように「これまで培った実績を信じて、正々堂々と選挙に臨もう」と“横綱相撲”の戦いを訴えた。
だが、選対関係者からは「自民が強かった時のような戦い方はもはや通用しない。今回の選挙でも、各候補が支持基盤に依存した“個人戦”を続ければ、有権者の意識の変化に対応できない」との本音も聞こえてくる。
◇ ◇
政権選択が最大のテーマとなった衆院選は十八日の公示まで残りわずか。マニフェストを通じて社会保障や景気対策などの政策が争われる中、県内各党の公示直前の事情を探った。
(衆院選取材班)
3811
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:26:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009081502000115.html
決戦前夜<中> 民主、肌で感じる追い風 『王国』破る手なお探る
2009年8月15日
民主陣営のスタッフを激励する古賀伸明・連合事務局長(右)=高崎市で
「自公連立政権の政策が、国民生活をむしばんだ。将来に希望の持てる国にするには政権交代しかない。ぜひ頑張りましょう」
公示まで五日と迫った十三日。民主党の有力支持団体である連合の古賀伸明事務局長が県内入りし、連合が推薦する公認候補予定者の事務所を相次いで訪れ、立候補予定者やスタッフを激励した。
連合の首脳が国政選挙に絡んで群馬入りするのは、実は初めて。古賀氏は「群馬に来るなんてこれまで考えたこともなかった」と話す。民主党県連の内紛も一因だが、「自民王国」と呼ばれるほど保守基盤が厚く、民主党に付け入るすきがなかったという理由が大きい。
民主にかつてない追い風が吹き、自民王国崩壊の兆しが見えつつある−。古賀氏の来県は、こうした判断が底流にあるとみられる。帰り際には「群馬という保守王国、自民党の牙城を崩せる体制が整った」と勝利への自信をのぞかせた。
追い風は、候補予定者自身も強く感じている。
これまで圧倒的な強さを誇っていた福田康夫前首相への刺客として、群馬4区から立候補する三宅雪子氏。衆院解散後に出馬表明するという出遅れにもかかわらず「毎日が楽しい」と笑顔が絶えない。街頭に立つと有権者に駆け寄られ、ポスターを求められることもあるという。「一日一日、支持が広がっている」と手応えを話す。
一方で、選挙戦が近づくにつれ、「王国の壁」の強大さにも直面している。
「年金問題や後期高齢者医療制度で自民党にはがっかりした。だから比例は民主にする。けれど、小選挙区は自民に入れるよ」
ある選挙区の選対幹部が、たびたび有権者から言われる言葉だ。
自民党には不満があるから民主党を支持する。しかし、長年にわたり支えてきた候補者を裏切れない−。そんな複雑な有権者の心理を突き崩すことができるか。「風」を「票」に変えるため、最後の一手を模索している。 (衆院選取材班)
3812
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 22:26:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009081602000124.html
決戦前夜<下> 存在価値 懸命に主張 公明、共産、社民 『2大政党』埋没危ぐ
2009年8月16日
「政権交代」を争点に自民党と民主党がしのぎを削る中、二大政党の激戦に埋没したくない公明党、共産党、社民党は、それぞれが独自色を押し出し、党の存在価値のアピールに懸命だ。
県内の小選挙区で候補者を擁立しない公明は、前回三から二に議席を減らした比例代表北関東ブロックで三議席確保が最大の目標。県本部の加藤修一代表は「県内で過去最高の十三万票を獲得し、一議席を奪還する」と意気込む。
「与党として自民と連立政権を組む中で、医療や教育、福祉、雇用などの分野で公明の政策が反映できた。選挙では、この実績を訴え、支持の拡大を図りたい」と加藤代表。大票田の前橋や高崎、伊勢崎、桐生各市内での街頭演説や遊説で浸透を図る。
公明は選挙区では1区から5区まで自民の公認候補五人を推薦。しかし、比例代表で公明に投票してくれる自民支持層は未知数で、両党の連携が鍵を握りそうだ。
共産は、選挙区での擁立を1区の酒井宏明氏(43)に絞り、比例代表と連動して票を掘り起こす作戦。前回、一議席にとどまった北関東ブロックで二議席獲得を狙い、県内で十万票の得票を目指す。
県委員会の佐藤民雄・選挙対策部長は「自民は不満、民主は不安という有権者も多い。大企業や米国中心の政治に反対し、憲法改悪に歯止めをかける建設的野党として共産の果たす役割は重要」と訴える。
県内全域で遊説と街頭演説、小規模座談会を繰り返すなど地道な活動を展開している。
社民は、民主が候補擁立を見送った5区から県連代表の土屋富久氏(72)が立候補を予定。こちらも比例代表に重点を置き、県内で七万票を目標に設定し、前回獲得した一議席の死守に燃える。
土屋代表は「社民は憲法を守る護憲の党。国民の痛みも負担ももう限界。人間らしく暮らしていける社会をつくれるのは社民だけだ」と独自性を強調。すでに遊説カーで県内を三巡したといい、5区では民主や共産の支持者ら“反自民”の受け皿としての集票にも期待を寄せている。 (衆院選取材班)
3813
:
山口新聞男
:2009/08/16(日) 23:09:07
直前情勢記事が各地で出始めてますが
「これまでは比較的磐石だったが、これといった魅力がない自民議員」
に厳しい評価を下すことが少なくない印象ですね
ただ、全部がそうではなくて民主候補も特徴が薄い
(今までどおり)自民リード的な表現になる傾向があるように思います
自分としては、こういう選挙区(特に魅力に乏しい自民候補)は
タマの良し悪しをある程度無視しても、相当数民主がとるとみているのですが
(社民・国民新だと限界がありそう)
3814
:
千葉9区
:2009/08/16(日) 23:20:43
土日は凪でしたね。真紀子入党以来大したニュースなし。幸福実現党くらいかな?
まあ、お盆期間中ですからね。当然かな。
明日の比例順位発表で、なにかあるかどうか?上位単独目玉候補とかありますかね?
(小沢の性格的にはやらなそうだが)
3815
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 00:23:38
再来週の今頃は、もう大勢が決まってるわけですな
3816
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/17(月) 01:20:50
>>3783
遠州弁使えないと冷たいとか、そういう田舎じゃないんだけどなあ。
元々東海道の街道沿い(奥浜名湖にしても姫街道がある)で、ヨソモノには寛容な土地柄。
っていうか、自分自身、学生時代も含めて殆ど遠州弁なんて使ってないし、
実際に上京した後も訛りで苦労したことは全くないし。
適当に記事書いてない?
3817
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 02:38:14
和子夫人の予想を地図にしたらしい
http://wiki.m.livedoor.jp/sennkyo_giinn/wiki/%91%e645%89%f1%8fO%8bc%89@%91%8d%91I%8b%93%81@%98a%8eq%95v%90l%8d%c5%8fI%97%5c%91z?wiki_id=60280
3818
:
とはずがたり
:2009/08/17(月) 03:04:26
>>3816
進取のやらざー精神(浜松はやらまいかっすかね?)の浜松ですしね>土地柄
落下傘の片山も比例復活ではなく当選しましたし。
3819
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 05:19:38
420 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2009/08/16(日) 23:09:43 ID:B6Y6kgvw
保坂のHPを見たら今の選挙状況がよくわかった。
慶応は社民のネット担当は結構なやつといっていたね。
443 名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2009/08/16(日) 23:13:02 ID:RV+afzdS
>>420
http://www.hosaka.gr.jp/2009election/images/back.jpg
すげえ、文字のサイズが民主党>国民新党=生活者ネット>社民党だ!
こういうのありなんですねw
これならたしかに伸晃焦るわ。
3820
:
必ずや政権交代を。
:2009/08/17(月) 10:25:52
■ 毎日新聞「えらぼーと」への回答に見る各党のスタンス
とりあえず、下記のように結果をまとめた。
憲法9条改正
幸福=大地=改革>自民>平沼(以上改憲派)>みんな>国民>民主>公明(以上中間派)>日本=社民=共産(護憲派)
集団的自衛権の政府解釈
改革>幸福>自民>平沼(以上解釈変更派)>国民>民主>みんな(以上中間派)>公明>大地=日本=社民=共産(以上変更不要派)
核兵器の保有
改革>幸福>平沼(以上検討必要派)>国民>自民(以上中間派)>みんな>民主>大地=日本=公明=社民=共産(以上検討不要派)
国会議員の世襲
改革(世襲肯定派)>自民>平沼(以上中間派)>国民>公明>幸福>共産>みんな>民主>日本=大地=社民(以上世襲制限派)
国会議員定数削減
改革=日本>民主>平沼>みんな>自民>国民>幸福(以上比例代表削減派)>公明(中間派)>共産>社民(以上比例代表削減反対派)
企業・団体献金改革>幸福>自民(以上企業献金肯定派)>国民>平沼(以上中間派)>みんな>公明>民主>大地=日本=社民=共産(以上企業献金禁止派)
選挙後の議員の政党鞍替え
大地>みんな>幸福(以上「問題ない」派)>平沼>日本>国民(以上中間派)>自民>公明>民主>社民>共産(以上「問題だ」派)
政治家と官僚との関係
改革(使いこなし派)>幸福>日本>自民>平沼>国民、公明(以上中間派)>共産>みんな>社民>民主>大地(以上抜本変更派)
郵政民営化の評価
公明>幸福>自民(以上やや成功派)>みんな(中間派)>日本>平沼(以上やや失敗派)>民主>共産>改革=大地=国民=社民(以上失敗派)
取り調べの録音
自民>平沼>国民>幸福(以上中間派)>公明>みんな>民主>社民>共産>改革=大地=日本(以上賛成派)
小泉構造改革の評価
公明>幸福>自民(以上「やや評価」派)>みんな(中間派)>平沼(「やや否定」派)>民主>社民>改革=大地=国民=日本=共産(以上否定派)
消費税率引き上げ
自民(やや賛成)>公明(中間派)>平沼(やや反対)>国民>みんな>民主(以上かなり反対)>幸福=大地=日本=社民=共産(以上大反対)
温室効果ガス削減
幸福(削減反対派)>改革=大地>自民>平沼(以上政府案肯定派)>公明>国民(以上中間派)>みんな>民主>共産>日本=社民(以上削減強化派)
環境税の導入
改革>幸福(以上導入反対派)>自民(中間派)>国民>平沼>民主>公明(以上やや導入賛成派)>共産>大地=日本=みんな=社民(以上導入賛成派)
年金財源
改革>公明>幸福(以上保険料派)>自民(やや保険料派)>平沼>社民>みんな(以上中間派)>国民>共産(以上やや税方式派)>民主>大地=日本(以上税方式派)
製造業への派遣
改革>幸福(容認派)>自民>公明(以上やや容認派)>平沼>みんな(以上中間派)>民主>国民(以上やや禁止派)>共産>大地=日本=社民(以上禁止派)
最低賃金の1000円への引き上げ
改革>幸福(以上反対派)>自民(やや反対派)>平沼>みんな>国民>公明(以上やや賛成派)>民主>社民>大地=日本=共産(以上賛成派)
日米関係
改革>幸福(以上日米関係重視派)>自民>平沼(以上やや日米関係重視派)>国民>公明=みんな>民主(以上ややアジア重視派)>共産>大地=日本=社民(以上アジア重視派)
アフガニスタンへの自衛隊派遣
改革=大地(以上派遣賛成派)>幸福>平沼>自民(以上やや派遣賛成派)>公明(中間派)>民主>みんな>国民(以上やや派遣反対派)>日本=社民=共産(以上派遣反対派)
北朝鮮の核実験への対応
改革=幸福>平沼>自民(以上圧力派)>民主>公明=みんな(以上やや圧力派)>国民>共産(以上中間派)>大地=日本=社民(以上対話派)
3821
:
とはずがたり
:2009/08/17(月) 10:28:06
>>3817
なんだか見れないっす。。
>>3820
おまとめあざっす。
9条に関してはムネオ>自民>平沼なんですか。。
3822
:
必ずや政権交代を。
:2009/08/17(月) 10:30:09
こうして見ると、結構自民党と民主党の政策の開きが大きいことが注目される。民主党は、自民党と社民・共産の左翼政党のちょうど真ん中くらいの政策を掲げていると見るべきだろう。民主党の新自由主義への傾斜は、回答からはっきり読み取ることはできず、国民新党と似たり寄ったりのスタンスを示している。「みんなの党」はやや新自由主義寄りだが、それでも思ったほどではない。
一方、同じ第三極を目指す勢力でも、平沼一派は政策が自民党に極めて近い。もともとは国民新党と似たような主義主張から出発したはずなのだが、独自路線を打ち出していった亀井静香と、自民党に恋々としていた平沼赳夫の差がはっきりと現れているといえる。平沼一派は、看板のはずの郵政民営化反対もはっきりと回答に反映されていないし、製造業への派遣や最低賃金の問題では、民主党はおろか「みんなの党」と比較しても新自由主義への傾斜を示している。これでは、「第二自民党」そのものであって、平沼一派が「第三極」を口にすること自体、僭称としか言いようがないだろう。
社民党と共産党はやはり政策が極めて近く、同じような主張を持つ政党が2つもあることが、比例ブロックでの議席獲得を難しくしている。歴史的経緯はいろいろあるだろうけれど、両党は合流を検討するのが筋というものだと私は思う。
[追記]
自民党と他の党の政策の距離を測ってみたところ、下記のような結果になった。
(距離大) 社民党 > 共産党 > 新党日本 > 新党大地 > 民主党 > 改革クラブ > みんなの党 > 国民新党 > 公明党 > 幸福実現党 > 平沼一派 (距離小)
但し、改革クラブと幸福実現党は、極右の方向に自民党と距離がある。また、改革クラブは回答者が1人、新党日本と新党大地は2人なので、とびとびの座標しか取れず、その分各党との距離が大きくなりやすい。しかし、以上を考慮しても、自民党と平沼一派との距離の近さは異常であり、これは平沼一派が事実上自民党の別働隊であることを示していると考えられる。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20090816/1250396536
面白い私的なので転載しました。
3823
:
けん
:2009/08/17(月) 11:13:32
>>3816
静岡7区って浜松市などは大企業の城下町って雰囲気があり、都心部って感じですよね。
今回の選挙では大方の予想が無所属の城内になっていますね。本来なら保守分裂で民主党有利のはずですが保守の強い農村型地域が多いってことでしょうかね?
わかりにくいですね。
3824
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 11:45:14
これぞ小沢流!? やるときは徹底的にやる。
民主、比例に自民県議の笠原氏擁立 衆院選東海ブロック
2009年8月17日11時5分
民主党は衆院選の比例東海ブロックの単独候補に自民党の元岐阜県議の笠原多見子氏(44)=岐阜市選出=を擁立することを決めた。17日午後、民主党岐阜県連が正式に発表する。笠原氏は同日午前、県議会議長に辞職届を提出し、受理された。
笠原氏は自民の参院議員だった故・笠原潤一氏の次女で、現在3期目。衆院選では、岐阜1区から立候補予定の民主新顔、柴橋正直氏を支援する意向を表明している。14日に自民県連に離党届を提出した。
笠原氏は05年の前回衆院選で、岐阜1区に自民公認で立候補した佐藤ゆかり氏を支援。郵政民営化に反対して無所属で当選した野田聖子氏と対立した。
民主は、比例東海ブロックの単独候補者として、同じく岐阜県から元下呂市長の山田良司氏(48)を擁立することも決めている。
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/NGY200908170002.html
3825
:
とはずがたり
:2009/08/17(月) 12:12:36
>>3824
をおん!?
すげえ素早い段取り…。来夏の参院選って事ですかね。
現職県議は和島女史に続いて二人目でしたっけ。
岐阜1区は真剣に取りに来てますね。
3826
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 12:13:24
猪口が出馬辞退
やっぱり今日はいろいろ出ますね。
3827
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 12:16:24
離党清水は引退
金はあるんだからパーっと散ればイイのに
3828
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 12:17:34
秋田の高松県議も現職です。
3829
:
とはずがたり
:2009/08/17(月) 12:20:20
>>3826-3827
おおまじかーー。他2名も辞退か比例下位受け容れ余儀なくされそうですね。。
>>3828
おお,そうでしたね。。高齢だったんで笠原・和島程処遇を良くしないと駄目って事は無さそうですが。
3830
:
とはずがたり
:2009/08/17(月) 12:22:26
へぇ>関西経済界や党大阪府連から要望が強い近藤氏だけ優遇される可能性もある。
猪口元少子化担当相は出馬辞退へ 自民、近藤氏の優遇検討
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081701000239.html
自民党の猪口邦子元少子化担当相は17日までに衆院選立候補を辞退する意向を党側に伝達した。猪口氏は2005年の前回衆院選で比例代表東京ブロックの「目玉候補」として名簿1位に登載され初当選したが、今回は厳しい選挙情勢を踏まえ比例単独候補の優遇に党内の反対が強く、猪口氏はこうした党内情勢を踏まえ判断したとみられる。
前回衆院選では猪口氏と同じく近藤三津枝(近畿)、長島忠美(北陸信越)両氏も名簿1位で処遇され、「当時の武部勤幹事長は2期連続での優遇を約束した」とされるが、現執行部は3氏の処遇について結論を出していない。
これに関連し細田博之幹事長は16日のフジテレビ番組で「いろいろな経緯を勘案する」と述べ、比例上位で処遇するかどうか最終調整する考えを示した。関西経済界や党大阪府連から要望が強い近藤氏だけ優遇される可能性もある。
2009/08/17 10:49 【共同通信】
3831
:
官兵衛
:2009/08/17(月) 12:25:02
>>3825
>>3828
高松和夫氏、和嶋未希氏、そして笠原多見子氏と地方の現職県議が出ておりますが、(私は、笠原女史は、来夏の参院選候補の方が良い様な気がしますが・・・・・)ひょっとすると、まだまだ地方の現職議員が比例単独候補として出て来るかも知れませんね。
3832
:
とはずがたり
:2009/08/17(月) 12:25:56
清水清一朗氏、衆院選に不出馬
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700285
自民党に離党届を提出していた清水清一朗前衆院議員(62)は17日午前、取材に対し、衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を明らかにした。
清水氏は2005年の衆院選で、自民党の比例代表東京ブロックから出馬し初当選。今回も同ブロックで公認されたが、当選可能な名簿上位での処遇は困難視され、今月10日に離党届を出していた。渡辺喜美元行政改革担当相らが結成した「みんなの党」からの出馬も一時検討したが、「目指す政策が違う」として見送った。 (2009/08/17-11:49)
自民離党届の清水氏は引退 「みんなの党」入り断念
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/644-645
2009/08/17 11:57 【共同通信】
3833
:
神奈川1区民
:2009/08/17(月) 13:40:45
新党日本、比例候補発表=田中代表は重複 衆院選
新党日本は17日、衆院選比例代表候補8人を発表した。兵庫8区から出馬
する田中康夫代表は近畿ブロック、東京11区から出馬する有田芳生氏は東
京ブロックのそれぞれ1位とした。
ブロック別の候補は次の通り。(丸囲み数字は順位。敬称略)
北関東=①金谷重男(55)新
南関東=①河野敏久(52)新
東京 =①有田芳生(57)新 ②後藤雄一(60)新
北信越=①小林峰一(46)新
東海 =①桑原耕司(67)新
近畿 =①田中康夫(53)新 ②今本博健(71)新
ソースは時事通信
3834
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 15:22:52
気になって仕事が手に付かない....
後藤ってパン屋ですよね?
誰かの予想的中ですね
3835
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 15:41:24
>笠原氏の出馬要請について、民主県連の伊藤正博幹事長は「本人と本部が直接交渉したこと。県連では一切議論していない
どうやら、党本部の一本釣り。
かつて野中は「釣り堀屋の親爺」を自称したことがあったが、いやいや、我が方の「釣り師」はスケールが違いますw
「変わらない自民に失望」 民主に懸ける笠原氏
2009年08月17日13:09
民主党の比例東海ブロック単独候補として、自らの名簿登載を党本部に要請したことを明かした元自民党県議の笠原多見子氏(44)は17日午前、県庁で会見し、「変わることはできない自民に失望した。政権交代が可能な若い民主に懸けたい」と述べ、あらためて出馬への意欲を示した。
岐阜市選出の笠原氏は、岐阜1区から出馬予定の野田聖子氏(48)と地盤が重なる。会見で笠原氏は「出馬が決まれば、私の至上命令は(民主の同区立候補予定者の)柴橋正直さんを野田さんに勝たせること」と述べ、民主の政策とは全てで合致しないと認めながらも、「国の未来、県の将来を考えて民主を選んだ」と強調した。
笠原氏の出馬要請について、民主県連の伊藤正博幹事長は「本人と本部が直接交渉したこと。県連では一切議論していないが、本部で正式に決まれば、柴橋氏を勝たせるため連携する」と語り、野田陣営の玉田和浩選対本部長は「多少の影響はあるだろうが、非常事態宣言を出して、一致団結して厳しい局面を乗り切る」と述べた。
自民党県連は、17日午後に党紀委員会を開き、笠原氏の処分を決める見通し。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090817/200908171309_8600.shtml
3836
:
とは
:2009/08/17(月) 15:41:45
日本は北陸信越にも出して来ましたねぇ。共産辺りの議席獲得にと多少影響?
パン屋出馬は俺も予想してましたよ。どっかに書いた様な記憶もあるんだけど。
3837
:
片言丸
:2009/08/17(月) 15:49:56
新党日本の北陸信越出馬は,長野の民主党・共産党票を削るのではないでしょうか。
笠原氏は,動きが素早いですね。
選挙が終わってから新国政与党に接近する地方議員がたくさん出るのは,以前から考えてはいましたが,こうやって選挙前にいろいろあると,実感がわいてきますね。
3838
:
さんだーばー堂
:2009/08/17(月) 16:03:42
>>3836
都議選スレで見つけました。
あかかもめさんお見事。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/2060-2061
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/2071-2072
3839
:
とは
:2009/08/17(月) 16:21:22
サンダーさん捜索感謝♪
あかかもめさんのコメに乗っかっただけでしたね、俺は(恥)
あかかもめさん的中おめっ
3840
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 16:33:28
既出でしたらすみません。ぱっと見なかったようなので。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700542
国民新の比例名簿順位
国民新党が17日発表した衆院選比例代表候補の名簿登載順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。単は比例単独。敬称略)
【北関東=1人】(1)中村公一(単)【南関東=1人】(1)市川智志(単)【東京=2人】(1)中村慶一郎(単)(2)真砂太郎【北信越=2人】(1)綿貫民輔(単)(2)反り目弘国(単)【東海=2人】(1)青山丘(単)(2)稲村公望(単)【近畿=2人】(1)宮本一三、白石純子【中国=4人】(1)亀井静香、亀井久興、赤松和隆(4)山田隆(単)【九州=4人】(1)下地幹郎、松下忠洋、松永真一(4)松隈一博(単)(2009/08/17-15:50)
3841
:
とは
:2009/08/17(月) 16:38:46
>>3840
あざっす〜
北陸信越の反り目って誰でしょうかね。
片言丸さんの指摘で日本の北陸信越ブロックは民共にマイナスとありましたが、綿貫には有利に成りましょうかねぇ。
07参院比例よりは取れそうな気が致しますが果たして…。
3842
:
神奈川一区民
:2009/08/17(月) 16:41:29
>>3841
反り目氏は郵政の関係者
です。
3843
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 16:54:37
>>3841
この方ですね。しかし、特徴のある苗字ですね。北陸には多いのかな。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009080600894
国民新、比例北信越に反り目氏=衆院選
国民新党は6日、衆院選の比例代表北信越ブロックに、新人で信越郵便局長協会専務理事の反り目弘国氏(65)を擁立すると発表した。(2009/08/06-20:29)
3844
:
とは
:2009/08/17(月) 17:00:27
あざーっす。なるほど、郵政票を順当に頂こうと云う訳ですな。
珍しい名字といえば、石川県出身に上段(うえだん)って子がいましたね。ちょいとインパクトありました。
3845
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 17:30:15
戦術を変えてきましたね。少しは、得票の増加につながりますかね?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700315
共産が比例順位を発表=重複候補が大幅増−衆院選
共産党は17日、衆院選の比例代表候補79人の名簿順位を発表した。内訳は単独19人、重複60人。今回から小選挙区候補を絞り、比例代表に集中する戦略に転じたことを踏まえ、重複候補が前回の22人から大幅に増えた。
ブロック別の候補者数と順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。単は比例単独。敬称略)
【北海道=5人】(1)宮内聡(単)(2)岡千陽、萩生和敏、佐藤昭子、渡辺紫【東北=7人】(1)高橋千鶴子(単)(2)宮本しづえ(単)(3)加藤幹夫、佐藤雅之、鈴木知、瀬川貞清、吉俣洋【東京=4人】(1)笠井亮(単)(2)谷川智行(単)(3)池田真理子(4)徳留道信【北関東=8人】(1)塩川鉄也(2)綾部澄子(単)(3)伊藤岳、小池一徳、酒井宏明、桜井晴子、田谷武夫(8)片山和子(単)【南関東=10人】(1)志位和夫(単)(2)畑野君枝(単)(3)遠藤昭子、小倉忠平、笠木隆、加藤英雄、斉藤和子、藤井美登里、古谷靖彦、宗田裕之【北信越=6人】(1)山口典久(2)中野早苗(単)(3)金元幸枝、佐伯めぐみ、佐藤正幸、武田勝利
【東海=7人】(1)佐々木憲昭(単)(2)瀬古由起子(3)八田廣子(4)鈴木正典、中野武史、平賀高成(7)河江明美(単)【近畿=10人】(1)穀田恵二(2)吉井英勝(3)宮本岳志(単)(4)瀬戸恵子(単)(5)金田峰生、川内卓、国重秀明、駒井正男、原俊史、豆田至功【中国=7人】(1)中林佳子(単)(2)東毅、石飛育久、岩永尚之、藤本聡志、吉田貞好(7)石村智子(単)【四国=4人】(1)笹岡優(単)(2)田中克彦、近石美智子、古田元則【九州=11人】(1)赤嶺政賢(単)(2)田村貴昭(単)(3)上野哲夫、内田裕、小林解子、篠田清、瀬戸雄也、馬場洋光、渕瀬栄子、山口広延、山下魁(2009/08/17-12:36)
3846
:
とは
:2009/08/17(月) 17:37:37
共産は部外者たる一般国民つまり有権者が党の序列に介入するのを露骨に嫌がってきましたので、結構思い切って来たかなって気がします。一般国民にはあんま関係ないとは思うんですが供託金の節約になるんですかね、これは?
3847
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/17(月) 18:23:21
テレビ金沢 途中からしか見れなかった;;
いなばやまさん情報あったら補ってくださいw
石川2区 無党派層半数以上美絵子2割森
石川3区 近藤北村激しく競る 自民支持層5割北村3割近藤 民主支持層9割近藤 無党派層4割近藤2割北村
3848
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 18:34:49
自民の比例順位が発表
近畿の近藤って今回も優遇してあげるほどの人なの?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700662
18日の衆院選公示を前に、自民党は17日、比例代表名簿を発表した。名簿登載者は純粋比例37人、小選挙区との重複立候補269人の計306人。北陸信越、近畿、中国の各ブロックの1位には長島忠美、近藤三津枝、阿部俊子の3氏を前回に続いて1位に登載した。また、東京ブロックの1位には重複立候補者を並べた。
一方、麻生太郎首相や古賀誠選対本部長代理の幹部のほか、小泉純一郎元首相の次男進次郎氏らは重複立候補を辞退。また、名簿下位での登載を打診された猪口邦子元少子化担当相は公認を断り、不出馬となった
3849
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/17(月) 18:38:39
近畿経済界をバックにしてるやらなんやら。
実際、擁立時に何らかの約束があったんでしょうけど、
バックに組織のない猪口に比べ、近藤や阿部は人脈から切りにくいんでしょうかね。
3850
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 18:45:22
FNNニュースのも
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161171.html
自民党は17日午後、衆議院選挙の比例代表候補の名簿を発表した。
これに関して、舛添厚生労働相が東京ブロック1位での立候補を打診され、拒否していたことが明らかになった。
舛添厚生労働相は「そういう話(衆院比例・東京ブロック1位)があったので、それをお断りしますということです」、「あまりに唐突ですね、それは」と述べた。
また、2005年の衆院選では、東京ブロック単独1位で初当選した猪口邦子元少子化担当相だが、今回は優遇措置はとられず、24位とされたため、衆議院選挙への立候補を断念した。
3851
:
二階席
:2009/08/17(月) 18:46:22
公示前なので、宮城1区、2区合同の公開討論会について。
実際に参加して参りましたのでご報告。(8/11開催)
宮城1区、2区共に泡沫(失礼)候補も含めて全員が登壇しました。
しかし、自民党現職は2人とも遅れて参加でした。
互いの政策をぶつけ合い、一部の無所属候補が郡、斎藤の民主候補の
政策に「それなりに」のってくるなど、「大人の対応」をする中で
討論会は粛々と進んでいきました。
開始から1時間半、残り1時間程の段階でようやく自民の2人が到着
しました。自己紹介も終え、自民党の政策と実績を語りましたが、残念
ながらそれまでの議論が良かっただけに、「?」という感じが拭えない
具体性の無さだけが際立ってしまいました。これは、仮に二階席が
自民支持者であったならば焦ったと思いますね。
他の参加者も、最近のマスコミの風潮のごとく自民いじめのコメントを
するのではなく、きちんと問題点を指摘し「私ならこう変えます!」
というようなことを理論的に述べていました。少なくとも自民の2人
よりは共産党、幸福実現党などの候補者の方が理論的であったし、
判りやすかったと思います。
帰り際に受付で主催者側に食ってかかっているご老人が居ました。
曰く、「なぜ自民の二人は謝罪もせず、遅れてきた理由も説明しないのだ?
この公開討論会を冒涜されたと思わないのか!きちんとやるべきことは
やらせんと会場に来た人に失礼だろう。主催者側できちんと対応しないと
ダメだ!」
・・・確かにそうですな。
少なくとも、自民支持者にとってはつらい数時間だったのでは?
各地で接戦中の民主は、少し自信を持って良いのでは。謙虚に、誠実に
街頭で訴えればこれからでも結構票が伸びる要素が残ってますな。
以上です。8/30は政権交代の突風が吹きますね。私は民主3分の2だって夢じゃないと
思いますよ。問題は、民主がその議員数を上手く使いこなせるかどうかです。
3852
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:21:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171330004-n1.htm
【速報・党首討論】(1)麻生氏「民主は戦略なきバラマキ」、鳩山氏「自民が責任とはあきれる」
2009.8.17 13:29
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 主要6政党による党首討論会が17日午後、東京・内幸町の日本記者クラブで始まった。18日の衆院選公示を目前に、各党の衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐって論戦を交える。
麻生太郎首相(自民党総裁)は冒頭、「経済対策に全力をあげた結果、景気の先行きに明るい兆しが見えてきた」と述べ、引き続き景気回復を最優先に取り組む姿勢を強調。そして「戦略なきバラマキでは経済は成長しない」と民主党のマニフェストを批判した。
これに対し、民主党の鳩山由紀夫代表は「責任ある政治が聞いてあきれる。政権与党が反省を十分にしないなら、国民の皆さんが選挙によって自民党の長期政権、特にこの4年間の自公連立政権の総括を行ってほしい」と述べ、衆院選での政権交代の必要性を訴えた。
討論会には麻生、鳩山両党首のほか公明党の太田昭宏代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の綿貫民輔代表が出席した。
3853
:
北海道1区
:2009/08/17(月) 19:21:36
猪口邦子元少子化担当相はきっと来年の参院選比例代表または東京選挙区狙いなんでしょうね。
東京は定数5だし、自民党の候補者はひとりしかいませんから。
3854
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:22:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171341005-n1.htm
【速報・党首討論】(2)GDP速報値改善は「経済対策の成果」と麻生首相
2009.8.17 13:40
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 麻生太郎首相(自民党総裁)は17日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、平成21年4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値が、前期(同年1〜3月)比0・9%増で5四半期ぶりにプラス成長となったことについて、「(年率換算で)プラス3%台に持ってきたのはこれまでの経済対策の成果だ」と述べた。
また、麻生首相は年金記録の統合については「最大限努力し年内をめどに解決するという話をしている」と述べた。
3855
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:22:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171354006-n1.htm
【党首討論詳報】(1)麻生首相「経済必ず回復させる」、鳩山氏「チェンジで日本よみがえらせたい」 (1/3ページ)
2009.8.17 13:51
このニュースのトピックス:衆院選
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 衆院選公示を前に、主要6政党による党首討論会が17日、東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた。党首討論会の詳報は以下の通り。
−−それでは第1部を始めたいと思います。最初に今回の選挙で有権者に一番訴えたいことは何なのか。それぞれ2分間の持ち時間でお話をいただきたいと思います。
麻生太郎首相(自民党総裁)「麻生太郎です。私が最も訴えたいことは責任力です。自民党には一貫性ある公約と、それを実行する力があると思います。訴えたい政策は3点。景気最優先、安心社会の実現、そして日本を守る、です。私は内閣総理大臣に就任して以来、経済対策に全力を挙げています。その結果、景気の先行きに明るい兆しが見えてきました。今日発表された経済成長率は1年3カ月ぶりにプラスになりました。しかし、国民の皆さまに景気回復を実感して、肌で実感していただくまでには至っておりません。いまだ道半ばです。景気最優先。私は日本の経済を必ず回復させます。戦略なきバラマキでは経済は成長しません」
「次に安心社会を実現します。一言で言えば、子供に夢を、青年に、若者に希望を、そして高齢者には安心を、です。行き過ぎた市場経済原理主義とは決別します。改めるべきは改め、国民の暮らしを守ります。そして、もう一つ守るのは日本の安全です。北朝鮮は日本人を拉致し、核実験やミサイル発射を強行いたしております。この明白な脅威から日本を守らなければならないと存じます。また、海賊対策、テロ対策、日米同盟、いずれも強化して、日本人の生命と財産を守り、国際貢献にも引き続き取り組みます。安全保障の基本がふらふらしていては、日本の安全を守ることはできません。麻生太郎と自由民主党は日本の守り、日本の安全に責任を持ちます」
鳩山由紀夫・民主党代表「国民の皆さん、ふるさとに帰られた皆さん、ふるさとはいかがでしたでしょうか。昔と変わってしまった、そう思われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。皆さんのお暮らしはいかがでしょうか。地域に、家計に、そして教育に、医療に、介護に、雇用に、大変な格差が広がってしまっています。いったい誰がこんな日本にしてしまったのでしょうか。官僚に丸投げをしてしまった政治が、結局は天下り天国、渡り天国を生み、大変な無駄遣い社会にしてしまいました。さらに、後期高齢者医療制度、あるいは地方の医師不足、ぼろぼろになった年金問題、こういったものに象徴される冷たい政治を生んでしまいました。箱物行政が人の命を粗末にしてしまいました」
「そして待ち受けているのは借金地獄と消費税の増税です。これが自民党の長期政権の総括であります。責任ある政治が聞いてあきれます。でも、政権与党が反省を十分しないというのであれば、国民の皆さん、あなたが今回の選挙によって自民党の長期政権に対して、特にこの4年間の自公連立政権に対して総括を行っていただきたいのでございます」
「民主党は官僚任せの政治に終止符を打ち、皆さま方と一緒に政策を作り上げていくことをここにお約束を致します。そのことによって天下りや渡り、あるいは無駄遣いがなくなり、そしてそのことによって、皆さま方が待ち望んでいる1人1人の命が大切にされる、そういう政治が実現できる、甦らせることができると思っています。民主党のため、などということは言いません。どうぞあなたのお暮らしのため、未来のために民主党に政権交代の力をお与えいただき、ぜひ一緒にチェンジで日本をよみがえらせようではありませんか。ありがとうございました」
3856
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:24:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171448010-n1.htm
【党首討論詳報】(2)公明、共産、社民、国民新各党党首の冒頭発言 (1/5ページ)
2009.8.17 14:47
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(1)にもどる
太田昭宏公明党代表「今回の衆院選は日本の未来を託す政権選択がテーマになっています。その政権選択の中身を問いかけることが、私は大事だと思っています。政策の中身。その政策に一貫性、整合性、ぶれない政策であるかどうかという問いかけです。もう1つは、それを実行する力、というものが大事だと思います。公明党はぶれない政策とやり抜く力を持っていると自負しています」
「今回の選挙戦、私たちは3つを柱としてマニフェストを掲げました。1つは未會有の経済危機をどう乗り越えるかということです。昨年来、130兆円に及ぶ4度の予算編成をいたしまして、6月には景気の底入れ宣言をさせていただくところまで持ってきました。今日は4月から6月のQE、いわゆる経済指標が出まして、プラス成長が明らかになりました。私は今が正念場だと思っています。切れ目なくこの予算を執行する。そして同時に成長国家としての日本をどう作るかという新しいスタートを切らなくてはならないと思っています。その成長とはまさに環境や農業というグリーン産業革命をエンジン役とし、そして同時にアジアの中の日本としてアジアの内需を取り込むという戦略に立ちます」
「第2の柱は公明党の大きな柱でありますけど、生活を守り抜くということです。医療や介護や、あるいは子育て支援、そして若者への雇用支援、そうしたことに全力をあげます。高額療養費の自己負担限度額を引き下げます。あるいは介護の特養ホームなどの施設も16万人分増やします。子育て支援も公明党はずっと野党の時代からやってきました。さらに力をつけて頑張っていきたいと思っています。第3はそれの前提となる話でありますけど、もう1度クリーンな政治、そうした清潔感のある政治に全力を尽くしたいと思っています。生活実感のある、そうした実行力のある、生活を守り抜く政治を公明党は実行します。ありがとうございます」
志位和夫共産党委員長「今度の選挙で私たちはまず、自民、公明の政権を退場させよう。そのために自公政権と真正面から対決してきた日本共産党を伸ばしてくださいと訴えております。同時に自公政権を退場させた後、それに代わってどういう新しい政治を作るのか。2つの旗印を掲げております。第1は国民の暮らしと権利を守るルールある経済社会を作ろうということです。雇用問題では労働者派遣法を抜本改正して、雇用は正社員で当たり前の社会のルールを作るなど、人間らしい労働のルールを提案しております。社会保障では後期高齢者医療制度は撤廃する。高齢者と子どもの医療制度は国の制度として無料にする。年金医療介護障害者福祉など、あらゆる分野の拡充を提案しております。財源は軍事費削減を含め無駄遣いの一掃。大企業大資産家への応分の負担でまかない、消費税増税には絶対反対を貫きます」
3857
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:24:23
「第2は憲法9条を生かした平和外交への転換です。今年4月、チェコのプラハでオバマ(米)大統領が『核兵器のない世界を』と呼び掛けました。私は大統領に対し『あなたの演説を歓迎します。ぜひ核兵器廃絶を正面の主題とした国際交渉を開始してください』と要請する書簡を送りました。そしたら先方から『あなたの情熱をうれしく思います』とする返書が届けられました。ぜひ『核兵器のない世界を』という声を被爆国日本であげるため力を尽くしてまいりたいと思います。私どもは財界中心、日米軍事同盟中心という政治のゆがみをおおもとから正して、憲法に書いてある通りの国民主権の国。国民が主人公の日本を目指しております。どうかその願いを日本共産党に託していただきますよう、皆様方の大きなご支持をよろしくお願いいたします」
福島瑞穂社民党党首「国民のみなさん、社民党は今度の総選挙、生活再建、命を大切にする政治を訴えていきます。社民党が作りたい社会は、人を切り捨てず支え合う社会です。小泉構造改革は人々の雇用を破壊し、社会保障費を削り、地域のつながりを破壊しました。社民党は産声の聞こえる街作りプロジェクトを作って2年間、全国の病院を回りました。地域から安心してお産ができる場所がなくなっているという悲鳴を聞いてきました。製造業でも派遣法の改悪によって非正規雇用が増え、年収200万円以下の人が今や1000万人を超えています。社民党は小泉構造改革に始めから反対し、格差是正を訴えてきました。今回の選挙ではっきり政治の方法を転換しなければなりません」
「生活再建には3つあります。仕事の再建、暮らしの再建、そして地域の再建です。社民党が核となってまとめた民主党、国民新党ともに国会に提出した労働者派遣法案をただちに成立させ、福祉と医療、環境で雇用を作っていきます。社会保障費のカットをやめさせ、後期高齢者医療制度を廃止し、月8万円の最低暮らし年金をつくります。公立病院を守り、保育所を応援します。直接所得保障で農業を守り、中小企業の支援と減税を行います。この財源については大規模公共事業、防衛予算などの見直し、特別会計の総点検、法人税と高額所得者の税率10年前に戻すことで14兆円以上財源が作れます。消費税の引き上げをしなくとも済むのです」
「社民党は平和を守る政党です。非核3原則の堅持と法制化、自衛隊のインド洋からの即時撤退、9条改悪につながる憲法審査会を動かさないことを実現していきます。選挙後の新しい政治の中で、社民党の訴える命を大切にする政治が本当に実を結ぶように、今こそ社民党に国民の皆さんの力を下さい。よろしくお願いいたします」
綿貫民輔国民新党代表「私ちょうど4年前の小泉内閣は『郵政民営化こそあらゆる改革の本丸である』ということで、郵政賛成か反対かという選挙を行いました。私どもはこれに対して、この一連の強引な政治の進め方に真っ向から対立して作り上げた政党であります。今、4年たちまして、あれから1度も選挙がありません。総理大臣は4人も代わりました。しかし、あの『郵政民営化こそ本丸である』といったあのマニフェスト。それ、いかなる社会を作ったか検証しなければならない選挙だと思います」
「私どもは、この郵政民営化を先頭にして、競争至上主義、弱肉強食、いろいろ日本の文化に沿わないような共生社会を競争社会に変えた。この小泉竹中政治の後始末、どうなっているのか。これを検証しなくてマニフェストということで色んなバラマキをやっていることについて、私どもは非常に不思議な現象だと考えております。私どもは、そういう意味におきまして、この4年間の間に日本の地域の格差ができ、あるいは切り捨てが行われ、国民はこの政治に対して大変な不満を持っているのは事実であります。この国民の声が、今度の選挙にどのように反映されるかということを、私どもは首尾一貫、郵政民営化見直しこそ、あらゆる曲がりかかった政治を手直しする原点であると考えて、ぶれず、こびず、おもねらず今日まで参りました。この精神をぜひ皆さんに聞いていただき選挙に臨みたいと思っております」
3858
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:25:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171402008-n1.htm
【速報・党首討論】(3)鳩山氏、議員の公民権停止に前向き
2009.8.17 13:59
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 民主党の鳩山由紀夫代表は17日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、秘書など会計責任者が収支報告書に虚偽記載を行った場合、国会議員の公民権を停止するなどの政治資金規正法の罰則強化について、「政治をクリーンにすることは大変いい話だ。基本的に党として前向きに対処すべきだ」と前向きな意向を表明した。公明党の太田昭宏代表の質問に答えた。
政治資金規正法の罰則強化は、鳩山氏の「故人献金」問題などを念頭に、与党が共通公約として掲げてている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171428009-n1.htm
【速報・党首討論】(4)鳩山氏「日米関係は防衛に偏り。軸足を経済へ」
2009.8.17 14:28
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) 民主党の鳩山由紀夫代表は17日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、米国との自由貿易協定(FTA)に関連し、「米国との付き合い方は防衛問題に偏っていた。軸足をより経済の密な関係をつくることにシフトすべきで、その中でFTAの交渉を進めたらいい」と述べた。
民主党は衆院選のマニフェストに「日米FTAを締結」と明記したが、農業関係者の反発を受け、「交渉を促進」との表現に後退させたばかり。共産党の志位和夫委員長は討論会で「農業とコメを除外した交渉はありえない。日米FTA交渉に入るべきではない」と指摘したのに対し、鳩山氏は「コメや麦などの主要作物を守りながら、FTA交渉を進めることは十分にできる」と強調した。
3859
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:26:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171457011-n1.htm
【党首討論詳報】(3)鳩山氏「質問に答えていない」、首相「答弁を理解していない」 (1/3ページ)
2009.8.17 14:55
このニュースのトピックス:衆院選
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(2)にもどる
−−これから恒例の党首同士のディベートに移る。持ち時間は1人8分、テーマは自由。では今度は鳩山代表から。
鳩山代表「それでは、麻生総理にお尋ねする。さきほど麻生総理は子供に夢を、若者に希望を、お年寄りには安心をとおしゃった。子供からから夢を奪ったのは誰なんでしょうか。若者から希望を奪ってしまったのは誰なんでしょうか。特に年寄りから安心感を全く奪ってしまったのはどの政権なのか。むしろ、そのことを厳しく問いたいと思います。国民の多くはそこに怒っている。私はそう確信をしています」
「景気が回復する兆しが出てきた、そのような話があったが、私はまるでこれは国民の実感からはずれていると思います。特にリーマンショックのころも、その前の10年間、自民党は景気は回復している、景気はいいんだ、いざなぎ景気を超えているとおっしゃっていた。その10年間で家計の収入が100万円落ちている。景気がいいはずなのに、国民の懐は100万円減ってしまっている。ここにこの国の大きな難しさがある。そう思っている。しかし、麻生総理は景気回復の兆しだと。2%、来年度末までに必ず景気を回復させる、その時には消費税の増税だと公約されたわけだ。国民の実感とはかけはなれた現実であるにもかかわらず、このような数字の上での景気が、例えば2%回復したという状況になれば本当に麻生総理は消費税の増税されるのか」
麻生首相「昨年の10月、当時は政策より政局、経済対策より解散総選挙という声が大きかったと存じます。私は少なくとも今、経済対策、景気対策、雇用対策が優先される、少なくともアメリカ発の世界発の同時不況ということになりました。過去60年間でこんなことはありませんから。その意味でこれに集中するのは当然だということで、この10カ月余りで4回の予算編成をさせていただき、経済対策というものに集中させていただいたと存じます。結果として、今日の経済指標の発表をみても間違いなく1年3カ月ぶりに経済指標は上がった。プラス3%台まで乗ってきた。こういったのは、これまでの対策の成果だったと思っております」
3860
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:26:46
「また雇用、そういった所に非常に大きなしわが寄った事実は率直に認めたうえで、雇用調整助成金などで、少なくとも、確かあれは産経新聞でしたかな、あの雇用調整助成金がなかりせば失業率8.8%になっていたであろうと書いてあったと記憶している。少なくとも、そういう成果がやっと出てきた。しかし、これは数字の上の話であって、国民が肌でその景気回復を実感しているかというとそこまでには至っておりません。したがって、景気回復を最優先すると就任の時に申し上げましたが、全治3年とも申し上げた。まだ道半ばだと思っておりますので、引き続き、景気対策最優先でやっていかなければならないものだと思っております」
鳩山代表「麻生総理、私の質問にまったくお答えになっておられないんでありまして、このような状況で数字が上がっただけではそれでは上げないと、(消費税)上げるということは決めていはいないという風におっしゃってるのか、やっぱり、しかし、公約として来年度末には2%、今も3%ということであればもう上げてもいいような時期になっているのかもしれませんが、本当にこのような状況の中で、(消費税を)上げてしまうのかどうか、イエスかノーかでお答え願いたい。あてえまたお尋ねします」
麻生首相「答弁をよく理解しておられないと思います。少なくともわれわれは法律の付則できちんとこの点は書いてお示しをしたと思います。そこで十分に答えております。問題は景気回復というのを大前提になっておりますので、景気回復が大前提の景気回復というものに今、市場ができつつあるという段階ですが、まだ国民が肌で実感するまでにいたっていない。まだ10カ月余ですから。その意味で引き続き景気対策を最優先にやっていく。その結果、われわれの所期の目的を達成し、景気回復を実感していただけるような数字、また実感としても、双方ともに景気回復というものが国民の間に浸透していけるような段階までどうやってするかというのが今最大の問題でありまして、消費税というものはその段階において、ということはもうすでに法律の付則で書いてあると記憶しております」
鳩山代表「何をもって景気回復というのかどうかが、必ずしも全く明らかになっていないことが明らかになった。この話をいくらやっても押し問答だと思いますので年金の話に移りたい。消えた年金5000万件が発覚した。それは民主党の長妻議員などが努力をしてようやくわかった話で、現実にはめちゃくちゃな、ボロボロの年金になっていたことが明らかになった。参院選の時に、自民党はこれは1年で解決をするんだという話をした。いわゆる統合に関して、統合を1年間でやるとおっしゃった。しかし、あれから2年以上たっているが、まるで何もできていない。1010万件というのが統合ができた数ですが、まだ4000万件残っている。ほとんどが作業途中で、めどが立っていない。この公約がぜんぜん守られていないこと、なぜ解決ができなかったかをお聞きしたい」
麻生首相「年金のことに関しては、われわれは残念ながら目標と申し上げた年次内に解決できなかったことは事実であります。これは安倍内閣の時の公約だったと記憶しております。それ以後、引き続き年金特別便などを出して、多くの方々に納得していただいているがゆえに返事が返ってこないという部分もあろうと思います。届いてない分もあるかもしれませんよ。しかし、われわれとしてはこの点に最大限努力し、引き続きその他の問題については、年内をめどにこの問題については解決するという話をしている。いずれにしても、この年金の話はいろいろな消えた年金、消された年金、いろいろあろうと存じますが、この問題に関しては、これはきちんと丁寧にやり続けていく時間がどうしても必要だと思います」
3861
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:28:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171517013-n2.htm
【党首討論詳報】(4)太田公明代表「秘書の違反でも議員が公民権停止を」 鳩山氏「基本的にはそれでいい」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:12
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(3)にもどる
太田代表「後をたたない政治と金、政治の信頼を回復することが大事だと思います。信なくば立たず。与野党を越えてこういう問題にきちんと対処することが重要だと考えます。私たちはマニフェストに、秘書が虚偽記載など法律違反をした場合、監督責任のある国会議員を公民権停止、政界退場、これが大事だ。この法改正をしようということを掲げました。そして、自民党との与党の共通マニフェストにもこれがなりました。この法改正には鳩山代表はは賛成か反対か。イエスかノーか、端的にそれだけお答えいただきたいと思います」
鳩山代表「私はまだ必ずしも、その詳細に関して勉強しておりませんが、しかし政治をクリーニンにするということは大変いい話だと思っておりますので、基本的にこの方向に対しては私は前向きに民主党としても対処すべきではないかと考えております」
太田代表「秘書の場合も本人が政界退場という法改正には賛成というのが基本的な方向ですね」
鳩山代表「基本的にはそれでいいんじゃないですか。それをこれから政党で当然のことながら、政調で勉強させていただく必要があろうかと思いますが、前向きに政治とお金の問題に関しては議論することは正しいと思います」
太田代表「選挙後に国会でですね、きちんとそれはさせていただくということに思っています」
3862
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:28:29
太田代表「今は景気の正念場です、平成21年度補正予算、景気対策や地方向けの支出、非常に大事な景気の底割れを防ぐ、そして国民生活を直接バックアップする政策が盛り込まれた補正予算になってます。先日、私そういうことを申し上げましたら、鳩山代表は補正予算はほとんど景気回復には役に立たないと、こう乱暴なことを言われました。そして補正予算を凍結して民主党のマニフェストの財源にすると言ってる。私はとんでもない話だと思います。景気回復の芽を完全につぶすことになるというふうに思います」
「例えば、この補正予算の中で、まずは中小企業の金融対策、これに3兆円入ってるんですよ。これは中小企業の命綱です。それから介護職員の給与を引き上げて欲しい。そして介護の整備をする。こうしたことがほんとに現場では大変な切羽詰まった要求になって、これに応えるというのができています。これもこの補正予算に入っている。あるいは、救急医療体制の綻びを直せということが非常に大事なことなんですが、救急医療や小児科、産科などの医師不足に対応するための基金、これも絶対必要だ。それから、解雇された方々の職業訓練、そこに生活支援を入れる。こうした画期的な生活支援、そして就業の対策ということもこの補正予算の中に入っている。あるいは、大変なご家庭の高校生に授業料を減免する。これも一刻も早くという声があって、それを入れているのが第1次補正予算の中に入っている。このようにですね、補正予算は中身においても、あるいはまた景気回復という点でも極めて重要な予算を乱暴に凍結するということで不安は相当広がっていますけれども、これについてどうお考えでしょうか。できるだけ短くお答えください」
鳩山代表「長いご質問をいただいたんで、そんなに手短に応えるわけにはいかんと思いますが、私は基本的に民主党がもし政権を取った場合に、この補正予算、しっかりと洗い直さなければならないと思っています。今お話がありました全てが全く意味が無いと言うつもりはありません。中小企業対策、あるいはいわゆる社会保障に関連するようなことで、緊急時期的な介護の職員の問題などがあろうとは思います。ま私どもからすれば、まだまだ足りないというぐらいに思っているところであります」
3863
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:28:45
「一方で、この補正予算、まあアニメの殿堂ばかり言うつもりはありませんが、必ずしも国民から見て、なんでこれが緊急的な経済対策なのんだと思われるものもあるわけであります。特に私が一番気になっているのは、いわゆる官僚任せにした政治によって、この官僚の皆さんが働いておられる役所の施設整備費とか、あるいは官僚の皆さんの天下り先である独立行政法人、公益法人などに対しての施設整備費、これにトータルとして2兆8千億円かけている。国民の皆さんには、1兆4千億円程度しかダイレクトにはいかない。何かこれはアンバランスだなと思うのは当然ではないかと思いますし、基金として4兆円以上が積まれている、すなわち、今年、今年度には十分にはけない。しかしお金だけもらっておこうみたいな話でですね、これは当然今年ではけなければ今年の景気対策になるはずもないわけでありまして、なんでこんなものを緊急の経済対策、来年度回しあるいは再来年度回しにするようなお金が積まれなければならないのか。おかしいものばかりなものばかりですから、それよりも本当に国民の皆様方に家計を潤すような直接的な手当というものに変えていこうじゃないかと、それが民主党の基本的な考え方であります」
太田代表「私が申し上げていることというのは、基本的にもっと増やしたいぐらいだ。これがほとんどなんですよ。そして今、鳩山さんが言われた役所の施設整備2.9兆円、この中身をよく見てもらわないとまずい。イメージを植えつけるだけでは私はいけないし、削減するっていうものが具体的にどういう内容で何を削るかということが明確でないといけないと私は思うんですが、役所の施設整備などで削れると今でおっしゃったけれども、これはほとんどね、中身は耐震化の、学校の耐震化をはじめとするそうした予算であるということをどうもご存じないようなんですが、そうした中身についてもきちっとしないで、イメージを植えつけるだけでは私はいけないと思います。鳩山代表の発言で今までずっといろんなところがありますが、具体的にどの部分をどのくらい削減するかという内容についての明確な提示というものが常にないということは、私は大変問題だというふうに思いますし、特に補正予算というのはは景気回復の正念場の時に大事な予算であって、執行を停止するなどとはとんでもないことだと言わざるを得ないと思います」
鳩山代表「私は今回の15兆円の補正予算、まあ最後になって1日で何か1兆円増えたいう話もうかがっておりますが、官僚の皆さんにお伺いしても突然にして何でもいいから寄せ集めてくれというような発想の中で補正予算が組まれてきていると。相当ずさんな内容だという話も中から聞いている話であります。したがって、我々が政権を取れば当然その中で相当な無駄遣いあるだろう、それは必要なものもないとは言いませんよ。それなりに当然のことながら必要性があって組まれたものもあろうかと思っております。したがって、いるものは大いにやるべきだ。しかし必ずしも今、緊急性をもってやらなくてもいいようなアニメの殿堂のような話は、やるとしても先延ばしたっていいじゃないか、あるいはやら必要がないじゃないか、そういう仕分けをきちんとやることが国民の皆さんに向けての民衆党としての義務だと、そのように思ってるから申し上げております」
太田代表「具体性があまりにもないと言わざるを得ない」
3864
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:29:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171521015-n1.htm
【党首討論詳報】(5)志位共産委員長「日米FTA交渉には入るべきではない」 (1/4ページ)
2009.8.17 15:18
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(4)にもどる
志位委員長「この選挙は自公政権を退場させた後に、それに代わるどういう新しい政治を作るのかが、すでに最大の焦点となっています。国民の多くの皆さんの関心も自公政権後の政治をどうするかに向かっていると思います。それで私は、鳩山さんに2問お聞きいたします。一つは鳩山さんは官僚主導の政治から脱却することを最大の主張にかかげておられます。確かに悪しき官僚主導と決別することが重要であることは論を待ちません」
「同時に、私がお聞きしたいのは、鳩山さんが、財界主導の政治についてどう考えているかについてです。国民の暮らしを守ろうとすれば、どんな問題でも財界主導の政治にぶつからざるを得ないからです。例えばなぜ日本に首切り自由の不安定雇用が広がり、働く貧困層が広がったのか。1995年に日経連が新時代の日本型経営という雇用戦略を発表したことが、1999年の派遣労働の原則自由化、2004年の製造業への解禁をはじめ、労働法制の規制緩和の出発点となったことは事実であります。それからなぜ社会保障がここまで破壊されたのか。2002年度からはじまった年間2200億円の社会保障費削減も、経済財政諮問会議のメンバーだった日本経団連会長が、社会保障については大胆な制度改革を前提として要求基準を定めるべき、と、号令をかけたことからはじまったことは、これも事実です。さらに消費税増税を政府に要求し続けてきたのも財界です。2003年1月に発表された日本経団連の提言は、消費税率16%を法人税の大幅引き下げとセットで要求しています。こうした一連の事実に照らしましたら、私は国民の暮らしを守ろうとすれば、財界主導の政治から脱却することが不可欠だと考えます。鳩山さんと民主党に自公政権のもっとも悪い特質の一つである財界主導の政治と決別する意志があるのかどうか、端的にお答えください」
鳩山代表「それは財界の中にも、当然、いろんな知識を持った方々もおられるし、今日の経済をリードして来られた中で、さまざまな知恵というものも、あることは事実だと思います。そのことを認めながら、しかしながら、官僚まかせをやめたから、あとは財界任せになるとかいうような発想は一切持つつもりはありません。むしろ財界の皆様方の名かには、必ずしもですね、これからの日本をリードするというよりも、今までの産業界の仕組みというものの中で、必ずしもこれから未来志向ではないような方々の意見というものもあると思います。したがいまして、すべて財界の方々の意見は封印するとか、そんなつもりはありません。意見はいろいろと聞くことは大事だとは思っておりますが、一番大事なことは、政治がもっと主導権を握って、さまざまな皆様方の声を伺いながら、政治というものを国民の皆様方に、期待に応えられるように動かしていくこと、そのように思っています」
志位委員長「私は財界主導の政治と決別するご意志について伺ったんですが、まあ、財界の中にもいろいろな方々がいらっしゃると。もちろん今の日本経済を憂えて、この現状を打開しようと前向きに考えてらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思いますけれども、全体としての財界主導の政治を打破するかどうかについてのお答えは、定かでありませんでした。いただけませんでした。この点は立場の違いがあると思いますので、ぜひ今後も議論していきたいと思います。ただ一言付け加えますと、やはり財界主導の政治から本当に脱却しようと思ったら、企業献金をやめる必要があります。この間、日本経団連がですね、政策要求を付きつけて、そして自民、民主を、通信簿をつけて献金を斡旋(あっせん)すると、こういうやり方とはきっぱり手を切る必要があるということを申し添えておきたいと思います」
3865
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:30:10
鳩山代表「企業献金は全部やめますから、うちも」
志位委員長「すぐにやめましょう。もう一問聞きます。今度の選挙で自公政権を退場させたら、民主党中心の政権となるでしょう。そのときは私たちは建設的野党の立場、国民の願いに立って政策をどんどん提案し、良いことには協力、悪いことにはきっぱり反対の立場で現実政治を前に動かすため頑張るつもりです。例えば私たちは労働者派遣法の抜本改正。後期高齢者医療制度の撤廃。障害者自立支援法の応益負担の廃止。高校の授業料の無償化などを主張してきましたが、民主党のマニフェストを拝見しますと、これらの点では方向の一致が見られます。ぜひ新しい国会で、協力して実現をはかりたいと考えております」
「同時に民主党のマニフェストを拝見させていただきますと、私たちが絶対にこれは容認するわけにいかないという大問題も少なくありません。一つの問題に絞って伺いたい。それは民主党のマニフェストに、米国との間で自由貿易協定、FTAの交渉の促進し、貿易投資の自由化を進めると明記していることについてです。この方針は広い農業関係者、国民に大きな不安を呼び起こしています。なぜなら日米FTAが締結されるなら、日本の農業、特にコメに壊滅的な打撃が与えられるからです。財界団体で構成された日米経済協議会が委託した資産によりますと、日米FTAによる関税撤廃で、日本の農業生産は激減します。とりわけ米の生産は、82%も減少してしまいます。日本国民の主食であるコメが82%もつぶされる。これは日本国民の存亡にかかわる大問題といわなければなりません」
「民主党は日米FTAに際して、国内農業の振興を損なうことは行わないと述べておられます。しかし、日米でFTAを締結する場合、農業と米を除外したものはあり得るでしょうか。米国側ははっきり言っています。『コメを含む農業は、日米FTAの中心になるべきだ。日米FTA交渉を実現するには農業を含まないわけにはいかない。製造業の分野では米国はむしろ損失を受ける。日本からメリットを得るには農産物自由化が入っていないと難しい』。すなわち、農業と米を除外した日米FTA交渉はあり得ないのです。日米FTA交渉には入るべきではないと考えますが、いかがでしょうか」
鳩山代表「私はまったくそう思っておりません。私はやっぱりアメリカとの付き合い方というのは防衛問題とそれから経済問題。今までは防衛に偏っていたと思っておりますが、むしろその軸足をより経済との間の密な関係をつくることにシフトさせるべきではないか。そのように思っておりまして、その中でFTAの交渉というものを進めたらよろしいと、そう思っています。当然、当たり前の話ですけれども、国益を守るのというのはお互いに2国間で議論するときに最も必要なことであります。したがいまして、われわれにとってみての国益は何かと。今、米を開放したらどうなるのか。そのときの影響が大きいことはよく、われわれも分かっています。すなわち今、2国間で日本はいろいろな国とFTAの交渉をやったり、済ましたりしておりますが、すべてコメや麦などの主要作物は除外されているわけであります。国益を守りながら、しかし、一方では自由貿易の方向に向けてお互いに経済関係を強化していこうではないかというのは当たり前の話でありまして、私どもは食料自給率とか、あるいは食の安全とか、あるいは農村の振興というものを考えたときにしっかりと、おコメや麦などの主要作物というものをしっかりと国益を守りながら、FTAの交渉を進めることは十分にできる」
志位委員長「アメリカとの貿易を私たち、活発にすることは否定しておりませんけれども、日本に入ってくるアメリカの輸入品のうち、常に工業製品は関税が低くなっているわけですね。で、高い関税にしているのは、農業と米だけなんですよ。ですからね、これはね、農業、コメ抜きのFTAというのはあり得ないと。交渉に入っていくべきではないということを重ねて申しあげます。で、これは防波堤となって食い止めます」
3866
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:31:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171532016-n1.htm
【党首討論詳報】(6)鳩山氏「非核3原則法制化も検討したい」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:29
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(5)にもどる
−−社民党、福島さん
福島瑞穂党首「鳩山代表にお聞きいたします。オバマ大統領が核廃絶の演説をして、日本、被爆国・日本こそ、世界で核廃絶の先頭に立つべきだと考えています。非核3原則の堅持、法制化は重要です。核の密約について、持ち込ませていたこと、持ち込ませる可能性があること、これはきちっと明らかにした上で、非核3原則の堅持と、それから、あの、きちっと担保していくために、非核3原則の法制化が必要だと考えています。鳩山さん、新しい時代、新しい政治の中で、社民党、民主党が核廃絶の先頭に立とうではないですか、いかがですか。この非核3原則の堅持と法制化についてご意見をお聞かせください」
鳩山由紀夫民主党代表「社民党さんと協力をして、当然のことながら核廃絶の先頭に立つという心構えを持っています。そのためにも、ある意味でオバマ大統領があのような演説をされたわけですから、もっともっと日本がその先に出ていかなければならなかったし、そのことはまだ必ずしも十分ではないなと思うにつけ、新しい政権ではもっと前に出るような政策を打ち出していきたいと思います」
「その意味で申し上げれば、非核3原則も、私どもは、将来的に非核3原則は守られると、そのように確信しておりますので、非核3原則の堅持はいたします。一方で、これはある意味での国是のようなものであったものですから、国是にとどめておいたほうが、強い影響力を持ちうるのではないかと、そのようにも思っておりましたが、社民党さんと協力を申し上げていく中で、非核3原則の法制化に関しても検討はしていきたいと、そのように思っています」
福島党首「はい。ともに核廃絶の先頭に立つべく、新しい時代、新しい政治の中で頑張っていきましょう」
福島党首「麻生総理に質問をいたします。小泉構造改革のひずみや負の部分は認めていらっしゃいます。しかし、それは一体どの部分なんでしょうか。社民党が、なぜ、生活再建、命を大切にする政治を訴えるかというと、国民の生活が本当に壊れていっている、生活の底が抜けそうである。自殺者も3万人を今年は早く、あの、本当に3万人をはるかに超しそうだと、福島さん、何とか政治を変えてください、年金5万円で暮らしてるんです。涙をためながら、そういう人たちに実にたくさん、この選挙戦の中で出会っています」
「ところが、自民党のマニフェストをみても、生活を壊した根本政策の転換はないんですよ。だからこそ、自公政権には何としても退陣してもらいたいと思います。麻生総理、ひずみやその部分っていうのは、具体的にどこなんですか。労働者派遣法の抜本改正案、社民、民主、国民新党で出しました。この抜本改正案、賛成していただけますか。後期高齢者医療制度の廃止や、生活保護の母子加算、これ200億(円)しかかかってないんですね、この母子加算のカットの復活は、なぜ、なさらないんですか」
3867
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:31:42
麻生太郎首相「まず、質問の数が多いんですが、まず、取り組んできた改革の中で、一連の規制の緩和等々によって、間違いなくインターネットなどなど、この部分には、日本は大きく規制の緩和によって進展して、日本は世界最先端と言われるまでになったという点は確かだと思います。よかった点です。しかし同時にひずみが出た点というのは、いろいろ問題点がある。地方の疲弊が生じている、という点が私どもとして、大きな問題だと思っております。タクシーがよく例に出ますけども、これを規制をゆるめた結果、タクシーというものは確かに便利になった面はあろうかと思いますが、タクシーを運転している人たちの給与は激減しているという部分というのはあるんだと思います。こういった点を地域によって、あの、調整をせねばならぬといって、させていただきつつあるということだと思っております」
「また、社会保障制度という点に関して言わしていただければ、これ2200億円というものを、毎年1兆円増えてまいります社会保障に対して、2200億円の削減をずっとやらしてきましたけれども、限度にきた、そういったところでもう無理になってきているということで、今年度からこの2200億円というものの削減というのを止めておりますのは、ご存じの通りです。そういった意味で、われわれとしては安心社会というものをやっていくためには、いろいろこういった対策というものでひずみが出たもの、特に弱者といわれるところにひずみが出たのではないかということで、子育てといわれる部分にかなりの内容をおいております。で、今申し上げたような、これずっと言っていくと、あの時間がないと思いますんで、職業訓練中の方々に対しても、生活補償というものを出します、などなど、いろいろやらせていただいておるところで」
−−麻生さん、簡潔に答えてください
麻生首相「終わりです」
福島党首「はい。自民党の政策の間違いは、国民の生活の再建、どう補償していくかっていう視点がないからです。小泉総理の政権下、いざなぎ(景気)超えの景気と言われました。大都会の大企業が潤えば、みんな潤う、そんなの嘘っぱちだったわけです。格差を拡大し、労働法制を規制緩和し、見事に人々の雇用は壊れました。その視点がないんです。(労働者)派遣法の抜本改正案、自民党政治ではやれないですよ。企業団体献金93億円もらって、企業のためには政治はやれるかもしれないけれど、本当に働く人たちのための政治を自民党政治はやることはできません。派遣法の抜本改正案は社民党は実現をいたしますし、これからひとりひとりの生活の立て直し、年金や医療や介護、障害者のみなさん、その制度を立て直していくということこそ、新しい政治の中で、しっかりやっていきたいというふうに、あの考えております。まだ時間あります?」
−−あと、2分
福島党首「わかりました」
麻生首相「答えなくていいのね」
3868
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:32:03
−−お答えを求められますか、今の
福島党首「いや、けっこうです」
−−一応あのディベートですので
福島党首「はい、では、麻生総理、お聞きをいたします。集団的自衛権の行使についてですね、憲法解釈で認めるというのは看過できないと考えています。平和が大事であり、オバマ大統領は平和戦略、安全保障政策を転換をしようとしています。日本はそれが全然できないんですね。自衛隊を海外に派兵するのではなく、その税金は、国民の命のために使え、というのが社民党の立場です。憲法解釈を変えて、集団的自衛権の行使をできる、そのことは間違ってると思いますし、自衛隊の海外派兵はするべきではない、いかがですか」
麻生首相「北朝鮮という国の存在をどのようにお考えになってるか、私には理解ができません。少なくとも北朝鮮というのは核実験をやり、2回も。そして日本に届く中距離弾道ミサイルをかなりの数をもっていて、この7月にも実験をしたというような国が隣にある。しかも、われわれの子供まで拉致する、しかも俺がやったと認めている国家元首がいる、という国が隣にあるという現実というのを踏まえたうえで、われわれ日本を守るということを考えるべきだと申し上げております」
「少なくとも日本を守るという立場にある同盟国のアメリカが、その船が攻撃を受けたという場合に、日本の自衛艦が防護するということを可能にするというのは、これは考えるべきではないでしょうか。日本を守ってるためですよ。また、同盟国というアメリカとの間で弾道ミサイルの迎撃ということもよくいわれますけども、これらを実現するために、安全保障の基盤を強化するというのは大事なことだと思っております」
−−福島さん、一言だけ
福島党首「憲法を破壊するような政治ではなく、生存権、憲法9条、表現の自由などが実現できる、そういう新しい政治をきっちり社民党はつくっていきます」
3869
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:33:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171536018-n1.htm
【党首討論詳報】(7)鳩山代表、外国人参政権「前向きに考えるとき」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:34
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(6)にもどる
綿貫民輔国民新党代表「麻生総裁にお願いします。麻生総理総裁は郵政民営化について、ややブレた発言があったといわれておりますが、鳩山総務大臣を解任して、西川社長を守られたんでありますが、この小泉郵政民営化問題についての総括をお願いしたいと思います」
麻生首相「郵政民営化の目的は、もう綿貫先生、よくご存じの通り、これは利用者の利便性というものを高める。そして経営の効率化を図るだったと思います。経営の効率化は少なくとも、平成20年度をみますと、グループ決算で約4200億円の税引き後の利益を出しておられます。4300億円を納税をしておられますんで、これまでは4年間で1兆円ぐらいだったと記憶をいたします。利用者の利便性の向上ということに関しては、新しいサービスは、もうご存じのようにローソンと組んだりして、物販の販売サービスを始めてみたり、また、クレジットカードの業務を郵貯銀行としてやられたり、いろいろなことをしておられると存じます。少なくとも、そういった利便性の向上は今の民間になってから増えてきていることは確かだと存じ上げます」
「一方、簡易郵便局というものが一時閉鎖など、一時期増加したことも確かです。従って地域住民の方々からいろいろご指摘をいただきました。私の選挙区にもあります。そういった方々に対して委託手数料を値上げするなどして、今、一時の閉鎖局というのはかなり減少してきていると思いますんで、この点に関しましては、今後とも利便性ということと…利便性という点を十分配慮して今後ともやっていかねばならないと思っております」
綿貫代表「今の鳩山さんと西川さんの問題はどのようにお考えで」
麻生首相「鳩山先生の話と…鳩も2人おられますんで、あの、鳩山総務大臣の話をしておられるんだと存じます。鳩山総務大臣の件に関していわしていただければ、少なくとも郵政会社というのは、これは民間の会社であります。民間の会社が取締役会で決めた後の話の役員人事に政府が介入するというのは、明らかに民営化の本来の趣旨を踏み外している。従って取締役会の前にいろいろ話をされるならともかく、取締役会の決定が終わった後に、政府が介入をして人事を変えるというのはいかがなものだという点が、一番の問題点だったと、わたしはそう思っております」
「従って、私どもとして郵便局側が今後どうされるかは今後の対応だと思いますが、業務改善命令などなどいろいろ出されておりますんで、これを着実に新しい総務大臣のもとに実行していただくというのが、一番肝心なことだと思っております」
綿貫代表「竹中さん(=竹中平蔵元経済財政担当相)は株式会社というのは株主のものだといっておりますが、郵政は株主は誰ですか。国家じゃないですか。全部」
麻生首相「郵政の株主は大蔵省。すなわち日本でいえば財務省。いわゆる財務局が持っていることになります。許認可権を郵政を監督いたしております総務大臣が持っております。総務大臣は許認可を与える立場。テレビ会社に対しても、同様に総務大臣はその許認可権を持っておりますが、これを乱用するというのは極めて危険だと思います。私はその意味では、株主は、われわれとしてはいかがなものかといったとはいえ、取締役会が会社においては大きな意味を持ちますんで、一人株主が出てきて、取締役会の意見を全部否決するということになるのはいかがなものかというのが、わたしは会社を経営している立場からいえば、その点が一番危惧されてしかるべき点だと思います」
綿貫代表「じゃ、関連しまして、さらに小泉改革の郵政民営化を柱とするいろいろの改革というものについて、どういう評価をしておられますか」
3870
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:33:29
麻生首相「わたしは郵政の改革に伴って…これ、郵政改革だけですね、先生?」
綿貫代表「郵政、その他。その他もろもろ」
麻生首相「その他も?そ、そ、郵政その他いろいろ規制が緩和された結果、いろんな意味でわたしどもは間違いなく、さきほど一部申し上げましたが、通信関係でいえば、インターネットやいろんな面において、間違いなくこの数年間飛躍的に日本の、この通信分野というものは成長した。これは規制が緩和されたおかげだったと、わたしはそう思っております。こういう意味では規制の緩和は効果を上げた点は否めない事実もあろうと思います。しかし、規制の緩和が行き過ぎた結果、かなりの部分で格差が出た。地域間格差が出た。また、企業間格差が出た。まあ、結果として教育格差につながった。いろいろな表現があろうと思います。そういう意味では、とくに地方に関してはいろいろな痛みが伴って出た。地方交付税、地方交付金、大幅に減税…ではなしに、縮減されておりますんで、その分は地方においては特に痛みが出たと、わたしはそう思っております」
「従って、この分に関しましては、地方交付税、地方交付金というものは今回の補正予算、いわゆるご批判のあるところであるようですけど、わたしはこの点は、地方に関しては、きちんとした対応をしないと、地域間格差を一層押し進めるということになりかねない。そういう意味での格差を招いたという点は率直に認めた上で、どう対応すべきかだと、わたしはそのように考えております」
綿貫代表「もう1つですね。自民党はたいへん、大振る舞いのマニフェストをいろいろと出しておられますが、大きな問題の1つとしてですね、国家の構成に関する問題で、外国人の地方参政権の問題について、われわれ国民新党は国家の存在を動かしかねないということで反対といっておりますが、自民党はどのようにお考えですか」
麻生首相「この点に関しましては、これまでも同じようなことを、同じような立場で申し上げてきたと思いますが、この参政権というのは極めて大きな問題であって、われわれはただちにこの話に、参政権を与えるべきだというご意見には、自由民主党として全面的に賛成しているわけではありません」
綿貫代表「これは同じく鳩山さんはどうお考えですか」
鳩山代表「わたくしどもは今、議論をしている最中であります。わたくしどもの中にまさに賛否両論あります。その中で意見の集約を今、図っている最中でありますが、しかし、将来のことを考えたときに、わたくしはもっと前向きに考えるべきときがきているのではないかと、そのようには考えています」
−−綿貫さん、まとめてください
綿貫代表「はい。鳩山さんにお願いします。われわれは地域間格差を是正して均衡ある国土の発展を願っておりますが、道路特定財源は当面必要だと考えておりますが、仮に廃止になりました場合でも、地方の道路というものの整備についてどのようにお考えでしょうか」
鳩山代表「言うまでもありませんが、一般財源化をしても、必要な道路、とくに地域のみまさま方に決定をゆだねることが大事だと思っておりますが、地域にとってまさに生命線のような道路というものもかなりあります。そのような道路に関しましては、これからも大いに建設をされるべきではないかと、そのように思います。ただ、一方で、必ずしもそうでない道路も散見されるわけでありますから、そのところもきちっと見分ける必要がある、そのように思ってます」
3871
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:34:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171549019-n1.htm
【党首討論詳報】(8)鹿児島民主、日の丸刻んで党のマーク 首相「許し難い」、鳩山代表「申し訳ない」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:46
このニュースのトピックス:マニフェスト
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(7)にもどる
麻生太郎首相「民主党の鳩山代表にお伺いさせていただきます。財源問題です。民主党の政策は、財源なきばらまき、私にはそう見えますし、多くの国民の方々にもそういう指摘をされています。『子ども手当』に5兆円、高速道路無料化に2兆円、農家の戸別補償に1兆円などなど、全部で約17兆円。予算を組み替えると、何兆円も出てくるというのは夢物語なんだと思います。そこでまず伺います。『子ども手当』の5兆円の財源からお尋ねします。『子ども手当』の財源として、配偶者控除や扶養控除の廃止などを挙げております。ということは、子供のいない家庭には増税になるということですが、それでよろしいのですね」
鳩山由紀夫民主党代表「65歳未満の方で、お子さまがいないご家庭、そして税金等払っておられるようなご家庭に関しては、それは増税になるということが予想されます。それは、だいたい子供さんがいらっしゃらないご家庭、だいたい4%程度ではないかと、われわれはそのように試算をしています。大事なことは、日本の少子化問題というものが大変大きな問題であって、例えば今日お生まれになった方が90歳のときの日本の人口は5000万人を切っているという話であります。大変脅威的な今、現象をしている状況であります。それだけに、この問題は大変重要な、少子化対策を講じなければならないという発想から、社会で子供さんをはぐくんでいただきたいという発想の中で、私たちは理解を求めてまいりたい。私たちはそのように考えております」
麻生首相「増税になるということはお認めいただきました。しかし、これらに増税では1.4兆円にしかならないと存じます。残りの4兆円は赤字公債で賄うことになる。結局、子供のいない家庭に負担を押しつけるか、また子供の世代に、さらなる借金をまわすだけになるのではありませんか」
鳩山代表「今、必ずしも正確ではないことを申し上げて訂正をさせていただきますが、専業主婦のご家庭ということでございまして、そこを追加をさせていただきます。私どもは、くどいようですが、『子ども手当』というものを拡充することが日本にとって喫緊の課題だという思いのもとで、大英断の中で『子ども手当』、月2万6000円、年間になおすと31万2000円を手当てする。2年度目からそのように考えているところでございまして、そのために、くどいようですが、社会で子供さんをしっかりと養っていくというシステムをつくるために、当然一部では痛みを伴うところが出てくると。そのことに対しては、ご理解をこれからも丁寧に求めていきたいと考えております」
3872
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:34:38
麻生首相「鳩山代表のお話では、国の予算は206兆円、これを組み替えれば17兆円出てくるとおっしゃっておられます。しかし206兆円のうち、ご存じのように136兆円というものは借金の返済や年金、医療の給付でして、削減はできないと存じます。このことは民主党も認めていらっしゃいます。残りの70兆円、しかしそのすべてが削減できる予算ではありません。例えば補助金、70兆円のうち約50兆円あります。民主党はここから約6兆円カットするとおっしゃっておられます。内訳を見ると、社会保障費、地方交付税で40兆円あるんですよ。そして残り10兆円は教育費、ODA(政府開発援助)、こういうことになるんですが、民主党はこの補助金のうち、具体的にどの事業を何兆円カットするおつもりなのか、ぜひ具体的に示していただければと存じます」
鳩山代表「私どもは、この補助金改革で関連の事務費、人件費などを削減、十分にできると考えているところでありますが、おっしゃる通り補助金には49兆円、それから庁費等で4.5兆円、さらに委託費0.8兆円、施設費0.8兆円。あわせて、これは55〜56兆円になろうかと思っておりますが、その部分の1割をカットできるという試算をしております。そのことに関しては、いわゆるご案内の通り、われわれ事務事業に関して事業仕分けというものを行っておるわけでございまして、その事業仕分けを現在サンプル的に行っていく中でも26%に対して、これは何らかの削減ができるという数字が出ているところであります。すべてに当てはめるということ、それが必ずしもすべての事業を見ているわけではありませんが、サンプル的に行った中でも2割以上が削減できるという数字になっておるものですから、それからわれわれとして推測させていただいて、全体として6.1兆円削減できると、そのように試算をしております」
麻生首相「事業仕分けの内容をわれわれ知らないわけではありませんが、時間がないんだと思いますんで、あと2分ぐらいだと思いますんで、最後に2点だけ申し上げたいことがございます。まずは民主党の農業政策です。民主党は米国とのFTA締結をすると主張しておられます。先日、日米FTAに反対する国民集会があったと聞いております。民主党は日米FTAを締結すると公言されていたのが、これは交渉を促進するというように、マニフェストとは違った方針を出されておられるように思います。日本の農業について、とても真剣に考えているとは思えない話なので、先ほど、太田代表からも質問がありました。この点は、私どもも同じような質問を持っております」
麻生首相「最後にもう1点、鳩山代表に申し上げておきたいことがあります。去る8月8日、鹿児島県内で開かれた民主党の集会でのことであります。壇上に大きな民主党の党旗が掲げられておりました。あの赤い丸が上下に二つ並んだかたちであります。しかし、これをよく見ますと、それは日本の国旗、日の丸の旗を切り刻んで上下につなぎあわせておられます。私の支援者から報告が寄せられておりましたんで、そんなことはないだろうと一応言いました。これは民主党のホームページにも写真が載っております。確かに載っておりました。私は国家の象徴としての国旗を切り刻む、そのようなことがあったとは正直、信じたくはありません。日本の国旗を切り刻むという行為がどういうことなのか、私にはとても悲しく、これは許し難い行為であるというように思っております。上が日の出、下が水面に写る朝日を象徴しておる。それが確か民主党の党旗だったと記憶しますが、その下の方は真円になりますんで、国旗ですと。それをわざわざしわしわにして並べてかけて。姑息(こそく)だと私は正直思いました。多くの方々から、この投書が寄せられているということだけ申し上げて、時間だと思います。終わらせていただきます」
鳩山代表「日米FTAの話に関しては、志位委員長からお尋ねがありましたんで、簡単に申し上げたいと思います。相手があるものですから、こちら側から締結すると言っても、必ずしもそれが100%かなうとは限りません。マニフェストという性格上、これは促進するということに改めたところでございます」
「それから民主党のマークは確かに国旗を切り刻んで作れるかもしれませんが、そんなことを、けしからんことをやった人間がいるとすれば、そのことに対して大変申し訳ないという思いをお伝えを申し上げておきたいと思います。それは国旗ではなくて、われわれとしての、ある意味でのわれわれの神聖なマークでありますので、マークをきちんと作られなければいけない話だったと思っております」
3873
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:35:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171559020-n1.htm
【党首討論詳報】(9)鳩山氏「簡単に政権交代と楽観視していない」 (1/3ページ)
2009.8.17 15:57
このニュースのトピックス:衆院選
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(8)にもどる
−−ここから第2部に入ります。各党首の皆さんに厳しく質問したいと思います。今度の選挙はある意味で各党のそれぞれ存在理由が問われていると思います。そういう観点から最も基本的なことを最初におうかがいしたいと思います。
まず麻生さんにおうかがいします。私も随分この党首討論を経験してるのですが、今回は非常に風景が違います。というのは政権党たる自民党総裁よりも、わずか衆議院では自民党の3分の1くらいしかない民主党に質問が多く集中しています。いったいどういうことだろうということなんですね。経済は少し明るさが見えてきたというお話もありました。それから責任力という意味でははるかに与党の方が優れていいるんだと再三強調されています。であるならば、なぜ内閣支持率がこれだけ低くなっているのか。なぜ政権交代がもはや現実のものになるという前提で質問が出ているのか。そこをいったいどう考えるのかということなんですね。いったい誰が悪いのか。総理大臣が悪いのか、自民党が悪いのか、それとも国民が悪いのか。それをまず明確にしていただきたい。それがなければ、なかなか自民党の立て直しも図れないだろうと思うからです。ますそのことについてお答えください。
麻生太郎首相「今、私たちはこれまでの政策に関して言わせていただければ、少なくとも今の状況は昨年の9月11日以降、リーマンショックといわれるものに、こう世界中急激に景気が悪くなっていったと思います。それまでそこそこ、悪いと言ってもそこそこ、それが急激に10〜12、1〜3(月)と急激に悪くなっていきました。これは日本だけではありません。世界中ほぼ漏れなくそういうことになりました。従って、われわれとしてはこの対策に全力を挙げました。これがこの10カ月間における自由民主党の政策だったと思います。その結果、数字は先ほど申し上げましたように少しずつ明るさが出てくる数字となってきております。われわれはこれを道半ばと思いますので、これを引き続きやっていく。これが私どもに与えられている大きな仕事なんであって、景気回復、全治3年と申し上げましたが、これに全力を挙げて立て直していかなければならないと思っております」
−−それなら、もっと国民も評価してくれるはずですよね。
麻生首相「私どもは、今この数字が肌として、数字というものは先行指数、いわゆる鉱工業生産指数とか株価、そういうものは先行指数で出てきます。約6カ月早く出ます。その後、遅れて出てくる遅行指数、これがいわゆる雇用。そういうものは後から遅れて出てくる数字です。それまでの間に、(質問者の)橋本(五郎)さん、時間差があります。従って、この時間差というものを、われわれは今任期満了になりますんで、残念ながら待てないところまで来たと。私どもはそう思って、今回解散ということになったというところであります」
3874
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:36:07
−−次に鳩山さんにおうかがいします。何となく政権を獲得したかのような前提で皆さんから聞かれている。ところが、この前の21世紀臨調の麻生さんとの討論でも、どうも守りに回っているという感じがしてならない。政権を取ったらどうしようと。全部約束しておくと大変だと。少しやはり留保を付けなきゃいかんと。そういうのが非常に見えるんですね。しかし、それで政権を担えるのかという問題が私はあると思います。そうした中で、いったい経済ならば誰を中心にして、外交・安全保障ならばぶれないように誰を中心にしてやるのかという、そういう政権を担うにふさわしいような心構え、体制を最も前に出さないと変でしょうという感じがしますが、いかがですか。
鳩山由紀夫民主党代表「私どもはですね、そんなに簡単に政権交代が実現できると、そんな楽観視しているわけではありません。あくまでもチャンレンジャーでありまして、われわれとすれば、このチェンジを必要なときにチェンジをさせなければならないという強い意志を持って行動していることは事実でありますが、しかし、選挙までかなり時間が長いという状況もあって、そんな簡単に政権交代が実現できるという認識を持っているわけではありません。従ってですね、政権を取ったかのように、その後、じゃあ誰が何をやるかみたいな話に、もし外に向けて映ればですね、それはうかれているのではないかと。もうすでに政権を取ったかのように思われてしまうのではないかと。そのような意識になるのは、われわれにとって一番の油断禁物だと思っておりますので、今お尋ねがありましたけれども、確かに経済問題、あるいは外交問題、それなりに精通しているメンバーがおります。あるいは外のメンバーの方々もおられると思います。そういった方々ともう政権を取った後のようなうかれた雰囲気で行動するときでは決してないと、そう思っておるものですから、まだ表に向けてこのようなメッセージを出すには至らない。ご理解を願いたいと思います」
−−太田さんにおうかがいします。自公政権の連立の10年間は何だったのか、プラスマイナスというのはきちんと検証しておく必要があると思います。それから、自公にとっては好ましくないことかもしれませんが、民主党を中心とした政権になったときも、ずっと自公の間は連立関係を継続していくのかということをおうかがいしたい。
3875
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:36:24
太田昭宏公明党代表「ちょうど10年に、連立政権に入ってなります。当時は、とにかく日本経済が世界の恐慌の引き金を引くというような危機でした。これを政治を安定させ、改革を大きくしていかなければいけないという意味でなりました。私は、公明党の主張した弱者に優しい、あるいはセーフティーネット、女性の人権、そして環境、そうしたことを従来自民党政治の中ではないものを実績としてあげることができたという、まあある意味では役割分担のいい形ができたと思います。昨年来は特にしかし構造変化というものが底流にあります。グローバリゼーション、国内における少子高齢社会、そして環境の制約、こうしたものの中に加わって昨年来の世界的な経済危機。この現在の危機と未来というものに対して、どういうふうにわれわれが取り組んでいくかということに責任を持ってやるのが与党の役割だということで、一定の役割を果たしてきたと思います。自民党との、今日はとにかく選挙戦がこれからですから、とにかく与党で勝つということに全力を挙げます」
−−志位さんにおうかがいします。先ほど、自公政権退場をまずさせる、そして建設的野党だ、とおっしゃった。ただ、今度の選挙では2大政党制に限りなく近付いている中で、それは自公政権打倒はいいが、それによって民主党中心の政権ができる。どちらにしても共産党の存在理由が逆に問われていくことになると思うが、そのある種のジレンマをどうするのかが大きな課題だと思いますが、いかがですか。
志位和夫共産党委員長「私たちは今度の選挙で、まさにわが党の存在理由として3つの点を押し出して戦っています。まず第1は、今おっしゃられたように、自民、公明の政権を退場に追い込む。この先頭に立って、われわれは国民の皆さんの多くの怒りの代弁者になって頑張ると。これはやはりわが党が正面から戦ってきた党ですから、役割を果たしたいと。第2にですね、民主党政権になった場合に、それでは日本の政治がこれまでの政治と大本から変えられるのかと。先ほど私は財界支配を打破できるかという話をうかがいましたが、やはり内政は財界中心、外交は日米軍事同盟中心というこの枠組みは変えるに至らないと。そこで、私たちは先ほど冒頭に申したようなルールある経済社会、あるいは9条を生かした平和外交、これを訴えていきます。同時にですね、民主党政権になった場合にですね、野党がどうなるかということを考えますとね、共産党と自民党と公明党ということになるでしょう。そのときに私たちはよいものには協力すると、悪いものにはきっぱり反対するという立場で、しっかりした立場を持つ政党が伸びることが、やはり日本の政治を前に動かす力になるし、そして日本の政治を大本から変える力になると、こう私たちは訴え、私たちの存在意義がうんと今、浮き彫りになっていると考えております」
3876
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/17(月) 19:36:41
>>3846
とはいえ、惜敗率で決まる同順位の選挙区重複候補は、
【北海道】(2)岡千陽、萩生和敏、佐藤昭子、渡辺紫
【東北】(3)加藤幹夫、佐藤雅之、鈴木知、瀬川貞清、吉俣洋
【北関東】(3)伊藤岳、小池一徳、酒井宏明、桜井晴子、田谷武夫
【南関東】(3)遠藤昭子、小倉忠平、笠木隆、加藤英雄、斉藤和子、藤井美登里、古谷靖彦、宗田裕之
【東京】なし
【北信越】(3)金元幸枝、佐伯めぐみ、佐藤正幸、武田勝利
【東海】(4)鈴木正典、中野武史、平賀高成
【近畿】(5)金田峰生、川内卓、国重秀明、駒井正男、原俊史、豆田至功
【中国】(2)東毅、石飛育久、岩永尚之、藤本聡志、吉田貞好
【四国】(2)田中克彦、近石美智子、古田元則
【九州】(3)上野哲夫、内田裕、小林解子、篠田清、瀬戸雄也、馬場洋光、渕瀬栄子、山口広延、山下魁
辛うじて南関東の3位ぐらい? ほかは掠りさえしないでしょう。
3877
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:37:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171621021-n1.htm
【党首討論詳報】(10)麻生首相「年金は各党できちんと話する」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:19
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(9)にもどる
−−民主中心政権になると、社民党の責任は重い。しかし、北朝鮮のミサイル発射の際には国会決議で社民党は棄権した。本当に政権党の一翼を担えるのか
福島瑞穂社民党党首「社民党の存在意義は大きくもなり、またそのことを国民に理解していただいて支持をしていただきたいと考えている。社民党が参院でもキャスチングボートを握り、衆院でも新しい政治の中で、社民党が存在することで、例えば新自由主義から社会民主主義というか、雇用を大切にした福祉社会をつくっていくということ。働く人たちの権利をとことん守るということ、あるいは平和の問題などで、社民党の役割は本当に大きいと思っています。社民党が大きくなることで、新しい政治の性格づけがそこで本当にかなり大きく反映する、決まると思いますし、さきほども鳩山代表が非核三原則の堅持の法制化と言ってくださったが、こういう形で話し合いや協議を続けることで、きちっと政治を変えていこうと思っております。派遣法の抜本改正案も、社民党と民主党で、かなり議論を何カ月も実は繰り返して、いい形の抜本改正案をつくって出したと思っています。ですから、社民党と民主党は政党が違いますから、考え方が違うところもあります。しかしだからこそ、社民党の存在が重要で、協議をしかるべき時に、その重要なテーマについてきちっと議論をして参ります」
−−綿貫代表に聞く。国民新党の最大の存在理由は郵政民営化の見直しだが、民主党の中にも民営化の大きな方向に賛成の人もいる。国民新党は存在理由は
綿貫民輔国民新党代表「すでに一昨年は、参院で郵政民営化見直し法、民主党と社民党と協力して参院を通過させていただいた。今度は衆院でも同じような方向にいくだろうと信じています」。
3878
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:37:36
−−経済政策について。まず鳩山代表。きょう発表されたGDPの年率換算が1年3カ月ぶりにプラス成長となった。ここまで取ってきた自公の経済政策を評価するのか。もし政権を取った場合、追加的な経済対策をする必要があると考えているのか。補正予算の組み替え、仕分けの程度でいいと考えているのか
鳩山由紀夫民主党代表「まず、4回に分けて予算を、補正予算を含めて与党が組んだが、私どもは基本的に評価をしておりません。なぜならば、あまりにも、例えば50兆円の国債を発行、すなわち借金を発行しているわりに、国民の家計に対して強い影響をいまだ持っていないということであります。今、経済が何か回復のきざしが出てきたというようなお話をされておりますが、必ずしもそうではないと多くのみなさんが実感としては思っているのは間違いありません。私どもはむしろ、内需をどうやってすぐに回復させるかに焦点を置いた経済政策を講じるべきだと前から主張しておりました。しかし、必ずしもこの何回かにわけた予算においても、そのような形で刺激を与えるものは極めて乏しかったと理解しております。追加対策を講じるというよりも、補正予算15兆円、その大半、すべてとは言わないが、かなりの部分に必ずしも景気の刺激にならない予算が組まれている。そこの部分は組み直す必要があると。そしてもっと家計に直接刺激を与えるような政策というものを、できれば私どもは前倒しをしてきたい。子供手当しかり、農家の戸別所得補償制度しかり、高速道路の無料化しかり、暫定税率の撤廃しかり。こういった直接的に家計にプラスの影響を与えるもの、そのことによって内需を拡大して、そして消費購買力を高めて結果として経済を前向きに展開をさせることはもっと望ましい、望まれてると思っている」
−−今年か来年のうちに日本のGDPは中国に抜かれる。これが示しているのは人口減少、高齢化で、企業はアジアの内需を取るしかないと考えている。日本の世帯に直接補助するだけで国内需要が喚起されるのか。民主党は雇用所得を増やすための政策をどうやってつくるのか
鳩山代表「確かに内需を刺激すればすべて済むと理解しているわけではない。今回の日本の経済が兆しが若干回復基調にあるという話でも、これは外需寄与の方が大きいというのは当然だ。一方でまだまだ内需は弱いのはいうまでもない。しかし、一方で、当然のことながら外需に今日まで頼ってきた日本の経済として、これからは、アメリカというよりもむしろ、中国圏というか、アジアというものを視野に入れた、アジアに対して日本の経済力を見いだしていくことは大変重要だとわれわれとしても認識していることはお伝えしたいと思う。それから、内需の刺激策としては先ほど申し上げたような話でありますが、基本的には分配というものを変えるということを大胆に行う必要があると、そのように思います」
−−社会保障関連。最初に麻生総理。与党とかつて社会保障国民会議というのをつくって民主党にも協議を呼びかけたが、超党派の議論が合意に結びつかないという状況を放置していいのか。選挙後に超党派の協議機関をつくって合意のための努力をする考えはあるのか
麻生太郎首相「これはわれわれは、前からその意見を申し上げてきた通りで、その点に関しましては基礎年金の国庫負担の2分の1の引き上げというときには、民主党は反対だったんですけれども、これはこのまま放っておくと無年金、低年金の問題はずっと解決しませんし、その意味ではわれわれとしては、公明党と一緒にこの問題を解決するために25年、やらなきゃならない期間を10年短縮するなどいろいろ話を申し上げてきている。この問題は非常に大きな問題だと思っているので、この選挙に自由民主党が勝とうと負けようと、われわれとしてはきちんとそういった話をするべきだと。確か、私、幹事長になってすぐにこの話を申し上げたと記憶しておりますので、その気持ちに変わりはございません」
3879
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:38:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171629022-n1.htm
【党首討論詳報】(11)鳩山氏「今すぐ消費増税の議論に加わる必要ない」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:27
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(10)にもどる
−−超党派の協議機関で合意を得る努力をするか
鳩山由紀夫民主党代表「さまざまなご意見を伺うということは極めて重要だと思います。したがってわれわれ、もし、政権をとった暁に、当然、与野党の中でもきちっとした議論を当然、国会の中の議論が一番だと思いますが、協議をすることは重要だと思います。ただ、そのときに今までのように、百年安心だと言われているその部分を変えないぞ、と言われたんでは話にならないわけでありまして、この100年安心どころか、まったく不安ではないかというところに、出発点を置かないと、新しいわれわれの考え方のように、年金の一元化の方向に大きくカードを切ることができない、そのように思っておりますので、そのような前提は必要だと思いますが、われわれとすれば協議を行う。その場合に当然、財源の議論も必要だと思っておりますが、われわれとすればわれわれの方式で考えたときに、20年なら20年の移行期間のいずれかのときに、消費税の議論というものは当然行わなきゃなりませんが、今すぐに消費税の増税の議論に加わる必要はないと、そのように考えています」
−−消費税はそんなに恐いものなのか。鳩山さんは消費税を4年間封印すると言っているが、それは議論を封印するのか、実施を封印するのか。4年後の選挙にはマニフェストでどう書いたらいいと思うか
鳩山代表「後半の部分から申しあげれば、実施を封印するということであります。したがいまして先ほどお話がありましたように、年金の議論を大いにこれはやるべきだと思っておりますので、しかしながら私どもの発想の中で、4年間、消費税を挙げる必要がないという、これは理屈じゃなくて、理論的にきちんと証明をしながら、国民の皆さんに説明を申しあげる必要があろうかと思いますが、そのことを申しあげているのでございます。そして消費税そんなにいけないものかというお話があります。確かに増税というのはまさに、政治は税だとも言われておりますので、勇気を持って言わなければならないときは当然あると思います。しかし、今のような経済状況の中で、もう一つ申しあげれば、政治が必ずしも信頼を得ていない、こういう状況のときに、いくら増税の議論を前向きに進めようと思っても、国民の皆さんは見向きもしない。一番大事なことはだから、無駄遣いなどをなくして、国民の皆さんに政治の信頼というものを取り戻したときに、大いに消費税の議論というものはされるべきだ。そのように思っています」
−−具体的に何をどう削るのか。一つ一つの積み上げは何なのか。どの程度、鳩山さんが把握されているのか、例えば、マニフェストに載っている八ッ場ダム。これをどういう段取りで中止していくのか。これですら、民主党議員のいろんな利権問題その他が絡んでくる話になるので、それをどういう政治力で突破していくのか
3880
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:38:53
鳩山代表「私はこういう大型の公共事業、特にダムのような公共事業というものに関しては、まずいったん、冷静になって、本当に必要かどうかということを議論することが肝要だと。その中で私も実際に見てまいりましたけれども、八ッ場ダム、いわゆる治水、利水の観点から見ても、また、人口がこのように急激に減ってしまうような日本の中で必要もないという思いを強く感じたところでございまして、後は、私は、これは政治力だと思います。しかし、一方でご案内の通り、一番気になっておるのは、反対しておられた方も、最近は特に住民の多くの方々も引っ越されたりなどしてですね、非常に苦しんでおられるのも事実であります。したがって、彼らの生活再編、再建というようなことに関しては十分に配慮をするというようなことなども行いながら、やはり住民との接触の中で政治的な決断というものを行う必要がある。私は十分にできると思っています」
−−共産党の志位さんに伺う。大企業に応分の負担を、という話だが、企業の負担を増やして、結果として雇用が減ったり、企業がつぶれたりということが考えられる。海外へ事業所が移ることも考えられる。そういった問題を踏まえて、日本は何で食べていくのか、ということについてはどうお考えか
志位和夫共産党委員長「まず、大企業への負担を増やして大丈夫かという話がありました。大企業の法人税率のいわゆる実効税率というものだけ見ますとね、だいたいそろっている状況にあるんですけれども、実質的な負担を見ますと、日本の場合、二つの問題があると思います。一つはさまざまな優遇税制がたくさんあります。研究開発減税だのさまざまな優遇税制があります。それからもう一つは社会保険料の負担が大変少ないという状況があります。ですから政府の出しているデータで見ましても、例えば自動車産業の場合、日本の自動車産業が払っている税と社会保険料の負担ですね、これはだいたいドイツの8割、フランスの7割しか払ってない。ですから、決してですね、私ども大企業に負担を求めるっていうことは無理筋な話でないと思っております。それからもう一ついいますとね、今、オバマ政権がですね、向こう10年間で富裕層に100兆円の増税を求める。それから多国籍企業に20兆円の増税を求める。120兆円の財源を新たにつくって庶民減税や医療保険に充てるという改革やってますね。ですから世界の大きな流れにもなっているわけでね、私は決して無理筋な話じゃない。私たちはそういうことでつくった財源をもって、やはり雇用をしっかり守っていく。そして社会保障をよくしていく、農業に充てる、中小企業に充てる。そして内需を豊かにして、この日本という国がまさに土台から温まっていくような、そういう経済にしていく必要があると思っています」
−−イラク戦争支持の総括はどうされるか
麻生太郎首相「イラク戦争において、少なくとも日本から陸上自衛隊、航空自衛隊等々を派遣させていただきました。極めて高い国際的評価は得たと思っております。少なくとも日本から行った自衛隊員で、少なくとも銃弾を浴びたとかいうこともなく、結果としてきちんとした対応をさせていただいて、撤収することができました。撤収のときには私はバグダッドまで行った最初の閣僚ですけれども、その交渉をさせていただきましたが、極めて評価の高いものだったと思っております。われわれとしては少なくともわれわれが担当した地域から、地域としてきちんとした対応ができた結果、われわれとしては、そこは地元の方々に移管してそこから撤収することができた。ひとえに行った隊員たちの対応がすぐれてよかったからだったと。これは向こうの評価であります。そういう意味ではわれわれとしては対応としてきちんとした対応ができたと、評価されてしかるべきだと思っております」
−−お尋ねしているのはイラク戦争の評価なのだが
麻生首相「イラク戦争によってもし、あの状況において、少なくとも、オバマ…、すいません、フセインという人がいまだまだ存命で、その権力を振るい続けていたら、という前提もある程度考えておかなけりゃならないんであって、その意味で、もしあの人というものの、政権からの離脱ということがなかりせば、イラクというところはもっとどうなっていたであろうかと。国際平和にとってより大きな危険が起きていたかもしれないという点はわれわれは考えておかなければならんのではないでそうか。現実問題として選挙をやって少なくとも今、一応、曲がりなりにも政権が動き、多くの国際的な部隊は逐次、撤収を今やっているわけだと思っておりますんで、それなりの成果は出たんだと思いますが」
3881
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:40:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171633023-n1.htm
【党首討論詳報】(12)鳩山氏「(インド洋給油を)単純延長するつもりない」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:31
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(11)にもどる
−−オバマ米大統領は(イラク)戦争に反対だった。あの戦争の評価について、オバマ氏と麻生氏は認識を異にすると
麻生太郎首相「私は少なくともイラク戦争に関して言わしていただければ、われわれは国際的社会、国際社会が少なくともイラクというものに関して、みんなでこれは、ということで私どもはこれに参加をしたということであって、そのことに関しましては、われわれはきちんとした対応をしたと思っております。で、ぼくはあの戦争は正しかったか間違っていたかと、戦争ってのは後になってどちらかにでも理屈はつきますんで、なんとも答えることはできません。しかし、私どもは対応としては決して間違っていなかったと思ってます」
−−続いて鳩山氏。民主党は対等な日米関係というスローガンだ。冷戦が終わったのに米軍基地が減らない、米兵の事件が起きるたびに地位協定の不条理さに世論の反発が起きる。一方で、北朝鮮が核を開発し、ミサイルを飛ばす。中国は急速に軍事費を増大させている。東アジアをめぐる安全保障上の緊張要因はむしろ高まっているという見方もある。果たして日本の安全は大丈夫なのか、日米同盟は維持できるという根拠は
鳩山由紀夫民主党代表「北朝鮮の脅威というものは確かに存在はしていると。その認識は今の政府と変わりません。ただ、オバマ大統領自身が核のない世界を求めてきていると。そして対話と協調路線だということをしばしばおっしゃると、まさにその通りだと思います。今一番必要なのは外交、対話と協調ということによって世界のさまざまな脅威に対して答えを出すと、いたずらに戦力的なものを高めることによって解決をうながすということではないと。外交というものの力というものをもっと、前に出すことが、今一番重要なことだと、私はむしろそのように考えております」
「したがいまして、当然のことながら、オバマ大統領との間で政権をとりましたら、信頼関係の構築をすることが必要であって、今すぐにですね、信頼がないまま地位協定、早く見直してくれとか、あるいは、基地、撤退してくれというようなことを無理にいってもなかなかそれは解決は難しいということは理解をしております。しかしそれは、理解をしていく中で、信頼関係を構築していく中で包括的なレビューっていうものを行って解決をすることが十分にできるテーマだと、そのように考えています」
3882
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:40:22
−−米軍再編をめぐって焦点になっている普天間基地の移転問題。民主党は県外移設を言ってるが、そのめどは。あるいは、辺野古案に民主党も戻ってくるのか
鳩山氏「むしろ申し上げたいのは、橋本(龍太郎)政権以来ですね、決めたはずなものがいまだ、普天間が移設されていないということに対して、現政権に対して、多くの特に沖縄県民は失望していると、そうまず申し上げておきます。政権を当然、とってみないと中が見えない部分ってものも現実にはあるのがご案内の通りです。私ども、基本的な立場を変えるつもりはありません。すなわち、基本的には一番いいのは海外に移設されることが、移転されることが望ましいと思っておりますが、最低でも県外移設が期待をされると思っています」
「しかし、それもくどいようですが、一気にですね、政権をとった直後に交渉してすぐに解決ができるというものでもりませんし、この問題は、沖縄県、特に知事をはじめとする沖縄県民の思いというものも十分に理解をしていかなければなりません。その中で、われわれくどいようですけども包括的なレビューを行って最終的な結論というものを得てまいりたいと、基本的なスタンスを変えない中で、きちんとした信頼関係の中でレビューを行っていくというスタンスでございます」
−−もうひとつ鳩山氏。ソマリア沖の海賊対策、インド洋での給油支援、この問題に対して民主党の政策がはっきりしない。党幹部の発言もニュアンスが違っていてよくわからない。海賊対策への自衛隊派遣をどう考えるのか、給油支援は打ち切るのか
鳩山氏「まず、海賊対策でありますが、そもそも私どもの議員仲間のほうからこの海賊対策の議論がスタートをいたしました。したがって私どもは海賊対策に関して、本来ならば海上保安庁の船が出るのが一番望ましいことはわかっているけれども、現実問題としてそれが現実的でないという判断の中で、自衛隊の船が出ることをそのことを私どもは認めております。そのこともマニフェストの中に書かしていただいているところでございます」
「それから、また、インド洋の給油の問題でありますが、インド洋の給油に関して私どもとして、すぐに撤退をしろ、などということを政権をとって簡単に申すことができないことであることは外交案件ですから理解をしております。しかしながら、われわれとしてアフガンに対する協力ということを考えれば、もっと別の道のほうがはるかに喜ばれる道を十分に準備することができる、そのように考えております。したがいましてアフガン対策というものを充実をさせていきながら、決してインド洋の給油の代わりにこちらをやるということはありません。むしろトータルとしてのアフガニスタンに対する支援のあり方、民生の支援、ネーション・ビルディング、いわゆる国家の建設、あるいは貧困の除去、そういったものに対して直接的な協力をもっと行うことによって日米関係もプラスに導いていきながら、インド洋の給油というものに対して、結論を見いだすことが十分にできると、そのように思っていますので、基本的な対応は変えるつもりはありません」
−−つまり、1月で撤収させるということか
鳩山氏「基本的な発想はそうです。単純に延長するつもりは一切ありません」
3883
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:41:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171635025-n1.htm
【党首討論詳報】(13)福島党首「自衛隊のソマリア沖派遣に反対」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:34
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影)詳報(12)にもどる
−−ソマリア沖の自衛隊派遣に民主党は賛成だが、連立政権を組むとすれば、社民党はそれでいいのか
福島瑞穂社民党党首「社民党はソマリア沖の自衛隊の派兵…派遣には反対で、基本的にこれは海上保安庁が主体でやるべきだと考えています。また、インド洋の給油の問題についても、これは野党は、っていうか、わたしたちは社民党も反対をいたしました。ですから、これは社民党はマニフェストにはっきりインド洋からの自衛隊は即時撤退を求めるというふうにしております。わたしは、社民党がこういうことがやっぱり大事なところだというふうに思っているんです。きちんと平和の観点から、自衛隊を海外に派兵をさせないという観点から、やはりこれは大事なことだときっちり言っていく必要があると考えています。ですから、民主党との間では、今までも非核三原則やさまざまなテーマで話はしてきたわけですけれども、この問題についてもしかるべき段階できちっと協議し、社民党の主張はきちっと言っていきたいと考えております」
−−社民党はソマリア沖の海賊対策に自衛隊を派遣することに反対ですよね
福島党首「はい。そうです」
−−でも、連立政権でそれを是とする場合もある?
福島党首「いや。えー、今のところはそれは考えておりません。社民党は現在、社民党ははっきりとそのマニフェストでもうたっておりますが、ソマリア沖の自衛隊の派遣には反対です。これは海上保安庁が主体であるべきだと考えております」
−−日米密約が話題になっている。米国側の公文書館の資料や高官の発言。最近は日本の歴代外務次官まで認めている。なお、密約は存在しないのか
麻生太郎首相「これは、もうずっとわたしどもとして答弁を申し上げてきたとおりであって、今、『あれは実はありました』なんていうことはありません」
−−民主党は政権をとったら密約を明らかにする方針だが。外務省の倉庫を掘るとか、具体的な方策は考えているか
鳩山由紀夫民主党代表「倉庫を掘るかどうかはまだ考えてはおりませんが、調査をしっかりと行う。これは日本の外務省だけではなくて、アメリカにもいって調査を続ける必要があると思っています。そしてその事実が明らかになれば、われわれの考え方に基づいて、国民のみなさま方に公開することをしっかりと考えていきたいと思います」
3884
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:41:54
−−いつろごまでに調査結果は発表するか?
鳩山代表「政権を取っていないうちに、そこまで申し上げるつもりはありませんが、当然、半年とか、1年とか、そんなレベルでは結論を出さないといかん話だと思います」
−−靖国神社の代わりとなる国立追悼施設建設に前向きだが、政権獲得後の4年間で実現するのか
鳩山代表「具体的にどこまで詰められるかというのはあるかもしれません。しかし、わたしとしては国立追悼施設、無宗教で、どなたでもわだかまりのなくお参りできるような追悼施設が、わたくしは必要だと思います。A級戦犯の合祀の問題もあり、また、政教分離の憲法の問題もあります。こういったことを考えたときに、わたくしどもとすれば、国立の追悼施設をできるだけ早くつくってまいりたいと、そのように考えています」
−−綿貫代表はこの問題をどう考えるか
綿貫民輔国民新党代表「反対です」
−−政権を獲得したとき、リーダーシップをとって問題を解決する党首力も重要だ。政治力を体現した事例、または政治力が機能しなかった事例を教えてほしい
3885
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:42:15
麻生首相「政治力。わたしの総理大臣になってからのこの10カ月でいわせていただければ、たぶん、昨年11月、国際金融危機というものになって、世界中がパニックに陥ったときに、日本が先頭切って1千億ドル、10兆円の融資を国際通貨基金(IMF)に決めるという決断をおろしたときに、あれは国際社会の中における根回し含めて、極めて政治力というのは、外交力を含めて大きなものが要求されたと思っております。あれはかなりの部分、高い評価を国際社会で得られたというもんだと思っております」
−−政治力の機能不全は?
麻生首相「わたしは一連の今回の自由民主党内における、いわゆる『結束の乱れ』など言われている表現をしておられましたが、あの点に関して言わせていただければ、自分の政治力というか統率力の欠如がまねいた。政治不信につながらせた。自由民主党に対する政治不振につながらせたという点に関しては、自分の力不足だということを率直にお詫びをいたしているところでございます」
−−鳩山代表は?
鳩山代表「わたくしの場合、まだ経験がそれほど深いわけでありません。ただ、わたしは政治力は覚悟の問題だと思っております。すなわちわたしが今、人生において2度、覚悟を示したのは、1度は自民党を飛び出した、いわゆるさきがけをつくったとき。それから、もう一つはそのさきがけを飛び出して民主党という党をつくったとき。それなりの覚悟をも持って臨みました。ある意味で、与党から野党へ動くというふつうの政治家とは逆の道を歩んだということにおいては、わたくしは政治の決断力だと、そのように考えております。このような意味において、わたくしどもとして、1人1人がいかに覚悟を持つということが極めて重要だと思います。ただ、これは必ずしも、覚悟というものでは抽象的という話もあると思いますので、わたくしどもは政治がもっと有効に機能するために、さまざまな、政権移行した後の仕組みというものも考えていきたい、そのように考えています」
麻生首相「やっぱり一番は、その党首がどれだけ国を愛しているかですよ。僕はそう思います」
−−政治資金の虚偽記載の問題で、秘書が刑事処分になった場合、国会議員も政界から退場すべきだという法律を公明党がつくることに関して、鳩山代表は前向きな態度を示した。法律ができる前でもそうしたことを考えているか。また、虚偽記載以外にも、税額控除の問題や資金の出所が母親であり、相続税の問題もあるのではと指摘されているが。弟の鳩山邦夫前総務相からは「黒い鳩」とも表現されている。
鳩山代表「弟にはいわれたくないなという思いがあるわけではありませんが、これ以上、言うつもりはありません。わたくしは、まず国民のみなさんに改めて、秘書のやったこととはいえ、いわゆる虚偽記載という事実があったことを率直にお詫びをいたしたいと思います。その理由の話をじゃっかん申し上げれば、国民のみなさま方にも、もう少し理解していただけるかと思っておりますが、もともと、その、もう元秘書ではありますが、秘書がわたくしに対して保身の思いで、すなわち、しっかりとした仕事やってるぞということをみせるために、寄付をもらっていない人であるにもかかわらず、もらったかのように見せかけてしまったということであります。たいへん、そのようなことをしたことはけしからんことだと思って、大いに反省をしているところであります。しかしながら、利権の政治という意味においてはやましいことはないということも、申し上げておきたいと思います」
「そこで申し上げるのは、いわゆる税額の控除みたいなことを図ったという事実は、少なくとも弁護士を通じてわたしのところに1件も報告されておりません。従ってわたしはなかったと、そのように思っています。くどいようですけれども、その目的自身が違ったものでありますので、そのようなことはない。それから出所に関してでありますが、最初はわたくしも、何かあるかなみたいに思って、一生懸命調べたわけでありますが、それは一切ありません。少なくとも出所に関しては、すべてわたくしのお金であります。それだけは間違いありません」
3886
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/17(月) 19:43:08
>>3848
看護協会は裏切れないのか。
これで中国ブロックの自民の比例復活枠は、1ないしは0。
意外な人物が落ちるかもしれませんね。
秀直とか、逢沢とか、岸田とか。
3887
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:43:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090817/elc0908171643026-n1.htm
【党首討論詳報】(14完)鳩山氏、小沢氏処遇「党の団結維持するポジションで」 (1/3ページ)
2009.8.17 16:41
このニュースのトピックス:衆院選
討論会冒頭、握手する(左から)福島瑞穂・社民党党首、太田昭宏・公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫・民主党代表、志位和夫・共産党委員長、綿貫民輔・国民新党代表=17日午後1時4分、東京都千代田区の日本記者クラブ(大西史朗撮影) −−麻生首相に聞く。リーダーとしてのコミュニケーション能力の重要性はオバマ米大統領を見るまでもないが、麻生首相は冗舌な座談の名手で、話が過去にはおもしろかったが、首相になってそのへんが若干後ろに引いているような印象を受ける。その原因の1つに、あえて聞くが、首相の漢字誤読問題があるのではないか。この問題について首相が真正面から釈明したことがないが、このことが自民党の人気に関与していることもあると思い、あえて聞くが、首相の思い、釈明はどうか
麻生太郎首相「漢字の誤読につきましては、これは単なる読み間違いであってみたり、メガネをかけずにすっと読むと間違えたりするということもあるんだと思っておりますんで、これは軽率、一言で言えばそういうことになるんだと思います。また、いま言われましたように、なんていうの、座談と、いわゆる会談、講演、演説、これは同じ話でもだいぶ種類の違うもんだと思っております。で、座談というのは普通、その場だけの話だと思っておりますが、今の世界ではオフレコというのは1分後にはEメールに全部載るという世界だというのを理解するまでにはかなり時間がかかりました。それが率直なところです。いずれにしましても、一連の発言というものが不必要な政治不信を招くことになった、政党に対する不信を招くことになったという点に関しましては、私どもとしておおいに反省しているところです」
−−政権の構想、枠組みについて鳩山代表に聞く。先ほど、まだ取っていない政権うんぬんという話だったが、現実にここまで来たとき、政権を獲得して実施するマニフェストだけではなく、それを実現する枠組み、顔ぶれ、人事が非常に重要になってくる。ある意味では、国民が投票する際の大きな参考にもなる。かつて民主党はそれを明示して選挙をしたこともあった。すべての人事を明らかにせよとは言わないが、主要な3閣僚の外相、財務相、官房長官をどういうかたちで構想しているか。名前を挙げられないのならば、基本的なコンセプトをぜひ示してほしい
鳩山由紀夫民主党代表「当然のことながら、まだ政権を取っていない段階で主要閣僚をだれにするみたいな話が外に出るとか、あるいは構想しているというようなことになれば、何を浮かれているのだ、という話になることは間違いありません。従いまして、具体的な名前を申し上げるべきではありませんし、まだ構想もしていない。ただ私が申し上げたいのは、一番重要な官房長官、あるいは財務相、外相は、やはり政治家を起用したいということは申し上げておきます。特にやはり海外においても、あるいは特に財政においても、精通している人物というものを国会議員の中から選ぶのがやはり肝要ではないか。そのぐらいのことは申し上げておきます」
−−小沢一郎民主党代表代行の処遇について聞く。選挙後は小沢氏の勢力が少なくとも100人前後の力を持つ可能性が相当高い。その中で小沢氏をどう使っていくか。その影響力をいかに排除するのか、あるいはいかに活用するのか。小沢氏にどういうポストを考えているか
鳩山代表「話せるわけがないじゃないですか、と申し上げたいわけでありますが、私が申し上げられるのは、小沢代行、今日まで、代表は辞めましたけれども、選挙というものに対して大変精通しておることは間違いありません。そして、今まさに戦っている最中でもあるわけであります。小沢代行の力で今日まで民主党がある意味での団結力を高めてきたことも間違いありません。従って、この団結力を維持するために、小沢代行には、これからも枢要なポジションの中でがんばってもらいたいと、そのように思っております」
3888
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:43:44
−−40日間も解散から選挙まであるが、われわれ判断する方は候補者も政策も分かってくる。戦後最長の40日の選挙戦について、麻生首相と鳩山代表以外に簡単に感想を聞きたい
太田昭宏公明党代表「私は大変良い長期の選挙戦になったというふうに思っています。それはいわゆるスローガン政治とかいうものではなくて、このときに、政権選択、その中身、政策の中身を問いかけるということがじっくり国民の皆様にお話を聞いていただけるという時間が得られたと。そして現実に、そのように私はなっているというふうに思います。財源のことをはじめとして、私は極めて重要な選挙だと思っておりますので、その期間があったということは、大変これからさらにまたその機会があるということで、良いと思います」
志位和夫共産党委員長「今、街頭で訴えておりましても、マニフェストはないんですかということを、たくさんの方が聞いてこられます。ですから、ある意味、有権者の皆さんが各党の主張について、よくお考えになって、じっくり選んでいる最中だと思います。40日間というのはやはり大事な期間ですので、私はぜひですね、こういう討論の場をですね、もう1回作ってもらえないかと。ぜひですね、繰り返し、複数、こういう討論会をぜひやってほしいということを日本記者クラブにお願いしたいと思います」
福島瑞穂社民党党首「幕末が終わって明治維新が始まるぐらい、政治体制が変わる選挙だと思います。明治維新の始まるときは、幕末の志士が主人公でしたが、今度の主人公は間違いなく国民のみなさんです。だとすれば、40日間あるということは本当に良いことだと思っています。社民党にとっても主張ができると。ただ、政権を変えることは必要だけれども、決して二大政党だけでないと。二大政党制ではなく、社民党が新しい政治で重要な役割を果たすことが、政治をもっと良くするということをPRしていきたいと思っております」
綿貫民輔国民新党代表「私、40年やってますけども、こんなの初めてですからね。私はだいたい(憲法の)7条解散というのはおかしいんじゃないかと疑問を持っておりますから。首相が、おれがやるんだ、おれがやるんだと」
−−もうこりごりということか
綿貫代表「まあ、本当は天皇親政の時の影響ですから。今、主権在民ですからね。国会というもの重視してもらわなければダメですね」
3889
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:55:43
>>3834
後藤雄一ならパン屋で間違いないですね
「本紙既報」と書いて置きますかw
3890
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 19:56:56
長々と申し訳ありませんでした。
他のスレに貼ろうかともおもったのですが、該当するスレがここしかなかったので。
産経の良いところは会見の全文掲載と、論壇誌をつぶさないところですね。
論座の蒲島教授(現熊本県知事)の選挙関連記事は結構好きだったのですが。
日の丸を切り貼りしたのは一体誰なんでしょうか。
マスコミ等に知れた時に民主党にマイナスイメージがつくとは思わなかったんでしょうか。
それともその人は民主党の勝利より自分の個人的思想を優先したんでしょうか。
流れを変えるほどの影響は無いでしょうが。
【速報・党首討論】(1)麻生氏「民主は戦略なきバラマキ」、鳩山氏「自民が責任とはあきれる」
>>3852
【速報・党首討論】(2)GDP速報値改善は「経済対策の成果」と麻生首相
>>3854
【速報・党首討論】(3)鳩山氏、議員の公民権停止に前向き
【速報・党首討論】(4)鳩山氏「日米関係は防衛に偏り。軸足を経済へ」
>>3858
【党首討論詳報】(1)麻生首相「経済必ず回復させる」、鳩山氏「チェンジで日本よみがえらせたい」
>>3855
【党首討論詳報】(2)公明、共産、社民、国民新各党党首の冒頭発言
>>3856-3857
【党首討論詳報】(3)鳩山氏「質問に答えていない」、首相「答弁を理解していない」
>>3859-3860
【党首討論詳報】(4)太田公明代表「秘書の違反でも議員が公民権停止を」 鳩山氏「基本的にはそれでいい」
>>3861-3863
【党首討論詳報】(5)志位共産委員長「日米FTA交渉には入るべきではない」
>>3864-3865
【党首討論詳報】(6)鳩山氏「非核3原則法制化も検討したい」
>>3866-3868
【党首討論詳報】(7)鳩山代表、外国人参政権「前向きに考えるとき」
>>3869-3870
【党首討論詳報】(8)鹿児島民主、日の丸刻んで党のマーク 首相「許し難い」、鳩山代表「申し訳ない」
>>3871-3872
【党首討論詳報】(9)鳩山氏「簡単に政権交代と楽観視していない」
>>3873-3875
【党首討論詳報】(10)麻生首相「年金は各党できちんと話する」
>>3877-3878
【党首討論詳報】(11)鳩山氏「今すぐ消費増税の議論に加わる必要ない」
>>3879-3880
【党首討論詳報】(12)鳩山氏「(インド洋給油を)単純延長するつもりない」
>>3881-3882
【党首討論詳報】(13)福島党首「自衛隊のソマリア沖派遣に反対」
>>3883-3885
【党首討論詳報】(14完)鳩山氏、小沢氏処遇「党の団結維持するポジションで」
>>3887-3888
3891
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 20:38:51
あー、地味にひどいですね<国旗
まあ、鳩山が素直に謝ったのは正解ですね。
3892
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 20:40:30
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009081790193119.html?ref=rank
民主、前田氏の比例擁立見送り
2009年8月17日 19時31分
民主党は、18日公示の衆院選・比例東海の単独候補として検討していた前衆院議員の前田雄吉さん(49)=愛知県犬山市=を擁立しない方針を固めた。党関係者が16日、前田さん側に「今回は見送る」と伝えた。
前田さんをめぐっては、地元の党愛知県連内でも比例単独候補として推薦する動きがあったが、異論が出たため党本部への推薦を見送った経緯がある。前田さんはマルチ商法(連鎖販売取引)業界から献金を受けた責任をとって昨年10月に民主党を離党、次期衆院選への不出馬を明言していたが、一転して意欲を示していた。
公示直前の各種世論調査で、民主党への支持率が高いことから、民主王国・愛知を抱える比例東海で「単独候補を擁立しないと比例の当選者が足りなくなる」との強気の見方が浮上。同党の小沢一郎代表代行らが前田さん擁立を検討したが、党愛知県連は「選挙への悪影響が懸念され、承服できない」と反発を強めていた。
ある党関係者は「小沢氏らが擁立でほぼ腹を固めていたが、地元の反発もあり、自ら擁立見送りに動いた」と明かす。
前田さんは前回2005年の衆院選に愛知6区から出馬し、落選したが比例復活で3選された。今回の衆院選には前田さんに代わり、元愛知県犬山市長の石田芳弘さんが党公認で6区からの出馬を予定している。
(中日新聞)
3893
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 20:41:59
>>1944
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090817-OYT1T00661.htm
公示前の政界引退・不出馬表明は28人に
18日の衆院選公示を前に、小泉元首相、河野前衆院議長ら与野党の前衆院議員28人(読売新聞調べ)が不出馬や政界引退を決めた。
多くはベテラン議員だが、前回2005年の衆院選で当選した1回生議員もいる。
政党別では、自民党20人、民主党3人、公明、共産両党各1人、無所属3人。7月21日の衆院解散前には、計24人が不出馬や引退を決意していた。
その後、解散日に自民党の瓦力・元防衛長官(72)が政界を引退する考えを表明。同党の森山真弓・元法相(81)は7月末、いったんは衆院選栃木3区で公認を得たが、党栃木県連の要求で公認を辞退し、引退が決まった。
また前回選で初当選した「小泉チルドレン」の清水清一朗・前衆院議員は、自民党を離党し、「みんなの党」入りを模索したが、条件が合わず、出馬を断念。猪口邦子・前衆院議員も自民党の比例名簿登載を辞退し、不出馬が決まった。
(2009年8月17日19時05分 読売新聞)
3894
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 21:13:29
この基準なら改革クラブ、みんなの党は出席できませんが、
新党日本は出席できるのでは?
>みんなの党の渡辺喜美代表は、直近の衆院選または最近2回の参院選で得票率が2%以上という
>要件に該当しないため欠席となった。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090818k0000m010043000c.html
党首討論:「責任」か「変革」か 鳩山氏に質問集中
6党党首討論に臨む(左から)福島瑞穂社民党党首、太田昭宏公明党代表、麻生太郎首相、鳩山由紀夫民主党代表、志位和夫共産党委員長、綿貫民輔国民新党代表=東京都千代田区の日本記者クラブで2009年8月17日午後2時56分、須賀川理撮影 衆院選公示を前に、日本記者クラブ主催の党首討論会が17日、東京・内幸町の同クラブで開かれ、主要6党首が議論を戦わせた。麻生太郎首相(自民党総裁)は「自民党には一貫性ある公約とそれを実行する力がある」と政権担当の実績を強調し、景気回復を最優先にする考えを表明。民主党の鳩山由紀夫代表は「大変な格差が広がった。誰がこんな日本にしたのか」と自公連立政権を批判、官僚主導政治の打破を掲げ、政権交代を訴えた。
政権交代の現実味が高まる中、各党首からは鳩山氏への質問が相次いだ。公明党の太田昭宏代表は、鳩山氏が抱える政治資金収支報告書の虚偽記載問題に言及。秘書が虚偽記載など法律違反をした場合、国会議員も公民権停止にする法改正への賛否を迫り、鳩山氏は「前向きに民主党としても対処すべきではないか」と応じた。
首相は民主党が掲げる政策の財源問題への批判に力点を置き、「財源なきバラマキだ。予算組み替えで何兆円も出てくるというのは『夢物語』だ」と批判。鳩山氏は「補助金改革で関連の事務費・人件費などを十分削減できる」と反論した。
一方、鳩山氏は、自民党が今後10年間で家計の手取りを100万円増やすとしていることに関し、「これまでの10年間で家計収入は100万円減った」と切り捨てた。首相は「雇用などに非常に多くのしわが寄ったという事実は率直に認めるが、雇用調整助成金などの成果がやっと出てきた」と説明した。
共産党の志位和夫委員長は、民主党が米国との自由貿易協定(FTA)交渉を促進するとしたことを批判。社民党の福島瑞穂党首は非核三原則の法制化を求め、鳩山氏は「検討はしていきたい」と語った。国民新党の綿貫民輔代表は「共生社会を競争社会に変えた小泉・竹中政治の後始末はどうなっているのか」などと追及した。
みんなの党の渡辺喜美代表は、直近の衆院選または最近2回の参院選で得票率が2%以上という要件に該当しないため欠席となった。【高塚保】
3895
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 21:20:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700773
自民の比例名簿順位
自民党が17日発表した衆院選比例代表名簿の登載順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。同一順位の重複立候補者は省略。「前」は前職、「元」は元職、「新」は新人。敬称略)
【北海道=15人】(1)重複候補12人(前7人、新5人)(13)穴田貴洋(新)(14)沼沢真也(新)(15)上地史隆(新)
【東北=28人】(1)吉野正芳(前)=福島3区(2)秋葉賢也(前)(3)重複候補23人(前17人、元1人、新5人)(26)近江屋信広(前)(27)長岡重代(新)(28)佐藤久孝(新)
【北関東=29人】(1)佐田玄一郎(前)(2)重複候補26人(前26人)(28)並木正芳(前)(29)大高松男(前)
【南関東=35人】(1)重複候補31人(前27人、新4人)(32)江崎洋一郎(前)(33)浮島敏男(前)(34)佐々木誠一(新)(35)本間一裕(新)
【東京=28人】(1)重複候補22人(前22人)(23)若宮健嗣(前)(24)安井潤一郎(前)(25)愛知和男(前)(26)国安正昭(新)(27)大西英男(新)(28)石田計夫(新)
【北信越=21人】(1)長島忠美(前)(2)重複候補20人(前15人、元1人、新4人)
【東海=29人】(1)重複候補29人(前26人、新3人)
【近畿=45人】(1)近藤三津枝(前)(2)柳本卓治(前)(3)重複候補40人(前38人、元1人、新1人)(43)泉原保二(前)(44)矢野隆司(前)(45)稲垣克彦(新)
【中国=25人】(1)阿部俊子(前)=岡山3区(2)村田吉隆(前)(3)河井克行(前)(4)重複候補19人(前17人、新2人)(23)桧田仁(元)(24)宇田川隆久(新)(25)吉田竜之(新)
【四国=16人】(1)重複候補12人(前11人、新1人)(13)七条明(前)(14)西本勝子(前)(15)笹沼正治(新)(16)水口俊幸(新)
【九州=35人】(1)野田毅(前)(2)山本幸三(前)(3)重複候補33人(前31人、新2人)
◇重複候補辞退者(カッコ内は小選挙区)
小泉進次郎(神奈川11区)、三ツ矢憲生(三重5区)、古賀誠(福岡7区)、麻生太郎(福岡8区)、林田彪(熊本2区)(2009/08/17-19:57)
3896
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/17(月) 21:20:45
自民党の比例名簿順位。
七条は「徳島の候補は七条より下位にする」とかいう「比例中位」案すら反故にされたのか。
秋葉は本当に中野を選挙区勝利圏内まで押し上げられたのか。
って、下位に回ったら「中野は勝てません」って言ってるようなものだから、出来レースなんだが。
重複の人数を見るに、73歳定年制は厳格に適用されている模様。中馬がギリギリセーフ。
自民の比例名簿順位
自民党が17日発表した衆院選比例代表名簿の登載順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。同一順位の重複立候補者は省略。「前」は前職、「元」は元職、「新」は新人。敬称略)
【北海道=15人】(1)重複候補12人(前7人、新5人)(13)穴田貴洋(新)(14)沼沢真也(新)(15)上地史隆(新)
【東北=28人】(1)吉野正芳(前)=福島3区(2)秋葉賢也(前)(3)重複候補23人(前17人、元1人、新5人)(26)近江屋信広(前)(27)長岡重代(新)(28)佐藤久孝(新)
【北関東=29人】(1)佐田玄一郎(前)(2)重複候補26人(前26人)(28)並木正芳(前)(29)大高松男(前)
【南関東=35人】(1)重複候補31人(前27人、新4人)(32)江崎洋一郎(前)(33)浮島敏男(前)(34)佐々木誠一(新)(35)本間一裕(新)
【東京=28人】(1)重複候補22人(前22人)(23)若宮健嗣(前)(24)安井潤一郎(前)(25)愛知和男(前)(26)国安正昭(新)(27)大西英男(新)(28)石田計夫(新)
【北信越=21人】(1)長島忠美(前)(2)重複候補20人(前15人、元1人、新4人)
【東海=29人】(1)重複候補29人(前26人、新3人)
【近畿=45人】(1)近藤三津枝(前)(2)柳本卓治(前)(3)重複候補40人(前38人、元1人、新1人)(43)泉原保二(前)(44)矢野隆司(前)(45)稲垣克彦(新)
【中国=25人】(1)阿部俊子(前)=岡山3区(2)村田吉隆(前)(3)河井克行(前)(4)重複候補19人(前17人、新2人)(23)桧田仁(元)(24)宇田川隆久(新)(25)吉田竜之(新)
【四国=16人】(1)重複候補12人(前11人、新1人)(13)七条明(前)(14)西本勝子(前)(15)笹沼正治(新)(16)水口俊幸(新)
【九州=35人】(1)野田毅(前)(2)山本幸三(前)(3)重複候補33人(前31人、新2人)
◇重複候補辞退者(カッコ内は小選挙区)
小泉進次郎(神奈川11区)、三ツ矢憲生(三重5区)、古賀誠(福岡7区)、麻生太郎(福岡8区)、林田彪(熊本2区)(2009/08/17-19:57)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700773
3897
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/17(月) 21:22:09
26秒差か・・・
3898
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 21:24:24
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090818k0000m010054000c.html
公明:第4次推薦候補の6人を決定
公明党は17日の持ち回り中央幹事会で、衆院選小選挙区の第4次推薦候補として、自民党公認候補6人を決定した。これにより、推薦候補は自民・無所属候補の合計で271人となる。第4次推薦候補は次の通り。(かっこ内の数字は選挙区、敬称略)
<埼玉>(13)土屋品子<東京>(21)小川友一(22)伊藤達也(23)伊藤公介<神奈川>(9)中山展宏<静岡>(3)柳沢伯夫
3899
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 21:27:45
裏技があるみたいですね。
果たして新党日本の参院議席は誰の手に?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700808
繰り上げ対象が衆院選出馬=通知遅れれば珍事も−新党日本【09衆院選】
新党日本の田中康夫代表は18日公示の衆院選で、兵庫8区から出馬し、参院議員を自動失職する。有田芳生副代表が繰り上げ当選の対象だが、同氏も東京11区から衆院選に出馬を予定。中央選挙管理委員会から通知が届くタイミングや選挙結果によっては、衆院選に出馬した有田氏が繰り上げ当選する珍事が起きる可能性もある。
2007年の参院選で新党日本は比例代表に田中氏、有田氏、党総務局長だった平山誠氏の3人を擁立。1議席を確保し、3人の中で得票トップの田中氏が当選、有田氏は次点だった。
公選法103条の4項は、他の選挙に立候補していても、中央選管から繰り上げ当選の通知が届いてから5日以内に辞退しない限り、当選が確定すると定めている。ただ、通知が届くまで数日から1週間程度かかるのが通例。仮に通知までに1週間以上かかると、回答期限は衆院選投開票日の30日以降となり、結果を待って態度を決めることもできる。このため、衆院選で落選した有田氏が参院で繰り上げ当選することも「理論上は可能」(総務省選挙課)という。
また、通知まで1週間かからなかった場合、有田氏は衆院選中に態度決定を迫られる。5日以内に辞退しないと参院議員の当選が確定し、衆院選の立候補は取り消される。辞退すれば、平山氏が繰り上げ当選となる。
田中氏は17日の記者会見で、自らが失職した後の対応について「さまざまなシミュレーションがある」と、有田氏の判断に関して明言を避けた。(2009/08/17-20:54)
3900
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 21:31:54
>>3899
>辞退すれば、平山氏が繰り上げ当選となる
平山は名簿に残っているという理解でOKなんですかね
3901
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 21:32:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700795
公明党の比例名簿順位
公明党が17日発表した、衆院選の比例代表名簿順位と、自民党候補の追加推薦は次の通り。(丸囲み数字は順位。敬称略)
◇比例名簿順位
【北海道=2人】(1)稲津久(2)武田久之【東北=3人】(1)井上義久(2)若松謙維(3)川又哲也【北関東=4人】(1)石井啓一(2)遠藤乙彦(3)長沢広明(4)高橋次郎【南関東=5人】(1)富田茂之(2)古屋範子(3)谷口和史(4)川浪隆(5)久保田雅昭
【東京=4人】(1)高木陽介(2)高木美智代(3)吉田富雄(4)遠藤五十六【北陸信越=2人】(1)漆原良夫(2)田島公一【東海=5人】(1)坂口力(2)大口善徳(3)伊藤渉(4)水野吉近(5)国森光信
【近畿=7人】(1)池坊保子(2)西博義(3)佐藤茂樹(4)竹内譲(5)赤松正雄(6)崎山光友(7)佐伯民江【中国=3人】(1)斉藤鉄夫(2)桝屋敬悟(3)笹井茂智【四国=2人】(1)石田祝稔(2)落合英寿【九州=6人】(1)神崎武法(2)東順治(3)江田康幸(4)遠山清彦(5)浜地雅一(6)金子秀一
◇自民党の追加推薦
土屋品子(埼玉13区)、小川友一(東京21区)伊藤達也(東京22区)、伊藤公介(東京23区)、中山展宏(神奈川9区)、柳沢伯夫(静岡3区)(2009/08/17-20:37)
3902
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 21:33:21
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081701000501.html
比例は民主32%、自民16% 衆院選トレンド調査
共同通信社が15、16両日に実施した衆院選に関する全国電話世論調査(第5回トレンド調査)によると、比例代表の投票先として民主党を挙げた人は32・6%で、8、9両日実施の前回調査から1・5ポイント減少、自民党は3・2ポイント増の16・5%だった。差は4・7ポイント縮まったものの、7月18、19日実施の第1回調査から30%台を維持する民主党に対し、自民党は10%台にとどまっており、情勢は大きく動いていない。比例代表の投票先を決めていないとの回答は35・1%で、前回から2・9ポイント減った。
小選挙区の投票先は、民主党候補が34・1%(前回35・2%)、自民党候補が18・8%(同14・8%)で、比例代表と同様に自民党が回復した。
望ましい政権の枠組みでは、民主党中心が40・8%で、前回からほぼ横ばい。自民党中心は18・2%で、1・2ポイント増えた。政界再編による新しい枠組みは17・3%、自民、民主両党の大連立は11・9%だった。
麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表のどちらが首相にふさわしいかという質問では、鳩山氏が48・6%、麻生氏が19・5%で、前回と大差なかった。内閣支持率は18・5%(前回17・7%)だった。
2009/08/17 17:30 【共同通信】
3903
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 21:46:00
>(比例下位)鳩山由紀夫代表や小沢一郎代表代行、岡田克也幹事長らが約2時間にわたって協議したが決着が付かず、最終調整は小沢氏に一任された
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090818k0000m010074000c.html
比例代表:自民「女性枠」で明暗 民主、単独は最大規模
自民党の公認を辞退し会見で心情を述べる猪口邦子氏=東京・永田町の自民党本部で2009年8月17日午後5時49分、梅村直承撮影 ◇自民、小選挙区「復活」を優先
自民党が17日発表した衆院選比例代表名簿は、前回選挙で「女性枠」として優遇された近藤三津枝氏(近畿)と猪口邦子元少子化担当相(東京)の処遇が明暗を分けるなど、選定基準が見えにくい結果となった。各ブロックに集票力の期待できる目玉候補も見当たらず、小選挙区候補の復活当選を最優先した「守り」の名簿となっている。
自民党は前回選挙で、各ブロックで「特別枠」を採用。猪口氏ら女性の新人候補らを1位で擁立し、比例票の底上げを狙った。しかし、逆風下の選挙戦が予想される今回、党内では小選挙区候補から優遇措置への不満が強まった。細田博之幹事長は17日の記者会見で「厳しい選挙。小選挙区候補者のチャンスを広げた」と説明した。
党執行部から下位登載を打診され、事実上、再選断念に追い込まれた猪口氏は17日、党本部で記者会見。「希望として今回の選挙に出馬し、(他の候補者と)助け合いたいと願っていた。『正直な努力が報われない』と言う方もいた」と語るなど、無念さをにじませた。
◇民主 方針転換で調整難航
民主党は高支持率を背景に過去最大規模の比例単独候補の擁立に踏み切った。ただ、当初は一部のブロックに限定する方針だったため、土壇場での戦線拡大に調整は難航。鳩山由紀夫代表や小沢一郎代表代行、岡田克也幹事長らが約2時間にわたって協議したが決着が付かず、最終調整は小沢氏に一任された。
「全ブロックで比例単独候補を擁立するので、推薦候補を上申するように」。赤松広隆選対委員長名で全都道府県連に文書が流れたのは7月末だった。比例単独擁立について「党の支持基盤が強い北海道や東海、東北、東京に限る」との当初方針を転換。党幹部は「各選挙区の情勢を積み上げた結果、初めは不要とみていたブロックでも単独候補が必要だとなった」と明かす。【高山祐、渡辺創】
3904
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 21:49:24
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090818k0000m040066000c.html
衆院選:増える「夜の出陣式」 狙いは仕事帰りの無党派層
今回の衆院選では、出陣式を夕方以降に行う陣営が増えている。午前中に運動員や支持者らを事務所に集める方式が定番だったが、仕事帰りの客が多い時間帯に駅前を開催場所に選ぶ陣営も目立つ。狙いは無党派層へのアピール。「夜の出陣式」の増加は、無党派層の動向がカギを握ると言われる最近の選挙戦を象徴しているといえそうだ。【森禎行】
毎日新聞のまとめでは、無党派層の動きが選挙結果に大きな影響を及ぼすことの多い東京、神奈川、埼玉の3都県で、少なくとも与野党32陣営が午後5時以降に出陣式や事務所開きを行う。日中に1度行い、夕方以降に2度目を行う陣営もあるという。民主党が17陣営と最多だが、自民党も13陣営と多い。
東京都の民主元職候補は午後6時半にJRの駅前で行う。陣営は「支援者は会社勤めが多く、勤務が終わる時間が合理的」と話す。「公示日の午前中はビラへの証紙張りやポスター張りがあり、選挙期間でも特に忙しい」といい、夜の出陣式には作業上のメリットもあるという。
都内の自民前職も夕方の私鉄駅前を開催場所に選んだ。「より多くの有権者に人柄をみてほしい」と話す。
公職選挙法は、午後8時以降、街頭演説を禁じている。社民前職は、街頭で訴える時間を少しでも長くとれるように、事務所で行う出陣式の時間を午後7時半に設定した。「限られた支援者だけが出席する出陣式は最後で問題ない」という。
出陣式には、関係者を集めて組織を引き締める意味合いもあるが、自民前職事務所は「日中に仕事を休んで集まる人に迷惑がかかる」と話す。一方、別の自民前職は「日中しか出席できない人もおり、午前と夜の2度同じ場所で行う」という。
3905
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 21:50:49
比例名簿のポイント
=自民党=
>>3895-3896
>>3788
の通り全選挙区で定数分擁立
>>3896
でESPAさん指摘:73歳定年制は厳格に適用されている模様
東北:吉野(福島3)上位優遇、秋葉単独上位
東京:猪口名簿載らず
北陸信越:長島単独上位
近畿:近藤単独上位
中国:阿部(岡山3)上位優遇
四国:七条比例下位
九州:山本単独上位
重複候補辞退者
小泉進次郎(神奈川11区)、三ツ矢憲生(三重5区)、古賀誠(福岡7区)、麻生太郎(福岡8区)、林田彪(熊本2区)
=民主党=
名簿発表はまだ
=公明党=
>>3901
重複立候補ゼロ
=共産党=
>>3845
重複候補が大幅増
ただし、あまり当選可能性以下の順位
=社民党=
>>2608
いたって順当
=国民新党=
>>3840
北海道・東北・四国以外のブロックに擁立
=みんなの党=
見つからず・・・
=改革クラブ=
西村真悟 一人だけ 近畿ブロックのみ擁立
=新党日本=
>>3833
北関東・南関東・東京・北陸信越・東海・近畿に擁立
北陸信越への擁立は意外か?(田中が長野県知事であったことを考えれば順当ともいえるが、なにぶん定数が少ない 国民・社民・共産の1議席争いに影響出るか?)
東京2位に元都議:後藤雄一(行革110擁立)
近畿2位に脱ダム系:今本博健
=新党大地=
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/634
2位に八代英太:北海道ブロックのみ擁立
=幸福実現党=
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226053946/96-97
大川隆法が近畿1位
その他、全ブロックに擁立
=新党本質=
>>3397
北海道ブロックのみ擁立
3906
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 21:58:11
貼る場所ないので失礼します。
国会議事堂に切腹男、命に別条なし
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090817-OYT1T00313.htm?from=main3
17日午前10時頃、東京都千代田区永田町1の国会議事堂前で
「男性が刃物で腹を刺した」と119番があった。
警視庁と東京消防庁によると、
腹を刺したのは岡山県倉敷市在住の右翼団体会長の男性(39)で、
病院搬送時には意識があり、命に別条はないとみられる。
男性は国会議事堂の正門前に座り、刃渡り約20センチの刃物で左下腹部を刺したという。
衆院議員と参院議員にあてた「警告文」を持っていた。
3907
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 21:59:16
みんな
東北 1、小熊、佐々木
北関東 1、渡辺 2、山内
南関東 1、江田、浅尾 3、田中、野屋敷、小平、加藤
東京 1、柿沢
東海 1、佐藤
近畿 1、吉野
九州 1、広津
3908
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 22:04:05
>>3902
780 名前:広島2区民 ◆jWkaDJV846 [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 18:52:30 ID:QNv+k7EJ
共同通信(電話)
調査日付 支持率 不支率 自民党 民主党 無党派 鳩山 麻生 特記事項
08/09/24-25 48.6%---32.9%---37.0%--28.3%--23.1% 麻生内閣(9/24)
08/10/18-19 42.5%---39.0%---36.2%--26.8%--24.4%
08/11/08-09 40.9%---42.2%---33.8%--26.5%
08/12/06-07 25.5%---61.3%---28.9%--28.7%--30.4%
09/01/10-11 19.2%---70.5%---27.5%--31.1%--30.8%
09/02/07-08 18.1%---70.9%---23.7%--31.5%--33.3%
09/02/17-18 13.4%---76.6%---27.2%--33.6%--25.7% 平日 中川大臣辞任2月17日
09/03/07-08 16.0%---70.8%---28.6%--27.4%--32.6% 小沢氏秘書逮捕(3/3)
09/03/25-26 23.7%---63.5%---29.7%--28.4%--32.1% 平日 小沢氏秘書起訴(3/24)
09/04/28-29 29.6%---56.2%---29.4%--29.7%--30.8%
09/05/11-12 28.0%---55.1%---26.6%--25.9%--38.7% 平日 小沢代表辞任表明(5/11)
09/05/16-17 26.2%---60.2%---25.2%--30.0%----------43.6%--32.0% 鳩山氏代表就任(5/16)
09/06/13-14 17.5%---70.6%---19.8%--38.5%--33.4%---50.4%--21.5% 鳩山総務相辞任(6/12)
09/07/03-04 23.4%---60.9%---27.2%--26.5%--32.5%---42.0%--28.3% 平日
09/07/18-19 20.6%---72.8%---27.4%--38.9%--21.1%---48.4%--21.0% 衆院選トレンド調査1
09/07/25-26 18.4%---71.4%---25.7%--35.1%--23.0%---48.5%--22.8% 衆院選トレンド調査2
09/08/01-02 19.9%---67.6%---28.2%--37.1%--23.6%---46.6%--19.7% 衆院選トレンド調査3
09/08/08-09 17.7%---72.9%---25.8%--35.8%--24.9%---49.5%--19.8% 衆院選トレンド調査4
09/08/15-16 18.5%---71.2%---26.7%--33.9%--25.8%---48.6%--19.5% 衆院選トレンド調査5
815 名前:広島2区民 ◆jWkaDJV846 [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 19:54:23 ID:QNv+k7EJ
共同通信(電話)衆院選トレンド調査--------------------------小選挙区-------比例区
調査日付 支持率 不支率 自民党 民主党 無党派 鳩山 麻生 自民 民主 自民 民主 特記事項
09/07/18-19 20.6%---72.8%---27.4%--38.9%--21.1%---48.4%--21.0%-16.1%-34.1%-15.6%-36.2% 調査1
09/07/25-26 18.4%---71.4%---25.7%--35.1%--23.0%---48.5%--22.8%-16.1%-31.7%-15.6%-30.7% 調査2
09/08/01-02 19.9%---67.6%---28.2%--37.1%--23.6%---46.6%--19.7%-16.9%-33.9%-16.7%-34.4% 調査3
09/08/08-09 17.7%---72.9%---25.8%--35.8%--24.9%---49.5%--19.8%-14.8%-35.2%-13.3%-34.1% 調査4
09/08/15-16 18.5%---71.2%---26.7%--33.9%--25.8%---48.6%--19.5%-18.8%-34.1%-16.5%-32.6% 調査5
共同通信 全国電話世論調査(第1回トレンド調査)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090719/20090719_0005.shtml
共同通信 全国電話世論調査(第2回トレンド調査)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090727/20090727_0005.shtml
共同通信 全国電話世論調査(第3回トレンド調査)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090803/20090803_0008.shtml
共同通信 全国電話世論調査(第4回トレンド調査)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090810/20090810_0011.shtml
共同通信 全国電話世論調査(第5回トレンド調査)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090817/20090817_0008.shtml
3909
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 22:08:32
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014949981000.html
NHK世論調査 各党の支持率
8月17日 19時18分
NHKの世論調査によりますと、各党の支持率は、▽自民党が、1週間前より、1ポイント近く下がって25.7%、▽民主党は、1ポイント近く下がって28.2%、▽公明党は、やや上がって3.6%、▽共産党が、1ポイント近く上がって3.6%、▽社民党は、やや上がって0.9%、▽国民新党は0.2%、▽みんなの党は0.2%、▽「特に支持している政党はない」は、29.4%でした。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014949841000.html
衆院選投票「必ず行く」71%
8月17日 19時18分
NHKが行った世論調査によりますと、今度の衆議院選挙に投票に行くか尋ねたところ、「必ず行く」と答えた人は71%と、1週間前に行った調査に比べ4ポイント上がりました。
NHKは、今月14日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは2663人で、このうち63%にあたる1687人から回答を得ました。それによりますと、麻生内閣を「支持する」と答えた人は、1週間前に行った調査に比べ1ポイント下がって22%だったのに対し、「支持しない」と答えた人も、1ポイント下がって63%でした。そして、今月30日に投票が行われる衆議院選挙に投票に行くか聞いたところ、「必ず行く」が、1週間前より、4ポイント上がって71%、「行くつもりでいる」が3ポイント下がって20%でした。これに対し、「行くかどうかわからない」は6%、「行かない」は2%で、いずれも前の週と変わりませんでした。また、今度の選挙に、どの程度関心があるか質問したところ、「非常に関心がある」が50%、「ある程度関心がある」が38%だったのに対し、「あまり関心がない」が9%、「まったく関心がない」が2%でした。さらに、投票の際、最も重視することを尋ねたところ、「年金や医療などの社会保障政策」が34%で最も多く、次いで、「景気・雇用対策」が24%、「子育て支援や少子化対策」が9%などとなりました。そのうえで、選挙後の望ましい政権の形を質問したところ、「民主党が中心となる連立政権」が31%で最も多く、次いで、「自民党が中心となる連立政権」が18%、「自民党と民主党による大連立政権」が17%などとなりました。
805 名前:広島2区民 ◆jWkaDJV846 [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 19:27:43 ID:QNv+k7EJ
NHK(電話)
調査日付 支持率 不支率 自民党 民主党 無党派 鳩山 麻生 特記事項
07/10/06-08 58%-----27%---32.8%---18.9%-32.1% 福田内閣発足(9/25)
07/11/09-11 54%-----35%---34.0%---21.6%-32.1% 小沢辞意撤回(11/7)
07/12/07-09 51%-----33%---31.5%---19.8%-32.1%
08/01/12-14 43%-----44%---32,0%---22.9%-32.7% テロ新法再可決(1/11)
08/02/09-11 41%-----49%---33.8%---19.8%-31.8%
08/03/07-09 38%-----48%---31.8%---22.4%-32.2%
08/04/11-13 35%-----55%---30.2%---17.3%-37.2%
08/05/09-11 21%-----66%---25.6%---27.1%-33.9%
08/06/06-08 26%-----61%---32.0%---23.8%-30.9%
08/07/11-13 30%-----57%---27.7%---19.8%-38.3%
08/08/08-10 33%-----58%---31.4%---21.1%-35.0%
08/09/05-07 20%-----72%---33.8%---18.4%-33.9% 福田退陣表明(9/1)
08/09/26-28 48%-----40%---37.3%---21.0%-29.4% 麻生内閣発足(9/24)
08/10/11-13 46%-----44%---34.1%---21.9%-29.3%
08/11/07-09 49%-----40%---35.0%---21.8%-29.6%
08/12/05-07 25%-----65%---28.0%---23.7%-34.8%
09/01/10-12 20%-----71%---28.4%---24.5%-34.8%
09/02/06-08 18%-----71%---27.7%---21.7%-37.2%
09/03/06-08 18%-----71%---29.4%---21.3%-37.5% 小沢氏秘書逮捕(3/3)
09/04/10-12 30%-----60%---28.0%---20.4%-38.0% 小沢氏秘書起訴(3/24)
09/05/08-10 35%-----53%---31.7%---19.9%-36.0%
09/06/05-07 29%-----60%---26.9%---23.7%-38.1%----33%------17%
09/07/10-11 21%-----70%---24.9%---26.4%-37.1%----29%------13%
09/08/07-09 23%-----64%---26.6%---29.0%-29.5%----32%------15%
09/08/14-16 22%-----63%---25.7%---28.2%-29.4%
3910
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 22:09:01
462 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/17(月) 19:14:34 ID:RUR96g9o
衆院選、KNB世論調査
http://www2.knb.ne.jp/news/20090817_21019.htm
18日公示される衆議院選挙では県内3つの小選挙区に合わせて11人が立候補する見通しです。
北日本放送が公示直前に行った世論調査によりますと「投票に必ず行く」「たぶん行く」と答えた人は3つの選挙区とも9割を超え、高い関心があることがわかりました。
KNBの世論調査は今月14日から3日間、コンピュータで無作為に発生させた電話番号に電話するRDD方式で行い、県内3選挙区であわせて1200人から回答を得ました。
選挙への関心度では、「投票に必ず行く」「たぶん行く」と答えた人は3つの選挙区とも9割を超え、選挙への関心は投票率が県平均で71.16%だった前回4年前の衆議院選挙並みとみられます。
また関心のある政策のトップは富山1区と2区が「年金など高齢者福祉対策」で3区は「景気・雇用対策」でした。
各選挙区の立候補予定者に対する支持浸透状況は、富山1区は自民党前職の長勢甚遠さんと民主党・比例代表前職の村井宗明さんが横一線です。
共産党新人の佐伯めぐみさんは支持が広がっていません。
富山2区は自民党前職の宮腰光寛さんがリードしていて社民党新人の藤井宗一さんが追っています。
富山3区は自民党新人の橘慶一郎さんを無所属新人の相本芳彦さんが激しく追い、さらに無所属新人の柴田巧さんが追う展開となっています。
また各選挙区に出馬予定の幸福実現党の3人はいずれも浸透不足です。
一方、「誰に投票するかまだ決めていない」と答えた有権者はどの選挙区も3割ほどいて、今後情勢が変わる可能性もあります。
政権選択を最大の争点とした第45回衆議院選挙は18日公示され投票は今月30日です。
3911
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 22:34:48
>石破氏が優位に選挙戦を進めている。
>先行する湯原氏を赤沢氏が激しく追う展開となっている。
http://www.nnn.co.jp/news/090816/20090816086.html
衆院選18日公示 鳥取2区は激戦予想
2009年08月16日
与野党の天下分け目の戦いとなる衆院選は18日に公示を迎え、政権攻防「鳥取決戦」の火ぶたが切って落とされる。過去最長の「40日選挙」は事実上“前哨戦”を終え、鳥取1区は自民前職の石破茂、民主新人の奥田保明、共産新人の岩永尚之、幸福実現新人の細川幸宏の4氏、鳥取2区は自民前職の赤沢亮正、民主新人の湯原俊二、幸福実現新人の甲谷英生の3氏がラストスパートに入る。
■鳥取1区
鳥取1区には、自民党前職の農相、石破茂(52)=自民党公認、公明党推薦=、新人で民主党県連副代表の奥田保明(49)=民主党公認、国民新党推薦=、新人で共産党県委員会書記長の岩永尚之(52)、新人で幸福実現党県本部代表の細川幸宏(40)の4氏が立候補を予定。石破氏が優位に選挙戦を進めている。
圧倒的な支持基盤を持つ石破氏と元秘書の奥田氏の「同門対決」が軸。石破氏は系列県議や市議、複数の支援組織などに支えられ支持を固めるが、陣営は党への逆風が“石破離れ”につながることを警戒。郡部のてこ入れ、後援会主導で公明党との選挙協力を強化する。
一方、奥田氏は連合鳥取の支援を基礎に、石破票の切り崩しを狙う。民主の追い風を武器に無党派層の取り込みが鍵を握る。岩永氏は自民、民主の対決に埋没感は否めず、細川氏は独自の戦い。
■鳥取2区
鳥取2区は、自民党前職の赤沢亮正(48)=自民党公認、公明党推薦=、新人で民主党県連代表代行の湯原俊二(46)=民主党公認、国民新党推薦=、新人で幸福実現党県本部副代表の甲谷英生(33)の3氏が立候補を予定。先行する湯原氏を赤沢氏が激しく追う展開となっている。
赤沢氏は前回の郵政選挙で追い風を受けて初当選したが、今回は一転して党への逆風下での選挙。米子駅のバリアフリー化など1期目の実績を強調し、地域再生に向け農林水産業予算や公共事業の増加などを訴えている。
湯原氏は昨年9月の県議辞職以降、選挙区をほぼ一巡し、政権交代の必要性を訴えてきた。連合鳥取がフル回転で支援。計18年の市議、県議時代の地盤は米子市内に限られ、郡部での知名度アップや浸透が課題となる。
甲谷氏は独自の戦い。
3912
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 22:45:22
>この出馬に神山氏の陣営は「影響が出ている」と素直に認める。井上氏が旧国鉄時代に機関士だっ
>たことから、JR関係者や母校日大OBらの支援を受けており、一部で支持が重なるからだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/kanagawa/CK2009081602000072.html
衆院17区 100年続いた『王国』の票動向 河野支持者 誰に『一票』?
2009年8月16日
小田原市などが選挙区の17区は、長年「河野王国」と言われてきた。十八日に公示される衆院選では、百年近く選挙の度に「河野」と書き続けてきた“熱烈支持者”の投票行動に注目が集まっている。 (長崎磐雄)
「後継者にバトンを渡すのが最後の仕事」。衆院解散を間近に控えた先月十六日夜。小田原市の集会で河野洋平衆院議長(当時)があいさつした。
県議会議長の祖父治平氏、農林大臣(現農水相)などを務めた父親の一郎氏、そして後を継いだ河野元議長。政界への関与は約一世紀に及ぶ。
一族を支え続けた後援会に激震が走ったのは昨年九月。十四期連続当選、四十二年間の議員生活からの引退を河野元議長が突然、表明。後継に横須賀市出身で地元では知名度のない、牧島かれん氏(32)を指名した。
幹部会で表だって反旗を翻すものはいなかった。だが、「地元に後継者はいないのか」と口にする幹部や、後援会の存亡を危惧(きぐ)する関係者は少なからずいた。
一方、二年前に出馬表明し、河野元議長との一騎打ちとみて、駅頭での朝立ちなどを繰り返してきた民主新人の神山洋介氏(34)の陣営は、「河野引退」で活気づいた。
しかし今年二月、王国は再びざわめく。安倍晋三元首相の首席秘書官だった井上義行氏(46)が「党利党略ではなく、たたき上げの政治家が国を変える」と中央での実績を引っ提げ、無所属での出馬を表明した。
この出馬に神山氏の陣営は「影響が出ている」と素直に認める。井上氏が旧国鉄時代に機関士だったことから、JR関係者や母校日大OBらの支援を受けており、一部で支持が重なるからだ。
気掛かりなのは、牧島氏の陣営も一緒。事務所によると、かつて選挙中、全国を駆け回っていた河野元議長も今回は、総合選対本部長として、牧島氏に付き添って選挙区を回る。先月二十九日、事務所開所式では「自民党に実績はある。だが今はそういうことを言う状況にない」と組織の結束と引き締めを呼び掛けた。
事実、組織内では異変が起きている。
集票力があるとされる元市議が、井上氏の決起集会に顔を見せた。五月の同氏の後援会設立総会にも出席したこの元市議は「学校の後輩だから」と語った。
17区では、三氏のほかに諸派新人の中野淳子氏(48)が、出馬を表明している。
3913
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 22:50:37
>>3905
みんなの党:北海道、北陸・信越、中国、四国に擁立せず
南関東ブロックを前職とそれ以外で順位分け(または千葉と神奈川で順位分け)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081700844
みんなの党の比例名簿順位
みんなの党が17日発表した衆院選比例代表名簿の登載順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。「前」は前職、「元」は元職、「新」は新人。「単」は比例単独。敬称略)
【東北=2人】(1)小熊慎司(新)、佐々木重人(新)【北関東=2人】(1)渡辺喜美(前)(2)山内康一(前・単)【南関東=6人】(1)江田憲司(前)、浅尾慶一郎(新)(3)田中甲(元)、野屋敷いと子(新)、小平由紀(新)、加藤正法(新)【東京=1人】(1)柿沢未途(新)【東海=1人】(1)佐藤剛(新)【近畿=1人】吉野宏一(新)【九州=1人】(1)広津素子(前)(2009/08/17-21:57)
3914
:
けん
:2009/08/17(月) 22:52:24
自民党の比例重複辞退が麻生、古賀、小泉他20名ってあるけで誰だろうね?
3915
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 22:58:28
http://www.hokkaido-365.com/feature/2009/08/post-322.html
自民大苦戦 道内12選挙区「当落予想」 前編
09年08月17日(月) 22時22分
民主・小林千代美が派閥の領袖・町村信孝をリード。
写真・上段左から長谷川岳、横路孝弘、吉川貴盛、三井辨雄。
中段左から石崎岳、荒井聰、宮本融、鉢呂吉雄。下段左から町
村信孝、小林千代美、今津寛、佐々木隆博(敬称略)
果たして民主党の政権交代、北海道初の総理「鳩山由紀夫」は実現するのか。18日公示、30日投票の衆院選は、言うまでもなく歴史的な政権選択選挙となる。
首相・小泉純一郎が名付けた2005年8月の「郵政解散」から早や4年。当時、自民党執行部は、郵政民営化法案に反対した議員を公認せず、対立候補の「刺客」を擁立した。その際、選挙報道が「自民党一色」になったこともあって、与党が圧勝、民主党は大幅に議席を減らし惨敗した。
今回の衆院選は攻守所を変え、守勢の自民、攻勢の民主という構図。
前回の選挙で自民は歴史的勝利を収めたが、北海道の小選挙区で当選した自民党候補はわずかに4人。小選挙区で敗れた自民党候補のうち3人は比例で「復活当選」を果たしたものの、道内では自民党が大敗を喫した。
もともと民主の金城湯池である北海道は、追い風が吹く民主の圧勝が予想され、道内で一定の支持を集める新党大地との選挙協力もプラス要因。世論調査では自民の「1勝11敗」や「全敗」の観測も飛び交っている。
以下、道1区から6区までの当落予想をお伝えする。
[北海道1区](札幌市中央・南・西区)
長谷川岳 38 自新 元IT会社役員
△横路孝弘 68 民前 元衆院副議長
松井秀明 40 共新 元中学校教諭
高元和枝 59 諸新(幸福実現党) 会社員
圧倒的な知名度で10期目の当選を目指す民主・横路孝弘に、自民新人・長谷川岳が挑む。YOSAKOIソーラン祭りを創設した長谷川は、1996年にも無所属で横路と戦ったが、得票数は横路の3分の1にも満たず、4人の候補者で最下位だった。
自民党の公認争いで、前衆院議員の杉村太蔵を退けた長谷川は、自民党候補者であることを"封印"、「政権交代」ならぬ「世代交代」を叫んでおり、横路陣営のやきもきさせている。
長谷川は公明党支持層の多くを固めたと見られており、徐々に横路に迫る勢いだが、現状では横路が一歩リードしている。
[北海道2区](札幌市北・東区)
吉川貴盛 58 自前 経済産業副大臣
○三井辨雄 66 民前 医療法人理事長
岡千陽 46 共新 元札幌市議
本田由美 31 社新 〈元〉団体職員
山本志美 42 諸新 幸福の科学札幌北支部長
道内小選挙区最多の5人が争う激戦区だが、事実上は民主・三井辨雄と自民・吉川貴盛の一騎打ち。過去2回の選挙で連勝した三井は、労働組合の支持基盤のほか、保守層にも浸透しており3連勝の公算だが、社民新人・本田由美の擁立がマイナス要因。
3916
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 22:58:45
>>3915
[北海道3区](札幌市白石・豊平・清田区)
石崎岳 54 自前 総務副大臣
△荒井聰 63 民元 元党役員室長
森山佳則 42 幸福の科学札幌中央支部長
これまでの対決は2勝2敗の五分。民主・荒井聰と自民・石崎岳は5回目の顔合わせ。
前回、比例で復活当選した荒井は、一昨年の知事選出馬のため議員を辞職したが、高橋はるみに敗れた。その直後から街頭演説などで支持層の拡大を図ってきた。
一方、首相の小泉と同じ派閥だった石崎は前回「郵政解散」の追い風に乗って当選したが、今回はアゲンスト。さらに「自民党地方議員の支援が万全とは言えない」(札幌市議)との見方もある。石崎は荒井を猛追するが、前回選挙で2万票を超えた共産票が流れるとは考えられず、荒井にリードを許している。
[北海道4区](札幌市手稲区・小樽市など)
宮本融 44 自新 元通産省職員
◎鉢呂吉雄 61 民前 元党選対委員長
鶴見俊蔵 55 諸新 幸福の科学札幌西支部長
03年に道8区から「国替え」した民主・鉢呂吉雄に、自民新人の宮本融が挑む。鉢呂はこれまで2度の4区での選挙を経て着実に支持基盤を固めており、自民党支持だった一次産業関係者にも食い込んでいる。また共産党が候補者擁立を見送ったこともプラス材料。
昨夏に立起を表明した宮本は、旧通産省の先輩で知事の高橋はるみらの応援を得て、精力的に選挙区を駆け回っているが、民主党北海道代表を務める鉢呂の7選は揺るがない。
[北海道5区](札幌市厚別区・江別市など)
町村信孝 64 自前 元官房長官
△小林千代美 40 民元 元日糧パン社員
畑野泰紀 42 諸新 幸福の科学新札幌支部長
自民の劣勢と民主の「追い風」を象徴する選挙区。最大の関心事は、9選を目指す自民・町村信孝の当落。官房長官や外相の要職を歴任、最大派閥の領袖である町村は、かつてないほどのドブ板に徹している。「選挙区内の有権者に会う回数が圧倒的に増えた。厚別区では全戸を訪問したマンションもあり、戸別訪問できないオートロックのマンションでは中庭でタウンミーティングもやった」(自民党関係者)というほど。
片や町村との事実上の一騎打ちに臨む民主の小林千代美は知名度でこそ劣るが、候補者擁立を見送った共産票の一部も流れと見られている。自衛隊員が多く居住する千歳、恵庭の両市や郡部でこそ町村に負けているが、「大票田」の厚別区や江別市では大きくリードしており、公示直前の状況は小林優位。今後、町村の巻き返し次第では、情勢が変る可能性もあるが、どちらが激戦を制しても、大差は付かない模様。
[北海道6区](旭川市・富良野市など)
今津寛 62 自前 元防衛庁副長官
○佐々木隆博 60 民前 元道議
荻生和敏 59 共新 元党地区委員長
武田慎一 42 諸新 幸福の科学旭川南支部長
民主の佐々木隆博は、道議5期を経て前回初挑戦で初陣を飾った。士別市の農家出身で、精通する農業政策を中心に「政権交代」を訴える。
一方、旭川市出身で市議や道議を務めた自民の今津寛は、知名度で佐々木を上回るが、自民党に対する逆風を受けている。党道連会長の今津は前回、比例単独候補だったため、票の掘り起こしも課題。
6区は毎回大激戦で当選者と次点の差はわずか。有権者の7割弱を占める旭川市での得票がカギを握る。佐々木も民主の追い風を十分に受けているとはいえないが、今津を上回る情勢。
道7区から12区の情勢は後編に記載する。
(文中敬称略 年齢は投票日時点 文・取材班)
3917
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 23:00:35
世論調査―質問と回答〈8月15、16日実施〉
http://www.asahi.com/politics/update/0817/TKY200908170187.html
935 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 22:54:41 ID:niumbQUh
朝日新聞世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0817/TKY200908170187.html
■内閣支持率
支持する 19%
支持しない 65%
■政党支持率
自民 20%
民主 32%
無し 34%
不明 6%
■比例投票先
自民 21%
民主 40%
■小選挙区投票先
自民 21%
民主 40%
■どちらが中心の政権か
自民中心 21%
民主中心 49%
■首相にふさわしいのは
麻生 20%
鳩山 41%
937 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/17(月) 22:55:08 ID:vIS+jgy4
朝日新聞
●比例代表投票先
民主 40%(+1)
自民 21%(-1)
●政党支持率
民主 32%(+6)
自民 20%(-4)
3918
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 23:11:13
>>3905
3位4位も決定
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090817129.html
新党大地 比例1位=鈴木宗男氏、2位=八代英太氏
北海道の地域政党、新党大地は17日、衆院選比例代表北海道ブロックに擁立する候補の名簿登載順位を発表した。党代表の鈴木宗男氏(61)を1位としたほか、2位は元郵政相の八代英太氏(72)、3位は元議員秘書浅野貴博氏(31)、4位は美容健康研究家のHANAジュンコ(本名・町川順子)氏(50)とした。全員が比例単独候補。
3919
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 23:12:04
決戦直前!最新支持率情報!
主要公約、自・民とも低い評価 朝日新聞世論調査2009年8月17日22時32分
印刷
ソーシャルブックマーク
衆院選に向けて朝日新聞社が15、16の両日実施した全国世論調査(電話)によると、「いま投票するとしたら」として聞いた比例区の投票先は民主40%(前回1、2日調査39%)、自民21%(同22%)で、依然として民主が大きくリードしている。一方、「所得100万円増」や「子ども手当」など両党の目玉公約には「評価しない」との意見がいずれも上回り、政策を実現する財源に「不安を感じる」との回答が両党とも8割を超すなど、政策への強い不満がうかがえる。
投票先で民主は5月以降、40%前後を維持しているのに対し、自民は反転がみられない。政党支持率でも民主は32%(同26%)で、自民の20%(同24%)に大差をつけた状態で選挙戦に突入する。
投票先を決めるときマニフェストをどの程度意識するかでは、「ある程度意識」が54%で、「大いに意識」は27%にとどまった。政策で選ぼうという意識がさほど強くない背景には、両党の掲げる政策が有権者を引きつけていない状況があるようだ。
麻生首相が力を込める、景気対策と経済成長により「10年で家庭の所得100万円増」の公約を「評価する」は21%で、「評価しない」66%が圧倒した。「11年度までに消費税引き上げの法整備をして景気回復後に実施」についても、「評価する」39%を「評価しない」52%が上回った。
一方、民主党が目玉とする「月2万6千円の子ども手当を支給し、代わりに所得税の配偶者控除などを廃止する」ことを「評価する」は33%で「評価しない」が55%。「高速道路を段階的に無料化し、建設の借金は税金で返済する」ことには、「評価する」は23%にとどまり、「評価しない」が67%に達した。民主支持層でも「評価しない」が54%と過半数だ。
公約を実現するための財源に「不安を感じる」という人は両党とも83%にのぼった。
麻生内閣の支持率は19%(同18%)、不支持率は65%(同63%)でともに横ばい。
3920
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 23:12:14
910 :無党派さん:2009/08/17(月) 23:06:05 ID:TuEetueh
これで確定したのかな?
北海道…自・民・公・共・社・大地・幸福・本質 8党
東北…自・民・公・共・社・みんな・幸福 7党
北関東…自・民・公・共・社・国・みんな・日本・幸福 9党
南関東…自・民・公・共・社・国・みんな・日本・幸福 9党
東京…自・民・公・共・社・国・みんな・日本・幸福 9党
北信越…自・民・公・共・社・国・日本・幸福 8党
東海…自・民・公・共・社・国・みんな・日本・幸福 9党
近畿…自・民・公・共・社・国・みんな・・改革・日本・幸福 10党
中国…自・民・公・共・社・国・幸福 7党
四国…自・民・公・共・社・幸福 6党
九州…自・民・公・共・社・国・みんな・幸福 8党
3921
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 23:12:50
>>3917
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908170190.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200908170194.jpg
主要公約、自・民とも低い評価 朝日新聞世論調査2009年8月17日22時32分
印刷
ソーシャルブックマーク
衆院選に向けて朝日新聞社が15、16の両日実施した全国世論調査(電話)によると、「いま投票するとしたら」として聞いた比例区の投票先は民主40%(前回1、2日調査39%)、自民21%(同22%)で、依然として民主が大きくリードしている。一方、「所得100万円増」や「子ども手当」など両党の目玉公約には「評価しない」との意見がいずれも上回り、政策を実現する財源に「不安を感じる」との回答が両党とも8割を超すなど、政策への強い不満がうかがえる。
投票先で民主は5月以降、40%前後を維持しているのに対し、自民は反転がみられない。政党支持率でも民主は32%(同26%)で、自民の20%(同24%)に大差をつけた状態で選挙戦に突入する。
投票先を決めるときマニフェストをどの程度意識するかでは、「ある程度意識」が54%で、「大いに意識」は27%にとどまった。政策で選ぼうという意識がさほど強くない背景には、両党の掲げる政策が有権者を引きつけていない状況があるようだ。
麻生首相が力を込める、景気対策と経済成長により「10年で家庭の所得100万円増」の公約を「評価する」は21%で、「評価しない」66%が圧倒した。「11年度までに消費税引き上げの法整備をして景気回復後に実施」についても、「評価する」39%を「評価しない」52%が上回った。
一方、民主党が目玉とする「月2万6千円の子ども手当を支給し、代わりに所得税の配偶者控除などを廃止する」ことを「評価する」は33%で「評価しない」が55%。「高速道路を段階的に無料化し、建設の借金は税金で返済する」ことには、「評価する」は23%にとどまり、「評価しない」が67%に達した。民主支持層でも「評価しない」が54%と過半数だ。
公約を実現するための財源に「不安を感じる」という人は両党とも83%にのぼった。
麻生内閣の支持率は19%(同18%)、不支持率は65%(同63%)でともに横ばい。
3922
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 23:14:32
>>3544
民主党比例下位単独候補 08.17ver
=北海道=
山崎摩耶(07参院選比例落選、日本看護協会元理事)
山岡達丸(山岡@栃木の三男・NHK札幌勤務)
工藤仁美(非正規労働者の労組の事務局長)
関藤政則(北海道商工連盟常務で社会保険労務士)
=東北=
高松和夫(秋田県連代表代行 2区に擁立も社民との選挙協力優先)
山口和之(福島2区:県理学療法士会長)
渡部一夫(福島1区:元南相馬市議)
鈴木 久(福島5区:元衆院議員)
有馬 博(福島3区:元県議)
和嶋未希(山形3区:県会議員)
(青森・宮城は断念)
=北関東=
中島政希(群馬4区:00年05年落選群馬県連副会長)
桑原功 (群馬1区:元県議・前橋市選出)、
野木実 (埼玉4区:元和光市長)
=南関東=
斉藤勁(元参院議員(神奈川選挙区)、05年神奈川11区落選、横浜市南区選出の市会議員)
=東京=
中津川博郷(05年東京16区落選・96年千葉5区新進党公認出馬落選)
小林興起(05年10区落選 郵政造反組)
吉田公一(03年9区落選)
元議員がもう一人
=北陸・信越=
若泉征三(福井2区:05年2区落選、参院選落選)
沓掛哲男(元自民党参院議員・石川選挙区・石川3区地盤なのか?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4571>
奥能登地区の建設業者は「沓掛さんが出れば、比例票はどっと民主党に流れる」と断言する)
=東海=
吉田統彦(愛知1区:出馬模索・歯科医)
山田良司(岐阜4区:元下呂市長)
笠原多見子(岐阜1区:県議 元自民)
>>3892
前田雄吉前議員は見送り
=九州=
矢上雅義(熊本5区:元相良村長)
永田章一(熊本4区:元旧五和町議)
下田 寛(佐賀1区:原口私設秘書)
3923
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 23:16:09
開戦前夜!最新支持率情報!
比例は民主32%、自民16% 衆院選トレンド調査
共同通信社が15、16両日に実施した衆院選に関する全国電話世論調査(第5回トレンド調査)によると、比例代表の投票先として民主党を挙げた人は32・6%で、8、9両日実施の前回調査から1・5ポイント減少、自民党は3・2ポイント増の16・5%だった。差は4・7ポイント縮まったものの、7月18、19日実施の第1回調査から30%台を維持する民主党に対し、自民党は10%台にとどまっており、情勢は大きく動いていない。比例代表の投票先を決めていないとの回答は35・1%で、前回から2・9ポイント減った。
小選挙区の投票先は、民主党候補が34・1%(前回35・2%)、自民党候補が18・8%(同14・8%)で、比例代表と同様に自民党が回復した。
望ましい政権の枠組みでは、民主党中心が40・8%で、前回からほぼ横ばい。自民党中心は18・2%で、1・2ポイント増えた。政界再編による新しい枠組みは17・3%、自民、民主両党の大連立は11・9%だった。
麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表のどちらが首相にふさわしいかという質問では、鳩山氏が48・6%、麻生氏が19・5%で、前回と大差なかった。内閣支持率は18・5%(前回17・7%)だった。
・・・あと公示日以降はネットで特定の候補や党の応援は出来ないとされていますが、これは・・・OKですよね
3924
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 23:25:43
>>3824
>>3835
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081702000073.html
民主、自民岐阜県議を擁立へ 比例東海“反野田派”の笠原氏
2009年8月17日
18日に公示される衆院選で、民主党は比例東海ブロック(定数21、愛知、岐阜、三重、静岡の4県)の単独候補として自民党の笠原多見子岐阜県議(44)を擁立する方針を固めた。笠原氏は2005年の衆院選岐阜1区で郵政民営化に反対した前職野田聖子氏=消費者行政担当相=の“刺客”として送り込まれた前職佐藤ゆかり氏(東京5区へ転出)を支援。今回も野田氏を応援しない意向を示し、自民党県連に離党届を提出している。
笠原氏は17日、県議の辞職願を提出後に県庁で会見し、「自民党に限界を感じた。政権交代を成し遂げ、地方分権を進めたい」と述べた。岐阜1区では前回衆院選のしこりから、自民党員の一部が民主の支援に回る動きもある。笠原氏は自民党の参院議員を務めた故・笠原潤一氏の次女で、3期目。
一方、民主党は比例東海の単独候補として党三重県連幹事長で元県議の金森正氏(71)の擁立方針を固めた。
3925
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 23:28:19
>>3913
なぜか神奈川18の藤崎浩太郎(江田秘書)だけ比例に載ってないんですね。
供託金節約のためかな?
3926
:
名無しさん
:2009/08/17(月) 23:35:39
youtubeのTOPが自民党の大きな広告になってます。ものすごくお金つかってますよね。民主党に比べるとネット上の広告は多いですかね。これがどの程度、投票行動に影響をあたえるか判断に迷いますが、これだけ見かける数が違うとちょっと心配になります。資金力の差かなあ。
http://www.youtube.com/
3927
:
千葉9区
:2009/08/17(月) 23:49:00
>>3914
73歳以上の定年に引っかかってる人多数ですね
自ら辞退したのは
>>3905
の通り
3928
:
千葉9区
:2009/08/18(火) 00:14:48
比例定年制に引っ掛かってる人
東から、選挙区は省略
尾身 笹川 谷津 福田 中野 堀内 深谷 島村 柳沢 海部 杉浦 中山 井上 大野 保利
3929
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 00:21:07
民主比例単独名簿 50音順
http://www.dpj.or.jp/news/?num=14015
#4
3930
:
千葉9区
:2009/08/18(火) 00:21:55
藤井裕久が名簿に載ってる!!!
3931
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 00:47:35
>>3929
ぱっと見ただけでも
大阪府知事選出馬の熊谷貞俊
兵庫一区公認漏れの浜本宏
元参院議員で日本新党都議の樋口俊一(なぜ近畿?)
旧自由党から出馬の豊田潤多郎や渡辺義彦
千葉県議選(鴨川市)出馬の石田三示
他にも地方選浪人中の候補や懐かしい名前の人が結構いますね
あと現職県議が
川口浩 茨城県議
室井秀子 兵庫県議
の二人が新たに追加ですね
3932
:
千葉9区
:2009/08/18(火) 00:55:10
とりあえず東日本
●→初めて出てきた名前
★→公職についてる人
=北海道=
山崎摩耶(07参院選比例落選、日本看護協会元理事)
山岡達丸(山岡@栃木の三男・NHK札幌勤務)
工藤仁美(非正規労働者の労組の事務局長)
関藤政則(北海道商工連盟常務で社会保険労務士)
=東北=
高松和夫(秋田県連代表代行 ★県議、2区に擁立も社民との選挙協力優先)
川口民一(岩手2区:元県議、元雫石町長)●
菊地長右エ門 岩手2区 元宮古市長の菊「池」長右エ門か?●
和嶋未希(山形3区:★県会議員)
山口和之(福島2区:県理学療法士会長)
渡部一夫(福島1区:元南相馬市議)
鈴木 久(福島5区:元衆院議員)
有馬 博(福島3区:元県議)←掲載されず
=北関東=
石井 章(茨城3区:★取手市議?)●
川口 浩(茨城3区:★県議)●
玉木朝子(栃木県 難病団体連絡協議会会長)●
桑原 功(群馬1区:元県議・前橋市選出)
中島政希(群馬4区:00年05年落選群馬県連副会長)
野木 実(埼玉4区:元和光市長)
多田直弘?????●
=南関東=
水野智彦(千葉11区:県議選落選)●
石田三示(千葉12区:鴨川自然王国の代表理事)●
斉藤勁(元参院議員(神奈川選挙区)、05年神奈川11区落選、横浜市南区選出の市会議員)
藤井裕久(神奈川14区:引退予定代議士)●
園田昭夫(元千葉市連事務局長?)●
榎本和孝(蕨市議選落選の人?)●
浜口健司????●
相原史乃????●
=東京=
吉田公一(03年9区落選)
川島智太郎(05年9区落選)●
小林興起(05年10区落選 郵政造反組)
渡辺浩一郎(05年11区落選)●
中津川博郷(05年東京16区落選・96年千葉5区新進党公認出馬落選)
竹田光明(20区 公募合格)●
石毛硏子(05年23区落選)●
篠原滋子(03年徳島県知事選落選 ※泡沫)●
=北陸・信越=
沓掛哲男(元自民党参院議員・石川選挙区・石川3区地盤なのか?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4571>
奥能登地区の建設業者は「沓掛さんが出れば、比例票はどっと民主党に流れる」と断言する)
若泉征三(福井2区:05年2区落選、参院選落選)
武居博明(長野4区:塩尻市議選落選)●
三浦茂樹????●
3933
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 00:58:26
>>3895-3897
>>3903
など
ESPAさん26票差もとい秒差乙っすw
猪口比例下位提示って益々三津枝優遇が際だちますね。
渡辺への落下傘を拒否したりバックが小泉の鶴の一声以外無い癖に威張りすぎたか。
七条はどう納得したんだ??
>>3899-3900
なんとまあ色んな異例が起きる選挙ですね。。
中央選管の政治的中立性が非常に重要に成ってくる訳ですがどういう行動をとるのか見物ではあります。。
>>3906
どういう背景なんでしょうかね??
対象は強いて云えば選挙・議員関連スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/
か政治思想スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/
っすかねぇ。。(;´Д`)
3934
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 01:04:38
>>3892
>>3929-3932
千葉9区さん調査感謝っす。
前田見送りは順当ですね。足りなくなった場合の事も考える必要はありそうですがそれは他の人で十二分に代替できてるようで。
樋口俊一は薬局の薬ヒグチ関係の人じゃなかったでしたっけ?(中野の樋口都議は確かそうだった)
薬ヒグチは本社大阪なんでその関係で近畿かも。
3935
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 01:12:30
>>1468
>「また(比例順位が)27位なら、『ほかの人を出してください』と言おうと思っている」と話すのは、比例単独の安井潤一郎氏(比例東京)。「比例順位は4年間の自分に対する評価。順位の低さは、自分に期待していないということ」と党の処遇の行方を見守る。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/396
> 東京ブロック24位だった安井潤一郎氏。前回は27位で順位そのものは上がったが、「今回の名簿は小選挙区のリスクヘッジだ」と憤る。日ごろから「比例順位は議員の通知票」と考えていただけに、東京の小選挙区から出馬する22人の候補者が、1位に名を連ねたことに対して「党は3年10カ月の私の活動を見ていたのか」と疑問を投げかけた。
> 「純粋比例は自分のような一般人が政界に入る唯一の方法」とも話し、「それを理解していない自民党は発展途上ということを内外に示した」と語気を強めた。
27位だったら辞めてやると啖呵を切ってたが24位で辞めるとも云えず,か。
下位の内2位という事は高評価ではあるね。猪口すら下位提示だった訳だし。
3936
:
千葉9区
:2009/08/18(火) 01:17:50
疲れた・・・ばしばし指摘修正お願いします。
=東海=
笠原多見子(岐阜1区:★県議 元自民)
山田良司(岐阜4区:元下呂市長)
小林正枝(静岡4区:静岡市議選落選)●
吉田統彦(愛知1区:出馬模索・歯科医)
金森正(三重2・3区:元県議)
三輪信昭(三重県:07参議院選落選)●
大山昌彦(東京工科大学教授?)●
磯谷香代子????●
>>3892
前田雄吉前議員は見送り
=近畿=
豊田潤多郎(京都4区:元代議士)●
熊谷貞俊(大阪府知事選落選)●
樋口俊一(大阪:04年参院比例落選 薬局ヒグチ)●
渡辺義彦(大阪:04年参院比例落選)
浜本 宏(兵庫1区:公認漏れ)●
室井秀子(兵庫8区:前候補者室井邦彦の奥さん、★県議)●
松岡広隆(「なにわ政」の代表者?)●
河上満栄????
=中国=
瀧本 実(広島2区:県議選落選)●
=四国=
宇野憲司????
吉田益子(徳島3区:元県議)●
=九州=
中屋大介(福岡7区:公認差し替え)●
川越孝洋(長崎1区:元県議)●
矢上雅義(熊本5区:元相良村長) ←載らず
永田章一(熊本4区:元旧五和町議) ←載らず
下田 寛(佐賀1区:原口私設秘書) ←載らず
3937
:
千葉9区
:2009/08/18(火) 01:22:03
【09衆院選】民主、名簿順位決定先送り 組織の脆弱さ浮き彫り
民主党は衆院選比例代表の名簿順位の最終決定を、公示当日の18日午前にずれ込ませた。優勢が
伝えられる選挙情勢を受けて大量当選の可能性が高まり、過去最多の比例単独候補を擁立する必要に
迫られたことが大きい。18日未明に発表した順位なしの比例単独候補者のリストには、政界引退を表明
していた藤井裕久元蔵相の名前も入った。
民主党は各ブロックの名簿1位には、選挙区候補を重複で並べる一方、著名人を上位で擁立せず、比例
単独候補を下位に登載する方針で調整している。下位搭載者は「前回の約3倍になる見込み」(党関係者)
という。
17日午後には、鳩山由紀夫代表、小沢一郎代表代行、岡田克也幹事長ら幹部が党本部で約2時間に
わたり協議したが難航。鳩山氏は同日夜、決着がつかないまま、18日の公示日に第一声をあげる大阪
に向かうなど最終調整を小沢氏に一任した。
当選圏に入る見込みの比例単独候補が増えたことで、関係者を名簿に入れたい各ブロックの都道府県
連間の調整が難航したことや、逆に必要な候補者数に届かず、「ブロック間で候補者をやり取りする必要
があった」(党関係者)という事情もある。とはいえ、同党の組織力のぜい弱さが浮き彫りになった形だ。
調整の過程では、マルチ商法業界から献金を受けた責任をとって離党した前田雄吉元衆院議員を、東海
ブロックから出馬させようとする動きもあったが、執行部は擁立しないことを決めた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908180101001-n1.htm
3938
:
おま天
:2009/08/18(火) 01:27:12
2chに書こうと思ってましたけど、規制中なのでこちらに投下します。
これらの調査結果を見ると2005年よりも投票率が上がるかもしれませんね。
今回の朝日調査と前スレ>958で貼られた2005年の調査から
投票率の予測に役立ちそうな「大いに関心がある」の数値をピックアップしてみました。
参考:ttp://www2.asahi.com/senkyo2005/special/TKY200509020216.html
2003年
39% (2005年第3回調査とほぼ同時期=投票日から約20日前)
44% (投票日直前)
2005年
45% (投票日27〜25日前)
43% (投票日24〜23日前)
45% (投票日20〜19日前)
2009年
38% (投票日57〜56日前:都議選&解散予告よりも前の調査)
43% (投票日43〜42日前:解散予告後の調査)
49% (投票日30〜29日前:解散後の調査)
49% (投票日15〜14日前)
さらにNHK調査でも2005年との比較をしてみました。
参考:ttp://blog.goo.ne.jp/komei-win/e/7d4aa1534bbc6ecbd1fcb2c0949c9a8e
2005年(投票日16〜14日前)
必ず行く 63% 行くつもりでいる 24%
行くかどうかわからない 8% 行かない 4%
非常に関心がある 42% ある程度関心がある 39%
あまり関心がない 9% まったく関心がない 3%
2009年(投票日16〜14日前)
必ず行く 71% 行くつもりでいる 20%
行くかどうかわからない 6% 行かない 2%
非常に関心がある 50% ある程度関心がある 38%
あまり関心がない 9% まったく関心がない 2%
3939
:
千葉9区
:2009/08/18(火) 01:28:07
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081701000832.html
民主・藤井氏が引退撤回 南関東比例単独で出馬へ
衆院選への立候補を見送り国会から引退するとしていた民主党の藤井裕久最高顧問が方針を撤回し、衆院南関東ブロックの比例単独候補として出馬することが18日未明、決まった。
藤井氏は細川、羽田両内閣で蔵相を務めた。大蔵官僚出身の党内屈指の財政通として知られ、岡田克也幹事長が政権獲得の場合は民間人枠で政府の要職に起用する考えを示唆するなどしていた。
2009/08/18 01:00 【共同通信】
3940
:
千葉9区
:2009/08/18(火) 01:39:07
>>3937
もう年齢順でイイじゃん
年上が上位(当選しても次回引退)
年下が下位(てきとーに名前売って地方選に。下手に当選しても困るし)
3941
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 01:48:39
>>3936
三輪信昭(三重県:07参議院選落選)●
出身は三重県のようだけど、元愛知県議4期ですね。
3942
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 01:59:22
>>3932
園田昭夫は千葉県連の事務局長ですね
>>3936
宇野憲司は日本合気道協会の副会長で、豊島美知愛媛県議を支援しているようです
記述がない中にもかなり議員暦、出馬歴がある人物がいますね
3943
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 02:17:39
一部抜粋
=東北=
■高松和夫[民](秋田県連代表代行 ★県議(秋田市選出・嘗ては山本郡選出)・01参秋田選挙区出馬、2区に擁立も社民との選挙協力優先)
■川口民一(岩手2区:元県議、元雫石町長)●
■菊地長右エ門 岩手2区 元宮古市長の菊「池」長右エ門か?●
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/546
>選挙は宮古の活力であった。地縁、血縁が絡み、今日の友が明日の敵に回るそんな対立、抗争が続いてきた宮古市政。原点は1930年の普通選挙法による第2回総選挙にまでさかのぼる。…かつてのライバル、菊池長右エ門氏と中居英太郎氏が吉田陣営(民主・社民・共産推薦)に回り、自民党は熊坂候補を押す。
■和嶋未希(山形3区:★県議(酒田市・飽海郡選出・トップ当選))
■鈴木 久[社](福島5区:元衆院議員[社])
ttp://www.senkyo.janjan.jp/election/1996/99/001557/00001557_5063.html
ttp://www.senkyo.janjan.jp/election/1993/99/001579/00001579_5377.html
=北関東=
■石井 章(茨城3区:★取手市議?)●
■川口 浩(茨城3区:★県議[取手市選出])●
小泉俊明への梃子入れ凄いっすね。川口氏は将来の参院転出も視野?
■野木 実[連](埼玉4区:元和光市長) 市長選時は連合埼玉推薦候補であった
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/725,728
=南関東=
■水野智彦(千葉11区:県議選惜敗)●
勝浦市・夷隅郡 定数1−候補2
当 10,462(53.7%) 斎藤 万祐 68 自民 現5 党県政調会長
□ 9,031(46.3%) 水野 智彦 51 無所属 新 歯科医院長
■石田三示(千葉12区:鴨川自然王国の代表理事)●
ttp://www.k-sizenohkoku.com/
■斉藤勁(元参院議員(神奈川選挙区)、05年神奈川11区落選、横浜市南区選出の市会議員)
=東京=
■篠原滋子(03年徳島県知事選落選 ※泡沫)●
女性だけのソフトウェア会社の女所長が徳島県知事に立候補
ttp://www.hirake.org/bbs/bbs2/politic/it/cbbs.cgi?mode=one&namber=4019&type=0&space=0
=東海=
■笠原多見子[自](岐阜1区:★県議[岐阜市選出・佐藤派] 元自民)
■山田良司[民](岐阜4区:前下呂市長・元下呂町議)
■小林正枝[由](静岡4区:静岡市議選[清水区・無所属](最下位)落選・茶販売業役員)●→最下位落選だけど社会党色の東海大学がらみか,松田岩夫勤務もなんか臭うが,結局は小沢一郎政治塾7期生って事の様だ。
ttp://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/22/00009205.html
学歴
1990 東海大学第一高等学校(現東海大学翔洋高等学校)卒
1994 東海大学教養学部国際学科卒
1994 ニューヨーク州立大学バッファロー校へ留学
1995 オハイオ州立大学大学院政治学部合格
職歴
1996 衆議院議員松田岩夫事務所勤務
ttp://www.senkyo.janjan.jp/bin/candidate/profile/profile.php?id=195320
ttp://kobayashimasae.net/
■吉田統彦[連](愛知1区:出馬模索・歯科医)=市議団など1区候補に擁立要求
■金森正[民](三重2・3区:元県議[四日市・民主党公])
15241当選金森正
民主党公認。現職。民主党三重県連副幹事長
ttp://waga.yokkaichi.mie.jp/senkyo99.html
■三輪信昭[由](三重県出身・愛知県議・:07参議院選比例区落選・〈元〉自由党愛知県幹事長)●
ttp://www2.asahi.com/senkyo2007/kaihyo/C02.html
ttp://www2.asahi.com/senkyo2007/carta/C02
三輪 信昭(64) みわ のぶあき
民主 新 〈元〉自由党愛知県幹事長・愛知県議・総菜会社長▽三重県029.html
3944
:
招き猫
:2009/08/18(火) 02:25:34
>とはずがたりさま・みなさま
お久しぶりです。
招き猫です。
今回の選挙にも多くの知人が立候補を予定しています。
同級生はもちろん、ついに、昔の職場の後輩まで・・・。
もう、私のような「老人」は、隠居した方がよいのかも・・・。
世論調査では、かなり民主党に風が吹いているようですが、
「世調はあてにならない」というのは、
その筋の人々の間では、よく言われることというのはご存じかと。
奇妙なことに、
私に声をかけてくるのは、
公明・国民新・社民、というラインナップで、
まあ、自民党は、私の選挙区は、ベテランの世襲議員なので
何も言ってこないのは当然として、
民主党の動きが奇妙に鈍い感じがします。
街宣や街頭演説はときどきするし、
労組はもちろん地場産業にも浸透して、
ポスター貼りもしっかりやっているのですが、
どうも、一軒一軒歩いて回る、という感じでは無い。
やはり、地方議員レベルで、
民主党は、まだまだ脆弱なところがあるせいかと。
でも、先日、田中真紀子が民主党入りしたのを見て、
小沢一郎に、角栄の娘では、民主党とは、自民党田中派か?
というような何だか割り切れない感じがいたしました。
とりあえず、徒然なるままに。
3945
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 02:28:14
>>3943
自由党系が結構多い?
=近畿=
■豊田潤多郎[由](京都4区:元代議士)●
■熊谷貞俊[民](大阪府知事選落選)●
■樋口俊一[進](大阪:04年参院比例落選 薬局ヒグチ)●
■渡辺義彦[由](大阪:04年参院比例落選)
■浜本 宏[連](兵庫1区:公認漏れ)●
■室井秀子[由](兵庫8区:前候補者室井邦彦の奥さん、★県議)●
■松岡広隆(「なにわ政」の代表者?)●←被選挙権あんの?
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/rs/030616/special/special_030616_03.htm
=中国=
■瀧本 実[連](広島2区:県議選落選[佐伯区・無所属])●
広島市佐伯区 定数3−候補5 (選管確定)
当 14,615 武田 正晴 61 自民 現 2 県体協顧問
当 14,176 蔵本 健 34 無所属 新 1 (元)衆議員秘書→つばさ
当 11,212 冨永 健三 57 自民 現 4 市水泳連会長
□ 10,860 滝本 実 38 無所属=連合 新 電話帳会社員
□ 4,752 土井 伸夫 55 無所属 新 (元)警察官
=四国=
■吉田益子[凌?](徳島3区:元県議[吉野川・無所属・県民ネットワーク夢所属])●
吉野川 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,832(39.0%) 樫本 孝 60 自民 元 4 商議所会頭→自由民主党・新政会
当 8,260(32.8%) 三木 亨 39 無所属 新 1 食品会社員=元知事申三息
>>4136
→明政会
□ 7,124(28.3%) 吉田 益子 47 無所属● 現 薬剤師・県民ネットワーク・夢所属
=九州=
■中屋大介[解](福岡7区:公認差し替え)●
■川越孝洋[連](長崎1区:元県議)●
当 9,630 川越 孝洋 59 民 現④ 党県連幹事長(市議、県中立労連 議長)=三菱電機労組長崎支部 改革21
3946
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 02:33:24
>>3938
おお,お久しぶりです。
この流れで更に05年より投票率上がったら恐ろしい結果になりそうですな。。
あんま勝ちすぎると次が難しいので痛し痒しです。。
>>3944
お久しぶりです。
へぇ凄いっすな>今回の選挙にも多くの知人が立候補を予定しています。同級生はもちろん、ついに、昔の職場の後輩まで・・・。
風頼みに成ってるなら良くない傾向ではありますが,地に足が付いてないとなると問題ですね。
300も獲れても困るのですが200程度しか獲れなくてももっと困るわけですし。。
3947
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 02:37:42
小林正枝は小宮山泰子タイプですね。
3948
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 02:43:09
>>3336
矢上・前田両名は排除されたようですな。
一方で豊潤だの懐かしくはあるんですが旧自由党系が随分載った様な気もします。。
>>3367
どっかで千葉9区さんが云ってた事が的中しましたね〜。
3949
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 02:45:14
>>3948
球磨攻略のために矢上を吸収しておいた方がいいと思いますがね
3950
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 02:47:49
裁判の行方に関する見通しが厳しかったんでしょうかねぇ。
確かに脱ダムに関しては方向性も合いましょうし,嘗て熊本5区での出馬・当選経験もあるんですけど。。
3951
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 02:55:30
>>3947
俺ももちっとスリムになれなかったのかなと思いましたよw
>>3942
豊島和美
今治市・越智郡 定数6−候補10 (選管確定)→楠橋康弘 無所属 新1 県民ネットワークの会はどうしたんだ?
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 21,031(26.3%) 菅 良二 63 自民 現 2 (元)大三島町長
当 11,374(14.2%) 村上 要 58 社民 現 5 党県代表→★会派「社民党・護憲連合」加入
当 10,824(13.5%) 福羅 浩一 38 無所属 新 1 政治団体代表・自民党籍→●会派「自民党」加入
当 10,213(12.8%) 徳永 繁樹 37 自民 現 2 党県組対委員←父親は元今治市議(新今治市長選無所属出馬落選)
当 8,378(10.5%) 本宮 勇 53 自民 現 3 農業
当 5,554 (6.9%) 豊島 美知 51 民主 現 2 福祉団体役員→補選当選→★会派「民主党」加入
□ 5,320 (6.6%) 堀内 琢郎 68 無所属 元 ビル会社社長→元自民「21世紀の会」→今治市長選落選
□ 3,476 (4.3%) 大沢 五夫 57 無所属 現 建設団体役員→補選当選「愛レイバー大五クラブ」
□ 3,347 (4.2%) 日吉 一郎 59 共産 新 党地区委員
537 (0.7%) 渡部 正三 65 無所属 新 (元)製鉄会社員
>>3940
実際には先ず参院出馬組み,次ぎに高齢でしょうかねぇ。。
>>3926
何処から沸いて来てんだって程の資金力ですね。
此迄溜め込んだ分を全部注ぎ込んでこの結党以来の危機に負けを最小限にしようとする強い意志なんでしょうな。
>>3915-3916
小林>町村となってますねー。
独立系の通信社なんでしょうかね?
BNNプラス北海道365について
http://www.hokkaido-365.com/contents/hokkaido-365.html
3952
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 06:21:12
町村は、本当にかなり必死です
2005年は、あまり...でしたけれども、今回はよく地元で動いてます
そこはやはりまだ知名度の差もあるぶん、大きそうです
あとこの通信社は初めて聞きました
気になる点は、サイトのいい位置に自民道連のリンクがしてあるのは、どういう意味があるんでしょうね?
3953
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 07:30:35
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090818t41010.htm
秋田2区 知事選11万票の川口氏出馬 混戦に
18日公示の衆院選秋田2区で、情勢が混沌(こんとん)としている。自民党新人の金田勝年氏と、民主党が推薦する社民党元議員の山本喜代宏氏を軸とした争いに、4月の知事選で落選した前小坂町長の川口博氏が急きょ無所属で割って入った。一部の民主党員は社民との選挙協力に反発し、離党して川口氏支援に回る。構図の急変により、各陣営の緊張感も高まる一方だ。
<「悩んだ末決意」>
川口氏が出馬を表明したのは、公示まで2週間を切った今月5日。小坂町で8日、初めての集会を開き、突然の出馬の理由を「わたしを推す、声なき声が町々にあふれていると感じた。悩んだ末に決意した」と語った。
知事選では、当選した佐竹敬久氏を追い上げたものの惜敗。ただ、小坂町がある2区では佐竹氏を4万票上回る約11万8000票を獲得。この実績が、「2区に出馬すれば勝てるかもしれない」との支持者の思いにつながった。
擁立に動いたのは、知事選で川口氏を支持した民主党の関係者だ。
民主党は2区に候補者を立てず、社民の山本氏を推薦する野党共闘を約束した。だが、知事選で社民党は佐竹氏を支持したため、両党の関係は悪化。7月に入り、民主党員だった元大館市議が離党し、川口氏に立候補を要請する事態となった。
さらに民主党2区の常任幹事23人のうち13人が辞職、離党して支援に回った。離党者の一人は「自民に勝てるのは川口氏だけ。当選後、民主に入党してもらい、自分も復党する」と息巻く。
同調するように、川口氏は「高速道路の無料化」「農家への新たな所得補償」など民主党と似た公約を訴え始めた。集会で「政権交代は必要」と力説し、民主支持層の取り込みを視野に入れているのは確実だ。
川口氏の参戦で、他陣営には大きな波紋が広がった。「大変に腹立たしく思っている」。9日に北秋田市であった金田氏の決起集会で、引退した2区の前議員野呂田芳成元農相(79)は応援演説の語気を強めた。
<批判強める重鎮>
自民党の重鎮だった野呂田氏は昨年、元自民党参院議員の金田氏を後継指名し、地盤を譲り渡した。一方で知事選では、かつて自身の後援会幹部だった川口氏を全面支援し、二人三脚で2区内を回った経緯がある。
意に反して出馬表明した川口氏を、野呂田氏は「国会議員と地方の首長は別もの。金田君の方が数段上」と批判、応援演説の回数を増やして陣営を引き締める。自民県連幹部も「信義のない出馬だ。絶対負けない」と闘志を燃やす。
野党共闘に水をさされた社民党も黙っていない。石田寛県連幹事長は12日、大館市の山本事務所で記者会見し、「あってはならない行為だ」と民主党離反者への怒りをあらわにした。
民主党本部の推薦を得た山本氏陣営は、事務所の壁一面に、50人以上の民主党幹部や議員から寄せられた激励文を張り付けた。石田氏はその壁を指さしながら「社民、民主の候補は山本氏ただ一人。うそはばれる」と、民主党色をちらつかせる川口氏陣営を強くけん制する。
「(知事選で)負けてすぐほかの選挙に出るのは理解できない」。みんなの党新人の佐々木重人氏も、川口氏を警戒しながら政権交代を訴える。各陣営は怒りや困惑を抱えながら、迎え撃つ準備を本格化させている。
小選挙区立候補予定者
【秋田2区】
金田 勝年59元外務副大臣自新
山本喜代宏53農業 社元(1)
佐々木重人39会社役員 み新
藤原 純一58幸福実現党員諸新
川口 博62前小坂町長 無新
2009年08月18日火曜日
3954
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 07:36:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081800075
参院議員3人が自動失職=衆院選くら替え出馬で
民主党の青木愛(比例代表)、新党日本の田中康夫(同)、みんなの党の浅尾慶一郎(神奈川選挙区)の各参院議員は18日午前、衆院選への立候補に伴い自動失職する。青木氏の失職により、民主党の比例名簿に従い広野允士氏が繰り上げ当選する。
また、田中氏の失職を受け、中央選挙管理委員会は新党日本の比例名簿で次点の有田芳生氏に繰り上げ当選を通知する。ただ、通知が届くのに数日から1週間程度かかり、衆院選に出馬した有田氏が辞退した場合は、同党の名簿により元党職員平山誠氏が繰り上げ当選となる。
一方、浅尾氏の失職に伴う補欠選挙は、自民党の前参院議員の県知事選出馬による静岡補選とともに、10月25日に行われる。
3氏が失職した段階での参院の勢力分野は次の通り。民主・新緑風会・国民新・日本115▽自民81▽公明21▽共産7▽社民・護憲連合5▽改革クラブ4▽無所属5▽欠員4
広野 允士氏(ひろの・ただし)東大工卒。通産省課長、党参院幹事長代理、参院拉致特委員長。参院当選1回、衆院1回。66歳。(2009/08/18-07:05)
3955
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 09:45:38
>>3952
この逆風下で各地の大物が可成りのどぶ板をやってるようですが,その結果がどう出るのか興味深いです。
大物に急にどぶ板されて支持者は喜ぶのか,急に節操なく頭下げやがってと思うのか。
自民党のバナー広告は現在自民党がネット上各所で超絶にカネばらまいて宣伝打ってるんで,その一環であって通信社が特に自民党系とかではないでしょうね
恐らく一番良い場所を買ったのでしょうね。
3956
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 11:21:23
http://www.nhk.or.jp/kouho/index.html
名簿の一部が発表されています
3957
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 11:21:54
>小沢代表代行が笠原さんと握手し、「本部枠」での擁立が固まった。
なるほど、笠原女史は「本部枠」か。
将来、猪口みたいなことにならなければいいが…。
笠原さん擁立「寝耳に水」 本部方針に民主県連困惑
衆院選の比例東海ブロックで、元自民党県議の笠原多見子さん(44)の擁立を決めた民主党。笠原さんは前回衆院選で、岐阜1区の前職野田聖子さんの“刺客”として送り込まれた前職佐藤ゆかりさん(東京5区へ転出)を支援した筋金入りの反野田派。佐藤さんが獲得した8万票余りをめぐり小沢一郎代表代行が笠原さんを一本釣りした。「寝耳に水」だった県連は刺客騒動の再燃に神経をとがらせている。
「非常に遺憾。説明をしてほしかった」。17日午後、県庁で会見した民主党県連の伊藤正博幹事長は、頭越しの擁立劇に不快感を隠さなかった。
各種世論調査で民主優勢が伝えられる中、党本部は7月下旬、全国の県連に比例の単独候補探しを強く要請。岐阜県連は元下呂市長の山田良司さん(48)の擁立を決め、党本部に推薦した。
一方で県連とは別ルートで笠原さんの存在を知った小沢代表代行は数日前、東京都内で秘密裏に本人と接触。小沢代表代行が笠原さんと握手し、「本部枠」での擁立が固まった。県連が擁立方針を知ったのは公示2日前の16日朝だった。
前回の岐阜1区では野田さんと佐藤さんの対決に注目が集まり、民主党から出馬した柴橋正直さん(30)が埋没。柴橋さんは今回も1区から出馬する。
笠原さんは「柴橋さんを勝たせることが私の使命」と話すが、県連関係者は「政権交代が問われる今回の選挙で、同じ轍(てつ)は踏めない」と話し、女性候補2人に埋没しないよう選挙中のアピール方法などを検討している。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081802000159.html
3958
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/18(火) 12:46:25
>>3956
北海 重複11人、12山崎、13山岡、14工藤、15関藤
東北 重複21人、22和嶋、23高松、24菊池、25山口、26川口、27渡部、28鈴木
北関 重複29人、30川口、31石井、32野木、33中島、34桑原、35玉木、36多田
南関 重複34人、35藤井、36水野、37石田、38斎藤、39相原、40浜口、41榎本、42園田
東京 重複22人、23竹田、24石毛、25小林、26吉田、27川島、28中津川、29渡辺、30篠原
北信 重複17人、18沓掛、19若泉、20三浦、21武居
東海 重複33人、34笠原、35金森、36山田、37吉田、38三輪、39小林、40大山、41磯谷
近畿 重複44人、45室井、46熊谷、47浜本、48渡辺、49川上、50松岡、51豊田、52樋口
中国 重複18人、19瀧本
四国 重複11人、12宇野、13吉田
九州 重複28人、29川越、30中屋
3959
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 13:00:46
>>3958
あざーす。
なに,この山岡の順位。腹立つなぁ。。
北海道比例の民主は非推奨だな。
北関東は茨城3区シフトが目立ちますね。。
東京は中津川の順位低いなーw
逆に北信の沓掛は三顧の礼か。
>>3957
将来は参院選に出てくるんじゃないでしょうかね>笠原女史
3960
:
SWERVES
:2009/08/18(火) 13:10:46
いよいよ公示ですね。
注目の比例名簿もほぼ出揃いましたが、かなり党本部(というより小沢本人の)意向が反映されていますね。
東京なんかでは、小林興起の順位とかが絶妙な感じ。
>>3958-59
現職県議はやっぱ優遇されてますね。一応、職をなげうっているので。
3961
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/18(火) 13:44:51
中島も不憫ですが、現職県議→現職市議→比例枠無消費も狙える埼玉推薦の元市長となると、
この順位が妥当なのかなあ。
南関東はロクなのがいなくて、タイゾーの二の舞を恐れて藤井翁もう一頑張りって感じ。
九州は熊本や佐賀の推薦候補を却下している状況から見て、戦局は楽観できないのか。
今まで個人票でやってきた自民党代議士が、創価票を必死にかき集めている観もあるし。
>>3960
> 東京なんかでは、小林興起の順位とかが絶妙な感じ。
石毛23区>小林10区>吉田・川島9区>中津川16区>渡辺11区と、選挙区への影響力と
候補の選挙区当選可能性を勘案して決められたって感じですね。
3962
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 13:47:35
>>3847
なんか2区も3区も期待持てそうな。
いなばやまさんも強気の予想
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1023
ですし。
>>3851
報告感謝です。
二人とも遅れてくるってのはどういう了見ですかねぇ。政策討論に自信がなく逃げていると思われても仕方がない。
しかも此迄の議論に水を差すような内容では。。
伸び代期待できるとは喜ばしいですが,ご指摘の通り3/2得たとしてもその使い道ですよね。重い宿題が課せられると云っても良いでしょうし。
>>3853
大人しく引っ込んだのもその可能性高いかもしれませんね。
現職の一人はオッサンですので丸川みたいに蹴落として当選は容易でしょうし。
3963
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/18(火) 13:54:15
さすがの日和見、八方美人ぶりも、さすがにこれは惨めだ。
>>3482
まさか、推薦を求める候補がいるとは。
> 小池氏の陣営は、14日に泉氏に選挙協力を打診した。
小池氏、幸福実現党とタッグ結成も「金正日拘束」「ミサイルUターン」にドン引き…東京10区
幸福実現党の旗がたなびく前で街頭演説を行った小池百合子氏 東京10区から立候補する自民党の
小池百合子元防衛相(57)が17日、幸福実現党の泉聡彦氏(38)との共闘を宣言した。
10区では無所属での出馬を予定していた小林興起氏(65)が民主党の比例東京ブロックに公認され、
民主候補の支援に転身。これに危機感を持った小池氏の陣営は、14日に泉氏に選挙協力を打診した。
これに泉氏は「小池さんと志は一緒」と回答、あっさり不出馬を決めた。
17日は、北朝鮮による拉致工作の拠点とされる東京・池袋のクラブ「ニューコリアン」跡地前で2人
そろって演説。「自公」ならぬ「自幸」の共闘に、小池氏は「幸福実現党と拉致問題についてしっかりと
協力していきます」と語った。
ただ、泉氏が「北朝鮮にレンジャー部隊を送り込み、金正日を拘束して東京で裁判にかける」と仰天
プランをぶち上げると、小池氏の表情は若干曇り引いた感じに。さらに「小池さんは、(幸福実現党の
比例東京ブロックで出馬する)ドクター中松さんの『ミサイルUターン技術(撃ち込まれたミサイルを
Uターンさせ自爆させる発明)』にも理解を示されております」と畳み掛けられるとそそくさと車に乗り
込んで、演説会場を後にしていた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090818-OHT1T00025.htm
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20090818-352757-1-N.jpg
3964
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/18(火) 13:56:27
ってか、元防衛相だったよな・・・
日本の自衛隊の両用戦力(アメリカの海兵隊みたいなもの)は乏しいぞ。
> 北朝鮮にレンジャー部隊を送り込み
3965
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/18(火) 14:33:54
>>3890
> 日の丸を切り貼りしたのは一体誰なんでしょうか。
皆吉さん陣営の支持者とのこと。
霧島市の集会で日の丸重ね民主党旗 党首討論で首相指摘
(2009 08/18 10:46)
麻生太郎首相は17日の党首討論会で、民主党が今月初めに鹿児島県内で開いた集会で日の丸の
旗2枚を使って民主党旗を作り掲げていたと指摘、「国旗を切り刻むとは許しがたい」と鳩山由紀夫代表
を批判した。8日に霧島市で開かれた民主新人の皆吉稲生さん(59)の「国分地区総決起集会」を
指しているとみられる。皆吉さん陣営は「支持者が作ったが、切り刻んではいない」と説明している。
皆吉さん陣営によると、旗は支持者が手作りし当日持ち込んだ。「いいものを作ってくれたと掲げた。
バタバタしていて日の丸の旗とは気づかなかった」という。
首相の指摘を受け、陣営スタッフは17日夕、作った支持者宅を訪れ実物を確認。日の丸の旗2枚を
重ねていたが、いずれも切り刻まれてはおらず、真ん中の白い部分は白い布を当て縫っていたという。
民主党のマークは下の円がゆがんだ形で、正確に表現したものではないらしい。
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=18769
民主党の集会で掲げられた、日の丸旗2枚を使って作った党旗(左上)。右は出席した小沢一郎代表代行=8日、霧島市
http://www.373news.com/_photo/2009/08/20090818S00-300.jpg
3966
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 15:26:58
>>3957
それ以前に柴橋陣営の支援に何ともないといいですけど…。
とはいえ、彼女は県議を十年以上勤めた実績もありますから
小泉チルドレンとは違うとは思いますけどね。
笠原県議が民主に転身 自民県連が除名処分
2009年8月18日
自民党県議の笠原多見子さん(岐阜市選挙区)が衆院選公示直前の17日、民主党比例東海
ブロックの単独候補に転身し、地元の岐阜1区に波紋が広がった。自民県連は即座に笠原さん
の除名処分を決定。激戦区にどんな影響を与えるのか測りかね、自民、民主の両陣営は困惑を
隠せない様子だ。
「新しいスタートができ、晴れやかな気持ち。この国の形を変える選挙に挑めるのは、とても
喜ばしい」。この日、県議の辞職届を出した笠原さんは県庁での会見で心境を語った。自民分裂
の前回衆院選で笠原さんは、前職野田聖子さんに対抗した前職佐藤ゆかりさん(東京5区へ転出)
を支持。その後に野田さんの公認が決まったことへの不満などを、転身の理由に挙げた。
これに対し、自民県連は党紀委員会で笠原さんの行動を「反党行為」と認定、除名処分に。
猫田孝幹事長は影響を「ないとは言い切れないが、ないように努力する」と述べるにとどまった。
野田さんの選対幹部は「ここまではっきりと相手陣営に行くとは…」と苦い表情。「厳しい状況
は変わらず、いっそうの引き締めが必要だ」と言葉少なに。後援会関係者は「野田陣営にとってプ
ラスにならないが、大きな影響はない」と冷静に受け止めた。
一方、党本部の頭越しの決定で笠原さんとともに選挙戦に臨むことになった民主新人の柴橋正直
さん。「キャリアをなげうって民主から立候補するのはありがたい。1票でも多く獲得するため協
力するだけだ」と語った。前回衆院選では佐藤さんを支持し、今回は柴橋さんの応援に回ったとい
う陣営関係者は「筋が通らない」と笠原さんの行動を批判。「前回、比例に次々とよく分からない
候補を入れた自民と同じだ」と、納得できぬ思いを口にした。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081802000168.html
3967
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/18(火) 16:18:27
>>3890
日の丸(太陽)を二つつなげたマークだとわかってれば,
思想とか関係なく,創意工夫でそういうふうな作り方をしてもおかしくないと思いますけどね。
下半分が海に映る太陽らしいですから,そのあたりの表現が不十分かもしれませんが。
この話を聞いたとき,下半分の表現のために,日の丸の丸の周縁をズタズタにしたのかと思いました。
それだと,ちょっと痛々しい感じがします。
だけど,こういう使い方ならいいんじゃないでしょうか。
少なくとも,こういう発想をハナから切り捨てたら人間として面白くないような気がします。
まぁ,なんていうか,感覚の問題ですけど。
3968
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/18(火) 16:34:33
>>3958-3959
沓掛のようなのも平気で取り込んでしまうことを考えると,
政権交代後の地方組織からのボトムアップ議論が
「鞍替えしてまでの利権保持や利権あさり」のためのものになってしまう恐れが大きいような気がします。
政権交代後,民主党の地方組織は強化されるでしょうが,降りかかる問題は多そうですね。
>>3961
技巧的ですが,単独候補も重複候補と同順位にしたうえで,惜敗率○○%の重複候補に準じた扱いができるという仕組みにすれば
いいと思うんですけどね。この制度は,その点の自由度が増せば・・・,という感じです。
3969
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 16:55:21
>>3963
ひでぇ。。
本気で幸福に支援求めたんですな。流石節操無しの女王だけあるけど余りに余りではないか・・。
こんな醜態晒させただけでもコーキを比例に搭載した甲斐があったか。
> 10区では無所属での出馬を予定していた小林興起氏(65)が民主党の比例東京ブロックに公認され、
>民主候補の支援に転身。これに危機感を持った小池氏の陣営は、14日に泉氏に選挙協力を打診した。
>>3965
日章旗二枚使って重ねて使っただけなのに,切り刻んだかのような捏造批判のゴミ自民ってオチですかね。
自民党もまともな批判をして欲しい所。
てっきり下のギザギザの部分を切り刻んだのかと思ったけど其れですらないのですな。。
>>3966
自分らの頭越しに比例に搭載されたりすると一生懸命頑張ってきた自分らは何だったかという気分になるのでしょうね。
小沢の柴橋陣営ねぎらい入岐があるかもしれませんねぇ。
>>3968
>政権交代後の地方組織からのボトムアップ議論が
>「鞍替えしてまでの利権保持や利権あさり」のためのものになってしまう恐れが大きいような気がします。
確かに心配です。公共事業削減を巡って党内対立が深刻化して巨大与党となった民主党が分裂したりすると結構痛手です。。
3970
:
swerves@モバイル
:2009/08/18(火) 17:05:14
横浜にて鳩山演説中
三村、岡本、林文子がいる。鳩は既に声が枯れてます。
3971
:
とはずがたり
:2009/08/18(火) 17:12:12
おお,レポ乙っす。
大丈夫かな〜。。>鳩の声嗄れ
3972
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 17:30:47
>元県議三輪信昭さん、元衆院議員秘書大山昌宏さん、元会社員磯谷香代子さんの擁立は県連に事前に知らされていなかった。
せめてもの救い(?)は、県連の頭越しに擁立された3人がいずれも比例下位だったことか。
これがもし上位だったら…。
民主、県連間で調整難航 比例名簿当日発表
民主党の衆院選比例代表名簿の正式発表が公示当日の18日午前にずれ込んだのは、優勢が伝えられる選挙情勢を受け、名簿下位の比例単独候補にも議席獲得の可能性が強まり、各ブロックで都道府県連間の調整に手間取ったためだ。愛知や岐阜などでは、事前に地元県連に候補者の顔ぶれや名簿順位が知らされておらず、小沢一郎代表代行主導の選考劇に困惑も広がった。
鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長らは17日、比例名簿の協議を続けたが難航。最終的に小沢氏に判断を一任した。党内からは「名簿下位の候補者に文句を言わせないための時間稼ぎだ」(県連幹部)と不満の声も出ている。
◆事前連絡なし、地元絶句
民主党が発表した衆院選比例代表名簿に、比例東海ブロック(定数21、愛知、岐阜、三重、静岡の4県)では単独候補として8人が掲載された。愛知県内では、小沢一郎党代表代行の「剛腕」で想定外の候補者が登場し、党県連から困惑の声が上がった。
「一体、どうなっているんだ…」。党愛知県連の杉岡和明幹事長は比例単独候補の名簿をみて絶句した。
県内から4人が擁立されたが、県連が党本部に推薦したのは眼科医の吉田統彦さんのみ。元県議三輪信昭さん、元衆院議員秘書大山昌宏さん、元会社員磯谷香代子さんの擁立は県連に事前に知らされていなかった。
小沢氏の元側近で、マルチ業界からの資金提供の責任をとって昨年10月に離党した前衆院議員前田雄吉さんの擁立が見送られ、県連がほっとしたのもつかの間。杉岡幹事長は「民主への支持が好調で、いくら候補者が足りないとは言っても…」と戸惑いをみせた。
土壇場の擁立劇を仕切ったのは小沢氏だ。小沢氏は公示3日前の15日に谷岡郁子参院議員(愛知選挙区)に「今日中に比例候補者を上げてくれ」と指示。谷岡氏は急きょ、愛・地球博(愛知万博)の市民プロジェクトで知り合った磯谷さんを推薦した。
大山さんのもとには14日夜に小沢氏から「比例東海の候補でどうだ」と電話が入った。大山さんは小沢氏が主宰する政治塾出身の“小沢チルドレン”。30分後、小沢氏に電話で立候補を承諾したという。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009081802000296.html
3973
:
swerves@モバイル
:2009/08/18(火) 17:32:52
演説終了。
人の集まりはまあまあで、一般の人に「お、いよいよ選挙か」と思わせるにはちょうどいいぐらいの盛り上がり。
鳩山は多少精彩を欠いてましたが、締めるところは締めてました。あと、(通りがけの)おばさま達が「あら、生鳩よ」と言っていたのがツボでした。
3974
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/18(火) 17:33:53
批判封じがうまい小沢らしいですが、
本来は、党としてしっかり準備しておくべき事柄でしょうね。
これでも東海足りないかもしれないし。
3975
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/18(火) 17:43:23
>>3967
>>3969
> 切り刻んだかのような捏造批判
最初2chでレスを見たので、ネット的な誇張表現だと思っていたのですが(「刻む」必要がどこにある?)、
麻生自身がそう表現したのですね。短い間に3度も「切り刻む」と繰り返して。
>>3872
> 日の丸の旗を切り刻んで上下につなぎあわせておられます。私の支援者から報告が寄せられて
> おりましたんで、そんなことはないだろうと一応言いました。これは民主党のホームページにも写真が
> 載っております。確かに載っておりました。私は国家の象徴としての国旗を切り刻む、そのようなことが
> あったとは正直、信じたくはありません。日本の国旗を切り刻むという行為がどういうことなのか
個人的には、代表代行が来て集会を開くのに党旗すらない、ないからと言って手作りのものを
「これはいい」と使ってしまう、そのことがどうかと思いました。
3976
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/18(火) 18:43:14
東海、九州は足りないかもしれない
3977
:
けん
:2009/08/18(火) 19:15:15
>>3976
九州は気にしてなかったですね。
比例が最大9と考えると、福岡8、長崎34熊本23鹿児島25沖縄34は厳しいですから単独が2名で足りると思いますよ。
東海も岐阜245三重45が厳しいから足りるでしょうね。
3978
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 21:45:20
中国ブロックの自民は、ほぼ比例復活無しの状態ですね。
逢沢も岸田も秀直も竹下もみんな落選の可能性十分ありということか。
3979
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/18(火) 22:06:24
なんか大学時代を思い出すビラだなあ。主張は全く逆だけど。
738 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/18(火) 20:15:40 ID:vH7GnWav
最近2chで政治系コピペをしている連中は
↓こういう振る舞いを平気でする奴らだから注意な
ttp://imgup.me/e/iup7076.jpg
3980
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/18(火) 22:13:54
>>3977
当選するのが金子だけかもしれない
>>3978
そうですね
極論を言えば石破・細田も・・・・
3981
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 22:36:30
>>3917
>>3921
50 名前:広島2区民 ◆jWkaDJV846 [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 09:13:14 ID:KJqnKt/i
朝日新聞(電話)-------------------------------------------小選挙区----比例区
調査日付 支持率 不支率 自民党 民主党 無党派 鳩山 麻生 自民 民主 自民 民主 特記事項
09/07/04-05 20%-----68%---24%---25%-----39%--42%---22%---22%---32%---22%--37%
09/07/18-19 17%-----69%---20%---31%-----35%--42%---21%---20%---37%---19%--42% 自民支持率、史上最低の20%
09/08-01-02 18%-----63%---24%---26%-----30%--40%---20%---22%---37%---22%--39%
09/08/15-16 19%-----65%---20%---32%-----34%--41%---20%---21%---40%---21%--40%
3982
:
けん
:2009/08/18(火) 22:39:54
>>3980
可能性としては考えれるとは思いますが、高投票率と今までの地域中心型選挙の崩壊という難関がありますね。
希望は比例が足らないくらいになってほしい気持ちはありますよ
3983
:
いなばやま
:2009/08/18(火) 22:41:30
第3極(別名「ゆ」党)、諸派、無所属候補リスト①(野党統一候補、幸福実現党は除く)
北海道8 佐藤 健治(無:与)
青森1 津島 淳(無:与)
青森1 升田 世喜男(無:平)
青森2 熊谷 ヒサ子(無:与)
宮城1 矢島 卓臣(無:他)
宮城2 佐藤 豊(無:野)
秋田1 藤井 陽光(無:平)
秋田2 川口 博(無:野)
秋田2 佐々木 重人(み)
秋田3 村岡 敏英(無:平)
山形1 伊藤 香織(無:平)
福島4 小熊 慎司(み)
茨城7 中村 喜四郎(無:与)
栃木3 渡辺 喜美(み)
栃木4 植竹 哲也(無:平)
群馬1 山田 晶(無:他)
群馬2 矢島 笑鯉子(無:野)
埼玉7 山田 将之(無:他)
埼玉11 小泉 龍司(無:平)
埼玉13 武山 百合子(無:野)
※抜け落ち、誤りはご指摘下さい
3984
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/18(火) 22:50:53
>>3982
各種世論調査を見ると前回の投票率越えそうなんですよね
70〜75%あたりでしょうか
3985
:
山口新聞男
:2009/08/18(火) 22:51:47
九州で選挙区当選がほぼ不可能なのは
山本(福岡8)、道休(宮崎2)、網屋(鹿児島5)の3人
後藤(熊本3)、打越(鹿児島2)、皆吉(鹿児島4)も厳しい(が、ゼロではない)
比例が8〜9の場合、残りの復活枠は2〜6となる
上記以外の接戦、あるいはやや劣勢の選挙区をスイープした場合に、比例下位まで回る可能性がある
3986
:
山口新聞男
:2009/08/18(火) 22:54:25
おっと、不可能とか言ったらアカンかったかな
立候補してる以上、全員に当選の可能性はあります
3987
:
いなばやま
:2009/08/18(火) 23:00:41
第3極(別名「ゆ」党)、諸派、無所属候補リスト②(野党統一候補、幸福実現党は除く)
千葉4 野屋敷 いと子(み)
千葉5 田中 甲(み)
千葉6 小平 由紀(み)
千葉6 松本 和巳(無:平)
千葉9 波田野 辰雄(無:与)
千葉13 橘 謙造(無:他)
神奈川1 山本 誠一(無:他)
神奈川3 加藤 正法(み)
神奈川3 山下 浩一郎(無:他)
神奈川4 浅尾 慶一郎(み)
神奈川4 伊藤 航平(無:他)
神奈川8 江田 憲司(み)
神奈川9 須藤 教成(無:他)
神奈川11 岩田 吉喜(無:他)
神奈川14 吉田 隆則(無:他)
神奈川17 井上 義行(無:与)
神奈川18 藤崎 浩太郎(み)
山梨2 長崎 幸太郎(無:平)
※抜け落ち、誤りはご指摘下さい
3988
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/18(火) 23:02:19
道休もあるとおもうな
3989
:
けん
:2009/08/18(火) 23:58:02
>>3984
前々回が59%で前回が郵政民営化選挙で感心を呼び67%でしたね。
今回は政権選択選挙となり感心は増すでしょうね。70〜71%いけば感心が集まったと考えていいんじゃないですかね。
75%いけば自公社共は壊滅的になりそうですね。
3990
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 00:00:44
>>3977
のうち長崎34は民主リード、熊本2も互角が妥当な見方でしょうね
3991
:
ぐらもん
:2009/08/19(水) 00:01:03
>>3966
勝っても負けても困る候補だなという印象です。当選したら、次の選挙での処遇が問題でしょうし、
負けて参院選に廻されるのはさらに困ると思います。山下八州夫(総評系)と小嶋昭次郎氏で公認
争いが起きると思われるのに、さらに候補が増えるという。
ただ松田岩夫とは佐藤支持で共闘したとはいえ、98年の参院選で松田が勝った自民の候補は父で
ある笠原潤一であったわけで因縁対決に持っていきたいのか?とも思います。
佐藤派の代表としてずっと先頭でやっていた人物なので自民にいられないのはわかりますが5年前な
らここで大物県議が納めるはず。(例えば首長転出とか)それもできなくなったんですね。
3992
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 00:05:16
笠原氏の比例順位なら当選間違いなしです
3993
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:12:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908182259079-n1.htm
【09衆院選】熱戦幕開け 逆風、世襲、鬼気迫る大物…それぞれの第一声 (1/2ページ)
2009.8.18 22:58
このニュースのトピックス:衆院選
「日本を守る」と訴える自公政権か。「歴史を変える」と力を込める民主党中心の新政権か。衆院選が公示された18日、タスキをかけた候補者らは選挙区を駆け回った。7月21日の解散劇から約1カ月。真夏の選挙戦は事実上、終盤戦だ。投票箱が開くまで残り12日間。明日の政権をかけた熱戦の追い込み合戦が始まった。
強すぎる逆風
前回衆院選から一転、苦戦を強いられる小泉チルドレン。東京5区から立候補した自民前職の佐藤ゆかり氏(48)は「エコノミスト出身の佐藤ゆかりです」。名前を連呼する必死の戦いだ。「政権交代との言葉に軽々しく乗らないでください」とも訴えた。
前回「刺客」で出馬した岐阜1区が野田聖子消費者行政担当相を自民公認としたため東京5区へ。「ようやく新選挙区で受け入れられたのに逆風が強すぎる」と陣営は厳しい表情だ。
一方、民主元職の手塚仁雄氏(42)は終日、駅頭などで「政権交代」を訴えた。菅直人代表代行や連舫参院議員の応援演説では「NHKニュースで取り上げてもらったのは初めて」と冗談を飛ばす余裕を見せた。同区では共産新人の宮本栄氏(47)と幸福新人の木下真氏(31)も支持を訴えた。
世襲の戦い
小泉純一郎元首相が引退した神奈川11区。自民新人で元議員秘書の小泉進次郎氏(28)は横須賀市の京急横須賀中央駅近くで「世襲批判はあるが、地元からの立候補にこだわったのは、強い愛着から」と訴え、100人以上が足を止めた。
民主新人で弁護士の横粂勝仁氏(27)は同駅近くの百貨店前で街頭演説。「世襲候補にない雑草魂や生活感覚を武器に、今までの政治を変えていく」。数十人の有権者が集まった。横粂氏は39・3度の高熱でインフルエンザA型と診断されたがタミフルを服用して臨んだ。共産新人で元小学教諭の伊東正子氏(68)と幸福新人の鶴川晃久氏(35)、無所属新人の岩田吉喜氏(50)も遊説した。
ジャンヌダルク
千葉7区から福島2区に国替えした民主前職の太田和美氏(30)は18日夕、ミニ集会で「大義は政権交代。政権交代でしか日本は良くならない」と訴え「自ら福島2区を選んだ。骨を埋める覚悟で戦う」と強調。終日、郡山市など選挙区を遊説カーで回り、声をからした。
一方、郡山市出身の自民前職、根本匠氏(58)は「ここで生まれ育ったからこそ、地元の誇りをかけて戦いたい」と第一声。 午後は公明党の出陣式に顔を出し「地元の、地元の根本匠です」と強調し支持を求めた。同区では、幸福新人の酒井秀光氏(41)も出馬し、支持を訴えた。
鬼気迫る大物
長崎2区では初代防衛相などを務めた自民党前職の重鎮、久間章生氏(68)と、薬害肝炎訴訟の原告で民主新人の福田衣里子氏(28)が激しく対決。久間氏が「地元を分かってない人」といえば福田氏は「今変えなければ」と応酬。自民vs民主の激突の「象徴」として注目を集めそうだ。
福田氏には、鳩山由紀夫代表ら“大物”がサポート。小沢氏の秘書も常時張り付く徹底ぶり。久間氏は徹底したどぶ板選挙を展開し「みなさんのおかげで相手との距離は縮まっている」と頭を下げる。
同区には幸福の柴田愛(35)、無所属の山崎寿郎(29)、相浦喜代子(45)の新人3氏も出馬した。
“民みん対決”
「自民党はもう終わり。ご愁傷さまでした。『おくりびと』をやってあげてください」−。神奈川4区のJR鎌倉駅前で、みんなの党の渡辺喜美代表が力を込めると、約300人の支援者から失笑が漏れた。
同区は民主党を離党し、みんなの党から出馬した前参院議員、浅尾慶一郎氏(45)と、民主新人の元逗子市長、長島一由(かずよし)氏(42)の“民みん対決”となった。
両陣営とも「政権交代」を掲げる。浅尾氏は午後4時半、渡辺代表と街頭で「目指すのは、バラまきをやらない政権交代だ」とかつての“古巣”を厳しく非難。長島氏も時間をずらして同じ場所で、「政権交代イエスかノーか。イエスなら公認候補の長島に」と「民主党公認」を強調し、差別化を図った。同区では、無所属新人、伊藤航平氏(27)、幸福新人、小原真理氏(49)、自民前職、林潤氏(36)が立候補した。
3994
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:13:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908182058071-n1.htm
【09衆院選】「世襲」「女性」「若さ」…自民と民主は対照的 (1/3ページ)
2009.8.18 20:56
このニュースのトピックス:自民党
今回の衆院選に立候補した1374人の顔ぶれを見ると、世襲候補が3分の1を占め、かつ高齢化が目立つ自民党に対し、民主党は新人候補が自民党の約4倍に上り、女性候補も自民党を大幅に上回るなど対照的な結果となった。
■女性
女性の立候補者数は229人、候補者全体の16・7%となり、中選挙区制時代を含め過去最多となった。これまでは平成12年の202人が最も多く、前回(平成17年)は147人だった。幸福実現党が73人擁立したことで全体数を押し上げた。
同時に、民主党が積極的に女性を登用し、前回の24人の2倍弱にあたる46人を擁立したことも要因だ。選挙担当の小沢一郎代表代行は、与党の大物候補の選挙区に女性を立てることで、無党派票獲得を狙っている。自民党は前回を1人上回る27人にとどまった。
■年齢
全候補者の平均年齢は50・7歳で、前回の50・6歳とほぼ同じ。自民、民主両党を比較すると、自民党は55・5歳と平均を上回り、民主党は49・4歳となった。両党とも前回を2歳程度上回っている。
自民党に最も多いのは60代の103人で、60代以上も132人と40・5%に達し、高齢化を裏付けた。民主党は40代の99人が最も多く、40代以下は177人で53・6%を占めた。
最高齢は自民党が中山太郎元外相(85)、民主党は元自民党参院議員で比例代表の北陸信越ブロックから立候補した沓掛(くつかけ)哲男元防災担当相(79)。最年少は自民党が小泉純一郎元首相の次男、進次郎氏(28)、民主党が弁護士の横粂(よこくめ)勝仁(かつひと)氏(27)で、ともに神奈川11区から立候補し、最年少対決となった。民主党には27歳の候補者がもう一人いる。
■新人
新人の数で、民主党が自民党を大幅に上回っているのも今回の特徴だ。選挙区では自民党が28人に対し、民主党は114人。比例代表(重複立候補含む)は自民党42人に対し、民主党は164人となった。
自民党は前回、新人候補は選挙区と比例代表で124人を擁立し、「小泉チルドレン」を大量に誕生させたが、今回は43人に激減。郵政選挙で圧勝したため、選挙区に「空き」がなかったことが要因だ。
■世襲
候補者数は自民党326人、民主党330人とほぼ同じ。このうち(1)親族に国会議員がいて、地盤(選挙区全体ないし一部)を継承(2)地盤を継承していなくても実父母が国会議員−のいずれかを満たしている場合を「世襲候補」とすると、自民党は109人で、同党候補の33・4%。これに対し民主党は32人で9・7%にとどまった。
■出身
主要6党の中央または地方の官僚出身者は98人。うち自民党は54人、民主党34人。前回はそれぞれ57人、25人だった。民主党は「官僚制打破」を主張しているが、官僚の国政進出の道は自民から民主党へシフトする傾向にある。
■比例単独
比例単独候補は、民主党が前回の10人を大幅に上回る59人を擁立し、強気の姿勢に出た。自民党に「小泉旋風」が吹いた前回、同党は東京ブロックで大勝、名簿登載候補が足らず、社民党に1議席を譲った経緯がある。民主党は自民党の轍(てつ)を踏まないよう、自民党の元職までスカウトする熱の入れようだ。
一方、自民党は現行の小選挙区比例代表並立制を導入して以来最少の37人。
すべての政党の比例単独候補者総数は92人増え235人で、平成8年(242人)に次ぐ多さとなった。
3995
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:14:54
http://www.asahi.com/politics/update/0818/NGY200908180003.html
《注目・岐阜1区》自民分裂再び、現職閣僚に危機感
2009年8月18日19時54分
「激戦の中の激戦。自民を立て直す勇気と志を持って、政治生命をかけて頑張り抜きたい」
岐阜1区の自民前職で消費者行政相の野田聖子氏(48)は、岐阜市の事務所前で第一声を上げた。今回は自民の公認を受け現職閣僚でもある。郵政民営化に反対して離党に追い込まれ、無所属で自民公認の「刺客」候補と戦った前回05年の衆院選のときよりは条件がいいはずなのに、かつてない危機感が漂う。
公示直前に地元・岐阜市の自民県議だった笠原多見子氏(44)が離党。同区の民主新顔、柴橋正直氏(30)を応援することを明言し、笠原氏自身も比例東海ブロックの民主から単独立候補した。
野田氏は「まったく関係ない。ほんの一部の動き」と表向きは強気だが、全国を応援に駆け回るはずだった当初の予定を変更し、選挙期間中はほとんど地元に張り付く。選対幹部は「50件以上の応援要請が来たが、ほとんど断った」と打ち明ける。
一方、2度目の挑戦になる柴橋氏は、自民分裂という「追い風」を味方に、無党派層の支持拡大に狙いをつける。岐阜市の事務所前での第一声では「争点はただ一つ。今のままでいいのか、だめなのか。いよいよこの国を変えようという熱気に満ちあふれている」と訴えた。笠原氏も応援に駆けつけた。
岐阜県内の小選挙区で唯一、共産から立った新顔の鈴木正典氏(45)は、岐阜市の事務所前での第一声後、街に繰り出して「自公政権の悪政を終わらせるために全力を尽くす。国民が主人公の政治を目指す」などと訴えた。
3996
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:16:11
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090818/tky0908181919037-n1.htm
【衆院選公示】東京8区 民主推薦で自民に挑む社民
2009.8.18 19:17
自民・石原伸晃氏に民主などが推薦する社民・保坂展人氏が挑む構図となった8区。石原氏は午前10時半から杉並区役所前で出陣式を行った。
青い半袖シャツ姿の石原氏は集まった支持者らの前で選挙区で4回、通算で6回連続当選した実績を強調。「今回は今までで一番厳しい選挙戦だが、万全の態勢で逆風に立ち向かう覚悟を持っている。日本の未来のために力を貸してほしい」と訴えた。出陣式には杉並区の山田宏区長や自民の都議、区議らが駆けつけ、石原氏への支持を呼びかけた。
保坂氏は午前9時半、荻窪駅前で第一声。赤いポロシャツ姿の保坂氏は「4年前の総選挙では自民が多数の議席を取ったが、国民は当時も今も社会保険の再建を求めている。政権交代によって、税金の使い道をはっきりと情報公開していきたい」と演説。民主の田中良都議も選対本部長として応援演説を行った。
共産・沢田俊史氏は阿佐ケ谷南の事務所前で第一声。荻窪駅前で街頭演説などを行い、共産党への支持を呼びかけた。幸福・植田誠一氏は阿佐ケ谷駅前などの繁華街を選挙カーで走り、支持を訴えた。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090818/tky0908181918036-n1.htm
【衆院選公示】東京12区 公明代表に挑む民主の刺客
2009.8.18 19:16
自民が支援する公明・太田昭宏氏に参院議員からくら替えした民主・青木愛氏が“刺客”として挑む注目の選挙区。太田氏は比例に重複立候補せず「背水の陣」で臨む。
太田氏は、北区王子の選挙事務所で第一声を挙げた後、午後にはJR赤羽駅前で「政治経済の危機を打開しなくてはならない。景気はようやく底を打った。対策をやってきたのは与党」と実績を強調。舛添要一厚労相や麻生太郎首相が駆けつけ、自公の協調関係をアピール。麻生首相は「生活を守るのは与党」と強調した。
青木氏は朝、北区王子本町の事務所前で「出馬会見からまだ3週間だが、あと一歩のところまで来ていると思う。政権交代で暮らしを守る政治を実現したい」と決意表明。青い選挙カーで遊説に出発した。夜は輿石東・参院議員会長らとJR王子駅で演説し、政権交代の必要性を訴えた。
共産・池内沙織氏は区議らと選挙区内を回り、街頭に立った。夕方、JR十条駅前では比例重複候補とともに「自公政権に退場のレッドカードを」と訴えた。
幸福・与国秀行氏は、15日に選挙区変更を発表し同区で出馬。昼前、JR王子駅北口で「日本を礼儀、礼節のある美しい国に戻す」と第一声を挙げた。
3997
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:18:47
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/E20090818002.htm
【8月18日15時44分更新】 自転車の男性はねられ死亡 金沢
17日午後11時20分ごろ、金沢市諸江町上丁の県道で、自転車に乗っていた同市諸江町中丁、元会社員津田宣明さん(62)が同市西泉1丁目、会社員北河範昭さん(56)の軽自動車にはねられた。津田さんは内灘町の金沢医科大病院に運ばれたが18日午前1時55分、脳挫傷のため死亡した。
金沢東署によると、現場は浅野川沿いの片側1車線の道路で、道路左端を走行中の自転車に軽自動車が追突した。同署は詳しい事故原因を調べている。
津田さんは今年1月、衆院選石川1区への立候補を表明したが、5月に出馬を断念していた。
3998
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:21:13
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20090818-OYS1T00697.htm
自民・保利候補 届け出トラブル、誤って「重複」に
佐賀3区では、小選挙区単独で立候補予定だった自民党前議員・保利耕輔候補(74)(党政調会長)の陣営が、誤って比例選との重複立候補と届け出、受理されるトラブルがあった。
自民党は、73歳以上は比例名簿に登載しないと内規で定めている。陣営の担当者が報道陣の指摘で気付いたが、県選管が届け出を受理した後だったため、総務省に手順を確認。小選挙区単独に、記載事項の変更届を出して落着した。陣営の担当者は「記載ミスだった」と戸惑っていた。
自民党を離党してみんなの党から同選挙区に立候補した前議員・広津素子候補(56)の陣営は、届け出後に選挙運動用のビラに印刷者の住所、氏名などが記載されていないことが判明。ビラに張る証紙を受け取ることができず、改めて氏名などを記載したビラを準備することになった。
(2009年8月18日 読売新聞)
3999
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:22:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908181121024-n1.htm
民主比例は公示当日に 小沢氏ごり押し、積極擁立で混乱 (1/2ページ)
2009.8.18 11:17
民主党の衆院比例代表ブロックの候補者発表は、衆院選公示日の18日午前にずれ込んだ。背景には、衆院選で同党に追い風が吹いていることから、大幅な得票増を見越し、11ブロックすべてで単独比例候補数の上積みを図った小沢一郎代表代行(選挙担当)の戦略がある。ただ、小沢氏主導による最終決定に、党内からは、「小沢氏の独走だ。政権交代が実現すれば、党運営にも口を出してくる」(若手)と警戒する声も出ている。
同党は当初、17日中に比例代表名簿を発表する予定だった。しかし、一部のブロックで比例単独候補の順位付けが難航したほか、候補者不足のブロックに他のブロックから補充するなどの調整を行ったため、同日中の発表を断念。18日午前9時にようやく順位が確定した名簿を決める慌ただしさだった。
同党は、比例単独候補の優遇を認めず、鳩山由紀夫代表(北海道9区)、小沢氏(岩手4区)、田中真紀子元外相(新潟5区)を除くすべての小選挙区候補者を、名簿1位に同列で重複立候補させた。著名人も擁立せず、追い風を呼び込み、議席増を目指す方針だ。
小選挙区候補に比例代表での復活当選が必要なくなった場合、比例単独候補が足りなくなる可能性があるため、都市部を抱える南関東、東京、東海、近畿の各ブロックで8人ずつの比例単独候補を擁立した。
ただ、名簿登載者には、小沢氏の意向が色濃く反映された。同党は今月上旬、各都道府県連に名簿搭載候補の推薦リスト提出を要請。もっとも、選挙区の候補者調整で比例代表に回ったケースや、引退表明した党最高顧問の藤井裕久元蔵相、自民党を離党した建設省OBの沓掛(くつかけ)哲男元防災担当相らがおり、「集票力が見込めたり、小沢氏に近い候補が目立った」(中堅)という。
特に、マルチ商法業界から献金を受けた責任をとって民主党を離党した東海ブロックの前田雄吉元衆院議員は、小沢氏に近いことで知られており、党内でも名簿登載に反発する声が噴出。最終的には小沢氏が折れ、前田氏に擁立しない方針を伝えたという。
4000
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 00:26:31
>>3973
レポ乙でした〜。
鳩山疲れがちょい心配。
国民的人気の予兆だといいんですけどねw>生鳩
>>3972
>>3974
いきなり擁立するってのもねー。もうちと前もって準備出来なかったのか。
急拵えの擁立だとあいつが名簿搭載されたのになんで俺がと思う連中も一杯出てくると思う。
時間がないので批判が封じられたように見えるだけで,実際問題不満が鬱積すると厄介かと。
>>3975
カネ掛けずの創意工夫と考えると柔軟で良いんじゃないでしょうかね?
全国津々浦々党旗が準備してあってなんかの会の際は恭しくそれを掲げるってのが
>代表代行が来て集会を開くのに党旗すらない、ないからと言って手作りのものを
>「これはいい」と使ってしまう、そのことがどうかと思いました。
4001
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:26:35
336 :masao:2009/08/18(火) 19:15:47 ID:bBBcHnpb
8/18 本日の動き
○鳩山代表
大阪1→京都1→愛知15→静岡1→神奈川(横浜市長選挙)→東京1
○小沢代表代行
北海道5
○菅代表代行
東京22→東京18→東京5→東京4→東京15→東京14→東京16→東京13
○輿石代表代行
山梨1→山梨3→山梨2
○岡田幹事長
福岡7→福岡6→福岡5→佐賀2→長崎3→長崎2→熊本2
337 :masao:2009/08/18(火) 21:28:02 ID:bBBcHnpb
8/19
○鳩山代表
青森3→宮城1→福島1→福島2→栃木1→埼玉13→埼玉14
○菅代表代行
広島4→広島3→広島1→愛媛1→愛媛4
○岡田幹事長
熊本3→神奈川10→神奈川1→神奈川2→神奈川12
4002
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:32:45
http://www.asahi.com/politics/update/0818/TKY200908180371.html
《注目・山口4区 群馬4区》元・前首相も危機感
2009年8月18日23時19分
首相辞任で「政権投げ出し」と批判を浴びた安倍晋三元首相(54)と、福田康夫前首相(73)。かつての自民党の「選挙の顔」だった2人は、公示日を自分の選挙区で迎えた。
小泉元首相から政権を継ぎ、1年で首相を辞めた安倍氏。18日は山口4区の中心都市・下関市で出陣式に臨み、「全国から厳しい批判があった。困難な戦いに勝ち抜かなければならない」と訴えた。
自民党幹事長代理だった05年衆院選は、党内外の応援要請で全国各地を飛び回った。しかし、首相辞任後は地元でも批判の声があがった。
昨年夏から300回近い集会を開き、スニーカーで住宅地を歩き、地域の行事に顔を出し、写真撮影に気軽に応じた。そして、「反省すべきは反省する」と言ってきた。
選挙区では民主新顔の戸倉多香子氏(50)、共産新顔の木佐木大助氏(54)と戦う。安倍氏は「初心に戻って戦う」と話している。
一方、昨年9月に首相を辞めた福田氏は群馬4区の最大都市・高崎市で出陣式を開いた。「自民にとって必ずしもよくない状況だ。原因は何にあったのか。反省し、ただしていかなくては、国民の信頼は戻らない」と言った。
辞任からまもなく1年。地元での批判はほとんど聞こえなくなった。しかし、民主党が新顔のフジテレビ社員三宅雪子氏(44)を送り込むなど、群馬4区は3氏の争いになった。福田陣営は「相手は風。先が読めない」と危機感を募らせている。
福田陣営によると、選挙期間中、福田氏は応援で地元を離れることが多い。福田氏も「私と家内は二人三脚。私が留守の間は家内が選挙区を回らせてもらいます」と話す。しかし、陣営幹部は「今回はできるだけ地元にいてもらいたい」と漏らした。
4003
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:33:19
http://www.asahi.com/politics/update/0818/TKY200908180304.html
《注目・北海道12区》「引退願おう」雪辱期す応援も
2009年8月18日19時54分
日本最北で最も広い北海道12区の自民前職、武部勤氏(68)。前回総選挙の公示日は大阪にいたが、今回は地元・網走市で「ふるさとが良くならなければ、北海道や日本が良くなるわけがない」と第一声をあげた。
その武部氏に前回敗れて比例復活した民主前職の松木謙公氏(50)は北見市で「自民党政治は結果を出していない以上、交代以外ない」と強調。新党大地で比例北海道ブロックに立った元職の八代英太氏(72)も応援に入り、「(武部氏に)引退願おうではありませんか」と訴えた。
八代氏が選挙戦を同区でスタートしたのは武部氏に「雪辱」するため。前回は郵政民営化に反対して自民公認を得られず、東京12区に無所属で出て落選。当時の幹事長が武部氏だった。立候補表明の際も「(武部氏の)引退の花道は私が用意する」と述べた。
4004
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:34:19
http://www.asahi.com/politics/update/0818/OSK200908180077.html
《注目・福岡7区》道路族のドン「命がけの戦いをする」
2009年8月18日19時37分
「自民党の独裁政権で多くのゆがみが生まれた。政権交代で国民のための政治を取り戻そう」。福岡7区に立った民主新顔の野田国義氏(51)は八女市で第一声を上げた。岡田幹事長も駆けつけ、選挙戦スタートの地に選んだ理由について「自民対民主の戦いを象徴する選挙区だ」と説明。自民前職で幹事長などを歴任した古賀誠氏(69)に挑む決意を強調した。
野田氏は八女市長を4期目途中まで務めた。古賀氏の元秘書だけに、相手の支持層を切り崩せると踏んだ民主が昨年9月に擁立を決めた。
「道路族のドン」として地元への貢献を強調する古賀氏は大牟田市で出陣式。「ふるさとがあるからこそ今日の政治家古賀誠がある。命がけの戦いをする。一緒に大牟田の再生をしましょう」と呼びかけた。
9期連続当選だが今回は危機感を募らせ、18、19両日で選挙区内を一巡する。近年にはなかったことだ。公示前のメールマガジンには「政権交代もチェンジもかけ声はよいが、手段でしかない。目的は何か、それが示されなければ政治ではない」とつづった。
http://www.asahi.com/politics/update/0818/OSK200908180076.html
《注目・兵庫8区》知名度の高さ武器、対抗心むき出し
2009年8月18日19時37分
7期連続で議席を守ってきた公明前職の冬柴鉄三氏(73)が立候補した兵庫8区。知名度では負けていない新党日本新顔の田中康夫氏(53)が挑む。
「官僚統治や中央集権で疲弊した日本の制度を抜本的に改めよう」。田中氏は兵庫県尼崎市の商店街で第一声を上げた。民主の推薦を受けるが、過去に労組批判を繰り返したことなどから連合兵庫の支援は見送られた。それでも「組織に頼る選挙はしない」と街頭での訴えを中心に据え、今月に入ってからはミニ集会を開くなどして草の根的な支持の拡大に力を入れる。
冬柴氏は尼崎市の選挙事務所前で「最も大切なのは景気対策。とても厳しい選挙だが負けるわけにはいかない」と声を張り上げた。支持者向けの集会で「よそから来た人に議席を明け渡すわけにはいかない」と対抗心をむき出しにし、景気対策など与党の実績を訴えている。
子どもの医療費無料化などを訴える共産新顔の庄本悦子氏(55)、教育や福祉の充実を掲げる社民新顔の市来伴子氏(32)らも立候補した。
4005
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 00:35:50
http://www.asahi.com/politics/update/0818/TKY200908180308.html
《注目・茨城1区》ばんそうこうで笑い誘う
2009年8月18日19時8分
水戸市内であった出陣式で、民主新顔の福島伸享氏(39)は「茨城1区は『水戸の乱』といわれている。医師連盟や郵政政策研究会をはじめ、自民を支援していた皆さんが、今度こそ国を変えようと立ち上がっている」と声を張り上げた。
茨城県医師連盟は、後期高齢者医療制度に反対し、初めて民主公認候補を推薦。茨城1区を重点区とし、この日も50人を応援に派遣した。原中勝征委員長もあいさつに立ち、「初めて民主の台に立ちました」と語った。
同区では元農水相で自民前職の赤城徳彦氏(50)や共産新顔の田谷武夫氏(58)ら4氏が激突。農水相時代の会見で顔のばんそうこうが話題になった赤城氏は、第一声でミッキーマウスの絵の入ったばんそうこうを掲げて笑いを誘い、「明るい将来を築くための戦い」と意気込んだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0818/OSK200908180074.html
《注目・石川2区》横綱相撲かなぐり捨てた戦い
2009年8月18日19時0分
「男より女がいいだろう、若い方がいいだろう、民主党がこういう基準で選んだとしたら逆差別だ。そんなこびを売るような選挙なら、どこかの劇場でなさった方がいい」
石川2区の自民前職、森喜朗氏(72)は18日、小松市の神社で開いた出陣式で民主新顔の田中美絵子氏(33)への対抗心をむき出しにした。隅々まで張り巡らせた後援会組織で当選13回を誇る元首相も今回ばかりは逆風に危機感を募らせ、地元に張りつく。
河村たかし・名古屋市長の衆院議員時代の秘書で、派遣契約の添乗員の経験を持つ田中氏。スーパー前や街角でこまめに街頭演説を重ね、「庶民のための政治を」「チェンジで頑張ります」と訴える。立候補表明は昨年9月だが、衆院解散が延びる間に知名度も高まり、民主への追い風で勢いに乗る。
森氏の陣営が意識するのは、07年参院選で「姫の虎退治」と注目された元自民党参院幹事長の片山虎之助氏の落選。森氏は「最後のご奉公のつもりで石川県のため日本のため尽くしたい。スーパーの前で立っている人にはそれができない」などと繰り返し、「横綱相撲」をかなぐり捨てた戦いぶりだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0818/TKY200908180307.html
《注目・東京5区》国替えの元「刺客」、地元浸透に必死
2009年8月18日19時1分
「日本の年金、医療制度をつくり直す。自民党を立て直す」。東京5区で立候補した自民前職の佐藤ゆかり氏(48)は第一声で訴えた。
05年衆院選で、郵政民営化に反対した野田聖子氏への刺客として岐阜1区に差し向けられた佐藤氏。今回は野田氏らとの調整の末、1年半前に東京5区に国替えした。自転車で商店街や夏祭りを回り、「テレビの中の佐藤を地元の佐藤にする」(地元区議)のに必死だ。
民主元職の手塚仁雄氏(42)は、日本新党公認で東京都議選に立候補して当選した16年前から、選挙区内でほぼ毎日、街頭演説を繰り返してきた。「4年前は小泉総理と戦っている印象だった。政権交代をかけて戦います」と訴えた。
ほかに、3回目の国政挑戦となる共産新顔の宮本栄氏(47)らが立候補した。
4006
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 00:51:09
>>4000
げとおめ,俺w
>>3997
なんと,,
>>3978
自民の中国地方の比例復活が少ないのは伝統ですね。3人上位優遇で復活は1,2名って所か。
看護師組織の推しで阿部とか比例1位ですけどどう云う経緯なんでしょうかね。
>>3980
岐阜2・4は厳しいと思われますが,他全部獲れて比例が11とかだと一人足りなくなりますね。。
>>3984
70は行かないんじゃないでしょうかねぇ〜。。
4007
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 01:34:11
山岡Jrだけでも何とかならなかったものですかねぇ。
せめて最下位でしょう。
比例下位は他の地域も酷いですが…
【09衆院選】藤井氏引退撤回は「鳩山氏の思い」民主幹事長
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908181757051-n1.htm
2009.8.18 17:55
民主党の岡田克也幹事長は18日、同党の藤井裕久最高顧問が引退方針を撤回し、衆院南関東ブロックの比例代表単独候補として出馬したことについて、鳩山由紀夫代表の意向を受けた決断だったことを明らかにした。遊説先の長崎県大村市で記者団の質問に答えた。
岡田氏は「鳩山代表の特別な思いだ。政権交代した時には、藤井氏のような経験のある人が必要だ」と述べた。藤井氏の重要閣僚などへの起用の可能性に関しては「存在そのものが極めて重い」と述べるにとどめた。
山岡賢次国対委員長の三男の山岡達丸氏が北海道ブロックから比例単独候補で出馬したことについては「民主党北海道連から正式に(推薦が)上がってきたので、それを尊重した」と述べ、縁故による優遇ではないと強調した。
4008
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 01:39:56
もう一つ比例名簿ネタです。
民主比例は「小沢名簿」…増大影響力へ警戒感も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090818-00001164-yom-pol
8月18日21時39分配信 読売新聞
民主党が18日になって発表した衆院比例名簿の調整は選挙担当の小沢代表代行が一手に担い、その「力」を改めて印象づけた。
党内外で「あれは『小沢名簿』だ」と、民主党政権になった場合の小沢氏の影響力への警戒感も強まった。
小沢氏は17日午後、鳩山代表や岡田幹事長らとの協議で登載順位に関し事実上の一任を取り付け、都内にこもった。この順位付けの作業が難航し、民主党は17日中の比例名簿発表をいったんは見送ることにした。ところが、「公示後にホームページに掲載すると、文書掲示を規制する公職選挙法に抵触しかねない」との指摘が出て、18日未明になって順位未決のまま比例単独候補の名簿だけを発表する異例の対応となった。
結局、小沢氏が名簿順位を最終的に決めたのは18日午前3時ごろ。党職員が総務省で届け出書類の事前審査などの手続きを終えたのは午前7時近くだった。
ただ、ぎりぎりまで時間をかけただけに、名簿には「小沢色」が濃厚ににじんでいる。
◆東海・笠原氏、北信越・沓掛氏、北海道・山崎氏◆
東海ブロックの比例単独最上位で処遇された笠原多見子・前自民党岐阜県議は、自民党の野田消費者相(岐阜1区)の批判勢力のリーダー格と目され、小沢氏自身が擁立に動いた。北陸信越では自民党出身の沓掛哲男・元国家公安委員長、北海道では自民党を支援してきた日本看護協会の元常任理事・山崎摩耶氏をそれぞれ比例単独候補としてはトップ登載し、小沢氏が執着する自民党支持基盤の切り崩しの意図が透ける。
◆不出馬一転、藤井最高顧問は南関東に◆
今回は不出馬の予定だった藤井裕久最高顧問を一転して南関東ブロックで擁立したのも、政権を獲得した場合、藤井氏を要職で起用しようという小沢氏の思惑だと見られている。
◆目立つ小沢氏に近い人物…◆
一方で、小沢氏に近いとされ、マルチ商法業者からの講演料問題で離党した前田雄吉・前衆院議員の比例選擁立も検討されたが、党内から批判が出て実現しなかった。この経緯に加え、山岡賢次国会対策委員長の三男・達丸氏や小沢氏の元秘書など、名簿の顔ぶれは小沢氏に近い人物が目立つとして、小沢氏に批判的な議員は「身内優遇の『小沢名簿』だ。小沢グループが増大したら、不満が噴出する」と漏らしている。
小沢氏が新進党党首だった1996年の衆院選の際も、比例名簿の発表が公示日未明までずれ込んだことがある。当時、同党に所属していた岡田幹事長は18日、今回の発表の遅れに「驚きはありません。我々もいろんな経験をしているから。きちんと執行部として決めるということは守られた」と記者団に語った。
4009
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 01:40:53
>>4007
同意,ほんと同意っす。
>山岡Jrだけでも何とかならなかったものですかねぇ。
>せめて最下位でしょう。
比例は大地,をやらないと行けないので,北海道11・12区辺りの人材は据えられなかったんでしょうね。
町村の地元の千歳市議辺り擁立出来なかんでしょうかねぇ。。
4010
:
北海道1区
:2009/08/19(水) 07:43:12
>4008
>4009
比例名簿については誰が作成しても不平不満があると思うので、ここは「選挙の天才」に作ってもらってベターだったのかなと思います。
ただ北海道ブロックの山岡ジュニア13位は何とかならなかったでしょうかね。
最下位でもいいぐらいなのは、全くの同意です。
昨晩は地元ローカルのニュースを見てましたが、やっぱり注目されたのは町村、中川(酒)、イエスマン武部の選挙区。
あのプライドの高い町村が、マジでドブ板選挙ですから(苦笑)
武部は軽めなキャラが目についたし、地元道議や首長が選挙で敗退したりと地盤を切り崩されているので、今回は本当にやばいと言われています。
今回は比例復活さえ難しいかも知れません。
4011
:
官兵衛
:2009/08/19(水) 08:14:25
>>3991
笠原女史は、四年後の参院選という手もあると思いますが、(つまり、平田健二氏の後継)どんなものでしょうか?
4012
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 08:16:32
なんか武部の落選はここでもほぼ確実視されてますよw
町村は千歳の自衛隊票で,中川(酒)は共産の擁立での野党票の分散と幸福の支援(!)が強みか。
中川に関しては,船田も山拓も太田も不祥事の後はちゃんと落選しているので,小選挙区制度の自浄能力に期待したい所ではあります。。
4013
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 08:59:01
>>3991
少なくとも柴橋本人とは話しているみたいだし、彼女と県連と党本部が
よければ比例単独候補としてやっていくかもしれませんね
【衆院選】 「1区で勝つ」 民主比例立候補の笠原氏
自民党県議(岐阜市選挙区)を辞職し、民主党の衆院選比例単独候補として立候補の意向を表明した笠原多見子氏(44)は17日、「民主党を1区で勝たせるために頑張る」と強調した。岐阜1区では、自民党前議員の野田消費者相と民主党新人の柴橋正直氏が激しい争いを繰り広げており、笠原氏の民主党からの出馬は、今後の選挙戦に大きな影響を与えそうだ。(倉橋章、天野雄介)
笠原氏は、民主党から出馬を決めた経緯について、13日に東京で小沢代表代行と会ったことを明らかにし、「自民の旧態依然の体制を変え、地方分権を進め、地方を良くしたい気持ちを伝えた」と振り返り、「小沢代表代行と会って決心が付いた」と語った。
18日公示の衆院選については、16日に柴橋氏と会い、今後の具体的な連携策などを話し合ったという。その上で、「私が岐阜1区中心で活動することに意味がある。1区で勝つために頑張るのが大事」と意気込みを述べた。
17日に自民党県連から除名処分を受けたことについては「離党届を提出し、県議を辞職したあとに除名処分を出すことに疑問を覚える。しかし、離党したあとなので何も感じません」と話した。
県庁で午前中に行った記者会見では、「自民党政権は800兆円の借金を作った。民主党のばらまきを批判するが、自民党こそ、地方でも同じくばらまき政策をやってきた。岐阜の財源不足も自民党が原因だ。これから地方を元気にするためには、若い民主党の力が必要。政権交代がなければ地方分権は進まない」と自民党を批判した。
「複雑な思い」
自民党県連は17日、記者会見を開き、笠原氏が民主党から衆院選比例単独候補として擁立されることについて、猫田孝幹事長が「今月初旬から野田消費者相と和解を促す話し合いをしてきたが、民主党に急変して残念な複雑な思い」と述べた。
岐阜1区の選挙戦への影響については「ないとは言い切れないが、影響がないよう努力し、勝利できるように頑張りたい」と話した。
(2009年8月18日 読売新聞)
4014
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 10:47:09
来年の1月に細江岐阜市長の任期が切れます。
(今年1月の当選は市商の立命館移管に伴う民意を問うため辞職→反対派対抗馬を立てられず無投票)
笠原女史の岐阜市長選出馬もありうるかも。
4015
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 11:32:40
>>4014
細江市長⇔立命館誘致派⇔旧佐藤派⇔笠原前県議の構図ではなかったでしたっけ?
細江に対抗して出ては来ないんでは?
4016
:
千葉9区
:2009/08/19(水) 12:28:51
細江は民主党推薦で当選したみたいですね(WIKIより)
ちと難しいか
4017
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 13:34:35
いや細江は自民公明民主の推薦だったような。
民主市議達も誘致派と反対派に分かれていた様だし。
4018
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 14:24:48
>>4016-4017
俺の記憶だと一期目は自民分裂でその一部+民主で細江が勝って,二期目は全部乗ったと云う感じですね。
4019
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/19(水) 14:36:59
>>3391
>>3395
一切ニュースになってない、直前立候補取りやめ。
http://blogs.yahoo.co.jp/andye1480/30162963.html
〜 じも党 〜
公示日ぎりぎりまでの攻防戦?!.....。
結局来年の参議院選挙に向けてシフトをチェンジ!!、大森・蒲田の大田が “ じも党 ” ( 地
元 ) は、後進達にお任せして今後は所属政党の選択と後援会活動に入る事に致しました。
出馬を表明していた関係者の皆様また街頭演説でご期待を戴いた沢山の “ じも党 ” ( 地元
) の皆様に大変御迷惑をおかけ致しました事を心より深くお詫び申し上げます。
敬具
平成21年 8月19日
石原 聖康
4020
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 14:43:22
>>4019
やっぱ不出馬ですよね。
ここ↓で予想したとき公示日で〆切前やったんでどっちやねんって思いましたよ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1117
参院選にでるのか。。
みんな公認で東京選挙区狙いか?
4021
:
とはずがたり
:2009/08/19(水) 16:22:48
田辺と御坊の対立に持ち込められれば二階など木っ端微塵では無かろうか?
それだけに危機を抱いて田辺の二階と云う売り込みか。
【09衆院選】二階氏、保守王国の面子保てるか(和歌山3区)
2009.8.18 11:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908181159033-n1.htm
集まった有権者らに支持を訴える和歌山3区の二階俊博氏=18日午前10時45分、和歌山県田辺市
保守王国・和歌山県の和歌山3区では、自民党前職で経済産業相の二階俊博氏(70)が大票田・田辺市の選挙事務所で出陣式。地元の御坊市以外での出陣式は「おそらく初めて」(陣営幹部)で、「逆風なんてものはない。民主党は経験不足。紀南を陸の孤島から脱却させるべく今後も道路建設を進める」などと訴えた。
この日は、県中部の有田市から県南部の串本町への移動にヘリコプターを使うなど、文字通り選挙区内を“飛び回る”熱の入れよう。二階氏が代表を務める政治団体への西松建設の献金問題の影響も懸念され、過去にない危機感を持って選挙戦に入った。
一方の民主党新人の玉置公良氏(54)は田辺市内の神社で必勝祈願した後、午前7時に田辺市中心部で朝立ち。第一声は有田川町の事務所に移動して臨み、玉置氏は「3区の歴史を変える日がやってきた。一緒に今の政治を変えましょう」と訴えた。
この日は自転車に乗って有権者ともふれ合いながら、街頭演説も精力的にこなす。
3区では、幸福新人の湊侑子氏(26)も立候補した。
4022
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 20:47:27
>>3976
九州は民主8
東海は民主10だと思う
郵政選挙のときの自民比例も
その前も±1位の誤差になっている
北関東、東海、九州、南関東は公明3と共産1を除き
自民と民主+社民がだいたい7〜10で収まっている
九州は民主が弱く社民の勢力が残っている分、ほかの地区より
比例の数字が少ない
多分東海は三重5、静岡3、岐阜2・4
九州は福岡8、熊本3、宮崎2、鹿児島2・4・5、沖縄4を落とすことを
念頭に比例の数を決めたのではないか
4023
:
名無しさん
:2009/08/19(水) 21:19:54
356 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 09:14:22 ID:vR0EP8/p
北海道新聞世論調査(15日〜16日)
●小選挙区投票先
民主党 52%(±0)
自民党 20%(-5)
●比例代表投票先
民主党 51%(+2)
自民党 18%(-6)
745 名前: ◆DGkDmY/s.k [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23:54:37 ID:J9JTARta
道新が15-16日に行った世論調査結果
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前回
>>590
小選挙区投票先
自民 20 民主52
比例投票先
自民 18 民主 51 公明 7 共産 4 社民 2 大地 6
746 名前: ◆DGkDmY/s.k [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23:59:17 ID:J9JTARta
私の大雑把な選挙予想
投票率は70%で想定
比例は民主4、自民2、公明1、大地1
民主 140〜150万
自民 65〜75万
大地 35〜45万
公明 30〜35万
共産 25万
社民 10万
選挙区は12選挙区民主全勝
トータルで
民主16 自民2 公明1 大地1
4025
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 00:45:21
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090818/elc0908182351082-n1.htm
【09衆院選】政権攻防(上)政権交代は織り込み済み?下野後は… (1/3ページ)
2009.8.18 23:48
「マニフェストにも書いてありまして…。ちょっと、それ日よけにしないで読んでくださいよ。政権を選択するんじゃない。政策を選択してください」。18日午前、残暑厳しい東京・八王子市で第一声を上げた麻生太郎首相はおどけながらこう訴えた。
昨秋の世界的な金融危機とほぼ同時期に政権を発足させて11カ月。「政局より政策」と昨秋の衆院解散を断念し、経済・金融対策に打ち込んだのは正しい選択だった。首相にはそんな強烈な自負がある。
「これまでの実績、これからの政策を訴えていけば必ず勝てる」。そう考えた首相は7月21日に衆院を解散し、40日間のロングラン選挙戦を選び、「8月を日本を考える1カ月にしてほしい」と説いてきた。
だが、その思いは国民になかなか届かない。自民党内で「麻生降ろし」が吹き荒れた6〜7月に比べれば、支持率は緩やかな上昇傾向にあるが、「民主党に1度政権をやらせてみるべきだ」という国民の声は圧倒的に強く、メディアも市場も政権交代をすでに織り込んでしまっている。民主党の鳩山由紀夫代表の発言の一つ一つが常に注目されるのは、「鳩山政権は何をしようとしているのか」が最大の関心事となっている証左だといえる。
この潮流に対して、今の自民党には対抗する術(すべ)がない。そもそも党執行部も閣僚も首相経験者も、多くは自らの選挙区にくぎ付けとなり、対抗策を練るヘッドクオーター(司令塔)が存在しないのだ。
そんな中、自民党では早くも下野を前提とした「政権奪回プログラム」がささやかれるようになった。焦点は(1)衆院で何議席を獲得すれば早期の政権奪回が可能か(2)だれを総裁にすれば結束力と発信力を維持できるか−の2つだ。
自民党の「真の目標議席」は180議席と言われる。裏を返せば、いま投開票を行えば、自民党は180議席を大きく割り込むということだが、この議席数を超えれば、民主党は過半数をわずかに超える250議席前後に留まる。民主党が社民、国民新両党と連立を組めば、外交や安全保障は言うまでもなく日米FTA(自由貿易協定)や揮発油税の暫定税率廃止などさまざまな政策で対立が生じ、早晩に空中分解に追い込めるというわけだ。
だが、このシナリオは自民党が分裂しないことが大前提となる。下野すれば、首相の総裁続投は難しいだけに誰が野党・自民党の総裁となり、どんな政策を掲げて与党・民主党と対抗するのか。
自民党が経済・外交政策にとどまらず思想・信条まで「ごちゃ混ぜ所帯」であることは民主党と大差がない。次期総裁が求心力を失えば、一部が政界再編に動くことや、民主党との大連立構想が再浮上することもありうる。
公明党との関係もどうなるか。公明党の太田昭宏代表はすでに「野党連立という言葉はない」と明言している。支持母体である創価学会関係者は「民主党政権の先行きが見えないので年内は動かない」と打ち明けるが、来年以降は10年続いた自公の蜜月にピリオドが打たれる可能性もある。
首相は「最後は日本人の良識が働くはずだ」と表では強気の姿勢を崩さないが、下野すれば自民党を襲うであろうクライシスを十分理解している。
11日、終戦時に首相を務めた鈴木貫太郎記念館(千葉県野田市)を訪ねた際、首相は祖父の吉田茂が昭和21年に首相を拝命したときに、鈴木氏から「負けっぷりをよくせないかん」とアドバイスされた逸話を紹介した。「保守を語るからには姑息(こそく)であってはならない」を信条とする首相の本音が漏れたと見るべきだろう。(石橋文登)
4026
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 00:46:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090819/elc0908192052024-n1.htm
【09衆院選】政権攻防(下) 「比例名簿は小沢銘柄」と不満も (1/3ページ)
2009.8.19 20:49
衆院選公示日の18日。大阪・難波で第一声を上げた民主党の鳩山由紀夫代表は、京都、愛知など5府県を精力的に駆け足で回った後、この日最後の遊説先となった東京・四谷でも、頬(ほほ)を紅潮させながら熱弁をふるった。
「みなさんの暮らしのため、未来のために、政権交代をしなければこの国がもたない。民主党に力を貸してください」
衆院選で民主党の優勢が伝えられる中、「鳩山首相」誕生の現実味は日ごとに高まっている。だが、金看板の政治主導による政権運営に、どこまで実効性があるのか。連立相手と目される社民、国民新両党と、溝の深い外交・安保政策などをめぐり、不協和音が生じないのか…。政権の輪郭はあいまいなまま、「政権交代」の言葉だけが先走っている。
■ ■ ■
民主党の比例代表名簿登載の最終調整がもめにもめた17日夜。小沢一郎代表代行は、党愛知県連から提出された候補の推薦リストに名前があった前田雄吉前衆院議員に電話を入れた。
「次があるから、今回は出るな」
前田氏は昨年10月、マルチ商法業界から献金を受け取った責任をとり、民主党離党を余儀なくされ、衆院選への不出馬を表明していた。在籍中は、小沢グループ「一新会」事務局長を務め、小沢氏の腹心として、党内外に知られた存在だ。
名簿登載順位の調整が難航したのは、選挙情勢が民主党にとって好調に推移し、通常なら当選しそうにない名簿下位の比例単独候補にも議席獲得の可能性が高まってきたからだ。はじめから当選が不可能と分かっていれば、あきらめもつくが、当選可能性があるだけに、下位の順位争いは熾烈(しれつ)をきわめた。
「剛腕でもめ事を解決できるのは小沢氏だけ」(党関係者)
調整は小沢氏に一任された。その結果、18日午前に発表された名簿には「小沢の影」がちらつく。
実際、小沢氏に近い、名簿登載が決まった候補者は「寝耳に水だ。今から選挙運動の準備をしないと」と、思わぬ朗報に驚き、名簿作成が小沢氏主導で進められたことをうかがわせた。北陸信越ブロックのある参院議員は「順位に差がついた理由がわからない」と地元支持者への釈明を余儀なくされた。
南関東ブロックの選挙区候補は不満を隠さない。 「名簿は不可解なことだらけだ。どれもこれも『小沢銘柄』じゃないのか」
■ ■ ■
「県内全選挙区で民主候補が当選する」「『民主党政権』になったら私は入閣する」−。
3日、党本部で開かれた鳩山氏や岡田克也幹事長らによる三役懇談会では、選挙戦でこんな発言を繰り返していた幹部が、名指しで批判された。出席者のひとりは、「選挙戦が緩んでいないか」と警鐘を鳴らした。この出席者が憂慮するように、民主党の選挙態勢が緩みつつあるのは事実だ。
しかし、民主党の未来は、楽勝ムードに酔っていられるほど安定しているわけではない。鳩山氏だけでなく小沢氏の政治資金問題をはじめ、多くの落とし穴が待ち構えているのだ。
「鳩山氏は考え込んでしまうタイプなので、変な情報を入れるな」
小沢氏は今月中旬、党関係者にこう指示した。鳩山氏が自身の政治金収支報告書の虚偽記載問題で悩み込んでしまうことを心配したらしい。だが、選挙期間中は、頭から追い出せたとしても、虚偽記載問題は衆院選後も民主党につきまとう。政権交代が実現しても、今秋に召集予定の臨時国会で、「野党・自民党」が矛先を向けるのは間違いないからだ。
「政権をとり、政治に対する信頼を取り戻したい」
鳩山氏は19日、青森県八戸市の遊説で、こう訴えた。だが、自身の「政治とカネ」問題でつまずけば、「民主党政権」に対する世論の期待は一気にしぼむ。(松本浩史)
4027
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 00:47:27
>>3915-3916
http://www.hokkaido-365.com/feature/2009/08/post-323.html
自民大苦戦 道内12選挙区「当落予想」 後編
09年08月19日(水) 19時50分
「比例復活」も視野に入れれば、民主全員当選の公算。
「政権交代まで12日」。衆院選が公示された18日、民主党北海道合同選対本部に張られた政権交代のカウントダウン。民主党は道内12小選挙区で全勝を目指している。
世論調査のデータや弊社独自の取材結果では、比例復活も含めると、民主党の全候補者が当選する勢い。
道内の選挙事情に詳しい人物は、民主党が今回の衆院選で自民党候補者をリードしている理由を「郵政研(郵便局長やそのOBらで組織する「郵政政策研究会」)が味方になったこと。共産党が候補者擁立を見送った選挙区があること。無党派が民主党の方を向いており、従来の自民党支持層が崩れている。この4点に加え、新党大地と選挙協力」と解説する。
郵政研は、自民党の支援団体だった特定郵便局長のOB会「大樹」を昨年、衣替えした政治団体。「郵政解散」と銘打ち小泉旋風が吹いた2005年8月の前回衆院選で自民党は歴史的な勝利を収めたが、郵政研は郵政民営化の抜本的な見直しを掲げる国民新党の政策と合意した民主党候補を支援する。
前回、道内選挙区で4勝8敗の惨敗を喫した自民党は、今回小選挙区で7議席獲得の目標を掲げるが、多くの選挙区で民主党候補に水をあけられている。
以下、道7区から12区までの当落予想。
[北海道7区](釧路、根室管内)
△伊東良孝 60 自新 元釧路市長
仲野博子 50 民前 元根室市議
金成幸子 50 諸新(幸福実現党) 主婦
各選挙区で民主党候補が優位な戦いをする中、3選を目指す仲野博子は自民新人の伊東良孝と激戦を繰り広げている。郵政解散で自民が追い風を受けた前回選挙で、新党大地代表・鈴木宗男の支援を受けた仲野は、釧路市で自民・北村直人を上回る票を獲得、2度目の挑戦で7区を制した。昨年11月の市長選では鈴木の元秘書・蝦名大也を支援し、当選に尽力した。共産が候補擁立を見送った今回は、「反自民票」の取り込みを図り、与党批判を展開している。
伊東は7区有権者の半数以上を占める釧路市を地盤に市議、道議を経て市長を務めただけに知名度抜群。多くの後援会組織を有し、一次産業従事者にも浸透を図ってきた。
民主党はマニフェストに盛り込んだ「日米FTA(自由貿易協定)締結」に、農業団体が猛反発したことを受け、「交渉を促進」に改めることを発表したが、農漁業と酪農が基幹産業で保守の強い選挙区だけに、伊東にとってはプラス材料と見られている。
[北海道8区](渡島、檜山管内)
福島啓史郎 63 自新 元参院議員
◎逢坂誠二 50 民前 元ニセコ町長
佐藤健治 52 無新 救う会道南代表
西野晃 32 諸新 幸福の科学函館支部長
保守分裂の構図で、民主・逢坂誠二が圧倒的に優位。元ニセコ町長の逢坂は、前回は比例道ブロックで初当選。5期務めた金田誠一の後継として小選挙区初挑戦で2選を目指す。選挙区内のほとんどの地域に後援会を立ち上げ、労組を中心に票固めをしている。
自民は山口県出身の農水官僚で元参院議員の福島啓史郎を擁立。過去2回、自民の公認を受けた佐藤健治は今回無所属で立起、元総務庁長官・佐藤孝行の次男として地元出身を強調する。
保守分裂の背景は、中選挙区時代から続く、佐藤孝行と元北海道開発庁長官・阿部文男との熾烈な対立。自民は小選挙区移行後、4連敗を喫している。こうした状況から、公明は福島を除く、自民党候補11人の推薦を決めている。
4028
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 00:47:48
[北海道9区](胆振、日高管内)
川畑悟 38 自新 元任天堂社員
◎鳩山由紀夫 62 民前 党代表
佐藤昭子 66 共新 元歯科医院職員
里村英一 49 諸新 幸福の科学出版月刊「ザ・リバティ」編集長
民主代表・鳩山由紀夫の8選が確実。自身は全国遊説のため地元入りできず、「故人献金」問題も取り沙汰されているが、それよりも「北海道初の首相」に対する期待感が勝っている。
今回が初挑戦となる自民の新人・川畑悟は、まだ選挙区内の浸透度が低い。
[北海道10区](空知、留萌管内)
飯島夕雁 45 自前 元東京都青ヶ島村教育長
○小平忠正 67 民前 党代議士会長
大林誠 36 諸新 幸福の科学職員
7選を目指す民主・小平忠正と前回比例で復活した自民・飯島夕雁の一騎打ち。
前回の選挙は、郵政民営化に反対して自民の公認を得られなかった山下貴史(現・深川市長)と、刺客・飯島の立起によって、自民支持層が分断。飯島の当選には「山下票」の取り込みが不可欠だが、"後遺症"は続いている。さらに郵便局関係者の支援は民主党に転じ、小泉チルドレンだった飯島は苦戦を強いられている。
「小平党」と呼ばれ、農民協議会などの強固な農業票を基盤とする小平は、新党大地との選挙協力も票の上積み材料。
[北海道11区](十勝管内)
中川昭一 56 自前 元財務・金融相
△石川知裕 36 民前 元衆院議員秘書
渡辺紫 60 共新 元紋別市議
今年2月のローマでの「もうろう会見」で財務・金融相を辞任した中川昭一の当落が最大の焦点。辞任後は精力的に地元入りし、妻と「おわび行脚」を続けてきたが、一定の支持者を失ったことも事実。中川の盟友である首相の麻生太郎は、日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議が開かれた5月に中川支持者の集会に出席、公示後の19日も帯広での街頭演説で自身の監督不行き届きを陳謝した。
一方の石川知裕も、違法献金事件で小沢一郎の公設秘書が逮捕されたことを発端に検察の参考人聴取を受けたが、その影響は少ないとみられ、もうろう会見と麻生内閣の支持率低迷は追い風。同郷の鈴木宗男が代表を務める新党大地との連携、中川支持層の切り崩しが奏功すれば、打倒「中川王国」を果たす、歴史的な選挙になる。
[北海道12区](宗谷、網走管内)
武部勤 68 自前 元党幹事長
△松木謙公 50 民前 元衆院議員秘書
笠松長麿 56 諸新 幸福の科学北海道正心館講師
町村、中川と並ぶ自民の道内大物代議士の中で最も劣勢にあるのが、元幹事長の武部勤。首相だった小泉純一郎に仕える「偉大なるイエスマン」を自任、刺客の擁立などを取り仕切ったが、いまとなっては郵政民営化など一連の構造改革が、地方を疲弊させたとして強烈な逆風になっている。
武部の"地盤沈下"は、一昨年の道議選から始まった。民主・松木謙公の秘書だった田島央一が自民の現職道議に勝利。続いて昨年12月の北見市長選では、武部が推した神田孝次と民主、新党大地の推薦を受けた小谷毎彦が激突、小谷に軍配が上がった。
道2区から国替えした松木はこれまで2回武部に挑み、いずれも比例で復活当選を果たしたが、武部との票差は徐々に縮まり、地域への浸透も深まっている。
新党大地が先月、比例代表道ブロックに元郵政相・八代英太の擁立を発表した際、八代は「今日の格差社会、社会的弱者が切り捨てられていく流れは小泉構造改革がもたらした大きなツケ。こうした状況をつくり出したのは小泉、竹中、武部の三悪人だが、小泉さん、竹中さんはいなくなり、武部さんだけが残っている。次期衆院選で民主党をバックアップし、最後の三悪人を一掃するという思いで出馬を決意した」と気勢をあげた。
今回の選挙は武部ばかりでなく、小選挙区での3連敗はできない松木にとっても背水の陣だが、松木が「三度目の正直」を果たしそうだ。
(文中敬称略 年齢は投票日時点 文・取材班)
4029
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 00:50:02
http://www.47news.jp/news/2009/08/post_20090819084701.html
森田知事への応援依頼低調 公明に気兼ね、カネ問題も
3月の千葉県知事選で自民党県議の約半数の支援を受け100万を超える得票で圧勝した森田健作知事。タレント出身の知名度の高さは衆院選でも魅力のはずだが、自民党の候補者からの応援依頼は低調だ。知事選で対立候補を支援した公明党への気兼ねや、当選後に噴き出した森田知事のカネにまつわる問題などもあるようだ。
「(東京湾)アクアラインのことを応援してくれた人に断る理由はない」。森田知事は当選以来、衆院選での応援に前向きな姿勢を示していた。ただ千葉県の自民党の候補者13人のうち「知事を呼びたい」と明言するのは13区の実川幸夫、6区の渡辺博道両氏のみ。2人とも知事選では森田氏を支援し、麻生太郎首相への当選あいさつにも同行した“森田派”だ。
公明党は知事選で、一部自民党県議らとともに白石真澄関西大教授を支援したが、約35万票に終わり惨敗。衆院選で森田知事を応援に呼べば公明党を刺激することになり、公明票が逃げる事態は避けたいとの思いがあるのは間違いない。
公明党は7月下旬から自民党候補者に推薦を出したが、実川、渡辺両氏は13人の中でもっとも遅い3次推薦のグループに辛くも滑り込んだ。公明党関係者は「一生懸命やる人と、とりあえず推薦する人と、色合いは違う」と支援に濃淡をつける考えを示した。
森田知事の人気も下降気味だ。政治資金問題で告発されたほか、剣道2段も“自称”だったことなどが相次いで発覚。自民党県議の一人は「呼んでも票になるかはわからない」と冷ややかだ。
2009/08/19 08:45 【共同通信】
4030
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 00:51:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090818-OYT8T01108.htm
保坂氏、2陣営の式に
前回、衆院選山梨3区で当選した甲斐市の保坂武市長は18日、同選挙区から立候補した自民党公認の小野次郎氏と民主党公認の後藤斎氏の両出陣式に出席した。
自民党籍を持つ保坂市長は後藤氏陣営では、「当選しろとまでは言いませんが、激励を踏まえて、行けば行くところへ行く」などと述べ、笑顔で後藤氏と握手。一方、小野陣営では「自民党は小さい公共事業を始め、定額給付金を公明党の皆さんと仕上げた」と自公政権の政策を評価。しかし、小野氏本人には「誠実で、地方重視でいかなければならない」とチクリ。自民党の「造反組」と「刺客組」として激しい戦いを繰り広げた遺恨がいまだに晴れていない様子をうかがわせた。
保坂市長は「両氏と激しく争ったが、市長に転じて迎えた今回は中立の姿勢を示すため両陣営であいさつに立った」としている。
(2009年8月19日 読売新聞)
4031
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 01:09:10
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081901000139.html
特別補佐VS戦略会議 自・民の衆院選メディア攻防
衆院選の舌戦を繰り広げる自民、民主両党が、「メディア対策」でしのぎを削っている。2005年の前回、小泉純一郎首相が旋風を巻き起こしたように、イメージ戦略が有権者の投票行動を大きく左右するのは事実。自民党は舛添要一厚生労働相ら「論客」を前面に押し出す方針だが、民主党は周到に戦略を練る「組織力」も活用して対抗する構えだ。
「お金は天から降ってこない。政権交代を一番怖がっているのは野党だ。やれないのは分かっているから」
舛添氏は8日、石川県内で街頭に立ち、民主党の姿勢をこき下ろした。
自民党執行部は7月末、参院議員の舛添氏と林芳正経済財政担当相、中曽根弘文外相の3閣僚を、メディア対策担当の「幹事長特別補佐」に任命。衆院からも石破茂農相らを追加起用した。
前回の衆院選では、元NTT報道担当課長だった世耕弘成参院議員が率いた「コミュニケーション戦略チーム」が綿密なデータ分析を駆使。「小泉劇場」を演出し、歴史的勝利に一役買った。選挙後も一時は常設組織になったが、執行部交代が続く中で消滅した。
今回は細田博之幹事長や保利耕輔政調会長に代わり、マスコミ慣れしている舛添、石破両氏らを衆院選の最前線に投入。テレビの論戦などで有権者に安定感を印象づける戦略だ。
一方の民主党。7月30日、自民党が前回衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)の「点検結果」を公表し、岡田克也幹事長が「ほとんど実現できてない。20点か30点だ」と酷評した。その翌日、麻生太郎首相(自民党総裁)は党本部で記者会見し、マニフェストを発表した。
「先手を打って自民党のいいかげんさをあぶり出そう」―。自民党の発表予定を聞き付け、前日に会見をぶつけると決めたのは、民主党の「広報戦略会議」だった。
岡田幹事長や野田佳彦幹事長代理が中心となり、7月中旬に設置。実務は福山哲郎政調会長代理や鈴木寛氏ら6人の参院議員が担う。月、水、金の週3回が定例日。弁当をつつきながら、PR会社が作成したA4判のリポートに目を通し、報道やインターネット上の反応をチェック。鳩山由紀夫代表ら表舞台に出る党幹部の「黒子役」として発言内容を調整することもある。
有権者の心をどうやってつかむか。30日の投票日に向け、知恵を絞った総力戦が続く。
2009/08/19 08:42 【共同通信】
4032
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 01:14:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090819-00000084-san-pol
【衆院選 2009】「北側さんの背中見えた」 民主大攻勢で公明幹事長に危機感
8月19日15時49分配信 産経新聞
駅前で支持を訴え、握手する民主党候補の森山氏=19日午前、堺市堺区(前川純一郎撮影)(写真:産経新聞)
大阪16区(堺市堺区、東区、北区)で7選を目指す公明党前職、北側一雄氏(56)が、これまでにない苦しい戦いを強いられている。与党への逆風に加え、16区を重点選挙区と位置づけた民主党が幹部を続々と送り込むなど攻勢を強めているためだ。党幹事長として議席死守がかかる北側氏は、どぶ板の戦術で追撃をかわそうと必死。対する民主党新人、森山浩行氏(38)側は「絶対にバッジをつけさせたる」(陣営幹部)と議席奪取をうかがう。
「ここは公明党の幹事長の選挙区です。大きな組織を相手に選挙をしています。みなさんの力が必要です」。19日午前、南海高野線堺東駅前で森山氏は、一言一言かみしめるように支持を訴えた。
ここ数カ月の間に小沢一郎代表代行、岡田克也幹事長ら党幹部を繰り返し送り込み、大阪16区でのてこ入れを図ってきた民主党。この日も石井一(はじめ)副代表が来援し、「大阪にどうしても当選させたい男がいるので駆けつけた」と有権者にアピールした。
前回衆院選での北側氏と民主党候補の票差は約3万。ただ、労働組合が強い土地柄など民主党が形勢逆転しやすい素地もあるとされ、党府連幹部は「民主支持層を固めたうえで、相手候補に流れる他党支持層や無党派の票を取り込んでいけば追いつける」とみる。
森山氏は、平成19年10月に民主公認が決まって以来、堺市議や大阪府議時代につちかった地盤を固め、浸透を図ってきた。始発から終電まで駅前に立つ「マラソン演説」などの若さを前面に押し出した戦略もあって、「ようやく北側さんの背中が見えてきた」(陣営幹部)という。
こうした民主の追い上げに加え、比例との重複立候補をしなかった北側氏にはかつてない強い危機感がにじむ。公示日の堺市役所前での街頭演説では「民主党は日本の経済というものを理解しておらず、中小企業の現場の厳しさも分かっていない。民主党には経済運営を任せられない」と対決色を鮮明に打ち出した。
この後、近くの商店街を運動員らと歩いた。シャツの袖をまくり上げ、ハンカチで額をぬぐいながら、「きょうから選挙です。頑張りますのでよろしく」と握手をして回った。
これまでの選挙戦以上に中小企業や商店街などをこまめに回り、小規模集会で有権者とひざ詰めの意見交換を実施したり、小学校区ごとの夏祭りにも頻繁に顔を出したり「今回はまさにどぶ板」(陣営関係者)。
対する民主党も「特に終盤は手ごわい追い込みをかけてくるだろう」(党府連幹部)と情勢を楽観はしておらず、両候補の攻防は今後も過熱しそうだ。
◇
大阪16区にはこのほか、共産党新人の岸上倭文樹氏(64)、幸福実現党新人の中川義衛氏(49)が立候補している。
4033
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 01:24:30
重点区で検索
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090819/20090819_0002.shtml
福岡県 7区を最重点区と位置付けるなど
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090819ddlk08010123000c.html
茨城県 「従来、連合会長は組織内候補の所へ行く」と1区が重点区であることを強調
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090819/CK2009081902000102.html?ref=rank
埼玉県 最重点区とするのは新人の8区と13区。
4034
:
名無しさん
:2009/08/20(木) 15:51:04
和子夫人の予想 民主 299議席
文春宮川氏の予想 291議席
今日の朝日序盤戦情勢 300議席に迫る勢い(小選挙区200越え比例80議席後半)
全体的には同じだが 文春宮川では 自民派閥領袖クラスはほとんど落選なんだね。
町村 森元 中川酒に中川オンナ 伊吹 福田康夫まで ヌカガまで
山タクに古賀誠 京都5区の谷垣まで 二階堂まで苦戦。
安泰なのは 山口の安倍と高村程度。 公明の太田代表。元と現幹事長は落選と苦戦。
いくらなんでも やりすぎじゃないかな。
岡山と岐阜では逆に 民主はこれだけ勝てるか疑問だね。
4035
:
名無しさん
:2009/08/20(木) 17:12:31
明日の朝日新聞は各選挙区の情勢が載ります
皆さんぜひ購入しましょう
4036
:
とはずがたり
:2009/08/20(木) 17:20:39
【09衆院選】出陣式で「貧血」の与謝野氏が会見 入院疑惑を否定
2009.8.20 14:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090820/elc0908201423008-n1.htm
出陣式の際、体調不十分だった与謝野氏が手元を誤り鼻に墨を塗ってしまったダルマ=東京都新宿区の同氏選挙事務所
18日の公示日に行った出陣式で、有権者の前で立ちくらみを起こした東京1区の自民前職、与謝野馨氏(70)が20日、東京都新宿区四谷の選挙事務所で自身の健康状態について緊急会見。入院したとのうわさを否定し、出陣式の後は病院に駆け込んで点滴を打ち、無事に戦線に復帰したことをアピールした。
会見は「与謝野氏が入院したといううわさが出ている」と事務所に問い合わせが殺到したことから開いた。
紺のスーツにネクタイ姿で現れた与謝野氏は、出陣式について「18日の朝は朝食はとったがあまり水を飲まなかった。これはちょっと自分の不注意だったかな」と振り返った。
与謝野氏は3年前、いん頭がんを患い国立がんセンターで手術をして以降、毎月1回病院で検査を行っている。出陣式で立ちくらみを起こした後は病院に駆け込み、点滴を打ったという。
与謝野氏は「(かかりつけの医師から)何ともない。水分、栄養をちゃんととっていればいい話。これだけはちゃんとやってもらわなければ困る、とこんこんと言われた」と話した。
今後については「健康については確認しながらやってきたつもりだが、今後も有権者のみなさまに迷惑をかけないように立派に戦いたいと思います」と決意を語った。
与謝野氏は財務相として地方から応援に引っ張りだこだったが、今後は20日午後に埼玉5区の牧原秀樹氏の応援に向かう以外はすべて断り、自身の活動に専念するという。
4037
:
とはずがたり
:2009/08/20(木) 17:53:47
中川に「麻生降ろし」の代償=空本、3度目にして手応え−広島4区【09衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081900489
「麻生降ろし」に対する支持者の批判に加え、次男が出馬して敗れた地元市長選の影響。10回目の当選を目指す自民党の中川秀直は「かつてない厳しい選挙」を強いられている。
「新しい日本をつくるために全力で頑張りたい」。13日夜、広島県東広島市の住宅街の一角で開かれた盆踊り大会。黄色のポロシャツ姿で駆け付けた中川は小雨の中、参加者の間を回った。衆院が解散された先月21日以降、同僚からの応援要請を極力断り、地元での活動に精を出す。
しかし、首相・麻生太郎に退陣要求を突き付けたことへの地元支持者の批判は強く、「党の足を引っ張った」と厳しい声が陣営に寄せられる。「自民党再生のため、真剣な議論が必要との思いからだった」。中川は、選挙後に党再生の先頭に立つ決意を示し、支持者に理解を求めている。
中川にとって、2006年の東広島市長選の影響も大きな不安材料だ。中川の選対幹部を務めた県議(当時)の蔵田義雄と、次男・俊直が激突。地元組織を二分する戦いとなり、蔵田が勝利した。中川親子への反発から、民主党の空本誠喜の応援に回った関係者も多い。
8日に同市で開かれた空本の総決起集会。自民系の市議4人と共に、来賓として出席した蔵田は「地域を元気にしてほしい」と激励した。蔵田は中川の事務所開きにも顔を出したが、距離を置いているのは明白だ。
一方、過去2回中川に完敗している空本にとっては、保守層の切り崩しとともに、浮動票をまとめるのが勝利の条件。中川が推し進めた構造改革への批判より、年金改革や税金の無駄排除など党の政策を懸命にアピールし、政権交代を訴える。12日朝の府中町の住宅街。自転車に乗り、自分の名前を連呼する空本の姿があった。「相手の背中が初めて見えてきた」。3回目の挑戦にして初めて手応えを口にするようになった。
▽広島4区
中川 秀直65 元党幹事長自町前 推(公)
空本 誠喜45 党県副代表民 新 推(国)
沖 ゆり54 団体支部長諸 新
(敬称略)
(2009/08/19-14:46)
4038
:
名無しさん
:2009/08/20(木) 18:51:15
重複書き込み恐縮ですが、参考のために全文転載させてもらいます。
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908190451.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200908190453.jpg
民主300議席うかがう勢い 朝日新聞、序盤情勢調査2009年8月20日4時30分
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与野党の勢力は…
都市規模別に見た当選者数
30日投開票の総選挙について、朝日新聞社は18、19の両日、全300小選挙区から統計的に選んだ150小選挙区の有権者を対象に電話調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて選挙戦序盤の情勢を探った。その結果、(1)民主は単独で過半数(241)を大きく超え、300議席台をうかがう勢い(2)自民は選挙前議席(300)の半数に届かず、それよりさらに大きく後退する可能性(3)比例区では、公明、共産はほぼ前回並み、社民はやや苦戦――などの情勢がわかった。
調査時点で投票態度を明らかにしていない人が小選挙区で4割、比例区で3割弱いる。また、「選挙の情勢によっては投票先を変えることがある」という人も25%おり、終盤にかけて情勢が大きく変わる可能性もある。本社は選挙戦中盤に、全300小選挙区の情勢を探る調査を実施する。
今回調査した150選挙区は全国の縮図になるように選んでおり、調査結果を2倍して全国情勢を読み取った。
民主は小選挙区で前職、元職の多くが安定した戦いをしているのに加え、新顔が優位に立ち自民などの候補を引き離すケースが目立つ。小選挙区全体では200議席を超し、さらに大きく積み上げる可能性もある。比例区でも11ブロックのすべてで議席を増やす勢いで、前回05年の61議席を大幅に上回り、80議席台後半に達する勢い。
自民は閣僚経験者でも厳しい戦いを強いられている小選挙区が各地にある。全体では小選挙区で100議席を大きく下回る可能性が高い。比例区も前回の77議席から減らし、60議席に達するか微妙な情勢だ。
今回の150小選挙区を、選挙区内の都市の規模に応じて「都市型選挙区」50、「中間型選挙区」50、「地方型選挙区」50に分類したところ、前回、自民が多くの議席を奪った都市型選挙区で民主はほとんどを奪い返し、躍進した03年を上回る40台半ばに伸ばす勢い。中間型選挙区でも、民主優位の選挙区が目立つ。
また、もともと自民の地盤が多く、前2回の選挙で民主が1ケタの議席しか取れなかった地方型選挙区でも、民主の健闘が著しい。一気に30議席前後まで増やしそうで、逆に自民は大きく減らして10台にとどまる見通しだ。
◇
〈調査方法〉 全国300の小選挙区のうち半分の150を全体の縮図になるよう統計的に選び、18、19の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で調査した。選挙区、比例区それぞれの投票先などを尋ね、選挙戦序盤の全体情勢を探った。有効回答の目標数は選挙区ごとに400人。
作成した番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号にかかったのは全国で計9万1411件で、うち6万277人から有効回答を得た。回答率は66%。
調査対象の150選挙区は、過去の総選挙での各党の獲得議席数や、今回調査前の本社取材網による情勢判断、選挙戦の対決構図や地域的なバランスを考慮して選んだ。予想議席数は、選挙区については調査結果をほぼ2倍し、比例区は各地域の有権者数などを勘案して推計した。
4039
:
名無しさん
:2009/08/20(木) 20:47:44
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009082000790
投票率アップなら民主有利?=与党、浮動票の行方に危機感
30日投開票の衆院選で、各党は投票率の行方に関心を寄せている。政権選択を問う今回、有権者の関心は高く、投票率アップは優位な情勢にある民主党に有利に働きそうだ。組織票のウエートが高いとされる与党は危機感を強めている。
「70%近くになるのではないか」。与党幹部は20日、投票率は前回2005年の67.51%を上回るとの見方を示した。民主党も前回程度に達するとの声が少なくない。
郵政民営化が争点となった05年選挙は、劇場型選挙として注目を集め、投票率は小選挙区比例代表並立制導入以降で最高を記録。高投票率は自民党に不利との見方を覆し、同党が圧勝した。
しかし、自民党は今回、「浮動票は風が吹いている方に行く」(首相周辺)として、投票率上昇に警戒を強める。実際、投票率が約10ポイント上昇した7月の東京都議選では、民主党が躍進した。
与党は組織引き締めに躍起だが、限界もある。「水位が上がると厳しい」。支持母体である創価学会の組織票を「頼みの綱」とする公明党からは悲鳴が上がる。
これに対し、民主党は終盤を迎える来週、前回選挙並みの投票率を目標に、全国各地で「投票に行こう」キャンペーンを繰り広げる方針だ。また、当初用意したマニフェスト(政権公約)が底を突き、急きょ100万部を増刷。同党は「有権者の期待の表れ。投票率が上がれば無党派層の大半は民主党に入れる」(幹部)と手応えを感じている。
一方、共産、社民、国民新の各党は投票率アップを歓迎しつつも、「民主党に雪崩を打つ可能性もある」(共産党)と、民主党の「独り勝ち」につながりかねないことに神経をとがらせている。(2009/08/20-19:21)
4040
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:31:39
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082006.html
民主・国民新、連携強める 6・7区、対自民の構図鮮明 '09/8/20
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衆院選で広島6区の国民新党前職の亀井静香氏(72)が、7区の民主党比例前職の和田隆志氏(46)への支援を強めている。民主党と国民新党が選挙協力した2007年の参院選以降も亀井、和田両氏の連携は表面化していなかったが、政権を懸けた決戦が「与野党対決」の構図を浮き彫りにした。
「民主党と政策は大方合っている。協力して新風を起こそう」。18日夜、福山市新市町の公会堂であった国民新党新市支部の出陣式。亀井氏はそう和田氏に語りかけ、出席した約100人の前でがっちりと握手を交わした。
国民新党の推薦を受ける和田氏が戦うのは、故宮沢喜一元首相のおいで、4選を目指す自民党前職の宮沢洋一氏(59)だ。与党の枠組みで公明党の推薦を受ける。
亀井氏にとって福山市は今は隣の7区。だが、自民党の衆院議員だった中選挙区時代の名残で市北部を中心に支援者は多い。出陣式は比例代表中国ブロックで党の票を獲得するためだが、和田氏にとっても民主、国民新の両党の協力関係をテコに、7区に「1万以上」との見方がある亀井氏の支持票を取り込む狙いがにじむ。「私は亀井党」。和田氏はそうアピールもする。
一方、7区の議席維持をかける宮沢氏。「こちらは、こちらの選挙をやるだけ」。19日に市内のスーパー前で街頭演説を終えた後、亀井、和田両氏の連携について淡々と話した。陣営は「かつて自民党に所属していた亀井、宮沢両氏の支持層は重なる部分も多い。いかにつなぎ留めるかがが鍵になる」と警戒する。
亀井氏と、宮沢氏のおじの故喜一元首相は小選挙区へ移行時に6、7区でのすみ分けを約束した。以降、元首相の地盤を引き継いだ宮沢氏の時代になっても宮沢、亀井両後援会はそれぞれの区で一部融合している。こうした事情もあり、亀井、和田両氏の連携は進んでこなかった。
事態が変わったのは4月。かつて喜一元首相の秘書を務めた自民党新人の小島敏文氏(58)が6区からの立候補を表明。同時期に民主党も亀井氏推薦を決めた。「小島氏と戦う6区の構図が固まったことで和田氏を応援する口実が整った」と亀井陣営の幹部は明かす。
宮沢氏と和田氏の事実上の一騎打ちとなっている選挙戦。7区に今も少なくない「亀井党」の支持者をどうたぐり寄せるか、両陣営の綱引きは激しさを増している。(与倉康広)
4041
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:32:10
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082007.html
焦点区を歩く<広島2区> 朝立ち場所取りも激戦 '09/8/20
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▽1勝1敗 前職が対決
激戦は「朝立ち」の場所取りから始まる。
公示から一夜明けた19日午前6時半。広島2区の自民党前職平口洋(61)は、広島市西区の国道2号交差点に立った。車で通勤する会社員たちに約2時間手を振った後、選挙カーに乗り込んだ。
民主党比例前職の松本大輔(38)も平口と同じ場所に立つはずだった。だが、平口が先に陣取る。別の場所に移らざるを得なかった。「お互い必死。週末以外は毎朝6時半から街頭に出る。バッティングも起こる」と松本は言う。
6年前から続く
2人の「朝立ち」は2003年の衆院選前から続く。この時は無所属の会だった平口を含む自民党系の3人が立候補する中、民主党の松本が初当選。「小泉旋風」が吹き荒れた05年の前回は、平口が約1万7千票差をつけて雪辱し、初の議席を獲得した。松本は比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選した。
この4年間、2人とも「常在戦場」と国会会期中もほぼ毎週末選挙区に戻った。上京する月曜の朝は国道沿いや駅前に立ち続けた。1勝1敗。前職同士で迎える今回の勝敗は政権の行方も左右する。
18日、西区の事務所前であった平口の出陣式。自民党県議や市議約20人が並び、大竹、廿日市、江田島市の市長、推薦する公明党県議も駆け付けた。03年に対決し、今回は票の上積みのため比例中国に立った自民党元職の姿もあった。万全の支援態勢だが、平口は「大変厳しい。暴風雨の中での船出」と危機感を隠さない。
7月21日の衆院解散以降、ミニ集会は約30回を数えた。支援者からは麻生太郎首相の失言や「麻生降ろし」と呼ばれた党内の対立への批判が噴き出した。そのたびに「反省すべきは反省する」と理解を求めた。党への逆風をかわそうと、自転車での遊説を始めた。「やれることは何でもやる」と言い切る。
相手の「牙城」へ
平口と松本は期せずして19日、海を渡り江田島市に入った。父の出身地で親類も多い平口の「牙城」だ。
前回は投票総数約1万1千票の同市で、松本は約5千票差をつけられた。以来、島内をこまめに歩き「ポスターもだいぶ張れるようになった」と手応えを感じ取る。有権者が多い西区や佐伯区を「主戦場」としながら、国民新党の推薦で郵便局長たちの政治団体の支援を得て、山間部や島しょ部にも食い込む。
公示日の18日、西区のJR西広島駅前で行った松本の第一声。「この4年間、待ちに待った。歴史をつくる夏。語り継がれる選挙にしよう」。戦後初の8月投開票の衆院選に、自分の勝ち越しを重ね合わせた。
前回新人が約1万3千票を得た共産党は候補者擁立を見送った。「共産票」の多くは、民主党に流れる公算が大きい。幸福実現党新人の宮内香織(45)は教育改革などを訴える。=敬称略(永山啓一)
4042
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:33:01
>>3710
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09082002.html
「たか村」「高むら」「こう邑」 疑問票、1区で警戒 '09/8/20
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各市選管「混乱回避へ事前に協議」
各陣営 「平仮名で名前浸透狙う」
山口1区で開票時に疑問票が続出する懸念が浮上している。立候補した自民党前職の高村(こうむら)正彦氏(67)と民主党新人の高邑(たかむら)勉氏(35)の名前が似ているからだ。「高むら」「たか村」「こう邑」…。投票用紙に書かれた名前をどう取り扱うか。選挙区内の各市選管は事前の意識統一で混乱回避を図る。
「『高むら』票は案分する方針」。周南市選管の義永勝事務局長が言い切る。「『こうむら』とも『たかむら』とも無理なく読める」のが理由。投票先が一読して分からない疑問票は開票所に各陣営が出す立会人の意見を聞くが、市選管は案分を主張する構えだ。
1区内の周南、山口、防府の3市選管は1月、「異例の事前協議」(周南市選管)を持った。類似名候補者への対応を統一するためのすり合わせ会議だ。
その結果、「たか村」票は案分はせず、高邑氏の得票とする方針を固めた。「たかむら」としか読めない上、日ごろ目にする機会の少ない「邑」の字をよく使う「村」と書き間違えたとの解釈を示す。
一方で「こう邑」は無効と決めた。「こうむら」と読めなくはないが、周南市選管は「『村』を『邑』と誤記するのはあり得ない。有効とは認められない」と説明する。
名前の似た候補との争いによる書き間違いの防止を両陣営はどう考えるのか―。
当選9回で知名度が抜群の高村陣営。「高村を『たかむら』と読み間違う人は今でもいる」と打ち明け、「すぐに『こうむら』ですと伝えている」とする。選挙ポスターでも漢字の名前に読み方を平仮名で添えてアピールしている。
自転車遊説などでの知名度向上に尽くす高邑陣営は、徹底した平仮名作戦。選挙ポスターでも名字の漢字表記はない。18日の出陣式では県連幹部が「投票用紙には平仮名で書いて」と呼び掛けるなど書き間違いの排除に努める。
幸福実現党新人の村田純一氏(45)と共産党新人の吉田貞好氏(56)も立候補した山口1区。投票所の記載台には候補者名を書いた張り紙がある。周南市選管は「投票用紙にはゆっくりと丁寧に、落ち着いて書いてほしい」と呼び掛ける。(山瀬隆弘、石井雄一)
<案分票> 2人以上の候補者に共通する名前を書いた有効票。開票時には、そのほかの得票数に応じて比例配分する。例えばA候補が60票、B候補が40票を獲得した場合、AB共通の案分票1票につきAへ0・6票、Bへ0・4票を加える。
4043
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:34:06
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/chugoku/Sc09081904.html
揺らぐ元首相ブランド 中国地方、「王国」に吹く選択の風 '09/8/19
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▽野党、根ざす威光に挑む
18日公示された衆院選。「政権選択」が巻き起こす風は、3人の元首相が中国地方に築いた「王国」にも吹きつける。故宮沢喜一元首相の広島7区、故橋本龍太郎元首相の岡山4区、故竹下登元首相の島根2区。自民党の後継者が踏みとどまるか、民主党や国民新党が突き崩すのか。王国での激突が始まった。
「まだまだ福山のために働きたい。何とか助けてください」。広島7区の自民党前職の宮沢洋一氏(59)は、出陣式で何度も深々と頭を下げた。
おじで一昨年に死去した喜一元首相から地盤を継いだ宮沢氏。対するのは過去2度戦った民主党比例前職の和田隆志氏(46)だ。2003年の前々回と05年の前回は接戦だった上、自民党への逆風はやまない。
陣営からは「宮沢」の名が次々と飛び出す。「福山の地から宮沢の灯を消すことはできない」「喜一先生の恩を思い出して」…。支持者に浸透する「宮沢ブランド」に期待をつなぐ。
和田氏もまた、第一声で「最後のチャレンジ」と危機感をあらわにした。小選挙区で2連敗。今回負ければ、党のルールで次回は公認を得られない可能性がある。「党に風が吹いているというが、7区ではそう思わない」と陣営幹部。王国に挑む困難さを知るからこそ、緩みはない。
世襲批判動じず
世襲制限がクローズアップされた今回の選挙。岡山4区の自民党比例前職の橋本岳氏(35)は、世襲批判に立ち向かうかのように、同じく元首相を父に持つ小渕優子少子化担当相(35)を、倉敷市での出陣式の応援に招いた。
厚相を務めた祖父故龍伍氏、父龍太郎氏と固めてきた地盤。前回は民主党前職の柚木道義氏(37)に敗れ、選挙区を明け渡した。「民主党にはこの地域、この国を任せられない」と橋本氏。父と地盤を守ってきた母久美子さん(67)も駆け付けた。
「今度は圧倒的勝利を収めよう」。柚木氏の出陣式で陣営幹部はげきを飛ばした。橋本氏と対照的に、サラリーマンから民主党の公募で合格した。「雑草」と陣営幹部は評する。「橋本家が3代60年で築いた壁は大きい」と柚木氏。地域に根ざす「威光」に挑む。
小泉改革が転機
龍太郎氏が「七奉行」として支えたのが竹下元首相。実弟で島根2区自民党前職の竹下亘氏(62)は、第一声で「兄の時代から根付いた流れを守り抜く」と声を張り上げた。
小泉構造改革以降、弱体化が加速した自民党の集票構造。強固だった「竹下王国」も無縁ではなかった。「地方の反乱」と呼ばれた07年参院選の島根選挙区で、自民党の当時の前職が敗れ、王国の一角は崩れ去った。
自らの選挙でもほとんど地元に戻らなかった自民党の青木幹雄前参院議員会長(75)が張り付く。「政権交代という甘い言葉に迷わされてはいけない」
挑むのは、国民新党比例前職の亀井久興氏(69)。「自民王国の本丸は島根2区。これをひっくり返さない限り、小泉改革で痛めつけられた島根の怒りは中央に届かない」。郵政民営化をめぐり決別した自民党への批判のボルテージを上げた。
07年の参院選島根選挙区で長女亜紀子氏(44)は民主、社民、国民新の3党の「野党共闘」で3万票余りの差をつけて勝利した。その再現を狙い、亜紀子氏もフル回転する。
自民党政権の中心にいた元首相たちの「王国」の存亡は、そのまま政権選択の行方をも映し出す。(衆院選取材班)
4044
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:35:10
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/all/CK2009082002000145.html
演説の力点違い鮮明に <自民>保守固めに主眼 <民主>無党派狙い継続
2009年8月20日
衆院選公示から2日目の19日、政権の座を争う自民、民主両党の遊説戦術の違いが鮮明になってきた。自民党は、麻生太郎首相(総裁)が民主党の政策を「社会主義的」と非難するなど、保守回帰の主張を強めた。対する民主党は、鳩山由紀夫代表ら幹部が無党派層の支持拡大を狙い、家計支援策を訴えて回った。
首相は、雨中の北海道帯広市の街頭演説で「自民党は真の保守政党だ。守るべきものは家族であり、郷土であり、日本という国だ。経済を成長させ、きちんとそのパイを大きくした上で配分する」と力を込めた。
民主党のマニフェストに関しては、国民に直接給付する子ども手当などを念頭に「たらたらばらまくような社会主義的な政策」と決めつけた。
首相は公示後、これまで以上に「自民党=保守」を強調するようになった。政権交代ムードが高まる中、無党派層に加え、従来の支持層さえも取りこぼしていることへの危機感があるからだ。
公示直前の本紙世論調査では、自民党支持層で比例代表の投票先に自民を挙げた人は45%にとどまった。そこで、同党を一貫して支えてきた保守層へのてこ入れに乗り出した。
民主党が鹿児島県内の集会で、日の丸を切り張りした党旗を掲げた問題は、格好の攻撃材料になった。
細田博之幹事長は、神奈川県内の街頭演説で「日の丸を切り刻むような政党だ」と繰り返した。町村信孝前官房長官も札幌市の街頭演説で「民主党大会では日の丸を掲げたことも、君が代を歌ったことも一度もない」と批判に加わった。
ただ、こうした保守回帰は、支持層を無党派に広げた前回2005年の郵政選挙から状況が一変し、守勢を強いられている苦しさを物語ってもいる。
対する民主党の鳩山代表は青森県八戸市から、この日の遊説をスタート。宮城、福島、栃木、埼玉へ南下しながら、7カ所で街頭演説した。首相の「社会主義」批判は気に留めず、家計を直接支援する政策を訴えた。
仙台市では「少子化問題が一番深刻な国益を損なうテーマだ。だから子ども手当を『ばらまき』とは言わせない」と語気を強めた。遊説した5県は農業の盛んな地域だけに「一次産業を絶対に守る」と、農家の戸別所得補償制度も力説した。
同様に、菅直人代表代行は広島、愛媛の5カ所で、岡田克也幹事長は熊本、神奈川の5カ所で演説。同党の「三枚看板」が無党派層の支持拡大にフル稼働した。
表看板の役目は3人に任せ、小沢一郎代表代行は相変わらず「どぶ板選挙」の指南に専念。同党が推薦する福岡11区の社民党候補の事務所を訪れ「麻生さんの地元、福岡の小選挙区で勝つことが政権交代の流れをつくる」と激励した。
だが、幹部が各地を飛び回っている分、重要政策の擦り合わせが不十分な面も出てきた。消費税率引き上げ議論の先送りに慎重な岡田氏は、鳩山氏が議論は10年後がめどだとの見通しを示したことについて「正確に計算までして言った言葉ではないと思う」と記者団に述べ、微妙な違いを見せた。
(与野党取材班)
4045
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:37:31
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090820_02.htm
心つかむ味付け苦心 各陣営、イメージ戦略あの手この手
衆院選(30日投票)で、各陣営が有権者に好印象を残そうと、イメージ戦略に苦心している。運動員に熱のこもった手の振り方を徹底させ、記憶に残るTシャツをそろえるなど工夫を凝らす。政権攻防の熱気も加わり、陣営は都市部に多い無党派層のハートをつかもうと躍起になっている。
「手の振り方は一生懸命さが伝わることが重要」「手を振ってくれる有権者を探す『見張り役』を配置すること」
A4判の「虎の巻」には、運動員が守る7項目の注意点が書かれている。宮城県内のある陣営の選対幹部が作製した「選挙カー運営マニュアル」だ。
幹部の仕事は候補者のイメージ戦略。候補者の口癖が「させていただく」の場合、「する」に言い換えさせる。丁寧過ぎる言葉遣いは有権者に「力強さに欠ける」と映るためだという。
「有権者は心情的な部分で1票を投じる傾向がある。いかに心を動かすイメージ戦略を打ち出せるかが、短期決戦では重要だ」と言い切る。
別の陣営は、所属政党とは別に独自のカラーを創出しようと、カラフルな色を基調にしたオリジナルのロゴマークやバッジを作製した。手掛けたのは仙台市内のデザイン会社で、プロの仕事だ。
デザイン担当者は「候補者のイメージが重なるよう目を引くデザインにした。有権者に視覚で訴えて興味を持ってもらい、候補者の政策を吟味する入り口にしたい」と語る。
ほかの陣営もスタッフのポロシャツの色を統一したり、練りに練ったキャッチフレーズをチラシやのぼりに記したりして支持拡大を図る。
東京で選挙戦略コンサルタントを営む渡辺強さん(48)は「無党派層を意識した戦術が必要。選挙区を綿密にマーケティングし、候補者を魅力的な商品としてPRする発想が重要になっている」と話している。
2009年08月20日木曜日
4046
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:45:38
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090820mog00m100022000c.html
ヤフー:支持する政策選ぶ「マニフェストマッチ」 2日で10万回超の利用
ヤフーは20日、「Yahoo! JAPAN」の政治情報サイトに開設している「マニフェストマッチ」の利用回数が17日夕方〜19日の夕方までの2日間で10万回を超え、20日午前11時時点で約14万回になったと発表した。
「マニフェストマッチ」は、「子育て・教育」「政治・行政改革」など七つのテーマについて、政党名を出さずに各政党のマニフェストの内容を表示し、自分の考えに近いものを選ぶ。七つすべてを選ぶと、項目ごとに自分の考えに近い政党が分かる仕組み。若者の政治への理解を深めたいと17日から設置。同社は「予想以上に急激に利用が伸びた」と話した。【岡礼子】
4047
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:47:43
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090818ddm005010012000c.html
’09衆院選:政権攻防の前線/1 東京12区/兵庫8区 自公牙城に挑む民主
◆東京12区
◇青木氏「下町」支持じわり
自民党が候補を立てず、公明党を支援する自公協力の象徴区だ。民主党は公明党の太田昭宏代表に対し、小沢一郎代表代行の「秘蔵っ子」青木愛参院議員をぶつけた。国替えを取りざたされた小沢氏の出馬見送りで「将来の連携をにらんだ公明への配慮」とも見られたが、元タレントの青木氏はじわじわと支持を広げている。
北区と足立区西部にまたがる東京12区は、下町情緒の漂う選挙区だ。前回は太田氏約11万票に対し、民主の藤田幸久氏は約7万4000票、郵政民営化に反対し、自民を離れ無所属で戦った八代英太氏は約4万4000票を得た。今回、八代氏は青木氏支持に回る。4年前の都議選で北区の自公票は民主を約2万票上回ったが、今年はひっくり返った。
太田氏は代表として臨む初の選挙。17日発表の比例名簿には名を連ねず、小選挙区一本で背水の陣を敷いた。07年の参院選で新人の姫井由美子氏が片山虎之助元総務相を破った「姫の虎退治」の再来を警戒し、陣営幹部は「いじめのように見え、相手批判はできない」とこぼす。
一方の青木氏は、毎朝7時半から駅頭に立ち、夕方まで50カ所近く、小さな路地などを回って顔を売る。小沢氏仕込みの選挙術だ。
自民党は太田氏支援のため、初めて選対本部を設置した。が、民主が圧勝した都議選では「残り議席」を自公で争った。自民党の区議は「敵だった公明党をお願いとは言いづらい。小沢氏なら反小沢で一致できたのに」。【合田月美】
◆兵庫8区
◇田中氏、東京と尼崎を往復
やはり自公協力の象徴区で、公明党幹事長を8年務めた冬柴鉄三元国土交通相の地盤。そこに民主党は、新党日本代表の田中康夫氏を推薦候補として送り込んだ。前回、民主党候補を2万票以上離した冬柴氏も、危機感を募らせている。
今月3日、尼崎市のJR立花駅前で演説した冬柴氏は「尼崎に帰属意識のない人が代表者になることを許すわけにはいかない」と拳を握りしめ、「落下傘候補」の田中氏をけん制した。
冬柴氏は与党への逆風に、昨秋から頻繁に地元入り。自転車で地道に支援者を回る。演説では経済対策などの実績を強調し、田中氏が尼崎に住民票を置かないことなどを取り上げて批判を強める。
自民党からは小池百合子元環境相や伊吹文明元幹事長らが相次いで応援に訪れるなど、表向き自公の協調は緊密だ。
しかし、政権志向を強める公明党内では、自民党の下野に備え、同党との距離を計る動きも出ている。自民党内には不信感も芽生えつつある。
一方の田中氏。1日の夏祭りでは、露店の店主や家族連れに積極的に声を掛けてビラを配り、かき氷を三つも食べた。有名人とあって、行く先々でテレビカメラに追われる。
だが、新党日本からの出馬だけに、本来民主の支持母体である連合兵庫は、社民党新人の市来伴子氏を支持する。田中氏は「尼崎にしがらみがないからこそ、できることがある」と反論し、日々東京と尼崎を往復する。【大沢瑞季】
◇
衆院選(18日公示)は、30日の投開票まであと12日に迫った。全国14焦点区の構図を現場から報告する。
4048
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:48:16
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090820ddm005010118000c.html
’09衆院選:政権攻防の前線/2 茨城6区/青森1区 医師の反乱/世襲の是非
◆茨城6区
◇医師の反乱
自民党前職の丹羽雄哉元厚相は今月初め、つくば市内で開いた後援会幹部の会合で、約500人を前に危機感をあらわにした。
「風向きが変わり、『やっぱり丹羽だ』と言われるよう、死力を尽くす」
連続10回当選で自民党厚生族の筆頭格。前回は民主候補の2倍近い票を得た。それが今回は「地元にはり付く」と公言し、人がまばらなスーパー前で街頭演説を繰り返すなど、初当選以来の「ドブ板選挙」を展開する。
蜜月関係にあった県医師会の政治団体、県医師連盟(原中勝征委員長)は、後期高齢者医療制度への反発から県内全7小選挙区で民主支持に転換した。「丹羽氏との対決構造を強固にするためだ」(連盟幹部)と、「医師の乱」の前面に立つ。
背景には同医療制度を主導した丹羽氏への強い不信感がある。自民党県連幹部は、連盟の動きを上部団体の日本医師連盟との確執と見て、「患者を人質にした『政治ごっこ』だ」と吐き捨てる。しかし、連盟の会員と家族でつくる3000人規模の党県連支部解体に発展し、身内からも「丹羽氏は厚生行政一本で、地元に何もしてこなかった」(自民ベテラン県議)との恨み節が漏れる。
連盟は民主党新人の元厚生省課長、大泉博子氏の全面支援に回る。シンクタンクも組織し、医療政策面でも支える。「新旧社会保障制度の対決」と位置付ける陣営は、「丹羽氏の背中が見えてきた」と手応えを隠さない。【八田浩輔、橋口正】
◆青森1区
◇世襲の是非
民主党は「医療」同様、「世襲」の是非を問うことも狙う。だが、自民党の争点隠しにあい、この地では必ずしも奏功していない。
解散目前の7月19日、自民党前職、津島雄二氏(79)が引退を表明。党県連は公募での候補者選びを決め、20人が応募した。結局、津島氏の長男淳氏を後継としたが、党本部は「世襲は認めない」として公認しなかった。
地元では「淳氏ありきの出来レース」とやゆする声も上がる。それでも「公募」の建前の前に、世襲批判の盛り上がりは今一つ。公明党本部は12日、「地元事情に配慮した」と、自民党本部の意向に反し、淳氏の推薦を決めた。淳氏も世襲の是非を「有権者が判断すること」と受け流す。淳氏は作家・太宰治の孫でもある。今年生誕100年を迎えた太宰を前面に出し、「走れメロス」にかけて「走れJUN!」と染めたのぼりを手に街頭に立つ。
民主党の横山北斗氏は過去2回、雄二氏に敗北。前回比例復活を果たし、今回は小選挙区初勝利を狙う。「小沢流」を取り入れ、票を固められる郡部から回る。「うわべごとは嫌い」と言い切り、追い風に頼らない意志を示すため、名刺からは「民主党」の名を外している。
「無所属では政策を実現できない」。横山氏は、世襲批判をかわす津島氏をそうけん制する。これに対し津島氏は、「横山氏も初挑戦時は無所属。立場が変われば人も変わるんですかね」と切り返している。【後藤豪】=つづく
4049
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:49:34
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090820-OYT1T00907.htm
マニフェストに高い関心、各党冊子増刷へ
与野党は今回の衆院選で政権公約(マニフェスト)への関心が高いため、マニフェストを記した冊子の配布に力を入れている。
民主党は、22、23日の週末にマニフェストを配るキャンペーンを行う方針を決めた。岡田幹事長が全候補者に、〈1〉期間中の街頭演説の際には、「マニフェストあります」というのぼりを掲げる〈2〉個人演説会などの掲示に「マニフェスト説明会」と記す――などを指示する通達を出した。
同党では、7月に用意した100万部と8月に入って増刷した200万部のマニフェストはすべてなくなりそうで、さらに増刷することを決めている。「政権交代が現実味を帯び、党の政策を知りたい人が増えている」と見ており、岡田氏ら幹部も街頭などで直接、配布する予定だ。
共産党も当初作成した210万部では足りず、増刷を決めた。社民党も100万部を準備したが、不足気味で増刷を検討している。国民新党も、用意した150万部がなくなりつつあるといい、「『郵送で送ってほしい』という要望が多いが、現行法ではできないのが残念だ」としている。
自民党でも、マニフェストを街頭で受け取る人や各陣営に直接冊子を求める人が多いという。ただ、印刷部数や追加印刷したかどうかは公表していない。選挙情勢が厳しい中、「民主党と比較されるのは得策ではない」という判断があるとみられる。公明党は「詳細版」と「簡易版」の2種類を作成し、詳細版は10万部、簡易版は250万部をそれぞれ印刷した。
(2009年8月20日21時09分 読売新聞)
4050
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:51:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090820-OYT8T00056.htm
「民主推薦」前面に
対立候補「公認強調が筋」
都内の社民党や新党日本の候補者が、「民主党推薦」を前面に押し出す選挙戦術を展開している。チラシには所属政党より民主の党名やロゴが目立つよう印刷し、候補者や陣営も「民主に吹く追い風に乗りたい」と話す。他陣営からは「その方が票が取れるのかもしれないが、もっと公認を強調して戦うべきでは」とぼやく声が聞こえてくる。
19日夕、JR高円寺駅南口。8区(杉並区)で立候補した社民公認の保坂展人候補の周囲に民主の参院議員や都議、区議らがずらりと並んだ。のぼりは民主ばかりで社民はなし。この日は選挙期間中、3回設ける「民主党デー」の初回で、一日中、民主の都議らが一緒だった。
候補者ビラには本人の顔写真の上に「民主党推薦」と書かれ、「社民党公認」の文字は「国民新党推薦」などと一緒に隅の方に並んでいる。保坂候補は「民主推薦と言うと、有権者の反応がいい」と意気込む。昨年9月、民主との選挙協力で6区(世田谷区北西部)から8区に移った頃は、ここまで「民主」を強調することは考えていなかったという。
保坂候補は比例選東京ブロックに重複立候補し、「民主」を強調するのはもろ刃の剣にもなるが、「比例選は都連が動いている。私は8区に全力投球する」と言う。
これに対し、自民の石原伸晃候補の陣営幹部は、「民主推薦ばかり強調しないで、社民公認をアピールするのが筋ではないか。釈然としない」と首をかしげる。共産の沢田俊史候補の選対幹部も「民主の推薦を打ち出した方が票が伸びるのだろうが、堂々と公認を掲げて戦うのが本来じゃないか」とぼやいた。
一方、11区(板橋区)で新党日本から立候補した有田芳生候補は19日、区内での街頭演説で「民主党推薦、新党日本の有田です」と名乗った。高齢化問題への対策などを話した後、最後に再び民主推薦を強調。乗り込んだ選挙カーの車体には、「新党日本公認」より一回り大きく「民主党推薦」の文字が書かれている。
有田候補が民主の推薦を得て11区での立候補を決めたのは、昨年9月。地元の民主区議によると、最初は民主側と積極的な選挙協力は進めなかった。
しかし、春頃から、有田候補は区議らと「追い風に乗らないといけない」と相談し、演説でも「民主推薦の有田」と話すようになったという。事務所には「民主のマニフェストがほしい」と訪れる有権者もいるといい、有田候補も「自民の議席を奪うには、民主の力を借りなければ」と説明する。
11区に立候補している自民公認の下村博文候補の陣営では「いくら民主を前面に出しても、公認候補ほどの風は起きていない」としつつも、「いつ突風に変わるか分からない。気を引き締めている」と警戒している。
(2009年8月20日 読売新聞)
4051
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:54:39
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908200214.html
《地殻変動:21》しがらみに決別を 宮崎の風
2009年8月20日
19日、宮崎県議会。松田勝則さん(43)ら第3勢力の会派「愛みやざき」のメンバーが控室に顔をそろえ、衆院選の話題はそこそこに9月県議会への取り組みを話し合った。
東国原英夫知事(51)が誕生して間もない07年4月の県議選で、無所属で初当選した4人で会派を組んだ。最年長の松田さんはリクルート社員で神奈川県に住んでいたが、地元の地域代表になるよう請われ、その半年前に延岡市に里帰りした。
05年総選挙は、人づてに頼まれた候補者に投票したという記憶しかない。それより、投票5日前に襲った台風で、ふるさとの高千穂鉄道の橋が流失したことに心を痛めた。鉄道の存続運動に携わった縁で、地元とも結びつきができた。
勝算があったわけではない。自民党系が派閥争いを繰り返す土地柄にあって、勧められるまま党員にもなった。知事選では東国原氏が圧勝し、「じっとしちょれん」を合言葉にした松田さんも当選した。「政治を権威者に任せ、誰についたかで優遇、冷遇される時代ではない。『思いがどれだけ伝わるか』で有権者は判断している」
自民会派が過半数を占める県議会で、「愛みやざき」は若さ、しがらみのなさを強みに定数削減など議会改革に力を注ぐ。はじめは「東国原チルドレン」とも呼ばれたが、いまでは「知事に最も厳しい会派」だと松田さんらは自任する。
8日、延岡市での県政報告会。支持者40人に、松田さんが「東国原知事で生活が良くなったと実感する方」と問いかけたら、誰も手を挙げなかった。ところが、「自民党総裁」を条件に国政転身を図った直後にもかかわらず、3分の2は「知事続投」を支持し、「辞任」は10人だった。
そこには旧来の政治に後戻りすることは避けたい、との意識がかいま見える。松田さんの支持者で、衆院選では「今のままでは良くならない」と民主候補を応援する福祉機器販売業、岩田数馬さん(55)は東国原知事を生んだ民意をこう解説する。「当選したのは彼が自民党ではなく、しがらみがなかったからだったはずだ」
政党に寄り添うのではなく、地域に根ざした松田さんのような政治家を支持する有権者は、この衆院選でどこを向くのか。
東国原氏は18日の会見で、民主党優位とされる情勢を「一党長期政権が続いた手詰まり感が国民意識にある。風は2年前の参院選、地方選くらいから動いているんじゃないか」と分析し、自らになぞらえるように語った。「希望だけをふくらませると、期待はずれの時の揺り戻しは強い」
4052
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/20(木) 22:57:31
>>4044
> 自民党は、麻生太郎首相(総裁)が民主党の政策を「社会主義的」と非難するなど
オバマを「Socialist!」と叫んだマケインを思い出した・・・
日本の場合、国家の志向する政策への減税や、関連団体への補助金を主体とする自民党の方が
社会主義的だと思うのだけれど。
ただ、それこそ高度成長時代の通産省主導の経済発展の姿であって、その意味で保守主義で
あることは間違いない。
低成長時代に国家社会主義が成立するかは、別の問題としても。
4053
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:58:11
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000908200001
南伊勢の風〜自民半減 民主倍増
2009年08月20日
◇◆比例区 どの党に投票する?◆◇
東海3県でも有数の保守地盤を持つ南伊勢町の町民は、どんな政権選択を考えているのか。有権者100人に05年衆院選の比例区の投票先を聞いたところ、7割の人が「自民党」と回答したが、今回はそのうち半数強が「民主党」「投票先は決めていない」と回答するなど、自民党支持層の自民離れの傾向もみられた。
「05年衆院選でどの候補に投票しましたか」と聞いたところ、5区では、自民党候補と回答した人が74人、民主党候補が15人、共産党候補が2人、「投票していない、覚えていない」が9人だった。
比例区についても同様の質問をしたが、自民党が71人、民主党14人、公明党1人、共産党2人、社民党2人、「投票していない、覚えていない」が10人で、いずれも自民党が7割以上の支持を集めていた。
だが「今回の衆院選でどの政党に投票しますか」と聞いたところ、自民党は35人に減り、民主党は28人に増えた。「投票先を決めていない」という人も32人いた。このほか公明党2人、共産党2人、社民党1人だった。5区の投票先でも同様の傾向がみられた。
05年衆院選の比例区の投票先を自民党と回答した71人は、今回、どういう投票行動をとろうとしているのだろうか。自民党と答えた人は33人で、民主党と答えた人が17人いた。このほか「投票先を決めていない」が20人、公明党が1人だった。
今回も自民党に投票すると答えた人に理由を聞くと、半数以上の17人が「昔から自民党を支持してきた」ことを挙げた。主婦(80)は「夫が漁師で漁友会にも入っている。投票権を得てからずっと自民党に投票してきたので、安心感がある」と話した。
また、無職の男性(78)は「国を守る政党として民主党の防衛政策に不安がある」と答えるなど、民主党への不信を理由に挙げた人が8人いた。「人に頼まれた」という人も7人いた。
今回は自民党ではなく、民主党に投票すると答えた人では、「政権交代のために入れる」というミカン農家の女性(70)のように、政権交代への期待を理由に挙げる人が10人いた。「自民党がだめだから」とした人が4人、「政策への期待」が2人、「人間関係から」が1人だった。
一方、今回は投票先を決めていないという会社員の男性(54)は「自民には不満、民主には不安があって迷っています」と理由を挙げた。
同じような理由を口にする人は多く、ガソリンスタンド店員の女性(58)は「自民党のベテランの人の発言に傲慢(ごうまん)さを感じる」。地方公務員の男性(49)は「民主党の政策は財源が問題」と民主党の公約への不安を隠さなかった。
4054
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 22:58:45
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000908190006
影ひそめた「小さな政府」
2009年08月20日
世界同時不況の中で実施される今回の総選挙では、県内の候補者にも「積極的な財政出動を」といった声が目立つ。「民間にできることは民間に」と構造改革や財政再建を訴えた小泉・自民党が大勝した前回選挙から4年。当時、自民や民主の候補者の多くが競って口にした「小さな政府を」という訴えは、すっかり影をひそめた。(柳川迅、西村宏治)
「当面は財政再建のために歳出を抑えるのでなく、景気対策のために財政出動をすべきだ」――。朝日新聞と東大が今回の総選挙の公示前に実施した共同調査で、県内の自民の候補者は全員がこの意見に賛成する立場を取った。
過去最大規模となる15兆円を投じた経済対策を打った自民は、「お陰で景気が上向いてきた」と訴えるのに必死だ。選挙運動初日の18日、各候補者は「景気対策が着実に効いてきた」「芽が出てきた」などと強調した。
民主も、羽田孜氏(3区)が「どちらとも言えない」、矢崎公二氏(4区)が「反対」と答えたほかは、3人が賛成の立場だった。前回は、2人が反対側の立場で、下条みつ氏(2区)が「どちらかと言えば賛成」、羽田氏は同じく中立の立場、1人が未回答だった。
政府がより多くのカネを使うべきだという考えは、世界同時不況に対する緊急措置の意味合いを超えて広まっている。「社会福祉など政府のサービスが悪くなっても、お金のかからない小さな政府の方が良い」という質問の賛否について、主要政党の候補者では、自民の小坂憲次氏(1区)と、下条氏が「どちらとも言えない」としたほかは、全員が反対側に立った。
もともと手厚い政府サービスをめざす「大きな政府」寄りの考えを持つ共産、社民の候補者は前回選挙時も全員が反対の立場だった。
だが前回、小泉元首相のもとで選挙戦に臨んだ自民の候補者のうち2人が、民主も1人が、小さな政府路線に賛成の立場だった。自民で反対側に立つ候補者はおらず、民主では1人だけが「どちらかと言えば反対」だった。この4年で、両党の候補者の態度は様変わりした。
理由として、自民、民主の候補者とも昨秋以降の経済状況の悪化を挙げている。
1区では、小坂氏が05年に「財政出動」は「反対」としていたが、今回は賛成側に回った。理由について「景気の回復を本物にし、さらに発展させるため」と答えた。民主の篠原孝氏も「反対」から賛成側に転換。「経済状況、雇用環境が急速に悪化した中では、意図的に仕事を作り出す必要がある」と話した。
幸福実現党は、全員が小さな政府に賛成の立場だ。
小さな政府への反対意見が増えたことについて、自民党県連の石田治一郎幹事長は「小さな政府の方がよいが、限度がある。サービスが低下するのは駄目だ。中負担、中福祉でないといけないという姿勢の表れだろう」とする。
民主党県連の倉田竜彦幹事長は「行政改革、無駄を省くことは必要だが、小泉内閣の改革は地方を疲弊させた。国民へのサービスを悪くする形の『小さな政府』は駄目だということだ」と話した。
真壁昭夫・信州大教授は「小泉改革を誰も適正に評価しないまま、今回の総選挙になり、都市と地方の格差といった負の側面ばかり注目されたからだろう」とみる。一方で「人口減少、少子高齢化が進む中、何もしなければ日本の経済力は下がる。それを避けるには民間の力を生かすことは欠かせない」と指摘。「問題は政府の大小ではなく、負担と受益のバランスをどう考え、日本の将来をどう描くかだ。各党は有権者に分かりやすく示す必要がある」と話した。
4055
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:03:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090819/stm0908191226002-n1.htm
【09衆院選・注目区を歩く】「1区現象」顕著だが市長選の影が… (1/2ページ)
2009.8.19 12:25
埼玉県の民主は「小泉旋風」が吹き荒れた前回平成17年の衆院選の小選挙区で3勝12敗と苦杯をなめた。そんな苦境の中でも、勝利を収めたひとつが1区だ。さいたま市内の旧浦和市を中心とする1区は12年、連続10期当選の元大蔵相、松永光が敗れて以来、民主候補が3期連続で自民候補に勝利。都心部で自民が苦戦する典型的な「1区現象」を示している。
1区は今回、民主の武正公一(48)と自民の金子善次郎(65)が三度まみえた。過去2回連続で11万票台を獲得した武正に対し、金子は15年は約6万票。17年に追い風を受け、2922票差まで迫ったが敗れた。
民主の牙城ともいえる1区だが、5月のさいたま市長選での対応が武正陣営に影を落としている。
市長選では民主県連支持の清水勇人(47)が、自民県連などが推薦した3選を目指す前市長からの「政権交代」を主張して圧勝。だが、民主が浸透するこの絶好の機会に、武正は清水を明確には応援しなかった。後援会員が前市長と一部重なるためだ。
このことがしこりを残した武正は7月、見沼区内で開かれた決起集会で「ご心配をかけました」と、対応を支持者に謝罪。改めて組織固めに力を入れている。
一方、金子陣営は「市長選後、武正の支持者らが金子支持に転じる動きもある」と話す。厚労政務官の金子は7日、決起大会に舛添要一厚労相を招いた。舛添は「一番信頼できる同志です」とアピール。金子は今後、各地のミニ集会で実績を強調する予定だ。
共産の伊藤岳(49)は、街頭演説で支持拡大を目指す。幸福実現の内海浩唯(48)も党の政策を訴えている。(敬称略)
◇
「政権交代」が最大の争点になる衆院選の選挙戦がスタートした。注目選挙区の事情をみてみる。
4056
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:04:50
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090820/stm0908201140001-n1.htm
【09衆院選・注目区を歩く】絶対的強者不在の埼玉9区 舌戦火花 (1/2ページ)
2009.8.20 11:39
「再質問はないのですか」。自民の大塚拓(36)が、民主の五十嵐文彦(60)への質問の回答に納得せず司会者に尋ねた。再質問は認められず、大塚はぶぜんとした表情をみせた。
公示直前の15日に埼玉県入間市で開かれた公開討論会。立候補予定の3人全員が登壇、火花を散らした。
大塚が「『子ども手当て』は典型的なばらまき。高所得者への手当ては無駄だ」と指摘すれば、五十嵐は「子供の成長に国が責任を持つという思想の転換だ」と回答する。
対抗心をむき出しにする大塚と、落ち着いた口調ながら引かない五十嵐。約250人の聴衆は約2時間半、やり取りに耳を傾けた。
元官房副長官、大野松茂の後継だが落下傘の大塚と、元職で追い風を受けるものの、小選挙区での勝利経験がない五十嵐に、幸福の各務正人(51)が絡む。絶対的強者はいない。
各候補は決められた時間を惜しむように、大塚は日米同盟の維持など安全保障、五十嵐は税金の無駄遣いをなくすこと、各務は消費税の全廃などを訴えた。
討論会を主催した「埼玉の未来を考える会」のあるメンバーは「状況的に民主は有利だろうが、9区には保守的な地盤がある。ふたを開けてみなければ分からない」と話す。
その言葉を裏付けるように、大塚は「若干追っているという感じだが大接戦」と情勢を分析。平成20年9月に大野の後継に指名されて以降、妻で元アナウンサーの参院議員、丸川珠代の応援もあり、必死の浸透を図ってきた自信も見せた。
一方、五十嵐陣営は公示前の2週間で約1万部のマニフェストを配った。通行人らに直接手渡しする方法にこだわり、五十嵐は「駅頭で若い女性も取っていく。これまでになかったことだ」と手応えを話す。
最終日まで激戦が続きそうだ。(敬称略)
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:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:12:59
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082007_all.html
「民主300議席」の衝撃…小沢チルドレン大増殖
小選挙区は200議席突破
8・30総選挙で民主党が「300議席」目前の勢い−。20日付の朝日新聞が同社の総選挙序盤戦情勢調査として、こんな衝撃的な議席予測を報じた。一方、自民党は選挙前の300議席から半数以下に激減すると予測。政権交代を旗印に勢いに乗る「鳩山民主」、窮地に立つ「麻生自民」両党の党勢の違いが改めて鮮明になったと言えるが、果たして民主はこの勢いを持続できるのか。
朝日新聞によると、序盤戦情勢調査は18、19両日、全300小選挙区のうち(1)都市型(2)地方型(3)中間型−とそれぞれ50選挙区、計150の選挙区を選定。有権者に投票先などを聞いた結果を2倍にして情勢を分析した。
調査結果で最も議席を伸ばしたのが民主。過半数(241議席)を大きく上回り「300議席」をうかがう勢いをみせている。特に小選挙区では200議席を突破し、前職、元職に加え、新人も優位に選挙戦を展開している選挙区が目立つ。
このうち「都市型」選挙区では、2005年の郵政選挙で自民に多くの議席を奪われたが、今回は民主がほとんどを“奪還”するとしている。比例代表でも民主の勢いはとまらず、11ブロックすべてで議席増。郵政選挙(61議席)を上回る80議席台後半に届く情勢だという。
こうした「民主旋風」に乗り、総選挙後は小沢一郎代表代行が手塩にかけてきた新人議員、いわば「小沢チルドレン」が大増殖するとの見方が強い。自民党関係者は「総選挙が終わってみれば民主は小沢氏に近い議員が100人前後に増え、『小沢王国』誕生だ。その勢いで左ウイングを排除していくのでは」と指摘する。
一方の自民党。小選挙区で100議席を下回る可能性が高いとしたうえ、比例代表も郵政選挙(77議席)から大幅に減らし、60議席に達するか微妙な情勢としている。自民が強固な地盤の多い「地方型」選挙区でも大きく議席を減らす見通しだ。実際、大物議員の陣営は「逆風は猛烈。もう弾も食糧もない」とこぼす。
永田町事情通は「民主に勢いがついたまま、選挙最終盤に突入するか、『300議席』報道で、逆バネが働き揺り戻すのか。まだまだ情勢は予断を許さない」としているが…。
ZAKZAK 2009/08/20
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:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:16:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090820/elc0908202036012-n1.htm
【09衆院選】選挙区ルポ決戦 突風は組織の壁をうがつか (1/4ページ)
2009.8.20 20:35
このニュースのトピックス:民主党
「突風は人を倒し、ものを破壊します! 破壊のみです!」
衆院兵庫8区の同県尼崎市・阪急塚口駅前。炎天下の街宣車の上で8日、公明党の前職、池坊保子(比例代表近畿ブロックで立候補)が絶叫した。
突風とは、兵庫8区の公明党候補、冬柴鉄三(73)の対立候補となった新党日本代表で元参院議員、田中康夫(53)を指す。
「尼崎を縁もゆかりもない関東の方に渡すわけにはいかない。絶対に負けられませんッ」
冬柴は公示日の18日、尼崎市内で開いた出陣式でも田中を意識して声を張り上げた。
尼崎市は公明党の支持母体、創価学会が昭和30年代から「日本の柱、広布(布教)の柱と呼び、布教拠点としてきた学会の牙城(がじょう)」だ。
組織力を背景に、冬柴は過去連続7回の当選を果たしてきた。元党幹事長、安倍晋三、福田康夫両内閣では国交相を務めた実績もある。落下傘候補を恐れる理由はないはずだった。
だが、突然殴り込みをかけてきた田中への危機感は強い。
田中は東京生まれ、小学2年から高校卒業まで長野県で暮らした。長野県知事を経て、参院比例代表で当選した。選挙区とのつながりは、平成7年の阪神大震災でボランティア活動をした経験が「政治を志した原点だ」という点だ。
そんな中、阪神尼崎駅前の商店街を練り歩く田中に「長野県知事の退職金は何に使いましたのん?」と大声で尋ねたり、罵声(ばせい)をとばす中年女性が現れた。
こうした声に田中は「尼崎は九州や沖縄から分け隔てなく(出稼ぎの)人を受け入れ、新参者が活力になってきた」と何食わぬ顔だ。公示日の第一声では、「しがらみ、なれあいと無縁な政治のリーダーシップが必要だ」と訴えた。
田中の出馬は公明党の組織力を兵庫8区にくぎ付けにしたい民主党との共同戦略だ。田中は民主党代表代行の小沢一郎と親しく、その小沢の選挙戦術に歩調を合わせたのが8区からの立候補だった。
ただ、今のところ動員できる大きな組織はない。本来なら民主党を支持する連合兵庫が田中の支援に回るところだが、田中は神戸空港建設の是非をめぐって連合と激しく対立した経緯がある。連合兵庫は社民党新人、市来伴子(32)の支持を表明している。それだけに、落下傘候補である田中は、まさに“突風”だ。
× × ×
衆院東京12区では、民主党の元参院議員、青木愛(44)が、公明党代表で与党統一候補の太田昭宏(63)に戦いを挑んだ。青木は自身の名前をもじって「愛は日本を変える」がキャッチフレーズ。街頭への動員はあまりせず、公開討論会やメディアへの露出よりも、ひたすら秘書らと小沢仕込みの“歩き”に徹しているが、「出遅れ感は否めない」(民主党幹部)という。
それでも太田は、民主党への風を読み切れないでいる。
「1週間前の豪雨でこの近くが水浸しになったが、私は消防車とほとんど同じスピードで現場に駆けつけた。身近なことから大きなことまで、すぐにやります!」
公示日の18日午後、JR赤羽駅前。首相の麻生太郎を迎えての街頭演説で、太田は、こう叫んだ。
太田は、民主党を厳しく批判しながらも対立候補の青木への言及はゼロ。それがかえって、元タレントという知名度頼みの青木への危機感をうかがわせた。
東京12区では一時、小沢の国替え出馬も取りざたされていた。太田は公務の合間をぬって地元に戻り、夏祭り、運動会などのイベント、支持者回りに走り回った。「こんな(小さな)会合にまで来なくても」(太田を支援する自民党区議)といわれるほどだった。
青木の擁立が決まった後も、公明党は「党代表に万一があってはいけない」と同党の首脳では例がない比例代表との重複立候補も検討された。だが、最終的には従来どおり選挙区単独での出馬となった。
だが、ある公明党関係者はいう。「いったん突風が吹けば、東京の無党派は組織力で押しとどめられない。選挙上手の小沢さんが何か仕掛けてくるのかもしれない」。強い組織力と自公の選挙協力をバックにしても不安は尽きない。
=敬称略
(福島香織、佐々木美恵)
4059
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:17:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090820/elc0908202040013-n1.htm
【09衆院選】夏決戦(1)自民「分裂選挙」の宮崎1区 (1/2ページ)
2009.8.20 20:40
このニュースのトピックス:民主党
「すべてをささげる覚悟のある男です」。20日午後、北朝鮮の拉致問題への取り組みで知られる首相補佐官、中山恭子(69)が宮崎市内の繁華街に立った。隣に並ぶ夫で元国交相、中山成彬(66)を持ち上げ、夫婦二人三脚で選挙を戦う姿勢をアピールした。
昨年9月、日教組批判の不適切発言で国交相をわずか5日で辞任した中山。いったんは不出馬を表明したが、自民党県連が不仲だった元自治相の上杉光弘(67)を後継に選んだ後、これを撤回。党公認をめぐる2人の駆け引きは公示直前まで続いたが、党本部が「両者とも公認しない」と裁定したことで宮崎1区は「分裂選挙」に突入した。
混乱を招いたことへの反発、公認問題で生じた県連との確執。無所属での出馬を余儀なくされ、中央とは別の「逆風」の中、中山があえて打って出たのは、所属する自民党最大派閥・町村派の後押しが背景にある。
「民主党政権になるかもしれない中で、黙って見過ごしていいのかという正義感から、もう一度頑張る気持ちになったのでは」。11日に来援した派閥会長の町村信孝は、不出馬を撤回した一連の経緯に触れ、派閥の重鎮である中山を気遣った。
ただ党の有力支援団体はほとんどが上杉側についており、中山は個人後援会の集票力に頼らざるを得ないのが実情。「大変厳しい選挙だが、初当選のときと同じように草の根でやるしかない」。演説で見せた険しい表情にも危機感がにじむ。
県連公認の正当性を主張し、「筋が通っていない」と中山批判を繰り返す上杉。県連会長の緒嶋雅晃は「派閥の論理で公認を見送った党本部の方が古い体質だ」と不満を口にするが、まだ一枚岩になりきれていない組織固めに力を注ぐ。
保守分裂の間隙(かんげき)をつき優位に立ったのが、民主党などが推薦する元林野庁長官の川村秀三郎(60)だ。連合系の基礎票に加え、民主への追い風も重なり、序盤から有利に戦いを進める。中山、上杉も「敵は川村」と見据えるが、陣営幹部は「上滑りにつながりかねない」と気を引き締める。
川村は2年前の宮崎県知事選に出馬し、現知事の東国原英夫に敗れた。この際も保守分裂で事実上の三つどもえとなり、川村はそのあおりをくらった苦い経験がある。
それでも東国原の国政転身騒動で揺れた地元は「自民への嫌悪感」として、いまだしこりが残っており、保守層の投票行動にも少なからず影響を与えることが予想される。
「こういう展開になると公明党がカギを握る」。中山陣営の幹部は本音を漏らす。選挙区内で約3万票ともいわれる公明票。自主投票を決めた公明党の動きに各陣営とも神経をとがらせ、選挙協力も懸命にアピールする。
保守分裂は「政権選択」にどんな結果をもたらすのか。特定政党の応援はしないと決めた東国原は「ある評論家が(分裂は)宮崎名物と言っていた。ことさら言及することはないが、伝統的に行われている感じはする」と指摘した上で、こう付け加えた。
「一つだけ事実を。(過去の)分裂選挙が東国原県政を生んだ」
保守分裂の合間を縫うように、共産党新人の馬場洋光(40)と幸福実現党新人の鶴丸千夏(44)もそれぞれの支持者をまとめるために奔走している。
(敬称略)
◇
30日の投開票に向けて連日、舌戦を繰り広げる候補者。注目区の熱戦の模様をリポートする。
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:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:20:26
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4214913.html
民主党・鳩山代表の街頭戦術とは?
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低 衆院選を前にした「党首たちの夏」。2回目は、麻生総理とは対照的に選挙戦でいち早く街頭に飛び出した民主党・鳩山代表の街頭戦術に迫ります。
今月7日の朝。民主党・鳩山代表は東京・谷中の墓地に姿を見せました。手を合わせていたのは、自民党を結党した祖父・鳩山一郎元総理の墓です。
「多分、じいさんが今生きていれば、『これはオレのつくった自民党ではない』と思ってくれるんじゃないかなと」(民主党・鳩山由紀夫 代表)
祖父が作った自民党。その政権の終わりを訴え、鳩山代表が攻勢を強めています。
「民主党に政権交代の力をお与えください」(民主党・鳩山由紀夫 代表)
麻生総理が団体回りを優先していた頃から、鳩山氏はいち早く街頭に飛び出し有権者に支持を訴えてきました。一日に何か所もはしごする強行日程で、衆院が解散した先月21日以降、立った街頭は既に70か所以上です。
「街頭をやると反応がいい。できるだけ多く街頭をやりたい」(民主党関係者)
実は鳩山氏が演説に立っている地域は、民主党の候補者が当落のボーダーライン上にいるところばかりです。小沢代表代行を中心に各地の情勢を分析。小沢氏自身が2年前の参院選と同様に、農村部を手堅く固める一方、与党との激戦区には街頭で人気の鳩山氏が立つ戦術です。
鳩山氏が訪れるのは、4年前の郵政選挙で民主党が軒並み惨敗を喫した都市部がほとんどです。
「やっぱり前回は(神奈川は)全敗ですから、ここで勝ち越せなかったら政権交代はあり得ませんよね」(民主党・岡田克也 幹事長)
街頭演説を重視する戦略について応援に飛び回る蓮舫参院議員は、こう狙いを語ります。
「私たちの仲間は特定支援団体の支援が非常に少ない。不特定多数の方々に私たちの訴えをお伝えするのは、最上の方法は、街頭でお訴えすることだと」(民主党・蓮舫 参院議員)
ただ、鳩山代表は1つ、街頭で封印したことがあります。
「鳩山代表は自らの政治資金疑惑に答えておられないと思っております」(麻生首相【党首討論、13日】)
「説明責任が足りないところはこれからも続けていきたい」(民主党・鳩山由紀夫 代表【党首討論、13日】)
解散以降、元秘書が関わった故人献金疑惑について、街頭演説では語っていません。そのアキレス腱をも追い風は克服させるのでしょうか。終盤戦も鳩山氏は、この街頭戦術で突破する構えです。(20日17:59)
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千葉9区
:2009/08/20(木) 23:38:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090730_01.htm
政権選択の夏
(1)竹下ブランドに陰り
石見銀山の積み出し港として栄えた島根県大田市の温泉津(ゆのつ)温泉街で26日、雨の中、傘もささずに走る自民党の竹下亘の姿があった。街頭の市民に駆け寄って握手した後、こう訴えた。
「車の通る量の多い、少ないで、物事を決める野党の人たちに、古里の未来を託すことはできない」
道路建設など公共事業削減を掲げる民主党を必死に批判する竹下を横目に、陣営幹部は「今はハコ(建物)で会合をやっても、案内した人しか来ず、外に出て訴えざるを得ない。島根も都市型選挙になったわね」と、ため息交じりにつぶやいた。
島根2区は竹下の兄、竹下登元首相が1958年に初当選して以降、中選挙区時代も含め、半世紀にわたって「竹下家」が議席を守ってきた。前回衆院選も竹下が国民新党の亀井久興を圧倒した。
ところが今回、竹下陣営に余裕はうかがえない。
2007年の参院選ショックが尾を引いているためだ。島根では自民党現職で竹下元首相の秘書を務めた景山俊太郎が国民新党新人の亀井亜紀子に思わぬ敗北を喫した。そのうえ、今回は民主、共産両党が候補擁立を見送っており、亀井が反自民票を結集する環境が整っている。
出雲市で26日夜開かれた亀井のミニ集会では、民主党と国民新党の旗が並んで掲げられた。島根県議の成相安信(なりあいやすのぶ)は約70人の聴衆を前に「自民党を倒す包囲網ができた」と自信を見せた。前回選挙の竹下の得票は、民主、共産、国民新3候補の合計票より約1万票上回ったが、今の野党への追い風に乗れば「1万票差を埋め、さらに上回ることは可能」というわけだ。亀井は「竹下軍団(陣営)は選挙のプロ。(勝つのは)簡単ではない」としながらも、「情勢は五分五分」と手応えを隠さない。
危機感を募らす竹下陣営は、参院選直後、街頭用ポスターをそれまでの倍以上の5000枚以上も印刷。「数か月で色落ちする」として、これまで計5回も張り替えるなど、逆風を押し返そうと懸命だ。しかし、竹下系の大田市議からはこんな弱音も漏れる。
「公共事業が極端に減った今、『竹下ブランド』の威光にも陰りが出ている」
◇
茨城県医師会の政治団体、県医師連盟の幹部らが25日夕、水戸市の県医師会館3階の会議室に顔をそろえた。かつて自民党の有力支援団体だった連盟だが、会合は民主党の大泉博子を政策面で支援するためだった。
連盟の原中勝征(かつゆき)委員長は、自民党の丹羽雄哉への敵対心をむき出しにした。
「誰もが丹羽先生は厚労族のトップと思っているが現場の意見を聞こうともしない」
政府・与党の医療費抑制策に連盟には不満がうっ積。後期高齢者医療制度の導入が自民党と決別する契機となり、県内全選挙区で民主党候補の推薦を決めた。特に、厚生労働行政に影響力をもつ丹羽に矛先を向け、6区を最重点区とした。原中自身が白衣姿でビラ配りに汗をかくほどの念の入れようだ。「保守王国だけに、民主党支援をためらう会員も多い」(連盟幹部)が、大泉陣営は大泉と原中が一緒に写った政党ポスターを掲示し、堅固な保守地盤に生じた裂け目を突く戦術だ。
29日朝、JRひたち野うしく駅前で街頭演説を行った大泉は旧厚生省出身らしく、「政権交代をして、医療制度改革をしたい」と訴え、丹羽をけん制した。
一方の丹羽陣営。連続10回当選で、これまで「横綱相撲」を展開してきた。だが、今回、丹羽は地元に張り付き、ドブ板選挙に徹する。25日にはつくば駅近くで辻(つじ)立ちを行い、精力的にあいさつ回りをする姿に、地元では「珍しいことだ」と評判になるほどだ。
丹羽は25日夜、土浦市での公明党関係者を前にした講演で、「高齢者医療制度、色々言われるが、負担もサービスも全く変わっていない」と連盟の批判に反論したうえで、こう締めくくり、公明票への期待を語った。
「小選挙区は丹羽、比例は公明党。どんなに逆風があろうと、はねのけたい」(敬称略)
(2009年7月30日 読売新聞)
4062
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:39:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090731_01.htm
政権選択の夏
(2)新人女性 大物狙う
歌舞伎「勧進帳」の舞台、安宅の関で知られる石川県小松市。民主党の田中美絵子=コラージュ左下=は28日午後、JR小松駅前の商店街の店先から店先へダッシュを繰り返していた。クリーム色のジャケットに白いパンツ姿の田中は、腰を90度に曲げ、店主らの手を両手でしっかり握る。「生活を変えるチャンス。政権交代をお願いします」。汗だくになりながら、ひたすら頭を下げていた。
小松市は自民党の元首相、森喜朗の地元だ。連続当選13回。小泉、安倍、福田、麻生内閣の後見人でもある実力者。民主党はそこに名古屋市長の河村たかしの秘書を務めた33歳の新人女性を送り込んだ。
民主党は2007年の参院選岡山選挙区に新人の姫井由美子を擁立。当時自民党参院幹事長だった片山虎之助は苦杯をなめた。
〈自民党の大物に新人女性が挑むシンボル選挙区を作って世論の関心を集め、選挙戦全体の主導権を握る〉
民主党代表代行の小沢一郎は、衆院選も同じ手法をとる。
その小沢は16日、田中陣営の選対本部長代行を務める北村繁盛県議らを都内の料理店に呼び「森は今までにないほど企業に圧力をかける選挙をしている。どぶ板選挙、草の根選挙をやってくれ」と要請。自らの秘書も田中陣営に送り込んだ。田中は「自転車街宣」を得意とする河村の選挙術も取り入れ、「姫の虎退治」に続く2匹目のドジョウを狙う。
これに対し、森陣営の緊張感はかつてなく高まっている。森は週末はほとんど地元入りし、企業や支持者を休みなく回り続けている。若手議員らへの応援で全国を飛び回っていた前回選挙までとは様変わりだ。
今年の元旦、森は21年ぶりに地元で過ごし、神社で当選祈願した。以来、願掛けで断酒を続けている。小学校の学区ごとに国政報告会を開催。系列の県議や市町議を町内ごとに3〜5人ずつ配置し、徹底したどぶ板選挙で「大番狂わせ」の阻止に懸命だ。
「『(田中と)握手したら、ぽちゃぽちゃして、なんや気持ちよかったわー』とよく言われる。気持ちよくなって、そのまま投票されると困る」
森の冗談めいた言葉にも危機感がにじむ。
◇
愛媛1区から出馬する民主党新人、永江孝子も地元民放アナウンサーとしての知名度に目をつけた小沢がスカウトした一人だ。前回参院選の愛媛選挙区で、元Jリーガーの友近聡朗が閣僚経験を持つ自民党現職を破った再現を狙ったものだ。
松山市の伊予鉄道松山市駅前に27日、ポロシャツ姿の永江が演説のために現れると「永江さんや」「絶対勝ってな」と通行人から声がかかった。
永江は「私は番組で18年間、愛媛を取材してきた」と自己紹介から入ったが、すぐに政府批判に切り替えた。
「無駄遣いの税金は10兆円を超えとんです」「国交省職員のタクシー代は、多い人で年間490万円。愛媛県民所得の2年分です」
永江はその知名度が「武器」だが「保守王国の愛媛では、イメージ戦術だけでは限界がある」と見た陣営幹部が「具体的な数字で政府批判ができるように」と助言し、永江も党の資料を熟読して暗記したという。世論の不満を追い風に、保守の壁を崩す戦術だ。
自民党の元官房長官、塩崎恭久も政策重視で受けて立つ構えだ。自民党の政権公約(マニフェスト)策定の遅れにしびれを切らし、衆院解散に合わせ、「日本・愛媛再生提言」と題した独自の7項目の政策チラシを作成。「与野党協働による新年金制度」「天下り・渡りの廃止」などを盛り込んだ。
塩崎は「国、地方を元気にすることを丁寧に語るしかない」と強調する。(敬称略)
(2009年7月31日 読売新聞)
4063
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:40:04
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090804_01.htm
■政権選択の夏
(3)チルドレンもつらいよ
甲府盆地特有のじっとりした暑さが、日没後も続いていた。7月28日夜、小野次郎は甲斐市で開いた自らの選挙対策本部会合で、緊張した面持ちで頭を下げた。
「私は不幸にして、保守系の分裂選挙でデビューせざるをえなかった。綿々と自民党が守ってきた議席を、守らせてほしい」
元首相、小泉純一郎の首相秘書官だった小野は、2005年の前回衆院選で、「郵政造反組」の現甲斐市長、保坂武に対する刺客候補として秘書官を辞めて山梨3区に出馬した。小選挙区では保坂に敗れたが、比例で復活当選し、以後、当選1回の「小泉チルドレン」の象徴的存在だった。
そのチルドレンたちは今回、ほとんどが苦しい戦いを強いられている。小野も例外ではない。
保坂が昨年、甲斐市長に転身したことで、小野は元自民党副総裁の金丸信が築いた強固な保守地盤で「オール自民」の支援を受けて戦うことになった。しかし、盤石の体制には程遠いのが実情だ。保坂支持者の取り込みが遅れているからだ。
「4年前、郵政民営化反対の人が選挙区で勝ったことを忘れてはいけない」
「小野先生も変わってくれ。もっと地域代表の政治家になってほしい」
大半が保坂支持者だった28日の会合でも、「遺恨」をうかがわせる発言が次々に飛び出した。
4年前の選挙で負けたにもかかわらず、相変わらず構造改革や郵政民営化を叫び、地元に目を向けようとしない――。
多くの保坂支持者の小野に対する思いはこうだ。
小野は8月8日の総決起大会に小泉を招くことにしている。これまでの会合の来賓も、元幹事長の武部勤、元防衛相の小池百合子、元行政改革相で自民党を離党した渡辺喜美ら、「小泉系」「構造改革派」が大半だ。
「まだ小泉離れをしていないのか。これでは保坂支持者は離れるばかりだ」
保坂支持から小野支持に回った地元有力者も、こう小野にかみついたほどだ。
保坂自身は小野支援の姿勢を見せている。小野も保坂の秘書を雇い、保坂系を含む自民党県議9人との集合写真をポスターに使うなど、融和に懸命だが、「壁」は取り払えていない。
そんな小野を横目に、民主党の後藤斎は、郵便局長らの政治団体「郵政政策研究会」の支援を得た。同会は親類縁者をたどって1000人以上の名簿を集め、ポスター張りや電話での支持集めにも加わっている。後藤が7月17日に開いた決起大会には、局長や家族ら約170人が駆けつけた。
郵政民営化を唱える小野への同会の敵対心はひときわ強い。郵政研県西部地区会長の片田駿三はこう語る。
「小野氏には大差で勝たなければ。比例復活も許してはならない」
◇
東京5区に「落下傘候補」として出馬するチルドレンの一人、佐藤ゆかりも、必死で地元への浸透を図っている。
7月30日、ヘッドセットマイクを付け、愛用の赤いマウンテンバイクにまたがった佐藤は、自分の名前を連呼しながら目黒区の住宅街を走り抜けた。行く先々にはテレビカメラが何台も待ち構えていた。報道各社に事前に連絡していたからだ。
前回出馬した岐阜1区で、「造反組」の消費者相、野田聖子との公認を争って全国的な注目を集めた佐藤は、党本部の調整で東京5区に国替えした。戦術の柱は、メディアを活用した露出度アップだが、佐藤を支援する自民党のベテラン目黒区議、宮沢信男は「どぶ板をやらないと勝てない」と苦言を呈する。佐藤と宮沢は7月31日、宮沢の支援者の自宅など約250軒を4時間かけて回ったが、効果は定かではない。
対する民主党の手塚仁雄は8月3日、朝から東急中目黒駅前に立って政権公約(マニフェスト)を掲げ、「自民党批判はもう終わり。これからは民主党の政策の現実味を感じてほしい」と訴えた。知名度の高い党の女性参院議員、蓮舫と連携し、街頭演説を共にしたり、ポスターに登場させたりして、佐藤に対抗している。
都議の初当選から16年以上、5区で活動してきた手塚はこう語り、胸を張る。
「全国的な知名度は1対100だが、地元では五分五分だ」(敬称略)
(2009年8月4日 読売新聞)
4064
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:40:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090805_01.htm
政権選択の夏
(4)世襲 ゆえに悩む
「政治家の世襲は、歌舞伎役者や落語家みたいなものではない。有権者が当選させて初めて成立する」
三浦半島の三崎港近く、三浦市民ホールで7月28日夜に開かれた、神奈川11区の公開討論会。自民党の小泉進次郎は、他の候補予定者からの世襲批判に苦笑を浮かべながら反論した。
親の地盤を引き継ぐ政治家の世襲は、有能で幅広い人材の政界進出を妨げる障壁だ――。世襲批判の高まりを受け、自民党は今春の一時期、すでに公認が内定していた小泉純一郎元首相の次男、進次郎を含め、世襲新人候補公認の是非を検討した。だが、「公認内定を取り消せば、現場の反発と混乱を招く」として、本格的な世襲制限は次々回衆院選から、で落ち着いた。
民主党は神奈川11区を「小泉100年王朝」と揶揄(やゆ)する。曽祖父は逓信相を務めた又次郎、祖父は防衛長官だった純也で、4代目の進次郎は「世襲候補」の代名詞というわけだ。
進次郎陣営は世襲の長所、短所を計算しつつ、戦術を組み立てる。
進次郎は6月下旬まで街頭に立つのを控えていた。「先代からの支援者あいさつが先」と党県連幹事長の竹内英明ら陣営幹部が抑えてきたためだ。
しかし、6月28日の横須賀市長選で父、純一郎が支援した現職が敗れると、危機感は高まり、進次郎も街頭へ飛び出した。
街頭演説をする進次郎の周りには、常に多くの人だかりができる。世襲問題を巡る報道は、進次郎の知名度アップにつながった。ただ、上滑りを警戒する進次郎は8月2日、横須賀市での事務所開きで「厳しい声を浴びない日はない」と険しい表情で訴えた。
父、純一郎だけでなく、兄で俳優の孝太郎についても、進次郎は「応援はあり得ない」と明言。公明党へ推薦願も出さず、比例との重複立候補も拒否し、退路を断った。ひ弱、親の七光りという世襲のマイナスイメージを払拭(ふっしょく)したいとの思いがにじむ。
民主党の横粂勝仁とは、全国で唯一の自民、民主両党の新人20歳代対決となる。
横粂は集会で「相手が世襲候補では太刀打ちできない、そんな政治を直すのが私の役目だ」と力説する。
進次郎とは若さ以外、共通点は少ない。横粂は愛知県出身で、「小泉改革の発祥地で自民党政治を問い直すべきだ」として、縁もゆかりもない神奈川11区からの出馬を決めた。
「トラック運転手の息子」という庶民性、1日30キロ以上を自転車で走り回る運動量で、「小泉王朝」に挑む。
◇
東京湾に近い千葉市の「美浜ふれあい広場」。7月29日朝、ゲートボール大会に集まった年配の女性約30人を前に臼井正一はマイクを握った。
「父の臼井日出男は28年間務め、引退しました。私も地べたにはいつくばってでも国のため頑張ります」
あえて世襲候補であることに言及したのは「高齢者の前では、父のことに触れないと『親不孝者』と思われる」(正一)との判断があった。父は衆院議員を8期、祖父の故荘一も衆・参院議員を務め、「臼井党」を自任する年配の支援者も少なくない。「世襲問題はマイナスだけではない。(自分の)知名度は上がった」と正一も前向きにとらえている。
だが、街頭演説などで日出男や世襲に触れることはほとんどない。3日朝、JR西千葉駅前に立った正一は、「いよいよです。よろしく」と通行人に声をかけながら、重点政策やプロフィルを記した三つ折りの名刺を配るだけだった。「世襲をあまり表に出せば批判を浴びる」(陣営)からだ。
民主党の田嶋要は7月26日、千葉市での民主党の会合で「安倍、福田の政権の投げ出しを見れば、世襲の弊害は明らかだ」と訴え、正一をけん制した。だが、田嶋陣営も、世襲批判は「ネガティブキャンペーンと見られかねない」として、民主党内の会合などに限定して発信していく構えだ。(敬称略)
(2009年8月5日 読売新聞)
4065
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:41:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090806_01.htm
政権選択の夏
(5)因縁の対決 再び
舌戦はエスカレートする一方だ。
自民党の片山さつきは2日、記者団に「今や敵は城内さんじゃない。政党の候補でない方に何ができるのか」と語った。片山が切り捨てたのは、前回同様、無所属で戦う城内実だ。
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の4年を過ごした城内は、片山が議員としての実績を強調している点を逆手に、「実績があるなら自民党は圧勝だろう」と、低迷気味の自民党の姿に片山を重ねて切り返す。
前回、郵政民営化に反対して離党した城内に、党本部が「落下傘」で片山を送り込み、全国が注目した戦いは片山が748票差で辛勝した。今回は「小泉旋風」に代わる逆風が吹く。昨年は選挙区内に自宅を建て、納涼祭や中小企業の朝礼にも顔を出し、「地元重視」を印象づけてきた片山は、強気の発言と裏腹に、日増しに危機感をあらわにしている。
7月11日、浜松市の事務所開き。サーモンピンクのジャケットの片山は約1500人の支持者を前にスカートのままひざをついた。
「身を切る政治をやっていけるのはこの片山です。伏してお願いしたい」
東大卒、女性初の財務省主計官の経歴で、「高飛車」と評される片山の土下座。地元の反応は「エリート意識丸出しの姿勢が変わった」「しょせん落下傘。焦りが見え見えだ」と割れた。
一方、「どん底からはい上がってきた」という城内は1日朝、新居町の交差点で「信念を貫く男」と書かれたのぼりと拡声機を抱えた。通行人から「がんばれ」と声がかかる。「郵政造反組」が次々と復党する中、自説を曲げず、同じ態度を貫いた平沼赳夫元経済産業相率いるグループの看板候補だ。都市部から郡部までスニーカーを履きつぶして歩き、郵便局長らの「郵政政策研究会」も重点選挙区として全面支援する。
その戦いに民主党から参戦してきたのが、元NHKアナウンサー斉木武志だ。
自ら車を運転し、1日40〜50か所で「辻(つじ)立ち」を行う。「片山氏は財務省、城内氏は外務省出身。今こそ政党主導の政治を」と、2人の対決を「官僚対決」とくくり、有権者の視線を引きつけようとしている。
◇
石和温泉の川沿いのちょうちんに明かりがともり始めた。7月31日夜。自民党の堀内光雄は近くの笛吹市の福祉施設であいさつし、無所属で出馬する長崎幸太郎を、名指しは避けつつ、痛烈に皮肉った。
「民主党に風が吹いてあおられている上に、私の足を引っ張るヤツがいる」
前回、「郵政造反組」として無所属で戦った堀内に自民党公認で挑んだのが長崎だった。財務官僚だった当時を知る堀内には「目をかけてやったのに」との思いもよぎった。937票差で惜敗し、比例で復活した長崎と、安倍政権になって復党が認められた堀内は立場を変え、再び対決する。
公認争いで長崎は党国会議員で最多の約5700人の新規党員の獲得実績を訴えたが、執行部は堀内の知名度と経験を買った。長崎は「熱心な支持者の気持ちを考えると比例に回る選択肢はない」と、小選挙区にこだわった。比例で優遇されても、次に小選挙区が確約されるわけではない。
そんな態度を批判した古賀選挙対策委員長名の文書が党員に郵送されると、長崎は7月に離党。古賀と堀内は同じ派閥で、それも長崎陣営の反発を強めた。支持者ら3648人が追随して離党届を出したが、県連は「党費を払っている本物は415人」と断じ、泥仕合になった。
亀裂は、富士五湖を擁する観光業界にも走った。堀内には長男の光一郎が社長を務める富士急行と関連会社40社がつく。一方、長崎にはそれ以外の観光業者の多くが支援に回る。
両者を横目に民主党の坂口岳洋は2日、大月市で支援者に「民主党にフォローの風が吹いているが、油断せず、テープを切りたい」と訴えた。坂口は小沢塾出身。風をめいっぱい受けるには、「自民対民主」の構図に持ち込みたい。堀内と長崎の戦いに埋没しないよう、声をからす日が続く。(敬称略)
(2009年8月6日 読売新聞)
4066
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:42:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090807_01.htm
政権選択の夏
(6)「伝統」の自民分裂
“宮崎名物”を売り歩くあの東国原英夫・宮崎県知事が表情を硬くした。4日の記者会見で、ご当地の自民党分裂選挙について「伝統的な感じ」と答えた時だ。
宮崎の自民党は、2007年の知事選、参院選、今回の衆院選――と、分裂の伝統を繰り返している。
1区は、党最大派閥の町村派が推す中山成彬・前国土交通相と、党宮崎県連が支援する上杉光弘・元自治相が激突する。上杉は党公認を得られないまま、無所属での出馬だ。
4日、宮崎市で中山と、県連会長の緒嶋雅晃が一本化に向けた協議を行った。緒嶋は「上杉は公募で選ばれた」と訴えたが、中山は「自分が立たなければ勝てない。(2区出身の)あなたは1区に口を出すな」と耳を傾けず、決裂した。
ことの発端は昨年秋にさかのぼる。中山は日教組批判発言などの責任を取って国交相を辞任。次期衆院選への不出馬を表明した。県連は公募でベテランの上杉を後継に選んだが、上杉と不仲だった中山が今春に一転、出馬に意欲を見せた。
背景には、中山が属する町村派の後押しがあった。
「県連が決めた候補予定者(上杉)を党本部は受けていない。幹事長は(町村派の)細田君。私の仲間だ」。7月25日には、派の重鎮の森元首相が激励に駆けつけて講演し、執行部への影響力をこう誇示した。森は中山の出馬を求める署名を手に、中山支持を訴えた。
町村派は、麻生首相を支える会長の町村信孝、森、安倍元首相、中山が主軸ラインだ。「反麻生」の急先鋒(せんぽう)、中川秀直元幹事長と緊張関係が続く森、町村にとって、派閥事務総長の中山は「派閥運営上、かけがえのない同志」なのだ。
中央の派閥意識むき出しのやり方に、党内からは「地元軽視だ。最大派閥のおごりと言われても仕方ない」との批判が漏れる。
むろん、県連も黙っていない。緒嶋らは30日に上京、細田らに「何のための公募だったのか。派閥の発想では、政党政治はおかしくなる」と「上杉公認」を迫った。
派閥、県連の板挟みになった党執行部は結局、31日に「公認見送り」を決定。反発した県連は、上杉を「県連公認」とした。
上杉陣営には1区が地盤の自民党県議5人全員がそろう。県内の経済10団体のうち、最大規模の農民連盟を含む5団体が推薦し、「県連公認」が錦の御旗だ。上杉は8月4日、市内で農業関係者約60人に、「敵は中山氏じゃない。民主党が推薦する川村氏だ」と述べ、今後は矛先を民主党に向けるよう訴えた。
一方、中山は、北朝鮮拉致問題への取り組みで知名度の高い妻、恭子と二人三脚で巻き返しを図る。夫妻は4日の昼と夕、宮崎市内の繁華街に立った。恭子が「成彬は一生懸命働く」と訴えると、道行く人が握手を求めて集まってきた。11日には町村が応援に訪れる。
民主党などが推薦する無所属、川村秀三郎は、「政権選択選挙にもかかわらず、自民党のまとまりのなさは、国民に何を訴えるのかという点からも、極めてわかりづらい」と自民批判のボルテージを上げる。(敬称略)
(2009年8月7日 読売新聞)
4067
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:44:20
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090808_01.htm
政権選択の夏
(7)公募はしたけれど
青森県五所川原市で伝統の「立佞武多(たちねぶた)」祭りが始まった4日。「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」のかけ声と笛や太鼓の音が飛び交う中、「太宰治生誕百周年」のたすきを付けた津島淳は必死に声を張り上げた。
「新聞でお騒がせしています。太宰の孫の津島淳です」
津島は、自民党前衆院議員の雄二を父に、作家・太宰治の娘を母に持つ。しかし、つい半月前までは、自分が今回の衆院選に出馬するとは思ってもいなかった。
雄二は衆院解散直前の7月19日、「若い人が次の時代を開く政治の必要性を感じた」と突然、引退を表明した。前夜に電話で知らされた淳は、驚きながらも、「私も政治家を目指します」と決意を伝えた。
党青森県連会長の大島理森は20日、「開かれた党として広く人材を集め、活力を再生したい」と、後継は公募で決めることを宣言した。ただ、県連では当初から、「雄二の地盤(後援会)、看板(知名度)、かばん(資金)を継ぎ、短期決戦に対応できるのは淳だけだ」「太宰治の生誕百周年のブームに乗れるかもしれない」と淳の出馬を求める声が強かった。
29日、県内外の応募者20人から淳が選ばれると、反発の声がわき起こった。「公募は世襲批判をかわすための出来レース」という見方があったところに、県連が最終選考での県議らの無記名投票の結果を発表せず、演説もプライバシー保護を理由に公開しない対応をとったからだ。地元メディアは「不透明な選考過程」と報じた。
党本部では、公認決定に影響力を持つ選挙対策副委員長の菅義偉がもともと世襲制限を主張していた。党は31日、淳の公認見送りを決めた。
収まらないのは大島だ。同日夜、党幹事長の細田博之に電話し、「(公認しない理由は)世襲ということか。公募をきちんとやっている。強く抗議する」とかみついたが、細田は「世襲に問題があると強く言う人がいる。理解してほしい」と繰り返すばかり。県連は淳を独自に「公認」した。
「県連公認」は公式には無所属候補となり、選挙運動の面で様々なハンデがある。世襲批判も消えないが、陣営幹部は「それでも津島後援会の組織をフル稼働させられるのは淳しかない」とプラス面を強調する。
対する民主党の横山北斗の陣営では「世襲政治の是非を積極的に問うべきだ」という声がある。一方で、「親子で攻めてくる敵を結束させる結果になる」という見方も出ている。
横山は「無所属では有権者との約束を果たせる保証はなく、無責任だ」と指摘しており、淳が自民党の公認を得られなかった点を攻める構えだ。
◇
あまりにも突然の離党だった。
7月21日の衆院解散直後、自民党神奈川県議の土井隆典の携帯に山内康一から電話が入った。「今解散になりました」と言う山内に、「頑張ろうな」と声をかけようとした土井の耳に、思いもかけぬ言葉が飛び込んできた。
「実は離党します」
土井は言葉を失った。
山内は2005年の前回衆院選に自民党県連の公募候補として出馬し、初当選した。福岡出身の「落下傘」候補だった山内を、選挙事務所設営から家探しまで面倒を見たのが土井だった。土井は自らのホームページに「裏切られた気持ちでいっぱいだ」とつづった。
県連は後継候補を見つけられず、前回に続く公募を決めた。募集期間は4日間で、8月9日に最終選考を行う窮屈な日程だ。ただ、山内離党の苦い経験から、地元には「公募アレルギー」も出ている。幹事長の竹内英明は「将来も含め、覚悟があるかどうかを面接でしっかり確認する」と語る。
捲土重来を期す民主党の笠浩史にとっては、自民党の混乱は好機だ。しかし、「公募で知名度のある人が出てくると想定し、選挙活動をしている」と述べるなど、陣営を引き締めている。(敬称略)
(2009年8月8日 読売新聞)
4068
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:44:59
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090811_01.htm
政権選択の夏
(8)首相おひざ元も逆風
人気アニメ「サザエさん」の曲が会場に流れた。
「全国各地を走っている皆のため 何でも解決 うちらの誠ちゃん 沿岸道路も開通しましたよ ルルルルルル きょうもいい天気」
1日午後、福岡県みやま市の公民館で開かれた自民党の古賀誠の「女性の集い」。約400人の出席者が最後に、古賀の応援歌を大合唱した。
地元には、「誠橋」と呼ばれる橋もあるほどだ。公共事業を通じた地元への貢献をたたえる歌に、古賀は照れ笑いを浮かべた。
これまで古賀は、衆院選の投開票日までに選挙区に入ることは少なかった。まして今回は、自民党全体の戦いに目を配る選挙対策本部長代理の職にある。その古賀が地元に張り付き、必死で組織を固めている。
大牟田市の夏の風物詩とされる7月25日の「大蛇山まつり」には、白い法被とねじり鉢巻きをつけて踊る古賀の姿があった。毎年顔を出しているが、選挙直前の今年は、1万人の参加が見込まれる「総踊り」は支持獲得のチャンスだ。若者から記念撮影や握手を求められると、両手でVサインを作って上機嫌で応じた。
最近は、小学校区ごとに数十人から100人程度の会合を重ねている。30年以上前から古賀を知る地元の市議が「かつてない危機感だ」と漏らすほどだ。
理由は、党への逆風ばかりではない。民主党代表代行の小沢一郎が、代表だった昨年9月、古賀の元秘書で古賀が仲人もした前八女市長の野田国義を対抗馬に擁立し、「下克上選挙」に持ち込んだことが大きい。
小沢の狙いはこうだ。
福岡は首相の麻生太郎のおひざ元だ。その福岡で最低でも全11区の過半数を制する。選挙を仕切る古賀の落選はその象徴となる――。
古賀のもとにいた野田なら、古賀票の引きはがしを見込めるというわけだ。
古賀は5日、大牟田市での会合でこう語った。
「苦しい選挙戦だが、30年の政治活動の集大成として悔いのないようにしたい」
対する野田は6日夜、日中の暑さが残るみやま市の小さな公民館で、約30人の聴衆に「福岡7区から政権交代ののろしを上げてください」と訴えた。
隅々まで後援会組織を張り巡らせる古賀の前に、野田陣営は一時、手詰まり状態に陥っていた。勢いを取り戻したのは、6月の小沢の訪問がきっかけだ。
小沢は、柳川市内の料理店に野田後援会の幹部ら約100人を集めた。名産のうなぎ料理を前に、小沢がお酌して回った相手の中には、古賀後援会の元幹部もいた。野田は「各地域で核になる人をつくれ、という『小沢流』を学んだ」と意を強くした。
多くの首長が「私は古賀先生と心中する」と公言するなど、古賀の「壁」はなお厚い。それでも、野田は「自民党が下野したら、どんな大物政治家でもただの野党議員だ」と強気だ。
◇
麻生も6日、首相就任後初めて選挙区に入った。演説会場となった飯塚市の広場には7000人が集まり、せみ時雨をかき消すほどの「太郎コール」が起きたが、マイクを握った麻生は自らの失言などに触れ、「私の力不足。心からおわび申し上げます」と頭を下げた。
麻生陣営は、「首相といえども楽観はできない」と組織を引き締めている。しかし、全国を飛び回る麻生が再び選挙区に入るのは難しい。
「おやじが厳しいので帰ってきました。よろしくお願いします」
麻生の窮状を見て、米国の大学に留学している24歳の長男が一時帰国した。父親から譲られ、裏地に「TA」というイニシャルが入ったスーツを着て、支持者を回っている。
対する民主党の山本剛正は、地縁のない「落下傘」候補だ。県連が2007年に擁立を決めてから、街頭演説は3500回、戸別訪問は2万軒を超えたという。
「麻生政権ができた時は、邪魔者扱いされ、心が折れそうになった。それに比べれば、今は地獄から天国に来たようなものだ」と、相手への逆風を自らの追い風にすることに手応えを感じている。(敬称略)
(2009年8月11日 読売新聞)
4069
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:46:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090814_01.htm
政権選択の夏
(9)「第3極」への道険し
無所属の元経済産業相・平沼赳夫はこの日、冗舌だった。
西日本有数の桜の名所、岡山県津山市の津山城跡近くのホテルで8日夕に開かれた女性後援会の会合。約200人の女性を前にあいさつに立った平沼は、ジャーナリストの櫻井よしこへの講演依頼から話を始めた。
「平沼さんからは(謝礼を)いただかないわ」
平沼が、櫻井の独特の声色をまねると、会場は大きな笑いに包まれた。
しかし、自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)の話題になると、口調は一変した。
「ローマ時代末期が頭に浮かんだ。パンとサーカスだ」
両党が子育てなどに関し、「無償化」や「手当」を乱発する様子を、ローマ帝国の政治家が市民の関心を引こうと、食べ物と娯楽をふんだんに提供した故事になぞらえたのだ。「帝国はばらまき合戦で滅亡した。両党を見るとそんな気持ちが起こる」と批判すると同時に、「迎合政治はしない。絶対にぶれない」と自らの信念を強調した。
平沼は2005年、郵政民営化に反対して自民党を離党した。「誇り高き無所属」を貫き、元衆院議員ら17人でつくる「平沼グループ」を率いて衆院選に挑む。06年に患った脳梗塞の後遺症もほぼ消え、「今では1時間の演説を1日4回もできる」という。
5議席以上を確保し、与野党とも過半数に届かない状況に追い込む。自民、民主両党を巻き込んだ「健全な保守勢力」を結集し、「第3極」としてキャスチングボートを握る――。
平沼が描く衆院選後のシナリオだ。7月5日には、弟分である自民党の中川昭一(前財務・金融相)の地元、北海道帯広市に駆けつけ、「中川先生と合体し、日本にいい政治の流れを作っていきたい」と訴えた。
民主党はそんな平沼に秋波を送ってきた。代表代行の小沢一郎は代表時代、ゴルフや食事を共にし、7月25日のテレビ番組では、最高顧問の渡部恒三が平沼と共演し、「一緒に内閣をつくりましょう」と誘った。
ところが、約2週間後の今月10日。小沢は岡山市内で記者会見を開き、弁護士の西村啓聡の擁立を発表した。連携を明言しない平沼に、事実上の「絶縁状」をたたきつけたわけだ。小沢はカメラを構える報道陣に「表情が硬いか」と笑いかけるなど、吹っ切れたように西村をもり立てた。
自民党の阿部俊子の陣営は、こうした動きを追い風にしようと、活動にさらに熱を込めている。阿部は05年の衆院選に平沼の「刺客」として立ったが、及ばなかった。しかし、選挙後には家族とともに移り住み、そのころから使っている車の走行距離は20万キロを超えた。地元滞在も、年250日を数える。
陣営幹部の一人は「民主支持層の票が割れる可能性が出てきた。そうなれば、地域密着の成果が必ず出てくる」と語る。
◇
「脱官僚、地域主権、生活重視。私たちは覚悟を持って旗印の下に集まった」
11日午後、那須高原にほど近い栃木県大田原市の集会施設。みんなの党代表の渡辺喜美が地元後援会の約300人を集め、結党への理解を求めた。政界再編を目指し、1月に自民党を飛び出した渡辺だが、副総理や蔵相を歴任した父・美智雄譲りの地盤は強固だ。自民党は対抗馬擁立をすでに断念し、民主党も手控えている。
しかし、単独での政権獲得に自信を強める民主党は、渡辺への配慮からけん制に態度を変え始めた。小沢は平沼への対抗馬擁立を発表した10日の記者会見で、「渡辺氏の姿勢が自公政権を代えると明確には取れない。公認候補擁立がある、かもしれません」と含み笑いを漏らしながら語った。
渡辺はすぐさま、13日の日本外国特派員協会での講演で、「民主党と方向性は似通っており、選挙後の連立の可能性はある」と強調してみせた。最近は、周囲にこう漏らしているという。
「民主党が勝ちすぎると、出番がなくなる」(敬称略)
(2009年8月14日 読売新聞)
4070
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:47:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090815_01.htm
(10)政界再編強い思い
「正義をつらぬく白い鳩」
前総務相の自民党の鳩山邦夫が羽織る法被には、すっかりおなじみとなった“鳩山語”が躍っている。
5日夜、福岡県久留米市。法被姿の鳩山は、筑後川の花火大会に向かう浴衣姿の女性らと握手を繰り返していた。「新党を作って下さい」と声をかけられると、鳩山は「選挙後にね」と機嫌よく応じた。
不祥事が相次ぐ日本郵政を糾弾して「正義の実現」を唱え、政治資金収支報告書の虚偽記載問題を抱える民主党代表の兄・由紀夫を「黒い鳩」と攻撃する鳩山。4日の夏祭りでは、100メートルを歩いただけで名刺2500枚がなくなったといい、「『正義』は非常によく浸透している」と満足げだ。
鳩山は、持論の政界再編論も引っ込めない。2日、大川市で開いた総決起集会では「選挙後、政界はぐじゃぐじゃになる。絶対に政界再編成が起きる」と言い切った。まず自民党内で、地方分権や環境政策などで自らに近い勢力の拡大を目指す一方、新党も視野に他党からの同調者を募る、というのが戦略のようだ。
だが、鳩山が政界再編絡みの発言を続けることに、地元の自民党関係者の心中は穏やかではない。「政界再編=離党」につながりかねないからだ。
6月上旬、久留米市内の鳩山の事務所で、後援会の最高幹部ら数人が鳩山と向き合ってくぎを刺した。
「ほかにどんなことをやってもいい。しかし、自民党を離党するとか、そんなことは言わんでくれ」
鳩山の政治歴はめまぐるしく変わった。自民、新進、民主党を渡り歩いた末に自民党に戻り、選挙区も東京2区、東京18区から、祖父が久留米市で「ブリヂストン」を創業した縁で、福岡6区に「国替え」し、その間、東京都知事選にも立候補した。こうした鳩山の動きも、支持者の不安を増幅させている。
ある久留米市議は「鳩山が自民党を離党したら、我々は応援しない。離党などでけんよ」とけん制を強める。
一方、民主党の古賀一成は鳩山と東大の同級生だが、鳩山と違い、中学、高校を久留米市で過ごしたことを売り物にする。街頭演説で「私の血の中には筑後川の水が流れている。この地で負けるわけにはいかない」と地元密着を訴える。
7月19日には、菅代表代行が応援に駆けつけた。菅と鳩山は民主党結党をともにしながら、2003年の衆院選では東京18区(武蔵野市など)で争った因縁の間柄だ。菅は西鉄久留米駅前で、「東京のど真ん中で生まれ育った人が『おれは九州男児だ』なんて言えますか。(鳩山は東京18区で)『骨をうずめる』と言っていた」と皮肉った。
今月13日夜、久留米市内で鳩山と古賀の公開討論会が行われた。鳩山は「自民党の腐っている部分を内部から変えてやろうと思い、自民党で戦います」と強調した。だが「新党を作るべきか迷いました」とも吐露し、最後は思わせぶりな言い回しで締めくくった。
「『自公政権が良い』という人はごくわずか。『民主党が良い』も少ない。古賀先生と私が話し合って決めていける、安定した政治を国民は推している」
古賀も苦笑せざるを得なかった。(敬称略)
(2009年8月15日 読売新聞)
4071
:
名無しさん
:2009/08/20(木) 23:51:55
総選挙、関心高いが期待薄? 朝日新聞世論調査
朝日新聞社が衆院選の序盤情勢調査と併せて18、19の両日実施した世論調査によると、今回の衆院
選に「大いに関心がある」と答えた人は54%に達した。郵政解散で国民の関心が高まった05年衆院選
の時の調査と同じ数字で、高い関心度の表れといえる。「少しは関心がある」は37%(05年調査では38
%)、「関心はない」は9%(同7%)だった。
「大いに関心がある」とする人の衆院選での投票動向を探ると、比例区投票先を答えた人のうち、自民は
24%なのに対し、民主は57%。05年に自民47%、民主33%だったのと逆転している。
政権交代が起きたら日本の政治が「よい方向に向かう」と思う人は24%で、「変わらない」が56%を占め
た。「悪い方向に向かう」は8%。比例区で民主に投票すると答えた人の中でも「よい方向」との答えは41
%で、「変わらない」とする46%の方が多かった。
公示直前に実施した世論調査でも、子ども手当など民主党の目玉政策への評価の低さが浮き彫りになっ
ている。有権者による「政権交代願望」の強さは情勢調査結果でも表れたが、それが民主党の政策や政権
運営への期待の反映とはいえないようだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0820/TKY200908200278.html
4072
:
千葉9区
:2009/08/20(木) 23:59:03
493 :無党派さん:2009/08/21(金) 23:07:22 ID:MxlFJRnd
日テレ&讀賣&政治広報センター合同世論調査 調査対象:全国約25万人
民主300を超える勢い、自民100議席割れも、公明も苦戦、共産躍進、社民・国民・日本苦戦、みんなは悲劇的状況
宮川隆義@NEWSZERO
・民主300議席超の可能性が高い、自民は100割れもあり得る
・民主に全国的に風が吹いている
・新人候補でも民主の看板だけで大きな支持
・自民のベテラン、閣僚経験者は大苦戦
・共産の候補者絞り込みで民主候補が優位に
・無党派層で民主は自民に小選挙区でダブルスコア、比例でトリプルスコア近い
・共産は京都1、埼玉8で議席確保の可能性、さらに比例で20議席狙える状況、最低でも13は固めた
・自民は支持層の7割しか固めきれていない
・公明は下手すると選挙区は全滅、比例も20割れがあるかも知れない
・社民は比例で大苦戦。国民・日本は選挙区でしか議席が取れない状況。みんな・大地は全滅の可能性も
・重視する政策は社会保障、景気雇用、子育ての順
・態度未決定者は小選挙区で25%、比例で16%
4073
:
おま天
:2009/08/21(金) 00:34:37
>>4072
それデマがかなり混ざってますよ。
>・共産は京都1、埼玉8で議席確保の可能性、さらに比例で20議席狙える状況、最低でも13は固めた
>・公明は下手すると選挙区は全滅、比例も20割れがあるかも知れない
>・社民は比例で大苦戦。国民・日本は選挙区でしか議席が取れない状況。みんな・大地は全滅の可能性も
私が見ていた限り、この3つはなかったと思います。
それと解説していたのは、いつもの粕谷政治部長ですね。
4074
:
千葉9区
:2009/08/21(金) 00:51:46
マジだ
失礼しやした
読まずに貼るとこういう失敗をやらかす汗
4075
:
山口新聞男
:2009/08/21(金) 01:15:59
見出しでも、合ってるのは
「民主300を超える勢い」だけですね
で、結果予想スレから転載
1274 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/08/21(金) 01:09:30
康夫や辻元は接戦その他に含まれてるんでしょうか。
NNN ZERO8/21放映
民主300議席を超える勢い
自公半分以下に
東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫の102選挙区
自公優勢 5
接戦その他 18
民主優勢 79
自民4連勝・94選挙区
優勢 12
接戦 36
劣勢 46
無党派の投票予定
自民 民主
小選挙区 15.8 31.3
比例代表 12.5 35.8
4076
:
やおよろず
◆U3upeXXkAk
:2009/08/21(金) 03:59:55
民主300議席超す勢い…衆院選情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00050.htm?from=navr
読売新聞社は30日投票の第45回衆院選を前に18日から20日までの3日間、全国の有権者約11万人を対象に世論調査を行い、全国総支局などの取材を加味して、序盤の情勢を探った。
民主党は小選挙区選、比例選ともに自民党を圧倒しており、単独で過半数を確保し、300議席を超す勢いだ。
自民党は、都市部に加え、伝統的な保守地盤である農村部でも、民主党候補に支持を奪われ、公示前議席の300議席から激減する見込みだ。
公明党は公示前議席を固めきれず、苦戦している。投票態度を明らかにしていない人が、小選挙区選、比例選ともに2割前後おり、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。
衆院選には、小選挙区選(定数300)に1139人、11ブロックの比例選(定数180)に888人(比例単独候補は235人)の計1374人が立候補している。
小選挙区選に271人を擁立した民主党は、全体の7割強を占める200人弱の候補者が当選有力になり、さらに40人前後が当落線上で優位に立つなど圧倒的な戦いぶりを展開している。
小選挙区選に289人を擁立した自民党は、当選が有力な候補は限られており、大苦戦を強いられている。当選可能性のある候補が今後健闘すれば90人に近づく可能性がある。自民党は、社民、国民新の両党候補らと対決する選挙区では善戦しているが、対民主党では苦戦している。
公明党も前議員8人が立候補したが、全員当選は難しい情勢だ。東京や大阪で厳しい接戦となっている。
社民、国民新、みんなの党の3党は、いずれも小選挙区で2議席確保の可能性が高い。比例選も合わせて、公示前勢力を維持出来るかどうかの戦いとなりそうだ。共産党は小選挙区で苦戦するが、重視する比例選で公示前勢力の9議席を固め、さらなる議席の上積みをうかがう。
比例選では、民主党が、前回衆院選で自民党が獲得した77議席を上回り、80議席台に乗る勢いだ。自民党は伸び悩み、50議席台の公算が大きい。
国政選の世論調査では、具体的な投票先を明らかにしない人が3、4割を占めるケースが多いが、今回は小選挙区選、比例選ともに少なく、特に比例選では2割を切った。解散から投開票まで40日間の長期間だったこともあり、具体的な投票先をすでに決めている有権者が多いとみられる。
(2009年8月21日03時03分 読売新聞)
4077
:
神奈川一区民
:2009/08/21(金) 04:41:22
朝日新聞の8月21日付
選挙区毎の情勢が掲載さ
れていたので、一部を書
き込みます。
神奈川一区 △中林
神奈川二区 互角
神奈川三区 ○岡本
神奈川四区 △長島
神奈川五区 ○田中
神奈川十二区 ○桜井
神奈川十四区 ○本村
神奈川十七区 △神山
神奈川十八区 ○樋高
4078
:
千葉9区
:2009/08/21(金) 07:13:53
>>4076
みんな:江田当確
国民新:殿亀はまだ
40人が当落線上
民主:200+80=280+α
自民:90+50=140−α
こんなとこか
4079
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 07:35:56
朝日150序盤選調査
*03自05自の76選挙区のうち
民主優勢:37選挙区(北海道5、静岡3)
民主やや優勢:13選挙区(京都1、広島13)
接戦:14選挙区(大分2)
自民ややリード:3選挙区(島根2)
自民優勢(群馬5)
愛知9:海部が厳しい戦い
和歌山3:競り合う
*03民主05自民30選挙区
民主優勢:23選挙区(東京1、福岡3)
民主やや先行:6選挙区(神奈川4)
社民優勢:1選挙区(大阪10)
*03民05民24選挙区
すべての選挙区で安定
*公明
大阪3:接戦
大阪16、兵庫2:公明が厳しい
4080
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 07:45:00
北海道:5区12区民主
青森:2・3接戦
宮城:4区やや民主
秋田:2区 自民と川口接戦
福島:1・3・5民主
茨城:2・7接戦
栃木1:民主
群馬3:民主
埼玉8・10・11・13:民主
千葉:9民主、11やや民主、12接戦
東京:14・23民主、4・13・16・やや民主、9接戦、11 22自民
神奈川 略
山梨3:民主
新潟3:民主
富山3:接戦
石川3:民主
福井:1接戦、3民主
長野:4民主、5接戦
静岡:3・4民主
愛知:9・13民主
三重:1民主、4やや民主
そろそろ時間なのでおしまい
4081
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 07:47:00
あと鹿児島4 沖縄4も民主
4082
:
千葉9区
:2009/08/21(金) 07:54:34
自分です。
途中で気づいたこと「自民が勝てる選挙区」をリストアップしたほうが早かったorz
4083
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 15:06:09
北海道
民主 5区以外
自民 5
比例 民主3、自民2、大地2、公明1
民主14、自民3、大地2、公明1
東北
民主 青森1、3、岩手全部、宮城4区と6区以外
福島1区以外、秋田2区以外、山形3区以外
自民 青森2、4、宮城4、6、福島1、山形3
無所属 秋田2(野党系)
比例 民主7、自民4、公明1、社民1、共産1
民主25、自民10、公明1、社民1、共産1、無所属1
4084
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 15:16:34
北関東
民主 茨城1、3、5、6、栃木3区と5区以外、群馬4区と5区以外
埼玉11区以外
自民 茨城2、4、栃木5、群馬4、5
みんな 栃木3
無所属 茨城7(自民系)、埼玉11(平沼系だが連合推薦)
比例 民主9、自民7、公明2、共産1、社民1
民主33、自民12、公明2、みんな1、共産1、社民1、無所属2
東京
民主 14、17区以外
自民 11、14、17、25
社民 8
比例 民主8、自民5、公明2、共産1、日本1
民主28、自民9、公明2、共産1、社民1、日本1
4085
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 15:29:32
ここまでの合計
民主100、自民34、公明6、社民3、共産3、大地2、みんな1、日本1、無所属3
南関東
民主 千葉10、11、12以外、神奈川8、11、13、15以外、山梨全部
自民 千葉10、11、12、神奈川11、13、15
みんな 神奈川8
比例 民主10、自民6、公明3、共産1、社民1、みんな1
民主37、自民12、公明3、共産1、社民1、みんな2
北信越
民主 長野5区以外、新潟全部、富山1、石川1、福井1、2
自民 長野5、富山2、石川2、3、福井3
無所属 富山3(民主党系)
比例 民主5、自民3、公明1、国民1、共産1
民主19、自民8、公明1、国民1、共産1、無所属1
ここまでの合計
民主156、自民54、公明10、社民4、共産5、大地2、みんな3、国民1、日本1、無所属4
4086
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 15:41:34
東海
民主 静岡3区以外、愛知全部、三重5区以外、岐阜1、3、5
自民 静岡3、三重5、岐阜2、4
比例 民主11、自民6、公明3、共産1
民主40、自民10、公明3、共産1
近畿
民主 滋賀全部、京都5区以外、大阪6、10、13、14、15区以外、兵庫8、9区以外
奈良4区以外、和歌山3区以外
自民 京都5、大阪14、15、兵庫9、奈良4、和歌山3
公明 大阪6、兵庫8
社民 大阪10
国民 大阪13
比例 民主12、自民8、公明4、共産3、日本1、社民1
民主50、自民14、公明6、共産3、日本1、社民2、国民1
ここまでの合計
民主246、自民78、公明19、共産9、社民6、みんな3、日本2、国民2、大地2、無所属4
4087
:
とはずがたり
:2009/08/21(金) 15:41:40
秋田2は社民をものともせず川口が優勢ですねぇ〜。
朝日は生駒帰る迄我慢。
4088
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 15:50:35
中国
民主 岡山3区以外、広島1、6区以外、山口2、鳥取2
自民 広島1、鳥取1、島根1、山口2以外
国民 広島6、島根2
無所属 岡山3(平沼)
比例 民主5、自民4、公明1、国民1
民主16、自民10、公明1、国民3、無所属1
四国
民主 徳島1、2、香川1、2、愛媛1、3、高知1、3
自民 徳島3、香川3、愛媛2、4、高知2
比例 民主3、自民2、公明1
民主11、自民7、公明1
ここまでの合計
民主273、自民95、公明21、共産9、社民6、国民5、みんな3、日本2、大地2、無所属5
4089
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 16:04:24
九州
民主 福岡8、11以外、佐賀1、長崎4以外、熊本1、2、大分2以外、鹿児島1、沖縄3
自民 福岡8、11、佐賀1以外、長崎4、熊本3、4、宮崎1以外、鹿児島2、4、5、沖縄4
社民 大分2、熊本5、沖縄2
国民 鹿児島3、沖縄1
無所属 宮崎1(民主、社民、国民推薦)
比例 民主9、自民7、公明3、社民1、共産1
民主29、自民19、公明3、社民4、国民2、共産1、無所属1
合計 民主302、自民114、公明24、社民10、共産10、国民7、みんな3、大地2、日本2
無所属6(うち平沼と中村以外野党系)
民主は302人で民主党系無所属を加え304議席
自民は自民党系無所属を加え116人と6割減
4090
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 16:10:29
>>4083-4089
これはどこの調査ですか?
4091
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 17:38:50
>>4090
結果予想スレに入れようとして
誤爆しました
4092
:
北海道1区
:2009/08/21(金) 18:12:40
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−1
----------
※小選挙区で横一線やデットヒート、三つどもえなど競り合いしている場合でも、先に名前のあるほうが有利だと判断しました。
※比例区では、記事になっている具体的な数字を足して定数を満たせば、そのままアップしています。
〈北海道小選挙区〉
民主 1〜12
〈北海道比例〉8
民主 4
自民 2
大地 1〜0
公明 1〜0
共産 0〜1
〈東北小選挙区〉
民主 青森1・3/岩手1〜4/宮城1〜5/秋田1・3/山形1・2/福島1〜5
自民 青森2・4/宮城6/秋田2/山形3
〈東北比例〉14
民主 7
自民 4〜5
公明 1
共産 1
社民 0〜1
4093
:
北海道1区
:2009/08/21(金) 18:14:08
〈北関東小選挙区〉
民主 茨城1〜7/栃木1・2・4/群馬1〜3/埼玉1〜10・12〜15
自民 栃木5/群馬4・5
みん 栃木3
無所 埼玉11
〈北関東比例〉20
民主 10
自民 6
公明 2
共産 1
みん 1
〈東京小選挙区〉
民主 1〜7・9・10・12〜16・18〜24
自民 8・11・17・25
〈東京比例〉17
民主 8
自民 5
公明 2
共産 2
〈南関東小選挙区〉
民主 千葉1〜11・13/神奈川1〜10・12・14・16〜18/山梨1〜3
自民 千葉12/神奈川11・13・15
〈南関東比例〉22
民主 9
自民 6
公明 3
共産 2
社民 1
みん 1
4094
:
北海道1区
:2009/08/21(金) 18:27:13
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−3
〈北陸信越小選挙区〉
民主 新潟1〜6/富山1/石川1〜3/福井1〜3/長野1〜5
自民 富山2
無所 富山3
〈北陸信越比例〉11
民主 5
自民 4
公明 1
共産 1
〈東海小選挙区〉
民主 静岡1〜6/愛知1〜12・14・15/岐阜1・3・5/三重1〜5
自民 静岡8/愛知13/岐阜2・4
無所 静岡7
〈東海比例〉21
民主 10〜11
自民 5〜8
公明 3〜2
共産 1
社民 0〜1
4095
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 20:06:15
本日の朝日は要約版みたいなのは載っていましたが、読売は詳細版が載っていました。
朝日は経費節約のため詳細は無くなったのかな。
だから全選挙区の詳細が載っている読売を買って読んでオドロキ。
4096
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 20:13:16
朝日は今回は150選挙区しか調査しなかったみたいですよ。
また、選挙戦中盤に改めて300選挙区調査をするとあります。
4097
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 20:16:52
明日の日経を買う必要はないかも。
>いずれも「本社調査」をうたいながら実際には合同調査だったことがわかった。
http://www.cyzo.com/2009/08/post_2620.html
読売と日経が隠蔽した !?「民主党圧勝」世論調査の"秘密"
読売新聞と日経新聞が本日21日付け朝刊1面トップで、「衆院選で民主党圧勝」との世論調査結果を同時掲載しているが、いずれも「本社調査」をうたいながら実際には合同調査だったことがわかった。
日本を代表する大手新聞2紙が自前で調査する費用を捻出できなくなったことが理由とみられ、新聞業界の深刻な経営事情を浮き彫りにしている。
21日の朝刊2紙は1面トップで「民主300議席超す勢い 衆院選情勢 本社11万人調査」(読売)、「民主圧勝の勢い 300議席超が当選圏」(日経)と見出しにとり、今月30日実施の衆院選で民主党が単独過半数をとる情勢にあると報じている。
1 面の記事はともに「読売新聞社は......全国の有権者約11万人を対象に世論調査を行い」「日経新聞は......全国の有権者約21万人を対象に約11万人から有効回答を得た」と書き出し、自前の調査であることを強調しながらも、11万人の調査データを基に分析したことに触れている。
しかし、通常、明らかにすることになっている世論調査の方法について両者の対応は分かれた。日経では、8月18日から20日にかけ、日経リサーチが乱数番号(RDD)方式により電話で実施し、51.2%の回答率だったことを明記しているのに対し、読売は調査方法を明らかにしなかった。
「今回、読売は日経リサーチに調査を依頼したようです。実は、昨年10月解散を取りざたされたときにすでに読売は、億単位の費用をかけた大がかりな自前の世論調査を実施していて、あらためて調査するだけの余裕がなかったようですね。それでも、今回も日経サイドにはそれに近い額の支払いをしたようで、読売と日経が組んだ異例の大規模調査になっています」(大手メディア幹部)
不況になれば、大手企業が合併や業務提携をするのは世の趨勢で、ビール業界で起きたキリンとサッポロの経営統合の動きには公正取引委員会も目を光らせる。
読売と日経はすでに朝日新聞との間で共同運用サイト「あらたにす」をスタートさせ、その寡占化の弊害も懸念されている。
巨大な部数を誇る大手2紙による合同調査は、一歩間違えれば大きな世論誘導にもつながりかねないだけに、客観性を担保するためにも調査方法を明らかにすることは必須だろう。
これに対して、読売新聞広報部に聞いたが「今日(21日)はもう担当者がいないので回答できない」とのことだった。しかし、読者サービスセンターに問い合わせると「日経との合同調査である」ことは認めた上で、「なぜ、そのことを明示しなかったのか?」という問いには、「こちらではわからない」ということだった。
一方、日経新聞広報部も、本日中(21日)に回答するのは難しいということだった。
なぜ、両社とも合同調査であることを明示しなかったのか? それによる影響をどう考えているのか? 回答が揃い次第、報告したい。
4098
:
小説吉田学校読者
:2009/08/21(金) 20:52:07
>>4097
なんじゃ、こりゃ。まあ、基数は同じでも取材情勢を加味しているから、そこらへんに変化があるのか。
果たして「300をうかがう」か「300超の勢い」か。全く予断を許さない。
さて、東京11は下村逃げ切りか。こうなるの分かってたんだからさあ。有権者から梯子を外したツケはボディブローのように効いてくるかもしれない。
【09衆院選】新党日本 有田氏の出馬取り下げも 参院繰り上げで
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090821/elc0908211441003-n1.htm
新党日本の田中康夫代表は21日、自らの参院から衆院へのくら替え出馬に伴い、22日に開かれる参院比例代表の選挙会で東京11区に立候補している有田芳生氏の繰り上げ当選が決まれば、衆院選の立候補取り下げもあり得るとの考えを示した。都内で記者団に述べた。
田中氏は21日、有田氏と都内で対応を協議し、週明けに衆院選情勢を見極めて再協議することにした。
有田氏は2007年参院選比例代表で田中氏に次ぐ票を得たが、今回の衆院選で民主党の推薦を得て東京11区に立候補した。参院の選挙会で繰り上げ当選が決まれば、有田氏が28日までに参院当選を辞退しない限り、公選法の規定により衆院選の立候補は自動的に取り下げとなる。
4099
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 21:18:58
寝言
>自民党の菅義偉選挙対策副委員長が秋田市内で記者団に対し、報道機関の情勢調査の結果につ
>いて「私どもの調査(自民党独自の調査)と乖離(かいり)している。党勢回復の基調は変わっていない」
http://www.asahi.com/politics/update/0821/TKY200908210212.html
《政治決戦24時:21日》「これからが本当の戦い」2009年8月21日13時14分
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午前 民主党の岡田克也幹事長が京都市内で記者団に対し、朝日新聞に続き、読売新聞、日本経済新聞の調査でも、民主党が300議席を超す勢いであることについて、「全国を回っている実感とはかけ離れた数字だ。これからが本当の戦い。しっかりやった候補者だけが勝ち残れる。その趣旨を徹底させたい」
同 自民党の菅義偉選挙対策副委員長が秋田市内で記者団に対し、報道機関の情勢調査の結果について「私どもの調査(自民党独自の調査)と乖離(かいり)している。党勢回復の基調は変わっていない」「保守票の回復に全力をあげると同時に、私たちは実現可能な政権公約を掲げているので、民主党の公約ときちっと対比してもらう」
同 共産党の志位委員長が党常任幹部会で「自公政権退場の流れが圧倒的な国民の声になりつつある。国民の関心も選挙戦の焦点も、自公政権退場後に移ってきている」
昼 民主党の鳩山代表が鹿児島県日置市で街頭演説し、「私もかつては自民党におった人間だ。というよりも、自民党をつくったのは私の祖父、一郎だ。我が家は子どものころから、政治といえば自民党と相場が決まっていた。問題はその孫が、今は自民党を離れて活動していることだ。今大事なことは、どの政党、政権が国民の暮らしのためにしっかり仕事をできるか、まさにこの1点ではないか」
4100
:
SWERVES
:2009/08/21(金) 21:29:17
読売新聞・神奈川面詳細
買ってきたので要約しておきます。
01区◆中林優位 松本追い上げ
中林|民8割、国社の支持、無党派リード、各年代から支持
松本|自公8割、無党派が課題
02区◆三村菅、激しく競り合う
三村|民8割、無3割、男性から高い支持、30代60代で優位
菅 |自8割、公9割、民1割、無2割、主婦から支持、20代70歳以上で高い支持
03区◆岡本小此木、激しく競り合う
岡本|民8割、無党派から一定の支持、40代〜60代やサラリーマンの支持
小此|自公7割、幅広い年代の支持、無党派取り込みカギ
04区◆長島先行、林追い、浅尾も絡む
長島|民6割
林 |自6割、公8割
浅尾|無3割、民主支持層の取り込みカギ
05区◆田中先行、坂井激しく追う
田中|民8割、無党派からも支持、自の一部に食い込む、全ての年代に浸透
坂井|自6割、公7割、無党派が課題
06区◆池田優位、上田追い上げ
池田|民8割、社半数、自の一部からも支持、女性から4割の支持
上田|公9割、自4割にとどまる、無党派浸透カギ
4101
:
SWERVES
:2009/08/21(金) 21:30:32
07区◆首藤が鈴木を頭一つリード
首藤|民8割、サラリーマンや主婦層の4割が支持
鈴木|自7割、公6割、サラリーマンの3割が支持
08区◆江田ややリード、山崎福田追う
江田|無4割、民3割、自にも食い込む
山崎|民5割
福田|自5割、公からも支持
09区◆笠安定、中山追いかける
笠 |各年代から幅広い支持、無3割、自公3割に食い込む
中山|自5割、公3割、態勢固めに懸命
10区◆城島ややリード、田中追い上げ
城島|民8割、無にも支持広げる、30代40代に浸透、サラリーマンや自営業者から支持
田中|自7割、公6割、50代以上で厚い支持、無党派取り込みが課題
11区◆小泉横粂、競り合い
小泉|無党派を重視するが浸透しきれず、自主投票の公明は確保
横粂|民8割
12区◆中塚、桜井阿部をリード
中塚|民7割、無にも支持広げる
桜井|かつての学会批判が響き、公の半数しか取り込めず
阿部|社9割、党支持層以外への浸透課題
4102
:
SWERVES
:2009/08/21(金) 21:34:19
13区◆甘利橘、激しく競り合う
甘利|自8割、公5割、無3割、50代以上で4割の支持、主婦層などの女性で優位
橘 |民8割、無2割、サラリーマンや自営業者から支持
14区◆本村一歩リード、赤間追う
本村|民8割、無3割、自にも食い込む、30代〜70歳以上で支持、サラリーマン層で他を引き離す
赤間|自公7割、無党派への浸透課題
15区◆河野勝又、しのぎ削る
河野|自9割、公8割、商工自営業者から過半数の支持
勝又|民8割、30代60代で河野に迫る4割の支持
16区◆後藤、亀井を頭一つリード
後藤|民9割、厚木や相模原で幅広い支持、伊勢原でも支持伸ばす、専業主婦層にも浸透
亀井|自7割、50代60代で支持集めきれず
17区◆神山、牧島を離す
神山|民9割、無4割、自からも1割取り込む
牧島|自6割の段階
井上|自1割に食い込む
18区◆樋高優位に
樋高|民9割、社6割、サラリーマンや自営業・主婦層で山際上回る
山際|自7割、公3割しか固められず
文中の「無」は無党派層のことです。
4103
:
千葉9区
:2009/08/21(金) 21:35:44
>>4099
4年前、おからも似たようなこと言ってましたね
4104
:
北海道1区
:2009/08/21(金) 21:37:24
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−4
〈近畿小選挙区〉
民主 滋賀1〜4/京都1〜4・6/大阪1〜9・11・12・14〜19/兵庫1〜7・10〜12/奈良1〜3/和歌山1・2
自民 京都5/大阪13/兵庫9/奈良4/和歌山3
公明 兵庫8
社民 大阪10
〈近畿比例〉29
民主 13
自民 7
公明 4
共産 3
みん 1
社民 1
4105
:
北海道1区
:2009/08/21(金) 21:38:21
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−5
〈中国小選挙区〉
民主 鳥取2/岡山1・2・4/広島2〜5・7/山口2
自民 鳥取1/島根1・2/岡山5/広島1/山口1・2・4
国民 広島6
無所 岡山3
〈中国比例〉11
民主 4〜5
自民 4〜5
公明 1〜2
国民 1
〈四国小選挙区〉
民主 徳島1〜3/香川1・2/愛媛1・3/高知1
自民 香川3/愛媛2・4/高知2・3
〈四国比例〉6
民主 3
自民 2
公明 1
4106
:
北海道1区
:2009/08/21(金) 21:38:50
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−6
〈九州小選挙区〉
民主 福岡1〜6・9・10/佐賀1・2/長崎1〜4/熊本1〜3/大分1・3/鹿児島1・4/沖縄3・4
自民 福岡7・8/佐賀3/熊本4・5/大分2/宮崎2・3/鹿児島2・5
社民 沖縄2
国民 鹿児島3/沖縄1
無所 宮崎1(川村)
〈九州比例〉21
民主 9
自民 7
公明 3
社民 1
共産 1
4107
:
千葉9区
:2009/08/21(金) 21:41:36
>>4097
どうでもいいが経営統合するのはキリンとサントリー
サッポロではない。
4108
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 21:42:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090821/elc0908212031008-n1.htm
【09衆院選】自民、「民主躍進」報道相次ぎ激しく動揺 民主は引き締め躍起 (1/2ページ)
2009.8.21 20:29
朝日新聞や読売新聞などが実施した世論調査で民主党優勢を示すデータが相次ぎ、「民主、300議席」などと報じられ、自民、公明両党に動揺が広がっている。特に自民党では支持率は緩やかな回復基調にあるとみていただけに冷や水を浴びせられた形となった。一方、大勝ムードが漂う民主党では引き締めに躍起だ。選挙は投開票日までの1週間が勝負。各メディアの世論調査が終盤戦の選挙情勢にどんな影響を与えるのか。(大谷次郎)
朝日新聞は18、19両日、150選挙区で電話調査を行い、「民主、300議席をうかがう勢い」と報じた。読売新聞は18〜20日に11万人を対象に世論調査を実施。日本経済新聞も同様の調査を行い、民主党が単独過半数を大幅に超え、自民党は100議席前後になるとの見通しを伝えた。
自民党では定期的に極秘世論調査を実施している。「麻生降ろし」が吹き荒れた6月末の調査では100議席前後で大敗しかねない数値だったが、7月末の調査では比例を合わせると150議席は確保できるほど党勢を回復していた。民主党で日米FTA(自由貿易協定)をめぐる混乱や、鹿児島県で起きた「日の丸切り張り」問題などが表面化したことも追い風とみて接戦区をてこ入れし、積み上げを狙う算段だった。
それだけに党執行部は朝日、読売などの調査結果に困惑を隠さない。
自民各派では各社世論調査の詳細をめぐる情報が錯綜(さくそう)した。ある閣僚経験者は「一発逆転の策があったら教えてほしい」と必死の形相。「もうチェンジ旋風を止めるのは難しい」と肩を落とす候補者もいる。ある閣僚は「こんなんでくじけていては何のために政治家になったか分からん。まだ一週間ある」と自らを励ました。
河村建夫官房長官は21日午前、愛知県入りしていた自民党の細田博之幹事長と電話で今後の対応を協議。記者会見では「(調査結果は)非常に厳しいが、多くの皆さんが接戦を展開している。ここが踏ん張りどころだ。トレンドだけで日本の運命を託していいのか」と述べた。
麻生太郎首相は21日、新幹線で移動中に記者団の質問に応じ、「世論調査はよく見る方でもないし、信用もしていないが、1カ月前と今では調査結果が変わってきた感じがする。7月の東京都議選のときが底だった。聴衆の反応は悪くない。有権者は民主党のマニフェストを見て不安に思っていると思う」と楽観的な見通しを示した。
一方、民主党は「報道の数字は実感とかけ離れている」(幹部)と警戒心を隠さない。岡田克也幹事長は20日夜、各候補者の陣営に「緩んでしまえば最後に逆転される。これから本当に厳しい戦いが始まる」との檄文をファクスで送り、慢心を戒めた。小沢一郎代表代行も21日、秋田県湯沢市内で記者団に「にわかには信じがたい。そういう楽観的な見方はしていない。民主党が国民の心をどこまでつかむことができるかが最大の勝負だ」と党内の引き締める考えを示した。
◇
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は今週末に終盤情勢調査を実施する。
4109
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 21:48:02
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908200354.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200908200362.jpg
「民主300議席の勢い」各党に衝撃2009年8月21日1時37分
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支持者と握手を交わす自民党の麻生総裁(首相)=20日午後1時56分、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前、森本浩一郎撮影
車のサンルーフから身を乗り出して支持者らと握手する鳩山民主党代表=20日午後6時42分、和歌山県田辺市のJR紀伊田辺駅前、杉山敏夫撮影
郵政選挙と比べると…
民主、300議席をうかがう勢い――。朝日新聞が20日報じた総選挙の序盤情勢調査で、各党に衝撃が走った。世論の風向きは、自民党が大勝した05年郵政総選挙と全く逆方向。民主党は揺り戻しを警戒して手綱を締め、自民党は「政権交代旋風」に吹き飛ばされないよう必死だ。
■民主幹部ら「揺り戻し」警戒
「政権をとって、まず1期4年やらせていただくなかで、消費税の増税などは全く必要ない政権をつくる」
民主党の鳩山代表は20日、島根県出雲市で演説し、政権交代への意欲を強調した。ともに演説に立った国民新党の亀井久興幹事長は朝日新聞の情勢調査にふれ、こう鳩山氏を持ち上げた。
「今のままでいけば政権交代は間違いない。鳩山首相が誕生する」
政権交代への期待の高さは民主党候補も戸惑うほどだ。あるベテランは「駅に立っていても『マニフェストを下さい』と寄ってくる人が多い」と有権者の反応に驚き、別のベテランも「反応がよすぎる。自民党候補もどう戦っていいかわからない選挙になっている」と首をかしげた。
ある幹部は05年郵政選挙の情勢調査と比較しながら、こう解説した。「(低く見積もっても)単独過半数はいく。『逆郵政』で、300議席とってもおかしくはない」
4年前とは逆方向の風が吹く。党執行部が「もう勝った気になっている候補がいる」と警戒するのは「上滑り」と「揺り戻し」だ。菅直人代表代行は記者団に「4年前惨敗した大都市は、一瞬にして変わる。楽観はしていない」と強調。岡田克也幹事長は静岡県磐田市での街頭演説で、こう引き締めた。
「マスコミは今、民主党有利だという。そんなものは全くあてにならない。1週間前の予想は当たったためしはない。あまりに楽観的なものが出ると、必ず反動がある」
民主党が連立パートナーと見込む国民新、社民両党も別の立場から警戒している。協力関係にあるといっても、民主党に票が集中すれば、苦戦を強いられるからだ。参院は民主党が過半数に届かないため3党共闘が不可欠という事情は変わらないが、有力者が衆院議席を失えば、民主党との力関係も変わりかねない。
国民新党の幹部は「みんな民主党に流れている。とにかく、勝ち上がらなければ」。社民党の福島党首も20日、仙台市での会見で「もっと比例区重点でやっていきたい」と強調した。民主党政権を前提に、是々非々路線にシフトした共産党の志位委員長は札幌市での会見で「自公政権にもう退場してほしいというのは圧倒的だが、民主党にも不安がある」と牽制(けんせい)した。
民主党にとっても大勝は良いことばかりではない。もし300議席を超えれば、元職と前職が全員当選しても140人程度の新人議員が誕生することになる。「党をどうやってまとめていくのか」(若手)と心配する声も上がる。
また、今回の事態は郵政選挙の反動でもある。再び同じような反動が民主党に跳ね返ってくるかもしれない。困難な霞が関改革などを断行し、国民の期待をつなぎ留めることができるのか――。中堅幹部は選挙後を見すえ、不安を漏らした。
「政権をとったら、次々と改革を実行しないと国民が納得しない。国民の期待値が高いのが、逆に怖い」
4110
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 21:48:19
>>4109
■自民、残る手段は「麻生隠し」
「まだ10日間ある。結論を急ぐべきではない。民主党のマニフェストの実現性を疑問に思う人も多くなっている」
自民党の細田博之幹事長は20日、朝日新聞の取材に対し、「自民党半減」との情勢調査の結果について強気に語った。
だが、与党内の受け止めは深刻だ。参院自民党の有力議員が「厳しい、厳しい、どこも厳しい」と吐き捨てれば、閣僚の一人も「全国を(遊説で)回っている肌感覚と同じだ。4対6で負けていたところが、3対7に落ち込んできている」と危機感を募らせる。公明党幹部も「ショックが大きい。(調査結果の)数字は具体的にイメージできない」とため息をついた。
衆院解散前、「麻生降ろし」でどん底を味わった自民党だったが、選挙戦に突入してから、民主党によるマニフェストのドタバタ修正など「敵失」が相次ぎ、反撃の余地が出てきた、との期待感も党内に広がっていた。
実際、麻生首相は17日の朝日新聞などのインタビューで「少なくとも解散以前と解散後とは少し雰囲気は変わってきた。自民党内の結束の乱れは7月21日の両院議員懇談会でほぼ終結。市場経済原理主義が行きすぎた部分の対応をきちんと申しあげた。それが評価として出てきている」と語っている。
「小選挙区で155議席、比例区では55議席で合計210議席。公明党の31議席を合わせると(与党で過半数の)241議席になる」。政権維持に向け、こんな皮算用をしてみせる幹部もいる。党執行部の一人は「国民は、民主には『不安』を覚え、自民には『不信』がある。いかに民主党の不安を指摘し、自民への不信を取り除いていくかだ」と反撃の筋書きを描く。
しかし、自転車で選挙区を駆け回っている閣僚経験者は「(有権者は)みんな熱に浮かされた状態だ。もうどうしようもない」と悲鳴をあげる。
そんな中で、自民党内で巻き返し策として浮かんでいるのが「麻生隠し」だ。
加藤紘一元幹事長は20日の演説で「麻生政権の評判がよくないから困っている。自民党もいつまでも麻生政権ではない。麻生政権への評価で自民党の評価を決めないでほしい」と強調した。
ある3役経験者も、参院自民党の有力幹部に「有権者は『選挙に勝てば麻生首相が続投するから、自民党には入れない』と考えている」と語りかけ、「選挙後は麻生総裁ではない」と打ち出すことで党勢回復を図ろうと模索する。
05年郵政選挙で自民党を大勝に導いた小泉元首相は19日夜の演説で「この10年間、政権交代を何とか耐えてきた。『寄せ集め』が民主の弱みだったが、いまや、それが強みになってしまった」と指摘。「これだけの逆風、よほどのことがない限り、政権交代は実現する」と語り、早々と白旗を掲げた。
4111
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 21:49:26
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082007_all.html
「民主300議席」の衝撃…小沢チルドレン大増殖
小選挙区は200議席突破
8・30総選挙で民主党が「300議席」目前の勢い−。20日付の朝日新聞が同社の総選挙序盤戦情勢調査として、こんな衝撃的な議席予測を報じた。一方、自民党は選挙前の300議席から半数以下に激減すると予測。政権交代を旗印に勢いに乗る「鳩山民主」、窮地に立つ「麻生自民」両党の党勢の違いが改めて鮮明になったと言えるが、果たして民主はこの勢いを持続できるのか。
朝日新聞によると、序盤戦情勢調査は18、19両日、全300小選挙区のうち(1)都市型(2)地方型(3)中間型−とそれぞれ50選挙区、計150の選挙区を選定。有権者に投票先などを聞いた結果を2倍にして情勢を分析した。
調査結果で最も議席を伸ばしたのが民主。過半数(241議席)を大きく上回り「300議席」をうかがう勢いをみせている。特に小選挙区では200議席を突破し、前職、元職に加え、新人も優位に選挙戦を展開している選挙区が目立つ。
このうち「都市型」選挙区では、2005年の郵政選挙で自民に多くの議席を奪われたが、今回は民主がほとんどを“奪還”するとしている。比例代表でも民主の勢いはとまらず、11ブロックすべてで議席増。郵政選挙(61議席)を上回る80議席台後半に届く情勢だという。
こうした「民主旋風」に乗り、総選挙後は小沢一郎代表代行が手塩にかけてきた新人議員、いわば「小沢チルドレン」が大増殖するとの見方が強い。自民党関係者は「総選挙が終わってみれば民主は小沢氏に近い議員が100人前後に増え、『小沢王国』誕生だ。その勢いで左ウイングを排除していくのでは」と指摘する。
一方の自民党。小選挙区で100議席を下回る可能性が高いとしたうえ、比例代表も郵政選挙(77議席)から大幅に減らし、60議席に達するか微妙な情勢としている。自民が強固な地盤の多い「地方型」選挙区でも大きく議席を減らす見通しだ。実際、大物議員の陣営は「逆風は猛烈。もう弾も食糧もない」とこぼす。
永田町事情通は「民主に勢いがついたまま、選挙最終盤に突入するか、『300議席』報道で、逆バネが働き揺り戻すのか。まだまだ情勢は予断を許さない」としているが…。
ZAKZAK 2009/08/20
4112
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 21:50:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00010.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090821-416740-1-N.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090821-416756-1-N.jpg
衆院選情勢調査<1>民主旋風、津々浦々に
読売新聞社の衆院選情勢調査では、4年前の2005年衆院選の「小泉旋風」をしのぐ、民主への追い風が全国で吹いていることが、明らかになった。
都市と地方、世代を問わず、民主党への支持が前回比で自民党を逆転している。無党派層の民主党支持は自民党の3倍に達した。自民党は、態勢の立て直しに懸命だ。
◆自民離れ深刻◆
比例選での投票動向を分析すると、有権者に全国規模で地殻変動が起きていることが浮かび上がる。
有権者の所在地を都市規模で五つに分類し、自民、民主両党の支持を比較したところ、民主党は大都市から町村部までのすべての層で4割の支持を集め、初めて自民党を圧倒した。とりわけ、自民党支持が厚かった小都市(人口10万人未満)や町村部で逆転したことで、2007年参院選の地方の1人区で大勝した勢いを維持し、地方でも支持を広げる傾向が顕著となった。
地方に多い農林水産業の従事者の支持動向を見ても、前回は自民党が27ポイントの大差でリードしたのに対し、今回は6ポイント差に縮小。民主党が目玉政策とする農家への戸別所得補償制度の導入が評価を集め、地方への浸透力を強める一因になったとみられる。
年齢別でも、民主党支持は20〜60歳代のすべてで初めて自民党を上回り、まんべんなく浸透。自民党は70歳以上で優位に立ったが、民主党との差はわずか2ポイントに過ぎず、後期高齢者医療制度への反感が持続している可能性がある。
自民党は、これまで強みとしてきた「地方」「高齢者」のいずれでも、深刻な支持離れに直面した格好だ。前回、小泉首相人気で民主党とほぼ伯仲した無党派層の支持も、自民党12・5%に対し、民主党35・8%と、大きく水をあけられている。
比例選に見られる有権者の劇的な意識変化は、小選挙区情勢にも色濃く表れている。
都道府県庁所在地を含む1区(47選挙区)のうち、自民、民主両党が対決する44選挙区を見ると、民主党が有力となった選挙区は30選挙区あるのに対し、自民党は2選挙区にとどまり、民主党に強い追い風が吹いている状況だ。自民党は残り12選挙区をすべて獲得する可能性もあるが、現時点では当落線上で民主党が優位な選挙区は10選挙区に上っている。
また、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以来、自民党の公認候補が4回連勝し、今回も同党が候補をたてている92の「金城湯池」選挙区に関しても、自民党は7割近い選挙区で苦戦している。
(2009年8月21日07時10分 読売新聞)
4113
:
名無しさん
:2009/08/21(金) 21:52:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00022.htm
衆院選情勢調査<2>野党共闘、民主の独り勝ち?
小選挙区選での民主優勢には、政党間の対決構図の変化も、プラスに働いているようだ。
共産党が候補者を擁立せず、自民、民主2党の一騎打ち型となった122選挙区では、民主党が80区前後で有力、20区程度で当落線上で優位に立つ。共産党支持層全体の5割は民主党候補に投票する意向を示し、議席の上積みに貢献している。共産党支持層の3割は投票先を回答しておらず、民主党にさらに票が集中する可能性もある。
また、選挙後の連立を想定する民主、社民、国民新、新党日本の野党4党は今回、共闘を進め、248選挙区では民主党に候補を一本化する形で自民党と対決している。この248選挙区を見ると、民主党は社民、国民新両党の支持層全体の各6割程度を固めており、一定の共闘効果が見られた。
ただ、社民党に候補を一本化し、自民党と対決する15選挙区では、民主党支持層の5割程度しか社民党に投票すると回答しておらず、2割は自民党に流れている。実際、社民党候補は小選挙区で伸び悩んでおり、野党共闘は民主党の“独り勝ち”の様相も呈している。
(2009年8月21日07時09分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00026.htm
衆院選情勢調査<3>組織力の自民、回復傾向も
序盤を優位に戦う民主党に対し、自民党は巻き返しに懸命だ。経済成長戦略や安全保障などで民主党の政策に対する批判を強め、挽回(ばんかい)を図る方針だ。
麻生首相は20日、鹿児島、熊本両県を回り「我々は経済の成長戦略を持っている。それが自民党の良さだ」と訴えた。首相は読売新聞などのインタビューで「解散前と解散後で雰囲気が変わってきたという感じはしている」と述べ、情勢は上向きだとの見方を示している。
組織力で上回る自民党にとって、個人後援会や企業・団体などの末端まで支持を浸透させるには、長い選挙期間のほうが有利との見方がある。今回の衆院選は、解散から投開票日までの期間が40日間で、現憲法下で最も長い。党幹部の一人は「じわじわと良くなっている」と自信を見せる。
閣僚経験者らベテラン勢の選挙区では、徹底的な組織固めが功を奏し、次第に追い上げているとの分析もある。中国、四国、九州などを中心に民主党との差は詰まっているとして、党執行部は「もともと選挙に強い人は上向きになっている。逆に、支持基盤が弱い新人や若手が苦戦する傾向が顕著だ」と見ている。
民主党は陣営の緩みを警戒している。岡田幹事長は20日、神奈川県厚木市での街頭演説で「全国を回っていると、たいして強くない人が浮かれてしまっている。演説も、周囲も、勝ったつもりでやっている。そういう人は勝てない」と上滑りを戒め、「これからが本当の戦いだ」と訴えた。
党内でも「政権交代ムードが高まり、無名の新人も民主党というだけで強烈な追い風を受けているが、候補者の実力で上回っているわけではない」(幹部)との見方が一般的だ。
今後、政権公約(マニフェスト)をさらに前面に押し出し、政党対決の構図にすることで、勢いを持続させたい考えだ。
(2009年8月21日07時07分 読売新聞)
4114
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 00:50:53
>>4100-4102
乙ですヽ(´ー`)/
茨城版もゲトしたんで近日うp予定。
静岡版も明日ゲトしてみようと思います♪
4115
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 01:05:21
大阪では中山家も松浪家も放逐出来そうで喜ばしいですな。
願わくば比例復活などしないことを望む。
4116
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 02:37:16
読売日経合同調査注目区抜粋・コメント
☆:まさか度 ●:要梃子入れ区
■まさかの選挙区<1>=ちょっと出来過ぎかも
・青森2●江渡と中野渡が競り合い ☆☆☆
・青森4●木村と津島が互角の戦い ☆☆☆
・宮城4 石山が戦いを優位に進めている ☆☆☆
・秋田2●金田と川口が横一線で争う ☆☆
・福島2 先行する太田を根本が猛追する ☆☆
・福島5 吉田がリードする展開 ☆
・茨城2●石津と額賀が横一線の戦い ☆☆☆☆☆
・茨城4●高野と梶山がデッドヒート ☆☆☆☆☆
・茨城6 大泉が先行し,丹羽が追いかける展開 ☆☆☆☆☆
・茨城7●柳田,中村,永岡が三つ巴でしのぎを削る ☆☆
・栃木5●茂木と富岡がつばぜり合い ☆☆☆
・群馬1●宮崎と尾身が横一線 ☆☆☆
・群馬2 柿沼が優位に立つ☆☆←結構下馬評高かったけど俺はこんなに強いとは思えなかった
・群馬4●福田と三宅が競り合う展開☆☆☆←最早それ程驚きではない。
・東京10●江端がわずかに先行し,小池が激しく追う☆☆←小池が幸福に土下座した時点で或る程度読めてたけど。将に貧すれば鈍す。
・東京14 木村が安定した戦いぶり。松島は自民,公明の支持層を得ているが一部は木村に流れている☆☆←どぶ板選挙大好き松島だが。
・東京15 東が優位に立っている☆
・千葉10●谷田川が先行し,林が猛追する展開☆☆☆☆←谷田川には期待してた分☆1個減
・千葉11●金子と森が横一線の戦い☆☆☆☆←リードではないので☆1個減
・千葉12●浜田と中後が激しく競る☆☆☆←中後が後ろなので☆2個減
・神奈2●三村と菅が横一線で競り合う☆☆
・神奈11●小泉と横粂が競り合っている。小泉は無党派に滲透し切れていない。横粂は民主支持層の8割を固めた☆☆←小泉色々しょぼそうなのでこんな展開もあり得たがやっぱり驚き。横粂は民主層への伸びしろもあり?
・神奈15●河野と勝又がデッドヒートを展開している☆☆☆☆←河野太郎は自民党内で最も嫌らしい嫌いなタイプなので出来れば落ちて欲しいのだが。
・神奈17 神山に有利な展開。民主支持層の9割を固めた。牧島は河野の後継指名で追い上げを目指す。☆☆☆☆←河野指名の若い女候補をやや引き離している?!
・山梨2 先行する坂口を堀内と長崎が追う☆☆
・石川2 田中と森の戦いが予断を許さない展開☆☆☆☆←ホントは5つ星だろうが,いなばやまさんに此処は面白くなると云われてたので。
・石川3 近藤と北村がデッドヒートを繰り広げる☆☆☆☆☆←今まで中選挙区時代から野党が一回も獲れない選挙区なのに・・
・福井2 糸川と山本が激しく競り合う☆☆←新進党の山本が善戦した事はあったが
・福井3 松宮と高木が互角の戦い☆☆←自民落選は96年の再来ではあるが。
・長野5 加藤が優位に立っている←世襲宮下の強大な地盤に社民の分裂もあるのに吃驚
・静岡3 小山が有利に戦い☆☆☆←ここん所の流れとしてはそれ程不思議でもない。。
・岐阜1 柴橋が優位に戦いを進めている☆☆←此処迄地盤崩壊すれば
・岐阜2●棚橋と橋本の接戦☆☆☆☆
・岐阜4●金子と今井が横一線☆☆☆☆
4117
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 02:37:43
>>4116-4117
■まさかの選挙区<2>=ちょっと出来過ぎかも
・京都1●平と伊吹が横一線☆☆
・京都5●谷垣と小原が接戦☆☆☆☆
・大阪1 熊田が安定した戦いを進めている。中馬は自民支持層の一部が熊田に流れ固め切れてない☆☆←此処は諦めてた。なんか裏切りとかありましたっけ?
・大阪6 村上がややリードし,福島が追い上げる。☆☆←此処は公明党が一番強い地域
・大阪13●西野と白石がデッドヒート☆☆☆
・大阪14 長尾が優位に立っている☆☆☆
・大阪15 大谷が一歩リード☆☆☆
・大阪18 中川がリードする展開☆☆
・若山3●二階と玉置が横一線☆☆←ココも色々二階異変の噂も聞くが横一線はなかなかのもの。是非もう一突きして落としたい
・島根1●細田と小室が横一線で争っている☆☆←小室は善戦すると思ってたが正直自信あんまなかったので
・岡山5●加藤と花咲が一歩も譲らぬ展開☆←村田より全然弱い加藤だが。加藤家もそろそろ絶滅させたい。
・広島1●岸田と菅川が小差の競り合いとなっている。☆☆
・広島4●空本と中川が一歩も譲らぬ展開☆☆
・徳島3 仁木が先行し,後藤田が追いかける展開☆☆☆☆←考えてみれば新進党が取ったりの選挙区ではあった。
・香川2 玉木が優位に立っている。
・愛媛3 先行する白石洋を白石徹が猛追している☆☆←小野はダメダメだったみたいだけど徹は満を持しての出馬の印象だったんですけどね
・高知1●田村,橋本,福井の3人がデッドヒート☆←慌てて喜美に擦り寄りだした大二郎。巧く行くと橋本家も放逐出来るか?
・福岡6●古賀と鳩山が激しく競り合う←鳩山のみっともない右往左往を有権者がちゃんと見抜いているなら喝采であるヽ(´ー`)/
・佐賀2 大串が頭一つ抜け出している☆☆☆☆←結構衝撃
・熊本2 福嶋が有利な戦い☆☆←熊本郊外ではあるんだけど
・熊本4 後藤と坂本が激しく競り合う☆☆☆☆←結構衝撃
・鹿児3●松下と宮路が激しく競り合う☆☆
・鹿児4●皆吉と小里が横一線で争っている☆☆☆☆☆←ミスター新幹線の世襲候補が労組系に先行されるとはね。。
・鹿児5●森山と網屋がしのぎを削る
・沖縄3 玉城が戦いを優位に進めている☆☆
・沖縄4 瑞慶覧が頭一つ抜け出している☆☆☆
4118
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 02:38:27
■やっぱりの選挙区<1>=だろうとは思ってたけど調査みる迄は半信半疑だった選挙区
・北海5 小林を町村が猛追
・北海11 石川が有利な戦い
・青森3●僅かに優位に立つ田名部に大島が肉薄している
・岩手2 畑が民主支持層の8割を固め,頭一つ抜け出している☆←どんだけ頑張っても固かったので突き抜けたならば爽快感強し♪
・秋田3 京野がややリードし,御法川追い上げる。
・福島1 石原が優位に立っている
・茨城1 福島が安定した戦い→この後公明推薦が赤城に付いたので赤城に伸び代あり。この時点は公明の4割が態度未定。
・栃木4 4連敗中の山岡が今回は頭一つ抜け出した
・埼玉8 公募の小野塚が優勢←公募の柴山の人気が多少不安だったが安心した
・埼玉9 五十嵐が安定☆
・埼玉10●松崎と山口が接戦☆
・埼玉12 本多が安定感増している☆
・埼玉13 森岡がややリードし,土屋が追いかける展開☆
・埼玉14 中野が安定した戦い☆
・東京4 藤田が先行し,平が追いかける展開
・東京5 手塚が一歩リード
・東京23 櫛渕がリードする展開
・千葉9 奥野が戦いを優位に進めている。
・神奈1 中林が優位☆
・神奈3●岡本と小此木の接戦
・神奈4●長島が微かにリード
・神奈6 池田が頭一つ抜け出した
・神奈10 先行する城島を田中が激しく追い上げる
・神奈13●甘利と橘がしのぎを削る。
・新潟2 鷲尾がリードする展開
・新潟3 黒岩が優位
・富山3●相本と橘がしのぎを削る
・長野1 篠原が有利な戦い
・長野4 矢崎がリードする展開☆←裏切りもんの後藤は落としたかったので非常に嬉しい
4119
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 02:39:05
>>4118-4119
■やっぱりの選挙区<2>=だろうとは思ってたけど調査みる迄は半信半疑だった選挙区
・静岡1 海野が優勢
・静岡2 津川が優位に
・静岡4 田村がリード
・岐阜5●阿知波と古屋が激しく競り合う☆←期待はしてたけど
・愛知7 山尾が優勢
・愛知8 全世代に支持が拡がる伴野が安定感を増す←前回落ちたのがだらしないんだけど
・愛知9 岡本が有利な戦い←相手が元首相でももうほぼ驚きはない
・愛知12 中根が一歩リード←実は少々心配してたのも事実だが
・愛知15●森本と山本が激しく競り合っている
・三重4 森本が頭一つリード☆←地元情報では余り元気がないなんてのもあったけど
・三重5 藤田が有利な戦いを展開する☆←自民層に食い込めそうな感じではあった。
・大阪2●萩原と左藤が競り合い,川条が追う。
・大阪3 中島が先行
・大阪4 吉田が優位に←イマイチ頼りなかったけど
・大阪5 稲見が有利な戦い。
・大阪16●森山と北側が横一線の戦い
・大阪17 返り咲きを目指す辻が優位に戦いを進める
・兵庫2 向山が先行し,赤羽が追いかける
・兵庫4 高橋が有利な戦い
・兵庫5 梶山が頭一つ抜け出している☆
・兵庫10●岡田が微かにリードし,渡海が追う
・奈良2 滝が先行し,高市が追いかける展開
・奈良3 吉川が優位に立っている☆
・奈良4●田野瀬と大西が大接戦を展開
・若山1 岸本が戦いを優位に進めている☆☆←こうなるとは信じてたけどやっぱり嬉しい
・若山2●阪口と石田が競り合う☆←この程度はやるとは
・鳥取2 湯原がリードする展開
・岡山1●高井と逢沢が激しく競り合う☆
・岡山4 柚木が優位に戦いを展開する←本物や…前回の当選はフェイクとちゃう。。
・広島2 松本が安定した戦い
・広島3 橋本が戦いを優位に進めている
・広島7●和田が微かにリード
・徳島2 高井がリードする展開
・高知3●山本と中山がつばぜり合い←此処迄は驚き無し。此処からもう一つ上を狙いたい。
・福岡4 古賀が先行し,渡辺が追いかける展開
・福岡5●楠田が微かにリード
・長崎2 福田が先行し,久間が追いかける展開
・鹿児1●川内が微かにリード☆
・鹿児2●徳田と打越が一歩も譲らぬ展開☆
4120
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 02:41:11
>>4116-4120
■まさかの選挙区<追加>=ちょっと出来過ぎかも
・宮崎2●江藤と道休が小差の競り合い
■もっとがんばりましょうの選挙区
・北海7 仲野が僅かにリード→惜敗者を稼いで町村や中川を落とそうというのは良い傾向だw
・山形1●鹿野と遠藤が激しく競り合う
・東京1●海江田,与謝野が一歩も譲らぬ展開←健康不安がじわじわ効くのでは?
・東京11 下村が頭一つ抜け出している
・東京12 青木が太田とデッドヒートを展開
・東京13●平山と鴨下が横一線で争っている
・東京17●平沢と早川が一歩も譲らぬ展開☆←驚きはそれ程ない。もうちょいだ。
・東京22 追い風に乗る山花を伊藤が猛追←もっと突き放しているべき
・神奈8 江田が無党派に滲透し,ややリードしている。
・石川1●奥田と馳が横一線
・静岡7 城内が頭一つ抜けだし。自民支持層から約5割の支持を得て無党派にも滲透。斉木は民主支持層の約5割,片山は自民支持層の約4割しかそれぞれ纏め切れてない。
・静岡8●塩谷と斉藤が激しく競り合う。
・愛知10●杉本と江崎が横一線←こんなものだとは思うが余所が頑張ってる分非常にもの足りぬ
・愛知13●大村と大西が互角の戦い
・三重1●中井と川崎が激しく競り合う
・兵庫8●先行する冬柴を田中が猛追←田中は無党派の2割以上の支持との事で伸び代は十分
・鳥取1 石破が戦いを優位に進めている
・島根2●竹下と亀井が激しく競り合う←もちっとやると思ったけど国新の看板が仇かねぇ。。
・広島5●三谷と寺田が横一線で争っている。
・愛媛1●永江と塩崎が互角の戦い←流石政策通みたいな顔して地元で利権漁りしてただけのことはあって固いわ
・福岡7●古賀と野田が一歩も譲らぬ展開
・福岡9●緒方と三原が互角の戦い←市長後継なんだからもうちとやらねば
・長崎3●山田正と谷川が横一線で争っている
・長崎4●宮島と北村が激しく競り合う
・大分2●衛藤と重野が横一線で争っている
4121
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 03:16:29
>>4114
静岡版はネットでげと。
衆院選情勢 民主1〜6区で優勢
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090820-OYT8T01065.htm
30日投開票の衆院選で、読売新聞社は18〜20日の3日間、全国の有権者を対象に世論調査を実施し、取材を加味して序盤の情勢を探った。県内の静岡1〜8区では、1〜6区で民主党候補が好調な滑り出しを見せ、自民党候補が追撃する展開となっている。7区は無所属候補が先行し、民主と自民の候補が追いかける。8区は自民と民主の候補が競り合いを演じている。ただ、調査時点では、小選挙区で誰に投票するかを明らかにしていない有権者が各小選挙区とも2〜3割おり、情勢が今後大きく変わる可能性もある。(文中敬称略)
1区 牧野リード追う上川
牧野がややリードし、上川が追う。全体の4分の1を占める無党派層の動向が鍵を握りそうだ。
牧野は民主支持層の8割弱を固めたほか、無党派層で3割弱の支持がある。性別では男性の5割弱が支持し、年代別では30、50、60歳代で4割強の支持を集める。職業別では、商工自営・自由業の5割弱、給与所得者の4割に食い込んでいる。
上川は自民支持層の約8割をまとめた。無党派層の支持は2割で、牧野に一歩後れを取る。年代別では70歳以上の4割近くをまとめ、牧野を上回る。職業別では無職で支持が牧野を上回ったほか、専業主婦でも牧野と互角の浸透ぶり。
池野は共産支持層の7割をまとめたが、無党派層にはまだ浸透していない。佐藤は公示直前の出馬表明で、まだ知名度が上がっていない。
中野はまだ支持が広がっていない。
2区 雪辱期す津川優位
雪辱を期す津川が支持を広げ、優位な戦いを進めている。
津川は、民主支持層の9割近くを固めたほか、無党派層でも4割近くに浸透。自民支持層でも1割強の支持がある。給与所得者、商工自営・自由業、専業主婦のほぼ半数を固めたほか、年代別でも60歳代と70歳以上を除く各年代で5割以上の支持を集める。
原田は、自民支持層の7割、公明支持層の5割を固めた。無党派層の支持は1割強にとどまる。職業別では、農林水産業で7割強を固める強さを見せ、商工自営・自由業でも3割強の支持がある。年代別では、70歳以上で4割弱の支持を集め、津川を上回った。
浜口はまだ支持が広がっていない。
3区 小山先行柳沢追う展開
小山がリードし、ベテランの柳沢が追う。
小山は民主支持層の8割強を固め、無党派層の4割弱から支持を集める。自民支持層でも1割に食い込む。年代別では20、30、40歳代で5割以上の支持があり、職業別でも専業主婦の5割強、給与所得者の5割弱の支持を得ている。
柳沢は自民支持層の8割弱を固めたが、無党派層への浸透はまだ1割。年代別では70歳以上で5割超の支持があり、職業別では農林水産業や無職で小山を上回る支持を集める。
江頭はまだ浸透していない。
4区 田村を望月が追う
先行する田村を望月が懸命に追う展開。
田村は民主支持層の8割強を固めたほか、無党派層の4割弱にも支持を広げる。年代別では30、40歳代で6割強の支持を集めるほか、男女別では男性の支持が5割強。職業別では、給与所得者、無職の支持が5割以上となった。
望月は自民支持層の8割強を固め、民主支持層の1割も支持するが、無党派層の支持は3割弱で、田村に比べまだ弱い。年齢別では、70歳以上で5割近い支持を集めたが、30、40歳代の働き盛り世代の支持が2割程度で、まだ浸透不足。職業別では、商工自営・自由業で5割、専業主婦で4割弱の支持がある。
神沢はまだ支持が広がっていない。
5区 好調細野追う斉藤
細野が好調なスタートを切り、斉藤が追う。
細野は民主支持層の約9割をまとめた。無党派層からも4割超の支持を集めているほか、自民支持層でも1割超に食い込んでいる。全年代層で斉藤を上回る支持を集め、職業別でも無職、給与所得者、商工自営・自由業で5割超の支持を得ている。男女別では、男女とも斉藤を上回る支持を集める。
4122
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 03:17:11
>>4121-4122
斉藤は自民支持層の7割強を固めたが、無党派層の支持は2割弱で細野に後れを取っている。年代別では、70歳以上で3割強の支持がある。職業別では、商工自営・自由業と専業主婦で3割超の支持を得ているが、給与所得者では細野に比べ支持がまだ弱い。
堀はまだ浸透していない。
6区 渡辺優位倉田は懸命
渡辺がスタートから優位な戦いを展開。倉田は懸命に支持固めを図る。
渡辺は民主支持層の9割弱をまとめ、無党派層でも5割強に支持を広げる。自民支持層でも約1割に食い込んでいる。年代別では60歳代で6割を固め、30〜50歳代でも5割以上の支持を集めている。職業別では商工自営・自由業や給与所得者、無職で5割以上の支持を得るなど、手堅く浸透している。
倉田は自民支持層の支持が6割で、まだ固め切れていない。無党派層の支持も約1割にとどまり、渡辺に比べ出遅れている。年代別では、30歳代で4割弱の支持を集めるが、そのほかの年代での支持はまだ弱い。職業別では、給与所得者や商工自営・自由業で2割以上の支持があるが、まだ浸透具合は弱い。
加藤は支持がまだ広がっていない。
7区 城内、順調浸透 斉木・片山追う
城内がリード。斉木と片山はそれぞれの支持層に懸命に働きかけ、必死に追撃する。
「郵政解散」の前回選で落選し、雪辱を期す城内は、4年間の徹底した草の根活動が奏功し、順調な浸透ぶり。無所属だが自民支持層の5割を固め、民主支持層の3割強にも食い込む。無党派層では5割強の支持を集め、他候補をリードしている。年代別では20歳代と40歳代で5割超の支持があり、職業別では無職と給与所得者で4割強が支持する。
斉木は民主支持層の支持が5割強で、まだ浸透不足。無党派層の支持も1割程度で、城内に比べ出遅れ感がある。年代別では、30歳代で3割超、職業別では商工自営・自由業や専業主婦で3割の支持を得ている。
片山は、自民党支持層を城内に浸食され、4割弱の支持にとどまっている。無党派層への浸透も不十分。年代別では、70歳以上で2割強、30、60歳代で2割弱の支持を集める。
竹内はまだ支持が広がっていない。
8区 塩谷と斉藤競り合う
塩谷と斉藤が激しく競り合う。
塩谷は自民支持層の8割強を固めたほか、無党派層でも2割強に食い込んでいる。年代別では70歳代以上で5割以上の支持があるほか、50、60歳代で4割弱の支持を集める。職業別では無職で5割弱、商工自営・自由業と専業主婦で4割弱の支持を得ている。
斉藤は民主支持層の8割を固めた。無党派層の支持は3割強。年代別では30、50歳代で支持が4割を超えたほか、職業別では給与所得者で4割強、商工自営・自由業で4割弱の支持を得ている。
平賀は共産支持層を固めるが、全体として支持の広がりはまだ弱い。小西はまだ浸透していない。
(2009年8月21日 読売新聞)
4123
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 03:19:17
本件じゃなくて本県だと思う。。
結構情勢は固まってきてる?
>各選挙区で2割前後の人がだれに投票するか態度を保留しており
民主・自民 全区で拮抗
世論調査 本件の情勢
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20090820-OYT8T01135.htm
読売新聞社は18日から3日間、衆院選に関する世論調査を実施し、これまでの取材を加味して各選挙区の情勢を分析した。1区では、奥田建氏と馳浩氏がほぼ互角に争い、佐藤正幸氏はさらなる浸透を狙う。2区は、田中美絵子氏と森喜朗氏が激しい戦いを繰り広げる。3区は、近藤和也氏と北村茂男氏が拮抗(きっこう)しており、予断を許さない。各選挙区で2割前後の人がだれに投票するか態度を保留しており、今後、情勢が動く可能性も大きい。
議席奪還を目指す奥田氏は、民主支持層のほか、無党派層からも3割弱の支持を得ている。世代別では、20、30歳代の若年層に加え、60歳代でも他の候補を上回っている。70歳代以上では、馳氏と並ぶ。特に男性からの支持が高く、5割に迫る勢い。
馳氏は、推薦を受ける公明支持層の票を固め、無党派層からも2割の支持を得ている。女性からの支持も4割を集め、専業主婦の支持も5割弱と優位に立つ。ほかの職種では、給与所得者では奥田氏と支持が拮抗(きっこう)するが、商工自営や無職では後れを取っている。
佐藤氏は、共産党支持層を固めているが、無党派層にはほとんど浸透していない。性別では女性の支持が比較的高い。
庶民感覚をアピールする田中氏は、無党派層の4割弱を取り込んだ。都市規模別では中都市(10万人以上)の4割強で支持を得た。男女別では男性の4割強、年代別では50歳代の5割弱の支持を集めた。職業別では、給与所得者、専業主婦の4割強から支持を得た。
連続14選を目指す森氏は、公明支持層の7割強を固めた。都市規模別では、町村で5割強の支持を集めた。年代別では、60歳代の5割弱、70歳以上の4割強と、年配層に強みを発揮。職種別では、商工自営業、給与所得者の4割弱、無職の4割強から支持を得た。
2年前に出馬表明し、選挙区内を地道に回ってきた近藤氏は、民主支持層の8割強を固めた。年齢別でも各世代でまんべんなく支持を集めるが、特に若い30歳代では7割強を固め、40歳代でも優位に立っている。職種別では給与所得者や主婦層に浸透している。
“自民王国”での再選を目指す北村氏は、引退を表明した瓦力氏の支持層取り込みを図り、50〜70歳代の年配層に浸透している。公明支持層の5割の支持を得ているが、無党派層の取り込みで後れをとる。職種別では、農林水産業の7割弱を固めた。
◆1区
奥田 建50 民 元《3》
佐藤 正幸41 共 新
馳 浩48 自〈町〉前《3》
松林 淳一45 諸 新
◆2区
宮元 智49 諸 新
森 喜朗72 自〈町〉前《13》
田中美絵子33 民 新
◆3区
東 義和54 諸 新
近藤 和也35 民 新
北村 茂男63 自〈町〉前《1》
届け出順。白抜き数字は当選回数。〈町〉町村派=自民の派閥。
(2009年8月21日 読売新聞)
4124
:
おま天
:2009/08/22(土) 03:22:47
衆院選:民主320議席超す勢い 本社世論調査
http://mainichi.jp/select/today/news/20090822k0000m010148000c.html
2009年8月22日 2時30分 更新:8月22日 2時30分
毎日新聞は第45回衆院選(定数480=小選挙区300、比例代表180)が30日に投開票されるのを前に、公示翌日の19日から21日にかけて特別世論調査を実施し、その結果をもとに全国の取材網を通じて選挙情勢を探った。民主党は271人を擁立した小選挙区の大半で優位に戦いを進め、比例代表と合わせて320議席を超す勢い。小選挙区の当選者数によっては、比例代表での復活も含め候補者全員の当選も視野に入る。05年衆院選で大勝した自民党は小選挙区、比例代表とも振るわず、100議席を割り込む可能性もある。
小選挙区で約4割、比例代表で約2割の人が投票態度を明らかにしておらず、情勢が流動することもある。
民主党は北海道、岩手、新潟、福井、山梨、長野、愛知、滋賀、奈良、和歌山、長崎の11道県ですべての小選挙区を制する勢いを見せ、230議席以上をうかがう。比例代表では全11ブロックで「第1党」となり90議席台を確保する勢い。
民主党は衆院選後、社民、国民新両党と連立政権を組む方針を示しているが、衆院の3分の2(320議席)以上を占める大勝となれば、提出法案が参院で否決されても単独で再議決が可能となる。
小選挙区と比例の推定当選者数の上限を合計すると、公認候補者数330人(小選挙区271人、比例単独59人)を超える計算となる。小選挙区候補の大半が当選し、比例の獲得議席枠に対して比例名簿の立候補者数が不足するケースが想定される。
そうなれば、他党の次点候補に議席が割り振られる。05年衆院選の東京ブロックで自民党が社民党に1議席譲った実例がある。
自民党は、05年選挙で23勝1敗だった東京でも優勢なのは3選挙区にとどまる。保守地盤の強い茨城、群馬などでも大物前職が民主党候補にリードを許している。小選挙区は、前回の219議席から大幅に減らし、60議席台も厳しい情勢。比例代表も50議席を割り込む可能性が出ている。
公明党は最重点区の東京12区や兵庫8区で接戦を展開しているが、残る6選挙区では伸び悩んでいる。比例代表と合わせ、公示前の31議席を維持するのは難しい情勢だ。
共産党は比例代表で公示前の9議席を確保しそう。社民党は小選挙区と比例代表を合わせ、公示前の7議席を維持できるか微妙だ。
4125
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 03:23:48
<鹿児島県>
民主候補の集票一覧
>川内は、民主、社民の両支持層で約8割を固めたほか、無党派層の約4割に浸透している。
>打越は、自民支持層の一部にも食い込んでいる
>松下は、30〜50歳代で宮路より優位に立つ。保守地盤の農林水産業で約4割の支持を集める。国民新、民主支持層のほか、自民支持層の一部にも食い込んでいる。
>皆吉は、20〜50歳代の幅広い支持を得る。民主党支持層の約8割を固めたほか、県組織が推薦する社民支持層もまとめ、自民支持層の一部にも食い込む。
>網屋は、政党別では民主、社民の支持層を固めている。公明の約2割にも食い込んでいる。
衆院選1区は民主リード
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090821-OYT8T00133.htm
自民、公明両党の現政権の継続か、民主党を中心とする新政権の誕生かを最大の争点にする衆院選。読売新聞が18〜20日に行った情勢世論調査結果に、これまでの本社取材を加味した主要政党の情勢分析によると、鹿児島1区は民主公認候補がわずかにリードし、2〜5区は自民と民主、国民新の各公認候補が横一線の戦いを展開している。ただ、各選挙区ともに投票態度を決めていない有権者が約2、3割おり、今後の情勢次第では大きく変わりそうだ。各選挙区の情勢や有権者の関心などを2回に分けて紹介する。(敬称略)
【1区】
政治情勢による“風”の影響を最も受ける県都の大部分を含む選挙区。民主への追い風によって無党派層の支持を受ける川内が、自民支持層を固めつつある保岡をわずかにリードする展開となっている。
川内は、男性からの支持が半数を超え、30〜60歳代の年齢層で保岡を上回り、給与所得者、商工自営業者からの支持が高い。民主、社民の両支持層で約8割を固めたほか、無党派層の約4割に浸透している。麻生内閣を支持しない人たちの6割強に食い込む。
保岡は、女性からの支持が川内をやや上回った。70歳代以上では約4割の支持を固めている。職業別では、専業主婦層への支持も広げている。自民、公明の支持層に約8割の浸透を見せるが、無党派層の取り込みは約2割で川内より低かった。
県内唯一の共産候補の山口は、共産支持層をしっかり固めている。
【2区】
自由連合から自民入りした徳田と、自民県議だった民主の打越がつばぜり合いを演じている。大票田・鹿児島市域に多いとされる無党派層からの支持も分け合い、デッドヒートを展開している。
徳田は自民、公明の支持層を手堅くまとめ、農林水産業、主婦らへの浸透が目立つ。町村部や小都市では打越を一歩リードしている。
打越は商工自営業の支持が厚く、自民支持層の一部にも食い込んでいる。また、麻生内閣を「支持しない」と答えた人の半数以上を押さえている。無党派層の投票行動も鍵を握りそう。
【3区】
かつてコスタリカ方式で議席を分け合った郵政造反組で元議員の松下と、7選を目指す宮路が横一線の戦いを展開している。
松下は、30〜50歳代で宮路より優位に立つ。保守地盤の農林水産業で約4割の支持を集めるほか、給与所得者、商工自営業者らにも浸透。国民新、民主支持層のほか、自民支持層の一部にも食い込んでいる。
宮路は、女性支持率で松下を上回り、年代別では60〜70歳代で4割以上の浸透。無職者、専業主婦にも4割強の食い込みを見せる。自民のほか、民主支持層の一部も取り込む。
【4区】
新人皆吉と2期目を目指す小里が小差の競り合いを演じ、予断を許さない展開となっている。
皆吉は、20〜50歳代の幅広い支持を得る。給与所得者の約4割、商工自営業者約5割を取り込む。民主党支持層の約8割を固めたほか、県組織が推薦する社民支持層もまとめ、自民支持層の一部にも食い込む。
小里は、60歳代以上の支持が高く、農林水産業の約7割を取り込んでおり、無職者にも浸透している。自民党支持層の約8割、公明党支持層の約7割を固めている。麻生内閣を支持する人の約7割を押さえた。
【5区】
農畜産業が盛んな地域で、強力な保守地盤を足場にする森山と民主新人の網屋が競り合う。
森山は、30歳代と50歳代で網屋と支持を分け合っているほかは、幅広い年齢層に浸透。農林水産業者の約6割を固めたほか、商工自営業者らにも支持を広げる。自民、公明のほか、民主支持層の1割弱も取り込む。
網屋は、給与所得者や主婦らへの浸透が森山をやや上回る。麻生内閣を「支持しない」と答えた人の約5割を押さえるほか、政党別では民主、社民の支持層を固めている。公明の約2割にも食い込んでいる。
(2009年8月21日 読売新聞)
4126
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 03:25:58
<青森県>
>津島は民主支持層の8割を固めるが、無党派層の支持は2割弱と今ひとつで、無党派層への浸透がカギ。
>江渡は自民支持層の8割を固め、公明支持層の9割程度を固めたが、無党派層の支持は伸び悩んでいる。中野渡は民主支持層の7割程度を固めたが、無党派層の支持は2割弱にとどまっている。
津島も中野渡も今から無党派に滲透すればかてんちゃうの?!
1・3区で民主優勢2・4区は自・民競り合う
本社世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090821-OYT8T00124.htm
読売新聞社は衆院選を前に、18日から3日間で全国の有権者を対象に世論調査を実施し、取材を加味して選挙の序盤情勢を分析した。県内小選挙区では、民主候補が1区で優位に立ち、3区でも先行する一方、2、4区では自民候補と激しく競り合っている。ただ、各選挙区とも2〜3割の有権者が投票する候補名を挙げておらず、情勢は流動的だ。(敬称略)
横山が抜け出す■1 区
民主比例前議員の横山が頭一つ抜け出し、ほかの5候補を引き離している。
横山は農林水産業で5割弱、給与所得者や専業主婦層で4割程度と幅広く支持を集め、民主支持層の7割程度を固めた。大票田の青森市で支持を広げる一方、郡部では3割程度の支持にとどまっている。
津島は自民支持層の5割、公明支持層の5割を固めたものの、無党派層への広がりは乏しい。升田は郡部で2割弱の支持があるものの、青森市での支持が伸び悩んでいる。
渡辺、吉俣はいずれも無党派層に浸透しきれていない。
江渡中野渡拮抗■2 区
自民前議員の江渡と民主新人の中野渡が激しく競り合っている。
江渡は自民支持層の8割を固め、公明支持層の9割程度を固めたが、無党派層の支持は伸び悩んでいる。中野渡は民主支持層の7割程度を固めたが、無党派層の支持は2割弱にとどまっている。
大島郡部伸びず■3 区
民主比例前議員の田名部がわずかに優位に立ち、自民前議員の大島が追っている展開。
田名部は民主支持層の8割強を固め、農林水産業、給与所得者、商工自営業でそれぞれ4割程度の支持を集めている。大島は自民支持層の8割を固めるが、郡部での支持が伸び悩んでいる。
木村津島が接戦■4 区
自民前議員の木村と民主元議員の津島がつばぜり合いを演じている。
木村は自民支持層の8割、公明支持層の7割の支持を固める。津島は民主支持層の8割を固めるが、無党派層の支持は2割弱と今ひとつで、無党派層への浸透がカギ。職業別では商工自営業では木村、農林水産業、給与所得者では津島の支持が上回っている。
(2009年8月21日 読売新聞)
4127
:
おま天
:2009/08/22(土) 03:26:05
>>4124
>民主党は北海道、岩手、新潟、福井、山梨、長野、愛知、滋賀、奈良、「和歌山」、長崎の11道県ですべての小選挙区を制する勢いを見せ
なんと、二階が苦戦とのこと。
>自民党は、05年選挙で23勝1敗だった東京でも優勢なのは3選挙区にとどまる
8、11、17、25のうちのどれか1つで優勢でない様子。
>公明党は最重点区の東京12区や兵庫8区で接戦を展開しているが、残る6選挙区では伸び悩んでいる。
大阪3・5・6・16区を含め、大阪では全滅の見込み。
4128
:
二階席
:2009/08/22(土) 07:23:35
>>4124
しかし320って…。これじゃ産経は350くらい書いてくるのでは(嘘)
民主議席予想を派手に多く書いたもん勝ちじゃあ,あるまいし。
4129
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:29:24
>>4127-4128
福井なんかも凄いですね,とれるなら。
奈良も4区も獲れそうってことかー。
衆院選:揺らぐ自民の牙城 15道県全敗か 本社情勢調査 - 毎日jp(毎日新聞)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1342
東京に関しては読売の結果が↓ですので17が接戦では?
東京 ★■■●■●■◎▲▲◎★★■■★☆■■■■■■■◎
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1313
散々解散先送りにして反自民のマグマ溜め込むからこんなことになる。
麻生ですら就任直後・小沢秘書事件時で解散できず,麻生降ろしもやらず,と悉く勝機も自分らで潰している。
先を見通す力という重要な政権担当能力を失った自民党には恰度良いお灸か。
次は4年後だろうしじっくり党解体・再編・再生の時間はある。
4130
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:34:21
<秋田県>
無党派の半分以上と民主支持層の2割と云う伸び代があるぶん川口有利か?
>金田候補は、自民支持層の7割を固めたほか、民主支持層の一部からも支持を集めている。ただ、公明支持層は6割弱しかまとめきれていない。70歳以上と、20歳代から支持を集め、主婦層の5割弱から支持を得ている。
>川口候補は、民主支持層の5割近くをまとめた。また、自民支持層や公明支持層の一部からも支持を集めている。
>山本候補は、社民支持層の6割強をまとめた。しかし、推薦を受ける民主支持層の2割弱しか支持を得られていない。
>無党派層の半数以上が投票先を決めておらず、民主支持層も2割弱が投票する候補者が未定となっており、混戦に拍車をかけそうだ。
《09衆院選》世論調査(上) 3区京野、ややリード
2区の金田、川口は横一線
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090820-OYT8T01117.htm
30日投開票の衆院選を前に読売新聞社が実施した衆院選情勢世論調査から秋田1〜3区の情勢を探る。1区は民主の寺田候補が優位に選挙戦を展開。2区は自民の金田候補と無所属の川口候補が横一線の争いを繰り広げている。3区は、民主の京野候補が他候補をややリードしている。しかし、各選挙区とも2割以上の有権者が投票する候補者について態度を明らかにしておらず、勝敗の行方は流動的だ。
■1区
寺田候補は4割近い支持を集め、自民の二田候補らに先行し、優勢に立っている。
寺田候補は、民主支持層の9割近くをまとめたほか、推薦を受ける社民支持層の大半を固めた。無党派層にも支持を広げ、公明支持層にも食い込みを見せる。年代別では、20歳代〜60歳代まで幅広く浸透し、給与所得者や商工自営、主婦からも支持を得ている。
小選挙区での返り咲きを目指す二田候補は、自民支持層の約7割をまとめたが、他候補への取りこぼしも見られる。推薦を受けた公明支持層は手堅くまとめている。年代別では、60歳代と、70歳以上の支持を集めるが、若年層の取り込みがカギになりそう。
共産の鈴木候補は、共産支持層の約7割をまとめ、給与所得者への浸透も伺え、上積みを図っている。
平沼赳夫・元経産相の平沼グループに所属する無所属の藤井候補は、無党派層への支持拡大を図る。
鶴田候補は、各層に浸透しきれていない。
内閣を支持する有権者の6割以上は二田候補を支持。寺田候補は、内閣不支持の6割弱を取り込んでいる。
ただ、無党派層の4割以上が態度を決めていない。
二田 孝治71 自■前《7》
鶴田裕貴博50 諸 新
藤井 陽光61 無 新
鈴木 知32 共 新
寺田 学32 民 前《2》
4131
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:34:47
>>4130-4131
■2区
金田候補と川口候補が一歩も譲らず、競り合う展開となっている。
野呂田芳成・元農相の地盤を継いだ金田候補は、自民支持層の7割を固めたほか、民主支持層の一部からも支持を集めている。ただ、推薦を受ける公明支持層は6割弱しかまとめきれていない。70歳以上と、20歳代から支持を集め、主婦層の5割弱から支持を得ている。
公示の約2週間前に急きょ出馬表明し、民主を離党した元党員らの支援を受ける川口候補は、民主支持層の5割近くをまとめ、公認候補のいない民主の支持層の受け皿となっていることがうかがえる。また、自民支持層や公明支持層の一部からも支持を集めている。
国政復帰を目指す社民の山本候補は、社民支持層の6割強をまとめた。しかし、推薦を受ける民主支持層の2割弱しか支持を得られておらず、川口候補出馬のあおりを食った格好だ。
みんなの党の佐々木候補と、藤原候補は支持の広がりが見られず、無党派層の取り込みを図る。
無党派層の半数以上が投票先を決めておらず、民主支持層も2割弱が投票する候補者が未定となっており、混戦に拍車をかけそうだ。
川口 博62 無 新
藤原 純一58 諸 新
佐々木重人39 み(民)新
金田 勝年59 自 新
山本喜代宏53 社 元《1》
■3区
京野候補が一歩リードし、自民の御法川候補、さらに無所属の村岡候補が追い上げている。
京野候補は、連合秋田の支援などを受け、民主支持層の7割近くをまとめ、推薦を受ける社民支持層にも広く浸透している。さらに、無党派層にも支持を広げ、公明支持層や自民支持層にも食い込みを見せる。また、市部、町村部とも幅広く支持を集めている。
御法川候補は、自民県議が分裂、連立を組む公明の推薦を得られない厳しい選挙となっているが、自民支持層の過半数を固め、公明支持層にも浸透。20歳代や30歳代の若い層や主婦層で他候補より多くの支持を集め、無党派層の獲得が追い上げのカギとなりそうだ。
無所属ながら地元の自民支部の支援を受ける村岡候補は、自民支持層の3割近くの支持を得ており、公明、民主の各支持層にも浸透。無党派層からの支持も集めている。人口10万人以上の中都市や町村での上積みを図る。
西本候補は、さらに支持拡大を狙う。
村岡 敏英49 無 新
御法川信英45 自 前《2》
京野 公子59 民 新
西本 篤39 諸 新
(2009年8月21日 読売新聞)
4132
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:42:22
<広島県>
1区…公明に3割の伸び代があって無党派にも食い込む岸田が競り勝ってしまうかも
4区…無党派に食い込みつつある空本が食い込みを果たせば中川を落とせそうだ
5区…寺田に自公票の伸び代がありそうだが無党派への滲透が両者これからの様なので三谷も機会十二分
本社世論調査(上)民主2、3、7区優勢 1、4、5区 自・民譲らず
6区 亀井氏リード
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090820-OYT8T01173.htm
30日投開票の衆院選で、読売新聞社が18〜20日の3日間に実施した世論調査に取材を加味して情勢を探ったところ、県内7小選挙区では、民主党候補が3選挙区で、国民新党候補が6区で優位に戦いを進める一方、3選挙区が自民、民主両党の候補の接戦となっている。ただ、回答者の4分の1は投票態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。調査結果から各選挙区の情勢と有権者の意識を分析する。
◆…1区…◆
県内最多の6人が立った1区は、岸田氏と菅川氏が抜け出して、互角の戦いを演じる。
岸田氏は、後援会や地方議員がフル回転して自民党支持層の大半をまとめ、公明党支持層も7割を固めた。さらに、無党派層の3割にも食い込む。民主党支持層から厚い支持を得る菅川氏は、給与所得者や、同世代に浸透している。藤本氏と上村氏はそれぞれ、共産、社民党支持層以外への浸透が課題。
◆…2区…◆
都市部で強さを見せる松本氏が安定感を増しており、平口氏が懸命に追う。
松本氏は民主党支持層を固める一方で、無党派層の4割近くの支持を受ける。年代別でも、30〜50歳代で5割前後が支持している。自民党支持層の7割を固める平口氏は、公明党支持層でも7割近くをまとめている。年代別では60歳代以上で強みを発揮。若年層への支持拡大を図る。
◆…3区…◆
都市部、山間部をくまなく回ってきた橋本氏がリードし、増原氏が追う展開となっている。
民主党支持層の大半をまとめた橋本氏は50、60歳代を中心に幅広い年代層で支持を広げ、商工自営業も4割以上をまとめ、給与所得者の人気も集める。自民党支持層の7割強を固めた増原氏は、公明党支持層の8割以上に浸透。都市部での支持拡大を目指している。
◆…4区…◆
3度目の対決となる、空本氏と中川氏が激しいつばぜり合いを演じている。
民主党支持層の8割を固めた空本氏は無党派層にも食い込みつつある。年代別で20、40、50歳代で浸透している。自民党支持層の8割をまとめた中川氏は、公明党支持層も8割以上を固めた。年代別では30歳代と70歳以上から支持を集めている。
◆…5区…◆
小選挙区初当選を目指す三谷氏と、3選を目指す寺田氏が、一歩も譲らぬ展開。
民主党支持層の大半を固めた三谷氏は、出身の呉市を中心に支持を拡大。年代別では30〜50歳代の支持が高い。自民党支持層の7割をまとめた寺田氏は、公明党支持層の7割近くに食い込む。地域別では呉市以外の市町で、年代別では60歳代以上で、浸透している。ともに無党派層取り込みが抜け出す鍵になりそうだ。
◆…6区…◆
亀井氏が優位に戦いを進め、小島氏らが追う。
亀井氏は、国民新党支持層の9割をまとめ、自民党支持層も3割を取り込む。各年代、各職種で強さを見せている。小島氏は、自民党支持層の5割、公明党支持層の6割以上を固める。花岡氏は、共産党支持層をまとめきれていない。
◆…7区…◆
先行する和田氏を、宮沢氏が猛追する展開。和田氏は無党派層に浸透しつつあり、30〜60歳代で支持を広げる。宮沢氏は女性や70歳以上から支持を集める。
(2009年8月21日 読売新聞)
4133
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 08:42:50
各紙情勢調査分析はこのスレで良いでしょうか?
昨日の読売には軽くカタストロフィを覚えましたが、もはや、ええじゃないか状態であります。配達された毎日を読んで、私は稲毛駅界隈をええじゃないか踊りをしたところであります。さながら、現状は、鳥羽・伏見の戦いでしょうか。あの党首討論での麻生の攻撃性は小御所会議での山内容堂だ。
毎日新聞情勢調査の注目選挙区の分析
北海道比例 民主5をうかがう 自民1に転落も←そうなると共産に1議席降ってくる?
北海道5 小林リード
北海道7 仲野優位 伊東は無党派層で仲野をやや上回る
北海道11 石川優位 中川支持伸びぬ
北海道12 松木優勢 武部は市部でも町村部でも差をつけられる←中川、武部さよならか?
青森2 江渡を中野渡が追う
青森3 田名部に追い風、優位な展開←自民が比例4だとすると、大島は復活もない可能性
青森4 津島がリード
岩手2 畑が優勢
秋田2 川口やや優位
秋田3 京野と御法川が接戦
宮城4 石山優位
福島1 石原、亀岡激しく競り合い
福島2 太田がリード 根本は無党派を取り込めていない
4134
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:48:02
保守地盤福井でも山本も平然と糸川に並ばれてるがこの辺も遠因か。
>福井2区から出馬を予定する山本拓は顔を紅潮させ、声を上ずらせながら〈総裁選前倒し論〉を繰り返した。会場からは激しいヤジが山本に対して飛び、緊張感が漂った。
決戦の夏 衆院選2009ふくい
自民揺らぐ保守王国<上>
議席死守へ組織結束
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1249568133086_02/news/20090806-OYT8T01160.htm
自民党県連定期大会で気勢を上げ、結束を呼びかける立候補予定者ら(福井市内で)
「何としても反転攻勢に向かっていかなければならない」。7月19日に開かれた自民党福井市支部の定期大会。あいさつに立った県議の前田康博は自らに言い聞かせるように、会場を埋めた支持者約200人に語りかけた。「過去の経緯は水に流し、団結していきたい」と話す前田には、ようやく県内の体制をここまで固められたという思いがあった。
2003、05年の過去2回の衆院選で分裂選挙を余儀なくされた自民党。中でも前回選は、“郵政造反組”として離党を迫られ、福井1区から無所属で出馬した松宮勲を、前田を含む多くの県議が支援した。
その際のしこりは様々な局面で残り続けた。だが、来るべき衆院選を見据え、分裂していた県議会の自民党系2会派と、1地域1支部という党の原則に反して並立していた福井市内の二つの支部は昨年、相次いで一本化に成功した。その裏には、県連会長を務める参院議員山崎正昭らの強力な働きかけがあったという。
「党の選挙対策委員長だった古賀(誠)さんから直接、稲田朋美の支援を要請されたよ。選挙に勝つためにはそれしかないと」。ある県議が明かす。前田も今回、松宮を破った稲田の選対本部長を務め、結束を推し進める。すべては、かつてない自民党への逆風の中、福井1〜3区で独占している議席を死守するためだ。
だが、結束を演出する党内の空気を凍り付かせるような場面が、7月5日に開かれた県連定期大会であった。立候補予定者3人が壇上での決意表明に臨む中、福井2区から出馬を予定する山本拓は顔を紅潮させ、声を上ずらせながら〈総裁選前倒し論〉を繰り返した。会場からは激しいヤジが山本に対して飛び、緊張感が漂った。
大会終了後、記者団から山本発言の感想を問われた山崎は「私は批判もしませんし、賛同もしません」と述べながらも不快感をにじませた。努めて平静を装った山崎。だが、会場を後にする際、「さざ波で済めばいいが」とつぶやいた。
強大な集票力を誇り、県内の議席を独占してきた自民党の足元が今、大きく揺らいでいる。“保守王国”と称される県内の議席を守れるかどうか。組織の結束力が試されている。
(2009年8月7日 読売新聞)
4135
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:50:13
>>4133
>各紙情勢調査分析はこのスレで良いでしょうか?
なんか予想スレと役割分担が曖昧ですが,まあ何となくの自分の中での区別はありますがご自由にどぞヽ(´ー`)/
すごいですねぇ〜>海道比例 民主5をうかがう 自民1に転落も←そうなると共産に1議席降ってくる?
4136
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:51:45
>>4134
決戦の夏 衆院選2009ふくい
共産 埋没を懸念<下>
雇用問題 存在アピール
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1249568133086_02/news/20090809-OYT8T00091.htm
非正規雇用の解消などを訴え、存在感の発揮に努める共産党。支持者の高齢化も顕著だが、若者への支持拡大を模索する(福井市内で)
来る日も来る日も福井市内などの街頭に立ち、現行の年金や福祉、医療などの各制度の問題点を指摘する。自民党でも民主党でもない“確かな野党”の存在意義を声高に訴える。共産党公認で1区から出馬する金元幸枝。今回が7度目の国政挑戦となる。出勤途中の車内から手を振る有権者も時折見られるが、多数は金元の姿に目もくれず、通り過ぎていく。
自民と民主の2党による“政権選択選挙”に注目が集まるほど、小政党の存在が埋没してしまう――。そんな危機感を抱く関係者は多い。
共産党は、昨秋からの経済情勢の悪化で顕在化した非正規雇用問題に対する取り組みをアピールすることで、存在感を示そうしている。党県委員会副委員長の佐藤正雄は「有権者との対話を通じ、労働者派遣法の抜本改正などを訴えることで若者の支持を呼び込みたい」と語る。
福井市内で7日に開かれた同党の演説会。2月に派遣切りされた男性が特別参加し、派遣会社に対して地位保全などを求める仮処分を地裁に申し立てて、「解雇は無効」とする決定を7月に勝ち取ったことを報告した。男性は自らの体験に基づいて非正規労働者を取り巻く実情などを熱っぽく語り、「派遣社員は横のつながりが弱く、団結とは無縁だ。だから、会社にも粗末に扱われるが、泣き寝入りしてはいけない」と強調した。
雇用問題など、暮らしに密着した政策を訴えることに加え、同党は比例選北陸信越ブロックでの議席奪還にも重点を置く。2003、05年の過去2回の衆院選では、あと1歩のところで比例選での議席を取りこぼした。比例選に重複立候補する金元には、県内の比例票を掘り起こすという使命もある。
2大政党化が進む中、少数の民意を受け止める政党は生き残れるのか。今回の衆院選では、小政党の存在意義も問われている。(文中敬称略、この連載は上田友也が担当しました)
(2009年8月9日 読売新聞)
4137
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 08:52:31
(続き)
茨城1 福島が安定
茨城2 石津がリード
茨城4 高野、梶山横一線
茨城6 県医師連盟全面支援の大泉が大きくリード
茨城7 柳田を中村、永岡が横一線で猛追←茨城民主全勝も視野
栃木1 石森優勢
栃木4 山岡が優位 無党派層は山岡、佐藤、植竹とも固めていない
栃木5 富岡、茂木横一線←ここもか!!
群馬1 宮崎を尾身が追う
群馬2 石関優位
群馬3 柿沼が幅広い世代に浸透しリード
群馬4 三宅と福田互角←三宅が前
埼玉12 本多が幅広い年代に浸透しつつある。小島は組織戦展開。
埼玉13 森岡リード
埼玉14 中野を三ツ林が懸命に追う
北関東比例 民主11議席をうかがう←となると2〜4議席あふれる。降ってくるのは社民1 自民1 公明1 自民2の順番か
4138
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:55:06
無党派層への滲透が小室・亀井両氏が未だだとすると期待もてんちゃうの?
島根選出の国会議員が青木だけに成る日も近いかも。
2区自、国しのぎ削る1区は自、民の接戦
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20090820-OYT8T01012.htm
30日投票の衆院選を前に読売新聞社が18〜20日に実施した世論調査と、これまでの取材を加味した結果、島根1区は自民前議員と民主新人の接戦となり、同2区は自民と国民新の前議員同士がしのぎを削っている。しかし、有権者の約2割が投票する候補を決めておらず情勢はなお流動的で、無党派層の取り込みが当落の鍵を握るとみられる。
■1区 党幹事長の細田候補は、自民、公明支持層の9割弱をまとめ、女性の半数や農林水産業の8割弱から支持を受けている。全国遊説の合間を縫い、23、24両日は地元に戻り、街頭演説などで支持拡大を図る。
「政権交代」を旗印に実績のある自民前議員に挑む小室候補は、民主支持層の8割前後を固め、無党派層への浸透も図っている。20日には鳩山由紀夫・党代表の応援を受け、陣営の士気を高めた。
護憲の立場などを強調する石飛候補は、共産支持層の大半をまとめたが、無党派層の支持は広がっていない。自民、民主の2党対決の構図に埋没しないため、市街地などで精力的に街宣活動を続けている。
■2区 4選を狙う竹下候補は、自民支持層の8割以上を固め、推薦を受ける公明支持層にも食い込んでいる。60歳代以上の半数の支持を受けるが、30歳代などには浸透しておらず、選挙区内をくまなく回る。
民主、社民から推薦を受ける亀井候補は、国民新だけでなく、民主支持層の8割、社民の7割を固めた。共産支持層の7割強も取り込んでおり、長女の参院議員、亜紀子氏と共に無党派層に働きかけている。
小選挙区候補者 届け出順
1区 松江市、出雲市の一部など
石飛 育久31共 新 党県常任委員
小室 寿明48民 新 (元)県議
池田健一郎29諸 新 幸福実現党員
細田 博之65自〈町〉前《6》党幹事長
2区 浜田市、出雲市の一部など
亀井 久興69国 前《5》党幹事長
竹下 亘62自〈津〉前《3》財務副大臣
相浦 慎治41諸 新 幸福実現党員
氏名、投票日現在の年齢、所属、□は自民の派閥、新旧、当選回数、主な肩書。
(2009年8月21日 読売新聞)
4139
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 08:57:22
>>4137
こんなん実現したら全勝ですやん,民主w
4140
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 08:59:03
(続き)
千葉9 奥野が優位
千葉10 谷田川を林が追う
千葉11 金子と森が競り合い
千葉12 浜田がリード
神奈川1 中林が優勢
神奈川2 三村と菅が競り合い
神奈川3 岡本が優位 小此木が巻き返しを図る
神奈川4 長島リード 浅尾、林
神奈川8 江田が無党派層のほか自民、民主の支持層に食い込み先行 山粼、福田
神奈川11 小泉一歩リード、横粂激しく追い上げ←横粂が復活線上か?
神奈川15 河野がリード 勝又が猛烈に追い上げ←ここは各紙割れそう
神奈川17 神山が優勢
山梨2 坂口を長崎が追う、堀内追い上げ
4141
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 09:05:31
<愛媛県>
>塩崎候補は、無職層などからの評価が高い。
東大出て日銀の政策通の格好いい塩崎に引き籠もりネトウヨニートが憧れてる?!寧ろまあ退職後の高齢者かw
1区…塩崎が一部民主層にも食い込んでいるのが心配であるが,無党派層を永江3割;塩崎2割でとってるなら流れを持続してれば永江勝てそう
3区…無党派層が慎重に新人を見極めてる段階か。洋一有利か。
4区…推薦を受ける公明支持層の一部が高橋候補に流れているのは何故?桜内の出馬は無党派喰う分高橋に不利の様だ。
自・民激しい攻防戦
1、4区横一線 2〜3割は態度未定
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20090820-OYT8T01093.htm
30日に投開票される衆院選に向けて読売新聞社が18〜20日に実施した衆院選情勢世論調査に、これまでの取材を加味して序盤情勢を探ったところ、県内4小選挙区では自民、民主、社民の各党候補が激しく争い、小選挙区制導入以来、自民党が独占してきた議席を、選挙区によっては野党が奪う勢いとなっている状況が浮かび上がった。1、4区は自民、民主の候補が横一線で争う。2区は自民前議員が戦いを優位に進め、3区は民主新人を自民新人が追い上げる。ただ、2〜3割の有権者が投票する候補を決めておらず、流動的な要素を残している。
■1区
永江候補は民主支持層の8割、塩崎候補は自民支持層の8割を固め、ほぼ互角の接戦。態度を決めていない2割の有権者の動向が注目される。
カギとなる無党派層は、永江候補が3割、塩崎候補が2割を押さえ、それぞれ働きかけに懸命。
永江候補は社民支持層や自民支持層の一部からも支持を得るほか、サラリーマンや自営業者の共感を得ている。塩崎候補は、公明支持層に浸透し、民主支持層の一部にも食い込む。無職層などからの評価が高い。
田中候補は、共産支持層の支持を受け、先行する2人を追う。
■2区
村上候補は郡部を含むほぼ全域で他候補をリードし、60歳代以上で半数近い支持をまとめるなど戦いを優位に展開。農林水産業者やサラリーマン、自営業者など職業に偏り無く評価され、無党派層からの支持も岡平候補にひけをとらない。
岡平候補は、20歳代から共感を得ているが、郡部に浸透しきれず苦しい展開。社民支持層や、推薦を受ける国民支持層は手堅く固めるものの、民主支持層はまとめ切れていない。
楠橋候補は、民主支持層の一部を取り込むものの、浸透しきれていない。
■3区
民主支持層の9割を固める白石洋一候補が先行し、自民支持層の7割の支持を受ける白石徹候補が追う展開だが、有権者の3割近くが態度を決めておらず、予断を許さない。
連合愛媛から推薦を受ける白石洋一候補は、20〜50歳代の現役世代からの評価が高い。無党派層からの支持でも他候補をしのぐ。白石徹候補は、農林水産業関係者や、70歳以上の高齢者から厚い支持を受ける。公明党支持者はがっちりと押さえているが、無党派層へは切り込めていない。
4142
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 09:05:52
>>4141-4142
■4区
山本候補と高橋候補が横一線で争い、民主や自民支持層の一部を取り込む桜内候補が追う。
農林水産業関係者や60歳代以上の支持が厚い山本候補は、自民支持層の7割を固めるが、推薦を受ける公明支持層の一部が高橋候補に流れている。高橋候補は、民主支持層の7割を固め、サラリーマンからの支持では山本候補をリード。郡部への浸透と無党派票、女性票の取り込みが課題となる。
桜内候補は、サラリーマンや無党派層からの支持では、他候補をリードしている。
■比例
比例選四国ブロック(定数6)で、投票する政党を決めている人の割合は、徳島、香川、高知、愛媛の順となった。
民主党は、幅広い年代、職業層の支持を集め、無党派層にも浸透して戦いを優位に展開。自民党は、70歳以上で強みをみせ、職業別では農林水産業のほか、学生にも支持が広がっている。
公明党は、同党支持層が9割超と結束を示す。共産党に投票すると答えた人の割合の順は高知、徳島、愛媛、香川。社民に投票すると答えた人の割合は、香川と愛媛が同数で並び、高知、徳島の順で続いた。
小選挙区候補者(届け出順)
1区 松山市の一部
永江 孝子49民 新 (元)アナウンサー
塩崎 恭久58自■前《4》(元)官房長官
田中 克彦42共 新 党県常任委員
谷村耕治郎46諸 新 幸福実現党員
郡 昭浩48無 新 (元)塾講師
2区 松山市の一部、今治市など
村上誠一郎57自〈高〉前《7》(元)行政改革相
森田 浩二49諸 新 幸福実現党員
岡平 知子51社 新 NPO法人理事
楠橋 康弘40無 新 不動産会社社長
3区 新居浜市、西条市、四国中央市
白石 洋一46民 新 (元)銀行員
宮脇 繁47諸 新 幸福実現党員
白石 徹53自 新 (元)県議
4区 宇和島市、八幡浜市、大洲市など
山本 公一61自■前《5》党総務副会長
桜内 文城43無 新 (元)財務省職員
高橋 英行37民 新 綿加工会社員
露口 礼子55諸 新 幸福実現党員
氏名、投票日現在の年齢、所属、□は自民の派閥、新旧、当選回数、主な肩書。
(2009年8月21日 読売新聞)
4143
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 09:07:45
(続き)
東京1 海江田を与謝野が追う
東京4 藤田が一歩リード
東京8 石原が一歩リード
東京10 江端やや優位、無党派の4割に浸透。小池伸び悩む
東京11 下村が優位
東京12 青木が出遅れにもかかわらず急激に支持を広げ、太田と激しく争う。
東京13 鴨下と平山激しく競り合う
東京16 初鹿と島村競り合い
東京17 平沢と早川横一線←毎日だと並んだぞ
東京22 山花がリード
石川1 奥田が優位
石川2 森と田中が激しい接戦
石川3 近藤が優勢
富山1 村井が一歩リード
富山3 相本がリード
福井1 笹木が一歩先行
福井2 糸川が優勢
福井3 松宮が優位
長野1 篠原が各世代の5割前後に浸透←現時点で50%超え
長野4 矢崎がリード
長野5 加藤が民主の9割、自民の一部も取り込み優位
北陸信越比例 民主6の勢い、自民3まで後退も 公明1を守る戦い 共産議席復活に必死 国民新も懸命←となると民主のあふれる1は、国民新、共産1議席目と自民4議席目の争いか?
4144
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 09:10:26
<宮崎県>
郡部の4割vs3割弱は仕方がないとしても給与所得者層と延岡で4割同士と突き放せてないのは痛いね。。
>江藤は後援会や県農民連盟などの組織力を生かし、大票田の延岡市で約4割の支持を集めるほか、郡部でも5割弱を固めた。職業別では、無職の約4割、給与所得者の4割弱から支持を集めている。
>道休は労組を中心に票を固め、民主支持層の約8割に浸透。社民の6割弱、共産の4割を固めた。延岡市は約4割で江藤とほぼ互角だが、郡部では3割弱にとどまる。給与所得者と商工自営では約4割から支持を得ている。
衆院選情勢調査 (上)
1区川村がリード
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090821-OYT8T00209.htm
30日投開票の衆院選は、県内3選挙区で12人の候補が激しく競り合っている。読売新聞社が18〜20日に実施した全国情勢世論調査と本社取材網による情勢分析では、宮崎1区は川村秀三郎(無新)がリードし、2区は江藤拓(自前)と道休誠一郎(民新)が接戦。3区は古川禎久(自前)が優位に立っている。ただ、投票する候補や政党を決めていない人が約3割おり、中盤以降の戦い方が結果を左右しそうだ。(敬称略)
民主、社民、国民新の各党から推薦を受けた川村が優位に立ち、上杉と中山がこれを追う。
川村は宮崎市で約4割、郡部も4割弱の支持を獲得。給与所得者から約4割の支持を受けるほか、無職は4割強、専業主婦からも約3割の支持を受けている。
上杉は自民支持層の約3割を固めた。宮崎市での浸透が1割余りにとどまる。農林水産業からは約4割の支持を得ている。
中山も自民の約3割を集めた。上杉と同様、宮崎市での支持は1割余り。商工自営の支持は高い。
馬場は共産支持層に浸透しているものの、他党支持層への広がりに欠けている。
鶴丸は女性から支持を得ているが、出遅れ感と知名度不足で、支持拡大を急ぐ。
3選を目指す江藤と新人の道休が小差で競り合っている。
江藤は後援会や県農民連盟などの組織力を生かし、大票田の延岡市で約4割の支持を集めるほか、郡部でも5割弱を固めた。職業別では、無職の約4割、給与所得者の4割弱から支持を集めている。
道休は労組を中心に票を固め、民主支持層の約8割に浸透。社民の6割弱、共産の4割を固めた。延岡市は約4割で江藤とほぼ互角だが、郡部では3割弱にとどまる。給与所得者と商工自営では約4割から支持を得ている。
大原と嶋崎は出遅れたことに加え、知名度不足が響いている。延岡市など市部に浸透していないうえ、郡部でも支持はきわめて少ない。
古川は幅広い層に浸透している。自民支持層に加え、無党派層も3割が支持。農林水産業の支持は特に高く、8割以上に達している。商工自営、給与所得者も約5割を占める。50歳代、70歳以上から約6割の支持を集めている。
松村は社民支持層の約5割をまとめている。推薦を得ている民主支持層の一部が古川へ流れていることが懸念材料だ。職業別では、専業主婦からの支持が比較的高い。30歳代と60歳代からの支持も目立つ。
松原は知名度不足などが響いて支持は広がっていない。
無党派層の半数は誰に投票するか明らかにしておらず、注目される。
(2009年8月21日 読売新聞)
4145
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 09:11:40
>>4143
となると,あぶれる順番は自4,共1,国1の順序っすかね?
他党に比例枠ばらまいて将に鳩山の友愛選挙だww
4146
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 09:15:33
(続き)
岐阜1 柴橋がやや優位。無党派層で競り合う。
岐阜2 橋本と棚橋が激戦
岐阜4 今井と金子が競り合う←ここも競り合うぞ〜
岐阜5 阿知波が優勢←逆転したぞ〜
静岡2 津川がリード
静岡3 小山が追い風にのる
静岡7 城内無党派の4割、自、民の4割固める。斉木は民主に浸透がいまひとつ。片山。
静岡8 斉藤がやや先行
愛知12 中根が優位
愛知13 大西がリード。自動車総連が11区からも運動員を集中させている。
愛知14 鈴木が優位
愛知15 森本一歩リード
三重1 中井が先行
三重4 森本が民主支持層の大半を固めた
三重5 藤田と三ツ矢横一線
東海比例 民主12議席うかがう←満杯の様相
4147
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 09:16:08
<和歌山県>
2区は石田が伸び代有るようにも読める。二階は町村部のリードがあるのが強みっぽい。無党派に滲透できれば金星か。
1区民主安定した戦い 2、3区は自・民譲らず
衆院選本社世論調査・上
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20090820-OYT8T01099.htm
30日投開票の衆院選で、読売新聞社が実施した世論調査などによる県内3小選挙区の情勢。1区では、民主支持層を固め、無党派層にも浸透する岸本候補が安定した戦いを進め、自民、公明支持層をまとめる谷本候補が激しく追う。2区では阪口候補と石田候補がしのぎを削り、3区は二階候補と玉置候補の接戦となっている。ただ、選挙戦は序盤で投票する候補を決めていない有権者も多く、情勢はまだ流動的だ。
◇1区◇
岸本候補は民主支持層の8割以上、無党派層の約半数を取り込んだ。年代別では50歳代と60歳代を中心に幅広く、サラリーマンから支持されている。
谷本候補は、麻生内閣支持者の6割以上をまとめ、自民、公明の支持層の約7割を固める。特に30歳代と70歳以上、主婦と商工自営業に浸透している。
国重候補は、共産支持層の約7割を固めた。60歳以上や主婦と商工自営業者から一定の支持を受ける。
◇2区◇
阪口候補は、民主支持層の8割以上をまとめ、共産支持層にも食い込もうとする。年齢別では30歳代から60歳代まで幅広く、サラリーマンと主婦の支持率が高い。石田候補は、自民と公明の支持層を確実に固めている。農林水産業に支持者が多く、年代別では70歳以上の約4割から支持を受ける。
◇3区◇
二階候補は自民と公明の支持層のそれぞれ約8割から支持され、町村部でややリードしている。年齢別では70歳以上で優位に立ち、農林水産業で強さを発揮している。玉置候補は民主支持層の約8割を固め、無党派層にも浸透を図る。特に20歳代とサラリーマン、主婦に評価を得ている。
小選挙区候補者 届け出順
1区 和歌山市
岸本 周平53民 新 (元)内閣府参与
斉藤 昌宏57諸 新 幸福実現党員
谷本 龍哉42自〈町〉前《3》内閣府副大臣
国重 秀明48共 新 党県常任委員
2区 海南市、橋本市、紀の川市など
阪口 直人46民 新 党県副代表
石田 真敏57自〈山〉前《3》財務副大臣
久保美也子48諸 新 幸福実現党員
3区 御坊市、田辺市、新宮市など
湊 侑子26諸 新 幸福実現党員
玉置 公良54民 新 (元)県議
二階 俊博70自〈二〉前《8》経済産業相
氏名、投票日現在の年齢、所属、□は自民の派閥、新旧、当選回数、主な肩書。
(2009年8月21日 読売新聞)
4148
:
二階席
:2009/08/22(土) 09:19:01
少なくとも東北は,という話。
青森 不況下で自民候補が何を言っても無党派には通じない情勢。
秋田 分裂選挙ながら,民主系有利に票が流れる。
岩手 いよいよ2区も落城寸前。
宮城 民主系に加えて社民も比例復活は,最低限ありえる情勢。
山形 加藤陣営「離党しておけば磐石だった…」とトンデモナイぼやき。
そして福島
小選挙区民主全権制覇がほぼ確定。後は自民に比例復活を許すかどうかの
熾烈な惜敗率合戦。
(福島県内地元紙記者をして,「わが県ではないような,暴風が
吹いている」と言わしめた状況。)
…こりゃ300をいくつ上回るか,と各紙が書くのもわからんではないな。
4149
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 09:30:28
(続き)
大阪1 熊田が幅広く浸透
大阪2 萩原に勢い、左藤、川条
大阪3 中島が優位
大阪4 吉田がリード
大阪5 稲見が優勢、谷口が追いかける
大阪6 村上が一歩リード
大阪9 大谷に追い風、原田が追いかける。村上、吉野。←吉野供託金没収か?
大阪10 辻元と松浪が激しく競り合う。松浪、民主の一部も取り込む←辻元ピンチか?
大阪13 白石と西野が激しく競り合う←大波乱が来るぞ
大阪14 長尾が一歩リード
大阪16 森山に勢い、各年齢層から支持が安定。←ここも大波乱だ。
大阪18 中川が中山を抑える展開
京都1 平と伊吹が激しく競り合う
京都5 谷垣と小原が激戦←あと一歩か。
兵庫2 向山を赤羽が追う
兵庫8 田中と冬柴横一線。市来、庄本。
兵庫10 岡田が優位。
奈良3 吉川が一歩リード
奈良4 大西が幅広い年齢層に浸透。←奈良自民全滅か
和歌山2 阪口が優位
和歌山3 玉置がわずかにリード←二階に何があったのか。
近畿比例 民主15を照準←比例過半数なんだけれども。
4150
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 09:35:45
<香川県>
大野のリードも微かか。民主支持層があんま出てきてないが,大挙して真鍋に這入れば大野を落とせるかも?
>ベテランの大野がわずかにリードし、真鍋が追い、米田らが続く。
>大野は、農村部などで浸透。農林水産業者や高齢者層で強さをみせている。自民、公明支持層の約7割から支持を得る。
>無所属の真鍋は、民主支持層の一部を取り込むが、自民支持層への食い込みが課題。自営業者の支持は3割を超える。
>米田は社民支持層をほぼまとめたが、集票の重点を置く無党派層が伸び悩んでいる。
1、2区で民主優勢
「誰に投票」2〜3割未定
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20090820-OYT8T01118.htm
30日に投開票される衆院選で、県内3小選挙区に立候補している12人は、各選挙区で連日激しい選挙戦を繰り広げ、街頭などで支持を訴えている。読売新聞が実施した世論調査に、これまでの取材を加味して情勢を分析したところ、一部の選挙区で民主の候補が優位に立ち、自民などの候補が追い上げる展開となっている。ただ、2〜3割の有権者は誰に投票するのか明らかにしておらず、今後の情勢次第では大きく変わる可能性もある。(敬称略)
1区
小川が先行し、これまで2度の対決で勝利した平井が猛追している。
小川は政権交代と党のマニフェストを訴え、幅広い年齢層で支持を拡大。同級生らを中心としたボランティアと連合の支援を受け、無党派層も取り込んでいる。
業界団体などの組織力に支えられる平井は、自営業者の5割近くに浸透。公共事業など地域密着の公約を掲げ、推薦を受ける公明支持層を固めている。
河村は、2大政党化の中で党の埋没を懸念し、「建設的野党」としての存在感を強調する。街頭演説に力を入れ、無党派層への食い込みを目指す。
2区
前回、立候補表明の出遅れが響いた玉木が、〈政権選択〉を焦点とした戦いを優位に進めている。
玉木は、街頭活動などで知名度を上げ、幅広い年齢、職業層で支持を得る。民主支持層の約9割をまとめ、推薦を受ける社民支持層からも好感を持たれている。
木村は、逆風への危機感から懸命に組織の引き締めを図り、自民、公明支持層を順調にまとめている。手厚い農業施策や景気対策を訴え、追い上げている。
3区
8選を目指すベテランの大野がわずかにリードし、真鍋が追い、米田らが続く。
大野は、地域の催しや企業をこまめに回り、農村部などで浸透。農林水産業者や高齢者層で強さをみせている。自民、公明支持層の約7割から支持を得る。
4151
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 09:36:15
>>4150-4151
自民前参院議員の長男で無所属の真鍋は、政界再編を訴え民主支持層の一部を取り込むが、自民支持層への食い込みが課題。自営業者の支持は3割を超える。
米田は社民支持層をほぼまとめたが、集票の重点を置く無党派層が伸び悩んでいる。民主との選挙協力を前面に出して政権交代をアピールし、追い上げる構え。
近石は比例重複候補として、県全域での党勢拡大を目指す。共産支持層を固めている。子育て支援の充実などを訴え、女性や無党派層への浸透を図る。
比例選四国ブロック(定数6)では、投票する政党を決めている人の割合は、徳島、香川、高知、愛媛の順となった。
民主党は単独2人と小選挙区との重複11人を擁立し、重複立候補者全員を名簿1位に登載した。幅広い年代、職業層の支持を集め、無党派層にも浸透して優位に展開している。
自民党は単独4人、重複12人で、重複全員を名簿1位とした。70歳以上で強みをみせ、職業別では農林水産業のほか、学生にも支持が広がっている。
公明党は単独2人。公明党に投票すると答えた人の割合は高知、香川に続き、徳島と愛媛が同数。党支持層が9割超で結束を示した。
共産党は単独1人、重複3人で、重複全員が2位。共産党に投票すると答えた人の割合の順は高知、徳島、愛媛、香川。
社民党は重複2人を1位に登載。社民党に投票すると答えた人の割合は、香川と愛媛が同数で並び、高知、徳島の順で続いた。
小選挙区候補者(届け出順)
1区 高松市の一部、土庄町など
小川 淳也38民 前《1》党県代表
河村 整50共 新 党県委員
平井 卓也51自■前《3》党政調副会長
白石久美子47諸 新 幸福実現党員
2区 高松市の一部、丸亀市の一部など
木村 義雄61自〈山〉前《7》党財務委員長
玉木雄一郎40民 新 党県副代表
土居美佐子50諸 新 幸福実現党員
3区 丸亀市の一部、善通寺市など
真鍋 健46無 新 (元)NHK記者
大野 功統73自〈山〉前《7》(元)防衛長官
妹尾真由美49諸 新 幸福実現党員
米田 晴彦50社 新 党県副代表
近石美智子61共 新 党県委員
氏名、投票日現在の年齢、所属、□は自民の派閥、新旧、当選回数、主な肩書。
(2009年8月21日 読売新聞)
4152
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 09:38:14
(続き)
鳥取2 湯原がリード
島根1 細田、小室激しく競り合う。小室は無党派層に浸透しきれていない←大波乱の可能性
島根2 竹下がリード
岡山1 高井と逢沢がほぼ互角
広島1 菅川と岸田が接戦
広島4 空本、中川競り合う←中川落城寸前
中国比例 民主6議席を狙う勢い。自民3まで減らす可能性。国民新は伸び悩む←自民の復活枠は0〜1か?
徳島2 高井が優勢
徳島3 仁木、後藤田激しく競り合う
香川2 玉木に幅広い年代からの支持、自民支持層にも食い込む
愛媛1 永江が幅広い年代の支持を集めリード、自民、公明にも一部食い込む
愛媛3 白石洋が優勢。
愛媛4 高橋を山本が追う展開。
高知1 橋本と福井が競り合い、田村が追い上げる
高知3 中山と山本互角の戦い←中山が前に出たぞ。
4153
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 09:49:11
(続き)
福岡6 古賀と鳩山互角。古賀=民主の6割、自民の2割近く 鳩山=自民の6割、公明の8割、民主の2割。
福岡7 野田やや優勢、古賀が追う。野田=民主の7割、無党派の3割、自民の2割弱。古賀=自民の6割弱。
佐賀2 大串を今村が追う
熊本2 福嶋が都市部で幅広く浸透。林田は自民支持率が低下して先行を許す。
熊本3 後藤を坂本、三浦が追う。
熊本5 金子と中島激しく競り合う←ここも来たぞ
長崎3 山田が優位
長崎4 宮島が先行
大分2 重野が優位←ここも逆転だ
宮崎1 川村が優位、中山、上杉が横一線で追う
宮崎2 道休、江藤激しく競り合う←道休が前だぞ
鹿児島1 川内が優位
鹿児島2 打越と徳田が横一線
鹿児島3 松下が優位
鹿児島4 皆吉と小里が競り合う
鹿児島5 網屋と森山互角←自民0もあり得るぞ〜
沖縄3 玉城が優位、嘉数、新川
沖縄4 瑞慶覧が一歩リード
九州比例 民主11議席をうかがう。自民6議席前後。公明3確保の情勢。共産、社民は1議席死守に懸命。←民10 自6 公3 共1 社1とすると、民主は最低でも3あぶれる。そうなると国民新1、自民7、公明4の順か。以後、自民8、公明5 社民2、自民9と続くと予想。
4154
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 09:55:25
ということで、毎日と読売(日経)を読んだ吉田学校の結論。
民主=300超の勢い。320までいくか。
自民=100割れの可能性。大物相次いで落選。次期執行部が「人がいないので固まらない」可能性も。谷垣総裁、河村幹事長?
公明=選挙区で苦戦。執行部交代は必至だが、そうなると浜四津代表か?
共産、社民、国民新=比例で民主の「おこぼれ」をもらえる可能性。特に共産は、おこぼれ次第で10議席獲得の可能性があり党首討論で左攻めが見られるかも?
あと、開票日までに起こりうる妄想をそのうち書きます。
4155
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 10:03:38
<群馬県>
記事が云うように「自民王国」が崩壊濃厚っすね。出たがりのお調子者が次の総選挙に出てくるなw
詰まり離党予備軍自民参院議員筆頭に4年後の同日選時に群馬5区民主公認確約で直滑降だ♪
1区…前橋でほぼ互角で利根郡では尾身が宮崎の3倍なのに全体で伯仲ってのは利根郡がnegligibleってこんか。宮崎が無党派で尾身の3倍で尾身が無党派への支持が拡がってないってのはどの位の値なんでしょうかね。1%と3%って事はないでしょうけど,1割と3割だと6割が態度未定か他候補者か。
3区…柿沼圧勝ですやん。清水なんかに差し替えれば勝てるなんて思ってた自分を恥じたい
4区…これ↓でなんで競り合いになるのかと。よっぽど三宅の追い上げが凄いって事かと思われ。浴衣で夏祭りでボード使ってアンケが効いてると思うw
>福田氏は自民支持層の8割を固めた。職業別にみると、給与所得者の4割近くの支持を受けるほか、農林水産業者の大半が支持している。女性からの支持が高いのが目立ち、5割弱の支持を得て、2割強の三宅氏を引き離している。
>出馬表明から1か月足らずの三宅氏だが、すでに民主支持層の7割強に浸透している。年代別では、30歳代から5割近い支持を集めている。全体の2割弱に当たる無党派層では、福田氏とほぼ同じ3割弱の支持にとどまっている。
09衆院選 民主2・3区で優位
本社世論調査情勢分析
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090821-OYT8T00017.htm
読売新聞社は全国約11万人を対象にした世論調査結果に、これまでの取材を加味し、公示直後の選挙情勢を探った。県内の5小選挙区のうち、2、3区で民主党の石関、柿沼両氏がそれぞれ戦いを優位に進めており、これまで議席を独占してきた「自民王国」が崩壊する可能性が濃厚となっている。1、4区は自民、民主両党の候補者が競り合うなど、予断を許さない展開だ。5区は自民党の小渕氏が安定した戦いをしている。比例選(県内分)でも、民主党がリードし、自民党が追う展開だ。ただ、小選挙区で3割弱、比例選で2割弱の人が投票先を明らかにしておらず、今後、情勢が変わる可能性がある。
◆宮崎・尾身が伯仲 1区
民主の宮崎氏と自民の尾身氏が伯仲している。
宮崎氏は民主支持層の8割を固めたほか、無党派層で尾身氏の3倍近い支持を得ている。職業別では商工自営業者の支持が高い。
尾身氏は自民支持層の8割を固めたが、無党派層への支持が広がっていない。
地域別にみると、大票田の前橋市では、両者がほぼ互角だが、利根郡では、尾身氏が宮崎氏の倍の支持を集めている。
年代別では20、30歳代の4割以上は宮崎氏を支持しているのに対し、70歳以上では尾身氏が集めている。
共産の酒井は県内唯一の選挙区候補だが、民主の勢いに押され、存在感を発揮できていない。
◆民主・石関を笹川が追う 2区
民主の石関氏が優位に戦いを進め、自民の笹川氏が追う展開となっている。
石関氏は、民主支持層の8割強を固め、無党派層の4割弱、自民支持層の約1割も取り込んでいる。年代別では、特に20〜40歳代で5割前後まで浸透し、若年層で安定した支持を獲得している。また、給与所得者や商工自営業者など幅広い職業で笹川氏を上回る支持を得ている。
笹川氏は、自民支持層の7割強、公明支持層の8割弱を固めたが、無党派層への浸透が課題だ。町村部では4割弱の支持を得て互角だが、石関氏の地盤・伊勢崎市で人口増加が進んでいることもあり、都市部での支持はいま一つだ。
矢島氏は、20、30歳代の一部から支持があるが、公示直前に出馬表明した出遅れもあり、存在感を示せていない。
◆民主の柿沼が谷津をリード 3区
民主の柿沼氏が自民の谷津氏をリードする展開となっている。
2度目の挑戦となる柿沼氏は、民主支持層の8割強を固めたほか、自民支持層の2割弱に及んでいる。地域別では、地盤の太田市と谷津氏の地盤・館林市のいずれでも4割強と、谷津氏を上回る支持を得ている。女性票ではほぼ互角だが、男性からは谷津氏の倍近い支持を受けている。
谷津氏は、自民、公明支持層への浸透が6割台にとどまっている。農政に詳しいだけに、農林水産業では、柿沼氏を上回る支持を得ているものの、その他の職業ではいずれも柿沼氏に及んでいない。年齢層別では、70歳代以上で柿沼氏を上回っている。
4156
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 10:04:01
>>4155-4156
◆福田・三宅競り合う 4区
自民の福田氏と民主の三宅氏が競り合い、予断を許さない展開となっている。
福田氏は自民支持層の8割を固めた。職業別にみると、給与所得者の4割近くの支持を受けるほか、農林水産業者の大半が支持している。女性からの支持が高いのが目立ち、5割弱の支持を得て、2割強の三宅氏を引き離している。
出馬表明から1か月足らずの三宅氏だが、すでに民主支持層の7割強に浸透している。年代別では、30歳代から5割近い支持を集めている。全体の2割弱に当たる無党派層では、福田氏とほぼ同じ3割弱の支持にとどまっている。
◆小渕が安定 5区
4選を目指す自民の小渕氏が優勢となっている。
小渕氏は、各地への応援に飛び回っており、ほとんど地元入りできていないが、地元県議や首長が組織固めを進め、自民・公明支持層を9割強まで押さえた。すべての年代で高い支持を得ており、特に70歳代以上では約7割まで浸透している。
土屋氏は、社民支持層以外への浸透が課題だ。民主が候補者擁立を見送ったにもかかわらず、民主支持層からの支持は3割弱にとどまり、小渕氏の3割強を下回っている。
□比例「民主に投票」40%
比例選でどの政党に投票するかを聞いたところ、民主党が40%でトップだった。以下、自民党(30%)、公明党(5%)、共産党(3%)、社民党(2%)と続いた。
民主に投票すると答えた人は、年代別にみると、70歳以上を除くすべての年代で自民を大きく引き離している。職業別にみると、農林水産業者の5割強が自民を、給与所得者と商工自営業者のそれぞれ4割強が民主を選んでいる。支持政党別では、民主支持層の9割強が民主に投票すると答えたのに対し、自民支持層で自民に投票すると答えたのは8割弱にとどまった。
□自民33%民主27%支持政党は自民
ふだん支持する政党は、自民が33・3%、民主が27・6%で、自民がかろうじて上回った。公明は3%、共産は2・1%、社民は1・1%だった。
年代別でみると、自民は50歳以上で民主を上回る支持を集めた。
□期日前投票初日1・67倍
県選管は20日、衆院選の期日前投票初日(19日)の投票状況を発表した。県内の投票者数は4087人で、2005年の前回選の初日に比べ、1・67倍と大幅に増加した。
◎立候補者
◆1区
山田 晶57 無 新
滝崎 明彦45 諸 新
酒井 宏明43 共 新
宮崎 岳志39 民 新
尾身 幸次76 自〈町〉前《8》
◆2区
矢島笑鯉子33 無 新
蜂須 豊45 諸 新
笹川 尭73 自〈津〉前《7》
石関 貴史37 民 前《1》
◆3区
石見 泰介47 諸 新
柿沼 正明43 民 新
谷津 義男75 自〈伊〉前《7》
◆4区
三宅 雪子44 民 新
福田 康夫73 自 前《6》
森田 貴行38 諸 新
◆5区
土屋 富久72 社 新
生方 秀幸37 諸 新
小渕 優子35 自〈津〉前《3》
(2009年8月21日 読売新聞)
4157
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 10:06:35
>>4154
総裁候補は石原・石破・谷垣・高村辺りっすかね。
谷垣も舞ちゃんに大部追い上げられてる見たいですけど。
子育て終われば小渕が最有力?!
4158
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 10:08:34
>>4157
浜四津は総裁に麻生を推した今回の結果の戦犯の一人でもあるけど,これからの公明の課題は如何に民主に取り入るかだから寧ろ浜四津は麻生を推した功労者,でもあるのかw
4159
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 10:22:45
<大分県>
最終的には無党派への浸透度か。民主の梃子入れあって然るベし
>市部で強さを見せる衛藤に対し、重野は、衛藤の出身地域でもある町部で支持を拡大。
>衛藤が、自民と公明支持層の約7割を固める。一方の重野は、社民支持層に加えて、民主支持層の約6割、国民新支持層の約9割をまとめている。共産支持層への食い込みも見られる。
>無党派層の4割弱がまだ態度を決めていない。
2区、前職同士の激しい競り合い…読売新聞衆院選情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090820-OYT8T01085.htm
「政権選択」をかけた衆院選は、30日の投開票へ向けた戦いが繰り広げられている。読売新聞社が、公示の18日から20日にかけて行った衆院選情勢調査に取材結果も加味して、県内3小選挙区の情勢を探った。1区は、民主党前議員が安定した戦い。自民・公明両党と民主・社民・国民新3党の選挙協力を反映し、2区では前議員同士が競り合い、3区は先行する民主党前議員を、自民党前議員が追っている。ただ、各区とも有権者の2割前後が態度未定で、運動期間も9日間残っていることから、展開次第では情勢が大きく動く可能性もある。(敬称略)
<1区>
吉良が、戦いを優位に進めている。30〜70歳代までの支持をまんべんなく集めているほか、職業別でも農林水産業や給与所得者、商工自営で、優位に立っている。民主支持層を手堅くまとめているほか、社民支持層でも約8割を固め、無党派層の4割弱に食い込んでいる。
一方、若さを強調する穴見は、20歳代の支持が高く、若年層への浸透が見られる。自民支持層を固めたほか、選挙協力を結んでいる公明支持層への浸透は8割弱に達している。
ただし、無党派層の約4割が、投票行動を決めていない。
山下は、共産支持層の7割を固め、さらなる浸透を図る。高畑は、支持拡大へ独自の戦いを進めている。
<2区>
9回目の当選を目指す衛藤と、党幹事長の威信を賭けた重野が、横一線で争っている。
市部で強さを見せる衛藤に対し、重野は、衛藤の出身地域でもある町部で支持を拡大。年代別では、衛藤が20〜40歳代と70歳以上、重野が50〜60歳代に浸透し、激しいつばぜり合いを展開している。
衛藤が、自民と公明支持層の約7割を固める。一方の重野は、社民支持層に加えて、民主支持層の約6割、国民新支持層の約9割をまとめている。小選挙区候補を擁立していない、共産支持層への食い込みも見られる。
無党派層の4割弱がまだ態度を決めていない。永岡は、知名度浸透を図っている。
<3区>
横光が地元の宇佐、中津両市や町村部で支持を集めて先行するが、岩屋も有権者の約3分の1を占める大票田・別府市で譲らず、激しく追っている。
横光は、民主支持層のほか、古巣の社民支持層で9割弱を固め、小選挙区候補を立てていない共産の支持層にも浸透している。岩屋は、自民、公明両支持層の9割近くを固めている。態度未定が4割を超える無党派層への浸透が、最終盤で、勝敗の分かれ目になるとみられる。
年代別では、横光が70歳以上を除いて浸透し、優位に立つ。職業別を見ると、給与所得者はほぼ横一線だが、農林水産業で横光がややリードしている。
利光は、独自の戦いを進めている。
(2009年8月21日 読売新聞)
4160
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/22(土) 10:26:02
>>4152
岡山5は?
4161
:
小説吉田学校読者
:2009/08/22(土) 10:34:23
>>4160
岡山5 花咲が加藤を一歩リード 花咲=民主の7割、社民の5割、加藤=自民の7割近く、無党派にも浸透
4162
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/22(土) 10:40:21
>>4161
ありがとうございます
4163
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 11:29:40
>>4075
各種調査結果も結構リンクしてて信頼度出来そうな感じではありますね。
予想スレ1274の名無しさん亀レスですが貼り付け感謝です。。
読売だと
自公優勢:4(NNN比-1) 東京8・11・25と兵庫9
接戦其他:20(NNN比+2) 接戦…埼玉10,東京1・12・13・16・17,千葉11・12,神奈2・3・11・13・15,大阪2・13・16(関東13+関西3=16) その他…江田・小泉・辻元・冬柴(4)
民主優勢:78(NNN比-1)
埼玉 ■■■■■■■■■★[侍■]●▲■■
東京 ★■■●■●■◎▲▲◎★★■■★☆■■■■■■■◎
千葉 ■■■■■■■■■●★☆■
神奈 ■★★▲■■■[み▲]■●☆■☆■☆■■■
大阪 ■★▲■■▲■■■[社●]■■☆■▲★■■■
兵庫 ■●■■■■■[公△]◎▲■■
■…65(小泉龍含む)
●…7(辻元含む)
▲…9(江田含む)
民主優勢…64+6+8=78
自公優勢のNNN+1はわざわざ自[公]と云ってるとこみると公明で,兵庫8でしょうか。
4164
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 12:21:15
>>4079-4082
続き行きます
神奈川:1やや民・2接戦・3民・4やや民・5民・12民・14民・17やや民・18民
滋賀:1・4民主
京都:1やや民・3民・4民
大阪:1民・3接戦・4やや民・8民・9民・10社・15やや民・16民・17やや民
兵庫:2民・5民・7民・9自・10やや民・11民
奈良:1民・4やや民
若山:3接戦
鳥取:1自
島根:2やや自
岡山:1接戦・2民・3やや無
広島:1接戦・4やや民・6国
山口:2民・3自
徳島:1民・2民
香川:1民・3自
愛媛:3民・4接戦
高知:3接戦
福岡:1民・3民・4民・6やや民・9やや民・11自
佐賀:3自
長崎:1民・3接戦
熊本:1民・2接戦・5やや自
大分:2接戦
宮崎:3自
鹿児島:1民・4民・5自
沖縄:2社・4民
無党派…比例は民主52%
共産支持層…空白区民主に6割
朝日の150選挙区調査は縮図に拘ったのは解るんだけど無意味そうな選挙区も混じっている。
岩手3・4,山形3(加藤が勝手にびびっては居たけど),栃木3,群馬5,三重2,佐賀3,宮崎3とか。
勿論,茨城2区なんてのが民なんて常識的に結果出る訳はないのだから群馬5を入れるなとは云えないけど。。
社民相手の無風選挙区が異様に多すぎるんちゃうか?ここらも朝日的には「社民善戦!!」と記事にしたかったんか?
上で挙げた選挙区止める代わりに,岩手2,秋田3,茨城1,岐阜1・5,静岡7,佐賀2,宮崎1辺りを入れるべきだったかと。
4165
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 12:39:51
毎日調査の比例情勢結果です。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・北海道
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090822ddm010010140000c.html
◇民主5議席視野
民主は支持層の約8割を固めた。これまで苦手としてきた町村部でも約4割の支持を集めており、過去最高の5議席をうかがう勢い。
自民は市部、町村部ともに民主に大きく差をつけられ、前回の3議席の維持は困難な情勢。1議席に転落する可能性もある。
民主と選挙協力する大地と、支持基盤が強固な公明は前回の1議席の維持を図る。
03年以降議席を失っている共産、社民は民主の躍進に埋没気味で、議席回復は厳しい情勢だ。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・東北
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090822ddm010010159000c.html
◇民主8議席迫る
民主が各年代から幅広い支持を集め、特に50〜60代は5割程度の高い支持。民主支持層の大半を固めたうえで無党派層の取り込みにも力を入れ、前回より3議席上積みとなる8議席に迫る勢い。自民は支持層の約8割をまとめたものの、無党派層で民主に水をあけられ、前回の6議席から2議席減らす可能性もある。
公明は自民との選挙協力で2議席目をうかがう。共産、社民は1議席の死守に懸命。みんなは伸び悩む。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・北関東
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090822ddm010010175000c.html
◇民主、11議席うかがう
民主は支持層の9割を固め、無党派層でも3割強の支持を集めている。各年代に幅広く浸透しており、過去最多の11議席をうかがう勢い。自民は支持層の8割弱を固めたものの、無党派層の支持は1割強にとどまり、前回の9議席から半減する可能性もある。
公明は前回並みの2議席、共産も1議席を確保できそうな情勢。みんなが1議席に届く勢いで、1議席を死守したい社民が懸命に追い上げる。国民、日本は伸び悩んでいる。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・南関東
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090822ddm010010183000c.html
◇民主、12議席の勢い
民主は前回を5議席上回る12議席に届く勢い。どの年代からも4割程度の支持を集める。一方、自民は無党派層の1割程度の支持しか得ておらず、前回の10議席から5議席減らす可能性がある。
公明は支持層を手堅くまとめ、前回の3議席を確保できそう。共産と社民は1議席を死守し、みんなが1議席をうかがう展開となっている。国民、日本は厳しい戦い。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・東京
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/archive/news/2009/08/20090822ddm010010189000c.html
◇民主、9議席に迫る
民主は支持層の約9割を固めたほか、無党派層にも浸透。前回の6議席を上回り、過去最多の8議席を超える勢い。
自民は支持層はほぼ固めたものの、無党派層からは民主の半分程度の支持しか集めていない。前回の7議席から3議席減らす可能性もある。
公明は支持層を固め、2議席を確保しそうな情勢。共産は前回の1議席を維持しそうで、2議席目をうかがう。みんな、社民、国民、日本はいずれも厳しい戦い。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・北陸信越
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/archive/news/2009/08/20090822ddm010010199000c.html
◇民主、6議席の勢い
民主が6議席に届く勢い。新潟、長野両県では5割程度の高い支持を獲得。保守地盤の富山、石川、福井の北陸3県でも3〜4割程度の支持を集め、優位に立っている。
◇自民5議席も微妙
自民は5議席の維持は難しそう。各世代とも低調なうえ、町村部での支持も2割程度にとどまり、3議席まで後退する可能性もある。
公明は組織を固め1議席を守る戦い。共産は00年以来の議席復活に必死。国民も1議席維持に向け懸命に支持拡大を訴えている。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・東海
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/archive/news/2009/08/20090822ddm010010208000c.html
◇民主12議席うかがう
支持の厚い地域ながら前回は議席を減らした民主が4議席増の12議席をうかがう勢い。既に支持層の8割を固めた。各年代とも4〜5割程度の支持を集めている。自民は自民支持層の約8割を固めたが、無党派層の支持は1割程度と低調。4議席減の5議席に落ち込む可能性もある。
公明は今回も3議席を確保しそう。共産も支持層を手堅くまとめ、1議席維持の情勢。社民、国民、みんな、日本は議席確保へ支持拡大を目指す。
4166
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 12:40:01
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・四国
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/archive/news/2009/08/20090822ddm010010213000c.html
◇民主3議席確保の勢い
民主は支持層の9割を固めたほか、ほかの野党の支持層や無党派層も取り込み、前回から1議席増の3議席を確保する勢い。市部だけでなく町村部でも約4割の支持を得ている。
自民は支持層の約8割を固めたが、無党派層への広がりがみられない。第1党を明け渡し、前回の3議席から2議席に減らしそうな情勢。
公明は組織を固くまとめ、1議席を維持しそう。議席獲得を狙う共産、社民は厳しい戦い。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・近畿
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/archive/news/2009/08/20090822ddm010010227000c.html
◇民主15議席照準
民主が前回の9議席を大きく上回る15議席に迫る勢い。無党派層の3割以上に支持を広げ、町村部でも市部と同水準の4割の支持を得ている。自民は支持層の8割を固めたものの、無党派層への浸透に苦しむ。町村部の支持も2割程度で、前回の11議席から7議席程度まで減らす可能性がある。
公明は前回の4議席を視野に入れる。共産は3議席、社民は1議席の死守に懸命。国民新、日本、みんな、改革は伸び悩む。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・中国
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090822ddm010010233000c.html
◇民主6議席狙う
山口、島根など従来は自民の強い地域でも民主が自民と並ぶ支持を獲得。鳥取、岡山、広島3県では約4割の支持を集める。全体では前回を2議席上回る5議席を確保し、6議席目も狙う勢い。自民は前回の5議席を割り、3議席まで減らす可能性もある。
公明は支持層の9割を固め、2議席の死守を狙う。前回1議席の国民新は伸び悩んでいる。共産、社民は議席獲得に向け、懸命の戦い。
選挙:09衆院選 情勢調査 比例・九州
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090822ddm010010243000c.html
◇民主、11議席うかがう
民主は幅広い年代から高い支持を集めている。前回の7議席を大きく上回り、11議席をうかがう勢い。市部、町村部どちらもまんべんなく支持を得ている。
自民は前回の9議席を割り込み、6議席前後まで減らす可能性もある。無党派層の支持は民主の半分程度しかない状況。
公明は支持層の約9割を固め、3議席を確保する情勢となっている。共産、社民は1議席の死守に懸命。国民新、みんなは支持拡大を図る。
4167
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 12:48:05
>>4165-4617
有り難うございます。
今纏めようとしてた所でしたm(_ _)m
選挙:09衆院選 情勢調査 比例
■調査の方法
19〜21日にかけ、全国300小選挙区ごとに無作為に作成した電話番号にかけるRDS法を使い、JNNと協力して実施。全国の有権者7万7858人から回答を得た。
■一覧の見方
立候補者の名鑑は氏名、年齢、当選回数、政党名(小選挙区のみ。[]は比例で重複立候補)、自民党派閥、前職・元職・新人の別、推薦・支持政党名(四角囲み)の順。政党名は自=自民党、民=民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、国=国民新党、み=みんなの党、改=改革クラブ、日=新党日本、諸=諸派、無=無所属。自民党の派閥は[町]=町村派、[津]=津島派、[古]=古賀派、[山]=山崎派、[伊]=伊吹派、[麻]=麻生派、[二]=二階派、[高]=高村派。比例代表の名鑑は比例単独候補のみ。
毎日新聞 2009年8月22日 東京朝刊
4168
:
二階席
:2009/08/22(土) 13:41:21
>>4148
いやー勢いで無理なことを書いてしまいました。
福島。
吉野氏は東北1位に重複ですから間違いなく当選ですな。
そんなに熾烈な争いでもなかった・・・。
むしろ東北比例でみると2位の秋葉はかなり厳しいかも。
4169
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 13:51:07
<茨城県>
>>4114
読売新聞茨城版
◆1区 福島が満遍なく支持を拡げる。
福島|民主8割・無党派から4割以上・自民2割弱・農林関係でも赤城に肉薄
赤城|自民5割強・推薦受けたばかりの公明4割程度
田谷|共産層からの支持厚い
◆2区 石津と額賀がデッドヒート
石津|民主8割・無党派3割以上・20,30台からの支持が多い
額賀|自民7割以上・公明5割
政党支持率で自・民が伯仲
◆3区 小泉が優位な選挙戦を展開
小泉|民主9割近く・無党派層4割以上・取手で5割・どの世代でも満遍なくリード・農林水産業でも葉梨を上回る←すごす
葉梨|自民6割以上・公明6割・無党派1割
◆4区 高野と梶山が激しく競り合う
高野|民主8割以上・無党派2割以上で梶山下回る・大票田のひたちなかで4割
梶山|自民8割・公明滲透・無党派3割以上・
政党支持率で民が自を上回る。←ひたちなか近辺の企業労組なども梶山の威光が崩れて活発化するか?
◆5区 大畠が優位
大畠|民主8割以上・無党派4割近く・20〜60台で岡部を上回る支持
岡部|自民7割・公明6割近く(市議団等からは推薦貰っている)
◆6区 大泉が丹羽を一歩リード
大泉|民主8割以上・無党派でも丹羽を上回る3割の支持・女性支持も丹羽と互角・つくば,土浦での支持が4割近い
丹羽|自民8割・公明8割・無党派2割強
◆7区 柳田,中村,永岡が三つ巴の接戦
柳田|民主6割・無党派2割・出身で大票田の古河では3割以上
中村|自民・公明から3割近く・無党派では最も高い2割強・郡部でも3割以上の支持・古河市では2割
永岡|自民5割・公明には滲透できず
選挙区内の民支持率が自のそれを上回る
4170
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 14:04:03
結局日経は読売との合同調査だったんですか?
読売と毎日は比例では微妙な違いがありますね。
あとは産経と朝日の中盤情勢調査ですね。
4171
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 14:59:40
既に重点区ではありませんが
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090821/elc0908211951007-n1.htm
【激戦区ルポ長崎2区】“王国”攻める“悲劇のヒロイン” 久間vs福田 (1/3ページ)
2009.8.21 19:49
9日、長崎市で開かれた平和祈念式典に元防衛相の久間章生(68)の姿があった。
2年前、原爆投下を「しようがない」と発言し、大臣辞任に追い込まれた久間。強固な保守地盤に支えられ、9期連続で当選を重ねた自民党の重鎮だが、この発言が被爆地の有権者に与えた衝撃は本人の想像をはるかに超えるものだった。
「ああいう(趣旨の)発言でなかったことは皆さんに理解してもらっている」と言い切った久間だが、この2年間、おわび行脚の地元入りを繰り返した。
同じ会場には薬害肝炎九州訴訟の元原告団代表、福田衣里子(28)も姿を見せた。国を相手に一歩も引かない姿が民主党代表代行、小沢一郎の目にとまり、長崎2区の候補者に抜擢された。抜群の知名度と若さで昨年9月の出馬表明以降、急速に支持を拡大している。
「悲劇のヒロイン」の登場は、自民への逆風も重なり、“久間王国”だった情勢を変えている。自民の有力支援団体の一つ、県医師連盟諫早支部は8月、これまでの久間支持を一転、初めて自主投票を決めた。会員の開業医は言う。「医療費削減を続ける自民にはもうついて行けない。政策をみれば明らかに民主。なにより福田には将来性がある」
久間は過去3回の選挙で全国の自民党候補の応援に奔走し、ほとんど地元入りしなくても圧勝したが、今回は選挙区内を連日歩く。
「ここまで必死な久間さんを見たことがない」。陣営幹部はそう打ち明ける。その一方で、政策通のベテランの強みは「地元への貢献度」とも強調する。
九州新幹線や諫早湾干拓事業。党の要職を歴任した久間の「政治力」で実現した事業は多い。長崎県知事の金子原二郎は「自民が野党になっても地元に精通している人がいると全然違う」と久間の実績を強調し、態度を明確にした。
これに対し、福田陣営は「古い自民党政治の脱却」を掲げ、現状からの「変革」を訴える。「命は待ってくれない。変化を恐れず力を貸してほしい」。公示日の18日午後、福田は久間の地元・島原市でマイクを握り、声を上げた。
「政権選択の象徴」として注目される長崎2区。幸福実現党新人の柴田愛(35)といずれも無所属新人の相浦喜代子(45)、山崎寿郎(29)も立候補したが、選挙戦は久間と福田の事実上の一騎打ちになるとみられる。
福田の選挙運動を支える参院議員の西岡武夫は言う。「今回の選挙で民主党が大勝しても、ここを落とせば敗北に等しい」 (敬称略)
4172
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:00:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090821/elc0908211802004-n1.htm
【09衆院選】選挙区ルポ「決戦」 沖縄2区 普天間飛行場めぐる「理想」と「現実」 (1/3ページ)
2009.8.21 18:00
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を抱える衆院沖縄2区。常に基地問題が大きな争点となるこの選挙区は事実上、与野党の前職同士の一騎打ちとなった。
自民党の安次富(あしとみ)修(おさむ)(53)は、日米合意に基づく同県名護市辺野古への移設作業の推進を掲げる。対する社民党の照屋(てるや)寛徳(かんとく)(64)は、持論の「即時閉鎖・撤去」を訴える。それぞれの訴えは基地問題をめぐる「現実」と「理想」を端的に示す。
「口先だけのパフォーマンスにだまされないでください。戦後64年間基地は一歩も動いていないんです」
公示日の18日午後、普天間飛行場に隣接する北谷町内で安次富は語気を強めた。「パフォーマンス」とは、これまで社民などの革新勢力が唱えている普天間飛行場の「即時閉鎖、撤去」論を指す。その最中に薄曇りの空を米軍機が猛スピードで横切り、爆音が鳴り響いた。
安次富は平成17年の郵政選挙で照屋に敗れたが、比例代表九州ブロックで復活当選した。宜野湾市議時代から基地問題をライフワークにしてきただけに、反対運動のために県外から大量に乗り込んでくる革新勢力への不信感は今もぬぐい去ることはできない。
「イデオロギーに任せて停滞させるのか。それとも現実的な選択をして前に進むのか」。安次富は移設推進を呼びかけ続ける。
保守票のとりまとめを急ぐ安次富陣営を強力に支援するのが公明党だ。沖縄県で伝統的に強い革新勢力に対抗する必要から、自民、公明両党は「運命共同体」(自民県連の具志孝助会長)と言われてきた。
選挙カーのドアには「比例はこうめい」の赤い文字が入り、演説会場でも自公両党の幟(のぼり)がほぼ同数で並ぶ。北谷町の支部事務所も自公で共用しており、陣営幹部は「結束力は内地以上」と胸を張る。
× × ×
「皆さんの勇気と怒りの一票が自公政権に終止符を打ち、新政権を作る」
普天間飛行場のある宜野湾市内の交差点で、社民党の照屋は、選挙カーの上から公示第一声を上げた。
先の衆院選で社民党が選挙区で議席を確保できたのは沖縄2区だけ。照屋は弁護士時代からの個人的な人気もあり、「党の要」といえる存在だ。第一声には党首の福島瑞穂(53)も駆けつけ、「圧勝させてください」と叫んだ。
照屋は、民主党県連から「支持」も受け、選挙後の社民党の連立政権入りを強く意識する。
だが、民主党は「実現のハードルが高い」として、衆院選の政権公約(マニフェスト)に、従来の主張だった普天間の「県外移設」を盛り込まなかった。
それでも照屋は演説で「政策形成過程に沖縄の心を届ける。普天間飛行場の即時閉鎖と返還。普天間飛行場は即時に閉鎖し、県外、海外へ移設すべきだ」と訴え続ける。自らの得票が連立政権内で基地問題をめぐる社民党の発言権を増すためには欠かせないと考えているのだ。陣営幹部も「われわれの理想を新政権で現実にする」と鼻息は荒い。
2区では幸福実現党から富川昇(65)が立候補している。 =敬称略
(山本雄史)
4173
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:03:03
肝心の「みん」「民な」はどうすんねん!
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090821-533713.html
衆院比例有効票の基準を各都道府県に通知記事を印刷する
総務省は21日、衆院比例代表選で投票用紙に記入された政党や政治団体の名称について、有効、無効の判断基準を各都道府県に通知した。
通知によると「自」は自民党、「民」は民主党の有効票で、平仮名、片仮名での記載も原則有効としている。また、「民主党(麻生太郎)」のように政党名と一緒に別政党の党首名を記入した票は無効となる。
また、今回の比例代表選では、同一の名称、略称の政党、団体はなく、案分票はないとした。
疑問票の増加は開票の混乱や遅れにつながりかねず、総務省は「政党名を正確に記入するのが基本」と呼び掛けている。
公選法では、有効、無効の判断は「開票立会人の意見を聴き、開票管理者が決定しなければならない」と定めており、総務省は各開票管理者の判断の参考として、一般的な例を各都道府県選管に通知している。(共同)
[2009年8月21日18時3分]
4174
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:03:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090821/CK2009082102000051.html
たすきも選挙カーもなく支持求め 比例単独候補も走る
2009年8月21日
小選挙区の候補者とは別に、比例代表名簿に登載された候補者も街を飛び回る。とはいえ、法律の規定で、たすきはつけられず、個人の選挙カーもなし。選挙区の候補者と二人三脚で声をからす。
比例東京ブロック(定数一七)に単独立候補しているのは各党派合わせて三十人。
前回、二○○五年の「郵政選挙」では圧勝した自民の名簿登載者数が、割り当てられた当選者数に足りず、議席を社民に譲ったほどだった。
今回は一転、自民には強い逆風。前回、二十七位で当選し、商店会の名物会長だった「スーパーのおやじ」から転身した安井潤一郎さん(59)は二十四位と厳しい戦いだ。
「順位は今期の評価。実績を見てほしい」。党本部には上位を求めたが、小選挙区重複候補が優遇され、思いは届かなかった。
前回は「何もしなくていい」と大学の先輩だった武部勤幹事長(当時)に出馬を打診された。「通るとは思ってなかった」が、通った。そして、商店街の声を政治に届けてきた。
順位の不満は口にしない。でも、比例代表のあり方には「私のように政治に生きてこなくても議員になれる唯一のシステム。小選挙区落選の保険に使うのは意味がない」。
それでも、一票でも多く、と連日、集会を開く。自身がかかわる食肉組合が主催する形で商店街の活性化策を熱く語る。公示前は北海道や兵庫県に飛ぶほど人気もある。集会には小選挙区の候補者を呼ぶ。十九日は江戸川区の町内会館に三十人あまりが集まった。「今、やれることをやるだけです」
民主二十五位の小林興起さん(65)はもともと自民。前回、郵政民営化に反対して選挙区だった10区に小池百合子さんを刺客として送り込まれた。新党日本から出馬したが敗れた。今回は無所属で捲土(けんど)重来を期そうとしたところ、民主から持ち掛けられて選挙区を譲り、比例に回った。
「ここで戦わなければ、世話になった人に恩返しができない。民主が政権を取っても保守の私が必要となる」
比例に回ったのは見込みがあるから。「当選圏内の順位でなければ、後援会がだまっていないと伝えています」。二十五位とはいえ、重複立候補者が相当数、選挙区で勝てる可能がある。見かけ以上の位置にいる。
民主にも、保守票が期待できる。自民時代から支援してきた豊島区内の歯科医師(85)は「彼が出るなら民主に入れる」と話す。
小選挙区の候補と商店街を練り歩く。保守本流を自任する小林さんを紹介する民主のスタッフは、マイクでこう連呼する。「小林先生の応援をいただき、本当に百人力です」
4175
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:14:58
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082203_all.html
民主全勝、麻生「死に水」…“負け予測”エスカレート
自民68議席の衝撃
8・30総選挙に関する報道各社の世論調査が、ほぼ出そろった。22日付毎日新聞朝刊は、民主党が最大でまさかの公認候補者330人全員が当選する可能性があるとした一方、自民党は最少で68議席という壊滅的な結果を報じた。麻生太郎首相は相変わらず強気だが、長かった選挙戦のラスト週末を前に、数字だけみれば、誤算が続いているようだ。
毎日新聞の議席予測は、民主党が318−330議席(小選挙区228−256、比例代表90−98)、自民党が68−108議席(小選挙区26−57、比例代表42−51議席)。民主党については「比例代表での復活も含め候補者全員の当選も視野に入る」としている。
朝日、読売、日経新聞もすでに、「民主が300議席超をうかがう勢い」との調査結果を発表しており、各社が自民党の“負け数字”をエスカレートさせているかのような状態だ。
麻生首相は、実質50日間という長い選挙戦を選択した。自民党中堅議員は「どぶ板や組織固めのほか、国民の政権交代への熱をさまし、盛り返すつもりだった」というが、世論調査だけを見れば、この戦略は機能していない。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は理由を「小泉純一郎元首相が組織をぶっこわしたため、組織固めは意味をなさない。さらに有権者は自民党が『生活を壊した』と思っているため、民主党マニフェスト批判は『自分のことを棚にあげてなにを言う』と受け止められている」と話した。
ただ、永田町には「選挙の当落予測は当たらない」という格言があり、大物議員を中心に回復傾向があるのも事実。さらには大敗報道によるアナウンス効果も指摘されている。
「投票をしなくても政権交代すると思って、有権者が投票に行かなかったり、郵政選挙で自民党を大勝させたことへの反省から、民主党を大勝させまいという揺り戻しが働くのでは」(永田町関係者)というのだ。
一部議員からは「麻生隠し」の案も出ている。
加藤紘一元幹事長は20日の演説で「麻生政権の評判がよくないから困っている。自民党はいつまでも麻生政権ではない。麻生政権への評価で自民党の評価を決めないでほしい」と強調。3役経験者も「選挙後は麻生総裁ではない」と打ち出すことを模索している。
しかし角谷氏は「こんなゴタゴタが自民党の支持を下げたことを分かっていない。政権を失う自民党には魅力がないため、建設業界など従来の支持層も大敗報道であきらめてやる気を失う。揺り戻しは、ほとんどないのでは」と話している。
こうした情勢の中、麻生首相は記者団に「反応はいい」と強気の姿勢を貫き通している。
だが、21日の福島県郡山市の街頭演説では、こんなシーンが−。「地方、中小企業においては…」というくだりで急にせきこんでしまい、見かねた関係者からペットボトルの水を差し出されてしまったのだ。口をつけたあと、「死に水ではありません」と自虐ネタも披露して取りつくろったが、聴衆の目には政権末期を象徴するように映ったのではないだろうか。
ZAKZAK 2009/08/22
4176
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:21:01
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090822-533953.html
中山氏優柔不断で宮崎1区ドロドロ分裂記事を印刷する
政権交代を叫ぶ民主党の勢いが全国各地で際だっているが、宮崎1区ではドロドロの保守分裂劇が展開されている。しかも、そのうずの中心には、昨年10月の不出馬宣言で世間を騒がせた自民党の中山成彬元国土交通相(66)がいる。劣勢をはね返すべく、選挙区内でおわび行脚に精を出している。一見、おとなしいようだが、どっこい、25日に行う街頭演説で陣営は「潮目を変えられる」と鼻息が荒い。
今のところ、中山氏の活動は静かだ。朝8時すぎからあいさつ回りで頭を下げる。「出ないと言っておきながら申し訳ない。でも、指をくわえて民主党に議席を渡すことはできんとです。国旗を掲げない反日的な政党になんぞ政権は任せられん」。しゃべり出すと民主党批判を中心に熱を帯びて止まらなくなる。
別行動で参院議員の妻恭子氏(69)も細かに動き、二転三転した再出馬の経緯を説明してまわる。中山氏の秘書によると「まだ批判を浴びている。まずは経緯を説明し、今は出馬したことについて理解をいただく時期」と話した。
昨年9月、国交相に就任したが「日教組をぶっ壊すために火の玉になる」などの問題発言でわずか3日で辞任した。直後に次期衆院選での不出馬を宣言。後任として勝手に東国原英夫県知事(51)を指名したものの、あっさりフラれると、一転して再度出馬を表明。ところが、その翌日に「山にこもって座禅を組む」との言葉を残して再度、不出馬とした。自民党宮崎県連は公募で上杉光弘元自治相(67)を指名。中山氏の国交相就任から25日間にこれだけの騒動が凝縮された。
結局、解散翌日の今年7月22日、中山氏は再々出馬宣言をした。民主党推薦候補で、元林野庁長官の川村秀三郎氏(60)が支持を広げており、上杉氏では勝てないとみて「出馬を決意した」と説明する。県連の緒島雅晃会長は「ふざけるなといいたい。どこぞの誰かさんが出馬せんというから公募をした。政治家としての品格が問われる」と憤慨する。今月4日、中山氏の事務所で緒島氏と直接会談したが決裂。中山、上杉両氏とも党本部の公認を得られず無所属での出馬となってしまった。
上杉氏は「敵は民主党」と公言するが、中山氏への恨みは深い。上杉氏の秘書のかばんには、中山氏の不出馬の決意をつづった文書のコピーが束になって入っている。中山氏が県連に提出した書類だ。「だいたいね、96年総選挙での中山さんの1区当選は私が選対本部長だった。当時の事務局長は今、私の選対にいる。み〜んな、離れていっちゃうんだ」と上杉氏は中山氏について語る。
県連を敵に回しても中山氏は平然としている。25日正午、宮崎市で1番の繁華街「デパート前」で街頭演説を決行する。“ヤンキー先生”こと自民党義家弘介参院議員(38)が応援弁士として来県する。国交相辞任後、教育をテーマとした講演会で北海道から鹿児島まで全国約30カ所をともにまわり、日教組解体で意見が合う同志だ。また、ここに前航空幕僚長の田母神俊雄氏(61)の緊急参戦も決まった。昨年12月に雑誌で対談して意気投合。今年2月、自民党本部で田母神氏の講演が開かれた。企画したのは中山氏だった。
中山氏の陣営では「今、日本に欠けている愛国精神をしっかり伝えられる3人がそろう。不出馬の謝罪に終止符を打って、一気に潮目を変えられるんじゃないか」と意気込む。果たして、保守分裂のドロドロ劇を愛国精神アピールで変えられるのか?【寺沢卓】
[2009年8月22日8時12分 紙面から]
4177
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:22:10
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090822-533954.html
泥酔男が柿沢Jr.にバケツの水
21日午前10時ごろ、東京都江東区亀戸9丁目の都営住宅前で、演説していた衆院選東京15区の候補者柿沢未途氏(38=みんなの党)と運動員2人に、男が近づき「うるさい」と言ってバケツに入った水をかけた。通報で駆け付けた城東署員が、公選法違反(自由妨害)の疑いで男を現行犯逮捕した。警視庁によると、男はこの都営住宅に住むアルバイト山本大輔容疑者(40)。酒に酔っており「選挙カーから聞こえる声がうるさかったのでやった」と供述している。柿沢氏の事務所などによると、柿沢氏らはずぶぬれになったが、けがはなく、そのまま演説を続けた。
[2009年8月22日8時13分 紙面から]
4178
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:35:32
えーと・・・
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2009/08/22/20090822ddm005010149000c.html
遊説録:同じ失敗避けて−−自民党・野田聖子消費者行政担当相
(21日)
◇自民党・野田聖子消費者行政担当相
郵政民営化という一つのテーマで、自民党が前回選挙で大勝利したことがよかったかが問われている。(有権者には)今回同じ失敗をしてほしくない。民主党はまったく同じ戦法でだまそうとしている。政権交代の一言で世の中が良くなるといううまい話はない。(岩手県雫石町での集会で)
4179
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:36:33
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042524/1.htm
自民ドブ板長老議員はマッ青
2009年8月22日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
●酷暑での選挙戦は「脳梗塞」や「脳溢血」になりやすい
案の定、酷暑の選挙戦は、自民老人議員にキツすぎた。
公示日(18日)の午前、東京1区から出馬した与謝野馨財務相(70)が、新宿区四谷の事務所前で出陣式の挨拶を終えた後、ダウンしてしまった。選挙カーの上から30分間、手を振ったり演説したりしていたが、演説後、もうろうとした様子で、だるまの目に墨を入れると、しゃがみこんだ。その際、墨がだるまの鼻にもついた。
選対幹部は「貧血ではないか。各地を飛び回っていたので、疲れが出た」と説明し、この日は休養したが、与謝野氏は06年秋に咽頭がんで手術して健康不安説が絶えなかった。30度を超す真夏日だったこともこたえたかもしれない。
ただ、与謝野氏はラッキーだったというべきだろう。ひとつ間違えれば、大変なことになっていたかもしれないのだ。
医療ジャーナリストの西松空也氏がこう指摘する。
「与謝野氏はスーツ姿で演説をしていましたが、暑い日には良くありません。まもなく回復したようなので、血管が細くなって血液の流れが悪くなる一過性の虚血性発作と思われます。しかし、炎天下での演説でふらっと倒れた場合、2通りの症状を疑う必要があります。ひとつは、演説時間が長くなり、汗をかくことでドロドロした血液が血管につまって脳梗塞になるケース。もうひとつは、声をからしてしゃべるために動脈の毛細血管が破れる脳溢血です。いずれも命にかかわるので注意が必要です」
ろれつが回らなくなったり、冷や汗や頭痛の症状が出たり、飲み水が口の端からもれたりなどの症状が見られるという。選挙戦はこれからが本番だ。70歳以上の自民党政治家は27人。長老政治家たちはマッ青だろう。
(日刊ゲンダイ2009年8月19日掲載)
4180
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:53:01
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090821ddm002010056000c.html
’09衆院選:投票まで9日 自民・民主、遊説にも「カラー」
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
◇空白区中心、全国くまなく−−民主/激戦区重視、盟友にも配慮−−自民
民主党の鳩山由紀夫代表が、05年衆院選で惨敗した選挙区など、今回の選挙で勝敗のカギとなる選挙区に遊説先を集中させている。こうした選挙区で勝利すれば、同党の優位がより強固なものとなるためだ。衆院選の公示(18日)から20日までの3日間で、東は青森から西は島根まで13都府県20選挙区を回った。菅直人代表代行、岡田克也幹事長との「3枚看板」で全国くまなく回り、与野党逆転を目指す。【佐藤丈一、影山哲也】
「4年前、彼ら(自公政権)は『郵政民営化で景気も、地域も、社会保障も、外交もよくなる』と言ったが、どれ一つよくならなかった。総選挙で責任をとらせようじゃありませんか」
鳩山氏は20日、和歌山県紀の川市の街頭演説で訴え、拍手に包まれた。18、19両日は飛行機で大阪府、青森県に入り、東京に戻る途中で新幹線を下車して駅前で演説した。演説時間も公示前より数分短くし、できる限り数多くの選挙区に入る工夫を凝らす。
鳩山氏が回った20選挙区は、大半が05年衆院選で小選挙区候補が大差で敗れた選挙区。比例代表で復活したのも3選挙区にとどまる。菅氏は前回惨敗した東京や、結党以来「民主空白県」が目立つ四国で遊説する。岡田氏は九州、神奈川などを回った。2人合わせると3日間で10都県、30選挙区を超える。
一方の自民党は麻生太郎首相がほぼ「一枚看板」の状態で遊説を重ねている。18〜20日で4都道県、計13カ所で街頭演説した。7月の東京都議選で敗北し、苦戦が伝えられる東京の選挙区をはじめ、激戦区が中心だ。「街頭ではまずまずの人気」(自民党関係者)なのを最大限に活用し、首相自らてこ入れして攻勢をかける狙いがあるとみられる。
そうした中で19日の北海道遊説は、エリアが広く演説回数が限られるにもかかわらず中川昭一前財務・金融担当相の応援に入り、「盟友」への気遣いをうかがわせた。連立政権のパートナーである公明党に対しては、太田昭宏代表の応援に18日に真っ先に訪れたほか、北側一雄幹事長の選挙区にも22日に入る予定だ。自公の選挙協力をアピールすることで、公明党の支持団体である創価学会の協力を得る思惑もあるようだ。
4181
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:54:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082200215
自民幹部、地元にべた張り=民主は「3枚看板」フル回転【09衆院選】
30日投開票の衆院選で、自民党は、本来なら若手の応援で全国を駆け回るはずの幹部や派閥領袖クラスが自らの選挙区にべた張りとなっている。地盤が強固なベテランまで逆風を受けて苦戦しているためだ。一方の民主党は、鳩山由紀夫代表ら党の「3枚看板」が日本列島を縦横無尽に飛び回っている。
自民党の細田博之幹事長は21日、所属する町村派議員らの応援のため、愛知県内6カ所で演説をこなした。同派相談役の森喜朗元首相や会長の町村信孝前官房長官らが自分の選挙区にくぎ付けとなり、地元を離れられないからだ。
山崎派会長の山崎拓前副総裁も苦戦が伝えられ、18日の公示後は選挙区から一歩も出ていない。当落線上の候補のてこ入れが役割の古賀誠選対本部長代理(古賀派会長)も、地元活動に多くの時間を割いている。
21日夜、遊説を終えた細田氏は「派閥領袖は軒並み選挙が厳しい。『分身の術』は使えないが、可能な限り自分が回らないとな」と周辺に語った。だが、その細田氏も23日には地元の島根県に戻る予定だ。
こうした事情もあり、解散直後は「お呼びが掛からないのでは」と心配された麻生太郎首相だが、8月に入って以降、遊説で17都道県を回った。閣僚では舛添要一厚生労働相が引っ張りだこで20近くの都道府県に足を運んだ。党内には「選挙後の『ポスト麻生』に意欲があるのではないか」とのうがった見方もある。
一方、民主党は、鳩山氏と菅直人代表代行、岡田克也幹事長の3人が全国を回り、接戦が予想される重点区を中心にてこ入れを続けている。
同党の重点区は、小選挙区300のうち100程度。鳩山氏らが手分けしてこうした選挙区に入り、3人が回り切れない選挙区には、前原誠司副代表や野田佳彦幹事長代理ら知名度の高い「弁士」を送り込むなど、自民党とは対照的だ。
小沢一郎代表代行は、街頭での活動は鳩山氏らに任せ、自らは新人候補らの事務所を訪問して選挙戦術などを直接指導。党の選挙対策本部にも頻繁に顔を出して引き締めを図るなど、「裏方」として鳩山氏らと役割分担している。(2009/08/22-15:13)
4182
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 15:56:03
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090821ddm005010025000c.html
小沢・民主代表代行:「裏方宣言」 支援者に発破、社民に気配り…
◇遊説は民主「3枚看板」任せ
民主党の鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の「3枚看板」が街頭遊説で全国を駆け回る中で小沢一郎代表代行は「戦う態勢、候補者を作り上げることが私の仕事」と「裏方宣言」している。社民、国民新両党との野党共闘固めを意識し、事務所回りなどマイクを握らない全国行脚を展開中だ。
「世論調査や、集めた情報では、本当に今まさに一線に並んだ。間違いなく完全に相手をとらえて、デッドヒートを演じている」。小沢氏は20日午後、青森県つがる市の公民館で、同党候補の支援者35人に発破をかけた。
小沢氏が訪れた青森4区は当初、民主、国民新両党が競合していたが、小沢氏が主導し国民新党の元職を民主党入りさせ、協力関係をまとめた。そうした経緯を踏まえ、小沢氏は「今回の選挙で象徴的な選挙区」と訴えた。
社民党についても19日、推薦する新人候補の福岡県行橋市にある事務所を訪問した。地元メディアの前で、選挙カーに乗り込む候補者を見送るパフォーマンスを行って協力関係をアピール。事務所のスタッフに「政権交代のための同志。民主党はもっとこうしろという注文があれば率直に言ってもらいたい」と呼び掛け、最大限の気配りを見せた。
自らの役回りについて小沢氏は18日、札幌市内で記者団に「鳩山代表はじめ皆さんが遊説はやっていただいている。私は有権者の支持を得る態勢、候補者を作ることが最重点だ」と、役割分担を強調している。【渡辺創】
4183
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:00:34
http://www.asahi.com/politics/update/0820/TKY200908200325.html
1投票所に2選挙区 新潟市、合併重ね区割りにズレ(1/2ページ)
2009年8月21日9時13分
新潟市が07年に政令指定市になって初めての総選挙。市内には全国最多とされる四つの小選挙区(1〜4区)が混在する。その上、一つの投票所で二つの小選挙区の有権者が投票する「全国的な珍事」(市選挙管理委員会)も発生。市選管は、職員や有権者のミスを防ごうと、必死だ。
北区の越岡保育園は投票日の30日、3区と4区の有権者計1206人の投票所となる。このうち3世帯9人は4区の、残り1197人は3区の候補者に投票する。
こんな「珍事」が起きたのは、小選挙区の区割りが02年、当時の市町村単位で決められた後、10年後の12年まで見直されないことが背景にある。その中で、新潟市は01〜05年に合併を重ね、07年に指定市に移行。行政区を整理したため、小選挙区と行政区にずれが生じた。
3世帯9人は02年当時、小選挙区で4区とされた旧横越町の住民。07年に行政区が決められ、北区民となった。一方1197人は、小選挙区で3区とされた旧豊栄市の住民で、07年に北区民となった。
市選管は「投票を誤って無効とならないように」と、3世帯に細心の注意を払う。7月下旬、世帯主に一つの家庭に集まってもらい、夜7時すぎから約30分間、投票について説明した。
また投票時間を通常の午前7時〜午後8時ではなく、午前9時〜午後4時と特別に短縮することにした。公職選挙法では、それぞれの投票所に同じ投票区の有権者2人以上を立会人として置かなければならないが、これを当てはめると9人のうち2人が立会人にならざるを得ない。「計9人の投票のために朝から夜までずっと立ち会うのは大変だ」(市選管)として、短縮を決めた。
開票にも気を配る。北区での4区の有権者は9人だけなので「誰がどの候補に投票したか分かってしまう」(同)からだ。9人の投票箱は、4区の有権者の多い江南区の開票所へ運んで開票する。
一方、江南区の亀田第五保育園も、旧新潟市の1区の有権者98人と、旧亀田町の4区の有権者1676人が混在する。07年、日本海東北自動車道を境に、北を中央区、南を江南区と決めたためだ。
98人のほとんどは新潟刑務所の官舎に住む職員やその家族という。市選管の職員は刑務所を訪れ、担当課長に周知をお願いした。市選管の小林和幸主幹は「選挙区が混在していると、投票の間違いが起きる可能性が高くなる。次の小選挙区の区割り見直しで改善を期待している」と話す。(長富由希子)
4184
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:11:31
明日から鳩山・菅・岡田の遊説は社民・国民・日本の候補者に限定だな
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090822-OYT1T00116.htm
「独り勝ち」警戒されて…野党共闘、民主が腐心
読売新聞社の序盤情勢調査をはじめ、民主党圧勝の予測が飛び交う中、民主党は衆院選後の連立政権を組む相手と想定する社民、国民新の両党の応援に力を入れている。
参院では単独で過半数がないためだが、民主党の「独り勝ち」の見通しが強まっていることに、野党内の不協和音も出始めている。
民主党の鳩山代表は21日、国民新党の松下忠洋・元衆院議員の応援のため訪れた鹿児島県日置市の街頭で、こう訴えた。
「松下候補の応援に民主党代表が来たということは、とりもなおさず、政権交代にこの人が不可欠だからだ。民主党の候補と同じように考えさせてもらいながら、全力で支援する」
前日には島根県出雲市で国民新党の亀井久興幹事長の応援に立ったばかり。民主党の選挙を仕切る小沢代表代行も19日に社民党候補の激励のため福岡県行橋市を訪ねている。民主党の岡田幹事長は21日、京都市内で記者団に「選挙協力している選挙区については、支援していきたい」と強調した。岡田氏も近く、社民党の辻元清美・前衆院議員の応援に駆けつける考えだ。
共闘を約束しているとはいえ、民主党が社民、国民新両党への気遣いを改めて示すのは、「民主圧勝ムードを受けた他党の不満を和らげた方がいい」(民主党関係者)との判断も働いているようだ。
しかし、他の野党はむしろ、警戒感を強めている。民主党が政権公約(マニフェスト)で掲げ、社民党などが反対している「衆院比例定数の80削減」が、民主党圧勝によって実現してしまうのではないかとの見方が出ているからだ。
社民党の福島党首は21日、新潟市で記者会見し、「国会議員が減って大笑いするのは役所ではないか」とけん制。民主・社民・国民新3党の共闘とは距離を置く共産党の志位委員長は21日、東京・有楽町の外国特派員協会での講演で「削減は民主主義への逆行だ」と訴えた。
(2009年8月22日01時21分 読売新聞)
4185
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:22:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009082102000087.html
<政権選択>異例の応援
2009年8月21日 紙面から
◆自民 『子分』が助っ人
政権選択が焦点となる選挙戦で大苦戦を強いられている自民党。いつもならば、若手の応援に全国を奔走するはずの派閥オーナーらも安泰というわけにいかず、逆に“子分”に支援を仰ぐ異例の展開になっている。
二十日に石川県入りした細田博之幹事長は、金沢市(石川1区)での講演に先立ち、所属する町村派オーナー・森喜朗元首相の地元の2区で二カ所の街頭演説に時間を費やした。
森氏と並んだ細田氏は「私が応援というのはおこがましいが」とへりくだってあいさつ。民主党候補を指しながら「何か見慣れない方が対抗馬で出ているようだが、森先生は首相経験者として、後輩も指導している」と党内最大派閥の親分を持ち上げた。
いつもなら選挙期間中は応援に飛び回って地元に不在が多い森氏だが、今回は民主党が「逆刺客」として擁立した新人田中美絵子氏と大激戦。細田氏の応援も「大変なんだよ。(2区を)素通りせず寄ってほしいと頼んで来てもらった」と森氏が認めるほど危機感は強い。
この日は、民主党新人に苦戦する山崎派会長の山崎拓党前副総裁の地元福岡2区を、同派に属する石原伸晃幹事長代理が訪れ、四カ所を行脚して派閥親分を支援した。
古賀派会長の古賀誠選対本部長代理(同7区)も、自身の戦いを評して「全国一の激戦区。命懸けの戦い」と懸命なように、ベテラン勢が地元に張り付かざるを得ない状況だ。
重鎮らが長年当選回数を積み重ねてきた足元を、政権交代を求める大波が襲っている。
◆民主 『共党』アピール
民主党の鳩山由紀夫代表ら幹部が社民、国民新両党候補の応援に力を入れ始めた。党内からも応援依頼が殺到する多忙の身だが、両党候補の元に足を運ぶのは、選挙後の連立政権樹立をにらんでのこと。選挙戦を通じて連帯感をはぐくみ、より強固な関係を築こうと懸命だ。
鳩山氏は二十日、国民新党の亀井久興幹事長が立候補した島根2区に入った。鳩山氏が公示後、他党候補を応援するのは初めてだ。
亀井氏と並んで街頭演説に立った鳩山氏は「無駄遣いをなくし、国民の信頼を回復する。そんな政治を国民新党との協力でやり通すことができると確信している」と呼び掛けた。
亀井氏も「深い友情関係、きずなを政権交代が実現した上でも大切に守っていきたい」と親密な関係をアピールした。
十九日には、小沢一郎代表代行が福岡11区の社民党新人候補を訪問した。「同じ思いの人たちが党派を超えて互いに力を合わせて政権交代を目指そう」と激励し、民主党候補と同じように選挙戦術を直伝した。
民主党幹部による両党候補の応援は、三党がともに勝利できるようなムードづくりが狙い。民主党が独り勝ちの状況になれば、埋没を懸念する社民、国民新両党が独自色を出そうと躍起になり、連携にすき間風が吹きかねないためだ。
二十一日には小沢氏が秋田市に社民党秋田県連を訪ねる予定。小沢氏は三党の協力について「非常に大きな成果を挙げている」と評価し、国民新党候補の応援にも意欲を見せている。
4186
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:22:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009082202000094.html
<政権選択>小泉氏なお『改革』 チルドレン応援に奔走
2009年8月22日 紙面から
政界を引退した小泉純一郎元首相が衆院選公示後も連日、「小泉チルドレン」を中心に、自民党候補の応援に奔走している。小泉構造改革路線の弊害が指摘され、党が路線転換を打ち出す中、小泉氏はなお改革の必要性を説いて回っている。 (篠ケ瀬祐司)
小泉氏は二十一日、岡山3区の自民党公認候補、阿部俊子氏の応援のため、岡山県和気町入りした。
阿部氏は重複立候補した比例代表中国ブロックでは単独一位。小選挙区の結果に関係なく、当選はほぼ間違いない中、小泉氏がわざわざ応援に入ったのは阿部氏の対立候補が「郵政造反組」の中心人物、平沼赳夫元経済産業相(無所属、平沼グループ)だからだ。
小泉氏が十八日の公示日に第一声を発したのも、二〇〇五年の前回衆院選で「刺客」に名乗りを上げた小池百合子氏の東京10区。神奈川11区で立候補している次男の応援には入らず、公示直前から順次、片山さつき、佐藤ゆかり、中川泰宏、牧原秀樹、林潤各候補ら「小泉チルドレン」のてこ入れに奔走している。
応援演説では「役所がやらなくてもいいことをやっている。これをなくさないと無駄はなくせない」「行政改革には痛みが伴う」などと強調。郵政民営化や規制緩和、行財政改革など構造改革へのこだわりを隠さない。
ただ、前回選挙で自民党に歴史的圧勝をもたらす原動力となった「小泉改革」を取り巻く状況は四年間で一変している。民主党など野党は小泉改革が医療制度のほころびや中央と地方との格差拡大、非正規労働者の増加による所得格差などを招いたとして攻撃。自民党内でも小泉氏の首相退陣後、小泉改革への批判が顕在化している。
こうした状況を受け、自民党執行部は衆院選マニフェストで「近年の行き過ぎた市場原理主義とは決別すべきだ」と路線転換を打ち出し、麻生太郎首相も十七日の党首討論会で「地域間格差が出たとか、いろいろ問題点がある」と指摘した。
四面楚歌(しめんそか)の小泉氏は二十日夜、横浜市内での演説を「私が言っていることは全然聞いてもらえないが、選挙が終われば分かる」と締めくくり、いらだちをにじませた。
4187
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:23:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/all/CK2009082202000226.html
民主「リーダー候補」も人気 前原、野田氏ら応援行脚
2009年8月22日
民主党の衆院選候補応援に、前原誠司副代表、野田佳彦幹事長代理ら「リーダー候補」や、当選2回の馬淵澄夫政調副会長が全国を飛び回っている。
応援要請が最も多いのは鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の「三枚看板」だが、前原、野田両氏はそれに次ぐ高い人気。前原氏は19日に四国と中国、20日に首都圏と滋賀県を訪れ、22、23両日は大阪と首都圏で遊説。野田氏は19、20両日に北陸入りしたほか22日は福岡、佐賀両県を訪れる。
両氏は論客として知られ、新聞やテレビなどメディアを通じて知名度も高いことが、応援要請につながっているとみられる。
両氏に並ぶほど要請が多いのが、耐震偽装や道路特定財源問題の追及で脚光を浴びた馬淵氏。衆院解散からの1カ月間で、選挙区である奈良1区での活動に専念した期間は半分程度にすぎない。
馬淵氏は21日も東京の4選挙区を駆け足で回り、重点政策の財源について「家計で言えば、夫婦2人の生活費月20万円のうち7000円を削るということ。これをやろうとしない政府は、官僚の天下りをこれまで通り続けることにほかならない」と訴えていた。
4188
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:25:09
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/08/21/04.html
インフルが“邪魔する”舛添さん応援演説行脚
自民党の衆院選候補者の応援演説をする舛添要一厚労相だが…
新型インフルエンザの「本格流行」宣言を受け、選挙活動にも影響が出始めている。全国各地の応援に引っ張りだこの舛添要一厚生労働相は、担当大臣としての公務が増加しており、応援のペースを落とさざるを得ない状況。すでに応援演説がキャンセルになった陣営もあるなど、逆風の自民党は見えざる“敵”の出現に頭を悩ませている。
逆風を受ける自民党の候補者にとって「人気弁士」の応援は欠かせない“援軍”。しかし、派閥幹部クラスでも自分の選挙運動で精いっぱいというケースが目立つ中、応援要請が集中しているのが引退した小泉純一郎元首相と舛添氏だ。
特に最近の世論調査で「首相にしたい政治家」の上位にランクされる舛添氏は、有権者の関心が高い社会保障制度を解説できるとあり人気は上々。全国の候補者から応援依頼が殺到し「250件以上はあった。2ショットポスターの相手として選んだ候補者も40人以上だと思う」(関係者)という。
人気に応えるよう、舛添氏は今月1日から応援演説をスタート。すでに大阪、京都、石川など1都2府9県を飛び回り、約50カ所で演説会や街頭演説をこなしてきた。ところが、応援演説のため入っていた沖縄で15日、新型インフルエンザによる初の死者が出たため急きょ現地で記者会見。厚労相として「本格流行」を宣言した19日も、記者会見を終えたその足で秋田に飛び3カ所で応援演説した。
今後も感染の広がりを注視しながら応援を続ける考えを示しているが、感染の勢いはとどまるどころかますます拡大。対策会議などで霞が関に足止めされる可能性は高く、応援のペースダウンは避けられない状況だ。
22日には北海道1、3、5の各選挙区で応援演説を行う予定だったが、公務の関係で3区だけキャンセルに。「20日の朝になりキャンセルの連絡があった。期待していただけに残念。でも、理由が理由なので仕方がない」と陣営もあきらめ顔。また、応援要請している都内のある陣営では「現役大臣が来てくれるとなれば、有権者が足を止めて聞いてくれる。早く収まってくれれば…」と願っていた。
[ 2009年08月21日
4189
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:25:56
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090820020.html?feature=related
自民は舛添氏、民主は…衆院選「人気弁士」フル回転
衆院選候補者の応援演説後、有権者と握手する民主党の蓮舫参院議員
衆院選で自民、民主両党の「人気弁士」に、各陣営から応援要請が相次いでいる。政権を争う激戦を反映し、知名度のある議員は「フル回転状態」(民主党選対)だ。
「舛添要一厚生労働相は『民主党政権で2万6千円の子ども手当を配ると親がパチンコなどに使ってしまう』と批判した。国民を信頼していない冷たい政治です」。19日午後、東京都八王子市の駅前。参院議員の蓮舫氏がマイクを握ると、通行人は次々と立ち止まり、演説後には握手や携帯電話での記念撮影を求めて取り囲んだ。
タレント出身でテレビ出演も多い蓮舫氏は、「ミスター年金」の長妻昭衆院議員と並ぶ看板議員の一人。衆院解散からこの日までの1カ月間、北は青森、南は鹿児島まで1都2府16県の60カ所で演説した。応援を受けた陣営の関係者は「無党派層に訴える華がある」と語り、若い世代からの集票を期待する。
民主党は衆院解散直後、鳩山由紀夫代表が関西、岡田克也幹事長が神奈川と静岡、菅直人代表代行が東京に重点的に入る方針を決めたが、応援要請が殺到し「分担」は崩壊。それぞれが連日、5、6カ所で遊説を続ける。前原誠司副代表も解散後、すでに80カ所を回った。
一方、逆風を受ける自民党は、派閥幹部クラスでも自分の選挙運動で精いっぱいというケースが目立つ。代わりに、参院議員の舛添厚労相と、引退した小泉純一郎元首相に応援要請が集中している。
有権者の関心が高い社会保障制度を解説できる舛添氏には、すでに全国から250件以上の依頼があった。18日の公示日には、与謝野馨財務相や太田昭宏公明党代表らの応援で東京、神奈川の7カ所を回り「無責任な政策を掲げる野党に政権を任せるわけにはいかない」と気勢を上げた。
厚労相として新型インフルエンザの「本格流行」を宣言した19日も、記者会見を終えると秋田に飛び応援演説。今後も感染の広がりを注視しながら応援を続ける考えだ。麻生太郎首相の後継として名前が挙がるだけに、党内から「9月の総裁選を意識しているのでは」との憶測も出る。
小泉氏への要請は、2005年の前回衆院選で初当選した「小泉チルドレン」が中心。歴史的勝利を導いたカリスマのイメージがいまだに根強く、党関係者は「小泉神話にすがりたい候補者心理」を指摘する。
このほか、石破茂農相には「農村部で農政を語ってほしい」との依頼が相次ぎ、女性閣僚の野田聖子消費者行政担当相や小渕優子少子化担当相も人気が高いという。
[ 2009年08月20日 08:20 ]
4190
:
千葉9区
:2009/08/22(土) 16:29:35
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2009082102000165.html
応援弁士 聞きたいのは? 党首級、経済界それとも歌手
2009年8月21日
演説を真剣な表情で聞く有権者。応援弁士の人気度も投票結果を左右しそうだ=石川県内で
石川、富山の有権者
公示後、候補者たちの舌戦が激しさを増す衆院選。応援演説に駆け付ける政治家や著名人は、投票先に悩む有権者にとって“最後の一押し”になりうる存在だ。各党が大物政治家を次々と送り込む中、石川、富山県の有権者が「演説を聞いてみたい」と望む弁士って?
(衆院選取材班)
「政権選択」が最大の焦点だけに、各党トップに決意を直接聞きたいとの声が目立った。
自民党支持という石川県志賀町の学生大矢陽介さん(20)は「地方政治をどう考えているか、国政を任せられるのか、確かめたい」と麻生太郎首相を挙げた。同県宝達志水町の公務員男性(44)も「国をどんなふうに担っていくつもりだったのか」と興味を示す。
民主党支持の金沢市の主婦柿木智子さん(32)は「子ども手当や高速道路無料化など、本当に実現できるのか。鳩山由紀夫代表に質問してみたい」と息巻いた。民主支持層には、あの“実力者”を挙げる人も。「小沢一郎さん。国会議員の中で誰よりも信念が強い人だと思うので」と、同市の会社員伊藤雄二さん(43)。
年金、景気対策といった気になる政策課題に詳しい論者を求める声も多い。「日本の発展には経済成長が不可欠」と語る同県小松市の高山章さん(69)は、「ウシオ電機の牛尾治朗会長ら第一線の企業の代表の話が聞きたい」と希望した。
社会保障に関心がある有権者からは舛添要一厚生労働相のほか、“ミスター年金”と呼ばれる民主党の長妻昭さんの名が挙がった。富山県魚津市の包装資材販売業、宮川和生さん(46)は「年金や医療など一番気になることの、これからについて聞きたい」。
支持する候補者の人気アップを狙って人選したのは、国民新党支持の同県南砺市の会社員水口理絵さん(24)。「歌手の松山千春さんが来てくれたら面白い。曲の歌詞を引用したりして応援してほしい」。共産党支持者の金沢市の主婦本東信子さん(64)は、国会やテレビで知名度がある参院議員の小池晃さんを挙げ、「話が分かりやすくユーモアもある。じかに聞いてみたい」と話した。
4191
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 16:48:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082200215
自民幹部、地元にべた張り=民主は「3枚看板」フル回転【09衆院選】
30日投開票の衆院選で、自民党は、本来なら若手の応援で全国を駆け回るはずの幹部や派閥領袖クラスが自らの選挙区にべた張りとなっている。地盤が強固なベテランまで逆風を受けて苦戦しているためだ。一方の民主党は、鳩山由紀夫代表ら党の「3枚看板」が日本列島を縦横無尽に飛び回っている。
自民党の細田博之幹事長は22日、都内各所で遊説。前日の21日も所属する町村派議員らの応援のため、愛知県内6カ所で演説をこなした。同派相談役の森喜朗元首相や会長の町村信孝前官房長官らが自分の選挙区にくぎ付けとなり、地元を離れられないからだ。
山崎派会長の山崎拓前副総裁も苦戦が伝えられ、18日の公示後は選挙区から一歩も出ていない。当落線上の候補のてこ入れが役割の古賀誠選対本部長代理(古賀派会長)も、地元活動に多くの時間を割いている。
21日夜、遊説を終えた細田氏は「派閥領袖は軒並み選挙が厳しい。『分身の術』は使えないが、可能な限り自分が回らないとな」と周辺に語った。だが、その細田氏も23日には地元の島根県に戻る予定だ。
こうした事情もあり、解散直後は「お呼びが掛からないのでは」と心配された麻生太郎首相だが、8月に入って以降、遊説で18都道府県を回った。閣僚では舛添要一厚生労働相が引っ張りだこで20近くの都道府県に足を運んだ。党内には「選挙後の『ポスト麻生』に意欲があるのではないか」とのうがった見方もある。
一方、民主党は、鳩山氏と菅直人代表代行、岡田克也幹事長の3人が全国を回り、接戦が予想される重点区を中心にてこ入れを続けている。
同党の重点区は、小選挙区300のうち100程度。鳩山氏らが手分けしてこうした選挙区に入り、3人が回り切れない選挙区には、前原誠司副代表や野田佳彦幹事長代理ら知名度の高い「弁士」を送り込むなど、自民党とは対照的だ。
小沢一郎代表代行は、街頭での活動は鳩山氏らに任せ、自らは新人候補らの事務所を訪問して選挙戦術などを直接指導。党の選挙対策本部にも頻繁に顔を出して引き締めを図るなど、「裏方」として鳩山氏らと役割分担している。(2009/08/22-16:30)
4192
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 18:01:34
民主だけで中川と戦え…鈴木氏、選挙協力でけん制
新党大地の鈴木宗男代表が21日夜、帯広市内で開かれた民主党の個人演説会に参加、「私の5万票
がどちらに転ぶかで情勢は変わる」と語り、労組を中心に選挙協力で動きが鈍いとされる民主サイドに
クギを差すひとこまがあった。
大地は比例道ブロックで2議席獲得を目指すが、連合系の一部労組には大地への協力に不満がくす
ぶっていた。一方、大地内には「民主への追い風が強過ぎて大地は埋没している」との危機感が広が
っている。
同集会は、民主党の石川知裕氏の陣営が企画。鈴木氏は自民党の中川昭一氏の断酒宣言に触れ、
「私が悪かった、飲み過ぎて失敗した、許してほしいと言えば誰も追及できない。国民のためにと大上段
に構えるから『ふざけるな』となる」「あの人(中川氏)は賞味期限が過ぎている」と述べ、石川氏の支援
を訴えた。
一方では「小選挙区で大地が引けばまた『もうろう』が出てくる。石川(知裕)さんと民主だけで(中川氏と)
勝負できるならすればいい」とも指摘。選挙期間中、鈴木氏の十勝入りは同日だけで、石川氏が遊説に
張り付くなど、大地への配慮を懸命にアピールしていた。
http://www.tokachi.co.jp/news/200908/20090822-0002503.php
4193
:
とは
:2009/08/22(土) 18:56:57
今生駒駅着
高市のクソ忌々しい事務所の前のバス停でで忌々しくも目の前でバスが出てったので待たされる。
自民党候補である事は殆んど読み取れない仕様
でかでかと比例区は公明党と書かれて目立つポスターが貼ってある。
4194
:
さっぽろ・しろいし一区民
:2009/08/22(土) 19:26:28
自民比例復活は、もしかしたら伊東良孝と今津寛???
北海道「ビッグ3」さよなら か???
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090822-00000032-mailo-hok
北海道 自民「ビッグ3」苦戦(Yahoo!ニュース)
8月22日11時1分配信
’09衆院選:情勢調査(その1) 民主、優位な戦い展開 /北海道
8月22日11時1分配信 毎日新聞
30日投開票の衆院選で、毎日新聞は19〜21日、電話による世論調査を実施した。道内12小選挙区と比例代表道ブロック(定数8)の情勢について、これまでの取材を加えて分析した結果、政権交代を訴える民主が小選挙区、比例ともに優位な戦いを展開。政府・与党の要職を歴任した自民の「ビッグ3」が立候補している5区、11区、12区でも民主候補がリードしている。しかし、投票先を「まだ決めていない」と答えた有権者が小選挙区で約4割に上っており、今後の展開次第では情勢が変わる可能性もある。【衆院選取材班】
◆1区
◇横路氏、無党派層にも浸透
横路氏が幅広い支持を集めてリードする展開。民主支持層を固めているほか、新党大地票の約6割を固め、両党の選挙協力が効果的に働いているようだ。自民、公明支持層の一部や「支持政党なし」の有権者にも浸透。年代別では30代以上から満遍なく支持を集めている。
長谷川氏は「YOSAKOIソーラン祭り」の創始者として知名度があるものの、自民・公明支持層の半分程度しか固め切れていない。横路氏の多選を批判しているが、同世代の30〜40代の支持率でも後れを取っており、「世代交代」の主張は広がっているとは言えない。松井氏は勢いを欠いている。まだ投票先を決めていない人が3割以上おり、終盤の動きがカギを握る。
松井秀明 40 共新
高元和枝 59 諸新
横路孝弘 68 民前=[国]
長谷川岳 38 自新=[公]
◆2区
◇足場固め、三井氏が優勢
三井氏は民主支持層の7割以上をまとめたほか、公明支持層の一部からも支持を得ており、優勢な展開を維持。新党大地との選挙協力を強め、保守層の切り崩しをはかる。医療・福祉政策を中心に訴え、高齢者への支持も広げる。ただ、無党派層への浸透は今ひとつで、今後の課題となりそうだ。
吉川氏は地道な地域回りなどで自民支持層の約8割を固めたが、公明票の伸びに勢いがない。副経済産業相としての実績をアピールしているが、「景気対策」を重視する有権者の支持も広がりに欠ける。岡氏は共産支持層をまとめた。候補者乱立の中、本田氏とともにいかに野党候補との差別化を図れるかが課題。
吉川貴盛 58 自前=[公]
三井辨雄 66 民前=[国]
山本志美 42 諸新
岡千陽 46 共新
本田由美 31 社新
◆3区
◇荒井氏、石崎氏をリード
荒井、石崎両氏が過去4回、激戦を繰り返してきた。今回は荒井氏がリードを広げている。
荒井氏は07年に議員辞職して知事選出馬したが落選し、その後は支持者回りに力を入れてきた。民主支持層の約9割まで固めたほか、支持政党なし層の3割強を獲得。共産支持層にも浸透する。職業別では「経営者・管理者」や「自営業」を含めて広い層で支持を広げている。最も重視する争点で「年金・医療・介護」を挙げた人の中で支持が高い。
石崎氏は自民支持層の6割強、公明支持層の約7割を固めた。悩みの種である支持なし層への浸透が進んでいない。年代別では、20代、40代に比較的浸透しているが、50代以上の支持が弱い。
石崎岳 54 自前=[公]
荒井聡 63 民元=[国]
森山佳則 42 諸新
4195
:
さっぽろ・しろいし一区民
:2009/08/22(土) 19:28:22
◆4区
◇鉢呂氏各年代、全域で優位
道8区から選挙区替えして3度目となる鉢呂氏が、優位な戦いを進める。幅広い年代で支持を集め、全域で優位に立つ。民主支持層の約9割、新党大地票の約7割を固めたうえ、共産、社民支持層のそれぞれにも浸透。公明支持層にも食い込み、無党派層の支持も集める。
宮本氏は自民支持層をほぼ固めたが、広がりに欠ける。市区部での浮動票獲得を狙い、巻き返しを図る。
鉢呂吉雄 61 民前=[国]
鶴見俊蔵 55 諸新
宮本融 44 自新=[公]
◆5区
◇巻き返し懸命、町村氏
小林氏が民主への追い風に乗ってリードしている。30代以上の幅広い年代や各職業で支持を広げる。民主支持層の約9割を固めたうえ、候補擁立を見送った共産支持層の約6割を獲得した。新党大地票の約6割に加え、社民支持層も手堅くまとめ、無党派層にも支持を拡大している。市区部に加え、過去3回の選挙で課題だった町村部でも優位に立つ。
懸命の巻き返しを図る町村氏は、自民支持層の約7割と公明支持層の約9割を手堅くまとめた。ただ、「自民に政権担当能力がある」と答えた層の約6割しか固めておらず、「景気対策」や「年金・医療・介護」を重視する有権者の支持で、小林氏に大きく差を付けられている。政策は浸透していないのが実情だ。
畑野泰紀 42 諸新
小林千代美 40 民元=[国]
町村信孝 64 自前=[公]
◆6区
◇佐々木氏、都市部も先行
佐々木氏は前回、自民候補に2761票差の辛勝だったが、今回は優位に戦いを進めている。町村部では約4割の支持を得ており、課題の都市部でもリードを広げている。民主支持層の8割以上を固めたほか、無党派層からも一定の支持を得ている。政策別では、年金・医療・介護を争点とみる有権者の半数以上が支持しており、高齢者にも浸透した。
今津氏は与党の実績を訴え、景気対策を重視する有権者の約4割の支持を獲得。職業別では経営者や管理職などを中心に支持を広げている。約3割を占める無党派層への支持拡大が課題だ。荻生氏は2大政党制の合間で、いかに差別化をはかれるかがカギとなる。
佐々木隆博 60 民前=[国]
荻生和敏 59 共新
武田慎一 42 諸新
今津寛 62 自前=[公]
◆7区
◇仲野氏、大地との協力順調
仲野氏が優位に立つ。民主支持層の8割強を固めたほか、候補擁立を見送った共産、社民両支持層も取り込む。比例投票先を新党大地と答えた人の約7割が仲野氏を選んでおり、選挙協力も順調に進む。町村部でも市部に劣らない浸透を見せている。最も重視する争点で「行政改革」や「子育て・教育」を挙げた人の支持が高い。
追い上げを図る伊東氏は、自民支持層の約7割を固め、支持政党なし層では3割強を得て仲野氏をやや上回っている。公明支持層は伊東氏、仲野氏に割れている。争点で「景気対策」を挙げた人の中での支持は強い。年代別では60代で支持を広げるが、その他の年代では伸び悩んでいる。前釧路市長の知名度も支持拡大に生かし切れていない。
仲野博子 50 民前=[国]
伊東良孝 60 自新=[公]
金成幸子 50 諸新
◆8区
◇逢坂氏、保守分裂で優位
比例道ブロックから転出した逢坂氏は、引退した金田誠一氏の地盤を引き継ぎ、優位な戦いを展開している。民主支持層の大半を順調に固めたほか、新党大地票や共産支持層も取り込んでいる。保守系が福島氏と佐藤氏に分裂した影響で、自民支持層の一部も取り込んでいる。さらに、年代別や市、町村別でも満遍なく浸透。最も重視する争点では「年金・医療・介護」を選んだ有権者の5割弱の支持を得た。
福島啓史郎 63 自新
逢坂誠二 50 民前=[国]
西野晃 32 諸新
佐藤健治 52 無新
◇首相はどっち?−−鳩山氏35%/麻生氏12%/42%が「どちらでもない」
自民党の麻生太郎首相と、民主党の鳩山由紀夫代表のどちらが次期首相にふさわしいかを聞いたところ、鳩山代表が35%と麻生首相の12%を上回った。ただし、「どちらもふさわしくない」が42%と最多を占めた。
年代別でみると、すべての年代で鳩山代表が麻生首相よりも人気だった。鳩山代表は特に、60代(46%)、70代以上(42%)、50代(35%)の中高年層から期待を集めた。一方の麻生首相は70代以上(18%)が最多で、20代(15%)が続いた。また、民主支持者の69%が鳩山代表を推す一方、麻生首相を推す自民支持者は45%だった。
4196
:
さっぽろ・しろいし一区民
:2009/08/22(土) 19:30:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090822-00000031-mailo-hok
’09衆院選:情勢調査(その2止) 「ビッグ3」リード許す /北海道
◆9区
◇鳩山氏「町村部」も克服
鳩山氏がリードする。民主支持層の約8割と新党大地票の約7割を固め、無党派層の約3割の支持を集めている。市部に加え課題だった町村部でも優位に立っている。若年層にも浸透。幅広い職種で支持を拡大している。
川畑氏は自民支持層の約7割を固めたほか、公明支持層の約7割にも浸透しているが、広がりに欠ける。佐藤氏は共産支持層の約6割を固めた。
佐藤昭子 66 共新
鳩山由紀夫 62 民前=[国]
里村英一 49 諸新
川畑悟 38 自新=[公]
◆10区
◇小平氏、各層に手堅く浸透
追い風に乗る小平氏が、優位な選挙戦を進めている。民主支持層の約8割を固めたほか、候補擁立を見送った共産、公明支持層にも手堅く浸透。職業別では農林漁業を固め、町村部での支持は盤石。無党派層の支持拡大がカギとなる。
前回「小泉チルドレン」として比例復活当選した飯島氏。今回は保守候補が一本化されたため、自民支持層を着々と固めているが、公明票の取りまとめが進んでいない。地盤がない落下傘候補だけに、支持基盤の拡大が急務。与党の景気対策の実績などを訴え、幅広い浸透をはかる。
小平忠正 67 民前=[国]
大林誠 36 諸新
飯島夕雁 45 自前=[公]
◆11区
◇石川氏、各年代から支持
小選挙区で初勝利を目指す石川氏が優位な戦いを進めている。民主支持層の約9割を固めたほか、支持政党なし層の約3割にも浸透。自民支持層の1割強にも食い込んでおり、西松事件で参考人聴取された影響を感じさせない。30代以上の各年代に満遍なく支持を広げている。従来自民支持の多い高齢者にも浸透。大票田の帯広市でも競り合う。
「もうろう会見」でつまずいた中川氏。危機感を持って取り組んでおり、公明支持層のほとんどを獲得したものの、自民支持層の約7割しか固めていない。町村部の支持が2割程度にとどまっており、5割弱の石川氏に差を付けられている。従来の支持基盤を固めきれていない状態だ。ただ、最も重視する争点に景気対策を挙げた人の中での支持は強い。
渡辺氏は共産支持層の約9割を固めた。
中川昭一 56 自前=[公]
渡辺紫 60 共新
石川知裕 36 民前=[国]
◆12区
◇「逆風」受ける武部氏
松木氏がリードしている。民主支持層と新党大地票の大半を固め、選挙協力が奏功していることをうかがわせる。争点として「政権交代」「年金・医療・介護」を重視すると回答した有権者の半数から支持を得ている。候補擁立を見送った共産支持層の7割が松木氏に流れており、政権交代ムードを武器に着実に浸透している。
追う武部氏は、自民支持層と公明支持層の8割を固めた。しかし、市部と町村部の全域で松木氏に差をつけられているうえ、武部氏の強みであった基幹産業・農林漁業の票も松木氏にリードを許しており、「逆風」にさらされている格好だ。
ただ、「まだ投票先を決めていない」有権者は4割。支持政党なし層の間では、両氏の支持に大差はない。
武部勤 68 自前=[公]
松木謙公 50 民前=[国]
笠松長麿 56 諸新
4197
:
さっぽろ・しろいし一区民
:2009/08/22(土) 19:32:01
◇比例道ブロック、自民3議席維持厳しく 大地、公明、1議席死守狙う
現有3議席の民主は、前回失った4議席目の奪還が濃厚で、5議席目をうかがう勢い。支持層の8割以上を固め、無党派層の約3割にも浸透。自民が得意とする町村部でも約4割の支持を集めている。比例単独候補は4人のため、他党に議席を譲り渡す可能性もある。
自民は都市部、町村部ともに2割以下の支持にどとまり、現有3議席の維持は厳しい情勢だ。支持層の約8割は固めたが、1次産業従事者の3割以上が民主の支持に向かうなど地盤崩壊が顕著。無党派層の4割以上は投票先を未定としており、流れが民主へさらに傾けば1議席転落も現実味を帯びる。
大地は目標とする現有1議席の倍増は困難な情勢。都市部で支持が伸びておらず、町村部の支持も1割以下にとどまっている。公明は支持層の約9割を固め、1議席死守を狙う。自民が実効性ある支援を打ち出せるかがカギを握る。
共産は党勢衰退に歯止めがかからず、社民も支持層の約3割が民主に流れている。両党ともに03年衆院選で失った議席回復は遠い。
◆最重視争点
◇「年金・医療・介護」32% 「政権交代」11%引き離す
最も重視する争点は「年金・医療・介護」が32%と最多で、民主が訴える「政権交代」の11%を大きく引き離した。他都府県よりも景気後退の顕著な道内は「景気対策」が27%と2番目に多かった。
50代、60代、70代以上が「年金・医療・介護」への取り組みを期待する一方、20代と40代は「景気対策」、30代は「子育て・教育」に最も関心を示し、年代ごとに差が出た。
また、民主支持者の35%が「年金・医療・介護」を挙げ、「政権交代」(23%)を上回った。一方、自民支持者は麻生首相の強調する「景気対策」が45%と最も多かった。
◆無党派層投票行動
◇「必ず行く」67%/「行かない」は2%
有権者の26%を占める支持政党がない無党派層の投票行動をみると、「必ず行く」が67%、「たぶん行く」が25%と今回の選挙に対する強い関心をうかがわせた。「たぶん行かない」が4%、「行かない」が2%だった。
支持政党はないものの、小選挙区の投票先について、32%が民主候補、17%が自民候補と回答。ただし、「無回答」が48%おり、現時点で態度を保留する有権者が多かったとみられる。また、比例の投票先について、28%が民主、12%が自民と回答、小選挙区と同様の結果が出た。「無回答」は43%だった。
◆政党支持率
◇民主35%、自民17% 支持政党なしは26%
政党支持率は、民主が35%と自民の17%に倍の差をつけた。公明が4%、共産が3%、社民が1%、みんなの党が1%で、新党大地を含むその他の政党が1%。支持政党なしは26%だった。
前回05年衆院選の世論調査と比較すると、民主が21%から支持を伸ばす一方、政権与党の自民は30%からほぼ半減、公明も1ポイント減だった。
年代別にみると、すべての年代で民主支持が自民支持を上回った。60代で民主46%、自民17%、50代で民主35%、自民15%と年齢が高いほど民主支持の傾向が強かった。20代は民主26%、自民19%と差が最も小さかった。また、40代の37%、30代と20代の35%が無党派層だった。
4198
:
北海道1区
:2009/08/22(土) 19:32:57
>>4193
高市さんは以前公明党との関係がよろしくなくて、奈良1区時代は落選したこともあったはずです。
今は仲直りされたんでしょうね。
それより自民党の比例区の心配をしたほうがいいと思いますが……
>>4189
舛添厚労相はこうなったら、ぜひ静岡7区にも応援演説へ行ってほしいです。
ある意味マスコミの注目を浴びることは間違えないですが(爆)
4199
:
とはずがたり
:2009/08/22(土) 20:01:56
生駒家着
嫁が言うには近所のおばちゃんとよめが2人連れで公明の投票依頼に来たそうな。
>>4198
したんでしょうね〜>仲直り
現世利益の党なんで頭下げて票出して呉れさえすれば文句はないでしょうな。
比例は公明は自民の比例復活頼みの連中の首締めてる状況に確かにあるんですけど。
もうこうなったら落選濃厚議員は横並びで公明を切って比例は自民して公明の下駄抜きで惜敗率争うのが一番でしょうけど,抜け駆けして惜敗率上げようとする輩が出るから駄目でしょうなっw
4200
:
さっぽろ・しろいし一区民
:2009/08/22(土) 20:05:17
>>4194
→6区 佐々木隆博 vs 今津寛
佐々木が士別市出身の道議出身(しかも旧社会党系)なのに対し、今津は大票田旭川選出の
市議・道議出身だから
7区 仲野博子 vs 伊東良孝
仲野が元根室市議(やはり旧社会党系)なのに対し、伊東は大票田釧路選出道議、
そして前釧路市長である。新党大地票の一部を取り込み、善戦しそうだから。
そして、上記6区・7区と比較し、
5区 大票田の札幌市厚別区・江別市・北広島市と
石狩市のうち旧石狩市域は、革新票や無党派層が多いので、
「都議選ショック」が波及しそう。また、小林千代美氏は旧社会党系であるが、
共産候補がいない分、リードを広げるチャンスになりそう。
11区 中川の酩酊事件もあるが、ここは7区の次に新党大地票が多い地域。
石川知裕氏は旧自由党系に近い分、「反中川派」保守層に新党しやすい。
12区 武部は小泉構造改革の戦犯として、地元にもやや不人気。加えて、67歳と
高齢である。それに対し、松木謙公氏は旧自由党系なので、新党大地を
始めとする保守層を取り込みやすく、候補者のいない共産支持者の票も
見込める。
もし、毎日・朝日の予測通り「自民比例1」になると、
「ビッグ3」総崩れも現実的となるかもしれないですね。
4201
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 21:32:44
>>3483
>>3583-3589
これは……。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082200297
無所属候補、「民主公認」を偽装?=国民新が仮処分申請へ
国民新党は22日、衆院東京25区の無所属新人候補が「民主党公認」と誤解させるポスターを掲示板に張っているのは公職選挙法が禁じる虚偽事項の公表に当たるとして、24日にも使用停止を求める仮処分申請を裁判所に行うと発表した。同区では、国民新党の新人候補を民主党が推薦しており、同党も無所属候補に警告文を送付している。
無所属候補は1996年の衆院選で、旧民主党公認で同区から出馬。国民新党によると、ポスターには「初代民主党東京25区候補」「西多摩に民主の風を」と記載され、「民主党公認」と書かれた街宣車の写真も添えられている。 (2009/08/22-21:01)
4202
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 21:33:38
>>4201
リンクミスでした。
>>3538-3539
4203
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/22(土) 21:40:06
投票率が上がれば江渡、細田は負けそうだw
現時点で民主が選挙区で勝ちそうなのが
北海道1〜12、青森1〜4、秋田1・3、山形1・2、岩手1〜4
福島1〜5、群馬1〜4、栃木1・2・4・5、茨城1〜7、埼玉1〜10・12〜15
東京1〜7・9・10・12〜24、神奈川1〜7・9・10・12〜14・16〜18
千葉1〜11・13、山梨1〜3、新潟1〜6、富山1、石川1〜3、福井1〜3
長野1〜5、岐阜1〜5、静岡1〜6・8、愛知1〜15、三重1〜5
滋賀1〜4、京都1〜6、大阪1〜12・14〜19、兵庫1〜7・10〜12
奈良1〜4、和歌山1〜3、岡山1・2・4・5、島根1、鳥取2、広島1〜5・7
山口2、徳島1〜3、香川1・2、愛媛1・3・4、高知3、福岡1〜7・9・10、
佐賀1・2、長崎1〜4、熊本1〜3、大分1・3 宮崎2、鹿児島1・2・4・5、沖縄3・4
4204
:
SWERVES
:2009/08/23(日) 00:50:08
>>4169
乙です。
キシロー王国の7区ですら支持率が民>自だとは…
毎日の情勢と併せても、焦点は2・4・7区のようですね。
4205
:
とはずがたり
:2009/08/23(日) 01:40:00
【読売
>>4116-4120
と毎日の差違抽出(小選挙区篇・その1)】
毎日纏めるのも47都道府県分貼り付けるのも億劫(貼り付けはやりたい)なので差違部分を抜き出してみる。見落とし失敬。
先ずは北海道〜東海まで。残りは後日。。
☆…毎日の方が民主優勢 ▲…毎日の方が民主不利 −…2位と3位の関係が逆 ○ …同じだけど信じがたいので再確認した選挙区など
☆北海7区 仲野が優位
☆青森4区 津島が木村をリード
☆秋田2区 川口が金田をややリード
☆山形1区 鹿野が追い風を受ける。民主・社民の8割。遠藤は自民の9割,公明の8割で無党派は3割止まり
▲福島1区 石原と亀岡が激しく競り合う。
☆茨城6区 大泉氏が大きくリード(読売は"先行")
☆栃木5区 富岡氏と茂木氏が横一線(読売は"茂木と富岡がつばぜり合い")。富岡は民主8割だが無党派への滲透はもう一つ。茂木は自民9割・公明8割・無党派4割←これでどうやって横一線になるのか!?
☆群馬1 宮崎氏を尾身氏が追う展開
☆群馬4 三宅氏と福田氏が互角に戦う。三宅は民主8割。福田は自民大半の他,無党派にも滲透←これでどうやって互角に戦えるのか?
○埼玉9 五十嵐が民主固め,共産にも滲透
☆埼玉10 松崎が町村部でも支持を拡げ優勢
○埼玉12 本多がきめ細かな運動で民主を固めつつ幅広い年代に滲透しつつある(読売は"本多が安定感増している"とほぼ異口同音)
○千葉11 金子と森が競り合ってる(読売は"金子と森が横一線"←ほんとに並んでるんですねぇ。。)
▲千葉12 浜田がリードし中後が追う展開。
☆神奈3 有権者が前回より約1万人増え,無党派層にやや滲透する岡本が優位な戦い
☆神奈4 長島がリード(読売は"微かにリード")。浅尾が追う。両氏とも自民の一部に食い込む
▲神奈11 小泉が自民8割固め一歩リード。横粂が激しく追い上げる。
☆神奈13 橘と甘利が併走している。橘は知名度を上げ順風に乗る。甘利は堅い地盤だが逆風の影響
▲神奈15 河野が自民支持層を手堅く固めてリード。勝又は無党派層にも食い込んで猛烈に追い上げる
−山梨2 坂口が先行。長崎は無党派の3割強の他自民支持層にも喰い込む。
☆東京10 江端が小池よりやや優位な展開(読売は"江端がわずかに先行")。江端は民主8割,無党派の約4割,小林の支援で保守層にも滲透
☆東京12 青木が急激に支持を拡げ,太田氏と激しく争う。青木は民主支持層の8割以上,無党派の3割を取り込み,20代の約6割の支持を集める。太田は公明9割・自民5割。
▲東京13 鴨下と平山が激しく競り合う。鴨下は自民8割・公明7割固め,平山は民主7割・無党派も約4割←まぁ逆転できる数字ちゃうか。鴨下が頭打ちに対して新人の平山には伸び代になっている
○東京14 木村が一歩リード(読売は"木村が安定")
☆東京22 山花が民主9割固め一歩リード
▲石川2 森と風に乗る田中が激しい接戦
☆石川3 近藤が優勢。民主8割,国新層も確保。自民支持層の一部も窺う(瓦?)。北村は自民の7割固める。
☆富山3 相本が知名度活かし幅広い世代から支持受けてリード
☆静岡8 斉藤が塩谷よりやや先行。斉藤は鈴木修の全面支援。塩谷は自民7割
☆三重1 中井が先行。無党派層や共産層へも滲透。川崎は公明から支援を受けるも肝腎の自民を纏め切れていない
★三重5 藤田と三ツ矢が横一線。4割が態度未定
4206
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 05:28:06
共同も出ました。やはり300超えです。
民主圧倒、300議席超の勢い 政権交代強まる、自民激減
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009082201000714.html
2009年8月23日 05時02分
共同通信社は第45回衆院選について20〜22日の3日間、全国の有権者約15万5100人を対象に電話世論調査を実施、取材を加味した上で現時点での情勢を探った。全国300の小選挙区、11ブロックの比例代表(定数180)ともに民主党が圧倒し、単独過半数(241議席)を突破、300議席を超える勢いで、政権交代の可能性が強まっている。自民党は選挙前の300議席から100台前半に激減する公算が大きく、公明党も選挙前の31議席を大きく減らす可能性がある。共産、社民、国民新の野党3党は伸び悩んでおり、民主だけが強烈な追い風に乗っている形だ。みんなの党と改革クラブ、新党日本も選挙前勢力維持の見通しは立っていない。
ただ「まだ決めていない」との回答が小選挙区で36・3%、比例代表で32・8%あり、30日の投票日に向けて情勢が変わる可能性もある。
民主は4年前の前回衆院選で惨敗した首都圏など大都市圏をはじめ、東北、北関東、北陸信越、中国など地方圏でも先行。約190選挙区で当選圏内に入り、約20選挙区で当選圏に迫っている。さらに約30選挙区で当落線上の戦いを続けている。比例代表でも、自民が前回獲得した77議席を大きく上回る過去最高の90議席台に乗せる勢いで、衆院再可決が可能になる320議席に迫る情勢。
自民は1996年衆院選以降、過去4回の小選挙区選挙で一度も負けていない「自民王国」でも軒並み苦戦を強いられており、当選圏に入っている選挙区は30余り。当選圏に迫っているのは約15。当落線上の約30ですべて勝利しても、小選挙区の獲得議席は80に届かない見込み。比例代表も過去最低の2000年衆院選の56を下回る可能性が大きい。
自民が優位に立つ選挙区は、民主が公認候補擁立を見送り社民、国民新候補を推薦した選挙区が目立つ。
公明は擁立した8小選挙区のうち当選圏入り、当落線上が各1、もう一息の選挙区が2にとどまる。比例も選挙前の23議席確保は厳しい情勢。共産、社民、国民新も比例で選挙前勢力を下回ると予想される。小選挙区では国民新が3議席、社民、みんなの党が各2議席獲得の可能性がある。
(共同)
4207
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 05:35:08
中日新聞一面には、比例代表の候補不足について書かれていました。
北関東・近畿・九州で計6議席分の候補が足りなくなる可能性とのことです。
4208
:
おま天
:2009/08/23(日) 05:41:14
>>4206
この数字を初めて見たときに、「なんか物足りないな」と思ってしまった。
もう完全に感覚が麻痺してきてるw
この調査は朝日300報道以降のものなので、
アンダードッグは起きてないと読めそうですね。
4209
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/23(日) 06:32:08
岐阜新聞
1区 柴橋・野田が接戦
2区 棚橋が優勢
3区 園田リード、武藤追う
4区 金子リード、今井猛追
5区 阿地波と古屋が接戦
4210
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 08:28:03
富山3区は相本・橘が横一線 衆院選本社世論調査
30日の衆院選投開票を前に、北日本新聞社は20〜22日の3日間、県内有権者を対象に世論調査を行い、取材も加味して小選挙区、比例代表の投票動向を探った。県内選挙区は、3区が無所属の相本芳彦と自民の橘慶一郎が横一線に並ぶ接戦で、無所属の柴田巧が追い上げる展開。1区は民主の村井宗明、自民の長勢甚遠が激しく競り合っている。2区は、自民の宮腰光寛が優位な戦いを進め、社民の藤井宗一が追っている。6月末から7月上旬にかけて本社が行った前回世論調査と比べ3区、1区は支持勢力がきっ抗してきた。現時点で投票先を決めていない有権者が3割おり、情勢はなお流動的だ。(敬称略)
新人同士が激しく票の奪い合いを演じる3区は、元民放アナウンサーで知名度の高い相本を、出馬表明の出遅れた前高岡市長の橘が猛追し、横一線に並ぶ。
相本は、推薦を受ける民主支持層の7割超、社民支持層の8割超を押さえるほか、3区では自主投票とした公明支持層の6割の支持を得る。街頭で政権交代を訴え、無党派層の3割余りをつかむ。
党組織をフルに生かした総力戦で臨む橘は、自民支持層の6割弱を固めるほか、国民新支持層や無党派層からも支持を受け幅広く浸透する。高岡市でやや優位に立つ。
年代別にみると、30、40、50代は相本支持、20代と60代、70歳以上で橘が優位に立つ。男性の4割は相本、女性の4割近くは橘支持に回る。
柴田は、離党した自民の支持層に加え、国民新、民主支持層などに支持を広げ、追い上げる。小矢部市、南砺市などで優位に戦う。
3区に強固な地盤を築いてきた国民新の綿貫民輔が比例単独に回り、各陣営とも「綿貫票」の動向が鍵とみて、取り込みに全力を挙げる。国民新支持層の投票動向は橘、相本、柴田に分散している。
諸派の出口佑一は厳しい戦いを強いられている。
■村井・長勢、激しく競る 富山1区
村井は民主支持層の9割を押さえ、推薦を受ける社民支持層の8割、国民新支持層の4割超や無党派層から支持を得る。20〜50代から広く支持を集め、男性の4割近くから支持を受ける。会社員の事務・技術職などに浸透する。
逆風を受け、きめ細かい組織固めを徹底する元法相の長勢は、前回7月調査よりも差を縮め、肉迫する。自民支持層の6割を固め、推薦を受ける公明支持層の9割超が支持。60代以上でリードする。農林漁業者などに支持を広げる。
共産の佐伯めぐみは自民、民主の2大政党に埋没し苦戦。諸派の吉田かをるは政策を訴える。
■宮腰が優位な戦い 富山2区
宮腰は自民支持層の6割超、推薦を受ける公明支持層の8割を固めて優位に立つ。40代以上の中高年に安定して食い込む。農林漁業関係者の6割超に浸透。下新川、中新川郡などでリードし、優勢に戦いを進める。
藤井は、社民支持層の4割超を固める。推薦を受ける民主支持層の4割超、国民新支持層の4割から支持を集めるほか、共産支持層の3割超に浸透し、野党勢力の受け皿を狙う。20、30代で宮腰を上回る。
諸派の小野彦治は与野党対決に埋没。浸透していない。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090823/25130.html
4211
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 09:14:40
>平山氏は現在会社員だが、党籍は残しており「知らせがくれば受ける」としている。
一部で失踪情報もあった新党日本比例3位平山誠の肉声らしきもの。ただ、統一会派の一員として会派の決定に従った行動を期待できるものやら…。
参院繰り上げ当選も有田芳生氏辞退
03 参院比例代表の選挙会は22日、衆院選に立候補した民主党の青木愛、新党日本の田中康夫両前参院議員の自動失職に伴い、名簿次点の民主党の元参院議員・広野允士、新党日本のジャーナリスト・有田芳生両氏の繰り上げ当選を決めた。任期は13年7月28日まで。
ただ、衆院東京11区と比例東京ブロックに立候補している有田氏は「(衆院選から)撤退することはあり得ない」と述べ、参院の当選を辞退し、選挙活動を続行する意向を表明。有田氏が辞退した場合、選挙会を再び開き、次々点の平山誠氏の繰り上げを決める予定。平山氏は現在会社員だが、党籍は残しており「知らせがくれば受ける」としている。
公選法によると、参院当選の告知(23日)を受け、その翌日から5日以内の28日までに当選を辞退しない場合、衆院選の立候補は取り消される。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/08/23/04.html
4212
:
小説吉田学校読者
:2009/08/23(日) 11:15:42
これみると、東京4、9、10、13、16、20、23が激戦、激しく競り合いですな。与謝野の復活が危ういか。太田はもうアウトか。
しかし、当初は、民主過半数が最初のヤマだったはずが、民主絶対多数→民主300台→自民100割れと焦点がどんどん民主優勢に移ってきている。次にくるのは、「民主、ほぼ全員当選」だろうか。
注目選挙区も、「さつき苦戦」とかだったはずが、愛知全滅か→北海道全滅か→古賀が危うい→森が危うい→福田も危ういと、もうどんどん大物落選危機が増えている。次は「安倍も危うい」か「麻生、ゼロ打ちせず」か。
なお、東京新聞は明日詳細情勢を掲載予定だそうです。
都内 民主、21の区で先行
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009082302000086.html?ref=rank
東京二十五小選挙区では民主党が公認候補を立てた二十二選挙区中、二十一選挙区で先行する。このうち十三選挙区で優位に立ち、八選挙区で追い上げる自民党と競り合う。前回一勝だった民主党は大勝の可能性もある。公明党は厳しい戦いを強いられている。
比例代表東京ブロック(定数一七)でも民主党は前回の六議席から九議席に伸ばす勢い。七議席だった自民党は五議席前後にとどまり、都議選に続き、民主党は強い追い風に乗っている。
小選挙区で投票先をまだ決めていない人は四割程度おり、情勢が変わる可能性もある。
民主党は6、7、18、19区で抜け出す勢い。2、3、21、24区で優勢に戦い、1、12、14、15、22区でややリードする。
逆に自民党が優位に戦っているのは8、17、25区。11区でもやや先行するが民主推薦の新党日本候補に激しく追い上げられている。8区は社民党、25区は国民新党の候補で民主推薦。自民党優位は民主公認以外と戦う選挙区が中心だ。
民主党は「支持政党なし」層に食い込むほか、自民支持層にも浸透する。自民支持層の三割を超えて支持される選挙区は四つ、二割を超える選挙区は十二に上る。自民党は総じて、支持者を切り崩されている。
連立与党候補として12区で自民党の支援を受ける公明党代表も公示直前に決まった民主候補に苦戦を強いられている。共産党は全選挙区に候補を立てたが厳しい。社民党、国民新党も議席獲得には苦しい戦い。
比例代表で、民主党に投票するとした人は38%で、自民党20・7%と公明党の6・2%を合わせても水をあけられている。共産党5・6%、社民党は1・9%。公明党は二議席を確保しそうで、共産党は一議席をほぼ固めた。他党は苦しい。
選挙への関心は「大いにある」「ある程度ある」を合わせると九割を超えた。
4213
:
小説吉田学校読者
:2009/08/23(日) 11:21:43
中日ですと、愛知14勝1敗、岐阜3勝2敗の情勢。静岡は自民全滅の様相。
ただ、民主に一服感、天井感もありますね。
愛知は14選挙区で民主優勢 衆院選情勢調査
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009082302000150.html?ref=rank
衆院選の中部9県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、石川、富山、静岡)の情勢は、本紙が22日まとめた情勢調査に独自の取材結果を加味すると、民主が全51小選挙区のうち、7割にあたる36小選挙区で優位に立っていることが分かった。ただ、小選挙区、比例代表とも3割前後が「まだ決めていない・分からない」としており、今後情勢が変わる可能性はある。
小選挙区制導入以来、自民が全小選挙区を独占していた岐阜(5選挙区)で3選挙区、石川(3選挙区)でも2選挙区で民主が優勢。同じく自民が独占していた福井(同)でも全選挙区で混戦となっている。
滋賀(4選挙区)では全選挙区で民主が優位に立ち、「民主王国」の愛知(15選挙区)は14選挙区でリードしている。前回選では自民が6議席を得た静岡(8選挙区)では、民主が7選挙区で優位に立つ。三重(5選挙区)では民主が2選挙区でリードし、残る3選挙区では接戦。
衆院選への関心度を尋ねると、「大いに」と「ある程度」を足すと90%。「郵政選挙」と呼ばれた前回選の公示直後に石川、富山、静岡の3県を除く中部6県を対象にした本紙調査時(88%)をわずかに上回った。
比例代表の投票先を「決めている」と答えた人のうち、民主に投票するとした人は46%で最多だったが、今回の公示前調査(8月6〜8日に実施)より8ポイント下げた。
一方、自民は3ポイント上がって26%。公明7%、共産4%、社民と国民新が各2%などの順だった。
東海ブロック(定数21、愛知、岐阜、三重、静岡)は、民主が前回獲得した8議席を大きく上回る13議席程度の勢い。
自民は3議席減らして6議席、公明は1議席減の2議席との見方、共産は現状の1議席を死守できない可能性がある。
4214
:
小説吉田学校読者
:2009/08/23(日) 11:26:43
注目の石川。北國新聞によりますと、2勝1敗。森逃げきりか。気張れ、民主。
2区は共産のプラスαが効いて来るか。
1区・奥田、馳氏激しく競る 衆院選、石川県内動向 北國新聞社が世論調査
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090823101.htm
石川県内の衆院選動向を探るため、北國新聞社は公示後の20日から3日間、県内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。その結果と選挙取材班の分析を基にまとめた22日現在の情勢は、1区は奥田建(民元)、馳浩(自前)の両候補が激しい競り合いを演じ、佐藤正幸候補(共新)が浸透を図っている。2区は森喜朗候補(自前)を田中美絵子候補(民新)が追い、3区は近藤和也(民新)、北村茂男(自前)の両候補が大接戦を繰り広げている。
北國新聞社が7月30日から3日間行った投票1カ月前の世論調査では、各選挙区で4割以上に上った未決定層が、今回の調査で3割前後にまで減少した。ただし、未決定層は支持政党なしの無党派層が多いとみられ、残り1週間の選挙戦の展開次第で、情勢が変わる要素を残している。
1区では、政党支持別にみると、奥田候補が民主の8割近く、馳候補は自民の6割強を固めている。さらに奥田候補は社民の4割強、馳候補は公明の8割近くを押さえている。無党派層は4割近くが奥田候補、3割強が馳候補をそれぞれ支持している。佐藤候補は共産の4割近くを固めるにとどまっている。
2区は、森候補が自民の7割強と公明の8割強を押さえ、田中候補は民主の9割近くと社民をほぼ固め、自民の2割近くからも支持を得ている。無党派層は森、田中両候補にそれぞれ4割の支持となっている。
3区は、近藤候補が民主の8割近くと社民の大部分を押さえ、自民にも食い込んでいる。北村候補は自民の6割にとどまっているものの、公明の9割近くを固めた。無党派層の5割は近藤候補を支持し、北村候補は3割弱となっている。
2、3区の共産支持層の多くは民主候補を推す。
男女別では、自民の馳、森、北村の3候補が男性より女性からの支持が多いのに対し、民主の奥田、田中、近藤の3候補は逆に男性の支持率が高くなっている。
4215
:
小説吉田学校読者
:2009/08/23(日) 11:29:17
とは氏の慧眼どおり、北海道は7区が接戦。11、12が引き離しているので、復活は町村、伊東か。
道内12区 民主全勝も 5、7区は自民と接戦
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/184196.html
北海道新聞社は衆院選の投票を30日に控え、20〜22日に行った全道世論調査の結果に、日ごろの取材を加味して情勢を探った。民主党は道内12小選挙区のうち10選挙区で優位に戦いを進め、小選挙区完勝をうかがう。自民党は2選挙区で民主党候補と接戦に持ち込んでいるが、前回衆院選の4議席を守るのは厳しい。定数8の比例代表道ブロックでも、民主党は前回の3議席を上回る4議席を固めた。ただ、小選挙区、比例代表とも態度を決めていない人が約3割おり、今後情勢が変わる要素もある。
民主党は小選挙区のうち、1区(札幌市中央、南、西区)、2区(札幌市北、東区)、4区(札幌市手稲区、後志管内)、8区(渡島、檜山管内)、9区(胆振、日高管内)、10区(空知、留萌管内)で安定した戦い。6区(上川管内)のほか、前回は自民党に敗れた3区(札幌市白石、豊平、清田区)、11区(十勝管内)、12区(宗谷、網走管内)でも自民党候補を引き離している。
一方、5区(札幌市厚別区、石狩管内)は、民主党元職と自民党前職が横一線で並び、接戦となっている。7区(釧路、根室管内)では、民主党前職を自民党新人がわずかの差で追う展開。
比例代表では、民主党は無党派層の支持動向によっては、5議席を獲得する可能性もある。自民党は2議席を確保しつつあるが、従来の支持層を固め切れておらず、前回の3議席には届きそうもない。このほか、新党大地と公明党はそれぞれ1議席の獲得が有力。
政党支持率は自民党28・5%、民主党25・8%、公明党3・9%、共産党3・3%、新党大地1・3%、社民党0・9%など。「支持政党なし」の無党派層は29・7%だった。
4216
:
小説吉田学校読者
:2009/08/23(日) 11:39:34
福井も民主接戦ですが、自民ややリードといったところか。こりゃあ、戦略投票なんて言ってられんぞ。
本紙世論調査、自・民ほぼ互角 1区は笹木氏、稲田氏競り合う
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8201
30日の投票日まで1週間に迫った衆院選について福井県内有権者の投票行動を探るため、福井新聞社は20日から22日まで、電話による世論調査を実施した。1区は、民主前職の笹木竜三氏と自民前職の稲田朋美氏が競り合っている。2区は自民前職の山本拓氏を、民主前職の糸川正晃氏が急追し、接戦に持ち込んでいる。3区では自民前職の高木毅氏がわずかに先行し、民主元職の松宮勲氏が激しく追い上げて予断を許さない状況。ただ、意中の候補をまだ決めていない有権者が3割弱を占めており、終盤の情勢によっては大勢が変わる可能性がある。
■1区■
前回比例復活の笹木氏は、民主支持層の9割近くをまとめ上げ、無党派層でも強さを発揮している。保守層にも食い込み、地域では、永平寺町の浸透も目立っている。年代別は30代、50代で約6割の支持を集めた。
前回373票差で初当選を果たした稲田氏は、自民支持層の約7割をまとめたが、公明支持層は5割弱だった。女性からの支持は笹木氏を上回っている。70代以上の支持が約6割と高く、農林漁業者にも浸透している。
共産新人の金元幸枝氏は、政権選択選挙の構図の中で厳しい戦い。共産支持層をまとめ切れていない。
■2区■
5選を狙う山本氏は、自民支持層は7割弱、公明支持層では約8割を固めた。年代別でみると60代、70代以上によく浸透している。農林漁業者の約6割から支持を集める。地域的には、特に地元の鯖江市を含む丹南で支持を集めている。
小選挙区初挑戦の糸川氏は、民主支持層の9割超を固めた。無党派の支持を集め、社民、共産支持層にも食い込むが、離党した国民新が3割程度にとどまっている。地域別では大票田の坂井、あわら市、奥越でほぼ互角の戦いを見せている。
■3区■
4選を目指す高木氏は地元の敦賀市を含む嶺南東部で多くの支持を集めている。自民支持層の7割強を固め、推薦を受けた公明支持層も7割を確保した。20代で多く支持され、女性の支持も松宮氏を上回っている。
再起を期す松宮氏は民主支持層の8割超をまとめた。出身の自民支持層も一部切り崩し、郵政票を持つ国民新も取り込んでいる。小浜市など若狭地方でほぼ互角だが、越前市など嶺北で浸透し切れていない。
幸福実現新人の北野光夫氏は厳しい戦い。
4217
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 12:17:08
三重の情報ですが・・・
超ローカル新聞、中日、読売、朝日の情報を総合すると、
2、3、4は固そう、メディアにもよりますが、1、5区は接戦又は優位です。
個人的には5区がチョットという気もしなくありません。
4区は超ローカルにも優位、拡大、田村は相手は比例復活はあってもこちらはない状況と、これまでになく電話攻勢、宣伝カーが走り回っているようです。
予想以上に風が吹いているので、4区は取れそうです、いやスゴイ。中選挙区時代も含めて
初めてでしょう、この情勢は。
4218
:
千葉9区
:2009/08/23(日) 13:07:40
それでも接戦な三重1:中井はなんなんじゃ.....
4219
:
とはずがたり
:2009/08/23(日) 13:28:53
鹿野・中井・奥田が1区に居坐る民主候補のダメ御三家っすから。
そろそろ差し替えよう。
鹿野は代表選で小沢に勝って民主と選挙協力路線が取れてりゃ,今頃元首相だったかも知れないけどねー。
4220
:
とはずがたり
:2009/08/23(日) 13:35:04
>>4215
やっぱ圧倒的な大票田の市長ってのは強いっすね。
大地との関係もちょっと民主勝ちすぎでムネオが怒ってるのも不安材料ですが。
4221
:
とはずがたり
:2009/08/23(日) 13:55:27
〜北陸地元紙特集〜
>>4216
,4214,4210
=福井新聞=
1区は、民主前職の笹木竜三氏と自民前職の稲田朋美氏が競り合っている。
2区は自民前職の山本拓氏を、民主前職の糸川正晃氏が急追し、接戦に持ち込んでいる。
3区では自民前職の高木毅氏がわずかに先行し、民主元職の松宮勲氏が激しく追い上げて予断を許さない状況。
=北國新聞=
1区は奥田建(民元)、馳浩(自前)の両候補が激しい競り合いを演じ。
2区は森喜朗候補(自前)を田中美絵子候補(民新)が追い、
3区は近藤和也(民新)、北村茂男(自前)の両候補が大接戦
石川3区はこれで大接戦とはどんだけ自民支持層が厚いねん。。
>近藤候補が民主の8割近くと社民の大部分を押さえ、自民にも食い込んでいる。北村候補は自民の6割にとどまっているものの、公明の9割近くを固めた。無党派層の5割は近藤候補を支持し、北村候補は3割弱となっている。
=北日本新聞=
1区は民主の村井宗明、自民の長勢甚遠が激しく競り合っている。
2区は、自民の宮腰光寛が優位な戦いを進め
3区が無所属の相本芳彦と自民の橘慶一郎が横一線に並ぶ接戦で、無所属の柴田巧が追い上げる展開。
福井 福 読 毎
一区 ★ ※ ▲ ※手許に読売がないので忘れたけど▲だったような
二区 ☆ ★ ★
三区 ☆ ★ ★
石川 國 読 毎
一区 ★ ★ ★
二区 ☆ ★ ☆
三区 ★ ★ ★
富山 日 読 毎
一区 ★ ▲ ▲
二区 ◎ ◎ ◎
三区 ★ ★ ▲
読売
>>4116-4120
毎日
>>4205
>>4143
地元紙は地元の先生に意地悪されるので落ちそうとは書けないんじゃないですかね?お陰で有権者が緩まずホントに落ちることを祈るけどw
4222
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 14:08:02
長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090823/01.shtml
高木>>>>山田正>宮島≧福田?
長崎2区、福田氏を久間氏猛追 衆院選、長崎新聞・NBC世論調査
政権選択が焦点とされる第45回衆院選は30日の投票まで残り1週間となった。県内四つの小選挙区では計15人の候補者が激しい戦いを繰り広げている。長崎新聞社は各選挙区の情勢や有権者の投票動向を探るため、19〜21日の3日間、NBC長崎放送と共同で県内全域を対象に電話世論調査を実施。これに取材を加味し、分析した。調査時点で回答者の4割近い人が投票する候補を決めておらず、なお流動的要素は残っている。
長崎1区は、労組を中心に固い支持基盤を持つ高木義明氏(63)=民主前=が安定した戦いを進めている。冨岡勉氏(61)=自民前=も医師連盟や看護連盟が中心となり巻き返しに懸命。渕瀬栄子氏(53)=共産新=と江田耕一氏(51)=幸福実現新=は苦戦している。
長崎2区は知名度を生かし無党派層に支持を広げる福田衣里子氏(28)=民主新=を、10期目を目指す久間章生氏(68)=自民前=がこれまでの実績を訴え猛追している。相浦喜代子氏(45)=無所属新=、山崎寿郎氏(29)=無所属新=、柴田愛氏(35)=幸福実現新=の3人は苦しい。
長崎3区は谷川弥一氏(68)=自民前=と山田正彦氏(67)=民主前=が横一線の戦い。両氏は離島、本土とも拮抗(きっこう)しており、予断を許さない状況。選挙戦終盤に向け浮動票が多い大村市での浸透が鍵になりそうだ。山田聖人氏(43)=幸福実現新=は厳しい。
長崎4区は9年ぶりの国政復帰を狙う宮島大典氏(46)=民主元=が自民支持層を侵食して先行。北村誠吾氏(62)=自民前=がこれを追っている。山田孝一氏(58)=幸福実現新=は伸び悩んでいる。
候補者を選ぶ理由は「政党」が22・0%、「政策」が21・1%、「組織、団体などの推薦」12・6%−の順だった。判断材料とする政策は「年金・福祉医療」が29・5%で最も多く「景気対策」が24・9%、「子育て・教育問題」が13・4%で続いた。
投票する候補者について「決めている」「だいたい決めている」を合わせると63・8%。「まだ決めていない」と「分からない 無回答」は36・2%になっている。
4223
:
4222
:2009/08/23(日) 14:14:35
おっと、見間違い
高木>>>>>宮島≧福田>(当確ライン)≧山田正
ですね
4224
:
SWERVES
:2009/08/23(日) 14:41:19
>>4223-23
やっぱり山田正のところは抜けそうで抜けないですなー
お互い自陣営の票は固め切ったが、浮動票が少ない選挙区なので両者決め手がないんだろう。
三重1の中井もまあ、その類だろうが…(ただ津市を含むんだから、もうちょいがんばれるよな)
4225
:
あかかもめ
:2009/08/23(日) 14:50:01
長崎2区はかなり追い上げられてますねぇ。何か不安になってきた。
ここと石川2区は何としても勝ってほしい。
4226
:
とは
:2009/08/23(日) 15:09:52
嫁と不在者投票してきますた。
NHKの出口調査受けますた
4227
:
とは
:2009/08/23(日) 16:05:41
生駒駅に塩爺来てます。
それほどたくさん人居ない。100人程か。
4228
:
神奈川三区の者
:2009/08/23(日) 17:28:38
一時期ファビョって引退表明してすぐ撤回した谷川爺さんがこんなに強いのが正直意外に感じます。
(それだけ地元におおらかな点があるとも言えなくもないのか、それとも言動に合わず選挙巧者なのか…。)
>4225
なんだかんだで野党系候補者が二人いて分裂状態ですからね。
4229
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 18:24:05
長崎は一個取りこぼしそうだ
民主は九州は北九州で2〜3選挙区
南九州で4〜5選挙区取りこぼしそうだ
4230
:
あかかもめ
:2009/08/23(日) 21:34:09
>>4225
その片割れは結果を左右するほど票を持ってるのですかね?
しかし、これだけ圧勝の勢いなのに福田さんと言い(一応、リードはしてるが)康夫ちゃんと言い保坂と言いなんで本命候補がこんなに苦戦せなあかんのか。
あー腹立つ。
4231
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 22:00:40
時事通信も300超え
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082300191
民主300議席上回る勢い=自民激減100前後か−公明も苦戦【衆院選情勢】
第45回衆院選の投票を30日に控え、時事通信社は全国の有権者を対象に電話世論調査(8月21〜23日)を実施し、全国の支社局網を通じた取材を加味して情勢を探った。それによると、小選挙区300、比例代表180の計480議席のうち、民主党はともに自民党を圧倒、300議席を超す勢いだ。対する自民党は、公示前の300議席からの激減が避けられず、公明党と合わせた過半数(241議席)確保は極めて困難な情勢だ。
民主党は都市部、農村部ともに支持を広げ、110選挙区程度で当選が動かない情勢。約160選挙区で自民党などと激戦を展開しており、このうち約110選挙区で優位に立っている。比例も前回の郵政選挙で自民党が獲得した77議席を大幅に上回り100議席台をうかがう。参院で否決された法案を衆院で再可決できる3分の2(320)以上の議席を確保する可能性もある。
これに対し、小選挙区に289人を擁立した自民党は、当選圏入りがわずか20人弱。先行しているのも50人弱で、比例も40議席台の半ばにとどまっており、100議席前後に激減しかねない情勢。民主党に先行を許している約110選挙区で一定程度巻き返しを図っても、半減以下に落ち込むのは避けられない見通しだ。
公明党は小選挙区に立候補した8人がいずれも厳しい戦いを強いられており、比例と合わせて、公示前の31議席を維持するのは難しそうだ。
共産党は小選挙区での議席獲得は難しい情勢で、比例は前回の9議席を下回る公算が大きい。社民党は小選挙区で2議席以上を確保する可能性があるが、比例は3議席程度に伸び悩んでおり、公示前勢力(7議席)を維持できるか微妙。国民新は1議席を固め、2選挙区で当選圏入りをうかがう。
みんなの党は小選挙区で1議席を固め、1選挙区で優位に立つ。比例でも議席を得る可能性がある。新党日本、改革クラブは議席確保のめどが立っていない。 (2009/08/23-21:49)
4232
:
おま天
:2009/08/23(日) 22:08:37
>比例も前回の郵政選挙で自民党が獲得した
>77議席を大幅に上回り100議席台をうかがう。
ひゃ、100議席台だって!?w
>公明党は小選挙区に立候補した8人がいずれも厳しい戦いを強いられており
康夫がリードしてきたってことかも。
4233
:
とはずがたり
:2009/08/23(日) 22:18:10
>>4228
ですね。
>一時期ファビョって引退表明してすぐ撤回した谷川爺さんがこんなに強いのが正直意外に感じます。
強烈な保守地盤ですしね。其処で系列候補を勝たせて来た山田の本領は此処から発揮でしょうけど。
>>4231-4232
読売は共産は比例は前回を上回る的な表現も有ったように思いますが共同は厳しいんですね。
>共産党は小選挙区での議席獲得は難しい情勢で、比例は前回の9議席を下回る公算が大きい。
>ひゃ、100議席台だって!?w
比例代表で過半数制するって結構難しいのに100越えだなんてw
名簿搭載不足続出でしょうな。。
>公明党は小選挙区に立候補した8人がいずれも厳しい戦いを強いられており
いい傾向ですねぇ〜
>康夫がリードしてきたってことかも。
「新党日本、改革クラブは議席確保のめどが立っていない」とも有りますが。。
4234
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 22:33:27
鳩山邦夫は勝ちそうだな
意外と古賀一成弱気だし
4235
:
千葉9区
:2009/08/23(日) 22:36:42
比例は大地 社民 国民へ
戦術を本格化させないとヤバいだろ...
北海道→大地
東北→社民
北関東→どっちも議席は無理か
南関東→社民
東京→社民
北陸→国民
東海→どっちも議席は無理か
近畿→社民?
中国→国民
四国→どっちも議席は無理か
九州→国民
4236
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 22:48:50
私の新聞情勢調査記事分析より
読売 民主 小220 比例85 合計 305前後 自民 120前後
毎日 民主の下限値 自民の上限値として
民主 小228 比例90 合計 318前後 自民 小57 比例51 合計 108前後
共同 民主 小220 比例90 合計 310超 自民 小65 比例56 合計 121前後
東京新聞
民主 小230 比例90 合計 320前後 自民 小50前後 比例50前後 合計約100議席台
なお今後の巻き返しで150台まで上乗せ可能としている。
各地方紙の地元県情報記事では 福井や長崎にみられるように 自民候補が優勢、先行へ巻き返している
ような記事が多い。 これはある程度 政権与党側へ配慮したものではないかと思われる。
4237
:
とはずがたり
:2009/08/23(日) 22:53:40
>>4234
現地の方っすか?!どっかの報道?>一成弱気
>>4235
07参以来のとは板選対結成っすかねぇ!?w
近畿は日本にいれちまいましたよ。
またぞろ繰上候補居ない騒動置きかねませんけど。
4238
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 22:57:05
大地、社民、国民は全く入れる気にならんけど、
日本なら民主の次に入れる気になりますね。
康夫も当落線上っぽいし。
4239
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 23:13:06
>>4235
北関東は社民の可能性がわずかにあるでしょう
毎日調査で「1議席を死守したい社民が懸命に追い上げる」
全野党でよければ、北海道や北陸では共産の方が望みがあるかもしれませんが。
4240
:
とはずがたり
:2009/08/24(月) 00:12:25
>>4238-4239
その辺は各自の好みに忠実に入れるしかないですよね。
俺は民主・日本・みんな辺りに頑張って欲しいところ。
近畿の日本比例2位のダムの専門家の人に多少期待。ご高齢でいらっしゃるので任期途中でくたばらないか多少心配。
修正版
北海道→大地・共産
東北→社民
北関東→僅かに社民
南関東→社民
東京→社民
北陸→国民・共産
東海→どっちも議席は無理か
近畿→社民・日本
中国→国民
四国→どっちも議席は無理か
九州→国民
4241
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 00:26:09
みんなの党が一番妥当な選択。
①みんなの党
②自民
かな。
民主は旧社会党の影響が払拭されるまでは政権任せたくない。
4242
:
ぐらもん
:2009/08/24(月) 00:31:28
先日、実家に戻ってきました。(岐阜5区)
先月戻った時父は「古屋さんやばいかもしれん。」と言っていたのが「古屋さん今度はやばい。」に変わって
いました。今までそんなことは聞いたことがないのですがどうも幸福実現党が支援に回ったことと共産が出な
いことが影響しているようです。実際これほど民主のポスターが貼ってあるのはなかったですし。
>>4239
そうなると群馬5区の土屋が比例復活する可能性が高いんですよね。71歳の新人ってのもどうかと。
4243
:
とはずがたり
:2009/08/24(月) 00:39:08
>>4241
みんなとも波長が合う筈の改革派系の若手自民党政治屋どもはてんでダメでしたなー。
付和雷同で全く右往左往しか出来ずに。
>>4242
>幸福実現党が支援に回ったことが影響している
これは公明党がへそ曲げてるって事ですか?あんなの胡散臭い政党の支援を受けるなんてってこと?
4244
:
とはずがたり
:2009/08/24(月) 01:06:19
4区は田村が先。。
【09総選挙 三重ニュース】
県内は南部で大接戦 中部9県世論調査
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/mie/CK2009082302000186.html
2009年8月23日
30日に投開票される衆院選の終盤情勢を探るため、中日新聞社が22日まとめた世論調査結果に、これまでの取材結果を加味すると、県内では、民主党が優勢に選挙戦を進めているが、追い上げる自民党との距離は縮まってきているもようだ。
1〜5区まで5つの選挙区は、2、3区で民主前職が着実に足場を固め、1区も民主前職がやや優位。一方、県南部の4、5区は自民前職と民主の前職、新人が大接戦を演じる展開となっている。比例代表は、民主が保守層にも食い込み、無党派層の支持も広げている。
しかし、選挙区で有権者の3〜4割、比例代表でも3割ほどが投票する候補者や政党を決めていないと回答しており、情勢はまだ流動的だ。
調査は20〜22日、中部9県で電話番号を無作為に抽出して実施。県内では2560人が回答した。 (衆院選三重取材班)
◆1区
中井 洽67 民前<10>
川崎 二郎61 自前<8>
後谷 一司48 諸新
中井さんがリードし、川崎さんが追いすがる。
中井さんは民主支持層の8割を固め、川崎さんは自民、公明支持層のそれぞれ7割をまとめた。共産、社民支持層はともに7割が中井さんに流れている。無党派層でも中井さんが優勢。
年代別では、中井さんが30〜60代で支持を集め、川崎さんは20代と70歳以上で上回っている。
◆2区
中野 武史35 共新
萩 都志子50 諸新
鈴木 英敬35 自新
中川 正春59 民前<4>
中川さんが優位に立ち、鈴木さんが追う。中野さんは苦戦。
中川さんが民主支持層の9割近くをまとめ、自民支持層の3割強に食い込む。鈴木さんは自民支持層の5割に支持がとどまる。
全地域で中川さんが優位に立ち、亀山市では鈴木さんが健闘。
中川さんは全ての世代で優位に立つが、20、30代では鈴木さんが迫っている。
◆3区
平田 耕一60 自前<2>
岡田 克也56 民前<6>
野原 典子52 諸新
岡田さんが大きくリードし、平田さんが追う。
岡田さんは民主支持層の9割を固め、自民支持層の4割強にも食い込む。平田さんは公明支持層の7割強から支持を得たが、自民支持層は4割強しかまとめていない。
各年代で岡田さんが優勢。平田さんは20代の支持で岡田さんに迫る。いなべ市・員弁郡で平田さんが健闘している。
◆4区
森本 哲生59 民前<1>
田村 憲久44 自前<4>
高良 雄蔵36 諸新
田村さんと森本さんがほぼ横一線。
田村さんは松阪市でリード。自民、公明支持層のそれぞれ6割強を固めた。森本さんは津市で支持を大きく拡大。民主支持層の7割を固め、社民、共産支持層も取り込む。
田村さんは20代の支持で圧倒し、50代も強い。森本さんは30、40代を中心に支持を集めている。3割の人は、まだ態度を決めていない。
◆5区
三ツ矢憲生58 自前<2>
大原 忍58 諸新
藤田 大助32 民新
藤田さんと三ツ矢さんが大接戦を演じている。
藤田さんは民主支持層の8割を固め、自民支持層の2割にも食い込む。三ツ矢さんは自民、公明支持層の6割強しか固めていない。無党派層は藤田さんが5割近く固め、優位に立つ。
藤田さんは男性と30代、50代以上で優勢。三ツ矢さんは女性と20代、40代で支持を集めている。
4245
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 01:17:23
国民をなめるのもいい加減にしろ!!
現在は、国税に占める消費税のわり合いは日本もイギリスも北欧も21%前後。
イギリスの税率は17.5%と高く見えるが、
・ゼロ税率は、
食料品、水道、新聞・雑誌、書籍、国内旅行、医薬品、住宅建築、障害者機器など
・軽減税率は、家庭用燃料、電力が5%
・教育、医療は原則無料
これは、いかに日本には無駄使いが多いかを示している!!
先ず行政をはじめ、無駄を全て無くしてからすべきものであるハズ!!
中福祉中負担と言うが、今と比べて何がどの様の変わるのか?全く説明もしていない!!
キミたち自民党の、全くいい加減な消費税増税論議が国民に受け入れられるとでも?
4246
:
ぐらもん
:2009/08/24(月) 01:28:29
>>4942
公明というより民主の勢いが強いというのと有権者の幸福アレルギーだと思います。
多治見、土岐は民主が制圧しているという話も聞きました。
4247
:
とはずがたり
:2009/08/24(月) 03:10:04
>>4246
なるほど。有権者は古屋の所だけ幸福が居ないとかそんなに気付いてるんでしょうかね!?
>幸福アレルギー
>多治見、土岐は民主が制圧しているという話も聞きました。
頼もしいなぁ。
4248
:
神奈川一区民
:2009/08/24(月) 03:22:28
>>4235
北海道→大地
東 北→社民
北関東→社民か国民
東 京→日本
南関東→社民か国民
北信越→国民
東 海→社民か国民
近 畿→日本
中 国→国民
四 国→民主でいいと思います。
九 州→国民
こんな感じで戦略投票すればいいと思います。
4249
:
とはずがたり
:2009/08/24(月) 03:25:26
【読売
>>4116-4120
と毎日の差違抽出(小選挙区篇・その2)】
情報が日々古く成りつつあるけど・・
毎日纏めるのも47都道府県分貼り付けるのも億劫(貼り付けはやりたい)なので差違部分を抜き出してみる。見落とし失敬。
後半は近畿〜九州。前半は
>>4205
。
☆…毎日の方が民主優勢 ▲…毎日の方が民主不利 −…2位と3位の関係が逆 ○ …同じだけど信じがたいので再確認・詳細抜粋した選挙区など
☆大阪2 萩原に勢い。民主層から広く支持。左藤は公明支持の一定層を固めた(岳父は大谷派僧侶で公明との協力を嫌って自民に逃亡した癖にw)。川条は自民層への滲透を図る
▲大阪10 辻元と松浪が激しく競り合う。民主と無党派層を狙って両陣営が争う。浅沼(共)は社民の支持層にも一定の拡がりを見せる
☆奈良4 大西が幅広い年齢層に滲透。田野瀬は自民8割,公明7割。
☆島根1 細田が小室と激しく争う。
▲島根2 竹下が亀井をリード。竹下は自民9割,公明7割,無党派4割。亀井は民主6割以上の一方自民には滲透できず←亀井が拒否した民主入党ですか戦略ミスやな。
☆広島5 三谷が民主・社民の大半を固め,国新層にも滲透し一歩リード。寺田は自民の8割を固め公明層へ滲透に全力。無党派層への支持は拮抗。
☆広島7 選挙戦を優位に進める和田を宮沢が追う。
☆徳島3 仁木と後藤田が激しく競り合う。
▲香川3 大野が厚い保守地盤を背景に一歩リード。
☆愛媛1 永江が幅広い年代の支持を集めてリードしている。
☆愛媛4 高橋を山本が追う展開。高橋は無党派層に滲透。山本は自公を固めたが無党派層の支持が低い。桜内は自民・民主層へ食い込みを図る
−高知1 橋本と福井が競り合い,田村が追い上げる。橋本は無党派層を取り込み民主層にも手を伸ばす。福井は自民7割,公明7割を固め引き締めが順調。田村は民主5割確保。春名は共産9割
☆福岡7 やや優勢の野田を古賀が追う。
○長崎2 福田がリード。民主支持層に加えて知名度があり自民支持層からも支持を集める。久間は自民8割・公明6割を固め巻き返しを図る
☆長崎3 山田が優位な戦い。民主を9割固める。谷川は自民7割・公明3割に止まる
☆長崎4 宮島が民主8割を固めて先行。社民6割も固めた他,無党派3割に滲透。北村は自民8割・公明7割を固めた
○熊本2 福嶋が都市部で幅広く滲透。無党派も3割固めた。林田は自民5割止まり。自民支持率が低下しているため先行を許している(読売も"福嶋が有利な戦い"だが,なんか具体的)
☆大分2 重野が優位な戦い。社民と民主支持層のそれぞれ8〜9割を固めたほか,共産支持層にも滲透。江藤は自民7割・公明6割。
−宮崎1 川村が優位な戦い。中山,上杉が横一線で川村を追う。それぞれ自民層の4,3割を固め,中山は公明の4割に滲透
☆宮崎2 道休と江藤が激しく競り合う。
☆鹿児2 打越と徳田が横一線。打越は民主7割。市部で優位。徳田は自民8割・公明にも滲透。町村部で支持を拡げる
○鹿児4 皆吉と小里が競り合う。小里は公明には伸び悩みも。
☆鹿児5 網屋と森山と互角の戦い。網屋は民主8割,無党派にも支持拡げる。森山は自民7割。
4250
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 08:15:31
>>4246-4247
多治見は前回のの県議選で無所属の高木氏が逆転勝利したところ。
高木陣営の動きも気になります。
4251
:
とはずがたり
:2009/08/24(月) 09:33:38
>>4250
これ↓ですな。煽りを受けたのは民主ですが。。未だ無所属を貫いて自民入りしたりせず様子見ですかね。
多治見市 定数2−候補5 (選管確定)→民主推薦候補惜しい・・
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4427
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 16,885(34.2%) 山本 勝敏 43 無所属=自民 新 1 経営支援業
当 11,385(23.1%) 高木 貴行 28 無所属 新 1 サービス会社長 →会派無所属
□ 10,903(22.1%) 井上 あけみ 54 無所属=民主 新 (元)多治見市議
□ 6,616(13.4%) 若尾 円三郎 60 無所属=自民 新 陶器販売会社長
3,591(7.3%) 二和田 美枝子 57 無所属 新 政治団体副代表・(元)市監査委員・共産系
4252
:
とはずがたり
:2009/08/24(月) 09:47:48
今日の朝日朝刊
候補者名…予想 ・ 行動 ・ とはコメント
稲田(自)… 予断許さず ・ 涙声で声を詰まらす ・ 右翼議員,福井市民よこんなの落とせ
細田(自)… ─ ・ 危機感をあらわ ・
平井(自)… ─ ・ 個人演説会で200人の聴衆前に突然土下座 ・ やり口が醜いなぁ
北村(自)… 民主優勢 ・ 決起集会で「何を言えばいいのかわからないほど,穏やかならぬ状態」「非常に動転しており,整然と話が出来ないほど混乱している」 ・ こんな候補に国政任せたら駄目だろ。
某奈良県議(自系)… ─ ・ 「何しても,もう遅い」「ここまで来ると金と労力の無駄としか思えん」・ 誰だ?
塩崎(自)… ─ ・ 今回初めて公明推薦を受ける ・
大塚(自)… ─ ・ 公明の集会に参加。「皆さん方の関西6Sの完勝と比例区の完勝こそが私の勝利」 後援会長も「比例区は公明党だと強調」・ でおまいは落ちるんだろw
高橋(民)… ─ ・ 陣営幹部が「良い流れで戦えているのに『褒め殺し』にあうようなものだ」 ・
森山(民)… ─ ・ 小沢は「東京12区と並んでここはなんとしても勝たねばならない」事務所にはテレビ局から開票日の取材依頼が相次ぐ ・ 注目の結果になるともうマスコミは動いてるみたいですね。
4253
:
とは
:2009/08/24(月) 11:25:54
超絶に自民隠しちうの高市陣営が生駒駅改札口前でビラ撒きしてた。
昨日の塩爺といい、滝陣営の姿が見えんのじゃが弛んどるんちゃうやろねぇ。高市は復活もさせたくないんじゃが。
ほっといても意識の高い奈良府民(と信じる)は高市なんか入れずにびっくりする程滝に入るから保守的な天理、郡山固めて完勝の戦略か?
4254
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 12:09:58
共同通信の調査を見るために東京新聞買いました。
千葉県内の小選挙区は情勢調査ではなく、候補者紹介でした。
はらたつな〜。
4255
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 12:16:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090824/elc0908241146000-n1.htm
【09衆院選】産経・FNN世論調査 「政権交代」浸透、民主優勢は揺るがず (1/2ページ)
2009.8.24 11:44
このニュースのトピックス:選挙
衆院選の投開票を30日に控え、産経新聞社はFNN(フジニュースネットワーク)と合同で22、23両日、世論調査を実施した。民主党が掲げる「政権交代」が公示(18日)前より有権者に浸透していることが分かった。比例代表の投票先について民主党と答えた人は45.8%で、自民党の24.4%を引き離しており、民主党の争点設定が選挙戦を優位に進める一因になっているようだ。
今回は衆院解散後、2度目の調査。衆院選の争点として最も重視する政策を聞いたところ、医療・年金などの社会保障が30.5%でトップだった。次いで、政権交代(18.6%)、景気対策(15.6%)、子育て・教育問題(13.2%)と続く。前回調査(8、9両日)に比べ、政権交代が3.6ポイント上昇した。子育て・教育問題も2.5ポイントのアップ。社会保障、景気対策とも有権者の関心は減った。
政権交代は民主党の掲げるスローガン。子供1人当たり月2万6000円を支給する子ども手当の創設も目玉公約の1つだ。逆に、自民党は「政権選択ではなく政策選択」とし経済対策の継続を訴えるが、景気対策の重視度は前回より4.5ポイントも減少している。
衆院選の終盤情勢は、民主党が過半数(241議席)を上回る300議席を獲得する勢いとされるが、民主党の政権公約が自民党より有権者に浸透していることからも「民主党優勢」が裏付けられた格好だ。
最終的には無党派層の投票行動が衆院選の帰趨(きすう)に影響を与える。ただ、「今回の衆院選を通じて政権交代を望む」との回答が66.5%に上り、「望まない」の28%の倍以上ある。
しかも、「今回の衆院選に関心がある」という人が89.2%に達し、「投票に必ず行く」のは75.5%にも上った。平成17年の郵政選挙のときの調査(72%)より有権者の関心は高く、政権交代の“風”は簡単には収まりそうにない。
麻生内閣の支持率は22.2%(前回比1.7ポイント増)で、不支持率は66.6%(同1.3ポイント増)。政党支持率は、民主党が36%(同4.9ポイント増)で、自民党は26.1%(同4.1ポイント増)だった。
衆院選後に期待する政権の枠組みについて聞いたところ、「民主党を中心とする政権」が39.1%で最も多く、「自民党が中心の政権」は18.1%。自民、民主両党が参加する「大連立政権」も38.7%に達していた。
4256
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 12:38:51
>>4254
北日本新聞にはちゃんと載ってるけどね。
1区 田嶋先行
2区 黒田安定
3区 岡島優位
4区 野田他を寄せ付けず
5区 村越頭ひとつ抜け出す
6区 生方優勢
7区 内山リード
8区 松崎安定
9区 奥野優位な戦い
10区 谷田川ややリード
11区 森やや先行
12区 浜田郡部でリード、中後木更津などで上回る
13区 若井優位
4257
:
とは
:2009/08/24(月) 12:45:43
九州出張なんで(?)尼崎経由にした。
学会員が鬼の形相でビラでも配ってるかと思ったらそーでもないw阪神もJRも尼崎駅は静かなもんだ。
共同の結果入手するために神戸新聞キヨスクでゲトしますた。
4258
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 14:27:55
>>4256
ありがとうございます。
もしかして同じ共同通信の調査が元ネタでも、
掲載紙ごとに情勢の報道に差があったりするんですかね〜。
読売と日経みたいに。
4259
:
とは
:2009/08/24(月) 15:10:03
>>4256
>>4258
神戸新聞も同じ様に乗ってました。
共同は他紙に比べなんか全体にあっさりとした書きっぷりですね。
4260
:
とは
:2009/08/24(月) 15:50:50
神戸新聞には肝心の兵庫県の結果が載ってまへんでした(´・ω・`)
何故だ?もう昨日とかに出したのか?
4261
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/24(月) 16:26:08
読売・毎日と地元紙の世論調査の違いがはっきりしていますね
岐阜1・5区 毎日:民主が優位→地元紙:民主と自民が接戦
岐阜2・4区 毎日:民主と自民が接戦→地元紙:自民が優位
4263
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 19:17:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009082400733
期日前投票に305万人=中間状況、前回の5割増−衆院選
総務省は24日、衆院選の期日前投票の中間状況を発表した。公示翌日の19日から23日までに期日前投票を行った人は305万1701人で、2005年衆院選の同時期(201万4072人)と比べて51.5%増加した。制度が定着してきたことに加え、政権選択が最大の焦点となっている今回選挙への関心の高さが背景にあるとみられる。 (2009/08/24-18:24)
4264
:
おま天
:2009/08/24(月) 19:32:59
NHK世論調査 各党の支持率
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015074291000.html
NHKの世論調査によりますと、各党の支持率は、▽自民党が、1週間前より1ポイント余り下がって24.3%、▽民主党は、2ポイント余り上がって30.4%、▽公明党は、やや下がって3.4%、▽共産党は、1ポイント近く下がって2.7%、▽社民党は、横ばいで0.9%、▽国民新党は、0.2%、▽みんなの党は、0.4%、▽新党日本は、0.1%、▽「特に支持している政党はない」は、2ポイント余り下がって27.0%でした。
----------------------
ついにNHKで民主支持率30%突破。
アンダードッグどころかバンドワゴンが起きています。
4265
:
おま天
:2009/08/24(月) 19:35:09
衆院選投票「必ず行く」70%
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015074251000.html
NHKが行った世論調査によりますと、30日に投票が行われる衆議院選挙に投票に行くか聞いたところ、「必ず行く」と答えた人は、前回・4年前の衆議院選挙の同じ時期の調査と比べて3ポイント上がって70%となりました。
NHKは、今月21日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは2588人で、このうち66%にあたる1695人から回答を得ました。それによりますと、麻生内閣を「支持する」と答えた人は、1週間前に行った調査に比べ、1ポイント下がって21%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、1ポイント上がって64%でした。そして、今月30日に投票が行われる衆議院選挙に投票に行くか聞いたところ、「必ず行く」が、前回・4年前の衆議院選挙の同じ時期の調査と比べて3ポイント上がって70%、「行くつもりでいる」が1ポイント上がって20%、「期日前投票をした」が前回と同じ2%でした。これに対し、「行くかどうかわからない」が前回の選挙の同じ時期の調査より3ポイント下がって4%、「行かない」は3ポイント下がって2%でした。また、今度の選挙に、どの程度関心があるか質問したところ、「非常に関心がある」が51%、「ある程度関心がある」が39%だったのに対し、「あまり関心がない」が7%、「まったく関心がない」が1%でした。さらに、投票の際、最も重視することを尋ねたところ、「年金や医療などの社会保障政策」が35%で最も多く、次いで「景気・雇用対策」が25%、「子育て支援や少子化対策」が9%などとなりました。そのうえで、選挙後の望ましい政権の形を質問したところ、「民主党が中心となる連立政権」が35%で最も多く、次いで「自民党が中心となる連立政権」と「自民党と民主党による大連立政権」が、いずれも17%などとなりました。
---------------
投票意欲でも前回以上の数字が続いています。
投票率アップの可能性も高く、圧勝ムードが高まってきました。
4266
:
小説吉田学校読者
:2009/08/24(月) 19:48:47
>>4264-4265
もう完全に民主歴史的圧勝の勢いですね。焦点は、民主政権がどれだけ安定するかと多数の一年生議員を抱えるなどの新事情が生み出す党内秩序の維持に移ってきたといえるでしょう。開票日の新聞は「民主圧勝、政権交代へ/自民は解党的敗北」とかでしょうか。
翻って、我が職場はこれと全く正反対といいますか、今日も喫煙所で40代の人から「民主に政権移ると主権が委譲される。中国とかに頭が挙がらなくなる。国旗を引き裂くような民主党に政権が行って本当にいいのか」と力説されておりました。一応、名誉のためにいっておくが、この方は仕事は相当できる。政策的な民主批判なら分かるけど、完全などこかのウケウリじゃないの。これを真剣な目をして言われてもなあ。しかも、1人や2人じゃないんだぞ。イメージ的な批判が。大丈夫か我が職場は。
公然とネット選挙運動…自民・民主、公示後も更新
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090824-OYT1T00574.htm
インターネットの普及に伴い、選挙期間中は公職選挙法で禁止されているとされてきた政党のホームページの活用が、今回の衆院選の公示後、自民、民主両党によって活発に行われている。ネットが情報発信や交換に不可欠の“道具”となってきている中、選挙での利用のあり方が本格的に問われる事態となっている。
公職選挙法142条では、選挙運動でのインターネット活用は、公示後には認められていない「文書図画の配布」にあたるとして、事実上、禁止している。
ところが、今回の衆院選で劣勢が伝えられる自民党は、民主党を痛烈に批判するいわゆる「ネガティブ・キャンペーン」をホームページ上で展開、18日の公示後も更新を続けている。
ホームページで見られるのは、「みなさん、知っていますか―十人十色の民主党」「民主党さん本当に大丈夫?」「民主党=日教組に日本は任せられない」などのタイトルが付き、民主党を厳しく批判する資料だ。これらの資料は、党公認候補の事務所や、演説会で配布したりしている。
ネット上では、新しい動画CMも公示後に流している。
自民党の広報担当者は「民主党の政策は突っ込みどころ満載だ。こうした問題点をそのままにしておくわけにはいかない」と強調する。公職選挙法との関係については、「政党の通常の政策、政治活動で、問題ない。候補者の名前は出さないよう、十分気を付けている」と話す。
一方、民主党も今回の衆院選から初めて、全国を遊説する党三役の動きを写真とともに連日ホームページで「ニュース」として更新し、演説の内容も載せている。同党広報担当は、「党の政治活動の一環で、問題ない」と話す。自民、民主両党とも、特定候補者を取り上げなければ選挙運動にあたらないとの解釈で、積極的なネット活用が目立つ。
公明党は、ホームページで公示前に5シリーズ16本の動画CMを公開したが、従来通り、「公示後の更新は控えている」という。
総務省は、各党のホームページを使った広報活動について、「特定の候補や政党の投票を呼び掛ける内容の場合は、公職選挙法上、問題がある。ただ、通常の政治活動の範囲内ならば、直ちに違法とは言い難い。違法かどうかの判断は警察が行う」としている。
ホームページを利用した選挙運動の解禁などを盛り込んだ公職選挙法改正案は、今年の通常国会でも、議員立法で提出する動きが自民党などであったが、党内の意見がまとまらず、提出されなかった。
4267
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 20:10:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090824/elc0908241947005-n1.htm
【09衆院選】世論調査受け、与党に募る焦燥感
2009.8.24 19:46
産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で22、23両日に実施した世論調査は、民主党への支持がさらに広がり、自民党が劣勢をはね返せない現状を明らかにした。衆院選投開票まで残り6日間となり、自民、公明両党は焦燥感を募らせている。
麻生太郎首相(自民党総裁)は選挙戦を通じ、「政権ではなく、政策を選択してほしい」と重ねて強調している。一連の景気対策の実績を訴え、連日の地方遊説について「だんだん尻上がりに良くなってきている」と手応えを感じているとしている。
しかし、合同世論調査では、自民、民主両党の比較で、「政策が良いのは」と聞いたところ、民主党の32・8%に対し自民党は21・0%にとどまり、首相の訴えが浸透していない実態を浮き彫りにした。
このような中で、回答者の81・6%が投票時に政党のマニフェスト(政権公約)を「考慮する」としている。
自民党閣僚の一人は「『民主党に一度やらせてみよう』という声を覆すのは相当難しい」と、苦しい胸の内を明かす。同党幹部も「自民党への拒否反応が強く、なかなか聞く耳を持ってもらえない」と嘆き、党内には悲壮感が漂っている。公明党幹部は「信じられない情勢だ。とにかく戦うしかない」と語る。
自民党にとって数少ない好材料は、「頼りになるのは」の質問で民主党を1・3ポイント上回る28・6%、「人材が優れているのは」でも5ポイント上回る32・4%だった点だ。
与党は民主党の政権担当能力への不安を指摘し続ける構え。河村建夫官房長官は24日の記者会見で「自民党支持者は熱く燃えている。政権担当能力を訴えていくことが必要だ」と述べた。
4268
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 20:13:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090824/elc0908242007009-n1.htm
【09衆院選】「首相」のトップはまた舛添氏 世論調査
2009.8.24 20:00
選挙応援に引っ張りだこの舛添要一厚労相=23日、東京都八王子市 合同世論調査で「首相に一番ふさわしい政治家」を聞いたところ、2週間前の前回調査(8、9両日)に続き自民党の舛添要一厚生労働相が16・5%(前回比0・4ポイント減)でトップだった。2位は前回同様、民主党の鳩山由紀夫代表だったが、政権交代が確実となる中、13・3%(同0・5ポイント増)と舛添氏との差を縮めた。
民主党支持層では鳩山氏の支持が29・7%で最多だった。衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐる発言のぶれや故人献金問題が取りざたされてはいるが、民主党支持層の間で、次期首相への支持が高まっているといえそうだ。
鳩山氏に次ぐ3位は民主党の岡田克也幹事長(7・9%)。4位には前回8位だった民主党の小沢一郎代表代行(5・5%)が入った。民主党の連立パートナーとなる社民党支持層では岡田氏(26・7%)が1位、国民新党支持層では小沢氏が50%もの支持を集め断トツの1位と、連立3党の支持者の間で期待する首相像は分かれたる。
自民党では1位の舛添氏のほか、政界を引退した小泉純一郎元首相が5位(5・1%)。石原伸晃幹事長代理は6位(4・9%)、麻生太郎首相は7位(4・5%)だった。
4269
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/24(月) 20:15:48
>>4260
日曜に自県の情勢、月曜に全国の情勢を載せた新聞が多いようです。
4270
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 20:23:24
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090825k0000m010037000c.html
民主・小沢氏:群馬4区入り「北関東でも地殻変動」
民主党の小沢一郎代表代行は24日、群馬県高崎市で、福田康夫前首相の対抗馬として群馬4区に擁立した新人の三宅雪子氏の事務所を訪れ「北関東でも地殻変動が起きている。群馬で(同党候補者)4人が当選すれば、象徴的な選挙区になる」とスタッフを激励した。
三宅氏は衆院解散後、小沢氏主導で擁立した「女性刺客」の一人。小沢氏は記者団に「手練手管の政治家でなく、政治経験がなくても純粋な気持ちを持った新しい血を政界に入れることが国民のための政治を実現する方法」と擁立の理由を説明した。【渡辺創】
毎日新聞 2009年8月24日 19時46分
4271
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 20:34:20
もう雪崩ですね。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200908240260.html
元佐藤ゆかり派が続々と民主支持 岐阜1区のしこり根深く '09/8/24
--------------------------------------------------------------------------------
2005年衆院選で「郵政造反組」の野田聖子のだ・せいこ氏(48)と「刺客」の佐藤さとうゆかり氏(48)が激突した岐阜1区(岐阜市)。勝利した野田氏が自民党に復党、比例復活の佐藤氏の東京5区(目黒区など)転出で一本化は成功したかに見えたが、公示前に元佐藤派県議らが続々と民主党支持を表明し、離党。4年前の保守分裂の傷あとが、選挙戦に影を落としている。
「民主党候補に負けています。“しこり”が苦戦の背景の一つです」。21日の岐阜市の集会。野田氏は党内が一枚岩になっていない現状を自ら認め、結束を呼び掛けた。
公示前日。元佐藤派の自民党県議だった笠原多見子氏(44)が民主党の比例代表東海ブロックで出馬すると表明した。以前から野田氏復党に異を唱え、離党会見では「(岐阜1区のしこりの)もとをつくったのは誰なのか」と不満をぶちまけた。
足もとの岐阜市議会の自民党会派は今年4月、野田系11人と佐藤系13人に分裂。私立高誘致の是非をめぐる見解の相違が直接の原因だが、底流には05年衆院選の対立がある。8月初めには佐藤氏の元後援会幹部が自民党員60人を引き連れ民主党にくら替えした。
野田氏は公示当初、元佐藤派の離反について「関係ない。ささやかな一部の動き」と平静を装っていたが、その後、情勢の厳しさを実感。あまりやらなかった街頭演説の回数を増やすなど懸命だ。
前回選で苦杯をなめ、再挑戦する民主党新人柴橋正直しばはし・まさなお氏(30)。党への追い風と、元佐藤派の支援で着実に支持を拡大している。「この流れが広がるよう活動する」と強調、さらなる保守票の切り崩しを狙う。
岐阜1区には共産党鈴木正典すずき・まさのり氏(45)、諸派小沢和恵おざわ・かずえ氏(25)の両新人も立候補している。
4272
:
小説吉田学校読者
:2009/08/24(月) 20:58:42
>>4270
現職大臣、そこそこの知名度を誇り、首相候補の1人にも擬せられた野田聖子が「辻立ち無視」って相当すごいことが起きてるぞ岐阜1区は。
これ文字にしていないところで、相当ショッキングな光景(文字通りことごとく無視とか、野次とか、罵声とか)が繰り広げられたと推測できるのだが。
激戦区ルポ<岐阜1区>
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009082402000185.html
◆自民・野田さん、涙を抑え懇願
「駅前でことごとく無視された。自民を嫌い、民主に移る人の流れを痛い思いで受け止めました」
20日夜、岐阜市の公民館。岐阜1区(同市)の自民前職、野田聖子(48)は、危機感をあらわにした。
37歳で初入閣。「国務大臣」と書かれたポスターが目立つ。序盤戦、どの演説会もいすに座れないほどの人で埋まり、手応え十分にみえた。だが、電話作戦班が異変に気付いた。
支持者に混じる「今回は民主に…」の声。陣営幹部は本人に風向きの変化を自覚させようと、早朝のつじ立ちをセッティング。野田は通勤客に無視され、劣勢に気付いた。支援者も終盤用の「必勝」はちまきを締め、目の色を変え始めた。
前兆は解散後からあった。4年前の郵政選挙で“刺客”の佐藤ゆかり=東京5区へ転出=を応援した党員が、民主候補の後援会を結成。佐藤を支持した笠原多見子(44)は自民県議を辞め、民主の比例単独で立候補した。
自民市議は団結を繕うが、野田派と佐藤派に分裂したしこりと、立命館誘致問題で対立した経緯から、熱心さはばらばらだ。
頼りは熱心な野田ファン。元建設相の祖父の代から応援する主婦(65)は「初の女性首相になる人。絶対に落とせない」と語る。
23日朝、商店街で古くからの支援者の姿を見て感極まった野田は、ハンカチで涙を抑え、震える声で懇願した。「政権交代という言葉はまやかし。私の言葉を信じて」
◆民主・柴橋さん、若さ売りもの
商店や家から出てきた人が手を振る。「期待してるよ」「岐阜を変えて」。民主新人の柴橋正直(30)は自転車で駆け寄り握手した。
「前回は手を振り返してもらえなかった」。野田と佐藤のマドンナ対決に埋もれて惨敗した4年前と比べ、手応えに驚く。
銀行マンだった柴橋は小沢一郎代表代行の政治塾に入り、岐阜市へUターン。オレンジ色のポロシャツの背には「change」の文字と、ヒヨコの絵。若さが売りものだ。
小選挙区制になった1996年から自民が県内5区を独占する保守王国。だが、小泉改革で疲弊し、商店街はシャッターが目立つ。喫茶店を営む男性(60)は「『いっぺん変えてみやええ』という声が多い。だめだったら、戻せばいい」とショック療法にかける。
23日午後、柳ケ瀬商店街の広場で演説したが、聴衆は野田の半分ほど。それでも陣営幹部は「変化を望む声が幅広くあるようだ」と風を感じる。
日焼けした小沢チルドレンは、声を振り絞る。「今のままでいいのか、だめなのか。争点はたった一つだ」
共産新人の鈴木正典(45)は、2大政党のはざまで「憲法9条改悪や消費税増税などに断固反対する」と党の独自色を訴える。
(文中敬称略)
4273
:
小説吉田学校読者
:2009/08/24(月) 21:04:35
いやあ、中日新聞は、愛知以外ですと、小回りの効く「東京新聞的」な取材しますねえ。今日の総選挙関連報道でこれが一番面白かった。
激戦の3、8区を識者が訴えを分析 自民・実績か、民主・未来か 好対照
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009082402000201.html
衆院選の戦いは23日、最初で最後の日曜日を迎えた。終盤に向けて弾みをつける格好の機会だけに、候補の訴えに個性や特色が出るのは必至。そこで、静岡県内の政治事情に詳しい法政大の白鳥浩教授(政治学)に激戦区を歩いてもらい、政権選択をかけて激突する自民、民主陣営の双方について演説ぶりを分析してもらった。 (報道部・後藤隆行)
まずは静岡3区。厚労相や金融再生委員長を務めた自民前職の大物、柳沢伯夫さん(74)に、民主新人の小山展弘さん(33)が挑む。
掛川市大池の国道1号に近いスーパー前。柳沢さんが正午からマイクを握った。閣僚経験を生かした経済と厚生の政策。掛川、袋井両市の市立病院統合では開業医との連携推進を強調し、白鳥教授は「地元の話題をうまく盛り込んでいる」。党の比例公認の定年にかかる年齢も意識してか「最後の戦い」の言い回しも。反自民の逆風への危機感が漂い、白鳥教授は「どう票に結びつくか」と注目。高齢者ら約70人が道を挟んで聞いていた。
1キロほど東の住宅街にある城北公園では、小山さんが午後2時ごろ熱弁を振るった。初めは聞き手がいなかったが、次第に家から出てきて10人ほど集まり、白鳥教授は「日曜の午後にわざわざ聞こうと足を運ぶところに、民主への期待を感じさせる」。演説は「具体的な政策はうまく訴えられていないが、30代らしく政治への夢と希望を語った」。
次は8区。文部科学相で自民前職の塩谷立さん(59)と、民主新人の斉藤進さん(38)が激しく競り合う。
浜松市東区の遠州鉄道積志駅前。電車に乗り込んで各駅停車してきた斉藤さんが、午後4時20分からメガホンマイクで語り始めた。自民政権の弊害に政官業の癒着を挙げ、政治の変化を唱えた。3区の小山さんと似通う弁説で、白鳥教授は「まだ政策運営に携わっていないため、政権選択の大きな話題が多くなる」と指摘した。
目と鼻の先のスーパーでは、塩谷さんが午後5時から駐車場に立ち、景気対策継続による経済成長と暮らしの安定を訴えた。「今までの政策実績を強く訴える内容は、自民支持者に届いた」と見る白鳥教授。約80人を集めた動員も「旧来型選挙の底力を見せつけられた」と言う。
白鳥教授が両区の共通点に挙げるのは「選挙スタイルの違い」。そして「現実と期待の対立」だ。実績を背景に手堅く組織を固める自民に「どう日本を変えてくれるかは見えてこない」とし、支持政党なし層に浸透を図る民主には「未来が本当にバラ色になるかは分からない」と疑問も投げかけた。
最後に「世代対決の要素もある」と付け加えた。偶然にも自民の2人はチノパンツ、民主の2人はスーツのズボンをはいていた。
4274
:
小説吉田学校読者
:2009/08/24(月) 21:07:15
そして、例によって例のごとく、民主党は檄文が鳩山代表名で出されるのであった。
鳩山氏「優勢報道に浮かれるな」 衆院選候補者にげき文
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082401000560.html
民主党の鳩山由紀夫代表は24日までに、衆院選で同党の獲得議席が300を超える勢いとの報道を受け、公認候補全員と党都道府県連などに「報道に浮かれ、幻惑されるなら、政権交代は水泡に帰す」と訴え、最後まで全力を尽くすよう求めるげき文を電子メールで送った。
鳩山氏ら執行部が23日夜、党本部で情勢を分析したことに触れ、終盤戦では「全国100激戦区勝利に全力を挙げる」とも強調した。
げき文は「この選挙は歴史的選挙である。自公に対する国民の憤まんは沸騰し、変化を求めている」と指摘。一方で「終盤戦に死力を尽くさぬ限り勝利の女神は冷笑を浮かべ、翻って敵にほほ笑む」と引き締め、最後は「力を合わせ、歴史的な大事業を成し遂げよう」と結んでいる
4275
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 21:22:49
>>4270
毎日の渡辺創記者、小沢が代表時代からの番記者ですが、今でも完全密着のようですねー。
三宅雪子もフジテレビの元小沢番。ひょっとして渡辺創記者も…。
ちなみに、↓は西松事件当時の渡辺創記者の記事。
「総選挙前の小沢代表交代」には反対=渡辺創(政治部)
https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/weblog_eye103/details.php?blog_id=754
4276
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/24(月) 21:31:07
30日夜は居酒屋キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
_________________
民主党当選390?というとんでも数字もでた・・・マスコミの総選挙予想数字の信頼性
ttp://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50896222.html
実は、こうした数字に頭を抱えているのが、大敗必死といわれている自民党でなくて、
民主党の幹部なのだ・・・・。
「陰謀とはいわないが、こうした報道で300議席に届かないのはともかくとして、
過半数の240議席さえ、あぶなくなるかもしれない」
と渋い顔をするのが、民主党の選対関係者の一人だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これも、「陰謀に近い数字か?」
民主党幹部の一人は渋い顔をする。
そして、最後にこういった。
「結局、オフイス・マツナガさんが、関係者限定で公開した『最新マスコミ調査』の数字が、
民主党がもっている実数字と一番近い。自民党も同じような調査をやっているとおもうが、
それもだいたい同じようなものだろう。つまり、残り200小選挙区は、最後まで蓋を
あけないとわからない。まして、比例区はまだまだ、予想できない。
今回の選挙は、マスコミの調査の質と、報道の質がとわれる選挙にもなるだろう」
4277
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 21:44:51
>>4270
驚いた。接戦になっているとは伝えられていたが、遂に「ほぼ肩を並べた」。
民主は昨日、幹部が集まって選挙情勢を分析したようですが、それを受けての今日の小沢の群馬4区入りだとすれば、えーっ、ひょっとして、ひょっとするの!?
4区で福田、三宅競う=群馬【衆院選情勢】
1区は宮崎と尾身がほぼ横一線。宮崎は大票田の前橋市を中心に無党派層の支持を拡大。一方、コスタリカ方式で比例から回った尾身は出身地の沼田市で組織票を固めた。前職同士の戦いとなった2区は、石関が笹川の地盤である桐生市に切り込み、優勢。3区は柿沼が農村部に浸透を図り、やや抜け出した。谷津は必死に追い上げている。4区は福田と三宅が激戦。元首相の福田は頻繁に地元入りして背水の陣の構え。出馬準備が遅れた三宅だが、追い風を受け、ほぼ肩を並べた。5区は、小渕が父親である故元首相・恵三の時代からの地盤を手堅くまとめて安定した戦い。(2009/08/24-17:52)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009082400654
4278
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 21:44:55
福田、細田、小池…自民
“大物&著名落選リスト“
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082436_all.html
ホームページ
ZAKZAK
4279
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/24(月) 22:03:59
細田なんていいから、
保坂展、亀井久、冨田直樹はどうにかうまいこといかんかね
4280
:
千葉9区
:2009/08/24(月) 22:33:52
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082401_all.html
冬柴、著名人通じて批判口撃…田中康夫“包囲網”へ
丸山、猪瀬も参戦
丸山、猪瀬両氏も動員するなど、危機感あふれる冬柴氏=23日夜、尼崎市内(クリックで拡大) 8・30総選挙で、兵庫8区(尼崎市)から出馬した田中康夫・新党日本代表に対する“包囲網”が形成されつつある。冬柴鉄三元国交相を擁立した公明党が著名人を通じた批判攻勢を強めているのだ。選挙戦も終盤にさしかかり、危機感は最高潮に達しているようだ。
23日夜に尼崎市内で開かれた冬柴氏の演説会。公示前の松本サリン事件被害者の河野義行さん(59)に続く応援弁士として、自民党の丸山和也参院議員(63)と猪瀬直樹東京都副知事(62)が登場した。
猪瀬氏は長野県知事時代の田中氏に言及し、「ダムをやめるといいながら、対案を出さずに何もしなかった。借金を減らしたというが、積立金を使っただけ。実績が怪しい人」と批判。丸山氏も「選挙は逆風ほど面白い。もし冬柴さんが勝ったとしても、1万や2万の差では恥。最低でも5万はつけないと」と、約900人の来場者を鼓舞した。
さらに、猪瀬氏は「冬柴さんのような業績のある人に国会に残っていただきたい」としたうえで、最後は田中氏への人格攻撃までも行ったのだ。
田中氏本人はこうした攻勢に、「政策の話なら応じるが、抽象的な人格攻撃は何とも…」と困惑顔。同陣営も「冬柴さんのやり方は関係ない。ネガティブキャンペーンはもろ刃の剣で、こちらのスタイルではない」と努めて冷静に話しているが…。
4281
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/24(月) 22:44:18
>>4274
私はこの表現が好きなのですが、共同には書いてないようですね。
> 候補者諸君は自らの勝利を確信できるか
あと職場の力説されるオジサマには、「民主党にも前原みたいのがいますよ」と切り返すのが効果的です。
(私、よくやってます)
勿論、民主党候補への投票をためらう社民・共産支持者の方には、菅の名前を挙げればいいのです。
二大政党になるには、ウイングを広く。
300議席はタラレバ報道…鳩山代表「喝」
民主党の鳩山代表は、党公認の衆院選全候補者に対して、「惑わされることなく、現実の勝利をつかめ!」
と題した文章をメールで送った。
全国で100小選挙区が激戦となっていると位置づけ、終盤戦に向けて引き締めを図っている。
メールは23日付。冒頭で「民主党300議席という真夏の夢の如くの報道が踊るが、候補者諸君は
自らの勝利を確信できるか」と問いかけた。報道各社の情勢調査については「全国100の激戦区に
おいて、民主党候補全員が勝利するならばという『たられば』の仮想報道」として、「敵は民主党の
ゆるみを期待してほくそ笑み、起死回生の一撃を狙っている。現実に目覚めよ」と訴えている。
(2009年8月24日20時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090824-OYT1T00869.htm
4282
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 22:45:19
>>4277
明日15時に鳩山が高崎駅前で街頭。
同日夜の音楽センター(高崎)の箱物に輿石。
こりゃあ、ひょっとしてひょっとするか?
それとも、角田→富岡の労組系の配慮のために輿石?
4283
:
名無しさん
:2009/08/24(月) 22:58:17
>>4282
へー、今日が小沢で明日が鳩山、輿石? 幹部総掛かりで本気に獲りにきてるね!
4284
:
SWERVES
:2009/08/24(月) 23:03:18
>>4277
↓4年前の時事の情勢記事@群馬。隔世の感あり・・
1区はコスタリカ方式で比例から選挙区に回った佐田が安定、労組票を奪い合う高橋、土屋らに大きく水をあけている。2区笹川は解散前の比例転出表明による陣営内の混乱の影響が気掛かりで、連合群馬などの支援がフル回転する石関との競り合い。3区は谷津がリード。前回の広島1区から「国替え」の柿沼は大票田・太田市で徐々に浸透するが、出遅れが否めない。4区福田、5区小渕はともに父親時代からの強固な地盤で安定している。(了)
>>4260
図書館で見てきましたが、日曜に載っていました。
基本的に全国紙と同じ傾向で、9区西村、8区冬柴田中競る、以外は(差はあれど)民主優勢だったと記憶しています。
4285
:
とはずがたり
:2009/08/25(火) 01:28:56
>>4270
>>4277
>>4282-4284
親戚が集まると今度は何処へ入れるかと云う話題になると云う話しをいつか聞いたと話しましたが,政治意識高くて案外よりよい選択肢が現れれば動きうると云う事なんでしょうかねぇ。
今回の北関東の動きはドラスティックすぎますねぇ〜。もし落とせるならその抽象的な選挙区になりますね。
>>4280
松本サリン事件被害者の河野義行さん(59)が何故冬柴なんかの応援するんかね??
今日,阪神尼崎で下車して市バスでJR尼崎駅迄行きましたが静かなもんでした。
>>4279
また急にリベラルぶってぇw
富田は高校かなんかの同級生かなんかだって書いてたっけ??
流石に比例重複もなしやと難しそうやねぇ。
>>4284
有り難うございます。
共同のは現地新聞との協力で現地情報は先に出すって感じなんですかね??
4286
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 01:29:22
>(9面に県内12小選挙区の情勢詳報)
あの、ネット記事でそう言われても困りますが…
神戸新聞|連載・特集|’09衆院選|民主「10」議席うかがう 兵庫県内小選挙区
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/2009syuin/0002264324.shtml
衆院選の兵庫県内12小選挙区と比例代表の情勢について、神戸新聞社が20〜22日に行った衆院選電話世論調査に取材を加えた結果、小選挙区では民主が過半数を奪う勢いであることが明らかになった。前回、全選挙区で敗れた民主は一転、公認候補が立つ10選挙区でいずれも優位に戦いを進める。ただ、有権者の4割近くは態度を決めておらず、流動的な要素を残している。(9面に県内12小選挙区の情勢詳報)
民主は党への追い風を背景に、公認10人のうち幅広い支持を受ける5人がほぼ議席を獲得する勢い。残る5人も無党派層へ支持を広げるなど優位に戦いを進めている。推薦する新党日本新人は公明前職と競り合う。
前回、12選挙区全勝の自民、公明は厳しい逆風下、苦戦は避けられない情勢。自民は安定した支持を集める9区以外は、いずれも民主を追う展開。公明も2区で民主にリードされている。
共産は6人とも当選圏に届くのは厳しいとみられる。社民と国民新の各1人、無所属5人も支持が広がっていない。
比例代表でも「投票する政党」は自民26・6%、民主45・1%と、民主が大きくリードしている。
電話世論調査の有効回答は計6077。衆院選に「関心がある」と答えた人は約88%に上った。(小森準平)
(2009/08/23)
4287
:
とはずがたり
:2009/08/25(火) 01:43:21
>>4286
くそっw>あの、ネット記事でそう言われても困りますが
9面はネット化されてないみたいっすね(´・ω・`)
4288
:
おま天
:2009/08/25(火) 01:44:31
【09衆院選】政権交代確実、民主300議席超え 自民大物も大苦戦
(1/2ページ) 2009.8.25 01:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090825/elc0908250121002-n1.htm
産経新聞社は24日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による衆院選情勢に関する世論調査(8月20〜23日)に、全国総支局の取材を加味して、30日に投開票日を控えた選挙戦の終盤情勢をまとめた。自民党は個別の選挙区で盛り返す動きがあるが、民主党は選挙区と比例代表双方で優位に立ち、単独で300議席を確保する見通し。政権交代は確実な情勢になった。
自民党は解散時勢力から半減以下の130議席程度にとどまる可能性が高まっている。ただ、投票態度を明らかにしていない有権者はなお3割を超えており、情勢が変化する可能性もある。
自民党は選挙戦の主導権を握れず、これまでに60議席しか固め切れていない。北海道、山梨、静岡、沖縄など12道県で全議席を失う恐れが出ているほか、4年前の郵政解散・総選挙で選挙区の議席をほぼ独占した東京、千葉、神奈川でも議席を大きく減らす可能性が高い。中川昭一前財務相や山崎拓元副総裁ら派閥領袖や閣僚経験者も厳しく、海部俊樹、森喜朗両元首相らも当落線上でしのぎを削っている。比例代表でも50議席前後と、民主党の半分程度にとどまりそうだ。
公明党は20議席を固めたが、選挙区では太田昭宏代表を含め当落線上の候補が多く、公示前勢力の確保は困難な情勢だ。自民、公明両党の執行部は「自公での過半数確保」を目標とするが、このまま推移すれば、過半数を大幅に下回り、下野する可能性は高い。
4289
:
おま天
:2009/08/25(火) 01:45:45
【09衆院選】政権交代確実、民主300議席超え 自民大物も大苦戦 (2/2ページ)
2009.8.25 01:09
民主党は政権交代を訴え、子ども手当や高速道路無料化などの生活に直結したマニフェスト(政権公約)を掲げた戦略が奏功しているようだ。解散時勢力の112議席を大幅に超え、選挙区ではすでに191議席を固めた。大都市圏だけでなく、北海道、東北、関西、北信越など地方でも有利に戦い、単独過半数(241議席)はもちろん、全常任委員長ポストと過半数の委員を確保できる「絶対安定多数」(269議席)も超える勢いだ。
共産、社民両党は解散時勢力(共産9、社民7)を1〜3議席下回る見通し。国民新党は選挙区で3議席、渡辺喜美元行革担当相が代表を務めるみんなの党は選挙区で2議席を固めつつある。
■世論調査の方法 サンプル数は4万4071。平成20年3月末の住民基本台帳を基に、選挙区ごとに満20歳以上の有権者から男女別・年代別の構成割合に応じて調査対象を算出。電話番号を無作為発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で、算出した回答数が得られるまで電話調査を行った。
------------
産経FNNも来ました
4290
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 04:16:48
憲法20条 (宗教団体の部分)
いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
4291
:
とはずがたり
:2009/08/25(火) 09:30:30
>>4289
国新は亀井(泥)・松下・下地ってことっすね。
みんなは渡辺・江田か。
4292
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 17:00:55
やはり亀井久興はダメなのか…
国民新党は代表と幹事長が落選してしまうのか
4293
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 17:20:57
>>4292
07参院選の時、1人区の予想が多く的中したのがタセ。そのタセも唯一外したのが島根選挙区。
直前まで亀井はアブナイという評価だったが。
私も紙面では危なく取れると思いますが意外と今回も巻き返しがあるように思います。
開票終了まで分からないのでは。
それより、ワタヌキドンが落選覚悟で比例に回った理由がナゾ。やはりかつては自民だし富山3区を混乱させたくないからという
温情があるとも思えないが。
あと・・・四区の田村、過去にないほど選挙カー回っていますよ。それから公示以降、森本、鳩山のポスター急増、これまであった田村、自民のポスター激減状態。
4294
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 19:32:35
産経買おうと思ったら、詳細は27日と28日に分けて掲載だとか。
ふざけてるな〜。
4295
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 20:45:11
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082535_all.html
「民主300」阻止へ…自民反攻“激戦52”物量戦
灼熱8・30投開票2009総選挙
街頭演説では多くの有権者から喝采を浴び、「手応えはいい」と胸を張る麻生首相だが…(クリックで拡大) 8・30総選挙で、主要報道各社の調査では「民主300議席超」「民主全員当選」などの圧勝予測がズラリと並んだ。一方で、こうした圧勝報道が「揺り戻し」につながるとの指摘もある。実際、夕刊フジの最新情勢分析でも、終盤で接戦や逆転に持ち込んでいる「自民反攻」選挙区が出て来ているのだ。自民大物のどぶ板選挙に代表される「危機バネ」が働いてきたことなどが背景にあるが、衝撃の民主300議席超は本当に実現するのか。
「少しずつ反応は上がってきている。街頭演説の観衆も帰る人がいない。1カ月前と比べて、傾向値としては自由民主党は上がってきている」
民主300議席超獲得という報道機関の衝撃予測に対し、最近の麻生太郎首相は強気発言を繰り返している。
産経新聞が25日朝刊で発表した議席予測でも、民主党が300議席を確保する見通しとなったが、公認候補330人全員の当選の可能性に触れた22日付の毎日新聞朝刊の数字がピークとなった形だ。それだけに、自民党幹部は「民主は伸びきっている。下がり始めているところもある。逆に、箸にも棒にもかからない、と思っていた(自民の)候補がぐーっと伸びて迫ってるところが数カ所ある」と、ラストスパートに望みをつなぐ。
総選挙は衆院解散から40日間という長丁場。選挙プランナーの三浦博史氏も「自民への揺り戻しがある。投開票が30日まで延びたため、自民前職が地元に入り、くまなくどぶ板選挙を展開する時間が生まれ、年配や地方の第1次産業の人たちが自民支持に戻ってきている」と指摘する。
実際、各種情勢調査に独自取材などを加味した夕刊フジの最新情勢分析でも、次のような「自民反攻区」が出てきている。
【危機バネ働き、どぶ板奏功】
東京1区は与謝野馨財務相が民主党の海江田万里氏に追いつめられていたが、ここへきて猛追。地元関係者は「与謝野氏は公示日に倒れて健康不安を露呈したが、逆に同情を生んだ。都議選で自民現職の落選で生み出された陣営のしこりをほぐし、50といわれる後援会をさらに固める作用を果たした」と話す。
民主の女性刺客に苦しんできた愛媛1区の塩崎恭久元官房長官も、異例のどぶ板選挙を展開したことに加え、公明党の推薦も得て公示日以降の猛追で再逆転。
東京14区の前職、松島みどり氏も都議選で推した自民現職が公明現職に競り負けただけに、自公のしこりが懸念されていたが、永田町有力筋は「公示直前に公明の推薦が出て情勢は一変。5万票の公明票が上乗せされ、優位になった」と語る。
4296
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 20:45:30
>>4295
【民主は引き締めに必死】
元秘書の出馬で苦戦が伝えられてきた福岡7区の古賀誠選対本部長代理についても、「党の調査では古賀氏が盛り返した。比例重複辞退は勝利への確信が持てたからだ」(自民党関係者)という。
終盤になってこうした自民反攻区が出てきた背景について、永田町有力筋は「危機バネや公明との選挙協力が機能し始めたことに加え、麻生首相(自民党総裁)らが、国旗掲揚の必要性を強調するなど『保守色』を前面に押し出す戦略が、離反していた自民支持層の一部を戻すことに成功した」とみる。
また、自民党幹部は「民主党がマニフェストを次々と修正したり、子ども手当などの具体的な財源確保策が示されていないなど、今後の日本経済の行く末に対する国民の不安が徐々に広がり始めているためではないか」と話す。
ただ、自民反攻にも限界があるのも事実。自民大物候補の陣営幹部はこうぼやく。
「今できるのは、古い自民党の体質を嫌って離れていった保守層の一部を取り戻す程度。マイナスからスタートしたんだから、それが精いっぱい。本来、票の上積みには無党派層の取り込みまで攻め込まないといけないが、そんな余裕なんてない」
民主党も圧勝報道によるゆるみを警戒。鳩山由紀夫代表は公認候補全員と党都道府県連などに「報道に浮かれ、幻惑されるなら、政権交代は水泡に帰す」と訴えたげき文を電子メールで送ったほか、小沢一郎代表代行も24日には保守王国と言われる群馬県に入り、「北関東は埼玉も良いが、茨城、群馬、栃木でも地殻変動が起きている。群馬で1区から4区を取れば象徴的な事態になる」などと檄を飛ばした。
前出の永田町有力筋は「民主圧勝報道で都市部では多少の揺り戻しが起きるだろうが、地方では逆に締め付けがきき、さらに民主票が伸びる可能性も高い」と指摘するが、いずれにしても政権交代の流れだけは間違いなさそうだ。
■主な「自民反攻」の選挙区
公示前 公示後
東京 1区 与謝野 馨 ▲ → △
東京14区 松島みどり ▲ → △
神奈川1区 松本 純 ▲ → △
富山 3区 橘 慶一郎 ▲ → △
愛知13区 大村 秀章 ▲ → △
大阪10区 松浪 健太 ▲ → △
広島 5区 寺田 稔 ▲ → △
愛媛 1区 塩崎 恭久 ▲ → △
福岡 7区 古賀 誠 ▲ → △
*△はやや優勢、▲は苦戦。敬称略
ZAKZAK 2009/08/25
4297
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 21:08:46
>>4295-4296
このままじゃ三浦の言うとおりになっちゃうよ。
民主は浮き足立つなという方が無理か。
こんなこと↓
http://www.the-journal.jp/contents/yoronz/2009/08/post_10.html
する政党にはきついお仕置きが必要なのだが・・・
4298
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 21:09:21
>>4097
読売と日経が合同世論調査 それを紙面で明かさなかったわけ
2009/8/24 コメント(7)
衆院選・序盤情勢の世論調査を、読売と日経が合同で行っていたことが分かった。新聞不況で経費節減の必要などがあったとの見方もある。両紙とも合同であることを紙面上で明かしていないが、データに独自分析を加えたためなどと説明している。
広告減収による不況で経費削減?
世論調査は読売と日経の合同だった 「民主300議席超す勢い」(読売)
「民主圧勝の勢い 300議席超が当選圏」(日経)
読売新聞と日本経済新聞が、2009年8月21日付朝刊の1面トップで大きく掲げた見出しだ。ともに、自社による世論調査であることを見出しや記事中でうたっている。
ところが、よく読み比べると、データが共通であることが分かる。調査は、全国の有権者21万人を対象に18〜20日にかけて乱数番号方式により電話で行い、11万人から有効回答を得たというものだ。回答率はともに51.2%で、ぴったり一致している。それもそのはず、両社は合同で世論調査をしていたからだ。ともに日経リサーチに委託して行った。
普段はスクープ合戦をしている新聞社同士が、合同調査を行うというのは異例だ。その理由について、リサーチ業界の関係者は、広告減収による新聞不況の影響を指摘する。
「世論調査には、億単位のお金がかかります。とくに、小選挙区制になってから、300もの選挙区ごとに質問票を変えなければならず、それはたいへんな負担になるんですよ」
この関係者は、経費削減について、台所事情を考えれば、企業として当然の経済行動だとみる。合同調査にすれは、項目を増やすなどして調査の精度を高められるメリットもあるという。
ただ、調査の寡占が進むと、メディアの多様性が失われ、新聞の信頼度が低下する恐れもあると指摘する。「もし、精度などのメリットが得られないなら、世論調査の数は多くあった方がいいでしょうね」
データ分析は両社独自と説明
もっとも、読売も日経も、世論調査データは共通でも、記事化に当たっては、独自に集計・分析している。
前出のリサーチ業界関係者は、「今回のデータを元に、政治部などの独自取材と過去のデータを加味するなど、それぞれのノウハウで議席数予測を書いています。素材が同じでも、調理人が違えば、違う情勢調査結果になるということです。今回は、独自の分析が含まれており、『本社調査』という言い方は必ずしも間違っていません」
しかし、読売も日経も、記事中では、合同調査であることに触れていない。これについて、関係者はこう疑問を投げかける。
「同じ調査なのに、調査が違っても結果が同じだったなどと読者に誤解を与えてしまいます。合同調査はいいとしても、きちんと書くべきでしょうね」
読売新聞東京本社の広報部では、取材に対し、経費削減は関係ないとしたうえで、「(日経とは)これまでも共同事業の開発や業務提携の推進などで、会社の枠を超えた協力を進めており、今回は衆議院選挙について、両社で調査を実施することになりました。調査対象者には、両社の共同の調査である旨も説明した上でご協力いただいております」と説明する。
合同調査であることを明らかにしなかったことについて、「今回は一番重要である『データの分析』を両社が独自で行っていることから、合同調査とは表記しておらず、従って記事の内容も両紙で異なっています」と強調している。
また、日経の広報グループでは、経費削減は直接的な理由でなく、項目を増やすなど調査を充実させるのが目的であったとする。「読売新聞社とは回答データを共有しておりますが、紙面で報じた内容は両社それぞれの判断にもとづくもので、結果も異なっています」として、読売との合同調査とは考えておらず、紙面でそのように表現する理由がなかったとしている。
4299
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 21:09:59
>>4298
http://www.j-cast.com/2009/08/24048078.html
4300
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 21:31:52
963 名前:東京2区民モバイル ◆gX4Ba2RdxA [sage] 投稿日:2009/08/25(火) 18:45:54 ID:VW934nOb
日刊ゲンダイより
期日前投票でも民主圧勝
最終的には全体の20%、1360万人が利用しそうだが、民主優勢がハッキリ出ている。
東京12区では選挙区、比例ともに太田、公明がリード。だが選挙区では青木愛がピタリ追走。
公明上田がたってる神奈川6区は公明票は多いが、民主票はその倍近い。
絆創膏赤城の茨城1区、船田元の栃木1区民主票が倍近い。
他を見ても、東京12区以外で民主党が負けているところはない。
期日前投票に限っては、民主300議席はほぼ動かない情勢。
http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQY_L4LDA.jpg
4301
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 21:35:55
ワロタw
>ひょっとしたらオバマさんは赤旗を読んでいるのかもしれない。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009082500688
舌戦・衆院選(25日)【09衆院選】
◇民主への期待、自民への失望
▼自民党・石破茂農水相(東京・JR北千住駅前の街頭演説で) 民主党への期待の高さは、自民党への失望の表れでもある。民主党のあれが駄目、これが駄目だと言い出せばきりがない。トラック何台分だってある。でも、ほかの党を批判する前に、まず己を顧みる謙虚さを持たねばならない。自民党を謙虚で誠実な政党に、国民の皆様方に真実を語る、勇気と真心を持った政党に立て直さねばならない。
◇何との戦いか分からない
▼自民党・野田聖子消費者行政担当相(東京・JR赤羽駅前の街頭演説で) 自分も危ない危ないと言われて戦っている。何と戦っているのか正直よく分からない。マニフェスト選挙と言われているが、もっぱら日本全国津々浦々に聞こえてくる言葉は「政権交代」という分かったような分からないような言葉ばかり。ぜひもう一度政治の在り方を思い浮かべていただきたい。
◇野党もだらしなかった
▼民主党・鳩山由紀夫代表(群馬県伊勢崎市の街頭演説で) 自民党が長期政権の中であぐらをかいた。そうなってしまった責任はむしろ、野党にある。野党がだらしなかったから、滑っても、転んでも自民党政権が続いてしまった。これを改めるのが今回の選挙だ。
◇役人の天下り先を
▼民主党・菅直人代表代行(長崎県西海市での街頭演説で) 基本的に必要な道路はきちんと整備するのが国の責任。皆さん方が利用するための道路なのか、永久に国土交通省の天下り先を維持しようとするための公共事業なのか。国民のための公共事業はやらなきゃいけない。しかし、お役人の天下り先を守り、増やすためのむやみに高い公共事業は変えなきゃいけない。
◇民主政策は生煮え
▼公明党・太田昭宏代表(山形市での街頭演説で) 児童手当を4回拡充したが、民主党は全部反対した。そして今、子ども手当と言い換えて2万6000円になり、「財源どうなんだ」と言われると突然ぴくっとなって、取りあえずは半分の1万3000円と言った。政策がでたらめ、生煮えで、おなかを壊す。
◇オバマさんは赤旗読んでる?
▼共産党・市田忠義書記局長(津市内での街頭演説で) 大企業は減税やさまざまな優遇税制で、税金と社会保険料を7兆円もまけてもらっている。10年前の水準に戻すだけで毎年7兆円の新しい財源が生まれる。これは共産党だけの主張ではない。米国もオバマ政権が既にこういう方向に足を踏み出している。ひょっとしたらオバマさんは赤旗を読んでいるのかもしれない。(2009/08/25-19:48)
4302
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 21:51:18
http://www.news.janjan.jp/election/0908/0908249234/1.php
「民主300議席超え」揺り戻す可能性あるか
思わぬ伏兵「新型インフル」大爆発での逆転ならあり
田中龍作2009/08/25
8月30日投開票の衆院選挙情勢について、新聞、週刊誌はこぞって「強い追い風を受けた民主党が300議席前後を獲得する」との予想記事を出している。一方で「民主が圧勝するかのような報道は、揺り戻しを起こし、自民を利することにつながる」との見方もある。
政権交代が目前に迫る民主党の鳩山由紀夫代表としても気がかりなところだ。23日、東京・谷中の商店街で行った街頭演説で「300議席を取るかのような報道があるが、選挙は決してそんな甘いものではない」と引き締めた。
鳩山・民主党代表。「300議席」予想報道に引き締めを図る(東京都内で筆者撮影)
揺り戻しは果たしてあるのか、2つのケースを想定してみる。
ケース1) 民主党に入れようと決めていた有権者が「民主に勝たせ過ぎても良くないので、やはり自民に入れよう」と考え直す――
これはまずない。年金はズタズタ。政府の発表とは裏腹に景気は一向に上向かない。額に汗して働いても年収は200万円に届かない。これでは子供を作ろうにも結婚さえできない。農業は休耕地が広がるばかり。国民の生活はあらゆる所でボロボロになっている。にもかかわらず、能力のない世襲政治家は官僚のいいなりで、国民は希望を見出せない。
街頭で聞く有権者の声をまとめると、こうなる。よほどの富裕層ならともかく、有権者の怒りはちょっとやそっとで覆るものではない。
東京・台東区のある商店主(40代・男性)の言葉がそれを表している。「民主党のマニフェストは確かに財源が不安になるが、今の社会を改善しようという姿勢は見られる。ところが自民党の場合はその姿勢さえ感じられない」
ケース2) どこに投票するかまだ決めていない有権者が3割いる(筆者のインタビューの印象では2割)。彼らが「民主党に勝たせ過ぎてはいけない。だったら自民党に入れてバランスをとろう」と考えるようになる――
これはあり得る。前回、2005年の衆院選で、自公は327議席を獲得したのに対し民主党は半数以下の113議席止まりだった。ところが得票数で見ると、「自・公=6,838万」「民主=4,584万」。その比はわずか「3:2」である。
勝つか負けるかの小選挙区制なので、僅差でも勝てば1勝となる。前回はわずかの差が大差となり、オセロゲームのごとく自民で埋め尽くされた。
今回の選挙情勢は「民主が300議席前後を獲得する」と予想されているが、まだ投票先を決めていない3割の有権者の動向しだいでは、予想が覆ることもある。
【切り札は新型インフルエンザか】
「勝ち馬に乗る」という法則がある。「バンドワゴン効果」とも言う。選挙後、利益配分に預かることを考え、当選が確実視されている候補者につくことである。自分の推す候補が当選するかしないかは、地方議員、土建業者にとっては生き死にに関わる。市町村も大きな影響を受ける。
当選が濃厚な候補の下には、地方議員や業者が馳せ参じる。接戦となっている場合は、両陣営に協力したりする。選挙後の「論功行賞」があるからだ。「あった」からだと言う方が正しいかもしれない。
自民党の野中広務幹事長(当時)は市町村長や助役に電話をかけて「オタクの所からは○○票出してくれよ」と具体的に指示していた。筆者が助役らから直接聞いた話だ。もし言われた通りの票が出なければ、翌年度の予算編成で痛い目に遭うということだった。ある助役が「こっちも血眼だ」と顔をしかめていたのを思い出す。
民主党でこうした「論功行賞」により選挙区を締め付けることができるのは小沢代表代行くらいだろう。だが、軍師と呼べる選挙参謀があまたいた自民党と違い、小沢氏は1人であれもこれも目配りしなければならない。「論功行賞」など考える余裕はないのではないだろうか。
したがって、民主党の優勢がさらに優勢を呼ぶ「バンドワゴン現象」は、言われるほど大きくない、と筆者は見ている。そうなると、もし仮に揺り戻しが起きた場合、「300議席超」は夢幻となる。
最大の揺り戻しは、今月末にも大爆発が予想されている新型インフルエンザではないだろうか。30日の投票日に合わせて、「人が多く集まるところに行かないでください」と厚労省が警告を発することも可能だからだ。投票率が下がれば、自公有利となる。
このように常識を欠いた事態が起きる可能性は低い。何やかやあったとしても、自公で過半数を維持するような大きな揺り戻しは起きそうもない。
4303
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 21:59:20
>>4294
26日と27日の間違いでした。
失礼しました。
4304
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:02:13
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000908250006
揺れる王国、再び対決 16区ルポ
2009年08月25日
◆
24日午前6時半、通勤客が行き交う小田急相模原駅コンコース。「おはようございます」「おはようございます」とかれた声で、自民前職の亀井善太郎氏(38)が一人ひとりに声をかけていた。
○ 世襲VS.元官僚
この駅は、ライバルが高校まで住んでいた地域にある。始めて約10分後、中年男性の一人が「お父さんにはお世話になりました」と歩み寄り、亀井氏の手を握った。
一方、ライバルの民主新顔、後藤祐一氏(40)はこの日午後、マイクを取り付けてある電動アシスト付き自転車にまたがっていた。亀井氏の自宅がある伊勢原市内の新興住宅地で話し出すと、家から飛び出してきた人もいた。後藤氏は「ここは3世議員がいて厳しい選挙。よろしくお願いします」と握手した。
「政権選択」を争う総選挙で、16区(厚木市、伊勢原市など)は、7区(横浜市港北区、都筑区)とともに、自民と民主が事実上の一騎打ち、という構図をみせる。
特に16区は、06年10月の衆院補選で争った「世襲」と「元官僚」の再戦。衆院9期を務めた故亀井善之氏の弔い合戦の様相となったこの時は、約2万9千票差で亀井氏が後藤氏を制していた。
○ 辻立し3年間
しかし、「自民王国」といわれてきたこの地域にも、変化の兆しが出始めている。
7月上旬、JAあつぎ小鮎支所。「3年前にはここに来る道さえ知らなかった」と、後藤氏は集まったJA関係者らを前にこう話した。
農協の政治団体である農政連は、元農相だった父善之氏時代からの亀井氏の有力な支持団体。後藤氏は「推薦をもらうには至らないが、中には汗をかいてくれる人が出てきた」と支援の広がりに手応えを感じている。
さらに7月末、16区の情勢を揺るがしかねない事態も顕在化した。
「正々堂々とここにいます」。相模原市城山町であった後藤氏の演説会場に、前県議会議長で、自民党を除名された榎本与助県議が立った。
相模原市の政令指定都市移行に反対する榎本氏は、後藤氏と考えが近いという。榎本氏は07年4月の県議選で、16区エリアの旧津久井郡4町で1万2711票を得ていた。
亀井陣営の幹部は「元々熱心に支援してくれていたわけではない」と影響は少ないとの見方を示す。しかし、別の幹部は「内紛というイメージだ」と心配する。
後藤氏は補選に敗れた翌日から、平日は毎朝、駅前などで辻立ちを続けてきた。13年間経産省に勤めた元官僚。「3年前は、この地域の人がどんな暮らしをしているのか分かっていなかった」。自転車の走行距離は1日100キロを超えることもある。
○ 組織固め注力
「王国」にほころびが見え始めているものの、亀井陣営は、従来の組織固めに力を入れる。
ミニ集会をこまめに開き、支援者に自らの考えを訴える。20日に開いた「女性の会」は、平日の日中にもかかわらず、用意した百席はあっという間に埋まった。
ブナの立ち枯れが進む地元・丹沢を引き合いに環境問題を訴える亀井氏の声はいつものように大きいが、口調は女性を意識してか、普段よりゆっくりと優しく聞こえた。
高齢の女性が大半だったが、地元市議は子育て世代の女性数人が会場にいたのに期待を寄せる。
善之氏は選挙時には全国を応援で飛び回っていたが、終わってみれば自らは圧勝。「オヤジは『亀井後援会』というでっかいピラミッドがあった。僕は小さいピラミッドをたくさん造る」と、初当選直後に話していた亀井氏。若手経営者の勉強会などに、この間、顔も出してきた。
厚木市文化会館の大ホールで開いた集会では、満員の1400人を集めた。若い人が増えたとし、「オヤジは満員に出来なかった」と亀井氏。父を追い越すため、敷かれたレールだけでなく、自ら道を切り開こうと模索した運動を展開している。
4305
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:02:48
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/mie/CK2009082502000270.html
激戦区ルポ<三重5区>
2009年8月25日
「きょうは政治の話はやめときます」。三重県伊勢市で開かれた女性の集い。三重5区の自民前職三ツ矢憲生(58)は、こう切り出すと、幼少時、家業の牛乳店で配達の手伝いをした生い立ちなどを話し始めた。
やがて支援者の一人が壇上でまくし立てる。「あさって私の地域に橋が開通します。まだ何もしてもらってない人は、三ツ矢さんに一票入れて恩を前倒しで返しましょう」。静かな雰囲気が打って変わり会場は熱気に包まれ、拍手と歓声が鳴りやまなかった。
農林水産業に携わる人が多く保守地盤が強固な選挙区。1996年の小選挙区制の導入以来、自民系が議席を守り続ける。三重の「南北格差」とやゆされ、インフラ整備も遅れがちな地域。国土交通省出身で中央と太いパイプを持つ三ツ矢は、高速道路や堤防の建設を約束し、過去2回の衆院選で民主候補に圧勝。相手に比例代表での復活も許さなかった。
しかし、中央では首相がくるくる交代し、「一度あっちにやらせてみては」という声が吹き荒れる。同選挙区で民主幹部が自民の牙城といわれる離島に恐る恐る行っても「頑張って」と声が掛かるほどの風が吹く。
公示前、三ツ矢は突然「敗れた候補が復活当選するのはおかしい。(持論の)国会議員定数削減を身をもって示す」と、東海ブロックで唯一、比例重複を辞退。退路を断つ悲壮な決意を示した。
一方、選挙区の中心部、伊勢市から100キロ以上南に離れた東紀州の紀宝町。三ツ矢に初めて挑む民主新人の藤田大助(32)が叫ぶ。「政権が代わると道路は造れないと言う人がいるが、必要なものは造る。一方的に不安をあおり、政治をゆがめている」。普段、表立って相手陣営を批判しない藤田にしては珍しい姿。陣営の県議も「選挙区で負けても、政策で有権者に恩返しできる機会がある。比例辞退はいかがなものか」。
藤田の祖父、幸英(84)は自民党県連幹事長を務めた元県議で、父の正美(57)も昨年7月まで自民党籍があった現職県議。祖父と父の人脈も生かし、自民支持層の切り崩しを図る。公示後の演説会で、初めて正美が「まだ若いが、大助に力を貸してください」と深々と頭を下げた。
民主党幹事長の岡田克也(56)が解散後に既に2回も応援に入る異例の支援態勢。幹部は「藤田、藤田と連呼するだけではだめだ。もっと民主党を前に出せ」とハッパを掛ける。
漁業団体の代表(57)は「不振の漁業の支援策を、何度国に頼んでもだめだった」と政府与党の無策を嘆き、初めて民主に推薦状を出した。地域づくりに直接影響を受ける首長の一人は「5区にとっては両方通ってくれるのが一番ありがたい」と本音を漏らす。有権者の心は投開票日の30日まで揺れそうだ。
(文中敬称略)
4306
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:04:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090825-OYT8T00146.htm
3区ルポ
自民・谷津組織型選挙を徹底/民主・柿沼自民支持層に触手
谷津候補は24日、ワイシャツにネクタイ姿で、日中、太田市内の企業をあいさつして回った。夕方から夜にかけては、興農政治連盟の決起大会や企業・団体の集い、3か所の個人演説会などを同市内で相次いで開き、「厳しい選挙だが、岩につめを立て、砂をかんでも当選したい」と強い口調で支持を訴えた。
後援会や県議、市町議を中心に支持固めを図るオーソドックスな組織型選挙が基本戦術。選挙区内を地元の館林市・邑楽郡地域と太田地域に二分し、1日おきにそれぞれの地域であいさつ回りや個人演説会などの日程をこなす。今回は75歳という高齢に加え、各紙の情勢調査で全国的に民主党の躍進が伝えられる状況への危機感から、党の大物から応援を受けるなど、議席死守のため、必死にてこ入れを図っている。
公示前の12日には麻生首相が館林市を訪れたほか、20日には所属派閥の会長でもある伊吹文明元幹事長、21日には福田康夫前首相が姿を見せ、集会などで「農政の第一人者であり、日本になくてはならない代議士」と、“援護射撃”を行った。
23日には、自ら選挙カーに乗り込み、街頭活動を展開。車中からマイクで「候補者の谷津です。よろしくお願いします」と呼びかけ、神社の境内などで街頭演説に汗を流した。「これだけ動き回るのは初めて」と陣営幹部も驚く精力的な行動で、地域密着の姿勢をこれまで以上に強く打ち出す。
「見えない風が相手だが、差は詰まっている」。眼光鋭く、選挙戦終盤に向けて闘志をみなぎらせる。
◇
「おはようございます」。24日朝、太田市内の自動車部品会社に到着した柿沼候補は、屋外に整列した従業員らに柔和な表情であいさつした。マイクを手にすると引き締まった顔に一変。「群馬は自民王国だったが、このままでは、政権交代に乗り遅れて野党県になってしまう」と熱弁をふるった。
昨年9月の福田前首相の退陣以降、公務員の天下り禁止や、無駄な公共事業の中止などの政策を前面に出し、計約80回、支援者らの集いで訴えてきた。「遊説中にセミが顔に止まった。日焼けで顔が黒いからかも」。それほど自転車遊説を重ね、走行距離は1年間で1800キロに及んだという。
同市内の住民センターで開いたミニ集会。住民約20人に対し、元行員らしく具体的に金額を示しながら、「天下りで生じる退職金を、地元の橋や病院に費やすべきだ」と主張した。集会の参加者から「評判いいじゃないか」と声をかけられると、思わず笑みをこぼしたが、「3区は厳しいよ」と警戒も忘れない。
根強い自民支持層が気がかりで、前回の落選以降4年間、同党支持者との関係を培ってきた。この日、午前中の約1時間で13の自民と関係が深かった企業と接触。戻ると、「(関係を)ひっくり返すことができる」と自信を示した。
各紙の情勢調査で民主党の優勢が報道され、自身でも「追い風」を感じ始めた。25日には、同市に鳩山代表が応援に駆けつける。「代表が来る以上、ここは負けられない選挙区になる」と決意を新たにしていた。
◇
石見候補は24日、館林、太田両市の商店街などで街頭演説を重ねた。「公約の説明を求める人が増え、関心は高い」と表情は明るい。
(2009年8月25日 読売新聞)
4307
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:05:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090824-OYT8T01128.htm
09 衆院選 注目区ルポ 無党派争奪 主戦場は駅
小選挙区で過去4回、新藤義孝と石田勝之が交互に当落を繰り返してきた。無党派層の動きが勝敗を大きく左右する。主戦場は駅だ。
東京のベッドタウンとして人口は増え続け、有権者は県内最多の45万人余。都心に通う「埼玉都民」が多く、川口駅の乗降客数は1日16万人に上る。
「高層マンションは、ポスティングさえ難しい。駅で顔と名前を売るのが、手っ取り早い」と各陣営。場所取りなどの混乱を避けるため、4陣営は今回初めて、六つの駅の朝夕の時間帯を割り振った。
「自民党に長年巣くっている膿(うみ)を一掃しなければならない」――。新藤は21日夕、麻生首相を招いた街頭演説でこう語りかけた。川口駅前広場は、動員も含め約3000人の聴衆で埋め尽くされ、陣営幹部は「不人気とはいえ首相。これで勢いが出る」と息巻いた。
逆風に危機感を募らせる新藤は、「改革派」を印象づけようと懸命だ。7月から石原伸晃党幹事長代理、石破茂農相らを招き、川口駅前で街頭演説。同駅に湘南新宿ラインを停車させる署名活動も展開し、7月末には約2万4000人分の署名をJR東日本本社に届けた。
今月7日の総決起集会で、新藤は衆院選後の政界再編にも言及。自民党は族議員、民主党は労働組合や日教組関係の議員を切り、保守系が一緒になるべきという持論を述べ、「今選挙を政界再編のきっかけにしなければ。党ではなく、人物で選んでほしい」とボルテージを上げた。
◎
麻生首相が川口駅前でマイクを握った21日夜、石田は西川口駅で、民主党のマニフェスト(政権公約)を黙々と配っていた。2年前から本格化させた朝夕の駅立ちは600回を超えた。陣営幹部は「無党派層の7割を取り込まないと、当選は難しい」と引き締めを図る。
石田は前回約3万3000票差で大敗。「政治活動を続けるべきか、自問した時期もあった」という。
大学入学と同時に鳩山一郎元首相の友愛青年同志会に入り、政治を学んだ。自民党の構造改革路線は、共生社会を目指す友愛精神と対極にあると感じた。ストップをかけなければと、駅立ちや自転車街宣で、こまめに地元を回ってきた。
22日の総決起集会。石田は「勝った人がよくて、負けた人は自己責任というのは絶対間違い。負けそうな人、負けた人に光を与えなければ」と気勢を上げ、「選挙はふたを開けるまで分からない」と上滑りにもくぎを刺した。
2大政党に埋没しないよう、駅や街頭で格差社会解消などを訴える村岡正嗣は、「民主党が政権を取る可能性が高いが、消費税増税ストップや憲法9条を生かした平和外交など、共産党の役割はますます重要になる」と力を込める。鈴木豪は駅頭を中心に、消費税廃止などを訴えている。(文中敬称略)
(赤松正基)
(2009年8月25日 読売新聞)
4308
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:05:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090824-OYT8T00972.htm
1区ルポ
市議と微妙なズレ、「優勢」緩みとの闘い
1区ルポ
衆院選の投開票日まで残り1週間となった23日。自民の赤池は、母校・甲府市立湯田小学校で個人演説会を開いた。
「野党が政権を取り、とんでもない日本にすることをなんとか阻止したい」と熱狂的に訴える。
会場から「そうだ」「民主党にだまされるな」の合いの手もあがる。約300人の聴衆は、古くからの支援者が中心だ。
政権選択を意識した演説を繰り返してきた赤池だが、現実は厳しい。
山梨1区では、1996年の衆院選を最後に、自民は議席を確保できていない。無党派層の増大、地方組織の弱体化……。都市部で自民が苦戦する「1区現象」の典型だ。「風」にも左右されやすい。
昨年12月、赤池は党県連甲府市支部総会で、地元市議らを前に深々と頭を下げた。「政治家として至らぬ部分を猛省させて頂きたい」
2007年の知事選を巡り、現知事を支援した赤池に、前知事を支持した自民系市議11人が「絶縁状」をたたきつけた経緯がある。
衆院選をにらみ、自民党県議らの進言を受け入れての謝罪だった。だが、赤池は公示日の出陣式の案内状を自民系市議には出さなかった。組織選挙を支える地方議員と微妙なずれを残したまま、最終盤を迎えようとしている。
◇
甲府市内で21日夜に開かれた、民主・小沢の個人演説会。小沢は500人近い参加者に、政権交代の機は熟したと訴えつつ、念を押すように強調した。「『小沢は大丈夫』で終わらないよう、気を引き締めて頂きたい」
公示後の演説会で、小沢陣営が必ず言及する言葉が「油断大敵」だ。
小沢は03年、05年の衆院選で安定した強さで連勝。今回は党への強烈な追い風も吹き、支援者から「優勢ですね」と楽観的な声が多く寄せられる。
8月に入り、陣営スタッフが支持者に、集会への参加を呼びかける電話連絡を忘れ、会場に空席が目立ったこともあった。
小沢は最近、新たに支持者を拡大する専用カードを作った。はがき大で4人分の名前などを書き込める。記入者が紹介者を書く仕組みで、約5000枚を配った。
「もう一度、一から支持者拡大を目指す」
6選を目指す小沢は、陣営の緩みとも闘う。
◇
「民主党政権になっても、間違った政治には、ストップをかける防波堤が必要だ」。共産・遠藤は「建設的野党」の必要性を懸命にアピールする。2年前の参院選後、「語る集い」と銘打った対話型のミニ集会を重ねてきた。約800回、参加者は約5000人を数える。「手応えはある」。陣営幹部は語る。
◇
諸派の幸福実現党の早瀬は、消費税の廃止など独自の政策を街頭演説を中心に訴えている。(敬称略)
(2009年8月25日 読売新聞)
4309
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:06:32
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090825ddlk13010277000c.html
’09衆院選:注目区ルポ 22区 自民・伊藤氏、民主・山花氏、3度目対決 /東京
◇自民前職・伊藤氏、政党色抑え「改革」強調
◇民主元職・山花氏、「象徴区」掲げ全力投入
東京22区(三鷹、調布、狛江、稲城市)では、逆風の中で「改革」を強調した選挙戦を進める自民前職・伊藤達也氏と、「象徴区」として党本部も力を入れる民主元職・山花郁夫氏が3度目の対決に火花を散らしている。
「人物を選択しなければいけない」。20日夕、松下政経塾生時代から伊藤氏を知るシンクタンク社長が狛江駅前で声を張り上げた。同塾の旗がはためくが、自民の文字はポスターに小さく書いてある程度。自民色を抑えた演出に「これだけの逆風ですからね」と陣営の一人。
小泉内閣で金融担当相を務めた伊藤氏。前回衆院選は4万2987票差で勝利を収め、山花氏との対決を1勝1敗のタイとした。「構造改革を停滞させてはいけない」「民間の力を引き出す」。街頭演説では構造改革路線の継続を訴え、改革派をアピール。27日には小泉純一郎元首相を迎える予定だ。
公示日の18日。山花氏の調布駅前の第一声会場。どこよりも早く駆け付けた菅直人代表代行は「22区の決着の付け方が300選挙区の中で最も象徴的となる」と訴え、連合の高木剛会長も投入するほどの力の入れようだ。
民主優位の情勢が伝えられる中、陣営が心配していることがある。山花氏は祖父が社会党元副委員長、父が同党元委員長の3世ということだ。世襲制限は衆院選の一つの争点でもあり、10日に開かれた公開討論会で「世襲制限をすべきか」という質問に山花氏は○と×の両方掲げ、苦笑いを浮かべた。「相手は必ず批判してくると思う」。陣営の1人はそう危惧(きぐ)する。
共産新人・吉岡正史氏は「自公政権を終わらせ、民主党が進める危険な政策を抑えていく」と第三極の立場をアピール。幸福実現党の新人・辻村智子氏は国防の強化などを訴えている。【野口由紀】
衆院選の投開票日を30日に控え、選挙戦も終盤戦に突入。話題の選挙区の動きをリポートする。
==============
◇22区(4)=三鷹、調布、狛江、稲城市
伊藤達也 48 [元]金融担当相(5) 自前=[公]
吉岡正史 35 党都労働部員 共新
山花郁夫 42 [元]党副幹事長(2) 民元=[国]
辻村智子 36 幸福都副代表 諸新
(届け出順)
〔多摩版〕
4310
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:07:22
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009082502000204.html
涙声と土下座と 石川1区ルポ
2009年8月25日
議席奪還をかける民主党元職の奥田建候補は全国的な政権交代への追い風を味方に、金沢市内をきめ細かく回る。逆風を受ける自民党前職の馳浩候補は民主政策のネガティブキャンペーンを前面に、土下座もいとわず情に訴える。前回ムードとは真逆の様相だが、過去三回のライバル対決同様、激戦のまま終盤を迎えそう。両候補の間で埋没を避けたい共産党新人の佐藤正幸候補は、全県で党政策を訴え続ける。(衆院選取材班)
奥田候補 追い風に緩み警戒
拍手で出迎えられ、個人演説会の会場に入る奥田候補=金沢市の長町公民館で
「権力に近い人たちのための政治から、社会を支える生活者のための政治に」。二十四日夜、金原博選対本部長の地元金石地区での個人演説会。奥田候補は声を張り上げ、政権交代の必要性を強調した。
公示後は市内を東西南北ブロックに分け、新進石川、民主、社民系の各県市議らと朝から夕方まで遊説、夜は個人演説会をはしごする毎日。年金や医療などの政策を愚直に訴える“奥田スタイル”を続け、相手のネガティブキャンペーンに対しては、井沢義武選対副本部長が「民主党政権で日本が壊れると言うが、壊れるのは自民党だ」と代弁してみせた。
各紙の世論調査で優勢が伝えられるが「風はどうなるか分からない。セオリー通りやるだけだ」(陣営幹部)と気の緩みを警戒。妻麻里さんも二人三脚で駆け回り、二十二日には社民党県連の総決起集会に代理出席し「皆さんの力で国政に復帰させて」と涙声で支援を求めた。
◇
両手を大きく掲げ支持を訴える佐藤候補=金沢市のみどり集会場で
佐藤候補 比例視野フル回転
「私たちの手で自公政権を終わらせる絶好の機会」。二十三日夜、佐藤候補は金沢市みどりで開かれた個人演説会でこう切り出した。「雇用が守られ、社会保障が必要な人が受けられる。外交のもめ事は話し合いで解決する。これが目指すべき日本のビジョン」と語気を強めた。
一貫して、労働者や生活者に「暮らしを守るルールある社会を」とアピールしている。朝は駅や企業の前で通勤者に派遣労働や使い捨ての問題への対応を、日中は住宅街、スーパー前などで医療や教育、年金など社会保障の充実を呼び掛ける。
若者への浸透も視野に入れる。週末でにぎわった二十二日の香林坊。街宣の傍ら、青年支持者らがそろいのTシャツを着て、マニフェストを配布した。
比例代表北陸信越ブロックでの議席回復が目標。佐藤候補は参院議員や比例候補とともに政党カーで、県内全域を回って活動している。
◇
個人演説会場を回り、ガンバロー三唱をする馳候補=金沢市の堀川会館で
馳候補 出直し誓って懇願
「どうか金沢の代表として勝たせて。助けてください」。二十二日夜、金沢市堀川町の個人演説会で馳候補が懇願した。県市議ら地元ごとに毎夜続ける演説会。冒頭と最後に必ず頭を下げ、畳の部屋では土下座もする。
支持者にも危機感は広がっており、馳候補も「自民には反省すべき点がある」と出直しを宣言する。もちろん政策面での違いも強調し「民主の年金税方式では二十五年払い続け受給資格のある人も“二重払い”になる」と与党の優位性を説く。
陣営はネガティブキャンペーンを徹底する。演説会場では「民主党ここがおかしい」と記すパネル七、八枚を並べ「子ども手当は実は増税」などと説明。相手候補を「世襲の典型」とするパネルも掲げ、下沢佳充選対事務長は「(相手は)自分の言葉で政策を語れない」と違いを言う。
遊説はTシャツ、短パン姿の馳候補。選挙カーを降り、走りながら有権者と握手するなどフットワークの良さは変わらない。
4311
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:08:21
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009082402000185.html
激戦区ルポ<岐阜1区>
2009年8月24日
◆自民・野田さん、涙を抑え懇願
「駅前でことごとく無視された。自民を嫌い、民主に移る人の流れを痛い思いで受け止めました」
20日夜、岐阜市の公民館。岐阜1区(同市)の自民前職、野田聖子(48)は、危機感をあらわにした。
37歳で初入閣。「国務大臣」と書かれたポスターが目立つ。序盤戦、どの演説会もいすに座れないほどの人で埋まり、手応え十分にみえた。だが、電話作戦班が異変に気付いた。
支持者に混じる「今回は民主に…」の声。陣営幹部は本人に風向きの変化を自覚させようと、早朝のつじ立ちをセッティング。野田は通勤客に無視され、劣勢に気付いた。支援者も終盤用の「必勝」はちまきを締め、目の色を変え始めた。
前兆は解散後からあった。4年前の郵政選挙で“刺客”の佐藤ゆかり=東京5区へ転出=を応援した党員が、民主候補の後援会を結成。佐藤を支持した笠原多見子(44)は自民県議を辞め、民主の比例単独で立候補した。
自民市議は団結を繕うが、野田派と佐藤派に分裂したしこりと、立命館誘致問題で対立した経緯から、熱心さはばらばらだ。
頼りは熱心な野田ファン。元建設相の祖父の代から応援する主婦(65)は「初の女性首相になる人。絶対に落とせない」と語る。
23日朝、商店街で古くからの支援者の姿を見て感極まった野田は、ハンカチで涙を抑え、震える声で懇願した。「政権交代という言葉はまやかし。私の言葉を信じて」
◆民主・柴橋さん、若さ売りもの
商店や家から出てきた人が手を振る。「期待してるよ」「岐阜を変えて」。民主新人の柴橋正直(30)は自転車で駆け寄り握手した。
「前回は手を振り返してもらえなかった」。野田と佐藤のマドンナ対決に埋もれて惨敗した4年前と比べ、手応えに驚く。
銀行マンだった柴橋は小沢一郎代表代行の政治塾に入り、岐阜市へUターン。オレンジ色のポロシャツの背には「change」の文字と、ヒヨコの絵。若さが売りものだ。
小選挙区制になった1996年から自民が県内5区を独占する保守王国。だが、小泉改革で疲弊し、商店街はシャッターが目立つ。喫茶店を営む男性(60)は「『いっぺん変えてみやええ』という声が多い。だめだったら、戻せばいい」とショック療法にかける。
23日午後、柳ケ瀬商店街の広場で演説したが、聴衆は野田の半分ほど。それでも陣営幹部は「変化を望む声が幅広くあるようだ」と風を感じる。
日焼けした小沢チルドレンは、声を振り絞る。「今のままでいいのか、だめなのか。争点はたった一つだ」
◇
共産新人の鈴木正典(45)は、2大政党のはざまで「憲法9条改悪や消費税増税などに断固反対する」と党の独自色を訴える。
(文中敬称略)
4312
:
名無しさん
:2009/08/25(火) 23:09:54
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908250358.html
総選挙の投票終了時刻、繰り上げる投票所3割に2009年8月25日22時53分
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30日の総選挙の投票の終了時刻を、本来の午後8時よりも早める投票所が3割に及ぶことが、総務省の25日の発表でわかった。その理由について、自治体側は「期日前投票が浸透してきたことに加え、職員の超過勤務を減らせる」(岩手県大船渡市)などと説明するが、有権者の投票の機会を奪うとの指摘もある。
発表によると、早めるのは全国5万978カ所の投票所のうち1万5414カ所(30%)。24%だった05年の前回総選挙よりも広がっていた。投票開始を本来の午前7時より遅くする投票所も113カ所(0.2%)あった。
終了時刻を早める投票所の割合を都道府県別に見ると、高かったのは鹿児島(91%)、秋田(89%)、高知(88%)の順。50%を超える県は13で、05年の7からほぼ倍増した。
公職選挙法では、特別の事情があれば投票開始時刻を最大で2時間繰り上げ・繰り下げでき、終了時刻も最大で4時間繰り上げられる。
4313
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:10:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090824-OYT8T01063.htm
「奇策ない政策勝負」額賀候補 「地方の経験生かす」石津候補
衆院選2区ルポ
後半戦に入った衆院選。党員数全国2位の「自民党王国」が、民主党への追い風に揺らいでいる。強固な保守地盤と言われてきた2区、4区の選挙戦をルポする。
「奇策はない。まじめに政策を伝えるしかない」
21日夕、自民前議員の額賀福志郎(65)は神栖市内の街頭演説を終えて車に乗り込むと、すぐに黒色のカバンから資料を取り出した。市町村ごとの実情に合わせ作成した「額賀マニフェスト」に目を通し、有権者からの要望などをびっしりと書き込んだ手帳を広げ、わずかな時間も惜しみ、地域の実情の把握に努めた。
この日、読売新聞の世論調査で、8回の当選を重ねてきた額賀が、民主候補と横一線の情勢であることが明らかになっていた。
県議で選対本部長の西條昌良は「ここまで有権者の声に耳を傾け、まじめに仕事に取り組む政治家はいない」と評するが、財務相、党政調会長などを歴任し、中央政界で活躍してきた額賀には「地元に帰ってこない」との批判がつきまとう。
22日午前、鹿嶋市内で公明党の井手義弘県本部幹事長らと演説した際は「小選挙区は額賀へ、比例は公明党へ」と訴えた。公明党関係者は「ここまで単刀直入に『比例は公明』と言ったのは初めてでは」と驚く。
公示日以降、選挙区を留守にしたのは津島派の候補者の応援演説をした2日ほど。閣僚や党幹部として全国を飛び回る姿はなく、岡山からとんぼ返りした24日も地元回りに徹した。
「批判は期待の現れ。やっぱり額賀先生しかいない」と話す根強い支持者も多い。
◆
「大洋村長として地方の経験をした。皆さんの思いは誰よりも知っている」。真夏の日差しが照りつける中、24日午後、民主新人の石津政雄(62)は茨城町での街頭演説で党代表の鳩山由紀夫と選挙カーの上で並び、言葉に力を込めた。選挙戦が佳境に入ってからの鳩山来訪は石津への期待の現れにほかならない。
当初、党関係者からの期待は「比例で復活してくれれば」程度。しかし、選挙区内の民主党支持率が自民党と肩を並べつつあり、陣営は「小選挙区で勝つ」と目標を「上方修正」した。
3日前には、笠間市内のショッピングセンターで黄色いYシャツの袖をまくり上げ、1メートル61の小柄な体で駐車場内を駆け回り、有権者と握手を交わす姿が見られた。党の地盤が脆弱だったこの地域に事務所を開設した6月以来、選挙区北部の保守地盤切り崩しを図る。22、23日には南へとって返し、大票田の鹿嶋、神栖市で重点的に遊説を行った。同日選の知事選では橋本知事支持を打ち出し、したたかに保守票を狙う。
額賀支持からくら替えした市町議もいる。ある市議は「地域の生活はよくならず、もう限界だ。額賀さん以外を応援するのは勇気がいるが、地域が変わるには今回しかない」と話した。(敬称略、河西大智)
(2009年8月25日 読売新聞)
4314
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:12:30
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082501000927.html
麻生首相、激戦区てこ入れ 保守地盤切り込む鳩山氏
30日投開票の衆院選に向けて、各党党首は25日も全国遊説で舌戦を繰り広げた。麻生太郎首相(自民党総裁)は劣勢をはね返そうと、宮城、埼玉で激戦区を中心にてこ入れ。民主党の鳩山由紀夫代表は「保守王国」の群馬に乗り込み、自民党支持層の切り崩しに全力を挙げた。
首相は仙台市などでの街頭演説で、民主党について「政権交代の先にあるのが景気後退、混乱では話にならない。(民主党が第1会派となった)東京都議会は(都議選から)1カ月以上たってもまだ開かれない。これが混乱でなくて何なのか」と指摘した。
さらに、各種選挙情勢調査で民主党圧勝の可能性が伝えられていることを念頭に「政治はばくちじゃない。『ちょっと、やらせてみようか』というのとは違う。まったく、ことの優先順位が分かっていない人が多すぎる」と、いら立ちをあらわにする場面もあった。
鳩山氏は群馬県伊勢崎市などで、首相が若年層の結婚をめぐり「金がないのに結婚はしない方がいい」と発言したことに触れつつ「揚げ足を取るような選挙戦にはしたくない。この国をどちらが正しい方向に導けるかの政策論争をしたい」と強調。
2009/08/25 19:32 【共同通信】
4315
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:14:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009082502000093.html
<政権選択>参院の人気閣僚 自民応援依頼 舛添氏に殺到
2009年8月25日 紙面から
選挙戦終盤になっても、巻き返しの糸口がつかめない自民党。苦境ぶりは遊説日程にも表れてきた。わが身も危うい幹部らは、地元張り付きを余儀なくされ、動員力のある遊説の顔が枯渇。数少ない人気閣僚の舛添要一厚生労働相に応援依頼が殺到している。 (金杉貴雄)
「出陣式以来の人出だ」
二十四日午後、茨城県ひたちなか市の街頭遊説で、自民党陣営の関係者はホッとひと息ついていた。遊説カーには候補者と来県した舛添氏が並び、「自民党を立て直す」と声を張り上げ、駅ロータリーに詰めかけた聴衆の拍手を浴びていた。
舛添氏には延べ二百五十陣営から応援要請が殺到し、北海道から沖縄まで、これまで計八十カ所以上を駆け回っている。
これほど応援依頼が殺到するのは厳しい選挙情勢と無縁でない。党幹部や派閥領袖クラスが軒並み苦戦し、県外応援どころでなくなっているからだ。
細田博之幹事長でさえ、選挙期間中唯一の日曜となった二十三日から二十四日夕方にかけ島根県に戻り、地元行脚を重ねた。町村派会長の町村信孝前官房長官も選挙戦最終日まで、今のところ地元・北海道を離れる予定はない。
もともと発信力不足を指摘される党三役に代わり、選挙前に舛添氏を含む若手閣僚らが幹事長や政調会長の特別補佐に任命された。しかし、党本部が公表する幹部らの遊説日程では、結局、比較的地盤の安定した石原伸晃幹事長代理や石破茂農相のほかは、舛添氏や中曽根弘文外相といった参院議員の閣僚が目につく。
鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の「三枚看板」で全国を駆け回る民主党と比べると、役者不足は否めない。
民主党候補と接戦を演じる自民党のある陣営からは「舛添氏の応援をずっと党本部に依頼しているが、来てくれそうにない」と嘆きが漏れる。
4316
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:17:06
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090825/chb0908252258010-n1.htm
【09衆院選 激戦区情勢=千葉11区】森“自民離れ”引きとめに躍起
2009.8.25 22:55
「一般的に言われている“民主の風”と、実際に地元有権者とふれあって感じる反応には、ずいぶん温度差がある」。県内最多の7選を目指す自民・森は、衆院解散直後の心境をそう語った。過去4回の選挙で、次点候補に2〜3倍の票差をつける圧勝を続けてきた自信の表れか。3月の知事選で民主推薦候補を支援したことについても「批判はない」ときっぱり。
しかしその後、自民支持層だった農漁業関係者や業界団体の一部が、民主支持の動きを見せるなど、強固な地盤にも「自民離れ」の波紋が広がっている。
民主の猛追に対し、森は駅頭でのあいさつや地元の夏祭り、行事への積極的な参加といったアピール活動で、流れを引き戻そうと躍起だ。ただ、現役閣僚という多忙な身にある森は、公示後も他候補の応援などで24日から3日間は選挙区を留守に。その間を参院議員の椎名一保が“代打”で駆け回るなど、これまでにない苦戦を強いられている。
一方、牙城に挑む民主・金子は「農業、漁業団体から『現状を変えてくれ』という声がある。東京育ちの自民候補よりも、地元から出た自分の方が事情はわかっている」と、手応えを感じながら初の国政選挙に挑む。
駅立ちや遊説、ミニ集会を2年間続けてきた地道な活動の成果に加え、元自民で一宮町議を3期12年務めた経験は、自民支持層の取り崩しに大きな武器となった。「50を超える議員が応援してくれる」と金子。票田の山武地域への浸透を図り、接戦を制したい考えだ。
幸福・久我は選挙区内で党の政策を訴える。(敬称略)
■11区=茂原市、東金市、勝浦市、山武市、いすみ市、山武郡(旧光町区域以外)、長生郡、夷隅郡
4317
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:24:20
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090825/kng0908251619001-n1.htm
【衆院選・注目区を歩く】神奈川17区 揺れる「河野王国」 新人同士が激戦
2009.8.25 16:18
前衆院議長の河野洋平氏の引退で新人4人が争う激戦区となった17区。県内で最も広く、新人のみの戦いは大正5年以来89年ぶりとなる。民主党への追い風を受ける神山洋介氏を、河野氏から後継指名された自民党の牧島かれん氏が猛烈に追い上げるデッドヒートに、無所属の井上義行氏も絡み、河野氏が築き上げてきた「保守王国」が揺れている。
11日午後、神山氏は、炎天下でイメージカラーの青いのぼりを立てた自転車にまたがり、地元のスーパーなど各所を回った。「10年、20年先に『あの夏が転機だった』と言ってもらえるように」。政権交代を前面に押し出して訴えた。
この日はJR鴨宮駅を出て商店街や交通量の多い道路沿いを走った。鴨宮駅に戻るとすぐに次の秦野地域へ。広大な選挙区だけに、人通りの多い地域を選んで効率的に回る。「知名度も上がり、後援会の人数も大幅に増えた」(神山氏)と手応えも十分だ。
2年前に立候補を表明し、河野氏の影響力の強いこの選挙区で地道に活動してきた神山氏。以前は民主党のポスターというだけで張り出しを拒否されたこともあったが、ここにきて「張れる場所が増えた」(関係者)といい、地道な活動が実を結んできている。これまで民主票を着実に固め、保守層にも食い込む。また辻立ちなども積極的にこなして無党派層の支持も拡大している。
それでも陣営は「河野さんの地盤は強い」と牧島氏を警戒。自民党系の反河野票が井上氏に流れる可能性もあり、油断はできない。
◇
「17区の土となります」
昨年10月1日、牧島氏は横須賀市内のホテルで、県議で父の功氏の支援者を前にこう宣言した。横須賀は11区で、功氏は「(17区は地元ではなく)かれんは孤独。声をかけ励ましてほしい」と呼びかけた。牧島氏は「河野先生が築いてきた基盤を崩すわけにはいかない」と誓った。
牧島氏は女性の感性、こまやかさをアピールする戦略だ。公示前の11日には、JR小田原駅で「女性議員の数が少なすぎる。国政には男女両方の感性が必要」と声を張り上げた。
そろいのピンクのTシャツを着た「チームかれん」のメンバーがビラを配る。いずれも同年代の女性。受け取る通行人にも女性が目立ち、年配の女性に「実物の方が若いじゃない」と言われるほど好感度を上げているようだ。
「サロン」を意識した事務所にはベビーベッドも置かれ、子供連れの主婦もよく訪れる。牧島氏は「人々の声を聞くことで、意味のある政策をつくることができる」と意気込む。24日には河野氏も駆けつけ、「自民党にとって、重要な人物だ」とエールを送った。
◇
井上氏は12日、JR下曽我駅から約4時間半にわたり、小田原市内の住宅街を歩いて回った。たたき上げで安倍晋三元首相の首席秘書官まで務めた経歴を強調し、「おぼっちゃま、お嬢さまの政治ではだめ」と声をからして訴える。
徒歩での活動に力を入れる井上氏。「草の根で歩かないと人に伝わらない」と話し、1日の歩数は8万を超えることも。立候補を決めた2月から靴を5足も新調した。
「候補者の中では一番歩いていると思う。他の候補は(知名度もあり)、私以上に歩く必要はないのかもしれないが」と井上氏。神山、牧島両氏との差別化を図って地道に訴えて回り、自民支持層、無党派層の支持拡大をねらう。
幸福実現党の中野淳子氏はスーパーなどを重点的に回り、「消費税ゼロの中野淳子」のキャッチフレーズを訴えている。
4318
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:25:12
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=174031
支持固めに全力、いよいよ後半 和歌山3区
政権交代を争点にした総選挙は後半に入った。和歌山3区の立候補者の選挙活動も日増しに熱を帯びている。最後の主戦場は大票田の田辺西牟婁地方。各候補とも支持固めと無党派層の掘り起こしに全力を挙げている。
党の著名議員が応援
玉置候補
民主新顔の玉置公良候補(54)は公示後、有田地方からスタートし、24日までに3区全域の主な場所を巡った。昼間は市街地では自転車、山間部では街宣車で回り、人通りの多い場所では街頭演説を続ける。夜は個人演説会を開いている。民主党の選挙重点区の一つだけに、鳩山由紀夫代表や赤松広隆・選挙対策委員長ら著名議員が応援に駆け付けている。26日に白浜町栄の農業研修会館で開く個人演説会には、馬淵澄夫衆院議員が加わる。
県内の労働組合でつくる連合和歌山や郵政関係の団体などが運動を支える。活発に動くのは青年部や女性部のほか、公務員や会社のOBによる部隊。有志らによる「勝手連」も加わり、草の根運動を続けている。「一票一票を積み上げていくしかない」と陣営幹部は話す。
今後の活動は、大票田の田辺市のほか、前職の地盤の日高や有田地方に力を入れる。28日には支持者や運動員と一緒に自転車に乗り田辺市街地で支持を訴える。
首長らバックアップ
二階候補
自民前職の二階俊博候補(70)は公示後、愛知県や福島県などに選挙応援に駆け付けたものの、大半は田辺西牟婁を中心に地元に張り付き、街頭演説や個人演説会に力を入れている。
4年前の衆院選では党総務局長として党本部の選挙を指揮し、公示後も地元に足を運ぶ回数は限られた。今回は自民党への逆風が強く、様相は違う。二階候補は支持者を前に「20分でも応援に来てと言われるが、行くと半日かかる。後援会から地元から離れないでと言われる」と語った。
後援会はこれまでにない強固な布陣で臨んでいる。今回初めて3区内のすべての市町村に選対本部を設けて選挙戦を展開。3区内の自民党県議、首長らが、選対本部長を務め、支持を訴えている。23日の個人演説会では、小出隆道上富田町長が「小選挙区は二階さんに、西博義候補のために比例区は公明党に」と支持を求めた。
26日夜に田辺市内のホテルで開く決起集会には、仁坂吉伸知事も応援に駆け付ける。
3区ではこのほか、幸福実現新顔の湊侑子候補(26)が出馬している。
【支持者に政策を訴える3区の候補者(和歌山県田辺市内で)】
(2009年08月25日更新)
4319
:
千葉9区
:2009/08/25(火) 23:29:31
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8223
衆院選福井1区終盤情勢を追う 無党派票の行方カギ
(8月25日午前8時15分)
自民前職の稲田朋美候補と民主前職の笹木竜三候補ががっぷり四つに組む福井1区。両陣営は接戦から一歩抜け出そうと、相手が強みとする基盤にも積極的に食い込みを図り、激しい票の奪い合いを繰り広げる。共産新人の金元幸枝候補は浸透を急ぐ。
稲田陣営は、県農政連や経済界など自民の分厚い支持団体をバックに、基礎票固めに必死だ。地域にくまなく根を張る県議や市町の議員も企業訪問やローラー作戦を展開し、票の上積みを進めている。
自民に対する逆風が依然として強い厳しい選挙戦に、陣営の緊迫感は増している。「候補者の古里福井への熱い思い、政策を愚直に訴えれば有権者の心にきっと届く」と前田康博選対本部長。公示後、応援の大物政治家は安倍晋三元首相だけにとどめ、夜の個人演説会も1日1、2会場に絞り込むことで、有権者との触れ合い、対話を最優先にしてきた。
「ライバル候補の背中に手が届くところまできた。もう一踏ん張り」として、終盤戦も一票ずつの積み重ねに力を注ぐ。28日の総決起大会には麻生太郎首相が訪れ、一気にスパートする構えだ。
対する笹木候補。ここ数日は必ず「全国的に政権交代は間違いない。福井だけ取り残されていいのか。猛烈に競っていて、また離されそうになっている」などと危機感をあおり、引き締めを図っている。
公示前の岡田克也幹事長に続き、22日に菅直人代表代行、23日には直嶋正行政調会長と党幹部が次々来県した。「絶対大丈夫な所と駄目な所には行かない」と岡田氏が言うように、勝ち抜きたい激戦区と党側も位置付け、てこ入れをする。
笹木候補は農業者への戸別所得補償制度など政策を軸に訴え、重点地域とした福井市内の農村部や永平寺町を中心に街宣活動や演説会を重ねてきた。菅氏を招いた永平寺町での演説会には400人以上が集まり、保守層の切り崩しに一定の手応えをつかんだ。
金元候補は、政権選択の構図で埋没感が否めない。比例候補として2、3区内での活動に時間を割いたこともあり、1区の共産支持層を固め切れていない。「自公政権退場の流れは増しているが、有権者の目が民主にしか向いていない」(陣営幹部)と厳しい戦いを強いられている。
終盤戦は福井市に腰を据え、連日20カ所近くの街頭演説と個人演説会を通し、「建設的野党」の役割を丁寧に説明。他党との違いを鮮明にし、基礎票固めと浮動票の取り込みを狙う。
基礎票を固めつつある中、稲田、笹木両陣営が気をもむのは、3割近い無党派層の票の行方だ。
「4年前の前回、事実上三つどもえの戦いだったとはいえ、あれだけの追い風が吹いても大票田・福井市の得票数は笹木氏の方が上だった」と稲田陣営幹部。連日、夕方にはJR福井駅東口近くで街頭演説を繰り広げ、勤め帰りや買い物などで行き来する人たちにアピール。無党派層の取り込みを狙う。
一方、笹木陣営幹部は「前回、松宮勲氏に入った票の多くは自民票として稲田氏に流れる。それを上回る浮動票を取り込めるかが勝敗の鍵だ」とみる。後部が総ガラス張りの目立つ選挙カーで税金の使途の透明化を訴えたり、交通量の多い交差点や人出の多い量販店前に陣取って演説したりと、有権者に印象づける作戦も織り交ぜている。
× × ×
激しい舌戦を繰り広げてきた衆院選は、30日の投開票まであと5日に迫った。本県3小選挙区の終盤情勢を追った。
4320
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 07:40:51
>>4297
反民主ビラをまいている人たちのサイト。
ttp://chirashihokanko.web.fc2.com/top.htm
ttp://www28.atwiki.jp/postingmaturi/pages/1.html
(注)上記サイトのリンク集には反民主でなく、
真面目に危険な法案に反対する活動を行っているところも含まれています。
4321
:
とはずがたり
:2009/08/26(水) 08:05:53
「奇策ない政策勝負」額賀候補 「地方の経験生かす」石津候補
衆院選2区ルポ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090824-OYT8T01063.htm
後半戦に入った衆院選。党員数全国2位の「自民党王国」が、民主党への追い風に揺らいでいる。強固な保守地盤と言われてきた2区、4区の選挙戦をルポする。
「奇策はない。まじめに政策を伝えるしかない」
21日夕、自民前議員の額賀福志郎(65)は神栖市内の街頭演説を終えて車に乗り込むと、すぐに黒色のカバンから資料を取り出した。市町村ごとの実情に合わせ作成した「額賀マニフェスト」に目を通し、有権者からの要望などをびっしりと書き込んだ手帳を広げ、わずかな時間も惜しみ、地域の実情の把握に努めた。
この日、読売新聞の世論調査で、8回の当選を重ねてきた額賀が、民主候補と横一線の情勢であることが明らかになっていた。
県議で選対本部長の西條昌良は「ここまで有権者の声に耳を傾け、まじめに仕事に取り組む政治家はいない」と評するが、財務相、党政調会長などを歴任し、中央政界で活躍してきた額賀には「地元に帰ってこない」との批判がつきまとう。
22日午前、鹿嶋市内で公明党の井手義弘県本部幹事長らと演説した際は「小選挙区は額賀へ、比例は公明党へ」と訴えた。公明党関係者は「ここまで単刀直入に『比例は公明』と言ったのは初めてでは」と驚く。
公示日以降、選挙区を留守にしたのは津島派の候補者の応援演説をした2日ほど。閣僚や党幹部として全国を飛び回る姿はなく、岡山からとんぼ返りした24日も地元回りに徹した。
「批判は期待の現れ。やっぱり額賀先生しかいない」と話す根強い支持者も多い。
◆
「大洋村長として地方の経験をした。皆さんの思いは誰よりも知っている」。真夏の日差しが照りつける中、24日午後、民主新人の石津政雄(62)は茨城町での街頭演説で党代表の鳩山由紀夫と選挙カーの上で並び、言葉に力を込めた。選挙戦が佳境に入ってからの鳩山来訪は石津への期待の現れにほかならない。
当初、党関係者からの期待は「比例で復活してくれれば」程度。しかし、選挙区内の民主党支持率が自民党と肩を並べつつあり、陣営は「小選挙区で勝つ」と目標を「上方修正」した。
3日前には、笠間市内のショッピングセンターで黄色いYシャツの袖をまくり上げ、1メートル61の小柄な体で駐車場内を駆け回り、有権者と握手を交わす姿が見られた。党の地盤が脆弱だったこの地域に事務所を開設した6月以来、選挙区北部の保守地盤切り崩しを図る。22、23日には南へとって返し、大票田の鹿嶋、神栖市で重点的に遊説を行った。同日選の知事選では橋本知事支持を打ち出し、したたかに保守票を狙う。
額賀支持からくら替えした市町議もいる。ある市議は「地域の生活はよくならず、もう限界だ。額賀さん以外を応援するのは勇気がいるが、地域が変わるには今回しかない」と話した。(敬称略、河西大智)
(2009年8月25日 読売新聞)
4322
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 09:13:44
器材不足。
今までの選挙に比べてビラ等の受け取り率が高い。
残り僅かなので大事に使っている。
終盤に来て配付物が減少してしまうと、
民主は楽勝気分で活動が鈍くなっているとも取られかねない。
証紙ビラは枚数限定なので仕方ないとしても、
使い方の自由度の高いプレス民主号外が
僅かな数しか各総支部に送られなかったのは理解不能。
民主党本部は現場の末端の苦労を理解していない。
最後の追い込みで無党派層に呼び掛けられる貴重な器材であるのに。
ちなみに私の市に割り当てられたプレス民主号外は僅か200部です。
4323
:
とはずがたり
:2009/08/26(水) 09:22:55
>>4322
おお,現場でご苦労様であります。
プレス民主は配れるのならもっと沢山用意すべきですよね。。
4324
:
4322
:2009/08/26(水) 11:24:54
地元総支部から電話があり、プレス民主を増刷との事。
終盤追い込み用の器材確保が出来ました。
私のような声が全国から民主党本部に届いているようです。
4325
:
とは
:2009/08/26(水) 15:21:22
4時から生駒に一太と細田が来るらしい。
自民党の重点区やねぇ。
40分も待つのだりぃなぁ。
4326
:
とは
:2009/08/26(水) 16:15:00
一太は6時ころらしい。
細田も遅れてるのか?パチンコで千円使って時間潰したのに。
選対本部長は県議の新谷(?)。聴衆は2、300人位か。拍手もパラパラとそこそこ。脇のヨボヨボのお婆さんも必死の拍手。
まず高市の演説。結構小柄だね。公明への感謝もさらりと触れる。中身あんまない。だらだらした感じ。笑顔きしょい。
博多土産の明太子気になるし、細田待たずに帰るかねぇ。
4327
:
とは
:2009/08/26(水) 16:28:58
細田演説開始。政権交代は景気後退と主張。次に民主の政策批判。
もうバス乗って帰る。バス停には迷惑な駐車車両。和泉ナンバー。どこの支持者やねん。自民党か?公明党か?
助手席にいた奥さんが怒られて旦那呼んでくる。カメラぶら下げとる。カメラマンの様だ。
4328
:
とは
:2009/08/26(水) 16:35:28
>>4324
おお、良かったです。民主の金庫が空っぽで前線への兵站が機能してないのかと心配になりましたが党広報誌刷って配る位は直ぐに対応出来た様でなにより。。
4329
:
とはずがたり
:2009/08/26(水) 18:05:23
遠くから一太の声っぽいのが聞こえてくるわ,,うざ。何云ってるか解らないけど。
4330
:
けん
:2009/08/26(水) 18:17:59
>>4329
奈良2区って高市が有利なんですか?
生駒市って大阪のベットタウンのイメージあるから今回は滝が有利とみているんですが、高市が逃げ切る雰囲気なんですか?
4331
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 18:37:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090826t41019.htm
秋田2区 「再チャレンジ」燃える夏 落選経験者4人
30日投開票の衆院選で、東北の25選挙区のうち唯一、前議員が出馬せず元議員と新人の争いとなっている秋田2区。5人の候補中、幸福実現党新人を除く4候補が、過去に選挙で敗れた経験があり、“再チャレンジ”の夏に挑んでいる。
「秋田を元気にしたいという思いは、知事選の時と変わらない。秋田を変えるために立候補した」。公示日(18日)の直前に出馬を表明した無所属新人の川口博氏は連日の演説で、出馬の真意を説明することを忘れない。
川口氏は小坂町長を辞して挑んだ4月の知事選で落選したものの、2区の得票では当選した佐竹敬久氏に大差をつけた。国政転身への批判をかわす狙いもあるようだ。
みんなの党新人の佐々木重人氏は2003年、05年の衆院選秋田2区で、民主党候補として戦い落選している。3度目の挑戦となる今回、「わたしは(初出馬した)6年前からずっとぶれずにやってきた。党がぶれてもわたしはぶれない」と訴え、くら替えなどで当選を目指す他候補を真っ向から批判する。
自民党新人の金田勝年氏は、3期目を目指した07年の参院選(秋田選挙区)に敗れ、引退した元農相野呂田芳成前衆院議員から後継指名を受け、衆院での国政復帰を目指す。「この2年間、皆さまの支えを受けながらこの秋田2区をくまなく何度も歩いた。わたし自身を改革することができた」などと話し、地元意識に強く訴える。
03年衆院選の比例東北で当選したものの、05年は落選した社民党元議員の山本喜代宏氏。復活を期して、「今こそ国民の手に政治を取り戻さなくてはいけない」と、訴えに力を込める。
さまざまな事情や経歴を背に、秋田2区に集結した各候補たち。選挙区内の有権者は、「志ある行動」と好意的にとらえる向きがある一方で、「人材不足の裏返しでは」との声も漏れる。
政権交代が現実味を帯びる中で、各候補は、自身の信念を一人でも多くの有権者に分かってもらおうと、終盤に入った選挙区内を駆け回っている。
◇小選挙区立候補者
【秋田2区】
川口 博62 前小坂町長 無新
藤原 純一58 幸福実現党員 諸新
佐々木重人39☆会社役員 み新
金田 勝年59☆元外務副大臣 自新
山本喜代宏53☆農業 社元(1)
[注]☆は比例代表との重複立候補者
4332
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 18:53:12
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090826ddlk08010149000c.html
茨城の岐路:’09夏決戦 衆院選2区 自民支持層奪い合い、都市決戦 /茨城
30日投開票の衆院選は、無風区とみられていた2区が激戦区と化している。閣僚や自民党要職を歴任してきた額賀氏に対し、かつて保守系首長だった石津氏が旧知の市議らと連携し、自民支持層を奪い合う構図だ。両陣営とも無党派の多い都市部を重点に、遊説に力を入れ始めた。【岩本直紀】(届け出順)
◇他県での応援控え地元に密着−−額賀福志郎氏
額賀氏は25日午後4時半、鹿嶋市宮中の大型ショッピングセンター駐車場で行われた集会で、聴衆約500人(陣営発表)を前に「(93年の細川政権発足後の)失われた10年を繰り返してはならない。政治の安定なくして経済の安定はあり得ない」と訴えた。陣営は終盤に入って無党派層への支持拡大を目指し、鹿嶋、神栖の都市部の遊説に重点を置く。
「驚いたよ。民主の風で本当にひっくり返されるのか」。新聞各紙の世論調査で予想以上の接戦と報じられた先週末ごろから、選挙事務所には地元県議や元首長らが危機感を募らせ、実情を確かめようと事務所に集まるようになった。
前回05年の衆院選の選挙期間中、地元入りしたのは2日だけ。党の要職や閣僚を歴任した額賀氏は、自身の選挙区を秘書や選対本部に任せ、他候補応援で全国を駆け回った。しかし今回は、他県への応援は2日に抑え、地元に密着。家族も協力し、支持者へのあいさつ回りに奔走する。
津島派の選対本部長として応援演説をする立場の額賀氏は、人気閣僚を呼ぶ集会の予定もない。「本人が大物政治家だからというわけではないが、人集めはしない」(陣営)と、ローラー作戦で地道に票掘り起こしを図る。
◇「くら替え」市議ら古巣を攻略−−石津政雄氏
「官僚政治を終わりにしよう。私は生活に苦しむ皆さんの声を代弁します」
石津氏は25日午前11時、小美玉市羽取駅近くのスーパー駐車場で開かれた街頭演説で、応援に駆け付けた民主党茨城県連代表代行の郡司彰参院議員とともに選挙カーに乗り、生活者の視点を力説した。世論調査では、伝統的に民主基盤の弱かった農村部でも額賀氏と競り合い、切り崩しを図っている。
24日には鳩山由紀夫代表も参加し1000人規模(陣営発表)の集会も開催。追い風で勢いづくが、陣営は上滑りにならないよう引き締めに懸命だ。
同日夕、神栖市内のホテルで開かれた鹿行地協主催の総決起集会で石津氏は「相手は大物代議士。空中戦で戦える生やさしい選挙ではない。私は今、地上戦の先頭で戦っている」とムード先行にならぬよう呼びかけた。
選対本部では自民から民主にくら替えした鹿嶋市議らが中核を担い、選挙事務所は自民党の市議や地区支部長が公然と出入りする。ある地区支部長は「今の自民党ではだめだ。政権交代で出直してもらわなければ」と現状を憂える。「前回までは自民を応援してきたが、今回は民主」。選挙はがきを書きながら元行方市議が言った。
==============
◇2区の立候補者◇
(かっこ数字は当選回数)
額賀福志郎 65 [元]財務相(8)自前=[公]
石津政雄 62 [元]大洋村長 民新=[国]
中村幸樹 45 幸福県副代表 諸新
4333
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 18:54:00
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090826ddlk10010200000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 「与党劣勢・民主優勢」の中、4区は? /群馬
◇三宅氏、福田氏が激戦
衆院選の公示から1週間。候補者らの舌戦はますます熱を帯びてきた。報道各社の情勢分析が「与党劣勢・民主優勢」を伝えるなか、群馬4区では、民主の小沢一郎代表代行が擁立を主導した新人、三宅雪子氏(44)と、前首相で自民前職の福田康夫氏(73)が激しく競い合う。候補者の動きを追った。【増田勝彦、杉山順平】
◇三宅氏「背中見える」
三宅氏は25日朝から、高崎市あら町の街頭に立った。自ら選んだイメージカラーのライトブルーのシャツ姿で、道行く有権者にあいさつ。知名度不足を補おうと、早朝の街頭活動は、出馬表明した7月下旬以来、日課となっている。
25日午後は、来県した鳩山由紀夫代表や県連代表代行の中島政希氏らと高崎駅西口で街頭演説。集まった支持者らに「マラソンに例えれば、今(相手の)背中が見え、追いつこうとしている」と手応えを語った。鳩山代表も、ライバルの福田氏を「人間的にもすてきな方、立派な方だ」と持ち上げたうえで「みなさんに選んでいただくのはこれからの日本のこと。そのことに関しては三宅さんの方が魅力的だと思いませんか」とアピールした。
候補者選定を巡り、中島氏ら保守系と労組系の対立が心配されたが「互いにそれぞれの持ち場で活動する」(陣営幹部)と休戦状態。労組関係者は同日、角田義一元参院副議長や輿石東代表代行を招き、高崎市内の群馬音楽センターで「総決起集会」を開き、三宅氏支持を確認した。
24日には三宅氏擁立を主導した小沢代表代行が選挙事務所を訪れ、てこ入れするなど、党を挙げての戦いを繰り広げている。
◇福田氏、自らどぶ板
福田氏は前回まで貴代子夫人と、秘書で長男の達夫氏が選挙活動の中心を担っていたが、今回は、自民への逆風に危機感を募らせ、自ら積極的に選挙区内を回る。
25日も、午前8時から選挙カーの助手席に乗り込んで住宅街の細い道まで回り、手を振る人を見つけると自らマイクをにぎり「どうもありがとう。福田です、よろしくお願いします」と頭を下げた。
昼前には高崎市の中心市街地2カ所で街頭演説。「私はまだやりたいことがある。健康で、安心できる国づくりをしていかないといけない。皆さんと力を合わせてこの町を良くし、日本を良くするために一緒に頑張りましょう」などと語った。午後は支持を表明する企業などを回った。
24日夜には高崎市内で親交のあるデザイナー、山本寛斎氏の講演会が開かれ、山本氏は集まった支持者を前に「福田さんは日本に二人といない情熱と才能の持ち主。希有な才能と情熱のある政治家が、ここ高崎にいる。それを忘れないで」と素晴らしさを強調した。
会の最後に姿を見せた福田氏は「何もかもひっくり返して、あとは知らぬというのは、無責任という。それは、私たちはやりたくない」などと自民党への支持を訴えた。
幸福実現党の森田貴行氏(38)は25日、城山県営住宅、群馬の森などで街頭演説し、終日選挙カーで選挙区内を回り、支持を訴えた。
==============
◆立候補者(敬称略、届け出順)
◇4区=高崎(旧群馬町など除く)、藤岡市、多野郡
三宅雪子 44 [元]テレビ記者 民新=[国]
福田康夫 73 [元]首相 (6)自前=[公]
森田貴行 38 幸福県副代表 諸新
4334
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 19:00:04
http://www.tokachi.co.jp/news/200908/20090826-0002548.php
石川氏優位保つ 11区終盤情勢調査
2009年08月26日 14時00分
中川氏組織力で追い上げ
衆院選(30日投開票)で、十勝毎日新聞社は20?23の4日間、世論調査を実施、担当記者の情報を総合して道11選挙区(十勝)の公示後の情勢を探った。政権交代を訴える石川知裕氏(36)=民主前、国民新推薦=が幅広い年代・職業層で支持を集め優位を保ち、中川昭一氏(56)=自民前、公明推薦=が組織をフル回転させて追い上げている。渡辺紫氏(60)=共産新=は自民・民主の攻防が注目される中、伸び悩んでいる。9割以上が「投票に絶対行く」としている半面、3割が態度を決めておらず最終盤に向けて流動的要素となっている。
中川昭一氏
石川知裕氏
渡辺紫氏
渡辺氏伸び悩む 3割は未定
石川氏は民主支持層、新党大地支持層の8割強、社民支持層の5割を固め、保守層と共産支持層の一部にも食い込む。民主への追い風もあり、全年代と農業者以外の全職域で他候補をリード。特に30?50代、会社員、公務員で強く、高齢者層の支持も厚い。
選挙協力を結ぶ新党大地と連携し町村部の支持固めを先行、公示後は遊説日程などの大半を大票田の帯広と近隣3町に充てている。ただ追い風を受けて楽観ムードも漂いがちで、陣営では上滑りを警戒している。
中川氏は自民支持層の7割強を固め、公明支持層の約6割を引き付ける。20代、60代以上の支持が比較的厚い。日米FTA(自由貿易協定)問題で民主の農業政策を批判、農業者の支持は他候補を上回る。商工業者、主婦層でも支持を伸ばしている。
半面、自民への逆風や2月に演じた失態会見の影響を強く受け、従来の支持層をまとめ切れていない。農業団体の支持を背景に組織力を総動員、自民党の有力国会議員も続々と投入し、懸命に追っている。
渡辺氏は共産支持層の5割強しか固めておらず、現政権への批判票は石川氏に流れている。商工業者、会社員、公務員、年代では20、30代が中心。消費税増税反対など独自政策を掲げるが、前回衆院選(2005年9月)で共産候補が獲得した票の上積みは微妙になっている。
「投票に絶対行く」と答えた人は92.2%、「たぶん行く」は5.7%で、関心の高さが目立つ。一方、3割近くに上る無党派層のうち7割はいまだ態度未定。石川、中川両前職とも同層の取り込みは進んでおらず、不確定要素となっている。
(衆院選取材班)
比例も民主リード
自民続き、大地3番手
衆院選比例代表道ブロックの十勝管内の情勢は、民主が約25%の支持を集め、自民が約17%で続いている。新党大地は前回衆院選(2005年)並みの約10%、民主との選挙協力を背景に3番手につけている。3割は態度未定。
公明(約3%)、共産(同)も前回と同程度。社民(約1%)は前回よりやや減らした。民主はトップだが公示前より微減傾向。選挙協力を結ぶ大地に一定程度の支持が流れているとみられる。
政党支持率は自民22.0%、民主32.8%、共産3.0%、公明1.7%、大地1.1%、社民0.4%となっている。
(衆院選取材班)
4335
:
とはずがたり
:2009/08/26(水) 19:02:40
嫁に拠ると一太と高市は近所のスーパーの前で演説してたそうな。声が聞こえてくる訳だ。。
昼寝せずに見に行けば良かった。
因みに高市は生駒市民をアピールしてたみたいです。
聴衆は30〜50人程だそうな。
>>4330
接戦みたいですねぇ。。大接戦だと桝添とかでしょうが,塩爺・細田・一太なら接戦
自民なんかと云う人は一杯いるとは思うんですけど滝が高齢で元自民で新党日本とか這入ってふらふらしてやあねぇって思う人も一定数居るのかも知れません。
4336
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 19:05:57
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908260028.html
なぜ、地殻変動は起きたのか―総選挙、編集委員対談2009年8月26日11時41分
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応援演説をする麻生首相=25日午後、仙台市青葉区、戸村登撮影
熱弁をふるう民主党の鳩山代表=25日午後、東京都北区、細川卓撮影
政権交代の是非を問う衆院選は「民主党圧勝」が現実味を帯びてきた。なぜ、地殻変動が起きたのか。選挙後はどうなるのか。政治担当編集委員の早野透、星浩、坪井ゆづるが話し合った。
■揺り戻しない 圧勝報道
早野 選挙になってないんだ。公示日の第一声で民主党の鳩山代表は「歴史を塗り替える」と言ったのに、麻生首相は「おわび」から始めた。「おわび」から入ったんじゃ、選挙にならないんだよ。
星 「民主圧勝」報道への揺り戻しがあるかどうか。これは、ほぼないと見る。判官びいきは負けている側に何か理があって、かわいそうだから起きる。いまの自民党には考えにくい。自民党には「政権にいるから応援する人」と「政治家個人のファン」の2種類ある。前者は情勢が悪くなって一気に逃げている。
早野 この期に及んでも、自民党は地元利益を言っている。麻生氏のチラシに「筑豊インター来年度完成」なんて書いてあるんだ。
坪井 あとは民主党批判ばかり。森元首相もチラシに、小沢チルドレンを「非正規社員や労働組合の事務員、キャバクラ嬢に至るまで、あまりにも国政をまかすには如何(いかが)かと思われる」なんて書いた。これでは支持基盤は固められても、無党派層は呼び込めないだろう。相手の民主党の33歳の女性候補から「森さんが初当選したのは32歳でした」と言い返されてもいた。ただ、現場では本当に民主党が300議席も取れるのかという声がまだまだ多い。
星 それは、いまだに頭の中が2、3割の得票で当選できた中選挙区制なんだよ。1票でも多い方が勝つ小選挙区制は、票差のわりに議席数が大きく変動する。
早野 風というより地殻変動が起きてるんだな。そういえば、小泉元首相が「有権者はもう自民党に飽きちゃったんだ」と言ってたな。安倍、福田、麻生政権への批判だけでなく、長い間の鬱積(うっせき)が噴き出しているんでしょうな。
坪井 2代続いた政権ぶん投げが致命的でしょう。
早野 なのに麻生氏が「責任力」なんて言う。あれは裏目だ。あんな無責任に投げ出した自民党に責任なんて、誰も言われたくないもの。
星 首相が「安心実現」と言わなければならないほど、安心じゃない国に、誰がしたのか。そこを有権者は見抜いている。それと大きいのは、「地方の反乱」が今も続いていることだ。小泉構造改革で広がった地域格差に対応できない自民党への不信は深い。
坪井 自民党が橋下大阪府知事や東国原宮崎県知事らにすりよったのも自民没落を象徴した。橋下氏が知事会の要求をのませた上で「守らなかったら、ウソつき政党よばわりし続ける」と言ったのも、かつてない光景だった。
■投票で晴らす欲求不満
【マニフェスト】
星 都内の民主党の選挙事務所では、会社員が上司に言われてマニフェストを取りに来ていた。「政権が代わったら、自分たちの仕事にどんな影響が出るかを検討するためだ」と言って持ち帰ったよ。
早野 今回は、テレビも各党の政策比較をしていた。
坪井 しかし、マニフェストの中身はひどい。自民も民主も「ばらまきリスト」だ。これで有権者が喜ぶと思っているなら、あまりに有権者をバカにしている。
星 でも、いまは財源論を問題にするよりも、自民党への怒りの方が強い。財源論に入る前に勝負をつける小沢戦略が奏功している。
早野 首相は「8月は日本を考える月に」なんて言ったけれど、マニフェストを比較する前に、自民党はアウトを宣告されているんだな。
坪井 だけど、こんな形で片方を圧勝させる有権者というのは、ただ留飲を下げたいだけに見える。投票が圧倒的なフラストレーションの表現手段になっていないか。
星 そうそう。4年前の刺客と同じように、今回も有権者は残酷だ。自民党の偉い人が苦しんだり泣いたりするのが見たいんだ。
早野 ただ、民主党の子ども手当のような直接給付か、自民党の間接支援方式かの違いはマニフェストで鮮明でしょう。各省の補助金を関係団体を通して渡す途中にムダがあった。それを排除する民主党に、有権者は「そうだ」と思っている。
坪井 霞が関の信頼が失われたことが背景にある。
星 年金問題が大きいね。
早野 それに天下りだな。
4337
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 19:06:20
>>4336
【各党の事情】
星 公明党は小選挙区の8人が軒並み苦戦だ。頼りの自民票が来ない。自民支持層が自民離れをしている現状では、公明党は厳しい。
早野 7月の東京都議選では維持した公明党の完勝神話がついに崩れるのか。公明党は自民党に深入りしすぎたねえ。逆も、しかり。自民党の「比例は公明に」も自民の比例区復活を減らすから、自分で自分の首を絞めている。
坪井 共産党が小選挙区での候補者を半減させたことが今回の選挙を大きく変えた。
星 効果が大きいのは、北海道5区の町村元官房長官、福島2区の根本匠氏、島根2区の竹下亘氏らだ。それぞれ1万から2万の共産票が勝敗を左右しかねない。
早野 共産党は候補者削減を政治的に使えなかったのかね。民主党との政策協定は無理でも、「憲法問題は慎重にする」と言わせるとか。ただの自主投票じゃなあ。
星 今回は共産党がアメリカ大統領の名前を最も多く連呼している。こんなの初めての選挙ですね。
早野 鳩山氏も非核三原則やインド洋の自衛艦派遣問題は、オバマ頼みのところがある。「信頼関係を築く」とか言って、自民や社民からの批判をかわしている。
坪井 オバマ大統領は「チェンジ」のシンボルだから、選挙で好んで使われる。
早野 共産党は「確かな野党」から「建設的野党」になる。これは政権の外での是々非々なんですよ。社民党は政権内での是々非々になる。
星 国民新党は郵政見直しの一点を訴える。「逆小泉」だね。民主党が大勝すると、社民や国民新党は割を食う。
■連立協議 政策違う3党
【選挙後はどうなる】
星 小沢氏や鳩山氏は、この衆院選を来年の参院選とパッケージで考えている。参院選で勝たないと安定政権はできないからだ。参院の自民党幹部は今回、最低でも180議席は取りたいと言う。それ以下だと、次の参院選に建設や農業などの役所と業界代表が自民党から立候補してくれないからだ。業界代表は、いわば自民党の背骨みたいなもの。その背骨をへし折っちゃうのが、小沢氏の戦略だ。
早野 そうなると、政官業癒着の与党・自民党がなくなっちゃうんだな。新しい自民党には、どういう基軸があるのだろう。
星 谷垣禎一元財務相が言っている「絆(きずな)」とかコミュニティーとか。田舎の名士はもともと、お上の世話になってない。自立心がある。弱者救済型の民主党とは違うんだという考え方だろうか。竹中平蔵氏的ではない保守の再構築ができるかどうか。
早野 そういう次の自民党のリーダーは誰がなるの。
星 今回の小選挙区で勝つのが条件。麻生執行部でない加藤紘一氏や谷垣氏とか、若手の石原伸晃氏、人気の舛添要一氏らの名前が挙がる。
【民主党政権】
星 選挙後、民主党には二つの問題が待ち構える。ひとつは鳩山氏の「故人献金」問題。税金の不正還付や母親からの贈与隠しなどを追及される。もう一つは100人規模になる小沢チルドレン。こちらは小沢氏自身が裁判を抱えているから、院政を敷いて影響力が大きくなるというものでもないだろう。
早野 その前に社民、国民新党との連立協議がある。政策の中身は結構、差があるんだよ。子ども手当の金額とか配偶者控除の存廃とか。個々に調整するのか、総括的なお題目で合意するのか。社民党は「憲法審査会を動かすな」とか入れたいだろう。
星 民主党は3党の協議機関を置いて、時間をかけてやろうとするでしょうね。
坪井 そこに政界再編の芽はあるのかな。
星 社民党がごねるようなら、参院自民党のごく少数が民主に移るとかはあるかもしれない。「連立野党はない」といっている公明党の動きも気になる。
早野 じゃあ、選挙後も波乱含みということだね。
4338
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 19:07:40
>小選挙区制導入を主導したある閣僚は会見後、「中選挙区制であったなら民主党と結構いい勝負
>になっていた。小選挙区論者としては複雑だ」と苦しい胸の内を明かした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009082602000072.html
閣僚から弱気発言次々 衆院選 小選挙区制“恨み節”も
2009年8月26日 朝刊
麻生太郎首相は二十五日の閣僚懇談会で、民主党の圧倒的優勢が伝えられる衆院選情勢について「(自民党が圧勝した)二〇〇五年の前回衆院選と比べても反応は悪くない」と強気の見方を披露したが、各閣僚の閣議後会見では、弱気な発言が相次いだ。
首相が閣僚懇で選挙情勢に言及するのは異例。首相は、わずかな得票率の差で勝敗が分かれる小選挙区制の特性に言及しながら「1%、2%をめぐっての戦いだ。最後までしっかり頑張ろう」と各閣僚にハッパを掛けた。
しかし各閣僚は会見で、「(民主党への)風は前回衆院選の小泉旋風の比ではない」(甘利明行政改革担当相)、「民主党の怒濤(どとう)のような波が襲っている」(与謝野馨財務相)と悲観的な意見が大勢を占めた。
小選挙区制であることについても「わずかな差でオセロのようにひっくり返る」(石破茂農相)と、逆風下の与党に不利との指摘も。小選挙区制導入を主導したある閣僚は会見後、「中選挙区制であったなら民主党と結構いい勝負になっていた。小選挙区論者としては複雑だ」と苦しい胸の内を明かした。
4339
:
けん
:2009/08/26(水) 20:05:18
NHKの携帯有料サービスで開票速報があるので登録したいけど、最大10選挙区の速報をメールサービスってあるんだけどどこがいいかなぁ?
注目選挙区10区よりも接戦で当確が遅くなる選挙区10区にしたいけどどこがいいか迷いますね。
接戦選挙区あったら教えてね。
4340
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:13:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090826/elc0908261958011-n1.htm
【09衆院選】民主、「三枚看板」で派閥領袖クラスに照準
2009.8.26 19:58
民主党は衆院選の最終盤を迎え、与党大物候補と接戦を展開している民主候補のテコ入れに懸命だ。政官界に精通している派閥領袖クラスを当選圏外に追いやることで、政権獲得後の国会運営を円滑に図りたいとの思惑もあるようだ。鳩山由紀夫代表、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の「三枚看板」を投入し、有権者の関心を高めて無党派層への浸透を図る戦略だ。(斉藤太郎)
「政権を取れば、数の暴力で何でもかんでも強引に決めることは一切しない」
鳩山氏は26日、中川秀直元官房長官のお膝元(ひざもと)、衆院広島4区で遊説し、「民主党政権」誕生への理解を求めた。与党が衆院で「3分の2」を駆使して法案成立を図ってきたことを批判しつつ、派閥領袖(りようしゆう)クラスを相手に善戦する民主候補への支持を訴えたものだ。
民主党が特に重視するのは、森喜朗、福田康夫両元首相のほか、町村信孝前官房長官、公明党の太田昭宏代表らが出馬している選挙区だ。鳩山氏は25日、福田氏の群馬4区で街頭演説した後、東京にとんぼ返りして太田氏の12区と小池百合子元防衛相の10区を駆け足で回った。岡田氏や菅氏も東京10区や久間章生元防衛相の長崎2区、古賀誠選対本部長代理の福岡7区にそれぞれ攻め込んでいる。
民主党が知名度のある与党候補をターゲットに「三枚看板」の全国遊説を活発化させているのは、有権者の注目度が高く、他選挙区への好影響も期待できるうえ、「自民党の派閥政治を批判すれば『古い政治との決別』をアピールでき、支持獲得につながる」(党関係者)とみているためだ。
また、政権交代が実現しても、国会運営などに詳しい派閥領袖クラスが当選すれば、あの手この手で「民主党政権」に攻撃を仕掛けてくるのは必至だ。こうした候補が今回の選挙で落選すれば、「政権獲得後、政権運営や国会運営で主導権を握れる」(幹部)との狙いもある。
党勢拡大に気をよくしたのか、ある民主党幹部は今回の選挙戦略について「派閥親分の撲滅運動だ」と語った。
4341
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:14:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082600498&j1
今回ばかりは危機感=盤石地盤でもどぶ板−自民逆風招いた大物【09衆院選】
衆院選で、吹き荒れる逆風にさらされる自民党。逆風を招いた原因はいくつかあるものの、その一つをつくった大物前職たちは、盤石の地盤に支えられてきたが、今回ばかりはやや戦いぶりが違うようだ。
「皆さまにはご迷惑をお掛けした」。首相就任わずか1年後に突如政権を放り出した安倍晋三氏。山口県下関市での演説会では、教育基本法改正など成果を強調しつつも「体調不良のため断腸の思いで総理の職を辞することになった」と説明し謝罪、理解を求めた。
前回は「山口から8人目の首相を」と地元の期待が高まる中、7割を超える得票率で他を圧倒した。しかし陣営は「今回は今までの選挙ではない」。地元住民との直接対話を強化。選挙協力する公明党関係者は「幼稚園の運動会にも顔を出していたのでびっくりした。本当に小まめに回っている」と感心する。民主新人戸倉多香子氏の陣営は「元総理にどぶ板選挙をされたら正直かなわない」と厳しい表情だ。
安倍氏に続き政権を投げ出した元首相福田康夫氏は公示前の7月下旬、記者会見で「あの時の判断は正しい。本当にいいタイミングだったと思う」と釈明した。
過去3回連続で自民が全小選挙区を独占した保守王国群馬にも、民主への追い風が吹く。「危機感というほどではないが、注意しないといけない」と気を引き締める。これまで応援に駆り出されお国入りはほとんどなかったが、今回は地元の夏祭りに出向き参加者らにあいさつ。地元企業にも足を運ぶなど、「顔の見える選挙」を展開する。
対する民主新人のフジテレビ元記者三宅雪子氏も、各地で街頭演説やつじ立ちを続ける。
東国原英夫宮崎県知事への出馬要請で、党内外から批判を受けた福岡7区の古賀誠氏。運動の中でこの問題に触れることはほとんどないが、やはりかつてない危機感を募らせる。ミニ集会や夏祭りなどの地元の集まりに顔を出し、道路整備や九州新幹線の地元誘致など実績アピールに徹する。
古賀氏の秘書だった民主新人野田国義氏は精力的にミニ集会を開催。古賀氏が訴える社会資本整備に触れ「新幹線の駅を在来線の駅から離れた場所に造っても意味がない」と批判。公共事業依存からの脱却を訴える。(2009/08/26-16:41)
4342
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:15:15
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/aichi/CK2009082602000232.html
海部さん次回は出馬せず “最後のお願い”明言
2009年8月26日
30日投開票の衆院選で、愛知9区に立候補している自民前職の元首相、海部俊樹さん(78)は25日、今回の選挙結果にかかわらず、次回衆院選には出馬せず、政界を引退する意向を表明した。同日夜、愛知県一宮市で開かれた個人演説会で「選挙に臨むのはこれが最後」と明言した。
海部さんは「もう二度とお願いに来ることはない。政治家としての志が正しかったかどうか、最後の審判です」と訴えた。妻幸世さんも「最後の最後。お助けください」と長男正樹さん、長女睦さんとともに深々と頭を下げた。
これまでの衆院選でも引退がうわさされ、選挙戦で応援弁士が「最後」を強調することはあったが、海部さん自身が「最後」を口にすることはなかった。今回は自民への逆風でかつてない厳しい戦いを強いられており、陣営や支援者への強いアピールとみられる。
9区は海部さんと民主前職の岡本充功さん(38)による事実上の一騎打ちとなっている。
4343
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:17:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090826-OYT8T00098.htm
09衆院選 注目区ルポ 市長選の「しこり」今も
1区 (さいたま市見沼、浦和、緑、岩槻区)
「皆様から『武正どうした』という話をたくさん頂いた。ご批判は甘んじて受けたい」
10日、さいたま市浦和区で開かれた決起集会で、武正公一は神妙な面持ちで語った。
5月下旬のさいたま市長選は、民主党県連の支持する清水勇人が、現職の相川宗一を破って初当選した。就任直後の鳩山代表ら党幹部が続々応援入りする中、県連幹事長の武正は最後まで態度を明確にせず、沈黙を続けた。
武正には、清水を応援できない事情があった。衆院選に初挑戦した9年前、武正は地元で絶大な力を誇る相川の全面支援を受け、自民党の元蔵相・松永光を破った。以来、支持組織が重なる武正と相川は、衆院選や市長選で互いに協力し合ってきた。
「相川でなく、清水を支援すれば後援会は大分裂していた」。武正の陣営幹部は強調するが、党内には“しこり”も残った。7月27日夜、民主党の1区総支部幹事会では、市長選の対応を巡って議論が紛糾。会議は途中で打ち切られた。
「武正は清水を支援すべきだった。大義名分としては間違っていた」。公示直前の8月上旬、後援会幹部が市議らに謝罪し、事態の沈静化を図った。4選を目指す武正に、足元のほころびはどう影響するか。
◎
「相川さんを応援していた人はもともとは保守系の支持者。こちらに戻ってきている」と金子善次郎陣営は見る。県立浦和高出身で、地元の人脈を生かして支持基盤を広げてきた武正に対し、金子は山形県出身。相川の存在だけではなく、前々回は保守新党から出馬した経緯もあり、自民支持層の取りまとめに手こずってきた。
「基盤固めがようやく実を結んできた」(幹部)と自信を深める陣営は、公明・創価学会票にも強い期待を寄せる。
「比例区は公明党、小選挙区は金子でお願いします」。7日夜、さいたま市浦和区で行われた決起集会で、公明党県本部代表の西田実仁から推薦状をもらった金子は、壇上で声を張り上げた。
会場では、公明党に支援者を紹介するためのチラシも配布。「公明党側へのこちらの支援が目に見えるように」と、紹介者の欄には金子事務所のはんこがしっかり押されていた。
了解を得た支援者約2000人の名簿も公明党側に提出。公明党の集会に金子の支援者を出席させ、一時は公示後に張り出すポスターに「比例は自民党、公明党へ」と明記することまで検討した。
自らも、決起大会に舛添厚労相を招くなど厚労政務官としての実績をアピール。公示前には若者向けにホームページのブログをこまめに更新した。過去2回、武正に敗れており、「3度目の正直。出来ることは何でもやる」と陣営幹部は力を込める。
伊藤岳は3度目の挑戦。医療や年金などの政策を訴え、反自民票の獲得を狙う。初挑戦の内海浩唯は知名度アップに懸命だ。(文中敬称略)
(矢子奈穂)
おわり
(2009年8月26日 読売新聞)
4344
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:18:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090822-OYT8T01050.htm
09衆院選 注目区ルポ 揺れる「王国」 民主攻勢
13区 (春日部市の一部、久喜市、蓮田市、南埼玉郡)
“土屋王国”が揺れている。
18日夕、東武春日部駅西口で行われた土屋品子の出陣式。春日部市長の石川良三は背広の内ポケットから土屋義彦・前知事の遺影を取り出し、頭上に掲げた。
「私は大先生に品子を頼むと言われました。先生の遺言です。だから選対本部長を引き受けました」
昨年10月に亡くなった土屋の父・義彦は、参議院議長、知事と中央と地方の政界でトップを極め、地元で絶大な影響力を誇ってきた。土屋の4回連続当選に、前知事が果たした役割は計り知れない。
死去の影響はじわじわと広がっている。春日部市議会の自民系2会派のうち、1会派(9人)は土屋を推さないことを決めた。「森岡を応援する」と明言する市議まで現れた。蓮田市でも、複数の保守系市議が森岡支援に回った。「もう義理は果たした」という冷ややかな声も聞かれる。
党への逆風と父の死。「嵐の中で穴の開いた船に乗っているようなもの」と語る土屋は、辻(つじ)立ちやあいさつ回りなど、これまでにない「どぶ板選挙」に徹する。移動中の車から本人が支持者の知り合いに電話する「品子のハローコール」も初めて取り入れた。
出陣式では、トレードマークの黄色の上下に身を包み、自転車に乗って登場するパフォーマンスまで披露。「これまでは父親や小泉旋風に助けられた。今回はひとりだちの選挙」(陣営幹部)。土屋にとって正念場の戦いとなる。
◎
昨年1月に出馬が決まった元県議の森岡洋一郎は、強固な自民地盤にできたほころびを突こうと懸命だ。春日部、久喜市に続いて蓮田市にも事務所を設置し、「知名度不足は体力で補う」と、連日のように駅前でマイクを握る。
民主党本部も13区を重点区に位置付け、全面的に支援する。19日には鳩山代表がさっそく選挙区入りし、約2000人が集まった春日部駅西口で「埼玉から政権交代を」と声をからした。岡田幹事長、前原副代表ら党幹部も相次いで応援に駆けつけ、勢いに乗る。
不安材料は、公認争いに敗れ民主党を離党して出馬した元議員、武山百合子の存在だ。武山は4回の当選歴があり、前回は次点で敗れたものの、民主党公認で8万票以上を集めた。
「政権交代」を訴える武山に、森岡陣営の幹部は「いまだに『民主は武山さん』と勘違いしている人がいる」と警戒。街頭演説では、合間に「私が民主党の森岡洋一郎」と繰り返す。
県内唯一の社民党候補、日森文尋の存在も無視できない。民主党と社民党が争うのは、全国でわずか15選挙区。前議員として民主党議員と争うのは日森を含め2人だけだ。日森は「国会は国民の多様なニーズを反映するものでなければならない」と、自民と民主だけではすくえない民意があることを地道に訴える。
森岡陣営は、この2人の存在を「最初から二つの重りを持って戦うようなもの」とたとえ、非自民票の分散に気をもむ。逆に土屋陣営は「武山と日森が森岡票を割ってくれれば」(幹部)と期待を込める。
鈴木こず恵も独自の政策を街頭演説などで訴える。県内最多の5候補が争う13区は、終盤までぎりぎりの攻防が続きそうだ。
(文中敬称略)
(中瀬邦雄)
(2009年8月23日 読売新聞)
4345
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:22:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090824-OYT8T01175.htm
自民牙城に挑む民主新人
激戦区ルポ 11区
22日午後7時過ぎ、東金市で行われたやっさまつりの会場に、法被姿で握手を求める森英介の姿があった。「あれ、森さんじゃない?」「へえ、大臣がそんなことするんだ」と見物客らの視線を集めた。
市民ら数万人が繰り出す絶好のアピールの場。森は約1時間にわたって「よろしく頼みます」と声をかけ、スタッフはビラや名刺を配り歩いた。「温かい声援をいただいた。この場を離れるのが惜しいぐらい」と手応えを口にする森。陣営関係者も「これほど精力的に回る森さんを見たことがない」と話す。
祖父の代から衆院議員6人を輩出する名門。森自身も過去4回の選挙はすべて、民主候補に7万票以上の大差をつけ、「全国屈指の自民の牙城」(関係者)と言われてきた。
その森が今回、地元の大きな夏祭りにはほとんど姿を見せ、自らマイクを握って法相としての実績などをアピール。公示後は、これまでしたことのなかった駅頭でのあいさつも始めた。
陣営幹部は「とにかく従来の選挙姿勢ではダメ。本人の露出度を高めていく」と危機感をあらわにする。自民の集票組織だった郵便局長や農林漁業関係者、建設業界などに、民主支持への流れが見られるからだ。
自民関係者は「『草の根』でも『どぶ板』でも、何でもやっていかないと」と議席死守に懸命だ。
◇
「自民党におきゅうを据えることは考えていない。退陣していただくだけです」
21日午後7時過ぎ、JR茂原駅前で聴衆に手を振る金子健一の脇で、茂原市議の森川雅之が高らかに叫んだ。演説終了後、金子は「本当にありがたい。これで、もう一つギアが上がった」と顔をほころばせた。
森川は無所属で議員活動を行っているが、茂原市長・田中豊彦の腹心とされる。前自民県議の田中はその日朝、同じ場所で森の応援に立ったが、金子陣営は「市長は系列の市議を使い、金子に“保険”をかけた」と勢いを強調する。
事実、自民系の市町村議員の間では、金子支持に傾斜する動きが見られ、接戦を演出する要因になっている。森を支持してきた建設会社の幹部も「陳情に行っても聞いてくれない。こっちも命がかかっている」と金子に接近を図る。
自民出身で一宮町議を務めた金子は、森支持者の間でも抵抗感が少ない。公務で地元を空けることが多くなった森に対し、民主での出馬が決まってからの2年間、有力者をじわじわと取り込みつつ、週3日の駅頭立ちも地道に続けてきた。
金子は街頭演説などで「とにかく一度、私にやらせて下さい。ダメとなれば、次の選挙で外してもらって構わない」と必死の形相で訴える。陣営では「自民の底力を侮ってはいけない」と引き締めに躍起だ。
◇
久我司は、ミサイル防衛の必要性などを訴えている。
(敬称略)
(2009年8月25日 読売新聞)
4346
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:28:11
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260366.html
〈09総選挙〉無党派の「風」奪い合い 最多5氏の立候補、激戦の埼玉13区
2009年8月25日
埼玉7区と並び、県内では最多の5人が立候補している13区。民主党への追い風が吹いているとされる今回の総選挙だが、13区では、社民が県内で唯一の候補者を擁立、民主と「風」を奪い合う。そこへ自民も加わり、激戦区となっている。カギを握る無党派層にどのようにアピールしているのか。陣営を歩いた。(鬼久保幹男)
社民前職の日森文尋氏は、前回、比例北関東ブロックで議席を得た。今回は、小選挙区と比例区に重複立候補した。「北関東ブロックでの党の1議席を死守することが命題。比例で党名を書いてもらうためにも、小選挙区での運動は欠かせない」と日森氏。
福島瑞穂党首ら幹部が再三、13区に入り、テコ入れに懸命だ。「小泉構造改革から決別し生活再建をする。憲法9条を土台に据える」など、2大政党に埋没しないよう存在意義をアピールする。
護憲などの共通点から、小選挙区で擁立を見送った共産票に期待を寄せる。ただ、共産が「行動する野党」と民主に対し、対決路線から是々非々路線に転換したため、「民主に票が流れるのでは」と県連合幹部は警戒する。
公示日の18日夕方、自民前職の土屋品子氏は自転車で、東武線春日部駅西口前での出陣式に姿を見せた。
「露出が多く、有権者と直接触れあえる」(陣営)と、その後も春日部市や久喜市の商店街などで自転車遊説を実施。きめ細かい「どぶ板」を展開する。
土屋氏は「これまでで一番厳しい選挙」と、演説会などで訴えている。前県知事の父義彦氏が昨年10月に死去し、影響があるとの声も。ただ、陣営は「父親がいなくなったから、逆に頑張ろうという人もいる」と言い、影響はそれほどではないとの見方だ。
とはいえ公示前日の17日に公明党の推薦が決まったときに、ある陣営幹部は「ホッとした」と心情を吐露した。
民主党は新顔の森岡洋一郎氏を擁立、重点区に位置付ける。県連本部も「対自民だけでなく、私鉄労組に影響を持つ社民党候補の擁立は痛い」と危機感を抱く。公示翌日の19日には、鳩山代表が5月に続いて春日部市に入るなど、党幹部が相次いでテコ入れする。春日部駅前での鳩山代表の演説では、駅前ロータリーを幾重にも人垣が取り巻いた。
その一方で、森岡氏は「追い風」ムードを警戒する。陣営も「当落線上だから代表が来る。厳しい選挙区」と強調する。公示日の出発式では、来賓の1人が「風は吹いていない」と引き締めたほどだ。
06年からという早朝の駅立ちを日課のように続け、選挙区内の各地でも、辻立ちで政策を訴える。
無所属の武山百合子氏は過去4回当選。元民主としての根強い支持者も。「衆議院逆転で世直し」をスローガンに、年金・医療の不安解消、子育て、教育の心配をなくすなどと訴える。
幸福新顔の鈴木こず恵氏は消費税廃止など党の政策を主張し支持拡大を図っている。
4347
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:30:27
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000220908200001
【選択のとき 09総選挙】
大物続々◆古都の陣
2009年08月20日
各党の党首ら大物政治家が公示日の18日、次々に京都入りし、各党候補の支援を訴えた。「政権選択」を焦点に、各選挙区で繰り広げられる激戦ぶりを反映した格好だ。
小泉元首相は、3、4区の自民前職の応援で京都入り。向日市の会場には約2千人が詰めかけ、「小泉純一郎です」と語りかけると、「おおーっ」とどよめきが起こる人気ぶりだった。
今回の総選挙について「自民党もたまには野党になるのも悪くない」と敗北前提と受け取れる発言も飛び出す一方、民主党の政策に対しては「財源が不明確だ。手品じゃないとできないと思う」と一刀両断。民主党の鳩山代表の「故人」献金問題についても「死んだ人から献金をもらうのも一種の手品かもしれない」と皮肉った。
一方で、小泉政権当時に法律が成立し、与野党から反発が強い後期高齢者医療制度については「75歳で区別するのがいかんと言うが、年齢で区別しなかったら(医療保険財政などの面で)もっと批判が出る」と語った。ただ、総選挙の争点でもある「小泉改革」の是非には触れずじまいだった。
■ ■
民主党の鳩山代表は京都市の四条河原町で、1区の新顔の応援に駆けつけた。鳩山氏は1日に同市役所前で演説したばかり。相次ぐ京都入りは自・共の前職との激戦となった1区を「最重点区」(党府連幹部)としているからだ。
鳩山氏は演説で「地域、家計、雇用、教育、医療、この4年間で格差は至るところで広がった」と自公政権の4年間を批判。また、与党から民主のマニフェスト(政権公約)の財源があいまいだと指摘されていることを意識し、「麻生首相は『財源はどこにある』とばかり言う。無駄づかいをなくせば、財源は十分にあるのです」と強調した。
「勇気を持って日本の歴史を塗り替えましょう」と力を込め、政権交代の必要性を訴えた。子ども手当や年金問題の解決など「暮らし」にも焦点をあてた。
ただ、演説を聴いた60代の女性は「財源があると言うなら、その中身を具体的に聞きたかった」と語っていた。
■ ■
1区を全国で唯一の「必勝区」と位置づける共産党。志位委員長は前職と四条河原町で演説し、自民・民主の二大政党対決に埋没するのを避けようと、民主中心の政権樹立にまで踏み込んで党の存在意義を強調した。
志位氏は演説で「自公政権を退場させた後、どんな政権を作るのかに選挙戦の焦点が移ってきた」としたうえで、「民主党のマニフェストとは共通部分もある。いいことには賛成、悪い政治には反対の『建設的野党』を貫く。共産党が伸びることで自公政権の退場後、政治を前に進められる」と強調。新政権に対し、一定の影響力を及ぼしたいとの考えを示した。
また、雇用、社会保障、教育、食糧・農業の各分野で起きている「四つの異常を正す」と訴えた。
■ ■
テレビ出演が多い社民党の辻元清美・党政審会長代理は15日、京都市内で2区から立候補した新顔らと演説した。「このままずるずると自公政権、麻生さんでいくのか」と与党を批判。総選挙後の民主党との連立政権も意識し、「働く人の声を届ける社民党が間違いを正す歯止め役になる」と強調した。
4348
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:31:35
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000908250005
激戦区ルポ:強い風か追い風か【1区】
2009年08月25日
候補者の街頭演説を聴く有権者=24日午後、伊達市
●コスタリカ解消が影
「これだけの方が来て頂いて、負けるはずないじゃないですか」。伊達市で23日開かれた自民前職の亀岡偉民の総決起大会。地元県議が声を張り上げた。
体育館に敷き詰められたパイプいすだけでなく、2階席も埋め尽くした出席者は約2千人。ただ、危機感もみなぎった。報道各社の情勢調査で民主優位が伝わり、壇上の出席者から調査を気にした発言が相次いだためだ。
亀岡は05年の前回総選挙で約17万票も獲得。今回も強い後援会組織を支えに選挙戦に臨むが、支持層が子育て世代らに広がらない悩みもある。「もうちょっと、若い人が来ればいいんだけどね」。集会後、地元議員がつぶやいた。
その前日、民主新顔の石原洋三郎が総決起大会を開いたのは、亀岡の会場の隣の公民館。畳敷きの部屋に集まったのは約230人だが、資料が足りなくなる予想外の人出。自民系市議の姿もあった。民主優位の情勢に、会場では「安心しては困る」と引き締める発言が続いた。
石原の後援会組織は、亀岡と比べ「ないに等しい」(陣営)。後援会の集会を重ねる亀岡と対照的に、「集会に来るのは限られた人」と割り切り、訴えは街頭中心だ。公示後、車から乗り出して石原を激励する人も見られた。
地元・福島市以外の支持基盤も広がってきた。伊達地区では07年に誕生した民主党参院議員の地盤が足がかりだ。
民主に追い風、自民に逆風の序盤戦。多くの関係者が盤石とみてきた亀岡陣営に焦りがうかがえ、亀岡本人は「東京の『風』に流されてはいけない」と繰り返す。21日には麻生首相も応援に来たが、地元の話はほとんど出ず、拍手もまばらだった。
前回より苦戦するもう一つの理由が、自民党内の候補者調整「コスタリカ方式」を解消した影響だ。前回比例区に出た佐藤剛男が、今回は引退に追い込まれた。
無所属で強い後援会を築いた亀岡と、佐藤の自民党としての組織力。両者がかみあった結果が、前回のコスタリカ方式による圧勝だった。2人は長年激戦を続けた関係だけにしこりも残り、佐藤支持者の一部は民主陣営に回った。選挙戦に入っても、人口が多い福島市では亀岡陣営が自民党議員と十分連携できていない、との見方もある。
亀岡陣営は佐藤の連合後援会長、佐藤静雄を最高顧問に招いた。終盤に向け、佐藤の支持者との協力関係を深めようと懸命だ。
石原と亀岡の戦いに埋没しないようにと、共産新顔の山田裕も街頭中心の訴えを続ける。メガホンを持った支持者10人ほどが集団で街を練り歩き、党の主張を叫ぶ活動も。幸福実現党の大橋一之は、マニフェスト配布などで支持拡大を図っている。=敬称略
(吉田素子)
◇
自民と民主の2大政党が政権選択を訴える総選挙。05年の前回、自民が勝ち、今回民主が逆転するかが注目される1、2、5区の現状を報告する。
4349
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:32:04
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000908260005
激戦区ルポ:戦いぶり自民「変化」【2区】
2009年08月26日
集会で「オスッ」と気合を入れる有権者=24日夜、郡山市内
●組織力に民主挑む
24日夜、郡山市郊外。自民前職の根本匠は、はかま姿でリングの上に立っていた。
傍らには総合格闘技K―1選手のニコラス・ペタス。「バトルトーク」と銘打たれた集会には、若い男性を中心に約500人が集まった。
打ちならされたゴングに、はじかれるように根本がマイクをつかんだ。「私がこれまでやってきたのは金権腐敗の党改革。新世代の自民党をつくります」。ペタスも「根本さんの目標は国のリーダー、総理大臣になってもらいたい」と気勢を上げた。
「堅実」「まじめ」で売ってきた根本は、今回の選挙戦でイメージチェンジを図っている。リングに立ったパフォーマンスもしかり。公示日の第一声や決起集会では、「古い自民をぶっ壊す」「鳩山さんが総理になる? ならば私がやりますよ」と拳を上げて、強気な発言を繰り返した。
そんな根本の姿に、支持者は「今までにない厳しい選挙」を感じ取る。
根本に「チェンジ」を迫ったのは、自民への強い逆風に向かう危機感、そして今回初めて相対する民主前職の太田和美の存在だ。
千葉7区から国替えした太田は28日が30歳の誕生日。この間まで最年少国会議員だった。これまで根本と戦い、今回、選対本部長を務める増子輝彦は、太田を「人に会えば会うほど、票が伸びる候補者」と分析する。
車で回っている時、手を振る人がいれば、駆け寄って握手する「ふれあい作戦」で若さをアピール。毎晩開く集会や個人演説会などを通じ、支持を広げてきた。
根本陣営で郡山選対本部長を務める県議会議長の佐藤憲保は「(太田は)若いだけに批判も比較もしづらい一番やりにくい相手。皆が遠慮するので、私がその役目を引き受ける」と話す。18日の出陣式では支持者を前に、「千葉の地元で公認されず福島に来た候補を、受け入れるわけにいかない」と批判した。
先週、民主優勢を伝える報道各社の情勢調査結果が出そろった。根本陣営幹部は「もうダメだと、うなだれた支持者がいたのは事実。しかし、劣勢の報道が組織を引き締め、一つにした」と話す。
動揺したのは根本陣営だけではない。22日、二本松市での太田の決起集会。太田は「大変不安な気持ちでいっぱいです。一寸先は闇。いつ風向きが変わるかわからない」と有権者に心情を吐露した。
最後の総決起集会は、両陣営とも、26日午後7時開始と決まった。根本陣営が選挙区内に張り巡らせた約550の後援会をフル動員し、組織力で勝負すれば、太田側は岡田克也党幹事長を郡山市に迎え、党を上げての応援態勢を敷く。
幸福実現党の酒井秀光は、ミニ集会などで、消費税廃止、景気回復を中心に訴えている。=敬称略
(斎藤健一郎)
◎開票予行演習 相馬市が実施
正確で迅速な開票作業に取り組む相馬市が25日、開票所となる同市中村のスポーツアリーナそうまで、最終シミュレーション(予行演習)をした=写真。市職員約80人が運動靴にゼッケン姿で、小選挙区、比例区、国民審査の順に効率的に作業を進め、体育館を駆け回るようにして票を運んだ。
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:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:32:46
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000908240005
しまねの選択/09総選挙 激戦区ルポ2区
2009年08月24日
小選挙区と比例中国ブロックの2人の前職が競り合う島根2区。前回は小選挙区で敗れた国民新の亀井久興氏は「新しい政権に地元の声を届けるのは自分しかいない」と訴え、自民の竹下亘氏は「ふるさとを守る仕事を地元出身の私に託して」と力を込める。(高橋健次郎、藤井満)
◆自公打倒 野党が結束◆
■亀井陣営
選挙戦に入って初の週末となった22日午後。雲南市吉田町に約150人の聴衆が集まった。普段は物腰の柔らかい亀井氏が、額に汗をしたたらせて声を張り上げた。
「自民党が永久に続くと思う人が多いかもしれないが、政権交代は間違いないんです。新しい政権のど真ん中に、皆様のお声を届けられるのは亀井久興しかいないんです」。報道各社が総選挙の序盤情勢調査で民主党大勝の可能性を報じていることを引き合いに、竹下氏の地元で全国的な潮目の変化を訴えた。
野党共闘で亀井氏を推薦する民主・社民両党には当初、比例票の行方を懸念する声もあったが、両党とも党所属の県議らを選対入りさせ、政権交代を共通目標に「共闘」を強化している。民主党の支持母体、連合島根の矢倉淳会長は「四の五の言っても始まらない。全力で支援する」。社民党県連合の清水勝代表も「自公政権に終止符を打つのが重要だ」と話す。
国民新党側も、郵便局長やOBらでつくる政治団体「郵政政策研究会」をフル稼働させ、中国・四国各県からも電話作戦を展開している。陣営の新比恵(いま・ひ・え)健(つよし)・総合選対本部長は「強い組織が連携した応援はありがたい限り」と話す。
亀井氏は各地の演説でこう力説する。「これを逃せば自民の牙城(が・じょう)は永久に崩すことができない。負けられない」
◆危機感前面どぶ板戦◆
■竹下陣営
19日昼過ぎ、肌を焼く残暑の日差しのなか、作業服の男性やエプロン姿の女性が雲南市掛合町の「道の駅」に集まった。「立候補のあいさつにうかがいました」という大音声が谷間に響きわたり、選挙カーが到着する。車から飛び出した竹下氏は、長身を折りたたむようにして、200人を超す支持者に握手してまわり、マイクを握った。
「ふるさと掛合に帰って参りました。島根に生まれ島根に育った竹下亘に、ふるさとを守る仕事を託してください」。東京生まれの亀井氏を念頭に置いた演説だ。「敗北した07年の参院選の反省があり、厳しいね、と言い合ってきたから動きがよい」と付き添いの県議の声も弾む。
与党への逆風、都市と地方の格差を拡大させた小泉改革への反発、故竹下登元首相時代からの支持者の高齢化……。強い危機感を背景に、公示前から数百カ所のミニ集会や戸別訪問など「どぶ板」に徹してきた。公示後は朝から晩まで遊説を繰り返す。
登氏の時代からの支持者という元首長は「小泉改革」に強く反発したが、今回も竹下氏を応援している。「補助金なしには自立できない過疎地域は、道路1本つくる予算にも政治家の力がいる。民主党政権になったとしても、地方の立場から発言する竹下先生という足がかりは必要なんです」と力を込めた。
◇
2区には幸福実現党新顔の相浦慎治氏も立候補している。
4351
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:33:18
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000720908260001
【しまねの選択09 /総選挙】
激戦区ルポ 1区
2009年08月26日
◎細田陣営◎ ◆逆風 妻らフル回転◆
総選挙が大詰めを迎えた25日午前8時半、松江市の大橋川中流で建設が進む「松江第五大橋道路」そばの工事現場に、自民の細田博之氏の妻洋(ひろ)さんがヘルメットを手に松江市議と姿を見せた。「地方のため地域のために公共事業を進めていくと細田は申しております」と支援を訴え、100人近い建設会社の社員らと握手を交わした。作業服姿の男性(62)は「奥さんが現場に来るなんてこれまでなかった。やっぱり、選挙が厳しいのかな」とつぶやいた。
官房長官だった前回に続く「本人不在」の選挙戦。党幹事長として応援演説で全国を回る本人に代わり、妻や同党の県議、市議らが前面に出るが、企業回りで妻が工事現場にまで足を運ぶのは7選を目指す陣営にとって初めて。この日は同市内の8カ所の現場を回った。
先週後半、報道各社が総選挙の序盤情勢調査で全国的に民主党圧勝の可能性を報じた。「島根でも逆風が吹いていると言わざるを得ない」。選対本部長の細田重雄県議は厳しい表情を浮かべる。
「大都会には一度、政権を代えてみたらどうかという気楽な方が多い。だが地方の立場からはそんな気楽なことを言っていられない」。23、24の両日、公示後初めて選挙区入りした細田氏は、安来市や松江市などを選挙カーで回り、危機感をあらわにして民主党批判を強めた。
◎小室陣営◎ ◆政策重視 風つかめ◆
「私たちのために動いてくれる政治に変えていきましょう」。24日正午過ぎ、松江市鹿島町の恵曇漁港に近い道路沿いに民主党の選挙カーが止まり、女性県議らがマイクを握った。街頭演説が始まると、同党員や連合島根の組合員が通行人などに党のマニフェストを一斉に配り始めた。
民主の小室寿明氏の遊説活動とは別に、政党カーを動員してマニフェストを配布するのは、この日が初めて。選挙戦終盤に向け、月額2万6千円の「子ども手当」や農業の戸別所得補償制度など、党の政策をアピールして小室氏への支持につなげる狙いだ。「勝負は無党派層をどうつかむか。そのためには党の政策を伝えることが大切になる」。内田敬・民主党県連代表は力を込める。
「1区、2区は全国の注目選挙区。政権交代を確実にするためにもぜひ島根で勝たせていただきたい」。小室氏は20日、出雲市平田町で、急きょ応援に駆けつけた鳩山代表の前で声を張り上げた。
全国的に吹く党への追い風を、「保守王国」と言われる島根でどうつかむか。陣営幹部は「手応えは感じているが、風がどこまで票に結びつくか気がかりだ」と話す。
「もう一歩、もう一押しですよ」。21日、松江市玉湯町で街頭演説を終えた小室氏は表情を引き締め、選挙カーに乗り込んだ。
◎石飛陣営◎ ◆埋没回避 違い強調◆
「皆さんの生活を壊した自公政権を退場させよう」。24日午後、松江市内のマンション前で街頭演説に立った共産の石飛育久氏は、自公連立政権を批判した。返す刀で「民主党のマニフェスト通りになれば、消費税を上げざるを得なくなる」と声を張り上げた。
自民、民主両党が真っ向から激突する1区で、二大政党の間に埋没しないため、消費税率の引き上げ反対や憲法9条を生かした平和外交などの政策を訴えて他党との違いを強調している。公示後初めての日曜日となった23日には、松江市中心部の商店街を愛用の自転車で走り、31歳の若さをアピールした。(野中一郎、大野正智)
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:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:35:02
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908210001
選択 −広島−
激戦区ルポ 3区
2009年08月21日
■民主引き締め 自民必死
政権選択が大きな争点となっている総選挙。広島3区は、事実上、当落を争う自民前職と民主新顔が県内屈指の激戦を展開している。各候補の戦いを追った。
◇ ◇
橋本博明氏(民主新顔)は20日夜、安佐北区の寺の本堂であった演説会で、約70人の支持者を前に訴えた。「風が吹いてると言われるが広島は違う。本当に厳しい戦いだ」
前回05年の総選挙で初めて立候補。次点だったとはいえ、自民候補に約3万5千票差をつけられた。今回の選対本部の目標は12万票。4年前のちょうど倍だ。陣営幹部は「自民党が本気になると強い。残りの期間で必死に頑張らないと勝てない」と表情を引き締めた。
橋本氏は「ここ1カ月、声をかけてくれる人が増えてきた」と支持の広がりを実感している。この4年間、ほぼ毎朝、選挙区内に立っては顔と名前を売り続けた。街中に掲示するポスターの枚数も大幅に増え、「4年前は何をしてもだめで、話すらしてもらえなかった。でも今回は違う」と力を込める。
保守地盤が色濃い選挙区北部へも足しげく通い、課題だった主婦層を取り込もうと昼間のスーパーなどでの街頭演説も積極的にこなした。陣営は「『民主党だから』ではなく、橋本個人を応援してくれる人も出てきた」と、単なる「風」ではない地道な運動を続けてきた自負がある。
国民新党の推薦を得たことで、前回総選挙で他陣営を応援した地元郵便局長会が、橋本氏支持に回ったのも大きな要素だ。前回、擁立候補が2万6千票余を得た社民党も表だった支援はしていないが、ある幹部は「地元議員が可能な限り応援する」と明かす。
だが、陣営幹部は公示後、自民の動きが違うことを実感したという。「演説などでたくさんの支持者を集めている。本気になると強い」。19日夜、急きょ選対会議を開いた。未明まで話し合い、「風」には頼らない選挙戦を改めて確認しあったという。
広島市安佐南区で18日にあった増原義剛氏(自民前職)の出陣式。「どうか助けてください」。選対本部長の山崎正博県議は、約千人(陣営発表)を前に声を張り上げた。
増原氏も第一声で「皆さんの友人、地縁、血縁といったつながりを大事にし、票を積み上げないといけない。1票でも勝ちは勝ちです」と危機感を隠さなかった。
衆院議員を3期9年間務めてきた増原氏だが、前回は比例中国ブロックに単独立候補し、3区から立候補するのは6年ぶり。今回、ともに3区からの立候補を希望し、調整の結果比例区に回った河井克行氏の選挙協力に心配する声もあった。
しかし、選挙区ではそんな「懸念」をはるかに超える事態が起きていた。
河井氏陣営は衆議院解散後、増原氏のチラシを手に選挙区を回っている。自民党支持者から、首相が1年ごとに交代する事態や、経済危機から回復できない状況を指摘され、「一度野党にならないと、自民党は目が覚めない」と言われることもあった。
「今動かないと、自民党の地盤自体が壊れる」。河井氏の陣営は10台以上の臨時電話を設置し、増原氏への投票を呼びかけている。
増原氏は「解散前後はどん底だったが、『あともう一歩』のところまで立ち直っている」。05年の前回総選挙で3区から立候補し、3万票余りを獲得した県議の石橋良三氏も今回は増原氏支持だ。逆風でも、人口の多い安佐南、安佐北両区に重点を置き「形勢逆転」を狙っている。
幸福実現党新顔の日高順子氏は、政治経験はないものの、教育や農業を重点政策と位置づけ、支持拡大を図っている。(鬼原民幸)
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千葉9区
:2009/08/26(水) 20:36:11
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908240002
選択 −広島−
激戦区ルポ 4区
2009年08月22日
■守る自民 切り込む民主
自民党幹事長、官房長官などを歴任した自民前職の中川秀直氏と、3度目の挑戦となる民主新顔の空本誠喜氏が激しく争う広島4区。10選を狙う中川氏にさまざまな「逆風」が吹き付けるなか、空本氏が保守層への支持拡大を狙う。(福家司)
21日、東広島市の広島大東広島キャンパス構内にあるホールで、東広島商工会議所の創立20周年を記念し、慶応大教授の竹中平蔵・元経済財政担当相の講演会があった。
構造改革を進めた中川氏のかつての盟友は「格差の拡大は構造改革とは関係ない。今度の選挙では、成長戦略のある人に生き残って欲しい」と中川氏にエールを送った。
来賓としてあいさつした中川氏も「今日、小泉元首相をリーダーとする改革を支えた竹中さんが講演されたのは、日本経済を牽引(けん・いん)する東広島経済界の期待の表れだ」と力説した。
中川氏は前回05年の郵政選挙の時、小泉氏の「側近中の側近」として全国を飛び回り、地元を空けることが多かった。それでも次点の空本氏を4万2千票余り上回る約11万票を得て圧勝した。
中川氏が支部長を務める自民党第4選挙区支部の昨年の党員数は4142人。県内7小選挙区で唯一4千人を超える。今回も選挙区内に20カ所の事務所を開設し、厚い保守地盤を持ち、選挙態勢は一見、盤石にみえる。
だが中川氏は今回の選挙戦へ向け、この約1年半で地域のミニ集会に250回ほど出席。今年に入ってから講演、街頭演説を300回以上こなした。解散後はほとんど地元に張り付いている。
かつて中川氏の選対幹部を務めた蔵田義雄・東広島市長(57)は公示日の18日、市内であった空本氏と中川氏の双方の出陣式をはしごした。空本氏の出陣式で「日本が変わらなきゃ大変なことになる」と力を込めてから約1時間後、「次の日本を作っていただくには、地元の中川先生に国政で仕事をしていただく以外にない」と激励した。
蔵田市長は取材に対し「私は中立。呼ばれればどちらにも行く」。一方で「指示したわけではないが、私の後援会には空本陣営に行っている人はいる」と明かした。
06年の同市長選で、中川氏の次男俊直氏が蔵田氏と激突した。今年に入り親子で「世襲放棄」を宣言したが、後遺症はぬぐい切れていない。
19日、東広島市のショッピングセンター前で、民主党の菅直人代表代行と並んだ空本氏がマイクを握った。「05年の時の小泉総理は、郵政民営化が実現したら地域が輝く、景気も雇用も上向くと言っていた。しかし今、すべてが厳しい状況だ」と述べ、政権交代を訴えた。
菅氏は報道陣に「小泉郵政選挙の結果が何をもたらしたかを有権者に思い出してもらえれば、(中川氏は)強敵ではあるが、番狂わせが起きるかもしれない」と語った。
21日夜、三原市大和町で開かれた空本氏の個人演説会。山間の集会所に集まった約50人を前に、空本氏は「この地、大和町でこのような演説会を開けるとは夢にも思っていなかった。本当にありがたい」と述べた。農家への戸別所得補償制度などを訴え「みなさんが守ってきた田んぼや山を守っていきたい」と力を込めた。
同町では、民主党の事務所も今回初めて開設された。陣営は「保守の人たちの支援も受けているので、地域で1日1、2回の個人演説会が開けるようになった」という。
幸福実現新顔の沖ゆり氏は、街頭演説などで消費税の撤廃や憲法9条改正のほか、「人口増加策をとり、年金や福祉、医療、介護の問題を解決する」と訴えている。
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千葉9区
:2009/08/26(水) 20:36:48
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000500908240001
選択 −広島−
激戦区ルポ 7区
2009年08月24日
■「王国」巡り3度目対決
衆参13回の当選を重ねた元首相の故宮沢喜一氏が地盤にした福山市を区域にする広島7区。その「宮沢王国」を継いだ自民前職の宮沢洋一氏と民主前職の和田隆志氏が3度目となる事実上の一騎打ちを演じている。全国的には民主の優勢が伝えられるなか、宮沢氏が過去2回、勝利を収めた両氏の対決は一層ヒートアップしている。
◇ ◇
「喜一先生以来、我々は誇りを持って支援してきた。自民党は負けるかもしれないが、福山から『宮沢の火』を消してはいけない」
18日夜、市西部の松永地区の農協で開かれた個人演説会で、マイクを握った宮沢氏の後援会長は集まった支持者に力強く呼びかけた。ほかの県議ら応援弁士も元首相の名前を次々に挙げ、内閣府副大臣として国政に携わるおいの洋一氏への支持を訴えた。
喜一氏は1953年の参院選初当選から00年衆院選で比例区に転出するまで半世紀近くにわたって当選を果たした。00年に地盤を引き継いだ洋一氏は順調に当選を重ね、前回05年の衆院選では、小泉元首相が巻き起こした「郵政民営化」の風に乗り、前々回の03年より約3万票多い約12万票を得て3選を果たした。だが、敗北した和田氏も、ほぼ同数の票を伸ばして約10万票を獲得するなど互角の戦いぶりを見せた。
今回は一転して、自民党に強い逆風が吹きつける。「これまでにない厳しい戦い」と危機感を募らせる陣営は今回、自民という「看板」よりも、高齢層を中心に高い知名度を誇る元首相から続く「宮沢ブランド」を有権者に訴え、保守層の支持固めに力を入れる。
投票日前日の29日まで毎晩多い日で5カ所、計約40カ所で個人演説会を予定し、かつてない規模の選挙戦を繰り広げる構えだ。
◇ ◇
和田陣営は「王国」打倒を目指して支持拡大に必死だ。
19日に市中心部の結婚式場で開いた個人演説会で、支持母体の連合広島福山地域協議会の石井一清議長は「この7区に民主党への風は吹いていない。小選挙区の戦いは地域特有のしがらみがあり、ちょっとした風が吹いたぐらいで、その構造は変わるとは思えない」と声を張り上げた。
陣営関係者は「風があって、ようやく互角に戦えているのが現状。自民党が長年培ってきた地盤の底力はあなどれない」と警戒を強める。
支持を広げようと、陣営は保守層の切り崩しも狙う。
郵政民営化が争点となった前回の衆院選で自民を離党し、今回は民主と連携する国民新の亀井静香代表代行が立候補する広島6区と7区は、中選挙区制だった93年まで同じ選挙区だった。小選挙区制の導入で分かれた後も7区には亀井氏の後援者が残り、前回の衆院選で、国民新は2万票余りの比例票を獲得した。
18日夜に同市新市町の公会堂であった国民新の新市支部の出陣式。地元支持者らを前に亀井氏と和田氏が握手を交わし、連携ぶりをアピールした。同市曙町など2カ所であった和田氏の出陣式にも、国民新福山支部の幹部が駆けつけ、「ともに頑張りましょう」と呼びかけた。
陣営が目指すのは「亀井票」の獲得。会場にいた支援者は「三度目の正直だ」と力を込めた。
◇ ◇
幸福実現の植松満雄氏は選挙カーで市内を回り、主に街頭で運動を展開。「ばらまきの政策で国民の歓心を買うような政治はしない」と訴え、消費税廃止などを掲げるビラを配って支持を呼びかけている。(吉田博行)
4355
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:38:00
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000390908220001
政権選択ひょうご09夏・総選挙
選挙区ルポ(上)8区
2009年08月22日
政権交代、景気回復、医療・福祉の充実、子育て支援……。「真夏の総選挙」を戦う県内12小選挙区の候補者たちの訴えは、有権者の心にどのように響いているのか。全国有数の激戦区となった兵庫8区と、県内で最も広大な兵庫5区に入り、1票を投じる人たちの表情を追った。
公示から一夜明けた19日午前7時。厳しい日差しの中、尼崎市東端の阪急園田駅前に威勢の良い声が響いていた。「おはようございます。行ってらっしゃい」。社民新顔の市来伴子候補が「希望かいふく宣言」と書いたビラを手渡していた。
だが、勤め先へ急ぐ人たちがビラを受け取る確率は高くない。そんな中、大阪市の医療機器メーカーの男性会社員(33)がビラを手にした。「いつリストラされるか分からない。とにかく景気をよくしてほしい」。会社は数年前から売り上げが落ち込み、ボーナスもカットした。
男性は「各党の政策は財源とかの面で『ホンマにできるんか』と突っ込みどころ満載。投票日までに見極めますわ」と言い、梅田行きの電車に飛び乗った。
「田中康夫が参りました。本物です」。この日の正午すぎ、阪急園田駅から南西に約5キロ離れた立花商店街に、新党日本新顔の田中康夫候補が現れた。
40年以上の歴史を持つ立花商店街には約130店が並ぶが、シャッターが下りたままの店も目立つ。田中候補からビラを手渡された大賀茂治さん(65)は、紳士服店の2代目。店内に入ってきた田中候補を笑顔で迎えたが、「人通りも売り上げも30年前の半分以下。東京から来た人が、地元のことをどれだけ分かってくれているのだろうか」と不安な表情を見せた。
田中候補はその後、尼崎市東部の阪神杭瀬(くい・せ)駅近くにある商店街を練り歩いた。その時、選挙カーに乗った幸福実現新顔の角出智一候補が通りかかった。
「景気拡大のために消費税を廃止します」。角出候補は車内から声を張り上げ、運動員が沿道の市民に向けて大きく手を振っていた。
住宅の間に水田が点在する市北西部の阪急武庫之荘駅周辺に向かった。近年、閑静な住宅地として人気が上昇している。分譲マンションに囲まれた同市南武庫之荘3丁目の大蔵公園に近づくと、選挙カーが止まって共産新顔の庄本悦子候補が降り立った。
「子どもの医療費を無料、公立高校の授業料は無償にします」。庄本候補は子どもを公園で遊ばせる母親に訴えかけた。演説を遠めに聴いていた女性(40)は「中学2年から2歳までの4人の子を育てています。夫は不況で収入が激減し、旅行や外食を控えて生活費を切りつめる日々。学費タダは魅力やねえ」。
翌20日朝、中小企業の工場や事業所が立ち並ぶ同市尾浜町を訪ねた。「10年前、公明党が自民党を説得し、中小企業対策を強化したんです」。商業ビルの前で、公明前職の冬柴鉄三候補が集まった約200人に実績をアピールしていた。田中候補参戦の影響からか、冬柴候補も支援者もその表情は厳しい。
腕組みをして演説に聴き入る内装工事会社経営の男性(68)がいた。冬柴候補を10年近く支持しているという。「厳しい選挙やな。自公政権が続いても、景気がよくなるとは限らない。野党もひそかに期待してるけど、いま一つやしなあ」。演説が終わると、不景気のために約80人いる職人の半分を休ませている会社に向かった。(吉野太一郎)
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:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:38:49
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000390908220002
政権選択ひょうご09夏・総選挙
選挙区ルポ(下)5区
2009年08月22日
「国の無駄遣いのしわ寄せが、国民に負担を強いとるんです」
公示2日後の20日午後、古い街並みが残る三田市下相野で選挙カーを止めた民主元職の梶原康弘候補に、主婦東浦はるゑさん(76)が近づいて「直訴」した。東浦さんは続けた。「なんで、消費者を泣かせる政治がまかり通るん」
梶原候補はマニフェストを書いたビラを渡し、笑顔で応じた。「ありがとうございます。また、お話を聞かせてください」。東浦さんは「初対面やったけど、国会議員を目指す人に聞いてほしかった」と真剣な面持ちで話した。
約1時間後。梶原候補は三田市けやき台の大型ショッピングセンターの前にいた。民主への「突風」が吹いているとされるが、平日だからか、政権交代を訴える演説に足を止める人はさほど多くない。そんな中、50代くらいの女性が梶原候補に握手を求め、こう語った。「とにかく今の政治を変えてくださいよ」。変化を求める庶民の思いが、ひしひしと伝わってきた。
この日、大阪・神戸のベッドタウンでもある三田市を中心に回った梶原候補。21日は豊岡市や養父市などがある但馬を回った後、午後には丹波市にとんぼ返りして街頭に立った。
6市3町からなる兵庫5区の東端は大阪府と接する猪名川町、西端は鳥取県と接する新温泉町。直線距離で約120キロ、面積は大阪府の約1・7倍にあたる約3305平方キロと県内で最も広い。文化や風土、産業基盤も異なる選挙区内を、3人の候補者は12日間にわたって駆け回る。
「まずは、この広い選挙区内をまんべんなく回ることが必要なんです」。梶原候補の挑戦を受ける自民前職の谷公一候補は、真っ黒に日焼けした顔で力説した。
公示翌日の19日早朝に三田市のJR三田駅前で演説した後、選挙カー内でマイクを握りながら但馬へ。途中、収穫時期を控えて緑一色になった水田や集落の路地を走り抜けた。台風9号の影響による豪雨被害を受けた朝来市では、「防災の谷です。安心・安全のまちづくりにがんばります」とアピールした。
選挙カーから流れる声を交差点近くで聴いていた自営業男性(42)は「今度の災害で地方の防災のもろさが出た。次の政権は、この実態を深刻に受け止めてほしいね」と話した。
日暮れが近づいたころ、朝来市山東町の矢名瀬(や・な・せ)商店街で夏祭りの準備が進んでいた。そこに飛び込んだ谷候補と、がっちり握手した男性がいた。約60年前に先代の父親から布団店を継いだ中島武さん(87)だった。
「商店街はさびれる一方。町を出た若者が戻ってくるためには、何とか景気を回復してもらわななあ。そしたら、街にも活気が戻るやろう」。中島さんは、谷候補の背中を見ながらつぶやいた。
5区で唯一の女性候補、幸福実現新顔の丸岡真澄候補も広い選挙区内のあちこちで街頭に立ち、政策を訴える。21日には、夏休みの観光客らでにぎわう豊岡市の城崎温泉で演説。JR城崎温泉駅前で約20分間にわたってマイクを握り、消費税の撤廃などを訴えていた。(伊藤周、大島良太)
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:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:40:35
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009082602000183.html
元首相おひざ元 攻防激化 石川2区ルポ
2009年8月26日
元首相の自民党前職森喜朗候補が、元議員秘書の民主党新人田中美絵子候補を相手に厳しい戦いを強いられている。地元に張り付き過去に例のない“どぶ板”を続ける森陣営は、政権交代ムードを「えたいの知れないもの」と表現し払拭(ふっしょく)に懸命。対する田中陣営は追い風に乗ってマイペースの自転車街宣や、連日の大物弁士を迎えた街宣や集会など戦術も多様化させ浮動票を狙う。両陣営が「天王山」と位置付ける元首相のおひざ元、小松、能美市での攻防が一段と激しくなってきた。
風雲払え 森候補 東奔西走、門立ちも
最重点区 田中候補 日替わりで大物弁士
「民主が政権を取っても、内政外交でつまずく。日本の政治にとって大きな障害だ」。二十四日夜、小松市での個人演説会。真っ黒に日焼けした森候補はこう断言した。
一方で「ものすごく手応えを感じる。なのに世論調査は『接戦』という」と、もどかしさも吐露。「中央からの風か、雲かを追い払いたい」と語気を強めると、支持者の拍手が起こった。
政治経済の安定と県勢発展を訴えながら「力ある限り、命ある限り精いっぱい頑張る。助けていただきたい」と懇願も。福村章県議選対本部長は「寸分のすきも許されない。“まさか”のある選挙だ」と陣営を鼓舞する。
合併前の旧市町村単位に網羅した後援会組織などをフル稼働させ、森候補も選挙区を東奔西走している。岡田直樹参院議員や首長らとスクラムを組み、連日数十カ所でマイクを握るほか、企業前での門立ちも敢行。夜の個人演説会も小松市内を中心に三、四カ所でこなしている。
◇
「政治の失敗が日本全体を疲弊させてしまった」。二十三日夜、小松市内で開かれた個人演説会で、田中候補はかすれた声を振り絞った。若さを武器に、得意の自転車街宣を続けながら、夜は個人演説会を掛け持つ。
民主党本部が「最重点地区」と位置づけ、公示後も大物弁士が日替わり参戦。野田佳彦幹事長代理、河村たかし名古屋市長、菅直人代表代行、羽田孜最高顧問、前原誠司副代表と続き、鳩山由紀夫代表、小沢一郎代表代行も最終調整中だ。
元首相の地元能美市でも演説会を開き、攻めの一手。選対本部長の一川保夫参院議員の後援会「一誠会」や、連合石川の組織力も相手に負けず劣らずフル回転する。
二十四日夜、野々市町での個人演説会では、比例単独の沓掛哲男候補と初めてのツーショットが実現。「独裁者が長く続けば、わがままや自分本位になってしまう」と、古巣批判を展開した沓掛氏に、保守票取り込みへの期待が膨らむ。
◇立候補者(届け出順)
宮元 智49 幸福実現党県役員 諸新
森 喜朗72 (元)首相 自前<13>
田中美絵子33 (元)衆院議員秘書 民新
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千葉9区
:2009/08/26(水) 20:41:11
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000908260003
2区ルポ/多彩な地域性 訴え様々
2009年08月26日
8選を目指す自民前職の木村義雄氏の陣営は、かつてない危機感を募らせている。23日夜、丸亀市綾歌町のホールであった集会で、「『木村が危ない。何とか助けよう』とみなさんが来てくれた」と語り、詰めかけた人たちに感謝の気持ちを表した。
前回選挙では民主新顔の玉木雄一郎氏に約3万票差を付けて勝ったが、今回は強い「逆風」を受けている。18日の公示日、陣営は坂出市とさぬき市津田町の2カ所で初めて出陣式を開いた。支援者回りやミニ集会を盛んに行い、地域の祭りなどに顔を出す。「暗い時代に明るく」というメッセージを込めて、ピンクのシャツに身を包むなど、きめ細かな選挙戦を展開している。
86年、元衆院議員の父、武千代氏の地盤を継いで初当選し、その後も当選を重ねた。「厚生労働副大臣も経験し、障害者自立支援法の見直しでも中心となり、日本のどこに生まれ、住んでも安心な政策づくりをしてきた」などと、実績を強調する。
その木村氏の固い地盤に、再び玉木氏が挑む。19日夜、東かがわ市の集会で「政治に新しい、より良い選択肢を提供したい」と強く訴えた。
財務省の元キャリア官僚。05年選挙は投票日の1カ月前に退職して立候補し敗れた。その後の「浪人」時代は、駅前やスーパー前で演説を繰り返し、企業、団体、民家など地道にくまなく回っている。
最近の集会で「『夜遅くまで働いているので集会に行けなかった』と言われた。姿を見せない人の思いを生かさなければ」と訴えた。「光のあたらないところに、光をあてる政治家になりたい」などと、地道な姿勢を打ち出す。
■ ■
香川2区は、旧高松市を東西から挟むように広がる。東側のさぬき市、東かがわ市などの地域と、西側の坂出市や綾川町などだ。昔ながらの農業や漁業地域のほか、都市部、工業地帯、さらに新興住宅地もあり、有権者の関心も分かれる。無党派層が比較的多いとされる都市部では「風」を意識した選挙戦。田園地域などでは「縁故」「施策」など、より地域性や具体性が意味を持ってくる。
23日の木村氏の集会。自民県議の1人が会場を見渡した後、「農家が民主から戻ってきてくれた」と言った。
民主党が公約に掲げた農家の「戸別所得補償制度」に支持層を奪われると心配していたが、その後に民主党が米国との自由貿易協定(FTA)交渉に意欲を示した影響がでてきたと、この県議はみた。
玉木氏は、寒川町(現さぬき市)の兼業農家の生まれ。綾川町のJA施設で開いた2日の集会では、「コメなどの関税引き下げや撤廃の考えはないという民主党の考えを、もっと丁寧に説明すべきだ」と語るなど、理解を求めている。
幸福実現新顔の土居美佐子氏は、減税と国防強化などを訴えて浸透を図っている。(木脇みのり)
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:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:44:33
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260379.html
〈09総選挙 やまなし〉「金丸票」に異変 自民王国支えた後援会「久親会」
2009年8月25日
強力な集票マシンとして、戦後の「自民王国」を支えた故金丸信・元副総裁の後援会「久親会(きゅうしんかい)」が、今回の総選挙で自民公認候補の支援に目立った動きを見せていない。知事選や総選挙で自民分裂選挙が相次ぎ、組織力の低下を招いたほか、会員に「小泉改革」に対する反発も根深いためだ。民主公認候補の選対に入り、古巣の自民党ににらみをきかす元幹部もいる。
(床並浩一、岡戸佑樹)
「今回は支援できません」
久親会の幹部の男性は、総選挙で支援を求める自民候補の陣営幹部に、そう伝えた。各陣営が選挙戦の準備を本格化した今春のことだ。
全盛期の久親会は、市町村単位だけでなく、地域の自治会単位まで組織が張り巡らされ、抜群の集票力を誇った。連続当選12回の金丸氏にとって最後の選挙になった90年総選挙で、同氏は10万1756票を獲得。連続5回のトップ当選を果たした。
建設業界など支持団体の会員企業もフル回転させた久親会。金丸氏の出身地盤の釜無川以西地域の得票率は、中選挙区で50%を超えるところもあった。同氏は引退後も影響力を発揮。死去後の会にも政治力が残った。事実上の後継者として、総選挙で初当選した建設官僚出身の横内正明氏(現知事)も、久親会の支援を受けた。その後も本部事務所(甲府市丸の内2丁目)を訪れ、支援を求める議員や新人は与野党を問わず、あとを絶たない。
だが、自民分裂選挙になった前回選挙で、郵政民営化法案に反対する自民系無所属候補を支援した一部の久親会関係者のうち、今回、自民候補の支援に回る人は少ない。元幹部の一人は「金丸氏の顕彰碑を(06年に)建てた時点で、久親会の選挙は終わった」という。別の幹部は、前回選挙で「小泉氏は(金丸氏の所属した派閥)経世会をつぶしにかかっていると思い、死ぬ気で戦った」と振り返り、「小泉チルドレンに投票してくれ、なんていえない」と話す。
さらに民主党に流れる動きも加速している。
「今回は民主党の候補に入れよう」
甲府市在住の60代の会員は今月中旬、お盆で集まった親族36人を前にこう切り出した。
男性は、かつて金丸氏の「ファミリー企業」といわれた架橋工事会社の協力会社に勤務。他の協力会社員と一緒に同氏の選挙を手伝うようになり、その後、久親会に入会。選挙の際は、親族の票をとりまとめてきた。
18日の公示日。県内の民主公認候補の出陣式で、元久親会幹部の男性は選対幹部としてあいさつに立った。男性は取材に「民主の候補を支援することに抵抗はない。55年体制のようなイデオロギー対立もない」と答えた。
もちろん、現職の久親会系県議は自民候補の支援姿勢を打ち出している。また、会員の多くは自民党員で、峡北地域の男性会員は「前回も応援した自民候補を今回も支える」と話す。
金丸氏の次男で、久親会を事実上取り仕切る信吾氏は、「いまの久親会は親睦(しんぼく)団体。個人の判断で特定候補の応援を勤務先で呼びかけているが、組織として会員に支援を求めていない」と話す。
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千葉9区
:2009/08/26(水) 20:45:12
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260340.html
〈09政権選択〉握手合戦、終盤過熱 長崎2区
2009年8月25日
23日夕、大勢の花火客でにぎわった長崎県長与町の川まつりの前に、長崎2区の自民前職、久間章生氏は選挙カーで乗りつけた。「必勝」の鉢巻き姿。出店の前を会釈しながら歩き、10分後には再び走り去った。わずか3分後には、民主新顔の福田衣里子氏が姿を見せ、赤ん坊の頭をなで、1時間ほど一人ひとりと握手を交わした。
この日昼、久間氏が諫早市の商店街を歩き回った2時間後に福田氏の姿があった。所変われば、逆の時もあり、一票を積み上げるための激しい「握手合戦」を続けている。
◇ ◇
福田氏は20日以降、2日に1回15分程度、取材をまとめて受ける時間をやりくりした。選挙戦は、薬害C型肝炎の被害者である若い女性が自民大物に挑むという「絵になる」構図なだけに、東京や海外のメディアも殺到。陣営も、無党派層に浸透するには、可能な限りメディアに登場するのが得策と踏んだ。
「福田氏は地域の問題を語れない」と盛んに批判する久間氏に対し、福田氏は演説内容も変えてきた。公示前は薬害の体験から「命をつなぐ政治」「官僚政治の打破」を強調してきたが、公示後には政策に触れる場面が目立つ。しかし、「地域医療、郵便局、雇用を守り、経済を安定させ、若者を取り戻し……」といった調子で、具体性はいま一つだ。
マスコミ各社の情勢調査の一部ではやや優勢とされているが、陣営は上滑りを警戒。組織固めに入る。23日午前、労組幹部約30人が集まった諫早市での緊急会合では、連合長崎の小石隆会長が「動きが甘い」と一喝。「終盤情勢」と題したA4判の文書には「都市部で吹いた民主への追い風は、地縁、血縁の多い地方では無縁。わずかなポイント差は1日で逆転される」と書かれていた。
◇ ◇
今月12日、久間氏は諫早市の国道沿いに立ち、通り過ぎる車の有権者に手を振るパフォーマンスを演じた。「29年前に初当選して以来、初めて」。22日には、出身地の南島原市のスーパー前の広場で買い物客らを前に「選挙カーに乗るのは13年ぶり」と頭を下げた。
1年前には思いもしなかった強敵の出現に、久間氏は必死だ。温厚な人柄で知られてきたが、演説などでは、民主と福田氏を「政策は危なっかしくて頼りにならない」「安心してバトンタッチできない」と批判することを忘れない。
久間氏が落選すれば、県の発展はない――。諫早湾干拓事業や九州新幹線西九州(長崎)ルートの着工で久間氏に「世話になった」と公言する金子原二郎知事もとうとう旗幟(きし)を鮮明に。20日、諫早市内のJAでの演説会では「久間先生が今回やめる結果になっていいのか。冷静に考えていただきたい」と呼びかけた。
久間氏を支えてきた業界団体にも危機感は強い。JA組合長を務める県議は21日、支部長らを前にはっぱをかけた。「とにかく身の回りの票をかき集めて」。参加者の一人は「こんなに強く要請されたのは初めて」と驚いた。
「道路は必要だが、道路を造るかどうかを選挙の論点にするのは古い」と主張する福田氏に対し、久間氏は「私の次の仕事は道路」と言い切る。ある中堅建設会社の社長は26日、約40社の社長らを集め、こう訴える。「民主党政権になれば、職を変えざるを得ない事態も起こりうる。もう一度鉢巻きを締め直そう」(加藤勝利、中山尭)
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千葉9区
:2009/08/26(水) 20:46:04
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090826ddlk08010149000c.html
茨城の岐路:’09夏決戦 衆院選2区 自民支持層奪い合い、都市決戦 /茨城
30日投開票の衆院選は、無風区とみられていた2区が激戦区と化している。閣僚や自民党要職を歴任してきた額賀氏に対し、かつて保守系首長だった石津氏が旧知の市議らと連携し、自民支持層を奪い合う構図だ。両陣営とも無党派の多い都市部を重点に、遊説に力を入れ始めた。【岩本直紀】(届け出順)
◇他県での応援控え地元に密着−−額賀福志郎氏
額賀氏は25日午後4時半、鹿嶋市宮中の大型ショッピングセンター駐車場で行われた集会で、聴衆約500人(陣営発表)を前に「(93年の細川政権発足後の)失われた10年を繰り返してはならない。政治の安定なくして経済の安定はあり得ない」と訴えた。陣営は終盤に入って無党派層への支持拡大を目指し、鹿嶋、神栖の都市部の遊説に重点を置く。
「驚いたよ。民主の風で本当にひっくり返されるのか」。新聞各紙の世論調査で予想以上の接戦と報じられた先週末ごろから、選挙事務所には地元県議や元首長らが危機感を募らせ、実情を確かめようと事務所に集まるようになった。
前回05年の衆院選の選挙期間中、地元入りしたのは2日だけ。党の要職や閣僚を歴任した額賀氏は、自身の選挙区を秘書や選対本部に任せ、他候補応援で全国を駆け回った。しかし今回は、他県への応援は2日に抑え、地元に密着。家族も協力し、支持者へのあいさつ回りに奔走する。
津島派の選対本部長として応援演説をする立場の額賀氏は、人気閣僚を呼ぶ集会の予定もない。「本人が大物政治家だからというわけではないが、人集めはしない」(陣営)と、ローラー作戦で地道に票掘り起こしを図る。
◇「くら替え」市議ら古巣を攻略−−石津政雄氏
「官僚政治を終わりにしよう。私は生活に苦しむ皆さんの声を代弁します」
石津氏は25日午前11時、小美玉市羽取駅近くのスーパー駐車場で開かれた街頭演説で、応援に駆け付けた民主党茨城県連代表代行の郡司彰参院議員とともに選挙カーに乗り、生活者の視点を力説した。世論調査では、伝統的に民主基盤の弱かった農村部でも額賀氏と競り合い、切り崩しを図っている。
24日には鳩山由紀夫代表も参加し1000人規模(陣営発表)の集会も開催。追い風で勢いづくが、陣営は上滑りにならないよう引き締めに懸命だ。
同日夕、神栖市内のホテルで開かれた鹿行地協主催の総決起集会で石津氏は「相手は大物代議士。空中戦で戦える生やさしい選挙ではない。私は今、地上戦の先頭で戦っている」とムード先行にならぬよう呼びかけた。
選対本部では自民から民主にくら替えした鹿嶋市議らが中核を担い、選挙事務所は自民党の市議や地区支部長が公然と出入りする。ある地区支部長は「今の自民党ではだめだ。政権交代で出直してもらわなければ」と現状を憂える。「前回までは自民を応援してきたが、今回は民主」。選挙はがきを書きながら元行方市議が言った。
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千葉9区
:2009/08/26(水) 20:47:52
http://osaka.yomiuri.co.jp/news-sp/lh-election2/20090826-OYO1T00498.htm?from=tokusyu
公共事業減り建設業界悲鳴 細る王国の組織票…和歌山3区
応援ためらう声も
真っ黒に日焼けした自民党の二階俊博の口調が、ひときわ熱を帯びた。
「知事、市町村長みんなが推薦してくれた。肩に食い込むような責任を感じる。何としても勝たなければならない」。23日、和歌山県上富田町の文化会館で開かれた個人演説会で、二階は支持者約500人に何度も深々と頭を下げた。
9選を目指す経済産業相の二階は、運輸相、党総務会長も歴任し、派閥を率いるベテランだ。過去の衆院選では、期間中のほとんどを他候補の応援に出かけ、本人不在で圧勝してきた。
しかし今回は一変した。地元に張り付き、街頭演説にも積極的に立つ。二階が「応援要請をどう断ろうか頭が痛いが、ヘタな結果を招くわけにはいかない」と話すほど、危機感は強い。
選挙区内の21市町村長もほぼ全員、市町村ごとに置かれた二階の選対本部の本部長や顧問などに名を連ねた。知事の仁坂吉伸も26日、2度目の応援に入る。地元の自民県議は「困ったときはみんな、二階先生に頼ってきた。高速道路も、実力者が和歌山にいるからこそ整備が進む」と強調し、支持を訴える。
盤石に見える「二階王国」。だが、民主党への追い風を象徴するかのように足元は揺らいでいるという。
国や自治体の財政難で公共事業が減り、5年前に1000社を超えていた県建設業協会の会員企業は、770社に。建設業界はこれまで二階の集票の原動力になっていたが、業者の中には「今回は応援しない」と言い放つ人も現れた。
選挙のたびに従業員を動員し、二階を応援してきた建設会社社長(45)は今回、民主党の玉置公良の支援に回った。
5年前まで年間1億円近く売り上げ、社員15人を抱えていたが、昨春以降、県発注工事を1件も落札できず、事実上の倒産に追い込まれた。「今の状況を変えたい」。同業者や友人に声をかけ、400人以上から玉置支援を取りつけた。同業者には「表だって二階さんに逆らえないが、票は必ず玉置さんに入れる」と話す人も多いという。
玉置も「政権交代」への期待を感じる。昨秋以降、選挙区内を5巡した。支持者から声をかけられることも増えた。23日夜に田辺市内の2か所で開いた個人演説会には、計約400人が集まった。陣営幹部も「これまでなら二階陣営に遠慮し、出席もしてくれなかったのに……」と驚く。
「自民政治で地方はガタガタにされた。今が歴史の大きな曲がり角。和歌山から歴史を変えよう」。25日、玉置が新宮市のスーパー前で声を張り上げると、買い物客らから拍手が送られた。(敬称略) (社会部 山本照明、和歌山支局 坊美生子)
◇和歌山3区◇
(御坊市、田辺市、新宮市など)
湊 侑子26 諸新 幸福実現党員
玉置 公良54 民新 (元)県議
二階 俊博70 自前(8) 経済産業相
(数字は当選回数、届け出順)
(2009年8月26日 読売新聞)
4363
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:51:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090825-OYT8T01173.htm
逆風下での「どぶ板」自民・堀内輿石の地盤も頼り民主・坂口連日200キロ近く遊説無所属・長崎
24日夜。自民・堀内が富士吉田市の個人演説会場に大慌てで駆け込んできた。自民の選挙対策副委員長・菅義偉が、堀内を持ち上げる演説を終える直前だった。
堀内はつい2時間前、笛吹市で幹事長代理の石原伸晃と並び、街頭演説に声をからしていた。4月以降、応援に来た有力政治家は厚生労働相の舛添要一ら6人。実力者ぶりをアピールする作戦だ。
堀内には、自ら会長を務める富士急行の組織力もある。県内全域に2万人を超す企業関係者がいると言われ、下請けなど影響が及ぶ企業のすそ野も広い。
そんな抜群の知名度、組織力を誇る堀内が遊説カーを降り、有権者と握手を重ねている。自民への逆風の中、かつてない「どぶ板」選挙を強いられている。
「有力政治家を呼んでも、若い人が集まらないんです」。支援する県議の一人は、課題を率直に認める。
◇
22日午前、市川三郷町の街頭演説。「政権交代」を叫ぶ民主・坂口のそばに、参院議員会長・輿石東の姿があった。
約30人の聴衆の多くは、輿石を支持する政治団体「山梨県民主教育政治連盟」(県政連)の関係者だ。元教諭の男性(81)は「坂口さんがどんな人かよく知らないけど、輿石先生のために応援する」と言い切った。
強烈な追い風は吹くが、前回選挙から4年間、街頭演説に明け暮れた坂口には、「まだ大きな組織がない。輿石先生の地盤が頼り」(陣営幹部)という。
民主の参院議員・米長晴信は7月末から、群馬県の女性候補者の応援に回った。県政連会長の土橋金六は「彼(米長)と我々の考え方は合わないので、山梨から外に出てもらうよう要請した」と明かす。輿石支持者への配慮を優先しながら、坂口と輿石の「二重陣営」の選挙戦が進む。
◇
「大月市立中央病院に整形外科の医師をお招きすることに成功しました」
23日午後、うだるような暑さの中、長崎が遊説カーから訴えた。「地域第一」を標榜する長崎は、地域ごとに演説内容を細かく変える。無所属候補は、ポスターの掲示場所が制限される。そんなハンデを、連日200キロ近い距離の遊説ではねのけようとしている。
「自民対民主」の対決構図の中、長崎は対立候補の支持基盤の切り崩しに懸命だ。陣営幹部が富士吉田や都留などにある創価学会支部に足しげく通い、陣営のミニ集会や支援企業の朝礼で「比例は公明」との呼びかけも始まった。公明の推薦は自民候補だが、陣営幹部は「支持母体の創価学会は別だ」とみる。
激戦が繰り広げられる2区では、長崎を批判する中傷ビラも複数出回る。だが、陣営幹部は「中傷されるほど、陣営は燃える」と強気だ。
◇
諸派の幸福実現党の宮松は、遊説中心の活動。教育問題などを巡り、有権者と立ち話も交えて支持を訴えている。(敬称略)
◆2区
堀内 光雄79 自■前《10》
坂口 岳洋38 民 新
長崎幸太郎41 無(自)前《1》
宮松 宏至69 諸 新
(2009年8月26日 読売新聞)
4364
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:53:13
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260372.html
民主比例候補、「地元」へ 追い風「勝てば私も」 東京9区・10区
2009年8月25日
民主に強い追い風が吹いている今回の選挙戦。東京9区(練馬区中西部)と10区(練馬区東部、豊島区)では、過去に両区から立候補した経験がある民主の比例単独候補3氏が、小選挙区の新顔支援に活発に動いている。原動力は「小選挙区で勝てば、自分も当選」との思い。攻勢の陣営では「練馬区は国会議員だらけになる」とささやかれ始めた。(其山史晃、永沼仁)
公示日の18日、練馬駅前。9区に立った木内孝胤氏の出陣式で、地元に縁がある民主の東京ブロック比例単独候補3氏がそろい踏みした。
「4年前、いい加減な総裁は私を追放した。権力者として弾圧した。私がその犠牲者。その時以来、自由民主党は不自由民主党になった」
最初に訴えたのは、4年前、10区から新党日本の候補として立った小林興起氏だ。郵政民営化に反対して小泉純一郎元首相率いる当時の自民を離れ、古巣から「刺客」の小池百合子氏を送り込まれて辛酸をなめた。9区にも中選挙区時代の小林氏の支持者がいて、自民批判の演説には拍手がわいた。
続いてマイクを握ったのは元民主党衆院議員の吉田公一氏。前々回03年に4選をめざして9区で立ったが、今回も立候補している自民の菅原一秀氏に敗れた。
最後は、小沢一郎氏の元秘書だった川島智太郎氏。前回05年に9区に立ったが、やはり菅原氏に敗れた。吉田氏、川島氏とも「小選挙区での木内氏の当選」を繰り返し訴えた。「木内さんが勝てば、われわれも助かります」
比例名簿の順位は小林氏が25位、吉田氏が26位、川島氏が27位。民主の小選挙区候補は22人全員が1位で比例東京ブロックに重複立候補しているが、小選挙区で勝って比例名簿から抜ける候補が続出すれば、3氏にも当選の芽が出てくる。それぞれ「当選圏入り」をめざして自らの支持者や周辺への働きかけを強め、「底力のある自民候補を追い込むような、分厚い運動ができている」(木内陣営)。
特に小林氏は10区から無所属での立候補を模索していたが、「反自民」への思いから、民主の江端貴子氏との競合を避けて比例に回ったいきさつがある。自民へ流れかねない自身の支持層に江端氏支援を訴えるため、精力的に遊説をこなしている。
江端陣営も「小林陣営が先導してくれて回りやすい地域ができた」と「共闘」を歓迎する。「小林さんの支援者の票がすんなりこちらに流れるわけではないでしょうが、反応はいい」。自民側からも「手ごわい」との声が漏れてくる。
民主が大勝した場合、9、10区では小選挙区で2人、比例区で3人、民主の衆院議員が誕生する可能性がある。さらに自民の候補が比例区で復活当選すれば、最大で7人だ。
「参院議員も含めればもっと増える。この時期に皮算用はしたくないが、国会議員だらけになると、有権者の中には戸惑う人が出るかもしれない」。民主のある陣営関係者の口からは、そんな冗談も飛び出した。
4365
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 20:54:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009082600056
SPもつらいよ=炎天下、スーツ脱げず−夏の選挙「ひたすら我慢」【09衆院選】
現憲法下初の8月投開票に加え、解散から投票までの期間も最長の40日間となった今回の衆院選。「真夏のマラソン選挙」に悲鳴を上げているのは、候補者ばかりでなく、炎天下で黒いスーツに身を包み、各党党首らを警護する警察官(SP)も同じだ。大阪府警幹部は「寒さはある程度防げるが、暑さは無理。一番暑い時期に街頭演説が集中して大変」と話す。
SPは原則黒か紺のスーツを着用。腰や脇にさまざまな装備品を着けているため、人前で上着を脱ぐことは禁止されている。党首らが演説場所に到着する2〜3時間前から現場周辺を視察、不審者の有無や警備の死角を調べる。
街頭演説では、炎天下での任務が4時間に及ぶことも。1回でスーツは汗で白くなる。幹部は「任務終了まで水分補給はできず、休憩は移動する車中での30分。すぐ次の演説場所に先回りしないといけない」と明かす。
少しでも暑さを和らげるため、府警は首回りを冷やす冷却グッズを購入。全SPに配布したが、効果はいまひとつ。「ひたすら我慢。暑さに有効な対策はない」と耐え続けている。(2009/08/26-05:38)
4366
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:56:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090826/CK2009082602000133.html
自民の砦、首相も応援 民主は農村から攻勢
2009年8月26日
自民党総裁で首相の麻生太郎は二十五日夕、東松山市の街頭に姿を現すと、まず上着を脱いだ。「暮らしを守るため、経済対策を最優先してきた。政権ではなく、政策を選んでほしい」。水色のシャツの袖をまくり、選挙カーの上でしゃがれた声を張り上げた。
同党前職で県連会長の山口泰明は「大変厳しい選挙。何としても当選を果たし、地域のために頑張る覚悟です」。約三千人を前に頭を下げた。
山口への首相の応援は過去の選挙を含めて初めて。まして選挙戦終盤という時期は極めて異例だ。県内でも自民の劣勢が伝えられる中、麻生は二十一日の2区に続き、この日、保守地盤が厚いとされる10区、12区、7区の応援に入った。
五度目の対決となる山口と民主元職松崎哲久。小選挙区では山口が四連勝中で、松崎に比例復活を許したのはわずか一度だけ。小泉旋風を受けた前回は、三万八千票余りの差をつけ、圧勝した。
ところが、山口陣営幹部は「今回は松崎を追う展開だ」と、明かす。「ここは自民の最後の砦(とりで)。負ければ、(県内の)自民は小選挙区全敗もある」とかつてない危機感を募らせる。
山口の選挙スタイルは、組織力を生かしたどぶ板戦術が基本だ。選挙区の三市七町の首長のうち市町ごとの選対総括責任者は前回、一町長だけだったが、今回は九人。残る一人も顧問を引き受けた。地方議員、後援会をフル回転させ、これまで以上に保守票の引き締めを図る。
そして今回は、無党派を狙った“空中戦”にも力を注ぐ。前回は、山口本人が解散直後、足首を骨折。活動を制限されたが、今回は、本人が自転車遊説するなど精力的に動く。公示前後に党幹部や大臣が応援に入り、二十八日には元首相の安倍晋三、少子化担当相の小渕優子まで駆けつける予定だ。「やっと背中が見えてきた。一気呵成(かせい)に混戦から抜け出したい」と陣営幹部は漏らした。
対する民主の松崎。農村部から都市部に支持を広げていこうと、「山上作戦」を掲げ、街頭活動。前代表の小沢一郎流の選挙戦術だ。二年ほど前から松崎は、比企郡などの農村を重点に、きめ細かく訪問を続けてきた。
象徴的だったのは、公示日の十八日。ときがわ町の山中にある椚平(くぬぎだいら)稲荷(いなり)神社で第一声を上げた後、同町内を自転車で遊説し「自然豊かなまちは、私たちの財産。守りながら将来の地域発展を考えていきたい」と訴えた。翌日からも小川、嵐山、滑川町などを遊説。農村部で手厚い活動を続ける。
民主党代表の鳩山由紀夫は、解散直後の七月下旬、坂戸市などで街宣。公示後の二十一日には、代表代行の菅直人が東松山市で「この選挙区で松崎哲久さんが当選した時、日本が変わり始める」と声をからし絶叫。松崎も「自民党は長いこと官僚主導の政治を許してきた。だからこそ政権交代が必要」と熱っぽく語った。
陣営は「政権交代。」と書かれたシールを作製。七月から各地の夏祭りで配ると、人だかりができ、二日間で四千枚がさばけたこともあった。陣営幹部は「政権交代が現実味を帯びる中、流行語のようになっている」と手応えを感じる。
保守王国の議席を自民県連会長が守るのか、失うのか。その答えは三十日に出る。 =敬称略、おわり
(石井友恵)
4367
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:57:46
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090826ddlk44010509000c.html
2009衆院選おおいた:選挙戦ヒートアップ “大物弁士”ら来援 /大分
衆院選も終盤となった25日、“大物弁士”らが来県し、候補者の応援演説に熱弁を振るった。また、同じ個人演説会場で候補者同士が“ニアミス”するなど、選挙戦はヒートアップしている。
鳩山邦夫・元総務相は、大分3区の自民前職応援のためJR別府駅前で街頭演説。鳩山氏自身、地元福岡6区で民主候補と激しい戦いを繰り広げており「どんなに尻に火がついていても、(自民前職を)負けさせられないと思ってやってきた」と切り出した。自民に対する逆風についても「サッカーで言えばオウンゴールにすぎない」「『野党に一度やらせてみたら』というムードが広がっているが、今の野党は危険だ。自民党をよみがえらせるため力を与えてほしい」と熱弁を振るった。
また、民主最高顧問で元蔵相の藤井裕久氏が、JR日田駅前で大分2区の社民前職応援のため街頭演説。「小沢一郎代表代行に命じられた」として「社民と一緒に政権交代を成しとげたい」と候補の支持をアピールした。また、農相や通産相を歴任した元民主副代表の畑英次郎氏も駆け付け、「大分の野党連合勢力が勝ちを占めてこそ、政権交代が可能」とげきを飛ばした。
◇候補者同士の“ニアミス”も
2区の自民前職と社民前職が同日夜、同じ津久見市の市民会館で、1時間半差で個人演説会を開いた。先に開いたのは社民前職。労組員や、推薦を受けている国民新を支持する郵政関係者らが集まった。選対幹部は「郵政関係者が組織だって出てくれたのはここだけ。勢いがついた」。自民前職陣営は、のぼり旗を立てるなどして会場づくり。企業従業員や、推薦の公明関係者らが席を埋めた。「夜遅くに多くの支持者が集まったのは、候補が厳しいと肌で感じているから」と陣営関係者。【楢原義則、祝部幹雄、古田健治】
4368
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:58:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090826/20090826_0003.shtml
5区 村山元首相と千葉県知事登場 終盤戦へてこ入れ
2009年08月26日 14:35
23日の八代市長選の余波が続く熊本5区では25日夜、社民新人の中島隆利氏、自民前職の金子恭之氏がそれぞれ人吉市、八代市で開いた演説会に村山富市元首相、森田健作千葉県知事が登場。両陣営とも著名な“大物”投入で選挙戦終盤に向け、てこ入れを図った。
人吉市下城本町のカルチャーパレスであった中島氏の演説会。85歳の村山元首相は、ぴんと背筋を伸ばしながら、後期高齢者医療制度の問題点などを挙げ「高齢者が長生きすることに不安を覚える社会になっている。政権交代しかない」と訴えた。民主党の松野信夫参議院議員は八代市長選での新人の勝利を挙げ「草の根選挙で一人一人の力を結集すれば勝てる」と呼び掛けた。
金子氏は八代市の市厚生会館で総決起大会を開催。衆院議員時代から金子氏の仲間という森田氏は「私の妻は人吉出身で、妻の親せきもすべて金子後援会。自信を持って推薦します」と激励の言葉を贈った。壇上には、同市長選で落選した坂田孝志市長の姿も。金子氏は「これほどの実績ある市長が落選されるとは…言葉もありません」と、言葉を詰まらせながら「厳しい逆風に立ち向かいゴールしたい」と力を込めた。
=2009/08/26付 西日本新聞朝刊=
4369
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 20:59:56
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082601000877.html
広島7区、元大蔵官僚3度目対決 「宮沢の灯」か、下克上か
故宮沢喜一元首相のおひざ元、広島7区(福山市)。引き継いだおいの自民党前職宮沢洋一氏(59)は4選を目指すが、旧大蔵省時代の部下で民主党前職和田隆志氏(46)との3度目の対決は激戦となっている。
両候補の出会いは、和田氏が1988年に入省し、最初に配属された証券局時代から。直属の係長が自民党前職の片山さつき氏(50)=静岡7区、その上司が洋一氏だった。14年も年次が違い「直接言葉を掛けられないほどの大先輩だった」。
和田氏は2003年に退職。「自分が付けてないはずの予算が通ってしまう。健全な役所じゃない」と官僚人生に見切りを付け、元上司に政界で“下克上”を挑んだ。伯父の地盤を受け継ぎ00年に初当選していた洋一氏は、後輩の和田氏の挑戦を2度とも退けてきた。
喜一氏が07年死去し地元での求心力は低下。危機感を募らせた洋一氏は公示後、公民館や農協での演説会を毎晩2〜5カ所こなし、昨年秋以来の金融危機で景気対策にかかわった実績を強調。後援会も「宮沢家の灯を消すな」と必死だ。
一方、和田氏は労働組合の強力な支援を受けるが、陣営は「7区に民主の風は吹いていない」として、朝の街頭演説などを繰り返す。
22日、福山市で開かれた合同演説会。「国の特別会計にかなり無駄遣いがある」と主張する和田氏に、洋一氏は「決算書を読めば分かる。民主党の財源論は無責任」と応酬、火花を散らした。
諸派新人植松満雄氏(50)も立候補している。
2009/08/26 19:17 【共同通信】
4370
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 21:01:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090826/20090826_0001.shtml
接戦2、3区に大物来援 自民、民主が総力戦 無党派取り込みに懸命
2009年08月26日 14:02
新人候補とともに「頑張ろう」とこぶしを上げる民主党の菅直人代表代行 衆院選は終盤に入り、世論調査で接戦が伝えられる熊本2、3区を中心に、自民、民主両党が総力戦の様相だ。民主党は25日、菅直人代表代行が3区新人の応援で山鹿市入り。26日には2区にも入り、県内小選挙区で初の複数議席獲得に向け攻勢を強める。全国で苦戦が伝えられる自民党も、20日の麻生太郎首相(総裁)に続き、28日には2区に石破茂農相が入る予定。議席死守に懸命だ。
菅氏は25日夜、山鹿市で3区の新人後藤英友氏の集会に出席。「一昨日、党本部で最終盤戦の分析をしたが、この熊本3区は本当に横一線。あとひと押しをお願いしたい」と呼び掛けると、約500人の支援者から大きな拍手が起きた。
民主は解散後の7月29日に鳩山由紀夫代表、公示日の18日と翌19日には岡田克也幹事長が2、3区入り。菅氏は26日も2区の新人福嶋健一郎氏と熊本市で街頭演説する。県連幹部は「2、3区は接戦。幹部の応援は票の底上げと運動員の引き締めにつながる。もっと幹部を呼び、無党派層にアピールしたい」と追い風の加速に期待する。
これに対し、2、3区の自民前職陣営は戦略が分かれる。2区の林田彪氏は28日、石破農相とともに熊本市で街頭演説を予定。陣営幹部は「無党派層に人気がある石破氏を投入し、投票行動を決めていない層にアピールしたい」。
林田氏はJAや漁協など支持組織向け中心だった街頭演説を先週末から軌道修正。スーパーや団地での街頭演説を増やし、露出を高める作戦だ。
一方、3区の坂本哲志氏は現時点で大物応援の予定はない。初の自民公認として臨むが、逆風を意識してか名刺やリーフレットに「自民党」の文字は控えめに表記して政党色を薄め、本人の政策や人柄を強調。陣営は「無所属だったこれまでと同様、支持者の草の根のつながりを生かして支持を訴えたい」と話す。
3区で坂本、後藤両氏を追う無所属新人の三浦一水氏は、26日に合志市で総決起集会を開く。所属する保守系無所属グループを率いる平沼赳夫元経産相が駆け付ける。陣営幹部は「3区で自民でも民主でもない第三極をアピールし、無党派層にも支持を広げていきたい」と意気込む。
=2009/08/26付 西日本新聞朝刊=
4371
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 21:02:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20090826/20090826_0001.shtml
応援弁士 多士済々 各党幹部ら県内入り 終盤戦へ向け、訴えさらに
2009年08月26日 14:06
衆院選投開票日が5日後に迫った25日、終盤戦に向けて各党幹部たちが候補者の応援に続々と入った。世論調査で苦戦が伝えられる与党側は「党内の変革」をアピールして巻き返しを図り、勢いづく野党側は「政権交代」の訴えを強めた。
「『民主に1回やらせてみたら』という風がある。だから、自民党が変わればいい」。別府市のJR別府駅前で、大分3区に立候補する自民前職の応援に立ったのは、鳩山邦夫前総務相。「2人が自民党をたたき直す。新しく生まれ変わる自民党に期待して下さい」と力を込め、自民前職とこぶしを突き上げた。
民主の藤井裕久最高顧問は、大分市のコンパルホールで開かれた大分1区の民主前職の個人演説会に参加。藤井氏は「無駄遣いの排除は、霞が関ともたれ合う自民にはできない。自民党は官僚の言いなりだ」と批判。「浮かせた予算で国民に役に立つ政策に使う。政権交代したら国民本位の政治に変える」と訴えた。
津久見市の津久見市民会館では大分2区の社民前職の個人演説会が開かれ、野党共闘を進める国民新党の自見庄三郎副代表が登壇。郵政民営化に反対し、前回衆院選で落選した自見氏は「(郵政事業の)4分社化を進めたら、巨大なアメリカの金融資本に取られる。政権交代するチャンスだ」とアピールした。
大分1区の共産新人はJR大分駅など大分市中心部で街頭演説し、自民と公明の連立政権を終わらせるよう訴えた。党幹部の来援予定はないが、共産党県委員会幹部は「応援に有無にかかわらず、候補者が街頭に立ち、地道に有権者に訴えていく」と話している。
=2009/08/26付 西日本新聞朝刊=
4372
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 21:03:30
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082503.html
1区の接戦、広島でも 民主、自民前職を猛追 '09/8/25
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衆院選で中国地方の小選挙区では最多の6人が立候補する広島1区。全国では県庁所在地を中心とする1区で民主党が勢力を伸ばす「1区現象」が起きてきたが、広島は無縁で自民党前職の岸田文雄氏(52)が圧勝を続けてきた。それが一転、今回は民主党新人の菅川洋氏(40)が猛追する形で終盤戦を迎えた。(加納亜弥)
▽浮動票・投票率が鍵握る
24日朝、1区に隣接する府中町のマツダ本社前。「どうかよろしくお願いします」。岸田氏は通勤する社員たちに呼び掛け、頭を下げた。岸田氏はこの日予定した同じ派閥の5、7区の自民党前職の応援を急きょ取りやめ、地元に張り付いた。
消費者行政推進担当相を務め、派閥では「将来の幹部候補」と目される岸田氏も、党に吹きつける逆風に危機感を隠さない。岸田氏自身、衆院議員だった父の代からの後援企業を熱心に回り、地域の会合にもひんぱんに顔を出すなど、地盤固めに力を注ぐ。
追い上げる菅川氏。初挑戦だった2005年の前回は、岸田氏に約4万8千票の差をつけられ大敗した。今回、公示前後には小沢一郎代表代行や菅直人代表代行たち「大物」の相次ぐ来援を得た。
菅川氏は「相手の壁の厚みは感じるが、党への風を取り込みたい」と意気込む。広島市中区の本通り商店街でパレードを繰り広げるなど、若者や無党派層を取り込もうと懸命だ。
岸田氏は00年と03年、8万5千票前後を獲得し、「郵政選挙」と言われた前回は約10万7千票を得た。両氏の陣営とも、少なくともこの差の「約2万2千票」は、特定の政党や候補者にしばられない浮動票とみる。
菅川氏の陣営は「投票率が上がり、浮動票を獲得できれば3万票増はいける」とはじく。一方、岸田氏の陣営は「浮動票を失っても、倍増させた運動量で取り戻す」と受けて立つ。目標とする得票は同じ9万票以上だ。
菅川氏の陣営にとって気掛かりなのは、共産党新人の藤本聡志氏(54)と、社民党新人の上村好輝氏(49)の動向である。前回、共産党候補は約1万1千票、社民党は上村氏で約1万票を得た。両党は政権交代を念頭に置きながらも、民主党の「勝ちすぎ」も警戒する。
藤本氏は「『建設的野党』として防波堤の役割を果たしたい」。社民党は、民主党と選挙後の連立政権樹立を視野に入れつつ、上村氏は「民主党だけが大きく前進しても政治の流れを変えることはできない」と訴える。
岸田氏と菅川氏の事実上の一騎打ちとなった広島1区は、浮動票や「反自民票」の行方が、勝敗を決する様相を強めている。
1区には、幸福実現党新人の山本浩徳氏(47)、無所属新人の中村文則氏(57)も立候補している。
4373
:
名無しさん
:2009/08/26(水) 21:05:34
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082634_all.html
美女軍団、「私が神」…ユニーク候補続々アノ激戦区
麻布十番祭りでは4候補が激突
上から超高級選挙カーのマック赤坂氏、紅一点・田中順子氏、エコ選挙の黒沢武邦氏、“美女軍団”がビラを配布する野沢哲夫氏、唯一神・又吉イエス氏(クリックで拡大) 1選挙区に9人という史上最多の候補者数となった東京1区(千代田、港、新宿区)で、熱い戦いが繰り広げられている。自民の与謝野馨財務・金融担当相と民主の海江田万里氏の事実上の一騎打ちと報じられているが、2人を追い上げる面々もかなりの個性派ぞろい。過激発言や超高級車の選挙カーが行き交い、お祭り会場では4陣営がバッティングするなど、選挙区内は大騒ぎとなっている。
「他の候補者の方と結構ぶつかります。駅前や商店街など、人が集まる場所には、どなたかがいる」と話すのは、幸福実現党の田中順子氏。日本テレビ「ニュースプラス1」キャスターの経験もある田中氏だが、その美貌とは対照的に「支持母体として日教組の存在がある政党から文科相を出してはならない!」と、鋭い指摘で人目を引いている。
同じく人目を引いているのが、スマイル党から出馬のマック赤坂氏。会社経営や財団運営などで財をなした赤坂氏は「候補者の人数(の多さ)から言ったら失敗だったな。5−6人だと思っていた。意外だった」というが、6000万円のロールスロイスの上で尾崎豊の曲をかけて踊りまくり、「若者の反応はいいよ」とスマイル。
そんな赤坂氏と「麻布十番納涼まつり」の会場でバッティングしたのは野沢哲夫氏。「先ほど与謝野さんと海江田さんの陣営もいた」という会場入り口で、野沢氏は赤坂氏の音楽も気にせず熱弁を振るっていた。東大卒で野村証券出身の申し分ない経歴。無所属で激戦区に飛び込んだのは「幼稚園から大学まですべて公立と国立だった。いわば税金でできた体なので、野村証券で得た国際競争力を生かして恩返しをしたい」のが理由。
経歴では黒沢武邦氏も劣らない。米ペンシルベニア大で都市計画学博士号を取得し、自民党系シンクタンク研究員の経験もあるが、やはり無所属で出馬した。「エコ」をテーマに選挙カーや拡声器、ビラを一切使わない異色の選挙戦を展開。「電子マネーに採用されているフェリカ(非接触ICカード技術)の装置を持ち歩き、道行く人に携帯電話をかざしてもらって私のサイトにアクセスしてもらっている。エコ政治を目指したい」といい、フェリカ読み取り端末と名刺を武器に地声を張り上げている。
1区では幹線道路で選挙カーがすれ違うのも日常茶飯事。そんな敵対候補の選挙カーを見るや「何を言っておる。責任を取れ!!」と一喝するのが世界経済共同体党の又吉光雄(又吉イエス)氏だ。
又吉氏は「(立候補は)私が唯一神である必要性ですよ。世界では1日5万人が死んでいる。私が指導者にならないとそれが続く。邪魔をする候補者には責任感がない。日本人ならば責任をとって腹を切って死ぬべき」と持論を展開。「唯一神であるならば、(立候補地は)都庁や国の中枢がある東京1区でなければならない。候補者が多いのは売名行為ですよ。地獄の火の海です」と常に憤っている。
小選挙区制らしからぬ多彩な選択肢に、1区の有権者はどんな判断を下すのか−。
【東京1区】
冨田 直樹 33 共新
与謝野 馨 71 自前
又吉 光雄 65 諸新
マック赤坂 60 諸新
田中 順子 47 幸新
海江田万里 60 民元
黒沢 武邦 39 無新
野沢 哲夫 43 無新
前田 禎信 38 無新
ZAKZAK 2009/08/26
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千葉9区
:2009/08/26(水) 21:10:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090826/plc0908262010002-n1.htm
【09衆院選】 「常勝区」をてこ入れする首相 (1/2ページ)
2009.8.26 20:09
岐阜市の街頭演説会場に到着した麻生首相=26日午後 30日投開票の衆院選に向け、各候補の応援に走り回る麻生太郎首相(自民党総裁)は26日、愛知、岐阜両県内の5選挙区の遊説に入った。国政選挙で首相が遊説に入るのは逆転勝利が可能な「激戦区」というのがお定まり。だが、麻生首相がこの日訪れたのは野田聖子消費者行政担当相ら、以前は自民党が盤石といわれた選挙区ばかりだ。最終盤になって首相が自民党「常勝区」にテコ入れをせざるを得ないところに自民党の苦戦ぶりがうかがえる。(坂井広志)
「消費者庁ができるのは、ひとえに野田聖子の我慢と努力のおかげだ。将来の糧となる先端科学技術に予算をつけるべきだとやったのも野田聖子。野田聖子がいかに頑張ったかご理解いただきたい」
26日夕、麻生首相が街頭演説を行った岐阜市内。岐阜1区から立候補した野田氏の横で、同氏への支持を懸命に呼びかけた。
野田氏も「あと一歩足りず、申し訳ございません。今、政権交代という意味のない言葉と、しゃにむに戦っています。どうかお助けください」と声をからしながら自らの苦境を訴えた。
首相は昨年9月の内閣発足時の記者会見で「このメンバーで選挙を戦う」と強調した。その中でも野田氏は前回の「郵政選挙」で自民党の刺客候補を破った実績があり、「選挙の顔」と期待されていた。
しかし、今は他候補の応援どころでないところにまで追い込まれ、首相が「選挙の顔」をテコ入れするという皮肉な事態にある。
首相がほかに回った選挙区も、岐阜5区は古屋圭司氏が連続6回当選。愛知12区の杉浦正健氏は小選挙区比例代表並立制導入後、選挙区で負けなし。愛知13区の大村秀章、愛知15区の山本明彦両氏も過去3回選挙区で当選している。特に愛知の3選挙区は、「民主王国」といわれる愛知県内で自民党が確実に議席を獲得してきた場所だ。27日は大阪、京都市内を回る。選挙区で確実に勝ってきた候補者の応援が続く。
街頭演説で「手応えはある」と強調する首相。26日は東海道新幹線で乗り合わせた安倍晋三元首相と約10分間、選挙情勢をめぐり意見交換した。その後、安倍氏は記者団に「現状は厳しいかもしれないが、まだ挽回(ばんかい)できる可能性がある」と述べ、首相も本音では苦戦を認識していることをにじませた。
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千葉9区
:2009/08/26(水) 21:11:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090826/elc0908262007013-n1.htm
【09衆院選】誰が民主で誰が自民か…混戦の岐阜1区 野田氏に危機感 (1/2ページ)
2009.8.26 20:05
「ご承知のように現在、民主党の候補者に負けている。前回の選挙とは様変わりの中、この苦境をぜひ救ってほしい」
岐阜1区(岐阜市)にある「JAアグリパーク」で22日、千人規模のJA組合員を集めて開かれた集会。壇上でマイクを握り締めた自民党前職、野田聖子(48)は冒頭、こんな哀願の言葉から切り出した。
岐阜県内のJAグループの組合員数は約31万人。細川政権下で自民党が下野した時期も含め、戦後一貫して自民党を支え続けてきた、まさに最後の砦(とりで)ともいえる巨大支援組織だ。そんな“身内”ばかりの集会で飛び出した悲観的な発言に、会場は静まりかえった。
その悲観を跳ね返すかのように、野田は発言の直後、いきなり民主党のマニフェスト批判を開始。民主党の掲げる「戸別所得補償」などの政策を批判した。
「努力しない農家に補償すれば、農業は衰退する」「農家だけに補償すれば、国民や消費者を敵に回す」…。そして最後に「厳しい選挙だが、政治生命をかけて頑張っていく」と締めくくると、会場からは大きな拍手が起きた。
しかし、その様子を見守っていたJAぎふ組合長、上松忍(75)は、壇上で野田を激励する一方、参加した大勢の組合員に「(民主側の)甘い言葉には絶対に乗らないように」と厳しく戒めることも忘れなかった。
郵政民営化をめぐり自民党前職、佐藤ゆかり(48)=東京5区に国替え=と「マドンナ対決」を演じた前回衆院選を上回る危機感を募らせる野田。集会の会場を立ち去る際、「手ごたえは良くなってきた」と報道陣に話したが、その表情は険しかった。
野田と事実上、一騎打ちとなる民主党新人、柴橋正直(30)は23日、岐阜市中心部の柳ケ瀬商店街にある「わくわく広場」で街頭演説会を開いた。
この広場は、前回衆院選で野田と対決した佐藤が毎週日曜、演説を繰り返した場所。柴橋は佐藤を引き合いに「ここは岐阜を変えようとする人たちの聖地だ」と声を荒げた。
柴橋のそばには、前回衆院選で佐藤を全面支援した元自民党県議、笠原多見子(44)の姿もあった。
笠原は「反野田」勢力の急先鋒とされ、今回の衆院選では公示直前の14日、自民党に突然離党届を提出。その3日後には、民主党の比例代表東海ブロックに出馬する意向を表明した。この擁立は、民主党代表代行、小沢一郎(67)が直接、働きかけたとされる。
笠原は党替えした理由について「かつて郵政民営化に反対したのに、復党後も経過説明がない」と野田に対する不信感をあげる。野田の選対本部長で自民党県議、玉田和浩(65)は「目的のためには手段を選ばない、選挙戦略を知り尽くした小沢手法だ」と憤りを隠さない。
公示以降、柴橋に付き添っている笠原は、街頭演説会で「岐阜を変えたいという思いは、4年前と変わらない。民主党が政権をとって岐阜を変えよう」と息巻いた。
演説を聞いていた女性(48)は「政治家が入り乱れて、もはや誰が自民で誰が民主か分からない」と苦笑した。
岐阜1区には、このほか共産党新人、鈴木正典(45)、幸福実現党新人、小沢和恵(25)も立候補している。 (敬称略)
■岐阜1区(岐阜市) =届け出順
鈴木 正典 45 党県常任委員 共 新
野田 聖子 48 消費者相 自 前
小沢 和恵 25 党県代表 幸 新
柴橋 正直 30 元銀行員 民 新
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千葉9区
:2009/08/26(水) 21:17:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090825-OYT8T01344.htm
激戦区ルポ12区 防戦自民、民主手応え
浜田 父の応援解禁、中後 若さアピール
「どうか、どうか、靖一を勝たせてやって下さい」
24日午後7時半過ぎ、JR袖ケ浦駅前で約600人の有権者を前に、土下座をしながら涙声で叫んでいたのは、浜田靖一の父・幸一だった。
元衆院議員で「ハマコー」の愛称で知られる幸一の応援演説。衆院選に初出馬した1993年を除き、それ以降の選挙で、親の七光りを嫌う浜田は「自分の力で戦いたい」と申し出を断り続けてきたが、その封印を初めて解いた。
この日は閣僚として同僚候補の選挙応援で神奈川県にいた。昨年9月の防衛相就任後、地元に滞在する時間が減り、5回連続当選の浜田も、民主の勢いに焦りを強めていた。幸一の応援を受け入れたのは、自らが不在の間、「浜田」を印象付ける狙いと見られる。
農漁業が盛んで、県内屈指の保守王国。過去3回の小選挙区選は、10万を超える得票で民主候補を圧倒してきたが、今回は「苦しくて、苦しくてたまらない」と浜田も険しい表情で親しい支援者に語りかける。
浜田は25日午後、富津市の富津漁協を訪れ、漁師らと固い握手を交わした後、「まだまだ負けるわけにはいかない」と支援を求めた。推薦を受ける公明の支持層には、「民主は公明の幹部を負かさないと、勝ったとは言えないと言っている」と訴え、民主批判をテコに支持固めに躍起だ。
◇
自転車での遊説姿もすっかり定着した中後淳は24日夜、袖ケ浦市の国道沿いで、ドライバーに手を振って支持を呼びかけた。クラクションで応える有権者に「ありがとうございます!」と大声に笑顔。若さと行動力を売り込むのに懸命だ。
富津市議時代は、自民の衆院議員だった中村正三郎の系列議員が集まる会派に所属。昨年2月、参院議員に転出した青木愛(今回は東京12区から出馬)の後継として、一転して民主からの出馬を表明した。
自転車で選挙区内をくまなく回り、毎朝の駅頭立ちや街宣などを積み重ね、浜田の厚い壁に挑んできた。君津市の選挙事務所で行った18日の出陣式では、「房総は自民党が強いが、戦えるところまで来ている」と自らを鼓舞するように訴えた。
連合千葉などの支援を受けるが、スタッフの中心は主婦らのボランティア。後見人の役割を果たしてきた青木は、公示日直前にくら替え出馬が決まり、陣営内に影響を懸念する声もあったが、「選挙に入ってから、駅頭で握手に応じる人数が、けた違いに増えた」(幹部)と手応えを強調する。
25日夕、党代表代行の小沢一郎が君津市の選挙事務所を激励に訪れた。陣営は「小沢さんが終盤に駆け付けたのは、勝てる可能性があるからだ」(幹部)と勢いをつけた状態で、最終盤の戦いに突入する。
◇
田辺丈太郎は、地域活性化の実現などを訴える。
(敬称略)
(2009年8月26日 読売新聞)
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:
千葉9区
:2009/08/26(水) 21:18:48
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082635_all.html
小沢が冷徹指令“公明潰せ!” 自公分断加速狙う
「戦う集団」作り大勝呼び込む
民主党の“実質的指導者”の地位を、ますます強固なものにしそうな小沢氏(クリックで拡大) 8・30総選挙は終盤戦に突入。報道各社の世論調査では民主党が300議席超の地滑り的勝利をおさめる一方、自民党は100議席を割り込む壊滅的打撃を受ける可能性も出ている。民主党を「戦う集団」に体質改善させた小沢一郎代表代行の功績大と言えそうだが、「小沢軍団」が100人以上に膨張するのは確実な情勢だけに、党内外には早くも警戒感が漂っている。
「この2つの選挙区は何としても勝たなくてはならない。ここで勝利しないと政権交代も完結しない」
小沢氏は23日、公明党の太田昭宏代表、北側一雄幹事長が出馬した衆院東京12区と大阪16区についてこう述べ、両選挙区での勝利に全力を挙げる考えを強調した。
「公明党のツートップを叩きのめすことで、政権獲得後の自公分断を加速させようとの狙いがあるのでは」(永田町関係者)との見方が強い。
24日には群馬4区に立候補した小沢レディースの事務所を訪問。同席した党県連幹部に「北関東は埼玉も良いが、茨城、群馬、栃木でも地殻変動が起きている。群馬で1区から4区を取れば象徴的な事態になる」と檄を飛ばした。
まさに、鳩山由紀夫代表をしのぐ存在感を発揮しているが、民主党有力筋はこう話す。
「もはや大勝利は間違いなく、最大の功労者が小沢氏であることは誰もが認めるところ。公設秘書が逮捕された西松建設違法献金事件で、一時は政治生命のピンチとも囁かれていただけに、このギャップは大きい。今後も民主党の采配を振るう小沢氏としては、できるだけ自公を叩いておきたいとの考えだろう」
民主党は一流大卒のエリートが多く、地道な選挙活動を嫌う若手が多かった。ところが小沢氏が2006年4月に代表に就任して以来、若手には「お前の仕事は、次の選挙で這い上がってくることだ」と、選挙区でのどぶ板を課した。新人候補には「1日50カ所の辻立ち」をノルマにして、地元を徹底的に回らせた。
支援組織との関係も再構築した。
前任の前原代表時代、民主党と労組は疎遠になっていたが、小沢氏は連合本部に挨拶に出向いただけでなく、全国各地の末端組合員とも酒を酌み交わした。
「地方の組合員たちは、小沢氏が話を聞いてくれるだけでも感激なのに、酒をつがれ、一緒に写真を撮って、一気に『小沢ファン』になった。こういう人たちが、民主党の選挙戦の実動部隊となった」(党関係者)
さらに、自民党の大物議員の選挙区に「姫刺客」などを擁立し、社民党や国民新党との選挙協力も推進。党や報道機関のデータだけでなく、自らの私設秘書を選挙区に派遣して情勢や地元事情を調べさせ、自民党候補に大きく離されていれば、ベテランでも公認を遅らせるなど、緊張感を持たせた。
【「小沢軍団」100人超で権力の二重構造化?】
「姫刺客の擁立は成功している。森喜朗元首相や久間章生元防衛相など、強固な地盤を誇った自民党大物の足元を脅かしているだけでなく、弱点だった女性票獲得にもつながりそうだ。小沢氏の私設秘書は全国の地域ブロックごとに担当を割り振られ、きめ細かく活動している」(同)
このまま報道各社の情勢調査通りに進めば、小沢戦略は大成功したことになる。同時に、小沢氏が手塩にかけて鍛えてきた新人候補、いわば「小沢チルドレン」が続々当選し、現在50人程度の「小沢軍団」が100人以上に膨張する。
それだけに、政治評論家の浅川博忠氏は「小沢氏は入閣するなら無任相の副総理だろうが、来年の参院選や裏での活動を見据えて、選挙担当の代表代行に留任するのではないか。選挙後、体育会系の『小沢軍団』は100人を超えそうだ。この戦闘集団は民主党内だけでなく、他の政党や霞が関への無言の圧力となる。かつての自民党竹下派のように、権力の二重構造も心配される」と語る。
小沢氏は以前、夕刊フジのインタビューで「(囲碁が好きなのは)考え方を整理して、先々を読んでいく戦略性が魅力だ。政治にも役立つ」と語っていた。今後、小沢氏は永田町という碁盤の上で、どんな手を打っていくのか。
ZAKZAK 2009/08/26
4378
:
千葉9区
:2009/08/26(水) 21:19:50
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082602_all.html
もうろう中川昭一、残された唯一の道は“土下座”?
断酒宣言、盟友・安陪の応援も「2万5000票足りない」
もうろう会見で自らを崖っぷちに追い込んだ自民前職、中川昭一氏(クリックで拡大) 親子2代で北海道・十勝地域を牛耳ってきた「中川王国」が崩壊寸前に追い込まれている。北海道11区の自民党前職、中川昭一氏が、国内外に醜態をさらした2月の「もうろう会見」が響き、大苦戦を強いられているのだ。おわび行脚や断酒宣言も民主旋風を跳ね返すパワーはなく、残された選択は土下座作戦だというが…。
公示後初の週末となった22日。大票田の帯広市内に中川昭一氏の盟友、安倍晋三元首相が応援に駆けつけた。
「民主党は聞こえのいい政策を並べているだけだ。党大会で国旗を掲揚しない政党に日本は守れない」。安倍氏がこう民主党を批判すれば、中川氏も民主党がマニフェストに盛り込んだ「日米FTA(自由貿易協定)促進」などをやり玉に、「十勝の農業が崩壊する。暮らしも崩壊する」と歩調を合わせた。
しかし、安倍、中川両氏とも最後までもうろう会見には触れず、演説を聞いていた有権者からは、「政権を投げ出した安倍氏、もうろう会見の中川氏。自民党凋落の戦犯2人が並んでも…」との声が漏れた。
経済産業相や党政調会長を歴任、「首相候補」と期待された中川氏を取り巻く環境が一変したのは言うまでもなく先の「もうろう会見」だ。以降、こまめに地元入りし、妻の郁子さんとともに支持者宅をおわび行脚。黒塗りの高級車を白いワゴン車にし、地元事務所の看板も「新たなる決意」に差し替えた。
さらに、9日の総決起大会では、「日本のため、みなさまのために酒を断つ」と宣言。公示翌日には麻生太郎首相も駆けつけ、「私の監督不行き届きも含め、おわびを申し上げる。私たちは人間だから失敗はする。失敗を許すことができるのも人間」と謝罪した。
それでも、風は中川氏の背中を押してくれない。
対立候補の民主党前職、石川知裕氏の陣営幹部はこう中川氏を酷評する。
【「日本の恥」と対立候補が酷評】
「高飛車だ。支持者回りで美容院に出向いた際、ポケットに片手を突っ込んで握手。話題は政策の話ばかり。美容院で話す話題じゃない。自ら推進した農業政策で若手に突っ込まれると、『何を知っているんだ』と言い返す。本人は何も変わっていない」
さらに、「うちは西松事件で参考人聴取を受けたが、正直言って影響はなんにもない。それよりも『日本の恥』を当選させるのか。十勝の民度が問われている」とも。
審判の日まで残りわずか。「あと2万5000票程度足りない」(陣営幹部)情勢を挽回し、「逆転の夏」に望みをつなぐ中川陣営は、最終盤に「土下座」するよう、本人に働きかけるつもりだ。ただ、あの中川氏がそこまでやるのか。陣営幹部は投げやり気味にこう言い放つ。
「やらなければもうタオルを投げる。あとは本人のプライドだ」
【北海道11区】
▲中川 昭一56 自前
渡辺 紫60 共新
△石川 知裕36 民前
票の読み方 △=やや優勢、▲=やや苦戦。候補者名は届け出順。年齢は30日投開票日時点。
ZAKZAK 2009/08/26
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:
千葉9区
:2009/08/26(水) 21:21:13
http://www.sankei-kansai.com/2009/08/26/20090826-013806.php
2009衆院選】民主"上滑り"警戒 勝負所大阪へ幹部続々
衆院選が終盤戦を迎え、民主党が「勝負どころ」とみる大阪府へ集中的に幹部を送り込み始めた。25日には岡田克也幹事長が府内19選挙区のうち8選挙区を丸一日かけて遊説。鳩山由紀夫代表と菅直人代表代行も26日に大阪入りし、街頭演説などをこなす。世論調査での圧勝予測に伴う上滑りを警戒し、各陣営の引き締めを図ることが狙いとみられる。対する自民党も週末には麻生太郎首相らが来援し、両党の「ナニワ争奪戦」は佳境に突入する。
「いろんな調査が出ているが、われわれの実感との差はまだ大きい。(陣営に)しっかりやれとアドバイスをする」
25日の遊説中、岡田氏は大阪府八尾市で報道陣の取材に応じ、「ここで気を抜いてしまうと取り返しのつかないことになる」と緩みが生じることへの強い警戒心を示した。
特に大阪では公明党が4選挙区に候補を立てていることから「(公明党は)組織を持っているのでこれから詰め将棋のような戦いをすると思う。それに負けない運動量が求められる」と強調した。
この日岡田氏が回ったのは、党が接戦になると予測している選挙区が中心。
民主党新人と自民党前職が競り合う15区では、松原市の近鉄河内天美駅前でマイクを握った。「役所のむだ遣いをただし財源を作る」という訴えに、聴衆の一人が「ほんまかいな?」と口をはさむと、岡田氏は「ほんまかいなと言っている限りはできない。必ずやります!」。
詰めかけた買い物客や住民からはどっと拍手が起き、「その通りや」「頑張れよ」といった声が飛んだ。
公明党の北側一雄幹事長が立候補していることから、党が「ここで勝たないと政権交代は完結しない」(小沢一郎代表代行)と位置づける16区にも乗り込んだ。堺市北区の南海中百舌鳥駅前での街頭演説で岡田氏は、自公政権への批判を一通り述べた後、冗談交じりに「批判はこのへんにしましょう。麻生さんや、どこかの幹事長みたいになってしまいますので」。
さらに「残された4日間、政権を代えるために動いてほしい。5人、10人、20人と声をかけてほしい」と大きく声を張り上げ、集まった聴衆と握手をして回った。
一方、自民党は27日に麻生首相、鳩山邦夫前総務相が大阪入りするなどし、「重点区に絞って街頭に立ち、反転攻勢をかける」(党府連幹部)という。
【写真説明】街頭演説会で聴衆に手を振る民主党の岡田克也幹事長=大阪市天王寺区のJR天王寺駅前(鳥越瑞絵撮影)
(2009年8月26日 09:08
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千葉9区
:2009/08/26(水) 21:21:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090826-OYT1T00059.htm
閣僚たちにも大逆風…応援演説、漂う悲壮感
公明党の太田代表の応援演説をする野田消費者相(東京・北区のJR赤羽駅前で) 25日午前、東京都北区。首相官邸での閣議を終えた野田消費者相は公明党の太田代表の応援に駆け付けると、こう切り出した。
「私も今、苦戦している。ここに来る時間があったら一分一秒でも早く選挙区の岐阜に戻りたいんです」
応援もままならないもどかしさをにじませながら、「『危ない、危ない』と言われて戦っているが、何と戦っているか正直よく分からないんです。日本全国、聞こえてくるのは『政権交代』という、分かったような分からないような言葉ばかりだ」とぼやいた。
野田氏は20分ほどで会場を離れ、横浜市へ。自民党候補2人を応援し、新幹線で自らの選挙区に急いだ。「これまであった応援の予約は全部キャンセルして、あとは最終日まで岐阜にとどまる」。悲壮感が漂う。
昨年9月の麻生内閣発足時、首相が早期に衆院を解散する意向だったこともあり、17人の閣僚は「選挙区に戻らなくてもいい強いメンバーぞろい」と言われた。
それから約11か月。今は逆風のさなかだ。
内閣の要となってきた与謝野財務・金融相も例外ではない。記者会見では「民主党の怒濤(どとう)のような波が東京中を襲っている。今の勢いでいくと、国会があたかも一党独裁ということになりかねない」と危機感をあらわに。
公示日に体調を崩したことを問われると、「20代、30代の元気はなくなっているが、選挙に必要な体力はきっちりございます」と反論。東京都内の与謝野氏の選挙区に激励に訪れた石破農相は「与謝野候補は次の時代の日本に、世界に必要な人だ」と呼び掛けた。
「政権交代」へ高まる国民の期待。一方で、閣僚の間では、不安、焦り、戸惑いが交錯する。7選を目指す森法相は記者会見で「初当選して19年半。いよいよ国のため、郷土のため働ける時期になってきた。そのためには切符を与えていただかないと」と語った。
攻撃の手を緩めない民主党。小沢代表代行は法相の地元、千葉県東金市に入り、同党新人候補の金子健一氏の事務所を訪れた。
「ようやく相手方に追いつき、今、まさに一線に並んでデッドヒートを演じている。もう一押しのお力添えをいただければ、必ず当選できる」
(2009年8月26日04時46分 読売新聞)
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:
名無しさん
:2009/08/26(水) 21:54:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090821/elc0908211253001-n1.htm
【09衆院選】「塩ジイのしがらみ」めぐる議論白熱の大阪13区 (1/2ページ)
2009.8.21 12:48
このニュースのトピックス:衆院選
支持者と握手する候補者(右)=大阪府東大阪市(渡部圭介撮影) 塩爺(しおじい)の愛称で知られ、政界を引退した塩川正十郎元財務相のおひざ元の大阪13区(大阪府東大阪市)。かつて塩川氏と選挙を戦った自民党前職、西野陽(あきら)氏(69)を支持する市議と、塩川氏系市議の対立が今も見え隠れしている。西野氏陣営の関係者はこうしたしがらみからの脱却を強調。挙党態勢に自信をみせる一方、国民新党新人の白石純子氏(46)は「落下傘候補」を逆手に取り、しがらみのなさをアピールし、自民党支持層の取り込みをねらっている。
18日の公示日、西野氏の出陣式に塩川氏から祝電が届いた。ある陣営関係者は「昔ならあり得なかった。今回、塩川さんは西野さん支持を打ち出していて、もはや遺恨はない」と言い切った。
地元出身で大阪府議会議長も務めた西野氏は平成8年の衆院選で新進党(当時)から出馬し、自民党の塩川氏を落選に追い込んだ。その後、塩川氏の引退で表面上の対立は消えたが、両氏を支えていた東大阪市議会の自民党系議員は西野氏系と塩川氏系に分かれたままだ。
塩川氏系の「真正議員団」は共産党などと連携して多数派を形成、市議会の主導権を握っている。6月に始まった市議会の定例会は会期延長を繰り返し、閉会は公示日前夜。西野氏系の市議の中には「会期中は市議会に縛られ活動ができない。真正の議員は自民党員でありながら西野さんを応援しない理由を作りたかったんじゃないか」と勘ぐる声もある。
ただ、自民党が窮地に立たされている今回の選挙で、西野氏の街頭演説に駆けつける真正の議員の姿もみかけられる。
西野氏の陣営幹部は「一部の真正の議員は白石さんを応援しているという話もあるが、その議員の支持者は西野さん支持で固まった。遺恨なんてものは個人が抱いているもので、党員は市議会の対立と区別してみてくれている」と雪解けを強調する。
一方、白石氏はこうした対立について「何でこんなにややこしくなっているのか。私の考えを話したとき、(自民党支持者からは)『新しい発想やな』という声を聞いた」と話し、自民党内のしがらみに対する不満の受け皿であることをにじませる。
公示前に開いた決起集会で白石氏は「落下傘候補といわれ続けたが、プラス面を見つけた。しがらみがないことだ」と訴え、しがらみの打破をアピール。これに対し、西野氏の陣営関係者は「白石さんは郵政民営化の見直しを訴えているが、これこそしがらみじゃないのか」と話した。
大阪13区にはこのほか、幸福実現党新人の生田智千氏(29)、共産党前職の吉井英勝氏(66)が立候補して選挙戦を展開し、議席を争っている。
4383
:
おま天
:2009/08/27(木) 04:40:32
民主320超、自民100前後 朝日新聞中盤情勢調査(1/3ページ)
http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY200908260489.html
総選挙中盤の情勢について、朝日新聞社は22〜25日に全300小選挙区の有権者を対象に電話調査を実施、全国の取材網の情報を加えて探った。それによると、(1)民主は非常に優勢で、衆院の再議決に必要な3分の2の320議席を得る可能性がある(2)自民は大敗が確実になり、100議席前後に落ち込む見通し(3)公明は小選挙区で苦戦、20台にとどまりそう(4)共産は比例区でほぼ前回並み、社民は小選挙区で善戦、などの情勢になっている。
調査時点で投票態度を明らかにしていない人が小選挙区で4割弱、比例区で3割弱おり、終盤にかけて情勢が変わる可能性もある。
民主は序盤の勢いをそのまま維持している。小選挙区では前回の52議席から、一気に220議席を超え240に迫る可能性がある。
自民候補と競合する263選挙区のうち188で優位を固めたうえ、28選挙区で一歩リードの形勢。さらに、競り合いを展開している33選挙区での上積みを目指している。
北海道、岩手、新潟、山梨、長野、愛知、滋賀、長崎の8道県では議席を独占する可能性がある。前回1議席しか取れなかった東京で20議席に迫る勢いなのをはじめ、埼玉では15選挙区中14、千葉では13選挙区中12で有利な戦いを進めるなど、都市部では特に強さが目立つ。また、これまで比較的弱かった中国、四国、九州でも議席を着実に伸ばす状況だ。
比例区でも11ブロックすべてで大幅に票を上積みしそう。調査結果から推計すると、各ブロックでそれぞれ前回から1〜5議席増が見込まれ、全体で90台(前回61)に乗せる可能性もある。
4384
:
おま天
:2009/08/27(木) 04:42:08
民主320超、自民100前後 朝日新聞中盤情勢調査(2/3〜3/3ページ)
一方、自民は小選挙区で優勢なのは18にとどまる。やや優勢なのも6選挙区しかなく、かつてない厳しい戦いになっている。民主の公認候補がいない選挙区では比較的強いが、そこでも26選挙区中5選挙区で、民主の推薦や支援を受けた国民新や社民の候補にリードを許し、さらに2選挙区で社民にややリードされている。1選挙区では無所属に苦戦を強いられている。
比例区でも前回の77議席を大幅に下回り、過去最低の00年の56議席に届くかどうか微妙だ。
小選挙区に前職8人を立てた公明は3選挙区で競り合うものの、残りは後れをとっている。比例区と合わせても前回の31議席に届きそうにない。
共産は比例区で前回並みの9議席前後を獲得しそう。
社民は、民主との選挙協力の効果で小選挙区で5議席前後の可能性があり、比例区の4議席前後を合わせると、前回7議席を上回りそうだ。
国民新は小選挙区で3議席が有力になった。比例区ではやや苦戦しており、選挙前の4議席確保に懸命だ。
みんなの党は小選挙区、比例区で合わせて、選挙前の4議席維持に明るい見通し。
新党日本は小選挙区で、大地は比例区でそれぞれ1議席を得る可能性がある。
■調査と推計の方法
全国300の小選挙区を150ずつ二つに分け、22〜23日と24〜25日のいずれも2日間、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で実施した。各選挙区の有効回答の目標数は400。世帯用と判明した番号は全国で計19万338件で、うち13万879人から有効回答を得た。回答率は69%。
小選挙区では、過去2回(03年と05年)の調査結果と選挙結果から当落の予測モデルを作成。おもに調査による支持模様の強度や、年齢など候補者の属性から各候補者の強さを見極め、当選確率を算出した。各政党別の推計議席は、この当選確率を積み上げたもの。
比例区でも過去2回の総選挙データから予測式を作成。比例ブロックごとに、調査の支持率から得票率を推計し、誤差幅を見込んでドント式のシミュレーションを行い、獲得議席を求めた。
選挙区、比例区とも本社取材網による情報も加え、総合的に分析した。
4385
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 06:25:45
朝日も景気よい数字っすね〜。
4386
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 06:27:43
転載しておきますね〜。
俺の社民10の予想が的中するか!?
5655 名前:おま天[] 投稿日:2009/08/27(木) 02:22:33
取り急ぎ2chの情勢分析スレから。
------------
534 名前:ケーレンの運動 ◆pa63pvgbzI [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 02:09:08 ID:N3i77jL4
そろそろまた専売所に偵察行ってきますわー
566 名前:ケーレンの運動 ◆pa63pvgbzI [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 02:14:59 ID:N3i77jL4
かってきたでーーーー
とりあえず大見出しだけ
民主320議席獲得も
596 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/27(木) 02:19:28 ID:N3i77jL4
サンプルは19万338件 有効回答は13万879人(69%)
自民89−103−115
民主307−321−330
公明18−24−30
共産7−9−12
社民3−9−13
国民2−4−8
改易0
大地−−1−2
日本0−1−2
諸派 0
無 3−5−8
左からmin-中心値-max
社民が大躍進してる件について
4387
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 07:00:36
【朝日中盤情勢・北海道篇】
北海道2 三井が安定。自民層にも支持拡げる
北海道3 荒井に安定感。共産支持層の大半も取り込み
北海道5 小林がリードし町村が懸命に追う。共産支持層の大半も取り込む。町村は無党派の半数程度にも滲透。
北海道7 仲野が一歩リードで伊東が激しく追う。共産支持層の大部分取り込み。無党派層の5割,自民層の一部も。伊東は無党派の4割
北海道9 鳩山が他候補を引き離し。自民支持層の3割も
北海道10 小平が安定。飯島は苦戦,自民層を纏め切れていない
北海道11 石川が有利な情勢で中川が懸命に追う。無党派層6割程度,共産・公明支持層にも支持を拡げた。中川は自民9割・無党派2割程度
北海道12 松木が有利な情勢で,武部が激しく追う。
北海道自民比例復活争い
伊東(民:一歩リード/自:激しく追う)>武部(民:有利>自:相手を激しく追う)>町村(民:リード/自:懸命に追う)>中川(民:有利/自:懸命に追う)
「一歩リード<リード<有利な情勢」で「激しく追う>懸命に追う」であろうが,だとすると町村と武部が逆かもしれぬ。。
4388
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 07:34:43
【朝日中盤情勢・東北篇】
青森1 横山優位。津島は自民層滲透は6割
青森2 江渡と中野渡が競り合う。江渡は自民層をほぼ纏め,無党派層の6割以上。中野渡は民主支持の8割以上
青森3 田名部がやや優位。民主をほぼ固め,共産・社民支持層にも滲透
青森4 木村と津島が互角。木村は自民支持層の9割,無党派層から7割。津島は民主層9割近くに滲透だが女性支持3割程度→やっぱり山内にして津島は比例1位で良かったんちゃうか。
秋田2 金田と川口が競り合い。金田は自民層8割以上を固め農林漁業業者から高い支持。川口は民主支持層の6割以上,無党派の6割。40〜50代の支持が比較的厚い。山本は民主層に滲透していない。
秋田3 京野が頭一つ抜けだし
宮城4 石山が民主層をほぼ固め安定感。伊藤は自民層9割だが無党派層への滲透で差を付けられ苦しい
宮城5 安住が優位。斎藤は自民7割程度
宮城6 小野寺は自民9割以上・無党派7割程度で優勢。菅野は民主の支持層を纏めきれず。
岩手2 畑が支持基盤を固め優位に立つ。無党派は概ね畑と鈴木で分け合い
福島1 石原がやや優勢で亀岡が懸命に追う。石原は民主層9割,亀岡は自民層9割それぞれ固めているが,石原は自民層の一部にも食い込み頭一つ抜けだし
福島2 太田と根本が互角。太田は民主9割・無党派半数以上
福島4 渡部恒が民主9割・無党派6割で安定。渡部篤は小熊に自民層の一部を取られて勢いが見られない。
山形1 鹿野がリードし,遠藤が懸命に追う。鹿野は民主9割で社民層もほぼ纏めた。遠藤は自民8割・公明層からも手堅く支持を得てるが,無党派層伸び悩み。伊藤は公明層に食い込み。
山形2 近藤が優位。自民層の1/3取り込み
山形3 加藤が優勢。吉泉は民主7割取り込み懸命に追う。
比例東北ブロック
自民3〜5→復活は1〜3
江渡@青森2・木村@青森4・金田@秋田2・根本@福島2辺りから1〜3か。
自民が最終盤巻き返すと亀岡@福島1も復活のメ
4389
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 08:28:27
茂木が抜け出したみたいですね。三宅は名前が前。
【朝日中盤情勢・北関東篇】
茨城1 福島安定。民主9割・無党派層にも滲透
茨城2 石津と額賀が激戦。石津は民主層をほぼ固め,公明層の一部に食い込む。額賀は自民9割。無党派層へへの滲透は互角
茨城3 小泉が民主ほぼ固め,自民層の一部にも食い込み(中山系?)安定。話しは自民層8割だが無党派層で差を付けられている。
茨城4 高野と梶山が競っている。高野は民主層の大半をまとめ,30-40代で梶山と競り合う。梶山は70歳以上で優位
茨城6 大泉が優位。民主の大半と無党派層の半分以上を受け,30-60代で幅広い支持を受ける。丹羽は70歳以上の支持では大泉を上回り,自公各層を固め懸命に追い上げる。
茨城7 柳田僅かにリード。中村・永岡が懸命に追う。柳田は30-60代で幅広い支持。中村は自民・無党派のそれぞれ4割程度。永岡は自民の半数以上を押さえるも女性の支持が伸び悩み。
栃木1 石森が優位に立つ。民主9割,無党派層半数以上。
栃木4 山岡が安定した戦いぶり。佐藤が懸命に追う。
栃木5 茂木が頭一つ抜け出し冨岡が追う。冨岡は民主7割を押さえるも無党派への滲透で出遅れ。
群馬1 宮崎が優位で尾身激しく追い上げ。民主9割・無党派半分。尾身は自民9割・公明大部分。
群馬2 石関リード,笹川懸命に追う。民主9割・無党派7割。笹川は自民9割近く・公明ほぼ。
群馬3 柿沼先行。谷津懸命。無党派の支持は競り合う
群馬4 三宅と福田が激しく競り合い。三宅が民主9割固め,福田は自民・公明層をほぼ固めた。70以上で福田が優位だが60代以下の幅広い層で競る展開。無党派層も互角に分け合い←すげえ僅差に成りそう。
群馬5 小渕安定。民主層の4割にも滲透。土屋は社民・共産層を固めるが拡がり無し
埼玉3 細川安定。民主大半,自民一部。
埼玉4 神風が他候補に水をあける。早川は公明支持層を固めきれず苦しい。
埼玉6 大島が他候補を引き離す。中根は自公候補を固めきれず。
埼玉9 五十嵐有利
埼玉10 松崎先行。民主9割,共産・社民支持層固める。
埼玉11 小泉安定感。民主支持層・無党派層を固め,自公層半分近くに滲透
埼玉12 本多が優位。
埼玉13 森岡が安定。民主9割・無党派6割。
埼玉14 中野有利。民主9割・無党派7割。
比例
民主10+1〜2,自民6,公明2,共産1〜0,みんな0〜1
残る2議席を民主・共産・みんなで争って居る様だ
自民は佐田の他5名程度。
4390
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 08:53:42
保坂と有田,競り合ってます!最終盤になって民主推薦が滲透してきたか?
青木の名前が前に!
【朝日中盤情勢・東京篇】
東京1 海江田優勢。民主9割,無党派半数以上。与謝野は無党派で海江田にやや劣る
東京3 松原優勢で石原やや厳しい。
東京4 藤田一歩リードで平が激しく追う。藤田は民主8割,自民の一部に食い込む。平は自民6割。
東京5 手塚優位
東京8 石原と保坂が激しく競り合う。石原9割固め,無党派層への滲透も半数以上。保坂は社民層固め,民主からも6割の支持を取り付けたが一部石原に流れている
東京9 木内やや先行
東京10 江端が優位に立ち,小池はやや苦しい。
東京11 下村・有田が激しく競る。
東京12 青木と太田が激しく競り合う。青木は50-60代の支持に厚め。太田は自民から6割
東京13 平山と鴨下が互角。無党派の支持も2分
東京14 木村が他候補を引き離す。木村は自民支持層の3割(西川系?)
東京15 東有利
東京16 初鹿が優位
東京17 平沢と早川が激戦。無党派もほぼ二分。早川は民主8割
東京21 長島優位。自民の2割(どこへ食い込み!?)。
東京22 山花リード
東京23 櫛渕民主支持層をほぼ固め,自民層も一部取り込み(どこへ食い込み!?)優位。無党派では両者4割程度
比例
民主:9+0 自民:4〜6 公明:2 共産:1〜2 みんな:0〜1 社民:0〜1
4391
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 09:31:07
☆☆☆☆☆重要!!☆☆☆☆☆
自民の卑劣なやりかたでいくつかの選挙区で投票所の締切時間が繰り上げられています。投票される場合は投票所の開所時間の確認をしましょう。
すべての投票所が20時まで開所していません。17時で締め切りの投票所が3割以上あります。
4392
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 09:36:59
小泉・甘利・河野落としてぇえ
【朝日中盤情勢・南関東篇】
神奈川1 中林先行
神奈川2 三村と菅が激しい戦い。三村は民主固め40代以下の支持が厚い。菅は自公固め,女性からの支持が比較的厚い。
神奈川3 岡本頭一つ抜けだし。小此木は懸命に追う。公明支持層の拡大が伸び悩む。
神奈川4 長島優位。民主層を纏め切れてないが,無党派6割。林は自民支持層固めきれず。
神奈川6 池田安定。上田は自民層を固め切れてない
神奈川7 首藤が他候補に水をあける。
神奈川8 江田がリードし山崎と福田が激しく追う。山崎は民主層を福田は自民層をそれぞれ固められていない。
神奈川11 小泉と横粂が互角。小泉は自公層を固め主婦層から支持。横粂は民主層を固め,事務・技術層にも滲透。←主婦ってやつは。。
神奈川13 橘が一歩抜けだし余りが懸命に追う。橘は40代60代の支持が厚い。甘利は自民層を固め,公明層を固めつつある
神奈川14 本村が民主層固め自民層の一部(県会議長?)も取り込んでリード。
神奈川15 河野と勝又が激しく競る。河野は自公各層を纏め無党派への滲透も図る。勝又は民主層をほぼ固め,社民層にも支持を拡げる。
神奈川16 後藤安定
神奈川17 神山が堅調。民主層ほぼ固め,無党派層5割。牧島懸命に追い上げるも自公層を纏め切れてない。井上は苦戦
神奈川18 樋高先行。民主ほぼ固め自民層一部取り込む(何処に?小川系?)
千葉5 村越先行し薗浦やや苦戦。村越は民主9割近く,自民層2割(←偉い高い。。発奮したか?)
千葉9 奥野優位。無党派7割弱
千葉10 谷田川安定。林やや苦しい。無党派層で谷田川一歩リード
千葉11 金子堅調。
千葉12 中後と浜田が互角。それぞれの9割固め無党派でも競り合い←中後が前だ!
山梨2 坂口先行し堀内,長崎が激しく追う。坂口は民主8割纏め20-30代の支持が比較的厚い。堀内は自民7割,長崎は自民2割に加え無党派3割。←長崎結構ダメダメですね。
山梨3 後藤優勢。民主9割,自民3割(保坂系),無党派7割に滲透。
比例
民主9〜12 自民5〜8 公明1〜3 3議席めに届くか焦点 共産1〜2 みんな0〜1
4393
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 10:46:35
相本が後だ。。
田中はやや有利となったが近藤は互角に。
【朝日中盤情勢・北陸信越篇】
新潟2 鷲尾が民主層ほぼ固め近藤をリード。無党派5割。近藤は自民8割も無党派に拡がり欠ける。
新潟3 黒岩が他候補を引き離し。無党派6割。
新潟6 筒井が民主・社民支持層を固める安定的な戦いでリード
富山1 村井やや優勢。民主9割・無党派6割
富山2 宮腰優勢。無党派6割滲透。藤井は社民層固め民主7割。
富山3 橘と相本が激戦。橘は自民8割,公明固め,無党派5割。相本は民主7割30-40代で支持。
石川1 奥田が一歩リード。民主9割,40代以下の支持が厚い。無党派層の支持は馳と互角。
石川2 田中がやや優位に立ち森が激しく追う。田中は無党派の半数以上や男性の6割近くに滲透(←美人票かw)森は連日地元に張り付き,自公を固め,女性の支持を集める。
石川3 近藤と北村が互角。近藤無党派7割。
福井1 佐々木が頭一つ抜けだす。稲田は無党派4割滲透
福井2 糸川と山本が激戦。無党派の支持も互角。糸川は民主8割,社共の支持層にも滲透。山本は女性から6割強
福井3 松宮がやや有利で高木が微かな差で続く
長野1 篠原安定。社民支持層にも支持拡げる。無党派層は小坂と二分
長野2 下条優位。自民層の一部にも。
長野4 矢崎が他候補を引き離し。無党派の半数以上。
長野5 加藤が競り合いから一歩抜けだし。無党派6割。宮下は無党派3割
比例
民 5+1〜2 自3〜5 公1 共産・国新・社民0〜1
4394
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 12:56:02
朝日の書き方だと
石原伸晃は「リード」くらいしてそうに見えるが
よほど民主支持層が厚いのか
4395
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 12:56:46
>>4392
山梨3区以下のように訂正
>山梨3 後藤優勢。民主9割,自民3割(保坂系か?),無党派7割に滲透。
4396
:
片言丸
:2009/08/27(木) 13:30:55
ほとんど誰も言及してませんが,今日は産経にも東日本の選挙区情勢が掲載されております。
調査サンプル数が少ないのでどれだけ参考になるか,というところですが。
4397
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 13:41:02
【朝日中盤情勢・東海篇】
愛知2 古川が民固め自公の一部にも食い込んだ上無党派の8割取り込んで優位
愛知4 牧がリード。民主9割・無党派7割以上で自民層一部にも食い込み。藤野は自6割
愛知5 赤松安定。民主9割,自民3割,無党派7割。寺西は自民6割。
愛知6 石田が民8割に自民一部に食い込み
愛知7 山尾が共産層にも滲透し優位。
愛知9 岡本が民主ほぼ固め,無党派8割以上固め優位に立っている
愛知10 杉本が有利な情勢。民主9割,無党派半分。
愛知11 古本安定。共産にも滲透。土井は自民8割だが無党派3割弱
愛知12 中根が優位。無党派半数。懸命に追う杉浦は無党派4割弱
愛知13 大西やや有利。無党派はほぼ互角で逆転の可能性も
愛知14 鈴木が民主ほぼ固め,自民層にも滲透した上,無党派層からも7割以上の支持をあつめ有利な情勢。杉田は自民7割と伸びきらず。
愛知15 やや先行する森本を山本が追い上げる展開。森本は無党派5割,山本は無党派3割強。
三重1 中井が有利。民主9割,無党派6割。
三重2 中川が民主9割以上,自公の一部にも食い込み優位。
三重3 岡田安定。自民支持層の半分近くにも滲透。
三重4 森本やや先行。30-40代の支持が厚い。無党派層は田村と分け合い。
三重5 藤田と三ツ矢が激戦。無党派層は支持分け合い
岐阜1 柴橋優位。民主ほぼ纏め,無党派5割。
岐阜2 棚橋と橋本が互角。棚橋は無党派6割。橋本は民主9割以上・社共層も取り込み
岐阜4 金子がやや有利。無党派層は二分
岐阜5 阿知波やや優勢で,古屋が懸命に追う。阿知波は民主固め社共層にも滲透。
静岡1 牧野リードで上川懸命。
静岡2 津川堅調で原田やや苦しい
静岡3 小山有利で柳沢懸命。小山は無党派6割。
静岡4 田村やや先行し望月懸命
静岡7 城内が他候補を引き離し,斉木が激しく追う。城内は無党派7割,自民層や民主層に滲透。斉木は民主6割,片山は自民半数以下。
静岡8 塩谷と斉藤が激戦。塩谷は自公をほぼ固め無党派7割。斉藤は男性の支持厚く民主8割以上
比例
民:11前後・無党派5割 自:6前後 公明3 共産1
最期の1議席を民主と自民で取り合いか。
4398
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 15:14:09
玉置@和歌山3の無党派対策が急務か。
【朝日中盤情勢・近畿篇】
滋賀2 田島安定。無党派7割
滋賀4 奥村他候補引き離し。無党派8割。武藤は自民6割
京都1 平先行し,伊吹が激しく追う。平は民主層ほぼ纏め,無党派6割,自民支持層も一部取り込む。伊吹は自民層7割
京都3 泉優位。清水懸命。
京都4 北神リードし田中追う。北神は民主層8割,無党派4割。田中は公明支持層ほぼ抑える。吉田・中川は伸び悩む←中川4番手w
京都5 小原と谷垣が激しく競り合っている。小原は民主8割,無党派6割。←おおっ舞が先だ!
京都6 山井が他候補に水をあけている。民主をほぼ固め,無党派の8割を抑え,自民約3割に滲透。
大阪1 熊田が優位。無党派8割
大阪2 萩原がリードし左藤が追う。萩原は無党派約6割。左藤は公明に滲透するが自民層は川条と分け合う
大阪5 稲見やや有利。無党派半数。谷口懸命。自民層7割,無党派約4割に滲透
大阪6 村上と福島が互角。村上は民主9割,無党派半数。福島は自民8割・無党派約4割
大阪8 中野が先行。大塚は無党派が1割しかなくやや苦しい
大阪10 辻元リード。民主8割,一部自民も。松浪は懸命。無党派3割
大阪11 平野が自民3割,公明層一部も取り込み他候補を引き離し。
大阪12 樽床がリード。自民層にも食い込む。無党派6割
大阪13 西野が優位,白石懸命。民主は6割白石,2割西野。無党派層分け合い
大阪16 盛山が有利な情勢。民主9割,自民層の一部も。無党派層は森山と分け合い。
大阪17 辻が民主支持層をほぼ固め,無党派の半数近くを得てやや有利。岡下は無党派2割
大阪18 中川が優位で中山懸命。中川は無党派6割,男性支持際だつ。中山無党派3割
兵庫1 井戸他候補をリード。無党派7割
兵庫2 向山有利。赤羽は自民7割弱
兵庫4 高橋が優位。自公の一部も取り込む。井上は自公層をほぼ固めたがやや厳しい。
兵庫5 梶原先行。谷は40-60代で支持弘まらず苦しい
兵庫6 市村有利。木挽は公明纏めるも自民層一部取りこぼし
兵庫8 田中が一歩リードし冬柴激しく追い上げ。冬柴は自民層7割に留まり田中に侵蝕されている。無党派層では冬柴がやや強いが田中も踏ん張っている。
兵庫9 西村安定感。無党派5割以上。宮本は無党派4割も民主支持が5割に届かず苦しい
兵庫12 山口が他候補を引き離す。20代で8割以上が特徴的。河本は自民層9割近く固めるも公明層では纏め切れていない。
奈良1 馬淵が他候補を引き離す。森岡が自民支持層の3割近くを馬淵に奪われて伸び悩み
奈良2 滝と高市が激戦。無党派を両者で争う展開
奈良3 吉川リード。70代以上を除く各層で他候補を引き離す。奥野は男性の支持が弱い
奈良4 大西が先行。田野瀬懸命。無党派層は分け合い
和歌山1 岸本が他候補を引き離し。自民層からも約2割。谷本は無党派層2割
和歌山2 阪口が無党派層6割に支持を拡げリード。20-30代で支持の高さ。石田は無党派4割に滲透して懸命に追う。
和歌山3 二階と玉置が激戦。二階は自民9割,無党派6割。玉置は民主9割で共産層にも支持を拡げるが,無党派への滲透は今一。
比例
民…14前後:候補足りない可能性 自…8前後 公…4前後 共…1〜3 社・み…1〜0 日…0
4399
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 16:19:39
訂正
>>4392
>神奈川13…余りが× 甘利が○
>>4393
>福井1…佐々木× 笹木○
>>4398
>大阪16…盛山× 森山○
>>4394
そんな風に解釈しないと説明が付かない選挙区,他にもありますね〜。
嘗ての無党派の一部が民主支持層に成ってるのも大きそうな感じです。
>>4396
どっか注目な結果ありました??
4400
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 16:52:41
福井が凄い上がってきてる!?
田村・橋本・福井:読売新聞09/8/21
>>4117
↓
橋本・福井,田村:毎日新聞09/8/22
>>4249
↓
福井・橋本,田村:朝日新聞09/8/27
高知が山口に次ぐ自民党最期の王国となるかも。
【朝日中盤情勢・中国篇】
鳥取1 石破が引き離し。民主3割
鳥取2 湯原安定。無党派7割。赤沢も民主1割食い込むも無党派支持で遅れ。
島根1 細田一歩リード。小室は無党派3割止まりで苦しい。
島根2 竹下がやや先行。野党層の一部も取り込み。亀井は民主8割。無党派層は分け合い。
岡山1 高井がやや優位。
岡山2 津村が引き離し,萩原が追う。萩原は自民7割。熊代は自民一部に支持されるも苦しい
岡山3 平沼と西村が互角の激しい戦い。平沼は無党派7割を抑え,自民の一部にも支持。西村は民主7割固めた。阿部は自民支持5割に留まり伸び悩み。←すげえ!西村めちゃ急激な滲透だ。
岡山5 加藤と花咲が互角。加藤は自民9割,民主8割。無党派の支持を訳ある←民主に延び代ありそう。
広島1 菅川・岸田が激しく競り合い。岸田は無党派4割に留まる
広島3 橋本が優位。増原は公明支持層への滲透が今ひとつ
広島4 空本・中川が互角。無党派ほぼ分け合う
広島5 三谷・寺田が激戦。無党派では三谷がややリード
広島6 亀井が安定。自民層にも食い込む。小島は伸び悩み
広島7 和田が優位。
山口1 高村がリード。無党派の6割程度に滲透
山口4 安倍安定感。無党派6割程度
比例
民…5行きそう 自…4前後(復活は1名前後) 公…2 共・国…0〜1
【朝日中盤情勢・四国篇】
徳島2 高井がリード。社共支持層もおさえている。
徳島3 仁木と後藤田が激しく競り合い。仁木は共産層にも食い込み。後藤田は無党派の半数以上に滲透し郡部で安定し女性の支持が厚め。
香川2 玉木がリード。無党派の7割程度
香川3 大野と米田が激戦。米田は民主9割以上。
愛媛1 永江が混戦から抜けだし塩崎が懸命に追う。無党派層はほぼ半分
愛媛2 村上が頭一つ抜け出した。岡平は民主7割
愛媛3 洋一安定。無党派8割。
愛媛4 高橋,山本が互角。高橋は無党派4割程度。山本は自民7割。桜内はやや苦戦。
高知1 福井,橋本が互角び激戦。田村が続く。福井は農業団体との関係強化も図る。自民6割纏め。橋本派無党派4割に滲透。田村は民主層を固め切れていない。
高知2 中谷優位。無党派8割
高知3 山本と中山が激戦。山本は無党派6割
民:3固め4窺う 自:2,3は微妙 公:1〜0
民主が4取ると自2,公0かぁ。
是非民主4実現を!!!
4401
:
片言丸
:2009/08/27(木) 17:08:31
>>4399
サンプル数が少ない(5万以下)ためか,自信なさげな書き方(他紙と異なった結果になったところは適宜ぼやかすなど)が多いです。
あと,これまで連勝してきて地盤の強い(と思われている)自民党議員についてバイアスがあるかもしれません。
最近の調査というわりには,朝日のように,最近の変化を読み込めてない感じですし。
朝日新聞は,他紙に比べると見出しの付け方がうまいなと思いました。
というか,他の新聞は今回,わたわたしすぎで,ちょっと・・・。
4402
:
投票させないつもりか
:2009/08/27(木) 17:18:44
http://www.asahi.com/politics/update/0825/TKY200908250358.html
総選挙の投票終了時刻、繰り上げる投票所3割に
30日の総選挙の投票の終了時刻を、本来の午後8時よりも早める投票所が3割に及ぶことが、総務省の25日の発表でわかった。その理由について、自治体側は「期日前投票が浸透してきたことに加え、職員の超過勤務を減らせる」(岩手県大船渡市)などと説明するが、有権者の投票の機会を奪うとの指摘もある。
発表によると、早めるのは全国5万978カ所の投票所のうち1万5414カ所(30%)。24%だった05年の前回総選挙よりも広がっていた。投票開始を本来の午前7時より遅くする投票所も113カ所(0.2%)あった。
終了時刻を早める投票所の割合を都道府県別に見ると、高かったのは鹿児島(91%)、秋田(89%)、高知(88%)の順。50%を超える県は13で、05年の7からほぼ倍増した。
公職選挙法では、特別の事情があれば投票開始時刻を最大で2時間繰り上げ・繰り下げでき、終了時刻も最大で4時間繰り上げられる。
4403
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 17:29:02
朝日新聞ででヤッシーがリードだが、相変わらず亀井久興がリードされてるか…
4404
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 17:49:18
>>4401
成る程〜。解説感謝。
朝日は今回300選挙区を半分ずつに分けてトレンド迄みようとしたのかちょっとやり方他と変えて実験的な試みをしたようですね。
その辺が記事の書き方の自身に繋がったのかどうかは判りませんけど。
>>4403
ですね。競り合いからやや離されましたか
竹下と亀井が激しく競り合う:読売新聞09/8/21
>>4120
↓
竹下が亀井をリード。竹下は自民9割,公明7割,無党派4割。亀井は民主6割以上の一方自民には滲透できず:毎日新聞09/8/22
>>4249
↓
竹下がやや先行。野党層の一部も取り込み。亀井は民主8割。無党派層は分け合い:朝日新聞09/8/27
>>4400
4405
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 18:11:17
>>4383-4405
【朝日中盤情勢・九州篇】
福岡1 松本引き離し。自民支持層にも食い込む。遠藤は公明には食い込むが支持の拡がりに欠ける
福岡2 稲富安定。民主9割・無党派6割。
福岡3 藤田民主9割・無党派6割滲透で有利。太田は農村部で安定も都市部で滲透が見られない
福岡4 民主9割・無党派7割近くの古賀と自民9割の渡辺が互角。共産層は両者に割れている。
福岡5 楠田先行。民主9割以上・無党派7割程度
福岡6 古賀と鳩山が激戦。無党派は6割が古賀。
福岡7 野田がリード。古賀は推薦を求めていない公明層の大部分も取り込む。無党派は両者
福岡8 麻生が優位。無党派にも滲透
福岡9 緒方やや先行。無党派は三原がややリード
福岡10 城井が優勢。無党派5割。西川は公明も十分纏め切れていない。
福岡11 武田がリード。山口は民主の4割程度が他候補に流れる。
佐賀1 原口が有利。自民層にも食い込み。福岡は自民7割だが拡がり見られず
佐賀2 大串が安定。無党派から7割
長崎2 福田が他候補に水をあけ,久間が懸命。男性の2/3から支持←w
長崎3 山田が先行←此処へ来て前へ出た
長崎4 宮島有利。民主層ほぼ固め無党派6割
熊本2 福嶋先行。無党派でも優位に。
熊本3 坂本と後藤が激しく競り,三浦が懸命に追う。坂本は自民6割・後藤は民主7割。三浦は自民に一定。農林漁業者層は支持が割れている。
大分2 重野が一歩リード。民主7割。無党派は概ね分け合い
大分3 横光がやや先行。社民にも支持拡げる。
宮崎1 川村が他候補に水。民主9割,社民にも滲透,無党派の6割近くから支持を集め,自民層の2割強に食い込み。中山に自民4割以上,上杉に約3割が流れ公明票も両者に割れている。
宮崎2 道休と江藤が互角。道休は民主9割,社民にも支持拡がる。無党派層は分け合う
鹿児島1 川内が有利な情勢。無党派は保岡と分け合う
鹿児島2 徳田が一歩リード。打越が懸命に追う。打越は鹿児島でほぼ互角
鹿児島3 松下が優位。民主層を手堅く纏めた他,無党派の半数強。宮路は自公を固めたものの地盤の南薩で優位に立てずにいる。
鹿児島4 皆吉が一歩リード。小里が激しく追う。皆吉は伊佐・姶良・霧島地域でやや優位。小里は出水・阿久根でやや優勢だ←成る程地域対決に持ち込んでるのか。
鹿児島5 森山先行で網屋やや苦しい。網屋は地盤の鹿屋で追い上げ。
沖縄1 下地安定。民主9割・無党派5割。
沖縄2 照屋安定。民主9割・無党派7割
沖縄3 玉城が民主8割・無党派5割で他候補に水。嘉数は自公支持層を纏められず。
沖縄4 瑞慶覧がリードし西銘が懸命。瑞慶覧は無党派7割に支持。
比例
民:8〜11 自:5〜8 公:2〜4 共1前後 社1に届きそう
4406
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/27(木) 18:20:47
↓なにか意外な結果でしたが。
テレビ金沢世論調査
24、25日 1032人中854人
投票に行く96%
普段政党支持
自民47.5
民主14.8
今回比例投票
自民34.0
民主37.9
1区 決めた72.9
馳(自民)を奥田(民主)が追い上げる
無党派4割近く奥田3割余り馳
2区 決めた67.6
森(自民)を田中(民主)が追い上げる
無党派5割近く田中3割近く森
3区 決めた70.5
近藤(民主)と北村(自民)が横一線
無党派6割近く近藤2割余り北村
4407
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 18:24:52
読売新聞
>>4117
京都1 平と伊吹が横一線
京都5 谷垣と小原が接戦
↓
毎日新聞
京都1 平と伊吹が激しく競り合う。平は民主8割近い支持。伊吹は自公層に滲透
京都5 谷垣と小原が激戦。谷垣は民主の一部にも滲透。追い風に乗る小原は自民の1.5倍に達する民主層の約7割を纏める勢い
↓
朝日新聞
>>4398
京都1 平先行し,伊吹が激しく追う。平は民主層ほぼ纏め,無党派6割,自民支持層も一部取り込む。伊吹は自民層7割
京都5 小原と谷垣が激しく競り合っている。小原は民主8割,無党派6割。
京都新聞
京都1 26日、自民前職の伊吹文明候補は東京行きを取りやめ、終日街宣車からマイクを握った。
京都5 10選を目指す自民前職の谷垣禎一候補を、民主新人の小原舞候補が激しく追い上げている。 谷垣候補は集会や街頭で「必勝」鉢巻きを締め、23日は「初選挙以来」という自転車で舞鶴市の地蔵盆を巡った。
Kyoto Shimbun 2009年8月27日(木)
自民重鎮と民主新人“攻防激化”
衆院選 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082700050&genre=A1&area=K00
衆院選は終盤に入った。全国で民主党が優位に立つ選挙区が多い中、これまで自民党が盤石の強さをみせてきた京都1区と5区でも、党重鎮の前職が民主新人と競り合う展開となっている。閣僚経験もある自民の2人は応援のための全国遊説を減らし地元に張り付き、民主候補は街頭での支持拡大に力を注ぐ。共産党候補も「必勝区」と位置づける1区で追い上げに懸命だ。
■1区 街頭、決起集会で熱弁
26日、1区自民前職の伊吹文明候補は東京行きを取りやめ、終日街宣車からマイクを握った。「25年、知事や市長とみなさんの暮らしを支えてきた」と実績を訴え、「厳しい選挙」と繰り返した。
公明党との協力でも踏み込んだ。24日夜、京都市下京区で開かれた公明の演説会で登壇し、「苦しい戦いを助けてやろうという気持ちに、わたしもお応ええする」と比例での支援を表明した。公明府本部は「今まではなかった発言」(幹部)として連携を強める。業界の支持団体ごとの決起集会も連日開いており、27日には麻生太郎首相が1区入りする。
「あと4日。30日には京都1区に民主党の国会議員を生み出してください」。民主新人の平智之候補は26日、8カ所で街頭演説した。商店街を小走りで回り、握手を求めた。「民主の風はあるが、まだ名前は十分浸透していない」(選対)として、活動のほぼすべてを街頭に充て、夜の演説会は午後8時ごろに終えて駅前に立つ。
25日夜に下京区で開いた決起集会で、地元参院議員が「(伊吹候補と)肩を並べている。ハナの差、一票差でも勝たせてほしい」と訴え、選挙区当選へ結束を呼び掛けた。
共産前職の穀田恵二候補は26日夕方、大阪府内での応援を終えた後、上京区の街頭に立った。「新聞の調査では3番手だが、ここから追い越すことほど楽しいことはない。今回こそ小選挙区で勝たせてください」
自民と民主の対決構図で埋没も懸念される中、他候補の応援は近畿ブロック内に限定し、必勝区での当選を目指す。公示後に2度入った市田忠義書記局長は、25日の中京区の演説会で「善戦ではだめだ。定数1で勝負できる。必ず当選させていただきたい」と支持拡大を求めた。
■5区「地元」張り付き活動
5区でも10選を目指す自民前職の谷垣禎一候補を、民主新人の小原舞候補が激しく追い上げている。
「厳しい戦い。だが岩につめを立ててでもはい上がる」。谷垣候補は集会や街頭で「必勝」鉢巻きを締め、「混迷する政治を安定させるため前面に立つ」と声をからしている。
23日は「初選挙以来」という自転車で舞鶴市の地蔵盆を巡った。選対は「地道に政策を訴えるしかない」と、終盤も全国応援を控え、地元に張り付く構えだ。
追い風に乗る小原候補は地域を細かく回り、「今こそ政権交代、京都北部では選手交代」とラストスパートを掛け、保守地盤に揺さぶりを続ける。
24日には渡部恒三党最高顧問が綾部市に入った。今後も党幹部がてこ入れに続々と来援する予定。小原候補は「あと一歩と言われるがそんな甘くない」と、支援者に奮起を呼び掛けている。
共産新人の吉田早由美候補は「民主党の大勝で大丈夫か、有権者に不安が出てきた」(選対)と手応えを口にし、街頭で「大企業、財界に頼らない政治を目指すのは共産党だけ」と訴えを強めている。
4408
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 18:28:19
>初の選挙区勝利を目指す民主党前職の奥村展三が、自公支持層の一部も取り込んで
Kyoto Shimbun 2009年8月23日(日)
滋賀 民主、全区で優位
衆院選情勢
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082300070&genre=A1&area=S00
京都新聞社と共同通信社などは第45回衆院選について20〜22日の3日間、全国の有権者約15万5100人を対象に電話世論調査を実施、取材を加味した上で現時点での情勢を探った。
滋賀県内の4小選挙区では、自民、民主両党の対決を軸に計15人が選挙戦を展開している。無党派層の支持を集める民主党が4つの選挙区すべてで優位に立ち、自民党が追い上げている。共産党は全体に伸び悩んでいる。ただ、小選挙区では有権者の4割弱が誰に投票するか未定で、情勢は今後変化する可能性もある。
1区は、選挙区での議席奪還を目指す民主党前職の川端達夫が、連合系労組など支持組織をまとめ、無党派層へも浸透。自民党前職の上野賢一郎は公明党支持層を固めて追う。共産党新人の川内卓は党支持層をまとめる。
2区は、3選を狙う民主党前職の田島一成が無党派層や他党の支持層へも支持を広げ、湖東、湖北両地域で安定した戦いを進める。自民党前職の藤井勇治は、自民党、公明党の支持層固めで巻き返しを図る。
3区は、民主党前職の三日月大造が幅広い年代や無党派層から支持を集めて優位に立つ。自民党前職の宇野治は自民、公明党支持層を固めるのに全力を挙げる。共産党新人の木村真佐美はやや苦しい展開。
4区は、初の選挙区勝利を目指す民主党前職の奥村展三が、自公支持層の一部も取り込んで着実に票を固める。自民党新人の武藤貴也は、若さをアピールして追随する。共産党新人の坪田五久男は広がりを欠く。
4409
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 19:07:09
>>4406
>24、25日 1032人中854人
平日調査、かつサンプル数が1選挙区当り300未満。ま、この当りが理由ですかね。
ただ、今日、鳩山が北陸行脚。富山1区、福井1区はスルーなのに石川は3選挙区全てで遊説。1区は意外と苦戦してるのかも。
4410
:
小説吉田学校読者
:2009/08/27(木) 19:11:24
昨日は、前述の40代職員が、ますます沈鬱な表情で「中国に乗っ取られる」「歴史教科書が書き換えられる」とか、言っておりました。
私ではない職員が「じゃあ、植民地になっちゃうことは悪いことなんですね」と反撃したところ「いや、いいこともしたんだけど、それは日本人が治めたからだ」「これだから、ジョージャクは」ともう大変な状況。映画でいうと「ヒトラー最期の12日間」「日本で一番長い日」の状態です。30日はどうなっちゃうんだろ。
さて、香川3区。台風の目になるか。情勢は「民主大半が当選ライン」から「民主推薦候補も当選ラインにかかり始めた」まで移ってきた。
3区ルポ/保守分裂で波乱含み
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000320908270001
24日夜、丸亀市中心部のコミュニティセンター。自民前職の大野功統氏の言葉に熱がこもった。「こんなに厳しい思いをしたことはありません。大野功統を助けてください」。演台の前でひざをつき、聴衆に深々と頭を下げた。陣営関係者は「96年に小選挙区になって以降、あんな姿はほとんど見たことがない」。
加藤常太郎・元労相の娘婿で、地盤を引き継いだ86年から7期連続当選。05年の前回は防衛庁長官として全国を応援で駆け回り、選挙期間中は2日間しか地元にいなかったが、次点候補の3倍近い約10万8千票で圧勝した。
だが、今回は解散直後から地元にはりつく。連日のように企業やイベント会場などに足を運び、校区単位のミニ集会を開いている。
その大野氏に挑むのは、社民新顔の米田晴彦氏。各種メディアで優勢が伝えられる民主党の推薦を受ける。民主党は「選挙協力」の立場から3区に独自候補を立てなかった。自治労などの組織票に、民主党の支持票を上積みしようとしている。
25日、社民党の福島党首は多度津町の街頭演説で「自民政治を変えられるのは3区では米田晴彦。死にものぐるいで戦います」と力を込めた。福島党首は12日にも3区入りし、支持者らを回った。米田氏は25日、観音寺市での個人演説会で「香川から政権交代を。社会的弱者らの声なき声を必ず国会に届けてみせる」と訴えた。安全保障政策などでは民主党と社民党との違いもあるが、「共闘」の姿勢を打ち出す。
無所属新顔の真鍋健氏も「政権交代」を訴える。自民党参院議員だった真鍋賢二・元環境庁長官の長男だが、米田氏の立候補表明の約3カ月後、立候補の意向を示した。県遺族連合会や郵政政策研究会など、かつて父親を支えた組織の支援を受けている。
真鍋氏は24日、まんのう町の演説会で「政権選択の選挙であるべきだ。自民党は一度、下野してもらわなければならない」と強調した。「官僚政治からの決別!」(選挙公報)と訴え、民主の「風」も取り込もうと図る。
自民党を離党した平沼赳夫・元経産相が立ち上げた保守系無所属の「平沼グループ」の一員でもある。こうしたことから、政権交代といっても「政界再編による」ことが主眼だ。
与野党対決に保守分裂の様相がからみあう選挙戦。ある陣営の幹部は「反自民票がどこに流れるのか」と民意の行方を読み切れない。
ほかの候補者も最後の追い込みに懸命だ。共産新顔の近石美智子氏は頻繁に街頭演説などを行い、労働者派遣法の改正や後期高齢者医療制度の廃止などの政策を訴える。「新政権になっても健全な野党として奮起していく」と取材に答えている。
幸福実現新顔の妹尾真由美氏は景気対策などを訴え、支持拡大を目指す。(佐藤常敬、高山桂一)
4411
:
秋田2区の名無し
:2009/08/27(木) 19:48:11
秋田2区
やっぱり金田>川口>山本なんですね。さきがけだけはやけに甘いと思ってたんですが。
川口氏がやっと自宅前に来ましたが、地元出身・県議国新の石川(元秋田市長)が乗ってましたね。郵政票はほとんど期待できますかどうか。。
4412
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 20:02:13
産経は関東では昨日が東日本、今日が西日本でした。
今のところ、情勢報道の載った新聞はすべて手に入れてますが(時事はネットで見ただけ)、
このあと情勢報道するところはあるのかなー?
産経では秋田2区は川口先行、金田追う、山本苦しい、でした。
川口勝てー。
4413
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 20:05:17
>>4410
俺の大学時代のサークルの女の子に票固めメールした所,同僚に民主はやばいという内容の超長文の痛いメールを貰ってましたよ。
人権擁護法案となんちゃらで日本が危ないとかなんとかw
典型的ネトウヨやんって俺が云ったら,う〜ん,強いていうなら情弱?とかその子は云ってました。
こういう人達がファビョってリアル社会に迷惑かけまくってないと良いんですけどねー。
あと香川3区は驚きですねぇ
日経新聞09/8/8
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/972
知名度で勝る大野が支持固めに全力。米田は大野との差を縮めつつある。真鍋も保守層への滲透を図る。←この辺から既に接戦の萌芽?
↓
読売新聞09/8/21
>>4150-4151
←この時は真鍋が2番手
ベテランの大野がわずかにリードし、真鍋が追い、米田らが続く。大野は自公の7割から支持を得る
真鍋は、政界再編を訴え民主支持層の一部を取り込む。米田は社民支持層をほぼまとめたが、集票の重点を置く無党派層が伸び悩んでいる。
↓
大野が厚い保守地盤を背景に一歩リード。米田は民主層を十分に取り込めていない井:毎日新聞09/8/22
>>4249
↓
大野と米田が激戦。大野は自民の8割以上を抑え公明層も取り込み。米田は民主9割以上固める。:朝日新聞09/8/27
>>4400
4414
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 20:08:33
これはどう見ます?
277 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/27(木) 19:12:37 ID:Hcvvi4Hc
明日発売の写真週刊誌【FRIDAY】9月11日号から
⇒告発大スクープ:<東京8区>石原伸晃のパーティ券が税金で買われていた!−杉並区議たちが政務調査費で(筆者:三宅勝久)
⇒総選挙直前大特集①美人刺客候補者たちの「汗だく選挙戦」密着ルポ
▼自民マドンナ議員たちの戦いぶり
▼藤川ゆり、ムッチムチすぎる応援の夏−美人すぎる市議が小沢一郎をメッタ斬り!
⇒総選挙直前大特集②代議士の妻たちの激アツ選挙戦
▼華麗なる戦い!美人妻激突の注目区
▼頼りにしてます!美人政治家妻&娘
▼窮地を救えるか?自民党大物議員の妻が奮闘
http://www.zasshi.com/zasshiheadline/friday.html
277 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/27(木) 19:12:37 ID:Hcvvi4Hc
明日発売の写真週刊誌【FRIDAY】9月11日号から
⇒告発大スクープ:<東京8区>石原伸晃のパーティ券が税金で買われていた!−杉並区議たちが政務調査費で(筆者:三宅勝久)
⇒総選挙直前大特集①美人刺客候補者たちの「汗だく選挙戦」密着ルポ
▼自民マドンナ議員たちの戦いぶり
▼藤川ゆり、ムッチムチすぎる応援の夏−美人すぎる市議が小沢一郎をメッタ斬り!
⇒総選挙直前大特集②代議士の妻たちの激アツ選挙戦
▼華麗なる戦い!美人妻激突の注目区
▼頼りにしてます!美人政治家妻&娘
▼窮地を救えるか?自民党大物議員の妻が奮闘
http://www.zasshi.com/zasshiheadline/friday.html
40 無党派さん [sage] 2009/08/27(木) 19:40:33 ID:Jn15OHG0 Be:
ttp://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=729
> 東京・杉並区議会の自民党区議多数が、「区政に関する調査研究」目的に限り利用
> が認められている政務調査費(月額一六万円)を使い地元選出の石原伸晃・前衆議
> 院議員(東京八区)の政治資金パーティー券を購入していたことがわかった。“ノ
> ブテル券”を政調費で購入した区議は過去五年間で一〇人。一枚二万円で二〇枚が
> 買われ、代金四〇万円のうち二九万四千円が区政調費から支出された。
4415
:
山口新聞男
:2009/08/27(木) 20:15:12
亀井久はこの情勢だと、ちょっと届かなさそうですね
無党派がイーブンでは、難しい・・・
一方山口では、高邑の比例復活が見えてきました
4416
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 21:30:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090827/elc0908270907003-n1.htm
【09衆院選】鹿児島で衆院選繰り上げ投票始まる
2009.8.27 09:05
このニュースのトピックス:衆院選
衆院選の繰り上げ投票が全国のトップを切って27日午前7時から、鹿児島1区にある離島の鹿児島県三島村と十島村、同5区の同県屋久島町口永良部島の計14投票所で始まった。有権者は計約980人で、投票はそれぞれ同日午後4時から6時までに締め切られる。
投票箱は鹿児島市と屋久島町の開票所にそれぞれ運ばれ、ほかの投票と一緒に30日夜に開票される。各島の交通機関は船に限られるため、台風などによる天候悪化に備えて、国政選挙では繰り上げ投票を毎回行っている。
鹿児島1、5区は、いずれも自民、民主両党の公認候補が直接対決する構図となっている。
4417
:
小説吉田学校読者
:2009/08/27(木) 21:45:11
まさか、まさかねえ。朝日が「安定」という語句を使わなかったのが気になるのですが。
【09衆院選】麻生首相の足元・福岡8区でも自民離れ
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090827/elc0908272043018-n1.htm
衆院選が公示された18日。福岡県飯塚市で開かれた出陣式で、全国行脚中の首相、麻生太郎(68)=自民党前職=に代わって妻、千賀子(59)が「麻生に力を与えてください」と訴えると、脇に立つ長男(24)と長女(22)も深々と頭を下げた。
首相の選挙で、子供らが選挙応援に加わるのは初めてのことだ。米国留学中の長男は7月初めに帰国し、「選挙の現場は厳しい」と難色を示す首相を説得して、支援者回りを始めた。「父の本当の姿が伝えられていない」と感じたからだ。
ミニ集会や地域の会合では、父との思い出や、激務でも愚痴一つこぼさない家庭での姿を語ってきた。投票日まで父の応援に集中する予定だ。
首相の曾祖父、太吉が起こした炭鉱に始まり、今では病院や人材派遣、ソフトウエア開発など、さまざまな事業を展開する「麻生グループ」。地元に広く、深く根を張り、選挙のたびに抜群の集票能力を発揮してきた。
が、その王国でも自民離れが広がる。
「政権交代に向けて、がんばれ」。19日夜、飯塚市内の飲食店駐車場に、地域住民ら約50人が集まって、うちわ片手に民主党新人の山本剛正(37)とともに気勢を上げた。
集会を主催したのは、建設会社社長(47)らが立ち上げた勝手連だ。社長をはじめ、「自民党を長年支持し、投票用紙に『麻生太郎』と書いてきた」人たちだという。
東京育ちの山本は平成19年10月に飯塚市に移住。いわゆる「落下傘候補」だが、駅前や交差点で行った街頭演説は3500回を超え、あいさつ回りも2万軒にのぼる。
毎晩のように市民と酒を酌み交わして議論し、支持者を増やしてきた。その1人である社長は「山本さんと接するうちに、若さと人間性にかけてみようと思った。麻生さんとは話したこともないから」と明かす。
福岡8区は、かつて「炭鉱のまち」として発展した筑豊地区と重なる。炭鉱閉山後は地域経済が低迷し、地元商店街の核となっていた百貨店「飯塚井筒屋」も今月31日で閉店する。
山本を支える勝手連には、麻生グループと取引関係のある食品会社の幹部(56)も加わった。「子供や孫の時代を考えれば、一度、政権を代えないといけないと思った」という。
麻生は8月6日に、現役首相としては異例の地元入りし、翌7日にかけて福岡県内7カ所で遊説。中でも自身の選挙区での街頭演説には多くの支援者が集まった。
しかし、中には「私を含め、多くが動員で集まっている。麻生さんに投票する人ばかりではない」と冷ややかに指摘する男性(66)もいた。
首相の足元でじわりと進む自民離れ。山本は「麻生さんの背中が見えてきた」と力を込め、逆転を狙う。
8区では幸福実現党新人の大塚祐子(46)も消費税撤廃などを訴えて支持拡大を図っている。=敬称略
4418
:
小説吉田学校読者
:2009/08/27(木) 21:49:42
まさかまさかの首相経験者落選はあるのでしょうか。
思えば1963年は石橋湛山、片山哲の2人の元首相が落選。またも一気に2人落選あり得るか。
【09衆院選】民主・鳩山氏が森元首相の地元入り
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090827/elc0908271934015-n1.htm
民主党の鳩山由紀夫代表は27日、自民党最大派閥の町村派相談役、森喜朗元首相の選挙区である石川2区に入り、民主党新人候補のてこ入れを行った。街頭活動を封印してきた小沢一郎代表代行も、投開票前日の29日に同区でマイクを握る予定だ。
鳩山氏は石川県のJR小松駅前で演説し、「大きなゾウと戦う厳しい戦いだが、負けてはならない。日本中で最も象徴的な未来を指し示す選挙区だ。ここで勝つか負けるかが、政権交代が意味を持つか、持たないかを判断すると言って過言ではない」と強調した。
さらに自民党の派閥政治を批判し、「首相までやった人が、なぜこれからも政界で影響力を行使しようとするのか。大事なことは首相(在任)の間に何をなすべきかだ」と批判した。
4419
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 22:01:12
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908270315.html
《政治決戦24時:27日》「責任力の無い人に…」2009年8月27日19時38分
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民主党の菅直人代表代行が神奈川県海老名市で演説し、「民主党が政権をとった時には、官僚のメモを読まなければ大臣や副大臣が務まらないような人にはやめてもらっていい。それでない限りは、国民が選んだ政治家が責任を持つことができない。今しきりに『責任力』と言っているのは、反省しているつもりで麻生さんは言っているのかなと、いつも聞いている。一番責任力のない人に、責任力とは何か言われたくない」
民主党の岡田克也幹事長が横浜市で演説し、「いよいよ残すところ3日になった。戦後初めて、国民の意思で日本が大きく変わろうとしている。単なる傍観者でなく、一人一人が大きな風、大きな波をつくりだして、その中心になっていただきたい」
民主党の鳩山代表が、同党の公認候補が自民党の森元首相と戦う石川県小松市で演説し、「なぜ総理までなさった方が、まだ政界の中で影響力を行使しようとするのか。大事なことは、総理の間に何をなすべきかということだ」
自民党の加藤紘一元幹事長が山形県最上町で演説し、「民主党が政権取っても、半年、1年しかもたないと思う。ふわふわっとしたムードに乗っかっただけの政権だ。長く持たないと思う」
麻生首相が横浜市で公明党候補の応援演説にたち、「日本を守るのは自公連立政権。皆さん方の暮らしを守るのも自公連立政権。そして、明るい未来をつくり上げていくのも自公連立政権。麻生太郎、その先頭に立って戦います」
4420
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 22:09:41
>>4418
福田も落選で新記録を
すると残る首相経験者は羽田と安部だけなんてシュールな姿に。
4421
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:24:54
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090827ddlk11010220000c.html
’09衆院選:選挙区ルポ 10区 「川上」票 /埼玉
◇自民地盤巡り攻防
「山口さんを支持してきた」という小川町の60代の主婦は、「医療や年金などで自民に不満がある。麻生首相は税金の無駄遣いをやめるというが、なぜ今までそうしなかったのか。親せきや知人から、山口さんをよろしくと頼まれるけれど、どうしようかしら」と記者に話した。
有権者約2万9000人がいる小川町。比企郡7町の中で最も人口が多い。「風」に影響される都市部で五分に抑え、地盤の固い郡内で引き離す−−。山口陣営は今回もこう戦略を練っていたが、情勢の厳しさに、地方議員らが中心となって支持者のつなぎ留めに躍起になっている。
比企郡は「山口泰明党」と言われるほど強固な地盤のはずだ。しかし、運動員や支持者の高齢化のうえ、滑川町では東武東上線の新駅開設に伴い新住民が4年前の前回より1000人以上増加して無党派層が増えている。
そこに保守層の自民離れが起きつつある。陣営幹部は「これまで山口と書いたことがある人、一人一人に直接お願いして回るしかない」と話す。
□ □
松崎氏は公示後、遊説を7割が森林というときがわ町から始め、前半は小川、嵐山町など山間部や農村部を中心に運動した。自民の支持基盤の切り崩しを念頭に、農村部を起点にする小沢一郎代表代行直伝の「川上作戦」だ。その効果か、駅立ちすればマニフェストが飛ぶようになくなった。
後半は坂戸、鶴ケ島市などの「川下」に運動の力点を移し、無党派層に支持を広げる作戦。「地域が疲弊している。地域を元気にする政策を自公は何もやってこなかった」。26日、吉見町の農業直売所で松崎氏は買い物客らを前にこう絶叫した。出店の店員がマニフェストをもらいに近寄ってきた。
松崎陣営は「組織のないこっちは風頼み。手応えは感じるが、どれくらい票につながっているのだろうか」と、「山口泰明党」の比企郡での巻き返しを警戒する。【鷲頭彰子】
==============
◇10区(3)=東松山、坂戸、鶴ケ島市、比企郡
山口泰明氏(60)自前<4>
町田貴志氏(40)諸新
松崎哲久氏(59)民元<1>
届け出順。<>は当選回数
4422
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:25:52
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000908270004
激戦区ルポ:カギ握るいわき市議【5区】
2009年08月27日
●民主に自信 追う自民
「リーフレットが足りない」。民主前職の吉田泉の陣営で23日、7万部あった資料が底をつき、慌てて1万部を追加注文した。室内掲示用のポスターも「前回までは500枚もはければいい方だったが、今回は3倍近い。こちらも間もなく品切れだ」。
吉田の総合選対本部長の鈴木久は、中選挙区時代の90年2月、当時の社会党から衆院選に出て9万票近くを獲得、トップ当選した。その鈴木が「おれの時なんか比べものにならないほど、反応はいい」と自信を深める。「とにかく本人に会わせろ、資料はないか。そんな問い合わせがひっきりなしだ」
報道各社の情勢調査では、民主への追い風がやむ気配はない。一部で運動の上滑りを懸念する声もあるが、鈴木は「上滑りするほどの組織はない」と気にも留めない。組織と言えば、連合系の労組と吉田の個人後援会ぐらい。「投票率70%で得票13万3千」の目標には、まだかなりの「風」が必要だ。
党県連会長の玄葉光一郎は公示後、2度も選挙区に入り、「この選挙で勝てなければ、吉田さんの将来はない」と引き締めた。
双葉郡内の個人演説会にはほとんどの町村長が出席した。特定郵便局長らでつくる「郵政政策研究会」のメンバーも連日、交代で事務所に詰めたり、地域で支持を広げたりしている。
「私は、新聞で『猛追』と書かれて今まで負けたことがない」。自民前職の坂本剛二は情勢調査結果が出る直前、いわき市郊外の公民館に集まった支持者70人余りにその見出しをピタリと言い当てて見せた。続けて「私は別名、ぶらさがりの剛二。厳しいと言われるほど、記事が出た翌日から反応が変わって、ぶら下がりで勝ってきた」。
党への逆風に加え、前回まで3回の共闘を組み、今回福島3区に転出した吉野正芳とのコスタリカ方式解消が響いている。吉野後援会の動きが鈍かったが、中盤以降ようやく軌道に乗ってきたという。
公示後間もなく坂本が所属する清和政策研究会の町村信孝会長らが訪れ、21日には麻生首相もアロハシャツに着替えて応援演説。28日夕には、細田博之幹事長もJRいわき駅前でマイクを握る。
しかし坂本側にも不安要素がある。自民党系のいわき市議の動きだ。同党の元県議同士、現職と新顔の一騎打ちとなる9月の同市長選の前哨戦が水面下で過熱、そのあおりで現職市長を推す一部市議の運動が鈍っているのだ。
坂本の個人後援会も、高齢化などで弱体化。26日夜は、同市中心部である坂本の個人演説会と、現職市長を囲む集会の日程がぶつかった。陣営の核のはずの党が二分されているようにも見える。
幸福実現党の石渡剛は消費税撤廃などを訴え、街頭演説に力を入れている。=敬称略
(松本英仁)
4423
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:26:42
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090827ddlk14010258000c.html
ルポ・注目区:’09衆院選かながわ/3 6区 /神奈川
◇自公協力、背水の陣
トップの第一声の場所は、政党が衆院選で何に重きを置くのかを象徴する。公明党の太田昭宏代表は18日、神奈川6区・横浜市旭区の相鉄二俣川駅前を選んだ。「日本のために上田勇はなくてはならない。勝利を与えていただきたい」。同党にとって、県内唯一の小選挙区候補・上田氏の当選は至上命令だ。比例代表に重複立候補せず、自民党との選挙協力で議席死守を図る。
公明側に先立ち、自民横浜市連の佐藤茂幹事長の決意がマイクに乗った。「連立与党統一候補の誠実で政策通な上田候補を、必ず当選させるために自民党は一丸となって戦いを制してまいりたい」。協力関係は緊密さを増し、合同選対も初めて設置。公明幹部は「理想的な態勢」と自負する。
影響は他の選挙区の自民候補にも及ぶ。10日に保土ケ谷区で自民側が開いた上田氏の支援大会。ある自民前職は05年の前回選に関し「最後に押し上げていただいたのは公明党支援者の最後の一押しがあったから」と礼を述べた。今回も支援を得るには引き換えに、6区での貢献度が問われる。
麻薬・薬物対策で知り合いという「夜回り先生」水谷修氏を旭区などに招いた23日の街頭演説。上田氏は「実行力、実績では絶対に負けない自信がある」と語気を強めた。
◇ ◇
自転車に立てた「本人」ののぼりが風にはためく。白いTシャツ姿でスニーカーをはいてペダルをこぎ、池田氏が選挙カーに並走する。主婦や高齢者ら在宅の有権者を取り込む狙いだ。
23日、保土ケ谷区の相鉄天王町駅前。池田氏は「暮らしを悪くした自公政権にレッドカードを突き付け、暮らしを第一とする民主党政権を作りたい」と演説を始めた。自公の選挙協力を「選挙風土が非常に悪くなってきた」と批判、「自立した市民として選択していただきたい」と呼びかけた。
民主への追い風にも「手を抜かず従来通りフル稼働」と池田氏。油断してはいない。
◇ ◇
比例に重複立候補した藤井氏は商店街や夏祭りを回り、支持層の掘り起こしに努める。23日は旭区の相鉄鶴ケ峰駅前で「私たちの暮らしと命がかかった選挙。国民に痛みばかりを押し付けてきた自公政治はきっぱりと終わらせる歴史的な選挙にしよう」と訴えた。
◇ ◇
自公政権の維持か交代かが最大争点の中、背水の陣で臨む自公協力の「成果」は、選挙後の両党関係を左右する。毎日新聞の特別世論調査で6区の自民支持層の半数、無党派層の6割強は投票先を決めていなかった。最終盤まで熾烈(しれつ)な攻防が続く。【木村健二】=つづく
4424
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:27:17
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009082702000214.html
“能登守る”絶叫懇願 そして涙 石川3区ルポ
2009年8月27日
自民党前職の北村茂男候補が牙城を死守するか、民主党新人の近藤和也候補が初議席をもたらすか−。保守王国・能登も政権交代の風が吹き寄せ、戦いは日増しに激しくなっている。二十五日の輪島市、至近距離で両候補の決起大会が重なった。「民主党に政権を渡せば日本はもたない」「相手を乗り越えなければ日本経済は守れない」。絶叫、懇願、感涙…。夕暮れの港町にボリュームを上げた選挙カーの声も交錯した。
総決起集会で手を振って入場する近藤候補=中能登町で
近藤候補 自民の壁乗り越える
「学校、鉄道、郵便局も病院も…。何でもなくなる政治を改めたい」。近藤候補は二十五日夜、輪島市文化会館での輪島・穴水地区総決起大会で力説。「強い使命感を持って勝たなければならない」と訴えると、会場から割れんばかりの拍手が沸き起こった。
一川保夫選対本部長は、相手候補の地元を意識して「もはやこの地域を引っ張っていくセンス、実力がない」と切り捨てた。
近藤陣営はこまめに個人演説会を開き、政策を熱心に訴える。二十四日からは各地区で総決起大会を続け、追い込みに入っている。世論調査で優位も伝えられる中、桜井広明選対本部長代行は「3区の風は微風。相手は自民という大きな壁」と引き締めを忘れない。
出身地の中能登町で二十四日に開いた決起集会。会場は地元の代議士誕生を願う熱気に包まれた。近藤候補は退職した証券会社上司から激励メールが届いたことを明かし、声を詰まらせ、出馬表明からの二年間を振り返り、勝利を誓った。
◇
決起大会に集まった大勢の有権者に手を振る北村候補=輪島市で
北村候補 民主に一票もやれぬ
「民主党は政権を取ったら公共事業を見直すという。一票たりともあの人たちにやってはいけない」。“輪島決戦”の日、輪島駅跡地の「ふらっと訪夢」前で叫んだ北村候補。四方を囲んだ大勢の支持者の拍手を受け、目に涙を浮かべた。
北村候補は公示後、奥能登から金沢市近郊まで二回りした。刈り取り間近の稲穂が揺れる田園地帯では、顔見知りの手を握り「民主のマニフェストでは日本の農業はもたない」と力を込めた。
県議二十六年、国政四年。「『地方族』の北村さんは、だれよりも能登を知り尽くしている」。応援弁士の地元首長らは訴える。岡田直樹参院議員も民主党が日の丸を切ったことを取り上げ「こんな政党に一日たりともかじ取りを委ねられない」と怒りをぶつける。
地元に戻った瓦力元防衛庁長官の協力はまだ得られないが、党県連はぎりぎりまで支援を求めていく方針。陣営は二十八日の麻生首相応援を得て、最終盤のスパートをかける。
4425
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:27:51
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009082702000177.html
3新人が火花 3区ルポ
2009年8月27日
総決起集会でガンバローを三唱する候補者ら=県西部で
橘候補 公示日から土下座も
相本候補 高岡切り崩しに懸命
柴田候補 国民新のビラも配布
有力新人三候補がしのぎを削る。自民党の橘慶一郎候補(48)と民主、社民両党が推薦する無所属の相本芳彦候補(53)がほぼ横一線で競り合い、無所属柴田巧候補(48)も絡んで激しい戦いを繰り広げている。各陣営とも最終盤に向け、比例代表に転出した国民新党の綿貫民輔代表(82)の個人票や無党派層をめぐる綱引きに力がこもる。(衆院選取材班)
「残り四日。支援をお願いしたい」。二十六日午後三時すぎ、高岡市福岡町の事業所にスーツ姿の橘候補が姿を見せ、従業員約五十人を前に深々と頭を下げた。公示後も一日四十カ所の企業、団体回りをこなす。
高岡市長当時も低姿勢が評判だったが、腰を折る深さはそれ以上。従業員一人一人と握手する表情には悲壮感さえにじみ出る。
出馬表明が遅れ、挽回(ばんかい)に必死の選挙戦。高岡市では公示日の個人演説会で、畳の上で長身を丸めて早々と土下座をし、支持者を驚かせた。
公示前から一貫して昼は支持団体を回り、夜は個人演説会やミニ集会で政策を訴える“どぶ板選挙”。公示後は姿の見えない無党派層の取り込みを念頭に、朝のつじ立ちや街頭演説も始めた。
各種世論調査が民主優位を伝える中、党よりも市長時代の実績や経歴を強調。選対幹部は「報道のせいで、橘の人柄や実績を訴えても伝えきれない」と歯ぎしりする。
■ ■
「私を今国会に送らないと、永久に国は変わりません」。相本候補は二十五日、射水市の街頭演説で声をからした。民主党への追い風も保守王国の県内ではまだ実感できない。
「麻生首相が来る。こっちはどうなるのか」。麻生太郎首相が来県すると報じられたこの日、選対幹部はわらにもすがる思いで党本部に鳩山由紀夫代表の3区入りを要請。岡田克也幹事長と前原誠司副代表に続き、来県を実現させた。圧倒的な知名度を誇る三人の支援で、一人でも多くの支持を取り込む考えだ。
選挙戦では最大票田で橘候補の牙城でもある高岡の無党派層に照準を合わせる。元アナウンサーの知名度を武器に、高岡を切り崩そうと選挙期間のうち六日間を高岡に費やす。
企業での朝の門立ちやあいさつ回りに加え、各地での街頭演説を一日約二十カ所で実施。「政権交代をなし得るのは比例では綿貫先生、選挙区では私だけ」と訴え、“綿貫票”も意識する。
■ ■
「現状維持か。表紙を変えるだけの政権交代か。政治を根っこから変えていく政界再編か。それを選ぶのが富山3区の選挙」
小矢部市内で二十三日開かれた柴田候補の総決起集会。無所属の柴田候補は、自民と民主を批判し「本当の変革の旗手は私」と声を張り上げた。
みんなの党の渡辺喜美代表も駆け付け「今朝、綿貫さんが『柴田君は僕の若いころにそっくり』と言っていた。自民党から野党になり、政治のゆがみを正そうとする綿貫先生とは同志」と“綿貫票”を意識して語った。3区で唯一、比例で国民新党支持を掲げ、会場では柴田候補と国民新党のビラが配られた。
みんなの党の公認ではなく、推薦にとどめたのも綿貫票への配慮だ。「公認だと、比例で綿貫さんと戦うことになりかねない」と選対幹部。推薦を得て、地元の小矢部、南砺、砺波市に比べ、劣勢とみられる高岡、射水市で「若い無党派層に改革姿勢をアピールしたい」と期待する。
4426
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:28:26
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090827ddlk22010151000c.html
審判の夏:’09しずおか衆院選 激戦区ルポ・3区 年齢差41歳の対決 /静岡
◇柳沢氏「最後の戦い」/小山氏「世代交代を」
年齢差41歳の2人の戦いは、緊迫感に包まれたまま最終盤を迎えた。
自民前職の柳沢伯夫氏は74歳。大蔵官僚から政界に転身し、1980年の衆院選で初当選。中選挙区時代を含めて8回の当選を重ねた。厚生労働相や金融担当相、党税調会長などを歴任した党有数の政策通だ。
対する民主新人の小山展弘氏は33歳。農林中央金庫の職員を経て松下政経塾で学び、衆院選への挑戦はこれが初めて。もちろん政治家としての実績はない。「世代交代」を訴え、柳沢氏が守ってきた自民の議席を突き崩そうと挑んでいる。
「(当落線上の)分水嶺(ぶんすいれい)にいます」。柳沢氏は23日、掛川市内での街頭演説で危機感をあらわに、支持を懸命に求めた。これに先立つ21日、柳沢氏は団体総決起大会を開いた。陣営が「公示後最大のイベント」と位置づけた集会だったが、会場の磐田市民文化会館大ホールの1500席には空席が目立った。柳沢氏は「少しすき間があるが、相手を油断させるためでしょう」と、冗談交じりに語った。
応援に駆け付けたのは、テレビ出演で知名度の高い自民党の丸山和也参院議員だった。「自民党はあきられている」などと辛口の発言で笑いを取りながら、「でも、この3区には日本のリーダーがいる。当選させなくては(選挙民の)恥です」と呼びかけた。柳沢氏を「ぶれない人」と評すと、会場から大きな拍手が沸いた。
柳沢氏は堅い経済政策をかみ砕いて、冷静に訴えかけた。だが、合間には「見捨てられるのか。そんなことはないとの信念で戦っています」と語るなど、感情の高ぶりもかいま見せた。
先週末の22日。小山氏は掛川市内の夏祭り会場を、有権者に握手を求めて走り回っていた。地元選出の自民党系市議が集まる事務所にまで飛び込み、「よろしくお願いします」とあいさつして苦笑いされる一幕もあった。
小山氏が夏祭り会場を去った約20分後、柳沢氏が姿を見せた。「握手作戦」は同じだが、記念撮影に応じたり顔見知りにあいさつするなど、知名度の高さゆえか、その表情は落ち着いて見えた。
世論調査や取材を基に、全国で民主党の躍進を予測する新聞各紙の報道がほぼ出そろった23日の日曜日。柳沢氏の「分水嶺」発言が出たのは、その日だった。21日の団体総決起大会では「最後の戦い」とも語った。これまで封印してきた言葉だった。【総選挙取材班】
4427
:
名無しさん
:2009/08/27(木) 22:29:23
http://mainichi.jp/select/today/news/20090828k0000m010090000c.html
衆院選:民主が勢い保つ…終盤、本社世論調査
2009年8月27日 22時7分 更新:8月27日 22時7分
毎日新聞は26、27日、衆院選の投開票日(30日)を前に全国世論調査を実施した。比例代表でどの政党に投票するかを聞いたところ、民主党との回答が44%で、自民党の21%を大きく上回った。政党支持率では民主党が39%と、過去最高を記録した前回7月調査の36%を更新。自民党は約半分の20%と水をあけられている。毎日新聞が19〜21日に実施した特別世論調査と情勢取材では民主党が衆院定数480の3分の2に当たる320議席を超す勢いを示したが、その勢いを持続したまま終盤を迎えた。
◇「首相に」鳩山代表31%
小選挙区の投票先でも民主党が46%で、自民党の23%の2倍に上った。約1週間前の特別世論調査の結果は、比例代表が民主41%・自民21%、小選挙区が民主39%・自民25%だった。全国300小選挙区の情勢を探った同調査とは単純に比較できないが、終盤に入っても「揺り戻し」傾向は見られず、民主党の勢いが続いていることがうかがわれる。
比例代表の投票先で他党を挙げた回答は公明党7%▽共産党5%▽みんなの党2%▽社民党、国民新党、新党日本各1%。年代別では70代以上で自民、民主両党がほぼ互角になったほかは、20〜60代のすべてで民主党が自民党を上回った。比例代表、小選挙区とも無回答は10%にとどまり、有権者の投票態度も固まりつつある。
麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表のどちらが首相にふさわしいかの質問では「鳩山氏」との回答が31%、「麻生氏」は15%だった。鳩山氏は代表就任以来、一貫して麻生氏をリードしている。ただ、「どちらもふさわしくない」が51%を占め、同じ方式で7月に実施した前回の全国世論調査から6ポイント減ったものの5割を超えている。
麻生内閣の支持率は20%で、前回比3ポイントの微増ながら依然低迷。不支持率は同7ポイント減の60%だった。衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかの質問でも、民主党が55%(前回56%)で自民党の25%(同23%)を大きく上回り、政権交代への期待感が弱まっていないことを示した。
自民党が圧勝した05年衆院選の終盤世論調査で当時の小泉内閣の支持率は51%、政党支持率は自民38%・民主22%だった。投票先の回答も小選挙区は自民44%・民主27%、比例代表も自民41%・民主26%とほぼ今回と逆の数字となっており、4年たって情勢が一変したことが表れている。
今回の調査で自民、民主以外の政党の支持率は公明党5%▽共産党4%▽みんなの党2%▽社民党1%−−などだった。【横田愛】
4428
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:29:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090827t51038.htm
ルポ山形1区 県都白熱、潮流とは一線
公明党の太田昭宏代表の街頭演説に集まった聴衆。山形1区では公明票の行方も焦点の一つだ=25日午後4時すぎ、山形市内
民主党の圧勝が伝えられ、自民党が逆境に立つとされる衆院選(30日投票)で、県都を抱える山形1区が、世論を敏感に映す全国的な「1区現象」とは一線を画すように、大激戦の舞台になっている。民主党候補の「追い風」に対し、自民党候補の「どぶ板」と、対照的な選挙手法が真っ正面から激突。陣営の戦術と駆け引きが渦巻く中、最終盤に突入する。
(山形総局・林直樹、山形聡子)
<「大物」続々投入>
接戦を繰り広げるのは、民主党元議員の鹿野道彦と自民党前議員の遠藤利明。
鹿野は「政権交代」の4文字と党マニフェスト(政権公約)を前面に出し、政党と一体化して戦う。集会を重ね、党幹部や山形県知事の吉村美栄子ら「大物」を相次いで投入する正統スタイルで、地殻変動を起こそうと躍起だ。
終盤に入り、陣営最大の不安は「根拠のない勝利ムード」(労組幹部)だ。「民主圧勝」の世論と「かみ合っていない」(陣営幹部)現状へのもどかしさは強い。
26日には民主党幹事長の岡田克也と連合本部の幹部が山形入り。岡田は山形市のJR山形駅西口でマイクを握り、「(山形1区は)まだ抜け出していない。油断することなく勝たせてほしい」と聴衆に呼び掛けた。
「とらえ切れていない無党派の票をかき集めたい」。鹿野陣営の選対幹部は、岡田の訴えに思いを一致させる。
相手陣営が徹底して流す「鹿野氏は比例東北で当確」という風評にも手を焼く。連日、個人演説会で弁士が「政治の中枢で活躍するには小選挙区で勝たなければ」と引き締めに追われる。
陣営が掲げる目標は11万票。選対幹部は「8万票を固めたが、状況は五分五分だ。『追い風』とはいえ、自民の地盤は固い」と情勢を分析する。
<「地上戦」に自信>
一方の遠藤。政党の看板を切り離し、自転車で1区内の全集落を行脚する「どぶ板選挙」を徹底させる。「山形版」ともいえる独自のマニフェストもつくった。世襲や官僚出身ではない「たたき上げ」の言葉を旗印に、綿密な計算に基づく「地上戦」を展開する。
衆院解散の直後は「あまりに強烈な逆風になすすべもない」(選対幹部)という状況だったが、ここにきて「追い越せる段階まできた」(同)と手応えをつかみ始めた。
陣営幹部は「女性や無党派層に着実に浸透している」と戦術に自信を深める半面、「『一度は民主党政権を』という無党派層のムードを突破できない」と、残り少ない選挙期間を横目に不安もぬぐい切れないでいる。
終盤にかけ、公明党との選挙協力も拍車がかかってきた。遠藤は「比例は公明党に」と、ためらいを捨てた必死の訴えを続ける。陣営幹部は「自民党は比例東北でも厳しい。背水の陣だ」と悲壮感を漂わせた。
全国に47ある「1区」の中で有数の激戦区。全国的な潮流とは異質の展開が、一歩も譲らない戦いを両陣営に強いる。
(敬称略)
4429
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:30:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090827-OYT8T00128.htm
激戦区ルポ10区 無党派奪い合い
林 反撃へ人海戦術 谷田川街頭ゲリラ演説
「変な風が吹き、当落線上で戦っている。何としても勝たしてもらいたい」
民主優勢を伝える報道各社の世論調査結果がほぼ出そろった23日、林幹雄は旭市のJR干潟駅前で行った街頭演説で声を張り上げた。
激戦にもかかわらず、現職閣僚だけに、同僚の応援などで選挙区を空けることが多い。陣営幹部は「林本人が先頭に立って選挙を仕切り、指示を出して戦ってきたが、今回はそれができない」と影響を認める。
衆院議員で環境庁長官を務めた父・大幹から地盤を引き継ぎ、首長や有力企業、業界団体から支援を受ける典型的な組織型選挙。だが、今回は「民主に一度やらせてみようという声が多い」(陣営)と不安を募らせる。
麻生内閣で党幹事長代理、国家公安委員長と要職を務めた。選挙戦では「民主党はあれもこれもやると言うが、本当にできるのか」と民主批判を展開。銚子市出身の公明の比例選候補の名を挙げ、「2人当選すれば2馬力で地元に貢献できる」と公明支持層の取り込みも狙う。
林は陣営幹部に対し、無党派層が多い成田市のニュータウン地区への働きかけを指示した。支援者に知り合いを紹介してもらい、ピンポイントで支持を呼びかける人海戦術。「投票日までに間に合うか――」。陣営の必死の活動が続く。
◇
20日午後、成田市のショッピングセンター前。谷田川元は集まった支持者らに「皆さんの姿を見て、民主党への風が成田にも吹き出したと感じる」と笑顔を見せ、握り拳を掲げた。
前回選挙で敗れてから4年間、大票田で無党派層の多い成田市に重点を置き、早朝の駅頭立ちで通勤客らにチラシを配り、ニュータウン地区をくまなく回った。谷田川も「林さんと知名度で遜色(そんしょく)はなくなった」と手応えを口にする。
連合千葉の支援を受けるが、有力な労働組合は少なく、街頭演説に力を入れている。1日平均5、6か所だが、人だかりを見つけると選挙カーを止め、ゲリラ的にマイクを握る。「本人の言葉を直接聞いてもらえれば、支持は広がる」と陣営幹部は自信を見せる。
この4年間、有権者の声に耳を傾けてきた谷田川は、地域が直面する最も切実な問題として、医療、農業、少子化の3点を指摘する。街頭演説でも集中的に取り上げており、マニフェスト(政権公約)の内容を説明しながら、課題の解決に取り組む意欲を強調する。
「相手候補の追い上げを受けて、まさに激戦の様相を呈しております」
谷田川は24日、陣営内に広がる楽観ムードを一掃するため、関係者が詰める選挙事務所などに「げき文」を配った。「前回は大差で負けている相手だ」と表情を引き締めた。
◇
金井貴雄は、日本経済の再生と国防の重要性などを訴えている。
(敬称略)
(2009年8月27日 読売新聞)
4430
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:32:28
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=174136
終盤に入り白熱 和歌山3区
30日投開票の総選挙は終盤を迎え、和歌山3区でも選挙戦は白熱している。26日には民主新顔の玉置公良候補(54)と自民前職の二階俊博候補(70)がそれぞれ個人演説会を開催。勝利への意気込みを見せた。
3区が変わると日本も変わる
玉置候補
玉置候補の白浜町内での演説会には、馬淵澄夫・党政調副会長が出席し、自民党政権を「小泉政権の1・4倍の予算を組んだのに暮らしは一向によくならない。それは官僚が天下りしている法人に税金を流しているからだ」と批判。その法人を見直すなど無駄遣いをやめることで財源を確保し「消えた年金」の解決、医療や介護の充実、子育てや教育の支援、農林漁業の立て直しをすると述べた。「政官財の癒着を根絶し、国民の生活を第一に考える政治にしよう」と政権交代を力強く訴えた。
玉置候補も、生活を第一に考える政治の実現を強調し「3区が変わると日本も変わる」と支持を訴えた。青年部員や女性部員の音頭で支持者と一緒に「変えなあかん」「ガンバロー」と気勢を上げた。
公示後、鳩山由紀夫代表や赤松広隆・選挙対策委員長ら党幹部が応援に駆け付けている。28日に御坊市で開く街頭演説には岡田克也幹事長が加わる。
第一声も田辺、田辺が大事だ
二階候補
田辺市内で開いた二階候補の個人演説会は、事実上の決起集会となった。二階候補は「第一声も田辺。田辺が大事だ」と主戦場となる田辺への思いを何度も強調した。
5年間で68億円をかける田辺の中心市街地活性化計画を取り上げ「田辺の商店街を日本一に仕上げようじゃないか」と鼓舞。7月の大雨で被災した関係者を激励し「田辺市への激甚災害法の指定も閣議で決まった」と実績を強調した。
演説は次第に熱を帯び、首長や県議から応援を受けていることに触れ「万一のことがあれば推挙頂いた人に言い訳できない。腹でも切る以外に方法はない」と述べ「皆さん本気でやろうじゃないか」と語気を強めた。
個人演説会には、田辺西牟婁の首長や県議らが出席。世耕弘成参院議員、大沢広太郎県議、真砂充敏市長らが弁士を務めた。仁坂吉伸知事は「自分の選挙よりも燃えている。われわれが二階大臣を助ける番」と訴えた。
3区ではこのほか、幸福実現新顔の湊侑子候補(26)が28日午前10時50分から、比例代表近畿ブロックに出馬した大川隆法総裁と一緒に田辺市のJR紀伊田辺駅前で街頭演説をする。
(2009年08月27日更新)
4431
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:33:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090827/CK2009082702000140.html
小選挙区の勝敗 『自民常勝区』が焦点
2009年8月27日
応援演説で熱弁をふるった麻生首相。自民「常勝区」の勝利につながるのか=25日、東松山市で
政権選択を問う衆院選は30日の投開票日まで、あと3日と迫った。県内15の小選挙区では前回、自民党が12議席を獲得し、3議席にとどまった民主党を圧倒。今回は全国的に「民主圧勝」の中盤情勢が伝えられており、自民候補が民主候補に過去3連勝してきた「常勝区」の4小選挙区を中心に、どこまで巻き返しができるかが焦点となる。 (杉本慶一)
「自民VS民主」の対決構図となった二〇〇〇年と〇三年、〇五年の衆院選では、9区と10区、12区、14区で、いずれも自民候補が民主候補を下してきた。特に小泉旋風が吹いた前回の〇五年は各区とも次点の民主候補に比例復活すら許さず、“完勝”している。
党県連幹部は、この四選挙区について「農村地域があり、候補者の地縁、血縁が重視されてきた。道路などのインフラ整備でも与党への信望が厚い」と解説する。だが、今回は「都市部と同じ逆風が吹き荒れている」。
自民にとっては別の懸念材料も。この四小選挙区では今回初めて、共産党が候補を立てなかった。前回衆院選の共産候補の得票数は、各区とも二万前後。こうした「共産空白区」では、共産票の多くが民主候補に流れるとの見方が出ている。
今回、公認候補を立てた全十四選挙区での勝利を目指す民主党は、鳩山由紀夫代表ら党幹部が自民常勝区にも代わる代わる足を運んでいる。一方の自民党は、党総裁の麻生太郎首相が二十五日、10区や12区にも入るなど、てこ入れに躍起だ。
小選挙区での獲得議席数は、二〇〇〇年は自民六、民主六で引き分け。〇三年は自民七、民主八と拮抗(きっこう)したが、〇五年は、十二議席を獲得した自民が名実ともに「県内第一党」の座につき、過去の戦績は一勝一敗一分け。両党は三十日まで、ギリギリの攻防を続ける。
4432
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:34:56
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514541217
近づく審判〜選挙区情勢リポート 島根2区
竹下氏 手綱緩めずに攻め/亀井氏 口調一変して反撃
複数の報道機関が世論調査結果を基に「リード」と伝えた自民党の竹下亘候補だが、陣営にはピリピリした雰囲気が漂う。
実際、強い逆風の中、地方議員選並みのきめ細かい運動を展開した結果、「ようやく追い付いた」との感触はあるが、「抜いた」との確信はない。
組織生かし票固め
何より、今回の戦いは公明党の推薦を受けた自陣と、民主、社民両党の推薦を得た国民新党前職の亀井久興候補との事実上の一騎打ち。
候補擁立を見送った共産党の支持層を含め「オール野党」との戦いと言って過言ではない。互いに1票が相手に逃げれば、2倍の開きが生じる。
しかも、自民党の県議らの自宅にも支持を訴える電話を入れるなど、敵陣の猛攻を体感しているだけに、手綱を緩めることはできない。
緊迫感は、運動量が物語る。島根2区内の自民党県議らが企業、団体の朝礼や終礼、支持者回りを徹底すると同時に、水面下では、同1区の系列県議や業界団体の県幹部らも、てこ入れする。
23日には2年前の参院選・全国比例で、県内で1万4千票余りを獲得し、「県選出国会議員」との異名を持つ自民党の山田俊男参院議員が来県。会合で、野党の中枢の民主党の日米自由貿易協定(FTA)をめぐるぶれを追及し、自民党の地盤ながら揺らぐ農業、農村の票固めを後押しした。
陣営も、21日に開いた2区内5ブロックの選対会議で、一部地域から報告のあった「上向き」との情勢分析を封印。逆に世論調査結果に惑わされないよう、関係者にファクスで通達した。
党県連の青木幹雄会長(参院・島根選挙区)も引き続き、主に大票田の出雲市周辺でミニ集会を重ね、後方支援。「政権は代わっても、島根の議席だけは守らねばならない」と重ねて説いた。
政権交代後を強調
対する亀井候補は、リードを許しているとの報道を受け、22日の街頭演説で、それまでの穏やかな口調を一変させた。
「あと1週間で、自民党は野党になる。新政権に、誰が島根の声を届けられるのか。亀井しかできない」−。民主党の圧勝が確実視される全国情勢を踏まえ、政権交代後の自らの役割をアピールする戦術に出た。
20日には、同党の鳩山由紀夫代表が応援のために島根2区入りし、親密度も醸し出した。
ただ、強大な組織力を誇る竹下候補の陣営に比べ、運動量で後れを取っていることは否めない。
それだけに、なおさら「政権交代」「野党共闘」という二枚看板に活路を求める向きを強める。
25日には、社民党の又市征治副党首を招き、益田市内で大規模な個人演説会を開催。亀井候補の後援会や郵政、連合島根の関係者を含む、3党の支持者が気勢を上げた。
陣営は同会をきっかけに、伸び悩んでいると分析する同市をはじめとする石見部から反転攻勢を期す考え。選対本部の大畑茂三郎幹事長は「西から風を起こし、必ず追い抜く」と意気込む。
敵の牙城である出雲部では、長女の亜紀子氏(参院・島根選挙区)を重点的に投入し、浮動票などの獲得を狙う。
「あと一歩。さらに協力を」。押されているとの情報を聞き、24日朝に携帯電話を鳴らした鳩山氏に対し、亀井候補はそう答えたという。
与野党の総力戦は、より過熱している。
諸派(幸福実現党)の相浦慎治候補は、街頭活動に力を注いでいる。
4433
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:35:44
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514519217
細田氏 反応つかめず焦り/小室氏 追い風乗り切れず
公明党と不協和音
「民主党は闇将軍(小沢一郎前代表)と労働組合の主導型の政党だ。日本を任せられない」
23日に公示後初めて選挙区入りした自民党の細田博之候補は、大票田の松江市などで行った演説で、民主党への”口撃”を一段と強めた。
だが、党の選挙全体を仕切る幹事長が敵の批判を声高に叫べば、叫ぶほど、浮かび上がるのは全国的な旗色の悪さへの焦り。同様に圧倒的な知名度を生かし、優勢とされてきた同候補自身の陣営内にも、焦燥感が漂う。
背景には、民主党の小室寿明候補と「横一線」と報じた一部報道機関の世論調査結果がある。実際、手応えをつかみきれていないだけに、いら立ちが増幅した。
予兆はあった。松江選対の比良幸男本部長は候補不在とはいえ、公示日の街頭活動で集まった人数や手を振る人の少なさなどに不安を覚えた。
そういった反応と世論調査の数字の悪さが重なったため、陣営は21日、松江選対幹部を緊急招集。自民党系の市議22人に対し、自身の選挙並みに動くよう求めることを決め、ファクスで指示した。
推薦を受ける公明党との不協和音も不安材料だ。23日の松江市内での細田候補の個人演説会で、公明党市議は事前に念押しした「比例は公明党に」との言葉を、自民党県議が発しなかったことに怒り、同党関係者に「(公明党の)票が逃げるかもしれない」と宣告。自民党側は修復に追われた。
鳩山氏応援5分間
一方、小室候補は20日、出雲市平田町内で、民主党の鳩山由紀夫代表と街頭に立った。次期首相の座に最も近いとも言える同氏の「小室君を通じ、政権交代の力を与えてほしい」との言葉に約400人の聴衆は沸いた。
しかし、応援演説の実現までには曲折があった。「(島根1区に)来ないなら、選対から引き揚げる」。連合島根の矢倉淳会長は、電話で民主党本部の関係者に迫った。
というのも、鳩山氏は当初、島根2区の国民新党前職候補の応援のみを予定。矢倉会長や党県連の内田敬代表らがかけあい、5分間だけ同1区に入ることを約束させた。
ただ、党本部がトップの派遣を渋ったのは、細田候補に肉薄できていない裏返し。矢倉氏自身が「差を感じる」と認めるように、全国的な追い風に乗り切れていない。
このため、小室候補は街頭で「(細田候補が当選しても)野党の幹事長が何の役に立つのか」と、政権交代を前提に、その礎となる党国会議員を誕生させる意義を強調。
陣営も子ども手当を盛り込んだマニフェストを保育所前で配り、女性層に訴えるとともに、22、23の両日には、連合島根傘下の組合員が支持獲得の一斉行動を打つなど、追い上げに躍起だ。
埋没感の打開懸命
「このままでは届かない」。石飛育久候補を立てた共産党県委員会が19日に松江市内で開いた決起集会で、党中央幹部の奮起を促す声が響いた。
ハッパをかけたのは、至上命令の比例中国での議席奪還が危ういためだった。不安視されていた通り、自民、民主両党の政権を懸けた戦いに埋没気味で、支持拡大は思うに任せない。党県委員会の中林隆委員長は「組織力が弱い」と嘆く。
陣営は1万2千票の獲得を目指す松江市での戦いが、比例中国だけでなく、石飛候補の浮沈も左右すると分析。事態の打開に懸命となっている。
諸派(幸福実現党)の池田健一郎候補は街頭演説を軸に活動している。
◇−◆−◇−◆−◇
衆院選が折り返しを迎えた。自民党候補が強固さを誇ってきた地盤を生かし、逆風をはね返せるのか。野党候補が全国的な追い風を呼び込み、勝利をたぐり寄せられるのか。山陰両県4小選挙区の戦況を探る。
4434
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:40:25
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514414217
企画「与野党激突の島根2区」
民主党の鳩山由紀夫代表(左)の応援を受け、聴衆に支持を訴える亀井久興候補(右)=出雲市今市町、JR出雲市駅前
与野党の前職同士が激突する衆院選・島根2区の攻防が激しさを増している。20日は、国民新党前職(比例中国)の亀井久興候補が、民主党の鳩山由紀夫代表と大票田の出雲市内で街頭演説を打ち「風」をあおった。一方、自民党前職の竹下亘候補は同党の基盤でありながら、構造改革路線による痛みに反発がくすぶる中山間地域を遊説し、「足」で票固め。好対照の戦術で支持を求めた。
鳩山氏は出雲市今市町のJR出雲市駅前で、約450人を前に「出雲は日本のふるさと。しかし、この4年間で本当に良くなったのか。わたしたちは、本当の意味でふるさとを再生するために戦っている」と強調。
竹下候補の兄の故登元首相の代から、敵陣が旗印に掲げる「ふるさと」の言葉を繰り返し、揺さぶりをかけた。その上で「亀井氏を先頭に立て、政権交代を実現させてほしい」と訴えた。
亀井候補の陣営は、組織力では劣るだけに、推薦を受けた民主、社民両党と共闘し、いかに幅広く主張を浸透できるかが勝敗の鍵とみる。
7日には雲南市内で、推薦を受けた3党合同で決起集会を開き、約1400人に結束をアピール。亀井候補は「4年間言い続けてきたことを、1人でも多くの有権者に訴えたい」と語る。
中山間地域を遊説し、有権者と握手して支持を訴える竹下亘候補(左)=浜田市弥栄町、同市役所弥栄支所前
今後も街頭演説に加え、複数の個人演説会を計画。長女の亜紀子氏(参院・島根選挙区)も連日、事前に場所を決めず、各地に”ゲリラ的”に現れ、マイクを握っている。
これに対し、竹下候補は20日、邑南町や浜田市弥栄町、益田市匹見町など、過疎高齢化が進む県西部の中山間地域に張り付いた。きめ細かい活動で1票ずつ積み上げるしか、党への強い風当たりをはね返す手だてはないとの危機感に基づいた。
このため、集会に大物弁士を招いて大動員をかける、かつての十八番(おはこ)の戦術も、公示後は封印。飯南、美郷両町などを回った19日に続き、20日も山あいの道を縫って選挙カーを走らせ、道沿いで手を振る人がいると、竹下候補が車を降りて1人ずつ握手した。
浜田市弥栄町では、高齢者ら約30人に「ふるさと再生」の本家本元は自分と言わんばかりに、「中山間地域の経済振興に山を生かす。大胆に手を打ち、ふるさとを守る」と約束してみせた。
後ろ盾である自民党県連の青木幹雄会長(参院・島根選挙区)も、足で稼ぐ戦術を徹底。出雲市と斐川町の5カ所で、商工業者や保育園関係者らとミニ集会を持ち、高速道路料金無料化など、亀井候補が共闘する民主党の政策を批判し、竹下候補への投票を呼び掛けた。
島根2区には、諸派(幸福実現党)新人の相浦慎治候補も出馬している。
('09/08/21 無断転載禁止)
4435
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:41:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090827-00000104-san-pol
2度目の大阪参陣 首相、大物にカンフル剤
8月27日15時28分配信 産経新聞
■反転攻勢「麻生ともども力を」
衆院選終盤を迎え、麻生太郎首相が27日午前、大阪府内の自民党ベテランらの応援に訪れ、街頭演説をこなした。22日にも大阪に来援した麻生首相だが、連日のように党幹部を送り込む民主党に反転攻勢をかけるのがねらい。陣営も「自民党への逆風は災害級。自民と言うだけで拒否反応を示されることもある。麻生首相の応援をカンフル剤にしたい」と30日の投開票に向けて挽回(ばんかい)に躍起だ。
麻生首相のお膝元、福岡8区でも自民離れ
「政権交代の先に何がある。景気後退かもしれない。麻生ともども力を与えてください」
大阪府岸和田市の南海岸和田駅前でマイクを握った麻生首相。大阪18区で8選を目指す自民党前職(85)を持ち上げた。
この候補は過去に外務大臣も務めた重鎮だが、民主党元職(58)と猛烈な争いを展開。前回とはうって変わって地元張り付きでミニ座談会や盆踊りにひんぱんに足を運ぶ「どぶ板選挙」に励む。
「今回ほど厳しいと感じた選挙はない。何か見えない敵と戦っているようだ。首相が来るとなれば多くの人が集まるだけに一人でも多くの人と握手を交わしたい」と自民前職は額の汗をぬぐった。
麻生首相はその後、松原市に転戦。大阪15区で民主党新人(38)と激しく競う自民党前職(68)の応援に入った。この選挙区は府内有数の“保守王国”で前回は2位に6万票以上の大差をつけて圧勝した自民前職だが、今回は無党派層だけではなく自民党支持層にも食い込む民主新人の攻勢に苦境に立たされている。
「支持基盤と知名度で他候補を圧倒し、公示前は優勢が予想されていたが、組織が十分に機能していない」と地元関係者は苦戦の理由を指摘。一部市議の後援会が民主の支持に回ったことが大きく影響しているという。
陣営では、こうした状況を打開しようと麻生首相の来援をきっかけに最後の攻勢をかける作戦だ。28日には人気が高い舛添要一厚生労働相の応援でテコ入れを図る。
■苦戦「極めて責任重い」
麻生太郎首相は27日、衆院選をめぐる各報道機関の世論調査で自民党の苦戦が伝えられていることに対し「(総裁として)極めて責任は重い」と語り、自身の責任に明確に触れた。大阪市内のホテルで記者団の質問に答えた。
苦戦の原因については「これまでの自公政権へのいろいろな批判が堆積(たいせき)している」と指摘。
さらに「これまでのいろいろな負の遺産もあるだろうし、そういうものをきちんと総括していかなければならないという巡り合わせになっている」と語った。
最終更新:8月27日21時8分
4436
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:43:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090827/CK2009082702000148.html
決戦ぐんま■4区■ 小沢氏が態勢仕切る 三宅氏 夫人中心に地元固め 福田氏
2009年8月27日
遊説中に有権者に手を振る候補者=高崎市で
高崎市の群馬音楽センター。民主新人の三宅雪子氏を支援する労働組合関係者を集めた総決起集会が二十五日夕、開かれた。来場者約二千人に、計約一万枚もの三宅氏の名刺が配布された。労組幹部は「明日、職場でこの名刺を配ってほしい。政権交代に“王手”がかかっている」と気勢を上げた。
ただ、民主党県連の労組系、保守系による対立は解消してはいない。選対本部長は山梨選挙区の米長晴信参院議員。選対幹部には労組系、保守系とも入れず、混乱を避ける形にした。
こうした態勢を仕切ったのは、三宅氏を自民前職の福田康夫氏への「刺客」として送り込んだ小沢一郎党代表代行だ。県内に地縁のない三宅氏は、福田氏個人への批判をあえて封印。都市部で自転車遊説などを繰り返し、若さをアピールする。
前回出馬して約五万六千票を得た中島政希党県連会長代行は「私の票を引き継ぎ、民主への風も加える」と強気の姿勢を見せる。
一方、高崎市の結婚式場で十八日に開かれた福田氏の出陣式。入り口に立ち、深々と頭を下げ続ける貴代子夫人の姿があった。夫人は握手の際にひざをかがめるため、相手は謙虚な印象を受ける。
陣営幹部は「元ファーストレディーにこうされて、悪い気がする人がいるはずがない。夫人と三宅候補という女同士の戦いだ」と息巻いた。
福田氏本人も従来の選挙戦より地元遊説の機会を増やしている。ただ、選対幹部は「実際に支援者回りの“どぶ板選挙”をしているのは夫人が中心だ」と漏らした。
選対本部長の関根圀男県議は「地元の歴史や風俗、文化を知らない落下傘候補に負けるわけにはいかない。女性候補の勢いに票は読みにくいが、前回の十二万票に近づけたい」ともくろむ。
選対事務長は高崎商工会議所の原浩一郎会頭。「中小企業の経営者たちはまだまだ厳しい経営環境。三宅候補に任せられる状態ではない」と強調した。
大票田の商都・高崎を中心に、対決色を強める労組と中小企業の経営者たち。「女性刺客」に無党派層はどう動くか。予断を許さない選挙戦が過熱している。
高崎(旧高崎市、新・吉井町)・藤岡市、多野郡
三宅雪子 44 フジテレビ社員 民新
福田康夫 73 (元)首相 自前<6>
森田貴行 38 幸福実現党県役員 諸新
(届け出順)
4437
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:46:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090827-OYT8T00031.htm
2区 農業票でしのぎ
県内で最も広い選挙区となる富山2区は、農業問題が争点の一つだ。農家の心情に近いのは、こちらの方とばかりに、作業着姿で激励に回ったり、朝市で作物談議をしたりと、候補たちはアピールに躍起だ。(敬称略)
■藤井陣営 「私も百姓です。頑張りますので、よろしくお願いします」。23日午前、滑川市内の田園地帯。農作業で使う青いつなぎ姿の藤井が、営農組合の作業場に飛び込んだ。作業中の女性を見つけると、駆け寄って、がっちりと握手した。
青いつなぎは、自身も農業者であることを「現場の目線」に立ってアピールする大事な衣装。この日、同市内のスーパーで行った街頭演説でも農業問題を重視し、「地域の農業を元気にします」と声を張り上げた。
選挙カーには、つなぎのほかに、ワイシャツやスーツなどを積み込み、行く先々の有権者の傾向に合わせて装いを変える。日中の街宣をこなした後に、富山市内の納涼会に参加したときは、薄いピンクの線が入ったシャツにグレーのズボン姿。「車内での着替えも慣れましたよ」と笑う。
演説では、雇用や社会保障の問題も必ず取り上げる。「無党派層を取り込む」(陣営関係者)狙いだ。「反応は日増しに良くなっている」と藤井も意気込んでいる。
■宮腰陣営 23日午前7時20分頃、魚津市の海の駅「蜃気楼(しんきろう)」で開かれた朝市。とれたての野菜や魚がずらりと並ぶ中、宮腰は、生産者や買い物客に盛んに握手を求めた。野菜コーナーでは、玉ネギを手に、野菜の出来について店のおばちゃんに話しかける。農業、漁業分野の政策に強いことをアピールした。
「こっちに田んぼを持っていて東京にいるような人が、地元の人に(田んぼの)面倒を見てもらえる仕組みを作った」。24日夜、立山町の町民会館で開かれた個人演説会。宮腰は、農地の借入制限を緩和する改正農地法の成立に貢献したことを強調した。農水副大臣や党農林部会長を歴任した実績を武器に、「第1次産業を大事にしなければ。農林水産業や道路整備の財源を都市3、地方7に持っていく」と訴えた。
「態度未決定の3割の有権者の取り込みが勝敗を決する」と陣営幹部。この日の演説会で宮腰は、「今までにない厳しい感触。何とか勝ち抜かせて下さい」と4回深々と頭を下げた。
(2009年8月27日 読売新聞)
4438
:
とはずがたり
:2009/08/27(木) 22:50:40
1、2区で民主優勢 本社調査/09総選挙香川
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090823000051
2009/08/23 09:45
政権選択が焦点となる第45回衆院選は、30日の投票まであと1週間となった。県内3小選挙区では、計12候補が1議席をめぐって激しいデッドヒートを繰り広げている。四国新聞社は今回の選挙に対する有権者の動向をつかむため、20〜22日の3日間、世論調査を実施。集計データにこれまでの取材で得た情報を加え、終盤に向かう選挙戦の情勢を分析した。民主党への追い風を受け、香川1、2区とも民主候補が優位な戦いを展開、自民前職らが懸命に追い上げている。3区は自民前職がリード、社民新人、無所属新人らが続く。ただ、調査時点では、全県で約3割の有権者が態度を決めておらず、各陣営の今後の戦いや投票率によっては情勢の変化も予想される。(文中敬称略)
1区・小川が先行、平井猛追 2区・玉木リード、迫る木村 3区・大野安定、米田ら追う
【1区】
小川淳也(民主前)が先行し、平井卓也(自民前)が追う。河村整(共産新)、白石久美子(諸派新)は苦しい戦い。
小川は民主支持層をはじめ、共闘する社民支持層に広く浸透。無党派層も約4割から支持を得、自公支持層にも食い込んでいる。若年層の支持が高い。
平井は自民支持層の過半を固め、態度未定者の引き締めを図る。公明支持層は約7割を固めた。高齢者層の支持が高く、無党派層や若年層での上積みを狙う。
河村は共産支持層の半分をまとめるが、差を広げられている。
【2区】
玉木雄一郎(民主新)がリードし、木村義雄(自民前)が追い上げる展開。土居美佐子(諸派新)は伸び悩んでいる。
玉木は民主や社民支持層の約8割を固めたほか、候補者のいない共産支持層や無党派層の約4割にも浸透。幅広い年齢・職業層から支持されている。
木村は自民支持層の約6割、連立与党を組む公明支持層の7割余が支持。20代、70歳以上の高齢者層から高い支持を得ており、各年代への浸透に懸命だ。
【3区】
大野功統(自民前)が各層に支持を広げ安定した戦い。米田晴彦(社民新)、真鍋健(無新)が追う。近石美智子(共産新)、妹尾真由美(諸派新)は苦戦を余儀なくされている。
大野は自民支持層の大半と公明支持層の約8割を固める。特に60歳以上の高齢者層や農林漁業者からの支持が高い。米田は社民支持層の9割をまとめるが、民主支持層は3割余、無党派も2割以下の支持にとどまっている。
真鍋は自民や民主の支持層の一部を取り込むが、無党派層には浸透しておらず、伸び悩んでいる。近石は共産支持層の8割余をまとめたが、他の支持層には広がっていない。
民主4議席うかがう 自民2、公明は1維持争う
【比例四国ブロック】
5政党などから計41人が立候補している比例代表四国ブロック(定数6)。議席配分は、民主が前回から1増の3議席に伸ばし、さらに4議席目をうかがう勢い。自民は1減の2議席にとどまり、公明は1議席維持で争っている。共産は1議席の奪還が厳しい情勢。ただ、3割余が態度をまだ決めておらず、流動的な要素もある。
比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は民主49・2%、自民34・9%、公明8・1%、共産5・3%、社民2・1%の順となった。
【調査の方法】20―22日の3日間、有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで電話番号を無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは2091件、うち1513人から回答を得た(回答率72・4%)。小選挙区別の回答率は1区76・6%、2区70・4%、3区70・4%。
4439
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:53:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090827/elc0908271934015-n1.htm
【09衆院選】民主・鳩山氏が森元首相の地元入り
2009.8.27 19:31
民主党の鳩山由紀夫代表は27日、自民党最大派閥の町村派相談役、森喜朗元首相の選挙区である石川2区に入り、民主党新人候補のてこ入れを行った。街頭活動を封印してきた小沢一郎代表代行も、投開票前日の29日に同区でマイクを握る予定だ。
鳩山氏は石川県のJR小松駅前で演説し、「大きなゾウと戦う厳しい戦いだが、負けてはならない。日本中で最も象徴的な未来を指し示す選挙区だ。ここで勝つか負けるかが、政権交代が意味を持つか、持たないかを判断すると言って過言ではない」と強調した。
さらに自民党の派閥政治を批判し、「首相までやった人が、なぜこれからも政界で影響力を行使しようとするのか。大事なことは首相(在任)の間に何をなすべきかだ」と批判した。
4440
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 22:54:16
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009082702000210.html
首相、激戦区の自民候補激励 「政権でなく政策選択を」
2009年8月27日
衆院選の応援で26日に岐阜入りした麻生太郎首相は、激戦区の多治見(5区)、各務原(3区)、岐阜(1区)の各市を順に回り、自民候補を激励した。演説では、景気対策の成果などを説明して「政権ではなく政策を選択してほしい」と呼びかけた。
多治見市では自民前職の古屋圭司さんを応援。JR多治見駅北口前で約3500人(陣営発表)の聴衆を前にマイクを握った。
麻生首相は「今月になって国内総生産(GDP)の成長率がプラスに転じた」と、政府の景気対策が功を奏していると強調。「政治はばくちじゃない。正しい政策を選択してほしい」と訴えた。
子ども2人と会場に来ていた同市内の主婦(33)は「子育て支援なら民主だけど、長い目で見たら自民かも。民主に投票するつもりだったが、もっと冷静に政策を見比べようと思う」と話した。
続いて3区に入った首相は、自民前職で麻生派の武藤容治さんを激励。「選挙は残りの3日間が勝負」とハッパをかけ、派閥の“兄貴分”として熱弁を振るった。
各務原市の選挙事務所であふれんばかりの支持者らに迎えられた首相は、4度の予算措置をした緊急経済対策に言及。「数少ない理解者が若い武藤容治。分かっているヤツがいると思った」と持ち上げた。さらに「景気回復は全治3年。完全なものに仕上げないといけない」と語り、政策の継続が必要だと主張。「日本が再興しない訳がないという確信こそが未来をつくる」と支持を訴えた。
麻生首相は最後に岐阜市中心部で、自民前職の野田聖子さんと一緒に街頭に立ち、約3000人(陣営発表)の聴衆を前に「野田聖子に力を!」と声を張り上げた。演説を聞いた同市内の自営業女性(63)は「野田さんは男性社会の中でよく頑張っている。でも、自民党は権力の座に長くいて、おごっている感じがする」と話していた。
(衆院選取材班)
4441
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 23:09:26
《党首を見に行こう》28日の遊説予定
2009年8月27日20時38分
28日の主な政党党首の遊説日程(予定)は次の通り。
■自民党:麻生太郎総裁
10時5分〜 別府駅前近鉄デパート跡地(大分県)3区 跡地前って・・自民の政策が駄目なことをアピールすることになるのでは・・・
11時20分〜 JAさが川副中央支所(佐賀県) 1区 なぜ民主鉄板区に?
13時〜 諫早市眼鏡橋前芝生広場(長崎県) 2区
13時50分〜 大村市トラベルコンビナート広場(同) 3区
16時15分〜 富山市・越州駐車場(富山県) 1区 長崎から富山に2時間半で移動できるのか?
17時30分〜 津幡町文化会館(シグナス)前(石川県) 3区森のところに入らないのはなぜ!?
19時〜 福井駅西口広場(福井県) 1区チルドレン稲田よりもっとはいるところあるような?
■民主党:鳩山由紀夫代表
10時20分〜 JR阿南駅西口前(徳島県) 3区打倒後藤田
12時20分〜 松山市駅坊ちゃん広場前(愛媛県) 1区打倒塩崎
14時15分〜 八幡浜市・八幡浜新町ドーム(同) 4区
15時45分〜 佐伯市・コスモタウン佐伯(大分県) 2区社民重野の応援
17時30分〜 大牟田市・マルミヤストア大牟田南店前(福岡県) 7区打倒古河
19時25分〜 長与町・長与小学校(長崎県) 2区打倒久間
■公明党:太田昭宏代表 地元でがんばってください
11時50分〜 足立区・新田2丁目団地(東京都)
■共産党:志位和夫委員長 どこでもいいや
11時〜 松戸市・新八柱駅(千葉県)
14時〜 柏駅東口(同)
16時〜 有楽町マルイ前(東京都)
17時30分〜 川崎市中原区・元住吉駅前(神奈川県)
19時〜 川崎駅東口(同)
■社民党:福島瑞穂党首 あなたは保坂or重野or中島の応援をしなさい
9時30分〜 JR藤沢駅北口・サンパール広場(神奈川県)
11時5分〜 JR横浜駅西口・高島屋横浜店前(同)
12時20分〜 JR川崎駅東口・地下街アゼリア前(同)
16時40分〜 JR津田沼駅北口前(千葉県)
18時〜 JR田町駅東口交差点(東京都)
■国民新党:綿貫民輔代表
16時〜 村上駅前で握手(新潟県)
(おことわり)上記の遊説日程は、27日夜までに、各党から提供された情報をもとに掲載しています。交通事情などで予定が変更になる場合があります。
4442
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 23:18:47
2009/08/28
【幹部活動】28日、鳩山代表、小沢代表代行、菅代表代行、岡田幹事長
鳩山由紀夫代表、小沢代表代行、菅直人代表代行、岡田克也幹事長の街頭演説予定をお知らせします。
「国民の生活が第一。」との思いで、国民のみなさんのための政治の実現を目指す民主党の主張に、ぜひ直接耳を傾けてみてください。
8月28日(金)
▼鳩山由紀夫代表
10:20メド〜 徳島 JR阿南駅西口
12:20メド〜 愛媛 松山市駅 坊ちゃん広場前
14:15メド〜 愛媛 八幡浜新町ドーム(八幡浜市船場256-4)
15:45メド〜 大分 コスモタウン佐伯(佐伯市脇津留)
17:30メド〜 福岡 マルミヤストア大牟田南店前(大牟田市小川町20)
19:25メド〜 長崎 長与小学校(長与町嬉里郷635)
▼小沢一郎代表代行
14:00メド〜 高知 いの町サニーマート前(高知県いの町1188) 3区
15:15メド〜 高知 高知中央公園(高知市帯屋町1丁目27) 1区 大二郎倒せるのか!?
▼菅直人代表代行 夕方の11・10・8区の連続はすごい
10:00メド〜 東京 羽村駅東口 25区 可能性あるのか!?
11:20メド〜 埼玉 若葉駅東口広場 10区
14:00メド〜 埼玉 イトーヨーカードー久喜店前(久喜市中央4-9-11) 13区
15:55メド〜 東京 ベルクス江北店前(足立区江北5-16-24)12区打倒層化
17:10メド〜 東京 ときわ台駅北口 11区有田の応援
18:00メド〜 東京 池袋駅西口 丸井前 10区打倒小池
19:00メド〜 東京 阿佐ヶ谷駅南口 8区打倒石原
▼岡田克也幹事長
10:45メド〜 三重 熊野市駅前 5区
12:15メド〜 和歌山 御坊市 ロマンシティ御坊(御坊市湯川町財部181)3区
13:30メド〜 和歌山 橋本市高野口町伏原交差点(橋本市高野口町伏原182-1付近) 2区
16:00メド〜 鳥取 米子市文化ホール前(米子市末広町293)2区
18:40メド〜 島根 浜田市役所前(浜田市殿町1番地) 2区
4443
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 23:29:08
18 :とく:2009/08/27(木) 23:19:21 ID:5tEt1Ku8
>>1
お疲れ
改めて整理して 朝日に関して疑問点が出てたので確認してみました
自民が優勢やや優勢先に名前が出て互角な場所
トータルで42 そのうち優勢は18で やや優勢は6だそうです
調査日は22から23日の選挙区と 24から25日の選挙区があるそうです
接戦区は後回しにされた模様
北海道地区なし
東北地区青森2競り合う4互角秋田2競り合う
宮城6固い小野寺菅野懸命福島2互角山形3優勢
北関東地区群馬5引き離し栃木5頭一つ抜けだし
北陸地区富山2優勢3伯仲
東京地区8激しく競り合う11激しく競る13互角17激戦25引き離す
南関東地区神奈川11互角15激しく競る
東海地区静岡8激戦 岐阜2互角4やや有利
近畿地区大阪13優位和歌山3激戦 兵庫9安定感
四国地区香川3大野と米田譲らず 愛媛2村上頭一つ抜けだし岡平激しく追っている
高知1福井橋本競り合う2優位3激戦
中国地区山口1リード3優位4安定感 島根1一歩リード2猛追
鳥取1水をあける2安定した戦いぶり 岡山5互角の激しい戦い
九州地区 福岡8優位11水をあける 熊本3激しく競り佐賀3優位
宮崎3優位鹿児島2一歩リード5先行
以上
4444
:
千葉9区
:2009/08/27(木) 23:44:58
>>4418
最終日に小沢が森のところに入るか 象徴的ですね
4445
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 00:02:07
>>4443
とくさん乙☆(ここで云っても仕方がないですけどねw)
調べようと思って手が廻らずでした。
でもこれだと全部で43選挙区ないっすかね??
4446
:
千葉9区
:2009/08/28(金) 00:22:58
最終日の遊説はどこ入るんすかね?当落予想もつまらないので民主党幹部最終日遊説予想(←超ニッチですね)
小沢→石川2は確定、富山3も入って最後綿貫といっしょに演説
岡田→比較的弱い四国・中国を。急迫している香川2、もう一度島根2、微妙な岡山5、小泉改革の象徴広島4など入って広島で終わらせる
菅 →朝は茨城6・7、そこから金曜と同じく8・10・11・12に入って新宿ラスト
鳩山→読めない選挙区の多い阪神地区で。兵庫8・大阪10と他党応援と、兵庫2・大阪3・5・6と打倒公明と動き、時間あれば和歌山3OR京都5に入り、投手としては意外の梅田ラスト
こんなんいかがですか?あとは南九州に誰か投入したいところだが...
4447
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 00:42:53
最後の訴え、首相も鳩山代表も池袋駅前
麻生首相と民主党の鳩山代表が、衆院選投票日前日の29日夜、衆院東京10区のJR池袋駅前で、それぞれ「最後の訴え」を行うことが分かった。
首相は同駅東口で、鳩山氏は同駅西口で、マイクを握る。
(2009年8月28日00時14分 読売新聞)
4448
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 00:44:57
ということで、最後は江端vs小池ですか。
それにしても江端はともかく、麻生が小池の応援とは、どうにもこうにも想像しがたいけど。
4449
:
SWERVES
:2009/08/28(金) 01:10:50
>>4441-4442
お、こりゃ便利だ!
今日は新小岩で平沢勝栄が某完全無所属知事と演説してたけど、まったく余裕なかったなー
テレビじゃ(自民のなかでは)まともっぽいこと言っている印象だったけど、今日はひたすら土屋都議が、土屋都議が、土屋都議が‥と連呼。
「民主内部でもこういう良識的な声があるんだから、皆さん目を覚まして」なんて言ってるようだと、早川久美ちゃん勝利もありうるのかなーと思ってしまいました。
4450
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 01:20:07
>>4446-4448
やる麻生スレよりw
それにしても期せずして東京10区とは。まあ東京の象徴的な選挙区に成りそうってことっすね。
そして土曜日・・・
+ ;
* ☆_+
: , xヾ:、__,..-‐‐:、、,へ.........._
く '´::::::::::::::::ヽ
/0::::::::::麻生:::', 小池さん、応援に来たお!
= {o:::::::::(´・ω・):::}
':,:::::::::::つ:::::::つ
= ヽ、__;;;;::/
し"~(__)
4451
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 01:31:25
>>4449
おお,レポ感謝。
余裕無かったってのは焦ってる感じっすか?
個人的には時流に阿った発言で無党派に食い込んできた平沢,だと思うんですけど,若い女性候補の早川なら結構無党派への食い込みも行けるし,時流に阿って丸川推して保坂を落としたり,公明党とガチンコやって創価票に未だ未だ昔のわだかまりが多少あったり,今迄泥仕合か高齢の落下傘(錦織は比例で入れたこともあるし応援してたんですけど・・)であんまり選択の食指が動かなかった有権者の選択慾のフラストレーションも溜まってると思うんですよねー。
此処には期待してます。
4452
:
SWERVES
:2009/08/28(金) 01:57:08
>>4451
難しいところですね。帰り際に「今回は自民ダメだよ」「いや、それでもかっちゃんはいい人だよ」みたいな会話が聞こえてきたんで、一筋縄にはいかないでしょう。
この逆風下で「平沢だけは別」という投票行動がどれだけ残せるか、そして「平沢だけは別」に勝る要素を早川がいかに提示できるかが勝負でしょうね。
4453
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 02:50:31
09総選挙朝日新聞輿論調査結果(09/08/27朝刊)
>>4383-4405
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09shu-asahi00.html
(作成中)
■自民以外に公明層が投票
中川@北海道11(石川が有利な情勢で無党派層6割程度,共産・公明支持層にも支持を拡げた)
石津@茨城2(石津は民主層をほぼ固め,公明層の一部に食い込む。)
早川@埼玉4(公明支持層を固めきれず)
新井@埼玉11(小泉安定感。民主支持層・無党派層を固め,自公層半分近くに滲透)
小此木@神奈川3(公明支持層の拡大が伸び悩む→岡本友愛系?)
牧島@神奈川17(自公層固めきれず)
赤池@山梨1(自公層固めきれず)
古川@愛知2(民主層固め自公の一部にも食い込んだ上,無党派の8割取り込んで優位)
中川@三重2(民主9割以上,自公の一部にも食い込み優位。)
平野@大阪11(自民層3割・公明層一部)
高橋@兵庫4(自公層の一部も取り込む)
河本@兵庫12(公明層をまとめきれていない)
橋本@広島3(公明層への滲透が今一つ)
西川@福岡10(公明も十分纏め切れていない。)
玉城@沖縄3(嘉数は自公支持層を纏められず。)
■社共層に滲透した民主
田名部@青森3(民主をほぼ固め,共産・社民支持層にも滲透)
糸川@福井2(民主8割,社共の支持層にも滲透。)
橋本@岐阜2(民主9割以上・社共層も取り込み)
阿知波@岐阜5(民主固め社共層にも滲透。)
高井@徳島2
■社民層にも滲透した民主
鹿野@山形1(民主9割で社民層もほぼ纏めた。)
勝又@神奈川15(民主層をほぼ固め,社民層にも支持を拡げる。)
筒井@新潟6(民主・社民支持層を固める安定的な戦いでリード)
篠原@長野1(社民支持層にも支持拡げる。無党派層は小坂と二分)
横光@大分3(やや先行。社民にも支持拡げる。)
川村@宮崎1(民主9割,社民にも滲透,無党派の6割近くから支持を集め,自民層の2割強に食い込み。中山に自民4割以上,上杉に約3割が流れ公明票も両者に割れている。)
宮崎2 道休と江藤が互角。道休は民主9割,社民にも支持拡がる。
大分3 横光がやや先行。社民にも支持拡げる。
■共産層にも滲透した民主
仲野@北海道7(共産支持層の大部分取り込み。無党派層の5割,自民層の一部も。)
山尾@愛知7(共産層にも滲透し優位)
古本@愛知11(共産にも滲透)
仁木@徳島3
古賀@福岡4(民主9割・無党派7割近くの古賀と自民9割の渡辺が互角で共産層は両者に割れている)
■自民層にも滲透する大物型集票類型(?)の民主候補
仲野@北海道7(共産支持層の大部分取り込み。無党派層の5割,自民層[蝦名?]の一部も。)
鳩山@北海道9(自民支持層の3割も)
近藤@山形2(自民層[土田東根市長など]の1/3取り込み)
石原@福島1(自民層の一部[佐藤系?]にも食い込み頭一つ抜けだし)
小泉@茨城3(民主ほぼ固め,自民層の一部にも食い込み(中山系?)安定)
細川@埼玉3(自民一部)
木村@東京14(他候補を引き離す。自民支持層の3割(西川系?)も取り込む)
長島@東京21(自民の2割)
櫛渕@東京23(自民層も一部取り込み)
村越@千葉5(村越は民主9割近く,自民層2割)
本村@神奈川14(民主層固め自民層の一部(榎本県会議長?)も取り込んでリード。)
樋高@神奈川18(民主ほぼ固め自民層一部取り込む(山際の前任の小川系?))
後藤@山梨3(民主9割,自民3割(保坂系?),無党派7割に滲透)
古川@愛知2(民主層固め自公の一部にも食い込んだ上,無党派の8割取り込んで優位)
牧@愛知4(民主9割・無党派7割以上で自民層一部にも食い込み。)
赤松@愛知5(民主9割,自民3割,無党派7割)
石田@愛知6(民8割に自民一部に食い込み[元犬山市長])
鈴木@愛知14(民主ほぼ固め,自民層にも滲透[元蒲郡市長]した上,無党派層からも7割以上の支持をあつめ有利)
中川@三重2(民主9割以上,自公の一部にも食い込み優位。)
奥村@滋賀4(武藤は自民6割[岩永系が寝てる?])
平@京都1(平は民主層ほぼ纏め,無党派6割,自民支持層も一部取り込む。伊吹は自民層7割)
山井@京都6(民主をほぼ固め,無党派の8割を抑え,自民約3割[落下傘の井沢とけ込めず?]に滲透。)
辻元@大阪10(辻元リード。民主8割,一部自民も。松浪は懸命。無党派3割)
平野@大阪11(自民層3割・公明層一部)
高橋@兵庫4(自公層の一部も取り込む)
市村@兵庫6(木挽は公明纏めるも自民層一部取りこぼし)
岸本@和歌山1(自民層からも約2割)
馬淵@奈良1(自民の3割)
原口@佐賀1(自民層にも食い込み。福岡は自民7割だが拡がり見られず)
川村@宮崎1(自民層の2割強に食い込み。中山に自民4割以上,上杉に約3割が流れ公明票も両者に割れている。)
4454
:
おま天
:2009/08/28(金) 03:24:25
民主圧勝の勢い維持、自民は激戦区で猛追…読売情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T00029.htm?from=top
読売新聞社は30日の衆院選投票日を前に、全国300小選挙区のうち、激戦区や注目区を中心に200選挙区で世論調査(25〜27日)を実施し、選挙戦終盤の傾向を探った。
民主党は序盤情勢調査で明らかになった300議席を超える圧勝の勢いを維持しており、政権交代実現の可能性が高まっている。
自民党候補は懸命に追い上げ、一部の選挙区で民主党候補との差を縮めているが、民主党の圧倒的な勢いを止めるまでには至っていない。ただ、有権者の2割強が小選挙区での投票先を明らかにしておらず、情勢はなお流動的な要素もある。
前回300小選挙区を対象に行った世論調査(18〜20日)では、「民主党が比例選と小選挙区選を合わせて300議席を超す勢い」「自民党は激減、公明党は公示前議席の確保は難しく苦戦」との情勢が明らかになった。
今回は接戦区や注目区を中心に200選挙区で、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかけるRDD方式により終盤情勢を探った。
200選挙区の序盤情勢と終盤情勢を比べると、〈1〉当選有力と当落線上で優位に立っている候補の合計は民主、自民両党ともに、ほとんど変化がなかった〈2〉複数の候補が当落線上で争う接戦区が、53から67に増えた――ことがわかった。
接戦区では自民党候補が序盤戦でリードを許していた民主党候補に追いつくケースが多く、自民党候補が終盤にかけて追い込みをかけている様子がうかがえる。
苦戦が続く公明党は、終盤になって勢いを増しており、大阪3区や兵庫2区では、前回調査時にはリードを許していた相手候補との差を縮めた。
政権交代を訴える民主党は、幅広い地域や世代で支持を広げている。自民党の首相経験者を相手に女性候補を擁立した石川2区や群馬4区で大接戦を演じている。さらに、自民党の閣僚経験者が立つ青森3区、茨城2区、神奈川2区、京都5区、高知2区でも互角の戦いを繰り広げている。
(2009年8月28日03時06分 読売新聞)
4455
:
おま天
:2009/08/28(金) 03:28:33
>>4454
前回と調査をしたところが違うのでそのまま論じていいのかはさておき、
>〈1〉当選有力と当落線上で優位に立っている候補の合計は民主、自民両党ともに、ほとんど変化がなかった
>〈2〉複数の候補が当落線上で争う接戦区が、53から67に増えた
民主が当選有力→当落線上で優位に落ちた候補が差し引き約14増えたということかな。
4456
:
おま天
:2009/08/28(金) 03:29:50
民主党、依然圧勝の勢い 合同世論調査
http://www.news24.jp/articles/2009/08/28/04142550.html
30日投票の衆議院議員選挙を前に、日本テレビは読売新聞社と合同で世論調査を行い、終盤の選挙情勢を探った。その結果、民主党が依然として圧勝の勢いを保っていることがわかった。
世論調査は25日から27日までの3日間、全国300の小選挙区のうち接戦とみられる200選挙区で行い、有権者約8万5000人から回答を得た。
さらに独自の情勢取材を行って分析したところ、民主党は、小選挙区、比例代表ともに、依然圧倒的な優位を保っていて、過半数を大きく上回る300議席を超える勢い。
一方、与党の自民党と公明党は、小選挙区、比例代表とも苦戦が続いている。公示前の計331議席を半分以下に減らす情勢で、与党が目指している過半数確保は困難な情勢。
また、共産党は公示前の9議席を上回る勢いのほか、みんなの党は公示前の議席を維持する可能性がある。社民党と国民新党は公示前の議席を守るのは微妙な情勢、改革クラブと新党日本は議席獲得に向けて熾烈(しれつ)な戦いとなっている。
今回、世論調査を行った200選挙区では、自民党優勢が8、民主党優勢が116、接戦が71となっている。このうち先週の前回調査と比べて、自民党が逆転した選挙区が6、民主党が逆転した選挙区が12となっている。
しかし、小選挙区で23%、比例代表で16%の人が投票先を決めていないなど、今後、情勢が変化する可能性もある。
●日本テレビ、読売新聞社 共同世論調査
【調査日】25〜27日
【有効回答】8万5777人(回答率:61.2%)
--------------------------
>このうち先週の前回調査と比べて、自民党が逆転した選挙区が6、民主党が逆転した選挙区が12となっている。
読売と同じ調査なのに数字が違ってるし・・・・w
4457
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 05:55:09
共同終盤
北海道5・7区 いずれも民主候補がリード、前回調査より差を広げる
以下名前が先の候補
青森3区 田名部
秋田2 金田
山形1 鹿野
福島2 太田
茨城6 丹羽
茨城7 中村
栃木4 山岡
群馬1 宮崎
千葉11 森
千葉12 浜田
神奈川1 中林
神奈川2 三村
神奈川15勝又
山梨2 坂口
東京12 青木
富山1 村井
富山3 橘
石川2 田中
石川3 近藤
福井2 山本
福井3 高木
岐阜1 柴橋
岐阜5 阿知波
静岡3 小山
静岡8 斉藤
愛知13 大西
三重4 森本
三重5 藤田
兵庫8 田中
京都5 谷垣
奈良2 高市
和歌山3 二階
鳥取2 湯原
島根2 竹下
岡山5 加藤
広島4 中川
広島5 三谷
徳島3 仁木
香川2 玉木
愛媛1 永江
愛媛4 山本
高知1 福井
福岡5 楠田
福岡6 鳩山
長崎2 久間
熊本3 後藤
大分2 重野
鹿児島4 皆吉
4458
:
千葉9区
:2009/08/28(金) 06:50:00
>>4447
>>4446
を早くも外しました。
池袋東口って街宣できる程 余裕ありましたっけ?
4459
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 07:05:31
>>4442
>▼小沢一郎代表代行
> 14:00メド〜 高知 いの町サニーマート前(高知県いの町1188) 3区
> 15:15メド〜 高知 高知中央公園(高知市帯屋町1丁目27) 1区 大二郎倒せるのか!?
小沢っち、2区はスルーですか。しかし、読売によるとその2区さえも・・・
政権交代を訴える民主党は、幅広い地域や世代で支持を広げている。自民党の首相経験者を相手に女性候補を擁立した石川2区や群馬4区で大接戦を演じている。さらに、自民党の閣僚経験者が立つ青森3区、茨城2区、神奈川2区、京都5区、高知2区でも互角の戦いを繰り広げている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T00029.htm
4460
:
小説吉田学校読者
:2009/08/28(金) 07:05:48
今朝の毎日新聞ですが、「比例代表でどの党に投票しますか」の問いに対して 自民党21%、民主党44%、公明党7%、共産党5%、社民党1&、国民新党1%、みんな2%、改革ク0%、新党日本1%、その他の党7%とあるのだが、「その他」って幸福実現党くらいしかないんじゃないか。
衆院選:民主が勢い保つ…終盤、本社世論調査
http://mainichi.jp/select/today/news/20090828k0000m010090000c.html
毎日新聞は26、27日、衆院選の投開票日(30日)を前に全国世論調査を実施した。比例代表でどの政党に投票するかを聞いたところ、民主党との回答が44%で、自民党の21%を大きく上回った。政党支持率では民主党が39%と、過去最高を記録した前回7月調査の36%を更新。自民党は約半分の20%と水をあけられている。毎日新聞が19〜21日に実施した特別世論調査と情勢取材では民主党が衆院定数480の3分の2に当たる320議席を超す勢いを示したが、その勢いを持続したまま終盤を迎えた。
◇「首相に」鳩山代表31%
小選挙区の投票先でも民主党が46%で、自民党の23%の2倍に上った。約1週間前の特別世論調査の結果は、比例代表が民主41%・自民21%、小選挙区が民主39%・自民25%だった。全国300小選挙区の情勢を探った同調査とは単純に比較できないが、終盤に入っても「揺り戻し」傾向は見られず、民主党の勢いが続いていることがうかがわれる。
比例代表の投票先で他党を挙げた回答は公明党7%▽共産党5%▽みんなの党2%▽社民党、国民新党、新党日本各1%。年代別では70代以上で自民、民主両党がほぼ互角になったほかは、20〜60代のすべてで民主党が自民党を上回った。比例代表、小選挙区とも無回答は10%にとどまり、有権者の投票態度も固まりつつある。
麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表のどちらが首相にふさわしいかの質問では「鳩山氏」との回答が31%、「麻生氏」は15%だった。鳩山氏は代表就任以来、一貫して麻生氏をリードしている。ただ、「どちらもふさわしくない」が51%を占め、同じ方式で7月に実施した前回の全国世論調査から6ポイント減ったものの5割を超えている。
麻生内閣の支持率は20%で、前回比3ポイントの微増ながら依然低迷。不支持率は同7ポイント減の60%だった。衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかの質問でも、民主党が55%(前回56%)で自民党の25%(同23%)を大きく上回り、政権交代への期待感が弱まっていないことを示した。
自民党が圧勝した05年衆院選の終盤世論調査で当時の小泉内閣の支持率は51%、政党支持率は自民38%・民主22%だった。投票先の回答も小選挙区は自民44%・民主27%、比例代表も自民41%・民主26%とほぼ今回と逆の数字となっており、4年たって情勢が一変したことが表れている。
今回の調査で自民、民主以外の政党の支持率は公明党5%▽共産党4%▽みんなの党2%▽社民党1%−−などだった。【横田愛】
【関連記事】
4461
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 07:39:04
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082701000879.html
衆院選調査、民主が大幅リード 自民の約2倍の支持
共同通信社が26、27両日に実施した衆院選に関する全国電話世論調査(第6回トレンド調査)によると、比例代表の投票先として民主党を挙げた人は35・9%で、15、16両日実施の前回調査より3・3ポイント増加した。自民党は17・9%で1・4ポイント増えたものの、民主党が約2倍の支持を集め、大幅リードを維持している。比例代表の投票先を決めていない人は30・9%で、前回から4・2ポイント減少した。
小選挙区の投票先は、民主党候補が36・0%で前回より1・9ポイント増。巻き返しを図る自民党候補は22・6%で、3・8ポイント増えた。
また24日から26日にかけ、注目や話題を集める全国の50小選挙区で電話世論調査を実施。取材を加味して情勢を探ると、民主党の好調ぶりが裏付けられた。北海道5区、東京12区、石川2区、岐阜1区など24選挙区で民主党が優位に立ち、自民党は秋田2区、和歌山3区など7選挙区でリード。18選挙区では接戦が続く。茨城7区では、先行する無所属候補を自民、民主両党の候補が追う展開。
トレンド調査によると、望ましい政権の枠組みでは民主党中心が40・9%と前回からほぼ横ばい。自民党中心は20・2%で、2・0ポイント増えた。自民、民主両党の大連立は14・3%(前回11・9%)、政界再編による新しい枠組みは13・8%(同17・3%)だった。
麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表のどちらが首相にふさわしいかとの質問では、鳩山氏が48・7%で前回からほぼ横ばい。麻生氏は22・7%で、前回より3・2ポイント増。内閣支持率は23・6%(前回18・5%)だった。
比例代表の投票先は公明党5・2%(前回4・9%)、共産党3・9%(同3・8%)、社民党2・2%(同1・1%)、国民新党0・3%(同0・9%)、みんなの党1・0%(同0・7%)、改革クラブ0・1%(同なし)、新党日本0・1%(同0・2%)。
2009/08/28 05:02 【共同通信】
4462
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 07:40:33
とりあえず、読売は買う、毎日は買わない。
東京新聞に共同の結果載ってるかな……?
今日の朝刊
読売……接戦200選挙区調査
毎日……世論調査のみ(選挙区情勢なし)
共同……50選挙区
4463
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 08:50:47
>>4457
>富山3 橘
共同加盟の北日では1面大見出しが「3区 情勢混とん」。
>3区は無所属の相本芳彦と自民の橘慶一郎が横一線のまま混とん。
>前回20〜22日の調査と比べて2人の差はさらに縮まっており、一進一退の情勢だ。
また、3面には昨日の鳩山の選挙区入りの経緯が。選挙情勢に危機感を覚えた陣営が24日、選挙区入りした前原に直談判。前原が小沢に連絡、それを受け鳩山の選挙区入りが決まったとか。意外にも前原―小沢間にホットラインが?
4464
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 09:34:24
共同は取り敢えず何買えばいいのかなぁ。。
俺も取り敢えず読売買ってみますか。
>>4457
丹羽・森・浜田・橘・谷垣・高市・二階・竹下・中川・鳩山辺りは是非逆転したい。
民主圧勝の勢い維持、自民は激戦区で猛追…読売情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T00029.htm
読売新聞社は30日の衆院選投票日を前に、全国300小選挙区のうち、激戦区や注目区を中心に200選挙区で世論調査(25〜27日)を実施し、選挙戦終盤の傾向を探った。
民主党は序盤情勢調査で明らかになった300議席を超える圧勝の勢いを維持しており、政権交代実現の可能性が高まっている。
自民党候補は懸命に追い上げ、一部の選挙区で民主党候補との差を縮めているが、民主党の圧倒的な勢いを止めるまでには至っていない。ただ、有権者の2割強が小選挙区での投票先を明らかにしておらず、情勢はなお流動的な要素もある。
前回300小選挙区を対象に行った世論調査(18〜20日)では、「民主党が比例選と小選挙区選を合わせて300議席を超す勢い」「自民党は激減、公明党は公示前議席の確保は難しく苦戦」との情勢が明らかになった。
今回は接戦区や注目区を中心に200選挙区で、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかけるRDD方式により終盤情勢を探った。
200選挙区の序盤情勢と終盤情勢を比べると、〈1〉当選有力と当落線上で優位に立っている候補の合計は民主、自民両党ともに、ほとんど変化がなかった〈2〉複数の候補が当落線上で争う接戦区が、53から67に増えた――ことがわかった。
接戦区では自民党候補が序盤戦でリードを許していた民主党候補に追いつくケースが多く、自民党候補が終盤にかけて追い込みをかけている様子がうかがえる。
苦戦が続く公明党は、終盤になって勢いを増しており、大阪3区や兵庫2区では、前回調査時にはリードを許していた相手候補との差を縮めた。
政権交代を訴える民主党は、幅広い地域や世代で支持を広げている。自民党の首相経験者を相手に女性候補を擁立した石川2区や群馬4区で大接戦を演じている。さらに、自民党の閣僚経験者が立つ青森3区、茨城2区、神奈川2区、京都5区、高知2区でも互角の戦いを繰り広げている。
(2009年8月28日03時06分 読売新聞)
4465
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 09:37:20
自民・民主、当落線上の攻防激化…読売情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T00070.htm
「有力」「当落線上」「不利」へそれぞれ浮上・脱落した候補者数
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/20090828-549418-1-L.jpg
読売新聞社が実施した200小選挙区を対象とする衆院選終盤情勢調査では、自民党の必死の追い上げが目立った。
接戦区の大半は前議員が立候補しており、地力の違いで民主党候補との差を詰めたと見られる。ただ、民主党への追い風は弱まる気配を見せていない。
200の接戦・注目区での序盤情勢と終盤情勢を比べると、民主党が圧倒的に優勢な情勢に変化はないものの、当落線上で候補が競い合う接戦区が53選挙区から67選挙区に増えた。
民主党の接戦区は新たに12選挙区を加え、61選挙区となった。岩手2区や徳島3区など、序盤で議席獲得が有力になっていた選挙区が接戦に持ち込まれた構図が目立つ。
これに対し、自民党は59の接戦区のうち、7割で支持を上向かせている。接戦区は序盤より10選挙区増えており、その大半が追い上げたケースだ。今回、初めて当落線上で優位に立った選挙区も複数ある。これらは、地盤が厚いと評されてきたベテランや中堅の前議員が中心で、後援会や支援団体などの組織力が効果を発揮した可能性がある。
ただ、終盤になって当落線上での攻防から抜け出し、議席獲得を有力にした選挙区の数を自民、民主両党で比較すると、民主党の12選挙区に対し、自民党は2選挙区にとどまった。自民党の各地での懸命な巻き返しは、まだ確実な議席獲得には結びついていない状況だ。反対に、同党では接戦区での攻防から脱落する選挙区は13選挙区に上る。この中には閣僚経験者も含まれ、地力の有無が明暗を分けていると見られる。
民主党が圧勝の勢いを維持できている背景には、小選挙区比例代表並立制で行われる選挙制度の影響もありそうだ。小選挙区選では最も多く得票した1人の候補者しか当選できないため、自民党候補は得票数で相手候補を上回らなければ議席は得られない。各地で自民党が民主党を追い上げながらも、全体として議席数の傾向に大きな変化を及ぼせないのは、小選挙区制の壁とも言えそうだ。
◆揺り戻し現象はなし◆
一方、序盤で民主党が圧勝する可能性が伝えられたことの揺り戻しの現象は、有権者に見られなかった。200小選挙区について、比例選で自民党や民主党に投票すると回答した人を見ると、大都市から町村まですべての層で、序盤と同様に民主党が自民党を圧倒、自民党が強いとされてきた地方にも幅広く浸透していた。年齢層で見ても、70歳以上の人は自民支持がやや高かったが、60歳代以下の各年代では民主支持が上回る傾向も変わらなかった。
男女比では、民主党は男性47%(自民党24%)、女性35%(同25%)の支持を集め、これまで支持が薄いとされた女性層にも浸透していた。同党が目玉政策とする「子ども手当」創設が評価を集めたと見られる。
職業別でも、民主党は給与所得者、商工自営業者の4割の支持を固めてトップに立ったほか、専業主婦でも自民党を15ポイント上回る38%の支持を集めた。(政治部 川嶋三恵子、田島大志)
(2009年8月28日08時03分 読売新聞)
4466
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 10:06:26
>>4463
>>4457
北日本の調査では相本が先だけど,共同だと橘なんですね。
富山3区は相本・橘が横一線 衆院選本社世論調査
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090823/25130.html
2009年08月23日 08:25
30日の衆院選投開票を前に、北日本新聞社は20〜22日の3日間、県内有権者を対象に世論調査を行い、取材も加味して小選挙区、比例代表の投票動向を探った。県内選挙区は、3区が無所属の相本芳彦と自民の橘慶一郎が横一線に並ぶ接戦で、無所属の柴田巧が追い上げる展開。1区は民主の村井宗明、自民の長勢甚遠が激しく競り合っている。2区は、自民の宮腰光寛が優位な戦いを進め、社民の藤井宗一が追っている。6月末から7月上旬にかけて本社が行った前回世論調査と比べ3区、1区は支持勢力がきっ抗してきた。現時点で投票先を決めていない有権者が3割おり、情勢はなお流動的だ。(敬称略)
新人同士が激しく票の奪い合いを演じる3区は、元民放アナウンサーで知名度の高い相本を、出馬表明の出遅れた前高岡市長の橘が猛追し、横一線に並ぶ。
相本は、推薦を受ける民主支持層の7割超、社民支持層の8割超を押さえるほか、3区では自主投票とした公明支持層の6割の支持を得る。街頭で政権交代を訴え、無党派層の3割余りをつかむ。
党組織をフルに生かした総力戦で臨む橘は、自民支持層の6割弱を固めるほか、国民新支持層や無党派層からも支持を受け幅広く浸透する。高岡市でやや優位に立つ。
年代別にみると、30、40、50代は相本支持、20代と60代、70歳以上で橘が優位に立つ。男性の4割は相本、女性の4割近くは橘支持に回る。
柴田は、離党した自民の支持層に加え、国民新、民主支持層などに支持を広げ、追い上げる。小矢部市、南砺市などで優位に戦う。
3区に強固な地盤を築いてきた国民新の綿貫民輔が比例単独に回り、各陣営とも「綿貫票」の動向が鍵とみて、取り込みに全力を挙げる。国民新支持層の投票動向は橘、相本、柴田に分散している。
諸派の出口佑一は厳しい戦いを強いられている。
■村井・長勢、激しく競る 富山1区
村井は民主支持層の9割を押さえ、推薦を受ける社民支持層の8割、国民新支持層の4割超や無党派層から支持を得る。20〜50代から広く支持を集め、男性の4割近くから支持を受ける。会社員の事務・技術職などに浸透する。
「相本候補、公認ならよかった」 高岡地区総決起大会で石井民主副代表
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090828/25297.html
2009年08月28日 07:00
27日開かれた相本候補の高岡地区総決起大会で演説した民主党の石井一副代表は、無所属で立候補した相本氏が比例での復活当選がないことを強調し、「小選挙区で制する以外に残された道はない」と一層の支援を訴えた。
石井氏は、民主、社民両党推薦での擁立となった相本候補について「民主党の公認候補にしていたらよかったと思うが、今から変更できない。擁立時は社民党の力も大きく、民主党がここまで伸びてくるということも分からず、この形がいいだろうと思った」と述べた。
逆風を受け、きめ細かい組織固めを徹底する元法相の長勢は、前回7月調査よりも差を縮め、肉迫する。自民支持層の6割を固め、推薦を受ける公明支持層の9割超が支持。60代以上でリードする。農林漁業者などに支持を広げる。
共産の佐伯めぐみは自民、民主の2大政党に埋没し苦戦。諸派の吉田かをるは政策を訴える。
■宮腰が優位な戦い 富山2区
宮腰は自民支持層の6割超、推薦を受ける公明支持層の8割を固めて優位に立つ。40代以上の中高年に安定して食い込む。農林漁業関係者の6割超に浸透。下新川、中新川郡などでリードし、優勢に戦いを進める。
藤井は、社民支持層の4割超を固める。推薦を受ける民主支持層の4割超、国民新支持層の4割から支持を集めるほか、共産支持層の3割超に浸透し、野党勢力の受け皿を狙う。20、30代で宮腰を上回る。
諸派の小野彦治は与野党対決に埋没。浸透していない。
4467
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 10:41:18
>>4466
とはさん、それは23日の記事です。本日付けはこちら。
3区の情勢混とん 衆院選富山県内世論調査、1区も競り合い続く
30日の衆院選投開票を前に、共同通信社は24〜26日に激戦区の富山1区と3区を対象に、公示後2度目の電話世論調査を行い、北日本新聞社の取材を加味して最終盤の情勢を総合的に分析した。3区は無所属の相本芳彦と自民の橘慶一郎が横一線のまま混とん。1区は民主の村井宗明と自民の長勢甚遠が引き続き競り合いを演じている。両選挙区とも、まだ投票先を決めていない有権者が2〜3割を占めており、最後まで予断を許さない状況だ。(敬称略)
新人4人が争う3区は、高岡市長を辞職後、6月から本格的な活動を始めた橘が、党や後援会をフル稼働させる組織戦を展開。民主、社民の推薦を受け、元民放アナウンサーの知名度を生かして街頭演説を繰り広げる相本と横一線に並ぶ。前回20〜22日の調査と比べて2人の差はさらに縮まっており、一進一退の情勢だ。
無所属でみんなの党が推薦する柴田巧は、橘、相本を追い上げる。諸派の出口佑一は厳しい戦い。投票先を決めていない有権者は32・2%で、前回調査より増えた。
1区は、推薦を受ける社民、国民新や無党派層に幅広く浸透する村井が勢いを増す。公明の推薦を得て後援会組織を固め、きめ細かい企業、地域回りで浸透を図る長勢が猛追する。投票を決めていない有権者は23・3%。共産の佐伯めぐみ、諸派の吉田かをるは自民、民主の二大政党の激戦のはざまで苦戦している。
比例代表は、1、3区とも民主がリードし自民が追う。綿貫民輔が比例代表に単独出馬した国民新は、民主、自民の後に続く。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090828/25281.html
4468
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 10:44:19
>>4467
orz。
ご指摘感謝です。
> 新人4人が争う3区は、高岡市長を辞職後、6月から本格的な活動を始めた橘が、党や後援会をフル稼働させる組織戦を展開。民主、社民の推薦を受け、元民放アナウンサーの知名度を生かして街頭演説を繰り広げる相本と横一線に並ぶ。前回20〜22日の調査と比べて2人の差はさらに縮まっており、一進一退の情勢だ。
差が詰まるというか逆転された可能性もあるってことなんですな・・。
4469
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 12:48:48
>>4460
白票とかですかねぇ??>その他の党7%
4470
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 12:55:03
生駒には明日は安倍ちゃんが来るみたい。激戦のようだ。。
滝の姿は見ないけど生きてんのかねぇ?
>>4469
俺ッス
4471
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/28(金) 13:11:44
>>4458
> 池袋東口って街宣できる程 余裕ありましたっけ?
右翼が街宣車の上で演説できるぐらい、余裕があります。
が、あれは聞いている人が少ないからであって、駅に向かって演説する場合(すると思いますが)、
駅(西武・パルコ)に沿った歩道の幅が狭いため、身動きができなくなってしまうでしょうね。
ま、地下道を行けばいいんですけど。
4472
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/28(金) 13:25:42
>>4463
> また、3面には昨日の鳩山の選挙区入りの経緯が。選挙情勢に危機感を覚えた陣営が24日、
> 選挙区入りした前原に直談判。前原が小沢に連絡、それを受け鳩山の選挙区入りが決まったとか。
> 意外にも前原−小沢間にホットラインが?
ほほうー
鳩山が代表になってから、明らかに民主党内、横の繋がりが良くなってますね。
鳩山は個人で見ると頼りないですが、「人徳」があるんでしょうね。
そういう育ちの良い人、私のまわりにもいます。
4473
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 15:47:14
選挙:衆院選 立候補者の横顔(その1) /高知
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/39/archive/news/2009/08/20090821ddlk39010427000c.html
真夏の選挙戦となった衆院選。県内3選挙区に立候補した13人は連日、昼間の街頭や夜の演説会でヒートアップ。マイク越しではなかなかうかがえない候補者13人の人となりを紹介する。
◆高知1区
(届け出順)
◇毎朝の体操で気持ちが自然体に−−桃田妙子候補=(49)諸新
映画「ロッキー」のファン。「挫折した人が立ち上がる姿が好き。自分もすごく元気になれる」。一方で選挙活動中に出合う、道ばたの風鈴やセミ時雨も癒やしと元気の源。小さな発見や感動を大切にしている。
物を考え、勉強するのがもともと好きだ。哲学者にもなりたかったが、短大で「人を育てたい」と教員免許を取得。建設会社の事務員などを経て、企業などの社員研修を担う研究所を起業した。あいさつなどのマナーや能力開発を指導してきたといい、「接客も高知を豊かにする一つの方法」と語る。
毎朝の体操が日課。体をほぐし、リラックスして一日を迎える。「体操をすると気持ちが自然体になれる。選挙も静かな気持ちで戦いたい」と話す。【服部陽】
◇「いっちきちもんちきち」が好き−−春名直章候補=(50)共元
好きな言葉は「いっちきちもんちきち」。幡多弁で「あっち行ったりこっち行ったり」。性格も「海を泳ぐマグロ」と自己分析し、「動かないと逆にストレスになる」。公示前までに1万1000軒以上のあいさつ回りを重ね、現場の声に耳を傾けてきた。
衆院議員時代、国会での質問回数は243回に上った。理詰めで質問を組み立てていくのが好きで、「将棋が古里でも一番強かった」と振り返る。
趣味はカラオケ。「大きな声を出すのが気持ちいい」。おはこはSMAPの「らいおんハート」だったが、「(ライオンをイメージキャラクターにしていた)小泉(純一郎)元首相を思い出すから歌うのをやめた」。最近は人気デュオ・コブクロの歌にも挑戦中だ。【黄在龍】
◇ネットで検索、新しい料理に挑戦−−田村久美子候補=(50)民新
3度目の挑戦を新たな地で。2度、高知2区で立候補したが現職の分厚い壁に阻まれた。今回は1区に国替え。テーマカラーのピンクを「より力強い」赤に替え、「2区で応援してくれた人の気持ちを忘れず戦う」と力を込める。
腎臓の病気を患う夫の療養で東京から高知に移り、介護員となった。介護制度に不満を抱き、「こういう政治に携わる人に文句を言ってやろう」と立候補し、2度の選挙を経て知名度も浸透。「変な買い物をしてると笑われちゃう」と話す笑顔に自信が垣間見える。
趣味の料理で心と体に栄養補給。インターネットでレシピを検索、新しい料理にも挑戦する。最近のヒットは牛丼とコールスロー。「すごいおいしかった」と目を輝かせる。【千脇康平】
◇龍馬が感じた風景を再現したい−−福井照候補=(55)自前
工学部出身で、旧建設省時代からまちづくりが専門。高知市内には、武家屋敷や町屋がほとんど残っていないのをさみしく感じる。「目指すは城下町風まちづくり。市民革命を起こした坂本龍馬が見て、感じた風景を再現したい」。そうすれば、世界中から観光客を呼び込めると説く。
最近の趣味は物理学と生物学。「宇宙の創生の話など、ものすごい進化していて面白い」と、仕事の合間に文献をあさる。学問と政治・行政を一緒に考え、語る。「そんなのは僕しかいないでしょ」。だから自らを「ロマンチスト」と称する。
選挙では恒例のダイエットだが、今回は「忙しくてする暇がなかった」。10〜15キロの減量なら可能といい、「脂肪を燃やすほどのやる気を見せます」。【服部陽】
◇「スポーツしないのが一番」が信念−−橋本大二郎候補=(62)無新
子どもの時から手先が器用で、折り紙が得意。NHKで事件記者時代に経験した、捜査幹部の帰宅を待ち受ける「夜回り」取材。帰宅を待つ間に作った折り紙が女の子に喜ばれ、「また来てちょうだいね」と言われた。シャイな性格と分析するが、折り紙は「人間関係を作るにも役立った」と話す。
移動や財布の管理など秘書が世話した知事時代とは違い、東京で地下鉄の切符を買うのも「自販機のどこを押せばいいか迷って」。札幌で財布に2000円しかなく、事務所から送金してもらったことも。一私人としての失敗談は「講演会の笑い話になっている」。
選挙活動で3キロはやせた。健康管理では「強い信念」がある。「日ごろからスポーツをしないのが一番です」。【服部陽】
毎日新聞 2009年8月21日 地方版
4474
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 15:47:46
選挙:衆院選 立候補者の横顔(その2止) /高知
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/39/archive/news/2009/08/20090821ddlk39010447000c.html
(届け出順)
◆高知2区
◇周りを引っ張る性格“はちきん”自認−−伊東理砂候補=(41)諸新
作家司馬遼太郎の歴史小説が好き。当時の国や人などを通し、時代の鳥瞰図(ちょうかんず)を見ることができるからだ。代表作の一つ「坂の上の雲」の登場人物である秋山兄弟を「私心がない。生き方に一貫した強さがある」と尊敬している。
母親が看護の仕事をしていたことから、自らも看護の道へ。89年から約20年間、看護師として高知厚生病院などに勤務。最後の10年間は主にターミナルケア(末期がん患者らに対する看護)にかかわった。「患者や家族の経済基盤は、彼らの幸福にとってとても重要」と語る。
高校時代は新体操部の部長を経験。先頭に立って周りを引っ張っていくのが好きだといい、“はちきん”を自認。「言いたいことははっきり言いますので」【千脇康平】
◇山登りに比べれば真夏の選挙なんか−−山中正博候補=(59)共新
「あの達成感がいいんですよ」。山登りが好きで、3年前には南アルプスの3000メートル級の山を縦走した。花々との出合いも楽しみの一つ。真夏の選挙戦。「歳には勝てない」と謙そんするが「山登りに比べたら大したことない」と胸を張る。
安芸市職員時代に経験した福祉。生活保護担当を自ら志願するなど、福祉はライフワークだ。自らも認知症の父親を抱え、「お年寄りの気分や思いに寄り添える人間らしい暮らし方が大切」。社会保障の充実を選挙戦でも訴え「いつでもどこでも国民目線の政治家を目指す」。
高校時代は駅伝で活躍し、今は早朝に7、8キロ歩くのが健康法。汗をかいた後の朝風呂が習慣といい、「一日を気持ちよく迎えたら、やる気出るでしょ」と笑う。【服部陽】
◇「無鉄砲な性格」昼食は「必ず大盛り」−−楠本清世候補=(36)民新
「無鉄砲な性格」という。支援者に手を振られ、後ろを確認せず車のドアを開けたり、信号を見ずに道路を渡ろうとしたり…。「最大は出馬したことですかね」と笑う。
生まれ育った高知の役に立ちたいと政界への挑戦を決め、昨夏、都内の芸能プロダクション会社を退社。色が白く、有権者から「こんな人見たことない」といわれたこともあったが、ジャケットからのぞく腕は今ではこんがり。鈍っていた土佐弁もキレを取り戻した。
すらりとした体形だが、昼食は「必ず大盛り」の大食漢。東京にいたころ、仕事の合間に名物の焼きそばを食べに静岡県まで車を走らせたことも。好んで読む本も食べ物関係で、「読みながらおなかがすいてくる」と照れ笑い。【千脇康平】
◇自衛隊時代に培われた強い忍耐力−−中谷元候補=(51)自前
自衛隊時代の苦しい思い出は「レンジャー訓練」。昼夜なく10キロ以上の荷物を背負って山中を歩き、橋の爆破や通信施設の確保などの任務を達成する。真夏には倒れたこともあったが、「やり終えれば自信と喜びになり、逆境に強い忍耐力が培われた」。二等陸尉で退職したが、「まさか防衛庁の長官になるとは」と振り返る。
大学時代からラグビーにのめり込み、四万十川ウルトラマラソンの60キロコースに2回挑戦。しかし、ひざが動かなくなり、約40キロ地点の沈下橋付近で「沈下しました」。
息子が2人。長男は大学受験を控え、「父親よりも頑張っているのでは」。最近は会話が少なくなったと嘆くが、「家庭の中で、おやじの威厳を保てるよう使命感に燃えています」。【服部陽】
4475
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 15:48:12
>>4473-4475
◆高知3区
◇暑くても倒れない“体育会系”−−中山知意候補=(31)民新
大学時代はチアリーディングに熱中し、学生の全国大会に出場。「物事を突き詰める性格」で、トレーニングで体脂肪が12・8%まで落ちたことも。「倒れたことはない。暑い所での練習で周りはバタバタ倒れてたけど」と“体育会系”の一面をのぞかせる。
2週間に1度、書店で本を20冊ほどまとめ買い。思いをうまく表現できる言葉などを探す。「インプットが少ないと自分が薄っぺらくなる」。本棚にはワーキングプア関連や、非正規労働者が書いたルポが多く並ぶ。
自らデザインした真っ青なスタッフTシャツには黄色い文字で「動けば変わる!!」。大好きな運動は今はできないが、「(あいさつ回りなどで)毎日山をはいずり回ってるので大丈夫」とにっこり。【千脇康平】
◇マラソン達成感が一番の魅力−−村上信夫候補=(45)共新
「弱者に夢を与えられる政治家になりたい」。お年寄りが多い山間部に行くと今の政治ではいけないと強く感じる。「社会保障や農林漁業を守り、一人一人の懐を温めてやりたい」と熱っぽく語る。
生まれも育ちも徳島。学生時代は「内向的だった」が、だからこそ弱者の立場に目が向くようになったという。大学時代、主に社会主義を研究するサークルに入ったのをきっかけに共産党と出合った。平等な社会を本気で目指す先輩たちの背中に感激した。
趣味はマラソン。「やりきった時の達成感が一番の魅力」と語る。3年前の四万十川ウルトラマラソンでは100キロを約13時間で完走。「今回の長い選挙活動もマラソンのように地道にやっていきたい」とほほ笑む。【黄在龍】
◇土佐の自然環境に癒やされる−−北村健行候補=(32)諸新
滋賀県生まれ。龍谷大社会学部を卒業後、宗教法人「幸福の科学」の職員や支部長として、三重、徳島など5県で疲弊した地方の姿を目の当たりにしてきた。
そうした経験から、選挙区内の課題として、生活や雇用を守るセーフティーネットの弱さなどを挙げ「政策で前より生活が良くなったと言ってもらいたい」と熱っぽく語る。
大学生のころ、自殺者対策などのボランティアに携わり、街頭演説も経験。「信念を持ち、不特定多数の人に何かを伝えたいとしてきた努力は、今の選挙活動にも生きている」と自信をのぞかせる。
県内のお気に入りは自然環境。忙しい日々の合間には四万十川や仁淀川へ。「癒やされますね」と涼しげな笑顔を見せる。【千脇康平】
◇数学にハマり、微分積分楽しみ−−山本有二候補=(57)自前
陽気で活発な人をいう土佐弁の「おだち」。弁護士として活動した30代前半はまさにおだちだった。ラジオ番組で身近な法律相談にのり、雑誌では坂本龍馬にかかわる連載を書いた。暴力団追放の活動にも顔を出し「怖いもの知らずの市民活動家みたいでしたよ」。
だが衆院議員になり、同期当選組に圧倒された。「自分の10倍もエネルギーがあって、よっぽど頑張らなと思った」。それから約20年。1年生議員の時、入り口近くでやっと立っていた党道路調査会。「まさか自分が会長をやっとるとは」
2度大病した経験から酒席では2次会に行かず、毎晩ぐっすり眠る。最近はまっているのは数学。四女の勉強の手伝いだ。「これが面白くて。今度、微分積分が始まるのが楽しみ」【服部陽】
毎日新聞 2009年8月21日 地方版
4476
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 16:12:48
>>4460-4465
読売新聞買ってきました。
民主が序盤ほどは伸ばしてないと強調した感じになってますな。
=読売新聞 注目選挙区の終盤情勢 ①=
秋田2 川口と金田が互角の激しい戦い。川口は都市部(2区の都市部?市部なら潟上・男鹿・能代・北秋田・大館・花輪辺り。秋田近郊なら潟上・男鹿辺りか?)で金田を微かに逆転した。民主層6割,無党派層3割に滲透。自民層8割の金田は無党派への滲透が鍵。
茨城2 石津と額賀が接戦の度合いを深める。石津は民主層4割,サラリーマンの4割に滲透。額賀は自民8割。半数以上が態度を決めていない無党派層の動向が鍵
茨城4 高野と梶山が接戦のままもつれ込み。それぞれ民自の8割を固めたが無党派層への滲透は3割。
茨城7 柳田と永岡(キシローではなく永岡かよ!)が接戦の度合いを深める。柳田は民主8割,永岡は自民5割まとめた。中村は無党派では柳田・永岡を上回るが都市部で伸び悩み
栃木1 石森が混戦を抜け出し優位に。自民支持層へも食い込み。
栃木5 茂木が富岡と横並び。無党派層は富岡が茂木より微かにリードしているが序盤より差は詰まっている。
群馬1 宮崎が優位な情勢になりつつある
群馬4 福田と三宅が接戦のまま予断を許さない情勢。無党派は三宅3割・福田2割。大票田の高崎市では福田がリードだが差は詰まっている。
千葉11 金子が森との競り合いから一歩抜け出した。民主9割・無党派4割・サラリーマン層5割の支持。森は自民8割だが無党派2割で都市部での支持もリードを許す←すげー。
千葉12 浜田と中後が互角の激しい戦い。浜田は自民8割・無党派割・サラリーマン4割に伸ばす。中後は民主9割で無党派も浜田と競るが序盤よりは伸び悩み
東京1 海江田と与謝野が横並び。海江田は無党派4割に延ばした。民主層も8割に伸ばすも序盤からは大きく伸ばせずに居る。与謝野は自民8割固め無党派も3割と追い上げ
東京12 青木と太田が互角。青木は民主9割,無党派4割。太田は自民7割に伸ばすも無党派1割。序盤は20-30代の支持でリードした青木だが差は僅かに。
東京13 平山と鴨下が横並び。平山は民主8割と大きく伸ばせずに居るが公明の一部に食い込み(何故?),無党派は鴨下を微かに上回っている。鴨下は自民支持を9割に伸ばした。
東京16 初鹿と島村が接戦の色合いを深める。初鹿は民主の8割で無党派も3割と島村を上回るが,序盤からは伸び悩む。島村は自民層を9割に延ばし公明票も手堅く纏めている
神奈2 三村と菅の接戦。三村は9割・菅は自民8割を固めた。無党派の支持は互角だが三村は序盤からは伸び悩んでおり菅が追い上げている。
神奈3 岡本が優位な情勢になりつつある
神奈11 小泉が競り合いから一歩抜け出した。自民層8割・無党派層3割。横粂は民主8割・無党派2割
神奈13 橘と甘利が接戦。橘は民主8割,無党派3割で甘利を上回り,甘利は自民8割纏めたが無党派の支持は序盤から伸び悩み
富山3 橘と相本が横並び。橘は自民7割。相本は民主から6割で橘に食い込み許す。無党派は相本微かに上回る。
石川1 奥田と馳の接戦。奥田民主層9割,馳は自民層8割を纏めた。馳はサラリーマンの支持で奥田を逆転したが奥田は商工自営業の支持で差を広げた。
石川2 田中と森が互角。田中・森はそれぞれ民主層・自民層の8割固めた。無党派層の支持は田中が上回るが差は縮まった。森はサラリーマン層では田中に追いついたが農林水産業・商工自営業ではリードを許している。
福井3 松宮と高木の接戦が続く。それぞれ民主層・自民層の8割固めた。無党派支持は3割で並ぶ。
4477
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 16:13:11
>>4476-4477
=読売新聞 注目選挙区の終盤情勢 ②=
岐阜4 金子と今井が横並び。今井は民主8割,金子は自民9割纏め。無党派は金子が上回るもサラリーマン層や主婦層の支持で今井が金子を逆転
静岡8 塩谷と斉藤が横一線。塩谷は自民層の支持上乗せし9割,斉藤は民主層支持8割で伸び悩み。無党派層やサラリーマン層の支持は斉藤が上回るが塩谷が肉薄
愛知13 大西が序盤の混戦から一歩リード。大西への民主層の支持は8割で止まっているが無党派層やサラリーマン層で大きく伸びている。大村は民主層にも食い込んでいるが無党派層への滲透が遅れている。
愛知15 森本が山本との接戦から抜け出しリード。
三重1 中井が一歩抜け出した。無党派層の4割に滲透
京都1 平,混戦抜け出す。30-50代で5割近い支持。伊吹は自民層への滲透が序盤の8割から7割に緩み。
京都5 谷垣と小原が接戦。無党派層では互角。30-50代では支持分け合い。サラリーマン層では谷垣がやや巻き返し。
大阪2 萩原と左藤が接戦を繰り広げ川条が追う。萩原は民主8割,無党派にも滲透。左藤は地盤を固め自民4割,民主・無党派層にも食い込み。
大阪16 森山と北側がほぼ互角。森山は無党派にも滲透。北側は自民5割強
奈良4 大西と田野瀬が大接戦。大西は商工業者に強み。無党派層からも3割強。田野瀬は60代以上に4割,無党派に2割
和歌2 阪口と石田が接戦。阪口はサラリーマンの5割。無党派にも急速に滲透。
和歌3 二階と玉置が横並び。二階は無党派層でも3割。玉置は50-60代から4割,郡部への滲透が課題。
島根2 接戦から抜け出した竹下が一歩リード。亀井は無党派の支持も3割越えた。都市部で伸び悩む
岡山1 高井と逢沢が横並び。高井は無党派層にも支持拡がる
岡山5 加藤と花咲が激しい争い。加藤は序盤は緩んでいた公明にも滲透。花咲は無党派の4割以上に滲透
広島4 中川と空本が大接戦のまま最後まで予断を許さない。中川は20代や無党派層の延びが顕著。空本も民主8割,社共支持層も手堅く纏めつつある。サラリーマンへの滲透も進んでいる。
広島5 三谷と寺田が接戦の色合いを深める。三谷は共社国への滲透も加速。寺田は郡部や高齢者
愛媛1 永江と塩崎が横並びのまま終盤にもつれ込み。永江は無党派層にも支持を伸ばし4割固める。塩崎はサラリーマンや商工自営業・専業主婦が離れつつある。
愛媛4 高橋と山本が接戦の度合いを深める。高橋は民主7割,郡部でも支持を伸ばし,サラリーマン・商工自営業への滲透でもリード。山本は自民支持層も伸び悩み。無党派3候補に分散。
高知1 田村,橋本が一歩も譲らない。田村は商工自営業・専業主婦で僅かにリード。50代以上に滲透。橋本は依然として無党派3割。福井は自民で6割程度→一番激しい三つ巴選挙区のようで毎回結果が異なる。。
高知3 山本と中山がほぼ互角。中山は民主7割だが無党派はあ3割。
福岡6 鳩山と古賀が横一線。鳩山は60以上で大幅に伸ばす。郡部で優位。古賀は民主が7割で伸び悩むが若年層や無党派で鳩山引き離し
福岡7 野田と古賀が依然互角の大激戦。野田は無党派層への滲透でリード。
福岡9 緒方と三原が横一線。緒方は無党派でリード拡大。
長崎3 山田が優位。無党派から3割以上。
長崎4 宮島が接戦から抜け出し一歩リード。無党派4割。商工自営業者など厚い。
鹿児2 打越と徳田が接戦の色合いを強める。打越は鹿児島で強くサラリーマンからは4割。徳田は奄美で打越を圧倒。
鹿児3 松下が宮路と横並び。松下は民主8割,自民2割。宮路は自民7割。
鹿児4 小里と皆吉が接戦。小里は無党派で皆吉を若干上回る。皆吉はサラリーマンの5割弱
4478
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 16:17:59
中西系も岸本支援に回ってるんですね。
熊谷系は斉木に廻ってないのかねぇ。
で,谷本の親爺って誰だ?
【09衆院選】公共事業が保守ブランド揺るがす 和歌山1区
2009.8.28 12:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090828/elc0908281208004-n1.htm
街頭演説で支持を呼びかける民主新人の岸本周平氏(和歌山市内) 「人口が増えなければ活性化も発展も望めない。道路を造るだけでは人は増えず、活性化どころか廃れる一方や」
公共事業に裏打ちされ発展を約束してきた保守の「システム」を長年見守ってきた和歌山市の商店主(65)がなげく。これまで自民など保守系が議席を独占してきた和歌山1区(和歌山市)。インフラが整備された都市部と第一次産業を中心とする郊外を抱え、日本の縮図とも言われる和歌山市が、そのまま「政権選択選挙の縮図」となっている。
父親の影響力を背景に、公共事業などで地元に貢献してきた3期9年の実績を訴える自民党前職の谷本龍哉氏(42)と、前回の落選から4年、着実に支持層を広げてきた民主党新人の岸本周平氏(53)が激しくぶつかり合う。
「紀の国大橋や阪和道和歌山北ICなどの公共事業に予算をとってきた。企業誘致のために基盤である道路整備は不可欠です」。この選挙期間中、谷本氏は街頭や個人演説会、ミニ集会で切々と訴えてきた。
かつて公共事業受注の恩恵を受けた地元建設業界が集票マシンとなり、組織選挙を支えてきた。初当選した平成12年の衆院選でも、党本部は連立を組む保守党から立った中西啓介氏(故人)、県連は谷本氏を推すという分裂選挙だったが、谷本氏を支えたこのシステムで業界はうるおい、“地域の発展”にもつながって、氏の地盤はさらに堅固なものになった。
しかしそのシステムが機能不全に陥りつつある。公共事業減少を背景に自民への不満が募り、かつての集票マシンの中には民主支持に回る若い経営者も。そこへ、これまで谷本氏の選挙を指揮してきた父の死が追い打ちをかけた。「国の予算を地元に呼び込むだけでは地域間格差はなくならない」との声も聞かれる。
こうした状況を尻目に、民主新人の岸本氏は前回の落選から4年、連日街頭に立ち、道路事業の見直しを公約の一つに掲げて支持を訴えてきた。しかし選挙戦では「道路事業の全面凍結ではない。一部を見直して、道路以外の教育や医療、介護、子育て支援に予算を充てたいんです」と主張する。
強力な保守を向こうに回しての戦い。道路事業の全面凍結を訴えないところに、公共事業とともに発展してきた地元の意向も無視できないという慎重な姿勢がかいま見える。
もともと県政界に足場のない岸本氏だが、民主の支持母体である連合和歌山や傘下の労組などを中心に選挙態勢を整え、かつて谷本父子が激戦を繰り広げてきた中西氏の支持者らの応援も加わる。そこへ民主への風が吹いた。
岸本陣営では「いまは公共工事ばかりに依存している時代ではない。無駄遣いは見直すという『改革』の姿勢を有権者にアピールしてきた」と話している。
和歌山1区にはこのほか、幸福実現党新人の斉藤昌宏氏(57)、共産党新人の国重秀明氏(48)が立候補している。
◇
■和歌山1区(和歌山市)=届け出順
岸本 周平53 元財務省課長 民 新
斉藤 昌宏57 党県代表 幸 新
谷本 龍哉42 内閣副大臣 自 前
国重 秀明48 党県常任委員 共 新
4479
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 16:20:10
【09衆院選】誰が民主で誰が自民か…混戦の岐阜1区 野田氏に危機感
2009.8.26 20:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090826/elc0908262007013-n1.htm
「ご承知のように現在、民主党の候補者に負けている。前回の選挙とは様変わりの中、この苦境をぜひ救ってほしい」
岐阜1区(岐阜市)にある「JAアグリパーク」で22日、千人規模のJA組合員を集めて開かれた集会。壇上でマイクを握り締めた自民党前職、野田聖子(48)は冒頭、こんな哀願の言葉から切り出した。
岐阜県内のJAグループの組合員数は約31万人。細川政権下で自民党が下野した時期も含め、戦後一貫して自民党を支え続けてきた、まさに最後の砦(とりで)ともいえる巨大支援組織だ。そんな“身内”ばかりの集会で飛び出した悲観的な発言に、会場は静まりかえった。
その悲観を跳ね返すかのように、野田は発言の直後、いきなり民主党のマニフェスト批判を開始。民主党の掲げる「戸別所得補償」などの政策を批判した。
「努力しない農家に補償すれば、農業は衰退する」「農家だけに補償すれば、国民や消費者を敵に回す」…。そして最後に「厳しい選挙だが、政治生命をかけて頑張っていく」と締めくくると、会場からは大きな拍手が起きた。
しかし、その様子を見守っていたJAぎふ組合長、上松忍(75)は、壇上で野田を激励する一方、参加した大勢の組合員に「(民主側の)甘い言葉には絶対に乗らないように」と厳しく戒めることも忘れなかった。
郵政民営化をめぐり自民党前職、佐藤ゆかり(48)=東京5区に国替え=と「マドンナ対決」を演じた前回衆院選を上回る危機感を募らせる野田。集会の会場を立ち去る際、「手ごたえは良くなってきた」と報道陣に話したが、その表情は険しかった。
野田と事実上、一騎打ちとなる民主党新人、柴橋正直(30)は23日、岐阜市中心部の柳ケ瀬商店街にある「わくわく広場」で街頭演説会を開いた。
この広場は、前回衆院選で野田と対決した佐藤が毎週日曜、演説を繰り返した場所。柴橋は佐藤を引き合いに「ここは岐阜を変えようとする人たちの聖地だ」と声を荒げた。
柴橋のそばには、前回衆院選で佐藤を全面支援した元自民党県議、笠原多見子(44)の姿もあった。
笠原は「反野田」勢力の急先鋒とされ、今回の衆院選では公示直前の14日、自民党に突然離党届を提出。その3日後には、民主党の比例代表東海ブロックに出馬する意向を表明した。この擁立は、民主党代表代行、小沢一郎(67)が直接、働きかけたとされる。
笠原は党替えした理由について「かつて郵政民営化に反対したのに、復党後も経過説明がない」と野田に対する不信感をあげる。野田の選対本部長で自民党県議、玉田和浩(65)は「目的のためには手段を選ばない、選挙戦略を知り尽くした小沢手法だ」と憤りを隠さない。
公示以降、柴橋に付き添っている笠原は、街頭演説会で「岐阜を変えたいという思いは、4年前と変わらない。民主党が政権をとって岐阜を変えよう」と息巻いた。
演説を聞いていた女性(48)は「政治家が入り乱れて、もはや誰が自民で誰が民主か分からない」と苦笑した。
岐阜1区には、このほか共産党新人、鈴木正典(45)、幸福実現党新人、小沢和恵(25)も立候補している。 (敬称略)
■岐阜1区(岐阜市) =届け出順
鈴木 正典 45 党県常任委員 共 新
野田 聖子 48 消費者相 自 前
小沢 和恵 25 党県代表 幸 新
柴橋 正直 30 元銀行員 民 新
4480
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 17:19:46
>>4477
>和歌3 二階と玉置が横並び。二階は無党派層でも3割。玉置は50-60代から4割,郡部への滲透が課題。
地元紙は「民主新顔の玉置公良候補(54)と自民前職の二階俊博候補(70)が激しく競り合っている」。
最終決戦は田辺市で 衆院3区の玉置、二階氏
30日投開票の総選挙まであとわずかとなり、和歌山県和歌山3区では民主新顔の玉置公良候補(54)と自民前職の二階俊博候補(70)が激しく競り合っている。両候補は最終日となる29日、当落の行方を大きく左右する田辺西牟婁地方に総力を注ぎ、選挙戦を打ち上げる。
玉置候補は公示後、3区全域をまんべんなく回った。特に田辺市街地では自転車に乗っての活動が中心で「住民目線」を強調している。若手の市議や若者の運動員とともに昼間の街頭演説や夜の個人演説会に力を入れてきた。党幹部も次々と応援に駆け付けた。20日にはJR紀伊田辺駅前に鳩山由紀夫代表が訪れ、多くの支持者らが集まった。
「日増しに感触がよくなってきた」と陣営幹部。しかし、二階候補の地盤となる選挙区北部などでは票の広がりが分かりづらいといい「気を緩めず、あと一踏ん張りしたい」と意気込む。支持層だけでなく、自民の批判票にも期待する。
29日は田辺市龍神村や白浜町内で街宣や街頭演説をした後、午後7時に同市東山の選挙事務所を出発し、紀伊田辺駅前まで練り歩く。駅前では午後7時半から街頭演説で最後のお願いをする。
経済産業相である二階候補は公示後、閣議で東京に戻ったり、応援演説で県外に出向いたりした。しかし、全国的に自民劣勢が伝えられる中「できるだけ地元に残ってほしい」という支持者の強い要望もあり、多くの時間を地元での活動に割いた。地元首長や県議らとともに個人演説会や街頭演説に集中。閣僚の実績をアピールした。
陣営は「終盤に来て盛り上がってきた。最後まで気を緩めずに突っ走りたい」と手応えを語る。一方で「各マスコミの調査を見ると、3区でも見えない逆風は吹いていると感じる」と話す。
二階候補は公示日の18日、田辺市で第一声を上げた。26日夜に田辺市内で開いた個人演説会でも多くの人を集め「田辺が大事だ」と強調。29日は午前中に地元御坊市を回った後、午後から田辺市に入る。午後6時ごろから紀伊田辺駅に集まり、支持者らと周辺を歩く予定。
3区ではこのほか、幸福実現新顔の湊侑子候補(26)が立候補している。28日は比例代表近畿ブロックに出馬した党の大川隆法総裁が訪れた。29日は田辺市街地を回り、支持を訴える。
1、2区も激戦
和歌山1区には民主新顔や自民前職ら4人、2区には民主新顔や自民前職ら3人が立候補している。1区、2区ともに激しい戦いとなっている。主な候補の状況は次の通り。
【1区】
民主新顔の岸本周平候補(53)は2005年の落選翌日に始めた街頭での朝立ちを、変わらず続けている。個人演説会にも精力的。陣営の士気は高まっているが、陣営幹部は「組織に自民のような広がりはまだない。感触は良いが、どれだけ票に結びつくか。今までの取り組みに力を入れ、最後まで戦い抜く」と話す。
自民前職の谷本龍哉候補(42)は企業の朝礼を訪れるなど、各地区や支援団体に精力的に足を運ぶ。個人演説会も一晩に3〜4回こなし、徹底して組織を引き締めている。陣営幹部は「自民への逆風は強いが、谷本への反応は良い」と話す。3期9年の実績を訴え、「地道な戦術を貫くだけ」と追い込みに力を入れる。
共産新顔の国重秀明候補(48)は自民、民主の対決による埋没を避けるため、党の独自色を訴え、連日、街頭演説を続けている。
【2区】
民主新顔の阪口直人候補(46)は07年の参院選から、自転車での遊説が定着した。民主への追い風を受け、支持を拡大している。陣営幹部は「地域と対話を繰り返して広げた帆に風を受け、公示後さらに勢いを増した。最後まで走り抜けたい」と手応えを感じている。
自民前職の石田真敏候補(57)はあいさつ回りやミニ集会で地盤を固めてきた。陣営幹部は「逆風どころか台風。石田と民主党の戦いになっている」と危機感を隠さない。「かつての支援者でも態度を表明していない人が多い。重点地区を定め、攻め抜きたい」と追い込みに懸命だ。
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=174294
4481
:
千葉9区
:2009/08/28(金) 18:10:11
>>4446
民主党サイトに明日の予定アップされてた
鳩山:大阪メイン
最後だけ池袋
菅:土浦入って、千葉→東京
岡田:岐阜→奈良→京都
小沢:未公表
岡田は完全に外したけど、鳩山・菅はイイ線行ったか?
4482
:
千葉9区
:2009/08/28(金) 20:07:17
保坂の演説@阿佐ヶ谷みてきました。
致命的に演説下手ですね、彼
田中良都議が戦闘モードでテンションあげまくったのに、
真面目に政策:年金問題、最後は核 を語ってテンション下がる聴衆
あの演説じゃあ厳しいなあ んな感想
4483
:
とはずがたり
:2009/08/28(金) 20:31:20
駄目かぁ。。
ぶれずに政策,なんでしょうけど・・・。
4484
:
けん
:2009/08/28(金) 20:59:47
小沢代行が選挙戦で初演説を今日しましたね。なぜ高知1区と高知3区かは少し疑問ですね。
接戦で追い上げ中との情報もあるが届きそうにもなさそうな気がしている高知ですね。
今回数少ない民主党空白県になりそうですが小沢演説が起死回生になりますかねぇ?
4485
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 21:21:33
>>4484
今日の共同だと、高知1区は「組織戦を展開する自民福井が自民、公明支持層を固めつつあり民主田村と横一線」。
額面通り受け取れば「届きそうにもなさそう」という戦況からはほど遠いような。
それどこから、小沢がスルーした2区すら読売の調査では「互角の戦い」。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T00029.htm
4486
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 22:04:23
なぜか朝日だけは高知県選挙区は民主見込み無しの情勢だが
他紙ではそうでもないね。
なにしろ民主は女性候補3人だから、高知県有権者に地元へ公共事業予算
獲ってこれるかとの不安が根底にあるから、小沢が遊説して 心配しないでよい
と念押しに遊説したんだよ。 30日の投票に影響するだろう。
最終日は 小沢遊説は 福岡7区の自民古賀選対長と石川2区の森元総理の選挙区。
どちらも勝ち抜ける可能性がある。 だめ押しにゆくのだよ。
4487
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 22:07:15
読売と東京かいました。
東京は共同の50選挙区の詳細なし……。
地方紙を買える場所見つけないとなー。
>>4457
さんに感謝。
4488
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/28(金) 22:18:57
>>4485
高知3区と間違えたんじゃないですかね
4489
:
小説吉田学校読者
:2009/08/28(金) 23:09:38
>>4488
キーも近くにありますしねえw
さて、岐阜1区。野田を落とすなの大号令でも出てるのか。それにしても、野田の引きつった笑顔。本当に総理応援は助けになったのか。ていうか、「上から目線」が前から気になっていたのであれば、国務大臣である以上、諫言してしかるべきじゃないか。
昨日のベストショットであります。
「聖子があぶない」麻生首相が電撃応援…岐阜1区
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090827-OHT1T00014.htm
自民党の野田聖子消費者担当相(48)が、まさかの大苦戦を強いられている。「造反組」として無所属を強いられた05年の郵政選挙でさえ、佐藤ゆかり前衆院議員(48)を破り当選。現役閣僚として迎える今回の戦いは“鉄板”とみられていた。しかし、ここへきて各世論調査で想定外の劣勢が判明。地元にはゆかり氏が去った後の「後遺症」も残る。26日は麻生太郎首相(68)の応援を受けたが、効果のほどは微妙だ。
JR岐阜駅前に集まった約1000人の聴衆を前に、聖子氏が必死の形相で訴えた。「聖子危ない、ということで麻生総理が日程を変更して、私のために急きょ、岐阜市においでいただきました」
思いもよらなかったがけっぷちだ。「堅い」はずだった選挙区が騒然としたのは今月10日。「地元紙の世論調査で野田氏が民主党の柴橋氏に20ポイントの劣勢らしい」といううわさが流れた。「何かの間違いでは…」。小泉旋風をも返り討ちにした聖子氏だけに、にわかには信じられない数字だった。
ところが公示後、各紙が「柴橋氏が優位」「野田氏苦戦」などの調査結果を発表。一方で聖子氏の陣営では「当初から厳しい選挙になることは分かっていた」という。他候補の応援は、公示直後と25日に都内に入った程度で、地元に張り付かざるを得ない状況だ。「応援の依頼は多いが、断っている。恥とか外聞とか言っていられない状態。尻に火がついてます」(陣営関係者)
聖子氏を苦しめるのは自民党に吹く大逆風だけではない。4年前の戦火もいまだにくすぶっている。「女の戦い」は聖子氏が自民党に復党、そしてゆかり氏が昨年2月に東京5区に国替えしたことで、表面上は丸く収まったように見えた。地元では、ゆかり氏に投じられた8万1189票のうち、3分の1は聖子氏に戻るはずと見る向きもあったのだが…。
「それが、全然戻る感じがないのよ」と陣営関係者。中には「復党しない方がよかった」という有権者もいる。ゆかり氏派で自民党県議だった笠原多見子氏(44)は、民主党の比例東海ブロックで出馬。地元関係者は「もうわけ分からん。滅茶苦茶だ」とため息をつく。
この日、岐阜入りした麻生首相は「景気が悪いから暗い話をする人が多い。しかし64年前は日本中が焼け野原だった。あの時ほど暗いですか? そんなことないでしょうが」などと熱弁。苦戦中に、不人気の首相から応援を受けるという賭けに出た聖子氏だが、「秘策」として首相にビールケースの上での演説を依頼していたという。
「『上から目線』と言われる麻生首相が、本当はそうでないと、岐阜からお伝えしたかった」と聖子氏。しかし警備上の理由で実現せず。
自民党では、23人の女性候補が小選挙区で立つが、今のところ盤石と伝えられるのは、小渕少子化担当相だけだ。
4490
:
SWERVES
:2009/08/28(金) 23:30:32
接戦区まとめ〜東日本編〜
与党・第三極系候補リード●▲★
野党系候補リード○△☆
★☆は「やや・わずかに、(相手候補が)猛追or激しく追う」などの言葉が入っている場合
▲△は「先行・優位・リード」など
●○は「安定・盤石・大きくリード」など
A/Bの表記は、接戦でAの名前が先を表す。
|青森03|秋田02|山形01|福島02|茨城02|茨城04|茨城06|茨城07|栃木01|栃木05|
朝Ⅰ|接戦 |接戦 |鹿野△|太田△|接戦 |なし |なし |接戦 |石森△|なし |
読Ⅰ|田名☆|金/川|鹿/遠|太田△|石/額|高/梶|大泉△|柳中永|石/船|茂/富|
日経|田名△|金田▲|鹿野○|太田○|石津☆|高野△|大泉△|柳田☆|石森△|茂/富|
毎日|田名△|川口☆|鹿野△|太田△|石津△|高/梶|大泉○|柳田☆|石森△|富/茂|
共Ⅰ|田/大|川/金|鹿/遠|根/太|額/石|梶山★|大/丹|中村★|船/石|茂木▲|
時事|田名☆|金田★|鹿/遠|根/太|額/石|高野☆|大泉☆|柳/中|石森☆|茂/富|
産経|田名☆|川口△|遠藤★|太田☆|額賀★|梶山▲|大泉△|中永柳|石森△|茂木★|
朝Ⅱ|田名☆|金/川|鹿野△|太/根|石/額|高/梶|大泉△|柳田☆|石森☆|茂木▲|
読Ⅱ|なし |川/金|鹿野☆|なし |石/額|高/梶|なし |柳/永|石森△|茂/富|
共Ⅱ|田/大|金/川|鹿/遠|太/根|なし |なし |丹/大|中/柳|なし |なし |
共同はネットで拾った情報のみで断片的(東京新聞に載ってないのねorz)
4491
:
SWERVES
:2009/08/28(金) 23:34:00
新聞|群馬01|群馬04|千葉11|千葉12|神奈01|神奈02|神奈03|神奈11|神奈13|神奈15|
朝Ⅰ|記載無|記載無|金子☆|接戦 |中林☆|接戦 |岡本△|記載無|記載無|記載無|
読Ⅰ|宮/尾|福/三|金/森|浜/中|中林△|三/菅|岡/小|小/横|甘/橘|河/勝|
日経|宮崎△|福田●|金子△|浜田▲|中林○|菅 ★|岡/小|小泉●|甘利★|河野●|
毎日|宮崎△|三/福|金/森|浜田▲|中林△|三/菅|岡本△|小泉★|橘/甘|河野★|
共Ⅰ|宮/尾|福田★|森 ★|浜田▲|中林△|菅 ★|岡本△|小泉★|甘利★|河野●|
時事|宮/尾|福/三|森/金|浜/中|中/松|菅/三|岡本△|小泉▲|甘利★|河/勝|
産経|宮/尾|福田★|森 ▲|浜田★|松/中|菅 ★|岡本△|小泉▲|甘利▲|河野▲|
朝Ⅱ|宮崎☆|三/福|金子☆|中/浜|中林☆|三/菅|岡本△|小/横|橘 ☆|河/勝|
読Ⅱ|宮崎☆|福/三|金子☆|浜/中|記載無|菅/三|岡本☆|小泉★|橘/甘|記載無|
共Ⅱ|宮/尾|記載無|森/金|浜/中|中林☆|三/菅|記載無|記載無|記載無|勝/河|
4492
:
SWERVES
:2009/08/28(金) 23:36:24
新聞|山梨02|東京01|東京12|東京13|東京16|富山03|石川01|石川02|石川03|…|東京11|東京17|
朝Ⅰ|記載無|海江△|記載無|平山☆|初鹿☆|接戦 |記載無|記載無|近藤△|…|下村▲|記載無|
読Ⅰ|坂口△|海/与|青/太|平/鴨|初/島|相/橘|奥/馳|田/森|近/北|…|下村▲|平/早|
日経|坂口△|海江☆|青木△|平山○|初鹿○|橘 ▲|奥田△|田中☆|近藤○|…|下村●|平沢▲|
毎日|坂口△|海江△|青/太|鴨/平|初/島|相本△|奥田△|森/田|近藤△|…|下村▲|平/早|
共Ⅰ|坂口☆|海江☆|青木☆|平/鴨|初/島|橘/相|奥田△|森/田|近藤☆|…|下/有|平沢★|
時事|坂口☆|海/与|青/太|平/鴨|初/島|相本☆|奥/馳|森/田|近/北|…|下村▲|平/早|
産経|坂/堀|与/海|青木☆|平/鴨|初鹿☆|橘 ★|奥/馳|田/森|北村▲|…|下村●|平沢▲|
朝Ⅱ|坂口☆|海江☆|青/太|平/鴨|初鹿△|橘/相|奥田☆|田中☆|近/北|…|下/有|平/早|
読Ⅱ|記載無|海/与|青/太|記載無|初/島|橘/相|奥/馳|田/森|記載無|…|記載無|記載無|
共Ⅱ|坂/堀|記載無|青/太|記載無|記載無|橘/相|記載無|田/森|近/北|…|記載無|記載無|
4493
:
SWERVES
:2009/08/28(金) 23:49:31
新聞|福井02|福井03|岐阜01|岐阜02|岐阜04|岐阜05|静岡07|静岡08|愛知13|愛知15|三重01|三重05|
朝Ⅰ|記載無|松宮△|記載無|棚橋★|記載無|記載無|記載無|記載無|大西△|記載無|中井△|記載無|
読Ⅰ|糸/山|松/高|柴橋△|棚/橋|金/今|阿/古|城内▲|塩/斉|村/西|森/山|中/川|藤田△|
日経|糸/山|松宮☆|柴橋○|棚橋●|金子★|阿知☆|城内●|斉/塩|大村★|森/山|中/川|藤田△|
毎日|糸川△|松宮△|柴橋☆|棚/橋|今/金|阿知△|城内▲|斉藤☆|大西△|森本☆|中井△|藤/三|
共Ⅰ|糸/山|松/高|柴橋☆|棚橋★|金子▲|阿知△|城内▲|斉/塩|西/村|山/森|中井☆|藤/三|
時事|糸/山|松/高|柴/野|棚橋★|金子★|阿/古|城内▲|斉/塩|村/西|森/山|中井☆|三ツ★|
産経|山本▲|松/高|野/柴|棚橋●|金子▲|阿/古|城内▲|斉/塩|村/西|森/山|中井△|藤田☆|
朝Ⅱ|糸/山|松宮☆|柴橋△|棚/橋|金子★|阿知☆|城内★|塩/斉|大西☆|森本☆|中井△|藤/三|
読Ⅱ|記載無|松/高|記載無|記載無|金/今|記載無|記載無|塩/斉|大西☆|森本☆|中井☆|記載無|
共Ⅱ|山/糸|高/松|柴/野|記載無|記載無|阿/古|記載無|斉/塩|西/村|記載無|記載無|藤/三|
4494
:
おま天
:2009/08/28(金) 23:49:32
比例の投票先、民主は自民の倍…読売世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T01112.htm?from=navr
読売新聞社が25〜27日に実施した衆院選第5回継続全国世論調査(電話方式)で、比例選の投票先は、民主42%が自民21%を大きく上回った。
継続調査は今回が最終回で、第1回調査(7月7〜9日)から「民主優勢」は変わらなかった。
比例選の「民主に投票」は4割台を維持し、前回(8月18〜20日)の「民主40%―自民24%」から差を広げ、自民の倍となった。
小選挙区選では民主は43%(前回38%)に伸ばし、自民は25%(同25%)だった。自民は一部の地域では巻き返しているが、全国的に見ると民主の勢いを止められないでいる。
麻生首相(自民党総裁)と鳩山民主党代表を比べて、首相にふさわしいのは鳩山氏が47%(前回46%)で、麻生氏は22%(同27%)に下がった。鳩山氏が先行を続け、今回、その差は25ポイントまで広がった。
衆院選に関心があると答えた人は92%に達した。第1回調査以降の推移は78%→88%→88%→90%で、今回は最高を記録した。2005年「郵政選挙」で同時期に行った衆院選継続調査の90%もやや上回っている。
関心の高まりは投票意欲に反映され、投票に「必ず行く」という人は79%(同75%)に増えた。05年衆院選時は78%だった。
衆院選後の望ましい政権は「政界再編による新しい枠組み」28%(同25%)、「自民と民主による大連立」28%(同24%)、「民主中心」26%(同27%)、「自民中心」11%(同16%)だった。
昨年秋以降に麻生内閣が行った一連の景気対策については「評価する」32%、「評価しない」59%だった。民主党が政権を取った場合、政治主導の政策決定をするとしていることには「評価する」45%、「評価しない」35%となった。麻生内閣の支持率は22・2%(同24・7%)、不支持率は69・1%(同64・3%)。政党支持率は民主36・0%(同33・2%)、自民23・4%(同26・9%)などだった。
(2009年8月28日21時59分 読売新聞)
4495
:
おま天
:2009/08/28(金) 23:52:18
>>4494
共同の最新世論調査では小選挙区で自民がやや伸ばしてましたが、
読売では完全に自民党死亡宣告みたいになってますね。
>小選挙区選では民主は43%(前回38%)に伸ばし、自民は25%(同25%)だった。
小選挙区でも伸びるどころか、差を広げられて、
比例ではここに来て3ポイント(24→21)も落とす始末ですし。
4496
:
SWERVES
:2009/08/28(金) 23:52:45
>>4490
激しくずれたので修正
新聞|青森03|秋田02|山形01|福島02|茨城02|茨城04|茨城06|茨城07|栃木01|栃木05|
朝Ⅰ|接戦 |接戦 |鹿野△|太田△|接戦 |記載無|記載無|接戦 |石森△|記載無|
読Ⅰ|田名☆|金/川|鹿/遠|太田△|石/額|高/梶|大泉△|柳中永|石/船|茂/富|
日経|田名△|金田▲|鹿野○|太田○|石津☆|高野△|大泉△|柳田☆|石森△|茂/富|
毎日|田名△|川口☆|鹿野△|太田△|石津△|高/梶|大泉○|柳田☆|石森△|富/茂|
共Ⅰ|田/大|川/金|鹿/遠|根/太|額/石|梶山★|大/丹|中村★|船/石|茂木▲|
時事|田名☆|金田★|鹿/遠|根/太|額/石|高野☆|大泉☆|柳/中|石森☆|茂/富|
産経|田名☆|川口△|遠藤★|太田☆|額賀★|梶山▲|大泉△|中永柳|石森△|茂木★|
朝Ⅱ|田名☆|金/川|鹿野△|太/根|石/額|高/梶|大泉△|柳田☆|石森☆|茂木▲|
読Ⅱ|記載無|川/金|鹿野☆|記載無|石/額|高/梶|記載無|柳/永|石森△|茂/富|
共Ⅱ|田/大|金/川|鹿/遠|太/根|記載無|記載無|丹/大|中/柳|記載無|記載無|
西日本も時間があればまとめるかも。
4497
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 23:54:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009082802100009.html
小選挙区の情勢分析 どうなる?保守王国
2009年8月28日
三十日の投開票まであと二日に迫った衆院選。世論調査などで民主優勢、自民苦戦が伝えられる中、保守基盤の厚い茨城でも両党が議席獲得に向け、懸命の戦いを繰り広げている。勢いに乗る民主が議席を伸ばすのか、現有五議席の自民がどこまで踏ん張れるのか。各小選挙区の情勢を分析した。 (衆院選取材班)
◆1区 福島氏が先行 赤城氏が追う
赤城徳彦 50 自前<6>《比》 公
田谷武夫 58 共新 《比》
福島伸享 39 民新 《比》 国
金沢光司 34 諸新
一歩先行する民主福島は「最後まで挑戦者の気持ちで」(陣営)と、昼の遊説、夜の個人演説会などを繰り返す。自民赤城は追う展開にも、「こまめに地元を回るだけ」と陣営。県西を遊説中で、最終日は水戸で遊説と街頭演説を行う。比例も重視する共産田谷は全県で十万票獲得し、北関東ブロックの同党二議席目奪取を目指す。
◆2区 額賀氏、石津氏 互角の争いに
額賀福志郎 65 自前<8>《比》 公
石津政雄 62 民新 《比》 国
中村幸樹 45 諸新
自民額賀と民主石津が互角の戦い。額賀は公示後、ほぼ連日地元に張り付く。陣営は組織をフル回転させ、農村部などの自民支持層を固めたほか、無党派や公明票の取り込みを図る。石津は連合など労組票を固めたほか、医師会、郵政政策研究会の支援を受け、農協など保守基盤の一部にも食い込む。神栖市など無党派層の多い市街地での上積みを図る。
◆3区 小泉氏、葉梨氏 激しく競る
葉梨康弘 49 自前<2>《比》 公
小泉俊明 52 民元<2>《比》 国
宮本春樹 51 諸新
民主小泉と自民葉梨が激しいデッドヒートを展開している。追い風に乗る小泉陣営は引き締めに躍起。取手市など都市部の無党派層や農村部保守層の一部の支持も獲得して、小選挙区初制覇を目指す。葉梨陣営は世論調査の結果を逆バネに、稲敷市など農村部や組織票を手堅く固め、都市部無党派層の取り込みを図る。
◆4区 高野氏、梶山氏 しのぎを削る
梶山弘志 53 自前<3>《比》 公
高野守 50 民新 《比》 国
中村伸丈 42 諸新
民主高野と自民梶山がしのぎを削っている。高野は民主を前面に打ち出した戦術で、知名度不足も解消。ひたちなか市、東海村など無党派層が多い南部地区で浸透を図る。父・静六から強固な地盤を引き継いだ梶山は常陸太田市や大子町で有利な戦いを進める。党への逆風を受け、支持組織の引き締めに懸命。
◆5区 大畠氏に安定感 岡部氏浮上狙う
岡部英明 50 自<前><1>《比》
野口航太 33 諸新
大畠章宏 61 民前<6>《比》 国
民主大畠が安定した戦いを見せ、自民岡部は浮動票取り込みで浮上を狙う。電機連合が主力部隊の大畠は日立製作所の労組票に加え、保守地盤が強固だった農村部へも食い込む。岡部は北茨城市、高萩市では比較的優位に争っており、大票田の日立市で巻き返しを狙う。推薦を受ける公明議員団の力を借りて票の上積みに期待。
◆6区 守勢の丹羽氏陣営フル回転
大泉博子 59 民新 《比》 国
鈴木俊博 35 諸新
丹羽雄哉 65 自前<10>《比》 公
民主大泉が自民丹羽を上回る勢い。ただ、守勢の丹羽も陣営がここにきてフル回転、勝敗の行方は予断を許さない。両陣営とも十二万票にどれだけ上積みできるかがカギ。大泉は知名度も上昇し、地域への浸透に県医師連盟、郵政政策研究会の支援が有効に働いている。保守票の掘り起こしと公明票に期待する丹羽は必死にドブ板選挙を展開。
◆7区 永岡氏、中村氏、柳田氏で激戦
永岡桂子 55 自<前><1>《比》
杉浦昭 60 諸新
中村喜四郎 60 無前<10>
柳田和己 59 民新 《比》
自民永岡と無所属中村、民主柳田が激戦を繰り広げる。永岡は五霞、旧三和町で地元の町長や県議の支援を受けて支持を拡大。終盤は古河市、結城市などの大票田で票の上積みを図る。中村は連日、個人演説会を開き、後援会を固めている。公明の草川昭三副代表の応援を得て、同党支持層への浸透も狙う。柳田は知名度向上が課題。党幹部三人が順次応援に駆けつけ、無党派層の取り込みを図っている。 =文中敬称略
4498
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 23:57:32
高知は1区と3区で民主党が勝つ可能性があるかもな
特に3区の中山さんに期待しているが
4499
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 00:00:18
174 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 08:12:30 ID:1p4cSk//
共同通信 自民党が逆転された選挙区 石川二区 広島四区 愛媛一区
自民党が逆転した選挙区 茨城6区 長崎二区
4500
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 00:05:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T00083.htm
自民頼みは公明・女性票、民主は「安全運転」
苦戦を強いられる自民党。麻生首相も27日、大阪市内で記者団に「極めて責任は重たい」と漏らしたほどだが、「公明票」と「女性票」の取り込みで、劣勢打開を目指す。
27日、北海道内で開かれた自民党候補の街頭演説会。この候補は「公明党が比例北海道ブロックで1議席確保することは、日本にとって大切だ」と訴えた。司会者は「比例は公明党」と公然と呼びかけた。
自民党の各候補が頼みの綱とするのが公明票だ。「比例は公明党」と呼びかける見返りに、小選挙区内の公明支持層を徹底的に固めたいとの期待がある。本来は比例選では自民党への投票を呼びかけるのが筋だが、なりふり構わず公明党への投票を訴える陣営が目立つ。
先週末に実施した党独自の世論調査で、「女性の方が投票先を決めていない割合が高い」との結果が出たことを受け、党選挙対策本部は25日付で全候補に対し、「女性を重点対象とし、必死の運動を展開すれば、得票の上積みは可能だ」と指示した。民主党の政策を批判するため党本部が作成したパンフレットも追加発注が相次ぎ、計300万部がさばけたという。
ただ、民主党の勢いがいっこうに衰えない現状に、自民党内では悲観論が漂う。序盤情勢調査で「民主党圧勝」と伝えられたことで「揺り戻し」への期待もあっただけに、「あとは負け幅をどれだけ減らすかだ」(党関係者)とのため息も出ている。
一方、優位が続く民主党は「30〜40小選挙区が当落線上にある」(党関係者)と見て、最終盤では鳩山代表、菅代表代行、岡田幹事長の「3枚看板」を接戦区に投入し、てこ入れを図る。
鳩山氏は27日、自民党の森元首相が出馬した石川2区の石川県小松市を訪れ、「ここで勝つか負けるかで、政権交代が意味をもつかどうかが判断されると言っても過言ではない」と訴えた。「圧勝」の流れを受け、鳩山氏らの演説は、党の政権公約(マニフェスト)の紹介に終始している。「失言や候補者の不祥事がない限り、流れは変わらない」(選対関係者)と見ており、逃げ切りに向けた「安全運転」が目立ってきた。
(2009年8月28日08時03分 読売新聞)
4501
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 00:07:21
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161828.html
衆院選 優位に戦い進める民主党が300議席台を超える勢い FNN終盤情勢分析
30日に投開票日を迎える第45回衆議院議員選挙について、FNNが調査や取材に基づき終盤情勢を分析したところ、優位に戦いを進める民主党が、300議席台を超える勢いであることが明らかになった。
それによると、民主党は、都市部・地方ともに、無党派層や保守層に支持を広げており、小選挙区と比例区をあわせると、衆院過半数を大きく上回り、公示前の自民党の議席(300)を超えて、単独で衆院の再議決も可能となる320議席も視野に入れている。
一方、自民党は、多くの選挙区で従来の支持層も固めきれず、軒並み苦戦しており、比例区とあわせて、公示前の民主党の議席規模(115)と入れ替わる可能性も出てきている。
公明党は、小選挙区で苦戦を強いられており、比例区をあわせても公示前議席(31)を下回る可能性が高く、共産党は、比例区での公示前議席(9)維持を軸とした戦いとなっている。
社民・国民新の両党は、民主党との協力も功を奏して、小選挙区での議席を確保しそうだが、党勢は伸び悩み気味となっている。
みんなの党、改革クラブは、公示前議席の維持、新党日本は衆院での議席獲得に全力を挙げるが、微妙な状況となっている。
しかし今後、まだ投票行動を決めていない有権者の動向次第では、情勢は変わる可能性が残されている。
(08/28 11:47)
4502
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 00:28:31
http://www.ytv.co.jp/press/kansai/D10957.html
接戦増え自公追い上げ 総選挙終盤情勢調査
投票日を2日後に控え、読売テレビと読売新聞社は先週に引き続き共同で27日までの3日間、2回目の世論調査を実施。全国200選挙区で8万人以上に投票行動を聞き、近畿では48小選挙区のうち激戦区や注目区など34選挙区で調査した。今回の世論調査をもとに読売テレビが独自に近畿全体の終盤情勢を探ったところ、民主党の優位は変わらず、民主など野党が38の選挙区で優勢、自民・公明の与党優勢が4選挙区、接戦が6選挙区となっている。前回調査に比べ接戦の選挙区が増えているのが特徴。民主などが優勢の選挙区でも自民・公明候補との差は縮まっており、自公が激しく追い上げる展開となっている。また、「投票に行きますか」との問いに対して大阪府内の有権者のうち78・6%の人が「必ず行く」、17・3%が「なるべく行く」と答えた。これを先週の調査と比べると「なるべく行く」が減った分「必ず行く」が増えている。期日前投票を済ませた人も前回の選挙に比べ大幅に増えており、投票率は60%台後半だった前回を上回る可能性がある。(08/28 18:20)
4503
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 00:39:12
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090828-OYT1T01112.htm?from=y10
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090828-564482-1-L.jpg
比例の投票先、民主は自民の倍…読売世論調査
世論調査
読売新聞社が25〜27日に実施した衆院選第5回継続全国世論調査(電話方式)で、比例選の投票先は、民主42%が自民21%を大きく上回った。
継続調査は今回が最終回で、第1回調査(7月7〜9日)から「民主優勢」は変わらなかった。
比例選の「民主に投票」は4割台を維持し、前回(8月18〜20日)の「民主40%―自民24%」から差を広げ、自民の倍となった。
小選挙区選では民主は43%(前回38%)に伸ばし、自民は25%(同25%)だった。自民は一部の地域では巻き返しているが、全国的に見ると民主の勢いを止められないでいる。
麻生首相(自民党総裁)と鳩山民主党代表を比べて、首相にふさわしいのは鳩山氏が47%(前回46%)で、麻生氏は22%(同27%)に下がった。鳩山氏が先行を続け、今回、その差は25ポイントまで広がった。
衆院選に関心があると答えた人は92%に達した。第1回調査以降の推移は78%→88%→88%→90%で、今回は最高を記録した。2005年「郵政選挙」で同時期に行った衆院選継続調査の90%もやや上回っている。
関心の高まりは投票意欲に反映され、投票に「必ず行く」という人は79%(同75%)に増えた。05年衆院選時は78%だった。
衆院選後の望ましい政権は「政界再編による新しい枠組み」28%(同25%)、「自民と民主による大連立」28%(同24%)、「民主中心」26%(同27%)、「自民中心」11%(同16%)だった。
昨年秋以降に麻生内閣が行った一連の景気対策については「評価する」32%、「評価しない」59%だった。民主党が政権を取った場合、政治主導の政策決定をするとしていることには「評価する」45%、「評価しない」35%となった。麻生内閣の支持率は22・2%(同24・7%)、不支持率は69・1%(同64・3%)。政党支持率は民主36・0%(同33・2%)、自民23・4%(同26・9%)などだった。
(2009年8月28日21時59分 読売新聞)
4504
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 00:56:40
「残り2%でひっくり返る」=首相、苦戦にも強気
麻生太郎首相が28日夜、遊説先から戻る途中の石川県小松空港で、民主党が圧勝の勢いとされる衆院
選情勢に関し、同党と自民党の差はわずかに「2%」程度にすぎず、逆転可能だと檄(げき)を飛ばす場面
があった。
これは自民党の森喜朗元首相の後援会関係者に語ったもので、首相は4年前の「郵政選挙」に触れ、
「自民党が圧勝したと言われたが(自民党と)民主党の総得票を計算すると51対49だった」と指摘した。
その上で「今回も最後の2%(の差)だ。何となく世の中で(民主党と)大差がつくような話になっているが、
ひっくり返る。残りあと1日、よろしくお願いしたい」と強気で通した。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009082801060
4505
:
おま天
:2009/08/29(土) 01:07:28
>>4504
>自民党が圧勝したと言われたが(自民党と)民主党の総得票を計算すると51対49だった
これ、麻生は何を計算して言っているんだろう・・・?
何か変なものをつかまされてるような気がする。
片言さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/politics/archives/50078581.html
これから計算すると比例で55:45、選挙区で57:43になるのに。
4506
:
とはずがたり
:2009/08/29(土) 01:13:45
>>4503
おおっw
8/21辺りの輿論調査のちょっとした自民恢復傾向もなんてはしゃいでた読売ワロス。
4507
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 01:16:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090829/elc0908290008000-n1.htm
【09衆院選 海外の目】各国メディア、「民主圧勝」予測を詳細に報道 (1/3ページ)
2009.8.29 00:06
このニュースのトピックス:自民党
街頭演説する民主党の鳩山代表=28日午後、福岡県大牟田市 30日投開票が行われる第45回衆院選は政権選択が最大の焦点になっていることを受け、海外のメディアも高い関心をもって伝えている。民主党の勝利を前提にした分析や評論のほか、注目選挙区のルポなど過去の選挙と比べ、詳細な記事が目立つ。主要各紙誌の見出しと内容をまとめた。(大内清、北京 矢板明夫、シンガポール 宮野弘之)
◇間違った敵への罵倒
自民党の麻生太郎氏と民主党の鳩山由紀夫氏は、互いを攻撃するよりも、小泉純一郎元首相による市場自由化改革の遺産を非難することに熱心のようだ。しかし、両者とも説得力ある代案は打ち出せていない。
鳩山氏は、小泉政権以来、自民が採用したとする米国主導の“市場原理主義”をののしるが、代わりに唱えるのは柔弱な「友愛」だ。
ただ、民主には小泉氏に感謝すべき点もある。小泉氏の郵政民営化などの改革が、自民とその支持者をつなぐ生命線を断ったかもしれないからだ。(英誌エコノミスト8月22〜28日号)
◇有権者動かすトップ交代への欲求
「カエル」「ヘンカ」「チェンジ」−。選挙を前にした日本国民の念頭にはこれらの言葉がある。有権者を駆り立てているのは民主党への熱狂的支持ではなく、経済の慢性的な苦しみに責任を取ろうとせず、3人の不人気な首相を送り出してきた自民党に対する不満だ。
日本の財政はすでに枯渇しており、有権者の多くは、(政権交代後に)民主党が政策プランを後退させることを余儀なくされると予測している。むしろ、そうでなければ心配になってしまうだろう。(28日付英紙フィナンシャル・タイムズ・アジア版)
◇変革間際の日本
民主党の勝利は、日本の変革への意欲を試すことになる。若い都市部の有権者には、夫婦別姓の容認を含む幅広い分野での改革をうたった民主の公約にひかれる者が多いが、より高齢な有権者の多くは、自民党を放棄することを望むだけで、大きな変化は躊躇(ちゆうちよ)するだろう。
民主は、女性や外国人の社会参加など、社会的な論点でよりリベラルな立場だ。こうした変革を実施できるかは、日本がどこまで社会構造に挑戦する意思があるかにかかっている。(28〜30日付米紙ウォールストリート・ジャーナル・アジア版)
◇圧勝の可能性、日本に衝撃
民主党のホクト・ヨコヤマ(横山北斗氏)は、勝利が近いことに驚いている。過去4回、選挙で敗北してきた青森県で、選挙区の先頭を走っているのだ。日本中で起きている同様の出来事の一つだ。
ここ数年間の政治的なまひ状態と、金融危機に伴う経済の落ち込みが、(青森という)特にリスクを嫌う地域の有権者にも変革の必要性を納得させたようだ。
青森は、地方が抱える苦境の縮図だ。所得の低さや失業率の高さ、高齢化などが、大きな不満を作り出している。(28日付国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューン)
◇民主党の勝利は動かぬ事実
日本の選挙戦が終盤になるに連れ、民主党への追い風がだんだんと強くなり、各メディアの世論調査の結果では、民主党は衆院第1党から単独過半数へ、最近では3分の2の議席を獲得する勢いとなった。
自民党の首相経験者、現役の大臣、派閥の領袖などの大物議員は、自らの長年の地盤で、知名度の低い民主党の新人候補の挑戦を受け、軒並み苦戦している。今の民主党の強さの秘密は、無党派層の心をしっかりとつかんでいるからにほかならない。それは前回の総選挙で自民党に大勝をもたらした原因でもあった。
(28日付中国青年報)
◇有権者の懸念 新政権の古い政治
多数の日本人が自民党から政権が変わることを望んでいるが、民主党が新しい政治を行えるのか、多くの公約を実現する能力があるのか、疑う人もいる。選挙後に民主党が分裂すると信じている人もいる。ただ、どの政党が勝っても日本ではそれほど大きな変化は起きないというのが共通認識だ。民主党議員には自民党出身者が多く、両党の政策は似ているからだ。一方、一政党が50年以上支配してきた国で政権交代が起きれば、失政が権力の喪失につながることを政治家に気づかせるだろう。(27日付シンガポール紙 ストレーツ・タイムズ)
4508
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 02:27:58
真偽は不明
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/1728f74ced534cfc7dcf2dad80ab8ef6
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1b/0545218ec32dd2895d648b1c7717adae.jpg
◎自民党支持者の「比例区は公明党に投票」はわずか7%
2009年08月29日 01時12分40秒 | 第45回衆院選 写真=写りの関係で2枚の写真を貼り合わせてあります。
朝日新聞編集委員は28日夜、CS「朝日ニュースター」の番組「ニュースの深層」に出演し、朝日新聞が実施している期日前投票所での出口調査で、自民党支持者のうち、公明党に投票した、と答えた人が7%にとどまっているという調査結果を紹介しました。
朝日新聞編集委員は具体的な選挙区の当落を左右する情報は明らかにできないとしたうえで、個別選挙区の当落を左右しない情報ということで、これだけパネルを使って、さわりを紹介しました。
「支持なし層(無党派層)」でも、5%は公明党に投票しており、自民支持層の7%とほとんど変わりありません。
小選挙区の自民党公認候補は、「比例は公明へ」と呼び掛けているとされてきましたが、それはうわべだけの話で、現場ではまったく働きかけをしていない可能性があります。
4509
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 02:41:06
202 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:17:35 ID:qXL7Hdbx
期日前出口(朝日新聞 比例区)
自民支持 自民党54% 民主へ31% 公明へ7%
民主支持 自民へ1% 民主へ89% 公明へ1%
公明支持 自民へ1% 民主へ1% 公明へ98%
支持なし 自民へ12% 民主へ59% 公明へ5%
232 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:20:55 ID:qXL7Hdbx
北海道
ややリードされ組 伊東
かなりリードされ組 町村 今津 昭一 武部
大きくリードされ組 それ以外
262 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:24:32 ID:qXL7Hdbx
東京1区
海江田やや優勢
東京8区
大接戦
281 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:27:01 ID:qXL7Hdbx
東京10区
江端有利 小池かなり苦戦
東京12区
接戦ながら青木
期日前で自民支持層が青木に流れている
295 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:28:17 ID:qXL7Hdbx
群馬4区
現時点では微妙に三宅リード
304 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:29:11 ID:qXL7Hdbx
石川2区
現時点で接戦から田中抜け出す
森元、惜敗率争いへ
315 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:30:05 ID:qXL7Hdbx
神奈川2区
スガ、三村接戦
330 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:30:51 ID:qXL7Hdbx
岐阜1区
かなりの差がついている
柴橋、混戦を抜け出す
343 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:32:24 ID:qXL7Hdbx
岐阜1区
ビックリするほど無党派が柴橋に
静岡7区
城内、斉木の一騎打ち
城内リード、斉木追いかける
片山さつき圏外へ
358 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:33:43 ID:qXL7Hdbx
兵庫8区
当初、冬柴リードは動かないだろうと思われていた
猛烈に田中追い上げる
現在は田中リードか
民主支持層が急速に田中へ
368 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:34:50 ID:qXL7Hdbx
愛媛1区
永江抜け出す
塩崎苦しい戦い
379 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:36:01 ID:qXL7Hdbx
広島4区
秀直、空本大接戦
まったくわからない
長崎2区
福田、混戦抜け出す
387 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:37:09 ID:qXL7Hdbx
福岡6区
鳩山、古賀接戦
鳩山優勢とはいえない
福岡7区
五分五分ではあるが、野田に勢い
399 名前:大分者 ◆GVjPtgkKao [sage] 投稿日:2009/08/28(金) 20:38:18 ID:qXL7Hdbx
以上、朝日ニュースター ニュースの深層にて朝日新聞編集員の情勢調査解説
4510
:
事情通A氏
:2009/08/29(土) 03:18:21
学会員活動家に、「大田に危険信号」なるメールが「中央」より送付されたとの事。
土日は12区に「買い物客」が殺到する事でしょうw
さて、関東の日曜日の天気は雨模様。
地方では、投票所まで数十分かかる所もあるが、変革を信じ
初めて今までと違う党に一票を投じる人も多い
与党の「低投票率への祈り」など蹴散らし、投票に出向く気概を!
4511
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 06:30:50
8月30日20時以降
○ 乙 もう用はない
く|)へ ←層化
〉 ヽ○ノ
 ̄ ̄7 ヘ/ ←冬柴・太田・北側・阿呆
/ ノ
|
/
|
/
4512
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/29(土) 07:31:11
四国は高知のために全員当選の見込みに至っていませんから、
小沢が入ったのもわかるんじゃないですかね。
他のブロックだと、擁立ミスのせいで小選挙区で勝っても総議席は変わりませんから。
4513
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 08:21:54
そうだね。
こうなりゃあ、接戦を勝ちぬく選挙区は 中国と四国ブロックだよ。
広島1区4区や岡山5区、四国の徳島3区に愛媛1区4区高知1区3区を勝ち抜く
値打ちは大きい。
27日28日の小沢の広島入りと四国入りはそういうことだよ。
4514
:
とはずがたり
:2009/08/29(土) 09:19:13
>>4490-4493
,4496
SWERVESさん激しくおつっすヽ(´ー`)/
西日本篇も激しく期待しております(`・ω・´)
4515
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 10:06:47
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082901000056.html
9党首、地球2周弱回る 首相、鳩山氏1万キロ以上
政権交代を懸けた衆院選は29日で12日間の選挙戦を終える。18日の公示以降、28日までに与野党9党の党首が走った距離は7万5千キロ余り。地球を2周(1周約4万キロ)弱回った計算になる。9党首は29日夜、東京・池袋など各地で最後の訴えをして締めくくる予定だ。
麻生太郎首相(自民党総裁)は公示日に東京都内で第一声を上げて以来、25都道府県を遊説。飛行機や鉄道、チャーターしたヘリコプターなどで移動した距離は1万3千キロ(兵庫県佐用町の豪雨現場視察含む)を超えた。
当初は「麻生降ろし」など自民党内の結束が乱れたことや、規制緩和のゆがみで地域間格差などが広がったことへの「おわび」を遊説に盛り込んでいたが、終盤になって景気回復の実績を強調する「攻めの姿勢」に転じ、おわびは取りやめた。
民主党の鳩山由紀夫代表も飛行機、チャーターヘリなどで1万2633キロを移動。32都道府県を遊説し麻生首相を上回った。激戦区を中心に、選挙後に連立政権を組むと想定される社民党や国民新党の候補者の応援にも駆け付けた。
首相と公明党の太田昭宏代表がノーネクタイのクールビズスタイルで遊説する一方、鳩山氏や国民新党の綿貫民輔代表がネクタイにスーツ姿で回ったのも好対照だった。
太田氏は11都府県で6314キロ。当初は議席増を狙う東北、九州など重点ブロックを回っていたが、自身の苦戦が伝えられた終盤は都内の自分の選挙区に張り付いた。
共産党の志位和夫委員長は比例票掘り起こしで大都市や県庁所在地を中心に19都道府県を回り、距離は9656キロ。社民党の福島瑞穂党首は24都府県9964キロを駆けた。後半は議席確保の期待できる九州、南関東ブロックなどが中心。綿貫氏は立候補している北陸信越ブロックなど6都県、約5500キロを回った。
みんなの党の渡辺喜美代表は10都府県7625キロ。改革クラブの渡辺秀央代表は、唯一の公認候補である大阪の前職応援のほかは自民党候補の選挙区など8都道府県で7069キロ。参院からくら替え出馬した新党日本の田中康夫代表は7都府県で約3500キロだった。
2009/08/29 06:18 【共同通信】
4516
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 10:16:25
http://www.asahi.com/politics/update/0828/TKY200908280384.html
駅ビルの投票所に行列 総選挙、期日前投票に続々2009年8月29日5時40分
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京王線府中駅にある期日前投票所では、28日だけで約1800人が投票に訪れた=水野義則撮影
衆院選の投票日を目前に控え、期日前投票に大勢の有権者が訪れている。東京都府中市の京王線府中駅のビル内に設けられた期日前投票所には、28日だけで約1800人が投票に訪れた。
少しでも投票率を上げようと、5年前の参院選から設置された。前回05年の衆院選の時は1日の平均利用は1300人余りだったが、今回は1日約1600人と、選挙に向けた有権者の関心の高さがうかがえた。
4517
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 10:46:37
653 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/29(土) 10:36:43 ID:xxFCA5XD
自民小選挙区単独
麻生と社民相手の大野保利以外全滅しそう
群馬1 尾身 幸次
群馬2 笹川 尭
群馬3 谷津 義男
群馬4 福田 康夫
埼玉7 中野 清
東京2 深谷 隆司
東京16 島村 宜伸
神奈川11 小泉 進次郎
山梨2 堀内 光雄
静岡3 柳沢 伯夫
愛知9 海部 俊樹
愛知12 杉浦 正健
三重5 三ツ矢 憲生
大阪18 中山 太郎
兵庫4 井上 喜一
香川3 大野 功統
福岡7 古賀 誠
福岡8 麻生 太郎
佐賀3 保利 耕輔
熊本2 林田 彪
4518
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 11:02:29
294 名前:ローカル私鉄沿線住民 ◆4MAJLu0D5c [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 09:04:53 ID:UJPreyss
愛媛県の期日前投票 前回衆院選に比べほぼ倍増(2009-08-28・14:25)
http://ncs2.rnb.co.jp/news/detail.php?recid=12607996
8月27日時点での期日前投票人数
13万0673人(前回衆議院選挙同時期比で1.96倍)
うち、松山市(愛媛1区と愛媛2区の一部)の人数
4万4061人(前回衆議院選挙同時期比で2.38倍)
※松山市では商業施設内に設置した期日前投票所での投票が
1万7691人と、全体の4割を占める
※愛媛3区の新居浜市・西条市でも前回衆院選挙同時期比で
2倍以上の人数
有権者の1割が一昨日までに投票を済ませていることになるんですねぇ。
4519
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 11:06:29
85歳元首相 護憲へ“走る” 村山氏 疲れを押し遊説行脚
民主党の大量議席獲得による政権交代が現実味を帯びる今回の衆院選で、元首相村山富市氏(85)
=大分市=が、「憲法を守ろう」と、遊説行脚を続けている。選挙後にかつて党首を務めた社民党の存在
感が問われることを想定しての闘い。28日夜、大分県佐伯市であった大分2区の社民前職の集会でも
拳を突き上げた。
村山氏は、公示の18日に同県臼杵市で社民前職の出陣式に出席。21、22日は同県竹田、臼杵両市、
23日から1泊2日で宮城県。25、26日は熊本県に入り、27日からは再び大分県で日田、佐伯。九州を
中心に列島を飛び回る強行軍だ。戦後初めて8月に行われた衆院選。持病のぜんそくに加え風邪をひき、
社民大分県連幹部は「かなり疲れがたまっている」と気遣う。
村山氏の行動の背景には、憲法9条に対する危機感がある。社民党は選挙後、民主、国民新党と連立
政権を組む見通しだ。来年5月には、憲法改正発議が可能になる国民投票法が施行される。村山氏は、
選挙後の社民党の役割を「憲法改正を阻止すること」と話す。
村山氏の行動の原点は、軍隊から復員した時に見た故郷大分市の焼け野原の光景という。
解散時に衆院議員の約73%に当たる350人が戦後の生まれだった。今回の選挙後、その割合はさらに
高くなると予想される。旧社会党時代から一貫して護憲を掲げる社民だが、過去2回の衆院選では九州の
小選挙区で全敗した。しかし、今回は、大分2区や熊本5区で勝利の可能性が出てきた。「何としても(全国
で議席を)2けたにして、国会で発言力を増さないといかん」と話す。
政界引退後、公的な役職に就かず、月額約30万円の議員年金暮らし。妻と娘と3人の生活は、決して
楽ではない。「老後を安心して過ごせる制度の確立」。毎回ほぼ同じ紺色のスーツ姿で訴える言葉にも
実感がこもる。
(佐伯支局・中野雄策)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/118188
4520
:
とはずがたり
:2009/08/29(土) 11:06:40
>>4517
小泉はしぶとく当選しそうですね。
群馬は潰滅状態やけど。
少なくともこれだけの選挙区で清新な候補を立てられるんだから次期総選挙の自民は手強そう。
小沢仕込みのどぶ板を当選後も出来るかどうかでしょうな。
4521
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 13:15:14
和光市駅前で早川発見。誰も相手にしてなくてかわいそうだったから、ビラを貰っといた。
4522
:
とはずがたり
:2009/08/29(土) 13:20:40
>>4521
おお,あの辺っすか。
そんなビラなんか貰ったら,今日はビラ受け取って呉れる人が多かった,潮目だってブログに書かれちゃいますよw
4523
:
SWERVES
:2009/08/29(土) 14:25:42
接戦区まとめ〜西日本編〜
東日本編は
>>4490-4493
、
>>4496
を参照
新聞|京都01|京都05|大阪03|大阪06|大阪13|大阪16|兵庫08|奈良04|和歌03|
朝Ⅰ|平 ☆|記載無|接戦 |記載無|記載無|森山△|記載無|大西☆|接戦 |
読Ⅰ|平/伊|谷/小|中島△|村上☆|西/白|森/北|冬柴★|田/大|二/玉|
日経|平/伊|谷垣★|中島○|村上△|西野★|北側★|冬柴●|大/田|二階★|
毎日|平/伊|谷/小|中島△|村上☆|白/西|森山△|田/冬|大西△|玉置☆|
共Ⅰ|平 ☆|谷垣★|中/田|村/福|西野★|森/北|冬/田|大/田|玉/二|
時事|平 △|谷垣▲|中島☆|村上△|西野▲|森山△|冬柴★|田野★|二階▲|
産経|平 ☆|谷垣▲|中/田|福島▲|西野▲|森/北|冬柴★|大/田|二階★|
朝Ⅱ|平 ☆|小/谷|中/田|村/福|西野▲|森山△|田中☆|大西△|二/玉|
読Ⅱ|平 ☆|谷/小|記載無|記載無|記載無|森/北|記載無|大/田|二/玉|
共Ⅱ|情報無|谷/小|情報無|情報無|情報無|情報無|田/冬|情報無|二/玉|
4524
:
SWERVES
:2009/08/29(土) 14:26:10
新聞|鳥取02|島根02|岡山01|岡山05|広島01|広島04|徳島03|愛媛01|愛媛04|高知01|高知03|
朝Ⅰ|記載無|竹下★|接戦 |記載無|接戦 |空本☆|記載無|記載無|接戦 |記載無|接戦 |
読Ⅰ|湯原△|竹/亀|高/逢|加/花|岸/菅|空/中|仁木△|永/塩|山/高|田橋福|山/中|
日経|湯原☆|竹下●|高/逢|加/花|岸/菅|中/空|仁木☆|永江☆|山本★|田/福|山本★|
毎日|湯原△|竹下▲|高/逢|花咲☆|菅/岸|空/中|仁/後|永江△|高橋△|橋/福|中/山|
共Ⅰ|湯/赤|竹下▲|高/逢|加/花|菅/岸|中川▲|仁/後|塩崎★|高/山|田村☆|山本▲|
時事|湯/赤|竹/亀|高井☆|加藤▲|岸田▲|中川▲|仁木☆|塩/永|山本▲|田村☆|山本▲|
産経|赤沢★|竹下★|逢沢★|加藤▲|岸田★|中川▲|仁/後|塩/永|山本★|福/橋|中/山|
朝Ⅱ|湯原○|竹下★|高井☆|加/花|菅/岸|空/中|仁/後|永江☆|高/山|福/橋|山/中|
読Ⅱ|記載無|竹下★|高/逢|加/花|記載無|中/空|記載無|永/塩|高/山|田/橋|山/中|
共Ⅱ|湯原☆|竹下★|情報無|加藤▲|記載無|空/中|情報無|永/塩|山/高|福/?|情報無|
4525
:
SWERVES
:2009/08/29(土) 14:26:36
新聞|福岡06|福岡07|長崎03|長崎04|熊本03|熊本05|大分02|宮崎02|鹿児02|鹿児03|鹿児04|
朝Ⅰ|古賀☆|記載無|接戦 |記載無|記載無|金子★|接戦 |記載無|記載無|記載無|皆吉△|
読Ⅰ|古/鳩|古/野|山/谷|宮/北|後/坂|金子★|衛/重|江/道|徳/打|松/宮|皆/小|
日経|古/鳩|古/野|山田☆|宮島☆|坂本★|金子●|衛藤★|江藤▲|徳/打|松/宮|皆吉☆|
毎日|古/鳩|野田☆|山田△|宮島△|後藤△|金/中|重野△|道/江|打/徳|松下△|皆/小|
共Ⅰ|鳩山★|古賀▲|山田△|宮島△|坂/後|金子▲|衛藤★|江藤▲|徳田★|松下☆|皆/小|
時事|古賀☆|古/野|山田△|宮島☆|坂本★|金子★|衛藤★|江藤▲|徳田▲|松/宮|小里★|
産経|鳩山▲|古賀★|山田☆|北村★|後藤☆|金子▲|衛藤★|江藤▲|打/徳|松下☆|皆吉☆|
朝Ⅱ|古/鳩|野田☆|山田△|宮島△|坂/後|中島☆|重野☆|道/江|徳田★|松下△|皆吉☆|
読Ⅱ|鳩/古|野/古|山田☆|宮島☆|記載無|記載無|記載無|記載無|打/徳|松/宮|小/皆|
共Ⅱ|鳩/古|情報無|情報無|情報無|後/坂|情報無|重/衛|情報無|情報無|情報無|皆/小|
4526
:
とはずがたり
:2009/08/29(土) 14:29:37
>>4523-4526
おお,有り難うございますm(_ _)m
結構各調査バラツキがあるので各選挙区数百の輿論調査の結果を綜合して直前情勢再計算してより正確な情勢推定したい所だけど,なんか時間切れっぽいなぁ(´・ω・`)
4527
:
千葉9区
:2009/08/29(土) 16:05:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009082902000093.html
<政権選択>党首遊説先 分析すれば 攻める民主 防戦自民
2009年8月29日 紙面から
8月18日に公示された衆院選も残すところあと1日。麻生太郎首相(自民党総裁)、民主党の鳩山由紀夫代表は公示以来、休むことなく全国を飛び回り、応援演説を続けてきた。両党首の遊説先の選挙区を分析してみると、民主が攻め、自民が防戦に追われる姿が浮かび上がってくる。 (清水俊介)
二十九日に麻生首相、鳩山氏が訪れる予定の選挙区も含めると、十八日の公示以降、麻生首相が街頭演説や事務所激励などを行うのは二十七都道府県、六十八選挙区に上る。対する鳩山氏の訪問は二十八都道府県、六十二選挙区となる。
党首の遊説先は、各党が選挙情勢を分析し、「接戦」とみた選挙区に決めることが一般的だ。そのため、両党首の遊説先からは「民主優位、与党苦戦」の構図がはっきりと見て取れる。
麻生首相が訪れた六十八選挙区のうち、六割にあたる四十四選挙区が二〇〇〇年、〇三年、〇五年の過去三回の衆院選で自民、公明の与党が三連勝している「常勝区」だ。本来であれば、与党の地盤である「常勝区」には、首相が応援演説に入るまでもなく勝利を見通せるのだが、今回ばかりは勝手が違うようだ。
この傾向は、選挙戦が進むにつれて顕著になる。十二日間の選挙戦で、後半の二十四日以降に麻生首相が訪れた四十選挙区のうち、「常勝区」は75%にあたる三十となる。麻生首相の選挙戦後半の遊説の四分の三は、与党の地盤固めに追われているとも言える。
対する民主党。鳩山氏が訪れた六十二選挙区のうち三十一選挙区の相手候補は閣僚や党役員の経験者。民主党の“大物狙い”の姿勢が浮かび上がる。二十八日に鳩山氏が訪れたのは、塩崎恭久元官房長官の愛媛1区、古賀誠・自民党選対本部長代理の福岡7区、久間章生元防衛相の長崎2区など。いずれも今回の衆院選で全国的な注目区となっている選挙区を駆け足でテコ入れした。
麻生首相と鳩山氏の遊説先のうち、両党首がともに訪れるのは十三都府県の二十二選挙区。党首が応援に入った選挙区の勝率は、選挙における「党首力」のバロメーターでもあり、この二十二選挙区の勝敗も注目される。
最終日の二十九日には両党首の“遊説直接対決”もある。自民、民主両党は党首の最後の遊説先に東京10区の池袋駅を選んだ。二十九日午後七時半、池袋駅を東西に挟んで麻生首相と鳩山氏が有権者に最後の訴えを行い、政権選択の選挙戦はクライマックスを迎える。
4528
:
千葉9区
:2009/08/29(土) 16:06:21
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090829ddlk13010231000c.html
’09衆院選:石原知事が初、自民候補を応援−−新宿 /東京
30日投開票の衆院選で、石原慎太郎知事は28日、新宿区内で自民党前職候補の応援に駆けつけ、街頭演説を行った。今回の衆院選で、石原知事が都内の候補者の応援演説を行うのは初めて。報道各社が「民主党優位」との世論調査結果を報じる中、石原知事は民主党の鳩山由紀夫代表の個人献金問題に触れ、「死んだ人間の名前使って政治献金した。脱税に近いし、完全に詐欺」と批判した。
都内では、東京8区(杉並区)で石原知事の長男、伸晃氏(52)、東京3区(品川区、大田区北西部、島しょ部)で三男の宏高氏(45)がそれぞれ立候補しており、28日の定例記者会見では、応援の有無についての質問が出た。石原知事は、「オヤジが出て行ってどうこうなるものでもない。当人の努力が山積して結果が出ることだ」としつつ、記者から再度「今回はどうでしょうか」と詰められると、「どうでしょうな。残り日にちも少ないし」と述べ、明言を避けた。
石原知事は五輪招致ロビー活動のため、今月13〜24日、世界陸上選手権の行われていたベルリンなどへ出張。帰国後は、福岡や鹿児島へ応援に足を運んでいた。【江畑佳明】
〔都内版〕
4529
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 19:11:49
台風11号が発生したみたいだな…
明日の投票日に影響がなければいいが…
4531
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 22:14:30
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908290217.html
期日前投票、前回の1.6倍 28日時点で1094万人2009年8月29日19時26分
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総務省は29日、総選挙の期日前投票について、28日時点の集計(小選挙区)を発表した。公示翌日の19日からの10日間で有権者の10.49%にあたる1094万4845人が投票した。05年の前回総選挙の同じ時期より63%増え、国政選挙で最多だった07年参院選の1079万8737人を、すでに上回った。
都道府県別では、有権者のうち期日前投票をした人の割合が最も高いのは秋田(17.0%)で、愛媛(13.6%)、鹿児島(13.3%)が続いた。低かったのは滋賀(8.2%)、青森(8.8%)、宮城(9.0%)の順。10%を超えたのは28都道県で、九州は全県で10%を上回った。
期日前投票は国政選挙では04年参院選から導入された。投票日とほぼ同じ手続きで投票できる手軽さから、投票者に占める割合は04年参院選12%、05年総選挙13%、07年参院選18%と増えてきている。
4532
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 22:16:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082900248
民主手応え、自民は危機感=各党胸算用−衆院選【09衆院選】
「政権選択」が焦点となった衆院選。与野党各党は30日の投票日を前に、期待と不安を込めながら獲得議席を予測している。
◇「3分の1」に激減か−自民
自民党は公示前は300議席だったが、麻生太郎首相(総裁)が「勝敗ライン」とした公明党と合わせて241議席の過半数維持は望めそうもない。小選挙区で当選が確実なのは「50議席台後半」(選対幹部)で、比例代表も50議席程度にとどまるとみている。同党は、過去4回の選挙で無敗だった「常勝区」にも首相を投入し、てこ入れした。
◇「3分の2」も視野−民主
追い風に乗る民主党は、参院で否決された法案を衆院で再可決できる3分の2(320議席)以上も視野に入ってきたとみる。「小選挙区だけで240議席を固めた。比例で候補が不足するかもしれない」(選対)と、「大勝」の予感が漂う。
◇選挙区で苦戦−公明
公示前31議席の死守が目標の公明党は、比例は前回の23議席確保に自信をみせるが、太田昭宏代表や北側一雄幹事長ら小選挙区の8候補はいずれも接戦、苦戦を強いられ、「小選挙区は壊滅状態になる可能性もある」と緊張感が高まる。
◇9議席以上を期待−共産
共産党は、小選挙区候補を152人に絞って比例に集中。小選挙区での議席獲得は厳しいとみるが、「比例は手応えはいい」と、公示前9議席の上積みに期待する。
◇選挙区で4議席も−社民
民主党と選挙協力する社民党では、前回1議席だった小選挙区で「4議席に届く可能性も」との見方も。ただ、比例は勢いがみられず、公示前の7議席維持に確信を持てずにいる。
◇党幹部の当落注視−国民新
公示前の4議席に届くかは微妙。綿貫民輔代表や亀井久興幹事長の当選が見通せていない。(2009/08/29-19:06)
4533
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 22:17:54
http://www.asahi.com/politics/update/0829/TKY200908290173.html
《政治決戦24時:29日》「ほどほどのバランス」2009年8月29日17時27分
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自民党の細田博之幹事長が東京都府中市で街頭演説し、「『政権交代』『政権交代』とセミが鳴くように言っているが、油断ならない。何が起こるかわからない」。民主党のマニフェストの目玉である子ども手当を取り上げ、貯蓄に回れば「死に金になる」と批判。「手品で帽子の中からハトがでるようなことを言って、私たちに任せてくださいと、こんなウソがまかり通っちゃいけない」
舛添厚生労働相が岐阜市で野田聖子消費者担当相の応援演説。「おそらく日本で最初の女性宰相になるであろう(野田さんを)、こんなくだらん政権交代の風で落とすようなことがあったら日本の損失だ」
新党大地の鈴木宗男代表が札幌市で街頭演説し、「小泉チルドレンという言葉が4年前にできた。今度、民主党チルドレンができる。わけのわからん200人出したって逆に大変だ。あまり民主党さんに勝ち過ぎさせても良い政治はできない。ほどほどのバランスが必要だ」
民主党の小沢一郎代表代行が福岡県柳川市で街頭演説し、「民主主義は多数がものをいう。最終的には多数決ですべて決せられます。一昨年の参院選で野党が過半数をとった。我々の法案を参院は通過させたが、衆院で全部、自民党に否決された。本当に政策を実現するには、この総選挙で勝たなくてはなりません」
4534
:
名無しさん
:2009/08/29(土) 23:35:04
和光市駅前にまだ早川がいたwなんかかわいそうになってきた…他の選挙区だから関係ないけどw
4535
:
チバQ
:2009/08/29(土) 23:38:18
あと22分を大切にするのは偉いと思う
土曜の夜だから、夜遅く帰る人の票も馬鹿には出来ないと思う
票につながるかは別だが
4536
:
とはずがたり
:2009/08/29(土) 23:55:51
>>4534
もお11時過ぎなのに!?必死だな〜。
しかも折角ビラ受け取って貰った4534氏は違う選挙区違ったとはw
4537
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:18:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090829/elc0908292254018-n1.htm
【09衆院選】「この国はどう変わるのか」 真夏のロングラン攻防 (1/2ページ)
2009.8.29 22:51
池袋駅東口での街頭演説で、最後のお願いをする麻生太郎首相=8月29日夜、東京都豊島区の池袋駅東口(撮影・早坂洋祐) 40日間にわたるロングラン選挙のフィナーレの地として自民、民主両党は東京・池袋駅を選んだ。東口に陣取った麻生太郎首相(自民党総裁)、西口は民主党の鳩山由紀夫代表。ともに鬼気迫る表情でスポットライトを浴びた。
首相「みなさんの暮らしを守ると同時に日本を守らなければならない。世界が期待する技術、先祖から受け継いだDNAと底力、経済成長政策。この3つがそろっている日本の未来が暗いわけがない。麻生太郎は日本の未来に責任を取ります」
鳩山氏「米国ではイラク戦争への反省からオバマ大統領が誕生した。米国民は大変な勇気を世界に示した。日本にできないはずがない。古い政治をこのまま続けるのか。勇気を持って歴史を塗り替えるか。その選択の選挙なんです」
両陣営とも人垣で身動きもできないほど。違いと言えば、首相側は日の丸の小旗が多数揺れ、鳩山氏側はほぼ皆無だったことくらいだった。
◇
首相は、自民党内の「麻生降ろし」がピリオドを打った直後の7月21日に衆院を解散した。この時点で選挙があれば自民党の大敗は確実だったが、憲法で許される最大日程(40日間)の「冷却期間」を置けば十分挽回できると踏んだからだ。
首相は「8月を日本を考える1カ月にしてほしい」と訴え、これまでの経済政策の実績を強調。「政権ではなく政策を選択してほしい」と説き、民主党の外交・安全保障、教育政策の危うさ、経済政策の一貫性のなさを批判してきた。
この戦略はうまくいくかに見えた。この間、鳩山氏はマニフェスト(政権公約)に掲げた日米FTAなどで発言がブレ続け、外交・安全保障をめぐり、民主、社民、国民新の3党の足並みも乱れた。鹿児島県では国旗を切り張りし民主党旗を作る“事件”も発覚。自民党の支持率はジワジワと回復した。
8月中旬の自民党の分析では300選挙区中110議席前後で勝算が立ち、党執行部は「このまま支持基盤を固めれば」と手応えを感じていた。
◇
一方、民主党は「政権交代」「新旧交代」を一点張りで訴える戦術に出た。外交・安全保障政策に対する自民党の攻撃には一切応じず、幹部の足並みが乱れぬようオフレコ発言も極力慎しんだ。鳩山氏は就任後ほぼ連日続けてきた記者団のぶら下がり取材にも応じなくなった。
これが功を奏したのか、18日の公示後は民主党に再び追い風が吹き始めた。各メディアは「民主党300議席超の勢い」と次々に報じ、勝ち馬に乗ろうとする「バンドワゴン効果」で民主党はさらに勢いづいた。
このような状況では自民党に「危機バネ」が働くものだが、今回はあまり効かなかった。原因は自民党の集票マシンである業界団体が今後の“報復”を恐れ、「両にらみ」に転じたためだとみられている。
それでも首相は「選挙は2%の勝負だ。100人に2人が変わればひっくり返る。だから選挙は最後まで分からない」と強気を崩さない。確かに2%の投票先が変われば選挙区情勢は数十議席単位で入れ替わる。
だが、今回は4年前の郵政選挙のような明確な争点はない。与野党の政策論争も乏しかった。ある閣僚経験者は「今回の風は薄気味悪い」とこぼした。なぜ、どこから吹くのか、はっきりしないからだ。「日本はどう変わろうとしているのか」。与野党とも明確な答えを示せぬまま「審判の日」を迎えた。(石橋文登)
4538
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/30(日) 00:19:33
>4490-4493、
>>4496
、
>>4523-4526
数値化しました。野党有利 ○+4>△+3>☆+2>接戦>★−2>▲−3>●−4 与党有利
単純な平均ではなく、調査時期と媒体(っていうか産経さん、逆張りしすぎ)によって、
傾斜をつけています。
青森03 ☆1.61 大島<田名部
秋田02 −0.15 金田>川口
山形01 ☆1.78 遠藤<鹿野
福島02 ☆1.32 根本<太田
茨城02 +0.58 額賀>石津
茨城04 +0.58 梶山<高野
茨城06 ☆1.46 丹羽<大泉
茨城07 +0.56 中村<柳田
栃木01 △2.03 船田<石森
栃木05 ★1.36 茂木>富岡
群馬01 ☆1.63 尾身<宮崎
群馬04 −0.79 福田>三宅
千葉11 +0.47 森_<金子
千葉12 ★1.19 浜田>中後
神奈01 △2.15 松本<中林
神奈02 −0.15 管_>三村
神奈03 △2.25 小此<岡本
神奈11 ▲2.00 小泉>横粂
神奈13 −0.03 甘利>橘
神奈15 ★1.00 河野>勝又
山梨02 ☆1.87 堀内<坂口
東京01 ☆1.63 与謝<海江田
東京11 ▲2.59 下村>有田
東京12 ☆1.26 太田<青木
東京13 ☆1.28 鴨下<平山
東京16 ☆1.62 島村<初鹿
東京17 ★1.46 平沢>早川
富山03 −0.23 橘_>相本
石川01 ☆1.67 馳_<奥田
石川02 +0.59 森_<田中
石川03 ☆1.48 北村<近藤
福井02 +0.33 山本<糸川
福井03 ☆1.28 高木<松宮
岐阜01 ☆1.77 野田<柴原
岐阜02 ★1.85 棚橋>橋本
岐阜04 ★1.41 金子>今井
岐阜05 ☆1.62 古屋<阿知波
静岡07 ▲2.85 城内>斉木
静岡08 +0.26 塩谷<斉藤
愛知13 ☆1.06 大村<大西
愛知15 ☆1.38 山本<森本
三重01 △2.26 川崎<中井
三重05 ☆1.05 三矢<藤田
京都01 ☆1.85 伊吹<平
京都05 ★1.15 谷垣>小原
大阪03 ☆1.33 田端<中島
大阪06 ☆1.46 福島<村上
大阪13 ★1.85 西野>白石
大阪16 ☆1.79 北側<森山
兵庫08 −0.08 冬柴>田中
奈良04 ☆1.11 田野<大西
和歌03 −0.79 二階>玉置
鳥取02 △2.10 赤沢<湯原
島根02 ▲2.10 竹下>亀井
岡山01 +0.99 逢沢<高井
岡山05 ★1.33 加藤>花咲
広島01 −0.21 岸田>菅川
広島04 −0.33 中川>空本
徳島03 ☆1.54 後藤<仁木
愛媛01 ☆0.64 塩崎<永江
愛媛04 −0.05 山本>高橋
高知01 ☆0.26 与党<田村 ※田村だけを基準に比較してます
高知03 ★1.04 山本>中山
福岡06 +0.12 鳩山<古賀
福岡07 +0.18 古賀<野田
長崎03 △2.14 谷川<山田
長崎04 △2.05 北村<宮島
熊本03 +0.28 坂本<後藤
熊本05 ★1.54 金子>中島
大分02 +0.12 衛藤<重野
宮崎02 ★1.15 江藤>道休
鹿児02 −0.49 徳田>打越
鹿児03 ☆1.67 宮路<松下
鹿児04 +0.82 小里<皆吉
4539
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:19:56
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090829/tky0908292020007-n1.htm
【衆院選】石原知事が長男、伸晃氏を応援
2009.8.29 20:19
石原慎太郎都知事は29日、衆院選に東京8区から立候補している自民党都連会長で長男の石原伸晃氏の応援に入った。
石原知事は杉並区のJR西荻窪駅前で伸晃氏とともに街宣車にのぼり、民主党の小沢一郎代表代行、鳩山由紀夫代表の批判を展開。その上で「これからの日本は若い政治家が物を言わなければいけない。親バカですが、息子をよろしくお願いします」と呼びかけた。
石原知事はこの日、高円寺阿波踊り大会の開会式でも、法被姿で伸晃氏と並んでテープカット。元都議で東京7区の松本文明氏の打ち上げにも出席した。
前日には東京1区の与謝野馨氏の応援で新宿区内で街頭に立ち、27日には福岡2区の山崎拓氏の応援のため福岡市を訪れている。
石原知事は29日の定例会見で、応援演説について「私にとって親しい人、大事な人のところに行くだけ」と話していた。
4540
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:21:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000084-jij-pol
期日前投票、1094万人=前回衆院選の1.6倍
8月29日18時8分配信 時事通信
総務省は29日、衆院選の期日前投票の状況を発表した。公示翌日の19日から投票日2日前の28日までに投票した人は1094万4845人で、2005年衆院選の投票日2日前(672万4889人)に比べ62.8%の増加となった。有権者(約1億434万人)の10.5%が投票を済ませたことになる。制度が定着してきたことに加え、今回の衆院選への有権者の関心の高まりが背景にあるとみられる。
期日前の投票者数は、全都道府県で前回衆院選を上回った。増加率が最も高かったのは秋田県の86.7%で、愛媛県の82.0%、徳島県の81.5%などが続いた。最も低かったのは北海道の47.5%だった。
4541
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:23:19
なぜ大阪4で!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000583-san-pol
最後の「お願いコール」 ハマコー土下座
8月29日23時6分配信 産経新聞
「政権選択」を焦点に繰り広げられた真夏の衆院選挙戦が幕を閉じた。年金、医療、教育、地方分権…。関西でもさまざまな懸案をめぐり訴えを重ねてきた候補者らは29日夜、マイクのスイッチを切る午後8時の寸前まで支持拡大に向け、声を張り上げた。「あと1人、2人でも声をかけていただけませんか」。初秋の気配が漂うようになった夜空に、最後の「お願いコール」が吸い込まれていった。
「マイクを握ることができるのはあと2分。ご支援ありがとうございました」。自民党前職との激しい接戦を繰り広げた大阪1区(大阪市中央区など)の民主党新人は、事務所前での「マイク納め」の演説で「堂々と明日を迎え、人事を尽くして天命を待ちたい」と支持者らに深々と頭を下げた。
昨年以来、これで街頭演説は3874回目といい、すっかりつぶれた声でのあいさつに、支持者らは「よくやった」とねぎらいの言葉をかけた。
大阪4区(大阪市北区など)の自民党前職は、繁華街で最後の街頭演説会。元衆院議員の浜田幸一氏が来援し、路上で土下座して「知り合いに投票を頼んでください」などとお願いするパフォーマンスをみせた。
浜田氏は「麻生太郎首相は運が悪い。自民党のためていた膿(うみ)を全部かぶった。私を副総理にして泥をかぶせていれば何とかなった」と“ハマコー節”を披露。最後は十八番の「おかあさん」を熱唱し、週末の夜を楽しむ人たちの喝采(かつさい)を浴びていた。
大阪13区(東大阪市)の国民新党新人のもとには、同党の亀井静香代表代行が駆けつけた。
「あと1人、2人でも声をかけていただけませんか」と亀井氏。「あさってから日本の新しい政治が始まる。この東大阪から皆さんの代表を送ってください」と力を込め、何度も聴衆に頭を下げた。
大阪10区(高槻市など)の社民党前職は、市内のデパート前で「最後のお願い」に臨み、「責任政党と言っている自民党は今まで何をしてきたのか。この4年間の政治を判断するのが今回の選挙です」と政権交代の必要性を改めて訴えた。
兵庫8区では、盤石の地盤で当選を重ねてきた公明党前職の冬柴鉄三氏(73)と、民主党の全面支援を受け、抜群の知名度を誇る新党日本新人の田中康夫氏(53)という与野党の大物2人が最終日まで激しいつばぜり合いを繰り広げた。
冬柴氏は午前中から尼崎市内各地を精力的に駆け回り、JR尼崎駅前などで街頭演説。夜は阪神尼崎駅前で大勢の支持者を前にマイクを握り、「何としても勝利させてください。負けるわけにはいかない」と絶叫。8期連続当選に強い執念を見せた。
一方、田中氏は朝、JR立花駅前での演説で活動をスタート。阪神尼崎駅近くの商店街などを練り歩き、最後は選挙事務所前で「明日は尼崎が目覚める日。“脱しがらみ”だからこそできる本当の政権交代を、みなさまと一緒に実現したい」と語気を強めた。
兵庫8区ではほかに、社民党新人の市来伴子氏(32)、共産党新人の庄本悦子氏(55)、幸福実現党新人の角出智一氏(43)も支持を訴えている。
4542
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:24:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000580-san-pol
必死にもがく大物たち 声振り絞り“懇願”
8月29日22時38分配信 産経新聞
衆院選の選挙戦最終日となった29日。候補者らは、1人でも多くの有権者に支持を訴えようと、炎天下を汗まみれで駆け回った。従来なら自らの選挙区に入ることが少なかった自民党の大物候補者たちも、逆風が吹く今回ばかりは事情が違う。地元でぎりぎりまで、声を振り絞った。
「どうか力を貸して下さい」。前首相の福田康夫氏(73)は、声を張り上げ“懇願”した。29日午後6時過ぎ、群馬県高崎市のJR高崎駅前での光景だ。
連日の遊説で顔は真っ黒に日焼けし、肩からは、初出馬以来ずっと嫌がっていた「福田康夫」というタスキをかけている。クールなスタイルを投げ打った姿に、必死さが伝わる。
演説が終わると、数百メートルにわたって駅前の繁華街を歩き、道行く有権者らと握手。手を差し出し、「はい、どうも」「よろしくお願いしますね」と、小さな声ながら、一人ひとりに声をかけた。携帯電話で写真を撮る若者には、笑みを浮かべる“サービス”も。
前回衆院選まで群馬4区で圧勝を続けてきた福田氏。父親の赳夫元首相の代からほとんどの選挙が大勝で負け知らず。だが、今回初めて、民主党新人の三宅雪子氏(44)に激しく追い上げられ、「互角の戦い」(選対幹部)を展開した。
いつもは妻や長男まかせで、本人は数日間しか地元入りしない「殿様選挙」(陣営幹部)だったが、今回は地元へ張り付いた。比例代表との重複立候補をせず、選挙区で敗れれば、落選が決まる。これまであまり乗らなかった選挙カーにも乗り、タスキもかけた。
一方の三宅氏の最終日は、選挙カーでの行脚に加え、JR高崎駅前で演説。有権者を前に「みなさんの1票でこの世の中を変えましょう」と、政権交代を意識した言葉で締めくくった。
◇
4年前に続き前財務相の中川昭一氏(56)と民主の石川知裕氏(36)が激しく火花を散らす北海道11区。
ローマでの「もうろう会見」で自民への逆風をあおってしまった中川氏の演説は最終日も、「申し訳ない」で始まった。その上で「民主の無責任な政治に任せては十勝が崩壊する。だまされないで」と絶叫し、選挙戦を締めくくった。
中川氏の“武器”は、ギュッと結んだ「はちまき」。農水相だった父の故・一郎氏を引き合いに「このはちまきは父のもの。なんとしても勝ち抜かせていただきたい」と訴えた。
一方、民主党への追い風に加え、地元で強い人気の鈴木宗男氏(新党大地)の支援を受ける石川氏は、新党大地のイメージカラーの緑のポロシャツ姿で「政権交代しかない」と、声を枯らした。
閣僚経験を重ね自民党若手のホープと目されてきた中川氏は、従来の選挙では他候補の応援に回りほとんど地元に帰ることはなかった。だが今回は長靴姿で選挙区内の農家を地道におわび行脚し「初当選以来」(陣営)のどぶ板選挙を展開した。スタッフも「助けて下さい」「ようやく肩を並べるところまできた」と絶叫して支援を訴えた。
最終日の29日、白地に赤い字で「必勝」と書いたはちまき姿の中川氏は日中、帯広市内を車でくまなく遊説。午後7時、市内のデパート前の路上を埋めた約700人の支援者を前に最後の街頭演説に臨み、戦いを締めくくった。
4543
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:25:20
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/295436/
小沢VS森 40年間「因縁」の行方は…
配信元:
2009/08/29 22:18更新
民主党で衆院選を仕切ってきた小沢一郎代表代行が29日、最後の応援先に選んだのは、森喜朗元首相が出馬する石川2区だった。小沢、森両氏は昭和44年初当選の同期。時にライバルとして、時に盟友として40年にわたり政界の荒波をかいくぐってきた2人の「因縁」の行方は…。
森氏は平成6年、村山富市首相の自社さ連立内閣を発足させ、小沢氏が主導した連立内閣から政権を奪取した立役者だ。その後は旧自由党との自自連立、19年の大連立構想で小沢氏とのパイプ役を務め、「つかず離れず」の関係にあった。
だが、民主党への追い風を受け、小沢氏は容赦しなかった。新人女性候補を擁立し、強力にテコ入れ。森氏は「ドブ板選挙」を強いられることになった。
小沢氏は29日夜、小松市の小松ドーム前に約6千人を集め、「日本の政治に必要なのは政界で手練手管を用いる人ではない。相手はちょっとの間だが首相をした自民党の大物だが、ポストや地位に汲々とする政治家はもはや必要ない」と森氏との決別を宣言。森氏はJR小松駅前で「私は政権交代とは何なのか考え続け、ついに敵をはっきりと見つけた。その敵は小松ドームにいる」と小沢氏への敵意をむき出しにした。
4544
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 00:26:42
>>4538
あざーすヽ(´ー`)/
この書き方は橋本は与党扱いなんですか?
>>4539
伸晃結構追い詰められとる?
>>4540
いやぁ投票率楽しみッスね。
4545
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/30(日) 00:28:27
>>4538
早速ミス発見
茨城02 +0.58 額賀<石津 (朝日、読売の中盤情勢で額賀<石津になったのが大きい)
愛媛01 −0.64 塩崎<永江 (記号のミス)
4546
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:29:08
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090830k0000m010090000c.html
衆院選:自民VS民主 最後の夜は池袋対決
街頭演説に聴き入る大勢の聴衆=東京都豊島区の池袋駅前で2009年8月29日午後7時39分、長谷川直亮撮影(一部画像を処理しています) 自公政権の継続か、政権交代か。衆院選の選挙戦最終日となった29日夜、各地の激戦区では、大物たちが声をからして支持を呼び掛けた。麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表は、ともに東京・池袋を最後の遊説地に選び、駅を挟んだ至近距離での対決で攻防を締めくくった。いよいよ迎えた選択の時。一票を投じる有権者も、最後の訴えに耳を傾けた。【林哲平、山本太一、渡辺暢】
麻生首相は東京10区から出馬している元環境相の小池百合子氏(57)の応援のために、JR池袋駅東口に駆けつけた。約6000人の聴衆であふれ返る中、水色のシャツ姿の麻生首相は午後7時36分から約10分間、マイクを握り「戦後の安全な社会を作ったのは自民党だ」と実績をアピール。最後に「日本の未来を明るく豊かにするのはどこか。自由民主党だ。麻生太郎がその責任をとります」と締めると「麻生」コールがわき上がった。
小池氏は「私には夢があります。I have a dream」と英語を交えて演説。「私は今後も働き続けたい。よろしくお願いします」と頭を下げると、聴衆から「百合子、愛してる」と絶叫が響いた。首相の演説を聴いた豊島区の自営業の男性(70)は「国を守れるのは自民党だけ。小池さんの行動力には期待が持てる」と話した。
「歴史を塗り替えるには勇気がいる」。麻生首相の演説が終わるころ、鳩山代表は地下通路で結ばれた駅の反対側にある池袋西口公園で声を張り上げた。周辺には約5000人が集まり、バスの進入路と車道を隔てる分離帯の上にも聴衆が連なった。
テレビカメラ用のライトやフラッシュが一斉に光り、「次期総理」「政権交代」と声が飛ぶなか、鳩山代表は現政権を「官僚任せ」と批判。「8月30日という日が、5年後、10年後に『この日から日本の政治が変わった』と思ってもらえる時が来ると確信している」と強調した。小池氏に挑む新人の江端貴子氏(49)も「大きなお金の流れを変えるのが民主党の政権交代」と訴えた。
豊島区内の主婦、松崎久子さん(60)は「民主党は政策を勉強しているイメージがあり、足りないのは経験だけ。ガタガタするだろうが、やりながら学んでほしい」と期待を込めた。
共産新人の山本敏江氏(60)も午後6時ごろから、池袋駅西口で演説し、「国民の生活を壊した自公政権は退場を」と訴えた。
4547
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:35:45
>>4537
>>4546
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082900293
「今こそ新しい政治を」=声からし政権交代訴え−民主・鳩山代表
「新しい政治を今こそつくり出す」「勇気を持った政権選択の選挙です」。民主党の鳩山由紀夫代表は午後7時半、東京10区のJR池袋駅西口公園前で江端貴子氏の応援演説に立ち、1万人以上の聴衆を前に、声をからして政権交代を訴えた。
この日、大阪府内で計5選挙区をはしごした鳩山代表。赤く日焼けした顔をさらに紅潮させ、「古い政治をこれからもしょうがないと続けるのか、新しい政治を今こそつくり出していくか。政権選択の選挙だ」と支持を求めた。
同じ時間帯、駅の反対側では自民党の麻生太郎首相が街頭演説中。鳩山代表は「古い政治とは何か。官僚主導の政治だ」と自公政権を批判し、「財政再建を錦の御旗に掲げた結果、社会保障が切り捨てられた。まさに人の命が粗末にされてしまっている」と強調。「こんな政治は誰でもできるが、こんな政治だけは決してやってはいけない」と呼び掛けると、聴衆からは拍手とともに「鳩山総理」の掛け声が飛んだ。
鳩山代表は午後8時ぎりぎりまで「歴史を塗り替えることは勇気がいるが、できないことはない」と声を張り上げ続けた。
演説を聴いていた東京都豊島区の会社員藤田豊さん(51)は「小泉改革で日本はおかしな社会になった。政権交代のために今回は民主に入れる」と話した。(2009/08/29-21:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082900279
「自民党に力を」首相絶叫=麻生コール、熱狂渦巻く−東京・池袋
自民党総裁の麻生太郎首相は、東京・池袋のJR池袋駅東口を全国遊説の終着地に選び、「われわれに力を与えてください」と絶叫。伝えられる劣勢がうそのように、1万人以上の群衆からは「麻生」コールが沸き起こり、首相は満面の笑顔で拳を高々と突き上げた。
首相が東口ロータリーに到着したのは午後7時半すぎ。ワイシャツの袖をまくり上げた姿は、まさに戦う党首。選挙カーの上で東京10区出馬の元防衛相小池百合子氏の横に立つと、「麻生さーん」と声援が飛んだ。
「景気対策を麻生太郎は完全にやり遂げてみせます」「日本を守るのは自由民主党」。約15分間にわたり必死の形相で絶叫。「貨物検査法案は衆院を通ったが、参院で審議未了の廃案。小沢一郎氏は国連中心主義と言っていたが、言ってることとやってることが違うでしょうが」と、小沢攻撃も織り交ぜた。
対する鳩山由紀夫民主党代表が同時刻に駅を挟む西口で演説していることも意識、「東口に集まってくださり、厚く御礼申し上げます」と頭を下げた。演説終了後は麻生コールがこだまし、首相も笑顔で両拳を夜空に高々と突き上げ応じた。
東口には1時間以上も前から大勢が待機。首相の到着時には通行人も足を止めて駅構内にまであふれかえるほどの黒い人垣ができ、握手を求めて群衆が殺到した。 (2009/08/29-21:18)
4548
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:37:19
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090830k0000m010067000c.html
衆院選:照準は自民大物 小沢氏が福岡、石川入り
1000人以上の聴衆が集まった街頭演説会場を眺め、満足そうな表情を見せた民主党の小沢一郎代表代行=福岡県柳川市で2009年8月29日午後3時29分、渡辺創撮影 民主党の小沢一郎代表代行は選挙戦最終日の29日、同党の新人が自民党の大物前職と接戦を展開している福岡、石川両県の選挙区に入り、2カ所で計3000人以上を前に街頭演説をした。「国民を無視した今までの政治を続けるか、本当に国民の生活、暮らしをしっかりと守る政権を作るか。大事な選択だ」と訴え、大物追い落としで自民党に打撃を加えることを狙った戦略に全力を注いだ。
小沢氏が最後の応援先に選んだのは、民主党の野田国義・前八女市長が古賀誠選対本部長代理と競う福岡7区と、同党の田中美絵子氏が森喜朗元首相と対決する石川2区。福岡7区で小沢氏は、約1100人が集まった柳川市の公園で約15分聴衆と握手して回った後、「民主主義は多数決ですべて決まる。本当に政策を実現するにはこの選挙で勝たなくてはならない」と強調した。【渡辺創】
4549
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/30(日) 00:42:33
>>4544
まあ、非民主連立政権側ということで>橋本は与党扱いなんですか?
4550
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:48:55
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02042628/1.htm
麻生首相の応援選挙区ほぼ全滅!!
2009年8月29日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
●コイツが出てくると票が逃げる
「金がねぇなら結婚しない方がいい」。都内の会合でこう発言し、就職難で収入が伸び悩む若者から総スカンを食らった麻生首相。もはや自民党惨敗は確実なのに、総裁本人だけがノーテンキな発言で票を減らし続けている。そんな麻生だから、応援演説に入った選挙区も今や「全滅」状態だ。
7月の都議選で、自民候補58人中、57人の応援に入った麻生。しかし、結果は惨敗で、「選挙の顔」として全く役立たないことがバレた。ところが、この男は懲りていない。衆院選でもCMに登場し、応援演説に出掛けて余計なことを言っている。
「それでも応援演説依頼があるのは、『首相が遊説に来ると1000万円単位で陣中見舞いが配られる』なんてウワサがあるからです」(政界関係者)
しかし、ご愁傷サマだ。麻生が応援に入ったところの選挙情勢を調べたら、見るも無残な結果となった。麻生が公示日から24日までに街頭演説や応援に入った主な選挙区は31。選挙協力している公明党の太田昭宏(東京12区)や冬柴鉄三(兵庫8区)、北側一雄(大阪16区)のほか、盟友の中川昭一(北海道11区)、麻生派の中馬弘毅(大阪1区)、山口俊一(徳島2区)などだ。だが現時点で「優勢」はゼロ。逆に「劣勢」は23選挙区にも上り、残り8選挙区も「劣勢」に転じる可能性が高い。仮に首相が応援演説に入って「全滅」なら前代未聞だ。政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。
「麻生政権は不支持率が7割近くあり、有権者の多くが首相の顔を見たくないと感じている。それなのに本人は全く懲りておらず、逆に『与党過半数なら続投』なんて平気で言っている。これでは首相が行くだけ逆効果。自民党がやるべきことは麻生隠しです」
こんな首相、見たことがない。
【衆院選公示後、麻生首相が街頭演説、応援に入った主な選挙区】
◇選挙区/自公候補/情勢
◆8月18日
東京9区/菅原 一秀/△
東京12区/太田 昭宏/×
東京20区/木原 誠二/×
東京24区/萩生田光一/×
◆8月19日
北海道1区/長谷川 岳/×
北海道6区/今津 寛/×
北海道11区/中川 昭一/×
◆8月20日
鹿児島3区/宮路 和明/△
鹿児島4区/小里 泰弘/△
熊本2区/林田 彪/×
◆8月21日
福島1区/亀岡 偉民/△
福島2区/根本 匠/×
福島5区/坂本 剛二/×
埼玉2区/新藤 義孝/△
◆8月22日
兵庫1区/盛山 正仁/×
兵庫6区/木挽 司/×
兵庫8区/冬柴 鉄三/△
大阪1区/中馬 弘毅/×
大阪4区/中山 泰秀/×
大阪16区/北側 一雄/×
◆8月23日
千葉3区/松野 博一/×
千葉8区/桜田 義孝/×
千葉9区/水野 賢一/×
千葉13区/実川 幸夫/×
東京2区/深谷 隆司/×
◆8月24日
香川1区/平井 卓也/×
香川2区木村 義雄/×
徳島2区/山口 俊一/×
愛媛3区/白石 徹/×
愛媛4区/山本 公一/△
高知3区/山本 有二/△
※△は互角、×は劣勢
(日刊ゲンダイ2009年8月26日掲載)
4551
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 00:55:01
>>4549
なるほど,そうですね〜。
こういう指標は例外選挙区の三つ巴の扱いでやや難しいっすね。それ以外の選挙区では大変参考には成るんですけど
4552
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:55:57
AFPの記事
http://www.afpbb.com/article/politics/2635407/4508286
衆院選30日投票、政権交代の可能性高まる
2009年08月29日 21:34 発信地:東京
【8月29日 AFP】(写真追加)半世紀にわたりほぼ続いた保守派の一党支配体制に終止符を打ち、中道左派政党が政権を獲得する可能性のある第45回衆議院議員選挙の30日投票に向け、各党の党首は29日、有権者に最後の訴えを行った。
世論調査によると、1955年の結党以来、わずか10か月ほどの期間を除き政権の座を守り続けてきた麻生太郎(Taro Aso)首相率いる自民党(LDP)に、民主党(DPJ)が圧勝する可能性が高まっている。
読売(Yomiuri)新聞は、有権者8万5000人以上から回答を得た世論調査の結果をもとに、民主党が衆院定数480議席のうち、300を超える議席を獲得する可能性もあると予測し、「民主党が圧勝の勢い」と伝えた。
投票率は高くなる見通し。有権者1億400万人のうち10%以上が、29日までに期日前投票を済ませたとみられる。メディアによる出口調査は30日午後8時ごろに発表される予定。(c)AFP/Shingo Ito
4553
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:57:23
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908290008.html
韓国メディアも「カウントダウン」 日本の総選挙を注視
2009年8月29日10時6分
【ソウル=箱田哲也】東亜日報など韓国主要紙は、30日の日本の総選挙を連日大きく取り上げている。各紙とも「民主党の圧勝有力」(東亜日報)などと隣国の政権交代を確実視。鳩山代表の写真を掲げて「カウントダウン」を始めている。
「新 日本 D―3(あと3日)」。朝鮮日報は27日付で、1面の題字の真下に、記事スペースの半分以上をぶち抜く鳩山代表夫妻の大判写真を掲げ、「次期総理夫妻?」との説明を付けた。本文では「日本中が熱気にあふれている。どこにいっても選挙の話と選挙後の話ばかり」。
28日付東亜日報は「うれしい悲鳴VS.苦しい悲鳴」として情勢調査をもとに自民党が「総裁候補の人材難を心配する状況」と伝えた。主要各紙は投開票日の30日組みの紙面でも数ページにわたって大きく報じる予定で、当選速報を報じるインターネットサイトもあるという。
4554
:
チバQ
:2009/08/30(日) 00:58:09
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009082902000264.html
外国人の視点『日本は平和過ぎた』 『政権交代』したら政治への関心高まる?
2009年8月29日
政権交代の可能性が高まっている今回の衆院選。国内では短命で終わった非自民連立政権(1993〜94年)があったが、2大政党が真っ向から政権選択をめぐってぶつかるのは、事実上初めての経験だ。政権交代は日常生活にどんな変化をもたらすのか。政権交代を経験した静岡県内の3人の外国人に話を聞いた。 (報道部・出来田敬司)
「軍事政権から民政に移行した後、急激なインフレを経験した。今の大統領は貧困層を重視した政策をとり、中間層は恩恵にあずかれない。政権交代は国民の生活に密接にかかわっている」
ブラジルを取り巻く状況についてこう話すのは、浜松国際交流協会でポルトガル語の相談員を務める田村エミリオさん(39)=浜松市中区佐藤。民政移行後二十数年しかたっていないという土壌もあり、国民の多くは政治に強い関心を持っているという。
一方、浜松市国際課で国際交流員を務める米国人のエリック・ヘンリーさん(24)=同市同区元目町=と、オーストラリア人のボニー・チョイさん(25)=同町=は「政権が変わって日常生活が大きく変わるということはなかった」と言い切る。
日本と同じ議院内閣制のオーストラリアは2007年秋、政権党が保守連合から労働党に移行。米国では08年秋の大統領選で民主党のオバマ氏が就任している。
ただヘンリーさんは、共和党のブッシュ前大統領には戦争、オバマ大統領には世界平和に尽くすイメージがあるとして、「米国政府に向ける国民や世界の人たちの感じ方には、大きな変化があったのではないか」と述べた。
3人とも一時期を除き半世紀にわたって政権交代がなかった日本の政治風土は、自国と異なっているとの見方で一致。田村さんとヘンリーさんは「日本はこれまであまりにも平和過ぎ、政治に何かを求めても変わらないという意識があったのだろう」との見方。
ただ田村さんは昨年春、道路特定財源の暫定税率がいったん失効し再び復活したことで、ガソリンの価格が市民生活を直撃したことに触れ、「政治の変化が生活を変えることに気付いたのではないか」と指摘する。
チョイさんも「日本人は米国志向が強いため、オバマ米大統領の『チェンジ』の合言葉に強い影響を受けつつあると思う」と現状の“政権交代ムード”に触れた。
4555
:
チバQ
:2009/08/30(日) 01:01:23
http://www.chunichi.co.jp/article/column/desk/CK2009082902000044.html
【編集局デスク】
不満か不安か
2009年8月29日
衆院選は、いよいよあす投票日を迎える。政権交代が最大のテーマになっているが、投票そのもので政権交代があるなら、戦前の加藤高明政権が誕生した一九二四年以来八十五年ぶりとなるが、国民にさほどの高揚感がない気がする。
どうしてか。それは政権選択といいながら有権者にとって選択肢は「自民党への不満」か「民主党への不安」か、そのどちらを取るのかという構図になっているからではないのか。
野党の抵抗に音を上げ、相次いで政権を投げ出した二人の首相の後に選ばれた麻生太郎内閣は、解散時期を見計らううちに支持率低下を招き、政権担当能力の限界を露呈したかたちだ。
さらには市場原理主義を推し進め、格差と貧困を生み出し、七月の失業率は5・7%となり過去最悪となった。雇用対策に有効な手を打てなかった党に、成長戦略は可能だろうか。
民主党だって喜んではいられない。事情はよく似ている。マニフェストに、子ども手当や公立高校実質無償化、農漁業の戸別所得補償制度、高速道路無料化などを掲げたものの財源はちゃんと確保できるのか。新人議員が多い党組織で手練手管にたけた官僚たちを御していけるものかどうか。とても大丈夫と言えない。
かつて経済企画庁長官を務めた田中秀征さんが、講演でこういう例え話をしたという。自民党は頑丈で大きいけれど、あまりにも古くなりすぎた「老朽住宅」で、民主党はこれからどういう建物が建つかわからない「仮設住宅」だ、と。
国民は老朽住宅に住み続けるのか、それとも仮設住宅に移るのか。最初に紹介した「不満」と「不安」につながるような話だ。
本来なら、政策や政権への「満足」や「期待」を判断材料にして一票を投じるべきではあるが、今回はそういう政治状況への第一歩にしてほしい。
(名古屋本社編集局長・志村 清一)
4556
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 02:08:40
〈09政権選択 あおもり〉政党かく戦う:上 自民 逆風とねじれの中で
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908110290.html
2009年8月5日
◇「1区公認漏れ」全区に影
「コメは値下がりし、リンゴも安くなった。生活は厳しくなるばかりだ」
総選挙に備え、支持者回りをしていた県西部の自民県議は最近、農家の男性からこんな不満をぶつけられた。
農家票の多くは農業保護を求める立場からこれまで、政権を握り続ける自民党に流れてきた。しかし、輸入作物の攻勢や減反などで収入は減る一方。県内でもリンゴ農家は昨年の雹(ひょう)害で大打撃をこうむった。
農家の苦境に対して、民主党は戸別所得補償という「わかりやすい」政策を打ち出してきた。「試しに民主に任せて、ダメなら自民に戻せばいい」。県議は、男性と話しているうち、そんな意思をひしひしと感じた。
「4年前の総選挙とは大違い。どの候補に投票するのか、ずっと応援してきてくれた人にさえ怖くてとても聞けない」
県内で2回連続で4小選挙区の議席を独占してきた自民は、かつてない逆風に見舞われている。20%を下回る支持率にあえぐ麻生内閣のもとで「選挙は戦えない」と、党内で「麻生降ろし」のゴタゴタも起きたが、県内の衆院議員は擁護の立場を貫いてきた。
解散直前の7月18日、地元県議の集会に出た前職の江渡聡徳議員(2区)は、昨年の総裁選で麻生氏の推薦人となった立場から、「どんなことがあっても総理を支える」と支持者らに訴えた。
同20日に青森市内であった県連総務会でも、党国対委員長を務める大島理森・県連会長(3区)が「戦後、これほどまで真水を使った経済対策はない。ようやく底が抜けることは防いだ」と強調した。
与党の強みとして経済対策の実績を訴えの中心に据え、全市町村に行き渡った給付金などの「恩恵」を、有権者に意識づける一方、民主党の政策は「財源の裏付けがない」(山内和夫・県連幹事長)と、両党の違いに力点を置く作戦という。
ところが、さらなる苦難が県連を直撃した。麻生首相の盟友、大島会長が太鼓判を押して党本部に申請した1区の津島淳氏の公認が見送られた「事件」だ。
県連は無所属で出る津島氏の独自支援を決め、「地方の声を聞く党への改革」を掲げて党の再生を訴え始めた。ただ、本部との「ねじれ」が有権者に「分かりにくい」(県連幹部)と見られれば、1区の戦いは、公認漏れの打撃から逃れられない。
さらに、公募方式とはいいながら、結果的に津島雄二氏の後継に長男を選んだ「世襲」を古い体質と嫌ったのは党本部の方。解散前、大島会長は「この厳しい風をくぐり抜けることが、新しい自民党をつくるチャンスでもある」と力説したが、津島氏の選出を「新しい自民党」と有権者に受け止めてもらうには疑問符がつく。
不人気の政権を支え、おまけに「党本部とけんかした格好」(県連関係者)になった大島会長の影響力低下を心配する声も出始め、本人が立候補する3区も含めた他の3選挙区に、今回の騒動が波及する可能性も否定できない。ある県連幹部は「どんなベテランも今回は油断はできない」と気を引き締める。
4選挙区の死守が最大の目標だが、党の退潮傾向は顕著だ。猛烈な風が吹いた前回05年の郵政選挙ですら、県内の党の比例票は、03年の前々回総選挙よりも1万5千票余り少ない約24万8千票だった。07年の参院選は、衆院が小選挙区制になった96年以降の衆参8回の選挙で過去最低の約20万3千票。20万票割れが目前まで迫る。(西川迅)
◇
総選挙の公示まで2週間足らず。すでに事実上、夏場の長い選挙戦に突入している主な政党の戦いぶりを追った。
4557
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 02:08:59
> 4月なかば、鰺ケ沢町の舞戸公民館に町民ら200人以上が集まった。そのなかには町議13人中8人の顔もあった。集会の目的は、民主党鰺ケ沢支部の設立。西津軽郡に初めて同党のくさびが打たれた日となった。
> このうちの7人が民主党員に登録した。町議会でこそ与野党両会派に分かれるものの、国政は一致して民主を支援する。「中央政界の構図が、鰺ケ沢にも降りてきた」と同党鰺ケ沢支部長に就任した田中亨町議(57)はいう。
〈09政権選択 あおもり〉政党かく戦う:中 民主 「非自民」協力の追い風
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908110297.html
2009年8月6日
◇少ない支部、組織力に不安
4月なかば、鰺ケ沢町の舞戸公民館に町民ら200人以上が集まった。そのなかには町議13人中8人の顔もあった。集会の目的は、民主党鰺ケ沢支部の設立。西津軽郡に初めて同党のくさびが打たれた日となった。
このうちの7人が民主党員に登録した。町議会でこそ与野党両会派に分かれるものの、国政は一致して民主を支援する。「中央政界の構図が、鰺ケ沢にも降りてきた」と同党鰺ケ沢支部長に就任した田中亨町議(57)はいう。
鰺ケ沢、深浦両町からなる西津軽郡はもともと、自民党の支持が強い地域だ。青森4区の自民の公認候補は03年の総選挙で約9千票、05年も約8300票を取った。これに対し民主の公認候補は03年約2500票、05年約2200票で、圧倒的な差をつけられている。
潮目が変わったのは、07年の参院選。「農業や漁業がよくならないと町はよくならないが、自民党の政策ではダメだ」と感じた田中さんたちはそれまでの自民支持を翻し、いわゆる「勝手連」を結成。公示の4カ月前、民主候補に直接電話を入れ、応援することを伝えた。その結果、その候補は同郡で自民公認候補を900票上回る約5900票を獲得。郡内で初めて民主が自民を上回った。
町議を中心とした鰺ケ沢支部のメンバーが今回、民主元職の津島恭一氏(4区)を応援するため、力を入れているのがマニフェストの配布だ。
そのなかに盛り込まれた「農家への戸別所得補償」のおかげで、「表だって政治色を出さない農家の人たちにも、民主の農業政策はこれですといってお願いに回りやすくなった」と、ある民主党県議はいう。
そんな手応えを感じてか、東京都議選開票日と同じ7月12日に青森市で開かれた党県連の定期大会は、壇上に立った田名部匡省代表と1〜4区の立候補予定者が「政権を取る」「政権交代は目前」と気勢を上げた。かけ声にとどまらず、政権交代への追い風は「非自民」勢力間の協力構築を後押しする。
民主は県内で初めて、総選挙での社民党との選挙協力の協定を結んだ。2〜4区の小選挙区で社民は民主候補を「支持」し、民主は比例区で社民にできる限りの「協力」をする。連合青森も、民主党候補の選挙対策組織に組合員を常駐させ、これまで以上に力を入れる。
核燃サイクル問題へのスタンスなどの違いから、両党や連合青森は一枚岩になりきれないが、「自民という共通の敵から政権を奪うという目標が見えてきたことで、協力がしやすくなった」と、連合青森の幹部は打ち明ける。
07年の参院選で民主は比例票を過去最高の23万7千票に伸ばし、得票率では約39%と自民に5ポイント以上の差をつけた。今回は、農業団体や医師団体がこれまでの自民支持を見直すなど、07年を上回る「追い風」が期待できそうな情勢だが、ひとたび不祥事でも起きれば、逆風にもなる。しっかりと根を張るには、地方議員の開拓が必要だ。
しかし、町議の多くが結集した鰺ケ沢のような例はまだまれ。県議は八戸市・三戸郡に4人いるが、津軽地方全体で3人、下北・上十三地方や青森市にはいない。支部も鰺ケ沢以外は八戸と弘前、五所川原、むつ下北、鰺ケ沢だけ。全市町村に支部を張り巡らす自民党に比べると、組織力の弱さは否めない。
それが県内の小選挙区でまだ一度も勝てない一因でもある。民主県連大会後、田名部定男・県連幹事長はこう述べた。「決して安定した風ではない」。一抹の不安を残しての衆院選突入になる。
4558
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 02:09:47
〈09政権選択 あおもり〉政党かく戦う:下 埋没懸念、比例頼み
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908110318.html
2009年8月7日
◇共産 風の強弱がカギ
共産党は今回、戦い方を変えた。96年の小選挙区制の導入以来、県内の4選挙区すべてに候補者を立ててきたが、今回は1区だけに絞った。
選挙区で当選が厳しくても、候補者がいれば後援会はまとまりやすい。それによって比例区の票も掘り起こすのが全国的に党の共通した戦い方だった。
しかし、「議席を取らなければ政党間の力関係を変えられない。比例一本に力を入れて議席を取りたい」と、党県委員会の堀幸光委員長。比例票の目標を前回より2万票近く上積みした7万票に置く。
以前から弱者救済を訴えてきた共産は今回、非正規労働者の正社員化などを重点政策に掲げる。1区に立候補する吉俣洋氏も「若者の2人に1人は派遣や請負。まともな社会ではない。正社員が当たり前の社会を目指す」と話す。
だが、7月の都議選では自民党への批判票が民主党に流れ、共産は議席を減らした。懸念していた「埋没」が現実となった。二大政党化が進む中、堀委員長は「従来の他党支持層も含めて個別に働きかける必要がある」という。
「民主党中心の政権ができた場合、危険な政策を押しとどめる防波堤は共産党。この党が伸びるかどうかが今度の選挙の一番の争点だ」
1日に来県した党の志位委員長の街頭演説に、その戦略が透けて見える。政権交代は歓迎しても、2大政党だけでは不安や不満を感じる層の受け皿を強調し、有権者の持つ2票のうち、比例の1票は共産にという考えだ。
都議選で民主に吹いた突風が強まるか弱まるか。それが党の命運を握る。
(有近隆史)
◇社民 民主との差、強調
埋没を懸念するのは社民党も同じだ。7月31日、青森市であった党総選挙東青地区選対の総決起集会。参加者に配られた資料には、憲法改正や原子力発電をめぐる社民、民主両党の「立場」の違いが一覧表で記されていた。
集会に出るため、青森入りした福島党首は「民主党に最も意見を言い、本当に政治を変えられるのは社民党。今こそ社民党に(1票を)入れると効果がある」と強調した。
4559
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 02:10:06
>>4558-4559
政権交代を目指し、共闘の方針を掲げる両党。だが、自民と民主の対決に注目が集まる中、社民が強調するのが「独自路線」だ。県の総合選対委員長を務める奈良岡克也・県連合副代表は「平和路線などで2大政党との違いをアピールして党を躍進させ、民主への影響力を付けたい」と意気込む。
自治労系労組などの支援を受け、県内では1区に県連合の渡辺英彦代表自らが立つ。知名度の高さを生かし、1区以外も回って比例票の掘り起こしも進めている。
だが、反対の立場を取る核燃料サイクル施設があり、民主との違いを鮮明にできる2区への候補者擁立を見送るなど、前回までとの違いも見られる。県連合の幹部は「全体の力が落ちてきており、力の分散を避けるためだ」と打ち明ける。
そんな中、民主との共闘を票の積み上げにつなげる新たな作戦も進める。2〜4区では小選挙区で民主の候補を支援する代わりに、「具体的な数」(幹部)を決めて比例票を回してもらう方針だ。目標は1区で5万票。比例区も全県で、前回より約7千票多い5万票を目指す。
(大西史晃)
◇公明 地域重視、鮮明に
自民党と連立を組む公明党は県内の小選挙区に候補者を立てない。主戦場は比例区。東北ブロックでの2議席獲得を目指し、党県本部は前回より約1千票多い11万票を目標としている。
創価学会という強力な組織に支えられた公明も、今回の選挙は「逆風」との見方が強い。ある議員は7月中旬、支持者から「いつまで自民と一緒にやるんだ」と批判された。「麻生降ろしのような『中央』のどたばたに加え、(1区に自民党県連公認で出る)津島淳さんの問題もあった。自民への風当たりは相当強い」
ただ、自民との選挙協力は既定路線。県本部は自民党県連から、自民公認の3氏と津島氏の計4氏の推薦願いを受けた。県本部の伊吹信一代表は「自民から比例でどれだけ支援を受けられるかに、選挙協力のあり方はかかっている」。しかし、公示は目前、さらに自民に余裕が無い中、多くの関係者からは「本当に票が回ってくるのか」との不安も出る。
公明は、地域重視の姿勢を鮮明にするため、初めて東北6県本部合同で「東北元気アップビジョン」をつくる。東北の有権者に身近なエネルギーや農業など重要施策を6〜7項目掲げる。
政権交代のかけ声が投票率アップにつながり、党の得票率を下げかねない。昨年以来、東北約300カ所での視察を繰り返した末のビジョンづくりは、そんな危機感の表れとも映る。
伊吹代表は、民主の政策には財源の裏付けがないと批判する。「自公の枠組みは絶対に必要だ」
(北沢拓也)
(栗田有宏)
4560
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 02:13:48
>>4556-4590
〈09政権選択 あおもり〉政党かく戦う
前回はみっともなくも,下野した自民から逃げ出した保守政治屋どもが次々と自民側へ復帰して行ったのだが,その傾向が特に強かったのが青森県であった。
1区:津島 2区:三村 3区:田名部 4区:木村で民主王国になってても可怪しくは無かった。
今回は地に足の付いた政権交代になろうから政治屋の介在する余地はないし擦り寄ってきても門前払いしてちゃんと野党のどん底を味あわせてやらねばならない。。
4561
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 02:42:54
公明党の太田昭宏代表 (東京・JR赤羽駅の街頭演説で)
東京12区、まだ勝利が見えない。なんとしても逆転勝利をさせていただきたい。景気が大変だというとき
に足を引っ張ったのは民主党だ。地元のために仕事をできるのはただ一人、太田昭宏しかいない。負ける
わけにはいかない。勝たせてください。
共産党・志位和夫委員長(東京都豊島区の街頭演説で)
自公政権に対する「ノー」の声が国民の圧倒的多数だ。民主党政権が出来れば、良いことには賛成、悪い
ことには反対し、問題点を正す「建設的野党」として現実政治を動かしていく。
社民党・福島瑞穂党首(兵庫県尼崎市の街頭演説で)
日本の新しい政治を始める時がやってきた。社民党は小泉構造改革を最初から批判してきた。民主党は
「もっとやれ」と言っていた。政権が代わって政治がおかしくならないよう、社民党が新しい政治の品質保証
役をやる。
国民新党の綿貫民輔代表(富山市の街頭演説で)
地方は国の根っこだ。根っこの水分、養分が足りない。大木を育て、生まれる富を税金としていただき配分
する。こういう拡大再生産が必要だ。
みんなの党の渡辺喜美代表(さいたま市の街頭演説で)
自民党は官僚依存、民主党は官公労依存。単なる政権交代では官公労依存のしがらみが残る。国家の
リストラには、しがらみのない、覚悟を持った、官僚機構と真っ正面から戦ったノウハウがある、少数精鋭
のみんなの党が必要だ。
改革クラブ・渡辺秀央代表(堺市の街頭演説で)
民主党の政策は目くらましだ。党内で議論し積み上げて出た最終結論が、一晩でひっくり返る。聞き心地
のいい話だけに耳を傾けず、風に惑わされず、冷静な判断をお願いしたい。革命をやる時代じゃない。
新党日本・田中康夫代表(兵庫県尼崎市の街頭演説で)
自公連立政権の10年で福祉は切り捨てられ、教育は荒廃し、医療は破壊され、雇用は低迷した。私は
長い物に巻かれない勇気で官僚や業界の既得権益と戦ってきた。真の意味での政権交代を起こそう。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090829/elc0908292153014-n1.htm
4562
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:15:33
大勝を狙う馬渕 - 09衆院選 終盤の情勢【1区】
http://www.nara-np.co.jp/20090827104811.html
2009年8月27日 奈良新聞
1区は、「旋風」を巻き起こして優位に立つ民主党前職の馬淵澄夫(49)を自民、共産両党の候補が追う展開。自民党元職の森岡正宏(66)は無党派層の支持拡大と保守層の地盤固めで巻き返しを狙う。共産党新人の井上良子(45)も必死に追う。諸派新人の栗岡真由美(49)は伸びていない。
馬淵は民主、社民両党支持層の票をまとめるとともに、民主への追い風を受け無党派層へも浸透。森岡が自民前職の鍵田忠兵衛との「保守一本化」の効果を十分に出しきれない中、馬淵は自民支持層へも食い込む勢い。
陣営は「10万票は超えなあかん」と次点に大差をつけての勝利を目指す。ただ、選挙戦後半は馬淵がほとんど県内におらず、陣営では「世論調査はたいてい民主に有利な数字が出る。数字は気にせず終盤までやりきるのみ」としている。
森岡は公示前から無党派層の取り込みに力を入れてきた市西部で徹底攻戦。住宅地や団地内をこまめに歩き「弱者を救う」政策をスポット演説で強調。「心情」に訴える作戦で粘り強く浮動票の獲得に走るが、民主層の浸透で苦戦を強いられている。旧市街地や東部では、鍵田や自公県議・市議らの応援のを受け、支援者回りや個人演説会を連日行う。保守支持層を必死に固めるが、ここでも前半戦で地道に支持を集めた民主の食い込みが見られる。
風向きを変ようと中央から中曽根弘文外相、細田博之党幹事長らが来援。公明のほか農協や郵政などの業界団体も底堅く森岡を支える。
陣営幹部はマスコミによる厳しい情勢報道に「実感がなく驚いている」といい、終盤は「民主大勝への偏りを懸念する浮動票層の揺り戻し」に期待する。
井上は7月の奈良市議選で当選した7人の得票数合計約2万4000票を固めるとともに、無党派層の票を獲得すべく市西部に無作為抽出で推薦はがきを出した。ただ「比例は共産に入れるが、小選挙区は民主候補に」という有権者もおり「建設的野党」の存在の重要性を訴える。
栗岡は支持者回りや街頭演説などで支持拡大を図っている。
4563
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:15:52
滝が先行、高市猛追 - 09衆院選 終盤の情勢【2区】
http://www.nara-np.co.jp/20090827105229.html
2009年8月27日 奈良新聞
2区は、「政権交代」を前面に打ち出した民主党への追い風に乗って同党前職の滝実(70)が先行し、自民党前職の高市早苗(48)が激しく追う展開。天理市や生駒郡で互角、生駒、大和郡山両市では滝がやや優勢で、投票先を決めていない無党派層も多い大票田、生駒市の動向が勝負に影響しそうだ。共産党新人の西ふみ子(74)も必死に追う。諸派新人の田中孝子(54)は厳しい戦い。
滝は政党替えの反発も懸念されたが、全国的な追い風にも乗り「民主の滝」が浸透しつつある。
ただ、陣営は人気の上滑りや事務所の気の緩みを懸念。強力な組織への締め付けを図る高市の巻き返しを警戒する。特に大票田の生駒市は「浮動票の行方をつかみきれない」(陣営幹部)。もともと高市と支持層が重なる部分があり、微妙な「風」の変化にも影響されやすい。終盤戦に向けても、新興住宅地が多い生駒郡とともに最重点地区に定める。
高市は、選挙区全般で自民、公明両党支持票を着実に固める。一方で「無党派層に受け入れられるキャラクター」(陣営幹部)を生かし、ミニ集会やスポット演説などで、この層の取り込みに躍起。時流に敏感な生駒市・郡などの地域で、党名優先の投票行動に抗し切れるかが鍵となる。
最終盤、推薦団体・企業、校区単位の支援組織など支持基盤を引き締めつつ、空中戦も交えて投票先を決めかねている層への働きかけに活路を探る。
西は、積極的に街に出て支持を訴える戦術で先行陣営を猛追。近畿比例ブロック候補者と連携しつつ、民主による政権交代を見越し「建設的野党」の立場を訴えて比例票の掘り起こしを図る。
田中は、名前と政策がようやく広がりを見せてきたが、大きなうねりにはまだ遠い。
4564
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:16:09
吉川リード、奥野の急追 - 09衆院選 終盤の情勢【3区】
http://www.nara-np.co.jp/20090828094801.html
2009年8月28日 奈良新聞
3区は、追い風に乗る民主党新人の吉川政重(45)が一歩リードし、自民党前職の奥野信亮(65)が懸命に追い上げている展開。共産党新人の豆田至功(56)は自・民対決ムードに埋没を警戒し、独自性を訴える。尾崎貴教(27)は苦しい戦いとなっている。
吉川は3区全域で個人演説会などを重ね、他候補を突き放す勢いだ。拠点としている香芝市をはじめ、北葛城郡、磯城郡で優位に立ち、大和高田市でやや優勢、根強い保守地盤とされている御所市、葛城市でも着実に浸透。民主支持層や無党派層だけでなく、前回までの自民支持層も引き寄せつつある。
ほぼ半世紀にわたって奥野父子を輩出してきた御所市では20日に1000人規模の個人演説会を開き、その後の街宣も好反応。「地殻変動を感じる」(吉川)。28日は葛城市でも個人演説会を開き、終盤も猛攻を展開。26日の大和高田市の演説後、吉川は「何とかこのまま突っ走っていきたい。この状況に気を緩めてはいけない」。
奥野は、後援会組織をバックにミニ集会や個人演説会などを3区各地でこなしてきた。自民大物クラスも来援し「奥野ブランド」議席の死守を訴える。
民主の攻勢を受ける地元の御所市は、底力で背水の陣を敷くほか、葛城、大和高田両市で保守基盤を固めている。公明党からは前回よりも厚い支持を得られているという。ただニュータウンの香芝市や北葛城郡、磯城郡が厳しい戦いとなっているほか、自民逆風で街宣、電話での有権者の反応もいま一つ。
前回は約10万5000票で圧勝したが、小泉旋風の浮動票が流れていたとみられる。陣営は「支持者1人1人に輪を広げてもらう」と、浮動層取り込みに懸命で、29日には安倍元総理が応援に入り、最後の追い込みを図る。
豆田は厳しい戦い。陣営は「自民批判層は初めから吉川さんに決めている雰囲気。雇用、労働法制で政策がかぶる」と浸透に苦慮する。重視する比例票の獲得へ、4区内でも精力的に演説会を繰り返し、「民主も不安な層」への訴えを強める。
尾崎は街宣中心で政策や若さを訴えるが、浸透しきれていない。
4565
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:16:23
大西、田野瀬が拮抗 - 09衆院選 終盤の情勢【4区】
http://www.nara-np.co.jp/20090828095105.html
2009年8月28日 奈良新聞
4区は、現状批判を味方につけて抜け出る可能性のある民主党新人の大西孝典(53)と、組織戦で意地をみせる自民党前職の田野瀬良太郎(65)の力が拮抗(きっこう)。両陣営とも一歩も引かない緊迫感を保ったまま最終盤戦に突入した。諸派新人の赤松明宏(52)は支持を広げられていない。
大西陣営は、前田武志参院議員や民主系市町村議の支持者、連合票などを基礎票とする草の根選挙を展開。中盤戦、高取町や吉野町の個人演説会で盛り上がり、勢いに乗った。
吉野郡の一部では、選挙後の民主党に足がかりをつけようと、首長がスポット演説に顔を出すなど、保守構造の切り崩しにも成功した。現実味を帯びてきた政権交代をちらつかせ、「保守地盤の古い構造を残したままでいいのか」と、一層の切り込みを図る。
こうした勢いに危機感を強める田野瀬陣営は、各市町村の首長や県議らをトップに置くピラミッド型組織を引き締めて盛り返してきた。推薦企業・団体にも再度の声掛けをして固めている。
個人演説会は、吉野郡の一部を除くほぼすべての市町村で開催。宇陀市や五條市で合併前の町村単位、橿原市や桜井市では1000人規模を2回ずつ行うなど後援会がいよいよフル稼働。公明党関係者が弁士になるスタイルも定着した。
公示前から民主優勢が予想される大票田・橿原市で、大西がどれだけリードを広げるかが最終盤戦最大の注目点。その背後で、民主への流れができつつある周辺部で、田野瀬が持ちこたえられるかどうかが勝敗の鍵を握る。
赤松は市域で街宣車を走らせるなど、地道な訴えを続けている。
4566
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:17:45
>>4562-4566
09衆院選 終盤の情勢【1〜4区】
1区 馬淵◎
2区 滝△
3区 吉川△
4区 大西☆
4567
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:35:45
>>4206-4233
>>4256-4261
辺り
8/24付けの神戸新聞買ったら読めなかった8/23付けの兵庫県内の情勢。
民主10人中5人◎で5人○。(◎…1/3/5/7/11,○…2/4/6/10/12な感じか)
自民は10人中◎が1(9区)。後は▲
公明は2区で▲。
日本と公明の8区は競り合い。
’09衆院選
民主「10」議席うかがう 兵庫県内小選挙区
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/2009syuin/0002264324.shtml
衆院選の兵庫県内12小選挙区と比例代表の情勢について、神戸新聞社が20〜22日に行った衆院選電話世論調査に取材を加えた結果、小選挙区では民主が過半数を奪う勢いであることが明らかになった。前回、全選挙区で敗れた民主は一転、公認候補が立つ10選挙区でいずれも優位に戦いを進める。ただ、有権者の4割近くは態度を決めておらず、流動的な要素を残している。
民主は党への追い風を背景に、公認10人のうち幅広い支持を受ける5人がほぼ議席を獲得する勢い。残る5人も無党派層へ支持を広げるなど優位に戦いを進めている。推薦する新党日本新人は公明前職と競り合う。
前回、12選挙区全勝の自民、公明は厳しい逆風下、苦戦は避けられない情勢。自民は安定した支持を集める9区以外は、いずれも民主を追う展開。公明も2区で民主にリードされている。
共産は6人とも当選圏に届くのは厳しいとみられる。社民と国民新の各1人、無所属5人も支持が広がっていない。
比例代表でも「投票する政党」は自民26・6%、民主45・1%と、民主が大きくリードしている。
電話世論調査の有効回答は計6077。衆院選に「関心がある」と答えた人は約88%に上った。(小森準平)
(2009/08/23)
民主の政権参加、過半数が希望 県内世論調査
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/2009syuin/0002271446.shtml
神戸新聞社が20日から3日間、衆院選について兵庫県内の有権者を対象に電話世論調査したところ、民主党中心の政権が望ましいとする回答者が31・4%に上り、自民党と公明党の連立政権を望む16・9%を大きく上回った。民主単独政権の8・8%、自民・民主の大連立の13・8%と合わせると、過半数の54・0%が民主の政権参加に期待している。
調査では「選挙後の政権の望ましい枠組み」を尋ねた。「自民単独」は7・5%で、「自公連立」と「自民・民主の大連立」の13・8%と合わせて38・2%が自民による政権を望んだが、民主には及ばなかった。
小選挙区の投票で重視することについては、「マニフェスト」を挙げた人が44・4%と圧倒的だった。また、選挙への関心度は「大いにある」「ある程度ある」を合わせて87・8%に達し、前回衆院選の88・4%に並ぶ関心の高さを示した。
政党支持率は自民27・4%、民主18・4%。2党の順位は2005年衆院選時の調査と変わらないが、その差は8・4ポイント縮まった。(小西博美)
(2009/08/24)
4568
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:40:23
柴橋→野田,金子→今井,阿知波→古屋の順序で書かれてるけど優勢順?
声からし懸命の訴え 衆院選最終盤で各陣営
2009年08月29日09:02
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090829/200908290902_8695.shtml
衆院選最終盤のムードを盛り上げようと、総決起集会でガンバローを三唱する陣営=28日午後8時15分、岐阜市内
30日に投開票される衆院選の選挙運動も大詰めを迎えた。ラストスパートに入っている各陣営では、28日には大規模な総決起集会や個人演説会などを開き、懸命の訴えを展開。政権を懸けて争う自民、民主の両党は最終日の29日にも大物弁士を招いた街頭演説を催す予定で、舌戦はさらにヒートアップしそうだ。
岐阜1区では、民主新人の柴橋正直候補が初めての大規模な総決起集会を岐阜市内で開催。3千人(陣営発表)が集まり、政権交代に向けて気勢を上げた。後援会青年部の応援スピーチなどで若さを演出、最終盤のムードを盛り上げた。
自民前職で消費者相の野田聖子候補は同市内で街頭活動を展開し、地元密着の姿勢をアピール。27日の総決起大会では出産間近の小渕優子少子化相が駆け付け、現職の女性閣僚コンビで4500人(同)の聴衆に支援を求めた。
共産新人の鈴木正典候補は街頭活動や個人演説会で党の政策を訴えた。
岐阜4区では、自民前職で国交相の金子一義候補が、美濃加茂、可児両市で総決起大会を同時刻に開催。2会場とも約1千人の支持者で埋め、組織力を見せ付けた。森田健作千葉県知事も駆け付け、金子候補の実績をアピール。金子候補は「厳しい北風を受けている」と現状を訴え、藤井孝男参院議員も「最適任者は金子候補しかいない」と応援演説をした。
民主新人の今井雅人候補は、高山市昭和町の市民文化会館で個人演説会を開催。約400人の支持者を前に「相手候補の背中が見えてきた。あともう少し。力を貸してください」と支持を訴えた。候補者の出身地下呂市の元市長で比例代表東海ブロックの山田良司候補も姿を見せ、「この地で育った今井候補に将来を託そう」と呼び掛けた。
民主新人の阿知波吉信候補と自民前職の古屋圭司候補が激戦を繰り広げる岐阜5区。
阿知波候補は多治見市内で総決起大会を開き、約1500人(陣営発表)を前に「日本を変えよう」と声をからした。名古屋市の河村たかし市長も応援に駆け付け、「今度は頑張ってちょーよ」と“河村節”で会場を盛り上げた。
古屋候補は土岐市内の3会場でいずれも200人前後を集め、個人演説会を開いた。同市土岐津町の市文化プラザでは「大変な選挙になった。厳しい。しかし、勝たねばならない」とアピールし、精力的に会場を回って懸命に支持を訴えた。
4569
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:41:19
>>4209
岐阜1区、柴橋氏と野田氏競り合う 本社世論調査
2009年08月23日09:27
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090823/200908230927_8646.shtml
政権選択を焦点とした第45回衆院選は、小選挙区で自民王国岐阜の威信をかけた自民と、全国的に追い風ムードの民主が総力を挙げて県内で対決、激しい選挙戦が展開されている。岐阜新聞社は22日までに、県内五つの小選挙区に15人、比例代表東海ブロック(定数21)に県内関係者4人が単独で立候補している選挙情勢を探るため世論調査を実施、本社取材網を駆使し情勢を分析した。(文中敬称略)
【1区】柴橋は民主への追い風に乗じて幅広い層に浸透、知名度のある野田が猛追し、激しく競り合っている。2度目の挑戦となる柴橋は、無党派層への浸透を図り、若い世代や男性層からの支持を固める。自民支持層の切り崩しも進め、支持を広げる。野田は実績を背景に高い知名度で、高年齢層を中心に自民支持層の7割程度を固める。公明支持層の取り込みや無党派層への支持拡大にも懸命。共産の鈴木は厳しい戦い。
【2区】5選を目指す棚橋が、厚い支持基盤を持つ郡部を中心に優勢に戦いを進め、橋本が激しく追い上げている。棚橋は危機感を前面に、自民支持層と推薦を受けた公明支持層を取りまとめ、安八郡や不破郡などで優位に戦いを展開。無党派層にも食い込む。橋本は、労組関係など民主支持層の8割弱を固めたが、無党派層の取り込みを図るため、街頭活動をさらに強化。市部や地元揖斐郡で支持が広がっている。
【3区】小選挙区での初勝利を狙う園田が優勢に戦いを進め、武藤が追い上げる。園田は、都市部の無党派層を取り込むほか、山間部でも支持を拡大。連合傘下の組合と連携し民主支持層の8割以上を固め、自民支持層の一部にも食い込む。再選を目指す武藤は自民系の市議、町議らとのネットワークをフル活用。保守層を固めながら企業や友好団体に支持を訴え、巻き返しを図る。
【4区】8選を目指す金子が全域で支持を広げて優勢に進めるが、今井が可茂地域を中心に支持を伸ばし、激しく追い上げている。金子は自民支持層の7割以上を固め、推薦を受ける公明支持層も取り込みながら、地盤の飛騨地域を中心に支持を拡大、郡上市でも浸透する。今井は可児市や美濃加茂市、出身地の下呂市などで押し気味に選挙戦を展開する。民主支持層を固め、無党派層にも食い込み、先行する金子を猛追する。
【5区】2度目の挑戦の阿知波と7選を目指す古屋が激しく競り合う。阿知波は大票田・多治見市、中津川市でやや優位に立つが、土岐市、瑞浪市は古屋と互角の戦い。阿知波は30、50、60代で4割を超える支持を集める。農林漁業関係者や事務・技術職に浸透。無党派層や共産支持層も取り込み、支持を広げる。古屋は分厚い自民支持層の7割近くを固め、東濃西部などで支持の拡大に懸命。20、40代と70歳以上で高い支持を得る。管理職や商工業者らの支持が目立つ。
【比例】県内の比例支持政党は民主42・6%、自民30・0%、公明5・7%、共産3・6%―などの順で、民主が他党をリードしている。比例単独候補の県内関係者は公明名簿4位に水野、民主名簿34位に笠原、同36位に山田、新党日本名簿1位に桑原の新人4人が登載されており、それぞれの政党の支持拡大を目指している。
4570
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:48:22
総選挙特集2009
【高知のせんたく】
選挙区ルポ 3区
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000230908260001
2009年08月26日
「この選挙は、小泉構造改革路線が間違いだったということを、私たちの持つ一票で日本中に知らしめていく戦いだ」。24日正午過ぎ、須崎市西崎町の児童公園。気温30度を超える中、民主新顔の中山知意候補は額に汗をにじませながら声を響かせた。
応援に駆けつけた党の岡田克也幹事長は、同じ日に麻生首相が宿毛市に入ることに触れ、「(中山候補が)並んでいるから来るんです」と大接戦ぶりを強調。「みなさん一人ひとりが本気になって、中山さんを国会に送ろうじゃありませんか」と訴えた。
公示日にいの町で第一声を上げてから、選挙戦前半は3区東部の土佐市や須崎市など保守地盤の強い地域や山間地域を中心に回った。「続けられる農業、林業、漁業にして、医療や介護、年金を立て直す」。市街地や住宅街の隅々に入り込み、1日15回近く街頭演説を開く。25日以降は四万十市など幡多地域にも重点を置いて回っている。
「経済の異常、農業の異常、これらをみなさんの立場に立ってしっかり改善を図り、国民こそ主人公の政治をつくります」。共産新顔の村上信夫候補は24日夜、四万十町榊山町の四万十農協会館であった個人演説会で呼びかけた。穏やかな語り口に、集まったお年寄りらは大きくうなずいた。
数多くの漁港を抱える高知3区にあって、1次産業振興を政策の柱に据える。沿岸部での街頭演説では「魚価安定化と資源回復のために、休業補償制度を作ります」と力を込める。過疎化が進む現状については「みなさんが安心して暮らせるよう、今の政治に変わる確かな道筋をつくります」。
広い選挙区を効率よく回るため、各地で宿泊しながら、農協前や駅前など1日15カ所余りで、10分間ずつの街頭演説を重ねている。
25日は黒潮町など17カ所で街頭演説し、夜は土佐清水市寿町で個人演説会を開いた。
自民前職の山本有二候補の隣で、ヘリコプターで駆けつけた麻生首相が声を張り上げた。「政権交代は景気後退。山本を当選させ、景気を回復させる力を与えて下さい」。宿毛市の体育館で24日に開かれた個人演説会。山本候補は支持者に向かって深々と頭を下げた。
街頭演説や個人集会では「この選挙は自民党と民主党の戦いではない。地方の怒りをぶつけていく選挙だ」と訴えている。「地方が人材、資金などを失ったのは東京中心の経済成長モデルをとってきたツケ。与党も、野党も、どちらも誤っていた」
昨年は「年内に解散があれば確実に落選する」と実感したという。今回の選挙では初当選以来となるきめ細かい支持者回りを徹底。「多い日は1日350軒歩いた」
「票が伸びているのか減っているのか、まったくわからない」と話し、25日も選挙カーで須崎市や土佐市などを回った。=終わり
◇高知3区の候補者
(上から届け出順、敬称略)
中山 知意 31 民新 【元】パソナ社員
村上 信夫 45 共新 党県常任委員
北村 健行 32 諸新 幸福の科学職員
山本 有二 57 自前 【元】金融相
4571
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 03:48:56
選 挙
【選択のとき 09総選挙】
5区ルポ◇保守票 奪い合い
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000220908250001
2009年08月25日
強力な保守地盤の5区では、自民ベテランと民主新顔らが「保守層」を焦点に、激しい攻防を繰り広げている。主な候補者の動きを追った。(敬称略)
◇5区の顔ぶれ
詫間 啓司(30) 諸新 幸福実現党員
吉田早由美(58) 共新 党府常任委員
谷垣 禎一(64) 自前 〈元〉財務相
小原 舞(35) 民新 〈元〉環境団体代表
■支持層固め直し 谷垣氏
「絶対に負けられない。岩につめを立ててでも、はい上がらなければならない」。自民前職の谷垣禎一は23日、地元・福知山市での決起集会で「必勝」と書かれた鉢巻きを締め、支持者らに訴えた。
財務相や党政調会長を歴任し、00年以降の3回の総選挙はいずれも民主候補に圧勝。だが、政権交代の風が強まるなか、陣営内には「投票用紙に『谷垣』としか書いてこなかった人が、他の名前を書くことにならなければよいが……」との声も漏れる。そこで谷垣が力を入れるのが、自民支持層の固め直しだ。
19日夕、綾部市の建設業協会の事務所前。約100人の業者らを前に「民主の考えでは、道路を造る財源はほとんどなくなってしまう」と力説。京都縦貫自動車道などの整備の必要性を強調した。
建設業界とは「これまで、さほど強い結びつきはなかった」(選対関係者)が、今回は陣営側から演説会の開催を要請した。農村部でも意識的に辻立ちを続け、23日は綾部市の「限界集落」も巡回。従来から各業界や農村に根をはる支持層に対し、必死のアピールを繰り返している。
■「元自民」の力借り 小原氏
「こんな日本に誰がしたのか。地方は切り捨てられ、格差が広がった」。24日昼、綾部市のスーパー前。民主最高顧問の渡部恒三は新顔の小原舞と共に街頭演説し、古巣の自民の政策を切って捨てた。
小原はこれまで、選挙区内の千カ所以上で辻立ちを繰り返してきた。だが、それだけで谷垣の固い地盤を切り崩すのは至難の業だ。そこで陣営が狙うのは、保守層への食い込みだ。陣営関係者は「元自民の議員を呼ぶことで、新たな支持層を掘り起こしたい」と語る。渡部や最高顧問の藤井裕久ら「元自民」のベテランが語りかけ、「安心感」を与えようというわけだ。
小原は田んぼの前などで演説することも多い。07年参院選で、当時の代表・小沢一郎が保守票の取り込みを図った戦術を地でいく。23日の舞鶴市での演説会では「農業の大規模化、効率化だけでは地域の実情には合わない。担い手も育っていない」と自民の農政を批判。元海上自衛官の経験を踏まえ、自衛隊関係者にもアピールする。
陣営幹部は「これまで民主が手が届かなかった所に浸透したい」と語る。
■埋没回避へ「今度こそ」 吉田氏
「北部を駆け回って10年。今度こそ国会へ送ってください」。共産新顔の吉田早由美は23日、JR福知山駅南側の国道沿いを支援者とともに練り歩き、支持を訴えた。
総選挙には4回目の挑戦。「前回は二大政党の間に埋没した」(陣営関係者)と感じただけに、今回は、府北部が直面する雇用や農業振興、医師不足の問題を演説に取り上げ、他党の支持層への働きかけも強めている。
4572
:
北海道1区
:2009/08/30(日) 08:15:12
いよいよ投票日当日を迎えましたね。
自分はもう期日前投票を済ませましたが、まず気になるのは投票率と天気です。
おかげさまでウチの地元は晴れていますが、天気予報によると関東地方は台風が接近中とか?
伊豆諸島や小笠原諸島は大荒れのようですが、台風接近により投票行動に響かなければいいんですが……
今回は70%を超えてほしいところ。
今日だけは夜8時が待ち遠しいです。
4573
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 09:09:51
いよいよ本日っすねー。
生駒は曇りです。。結構涼しい
4574
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:39:52
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0820.html
09衆院選本県選挙区/決戦の夏
(1)1区(上)因縁の2人批判より政策
ポロシャツに綿パンにウオーキングシューズ。衆院選公示日の18日午前、汗ばむような陽気の中、40代の2人はくしくも同じスタイルで街へ飛び出した。
本県1区は、衆院解散直前に自民党前職の津島雄二が突然の引退を表明。戦いの構図は一変した。過去2回、津島雄二を相手に苦杯をなめた民主党前職の横山北斗(45)と、父・雄二の後を継ごうと心に決め、自民党県連の全面支援を受けた無所属新人の津島淳(42)。自民対民主の政権交代を巡る攻防とは別に、世代を超えた、若い2人の因縁の戦いが幕を開けた。
横山「自民党が言う経済成長とは何か。農林漁業、公共事業、地方への予算を削り、地方の犠牲の上に経済成長しても、地方に暮らす私たちはいつまでたっても成長の豊かさが実感できない」
津島「今の政治は国民と距離感がある。私は政治を内側からチェンジする原動力となりたい」
自民への対抗意識を前面に押し出す横山と、自分の思いを訴え続ける津島。街頭演説の風景も対照的だ。
18日午後2時半、津島は街宣車で鶴田町の中心街に到着。街頭には地元町長の中野〓司や地元県議、町議をはじめ約80人が集まった。津島は即座に聴衆に駆け寄り、次々と握手を交わした。
「米の値段は最低でも1万5千円を確保する。土地改良区の負担金を国で全部もつ」。身ぶり手ぶりを交え、大胆な政策提言を行う津島。どれも自民党のマニフェストにはない項目だ。
「無所属だからこそ思いをはっきり堂々と述べることができる」と津島。他党批判はほとんどない。民主党が掲げる「政権交代」を「単なるスローガン」と評したのが目立つくらいだ。
津島の演説から1時間半後。横山は鶴田町のほぼ同じ場所に立った。街頭に集まったのは10人。応援弁士もいない。照りつける日差しをサンバイザーでさえぎり「表には出てこられなくても、家の中でじっと聞いてくれる人たちがいるはずだ」とマイクを握った。
津島雄二の引退により、追う立場から一転追われる立場になり、攻守が逆転した格好。「なにも変わらないよ。これまで通り政策を訴えていくだけ」と横山はこれまでクールな口ぶりで取材に答えていた。
しかし、この日は演説後、津島が同じ場所で街頭演説していたと知り「聴衆は何人くらいいたの」「動員はかけてた?」と、初めて相手を気にするそぶりを見せた。
周囲をぐるりと見渡した。「この4年間であの店も、こっちの家も(相手支持から自分支持に)ひっくり返してきた。ここに何回足を運んだことか」。自信と不安が交錯する。
一方、同じ日の夜。引退表明した津島雄二は、青森市内の小学校校庭で行われていた盆踊り大会に姿を見せた。引退表明以降、ずっと続けているあいさつ回りの一環だ。
主催者のはからいでマイクを握った雄二は「長らくありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、こう付け加えることを忘れなかった。
「息子の淳が奔走している。どうかご理解を」。浴衣姿の女性たちから握手攻めにあった雄二は、上機嫌で会場を後にした。
※中野〓司町長の〓は「堅」の「土」が「手」
(文中敬称略)
4575
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チバQ
:2009/08/30(日) 09:40:26
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09衆院選本県選挙区/決戦の夏
(2)1区(下)埋没懸念存在感アピール
「政党が勝つか、世襲が勝つか、地元が勝つかの戦いだ。地元出身者こそ、県民の声を国政に届けられる」
公示翌日の19日午後、無所属の升田世喜男(52)は生まれ育った中泊町小泊地区で街頭演説に立った。大勢集まったなじみの顔の前で絶叫する升田は、ほかの候補者への対抗心をあらわにした。
本県1区は6人の戦い。だが、政権選択が懸かった今回の衆院選は、全国的に自民対民主の攻防に注目が集まり、ほかの候補者が埋没しかねない状況が生じている。1区も同様で、各候補者は存在感を高めようと連日奔走している。
升田は、2005年の前回衆院選に自民党を離党して出馬した。落選の翌日から約4年間、大票田の青森市を中心に活動を続けてきた。2500回を超えたというつじ立ちで支持拡大への手応えを感じつつあった升田陣営だが、ここにきて、有権者の「政治を変えたい」という思いが民主党ばかりに強く流れることを懸念する。
元経済産業相・平沼赳夫グループの一員である升田は20日、青森市で平沼を招いて決起集会を開き「今、必要なのは政界再編だ。わが親分は、それを引き起こす」と呼び掛け、二大政党の中で第三極となる保守勢力の必要性を強調した。
ほかの陣営も、埋没への懸念は強い。
共産党は、比例代表東北ブロックでの現有1議席死守を最優先に掲げている。県内で唯一、小選挙区に立候補した吉俣洋(35)は20日、選挙区外の八戸市へ出向いて終日、街頭演説をした。比例東北へ重複立候補しているためだが、小選挙区の候補者としては異例の活動であり、比例票獲得に力点を置く同党の方針が強く表れている。
自身の活動スタイルを「対話重視」と評する吉俣。19日は板柳町の農協前で街頭演説を終えるとともに、近くの商店などを次々と回り、買い物客らに「一緒に新しい政治をつくりましょう」と声を掛けた。「良いことは良い、駄目なものは駄目。しっかりと物を言う」と繰り返す吉俣。一貫して「建設的野党」としての共産党の意義を訴えている。
東北の小選挙区と比例で2議席確保を目指す社民党も、二大政党の戦いに割って入るために必死だ。同党も県内小選挙区の候補擁立は1区の渡辺英彦(69)のみ。19日には、党首・福島瑞穂が青森市で街頭に立った。「何としても比例票を伸ばしたい」と語る福島。7月末に続き短期間で2度目の来県をしたことは、危機感の表れとも言える。
社民党は1区以外では民主党と選挙協力をしているが、平和問題や憲法を守ることに関しては主張が異なる。そこに渡辺の存在意義があるという。「今回は社民党にとって生き残りを懸けた戦い」と同党県連代表代行の奈良岡克也。渡辺は「本当の戦いはこれからだ」と気を引き締める。
幸福実現党の上田一博(59)は妻のみつ江らと共に街頭に立ち、自民党や民主党との違いを強調し「消費税全廃」などを声高に主張している。他候補に比べて知名度は低いが「既存の政党に失望している人が、激励の言葉を掛けてくれる」と上田。街頭ではスタッフと一緒に大きく手を振り、存在感をアピールする。
(文中敬称略)
4576
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:40:53
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09衆院選本県選挙区/決戦の夏
(3)2区 農村票めぐり批判合戦
衆院選公示の18日。十和田市で第一声を上げた自民党前職の江渡聡徳(53)は、三沢市へ向かった。出迎えたのは元全国農業協同組合連合会会長の市長・種市一正だった。
市役所前でマイクを握った種市が口火を切った。「今、アメリカとFTA(自由貿易協定)を結んだら、日本の農業は壊滅する。百姓一揆が起こる」。江渡が続けた。「民主党は本当に日本の農林漁業を守る姿勢があるのか」
各市町村の党支部と後援会組織をフル活用し、公示前から連日、国政報告会やミニ集会を重ねている江渡。訴えの大半を、民主党のマニフェスト(政権公約)批判に充てる。
農村部が多く、経済基盤が弱い選挙区を反映して、農業の戸別所得補償制度の問題点、公共事業削減の雇用への影響を強調する。「政治はゲームではない。聞こえのいい話ばかりして、最後に責任を取らなかったら、日本はどうなるのか」実績や組織対照的
選挙事務所で江渡が漏らした。「選挙でこんなネガティブな話ばかりするのは初めて」。知名度に3期10年の実績、圧倒的な組織力。今の逆風下では、こんな“武器”も頼りにならない。陣営幹部は「最後まで有権者の説得に歩くしかない」と気を引き締めた。
実績、組織では対照的な民主党新人の中野渡詔子(38)。公示後も、徹底したどぶ板選挙を続ける。
20日は主に農村部を回った。細かい路地まで選挙カーで入り、人を見つけると真っ先に車を降り、駆け足で握手を求めた。
七戸町の農協前で行った演説では、一気にボルテージを上げた。「ここまで農業をだめにしたのは誰か。地方をいじめたのは誰か。その人が今さら『国民のため』と言って、実行できると思うか」
どこでも街頭演説の聴衆の数は江渡の数十分の一。しかし公示以降、中野渡と行動を共にする元県議・中村友信は言う。「4年前と農家の反応が全然違う。非常にいい」
中村は前回の衆院選に出馬、江渡に大敗した。「江渡の力は圧倒的。だが今回、顔は自民でも、内心はこちらを向いている有権者が意外に多いかもしれない」 今月前半、中野渡は党県連代表の田名部匡省、連合青森会長の石田隆志と支持者や職場回り、街頭演説に汗を流した。中村の応援演説に加え、むつ市選出の県議・菊池健治が民主党県連に入党願を提出、中野渡を全面支援することを表明。組織の輪も着実に広がっている。
無党派層にも狙い
「私が住むのは皆さんと同じ下北半島の大間。皆さんの思いを知っているのは私一人だ。国政とのパイプ役として国会に送ってほしい」。無所属新人の熊谷ヒサ子(61)は18日午後、むつ市で行った第一声で大きな声を張り上げた。
道路整備、漁業振興など地域特有の事情を掲げ、下北を中心に、漁協女性部のネットワークを生かして支持拡大に努める。街頭では「今の政党は国民のための政党ではない」とも強調、無党派層の取り込みも狙う。
「他の候補のことはよく分からないが、自分は自分なりの手応えを感じ始めている」。幸福実現党新人の森光淨(59)は、手探りの選挙戦ながら、精力的に選挙カーを走らせ浸透を図る。外交防衛強化と消費税廃止を主張の軸に掲げながら、追い上げに躍起だ。
(文中敬称略)
4577
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チバQ
:2009/08/30(日) 09:41:24
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0823.html
09衆院選本県選挙区/決戦の夏
(4)3区 候補者選択か政権選択か
自民党前職の大島理森(62)と民主党前職の田名部匡代(40)の4度目の対決は、かつてない大激戦となっている。8期の実績に基づき「田名部との戦い」を前面に掲げる大島陣営に対し、田名部陣営は「政権交代へ民主対自民」の構図をさらに鮮明に打ち出す。「頑張らなきゃならん。あと1週間、ここからが本当の勝負だ」と気合を入れる大島。「今までと違う。(相手の)背中に手が届くという思いで頑張る」と気を引き締める田名部。全国屈指の注目区で両陣営のボルテージは上がり続けている。
「経済を、安心を、日本の政治を立て直さなければならない。それができるのは衆院議員として26年間皆さんに育ててもらった、この大島しかいない」。真夏のような暑さとなった三戸郡の街頭で、大島は汗もふかずに声を張り上げる。
「手応え伝わらず」
「今回は政権選択の選挙と言われているがこの3区は違う」。18日、市内の街頭演説で応援に立った自民党県議の滝沢求が聴衆に訴えた。大島陣営の選対本部長を務める滝沢は今回の選挙を「地域に大島が必要か否かを問う選挙」と位置づけ、選挙戦略の指揮を執る。
しかし選挙戦が中盤に入ると、陣営から「逆風は予想以上」との声が上がり始めた。「反応自体は決して悪くない」と陣営幹部。確かに、これまで大島の当選を支えてきた郡部では農家が選挙カーに手を振る。市部の街頭演説にも多くの有権者が詰めかける。「それでも、無党派層を中心に手応えが伝わってこない。空気が冷たい」と打ち明ける。
20日に市内のホテルで開かれた後援会女性部の会合。「皆さんに育ててもらった大島がここで死ぬわけにはいかない」。大島は自らに言い聞かせるように必勝の決意を語り、個人演説会のため足早に会場を後にした。
「投票に行く人が増えなければ今までの政治が続く。これまで私はほとんど同じ得票差で負けている。投票率が上がらなければ同じことになる」。20日夜、南部町の剣吉公民館。田名部は個人演説会で危機感をあらわにしながらそう訴えた。演説会後は「毎日が不安。でも、思いが届いていると信じるしかない」と自分を奮い立たせるように語った。
鍵を握る投票率
田名部は過去3回、選挙区では大島に連敗している。民主党が躍進した2003年衆院選は約1万6千票差。小泉旋風で逆風の05年は約1万7千票差。風がどうであれ票差はほぼ変わらず、互いの基盤はそれだけ底堅い。
今回、民主党には全国的に強い追い風が吹いている。田名部陣営の選対本部長・山内正孝は「今回は初めて(大島と)互角の戦いをしている」と話しつつも、「3区は風が吹きにくいところだ」と警戒する。選挙区初勝利へ、陣営は投票率が鍵を握るとみる。前回3区は65%。無党派が多いとみられる“眠った票”を揺り動かすため、田名部はひたすら「政権交代へ行動を」と呼び掛ける。
田名部の父で参院議員の匡省は、自民党の支持基盤切り崩しへ、きめ細かくあいさつ回りを重ねている。
幸福実現党新人の中西修二(62)は街頭演説で、自民党や民主党の経済政策を批判しながら「大減税で景気を良くし、不況を終わらせる」と訴えている。
(文中敬称略)
4578
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:42:23
>>4574-4578
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0824.html
09衆院選本県選挙区/決戦の夏
(5)4区 党より個人VS「民主」前面
「44歳で5期目に挑むのは、県内の候補者で自分だけ。皆さんが与えてくれた宝物を生かし、国政の場で責任を果たしていく」
公示から2日で、4区内の旧21市町村すべてを回った自民党前職の木村太郎(44)は若さと実績をアピール。一方で「批判されると1日で政策が変わる。党内手続きを踏んだ政策とは思えない」と民主党批判も繰り広げた。
過去4回の衆院選で圧勝してきた木村にとって、自民党への逆風が吹き荒れる今までにない苦しい戦いだ。
陣営には弘前市を除く首長や、県議、市町村議が顔をそろえ強力な支援態勢を誇示する一方、党よりも「木村太郎」個人を前面に出す従来の戦い方を貫く。19日に弘前入りした元首相の安倍晋三も企業などを回り、表舞台には立たなかった。
選挙カーで走り回る木村は、場所を決めず、人が集まりそうな場所で演説。農村部では農業政策を、都市部では経済対策を柱に、与党の政策を丁寧に聴衆に語りかける。元知事で父の守男や母、そして妻も裏方として支持者回りを重ねる。
全国的に民主党優勢が伝えられるが、後援会連合会選対幹事長で県議の高樋憲は「この地域に木村太郎が必要なんだということを訴えていけば、(相手候補と)器が違うことが見えてくる。最後まで続ければ、理解してもらえる」と強調する。陣営幹部は「負けることは考えていない」と力を込める。
「壊れた日本を直すチャンスは今しかない。政権交代しかない」。22日、民主党元職の津島恭一(55)は弘前市郊外の農村部を回り、声を張り上げた。演説後は一人一人の手を握り「あと一歩だ。力を貸してほしい」と繰り返した。
民主党優勢の報道が盛んに流れる中、陣営は追い風に乗った選挙戦を展開している。20日に代表代行の小沢一郎が激励にやって来たことで勢いは増した。「小沢さんは見込みのない選挙区には来ない」と選対本部長の三上隆雄は自信を深めた。
民主と社民、郵政政策研究会、連合青森が共闘を組む陣営は「非自民結集の看板はいいが、一枚岩ではない」(陣営関係者)面もあったが、そのムードも変わってきた。
非自民候補一本化の経緯から不協和音がささやかれていた県議の山内崇も、ここに来て協力姿勢を一層鮮明にした。22日は地元の弘前市相馬地区で津島とマイクを握り、「力を合わせて必ず勝つ。勝たせてみせる」と叫んだ。
個人票では木村に後れを取るが、徹底して「自民対民主」の党対決を打ち出し、非自民票は固めつつある。
だが、前回衆院選で国民新から出馬した津島の得票は3万8千票。当時の民主候補と合わせても8万票弱で木村の11万票に及ばず、さらに上積みが必要で、追い風に期待は大きい。津島は「全国的には民主優勢でも4区は違う。一歩ずつ前に進むだけ」と気を引き締める。
幸福実現党新人の石田昭弘(50)は、消費税の撤廃などを強調しながら「努力が公平に報われる社会をつくる」と街頭で訴える。「手応えが出てきた」と語る石田は、精力的に走り回り政策の浸透を図る。
(文中敬称略)
=終わり=
4579
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:43:08
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090828095330.asp
2009年8月28日(金)
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ハマの票 攻防激化/3区大接戦展開
衆院選本県3区の自民党前職・大島理森候補と、民主党前職・田名部匡代候補が大接戦を展開している。その激戦を象徴するのが八戸市の“ハマ”の票。水産業界は自民党の厚い支持基盤を形成し、大島候補を全面的にバックアップしてきた。逆風の中、「取りこぼしは絶対許されない」と支持固めに奔走する大島陣営。一方、切り崩しを狙う田名部陣営は「ハマの1票を取れば、相手の票が減り、2票分の価値がある」と追い風に乗って浸透を図る。
25日、八戸水産会館前で行った大島候補の街頭演説。陣営は「いま必要なのは政権交代ではない。ハマには大島が必要だ」と「ハマの大島」を連呼し、大島候補は「八戸のハマを再生していくことが私の宿題であり、夢だ」と力説した。演説には、作業服姿の水産加工関係者ら約1000人(主催者発表)が集まり、熱心に耳を傾けた。
演説を聴いていた漁業関係者は「民主党はマニフェストで既存補助事業の全面見直しを掲げている。そうなれば、今でも規模の小さい漁業対策事業費は、さらに削られかねない」と話す。水産行政に通じ漁港整備や漁業振興に豊富な経験と実績を持つ大島候補を失うわけにいかない−との危機感を募らせる。
陣営の熊谷雄一県議は「大島候補がハマにどれだけ貢献してきたか、みんなよく知っている。ハマの関係者が一致結束し支持の輪を広げることが、選挙戦終盤の弾みになる」と強調する。
戦いが過熱する中、衰退する水産業の将来に不安を抱える漁業者は多い。階上町の男性漁業者(68)は「今のままでは魚価は上がらない、後継ぎは育たない。国に注文したいことはたくさんある」と真情を吐露。田名部候補を支持する八戸市の漁業者(52)は、政府の補助制度は一部の業界団体ばかり優遇しているとし「地方の零細漁業者は置いてけぼりをくわされてきた。自分たちの暮らしを考えるなら、一度政権を代えてみてもいい」と語った。
田名部候補は19日、23日に新湊、鮫地区で開いた個人演説会で、漁業者に所得補償を導入する政策を訴え、「税金の使い方を農家や漁業者の直接支援に代え、1次産業を守る」と強調した。山内正孝選対本部長は「自民党の固い支持基盤を覆すのは時間がかかる」としながら「水産に限らず確実に地殻変動は起きている。自民と民主のどちらが国民生活を真剣に考えているか、地道に訴えれば潮目は変わる」と述べた。
4580
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:44:23
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090819100440.asp
2009年8月19日(水)
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三村知事、かつては激闘も江渡候補を応援
三村申吾知事は18日午後、十和田市を訪れ、衆院選本県2区に立候補した自民党前職・江渡聡徳候補の応援演説を行った。かつて同選挙区で激闘を演じた相手に対し、「江渡先生とは国政、県政で連動して地域の元気をつくる仕事を続けてきた」と蜜月ぶりをアピールした。
同市役所前でマイクを握った三村知事は、国・地方の財政問題や社会保障、安全保障などの課題を挙げ、「いよいよ4期目。国会議員として国政の場でしっかり議論してほしい」と激励した。
4581
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:46:14
>>4574-4581
青森県:東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090826111729.asp
2009年8月26日(水)
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2区、十和田に保守分裂のしこり
自民党前職の江渡聡徳候補を、民主党新人の中野渡詔子候補が猛追する衆院選本県2区。票田の十和田市では、保守系3候補が激突した今年1月の市長選の大きなしこりが残る。市長選で分裂した自民系会派の市議の一部に、江渡候補への支援に消極的な動きが見える一方、江渡候補への支援を積極的に打ち出す民主系市議の姿も。自民・民主対決の色彩が強まる中、両陣営からは市長選以来のねじれから来る不協和音も聞かれる。
7月下旬、十和田市内のホテルの一室で、現職と元職計32人による江渡候補支援の「市議団」が結成された。現職市議26人のうち社民、共産系を除く21人が出席。公示前日の今月17日夜は江渡候補の事務所に集合し、それぞれの地盤で全力を尽くすことを確認した。
しかし、盤石な態勢と映るこの組織の内部にも、「名を連ねていても、実際にはほとんど動いていない人がいる。温度差がある」と指摘する声は多い。
1月の市長選は4期目を狙った現職・中野渡春雄氏と、新人・小山田久氏、民主系の元県議・中村友信氏の3者が激突した。市議会の自民系会派は現職支持と小山田氏支持に分裂。過去3回にわたり中野渡氏を支持してきたはずの江渡候補が小山田氏支援に回ったことで、勝敗の流れが決まった。
当時、現職の陣営にいた与党会派のある市議は「自分では終わった話だと思っていても、後援会や支持者が(市長選の結果に)まだ納得していない。しこり解消には時間が必要だろう」と話す。
江渡候補の側近で市議団幹事長の石橋義雄市議は「今の市議会はオール与党体制。『悔しい』という思いがあったとしても、先を考えると小山田市長、江渡候補とうまくやっていくことが必要だ」と述べる。しかし、市議団全員の支持者レベルまで説得しきれていないのが現状だ。
市長選からのねじれは民主側にも残る。当時、野党会派だった「市政・社民クラブ」は小山田氏を支持。同会派の民主系市議2人は民主党県連が推薦した中村氏ではなく小山田氏陣営についた。
2人は衆院選でも中野渡詔子候補の陣営に一切姿を見せていない。そのうちの一人、戸来伝市議は「市長選の恩を返したい」と、江渡候補を支援する市議団の相談役を務める。18日の第一声では、自民党支持者とともに必勝を誓った。
「民主党員として江渡候補を支援することに、何の抵抗もない」と主張する戸来市議。一方、民主党県連は不快感を示す。田名部匡省県連代表は取材に「離党してからやってほしい」と声を荒らげた。同党県連事務局は「戸来議員は5月末の期限までに党員登録していない。今は党員ではない」と冷ややかだ。
※写真=江渡候補の第一声で自民党支持者に交じり必勝を誓う戸来市議(左から2人目)(18日、十和田市内)
4582
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 09:50:11
http://blogs.yahoo.co.jp/shikokunohoshijp/50861346.html
4583
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:50:29
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090826a.htm
決戦09衆院選
自民・民主接戦の青森2区
(2009/08/26)
30日投開票の衆院選で、自民、民主両党候補の接戦が伝えられる青森2区。自民前職・江渡聡徳候補の陣営は急速に浸透する民主の風に危機感を募らせ、組織のてこ入れに懸命だ。一方の民主新人・中野渡詔子候補の陣営は競っている実感はない―とし、手綱を緩める気配はない。終盤に突入した戦いは、予断を許さない情勢となっている。
「シビアな考え方でもう1回、ローラー作戦をかけてくれ」。報道各社の世論調査の結果を受け、江渡陣営の中谷純逸選対本部幹事長は、各事務所や連絡所に指示を出した。
組織力で他候補を圧倒。3期の実績も武器だ。衆院解散後、街頭では民主の農業政策や公共事業削減方針を徹底的に批判し、農家や建設業者らの取り込みに腐心してきた。
それでも民主への追い風は、吹きやまない。陣営の十和田市議は「街頭演説では人が集まるし、有権者の反応もいいのに…。どこで風が吹いているのか分からない」と戸惑いを隠さない。
自民を支えてきた1次産業従事者が多い選挙区に、都市型政党といわれる民主が支持を広げる現実。
「こんなムードの選挙は初めてだ」。丸井裕選対副本部長がうなった。「でも、やるしかない。うちはムードがないから、どぶ板しかない」
終盤を迎えた選挙戦。「江渡候補と中野渡候補、どちらが2区の代表にふさわしいかの戦いに持ち込む」。中谷幹事長は政党対決を避ける戦略を描く。
対する中野渡陣営。選対幹部は「比例は確かに民主に風が吹いている。それが選挙区でもいい戦いをしている―と混同されたのでは」と世論調査の結果を冷静に受け止める。
その上で「2区はやはり向こう(自民候補)が強い。まだまだ頑張らなくては。追い付くのに懸命だ」と気を引き締める。ただ、街頭の反応はいい。党のマニフェスト(政権公約)に対する、有権者からの電話での問い合わせも増えている。
「自民の従来型の組織選挙が通用しなくなってきているとも感じるが、その意味ではどうなるか読めない」。陣営への風をどうコントロールするか、手探りでの戦いが続く。
公示後、選挙区内を遊説している中村友信元県議は「一喜一憂せず粛々とやっていく」と慎重だ。
「岡田克也党幹事長から『1週間前の数字で結果が出たことはまだない』とのげきが飛んだ」。23日、三沢駅前の街頭で田名部定男県連幹事長が語気を強めた。追い風を確実に票につなげるため、「とにかく歩け。接触しろ」と鼓舞する。
幸福実現党新人の森光淨候補は、マニフェストの浸透を図る。無所属新人の熊谷ヒサ子候補は、下北から初の国会議員を―と訴えている。
4584
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:50:58
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090827c.htm
決戦09衆院選
行き場失う反核燃票 かつての政争影なく
(2009/08/27)
使用済み核燃料再処理工場など、核燃サイクル施設が集中立地する六ケ所村。二大政党が政権を争う今回の衆院選では初めて、同村を含む青森2区に核燃に反対する候補者が立たなかった。事業が進む中で、かつての激しい反対運動は次第に下火となり、核燃受け入れの是非をめぐる政争は今、影もない。“開発の村”では反対派の票が行き場を失い、推進派も政権が交代した場合の影響にかすかな不安を抱いている。
候補者の名前を連呼しながらゆっくり走る選挙カーが、むつ小川原開発地域に差し掛かると、急にスピードを上げる。40年近く前に開発が始まり、分譲されないまま荒野に戻った工業用地に有権者はいないからだ。
2区には自民党、民主党、幸福実現党、無所属の4候補が出馬したが、核燃反対を掲げる社民、共産両党は擁立を見送った。開発の失敗を取り返すために受け入れた核燃に反対する候補者がいないのは、中選挙区時代を含め初めてだ。
地元代表を選ぶ小選挙区で反対住民の声を吸い上げる候補者がいないことに、同村倉内の菊川慶子さん(60)は「核燃を受け入れたくない私たちの票は、どこに行けばいいのか。せっかくの1票がもったいない」と嘆く。
25日午後、民主候補が同村泊の公民館前でマイクを握った。近くに住み、反核燃運動を続けてきた種市信雄さん(74)は家を出て演説に耳を傾けたが、最後まで「核燃」の2文字は聞かれなかった。
候補者に直接考えをただすと「民主党は核燃政策を推進します」ときっぱり。種市さんは「そうだろうなぁ。でも、もう選挙では核燃のことを話さないのか」と肩を落とした。
民主候補が唯一、エネルギー政策に触れた場所が日本原燃の社員寮前。「核燃サイクルにおいて民主党は技術開発を推進し、国民が納得できる政策を進める」と声を響かせた。
一方、自民候補は23日に村内入り。民主の一部に核燃反対の議員がいることと、社民が民主と連立を組む方向なのを念頭に訴えた。
「政権が交代した途端にエネルギー政策が百八十度変わったら、村民の皆さまの血のにじむような思いは水泡に帰す恐れがある」
国策に翻弄(ほんろう)されてきた村。役場や議会内には「民主も核燃推進の立場だ」と冷静な見方が多い一方、「社民が政権に入れば、多少の見直しはあるかも」との懸念もくすぶる。
役場前で民主候補の演説を聞いた男性(72)は「もし核燃が止まったら働き口が無くなり、村の人はみんな生きていけない。民主になったって今さら核燃が止まるはずがないんだ」と、自らに言い聞かせるように話した。
4585
:
チバQ
:2009/08/30(日) 09:52:09
>>4583-4585
青森県:デーリー東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090827a.htm
決戦09衆院選
激戦3区 過去にない展開/衆院選終盤戦
(2009/08/27)
衆院選の青森3区で、激しい火花を散らす自民党・大島理森候補と民主党・田名部匡代候補の前職対決。過去3度の戦いは、いずれも「先行逃げ切り」で大島候補が制してきた。しかし今回、報道各社の情勢調査は展開が一変していることを伝えた。「横一線。戦いはこれから」と猛追する大島陣営。「ここまできたら負けられない」と引き締める田名部陣営。過去にない終盤でのレース展開が、激戦に拍車を掛けている。
「やませが途切れ、ようやく光が差し込んだ。本当にあと一押し。もう一度、この大島を働かせてほしい」
26日夕、八戸市庁前。大島候補は真っ黒に日焼けした顔を紅潮させながら、こぶしを突き上げた。
会場には、支持者約3千人(主催者発表)が集結。前衆院議長の河野洋平氏、三村申吾青森県知事、小林眞八戸市長らそうそうたる顔ぶれが並んだ。
「思ったよりも逆風が強い」。大島陣営の幹部は口をそろえる。“風は吹きにくい”とされる3区だが、現実には厳しい向かい風が吹き荒れる。
全国紙に情勢調査が掲載された20日。事務所で開かれた緊急役員会で幹部が「とにかく歩いて歩いて足でかせいでほしい」と号令をかけた。
組織力は陣営の生命線。滝沢求選対本部長は「今までの地盤をもう一度しっかり固める。『本当に大島を失ってもいいのか』と強く訴えていく」と逆転のシナリオを描く。
「ここで死ぬわけにはいかない」「負けるわけにはいかんのです」。集会や街頭で声を張り上げる大島候補。後援会も支持者回りに奔走し、死に物狂いの戦いが続く。
■ □ □
「流した汗が報われる社会にしたい。選挙区で勝つことが政権交代への一歩です」
25日夜。階上町のスーパー前で田名部候補がかすれた声を力いっぱい振り絞った。
肌寒い中、集まった支持者は約250人。15分遅れの到着にもかかわらず、温かい拍手で迎えた支持者に、田名部候補は何度も頭を下げ、握手した。
この日、五戸町内を一緒に回った北紀一県議は「企業から急にあいさつにきてほしい、との要請が増えてきた」と確かな手応えを強調する。
全国的に民主への追い風が吹く。しかし、3区で吹き続ける保証はない。大島候補との過去3度の対決では、八戸市をはじめ、町村でも得票数が一度も上回ったことがない。それだけに、陣営に油断はない。
山内正孝選対本部長は「郡部票はまだ取り組む余地がある。1町でも1村でも上回ることができれば流れは来る」と引き締める。
街頭では参院議員の父・匡省氏が一緒に並ぶ光景は見られない。「(『匡省』と書く)誤記入対策もあるが、一人前で戦えないうちは相手に勝てない」。陣営も並々ならぬ覚悟で戦いに臨む。
□ □ ■
幸福実現党新人の中西修二候補は、スーパー前など人が集まる場所で街頭演説を繰り返し、無党派層の取り込みに全力を挙げる。
4586
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:00:39
http://yamagata-np.jp/feature/shugiin/kj_2009082100367.php
社民県連、和嶋氏出馬に困惑 民主と選挙協力、比例票の目減り懸念
吉泉秀男候補(後方右)の出陣式で手を取り合い、支持者にアピールする東北比例の和嶋未希候補(同左)=18日、酒田市内 第45回衆院選で、和嶋未希氏(37)=酒田市=が県議を辞職し、比例代表東北ブロックの民主党単独候補として出馬した。和嶋氏擁立で比例票の上積みを狙う民主党県連に対し、選挙協力する社民党県連の心中は複雑。社民党が県3区に擁立した吉泉秀男候補(61)は重複立候補した比例での復活を視野に入れており、和嶋氏の出馬で比例票の目減りが懸念されるためだ。
■吉泉氏と握手
「(3区の吉泉氏を含む)全員の勝利に向けて戦ってまいります。私もまたこの戦いに、一緒に参戦させていただくことが決まりました」。18日朝、吉泉氏の出陣式に登場した和嶋氏は、真っ赤なポロシャツ姿で吉泉氏とがっちりと握手を交わし、そのまま両手を掲げてアピールした。一瞬驚いた表情を見せた吉泉氏だったが、すぐに笑顔を取り戻すと、支持者らの拍手に応え、民主と社民の連携ぶりを強く印象づけた。
だが、公示直前の和嶋氏の出馬表明は、社民党県連関係者に少なからぬ衝撃を与えた。「今後、どれぐらい吉泉氏に協力してくれるのか」。両党関係者が出席し、酒田市で16日午前に開かれた県3区合同選対の会合で、出席者から選対幹部に対し、今後の戦術を不安視する声が上がった。「うまくいっている共闘関係をここで妨げたくない」「民主党に吹いている風を利用し、吉泉氏の票を伸ばした方が得策」−。選対関係者の思惑は複雑に絡み合った。
少なくとも県3区では、和嶋氏出馬の効果はあるとみる関係者が多い。これまで選対内部で活動してきた和嶋氏が表に出てくるからだ。両党の選挙協力の中で、民主側の先頭に立ってきたのは舟山康江参院議員で、和嶋氏は自らの後援会への声掛けが中心だった。それが今は、和嶋氏が街頭に立ち「選挙区は吉泉さんに、比例は民主党に」と訴えている。近藤洋介党県連会長は「小選挙区では、相当のエンジンになるはずだ」と語る。
■守りたい議席
しかし、比例に目を転じると話が変わる。両党の選挙協力は、小選挙区に限定されている。「全国的に見ても良好な関係」(舟山氏)という県内でも比例の連携は想定していない。吉泉氏の比例復活も視野に入れ、県内8万票の比例票獲得を目指す社民党県連は、和嶋氏の出馬で戦略の見直しを迫られた。和嶋氏が民主党を前面に出して訴えることで、相対的には県3区の社民党の比例票が減ることが考えられるからだ。
社民党が東北で小選挙区に擁立した6人はすべて比例との重複立候補。この中で吉泉氏が比例復活に回った場合、ライバルになるのは宮城6区の前職・菅野哲雄候補と目されている。小選挙区での勝利に全力を挙げることはもちろんだが、社民の比例票が目減りすれば、これまで東北ブロックで死守してきた1議席も失いかねない。
県内で吉泉氏は社民党唯一の公認候補。高橋啓介県連幹事長は、和嶋氏の地元酒田市を中心に県3区の比例票が一気に民主党に流れ込む可能性を危惧(きぐ)する。「3区で目減りする分を1、2区で穴埋めしなければならないのだが…」。公認候補のいない選挙区で、どう社民党の支持拡大を図るのか。現時点で、集票につなげる有効な戦術は見えていない。
2009年08月21日 掲載
4587
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:05:24
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&mode=0&classId=&blockId=3768018&newsMode=article
最前線ルポ(上) しのぎ削る県都決戦[1区]
政権選択を問う第45回衆院選は2日目の19日、県内五選挙区で候補者16人が激しい選挙戦を繰り広げた。すべての選挙区で自民、民主の候補者が対決し、共産、みんな、幸福の各候補者も絡んでひとつの議席を懸けた戦いを展開している。比例重点の公明、社民も党勢拡大に動く。各選挙区の最新情勢をルポした。
1区 後援会、各地で交錯
自民の前職亀岡偉民陣営は19日朝、福島市のホテルに元財務相の尾身幸次を招き、支持者との朝食会を開いた。亀岡の姿はなく、尾身が「どうしても必要な政治家だ」と熱弁を振るっていたそのころ、亀岡は時間を惜しむように伊達地方を歩き、有権者に支持を求めていた。
民主の新人石原洋三郎はこの日午後、党代表の鳩山由紀夫とともに福島市の街頭に立った。「石原君を押し上げられれば福島から政権交代ができる」。鳩山の熱いエールに応え、石原は悲願の議席奪取をアピールした。
亀岡は党の組織、支持団体に加え、過去5回の選挙を経て築いた約200の後援会を基盤に戦いを進めている。公明との共闘態勢も構築し、第一声では県本部代表の県議甚野源次郎が演壇に立った。 総合選対本部長の県議加藤貞夫は「亀岡個人のこれまでの実績と自民の政策への理解は深まりつつある」と手応えを語る。
石原は福島市議時代の組織を軸に福島市内に20カ所以上の後援会を設け、伊達、相馬地方の旧町村単位にも足場を築いた。連合福島とも一体となった選挙戦を展開している。社民との選挙協力も結び、第一声では社民の県1区支部連合代表の福島市議木村六朗がマイクを握った。
選対本部長の参院議員金子恵美は「“風”頼みではなく、新たに設けた各地の活動拠点から支持を広げる」と意気込む。
亀岡、石原両陣営は投票率70%の場合、当選ラインを14万票前後と読む。有権者約23万6千人を抱える大票田・福島市では、両陣営が各地に張り巡らせた後援会組織を総動員し、支持拡大を図っている。
亀岡は首相の麻生太郎が福島市に入る21日をヤマ場の1つに据え、攻勢を強める構え。石原は鳩山の来市を弾みに、精力的に街頭に立ち、無党派層の取り込みも目指している。
伊達地方も激戦模様だ。亀岡にとって伊達は、養父で建設相や農林水産相を務めた故亀岡高夫のおひざ元。有権者の「地元意識」にも訴えながら票の上積みを図っている。
石原にとっては、保原町議出身の金子が選対本部長に就いているのが強みだ。石原と金子の後援会がスクラムを組んで支持拡大に動いている。
相馬地方は党営選挙の色合いも濃い。亀岡は政党支部と後援会が両輪となって活動。石原は比例東北に立候補した元南相馬市議の新人渡部一夫とともに党政策の浸透を目指している。
こうした中、亀岡とのコスタリカ解消により引退した自民の前職佐藤剛男の支持者の動向は依然、読みにくい。
公示前日の17日夕、亀岡の選対幹部が福島市の佐藤の連合後援会幹部宅を訪れ、「選対最高顧問に就任していただきたい」と切り出した。後援会幹部は検討するとしつつ、慎重な態度を崩していない。
石原には、佐藤を支持した川俣町の複数の町議が支援に回った。陣営はさらなる取り込みを目指しているが、糸口はなかなか見いだせない状況にある。
共産の新人山田裕は「自・公政権」批判を展開し、1区内で4万票の比例票獲得を目指している。
幸福の新人大橋一之は中心市街地を重点的に遊説している。
(文中敬称略)
(2009/08/20)
4588
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:06:11
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&mode=0&classId=&blockId=3769927&newsMode=article
最前線ルポ (中) 「地元」「国替え」総力戦[2区、3区]
2区 「訴え」の違い際立つ
「今回は日本にとって必要な政治家を選ぶ選挙だ」。自民の前職根本匠は声高に説く。
「政権交代という手段でしか日本は変わらない」。民主の前職太田和美は強調する。
経済県都・郡山市に20日、「政治家選択」か「政権選択」かを問う2人の熱い訴えが交錯した。
◇ ◇
平成5年の衆院選から5回連続当選中の根本陣営は「国替え候補に負けるわけにはいかない」と、過去最多得票だった平成17年の前回と同じ12万5千票を目標に掲げた。道路整備、河川改修など、根本の「実績」を地区別に分類したチラシを配布し、地元への貢献を強くアピールする。
郡山市では、初めて商工、農業団体の決起大会を相次ぎ開く一方、旧知の格闘家を招いた若者向けの集いも企画し、戦いに弾みを付ける構え。
同市の出陣式では、市長の原正夫と県議会議長の佐藤憲保が顔をそろえた。原は激励のマイクを握り、佐藤は選対本部長として陣頭指揮を執る。4年前の市長選で一戦を交えた2人が並ぶ姿は、出席者に強固な態勢を印象付けた。ただ、郡山選対本部長代行の市議渡辺隆弘は「自民に暴風雨が吹き荒れている」とかつてない危機感を口にし、態勢の引き締めに腐心する。
二本松市では、支持者や有権者を会場に呼び寄せる総決起集会を取りやめ、自ら出向く街頭演説中心の活動に切り替えた。
「第二の安積開拓を担う候補者だ」。千葉7区から転じた太田の陣営は、郡山の礎を築いた入植者になぞらえ、太田の潜在力を強く押し出している。
陣営は根本を上回る13万票を目標に据え、全国郵便局長会の政治団体「郵政政策研究会」が新たに支援活動を展開。郵政民営化を機に自民を離れた地元会員有志に家族やOBも加わり、支持拡大に動く。二本松市の事務所では会員が常駐態勢を敷いた。
現制度の2区から女性候補が出るのは初めてで、陣営は女性の支持に期待を寄せる。しかし、動向は見えにくく、公示前日の17日、二本松、本宮両市で、20日には郡山市で女性の集いを開いた。
太田は「国替え」して1年足らずだが、総合選対本部長の参院議員増子輝彦は「運動力などからみて、肩を並べるところにまできた」と手応えを語る。さらに浸透を図るため、選挙カーから出て有権者と握手を交わす「降りて走れ」を遊説部隊に徹底させている。足で票を積み上げるその光景に、前回まで根本とし烈な戦いを演じた増子の姿も重なる。
◇ ◇
幸福の新人酒井秀光は住宅街などを中心に遊説を続けている。
4589
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:06:46
3区 威信懸け論争激しく
自民の前職吉野正芳は20日、北部の田村地方に選挙カーを走らせた。民主の前職玄葉光一郎は一路、南部の白河地方へ。共に党県連のトップに立つ二人は対照的な動きを見せた。党と個人の威信を懸けた対決は日ごと、激しさを増している。
◇ ◇
党のコスタリカ方式の解消で5区から転じた吉野は前回、自民候補が集めた得票を3万4千票上回る10万票を目標に据えている。
当選三回の実績を強調。合併前の旧29市町村単位に設けた後援会を足場に自民支持票の掘り起こしに動いている。石川町出身で比例東北候補の公明の元職若松謙維、3区が地元の参院議員荒井広幸とも共闘し、支持拡大を図っている。
陣営内には、当選五回を重ねた地元の玄葉の有利は認めざるを得ない、との空気も流れる。しかし、選対本部長の県議渡辺広迪は「選挙に奇策はない。最後に自民の底力を見せる」と意気込む。
玄葉は前回より8500票多く、有権者の過半数に当たる15万2300票余の得票目標を掲げた。社民、国民新と連携する郵政関係者との協力態勢を構築。支持団体の連合福島は初めて地区連合単位の集会を開くなど取り組みを強化した。
陣営にとっては「玄葉優位」のムードが先行し、有権者の関心が薄れることが気掛かりの一つ。1人の支持者がそれぞれ五人に電話で投票を呼び掛ける運動も展開している。
「政権交代には1票でも多くの票が必要だ。全力で理解を求める」と総合選対幹事長の県議安瀬全孝は力を込める。
◇ ◇
吉野は環境副大臣、玄葉は党分権調査会長を務めている。政権選択を問う戦いで、要職にある2人の訴えは政策面でも激しくぶつかる。
公示日の18日朝、白河市で行われた吉野の出陣式。日焼けした吉野は「白河に新たな産業を興し、四号国道の四車線化などにも全力を尽くす」と、地域振興を重視する与党の立場を強調した。
「歴史的な選挙だ。与党になれば一層、田村のために尽くせる」。この日夜、地元・旧船引町での出陣式にまぶしい白のワイシャツ姿で現れた玄葉は、有権者と握手を交わし、民主政権誕生後の決意も披露した。
今回、吉野が比例東北の単独一位に名簿登載されたことで、選挙区内には微妙な反応も広がっている。首長の一人は「国へのお願いごとも出てくる。(玄葉が当選したとしても)吉野に恥ずかしい票は出せない」と複雑な心境を打ち明けた。
(文中敬称略)
(2009/08/21)
4590
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:07:42
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&mode=0&classId=&blockId=3778354&newsMode=article
最前線ルポ(下) 前職同士、し烈な集票[4区、5区]
4区 切り崩し互いに全力
民主の前職渡部恒三は21日、県内候補応援のため朝から1、2、5区を駆け足で回った。自民の前職渡部篤は最重点と位置付ける会津若松市などを遊説し街頭でマイクを握った。みんなの新人小熊慎司は南会津郡内を回り、党の政策をアピールした。
渡部恒三が「政権交代」を説けば、渡部篤は「政権維持」、小熊は「政界再編」を訴える。
県内一広い選挙区に三者三様の訴えが響いている。
◇ ◇
当選13回を重ねる渡部恒三にとって、政権交代の実現は政治家人生の集大成。期間中の3日間は他候補の応援で県内外を歩く。
留守を預かる陣営は、平成17年の前回を9000票上回る10万票の目標を設定。前回、渡部篤に競り負けた会津若松市での活動を強化する一方、出身地の南会津郡では後援会組織を軸に引き離しを目指している。
41歳の小熊が立ったこともあり、28日には女性と青年層に対象を絞った初の個人演説会を開き、圧倒的勝利を狙う。総合選対顧問の古川洋一郎は「民主への“風”に頼る選挙はしない。着実に支持を広げるだけだ」と、貪欲(どんよく)に1票をうかがう。
前回、比例東北で復活当選した渡部篤は、選挙区での勝利に死力を尽くしている。全国的に自民への逆風が吹いているといわれているだけに、陣営はこれまで以上に公明との結び付きを強め「選挙区は篤、比例は公明」と訴えている。当選ラインを9万票に設定し、前回優位に立った地元会津若松市では、組織を引き締め、票の上積みを図っている。接戦を演じた喜多方市などへのてこ入れにも力を入れている。今週末は南会津郡内を重点的に回り、渡部恒三の地盤の切り崩しを図る構えだ。
選対本部長の県議平出孝朗は「前回、一丸となって獲得した議席。会津から自民の衆院議員を失ってはならない」と力を込める。
渡部篤は一時体調を崩したことから、生活弱者の側に立った政治も強調、福祉団体など新たな支持も取り付けた。
6月に立候補を表明した小熊は、態勢づくりを進めながらの戦い。今月8日に結党したみんなの党に参加。同世代の若手商工業者や女性団体を中心にした草の根運動で浸透を図っている。「第三極」の立場も強調し、無党派層の取り込みも狙う。
会津若松市が地元で、県議を2期務め、同市での知名度はあるが、今後、郡部にどう浸透するかが課題。連合後援会長の斎藤斗志郎は「時間との勝負だ。できる限り選挙区内を走り回る」と話す。
◇ ◇
幸福の新人鈴木規雄は選挙カーで遊説を続けている。
4591
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:08:16
5区 市長選で複雑さ増す
21日、自民の前職坂本剛二はいわき市小名浜に首相の麻生太郎を迎え、党と自らへの支持を連呼した。
民主の前職吉田泉の応援には党最高顧問渡部恒三、党県連代表玄葉光一郎が駆け付け、党の総力を挙げて戦う姿勢をアピールした。
有権者28万人余を抱える主戦場・いわき市に「政権」を懸けた訴えが重なり、戦いは一気に過熱した。
◇ ◇
前回、比例当選の坂本が選挙区に出るのは6年ぶり。自民への逆風に加え、コスタリカで共闘した前職吉野正芳が3区に転じたことで、陣営は態勢の引き締めに懸命だ。
選対本部長の円谷裕一は「どぶ板選挙に徹し、徹底的に回ってほしい」と連日、指示を飛ばす。経済産業副大臣など要職を歴任した実績を訴えながら党、支持団体、後援会が一体で集票に動く。
20日の演説会では、2人が所属する自民党町村派会長の前官房長官町村信孝が「吉野さんの将来のためにも協力してほしい」と吉野支持者に訴えた。
吉田は、浮動票が多い、いわき市での街頭演説に力点を置いた活動を展開している。1日5カ所以上の日程を組み、人出を見て臨機応変に場所を変え、回数を増やす機動力で、無党派層の取り込みを図っている。
前回まで選挙区の戦いに敗れ、2回連続で比例で復活した吉田にとって、選挙区での勝利は最重要課題。選対本部長の鈴木久は「しっかり政策を理解してもらい、確実な支持に結び付ける」と話す。
鈴木は比例東北に単独候補として名簿登載されており、党勢拡大を図りながら悲願達成を期す。
同市の戦いは、衆院選1週間後に告示される市長選への思惑も複雑に絡み合っている。
現職、新人の2人が立候補を予定している市長選で、坂本陣営の県議、市議は二手に分かれる構図となる。衆院選では結束しつつ、裏側では市長選をにらんだ微妙な駆け引きも出ている。
「衆院選が終われば敵同士。選対内にぎくしゃくした面があるのは否めない」と選対関係者は明かし、態勢引き締めに腐心する。
吉田陣営は市長選に積極的にかかわる戦術も組む。公示直前、民主は現職と市長選に向けた政策協定を結び、吉田の出陣式では現職の後援会長が応援マイクを握った。
ただ、現職の陣営は県議、市議を含め坂本陣営と重なる部分もあり、表立った動きにはなっていない。
双葉郡内では、坂本、吉田ともに原子力政策などを訴え、支持拡大を図っている。
◇ ◇
幸福の新人石渡剛は選挙区全域で演説や支持者回りをしている。
(文中敬称略)
(2009/08/22)
4592
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:16:19
>>4587-4592
福島県:福島民報
推薦は名前だけじゃなかったんですね
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&mode=0&classId=&blockId=3789029&newsMode=article
自公継続を強調 改革クラブの渡辺代表が演説
改革クラブの渡辺秀央代表は23日、衆院選本県3区の自民党公認候補応援のため、須賀川市文化センターで演説した。
渡辺代表は「民主党に国家観はなく、民主党が政権を取ったら日本は不幸になる」と指摘。その上で「民主党は聞き心地の良い政策ばかり上げている」と厳しく批判した。経済対策などについて、「自公政権の継続が日本丸の間違いない運営につながる」と強調した。
葛尾村でも街頭演説を行った。
【写真】民主党のマニフェストを批判する渡辺代表
(2009/08/24)
4593
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:18:07
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090825_09.htm
東北の激戦区ルポ(1)青森3区/八戸戦争、農村前線に
政権を懸けた舌戦に、買い物客は足を止めて耳を傾けた=23日朝、八戸市新湊の舘鼻漁港
衆院選は、30日の投開票まであと5日に迫った。政権選択を焦点に、自民、民主両党を軸にした選挙戦は終盤に入り、攻防は激しさを増す一方だ。各党の思惑や、地域事情が複雑に交錯する東北。激戦が繰り広げられている5選挙区の戦いぶりを追った。(敬称略)=5回続き
「衆参ねじれ国会」で存在感を示した百戦錬磨の実力者が、悲壮感さえ漂わせた。
「皆さんに育てていただいたわたしが、ここで死ぬわけにはいかない」
20日夜、八戸市のホテルで開かれた自民党前議員大島理森の女性後援会集会。約800人を前に、自らにも言い聞かせるように訴えた。
<揺らぐ不敗神話>
大島と、民主党前議員の田名部匡代が激突する青森3区。田名部の父で参院議員匡省の代から続く「八戸戦争」は、地元政界を二分してきた。
1996年の小選挙区制導入以降、4度にわたる田名部親子との対決を制した大島。その「不敗神話」が、政権交代の「風」に揺らぐ。
危機感は強い。「政治を立て直せるのは、ねじれ国会で苦労を重ねたこの大島しかいない」。20日午後、南部町の街頭に立った大島は、党国対委員長としての実績を強調し、支持を訴えた。
23日昼。八戸市中心街で、選対本部長の青森県議滝沢求が逆風をかき消すように絶叫した。「この地域に政権選択は必要ない。必要なのは大島か、否か」。有権者に、必死に人物選択を求めた。
「出遅れたが、横一線まで来た」と大島。豊富な実績を背景に、大島の底力がフル回転する。
<保守土壌を警戒>
対する田名部は公示翌日の19日、八戸市役所前で演説に立った。
詰め掛けた聴衆に、強い口調で迫る。「全国で政権交代を求める中、わたしが勝てなければ、この地域は今までの政治で満足しているということだ」
隣には党代表の鳩山由紀夫。「政権交代には、この素晴らしい女性の力が必要だ」と、すかさず援護射撃した。
前回、田名部は比例で復活当選し、この4年間くまなく地域を回った。ミニ集会は250回、街頭演説は3000回―。「回数は誰にも負けない」と自信をのぞかせる。
その自信に比例するように、党への追い風も強まる。ただ、陣営には不安もよぎる。「政権交代への期待は感じるが、この3区は風が吹きにくい」。選対を仕切る県議の山内正孝は、強固な保守土壌を警戒する。
「政権交代が必要だと思うなら、今こそ田名部に思いを託してほしい」。24日昼、南部町で演説した田名部。丸1日かけ三戸郡全域を回った。
大島の「牙城」とされる農村部で、党の看板政策「戸別所得補償制度」を掲げ、農村票の切り崩しにかかる。
選挙区勝利と政権交代―。二つの「悲願達成」に向け、ラストスパートをかける。(八戸支局・馬場崇)
◇青森3区立候補者
大島 理森 62☆党国対委員長 自前(8)
田名部匡代 40☆党県副代表 民前(2)
中西 修二 62 幸福実現党員 諸新
[注]☆は比例代表との重複立候補者
2009年08月25日火曜日
4594
:
必ずや政権交代を。
:2009/08/30(日) 10:18:43
http://blogs.yahoo.co.jp/shikokunohoshijp/50861346.html
鳩山氏本日の想い!
4595
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:18:43
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090826_05.htm
東北の激戦区ルポ(2)宮城2区/互いの支持層、争奪戦
無党派層への浸透を狙いアピール合戦が続く宮城2区=22日夕、仙台市泉区
<政策に業者変心>
敵の総大将の来援など眼中になかった。
首相麻生太郎がJR仙台駅前で熱弁を振るった25日昼すぎ。民主党新人の斎藤恭紀は、宮城野区の住宅街で自転車遊説に汗を流していた。
「年金改革、子育て支援をできるのは民主党だけだ」。呼び掛け始めると子連れ女性らに握手をせがまれる。地元テレビ局のお天気キャスターだった知名度は健在だ。
斎藤を支える党県連代表で参院議員の岡崎トミ子は24日午後、意外な場所を訪ねた。若林区の宮城県トラック協会。運送業者約1150社を抱える自民
党の支援部隊だ。
「しっかり政策を進めます」。自民党候補のポスターが並ぶ事務所であいさつした岡崎。協会は公示直前、斎藤ら民主党候補の推薦も決めた。
党が掲げた高速道無料化やガソリン税の暫定税率廃止が、不況にあえぐ業者の心を揺らした。「多様な声を尊重した結果だ」。協会幹部の言葉には明らかに「次の政権」を見据えた両にらみの姿勢がにじむ。
崩壊していく自民党の支持基盤。「政権交代が必要だという声が企業にも増えてきた」。斎藤は手応えを実感する。
<無党派対策に力>
「景気と中小企業対策を熱心に取り組んでもらっている」。首相麻生が25日昼の演説で持ち上げたのは、自民党前議員の中野正志だ。
麻生の横で手を振りながら通行人の反応を探る中野。「通過する車から反応があった。感触は悪くない」と強調した。
2000年、03年の衆院選で民主党に連敗。今回は後援会や業界団体、系列県議、市議による鉄壁の保守戦線を構築した。終盤は無党派層対策にも余念がない。
22日夕。泉区の花火大会に向かう人の列に中野の姿があった。親子連れやカップルと握手を交わし、3時間以上名前を売り込んだ。
選対幹部は「斎藤になびく20〜40代を呼び込む。どんどん表に出す」と戦略を練る。
「公共事業が減らされる中、仙台湾の防波堤かさ上げに予算を付けた。誰よりも地元のために働いた」。麻生が東京に戻った25日午後、中野は若林区のコミュニティセンターに転戦。約150人を前に声をからした。
陣営の合言葉は「向こう三軒両隣に支持を求めよ」。激烈などぶ板戦に中野が力を込める。「必ず追い付く」
(敬称略)(報道部・末永智弘、泉支局・片桐大介)
◇宮城2区立候補者
斎藤 恭紀 40 ☆気象予報士 民新
佐藤 豊 56 NPO理事長 無新
中野 正志 61 ☆元経産副大臣 自前(3)
安部 公人 42 幸福実現党員 諸新
[注]☆は比例代表との重複立候補者
2009年08月26日水曜日
4596
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:19:38
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090827_08.htm
東北の激戦区ルポ(3)秋田2区/旋風受けて混戦加速
混戦となっている秋田2区。どの候補者の訴えが有権者の心をつかむのか=26日午後、潟上市天王
<政権交代を連呼>
公示2週間前に出馬表明した「台風の目」が勢いづいた。
「政権交代で政治を変えよう」。無所属新人の川口博は26日、潟上市で選挙カーを走らせ「政権交代」を何度も訴えた。その傍らで運動員は「比例は民主党へ」と連呼した。
無所属ながら民主党色を押し出す川口。支えるのは民主党を離党した元党支部役員たちだ。党本部が候補者を立てず、社民党候補を推薦した野党共闘に反発した。
集会で民主党の比例代表のチラシを配るなど、民主党旋風を自陣の帆で受け止める作戦は奏功しつつある。選対幹部は「有権者の反応は抜群にいい」と興奮気味だ。
川口の言葉も「(当選まで)もうあと一歩。わたしが有権者に一番近い候補だ」と熱さを増す。
「迷惑を掛けて申し訳ない」。民主党代表代行の小沢一郎は21日、秋田市で社民党県連幹事長の石田寛と会い、一部の民主党員が社民党元議員の山本喜代宏を応援せず、離党して川口支援に回ったことを謝罪した。
頼みの野党共闘が崩れた山本陣営。石田は22日以降、街頭で「小沢さんはわたしに謝り、再び選挙協力を約束した」と訴える作戦に打って出た。山本も「わたしが政権交代を担う真の候補」と懸命に巻き返しを図る。
<組織票固め急ぐ>
「野党陣営」を迎え撃つ自民党新人の金田勝年は26日、出身地の潟上市で参院議員2期の実績を強調しながら「『即戦力』を選んでほしい」と叫び、深々と頭を下げた。金田を後継指名して引退した元農相の野呂田芳成も駆け付け「この人なら国や郷土の役に立てる」と持ち上げた。
2区には中選挙区時代を含め8期連続当選した野呂田の分厚い地盤がある。それを受け継いだ金田は、1年半かけて全域に自前の後援会組織を張り巡らせた。だが春の知事選で善戦した川口が急速に浸透。思わぬ接戦となり、陣営は危機感を強める。
「徹底的に組織票を固めろ」。選挙戦が終盤に入った24日、選対幹部は野呂田を支えた100人近い地方議員やその後援会幹部に指示を飛ばした。支持者回り、電話作戦が一気にスパートした。
自民党県連会長で県議の鈴木洋一は「『隠れ民主党』には絶対負けない」と息巻く。伝統の組織戦で突破を図る自民党陣営と、「政権交代」の風をとらえようとする他陣営の激戦は最終盤にもつれ込んだ。(敬称略)
(大館支局・小沢邦嘉、秋田総局・水野良将、東野滋)
<秋田2区立候補者>
川口 博 62 前小坂町長 無新
藤原 純一 58 幸福実現党員 諸新
佐々木重人 39 ☆会社役員 み新
金田 勝年 59 ☆元外務副大臣 自新
山本喜代宏 53 ☆農業 社元(1)
[注]☆は比例代表との重複立候補者
2009年08月27日木曜日
4597
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:20:11
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090828_04.htm
東北の激戦区ルポ(4)福島1区/経歴対照「人」で勝負
激戦を勝ち抜こうと、各候補は分刻みのスケジュールで街頭演説を繰り広げる=27日午後、伊達市
<党とは一線画す>
「選挙区で勝てる」と党が選んだ候補が、あえて党と距離を置くかのような訴えを繰り返す。
自民が、選挙区と比例で交互に立候補するコスタリカ方式を解消した福島1区。同党前議員の亀岡偉民は「亀岡イコール自民と見られている。党ではなくわたしを見てほしい」と訴え続ける。
5度目の挑戦だった前回、17万の大量得票で初当選した。あくまで選挙区候補にこだわり、連勝を目指す亀岡は「東京からの風に惑わされず、地元の代弁者として仕事を任せてほしい」と呼び掛けるが、逆風は強い。
陣営は25日夜、福島市の県文化センターで2000人以上を集めた総決起大会を開いた。あいさつした来賓の中に、自民の元参院議員佐藤静雄の姿があった。コスタリカ解消で引退した同党の前議員佐藤剛男の後援会長を長く務めている。
公示の直前、亀岡の総合選対本部長を務める自民県議加藤貞夫が、佐藤静雄の自宅を訪ね、陣営の最高顧問への就任を口説き落とした。
コスタリカ解消をめぐる際の感情的なもつれもあり、佐藤剛男の後援会は今回、既に自主投票を決めている。それでも佐藤静雄が登場したことは、土壇場での亀岡への協力表明とも映った。
加藤は「どちらも自民党、ということでまとまれるはず」と期待する。激しい競り合いの中、今度は党を前面に出し、佐藤剛男の支持層からの得票を狙う。
<出自は政治一家>
27日、決して流ちょうではないが、若く力強い声が県庁前に響いた。民主新人の石原洋三郎は「地方と生活を重視する政治を実現したい。戦いは残りわずか」とこぶしを振り上げた。
祖父は元県知事、父は衆院議員を務め、長兄は現職県議という、政治家一家の流れを継ぐ石原。「育ちがいいからかな、押し出しがいまひとつ」。陣営内部からも不安視する声が聞かれた時期もあったが、公示後は様変わりした。
「自信が出たのだろうか、別人のようだ」と選対幹部は言う。「有権者の多くは年齢が石原より上になる。変に演説慣れしていなくて、かえって(新鮮で)いいかもしれない」と期待するが、若さとムードに頼りすぎる危険性も伴う。
負けても負けてもたくましくはい上がり、ついに議席を勝ち取った亀岡。若さと政治家一家の「ブランド力」で挑戦する石原。対照的な2人を軸にしたデッドヒートに決着がつくのは2日後だ。(敬称略)(福島総局・熊谷吉信、相原重晴)
<福島1区立候補者>
亀岡 偉民 53 ☆党文化局次長 自前(1)
山田 裕 54 党県委員 共新
大橋 一之 40 幸福実現党員 諸新
石原洋三郎 36 ☆元福島市議 民新
[注]☆は比例代表との重複立候補者
2009年08月28日金曜日
4598
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:20:43
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090829_07.htm
東北の激戦ルポ(5)完/岩手2区/制覇と死守双方懸命
「最後のお願いに参りました」と支持を訴える候補者=28日午前、久慈市
<「とにかく歩け」>
分刻みで動く姿は、前回の落選から4年間の集大成ともいえた。
「今の暮らしでいいのだろうか。政治を変え、暮らしを変えよう」。岩手県滝沢村巣子地区で28日夕、民主党新人畑浩治は約50カ所に及ぶ「スペシャル街頭演説」を敢行した。
「とにかく歩け」。党代表代行小沢一郎の教えを忠実に守り、畑が公示前までに握手した有権者は延べ12万人に上る。支援する連合岩手の幹部は「有権者の声に耳を傾け、それを自らの血肉としてきた。たくましい候補者になった」と語る。
組織戦もしたたかだ。自民党が県内唯一の議席を守ってきた2区を、民主党は政権交代の象徴と位置付けて戦力を集中。県選出の参院議員4人と県議らが張り付き、組織づくりを進めてきた。
7選を目指す自民党前議員鈴木俊一の出身地、山田町で19日夜、畑の声が響いた。「しがらみにとらわれて同じことを繰り返せば地域は沈む。もうそんな余裕はない」
場所は畑が今回、初めて山田町に構えた後援会事務所で「敵の本拠地にくさびを打ち込んだ」と陣営幹部。「ガンバロー」の音頭を取ったのは、鈴木の支持基盤である漁協の理事だった。
<「まるで津波だ」>
環境相を務め現在、党社会保障制度調査会長でもあるベテランの鈴木は危機感もあらわだ。公示前から支持者へのあいさつ回りやミニ集会を重ね「初当選以来」(鈴木)というどぶ板選挙に徹してきた。
地盤の沿岸部を中心に、従来の支持層を固めて逃げ切るのが戦略。自民党県連も「民主の全県制覇を絶対に阻止する」と2区を主戦場として全力を傾けてきた。
18日に宮古市であった第一声。集まった宮古下閉伊地域の首長や全漁連、農協、医師会のトップは「国とのパイプ役として何としても鈴木先生を国政に」と訴えた。
鈴木も連日の個人演説会で6期の実績を強調するが表情は険しい。「ムードが『政権交代』の4文字に集約されてしまっている。向かい風どころか、まるで津波だ」
義兄の首相麻生太郎の失言癖、世襲への批判―。逆風はとどまるところを知らない。亡父の元首相善幸から引き継いだ後援会組織も「50代で若手」(支持者)というほど高齢化が進んだ。
鈴木は28日、久慈市など広大な県北部を選挙カーで駆け抜けた。何度も頭を下げながら「大変厳しい戦いです」。議席死守へ懸命の戦いが続く。(敬称略)(宮古支局・阪本直人、盛岡総局・久道真一)
<岩手2区立候補者>
工藤 哲子 46 幸福実現党員 諸新
畑 浩治 45 ☆元国交省職員 民新
鈴木 俊一 56 ☆元環境相 自前(6)
[注]☆は比例代表との重複立候補者
2009年08月29日土曜日
4599
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:22:02
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090825_03.htm
暑さに負けぬ 70代候補奮戦
若くとも体にこたえる真夏の衆院選(30日投票)で、古希を過ぎた候補者が奮闘している。東北の小選挙区で最高齢の民主党前議員、渡部恒三候補(77)=福島4区=は他候補の応援にも全力投球中。渡部氏に次ぐ年齢の自民党前議員、二田孝治候補(71)=秋田1区=も「心頭滅却すれば火もまた涼しだ」と元気いっぱい。子どものような年の対立候補に体力で負けていないばかりか、ベテランならではの弁舌の味も発揮。支持を集めようとしている。
「暑いね」「相変わらず元気だね」。14選を目指す渡部氏は20日、南会津地方の下郷町や南会津町を回った。集落ごとに車を降り、きさくに有権者の輪に飛び込むスタイル。顔には汗もかいていない。夏場の街頭を平然と歩き回っている。
陣営によると、特別な暑さ対策はなく、十分な食事や水分補給、睡眠を心掛けている程度。若いスタッフは「こちらの方がばてそう」。選挙になると普段より元気になるという渡部氏にとって、季節や天候は関係ないようだ。
翌21日には選挙区を離れ、福島市で1区の民主党候補の応援演説をした。
「わたしは後期高齢者ですがテレビで見るより若いでしょ。そう言われたくて頑張っている」。選挙カーに登る時こそスタッフの手を借りたが、話し始めれば必ず聴衆を沸かせる。
8選を狙う二田氏も意気盛んな選挙戦を繰り広げている。20日夜、秋田市内で個人演説会を開いたが、会場は25度を超える蒸し暑さだった。
対立候補のうち2人が30代ということを意識してか、二田氏は「年配の人がすべてわたしに投票してくれたら、若い人に勝つんだけども」。
自分の年齢を逆手にとって、しっかりと支持を呼び掛けるあたりはさすがにベテラン。「秋田は人口の30%が65歳以上の高齢県。『福祉特区』をつくりたい」と訴えると、会場内に拍手が起こった。
二田氏はゴルフが趣味で、酒は飲まない。健康維持には人一倍気を配る。解散前から公示前まで選挙区内で続けた「つじ立ち」は、お盆の数日を除いて休まなかった。
古くからの陣営幹部は「心身ともに強い男。『疲れた』という言葉を一度も聞いたことがない」と言う。
2009年08月25日火曜日
4600
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:23:14
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090827_05.htm
1議席死守へ背水の陣 社民、比例東北で危機感
衆院選(30日投票)で、東北の社民党が背水の陣を敷いている。解散前の議席は比例東北の1議席。報道各社の世論調査で民主党の「独り勝ち」の可能性が強まったことに伴い、虎の子の議席を失う危機感が広がっている。各県連や自治労を軸とした支持労組が、党の存亡をかけて支持拡大を図っている。
「民主党の独り勝ちでいいのか。清く正しく美しい社民党が選挙後の政治に必要だ」。社民党の福島瑞穂党首は20日、仙台市の大通りで声を張り上げた。解散後、2度目の仙台入りだ。
23日には名誉党首の村山富市元首相がJR仙台駅前で「比例代表だけは社民党に入れてほしい」と呼び掛けた。
党のビッグネームが相次いで入ったのは比例での支持拡大が狙い。前回(2005年)の比例東北の得票は36万2500票。今回はそれを上回る38万票の獲得を目指す。
比例東北は党の最重点地区に位置付けられる。東北ブロック協議会は「東北の議席数が党勢のバロメーター」と分析。仮に東北がゼロになったら「全国で3議席ぐらいしか取れない」と焦りを隠さない。
選挙区候補も比例票を重視する。秋田2区の元議員山本喜代宏候補(53)の陣営は、選挙カーや集会で社民党を前面に出して訴える。
宮城では連合宮城の仲立ちで6区の前議員の菅野哲雄候補(60)を民主党が支援する。連合宮城は自治労など社民党支持労組向けに「比例は社民へ」と記載したチラシを作成し、比例での支持拡大を後押しする。
大票田の仙台市で支持拡大の軸になるのは、仙台市職員労働組合。組合員に「比例は社民」を徹底している。
仙台市を分ける宮城1、2区では民主党候補を推薦。社民党をアピールできる機会が少ないのが懸念材料だ。
仙台市職労の伊藤啓志書記長は「民主党候補の集会に招かれることはあるが、比例は社民との呼び掛けは信義に反する。組合員とその家族を通して地道に支持を広げる」と話す。
社民党は最終盤、選挙区に候補者がいない仙台、秋田、山形、福島の各県庁所在地を中心に電話作戦などで浸透を狙う。東北ブロック協議会の沖田捷夫事務局長(党宮城県連元幹事長)は「ここが踏ん張りどころ。東北の社民党の灯は消さない」と強調している。
2009年08月27日木曜日
4601
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:26:08
>>4593-4601
東北全体:河北新聞
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090830_06.htm
「選挙区の応援足らぬ」比例優遇、自民・秋葉氏に不満
衆院選の比例東北に単独立候補した自民党前議員の秋葉賢也氏に対し、身内の党宮城県連から風圧が強まっている。党本部が決めた秋葉氏の名簿順位は2位で「当選確実」。一方、苦戦を強いられる選挙区候補は比例復活もままならない状況で、県連幹部や陣営は「秋葉氏の貢献が足りない」と不満を募らせている。
不協和音が表面化したのは公示直前。党宮城県連と仙台市連の幹部が「秋葉氏の運動量は不足している。(秋葉氏を下位に登載し)選挙区候補の比例復活に配慮すべきだ」とする文書を党本部に提出した。
秋葉氏は前回衆院選(2005年)の宮城2区で当選。今回の2区公認は廃止されたコスタリカ方式の名残で、前議員中野正志氏の番となった。党本部は秋葉氏を比例で優遇する条件として中野氏を当選圏に押し上げることを求めた。
宮城県連の柏佑整幹事長は「苦戦する中野氏に秋葉氏は貢献していない」と強調。仙台市連の野田譲会長(仙台市議会議長)も「秋葉氏を優遇したため比例復活枠が減る。これでは浮かばれない」と指摘する。ある県議は「秋葉氏の運動量は前回の中野氏の1割未満だ」とねたみ交じりに言う。
秋葉氏は「中野氏の当選のため頑張るだけだ」と話している。
2009年08月30日日曜日
4602
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:28:57
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/kakugo-funade/20090811/191405
覚悟の船出 渡辺新党背景と課題
<上>水面下 同志集めぎりぎりまで 離党続出の目算外れ
(8月11日 05:00)
新党結成会見が翌日に迫った7日夕。渡辺喜美氏は、神奈川県鎌倉市に向かっていた。2週間前に「プロポーズ」した浅尾慶一郎参院議員に返事をもらうためだった。
渡辺氏を事務所に迎えた浅尾氏は、その場で行動を共にする誓約書にサインした。「浅尾さんを待って立ち上げた」。会見後、渡辺氏はそう言ったが、最終合意はぎりぎりのタイミングだった。
■受け皿なれず
政局の動きをにらみながら、早ければ6月中の新党結成も視野に入れていた渡辺氏。しかし衆院解散が7月21日まで先送りされたこともあり、思うようには事は運ばなかった。
6月中旬、渡辺氏は自民前職の河野太郎氏の政治資金パーティーに出席した。「われわれの新党に参加しませんか」。公然と新党合流を促す渡辺氏に対して、河野氏から色よい回答はなし。河野氏周辺によると、渡辺氏からその後も誘いがあったというが、ついに振り向くことはなかった。
自民党内では解散前の1週間、都議選の惨敗を受け「麻生降ろし」の風が吹き荒れた。渡辺氏が新党結成を「解散前後」と言い続けたのは解散に合わせて離党者が出るとの読みがあったからで、「麻生降ろし」は追い風にみえた。
だが、離党者は限定的だった。2005年の「郵政選挙」で初当選した「小泉チルドレン」数人だけ。自民党に不満を持つ議員の受け皿となるとの思惑は外れた。
■首長選応援
「今の自民党はおかしい、民主党が変だと思ってもそこを離れられない。覚悟のある人が非常に少なかった」。渡辺氏は結党会見で不満をにじませ、「われわれは覚悟の集団だ」と強調した。
渡辺氏は国民運動を展開して理念や政策を訴え、「同志」を増やしていった。名古屋やさいたま市長選をはじめ、全国の知事選や市長選などの応援にも奔走した。
静岡知事選や都議選などが続いた7月上旬、渡辺氏は手応えを感じていた。「これだけ全国を回ると、新党を立ち上げれば、候補者がいない選挙区でも比例で入れてくれる人が結構いると思う」
結果が出る日は、3週間後に迫っている。
[写真説明]立候補予定者がそろって行われた結党会見。代表の渡辺氏は「政権交代プラス政界再編」と強調した=8日午後、都内のホテル
4603
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:29:32
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/kakugo-funade/20090812/191932
覚悟の船出 渡辺新党背景と課題
<中>政界再編 民主との連携は不透明 示せるか存在感まずは議席確保
(8月12日 05:00)
「とりあえず5人そろえて新党となった方がやりやすいでしょう。あらゆる面でね」
7月初め。国会内の国対委員長室で民主党の山岡賢次氏は携帯電話をかけていた。相手は渡辺喜美氏だった。
●距離置く動き
解散時期をめぐり政局は流動化。民主党内には内閣不信任案を提出する動きがくすぶっていた。電話は新党の立ち上げ時期や参加規模を尋ねながら、不信任案が自民党離党の導火線になりうるかをめぐっての意見交換が目的だった。
「いずれにしても連絡をよくしよう」。そういって会話を打ち切った。
山岡氏はかつて小沢一郎氏の側近として渡辺美智雄氏の首相担ぎだしにかかわった。喜美氏とはそれ以来の付き合いだ。「渡辺新党とはテーマごとの小連立となるだろう。次の次の選挙では同じ党でやるのでは」と大胆に予測する。
だが、気になる動きもある。栃木3区には対抗馬を立てないのとは裏腹に、渡辺氏のパートナー、江田憲司(えだけんじ)氏が出馬する神奈川8区には民主党が急きょ、対立候補を擁立した。単独過半数も視野に入ってきた同党が、渡辺新党への距離を置き始めている、とみる向きもある。
●重い代表責任
新党には金も掛かる。事務所費や人件費、ビラやポスターをつくるにも費用はいる。
「規模にもよるが何億円かは掛かるだろう。渡辺さんにそんな金があるのかな」。自民党県連で長く渡辺氏と行動をともにしてきた国会議員はいぶかる。自民党は公認候補1人当たり500万円の公認料を支給した。
「新党で一緒にやりたいといってきても断る人は多い。正直、金はないから自前で金を調達できるのかと言うこともある」。渡辺氏は打ち明けながらこう続けた。「金を掛けずに立ち上がる歴史上初めての政党だ」
新党「みんなの党」を立ち上げた8日、渡辺氏は「当選の目標ライン? やる以上は全員当選」と胸の内を明かさなかった。15人の候補者のうち基盤がしっかりしているのは渡辺氏以外いない。
新党の目標である「政権交代プラス政界再編」を実現するには1人でも多くの当選者を確保し、再編に向けて存在感を示す必要がある。政権を懸けた自民、民主両党のガチンコ勝負に埋没させずに新党を有権者にどう浸透させていくのか。代表となった渡辺氏の責任は極めて重い。
[写真説明]千葉5区から出馬予定の元職の応援に駆けつけた渡辺氏。代表として全国を駆けめぐる選挙戦となる=1日午後、千葉県市川市
4604
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:30:14
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/kakugo-funade/20090813/192525
覚悟の船出 渡辺新党背景と課題
<下>戦略 渡辺氏の地盤頼りに 本県軸に比例票「力試す」正念場
(8月13日 05:00)
衆院選の公示まで1週間を切った12日。新党「みんなの党」を結成し代表になった渡辺喜美氏(57)は、大田原市にある父親の美智雄元副総理の墓前で静かに手を合わせた。
「(父は)自分がやろうとしてできなかったことを、『お前に託すぞ』と言ってくれるはずです」
渡辺氏は「脱官僚」や「地域主権」を掲げ、「政権交代プラス政界再編」を目指すという考え方を父親に伝え、「天のご加護がありますように」と祈った。
●後押しの動き
新党として一つでも多く議席を確保したい渡辺氏は、比例代表北関東ブロックにも力を入れる。渡辺氏は支持者が広範囲に存在する本県を中心に票を稼ぎ、埼玉県などで上積みを図りたいと考える。
11日には自民党を離党して新党に加わった山内康一氏(35)=神奈川9区=を国替えさせ、比例代表北関東ブロックの公認候補とすることを決めた。
渡辺氏の意向を踏まえ、栃木3区以外でも新党を後押ししようとする動きが出始めた。
宇都宮市で11日に開かれた渡辺氏の後援会「温知会」の役員会。同会は1、2区の後援会だが、幹部の一人は「1区、2区の人は選挙で『渡辺喜美』と書けない。渡辺氏の立場を考えてほしい」と比例でのみんなの党への投票を呼び掛けた。
関係者は「北関東で35万票が目標。埼玉、茨城、群馬県での周知活動にも力を貸してほしい」と訴えた。
渡辺氏の「刺客」として自民党本部は同3区に同党県連会長の森山真弓(もりやままゆみ)氏を擁立しようとしたが、渡辺氏の「逆刺客」を恐れた同県連が猛烈に反対し立ち消えになった。「森山対渡辺」の争いが回避されたことは、渡辺氏を支援してきた自民県議らを心理的に楽にしている。
●正直期待は…
中川幹雄、相馬憲一両県議が自民党に離党届を出し、県議会で新会派「みんなのクラブ」を立ち上げたことも陣営のムードを盛り上げる。渡辺氏の後援会総連合会の臼井亮平会長は「3区の有権者は渡辺氏に賛成している」と自信を見せる。
ただ3区の有権者からは「渡辺さんには当選してほしいが、新党には正直期待していない」「与党にいる渡辺さんだからこそ頼りになったのに…」といった声が出ているのも現実だ。「政権選択選挙なのに自民も民主も候補者がいない選挙区になった」との声も漏れる。
東京都内に住む渡辺氏の伯父で、美智雄元副総理の実兄の嚆夫さん(92)は8日、自宅のテレビで「みんなの党」結成を見届けた。
「自分の力を試す機会。自分の意思でやっていることなのだから、悔いのないよう頑張ってほしい」
(この企画は衆院選取材班が担当しました)
[写真説明]父の故渡辺美智雄氏の墓前で、新党「みんなの党」結成を報告する渡辺喜美同党代表=12日午前、大田原市
4605
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:31:09
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/news/20090818/194150
比例は自民党 蓮実進氏後援会
(8月18日 05:00)
元自民党衆院議員蓮実進氏(76)の後援会は17日、那須塩原市内で最高幹部会を開き、栃木3区について、小選挙区は「支持する候補者(予定者)はなし」とする一方で、比例代表投票先を自民党ことなどを確認した。
4606
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:34:18
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/natsu-kessen/20090820/194953
夏の決戦 09とちぎ衆院選
<1区>船田氏、保守層固め意識 知名度向上に躍起、石森氏
(8月20日 05:00)
「大逆風の下での選挙。これまで地をはって戦ってきたが、まだ厳しい」。公示日の18日朝、自民党前職の船田元氏は宇都宮市の二荒山神社前での第一声で、冒頭から苦境を訴えた。
知名度では対立する民主党候補に大きな差をつける。だが「政権交代」を旗印にした民主党の看板を恐れる。
10期目を狙うベテランは、なりふり構わず「ドブ板選挙」に徹している。陣営によると、衆院解散の7月21日から公示日までの28日間で約270回のミニ集会をこなした。投票日まで500回が目標。選対本部長の矢野哲朗参院議員は「10人単位でもいい。どんどん予定を入れろ」とげきを飛ばす。
首長や業界団体を巻き込んだ重厚な布陣で、組織力を生かした戦術を取る。見慣れた光景だが、これに激しい民主党批判が加わる。最近は財源論に加え、保守層固めを意識した論調が目立つ。
福田富一知事は18日、鹿児島県の民主党候補の陣営が日の丸2枚を切り張りして作成した民主党の旗を掲げたことを厳しく批判。「日本の国旗ですよ。本当に大丈夫ですか、こんなことをさせて」。陣営幹部からは、民主党と支持団体の日教組の密接な関係を指摘する演説が毎回のように出る。
□ □□
一方、民主党新人の石森久嗣氏の陣営には党の「顔」が続々と投入されている。13日には岡田克也幹事長、19日には鳩山由紀夫代表が来県し、石森氏の脇でマイクを握った。激戦区の有力新人を党の勢い、「風」に乗せる戦略だ。
陣営では民主に吹く風を感じてはいるものの、どこまで県都で吹くのか計りかねている。党幹部の演説には通行人も足を止め、若者は携帯電話のカメラで写真を撮ろうと群がる。しかし視線の先に、石森氏はいるのか不安もある。谷博之県連代表は「風は上空を舞っているだけ。地面(栃木)には微風しか吹かない」と引き締めに躍起だ。
19日午後、JR宇都宮駅前。Tシャツ、短パン姿で自転車をこぐ石森氏の姿があった。知名度不足を補おうと、自転車部隊を編成し、選挙区全域をくまなく回っている。「石森の名前と顔が一致しない人もまだ多い。どれだけ知名度を上げるかが鍵」。陣営幹部はこうみている。
□ □□
共産党新人の小池一徳氏は、大票田の宇都宮市を中心に比例票の掘り起こしにも全力を挙げている。幸福実現党新人の河内宏之氏は、街頭演説を中心に消費税撤廃などを訴えている。
4607
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:35:01
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/natsu-kessen/20090821/195306
夏の決戦 09とちぎ衆院選
<2区>西川氏「結束」アピール 「緩み」警戒する福田氏
(8月21日 05:00)
オレンジ色のシャツとグレーのスーツを身に着けた自民党県連の森山真弓会長が姿を見せると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。鹿沼、日光両市で公示日の18日に行われた同党前職の西川公也氏の出陣式でのことだ。
政界引退を表明している森山氏は「政権交代を絶対させてはならない。西川さんに絶大な支援を」と訴えた。西川氏は「森山さんと2人分。絶対負けるわけにはいかない」と「結束」を強調した。
前回2区を制した森山氏の支援を得られたとして、西川氏の陣営には安堵感がある。比例代表から小選挙区に回り、出遅れが指摘されてきたが、各市町できめ細かな後援会組織も立ち上がり、組織力を生かした追撃態勢が整った。
ただ「不安材料」を指摘する声もある。森山氏の政界引退は、自民党本部が森山氏の3区公認を決めながら、他選挙区への悪影響を懸念した同党県連の反対で立ち消えになった結果だったからだ。
森山氏の支持者の一人は「複雑な心境。もう積極的に動く感じではない」と脱力感をにじませる。西川氏の陣営幹部は「支援表明と3区公認問題の影響で、実質プラスマイナスゼロ。あとは森山さんの言葉が、どこまで支持者に浸透するかだ」と分析する。
□ □□
一方、旧今市市長や知事時代からの熱心な支持者を抱える民主党前職の福田昭夫氏は、自民党県連の混乱を横目に着々と地盤固めをしてきた。それだけに陣営は「緩みが一番怖い」と警戒。日光市の事務所に「4年前の敗北を忘れない」と書いた大看板を掲げ、組織の引き締めに躍起だ。
4年前の衆院選は森山氏に約1万2千票差で敗れ、比例代表で復活した。その1年前には再選を目指した知事選で自民党推薦の福田富一氏に負けている。自民党の組織力や一致結束した時の追い上げの強さを実感している。
年金記録問題など自民党に逆風が吹いた2年前の参院選は、民主党の谷博之県連代表が圧勝した。福田氏は当時の状況を振り返りながら「その逆だってあり得る」と心配する。
福田氏は20日も早朝から日光市の工場前に立ち、必死の形相で支持を訴えた。大票田の鹿沼市では浮動票の取り込みを狙う。陣営幹部は「1票たりとも負けるわけにはいかない」と表情を引き締める。
□ □□
幸福実現党新人の坂下邦文氏は鹿沼市内に選挙事務所を置き「消費税全廃」などを訴えている。比例票の上積みも目指している。
4608
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:35:46
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/natsu-kessen/20090822/195786
夏の決戦 09とちぎ衆院選
<3区>大量得票目指す渡辺氏 比例票上積みにも力点
(8月22日 05:00)
「11万2000票を割らないようご協力いただきたい」。公示日の18日午前、大田原市。5選を目指す「みんなの党」前職の渡辺喜美氏の出陣式で、後援会総連合会の臼井亮平会長は小選挙区での目標得票数を明示した。
渡辺氏は自民党公認で立候補した過去4回の衆院選で平均約10万票を獲得。2000年の選挙では過去最高の11万2358票(投票率60・76%)を得ている。臼井会長はこの数字を、今回のボーダーラインに位置付けた。
選挙区内の旧市町村ごとにある渡辺氏の後援会は、新党結成にも渡辺氏支援で動いている。ただ熱心な自民党支持者の中には、新党への抵抗感や違和感があるのも現実だ。
さらに自民、民主の二大政党がいずれも公認候補を擁立しない「空白区」で、渡辺氏の信任投票の様相だけに、渡辺氏の支持者からは「選挙は盛り上がりに欠ける。しらけ選挙」との声も漏れる。
大量得票で渡辺氏の存在感を示したい陣営は、投票率アップに躍起になっている。
□ □□
渡辺氏の陣営が投票率にこだわる理由はもうひとつある。みんなの党の比例票の上積みを目指しているためだ。
党勢拡大のため、渡辺氏の陣営は比例代表北関東ブロックで議席獲得を狙う。渡辺氏は「北関東で35万票」を目標に掲げており、陣営幹部は「県内で16万〜17万票はとりたい」と意気込む。栃木3区でできるだけ比例票を積み上げたい考えだ。
渡辺氏はみんなの党の代表として、同党候補の応援に奔走している。なかなか地元入りできない状況の中で、陣営はマニフェスト(政権公約)の配布や、首長、県議の協力を得た演説会などに力を入れる。
しかし、みんなの党の比例票がどこまで伸びるかは不透明だ。
選挙区内のある市議は「後援会幹部は『小選挙区は渡辺喜美、比例はみんなの党』と力を入れているが、末端は冷ややかだ。みんなの党には期待していないよ」と打ち明ける。渡辺氏の支持者の中には「比例は自民」と考える人もいる。
無党派層の動向も、みんなの党が比例で議席を獲得できるかどうかの鍵を握る。
□ □□
幸福実現党新人の斎藤克巳氏は知名度アップに力を注ぐ。公示前は駅前などで「減税による景気対策」など政策をアピールしてきた。公示後は山間部まで足を延ばし、支持拡大を図っている。
支持母体の幸福の科学会員らが中心となり選挙を支援。夏祭りなどに出向き、渡辺氏に対する批判票のほか、比例票の掘り起こしにも取り組んでいる。
4609
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:36:26
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/natsu-kessen/20090824/196633
夏の決戦 09とちぎ衆院選
<4区>「小山決戦」にらむ佐藤氏 山岡氏、浮動票獲得に全力
(8月24日 05:00)
「小泉構造改革には無理があった。この流れを変えないといけない」。自民党前職で総務相の佐藤勉氏は、力を入れているミニ集会で、“脱小泉”のこうしたフレーズを繰り返す。
国と地方の税財源を見直す「三位一体の改革」で地方財政は疲弊した。社会保障費や公共事業費の削減などで、従来の自民党支持層の離反もある。
小泉改革に距離を置く発言からは、自民党の中から変革を進めるというメッセージを発し、自民党支持層をつなぎとめようとする意図がにじむ。
選挙情勢をめぐる下野新聞社の世論調査で、民主党前職の山岡賢次氏が先行し、佐藤氏が追い上げる展開との結果が出た。
こうした状況を肌で感じていたのか、佐藤氏の陣営は公示日(18日)の出陣式で、自民党県議が「相手候補が先行し、わずかな差で追っている。大臣を落としたら地域の損失だ」と訴えていた。
県議などを軸とした組織をフル回転させている佐藤氏陣営は、選挙終盤の「戦場」を無党派層が多いとされる大票田・小山市と踏んでいる。実績を強調し、支持者固めをしてきた佐藤氏陣営は、無党派層への食い込みに全力を挙げる。
□ □□
山岡氏陣営は衆院解散後から約1カ月にわたり、選挙区内の各市町で決起集会を開催。締めくくりの8月21日の真岡市では「茂木町で300人が集まった」「芳賀町でローラー作戦に入っている」といった各後援会代表の報告に拍手が起きた。
ただ真岡市の会場では一部に空席があったことから、後援会幹部が「真岡ではいまひとつとも聞いている」と苦言を呈し、引き締めを図る場面もあった。
党国対委員長として、与野党対決の国会運営を陣頭指揮した実績から、選挙後の活躍に期待する声がある。一方で陣営内には民主党への追い風を「十分に受け止め切れていない」との危機感もある。5回目の当選を目指す前職だけに、新人候補と比べ、新鮮味に欠けるなどという心配だ。
山岡氏は民主党圧勝の予想で陣営に広がる緩みも警戒し「今度こそ小選挙区で勝たないとあとがない」と、「がけっぷちの選挙戦」を強調する。陣営は浮動票の獲得が選挙戦に大きな影響を与えるとして、佐藤氏の陣営と同様、小山市に終盤戦の焦点を絞り、同市内で企業や団体対象の決起集会を開く方針だ。
□ □□
無所属新人の植竹哲也氏は若さをアピールしながら、無党派層などへの浸透を狙う。父親で元自民党衆院議員の植竹繁雄氏の人脈を生かした戦術も取っている。
幸福実現党新人の関沢知尋氏は街頭演説を中心に消費税撤廃などを訴えている。
4610
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:37:34
>>4602-4610
栃木県:下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/natsu-kessen/20090825/197266
夏の決戦 09とちぎ衆院選
<5区>茂木氏 逆風に危機訴え 富岡氏は「手応え」実感
(8月25日 05:00)
「こんな選挙はやったことがない」。自民党前職の茂木敏充氏は21日夕、栃木市で行った個人演説会で「逆風」に伴う危機感を訴え、「家族や知人、隣人に『茂木をよろしく』と声を掛けてほしい」と呼び掛けた。
過去5戦全勝。選挙のたびに得票数も伸ばしてきた。陣営は茂木氏が「日本のリーダーになる人物」として、今回の選挙も「圧勝」を狙ってきた。
無党派層を取り込もうと、1期目以来という公示前の街頭演説を復活させ、区内を練り歩いて支持を訴える「熱血ウオーキング」も行った。元金融行革相などの実績を強調してきた。
しかし逆風は陣営の予想以上に強いようだ。下野新聞社など報道各社の世論調査では、前回ダブルスコアで退けた民主党新人の富岡芳忠(とみおかよしただ)氏との争いが、今回は「互角の戦い」と状況が一変している。
接戦という情勢を踏まえ、茂木氏は県外での応援演説の予定をキャンセル。「(5区の)3人の候補の中で地元に生まれ育ったのは私だけ。地域に根差した茂木です」と、演説にも力を込める。
茂木氏はきめ細かな後援会組織を持つ。それだけに陣営からは「いよいよ引き締まるのでは」との声もある。
□ □□
茂木氏に再挑戦する富岡氏の陣営のムードは高まっている。
街頭では富岡氏に手を振る人が増え、イベント会場に行けば握手を求められる。富岡氏は前回の衆院選にはなかった「手応え」を肌で感じ取っている。
富岡氏は21日夜、足利市で個人演説会に臨んだ。会場には連合栃木関係者のほか一般の人の姿も多く、立ち見も出た。富岡氏は「これまで政治は変わらなかったが、今回はみなさんの1票1票で変えることができる」と訴えた。
「驚き半分、納得半分」。これまで茂木氏の強さが際立ってきた5区で、富岡氏の支持が高まっている状況について、富岡氏の陣営関係者はこう語る。
「落下傘候補」で前回選挙に立候補してから4年。家族と佐野市に住み、活動してきたことが「認められた」とする声もある。
民主党県連の簗瀬進参院議員は「勝負はこれから。いい風をもっともっと吹かせてほしい」と富岡氏の陣営を盛り上げる。陣営幹部は「怖いのは揺り戻し」と口をそろえる。
□ □□
幸福実現党新人の森兼光氏は佐野市内に選挙事務所を設置。街頭で「消費税撤廃こそ、日本復活への道」などと訴え、比例票の掘り起こしにも力を入れている。
(終わり)
(この企画は衆院選取材班が担当しました)
4611
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:39:21
http://www.ibaraki-np.co.jp/series/senkyo/senkyoku/page01.htm
’09衆院選 選択 選挙区を行く<上> 1区・2区
2009/08/20(木) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
衆院選は事実上の終盤戦に突入。県内小選挙区でも、自民候補は逆風の厳しい戦い、追い風の民主候補はさらに支持拡大に走る。政権を懸けてしのぎを削る各選挙区の情勢を追った。
■1区 県都決戦背水の攻防
公示日の18日、自民の赤城徳彦(50)は出陣式で、ばんそうこうを張った左手甲を突き出した。「子どもにもらった願掛け。選挙を勝ち抜いた時にはがす」。ばんそうこう騒動に農相辞任と物議を醸し、この2年間おわび行脚を続けた。支持者の一人は「壁を乗り越えたと映るか、まだ反省してないと見られるか。もろ刃の剣を抜いたな」とつぶやいた。
公示前、「固い地盤と言われるが、これまでも薄氷を踏む思いだった」と語った赤城。今回は自民への逆風に加え、過去に支持を得ていた郵政政策研究会や県医師連盟が民主支援に動き、自民王国の県都決戦に影響を与えている。
選対幹部は推薦団体の代表者を集めた会合で「選挙の原点に立ち返り、声掛け運動の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。これまでも強さを見せつけた県西地区の支持固めとともに、水戸など都市部の浮動票の堀り起こしに力を入れる。
「どちらが命を張ってやっているかを有権者に見てもらう」。民主の福島伸享(39)は決意を示す。
過去2度、赤城に敗れた。自民王国の牙城を切り崩すため、小沢一郎党代表代行の助言で農村部を中心に「ドブ板」に徹し、自転車で選挙区内をくまなく回る。顔は真っ黒に日焼けし、周囲が認める泥くささで、元キャリア官僚のスマートさは影を潜めた。
福島は出陣式で「民主、自民を超えて政治を一人一人の手に取り戻す」と強調した。「ドブ板で支持を取り付けた保守層を刺激したくない思いが出た」と関係者はみる。
都市部でも連合茨城の後押しを受け、街頭に立てば手を振ってくれる人がかなり増えた。民主の追い風を実感するが、福島は「雰囲気の盛り上がりと選挙の勝敗は別物。福島と名前を書くハードルはかなり高い」と気を引き締め、ドブ板を続ける。
共産の田谷武夫(58)は選挙区外にも飛び出し、比例票狙いの戦術。諸派の金沢光司(34)は政策のアピールに必死だ。
■2区 額賀に危機感、石津手応え
「逆風ではなく、暴風雨の中を前進している。私一人では進めない。皆さんの熱意と力がほしい」。自民の額賀福志郎(65)は18日夜、行方市に続き開いた茨城町の出陣式で、危機感をあらわにした。連続8回当選を重ねた津島派の重鎮だが、陣営には緊迫感が高まる。
「国から茨城2区にこれだけの予算がついた」。ビラには、経済対策19億円、農林業振興125億円などの記述がずらりと並ぶ。支援者は「地元への貢献度を有権者に知ってもらう」と説明する。
「いっぺん変えっぺよ」をスローガンとする民主の新人、石津政雄(62)は、政権交代を前面に打ち出す。鉾田、笠間、神栖の3市で開催した出陣式には、陣営が予想した以上の聴衆が集まり、手応えをつかんだ。
19日の新鉾田駅前の演説で「農家の苦しみを知っている。現場の声を国政に届ける」と大洋村長の経験をもとに、官僚主体ではない現場主義を強調する。
中村幸樹(幸福実現)は消費税の廃止など党の公約を訴えている。(敬称略)
4612
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:39:59
http://www.ibaraki-np.co.jp/series/senkyo/senkyoku2/page01.htm
’09衆院選 選択 選挙区を行く<中> 3区・4区・5区
2009/08/21(金) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
■3区 浮動票の獲得に全力
5人が出馬した前回、自民、民主を除く3候補の得票は約4万7000票。今回、その票の行方が大きな関心事だ。
「与党は緊張感を欠き、政策決定の根幹を役人に握られているとみられている。根底から覆す改革の努力を続けさせて」。自民の葉梨康弘(49)は出陣式で「命懸けで戦う」との言葉を交えながら「党改革者」を強調した。
「逆風どころではなく、これまでにない厳しさ」が陣営の一致した見方だが、選対幹部は「解散後の40日間で、有権者は問題が多い民主のマニフェストを冷静に判断している」と分析。支持固めとともに、浮動票獲得に全力を挙げる。
前回の惜敗後、民主の小泉俊明(52)は、選挙区での勝利に全精力を傾けて来た。常磐線沿線などの都市部はもちろん、弱点といわれた農村部でも保守系議員に支持が広がり、陣営は「風だけではない確実な手応え」を感じている。18日の第一声で小泉は「日本の政治を変えるその時が来た」と宣言。同夜の出陣式には、選挙区内の一部を除く首長、県医師会員、郵政政策研究会員らが顔をそろえた。知事選立候補者との連携で、若者層への浸透にも力を入れる。
諸派の宮本春樹(51)は、消費税撤廃などを訴えている。
■4区 引き締め、浸透へ勢い加速
自民の梶山弘志(53)は3カ所で行った出陣式で5千人以上を動員。その勢いを駆って、連日20カ所で街頭演説を展開。出陣式には日立製作所から2人の副社長が駆け付け「日立グループを挙げて支援する」と力強い応援を得、陣営を勇気づけた。
陣営では「梶山が落ちたら、県北は誰が守ってくれる」と、危機感を「逆バネ」に終盤に向け勢いを加速させる構え。
「相手は横綱中の横綱だが、平幕でも横綱を倒すチャンスはある」。民主の高野守(50)陣営は公示日の18日、支持者らを前にこう気勢を上げた。
民主への追い風は認識しつつも、陣営幹部は「高野自身に風が吹いているとはいえない」と厳しい見方を崩さない。このため、つじ立ちや街頭での声掛け運動といった基本をひたすら続け、無党派層への浸透を図る方針だ。
諸派の中村伸丈(42)は知名度アップを図る。
■5区 「責任」「交代」で攻防激化
自民の岡部英明(50)と民主の大畠章宏(61)が攻防を繰り広げている。
岡部は街頭遊説で各地をくまなく回り、景気回復・地域医療再生などを訴え、実行力を問う「責任選択選挙」を掲げる。出陣式には3千人を動員し、党の結束力を見せ付けた。
公明党の推薦は得られなかったが、同党議員団による独自推薦を手に入れ、「弾みになる」と岡部陣営。「自民党への逆風は変わっていない」と気を引き締め、巻き返しを図る。
「政権交代」を強くアピールする大畠は、電機連合など労働組合の全面的な支援を受け、街頭演説を1日2回ほど行うほか、中小企業などを精力的に回り支持を呼び掛ける。
公明党議員の動きに加え、北茨城市で自民党の結束が強まっているとして、大畠陣営は「前回より票を食われるかもしれない」と警戒。23日の1万人集会で機運を高め、追い込みを図る。
諸派の野口航太(33)は政策のアピールに必死だ。(敬称略)
4613
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:44:27
>>4611-4613
茨城県:茨城新聞
http://www.ibaraki-np.co.jp/series/senkyo/senkyoku3/page01.htm
’09衆院選 選択 選挙区を行く<下> 6区・7区
2009/08/22(土) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
■7区 焦燥の三つどもえ戦
「比例は当てにできない。選挙区で勝ちたい」。18日の出陣式で、自民の永岡桂子(55)は舞台の上で土下座した。「危機感の表れ」。支持者の誰もがそう感じた。
永岡は選挙中、主婦の立場、女性の目線を強調。ライバルの無所属、中村喜四郎(60)に対しては「あの田中真紀子さんも民主党に入った。今の政党政治の中、無所属では何もできないということだ」とけん制する。
遊説には各市町の議員が張り付くほか、青年部のメンバーが協力する。各種団体からの推薦は200近くに達し、組織を挙げての総力戦を展開中だ。
「無所属でも自民、民主の候補者を打ち負かす。政界再編が起こった時には、その一翼を担う」。前回当選の中村。バイクでの遊説スタイルは今回も変わらない。
日中は各地で精力的に街頭演説。夜は個人演説会を最終日までに12カ所で予定。前回同様、中村系県議3人が支援する。出陣式には公明党副代表の草川昭三も応援に駆け付け、他陣営を驚かせた。
農村部では圧倒的な力を誇る中村。陣営幹部は「風が吹いている民主の票が全く読めない。敵は『風』だ」と、都市部での無党派層の動向に神経をとがらせる。
民主の柳田和己(59)は、トレードマークのサッカーのユニホームを着ての選挙戦。これまで党本部から岡田克也幹事長、小沢一郎代表代行が来県。ここに来て接戦と見てか、21日には菅直人代表代行もてこ入れに入った。
「知名度はまだまだだが、手応えはある。当選を目指す」と柳田。民主支持の労組関係者は「7区は自民党県連会長という絶対的権力者がいるしがらみのある地区。隣近所の目がある中で、どこまで票を増やせるかだ」と慎重姿勢を崩さない。
諸派の杉浦昭(60)は消費税廃止などを訴えている。
■6区 大泉に追い風、丹羽危機感
「何が何でも石にかじりついても勝ちたい」。自民の丹羽雄哉(65)は18日、地元石岡市の出陣式で並々ならぬ決意を示した。幸子夫人も「主人をよろしく。皆さまにおすがりするしかありません」と声を詰まらせ訴えた。
連続10期当選、厚相を3度務め「厚労族のドン」といわれる大物も衆院解散以来、地元に張り付きドブ板選挙を展開。長年にわたって築いた強固な後援会は「丹羽を落とすわけにはいかない」と地区役員を中心に動いている。
「徳川幕府の親藩中の親藩が倒幕派になった」。つくば市内で20日夜開かれた個人演説会で大泉博子(59)は戦いをこう例えた。
〝倒幕派〟として同氏を支えるのは県医師連盟と郵政政策研究会。特に県医師連は6区を最重点区とし、医師が遊説に同行、後期高齢者医療制度の廃止を繰り返し訴える。特定郵便局長らも献身的にサポートしている。追い風に乗り、陣営幹部は「有権者の反応はいい」としながらも、「それと投票行動は別」と、無党派層への浸透に努めている。
諸派の鈴木俊博(35)は知名度アップに全力を挙げている。(敬称略)
4614
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:45:48
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=247&dp=
(2009/08/27 掲載)
衆院選 候補者・陣営から“名言”続々
◎必死の訴え自民候補 逆風「怪しげな風」
◎民主候補言葉に勢い 一票「権利行使を」
衆院選が終盤に近づき、各陣営の舌戦が激しさを増している。政権選択が最大の焦点だけに、政策を訴え、有権者に支持を求める候補者の声にも熱が入る。必死の攻防を繰り広げる候補者や陣営関係者から飛び出す“名言”には、候補者の心情や選挙情勢が映し出されている。
「一緒に頑張りましょう。僕がどんなに頑張っても、自分には一票しか投じられない」と21日の座談会で2区の笹川尭候補。自民候補からは逆風を象徴するような必死の訴えが相次ぐ。
1区の尾身幸次候補も25日の決起集会で「若いころは病気にもなったし、お金の苦労もしている。みなさんと同じ人間なんです」。別の集会でも「私は雲の上の人ではない」と庶民派を強調した。
4区の福田康夫候補は25日のミニ決起集会で、自民への逆風を「怪しげな風が吹きすさんでいる」と表現。「これを吹き飛ばさなければならない」と気合を入れた。
第2子を宿しながら、自民候補の応援で全国を飛び回る5区の小渕優子候補。22日の地元入りでは、「おなかの子に『ママの大切な選挙が終わるまで絶対出てきちゃいけないよ』と毎日訴えている」と会場の笑いを誘った。
優勢が伝えられる民主候補の言葉には勢いが目立つ。25日の集会では1区の宮崎岳志候補が「男が志を立て、生活や地方の再生に尽くすと決めたからには何としても勝ち抜く」と叫んだ。2区の石関貴史候補は同日の集会で「皆さんの一票は日本株式会社の株主の権利行使と同じ」と訴えた。30日の“株主総会”で選ばれる経営者に注目が集まる。
4区の三宅雪子候補も25日の集会で「マラソンに例えれば、どんどん背中が近づき、もうすぐ追いつこうとしている」と自らを奮い立たせた。
県議、首長ら各陣営の応援団も存在感を見せる。
25日の宮崎候補の集会では高木政夫・前橋市長が「この風は国民の叫びであり、怒りであり、声なき声の結集」と強調。民主県連の富岡由紀夫会長は23日の集会で、民主優位の世論調査に「自民が危機感を強める」と、好調ゆえの悩みを打ち明けた。
一方の自民側。大沢正明知事は24日の1都9県議会議長会で、民主が政策として掲げる「子ども手当」にかみ付き、「これを1年でばらまくなら、その分を群馬にくれればよいのに」と援護射撃。同日の福田候補の講演会では、人気デザイナーの山本寛斎氏が「希有(けう)な才能と情熱を持った政治家が高崎にいる」と持ち上げた。
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チバQ
:2009/08/30(日) 10:47:30
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=228&dp=
《衆院選 焦点ルポ1区》
首長選で分裂の県都前橋 保守票行方混とん
第45回衆院選がスタートして一夜明けた19日、県内5小選挙区から立候補した18人は30日の投票に向けて激しい舌戦を繰り広げている。麻生内閣の支持率低迷などを背景に危機感を強め、これまでの実績を強調する自民候補に対し、勢いに乗る民主をはじめとする野党候補は「政権交代」を前面に主張。各陣営は有権者の心をどうやってつかもうとしているのか。候補者の動きを追った。
◎尾身陣営 奔走する中曽根氏
「逆風がすさまじい。無党派も大勢いる」
19日午後6時からJA前橋市総社支所で開かれた個人演説会で、自民の尾身幸次候補は約100人の支持者を前に危機感をあらわにした。少年時代に経験した行商の思い出、知遇を得た旅館経営者の思い出を語ると、込み上げる感情を抑えきれず声を震わせる場面も。支援者は初めて見る姿に驚き、状況を察知したという。
保守分裂で争った知事選、市長選の対立構図が色濃く残る県都前橋。尾身候補、民主の宮崎岳志候補の両陣営とも、ここでの戦い方が当落を左右するとみて支持固めや相手支持層の切り崩しに勢力を注いでいる。
尾身陣営で、その中核的な役割を果たそうとしているのが中曽根弘文外相。2年前の知事選では支援が不十分だったとして党県連との間に溝が生じたが、今回は公示前から公務の合間を縫って頻繁に地元入りし、1区を含む県内全域を選挙応援に駆け回る。18日に行われた尾身候補の出陣式でも「マニフェスト(政権公約)も大事だが、それを実行する議員が大事。県都前橋をはじめとする1区は、経験豊かな尾身先生に何としても当選してもらいたい」と持ち上げた。
◎宮崎陣営 前橋市長派が支持
一方の宮崎候補は19日、公示日に引き続き前橋市内で自転車遊説を行った。「政権交代」ののぼり旗を掲げるスタッフと、2日間で約80キロを走った。同市南部の下川渕地区では自営業男性(66)と固い握手。この地域は県内の首長で唯一、民主支持を明らかにしている高木政夫市長の地盤だ。市長後援会員でもある男性は「今の政治は市民の目線がない。民主党を全力で応援したい」と言い切った。
高木氏は支援していた小寺弘之前知事が自民県議と対立したのを背景に、2008年の市長選では自らも自民候補と戦った。衆院選に際した高木氏の民主支持はこの延長線上にある。高木氏はもともと中曽根康弘元首相系の自民党県議出身。保守層への影響力は大きい。これまで高木氏は応援演説など表立った動きはしていないものの、宮崎候補の出陣式には高木氏の後援会関係者の顔が多く見られた。
ただ、中曽根外相が精力的に動いていることで、中曽根系だった高木氏の支援者が割れる可能性もある。
◎酒井候補ら演説や遊説
共産の酒井宏明候補は19日午前中、沼田市内を遊説。系列の市議とともに旧市内を中心に回ったほか、病院前など6カ所で街頭演説を行った。今回の衆院選を「自公政権を退場に追い込み、新しい日本の進路を踏み出す選挙」と説き、「暮らしと平和、福祉を守るため全力で頑張る」と声を張り上げた。
酒井陣営は「演説を聞いて『自民も民主も同じ。頑張って』と声をかけてくれる人もいる」と活動に手応えを感じており、この日も演説する酒井候補の目の前を通り過ぎる車から手を振って激励してくれる人の姿が見られた。
幸福実現の滝崎明彦候補は19日朝のJR前橋駅前での演説を皮切りに沼田市や片品村などで遊説活動。主要幹線道を選挙カーで流すだけでなく、住宅地にも積極的に赴き、「消費税・相続税を全廃し、日本経済をよみがえらせる」などと支持を訴えた。
無所属の山田晶候補は、前橋市内の選挙事務所近くにある神社で演説会を開催。「前橋はシャッターの閉まった店が多い。群馬1区に芸能系女子高をつくり活性化させる」などと20分にわたって持論を展開し、集まった支持者に歩み寄り、握手を交わした。
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チバQ
:2009/08/30(日) 10:48:16
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=229&dp=
(2009/08/21 掲載)
《衆院選 焦点ルポ2区》
県内唯一の前職対決激しく “敵陣”に積極攻勢
衆院選群馬2区は県内で唯一、前職同士が対決する激戦区。追い風を受ける民主の石関貴史候補は無党派層の獲得に向けて自転車遊説で攻勢を強め、自民の笹川尭候補は7期連続当選の実績を封印して“挑戦者”として地道な活動に奔走する。無所属の矢島笑鯉子候補は子育て世代に熱く訴えている。互いに他陣営の地盤に頻繁に入るなど、支持基盤の切り崩しの動きも活発化している。
◎石関陣営 「脱動員」遊説重ねる
「民主党政権にいらっしゃいませ」。石関候補は20日、玉村町で自転車から声を張り上げた。背中には「本人」と書かれたのぼり旗。並走する選挙カーが「見て触って話してください」と呼び掛ける。
数百メートルごとの街頭演説では、事務所スタッフがのぼり旗を振り「いらっしゃいませ」と百貨店のセールのような合いの手。石関候補は「私を知らない人に話し掛け、新規のお客になってもらいたい」と狙いを語る。選挙戦は自転車遊説が中心。従来の支持者に対しては「すでに思いは伝えている」と、あいさつ回りも最小限にする徹底ぶりだ。
前回はこうした運動に加え連合群馬の推薦も得て戦い、笹川候補に1400票差にまで迫り比例で復活を果たした。今回は県内の民主候補で唯一、あえて連合に推薦を求めず、決起集会も11日に開いただけ。“動員型”と決別した。
前回3760票差がついた笹川候補の地元・桐生市での支持拡大を課題に掲げ、初日の遊説先に桐生方面を選ぶなど攻勢を強めている。
◎笹川陣営 実績封印の「挑戦者」
一方の笹川候補は対照的に、首長や県議、市町議らがそれぞれの支援者を固める組織選挙を中心に応戦する。選対には選挙区内の全首長が名を連ね、前回は「反笹川」だった人にも後援会関係者らが足を運んで支援を求めている。
ただ、かつてない逆風に危機感は募る。もともと地元入りの頻度の多い笹川候補だが、今回は自ら企業に出向いたり、地区の納涼祭にも顔を出す。「過去7回の当選は忘れ、挑戦者として今回の選挙に臨む」。18日の出陣式ではそう言って自らを鼓舞した。
伊勢崎市での票の上積みが鍵とみる陣営。これまで回り切れなかった地域で集中的に集会や演説会を開く戦術を取り入れた。20日は市南部で個人演説会。五十嵐清隆市長、原富夫県議会議長が応援に駆け付け「道路や下水道をしっかり整備することで地域経済が発展する」(五十嵐市長)と、公共工事見直しを掲げる民主をけん制。北部での集会では福田康夫前首相が「笹川さんは政界にとって必要な方。落選させる訳にはいかない」と声を張り上げた。
石関候補が攻勢を強める桐生では後援会青年部が公示日から自転車遊説を行うなど浮動票の取り込みにも貪どん欲よくな姿勢を見せている。
◎子育て世代票狙う矢島候補
矢島候補は20日午前8時、伊勢崎市内の工業団地で活動をスタート。事業所の前で「おはようございます」と出勤して来る社員一人一人に声をかけた。その後、桐生、みどり市を中心に選挙カーを走らせ、「これは選挙戦ではなく、みなさんと世の中を変える運動。一緒にやりましょう」と有権者と握手を交わした。
矢島陣営は支援している労組系議員らが持つ基礎票に、2児の母である点をアピールして子育て世代の票の上積みを目指す。18日の事務所開き集会に「子連れで来てください」と呼び掛ける一方、20日には連合群馬の伊勢崎、桐生地協にも推薦を求める文書を提出するなど両にらみの運動を展開している。
幸福実現の蜂須豊候補は20日午前11時すぎ、みどり市内のショッピングセンターで街頭演説。「消費税を廃止して日本の景気を回復させる。北朝鮮のミサイルを阻止し、平和に暮らせる日本をつくる」と党の政策アピールに力を注いだ。さらに選挙カーでみどり市と桐生市を精力的に回り、市民と握手を交わすなど知名度アップに努めた。
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チバQ
:2009/08/30(日) 10:49:07
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=232&dp=
(2009/08/22 掲載)
《衆院選 焦点ルポ3区》
「所得補償」めぐり過熱 農業票の行方注目
3区は自民の谷津義男候補が党総合農政調査会長を務めるなど国の農業政策に深くかかわる一方、民主が農業の戸別所得補償を公約の目玉の一つに掲げていることから、農業票の行方が注目されている。谷津候補は民主が掲げる農業政策が「農村社会を破壊させる」と訴え、民主の柿沼正明候補は「耕作放棄地の増加は自民の失政」と批判している。
◎谷津陣営 「農村破壊」と批判
「戸別所得補償は、アメリカとのFTA(自由貿易協定)交渉とセットになっている。締結されれば安いコメが大量に入り、日本の農業は壊滅する」
谷津候補は21日、千代田町と邑楽町4カ所で開いた個人演説会で、民主が掲げる農業政策を批判。同日は館林市と邑楽町の農業委員40人に支援を求めに行くなど、支持固めに奔走した。
農業経営は今、輸入農産物の増加などに伴う販売価格の低迷や、飼料、農薬などの値上がりで厳しさを増している。その不満の一部が農相などとして日本農政をリードしてきた谷津候補に向いている。加えて民主の戸別所得補償。陣営の危機感は強い。
ただ、陣営には、民主の小沢一郎代表代行が今月8日、戸別補償制度導入を前提に、農産物も含む日米FTA締結を目指すべきとの考えを示したことに農協などの関係団体が反発していることで、潮目が変わったとの見方が出ている。
◎柿沼陣営 公約評価に手応え
一方の柿沼候補は21日夜、邑楽町内での個人演説会で「耕作放棄地の増加は自民の農政が失敗した結果」と指摘。「政権交代の大きな目的は、本当に必要なところにお金を回すこと。その一例が子ども手当てや所得補償」と支持を訴えた。
以前は農家への訪問をあきらめるほど農業者との距離を感じたという柿沼候補。だが、生産費用が販売価格を上回った場合に差額を補てんする戸別所得補償制度がマニフェストに載り、雰囲気が変わったと手応えを口にする。
サラリーマン層への浸透に軸足を置く柿沼候補だが「当落を左右するかもしれない」と農業票を重視。公示直前には党の政策通を講師にした「農政座談会」を館林市で開いて政策をPRした。
◎石見候補は経営ノウハウを訴え
石見候補は21日、朝から太田市内で街頭演説と選挙カーによる遊説を行った。JA太田市前交差点では、苦しい現状を強いられている農家に向け「企業、経営のノウハウを農業政策にも持ち込み、農家が自立できる仕組みをつくっていく」などと訴えた。
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:49:54
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=236&dp=
(2009/08/24 掲載)
《衆院選 焦点ルポ4区》
都市型の選挙戦が定着 浮動票の獲得に力
群馬4区は、前首相の福田康夫候補(自民)に、党本部主導で出馬した民主の三宅雪子候補が挑む。組織力で優位に立つ福田候補が保守勢力を結集して選挙戦をリードするが、三宅候補は労組票や民主支持層を固めながら保守層にも食い込み追い上げる。無党派や若年層の取り込みも日増しに熱を帯びており、福田候補は抜群の知名度を武器に走り回り、三宅候補は民主への追い風を背に政権交代を訴える。
◎福田陣営 知名度武器に先行
「日本を、群馬を、高崎を良くしたい。その一心で政治を続けているんです」。23日午前、福田候補はJR高崎駅前で通行人に訴えた。駅前は人がまばらだったが、応援で同行していた山本一太参院議員が「前首相本人がお邪魔しています」と声を上げると、あっという間に若者や女性の輪ができた。
知名度は圧倒的だ。「今回の選挙は大変なんです。よろしく頼みますよ」。福田候補は気さくに声を掛けて歩く。同行する長男の達夫氏は通行人から次々と携帯カメラを手渡され、記念撮影に忙しい。
高崎市では一昨年の県議選で当時28歳の石川貴夫氏(民主)が、県外出身ながら自転車遊説と街頭演説で最年少当選。都市型選挙の定着を印象づけた。陣営はこうした環境の変化を踏まえ、与党支持層を固めつつ、浮動票対策にも力を入れる。候補者本人が有権者と触れ合う機会を増やしたほか、緑色をイメージカラーに決め、丸の中に「福」の字をデザインしたTシャツやバッジなどを作製した。
選対青年部が企画する24日の講演会には、福田候補の知人でデザイナーの山本寛斎氏を招く。ファッションの話など、若い世代が参加しやすいテーマから入り、最後に福田候補が登場。新たな票の掘り起こしを期待する。
◎三宅陣営 逆転狙い握手作戦
三宅候補は23日夜、労組系支持者の集会で「福田前首相の背中がだんだん近づいてきた。競技場までに追いつき、ラスト50メートルで抜きたい」と力を込めた。
民主の労組系と保守系はぎくしゃくしながらも、互いに「それぞれの持ち場を固める」ことで一致。「応援できる候補がようやく現れた」として労組側は力が入っており、25日に群馬音楽センターで2千人規模の決起集会を予定する。
一方、保守系も従来、自民支持だった保守系団体などに推薦依頼を発送。一部の団体から推薦状が届くなど切り崩しに成功しているといい、「政権交代の風が吹いている」(中島政希県連会長代行)と活気づく。
三宅候補は知名度不足を補うため、高崎駅前などで通勤する会社員らにアピールする早朝の握手作戦と、自転車や選挙カーで少しずつ移動しながら、5分ほどの短い演説を繰り返す地道な選挙運動を展開する。
イメージ戦術にも力を入れる。浴衣姿で高崎まつりに登場し、政権交代の是非を市民に問うフリップボードを携え会場を歩き回った。演説では「真夏の雪子が政治を変える」を決めぜりふに、政権交代を意識したメッセージを発信する。
◎森田候補は年金問題中心に訴え
幸福実現の森田貴行候補は23日、朝から高崎市のJR高崎駅周辺でつじ立ちを行ったほか、同市内を中心に選挙カーで遊説し、精力的に選挙活動を展開した。
午後になると、同市中心市街地のもてなし広場で開かれていた高崎人情市の会場前で街頭演説。来場した市民らに「深刻な年金問題の解決と、景気対策のためには人口増加に取り組まなくてはならない」と年金問題を中心に訴えた。
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:50:45
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=239&dp=
(2009/08/25 掲載)
《衆院選 焦点ルポ5区》
「八ツ場」建設の是非争点 地元を意識し論戦
衆院選で建設の是非が争点となっている八ツ場ダムの地元、群馬5区。事業推進を訴える自民の小渕優子候補と、中止を主張して票の掘り起こしを狙う社民の土屋富久候補が争う。建設反対の民主が候補を立てなかったため、地元には議論の盛り上がりに欠けるとの声があるが、小渕陣営は「大量得票で地元の意思を示す」、土屋陣営は「ダムの抱える問題を多くの人に知ってほしい」と、それぞれ熱のこもった運動を展開している。
◎小渕陣営 「大量票で意思示す」
「7割完成している八ツ場ダムを、なぜ中止というのか。地元の声を全く聞いていない」。小渕候補は22日夜、地元中之条町の吾妻郡文化会館で開いた決起大会で声を張り上げた。
党の要請により同僚候補の応援演説で全国各地を回る毎日。公示後にこれまで選挙区入りできたのは3日間だけだ。しかし、出席した5回の集会すべてで、ダム問題に苦しんできた住民の感情に触れ「地元の代表としてダムの必要性と正当性を訴えていきたい」と主張、喝采(かっさい)を浴びた。
陣営は本人不在の不利を埋めるため工夫を凝らす。不在をわび、政策を訴える本人の声を収録。選挙事務所で連日開いているミニ集会や遊説先で流している。
24日は渋川市のゲートボール場など人の集まる場で録音テープを回し、「安心できる老後の年金、医療制度の確立」などを訴えた。また、各地区単位で組織され、数百ある後援会支部がフル稼働して前回以上の得票を目指している。
◎土屋陣営 「生活の再建を継続」
土屋候補は24日夜、富岡市の市生涯学習センターで開いた決起集会で支援者を前に、八ツ場ダムの建設には県議時代から反対してきたと説明。「再び建設の是非が問題になっている時に(地元の)候補者になったことに巡り合わせを感じる」と話し、建設反対の姿勢を改めて鮮明にした。
23日の吾妻郡文化会館での決起集会でも、「多目的ダムは(利水・治水など)どの目的も十分には果たさない」と主張、「ダムはなくても観光資源はたくさんあり、新たな施策で生活再建できる」と訴えた。
土屋候補は吾妻郡でこの問題を取り上げることについて、「地元で八ツ場の話をしなければ問題から逃げたことになる。生活再建事業は続けることを知れば、中止に納得する人も多いはず」と理由を説明する。
公示前から支援労組の名簿などを足掛かりにあいさつ回りを続け、約5千世帯に「いのちを大切にする政治」など党の政策を直接訴えた。
◎演説で生方候補消費税ゼロ訴え
生方秀幸候補は24日、渋川市内のスーパー周辺で街頭演説を行い、買い物客らに「自民、民主は増税路線。幸福実現党なら消費税ゼロでも(国を)運営できる。どちらを選びますか」などと訴えた。その後、市内から中之条町、六合村などを選挙カーで回り、沿道の住民に支持を呼び掛けた。
4620
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:52:56
>>4614-4620
群馬県:上毛新聞
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=249&dp=
(2009/08/28 掲載)
浮動票獲得にしのぎ 民主山間地でペダル/自民携帯で支持要請
衆院選(30日投票)はいよいよ最終盤。各陣営は投票率が前回より上昇すると予測、無党派層の取り込みが当落の鍵を握るとみてしのぎを削っている。自民党の陣営は27日、決起集会を相次いで開いて投票先が決まっていない知人、血縁への投票依頼を徹底するよう要請。若手の支援者が携帯電話で支持を求めている陣営もある。民主党の陣営は自転車遊説の範囲を広げるなどで浮動票の上積みを目指している。
「風の波間に漂っている票をみなさんの力で動かしていただきたい」。1区の尾身幸次候補は27日夜、支援企業の決起集会の来場者に血縁や知人20人に投票を呼び掛けるよう依頼した。組織の引き締めと同時に無党派層の取り込みを狙って24日に始めた「一人10票獲得大作戦」を強化した形だ。
3区の谷津義男候補の陣営では、スタッフの20代の子供らが携帯電話で投票に誘う作戦を展開。友人らに「とりあえず投票行って」と呼び掛けると、「選挙初めて。行ってみる」などの返信メールが来るなど、反応は上々という。
街頭演説や自転車遊説で無党派層に訴えてきた民主の各候補はそうした取り組みを強化。1区の宮崎岳志候補は26日、川場村、昭和村、片品村でペダルを踏んだ。28日には沼田市内を走る。3区の柿沼正明候補は各地の支持者の声掛けで集まる人へのアピール活動中心。26日夜の演説会には「これまで柿沼の集会に来たことのない人」(陣営)約30人が集まったという。
幸福実現党の3区、石見泰介候補は自らスピーカーを担いで商店主や道行く人にあいさつしながら街を歩き、10分程度のつじ説法を繰り返している。「昔の選挙はこういう感じだった」と懐かしむ人もいる。
◎投票率は各陣営70%前後を想定
30日投開票の衆院選は、26日までに県内で期日前投票した人が前回衆院選の同時期の1・8倍、10万2660人に上るなど、激戦を反映して有権者の関心が高まっている。このため小選挙区の各陣営は、投票率は前回の66・29%(前々回比8・39ポイント増)を上回り70%前後になると想定している。
自民党県連の南波和憲幹事長は、期日前投票の増え方などから投票率が「3〜5ポイント上昇する」と予想。民主党県連の富岡由紀夫会長は「前回と同程度」を想定しながらも、「民主への追い風を生かすためにも70%程度に上がってほしい」と期待する。
他陣営も「有権者の関心の高まりを実感している」と口をそろえ、社民党県連合の小林人志幹事長は「70%程度」、共産党県委員会の小菅啓司委員長は「7割を越す可能性もある」と見込む。公明党県本部の加藤修一代表は「上がりそうだが前回からの伸びしろがどれだけあるか分からない」とした。
4621
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チバQ
:2009/08/30(日) 10:54:57
http://www.saitama-np.co.jp/news08/29/04p.html
2009年8月29日(土)
民主優勢変わらず 自民は10、13区で接戦 衆院選30日投開票
「政権選択」を焦点にした衆院選は30日投開票される。県内15の小選挙区では、政権交代を懸けた民主党が、候補者を擁立した14選挙区で優勢を維持、自民党が追撃する展開で最終盤を迎える。二大政党のはざまで公明や共産、社民など少数政党の苦戦は否めない。一方で比例区北関東ブロックでの議席獲得をめぐる皮算用も本格化、各政党は惜敗率の試算に関心を向ける。
中盤時情勢調査では、民主は1、3、4、5、6、7、8、9、12、14、15の各選挙区で安定した戦いを続け、2区でも先行する。10、13区は接戦ながらリードを維持。ただ党県連幹部は「優位とはいえ新人2人、元職5人には不安定な要素が残されている。自民の底力も感じる」と警戒を緩めない。
一方の自民は首長や地方議員を束ね組織戦で臨むが、無党派層が離れ、全選挙区で苦戦。選挙協力を築く公明党の票を固め切れない陣営も、一部に見られる。党県連は「これだけ民主優勢を連呼されると、逆に投票に行かない人も出てくる」と、あらためて組織固めを呼び掛ける。
最終盤を迎え、比例北関東ブロックでの議席獲得にも各陣営の注目が集まる。
民主は小選挙区での攻勢を受け、前回選挙(2005年)の7議席を上回る大幅な躍進が見込まれる。同党は18日の公示日に、北関東で県内関係1人を含む7人の単独候補を擁立した。県連幹部は「10議席を視野に、流れによっては11議席の可能性もある」と展望。4年前は226万票(得票率31・45%)、県内ではうち114万票を集めた。「前回と同程度の投票率(前回64・88%)なら県内で140―150万票」(同)を目標に据える。
自民は前回、北関東で289万票(40・25%)を得て、名簿順位35位の候補を含む9人を当選させた。今回は小選挙区との重複候補26人(うち埼玉は14人)を2位に並べる。だが保守層の多い茨城や栃木が小選挙区で民主と接戦を演じると惜敗率が上昇。埼玉では復活が困難との見方が浮かぶ。党県連関係者は「北関東で5か6議席、埼玉は1議席の可能性もある」と予想する。
3議席目の奪還をうかがう公明は、北関東で100万票、県内では57万票獲得がテーマだ。自民との選挙協力については「一緒に危機を克服しようとする雰囲気がある」(党県本部幹部)とプラス評価。共産は北関東での2議席確保を目指し、県内では38万票が目標だが「民主への強い流れを感じる」(党県委員会)。社民は1議席死守に向け、埼玉で前回より4万票多い20万票の獲得を鍵とする。ただ党県連合幹部は「反応は良いが、手応えが見えない」と戸惑っている。国民新党は北関東に本県関係者1人を擁立するが、苦しい戦いだ。
投票率について各陣営は前回と同程度か、やや高い65―70%程度とみている。
4622
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チバQ
:2009/08/30(日) 10:56:43
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090810.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(1)
“臼井ブランド”正念場
世襲候補が挑む1区
2009年08月10日
「私は後衛。選挙中は事務所で接待係だ。世襲問題はまったくナンセンスに思うが、社会的にはそうじゃない。(私が表に)出ればマイナスになる」
自民党新人・臼井正一の父、日出男(70)は裏方役に徹する心の内を、もどかしそうにつぶやいた。
衆院議員を8期27年、法相も務めた自民県連最高顧問の日出男が、県議2期目だった長男・正一に地盤を譲る腹を決めたのは「解散秒読みか」と言われた昨年9月。直後に麻生太郎首相が誕生し、正一は出馬表明した。発足当時、50%近くに上った高い内閣支持率をバックに突入するとみられた総選挙は、リーマン・ショックの余波拡大とともに幻に。
解散が先送りされ、じりじりと降下する内閣と自民の支持率。にわかに党内でざわめき出した世襲候補の出馬制限論争。結局、自民党は、「公認内定取り消しは党の信用問題にかかわる」として、小泉純一郎元首相の次男とともに、“特例”で正一を公認した。一方、民主党は「多様な人材が政治家になることを阻害する」として、今回から世襲候補を公認しない方針を決定し攻勢をかける。
正一は「(世襲問題が)メディアに取り上げられ、自分の思いを述べることができた。(知名度も上がり)マイナスだけではない」と前向きだが、陣営は批判の拡大に警戒する。
正一に引き継がれた後援会が7月上旬、選挙区内の各種団体や地域の代表者を集めて開いた会合。解散(同月21日)を見据えた陣営最初の大型選対会議となり、出席者には想定投票率や目標得票数など詳細なデータが提示された。あいさつに立った林昇志後援会長(株グリーンタワー相談役社主)は「私も(会社を)せがれに継がせたが、経営者の器や将来性がなかったら社長にしなかった。正一君が後を継いでも、立派に政治家として将来を担ってくれるはず」と訴え、正一が後継となった“正当性”をアピールした。
一方前回、日出男に敗れたものの比例復活した民主党前職の田嶋要は「私はまだ(2期)6年の挑戦者。相手はあの人のおじいさん(元衆議院議員の故・臼井荘一)だ。半世紀にわたって君臨した彼の一族と戦っている。3代の世襲と戦う」と県都の牙城制覇に万全の準備を進める。
さらに共産党新人の安喰武夫は「自民の2世、3世は国民の立場で政治をしていない」、幸福実現党新人の階一喜も「貴族院と同じでアンフェア」と問題視する。
「歯を食いしばり、火の玉になって総選挙に臨む」と奮い立つ正一。底力を見せるか、それとも風前か。“臼井ブランド”はかつてない厳しい正念場を迎えている。(文中敬称略)
◇千葉1区=千葉市中央区、稲毛区、美浜区。
4623
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:57:16
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090811.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(2)
親子2代で5度目火花
因縁対決の3区
2009年08月11日
「親の代から根強いものがある」
自民党前職・松野博一の陣営幹部は、5度目となる“岡島”親子との対決に焦りを隠さない。民主党元職・岡島一正と父の故・正之とは、この13年間で2戦ずつ交え1勝1敗ずつの通算2勝2敗。選挙のたびに「当」の字を奪い合った。松野と岡島は、ともに県立木更津高、早稲田大出身と因縁深いが政治家としての互いの信念が火花を散らす。
前回2005年の衆院選。松野は岡島に約2万票差を付け、10万台の大台に乗せたが、今回は逆風。陣営からは、「前回より票が増えるとは思えない」と弱音も漏れる。
一方の岡島は、「自民から民主へという声の力を感じる。前回(松野に)負けた票差かそれ以上が乗れば」と余裕の表情。「松野さんでなく自民党政治との闘い」と言い切る。03年衆院選では約900票差の接戦を制したが、05年の郵政解散で、「一番最後に議場を出た」後、再び赤じゅうたんを踏むことはなかった。
今回岡島は、地域の声に耳を傾ける姿勢を強化。集会などで配ったアンケートの回収は6千通を超えた。市民の会合回りや自転車遊説にも精力的。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の4年間を経て、終盤の詰めに甘さはない。
松野が初めて“岡島”に勝ったのは00年。約3万票の大差で、“岡島党”と呼ばれる幅広い支持層を持つ正之の牙城を切り崩し、公募制で選ばれた国内初の衆院議員となった。約1万票差で惜敗した初対決から4年後のことだった。
岡島は父と所属政党こそ違うが、事実上の「世襲」。対する松野は、「『地盤・看板・かばん』のないゼロからのスタート」を掲げ、岡島との違いを前面に出す。陣営は、「(岡島は)銀のスプーンをくわえて来られた方。いまだに岡島さんの地域では『自民党だけど岡島』という人がいる」と悔しさをにじませる。
“岡島党”は息子の代でも健在だが、岡島は「後援会のメンバーは入れ替わったし、父の(支援者)名簿と比べると数も減った」と明かす。前回の県議選で不協和音が響いた“岡島党”の重鎮、民主党の杉田守康県議は、今回の選挙では影をひそめているが、岡島は、「杉田さんの支援者はほとんど一緒だから問題ない」と強調する。
松野も「勝手連的な小規模組織」を全域に広げており、圧勝した05年の選挙時と比べてもその数は倍増。「コアの層は着実に固める」と意気込む。1万〜2万とされる浮動票の行方に加え、候補が出ない共産票の取り込みも焦点となる。3区では幸福実現党の古川裕三も支持層拡大を狙う。(文中敬称略)
◇千葉3区=千葉市緑区、市原市。
4624
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:58:00
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090812.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(3)
前職2人に新党の台風
市長選の余波続く4区
2009年08月12日
民主党前職・野田佳彦と、自民党前職・藤田幹雄による事実上の一騎打ちと思われたが、6月の船橋市長選で6万2627票を獲得し惜敗した野屋敷いと子が8日、新党「みんなの党」からの立候補を表明し、情勢は一変した。
同市長選で、野田と藤田は当選した藤代孝七市長の陣営に相乗り。当初は「信任投票」とみられた選挙だったが、「庶民革命」をうたい渡辺喜美元行革相らの支援を受けた野屋敷に無党派層を取り込まれ、想定外の辛勝となった。
転覆しかけた呉越同舟に冷や汗をぬぐった野田と藤田。特に野田は民主県連が多選首長の推薦を禁じる中、地元支部推薦というスタンドプレーに出ただけに当時ほぼ無名だった候補相手の苦戦は大きな痛手だった。
党内部からも批判が噴出。野田は「(藤代市長を)1期目から担いできた。信頼関係を損なうような政治家にはなりたくない」とし、総選挙では自民対民主の対立構図で仕切り直すつもりだった。しかし、野屋敷の参戦が水を差した。
「野屋敷が出れば、割れるのは民主票。保守票をしっかり固めれば野田に勝てるかもしれない」
にわかに期待が広がったのは藤田陣営だった。小泉旋風が起きた4年前でさえ、県内選挙区で唯一敗れて比例復活しただけに、藤田は「民主で最も選挙に強い1人」と位置付けていた野田との正面衝突に、危機感を抱いていたからだ。
ただし、ある選対スタッフは「ありがたいと思う人もいるかもしれないが、藤田の若さを武器に取り込みたい無党派層も(野屋敷に)持っていかれる可能性がある。むしろ、引き締めたい」と慎重姿勢だ。
一方、党幹部の野田は他選挙区への応援で地元を多く離れなければならず、解散後16日間をそのノルマとしていたが、今月に入り「野屋敷を若干意識」(野田陣営)。ノルマを維持した上で調整し、地元での街頭演説の回数を増やした。
台風の目になりそうな野屋敷だが、市長選での善戦が、政党色の濃い国政選挙でも通用するか。市長選時から使うスローガン「船橋をまる洗い」は野田の「ニッポン丸洗い」に酷似しているが、野屋敷は「偶然似た。民主ごと船橋を丸洗いだ」と息巻く。
共産党新人の斉藤は「政権が変わっても、有権者の意向に沿わない方向性に待ったを掛ける政党が必要」と存在感をアピール。幸福実現党新人の山中は景気回復への政策を訴えている。(文中敬称略)
◇千葉4区=船橋市。
4625
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 10:58:27
http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY200908290338.html
衆院選選挙違反容疑で190件着手へ 各警察本部2009年8月30日5時0分
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警察庁は、衆院選にからんで約190件の公職選挙法違反容疑があり、全国の警察本部が捜査を始める予定だと29日発表した。29日午前までの各本部からの報告をまとめたもので前回に比べて約40件増。半数以上が買収容疑だという。投票終了後に約420人から任意で事情を聴く方針。
28日までの逮捕者は20人(前回比5人減)で、いずれもポスターをはがしたり街頭演説を妨害したりする自由妨害容疑。警告数は3112件(前回比408件増)だった。
4626
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:58:32
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090813.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(4)
自・民若手に新党の元職
“三つどもえ”の5区
2009年08月13日
自民党、民主党ともに30代の若手候補同士の3度目決戦に、当選3回の元職・田中甲が参戦し、事実上の“三つどもえ”に。8日には渡辺喜美前衆院議員が中心となる新党「みんなの党」が発足し、参画した田中は「この日を待っていた」と早速街頭に繰り出した。
田中は7月には浦安市で、8月には市川市で、渡辺前衆院議員と演説会を開催し連携の強さをアピール。「自民は嫌だが、民主で大丈夫か」と無党派層にあおる。保守系地盤と旧・民主元職の肩書を生かし両党から票を奪う狙いだが、出遅れ感は否めない。
一方、民主党元職の村越祐民は「今回は政権選択の選挙。第三局にどれだけ注目が集まるのか」と首をかしげつつ「民主が信頼されないと票が流れる」と警戒。今月8日にJR新浦安駅前で前原誠司・民主党副代表との演説会を開催したほか、ミニ集会を重ね政策への理解を求める。
政権交代への期待からかボランティアの集まりも上々。課題は陣営の引き締めと結束だ。村越は昨秋、市川市の民主党県議、小泉文人(36)と公認を争った。村越が公認を守り切ったものの、小泉は「党を裏切りはしないが、村越は私を選挙に手伝わせたくないだろう」と応援は及び腰。村越は「選挙戦には関係ない」とコメントを避けたが、2人の距離は明らかだ。
村越は「自民にお灸を据えたい自民支持票を囲い込まないと勝てない」と4年前、郵政の風で惨敗した宿敵を警戒するが、保守地盤にも食い込む小泉との関係修復は優先課題のはずだ。
その宿敵、自民党前職の薗浦健太郎は「今の自民党に相手のことを心配する余裕はない」と、今度は逆風にさらされ街頭演説や支援者回りに駆け回る。
かつては「当選してから盆踊りや夏祭りは欠かさず行ったが、村越とは会ったことがない」と運動量に自信を持っていた。しかし、9日の遊説では「幼児教育と政策の安定に命をかけて頑張ります。この選挙大変厳しいが、どうぞ皆さまのお力を…」と選挙戦最終盤のような危機感をみなぎらす。自民系市町村議員で組織する千葉県地方議員連絡協議会(千議蓮)の高安紘一会長も「薗浦を落としたら日本の恥。なんとしても守り通す」と声をからす。
11日にはJR市川駅前に、薗浦がかつて秘書を務め“おやじ”と慕う麻生太郎首相も応援に駆けつけたが、逆風の原因には麻生首相にも責任があるだけに千葉都民にはどう映ったか。
また、幸福実現党が佐高芳行を擁立し保守票を狙っていることも、薗浦陣営にとって頭が痛い。(文中敬称略)
◇千葉5区=市川市の一部、浦安市。
4627
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:59:29
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090814.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(5)
前元職と新人、6人乱立
県内最多候補者の6区
2009年08月14日
衆院解散後、新たに2候補が出馬を表明し、現時点で県内最多の6候補が顔をそろえる。これまで自民党前職・渡辺博道と民主党元職・生方幸夫による「がっぷり」対決が3度展開された選挙区。4度目となる今回の土俵に4人の“新顔”が割って入るだけのインパクトがあるのかどうかに注目が集まる。
「他の候補者がどうのこうのではない。有権者に目を向けて戦っている」
復活を目指す生方陣営は候補者乱立の影響を限定的なものととらえ、「戦術を変えることはない。これまでの活動を地道に続けるだけ」と冷静な構えだ。
4年前の総選挙で落選し初の浪人生活を送った生方は、選挙区内の個別訪問を徹底。ライバルの自民層も含め、有権者との直接対話を重ねてきた。「もうこれ以上ないというぐらい地区をくまなく回った」と陣営は自負。「解散後に急にやってきたような人に負けるわけがないでしょう」と、他候補への揶揄(やゆ)も込める。
前職の渡辺は前回3万票近い差を付けて生方を振り切ったが、今回は厳しい選挙戦になると予想。支援団体・企業を回り組織票を固めるが、無党派層をどれだけ取り込めるかがカギと見ており、自民への逆風ムードに危機感を募らせる。
そんな中、前回総選挙で7区から自民候補として戦い約11万9千票を獲得して初当選した松本和巳が、6区への国替え参戦を解散後に表明。松本は今回無所属での立候補だが、選挙後には平沼グループへの参加を表明しており、政治信条としては保守系に位置。
渡辺陣営では、市川市北部などの保守地盤の票が割れる可能性について「(松本が)どこまで本気なのか分からないので影響は未知数」としている。ただし、「保守系ではない無所属候補が出てくれた方が(民主の票が割れる可能性が高いので)ありがたかったのだが…」と、保守分裂の懸念をほのめかす。
その松本は後援会組織を作らず、勝手連的な支援グループとともに無党派層への浸透を図る。出遅れは否めないが、「自民でも民主でもないという人はけっこういる。しがらみのないところで戦いたい」と鼻息は荒い。
共産党・山崎温之は7月半ばに立候補を表明。街頭宣伝やミニ集会で知名度アップを図っている。候補者乱立について山崎陣営では「自民を離れた層と無党派層との両方の取り合いになる」と分析。比例票獲得に力を入れている。
みんなの党・小平由紀は渡辺や松本と同じ保守系の元市川市議。女性票を中心に、子育て世代や若者にアピールしたい。幸福実現党は三島佳代子を擁立。(文中敬称略)
◇千葉6区=市川市北部、松戸市南部。
4628
:
チバQ
:2009/08/30(日) 10:59:59
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090815.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(6)
地域性捉え戦術工夫
都市・農村混在する7区
2009年08月15日
「千葉7区は広い上、構成する松戸、流山、野田の3市は都市部と農村部が混在する。各市の特性を捉えた戦術が必要だ」。主な予定候補の民主党前職・内山晃、自民党新人・斎藤健、社民党新人・上田恵子の3陣営が口をそろえるのは、7区で戦う難しさだ。
11日午後、野田市北端の鈴木貫太郎記念館に、自民総裁で首相の麻生太郎が斎藤の応援に駆け付けた。
会場には約1200人(陣営発表)が集まり、演説後に麻生は握手攻めでもみくちゃにされた。逆風を招いた張本人と批判される麻生だが、陣営から「これだけ歓迎されるのは久しぶりだろう」と声が漏れた。
翌日、松戸市内の斎藤事務所で慌ただしく連絡を取り合う同市議は合間につぶやいた。「野田は自民の強い地域だからそれでいい。松戸の場合、『自民です』と今言えば票が減る」
斎藤も、依然収まらない逆風を感じ、「自民とか民主とかではなく、『一度斎藤健にやらせてほしい』と訴えている」と話す。
陣営は松戸、流山などの無党派対策として、いち早く「自転車遊説隊」を編成。斎藤は、辻演説を繰り返しては即戦力を強調するように政策を熱く語る。
一方、民主への追い風を生かしたい内山。活気ある事務所に現れた表情は厳しかった。「有権者は『楽勝だね』と言うが冗談じゃない。選挙に絶対はない」と引き締める。
内山にとって頼もしいのは、初めて松戸、流山、野田の3市に選対事務所を設置できた点。党の地方議員増加で可能になった。地域の課題は任せて、内山は「今回争うのは『政権選択』ただ一点」と集中できる。専門の年金問題を絡め、「政権交代で年金を取り戻す」と語る。
新たな戦術も取り入れた。乗用車登録した自動三輪の「ミニカー」に乗り込み、広い選挙区を縦横無尽に走り回る。
工夫を凝らす内山陣営だが、不安要素も。内山は昨年の野田市長選で現職・根本崇を推薦した連合千葉と対立。連合との関係は修復して推薦も得たが、一部単組は上田支援を表明する。
その、上田。県内唯一の社民候補となるが、二大政党の争いに埋没することに危機感を抱く。
上田は、「そろそろ自民批判は終わりにしたい。今回の選挙で政権交代は実現するだろう。これからは民主の問題点を有権者に理解してもらうことで、『民主一人勝ち』を防ぎたい」と矛先を変える。
県議の小宮清子が地元流山を固めつつ、松戸、野田での浸透を図るが、「私の支持者でさえ、直接話をしないと民主に投票してしまいそう」と懸念する。
上田は自転車をこぎながら「自民も民主も、いのちと暮らしは守れない」と繰り返す。視線の先にあるのは、無党派層や共産、新社会、市民ネットの存在だ。
幸福実現党新人・牧野正彦は知名度アップに懸命。(文中敬称略=おわり)
◇千葉7区=松戸市北部、流山市、野田市。
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チバQ
:2009/08/30(日) 11:00:35
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ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(1)
全特支援のライバル批判
“美学”捨てた前職9区
2009年08月20日
これまで4回の選挙では相手を批判しないことを“美学”としてきた自民党前職・水野。7日、佐倉市の京成臼井駅前でマイクを握ると「郵政の元キャリア官僚が自らの所管していた業界に丸抱えの支援を受けている。まさに政官業の癒着、しがらみそのものだ」と民主党新人・奥野を批判した。
「目に余る行動を放置せず、有権者に知らしめなければ」。演説後の記者の囲み取材。全特(全国郵便局長会)の支援を背景に活発な運動を展開する相手陣営への批判理由を力説した。
「票の問題ではなく動員力」と、民営化によって皮肉にも選挙活動の制約が解けた形の現役郵便局長ら。選挙区内のポスティングや演説のビラ配りなどで威力を発揮する支援体制に危機感を抱く。
それでも「業界や組織的な応援だけで選挙が決まるわけではない」ときっぱり。解散後は街頭演説を「毎日欠かさず」こなす。併せて、(消費)税率アップよりもまず税金の無駄遣いの一掃を−などの見出しが躍る、自身の政策や実績を示すレポート配布に力を注ぎ、有権者一人一人への訴え掛けを強める。
一方、奥野は一昨年12月から選挙区を自転車で回り、昨秋の事務所開き以来「約2万軒は回った」と胸を張る。都市部での手応えに加えて、千葉市長選の追い風も受ける。
党幹部を迎えた今月7日の佐倉市での決起集会。「ようやく相手の背中が見えてきた」と気勢を上げた。出席者約600人のうち「約3分の1」が郵便局関係者。会場には蕨和雄佐倉市長も姿を見せ、地方全般が陥る財政難を訴え「地方を知り、地方の力になる即戦力の奥野さんに期待する」と応援演説。同市長は公示日の18日も出陣式に参加した。
好材料がそろう一方、八街市など農村部での浸透を不安視。「(水野の養父・清から)2代40年以上続く保守層の厚い地域。9区で勝てれば本当に(政権が)ひっくり返る」と気を引き締める。
無所属の波田野は、世襲・官僚政治家を批判。“二者択一ムード”払しょくへ「庶民派」を掲げ、アピールする。幸福実現党の伊藤は知名度アップに懸命。(文中敬称略)
4630
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チバQ
:2009/08/30(日) 11:01:26
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090821.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(2)
不満の受け皿じわり拡大
逆風に閣僚危機感10区
2009年08月21日
自民党前職・林幹雄の陣営はこの数カ月、地元有権者から幾度も同じ言葉を聞いた。「一度、民主にやらせてみてもいい」。厚い保守地盤にも変化を求める声がじわりと拡大。現職閣僚ながら「初当選時より先が読めない」(選対幹部)との危機感が覆う。
3度目の対決となる民主党新人・谷田川元は県議を辞して6年間の浪人中に選挙区をくまなく回り、野党候補としての立場も鮮明に。「政権交代」を旗印に不満の受け皿となる手応えをつかむ。
父親の故大幹氏を支えた組織を引き継ぎ、小選挙区比例代表並立制導入後も手堅く連続当選を伸ばしてきた林。2003年には谷田川との保守分裂選を勝ち抜き、前回05年は民主入りした相手の比例復活すら許さなかった。
その林の牙城、匝瑳市などの農村部でも「『自民ではだめだ』という声がようやく出てきた」と、谷田川陣営の地区担当者は強調する。直前の民主入りが想定以上の反発を招き「説明に追われて選挙にならなかった」という4年前から様変わり。農家の男性(72)は「現状の農業政策に未来はない」とつぶやく。林の地元銚子市でも市立病院休止の混乱をめぐり「指導力」に疑問を呈する声がある。
農業や商工関連団体などを回ってミニ集会を精力的に開き、豊富な経験と実績を党政策を交えて訴える林。8月上旬には早くも党県連の広報カーと駅頭に立つなど安泰ムードはない。国会議員を頂点とする独特の“集票ピラミッド”を形成してきた地方は、農業衰退や支援者の高齢化、景気低迷の影響を受けて疲弊が進み、全国的な流れに抗する歯止めを失いつつある。
地元の保守系元議員は「組織から支援の約束を取り付けても、末端までその通りとはいかないだろう」と指摘。前職支援に動かない構えを見せる自民系議員も出てきた。林はなるべく地元に張り付くため、治安・防災閣僚として頼まれる応援演説も、吟味せざるを得ない守りの戦いだ。
前回選挙で公認候補が約1万票を獲得した共産が候補擁立を見送ったことも、谷田川陣営にとっては好材料となりそうだ。
鍵を握るのは浮動票が多い成田市のニュータウン地区。8月2日、民主党の鳩山由紀夫代表が行った演説会には人垣ができた。ただ「個人票に結びつくかは未知数」(谷田川陣営幹部)で、同席した谷田川の口からは「成田空港の発展なくして日本の発展はない」と、林がライフワークとする成田空港振興を強く意識した発言も飛び出した。
幸福実現党の新人・金井貴雄は党政策のPRに全力を挙げる。(文中敬称略)
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:
名無しさん
:2009/08/30(日) 11:01:31
http://www.asahi.com/business/update/0829/TKY200908290282.html
市場の関心は新政権の政策 総選挙2009年8月30日9時35分
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日経平均株価は衆議院解散後の約40日間で、9652円02銭から1万0534円14銭と1割近く上昇した。ただ、直近は様子見ムードが強まり、商いは低迷して日経平均は一進一退。30日の総選挙の結果を受け、週明けの株式相場はどう反応するのか。
東証1部の出来高と売買代金は、8月24日に17億5898万株、1兆3049億円といずれも約1カ月ぶりとなる低水準を記録。翌25日の売買代金は1兆3017億円とさらに減った。総選挙を間近に控え、積極的な売買が手控えられたことが要因とされる。
業界では「20億株、2兆円」が活況の一つの目安。だが7月21日の解散以降、売買代金が1兆5千億円を超えたのは29営業日中、6日だけ。日経平均も今月14日以来、上がっては下がる値動きを繰り返している。
総選挙の結果が出れば、株価は大きく上昇もしくは下落に転じるのか。市場では否定的な見方が支配的だ。
都議選の勝利で民主躍進の予想が広がる中、学習塾や幼児用品、陸運株など、子ども手当や高速道路無料化など民主党の政策に関係する銘柄が目立って上昇。日興コーディアル証券の西広市エクイティ部長は「市場はすでに民主の勝利を予測して動いており、関心は選挙後の政策の行方に移っている」と話す。予想外の事態がなければ、投開票は株価に大きな影響を与えないとみる意見が大勢だ。
一方、長期的にみると、民主の政策は消費を刺激して景気を回復させると期待する声もある。マネックス証券の羽賀誠チーフストラテジストは「家計を助ける政策が進めば、小売りなど出遅れ気味の内需関連株が上がる可能性がある。日経平均の年内1万2000円台回復もありうる」と予想する。(木村和規)
4632
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:02:03
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090822.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(3)
ライバル候補は元自民
盤石地盤も揺らぐ11区
2009年08月22日
「(法相の職務などで)大変出遅れました。今回はかつてない逆風の中での選挙。私にとって正念場」
18日、茂原市内で行われた出陣式。7選を目指す自民党の森英介は集まった約800人を前に、第一声の一言目から危機感をあらわに支援を求めた。
祖父の代から衆院選通算30連勝の名門一族。森自身も過去4回の小選挙区選挙で、2位に約9万〜7万票も引き離す圧勝を続けてきた。だが、県内屈指の強固な支持基盤も今回は、逆風と3月の知事選のしこりなどに揺らぐ。
民主党の金子健一は、かつて森事務所にも出入りしていた自民党の一宮町議だった。前々回の選挙で千葉3区の民主党候補を応援したため、保守系議員の反発を受けて自民を去った。
2007年夏に民主党から11区出馬が内定。森が選挙区を留守にすることが多い中、「地元で出るなら(金子を)応援しよう」という声もあり、市町村議員を増やしてきた。
知事選で森が民主推薦候補を支持したことも、森陣営は「ずいぶん時間もたったし影響はない」とするものの、「保守層のしこりは残っている」と指摘する有力者は少なくない。東金市議22人のうち、森支持を明確にしているのは数人。いすみ市でも保守系市議の半分とみられる。
金子支持は従来、自民党支持だった各種団体にも浸透し始めた。JA山武郡市は「組織決定はしていない」としながらも、役員・幹部は内々で民主支援方針を打ち出している。
県解体工事業協同組合も11区だけは、森だけでなく金子にも推薦状を出した。同組合は「それぞれの利害があり、昔のように一本化はできない。組合の分裂を防ぐための苦渋の決断だった」としている。
揺らぐ地盤に、森も手をこまぬいていたわけではない。この夏、選挙区内各地で開催される大きな祭りのほとんどに出席した。これまでは秘書の代理出席も少なくなかったが、今回は森自身があいさつに立ち、法相としての実績を強調。各種団体のテントを回り、一人一人と握手を交わしながら支持を呼び掛けた。
だが、「(これまでの森の)安泰ムードは様変わりしている」と夷隅郡市の首長。地方議員の間には「ひょっとしたら:」との悲観的な見方も出ている。
「郵政選挙で皆さんの生活がずたずたになり、医療や教育でも格差が生じている。地方のことは地方にいる人が一番良くわかる」と、金子は公示日の18日、茂原市内での出陣式で約300人を前に地元密着候補をアピール。
さらに、「はじめのころはどこに行っても『民主党かよ。戦う相手は誰だと思っているんだ』と言われた。それがいまここにいる人たちと話ができる」と、支持広がりへの手応えも示唆した。
幸福の久我司は選挙区内を回り、憲法9条改正などを訴える。(文中敬称略)
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チバQ
:2009/08/30(日) 11:04:24
>>4622-4633
千葉県:千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090823.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(4)
予想される「辛勝惜敗」
強固な地盤に逆風12区
2009年08月23日
「どちらが勝つにしても辛勝惜敗。大勝はない」。自民党前職・浜田靖一の陣営幹部はかつてない自民党への逆風に、こう漏らす。
小選挙区比例代表並立制移行以来、上総地域の浜田と安房地域の中村正三郎とのコスタリカ方式で自民党が盤石な体制を築いてきた12区。2005年の中村引退後も、浜田は郵政選挙の追い風と父・幸一時代からの厚い地盤と知名度で順調に5選を重ねてきた。
前回の郵政選挙では、従来の自民党候補の得票数に“追い風”とみられる票が3万近く上乗せされた。だが、今回その風は止むどころか向きを変えた。決起集会や出陣式であいさつした多くの来賓は口々に「自民党への逆風」を強調し、組織引き締めに懸命だ。
逆風に加えて、従来農村部を束ねていた特定郵便局長らがこぞって民主党新人の中後淳を支援。過去の選挙で公認候補が1万票以上獲得している共産が、今回初めて独自候補を擁立しなかったことがどこまで影響するかなど、懸念材料は少なくない。
さらに、現職の防衛大臣のため、各地の応援演説で自身の地元入りが減少。公示日も他候補応援のため夕方には地元を離れており、別の陣営幹部が「後半戦はどぶ板を」と危機感を募らせるにもかかわらず、本人の選挙区回りが少ない状況が続いている。
そんな中、陣営幹部は「問題は『民主への風』ではなく『自民への逆風』」と指摘。浜田は出陣式で「全部面倒をみることなどできるはずがない。なぜ本当のことを言わないのか」と暗に民主党のマニフェストを批判した。
対する中後は、1年半前から政治活動を続ける。選挙区内すべてを自転車で回る街宣活動や毎朝の駅立ち、全戸配布の政策アンケートなどを通じて地道に浸透を図ってきた。袖ケ浦・木更津・君津3市の新住民に多い無党派層には特に重点を置き、公示前から政党ビラの配布や土日を中心とした団地前での街頭演説を展開してきた。
陣営幹部は、駅立ちや自転車遊説での反応に手応えを感じつつも「『いける』という感じがまだない」と話す。というのも「(民主党票は)ほとんど固めたものの、無党派層の(投票)動向が読み切れない」からだ。
連合千葉や郵政政策研究会など一部の支援組織に頼るのみで、ほとんどボランティア選挙に近い戦いを続けてきた中後陣営。組織力では、浜田に及ばない。
「今の流れでいけばいいが、この風向きのままいくとは単純に考えられない」と中後。駅立ちなどの反応に手応えを感じながらも、見えぬ無党派層の動向を気にかける。
幸福実現党新人・田辺丈太郎は知名度アップを目指す。(文中敬称略=おわり)
4634
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 11:07:24
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news/20090830-OYT1T00072.htm
「お願い」フィナーレ…自・民、池袋決戦
「日本の未来に責任を取る」と叫ぶ自民党の麻生首相、「日本で初めての『民主政権』を誕生させる」と訴える民主党の鳩山代表。
政権をかけて争う両党党首は29日夜、「最後の訴え」の場所にいずれも東京・池袋を選び、駅をはさんだ東と西で主張をぶつけ合った。同駅周辺は身動きもできないほどの人だかりに。他の政党党首らも各地でフィナーレの演説を行い、列島を選挙一色に染め抜いた長い夏の戦いを締めくくった。有権者はどんな政権を選び取るのか。審判は30日に下る。
池袋駅(中央)の東口で自民(左側)、西口で民主(右側)の両党首が最後の訴え(29日夜、本社ヘリから)=三輪洋子撮影
JR池袋駅東口。午後7時半過ぎからの演説で、ブルーのワイシャツの袖をまくり上げた麻生首相は日に焼けた拳を握り、「日本の未来に責任を取る」と叫ぶように訴えた。選挙戦前半に見られた「おわび」は封印、「自民党には経済成長させる政策があるが、民主党にはない」と民主党を激しく批判する場面もあった。
周辺は歩道から人があふれる混雑。夫婦で演説を聞いた東京都板橋区の主婦、高橋幸子さん(39)は「妊娠中で子育て政策に一番興味がある。ばらまきで将来にツケを回すのでなく、子どもを育てやすい社会にしてくれる政党に入れたい」。
同区の自営業、海老根善行さん(61)は「民主党では財源に不安があるが、これまで支持した自民党の政策で社会に閉塞(へいそく)感が広がった。両党首の演説を聞いて決めたい」と冷静に分析していた。
西口に陣取った鳩山代表が午後7時40分頃、「日本の歴史を塗り替えるみなさん、お集まりありがとうございます」と切り出すと、支持者で埋まった西口公園の熱気は最高潮に。「頑張れ」「政権交代だ」の声が飛び交った。
鳩山代表は、公約がぶれていると自民から批判されたことについて「誹謗(ひぼう)中傷合戦は好まない。堂々とマニフェストを理解してもらうよう訴えてきた」と総括。「日本で初めての『民主政権』を誕生させるため、命を懸けて働く」と宣言すると、「鳩山総理」のかけ声も上がった。
練馬区の上田友美さん(37)は「親の収入に関係なく、子どもが平等に教育を受けられる社会にしてほしい」。埼玉県所沢市の会社員田辺圭さん(26)は「歴史に残る演説だと思って来た。もっと具体的な政策を聞きたかった」と話した。
公明党の太田昭宏代表は、地元のJR赤羽駅前で最後の演説。マイクを両手でしっかり握り、「あと1票、あと1票、みなさんに頼るしかない」と声をからした。
共産党の志位和夫委員長もJR池袋駅東口で、午後3時半頃から「国民が主人公の新しい日本に」と訴えた。
社民党の福島瑞穂党首はJR大阪駅前で、「民主党独り勝ちではなく……」と前置きした上で、拳を振り上げながら19回「社民党」と連呼。
国民新党の綿貫民輔代表は、地元・富山県南砺市で「郵政民営化で全部良くなるというマニフェストが現実には泥沼になっている」と自民党批判を展開した。
みんなの党の渡辺喜美代表は横浜市内で「必ずこの国を変えていきます」と何度も拳を突き上げながら訴えた。
改革クラブの渡辺秀央代表は堺市で、「(北朝鮮による)拉致被害者の救出に全力で取り組む。日本の将来を真剣に考えているのは我々だ」と語った。
新党日本の田中康夫代表は兵庫県尼崎市で「尼崎の街から本物の政権交代を」と訴えた。
(2009年8月30日03時07分 読売新聞)
4635
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:09:42
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908682/
注目の衆院選神奈川11区、「世襲」争点にならない“小泉王国”、対抗馬にも思惑
政治・行政 選挙 2009年衆院選 2009/08/27 横須賀市内の町内会館で20日夜、自民新人・小泉進次郎氏の個人演説会が開かれた。用意した約100席はすぐに埋まり、ほぼ同数の立ち見が出る盛況ぶり。開始前から家族連れや女性が列をつくり、小泉氏との握手や記念撮影の順番を待つ。その光景を見て、陣営幹部は驚くようにつぶやいた。「まるでスター並みだな」
地元で抜群の人気を誇った父・小泉純一郎元首相の後継として出馬した小泉氏。当選すれば4代目の国会議員となる。身内の自民党からも指摘された世襲問題の象徴的な選挙区として、全国の注目を浴びる。
だが、候補者の間で世襲問題は目立った争点になっていない。逆に、小泉氏は世襲批判を逆手に取るかのように、横須賀・三浦への思いを演説で強調する。「28年間生まれ育ったまちから出られることを誇りに思っている」「逆風や逆境は乗り越えるためにあるということを証明するため、地元の皆さんと共に戦いたい」。5人の候補者で唯一の地元出身者という点を意識した発言。聴衆の拍手が最も響く瞬間だ。
対する民主新人・横粂勝仁氏は愛知県出身。共働きの両親に育てられ、奨学金とアルバイト代を頼りに東大を卒業した。選挙に有利な「地盤、看板、かばん」がない中、街頭では「皆さんの生活を守っていくのは生活が分かり、雑草魂を持っている横粂」と訴える。
政治家の世襲には正面からの批判はしない。「制度一般として禁止すべきだと思うが、街頭で言うと『あいつは民主特有の反対ばかりだ』と思われ、本来の生活を守る民主党というイメージを消してしまう」。迷いながらの活動が続く。
陣営幹部も世襲問題は重視していない。「世襲批判に対する有権者の反発もある。それなりに努力していれば認めるべきだ」。4年前の「郵政選挙」で、小泉元首相は小選挙区で全国トップの得票となる19万7千票を獲得し、民主党候補に14万票以上の差をつけて大勝した。100年にわたって続く「小泉王国」の強固さを肌身に感じている。
ただ、陣営は世襲問題でマスコミの注目が集まったことを歓迎している。横粂氏は公募で選ばれて知名度が低かっただけに、「小泉候補の対抗馬として取り上げられ、知名度が高まった」。
一方、共産新人・伊東正子氏は「わたしたちの党ではあり得ない」と世襲に批判的。しかし、街頭演説では党の政策を一貫して訴え、世襲問題には言及していない。幸福新人・鶴川晃久氏は「世襲政治は若者が政治をあきらめたり、政治に無関心になったりすることにつながる」と批判している。
4636
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:11:47
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908613/
「河野王国」に陰りも、注目区を行く/神奈川17区
政治・行政 選挙 2009年衆院選 2009/08/25 「偉大なる河野洋平先生の松明(たいまつ)を引き継いでいく」。公示日の18日。自民党の牧島かれん氏は、箱根町内のホテルで催された出陣式で支持者らに決意を示した。黒髪をなびかせながらの第一声は小田原駅東口。「派手」と揶揄(やゆ)されがちだった深紅のスーツは、純白のシャツに変わっていた。
牧島氏のわきに控えていた河野氏が応援のマイクを握った。その声はかすれていた。「戦況は非常に厳しい。わたしの15回目の選挙だと思って戦う」。
県内で最も広い選挙区の17区。河野氏は牧島氏を後継指名後、寸暇を惜しんで地元入りし、精力的に街頭演説や後援会回りをこなしてきた。「こんなに必死な洋平さんは見たことがないよ」。側近の県議も目を見張る。過去14回の選挙では見られなかった光景だ。
対する民主党の神山洋介氏は「17区の政権交代」を目指す。それは父子2代にわたる堅固な「河野王国」の崩壊を意味する。ただ牧島氏は横須賀市の出身。後継指名直後から「落下傘」という批判にさらされた。
河野氏は「後継の基準は出身地ではなく、実力と熱意だ」と擁護してきたものの、陣営内部から「河野後援会はもう一枚岩とはいえないからね」との声も漏れてくる。
民主党本部は2年前に出馬表明した神山氏を全面支援。鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長ら党幹部が続々と17区入り。自転車で選挙区内をくまなく走り回るどぶ板選挙を地でいく神山氏。6万枚に及ぶ名刺を老若男女に手渡した。
昨年5月の小田原市長選で、河野氏の支援にもかかわらず大敗した元県議は選挙後、河野氏とたもとを分かった。市長選には「河野党」を自負する別の元県議も出馬したが、河野氏が支援しなかったことから、距離を置く。2人は神山氏陣営を支える。
それでも「もともとの組織票の『基礎体力』は雲泥の差」(神山氏陣営)といいう。逆風の中、牧島氏は河野氏と「二人三脚」で、陰りの見え始めた「河野王国」の強固な地盤の引き締めに懸命だ。「県西地域から女性国会議員の誕生を」とアピールしている。
25日には、政界で一時代を築いた河野氏と小泉純一郎元首相の両雄を応援弁士に招き、南足柄市で集会を開き、反転攻勢を目指す。
一方、安倍晋三元首相の秘書官を務めた無所属の井上義行氏は、母校の相洋高校OBなどの支持層が河野氏と重なるだけに、こうした”造反組″の取り込みを狙う。幸福の中野淳子氏も減税政策や防衛力強化を訴えている。
4637
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 11:12:11
森元首相「ばかな選挙」最後にブチギレ!
衆院選は29日、選挙戦最終日を迎え、各候補者が懸命に支持を訴えた。猛烈な逆風の中、大幅な議席
減も伝えられる自民党。首相経験者ながら厳しい戦いでボーダーライン上に立たされている森喜朗元首相
(72)=石川2区=と福田康夫前首相(73)=群馬4区=も必死に「最後のお願い」を叫んだのだが…。
頂点に達した危機感のせいか、それとも40年間守り抜いた議席への執念なのか。森元首相が最後の
最後でほえた。
「(相手候補は)女性を売り物にして選挙をしている。顔で政治ができるのか。バカな選挙を押しつけられ
ている」
民主党の田中美絵子氏(33)と「デッドヒート」と伝えられたまま迎えた最終日。森氏は石川県小松市の
街頭に立ち、日焼け顔でマイクを握った。「(田中氏は)無理やり『選挙に出なさい』と言われたんじゃない
か。こんなおかしな選挙にしたことを、皆さんは甘んじて受け止めているのか。石川県の皆さんの良識が
問われている」。森氏はそう有権者に呼び掛けると深々と頭を下げた。直前の遊説では、街宣車の助手席
から身を乗り出して猛アピール。報道陣がカメラを向けると「撮るんじゃない!」と一喝し、「面白おかしく
するな。選挙は命懸けなんだ」と諭すシーンもあった。
相手の田中陣営は、小沢一郎代表代行を迎えての総決起集会。「弱い者いじめの政治をやめなければ」
と訴えた田中氏を、小沢氏は「ここで勝てば本当の意味で政権交代を実現できる」と激励した。
一方、首相経験者として同じく激戦を強いられている福田氏は、JR高崎駅前で「最後のお願い」。首相
時代を含めてクールで物静かな印象の同氏だが「変な風を吹かす迷惑な“やから”を吹っ飛ばしましょう」
と大声で訴えた。初めて受ける逆風に「マスコミも応援してくれない孤独な戦いです」と嘆き節も。関係者
によると、選挙戦で足を運んだ企業では「どうか助けて下さい」と必死に訴え、28日には、昔から肩にかけ
ることを嫌がっていたいうタスキを今選挙戦で初めて装着する気合も見せている。
対する民主党・三宅雪子氏(44)は「雪子コール」の中で「明日、逆転のドラマを起こしましょう」と支持者
に訴えた。
福田赳夫元首相のもとで力を付けた森氏。そして森氏のバックアップで首相の座を射止めた福田氏。盟友
でもある2人の総理経験者の、なりふり構わないラストスパートは果たして功を奏すのか。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090830-OHT1T00040.htm
4638
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:12:30
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908716/
盤石一転競り合い、河野氏に勝又氏/衆院選神奈川15区
政治・行政 選挙 2009年衆院選 2009/08/28 「状況を正しく言えば五分五分と見た方がよい」。20日夜。JR平塚駅前のビルで開かれた自民党の河野太郎氏の個人演説会。後援会連合会の伊藤栄雄会長は、立ち見も出た200人以上の支持者を前に、そう訴えた。河野氏も続けた。「圧倒的に厳しい。突風クラスの逆風だ」
前回の「郵政選挙」では18万6千票余り。小泉純一郎元首相に次ぐ、全国2位の票を得た。民主候補を10万票以上引き離し、まさに横綱相撲だった。河野一郎氏、洋平氏、そして太郎氏と3代にわたる政治家として盤石の地盤。「特に平塚は河野さん以外は考えられない土地」と保守の長老たちは口をそろえる。
「河野王国」「河野党」と呼ばれるゆえんだが、その固い岩盤がよもやの激震に見舞われている。
「湘南から政権交代」「市民派対世襲派」。キャッチコピーを生かし、民主の追い風に乗るのが新人・勝又恒一郎氏だ。県議3期の経験を持つ。前回も民主候補として“難攻不落”の衆院15区に挑んだ選挙は「為(な)すすべもなく終わった」と振り返る。
だが、4年が過ぎ状況は一変。「街頭で配るチラシも1日で4、5千枚が一気にはける。怖いくらい関心が高い」。公示直前の陣営幹部は驚き、高揚した。子育て世代の新住民が多い茅ケ崎市を中心に、「子ども手当」など目玉政策への反応が返ってくる。従来の労働組合に社民党、神奈川ネットワーク運動なども結集する。街頭でマイクを握る姿に自信がみなぎる。
「あいさつもしていけば」。これまで受け入れてもらえなかった地域の祭りでも変化が起き始めた。前回はかすりもしなかった河野氏の支持層にも手応えを感じる。住民の振る舞いに「地殻変動を実感する」と勝又氏。
「民主に一度やらせてみようと思う」。河野陣営には一部支持者の不穏な声が入ってくる。そのため組織固めに躍起だ。約50に上る地区後援会や保守系の地方議員約30人が総出で地域を回り、「河野支持」を念押しする。
期待もある。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで知名度の高い河野氏は「無党派層にもアピールする力が強い」(陣営)。「党内改革派」として、税金のムダ遣い撲滅や年金制度改革などを主張、実践してきた実績がある。だが、党内の主流になり切れなかった悔しさもにじむ。だからこそ河野氏は言う。「そろそろ自民の長老には退場していただき、世代交代をしたい。議席を守って、政策主導の政界再編を目指す」。求めているのは「政党」ではなく「個人」への審判だ。
共産党の西脇拓也氏は大企業に社会的責任を求め、雇用を守り、格差を是正する主張を展開。幸福実現党の浜田勇作氏は消費税全廃などで内需の活性化を訴えている。
4639
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:16:54
>>4635-4639
神奈川県:神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908427/
民主分裂の4区、三つどもえで情勢混とん
2009/08/19 民主党の参院議員だった浅尾慶一郎氏が出馬した4区。民主は「分裂選挙」に突入した。地元の市議、町議も浅尾氏支持派と、前逗子市長で党公認の新人長島一由氏支持派に分かれる。分裂を絶好のチャンスと、自民前職の林潤氏が選挙区での連続当選を虎視眈々(たんたん)と狙う。事実上三つどもえの構図に、各陣営は「誰が勝つのか全くよめない」と口をそろえる。
2日夜、鎌倉市内で開かれた浅尾氏の決起集会。「わたしは浅尾さんの信念を信じる。皆さんも信じてほしい」。浅尾氏とともに離党した鎌倉市議は声を張り上げ、支持を訴えた。
600席の会場は、通路も立ち見の支援者でぎっしり。「浅尾派」の結束を見せつける格好となった。浅尾氏に追随して除名処分になったのは鎌倉、逗子、葉山の計6人の市議、町議。駅頭の朝立ちや支援者回りで行動をともにする。
中村聡一郎鎌倉市議は「これまで何度も待たされてきた。(浅尾氏を)衆院議員に送ることが民意の実現」と出馬の正当性を主張。「今までの付き合いで支援を寄せてくれるところもあるはず」と民主陣営の切り崩しに期待を寄せる。
一方、勢力が二分される形となった長島氏。選挙区を訪れる党幹部からは浅尾氏への批判も上がる。横浜市栄区内で2日に開かれた総決起集会。岡田克也幹事長は「党が混乱しているような印象を与えたかもしれないが、全くしていない」と強調。「民主の公認は長島氏だけで、もう一人は除名された人。政権交代を目指している時に自分勝手な行動だ」と訴えた。
長島氏は「除名の6人は前から手伝っていないのでダメージもない。かえってすっきりした」と冷静に受け止め、民主系の市議らの応援を得ながら街頭での活動に力を入れる。
前回、「郵政選挙」の追い風で圧勝した林氏。ライバル陣営のごたごたに「党の防衛政策を一手に担っていた人が急に辞任する。そんな政党、いかがなものか」と冷ややかな視線を送る。ただし「浅尾さんは保守の人にも人気がある。有利になったとは言えない」と楽観視はしていない。
林氏はこの4年間、「靴がすり減るぐらい」地域を回ったという。立ち上げた後援会組織は小さなものを含め40近くになり、陣営幹部も「誰よりも地域と密着してきたのが林氏。迎え撃つ態勢は以前と比較にならない」と保守層の票固めに自信をみせている。
一方、幸福実現党新人の小原真理氏は「消費税全廃と防衛権の確立を中心に、われわれの政策を愚直に訴えていく」と主張。無所属新人の伊藤航平氏は「無所属は私だけ。大きな組織に頼らずとも若い世代が国政に挑戦できる意義を訴えていきたい」と話している。
4640
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:17:46
http://www.sannichi.co.jp/tokushu/news/09syuuinsen/2009/08/29/18.html
09衆院選 やまなし
2009年8月29日(土)
自民〝空白県〟回避へ総力
県内各党、最後の訴え
衆院選投票日に向け、山梨県内の各政党は小選挙区、比例代表とも集票に懸命。特に故金丸信副総裁らを輩出し「保守王国」を築いてきた自民党山梨県連は、「王国」崩壊の危機に直面している。参院山梨選挙区選出議員2人は民主党のため、今回の小選挙区の勝敗と得票次第では県関係国会議員がいない“空白県”となる可能性もあるだけに、議席確保に総力を挙げている。一方、民主党は初の県内3選挙区の議席独占を目指す。
山梨日日新聞社などが実施した世論調査では、県内3選挙区のうち1区、3区はともに民主候補が優勢で、自民候補が追う展開。自民系が分裂し、民主を交えた三つどもえの構図となった2区は民主候補が支持を伸ばし、無所属候補と自民候補が激しく追い掛ける情勢となっている。
1955年の結党以来最大の危機に立たされた自民党県連の前島茂松会長代行は「報道をみる限り、各選挙戦の情勢はかつてなく厳しい」との認識を示す一方で、「県内は保守地盤が強い地域が多い。選挙戦の最終コーナーで追いつき、追い越せると信じている」と、保守勢力の結集に議席確保の望みを託す。
同党は中選挙区時代に県内で最大4人の衆院議員を輩出し、参院2議席も独占した時期もあった。小選挙区制に移行した96年衆院選も3選挙区を独占。2005年の前回衆院選では、3人の自民公認候補は選挙区で敗れたが、いずれも比例代表で復活当選。県連が推した2、3区の無所属2人が06年に復党したため県関係衆院議員は5人と過去最多になった。今回、比例には1区赤池誠章候補、3区小野次郎候補がほかの重複候補とともに、1位で立候補している。
一方、民主党は96年の結党以来、初めて県内3選挙区の独占を目指す。比例では1区小沢鋭仁、2区坂口岳洋、3区後藤斎の3候補が、ほかの重複候補と同列の1位で名簿登載されている。
公明党は比例で、県本部事務長の久保田雅昭候補が単独5位で立候補。共産党は1区の遠藤昭子候補が、比例でほかの重複候補とともに3位で名簿登載されている。
4641
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:20:43
>>4640-4641
山梨県:山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/tokushu/news/09syuuinsen/2009/08/28/22.html
2009年8月28日(金)
最新記事
公明票争奪へ激戦 2区
長崎候補・比例協力アピール 堀内候補・遊説に県本部幹部
創価学会を支持母体とし、固い支持基盤を持つ公明党票をめぐり、衆院選山梨2区で激しい争奪戦が繰り広げられている。公明は自民公認の堀内光雄候補の推薦を決めているが、無所属の長崎幸太郎候補の陣営は「比例は公明党に」と“バーター協力”を前面に打ち出し、公明支持層に秋波を送る。堀内候補も遊説に公明県本部幹部の同行を求め、連携の強さをアピールする考えだ。
「比例区は公明党に入れてもらいたい」。今月中旬、都留市内で開かれた長崎候補の会合。陣営幹部は集まった支持者に訴えかけた。
自民党を離党し、無所属で立候補した長崎候補。政党のバックアップが受けられない中、陣営が頼ったのは公明票だった。無所属のため、比例代表の受け皿がないことから、比例代表で公明への投票を呼び掛けるバーター協力を強調。その見返りに、公明支持者の支援に期待を寄せる。創価学会の支部組織にもアプローチを掛けている。
これに対し、堀内候補の陣営では、党本部が過度の公明依存を見直すよう指示していることなどもあり、明確なバーター協力は打ち出していない。しかし、年齢制限のため、比例重複立候補していない今回の衆院選では、ポスターから「比例代表は自民党に」と党への投票を求める文章を削除。「公明党の選挙支援に対する配慮」(陣営幹部)を示した。選挙戦最終盤には公明党県本部の幹部が遊説に同行する予定だ。
一方、公明票獲得に向け、1区の赤池誠章候補は自公連立政権維持に同意を求める署名集めを展開。「バーターとはいかないが、できるだけのお礼返しはしたい」(陣営幹部)として、署名集めを通じ、公明の支持拡大に協力する姿勢を示す。自民3候補の中で唯一、公明の推薦を受けていない小野次郎候補の陣営は「同じ連立与党の立場であり、協力して選挙を戦う」としている。
4642
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 11:24:13
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090830-OHT1T00033.htm
麻生首相VS鳩山代表 池袋でラスト直接対決
選挙戦を絶叫で締めくくった自民党の麻生太郎首相 選挙戦最終日となった29日、麻生太郎首相(68)=自民党総裁=と民主党の鳩山由紀夫代表(62)の直接対決が首都東京で実現した。両党首は、豊島区の池袋駅前で「最後のお願い」。真夏の12日間の戦いの幕を下ろした。
夜空に空撮のヘリ7機が飛び交う中、麻生首相は同駅東口に登場。「政策を見比べた上で我々に引き続き、政権を与えてください」と約6000人(警察発表)の聴衆に訴えた。
昨年9月の総裁選で戦って以来、距離を置いてきた小池百合子元防衛相と壇上に立ち笑顔で握手。この“大人の対応”に聴衆の一部からどよめきも起きた。演説では、おなじみの民主党批判。「小沢一郎さんという人は国連中心主義と言っていたが、やっていることが違う。安全保障は民主党に任せられない」と持論を展開した。
】最後の最後まで「政権交代」を訴えた民主党の鳩山由紀夫代表 一方で直線距離にして約290メートル離れた西口公園前。鳩山代表は約5000人(同)を前に街宣車の上でガッツポーズを繰り返し、「どうやら池袋決戦になったようであります」と挑発的にぶち上げた。「大政党の自民党が民主党に、ネガティブキャンペーンばかり行った選挙戦だった」と皮肉で応酬。タイムリミットである午後8時の15秒前まで声をからした。
演説後は「勝利に関して確信的なことを申し上げるべきでない」と慎重に繰り返したが、「感慨無量のものがある。(自民党を飛び出して)16年は長いようであり、短いようでもあった」と感慨深げ。
政権交代後の覚悟について尋ねられ「国民を裏切ることはないと断言したい」と鳩山氏。立ち去った後の広場には「ハトにエサを与えないで下さい ハトのフンで迷惑しています」の看板が立っていた。
4643
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:26:47
>>4547
>>4634
>>4642
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/tokyo/CK2009083002100017.html
夏の陣 あなたの出番 民主『政権前夜』に熱気
2009年8月30日
真夏の選挙戦が終わり、歴史を刻む審判の瞬間が刻々と近づく。衆院選は三十日投開票され、国民が選択した政権が決まる。政権を争う自民、民主の両党首は二十九日夜、ともに東京・池袋駅前で最後の訴え。駅の東西に分かれ、「政権を任せて」と声を振り絞った。有権者はどちらに軍配を上げるのか。池袋駅前で一票に託す思いを聞いた。
「鳩山総理!」「日本を変えてくれ!」。民主党の鳩山由紀夫代表が現れた西口公園前。鳩山代表がマイクを握ると、公園や歩道を埋めた聴衆から声援が飛び、周囲は「政権交代前夜」のような熱気に包まれた。
鳩山代表は「歴史を塗り替えるということは勇気が必要。皆さんが大変な勇気をもってお集まりいただいたことに心から感動しています」と切り出す。
東京10区は前回の郵政選挙で、自民党が「刺客戦術」を使った象徴選挙区の一つ。「ここで勝利できなければ、政権交代の意味はないと言っても過言ではない。勝たせてください」と訴えた。
鳩山代表は濃紺のスーツにグレーと白のストライプのネクタイ。子ども手当や高速道路無料化などを挙げ、「マニフェストは国民の皆さんとの契約。必ず守ることを誓います。初めての民主政権をつくるために命懸けで働きます」。かん高い声にいっそう熱がこもった。
孫三人と来た男性(70)は「素晴らしい。日本の夜明けだ」と興奮気味。「一生懸命働いたのに年金が消えるなんて、今の政治は信じられない。マニフェストを実現しないと民主党はおしまい。鳩山さんは五つの公約を果たしてくれそうだ」とうれしそうに語った。
演説を聞きに世田谷区から来た会社員の男性(42)は「今までの政治は、弱い人からお金を取るような政策ばかりで、国民に目が向いていなかった。政治を変えてほしい」と話していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/tokyo/CK2009083002100018.html
未来託し、さあ選択 自民『麻生』コール響く
2009年8月30日
麻生太郎首相が演説した池袋駅東口の歩道は、一時間以上前から人がすし詰め状態。「麻生 日本を頼む」「この先も太郎」といったカードが掲げられ、蒸し風呂のような熱気で政権党の党首を迎えた。
麻生首相は水色のシャツ姿で、厳しい表情。上空を旋回するヘリコプターを見上げ、選挙戦でつぶれた声で「麻生太郎です」と訴えを始めた。
「経済対策は道半ば。自民党に仕上げる力を与えてください」と四回の予算編成を強調。北朝鮮問題に触れ「すぐに意見が変わる政党に日本は委ねられない」と民主党を批判。聴衆から「そうだ」の声が上がり、日の丸が波のように揺れた。
最後に拳を握りしめ「ニッポンを守るのは自由民主党。日本の未来に麻生太郎、責任を取ります」と叫ぶと、「麻生」「麻生」のコール。ようやく笑顔で、両手を振って応えた。
大学生の女性(20)は「説得力があって良かった。国の代表の心構えは鳩山さんにはない。初めての選挙ですが、自民党に投票します」。
道路の向かい側にいた男性(75)は「麻生さんは自信があって良かった。もう少し前から今日のようにしてくれれば…」。親の代から自民党に投票してきたが、首相の政権投げ出しなどで、一時は「民主党にやらせては」と考えたという。男性は「70〜80%は自民党に入れるが、もう一晩考えます」。
駅の西口から来た男性(70)は「向こうは政権交代の話だけで、こっちは民主党の批判ばかり」と話した。
4644
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:30:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082102000142.html
埼玉 夏の陣<1> ほころびに危機感 揺れる『土屋王国』
2009年8月21日
候補者の演説に拍手を送る支持者=春日部市で
「これまでで一番厳しい選挙。父は死ぬ前に私の選挙を一番気にかけていた」
十八日夕、選挙戦初日の最後を飾る出陣式。自民党前職の土屋品子は、支持者が集まった地元春日部市の駅頭で、父の「遺言」を披露した。明るい黄色のスーツ姿とは対照的に、表情は厳しかった。
選挙区では、四回連続当選。だが昨年十月、父で前知事の義彦が死去。陣営幹部は「求心力の低下はいなめない」と「土屋王国」のほころびに危機感を募らせる。
公示直前、春日部市で以前からの土屋派と反土屋派の主導権争いが表面化した。自民系市議会派の一つ(九人)が土屋を推さない方針を決定。十月の市長選に向け、土屋の春日部地区選対本部長を務める市長石川良三への対抗馬擁立の準備、との見方が挙がる。土屋の出陣式に、同市選出の自民県議で実力者の佐久間実の姿もなかった。
自民への逆風と、父の死。「嵐の中で穴のあいた舟に乗っている気分」と明かす土屋は、支持者と握手を繰り返した。
土屋の出陣式から丸一日たった十九日夕、民主党新人の森岡洋一郎は同じ駅頭に立った。「政権交代の夏、政権交代の総選挙。どうか皆さんの力を貸してください」。上空を飛来する大群のムクドリの鳴き声に負けず、声を張り上げた。
応援に駆け付けた党代表の鳩山由紀夫は「新しい政治を世に送り出します」。三十四歳の森岡と高々と両腕を掲げると、沿道の聴衆から大きな拍手がわき起こった。
松下政経塾出身、衆院議員秘書として経験を積んだ森岡は、二〇〇七年の県議選に初当選。だが衆院選出馬のため、昨年九月に辞職した。連日のように街頭で「まじめに働けば報われる当たり前の国を取り戻したい」と持論を展開してきた。
政権交代に向け、新人を擁立した13区と8区は民主にとっての「重点区」。党幹事長の岡田克也、県連代表の枝野幸男ら幹部が相次いで選挙区入りし、てこ入れを図る。
土屋、森岡両陣営にとって、気掛かりなのは四期の実績を持つ元職の武山百合子の存在だ。旧自由党の武山は、過去二回は民主公認で立候補したが、今回は無所属。前々回は土屋にわずか五百七十四票差まで肉薄した。
反自民を鮮明に「戦う相手はこれまで通り土屋」と明言する武山だが、森岡とは民主支持票が重なる。公示後は選挙カーから「今回は政権交代しかない」と連呼。運動日程は報道機関にも明かさず、情報戦を展開する。
社民党県連合代表の前職日森文尋。十八日の春日部市の事務所前での出陣式で、「一番大事なのは平和、民主主義の再建。厳しい戦いになるが、石にかじりついても勝たねばならない」と強調。「北関東唯一の議席死守」を掲げ、二大政党のはざまに立つ社民の存在感を訴えている。
「比例は埼玉で十六万票、北関東で三十五万票くらい取らないと議席は守れない」。背水の構えの日森は、期間中は「選挙区の票を固める」と選挙区内遊説に専念するという。
前回候補者を立てた共産は擁立を見送り、約二万票とされる共産票はどう動くのか。県内最多の五人が出馬する13区は、埼玉夏の陣の最前線だ。=敬称略 (高橋恒夫)
◇
自公政権の維持か、新政権の誕生か。十五のうち十四の小選挙区で自民と民主が直接対決する埼玉の戦いは、その行方を左右する。存亡を懸けて各党が火花を散らす、激戦区を歩いた。
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:30:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082202100015.html
埼玉 夏の陣<2> 逆風に妻と走る 『チルドレン』候補
2009年8月22日
「落下傘で来る人もいるが、大塚拓は皆さんが決めた後継者。私にとって婿さんで、丸川珠代さんは良いお嫁さんだ」
十八日、入間市での出陣式。元内閣官房副長官の大野松茂が約九百人の聴衆に結束を呼び掛けた。自民党新人の大塚は、大野の手を固く握り「大野さんが守ってきた地域のために頑張る」。そのそばで、妻で元アナウンサーの参院議員丸川が深々と頭を下げた。
四期を務めた大野が、引退を決めたのは昨年九月。地元と調整し、当初は地元議員や、自民への逆風下で勝てる候補として女性の名が挙がった。だが後継に決まったのは、前回小泉旋風に乗って東京比例ブロックで初当選した、大野と同じ町村派の大塚。「丸川の応援が得られ、若い大塚なら勝負になる」(陣営幹部)との読みもあった。
大塚の公示前のポスターには、丸川の写真と「世代交代」の四文字。丸川の知名度とともに、永田町改革を訴え、新住民の多い入間市などの無党派も意識する。「『丸川』ではなく『大塚』と書いてください」。公示後、丸川は連日、盆踊り会場などを訪れ、握手を繰り返す。
だがある陣営幹部は、危機感を抱く。大塚は大野後援会を継承したが「地元出身ではない、小泉チルドレン。大野支持者への浸透度はまだ五割程度だ」。地元では、小泉郵政改革の一環で入間郵便局の集配業務などが狭山郵便局に統合され、一部地域では集配業務の遅れに不満も出る。大塚は「やっと横一線。あとは全力でやるしかない」。妻と逆風の選挙区を走る。
「反省もせず、国民を困らせただけの小泉チルドレンには負けられない」。公示日、民主党元職の五十嵐文彦は両手を激しく動かしながら、入間市で第一声を放った。「正義の怒りをもってこの政権を終わらせて、医療や教育の充実など当たり前の日本の国を作ろう」。約三百人の聴衆からは「そうだ」と、掛け声が飛んだ。
六十歳の五十嵐が、9区から初めて出馬したのは一九九六年。前々回約九万四千票、前回九万七千票と着実に票を上乗せしてきたが、前回は民主が県内の小選挙区で三勝十二敗と惨敗したあおりも受け、比例復活さえ果たせなかった。
雪辱を期す戦いに、党代表の鳩山由紀夫や代表代行の菅直人が、昨年から相次いで応援に駆け付ける。ミニ集会や駅頭の街宣では、三期の衆院議員時代に天下り禁止法案を提出した実績や、地元在住十五年で培った人脈を訴え、大塚との違いをアピール。五十嵐は「私には政策に共感してくれる支持者がいる」と強調する。
これまで、組織力で自民に劣ってきた。衆院選の前哨戦とも位置付けられた昨年十月の入間市長選。前後に鳩山、菅が選挙区入りしたが、五十嵐が支援した民主推薦候補は、自公が推薦する現職に約一万票差で敗れた。
だが五十嵐は麻生内閣の支持率低迷に加え、前回約二万二千票の得票を得た共産の擁立見送りも追い風ととらえる。「政権交代への期待でボランティアは前回の二倍だ。十二万票を取り、絶対に勝つ」
二人三脚で、若さと世代交代を訴える大塚が自民の議席を死守するのか、改革への期待を受け、五十嵐が厚い保守地盤をのみ込むのか。無党派層の動向が、勝敗のカギを握る。 =敬称略
(山内悠記子)
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:31:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082302100013.html
埼玉 夏の陣<3> 風で動く埼玉都民 気もむ自民、民主
2009年8月23日
「私は地元で生まれて地元で育った。最後まで地域に責任を持つ。15区の小選挙区は政治家個人を選ぶ選挙にほかならない」
二十日夕のJR武蔵浦和駅前の街宣で、自民党前職の田中良生は、東京出身の民主党前職の高山智司を意識した発言を繰り出した。その直後に駆け付けた千葉県知事の森田健作が、田中からマイクを受け取りビールケースの上に立つと、その場にいた中年女性らはカメラ付き携帯電話を向けていた。
前回公募で選ばれた田中は四年間、蕨市長を八期三十二年務めた父の地盤をはじめ、保守票の引き締めに時間を割いてきた。三味線発表会にも、渋る主催者を口説き落とし出席、顔を売ってきた。
だが、その努力を吹き飛ばすような今回の逆風。自民への風当たりが強い中、「自民党を改革するため四年間無派閥を貫いた。自民党の世代交代に力をお与えください」。この街宣では「世代交代」という言葉を六回織り込み、自民の派閥政治と一線を画す姿を印象付けようと懸命だ。
さいたま市南区や戸田市は高層マンションが林立し、“埼玉都民”が多い。風の影響をもろに受ける選挙区だ。四年前は「小泉チルドレン」の一人として風に乗り、小選挙区で高山を破った。
今回、公示前には元幹事長武部勤らが駆け付けた。二十日の森田に続き、二十三日には元首相小泉純一郎らが選挙区入りする。大物がマイクを握ることで、逆風から追い風に変わることを願う。
公示日の十八日、高山も同じ武蔵浦和駅前での出陣式で、仕事帰りの会社員らに国会への熱意を訴えた。
「地盤、看板、かばんの無い私を支えているのは皆さんです」。足早に先を急ぐ通行人も多い。だが「二〇〇三年から二百六十六回国会に行き、百一回質疑、答弁した。野党議員として相当やり込んだという自負がある」と畳み掛けた。
前回は比例復活に甘んじた。「初めて立候補した時は、誰も来てくれなかった。一人でこの駅前でチラシを配った」という高山。「でも見てください。議員だけでも十一人に増えました」とずらりと並んだ県議、市議一人一人の手をガッチリと握ってみせた。
この四年間、地方選に秘書を擁立するなどして着実に系列議員を増やしてきた。象徴的なのは、五月のさいたま市長選。元自民県議清水勇人の民主県連の支持が決まると、街宣の先頭に立ち当選の立役者の一人となった。市長となった清水は二十二日、高山の選挙事務所を訪れ陣営を激励した。
街宣など“空中戦”を中心に戦ってきた高山は、後援会組織を持たない。だが民主は政権交代のため新人中心に党三役を送り込む方針で、前職の高山にてこ入れする予定はない。
「相手は次々と大物が来る。民主に風が吹いているとはいえ心配だ」。陣営幹部は、時として変わりやすい風の流れに気をもむ。
一方、三回連続の挑戦となる共産新人村主明子は公示日、蕨駅前での街宣で「民主中心の政権ができる見通しの中、建設的野党の役割を果たす」と党の独自性を強調。「消費税増税反対と社会保障充実の願いを込めた一票を日本共産党に」と呼び掛けた。
共産の最大目標は比例代表北関東ブロックでの二議席獲得。陣営幹部は「自公が終わるのを国民が望んでおり前回以上に感触は良い。(15区で)比例票二万五千は取りたい」と話した。 =敬称略
(山口哲人)
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:32:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082502100009.html
埼玉 夏の陣<4>小泉対小泉の戦い 保守分裂再び 新井陣営 世代交代アピール
2009年8月24日
因縁の男が姿を現すと、会場は一段と大きな拍手とどよめきに包まれた。
「いやあ、自民党にとってこんな逆風はない。前回の逆ですよ。小選挙区ってのは怖いねえ」。元首相、小泉純一郎が壇上で飄々(ひょうひょう)と語った。二十三日、自民党前職の新井悦二の応援のため、本庄市入りした。
会場には定員千二百人を大きく超える人々が押しかけ、人気は別格。軽妙な語り口に爆笑の渦が起こり、元首相が新井と握手を交わすと大きな拍手が。陣営幹部は「前回は元首相で勝負を決めた。今回も元首相で流れを変えたい」と祈るように漏らした。
前回衆院選で、郵政選挙の象徴となった11区。元首相が推し進める郵政民営化に反対して自民を追われ、無所属となった元職小泉龍司と、その“刺客”として県議から転身した新井−。保守を二分する激戦の中、元首相が、投開票日前日にJR深谷駅前に現れ「改革、是か非か」とぶち上げた。「あれで票が動いた」と両陣営は振り返る。
四年後の今、様相は一変した。元首相から応援を受けた新井だが、小泉改革への批判が強まる中、これまで「自分を小泉チルドレンだと考えたことはない」と距離を置く言い方をしてきた。
街宣で、立てるのはイメージカラーのオレンジ一色ののぼり旗。党名はない。「国の無駄遣いが問題」とし「直せるのはしがらみのない政治家」。与党批判とも受け取られかねない主張で世代交代を訴える。
さらに、出身地で大票田の深谷市では「深谷から四十年ぶりに誕生した代議士」と繰り返し訴える。ともに走り回る実兄で同市長の新井家光は、街宣で「どちらが深谷市に利益をもたらすのか。地元(出身候補)を選ぶのか、選ばないのか」と二者択一を聴衆に迫っている。
一方、小泉龍司の下には地域の顔が続々と結集する。十八日の公示日に四カ所で行った出陣式。選挙区の深谷市長以外のほとんどの首長や、自民党の四人を含む六人の県議が出席した。
与党候補陣営と見まごうばかりの空気の中で、小泉は宣言した。「11区から自民党の国会議員を出しても、民主党が政権取ったら予算もらえませんよ。自民党を出さなくても(自分が参加する)平沼グループがいます」
自民県議の一人は「(造反を)県連本部から注意されたが気にしてない」。公明党も、深谷支部こそ新井に推薦を出したが、秩父や本庄児玉地域は態度を明らかにしない。民主党も、独自候補擁立を見送り、連合埼玉は小泉を推薦する。
小泉が党派を超えた支援を取り付ける背景に、深谷市と周辺自治体との合併の経緯で生まれたしこりを指摘する声もある。同市との合併協議が破綻(はたん)した寄居町の四十代の自営業男性は「大きくて効率がいいことや便利なことだけが正しいのか、と疑問に感じてきた。深谷の姿が、小泉改革と重なって見える」とつぶやく。
元首相の来援に望みをかける新井陣営。小泉陣営は「影響ない。過去の人」と無関心を装うが、出陣式で小泉本人から元首相への感情があふれ出た。「元首相が四年前に持っていった議員バッジを返しに来てくれるそうです。歓迎しましょう、迎え撃とうではありませんか」 =敬称略
(村田秀雄、柏崎智子)
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:32:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082502100008.html
埼玉 夏の陣<5> 寄せる民主の大波 揺らぐ保守安泰の地
2009年8月25日
「おはようございます。地元の小島です」
五期目をうかがう12区の自民党前職、小島敏男が、公示翌日の十九日朝、たすきを掛けてJR行田駅頭に立ち、頭を下げた。長い議員生活で初めてのことだ。
相手の民主党元職、本多平直は前回落選してから毎朝のように駅に立ってきたが、小島陣営は昨秋まで「うちはしっかりした組織がある。そんな戦いは必要ない」と余裕を見せていた。それが、自民への逆風で「心配した支持者から(駅頭を)やれって言われてね」。小島は明かす。
同じ場所で、民主、共産党もスタッフがビラを配っていた。小島がつぶやく。「うちのパンフレットを拒否して民主のマニフェストをもらう人が多い。それを流行と思ってるんじゃないか…」
12区は保守の牙城だった。民主党が躍進した二〇〇三年総選挙でも、コスタリカ方式で小島と交代で出た増田敏男が二万票差をつけて本多を振り切った。大票田で小島の出身地である熊谷市は特に「熊谷の保守の灯を消すな」を合言葉に、固い結束を誇った。支えていたのは、農村部と、候補者個人の地縁血縁。中選挙区制時代から続く、伝統的な形だ。
今回も、党は逆風でも個人の組織力で安定した戦いができるはずだった。が、中盤情勢では、厳しい数字が伝わる。陣営幹部は「もしうちが負けるようなことになれば、個人のつながりより政党イメージで選ぶ選挙が、初めてこの地まで及ぶことになる」と警戒感をあらわにする。
地殻変動は起きるのか。「この区で勝たなければ政権交代はない」と雪辱を誓う本多は「今まで追い掛けるだけの選挙だったのが、今はけんかしている感触がある」と語る。今月初めに党代表代行の菅直人を呼んで大利根町で開いた演説会は、会場に入りきらない聴衆を舞台に上げて座らせる盛況ぶりだった。
さらに勢いを付けようと二十一日に再び12区入りした菅は、小島の自宅がある熊谷市佐谷田地区に乗り込んだ。街宣車をスーパー前に止め、相手のおひざ元の聴衆を挑発するように訴えた。
「ここから出ている国会議員を私も知っている。いい人かどうか別として、とてもお役所に『これはおかしい』とは百年たっても言えない人」「いろんな関係があるかもしれないが、ここは一回、変えてみようじゃないですか。また麻生(太郎)さんを総理にしたい人はいないでしょう」
肝心の熊谷保守層への食い込みには、相変わらず手応えが薄い。すると、二十四日には菅の妻伸子までが熊谷入りし、本多に代わって商店街を歩き支持を求めた。
小島も、小まめにミニ集会を開いたり、党の大臣クラスを招くなど巻き返しに必死。最も手薄とみる行田市での出陣式では、地元要望の強い国道17号上尾道路(バイパス)建設や埼玉古墳群の世界遺産登録への尽力を誓い、叫んだ。
「こんなに地元を考えている。相手に一票でも負けた時には、行田市民の方々に『どこを見ているんだ』と言いたい」
本多にも、追い風だからこそのプレッシャーがのしかかる。「この情勢で小選挙区で負けたら、比例復活しても、次はない」
地域の政治風土を一変させかねない歴史的な選挙。投票箱が閉じられる瞬間まで、しのぎを削る。 =敬称略
(柏崎智子)
4649
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:33:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082602100005.html
埼玉 夏の陣<6> 自民の砦、首相も応援 民主は農村から攻勢
2009年8月26日
自民党総裁で首相の麻生太郎は二十五日夕、東松山市の街頭に姿を現すと、まず上着を脱いだ。「暮らしを守るため、経済対策を最優先してきた。政権ではなく、政策を選んでほしい」。水色のシャツの袖をまくり、選挙カーの上でしゃがれた声を張り上げた。
同党前職で県連会長の山口泰明は「大変厳しい選挙。何としても当選を果たし、地域のために頑張る覚悟です」。約三千人を前に頭を下げた。
山口への首相の応援は過去の選挙を含めて初めて。まして選挙戦終盤という時期は極めて異例だ。県内でも自民の劣勢が伝えられる中、麻生は二十一日の2区に続き、この日、保守地盤が厚いとされる10区、12区、7区の応援に入った。
五度目の対決となる山口と民主元職松崎哲久。小選挙区では山口が四連勝中で、松崎に比例復活を許したのはわずか一度だけ。小泉旋風を受けた前回は、三万八千票余りの差をつけ、圧勝した。
ところが、山口陣営幹部は「今回は松崎を追う展開だ」と、明かす。「ここは自民の最後の砦(とりで)。負ければ、(県内の)自民は小選挙区全敗もある」とかつてない危機感を募らせる。
山口の選挙スタイルは、組織力を生かしたどぶ板戦術が基本だ。選挙区の三市七町の首長のうち市町ごとの選対総括責任者は前回、一町長だけだったが、今回は九人。残る一人も顧問を引き受けた。地方議員、後援会をフル回転させ、これまで以上に保守票の引き締めを図る。
そして今回は、無党派を狙った“空中戦”にも力を注ぐ。前回は、山口本人が解散直後、足首を骨折。活動を制限されたが、今回は、本人が自転車遊説するなど精力的に動く。公示前後に党幹部や大臣が応援に入り、二十八日には元首相の安倍晋三、少子化担当相の小渕優子まで駆けつける予定だ。「やっと背中が見えてきた。一気呵成(かせい)に混戦から抜け出したい」と陣営幹部は漏らした。
対する民主の松崎。農村部から都市部に支持を広げていこうと、「山上作戦」を掲げ、街頭活動。前代表の小沢一郎流の選挙戦術だ。二年ほど前から松崎は、比企郡などの農村を重点に、きめ細かく訪問を続けてきた。
象徴的だったのは、公示日の十八日。ときがわ町の山中にある椚平(くぬぎだいら)稲荷(いなり)神社で第一声を上げた後、同町内を自転車で遊説し「自然豊かなまちは、私たちの財産。守りながら将来の地域発展を考えていきたい」と訴えた。翌日からも小川、嵐山、滑川町などを遊説。農村部で手厚い活動を続ける。
民主党代表の鳩山由紀夫は、解散直後の七月下旬、坂戸市などで街宣。公示後の二十一日には、代表代行の菅直人が東松山市で「この選挙区で松崎哲久さんが当選した時、日本が変わり始める」と声をからし絶叫。松崎も「自民党は長いこと官僚主導の政治を許してきた。だからこそ政権交代が必要」と熱っぽく語った。
陣営は「政権交代。」と書かれたシールを作製。七月から各地の夏祭りで配ると、人だかりができ、二日間で四千枚がさばけたこともあった。陣営幹部は「政権交代が現実味を帯びる中、流行語のようになっている」と手応えを感じる。
保守王国の議席を自民県連会長が守るのか、失うのか。その答えは三十日に出る。 =敬称略、おわり
(石井友恵)
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チバQ
:2009/08/30(日) 11:33:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082902100006.html
激戦の10区で舌戦を展開 安倍氏『空前のばらまき』 菅氏『政治を組み直す』
2009年8月29日
終盤まで接戦が伝えられる10区では二十八日、自民党前職で県連会長の山口泰明氏が安倍晋三元首相らの応援を受け、最終盤のてこ入れをすれば、民主党元職の松崎哲久氏が菅直人代表代行と街頭に立ち、ラストスパートを図った。
山口氏は、東武東上線若葉駅(坂戸市)前で安倍元首相とともに街宣。支持者から握手攻めを受けた安倍元首相は「民主党のマニフェストは、史上空前のばらまき」と痛烈に批判。山口氏の実績を強調し「地域の代表は山口泰明さんしかいない」と言い切った。山口氏も「絶対に負けられない戦い。どうか支援を」と絶叫した。
その後、安倍元首相は東松山市と小川町でも街宣。夜には、坂戸市の文化会館で小渕優子少子化担当相が「日本の国にとって欠かすことのできない人」と山口氏への支持を呼び掛けた。
松崎氏も若葉駅前で、公示後二度目の応援となる菅代表代行とともに、街宣に立った。駅前のロータリーに詰め掛けた聴衆を前に、菅代表代行は「松崎氏はずばぬけて頭はいいが、ちょっと選挙に弱い」などと笑いを誘いつつ、「行き詰まった自民党政治、官僚主導の政治を解体して組み直す。その設計図と知恵を持っているのが松崎氏。ぜひ国政に」と訴えた。
松崎氏が「埼玉から自民党の議員を一掃できるかは私にかかっている」と力を込め、政権交代に向けた意気込みを示すと、拍手が起こった。
10区からは諸派新人の町田貴志氏も出馬している。
4651
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:35:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009082802100010.html
民主比例復活見込み『地元から3人か、4人か』 取手で飛び交う当落予想
2009年8月28日
「四人。いや、三人かも」−。小選挙区、比例代表合わせて四人の衆院選候補者が本拠地とする取手市で、こんな当落予想が飛び交っている。民主党の三百議席獲得が現実味を帯びる中、人口十一万人余の小都市を飛び交う話を探ってみると…。
3区の自民党公認葉梨康弘氏と民主党公認小泉俊明氏。それに、比例北関東ブロックで同党公認の元県議川口浩氏と元市議石井章氏の四人は、いずれも同市に自宅や拠点となる選挙事務所を構える。
四人説は「3区はどちらが負けても比例で復活。比例は前回郵政選挙の真逆現象で、擁立を一カ月前に知らされた川口、一週間前の石井でも棚ぼたで当選する」とし、三人説は自民逆風の中、「民主三人はOKだが、葉梨は惜敗率でも及ばない」とする。
そして話題は、早くも選挙後に。四人派には「四人の“先生”にお願いすれば、市の抱える懸案事項も一挙解決」と期待する声や「いや、自民・民主の対立抗争に巻き込まれ、地元への恩恵はあまりない」と危ぶむ声も。
一方、三人派は「勢いに乗る民主。三人まとまれば、地元の要望は直、国政に」「三期目の小泉は期待できるが、新人二人の力量が不安」「民主政権は短命。二人の小沢チルドレンは小泉チルドレンの二の舞い?」など、など、にぎやかだ。 (坂入基之)
4652
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:36:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009082902100008.html
【09総選挙 茨城ニュース】
注目選挙区 終盤ルポ 自民 どぶ板戦術を徹底 民主 追い風に乗り遊説
2009年8月29日
◆2区
「一時的な“民主党インフルエンザ”というものに負けてはいけない。政治を立て直すため、皆さんの力がほしい。助けてほしい」。午前六時からJR友部駅前で駅立ちした自民額賀福志郎氏。すっかり日焼けした顔で、その後は笠間市や小美玉市などを遊説。街頭演説で民主党を批判し、支持を訴えた。
今回の選挙戦では中選挙区以来という街頭演説を行うなど、徹底したどぶ板戦術を展開。陣営は「初当選以来の原点に戻って戦ってきた。ここ数日はいいムードになっている」と手応えを感じる。
民主新人の石津政雄氏は「無党派層から一票でも多く獲得したい」(陣営)と、大票田の鹿嶋、神栖両市を中心に遊説。午後零時半から鹿嶋市内のショッピングセンターで演説し、「地方を元気にして安心して生活できるには政権を変えるべきだ」などとかれた声で訴えた。陣営は「どこに行っても手応えはすごくいい。信じられないくらいだ」と追い風に乗った選挙戦を振り返る。
陣営には保守系の地元市町議も数多く駆けつける。陣営は「相手の地元でも五分五分に近い戦いができている」と話す。 (沢田佳孝)
◆4区 攻める高野氏 守る梶山氏
「いよいよ最後のお願いだ」。自民梶山弘志氏の選対幹部は口元を引き締めた。二十八日から、これまでの街頭演説を中心とする運動から、選挙カーからの「最後のお願いコール」へ切り替えた。
終盤まで接戦にもつれ込み、固い保守地盤の切り崩しを受ける陣営。保守層が厚い北部を守ろうと、常陸太田市、大子町、常陸大宮市で集中的に街宣活動し、「浮動票より、従来の票固めが最も効果的」と選対幹部。
常陸太田市の里美地区では、選挙戦最後の街頭演説。大久保太一市長はじめ地元選出県議らが必勝鉢巻きで出迎え、梶山氏は「4区は県内でも過疎地指定を受ける地域が多い。自民党のマニフェストにも過疎法の拡充を盛り込み、山間部の振興を図る」と訴えた。
民主高野守氏の陣営もこの日から選挙カーによる「最後のお願い」の連呼に切り替えた。午前六時半、ひたちなか市の国道沿いで恒例の朝立ちでスタート。無党派層が多い南部は急速に浸透を見せるが、梶山陣営の牙城に食い込もうと、同じ三市町に繰り出した。
選挙カーの車体には大きく「政権交代」の四文字。「山間地域の疲弊は自民党政治の結果です。生活者にやさしい政治に変えよう」。スピーカーから高野氏の声が響く。高野氏の出身地の旧美和村(常陸大宮市)。街頭から手を振る有権者も多く、選挙カーは「美和村から初の国会議員を」と訴え、各集落を二時間かけて巡った。 (原田拓哉)
◆6区 自民『厳しい戦い』連呼
二十八日早朝、つくば市のTXつくば駅改札口前。ハンドマイクを手にする民主大泉博子氏の元気な姿が見られた。日課のように続けてきた朝立ちは、この日が最後だ。すっかり日焼けした笑顔で「大丈夫、疲れはありません」と話す。同駅を後にして同市内を遊説。横町の桜郵便局前での街頭演説には蓮舫参院議員が合流した。
選対幹部の一人は「今回は絶対に負けられない選挙」と強調する。背景に、陣営が「新旧社会保障制度の対決」と位置付けた戦いの構図がある。県医師連盟が6区を組織を挙げて応援するのも、戦いの相手が「厚労族のドン」だからだ。党にとっても最重点区の一つ。二十九日は応援部隊のしんがりとして菅直人代表代行が入る。
大泉候補の攻勢に苦戦を強いられる自民丹羽雄哉氏はこの日、土浦市内を遊説。午前八時すぎ、乙戸町児童公民館に到着、約四十人の支持者に拍手で迎えられ、マイクを手に「かつてない厳しい戦い」を繰り返した。市内を回って午後五時からはJR土浦駅西口で決起集会。猪口邦子元少子化・男女共同参画担当相やオペラ歌手の中丸三千繪さんらが応援に駆けつけた。
同候補にとってまさに逆風にさらされた今回の選挙。地元に張り付き、くまなく歩き続けた。経験したことがなかったという、つじ立ちもこなした。乙戸町児童公民館での演説で、ラストの訴えは「私を助けていただきたい」だった。 (塙幸雄)
4653
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 11:36:52
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090830ddm003010127000c.html
クローズアップ2009:衆院選 各党首、最後の訴え
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
第45回衆院選は29日、「政権」をかけた与野党の選挙戦が終わり、有権者による30日の審判を待つのみとなった。優勢が伝えられる中で投票日を迎える民主党の鳩山由紀夫代表は29日の最後の訴えで政権交代の「歴史的意義」を強調。自民党総裁の麻生太郎首相と公明党の太田昭宏代表は政権交代の「危険性」を訴えようと民主党批判をギリギリまで展開した。ほかの野党は「民主党政権」を視野に独自色のアピールに力を入れた。【上野央絵、犬飼直幸】
◇自民、徹底して民主攻撃
「(民主党は)バラマキをしてみたり、米国とFTA(自由貿易協定)を結ぶと言ってちょっと批判されたら即変える。自民党に多くの不満をお持ちだと思うが、こんなのにやらして大丈夫かという不安が一番問題だ」
麻生首相は29日も栃木県小山市や東京都内の街頭演説で激しい民主党批判を展開した。
自民党は今回の選挙戦で民主党の優勢が明らかになるにつれてネガティブキャンペーンをエスカレートさせ、民主党を攻撃する動画をインターネットで流したり、パンフレットを街頭で配ってきた。
危機感の裏返しとも言えるが、当初は景気対策などの実績アピールに力を入れていた首相の街頭演説も民主党批判の比重が増大。29日も同党が北朝鮮船舶などへの貨物検査法案に反対した経緯を踏まえ「廃案になり誰が喜んだか。北朝鮮が喜んだんでしょうが。日本を守るという肝心要の政策ですら意思統一できない政党に日本の安全保障なんか任せられない」と非難。さらに鹿児島県の民主党集会で日の丸を切って加工した「党旗」が掲げられた問題を取り上げて「日本人の心情に反しており、ふざけた話だ」とたたみかけた。
演説の冒頭で内閣支持率の低迷や規制緩和のひずみをおわびするスタイルも最終盤で封印。首相は「若者もちゃんと聞いてくれるし、演説の受けはいい。反応はよくなっている」と周辺に語っているが、党内からは「おわびの後は批判ばかり目立ち、前向きな印象を与えていない。首相は選挙情勢を正確に理解していないのではないか」(若手参院議員)と冷めた声も聞かれる。
公明党の太田代表も民主党批判で首相に歩調を合わせ、29日の街頭演説でも「最悪の景気の足を引っ張ったのは民主党だ。がけ崩れ状態の景気をこれから上がるかというところまで持ってきたのは、与党だ」と強調した。ただ、太田氏自身が小選挙区で与党への逆風にさらされ、26日から全国遊説をやめて地元に張り付く厳しい戦いを強いられている。
◇民主、歴史的な変化強調
「皆さんの1票で大きく政治の流れを作り出すことができる、歴史上初めての選挙だ」
民主党の鳩山代表は29日、堺市の街頭演説でこう呼びかけ「09年8月30日を節目に日本の政治の歴史が変わったと言われる政治を作り上げる」と締めくくった。「歴史が変わる」「日本が変わる」と変化を重ねて強調することで、有権者の政権交代への期待感を高める狙いがある。
民主党は選挙戦を通してマニフェスト(政権公約)の説明と、その実現性に説得力を持たせることに重きを置いた。
29日も鳩山氏は「小泉(純一郎元首相)さんがマニフェストで契約したことがほとんど果たされなくても責任を取らない」と自公政権を批判。子ども手当▽年金問題の処理▽農業者戸別所得補償制度▽高速道路無料化▽ガソリン税など暫定税率の廃止−−と民主党マニフェストの主要政策を列挙し、「責任感を持って果たす。やらなければ鉄ついを下していただいて結構だ」と断言した。
民主党側がネガティブキャンペーンで与党との泥仕合に陥るのを避けたのは、選挙戦の「優勢」に加え、「変化」を約束するマニフェストが政権交代の意義を訴える武器となっているとの判断からだ。実際、民主党マニフェストに対する有権者の関心は高く、東京・池袋で演説を終えた鳩山氏は「革命的なうねりを感じた。明治維新以来の大きな変革を(有権者が)自分たちで成し遂げようという大きなエネルギー、胎動を強く感じた」と政権交代への手応えを記者団に語った。
一方、「民主党政権」誕生を前提に「建設的野党」をアピールしてきた共産党は埋没の危機感から終盤、民主党批判に転じた。志位和夫委員長は29日、「民主党の政策にはいろいろ不安な政策がある」として高速道路無料化や子ども手当を疑問視。民主党との連立政権を視野に入れる社民、国民新両党も、民主党が「独り勝ち」することになれば存在意義を問われかねず、独自色発揮に懸命だった。
4654
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:37:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009082502100021.html
決戦ぐんま■1区■ 若さを強調、手応え実感宮崎氏
2009年8月24日
「今回の選挙ほど大変な選挙はない。利根沼田でも勝てるかどうか分からない。草の根選挙で票を積み重ね、皆さんが火の玉となって当選させてください」−。沼田市岡谷町の沼田出張車検場の駐車場で公示日の十八日夜に開かれた出陣式で、自民前職の尾身幸次氏は逆風が吹く中、涙声で危機感を訴えた。
利根沼田地区は尾身氏の強力な地盤。会場には地元の市町村長や商工団体の代表ら約八百人の支援者が集まった。「利根沼田から衆院議員の灯を消すな」が陣営のスローガンだ。「後援会組織はがっちり引き締まっている。分からないのは見えない風」と選対幹部。二十五日と二十七日に大票田の前橋市で千人規模の総決起集会を開き、票固めを図る。
対する民主新人の宮崎岳志氏。二十一日夜、沼田市の中心商店街に近い沼田小学校の体育館で開いた総決起集会には約五百人の支持者が集まった。のぼり旗を先頭に宮崎氏が駆け足で入場し、若さをアピール。民主の県幹部らが顔をそろえ、「ここは敵の本陣だ。利根沼田が変われば日本が変わる」と気勢を上げた。
宮崎氏は「かつて上毛新聞の記者として二年間、沼田支局に勤務した。当時に比べると農村は疲弊し、中心街は空き地が増えた。もう一度、輝く沼田にしよう」と訴えた。
陣営幹部は「民主に対する期待の大きさをを実感。良い勝負ができている」と情勢分析。二十五日は鳩山由紀夫代表が県内入りし、前橋市内で宮崎氏の応援演説を行う。
共産が県内選挙区で唯一擁立した新人の酒井宏明氏は、自分の選挙と連動して県内全域を遊説し、比例代表の票の掘り起こしに懸命だ。
高崎市のJR高崎駅東口で二十日夜に行われた市田忠義・書記局長の街頭演説会。県委員会の幹部が勢ぞろいし、駅前は約五百人の聴衆であふれた。市田氏の演説に先立ち、酒井氏が「労働者の暮らしと権利を守る共産党をよろしく」と訴えると、「頑張れ」という大きな声援と拍手が送られた。
選対幹部は「自民には不満、民主には不安という有権者の間で共産を支援する輪が広がっている」と説明。二十六日は1区の前橋市で総決起集会を予定している。
◇ ◇
衆院選は二十三日、選挙サンデーを迎え、各候補者が市街地などに遊説カーで繰り出して舌戦を展開した。中盤戦に突入し、激しさを増す各選挙区の動きをリポートする。
4655
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:38:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009082502100015.html
決戦ぐんま■2区■ 改造三輪バイクでどぶ板笹川氏 自転車で3分間演説行脚石関氏
2009年8月25日
「人の心を買っては駄目。二万六千円で若い人を釣ることはやめてください」
十二日間の選挙戦が折り返しを迎えた二十三日。自民前職の笹川尭氏は伊勢崎市や玉村町を回り、民主党の看板政策の一つ「子ども手当」を厳しく批判した。民主党批判よりも自公政権の実績を訴えてきた戦略の転換だった。
笹川陣営では、強固な後援会組織をフル稼働して票固めに力を入れ、公明党の選挙協力を期待して「比例は公明」と頻繁に呼び掛ける。加えて二十二、二十三日は、三輪バイクを改造した“選挙カー”に乗って通行人に支持を求めるパフォーマンスも行い、なりふり構わぬ戦いを続ける。
しかし、政権交代への期待感の高さは予想以上だったようだ。二十三日夜に玉村町内で開かれた総決起集会。二十五分間の演説の大半を民主党の政策や体質への批判に費やした上、「詐欺」「幻」「買収」などと過激な表現が次々と飛び出した。
「これはケンカ」。ベテランの表情には鬼気迫るものがあった。
四年前と同じく笹川氏に挑む民主前職の石関貴史氏。トレードマークとして定着した自転車に連日乗り、「新規顧客の開拓」にたとえる新たな支持層の獲得に特化した運動を続けている。
二十三日は笹川氏の“本拠地”の桐生市に乗り込んだ。「民主党にいらっしゃいませ」と語りかけながら、数百メートルごとに自転車を降りて三分間の演説を繰り返した。訴えの中心は民主党が政権を獲得した後の政治の姿だ。
医師不足の解消。奨学金制度の充実。年金問題の解決。演説場所に応じて取り上げるテーマを変えつつ、「官僚国家から、私たちの生活実感がにじみでる政治に政治体制を転換するチャンス」と締めくくる。
演説場所に、支持者が待ち構えていることはほとんどない。しかし、演説が始まると、自宅から出てくる住民や車のクラクションを鳴らして手を振るドライバーが少なくない。「追い風というか地滑り」と反応の良さを認めつつ、「私は今まで一度も楽観したことはない」。日焼けした顔に油断の笑顔はない。
4656
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:38:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009082602100003.html
決戦ぐんま■3区■ 選対幹部に元自民党員柿沼氏 農業政策で攻勢強める谷津氏
2009年8月26日
前回の雪辱を誓う民主新人の柿沼正明氏。館林市の党選挙事務所に「民主への追い風」を象徴するような人物がいた。選対幹部を務める中堅の館林市議。自民党員として長年、自民前職の谷津義男氏を支えたが今春、民主党員へ転身。「しがらみに頼る谷津陣営の選挙戦は熟知している。もう自民の時代ではない」と吐き捨てるように言った。
谷津氏の地元・館林地区で、これまで同氏の支持基盤だった農協幹部や若手農家たちも柿沼陣営へ水面下で流れつつある。
柿沼氏の選対事務局長も同市の渡辺充徳市議。「前回は館林地区で谷津氏に票を引き離されたため、ここが重点地区」と説明。「労組票が多い太田地区では期日前投票を呼び掛け、切り崩しを避けたい」と引き締める。
柿沼陣営は今回候補擁立を見送った共産の票にも注目。「前回の共産候補が約一万票。七〜八割はこちらへ流れるのでは」とし「前回の約七万票から、十万票まで上積みしたい」と意気込む。
一方、館林市にある谷津氏の選挙事務所は、組織力の強さを示すように神社の広い境内を占め、支援者たちで活気づいていた。
谷津氏が農相を歴任するなど農業通で知られるだけに、陣営は民主の政権公約(マニフェスト)にある農業政策の「問題点」を突く戦略だ。
一点は「米国との間で自由貿易協定(FTA)の交渉を促進」との部分。当初は協定を「締結」と記したが、全国の農業関係者からの反発で後退した。
もう一点は、農産物の販売価格と生産費の差額を埋める「戸別所得補償制度」の創設。選対幹事長の松本耕司県議は「貿易が自由化されて米国の安い農産物が入れば、日本の農業は駄目になる。農家の赤字を補うにしても、どこに財源があるのか」と強調する。
谷津陣営には、全国の農業関係団体から支援が集まっており、松本県議は「ここは日本の農政を守るための象徴的な選挙区」と位置付ける。農協の政治団体などを実動部隊に、攻勢を強めている。
これには、柿沼陣営も「そもそもFTAは、自公政権が各国と進めてきたのでは。財源は無駄遣いを省けばできる」と反論し、大きな争点に浮上している。
前回約十一万票の谷津陣営も、今回は「十万票が勝敗ライン」とみる。農業関係者の票が勝敗を左右しそうだ。
4657
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:38:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009082702100008.html
決戦ぐんま■4区■ 小沢氏が態勢仕切る 三宅氏 夫人中心に地元固め 福田氏
2009年8月27日
遊説中に有権者に手を振る候補者=高崎市で
高崎市の群馬音楽センター。民主新人の三宅雪子氏を支援する労働組合関係者を集めた総決起集会が二十五日夕、開かれた。来場者約二千人に、計約一万枚もの三宅氏の名刺が配布された。労組幹部は「明日、職場でこの名刺を配ってほしい。政権交代に“王手”がかかっている」と気勢を上げた。
ただ、民主党県連の労組系、保守系による対立は解消してはいない。選対本部長は山梨選挙区の米長晴信参院議員。選対幹部には労組系、保守系とも入れず、混乱を避ける形にした。
こうした態勢を仕切ったのは、三宅氏を自民前職の福田康夫氏への「刺客」として送り込んだ小沢一郎党代表代行だ。県内に地縁のない三宅氏は、福田氏個人への批判をあえて封印。都市部で自転車遊説などを繰り返し、若さをアピールする。
前回出馬して約五万六千票を得た中島政希党県連会長代行は「私の票を引き継ぎ、民主への風も加える」と強気の姿勢を見せる。
一方、高崎市の結婚式場で十八日に開かれた福田氏の出陣式。入り口に立ち、深々と頭を下げ続ける貴代子夫人の姿があった。夫人は握手の際にひざをかがめるため、相手は謙虚な印象を受ける。
陣営幹部は「元ファーストレディーにこうされて、悪い気がする人がいるはずがない。夫人と三宅候補という女同士の戦いだ」と息巻いた。
福田氏本人も従来の選挙戦より地元遊説の機会を増やしている。ただ、選対幹部は「実際に支援者回りの“どぶ板選挙”をしているのは夫人が中心だ」と漏らした。
選対本部長の関根圀男県議は「地元の歴史や風俗、文化を知らない落下傘候補に負けるわけにはいかない。女性候補の勢いに票は読みにくいが、前回の十二万票に近づけたい」ともくろむ。
選対事務長は高崎商工会議所の原浩一郎会頭。「中小企業の経営者たちはまだまだ厳しい経営環境。三宅候補に任せられる状態ではない」と強調した。
大票田の商都・高崎を中心に、対決色を強める労組と中小企業の経営者たち。「女性刺客」に無党派層はどう動くか。予断を許さない選挙戦が過熱している。
4658
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:40:57
>>4644-4658
関東(埼玉県・茨城県・群馬県):東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gunma/CK2009082802100013.html
決戦ぐんま■5区■ 政権交代の一翼を担う土屋氏 八ッ場ダム必要性訴え 小渕氏
2009年8月28日
選挙事務所に置かれたピンクの必勝だるま。「目立つね」と訪れる支持者もびっくり=渋川市で
「八ッ場(やんば)ダムは七割完成しているにもかかわらず、中止というのは『大型公共事業イコール悪』という民主党の人気取り。地元住民の意見を十分に聞いているのか民主党に問いたい」。二十二日夕、高崎市箕郷町の箕郷文化会館で開かれた決起集会で、自民前職の小渕優子氏は約五百人の支援者を前に声を張り上げた。
国が長野原町で進める八ッ場ダム建設の是非が争点の一つになっている今回。5区は建設予定地を抱える選挙区だが、建設中止を訴える民主が県内で唯一、候補者の擁立を見送り、建設推進の自民は肩透かしを食らった格好だ。
しかし、地元住民の将来を左右する重要な問題だけに、小渕氏は決起集会でも少子化対策などと並べ、「正々堂々と八ッ場ダムの必要性を訴えたい」と言い切った。
対する社民新人の土屋富久氏。かつては旧社会党の県議でもあり、こちらは建設反対を唱える。
二十三日夜、中之条町の吾妻郡文化会館で開かれた決起集会。土屋氏は「団結小屋に行ったり、反対集会に参加した。県議の身分を隠して公民館の座談会で住民と話し合った」と、約百人の支持者に反対闘争の激しかった当時の様子を語った。
「反対の理由は吾妻川の水質が飲料水に向いていないから」と土屋氏。「ダムサイトの建設は反対だが、地元住民の生活再建事業はやり遂げる。美しい自然など、ダム湖に匹敵する観光資源は多くある」とアピールした。
少子化担当相として知名度と人気の高い小渕氏は、全国の応援要請を受け、地元入りしたのは二十、二十二、二十三の三日間だけ。決起集会の応援に駆け付けた大沢正明知事は「大量得票で当選を果たし、小渕大臣の少子化対策が正しかったことを証明してもらいたい」と支援を呼び掛けた。
一方、連日の遊説で真っ黒に日焼けした土屋氏は「政権交代の一翼を社民党に担わせてほしい。それが日本の平和につながる」と強調。決起集会では結集した労働者らが拳を突き上げ、「団結して、頑張ろう」と気勢を上げた。 (衆院選取材班)
=おわり
4659
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:42:20
http://www.niigata-nippo.co.jp/09syuinsen/kiji/2009/08/post_58.html
田中真紀子氏が連合の推薦辞退
衆院選新潟5区に立候補している前職の田中真紀子氏(民主)が27日、民主党支持団体の連合から受けた推薦を辞退したことが分かった。推薦申請から10日後の辞退で、連合新潟は推薦取り消し手続きに入ったことを加盟労働組合に通知した。
田中氏の事務所関係者が27日、新潟市の連合新潟の事務局を訪ねて、辞退を申し出た。連合新潟は同日中に連合本部に田中氏の推薦取り消しを申請した。
田中氏は新潟日報社の取材に対し、辞退についてコメントしなかった。連合新潟の江花和郎会長は「本人と話していないので(辞退の)真意は測りかねる」と述べた。
15日に民主入党を発表した田中氏は、公示前日の17日に連合新潟と政策協定を結び、推薦を申請。19日、連合本部が推薦を決めた。
2009年08月28日
4660
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:56:33
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chubu/CK2009083002000174.html
激戦区 訴え完全燃焼
2009年8月30日
政権交代を懸けた歴史的な衆院選の12日間の戦いが29日、最終日を迎えた。かすれる声、噴き出す汗。「あと一票を」「逆風です」「日本を変えます」。中部各地の激戦区では、候補者たちの絶叫に近い訴えが夜まで響いた。30日はいよいよ投票日。明日を選ぶため、私たちの一票を行使する日がやってきた。
愛知県内でも最も自民、民主の候補がしのぎを削る愛知13区。応援の有名政治家とタッグを組み、支持を求めた。
民主新人大西健介さんは、河村たかし名古屋市長と一緒に自転車で知立市内を街宣した。自民党の政策を批判し、「税金の無駄遣いをなくし、国民生活の不安を取り除くために使う」と政権交代の意義を訴えた。
自民前職の大村秀章さんは、舛添要一厚生労働相を迎えて安城市の選挙事務所などで最後の訴え。景気対策の継続、社会保障の充実を強調し、「厳しい逆風の選挙戦。皆さんから1人でも2人でも声を掛けて」と聴衆に支持を求めた。
全国的に「自民劣勢、民主優勢」と伝えられる中、岐阜1区の自民前職野田聖子さんは「前の見えない選挙」と街頭演説で焦りをあらわにする。「政権交代の甘い言葉に振り回されないで」とかすれた声に力を込め、通行人と握手を重ねた。
一方、民主新人の柴橋正直さんはあくまで「挑戦者」の立場を強調する。「まだあと一歩及ばない。残り1日、必死に訴えるのでさらなる支持を」と街頭で声を振り絞った。共産新人の鈴木正典さんは「国民の暮らしが前進するよう全力を尽くしたい」と訴えた。
激しい戦いを繰り広げる三重5区。自民前職の三ツ矢憲生さんはJR二見浦駅前など伊勢市内で街頭演説をした。比例代表の重複立候補を辞退し“背水の陣”で臨んでいることを強調。「選挙区で信任をいただき、地域代表として国会に送り出してほしい」と声を張り上げた。
民主新人の藤田大助さんの陣営には、河村名古屋市長が早朝から応援に駆け付けた。藤田さんは河村市長とともに自転車で伊勢市内を3キロ巡り、街頭の市民に手を振りながら「庶民に寄り添った政治をします」と強く政権交代を訴えた。
長野4区では、各候補が「あと一票」を求め精力的に動いた。
民主新人矢崎公二さんは短パンに着替え、自転車と徒歩で市街地を駆け回った。表に出てきた支持者には「日本を変えます」ときっぱり。最後まで政権交代の必要性をアピールした。
自民前職の後藤茂之さんは、10分間刻みで街頭演説を繰り返した。噴き出す汗で眼鏡が曇るほど。「自民党の政治家全員がだめじゃない」と声をからした。共産新人の上田秀昭さんも20カ所以上の街頭演説で締めくくった。
4661
:
チバQ
:2009/08/30(日) 11:58:17
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/aichi/CK2009082302000160.html
激戦区ルポ<愛知9区> 38歳VS元首相
2009年8月23日
「人間、一番老化が激しいのは足腰です。これは自然現象で仕方ない。でも、海部先生の首から上は青年だ」
愛知県稲沢市内の寺で19日夜、行われた愛知9区の自民前職海部俊樹(78)の個人演説会。海部と同年代の後援会幹部が、必死に応援演説をぶった。
そこへ、海部が姿を見せた。少し足元がおぼつかないのは確かだが、マイクを握った海部は「まだまだやりたいことがある」と、手ぶりを交え、声を振り絞る。
経済対策や、日中友好関係の構築などについて語り、「在日米大使館が、不況対策のため住専問題処理の教訓を聞きに来た」と、元首相としての経験と存在感を強調した。
しかし、有権者の目は冷静だ。17期目に挑戦する海部に、無職男性(63)は「うまく代替わりできなかったのかねえ」と声を潜めた。
衆院議員在職49年の元首相が臨む今回の選挙は、陣営にとって初めての経験が多い。
2日の選挙事務所開きも、本人いわく「こんなしゃれたことをやったのは初めて」。9区内の自民県議6人がそれぞれ地区選対をつくったのも初。情勢は甘くないとの認識が、これまでにない行動につながる。
重鎮として他候補の応援などのため、地元を離れがちな海部を強力に支えた後援会「カイフ会」や、女性後援会「はなみずき会」も、会員の高齢化は顕著で、往時ほど運動に広がりがない。
ある稲沢市議は「本人が『最後のお願いだ』と言ってくれれば」と打ち明ける。情に訴える作戦だ。昨年から同様のアプローチは複数あったが、海部は一度も「最後」とは公言しない。市議は割り切ったように言う。「自民党としてやるべきことをやるだけだ」
こうした海部陣営に対し、対抗馬の民主前職岡本充功(38)の陣営は勢いづく。
本人は連日、午前と午後計4時間ほど選挙区内を自転車で街宣。「50年間同じ選挙結果だったが、今回はみなさんの一票で西尾張が変わる」と訴える。
でかでかと「38歳」と書き、若さを強調する岡本のポスター。しかも、その数は「張らせてくれる場所が増え、4年前に比べ倍になった」(陣営幹部)。
20日には、同県愛西市で開いた個人演説会に名古屋市長の河村たかしが駆け付けた。河村がかつて民主党代表選に出馬するため推薦人集めに苦労した時、岡本が名を連ねたという。「まー、勇気のある人だわ」という河村節にどっと沸く500人の聴衆。
そもそも4年前には、同市に岡本の後援会はなかった。過去2度、比例復活ではい上がった岡本が、地道な活動で築いてきた。
岡本の後援会事務局の天野晋(66)は、静かに、こう言い切る。
「いつか、海部さんの名誉ある決断があり、新しい構図の対決になると思っていた。だが、こうなった以上は決着をつけるしかない」
(文中敬称略)
4662
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:11:56
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/1/2009/08/26/20090826110053.html
衆院選激戦区を行く 【1区】
電話作戦や握手徹底
衆院選は30日の投開票に向けて終盤戦に入った。政権選択を懸け、自民、民主の二大政党を軸に、熱戦が繰り広げられている。岡山県内で激戦模様を追った。(敬称略)
「がけっぷちの戦いです。どうか助けてください」。岡山市民会館に約1700人(事務所発表)がひしめいた25日夜の総決起大会。8選を目指す自民前職の逢沢一郎は、拍手が止むまで頭を下げ続けた。
「有権者の反応は悪くない」と序盤は楽観ムードも漂っていた陣営だが、激戦が伝えられた今週から訴えにも強い危機感がこもる。
電話作戦の徹底で党支持層の取りこぼしを防ぎ、街頭演説で無党派層への浸透を図る。「どの候補が岡山に貢献できるか、判断してほしい」。政党対決の渦にのみ込まれないよう、人物本位での選択を求める。
民主新人の高井祟志は党の追い風ムードに乗って攻勢を強める。遊説中の信号待ちも、沿道に有権者を見つけると駆け寄って握手。陣営は「組織力では及ばない。走り続けるしかない」と言い、一気にゴールを目指す。
総務省、岡山県庁での勤務経験を基に官僚政治を批判。「官僚任せで税金が無駄遣いされている。政権が変わらないと、この国は変わらない」と政権交代への期待感をあおる。
23日はJR岡山駅前での街頭演説会に連合の古賀伸明事務局長(次期会長)が来援、労働界の支援をアピールした。上滑りへの警戒から最終盤に大規模集会を予定する。
共産新人の東毅は消費税増税反対、憲法改正反対の姿勢を鮮明にし、「間違った政策の防波堤になる」と独自性を前面に押し出す。
幸福実現党新人の安原園枝は消費税全廃などを主張する。
(2009年8月26日掲載)
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/2/2009/08/26/20090826110944.html
衆院選激戦区を行く 【2区】
政権能力、貢献訴え
衆院選は30日の投開票に向けて終盤戦に入った。政権選択を懸け、自民、民主の二大政党を軸に、熱戦が繰り広げられている。岡山県内で激戦模様を追った。(敬称略)
民主前職の津村啓介は24日夜の個人演説会で、自公政権に対する批判に触れなかった。「政策を比べてほしい」。演説の大半は、党のマニフェストの説明に費やす。政権担当能力をアピールすることで党の信頼感を高め、自らの得票につなげる狙いだ。
優位との情勢が伝わる陣営は「党県連代表としての戦いぶりは、県内のほかの候補にも影響しかねない」と引き締めに懸命。労組選対を軸に票固めを図る一方、無党派層を引きつけるため、自転車遊説のパフォーマンスを続ける。
自民前職の萩原誠司は「地域貢献力」での選択を求め、巻き返しを図る。23日夜に玉野市で開いた個人演説会。イノシシ被害対策、森林保全などこの4年間に取り組んできた地元の課題を挙げ、「地域のためにもっと働かせてほしい」。
元自民衆院議員らの出馬で保守層が分裂。党への追い風もあって比例復活した前回とは比べようもないほど、状況は厳しい。「1票でも勝ちたい。押し上げてください」。危機感を訴えるとともに、後援会組織を足場に票の積み上げを目指す。
自民で4期務めた無所属元職の熊代昭彦は「福祉の専門家として社会保障の充実に取り組む」と訴え、返り咲きを狙う。
国民新党新人の赤松和隆は「政治の仕組みを根本から変えるため、単なる政権交代ではなく、政界再編が必要」と主張。
幸福実現党新人の戸板道広は規制緩和による景気回復など掲げる。
(2009年8月26日掲載)
4663
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:12:47
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/3/2009/08/27/20090827112620.html
衆院選激戦区を行く 【3区】
票固め、浸透に全力
衆院選は30日の投開票に向けて終盤戦に入った。政権選択を懸け、自民、民主の二大政党を軸に、熱戦が繰り広げられている。岡山県内で激戦模様を追った。(敬称略)
24日夜、赤磐市で開かれた無所属前職の平沼赳夫の個人演説会。選対本部長の土居通明は「目に見えない民主の風と戦わねばならない」と力を込めた。
平沼は仲間の応援で全国を巡り、選挙区入りはわずか2日。本人不在の不安に、民主の追撃ムードが拍車をかける。陣営は26日、後援会幹部に一層の支持拡大を緊急要請、票固めに全精力を注ぐ。
自民前職の阿部俊子は重複立候補の中国比例で単独1位。議席獲得はほぼ確実だが、24日夜の津山市での個人演説会では「小選挙区で勝たなければ意味がない」と一歩も引かない構えを見せた。
初当選以来、地元密着の活動を続けてきたことをアピール。党への逆風を受けながらも「中山間の声を国政に届ける」と訴えて追いすがる。
公示8日前に出馬表明した民主新人の西村啓聡は、出遅ればん回に懸命。遊説中も交差点や住宅街でたびたび車を止めて街頭演説を繰り返し、顔と名前を売り込む。
「政権交代に参加してほしい」。生まれや育ちは岡山とは関係ないが、党への期待を自らの支持に結びつけることを狙った訴えで、一定の支持を広げつつある。
幸福実現党新人の池田恭一郎は減税による景気回復など訴える。
(2009年8月27日掲載)
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/4/2009/08/27/20090827113149.html
衆院選激戦区を行く 【4区】
保守王国で攻防白熱
衆院選は30日の投開票に向けて終盤戦に入った。政権選択を懸け、自民、民主の二大政党を軸に、熱戦が繰り広げられている。岡山県内で激戦模様を追った。(敬称略)
中選挙区時代から有力政治家が競い合いながら保守地盤を固めた岡山4区。民主前職の柚木道義は23日、「保守王国といわれた4区から政治を変える」と倉敷市玉島地区の街頭で声を張り上げた。
自らを自民打倒の象徴と位置づけ、世襲の自民候補を意識しながら「庶民目線の政治への転換」を訴える。水島コンビナート企業の労組を主軸に民主支持層を固めつつ、医療関係者らの支援を得て保守層の切り崩しを図る。
自民前職の橋本岳は24日夜の個人演説会で「1人でも多くの人に声をかけてほしい」と声を振り絞った。父の故・橋本龍太郎元首相から受け継いだ後援会がフル回転するが、世襲に対する視線は前回選挙以上に厳しい。
それでもあえて、橋本ブランドへの誇りを強調。母で元首相夫人の久美子も戦いの前線に立ち、24日の集会では「母親が出ると世襲の上塗りをするようだが、居ても立ってもいられない」と支援を求めた。
幸福実現党新人の小岩井実由香は安全保障の充実などを掲げる。
(2009年8月27日掲載)
4664
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:14:01
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/5/2009/08/27/20090827113635.html
衆院選激戦区を行く 【5区】
予断許さない終盤戦
衆院選は30日の投開票に向けて終盤戦に入った。政権選択を懸け、自民、民主の二大政党を軸に、熱戦が繰り広げられている。岡山県内で激戦模様を追った。(敬称略)
「1票からスタートして横一線まで来た。皆さんの力を与えてほしい」。コスタリカ方式で初めて小選挙区から立つ自民前職の加藤勝信。24日夜の浅口市の個人演説会では挑戦者の立場を強調し、深々と頭を下げた。
中国比例で2回の当選を重ね、ようやく実現した小選挙区での出馬。だが、民主の猛烈な勢いに、終盤に入っても予断を許さない戦いが続く。「保守勢力を総動員しなければ勝てない」と陣営。25日には地元の県議、市議を集めててこ入れを要請、比例に回る村田吉隆の後援会にも働きかけを強める。
民主新人の花咲宏基も接戦を訴え、政権交代ムードの盛り上げを図る。25日夜、真庭市北房町で開いた個人演説会では「誰がやっても自民候補に勝てないといわれた選挙区が、党の重点区になった」と力を込めた。
議席に届かなかった前回選挙から4年。ほぼ毎朝、街頭に立ち続けた。党方針で新人の立候補は連続2回までとされており、負ければ最後の戦いとなる。26日には党代表の鳩山由紀夫が笠岡市入り。鳩山が今回の衆院選応援で岡山県を訪れたのは初めてで、党を挙げての支援をアピールした。
幸福実現党新人の佐藤雅章は消費税廃止などを訴えている。
(2009年8月27日掲載)
4665
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:14:56
>>4662-4665
http://svr.sanyo.oni.co.jp/senkyo/09_shuin/2009/08/16/20090816101729.html
保守分裂 支持争い激化 2、3区
読めぬ票の流れ 民主も警戒
岡山3区の立候補予定者の集会。保守分裂の争いに緊張が高まっている=8日、勝央町
18日の公示が目前に迫り、前哨戦が過熱する衆院選。政権選択を懸けて与野党が激突する中で、岡山2、3区は複数の陣営が保守層を基盤とし、激しい支持争いを演じている。民主党陣営は保守分裂につけ入る構えを見せるが、各陣営とも票の流れを測りかねているようだ。
今月12日、県議会棟の応接室。3区に立候補を予定する自民前職(中国比例)の阿部俊子氏が、選挙区内の自民党県議7人に「ご支援お願いします」と協力を求めた。
ほかの選挙区の自民陣営では早くから持たれた立候補予定者と党県議の会合。3区は初めてだったが、10人の県議のうち3人は姿を見せなかった。
苦しい胸の内
2005年の前回選挙で3区は、自民で郵政民営化法案に反対した平沼赳夫氏に、党本部が阿部氏をぶつけた。小選挙区を制した平沼氏は選挙後に離党。中国比例1位だった阿部氏も復活当選。2人がともに議席を得たことで、強固な自民地盤に亀裂を生んだ。
党県議らが公然と平沼氏を支援した前回とは違い、今回は県連も阿部氏の公認を了承した。それでも県議の1人は「後援会には両方の支持者がいる。一方だけ応援できない」と苦しい胸の内を明かす。
一方、民主は前回に続き無所属で立つ平沼氏との連携を模索していたが、10日になって新人の西村啓聡(けいと)氏を急きょ擁立。保守対決に割って入った。
関係者の見方は「平沼氏に流れるはずだった民主票が離れる」、「平沼氏より保守色の薄い阿部氏から支持が奪われる」と分かれ、激戦模様が加速。別の自民県議は「民主が候補を立ててから阿部、平沼両氏陣営の支援要請が激しくなっている。ますます対応が難しくなる」と漏らす。
3区では幸福実現党新人の池田恭一郎氏も立候補の予定。
火 花
県内最多の5人が立つ予定の2区も、自民前職(中国比例)の萩原誠司、無所属元職の熊代昭彦、国民新党新人の赤松和隆の3氏が保守層を奪い合う。
前回選挙で自民は、郵政法案に反対した熊代氏の対抗馬として、現職の岡山市長だった萩原氏を擁立。熊代氏は出馬断念に追い込まれ、萩原氏も小選挙区で民主に敗れて比例復活した。
雪辱を期す熊代氏は小選挙区で過去3回勝利、赤松氏も自民衆院議員の秘書を長く務めた経験がある。両氏とも医療・福祉、郵政といった旧来の自民支持層にアプローチし、萩原氏と火花を散らす。
これに対し、民主前職の津村啓介氏は「民主対自民3人の戦い」と訴える構え。ただ陣営には「前回は萩原氏の転身に対する批判から保守票がこちらに来た。今回は離れる可能性もある」との警戒感も強い。
2区では、幸福実現党新人の戸板道広氏も準備を進める。
05年郵政選挙での大勝と引き換えに自民が抱え込んだ支持層の分裂。2、3区は、その影響を引きずる戦いとなりそうだ。
(2009年8月16日掲載)
4666
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:18:58
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514565217
近づく審判〜選挙区情勢リポート 鳥取1区
石破氏 逆風や組織力不安/奥田氏 無党派浸透に苦戦
肌で感じる弱体化
20日から23日にかけ、報道各社の世論調査結果が出そろった。いずれも自民党前職の石破茂候補が「優勢」。石破候補の後援組織・志友会は26日夜、鳥取市内で500人規模の集会を開催。弛緩(しかん)した組織にむちを入れ、選挙戦終盤に向けてアクセルを踏み込んだ。
知名度と組織力は他の追随を許さない。しかし、陣営は党への逆風、組織の弱体化を肌で感じている。陣営に「はがきも電話もするな」と書き添えられた支持者カードが届き、ショックを受けた。「上積み要素はない」と言い切る陣営幹部もいる。
20年以上石破候補を支持する建設会社の社長は「どこまで組織が崩れているのか見えん。風頼みの相手なのもやりくい」と、いら立ちを隠さない。社員が、各党の政権公約(マニフェスト)を比べる姿にも不安が募る。
また、本来なら結束すべき公明党県本部に対し、党県連内には不満がくすぶる。協力態勢が不十分として、公明党が推薦を躊躇(ちゅうちょ)したためだ。石破候補が自民党の再建を訴えながら、公明党への支持を説く姿を苦々しく眺める県連幹部もいる。
石破候補の個人後援会が公明党県本部との仲を取り持っており、銀杏泰利同本部代表も「信頼関係ができている」と認めるが、しこりは残ったままだ。
因幡弁で街頭活動
26日の鳥取市街地。街宣車から、民主党新人の奥田保明候補がつぶれた声を張り上げ、因幡弁で訴える。
「民主党の奥田、頑張っとりますけぇ。力を貸してつかんせぇ」
党への追い風が個人票に結びつかず、無党派層の支持が弱いとみた陣営が絞り出した方言作戦。党名と候補者を結びつけると同時に、親近感をもってもらうため、今更ながら考え出した。
集会などを盛り上げてきた「政権交代・準備完了」と染め抜いたのぼり旗は、政党スローガンで公選法に抵触する疑いがあり、使用をやめた。あおりで、24日から総勢200人が35カ所で実施する予定だった朝のつじ立ちも、目印がなければ迫力がないと中止した。
終盤戦に総決起集会で気勢を上げようという連合鳥取の提案も、党幹部や参院議員は激戦地の応援に手いっぱい。日程上無理と、党本部から断られた。
無党派層確保策が八方ふさがりになり、連合鳥取の1万4千人を中心に、自分の携帯電話に登録している友人・知人5人以上に投票依頼する運動が始まった。最後は連合に頼るしかないという、党の弱点の表れだ。
選挙戦終盤は、街宣活動を大票田の鳥取市街地に集中。28日からは奥田候補自ら自転車に乗り支持を訴える。伊藤保選対本部長は「最後まで力を尽くすだけ」と前を向くが、光はまだ見えてこない。
建設的野党前面に
「どうしても石破、奥田両氏の対決に注目が集まる」。共産党新人の岩永尚之候補の水津岩男1区選対本部長は口が重い。赤旗読者以外の層への政策浸透を狙い、号外6万部を選挙区内にほぼ配り終えた。すそ野拡大を図るが、課題の若年層対策は、そもそもの若者党員数が少ないこともあり、依然、決定打を欠く。
街頭演説では、社会保障費削減などをやり玉に自公政権を批判する一方、民主党政権の可能性が高まったとみて「建設的野党」を前面に押し出す主張にシフトする構え。
27日は、井上哲士参院国対委員長を招いたJR鳥取駅前での演説会を機に、追い込みに入る。
諸派(幸福実現党)新人の細川幸宏候補は、鳥取市内を中心に街頭活動を続けている。
('09/08/28 無断転載禁止)
4667
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:19:33
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514580217
近づく審判〜選挙区情勢リポート 鳥取2区
湯原氏 接戦続き陣営焦り/赤沢氏 米子苦戦で危機感
浮動票獲得が必須
「思うように支持が広がっておらんのです」。連日開かれる民主党新人の湯原俊二候補の個人演説会では、福間裕隆選対本部長の切迫した声が響く。事実上の一騎打ちとなっている自民党前職の赤沢亮正候補を突き放せないからだ。
1年3カ月かけて選挙区内を歩き回った湯原候補の運動量や、全国的な自民党への逆風などを考えれば「もっと優位に立っていてもおかしくない」(福間本部長)が、競り合いが続く現実に陣営からは焦燥感がにじむ。
参院議員の川上義博民主党鳥取県連代表は、地盤の県中部を中心に保守票取り込みに腐心。自らの選挙のように声をからすが、壁は崩し切れていない。
公示直後、湯原候補への支持が意外に広がっていないのを見て早めに仕掛けたのが支援組織・連合鳥取の磯江智昭会長だった。20日の執行委員会では「このままでは1、2区とも危ない」と危機感をあらわにして、各労組に票の掘り起こしを要請した。
「28日に岡田克也幹事長が米子入りする」。25日、鳥取県琴浦町の演説会場。陣営幹部から耳打ちされると、川上代表は厳しかった表情を一瞬崩した。連日のように党本部に党三役の来県を要請していたからだ。
最大票田での浮動票獲得は、組織力で赤沢陣営に劣る湯原陣営にとっては必須条件。強力な切り札を得て、川上代表は「ここで流れをつくる」と話し、混戦からの抜け出しを図る。
演説会で組織固め
「頑張ろうなんて段階じゃない。勝つぞ、でお願いします」。26日夜、鳥取県日南町内で開いた個人演説会で、赤沢候補は支持者200人の頑張ろう三唱をさえぎり、切迫した声で要望した。
切迫感の背景は、地盤となる米子市での伸び悩みだ。
公示前に赤沢陣営が描いた青写真は2005年衆院選の再現。当時は自民への追い風に乗って序盤の劣勢をはねのけ、地盤の米子市で他候補に1万票以上の大差をつけた。しかし今回は、地盤がかぶる湯原候補と逆風下での争い。各報道機関の世論調査で米子市での苦戦が伝えられると、陣営の危機感は一気に増した。
「米子で必ず差をつけなければならない」。広江弌西部選対本部長ら陣営は25日に米子市内で党の青年部や女性部、企業や団体の代表を集めた緊急集会を開き、組織をフル動員しての票の掘り起こしに入った。
現状で最も手応えがあるのは個人演説会。連夜4カ所を回って組織固め。さらに票の上積みを要請する。
勝敗の鍵を握る無党派層の取り込みに向けては、隣の鳥取1区から石破茂農相が再三てこ入れする。解散後、28日までに4度鳥取2区入りし、マイクを握る。ただ、全国的に党が苦戦する中、無党派層にアピールできる他の弁士を招くまでには至っていない。
赤沢候補への推薦でまとまる公明党も、今回は逆風に悩まされる。安田篤公明党県本部幹事長は赤沢陣営との連携を強調した上で「比例は公明党とお願いした後、小選挙区は自民党と言ったら、比例の票も吹き飛びかねない」と明かす。
諸派(幸福実現党)新人の甲谷英生候補は米子市を中心に街頭演説で支持拡大に努めている。
=おわり=
4668
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:21:19
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082802.html
石破氏・小沢氏が加勢 広島1区、自民と民主競り合う '09/8/28
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衆院選広島1区は、自民党前職の岸田文雄氏(52)と、民主党新人の菅川洋氏(40)が激しく競り合ったまま最終盤に入った。27日は自民党の石破茂農水相、民主党の小沢一郎党代表代行が、それぞれ応援に駆け付け、げきを飛ばした。
午後3時、広島市中区のJAビルであった岸田氏と広島2区の前職の合同演説会。次の遊説先に向かうため岸田氏が会場を去った後、石破氏がマイクを引き継いだ。「民主党農政では日本は壊滅する」。駆け付けた農林業者たちから拍手がわき起こった。
午後6時半、中区で始まった岸田氏の総決起大会。「自民党は反省しながらも再建しなければならない。勝ち抜かせてほしい」。岸田氏はそう声を振り絞った。
同じ時刻、約500メートル離れた別の会場で、菅川氏の総決起集会が始まった。開始から約1時間後、小沢氏が登場する。「私が彼を一人前の政治家に育てる。国会に送り出してほしい」。小沢氏のげきに、詰め掛けた支持者は大歓声で応えた。
選挙戦を取り仕切り、全国を巡る小沢氏。この日は、広島空港(三原市)から会場に直行し、約10分の演説を終えると空港へ。菅川氏は「勝たねば意味はない。最後の一押しを」と頭を下げた。
このほか、共産党新人の藤本聡志氏(54)は「建設的野党」を掲げ、社民党新人の上村好輝氏(49)は「憲法9条の重み」を説く。
幸福実現党新人の山本浩徳氏(47)、無所属新人の中村文則氏(57)も立候補している。(加納亜弥、和田木健史)
4669
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:21:57
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082801.html
鞆架橋決着へ住民熱視線 広島7区、「着手」「見直し」期待 '09/8/28
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鞆港埋め立て・架橋計画への賛否で揺れる福山市鞆町の住民が、今回の衆院選にかつてない関心を寄せている。今は国から事実上のストップがかかっている計画が、選挙の結果次第では「事業着手」「見直し」のどちらにも動きだす可能性があるためだ。
「ぜひとも力をいただきたい」。鞆町で22日夜あった自民党前職宮沢洋一氏(59)の個人演説会。鞆架橋計画の推進を求める地元期成同盟会の大浜憲司会長(61)は集まった約250人に支援を求めた。
宮沢氏も「鞆に人が住み続けるためには埋め立て・架橋は必要」と明言。4年前には国土交通省に働き掛け、「公有水面埋立法上はすべての同意は必要でない」との法解釈を引き出した。実績を評価する大浜さんたち推進派は、有志で地域の連絡所をつくり、全面的に支援する。
計画は、金子一義国交相が国民的な同意や反対派との対話が必要だとの見解を示し、認可審査が事実上ストップしている。推進派は「計画を再び軌道に乗せられるのは宮沢さんだけだ」と力を入れる。
「民主党中心の政権が実現すれば、流れが変わるかもしれない」。計画に反対するNPO法人「鞆まちづくり工房」の松居秀子代表(58)は結果次第で計画がストップするのではないか、という強い期待感を初めて抱いて衆院選を迎える。
根拠の一つは、民主党のマニフェスト(政権公約)が不要不急な事業の根絶などを掲げていることだ。鞆架橋計画が具体例として挙げられているわけではないが、「政権交代で計画の白紙撤回が実現するかもしれない」との思いを反対派の多くが持っているという。
ただ、宮沢氏と争う民主党比例前職の和田隆志氏(46)は「住民の意思がどこまで醸成されているか分からない」と計画の賛否について現段階では判断を保留している。
このため、反対派が和田氏を組織的に支援する動きにはなっておらず、民主党への支持は個人レベルという。
幸福実現党新人の植松満雄氏(50)は「景観を守って進めるならばトンネルにするのが一番いい」との見解だ。県が計画原案を1983年に策定して26年。長らく結論が出ない状況に鞆町の住民は賛成派、反対派ともいらだちを募らせている。(野崎建一郎)
4670
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 12:33:12
候補者一覧に高橋喜信の経歴が(元)衆院議員秘書ってなってるのは何故だ??(元)衆院議員ちゃうのw
4671
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:38:17
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082601.html
離島住民「候補来ない」 広島6区 '09/8/26
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▽広い選挙区に陣営苦慮
瀬戸内海から中国山地まで5市2町にまたがる衆院選広島6区。岡山、島根、鳥取、愛媛4県に接し、面積は約3400平方キロと県内7選挙区のうち最大で鳥取県に匹敵。4人の候補者本人は18日の公示後、沿岸部の離島4島には手が回らず、一度も訪れていない。
尾道市中心部から南東約6キロの備後灘に浮かぶ周囲11・9キロの百島。候補者を知ることができるのは島内6カ所の選挙ポスター掲示板だけ。農業藤田武士さん(70)は「候補者は誰も来てくれない。過疎で高齢者が多く、医療面で大きな課題を抱えているのに…」とため息をついた。
6区には尾道市の百島、細島、三原市の佐木島、小佐木島の四つの有人の離島がある。有権者は計1500人余。今後も候補者本人が、島に入る予定はない。24カ所ある掲示板にポスターを張り切れていない陣営もある。
2005年の前回は、国民新党の亀井静香氏(72)、無所属で自民党の支援を受けた堀江貴文氏(36)、民主党の佐藤公治氏(50)が激戦を展開。各候補は離島にも足を運び、浸透を図った。だが、今回は様相が変わった。
11選を目指す国民新党前職の亀井氏は、国民新党や支援する民主党候補者の応援で全国を巡り、地元入りの機会は少ない。一方、追う3新人には選挙区の広さに戸惑いもある。
前県議で自民党新人の小島敏文氏(58)は「三原市と世羅郡が合区となった2年前の県議選でも広いと感じたが…」。選挙区を1巡すると約800キロに達する。陣営は「正直、候補が島を回る時間がない」という。
共産党新人の花岡多美世氏(52)は尾道、三原市の沿岸部に重点を置き、幸福実現党新人の胡本協子氏(58)も尾道市中心部を軸に街頭に立つ。
民意が政権の枠組みを決める衆院選。佐木島の無職男性(74)は「1票を投じる先を選ぶ参考にするためにも、候補者に直接触れたい」と望んでいる。(松本恭治、山成耕太、新田葉子)
4672
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チバQ
:2009/08/30(日) 12:39:40
>>4041
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082104.html
焦点区を歩く<広島3区> 自・民、「北部」に攻勢 '09/8/21
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▽「格差」解消 双方が訴え
広島市北部から、島根県境に至る広島3区。選挙戦初日の18日、民主党新人の橋本博明(39)は、西中国山地に抱かれた安芸太田町に立っていた。
「今回の衆院選は政権選択選挙です」―。初挑戦した2005年の前回、ミニ集会すら開けなかった地だ。「この4年間、生活は良くなったのか。都会と地方の格差も広がった」。自民党支持層の厚い地域で、4年前は喝采(かっさい)を浴びた小泉構造改革への批判を展開した。
初日に早速巡回
橋本は初日、有権者の多い広島市安佐南区と安佐北区に続き、安芸太田町と北広島町、安芸高田市を巡った。「北部重視」。橋本の選対本部長に就く元広島県議の住川征一(70)が言う。橋本が対決する自民党比例前職の増原義剛(64)が1996年に新進党から挑んだ衆院選で、住川は「増原選対」にいた。
「北部重視」には理由がある。増原が無所属で再挑戦した00年の衆院選。民主党県連副代表だった住川は「増原選対」を去っていた。しかし落選後、山間部をはうように回ってきた増原の姿を知っていた。その増原は北部3市町で得票を2倍に積み上げて雪辱を果たす。破った相手は今回、自民党の比例代表に立つ党前職の河井克行(46)だった。
「ここで票を集めた候補が勝ってきた」。住川の指南を受けた橋本は05年の落選後、自民党系が多い市町議へのあいさつ回りを始めた。寄り合いがあると聞けば駆け付け、人を紹介してもらった。
昨年10月に国民新党の推薦を得て、郵政民営化の見直しを求める郵便局長たちが橋本を引き回した。北部3市町で政党ポスターの数は引けを取らない。
「北部」を知り尽くす増原は20日、北広島町に入った。街頭では小泉構造改革の功罪に、くしくも橋本と同じ言葉で触れた。「いい面もあったが都市と地方の格差は拡大した」。そして、「麻生政権の経済再生施策こそ必要だ。政策で勝負する」と続けた。
沿道から好反応
選挙カーが通りかかれば農作業のお年寄りが手を振り、事業所から社員が出てくる。沿道の反応は橋本をしのぐ。「後援会で勝ってきた」と自負する。
ただ、小選挙区と比例代表を入れ替わるコスタリカ方式が生む「空白」の代償は小さくはない。自民党は3区で増原と河井に適用し、増原は03年の前々回以来の小選挙区となる。内閣府副大臣に就き、地元入りが減ったことにも支持者からは不満が出た。昨秋以降、役員会やミニ集会を重ね、立て直しを図った。
過去、全面協力に至らなかった増原と河井だが、河井は今回、増原の選対顧問に就いた。18日、安佐南区での増原の出陣式で河井は「全力で応援する」と宣言。増原は「つながりを大切にして票を積み上げる」とスクラム戦を誓った。
幸福実現党新人の日高順子(46)は公教育改革を訴える。=敬称略(高橋清子、胡子洋)
4673
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チバQ
:2009/08/30(日) 12:40:17
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082206.html
焦点区を歩く<広島4区> 地域はう自民元幹事長 '09/8/22
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▽3度目に迫る民主新人
公示翌日の19日。広島4区の自民党前職の中川秀直(65)は、東広島市の住宅団地を選挙カーで巡った。助手席窓から身を乗り出し、支持者を見つけると手を握った。その合間、腰に手を当て顔をしかめる。
「疲れが腰に出るタイプ」と秘書が明かす。解散後だけでも、200カ所以上で演説を重ねた。体重は3キロ減った。「初心に戻って戦う」と中川。当選9回、党幹事長まで務めたベテランが、地域をはうように回る。
息子と腹心争う
浮上のきっかけがなかなかつかめない今の党勢。もう一つ、中川が危機感を強めるわけがある。2006年4月の東広島市長選。衆院議員を8期務めた義父俊思(故人)の代から60年来の地盤で息子と自らの腹心が争った。
先に立候補表明をしたのは、05年衆院選で中川の選対幹部を務めた当時県議の蔵田義雄(57)。その5日後、中川の次男(39)も名乗りを上げる。自民党が分裂した選挙は、蔵田が圧勝した。「オヤジと息子で権力を独占するのか、との批判が市民の中にもあった」。中川自らそう認める。
市長選から3年4カ月。今回衆院選で「蔵田シンパ」を中心に自民党支持者の一部が、民主党新人の空本誠喜(45)の応援へと動いた。21人の自民党市議団も少なくとも数人が離反したとみられる。市長選の「しこり」に加え、中選挙区時代に根強くあった党支持者間の対立も引きずる。
40年支持に決別
19日夜、東広島市高屋町であった空本の個人演説会。地元の市議が応援弁士に立った。「中川さんに対抗する」。四十数年支持してきた自民党への決別宣言だった。蔵田もマイクを握る。郵政民営化や「麻生降ろし」などに疑問を示し「みなさんの熱気を衆院選にぶつけてほしい」と結んだ。
最後に登壇した空本は「年金や医療、介護、農業などすべての政策や制度が崩壊しようとしている」と自民党政治を批判し、政権交代を訴えた。
中川の元腹心である蔵田自身、衆院選へのスタンスを「平等、中立」と言う。公示日の18日は両陣営の出陣式でそれぞれ激励のあいさつをした。中川の個人演説会にも近く出席する予定だ。
中川は過去2回、空本を退けた。03年は約3万6千票差、05年も約4万2千票差。有権者の半数近い14万1千人を抱える東広島市で大きく勝ち越してきた。
その「本丸」で響く不協和音を一掃しようと、中川は「世襲制限」を宣言し、今回の選挙に臨んだ。対する空本陣営は「市長選があったからこそ、今回の接戦になった。攻勢をかける」。21日、空本は午前7時から東広島市のJR八本松駅前に立った。
「東広島決戦」―。広島4区はその様相を一層強めながら、選挙戦中盤に入る。
幸福実現党新人の沖ゆり(54)は、憲法改正などを訴える。=敬称略(下久保聖司、境信重)
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チバQ
:2009/08/30(日) 12:40:53
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082303.html
焦点区を歩く<広島5区> 民主地元で自民浸透図る '09/8/23
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▽呉中心部は激しい攻防
「民主党に大きな風が吹いている。でも、ここではそよそよとしか吹いておりません。激戦が続いています」
呉市川尻町で20日、広島5区の民主党比例前職の三谷光男(50)が開いた個人演説会。公示後、必ずこの一言を演説に加える。自民党前職の寺田稔(51)の底力を警戒してのことだ。
3度目顔合わせ
2人の対決は3度目となる。1度目は、池田行彦元外相の死去に伴う2004年の補選で、寺田が約7400票差で勝った。2度目の前回05年は差を詰められたが、寺田が約6200票差で辛勝し、三谷は比例で復活当選した。
今回は、初の前職対決。現職の約4年間で知名度を上げた三谷には、民主党への追い風が加わった。「今回の選挙で勝てんかったら、もう一生勝つときはない」。呉市出身の強みを生かし、地縁や同窓生の勝手連などの支援を得る。連合広島も活発に動き、悲願の小選挙区での勝利を狙う。
これに対し寺田は「挑戦者のつもりで戦う」と決意する。陣営は公示後に「地元の役に立つ政治家」をアピールポイントにし、対抗する。19日、呉市広での個人演説会に来援した金子一義国土交通相は「365日、呉のことを忘れたことがないのが寺田先生」と持ち上げた。陣営は街頭演説の回数を急きょ増やし、支援企業などの組織固めにもかつてなく力を入れる。
これまで2度の戦いは、有権者の多い呉市中心部でリードした三谷を、寺田が竹原市や島しょ部など周辺部での得票でかわした。
寺田の夫人は、保守本流といわれる派閥「宏池会」の会長だった故池田勇人元首相の孫で、故池田元外相のめいにあたる。寺田は、竹原市を中心にした池田家の地盤を受け継ぐ一方で、有権者が多い呉市ではもともと足掛かりが少ない。寺田自身も広島市西区出身だ。
対する呉市出身の三谷は、同じ宏池会会長に就いた故宮沢喜一元首相の公設第1秘書を務めた経歴を持つ。
今回、寺田は、竹原市や島しょ部のリードで逃げ切る同じ構図は通じないと覚悟する。「周辺部の自民票を固めながら、呉市中心部で浸透、拡大しないと勝てない」
商店街PR合戦
江田島市から尾道市の一部まで選挙区は広い。フェリーでの移動も必要な島しょ部へも目配りしながら、攻防は呉市中心部に移ってきた。両陣営は22日午後、約3時間の間を置いて、中心部の商店街をパレードした。
寺田の選対本部長を務める奥原信也自民党県連幹事長は、18日の出陣式でマイクを握った。「この選挙区を失うようなことがあると自民党は過半数を割る」。政権選択を懸けた今衆院選の「縮図」だと強調した。
幸福実現党の新人塚本能照(50)は、国防の強化を訴える。=敬称略(清水大慈、新本恭子)
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チバQ
:2009/08/30(日) 12:41:28
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082401.html
焦点区を歩く<広島7区>元首相から続く議席かけ '09/8/24
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▽刷新狙う民主を猛追
福山市新市町で21日夜あった個人演説会。「今回は追い掛ける立場。皆さん、助けてください」。広島7区の自民党前職宮沢洋一(59)は必死の形相で繰り返し、頭を下げた。
▽接戦で2度下す
7区は、過去4度の小選挙区戦で敗れたことのない「自民王国」。宮沢は、伯父の故宮沢喜一元首相から地盤を引き継いだ。だが今回、過去2度は接戦で下した民主党比例前職の和田隆志(46)に、「後れを取っている」と感じながら臨む。
「政権交代」という逆風が、党全体に吹きつける。当選3回の宮沢も昨年、選挙時以外ではしていなかった街頭演説を毎週末に始めた。公示前には1時間当たり70軒の支援者回りをこなした。支援企業の中核を担う幹事企業約120社の従業員も22日朝、事務所前に約200人が集まり、「頑張ろう」と気勢を上げた。
「宮沢ブランド」は、喜一元首相から42年間にわたり備後の衆院議席に根付く。地場の有力経営者たちが「国政での活躍が、そのまま備後の誇り」と支えてきた。しかし、その経営者たちも、元首相の引退と相前後して経営の一線から退いたり、他界したりした。
今回、選対総括責任者の菅田博文(53)は「宮沢の灯(ひ)を消してはならない」と繰り返し、「宮沢ブランド」の消長をかけた戦いに勝機を見いだす構えだ。
対する和田。2005年に落選し、08年に比例中国で繰り上げ当選するまで、毎日のように個人宅や会社を丹念に回るローラー作戦を続け、「市内を4、5周はした」。可能な限りイベントやボランティア活動に顔を出し、勉強会も随時開催してきた。
福山市神辺町の山あいで21日午前、街頭演説に立った和田を住民約30人が囲んだ。「これまで集会やイベントで親しみを感じてくれた人たちが、こうして出てきてくれる」。神辺地区後援会副会長の森島正弘(66)は手ごたえを感じ取る。
▽風吹いていない
18日にあった出陣式で、選対副本部長である連合広島福山地域協議会議長の石井一清(54)はこう力を込めた。「7区に(民主党への)風は吹いていない。一人一人が相手をしのぐ運動をしなければ当選は果たせない」
和田の最大の支持母体である福山地協の組合員数は約2万3千人。和田は「新政権への期待を日々感じている」と受け止めるが、組合員全員が和田に投票しても当選ラインの2割程度である。前回、前々回の票差である1万8千前後が「地力の差だ」と石井。宮沢の底力を警戒し、組織の引き締めに躍起になっている。
旧大蔵省で先輩と後輩の間柄だった宮沢、和田。元首相から続く議席の維持か、刷新かをかけた3度目の決戦は、和田を宮沢が激しく追い上げる展開で後半戦に突入した。
幸福実現党新人の植松満雄(50)は、消費税廃止などを訴える。=敬称略(門脇正樹、与倉康広)
4676
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チバQ
:2009/08/30(日) 12:43:04
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09082501.html
焦点区を歩く<山口2区>自民、空白区奪還に奔走 '09/8/25
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▽対決再び 民主が気勢
「ラストサンデー」の23日。山口2区の自民党新人の山本繁太郎(60)は岩国市中心部のスーパー前に立った。
▽支援の輪広げる
「国の力で地元の課題を解決する役割を担う。国とのパイプ役となって地方を再生する」。米海兵隊基地を抱える地元負担の見返りとして、地域振興策の実現などをアピールした。36年間、霞が関で官僚を務めた自負が言葉ににじむ。
後期高齢者医療制度への反発が強まる中での昨年4月の補選。山本は比例中国の現職だった平岡秀夫(55)に2万2千票差で敗れた。再起を期す今回。昨秋からの車の走行距離は月1万キロに達する。出身地の柳井市では同級生らが後援会をつくり、業界団体などに加えた組織のすそ野を広げてきた。
2区がある県東部は故岸信介、故佐藤栄作の兄弟宰相を出した自民党のシンボルである。1996年の小選挙区導入後も、佐藤元首相の次男、信二元通産相(77)が2区で議席を守った。そんな「自民王国」に2000年の選挙で風穴を開けたのが、自由党と合併する前の民主党新人だった平岡である。元官僚。出身地の岩国市で票を伸ばした。
平岡は00年、03年と2区で信二元通産相に連勝した後、05年の郵政選挙で自民党新人に敗れ、補選を含め2区では3勝1敗。05年は比例中国で復活当選し、9年間、毎週のように東京・永田町から地元に戻り支援組織を固めてきた。
今回、自民党にとって山口県内唯一の「空白区」の奪還は最重要課題だ。18日の出陣式。選対本部長で県議の柳居俊学(59)は「全国が注目している」と鼓舞した。「責任を持って政権運営できるのはどの政党かが問われている」。山本は対抗意識を鮮明にする。
迎え撃つ平岡。「政権交代こそ大きな目標。中央から地域主権に変える」。23日は山本がマイクを握ったスーパー前に時間差でついた。1年4カ月ぶりの山本との再戦。平岡は「チェンジ日本」を掲げて勝利した補選を振り返り「あの時の勝利が政権交代への流れとなった。今回が集大成だ」と意気込む。
▽山間部に手応え
公示翌日の19日に回った岩国市の山間部。手を振る支援者の姿に「かつてない手応え」を感じたという。郵便局長の政治団体も後押し。都市部でフル回転する連合山口副会長の藤村秋生(53)は「一歩ずつ票を上積む」。
公示前から集会で党政策の説明に時間を割いた。マニフェスト(政権公約)を積極的に配り「政権交代後のイメージを描いてもらう」との戦略を取る。
自民党にとっては「歴史」、民主党には「新時代」。二つのシンボルが、山口2区でぶつかり合う。
幸福実現党新人の河井美和子(47)は、国防強化などを訴える。(広田恭祥、和多正憲)
4677
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:44:24
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09081904.html
「自民王国」にも変化? '09/8/19
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衆院解散前、自民党が3議席、民主党が1議席だった県内の4選挙区。議席独占を目指す自民党と、勢力拡大を狙う民主党が全区に候補を立て激突する。元首相と官房長官、元外相がそろう自民党の各陣営も民主党新人の追い上げに警戒を強め、「自民王国」の選挙戦に変化が出ている。
最激戦区とされる2区では昨年の補選と同様、民主党前職と自民党新人が争う。民主党前職は毎週末に地元に戻って支援組織を固め、自民党新人も後援会を軸にあいさつ回りやミニ集会を重ねてきた。米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転をめぐる問題も争点の一つ。両党県連も重点区と位置付ける。
1区の注目度も高まりつつある。山口市出身で35歳の民主党新人が2年前からあいさつ回りや街頭演説を繰り返すのに対し、外相や防衛相を歴任してきた自民党前職も危機感を持ち、入念に支援者を回ってきた。共産党新人たち2人も無党派の支持拡大を狙う。
4区では、2007年の首相辞任から再起を期し、地元に張り付く自民党前職に、民主、共産両党の新人2人が挑む。3区は前回同様、官房長官の自民党前職が民主党新人の挑戦を受ける。3、4区の自民党陣営は、ここ最近にはない組織の引き締めを図っている。
幸福実現党は1、2、3区に新人を擁立した。(荒木紀貴)
【写真説明】有権者に政策を訴え、支持を呼び掛ける山口2区の立候補者(岩国市)
4678
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:45:10
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/okayama/So09082601.html
<焦点区を歩く>岡山4区 医療関係票めぐり攻防 '09/8/26
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▽自民の基盤 狙う民主
岡山4区の民主党前職の柚木道義(37)が18日、倉敷市内の総合病院前で声を張り上げた。「政権交代は社会保障の見直しから始まる」。後援会長で院長の松田忠和(61)が「必ず彼を国会に送り出そう」と玄関に集まったスタッフや患者たちに呼び掛ける。公示日最初の街頭演説だ。
「小泉旋風」が起きた2005年の前回、柚木は、自民党比例前職の橋本岳(35)に約6千票差で競り勝つ。世襲批判が勝因の一つとされた。サラリーマンから民主党の候補者公募に合格した柚木。初挑戦した03年は、橋本の父、故龍太郎元首相に敗れていた。
落選した翌日から柚木は街頭に立ち、徹底して地域を巡った。2年後、元首相の後継となった橋本を相手に雪辱を果たす。
▽演説会に母の姿
対する橋本。22日に倉敷市内で開いた個人演説会には、母久美子(67)の姿があった。「こうして出てくると、世襲批判を上塗りするようですが、黙っていられない思いです」。久美子がこう切り出すと、参加者が盛んにうなずいた。
元首相の選挙では長年、久美子が応援で全国を巡る夫に代わり地元を守った。古くからの支持者に人気は高い。元首相の引退で解散した後援会員の再結集を図るため最後まで息子と並び、マイクを握る。橋本は「責任政党は自民党しかない」と力を込める。
厚生族のドンと呼ばれた元首相の地元。橋本の祖父、故龍伍・元厚相の代までさかのぼれば60年にわたる「王国」であり、それを支えてきた柱の一つが医療現場に固まる票だ。
そこに柚木が切り込む。議席を得て4年間、衆院厚生労働委員会で年金、医療、介護問題に取り組んだ。医療費抑制を狙う政府・与党の医療制度改革に異を唱え、党の対案づくりにもかかわる。
「医療現場の声を聞かせてほしい」―。柚木はそう言って松田を訪ねるようになり、昨春、後援会長就任を要請した経緯がある。
これに対し、橋本は自民党で厚生労働関係団体副委員長を務める。「赤字病院の増加など改革のひずみを修正していくため、医療費総額を増すことは重要だ」と訴え、医師会の主張を取り入れる。
橋本後援会の副会長には村山正則(83)が就く。「医龍会」と名付けられた元首相時代の医師の組織で票を積み上げてきた参謀だ。
▽両候補者に推薦
そして倉敷医師会は今回、橋本と柚木の2人に推薦を出した。自民党候補以外に出すのは初めてだった。
公示後。二人はともに、街頭演説の行程にそれぞれが支援を取り付けている病院の前を織り込む。22日、橋本は倉敷市内の別の総合病院前で「働く世代がしっかり稼いで国の税収を上げ、社会保障政策を進める仕組みを立て直さないといけない」と力説した。
医療現場にくい込みを図る柚木と、そこに復権をかける橋本。命をつなぐ現場での攻防は、「王国」の存亡と重なり合う。
幸福実現党新人の小岩井実由香(46)は、街頭活動に力を入れる。=敬称略(教蓮孝匡、滝川裕樹)
4679
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:45:42
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/okayama/So09082703.html
<焦点区を歩く>岡山5区 自民の「牙城」に民主挑む '09/8/27
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▽幹部らが来援 総力戦
民主党代表の鳩山由紀夫(62)は26日、ヘリコプターで笠岡市に降り立ち、炎天下の公園で演説した。
「ここは日本の象徴のような選挙区。相手は元大蔵官僚の2人。皆さんの悩み、苦しみが分かる候補に未来を託してもらいたい」。鳩山は、隣に立つ岡山5区の民主党新人の花咲宏基(43)の手を取り、アピールした。
5区がある県西部は、故橋本龍太郎元首相や故加藤六月元農相、故藤井勝志元労相を出し、1996年に小選挙区が導入された後も自民党が議席を守ってきた。
2007年の参院選岡山選挙区。民主党参院議員の姫井由美子(50)が、自民党の元総務相片山虎之助(74)たちを破った「地方の乱」でも、5区内は自民票がトップだった。花咲はそんな自民の強固な地盤に再挑戦し、接戦を繰り広げる。
▽初の小選挙区に
自民党は、比例中国前職の加藤勝信(53)が、初めて小選挙区から挑む。前職の村田吉隆(65)は、次回に再び小選挙区に戻る前提で比例中国から立候補。「党の結束力を見せてほしい」と支持者に呼び掛け、タッグを組む。加藤も村田も元大蔵官僚。それぞれ加藤元農相、藤井元労相を義父とする。
「官僚出身の世襲議員と戦う最重点区」―。民主党本部は岡山5区をそう位置づけ、衆院解散後、幹事長の岡田克也(56)、代表代行の菅直人(62)たちを次々と送り込んできた。「ここで勝てたら政権交代」。党幹部たちは演説会で叫んだ。
05年の前回、村田に約4万7千票差で敗れた花咲。政策提言集団「平成維新の会」事務局員や会社経営などを経て民主党の候補者公募に合格した経歴を持つ。
▽地域に張り付く
この日、鳩山との演説でも「地盤(支持組織)、看板(知名度)、かばん(カネ)のないいち庶民からの挑戦です」と訴えた。落選後は革靴9足を履きつぶし、地域に張り付いた。
一方の加藤は16年間、大蔵省に勤めた後、義父の秘書を経て03年に比例中国で初当選した。今回、3期目を目指す。現職の6年間も週末は地元に戻り、義父から引き継いだ後援会の26支部や地域を巡った。衆院解散後は、麻生太郎首相(68)、石破茂農相(52)の来援も受けた。
公示日の18日、笠岡市での出陣式。加藤は「父が生まれ育ったこの地でようやく投票用紙に名前を書いていただける」と声のトーンを上げた。
そして26日。鳩山が花咲と笠岡市でマイクを握っていた同じころ、自民党の元首相安倍晋三(54)が総社市で、加藤の応援演説をしていた。「行政官の実績もあり、実力がある。信頼できる」
自民党にとって譲ることはできない「牙城」の5区。両党の総力を挙げた戦いは最終盤までもつれこむ。
幸福実現党新人の佐藤雅章(58)は、国防の重要性などを訴える。=敬称略(杉本喜信、佐藤正明)
4680
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 12:46:47
>>4673
自堕落な生活の乱れのツケが顕れてますなw
>その合間、腰に手を当て顔をしかめる。
> 「疲れが腰に出るタイプ」と秘書が明かす。
4681
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:48:11
>>4668-4670
中国:中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/shimane/Ss09082801.html
<焦点区を歩く>島根2区 「王国」自民フル回転 '09/8/28
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▽国民新は共闘で攻勢
中国山地の山あいの島根県邑南町。25日、島根2区の自民党前職の竹下亘(62)が選挙カーを飛び降りた。お年寄り7人に駆け寄り、握手して再び出発する。今回初めて、「どぶ板」を貫く。
▽郡部中心に巡る
竹下は「大逆風」と危機感を抱き、郡部を重点的に巡る。繰り返すのは「田舎を必ず守る」。選対本部長で県議の佐々木雄三(65)は「1票差でも勝つ」と執念をあらわにする。
兄の故竹下登元首相が築いた「竹下王国」を引き継ぎ、4選を目指す竹下。2005年の衆院選は、郵政民営化に反対し自民党を離党した国民新党比例前職の亀井久興(69)を5万5千票差で退けた。
07年の参院選ではしかし、元首相の元秘書で王国の一角を担う景山俊太郎(65)が、「野党共闘」を組んだ亀井の長女亜紀子(44)に敗れる。小泉改革で疲弊する農村、公共工事削減で細る建設業…。強固な集票構造がほころびを露呈した。
竹下王国と亀井親子の3度目の対決。「竹下並み」に動くのが、元首相の腹心だった前党参院議員会長の青木幹雄(75)である。地元に張り付き、出雲市を中心に独自のミニ集会を31カ所で組んだ。「いかに苦しくとも必ず勝ち抜かなくてはならない」。公示日の18日、青木は出雲市内で声を振り絞った。
強烈な組織の引き締めで首長、議員も動員する。県知事の溝口善兵衛(63)は23日、地元の益田市内で街頭演説し、側面支援した。
▽「決戦場は出雲」
対する亀井。民主党と社民党と「野党共闘」を組み、王国の本丸である出雲市を攻める。「決戦場は出雲。ここで勝たないと、当選はない」と亀井。今年に入り、後援会「亀双会」を市内に2支部発足させ、計6支部に増やした。
総合選対に初めて社民党も加わる。益田市議で総合選対幹事長の大畑茂三郎(73)は「相手の背中は見えた。こっちの風を出雲に送り込む」と意気込む。
公示後、大物を次々と呼ぶ。民主党代表の鳩山由紀夫(62)、同党参院議員の蓮舫(41)、国民新党代表代行の亀井静香(72)が街頭に立った。28日は、浜田市に民主党幹事長の岡田克也(56)が来援する。
03年の小選挙区削減で、亀井は旧島根3区の地盤を竹下に譲った。05年の前回は2区で竹下に敗れ、比例中国で復活当選。ただ、今回は「比例票は民主党に流れる。比例復活は難しい」とみて、背水の陣をしく。
全国的に民主党優勢が伝えられた先週末から、亀井の訴えが変わった。26日、竹下が前日に街頭演説した邑南町の同じ場所でマイクを握る。「自民党は野党になるんですよ。亀井久興じゃないと皆さんの声が中央に届かない」。「与党の亀井」を前面に、関心が高まらない持論の郵政問題を自ら封じ込めた。
自民党とともに築かれた「王国」の底力にかける竹下を、民主党への追い風を取り込む亀井が猛追する最終盤。「政権選択」を問う衆院選の縮図が、中国山地の山あいに浮かぶ。
幸福実現党新人の相浦慎治(41)は街頭活動に力を入れている。=敬称略(河野揚、岡本圭紀)<おわり>
4682
:
神奈川一区民
:2009/08/30(日) 12:50:00
>>4670
とはさんには話したと思いますが、あの
候補者は代議士時代、自分の名刺に代議士の文字
よりも小沢一郎秘書の文字が大きかった候補者で
したから。候補者にとって元代議士よりも小沢一
郎秘書のほうが価値が高いと思っているのでしょ
う。
4683
:
チバQ
:2009/08/30(日) 12:51:30
http://www.topics.or.jp/election/2009/08/125134085906.html
「岩浅票」の行方に注目 大票田の阿南市 2009/8/27 00:00
激戦模様の衆院選徳島3区で、岩浅嘉仁阿南市長の動きに関心が集まっている。過去の国政選挙では「中立」を標ぼうしてきた岩浅氏だが、小沢一郎民主党代表代行と仁木博文氏(民主新人)と共に自身の後援会有志の会合に出席。岩浅氏は「中立の姿勢に変わりはない」と強調するが、「仁木氏支援」との声も上がっている。同市は、3区の有権者の約3割を占める最大の票田だけに、岩浅票の行方が注目される。
岩浅氏は、11日に小沢氏が徳島3区入りした際、阿南市内での自身の後援会有志の会合に、小沢、仁木両氏と共に出席。「政党と官僚が緊張感を保つため、健全な政権交代が必要だ」との持論を述べた。
岩浅氏にとって小沢氏は、衆院議員時に行動を共にした「同志」であり「師」。周囲からは「岩浅氏の仁木氏支援を印象づける(岩浅、小沢両氏による)演出」とも受け止められた。
際立った動きは見せていない岩浅氏だが、25日には大阪府内の小選挙区に立候補した民主元職の応援へ。岩浅氏は、民主元職を「昔からの友人」と説明するが、「民主党にスタンスを置いている」との印象を強めた。
岩浅氏は、後藤田正純氏(自民前職)に9年前の衆院選で敗れ、その後、市長選で後藤田氏が推す候補に勝って市長に就任した。こうした経緯から岩浅氏の有力支援者は「少なくとも後藤田氏を支援することはない」と言う。岩浅氏を支援する60代の男性は、仕事の関係で後藤田氏の集会に顔を出したが、「岩浅氏の支持者の顔は見なかった」と話す。
後藤田陣営は無関心を装うものの、「後藤田が劣勢とされている所は岩浅氏の比較的強い地域に重なる」(陣営関係者)と警戒感を強めている。
4684
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:00:02
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/157.html
■“第5の候補”も始動 民主が比例単独に川越氏擁立
18日公示された衆院選で民主、公明両党は本県関係者を比例九州ブロック(定数21)の単独候補に擁立した。民主は各種世論調査で優勢が伝えられる中、小選挙区候補が大量当選すれば名簿下位でも議席獲得の可能性は高まる−との読みに基づき積極擁立した。同党県連は比例単独候補を離島を抱える3区を中心に回らせ、県内小選挙区の勝利に向けて票の掘り起こしを狙う。公明は名簿6位に登載し「予備の候補」としての意味合いが強いという。
民主は県連副代表で2年前まで約10年間、県連幹事長を務めた元県議の川越孝洋候補(66)を擁立。県連は7月下旬、党本部から候補者1人を推薦するよう指示され、これまでの県連への貢献度を考慮し川越候補を申請していた。
民主の比例九州ブロックの単独擁立は川越候補を含め2人。川越候補は九州内の推薦リストの中から党本部が決めた。渡辺敏勝県連幹事長は選出理由について、本県が参院で2議席を獲得している点などを挙げ「着実に支持勢力を伸ばしているからではないか」と分析。また全国注目区の2区を抱えているだけに「党本部も長崎は特別と考え、比例候補を加えて相乗効果を図りたいのでは」(県連関係者)との見方もある。
川越候補は3区から立候補した山田正彦候補(67)の統括選対本部長を務めており活動は同区が中心となるが、県内各区にも出向く予定で“第5の候補”として小選挙区候補への波及効果と比例票の掘り起こしを狙うという。18日、大村市であった出陣式では「(山田正彦候補の)選挙区での勝利を心からお願いしたい。そして、比例区の民主党もしっかりとご支援を」と“第一声”。同日の記者会見でも「黒子に徹し、1人でも多く選挙区から当選するよう頑張るだけ」と自身の役割を強調した。
民主は九州の小選挙区候補者28人を比例の重複1位に並べており、川越候補は一つ下の29位。前回、民主は同ブロックで約228万8千票を獲得し7議席を獲得している。
公明は党県本部青年局次長の金子秀一候補(33)を擁立。街頭演説などをする予定はなく、党県本部の江口健幹事長は「比例九州ブロックで目標に掲げる4議席以上の議席を狙うつもりはない。あくまで予備の登載」と説明している。
2009年8月20日長崎新聞掲載
4685
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:00:50
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/164.html
■激戦地ルポ/長崎4区・佐世保 新旧市長“対決”が熱
【佐世保】4選を目指す自民前職、北村誠吾と9年ぶりの政界復帰を目指す民主元職、宮島大典が因縁の対決を繰り広げる長崎4区。大票田の佐世保市では宮島陣営が元自民衆院議員の前市長、光武顕の支援を受け保守票を侵食。北村陣営は現市長の朝長則男の支援で巻き返しに必死だ。新旧市長の“対決”ムードが熱を帯びている。
「安定政権か混迷政権か。実力政治家を育てるか新米か」
衆院選が公示された18日夜、北村陣営が市南部で開いた個人演説会。朝長はこう語気を強め、訪れた有権者に“選択”を迫った。
市長就任前の自民県議時代に北村の選挙を支えた朝長は、今回も北村支持を明言。市内でのほとんどの個人演説会に出席し「『市長は中立ではないか』と言う人もいるが、大変お世話になった。パートナーは北村しかいない」と支持を訴えている。
衆院解散まで動きが鈍かった北村陣営だが、解散後は朝長や公明党などの手厚い支援で急速に態勢を整えた。陣営は「佐世保で五分に持っていけば勝てる」と手応え。光武の動向にも「自民支持者の反発があり、かえってプラス」(党市議の一人)と強気だ。
◇ ◇
一方の宮島陣営は、出遅れた北村陣営をよそに公示前から保守票への食い込みを図ってきた経緯がある。
「今回は動きづらいよ」
18日、同市内であった北村の出陣式。出席した保守系市議の一人は、難しい顔でこうささやいた。
4区の戦いは北村、宮島の初対決となった2000年以来、複雑な経緯をたどってきた。宮島が自民公認で戦った同年、無所属で出馬した北村が勝利。次の03年は逆に北村が自民公認で当選。同公認で比例に回った宮島は落選し、前回(05年)民主にくら替えしたがまたも北村に敗れた。
宮島の後援会は自民時代以来の熱心な支持者が核。光武も自身の支持者や人脈を頼りに、従来の自民支持層にてこ入れ。勝敗が不透明な激戦も手伝い、保守系市議団の中からは「支持者が両方に割れ、片方に肩入れしにくい」との声も漏れる。
労組票を核とする民主勢力と後援会が連携、社民、国民新両党の支援を得た宮島陣営は「佐世保で引き離せば勝利は確実」とし、両陣営とも大票田を決戦場と見定める。朝長の動きに光武は「信念でやられているのだから、とやかく言うことはない」と冷ややかだ。
◇ ◇
幸福実現新人の山田孝一は、支持拡大に向け懸命の訴えを続けている。(敬称略)
長崎4区の立候補者
宮島大典 46 民主元(1)
山田孝一 58 幸福新
北村誠吾 62 自民前(3)
(届け出順)
2009年8月22日長崎新聞掲載
4686
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:01:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/175.html
■激戦地ルポ/長崎3区・大村 主戦場で追い込み
【大村】長崎3区で事実上の一騎打ちとなる自民前職、谷川弥一と民主前職の山田正彦。過去2回の選挙では谷川が勝利を収めているが、民主への風が吹くなか、状況は混沌(こんとん)としている。離島部で激戦を繰り広げる両候補。3度目の戦いは大票田、大村市の無党派層の動向が鍵を握るとされており、両陣営の舌戦も激しさを増している。
盆休みの余韻が残る16日夜。大村商工会議所で開かれた「谷川やいち氏を励ます集い」の会場は、支援者が座るいすで隅々まで埋め尽くされた。市長の松本崇は、谷川の力で国道34号の拡幅が進んだとして「谷川さんがいなかったらと思うとぞっとする。向こうの人は本当に何もない。100対0です。受けた恩は返さにゃいかん」と声を張り上げた。
谷川は、厳しい財政の中で子ども手当や高速道路の無料化を掲げる民主の姿勢を批判、「われわれと民主党とどっちが本物か」と訴えた。
福田前首相の退陣時は「逆立ちしても勝てないぐらいの大負け」(谷川)だった状況から、陣営は市長、県議3人、同市議会の19人が加わる鉄壁の陣を敷き、猛烈に追い上げてきた。だが、過去の選挙は「五分の戦い」(県議)「かろうじて勝った」(市議)と見て手を緩めない。
◇ ◇
「この道路はおれが造ったとか、あの橋はおれが架けたとか。みんな、われわれの税金ですよ」。18日夜、同市内であった山田正彦の個人演説会。民主の参院議員、犬塚直史は実績を訴える与党側の姿勢に疑問を投げかけた。
谷川陣営が実績を強調する戦略に対して、山田陣営の演説会では「国道拡幅というが政権与党のおこぼれに預かっているだけ」(市議)と批判する。
報道各社の世論調査は全国的に民主党優位を伝えている。だが、長崎3区は多くの離島を抱え、“風”に左右されにくいとされる。山田正彦は「(自民の)猛烈な組織型の圧力選挙で逆に厳しい風を肌で感じる」と話す。
23日夜、同市内で開いた個人演説会。あいさつに立った陣営幹部が「(参加者が)何でこんなに少ないんだ。残念でたまらん」と怒りを爆発させた。民主優勢のムードが広がる中、「人が出なくても票は出る」との楽観論さえ出ていたが、陣営幹部は「とっくにリードした状況ではなくなっている。われわれが今からもっと燃えなければいけない」と焦燥感をあらわにする。
「主戦場は大村。ここで決まる」−。激戦が伝えられる中、両陣営は最後の追い込みに必死だ。
◇ ◇
幸福実現新人の山田聖人は、政権選択に埋没しまいと各地で訴えを続ける。(敬称略)
長崎3区の立候補者
谷川弥一 68 自民前(2)
山田聖人 43 幸福新
山田正彦 67 民主前(4)
(届け出順)
2009年8月25日長崎新聞掲載
4687
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:01:57
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/176.html
■激戦地ルポ/長崎1区・長崎 「引き締め」「巻き返し」に躍起
県都・長崎市を舞台に7期目を目指す民主前職、高木義明と再選を狙う自民前職、冨岡勉が事実上の一騎打ちを展開する長崎1区。序盤情勢で報道各社が全国的に民主圧勝の可能性を報じる中、高木陣営は緩みという「内なる敵」をどう消し去るかに腐心する。冨岡陣営は4年間の実績を強調しながら乾坤一擲(けんこんいってき)、巻き返しに懸命だ。
20日夜、市内の小学校体育館であった高木の個人演説会に本人の姿はなかった。党副代表としてこの日から2日間、兵庫、広島の候補者の応援に回った。公示後に選挙区を空けるのは国会議員になって初めてのことだ。会場のいすは埋まったが後方に座った無職男性は「まるで前回までの久間(章生)さんみたいだ」とつぶやいた。
“あるじ不在”の選挙戦を経験するまで当選を重ね党内での地位を確立した高木。支えてきたのは、ほかならぬ出身の三菱重工労組長船支部をはじめとする連合長崎傘下の労組による安定した集票力だ。
22、23の両日。繁華街などで笑顔を振りまき支持を訴えた高木。選対は同時並行で集票を狙ったフォロー作戦を展開した。1人10票を目標に集めた後援会名簿を基に組合員らが投票を呼び掛ける。公示前、市内全域で展開したローラー作戦とともに高木陣営恒例の票固めだ。硬軟織り交ぜた戦術は盤石のように見える。だが−。
世論調査で高木の優勢が伝えられるたび選対事務局長の高比良末男はいら立ちを隠さない。恐れるのは市内に充満する「高木は大丈夫」との楽観ムード。「風なんかどこにも吹いていない」と語る高比良は21日、たまらず支援団体に「マスコミ報道に惑わされるな!」と大見出しを打ったファクスニュースを一斉送信。上滑りを警戒する。
◇ ◇
「いま大変苦しんでおります。必ずお役に立ちます。お役に立って見せます」。24日夜、商工関係者が集まった個人演説会。冨岡は何度も頭を下げ、危機感をあらわにした。序盤戦はあまり頭を下げることがなかっただけに、この行動は陣営関係者を驚かせた。
序盤戦。ムードはそこまで悪くはなかった。5万枚作ったうちわは受け取る市民が多く、医療関係の集会は立ち見が出るなど手応え十分にもみえた。ただ陣営幹部は異変も感じていた。
つじ立ちをしても車の中から手を振り返す人が極端に少ない。後援会名簿も集まりが悪い−。新聞各紙の世論調査が出そろった23日。幹部は「やはり…」。悪い予感の方が的中した。
これからの陣営の頼りは冨岡自身の実績だ。カネミ油症特措法の成立などにかかわり個人演説会などでは「1年生議員らしからぬ働きをした」とPR。戦略も練り直し、選挙カーでの巡回は市議や県議に任せ、冨岡は別行動で支持母体ともいえる医療・福祉関係を中心にあいさつ回りに専念。中盤は組織の引き締めに重点を置く選挙戦を展開している。
◇ ◇
共産新人の渕瀬栄子は市内をくまなく回り存在感を示そうと懸命。幸福実現新人の江田耕一は消費税廃止など訴える。(敬称略)
渕瀬栄子 53 共産新
高木義明 63 民主前(6)
江田耕一 51 幸福新
冨岡 勉 61 自民前(1)
(届け出順)
2009年8月26日長崎新聞掲載
4688
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:02:38
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/188.html
■激戦地ルポ/長崎3区・五島 「草の根」「組織」で攻防 票の上積みに懸命
【五島】全国的に民主優勢が伝えられる衆院選。しかし、長崎3区の離島五島市では、全国的な状況とは異なり、以前からの支持者らを中心とした選挙戦が展開されている。3度目の対決となる自民前職の谷川弥一と民主前職の山田正彦。両候補の出身地である五島市で最終盤の集票活動に必死だ。
谷川は21日、福江島を巡った。街頭演説で横一列に並んだ市議らを指し、「逆風どころか暴風雨だったが、この皆さんのおかげで吹き飛ばされずに立っている」と述べ、「もうちょっとで勝てる」と支持を訴えた。25日は二次離島を海上タクシーで回った。多くの市議も結束して動き、選対幹部は「情勢は思った以上に良くなった」と話す。
組織選挙を展開する谷川。農政連盟や漁協、建設業協会など多くの組織の推薦を受けている。だが、組織内まで浸透できているかには疑問が残る。山田を支持する農家も少なくない。また、ある漁協幹部は「漁民はばらつく」と漏らす。県建設業協会五島支部は、公共事業削減で業者の倒産・廃業が相次ぎ市内の会員数はこの10年ほどで半減、同支部幹部は「応援に勢いはない」と漏らす。
支持を鮮明に打ち出しているのは市長の中尾郁子。21日は谷川を空港で迎え、一緒にはちまき姿で遊説。離島基幹航路の運賃値下げに向けた実績をたたえ「市民は一人残らず谷川弥一」とまで持ち上げた。
◇ ◇
「政権交代は間違いない」。26日、福江島を回った山田は各種世論調査結果を踏まえ、言い放った。だが3区は激戦とみられており、「もう一歩。五島で勝てば滑り込める」と訴え続けた。
山田は公示前までに、農政通をPRできる本の出版パーティーやミニ集会を重ね、草の根戦術を徹底してきた。県議の山田博司も住民の相談に駆け回り、市議5人もフル稼働。陣営は「特に子ども手当が効いている」とみる。
だが、山田を推薦した連合長崎五島地域協議会は、公務員労組の比率が7割を占め、活動時間が限られているため「活発に動けない」(同協議会関係者)という。総決起集会に出席した連合長崎副会長の明石佳成は「3区に風は吹いていない。歴史的決戦に一人一人が参加し、支持拡大を」とハッパを掛けた。
選対幹部は「挑戦者の気持ちを忘れない」と気を引き締め、「五島で少しでもリードできれば、優位に立てる」と話し、電話戦術を中心に票の上積みに懸命だ。
◇ ◇
幸福実現新人の山田聖人は消費税全廃を訴え、浸透を目指している。(敬称略)
長崎3区の立候補者
谷川弥一 68 自民前(2)
山田聖人 43 幸福新
山田正彦 67 民主前(4)
(届け出順)
2009年8月28日長崎新聞掲載
4689
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:03:24
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/182.html
■激戦地ルポ/長崎2区・諫早 浮動票の行方見えず 結束を強め浸透図る
自民の重鎮と民主の新人が激突する長崎2区。政権選択が争点となった衆院選の象徴的な選挙区として全国的にも注目される。選挙も終盤に入り、自民、民主両陣営とも大票田の諫早市で激しい戦いを繰り広げている。
「ここは選挙戦の帰趨(きすう)を占うと同時に、諫早湾干拓や新幹線整備といった私の政治家としての評価が問われる重要な地だ」。20日午後9時半すぎ。大票田となる諫早市内の3カ所での個人演説会を終えて、自民前職の久間章生は終了後記者団に囲まれ、こう語った。
諫早の有権者数は2区内の3分の1を占める約11万3600人。農林水産業中心の「農漁村部」と県都・長崎市のベッドタウン化が今も進む「都市部」とが混在している。自民にとっても、民主にとっても票が読みにくい大票田だ。
同日の演説会には、前日の南島原に続き知事の金子原二郎も姿を見せた。「新幹線は久間さんがいなければ来ていない。防衛問題では右に出る人はいない。久間さんを育てたのはあなたたちです。久間先生にはぜひとも勝ってもらいたい」。大票田であることを意識してか、前日のあいさつにも増して、熱の入れようだった。演説会には「自主投票」を決めた県医師連盟諫早支部の幹部も登壇、「久間先生を落としてどうなる」と呼び掛けた。
諫早での活動では、必ずといっていいほど地元選出の自民県議3人と諫早市議二十数人が交代で顔をそろえる。結束し、自らの支持者たちにも支援を要請するためだ。
久間も言う。「ここ(諫早)を制すれば全体を制することができる。ここを落とすことはできない」
◇ ◇
「頑張ってね!」。選挙期間中、唯一の日曜日となった23日。諫早中心部のアーケードに繰り出した民主新人、福田衣里子の周りには買い物客らが群がった。福田に握手を求め、そして応援の声が飛び交った。
福田の人気ぶりを象徴する場面だったが、総合選対長で民主参院議員の大久保潔重はその様子を冷静に見つめ、つぶやいた。「大票田での票はまだ見えない…」。諫早出身の大久保。前回、2区から衆院選に出馬し善戦した。だが、地元諫早でも3千票余りの差をつけられた。それだけに表面上のムードだけで票を取り込めるのか不安が残る。
この数時間前、陣営は市内で緊急会議を開き、後半の戦略を協議した。会議後、実動部隊となる労組は別室で再び協議を始めた。選挙も終盤に入ろうというのに「島原や西彼地区に比べ、諫早では労組の動きが鈍い」との声が内部で上がっているためだ。「組織としての役割を果たしてほしい」。長崎から駆け付けた連合長崎会長の小石隆は陣営の気の緩みを戒めた。
選対幹部は言う。「組織がしっかり動くことで大量の浮動票に結び付く。風だよりでは安心できない」
◇ ◇
幸福実現新人の柴田愛、無所属新人の山崎寿郎、同、相浦喜代子も支持拡大に動いている。(敬称略)
長崎2区の立候補者
久間 章生 68 自民前(9)
柴田 愛 35 幸福新
福田衣里子 28 民主新
山崎 寿郎 29 無所属新
相浦喜代子 45 無所属新
(届け出順)
2009年8月27日長崎新聞掲載
4690
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:06:03
>>4684-4690
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/171.html
■候補者の一日密着ルポ 真夏選挙は体力勝負
衆院選は30日の投開票日に向け、終盤戦に入った。連日猛暑の中で繰り広げられている選挙戦。県内15人の候補者や運動員はどのように有権者に政策を訴え、支持を求めているのか。ある候補者の一日に密着した。
(報道部・山口紗佳) ◇
公示後のある日の午前7時。選挙事務所には候補者と運動員が集まり、スケジュールを確認した。「一日一日を大切に頑張りましょう」−。候補者ら6人を乗せた選挙カーはこの日最初の活動場所に向かった。
午前7時30分。交通量の多い国道沿いに候補者ら11人が並び、行き交う車にマイクを使わず大声で支持を呼び掛ける。選挙運動に慣れた50代の男性運動員からは若い運動員に「腹に力を入れろ」とげきが飛ぶ。
選挙カーから候補者の名前や政策をアピールする「うぐいす嬢」は男性と女性の2人が担当。運転席の後ろにある小さな机に陣営が作った原稿をセット。候補者の政策を訴えながら他党批判も織り交ぜる。「党の支持を伸ばすには批判も適度に入れていかないとね」。のどをつぶさないためには「歌うように鼻にかけて声を出すこと」がポイントだとか。
移動中の車内では支援者を見逃すまいと、みんな左右をキョロキョロ。手を振ってくれる人を見つけると大きく手を振りながら「ご声援ありがとうございます」。
午前8時40分、住宅街に到着した。スピーカーの向きや音量を細かくチェックし「立候補のごあいさつと支持のお願いにまいりました」。場所を移動し3回目の演説。応援してくれる市議と共に立つ。候補者の声を聞いて支援者が集まりだした。「頑張って。期待しています」。がっちり握手を交わし、笑顔で次の場所へ。
真夏の選挙は体力勝負。この陣営は選挙カーに冷えたおしぼりと飲み物をそれぞれ20〜30本常備。演説終了後はおしぼりで顔を覆ったり、首に巻いて火照った体を冷やす。炎天下の活動に日焼け対策も欠かせない。ある女性運動員は日焼け止めをたっぷり塗り、首にはスカーフを巻いていた。
午後は人通りが多い大型商業施設前で演説。雇用問題や社会保障の充実など政策を訴える候補者の横で、運動員は信号待ちの買い物客らにマニフェスト(政権公約)を書いたチラシを次々と渡していく。
その後は商店街を歩いて「候補者自ら歩いて支持のお願いをしております」。市議や支援者ら約20人の先頭に立って「お仕事中すみません」「このたび立候補いたしました」。ほとんどの店主や買い物客と両手で握手を交わして回った。
この日は計11カ所で街頭演説。午後6時半からは公民館で後援会の決起集会。支援者を前に「国民の生活を支える政治に変えましょう」と訴えた。午後8時に選挙運動を終了。「明日もよろしくお願いします」。候補者の声が響いた。
2009年8月24日長崎新聞掲載
4691
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:08:09
http://www.saga-s.co.jp/news/syuuinsen2008/2008syugi.0.1387389.article.html
09さが衆院選・激突【1区】政権懸け3度目決戦 (09年8月20日)
「逆風でも進むヨットを操縦するような気持ちで戦っている。何としても勝たせてほしい」。公示前夜の17日、選挙を取り仕切る自民県連幹事長の木原奉文が主催した集会。福岡資麿(36)の当選に向け、木原は約700人の支持者に懇願した。
自民は解散間際まで「麻生降ろし」で党内が混乱。それまでも「政権投げだし」や大臣辞任で批判を浴びてきた。福岡は「目の前で手を交差し、バツ印を出されたこともあった」と有権者の反応を振り返る。
■ “ぶれ”転機
ただ、その逆風も弱まってきた感触はある。日米自由貿易協定(FTA)などをめぐり、民主に”ぶれ”が生じたのが転機。陣営幹部は「潮目が変わった」と反転攻勢をかける。
相手は過去2回の選挙で、激しく競り合った民主の原口一博(50)。最初の対決となった03年は約3800票差で福岡が敗れ、前回05年は約9200票の差を付けて雪辱した。今選挙は1勝1敗で迎える3度目の対決。政権の行方も絡んで1区の勢力図を決定づける可能性もあり、まさに雌雄を決する戦いになる。
一方、順風を受ける原口もがけっぷちに立たされている。民主は小選挙区で連敗した候補は、原則として次の選挙では公認しない。「サッカーでいえば、今はイエローカード。今度、小選挙区で負ければレッドカードで退場だ」。マイクを握るごとに、力がこもる。政権奪取が現実味を帯び、党の「ネクスト総務相」として期待も大きいが、陣営幹部は「小選挙区で勝たなければ大臣どころじゃない」と気を引き締める。
■ 復活は落選
公示日の18日、佐賀、千代田、鳥栖の3カ所であいさつに立った関係者全員が「小選挙区での勝利」をことのほか強調した。比例復活は「当選ではなく落選」と受け止めて戦う覚悟だ。
勝敗の鍵は、有権者の55%を占める大票田の旧佐賀市。ここでの得票差は03年が約4000票、05年が約3300票で、いずれも県都を制した方が当選を飾った。今回は両陣営とも小学校区単位で国政報告会を開くなど、市議選並みのこまめな運動でしのぎを削っている。
「逆転の夏」をキャッチフレーズに、民主が競り勝った07年の参院選は佐賀市、鳥栖市、三養基郡と軒並み民主が制した。その流れで一気に「(政権)交代の夏」となるのか、再び自民が引き戻すのか。候補擁立を見送った共産の支持票や幸福実現新人の木場健(35)の動向にも注目しながら、攻防が激しさを増している。
◇ ◇
衆院選佐賀1〜3区には11人が立候補した。30日の投開票に向け、激しく競り合う各選挙区の情勢を追った。
【写真】自民、民主の前職による事実上の一騎打ちとなっている佐賀1区。住宅地の細い道を自転車で回り、握手を交わして支持を訴える候補者=19日、佐賀市
4692
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:09:02
http://www.saga-s.co.jp/news/syuuinsen2008/2008syugi.0.1388341.article.html
09さが衆院選・激突【2区】農業票の争奪戦激化 (09年8月21日)
「見てくださいこの資料。これだけ、いや、これ以上のことを佐賀のためにやっているんです」。公示前夜、佐賀市であった自民前職の今村雅弘(62)の政策を聞く会で、自民県連青年局の幹部らが声を張り上げた。参加者の手にはA3判の資料。有明海沿岸道路からカントリーエレベーター整備まで、道路や教育、農林水産など分野別に色分けされた150項目以上の事業が、選挙区の地図に細かに落とされていた。幹部は政権与党としての「実績」を強調、「政治とは実践。実行力と責任力だ」と力を込めた。
■ 電話1本で
前回の05年選挙で今村は、郵政民営化に反対し無所属で出馬した。得票は、党本部の”刺客”候補にも票を奪われ、03年選挙の10万票から6万票台に激減。民主から初出馬した大串博志(44)に比例復活を許した。あれから4年、かつて盤石だった地盤は地殻変動を起こしている。
選挙戦が幕を開けた18日。太良町であった大串の個人演説会。以前は20人程度しか集まらなかったという会場を約150人が埋めた。マイクを握った元町議らは「前回は自民支持で、大串とは何の関係もなかった。でも今は違う。会えば会うほど人柄と頭脳にほれる」。
大串はこの4年間「電話1本で大串博志」をキャッチフレーズに、2、3人程度の三夜待までこまめに足を運んできた。その回数は600回を優に超える。太良会場での熱気は、農漁業を中心に自民の牙城とされる地区での浸透をうかがわる事案。こんな状況が各地に広がっている。
攻め込まれた今村陣営が反転攻勢の格好の材料としているのが日米自由貿易協定(FTA)問題。2区内で4万票超とされ、勝敗を左右する農業票取り込み策だ。陣営は、「締結」から「交渉促進」にマニフェストの表現を変えた民主のブレや戸別補償制度に触れ「所得補償など甘い話には裏があるということ。FTAは輸入自由化につながる」と攻める。一方、大串陣営は「米など主要品目は当然、例外項目。国際交渉の場で自国の利益を守ることは常識」と、あくまで農産物を保護した上での交渉と説明、理解を求める。
■ 票の流動化
農業票争奪に加え、新幹線や諫早湾干拓事業など「国策」関連の票の流動化にも陣営は気をもむ。
新幹線への反発が強かった鹿島市。05年は今村が大串に2倍近い差を付けたが、07年の参院選では民主候補が逆転した。諫早湾干拓では、今村が農水副大臣、大串が訴訟原告団員として対峙。「副大臣職を賭して開門前提のアセスを実現させた」「裁判で戦い、農水とも戦い、開門への道筋をつけた」と、それぞれに実績を訴える。
かつて自民の強さが際立っていた2区は、今は激戦区。前回、共産や自民”刺客”候補が獲得した票の流れや、幸福実現新人の牧原正朗(36)の動向もにらみながら、舌戦は熱くなっている。(敬称略)
【写真】農村部を多く抱える2区。当落を左右するともいわれる農業票獲得に向け、街演での訴えにも熱が入る=白石町新明
4693
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:09:59
>>4691-4693
佐賀県:佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/syuuinsen2008/2008syugi.0.1390428.article.html
09さが衆院選・激突【3区】盤石「保利党」に危機感 (09年8月22日)
8月初め、夏の日差しが照りつける神集島。ワイシャツ姿で汗をぬぐいながら自民前職・保利耕輔(74)が声を上げていた。「景気が悪いのは麻生総理のせいではなく外的な要因。対策の効果が出て景気は上向いてきた」。党政調会長という激務を縫っての島巡り。最後は「父(保利茂・元衆院議長)は党三役の時に落選した。保利さんは大丈夫と思わないで」と締め、全員に握手を求めた。
■苦い数字
父の死去を受け、1979年に初出馬。一度も落選することなく、今回は11回目の当選を目指す。父の代から続く厚い支持基盤は「保利党」とも呼ばれる。前回は郵政民営化に反対して無所属で立候補、自民党本部は”刺客”も差し向けたが8万7500票を得て勝利。小泉旋風も吹き飛ばした。今回は党公認で党政調会長としての選挙。万全となるはずだったが、厳しい逆風に危機感は強い。
陣営には苦い数字がある。前回、自民から出馬した広津素子(56)が得た4万9000票。そして07年7月の参院選で、民主が唐津市で集めた3万300票。保利が陣頭指揮を執りながら、自民は800票差で「唐津敗北」を喫した。盤石の地盤とはいえ、時々の「風」によって票の流れはみえなくなっている。
「保利党」は唐津中心。自民党としての勢力伸長のために伊万里や武雄など、他地域への浸透が命題とされてきた。だが、「保利さんは唐津の人。決起大会には行くけどね」(保守系の武雄市議)と素っ気ない声も。16の後援会支部はあるが「強い結束」とは言い難い。そうした中で陣営幹部は「状況は前回の参院選以上に厳しいが、政調会長として恥ずかしくない数字も必要」と、比例票を含めた集票に懸命だ。
■共闘アピール
対する野党陣営。「1、2区は民主、3区は社民」と民主とのすみ分けで、前回に続いて立候補した社民新人の柳瀬映二(55)は、昨秋以降、両党3候補の顔が並ぶ共同ポスターを制作、互いの集会では幹部クラスがあいさつに立つなど「共闘」をアピールする。
自治労などの支援に加え、民主が受ける追い風にも乗って意気は上がる。ただ、党として掲げる脱原発や反プルサーマルでは微妙な対応も。支援団体となる電力総連の組合員は3区内に約800人。玄海原発との関係も深い。陣営は「街演などで、あえてこの問題に触れることはない」と、配慮しての選挙戦だ。
前回は比例復活、今回は自民を離党し、みんなの党から出馬の広津は、公示10日前の結党で準備に追われたが、陣営幹部は「4年間の実績と、新しい政治を目指す党をアピールする」と力を込める。共産は3区だけに絞って新人の瀬戸雄也(30)を擁立。瀬戸は1、2区も回って比例票の掘り起こしも狙う。幸福実現党の橋山穂波氏(48)も加わり、反自民票の争奪戦となっている。(敬称略)
【写真】選挙区内ですれ違う街演車。5人が立候補した3区でも、戦いは激しさを増している=唐津市七山村
4694
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:17:05
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090829ddlk19010052000c.html
’09衆院選:2区ルポ 三つどもえ、最激戦 各陣営懸命の戦い−−あす投票 /山梨
30日に投開票が迫る第45回衆院選。最激戦となっているのは、自民前職の堀内光雄氏、民主新人の坂口岳洋氏、無所属前職の長崎幸太郎氏が事実上、三つどもえとなっている山梨2区だ。各陣営の懸命の戦いを追った。(文中敬称略)【衆院選取材班】
◇長崎陣営「選挙区は人物で」
◇坂口陣営「揺り戻し」を警戒
◇堀内陣営「世論調査」に神経
「比例区は政党を、選挙区は人物で」−−2区内を車で走ると、緑地に白の文字で染め抜かれたのぼり旗が、至る所で目につく。長崎の支持者が公示後、約1000本用意した。「当たり前のことをなぜ」と、選挙区外の人はいぶかしがるが、長崎陣営にとっては深い意味がある。
無所属の長崎に比例復活の道はない。堀内も党の年齢制限で重複立候補していない。唯一、重複立候補している坂口は、仮に選挙区で負けても、党に追い風が吹く中、復活当選の可能性が高い。
のぼり旗を立てた富士吉田市の自営業男性(48)は「復活できる坂口さんが選挙区で当選したらもったいない。若い議員2人を国会に送る方が2区のためになる」と話す。
比例では民主に入れていいから、選挙区は長崎と書いてほしい。そう訴えて民主支持層を味方につけようという作戦だ。
坂口陣営は、この戦術に警戒感を抱く。7月26日の決起大会では、選対本部長の樋口雄一県議が「(坂口が)比例でいいと思っている人はいませんよね」と訴えた。党執行部からは「選挙区で勝て」と厳命されている。
また、坂口や党の優勢を伝える情勢報道による緩みと「揺り戻し」も警戒する。輿石東・党参院議員会長は公示後、5回も2区入りし、坂口をサポートする。報道各社の世論調査直後の23日、街頭に立った輿石は「坂口はまだ前に出ていない」と繰り返し、報道の打ち消しに躍起だった。
堀内陣営も報道機関の世論調査に神経をとがらせる。22日付で選対関係者に配られた内部資料には「誤差の大きいマスコミ調査」「党本部の情勢把握では民主党を反転猛追」などと書かれている。支持者が「勝ち馬」に乗り換えることを警戒している、と事情を知る関係者は話す。
党本部も危機感をあらわにする。24日に笛吹市で演説演説した石原伸晃幹事長代理は、記者会見で「(県内で当選の)可能性があるのは堀内先生」と断言し、「山梨の自民党国会議員がゼロになることは避けなければならない」と訴えた。
28日には、富士山の清掃活動をしているアルピニストの野口健(36)を弁士に招いて演説会を開催。会場では「40歳以下の若い人、女性の票が足りません」と書かれたビラが配られ、渡辺凱保・富士河口湖町長が「残り3日で、最低25人に電話やメールで声かけをしてください」と呼びかけた。
毎日新聞 2009年8月29日 地方版
4695
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:18:21
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090825ddlk14010246000c.html
ルポ・注目区:’09衆院選かながわ/1 12区 /神奈川
◇ひしめく、主要4党
「すごい反応ですよ!」。藤沢市の阿部氏の事務所で、電話作戦のボランティアが声を弾ませる。前回衆院選までは支持者だけにかけていた。電話帳片手に見知らぬ相手に恐る恐るかければ「テレビで活躍、見てますよ」「娘がクリニックでお世話に」。手応えありの○印が増えていく。
「危ないのは日本の経済ではなく人間のいのち」。18日の第一声で持論の医療再生を唱えた阿部氏。前回選後の4年間で医療講演会60回、配ったチラシは500万枚。共鳴するボランティアの多くは同じアラカン(アラウンド還暦)の全共闘世代だ。過去3回は比例復活当選、今回は「小選挙区で」と燃える。
03年衆院選で、復活組を含め4人が当選し「議員銀座」と呼ばれた神奈川12区。今回も渡辺氏が「健全な野党が必要」と出馬、みんなの党も擁立を模索した。主要政党4党がひしめき票を奪い合う乱立の構図が、社民党では県内初の小選挙区当選の期待を抱かせる。
燃える理由には4年前に祝杯をあげた市内の居酒屋で出くわした光景もある。「社民の倍以上も取ったのに」「(比例復活の)制度がおかしい」。復活も逸した中塚氏のスタッフが大声で話していた。小選挙区の重みを知った。
前回7万6000票近い票を集めながら初めて落選の憂き目を見た中塚氏も雪辱に燃える。この4年で選挙区内の一戸建ては、ほぼ全戸訪ねた。「組織が不十分だった」との反省から選挙区内に16後援会支部を設立、地元の悩みに親身に耳を傾けてきた。
「政治を官僚から国民の手に取り戻そう」。公示翌日の19日夜、藤沢市民会館。さっそく岡田克也幹事長を招き、約300人の支持者に呼びかけた。民主への追い風が吹く今回「続けて落ちれば自分の未来はない」と覚悟を決め、自転車遊説のペダルを踏む。
◇ ◇
「逆風も逆風、台風ですね。こんな時こそ頼りになる人。私ら世襲と違って逆境に強いからね」。軽妙な語り口に詰めかけた約1000人がわく。本番ムードが高まりつつあった6日夕、小泉純一郎元首相が初の応援演説に立ったのは同市民会館。議員会館で隣部屋だった桜井氏のためだった。
市・県議と衆院を合わせて今回が11回目。どの選挙も一度は苦杯をなめ、そのたび返り咲いた。昨秋のコスタリカ解消でも「勝てる候補」を求める党本部の意向で比例から小選挙区に。昼は街頭で、夜は演説会で「日本を守れるのは自民だけ」と訴える。遊説途中で、ぽつり漏らした。
「国の行く末を<風>とやらに左右されちゃ、たまらんな」【永尾洋史】=つづく
■ ■
県内18小選挙区の注目区の戦いぶりを追う。
毎日新聞 2009年8月25日 地方版
4696
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:18:59
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090826ddlk14010202000c.html
ルポ・注目区:’09衆院選かながわ/2 10区 /神奈川
◇読めない新住民票
オートロックの向こうに「新住民」票が眠る。本丸のように中央にそびえる41階建てと、城壁のように囲む6棟を合わせて約3500人が住むマンション群。計7棟の全世帯の郵便受けに、田中氏の支持者が国政報告ビラ約1000通を投函(とうかん)し続ける。3人で約1時間。「こうでもしないと主張を知ってもらえない」と汗をぬぐった。この約1年半に投函した封書は延べ35万通に上る。
公示1週間前の昼すぎ、川崎市幸区。隣の中原区も含め神奈川10区は新築大型マンションへの人口流入が続く。有権者数は前回比約3万人増の48万5526人で全国2位。その約半数はマンション住まいの新住民、と田中氏の事務所はみる。
オートロックに守られ、近所付き合いは希薄で、東京都内へ通勤する。地縁でも職場でも、とらえきれない。川崎市議、県議、衆院議員4期と当選を重ね、約30年かけて財界や業界団体をたばね「王国」を築いた田中氏にとっても、新住民は難物だ。盤石の組織は人口急増の前に意味が薄れ、多くは移り気な無党派層だけに「政権交代」の風に流される。
田中氏は危機感を隠さず「今までない環境の悪い戦い。一人でも二人でも会う人に『田中』とお願いしてください」と頭を下げる。選対幹部は支持者の9割を固めたと言いつつ「投票率が上がればどうしようもない。せめて選挙が昨年だったら」。ため息がこぼれた。
◇ ◇
「岡田幹事長が『どうしても中原区の皆さんにお話ししたい』と来てくれました」
公示翌日19日の午後、中原区のブレーメン通り商店街。岡田克也民主党幹事長が紹介されると、行き交う買い物客が群がった。客の多くを占める新住民は著名人には敏感だ。
東京13区から国替えし、集会や街頭で知名度を上げてきた城島氏。労組経験があり連合から「組織内候補」として全面支援の約束は得たが、田中氏の背中は遠いはずだった。
だが風が押し上げた。民主党本部も10区を「重点区」に指定、鳩山由紀夫代表や菅直人代表代行ら幹部が入れ替わり駆けつける。城島氏は「いつ風向きが変わるか分からない」と引き締めに躍起だ。
◇ ◇
「自公政権は退場を。民主政権のいい政策には賛成する」。22日夕、中原区の駅頭で笠木氏の声が響く。帰宅する新住民への「お帰りなさい宣伝」だ。10〜30人規模の小集会を地道にこなしてきた。いま民主批判は抑え気味だ。「民主支持層から少しでも比例票が流れてくれれば」と笠木氏は本音を漏らす。
風の威力を増幅させる新住民。その票をつかもうと各候補があがく。【吉住遊】=つづく
毎日新聞 2009年8月26日 地方版
4697
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:19:57
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090827ddlk14010258000c.html
ルポ・注目区:’09衆院選かながわ/3 6区 /神奈川
◇自公協力、背水の陣
トップの第一声の場所は、政党が衆院選で何に重きを置くのかを象徴する。公明党の太田昭宏代表は18日、神奈川6区・横浜市旭区の相鉄二俣川駅前を選んだ。「日本のために上田勇はなくてはならない。勝利を与えていただきたい」。同党にとって、県内唯一の小選挙区候補・上田氏の当選は至上命令だ。比例代表に重複立候補せず、自民党との選挙協力で議席死守を図る。
公明側に先立ち、自民横浜市連の佐藤茂幹事長の決意がマイクに乗った。「連立与党統一候補の誠実で政策通な上田候補を、必ず当選させるために自民党は一丸となって戦いを制してまいりたい」。協力関係は緊密さを増し、合同選対も初めて設置。公明幹部は「理想的な態勢」と自負する。
影響は他の選挙区の自民候補にも及ぶ。10日に保土ケ谷区で自民側が開いた上田氏の支援大会。ある自民前職は05年の前回選に関し「最後に押し上げていただいたのは公明党支援者の最後の一押しがあったから」と礼を述べた。今回も支援を得るには引き換えに、6区での貢献度が問われる。
麻薬・薬物対策で知り合いという「夜回り先生」水谷修氏を旭区などに招いた23日の街頭演説。上田氏は「実行力、実績では絶対に負けない自信がある」と語気を強めた。
◇ ◇
自転車に立てた「本人」ののぼりが風にはためく。白いTシャツ姿でスニーカーをはいてペダルをこぎ、池田氏が選挙カーに並走する。主婦や高齢者ら在宅の有権者を取り込む狙いだ。
23日、保土ケ谷区の相鉄天王町駅前。池田氏は「暮らしを悪くした自公政権にレッドカードを突き付け、暮らしを第一とする民主党政権を作りたい」と演説を始めた。自公の選挙協力を「選挙風土が非常に悪くなってきた」と批判、「自立した市民として選択していただきたい」と呼びかけた。
民主への追い風にも「手を抜かず従来通りフル稼働」と池田氏。油断してはいない。
◇ ◇
比例に重複立候補した藤井氏は商店街や夏祭りを回り、支持層の掘り起こしに努める。23日は旭区の相鉄鶴ケ峰駅前で「私たちの暮らしと命がかかった選挙。国民に痛みばかりを押し付けてきた自公政治はきっぱりと終わらせる歴史的な選挙にしよう」と訴えた。
◇ ◇
自公政権の維持か交代かが最大争点の中、背水の陣で臨む自公協力の「成果」は、選挙後の両党関係を左右する。毎日新聞の特別世論調査で6区の自民支持層の半数、無党派層の6割強は投票先を決めていなかった。最終盤まで熾烈(しれつ)な攻防が続く。【木村健二】=つづく
毎日新聞 2009年8月27日 地方版
4698
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:20:42
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090828ddlk14010254000c.html
ルポ・注目区:’09衆院選かながわ/4 8区 /神奈川
◇第3極の行方左右
政権交代、脱官僚、地域主権……。似通う政策を並べながら「民主党との違いを訴えて参ります」と、江田氏は言葉を継いだ。
公示日の朝、横浜市青葉区にある商業施設の中庭で上げた第一声。青いポロシャツ姿のスタッフが立てた「政権交代」ののぼり旗の横で、江田氏が言う。「政権交代後の政治を民主党だけに任せては危ない。これが『みんなの党』結党の理由です」
新党参戦など今月に入って構図が動いた神奈川8区(青葉区、緑区)。前回選で県内で唯一、連立与党候補ではない江田氏が勝利できたのは青葉区でのリードが大きい。市内18行政区で2番目に人口が多く、平均年齢40・2歳は2番目に若い。無党派層の比率の高さが前回も今回も、結果を読みづらくする。
江田氏との競合を避けて民主は当初、候補擁立を控えていた。だが8月に入り「完全な協力態勢になっていれば別」(小沢一郎民主党代表代行)との論理で、協力関係が整っていない新党に、きばをむく。公示直前に山崎氏を立て、8区に民主の風を送り込んだ。
組織を持たぬゆえ、風になびきやすい無党派層取り込みが江田氏の基本戦略だ。自身の浮沈が、自民でも民主でもない「第3極」を目指す新党の生き残りさえ左右しかねない。
自民と民主の政権選択選挙の中で、選挙後も新党が存在感を示せるか。指標となるのが8区だ。
◇ ◇
「民主党の山崎誠。民主党の私、山崎誠でございます」。選挙サンデーの23日夕。東急田園都市線たまプラーザ駅(青葉区)前で、山崎氏が党名と名前を連呼する。スタッフは道行く駅利用者に、鳩山由紀夫代表が表紙を飾るマニフェストを配って歩いた。
小沢一郎代表代行とともに民主最後の公認を得たのが今月4日。同区選出の前市議で一定の知名度はあるが、短期決戦だけに党への追い風が頼みの綱だ。「(江田氏が)無所属じゃなくなったことで、無党派層が民主に流れる可能性は十分にある。勝機はある」。選挙担当者は読む。
3時間後、同じ駅前に福田氏が地元市議らと並んで立った。「党の体質を変えていくことが私たち次なる世代の責務だと思います」。逆風を逆手にとって訴える。「衆院議員も65歳で辞めるべきだ」「世襲制限をかけなければなりません」
前回選で小差ながらトップに立った緑区に選対本部を置く。保守層が比較的多い土地柄だ。緑、青葉と交互に駅頭に立ち、地元の祭りにも顔を出して保守層の引き締めを図る。
「江田さんと山崎さんが票を取り合う。そこを狙うしかないですよ」。選対関係者は漁夫の利を口にした。【山衛守剛】=つづく
毎日新聞 2009年8月28日 地方版
4699
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:21:17
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090829ddlk14010112000c.html
ルポ・注目区:’09衆院選かながわ/5止 17区 /神奈川
◇「河野党」のジレンマ
「自民党のため、素晴らしい候補を後継に指名してくれた。心から感謝と敬意を表したい」
25日夜、南足柄市文化会館で1000人を超す聴衆を集めた牧島氏の演説会。熱弁をふるった小泉純一郎・元首相と河野洋平・前衆院議長が、笑顔で手を握り合うと「最初で最後だろう」と見守る県議がつぶやいた。政治の理念も違い、さほど親密でもない。ただ今回衆院選で「王国」の継承を目指す点は2人に共通する。
河野前議長から昨年9月に後継指名を受けた牧島氏は「接戦。どうかお力を貸していただきたい」と訴える。だが「河野党」と呼ばれ、河野氏の14期・42年間の議員生活を支えてきた後援会の中には、いまだ牧島氏が「地元出身ではない」ことへの抵抗感が根強い。
河野氏の中学時代の同級生で長年、秘書を務めてきた相澤博・小田原市議は「お願いに行くと『なんで牧島よ』となっちゃう。だけど『当選させないと、河野さんの最後の花道が飾れないんだよな』という気持ちもあるようだ」と話す。勝たせてあげたいけど、だけどな−−。河野党がジレンマに揺れる。
◇ ◇
選挙サンデーの23日の昼下がり。数百の露店が並ぶ祭りの雑踏の中から「頑張って」と声が飛び交う。小田原市板橋の「板橋のお地蔵さん」で親しまれる板橋地蔵尊大祭で、神山氏が握手を求めて歩いていた。出馬表明から2年2カ月。「配った名刺は6万枚を超えた」と胸を張る。
公示前には鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長ら党幹部が応援に駆けつけた。「民主圧勝」が伝わる中、選対幹部は楽観ムードの引き締めに躍起だ。人気者の小泉元首相を招き、盛り上がりを見せた牧島氏の演説会とは対照的に、集会は一切しない。
「うちはひたすら外で顔を見せるしかない。朝から晩まで」
◇ ◇
同じ祭りには井上氏の姿もあった。ワイシャツのそでをまくって見せ「黒くなったでしょう」と笑い、「地元出身。ノンキャリアです」と頭を下げる。
26日夜、小田原駅前。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の増元照明事務局長が応援弁士として駆けつけた。「被害者救出に大きな力を発揮してくれた」と、安倍晋三首相の元秘書官だった経歴もアピールした。
選対本部長の大野真一・小田原市議は「出遅れを心配したが、動きがよくなってきた。河野さんの票も民主の票も食っていると思いますよ」と語る。
「台風の目とは思わないが(井上氏が)どれくらい票を取るかで当選ラインが変わってくる」。他陣営から警戒心を持たれているのも確かだ。【澤晴夫】=おわり
毎日新聞 2009年8月29日 地方版
4700
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:22:25
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090827ddlk46010544000c.html
2009衆院選かごしま:焦点区ルポ/上 3区 /鹿児島
「政権選択」を焦点にした衆院選は県内でも、激戦が展開されている。5選挙区とも与野党対決構図。投開票を30日に控え、前・元対決の「3区」、5回連続同顔で、前職対決となった「1区」の二つの焦点区の動きを追った。
◇危機感、どぶ板遊説−−宮路氏/“追い風”民主と共闘−−松下氏
「あれもある、これもあるとスーパーのチラシのようだ」
25日、薩摩川内市。民主党のマニフェストを激しく批判したのは、「塩じい」こと、塩川正十郎・元財務相だ。自民前職、宮路和明氏陣営が応援を要請した。対抗馬は国民新だが、批判の矛先は民主。与野党激突の対決構図の象徴でもある。
宮路氏は自民の主流、町村派の中堅。小泉純一郎元首相や町村信孝元官房長官ら来援は、同派が目立つ。公示後、塩川氏は麻生太郎首相らに次ぐ来援だが「締めくくり」(陣営)という。自民に逆風が吹き荒れ、派閥幹部らも地元に張りつき、終盤での大物応援は期待できないようだ。
05年郵政選挙は、前職同士の保守分裂選挙。「改革継続」を訴え、圧勝した。だが、今回、風向きは逆転。宮路氏は「初当選の時よりもっと厳しい。どぶ板選挙をしなければいけない」と危機感をあらわにする。
陣営で動きが活発なのは県農政連。民主党がマニフェストに一時盛り込んだ米国との自由貿易協定(FTA)締結問題に強く反発し、「従来以上に激しい運動」(陣営)を展開。川井田幸一委員長が公示日の18日、薩摩川内市など2カ所に駆け付けた。
「民主党政権なら農業が破壊され、道路整備も進まない」などと野党を批判する宮路氏。ある演説会では「自民は親父(おやじ)、公明はやさしいおふくろさん」。初めて公明の推薦を得、与党の枠組みを強調。「比例は公明」と訴えて回る。
05年「郵政造反」の無所属で落選した国民新の元職、松下忠洋氏(70)。「小泉改革と郵政民営化で『地方』が痛めつけられた。政治を変えなければ」。宮路氏への“再戦”の動機を訴えて回る。
亀井静香代表代行、自見庄三郎副代表ら応援に駆けつけた党幹部も相次いで小泉改革批判。郵政見直しなどを訴え、「郵政選挙再び」の様相だ。
「選挙サンデー」の23日、薩摩川内市。岩切秀雄市長が松下氏の選挙カーに乗り、市内で支持を呼びかけた。2人の副市長らも同行した。
現職市長が野党支持を鮮明にするのは異例と耳目を集めた。岩切市長は記者会見でも「市が抱える課題を解決するため、汗を流してくれる人だから」と、支持を隠さない。
元自民の松下氏は、かつての人脈などをテコに保守層へ浸透を図ってきた。南九州市の霜出勘平市長も出陣式に出席するなど「松下支持」を明言。他にも、合併前の元町長や、複数の現職議長らにも支援の動きがある。
陣営は「民主推薦」のアピールを強めている。演説会などでは「政権交代」ののぼりが立つ。全国的に吹くとされる民主への「追い風」に乗る構えだ。鳩山由紀夫代表、小沢一郎代表代行ら民主幹部も選挙区入り。前回落選した民主新人は松下陣営で汗を流す。
「従来の保守層だけでなく、連合傘下の労組など支持の輪が広がった」と陣営幹部。「野党共闘」への手応えを語る。【福岡静哉、馬場茂】
毎日新聞 2009年8月27日 地方版
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:23:06
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090828ddlk46010478000c.html
2009衆院選かごしま:焦点区ルポ/下 1区 /鹿児島
◇組織力で追い込み−−保岡氏
◇自民牙城でも攻勢−−川内氏
鹿児島市の住宅街。「景気回復」と記したのぼりを立てた自転車が路地を駆け抜ける。自民前職、保岡興治氏(70)と若手スタッフが手を振り続けた。
早朝から辻(つじ)立ちし、朝から夕方まで、自転車遊説する日々という。日焼けで真っ黒だ。
当選11回、法相2回のベテラン。だが、毎晩開く演説会では、妻や子供と共に、深々と頭を下げる場面も。ある市議は「1年生議員並みのドブ板選挙だ」と驚きを隠さない。
「政策通」とされる保岡氏。街頭遊説や演説会などでは、景気対策など「実績」を強調する。自民への怒りを感じるのか、首相交代など政局の混乱に謝罪の弁も。民主批判は欠かさない。
「経済が大きな危機にある今、民主党に任せると日本が沈没する。『いっとどま』(一度だけ)は破滅への道だ」と。
党友好団体への支持固めにも余念はない。61団体でつくる「県都の政治を守る会」も、電話作戦など活発に動く。選挙戦最終日の29日午前には「1000人集会」を予定。組織力で、最後の追い込みを図る構えだ。
だが、陣営は、勝負のカギは、無党派層対策とみる。自転車遊説もその一環だ。29日には俳優、杉良太郎氏の応援も。法相時代からの親交で知られ、4カ所で街頭演説するという。
「今、政治を変えなければ、今後もずっと変えられない。国民生活が第一の新しい政治を実現する」
民主前職、川内博史氏(47)は「悲願の小選挙区初勝利」を期す。4回連続で保岡氏に敗れ、比例復活。5度目の挑戦に「政治生命を懸ける」という。
相手に負けじと連日、マウンテンバイクを駆って市街地を走り回る。24日には民主党を応援する格闘家・前田日明氏と天文館のアーケードを練り歩いた。
天文館での辻立ちやメディア露出などパフォーマンスで知られる。だが、陣営幹部は「今回は地道な活動にも取り組んできた」。
26日夜、鹿児島市立吉野小の体育館。「吉野で勝たせてください」。川内氏は個人演説会の冒頭、声を張り上げ、支持を訴えた。
吉野地区は、自民の牙城とされる。自民参院議員2人のほか、複数の県議、市議の地元。厚い保守地盤とされる地だ。
陣営は昨秋以降、吉野での支持呼びかけに力を入れた。公示後も繰り返し、選挙カーが吉野を回る。その甲斐(かい)あってか、26日の演説会は、約270人が耳を傾けた。昨秋、近くで開いた演説会の聴衆はたった数人。「じわじわ浸透してきている」。陣営幹部は手応えを口にする。
“追い風”ムードとされるが、陣営は惜敗した07年参院選を教訓に、上滑りを警戒。地道に「政権交代」を訴え続けるという。
共産が県内で唯一、擁立した新人、山口広延氏(34)は、住宅地などで県議や市議らと街宣を続け、「建設的な野党」の存在意義を訴える。得意のギターで自作の歌を披露するパフォーマンスも。
幸福実現新人、川田純一氏(42)と、無所属新人、山下純一氏(54)も、街頭を中心に支持を呼び掛けている。【福岡静哉】
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毎日新聞 2009年8月28日 地方版
4702
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:24:57
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090826ddlk22010180000c.html
審判の夏:’09しずおか衆院選 激戦区ルポ「県都」1区 /静岡
◇因縁越え真っ向勝負 牧野氏、連合と蜜月/上川氏、保守層統合
「激戦区の1区で牧野さんが当選することが政権交代の引き金になるんです」
衆院選公示から一夜開けた19日早朝のJR静岡駅前。連合の高木剛会長がマイクを握り、訴えた。その隣には民主元職の牧野聖修氏が寄り添った。
05年7月の知事選で牧野氏と連合静岡は対立した因縁がある。現職を支援した連合静岡に対し、牧野氏が対抗馬の新人擁立に動いたからだ。関係は冷え込み、その直後の衆院選で連合静岡は民主公認の牧野氏の推薦を見送った。
その4年後にめぐってきた今回の衆院選。高木氏の演説が終わると、牧野氏は「大きな応援団だ」と頭を下げ、「蜜月」ぶりをアピールしてみせた。
自民党もまた、過去のしこりを解消して臨む。前職の上川陽子氏は22日、静岡市内の個人演説会場で、元自民党県議の田辺信宏氏と肩を並べた。2人は過去2回の衆院選で同じ保守層を基盤に争った関係だ。
田辺氏はあいさつに立つと「ピンチの時に助けてこそ、信頼関係が持てる」と発言。上川氏も「志が通い合うことが大事だ」と応じ、田辺氏の支援者らに支援を訴えた。
◇ ◇
静岡市葵区、駿河区が選挙区の1区は、小選挙区制で行われた過去4回の衆院選で8〜4人が立候補する「乱立」の構図が続いてきた。
今回も県内の小選挙区では最多の5人が立候補した。無党派層を多く抱える「県都」決戦が、各党とも党勢をアピールする象徴となってきたことと無縁ではない。
牧野氏と上川氏が絡む対決も今回が4回目で、小選挙区では上川氏の2勝1敗。残る1回は96年衆院選で、新進党候補が勝利した。いずれの陣営にとっても「指定席」とはほど遠い選挙区だ。
過去の戦いは牧野氏、上川氏とも保守層分裂や支持団体のねじれなど複雑な選挙事情を抱えた。しかし、ともに今回は過去の因縁を乗り越え、真っ向勝負の様相となっている。
だが、両氏の戦いは対照的だ。牧野氏は公示日の18日、旧民主党を一緒に旗揚げした民主党の鳩山由紀夫代表の応援演説を受け、党の看板を強調した。一方、上川氏の街頭演説は「自民党の上川」との訴えより、個人の実績や手腕をアピールする場面が目立つ。
「風」の怖さを知り尽くした両候補の陣営幹部は「政策のぶれや党首の発言で風向きはすぐに変わる」と声をそろえて警戒し、ラストスパートをかける。
◇ ◇
真夏の戦いとなった今回の衆院選は最終盤を迎えた。各候補者は有権者の関心が高い雇用や経済対策、子育て支援などの政策を訴え、支持を得ようと奔走している。県内の激戦区を歩いた。【総選挙取材班】
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毎日新聞 2009年8月26日 地方版
4703
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:25:37
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090828ddlk22010192000c.html
審判の夏:’09しずおか衆院選 激戦区ルポ・8区 無党派層の争奪戦 /静岡
◇塩谷氏、人脈総動員/斉藤氏、地上戦徹底
「今までは多くの応援が来たが、今回は来てくれません。しかも自分が応援に出ていく厳しい条件。より一層の協力をお願いします」。浜松市中区鍛冶町の複合商業施設「ザザシティ浜松」前。1800人の支援者に、自民前職の文部科学相、塩谷立氏が声を張り上げた。
小選挙区制導入以降、民主候補との戦いは2勝2敗。都市部の選挙区だけに、無党派層の投票動向が当落に影響してきた。
今回も、民主新人、斉藤進氏と一騎打ちの様相だが、逆風を反映し、支援者からも「今回は民主で」という声が漏れる。しかも閣僚ゆえに、選挙中の4日間、他候補の応援や閣議で選挙区を離れた。「本来なら応援どころじゃない」(陣営幹部)
閣僚ポストがかえって選挙活動の足かせともなり、「とにかく時間が惜しい」と昼食は10分で切り上げ、街頭や個人演説会を駆け回る。選挙区を留守にすれば、知名度の高い大仁田厚元参院議員や塩川正十郎元財務相らが入る。小渕優子少子化担当相との対談を載せた冊子を刷り、選挙ポスターも夜光性の最新技術の塗料を使うなど人脈や知恵を総動員して議席死守を目指す。
一方の斉藤氏。8時スズキ本社正門、9時半白羽町、10時20分船越橋、11時15分住吉バイパス……。次々と街頭演説をこなす。「街頭演説200連発」作戦だ。
「本人」「政権交代」などののぼりを立てた数台の自転車隊で地域をまわる自転車作戦も展開する。「斉藤進本人です」。手を振り名前を連呼しながら、時折立ち止まっては有権者と握手し、マニフェストを配る。
「政治が変われば暮らしが変わる。民主党が政権を取れば国の予算を一から組み直す」。選挙サンデーの23日、斉藤氏は浜松市を南北に走る遠州鉄道新浜松駅から電車に乗ると、西ケ崎駅までの11駅の各駅で降りては演説。タスキを掛けて車内の先頭から最後尾まで練り歩いた。
「民主優勢」が伝えられるが、2年前に東京・小平市議から8区の民主候補に転身した斉藤氏の不安材料は知名度不足。「とにかく表に出て顔と名前を売る」。街頭でマイクを握る「地上戦」を徹底している。【総選挙取材班】
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毎日新聞 2009年8月28日 地方版
4704
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:26:26
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090828ddlk28010298000c.html
2009衆院選:激戦区ルポ・4区 「実績」自民VS「地道」民主 /兵庫
◇“地殻変動”進む農村部
◇石原票の動向も鍵に
衆院選は終盤に入っても民主優勢が伝えられ前回、県内12の小選挙区を制した自民、公明は挽回(ばんかい)に懸命だ。都市、農村部を選挙区に抱え、大臣経験者の自民前職と民主新人が激しく競り合う兵庫4区(神戸市西区、西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町)では、地殻変動が始まっている。(敬称略)【大久保昂、村上正】
「頑張れ、頑張れ、高橋」。加西市中心部のショッピングセンター前で22日、高橋昭一の演説会に訪れた民主党幹事長の岡田克也は集まった約1000人(陣営発表)の聴衆とともに拳を突き上げた。高橋陣営幹部は「岡田幹事長に来てもらい、加西での反応を探りたかった」。マニフェスト600部がすべてはけ、陣営はうれしい悲鳴を上げた。
◆
井上喜一は地元、加西市を牙城としてきた。公示日の18日、JA兵庫みらい所有地であった出陣式で、後援会の在田一雄・西脇支部長(89)は約3000人(陣営発表)を前に語った。「『井上党の井上喜一として独自色を発揮して頑張ってくれ』と申している」
井上党とは、後援会組織を核とした熱烈な井上支持者を指す。93年に自民を飛び出して新生、新進、自由、保守、保守新と渡り歩いた井上を国会に送り続け、対立候補に比例復活当選すら許さなかった。農水官僚出身の井上の実績について加西市議の一人は「井上先生は陳情の窓口。加西には絶対に必要な人」。だが、井上を支持してきた加西市の女性(80)は「もう若い人に交代した方が良いのでは」。党への逆風に加え、盤石な井上党にも揺らぎが生じている。
◆
03、05年の衆院選で4万票以上の差で井上に敗れ「三度目の正直」を目指す高橋。西区など都市部では昨年10月から早朝の駅立ちを繰り返し、あいさつ回りさえはばかられた加西市を含む北播地区でも労組や民主党支持者をこまめに回ってきた。その結果、これまで開催しにくかった北播5市1町で、ミニ集会を十数回開催。推薦団体には、北播の医師連盟や、井上と同じ母校、県立小野高校のOB会も名乗りを上げた。足かけ7年の活動が古くからの保守基盤を切り崩し、陣営も確かな手応えを感じ始めている。
◆
高橋に加え、井上陣営が気に掛けるのが自民党を離党して立候補した前県議、石原修三だ。電話作戦で支持を訴えても「今回は石原さんに」と断られたこともあったという。
井上は解散後、小さな祭りやスポーツ大会をこまめに回るドブ板選挙に徹してきた。27日には舛添要一厚労相と並び、神戸市西区の市営地下鉄・西神中央駅で珍しく街頭に。道行く主婦ら“無党派層”に「神戸も保育施設が足りない。待機児童を減らし女性の職場復帰を後押ししたい」などと訴えた。陣営幹部は「こちらは比例復活がない。本人はこれまでになく必死だ」。結果は30日夜にも明らかになる。
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毎日新聞 2009年8月28日 地方版
4705
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:28:02
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090823ddlk01010125000c.html
岐路の夏:衆院選・注目区ルポ/1 7区 保守の牙城 /北海道
◇勝敗分ける“ムネオ票”
「仲野博子対伊東(良孝)の戦いではない。鈴木宗男と伊東の戦いだ。仲野さんの足らざる所は私が責任を持ってフォローします」。釧路管内標茶町の商店街。新党大地の鈴木宗男代表(61)は17日、選挙カーの上から声を張り上げた。
比例で立候補し、全道を駆け巡る鈴木氏。7区内を遊説する際は、大半の場面で仲野氏が駆け付ける。「(鈴木氏に)すり寄っている」。民主と大地は選挙協力を結んでいるとはいえ、支持基盤である労組の中には、そんな仲野氏を苦々しく見る向きがあるほどだ。
自民、民主の公認候補が激突する道7区。勝敗を左右するのは「鈴木氏」と目されている。大地は前回05年衆院選の比例で、7区で6万7542票を集めた。特に大票田・釧路市では3万539票と自民、民主を上回る「第1党」。小選挙区での仲野氏勝利を決定づけたのも、当時の自民候補に反発する“ムネオ票”が流れたためとされる。
◇
1次産業が盛んな7区は保守の牙城。釧路市議、道議、市長と豊富な政治経験をもつ伊東氏は昨秋の出馬表明以来、経済界や農・漁協、建設業界などの支持をまとめ上げた。
仲野氏は今回(1)民主への追い風(2)大地の協力(3)共産党候補の不出馬−−といった好材料に恵まれている。しかし6年間、野党だっただけに、伊東氏のような態勢づくりには至っていない。保守層に熱心な支持者を持つ大地の存在は、仲野氏の勝利に不可欠。陣営は「小選挙区は仲野、比例は大地」と連呼する。
ただ、かつて自民に所属していた鈴木氏と伊東氏の支持者はかなり重なっており、伊東氏は大地票にも触手を伸ばす。鈴木氏は受託収賄事件で有罪判決(上告中)を受けているため、伊東陣営幹部は「大地支持者も、地域の将来を考えて伊東を選んでくれるはず」ともくろむ。
◇
「代議士3人待望論」。小選挙区で伊東、比例復活で仲野、比例で鈴木−−という形で3人の衆院議員が誕生すれば、「釧根は盤石」という理屈が今、まことしやかにささやかれている。伊東陣営は「有効な戦略」と評価する。これに対し、仲野陣営は緩みにつながりかねない恐れから「自民に議席を渡すことはできない」と火消しに躍起だ。
毎日新聞の情勢調査によると、政権交代を訴える仲野氏が先行。伊東氏は米国との自由貿易協定(FTA)や高速道路無料化など民主党マニフェストを批判し、攻勢を掛ける。地域の期待や政党の利害、人間関係をも巻き込む複雑なパズル。答えはまだ見えてこない。【本間浩昭、山田泰雄】=つづく
× ×
約4年ぶりの衆院選は「政権選択」が最大の焦点。30日の投開票を前に、道内の注目選挙区を歩いた。
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毎日新聞 2009年8月23日 地方版
4706
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:28:39
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090824ddlk01010090000c.html
岐路の夏:衆院選・注目区ルポ/2 2区 因縁の対決 /北海道
◇各党そろい「風」読めず
「家内が天界に旅立った後、(後援会の)女性部の皆さんが支えてくれました」。衆院選公示日の18日午前10時、吉川貴盛氏は選挙事務所前での第一声で、07年3月に亡くなった妻千恵子さんについて触れた。選挙カーの前では、2人の息子が千恵子さんの位牌(いはい)を持つ。情に訴える演説に、そっと目頭を押さえる女性の姿もあった。
民主の三井辨雄氏とは3度目の対決となる。過去2回とも敗北したものの、前回05年衆院選では「小泉旋風」を受け、2326票差にまで詰め寄り比例復活を果たした。だが、今回は一転、麻生内閣の支持率低迷で「マイナスからのスタート」(吉川氏)になった。
副経済産業相の公務の傍ら、頻繁に地元入り。陣営は足を使ったドブ板戦術を展開する。20日には、かつて秘書として仕えた鳩山邦夫前総務相と雨の中を歩き、有権者にアピールした。「誰が一番この札幌に必要なのか。その選択の選挙だ」。逆風を意識する吉川氏は政党の選択ではなく、政治家個人を選ぶよう訴えている。
◇
人込みの中から民主党の支援者のいらだたしげな声が飛んだ。「うちの旗はまだか。これじゃどっちが主役だか分からんじゃないか」。18日朝、札幌市北区のホテル前で行われた三井氏の第一声。街頭には「新党大地」と書かれた緑色ののぼりがはためいていた。
道内12小選挙区のうち、最も面積が狭い2区には、自民、民主、共産、社民など最多の5人が立候補した。政権交代の追い風で優位に立つ三井陣営だが、前回小選挙区で候補者擁立を見送った社民が本田由美氏を擁立したことで、野党支持層や無党派層の票割れを懸念する。
前回、2区の有権者は1万3636人が比例で社民に投票。小選挙区では三井氏に流れたと見られる。三井氏は今回はそれが期待できないだけに「不安で不安でたまらない」(陣営幹部)と引き締めに必死だ。「風頼み」だけでは心もとないと、保守層を基盤とする大地票からの上乗せをもくろむ。
「比例は大地へ」。三井氏は7月21日の解散以降、新党大地の鈴木宗男代表(61)をフォーラムや集会など計3回にわたって招いた。演説でも大地との選挙協力をアピールしている。
本田氏と共産の岡千陽氏はともに憲法改正に反対する姿勢を明確に示しているものの、現状では政策の違いを有権者に理解してもらいにくい。「護憲派の票を食い合ってしまう」。支持者からはそんな声も漏れている。【金子淳】=つづく
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毎日新聞 2009年8月24日 地方版
4707
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:29:22
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090826ddlk01010234000c.html
岐路の夏:衆院選・注目区ルポ/3 6区 過去3回、大接戦 /北海道
◇苦悩、不安抱える前職対決
旭川市の選挙事務所であった今津寛氏の出陣式。「逆風」「厳しい」といった言葉が飛び交い、竹内英順(ひでのぶ)・道連幹事長は「逆転の夏にしよう」と訴えた。5選を目指す「道連会長」の選挙と思えぬゲキは、陣営の苦悩を物語っている。
陣営は逆風対策で組織固めを重視。17日の女性集会には、6月に続き高橋はるみ知事を招き、19日は麻生太郎首相が入った。共に平日の昼間に千数百人を動員。企業中心の25日の集会には、公示前に2度応援に来た石破茂農相が訪れ、千数百人を集め、今津氏は「奇跡の勝利を」と訴えた。
ただ、組織的な動員には不満の声もある。「不況で応援どころではない。以前のように上から言っても下は動かない」。集会に参加した50代の団体役員の男性は漏らした。
頼りは有権者の約7割を占める旭川市での知名度の高さだ。同市出身の今津氏は、市議選以来30年余り選挙の洗礼を受けてきた。陣営は「道内第2の都市から代議士が消えていいのか」と地元意識に訴える。加藤礼一・選対本部長代行は「候補個人の戦いに持ち込めれば」と望みを託す。
◇
佐々木隆博氏は士別市出身で上川管内選出の元道議。地盤の上川管内北部以外では、知名度は今ひとつだ。公示前の集会では「党への追い風と私が結びついていない」と嘆いたこともある。だが、陣営は「今は各地から『うちのところに候補者は来ないのか』と催促の電話が来ている。こんなことは初めて」と風を実感し始めている。
一方、運動の中心は支持者回りを重ねる“ドブ板”だ。大規模な集会は08年8月、小沢一郎代表(当時)を招いて以来、開いていない。佐々木邦男・合同選対事務局長は「特定の層の動員で終わる集会より、人柄や政策が伝わる」と今津陣営との違いを説明する。
過去3回の衆院選はいずれも大接戦の選挙区。風任せの不安を除くため、陣営が票の上積みを見込むのが郵便局長らの「郵政政策研究会」と、初めて本格的な選挙協力をする新党大地だ。陣営は支援と引き換えに「比例は大地」と呼び掛ける。
ただ、労組などには抵抗感が残っており、協力を重ねてきた自民と公明の関係に比べ、不安を残す。18日に名寄市であった佐々木氏の個人演説会。大地の鈴木宗男代表(61)は、民主党参院議員が比例の議席数に言及したとして反発。「軽く見ない方がいい」とクギを刺す場面もあった。
◇
荻生和敏氏は、政権批判の中に「憲法9条を守る建設的な野党」と訴える。各陣営を交え、実体が見えない風の読み合いが続く。【横田信行】=つづく
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毎日新聞 2009年8月26日 地方版
4708
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:30:02
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090827ddlk01010216000c.html
岐路の夏:衆院選・注目区ルポ/4止 1区 世代交代か政権交代か /北海道
◇旧来の組織選挙、通用せず
買い物客でにぎわう札幌市中央区の地下街ポールタウン。22日、白いポロシャツにスニーカーを履いた長谷川岳氏が練り歩いた。38歳。胸には「世代交代は、一区から。」。民主前職で68歳の横路孝弘氏を強く意識したスローガンだ。「がんばって」。中年の女性が声をかけると、笑みを浮かべて両手でがっちりと手を握った。
YOSAKOIソーラン祭りの創始者として知られる長谷川氏。無所属で立候補した96年衆院選は、最下位に終わった。政治的手腕は未知数だが、今回は自民の公認を得ての再挑戦。ひたすら「世代交代」の一本槍(やり)で、知事や衆院副議長を務め、10選を目指す民主の重鎮に立ち向かう。
公示前に選挙区内8万戸を3巡した。市内のNPO法人や農家などにも足を運び政治への要望を聞き取り、個人マニフェスト「僕が考えた10のミライズ」を作った。平易な言葉と絵本風のイラストで公約を訴える。
YOSAKOIで培った友人らを核とするネットワークは、旧来の自民候補とは違った広がりをもつ。「自民の『におい』がしない長谷川なら大化けするかも」。自民に強い逆風が吹く中、道連幹部は期待を寄せる。
ただ、報道各社の情勢調査では伸び悩みが伝えられており、推薦を受けた公明の組織票に期待する。「比例は公明に」。大通公園であった公明の集会。長谷川氏が選挙カーの上から訴える姿があった。
◇
地下鉄南北線真駒内駅前。10日朝、街頭宣伝中の長谷川氏に対し、民主市議の支持者らが「世代交代は年寄りを粗末にすることだ」といった内容のプラカードをかざして批判する場面があった。
横路陣営は長谷川氏が訴える「世代交代」を警戒する。横路氏自身も夏祭り会場を回るなど、かつてない細やかな動きを見せる。一方で、今までは支援の中心は公務員労組だったが、保守支持層が多いとされる南区での組織拡大を図るため「企業労組に後援会幹部になってもらった」(陣営幹部)という。
旧来の組織選挙が通用しなくなっているのは、民主も同じ。「30代後半以下は『横路さん』と言っても知らない人が多い。長谷川さんは有名だから戦いは厳しい」と民主道議は引き締めに必死だ。
横路氏自身は、長谷川氏と同じ土俵に立つことを避け「政権交代」の必要性を訴える。「この10年の構造改革路線は『自己責任』と言って苦しんでいる人、悩んでいる人を冷たく突き放した」と自民批判に徹している。
共産の松井秀明氏は「憲法を守る議席が必要」と訴え、比例票の掘り起こしに懸命だ。【鈴木勝一】=おわり
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毎日新聞 2009年8月27日 地方版
4709
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:30:51
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090827ddlk13010276000c.html
’09衆院選:注目区ルポ 20区 /東京
◇自前・木原氏、与党一体の組織戦展開/民前・加藤氏、切り崩し狙い遊説強化
東京20区(東村山、東大和、清瀬、東久留米、武蔵村山市)は与党一体の組織戦を展開する自民前職の木原誠二氏に対し、民主前職の加藤公一氏が自民支持層の切り崩しを図る構図が強まっている。
公示直前の8月中旬。都内のある飲食店で、木原誠二氏の選対幹部が切り出した。
「票が割れる。立候補を辞退してほしい」
「私は私の進め方でやる」
応じたのは清水清一朗氏。かつての20区党公認候補だ。
事の発端は、今月10日にさかのぼる。自民党の比例代表立候補予定者だった清水氏が突然、離党届を提出。他党からの立候補をにおわせた。
この動きに木原氏の周辺は慌てた。清水氏は20区に強固な地盤があり、万単位の「清水票」を持つとされる。自民対民主の構図に清水氏が割って入れば、自民系の分裂選挙になりかねない。必死の説得が続いた。
結論は公示前日の17日に出た。清水氏は立候補断念を正式表明。木原氏陣営は「足並みがそろった」と組織の引き締めを図る。
一方、加藤氏は公示前、清水氏の地盤中の地盤である武蔵村山市を攻めていた。「自民が動揺しているところを狙う」と陣営幹部。自転車にスピーカーを付けた遊説を強化し、自民支持層の切り崩しを狙った。
攻勢を緩めない理由について、民主関係者は「民主が安泰だと言える選挙区ではない」と指摘する。20区は公明支持層が厚い地域とされ、7月の都議選でも公認候補が3万票余を獲得して当選している。「公示日に麻生太郎首相が20区入りしたのも公明対策だろう」と警戒心を隠さない。
共産新人の池田真理子氏は「大企業、財界中心の政治を国民主人公の政治に変える」とアピールし、幸福新人の阿部一之氏は安全保障や消費税全廃などを訴えている。【山本将克】
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毎日新聞 2009年8月27日 地方版
4710
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:31:30
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090825ddlk13010277000c.html
’09衆院選:注目区ルポ 22区 自民・伊藤氏、民主・山花氏、3度目対決 /東京
◇自民前職・伊藤氏、政党色抑え「改革」強調
◇民主元職・山花氏、「象徴区」掲げ全力投入
東京22区(三鷹、調布、狛江、稲城市)では、逆風の中で「改革」を強調した選挙戦を進める自民前職・伊藤達也氏と、「象徴区」として党本部も力を入れる民主元職・山花郁夫氏が3度目の対決に火花を散らしている。
「人物を選択しなければいけない」。20日夕、松下政経塾生時代から伊藤氏を知るシンクタンク社長が狛江駅前で声を張り上げた。同塾の旗がはためくが、自民の文字はポスターに小さく書いてある程度。自民色を抑えた演出に「これだけの逆風ですからね」と陣営の一人。
小泉内閣で金融担当相を務めた伊藤氏。前回衆院選は4万2987票差で勝利を収め、山花氏との対決を1勝1敗のタイとした。「構造改革を停滞させてはいけない」「民間の力を引き出す」。街頭演説では構造改革路線の継続を訴え、改革派をアピール。27日には小泉純一郎元首相を迎える予定だ。
公示日の18日。山花氏の調布駅前の第一声会場。どこよりも早く駆け付けた菅直人代表代行は「22区の決着の付け方が300選挙区の中で最も象徴的となる」と訴え、連合の高木剛会長も投入するほどの力の入れようだ。
民主優位の情勢が伝えられる中、陣営が心配していることがある。山花氏は祖父が社会党元副委員長、父が同党元委員長の3世ということだ。世襲制限は衆院選の一つの争点でもあり、10日に開かれた公開討論会で「世襲制限をすべきか」という質問に山花氏は○と×の両方掲げ、苦笑いを浮かべた。「相手は必ず批判してくると思う」。陣営の1人はそう危惧(きぐ)する。
共産新人・吉岡正史氏は「自公政権を終わらせ、民主党が進める危険な政策を抑えていく」と第三極の立場をアピール。幸福実現党の新人・辻村智子氏は国防の強化などを訴えている。【野口由紀】
衆院選の投開票日を30日に控え、選挙戦も終盤戦に突入。話題の選挙区の動きをリポートする。
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毎日新聞 2009年8月25日 地方版
4711
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:32:38
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280324.html
〈09政権選択〉「自民王国」衰退、失望濃く 岐阜3区ルポ
2009年8月27日
シャッター商店街、公共事業の削減……。「自民王国」を誇った岐阜県でも今回の衆院選では、自民の選挙を支え続けてきた「仕組み」の衰えが目立っている。(前田基行)
「我々がやった経済対策は間違いなく正しかった」。26日午後、麻生首相が激励に訪れた岐阜県各務原市の自民前職の武藤容治氏(53)=岐阜3区=の選挙事務所。麻生首相が強調すると、詰めかけた約1500人の支持者から割れんばかりの拍手が起きた。
もっとも、麻生首相の滞在時間は、わずか10分。この日、同県内では多治見市(岐阜5区)と岐阜市(岐阜1区)の2カ所で行った街頭演説も、ここではしなかった。
そもそも、前日まで麻生首相の公式日程には岐阜3区を訪れる予定は入っていなかった。麻生派の一人として待ちわびていた武藤氏の陣営の要請で、26日朝になって急きょ立ち寄ることが決まった。
「岐阜3区はあきらめたということなのか」と、支持者の一人はこぼした。
「自民王国」の岐阜県で、自民党はこれまで五つの小選挙区で議席を独占し続けてきた。ただ、3区は、過去2回連続で民主前職の園田康博氏(42)の比例復活当選を許した。自民に風が吹いた05年衆院選でさえ1万7千票差に詰め寄られただけに、逆風にさらされる今回、自民は3区を「特に厳しい選挙区」と見る。曽祖父の故・武藤嘉門氏から4代にわたり衆院議員を出してきた名門も、厳しい選挙戦を強いられている。
「王国」を支えてきた自民の強さは、どこへ消えてしまったのか。
岐阜市の西側に隣接する人口約1万8千人の北方町は、自民党員の減り方が3区の中で最も激しい。自民岐阜県連によると、07〜08年度の1年間で4分の1が減り、現在の支部党員は84人。減少率は県内平均の2・5倍に上る。
「麻生さん? 関係ない」。同町商店街に店を構える上村良二さん(56)は突き放す。これまで、自民以外に投票したことはない。だが、「今回に限り、民主に入れる」。
昨年の世界同時不況以来、毎月の売り上げは3〜5割減で、「とにかく、いっぺん変えてほしい。うっぷん晴らしのようなものだ」。
商店街は「シャッター街」と化し、とくにここ4〜5年の間の廃業が目立つ。かつて「本巣郡一の商店街」と呼ばれた面影はない。商店街の衰退と、それに歯止めをかけられない政治が、商店街の「自民離れ」を加速させる。
別の商店主の男性(73)は、1カ月ほど前に店のシャッターから武藤氏のポスターをはがした。3年前まで自民党費を払っていたが、知人に「風に逆らっちゃいかんぞ」と言われ、やめたという。「勝ち馬に乗らんとね」
同町商工会の広瀬祐三会長(72)は「今や自民という色を出しにくいし、もうそんな気力もない」と話す。広瀬さんは親の代から計40年以上、党費を払い続ける。だが今回、店頭に自民のポスターはない。
自民党北方町支部長の戸部哲哉町議は、ため息をつく。「以前は、『自民は、あかん』と言っても応援してくれた。麻生首相の言動などで嫌気がさしたのか、ここ1、2年で、本当に変わってしまった」
小泉改革で公共事業が減ったのも影響。町の08年度の公共工事は4億8千万円で、10年前の約半分に減った。「仕事がなく、党員になってもメリットがない。入党して、とは頼みにくい」と戸部さん。
自民支持者の元町議(80)はこんな見方を示した。「これまでは『保革』の戦いだったが、今回は『保保』のようなもの。民主にもいっぺんやらせてみようというムードになるのもしょうがない」
4712
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:33:30
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280307.html
〈09総選挙〉選挙区ルポ・福井1区 山で街で、浸透に懸命
2009年8月25日
再選を目指す自民・稲田朋美氏(50)と、選挙区での雪辱を狙う民主・笹木竜三氏(52)という前回373票差の接戦を演じた前職同士が激突する福井1区。互いの地盤への食い込みを図りながら、稲田氏は地元色を強く打ち出し、笹木氏は「福井から政権交代を」と訴える。7回目の挑戦となる共産新顔・金元幸枝氏(51)は「是々非々でものが言える野党」としての存在感をアピールしている。
■稲田氏
標高438メートル、福井市西部の高須城山の山腹にある50戸足らずの集落。水田の稲穂を背に、稲田氏は「中山間地の田んぼは日本の原風景。この風景を守るために負けるわけにはいかないんです」と訴え、数十人の住民らを前に涙で声を詰まらせた。
前回は小泉旋風に乗って郵政造反候補や民主候補に競り勝った。分裂状態が続いていた党支部をその後一本化。三つしかなかった地区後援会を40余に増やし、選対には造反候補の選対本部長だった県議らを迎えて基盤を固めた。
民主陣営と差別化を図り、「福井のためにがんばらせてほしい」と政党色より地元色を鮮明にして、地区後援会を足がかりに地域を隅々まで歩く。日中は市内を離れている有権者や無党派層にアピールするためJR福井駅前で毎日、定時定点で演説し、民主が強い中心市街でも浸透を図る。「党への逆風はあるが、回っただけ反応がある」と陣営幹部は言う。
■笹木氏
笹木氏は国民の納めた税金の無駄遣いをやめさせるのが今回の選挙だと位置づける。「皆さんの政治を変える勇気で、税金の使い道をかえさせてください」と福井からの政権交代を叫ぶ。
05年の前回選挙で旧美山町や福井市海岸部などの高齢者から支持を集めきれなかった反省から、選挙戦が始まってすぐ、こまめにこうした地域の公民館などで集会を開いている。これまで30人も集まらなかった地区で、今回は60人ほど集まることも。応援する山本正雄県議は「これほど集まったことはこれまでない」と手応えを口にする。
だが陣営には安心する様子はない。笹木氏が有権者に対し「お願いですから小選挙区で勝たせてください」と必ず強調するのは、全国的に民主党への追い風が吹くなかでも各種調査で1区はいまだ激戦と報じられているからだ。「相手と競えるとこまできた。あともう少しなんです」と声をからす。
■金元氏
「きのう事務所に、こんな手紙が届いたんです」
22日夜、福井市内の公民館で開かれた演説会。金元氏は25人ほどの聴衆を前に切り出した。
子ども手当の財源に、民主党が扶養控除と配偶者控除の廃止を公約に挙げていることを手紙は批判していた。金元氏は「弱い人に負担のしわ寄せが行ってはいけない。悪いことは悪いとはっきり言える野党が必要です」と訴えた。
個人演説会を始めたのはこの日から。公示後は主に選挙カーで選挙区内を回った。街頭での演説は毎日約20カ所にのぼる。遊説ではまだ投票先を決めていない有権者の多い市街地を重視し、住宅街の路地を縫うように選挙カーを走らせている。
「民主だけでいいのかな、という不安を持つ人は多い。選択肢に共産党が入れるかどうかだ」と陣営幹部。金元氏も「マスコミが取り上げるのは自民と民主ばかり。自分の力でこじ開けるしかない」と、比例区の情勢もにらみ存在感をアピールする戦術だ。
*
政権をかけた総選挙は、残り1週間を切った。終盤戦を迎え、追い込みにかかる県内3選挙区の候補者たちの動きを追った。
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:34:00
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280308.html
〈09総選挙〉選挙区ルポ・福井2区 若さ こまめさ 前職火花
2009年8月26日
福井2区では、民主・糸川正晃氏(34)と自民・山本拓氏(57)の前職同士の対決に、幸福実現新顔の河合勇樹氏(47)も参戦して選挙戦を繰り広げる。若さをアピールして無党派層の取り込みを狙う糸川氏に対し、山間部の路地まで細かく分け入り徹底して地盤を固める山本氏。河合氏は独自の農業政策を訴え、農村部への浸透を図る。
■糸川氏
「この4年間で生活はよくなりましたか? 安心して生活できるよう、年金など社会保障改革をしなくてはならない」。糸川氏は23日、勝山市中心部のスーパーの駐車場で買い物客らに訴えた。
聴き入っていた50代の団体職員は「これまで自民党に投票してきたが、今回はお灸(きゅう)をすえたい」と話した。
この日、マニフェストを要約したビラ800枚すべてがなくなり、陣営は「女性や若者を中心に反応がいい」と盛り上がった。後援会事務所では、農家から農作物の差し入れや応援電話も相次ぎ、ベテランスタッフも「過去の選挙ではありえないこと」と驚きを隠せない。
若さを強調して無党派層を取り込もうと、糸川氏は山間部を含めて全地域を自転車で走り回った。応援に来た党本部幹部も「こんなに動く候補者はいない」と舌を巻く。
こうした追い風は吹くが、糸川氏は「野球と同じで勝ったと思った時点で負ける。いい戦いは出来ているので、最後まで頑張る」と気を引き締める。
■山本氏
週末の22日の朝8時。大野市朝日のJR越美北線・九頭竜湖駅前で、陣営カラーの黄色いタオルでねじり鉢巻きをした山本氏が絶叫した。「5期目の国会へ送って下されば、必ず福井のために力を発揮します!」。その後、岡田高大・同市長や山岸猛夫・県議会議長らを伴って大野市中心街へ向かった。選挙カーから連呼される山本氏の名前が九頭竜峡にこだました。
同駅のある旧和泉村の有権者数は600人足らず。「役場がなくなると国会議員がほとんど来なくなった。演説に来てくれただけでもありがたい」。そう言って旧和泉商工会幹部は山本氏を見送った。
山本氏は公示日に2区内の全7市町域を巡った後、2〜4日目は民主陣営が力を入れる坂井市やあわら市を回って対抗。22〜23日の週末は、奥越2市と池田町などの中山間地の路地にくまなく分け入り、握手作戦を展開した。陣営関係者は「自民党の劣勢が伝えられるが、都市部で強い民主に対し、地力のある山間部も徹底して回れば最後に必ず勝つ」と自信を見せる。
■河合氏
河合氏は坂井丘陵など農村地帯を重点的に回り、現行の農業政策を批判。規制撤廃による農地売買と農業への企業参入の自由化を訴え、農家への浸透を図る。
党の知名度がまだ低いとして、有権者には「自民党より保守本流です」と言いながら主に政策の説明に力点を置く。公示後、選挙区内の全地域を回った感想は「自民にも民主にも任せられないという声が多かった」だった。「そんな批判票を集め、なんとか二大政党の壁を打ち破りたい」と意気込む。
4714
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:34:44
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280309.html
〈09総選挙〉選挙区ルポ・福井3区 「接戦」報道に危機感
2009年8月27日
福井3区は、自民前職の高木毅氏(53)と民主元職の松宮勲氏(65)の2大政党の争いに幸福実現新顔の北野光夫氏(42)が割って入る構図だ。嶺南出身を強調し地元の支持を集める高木氏に対し、松宮氏は農村部を回って従来の自民支持層の切り崩しを図る。北野氏は「自民、民主どちらかだけではない選択を」と党への支持を訴えている。
■高木氏
敦賀市のスーパー駐車場で開いた22日の演説会で、高木氏は180センチを超す長身を折り曲げ、200人の支持者に「敦賀のみなさんにおすがりするしかないんです」と訴えて言葉を詰まらせた。
自民への逆風のなか、公示前から自治体ごとに設けた個人後援会をフル稼働、中高時代の同窓生らを結集させるなど組織を強化してきた。
選挙戦当初は与党としての実績を訴えていたが、マスコミの情勢調査が「接戦」を伝えたことに危機感を強め、嶺北出身の民主候補との違いを鮮明にする戦術に転換。各地で演説するたびに「敦賀の高木を国会に送り返してください」と嶺南・敦賀出身という地元色を強調する。
地元市議らの先導で、山あいの集落や敦賀半島先端部の集落にも積極的に分け入り、従来の自民支持層のつなぎとめに躍起だ。「ここへきて集会などへの参加人数が増えている」と陣営関係者は手応えを感じている。
■北野氏
24日、越前町内の区民会館で開かれた北野氏の個人演説会。「必要なのは真の保守政治家。自民党員だった北野さんが利害を超えて立ち上がった」と幸福実現党首だった饗庭(あえば)直道(じきどう)氏が声を張り上げると、集まった130人の拍手が鳴り響いた。
越前市議会で副議長職も務めた北野氏。その知名度を評価され、党幹部の直々の応援となった。市議時代の後援会は自民を離党する際に解散。「幸福の科学」の信者を中心に新たに後援会を設立した。1500人規模という後援会員の約2割は「国防強化」を訴える党の政策に共鳴した一般有権者という。
「自民はダメだ。民主では頼りない。政権選択ではなく新しい選択」。毎日数回、街頭演説に立つ北野氏は、2大政党の批判を強める一方、「今一番大切なのは景気対策。消費税を全廃し、景気を回復させよう」と、有権者の関心が高い政策を訴えることも怠らない。
■松宮氏
「民主党は必ず政権をとります。皆さんの暮らしが変わります」。25日夜、越前町生涯学習センターであった演説会で松宮氏は断言した。集まった約600人の聴衆に「200人と想定していたが」と呼びかけた地元県議は興奮気味。駐車場が満車で100台以上が会場に入れなかった。
同町を含む3区内の郡部は、伝統的に自民への支持が強い。そのため郡部を重視して、これまで2年近くかけて隅々まで回り、農業政策や高齢化問題を訴えてきた。
郵政造反組として05年の総選挙に無所属で挑み落選。民主に移って1区から3区に国替えもした。選挙活動を連合福井が引き継ぐ一方、自民支持層への食い込みが当選のカギとあって、経営者らでつくる自民時代の後援会の会員が3区内の関係会社などへ支援を呼びかけている。
「相手の背中が見えた。1票差でいい。勝たせてほしい」。演説で松宮氏がいつも言う言葉だ。
4715
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:35:36
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280112.html
〈選択 09香川〉1区ルポ 実績か交代か、自・民激突
2009年8月25日
「高潮被害の時いち早く駆けつけ、予算の手当てをし、高松の高潮対策を中四国一にした」。23日、高松市内の公民館であったミニ集会で、自民前職の平井卓也氏は力説した。04年、市内の約1万6千戸が浸水被害にあった記憶を呼び覚まし、「頼りになるのは誰か」を訴えた。
そして「3期9年、みなさんに育てられた私だからこそ地域のために汗をかける」と、国土交通副大臣も務めた「実績」を強調した。
同じ日、民主前職の小川淳也氏は高松市内のスーパー前で演説し「50年以上政治を握ってきた古い政治家と官僚とのしがらみを断ち切り、大掃除させてもらいたい。国民が国の手綱を握るようにしなければ」と力を込めた。
自民中心の政治を「古い」と切って捨て、「政権交代」を求めた。
■ ■
今月20日ごろから、朝日新聞など各紙は情勢調査結果をもとに自民劣勢、民主優勢を伝え出している。
平井陣営のある関係者は「不況で、選挙を手伝ってくれる人も、数十人だった会社が今回は数人になったところもある。建設業とかサービス業とかでなく、どの業種も苦しい……」と苦境を漏らす。
24日、高松市内で応援演説に立った麻生首相は「当選が間違いないところへ(応援に)行く必要はありません。ギリギリのところに行くのが私たちの仕事です」と、巻き返しに懸命になった。
「民主優位」について、民主党県連の村上豊幹事長は「例えば小豆島では前回まで街頭に立っても無視されることが多かった。今回は手を振ってくれる人の数が違う」と言う。22日、党最高顧問の藤井裕久氏は高松市のデパート前で「勝つと思ったら負ける。戦いとはそういうもの」と演説、引き締めを図った。
■ ■
平井氏と小川氏の激突は3度目になる。03年の衆院選では平井氏が小川氏を引き離し、05年は接戦に。小川氏は比例区で復活当選した。
ライバル心は小さくなさそうだ。平井氏は24日、高松市の街頭演説で「自転車で走り回り、国会で論戦するだけが仕事だと勘違いしている議員が多い」と語った。よく自転車で回る小川氏を明らかに皮肉った発言とみられた。
小川氏は5日、香川大学であった候補者4人が並ぶ公開討論会で「国会議員に頼まなければ知事や市町長は何も出来ないという、こんな時代は終わりにしないといけない。国会議員にはやらなければならないことが他にもある」と与党議員を批判した。
■ ■
他の候補者も懸命に支持を訴える。共産新顔の河村整氏は日中は団地やスーパーなど有権者が多い場所を重点的にまわり、夕方は支持者の会合に顔を出す。街頭でのスポット演説は公示以降、200カ所を超えたという。「たとえ民主が政権を取っても、共産党は建設的野党として言うべきことは言う」「衆院選は小選挙区と比例区の2票ある。比例は共産党へ」と訴える。
幸福実現新顔の白石久美子氏は選挙区内をこまめに回り、知名度向上に努める。(上地兼太郎)
◇
30日の投票日に向けて、論戦を繰り広げる県内3小選挙区の主な候補者の戦いぶりを紹介します。
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:36:13
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280138.html
〈選択 09香川〉2区ルポ 多彩な地域性、訴え様々
2009年8月26日
8選を目指す自民前職の木村義雄氏の陣営は、かつてない危機感を募らせている。23日夜、丸亀市綾歌町のホールであった集会で、「『木村が危ない。何とか助けよう』とみなさんが来てくれた」と語り、詰めかけた人たちに感謝の気持ちを表した。
前回選挙では民主新顔の玉木雄一郎氏に約3万票差を付けて勝ったが、今回は強い「逆風」を受けている。18日の公示日、陣営は坂出市とさぬき市津田町の2カ所で初めて出陣式を開いた。支援者回りやミニ集会を盛んに行い、地域の祭りなどに顔を出す。「暗い時代に明るく」というメッセージを込めて、ピンクのシャツに身を包むなど、きめ細かな選挙戦を展開している。
86年、元衆院議員の父、武千代氏の地盤を継いで初当選し、その後も当選を重ねた。「厚生労働副大臣も経験し、障害者自立支援法の見直しでも中心となり、日本のどこに生まれ、住んでも安心な政策づくりをしてきた」などと、実績を強調する。
その木村氏の固い地盤に、再び玉木氏が挑む。19日夜、東かがわ市の集会で「政治に新しい、より良い選択肢を提供したい」と強く訴えた。
財務省の元キャリア官僚。05年選挙は投票日の1カ月前に退職して立候補し敗れた。その後の「浪人」時代は、駅前やスーパー前で演説を繰り返し、企業、団体、民家など地道にくまなく回っている。
最近の集会で「『夜遅くまで働いているので集会に行けなかった』と言われた。姿を見せない人の思いを生かさなければ」と訴えた。「光のあたらないところに、光をあてる政治家になりたい」などと、地道な姿勢を打ち出す。
■ ■
香川2区は、旧高松市を東西から挟むように広がる。東側のさぬき市、東かがわ市などの地域と、西側の坂出市や綾川町などだ。昔ながらの農業や漁業地域のほか、都市部、工業地帯、さらに新興住宅地もあり、有権者の関心も分かれる。無党派層が比較的多いとされる都市部では「風」を意識した選挙戦。田園地域などでは「縁故」「施策」など、より地域性や具体性が意味を持ってくる。
23日の木村氏の集会。自民県議の1人が会場を見渡した後、「農家が民主から戻ってきてくれた」と言った。
民主党が公約に掲げた農家の「戸別所得補償制度」に支持層を奪われると心配していたが、その後に民主党が米国との自由貿易協定(FTA)交渉に意欲を示した影響がでてきたと、この県議はみた。
玉木氏は、寒川町(現さぬき市)の兼業農家の生まれ。綾川町のJA施設で開いた2日の集会では、「コメなどの関税引き下げや撤廃の考えはないという民主党の考えを、もっと丁寧に説明すべきだ」と語るなど、理解を求めている。
幸福実現新顔の土居美佐子氏は、減税と国防強化などを訴えて浸透を図っている。(木脇みのり)
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:36:50
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280300.html
〈選択 09香川〉3区ルポ 保守分裂で波乱含み
2009年8月27日
24日夜、丸亀市中心部のコミュニティセンター。自民前職の大野功統氏の言葉に熱がこもった。「こんなに厳しい思いをしたことはありません。大野功統を助けてください」。演台の前でひざをつき、聴衆に深々と頭を下げた。陣営関係者は「96年に小選挙区になって以降、あんな姿はほとんど見たことがない」。
加藤常太郎・元労相の娘婿で、地盤を引き継いだ86年から7期連続当選。05年の前回は防衛庁長官として全国を応援で駆け回り、選挙期間中は2日間しか地元にいなかったが、次点候補の3倍近い約10万8千票で圧勝した。
だが、今回は解散直後から地元にはりつく。連日のように企業やイベント会場などに足を運び、校区単位のミニ集会を開いている。
その大野氏に挑むのは、社民新顔の米田晴彦氏。各種メディアで優勢が伝えられる民主党の推薦を受ける。民主党は「選挙協力」の立場から3区に独自候補を立てなかった。自治労などの組織票に、民主党の支持票を上積みしようとしている。
25日、社民党の福島党首は多度津町の街頭演説で「自民政治を変えられるのは3区では米田晴彦。死にものぐるいで戦います」と力を込めた。福島党首は12日にも3区入りし、支持者らを回った。米田氏は25日、観音寺市での個人演説会で「香川から政権交代を。社会的弱者らの声なき声を必ず国会に届けてみせる」と訴えた。安全保障政策などでは民主党と社民党との違いもあるが、「共闘」の姿勢を打ち出す。
無所属新顔の真鍋健氏も「政権交代」を訴える。自民党参院議員だった真鍋賢二・元環境庁長官の長男だが、米田氏の立候補表明の約3カ月後、立候補の意向を示した。県遺族連合会や郵政政策研究会など、かつて父親を支えた組織の支援を受けている。
真鍋氏は24日、まんのう町の演説会で「政権選択の選挙であるべきだ。自民党は一度、下野してもらわなければならない」と強調した。「官僚政治からの決別!」(選挙公報)と訴え、民主の「風」も取り込もうと図る。
自民党を離党した平沼赳夫・元経産相が立ち上げた保守系無所属の「平沼グループ」の一員でもある。こうしたことから、政権交代といっても「政界再編による」ことが主眼だ。
与野党対決に保守分裂の様相がからみあう選挙戦。ある陣営の幹部は「反自民票がどこに流れるのか」と民意の行方を読み切れない。
ほかの候補者も最後の追い込みに懸命だ。共産新顔の近石美智子氏は頻繁に街頭演説などを行い、労働者派遣法の改正や後期高齢者医療制度の廃止などの政策を訴える。「新政権になっても健全な野党として奮起していく」と取材に答えている。
幸福実現新顔の妹尾真由美氏は景気対策などを訴え、支持拡大を目指す。
(佐藤常敬、高山桂一)
4718
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:38:15
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280209.html
〈09総選挙@ふくしま〉激戦区ルポ 2区 戦いぶり、自民「変化」
2009年8月26日
24日夜、郡山市郊外。自民前職の根本匠は、はかま姿でリングの上に立っていた。
傍らには総合格闘技K―1選手のニコラス・ペタス。「バトルトーク」と銘打たれた集会には、若い男性を中心に約500人が集まった。
打ちならされたゴングに、はじかれるように根本がマイクをつかんだ。「私がこれまでやってきたのは金権腐敗の党改革。新世代の自民党をつくります」。ペタスも「根本さんの目標は国のリーダー、総理大臣になってもらいたい」と気勢を上げた。
「堅実」「まじめ」で売ってきた根本は、今回の選挙戦でイメージチェンジを図っている。リングに立ったパフォーマンスもしかり。公示日の第一声や決起集会では、「古い自民をぶっ壊す」「鳩山さんが総理になる? ならば私がやりますよ」と拳を上げて、強気な発言を繰り返した。
そんな根本の姿に、支持者は「今までにない厳しい選挙」を感じ取る。
根本に「チェンジ」を迫ったのは、自民への強い逆風に向かう危機感、そして今回初めて相対する民主前職の太田和美の存在だ。
千葉7区から国替えした太田は28日が30歳の誕生日。この間まで最年少国会議員だった。これまで根本と戦い、今回、選対本部長を務める増子輝彦は、太田を「人に会えば会うほど、票が伸びる候補者」と分析する。
車で回っている時、手を振る人がいれば、駆け寄って握手する「ふれあい作戦」で若さをアピール。毎晩開く集会や個人演説会などを通じ、支持を広げてきた。
根本陣営で郡山選対本部長を務める県議会議長の佐藤憲保は「(太田は)若いだけに批判も比較もしづらい一番やりにくい相手。皆が遠慮するので、私がその役目を引き受ける」と話す。18日の出陣式では支持者を前に、「千葉の地元で公認されず福島に来た候補を、受け入れるわけにいかない」と批判した。
先週、民主優勢を伝える報道各社の情勢調査結果が出そろった。根本陣営幹部は「もうダメだと、うなだれた支持者がいたのは事実。しかし、劣勢の報道が組織を引き締め、一つにした」と話す。
動揺したのは根本陣営だけではない。22日、二本松市での太田の決起集会。太田は「大変不安な気持ちでいっぱいです。一寸先は闇。いつ風向きが変わるかわからない」と有権者に心情を吐露した。
最後の総決起集会は、両陣営とも、26日午後7時開始と決まった。根本陣営が選挙区内に張り巡らせた約550の後援会をフル動員し、組織力で勝負すれば、太田側は岡田克也党幹事長を郡山市に迎え、党を上げての応援態勢を敷く。
幸福実現党の酒井秀光は、ミニ集会などで、消費税廃止、景気回復を中心に訴えている。=敬称略
(斎藤健一郎)
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:38:55
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260357.html
〈09総選挙@ふくしま〉激戦区ルポ 1区 強い組織か、追い風か
2009年8月25日
■コスタリカ解消が影
「これだけの方が来て頂いて、負けるはずないじゃないですか」。伊達市で23日開かれた自民前職の亀岡偉民の総決起大会。地元県議が声を張り上げた。
体育館に敷き詰められたパイプいすだけでなく、2階席も埋め尽くした出席者は約2千人。ただ、危機感もみなぎった。報道各社の情勢調査で民主優位が伝わり、壇上の出席者から調査を気にした発言が相次いだためだ。
亀岡は05年の前回総選挙で約17万票も獲得。今回も強い後援会組織を支えに選挙戦に臨むが、支持層が子育て世代らに広がらない悩みもある。
その前日、民主新顔の石原洋三郎が総決起大会を開いたのは、亀岡の会場の隣の公民館。畳敷きの部屋に集まったのは約230人だが、資料が足りなくなる予想外の人出。自民系市議の姿もあった。民主優位の情勢に、会場では「安心しては困る」と引き締める発言が続いた。
石原の後援会組織は、亀岡と比べ「ないに等しい」(陣営)。後援会の集会を重ねる亀岡と対照的に、「集会に来るのは限られた人」と割り切り、訴えは街頭中心だ。公示後、車から乗り出して石原を激励する人も見られた。
地元・福島市以外の支持基盤も広がってきた。伊達地区では07年に誕生した民主党参院議員の地盤が足がかりだ。
民主に追い風、自民に逆風の序盤戦。多くの関係者が盤石とみてきた亀岡陣営に焦りがうかがえ、亀岡本人は「東京の『風』に流されてはいけない」と繰り返す。21日には麻生首相も応援に来たが、地元の話はほとんど出ず、拍手もまばらだった。
前回より苦戦するもう一つの理由が、自民党内の候補者調整「コスタリカ方式」を解消した影響だ。前回比例区に出た佐藤剛男が、今回は引退に追い込まれた。
無所属で強い後援会を築いた亀岡と、佐藤の自民党としての組織力。両者がかみあった結果が、前回のコスタリカ方式による圧勝だった。2人は長年激戦を続けた関係だけにしこりも残り、佐藤支持者の一部は民主陣営に回った。選挙戦に入っても、人口が多い福島市では亀岡陣営が自民党議員と十分連携できていない、との見方もある。
亀岡陣営は佐藤の連合後援会長、佐藤静雄を最高顧問に招いた。終盤に向け、佐藤の支持者との協力関係を深めようと懸命だ。
石原と亀岡の戦いに埋没しないようにと、共産新顔の山田裕も街頭中心の訴えを続ける。メガホンを持った支持者10人ほどが集団で街を練り歩き、党の主張を叫ぶ活動も。幸福実現党の大橋一之は、マニフェスト配布などで支持拡大を図っている。=敬称略
(吉田素子)
◇
自民と民主の2大政党が政権選択を訴える総選挙。05年の前回、自民が勝ち、今回民主が逆転するかが注目される1、2、5区の現状を報告する。
4720
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:40:33
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908240268.html
〈09政治決戦 ルポ〉前職離党、揺れる自民 神奈川9区
2009年8月21日
川崎市多摩区の登戸駅。都内から帰宅する人が増え始めた19日午後6時すぎ、偶然かち合った2陣営のスタッフが、競うように党のマニフェスト(政権公約)を配り合っていた。
●公募に心情複雑
自民新顔の中山展宏氏(40)がその脇で「自民党は反省すべきことは反省します」と呼び掛けると、階段上のデッキでは「政権交代」を訴える民主前職の笠浩史氏(44)の太い声が響いていた。
「圧倒的な逆風」。自民党関係者の多くは、9区(同市多摩区、麻生区)の現状をいまこう分析する。
衆院が解散された7月21日、9区の山内康一前衆院議員が突然、離党届を提出。党川崎市連は後任者を探したが、公募となり、中山氏が8月9日に選考された。中山氏は、江崎洋一郎前衆院議員(比例南関東)の公設秘書として藤沢で働いていた。
9区には、保守系県議が2人、市議が5人。中山氏の友人や親族らも連日手伝いに来て選対を作り、有権者にまずは顔と名前を覚えてもらおうと、駆けめぐる。
ある市議は公示前、後援会員に山内氏の離党と中山氏の擁立の経緯を記した詫び状を郵送した。「前回、山内氏の応援を頼んだ立場だから責任がある。新住民が多い地域なので、候補者がその時々の『風』になびいてしまう」と悩みを話す。公示後はほかの議員と手分けをして、選挙運動を続ける。
離党した山内氏は前回、公募で決まり、地元と縁のない「落下傘」だった。中山氏も同じ選考経過だけに、支援者の間にも複雑なわだかまりが依然として残る。
ある市議は「支援者に『また裏切られるかも』という思いがある」と打ち明ける。
それでも公示直後、9区内に中山氏のポスターが速やかに張られた。選対本部長を務める土井隆典県議は「なんとか選挙に間に合った。一丸となって戦えるように頑張る」と意気込む。
中山氏は街頭で決まってこう繰り返す。「私は逃げません。自民党も逃げません」
20日夜も、麻生区の新百合ケ丘駅でそう訴えた。
●4年前の雪辱を
一方、公示前の17日夕、同じ新百合ケ丘駅には大勢の人たちが集まっていた。
笠氏の応援に駆けつけた松沢成文知事が、米オバマ大統領を引き合いに、政権交代の意義に熱弁を振るった。
「今度の選挙はみなさんの一票一票で政権を選べる。今までとは全く違うんです」
選挙期間中、松沢知事が県内の小選挙区に応援に入る予定はない。しかし、9区は松沢知事の県議、衆院議員時代の地盤であり、笠氏を「僕の後継者だからね」と笑う。
自民に風が吹いた4年前の郵政選挙でも「ここだけは負けない」と言われた。だが、3795票差で笠氏は山内氏に敗れ、比例区で復活した。
「4年間、小選挙区で勝つことだけを考えてきた」。この間、民主県連代表にもなった笠氏は事務所開きで、支援者に思いを吐露した。
9区の有権者は4年前から約1万8千人増えた。「神奈川都民」とも呼ばれる、しがらみのない「風」に敏感な人たちが多いとされる。
笠氏は「見たことがあるか、会ったことがあるか」と日ごろのふれ合いを大事にする。支援者が「今回は大丈夫でしょ」と話しかけると、笠氏はいつも「しっかりと勝たせて下さい」と返している。
●民主に是々非々
また、共産新顔の利根川武矩氏(65)は19日夕、多摩区堰のスーパー前で訴えた。「小泉構造改革で社会保障が切り捨てられた。働き盛りの労働者が首をきられ、住む家も失った。自民、公明の連立政権に終わりを告げよう」
衆院選後にも触れ、「民主党政権になるだろう」とし、「共産党は協力もするが、受け入れられない中身もある。憲法9条の改憲、消費税増税に踏み込めば、はっきりと反対する」と是々非々の立場で臨むとした。
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:41:12
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260100.html
〈09政治決戦 ルポ〉神奈川4区 民主分裂、三つどもえ
2009年8月22日
「政権交代は必要だが、バラマキ合戦にはくみしない」「小泉チルドレンの後に、小沢チルドレンはいらない」
横浜市栄区のJR本郷台駅前。セミが鳴く中、みんなの党新顔の浅尾慶一郎氏(45)は20日朝、通勤客に向かって訴えていた。「政権交代+政界再編」の大きなポスター。ボランティアはそろいの青い半袖シャツで、新党のマニフェスト(政権公約)を配る。
「政権選択」を争うこの総選挙で、4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市など)は衆院解散後に、この構図に新たな要因が加わった。
●「政権交代の先」
民主党参院議員だった浅尾氏が党を離れ、4区から立候補を表明。浅尾派の地方議員6人も同調したことから、政権交代の風に乗る民主が「分裂」した形となっている。
浅尾陣営の幹部は「見識や人柄からより活躍できる衆院選に押し出した」と語る。
浅尾氏は参院時代から、4区内で国政報告会を重ね、駅頭に立ち続けた。後援会組織「あさお会」は4区内の12地域。各専門分野の友人らでつくる市民立案型シンクタンクなどこの数年着々と準備。選挙戦で、浅尾氏は「政権交代のその先が大事だ」と無党派層に訴える一方、民主支持層の切り崩しや、自民・保守層への食い込みを図る。
民主党の若手論客の一人として、テレビ出演も多かった。総選挙の結果、民主が第一党になれば、党次の内閣防衛相だった浅尾氏は閣僚になったかもしれない。大臣の座をなげうって、「民主党」の看板を捨ててまでこだわった衆院選に、選対事務局長の中村聡一郎鎌倉市議は「反応は悪くない。でも選挙はわからない」と慎重だ。
●浅尾批判自制
一方、勢力をそがれた形となった民主新顔の長島一由氏(42)は、選挙戦に入ってそれまで以上に「政権交代」に力を込めている。20日朝も、JR大船駅笠間口前で「私は民主党公認 衆院選候補 長島一由」と繰り返した。
公示前から鳩山代表、岡田幹事長らが代わる代わる応援入り。19日は岡田幹事長がJR港南台駅前で、横浜市長選に立候補した林文子氏らと並んだ。ここでも長島氏は「今回の選挙は改革か継続か。政権交代 イエスかノーかです」と訴えた。23日は菅代表代行も4区入りする予定だ。
分裂選挙の様相でも、長島陣営の幹部は浅尾氏が無所属でなく、渡辺喜美元行革相らが結成した「みんなの党」から出たことが有利になったとする。労組票も個人的な関係から浅尾氏へ流れる部分も考えられたが、旗色を明確にしたため止まったとみる。
無党派層に加え、共産、社民両党の支持層も期待できるとし、「内輪もめに見られる」という浅尾批判は自制しているという。
●逆風中の好機
また、4年前の郵政選挙で、隣接する11区の小泉元首相人気を追い風に初当選した、自民前職の林潤氏(36)。自民逆風の中でも、この民主分裂を好機として、支持拡大を図っている。
林氏は20日朝、JR鎌倉駅前で、通勤客一人ひとりに「行ってらっしゃいませ」「ありがとうございます」などと声をかけていた。この日夕、鎌倉市内の個人演説会に小泉元首相を初めて応援弁士として招いた。選挙カーには林氏が長女舞ちゃん(2)を抱き上げている写真と「年金・医療・子育てに全力」の文字。衆院厚生労働委員会に属して、政策を担ったとの自負がある。
公示された18日午後、本郷台駅前では支援を呼びかけるとともに、最後は土下座をして周囲を驚かせた。
林陣営の幹部は「風向き」にかかわらず、路地裏まで入って「地元密着」の活動を続けてきたとする。台風の目となっている浅尾氏についても、新党入りしたことで、「浅尾さんを支持していた有権者も『ちょっと違うのでは』と感じ、林の方に向いてくれれば」と期待を寄せる。
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:41:51
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260265.html
〈09政治決戦 ルポ〉神奈川1区 首相側近、握手と笑顔
2009年8月23日
横浜市磯子区の商店街。22日、照りつける日差しの中、自民前職の内閣官房副長官、松本純氏(59)が一軒一軒歩いていた。
●「新しい自民党」
「お仕事中すみません」と、日焼けした両腕で握手を求める。通り過ぎる車には手を振って笑顔を見せ、「お父さん、お母さんによろしく」と中学生の手を握った。
この日は朝5時の会合に出席、金沢区の市場など数カ所を回った。森田健作千葉県知事が応援に来たJR洋光台駅前では、「新しい自民党を作る先頭に立つ」と訴えた。
08年9月、麻生首相が誕生し、官房副長官に起用された。1区(横浜市中、磯子、金沢区)で当選3回。首相とは国政入りした96年以来の関係で、「純ちゃん」と声をかけられ、首相外遊時にも同行する。
ところがいま、首相との「近さ」が、自民逆風をさらに加速するかのように、陣営を苦しめている。
危機感は衆院解散前から高まっていた。7月下旬の事務所開き。選対本部長代行の村上健司県議は「官房副長官であることを忘れてほしい。麻生さんと一緒に評判の悪い方に入ってしまう」と松本氏に助言。「党ではなく、自分の言葉で訴えることが大事だ」と提案した。
松本氏もこれを受け入れ、演説では「松本純が新しい自民党を作る」と繰り返す。
副長官就任以降、官邸に詰め、選挙区をあけることが多かった。しかし、「8月に入って官邸に行ったのは2、3回。公示後はゼロ」という。
義理と人情とやせ我慢――。かつて麻生首相から贈られたこの言葉の意味を、「今かみしめている」と話す。
市議時代から約20年培った「実績」を訴え続ける。陣営幹部は「まだ1週間ある」と自らに言い聞かせた。
●「勝つと思うな」
その「首相の側近」と戦う民主は二転三転した。小沢一郎代表(当時)が記者会見に同席し、中林美恵子氏(48)を紹介したのは今年2月のことだった。米国上院予算委員会の補佐官や大学准教授などを経て、今回が国政初挑戦。「小沢チルドレン」でもある。
課題は知名度アップ。小沢氏から「とにかく地域にはりつけ。死にものぐるいで地上戦をやれ」と指示された。
中林氏は20日朝、前原誠司副代表と京急金沢文庫駅前で、「みなさん、一緒に政権交代を実現しましょう。日本をよい国に変えていきましょう」と繰り返した。
22日は朝7時から横浜市中区の公園を有権者とジョギング。駅立ちや街頭演説のほか、徒歩で商店街を回った。
党県連幹部は「短い期間で期待に応えている」と話す。
党幹部の応援も相次ぎ、岡田克也幹事長は「相手は麻生政権の象徴みたいな存在。勝って全体にいい影響を及ぼしてほしい」と期待を寄せた。民主への追い風はあるものの、楽観はしていない。「落下傘候補」で地盤や後援会はなく、地方議員の協力も一枚岩ではないという。
公示された18日、中林氏の出陣式で藤井裕久党最高顧問は、美空ひばりの「柔」の歌詞を引き、こうくぎを刺した。「『勝つと思うな、思えば負けよ』。みなさん、これでよろしくお願いします」
中林氏は「気を緩めずに最後の一瞬まで、全力で疾走せよと受け止めた」という。
●「防波堤の役割」
一方、共産新顔の香西亮子氏(35)は公示後、街頭演説を積極的に繰り返し、自民、民主両候補の間で存在感をアピールする。
21日昼、横浜市中区のスーパー前で香西氏は、総選挙後に民主中心の政権ができるとした上で、「消費税や憲法で民主が危険な方向に踏み出せば、共産党が防波堤の役割を担います」と訴える。買い物袋を下げた有権者らが手を振り、足を止めていた。
香西氏は言う。「軍事費や大企業優遇の現状に切り込まない限り、日本は変わらない。それができるのは共産党だけです」
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:42:27
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260316.html
〈09政治決戦 ルポ〉神奈川14区 新住民狙い、銀輪遊説
2009年8月24日
相模原では、のぼり旗を掲げた2台の自転車が競うように市内を駆けめぐっている。
◆若さをアピール
23日の日曜日。
民主新顔の本村賢太郎氏(39)は、耳からかけた無線マイクで「政権交代」と繰り返した。その声は、後続の選挙カーから流れていた。
午後2時過ぎ、本村氏は相模川沿いのキャンプ場で、バーベキューを楽しむ家族連れの中をめぐって、笑顔でマニフェスト(政権公約)を配っていた。
一方、自民前職の赤間二郎氏(41)は、運動員2人と隊列を組む。所々で遊説にとまるが、1日の走行距離は20キロを超えるという。
午後3時過ぎには夏祭り会場を訪れ、はっぴ姿やゆかた姿の家族連れでにぎわう神社の境内で、「政権与党の選択しか日本の安定は保てない」と支持を呼びかけた。
こうした「自転車遊説」を競うのは、若さをアピールするとともに、有権者に身近に感じてもらおうと印象づけることができるから、という。両陣営は「候補者には炎天下で過酷かもしれないが、選挙カーからの連呼より、はるかにインパクトがある」と口をそろえる。
相模原市中央部の14区は、都心と行き来が多い「神奈川都民」と呼ばれる新住民が増えている。横浜、川崎のように組織化が難しい「見えぬ票」の獲得が、当落を左右するようになったという。
その傾向がはっきり現れたのが前回、05年の郵政選挙だった。14区は、民主党の藤井裕久最高顧問(77)が長年地盤とし、優勢と見られていた。ところが、予想に反して県議から挑戦した赤間氏が、藤井氏に約3万票の大差をつけて初当選した。
小泉ブームで無党派層の多くが自民へ流れた。さらに、赤間氏は、藤井氏との違いを際だたせるため、「若さ」を訴え、自転車で選挙区内を駆け回っていた。
◆マンション続々
相模原市は来年4月、政令指定都市に移行する予定。駅前に高層マンションが次々建ち、有権者数も前回から1万人以上増えている。
本村氏が自転車遊説を始めたのは昨年暮れ。藤井後継が決まってからだった。
一方、赤間氏は公示後に再び自転車に乗り始めた。
本村陣営側が「こちらの迫力に押されたからだろう」といえば、赤間陣営側は「県議時代からの続くものでこちらが先輩だ」とやり返す。
自転車で売り込み合戦をする一方、赤間陣営は市内約50カ所の後援会組織を通じて集票し、本村陣営は受け継いだ藤井氏の後援会組織などを固めるのに懸命だ。
◆区内細かく回る
こうした両氏のつばぜり合いの中で、共産新顔の赤間友子氏(67)は、14区内を細かく遊説を重ねている。
23日午後、赤間友子氏は市内の大手スーパー前で、買い物客らに「今回の選挙は高齢者の差別医療、派遣切りなど弱いものいじめの自公政権を終わらせるチャンス」と強調。そのうえで、「政権交代が実現しても戦争につながる自衛隊の海外派遣などはさせない」と訴えた。
街頭演説は、これまでになく手応えがあるという。
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:43:04
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260373.html
〈09政治決戦 ルポ〉神奈川16区 揺れる王国、再び対決
2009年8月25日
24日午前6時半、通勤客が行き交う小田急相模原駅コンコース。「おはようございます」「おはようございます」とかれた声で、自民前職の亀井善太郎氏(38)が一人ひとりに声をかけていた。
●世襲vs.元官僚
この駅は、ライバルが高校まで住んでいた地域にある。始めて約10分後、中年男性の一人が「お父さんにはお世話になりました」と歩み寄り、亀井氏の手を握った。
一方、ライバルの民主新顔、後藤祐一氏(40)はこの日午後、マイクを取り付けてある電動アシスト付き自転車にまたがっていた。亀井氏の自宅がある伊勢原市内の新興住宅地で話し出すと、家から飛び出してきた人もいた。後藤氏は「ここは3世議員がいて厳しい選挙。よろしくお願いします」と握手した。
「政権選択」を争う総選挙で、16区(厚木市、伊勢原市など)は、7区(横浜市港北区、都筑区)とともに、自民と民主が事実上の一騎打ち、という構図をみせる。
特に16区は、06年10月の衆院補選で争った「世襲」と「元官僚」の再戦。衆院9期を務めた故亀井善之氏の弔い合戦の様相となったこの時は、約2万9千票差で亀井氏が後藤氏を制していた。
●辻立ち3年間
しかし、「自民王国」といわれてきたこの地域にも、変化の兆しが出始めている。
7月上旬、JAあつぎ小鮎支所。「3年前にはここに来る道さえ知らなかった」と、後藤氏は集まったJA関係者らを前にこう話した。
農協の政治団体である農政連は、元農相だった父善之氏時代からの亀井氏の有力な支持団体。後藤氏は「推薦をもらうには至らないが、中には汗をかいてくれる人が出てきた」と支援の広がりに手応えを感じている。
さらに7月末、16区の情勢を揺るがしかねない事態も顕在化した。
「正々堂々とここにいます」。相模原市城山町であった後藤氏の演説会場に、前県議会議長で、自民党を除名された榎本与助県議が立った。
相模原市の政令指定都市移行に反対する榎本氏は、後藤氏と考えが近いという。榎本氏は07年4月の県議選で、16区エリアの旧津久井郡4町で1万2711票を得ていた。
亀井陣営の幹部は「元々熱心に支援してくれていたわけではない」と影響は少ないとの見方を示す。しかし、別の幹部は「内紛というイメージだ」と心配する。
後藤氏は補選に敗れた翌日から、平日は毎朝、駅前などで辻立ちを続けてきた。13年間経産省に勤めた元官僚。「3年前は、この地域の人がどんな暮らしをしているのか分かっていなかった」。自転車の走行距離は1日100キロを超えることもある。
●組織固め注力
「王国」にほころびが見え始めているものの、亀井陣営は、従来の組織固めに力を入れる。
ミニ集会をこまめに開き、支援者に自らの考えを訴える。20日に開いた「女性の会」は、平日の日中にもかかわらず、用意した百席はあっという間に埋まった。
ブナの立ち枯れが進む地元・丹沢を引き合いに環境問題を訴える亀井氏の声はいつものように大きいが、口調は女性を意識してか、普段よりゆっくりと優しく聞こえた。
高齢の女性が大半だったが、地元市議は子育て世代の女性数人が会場にいたのに期待を寄せる。
善之氏は選挙時には全国を応援で飛び回っていたが、終わってみれば自らは圧勝。「オヤジは『亀井後援会』というでっかいピラミッドがあった。僕は小さいピラミッドをたくさん造る」と、初当選直後に話していた亀井氏。若手経営者の勉強会などに、この間、顔も出してきた。
厚木市文化会館の大ホールで開いた集会では、満員の1400人を集めた。若い人が増えたとし、「オヤジは満員に出来なかった」と亀井氏。父を追い越すため、敷かれたレールだけでなく、自ら道を切り開こうと模索した運動を展開している。
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チバQ
:2009/08/30(日) 13:43:41
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280184.html
〈09政治決戦 ルポ〉神奈川15区 ブランド3代、正念場
2009年8月26日
「日本を変える 信念と政策があります。」と青と白で染めぬかれた2本ののぼり旗。政党名は書いてない。それらを手にしたスタッフの近くに候補者はいた。
●政党色薄める
25日午前7時、JR茅ケ崎駅のペデストリアンデッキ。「おはようございます。行ってらっしゃい」と、自民前職の河野太郎氏(46)は頭を下げ、声をかけ続けていた。
96年の初当選時からマイクは使わない。「朝はうるさいから、地声です」
同じころ、前回に続いて再挑戦する民主新顔の勝又恒一郎氏(46)は、JR平塚駅西口にいた。「政権交代」と染めたのぼり籏を掲げ、支援者らと党の政策パンフレットを配り続けた。受け取る人も多く、「ここまで政策の中身が問われる選挙は、初めてではないか」と手応えを話す。
15区(平塚市、茅ケ崎市など)で河野氏は、過去4回の選挙のたびに得票を伸ばして圧勝。平塚や大磯などは中選挙区時代の旧5区から、3代続く「河野ブランド」の後援会がその原動力だ。
それに加え、河野氏は最近でも、省庁ごとに政策の必要性を判定する、党の無駄遣い撲滅プロジェクトチームのリーダーとして「政策棚卸し」を進めた。衆院の外務委員長として政府側の答弁を活性化させる改革にも着手するなど、「党内改革派」として存在感を示し、15区内の無党派層の支持もつかんでいた。
その厚い支持基盤の足元でも現在、「自民逆風」が吹き荒れているとされる。
公示された18日の出陣式。河野氏は「石にかじりついても議席を守り抜きたい」と悲壮感をにじませた。連合後援会の伊藤栄雄会長も「台風に匹敵する逆風だ」と危機感を示した。
21日夜の個人演説会。河野氏は自民党の下野の可能性にも触れ、「政治を正しい方向に引っぱっていくにはいい野党が必要だ。議席を守り、建設的な野党のリーダーとなって頑張りたい」などと述べ、持論の世代交代と政界再編を訴えた。
河野陣営の幹部は「自民党の色を薄め、河野の人柄を知ってもらうのに力を入れている」と話している。
●「背中見えた」
これに対し、前回は10万票以上の大差で敗れた勝又氏は「将来、歴史の教科書に載る選挙だ」と意気込む。
選挙戦では「政権交代」の風を生かし、勝又氏は連日、自転車で各地を回って街頭演説を繰り返すとともに、マニフェストを配っている。
出陣式で、勝又氏が「小沢代表代行から(河野氏の)大きな背中が見えてきた。小選挙区で勝って来いと言われた」と紹介すると、陣営は勢いづいた。
15区で有権者の多い平塚の市長は消費者運動出身の元市議で、茅ケ崎市長も民主の元県議。それぞれ民主も支援して07年春に再選した。03年と00年の衆院選で、比例区の得票は民主が自民より多いが、小選挙区の民主候補の票はこの民主比例票より1〜2万票減っている。
民主支持層が比較的多い地盤のなか、根強い「河野ブランド」によって、15区では「比例は民主、小選挙区は河野」という、ねじれ現象が続いている。
勝又陣営はこの4年間、組織作りを図るとともに、元々ある民主支持層を呼び戻そうと街頭活動を続けている。
公示前の14日。JR平塚駅前で、菅直人代表代行も「ここには変わり者の自民党議員がいるが、いくら変わっていても、自民党の中では何も変わらない」と訴え、勝又氏への支持を呼びかけた。
●比例呼びかけ
一方、共産新顔の西脇拓也氏(32)は連日、選挙カーで選挙区内をくまなく回る。
23日午後も平塚市河内のスーパー前で、金のかかる教育の改革などを強調するとともに、志位委員長の立つ比例区への投票を呼びかけた。「(選挙後の)民主党中心の政権に対しては、暮らしを良くすることには大いに協力し、間違った政治には真正面から対決する」と訴えた。
4726
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:47:02
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8271
衆院選ふくい、保守牙城で攻防 自・民党首が相次ぎ来県
(8月29日午前8時12分)
政権選択を問い衆院選で激突している自民、民主両党の党首は、選挙戦が最終盤を迎えた27、28日に相次ぎ来県した。小選挙区で3議席を占めてきた“牙城”を死守したい自民党と、保守の地盤を切り崩したい民主党。トップのてこ入れは、福井県が激戦区となっていることを裏付けており、最終盤の攻防は激しさを増している。
「この候補は4年間で最も成長した議員の1人。日本を守る確固たる信念を持っている。前回同様、皆さんのお力をぜひ与えていただきたい」。28日夜、福井市のJR福井駅西口広場で開かれた自民党候補の総決起大会に駆け付けた麻生太郎首相は、支持者らを前に”最後のお願い”に声を張り上げた。
「保守王国」とされる本県で、首相が総決起大会に出席しててこ入れするのは極めて異例だ。本県は麻生首相の祖父、吉田茂元首相と縁が深く、青年会議所の会員やOBらでつくる地元後援会もあることから、陣営幹部は「接戦から抜け出す起爆剤になる。一気にラストスパートを掛ける」と意気込む。
ただ、首相の来県で浮き足立ち、上滑りすることを戒める声も。「どっちが勝っても負けてもおかしくない。残された時間はあと1日。最後の最後まで死に物狂いで戦った候補が勝つ」と陣営幹部は引き締めに躍起だ。
対する民主党は、鳩山由紀夫代表が27日に今月2度目の来県。鯖江市と越前市で大勢の市民を前に「保守だ、革新だという区分けの時代でもない」と理解を求め、政権交代を訴えた。
5日の坂井市に続き、今回も2区に入ったことは、保守地盤が最も強いとされる地域の切り崩しを最重視している表れといえる。鳩山代表は「必要な道路、公共事業はやるべきだ」と配慮する姿勢も見せた。
党県連幹部は「全国各地の陣営が鳩山代表に来てほしい中、2度来るとは。いい勝負をして勝つ可能性があるからだ」と受け止める。2区は国民新党から民主党に移籍した候補、3区は郵政民営化に反対し、選挙区を変え自民党から民主党に移った候補だけに「象徴的な選挙区で勝ち、大きなインパクトを与えたい」と勢いづいている。
4727
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:49:22
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090824ddlk27010180000c.html
注目区を歩く:’09衆院選/1 1区 風で攻守変わる /大阪
◇三度の民主VS大物自民 共産、無所属らも存在感訴え
都市部の戦いとして注目される1区。後援会の結束で厚い支持基盤を築く自民前職のベテラン、中馬弘毅氏に、民主新人の熊田篤嗣氏が全国的な民主への追い風を受けて挑む。
「民主との違いをはっきり認識いただいた上で選挙に臨んでいただきたい」。報道各社の情勢調査で民主優勢と報じられた直後の22日。南海難波駅前(大阪市中央区)の街宣車の上で、中馬氏が声を張り上げた。
中馬氏が座長を務める派閥の長、麻生太郎首相も街宣車に同乗し、「政策のひずみが出たのは配慮が足りなかった」と謝罪。吹き荒れる「風」への警戒感をにじませ、防戦ムードが陣営に漂う。
中馬氏は解散前から地域の夏祭りなどに精力的に顔を出し、盆踊りの輪にも加わった。「身近な仕事、街づくり、福祉を地方分権でやってきたのが私たち自民党だ」と実績を強調。「もっと厳しい選挙もあった」と自らを鼓舞し、新たな票の掘り起こしに懸命だ。
■ ■
熊田氏は20日、同市西区のスーパー前で「政権交代は民主のためでない。暮らしを守るのが政党であり、それを忘れた(自公)政権はあり得ない。だから政権交代だ」と強調した。街頭を主戦場にマイクを握る。昨夏から続ける辻立ちは3700回を超えた。
3度目の挑戦。前回選では票を伸ばしたものの、郵政民営化と構造改革路線で吹いた自民への風で、中馬氏に得票率で20ポイント以上も離された。
攻守が入れ替わった感のある今回選。熊田氏は「相手は大物。決して余裕のある選挙でない」と気を引き締める。民主府連も1区を「激戦区」とみる。公示の18日には鳩山由紀夫代表が熊田氏と第一声を上げ、最終盤にも党幹部が応援に入る見通しだ。
■ ■
自民、民主の対決が軸の戦いに、共産新人の辻日出子氏は「雇用と社会保障のルールを打ち立てないといけない。建設的な野党が新政権には必要」と存在感を高めようと懸命だ。前回は15区から民主公認で出た堺井裕貴氏は無所属で再挑戦。自転車で遊説を重ね、子育て支援など身近な政策を訴える。消費税ゼロを掲げる幸福実現党の林富美子氏も出馬している。【稲垣淳、田中龍士】
◇
「政権選択」を焦点に、与野党がぶつかり合う衆院選は、30日の投開票まで残り6日と迫った。府内の注目区を歩いた。
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毎日新聞 2009年8月24日 地方版
4728
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:50:04
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090825ddlk27010282000c.html
注目区を歩く:’09衆院選/2 4区 「改革」巡る真っ向勝負 /大阪
◇世襲自民VS民主三たび 共産諸派も主張
「この4年間どうだったか。若者は派遣切り。所得格差はそのまま教育格差。一部の人だけに良い政治になっている」。大阪市城東区で20日、聴衆約150人を前に、民主元職の吉田治氏は、貧困や格差を拡大した原因として、政党や個人の名前こそ出さないが「小泉改革」をやり玉に挙げた。
一方、自民前職の中山泰秀氏は、小泉純一郎元首相の出身派閥と同じ町村派。小泉政権で要職を歴任した小池百合子元防衛相の秘書の経験もある。前回選では小池氏や中川秀直元幹事長らとの親密な関係をアピール。小泉改革の推進を前面に打ち出していた。
中山氏は今回も小泉改革の支持を訴える。19日に城東区内であった演説会で、口調や内容は控えめだったが「最後に言いたい。小泉改革は『冷たい改革』と指摘されるが、改革は最後までやらないと効果は出ない。郵政民営化はまだ道半ば」と語りかけた。
22日の大阪・梅田の街頭演説では「改革は自民以外にはできない」と絶叫。「4年前に政治家として口に出した言葉は一切否定するつもりはない。改革は完遂させる。郵政民営化すらびびってできなかった人たちに、どうして公務員制度改革ができるのか」と民主への批判を繰り広げた。
■ ■
4区で吉田氏と中山氏が対決するのは3回目。前々回は吉田氏が勝ち、前回は小泉旋風に後押しされた中山氏が4万票以上の大差で圧勝した。
改革をめぐる激戦区での戦い。吉田陣営は個人演説会を極力抑え、組織固めよりも浮動票の積み増しを狙う。吉田氏は自転車で回り、若年層が集まるスーパーやマンションの前などで民主のマニフェスト(政権公約)を手渡し、支持を呼びかける。
中山氏も昼間は自転車で回るが、夜間は1日3カ所で演説会を開き、父・正暉氏から引き継いだ組織票の引き締めに躍起だ。中山氏は「小泉改革に対する支持を隠すつもりはない。特に逆風は感じない」と強気な姿勢。しかし、選対幹部は「今回はマイナスになるかもしれない……」と懸念を隠せない。
■ ■
共産新人の長谷川良雄氏はマンションやスーパーなどを中心に、街頭演説を通じて支持を訴える。「良くなったことは一つもない。悪政を終わらせる選挙にする」と自民、公明を厳しく批判し、「どんな政権になっても国民の利益を守る野党として頑張り抜く」と、存在意義を強調する。幸福実現党の春山美一氏も支持拡大を目指す。【日野行介】
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毎日新聞 2009年8月25日 地方版
4729
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:50:50
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090826ddlk27010318000c.html
注目区を歩く:’09衆院選/3 7区 業界団体の一部、民主支援 /大阪
◇地道に4年自民「落下傘」 共産はイメージ一新、諸派も出馬
衆院選公示から1週間の24日夜、吹田市内のホテルで小泉純一郎元首相がマイクを握り、隣に座った自民前職の渡嘉敷奈緒美氏を持ち上げた。「渡嘉敷さんは典型的な落下傘候補だったが、うまく着陸して地元市議、府議とも親しくしている。異例中の異例だ」
4年前、府連の公募で解散後の出馬表明にもかかわらず「自民不毛の地」ともいわれる7区で、民主前職の藤村修氏を破った。小泉ブームの象徴的存在になったが、今回は一転、逆風に見舞われる。「与えられた条件の中でベストを尽くすのが政治家。逆風は試練」と自らを奮い立たせる。
「一夏で参加する盆踊りは150回。全国の国会議員で多分一番多い」と公言。地域住民同士のきずなの強さを紹介するための表現だが、「落下傘」のイメージをぬぐい去るため、渡嘉敷氏は当選後から地元行事に積極的に出席してきた。地元府議は「ひざ詰めで話ができる。それまで遠かった国会議員のイメージが変わった」と舌を巻く。
■ ■
「オセロが白から黒に変わるように、情勢は1週間で変わる。全く予断を許さない」。22日朝、吹田市内の駅前に立った藤村氏は、世論調査で優勢が報じられる現状に上滑りを警戒した。
05年の郵政選挙では03年を約1万2000票上回る8万4373票を獲得したが、敗れた(比例で復活当選)。「まさか負けるとは。あの時は雲の上に異常な竜巻のようなものが舞った」。振り返る言葉に実感がこもる。
「政権交代」のワンフレーズを繰り返すことに当初は抵抗もあったという。だが今は「有権者に受け入れられている。前面に出して強く訴えたい」と立場を鮮明にした。無党派層の反応に加え、陣営を勢いづかせているのは、旧来、自民を支持する業界団体の一部が藤村氏の支援に回っていることだ。陣営は「社会保障費削減など小泉改革への反発がこのような流れをつくっている」と分析する。
■ ■
自民、民主の対決に埋没しないよう、これまでとは違った形で選挙戦を展開しているのが、共産新人の駒井正男氏だ。選挙ポスターの背景の色は、党公認候補の多くが使う赤色ではなく、新鮮さをイメージした緑色。従来の支持層の一部からは異論もあったというが、陣営幹部は「候補の若さを生かし、PRするため」と期待する。民青同盟府委員長を務めた経験も生かし、青年の雇用問題などに熱弁をふるっている。また、幸福実現新人の水沼義隆氏も出馬している。【佐藤慶】
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毎日新聞 2009年8月26日 地方版
4730
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:51:36
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090827ddlk27010290000c.html
注目区を歩く:’09衆院選/4 9区 無党派層が多数の大票田・茨木 /大阪
◇「手応え感じられぬ」 各陣営とも動向に苦慮
茨木市や池田市など、ベッドタウンとして新興住宅が目立つ9区。有権者の半数以上が無党派層とみられ、府内でも有数の「風」が結果に直結する選挙区だ。中でも勝敗のカギを握るのが区内有権者数の5割が集中する茨木市。各陣営とも大票田での票獲得に総力を挙げるが、手応えを感じにくい無党派層の動向に苦慮している。
「大変厳しい選挙戦になっている。私を国会に送り出してくれた茨木のみなさんに、もう一度あの時のような支援をお願いしたい」。24日午後、同市の事務所で約500人を前に、自民前職、原田憲治氏は悲壮感を漂わせ、声を張り上げた。
「あの時」とは、初当選した06年10月の衆院補選。当時、高支持率を誇った安倍晋三首相の就任後初の国政選挙で、幹部が連日選挙区入りするなど党を挙げた組織戦で無党派層を取り込み、民主元職、大谷信盛氏に約2万票差をつけた。
「街の反応はいい。組織票もめどはついている。にもかかわらず、支持率だけが伸びていない」。原田氏の選対関係者は、世論調査を基に民主優勢とする報道に苦渋の表情。24日には小泉純一郎元首相らの応援も受け、浸透に必死だ。
一方、追い風に乗る大谷氏。しかし、陣営は「市民の反応もいいとは言えない。手応えはまったくない。前回補選の時の方が、勝てるという感じがした」といら立ちをみせる。原田氏との対決は補選に続き2回目。雪辱を期す今回は、公示前から鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長が選挙区入りし、無党派層の取り込みを目指した。
「私自身、最後の戦いのつもりです。何とか支援をお願いします」。24日午前、阪急茨木市駅前で必死に演説する大谷氏の声を立ち止まって聞く人はほとんどいない。選対関係者は「無党派層が多いことで、選挙自体が実感がないものに変わってきている。周囲から有利だと言われても、感覚がないので不安で仕方がない」と打ち明ける。終盤戦は「とにかく露出を増やす」とひたすら街頭に立つ構えだ。
元箕面市議の共産新人、村上弘充氏も無党派層を意識し、茨木市の街頭演説に重点を置く。市内全域を選挙カーで走り、「社会保障の充実」を訴えている。陣営関係者は「無党派層は数字にいきなり現れる。透明人間と戦っているみたいだ」と話す。みんな新人の吉野宏一氏は医療制度改革を中心に生活重視を掲げ、幸福実現新人の藤木利恵氏も消費税ゼロを打ち出し、戦う。
05年総選挙での茨木市の投票率は府内平均の65・37%を上回る66・32%。06年補選で51・37%だった投票率の大幅な上昇は確実視され、票争奪は激しさを増している。【松井聡】
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毎日新聞 2009年8月27日 地方版
4731
:
チバQ
:2009/08/30(日) 13:52:25
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090828ddlk27010380000c.html
注目区を歩く:’09衆院選/5止 16区 公明、背水の陣 /大阪
◇全国注視の激戦区 共産、諸派も支持拡大へ
◇民主、著名幹部次々に
「今、本当に負けそうになっています」。タレントの久本朋子さんが23日、南海北野田駅前(堺市東区)の応援演説で絶叫した。公明前職で党幹事長の北側一雄氏の陣営は、候補者も応援でマイクを握る人も「厳しい選挙」と口をそろえる。
太田昭宏代表の東京12区、冬柴鉄三元国土交通相の兵庫8区と並んで、公明幹部の戦いぶりが注目される大阪16区。党政調会長、国交相を歴任、公示前は7選を確実視する声もあった自公連立政権のキーマンも、政権交代への期待感などによる逆風に強い危機感を抱く。
「民主党の政策は財源がなく、まやかし。イメージでなく、具体的な政策で比較してほしい」と北側氏。比例代表に重複立候補せず、街頭演説で「小選挙区で負けて比例代表で復活当選できる候補と異なり、私は小選挙区で1票でも負ければ負け。大変厳しい」と、背水の陣を強調する。
■ ■
「あっ、元気モリモリだー!」。堺市北区のマンション前で、演説に訪れた民主新人の森山浩行氏に、男児が声をかけた。名前に合わせたキャッチフレーズ「元気モリモリ森山浩行」は、選挙権のない子どもにも浸透し始めている。
民主は16区を重要な選挙区と位置づけ、公示前から岡田克也幹事長、蓮舫参院議員、ミスター年金・長妻昭党年金担当相らを次々に投入してきた。小沢一郎代表代行も23日、堺市堺区の森山氏の事務所を急きょ訪れ、「全国で最も注目される選挙区。この選挙区での勝利なくして本当の政権交代はない」とスタッフを激励、割れんばかりの拍手で迎えられた。
勢いに乗る森山氏は、公明の支持団体・創価学会の強固な組織力を意識し、「全国一の組織との戦い。自公連立政権ができて10年。今のままの日本でいいのか、変えるのか。歴史的な選挙にぜひ参加を」と訴え、投票率のアップが勝負の鍵を握るとみて陣営を引き締める。
■ ■
共産新人の岸上倭文樹氏は「自公政権の退陣」、幸福実現新人の中川義衛氏は減税を訴え、支持拡大を図る。【山田英之】(おわり)
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毎日新聞 2009年8月28日 地方版
4732
:
チバQ
:2009/08/30(日) 14:03:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090830-00000205-yom-pol
投票率21・37%、0・76上昇…午前11時
8月30日7時3分配信 読売新聞
第45回衆院選は投票が順調に進んでいる。
総務省が発表した午前11時現在の投票率は21・37%で、前回2005年を0・76ポイント上回っている。
今回の衆院選に立候補しているのは、小選挙区選(定数300)に1139人、全国11ブロックの比例選(同180)に235人(小選挙区との重複立候補者を除く)の計1374人。
有権者は小選挙区選と比例選の2票を持ち、小選挙区選は候補者名を、比例選は政党名を書いて投票する。
今回は、自民、公明両党の連立政権を継続させるのか、民主党を中心とする新政権が誕生するのか、「政権選択」が最大の焦点となる。
投票は午後8時までに締め切られ、即日開票される。31日未明には大勢が判明する見通しだ。 最終更新:8月30日12時56分
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:
チバQ
:2009/08/30(日) 14:22:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009083002000101.html
<政権選択>自民 成長重視で中福祉 民主 生活優先の高福祉
2009年8月30日 紙面から
各党が十二日間の選挙戦で訴えたマニフェスト。「国家像が見えない」との批判もあるが、個別の政策を点検すれば、ある程度の方向性はつかめる。自民、民主の二大政党を中心にそれぞれの党が描く日本の姿を追う。
■自 民
自民党はマニフェストの冒頭で「やみくもにすべてを『変える』ことが、よいわけではない」と強調。社会を根本的に改革するのでなく、時代に合うように修正するメッセージを発している。
具体的には、積極的な財政出動を通じて「二〇一〇年度後半に年率2%の経済成長を実現する」ことにより、「十年で家庭の手取りを百万円増やす」と説明。まずパイを大きくしてこそ、国民に富を配分できるという考え方で、高度成長期に似た社会を描いているとみられる。
一方、「財源のない『高福祉』ではなく、『中福祉・中負担』こそ現実的」と強調。幼児教育無償化など社会保障も掲げているが、基本的には負担も福祉もほどほどの国をイメージしているようだ。
外交・安全保障や、政策の意思決定システムも、基本的に従来通りの路線だ。
■民 主
民主党は「新しい優先順位に基づいて、すべての予算を組み替える」と、社会を変える姿勢を前面に出す。
看板政策は、すべての人が月額七万円以上受け取れる年金制度、失業給付が切れた人への能力開発手当など、生活支援や弱者救済色が強い。「生活の安定が希望を生み、国全体を押し上げていく」と強調しており、社会の活力より個人の生活安定を重視する北欧型の高福祉国家を念頭に置いているようだ。
政策決定システムでも、政治主導で予算の骨格を策定する「国家戦略局」設置や事務次官会議廃止など、変革を打ち出した。
■中小政党
公明党は成長戦略推進を掲げると同時に、高額療養費制度見直しなど福祉政策も柱に据える。自民、民主両党の中間型と言えそう。
共産党は「働く貧困層」解消や大企業の税率引き上げを掲げた。「雇用の使い捨て」や教育格差是正を打ち出した社民党と同じく徹底した弱者救済型社会を目指している様子。
社民党は性暴力禁止法制定など女性政策を強調しており、男女平等型社会も、かなり意識している。
国民新党は郵政民営化見直しや年率6%の経済成長が看板政策。効率重視の小泉構造改革路線と正反対の国家像を描いている。
4734
:
チバQ
:2009/08/30(日) 14:27:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090829/elc0908292225017-n1.htm
【09衆院選】もがく大物…福田前首相がたすき、中川前財務相は形見のはちまき (1/2ページ)
2009.8.29 22:22
“最後のお願い”のため、有権者と握手をして回る福田康夫元首相=29日午後6時過ぎ、群馬県高崎市のJR高崎駅前(菅原慎太郎撮影) 衆院選の選挙戦最終日となった29日。候補者らは、1人でも多くの有権者に支持を訴えようと、炎天下を汗まみれで駆け回った。従来なら自らの選挙区に入ることが少なかった自民党の大物候補者たちも、逆風が吹く今回ばかりは事情が違う。地元でぎりぎりまで、声を振り絞った。
◇
「どうか力を貸して下さい」。前首相の福田康夫氏(73)は、声を張り上げ“懇願”した。29日午後6時過ぎ、群馬県高崎市のJR高崎駅前での光景だ。
連日の遊説で顔は真っ黒に日焼けし、肩からは、初出馬以来ずっと嫌がっていた「福田康夫」というタスキをかけている。クールなスタイルを投げ打った姿に、必死さが伝わる。
演説が終わると、数百メートルにわたって駅前の繁華街を歩き、道行く有権者らと握手。手を差し出し、「はい、どうも」「よろしくお願いしますね」と、小さな声ながら、一人ひとりに声をかけた。携帯電話で写真を撮る若者には、笑みを浮かべる“サービス”も。
前回衆院選まで群馬4区で圧勝を続けてきた福田氏。父親の赳夫元首相の代からほとんどの選挙が大勝で負け知らず。だが、今回初めて、民主党新人の三宅雪子氏(44)に激しく追い上げられ、「互角の戦い」(選対幹部)を展開した。
いつもは妻や長男まかせで、本人は数日間しか地元入りしない「殿様選挙」(陣営幹部)だったが、今回は地元へ張り付いた。比例代表との重複立候補をせず、選挙区で敗れれば、落選が決まる。これまであまり乗らなかった選挙カーにも乗り、タスキもかけた。
一方の三宅氏の最終日は、選挙カーでの行脚に加え、JR高崎駅前で演説。有権者を前に「みなさんの1票でこの世の中を変えましょう」と、政権交代を意識した言葉で締めくくった。
◇
4年前に続き前財務相の中川昭一氏(56)と民主の石川知裕氏(36)が激しく火花を散らす北海道11区。
ローマでの「もうろう会見」で自民への逆風をあおってしまった中川氏の演説は最終日も、「申し訳ない」で始まった。その上で「民主の無責任な政治に任せては十勝が崩壊する。だまされないで」と絶叫し、選挙戦を締めくくった。
中川氏の“武器”は、ギュッと結んだ「はちまき」。農水相だった父の故・一郎氏を引き合いに「このはちまきは父のもの。なんとしても勝ち抜かせていただきたい」と訴えた。
一方、民主党への追い風に加え、地元で強い人気の鈴木宗男氏(新党大地)の支援を受ける石川氏は、新党大地のイメージカラーの緑のポロシャツ姿で「政権交代しかない」と、声を枯らした。
閣僚経験を重ね自民党若手のホープと目されてきた中川氏は、従来の選挙では他候補の応援に回りほとんど地元に帰ることはなかった。だが今回は長靴姿で選挙区内の農家を地道におわび行脚し「初当選以来」(陣営)のどぶ板選挙を展開した。スタッフも「助けて下さい」「ようやく肩を並べるところまできた」と絶叫して支援を訴えた。
最終日の29日、白地に赤い字で「必勝」と書いたはちまき姿の中川氏は日中、帯広市内を車でくまなく遊説。午後7時、市内のデパート前の路上を埋めた約700人の支援者を前に最後の街頭演説に臨み、戦いを締めくくった。
4735
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:52:14
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1653
[ Financial Times ]
目前に迫る政権交代
強大だった自民党が凋落した理由
2009年08月28日(Fri) Financial Times 媒体プロフィールこのコラムについて関連記事 Financial Times
サーモンピンクの紙面で知られる英国の高級紙。1888 年の創刊以来、金融関連の報道に強く、経済、国際、政治問題についても報道の正確さに定評がある。世界発行部数は約44万部。読者総数は推定150万人に上る。
世界の金融市場が混迷を極め、経済の先行きに不透明感が増している。このコラムでは、金融、経済報道で突出した信頼性を誇る英フィナンシャル・タイムズ紙の記事をタイムリーに翻訳し、毎日1本お届けする。
>>「Financial Times」の記事一覧
目前に迫る政権交代 強大だった自民党が凋落した理由
バブルの懸念深まる中国経済 「鉄公鶏」の法則
民主党圧勝が日中関係を揺るがす恐れ
社説:日本の有権者はリスクを取るべきだ
>>「Financial Times」の記事一覧
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リーダーズライフ 本 中南米一人旅 オン・ザ・コート 芸術文化 結婚のかたち (2009年8月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
再選を目指す選挙運動の目玉が、指導力のなさに対する首相の陳謝や党実力者である前財務大臣の禁酒の約束という状況では、与党にとっては旗色が悪い。
しかし、これがかつて強大な力を誇った日本の自民党の悲しい現実だ。半世紀以上、国政における圧倒的勢力として君臨した後、自民党は野党民主党に、ことによると大敗を喫する寸前にある。
度重なる失言や党の結束を維持できなかったことに対する自民党総裁、麻生太郎首相の謝罪によっても、G7会議の記者会見で呂律の回らない支離滅裂の会見を行った後、2月に財務大臣を辞任した中川昭一氏による禁酒の約束によっても、有権者がなだめられた様子は見られない。
過去1週間の国内メディアによる世論調査は、日曜日に投票が実施される際、自民党が地滑り的な敗北を喫する可能性があることを示している。
歴史的な転換点
鳩山由紀夫氏率いる民主党の勝利は、東アジアで最も影響力のある民主主義国家、世界第2位の経済大国、極めて重要な米国の同盟国である日本にとって、歴史的な転換点になる。
約54年前の結党以来、自民党が野党の座に甘んじた時期は11カ月間にも満たない(有権者が拒絶したというよりは、党内分裂の結果だった1993年から1994年にかけての一時期)。ところが今回は、複数の党重鎮が公然と、選挙での敗北は政治勢力としての自民党を崩壊させる可能性があると心配している。
このような警鐘には、選挙陣営にハッパをかける狙いもある――そして日本の選挙は過去に驚くような結果を出してきたと警告する政治アナリストもいる――が、世論調査や選挙遊説で参加者の話を聞く限り、自民党が象徴する政治の現状維持に国民が大きな不満を持っているのは明らかだ。
過去には安泰と思われた自民党の衆議院議員が、今は危ない立場にいる。新潟の元自民党議員の息子で当選回数5回の稲葉大和氏は、数えるほどしか聴衆の集まらない街頭演説を、「助けてください」という有権者へお願いで締めくくる羽目になっている。
地元で自民党の世話役を務める横山山人氏は、稲葉氏は党の問題を直視しなければならないと話す。
4736
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:52:39
>>4735
「自民党? いや結構」
「稲葉氏には、自分が自民党の膿を絞り出し、党内に溜まったごみを捨てると有権者に訴えるよう助言した」。横山氏はこう言うが、有権者に話を聞いてもらうだけでも大変だと付け加える。「今は100人集めるのも非常に難しい。『自民党? いや結構』と言われる」
戦後の壊滅状態から奇跡的な復活を遂げ、世界で最も成功した国の1つとして頭角を現した日本。その指揮を執った政党にとっては、これは驚くべき凋落ぶりだ。
保守派政党の合同で1955年に誕生した自民党は、国家の安全保障を米国に依存しながら、経済発展を最優先することによって、数十年にわたって政治的中道を堅持してきた。
自民党の歴代の首相たちは国が目指す大まかな方向性を決めたが、具体的な政策は有能でやる気のある官僚によって決定され、実施された。
財界とのつながりが、自民党立候補者の選挙資金を確保する役目を果たした。利益や政策を巡る争いは、競合する派閥に分かれた党の内部で繰り広げられた。中選挙区制を取っていたため、有権者がある自民党候補者に不満がある場合は、いつでも別の自民党候補者を選ぶことができた。
この制度の下では、汚職や恥知らずな利益誘導型の政治が当たり前だった。その一方で、拡大する富をインフラ整備や農業補助という形で確実に国中に行き渡らせる役目も果たした。それが経済発展の社会的負担を和らげ、かつて手強いライバルだった社会党からの攻撃を弱めることになった。
1980年代の輸出急増と資産価格の高騰によって、自民党は政治的な至福に到達したように見えた。真に民主的な一党国家である。
だが、それは続くはずもなかった。実際、本当の問題は、なぜ今自民党の凋落が確実なように見えるかではなく、むしろ、どのようしてそれがこれほど長い間先延ばしされてきたかだ。
自民党政権がこれほど続いた理由
1980年代の資産バブルの崩壊とその後遺症に対応できなかったことで、自民党と官僚の経済運営能力の評判は地に落ちた。有権者は相次ぐスキャンダルにうんざりし、1993年には、自民党は国会議員の離脱に見舞われた。その後、衆議院で過半数を失い、ほぼ40年ぶりに非自民党政権が誕生することになる。
ところが、連立与党を構成する政党間の反目によって、すぐさま自民党が政権に返り咲く道が開かれ、社会党が代表を務めるが、自民党の閣僚によって支配される政権が誕生した。だが、豊かで教育水準の高い日本の多くの有権者にとって、このような不自然な政治連携は、政権の座にとどまるという以上の理由がないまま自民党が存在しているという証拠でしかなかった。
ただ、非自民党政権の短い期間は、1つの重要な遺産を残した。比較多数得票主義の小選挙区制と小選挙区の得票数に基づく比例代表制を組み合わせた新たな選挙制度である。
コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が1999年の著書『The Logic of Japanese Politics(邦題:永田町政治の興亡)』で述べている通り、小選挙区制によって、有権者はもはやライバル関係にある自民党候補者の中から選択することができなくなり、政府への反対票は常に別の政党への賛成票を意味するようになった。
「新たな制度は、選挙を現政権の実績評価にしてしまうような行動を有権者に促す」とカーティス教授は書いている。
最近の自民党政権に目ぼしい実績がないことを考えると、自民党が生き残ってきたのは有権者の忠誠心というより、信頼に足る代わりの政党になれない野党各党によるところが大きい。2001年から首相を務めた自民党の小泉純一郎氏は、選挙で再生をもたらした。だが、それは自民党の過去の政策と党内派閥政治からの決別を訴えての勝利だった。
規制緩和と民営化を支持する小泉氏の姿勢は都市部では支持を得たが、多くの人が今も郵便業務の削減に憤慨している農村部の支持基盤を犠牲にした。小泉政権で閣僚を務め、今は民主党から立候補している田中真紀子氏は、自民党の経済政策が失敗した10年間を非難することで、新潟の農民の聴衆から笑いを誘っている。
「過去10年間の自民党の政策は良くなかった――特に小泉氏の政策が」と、街頭演説で田中氏は話す。
4737
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:53:05
>>4736
小泉改革が残したもの
自民党改革派は、国の財政をスリム化し、銀行部門を一掃しようとした小泉氏の試みは必要不可欠だったと主張する。だが、自民党参議院議員の山本一太氏は、党の変革について誤った期待を抱かせたのは小泉氏だと言う。
「自民党は既に恐竜だったし、小泉氏が登場していなければ死んでいただろう」と山本氏は言う。そして、自民党は治癒したわけではなく、単に「生命維持装置」につながれただけだと付け加える。
有権者に対する小泉氏の根強い人気は、時代遅れと見られる制度を刷新するために、党や官僚の利益に挑戦することを厭わない活力ある指導者を待ち望んでいることを示している。だが、小泉氏が退いてから自民党は小泉氏の改革から後戻りし、党に批判的な地方の有権者をなだめることもなく、都市部の支持者を遠ざけるだけだった。
「基本的に、国民は我々に飽きがきているということだ」。別の自民党参議院議員、田村耕太郎氏はこう話す。田村氏は、自民党は、年功序列による大臣任命、密室取引、政策立案における官僚依存など、国が欧米に追いつくことだけに力を注いでいた時には容認されたが、21世紀の課題に対応するには不向きなやり方に戻ってしまったと話す。
自民党の問題は、小泉氏の後の指導者たちの精彩を欠く実績によって悪化した。安倍晋三氏と福田康夫氏の政権はどちらも1年足らずしか続かなかった。昨年9月から首相を務める麻生太郎氏は、先月衆議院を解散した際、国民の「政治に対する信頼を損なわせた不用意な発言」について陳謝した。
問題は世襲というより本質的な仕事ぶり
自民党の中には、「世襲」議員への依存が党の凋落する運命の一因だと言う者もおり――小泉氏、安倍氏、福田氏、麻生氏はすべて2世または3世議員――、こうした慣例が新しい人材へのアクセスを妨げていると言う。
だが、多くの有権者は、世界経済サミットで前財務大臣が混乱状態でブツブツつぶやく姿など、単に自分たちの指導者のお粗末な働きぶりにうんざりしているだけだ。父親から議席を譲り受け、叔父が参議院議員である中川昭一氏は、風邪のために服用した薬の量のせいにした。
それでも「日本のために」酒を断つという中川氏の約束は、同氏の選挙区の小売店主にはほとんど響かない。「海外であんなきまり悪い姿を見せるなんて・・・恥ずべきことだった」。こう話す店主はこれまでずっと自民党に投票してきたが、もっと別の選択を望んでいる。「4年間は別の人にやらせてみたい」
有権者が日曜日に民主党に投票して別の政治家を試すとすれば、自民党の将来展望はある程度、国会議員のうち誰が選挙を勝ち抜くか、そして彼らが新しい現実にどのように党を適応させようとするのかによって決まるだろう。
だが、仮にも自民党が生き延びようとするなら、適応しなければならない。そして敗れた場合には、少なくとも目的をはっきりさせることができる。
自民党が長年政権を掌握してきたにもかかわらず、小泉氏は迫り来る敗北の中に光明を見いだしている。小泉氏が今週選挙集会で述べたように、「たまには野党でいるのも悪くない」のだ。
4738
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:53:16
>>4737
あれから50年:名門一族の物語に新たな章
日本の政治における自民党の長期支配は、鳩山から始まった。もし最近の世論調査が正しければ、その終焉も鳩山とともに訪れる。野党・民主党党首の鳩山由紀夫は、自民党創始者である鳩山一郎の孫。日曜日の総選挙は国家的なドラマであるだけでなく、近代日本政治を映してきた名門一族の物語の新たな幕開けでもあるわけだ。
家族的な趣をさらに深めるように、由紀夫がその座を狙う首相の麻生太郎は、1955年の自民党結成の前に、由紀夫の祖父に政権を奪われた首相の孫だ。
鳩山家の名声は、日本の多くの政治体制の原点と同様、1868年の幕藩体制崩壊に続く数年間に始まった。開国が進んだおかげで、有能な武士の息子、鳩山和夫は米エール大学で法律を学ぶことができた。彼は自由主義と民主主義への誓いを胸に米国から戻り、1896年、帝国議会時代の衆議院議長としてそれらを追求した。
その継承が息子に政界入りの道を開く。一郎は1930年代の軍国主義に反対し、1943年には一握りの議員とともに東条英機率いる内閣に否決票を投じた。日本の敗戦後、首相に就くはずだったが、占領米軍に親ナチスの疑いを持たれ、5年間の公職追放処分を受ける。
復帰すると、一郎は麻生太郎の祖父である吉田茂を倒して首相の座に就き、保守合同を指揮して、自民党を国会における一大勢力にした。
一郎の息子の威一郎は外務大臣になり、孫の邦夫と由紀夫が自民党の国会議員に選出されると、米国のケネディ兄弟と比べられるようになる。だが、自民党の傾く命運を映して、兄弟は1990年代初頭に自民党を離党。そして今、由紀夫はあと数日で、誕生10年の民主党を自民党を凌駕する大勝利に導くところまで来た。
日本人の中には、控えめな由紀夫が首相としてどれだけ有能か疑問に思っている人もいる。これまでのところ、一族が残した歴史的な影響は、驚くほどわずかだ。一郎はソ連との国交を回復したが、日本の平和憲法を修正するという目標はかなえられなかった。円をデノミしようとする威一郎の試みも、同じように無駄に終わった。
近年では、一部の政治アナリストが由紀夫のことも軽量級と一蹴している。だが、日曜日にすべてがうまく運べば、彼は鳩山一族がその名声に値することを世に示すチャンスを手にする。
(文中敬称略)
By Mure Dickie and Michiyo Nakamotoc The Financial Times Limited 2009. All Rights Reserved.
4739
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/30(日) 15:23:49
>>4735-4738
良い記事ですね。
> 約54年前の結党以来、自民党が野党の座に甘んじた時期は11カ月間にも満たない(有権者が拒絶
> したというよりは、党内分裂の結果だった1993年から1994年にかけての一時期)。
そのとおり。
> 実際、本当の問題は、なぜ今自民党の凋落が確実なように見えるかではなく、むしろ、どのようして
> それがこれほど長い間先延ばしされてきたかだ。
うむうむ。
> ただ、非自民党政権の短い期間は、1つの重要な遺産を残した。比較多数得票主義の小選挙区制と
> 小選挙区の得票数に基づく比例代表制を組み合わせた新たな選挙制度である。
> コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が1999年の著書『The Logic of Japanese Politics
> (邦題:永田町政治の興亡)』で述べている通り、小選挙区制によって、有権者はもはやライバル関係
> にある自民党候補者の中から選択することができなくなり、政府への反対票は常に別の政党への
> 賛成票を意味するようになった。
> 「新たな制度は、選挙を現政権の実績評価にしてしまうような行動を有権者に促す」とカーティス教授は
> 書いている。
これが政権選択選挙の第一にして、最大の原因でしょうね。
> 最近の自民党政権に目ぼしい実績がないことを考えると、自民党が生き残ってきたのは有権者の
> 忠誠心というより、信頼に足る代わりの政党になれない野党各党によるところが大きい。2001年から
> 首相を務めた自民党の小泉純一郎氏は、選挙で再生をもたらした。だが、それは自民党の過去の
> 政策と党内派閥政治からの決別を訴えての勝利だった。
> 自民党参議院議員の山本一太氏は、党の変革について誤った期待を抱かせたのは小泉氏だと言う。
> 「自民党は既に恐竜だったし、小泉氏が登場していなければ死んでいただろう」と山本氏は言う。
> そして、自民党は治癒したわけではなく、単に「生命維持装置」につながれただけだと付け加える。
> 有権者に対する小泉氏の根強い人気は、時代遅れと見られる制度を刷新するために、党や官僚の
> 利益に挑戦することを厭わない活力ある指導者を待ち望んでいることを示している。だが、小泉氏が
> 退いてから自民党は小泉氏の改革から後戻りし、党に批判的な地方の有権者をなだめることもなく、
> 都市部の支持者を遠ざけるだけだった。
これが第二でしょうか。
相変わらず一太は、自分と関係のないことだと、国民視線に立った分析ができるなあ。
4740
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 15:54:08
投票行ってきました。
神奈川県内でも屈指の低投票率エリアの我が選挙区ですら、いつもより人がやや多めな感じでした。
出口調査は共同とNHKがやってましたね(2社以上は初めて)。特にNHKは気合入ってましたよー
4741
:
けん
:2009/08/30(日) 16:59:20
>>4740
神奈川何区在住なんですか?
神奈川県は民主党の組織が上手く機能していない為に基礎票が読みにくいことが出口調査ポイントを増やす要因ですね。
横浜市長選挙とダブルの地域は投票率が高いでしょうね。
雨で終盤に伸び悩む心配もありますね。
4742
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 17:49:47
>>4741
03年に新設された18区民です。
川崎は横浜と比べてもいっつも投票率が低めなんですよねー。地域への帰属意識が低いからかな?
4743
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 18:04:02
どの業界かちゃんと書いてくれないとな。
>陣営を勢いづかせているのは、旧来、自民を支持する業界団体の一部が藤村氏の支援に回っていることだ。
渡嘉敷は頑張ってるようですが,自民党所属という本質の部分で方向間違っちゃってるからなー。
注目区を歩く:’09衆院選/3 7区 業界団体の一部、民主支援 /大阪
◇地道に4年自民「落下傘」 共産はイメージ一新、諸派も出馬
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/27/news/20090826ddlk27010318000c.html
衆院選公示から1週間の24日夜、吹田市内のホテルで小泉純一郎元首相がマイクを握り、隣に座った自民前職の渡嘉敷奈緒美氏を持ち上げた。「渡嘉敷さんは典型的な落下傘候補だったが、うまく着陸して地元市議、府議とも親しくしている。異例中の異例だ」
4年前、府連の公募で解散後の出馬表明にもかかわらず「自民不毛の地」ともいわれる7区で、民主前職の藤村修氏を破った。小泉ブームの象徴的存在になったが、今回は一転、逆風に見舞われる。「与えられた条件の中でベストを尽くすのが政治家。逆風は試練」と自らを奮い立たせる。
「一夏で参加する盆踊りは150回。全国の国会議員で多分一番多い」と公言。地域住民同士のきずなの強さを紹介するための表現だが、「落下傘」のイメージをぬぐい去るため、渡嘉敷氏は当選後から地元行事に積極的に出席してきた。地元府議は「ひざ詰めで話ができる。それまで遠かった国会議員のイメージが変わった」と舌を巻く。
■ ■
「オセロが白から黒に変わるように、情勢は1週間で変わる。全く予断を許さない」。22日朝、吹田市内の駅前に立った藤村氏は、世論調査で優勢が報じられる現状に上滑りを警戒した。
05年の郵政選挙では03年を約1万2000票上回る8万4373票を獲得したが、敗れた(比例で復活当選)。「まさか負けるとは。あの時は雲の上に異常な竜巻のようなものが舞った」。振り返る言葉に実感がこもる。
「政権交代」のワンフレーズを繰り返すことに当初は抵抗もあったという。だが今は「有権者に受け入れられている。前面に出して強く訴えたい」と立場を鮮明にした。無党派層の反応に加え、陣営を勢いづかせているのは、旧来、自民を支持する業界団体の一部が藤村氏の支援に回っていることだ。陣営は「社会保障費削減など小泉改革への反発がこのような流れをつくっている」と分析する。
■ ■
自民、民主の対決に埋没しないよう、これまでとは違った形で選挙戦を展開しているのが、共産新人の駒井正男氏だ。選挙ポスターの背景の色は、党公認候補の多くが使う赤色ではなく、新鮮さをイメージした緑色。従来の支持層の一部からは異論もあったというが、陣営幹部は「候補の若さを生かし、PRするため」と期待する。民青同盟府委員長を務めた経験も生かし、青年の雇用問題などに熱弁をふるっている。また、幸福実現新人の水沼義隆氏も出馬している。【佐藤慶】
==============
駒井正男 42 共新
水沼義隆 35 諸新
藤村修 59(5) 民前=[社][国]
嘉敷奈緒美47(1)自前=[公]
毎日新聞 2009年8月26日 地方版
4744
:
さっぽろ・しろいし一区民
:2009/08/30(日) 18:16:11
先ほど、投票してきました。
私の選挙区は、札幌の北海道3区ですので、
もちろん小選挙区「荒井さとし」さん、比例区「民主党」。
国民審査は「那須」「涌井」2名に「×」としました。
ちなみに、私はセクシャル・マイノリティですので、
「異性装」そして「化粧」で、投票しましたが、
全然OKでした。投票用紙の氏名が戸籍氏名なのが
唯一気に入らなかっただけです。
いつの日か、「性同一性障害者の悲痛な叫び」がこの掲示板に
書かれていましたが、まったくおっしゃる通りです。
でも、民主党政権なら実現できるものと信じています。
ところで、北海道の開票速報シナリオ
開票0%で当確 1区 横路、4区 鉢呂、8区 逢坂、9区 鳩山、
10区小平
1%〜20%で当確 2区 三井、3区 荒井、6区 佐々木
21%〜50%で当確 12区 松木
51%〜80%で当確 11区 石川
81%〜99%で当確 5区 小林、7区 仲野
と予想します。
全国的にも、民主候補のゼロ打ち当確ラッシュでしょうか?
4745
:
二階席
:2009/08/30(日) 18:33:31
もうすぐということで、皆さんゼロ打ちの予想も始まりましたね。
宮城県は、3区以外はゼロ打ちの可能性大です。
福島県は、2区以外はゼロ打ちではないでしょうか。
そして、茨城県あたりは珍しくどの区もゼロ打ちできないのではないでしょうか。
4746
:
二階席
:2009/08/30(日) 19:33:10
そしていよいよ覚悟を決めた、かな?
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009083001000448.html
敗北なら党総裁も辞任 首相対応で政府筋
政府筋は30日夜、衆院選で与党が過半数割れして政権交代が確実になった場合、
麻生太郎首相は自民党総裁も辞任せざるを得ないとの見通しを明らかにした。
後継総裁を選ぶ総裁選の日程は具体的には何も決まっていないとした。
自民党が厳しい情勢を踏まえ「首相とまだ相談していないが、負けて総裁に
とどまることはできないだろう」と述べた。
4747
:
いだっち
:2009/08/30(日) 19:43:53
名前だしお久です。
投票率73%といったところでしょうか。
どなたか両党本部と官邸の動きしりませんかんねえ
4748
:
チバQ
:2009/08/30(日) 19:48:14
残り14分
部屋の掃除も終わり、開票チェックシートの準備も終わり・・・
目下の悩みは8時はどこのチャンネルをチェックするかです。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161942.html
第45回衆院選 全国で投票が続く中、各党党首の動きを追いました。
ついに訪れた「審判の日」。自民、公明連立政権の継続か、民主党中心の政権誕生か。全国で投票が続く中、各党の党首の動きを追いました。
政権選択が最大の焦点となった今回の衆議院選挙。
全国およそ5万1,000カ所の投票所には、多くの有権者の姿があった。
かつてない注目を集めた今回の選挙。
投票の結果を待つ各党の党首の動きを追った。
自民党の麻生総裁は、午前中は公邸で過ごし、午後、行きつけの理髪店へと向かった。
午後10時ごろには自民党本部に入り、審判の結果を待つ。
一方、民主党の鳩山代表は、すでに期日前投票を終えていて、夜には民主党の開票センターに入り、国民の選択を見守る。
公明党の太田代表は東京都内で午前中、投票を済ませ、投票後には「1つでも2つでも議席を増やしたい」と語った。
千葉・船橋市内で投票を済ませた共産党の志位委員長は、どの比例ブロックにも勝利の可能性があると、自信を見せた。
社民党の福島党首は、神奈川・川崎市内で投票を済ませ、「手応えはあった。結果に結びつくことを祈ります」と語った。
午前中に富山県内で投票を終えた国民新党の綿貫代表は、夜には党本部に入り、開票を見守る。
すでに投票を済ませているみんなの党の渡辺代表と、改革クラブの渡辺代表は、30日夜、それぞれの開票センターなどに向かう予定。
また、新党日本の田中代表は30日夜、兵庫・尼崎市の事務所に入る予定だという。
(08/30 18:10)
4749
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 19:48:53
>>4744
おお,なんと。知りませんでした。
>セクシャル・マイノリティ
民主党政権は少数派への配慮も忘れないリベラル政権であって欲しいですね。
奈良は0打ちは馬淵だけでしょうね。
京都は前原・山井辺りか。両方とも自民若いし少しは粘るかなー
静岡はナベシュウ・細野辺りが早いでしょうけど。。
茨城は今回は何処も激戦で0打ちなさそうですね。
4750
:
チバQ
:2009/08/30(日) 19:49:18
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090831k0000m010035000c.html
衆院選:午後6時の投票率48.40% 前回やや下回る
第45回衆院選は30日午前7時から全国で投票が始まった。総務省の発表によると、午後6時現在の投票率は48.40%(男性49.11%、女性47.74%)で、前回05年衆院選の同時刻より1.60ポイント低い。一方、29日に締め切った期日前投票は1398万4866人(全有権者数の13.40%)と前回の1.56倍で、過去3回の国政選挙で最も多かった約1080万人(07年参院選)を超え、過去最多となった。最終的な投票率は前回の67.51%(小選挙区)を上回りそうだ。
午後6時現在の投票率を都道府県別にみると、島根が最も高く60.02%。次いで▽岩手57.46%▽山形56.86%▽新潟56.51%▽鳥取56.33%−−が上位を占めた。一方、最も低いのは沖縄の43.08%。3大都市圏をみると、東京は46.50%、愛知は44.40%、大阪は47.66%だった。
一方、期日前投票はすべての都道府県で前回05年よりも伸びた。増加率が最も高かったのは秋田の1.79倍。次いで▽沖縄1.74倍▽愛媛1.72倍▽徳島1.70倍▽山梨1.69倍−−と続いた。投票者数でみると、最も多かったのは東京の145万4116人。次いで▽神奈川94万2701人▽大阪83万3696人▽愛知82万3466人▽埼玉70万4504人−−だった。
投票は一部の投票所を除き、午後8時で締め切られる。【石川貴教】
4751
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 19:51:51
>>4747
おお,おひさっすヽ(´ー`)/
>>4748
取り敢えず4ch(毎日)と6ch(朝日)つけてますた。
リモコン握って2ch(NHK)と8ch(フジ)も両睨み♪
テレビもっと欲しいw
4752
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 19:53:29
こんなにワクワクするのWBCの決勝以来だw
4753
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 19:55:15
NHKはじまりましたねー
4754
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 19:57:33
テレ朝、TBSもきた
4755
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:01:56
テレ朝だけが自民100超え
他は100以下
4756
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:01:56
自民脂肪ワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
4757
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:01:57
だいたい民主300越え,自民100内外ですね
4758
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:02:28
大泉0打ちかよ!
4759
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:02:34
海部落確w
4760
:
真央ちゃん
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/30(日) 20:02:46
みんなの党が強い件
4761
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:03:03
なんか結構あっさりしてるなwwww
あとは俺の票が死に票にならないかの闘い
4762
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:03:40
伊吹もらくせんきたー!
4763
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:04:01
石原三男脂肪ザマアwwwwwwwwwwwwwwwwwww
4764
:
北海道1区
:2009/08/30(日) 20:04:24
北海道11区 民主党石川 当確になってました。0打ちでした。
中川酒 小選挙区落選
4765
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:04:27
武部ザマアwwwwwwwwwwwwwww
4766
:
真央ちゃん
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/30(日) 20:04:36
山崎拓落選確実@TBSラジオw
4767
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:05:02
進次郎消えろやかす
4768
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:05:29
森元オワタwwwwwwwwwwwwwwww
4769
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 20:05:33
なんだこの数字…
マスコミの予想が当たってしまうとは思わなかった
4770
:
やまたん
◆CT.DMZiSxE
:2009/08/30(日) 20:05:37
高市もしぼんぬでおけ?
4771
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:06:13
小泉は当選みたいッスね
4772
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:06:39
展開速くて着いてけね
4773
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:06:46
352 : ◆SEXhsKF7.. :2009/08/30(日) 20:06:11.72 ID:7OYA/TkC
分度器キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!@福岡7
353 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 20:06:11.78 ID:/ZGzDEkv
福岡7イーブンwww
4774
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:07:17
横須賀民度低すぎwwww
4775
:
二階席
:2009/08/30(日) 20:07:18
古賀、落としたい>>福岡7
4776
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 20:07:52
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/flash/index.html
NHKの当確結果です。
4777
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:07:52
ガースーーーーーーーーー
涙目?wwwwww
4778
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:08:19
森岡順当♪
谷田川も♪
都市部軒並み0打ちですな。
4779
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:08:30
フジテレビで千葉1〜10・13区民主当確
4780
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:09:07
ガースー元気ねーんじゃね?wwwwwwwwwwwwwwww
4781
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:09:24
600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 20:08:46.15 ID:9cYD10jV
わかるところだけ埋めてみた。他よろ。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃第45回衆議院議員選挙出口調査.. ┃
┣━━┳━━┯━┳━━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┫
┃ ┃自民│公┃民主│社│共│国│日│皆│大│他┃
┣━━╋━━┿━╋━━┿━┿━┿━┿━┿━┿━┿━┫
┃NHK┃ ***.│**┃ ***.│**│**│**│**│**│**│**┃
┃ ┃ 〜│〜┃ 〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃
┃ ┃ ***.│**┃ ***.│**│**│**│**│**│**│**┃
┃NNN┃ *96.│23┃ 324.│*8│10│*4│*?│*?│*?│15┃
┃JNN┃ *97.│20┃ 321.│11│12│*3│*2│*7│*?│*7┃
┃FNN┃ ***.│**┃ ***.│**│**│**│**│**│**│**┃
┃ANN┃ 106.│23┃ 315.│*7│12│*3│*?│*?│*?│14┃
┃TXN┃ ***.│**┃ ***.│**│**│**│**│**│**│**┃
┗━━┻━━┷━┻━━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┛
4782
:
二階席
:2009/08/30(日) 20:09:29
よっしゃ、赤城落ちたーーー>>茨城1区
4783
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:09:49
>>4770
激戦だったんでねー。0打ちは無理かと。
4784
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:10:05
697 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 20:09:44.17 ID:gT8gIA3P
島村落選キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
4785
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:10:40
自民党はうちの爺さんの仇
「小泉は国を滅ぼす」が爺さんの遺言
自民ザマアwwwwwwwwwwwww
長かったよ
4786
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:10:58
後藤@長野4,野田落とせて感激!
4787
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:11:33
TBS 和歌山349%並ぶ
東京12 青き余裕
兵庫8 田中43%
東京10 50%超えてた
東京1 も50%超えてた
4788
:
やまたん
◆CT.DMZiSxE
:2009/08/30(日) 20:11:52
奈良3奥野逝ったー
4789
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:11:54
塩谷もおちたか!
4790
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:13:00
中川酒落選wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ザマアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
4791
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:13:20
>>4785
勝つ方がすきやねぇw
4792
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:14:17
町村落選確実だなwwwwwwwwwwww
4793
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:14:17
テレ朝 三重1 ナカイ 頭角
滋賀独占
京都 1〜4・6区民主
大阪1〜4、6〜12、14〜19あたりまで
北側・中山爺落選確実
4794
:
やまたん
◆CT.DMZiSxE
:2009/08/30(日) 20:14:39
既出だろうけど北川ざまぁwwwww
冬柴wwww
うぇっwww
4795
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:14:40
テレ朝
兵庫8 日本田中当選
4796
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:14:41
康夫当選きた!!
4797
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:15:14
和歌山1/2区も0打ちか〜
4798
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:16:17
>>4791
つか、これまで9年間小泉信者から始まって
世を忍ぶ仮の姿、ホメ殺し作戦だったわけですよ
マジな話
この日を待っていた
4799
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:16:37
流石に森山@鹿児島50うちかー
4800
:
やまたん
◆CT.DMZiSxE
:2009/08/30(日) 20:16:51
朝日のインタビュートップは馬淵!!
まぶち!まっちょ!かっこええ!!
4801
:
MJ
:2009/08/30(日) 20:18:36
とは様ごぶさたです。
スレ違いですみませんが社共意外と善戦かなあ?
社民なんかてっきり小2比1計3まで落ち込むかと
最悪も想定してましたがこれだと保坂氏もひょっとしたら…
4802
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:19:06
小泉旋風以降、ネトウヨが幅を利かす某巨大掲示板の中で
アホウヨに身をやつして、自民小泉信者がいかにアホかを
実演し続けてきたんです
4803
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:20:04
正直、これまで誤解させてスマンかった
4804
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:20:32
チバQさん注目の宮崎2区残念
4805
:
ミンス党はわしが育てた
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:21:15
小池終了ww
4806
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 20:21:27
いやすごい。
4807
:
二階席
:2009/08/30(日) 20:22:03
公明は20までは確実に減らしそうですが、あとどれくらい減るか??
共産は作戦勝ちですな。
これで今後も10議席は取り続ける形ができたんちゃいますか?
4808
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:23:26
>>4800
かっちょよかったっす。将来の民主背負う感じにそだちましたねー。
>>4801
辻元も順当に取りましたしね。
比例もスレ違いじゃないのでご安心を。
保坂の当落が一つの注目っすね
>>4802-4803
まあそーゆーことで納得しときますよw
4809
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 20:23:53
二階ギリギリww
4810
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:23:57
ANN
森49.6
田中49.5
4811
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:23:59
森,出口で0.1%差!
う〜ん。
4812
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:24:56
福田康夫、二階あたりがどうなるかだな
コレは
4813
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:24:57
との亀は厳しいな
4814
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 20:25:42
しゅーちょくも無理ぽ
4815
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:26:00
>>4804
残念です
後は熊本5です
(岐阜1は余裕ですね)
4816
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:26:12
武部小選挙区落選しましたwwwwwwwwwwww
4817
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:26:25
高地1は自民か?
4818
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:27:14
山拓はもうムリポ
4819
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 20:27:17
福井照と大二郎競り合い
クニを美妙に優利
麻生リードも微妙・・
4820
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:28:07
福田は僅差で三宅の下ですねー。
森もおとしたいなー。
小池は落とせるんちゃうか
江端49.7
小池42.9
共産7.4
4821
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:28:27
713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 20:27:39.31 ID:8LxsmwK4
NHK出口調査
負け
町村 中川酒 津島の息子 赤城バンソウコウ 笹川総務会長 与謝野 堀内元総務会長
石原3男 小池百合子 野田聖子 片山さつき 海部元首相
松浪の息子 北側幹事長 二階 中川幹事長 エロ拓
ギリギリ
浜田防衛大臣 冬柴 鳩山くにお 麻生太郎w
4822
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:30:23
751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 20:29:41.01 ID:4QSpDLmU
朝日、今の時点でもう民主が安定多数超えちゃってるよ
4823
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:31:41
福田49.2
久間46.4
山崎1.8
4824
:
二階席
:2009/08/30(日) 20:31:51
岩手も総取りですね、こりゃすごい。
4825
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:32:21
785 :研究立志編(旧・陸の炎) ◆sK0Q25KHF2 :2009/08/30(日) 20:32:00.48 ID:q7ZmYrTt
美絵子 五分
雪子 半歩リード
衣里子 一歩リード
たまらん
4826
:
真央ちゃん
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/30(日) 20:34:14
田中真紀子って,だいぶ嫌われてるんですね。
野田聖子もそうだったけど。
4827
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 20:34:53
江田と、平沼と、城内に取られたのは残念……。
4828
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 20:35:53
>>4760
みんな3〜10って。。by NHK
どこだ?
4829
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:37:42
テレビ朝日・朝日新聞にて
北海:民主全部
岩手:民主全部
宮城:1〜5民主、6自民
福島:民主全部
山形:1・2民主、3自民
青森・秋田:1が民主
→秋田2・3、青森2〜4が未決
4830
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 20:37:56
比例何議席他党へ分配されるんでしょうね・・・
4831
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:40:27
群馬:2民主、5自民
栃木:1・2・4民主、3みん
茨城:1・3・5・6民主
埼玉:11小泉、他民主
→群馬1・3・4栃木5茨城2・4・7未決
4832
:
二階席
:2009/08/30(日) 20:41:38
>>4830
5議席くらいいっちゃいそうですね。
近畿3、他で2くらいかなぁ・・・。
4833
:
北海道1区
:2009/08/30(日) 20:42:21
北海道5区 民主党小林 出口調査で60%獲得
町村は厳しいかも。
比例復活はサバイバルだな…
4834
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:44:31
千葉:11・12以外民主
神奈:1・3・5・7・910・12・14・16・18民主
8みんな、11自民
山梨:全部民主
東京2・3・4〜6・9・13〜15・17〜24民主、25自民
4835
:
二階席
:2009/08/30(日) 20:46:01
NHK出口では森元総理小選挙区落選?と出ました??
4836
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:47:54
新潟・長野:全部民主
富山2:自民
未決→富山1・3、石川、福井
静岡:7が無、他は民主
愛知:全部民主
岐阜:1・3・5民主
三重:1〜3民主
→岐阜2・4、三重4・5未決
4837
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:50:05
めんどくさくなってきた
京都5未決
奈良2.4未決
和歌山3未決
兵庫9自民
大阪5・13未決
他民主系
4838
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:52:11
鳥取・島根1区自民、2組決
岡山2・4民主、3平滑
広島1・4未決 他野党
山口:2民主、他自民
香川徳島1・2民主 3未決
愛媛3民主
高知2自民
4839
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 20:53:26
中川秀直&邦夫はテレ朝出口調査ではリード
4840
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:54:58
福岡6・7未決 8・11自民 他民主
長崎1・4民主 2・3、未決
佐賀1民主、2未決、3自民
熊本1民主、4自民他未決
大分1・3民主、2未決
宮崎1川村 2・3自民
鹿児島1民、3国、5自民、2・4未決
沖縄全部野党
4841
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:55:11
深谷負け
4842
:
新潟6
:2009/08/30(日) 20:56:05
>>4826
真紀子は無所属の方がよかったのでは。
アンチがもともと多かったですが、民主入りで越山会以来の自民票を失いましたかね。
新潟も民主独占の勢いですが、一番知名度のある真紀子だけが当確でてないです。
4843
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:56:41
額賀、ニワダメだな
4844
:
チバQ
:2009/08/30(日) 20:57:19
あれ?北海道7民主当確消えたか?ANN
4845
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 20:58:36
林防災なんとか、森法相、与謝野、
あと俺の富田ダメポ
4846
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 20:58:48
NHK
茂木富岡大接戦
谷田川優位
金子わずかにリード
浜田わずかにリード
保坂苦しい
平沢優位
4847
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 21:00:23
NHK@首都圏
スガやや不利
元逗子市長とあさお競り合う
甘利けっこう引き離される
4848
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:00:34
ANN未決区
北海道7
青森1〜3
秋田2・3
茨城2・4・7
栃木5
群馬1・3・4
千葉11・12
神奈川2・4・6・13・15・17
東京1・4・8・10〜13、17
新潟5
とやま2・3
石川全部
福井全部
4849
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:00:47
しぶといっすね>秀直・邦夫・森元
民主候補もう一伸びしないかなぁ
4850
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:01:26
社民党当確第1号は照屋か
4851
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:02:09
太田レ●プマン落選
4852
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:02:39
岐阜2・4
三重4・5
京都5
奈良2・4
和歌山3
大阪5・13
岡山1・5
広島1・4
鳥取2島根2
4853
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:04:09
>>4849
森元は少なくもと比例であがってきそうですね
4854
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:04:18
>>4842-4843
元来の支持者はけっこう頑固で古いんですね。
4855
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:06:02
えひめ1・2・4
香川3
徳島3
高知1・3
福岡6・7
長崎2・3
佐賀2
大分2
熊本2・3・5
鹿児島2・4
4856
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:06:35
こういうところで小沢が出てくるのは珍しいな
4857
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:09:07
鳩山政権 嵐の中での船出 ってとこですか!?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090830-OYT1T00378.htm?from=main5
関東地方、31日昼前に暴風域の恐れ…台風11号
台風11号は30日午後7時現在、八丈島の南南東約190キロにあり、1時間に約15キロの速さで北北西に進んでいる。
気象庁によると、中心の気圧は980ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は30メートル、中心から半径60キロ以内では風速25メートルの暴風が吹いている。
関東地方は31日昼前から台風の暴風域に入る恐れがある。
同日午後6時までの24時間に予想される雨量は、関東地方の多いところで300ミリ、東北地方の多いところで150ミリに達する恐れがあり、気象庁は土砂災害、河川の氾濫などに注意を呼びかけている。
(2009年8月30日20時19分 読売新聞)
4858
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:10:44
ANNの出口だと仁木も有利みたいっすね〜。
ここは減員されるかもなので3選挙区独占はちょい大変かも。
4859
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:11:49
自民党3役辞任へ
4860
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:13:40
神山@神奈川17も普通に当選ですね。
時代だー。
4861
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 21:15:27
福田康夫とか田中マキコとか
一般人にとって「過去の人」になりかけの人は与野党問わず苦戦気味の印象。
4862
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:17:14
>>4859
幹事長代理もみたいですね
4863
:
真央ちゃん
◆MACDJ2.EXE
:2009/08/30(日) 21:19:53
富山3区に関しては,金曜,高岡に父親と飲みに行った時に,
代行のおじさんに,相本さんすげー評判悪くて,同級生にもちゃんと応援してもらえないとかいう話をたくさん聞かされましたw
4864
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:20:09
121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:13:38.89 ID:iegPgbbJ
MBSの開票特番より
894 名前: LIVEの名無しさん [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 21:05:00.06 ID:0n1kJ2zo
公明の大物議員が苦戦してる話でざこばが一言
「落ちるって事は、信心が足らんって事ですか?」
凍りつくスタジオ
そして角が一言
「せ、政教分離ですから・・・」
ざこば
「さよか、えろーすんません」
4865
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:20:58
125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:14:13.25 ID:dOQfof+I
神奈川13 甘利が不利@nnn出口
青森3 大島やや不利@nnn出口
126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:14:22.80 ID:N1cy0Ocs
>>120
そうだよ
岡平の下限と村上の上限が2千くらい@nnn
138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:15:50.35 ID:L/8Kb3r+
>>124
テレ朝予測 0.1ポイントの接戦<石川 森
野田は愛知の自民惨敗で比例の当選確率上がってる
4866
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:22:36
>>4864
さこば…w
4867
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:23:32
>>4865
まさかの岡平さまないかな??
4868
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:23:45
海部落選だって
4869
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:24:20
187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:23:10.50 ID:Gx5ap+vy
【元与党の小選挙区模様】
(落選)
武部
中川(酒)
伊吹
笹川
海部
町村
与謝野
山崎
久間
野田
太田
北側
冬芝
(崖っぷち)
森
二階
鳩山
小池
4870
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:25:51
>>4858
210 :RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI :2009/08/30(日) 21:23:33.77 ID:vLz/sw63
仁木当選!!!!
4871
:
二階席
:2009/08/30(日) 21:26:15
共同通信によれば、推定70%届かないとのこと(投票率)
4872
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:26:31
進次郎当確とか信じられん
横須賀はどれだけ民度が低ry
4873
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:27:06
淡路島自民
4874
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:28:01
231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:23:55.18 ID:UWte7Hlf
NHKで前山さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
ってか地元にいるのかよw
245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:24:10.14 ID:M26nqnmx
よし、茨城3とった!
281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:24:53.84 ID:/aETJvyx
愛知は殆どダブルスコアで自民壊滅@NHK愛知
4875
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:29:40
438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:29:04.97 ID:xVUJIFJE
テレ朝福田康夫当確
4876
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:30:24
ニワンゴ、小選挙区落選
4877
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:30:26
川条怒るw
4878
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 21:30:35
70%越えならず……。
70%越えてたらもっと勝ったかなぁ……。
http://www.47news.jp/FN/200908/FN2009083001000645.html
推定投票率は69・52%
共同通信社が午後9時現在で集計した衆院選の推定最終投票率は69・52%。
2009/08/30 21:12 【共同通信】
4879
:
二階席
:2009/08/30(日) 21:30:45
東京1区与謝野、小選挙区落選。
(共同通信)
4880
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:31:06
463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:29:30.35 ID:CwBdnXNz
大阪2区萩原当確@国営
4881
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:31:21
>>4875
まじかー。。くそぅ。
4882
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:31:46
524 :大公自政権禍津YHVH大神官 ◆1D.es.SOKA :2009/08/30(日) 21:30:41.70 ID:HxmA8pns
クックック・・・
(政府筋)自民は100議席行けば御の字
だれだコイツはww
4883
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:32:37
西村チンゴ落選
4884
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 21:32:54
国営
江藤拓当確
町村小選挙区×
4885
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:33:03
MBS 谷垣と小原も1ポイント差
4886
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:33:07
投票率は69%前後
575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:31:32.47 ID:keIcv0iF
花付けるの大変だな民主
4887
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:33:09
町村、船田落選
4888
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:33:56
633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:32:46.11 ID:nGQqq4H9
山岡Jr当選確実w
4889
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:35:36
勃つ●
4890
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:36:31
おrz。。解ってたけどね・・
4891
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 21:37:36
NHK、21:35現在、麻生に当確を出していない。
4892
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:37:43
中山太郎取材拒否。年甲斐ねーなー
4893
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:38:00
伊吹文明小選挙区落選wwwwwwwwww
4894
:
二階席
:2009/08/30(日) 21:38:36
勝栄きたー
4895
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:38:46
小選挙区、俺の死に票確定
4896
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:39:34
>>4891
まさかが此処であったら楽しいなw
>>4894
くそー。久美たんには期待してたのにねー
4897
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:39:34
893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:38:12.69 ID:wYxl1TnI
NHK石原当確
4898
:
二階席
:2009/08/30(日) 21:41:04
ひょっとこ太郎やっと当確
4899
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 21:41:09
21:40 NHKやっと麻生に当確
4900
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:42:34
北側落選wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
4901
:
二階席
:2009/08/30(日) 21:43:04
東京の小選挙区は野党で22勝いけそうですね。
4902
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:44:16
93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:42:25.34 ID:hDNKL/Gk
愛たん当確キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!@テレ朝
4903
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:44:26
>>4901
石原・平沢・井上以外って事ですね。
有田はどうなってたでしたっけ?
4904
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:45:39
結局、俺の票はどっちも死に票か?
4905
:
二階席
:2009/08/30(日) 21:48:22
>>4902
もはや順当な世界・・・。
これ公明、というより創価学会ショックでしょうなぁ。
4906
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 21:48:41
21:45 ANN・朝日 福田康夫に当確
4907
:
二階席
:2009/08/30(日) 21:49:28
島根2区!!
ちょっとずつ差が詰まっている・・・。
細田当選らしいので、ここは竹下を落としたいところ。
4908
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 21:51:23
374 名前:ローカル私鉄沿線住民 ◆4MAJLu0D5c [sage] 投稿日:2009/08/30(日) 21:48:34.09 ID:sQ5NyJAq
>>306
愛媛2区
TBSで社民岡平当確
NHKの出口調査で社民岡平優勢
4909
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:51:52
>>4908
をん!?!?
4910
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 21:51:59
笹川落選
4911
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:52:24
あと注目は
青森3
石川2
和歌山3
島根2
愛媛2
福岡7
熊本5
くらいか?あとはどっちでもいいような・・・
なんかあります?
4912
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:53:31
あと広島4か
4913
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 21:56:07
北海道7も伊東の追い上げがすごすぎる。
それと横浜市長選。
4914
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 21:57:15
21:55 NHK川内に当確。やっと小選挙区当選確実です。
4915
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:57:44
733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 21:57:14.67 ID:3K/O/Jvb
自民領袖クラスで小選挙区で当確出たのは今のところ
安倍
高村
伊吹
麻生
…おいこれだけかよ!
4916
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 21:58:29
中野未完成ふけたなぁ
4917
:
チバQ
:2009/08/30(日) 21:58:59
山梨2がものすごい三つ巴
誰が当選してもおかしくないらしい
4918
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 21:59:13
愛媛2ですが
ANN・朝日
開票率1.64%
村上 誠一郎 1,600 47.06% 自民 前 〈元〉規制改革相 重複
岡平 知子 1,500 44.12% 社民 新 NPO理事 重複
楠橋 康弘 200 5.88% 無所 新 不動産管理社長
森田 浩二 100 2.94% 諸派 新 幸福実現党員
ていうか、まだ郡部だからなあ。市部で社民アレルギーが出なければ、ひょっとすると・・・
4919
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:00:54
岡平さま…(;´Д`)ハアハア
4920
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:01:36
904 :RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI :2009/08/30(日) 22:00:35.28 ID:vLz/sw63
木村太郎当選
4921
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:05:19
岡平さんすげぇ
4922
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 22:05:23
宗男当確
4923
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:06:03
88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:05:29.59 ID:f9Hdwlwo
宗男ちゃん比例当確
4924
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:06:20
あら?いつの間にか
広島は1と4以外当確出てる。
・・・まさかの野党系独占??
4925
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:07:26
TBSでは、岡平さん当確出てますね。
4926
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:07:39
朝日では和歌山3区二階ですね
4927
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:09:29
茨城!!!!!
2区
額賀が危ういよ。
これホントなの???
4928
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:10:22
秋田2区金田落選
4929
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:10:57
秋田2区川口きたー
かなり嬉しい
4930
:
やまたん
◆CT.DMZiSxE
:2009/08/30(日) 22:11:23
奈良2
高市4,289
実3,401
奈良4も劣勢か・・・
4931
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:11:32
秋田2区
249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:08:59.83 ID:UWte7Hlf
川口当確@ANN
あーあ、どうすんのよw
279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:09:27.75 ID:Czkzf+8i
>>209
二階当確小選挙区@朝日
4932
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:13:15
394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:12:19.81 ID:EZFi7O6e
北海道5区 町村信孝 落選
北海道11区 中川昭一 落選
北海道12区 武部勤 落選
茨城1区 赤城徳彦
茨城6区 丹羽雄哉
栃木1区 船田元 落選
群馬1区 尾身幸次 落選
群馬2区 笹川堯 落選
群馬4区 福田康夫 当選
東京1区 与謝野馨
東京5区 佐藤ゆかり 落選
東京8区 石原伸晃 当選
東京10区 小池百合子
東京12区 太田昭宏 落選
神奈川1区 松本純 落選
神奈川2区 菅義偉
神奈川13区 甘利明
石川2区 森喜朗
山梨2区 堀内光雄 落選
岐阜1区 野田聖子 落選
4933
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:14:08
川口は人情味があると友人から聞いてたから期待どおり
4934
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:15:16
麻生 目が真っ赤w
4935
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:15:23
麻生会見
NHKでも福田当確来ましたね。
当確ミスは難しいか。
4936
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:15:32
麻生
「反省の上に立って出直す」
4937
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 22:15:51
麻生なんか読んでる?
4938
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:16:39
ともいちゃん小選挙区はだめか
4939
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:16:47
麻生
「断腸の思い」
「結果を宿命と甘受する」
「速やかに総裁選を」
4940
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:16:50
578 :RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI :2009/08/30(日) 22:15:41.71 ID:vLz/sw63
ともいちゃん負けたーーー
582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:15:43.24 ID:JD9l/iSN
山本有二当確@ANN
4941
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:17:01
高知3区自民@朝日
4942
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:19:51
749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:18:19.39 ID:EZFi7O6e
小選挙区当落
北海道5区 町村信孝 落選 岐阜1区 野田聖子 落選
北海道11区 中川昭一 落選 静岡3区 柳澤伯夫 落選
北海道12区 武部勤 落選 静岡7区 片山さつき 落選
青森3区 大島理森 落選 愛知9区 海部俊樹 落選
茨城1区 赤城徳彦 愛知13区 大村秀章 落選
茨城6区 丹羽雄哉 京都1区 伊吹文明 落選
栃木1区 船田元 落選 京都5区 谷垣禎一
群馬1区 尾身幸次 落選 大阪16区 北側一雄 落選
群馬2区 笹川堯 落選 兵庫8区 冬柴鐵三 落選
群馬4区 福田康夫 当選 和歌3区 二階俊博
東京1区 与謝野馨 島根1区 細田博之 当選
東京5区 佐藤ゆかり 落選 岡山1区 逢沢一郎
東京8区 石原伸晃 当選 広島4区 中川秀直
東京10区 小池百合子 愛媛1区 塩崎恭久
東京12区 太田昭宏 落選 福岡2区 山崎拓 落選
神奈川1区 松本純 落選 福岡3区 太田誠一 落選
神奈川2区 菅義偉 福岡6区 鳩山邦夫
神奈川13区 甘利明 福岡7区 古賀誠
石川2区 森喜朗 長崎2区 久間章生
山梨2区 堀内光雄 落選 宮崎1区 中山成彬 落選
4943
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:21:29
NHK当確数が民主単独過半数に
4944
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:21:35
民主単独過半数。
・・・だから早すぎだってば、これ。
4945
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:23:39
神奈川で甘利も大苦戦!!
京都 谷垣厳しいぞ、こりゃ。
4946
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:23:55
竹下当確@朝日
4947
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:24:01
971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:23:04.07 ID:dw14HkNC
竹下当確ANN
972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:23:06.14 ID:OiR8xC1t
亀井殿落選か〜・・・・@テレ朝
4948
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:25:06
中山知意さんダメだったね…
4949
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:25:14
奈良04@21%
田の瀬1200票リード
大分02@67%
重野5300票リード
殿亀無理だったか・・無念
4950
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:26:03
仙谷の得票率(笑)
4951
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:28:12
殿亀惜しいっ!
4952
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:28:16
>>4928-4929
おお,キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
>>4930
厳しいですねー
まだ生駒の票が出始めたらいける。。筈。
4953
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:30:23
比例代表ですが、もしかしてそろそろ
民主の近畿は足りなくなってないですかねぇ・・・。
4954
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:31:25
358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:30:51.05 ID:FO5CgL11
加藤勝信当選か
六月残党まだあったか
4955
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:32:58
>>4954
勝信勝ちましたか〜
うむむ
4956
:
あかかもめ
:2009/08/30(日) 22:33:24
凄い事になってますねぇ。
俺にとっては後は保坂比例当選が焦点ですわ(*^o^*)
4957
:
あかかもめ
:2009/08/30(日) 22:33:35
凄い事になってますねぇ。
俺にとっては後は保坂比例当選が焦点ですわ(*^o^*)
4958
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:35:29
中国全員復活は無理ですね
458 :新聞山口男 ◆GHap51.yps :2009/08/30(日) 22:33:36.43 ID:nGQqq4H9
中国民主OUT
小室・西村・奥田・花咲
高邑・三浦・戸倉
厳しいなあ
4959
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:35:30
>>4957
いけるんじゃないですか?ぎりぎりっぽいですけど。
それもまた彼らしい。
これだけ東京で民主勝っちゃいましたからねぇ。
4960
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 22:35:50
堀内小選挙区落選
4961
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:38:16
奈良は、ここまで上々です。
問題なく全県制覇ですね。
4962
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:38:19
649 :炎の川 ◆.NMZccAvvY :2009/08/30(日) 22:37:27.57 ID:X8wmasvg
やっと坂口に当確北…笛吹市と中央市だな。
4963
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:38:26
>>4960
もはや、誰も驚かない状況ですなぁ。
4964
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:39:18
長崎2区
ANNによれば久間落選
4965
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:39:33
>>4958
流石中国だなぁ。。
4966
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:40:33
徳島全勝ですね。
仙谷王国。
4967
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:40:56
544 :醤油 ◆yxMDL5V05s :2009/08/30(日) 22:35:20.94 ID:0+xlO1HA
大阪2区川条、共産党にもリード許すwww
712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:38:58.81 ID:uCsSg2hN
>>544
ちょw
自民公認のクセに4位かよww
4968
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:41:35
東京はもはや12区ではなく11区に注目です。
有田もう少し!!
4969
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:42:00
はぁ
福井3区自民
熊本5区自民
NHK
4970
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:42:03
福井3区高木。。
4971
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:42:28
834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:41:41.74 ID:UWte7Hlf
福井3区高木当確@ANN
4972
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:42:38
二階…orz
4973
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:43:51
京都 谷垣 7割近く開いても当確出ず。
4974
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:44:01
えりたんきた!?
邦夫も来てるけど…orz
4975
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:45:06
残念……。
福岡6区自民
熊本3区自民
朝日
4976
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:45:37
福井は自民底堅い
くにおも結局強かった
4977
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:46:44
>>4976
久留米はそういう土地柄かなぁ・・・(遠い目)。
まあ、ブリジストン票という話もあります。
4978
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:47:21
×ブリジストン
○ブリヂストン
・・・でしたっけ??
4979
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:48:44
茨城 額賀も 7割空いてもデットヒート!!
4980
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:49:10
大阪13区自民……
4981
:
二階席
:2009/08/30(日) 22:49:37
えりたん!!!!やったー!!!!!!!!
4982
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 22:50:02
NHK福田@長崎2区当確
4983
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:50:31
茨城02@開票率72%
額賀200票リード
茨城04@開票率62%
梶山1100票リード
4984
:
官兵衛
:2009/08/30(日) 22:51:57
秋田二区、川口博氏当確。兵庫八区、田中康夫氏当確。By日テレ。
4985
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:52:06
ANN未決区
北海道7
青森2 :3民主、4自民 2他局で自民
秋田 :2民主系 3民主
茨城2・4・7
栃木5
群馬 :1・3民主、4自民
千葉11・12
神奈川2・13・15 :4・6・17民主
東京1・4・11〜13、17: 8自民10民主
新潟 :民主
富山2・3
石川全部
福井1・2 :3自民
岐阜2・4
三重5 :4民主
京都5
奈良2・4
和歌山3
大阪13 :5民主※大阪自公系まだゼロ議席
岡山5 :5自民
広島1・4
鳥取2
島根 :2自民 民主空白県
愛媛1・2・4
香川3
徳島 :3民主←徳島民主独占
高知1 :2・3自民なので民主空白県か?
福岡7 :6自民
長崎3 :2自民
佐賀 :2民主
大分2
熊本2 :3・5自民 5社民とれず
鹿児島2・4
4986
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:52:49
富山03@79%
橘強い27000リード
4987
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 22:53:57
北海道07といい富山03といい
元首長って強いのね
秋田02もか
4988
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 22:54:12
富山3区自民が当選
4989
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:55:28
私の先日の予想通り、伊東・武部復活の可能性が濃くなってきましたな
4990
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:55:39
鳥取2区もとられた……
320は無理だな……。
4991
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:56:20
なんと。。>鳥取2区
4992
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 22:57:56
>>4906-4097
うーん,残念。。
4993
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 22:59:50
徳島3区朝日の当確ランプ消えた
4994
:
チバQ
:2009/08/30(日) 22:59:56
ANN大阪13自民西野当確、香川3自民大野当確、東京17平沢当確
富山3自民橘当確、富山1民主村井当確、栃木5自民茂木当確
377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:54:40.71 ID:befCnu64
おいおい太田勝ちそうじゃねえかよ!!!!!
どうなってんだよ東京12区
378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 22:54:44.07 ID:KECiu/sl
富山3 橘とな 元市長強いなw
4995
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:00:54
大分2社民重野当確
4996
:
官兵衛
:2009/08/30(日) 23:00:57
富山三区、橘慶一郎当確。by日テレ。相本氏落選・・・・・。残念です。
4997
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:01:00
鳥取02は予想外だなー
栃木05茂木勝利
4998
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:01:25
>>4993
ですね。
後藤田差し切ったかな??
4999
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 23:02:54
この時間帯はなにやら自民が押し返してますねー。
まああんま贅沢出来ないけど。
鳥取2区意外ですね。。細田と石破に囲まれてて難しかったかね?
5000
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:03:08
>>4993
うおっ!?
5001
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:03:28
青森2区も自民かー
5002
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:03:43
鹿児島小里勝った
ウヨ稲田リードかよ
5003
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 23:04:09
小里…orz
5004
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:04:21
ANN
谷垣当確
5005
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:04:57
鹿児島4区もとられた……
5006
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:05:52
額賀 危うし 100票差なくなった。
5007
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:06:14
福井1区取られた
5008
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:06:27
糸川も97%で1700リードされてる
鳥取、島根に続いて福井も自民独占濃厚
5009
:
とはずがたり
:2009/08/30(日) 23:06:57
>>5002
おいおい。駄目だなぁ,福井>ウヨ稲田リードかよ
5010
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:08:28
塩谷小選挙区落選
5011
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:10:35
古賀誠当確……
5012
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:11:07
鹿児島2区もとられた
5013
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:12:24
ANN未決区
北海道7
青森 :3民主、2・4自民
秋田 :2民主系 3民主
東北ブロック:民主落選2人→残り比例下位
茨城2・4・7
栃木 :5自民
群馬 :1・3民主、4自民
千葉11・12
神奈川2・13・15 :4・6・17民主
東京1・4・11〜13: 8・17自民10民主
新潟 :5民主
富山 :2・3自民
石川全部 ←この時間でも当確ゼロ
福井2 :1・3自民 稲田当選!?
岐阜2・4
三重5 :4民主
京都 :5自民
奈良2・4
和歌山3
大阪13 :5民主※大阪自公系まだゼロ議席
近畿ブロック 民主落選は京都5和歌山3、未決が奈良2・4
岡山1 :5自民
広島1・4
鳥取 :2自民 民主空白県
島根 :2自民 民主空白県
愛媛1・2・4
香川 :3自民
徳島3 :3の民主当確消える
高知1 :2・3自民なので民主空白県か?
福岡7 :6自民
長崎3 :2自民
佐賀 :2民主
大分 :2社民
熊本2 :3・5自民 5社民とれず
鹿児島 :2・4自民
5014
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:12:54
古賀誠当選
5015
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:13:42
岐阜2区自民
徳島逆転後藤田……
5016
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:13:46
塩谷大臣小選挙区敗退
こがまこと勝利orz
愛媛04は73%で高橋3500リード
5017
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:14:09
森法相当選しやがった
5018
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:14:18
茨城7区キシロー……
5019
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:14:45
これ300はどうなんだろう……
5020
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:15:46
ANNによる自民過半数県
富山
福井
鳥取(独占)
島根(独占)
山口
高知
宮崎
熊本
鹿児島
自民が過半数可能性のこってる県
石川(3区とも未決)
愛媛(3民主、他未決)
5021
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:16:41
岐阜4区自民金子
5022
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:16:43
茨城2区
額賀はもう落ちるんじゃない??
5023
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:17:29
奈良4区もとられた
5024
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:18:10
きしろーはまた、どっからかわからん票が出てきたか
愛媛04山本勝利
5025
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:19:18
福井自民独占
河野太郎当選
5026
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:20:55
もりよしろー当確
5027
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:21:00
ANN
野党独占
岩手
秋田
福島
埼玉
山梨
長野
(静岡) 7区は平沼G
愛知
滋賀
大分
沖縄
野党独占可能性
北海道
茨城 ※7は中村
三重
奈良
広島
愛媛
長崎
5028
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:21:12
与謝野落選 東京1区
5029
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:22:06
大村秀章小選挙区落選wwwwwwwwwwwwww
5030
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:22:32
ハマコー息子も当選
5031
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:23:46
森・・古賀・・小沢の最終日効果も阻まれたか・・
愛知大西当確で独占決定@NHK
5032
:
官兵衛
:2009/08/30(日) 23:23:56
佐賀二区、大串氏当確。By日テレ。
5033
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:26:32
さすがに抑えてきてますね
自民当確
石川2森、福井2山本、千葉11森、千葉12浜田、岐阜4金田、福岡7古賀、神奈川15河野JR
民主当確
東京1海江田
5034
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:26:50
NHKで小池、与謝野終了
5035
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:27:01
懸案の長崎03山田当確@NHK
高知01は70%で大二郎500リード
東京01与謝野、10小池負け
5036
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:28:05
林防災ナントカ小選挙区落選
5037
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:30:12
青森3区民主当確ランプ消えた
5038
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:30:33
高知1区橋本落選
5039
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:31:20
石川3区きたー
もっと民主当確が欲しい……
5040
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:32:11
北海道
民主4、自民2、大地1 のこち1
東北
民主6、自民3公明1
北関東
民主8自民4公明2共産1
南関東
民主9.自民4、公明共産1ずつ
東京
民主6自民3、公明共産1ずつ
北陸
民主5時見忘れた
東海
民主8自民3公明1
近畿
民主10自民4公明2共産1
中国
民主4自民3?公明1
四国
民主2自民1
九州
民主7自民4公明2
5041
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:32:23
額賀小選挙区落選、島村落選
5042
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:32:34
テレ朝自民100議席……
長崎3区山田!
5043
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:32:40
大二郎脂肪→福井照当確
ショッピングセンターしまむら完全落選
額賀あぼん
しっかし、取りこぼしが結構ある反面、勝ってるところは勝ってたりするから明日以降精査する必要あり。
長野05とか16000近い差で加藤学勝ってるし
5044
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:33:31
太田あきひろ落選キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
5045
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:33:39
アイちゃんやった!!!!
5046
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:34:33
青木愛!握手してもらった甲斐があった!!
5047
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:34:35
>>5037-5039
連続でマジすか?
5048
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:35:51
>>5044
きましたね、ついに。
5049
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:36:09
テレ朝当確取り消し多いな
青森3、徳島3と・・・
5050
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:36:32
大阪十五区、大谷啓氏当確。By日テレ。
5051
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:36:34
茨城4区は結局梶山か……
5052
:
官兵衛
:2009/08/30(日) 23:36:39
大阪十五区、大谷啓氏当確。By日テレ。
5053
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:36:50
長崎民主独占
5054
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:38:00
テレ朝で村上誠一郎当選
岡平は当確ミスか
5055
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:38:17
個人的一押し石川03近藤和也勝ったか。
5056
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:38:40
福井・鳥取・島根・高知が民主独占かあ
5057
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:38:58
石川1区
馳落ちた!
5058
:
あかかもめ
:2009/08/30(日) 23:40:15
東京12区来ましたね。
でも福井といい森といい思ったよか盛り返してますな。
ムカつく(-_-#)
5059
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:41:21
野田聖子小選挙区落選nhk
5060
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:43:41
浅尾・田中甲ら南関東の皆党勢が健闘
浅尾は票田鎌倉を残しているだけに一発逆転もある。
5061
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:44:24
>>5056
ごめん自民独占
5062
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:44:34
テレ朝、比例待ちの候補者特集をCM明けに流すよう(笑)
5063
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:45:15
馳のところはタマで自民粘ったがねー
三重05は76%で三ツ矢9000リード
5064
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/30(日) 23:46:16
青森の大森当確
5065
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:46:22
大島当選
5066
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:46:36
国対のプロ大島当確@NHK
5067
:
やまたん
◆CT.DMZiSxE
:2009/08/30(日) 23:46:37
奈良4orz
5068
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:46:57
青森3区自民大島当選
茨城2区自民額賀当選
テレ朝
5069
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:47:38
しゅーちょく脂肪
5070
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:47:46
奥田(笑)は落選しろ!
民主のためだ、落選しろ。
5071
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:48:42
額賀は比例じゃなかったか?
5072
:
あかかもめ
:2009/08/30(日) 23:48:45
空本来たぁぁあ!
5073
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 23:49:59
広島4 空本当確@NHK
中川は復活争いか。う〜たまらん。
5074
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:50:30
>>5071
ではないかな?と、ちょっと期待。
日付変わる前には確定しそうですね、ここは。
5075
:
小説吉田学校読者
:2009/08/30(日) 23:51:23
>>5071
額賀はNHKだと小選挙区敗北
5076
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:52:10
民主310くらいかな?さすがに3分の2は無理か・・・。
いやーむしろその方が今後を考えると良いのでは??
とってしまうと却って国会運営が上手くいかない。
5077
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:52:50
といってるそばから
国民 綿貫 落選
5078
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:53:33
感覚として新激戦区(石川2、群馬4、千葉11・12、愛媛2、熊本5、鹿児島4)
あたりは、さすがに自民が押さえてる
そんな感じがします。
5079
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:53:45
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908270314.html
綿貫民輔・国民新党代表が落選2009年8月30日23時36分
印刷
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綿貫民輔・国民新党代表が落選。比例北陸信越ブロック単独1位。議席獲得ならず。
5080
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:55:49
>>5079
本人としても本望でしょう
5081
:
SWERVES
:2009/08/30(日) 23:56:46
熊本02@46%
林田8000リード
東京11@77%
下村有田譲らず90000
5082
:
二階席
:2009/08/30(日) 23:57:49
岡山1区なんかは民主かなりリードですけどねぇ・・・。
まだまだ大票田があるのかな??
5083
:
チバQ
:2009/08/30(日) 23:59:18
東京4区は民主藤田当選か
東京4区の呪いは続く・・・
5084
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 23:59:51
北海道民主全勝ならず
5085
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:00:18
ANN 北海道7が自民伊藤当確
5086
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:00:57
あら?山形1区・・・。
議長になれないじゃん、これじゃ。
5087
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:01:17
中山知意さんの比例復活が厳しくなってきた…
5088
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:01:37
自民100
確保
5089
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:01:40
小林・伊東頑張れ!
昭一を助けろ!
町村は票を伸ばすな。
5090
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 00:01:54
北海道7 伊東が一矢@ANN
5091
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:01:56
山形1区当確ランプ消えましたね
5092
:
SWERVES
:2009/08/31(月) 00:01:57
>>5085
おお、これは番狂わせ!比例でいい線行くと思ってたけど
5093
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:02:22
山形1に北海道7と当確取り消し多いな ANN
5094
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:04:40
(笑)鹿野(笑)
新進党滅亡はこいつのせいだ、ざまー(笑)
浅尾がやはり伸びないか・・・残念。
田中甲は次の参院選でガンガレ!
5095
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 00:04:47
武部比例復活@NHK
落ちるのは町村か、中川か〜〜
5096
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:04:57
ANN
茨城2区
額賀小選挙区落選
5097
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:05:51
柿沢の当選が見えてきたな
5098
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:06:02
茨城2区石津きましたね!
>>5068
は間違いだったようで申し訳ないです。
5099
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:07:17
東京11区下村
5100
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:07:29
ANN
東京11 下村当選
東京13 鴨下落選
茨城2 額賀落選
5101
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:09:24
>>5095
武部のこったか
5102
:
あかかもめ
:2009/08/31(月) 00:10:12
北海道全勝ならずか・・・
5103
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/31(月) 00:10:40
鹿野99%で逆転
5104
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:10:50
三重5区取られた
5105
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:11:32
>>5103
しぶとい(苦笑)
5106
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 00:12:19
鹿野当確@NHK
鹿野と奥田は、心底から反省した方がいい。今の段階でもこれは言える。
5107
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/31(月) 00:13:39
NHKで藤井裕久当確
引退したんじゃなかったっけ?
5108
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:14:00
鹿野再逆転ワロスw
5109
:
官兵衛
:2009/08/31(月) 00:14:18
愛媛二区の当確が、村上誠一郎に変わりました。By日テレ。
5110
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:14:20
>>5107
可哀想に、かつぎだされたんですよ〜。
5111
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:15:09
最多得票は、あの涙の熱血漢になりそう。
横道・小林・小平の北海道勢も強い。
5112
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/31(月) 00:15:44
ガースー当選しやがった
5113
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:15:46
愛媛 塩崎 93パーセントで 全くの互角票!!
5114
:
SWERVES
:2009/08/31(月) 00:16:00
ヨシフ無理だったか
5115
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:16:11
菅当確
5116
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:16:11
九州・四国・中国は比例下位の当選は無理そうですね
逆に北海道・東北・北関東・南関東・東京・北陸信越・東海・近畿は比例下位まで当選ですかね
あまりオーバーフローはなさそうだが、東京くらいか?
(重複全員当選、下位8人 9人は当選しそう)
5117
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:17:54
北海道比例自民は武部、町村
5118
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:18:44
奈良2区 滝 当選確実(毎日)
これで比例名簿全員ですね、確か近畿は。
5119
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:19:44
>>5118
失礼しました。
3名も余ってた・・・。
5120
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 00:19:57
神奈川2 菅当確@NHK
北海道B 町村復活@ANN
中川元財務相の落選が決定。
5121
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:20:08
広島1区もとりこぼし
5122
:
SWERVES
:2009/08/31(月) 00:21:41
甘利、95%で2600負けてる
お塩先生当確@NHK
5123
:
神奈川1区民
:2009/08/31(月) 00:21:49
>>5116
近畿がかなりオーバーフローしそうです。
あと、みんなの党は近畿で獲得ですが、法定得票数
に満たないので、他党に議席を譲りそうです。
5124
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/31(月) 00:23:25
逗子の長島当確
5125
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:23:48
潮干狩りならず
神奈川4区は当選!
5126
:
あかかもめ
:2009/08/31(月) 00:24:31
がーーぁあ。
塩崎当選。
永江やや優勢って言ってたじゃん(-_-#)
5127
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:25:20
神奈川13区甘利落選!!!!!!!!!!!!
5128
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:25:53
ANNから計算
北海:比例4議席、重複北海道7 →下位3人当選
東北:比例マックス8 重複青森2・3・4→下位最大5人当選
北関:比例マックス12 重複茨城4・7、栃木5、群馬4
→下位最大8人当選【オーバーフロー1人の可能性】
南関:比例マックス12 重複千葉11・12神奈川8・11・15 未決神奈川2・13
→下位最大7人当選
東京:比例マックス10 重複17区 →下位最大9人当選【オーバーフロー1人の可能性】
5129
:
官兵衛
:2009/08/31(月) 00:26:07
神奈川一区、中林氏当確。藤井翁、当確。神奈川四区、長島氏当確。香川一区、小川氏当確。
5130
:
SWERVES
:2009/08/31(月) 00:26:09
宮島大逆転当確@NHK
5131
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:26:22
ちくしょう!昭一落選かよ!
ネウヨニートはヒマなんだから、十勝に住民票移しとけよ。
使えねーゴミクズどもがよ!
あと小林はタマ悪すぎるわ。
札幌郊外で8割もとられんなよ。
5132
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:26:30
残るは岡山1区と熊本2区。
朝日の当確ミスがなければw
5133
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:27:36
中山知意復活絶望か…
5134
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:27:52
柿沢飲酒が復活orz
5135
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 00:28:45
寝てますた。
青木が通って,秀直死亡!?
5136
:
官兵衛
:2009/08/31(月) 00:28:49
>>5129
追加で、広島四区、空本氏当確。By日テレ。
5137
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:28:54
柿沢当確
5138
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 00:30:19
>>5098
おお!?>石津
5139
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:32:18
>>5138
額賀は比例当選です。
5140
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 00:33:02
>>5126
まじかい。。くそう・・。
5141
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:33:35
昭一が落選し、永岡が当選する自民党
つーか、社民党がヤバイな。
近畿はゴミ候補だから落選が望ましいが、南関東で阿部が落選すれば政界全体の損失だ。
5142
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:37:12
北陸:比例マックス7 重複石川2、福井1・2・3
→下位最大3人当選
東海:比例マックス11 重複静岡7、岐阜2・4、三重5
→下位最大6人当選
近畿:比例マックス14人 重複京都5、奈良4、和歌山3
→下位最大13人当選【オーバーフロー5人の可能性】
中国:比例マックス5 重複鳥取1・2、島根2、山口1・3・4
広島1、岡山3・5 未決岡山1【空白区多数】
四国:比例マックス3 重複徳島3愛媛1・4高知1・2・3【空白区多数】
九州:比例マックス11 重複福岡6・7・8宮崎3、熊本3、鹿児島2・4・5
→下位最大3人当選【オーバーフロー1人の可能性】
5143
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:37:55
各地で皆党が健闘
やはり、有権者は利権より改革を求めている!
割りを食ったのは新党日本
5144
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 00:40:03
それにしても当確の取り消し多すぎますね,今回。。
5145
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:40:16
野党系から自民系に移った選挙区
・北海道2
・富山3
5146
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:40:47
最多得票は、山井でなく小林だな。
5147
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:41:02
京都 伊吹復活
ううむ。
5148
:
官兵衛
:2009/08/31(月) 00:41:27
神奈川十三区、橘氏当確。By日テレ。
5149
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:41:30
阿部知子 ANNで当確
5150
:
官兵衛
:2009/08/31(月) 00:43:23
>>5145
北海道二区ではなく、七区ではないでしょうか?
5151
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:43:33
高知が比例も空白区の可能性が・・・
5152
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 00:43:53
山拓の落選が決定@NHK
北海道7区は1700票差ですか(開票率99%@NHK)。中川憎しで新党大地が寝過ぎたか?
5153
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:45:17
逢沢当確・・・
5154
:
二階席
:2009/08/31(月) 00:45:47
岡山1区も取るとして・・・。
小選挙区で222
獲得!!
・・・改めて小選挙区は恐ろしい制度だ。
5155
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 00:46:17
熊本2福嶋、広島1岸田、岡山1逢沢当確@NHK
5156
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:46:20
東海で空港反対みん党候補が議席を獲得できるか?
吉読さん。
北海道7は、候補者の質に差がありすぎましたね。
5157
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:47:59
>>5142
どゆ計算したんだろ
近畿:比例マックス14人 重複京都5、奈良4、和歌山3
→下位最大11人当選【オーバーフロー3人の可能性】
>>5150
失礼その通り
5145 :チバQ:2009/08/31(月) 00:40:16
野党系から自民系に移った選挙区
・北海道7
・富山3
5158
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 00:48:01
秀直比例復活…orz
5159
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:48:45
みん党
近畿・東海でオーバーフローか?
5160
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:49:43
熊本2区とったー
小選挙区はすべて出ましたね。
正直、残念な選挙区が多いですが、どうにか政権維持して次は勝って欲しいなー。
5161
:
チバQ
:2009/08/31(月) 00:49:58
>>5155
これで小選挙区は終わりですかね
5162
:
官兵衛
:2009/08/31(月) 00:52:23
大阪六区、村上氏当確。熊本二区、福嶋氏当確。比例近畿ブロックの下位候補、全員当選。By日テレ。
5163
:
ジミンス終了ザマアwwww
◆S3/.7DxKSg
:2009/08/31(月) 00:56:26
伊吹文明当確
5164
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 00:58:08
数字としては万々歳な数字なんだけどな・・・
富山3区とか新党日本有田さんとか高知全滅がつらいなあ。
5165
:
SWERVES
:2009/08/31(月) 01:00:22
しかし、自民は悪い意味でアクの強いのが残ったな。
森元、誠橋、ネチネチ町村など
民主が負けた時と違って精鋭という感じはしないな
5166
:
二階席
:2009/08/31(月) 01:04:51
公明党小選挙区ゼロ
5167
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 01:06:28
まさに
>>5164
の仰るとおり,数字としては非常に満足な数字なんですけど,欲が出てこいつもあいつも落としたかったってのは出てきますよね。
落ちた面々みると確かに爽快に落ちてるんですけど。
5168
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:06:34
こう見ると大物(?)はさすがに残りましたね
津島派:石破当選、額賀比例、船田落選、笹川落選
古賀派:古賀当選、谷垣当選
森派 :森当選、安部当選、福田当選、町村比例、小池比例
伊吹派:息吹比例、中川落選
山崎派:山崎落選、石原当選
高村派:高村当選、大島当選
麻生派:麻生当選
二階派:二階当選
無派閥:与謝野比例
5169
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 01:06:54
公明党は小選挙区から撤退だな
5170
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 01:08:01
大臣は全員当選。
まあ、今日の時点での総括ですが、自民は3桁を維持、民主は300獲得ということで、まあ、健全な論戦が期待できるんじゃないんでしょうか。と有体な総括をしてみます。
5171
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 01:13:29
南関東のラス1争いが激しい!
5172
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:15:05
自民119
公明 21
民主306
社民 6
国民 3
大地 1
日本 1
民無 2(宮崎川村、秋田川口)
共産 8
みん 5
無所 4(平沼、小泉、城内、中村)
5173
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 01:21:59
民主と自民の議席がひっくり返った感じですね。
日本新の有田は来夏の参院か。
民主への合流もあり得る展開ですかねぇ。
5174
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:23:41
斉藤健 比例復活かよw
5175
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 01:23:55
泥沼に嵌った長崎アワレ
5176
:
二階席
:2009/08/31(月) 01:24:06
中国ブロックまだ決まんないですね。
5177
:
SWERVES
:2009/08/31(月) 01:26:24
>>5167
確かに惜しい印象は残りますが、課題が全くないのも次の選挙のため(とりわけ直近の参院選に向け)にあまり良いことではない、とポジティブに解釈してみます。
>>5170
負けたときこそチャンスであるのは、4年前からの民主党が証明していますね(いろいろ失敗して学んだ)。
民主以上に自民も今後が試金石。
5178
:
二階席
:2009/08/31(月) 01:27:41
東北で共産1。
これで、選挙前と同じ9で共産は決まりでしょうね。
5179
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:28:03
山梨2区:堀内3位
坂口 岳洋 66,868
長崎 幸太郎 57,213
堀内 光雄 52,773
宮松 宏至 1,214
5180
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 01:28:41
2区・3区即ち静岡県の浜松と静岡の間は概ね静岡県知事選とオーヴァーラップしてますね
静岡3区 確定得票
小山 展弘 154,035 57.38% 民主 新 〈元〉農林中金職員 重複
柳沢 伯夫 109,120 40.65% 自民 前 〈元〉厚生労働相
江頭 俊満 5,313 1.98% 諸派 新 幸福の科学職員
県知事選の結果適応
柳沢 伯夫 自民 現94,473
小山 展弘 民主 新137,598+9,412◎
静岡2区
確定得票
津川 祥吾 165,151 58.36% 民主 元 〈元〉党県副会長 重複
原田 令嗣 112,889 39.89% 自民 前 〈元〉NHK部長 重複
浜口 亘弘 4,952 1.75% 諸派 新 幸福の科学職員
県知事選の結果適応
原田 令嗣 自民 現104,531
津川 祥吾 民主 元145,522+7,710◎
総選挙結果
http://www2.asahi.com/senkyo2009/kaihyo/A22002.html
県知事選の結果適応
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/724
5181
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 01:30:23
>>5175
個人的には民主からの誘い蹴って落選の橋本が哀れっす。
高知民主は女性軍団取り揃えたんですけど0は厳しいですね。。
5182
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:31:24
おいおい、朝日も外しまくりだろ
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908300136.html
TBS選挙特番、当落速報でミス相次ぐ
2009年8月31日0時49分
30日夜から翌日未明にかけて放送されたTBS系の報道番組「乱!総選挙2009」で、開票速報のミスが相次いだ。
群馬4区で当選した自民党の前首相、福田康夫氏(73)を「選挙区で敗北」と一時字幕で伝えた。当選が確実となる前のことで、間もなく「まだ4区で他の候補に当確は出ていません」と謝罪し、取り消した。
愛媛2区では、敗れた社民党の岡平知子氏(51)を一時、当選確実と字幕で流した。3時間あまりたって「情勢が変わりました」と取り消し、「関係者の方にご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」と謝った。
5183
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:32:49
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908300209.html
自民、埼玉・愛知などで小選挙区の議席ゼロ
2009年8月31日0時31分
岩手、秋田、福島、埼玉、新潟、山梨、長野、静岡、愛知、滋賀、大分、長崎、沖縄の各県で、小選挙区の自民党議席がゼロとなった。
5184
:
二階席
:2009/08/31(月) 01:34:08
あ!
近畿で2議席他党に廻りましたか??
5185
:
二階席
:2009/08/31(月) 01:37:09
中国地区比例で民主1議席(山口1区)
これで確定かな??
5186
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:41:44
>>5184
どこにオーバーフローですか?
5187
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:43:32
稲田と小里 あと誰ですかね?
184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/31(月) 01:39:47.23 ID:7N11bAcH
小泉チルドレン
小当3
比復6
落選31w
5188
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 01:44:01
みん党は2位に海野を載っけておけば東海でも議席ゲットだったのに・・・
近畿は京都市長選で健闘したカレがいましたし。
やはり資金力がないのか、こういう人材を活かしきれないところに、みん党の限界がある。
5189
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:46:23
東北社民1が吉泉@山形3だと
4年後が・・・
5190
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 01:48:11
南関東
共産が再逆転!
5191
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:49:33
355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/31(月) 01:47:42.44 ID:h1Z6TQPM
大物完全落選
中川昭一、佐藤ゆかり、石原三男、片山、久間、山拓、海部、赤城
笹川、根本、島村、柳沢、伊吹、橋本ジュニア、太田誠一
こう見ると、あまりいないな
5192
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:50:24
387 :RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI :2009/08/31(月) 01:49:15.77 ID:FcC0YckG
斉木惜敗率48%かよ
鹿児島5区かと思ったぜ
5193
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:51:08
410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/31(月) 01:50:27.99 ID:p8rcaaKc
自民落選前職(当選回数4回以上、当選回数順)<暫定版>
16 海部俊樹
12 山崎拓
11 保岡興治
10 丹羽雄哉、堀内光雄
9 中馬弘毅、船田元、久間章生、愛知和男、伊藤公介、島村宜伸、深谷隆司
8 中川昭一、柳澤伯夫、太田誠一、臼井日出男、尾身幸次
7 谷津義男、二田孝治、笹川堯、斉藤斗志二、井上喜一、中山太郎、木村義雄
6 鈴木俊一、赤城徳彦、小坂憲次、坂本剛二、杉浦正健、、宮路和明、渡海紀三朗
5 根本匠、実川幸夫、七条明、伊藤達也、三原朝彦、小此木八郎、稲葉大和、原田義昭
4 小島敏男、中野清、西川公也、今井宏、望月義夫、今津寛、山口泰明、渡辺博道、桜田義孝
、林田彪、江崎鉄磨、嘉数知賢、土屋品子、水野賢一、渡辺具能
5194
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 01:52:00
よく見たら、南関東は民主ですね。
無意味に熱くなってました。
田中甲は落選か・・・
来年の参院選には、絶対出てきて欲しい
5195
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 01:53:45
前もいいましたけど小里は小泉チル扱いされるのは非常に納得いかないですね〜。
>>5188
惜しいですね。
民意に政治家の意識がついていってないし,ついていってた渡辺にはカネが無かったと云う事か。
比例下位に海野と祥栄作戦はとっとけば良かったですね。
>>5189
なんと。
加藤の威令のなさっすかね。
和嶋未希は来夏の参院選転進かな??
5196
:
チバQ
:2009/08/31(月) 01:55:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090831-00000068-yom-pol
民主、比例近畿Bで名簿登載者不足…議席は他党に
8月31日0時48分配信 読売新聞
比例選近畿ブロックで、民主党の小選挙区と比例選の重複立候補者の大半が小選挙区で当選した結果、比例名簿登載者が比例選の当選枠に足りなくなった。
公職選挙法の規定で、民主党に割り当てられるはずだった、少なくとも2議席が他党に回った。
名簿不足で他党に議席が移るのは、05年衆院選の比例選東京ブロックで自民党の当選枠1議席が社民党に回った例がある。 最終更新:8月31日0時48分
5197
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 01:56:55
>>5191
確かにこう見るとあんまいないっすよね。
丹羽・船田・葉梨・谷津・尾身と北関東は結構他にも大物落ちてますけど
5198
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 02:00:29
>>5188
村山祥栄と渡辺喜美に何か繋がりってありましたっけ?
5199
:
秋田2区の名無し
:2009/08/31(月) 02:05:40
秋田2区
うちの父の噂では、金田と川口を2人とも当選させるために裏で仕組んだという噂があります(笑)。みのみたいなことにならなければいいのですが。
5200
:
チバQ
:2009/08/31(月) 02:06:15
渡部爺・藤井爺の長老コンビが衆院高齢者
1934年生まれ以上で当選した自民議員は保利だけ
1924中山 太郎 →落選
1927綿貫 民輔 →落選(国民新)
1927森山 真弓 →引退
1928草川 昭三 (公明参院)
1929野呂田 芳成 →引退(国民新会派)
1930堀内 光雄 →落選
1930津島 雄二 →引退
1931仲村 正治 →引退
1931海部 俊樹 →落選
1932萩山 教厳 →引退
1932井上 喜一 →落選
1932渡部 恒三 【民主党】
1932藤井 裕久 【民主党】
1932尾身 幸次 →落選
1933亀井 郁夫 →落選(国民新)
1934坂口 力 (公明党)
1934島村 宜伸 →落選
1934青木 幹夫 自民参院
1934木村仁 自民参院
1934谷川 秀善 自民参院
1934広中 和歌子 民主参院
1934若林 正俊 自民参院
1934渡辺 秀央 改革参院
1934杉浦 正健→落選
1934谷津 義男→落選
1934石井 一 民主参院
1934田名部 匡省 民主参院
1934保利 耕輔 【自民当選】
5201
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 02:06:25
村山あたり非民主改革系を漏らさず取り込めないと、みん党は厳しいという意味
5202
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 02:08:15
賞味期限切れの康夫ちゃんと喜美が手を結べばプレゼンスももうちとあがるし,喜美の政権入りも出来るし両者プラスなんだけど無理でしょうかねぇ。
5203
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 02:09:07
>>5199
昨日いらっしゃった町田市民さんがいってたの伊藤公介は失敗しましたが秋田2区は見事成功っすねw
5204
:
秋田2区の名無し
:2009/08/31(月) 02:11:02
知事選で民主が野呂田と手を組んだあたりからうすうすは感じてたんですが。
でも、自民重鎮がゾンビは納得いかねぇっすね。
5205
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 02:12:37
確かに納得いかないんですけど,逆にこちらが不利の時はそれに助かっているので,死票を救済する民主主義の重要な制度という風に理解してます。
5206
:
秋田2区の名無し
:2009/08/31(月) 02:14:03
「とりこぼし」「油断」
この言葉をしっかりと脳に焼き付けておいていただきたいと、今回の感想でした。
5207
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 02:15:25
>>5094
亀レス失敬
(笑)鹿野(笑)ってのには同意なんですけど(今回最後の選挙にして若いのに譲れよなー),新進党の滅亡はこいつのせいってのは違うんじゃないでしょーかね?!
5208
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 02:29:43
福島の落選は公明にとって痛すぎますね
5209
:
秋田2区の名無し
:2009/08/31(月) 02:40:08
秋田3区
みの「秋田3区から代議士がいなくなったのは非常にさびしい・・・・・(略)」(nhk秋田)
自民党の代議士、って付けてからいえよ、って感じでした。
5210
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 02:42:28
>>5209
そんなこといっとったんか。
自民党の代議士がやつにとっては代議士なんですな。同じ御法川だし?
5211
:
官兵衛
:2009/08/31(月) 02:43:14
小池百合子が比例復活の模様。By日テレ。何とも、しぶといですね。
5212
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 02:44:46
>>5208
公明党最強の地盤と云われてましたもんね。
さて次の総選挙で比例専念なんてことも云われてますがどうなりましょうかね。
関西は小選挙区で結構頑張ってた部分もあるのでこれだと議席が急激に減りすぎて組織がガタガタしかねないので高齢の冬柴とか諦めるのは兎も角,福島の再挑戦ぐらいはありそうですね。
5213
:
秋田2区の名無し
:2009/08/31(月) 02:44:48
「自民党代議士じゃなければまるっきし役にたたない。おろかな3区民だ。」とでも思ってたんでしょうね。
5214
:
チバQ
:2009/08/31(月) 02:52:20
自民:コスタリカが残るのは岡山5だけですかね?
岡山3が新コスタリカになる可能性はありますが
5215
:
おま天
:2009/08/31(月) 03:06:32
>>4798
>>4802
(浣腸)
議員選挙板でも何度か指摘したことがあったが、
やっぱり本当は自民支持者ではなかったか。
(自分は議員選挙板では名無しだけど)
どうも書いてることが本音とは思えないことがあったり、
B層と呼ばれた連中に対する強い否定感情がうかがえたし。
タモガミ擁護にしても、不自然さがやたらと漂ってた。
「おまえ本当は何か別の目的があるんじゃないか?」
みたいな突っ込みを入れたこともあったっけな。
そういう見方をしてたのは俺だけっぽかったけど。
5216
:
二階席
:2009/08/31(月) 07:18:11
やっと「ゾンビ当選者」がわかりました。しかも全国でみれば4議席。
近畿で他党に譲った民主が東海では貰ってるという、何とも言えない怪現象・・・。
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908310039.html
民主と「みんな」の比例議席、他党へ 4議席「譲渡」
比例区で本来獲得できたはずの議席が、比例名簿に残る候補が少なくなったり、復活当選に
必要な得票を得られなかったりしたため、他党に回るケースが東海、近畿両ブロックであり、
計4議席の「議席譲渡」が発生した。
近畿ブロックで民主は、比例名簿1位に重複候補を44人並べ、その下に単独候補8人を擁立。
しかし、重複候補41人が小選挙区で当選。単独候補が全員当選しても比例区の当選者が足りなく
なった。みんなの党は比例票で1議席を得る計算だったが、比例区に唯一立候補の大阪9区の
吉野宏一氏が復活に必要な有効投票総数の10分の1を得ることができなかった。この結果、
自民の谷公一、谷畑孝両氏と公明の赤松正雄氏の計3人が「棚ぼた」で議席を得た。
一方、東海ブロックでも、みんなが比例で1議席を確保するはずが、唯一の候補である
静岡1区の佐藤剛氏が復活当選に必要な得票に届かず、民主の東海ブロック41位の
磯谷香代子氏が当選した。
他党への「議席譲渡」は前回05年にもあった。比例東京ブロックで8議席分の得票を
獲得した自民の候補者が足りず、1議席が社民に流れた。民主の鳩山代表は31日未明、
「必ずしも比例名簿が十分でなかった。おわびしたい」。みんなの渡辺代表も「比例単独を
出しておけばよかった。残念だ」と語った。
5217
:
いだっち
:2009/08/31(月) 08:37:36
戦いすんで・・・
310は越えると思っていたけど、最後はローカルで自民が踏ん張りましたね。
これは前回郵政選挙の時民主も開票速報時には100切れが大半だったけど、最後
踏ん張って110台後半を獲得しました。これと似ていますね。
私の予想は日本海側と四国と一部東北で外しました。三重4はなんとか取ったけど、5は落としたし。
この辺りは出口・事前調査と結構異なりましたネ。
特に北海道7、島根2、鳥取2、石川2、愛媛1などなど。
あと・・・各選挙区で次点候補とコーフクの票を足せば逆転するという選挙区が結構あるようですが、結局この党の立候補は何だったのでしょうか、背後に何かあるのかな。
個人的な見解ですが・・・これで自民はロートル、ローカル、世襲が多くを占めてしまうので多分・・・活力を失いダラダラと緩やかに下降していくのでは。
それにしても・・・今回は結構当確間違っていたような気がします。
確か、愛媛の村上、青森の大森落選、北海道7区も民主が取っていたような情報見ましたから。
5218
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 10:32:32
835 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/08/31(月) 10:08:36 ID:uRaSEdzd
比例区全国 得票数 ()内は前回
民主 29,844,799(17,726,394)
自民 18,810,217(25,887,798)
公明 8,054,007(8,987,620)
共産 4,943,886(4,919,187)
社民 3,006,160(3,719,522)
国民 1,219,767(1,183,073)
みんな2,975,199
日本 528,171(1,643,506)
幸福 459,387
大地 433,122(433,938)
改革 58,141
本質 7,399
民主党の独り勝ち。
社民党は前回より大幅減、共産党は前回並み。
5219
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 10:46:51
類型として
①物凄い勢いで自民を撃破した…静岡・長野・山梨・新潟・茨城
②自民が物凄い粘り腰を発揮した…福井・鳥取・島根・高知
の2種類がありますね。
福田と森が超粘った群馬と石川もどちらかと云えば①と云えるかも知れぬ。
1区(愛媛は3区)は取ったけど…と云う鹿児島や富山・愛媛は寧ろ②でしょうね
5220
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 11:14:52
比例北海道
民主4、自民2、大地1、公明1
(民主比例下位1人落選、どうせなら山岡息子を最下位にしておけばよかった。
7区中野が落選したため、町村が生き残る。)
比例東北
民主7、自民4、公明1、社民1、共産1
(民主比例下位3人落選、和嶋未希が鞍替えしても議席減にはならない。
復活枠を使ったのは青森のみの3候補。社民は山形3区吉泉)
比例北関東
民主10、自民6、公明2、みんな1、共産1
(民主比例下位1人落選、社民議席失う。みんなは比例下位山内)
比例南関東
民主11、自民6、公明2、みんな1、共産1
(民主比例下位3人落選、公明1減、社民は神奈川12区阿部、みんなは神奈川4区浅尾)
比例東京
民主8、自民5、公明2、共産1、みんな1
(民主比例下位1人落選、みんなは東京15区柿沢)
比例北海道
民主6、自民4、公明1
(民主比例下位2人落選、国民議席失う。新潟長野の自民代議士は比例1位の山古志のみ。)
比例東海
民主11→12、自民6、公明2、共産1、みんな1→0
(民主比例下位全員当選、笠原等の鞍替えがあると議席減。公明1減)
比例近畿
民主13→11、自民7→9、公明4→5、共産3、みんな1→0、社民1
(民主比例下位全員当選、鞍替えがあると議席減。日本は議席失う。
社民は比例下位服部)
比例中国
民主6、自民4、公明1
(民主山口3区三浦、岡山3区西村、鳥取1区奥田、山口4区戸倉、比例下位1人落選。
鳥取2区、岡山1区、広島1区、岡山5区の小選挙区落選が非常に悔やまれる。
国民は議席失う。公明1減)
比例四国
民主3、自民2、公明1
(民主高知3区中山、高知1区田村、高知2区楠本、比例下位2人落選。
徳島3区、愛媛1区、愛媛4区の小選挙区落選が非常に悔やまれる。)
比例九州
民主9、自民7、公明3、社民1、共産1
(民主比例下位1人落選。社民は熊本5区中島)
5221
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 11:17:54
>>5218
05→09の比例の票の流れとしてはこんな感じでしょうか?
民主→自民・社民・国民・日本から食い、みんなに食われる
自民→民主・みんなに食われる
公明→F票減?
共産→堅調
社民→民主に食われる
国民→民主に食われる(立候補するブロックが増えたため全体での票は増えた)
日本→民主・みんなに食われる
みんな→民主・自民・日本から食う
大地→堅調
5222
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 11:24:03
>>5217
結果として民主のアシストしたとも云えますね。
>あと・・・各選挙区で次点候補とコーフクの票を足せば逆転するという選挙区が結構あるようですが、結局この党の立候補は何だったのでしょうか、背後に何かあるのかな。
稲田@福井1区などこれがなかったら落選だったかも。中川は落選でしたが,小池は惜敗率争いを勝ち抜いて比例復活しましたし。
5223
:
二階席
:2009/08/31(月) 11:43:45
共産が候補者を絞ってなかったら・・・、と考えると色んな意味で微妙ですね。
小選挙区の恐ろしさ満載の結果、としか言いようが無い。
近畿は候補者が変わったにもかかわらず、共産3議席。
やはりある程度の受け皿になり得たのは、結構小選挙区でも候補がいたから。
でも東北辺りは、候補者の立て方によっては2議席もあったのでは??
やはり少なすぎて、社民に1議席回った気がします。
事実、東北の社民候補は甘利・・・、失礼余り善戦してませんし。
で、その影響で多少自民に流れた小選挙区もあったと思えるのですよ。
ちょっともったいない感じがします。
驚いた県も多かったですね。九州では長崎。
関東でいえば、茨城。
ちょっと前までは額賀、丹羽あたりは小選挙区で落ちるイメージなんてない政治家でしたが
今回2区、6区は共産がいない影響がモロに出てましたね、実際。
幸福実現党は・・・、わかんないですね。この得票が狙い通りだったとするなら、
告示直前の「騒動」の意味が分からないし。
5224
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 11:51:10
>>5220
おまとめあざーっす。
ほんと山岡は最下位にすべきだった。腹立たしい。
親子で議席取って河野親子ばりにでかい顔されたら堪らん。洋平の後継者が復活も出来ずに敗れ去ったのは良かったけど。
浅尾も復活当選しちゃって念願の代議士で決断した甲斐があったと云うもんですが,みんなは議席の関係からは明らかに自民と補完性があって今後の方向性が気になります。
前回も投票率があがって公明の得票は上がっても議席は微減でしたが今回も順調に下がっていていいっすね。
民主の比例下位はそれ程足りないわけでもなかったですね。近畿の二つぐらいならまあ許容範囲か。
>>5221
F票というか自民党が惜敗率のためにも比例復活のためにも公明なんかに票を遣れるか状態だったのが大きいのでは?
5225
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 12:16:18
2009年08月31日(月)
民主歴史的大勝、308議席
山梨1区小沢氏 坂口氏2区 後藤氏3区
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/08/31/4.html
第45回衆院選は30日に投票、即日開票された。31日未明に全議席が確定し民主党は308議席を獲得、政権交代が確定した。野党第1党が選挙で過半数を取り政権を奪取するのは戦後初。9月中旬に開かれる特別国会で鳩山由紀夫代表が首相に選出され、社民、国民新両党との連立内閣が発足する。自民党は過去最低の223議席を下回る歴史的惨敗を喫し、1955年の結党以来初めて衆院第1党の座から転落。119議席まで落ち込んだ。麻生太郎首相は記者会見で退陣を表明し、自民党総裁も辞任する考えを示した。
3選挙区で計11人が激戦を繰り広げた山梨県内は、自民系が分裂し三つどもえの最激戦区となった2区で民主党新人の坂口岳洋氏が、無所属前職の長崎幸太郎氏、自民党前職の堀内光雄氏らを振り切り、初当選した。1区は民主党前職の小沢鋭仁氏が自民党前職の赤池誠章氏らを退けて6選を果たし、3区は民主党前職の後藤斎氏が自民党前職の小野次郎氏らを破り、3度目の当選で初の選挙区勝利を飾った。
県内3選挙区は民主党が議席を独占。自民党の赤池、小野両氏は比例代表南関東ブロックでの比例復活もなかった。参院山梨選挙区選出議員2人も民主党のため、自民党は衆参両院で国会議員がいない“空白県”となった。
2区は、前回衆院選で大敗を喫した坂口氏が民主党への「追い風」を受けて浸透。輿石東同党参院議員会長らのバックアップを受けながら「政権交代」の必要性を訴えて無党派層に支持を広げるとともに、自民党支持層の一部も切り崩した。自民党を離党した長崎氏は「地域第一」の姿勢をアピールしたが、自民、民主両党のはざまで埋没し、浸透しきれなかった。11期目を目指した堀内氏は支援組織をフル回転させ、麻生太郎首相ら党幹部のてこ入れを受けたが及ばなかった。
1区は、組織力と知名度に勝る小沢氏が民主党支持層を手堅くまとめたほか、無党派層にも浸透し得票を伸ばした。赤池氏は前回知事選などで生じた県議らとのあつれきが解消できず、組織立ち上げの遅れが響いた。共産党新人の遠藤昭子氏は支持を広げられなかった。
3区は、後藤氏が民主党支持層以外にも、自民党衆院議員だった保坂武甲斐市長の支持層を取り込みながら幅広く浸透。小野氏は、保坂氏支持層との融和が十分に図れず、伸びなかった。
幸福実現党のいずれも新人の早瀬浩之(1区)、宮松宏至(2区)、桜田大佑(3区)の3氏は浸透できなかった。
県内の平均投票率の確定は、甲府市選管の集計トラブルにより31日未明まで大幅にずれ込んだ。
5226
:
千葉9区
:2009/08/31(月) 12:26:10
稲田・赤沢は意外ですね。きちんと地盤固めをしてたようですね。
まあ鳥取2は民主の油断とも言えます。
個人的にチルドレンで一番の勝ち組は岩国市長に転出した福田ですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090831-00000070-jij-pol
小泉チルドレン、再選は10人=9割近くが姿消す【09衆院選】
8月31日9時8分配信 時事通信
今回の衆院選の結果、自民党の「小泉チルドレン」をめぐる状況は一変した。前回は、郵政民営化を争点に小泉純一郎元首相が巻き起こした風に乗り、新人ながら83人もの大量当選を果たしたが、その大半が落選。再選を果たしたのは、小選挙区3人、比例代表7人の計10人にとどまった。
83人の中で、引退や離党などを除き、今回も自民党から出馬したのは73人。このうち、純粋比例は8人で、65人が小選挙区での戦いに臨んだ。
しかし、佐藤ゆかり(東京5区)、小野次郎(山梨3区)、片山さつき(静岡7区)各氏らは落選。小選挙区で当選したのは、稲田朋美(福井1区)、赤沢亮正(鳥取2区)、小里泰弘(鹿児島4区)各氏だけだった。
永岡桂子(北関東)、平将明(東京)、北村茂男(北陸信越)、阿部俊子(中国)各氏は、小選挙区では敗北したものの、比例代表で復活当選した。また、純粋比例の中では、長島忠美、近藤三津枝両氏が名簿1位と優遇され、再選を果たした。ただ、他の6人は下位登載のため落選した。
一方、自民党を離党して立候補したのは4人。このうち、みんなの党から比例代表で出馬した山内康一氏(北関東)だけが当選した。
5227
:
千葉9区
:2009/08/31(月) 12:26:53
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/295962/
鳩山氏の得票、選挙区で初の20万票
2009/08/31 04:06更新
30日行われた衆院選で民主党の鳩山由紀夫代表は、北海道9区で20万1461票を獲得。初めて20万票を超え、小選挙区制度での最多得票を記録した。
これまでの最高は平成17年の郵政選挙の際、自民党の小泉純一郎首相(当時)が神奈川11区で獲得した19万7037票。「北海道から初の首相を」と地元支援者がフル回転した。
5228
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 12:46:27
>>5218
比例全国一区の場合を計算してみました
全国に名簿を出してない政党もあるので、
その時はまた変わってくるでしょうけどね。
現行 一区 +2%足切り
民主 87 78 80
自民 55 49 50
公明 21 21 21
共産 9 12 13
社民 4 7 8
みん 3 7 8
国民 0 3
日本 0 1
幸福 0 1
大地 1 1
5229
:
千葉9区
:2009/08/31(月) 12:49:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090831-00000021-san-soci
【2009衆院選】TBS、テレ朝、日テレ、速報取り消し
8月31日7時56分配信 産経新聞
30日、衆院選の開票を伝える民放各局で速報を取り消すミスが相次いだ。
TBSの報道番組「乱!総選挙2009」では群馬4区の自民党前職で元首相の福田康夫氏について「選挙区で敗北」と字幕で伝え、愛媛2区の社民党新人、岡平知子氏には当選確実を報じたが、いずれも取り消し、謝罪した。同番組では、系列局の東北放送が投票締め切り3分前に、誤って「当選確実」の字幕を流すミスもあった。
テレビ朝日と日本テレビの系列局でも、青森3区で当選した自民党前職、大島理森氏を「落選」と字幕で速報。その後、取り消した。
5230
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 12:52:27
>>5228
あざーす
みんながやはり結構票取りましたね。
5232
:
とは
:2009/08/31(月) 13:25:14
みんなが自民党から民主政権への橋渡し的な感じになるかも。ヨシミの云う救命ボートだが乗れる人が随分消え去ったけど。
小泉龍と城内で方向性がバラバラの平沼Gは統一会派組んで首班指名に臨めるんかね。
改革クラブは早くも結党以来の解党的危機にw
5233
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 13:28:08
>>5232
改革クラブはこれで政党要件を失いましたからねぇ。
回復しようにも、もう泥舟に乗りそうなひとはいませんしねw
5234
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/31(月) 13:35:13
18万票以上獲得した人
鳩山(北海9・民) 201,461
渡辺(静岡6・民) 197,688
大島(埼玉6・民) 186,993
荒井(北海3・民) 186,081
細野(静岡5・民) 184,328
横路(北海1・民) 183,216
小林(北海5・民) 182,952
中根(愛知12・民) 180,972
岡本(愛知9・民) 180,609
山尾(愛知7・民) 182,028
5235
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 13:48:31
>>5226
そういや、今回は平岡の票があまり変わらなかったにもかかわらず、
しげたろーが10万票に乗せてきて、
ゾンビするかも、とガクブルしましたぜ。
5236
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 14:18:58
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090831-OYT1T00839.htm?from=navr
落選確信し就寝→復活当選で起床…谷畑さん大喜び
政権交代
比例選で復活当選し、支持者と抱き合って喜ぶ大阪14区の谷畑孝さん(右)(31日午前、大阪府羽曳野市で)=関口寛人撮影 30日投開票の衆院選は、比例名簿登載者の不足や小選挙区での得票数が規定に達しなかったことで、他党の議席を割り当てられた候補もいた。
「私も戸惑っているが、有権者の方がもっと戸惑っていると思う」。比例選東海ブロックで最後に当選を決めた民主党の新人、磯谷香代子さん(43)は苦笑した。名簿登載順位は最下位。みんなの党が獲得した当選枠だったが、同党の名簿登載者の小選挙区での得票数が10%に達しなかったため、議席が割り当てられた。
磯谷さんは大学卒業後、正社員としては2003年の1年間、金融関係の会社に勤めた経験があるだけ。その後はアルバイトをしたり、病気がちの両親の看病をしたりで、今は知人が経営する会社で1日2時間ほど手伝いをしているが、「無職と言えば無職かな」。
友人の民主党参院議員から名簿登載を依頼されたのは公示直前の15日。「負け組側の一人として現状を変えていきたい」と強調した。
大阪14区で敗退した自民党の谷畑孝さん(62)は、民主党の比例選での候補者不足などのため、31日未明、近畿ブロックでよもやの復活当選を果たした。一度は落選を確信して自宅で寝ていたが、当選を知った家族に起こされ、午前3時過ぎに大阪府羽曳野市内の事務所へ。支援者と明け方まで喜び合った。
一方、かつて同じ選挙区で対立候補だった2人も、民主党の比例単独候補として東京ブロックで当選した。6年ぶりに国政に復帰した吉田公一さん(68)と、初当選を飾った川島智太郎さん(45)。00年の衆院選小選挙区の東京9区では、吉田さんが、民主党と合併する前の自由党から出馬した川島さんを破った。川島さんは「いろんな意味で教わるべき点が多い」と話した。
(2009年8月31日12時29分 読売新聞)
5237
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 18:44:41
選管お国巡りと題しまして、吉田学校の総選挙ミニ総括をいたします。
まずは、北海道7区。本当に選挙の怖さを思い知らされましたが、これなんか見ると、やはり釧路で自民伊東が個人票を稼いでいるんだよなあ。比例だと自公<<<民大だし。ここらへんの岩盤崩しは容易じゃないね。これからも自民伊東は手強いと思います。
北海道選挙管理委員会 第45回衆議院議員総選挙投開票速報
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/scs/hskanri/45shugisokuhou.htm
5238
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 18:49:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009083101357
「09年体制」のスタート=時事通信社解説委員長・田崎史郎−衆院選
劇的で、鮮烈な結果だった。
第45回衆院選で、民主党が一挙に3倍近く議席を伸ばして政権を獲得することになり、戦後政治の担い手だった自民党は議席を3分の1ほどに減らした。有権者の一票によって、政権も首相も政治システムも変わるのは、明治憲法が発布された1889年(明治22年)から数えて120年、憲政史上初めてのことだ。政治の「2009年体制」がスタートしたと言えるだろう。
◇これは「風」ではない
「えたいの知れない風や雲が私を追い込んでいる」(元首相・森喜朗)「怪しげな風が吹いている。理由がないのに、何となく吹いており、気をつけないといけない」(前首相・福田康夫)
自民党候補者からこんな声が相次いだ。自民党に対する批判を「風」と呼ぶところに、この党の限界が見えた。
4年前の「郵政解散」で自民党は圧勝した。当時の首相・小泉純一郎は郵政民営化の是非を有権者に問い、それに呼応して有権者は自民党が変わる、政治が変わると信じた。
ところが、安倍政権下で自民党は郵政民営化に反対した議員の復党を許してしまった。また、07年春に発覚した年金記録漏れ問題の処理を誤って国民の不信感を買い、同年7月の参院選で惨敗した。元首相・安倍晋三はその時点での退陣を拒否し、9月になって「病気辞任」した。
その後に誕生した福田政権も1年の短命に終わり、引き継いだ首相・麻生太郎は今年2月の予算委員会で「郵政民営化に賛成じゃなかった」と口走った。1年で次々と首相が交代し、衆院選の勝因だった郵政民営化さえも否定してしまうかのような政党が、ふたたび信頼してくれと国民に頼む方が無理がある。
自民党の支持基盤の劣化も進んだ。伝統的な支持団体だった医師会は各地で反乱を起こし、建設業界もあまり動かなくなった。選挙の手足となる地方議員も「平成の大合併」で3分の2程度に減った。
自民党は候補者一人ひとりが培った個人後援会が強みだった。それも、地域や職場などにおける「縁」が薄れている日本社会の構造変化の中で、期待されたほど動かなくなっていた。
こうしたことは「風」なのか。「地殻変動」ととらえない限り、自民党の再生はないだろう。
◇民主、1カ月間の勝負
一方、念願の政権を獲得した民主党は有権者の期待に応えられるだろうか?
最低限、マニフェスト(政権公約)に盛り込んだことを着実に実行に移さなければならない。「官僚丸投げの政治から政治家主導の政治へ」「内閣の下の政策決定に一元化へ」などという、統治システムに関する5原則はもちろんのこと。子ども手当、公立高校授業料の実質無償化、ガソリン税の暫定税率の廃止、高速道路の段階的無料化などを来年度に実現することだ。
そのための体制づくりがまず、問われる。閣僚や党役員に誰を就けるか、政治家主導の「城」となる首相官邸で官僚を御し切れるのか…。
人事配置を見れば、おおよその察しがつく。そういう意味で、今月中旬に発足する鳩山政権の人事は極めて重要だ。民主党代表・鳩山由紀夫が就任記者会見でどんな行動計画を掲げるのだろう。
政権の骨組みが決まり、国民が注視しているこの1カ月間が民主党の勝負どころだ。戦国大名・武田家の軍学書「甲陽軍鑑」にこのような文言がある。
「勝負のこと、六分七分退(の)かば(退却すれば)十分の勝なり。八分の勝はあやうし、九分十分の勝は味方大負の下地なり」
民主党は今回、完勝した。その勝ちの中に「大負の下地」が潜んでいることに心して政権運営に当たらなければならない。もし、失敗すれば、来年夏の参院選で有権者から厳しい審判を受けるようになろう。(敬称略)(2009/08/31-18:05)
5239
:
小説吉田学校読者
:2009/08/31(月) 18:57:13
新人が6割超もかっさらってしまった
>>5234
唯一の新人、山尾のいる愛知7区。
もう、市部も郡部も圧勝。比例も圧勝。愛知民社やら、旧自由党やら、社会党だっていろいろ入り組むけど、非自民勢力が束になるとこうなる。それにしてもすげえな。
愛知県選挙管理委員会 第45回衆議院議員総選挙の速報をご覧いただけます
http://www.pref.aichi.jp/senkyo/sokuho/
5240
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 19:11:53
結構,移動少ないッスね。700万票しか減ってなくてこの結果か。
比率を見ても中国ブロックはあんま減ってない。一方近畿・南関東・東京辺りは凄い事になってる。
読売新聞より
前回:2588万票
今回:1881万票
減票:−707万票
北海道
前回:94万票
今回:80万票
減票:−14万票
比率:85.1%
東北
前回:190
今回:149
減票:−40
比率:78.4
北関東
前回:166
今回:133
減票:−33
比率:80.1
東京
前回:266
今回:176
減票:−90
比率:66.2
南関東
前回:351
今回:223
減票:−127
比率:63.5
北陸信越
前回:166
今回:133
減票:−33
比率:80.1
東海
前回:306
今回:218
減票:−88
比率:71.2
近畿
前回:400
今回:259
減票:141
比率:64.8
中国
前回:153
今回:138
減票:−14
比率:90.2
四国
前回:82
今回:71
減票:−10
比率:86.6
九州
前回:288
今回:235
減票:−53
比率:81.6
5241
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 19:36:57
小泉チルドレン
9(小選挙区当選は稲田・赤沢・小里)/83(自民党から出馬は73) 4人は無所属(長崎)or他党(山内・広津)→当選は山内のみ 出馬断念はタイゾー・清水・猪口・他は誰だっけ?岩国市長・さいたま市長に出た奴おったね。
郵政造反組み
18人当選…自民9/11(落選は堀内とあと誰だ?) 民主4/4 国新2(亀井静・松下)/5(落選は亀井久・綿貫・後一人誰だ?) 大地1/1(八代) 無所属3(平沼・城内・小泉)/6
小泉に引っかき回された自民は異物としての小泉の影響を解毒しようと藻掻き続けた3年間であったと言えよう。
安倍の復党の決断は自民党としては非常に真っ当な姿だったけど国民は大反発した。小泉も本気で下野覚悟なら反対票だけ仲間はずれ弱い者虐め的に公認外すんではなくて棄権した連中も除名して古き悪しき自民党を一定規模で外側に作らねば無かったのではないか。
結局国民は小泉郵政以後の4年間を全否定したってのを小泉に是非云いたい。お前の欺瞞は国民を最後迄は騙せなかったのだ,と。俺なんか成立当初から気付いてたんだけど01参・05衆としばしば国民は騙されたな。
5242
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 19:48:05
「人のせいにはしたくない」とはどんだけ冬柴人のせいにしたがっとんねん。往生際悪いし,人間として精進が足りない。
当選、落選に悲喜こもごも 「歴史的転換」「一から出発」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009083101000156.html
2009年8月31日 11時53分
「一から出発する」「歴史的な転換点に立ち会った」。衆院選で当選、落選した各候補者から悲喜こもごもの言葉が相次いだ。
【与党の幹部ら】
二階俊博経済産業相(和歌山3区で当選)「国政の場でも一から出発するつもりで、この事態を率直に受け止め、新たなスタートを切りたい」
武部勤元自民党幹事長(比例北海道で復活当選)「一人一人が総裁になったつもりで頑張らなきゃ自民党は立ち直れない」
野田聖子消費者行政担当相(比例東海で復活当選)「自民党も長らく政権にいて甘えているところもあった。新しい自民党をつくる担い手として頑張りたい」
冬柴鉄三元国土交通相(兵庫8区で落選)「期待に応えることができず悔しく、断腸の思いだ。人のせいにはしたくない」
柳沢伯夫元厚生労働相(静岡3区で落選)「わたしの力不足、不徳の結果」
森英介法相(千葉11区で当選)「日本の未来、郷土の未来を切り開くことができるのは自民党という誇りと使命感を持っている。もう一度信頼をいただけるような新しい自民党をつくりたい」
【小泉チルドレン】
片山さつき氏(静岡7区で落選)「前回みたいにほとんど選挙運動に参加しないで通るときもあれば、今回みたいに大きな後援会組織をつくっても駄目な時もある。選挙に出ると決断した以上はこういうことはある」
藤野真紀子氏(愛知4区で落選)「大きな時代の流れのひとこまなのかなと」
【民主党の新人】
福島伸享氏(茨城1区で当選)「歴史的な転換点に立ち会うことができ、うれしい」
後藤祐一氏(神奈川16区で当選)「140年の官僚主導の国をやっと倒し、国民が国民の幸せを勝ち取れる時代がやってきた、そんな気持ちだ」
柴橋正直氏(岐阜1区で当選)「勝った喜びはこれまで。これからは死に物狂いで働き、皆さんに代えて良かったと思ってもらいたい」
杉本和巳氏(愛知10区で当選)「江戸時代なら庶民の一揆が静かに起こった、という気がしてならない」
矢崎公二氏(長野4区で当選)「霞が関に乗り込み、日本の無駄遣いを検証したい」
打越明司氏(比例九州で復活当選)「お役人中心ではなく、国民が中心だと実感できるような政治をしたい」
【社民党】
辻元清美氏(大阪10区で当選)「一つの党が政治を行ってきた時代を、新しい時代に移せるかどうかのスタート地点だ」
【新党大地】
鈴木宗男代表(比例北海道で当選)「6カ月以内には北方領土返還に道筋をつけてもらいたい。そのために持てる力を発揮したい」
(共同)
5243
:
チバQ
:2009/08/31(月) 19:54:33
510 :無党派さん:2009/08/31(月) 15:59:58 ID:/Z35h5dW
差が1万票以内の小選挙区の勝敗
2009年 43選挙区
旧与党23勝 旧野党19勝 民主系無所属1勝
2005年 51選挙区
与党21勝 野党27勝 自民系無所属1勝 造反組2勝
意外にも総議席数で負けているほうが接戦に強い。
ちなみに差が1000票以内の選挙区は
2005年7選挙区、2009年4選挙区
2回連続差が1万票以内の小選挙区
北海道7区(自民が候補者入れ替わり)
2005年 8,549票差 民主○
2009年 *,914票差 自民○
福井1区(両方とも同じ候補者)
2005年 *,373票差 自民○
2009年 6,850票差 自民○
広島5区(両方とも同じ候補者)
2005年 6,262票差 自民○
2009年 6,176票差 民主○
長崎3区(両方とも同じ候補者)
2005年 9,608票差 自民○
2009年 1,907票差 民主○
上2つの選挙区は民主候補のタマが悪そうだ。
5244
:
チバQ
:2009/08/31(月) 20:02:34
120 :無党派さん:2009/08/31(月) 11:45:34 ID:vztlE3RM
近畿オバフロ
21位 みんな1 得票不足のため比例名簿抹消
22位 自民6 当
23位 民主11 当(名簿打ち止め)
24位 社民1 当
25位 民主12 オーバーフロー
26位 自民7 当
27位 公明4 当
28位 民主13 オーバーフロー
29位 共産3 当
--------本来はここまで--------
30位 民主14 オーバーフロー
31位 自民8 ウマー
32位 民主15 オーバーフロー
33位 民主16 オーバーフロー
34位 公明5 ウマー
35位 自民9 ウマー
民民み → 自自公
5245
:
チバQ
:2009/08/31(月) 20:04:53
12 :無党派さん:2009/08/31(月) 08:54:03 ID:eEIZjx+I
楽勝区→栃木3区①渡辺喜美142,482
②斉藤克己7,024(2位に20倍の差をつける)。
最激戦区→青森3区①大島理森90,179
②田名部89,809(惜敗率99.59%)。
ギリギリの滑り込み賞→中川秀直(惜敗率が後1.18%低かったら、130票程少なかったら比例区復活ならなかった)。
5246
:
チバQ
:2009/08/31(月) 20:05:59
15 :無党派さん:2009/08/31(月) 09:17:07 ID:v7098mlP
朝日新聞の木曜日の中盤情勢と昨日の結果を比較した。
おおざっぱな勘定で,何度もチェックしてないから,
大体の目安と思ってください。
・やや優位,一歩リードと書かれていながら逆転された例:9件
・激しい接戦,激しく競り合うと書かれていた33件のうち,
名前が先に書かれていたもの23勝,
名前があとに書かれたいたもの10勝
やはり名前の順番は意味があるんだと思いました。
(33回コインを投げて,偶然23対10以上の差が出るのは,
1.7%しかないので。)
21 :無党派さん:2009/08/31(月) 09:47:51 ID:v7098mlP
>>17
10件だった。まだ見落としてるかもしれないけど,
千葉11区 森>金子,中盤情勢:金子が堅調で森が激しく追う
茨城7区 中村>柳田,中盤情勢:柳田がわずかにリード
石川2区 森>田中,中盤情勢:田中がやや優位に立ち,森が激しく追う
福井1区 稲田>笹木,中盤情勢:笹木が頭一つ抜け出し,稲田が激しく追う
福井3区 高木>松宮,中盤情勢:松宮がやや有利で,高木がわずかの差で続く
鳥取2区 赤沢>湯原,中盤情勢:安定した戦いの湯原を赤沢が件名に追う
岡山1区 逢沢>高井,中盤情勢:高いがやや優位で,逢沢が懸命に追っている
奈良4区 田野瀬>大西,中盤情勢:大西が先行し,田野瀬が懸命に追う
福岡7区 古賀>野田,中盤情勢:野田がリードし古賀が激しく追う
鹿児島4区 小里>皆吉,中盤情勢:皆吉が一歩リード,小里が激しく追う
28 :無党派さん:2009/08/31(月) 10:15:04 ID:v7098mlP
ついでに「激しく競り合う」と書かれた中盤情勢の
名前順と結果の関係(前の書き込み,見落としがありました。
計算し直したら,偶然こういう差がつくのは10%程度。)
名前が先にきた方が勝った選挙区 23区
青森4区 神奈川15区 東京8区 東京11区 東京12区 東京13区
東京17区 茨城2区 富山3区 石川3区 岐阜2区 岡山3区
岡山5区 広島4区 広島5区 大阪3区 大阪6区 奈良2区
和歌山3区 香川3区 高知1区 高知3区 熊本3区
名前があとの方が勝った選挙区 14区
千葉12区 神奈川2区 青森3区 秋田2区 茨城4区 群馬4区
福井2区 三重5区 広島1区 京都5区 徳島3区 愛媛4区
福岡6区 宮崎2区
5247
:
チバQ
:2009/08/31(月) 20:11:26
70 :無党派さん:2009/08/31(月) 16:29:29 ID:/5wrXiw8
12万票以上獲得したのに小選挙区を取れなかった候補
151448 北海道5 町村信孝 自 比例復活
136526 福島1 亀岡偉民 自 落選
136164 神奈川13 甘利明 自 比例復活
130030 東京1 与謝野馨 自 比例復活
128995 愛知13 大村秀章 自 比例復活
125767 福岡5 原田義昭 自 落選
124136 長野1 小坂憲次 自 落選
122198 愛知12 杉浦正健 自 落選
121867 東京24 萩生田光一 自 落選
121813 静岡5 斉藤斗志二 自 落選
121669 東京3 石原宏高 自 落選
121244 東京5 佐藤ゆかり 自 落選
131722 神奈川2 三村和也 民 比例復活
127562 愛媛1 永江考子 民 比例復活
124414 神奈川3 勝又恒一郎 民 比例復活
120525 岐阜4 今井雅人 民 比例復活
5248
:
チバQ
:2009/08/31(月) 20:21:37
http://mainichi.jp/select/world/news/20090831k0000e030081000c.html
衆院選報道:「自民失政への罰」米主要紙が分析
日本の総選挙での民主党の圧勝について、各国メディアはトップニュースで伝えるなど高い関心を示した。
米主要紙は、民主党の勝因は同党への期待ではなく、経済政策の失政などで支持を失った自民党への「罰」などと報じた。ワシントン・ポスト紙(電子版)は、民主党の勝利は「自民党に罰を与えたかったようだ」と伝え、「有権者は民主党の公約が実現可能か懐疑的にみている」と論評した。
◇「日本のケネディが目標達成」…独紙
独フランクフルター・アルゲマイネ紙(電子版)は鳩山由紀夫・民主党代表をケネディ米大統領にたとえ「日本のケネディが目標を達成」と報じた。「出自と公約の矛盾が有権者を遠ざけることはなかった」とした。
フランスのフィガロ紙(電子版)は30日までに、民主党の公約を分析。子ども手当の支給などを例に「民主党は、社会的不公正に挑戦する意向だ」とした。
◇「靖国」の姿勢評価…中国・韓国紙
中国では鳩山代表の「進歩的歴史観」が期待されている。31日付の中国各紙は歴史問題に関する鳩山発言を掲載、日中関係安定化へ期待をにじませた。
新華社通信によると、鳩山代表は02年6月当時、江沢民国家主席(当時)と会談し「日本は侵略戦争の歴史を真剣に反省すべきだ」と語った。今年6月には中国の崔天凱駐日大使に「靖国神社には参拝しない」と明言したと紹介した。中国国内には日本との領土問題や自衛隊の活動活発化への警戒感が根深く、民主党への政権交代で「鳩が舞う」(北京晩報)などと平和路線への期待が高まっている。
韓国では、31日付の有力紙が歴史問題などで両国関係に良い影響を与える、との期待感を示した。朝鮮日報は選挙結果を伝える1面トップ記事で、首相や閣僚が靖国神社を参拝せず、国立追悼施設を建立することで「(両国間の)葛藤(かっとう)の原因をなくすと(民主党が)公約した」と伝えた。【ワシントン古本陽荘、パリ福原直樹、北京・浦松丈二、ソウル大澤文護】
5249
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 20:36:59
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908310309.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200908310313.jpg
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200908310314.jpg
協力崩壊、高齢者依存鮮明…自公の敗因を探る2009年8月31日19時34分
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総選挙で壊滅的敗北を喫した自民、公明両党の敗因は何か。朝日新聞社の出口調査結果を個別選挙区ごとにみると、選挙のさまざまな断面が浮かびあがる。公明候補は自民支持層を半分程度しか獲得できなかった。自民候補は高齢者の票への依存が鮮明で、世襲候補が踏ん張りをみせていた。
各党支持層の投票行動はグラフの通り。比例区でも個別の小選挙区でも同様に(1)自民支持層は05年より細ったとはいえ民主支持層を上回る(2)自民支持層のうち民主候補に投票する割合は05年より上昇、といった傾向がみられた。
■自公協力崩壊
8小選挙区に前職を立てながら全滅した公明党。その敗因も、頼みの綱の自民票が民主へと流れ込んだことだ。
太田代表の東京12区では公明支持層は9%。自民支持層を獲得できない限り当選はおぼつかない。だが、この層で太田代表に入れたのは55%。1カ月前に立候補表明したばかりの民主元職の青木愛氏に33%が投票していた。05年は自民支持層から民主候補の4倍の票を得たのに、今回は倍もとれていない。
大阪16区の北側一雄幹事長も自民支持層の56%、兵庫8区の冬柴鉄三元国土交通相も52%で、全員が40%台か50%台。一方、自民支持層から民主候補への投票は判で押したように30%台だった。連立から10年。支持層の動向を見る限り、自民・公明のきずなは強まってはいなかった。
■「女性刺客」に苦しむ
自民は05年、郵政造反組に「刺客」を送り込んだが、今回は一転、民主の「女性刺客」に自民大物が苦しんだ。
長崎2区では久間章生元防衛相が28歳新顔の福田衣里子氏に敗れた。長崎2区の自民支持層は40%で、民主支持層の23%の倍近い。この強固な保守地盤でも久間氏に投票した自民支持層は68%にとどまり、27%が福田氏に流れた。
年代別に見ると、前回は全年代で久間氏が民主候補を上回ったが、今回は20代から60代の幅広い世代で福田氏の方が票を集めた。特に20代、30代は福田氏が6割近くを獲得し、若い世代が福田氏に共感を覚えたことがうかがえる。
小選挙区候補の平均でみても、自民が民主の得票率を上回ったのは70代以上だけ。女性刺客に辛勝した森元首相と福田前首相も同様だった。
■世襲候補の明暗
猛烈な逆風の中、親族から地盤を引き継いだ世襲候補の踏ん張りが目立った。群馬5区の小渕少子化担当相は、前回と同じく自民支持層の85%を獲得。安倍元首相も8割超を固め、開票間もなく当選を確実にした。自民で当選した119人のうち世襲は50人。自民議員に占める割合は前回の32%から42%に上がった。
もちろん、敗れた世襲候補もいる。中川昭一前財務相の北海道11区では、自民支持層は前回より少ない36%。「もうろう会見」のダメージは大きく、そのうち66%しか固められなかった。
■チルドレン完敗
前回の象徴だった「小泉チルドレン」は基盤の弱さを露呈した。静岡7区の片山さつき氏は、前回は自民支持層の53%を獲得。今回はわずか39%で、元自民議員で無所属の城内実氏に47%を奪われた。無党派層からの支持も12%にとどまり、完敗だった。
5250
:
チバQ
:2009/08/31(月) 20:43:45
>>5247
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009083101470
10万票獲得でも59人が涙=高得票落選・低得票当選【09衆院選】
今回の衆院選で10万票以上を獲得しながら小選挙区で負けた候補は95人に上った。このうち比例復活を果たせず落選の憂き目を見た候補は59人に上り、前回を30人上回った。比例復活者の中には、3万票にも満たない得票で救済されたケースもあり、悲喜こもごもの候補者模様となった。
小選挙区敗退組で最も獲得票が多かったのは、自民党の町村信孝前官房長官(北海道5区)。15万1448票を得たが、民主党元職に及ばなかった。ただ、惜敗率が82.8%だったので、比例で復活を果たした。一方、同党前職の亀岡偉民氏(福島1区)は13万6526票(惜敗率87.5%)を取ったが、東北の各選挙区の激戦のあおりを受け、比例復活もかなわなかった。
比例復活組を除く最低得票当選者は、自民党前職の福井照氏(高知1区)で得票数は4万4068票。比例復活組を含めると、最低得票は共産党前職の塩川鉄也氏(埼玉8区)の2万4918票。惜敗率はわずかに21.7%しかなかったが、北関東ブロックで名簿1位だったことから、比例の議席を獲得した。
◇高得票落選・低得票当選者上位5位(敬称略) 〔高得票落選者〕 151,448票 町村信孝 (自民、北海道5区) 136,526票 亀岡偉民 (自民、福島1区) 136,164票 甘利 明 (自民、神奈川13区) 131,722票 三村和也 (民主、神奈川2区) 130,030票 与謝野馨 (自民、東京1区) 〔低得票当選者(比例復活を除く)〕 44,068票 福井 照 (自民、高知1区) 66,868票 坂口岳洋 (民主、山梨2区) 73,085票 山本公一 (自民、愛媛4区) 73,379票 大野功統 (自民、香川3区) 74,489票 山本有二 (自民、高知3区) 〔低得票比例復活者〕 24,918票 塩川鉄也 (共産、埼玉8区) 38,808票 柿沢未途 (みんな、東京15区) 45,716票 吉井英勝 (共産、大阪13区) 47,538票 阿部知子 (社民、神奈川12区) 52,626票 阿部俊子 (自民、岡山3区)
(2009/08/31-19:59)
5251
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/08/31(月) 20:54:50
今回は小沢政治塾出身の衆院議員が始めて誕生した
柴橋正直、大谷啓、坂口岳洋、中野渡詔子、小林正枝??
5252
:
とっとり1区←神奈川2区
:2009/08/31(月) 21:37:30
あはははは、このご時勢に、山陰は自民独占ですよあはははは!
何やってんだよorz
とはいえ、鳥取、島根それぞれの印象はちょいと違って
・鳥取…自民が良タマ。石破の知名度はもちろん、赤沢もかなり優秀、かつ演説上手い
・島根…影薄幹事長、影薄竹下相手だが、民主、国民ともタマがイマイチ。殿亀が民主入りしてたら、あるいは…
石破さん 立て直し重責 圧勝も険しい再出発
2009年08月31日
http://www.nnn.co.jp/news/090831/20090831127.html
鳥取1区は、石破茂氏が圧倒的な組織票を固めて、奥田氏らに大差をつけて圧勝した。戦前は予想を超える逆風に“石破離れ”も懸念されたが、党よりも個人を前面に打ち出した戦略で、一貫して「鳥取から自民党、日本を立て直す」と訴え続けることで無党派層の支持を大きくつかみ、逆風をはね返した。
石破氏は、特に公明党との選挙協力で過去にない“蜜月”ぶりも見せた。解散前から後援会、八頭町の親せき筋を中心に「小選挙区は石破、比例は公明」の取り組みを熱心に進め、小選挙区と比例区で票の乗り入れをうまくまとめた。
一方、一昨年の参院選で、地元八頭町で15票差ながら民主に負けたことの“火種”もくすぶっていたが、公示前後の徹底した“どぶ板”で保守王国を再構築。「石破ブランド」の健在ぶりを見せた。
ただ、自民党の歴史的な敗北に、もろ手を挙げて8選を喜べない状況もある。選挙後、自民党内で要職を務めることが予想されるが、支持を失った党をどう立て直していくのか、厳しい局面も予想される。
奥田保明氏は当初、少なくはない“反石破票”の受け皿となることももくろんだが、石破氏の厚い支持基盤に食い込めなかった。また、世論調査に表れた「比例は民主」の期待を小選挙区での支持にうまく結び付けることができなかった。
共産党県委員会は比例中国ブロックでの「議席復活」を大目標に岩永氏を擁立したが、自民、民主の二大政党の争いに埋没した。
5253
:
とっとり1区←神奈川2区
:2009/08/31(月) 21:38:52
逆風はね返し赤沢さん 実績前面に大逆転
2009年08月31日
http://www.nnn.co.jp/news/090831/20090831126.html
自民と民主の二大政党が激しい選挙戦を繰り広げた鳥取2区は、自民党前職の赤沢亮正氏が、民主党新人の湯原俊二氏を破り、議席を死守した。「政権交代」を掲げる民主党への強い追い風で苦戦を強いられ、危機感を前面に打ち出して組織をフル稼働させたことが、逆転勝利の最大の要因だ。ただ支部幹部の高齢化や支持団体の流動化など、自民党が抱える課題もあらためて浮き彫りとなった。湯原氏は比例代表で復活当選した。
赤沢氏は前回の郵政選挙で追い風を受けて初当選したが、今回は強い逆風下での選挙戦。陣営はインフラ整備や農業などの分野で赤沢氏の1期目の実績を強調し、「党より個人」を前面に打ち出した選挙戦を展開した。
赤沢氏の前回の得票は約6万4千票。民主党候補と無所属の川上義博氏(現民主党参院議員)、今回候補擁立を見送った共産党の得票は計約10万7千票に上り、自民党出身の川上氏の得票に含まれる保守票の切り崩しが焦点だった。
川上氏の支持者のうち、有力企業が赤沢氏支持に回るなどある程度の取り込みに成功。ただ建設業界など自民党の伝統的な支持基盤の一部が民主党支持に流れる傾向は今衆院選で鮮明になり、組織頼みの選挙が通用しなくなる可能性は高い。
一方、湯原氏は民主党への追い風を受けて優位に選挙戦を展開したが、終盤に猛追撃を許し、党への支持を本人の票に結び付け切れなかった。
5254
:
とっとり1区←神奈川2区
:2009/08/31(月) 21:40:45
細田氏、小室氏の追撃かわす 島根1区
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514618216
自民党幹事長の細田博之氏が、圧倒的な知名度などを生かして票を積み重ね、党に吹き付ける強い逆風をはね返した。
選挙戦では、一部報道機関が世論調査結果を基に、民主党の小室寿明氏と「横一線」と報じるなど、上げ潮ムードに乗った前回選と異なり、支持浸透に苦心。ただでさえ、有権者数の55%を占める松江市で浮動層が増える中、党への風当たりの強さはやまず、陣営はその影響を測りかねた。
しかも、細田氏は党の選挙戦全体を仕切る立場にあり、選挙期間中の地元入りはわずか2日間だった。支持者カードの集まりも、悪かった。
このため、陣営は選挙戦終盤、選挙カーに同乗させる松江市議の人数を減らし、代わりに電話などでそれぞれの支持者らに支持を要請させるなど、戦術を見直した。
夫人や自民党系の県議、市町村議らも地域、企業・団体回りを重ねるなど、きめ細かい活動を徹底し、細田氏個人の実績を強調。組織力も生かし、最後は底力で小室氏に約4万2千票差をつけて退けた。
一方、小室氏は「政権交代が唯一の争点」と主張。子ども手当などを盛り込み、関心を集めた党のマニフェストを前面に掲げ、全国的な追い風を呼び込むのに懸命だった。
同時に「野党となる自民党候補では地域を守れない」と訴え、政権交代後の島根県の礎となる民主党国会議員を誕生させる意義を強調。国民新、社民両党の後押しも受け、支持拡大を狙った。
だが、期待したように票は伸びず苦戦。依然として労働組合への依存度が高く、広がりを欠く党組織の限界を露呈した。
共産党は小選挙区制導入後初めて、県内全小選挙区への候補擁立を見送り、島根1区の石飛育久氏の支援と、悲願の比例中国の議席奪還に戦力を集中させた。だが、自民、民主両党を軸にした「政権選択」の戦いに埋没。石飛氏の票も低迷した。
消費税廃止や国防の強化を唱えた諸派の池田健一郎氏も及ばなかった。
5255
:
とっとり1区←神奈川2区
:2009/08/31(月) 21:41:51
竹下氏、激戦制す 島根2区
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514621216
事実上の一騎打ちとなった与野党の総力戦は、長年培ってきた組織力を生かした自民党の竹下亘氏が、地盤の出雲、雲南両市などでリードを保ち、党への猛烈な突風をはね返し、追いすがる国民新党の亀井久興氏を約2万7千票差で下した。
自民党が7月下旬の衆院解散直後に行った情勢調査で、竹下氏は亀井氏に後れをとっていた。実際、2年前の参院選・島根選挙区で党現職が敗れる背景にもなった構造改革路線への反発、不満は根強く残存。昨今の逆風の影響も、組織が大きいゆえにもろに受けた。
そういった危機的状況下で、勝利をたぐり寄せたのは徹底的な「どぶ板選挙」。竹下氏は2年前から、10人程度のミニ集会を重ね、社会基盤整備や経済対策などに尽力した実績を訴えた。
自民党系の県議や市議、町議の後援会組織、支持基盤である企業・団体もフル稼働。後援会名簿などを基に票を積み重ねるとともに、浮動層や若年層にもアプローチした。
衆院解散前後からは、後ろ盾である青木幹雄党県連会長もほぼ張り付き、ミニ集会を重ねるなど、組織を引き締め、自民党王国のほころびを、最小限に食い止めた。公明党との選挙協力も、終盤から一気に機能した。
一方、6選を目指した亀井氏は長女の亜紀子氏が自民党現職を下した2年前の参院選・島根選挙区の再現を狙い、民主、社民両党との「野党共闘」を構築。連合島根に加え、地域に強固なネットワークを持つ支持母体の郵政関係者も、活発な集票活動を展開して支えた。
しかし、全国的に吹いた民主党への追い風を、国民新党という小政党の「帆」では受けとめきれず、竹下氏の地盤ながら、浮動票も多い出雲部で伸び悩み。自民党出身である亀井氏に対するアレルギーも、旧革新勢力の一部に残り、善戦したものの、敗退した。
諸派の相浦慎治氏は知名度不足もあって、浸透しきれなかった。
('09/08/31 無断転載禁止)
5256
:
とっとり1区←神奈川2区
:2009/08/31(月) 21:49:23
それにしても、鳥取2区は惜しかった。当初から湯原やや先行の情勢で、
当日の出口調査も、多くの社は湯原リードのようだったけど。
ただ、NHKの出口だけは真っ二つの予測だった。
自民がかなり、期日前投票に力を入れてるという話も流れてて、そのへんが効いたかな。
県連代表でもある川上義博の地元で赤沢に負けたのも、残念な要素。
全国は民主圧勝なのに、
現住所(鳥取1):自民石破
実家(神奈川2):自民ガースー
祖父母(福岡6):自民自称白鳩
伯母(福岡8):自民最後の総理
…とまあ、個人的に惨敗感満点ですよw
5257
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 21:59:22
>>5252-5256
とっとり1区さんおひさですヽ(´ー`)/。しっかし山陰民主不甲斐なかった。。_| ̄|○
特に鳥取2区は残念でした。取った心算でいたんですけど。
反省を込めて一番先に纏めましたよ。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/shu-san-in00.html
5258
:
山口新聞男
:2009/08/31(月) 21:59:58
>>5246
名前が先にきた方が勝った選挙区 23区 → 自民13、平沼1、民主9
名前があとの方が勝った選挙区 14区 → 自民13、無民1
後のほうが勝った選挙区は、いわゆるアンダードッグ、もしくはそういう言葉に違和感があるなら
イメージ先行といったところではないでしょうか
山陰、山口3,4区も相変わらずダメでした
前回よりは得票は伸ばしたのだが、どうしようもありませんでした
それ以上に安倍の態度が腹立ちますねえ
自民惨敗の原因の相当数を背負ってるのに
こいついっぺん(以下自主規制
5259
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 22:06:07
今日の議員会館は、ボスの復帰が叶わなかった事務所の撤収で、
1か月ぶりの賑わいを取り戻していました。
でも、多くの秘書さんの表情は吹っ切れていて、それほど暗くないのが印象的でした。
橋本岳さんのヒウィッヒヒーでは、会館は9月2日までに明け渡すんだそうです。
来週には、新しい議員が登院して、また雰囲気が変わるんだろうな。
5260
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 22:11:05
>>5256
日本で一番敗北感感じておられるかもw
>現住所(鳥取1):自民石破
>実家(神奈川2):自民ガースー
>祖父母(福岡6):自民自称白鳩
>伯母(福岡8):自民最後の総理
私は
奈良2(現住所) 滝←高市を復活当選させたので(´・ω・`)
京都2(長らく住んでた) 前原←(´ー`)
静岡3(実家) 柳沢←ヽ(´ー`)/ヽ(´ー`)/
茨城6(単身赴任先) 丹羽←ヽ(゚∀゚)ノヽ(゚∀゚)ノ
って感じす。
>>5258
森(千葉)・茂木・逢沢・田野瀬・古賀誠ら流石に組織引き締めどぶ板やるとこうなるんですな。
尾身とか谷津とか73以上の連中は後援会の高齢化とかで締まりが悪くなるとあのざまか。
安倍ちゃんは私の政策そのものは間違ってなかったとか言い出して総裁選とかにでようとするかもっすね。頭悪いから仕方がないw
>>5259
おおっ!?現地レポっすか?!
それにしても結構早いッスね>9/2迄に引き渡し
5261
:
チバQ
:2009/08/31(月) 22:12:12
ちなみに殿亀が民主党だったと仮定すると比例復活しますね
ついで四国・岡平も比例復活できる惜敗率です。(米田は落選)
他は意味ないので略
5262
:
おま天
:2009/08/31(月) 22:18:55
自民が強い大阪15区に住んでいる私としては、
今回の大谷の小選挙区当選は非常に喜ばしかったですねー。
うちは自分も両親もみんな民主党候補に投票しました。
5263
:
チバQ
:2009/08/31(月) 22:22:41
民主完全独占県(自民比例復活なし、参院も民主)
・岩手(小沢王国)
・山梨(輿石王国)
・滋賀(さきがけ王国?)
かな?
逆の自民完全独占県はなし(高知は参院裏表ともに民主。福井・島根・鳥取は比例復活あり)
5264
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 22:22:49
>>5262
おお,関西だとは聴いてた気がしますが彼処っすか。
大阪15区なんて結構都市近郊地域の印象なのになんであんなに竹本が漫然と強かったんでしょうかね??
そっちの方が不思議ですが,今回も漫然と竹本が勝つのかと思ってたので嬉しいっす。
此迄ご両親とか竹本に入れてたんでしょうか?
5265
:
山口新聞男
:2009/08/31(月) 22:24:08
ただ、当日の実況では「民主は競り合いに弱い」とか言われてましたが
そもそも競り合いに持ち込んだのが上出来と思えるところもあり
また幾つかの選挙区では競り勝っているので、そこまで悲観することもないと思われます
福岡7区は、結果として小沢戦略が失敗に終わったのでは
古賀vs反古賀という構図に持ち込み、反古賀マインドを広く喚起したかったのでしょうが
思いのほか野田陣営の広がりが足りなかった
鍵田vs反鍵田の構図を政党対決に切り替えて圧勝した奈良市長選が想起されます
(じゃあ、中屋のままでよかったのかといわれるとそれはまた別の話ですが・・・)
5266
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/31(月) 22:31:30
私は、城内→末松→中林→江端→東→松原ですか。
全て非自公ですが、個人的には城内と小池・310比例復活だけで、敗北感ありありです。
静岡7区はオサム票が5万はあるなあ。最後はオサムが民主につくと思ってたのだけれど。
得票率62.5%以上
70.97% 小渕 優子
67.40% 古川 禎久
63.69% 小野寺 五典
64.25% 安倍 晋三
95.30% 渡辺 喜美
70.67% 小泉 龍司
72.20% 岡田 克也
73.76% 玄葉 光一郎
67.56% 大島 敦
66.99% 黄川田 徹
66.61% 古川 元久
66.53% 渡辺 周
66.36% 鳩山 由紀夫
66.03% 黒岩 宇洋
65.53% 近藤 洋介
65.47% 鉢呂 吉雄
64.02% 古本 伸一郎
63.54% 笠 浩史
62.94% 福田 昭夫
62.66% 後藤 斎
62.60% 逢坂 誠二
62.57% 小平 忠正
62.56% 小沢 一郎
62.51% 菊田 真紀子
玄葉はどこかの記事で完勝を目指すとかあったかな。おめでとう、実質与野党1位。
大島のこの強さはなんなんだ。今ひとつ伸びなかった枝野を圧倒。中根が(牧原よりも)ダメすぎるのか。
黒岩、逢坂も鞍替えなのに、いきなり強すぎますね。特に参院負けた黒岩の強さが意外。
秀央というハンデがなくなった効果なのか?
5267
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 22:38:06
>>5261
社民公認であれだけやれるなら民主公認やったら受かってたんちゃうかなぁ。>岡平さま
相本も当選っすね。比例下位迄届いて居るんで当然ですけどw
>>5265
競り合いで取ってる分もありますのでまあ競り負けをそれ程悲観することも無いでしょうね。口惜しいことは口惜しいんですけど。。
反鍵田は脱税とか色々不祥事+馬淵の国政の活躍がありましたけど,古賀は色々地元に利益誘導している+比例重複辞退で背水の陣で,寄り切りましたね。
市長は強いってのが釧路や高岡で示されましたけど,選挙区の中心市でないとだめで,八女市長ではなく大牟田市長だったら逆転だったでしょうね。
5268
:
チバQ
:2009/08/31(月) 22:41:06
>>5266
渡辺はハンデなんですねw
自分は福島2→千葉9→神奈川9→千葉9 とパーフェクトです。
5269
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 22:44:03
>>5266
結構重要選挙区を移り住んでますね〜。
確かに俺もこうだったら敗北感あるわw
特に小池の比例復活。
>>5266
おまとめあざーす。
元々公明選挙区だったので自民が弱ってるんですかねぇ?>大島
黒岩の相手の稲葉はもともとアンチ真紀子だったので真紀子の民主入党は大いに追い風になりましたかね?
5270
:
山口新聞男
:2009/08/31(月) 22:56:57
あと、自分の東京4区、宇佐美頑張りすぎ
みんなの党だったら、平に取られていたかもしれない(経緯的に無理だけど)
5271
:
いだっち
:2009/08/31(月) 22:58:47
実家がショーバイしていますが、選挙中に子供を連れて買物に来た人がいました
。子供を連れて買物を終了し、次の言葉は、「ソーカガッカイ」ヨロシクお願いします、と
見ず知らずの人が言っていったそうな。
・・・これがウワサに聞くガッカイの選挙運動かな。
5272
:
神奈川三区の者
:2009/08/31(月) 22:58:52
父が行ってた通り、一部の保守地盤で逆バネが働いた感じですね…。
(それでも、かつての保守王国にここまで攻め込めただけでも十分凄いって言ってましたけど。まぁなんだかんだで300突破しましたからね。)
自分の縁の選挙区だと…。
神奈川3区→順当に(?)岡本女史当選でパチロウ落選
長野5区(飯田市は父方の祖母の地元)→まさかのガクさん当選で宮下ジュニア落選。
東京16区(江戸川区は母方の地元)→まさかの初鹿さん当選で島村爺さん落選
茨城3区(母の妹さん夫婦の所)→比較的順当に俊明さん当選でナベヤスこと葉梨婿落選
あと前述の父方の祖母の妹さんの所も豊橋なんで民主が勝ってますね。
そして考えてみたら、父方の祖父も確か長野県が地元だったらしいので、長野全選挙区当選っていう話に。(滝汗
自民が取れたのは、母方の祖父の地元、富山の2-3区ぐらいですかね…。
5273
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 22:59:52
>>5263
長崎も民主独占ですね
あと、秋田が非自民系独占です
5274
:
SWERVES
:2009/08/31(月) 23:08:02
こんばんわ。
今日は朝早かったので、出先で主要紙すべて保存用として買い込みました。
究極の無党派地帯に位置する我が選挙区でも、民主勝利となりましたが「みんなの党」候補がある程度とったため、自民候補の惜敗率が若干上昇したようです。
神奈川県民としては、横浜市や周辺都市圏での自民中堅の苦戦(松純、スガ、甘利、田中和など)は予想通りだった一方、県西部での自民の惨敗っぷりはやや驚きでした(亀善、かれんなど)。今回、長年保守が固いとされた県西では自民大物が退いて(或いは亡くなり)初の総選挙だったのですが、洋平や善之が個人で持っていた票が殊の外多く、彼らが退いたことで一気に票の行方が流動化し、予想以上に民主シフトが起こったと感じました。
5275
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/08/31(月) 23:09:16
「完全」なので。
我が故郷、静岡は保守県だったはずですが、いつの間にか知事と政令指定都市・浜松の市長は
民主系に替わり、自民党の国会議員は2人だけになりました。
5276
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 23:23:08
>>5263
>>5273
>>5275
参院地方区の定数2の片割れを自民が落とすのは指南の技なんで,それは考えないとすると静岡も塩谷一人となって准完全県かとw
逆に北海道なんかは定数2特例を考慮に入れてもどんなに頑張っても自民の比例を0にしない限り完全県入りはむずいっすねw比例を1にするのも結構むずかしいので准完全県もけっこう大変
>>5274
朝日と日経は入手できそうなのであと読売ぐらい入手しときたかったですね。>保存
近所の販売店にいってみてもいいけど前の日の新聞もあるかな。。
>>5274
大阪14,15・埼玉
5277
:
おま天
:2009/08/31(月) 23:27:19
>>5264
ちょっと大阪府の選挙管理委員会で過去の市町村別得票を調べてみました。
すると自分の持っていた印象とはかなり違っていましたね。
千早赤阪村や河南町で自民がアドバンテージを持ってるのは予想通りでしたが、
田舎色の強い河内長野でそれほど自民が強くなかったのは意外でした。
(今回、大谷が最もリードを取っていたのが河内長野でしたし。)
むしろ目立ったのは松原市の創価王国っぷりですね(苦笑)
これがかなり竹本や自民党候補をアシストしてたっぽいです。
でも、松原市って富田林や河内長野よりも大阪市内へのアクセスが良く、
もっと民主が強くてもいいような印象があるのですけどねぇ・・・。
うちは両親も含めてガッチガチのアンチ自民なので、
自民への投票は自分が知ってる限り一度もないですねw
5278
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 23:37:26
ご調査感謝っす。
頼もしいッス>うちは両親も含めてガッチガチのアンチ自民
松原は門真・守口辺りと似て大阪市辺縁の創価大国って所すか。
河内長野はめっちゃ宅地化されてる印象がありますがそうでもないんですかね?
横浜みたいな昔から都市化している所よりかは千葉や埼玉の様なより最近宅地化・都市化した方がわけわからん多様な野党勢力が育って無くてあっさり民主に流れる傾向が有るように思いますが,河内長野もそんな所があるんでしょうか?
それにしても松原にそんな印象はありませんでしたので勉強になりました。
因みに07年府議選。民主は影も形もない様で。。orz
松原市 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 16,328(38.6%) 浦野 靖人 34 自民 現 2 党支部役員→新会派「自民党・維新の会」結成09.04・副幹事長
当 15,210(35.9%) 岩下 学 56 公明 現 4 党府幹事
□ 10,801(25.5%) 野口 真知子 56 共産 新 党地区役員
5279
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 23:44:21
いやぁ,あの佐賀で既に民主>自民ですよ。
原口はいい加減選挙区安定させろやって感じですが,大串氏は見事。
民主 2議席奪取
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000908310001
2009年08月31日
民主が2議席を獲得――。政権選択をかけて自民、民主がぶつかり合った第45回衆院選が30日、投開票され、1区で民主前職の原口一博氏(50)、2区では民主前職の大串博志氏(44)が自民前職らを破り、小選挙区の議席を奪取。自民党が固い地盤を誇った保守王国・佐賀での「政権交代」を印象づけた。3区は自民前職の保利耕輔氏(74)が11選を果たした。当日有権者は68万8948人、投票率は74・15%(前回72・25%)だった。
1区
民主前職の原口一博氏が、自民前職の福岡資麿氏を大差で下し、小差で敗れた前回の雪辱を果たした。「私たちはこの手で歴史の扉を開いた。政権交代の船出です」とあいさつした原口氏は当選5回目に。「次の内閣」では総務相を務めており、祝福に訪れた後援者からは新政権での入閣を期待する声が上がった。
テレビ出演が多く、高い知名度を生かして選挙戦を優位に進めた。年金や医療、子育て支援など「命を守る政治」をアピール。年金加入者全員に届く「ねんきん特別便」のうち注意を促すオレンジの封筒と同じ色のポロシャツを着て、「消えた年金」への批判を展開するなどイメージ戦略も徹底した。自民への逆風を背景に、無党派層や自民支持層も取り込んだ圧勝だった。
一方、福岡氏は有権者の「自民離れ」に苦戦。追い風だった前回05年の「郵送選挙」とは正反対の展開となった。危機感をばねに、党主導で組織戦を繰り広げ、農協の政治団体「県農政協議会」など自民党の支持団体をフル稼働させて、自由貿易協定(FAT)を巡る民主党のマニフェスト(政権公約)のぶれなどを追求したが、及ばなかった。
幸福実現党新顔の木場健氏は消費税廃止などの政策を訴えたが、伸び悩んだ。
2区
民主前職の大串博志氏が、自民前職の今村雅弘氏を下し、雪辱を果たした。同級生らに肩車され、支持者の歓声に迎えられた大串氏は「保守地盤の強い地域で、みなさんと一緒に戦ったきた成果が表れた勝利だ」と述べた。
大串氏は、比例復活で議席を得て4年間、今村氏との約1万6千の得票差を埋めるべく、数人規模の小集会を約600回重ねて、浸透に努めた。特に現行農政に疑いを持つ農家に戸別所得補償制度の導入を説き、自民の「牙城」の農村部を切り崩してきた。
選挙戦では「何を変えるのか。税金の使い道だ」と政官癒着の招く無駄遣いの一掃に訴えを絞り、政権交代を期待する幅広い層に支持を拡大。選挙協力した社民党や連合佐賀傘下労組もよく動いた。候補擁立を佐賀2区で見送った共産支持層も引きつけた。
5選を目指した自民県連会長の今村氏は、中央で連立を組む公明党や、農協の政治組織「県農政協議会」の全面支援を受け組織戦を展開。米国との自由貿易協定(FTA)交渉推進方針を掲げた民主党を「日本農業・農村を滅ぼす」と徹底攻撃したが、支持をつなぎとめ切れなかった。
幸福実現新顔の牧原正朗氏は諫早湾干拓堤防排水門開門調査に環境アセスは不要などと訴えたが、引き離された。
5280
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 23:44:56
>>5279-5280
3区
自民前職の保利耕輔氏が、5人が乱立する選挙戦を制して11選を果たした。唐津市の事務所で支持者らと当選を祝った保利氏は「大変厳しい選挙だったが、圧倒的な力で票を出して頂いた。おかげで11期目の活動をすることができる」とあいさつした。
衆院議長などを務めた亡父・茂氏の代から続く「保利党」と呼ばれる底堅い支持層は、政権交代の風が全国で吹き荒れた今回の選挙でも健在。選挙期間中は党政調会長として他候補の応援演説のために全国を巡り、選挙区を6日間留守にしたが、選挙区内の市町長や県議が代わりに選挙カーに乗り、本人不在の選挙を支えた。区内16の党支部や後援会も結束して票の掘り起こしを図り、盤石の戦いぶりだった。
自民と民主の二大政党に埋没しまいと、共産新顔の瀬戸雄也氏は「新政権下でモノを言う建設的野党として共産党が必要だ」、社民新顔の柳瀬映二氏は推薦を受けた民主の前職らの来援を得て街頭演説や集会で「3区で政権交代が出来るのは私だけ」と主張。自民を離党し、みんなの党から立った前職の広津素子氏は「公会計制度など本当の改革をやり抜きたい」と訴えたが、いずれも及ばなかった。幸福実現新顔の橋山穂波氏は支持が広がらなかった。
(解説)
保守王国と称された佐賀で、自民は独占していた3小選挙区の議席を二つ失う歴史的敗北を喫した。
これまで佐賀では農漁村集落や、農林水産・商工・建設といった業界団体が、自民の国会議員による予算獲得に票で報いるという「双務契約関係」が根付いていた。多様な集団を網羅するこの関係は、民意をそれなりに集約する役割も果たしており、多くの有権者は「しがらみ」に絡め取られることを承知のうえで、期待と信頼を寄せてきたのだった。
だが、時代は転換した。経済成長が鈍って国の台所事情は左前の度を深め、国際的な競争・協調への努力も不可避となり、一地域や特定の集団のエゴは今や簡単には通らない。その時代認識を欠いたまま自民は旧来の関係にすがり、県農政協を始めとする支持団体は「佐賀には予算を引っ張ってくる国会議員が不可欠だ」と傘下の有権者を締め付けようとした。結果は皮肉にも、もはや見返りを期待しない・できない保守層を遠ざけ、「政権交代期待層」の受け皿として台頭した民主を利することになった。
我田引水せんがための「利益代表」をいつまでも担いでいたところで、昨今の閉塞(へい・そく)状況は打破できないのでは――。そんな有権者の心理が、投票行動に如実に表れたといえるだろう。(市川雄輝)
5281
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 23:47:53
3区は口惜しいが,仕方がないね・・
そろそろ親爺も身を引いて若いのに譲るべきではないか。
小選挙区 逆風下、自民3議席
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000908310001
2009年08月31日
■青森3区−大島氏が9選、367票差■
わずか367票差で大島氏の当選が決まると、八戸市沼館1丁目の選挙事務所は大歓声に包まれた。一時は敗北を覚悟していた大島氏は日焼けした顔をほころばせながら、「希望をつくろうという皆さんのお気持ちが勝たせてくれた。改めて感謝します」と深々と頭を下げた。
党国会対策委員長の立場からなかなか地元に帰れず、出遅れが指摘された。それでも公示後は、連続8回当選を支えた強固な後援会組織を主体に選挙運動を展開した。
街頭では、参院で野党が過半数という「ねじれ国会」に苦労した経験を訴え、「国会を作り直すために国政に送り返してほしい」と訴えた。
中盤に劣勢が伝えられ、企業幹部へのあいさつ回りを強化。系列県議らもローラー作戦を展開して票を固めた。小林眞・八戸市長も中盤から応援に加わり、「3区の未来に大島氏は不可欠」と呼びかけ、保守層に支持を広げた。
田名部氏は小選挙区の挑戦4度目も勝利がかなわず、前回に引き続き、比例区での復活当選となった。八戸市下長1丁目の事務所で支持者を前に田名部氏は、「選挙区で勝利できず、心からおわび申し上げます。党の政策の実現を心待ちにしている皆さんのために全力で取り組んでいきたい」と、頭を下げた。
4年間、国政報告会などを計300回以上続け、公示後は街頭や個人演説会で、税金の無駄遣いや自民党の農林漁業の政策を批判。「絶対変わる、絶対変える」と「政権交代」の必要性を訴えたが、追い風に乗り切れなかった。
■青森2区−江渡氏が4選■
江渡氏が苦しみながらも4選を果たした。十和田市三本木の事務所では、支持者らから大きな拍手や歓声がわき上がるなか、江渡氏は「逆風の中の当選でうれしい。初心に返り党の立て直しに努力したい。お約束を守ります」と、ほっとした表情で語った。
江渡氏は9万票近く獲得した前回をはじめ、過去2回楽な選挙戦だったことから支持組織の緩みを警戒。自民への逆風にも鋭く反応し、従来以上にきめ細かく選挙区内を回った。運動員が党の政策より江渡氏個人の実績を強調、江渡氏本人は街頭演説などで民主党の政策批判を展開した。
さらに、支持組織の引き締めも図るとともに、推薦を受けた公明党の支援を受けて地元十和田市をはじめ、有権者が集中する三沢市、むつ市など市部と郡部で票固めに力を注いだ結果、中野渡氏の猛追を何とか振り切った。
中野渡氏は小選挙区での当選はならなかったものの、比例区で復活当選を決め、初めて政治の舞台に上がることになった。
5282
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 23:48:15
十和田市相坂の選挙事務所で、中野渡氏は残念そうな表情で「ヒヨコがライオンに挑む戦いだった。農林水産業を復活させたい」と語った。
中野渡氏は、06年に党県連の公募で選ばれ、知名度も組織もないゼロからスタート。後援会のない分、党県連代表で現参院議員の田名部匡省氏を中選挙区時代に今の2区内で応援した支持者らが票の取りまとめに動いた。
しかし、知名度不足が響き、追い風による無党派層頼みも限界があり、小選挙区で勝つには力不足だった。
熊谷氏も支持に広がりが見られなかった。
>>5281-5282
■青森1区−横山氏圧勝、3万票差■
午後8時過ぎ、当選が決まった横山氏が青森市桂木の事務所に姿を見せると、支持者から拍手がわき起こった。
念願だった小選挙区での初当選。投票所出口での各報道機関の調査で圧倒的な差をつけ、開票前に当選の一報が入る大勝だった。
横山氏は「今は喜びよりも4年以内に公約を実現しなければという緊張感の方が大きい。これからも青森の国会議員として、厳しいご意見を頂きながら頑張っていきたい」と表情を引き締めた。
横山氏は、自民党の政策を「大都市重視」と批判、農家の戸別所得補償や子ども手当など民主党の政策をアピール。「地域格差を解消できる」と強調した。選挙では追い風に乗って街頭演説で無党派層を引きつけるとともに、連合青森の推薦など組織も固めた。選挙なかばで優位と伝えられても楽観ムードを戒め、緩みもなかった。
津島氏は自民公認見送りが大きく響いた。青森市内の事務所で「逆風などと言われたが、ひとえに私の不徳の致すところです」と頭を下げた。
父雄二氏の突然の引退を受け、出馬が決まったのが1カ月前。公明党の推薦や三村知事の支援も受けたが、知名度の低さを克服できなかった。
升田氏は地元の北五地域で票を伸ばしたが、青森市で浸透できなかった。吉俣氏、渡辺氏も無党派層に食い込めなかった。
■青森4区−木村氏逃げ切る■
接戦を制した木村氏は5期連続当選の一報を受けて、弘前市津賀野浅田の事務所で、「大逆風の中で厳しい選挙だった。4区のみなさんすべてに感謝を申し上げたい。今後は公約した経済の安定など地元のために全力を尽くしていきたい」と、厳しい表情を崩さずに述べた。
木村氏は、合併前の市町村別に張り巡らせた強固な後援会を駆使し、徹底的な組織的な選挙を展開。自民党への逆風を意識し、「副幹事長をやっている自分が党を変える」と訴え、党への逆風の影響を最小限に抑えた。
選挙戦では、木村氏は昨秋の金融危機以降、自民党が実施した経済対策をアピール。「自民党の対策は間違っていなかった」とし、「引き続き切れ目のない経済対策を行うことが重要だ」と強調し、支持層をがっちり固めた。
津島氏は小選挙区での勝利はならなかったものの、比例区で復活当選し、4年ぶりの国政返り咲きを果たすことになった。
弘前市末広2丁目の事務所で、津島氏は「申し訳ありませんでした」と述べた後、「悔しいが、4区での役割を考え直しさらに大きな民主党となるよう頑張っていきたい」と、決意を新たにした。
津島氏は前回、郵政民営化反対を掲げて国民新党から木村氏に挑み、大敗。今回は民主党に合流、郵政政策研究会や連合など非自民勢力の支援を受けたが、木村氏の強力な地盤を前に、及ばなかった。
津島氏は、これまで2回の当選はいずれも自民党時代。比例単独での立候補で、うち1回は落選したが、現職議員死去にともなって繰り上げ当選だった。
5283
:
とはずがたり
:2009/08/31(月) 23:50:39
笹木もダメ政治家(1区地盤なのに選挙に弱いと云う限定的な意味ですが。。)の道をまっしぐらだなぁ。。
民主、「苦い勝利」に拍手
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000908310003
2009年08月31日
□比例区□
◆笹木氏
福井1区での当選がなくなり、雰囲気が沈んでいた福井市松本4丁目の笹木氏の事務所だったが、比例復活当選の一報が入ると、支持者らが立ち上がって笹木氏を拍手で迎えた。
頭を下げながら現れた笹木氏は「選挙区で勝てなかったことは痛恨の極み。ただ全国では政権交代が実現したので、そのなかで新しい担い手として今まで訴えてきたことをはたして、おわびに代えたい」と語った。
笹木氏は前回の総選挙では稲田氏に373票差で惜敗。前々回の総選挙でも約1700票差で敗れており、3回連続で小選挙区での勝利はならなかった。民主への全国的な追い風の中でも、弱点と言われた山間部や農村での支持が広がりきらず、前回の総選挙で松宮勲氏に投票した有権者をうまく取り込めなかった。
◆糸川氏
「よかった」。坂井市春江町江留中の選挙事務所で、陣営幹部が糸川氏の比例区復活当選を知らせると、待機していた支援者らはほっとした様子をみせた。小選挙区での惜敗が確定した後、復活に期待を寄せる支援者らは事務所で、手を合わせるなどしながら静かに待っていた。
糸川氏は周囲に集まった支援者たちと握手しながら「民主党政権を県民にも実感してもらうため、国会でこれからも精進します」と地元への恩返しを約束した。
前回は国民新党から比例区北陸信越ブロックの単独で出馬し当選。2期連続の比例区当選となった。今年7月に連立もにらんで国民新党を離党し、民主党入り。歳の若さをアピールして自転車で山間部などを回り山本氏と接戦を演じたが、最後はベテランの地力にかわされた。
◆松宮氏
比例区での復活当選が伝えられると、越前市新町の松宮氏の選挙事務所では、県議や地元市議、連合福井の関係者らがほっとした表情を見せた。事務所に現れた松宮氏は「ご支援ありがとうございました」と頭を下げ、支持者からねぎらいの拍手を受けた。
郵政民営化に反対し05年の総選挙は1区から無所属で出馬して落選した。民主党入党後から1年7カ月の間、自民の支持基盤といわれる農山村部、数人しか住まない山深い集落へも何度も足を運んで、農林水産業の将来について政策を訴えてきた。
各種情勢調査で一時は「優勢」とみられたほどの接戦を演じた。「市民の会」も相次いで発足し、自民支持層に徐々に支持が浸透していったが、嶺南を中心とした高木氏を支持した厚い保守地盤を崩しきれなかった。
5284
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 23:55:03
HOME>>最新ニュース一覧>>【詳細】 Kyoto Shimbun 2009年8月31日(月)
谷垣氏の支援者を逮捕
衆院選 知人に現金供与疑いで府警
30日投開票の衆院選で、投票や投票の取りまとめを依頼し、現金を渡したとして、舞鶴署などは31日、公選法違反(買収)の疑いで、京都5区で当選した自民党の谷垣禎一さんを支援していた舞鶴市大内野町、無職千歳嘉四郎容疑者(71)を逮捕した。千歳容疑者は谷垣さんの選挙対策本部幹部を務めた千歳利三郎府議(自民)の実弟。今回の衆院選で、京都府内での逮捕者は初めて。
逮捕容疑は8月25日ごろ、舞鶴市内で、候補者を当選させる目的で、知人の男性2人に投票や投票の取りまとめなどを依頼し、報酬として現金計1万1千円を手渡した疑い。
府警は、千歳容疑者がどの候補者への投票を依頼したかなどを明らかにしなかった。関係者によると、千歳容疑者は谷垣さんを支援していたが、選挙対策本部には入っていないという。
府警によると、千歳容疑者は容疑を認めている、という。
京都5区は、谷垣さんが民主党の小原舞さんを7032票差で破り、10選を決めた。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009083100244&genre=C1&area=K00
5285
:
名無しさん
:2009/08/31(月) 23:57:37
【09衆院選】運動員買収で無職男を逮捕
2009.8.31 23:25
衆院選京都5区の運動員に現金を渡し、票の取りまとめなどを依頼したとして、京都府警捜査2課と舞鶴署は31日、公選法違反(買収)容疑で、同府舞鶴市大内野町、無職、千歳嘉四郎容疑者(71)を逮捕した。府警によると、容疑を認めているという。
府警は運動員の陣営を明らかにしていないが、関係者によると、千歳容疑者は、京都5区から出馬し当選した谷垣禎一氏(64)=自前=の舞鶴地区選対本部長の弟という。
逮捕容疑は、8月25日ごろ、舞鶴市内で、5区の候補者を当選させる目的で、運動員の知人男性2人に投票取りまとめなどの報酬として、現金計1万1千円を渡したとされる。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090831/crm0908312326020-n1.htm
5286
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 00:00:02
おおっ!?
選対本部長なら連坐でアウトでしょうけどその弟ってどうなんでしょうか?セーフ?
5287
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 00:00:13
おおっ!?
選対本部長なら連坐でアウトでしょうけどその弟ってどうなんでしょうか?セーフ?
5288
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 00:07:38
>弟は選挙に全くかかわっていない」としている。
逃げ切りかも。。。。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009083101630
谷垣氏選対副本部長の弟逮捕=買収容疑で京都府警
30日投開票の衆院選で、票の取りまとめの報酬に現金を渡したとして、京都府警は31日、公選法違反(買収)容疑で舞鶴市大内野町、無職千歳嘉四郎容疑者(71)を逮捕した。
府警によると、容疑を認めているという。千歳容疑者は、京都5区で立候補し当選した谷垣禎一氏(自民)の選挙対策副本部長兼舞鶴選対本部長を務めていた千歳利三郎京都府議(73)の弟。
逮捕容疑は8月25日、候補者を当選させる目的で、男性運動員2人に票の取りまとめなどを依頼し、報酬として計1万1000円を渡した疑い。
利三郎府議は取材に対し「(買収については)知らない。弟は選挙に全くかかわっていない」としている。 (2009/08/31-23:41)
5289
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 00:09:57
きたねーなぁ。。
5290
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 00:11:00
衆院選:谷垣氏支援の買収容疑で71歳男逮捕 京都府警
衆院選京都5区で当選した自民党の谷垣禎一氏への投票を知人男性2人に依頼して8月25日、現金1万1000円を渡したなどとして、京都府警捜査2課と舞鶴署は31日、同府舞鶴市大内野町、無職、千歳嘉四郎容疑者(71)を公選法違反(買収)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
陣営関係者によると、千歳容疑者は谷垣氏の舞鶴市選対本部長を務める現職府議の実弟。選対幹部は「ほとんど選対に出入りしておらず、選挙運動をしていなかったと思う」と話している。
◇投票所管理者も
また同課と東山署は同日、京都市東山区清水2、漬物会社役員で東山区第6投票所(衆院京都2区)投票管理者だった田中博武容疑者(64)を公選法違反(買収)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は8月18日ごろ区内の飲食店に有権者9人を集め、意中の候補者への投票や投票の取りまとめを依頼し、1人約1400円相当の酒食の接待をしたとされる。【田辺佑介】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090901k0000m040109000c.html
5291
:
とっとり1区←神奈川2区
:2009/09/01(火) 00:46:18
>>5257
>>5260
おまとめどーもです。こうして見ると、鳥取1区の酷いこと…。
社民とのバーターも一因とはいえ、一番は基盤のものすごい弱さですかね。
県議選の鳥取市区では、定数13で公認わずか1(当選)、鳥取市議選では唯一の公認候補が落選…。
それと比べたら鳥取2区は良かったんだけどなぁ。今回勝てないでいつ勝つのかと。
一方減員前の島根1区だったら、まだ希望が見えました。鳥取より松江のほうが、公務員労組がまとまってる印象があります。
今回、自分の地元・準地元の自民独占ぶりに、
小学校の6年間、紅白どちらかの自分の組が全敗だったのを思い出しましたww
5292
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 01:11:07
31 :無党派さん:2009/09/01(火) 00:36:33 ID:jzMq5DA4
>>29
「無職千歳嘉四郎容疑者(71)」が「秘書」や「組織的選挙運動管理者」
にあたると認定される可能性がある。
単に政治活動を補佐するだけで「秘書」と認定された判例があるし
「組織的選挙運動管理者」は規模がでかくなくて継続性がないグループを束ねているだけで認定される場合もある。
5294
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 10:38:10
出口調査 民主、無党派の5割獲得、自民支持層も3割が民主
2009.8.31 03:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090831/elc0908310348098-n1.htm
民主党はどの層から表を集めたか(比例代表)
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/elc0908310348098-p1.jpg
産経新聞社は30日、今回の衆院選の投票所で投票した候補者名と政党名を有権者に聞く「出口調査」を実施した。民主党は無党派(特定の政党を支持しない有権者)層の5割以上の支持を集め、躍進の大きな要因となった。民主党は自民党の支持層にも食い込み、3割近い支持を獲得した。逆に、自民党支持者で同党に投票した人は5割程度にとどまり、民主党が自民党政権に対する有権者の「不満」の受け皿となったといえそうだ。
無党派で自民を圧倒
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/elc0908310348098-p2.jpg
比例代表で民主党に投票した無党派層は51・6%だった。
前回の平成17年の衆院選では比例代表で無党派層の38・2%の支持を集め、自民党の32・6%を上回り、トップだった。それでも全体の獲得議席は自民党296議席に対して113議席にとどまり、惨敗した。
その後、19年の参院選では比例代表で51・2%を獲得、大幅に議席を獲得し参院で第1党になった。今回も参院選をさらに上回る支持を集め、「政権交代」というシンプルなキャッチフレーズが広く浸透したようだ。
民主党はまた、同党支持層からも81・6%を獲得した。前回の77・6%よりも4・0ポイント多く、足下も確実に固めた。共産党が候補を立てた選挙区でも、共産党支持者のうち民主党候補に22・1%が流れ、幅広く支持を集めた民主党の集票力の強さを表している。
深刻な自民離れ
一方、郵政民営化を争点に17年の衆院選で大勝した自民党には、無党派層の支持が比例代表で前回より17・0ポイントも少ない15・6%と低迷した。無党派層の支持がほぼ半減したことになり、4年前と正反対の風が民主党に吹いた格好だ。
自民党の場合、深刻なのは同党の支持者も固められなかった点だ。同党支持者からの獲得は53・7%で、ほぼ半数が他党に投票したことになる。このうち、自民党支持者でありながら今回、民主党に投票したのは29・4%にのぼり、自民党の支持基盤が崩壊している実態を浮き彫りにした。
麻生太郎首相(党総裁)は選挙戦を通じ、街頭演説などで「日本を守る責任力」を訴え、国防を重視する外交・安全保障政策や「市場原理主義との決別」を強調してきた。最近指摘される保守層の離反傾向に対する危機感の表れで、保守層の琴線に触れるような訴えを意識的に繰り返した。
しかし、自民党支持層を呼び戻すには至らず、首相の熱意も届かなかったようだ。自民党批判の潮流をはね返すだけの勢いが、もはや自民党に残されていなかった。
小選挙区の投票先も同じような傾向にあり、自民党支持層で自民党候補に投票したのは59・8%だったのに対し、30・9%が民主党候補に流れた。
自公協力も崩壊
連立政権を組んで10年となった自民、公明両党の選挙協力にもかげりが見えた。
公明党支持層の小選挙区での投票先は、300選挙区平均で67・7%が自民党候補に投票し、前回(72・3%)から減少した。これに対し、16・6%は民主党候補に投票し、前回の11・5%から増加。公明党の支持者ですら民主党に票が流出したようすがうかがえる。
一方、自民党支持者が比例代表で公明党に投票したのは6・1%にとどまった。自公連立政権下の衆院選では、自民党候補が「比例代表は公明党に」と呼びかけるケースが目立った。しかし、自民党支持者にとっては「歴史的な惨敗」が予想されていた今回の衆院選で、比例代表票を公明党にまわす余裕はなかったようだ。
カギ握った共産票
共産党は今回、小選挙区の候補者を厳選する戦略に転換し、同党の「空白区」の票の行方が焦点の1つになった。
共産党は前回の275人から152人へと大幅に候補者を絞った。候補を立てなかった148選挙区では、同党の支持者の69・3%が民主党候補を支持。自民党候補に流れた15・2%の4倍を超え、共産党の戦略転換が民主党圧勝に有利に働いたことをうかがわせた。
◇
出口調査は全300選挙区、比例代表11ブロックを対象に行い、約28万人から回答を得た。データは小数点2位を四捨五入した。
5295
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 15:42:24
民主と国民が合併していたら
亀殿だけでなく真砂と白石と宮本と松野は復活していた
5296
:
神奈川一区民
:2009/09/01(火) 15:49:26
>>5295
結果だけ見ると自分が昔唱えた、国民新党の衆参
分離し衆院だけ民主党に合流した方が良かったこ
とになりますね。
5297
:
とは
:2009/09/01(火) 16:26:18
民主に移籍しても落選だったと仮定すれば、比例議席の他党への流出も避けられましたしね。
5298
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 16:40:30
参議院選挙に岡平、亀殿、白石、有田、松永、中山などが出てきそうな気がする
あと小沢は国民と社民と日本を選挙前に合併するかもしれない
改革クラブの松下(笑)の刺客に福島みずほを入れるかもしれない
あとみんなの党や川田息子も連立に入れるべき
江田、浅尾、柿沢は民主寄、江田は田中甲や川田母や三木娘、黒岩息子などと
非民主・自由・社民の野党のグループを作ろうとしたことがある
ただこれらのメンバーも主義は民主に近いので統一できるはず
5299
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/01(火) 19:47:42
>>5234
>>5266
数字シリーズ
当選者÷次点の圧勝率 (ダブルスコア以上)
321.4% 岩手④ 小沢一郎
294.8% 北海⑧ 逢坂誠二
281.1% 福島③ 玄葉光一郎
278.6% 愛知② 古川元久
276.1% 三重③ 岡田克也
275.7% 埼玉⑪ (無) 小泉龍司
258.2% 神奈⑨ 笠 浩史
254.6% 北海⑨ 鳩山由紀夫
236.5% 京都② 前原誠司
230.2% 岩手① 階 猛
224.0% 愛知③ 近藤昭一
221.9% 大阪⑪ 平野博文
220.9% 埼玉⑥ 大島 敦
212.8% 岩手③ 黄川田徹
211.1% 静岡⑥ 渡辺 周
210.7% 東京⑦ 長妻 昭
210.3% 埼玉① 武正公一
205.3% 山形② 近藤洋介
205.1% 沖縄③ 玉城デニー
201.1% 新潟③ 黒岩宇洋
201.0% 愛知④ 牧 義夫
200.2% 長野② 下条みつ
得票率と違い、乱立区の候補が強い。
小沢、岡田、鳩山、前原と、幹部格は余裕の上位ランク入り。
前回比例復活の長妻も、貫禄の登場。
逢坂、笠、平野、近藤というあたりは、是非地盤を固めて、要職への名乗りを上げてほしい。
ランク外では鉢路199.5%、「総理を狙う男」馬淵が惜しくも196.6%、仙谷193.0%、野田189.8%、菅185.1%など。
308.7% 佐賀③ 保利耕輔 (74)
287.9% 群馬⑤ 小渕優子
226.1% 宮崎③ 古川禎久
219.5% 東京25 井上信治
206.4% 山口④ 安倍晋三
205.0% 静岡⑦ (無) 城内 実
古川は4万票稼でダブルスコア達成。1票の格差が…
民主党相手では、安倍ちゃんと城内の2人のみが、ダブルスコアを達成。
おまけ
2028.5% 栃木③ (み) 渡辺喜美
5300
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/09/01(火) 20:19:32
>>5298
中山って中山ともいのことですかね
5301
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/09/01(火) 20:23:45
まあ岐阜1・3・5区勝たせていただきましたww
日テレの出口調査でマット今井が1番目はびっくりしましたが
まあ金子が2万票差で勝利 飛騨の票の掘り起こしが課題ですかね
野田と古屋が比例復活したのは愛知自民がダメダメだったからですね
15区なんかは復活すると思っていましたが
民主政権でさらに岐阜の保守地盤が崩れていくのかまあ注目しています
5302
:
けん
:2009/09/01(火) 20:48:42
みんなの党が連立に入れば民主党と国民新党と新党日本と社民党の連立になり320議席超で3分2の再議決できるようになるって論評あったけど、全く必要性のわからない3分2理論ですね。
5303
:
チバQ
:2009/09/01(火) 21:27:00
民(308)社(7)国(3)とムネオと田中と川口と川村で322議席
2/3達成です。
>全く必要性のわからない3分2理論ですね。
来年の参院選で、民社国政権で過半数を取れない十分に可能性はありますので
必要性がないとは言えないのでは。
2/3制してる→与党は現状維持−αでOKというのは大きいかと
5304
:
チバQ
:2009/09/01(火) 21:30:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090100856
川口氏が民主入りを希望=秋田2区
衆院選で秋田2区から無所属で立候補し初当選した川口博氏(62)は1日、同党秋田県連を訪れ、寺田学県連代表に入党を申し入れた。これに対し、寺田代表は、県連の執行部や党本部と協議して回答すると伝えた。
民主党は秋田2区で、候補者を擁立せず社民党公認の山本喜代宏氏(53)を推薦したが、一部の県議らが今春の同県知事選にも出馬した川口氏を支援した。(2009/09/01-19:28)
5305
:
チバQ
:2009/09/01(火) 21:43:09
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20090901/plt0909011505002-n2.htm
652票…“アニメ政策”訴えた38歳無職男の自爆選挙
供託金もちろん没収
2009.09.01
総選挙で全国最多の候補者数となった東京1区(千代田、港、新宿)は、有権者数が約46万人という大票田。民主党の海江田万里氏と自民の与謝野馨氏の間で大激戦が繰り広げられたが、そんななか、わずか652票という全国屈指の低得票数で落選したのが無所属の前田禎信氏(38)。「失業中で、供託金300万円を没収されればスッテンテンで身動きできなくなる」という前田氏は、なぜ自爆覚悟で出馬したのか?
前田氏は9人の候補者のうち最下位。当選した海江田氏とは約14万票もの大差をつけられた。しかも、得票数が有効投票総数の10分の1を下回ったため、供託金は没収される。
前田氏の実質的な選挙戦は他の候補者より大幅に短い2日間だった。新潟市在住で「交通費もなく、東京の滞在費もバカにならない」という経済的理由からだ。貴重な2日間は、東京・秋葉原の駅前でたった1人、拡声器も使わずに白黒コピーのビラを配布した。「出来合いの物で作った」とタスキは、タオルにフェルトペンで名前を書いたもので「ビラも近所の5円コピーで印刷した」という。
わざわざ東京1区に出たのは「新潟の有権者はテレビや新聞を見ただけで満足する人が多く、耳を傾けてくれない」。ホームページやニコニコ動画に自身の主張をアップし、“IT戦”を中心に主張を展開しており、立候補地は東京がふさわしいと判断した。
都内や新潟県内で郵便局に勤めていた前田氏だが、「小泉郵政改悪で、お客さんへのサービスよりも利益優先になった仕事場に嫌気がさし」、2005年に退職。その後は無職で独身。「ハローワークでは、普通に結婚して子供をつくれるような職は見つからない。雇用情勢が良くなる展望も見えない」。自ら格差社会に苦しむ中で「いてもたってもいられなくなって出馬した」という。
スローガンは「合衆国日本!」。道州制を意識しているかに見えるが「単純にアメリカ合衆国のように自由、人権、独立をアピールした。(架空の大国が戦うロボットアニメ)『コードギアス』を参考にした」と語る。政策の中にはアニメーターの所得向上や、若手アイドルが活躍したイベントスペースがあった秋葉原の石丸電気SOFT1(今年5月閉店)の代替施設を国費で借り上げる案も盛り込んでいた。
だが、供託金没収で、すべてが水の泡に…。前田氏は「今は日暮里のホテルにいますが、これから職探しになるかな。もう選挙は難しいかもしれないが、こんな公約を掲げた人がいたと後々、伝わればいい。後悔していません」と晴々とした口調で語った。
5306
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 21:56:10
>>5302-5304
2/3ってのはあんま重要ではないというか重要であってはならないファクターで,まず来夏の参院選をターゲットに論じるべきだと思うわけです。
議員板でも公明と組む組まないに2/3を理由に論じてる人を見かけましたが全くナンセンスで,来夏の参院選にどう勝つかで判断するべきでしょう。
民主は首都圏の3人区で枝野が云うように二人擁立・二人当選を果たさねばならない訳ですが,結構票を取ったみんなが変に候補者を出してくると反自公票が割れて民主に票が集まらないとなれば政権与党内に入れて選挙協力するべきでしょうね。(栃木は1人区だし)
川口も社民党との関係が来夏に向けてどうかってので判断されるんじゃないでしょうか?ややもすると社民よりも票を持ってそうでもある川口氏ですので参院選での活躍次第で入党を認める方向では?
5307
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 22:01:46
>>5301
取り敢えずおめでとうさんっす。
強気でならしたRAINY氏の事ですから不満も残りましょうけど,まぁ此迄を考えれば4区に関しては接戦になっただけてよしとすべきではないでしょうかね?
寧ろ野田は落としたかった。。
愛知自民の不甲斐なさは超絶でした。静岡県民も結構頑張りましたけどその分自民の惜敗率低かったですね。失敬w
5308
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 22:06:03
>>5299
あざーす。
この総選挙を期に,みんなが作成した資料・指標蒐集スレ必要な気がしてますねー。
皆安定感のある候補が並んでますけど玉城は意外にも凄い取りましたね。
社民ともっと割れるかもと思ってましたけど保守vs革新の55年体制が案外あっさり崩れた感じもあって結構驚きです。
5309
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 22:12:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090901/plc0909012133020-n1.htm
大地代表の鈴木宗男氏が民主会派入り
2009.9.1 21:31
民主党と新党大地は、衆院選北海道ブロックでの選挙協力を通じて連携。鈴木氏は衆院解散前、国民新党の会派に所属していた。
5310
:
5309
:2009/09/01(火) 22:14:47
貼り付けミスでスマソ。逝ってきます。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090901/plc0909012133020-n1.htm
大地代表の鈴木宗男氏が民主会派入り
2009.9.1 21:31
鳩山由紀夫・民主党代表との会談を終え、記者団の質問に答える鈴木宗男・新党大地代表=1日午後3時59分、国会内(酒巻俊介撮影) 地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表の衆院での民主党会派入りが1日、決まった。民主党幹部が明らかにした。
民主党と新党大地は、衆院選北海道ブロックでの選挙協力を通じて連携。鈴木氏は衆院解散前、国民新党の会派に所属していた。
5311
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/09/01(火) 22:17:53
>>5307
まあ別に今回の結果に不満はないんですけどね
まあベターかなと
むしろ4区のようなところで惜敗率85%はすごいとおもいますな
民主政権次第では岐阜自民も崩壊するかもって思います
まあ和歌山同様自民王国というか与党王国ということでしょうか
とはさんとこは柳沢が重複してないですからね
まあ静岡7区は城内がダブルスコアですか
まあ後援会が強いというかスズキのおっさんを味方につけたからかな
あとは城内がどうするかですね・・・
なんか自民に戻ってスズキのおっさんが斉木陣営にくるような気がしますwww
5312
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 22:30:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090901/plc0909011723011-n1.htm
「鳩山首相に期待」71% 「政権交代よかった」は49% 共同通信調査
2009.9.1 17:21
このニュースのトピックス:民主党
共同通信社が、政権交代確定を受けて8月31日、9月1日に行った全国緊急電話世論調査で、新首相となる民主党の鳩山由紀夫代表に「期待する」と答えた人は71.1%となった。昨年9月の麻生内閣発足直後の支持率48.6%を大幅に上回っており、新政権への期待度の強さをうかがわせた。「期待しない」は20.2%だった。
一方、民主党が大勝し、政権交代することについて「よかった」は49.2%、「どちらともいえない」が42.3%となった。自民党の惨敗についても「どちらともいえない」が47.2%、「よかった」は44.8%だった。
政党支持率も、民主党が41.1%で過去最高を記録、19.0%の自民党を大きくリードした。公明党5.1%、共産党3.4%、社民党2.1%、みんなの党2.4%、国民新党1.5%、新党日本0.1%。支持政党なしは22.9%だった。
5313
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 22:34:46
>>5311
静岡7区に関しては思想信条・選挙区情勢・コアな支援者と城内は自民に戻るしかないでしょうけど,そうなればごっそり票は斉木に逃げると思ってますので,その方が良い勝負になると思いますよ。
スズキのおっさんは非自民って訳でもないので自民に戻っても城内は城内でやるんじゃないでしょうかね?
5314
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 22:42:46
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909010400.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200909010404.jpg
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200909010406.jpg
民主新政権に「期待する」74% 朝日新聞世論調査2009年9月1日22時30分
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衆院選の結果を受け、朝日新聞社が31、1日に実施した緊急の全国世論調査(電話)によると、民主党中心の新政権に「期待する」と答えた人が74%に達した。「期待しない」は17%。一方で、民主党政権が日本の政治を「大きく変えることができる」とみる人は32%で、「できない」の46%を下回った。
政権交代が起きて「よかった」とする意見は69%、「よくなかった」は10%。衆院選比例区で自民党に投票したと答えた人の中でも46%が「よかった」と答えた。
民主党が300議席を超えて大勝したことに対しては、「よかった」が全体の54%で、「よくなかった」は25%。政権交代への評価に比べて好意的な受け止めが減る。
民主党大勝の要因については、「有権者の政権交代願望が大きな理由か」という問いに81%が「そう思う」と答え、「政策への支持が大きな理由か」との問いには「そう思う」が38%にとどまった。
民主政権は日本の政治を「大きく変えることはできない」とみる意見は、新政権に期待する人の中でも37%、選挙で民主に投票したとする人の中でも31%いた。
全体として、政権交代を歓迎しつつも、民主党の政策や力量には懐疑的な意見も少なくないことがみてとれる。
新首相になることが確実な鳩山代表については、「期待する」が63%、「期待しない」が29%だった。
野党に転落する自民党について、民主党に対抗する政党として立ち直ってほしいかどうかを聞いたところ、「立ち直ってほしい」が76%を占め、「そうは思わない」は17%止まり。自民党に「ノー」を突きつけた選挙結果だったが、巨大議席の民主党に対抗する自民党への期待を示す数字といえそうだ。
政党支持率では、民主が39%と、07年参院選直後の34%を上回り、過去最高となった。自民は22%だった。
◇
朝日新聞の全国世論調査で、民主党の新政権への期待が高い一方で、具体的な政策になると依然厳しい目が注がれていることがわかった。
1人月2万6千円の子ども手当を支給して所得税の配偶者控除などを廃止することに賛成は31%で、反対は49%。衆院選比例区で民主に投票した人の中でも反対が37%(賛成43%)いた。他の政党に投票した人では反対がおおむね5〜6割を占めた。
高速道路を無料化して建設の借金は税金で返済することについては、賛成は20%にとどまり、反対が65%とかなり評判が悪い。民主党に投票した人でも56%が反対だ。
この二つの政策について、総選挙の公示直前に公約としての評価を聞いた際には、子ども手当を「評価する」33%、「評価しない」55%、高速道路無料化を「評価する」23%、「評価しない」67%だった。選挙戦を通じてのアピールにもかかわらず、有権者に理解されていないことがうかがわれる。
「有権者が政策を支持したことが民主大勝の理由」とみる38%を「そうは思わない」52%が上回った。政策がお墨付きを得たとはいいがたく、今後、国民に政策の意味をどう説明していくかが大きな課題となる。
惨敗した自民党へも、期待の目はある。民主党に対抗する政党として「立ち直ってほしい」は76%と、大半が再生を求めている。比例区で民主党に投票した人も同じ76%が「立ち直ってほしい」と答え、代わりうる政党の必要性を認めているようだ。
一方で、自民党に投票した人の約半数が今回の政権交代を肯定的に受け止めたり、民主党政権に期待を寄せたりしており、現状の自民党では敗れても仕方がないと思う支持者が少なくないことをうかがわせる。どう変われるかが、自民党の課題といえそうだ。
5315
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 22:43:13
>>5314
■質問と回答
(数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。丸カッコ内の数字は、8月15、16日の前回調査の結果)
◆いま、どの政党を支持していますか。
民主党39(32)▽自民党22(20)▽公明党6(2)▽共産党3(4)▽社民党1(1)▽みんなの党1(0)▽国民新党0(0)▽新党日本0(0)▽改革クラブ0(0)▽その他の政党1(0)▽支持政党なし22(34)▽答えない・分からない5(6)
◆今回の衆議院選挙の比例区では、どの政党に投票しましたか。
民主党39▽自民党22▽公明党10▽共産党6▽社民党3▽みんなの党3▽国民新党2▽新党日本1▽新党大地1▽改革クラブ0▽その他の政党1
◆衆議院選挙の結果、民主党を中心とした政権に交代することになりました。政権交代が起きたのは、よかったと思いますか。よくなかったと思いますか。
よかった 69 よくなかった 10
◆民主党は300を超える議席を獲得しました。民主党が大勝したことは、よかったと思いますか。よくなかったと思いますか。
よかった 54 よくなかった 25
◆新しくできる民主党中心の政権に期待しますか。
期待する 74 期待しない 17
◆民主党中心の政権は、日本の政治を大きく変えることができると思いますか。大きく変えることはできないと思いますか。
できる 32 できない 46
◆新しい首相には、民主党代表の鳩山由紀夫さんが選ばれることが確実です。鳩山さんに期待しますか。
期待する 63 期待しない 29
◆民主党が大勝したのは、有権者が自民党からの政権交代を望んだことが、大きな理由だと思いますか。そうは思いませんか。
政権交代を望んだことが大きな理由 81 そうは思わない 12
◆民主党が大勝したのは、有権者が民主党が掲げた政策を支持したことが、大きな理由だと思いますか。そうは思いませんか。
政策を支持したことが大きな理由 38 そうは思わない 52
◆民主党は、子どものいる家庭に1人あたり月2万6千円の手当を支給することを公約しました。代わりに、所得税の配偶者控除などを廃止して財源にする考えです。この政策に賛成ですか。反対ですか。
賛成 31 反対 49
◆民主党は、高速道路の料金を段階的に無料にすることを公約しました。過去につくった高速道路の借金は、税金から返済する考えです。この政策に賛成ですか。反対ですか。
賛成 20 反対 65
◆自民党は議席を大きく減らし、野党に転落することになりました。自民党に、民主党に対抗する政党として立ち直ってほしいと思いますか。そうは思いませんか。
立ち直ってほしい 76 そうは思わない 17
5316
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 22:46:37
>>5308
沖縄では特に自民党の凋落が酷かったですね。
全国最低の比例得票率で、とうとう公明党以下になってしまいました。
5317
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 22:51:37
>>5316
なんと。。>全国最低の比例得票率で、とうとう公明党以下
なにやら底割れの様相っすね。。
全国の数字未だちゃんと見てないんですけど自民が伝統的に弱い大阪より弱い地域が出来たか!?
5318
:
山口新聞男
:2009/09/01(火) 22:57:12
混戦の中で、保革票を幅広く取れる民主候補=デニーが抜け出した
新川が存外伸びなかったのもあるかもしれませんが
元々、そういう理由で当初からデニー優勢だとは見ていました
5319
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 23:01:55
>>5317
このサイトが結構判りやすいですね
政治|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性
http://todofuken.ww8.jp/t/categ/10017
そのサイトで知ったんですが、岩手県選管があまりにも酷い。
>ちなみに岩手県選挙管理委員会は全国の選挙管理委員会の中で唯一、
>ホームページ上で一般ユーザー向けに開票結果を公表していないところだ。
>閲覧にはマスコミにのみ配布されたパスワードが必要だったため岩手日報から情報を入手した。
岩手県 - 第45回衆議院議員総選挙
http://www.pref.iwate.jp/list.rbz?nd=3300&ik=3&pnp=87&pnp=1920&pnp=3300
>第45回衆議院議員総選挙及び第21回最高裁判所裁判官国民審査の
>投開票の結果等を報道機関等にお知らせします。
投開票結果速報発表
http://www.pref.iwate.jp/~hp0736/45shu/link.html
>↑報道機関の皆様はこちらをクリック。
>パスワード入力画面が出ます。
5320
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 23:15:24
おお,すげえ。
有り難うございます。
自民の得票に関してはやっぱ大阪下から二番目っすね。
公明党の得票率と共産党の得票率の相関係数はどんなもんなんでしょうかねー。
グラフの青赤みてると予想よりもシンクロしてないのかも。都道府県別のサンプルだと少ないので300小選挙区でやって欲しいかもw
5321
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 23:22:06
>>5319
一票の格差は早急に是正してほしいですね。
衆議院小選挙区議席数 [2009年 第一位 高知県]
http://todofuken.ww8.jp/t/kiji/10758
5322
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/01(火) 23:23:15
>>5318
逆にどっちつかずで埋もれるかとも思ったのですが。
共産不出馬区ですし、そうなると一番革新寄りの新川が実績ありますし。
私の最も大外しした選挙区の一つです。
5323
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 23:24:16
>>5321
2010年の国勢調査後に定例の定数是正をするでしょうね。
その時に配分方法を変えるのかもしれませんが。
5324
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/01(火) 23:28:43
>>5321
全ては基礎配分をどう考えるかでしょうね。
> 鳩山由紀夫代表と堀込征雄政治改革部会長が18日、記者会見で発表した。
> 北海道が14、東京28、大阪20にそれぞれ増加。逆に鳥取が1議席になるなど計15県で減員となる。
2000/10/18
一票の格差是正に1議席の基礎配分廃止=衆院小選挙区区割り見直しに法案
民主党は衆院小選挙区の定数300議席について、現行の47都道府県に1議席ずつ基礎配分して残り
を各都道府県の人口に比例して割り振る「一人別枠制」を廃止し、完全な人口比で各都道府県に割り
振るよう改める「衆議院議員選挙区画定審議会設置法改正案」をまとめた。17日のネクストキャビネット
会議で了承され、鳩山由紀夫代表と堀込征雄政治改革部会長が18日、記者会見で発表した。
住民基本台帳人口(今年3月31日)から試算した衆院小選挙区の一票の格差は、最大2.487倍。
人口最小の島根3区を基準とすれば、格差が2倍を超える選挙区は89選挙区ある。民主党では、一票
の格差が広がっている最大の原因は、各都道府県に最低1議席を割り振る現行の仕組みにあると指摘。
国民の意思を頼的確に国政に反映させるためには、各都道府県の選挙区数を人口に単純比例して
定める必要があるとしている。
民主党の試算では、昨年3月末の住民基本台帳人口数を元に計算すると、現行制度では北海道
(現行13)、東京(同25)、大阪(同19)では減員になるが、改正案による計算では、北海道が14、
東京28、大阪20にそれぞれ増加。逆に鳥取が1議席になるなど計15県で減員となる。
衆議院選挙選挙区確定審議会は今年12月の国勢調査速報値(今年10月1日実施)をふまえて、衆院
小選挙区の区割り見直しに着手し、1年以内に首相に勧告することとなっており、それに間に合わせる
ためには、今国会での改正が必要。民主党では野党各党に提示し、協力を呼びかけていく。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=1717
5325
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 23:28:43
>>5322
民主逆風の時点なら、保守票がデニー・自民・小渡に割れて
新川浮上の目もあったんでしょうね。
しかし、今回みたいに民主に風が吹くと
自民票も吸い込むデニーが独走でしたか。
5326
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 23:33:11
>>5318
>>5322
>>5325
デニーの有名人票ってどの程度だったんでしょうかね。
過去の数字があんま宛てにならずに俺は大外ししました…orz
5327
:
SWERVES
:2009/09/01(火) 23:34:05
こんばんわ。
>>5318
>>5322
デニーのところは私もハズしました。
与野党双方が分裂で、07年参院大分のように野党陣営のほうが得票が割れると考えたわけですが、高齢候補が苦戦する昨今の例に漏れず新川が苦戦したようです。
選挙1週間前の琉球新報の情勢調査で、デニーが民主6割に加えて、自民3割・共産3割・社民3割・無党派層の3割超えと保革幅広く支持を得ていると紙面に出ていて、驚いた覚えがあります。
5328
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 23:38:14
>>5324
私の意見は、基礎配分は残したままで、
比例配分方法を最大剰余方式からドント式に変える、というものです。
これは現行方式と基礎配分0の中間程度になり、
楽に二倍以内に収まるようになります。
比例配分方法は公選法に明記されてないので、
法改正さえ要りませんからね。
5329
:
とはずがたり
:2009/09/01(火) 23:40:12
>>5328
そういう方法で緩和できるなら地方の反撥も和らげつつ出来ると思いますし良さそうッスね。。
5330
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/02(水) 00:03:27
それだと逆に、政争化するために基礎配分廃止法案を出してくる気がする…、小沢は。
簡単に高知、福井、鳥取に圧力掛けられるものなあ。
(参考
>>5321
、
http://todofuken.ww8.jp/tdfkimages/00/00/01/07/10758.png
)
対して、党内の中堅からも異論の声、といういつもの報道が目に浮かぶ。
5331
:
事情通A氏
:2009/09/02(水) 00:32:26
こんばんは
総選挙ですが、驚きの結果になりました。
自民党の大敗は、避けられない事として予想できたとはいえ、公明の完敗!
小選挙区全敗には、会員のショックも相当な
ものがあったようです。
投票数日前の朝日新聞投書欄に、(恐らく公明党でしょう)
何十年前の同窓生から電話投票依頼−心証ますます悪くするだけ−という
苦言が掲載されていました
選挙戦の厳しさ云々はともあれ、こういう声に耳を傾けられない限り
彼らの捲土重来は厳しいと感じます。
同じ事を私自身も、「友人」の会員に毎度毎度説教していますw
5332
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 00:42:01
>>5237
沖縄では高齢批判はあんま効かないみたいな弱法則は今回は効かなかった様ですね〜。
沖縄3区は此迄も結構票の増減が激しい選挙区だったんでそこらを読み切らないと行けなかったかも。
(特に旧3区ですので新区割り以降の嘉数の得票をどう読むかは分かれうるんですが)
>>5330
いずれにせよ高知・徳島・福井ぐらいは1減しないと定数是正は出来ないのでは?
5333
:
magenta
:2009/09/02(水) 01:16:02
改めて北海道各選挙区の結果を眺めてみます。
北海道1区
横路孝弘 民主前 183,216 当
長谷川岳 自民新 124,343
松井秀明 共産新 25,803
高元和枝 幸福新 4,083
北海道2区
三井辨雄 民主前 165,267 当
吉川貴盛 自民前 93,870
岡 千陽 共産新 27,580
本田由美 社民新 14,311
山本志美 幸福新 3,782
北海道3区
荒井 聡 民主元 186,081 当
石崎 岳 自民前 112,844
森山佳則 幸福新 6,723
北海道4区
鉢呂吉雄 民主前 149,697 当
宮本 融 自民新 75,029
鶴見俊蔵 幸福新 3,923
北海道5区
小林千代美 民主元 182,952 当
町村信孝 自民前 151,448 比
畑野泰紀 幸福新 5,380
北海道6区
佐々木隆博 民主前 175,879 当
今津寛 自民前 119,964
荻生和敏 共産新 17,884
武田慎一 幸福新 3,554
5334
:
magenta
:2009/09/02(水) 01:26:09
(続き)
北海道7区
伊東良孝 自民新 100,150 当
仲野博子 民主前 99,236 比
金成幸子 幸福新 2,131
北海道8区
逢坂誠二 民主前 171,114 当
福島啓史郎 自民新 58,046
佐藤健治 無新 40,090
西野 晃 幸福新 4,075
北海道9区
鳩山由紀夫 民主前 201,461 当
川畑 悟 自民新 79,116
佐藤昭子 共産新 20,286
里村英一 幸福新 2,735
北海道10区
小平忠正 民主前 159,473 当
飯島夕雁 自民前 89,287
大林誠 幸福新 6,114
北海道11区
石川知裕 民主前 118,655 当
中川昭一 自民前 89,818
渡辺紫 共産新 11,140
北海道12区
松木謙公 民主前 127,166 当
武部勤 自民前 112,690 比
笠松長麿 幸福新 2,763
5335
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 04:35:43
公明党惨敗の因は、無党派を取り込めなかった事ですね
買い物客を装って、去り際に「宜しく」と言い残したり
誰が考えついたか知りませんが、かなり疎ましい
まあ選挙を法戦と名付け、鼓舞しあい、師弟の闘いと言うのだから、価値観がわかりませんが
どう見られているか?と言う事も意識した方がいいですね
5336
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 09:33:06
これは鬱陶しいっすよねー。
>買い物客を装って、去り際に「宜しく」と言い残したり
>誰が考えついたか知りませんが、かなり疎ましい
併し前からやってたことでしょうから,今回の直接の敗因ではないでしょうし,此迄それで嫌われながらも得票してきたのも事実。
直接の敗因は自民党と組んできたって事に尽きると思うんですが数を持ってるだけに提携の誘惑はこれからもついて回ると思われます。
まあほっとくとほぼ自民支持で固まってしまう連中を是々非々で中立にしとく位で選挙は全然違って来ると思うんで,何らかの一定の配慮は覚悟しておくべきかも知れません。
5337
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 10:32:44
普段は郵便受けなんか見ないんでいつ投函されたかはわからないんですけど,自民党公認謀略パンフ筑波の宿舎の郵便受けに入ってましたよ。
丹羽め進退窮まってこんなのにも頼ってたんだな。
あとは橋本のパンフも這入っていた。
5338
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 11:08:18
>>5333-5334
magentaさんご無沙汰ですヽ(´ー`)/
お元気でした?
北海道は大地は民主へは推薦出してないんでしたっけ?
自分も今北海道の結果纏めてる途中です。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/hokkaido02.html
5339
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 14:39:56
最低限
高知、徳島、福井、佐賀、山梨1減
東京2増、神奈川、愛知、静岡1増はやってくると思う
あと区割りの変更もかなりあるはず
民主党が18万以上とった選挙区が10あるが
ほとんどが選挙区内人口が50万を超えている
5340
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 15:31:12
後援会固めてくる自民党候補に対して公平な選挙区の提供を通じて選挙区を分断してくと,打撃与えられそうで楽しみっす。
あと市町村合併を通じて細かく市町村が分断されてるので大規模に改編すべき部分も多そうです。
5341
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 21:37:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090902/CK2009090202000111.html
【神奈川】
“楽勝ムード”も消去法か 『民主圧勝劇』の舞台裏 記者座談会
2009年9月2日
先月30日に投開票された衆院選。県内18選挙区でも、民主が比例復活を含め全員当選と勢いを見せつけた。取材に奔走した本紙記者が、座談会形式で選挙戦を振り返り、「民主圧勝劇」の裏側を探った。 (司会・中山高志)
■家族も余裕?
−各選挙区の民主候補の様子は?
北条香子記者 圧勝した前職陣営では選挙期間中に、候補者の妻が「今回は大丈夫と皆さんに言われています」と漏らすなど、終始“楽勝ムード”だった。
荒井六貴記者 ある元職も、公示前から世論調査で大きくリード。陣営幹部は「言われるほど良くない」と上滑りを警戒していた。
加賀大介記者 別の元職陣営は「マニフェストが一日数千部でさばける」と手応えの良さに驚いていた。少し引き締めた方が良いのではと思うほど、事務所の雰囲気も明るかった。
新開浩記者 強敵の世襲候補を相手に比例復活当選した新人は「自民王国と呼ばれる場所に(自分の)村ができた」と喜びをあらわにしていた。
■やじにキレる
−逆に自民はどうだった?麻生太郎首相を応援に呼ぶ、呼ばないでもめた陣営もあったそうだけど。
松平徳裕記者 確かに、自民はポスターの党名を小さくするなど、党として戦う姿勢がみえなかった。選挙期間中に展開した民主批判も、逆効果とみられている。
藤浪繁雄記者 ある選挙区では自民系地方議員がこっそり民主候補を応援していた。終盤戦になると、自民が敗色濃厚となったせいか、公然と民主を応援する人まで出た。
堀祐太郎記者 自民陣営幹部は、相手候補よりも比例南関東ブロックの自民候補の情勢を、やたらに気にしていた。小選挙区をあきらめて、比例復活に希望を託していたようだ。
−まるで「敵は身内にあり」だね。
堀 この候補は街頭演説中に聴衆からやじられて、「黙って聞いてろ、この野郎」と“逆ギレ”。劣勢によほどいら立っていたんだろう。
■予想外の健闘
−民主、自民の対決が目立ったけど、それ以外の党は?
斎藤裕仁記者 みんなの党が比例でこれほど票を集めるとは驚いた。民主大勝を懸念した保守層や、無党派層の支持を集めたのではないか。
藤浪 共産が候補を擁立しなかった選挙区では、同党関係者が支援者に「よりましな方に投票を」などと消極的な指示をしていた。
■「自民不信」
−有権者は本当に民主を信任したのだろうか。
北条 自民支持だった男性は「自民党は大うそつき。もう信じられない」と言っていた。
加賀 そうだね、「自民を見限った」人たちが、消去法で民主に投票したということではないか。
5342
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 21:38:13
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090901/szk0909010250004-n1.htm
【09衆院選】知事選で自信、有権者「チェンジ」へひた走る 静岡
2009.9.1 02:50
このニュースのトピックス:選挙・静岡
大敗と認識している。解散時点では3議席前後を取れると思っていたが、甘かった」。無惨な敗北から一夜明けた31日、自民党静岡県連の小楠和男幹事長は唇をかんだ。県連会長でもある斉藤斗志二氏もこの日、政界引退を表明し、県連に大激震が走った。
予兆は7月の知事選にあった。県庁の殻を打ち破るような言動を貫く川勝平太知事のスタイルに、有権者は1票の意味を実感し「チェンジ」への自信と期待を培った。今回、“保守王国”と言われる本県で、民主党は7選挙区を制し、1選挙区は比例代表で復活する完勝を果たした。有権者の「チェンジ」への希求が知事選を経て増幅し、地滑り的勝利をもたらしたと言える。
敗因について、小楠幹事長は「ぬるま湯選挙をやってきたツケが出て、各候補者が自前の後援会組織をつくる努力を怠った。有権者に街頭などで直接語りかける努力が民主党候補に比べて足りなかった」と分析した。行き詰まった自民党の空気を、有権者が敏感に察し、雪崩を打つように勢いある民主党に向かったとしても不思議はない。
一方、ある民主党関係者は「勝ち過ぎだ。これからが怖い」と振幅の大きさに顔を引きつらせた。小選挙区制は、わずかな票差が極端な形で結果に反映される特性を持つ。旧態依然の自民党に拒否反応した有権者が、積極的支持でなくとも民主党の目新しさと可能性に賭(か)けたというのが、今回の事態の正体だろう。
約1カ月後には、政権交代後初の国政選挙として全国的にも注目される参院補選の火ぶたが切られる。崩壊寸前の自民県連を立て直すには、今回の結果を真摯(しんし)に検証し、旧弊を排した姿に脱皮することに尽きる。(田中万紀)
5343
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 21:41:16
>30日の出口調査では、負けた民主の3人は、三浦さんが「20代前半」の支持で河村さんを上回っただけで、
>高齢者はもちろん、若い世代を含めて全世代で自民候補より下回っていた。
>2区の自民新人、山本繁太郎さんが、敗れたものの、大逆風の中、昨年4月の同区補選より得票を1万票以
>上伸ばしたのが目を引いた。投票率の上昇分の多くが山本さんに流れた形で、地道な地域回りが一定の支
>持拡大につながったとみられる。
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090901ddlk35010529000c.html
分析:’09衆院選 小選挙区 「自民王国」が底力 逆風の中、高得票維持 /山口
◇民主は接戦にほど遠く
小選挙区は、自民3人、民主1人の前職が議席を守った。自民前職は全国的な民主の躍進の中、いずれも高得票を維持し、「自民王国」の底力を見せつけた。
自民前職の得票率は、1区の高村正彦さんが57・0%(前回比6・8ポイント減)、3区の河村建夫さんが60・1%(同2・1ポイント減)、4区の安倍晋三さんが64・3%(同9・3ポイント減)。投票率が各区とも2〜3%程度上昇した分、いずれも前回割れしたが、高村さん、河村さんはそれぞれ前回の14万票台、11万票台を維持。安倍さんも12万票台に踏みとどまり、支持者離れを最小限に食い止めたと言える。
毎日新聞が8月30日の投票日に実施した出口調査では、自民4候補とも自民支持者の7〜8割から支持を得て、「支持なし層」からも、3割台の山本さんを除いた3人が4割台の支持を得て民主候補に迫り、安倍さんは民主の戸倉さんを上回った。
対する民主新人は、投票率の上昇分が流れる形で、前回の民主新人候補の得票から1万8000〜3万票を上積んだ。しかし、自民前職との惜敗率は、1区・高邑勉さん=比例で復活当選=の66・3%が最高で、接戦とはほど遠かった。
30日の出口調査では、負けた民主の3人は、三浦さんが「20代前半」の支持で河村さんを上回っただけで、高齢者はもちろん、若い世代を含めて全世代で自民候補より下回っていた。
個別に見ると、2区の自民新人、山本繁太郎さんが、敗れたものの、大逆風の中、昨年4月の同区補選より得票を1万票以上伸ばしたのが目を引いた。投票率の上昇分の多くが山本さんに流れた形で、地道な地域回りが一定の支持拡大につながったとみられる。【諌山耕】
==============
◇小選挙区確定得票 =一部地域既報
◇1区
当 142,103 高村正彦 67 自前W
比 94,253 高邑勉 35 民新W
10,114 吉田貞好 56 共新W
2,889 村田純一 45 諸新
◇2区
当 117,571 平岡秀夫 55 民前W
105,940 山本繁太郎 60 自新W
4,118 河井美和子 47 諸新
◇3区
当 115,757 河村建夫 66 自前W
73,760 三浦昇 39 民新W
3,159 津田修一 46 諸新
◇4区
当 121,365 安倍晋三 54 自前W
58,795 戸倉多香子 50 民新W
8,725 木佐木大助 54 共新
5344
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 21:58:34
>>5341
それぞれ何処っすかね?!
神奈川民主の元職陣営…5区田中慶秋・7区首藤・10区城島・12区中塚
> 北条香子記者 圧勝した前職陣営では選挙期間中に、候補者の妻が「今回は大丈夫と皆さんに言われています」と漏らすなど、終始“楽勝ムード”だった。
> 荒井六貴記者 ある元職も、公示前から世論調査で大きくリード。陣営幹部は「言われるほど良くない」と上滑りを警戒していた。
> 加賀大介記者 別の元職陣営は「マニフェストが一日数千部でさばける」と手応えの良さに驚いていた。少し引き締めた方が良いのではと思うほど、事務所の雰囲気も明るかった。
>15区勝又 11区横粂
新開浩記者 強敵の世襲候補を相手に比例復活当選した新人は「自民王国と呼ばれる場所に(自分の)村ができた」と喜びをあらわにしていた。
■やじにキレる
>どこだ?輿論調査では14区本村が一部自民に食い込みと云う表現が有ったように記憶。
藤浪繁雄記者 ある選挙区では自民系地方議員がこっそり民主候補を応援していた。終盤戦になると、自民が敗色濃厚となったせいか、公然と民主を応援する人まで出た。
どこだよw
当選諦めた候補は比例でも当選できなかっただろうから,またかれんちゃんがこの野郎などと云うお下品な言葉を発する訳ないから
3区小此木・4区林・5区坂井・7区鈴木・8区福田・9区中山・12区桜井・14区赤間・16区亀井のどれかか。
> 堀祐太郎記者 自民陣営幹部は、相手候補よりも比例南関東ブロックの自民候補の情勢を、やたらに気にしていた。小選挙区をあきらめて、比例復活に希望を託していたようだ。
> 堀 この候補は街頭演説中に聴衆からやじられて、「黙って聞いてろ、この野郎」と“逆ギレ”。劣勢によほどいら立っていたんだろう。
5345
:
magenta
:2009/09/02(水) 22:27:52
>>5338
北海道新聞による特設サイトで確認してみたら小選挙区候補者は全員国民新党・大地の推薦を受けていました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2009syuinsen/
推薦の有無を書き漏らしたのはお詫びします。
5346
:
山口新聞男
:2009/09/02(水) 22:49:07
>>5343
これはどうしようもない、分析するのも馬鹿馬鹿しくなるほど
繁太郎の健闘は、ある程度予想がついてましたが、
なかなかいいところまで上がってきましたね
反自民・民主の風は、山口には吹かなかったようです
5347
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 22:51:37
>>5345
ありがとうございますっ!!
いえいえ,朝日新聞の候補者一覧見て俺も整形してるんですけど載ってなかったので公式に推薦出さなかったのか諸派扱いで推薦書いてないのかどっちかな…って思ってたもので。
情報感謝っす。
5348
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 22:52:29
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20090902ddlk26040588000c.html
公選法違反:容疑で逮捕の男、民主・前原氏への投票依頼 /京都
衆院選京都2区の有権者9人を酒食でもてなしたとして、公選法違反(買収)容疑で府警捜査2課などに逮捕された東山区第6投票所投票管理者の田中博武容疑者(64)が、当選した民主党の前原誠司氏への投票や票の取りまとめを依頼していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
府警によると、容疑を認めているとされる。
投票管理者など選挙関係者による買収の罰則は「4年以下の懲役」など、公選法で通常より重く規定されている。【田辺佑介、古屋敷尚子】
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090902ddlk41040552000c.html
公選法違反:広津氏の運動員を容疑で逮捕 報酬渡しビラ配布依頼 /佐賀
県警捜査2課と唐津署は1日、知人に選挙運動を依頼し、その報酬に現金数千円を渡したとして、衆院選佐賀3区の立候補者の元運動員を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕されたのは、みんなの党から立候補して落選した広津素子氏の事務所で運動員をしていた唐津市富士見町、派遣社員、鈴木謙輔容疑者(56)。「事務所の職員を介して金を渡した」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は8月27日、自分が登録している派遣会社の経営者と同僚ら計5人に、報酬を支払うと約束したうえで候補者の選挙用のビラを配布するよう依頼。翌日、この5人のうち2人に現金数千円ずつを渡したとされる。
鈴木容疑者は、広津氏陣営の選挙カーに乗ったり、人繰りなどをしていた。
県警は1日、広津氏の選挙事務所で家宅捜索を行った。
運動員が逮捕されたことに広津氏は「おかしいと思っている。ビラ配りの指示はしたが、その後については把握していない」と主張。酒井幸盛選対本部長は「スタッフには、運動が公選法に触れるかどうか分からないときは選管に問い合わせるよう注意していた」と話している。【田中韻、田中操】
http://mainichi.jp/kansai/news/20090901k0000m040109000c.html
衆院選:谷垣氏支援の買収容疑で71歳男逮捕 京都府警
衆院選京都5区で当選した自民党の谷垣禎一氏への投票を知人男性2人に依頼して8月25日、現金1万1000円を渡したなどとして、京都府警捜査2課と舞鶴署は31日、同府舞鶴市大内野町、無職、千歳嘉四郎容疑者(71)を公選法違反(買収)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
陣営関係者によると、千歳容疑者は谷垣氏の舞鶴市選対本部長を務める現職府議の実弟。選対幹部は「ほとんど選対に出入りしておらず、選挙運動をしていなかったと思う」と話している。
◇投票所管理者も
また同課と東山署は同日、京都市東山区清水2、漬物会社役員で東山区第6投票所(衆院京都2区)投票管理者だった田中博武容疑者(64)を公選法違反(買収)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は8月18日ごろ区内の飲食店に有権者9人を集め、意中の候補者への投票や投票の取りまとめを依頼し、1人約1400円相当の酒食の接待をしたとされる。【田辺佑介】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090902/crm0909021741034-n1.htm
公選法違反容疑で元市議を逮捕 熊本
2009.9.2 17:41
熊本県警は2日、衆院選で票の取りまとめなどを依頼するために物品を渡したとして、公選法違反(物品買収)の疑いで熊本市九品寺、元熊本市議の会社役員矢野昭三容疑者(81)を逮捕した。県警によると、矢野容疑者は熊本1区と比例代表で自民党から立候補して落選した木原稔氏の運動員で、容疑を認めている。
逮捕容疑は公示前後の8月中旬、熊本1区の有権者3人の自宅などを訪ね、投票の取りまとめを依頼する報酬として、数千円相当の牛肉などを渡した疑い。
熊本市によると、矢野容疑者は昭和42年5月に市議に初当選。平成19年4月まで連続10回当選し、同2年3月から約1年間は市議会議長も務めた。
5349
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 22:53:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090901/crm0909011336019-n1.htm
ビラ配りに報酬払い逮捕 佐賀
2009.9.1 13:36
佐賀県警は1日、衆院選の選挙運動でビラ配りを頼んだ知り合いに報酬を払ったとして、公選法違反の疑いで、派遣会社登録社員で、佐賀3区で落選したみんなの党の広津素子氏の運動員、鈴木謙輔容疑者(56)=同県唐津市富士見町=を逮捕した。
逮捕容疑は8月27日、同じ派遣会社に登録している知人5人に、広津氏への投票を呼びかけるビラの配布を依頼、報酬を払う約束をし、翌28日、そのうち2人にそれぞれ現金数千円を支払ったとしている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090902-OYT1T00947.htm
ステーキ肉で買収、自民候補運動員の元熊本市会議長
政権交代
熊本県警は2日、衆院選熊本1区で落選した自民党前議員・木原稔氏(40)の運動員で、元熊本市議会議長の畜産会社役員矢野昭三容疑者(81)(熊本市九品寺)を公職選挙法違反(物品買収)の疑いで逮捕した。
発表によると、矢野容疑者は8月中旬、同市内で同じ陣営の運動員3人に、投票と票のとりまとめを依頼し、報酬として1人当たり数千円相当のステーキ肉などを渡した疑い。容疑を認めているという。
(2009年9月2日20時21分 読売新聞)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090902ddlk25040525000c.html
公選法違反:酒食で投票依頼 田島氏の支援者、買収容疑で逮捕 /滋賀
県警は8月31日、衆院選で投票や票のとりまとめを依頼する目的で知人らに飲食接待をしたとして、米原市上野、農機具店経営、堀江一三容疑者(58)を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は、先月20日午後8時半〜同10時ごろ、長浜市内の焼き肉店で、知人の男性3人に対し投票などの依頼をする目的で、食事や酒など約1万円相当の飲食接待をした、とされる。堀江容疑者は小選挙区滋賀2区で当選した民主の田島一成さんの支援者。【後藤直義】
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE090902112500274527.shtml
■票とりまとめ依頼で接待 自民・河本さん支援者逮捕
衆議院選挙で兵庫12区から出馬し、落選した自民党の河本三郎さんへの票の取りまとめを依頼するため飲食の接待をしたとして、姫路市の会社社長が警察に逮捕されました。
公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、姫路市の会社社長、助永昇容疑者(66)です。
兵庫県警の調べによりますと、助永容疑者は先月20日、姫路市内の中華料理店で有権者6人に対し、自民党の河本三郎さんへの投票と票のとりまとめを依頼し、1人あたりおよそ3,000円の料理と酒を振る舞った疑いが持たれています。
取り調べに対し助永容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
助永容疑者は河本さんの支援者でしたが、後援会の幹部や選挙運動員でもなかったということです。
河本さんは落選後、政界引退の意向を示しています。
(09/02 12:41)
http://www.mbs.jp/news/jnn_4224497_zen.shtml
■ 公選法違反容疑、茨城7区で2人逮捕
先月行われた衆議院選挙で当選した茨城7区の自民党・永岡桂子氏の選挙運動で2万円の報酬を受け渡したとして、茨城県坂東市の市議ら2人が逮捕されました。
公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、茨城県坂東市の市議会議員・渡辺利男容疑者(41)と常総市の会社員・北村周治容疑者(40)です。
警察の調べによりますと、渡辺容疑者は先月23日と24日北村容疑者に対し、境町で永岡桂子氏への投票を依頼するビラ配りなどの選挙運動をした報酬として合わせて2万円を渡した疑いが持たれています。
調べに対し渡辺容疑者は、現金を渡したことは認めていますが、報酬だったことについては否認しているということです。(02日02:32)
http://www.asahi.com/national/update/0901/OSK200909010112.html
徳島2区・山口氏派の運動員を供応買収で逮捕 徳島県警2009年9月1日23時43分
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衆院選徳島2区に立候補し、比例区四国ブロックで復活当選した首相補佐官の山口俊一氏(自民)を当選させるため飲食接待をしたとして、徳島県警は1日、運動員の森公明(きみあき)容疑者(67)=徳島県三好市山城町=を公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕し、発表した。
県警によると、森容疑者は7月下旬、三好市の集会所に有権者二十数人を集めて山口氏への投票と票のとりまとめを頼み、1人あたり2千円余りの食事やビールなどの接待をした疑いが持たれている。容疑を認めているという。
5350
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 22:54:39
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090902/crm0909022248053-n1.htm
買収の疑いで農業の男逮捕 自民・古賀氏への投票依頼
2009.9.2 22:47
福岡県警は2日、知人に酒や食事を振る舞い、衆院選福岡7区で立候補し当選した自民党の古賀誠氏への投票を呼び掛けたとして、公選法違反(買収)の疑いで、同県広川町太田の農業鶴基容疑者(51)を逮捕した。
県警によると、容疑を認めており、金の出所を調べている。
逮捕容疑は、6月中旬ごろ、自宅で数万円相当の酒や食事を5人以上の知人に振る舞い、古賀氏への投票や票の取りまとめを依頼した疑い。
5351
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 23:11:30
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090830-592896/news/20090902-OYT1T01185.htm
自民・大村秀章氏の運動員、買収容疑で逮捕
愛知県警は2日、衆院選愛知5区に立候補して敗れ、比例東海ブロックで復活当選した自民党の大村秀章氏(49)の選挙運動員で、同県知立市西中町、会社役員神谷侑容疑者(70)を公職選挙法違反(買収、事前運動)の疑いで逮捕した。
発表によると、神谷容疑者は公示前の8月上旬、大村氏を当選させる目的で、有権者2人に数千円相当の酒食を接待し、票の取りまとめなどを依頼した疑い。調べに対し、容疑を認めているという。
(2009年9月2日23時03分 読売新聞)
5352
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 23:38:14
なんかいっぱい出てきましたねー。
前原も田島もそんなことする必要ないだろうに,支持者の独走か?
5353
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 23:43:40
民主はともかく、今後のオモシロイ注目点は、
1、殆ど報道されませんが、コーメーの今後
2、鳩山のオモテ看板とオザワのウラ看板に対抗できる自民の新総裁
・・・どれもムズカシイだろうな。
5354
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 23:44:04
>B 吉良氏と、郵政法案に反対した衛藤晟一氏の大接戦となった05年郵政選で、自民の“刺客候補”佐藤錬
>氏は4万6000票。単純に自民系の票を足すと与党圧勝だが、吉良陣営は「刺客候補の票は変革に期待す
>る保守票」とみて取り込みを図った。
>A だから社民などに推薦を求めなかったわけだね。公明との一体感を強調した穴見陣営とは際だった
>戦術差があった。
>A 重野氏の政権放送を見たが、福島瑞穂党首ら社民幹部は全く登場せず、社民色は極力抑えた印象を
>受けたね。
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090902ddlk44010699000c.html
選挙:衆院選を振り返って 記者座談会/上 /大分
民主、社民が県内小選挙区で全勝し、自民が2、3区で比例復活当選した衆院選。陣営や有権者の取材を重ねた担当記者が、当落に結びついた要因を振り返り、今後の県内政治への影響を占う。
◆1区
◇A・一貫性欠いた穴見氏戦術/B・吉良陣営しっぺ返し危惧/C・共感を集票へ山下氏苦闘
A 1区では民主前職の吉良州司氏が自民新人の穴見陽一氏に6万票の差を付けた。
B 吉良氏と、郵政法案に反対した衛藤晟一氏の大接戦となった05年郵政選で、自民の“刺客候補”佐藤錬氏は4万6000票。単純に自民系の票を足すと与党圧勝だが、吉良陣営は「刺客候補の票は変革に期待する保守票」とみて取り込みを図った。
A だから社民などに推薦を求めなかったわけだね。公明との一体感を強調した穴見陣営とは際だった戦術差があった。
B しかし、自公関係はうまくいった?
A 世論調査などで必ずしも公明支持者が穴見氏を推していないことが明らかになり、陣営幹部が個人演説会で「やって下さるのか何となく不安」と不信感を口にしたことがあった。来賓出席の公明関係者は「こんなことを言われたら、支持者のやる気がなくなる」と怒っていたけどね。
B それだけ吉良氏に勢いがあった。
A 穴見氏は民主の風を見て、政党対政党の構図を避け、個人対個人の戦いに持ち込もうとした。吉良氏を守旧勢力に見立て、「選手交代」を訴えたんだけどね。しかし、終盤は民主の政策への批判に多くの時間を割き、やや戦術に一貫性が欠けていた。各社の世論調査で大きく引き離され、焦りもあったのだろう。党に応援弁士を要請しても、閣僚級は1人も来なかったし。陣営幹部は「歯がゆい」と唇をかんでいたよ。「弁士」も自分の選挙が危うく、それどころではなかったのかもしれないが。
A 共産は今回は1区のみに新人の山下魁氏を立てたね。
C 比例代表で県内4万5000票の獲得を狙った。
A 結果的には05年より1279票減らした3万3633票だった。
C でも、07年参院選と比べると6624票増えている。大分市では05年と比べても837票増えており、それなりの健闘はした。
A 陣営の手応えはどうだった?
C 街角で「頑張って」と言ってくれる有権者と話してみると、「でも政権を変えたいから民主に入れる」と言われてがっかりすることもあったらしい。共感が集票につながらない苦しさだ。
B 民主にしても「民主が良いから」ではなく、「現状打破のため」という消極的選択が少なくなかった。党のマニフェストも全部が全部、ただちに実行できるわけでもなかろうが、来年に参院選を控え、陣営幹部は「とんでもないしっぺ返しを食う可能性がある」と危惧(きぐ)している。
5355
:
名無しさん
:2009/09/02(水) 23:44:29
>>5354
◆2区
◇D・“風”を見誤った衛藤氏/E・社民色抑えた重野氏/A・大票田戦略が結果に
A 社民前職の重野安正氏が4度目の対決で、初めて自民前職の衛藤征士郎氏を降した。
D 衛藤氏の陣営は相手が社民ということで、民主の「見えない風」をまともに受けるとは考えていなかったようだ。
E 鳩山由紀夫代表や小沢一郎代表代行が応援に入り、まるで民主の候補のように見えた。
A 重野氏の政権放送を見たが、福島瑞穂党首ら社民幹部は全く登場せず、社民色は極力抑えた印象を受けたね。
E 当初は地域性を見極めない演説をすることもあったが、ブレーンの助言もあり、場に合った演説に変わってきて、共感が広がった感がある。
A 衛藤氏の政見放送では、社民を意識した発言が多く、民主という言葉はあまり出てこなかった。それと、2区にいかに多くの国予算を取ってきたかを強調しているのが印象的だった。
D 党員の数も減り、足腰が弱ってきている中で、衛藤氏は従来型の選挙を展開していた気がする。終盤、建設業界や農業関係など数十の団体を集めて働きかけを強めたが、効果は一定程度にとどまったと言わざるを得ない。
A これまでの3回は、佐伯や日田など大票田の差が結果に直結した感があるが、ここで詰めたことが結果につながった。
E 重野陣営は今回初めて、地方議員らで100組の“特別行動隊”をつくり、これらの地域の重点切り崩しに入った。その結果、日田は小差で制し、佐伯でも肉薄した。郵政関係者の全面支援もあり、組合員が前回に比べて2割減り、同じく足腰が弱っている中で「新戦力」となった。
A 日田在住の元民主副代表、畑英次郎・元衆院議員が重野氏を支援したのも大きかった。
D とはいえ、保守色の強い2区で社民の重野氏が勝ったのには驚いたよ。
A 1、3区では投票率が下がったのに対し、2区だけが1・6ポイント伸びた。
D 2区だけは各社の世論調査の結果が分かれたため接戦が予想され、「自分の1票で世の中が変わる」と期待した人が多かったからではなかろうか。
5356
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 03:01:03
【2009衆院選】自民内に“集団離党”論 茨城
2009.9.3 02:45
8月30日投開票の衆院選、知事選で惨敗した自民党茨城県連内で2日、公然と執行部を批判する声が浮上した。知事選で5選を果たした橋本昌氏(63)を支援した市町村議でつくる「県市町村議員連盟」の会長を務め、自民党員でもある福島辰三・水戸市議は同日、産経新聞の取材に対し、同連盟の自民党所属議員に集団離党を呼びかける考えを明らかにした。「保守王国」は屋台骨から揺らぎ始めている。
福島氏は、衆院選と知事選の惨敗を受けて責任問題が取りざたされている山口武平会長ら県連幹部について、「県民や自民党を食い物にして、今までの体制にあぐらをかいている」と厳しく批判。
さらに、「県議が県連を牛耳っているのに、その県議は会長の責任について一言も言えない。これでは県民のためにならない」と述べ、幹部全員が県連執行部を退くことで“敗戦責任”を取るべきとの見解を示した。
また、来年の県議選に、30代から40代の若い市町村議を“刺客”として立て「県民に選択してもらう」という考えも示した。
福島氏によると、連盟に参加した市町村議は計約380人。党員でありながら無所属として活動している議員も多く、このうち何人が党員か定かでないが、「私以外にも離党を考えている議員は何人もいる」という。
ただ、この動きがどこまで広がるかは未知数だ。同連盟に加わった別の自民党市議は「党の外に出てものを申すのではなく、党内で再生に向けて取り組むのが本来のあり方」と、離党に難色を示している。
今回の衆院選では5月、民主党支持を打ち出した県医師会の政治団体「県医師連盟」の幹部が、原中勝征委員長への離党勧告をきっかけに、蜜月関係にあった自民党を離党。翌月、同連盟の会員ら1200人以上の集団離党を発表した経緯がある。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090903/ibr0909030245001-n1.htm
5357
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 03:02:32
【2009衆院選】大敗自民にまたもやっかいな問題 茨城
2009.9.3 02:43
8月30日投開票の衆院選で茨城7区から立候補し、2選を果たした永岡桂子氏(自民)を当選させるため現金を供与したとして、県警捜査2課などは1日、公選法違反容疑で陣営運動員の現職市議らを逮捕した。自民党県連にとっては大きなイメージダウンで、大敗の責任問題で揺れる県連の混乱に追い打ちをかける可能性もある。
逮捕されたのは、坂東市議で人材派遣会社社長の渡辺利男容疑者(41)=同市大崎=と、渡辺容疑者から現金を受け取っていた同社社員、北村周治容疑者(40)=常総市水海道森下町=の2人。
同課の調べでは、渡辺容疑者は先月23、24の両日に北村容疑者に対し、選挙運動の報酬として現金計2万円を渡し、北村容疑者はビラ配りなど戸別訪問を行った疑いが持たれている。
両容疑者は同課の調べに対し、金銭の授受に関して認めているが、買収の意図に関しては容疑を否認しているという。県警は2日午後、関係先を家宅捜索するとともに、両容疑者を送検した。
渡辺容疑者は平成18年12月の市議選で初当選。観光事業を行うNPO法人を立ち上げている関係から市内の農政活動に熱心な人物として知られており、同容疑者を知る人物は「きまじめな性格で、1年生議員らしく腰が低く、話し言葉も丁寧だった」と話す。市議の1人は「たまたまヤリ玉にあがったんだ」と指摘し「金を渡したかもしれないが、あれは『これで飯でも食え』というもの。金だって身銭だよ」と“真剣過ぎた選挙運動”による結果だとの見方を示した。
関係者逮捕の報を受けた永岡桂子氏の事務所は「大変驚いている。事務所としては事実関係が全く分からず、今後の捜査を見守りたい。地元の皆さま、ご支援頂いた皆さまにはご心配をおかけしましたことをおわび申し上げます」とコメント。自民党県連幹部も「事実関係の究明を待ちたい」としている。
永岡氏は衆院選で、茨城7区と比例代表北関東ブロックから重複立候補。選挙区では無所属前職に約1万5千票差で敗れたが、比例代表で復活し、2選を果たしている。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090903/ibr0909030244000-n1.htm
5358
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 03:05:34
http://www.asahi.com/national/update/0903/SEB200909020050.html
ステーキ肉で票の取りまとめ依頼容疑 元熊本市議長逮捕
2009年9月3日2時45分
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衆院選の有権者に牛肉を渡したとして、熊本県警は2日、熊本1区に立候補して落選した木原稔候補(自民)派の運動員で元熊本市議会議長の食肉卸売業「矢野畜産」役員矢野昭三容疑者(81)=熊本市九品寺5丁目=を公職選挙法違反(物品買収)の疑いで逮捕し、発表した。県警によると、矢野容疑者は「当選させるために配った」と容疑を認めているという。
捜査2課によると、矢野容疑者は8月18日の公示日前後、熊本市内の知人男性方や会社事務所を訪れ「木原をよろしくお願いします」などと言って、木原氏への投票や票の取りまとめに対する報酬として、男性3人に計数千円相当の牛ステーキ肉やバラ肉、ソーセージなどを渡した疑いが持たれている。
矢野容疑者は67年、熊本市議に初当選。自民党に所属し、90年に約1年間、議長を務めた。07年に引退した。
5359
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 05:16:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090902-OYT8T01035.htm
民主3氏、各層から支持出口調査2区、自民分裂が影響
読売新聞社と日本テレビ・同系列局が共同で行った衆院選の出口調査によると、県内3小選挙区を独占した民主党候補は、いずれも無党派層から他候補を上回る支持を受けていたことが分かった。自民、公明両党支持層からも一定の支持があり、「追い風」の強さを物語っていた。激戦となった2区は、自民・公明両党支持層の投票先が、自民党と無所属の2人でほぼ二分されており、自民分裂の影響が顕著だった。
1区
当選した民主党の小沢鋭仁氏が同党支持層の9割強、無党派層の7割強から支持を得た。自民党支持層の4割、公明支持の3割近くも小沢氏に投票した。
自民党の赤池誠章氏は公明党支持層の6割から支持を得たものの、自民党支持層は5割強で、無党派層は1割強にとどまった。
共産党の遠藤昭子氏は同党支持層の7割を固めていた。
2区
坂口岳洋、長崎幸太郎、堀内光雄の3氏が三つどもえの激戦を展開した2区は、当選した民主党の坂口氏が同党支持層の7割から支持を固める一方、無党派層からも3氏の中で最も高い5割弱の支持を集めた。
自民党を離党し、無所属で戦った長崎氏は、自民、公明党支持層からそれぞれ4割近い支持を受けた。
自民党で11選を目指した堀内氏は、自民、公明両党支持層から支持はいずれも4割程度で、無党派層は1割強にとどまった。
3区
自民党支持層は5割強が同党の小野次郎氏に投票したが、4割が当選した民主党の後藤斎氏に投票しており、後藤氏の自民党支持層への浸透ぶりが目立っている。後藤氏は民主党支持層の9割強、無党派層からも7割強の支持を集めた。
小野氏は、推薦見送りとなった公明党の支持層からは6割の支持を受けたが、無党派層の支持は2割に満たなかった。
(2009年9月3日 読売新聞)
5360
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 05:23:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090902-OYT8T01134.htm
■検証衆院選 下
第3極グループ 影薄く
「民主党(を中心とする)政権になるが、埋没しないよう、少しでも存在感を示していきたい」。衆院選の県内8小選挙区で今回、ただ一人民主党以外から当選を果たした静岡7区の無所属・城内実は、1日に県庁で当選証書を受け取った際、記者団にこう語った。
郵政民営化関連法案に反対し、2005年の「郵政選挙」の際も無所属で立候補。自民党の「刺客」・片山さつきに惜敗した。今回は民主党・斉木武志と自民・片山に大差をつけて雪辱を果たした。一部の自民党地方議員らの支持を取り付けたほか、広い選挙区をくまなく歩き、無党派層にも広く浸透しての勝利だった。
しかし、所属する元経済産業相・平沼赳夫のグループで、今回当選したのは平沼、城内ら3人。7月に東京都内のホテルで行われた同グループの記者会見に出席し、終了後に「自民、民主も巻き込んで新しい政界再編の流れを作る」と第3極を目指す意気込みを語った城内だが、民主党の圧勝の前にグループの影は薄くなった。31日の記者会見で城内は「(少数勢力が影響を及ぼす)キャスチングボートを握るのは現状では難しい」と厳しい表情で語った。
城内を支援するスズキ会長兼社長・鈴木修は、8月18日に浜松市北区で行われた城内の出陣式で、「少数じゃ何もできん。多数の人、多数の政党と組んで生きて初めて城内が生きてくる」と述べた。城内は「著作や講演などの活動を通してアピールし、いずれ政界再編が起きた場合に即戦力として活躍できる場が与えられることを期待し、仕掛けていく」と語る。当面は民主党を中心とする新政権の動向を注視し、同党などとの関係については「是々非々」の立場で臨む考えだ。
◆小政党は戦略見直しも
公明党は県内小選挙区で3回続けて公認候補を立てず、比例選東海ブロックに絞って戦った。県本部代表の大口善徳は名簿の単独2位で当選を果たしたが、比例選での県内の得票数は22万票にとどまり、目標の27万票を大きく下回った。同ブロックでは議席を前回の3から2に減らし、県内で推薦した自民党候補は小選挙区で1人も勝てなかった。
県本部幹事長の蓮池章平は31日の記者会見で、「与党として自民、公明でやってきた閉塞(へいそく)感への批判もあるだろう。政権が代わることで何かが起きるんじゃないかという期待も大きかったと思う」と、率直に反省の言葉を述べた。
これまで公明党は政権与党の中で、定額給付金、住宅ローン減税の拡充などの施策の実現に努力してきた。だが、「野党になると政策を実現するスピードが遅くなるのは事実」(蓮池)。自民党との関係を従来通り維持するのか、他党も含めた新たな関係の構築を模索するのか。大敗は公明党に重い選択を迫ることになる。
共産党は、比例選東海ブロックで前回と同じ1議席を確保した。県委員長代理の山村糸子は「自公政権の退場で新しい1ページが開かれた」と歓迎したが、県内で獲得した比例票は前回より約7400票減り、党勢拡大にはつながらなかった。県内小選挙区では候補者を立てるのを1、8区に絞ったため、比例選と小選挙区選を連動させた運動が十分できなかったのは否めない。山村は、「今後、特別なことがない限り、基本的には候補者を立てる」と、戦術の見直しを示唆した。
みんなの党は、東海ブロック内で唯一静岡1区から公認候補を擁立したが、小選挙区は敗退し、比例選の復活もならなかった。社民党も同ブロックで得票を減らし、3回連続で議席を獲得できなかった。
民主党圧勝の陰で、無所属、小政党はかつてない厳しさにさらされる。政権の内外で存在感をどう示していくのか。各党・勢力は正念場だ。
(文中敬称略)
(2009年9月3日 読売新聞)
5361
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 05:25:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090903-OYT8T00067.htm
武田県議処分へ
衆院選で柴田氏応援
衆院選富山3区で自民党公認候補でなく、無所属候補を支援したとして、同党県議会議員会は2日、武田慎一県議を県議会の同党会派から離脱させることで基本合意した。武田県議も受け入れる意向だ。
同議員会によると、武田県議が党公認で当選した橘慶一郎氏を支援せず、無所属で敗れた柴田巧氏の支援に回ったことが、党の規約に反しているとしている。県連は今後、党紀委員会を開き、最も重い「除名」から「党則の順守の勧告」まで、8段階のうち、いずれかの処分を言い渡す方針。
(2009年9月3日 読売新聞)
5362
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 05:29:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090903-OYT8T00091.htm
《政権交代》下 共産 社民 無所属
選挙戦略で明暗
ここ数年、国政選の構図は「自公対民主など野党」だったが、政権交代により「民主対自民」に変わろうとしている。埋没してしまう少数政党などの存在感が問われている。
衆院選で、民主党などとの連立政権樹立を訴えた社民党県連の石田寛幹事長は2日、東京都内で開かれた同党全国幹事長会議に出席し、民主党との連立政権参加を拍手で承認した。しかし、心中は複雑だ。県内では、社民党は惨敗だった。
社民党は、東北6県で民主党の選挙協力を得て候補者を擁立した3選挙区すべてで敗れた。中でも秋田2区の山本喜代宏氏(53)の惜敗率は、他より大幅に低い25・2%で、前回から10ポイント近く落とした。
社民党は、比例選得票も大幅に減らした。県内の得票は3万9461票で、前回から1万5764票減。秋田2区で8684票も減らし、民主党候補を全面的に支援した3区では5438票減少。1区では公示直前に誕生したみんなの党の得票をも下回った。
石田幹事長は2日の会議後、「連立を組むということは、来年の参院選は民主とやるということ。どう付き合えばいいか分からない」と吐露した。
*
対照的に、共産党は県全体の比例選得票を前回比1334票減にとどめた。
同党県委員会の米田吉正委員長は「秋田1区や仙台市で票を増やした。無党派層の多い1区で伸ばしたということは、有権者に共産党を選択肢に入れてもらえた選挙だと思う」と手応えを語った。
今回の共産党の選挙戦術は、ある意味ドライだった。秋田1区に候補者を擁立したが、自民対民主の構図になった選挙区での当選を半ばあきらめ、候補者には他の選挙区で積極的に活動して比例票の掘り起こしに努めるよう指示。比例選重視に打って出た。
また、自民党や民主党に近寄る選挙ではなく、「建設的野党」を主張。どの党が政権を取ってもくみしないという姿勢を示し、米田委員長は「第3の選択肢になったこの方針は、結果的に正解だった」と述べた。
*
比例選のない無所属候補には、一層厳しい選挙となった。
1区で出馬した藤井陽光氏(61)は、「公示前は、自民候補も民主候補も嫌だという声が聞かれたが、始まったらパタッと消えてしまった。有権者が、1票が死に票になるのを恐れたのだろう」と述べた。
全国で当選した無所属候補は6人。事実上の民主党候補だった川口博氏(62)ら2人以外は元閣僚など国会議員経験者で、無所属候補の当選へのハードルは相当高いと言える。
藤井氏は、かみ締めるように語った。「有権者に潜在的に自民か民主かという概念があり、それを溶かしているうちに選挙が終わってしまった。今後も無所属候補が戦うのは難しい」
(早川悦朗が担当しました)
(2009年9月3日 読売新聞)
5363
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 05:31:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20090902-OYT8T01240.htm
激震 16年ぶりの政権交代<下> 自民 組織戦を再考
民主は地方議員育成へ
開票開始前から、高松市の平井卓也(51)(自民)の事務所は重苦しい空気に包まれていた。テレビ各局の出口調査結果は、民主の小川淳也(38)の優位を伝えていた。
「やっぱり……」。集まった自民、公明の県議、市議約30人は一様にため息をついた。選挙期間中、肌で感じながらも「見えない」と嘆いた“民主への風”を目の当たりにしたからだ。
「今回は自民には入れない。民主だよ」。市議の1人は支援者の言葉を思い出した。自民への逆風は承知している。でも、平井をお願いしたい――。頭を下げた直後の一言だった。
「それでも、あまり無理強いはできない。2年後には自分たちの選挙があるからね」という。合併特例で一度は増員された定数は11減の40となり、旧市町ごとの選挙区が廃止される。
「だから、これまでの支持者を放したくない」とつぶやく。従来の支持基盤を固めておかなければ、無党派の“風”は防げない。別の市議は打ち明けた。「小選挙区は平井、比例は民主でと言いそうになったよ」
◇ ◇
平成の大合併で県内の市町は前回衆院選(2005年)の35から17に半減し、市町議も576人から359人になった。うち自民系は8割を占めるとみられ、選挙戦で〈集票マシン〉となるはずの地方議員の減少によって、「組織戦」が難しくなりつつある。
2007年の市議選で、民主が公募で選んだ新人女性が「実績も地盤もない」(自民県連幹部)のに、4922票を集めてトップで当選したことが、自民市議の脳裏に浮かぶ。
今回、約1万人を訪ねて平井支持を求めた市議の池内静雄(62)は「2年後は民主も多くの候補を立ててくるだろう。無党派層がどんな投票行動を起こすのか、雲をつかむ感じだ」と当惑する。
◇ ◇
見えない影で終わらせたくない。民主は昨年4月、地方議員の候補者を養成する「香川政経スクール」をスタートさせ、党最高顧問の藤井裕久(77)らを講師に招いた。が、地方議員を目指して学ぶ中級コースの受講生は、6人にとどまっている。
小川の選対事務局長を務めた高松市議の山本悟史(41)も、党の公募に応じた1人だ。「地方議員を育てなければ、いつまでたっても風頼みの現実から逃れられない」と厳しい見方を示す。
◇ ◇
比例で復活当選した平井は31日朝、街頭演説を取材した報道陣に語った。「今までと同じままでは民意は得られない。選挙もゼロから考え直さないと」。一方、小川も言う。「地方の厳しい現状を打破する人材を発掘しなければ」。政権交代劇を招いた今回の衆院選は、自民、民主双方に新たな課題を突きつけた。(敬称略)
(2009年9月3日 読売新聞)
5364
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 05:33:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20090903-OYT8T00092.htm
2009 衆院選 検証
<3区>公明の牙城崩す <10区>「野党共闘」奏功 <16区>民主新人が勝利 <13区>自民、唯一の議席
<3区> 民主新人・中島正純さん(40)が、自公連立の統一候補として6選を目指した公明・田端正広さん(69)を約1万2000票差で破った。民主圧勝という今回選の〈典型〉ともいえる。
中島さんは、有権者への浸透を図ることを最優先。元府警警察官という経歴を前面に出し、「安全安心の社会を」などと訴えかけ、1996年の小選挙区制導入以降、田端さんが独占していた牙城を初めて崩した。
<10区> 〈自公対 野党共闘〉の構図となり、軍配は野党側に上がった。
民主、国民新党の推薦を得た社民の辻元清美さん(49)は、自民の松浪健太さん(38)に2万4000票差をつけて前回選の雪辱。
前回5万2000の民主票の大半が辻元さんに流れて大きな勝因に。民主党の地元市議は「政権交代を果たし、野党共闘という戦略は成功した」と振り返る。
<16区> 民主新人・森山浩行さん(38)が、公明党幹事長・北側一雄さん(56)に1万5665票差をつけて当選した。
“どぶ板選挙”を展開した森山さん陣営の街頭演説は1年8か月で約3000回に上ったといい、「追い風だけでなく、地道に知名度を上げたことが勝利を招いた」と選対幹部。北側さんは、国土交通相時代の実績を強調したが、得票率は前回から11ポイント落ちた。「今後の市政への影響は大きい」と堺市幹部。13日に告示を控えた市長選などへの影響も注目される。
<13区> 府内の自公候補が相次ぎ落選する中、小選挙区で唯一、議席を死守したのが自民の西野陽さん(69)だったが、民主、社民など推薦の国民新人・白石純子さん(46)に約1万7000票差まで迫られる苦しい戦いに。西野さんは、かつてこの区の議席を争った塩川正十郎・元財務相派の自民系市議が、白石さん支持に回る事態に危機感を抱いて駆け回り、逆風ながら43%の得票率。
一方の白石さんは、党代表代行(現代表)の亀井静香さん(72)が何度も選挙区の東大阪市に応援に入るなど後押し。鳩山代表ら民主幹部の応援を何度も受けての大善戦だった。
(2009年9月3日 読売新聞)
5365
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 06:25:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090903t51008.htm
鹿野氏辛勝、遠藤氏も復活当選 山形1区大接戦の背景
政権交代をもたらした今回の衆院選で、山形1区は民主党元議員の鹿野道彦氏(67)が、自民党前議員の遠藤利明氏(59)を1291票差でかわす大激戦にもつれこんだ。遠藤氏の惜敗率は98.8%。比例東北で復活当選を果たす。全国47の「花の1区」で最大の激戦を演じた「山形1区現象」の背景を探った。
(山形総局・今里直樹、林直樹、山形聡子)
<悲壮感薄く>
「厳しく苦しい選挙だったが、大逆風の中、最小限度の姿はつくれた」
2日、県議会の自民党控室で開かれた議員総会。総括した今井栄喜県連幹事長をはじめ、県議31人の表情に政権を失う悲壮感は薄かった。
「選挙には負けたが、勝負には勝った」
今井幹事長は1区の選挙結果をこう表現する。敗因は荒れ狂う自民党批判の風だった。「勝因」について関係者の多くは「入念な戦略と戦術の奏功」を挙げる。
遠藤氏は4年前の郵政選挙で大勝後、「どんな逆風でも10万票を取る体制をつくる」と公言し、草の根を張り巡らす戦略的な組織整備を進めた。
そして臨んだ選挙戦。逆風の中、遠藤氏は自転車行脚で話題づくりに腐心した。世襲政治家の鹿野氏と差別化を図る「たたき上げ」のフレーズも準備。「小さな子がまねをする」(遠藤氏)まで定着させた。
投票日の8月30日夜。午後8時すぎに早々と出た「鹿野氏当確」に、遠藤氏は「組織は完成体に近づいていたはずだが…」と首をかしげた。だが、開票が終わってみると、得票は10万票を超えていた。
公明党の存在も大きかった。同党県本部の寒河江政好代表は「競ったのは選挙協力の結果だ」と胸を張る。ただ「自民から公明に来る票は民主に流れた。1区の協力はギブ(与える)だけだった」と表情を曇らせた。
<「風感じず」>
一方、4年ぶりの議席回復を果たした勝者の鹿野氏。11選を決めた翌31日朝、街頭に立つ鹿野氏の表情には、喜びより厳しさがあった。
30日夜の開票速報は、「遠藤氏優位」の情勢が深夜まで続いた。「当確」から約3時間。陣営には「まさか負けるのか…」という空気すら漂った。
民主党は2007年の参院選、今年1月の知事選と連勝し、今回は「民主旋風」のまたとない風が吹いていた。
選挙期間中、各種世論調査は鹿野氏の好調を伝えた。しかし、選対本部長を務めた舟山康江参院議員は「参院選のような風を感じない」と、数字と肌感覚の落差に不安を感じたという。圧勝に導けなかった「敗因」について、推薦した社民党県連幹部は「前回の落選後、4年間の空白があり、(鹿野氏は)『過去の人』になっていた」と言う。
別の選対幹部は「風を受ける帆はあったが、こぎ手が足りなかった」と語る。陣営には民主、社民両党、連合山形、個人後援会が加わった。共闘の形は確立したが「後援会は高齢化し、社民党の動きも見えなかった」(陣営関係者)と明かす。
民主党県連幹部は「4年前は約4万票差で負けた。差を埋めたのは風に恵まれたから」と遠藤氏との地力の差を認める。さらに「次の揺り戻しは、今回以上に大きいだろう」と表情を引き締めた。
2009年09月03日木曜日
5366
:
北海道1区
:2009/09/03(木) 07:16:16
>>5339-5340
2008年10月現在の推計人口で計算してみたのですが、
小選挙区は東京+2、神奈川+1、愛知+1が増員となり、
逆に大阪-1、徳島-1、高知-1、鹿児島-1が減員となります。
比例代表は東京ブロック+1、九州ブロック-1になります。
過去の市町村合併の経緯により、ひとつの市町村と政令市の区が
複数の選挙区に分断されているケースが多々ありますし、
(宮城県大崎市や新潟市など)
人口増や合併により市が大きくなりすぎてしまい、
選挙区を分割しないといけないケースも新たに出てきます。
(東京都八王子市、長崎県佐世保市など)
よって2010年の区割り勧告は大々的なものになると思います。
政党によって有利不利がいろいろでてくるんじゃないかと?
自分の持ちデータとして、47都道府県分の区割りシュミレーション
は作成してあります。
ブログを作って纏めるか、「選挙制度スレ」などで紹介できれば
いいなと考えています。
5367
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 07:20:32
この記事、このスレか?自公保スレか?どっちに貼ったらいいのか分からないのですが、スレ違っていたら転載しておいてくださいm(_ _)m
http://www.sankei-kansai.com/2009/09/03/20090903-014122.php
2009年9月 3日
民主候補推薦人に名前連ねた市長に離党迫る 自民支部
今回の衆院選で各戸に配布された選挙公報で、大阪12区から立候補して当選した民主党候補の推薦人として名前を連ねたとして、自民党籍を持つ大阪府四條畷市の田中夏木市長が自民党四條畷支部から離党勧告を受けていたことが2日、分かった。田中市長は「民主党から要請があったが、自民党からはなかった。どちらかに味方をしたわけではなく、中立の立場に変わりはない」と釈明している。
自民党四條畷支部関係者らによると、離党勧告は2日付けで田中市長の自宅あてに郵便で発送され、「離党に応じない場合は党府連で協議し、除名処分を求めることも検討している」という。
選挙公報は、選挙区内の四條畷、寝屋川、大東の3市の全戸に配布された。田中市長は、民主党公認の樽床伸二氏(50)の推薦人として、鳩山由紀夫代表や馬場好弘寝屋川市長、岡本日出士大東市長らとともに名前を掲載していた。一方、大阪12区には樽床氏と自民党候補(57)ら4人が立候補したが、田中市長ら3市長は、民主、自民両陣営の出陣式や街頭演説などへの参加を見送るなど中立の立場を表明していた。
しかし、民主党候補のみに推薦人として田中市長の名前が掲載されたことについて、樽床氏と競り合って落選した自民党候補を応援した自民党系の市議らの間から、「自民党員でありながら、配慮に欠けた軽率な行動だったのではないか。速やかに離党するべきだ」との声があがったほか、自民党候補の事務所関係者も「市長の名前は地元住民にも影響があり、投票にも大きく左右される。田中市長らは中立と聞いていたので推薦人として要請しなかった」としている。
こうした声を受け、自民党四條畷支部は対応を協議。田中市長に離党を勧告することを決めた。
自民党会派の四條畷市議は「田中市長は市長選で推薦をもらったり、議会運営でも自民党に助けてもらっていたはず。勝ち馬に乗るような行動にみえる。今後の議会運営や来年の市長選でも影響があるのではないか」と話している。
一方、田中市長は産経新聞の取材に対し、「まだ書面が届いていない」としながらも、「自民党と民主党、付き合い方は今までもこれからも同じスタンス。中立の立場に変わりはないが、離党もやむをえない」と説明した。
(2009年9月 3日 06:57)
5368
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 07:35:22
>>5365
鹿野め,この期に及んで未だ次ぎやろうとしてんちゃうやろねぇ。
>民主党県連幹部は「4年前は約4万票差で負けた。差を埋めたのは風に恵まれたから」と遠藤氏との地力の差を認める。さらに「次の揺り戻しは、今回以上に大きいだろう」と表情を引き締めた。
>>5366
おお,ブログ期待してますよ。
5増5減ではなく4増4減で格差は抑えられるということですか。
大阪1減で神奈川1増とか東京1極集中っすねぇ。。
分割する必要が出てくるのは長崎市ではなく佐世保市っすか。
>>5367
取り敢えず近畿地方スレにでも転載しておきますね〜。
5369
:
北海道1区
:2009/09/03(木) 08:05:32
>>5368
本来なら長崎市を1区と2区へ分割するところですが、
大村市や対馬、五島列島が含まれる長崎3区の人口が少なく
1選挙区あたり平均値の3/4である28万人を下回る見込みです。
3区は諫早市と佐世保市に隣接していますが、
諫早市は佐世保市より人口が少なく、仮に諫早市を分割すると
キューマが怒る……
ではなくて長崎市も分割しなければいけなくなります。
よって佐世保市の南端(ハウステンボスのあたり)を3区へ割譲すると
対岸の半島に位置する西海市(道路で繋がっている)も3区へ移動
させることができるのでうまくまとまると考えました。
そろそろ仕事に出かけますので、早速夜からブログ作りをしてみたいと思います。
5370
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 09:25:44
>>5369
なるほど。
ブログの完成楽しみにしておきます。
あと選挙制度ネタなんで選挙制度スレに転載しておきますね。
あっちだとレス数も多くないんで紛れなくて済みますし。
5371
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/03(木) 11:31:57
2007年参院選の有権者数で単純に計算すると、次のとおりになります。
01北海 .13 +1
02青森 3 -1
03岩手 3 -1
04宮城 6
05秋田 3
06山形 3
07福島 5
08茨城 7
09栃木 5
10群馬 5
11埼玉 .16 +1
12千葉 .14 +1
14神奈 .21 +3
19山梨 2 -1
13東京 .30 +5
15新潟 6
16富山 3
17石川 3
18福井 2 -1
20長野 5
21岐阜 5
22静岡 9 +1
23愛知 .17 +2
24三重 4 -1
25滋賀 3 -1
26京都 6
27大阪 .20 +1
28兵庫 .13 +1
29奈良 3 -1
30和歌 2 -1
31鳥取 1 -1
32島根 2
33岡山 5
34広島 7
35山口 4
36徳島 2 -1
37香川 2 -1
38愛媛 4
39高知 2 -1
40福岡 .12 +1
41佐賀 2 -1
42長崎 3 -1
43熊本 4 -1
44大分 3
45宮崎 3
46鹿児 4 -1
47沖縄 3 -1
1票の格差は最も軽い鳥取と重い島根の比が、1.63倍。
…結局、この山陰の2県を一緒にしないと、無理があるんですよね。
2県合わせて全国31番目の滋賀と同程度の有権者数だし。
この2県を除いた場合、最も軽い和歌山と重い愛媛の比が、1.42倍となります。
5372
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/03(木) 13:22:35
共同の基準だと、達丸くんも世襲か。そっちの方が素直な国民感情ではある。
> 自民党は50代以上が91人(76・5%)に達した
これは酷い。
民主は若手で一新→失敗→ベテランで再建の流れだったわけですが、恐らく「一新→失敗」の過程を
自民は踏めそうにない。
選挙で信任を受けた政権に対して、チャレンジして、失敗することって大切だと思うのだけれど。
世襲は民主10%、自民46% 地方政界が出身トップ
民主、自民両党の当選者を比べると、民主党の年齢は40代以下が半数を超え、出身別では地方政界
出身が88人と同党当選者の28・5%を占めた。これに対し、自民党は世襲候補が目立った。
【世襲】(1)親族に国会議員がいて、地盤(選挙区全体ないし一部)を継承(2)地盤を継承していなくても
実父母が国会議員―のいずれかを満たしている場合を世襲候補とすると、自民党は55人で同党当選者
の半数近い46・2%を占めた。一方、民主党は32人で10・4%にとどまった。
【年代】民主党の当選者の平均年齢は49・4歳で、56・6歳の自民党より7歳ほど若い。年代別でも、
民主党は40代以下が166人(53・9%)だったのに対し、自民党は50代以上が91人(76・5%)に達した。
【出身】民主党は地方政界に続き、議員秘書が41人と同党当選者の13・3%を占めた。自民党も地方
政界が38人(31・9%)とトップ。次いで議員秘書が27人(22・7%)。官僚については、自民党が22人で
18・5%に上り、34人で11・0%の民主党より割合が高くなった。
2009/08/31 06:59 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009083101000030.html
5373
:
とは
:2009/09/03(木) 16:05:04
>>5372
無党派から集票出来る若手じゃないと当選出来ない民主と固い後援会持つ爺じゃないと当選出来ない自民の差っすね。
展開が見えないなぁ。
5374
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 16:33:04
<秋田県>
≪09衆院選≫民主、民主系で3議席
自民初の議席ゼロ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090831-OYT8T00339.htm
県内でも政権交代――。衆院選は30日、投開票され、県内3選挙区のうち民主党候補が2勝し、初めて県内第1党に立った。1区は、寺田学さん(32)が前回選に続き自民党の二田孝治さん(71)を退けて3選を果たし、3区では、京野公子さん(59)が事実上の三つどもえを制し、初当選した。2区でも「民主の風」に乗った無所属の川口博さん(62)が初当選を飾った。これで自民党は1955年の結党以来初めて、衆参を通じて県内の選挙区から姿を消した。比例選の開票作業は、31日未明に及んだ。投票率は73・27%で、前回(70・60%)を2・67ポイント上回った。
(2009年8月31日 読売新聞)
京野さん「3者共闘」初当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090831-OYT8T00341.htm
■3区
当選確実が伝えられると、湯沢市古館町の京野さんの事務所では、詰めかけた支持者らから「キミコ」コールがわき上がった。
京野さんは、「政権交代はゴールではなくスタート地点。暮らしの安全と安心の基盤を立て直すため、全力を尽くして頑張って参ります」と喜びを語った。
3区は前回選と同様、京野さんと自民党の支援を受ける2人による事実上の三つどもえの戦いとなった。京野さんは、街頭演説やミニ集会を重ね、社民党、連合秋田との「3者共闘」で、組織力の弱さを補った。
民主党は3区を最重点区に位置づけ、公示直前は菅直人代表代行が、選挙終盤には岡田克也幹事長がそれぞれ街頭に立ち、21日には小沢一郎代表代行が社民党県連や連合秋田を訪れて選挙協力を念押し。京野さんは、民主に吹く風を背に受けて政権交代を訴えて、4年前の雪辱を果たした。
一方、自民公認の御法川信英さん(45)と、無所属ながら自民党員の村岡敏英さん(49)は組織をフル回転させて終盤、猛追したが、保守分裂が尾を引き、一歩及ばなかった。
(2009年8月31日 読売新聞)
高松氏 比例単独で初V
金田氏は復活当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090831-OYT8T01327.htm
比例選東北ブロックで当選し、万歳三唱する高松氏(30日午後11時46分、秋田市の高松さんの事務所で)
比例選では、県議を辞職して国政に挑んだ民主党の高松和夫氏(67)が、比例単独で順位23位と下位ながら初当選を果たした。
復活当選を決め、バンザイする金田氏(31日午前0時18分、能代市の事務所で)
高松氏は「歴史的な勝利。ここまでの勝利とは思わなかった。非常にうれしく、感慨深い。国民の大きな期待があるので裏切れない。マニフェスト(政権公約)は、約束として守らないといけない」と気を引き締めていた。
また、秋田2区では小差の次点だった自民党の金田勝年氏(59)も復活当選した。能代市の事務所では、当選が決まると一転して大きな拍手が起こり、金田氏は支持者と何度も握手して喜びを分かち合った。
金田氏は31日、事務所で記者会見し、「老後の安心や社会保障の充実など課題はたくさんある。県北が元気になる材料を作っていきたい」と抱負を語った。
一方で、自民党の御法川信英氏(45)、二田孝治氏(71)と、社民党の山本喜代宏氏(53)は、比例選の復活当選も逃した。
御法川氏は秋田3区での落選が決まった30日午後10時すぎ、大仙市の事務所で、「残念な結果だったが、これをバネにして一層努力していきたい」と、約70人の支持者に敗戦の弁を述べた。
この後、御法川氏は読売新聞の取材に、「非常に責任を強く感じている。年金や農業に関して有権者の不満が多く、自民党がそこにしっかりした対策を立てられなかった」と述べた。また、今後について「衆院で戦っていく」と語り、次期衆院選に向けて活動していくことを表明した。
二田氏は30日夜、秋田市の事務所で報道陣に「政治活動はやめない」と明言した。一方で、次回衆院選への出馬については、「今から言えない」と述べるにとどめた。二田氏は前回衆院選で、秋田1区では次点だったが、比例選で復活、7度目の当選を果たした。今回の選挙戦では、民主党の勢いが強まるなか、「比例復活は考えていない。有終の美を飾らせてほしい」と呼びかけていた。
(2009年9月1日 読売新聞)
5375
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 16:33:27
<秋田県>
川口氏 改めて民主入党の意向
寺田代表「支障なし」 山本氏は政界引退
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090831-OYT8T01315.htm
秋田2区から無所属で初当選した川口博氏(62)は31日、大館市役所で記者会見し、「一人では仕事はできない。民主を中心にした方々と打ち合わせして、仲間に入れてもらいたい」と語り、改めて民主党入りの意向を表明した。
記者会見する川口氏(31日午前10時39分、大館市役所で)
川口氏は、民主党の鳩山代表が「現場を知っている人が少ないので入党してもらいたい」と川口氏の入党に前向きであることを、民主党関係者から伝えられていることを明かし、「民主党県連の寺田学代表と、できるだけ早く話し合いたい」と述べた。
こうした川口氏の意向に対して、寺田代表は31日、読売新聞の取材に対して「川口氏は、選挙で民主党への不利益行為をしたわけでない。少なくとも、首相指名選挙で鳩山代表をやるとなると我々と考え方は同じだ」と述べ、入党に支障がないとの考えを示した。
また、川口氏を支援するために離党した元県連幹部らの復党について寺田代表は「川口氏とは別問題と考える。直ちに、復党がかなうことはない」と早期復党を否定した。
一方、落選した社民党の山本喜代宏氏(53)は31日、読売新聞の取材に、「私では選挙に勝てない。新しい候補者を探すべき時」と述べ、来年2月の党県連大会で県連代表を辞任し、政界引退する考えを表明した。
山本氏は「落選したら引退して農家に戻ると決めていた。国政も経験し、自分がやれることはやったと思う」と話した。
(2009年9月1日 読売新聞)
無党派層のほぼ半数、川口氏へ
本紙出口調査 民主支持層は7割強
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090831-OYT8T01321.htm
読売新聞社は30日、日本テレビ系列各局と共同で出口調査を行った。
秋田1区は、当選した民主党の寺田学氏(32)が、30〜60歳代の各年代で半数以上の支持を集めたほか、民主と社民の両党支持層の8割以上と自民、公明、共産の一部からも支持を集めた。また、無党派層の6割以上が寺田氏を支持した。
1351票差の大接戦になった秋田2区は、当選した無所属の川口博氏(62)が市部で、次点だった自民党の金田勝年氏(59)が町村部で、それぞれ4割以上の支持を得た。
年代別で最も支持が高かったのは、20〜50歳代は川口氏、60歳代は金田氏だったが、いずれも両氏の間に大きな差はなかった。
支持政党別では、川口氏が民主党支持層の7割強をまとめ、金田氏は自民、公明両党支持層の7割弱をまとめたが、無党派層のほぼ半数が川口氏に流れており、ここでの差が小差につながったとみられる。
秋田3区は、市部、町村部、20〜60歳代のすべての年代で当選した民主党の京野公子氏(59)が、最も支持を多く集めた。京野氏は支持政党別でも、民主の7割、社民の8割、共産の6割を集めた。無党派層からもほぼ半数の支持を得た。
一方、自民党の御法川信英氏(45)と無所属の村岡敏英氏(49)は、自民、公明両党支持層をほぼ分け合う形となり、保守分裂の影響がくっきり表れた形となった。
(2009年9月1日 読売新聞)
5376
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 16:34:03
<秋田県>
《政権交代》上 民主
期待の中 不安の声も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090831-OYT8T01312.htm
「政権選択」をかけた衆院選が終わり、県内では衆参とも選挙区から自民党国会議員が不在になる事態となった。これまで、自民党政権が当たり前だった県内政界に与えた動揺は小さくない。「政権交代」の影響を追った。
◎
当選から一夜明け、若手スタッフと共に街頭で車に手を振る京野氏(31日午前7時31分、横手市の交差点で)
「おはようございます。いってらっしゃい」
初当選を果たした民主党の京野公子氏(59)は、当選翌朝の31日午前7時半、横手市の国道13号沿いに立ち、走行中のドライバーらに手を振っていた。この4年間、ほぼ毎日続けた朝立ちだ。
30分ほど手を振った後、マイクを握り、「実に歴史的な政権交代を実現いたしました」とあいさつ。強固な地盤を誇る自民党系の2氏に快勝し、一晩たっても、高揚感を隠しきれずにいた。
高揚感に包まれているのは京野氏の事務所も一緒だ。
湯沢市古館町の事務所は、朝から電話やファクスの着信音が鳴り響き、訪問者が相次いだ。
これまでの支援者や企業、団体のほか、民主党中心の政権が誕生することを見越してあいさつに来る業者もいたとみられ、スタッフは「知っている人も知らない人もいたけど、どれがどれだか」と笑顔で話し、対応に悲鳴を上げていた。
また、佐竹知事は31日の定例記者会見で、比例東北で初当選した民主党の高松和夫氏(67)から「何でも(要望を)持ってきてくれとの話がすでに来ている」と明かし、苦笑いを浮かべた。
*
しかし、民主党政権へ不安の声も聞かれる。
佐竹知事は同じ会見で、「厳しい経済状況なのであまりマニフェスト(政権公約)に意固地にならず、国の来年度の予算編成は、現実的対応をしてスムーズに行ってほしい」と注文を付けた。
佐竹知事は、非自民政権だった細川内閣による1994年度の予算編成が、93年中にまとまらず越年編成となった例を挙げ、「来月あたりから県の予算編成作業が始まるので、ズルズルとなかなか国の予算が出てこないと大変。少なくとも年内に一定の方向性が出ないと、我々は査定できない」と指摘した。
県内3選挙区で、自民党候補を推薦した県農協政治連盟(農政連)の渡部正敬事務局長は、「これまで自民党へ要請活動をしてきたが、来夏には参院選がある。政権が代わったから簡単に民主党に行けるかというと難しい」と頭を抱える。
民主党はマニフェストで「米国との自由貿易協定(FTA)の交渉推進」を掲げた。農協などは「農作物の市場開放が進む」との懸念を訴え、こうした動きに対し小沢代表代行は「農協、農業団体は官僚化している」と批判するなど、両者の関係は決して良好とは言えない。
渡部事務局長は、民主党との関係構築へ向けた第一歩の必要性をこう語った。「民主党には不安がある。まずは、寺田代表らとの話し合いからだ」
(2009年9月1日 読売新聞)
5377
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 16:35:18
《政権交代》中 自民
民主の組織化を警戒
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090901-OYT8T01017.htm
川口博氏に敗れ、支持者に謝る金田勝年氏(8月30日夜、能代市の事務所で)
敗戦の弁を述べる御法川信英氏(8月30日夜、大仙市の事務所で)
かつて「保守王国」と言われた秋田県だが、自民党は今回の衆院選で、金田勝年氏(59)がギリギリ比例復活当選を果たしただけで、選挙区は全敗した。
「相手が分からなかった」。大仙市の事務所で敗戦確実と知った秋田3区の御法川信英氏(45)は、落胆した表情で報道陣に語った。同党県連の鈴木洋一会長は「敗因は風だ」と述べ、実態のない民主の戦い方に敗れたことを強調した。
民主党は、無所属の川口博氏(62)が当選した2区を含め全勝したが、各候補に自前組織といえるものはなかった。3区の京野公子氏(59)は、社民党と連合秋田が全面的に支援し、川口氏は、離党した民主党員や個人後援会らが草の根的に支援しただけ。
川口氏を支援するために離党した虻川信一・元県連総務会長は「民主党という色づけができなかったら勝てなかった」と、風による勝利を認めた。
*
来年夏には参院選、再来年春には統一地方選が控える。民主党県連の寺田学代表は、「県連が最重要視しているのは地方選だ。2年前の県議選では県連にまだ余裕がなかったが、国会議員が増えた次回は、有権者に多くの選択肢を出すために今から準備する。市議選もやらなきゃだめだと思う」と、早くも公認候補を積極的に擁立する考えを示した。
県議会の現在の勢力は、自民党が26人に対し、民主党は1人。民主党によると、東北6県では、岩手県の21人を筆頭に、福島県12人、宮城県に10人いる。衆院選で自民党候補が4選挙区中3勝した青森県でさえ7人いて、秋田県の少なさは際立っている。
市町村議も、岩手県の124人を最高に青森県44人、福島県30人、宮城県16人、山形県に5人いるが、秋田県は秋田市と北秋田市に1人ずつしかいない。寺田代表は「選挙戦を通じて、地方議会には自民党系の方が多く、そこに自民党の強さを感じた」と、地方議会に民主党議員を増やす必要性を実感したという。
*
こうした民主党の考えに対し、迎え撃つ側の自民党県連の能登祐一幹事長は「秋田は、浮動票の多い東京と違って年齢層が違うし、地方選は地縁血縁が関係する。国政のようにそう簡単ではない」と、影響はないと断言する。しかし、県議の一人は、「地元選出の民主党国会議員が、候補者と一緒に運動したら票を取られるかも」と警戒する。
相手は、政権党になった勢いを背に、「風」から「組織」の戦いへ動き出している。すでに統一地方選に向けた戦いが始まっている。
(2009年9月2日 読売新聞)
5378
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 16:36:13
>>5374-5378
《政権交代》下 共産 社民 無所属
選挙戦略で明暗
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090903-OYT8T00091.htm
ここ数年、国政選の構図は「自公対民主など野党」だったが、政権交代により「民主対自民」に変わろうとしている。埋没してしまう少数政党などの存在感が問われている。
衆院選で、民主党などとの連立政権樹立を訴えた社民党県連の石田寛幹事長は2日、東京都内で開かれた同党全国幹事長会議に出席し、民主党との連立政権参加を拍手で承認した。しかし、心中は複雑だ。県内では、社民党は惨敗だった。
社民党は、東北6県で民主党の選挙協力を得て候補者を擁立した3選挙区すべてで敗れた。中でも秋田2区の山本喜代宏氏(53)の惜敗率は、他より大幅に低い25・2%で、前回から10ポイント近く落とした。
社民党は、比例選得票も大幅に減らした。県内の得票は3万9461票で、前回から1万5764票減。秋田2区で8684票も減らし、民主党候補を全面的に支援した3区では5438票減少。1区では公示直前に誕生したみんなの党の得票をも下回った。
石田幹事長は2日の会議後、「連立を組むということは、来年の参院選は民主とやるということ。どう付き合えばいいか分からない」と吐露した。
*
対照的に、共産党は県全体の比例選得票を前回比1334票減にとどめた。
同党県委員会の米田吉正委員長は「秋田1区や仙台市で票を増やした。無党派層の多い1区で伸ばしたということは、有権者に共産党を選択肢に入れてもらえた選挙だと思う」と手応えを語った。
今回の共産党の選挙戦術は、ある意味ドライだった。秋田1区に候補者を擁立したが、自民対民主の構図になった選挙区での当選を半ばあきらめ、候補者には他の選挙区で積極的に活動して比例票の掘り起こしに努めるよう指示。比例選重視に打って出た。
また、自民党や民主党に近寄る選挙ではなく、「建設的野党」を主張。どの党が政権を取ってもくみしないという姿勢を示し、米田委員長は「第3の選択肢になったこの方針は、結果的に正解だった」と述べた。
*
比例選のない無所属候補には、一層厳しい選挙となった。
1区で出馬した藤井陽光氏(61)は、「公示前は、自民候補も民主候補も嫌だという声が聞かれたが、始まったらパタッと消えてしまった。有権者が、1票が死に票になるのを恐れたのだろう」と述べた。
全国で当選した無所属候補は6人。事実上の民主党候補だった川口博氏(62)ら2人以外は元閣僚など国会議員経験者で、無所属候補の当選へのハードルは相当高いと言える。
藤井氏は、かみ締めるように語った。「有権者に潜在的に自民か民主かという概念があり、それを溶かしているうちに選挙が終わってしまった。今後も無所属候補が戦うのは難しい」
(早川悦朗が担当しました)
(2009年9月3日 読売新聞)
5379
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 16:44:26
<青森県>
>民主は小選挙区で初めて議席を獲得した
そうなんか。。
復活当選 中野渡、田名部、津島恭さん
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090831-OYT8T00745.htm
比例選東北ブロック(定数14)は民主が順調に票を伸ばし、県内の小選挙区で敗れた民主の比例重複名簿1位の中野渡詔子さん(青森2区)、田名部匡代さん(同3区)、津島恭一さん(同4区)の3人が「惜敗率」で復活当選を決めた。中野渡さんは「素直にうれしい。これからがスタートという気持ちでがんばっていきたい」と喜びをかみしめた。田名部さんは「責任の重さを受け止め、しっかりやらねばと思う」と話し、津島さんは「きょうを境に新たな気持ちで頑張りたい」と語った。
今回の衆院選の同ブロックは自民、民主、公明、共産、社民など7党から計77人が候補者名簿に届け出た。県内の小選挙区からは自民の3人が名簿同列3位、民主の4人が名簿同列1位、共産の1人が名簿同列3位、社民の1人が名簿同列1位で重複立候補していた。
公明は、比例単独1位で前議員の井上義久さん、同2位で元議員の若松謙維さんらを擁立した。共産は、前議員の高橋千鶴子さんが比例単独1位で名簿に名を連ねた。
(2009年8月31日 読売新聞)
自民底力 3議席
民主1 風つかめず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090831-OYT8T00734.htm
衆院選は30日に投開票が行われ、県内の4小選挙区では自民が3議席、民主が1議席を獲得した。
自民は全国的な劣勢の中、前議員がいずれも当選し、「自民王国」の底力を見せつけた。民主は小選挙区で初めて議席を獲得したが、追い風をとらえきれず、1議席にとどまった。
1区は民主の横山北斗さんが前回比例復活当選だった雪辱を果たし、2区は自民の江渡聡徳さんが民主の中野渡詔子さんを突き放した。激戦の3区は自民の大島理森さんが民主の田名部匡代さんとの接戦を制し、4区は自民の木村太郎さんが民主の津島恭一さんの猛追を退けた。
(2009年8月31日 読売新聞)
5380
:
とはずがたり
:2009/09/03(木) 16:44:43
>>5379-5380
政権交代
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1251734472550_02/news/20090901-OYT8T00095.htm
笑顔なき勝者たち
「旧来の自民党の支持者の1割から2割近くも心が離れてしまっていたのが、一番辛かった」
衆院選から一夜明けた31日。八戸市内で記者会見に臨んだ青森3区・自民党の大島理森(62)は、9選の喜びもつかの間、表情に悲壮感さえ漂わせた。次点との差はわずか367票。全国で最も得票差のない薄氷の勝利だった。
選挙の序盤から劣勢が伝えられた陣営は総動員をかけ、ぎりぎりまで支持固めに奔走した。しかし、報道各社の開票日の出口調査は、依然劣勢。午後9時半過ぎ、大島は独自の情報網による判断で敗戦の弁を語った。「自民党の建て直しをしっかりと図っていく十字架を背負っていかなければならない」。落選は杞憂(きゆう)に終わったものの、その思いは当選した後も変わらなかった。
「44歳で5期目の当選をさせてくださったことは、皆さんが贈ってくれた宝物です」。青森4区・自民党の木村太郎(44)は31日朝、弘前市内の街頭に立ち、声を張り上げた。
選挙戦では「私はブレない!」をキャッチフレーズに、徹底したどぶ板選挙を展開した。公示後、対立する民主党陣営の応援で小沢一郎代表代行が選挙区入りしたのに危機感を抱き、選挙終盤には、父の木村守男前知事も自らてこ入れに動くなど、陣営はこれまでにない緊張感に包まれた。
結局、木村は4区内の全11市町村で民主党の津島恭一(55)を上回ったが、前回、7万票以上開いていた票差は約1万4000票にまで縮まった。「終盤の追い上げで何とかしのいだが、弘前では約1700票差。首の皮一枚でつながった感じだ」。陣営幹部に笑顔はなかった。
4選を果たした青森2区・自民党の江渡聡徳(53)は31日、十和田市で記者会見し、「この風がどれだけの逆風なのか、非常につかみにくい選挙だった」と振り返った。県内で自民党が踏みとどまった理由については「後援会組織をきちんと作ってきたことが勝因」と分析。その上で、「今度は我々が野党。民主党の政権公約を検証をしていく番だ」と気を引き締め直した。
◇
一方、連立政権を組んできた公明党。県内の比例選での得票は7万7853票にとどまった。
公明党県本部は自民党県連の要請で、世襲を理由に自民党本部が公認を見送った青森1区・無所属新人の津島淳(42)に党本部推薦を出すなど、積極的に選挙協力を進めてきた。しかし、公明の比例票は目標の11万票に及ばず、東北ブロックでの2議席目の獲得はならなかった。自民党県連の関係者は打ち明ける。「自民党をお願いするだけでも大変なのに、『比例は公明党』と言い出すのはなかなか難しかった」
公明党県本部の伊吹信一代表は選挙結果に憤った。「自民党県連は約束を果たしていない。うちの支持者はかなり反発している。このままでは次の選挙での協力は難しい」
(2009年9月1日 読売新聞)
5381
:
名無しさん
:2009/09/04(金) 09:46:52
>>5356
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00224.htm
茨城政界のドン・山口県議、自民県連会長辞任へ
自民党茨城県連会長の山口武平県議(88)が3日、衆院選と知事選推薦候補の惨敗の責任を取り、県連会長を辞任する意向を固めた。7日に正式表明する。
山口氏は現職の都道府県議最高齢で、県議在職54年も最長。党員数全国2位の「自民王国」の県連会長を1987年から22年間にわたり務めてきた。しかし、衆院選では県内7選挙区のうち自民候補は1勝にとどまり、同日選となった知事選でも党推薦の新人候補が現職に敗れたため、辞任を求める声が県連内から上がっていた。
山口氏は「茨城県政界のドン」として中央政界でも広く知れ渡った存在で、麻生首相とも懇意。今年1月には首相が山口氏の米寿祝いを東京都内で開いた。
(2009年9月4日09時07分 読売新聞)
5382
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 09:54:23
<静岡県>
選挙期間中の記事
政党支持率2区のみ自・民並ぶ
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000908280003
2009年08月28日
朝日新聞社は総選挙の投開票を前に22〜25日、電話による情勢調査と同時に世論調査を実施し、支持政党や選挙への関心度などを聞いた。県内の政党支持率は自民が22%、民主が32%で、前回の05年総選挙時(自民36%、民主17%)に比べ、自民は支持率が下がり、民主は上がった。「政権交代」を前面に掲げて戦う民主党に風が吹いていることがうかがえる。
各政党の支持率は、民主32%、自民22%、公明4%、共産1%だった。
男女別では、民主が男性38%で女性26%より多い。自民は男性21%、女性22%だった。
年代別では、民主は30代、50代、60代の3割台が支持。男性の50代、60代では4割以上にのぼる。一方、自民は70歳代以上の3割台が支持する。職業別では、民主は製造・サービス従事者層で支持が高い一方、自民は農林漁業者層で高い。
「支持政党なし」と「答えない、わからない」を合わせた無党派層は41%だった。男性の無党派層は34%、女性は45%。20〜40代は無党派層が4〜5割を占めている。
選挙区別に政党支持率を見ると、1区では、民主32%、自民21%、公明5%、共産1%、みんなの党1%。2区は、自民、民主それぞれ27%と並ぶ。3区は、民主が37%で県内で最も高く、自民23%、公明2%、共産2%、国民新党1%、みんなの党1%と続く。
4区は、民主26%、自民20%で、無党派層が47%と高い。5区は民主34%、自民20%。6区は民主33%、自民20%で、公明は県内で最も高い6%だった。
7区は民主27%、自民20%、無党派層が49%で県内で最も高い。8区は民主36%、自民21%、公明4%、共産2%だった。
◆政権交代で政治「変わらず」56%
政権交代が起きた場合、日本の政治がどの方向に向かうかも聞いた。「良い方向に向かう」は23%、「悪い方向に向かう」は8%。「変わらない」は56%で、過半数だった。
「良い方向に向かう」と答えたのは、男女別では男性28%、女性19%。男性の50代以上で3割を超えた。
支持政党別では、「良い方向に向かう」が自民支持層は8%、公明支持層が6%だったのに対し、民主支持層では46%。民主支持層では「変わらない」を選んだ人も41%いた。
◆衆院選の関心度「大いに」は55%
衆院選への関心度は「大いに関心がある」が55%、「少しは関心がある」が38%、「関心はない」は6%だった。「大いに」と答えた人は、郵政民営化が焦点となった05年総選挙時(53%)を上回り、今回の選挙に県内の有権者が注目しているのがわかる。支持政党別では、自民支持層は「大いに」が55%なのに対し、民主支持層では69%だった。
投票については、「必ず行く」が81%、「できれば行きたい」が15%、「行かない」が3%だった。「必ず」は05年の79%を上回った。一般には「投票に行く」という回答は実際の投票率より高い傾向がある。
◇調査方法 22〜25日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、県内の有権者を対象に各選挙区400人目標で調査。有効回答は計3518人、回答率は69%。
5383
:
名無しさん
:2009/09/04(金) 11:08:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/186681.html
石崎岳氏、引退へ 道開発政務次官、総務副大臣などを歴任 (09/04 10:52)
衆院選に道3区(札幌市白石、豊平、清田区)から出馬し、落選した自民党前職、石崎岳氏(54)(当選3回)は4日、札幌市内のホテルに選対幹部らを集め、次期衆院選に出馬せず引退する意向を伝えた。
石崎氏は、衆院選で民主党元職の荒井聡氏(63)に約7万3千票差で敗北。会合では「大変厳しい結果で想像を超える大敗。政治家としてけじめをつけるのが取るべき道と考えた」と述べた。
石崎氏は会合後、記者団に「支えてもらった皆さんに説明し意見を聞いた上で表明する」と語った。
石崎氏は旭川市出身で、北海道放送のキャスターを経て、1996年に衆院初当選。道開発政務次官、総務副大臣などを歴任した。
5384
:
名無しさん
:2009/09/04(金) 11:10:17
>>5234
人口の多い選挙だらけだ
あと山尾の選挙区はよほどのことがない限り民主が勝つ選挙区
小林が初当選して9年で得票が2倍に増えた
5385
:
名無しさん
:2009/09/04(金) 11:11:27
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200909040030.html
特養施設長ら3人逮捕 衆院選投票偽造容疑 姫路
2009年9月4日
8月30日投開票の衆院選をめぐり、認知症の高齢者らが自らの判断で不在者投票をしたように見せかけたとして、兵庫県警は3日、同県姫路市の特別養護老人ホーム「なごみの里」の施設長、瓦井ゆかり容疑者(45)ら3人を公職選挙法違反(投票偽造)の疑いで逮捕し、発表した。
他に逮捕されたのは、事務長の渡辺裕(ゆたか)容疑者(50)と職員の大川富美子容疑者(44)。県警によると、3人は8月26日、70〜90代の入所者の女性6人の投票用紙を無断で使用し、施設で不在者投票をした疑いがある。
この施設では60人が不在者投票をしており、県警は他にも不正行為がなかったかについても調べる。姫路市によると、重度の認知症患者ら約70人が入所している。
5386
:
名無しさん
:2009/09/04(金) 11:28:14
神奈川15区や17区は河野一族の地盤でもあるが
もともと片山哲や平林剛といった社会党や民社党の大物の地盤でもあった
旧三区時代社会党は平林と加藤万吉、民社党は河村勝を擁立して済み分けていた
旧五区に分割後河野と河村と平林・富塚と亀井と争っていた
小選挙区が出来たのと河村、富塚の引退が重なったこともあり自民鉄板になった
5387
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 12:43:47
政権交代@鹿児島・上
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000908310001
2009年09月01日
祝福のクラクションを鳴らして車が通りすぎる。衆院選の投開票から一夜明けた31日早朝。鹿児島1区で当選した民主の川内博史氏が、鹿児島市中心部の交差点で通勤客や車に向かい手を振っていた。腰にはトレードマークになったタオル。駆け寄る人の手を両手で握りしめ、「頑張ります」と頭を下げた。
5度目の挑戦にして初勝利。「うれしい。感謝している」。そう語りながら、「しなければならないことの重大さを思うと、立ち止まっていることはできない」と気を引き締めた。
小選挙区制の導入以来、民主が勝利したことのない数少ない県の一つ。県内の議席は自民を中心とする「保守系」が独占してきた。追い風を受けた今回の選挙で川内氏に加え、3人が比例で復活当選。県内の衆院議員は改選前の1人から4人に増え、数では自民を1人上回った。
全国で一挙308議席を獲得し、自民大敗に追いやる躍進を見せた民主だが、県内の小選挙区では結局1勝にとどまった。民主、自民の直接対決となった4選挙区の得票合計では自民が4万7117票上回り、「王国」の底力を見せつけられた格好だ。
自民県連の小幡兼興幹事長は「全国的にあれだけ風が吹いたなか、3勝2敗ということですから」と、負けてはいないとの見方を示した。
民主県連の青木寛幹事長は民主を政権与党に押しあげた原動力について「鹿児島でも大きな地殻変動が起きた」と表現した。「小泉構造改革が国民に強烈な痛みを与え続けたことが一番大きいのでは」と分析してみせた。
ただ、自民に比べて支持基盤は脆弱(ぜい・じゃく)で、今回も「風」頼みの選挙だったことは否めない。県連代表を務める川内氏は「地域地域の(支持)基盤、地方議員の数で圧倒的に劣勢に立たされている。今回をきっかけに鹿児島も変えていきたい」と語った。
自民の動向に気を払ってきた首長たちも、政権を手にした民主との新たな付き合い方を迫られる。
公示前、民主のマニフェストを批判したとして民主県連から抗議を受けた伊藤祐一郎知事。選挙結果について「わが国全体に、大きな変革のうねりが生じている。今後の改革が県の発展と県民福祉の向上に役立つような改革となるよう、鹿児島の立場を主張してまいりたい」との慎重な談話を出した。森博幸・鹿児島市長は「景気・経済対策の予算が見直されるというが、それを踏まえた対策をしている。障害が起こらないようにしてほしい」と牽制(けん・せい)した。
各方面から投げかけられる民主に対する政権運営の不安を、自民県議の1人はこう表現した。「ヒット・エンド・ランでくるのか、バントか。具体的な制度設計が見えないので対応しようがない。そもそもバットを握ったことがない人たちが多いから」
◇
百年に一度という不況の影響が続くなか、自民王国にも及んだ政権交代の風は、どんな波紋を起こすのだろうか。
5388
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:00:00
>>5386
成る程〜。解説感謝です。
17区だと今は開成町長の露木や参院議員のツルネンの善戦も記憶に有りますが,元々地力はあったんですね。
かれんの落選と勝又の善戦はは結構衝撃でかかったんですがそう云う底流があったのなら少しは理解できます。
もともと17区より15区の方が地盤で洋平は息子に強い方譲って弱い方に乗り込んできたと聞いたことがありますけど,15区は太郎が与党内野党の立ち位置で人気博してきたので今暫く追い落としは困難でしょうかねぇ。。
5389
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:00:28
>保岡陣営にはすきがあった。1区内の市議らが個人演説会を陣頭指揮するなど、本気でてこ入れし始めたのは選挙戦中盤。新聞が調査などに基づき「民主300議席超」と民主圧勝の情勢を報じてからだった。
>「保岡さんは保徳戦争など厳しい選挙で何度も勝ってきた。なんだかんだ言って最後は大丈夫と思っていた」と話す自民関係者は多い。
>公明も自民逆風のあおりを受けて、比例の得票を前回より約7千票減らした。
政権交代@鹿児島・中
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000909010001
2009年09月02日
「候補者のことを、有権者にわかっていただけなかったのが落選の原因と思う」
歴代県連会長の写真が壁にかかる自民県連の役員室で、小幡兼興幹事長は選挙戦を淡々と振り返った。
逆風のなか自民は3議席を守ったが、1区の保岡興治氏(11期)、3区の宮路和明氏(6期)という県連会長を務めたベテラン2人を失った。
「特に保岡さんについては、いなくなった穴の大きさを有権者もじわじわ感じてくるはず」と自民県議の一人は惜しむ。政策通で知られ、自ら「議員立法件数33は現役最多」とアピール。今回の「政権交代」を生んだ小選挙区制やマニフェスト型選挙の導入に絡む法案も並ぶ。
保岡氏自身、公示前から「すさまじい逆風」と話していたが、陣営にはすきがあった。1区内の市議らが個人演説会を陣頭指揮するなど、本気でてこ入れし始めたのは選挙戦中盤。新聞が調査などに基づき「民主300議席超」と民主圧勝の情勢を報じてからだった。
「保岡さんは保徳戦争など厳しい選挙で何度も勝ってきた。なんだかんだ言って最後は大丈夫と思っていた」と話す自民関係者は多い。
「保守王国」と呼ばれる土地柄で、実際、小選挙区で民主に負けた経験はない。「逆風といっても、私自身、5人全員が当選できると思っていた。甘かった」。小幡幹事長は、そう言って風の強さの読み違えを認めた。
05年の「郵政選挙」での大勝から4年。相次ぐ首相の辞任劇や閣僚の不祥事、公共事業費と社会保障費の削減と、「逆風」の発生源は一つ二つではなかった。
自民県連とパートナー宣言をした公明県本部の成尾信春代表は「1票をひっくり返すのに、こんなに時間がかかった選挙はなかった」と振り返る。知人に電話をして自民候補への支持を頼んでも反論されることが多かったという。公明も自民逆風のあおりを受けて、比例の得票を前回より約7千票減らした。
自民は県内の比例得票でも民主を下回った。どう態勢を立て直すつもりなのか。
ひとつは組織の若返り。小幡幹事長は「自民支持者は年をとり、主導力のある人が少なくなった」と話す。もう一つは有権者との対話。候補者や施策を、県民にわかるように語ってこなかった反省を踏まえてのことだ。
来夏には参院選が待ち受ける。自民県連は現職の野村哲郎氏を擁立する予定だが、基盤の農協だけの運動では難しいと判断。「農政連中心ではなく、だれでも入れる後援会を作ってほしい」と注文をつけたという。
ここ数年、「接戦の命綱」として公明の組織票に頼り続けた自民。だが、野党になる両党が協力関係を続けるのかは不透明だ。公明の成尾代表は「うちは党代表、幹事長とも議席を失った。党を立て直すのが最初。今後どうするかは、その上で検討される」と慎重姿勢に転じた。
保岡氏は今回の敗因をこう総括している。「自民党は、国民が政治に求めるスピードや変化に応えられたのにもかかわらず、できなかった。反省しなければいけない」
下野した自民がかつての栄光を取り戻せるのか。党改革は容易ではない。
5390
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:03:23
> 早くも民主側と接触し始めた団体もある。支持政党を打ち出していなかった県保険医協会は当選した民主、国民新の5人と近く懇談会を開き、意見交換する予定だ。
政権交代@鹿児島・下
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000909020001
2009年09月03日
衆院選の当選証書付与式が2日、県庁であった。民主の川内博史氏は初めて手にした小選挙区の当選証書に、じっと目を落とした。「身が引き締まる。1区の代表になったのだと感慨を持った」
小選挙区の当選者は自民3、民主1、国民新1。民主3人も比例で復活当選し、県内の衆院議員は8人に。小選挙区制が導入されて以降、最多になった。
投開票翌日、8人は地元テレビ局の特別番組に出演するため、スタジオに勢ぞろいした。キャスターをはさみ、与党となる民主と国民新、そして下野する自民がわかれて座った。リハーサルでは和やかな様子も見られたが、放送が始まると自民勢が民主のマニフェストにかみついた。
「米国とFTA(自由貿易協定)を結べば日本の農業はさらにひどくなる」(自民・森山裕氏)、「農業の生産基盤が大きく損なわれる」(自民・小里泰弘氏)。
民主の川内氏は「現政府も日米FTA交渉を進めると閣議決定している」と指摘。「守るべき重要品目はわかっている。さらに戸別所得補償をする」と反論した。
今後の国会を予期させるような議論が見られた一方で、歩み寄る場面もあった。
森山氏は「医療や介護は地方の実態に合ったものにしなければ。一緒に取り組めるところは一緒に」と言い、川内氏も「鹿児島の農業を守るためにも、できるところは協力し合いたい」と述べた。
一方で、長年自民を支援した業界団体には民主政権誕生を前に、戸惑いが広がる。
県建設業協会の安藤司常務理事は「鹿児島では公共事業の経済的な効果は大きい。今後の政策は業界として心配」と漏らす。県看護連盟では、選挙後の定例役員会で「自民支持を続けるべきだ」「民主支持も考える必要がある」などと様々な意見が出たという。川口ひろみ会長は「決断は、政策をもう少し見てから」と話した。
早くも民主側と接触し始めた団体もある。支持政党を打ち出していなかった県保険医協会は当選した民主、国民新の5人と近く懇談会を開き、意見交換する予定だ。
ある自民県議は「新政権では、国会議員を通じてお願いごとをすること自体、成り立たなくなるのではないか」と話す。民主側は「自公時代のような仕組みで利益配分をしていくことはなくなる」と言い切る。
業界団体が選挙で応援して国会に押し上げ、陳情などを通じて地元に仕事を還元させる――。利益誘導とも言われたこうした従来型政治からの脱却を、民主政権は目指すとみられる。
民主県連の青木寛幹事長は「風通しのよい施策とか行政展開を行っていく。門戸は開かれている」と農協など自民を応援してきた業界団体も排除しないと強調するが、民主が目指す「政治のかたち」は、明確には見えてこない。
民主を推した「いっどどま(1度くらい)」の声には「やっせんかったら(ダメなら)戻せばいい」という言葉がつきまとった。新政権の下、地方と国政の関係はどう変わるのか。これまで経験したことがない政治が始まる。(この連載は三輪千尋、寿柳聡、斎藤徹、矢崎慶一、河口健太郎が担当しました)
5391
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:27:46
<奈良県>
民主躍進 3議席
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000908310005
2009年08月31日
◆自民 衝撃1議席
◇小選挙区◇
30日に投開票された総選挙で、県内の4選挙区では、1区で民主前職の馬淵澄夫氏、2区で民主前職の滝実氏、3区で民主新顔の吉川政重氏、4区で自民前職の田野瀬良太郎氏がそれぞれ当選を果たした。「政権交代」を掲げた民主は全国的な追い風にも乗って県内全域で支持を集め、前回の05年選挙の1議席から躍進。4区で落選した新顔の大西孝典氏も比例で復活当選した。前回選挙区で3議席を獲得した自民は苦戦が続き、辛うじて1議席を確保。2区で落選した前職の高市早苗氏は比例で復活当選した。この結果は今後の県政界に大きな影響を与えそうだ。共産は1〜3区、幸福実現は全区に候補者を擁立したが、及ばなかった。
◆自民退潮の流れ鮮明
《解説》
県内の小選挙区で、民主の躍進と自民の退潮傾向が鮮明となった。3区で、父の代から46年間県内で議席を守ってきた奥野信亮氏が落選したのが象徴的だった。一時は衆参全6議席を自民が独占するなど、「保守王国」といわれた奈良の政治地図が大きく塗り替わりそうだ。
「訳のわからない風が吹いている」
1区の森岡正宏氏を支援した鍵田忠兵衛氏は演説でそう繰り返していた。鍵田氏は衆院議員を辞して7月の奈良市長選に挑み、33歳の民主推薦候補に敗れたばかりだ。
しかし、過去10年間の国政選挙をみると、民主の党勢は決して一過性の「風」ではなく、着実に拡大していたことがわかる。
衆参の比例票を見ると、03年衆院選以降、「郵政民営化」が争点となった05年衆院選をのぞく3回の国政選挙で、民主の比例票は自民を約2万〜10万票上回っている。過去10年、右肩上がりに得票を伸ばす民主に対し、自民は横ばいの傾向が鮮明だ。
奈良の自民の強みは、「風」頼みではなく業界団体を中心とする厚い支持組織にあった。郵政、農協、医師会、建設業、首長を核とするきめ細かい集票網が張り巡らされていた。しかし、行財政改革の中で組織が分裂、一部は民主支持に回り始めた。郵政、公共事業や社会保障にまで切り込んだ小泉改革が、その傾向にとどめをさした。
05年郵政選挙での自民圧勝は、実は小泉改革を支持する無党派層が自民に流れ込んだものであり、その層が今回、基礎票で自民を上回るところまで成長していた民主に、一気に逆流したといえる。
「県連幹部の責任問題は免れない」
ある有力自民県議はそう明言した。県議会はすでに、「自民党」と「自民党改革」の2会派に分裂しており、亀裂がさらに加速する恐れがあるという。来夏の参院選に向けた党勢立て直しには、かなりの時間と労力がかかりそうだ。(吉岡一)
◆小選挙区/投票率は71.47%
◎前回70.32%「郵政」上回る
県内の小選挙区の投票率は71・47%で、前回の70・32%を1・15ポイント上回った。選挙区別では1区が68・38%(前回68・54%)、2区72・59%(同71・03%)、3区71・85%(同69・97%)、4区73・23%(同71・85%)だった。
県内の衆院選の投票率は00年が61・95%、03年が61・61%と戦後最低記録を更新したが、郵政民営化法案の是非が争点となった前回、急上昇した。今回は、「政権選択」が最大の焦点になり、全区で自民と民主がぶつかる構図に有権者の関心が集まった。特に3区は前回より1・88ポイント上昇した。期日前投票(小選挙区)には29日までに有権者数の13%に当たる15万941人が訪れ、前回の1・56倍の高さだった。
5392
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:35:12
<三重県>
自民支持層 4割他党に 本社出口調査
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000909010002
2009年09月01日
◇◆無党派層54%民主に◆◇
朝日新聞社が、衆院選の投開票日の30日、県内150カ所で実施した出口調査で、自民党支持層の約4割が比例区で自民党以外の政党に投票していたことがわかった。07年参院選でも顕著だった自民党支持層の自民離れが止まっていないことが浮き彫りになった形だ。有効回答は8229人。
◆比例区◆
比例区でどの政党に投票したかを支持政党別にみると、自民党支持層のうち、今回、自民党に投票した人が59%にとどまり、逆に民主党に投票した人が28%にのぼった。前回05年の衆院選で自民党支持層の投票先は、自民党が75%、民主党が13%だった。
民主党支持層の87%が民主党に投票しているのと比べて、自民党が本来の自民党支持層からそっぽを向かれ、こうした層の多くが民主党を投票先に選んだため、自民党はより厳しい戦いを強いられていたことが分かる。
「支持政党なし」と「わからない」を合わせた無党派層では、民主党に投票したのは54%だったが、自民党は15%にとどまり、無党派層の支持も得られなかった。
◆小選挙区◆
一方、小選挙区でどの候補に投票したかを支持政党別にみても、民主党支持層の91%が民主党候補に投票したのに対し、自民党支持層で自民党候補に投票したのは68%にとどまり、比例区と同様の傾向がうかがえた。
選挙区別の「自民離れ」度はどうだったのか。5区で当選した三ツ矢憲生氏には自民党支持層の73%が投票していたほか、比例復活した1区の川崎二郎氏は同73%、4区の田村憲久氏は同71%と比較的自民党支持層を固めることができていた。だが、敗れた2区の鈴木英敬氏は同64%、3区の平田耕一氏は同54%にとどまり、自民党支持層の多くは相手の民主党候補に投票していた。
県内の小選挙区には候補者を擁立していない公明党は、小選挙区では連立を組む自民党候補を推薦していたが、公明党支持層のうち自民党候補に投票したのは64%にとどまり、29%は民主党に投票していた。
無党派層は、69%が民主党候補に、26%が自民党候補にそれぞれ投票。05年衆院選では、民主党候補に57%、自民党候補に35%が投票していたのと比べて、無党派層の取り込みも選挙結果に影響を与えたようだ。
5393
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:36:09
<三重県>
変化求める風圧 衆院選後の課題 民主
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000909010001
2009年09月01日
◇◆「チェックする」。投票翌日、マニフェスト求める◆◇
「民主党の顔」である岡田克也氏を中心に「民主王国」と言われる三重県だが、05年の衆院選では小選挙区で2勝3敗。それが今回、4勝1敗とひっくりかえした。
原動力は、変化を求める有権者の思いだった。
5区の藤田大助氏は、厚い保守地盤の壁を崩しきれなかったが、比例区で復活当選。31日午前7時、さっそく伊勢市内の街頭に立ち、道行く人に「これからがんばります」と握手を繰り返した。
「税金の使い道を変えます」
「疲弊した地方に風穴を開けます」
藤田氏は選挙戦で決まってこのフレーズを使った。両側のドアに「政権交代」と大書きした選挙カーで、これまで民主党が入れなかった農山村でも住民と対話した。「一度は政治を変えてほしいという期待を感じた」と言う。
これまでと違う手応えは、11選を果たした議員生活29年の大ベテランも感じていた。
民社、新進、自由、民主党で歩んできた1区の中井洽氏(67)は「国民の政権交代の思いが強くなっているのを肌身で感じた。醜態をやり尽くした自民をこらしめてやれという国民の怒りが風になった」。
万歳をする中井氏の隣では、県連幹事長の金森正氏(71)も恥ずかしそうに両手を挙げた。事務所回りを続ける元県議の金森氏に、「最後のご奉公をしてほしい」と岡田氏から電話があったのは公示の2、3日前。民主党が大勝して比例候補が足りなくなる事態が想定されていた。実質的な選挙運動をしないまま、バッジをつける。
だが、政権交代を果たした鳩山代表や岡田幹事長ら党幹部に、笑顔は多くない。
「これからがえらいぞ、本当に。中途半端だったら、しっぺ返しくらうぞ」
祝勝ムードにわく中井氏の事務所で、支援者の男性が高橋千秋県連代表に近づき、目を見据えてこう言った。
自民党を「アメリカ車のように時代に適応できない」と例える高橋氏も「きょうから新たな段階に入る」と気を引き締める。31日朝、高橋氏の事務所にマニフェストを改めて取りに来た人はこう言い残した。「ちゃんと見直して、実行できるのかチェックしていく」
公示直前の15日、近隣の3町長と一緒に4区の候補者に「地方分権」など11項目の公開質問状を出した松阪市の山中光茂市長は「変化を求めていると言うことは、変化が起きなかった場合の国民の目線は厳しい」と指摘する。
山中氏自身も1月の市長選でマニフェスト選挙を仕掛けて現職を破った。4区は民主党の森本哲生氏(59)が当選したが、自民党の田村憲久氏(44)も比例区で復活当選したことに「民主は政権交代、自民は世代交代という『変わる』というキーワードに市民は期待した」とみる。
年内には、2人に国会での取り組みを報告してもらう場を設けてほしいと求めている。「有権者も選んだ以上、厳しい目で見ていかなければいけない」
民主政権で何が変わるのか――。朝日新聞の8月22〜25日の世論調査では、56%が民主党政権でも政治は「変わらない」と回答していた。とはいえ、政権交代で対応を迫られる行政は早くも動き出した。
野呂昭彦知事は8月初旬、各部にマニフェストに掲げられた政策によって現行制度にどの程度の変化が起こるのか、検討を指示。9月議会に出す県政運営方針に影響が出ることが見込まれるだけに、来年度予算編成を控えた県幹部は「新政権発足後の制度設計を見極めたい」と話す。
名張市の亀井利克市長も「現在の補正予算をあてにしている市事業もあるので注意深く見守りたい」。国の補助金や交付金などについて、鈴鹿市の川岸光男市長は「見直しは結構だが、来年度の予算編成も控えているので、できるだけ早く方針を示してほしい」と注文をつけた。
31日、県庁で開かれた各党ごとの記者会見の後、高橋氏はかみしめるように言った。「政権を取るというのは責任が非常に重い。今はうれしさより緊張感の方が強い」
5394
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:36:29
<三重県>
>比例区で復活当選した田村憲久氏(44)は1日、津市香良洲町で開かれた盆踊りにさっそく顔を出すなど地元回りを再開した。
>油断もあった。05年でさえ公示直前に立候補した森本氏の比例復活を許しながら、伯父で元衆院議長の田村元氏から続く後援会や支えてきた建設業界に頼り、弱った支持基盤の手当をしてこなかった。陣営幹部は唇をかむ。「国の仕事で忙しいのもわかるが、地元を大切にしろと言ってきたのに」。これまでの支持層が民主党に流れたのも敗因の一つとみる。
再建へ険しい道 衆院選後の課題 自民
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000909020001
2009年09月02日
◇◆支持基盤崩れ、「地殻変動で割れた穴に落ちた」◆◇
有権者が求める変化の大波に、ほころびだらけの自民党はあっさりのみ込まれ、政権の座を明け渡した。
県内の5小選挙区でも、自民が議席を得たのは5区だけで、96年から始まった小選挙区制の下では最低だった。
「『政権交代』という地殻変動で割れた穴に、自民党も候補者も落っこちた。ただ自分は、後援会というつかむロープがあったから持ちこたえた。これからはこのロープを太くして、至る所に作っておかなければいけない」
4区で民主党の森本哲生氏(59)に5回連続当選を阻まれたものの、比例区で復活当選した田村憲久氏(44)は1日、津市香良洲町で開かれた盆踊りにさっそく顔を出すなど地元回りを再開した。
この4年間、総務副大臣や衆院厚生労働委員長を経験し、永田町でもそれなりに存在感を示してきた。
だが、自民党が300議席近い議席を得た05年衆院選の大勝に、油断もあった。05年でさえ公示直前に立候補した森本氏の比例復活を許しながら、伯父で元衆院議長の田村元氏から続く後援会や支えてきた建設業界に頼り、弱った支持基盤の手当をしてこなかった。陣営幹部は唇をかむ。「国の仕事で忙しいのもわかるが、地元を大切にしろと言ってきたのに」。これまでの支持層が民主党に流れたのも敗因の一つとみる。
自民党そのものも、この4年間、人と政策の両面で「ポスト小泉」を見つけられなかった。安倍、福田両首相は政権を投げ出し、麻生首相は失言やぶれを指摘され、求心力を欠いた。衆院選直前に公然と「麻生降ろし」が起き、党内の混乱を有権者にさらけ出した。政策でも、構造改革後の未来像を示せなかった。この数年、大企業が軒並み史上最高益を上げる中、労働者への所得の分配は進んでいない。96年を100とした指数で、06年の企業所得は142・3まで上昇したが、県民雇用者報酬は99・1。昨秋の世界不況後は経済が激しく落ち込み、「生活がよくならないとか、たまりにたまった有権者の不満」(田村氏)が自民党に向けられた。
県内唯一の議席を守った5区の三ツ矢憲生氏(58)も、口をつくのは反省ばかりだ。「終身雇用が崩れ、非正規社員が増えた。崩れたセーフティーネットをつなぐのも政治の大切な役割だった」
果たして自民党の再建はなるのか。
1区で敗れたものの比例区で復活当選した川崎二郎氏(61)は「自分たちの基盤を大事にしながら腰を据えて政策をやる」と決意を新たにした。
しかし、野党では政策実現が難しくなるうえ、10年の参院選や次の衆院選で党勢を拡大しようにも、公共事業費や社会保障費を削減した小泉改革で離れた業界団体や農村部の支持層をつなぎ留めるのは簡単ではない。それを補う形だった小選挙区での公明党票も、「連立野党はない」という中で、これまでのような選挙協力は望めそうもない。
自民党は28日に総裁選を実施することを決めたが、絶対的な総裁候補不在の状況は変わっていない。
2度目の野党を経験することになる川崎氏は、細川連立政権に向き合った時代と比べて「(今回は自民党の)勢力がない」と淡々と語る。「大軍をもって相手を制圧する(従来の)自民党のやり方ではなく、向こうの出方を見て、織田信長が戦うように奇兵をもって勝機をうかがうことになるのだろう」
5395
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:55:24
馳もネガキャンに荷担したのか。堕ちたものだ。しかもこんな時はちゃっかり比例名簿に載っかってるしブレすぎ。
瓦も実質近藤支援だったようですね。
七尾も良い感じで保守の動きを阻めたようですね。併し此は敵失であって民主支持層として厚みを持つように持っていかねば。
> 最大の有権者を抱える七尾市。公示直前に地元選対会議が開かれ、和田内幸三県議、武元文平市長ら約40人が集まった。だが担当の割り振りや戦術の説明はなく、ある参加者は「これで勝てるのか」と心配になったと話す。
> 公示後、対立候補の近藤和也氏優位を伝える情勢記事にようやく危機感を抱いた陣営は、市議約20人によるローラー作戦を指示。しかし、中選挙区時代の国会議員の系列や、市長選での対立関係から五つの会派に分かれる保守系の市議らはまとまらない。
>「『頑張ろう』といってもなかなか動かない。氷の固まりにお湯を2、3滴かけているようだ」(自民市議)。悪い予感は現実となり、七尾市で北村氏は4千票以上の大差をつけられた。
【政権交代】@石川 (上)自民王国の落日
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000909020001
2009年09月01日
◇結束乱れて迷走◇
=乏しい危機感、県議の動き鈍く=
「先人が築いた地盤を継承できなかったことは、恥じる思いです」――。31日未明、3区での敗北が決まった北村茂男氏は選挙事務所でつぶやいた。比例区で復活当選を遂げた喜びはなく、居並ぶ県議たちの顔もこわばっていた。
県議14人のうち13人を自民党が占める3区。中選挙区時代から他党に議席を譲ったことのない「王国」で初めて屈辱を味わった。
地元の輪島市以外では個人後援会が弱い北村氏は、自民党の地域支部が頼りだ。しかし、7月中旬に実質的な選挙戦に突入しても、県議たちの動きは鈍かった。
最大の有権者を抱える七尾市。公示直前に地元選対会議が開かれ、和田内幸三県議、武元文平市長ら約40人が集まった。だが担当の割り振りや戦術の説明はなく、ある参加者は「これで勝てるのか」と心配になったと話す。
公示後、対立候補の近藤和也氏優位を伝える情勢記事にようやく危機感を抱いた陣営は、市議約20人によるローラー作戦を指示。しかし、中選挙区時代の国会議員の系列や、市長選での対立関係から五つの会派に分かれる保守系の市議らはまとまらない。
「『頑張ろう』といってもなかなか動かない。氷の固まりにお湯を2、3滴かけているようだ」(自民市議)。悪い予感は現実となり、七尾市で北村氏は4千票以上の大差をつけられた。
同市に根を張る瓦力・前衆院議員=比例北陸信越ブロック、引退=は、北村氏と近い森喜朗元首相と反目していた。「当選が決まった後、瓦さんが『おー、よかった』と言ってくれた」。選挙から一夜明けた31日未明、近藤氏は明かした。「瓦氏は近藤氏を事実上、支持した」と考える関係者は多い。
◇ ◇
=苦渋の中傷キャンペーン展開=
「石川で実質的に勝利したことは大きい」
1区で敗れた馳浩氏=比例区で復活当選=の選対事務長・下沢佳充県議は、今回の結果を「全国的傾向から考えれば勝利」と表現する。
元プロレスラーの高い知名度で、1区に多いとされる無党派層も引きつける馳氏。だが今回、陣営は個人的魅力のアピールに加え、民主党や相手候補を攻撃するネガティブキャンペーンに力を入れた。
選挙戦最終日の29日、金沢市の香林坊一帯で、馳氏の候補者ビラが二つ折りにして配布された。その中に「民主党=日教組に日本は任せられない」と題した政党パンフが挟み込まれていた。
民主党を支持する日教組が「過激な性教育」を行っているなどとして、「日本の教育は崩壊する」と訴えた内容。党本部が送ってきた。
馳氏の側近は「配るか止めるか正直意見が分かれた。露骨な批判はイメージと合わない」としつつ、「馳自身は批判をしておらず、クリーンなイメージは保てた」と話す。
だが、パンフを受け取った側は当惑を隠せない。自民党支持の男性は「ここまでやったら逆効果。民主党が自民をおとしめるためにやったのかと勘ぐったくらいだ」。
麻生首相は31日、ネガティブキャンペーンについて「一概に良かったとも悪かったとも言えない。それで当選した人もいる」と語った。
◆ ◆
政権交代が実現した歴史的な総選挙。自民、民主それぞれの戦いを振り返る。
5396
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 13:59:53
一体何が!?
>当選確実の一報が入り事務所に入る森氏。取材を遮る後援会関係者と報道陣が入り乱れ、殺気だった空気が流れた
森の取材拒否か〜。
> 投開票日の30日夜、当選の喜びにわく小松市糸町の事務所から、地元2紙以外の取材陣を閉め出した森氏。当選後のインタビューで「僕はいつもそうです。さんざんマスコミに振り回された選挙になったじゃないですか」と吐き捨て、4469票差に詰め寄られた結果についても「(私の)票は減ってないでしょ。そんなの批判票とは思わない」と取り合わなかった。
この辺が勝因か。
>後援会幹部だけでなく、ロシアやインド、アフリカ諸国など幅広い外交ルートを持つ森氏の恩恵を受けてきた地元企業の奮起も促した。各地のミニ集会での動員数や支持者カードの回収率は「前回の衆院選以上だった」(選対幹部)といい、田中陣営の幹部も「最後は企業の力にやられた」と悔しがった。
【政権交代】@石川 (中)辛勝の元首相
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000909020005
2009年09月02日
当選確実の一報が入り事務所に入る森氏。取材を遮る後援会関係者と報道陣が入り乱れ、殺気だった空気が流れた=8月30日午後11時18分、小松市糸町
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/mori00-k_img_render.jpeg
◇逆風、消えた余裕◇
全国紙が一斉に「民主300議席超す勢い」と情勢を伝えた総選挙中盤の先月20日過ぎ。森喜朗元首相の選対幹部による緊急会合が2区各地で開かれた。ある会合に出席した陣営関係者は「雑談ひとつ交わさず、まるでお通夜のようだった」と打ち明ける。
「2区の自民党議員らにとって『与党自民の森』こそが権力の源泉。それがなくなれば、これまでのように世の中に圧力をかけられなくなる」。2区の情勢を「接戦」「森氏劣勢」と伝える報道が、危機感をさらに募らせた。
◇ ◇
=情勢の「接戦」「劣勢」に危機感=
=「どぶ板」地元企業に奮起促す=
衆院議員歴40年。抜群の知名度を誇る森氏も、逆風にさらされた今回は、昨秋から頻繁に地元に戻り、支持基盤の引き締めに躍起になった。今年元日には地元神社の神前で「選挙が終わるまで酒は飲まない」と断酒を誓い、解散前のある選対会議では「これが最後の選挙になるだろう」と涙すら浮かべた。
公示後は地元に張り付き、スニーカーで選挙カーに乗り込んで選挙区を精力的に遊説。「美人刺客」と週刊誌やワイドショーで頻繁に取り上げられた民主新顔の田中美絵子氏(33)=比例区で復活当選=を意識し、「スーパーの前でただ手をふるだけ」「男より女、若い方、そんな基準で選んだなら逆差別。こびを売るような選挙なら、どこかの劇場でなさった方がいい」と、対抗心をむき出しにした。
「40年前の初当選以来」という森氏本人による「どぶ板選挙」は後援会幹部だけでなく、ロシアやインド、アフリカ諸国など幅広い外交ルートを持つ森氏の恩恵を受けてきた地元企業の奮起も促した。各地のミニ集会での動員数や支持者カードの回収率は「前回の衆院選以上だった」(選対幹部)といい、田中陣営の幹部も「最後は企業の力にやられた」と悔しがった。
ただ、陣営関係者の一人は「これまでポスター管理や電話作戦などの選挙実務を担ってきた若い運動員が減り、高齢化が進む選対幹部らの負担が増した」と後援会組織の弱体化を指摘する。長男の祐喜氏(44)や秘書ら「身内」を次々と県議や市議などに送り出してきた森氏のやり方への反感を公然と口にする有権者も少なくなかった。
選挙中、2区を訪れた自民党本部の関係者は「森さんは地元をうまく押さえていると思っていたが、現地入りして、予想以上に評判が悪いことに驚いた」と漏らした。
◇ ◇
投開票日の30日夜、当選の喜びにわく小松市糸町の事務所から、地元2紙以外の取材陣を閉め出した森氏。当選後のインタビューで「僕はいつもそうです。さんざんマスコミに振り回された選挙になったじゃないですか」と吐き捨て、4469票差に詰め寄られた結果についても「(私の)票は減ってないでしょ。そんなの批判票とは思わない」と取り合わなかった。
「たとえ自民党が野党になっても、森さんさえ当選すればいい。首相までやった人を霞が関の官僚たちが粗末に扱うわけがない」。選挙前、2区のある首長は森氏の影響力維持への期待を露骨に口にした。一方、田中陣営の幹部は「今回は森氏当選のためにフル回転した企業の対応も、民主党が政権与党になることで変わるはず」と、今後の変化に期待を込める。
5397
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 14:01:55
>>5395-5397
【政権交代】@石川 (下)民主党の自立
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000909030004
2009年09月03日
◇貧弱な自前組織◇
=新人議員の実力は未知数=
=党外で重み増す新進石川=
1区で奥田建氏、3区で近藤和也氏が勝ち、2区の田中美絵子氏も復活当選を果たした民主党。県内を地盤に比例区で当選した沓掛哲男氏も含めると、衆院議員は一気にゼロから4人に増え、自民党の3人を上回る。だが、選挙戦で脚光を浴びた新人2人の実力は未知数。足場となる党の組織にも弱点を抱える。
「党のマニフェスト(政権公約)に沿った話ばかり。もっと地域の話題や、派遣で苦労した自分の体験を語れ」。田中氏の選対幹部は公示前から、こんなアドバイスを送り続けた。
政治経験をほとんど積まないまま、森喜朗元首相への「刺客」として送り込まれた田中氏。小沢一郎・党代表代行の教えを守り、辻立ちや握手の回数をこなすことに徹したが、訴えの中身に独自色は乏しかった。
足元を見透かすように、森氏は攻勢に出た。小松青年会議所が公示前に企画した公開討論会を、田中氏が「日程の都合」として断ったことを批判。「スーパーで手を振るのに忙しい」と演説で挑発した。田中氏の選対幹部も「並んで政策論争しても勝てないから断った」と、力量不足を率直に認める。
活動を支える組織も、自民党よりはるかに貧弱だ。党所属県議は自民の27人に対して3人。市議を含めても、「実動部隊」の地方議員は県内で十数人にとどまる。
民主党県連の鍵主政範・事務局長は「県連はあくまでコーディネーター。頑張るのは候補自身で、それが集まったのが県連だ」と話すが、現状では1〜3区とも、連合石川や保守系の県議会会派・新進石川の力を借りなければ選挙態勢を組むことすら難しい。自前の組織整備は急務だ。
県議14人中13人を自民党が占める「自民王国」の3区で初当選した近藤氏は、次への危機感から、早くも走り出す。12市町に築き上げた個人後援会を「七尾や穴水、志賀などには複数つくり、世代別の組織にも広げたい」と話す。選挙区内のある首長は「野党になった自民党から民主党に移る県議も出るかもしれない」とみる。
◇ ◇
「党外」で重みを増したのが新進石川だ。1区で奥田氏の返り咲きを全面バックアップしたほか、2、3区でも所属県議が選対の中枢に座り、民主党の躍進を支えた。
勝利の余韻も冷めやらない1日、所属県議9人が県議会控室に集まった。
議題は来春の知事選と夏の参院選。谷本正憲知事の5選支持を早々に決め、同じく県政与党の自民党に対して主導権を誇示した。参院選では、かつて自民と相乗りで支持した岡田直樹参院議員(自民)に対立候補を立てて、「政権与党」の足場固めに力を入れることを決めた。
一方で、以前から取りざたされる民主党との合流は「今は考えていない」(宇野邦夫幹事長)と否定。系列の金沢市議は「保守2大政党の流れに加わると思うが、労組勢力も含む今の民主党では、政界再編の最終形にはならない」と指摘する。
民主党県連や連合石川の一部も、新進石川が元自民党参院議員で建設官僚だった沓掛氏の擁立を主導したことに「民主党の路線と合わない」(関係者)と違和感を漏らすなど、根本的な考えの違いは残ったままだ。
「(参院選への対応を)民主党と協議? 民主党がうちに聞きにこないかん」。宇野幹事長の言葉に、現在の力関係が透けて見える。民主党の自立への展望は見えないままだ。
(この連載は大畠正吾、菊地直己、長田豊、矢代正晶が担当しました)
5398
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 14:15:24
<茨城県>
出口調査 自民支持層3割民主へ
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000909010002
2009年09月01日
政権交代を訴えた民主党の前に、もろくも自民王国・茨城が崩れた。衆院小選挙区では元厚相らが次々に敗れ、7選挙区のうち比例区で復活できなかった前職が、4人も出た。知事選も自民推薦の元国土交通事務次官が、現職の得票の半分にも及ばなかった。投票結果は当面の国政、県政に大きな衝撃を与え続ける。すでに自民県連では、執行部の責任問題に発展している。朝日新聞社が30日に実施した投票所の出口調査をみると、自民支持層も民主へ流れた現実が浮かび上がった。
7選挙区の出口調査を合計すると、県内の自民支持層は自民候補に57%しか投票せず、民主候補に32%が投じた。民主支持層では86%が民主候補に投じた。
05年の郵政選挙の出口結果と比較すると、当時「小泉ブーム」が起きても、民主支持層から自民候補へ投票が流れたのは16%しかなかった。自民党員が約6万人と、東京都に次ぐ党員を抱える県内で、今回、いかに自民内に大きな雪崩現象が起きていたかが分かる。
選挙区別で見ると、1区は自民支持層の39%が民主の福島伸享氏に投票した。「ばんそうこう」や事務所費問題が尾を引いた赤城徳彦氏には、自民支持層の54%しか投票しなかった。赤城氏は「比例は公明に」と訴え、公示直後に公明から推薦を受けたが、公明支持層の50%しか固められなかった。
同様に自民支持層の民主候補への投票は2区が31%、3区が38%、4区が27%、5区が37%、6区が37%、7区が14%だった。
ただ、各党への支持をみると、自民支持層が43%(前回は50%)、民主支持層が24%(同19%)、無党派層が17%(同18%)だった。民主支持層は前回に比べて増加はしたものの、依然として自民支持層の半分程度にとどまっていた。7選挙区で民主候補が比例復活を含め全員当選した背景には、自民支持層の「自民離れ」なしには語れないことが分かる。
さらに、無党派層の動向を県内全体から見た結果、今回は民主候補に62%(前回は43%)、自民候補に26%(同40%)の票が動いた。
各選挙区で無党派層からの支持が厚かった候補は、1区福島氏(71%)▽2区石津政雄氏(57%)▽3区小泉俊明氏(70%)▽4区高野守氏(62%)▽5区大畠章宏氏(68%)▽6区大泉博子氏(64%)▽7区柳田和己氏(41%)と民主候補が独占。自民候補は額賀福志郎氏の37%が最高で、最低は赤城氏の18%だった。
5399
:
名無しさん
:2009/09/04(金) 16:33:22
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090904ddlk45010582000c.html
選挙:衆院選 1区公認問題、抗議へ 自民県連、全国幹事会で党本部に /宮崎
分裂選挙により衆院選で敗退した宮崎1区の自民党公認問題について、県連は3日、宮崎市内で役員会を開き、4日の全国幹事長会で党本部に抗議することを決めた。
12日には総務会と党紀委員会を開き、県連の方針に反して前国土交通相の中山成彬氏(66)の選挙運動をした党員の処分を検討する。中山氏本人については「元国会議員のため処分できない」と県連は説明するが、今回の落選で1区支部長の肩書を失うのは確実だ。
県連は中山氏の不出馬宣言を受けて元参院議員の上杉光弘氏(67)の公認を党本部に申請したが、衆院解散直後に中山氏が立候補を表明。党本部は調整を放棄し、1区は自民候補が不在という異常事態になった。結局、民主・社民・国民新が推薦する川村秀三郎氏(60)に敗退した。一方、2・3区は自民公認の江藤拓(49)、古川禎久(44)両氏がそれぞれ3選された。
役員会には緒嶋雅晃会長や米良政美幹事長ら10人が参加し、今後の対応を非公開で約1時間、協議した。
終了後、記者団の取材に応じた緒嶋会長は「逆風の中で2・3区は善戦した」と評価したうえで「1区は上杉氏が公認されていれば通せる選挙で、小差で負けても比例区での復活当選もあり得た。党本部の改革が必要だ。地方支部の公認申請がないがしろにされては政党として成り立たない」と怒った。
米良幹事長も「派閥の力関係で公認されなかった」と党本部を激しく批判した。
県連は独自に上杉氏を「公認」したが、1区支部の一部党員が中山氏支持に回り、結果的に中山氏の得票数にも及ばなかった。【石田宗久】
毎日新聞 2009年9月4日 地方版
5400
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 17:52:15
<栃木県>
自民支持3割、民主へ/出口調査
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000909010002
2009年09月01日
県内でも吹き荒れた民主圧勝の嵐。民主は足元を固めた上で自民の支持基盤を切り崩し、4年前は小泉自民に向かった無党派の風を最大限に利用した――。朝日新聞社が実施した出口調査を見ると、そんな様子が浮かび上がる。
支持政党別に小選挙区で投票した先を尋ねたところ、県全体では民主支持層の79%が民主候補に投票した。一方、自民支持層が自民候補に投じたのは56%にすぎず、逆に27%が民主候補に投じた。無党派層は過半数の56%が民主候補を選び、23%だった自民候補の2倍以上に上った。
その上で、ともに民主新顔が自民前職に挑んだ構図の栃木1区と5区を比べると、より無党派層を引きつけた候補が選挙区で勝ち抜いたことがわかる。
栃木1区では、民主支持層の88%が選挙初挑戦の石森氏に投じた一方、船田氏には自民支持層の66%にとどまった=グラフ上。無党派層は石森氏に65%で、船田氏へは28%。4年前の出口調査で無党派層は50%が民主候補、船田氏にも42%が流れたのに比べ、民主候補への流れが強まった。
民主が足元を固め、自民は足元が揺らいだのは栃木5区でも同様の傾向だった=同下。ただ、無党派層の動向では富岡氏に55%で、茂木氏に40%。4年前は茂木氏が61%、富岡氏が37%で、今回は逆転したが、茂木氏が踏みとどまった印象が残る。
無党派層の動向を県内の民主候補4人で比べた場合、石森氏は最も多くの票を獲得。自民4候補の中では茂木氏が最も高い割合を得た。
◇
朝日新聞社は30日、県内150カ所の投票所で出口調査を実施。投票を終えた有権者に投票先や政治変化への思いなどを選択肢から選んでもらった。県内全体での有効回答数は8185人。このうち栃木1区では1643人、栃木5区では1670人から回答を得た。(古源盛一)
5401
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 17:52:45
>>5400-5401
>県内の自民支持層で比例で自民に投票したのはわずか48%。75%だった4年前から激減し、民主に投じたのが26%と前回の倍に増えた。自民を離党した渡辺喜美氏のみんなの党に流れた票もあった(とは註:2割近い18%)
>今回、県内の公明支持層が選挙区でどの党の候補に投票したかをみると、自民候補に55%だった。3区での自民候補不在を割り引いても前回の80%に比べ、相当低い。
自民支持層、比例に自民は48%/出口調査
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000909020002
2009年09月02日
自民支持層は比例区でどの党に投票したか?前回との比較
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/tochigi01-k_img_render.jpeg
公明支持層はどの党の候補に投票したか?前回との比較
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/tochigi02-k_img_render.jpeg
今回の総選挙では「自民におきゅうをすえる」という有権者の意見が目立ったが、朝日新聞の出口調査をみると、おきゅう以上のダメージだったことがわかる。県内の自民支持層で比例で自民に投票したのはわずか48%。75%だった4年前から激減し、民主に投じたのが26%と前回の倍に増えた。自民を離党した渡辺喜美氏のみんなの党に流れた票もあった=グラフ上。
小選挙区で自民候補のいた栃木1、2、4、5区でみると、自民支持層で比例に自民に投じたのは46〜54%。民主の前職と戦った2区と4区は民主支持層の割合が自民支持層と同じ3割台、1、5区は民主支持層が2割台だったことを考えると、2、4区の自民陣営にとっては風速を一層強く感じたといえそうだ。
一方、10年目を迎えた自公の選挙協力にも陰りがみられた。今回、県内の公明支持層が選挙区でどの党の候補に投票したかをみると、自民候補に55%だった。3区での自民候補不在を割り引いても前回の80%に比べ、相当低い。自民支持層が比例で公明に投票した割合も5%で前回の7%を下回った=グラフ下。
出口調査は投票日の8月30日に実施した。県内での有効回答数は8185人(各選挙区1547〜1676人)。(古源盛一)
5403
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 18:00:51
政権交代@とちぎ
激震の足元(上)/政権交代
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000430909030001
2009年09月01日
市場内をくまなく歩きあいさつする石森氏(左)=31日午前6時43分、宇都宮市簗瀬町の市中央卸売市場
30日投開票の総選挙で、政権交代を求める民意のうねりは、県内の5小選挙区でも民主党の3議席奪取という形で現れた。有権者のどんな動きが民主に歴史的勝利をもたらし、過去2回の総選挙でいずれも5議席を独占した「自民王国」を突き崩したのか。出口調査のデータを絡めて振り返る。初回は自民前職に民主新顔が挑んだ1、5区から。
○○1区○○
総選挙から一夜明けた31日午前6時半すぎ、宇都宮市簗瀬町の中央卸売市場。初当選を果たした民主の石森久嗣氏が、満面の笑顔であいさつ回りする姿があった。仲買人らから「よかったね」「がんばれよ」と声がかかった。
選挙初挑戦の石森氏は、選挙戦で「一人でも多くの人に会う」戦術に徹した。選挙カーの先導に続いて自転車で住宅街を走り、ショッピングセンターや遊園地、動物園など人が集まりそうな場所には意識的に足を運んだ。知名度不足という課題を克服し、民主への追い風を全身で受け止めた。
自民前職の船田元氏の陣営も、自民への逆風を覚悟し、元衆院議長の祖父から引き継いだ後援会組織をフル稼働させた。船田氏も200回以上のミニ集会をこなした。「やれることはやった。いつもの3割増しで動いた」と幹部。実際、船田氏は陣営が基礎票と見ていた「11〜12万票」に相当する票を得た。運動員の一人は選挙戦のさなか、「相手陣営と全くかち合わない。本当に動いているのか」といぶかったほどだ。
それでも、船田氏は石森氏に約3万4千票もの大差で敗れた。結局、旧来型の組織を超える幅広い支持を得られたかがどうかが、両者の勝敗を分けたと言える。(井手さゆり)
○○5区○○
2度の閣僚経験を持ち、政策通を自負する自民前職の茂木敏充氏。6選を狙う今回も「安泰」というのが周辺の一致した見方だったが、民主新顔の富岡芳忠氏に約9千票差の薄氷の勝利だった。自民への「逆風」は茂木氏の選挙戦術をも一変させた。
象徴的だったのは、陣営のキャッチフレーズだ。公示後に選挙事務所に掲げられたのは「原点からのスタート」という言葉。陣営のポスターやパンフレットに必ず入っていた「日本のリーダーへ」の一文が姿を消した。93年の初当選以来初めてという公示前の街頭演説にも立った。
選挙戦中盤の23日、足利市の演説会で見せた姿には陣営関係者も驚いた。冒頭、茂木氏は「逆風の中の激戦をお支えいただいて」と切り出して言葉に詰まり、涙声であいさつを続けた。「政策を並べる演説より全員に握手して回るほうがいい」と茂木氏にアドバイスした幹部も「初めて見た」と語ったほどだった。
一方、風の強さをはかりかねていた民主新顔の富岡芳忠氏の陣営では、7月の東京都議選後、「政権交代を」の訴えに弾みがついた。「民主300議席超」との情勢報道に当初は半信半疑だったが、一般の有権者からの「富岡頑張れ」という電話が増え、「投票率が上がれば抜き去ることができる」との声も出た。(斯波祥)
5404
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 18:01:44
w
>「民主党政権になったら仕事がなくなりますよ」
>「今だってねえよ」
政権交代@とちぎ
激震の足元(中)/自民に大波
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000430909030002
2009年09月02日
山間部で演説する福田昭夫氏=8月28日、鹿沼市
今回の総選挙では、全国屈指の「自民王国」と言われた県内でも、伝統的な支持基盤が崩壊したことが浮き彫りになった。前職同士の対決となった2区と4区では、自民候補がその大波をかぶった。
◇2区 組織は動かず
「小泉改革はすべて改悪だった。政権交代したら生活が変わる、暮らしが良くなる」
山あいの集落に、民主の福田昭夫氏の声が響いた。選挙戦最終盤の先月28日の夕方、選挙区内で最も多い有権者を抱える鹿沼市での最後の街頭演説の場に選んだのは、川沿いを縫うように走る道路の両脇にぽつぽつと家屋が並ぶ入粟野地区だった。
自民の固い支持基盤だった農業者や建設業者に痛みを強い、地方の住民には都市との格差を実感させた「構造改革」を批判。高速道路の無料化など民主の政策を説明し、「一番恩恵を受けるのは、マイカーを多く利用する地方に住む人だ」と訴えた。約50人が聴き入った。
福田氏の演説の後、マイクを握った地元の顔役の男性は「これまで森山さんって書いてた人も、福田昭夫さんって書いてよ。間違いないから」と呼びかけ、笑いを誘った。この地域は、前回2区で福田氏を破って当選した森山真弓氏の牙城(が・じょう)と言われた土地だ。
福田氏は今回、小選挙区で自民の西川公也氏に5万票差を付けて圧勝した。前回の総選挙後から200回を超えるミニ集会を開き、徹底した「ドブ板選挙」を展開。自民の金城湯池だった地方部への浸透に成功し、組織票も掘り崩した。その決め手となったのは、これまでの「改革」に対する強い不満だった。
「民主党政権になったら仕事がなくなりますよ」
「今だってねえよ」
選挙戦のさなか、西川氏の陣営の幹部は、支持を求めた建設業者との間で何度もこんなやりとりが交わされていると漏らした。「農協も幹部は動いてくれるが、下は全然」
農水族議員の代表格である西川氏の出陣式には、全国農業協同組合中央会の茂木守会長ら県内外から各種団体の幹部らが応援に駆けつけた。だが、事務所の壁に所狭しと張られた推薦状は「張り子の虎」に過ぎなかった。
西川氏は落選が決まった30日夜、地元さくら市の事務所で、支持者を前に敗戦の弁を述べた。「歩けば歩くほど選挙情勢は肌感覚で伝わってくるものだ。だが、サイレントマジョリティー(静かな多数派)の声は最後まで聞こえなかった」(庄司将晃)
◇4区 不満に応えず
現職閣僚の立場で5選を目指した自民の佐藤勉氏は、民主の山岡賢次氏に3万票もの大差で敗れた。ようやく比例復活で自民最後の議席に滑り込んだ。陣営幹部は「小選挙区で勝てた自民候補もいる。陣営の態勢に問題があったということだろう」と肩を落とした。
今回、佐藤氏は小山市内の結婚式場だった建物を選挙事務所に借り、豪華な広間で連日のように県議らの後援会や業界団体を招いて集会を開催した。ただ、参加する側には不満があった。公示前、自民のある市議が「田んぼが広がったのに全然、水くれてやらないんだ」と評したのがその典型だ。国も地方も財政が苦しい時代、利益誘導は無理だと理解している。「だったら普段から頭を下げればいいのにそれもない。選挙になっていわれても……」
一方、同市内の山岡氏の事務所では各種団体や企業、個人からの推薦状が選挙中に1枚、2枚と増えていった。最終盤で約270。陣営の一人は「相手の会合に出ている人も、実はこっちという人がいる。選挙後にもっとはっきりする」と自信を見せた。(古源盛一)
5405
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 18:02:15
>>5403-5405
政権交代@とちぎ
激震の足元(下)/嵐来ず無風
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000430909030003
2009年09月03日
激しい嵐の吹き荒れた今回の総選挙で、全国でもまれな「無風区」だったのが、渡辺喜美氏が当選した3区だ。渡辺氏が結成した新党「みんなの党」は、中小政党がしのぎを削る比例北関東ブロックの勢力図にも影響を与えた。(武沢昌英、井手さゆり、才本淳子、矢吹孝文)
全国300小選挙区で最高の得票率95・30%。諸派新顔との一騎打ちの3区は、14万2千票余を獲得した前職の渡辺喜美氏の独り舞台だった。
一方、候補を擁立できなかった二大政党には大きな課題を残した。
1月に自民を離党した渡辺氏に対し、自民は党本部を中心に「刺客」擁立を模索。衆院解散後に県連会長の森山真弓氏を公認したが、県連内の猛反発に遭って森山氏が立候補を辞退する一幕もあった。
結局、擁立に踏み切れなかったのは、ただでさえ逆風の中、自民陣営が分裂してしまうことへの危機感だった。森山氏が立てば、3区が激しい分裂選挙になるのは避けられない。しかも、渡辺氏が3区外に「逆刺客」を擁立し、自民候補の選挙戦に悪影響を与える可能性もあった。
実際、渡辺氏は比例北関東ブロックの単独候補として立てた前職の山内康一氏を1区などの重複候補にする「切り札」を最後まで示し続けた。
総選挙後、自民県連幹部は「3区にも根っからの自民支持者はいる。これから組織をゼロから作り直さなければいけない」と話した。
県内5小選挙区で3議席を獲得する歴史的勝利を収めた民主への3区の有権者の不満も強かった。
党幹部が4月に早々と3区に擁立しない旨を表明。支持者から「選択肢を示せ」「だらしがない」との声が多く寄せられた。その後も水面下では模索を続けたが、最終的に断念した。
民主県連幹部は「3区の有権者の方々には申し訳なかった。次はこういうことのないよう人材発掘に努めたい」と語った。
◇ ◇
渡辺氏が選挙期間中、3区に入ったのは公示日の出陣式だけ。あとはひたすら全国を飛び回り、みんなの党への支持を訴えた。
その結果、全国で5人が当選。比例北関東ブロックでも目標を大きく上回る約59万7千票を獲得し、山内康一氏が議席を得た。県内の比例得票は約22万4千。約41万5千の民主、約25万7千の自民に次ぐ3位につけた。
これに対し、共産、社民の野党2党は、政権をかけた二大政党の対決の中で埋没した。比例北関東で共産は1議席を死守したが、社民は議席を失い、明暗を分けた。
共産は県内の小選挙区で唯一、1区に新顔の小池一徳氏を擁立し、比例重複候補とした。比例票獲得を優先する戦術で、小池氏は1区以外でも数多く街頭に立った。雇用や憲法9条などを中心に「民主党の悪い政策には悪いという建設的野党を目指す」と訴えたが、県内比例票は前回05年の8割弱の約3万4千にとどまった。
また、県内小選挙区への候補者擁立を断念した社民党の比例票は前回の6割弱の2万5千足らずに激減した。
共産県委員会幹部は「与党批判が民主に流れ、自民も民主もダメという票がみんなの党に流れたのでは。受け皿になりきれなかった」。社民県連幹部も「みんなの党の存在がきつかった」と振り返る。
一方、与党の公明は比例北関東で前回と同じ2議席を確保したが、県内の得票は前回の8割に満たない約9万8千票。自民と同様、逆風にさらされた。
5406
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 18:12:40
東北ブロックの社民の復活は割と指定席化せずばらけたのは良い傾向なのかも知れない。
政権交代@山形 民主勝って「緊張感」
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000909010003
2009年09月01日
総選挙で民主党と社民党があわせて4議席と躍進し、自民党が2議席にとどまった県内政界。一夜明けた31日、民主党の当選者は政権運営を担う緊張感をにじませ、同党候補を支援した吉村美栄子知事は、県議会最大会派の自民党を揺さぶる構えもみせる。総選挙で敗れた自民党は、参院選、知事選に続く連敗を受け、党勢回復に向けた議論に動く。歴史的な「政権交代」で、県内政界の主導権争いが、じわりと動き始めた。
●さっそく街頭へ
民主の当選者3人は、朝の辻立ちや、あいさつ回りなどを精力的にこなした。308議席の政権党。当選の喜び以上に、重い責任を負った緊張感に包まれていた。
県連会長でもある2区の近藤洋介氏は朝7時半から、米沢市役所前でハンドマイクを握った。「これからがスタート。政策を実現してまいります」と声を張り上げた。与党としての国会運営について、「自民党が(強行採決を)やって来られたことを反面教師にしたい。自民党から良い案があれば、受け入れなければならない。選挙は終わりました。ノーサイドです」。
演説後の取材で党人事に話が及ぶと、「新人が多く入ってくるので教育しないといけない。軍曹(教育係)をやれといわれたらやる」と3期目の先輩として意欲を見せた。
1区の鹿野道彦氏も朝7時半、山形市鉄砲町で雨の街頭に立った。口を真一文字に結
んで手を振り、クラクションを鳴らして手を振り返してくれるドライバーに「ありがとうございます」と一礼。「万歳をした昨日と全然違って、政権を担う緊張感を感じている」と表情を引き締めた。
比例東北ブロックで初当選した和嶋未希氏は、鹿野氏らと山形市で街頭に立った後、地元酒田市に戻り、約100人の支援者に当選を報告。「みなさんの顔を見て実感がわいた。共に闘ってくれ、感謝でいっぱいです」と涙ぐんだ。「政権政党として重い責任がある。私も議席をいただいた。みなさんの思いをしっかり胸に刻んで取り組んでいきたい」と話した。
その後取材に応じ「県議として6年半活動し、地域の実情は痛いほど把握している。中央省庁が作った政策が、地域の実感になじんでいたとは思えない。私の役割は、痛みや生活の切実さを伝えることだと思う」と抱負を語った。
●絶妙だった応援 知事バンザイに姿見せず
「バンザーイ」。30日夜、返り咲きを果たした民主・鹿野道彦氏の事務所は熱気に包まれていた。だが、鹿野氏を強力に支援した吉村美栄子知事の姿はなかった。
「応援はするけど、戦いが終わったらノーサイド。勝ったとか負けたとかで出しゃばる気はない」。知事は31日の定例会見で、事務所に行かなかった理由をこう説明した。
知事の支援表明は選挙戦中盤の22日。2日後に山形市であった鹿野氏の集会に登場すると、「待ってました」とかけ声が飛んだ。演壇近くには「吉村知事立ち上がる!!」と書かれたポスター。知事は「鹿野先生が勝てなかったら、私はどんなに悲しいかしれません」と情に訴えた。さらに2日間連続で集会に出席。選挙戦最後の29日夜も事務所に駆けつけた。
選挙の結果は、2位と1300票差の超激戦。「知事が支援を表明しなかったらどうなっていたか……」と陣営幹部。まさに知事様々だ。
5407
:
とはずがたり
:2009/09/04(金) 18:13:28
>>5406-5407
吉村知事は2月の就任当時に「特定の政党や候補者を支援しない」と表明したが、総選挙が近づくにつれて「知事選で応援してくれた人に恩返ししなければ」と態度を転換した。
「恩返し」に自民党県連は反発した。「鹿野氏の支援は民主党支援と同じだ」
知事は批判の声をかわすように、その後も「恩返し」を強調。県議会最大会派・自民党との関係を意識してか、31日の会見では「応援してくれた人なら、自民候補を応援することもありえる」とも。
自民県議からは「知事を応援した自民と民主の候補が戦うことになったらどうするのか」との声も聞こえてくる。ただ、2年後に県議選を控え、知事を追及するべきか、すり寄るべきか、自民県議の間でも考えが分かれている。
鹿野陣営幹部はこう見る。「知事は今回のことで政治家として力をつけた。県議会で自民に追及されたとしても、鹿野さんが勝ち、民主も大勝したから強気になれるはず」
吉村知事の「恩返し」が、県議会を揺さぶっている。
●「自民は原点に戻る」加藤氏、総裁選に意欲も
前回の3選挙区独占から、比例東北ブロックを含めて2議席に勢力ダウンした自民。当選者や県連幹部は31日、捲土(けん・ど)重来を期し、早速、立て直しに向けて動き出した。
安定した戦いで当選した3区の加藤紘一氏。「麻生降ろし」の急先鋒(きゅう・せん・ぽう)になるなど、党執行部とは距離を置いてきた。31日、鶴岡市の事務所で記者会見した加藤氏は「保守政治の原点に戻るしかない。頼りにしている仲間が意外に多くカムバックしたから、明日から東京で相談する」。自身の党総裁選出馬についても、「否定するものではない」と意欲をにじませた。
1区で敗れたものの、比例区で復活当選した遠藤利明氏。朝、山形市美畑町の交差点で笑顔で手を振り、支持者に握手を求められると顔をくしゃくしゃにした。「自民党は一回作り直す時期に来ている。これだけ数が少なくなったので思い切ったことができる。自民党への信頼感は決してなくなったわけではない」と党勢回復に力を込めた。
自民県連にとっては07年参院選、今年1月の知事選に続く「敗戦」。吉村知事の鹿野氏支援で、最大会派としても知事との距離に難しい対応を迫られることになった。
県連は9月1日に四役会議、2日に議員総会を開き、総選挙の総括と体制立て直しを話し合う。幹部は「現体制でいいのかということも含めて議論したい。2議席確保は再スタートの基盤を残したともいえる。いろんな意見を聞きながら県連のあるべき姿を立て直したい」と語った。
●社民、念願の議席 復活の吉泉氏
念願の「初議席」――。社民党の吉泉秀男氏=民主、国民新、連合山形推薦=が比例区で復活当選し、初の国会議員のイスを射止めた。同党県連合にとっても、96年の小選挙区制実施以降、初の県選出国会議員の誕生になった。
31日朝、酒田市の事務所で記者会見した吉泉氏は「朝から『おめでとう』の電話でてんやわんや。当選したかな、と実感がわいている」。復活当選が決まったのは午前1時すぎ。3区で自民の加藤紘一氏に敗れ、「私の力不足」と支援者に謝罪した約3時間半後、復活した。朝になって支持者や親類から「残念でしたの」という電話も。「いや、滑り込みました」と伝えて喜び合ったという。
悲願の議席確保について、党県連合の広谷五郎左エ門代表は「勝因は民主などとの選挙協力に加え、政権交代の風に乗れたこと」と分析。民主の和嶋未希氏が比例区で立候補したことも、票の掘り起こしにつながったとみている。
吉泉氏は県議3期を務め、地方政治家として活動してきた。07年県議選に落ち、「政治の道をやめようか」とも考えた昨年7月、党の要請を受けて立候補を表明した。
長かった戦いを振り返り、「国会議員? 考えたことも無かった。負けたらどうやって飯を食うかを考えていた」と本音をポロリ。支援者に「先生」と呼ぶことは禁じたという。
5408
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/04(金) 18:20:20
(上位)
小沢244>(沖縄)218>羽田207>(愛知)196>(大阪)194>枝野185>
岡田184>(兵庫)183>前原182>(新潟)173>(宮城)173>(神奈川)171>
横路167>恒三165>輿石164>馬淵164>(滋賀)162>菅161>
梁瀬161>(和歌山)159>野田158>(静岡)158>(高知)154>(茨城)151>
(岐阜)151>仙谷147>田名部146>(広島)144>(長崎)143>江田138>
ちょっとドスンパンチ、都市部を含む千葉なのに弱くないか? みんなに奪われた?
701 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 14:46:17 ID:TzyxtMt7
他スレから転載
●比例票における、民主÷自民の指数
岩手244>沖縄218>長野207>愛知196>大阪194>埼玉185>
三重184>兵庫183>京都182>新潟173> 宮城173>神奈川171>
北海道167>福島165>山梨164>奈良164>滋賀162>東京161>
栃木161>和歌山159>千葉158>静岡158>高知154>茨城151>
岐阜151>徳島147>青森146>広島144>長崎143>岡山138>
山形133>愛媛132>福岡131>秋田130>熊本127>佐賀125>
石川124>群馬124>大分121>香川120> 鳥取118>宮崎116>
鹿児島112>福井107>山口100.3>富山99>島根81
このうち、小選挙区で自民が独占した県
島根*81 富山*99 福井107 高知154
このうち、小選挙区で野党が独占した県
岩手244 沖縄218 長野207 愛知196 埼玉185
新潟173 福島165 山梨164 滋賀162 静岡158 長崎143 秋田130 大分121
202 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/09/04(金) 01:50:05 ID:C7CFaX/G
比例代表選挙における、自民を100とした場合の民主の票数の割合。
上の数字を100で割れば倍数になる。
たとえば岩手における民主の比例票は自民の2.44倍、逆に島根は0.81倍。
5409
:
チバQ
:2009/09/05(土) 00:48:38
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090903ddlk12010224000c.html
自民崩壊:’09衆院選ちば/3 小沢氏の計算 /千葉
◇厚い保守岩盤にくさび
選挙戦終盤の25日、11区と12区の視察を終えた民主の小沢一郎代表代行は、いつになく上機嫌だった。県内13選挙区で2けた勝利の可能性を記者から問われ、「3けたは無理だけど」と冗談も口にした。12区ではメディアへの露出を意識し、党公認の中後淳氏と並んで自ら自転車にまたがってみせた。
だが、貴重な一日を千葉に割いた主眼は11区の攻略にあった。自民ベテラン森英介氏の牙城だが、民主の金子健一氏が激しく追い上げていた。
小沢氏は午後、山武市の「JA山武郡市」の本所を訪問した。本所にはピリピリした空気が漂い、総務部長は報道陣に「組合長が一人で応対する」と答え、あとは知らぬ存ぜぬの一点張り。ところが小沢氏は訪問後、組合長のほか専務や常務、各支所の支所長30〜40人と会ったことを明らかにした。
千葉視察とJA訪問の日程は前日急きょ組まれた。小沢氏は、組合長らに民主の農業分野の基本政策を説明したというが、それ以上に、敵に与えるインパクトを計算したとみられる。JAはこれまで一枚岩で森氏を支えてきた。
実際、森氏の陣営は動揺した。系列県議は言った。「陣営を怒らせたのは確か。それにしても小沢の選挙手腕はすごいな」
◇ ◆
小沢氏は11区に公示直前、もう一つ布石を打っていた。
勝浦市の歯科医師、水野智彦氏は公示の約1週間前、小沢氏の秘書から突然電話を受けた。「比例で立候補しないか」。日を改めて受諾した。県議選に無所属で立候補し、自民の現職と争った経験があった。民主の比例南関東ブロックの名簿36位に登載された。
水野氏は、こう言われた。「金子さんが選挙区で勝てば、あなたも受かる」。金子氏が負けて比例に回れば、36位では当選に届かないかもしれない……。奮起して、11区内で同業者に民主への支援を呼びかけるとともに、自民に推薦状を出していた県歯科医師会に頼み込み、個人への推薦を取り付けた。
金子氏は選挙区で敗れ比例で復活したが、水野氏も初当選を飾った。「県歯科医師会も複雑な立場だったでしょうね」と笑う。
◇ ◆
そもそも金子氏は自民系の元一宮町議で、若いころは森氏を支えていた。12区の中後氏も、自民系の元富津市議。さらに、10区で林幹雄氏を破った谷田川元氏は元自民県議だ。
自民を支えてきた厚い保守の岩盤は次々くさびを打たれ、割られていた。民主大勝の裏には、変化を望んだ無党派層のうねりとともに、選挙を知り尽くした小沢氏の巧みな采配(さいはい)があった。=つづく
5410
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 02:02:30
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090904dde012010009000c.html
特集ワイド:’09天下の秋 期待あり不安あり ベテラン政治記者、「選挙後」を語る
衆院選は、民主が大勝利を収め、自民は壊滅的敗北を喫した。有権者の民意は? 民主による政権運営、自民と公明は今後どうなるのか。岩見隆夫・客員編集委員、松田喬和・論説委員、小菅洋人・政治部長の3人が語り合った。【まとめ・中山裕司、写真・武市公孝】
◇マニフェストの自縛懸念/「小沢幹事長」は両刃の剣/「野」で広がる自公の距離
松田 衆院選の結果をどう見ていますか。
岩見 民主の勝因は、自民の敗因の中にある。岡田(克也・民主党幹事長)さんがテレビ番組で勝因を「自民が政権政党としてふさわしくなくなったから」と答えていた。随分消極的な言い方であるが、正しく正直だと思いますね。麻生(太郎首相)さんがなぜ負けたかは、自民党政権が長すぎたこともあるけれど、直接的には小泉構造改革になる。結束力のない政党になり、選挙地盤も崩れた。
小菅 同感です。やはり郵政選挙から4年間の自民の問題です。2人の首相が続けて1年で政権を投げ出す醜態を見せ、自民党内のたらい回しを容認していた有権者がもう限界と判断した。
松田 政権交代を可能にする条件は、一つは与党の大失政、もう一つは受け皿である野党の成長。野党の成長で言うと、小沢(一郎・民主党代表代行)さん辞任後の今年5月の代表選では、連合が反発する右派の前原(誠司・副代表)さんと保守票が逃げる左派の菅(直人・代表代行)さんが出馬せず、中道の2人の争いとなった。過去の代表選は学級委員長の選挙みたいに各自の主張だけだったが、少し大人の判断を下せるようになった。
■
岩見 民主に国家目標的なビジョンは薄い。というか、何を考えているか分からない。鳩山(由紀夫代表)さんの友愛革命論は、中曽根(康弘元首相)さん流に言うと、依然としてソフトクリームみたいな感じ。
松田 鳩山さんは「ソフトクリームからアイスキャンディーになった。中に棒が入ったからだ」と釈明しているが、民主のマニフェストは、木を見て森を見ない、各論はあるが総論はない感じだ。
岩見 民主のマニフェストは非常に小沢さん的で、選挙対策のばらまきを露骨にやった。マニフェストの自縄自縛に陥るんじゃないか。
小菅 そうはいっても、両党のマニフェストを比べたら民主が勝る。候補者の新鮮さでみれば、世襲や平均年齢、女性という面で自民と民主はかなり差がある。
松田 組閣や党役員人事が始まった。鳩山さんのアイデアの国家戦略局の設置も遅れている。政権交代は初めての経験とはいえ、スムーズにいかないと国益に反する。小沢さんを幹事長にする人事が先行したことで、鳩山さんは小沢さんの反応を見て人事を決めざるをえない。
小菅 菅さんや岡田さんだと党内で反発が起きる問題も、鳩山さんは反発を吸収する柔らかさがある。首相としてはしかし、それだけでは心もとない。
岩見 お父さんの威一郎(元外相)さんもとらえどころがなかった。鳩山家のDNAじゃないか。未知数の部分が大きく、楽しみとは言える。最初の人事で鳩山さんの値打ちの半分は決まる。
小菅 人事のポイントは小沢さんと菅さんの処遇だった。偽装献金問題を抱える鳩山さんは臨時国会でいきなり正念場を迎える。小沢さんの幹事長起用は「両刃の剣」を承知のうえで、存在感を増した小沢さんへの依存を決断したのだと思う。
松田 小沢さんは選挙と党務、政治資金を一手に握ることで事実上、表と裏の二重権力になる恐れが強いね。
岩見 そうだね。
小菅 党内の結束は小沢さんの振る舞いにかかっている。担当は選挙対策と国会運営だけで、政策には口を出させないというわけにはいかない。仮に最も官僚から距離がある菅さんが官房長官に就けば、脱官僚を旗印に徹底的な統治機構の改革に取り組むだろう。小沢さんが後押しすれば改革は進むし、逆に官僚が小沢さんに駆け込む事態もあり得る。鳩山さん、小沢さん、菅さん、岡田さんの関係はハラハラものだが、改革の大義に結集してほしい。
松田 民主の閣僚経験者は小沢さんや渡部恒三さん、菅さんらに限られる。政権運営は非常に厳しいだろう。
岩見 その前に民主に言いたいのは、鳩山首相になった時、記者のぶら下がり会見を少なくするとか、マスコミ対応要領を配ったりしている。これでは政党は萎縮(いしゅく)する。開放的にやった方がいい。(自民党の前衆院議員)杉村太蔵君のような新人が出てきたら困ると言うが、別に困らないよ。素人集団の素人部分を隠してもしょうがない。あけすけにやることを期待したい。
5411
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 02:02:49
>>5410
■
小菅 衆院選では最後に自民党のベテランが踏ん張った。古賀(誠元選対委員長)さん、大島(理森国対委員長)さん、二階(俊博経済産業相)さんらだ。後援会が強く、腕力のある人が残った点は自民にとっては不幸中の幸い。民主は4年後の衆院選で消費税の壁にぶち当たる。自民は次の衆院選まで踏ん張れば、再生の道はある。
岩見 ただね、(自民党が与党に戻った)94年の手口はもう通用しない。細川(護熙元首相)さんをスキャンダルで追い込み、社会党を抱き込んだやり方ね。鳩山政権を追及しながらも、国民との距離を縮める努力をしないと。小選挙区の得票率は民主47%、自民39%。8ポイント差だけ。数の面から見ても再生、復元の可能性がないわけじゃない。
松田 公明は太田(昭宏前代表)さん、北側(一雄前幹事長)さんが辞任し、参院の山口(那津男政調会長)さんが代表になるようだ。山口さんは少なくとも前任者より自民との距離を置くだろう。
岩見 民主と公明の連携説は今はない。しかし、民主と社民との連立がうまくいかなかった時、民主と公明の接近が現実味を帯びてくる。公明はそれまでじっとするんじゃないの。自民との関係ではフリーハンドを持ったと言っていい。逆に自民は、公明抜きで党を立て直すチャンスを得たと考えるべきだ。
小菅 焦点は来年の参院選。自民が勝てば、「ねじれ」が生じ大連立の可能性も。
岩見 民主が大勝ちしたから、政界再編が遠のいたことには必ずしもならない。
松田 小沢チルドレンは100人を超える。小沢さんが幹事長という絶大な権限を握った以上、民主、自民の2大政党が安全飛行に入れるとは限らないね。
5412
:
とはずがたり
:2009/09/05(土) 03:02:12
<山形>
民主支持層だけではなく自民支持層が民主候補に流れたのが今回の選挙の特徴であるけど,この民主流出系自民党支持層は社民党には流れない様で。
民主支持層は山形3区に関しては社民候補に流れた様で,復活を決めたのも其れが大きいかも。
岩手・青森の民主対決県が県内候補の復活当選を決められず比例票を一方的に出し続ける形になってるのも民主に取っては都合が良いのかも知れないけど,次は全選挙区擁立が課題となろうし,山形社民は1区に擁立して鹿野落選ってゆー構図が見えなくもないな。。
出口調査1区、無党派層がカギ
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000909010004
2009年09月01日
∞2・3区は自民支持層
朝日新聞社が総選挙投票日の30日に行った出口調査で、山形市が中心の1区では無党派層の動向が勝敗を分け、いずれも保守色の強い2、3区では自民支持層を固め切れたかどうかがカギを握ったことが分かった。3小選挙区の投票状況を区ごとに分析した。
◇1区
民主の鹿野氏が自民の遠藤氏に競り勝った1区は、有権者の18%を占める無党派層の動向が当落を左右した。無党派層は、自民支持層41%、民主支持層25%に次ぐ多さで、前回05年とほぼ同じだった。
鹿野氏は無党派層の53%を取り込み、前回の出口調査の39%より増えた。遠藤氏は32%で前回の54%から大幅に減った。前回は小泉旋風で遠藤氏に流れた票が、今回は政権交代で鹿野氏に流れたとみられる。
鹿野氏は支援政党の支持を固めたことも大きかった。民主支持層の87%、推薦を得た社民支持層の76%に加え、自民支持層の29%、共産支持層の36%が鹿野氏に投票。遠藤氏は推薦を得た公明支持層は81%を固めたが、自民支持層は66%にとどまった。
年代別では、20代の支持はほぼ互角だったが、30代以上はすべて鹿野氏が上回った。
重視したことで、「政権交代か政権継続か」を選んだ人の投票先は、鹿野氏66%、遠藤氏28%。「政策の違い」を選んだ人の投票先は、鹿野氏34%、遠藤氏54%だった。
◇2区
2区の有権者は自民支持層が最も多い42%を占め、うち52%が民主の近藤氏に流れ、自民の鈴木氏へは42%にとどまった。「保守層をどれだけ取り込めるか」と話していた近藤氏は、元自民党県連幹事長の土田正剛・東根市長から支援を受けるなど自民支持層に食い込み、鈴木氏の倍以上の票を得る圧勝につなげた。
近藤氏は鈴木氏を推薦した公明支持層の41%も取り込んで、52%の鈴木氏に迫った。民主支持層は93%、選挙協力を結んだ社民支持層は95%を固めた。全体の16%の無党派層でも78%の支持を得て、16%の鈴木氏に大差を付けた。
年代別でも、各世代で近藤氏が鈴木氏を上回った。特に20代から50代は70%台の支持を集め、10%から20%台にとどまった鈴木氏に大きく水を開けた。
◇3区
「自・公」の加藤氏に、「民・社」で吉泉氏が挑んだ3区の戦いは、ともに選挙協力が機能したことがうかがえるが、自民支持層が45%で、民主支持層の20%を大きく引き離したことが票差に出た。
自民の加藤氏は自民支持層の81%、推薦を得た公明の76%を固めた。社民の吉泉氏は社民支持層の86%に加え、推薦を得た民主の70%も取り込んだ。2割弱を占めた無党派層は、吉泉氏が46%を集め、加藤氏の38%を上回った。
地域別では、加藤氏が地元鶴岡市や最上地区で60%以上の支持を集めた。吉泉氏は地元庄内町で71%をまとめ、比例区に出た民主の和嶋未希氏の地元酒田市や三川町、遊佐町などで比較的追い上げた。
吉泉氏に投票した人の51%は「この選挙で日本の政治が大きく変わる」と答え、加藤氏の28%を大きく上回った。
5413
:
とはずがたり
:2009/09/05(土) 03:04:32
>>5409
勝浦市・夷隅郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 10,462(53.7%) 斎藤 万祐 68 自民 現 5 党県政調会長
□ 9,031(46.3%) 水野 智彦 51 無所属 新 歯科医院長→09総選挙で小沢に誘われ民主党南関東ブロック下位から出馬当選。
5414
:
チバQ
:2009/09/05(土) 09:44:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20090904/20090904_0001.shtml
上杉氏敗因は中山氏の出馬 自民宮崎県連が総括
2009年09月04日 13:53
自民党宮崎県連(緒嶋雅晃会長)は3日、衆院選の結果について、宮崎1区で落選した「県連公認」の上杉光弘氏の敗因は、中山成彬前国土交通相の出馬強行による分裂選挙にあるとの考えを示した。
県連の役員会後、米良政美幹事長とともに会見した緒嶋氏は「自民公認候補が公募で選ばれた上杉氏1人にしぼられていれば、勝利していたか(比例で)復活当選していた」と述べた。米良氏も「党本部は県連の公認申請を認めず、地方をないがしろにした」と述べ、4日の党全国幹事長会で意見表明する方針。
役員会では、衆院選を総括する総務会を12日に行うことを決定。党紀委員会も開き、中山氏の県連除籍も視野に処遇を話し合う。
=2009/09/04付 西日本新聞朝刊=
5415
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 11:14:57
http://www.asahi.com/national/update/0905/OSK200909050032.html
現金買収容疑で2人逮捕 徳島3区当選の後藤田氏派
2009年9月5日10時54分
衆院選徳島3区で当選した後藤田正純氏(自民)を当選させる目的で有権者に現金を渡したとして、徳島県警は5日、後藤田氏派の運動員で自称自営業高橋博文(38)と、型枠大工石井和人(28)の両容疑者=いずれも同県つるぎ町半田=を公職選挙法違反(現金買収)の疑いで逮捕し、発表した。
県警によると、高橋容疑者は8月下旬、期日前投票が実施されていたつるぎ町役場半田支所の駐車場で、石井容疑者に後藤田氏への投票と票の取りまとめを頼んで現金2万5千円を渡し、石井容疑者は同日、このうち5千円を別の有権者の男性1人に渡した疑いが持たれている。
2人が容疑を認めているかどうかについて、県警は「捜査に支障が出る」として明らかにしていない。後藤田氏は約1200票差で民主候補に競り勝った。
5416
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 11:18:22
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000909050003
「後援会名簿にあぐら」
2009年09月05日
このままでは負ける。名簿を見せるしかない――。
公示日を何日も過ぎたある日、6区に立候補した丹羽雄哉氏(自民)は決めた。自分の後援会名簿を公明党にも提供し、集落を一緒に回ってもらう苦渋の選択だった。
丹羽氏には、先代の故・喬四郎氏以来、鉄の結束を築き上げてきた「丹羽軍団」と呼ばれる後援会がある。その会員数は10万人と言われていた。
「異変」は1年近く前に起きた。年1回、10万人に送っている「雄哉通信」が、死んだ人あてに届き、その家から苦情の電話が事務所に入った。「もう支援していない。名前を外してくれ」と不満を言う人もいた。死んだ人や名前だけ載せている人を削ってみると、後援会名簿から2万人の名前が消えた。「我々は後援会の名簿の上に、ずっとあぐらをかいてきた」。陣営関係者はそう認める。
経験したことのない逆風に加え、後援会の弱体化、さらには、「県議は知事選で忙しく、市議も自治会も動いてくれない。実動部隊がいない」(陣営関係者)という状況。自公政権が10年続いても、名簿を見せてまで公明に選挙協力を求めたことはなかった。だが、今回は切羽詰まった。
丹羽氏陣営には、公明党議員の案内で、農家の土間に額をこすりつけるように土下座して回る運動員もいた。ところが、返された言葉は「4年間、一度もあいさつに来ないで今さらなんだ」「集落で丹羽さんを落とすことにもう決めた」。公明の協力を得て支援を広げられるどころか、運動員たちは風当たりの強さばかりを感じたという。
◆「票の交換」で
「色々とご迷惑をおかけしました。なにとぞ、ご支援をお願いします」
1区の赤城徳彦氏は今年になって数回、創価学会の幹部のもとへ「おわび行脚」に訪れた。05年の衆院選は特別なことをしなくても、自民党本部を通じて公明推薦をもらえたが、今回は顔に大きく張った2年前の「ばんそうこう問題」が大きなネックになっていた。
誘われることを期待していた7月26日の公明党・時局講演会は、呼ばれずじまいだった。公明党幹部は選挙前、「ばんそうこうのダメージが消えず、婦人部の評判が悪い。推薦は厳しい」と語っていた。
それでも足を運び、何とか支援を取り付けようとする赤城氏に、学会幹部は言った。
「お願いばかりではどうしようもならないでしょう」
学会員に評判の悪い赤城氏を党が推薦するには、それなりの理由が必要になる。幹部が示唆したのは、小選挙区と比例区の「票の交換」だった。
赤城氏には祖父・宗徳氏の時代から続く強固な農協との関係があった。農協も苦境に立つ赤城氏のために初めて、「1区比例の公明」に推薦を出した。そして赤城氏は公明からの推薦を得た。公示から2日たった8月20日のことだった。
◆巻き返し遅く
2区で民主新顔に敗れ、辛うじて比例区で復活当選した額賀福志郎氏。財務相や党政調会長を歴任した重鎮でも、今回の選挙では学会幹部に頼み、現場に入って協力してもらった。
学会幹部は衆院選を振り返って言った。「危機感を募らせるのがあまりに遅い。そんな短期間で、巻き返せる差ではなかった」
5417
:
とはずがたり
:2009/09/05(土) 12:09:20
>>5416
やるなぁ。政争の茨城の喧嘩慣れした保守は役立たない政治家は叩き出すと云う姿勢があるんですかねー。
>年1回、10万人に送っている「雄哉通信」が、死んだ人あてに届き、その家から苦情の電話が事務所に入った。「もう支援していない。名前を外してくれ」と不満を言う人もいた。死んだ人や名前だけ載せている人を削ってみると、後援会名簿から2万人の名前が消えた。「我々は後援会の名簿の上に、ずっとあぐらをかいてきた」。陣営関係者はそう認める。
>丹羽氏陣営には、公明党議員の案内で、農家の土間に額をこすりつけるように土下座して回る運動員もいた。ところが、返された言葉は「4年間、一度もあいさつに来ないで今さらなんだ」「集落で丹羽さんを落とすことにもう決めた」。
5418
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/05(土) 13:34:33
>>5412
これは凄い。自民支持層で自民党候補を上回っている民主党候補って、他にいるんだろうか。
得票率65.53%、圧勝率205.3%は伊達じゃない。
>>5266
>>5299
> <山形>
> ◇2区
> 2区の有権者は自民支持層が最も多い42%を占め、うち52%が民主の近藤氏に流れ、自民の
> 鈴木氏へは42%にとどまった
5419
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 15:41:50
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・自 民)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101570
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・民 主)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101571
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・公 明)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101572
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・共 産)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101573
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・社 民)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101574
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・国 民)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101576
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・みんな)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101577
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・改 革)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101578
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・日 本)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101580
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・大 地)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101581
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・幸 福)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101582
衆院党派別都道府県別得票数・率(比例代表・本 質)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101583
衆院ブロック別党派別得票数・率(北海道)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100594
衆院ブロック別党派別得票数・率(東 北)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100597
衆院ブロック別党派別得票数・率(北関東)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100599
衆院ブロック別党派別得票数・率(南関東)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100601
衆院ブロック別党派別得票数・率(東 京)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100602
衆院ブロック別党派別得票数・率(北信越)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100603
衆院ブロック別党派別得票数・率(東 海)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101372
衆院ブロック別党派別得票数・率(近 畿)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101374
衆院ブロック別党派別得票数・率(中 国)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100613
衆院ブロック別党派別得票数・率(四 国)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100611
衆院ブロック別党派別得票数・率(九 州)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100616
衆院党派別得票数・率(比例代表)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101337
衆院党派別得票数・率(選挙区)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101336
都道府県別投票率(衆院)ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100843
5420
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 15:50:23
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101470
10万票獲得でも59人が涙=高得票落選・低得票当選【09衆院選】
今回の衆院選で10万票以上を獲得しながら小選挙区で負けた候補は95人に上った。このうち比例復活を果たせず落選の憂き目を見た候補は59人に上り、前回を30人上回った。比例復活者の中には、3万票にも満たない得票で救済されたケースもあり、悲喜こもごもの候補者模様となった。
小選挙区敗退組で最も獲得票が多かったのは、自民党の町村信孝前官房長官(北海道5区)。15万1448票を得たが、民主党元職に及ばなかった。ただ、惜敗率が82.8%だったので、比例で復活を果たした。一方、同党前職の亀岡偉民氏(福島1区)は13万6526票(惜敗率87.5%)を取ったが、東北の各選挙区の激戦のあおりを受け、比例復活もかなわなかった。
比例復活組を除く最低得票当選者は、自民党前職の福井照氏(高知1区)で得票数は4万4068票。比例復活組を含めると、最低得票は共産党前職の塩川鉄也氏(埼玉8区)の2万4918票。惜敗率はわずかに21.7%しかなかったが、北関東ブロックで名簿1位だったことから、比例の議席を獲得した。
◇高得票落選・低得票当選者上位5位(敬称略)
〔高得票落選者〕
151,448票 町村信孝 (自民、北海道5区)
136,526票 亀岡偉民 (自民、福島1区)
136,164票 甘利 明 (自民、神奈川13区)
131,722票 三村和也 (民主、神奈川2区)
130,030票 与謝野馨 (自民、東京1区)
〔低得票当選者(比例復活を除く)〕
44,068票 福井 照 (自民、高知1区)
66,868票 坂口岳洋 (民主、山梨2区)
73,085票 山本公一 (自民、愛媛4区)
73,379票 大野功統 (自民、香川3区)
74,489票 山本有二 (自民、高知3区)
〔低得票比例復活者〕
24,918票 塩川鉄也 (共産、埼玉8区)
38,808票 柿沢未途 (みんな、東京15区)
45,716票 吉井英勝 (共産、大阪13区)
47,538票 阿部知子 (社民、神奈川12区)
52,626票 阿部俊子 (自民、岡山3区)
(2009/08/31-19:59)
5421
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 15:50:55
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083100362
民主の議席占有率は64.2%=戦後最高を更新【09衆院選】
30日開票の衆院選で、民主党の獲得議席は小選挙区と比例代表を合わせて308議席に達し、衆院定数(480)に占める議席占有率は64.2%となった。自民党が1960年に記録した63.4%を超え、政党別占有率の戦後最高を更新した。
民主党の議席占有率は2000年の26.5%を振り出しに、旧自由党と合併した直後の03年にいったん36.9%に上昇したが、05年には再び23.5%まで落ち込んでいた。
民主党の獲得議席数も戦後最高。これまでは、1986年の衆参同日選で自民党が得た300議席がトップ。この時は衆院定数が512だったため、占有率は58.6%だった。
一方、自民党の議席占有率24.8%は55年の結党以来の最低に落ち込んだ。これまでの最低は、同党が野党に転落した93年の43.6%だったが、これを大きく下回った。(2009/08/31-06:07)
5422
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:27:38
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090905dde041010010000c.html
選択のあとに:09政権交代 比例当選者ら、笑顔次々 自民大物、目立つ「代理」
◇南関東・横粂氏「実感わいてきた」
ほぼ半数を民主党が占めた衆院選比例代表当選者への当選証書付与式が5日午前、東京・霞が関の総務省で行われた。自民党当選者の多くが代理出席だったのに対して、民主党は新人を中心に本人が顔を見せるケースが多く対照的。証書を受け取った議員は改めて当選の喜びをかみしめていた。【篠原成行】
全国11ブロックの当選者は180人。神奈川11区で小泉進次郎氏に敗れたものの、南関東ブロックで復活当選した新人の横粂勝仁氏は、開式15分前に会場入り。緊張した面持ちで着席した。証書を受け取った横粂氏は「支えてくれたみんなの努力の結晶がこの証書だと思うと、当選の実感がわいてきました」と、選挙戦で日焼けした表情を引き締めた。
東京ブロックの新人で元葛飾区議の早川久美子氏は、「当選証書は思っていたよりズシリと感じた。この重さをかみしめて忘れないようにしたい」と笑みを浮かべた。
また、石川2区で森喜朗元首相と大接戦を演じた、河村たかし名古屋市長の元秘書で新人の田中美絵子氏(北陸信越ブロック)は、会場外で報道陣に囲まれた。田中氏は「これだけ注目してもらって責任を感じる。河村市長からは『これからも週に1度は地元で自転車遊説をするように』と言われました」と語った。
自民党で比例復活当選した東京1区の与謝野馨財務・金融相、東京10区の小池百合子元環境相、北海道12区の武部勤元幹事長、岐阜1区の野田聖子消費者行政担当相らは、いずれも代理人が出席。当選証書を受け取ると、足早に会場を後にした。
小選挙区の当選者には各都道府県選管で当選証書が渡された。
5423
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:33:54
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909050074.html
小選挙区、首相が応援…7勝60敗 勝率、平均の半分
2009年9月5日11時58分
総選挙中に麻生首相が応援に訪れた自民党公認候補67人のうち、小選挙区で当選したのは7人だけだった。勝率は10.4%。「情勢の厳しいところ」(党本部)だったとはいえ、公認候補を立てた289選挙区全体の勝率22.1%を大きく下回った。比例復活したのは20人だった。
首相は公示後、27都道府県を回った。だがテコ入れした中川昭一前財務相や久間章生元防衛相らが落選するなど、劣勢を跳ね返せなかった。
応援を受けた側には「現職首相が初めて入り、保守層はとても感激していた」と好意的な声もあったが、「得票にプラスにならなかった」「思いのほか若者が集まらなかった」との恨み節も聞こえた。(北沢拓也、花房吾早子)
5424
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:42:28
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090901_22.htm
劇・激・撃 衆院選みやぎ(上)民主王国再興/期待一身、重圧ひしひし
初当選を決め、選対関係者と抱き合って喜ぶ石山氏=30日午後9時すぎ、大崎市の事務所
30日投開票の衆院選は、劇的な民主党圧勝で政権交代が確定した。宮城県内6選挙区は民主党が1〜5区を制覇し、自民党は社民党と争った6区の議席を死守した。吹き荒れた民主旋風は各選挙区に激しい地殻変動を引き起こし、自民党は深刻な打撃を被った。「40日決戦」の軌跡を振り返り、知事選(10月8日告示、25日投票)への影響を追う。(敬称略)
<中盤から手応え>
日焼けした顔に、政権与党の一員になった喜びと緊張が入り交じった。
「いまは仕事ができる希望でいっぱい。国民の生活が第一の政策を次々に実現します」
歓喜の雄たけびから一夜明けた31日朝、3区を制した民主党元議員の橋本清仁(38)は、名取市のJR館腰駅前でマイクを握り、通勤中のサラリーマンに熱っぽく訴えた。
2005年の郵政選挙では自民党前議員の西村明宏(49)に歯が立たなかった。雪辱を期した今回は西村に約2万2800票差をつけ、初めて選挙区の議席を獲得した。
確かな手応えを感じたのは選挙戦中盤だった。
23日、JR名取駅前での街頭演説を終えて橋本がマイクを置くと、頭上で「頑張れ」と声援が飛んだ。見上げると、主婦らしきマンションの住人が、ベランダから橋本の演説に耳を傾けていた。
目を凝らすと、別の階でも複数の住人が手を振っていた。隣のマンションも同じだった。「こんなことは初めて。これが追い風というやつか」。橋本は思わずうなった。
民主党は候補5人が全員当選し、県内で「王国」の冠を取り戻した。その躍進ぶりは4区の戦いに象徴される。
27日夜、大崎市で開かれた新人石山敬貴(39)の個人演説会で、石山は詰め掛けた300人の熱気に触れ、感極まり言葉が詰まった。「こんなに大勢…」。真っ赤な目で声を絞り出すと、天を仰いで涙をこらえた。
<土と格闘し浸透>
4区は自民党前議員の伊藤信太郎(56)が父で元衆院議長の故・宗一郎から受け継いだ伝統の保守地盤。親類の反対を押し切って初挑戦した前回は伊藤に大敗した。
リベンジを誓った石山が取り組んだのは政治活動ではなく、実家の農作業。あまりの熱心さに党本部が「別な候補に差し替えた方がいい」と本気で検討したほどだ。
周囲を心配させたこの行動が実を結ぶ。「いまの農政に何が必要か、肌感覚で分かった」。土と格闘した人にしか分からない訴えが、静かだが着実に浸透していった。
30日夜、支持者と約12万票の完勝に酔った石山は、変革のうねりを感じながら「地域の代弁者として国を変える」と声を張り上げた。
<これからが勝負>
圧勝の喜びはやがて政権与党の重圧に変わる。
「着実に政策を実行し有権者の思いに応えていきたい」。2区で初当選した新人の斎藤恭紀(40)は31日、仙台市青葉区の連合宮城の事務所で幹部に決意を語った。お天気キャスター時代からのセールスポイントで、選挙戦でも見せた人懐っこい笑顔は消えていた。
1区で再選を決めた前議員の郡和子(52)も後片付けが進む選挙事務所で、自らに言い聞かせるように話した。「これからが本当の勝負。与党経験がないから猛勉強は必要だが、絶対にやり抜く」
(衆院選取材班)
2009年09月01日火曜日
5425
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:44:38
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/704
劇・激・撃 衆院選みやぎ(下)知事選秋対決/現職淡々、民主じわじわ
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090902_01.htm
劇・激・撃 衆院選みやぎ(中)自民地盤崩壊/不満充満 反応冷え冷え
4区で落選が決まり、沈痛な表情で支持者にあいさつする伊藤氏=8月30日午後9時20分ごろ、塩釜市の事務所
<掲示を断られる>
「自民党離れ」を感じ始めたのは、昨年秋ごろだった。
県内随一のコメどころ大崎市。4区の自民党前議員の伊藤信太郎(56)を支える選対幹部が、農協幹部や農業委員ら有力支持者にポスター掲示を依頼すると断られた。
いずれも、伊藤の父で元衆院議長の故宗一郎時代からの支援者たち。「自民党を信じてきたが、何も良くならなかった」と言われ、幹部は返す言葉がなかった。
減反を進めても米価は低迷したまま。農業の将来像を示せない政府・与党に対する不満は、自民党を支えてきた農村部に充満していた。
<聞く耳持たない>
足場固めを怠ったことも響いた。ある首長は「伊藤氏に市町村ごとに後援会をつくれと助言したが、聞く耳を持たなかった」と打ち明ける。
「鉄板」だったはずの地盤は静かに瓦解し、票は初当選した民主党新人の石山敬貴(39)に集まった。伊藤は4区の12市町のうち10市町で石山にリードを許した。
選挙戦序盤の8月20日。伊藤は塩釜市の塩釜仲卸市場を訪ねた。履いていたのは革靴。翌日にここであいさつ回りをした石山が、白いゴム長姿で市場に溶け込んでいたのとは対照的な場面だった。
仲卸業者は「4年に1回だけ来られても愛着はわかない。今回は石山だ」とつぶやいた。
民主党元議員の橋本清仁(38)に初めて敗れた3区の自民党前議員の西村明宏(49)。約2万3000票差をつけられる完敗だった。
ミニ集会や町内会の夏祭りに顔を出す地域戦を徹底して行った。農政連や土地改良区の推薦を得て、票固めも狙った。
<後援会にも衰え>
西村を支持した名取岩沼、みやぎ亘理の両農協は自由貿易協定(FTA)をめぐる民主党の政策を疑問視。選挙期間中、組合員に「国内農業は壊滅的打撃を受ける」と呼び掛けた。
それでも農家の反応は冷ややかだった。「農業政策で失敗した自民党と農協は信頼されていない。幹部が圧力を加えると逆に票は逃げる」。農協関係者は苦り切っている。
元蔵相の故三塚博から引き継いだ後援会にも衰えが見え始めた。ある市議は「機能していない。三塚さんから受け継いだ後、自分で組み替えるべきだった」とこぼした。
1区で落選した自民党前議員土井亨(51)は1日、支持団体をあいさつして回った。「業界、団体の一般会員は独自の判断で投票する。幹部への働き掛けの効果は薄かった」と振り返った。
自民党が守った議席は6区だけ。4選を果たした小野寺五典(49)は「古い自民党の体質を改善し、ゼロから出直せというのが有権者の評価。早い段階で党を再生する必要がある」と言う。強まる危機感とは裏腹に、支持基盤を再構築する妙案は見当たらない。(敬称略)
2009年09月02日水曜日
5426
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:49:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009090102100005.html
検証 民主“完勝”<上> 総選挙延び有利に
2009年9月1日
当選者のポスターに花をつけて喜ぶ民主県連の長浜代表(左)ら=千葉市中央区で
「全員、衆院議員になったなぁ…」。民主党県連の長浜博行代表(参院議員)は三十日深夜、テレビの開票速報を見続けた県連事務所で思わずつぶやいた。目の前の壁に並ぶのは当選した十五人のポスターと顔写真。目標の「(小選挙区の候補者)十三人全員当選」を上回る大勝に驚きを隠しきれなかった。
県内十三選挙区で過去最多となる十一勝。喫した二敗も、当選回数を重ねた現職大臣に対し、ほぼ無名に近い新人候補が初挑戦で比例復活を果たす大善戦だった。
長浜代表は勝因を「民主党が評価されたというより、与党に対してノーが突き付けられた」と冷静に分析。もちろん、「次の政権の準備をし、全小選挙区に候補者を立ててガチンコの勝負をした」からこそ与党批判の受け皿たり得たとの自負はある。
◇ ◇
衆院解散・総選挙が昨秋から一年近く引き延ばされたことは、特に民主党の新人候補に有利に働いた。駅頭演説や自転車遊説などで知名度が少しずつ向上。三月の知事選や六月の千葉市長選で党推薦候補を立てて戦ううちに、衆院選に臨むための組織整備も徐々に進んだ。
政権交代が現実味を帯びるにつれ、これまで自民党を支えてきた全国郵便局長会や医師会、農協、漁協など各種業界団体からの支援も受けられるようになった。推薦状を出さないまでも、自主投票を決めたり、幹部が口頭で支援を約束したりする組織が増えた。
投開票日の約一週間前に報道各社で民主党の大幅な優勢が伝えられると、ある候補者の選挙事務所には「依頼していない組織から推薦状が来た」という。「揺り戻し」はみられず、自民・民主の「両にらみ」から「勝ち馬に乗る」段階に一気に進んだ。
◇ ◇
四年前に自民党側に振れた針は今回、真逆に振れた。歴史的な圧勝だが、民主党に浮かれる余裕はない。次回もう一度、自民党側に振れない保証はないからだ。
長浜代表は「ゴールではなく、政権担当のチャンスをもらっただけ。任期内でしっかりした成果が出せるか。重大な責任、プレッシャーを感じる」と話す。今度は民主党が初めて政権与党として、県民の厳しい目にさらされる番だ。
◆ ◆
三十日に投開票された衆院選は、民主党が全国で三百超の議席を獲得する圧勝に終わった。日本初の本格的な政権交代が実現した今回、県内の二大政党の勝敗の分かれ目を検証した。
(小林孝一郎)
5427
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:49:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/chiba/CK2009090202100005.html
検証 民主“完勝”<下> 保守牙城でも苦戦 自民、参院選へ再興急務
2009年9月2日
自民候補の相次ぐ落選にあきらめの表情を浮かべる自民党県連役員ら=8月30日夜、千葉市中央区で
相手の姿は見えないのに…。選挙終盤、保守の牙城とされてきた県北東部の10区で、国家公安委員長を務める自民林幹雄氏の陣営幹部は焦りの表情をのぞかせた。運動量には自信がある。地盤の銚子市内では、対立候補の運動員と鉢合わせになることはほとんどなかった。それでも報じられる劣勢。「これが『風』? こんな選挙初めてだ」
「風」だけではない素地はあった。銚子市では三月末、市立総合病院休止問題をめぐり市長のリコール(解職請求)が成立した。ある市議は「余韻が続いている。何かを『変えたい』という感じだ」と表現した。
市内の商工関係者は「市町村合併は実現せず、病院休止問題で混乱。『何とかしてほしい』という不満は政権与党に向かった。今回は自民には入れないという人も多かった」と明かした。
林氏は民主新人に銚子市で接戦に持ち込まれ、10区で落選。辛くも比例で復活当選した。
◇ ◇
都市部の選挙区でも自民の陣営に不安が広がっていた。県北西部の選対幹部は「『民主に一度やらせてみよう』という空気ができている。マスコミが『政権交代』ばかり言うからだ」と不満を漏らした。別の自民関係者は「安倍、福田両首相が投げ出すように辞任してしまったことで国民から見放された。これまでの選挙運動では手の届かない無党派や、選挙とは無縁だった人が動きそうで、やりようがない」と危機感を募らせていた。
◇ ◇
「逆風」ばかりではない。各陣営が万全の体制で戦いに臨んだとは言い難い面もある。三月末の知事選での自民県連内の分裂や、候補推薦をめぐり公明との間に生じた距離感は、各陣営の運動にも影響した。「あの議員は動いていない」などの批判も飛び交った。
県連幹部は「国会議員が地元の首長選で支持を明確にしないこともあった。選挙は貸し借り。これをやらず(総選挙で)支援体制が崩れたところもある」と指摘する。
田久保尚俊県連幹事長は投票から一夜明けた三十一日の記者会見で、「自民県議全員が今回の敗因をしっかり総括して共通認識を得ることが必要」とした。さらに、「首長選や参院選など選挙はめじろ押しで、この負けを引きずるわけにはいかない」と立て直しを急ぐ構えだ。
十一月には柏市長選を控える。来年夏の参院選は複数の候補を擁立するかが焦点となる。再起をかける戦いはそう遠くにあるわけではない。 (小川直人)
5428
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:50:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009090102100015.html
突風 彩の国の選択<上> 戸惑う自治体 変わる国へのパイプ
2009年9月1日
民主党県連の枝野幸男代表(左)の当選祝いに駆けつけた清水勇人・さいたま市長。だが政権交代に戸惑う首長もいる=30日、さいたま市大宮区で
衆院選投開票から一夜明けた三十一日朝、熊谷市にある12区民主党の本多平直の選挙事務所に一番乗りしたのは、加須市長の大橋良一だった。午前八時四十分、こわばった笑顔で本多と向き合い、「おめでとうございます」。頭を下げた。
これまで、六月に行われた自身の市長選も含め、自民党とのつながりが深かった。本多から公示日の出陣式の案内が届いたが、代理も出さなかった。ところが結果は本多の圧勝。自民の小島敏男は比例復活もならなかった。
国道125号バイパスの延長工事、利根川スーパー堤防事業…。市として国に陳情したいことはたくさんある。「先生、よろしくお願いします」。ぎこちなく誠意を示した。
◇
長年の「与党自民」が崩壊し、政権は民主の手に移ることになった。各自治体は、今まで国へのパイプ役として頼ってきた先の変更が必要なだけでなく、マニフェスト(政権公約)に基づく新たな政治への対応が迫られている。
「税金の無駄遣いを止め、使い道を変える」といい、その一つとして「ひもつき補助金」を廃止、地方の自主財源にすることで地方分権を進めるとする民主。蕨市長の頼高英雄は「公共事業を見直して子育てや医療、介護に重点を置く流れは正しい。大いに進めてほしい」と期待を寄せる。
一方、10区の自民県連会長山口泰明の集会で「小学校建設の補助金がもらえたのは先生のおかげ」と演説した滑川町長の吉田昇は、危機感を口にする。「小さい町は補助金がないと何もできない。十分もらえるのかどうか」
県は、民主が掲げたマニフェストを全項目点検し、実施された場合の影響をリストアップ、対策を練り始めた。「自動車関連諸税の暫定税率廃止は、地方財政への影響が懸念される」「子ども手当の創設は、市町村の事務負担が過大にならないよう、地方や現場の意見を十分に反映させる制度設計が必要」
県央のある市も、民主政権誕生を見越して公示後すぐ、補助金がカットされる可能性のある事業を全課から集約する作業に取り掛かった。別の市では、九月補正予算案を編成する際、国の経済危機対策を活用した事業のうち民主政権が中止しそうな気配のあるものは除外し、自衛を図った。
「政権がスタートしたら本当に大変だと思う。でも何をどう準備していいのか分からない」。県北部のある市職員はつぶやいた。
◇
半世紀以上にわたって、ほぼ続いた「与党自民」が、有権者の一票が巻き起こした突風に吹き飛ばされ、民主政権が誕生する。県内も全小選挙区で自民が落選。政権交代を前に、揺れる現場を見た。 =敬称略
(衆院選取材班)
5429
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 16:51:32
>>5416
>>5417
>「集落で丹羽さんを落とすことにもう決めた」
これが凄く生々しいw
5430
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:52:18
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1194191152/144
突風 彩の国の選択<下> 八ッ場ダム建設 政権公約で真っ二つ(2009年9月3日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009090202100006.html
突風 彩の国の選択<中> 惨敗の自民 『見えない何か』に涙
2009年9月2日
涙で声を震わせつつ、支持者にお礼を言う山口氏=坂戸市で
投票日まであと三日に迫った八月二十七日の夜。坂戸市のショッピングモール近くにあった選挙事務所に、10区内の市町の首長八人が駆けつけた。いずれも自民党県連会長、山口泰明の選対幹部に就いていた。
「最後までもうひと踏ん張りしてほしい。(首長の)後援会に再度、頼んでほしい」
苦戦に危機感を高めた陣営が、首長たちに頭を下げた。二十五日には麻生太郎首相も応援に来た。
だが結果は四回連続で退けてきた民主党の松崎哲久に、初めて敗北する屈辱。比例でも復活できなかった。
「自分に慢心がなかったか反省もしながら、頑張っていきたい」。衝撃の落選から一夜明けた三十一日、事務所に集まった六十人の支持者たちを前に、山口は声を詰まらせながら、ハンカチを目に当てた。
◇
自民は県内十五の小選挙区で全敗し、2区と8区の前職二人が比例でかろうじて復活当選した。衆院選での「獲得議席二」は、一九五五年の自民結党以来、最少という大惨敗だった。
「小泉改革で社会保障費が削られ、地域医療が疲弊した。自民の政策に医師の不満が多かったのは事実だ」
医師でつくる政治団体「県医師連盟」の関係者は、自民大敗の原因の一つに、小泉純一郎元首相の構造改革路線を挙げた。同連盟は伝統的な自民の支持団体だが、今回は四つの小選挙区で民主候補を推薦した。
「今の自民の衆院議員は、選挙区を必死に歩かない。だから現場の苦しみを政策に反映できないんだ」。県北部の元自民衆院議員の秘書が嘆いた。
◇
国会で野党になった自民。しかし、県議会は自民会派が最大勢力を誇り、市町村でも自民系会派が与党を占める中、楽観論と戸惑いが交錯する。
「自分には地縁、血縁で固めた組織がある。影響はない」(朝霞市議)「地元の衆院議員と国へのパイプ役にもなってきた。業界団体が動揺するだろう」(県南部の県議)
党県連幹事長の滝瀬副次は「来夏の参院選までに、組織を立て直さなければ」と話す。一方で選挙協力をした公明党は今回、比例で悲願だった「県内一議席」の奪還に失敗。自民と公明が埼玉選挙区で争う次期参院選を控え、公明関係者からは「自民とは当面距離を置かざるを得ない」との声も漏れる。
山口泰明は敗戦の弁でこう漏らした。「(敗因は)分からない。手応えは今までで一番あった。それで勝てなかったんだから、目に見えない何かが存在した」 =敬称略
(衆院選取材班)
5431
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:57:08
【09衆院選高知】検証 自民独占
http://203.139.202.230/09senkyo/090901dokusen01.htm
① 逆 風 組織固めと原点回帰
初の本格的な政権選択選挙となった第45回衆院選。全国の民意は民主党に308議席を与え、政権交代を選んだ。一方、県内では自民が4たび3小選挙区の議席を独占。民主政権下の衆院に本県の与党議員の姿はなくなる。全国情勢との「ねじれ」を生んだ09夏決戦の内実を探る。
【写真】麻生首相を迎えた福井氏の街頭演説会。議席死守へ支持団体の動員もかかった(高知市の中央公園)
■地上戦
「地上戦しかない。皆さんの動きで空気を変えてほしい」
7月31日、高知市の自民県連ビル。高知1区の前職、福井照氏の推薦団体の責任者ら100人余りに県連幹部がげきを飛ばした。
民主新人、田村久美子氏への追い風。抜群の知名度を誇る橋本大二郎元知事の参戦。解散前の7月初旬の本社県民世論調査で、福井氏の支持率は両候補に水をあけられ、3位に沈んでいた。
公示が迫ってもなお苦境の出口が見えない中で、福井陣営は皮肉なプラス要素を得ていた。
橋本知事時代に分裂選挙を繰り返してきた県議や建設業界。橋本氏が権力の座を降りて時間が経過し、「割れる理由」はなくなっていた。「今回は迷いはない。皆、こっち(福井氏)だと思う」(県建設業協会幹部)
民主を推す理由も見当たらない。ある大手建設会社の社長は「公共事業が無駄だという民主の政策では…。生活がかかっている」。
2、3区も含めた自公選挙協力にも抜かりはなかった。
自民県連は前回衆院選で比例単独候補を立て、一昨年の参院選は元職を比例で公認。「うちのギブ・アンド・ギブじゃないか」と疑念を抱く公明党県本部と支持母体の創価学会に対し、昨年2月に体制が若返った自民県連執行部は誠実に接触を繰り返した。
石田祝稔氏の比例四国の議席を失う危機感もあった公明県本部幹部は、自民候補の出陣式や個人演説会で「(公明の)公認候補並みに支援する」と明言するようになる。選挙戦後半にかけての世論調査で、高知1区の公明支持層の福井支持は80%にはね上がった。
打てる手は打ち、三つどもえの混戦に持ち込んだ自民県連の武石利彦幹事長は選挙戦最終盤、こうつぶやいた。
「組織票は積み上げた。福井には来ない無党派の票はどちらかに偏らず、橋本、田村がうまい具合に取り合ってほしい。福井が勝つにはそれしかない」
■野党議員
2区の中谷元氏は、個人後援会の再建。3区の山本有二氏は徹底した地域回り。それぞれに原点回帰した戦術で逆風をしのいだ。
自民3候補の得票は合計約19万4千票。県内比例票は民主に約16万7千票。自公政権には不満だが、民主の政策や未知数の候補にも不安が残る―。県内有権者が出した結論は「小選挙区は自民候補、比例は民主」ではなかったか。
全国情勢とは裏腹に、衆院から本県の与党議員は姿を消す。武石県連幹事長は「県の厳しい状況を政権に反映するには、むしろ力のある野党議員がいれば本筋論で勝負ができる。それは都市と地方の対決論理になるかもしれない」とみる。
一方、審判から一夜明けた県庁。県幹部の一人がこう漏らした。
「霞が関は野党議員には情報を出さないもの。尾粼知事に独自ルートをもっと開発してもらわないと」
(2009年09月01日付朝刊)
5432
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:58:00
http://203.139.202.230/09senkyo/090902dokusen02.htm
② 惨 敗 組織の未成熟さ露呈
「不徳の致すところ」「力不足…」
民主党の高知1〜3区の候補が全敗し、比例復活にすら届かないことが確定した8月31日未明。1区の事務所で、党県連の武内則男代表、大石宗幹事長は唇をかみしめ、支持者に頭を下げた。
記録的大勝を収めた全国情勢とはあまりに対照的な惨敗。「与党の衆院議員がいない唯一の都道府県」のレッテルを背負った党関係者に、政権交代の喜びはみじんもなかった。
【写真】田村氏を囲み民主党県連幹部らが懸命に支援を訴えたが、「風」は生かせなかった(高知市役所前)
■受け身に
「今回勝てなければいつ勝つのか」。県内小選挙区の壁に阻まれ続けてきた県連。今回の各選挙区の構図も、1区の田村久美子氏が無所属の元知事と非自公で競合。楠本清世氏が臨んだ2区、中山知意氏が雪辱を期した3区も、全国148選挙区で候補擁立を見送った共産が参戦した。
しかし、今回の民主への「風」は非自公勢力の分散を補って余りある勢いで吹き、「県内政党の市民権を懸けた戦い」(大石幹事長)と位置付けた。
東京都議選の終わった7月中旬。世論調査や街の反応から「地殻変動だ。三つともあり得る」。県連は沸き立ち、特に候補者が長期間「どぶ板」で回ってきた1、3区への期待は高まった。
その高揚感は選挙に入ってから、しぼむ。
民主3候補の特徴は良くも悪くも「素人感覚」。自公側は地域の疲弊を背景に「候補者の利益誘導力」を争点に押し込んできた。
自公陣営は、民主政権を仮定した補正予算執行停止など公共事業削減の懸念や労組批判を圧倒的な組織力で展開。政策論争は望むところだったはずの民主側は「攻めるはずが、受け身になった」(県連幹部)。党本部の大物の来援以外に対抗するすべもなかった。
「候補は地域を本当に歩いた。そこに懸ける」。1区のマイク納めの後、陣営幹部はこう祈るしかなかった。
■増す責任
結果は全敗。2、3区は前回より票を伸ばしたが、投票率アップや共産票が流れ込んだ跡から見れば「風を逃した」のは明らかだ。
県連や陣営の楽観論が外に漏れ伝わり、敵陣を刺激するなど戦いのいろはが徹底されていない場面も目についた。自公側の政策批判への反論も、1区ですら動員に不安を持つ中で発信は「点」止まりだった。
政権交代が確実視された段階で「自民の支援団体に『民主が与党になる』とけん制したかった」(県連幹部)が、手勢不足で不発に終わった。
「組織力、戦略を欠いた結果だ」。武内代表は敗因をそう総括するが、政権与党の地方組織になった以上、県連が県民から負う責任は格段に重くなる。
「これほど地域に根差して動いた選挙は初めて。そこで開拓した人脈は財産だ」。武内代表は敗戦下に収穫を見いだし「国、県、市町村を貫く組織づくりを本気でやる」と改革への決意を強調する。
組織の未成熟さを県民にさらした県連。この歴史的惨敗の屈辱を、変革の原動力に変えることができるか―。
(2009年09月02日付朝刊)
5433
:
チバQ
:2009/09/05(土) 16:59:03
http://203.139.202.230/09senkyo/090903dokusen03.htm
③ 誤 算 二大政党対決の間で
麻生太郎首相が総選挙の日程を表明した7月13日の昼下がり。うだるような猛暑の中、高知市の住宅街を橋本大二郎氏が汗をぬぐいながら歩いていた。「知事をやっていました橋本大二郎です」。元知事の来訪に住民は驚きながらも応援の声を送った。
【写真】衆院解散が迫る中、住宅地をあいさつに回る橋本氏。支持者が寄せた思いは(高知市内)
■「なぜだ」
「国の形を変える」と政界再編の旗を掲げて高知1区に立った橋本氏。18年前に草の根旋風を巻き起こし、31万票の驚異的得票で知事に初当選以降、圧倒的な支持を誇った〝常勝者〟がついに敗れた。
一昨年12月に知事を退いた後もその求心力は健在だった。昨秋の本社世論調査では他候補を圧倒し、今年7月初旬時点でも二大政党の自民、民主両候補を上回っていた。
「早くやりたい」。陣営は選挙を待ち望んだ。だが解散は延び、自民への逆風は「民主への風」となって強まっていった。これが〝誤算〟となり、無所属の橋本氏を襲い、支持率は降下した。
「この風は新しい政治の流れを目指す者にも向かい風となって吹く」。橋本氏は7月12日の東京都議選で吹き荒れた民主旋風への警戒心をあらわに訴えた。
選挙戦は知事時代からの草の根、自ら歩いて開拓した新たな支持者から輪を広げていく戦法。街頭演説や選挙カーへの沿道からの反応は他候補をはるかに上回り、その勢いは日に日に増していった。
だが、世論調査の数字は連動しなかった。公示後の本社などマスコミの調査で自民、民主両候補に接戦に持ち込まれ、次第に劣勢になった。「反応は知事選以上なのに、なぜだ…」。見えない「向かい風」に橋本氏や陣営は焦燥感を募らせた。
その焦りは橋本氏の勝負勘までずれさせた。知事退任後の活動を支えてきた後援会スタッフを選挙事務所から中盤で外し、後に入れた草の根グループは橋本氏の指揮への不信から最終盤に撤収。陣営は混乱を極めた。
結果は、民主候補を抑えたものの、対橋本の組織攻勢をかけた自民候補に4700票余り届かず次点。橋本シンパも少なくなかった公明票を固められ、知事選で支援を受けた有力建設業者らが自民に回り、共産も候補を立てる構図となり、発射台も下がっていた。
「もはや過去の人」との声も聞かれ始めている。だが、政権選択を最大焦点とした今回の選挙で、民主候補を上回る票を橋本氏に投じた有権者たちは従来の草の根支持という枠を超え、「自民でも民主でもない新しい政治」を求めた民意ではなかったか。
落選の夜。橋本氏は今後の進路についてこう述べた。「支援してくれた皆さんの思いをくみ取りながら、自分に何ができるかゆっくり考えていきたい」
■共産沈む
県内全選挙区に候補を立てた共産党も二大政党対決の流れに押し流された。各区で大幅に票を落とし、1、3区は有効投票数の10分の1にも届かず、供託金没収の惨敗だった。
「衝撃的だ。票を増やすことはあっても減らすことはあり得なかった」。佐竹峰雄県委員長は驚きを隠さない。共産支持層自体が自公政権打倒の実現性を優先し、民主に流れた。
「激戦に耐え得る実力が足りなかった」。佐竹委員長は選挙戦の総括に着手したが、二大政党化の中で党勢再生をどう図っていくのか。たちまち来夏に迫る参院選で試される。
(2009年09月03日付朝刊)
5434
:
チバQ
:2009/09/05(土) 17:00:03
http://203.139.202.230/09senkyo/090904dokusen04.htm
④ 困 惑 地方の不安どう響く
「民主党には徹底してあらゆるチャンネルで本県の実情を訴えていく。自民党議員は、国会審議の中で実情を伝えていただきたい」
全国を民主旋風が席巻した衆院選から3日後の2日。尾粼正直知事は県選出の与党衆院議員がいなくなることを意識しながら、次期政権への向き合い方を強調した。
【写真】民主候補の応援に駆け付けた小沢一郎代表代行の演説会。国と地方の関係は…(高知市の中央公園)
■転換
尾粼知事は一昨年12月の就任以来、自主財源が乏しい本県の財政事情を踏まえ、国からの予算確保、事業導入を重視。財務官僚時代に培った省庁の人脈などを駆使し〝成果〟を挙げてきた。
それは「国を使い倒す」現実主義的な対応だったが、脱官僚を掲げる民主党は新政権で、首相直属の国家戦略局を設置。予算編成などを政治主導にシフトする。自公政権が経済対策で編成した本年度補正予算も未執行分を停止して組み替える構えだ。
本県への影響は不確定だが、補正予算で積む「安心こども基金」などは県議会7月定例会で既に可決され、事業に着手。医師確保や新安芸病院建設に活用する特例交付金は100億円を見込み、計画策定が進んでいる。
「ほかにも国から予算内示を受けている事業がある。どこまで停止されるのか」。恩田馨県総務部長は戸惑いを隠せない。それは市町村も同じだ。
民主党はガソリン税などの暫定税率も廃止する方針だが、本県には昨年度約56億円(県34億円、市町村に22億円)が交付され、道路整備などに充てられてきた。
「代わりの財源をどこに求めるのか」(吉岡章高知市副市長)、「高知南国道路の一時凍結のように、地方の実情を理解しない都会型の判断があってはならない」(橋詰寿人南国市長)。新しい政権への期待感が全国に広がる一方で、県や市町村は〝交代のきしみ〟に揺れている。
■「選択」の声
政権交代への不安は県内産業界からも聞かれる。
「公共事業削減となれば、倒産が増え大変なことになる。高知の場合はどこが無駄かと言うくらい無駄な事業はない」
今回衆院選でも自民党を推した県建設業協会。三谷一彦会長は民主党が打ち出す「無駄な公共事業の削減」に反論し、「今後は自民、民主を問わずあらゆる人脈をたどり、首長らと新政権に声を上げていく」と危機感をあらわにする。
農家への戸別所得補償の一方で、農産物の輸入を自由化する日米自由貿易協定(FTA)の締結を基本姿勢とする民主党の農業政策にも、農協関係者の抵抗感は強い。
「食料自給率向上の一方で、農業に壊滅的な打撃を与えかねないFTA交渉の促進も盛り込む矛盾の整合性は取れるのか」。JA高知中央会の山崎実樹助会長は疑問を呈しながらも「民主党にどう話をつなげばいいのか…」。
民主党は公約で、地方の自主財源を大幅に増やして地域主権の確立も掲げる。それは地域の暮らしを守るという約束でもある。
だが、さまざまな面で不安が広がるのも事実。全国情勢とはねじれの結果を選んだ有権者の「選択」の声は、新政権に届くのか―。
(2009年09月04日付朝刊)
5435
:
チバQ
:2009/09/05(土) 17:01:14
http://203.139.202.230/09senkyo/090905dokusen05.htm
⑤ 選 択 誰が「勝った」のか
自民党が議席を独占した県内3選挙区。それは紛れもない民意であり、有権者は県民の代弁者として前職3人を選んだ。
しかし―。選挙後、何となく軸足が決まらない、不安定な感覚にとらわれる。
突き詰めれば、全国情勢と県内の選挙結果の「ずれ」だろうが、それだけで十分な説明とは言えない。今回の選挙で、本当に勝ったのは誰かが見えてこないからだ。
【写真】有権者が託した1票に、県内政党はどう応えていくのか(高知市内)
■もしも…
選挙戦を文字通り「戦い」ととらえるなら、県内選挙区では自民党が勝者であることは間違いない。
前職の危機感を前提に、公明党と連携。地域の疲弊や将来への不安をうまく得票につなげた。戦術、戦法で他を完全に上回った。
だが、選挙は結果がすべてであり、「たら」「れば」は通用しないことを百も承知で考えてみたい。
例えば、無党派層の動向が鍵を握る高知1区。もし元知事が参戦していなければ、結果はどうだったろう。支持政党のない有権者の多くは、民主党候補に流れたことが容易に想像される。
比例代表の投票先では、前回衆院選より有効票が1万3千票以上伸びる中で、自民票は約8千票もダウン。政権運営に対する批判は確かにあった。
民主党がもし候補者選定の段階から十分に練り、幅広い層に風をアピールできたとしたら…。比例票は前回より3万3千票も上積みし、県内第1党の座を維持しただけに、もったいない話だ。
四国の議席維持が絶対命題だった公明党。それは果たしたが、太田昭宏代表ら党幹部が議席を失った痛手はあまりに大きい。
地道な地域活動を続ける共産党候補にとっては、供託金の没収(2人)は屈辱のはず。民主党候補を推薦した社民党にしても、結果にはつながらなかった。
投票から3日後、本紙は主要政党の県幹部らを招いて座談会を開いた(7日付「ファインダー」で詳報)。その際、幹部らの複雑な表情は「勝者が見えない戦い」を物語っているように思えて仕方ない。
■与党議員ゼロ
小選挙区で自民党候補が独占したのは本県以外に福井、鳥取、島根の3県。この3県では民主党候補が比例復活した。つまり、衆議院議員480人の中に与党議員がいないのは本県だけとなる。
これを単に、選挙区候補の巡り合わせのあやとするのか。それとも、近く誕生する民主党政権への疑問提示と見るのか。
一つ言えるのは、圧倒的多数が同じ方向になだれ打つ社会は、決して健全な姿ではない。ブームや雰囲気に流されることの危険性は、4年前に経験したはずだ。
県内各党は来年の参院選に向け、組織強化や立て直しに全力を挙げることになる。そこでは候補者問題にとどまらず、その先まで見据えて、民意をくみ取る基本戦略が問い直されるべきだ。
それでこそ、今回の選挙に歴史的な意義を見いだすことができる。
(2009年09月05日付朝刊)=おわり
5436
:
チバQ
:2009/09/05(土) 17:05:25
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090901ddlk15010164000c.html
「民主独占」の衝撃:検証’09衆院選/上 民主「03年から流れ」 /新潟
◇自民、保守色強化で民意離れ
「政権選択」が焦点となった衆院選は、民主が県内全6小選挙区で議席を独占する大勝に終わった。小選挙区で自民議員のいない「自民空白県」となり、県内勢力地図は大きく塗り替わった。地殻変動はなぜ起こり、県政はどう変わるのか。選挙戦を振り返った。【岡田英、小川直樹】
「日の丸・君が代を認めない人たちがいる政党を信頼できますか? 皆さん、目を覚ましてほしい」。選挙期間中、1区の自民前職、吉田六左エ門氏(69)は街頭演説で、民主党と支持団体・日教組への批判を強めた。
無党派層の取り込みが厳しい中、どの候補も従来の自民支持層固めが頼みの綱だった。なかでも吉田氏は「日本古来の保守思想を受け継ぐ」と、保守色を前面に出しアピールした。
8月30日夜の開票の結果、吉田氏は民主前職の西村智奈美氏(42)に敗れ、重複立候補した比例代表での復活当選もならなかった。医療や年金、雇用、子育てなど暮らしの課題が有権者の大きな関心事だった。落選後、吉田氏は「自分たちの考えと有権者の思考に大きな隔たりがあった」と無念さをにじませた。
毎日新聞の出口調査では、いずれの選挙区でも自民支持層で自民候補に投票したのは5〜6割。3〜4割は民主候補に票を投じており、3区では約半数に及んだ。保守色を強めたのは吉田氏だけではなかった。だが自民候補たちは従来の支持層さえも固められなかった。ある県議は「民意は政治を変えたいと思っているのに、先祖返りしては支持の広がりを望めるはずもなかった」と敗因分析した。
◇
県内6小選挙区を独占し、自民候補の比例復活を一人も許さなかった民主。今回は一時的な追い風に乗っただけだったのか。民主を全面支援した連合新潟の江花和郎会長は「新潟では、03年に政権交代への流れができていた」と、突然変異的な勝利ではないと指摘する。
新潟では02年の参院補選以来、民主、自由、社民、連合の非自民勢力が連携し、「新潟方式」と呼ばれる共闘態勢をつくった。民主は03年の衆院選で西村氏、4区の菊田真紀子氏(39)という若手議員を誕生させ、県内で基盤を築いた。自民が全国的には圧勝した05年衆院選も、県内小選挙区での獲得議席は民主3、自民2と上回った。今では共闘は崩れたが、新潟方式は遺産として残ったという。そして強い自民批判の風に乗った。
「自公政治への有権者の不満、生活や将来への不安はあまりにも大きかった。自公批判の裏返しとして民主に票が集まった」。民主県連幹事長の佐藤信幸県議は、民主が必ずしも有権者から全幅の支持を集めたわけではないと認める。
悲願の政権交代を目前にしているが、マニフェスト(政権公約)を着実に実行できるのか。民意を見誤り、失望させては、今度は民主が「ノー」を突きつけられることになる。
5437
:
チバQ
:2009/09/05(土) 17:07:14
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090902ddlk15010213000c.html
「民主独占」の衝撃:検証’09衆院選/下 国との橋渡しは誰に? /新潟
◇担い手の自民、衆院議員激減
「政権交代で施策が見直される。情報を取っていかないと適切な対応ができない」。県の10年度当初予算案について要望に訪れた農協関連団体の幹部に、泉田裕彦知事の代理で応じた小熊博副知事は、そう答えるのが精いっぱいだった。
政府の09年度補正予算で盛られた46基金4兆3000億円についても、民主は大半の見直しを検討。県はこのうち8基金を9月県議会に提出する補正予算案に盛り込む予定だが、民主政権が誕生すれば凍結される可能性もある。そうなると業界団体から反発が予想され、県はかたずをのんで民主政権への移行を見守る。
「これまで自民の衆院議員を通して各省庁に話をしてきたが、民主はそういうところも否定するんだろう」。ある県幹部は、地方と国をつなぐ情報のパイプ役を担ってきた自民衆院議員が激減したことに、頭を抱えた。
民主県連は、県執行部と国会議員の直接のやりとりに反対。県連が窓口になって橋渡しをするというスタンスだ。幹事長の佐藤信幸県議は「直接では『私のところにはなぜ話がこない』と国会議員の間で不協和音が生じてしまう。すべて私を通してもらう」
◇
「住民に近いところで意思決定される仕組みが実現されることを期待したい」。衆院選から一夜明けた31日、泉田知事は、国が自治体の使途を制約する「ひもつき補助金」を批判し、地方が自由に使える地方一括交付金を掲げる民主の政権を歓迎した。
だが中央が民主政権になっても、県議会では定数53のうち自民33議席、民主9議席で、自民が大半を占め、国会と県議会で「ねじれ」が生じる。新政権によって地方分権が推進され、地方の裁量が大きくなったとしても、ねじれによって議案の採決が進まなくなるおそれもある。
佐藤県議は「当面は自民と共同提案していくことになるだろう」と話す。一方で「意見が一致しない場合は反対する。結局は選挙で議員を増やしていくしかない」と、早くも2年後の県議選をにらむ。「政権を取ったことで、こちらに話しに来る業界団体は増えるだろう」
◇
歴史的惨敗から一夜明けた31日、自民党県連が開いた党議。会議前、テーブルに昼食が並べられたが、県議らの間に会話はなく、食器の音だけが響いた。
「このままでは自分たちの選挙も戦えない。県連として組織の立て直しを」。出席した県議からは県議選への影響を案じる声があがった。幹事長の渡辺惇夫県議は「個人よりまず党の再生。捲土重来(けんどちょうらい)の体制づくりをしていかねば」と組織再建を強調した。
「県議会での与党はおれたちだ」。自民県議らはそう自負し、逆に結束を強めようとする。自民が虎視眈々(たんたん)と狙うのは、来夏の参院選までに民主政権がマニフェスト(政権公約)を実現できずに瓦解することだ。渡辺幹事長は「公約にあわない対応をしていれば、毅然(きぜん)とした対応をしたい」。【岡田英】
5438
:
とはずがたり
:2009/09/05(土) 17:15:26
>>5433
こんなことがあったんですねぇ。此では勝てない。
>知事退任後の活動を支えてきた後援会スタッフを選挙事務所から中盤で外し、後に入れた草の根グループは橋本氏の指揮への不信から最終盤に撤収。陣営は混乱を極めた。
4年後民主から出るぐらいしか手はないですね。
5439
:
とはずがたり
:2009/09/05(土) 17:21:33
2009衆院選:数字から見えるもの /高知
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090903ddlk39010445000c.html
自民前職の3人が議席を独占した衆院選。得票数や出口調査によると、3選挙区とも民主候補は民主支持層を7割以上固め、共産支持層や無党派層からも票を獲得したとみられるが、組織力をフル回転させて票を手堅くまとめた自民候補には及ばなかった。得票数などのデータから見えるものとは−−。【服部陽】
◆1区
◇橋本、田村氏が票の奪い合い
3人が競り合うと予想された1区。自民・福井氏は前回の5万3754票から、4万4068票に減らしたが、4選を果たした。勝因は、建設業や農業などの支援団体や県議・高知市議などの組織固め。自民県連では当選安全ラインを4万2000票前後と設定し、「あと5000票は必要」などと具体的な目標を掲げ、個人演説会で登壇する弁士が訴えるよう徹底した。さらに自公協力も強化。定期的に意見交換を開いて信頼関係を構築し、福井氏自身も「比例は公明」を連呼した。
一方の無所属・橋本氏と民主・田村氏。出口調査によると、田村氏は民主支持層の7割を固めたが、橋本氏に2割が流れた。また、田村氏の陣営が「いかに取り込むかが課題」と位置付け、橋本陣営も「知名度は自信がある」と手を伸ばした無党派層。出口調査では、橋本氏4割、田村氏3割と票を分け合う格好となった。自民県連幹部が選挙前、「互いに票を奪い合い、組織力で首一つ抜け出せれば」と語っていたシナリオ通りに、組織票をまとめた福井氏が浮上。全国で最も低い得票率32・53%での当選だった。
◆2区
◇楠本氏、民主票まとめきれず
自民・中谷氏は前回を5000票以上上回る7万5554票を獲得し、地力を見せつけた。民主・楠本氏は前回の民主候補より約5000票を上乗せ。一方で、共産・山中氏は前回候補比約8000票減の1万4225票だった。
比例票でみると、民主が得票率39・81%で、自民の26・84%を上回ったが、公明票を上乗せした自公の43・50%には及ばなかった。楠本氏は民主票の8割近くを固めたが、残り2割近くが中谷氏に流れ、取りこぼした形となっており、中谷氏はさらに公明票の8割以上を上乗せし、圧倒した。
共産は「党躍進付きの政権交代」を主張。共産支持層は小選挙区では政権交代を優先し、楠本氏に投票したと見られ、出口調査でも共産支持層の2割以上が楠本氏に流れている。
◆3区
◇自公協力徹底、9割固める
3区でも、自公協力が前回よりも徹底された自民・山本氏は前回並みの7万4489票を獲得した。2度目の挑戦となる民主・中山氏は前回から約1万1000票を上積みした。
比例票でみると、民主は得票率40・14%と自民の27・45%を上回ったが、自公の45・78%には届かなかった。中山氏は民主票の8割以上を固めたが、山本氏は自民票の9割以上、公明票の9割近くをまとめた。
共産・村上氏は前回候補よりも約1万票を減らした。共産支持層の4割が中山氏に流れたためで、中山氏はさらに無党派層の5割以上に浸透したが、全市町村で山本氏の得票を上回ることはできなかった。
◆比例区
◇民主が第1党、16万票超 自民10万票台回復−−07年参院選比
比例では05年衆院選、07年参院選に引き続き、政権交代ムードの追い風を受けた民主が県内第1党に。05年約13万4000票、07年約13万8000票を獲得。今回は約16万7000票と躍進した。一方、自民は07年参院選で10万票を割り込み、約9万4000票だったが、今回は約10万8500票まで回復した。公明は自公協力が功を奏し、前回の約7万票から3000票以上を上乗せした。
==============
◇小選挙区の得票数、得票率◇
<1区>
福井照(自前) 44068 32.53%
橋本大二郎(無新) 39326 29.03%
田村久美子(民新) 38117 28.14%
春名直章(共元) 13072 9.65%
桃田妙子(諸新) 890 0.66%
<2区>
中谷元(自前) 75554 53.42%
楠本清世(民新) 49842 35.24%
山中正博(共新) 14225 10.06%
伊東理砂(諸新) 1822 1.29%
<3区>
山本有二(自前) 74489 49.42%
中山知意(民新) 64777 42.98%
村上信夫(共新) 10376 6.88%
北村健行(諸新) 1079 0.72%
毎日新聞 2009年9月3日 地方版
5440
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 17:23:14
>>5438
根拠はないのですが、来年の参院選に出馬かな?
もう歳だし、次期総選挙まで待てないのでは?と想像しています。
5441
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 17:27:35
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090901/20090901_0002.shtml
福岡県
自民、地盤固め切れず 県内各党・団体戦い終えて
2009年09月01日 14:59
「政権選択」を最大焦点にした衆院選。県内では、11小選挙区のうち民主が7議席を確保し、1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、初となる過半数を獲得した。政権交代への機運が広がった中で、自民は7区の古賀誠選対本部長代理、6区の鳩山邦夫前総務相らが地力をみせ、4議席を死守。共産、社民、政治団体「幸福実現党」は、当選には至らなかった。県内の主要政党と団体の幹部に、選挙結果の受け止めや今後の展望を語ってもらった。
■「次」へ態勢を立て直す 自 民
新宮松比古・党県連会長 民主党が掲げる「政権交代」の逆風が本当に強かった。私たちは「政策選択」という訴えを続けてきたが、有権者に行き届かないまま選挙戦が終わった印象だ。ただ候補者たちは過去4回の小選挙区での票を上回る票を獲得しており、自民党が有権者に見放されているとは思わない。県連でしっかり協議し、党の態勢を立て直して、次なる戦いに備えたい。
■10人全員当選果たせた 民 主
助信良平・党県連幹事長 県内7小選挙区での勝利と比例代表100万票という目標を超えることができた。県民の皆さんから受けた負託と期待に応えられるよう頑張りたい。県内で擁立した10人の候補者を比例復活を含めて全員当選という最高の形で選挙を終えた。この10人が国会で良い仕事ができるよう地方議員や党員が懸命に支える。県民の皆さんに深くお礼を申し上げたい。
■結党の原点に立ち返る 公 明
森下博司・党県本部幹事長 「政権交代」という逆風の中で、本来なされるべき政権担当能力を問う選挙にはならず、目標である比例九州4議席の獲得に至らなかった。子育て支援や命を守る政治を訴えたが、民主との差異化が図れず有権者に届きにくかったかもしれない。今回は下野することになるが、「福祉の政党」「庶民の党」という原点に立ち返る良いチャンスととらえたい。
■建設的野党の役割担う 共 産
岡野隆・党県委員長 自公政権を退場させるという方向では有権者と同じだった。終盤に支持が広がったが、目標だった比例九州ブロックでの2議席確保までは至らずに残念だ。一方で大勝した民主も今後、後期高齢者医療制度や障害者自立支援法の廃止など、マニフェスト(政権公約)の実現性が試される。その中で、われわれも存分に建設的野党としての役割を果たしていきたい。
■11区で善戦の6万票台 社 民
豊島正章・党県連合幹事長 11区に県内唯一の候補者を擁立し、6万票余りを獲得した。これまでの候補者が3万票台だったことを考えれば善戦したといえる。「生活再建」を掲げた党の主張が理解されたのだと思う。一方で、比例代表は九州ブロックで目標の半分ほどの46万票にとどまった。小選挙区では民主との選挙協力の成果が出た中で、比例票が民主に流れたことは否めない。
■九州から党の主張発信 国民新
自見庄三郎・党副代表 民主党に対する風が強く吹き、中小政党には厳しい選挙戦だったが、九州・沖縄で議席を1から2に増やせたのは一定の評価ができる。党全体で獲得した3議席のうち2議席を九州・沖縄が占めることになる。
九州は小泉構造改革で最も破壊された地域であり、九州から地方の立て直しに向けた党の主張をしっかりと発信していきたい。
■消費税撤廃訴え届かず 幸 福
宮崎道秀・県本部代表 「政権交代」を求め、民主に吹いた強い風に打ち勝てなかった。公約の柱である「消費税撤廃」や「防衛力の強化」は、まだ一般的な考えではなく、詳細な説明が必要で、訴えが浸透しなかった。支持母体の幸福の科学の会員にも主張が十分に届いていなかった。今後も、二大政党とは異なる「新しい選択」を有権者に示すため、政治活動を続けていく。
=2009/09/01付 西日本新聞朝刊=
5442
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 17:30:57
>>4700
>前回落選した民主新人は松下陣営で汗を流す。
野間健は参院選狙い?
5443
:
チバQ
:2009/09/05(土) 17:37:56
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=19143
徳田氏派2運動員を逮捕 衆院選で供応買収疑い/鹿児島県警
(2009 09/05 12:00)
鹿児島西署と県警捜査2課は4日、8月30日投開票の衆院選で鹿児島2区から立候補し当選した徳田毅氏への投票を依頼、飲食店で接待をしたとして、公選法違反(供応買収)の疑いで、いずれも徳田氏派の運動員で奄美市名瀬有屋町、保険代理店社長田中博喜容疑者(47)と、鹿児島市東谷山1丁目、同山本智士容疑者(39)を逮捕した。
南日本新聞の取材によると、接待が行われたのは同市谷山地区の居酒屋。10人程度が招かれ、徳田氏と徳田氏の妻らも一時同席していた。徳田氏事務所も、徳田氏の同席を認め、「本人も呼ばれて行ったが、30分ほどで帰っており、会計には立ち会っていない」と説明した。
2人の逮捕容疑は衆院選公示前の8月初旬、鹿児島市の居酒屋で、知人ら数人を招き、徳田氏への投票と票のとりまとめを依頼、一人当たり数千円の食事や酒を提供した疑い。
県警によると、両容疑者は容疑を認めている。提供を受けた側も公選法違反(被供応買収)容疑で任意で事情を聴いており、全員容疑を認めているという。
両容疑者は同じ保険代理店業を通じて知り合った。
5444
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 17:38:49
古い記事ですが。
>応援弁士の長谷川憲正・国民新党副幹事長が登壇すると、大きな拍手が起きた。元郵政官僚で全国
>郵便局長会顧問。奥野氏も郵政省出身。「私は役所にいたから霞が関のやり口は分かっている。一緒
>に政治を変えよう」と力を込めた。
>同じ日、同じ佐倉市で水野賢一氏が演説会をぶつけた。「自ら許認可権を持っていた業界に依存して選
>挙活動する。まさに政官業の癒着。民主自身が批判していたことだ」と奥野氏を批判した。
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090826ddlk12010116000c.html
’09衆院選ちば:真夏の決戦本番・注目区を歩く/下 9区 /千葉
◇自民に牙むく郵便局
自民党の集票マシンとして戦後長く保守地盤を支えた「全特」が今回、自民に牙をむいている。旧・全国特定郵便局長会(郵政民営化後の現名称は全国郵便局長会)。地方の小さな郵便局の局長で作る任意団体だ。
「私のまいた種が彼に降りかかってしまった。私の代わりに息子をいじめてやろうと、千葉県じゅうの郵便局長が9区に集まってきている」
18日、自民前職の水野賢一氏の出陣式。養父の水野清・元衆院議員(84)はあいさつで、警戒感をあらわにした。96年引退し、地盤を賢一氏に譲った後も行革の指南役として活躍。小泉郵政改革では旗振り役を務めた。
4年前の衆院選で世の中は郵政改革一色に染まり、全特は抵抗勢力の槍(やり)玉に上がった。「印旛郡の局長の半分は私が局長にしてやったが、今日は1人も来ていないな」。衆院議員を9期務めた清氏は会場を見回し、皮肉っぽく言った。
◇ ◆
公示前の7日、民主新人の奥野総一郎氏の決起集会が、佐倉市で開かれた。会場の設営や交通整理など全特関係者がボランティアでてきぱきと働き、会場の半分は郵便局関係者で埋まった。
応援弁士の長谷川憲正・国民新党副幹事長が登壇すると、大きな拍手が起きた。元郵政官僚で全国郵便局長会顧問。奥野氏も郵政省出身。「私は役所にいたから霞が関のやり口は分かっている。一緒に政治を変えよう」と力を込めた。
同じ日、同じ佐倉市で水野賢一氏が演説会をぶつけた。「自ら許認可権を持っていた業界に依存して選挙活動する。まさに政官業の癒着。民主自身が批判していたことだ」と奥野氏を批判した。
陣営幹部は「ビラまきやのぼり持ち……。平日の昼間でもこれほど協力を惜しまない組織はない。昔はその力に助けられたんだが」と、半ばうらやましげに言う。
選挙区ではこのほか、無所属の波田野辰雄、諸派の伊藤純子両氏が支持を訴える。
◇ ◆
選挙区を越境して奥野氏を応援する60代の郵便局長は、4年前の苦い記憶を踏まえて、まくしたてた。「郵政民営化で経済も財政も地方もよくなると言われたが、実際はどうだったか。財政は改善されれず、経済は疲弊し、市場原理主義で地方は埋没した」
小泉構造改革の功罪も背負い、麻生政権は解散に踏み切った。改革の標的とされた郵便局の組織は息を吹き返し、民主と結んで自民を苦しめる。水野氏は「過去の選挙であまり相手を批判しなかった。美学もあった。だが、今回は目に余る。追及の手は緩めない」と、奥野氏と全特の関係に業を煮やす。
郵便局長は最後にこう言った。「自民党の先生には少し頭を冷やしてもらわないと。ネズミだって、追いつめられたら反撃する」【駒木智一】
5445
:
神奈川一区民
:2009/09/05(土) 18:08:28
>>5438
橋本大二郎氏の奥様は「高知のイメルダ」と呼ば
れて大変評判が悪いです。想像ですが、陣営の混
乱も奥様が一枚咬んでいるかもしれないですね。
>>5440
自分はみんなの党に行ったほうがいいと思います
。多分、橋本大二郎氏のことを民主党は相手にし
ないと思います。
あくまで、自分の妄想ですが。
5446
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 18:10:18
>>5438
>>5440
広田と一緒に民主党入りしてくれないかな。
五島―武内ラインの社会党が衣替えしただけの県連組織から脱皮して欲しい。
大二郎はもう賞味期限切れかもしれないけど、
少なくとも次期衆院選の候補者選考に良い影響を与えることにはなるんじゃないかな?
5447
:
とはずがたり
:2009/09/05(土) 18:21:24
>>5445-5446
みんなへ行く決断を今回しなきゃいけなかったような気がしますね。。
来夏の参院改選は橋本系の広田なんで選挙区は難しいですよね。
みんなの比例から出ますかねぇ?
5448
:
神奈川一区民
:2009/09/05(土) 18:39:50
>>5447
みんなの党なら今からでも遅くないと思います。
喜んで受け入れると思います。
もちろん、来年の参議院選挙は比例区から出馬だ
と思います。でるとすれば。
みんなの党としては、比例区は橋本、選挙区は広
田でいいのではないでしょうか。
5449
:
山口新聞男
:2009/09/05(土) 19:06:33
高知で民主候補が復活できなかったのは
比例枠の数や他県との絡みもあるので
それ自体は、特に悲観することはない
タマの悪さは、考える必要があるけれども
ここに限らず自民が勝った県は、政治への不満が相変わらず
自民党にしか向かわないという構図を示している点もある
5450
:
とはずがたり
:2009/09/05(土) 19:32:57
>>5448
実現すれば来夏の参院選の目玉になるでしょうねー。
確かに4年も待てないので取り敢えずのラストチャンスでしょうかねぇ
田中甲や大二郎を揃えるとみんなの党で1〜2議席は確保出来ましょうかね。
>>5449
確かに惜敗率では知意ちゃんはそこそこ高めだし,1区も壮絶な三つ巴と山口さんのご指摘の通り選挙区事情もありましょうが,其れとは別にやはり代議士0のショックは大きい様な気がします。
参院議員2名に頑張って欲しい所ですが。
来夏の比例の地域候補に誰か高知から立てた方が良いかもしれませんな。
5451
:
名無しさん
:2009/09/05(土) 20:32:21
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514763217
衆院選・特集 : 乱のあと〜衆院選を終えて(5) 勝利にも足元不安定
大敗を受け、暗い面持ちで記者会見に臨む自民党幹部たち=8月30日、東京・永田町、党本部
多難な前途 「格差」への反省必要
「とにかく頭を下げ、『どぶ板』で歩くしかないわね」−。雲南市老人会連合会の古田明会長(88)=同市三刀屋町=は3日夕、島根2区で4選を果たした自民党の竹下亘氏の支援のお礼のため、自宅を訪ねて来た地元選出の上代義郎県議に上機嫌で語り掛けた。
古田氏は公示前に同会役員宅などを歩き、竹下氏の実績を訴えた。効果はてきめんだった。「来てくれたのか」と喜び、協力姿勢を示した90歳を超える老婦人もいた。
猛烈な逆風の中、「足で稼ぐ」を合言葉に、竹下陣営が展開した地上戦の徹底ぶりを物語った。
天王山の地盤の出雲市でも公示前、集めた数万人の後援会名簿を頼りに、200人が2人1組で地図を片手にアパートを回り、勝敗の鍵を握る若年層への浸透を狙った。
自民底力に震える
鳥取2区では、同党の赤沢亮正氏の陣営が最終盤になりふり構わぬ戦術に出た。支援企業の社員に対する知人30人への電話依頼も、一つだった。
「民主党候補は比例で復活するので、小選挙区は赤沢をよろしく」。その結果、約600票差で差し切った。
上田博久選対総本部長は「恥も外聞もない。考え得ることは何でもやるだけ」と語気を強めた。
その赤沢氏に敗れ、比例中国で復活当選した湯原俊二氏を支えた民主党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)は2日夕、都内で小沢一郎党代表代行(当時)と向き合った。小沢氏は「勝てると思ったけどなあ」と悔やみつつ「次(参院選)は勝てる」と断言したという。
ただ、いわば空前の民主党ブームに沸く中、自民党に屈し、現場が受けた衝撃は大きい。
「正直、何と言っていいか分からない」。8月30日の投開票日。湯原氏の傍らで、来夏の参院選・鳥取選挙区に出馬を決めている党県連の坂野真理副代表はうろたえた。
人海戦術に限界説
一方、敵陣が底力に震えた自民党側でも「いつまでも、こんな選挙はできない」と、人海戦術の限界説がささやかれる。
長年、組織を支えた主力は年々高齢化。支持層には依然、構造改革路線への反発もくすぶる。
衆院選の後半戦の24日夜。党島根県連の青木幹雄会長(参院・島根選挙区)のおひざ元の出雲市大社町内の路地の一角にある作業場に、30代〜60代の男女20人が集まった。
収穫物を詰める箱をひっくり返し、いす代わりにした輪の中心には、島根2区から出馬し、落選した国民新党の亀井久興氏の長女・亜紀子参院議員(同)が座った。
構造改革に不満を抱き、自民党を離党した農業の男性(62)の呼び掛けだった。電灯の下での農業問題などをめぐる議論は白熱し、午後10時近くに終わった。
2年前の参院選・島根選挙区の敗退を受け、党島根県連が設けた組織再生委員会の委員長を務めた萬代宣雄・JAいずも組合長も、今衆院選の勝利の足元の不安定さに警鐘を鳴らす。
「組織力で勝っただけ。構造改革で生じた格差が政策的にどう間違っていたのか、反省がない。原点から出直しが必要だ」
実際、自民党の都道府県連では、民主党への風より、「自壊」が真の敗因との見方が支配的だ。
にもかかわらず、再建への道標の端緒すら示せない党幹部への失望感は強い。4日に東京・永田町の党本部であった全国幹事長会議で、衆参国会議員の”空白区”となった滋賀、岩手両県連の代表者は悲鳴を上げた。
「国会議員がいない上、野党では、組織がじわじわ弱体化し、持たない」
切実な声に党島根県連の洲浜繁達幹事長は「島根は何とか勝ったが、人ごとではない」と言い残し、帰県の途についた。
=おわり=
5452
:
チバQ
:2009/09/05(土) 22:44:28
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/hamon1.html
【 自民の衝撃 】
【 上 】
「解党的な出直し図る」
党勢回復へ険しい道のり
「自民党の政策が国民に伝わらなかった。解党的な出直しを図る」。衆院選の惨敗から一夜明けた31日午前、福島市の自民党県連会館で開かれた県連役員会で、県連会長の吉野正芳は、再起への決意を語った。吉野の傍らに座る県連役員の県議はみな硬い表情を崩さず、敗戦のショックの大きさをうかがわせた。
役員会に出席した県議の日焼けした顔が実質的に40日に及んだ選挙戦の激しさを物語った。県連は麻生内閣の支持率低迷など中央からの「逆風」を覚悟した上で選挙戦に臨んだ。商工や建設など長年の友好団体の引き締めなど、民主党を上回る組織戦を展開。県議を選対組織の中核に配置、市町村、郡にある総支部、支部票単位で票固めを図ったが、都市部を中心に無党派層の多くが民主に流れた。幹事長の斎藤健治は「民主党への風を素直に受け止めたい」と最大の敗因を認める。
大敗を喫した衆院選を総括、組織見直しなど党勢回復への方針を固めた自民党県連役員会=福島市、県連会館
衆院選の結果、自民は野党に転落するが、県議会の最大会派は自民のままだ。国政と県政との間でねじれが生じる。斎藤は31日の役員会で「来年の参院選、再来年の県議選の対応をしっかりしたい」と声を振り絞ったが、自民の衆院議員が比例復活を果たした吉野のみという状況の中で、党勢回復の道のりは険しい。
役員会では、吉野の会長続投を含む斎藤ら全役員の留任を了承した。今回の衆院選は結党以来初めて、県内の選挙区で議席を失う非常事態となったが、選挙の結果によって県連内で責任論や主導権争いがくすぶる状況にもない。ある県議は「ポスト争いをしている場合ではない。それこそ、県民に背を向けることになる」と県連内部の結束の必要性を強調する。
党勢回復に向けて、県連は年内をめどに、選挙運動の最前線に立つ総支部や支部の組織見直しに着手する方針を固めた。「抜本的見直しで来年の参院選に備える」と斎藤はいう。県連役員の一人は、県連と地方組織、支持者との関係について「声は届いているが血が届いていない」と話す。政権を失うことで党の友好団体の支持離れが懸念される中、組織の立て直しが党勢回復に向けた大前提だ。
◇
民主党が歴史的な大勝を収めた衆院選。県内でも「政権交代」の嵐が席巻した。今後の県政界に影響を及ぼすことは必至の情勢。衆院選の波紋を追った。
(文中敬称略)
−−− 2009年9月1日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−−
5453
:
チバQ
:2009/09/05(土) 22:45:10
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/hamon2.html
【 民主の課題 】
【 中 】
「党支える地方組織を」
国政と「ねじれ」対応も
「県政発展のため、民主党議員として努力し、衆院選で得た県民の支持に応えていこう」。1日、県庁で開かれた民主党県議団会議で団長の渡部譲のあいさつに拍手が沸き上がった。県議団所属の県議は党所属の11人と民主系無所属1人の12人。会議に出席した県議それぞれの表情に衆院選勝利の自負が見え隠れした。
県連は、衆院選の目標として5選挙区での勝利と比例得票50万票以上を掲げた。連合福島との連携に加え参院福島選挙区の増子輝彦、金子恵美両参院議員、各県議の後援会を総動員し、小選挙区全員当選、比例得票で過去最多の約53万票の獲得を成し遂げた。
「政権交代の風」が民主への追い風となった今回の衆院選。県連代表の玄葉光一郎は、投開票日の30日に県連事務所で開いた記者会見で選挙戦を振り返り、「(県連)組織の底力はまだまだ足りない。逆風の選挙戦では吹き飛んでしまう」
県内全勝の結果を振り返り「国政とのパイプ役」との自覚を強めた県議団会議=福島市、県庁
と冷静に分析。候補者や支援する地方議員の後援会とは別に、党を支える地方組織の整備の必要性を挙げた。衆院で圧倒的な議席を獲得したが、県内では自民党のように市町村単位まで支部設置が進んでいない。玄葉は、党組織の脆弱(ぜいじゃく)さを課題に挙げた。
政権交代の風に乗った有権者の心理にも、今後の政権運営への課題が隠されている。ある県議は「選挙期間中に地元業者から『政権をとっても公共事業を減らさないでくれ』と頼まれた。『無駄な事業は無くしても生活密着の事業は無くさない』と切り返したが、理解を求めるのはなかなか難しい」と、マニフェストにある政策と、地元の本音との間にある「ねじれ」の存在を指摘する。
民主は衆院選を通し、政治と利権との「しがらみ」を断ち切る考えを訴えてきた。新政権の政策や理念が実際に地方へどのような影響を及ぼすのか、これまで自公政権を支持してきた各種団体は、民主との間合いの取り方に悩む。渡部は「各団体からはしばらく、いろいろな意見が出るだろう」と予想、県連が地方の声を中央に伝える「パイプ役」を果たす考えを示す。
県議会は依然、自民が第1党のままだ。県予算の編成などで自民が「ねじれ」を指摘し、対決姿勢を鮮明にすることも予想され、県連幹事長の中村秀樹は「勝利にうかれている暇はない」と表情を引き締める。
(文中敬称略)
−−− 2009年9月2日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−−
5454
:
チバQ
:2009/09/05(土) 22:45:57
http://www.minyu-net.com/osusume/election2009/news/serial/hamon3.html
【 選対の明暗 】
【 下 】
二大政党化、流れ加速
各党、存在感示す戦術課題
政権選択をかけた自民、民主両党の激戦に注目が集まった今回の衆院選。公明、共産、社民各党への支持は伸び悩み、県内でも二大政党化の流れが加速した。2日、衆院比例代表の県内得票を確定するため県庁で開かれた県選挙分会では、各党関係者がそれぞれの得票数を確認しながら、民主圧勝で終わった今回の衆院選の結果をあらためてかみしめた。
自民とともに連立政権を組んできた公明。県本部は1日、三役会を開き、5日の総会で選挙戦を総括することを決めた。代表の甚野源次郎は「手応えはあったが…」と首をかしげる。県内比例得票15万票を目標に自民との共闘作戦を展開したが、結果は目標を大きく下回る11万2000票余りにとどまった。「与党への批判が想像以上だった」と甚野。来夏には、参院選を控える。甚野は「野党になっても、マニフェスト(政権公約)実現に頑張る」と、捲土(けんど)重来を期す。
本県の政党別比例得票を確定した2日の県選挙分会。各党関係者があらためて「政権交代」に導く今回の選挙結果を確認した=福島市、県庁
比例東北1議席死守を目指した共産は雇用問題を強く訴え、都市部を中心に11市町村で得票数、得票率とも伸ばしたが、県全体の得票率は前回から0.39ポイント低下した。県委員長の最上清治は「激流の中で善戦健闘した」と総括。来年の参院選に向け「建設的野党」の立場を強調、青年を中心に党員を増員させるなど党勢拡大に力を入れる。
社民は、脱原発や改憲阻止などの政策を訴え、比例での県内7万2000票の獲得に向け、党員を中心に地道に支持拡大を図った。前回得票を約2千票上回る6万票余りを獲得したが、目標には届かず、県連幹事長の加藤雅美は「民主躍進の壁に阻まれた」と選挙戦を振り返る。
社民は2日の全国代表者会議で民主との連立協議の開始を了承した。野党から一転、政権与党の一員へと変わろうとしているが、加藤は県議会で民主、民主系無所属県議と組む会派活動を通し県政界で存在感を強めたい考えだ。
既存の主要政党が支持拡大に苦しむ中で、結党間もないみんなの党は、県内の比例票で共産、社民を上回る7万票を獲得した。支持政党がない無党派層の票を取り込んだとみられ、県本部代表の小熊慎司は「脱官僚や地域主権の実現、国政の第三極形成を求める声は確実にある」と指摘。新しい力を求める県内有権者の存在を確信する。
(文中敬称略)
−−− 2009年9月3日付〔福島民友新聞連載掲載〕 −−−
5455
:
チバQ
:2009/09/05(土) 22:58:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/feature/miyazaki1252052241321_02/news/20090904-OYT8T00794.htm
09衆院選 「風」のあと
<上>変革求める声大きく
良くならぬ生活、不満うっ積
「今の政治への不満を打ち破るには、政治を変えるしかないという空気が広がっていった」
衆院選の投開票から一夜明けた31日。宮崎1区で初当選した川村秀三郎(60)は、宮崎市の事務所で開いた記者会見で、日焼けした顔に安堵(あんど)の表情を浮かべ、勝因を語った。
川村は、民主、社民、国民新の3党や連合宮崎から推薦を受けた。「打倒自民」の旗の下、県議や市議らがフル回転。連合宮崎も幹部が選対に入るなど、非自民勢力が結集した。
こうした強固な組織の上に、「反自民」の追い風が吹き荒れた。
公示後、農村部で開かれた川村の演説会。自民党員の農業男性(75)は真剣な表情で耳を傾けていた。「自民党は口ばかり。農家の実態を知らない」。終了後、男性は不満をぶちまけ、川村支持を公言した。
陣営は、業種を限らず幅広く支持を求めた。ある幹部が、保守層が多いとされる農家や医療関係者、建設業者を訪ねると、次々に知人を紹介された。選対本部長に医療関係者が就いたことも、周囲を驚かせた。
「変えたい、という県民の強い意欲を早くから感じた。その声が衰えず、盛り上がった」
川村が実感した県民の意思は今、現実のものになった。
◇ ◇
比例選九州ブロックで当選した民主党新人の道休誠一郎(56)が挑んだ2区。自民党前議員の江藤拓(49)が約4万票差で3選を決めたが、江藤陣営は最後まで肝を冷やし続けた。
8月上旬、延岡市北浦町で開かれた道休と語る会。これまで自民党と江藤を応援してきた漁業の男性(78)の姿もあった。
「生活が良くならず、今までの自民党のやり方に不満がある。民主党に1回やらせてみたい」。会議後、男性はそう打ち明けた。
選挙中、江藤陣営は「延岡は(道休に)負けとる」「風が見えず、不安だ」と、焦燥感を募らせた。
江藤にとって、前回の衆院選を2区で戦った上杉光弘(67)の得票を、今回どれだけ取り込めるかが焦点だった。
しかし、実際に有権者の動きはつかめず、陣営幹部は「市部でも道休がかなり浸透している」と顔を曇らせた。江藤は早朝のつじ立ちや自転車でのあいさつ回りなど、新人さながらの「どぶ板選挙」を余儀なくされた。
戦いを終えた31日未明。「宮崎は自民党の牙城であることに変わりはない」。道休は、保守王国といわれる宮崎で自民党の壁の高さを改めて実感した様子で振り返った。
しかし、立候補表明から1年もたたない中、道休が積み上げたのは約8万2000票。2区でも、“変革”を求める胎動が始まっている。(敬称略)
(2009年9月1日 読売新聞)
5456
:
チバQ
:2009/09/05(土) 22:59:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/feature/miyazaki1252052241321_02/news/20090904-OYT8T00798.htm
09衆院選 「風」のあと
<中>繰り返す自民の分裂劇
政争の絶えない現状打破を
「この責任は誰が取るんですか」
衆院選が投開票された30日夜、上杉光弘(67)の宮崎市の事務所。重苦しい雰囲気を破って、男性が憤りの声を上げた。
前国土交通相の中山成彬(66)が不出馬を撤回し、自民党の分裂選挙となった1区。上杉の選対本部長を務めた外山三博は「自民党は一本。県議、宮崎市議も一致団結している」と訴え、分裂イメージの払拭(ふっしょく)に躍起になった。
陣営は、外山を筆頭に5人の県議を選対本部長とする異例の態勢で臨んだ。300を超える団体・企業が推薦。県農民連盟はJAの支店に九つの事務所を置き、県建設業協会も支えた。
それでも、上杉への支持は広がらなかった。
投開票日の前日、宮崎市跡江の家畜市場で開かれた最終決起大会。「必勝」と書かれた鉢巻きをした約3000人(陣営発表)が会場を埋めた。しかし、その場にいた建設業の男性(65)に、上杉に投票するかを尋ねると、小さく首を横に振った。「どっちにしろ公共事業は減る一方だから」
6度の当選を重ねた中山は、衆院が解散した翌日に立候補を表明。だが、自民党県連の公募で擁立が決まった上杉への同情も加わり、「出ないと言っていたのに出るのか」との批判にさらされた。
陣営は自営業者ら「熱狂的ファン」(陣営関係者)を中心に、草の根の選挙運動を展開。妻で参院議員の恭子と二人三脚で遊説を重ねた。
しかし、民意の関心とは違う次元で、上杉と中山のいさかいは激しさを増した。
「上杉さんは川村(秀三郎)さんに勝てない。党の調査で結果が出ている」「県連は1区のことに口を出さなくていい」。中山はためらいもなく言ってのけた。
「相手は川村さん」と言い続けた上杉陣営も途中から一転。「中山さんが混ぜくっている」「負けるわけにはいかない」と敵意をむき出しにした。
結果は、閣僚経験がある2人の得票を足しても、川村に及ばない惨敗だった。
県連内には、正式手続きを経て選んだ上杉を公認しなかった党本部への不満がくすぶる。上杉のスタッフからは、「県連が2人を調整できなかったからだ。こっちは(苦戦が)わかっていても、やらなきゃいかんのに」との声も漏れた。
一昨年の知事選や参院選、さらに今回と、選挙の度に分裂を繰り返してきた宮崎の自民党。来夏の参院選に向けて今後、党県連の候補者選びが本格化する。再来年1月には知事の任期も満了する。
ある会社社長は政争の絶えない現状を、こう切り捨てた。
「地方では派閥でぶつかり合っているようじゃ駄目だ。党派を超え、いろんな人と一緒にやっていける人を推す」(敬称略)
(2009年9月2日 読売新聞)
5457
:
チバQ
:2009/09/05(土) 23:00:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/feature/miyazaki1252052241321_02/news/20090904-OYT8T00801.htm
09衆院選 「風」のあと 一覧
<下>各政党に迫られる改革
政権選択注目で埋没感
民主、自民の両党を軸に、「政権選択」に注目が集まった衆院選。民意を受け止めるうえで、2党以外の政党の存在意義も問われた。
◇ ◇
「これで勝てなかったら、いつ勝てるんだ」
社民党が3区で擁立した松村秀利(52)の敗北を知った支持者の1人が、力なくつぶやいた。
陣営は反自民の強力な追い風を受け、非正規雇用問題への取り組みなどを積極的にアピールした。推薦した民主党代表の鳩山由紀夫は7月末、事務所に足を運び、「公認並みに応援する」と激励。「従来の支持者に加え、無党派層も取り込める最善の布陣」(陣営幹部)を敷いた。
だが、選挙区の5市3町すべてで、当選した自民党の古川禎久(44)に完敗し、自民批判票をすくい取ることはできなかった。「2大政党化を迎えた今、もはや小政党に意味はないんじゃないか」。長年の支持者の嘆きは深い。
民主、自民両党が激しく争った中で、埋没感は否めないが、「雇用安定や護憲など、他党にない政策は多い」と、松村に揺るぎはない。「6万票近い負託は、保守地盤を切り崩す一つの礎になった。今後も党独自の方針を主張し続ける」
◇ ◇
公明党県本部のある幹部は7月、政権与党に向けられた厳しさを痛感した。
「何で応援せんといかんと」。長年支持してくれた会社社長の一言に面食らった。これまでとは対応が一変し、支援を要請する理由を尋ねる支持者も相次いだ。
比例選の得票は、目標の11万5000に約1万及ばなかった。「構造改革の痛みと、世界的な経済不況への不満が一気に噴出した」と、県本部代表の長友安弘は振り返る。
「支持者の中には、リストラされた人や倒産した人もいるようだ。民主党に流れたかもしれない」
◇ ◇
共産党が1区の公認候補とした馬場洋光(40)。選挙後、「自公政権を終わらせるという目的は達成された」と語った。
終盤を迎えた8月24日、宮崎市の繁華街で開いた街頭演説会。党幹部も駆けつけ、雇用や福祉政策で与党批判を展開すると、中高年の支援者ら聴衆の反応は予想以上だった。
だが、ふたを開けてみると、前回衆院選からの上積みはわずか2400票。党県委員長の津島忠勝は「現状を変えたいという人が、(衆議院)議員が少ない共産党でなく、民主党に投票した」と分析した。
◇ ◇
歴史的な選挙戦を終え、それぞれに自己改革を迫られた各党の模索は続く。(敬称略。終わり)
(2009年9月3日 読売新聞)
5458
:
チバQ
:2009/09/05(土) 23:35:31
>羽田皓市長は、洋一氏の出陣式や個人演説会でたびたび、「中核市の礎を築いてくれたのは喜一先生。洋一先生は喜一先生の思いを引き継ぎ、福山を更に飛躍させてくれる唯一の人」と評価。
鞆の浦の件といい、どうにかしろよ、亀井系でだれかいないのか?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090831-OYT8T01438.htm
王国激震 宮沢家三代の光と影 洋一氏衆院選落選
福山の発展に尽力80年 自民への逆風実績訴え実らず
今回の衆院選では約80年続いた宮沢王国に激震が走った(8月13日、福山市金江町で) 歴史的な政権交代を引き起こした今回の衆院選。全国各地で強力な地盤を誇る自民の有力者が落選する中、広島7区(福山市)でも、自民の宮沢洋一氏(59)が敗退。祖父の裕(ゆたか)・元衆院議員(1884〜1963)、伯父の喜一元首相(1919〜2007)、洋一氏と三代、約80年続いた代議士の牙城「宮沢王国」に激震が走った。福山市の発展にも深くかかわった王国の<光と影>を、選挙戦の舞台裏も交えて2回に分けて紹介する。
公示を5日後に控えた8月13日朝。洋一氏は本籍地の福山市金江町を家族と訪れた。ブドウ畑のそばにある裕氏の生家を過ぎ、裏山の裕氏が眠る墓に向かった。
お盆の墓参りは久しぶりだった。墓前で静かに手を合わせ、深々と頭を下げた洋一氏は、「長い歴史に育まれ、自分がここに生きていることを実感した」と語り、集まった親族らを前に「選挙の重みを感じる。何とか勝ちたい」と決意をみなぎらせた。
裕氏は、農家に生まれ、苦学して東京帝大に進んだ。内務大臣秘書官などを経て1928年(昭和3年)、立憲政友会の公認を得て旧広島3区(現7区を含む)で初当選。その後、政治家の道は長男の喜一元首相、次男の弘氏(元法相、県知事)に受け継がれた。弘氏の長男である洋一氏は喜一元首相の地盤から2000年に初当選した。
今の福山市を語る上で、宮沢王国の影響は無視出来ない。特に喜一元首相は、日本鋼管(現・JFEスチール西日本製鉄所)の誘致に始まり、JR福山駅の高架化、同市緑町の「サンピア福山」誘致など都市基盤整備に力を入れた。喜一元首相が参院議員に初当選した1953年(昭和28年)の福山市の人口は約7万人だったが、合併も経て爆発的に増加し、今や47万人の中核市に発展した。
こうした姿勢は洋一氏も受け継ぎ、JR福山駅前広場整備や鞆町の港湾埋め立て・架橋事業、福山港国際コンテナターミナル整備など、重要な懸案では福山と国とのパイプ役を務めてきた。
羽田皓市長は、洋一氏の出陣式や個人演説会でたびたび、「中核市の礎を築いてくれたのは喜一先生。洋一先生は喜一先生の思いを引き継ぎ、福山を更に飛躍させてくれる唯一の人」と評価。ある保守系市議も「福山から宮沢さんがいなくなったらどうなるのか。何も出来んようになる」と洋一氏の実績を強調してきた。
自民への逆風にさらされた今回の選挙戦。「自民は負けても、福山から宮沢の灯を消すな」と力説する陣営幹部もいた。選挙戦で洋一氏は、喜一元首相に触れることはほとんどなかったが、29日夜、金江町で行われた最後の個人演説会では「思い出すのは喜一のこと。喜一も厳しい選挙はあったが、すべて勝ち抜けてきた。力を与えてほしい」と呼びかけた。
だが、その願いもむなしく、王国の歴史は翌30日の投開票で大きなショックに見舞われることになる。
(2009年9月1日 読売新聞)
5459
:
チバQ
:2009/09/05(土) 23:50:38
>「党に対する期待を裏切る行為だ」。今月1日、衆院選に全面協力した支持団体の連合茨城は、長谷川修平幹事長に、比例代表の候補者選定を巡る不満を文書で申し入れた。公示直前に党本部主導で比例名簿が決まり、連合系候補が入らなかったことへの不満が背景にある。
連合は具体的に比例下位候補を提示していたってことか?
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090905ddlk08010190000c.html
激震「自民王国」の崩壊:圧勝の民主内に亀裂 /茨城
衆院選は民主党の大勝に終わり、県内でも国政の勢力図を塗り替えた。改選時の1人から、比例単独を合わせて一気に9人の衆院議員が誕生し、県連が当初掲げた「過半数で勝ち、県内から政権交代」という目標を大きく上回った。しかし、高まる有権者の期待に組織機能が追い付かないのが実態で、民主党県連も地域基盤の強化と組織刷新が突き付けられている。
「党に対する期待を裏切る行為だ」。今月1日、衆院選に全面協力した支持団体の連合茨城は、長谷川修平幹事長に、比例代表の候補者選定を巡る不満を文書で申し入れた。公示直前に党本部主導で比例名簿が決まり、連合系候補が入らなかったことへの不満が背景にある。連合幹部は「不透明な決め方は自民党の専売特許だ」と怒りが収まらない様子で、政権交代に酔う県連にクギを刺す。
保守王国の中で、民主県連は常に「労組頼み」との評価が付きまとってきた。だが、今回の小選挙区の当選者のうち労組出身は大畠章宏代表のみで、保守系から無党派層まで支持基盤の広がりを示した。長谷川幹事長は、県医師連盟や郵政政策研究会など保守系支持団体の協力で「自民党支持層を切り崩せた」と分析する。連合の不満は、肥大化する県連の中で存在感が薄まることへの危機感の表れとも言える。
支持組織との関係を重視する余り、知事選で候補者擁立を断念した点は、県連内部にもしこりを残した。衆院3区で返り咲きを果たした小泉俊明氏は「(知事候補を)立てたら圧勝していた。これだけ地殻変動が起きてるのに、立てられなかった県連の責任は大きい」と声高に非難する。しかし、民主候補を支持した元保守系地方議員は「知事候補を出していれば関係はこじれていたはず」と、衆院選への集中を勝因の一つに挙げる。
組織内外の不満を内包しながら、来年には参院選、県議選が控える。特に国会議員の数を下回る県議選対策は喫緊の課題だ。長谷川幹事長は「県議会でも政権交代を目指す」と全選挙区での候補者擁立を目標に掲げる。
5選を果たした橋本昌氏との関係も焦点となる。橋本氏は1日、連合幹部にあいさつに訪れた際、「これから議会運営が難しくなる」と県議選にも言及し、「支援」を求めた。
連合幹部は「政権交代した後に県議選で有権者に選択肢を示せないと、知事選より影響は深刻だ」と懸念。「(人選は)自民からのくら替えも含めて考える」と早くも県内の「政権交代」を臨んだ揺さぶりが始まっている。【山崎理絵、八田浩輔】
5460
:
チバQ
:2009/09/06(日) 00:03:10
>>5408
改
100を切っている富山と島根は国民新党の影響ですね。
民主全滅の高知が四国4件で比例率が一番高いのが興味深い
309 :無党派さん:2009/09/05(土) 23:53:48 ID:kFaYoQ7p
>>300
比較的公明(の比例票)が多いにも拘らず、自公票と民主単独票の差は500票ほどだった。
しかも今回は比例復活も含めて民主候補者は全員当選。
あと和歌山は野党票が比較的民主に集中したのも大きいと思うよ。
>>298
宮城県は伊藤宗一郎元衆院議長の地盤4区や三塚博元蔵相の地盤も取ったからなあ。
安住淳や参議院桜井は左団扇だな。
暇なので
>>292
を地方ごとに分けてみた。
北海道 :北海道167
東北地方:岩 手244>宮 城173>福 島165>青 森146>山 形133>秋 田130
関東地方:埼 玉185>神奈川171>東 京161>栃 木161>千 葉158>茨 城151>群 馬124
甲信越 :長 野207>新 潟173>山 梨164
北陸地方:石 川124>福 井107>富 山*99
東海地方:愛 知196>三 重184>静 岡158>岐 阜151
近畿地方:大 阪194>兵 庫183>京 都182>奈 良164>滋 賀162>和歌山159
中国地方:広 島144>岡 山138>鳥 取118>山 口100>島 根81
四国地方:高 知154>徳 島147>愛 媛132>香 川120
九州地方:長 崎143>福 岡131>熊 本127>佐 賀125>大 分121>宮 崎116>鹿児島112
沖縄県 :沖 縄218
全国平均:全 国158.67
5461
:
名無しさん
:2009/09/06(日) 00:26:59
福島でもこの結果。
>みんなの党が共産、社民を上回る健闘を見せた。
>県内唯一の候補者として4区で出た小熊慎司・党県連代表は「自民に不満、民主に不安、という人の受け皿
>になった」と述べ、既存政党に飽き足らない層の支持を得たとみる。この勢いで党勢拡大を図る構えで、小熊
>氏は「参院選が主戦場」と位置づける。国政だけでなく、市町村議会でも議員誕生をめざしている。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909050006
http://mytown.asahi.com/fukushima/k_img_render.php?k_id=07000000909050006&o_id=5659&type=kiji
現在位置:asahi.com> マイタウン> 福島> 記事
みんなの党に「あぜん」、参院選が正念場
2009年09月05日
比例区の政党別得票数
●民主と自民以外の各党、存在感発揮いかに
今回の総選挙で、民主、自民以外の政党は埋没し、苦戦を強いられた。公明、共産は比例区での得票率を前回総選挙より落とし、社民はほぼ横ばい。一方で、公示約1週間前に生まれたみんなの党が共産、社民を上回る健闘を見せた。来年夏の参院選に向け、各党は2大政党に対してどう存在感を示していけるのか。(吉田素子、村上晃一)
●自民への厳しい風当たり
公明党は5日、県本部で党議員34人による会議を開き、選挙結果を振り返った。
県内の比例区での得票目標は15万票で、東北から2議席の獲得をめざした。結果は約11万2千票で1議席。甚野源次郎・県本部代表は「手応えはあったが、結果は厳しいものだった」と総括。自民党との選挙協力について、「連携して選挙活動ができたことは評価できるが、自民への風当たりが厳しかったこともあり、結果につながらなかった」との見方を示した。
●みんなの党が予想以上の得票
今回の比例区の結果で関係者を驚かせたのは、みんなの党の予想以上の得票だ。党の結成は、公示日の約1週間前。それが県内比例区で約7万票を取った。十分な組織がない政党なのに、労組などに強い支持基盤を持つ共産、社民の両党の得票を上回った。
県内唯一の候補者として4区で出た小熊慎司・党県連代表は「自民に不満、民主に不安、という人の受け皿になった」と述べ、既存政党に飽き足らない層の支持を得たとみる。この勢いで党勢拡大を図る構えで、小熊氏は「参院選が主戦場」と位置づける。国政だけでなく、市町村議会でも議員誕生をめざしている。
●得票数、抜かれた共産は「あぜん」
みんなの党に得票数を抜かれ、共産党県委員会の最上清治委員長は「あぜんとした」と驚きを隠さない。自民、民主に満足しないが、社民、共産には共感しない層が、みんなの党に流れたとみている。
共産党は民主政権に対し、政策別に是々非々で臨む「建設的野党」の立場。参院選でいかに支持拡大を図るかが課題で、今後は政策ごとに推進や反対の署名を集めたり、地方議会で意見書を採択したりして存在感を高める。
●社民は2千票増、若者の支持が課題
社民党は前回を約2千票上回ったが、民主への追い風のあおりで東北では福島以外の全県で比例区の票が前回より減少した。加藤雅美県連幹事長は「これまでの支持者を固めて票の上積みができた」とする一方で、「若者への広がりがなかった」と振り返る。2大政党に飽き足らない層の票を、みんなの党に持っていかれた点も反省材料だ。
国政では民主との連立協議が進み、埋没しないための独自性が必要になる。県議会でも民主と同一会派を組むが、原発のプルサーマル問題などでは独自の立場を主張し、党の存在感向上を図る。「参院選に候補者を出さなければ民主にのみ込まれる」。加藤幹事長はそう語り、候補者選考を進める考えだ。
5462
:
名無しさん
:2009/09/06(日) 12:07:07
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090906ddm002010098000c.html
仙谷・民主元政調会長:自民に「エール」 「吉田自由党復活に学べ」
混乱の末、総裁選の日程(18日告示、28日投票)だけは決めた自民党だが、後継選びは遅々として進まない。告示まで2週間を切った5日、山本一太参院議員は自身のブログにこうしたためた。「『新総裁』が『総裁選で応援してくれた仲良しグループ』で『戦闘力のカケラもない執行部』を作ったらそこで終わりだ。その時は『多くの議員』が自民党を見限るだろう」
党再生の出発点でもたつく自民党。民主党の仙谷由人元政調会長は同日午前の民放番組で「吉田自由党が復活する、(そのときに)何をしたかという歴史を勉強された方がいい」と皮肉混じりに助言した。1947年の衆院選で敗れた吉田茂首相の自由党は続く片山哲、芦田均内閣での野党時代に人材育成に励み、長期政権の基礎を築いた。史実にならうことはできるか−−。
公明党は山口那津男政調会長の代表起用を手早く固め、8日から新執行部がスタートする。
5日の民放番組に出演した高木陽介選対委員長は政権交代直前の官僚の「駆け込み天下り」が話題に上ると、すばやく反応した。「そういった部分が今回の選挙で厳しく指弾された。民主党政権が(天下り規制を)やると言っているから、この部分は協力してやっていきたい」。民主党との距離を縮め始めている。
5463
:
名無しさん
:2009/09/06(日) 12:26:57
http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/ten2009/ten20090906.html
民主党を衆院選圧勝に導き、政権交代を実現させた最大の功労者である小沢一郎氏が党幹事長になる。鳩山由紀夫代表が起用を決断した。来月には、静岡と神奈川で参院補選がある。来年は参院選が控える。「鳩山政権」は、これらを乗り切らなければならない。国会対応と選挙を仕切る役として、小沢氏が適任ということだろう。
剛腕と称される小沢氏は、衆院選で多くの新人を当選させた。小沢氏を中心にした議員グループは膨張した。数を背景に小沢氏が影響力を行使しようとすれば、政権内に摩擦が起きる可能性も。権力の「二重構造」を懸念する声が早くも上がる。小沢氏は、党務に徹してはどうか。鳩山代表の指導力も問われる。
鳥取県知事を2期務めた片山善博氏が、自民党の下野は遅すぎたと指摘する(4日付本紙)。政権政党として最も大切な資質と、それを生かす気概を既に失っていたと。資質とは、きちんとした内閣をつくり、官僚組織を切り盛りする能力。だが大臣は党内事情を優先して任命され、その「品質管理」も怠った。
「国会答弁が一人前にできない大臣のなんと多かったことか」と手厳しい。国会答弁まで世話になっては、官僚をリードできるはずがない。問題解決の方針や目的を示し、実行するための省庁人事もできない。
民主党は、官僚主導の政治から脱却すると主張する。政策決定を内閣の下に一元化すると約束した。党の主要幹部を閣内に入れるようだ。「自民党の教訓」を生かせるかどうか。
5464
:
名無しさん
:2009/09/06(日) 12:28:50
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009090600025&genre=A1&area=K00
http://www.kyoto-np.co.jp/static/2009/09/06/P2009090600025.jpg
民主、府内58万票超、衆院選比例代表
得票率40%台、第1党
京都府内の比例代表得票率の推移
8月30日に投開票された衆院選比例代表の京都府内の得票で、民主党が過去最高の58万7742票を獲得し、2007年参院選に続いて第1党を維持した。有効投票数に占める得票率も民主が初めて40%台を超えた。一方、ほかの主要政党は軒並み前回衆院選から下がり現行制度で最低の水準に落ち込んだ。
民主が発足して初めて国政選挙に臨んだ1998年参院選の得票率は約19%で共産、自民に次ぐ府内第3党だった。しかし、自由党と合併した後の2003年衆院選では約35%に伸び初の第1党に躍進した。以降、郵政選挙で敗れた前回衆院選を除き国政選挙でトップを維持してきた。
■他政党 軒並み最低水準
政権交代を果たした今回の選挙で、府内6選挙区中5選挙区を制し、比例でも2位の自民に約26万票の大差をつけ、現行制度で京都の政党としては初の50万票台にのせた。得票率も42・02%で前回衆院選から一気に約12ポイント伸ばし、自民を約19ポイント引き離した。
一方、府内選挙区で1議席にとどまり、惨敗した自民は比例得票でも前回から約16万票減の32万3295票。得票率も前回から約12ポイント減の23・11%。「小泉ブーム」で圧勝した01年参院選は約36%で民主に約20ポイント差をつけたが、与野党で逆転された07年参院選に続いて23%台と伸び悩んだ。
民主、自民の二大政党対決の構図に埋没した共産、公明、社民の3党は比例でも苦戦した。
比例近畿で解散前の3議席を維持した共産は、府内の得票数で前回から約1900票増の19万5161票としたが、目標の30万票には届かなかった。得票率も13・95%にとどまり、第1党になった98年参院選からほぼ半減した。
公明党は自民との連立以降、最多得票だった前回から約1万6千票減の14万2636票。得票率も10・2%と2けた割れ寸前となった。
社民党は4万9740票で前回から約1万7千票減らし、得票率は3・56%と伸び悩んだ。
5465
:
名無しさん
:2009/09/06(日) 15:57:19
「小沢一郎・17年戦争」
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20090903-01/1.htm
5466
:
チバQ
:2009/09/06(日) 19:02:55
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090901ddlk17010576000c.html
09衆院選石川:地盤崩壊/上 1区 個人対決の陰で、政策論はどこへ /石川
有権者の審判が下った。県内3選挙区の獲得議席は民主2、自民1。能登は半世紀で初めて野党候補が当選するなど、固く厚いはずの自民の岩盤をついに割った。一方、自民側も強い逆風下で森喜朗元首相が薄氷の勝利をつかみ、他候補は比例で復活した。激震の県内選挙区で何が起きていたのか。各区の戦いを振り返る。
30日深夜、金沢市二口町の民主・奥田建氏(50)の事務所。自民・馳浩氏(48)の猛追をかわした奥田氏は「何でもありの戦いだった」と振り返った。戦いは4度目。県庁所在地の全国各1区で民主が圧勝する中、金沢は接戦になった。
校区や業界単位で後援会を張り巡らせ、選挙戦の手足になる集票網。それは70〜90年代の「森奥戦争」で築かれた。旧石川1区(定数3)の2大実力者、森氏と奥田氏の父敬和氏との争いである。奥田氏は敬和氏急逝で「奥田党」地方議員の強固な地盤を受け継いだ。馳氏も選挙になれば、実動部隊は市内の自公県議、市議らが務める。争いは続く。
今回の選挙。有権者は骨太の政策論争を望んだ。だが……。
民主党が大型公共事業を見直すといえば、馳氏は「政権交代なら14年の北陸新幹線金沢開業はない」。27日には鳩山由紀夫代表が、金沢駅前での演説であえて「そんなことはない。ご安心を」とアピールしたが、具体的な議論にはならなかった。
逆風下、馳陣営はビラを作った。「私は雑草」「金沢の『世襲』には負けられません」とあった。党対決より2世議員の奥田氏との個人対決に持ち込む戦略。対して「民主の奥田」で政権交代を唱え続ける奥田氏。最後までかみ合わなかった。
さらに、自民側は民主批判の文書を大量にまいた。「民主党=日教組に日本は任せられない」「マスコミのウソにだまされるな」。これには演説の聴衆も「批判ばかり」と眉(まゆ)をひそめた。
政権選択への関心の高まりは、投票率や期日前投票の高さが証明した。期日前に来たある男性(65)は言った。「投票日に行くと町内の知り合いがいて、やれ誰が来た来ない、とうるさいから」。地縁血縁や業界縁での票集めは、敬遠されつつある。
比例復活を果たした馳氏は31日未明、「何でも反対の野党でなく、立場の違いを超え、実りある国会運営の力になりたい」と語った。中傷を超えた本格的な論戦が有権者と政治をつなぐことになる。【野上哲】
5467
:
チバQ
:2009/09/06(日) 19:04:11
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090902ddlk17010703000c.html
09衆院選石川:地盤崩壊/中 2区 相手罵倒と懇願の元首相 /石川
「意地だよ、意地」。小松市の事務所前。2区での辛勝の感想を求められ、自民・森喜朗元首相(72)が上気した顔で言った。投票日の夜、日付はもう31日になっていた。民主新人、田中美絵子さん(33)との差は4469票。有効投票数のわずか2%だ。
陣営幹部は「今までは7割の力で勝てた」と言う。今回は、元首相自ら2区にへばり付いた。数十年、見られなかった光景だ。大手機械メーカーや団体もフル稼働し、当選13回の固い地盤の上に丹念に票を積み重ねた。
公示前日の自身のブログでは、逆風を「自民党自身に起因する」と反省していた。それが、公示日には態度が一変。「女性を売り物に媚(こ)びを売るだけならどこかの劇場でやればいい」。大勢の支持者の前で相手を罵倒(ばとう)した。激烈な批判は次から次へ飛び出し、最終盤まで続いた。「本人は美しいと思っているのだろうが、ポスターは修正してあるらしい」「意志のない人身御供みたいなもの」
「私を助けて」と懇願もした。足を骨折した妻智恵子さん(72)も頭を下げ、悲壮感を漂わせた。30年来の男性支援者は目をそむけた。「元首相の言葉じゃない。そんな判断さえできなくなった」。男性は初めて民主党を支援した。
◇ ◇
一方の田中さん。昨年9月の出馬表明以来、朝夕の辻立ち、個別訪問、街頭演説を繰り返した。工夫はないが、衆院解散が長引くにつれ、知名度は上がった。マスコミがこぞって書き立て、終盤は「時の人」となった。
2区も不況は深刻だ。小松市ではコマツが創業地での工場閉鎖を決定。加賀温泉の旅館も廃業が目立つ。白山市の農村部で若者の姿を見ない。小松市の園芸店の女性(49)がぶちまけた。「自民は政権交代したらダメになると言うけど、じゃあ今まで何だったの? 選挙が待ち遠しい」
変革への期待の風。田中さんは軽々と乗っかり、いつの間にか元首相を追いつめた。森元首相に言わせれば「得体の知れない」風だった。従来型の選挙の終わりを告げる、絶妙な表現でもある。【栗原伸夫、近藤希実】
5468
:
チバQ
:2009/09/06(日) 19:04:56
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090903ddlk17010718000c.html
09衆院選石川:地盤崩壊/下 3区 能登の心つかんだ誠実さ /石川
◇しがらみ政治に愛想
民主の新人、近藤和也さん(35)は七尾市の事務所で、初当選の万歳を繰り返した。保守王国の分厚い壁についに風穴を開けた「8・30」の夜。「このままじゃいけない、何とかしなければ。その思いが一つになった」。歓呼で応える支援者。「能登の新しい歴史を作りたい」。熱狂は最高潮に達した。
12市町にまたがる3区は中選挙区時代、自民候補同士がしのぎを削っていた。小選挙区になった96年以降も、地元首長や県議が選対本部に入り、圧倒的な組織力で6〜7割の得票率を占めた。
そこに登場した近藤さんは新鮮だった。演説の内容がマニュアル通りだと指摘されれば、自分の言葉に直すまじめさ。その場の雰囲気を察知する柔軟性と強い信念がある。
「40年ほどこの世界にいるけど、これほどの逸材を見たことがない」。こう評す県議の桜井広明さんは、近藤さんの応援のために県議会会派「新進石川」に入り、3区の選対本部長代行として汗を流した。
国民新、社民、連合石川、個人後援会−−。立場を異にする4組織がこぞって協力し、無党派層が多い七尾市で票の取り込みに成功した。
◇ ◇
激戦に敗れ、比例で復活当選した北村茂男さん(63)。前回05年の衆院選で瓦力さんとの間で党の公認調整が難航した経緯がある。その瓦さんは今年7月、引退表明し、近藤さんに近づいた。組織の出足も鈍かった。
北村さんは、なじみの薄い能登南部まで頻繁に足を運んだが、焦りは顔色にも出て、周囲を心配させた。「今、心から動転いたしております」。選挙戦中盤の先月22日、顔をそろえた首長や県議の前で力なく言った。
理由はさまざまだろうが、能登の有権者から見れば、しがらみだらけの政治に愛想が尽きたのだろう。この夏、近藤さんは鬼籍に入った能登出身の自民国会議員を墓参している。北村さんを支持する先輩の自民県議に、あいさつにも訪れた。こうした誠実さを能登の人は待ち望んでいたのではないだろうか。【澤本麻里子】
5469
:
チバQ
:2009/09/06(日) 19:28:43
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090903ddlk46010735000c.html
選択の波紋:09年衆院選かごしま/上 与野党逆転 /鹿児島
◇自民「風」に抵抗むなしく 風穴開け勢いに乗る民主
「財源を示さない無責任な公約だ」
12選を目指した自民前職、保岡興治氏(70)は各地で民主のマニフェスト批判に熱弁をふるった。選挙戦終盤の8月24日夜、鹿児島市西田であった演説会。耳を傾けた男性(52)は「民主批判ばかり。自民が何をしたいのか分からん」。会場には空席が目立ち、熱弁は空回り気味だった。
毎日新聞など各マスコミは、民主が300議席を超す「圧勝」の情勢を伝えていた。自民への「逆風」が吹き荒れた衆院選。過去4回、民主との激戦を制した鹿児島1区でも有権者の「自民離れ」は顕著だった。
自民の選挙のお家芸は、“動員”だ。県議、市議らの後援会などをフル回転させ、参加を呼びかける。演説会の聴衆の数は、運動のバロメーターとされるが「前回の半分ぐらい」と陣営幹部はこぼす。ある自民市議は「自分の後援会でも『今回は民主党』という人が増えた」と明かす。
最終日の29日、親交がある俳優、杉良太郎さんと街頭演説。「どうか助けてください」。保岡氏が必死に叫んだが、携帯電話で撮影した杉さんの写真に見入るだけの女性も。
「何をしても猛烈な『風』には抗しきれなかった」。陣営幹部は、ため息をついた。
◇ ◇
「皆さんに支えられ、何とか乗り切れた」
30日夜、小里泰弘氏(50)は、選挙事務所に集まった後援者に頭を下げた。民主新人猛追をわずか「2711票」差でかわしての再選。4万票差で初当選した前回05年とは全く様相を異にした。
選挙戦中、演説会などでは作業服姿の建設会社員らの姿も目立った。父貞利氏が築いた強固な地盤。「小里」ブランドの力で、議席を死守した形だ。
96年の小選挙区以降、自民が連続4選を果たしたのは1、3、4区。1区は民主前職に、3区は国民新元職に奪われた。自民県連幹部は「4区を守ったことが大きい」と胸をなで下ろす。自民にとって「1勝2敗」。小選挙区での「与野党逆転」だけは食い止めた。
3選挙区の中で4区の小里氏だけが当選したのは、支持基盤の「厚さ」などわずかな差にすぎない。そこですら、「一度(いっど)どま変えもんそ」と変革を訴えた民主新人に、比例復活当選を許した。すでに自民の“牙城”ではない。
◇ ◇
民主県連代表の川内博史氏(47)。「『風』ではなく『地殻変動』が起きた」と表現する。
民主は、小選挙区では、1区、川内氏の「1勝」にとどまったが、2、4、5区とも過去最多得票。その甲斐(かい)あって3新人も比例復活で当選。推薦した国民新は3区で当選した。5人には、「自民王国」に風穴を開けた自信があふれる。
◇ ◇
与野党逆転となった衆院選は、県政界にも激震をもたらした。民主を中心とした連立政権誕生を目前に控え、鹿児島でも新たな動きが出始めている。来夏の参院選への備えも。「選択」の波紋を追った。【衆院選取材班】
5470
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/06(日) 22:56:16
>>5460
近畿は和歌山まで含めて、全府県全国平均以上ですか。
元々自民が弱い(が公明・共産が強い)のもあって、急速に民主王国化が進みました。
それを各論的に説明する記事が
>>5464
ですね。
98参院選では、共産党が第一党だったのか。凄いな、京都。
>>5467
> 今回は、元首相自ら2区にへばり付いた。数十年、見られなかった光景だ。大手機械メーカーや団体も
> フル稼働し、当選13回の固い地盤の上に丹念に票を積み重ねた。
> (中略)
> 2区も不況は深刻だ。小松市ではコマツが創業地での工場閉鎖を決定。
コマツはどこにいくのだろう。
5471
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 00:23:29
http://mainichi.jp/select/opinion/jidainokaze/news/20090906ddm002070076000c.html
時代の風:衆院選と「空気」=精神科医・斎藤環
◇破壊と再構築の時代へ
8月30日に投票が行われた第45回衆議院議員選挙は、民主党が308議席を獲得する圧倒的勝利に終わった。
細川政権以来16年ぶりという非自民政権の誕生は、しかし一部を除いて熱狂とは無縁だったように思われる。オバマ政権誕生に際してのアメリカ国民の熱狂ぶりとはかなり対照的だ。率直な感想を言えば、どこか「ヴァーチャル選挙」めいてもいた。
マスコミをはじめ誰もが民主党の勝利を予想し、予想を裏付けるべく投票所に向かい、予想以上の開票結果を目の当たりにした爽快(そうかい)感と、「ちょっとやりすぎたかな」という一抹の不安を覚える。
そこに「山を動かした」という熱狂はない。むしろ「政権交代という空気」だけが勝手に動いたような印象もあり、奇妙なほど現実感が欠けている。それは私たちばかりではなく、大量当選した新人議員たちにとっても同様なのではないか。
「マニフェスト選挙」と呼ばれた今回の選挙で、果たして本当にマニフェストは問われたのか。その圧勝に見合うほど、民主党のマニフェストは支持されたのだろうか。あるいは政策よりも「空気」が重視されたとしたら、それはどこから来たのだろうか。
空気のみを重視する視点からすれば、民主党圧勝の功労者は2人いる。第一に小沢一郎氏、第二に小泉純一郎氏である。
小沢氏の功績は、なんといっても94年の選挙制度改革にさかのぼる。細川内閣のもとで小選挙区制の導入を強力に推進したのが小沢氏だった。著書「日本改造計画」でも主張されているように、政治にダイナミズムを持ち込む2大政党制を目指す小沢氏にとって、政権交代が起こりやすくなる小選挙区制こそが理想だった。
導入当初は大政党、すなわち自民党を利するばかりだと批判された小選挙区制だったが、導入から15年にして本当に政権交代を実現してしまった。いまやシステム設計者としての小沢氏の先見性は否定すべくもない。
5472
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 00:23:41
>>5471
それでは小泉氏の「功績」とは何か。今回の選挙結果は、むしろ小泉政治の負の遺産に対する反動そのものではなかったか。確かにそのような見方も可能だ。しかし「政策」ではなく「空気」のほうに注目するなら、別の解釈も可能になる。
小泉改革以降、政治をとりまく「空気」は決定的に変化した。その変化を支えたのは政治のあいまいな閉塞(へいそく)を破壊したいという人々の衝動だった。小泉氏は一人のトリックスターとして、その「破壊」が本当に可能であることを示してしまった。「自民党をぶっ壊す」という彼の宣言は、一種の時限爆弾となって8年後にさく裂したのだ。
今にして思えば、05年の衆院選における自民党の圧勝こそが、すでに崩壊の予兆だった。あのとき勝ったのは「自民党」ではない。「守旧的な自民党を破壊したい」という気分が勝ったのだ。当時の小泉氏の勢いは、現在の民主党以上に過激にみえた。
格差社会の元凶とされがちな小泉内閣だが、私は必ずしも同意しない。統計データに基づくなら、格差の拡大は90年代後半の現象であるという。むしろ小泉内閣が破壊しようとしたのは、旧態依然の「55年体制」そのものだった。
小泉氏は利益誘導型の口利き政治と金権腐敗、族議員の跋扈(ばっこ)する利権構造、政官癒着の温床となっていた事前審査など、それまでの政治における伝統的手法を完膚なきまでに破壊しつくそうとした。「郵政民営化」はそのシンボルにすぎない。
当時、人々が喝采(かっさい)したのは小泉氏の政策内容に対してではない。「改革という名の破壊」の爽快。その劇薬の味に人々は酔った。それゆえ今回の選挙結果は、小泉改革の反動にはどうしてもみえない。そこにあるのはむしろ、4年前と同じ気分の反復だ。
小泉改革を支えたのは、彼の強烈なキャラクターであり、その人気はいまだ根強い。小泉以降の安倍、福田、麻生それぞれの内閣が、キャラの弱さゆえに短命に終わったのもやむを得まい。
彼らは「改革」を引き継げぬまま迷走を続けた。改革の内容を、ではない。破壊も辞さないような「改革への衝動」が、彼らには欠けていた。ふたたびかつての伝統的手法にしがみつこうとする自民党の面々をみて、人心が離れるのはもはや必然だったろう。その伝統をまるごと一掃せよ。それが人々の答えだったのではないか。
それゆえ最も懸念されるのは、民主党の幹部クラスに小沢氏、鳩山由紀夫氏、岡田克也氏など、自民党の旧田中派に縁のある政治家が多いことだ。果たして民主党は“田中的”な利益誘導型政治と、完全に決別できるのだろうか。
2度も劇薬の味を知ってしまった人々の信頼をつなぎとめるには、「素晴らしいマニフェスト」よりも「過激な政治的意志」のほうが重要だ。その背景には、あいまいな均衡と安定よりも、ダイナミックな破壊と再構築が待望される時代へという「空気」の変化がある。果たして民主党は、どのように「空気」を入れ替えるのか。今後の動向に注目したい。=毎週日曜日に掲載
5473
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 04:39:00
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000909040003
政権交代@埼玉/自民党への「お灸」
2009年09月04日
◇官抑え政治主導で/総選挙結果こう見る 成田憲彦・駿河台大学長
自民党の歴史的大敗、民主党単独過半数に終わった今回の総選挙。16日にも鳩山首相が誕生するが、細川内閣で総理大臣秘書官を務めた、成田憲彦・駿河台大学長に選挙結果の受け止め方や新政権の課題などを尋ねた。
――有権者の動きを、どうみますか
今回の総選挙は、地域の固有の問題よりも、日本の政治全体をどうするか、という文脈で争われた選挙だった。自民支持層が崩壊し、「今回は民主党に入れる」という流れは、首都圏・大都市部も含め全国的に共通している。
冷戦と高度経済成長に支えられた自民党は、90年代にその使命が終わったにもかかわらず、策謀と腕力で政権を維持してきた。小泉元首相による延命も、その後の政権放り出しや無責任さで限界を露呈した。自民党の敗北はいまの実力と言っていい。
――埼玉では民主党が擁立した14選挙区で全勝。自民党は15選挙区で全敗。この結果をどうとらえますか
民主党圧勝のように、一方に大きく振れる現象は、現代政治の特徴だ。日本は「同質社会」な上、マスメディアの影響や小選挙区の比重が大きく、特にその傾向が強い。民主党の政策への支持がそれほど高くないことを考えると、有権者は、自民党の体質や慢心に「お灸(きゅう)をすえなければ」という点を、判断材料として優先したのだろう。大都市部である埼玉は、その典型的なパターンを示した。
――細川内閣の総理大臣秘書官の経験を踏まえ、新しい政権の課題は
新政権は、政治主導の官邸がつくれるかが課題だ。官房長官や国家戦略局の担当大臣の人事などで、官僚に抑えがきく人材がいるのか注目される。
政策では、日米関係や国際会議など、待ったなしで迫る外交の対応が試金石になるだろう。予算編成もどう工夫するのか。マニフェスト(政権公約)に掲げた政策の財源を作り出すために予算をカットする部分を、国民に納得させられるかも問われる。
細川・羽田内閣を除けば、本格的な政権交代は半世紀ぶりなだけに、移行期の「段差」は大きく、当初は少しガタガタすると思うが、国民は大目に見た方がいい。
――注文は
民主党は、数におごらず、熱い志を失わないでほしい。選ばれた議員は、一部のための利益誘導ではなく、大多数の生活者と結びつかないといけない。
今回は、国民が声をあげれば、政権が代わることを初めて示した選挙だ。有権者は、絶えず政治をチェックし、機能しなければ代えるという選択肢を、有効に使っていくことが大切だ。
◆なりた・のりひこ 駿河台大学学長 46年生まれ。国立国会図書館政治議会課長を経て、93〜94年に細川首相の政務秘書官を務める。07年から現職。著書に「官邸」など。専攻は日本政治分析、比較政治学。
5474
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 04:43:35
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000909060003
現在位置:asahi.com> マイタウン> 山梨> 記事
落選の“小泉チルドレン”2人、初の週末
2009年09月06日
民主党が歴史的勝利を収めた総選挙が終わり、初の週末となった5日。4年前のブームから一転、落選の憂き目にあった「小泉チルドレン」は、何を思い、どう過ごしたか。2人の元候補者の表情を追った。(岡戸佑樹、床並浩一)
■再起の姿勢崩さず
「皆様の声援があったのに、力及ばなかった」
1区で落選した赤池誠章氏は5日午後、甲府市内の事務所で、約50人の支持者を前に頭を下げた。選挙対策本部の解散式。出席者一人一人と握手をする赤池氏に、「まだ若い。ピンチはチャンスだ」「もう一度、がんばれ」と激励の言葉がかけられた。
前回05年の「郵政選挙」では、自民公認候補として国政に4度目の挑戦。小泉ブームという追い風を受け、民主現職に約5千票差まで迫り、比例復活で念願の初当選を果たした。ところが今回は一転、逆風が吹き荒れる中、民主候補に約4万5千票の大差をつけられ、落選した。
「この1週間、敗北の反省をしてきた」という赤池氏。投開票日の翌日、早速、街頭演説に立った。あいさつ回りや、東京の議員会館の片付けにも追われた。5日も、午前中から支持者を回り、夜は無尽会に出席した。
今後も国政復帰を目指し、政治活動を続けていくつもりだ。「4年間の議員生活は、精いっぱいやってきたので悔いはない。また地元を回り、自分の思いを伝えていきたい」と決意を新たにする。
連日のあいさつ回りは、3区で民主候補に敗れた小野次郎氏も同様だ。この日も鰍沢町などを歩いた。夕方から、自宅のある北杜市の地区選対幹部の会合に顔を出した。行く先々で、おわびと礼の言葉を繰り返す。
初当選からの4年間を支えてくれた公設・私設秘書や事務員ら7人のほとんどが近く事務所を去る。しかし送別会を開く時間的な余裕もなかった。小野氏は「政治活動を持続可能にするため、やむを得ない。(スタッフを減らし)夫婦で頑張らないといけない」と苦しい胸中を明かす。
「小野よろず相談室」「ジローのおしゃべりサロン」「次郎塾」……。バッジは失ったが、これからも事務所で市民に向き合い、勉強会を開いていくつもりだ。「政治家ではない素顔の部分も知ってもらいたい」と話す。
「小泉チルドレン」の肩書がついて回る小野氏。党内からも行き過ぎだったと総括される「小泉改革」について、「改革の全否定は日本の変革を遅らせることになる」と心配する。その一方、選挙演説では「改革」の連呼を控え、地元の利益を熱く語った。今後の自身の課題も「地元との距離を縮めること」。政治家としてのスタイルを変えようと、模索を始めた。
次期総選挙での返り咲きを目指す赤池、小野両氏。だが、党県連の目線は優しくはない。
ダブルスコアに近い差で民主候補に大敗した2人では、「次も難しい」との声がある。地元の県議会議員や旧来からの自民党支持者は、路地裏を回って顔を売る「ドブ板」型の運動が、両氏には足りないと不満を口にする。
党県連幹部の1人は「街頭演説で自分の主張を訴えるだけでは勝てない。どこまで本気でドブ板に取り組むか。そこを見極めたい」と語った。
5475
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 06:11:26
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090907ddm001010045000c.html
日本が変わる:農政トライアングル崩壊(その1) 自民族議員、次々落選
◇後ろ盾、失った農協 「今更、民主に乗り換えも…」
東京・大手町のJA(農協)ビルで3日に開かれた全国農業協同組合中央会(全中)の理事会は、重苦しい雰囲気に包まれた。
「今更、民主党に乗り換えるわけにもいかない。これからは政党に頼らず『農民党』の立場で政府にものを言うことが大事だ」
17人いる理事の一人、江西甚昇・富山県農協中央会長がそう力説したものの、民主党政権にどう渡りをつければいいのか打開策は浮かばなかった。結局、理事会は新政権の出方を見極めることを確認しただけで散会した。
その4日前、全中の茂木(もてき)守会長(長野県農協中央会長)は冨士重夫専務理事や元専務理事の山田俊男自民党参院議員らとJAビルで衆院選の開票速報を見守っていた。
総合農政調査会長の谷津義男元農相(群馬3区)、農業基本政策委員長の西川公也氏(栃木2区)、農林水産物貿易調査会長の二田孝治氏(秋田1区)ら自民党の有力農林族が次々と落選。「農林幹部会」と呼ばれる党内非公式会合のインナーメンバーのうち、残ったのは加藤紘一元幹事長や宮腰光寛農林部会長らごくわずかだった。「これから大変だ」とつぶやきながら、茂木氏らは午前3時過ぎにJAビルを後にした。
農協組織にとって農林族議員は頼もしい存在だった。08年6月には穀物飼料の価格高騰に苦しむ畜産農家を救済するため総額738億円の緊急対策を農林水産省にのませた。今年2月、石破茂農相が米価の下落につながる「減反(コメの生産調整)選択制」を導入しようと動いた時には、谷津氏ら幹部会メンバーが石破氏を呼びつけ、09年度中は減反の枠組みを変えないよう約束させた。
一方、農協と民主党との関係は最悪だ。民主党は08年11月、農協に政治的中立を義務づける農協法改正案を国会に提出。参院で可決後、衆院で審議未了のまま廃案になったが、全中は「農協敵視政策」だと猛反発した。同法案は「農業者戸別所得補償政策」を掲げ、07年参院選で農村票をさらった民主党の自信の表れでもある。
今回の衆院選で全中は、民主党がマニフェスト(政権公約)に当初盛り込んだ「日米自由貿易協定(FTA)締結」への抗議声明を出したり、緊急集会を開くなどした。しかし、FTA推進論者の小沢一郎代表代行は「農協がわいわい言っているが、全くためにする議論だ」と取り合わず、全中の神経を逆なでした。小沢氏の言動には、全中と自民党が深く結びついていることへのいら立ちがある。
農協と自民党農林族、農水省の3者は互いに依存しながら戦後日本の農政を担ってきた。組合員総数943万人。農産物・資材の年間取扱高は総合商社に匹敵する7兆円余り。巨大組織・農協にとって民主党政権の誕生は「農政トライアングル」の崩壊を意味する。
08年産米の生産過剰で下落基調の続く米価対策、年末の予算編成へ向けた予算・税制要求、そして2010年中の合意を目指す多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)への対応。農協が利害を反映すべき課題は山積している。「重要な政策決定で蚊帳の外に置かれてはたまらないが、状況を打開する妙案もない」。全中幹部の憂うつは深まるばかりだ。
毎日新聞 2009年9月7日 東京朝刊
5476
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 06:45:21
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090907ddm012010002000c.html
ネガティブキャンペーン:衆院選 自民党、注目集めて票集まらず…?
「政権選択」を争点に民主圧勝、自民大敗に終わった衆院選。各党とも今回もインターネットを使ったPRに力を入れたが、中でも大きな注目を集めたのは、自民党が積極的に展開した民主党へのネガティブキャンペーンだ。米国では頻繁な選挙戦術の日本での効果を検証した。【岡礼子】
■「政治活動」と
「僕に交代してみないか。子育ても教育費もOK、高速も乗り放題」−−。鳩山由紀夫・民主党代表に似た顔の男性がささやく甘い言葉に、女性が「お金は大丈夫?」と不安げに応じるインターネットのアニメーション。そのあとに、「根拠のない自信に人生を預けられますか」とナレーションが続いた。
自民党が公式サイトに開設した「日本の未来が、危ない」というコーナーで、だれでも閲覧できる選挙向けアニメCMの一つだ。鳩山氏似の男性が登場するアニメCMは3作あり、冒頭は「プロポーズ編」。動画共有サイトのユーチューブでは3本合わせて130万回以上、再生された。
自民党はサイトに民主党批判のアニメCMとパンフレットをアップし、パンフレットは自由にダウンロードできるようにした。サイトでは「甘い政策で国民を欺き、本心をひた隠す民主党の実態」と厳しく批判。「労働組合が日本を侵略する日」「民主党には秘密の計画がある」などと不安をあおった。自民党は「これまでは自民党が批判を受ける一方だったので、民主党のおかしさを知らせるために始めた」(広報本部)と説明する。
ネットの利用者に受け入れられている動画を取り入れるべきだとの声が自民党内から上がり、実写と合わせて制作を決めた。テレビCMに比べ、コストがかからないことも利点の一つだったという。05年の前回衆院選までは法定ビラ以外の文書配布を禁じる公職選挙法に配慮して、公示後はホームページを更新しなかったが、自民党は「総務省はネットを使った選挙活動は認めていないが、政治活動は認めている。政治活動の範ちゅう」と更新を続けた。
■低い好感度
有権者はどう受け止めたのか。東京都内の投票所で聞いたところ、無職男性(66)は「非難するばかりじゃだめ」と厳しい。大学院生の男性(27)は「野党と逆転したみたい。ここまできたかと思った」とあきれた様子。このほか、「知らない」「(投票には)関係ない」といった声が目立った。主婦(37)は「若者向けに分かりやすくしていると思った」と話すが、好意的な意見は少数だった。
ネットマーケティングを手がけるカティサーク(東京都)の押切孝雄社長は「セミナーで紹介すると、鳩山氏似の顔の登場人物がずっと出ているので、民主党のCMかと思ったという人がいる。政党を意識せずに見た人も多いのではないか。逆に民主党に注目を集める結果になったとも考えられる」と指摘する。
これに対して、党内からは「選挙が終わってみれば結果は芳しくなかった」(広報本部)との声もあり、麻生太郎首相は先月31日の会見で「選挙戦で効果はあったか、なかったか。両方だ。一概に悪かったとも言えないし、一概によかったとも言えない。ネガティブキャンペーンを主にやって当選した人もいる」と述べるのが精いっぱいだった。
民主党は泥仕合を避けて、取り合わなかった。
■「永田町学院小学校の太田くん」反響−−公明「ユーモアで」
公明党は今回、テレビCMをやめて、代わりにネットを重視する戦略をとった。同党ネット企画部によると、テレビCMは1本15秒と短い上に、コストがかかり何本も流せない。しかし、ネットは低コストで動画を流せ、見る人も関心を持って検索しているケースが多く、主張が届きやすいと考えた。「多くの有権者にとってネットが不可欠になっているので広く伝えられるのでは」という。
「永田町学院小学校」のまじめな「太田くん」が登場する動画など、実写とアニメを含め16本を公開。ガラスを割った同級生が、やったのは誰かと問い詰められ「秘書が……」と言い訳するものが注目された。党ホームページのウェブムービー欄では、「太田くん」には、お坊ちゃま育ちで「マンガ好き」の同級生がいると紹介していた。動画は「マニフェストに掲げた『清潔政治を実現』を、ネット向けにユーモアを加味して表現したもので、ネガティブを狙ったものではない」。
票に結びついたかどうかは検証方法がないが、党のホームページだけで計約100万回再生されるなど一定の効果はあったと分析。しかし、敗北を受け「次回のCM戦略は再検討したい」としている。
==============
5477
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 06:47:01
>>5476
早稲田大大学院教授で、政策動画を掲載する「e国政」を運営する早大マニフェスト研究所長の北川正恭氏と、選挙プランナーで、コンサルティングを手がけるアスク社長の三浦博史氏に、今回の選挙のネット戦略について聞いた。
◇ネット戦略、進化これから−−早大大学院教授・北川正恭さん
最近の選挙ではマニフェストが重視され、企業や団体ではなく一般有権者に訴えなければならない。インターネットは伝達手段の一つになった。ネガティブなものもポジティブなものも、ネットを使ったキャンペーンは広がっていく。
自民党のネットCMはその一つの兆しではないか。ネットの影響力にようやく気がついて、ネガティブキャンペーンに乗り出したのかもしれないが、戦略的なキャンペーンには見えない。マニフェストなどと合わせ、一貫したキャンペーンが打てれば、ネットCMも投票に結びつく。
今回は、急に思いついてこわごわ展開したという印象で、ネガティブキャンペーンとしては中途半端だった。若干プラスになったかもしれないが、すでに政権交代の大波が来ていたこともあり、「さざなみ」程度の影響だったのではないか。もっとウイットが利いて格好いいとか「まいった」とひざを打つような内容なら、少しは違ったかもしれない。批判パンフレットの方はセンスが悪い。CMは毒にも薬にもならないが、パンフレットは毒になる。
ネットを使ったキャンペーンはスタートしたところで、進化はこれからだとみている。ネガティブなものだけでなく、政策動画のようなポジティブなキャンペーンも、もっとうまくなっていくだろう。
◇信頼取り戻す努力が先では−−アスク社長・三浦博史さん
ネガティブキャンペーンの本質は、事実に基づいて相手を攻撃することで、別に悪いことではなく、日本でも普及しつつある。
自民党は96年の衆院選で、当時野党の新進党に対して新聞広告で見事なネガティブキャンペーンを展開した。消費税3%の公約について、新進党がかつて増税論を主張していたことを揶揄(やゆ)してそれは成功した。しかし、今回は失敗だ。ネガティブPRで自民党の票はさらに減ったと思う。票田だった農林水産業や高齢者の支持を失っていたのに、信頼を取り戻す努力をせずに民主党を批判するのは戦略として間違っている。
唯一、ネットのアニメCMは良かった。ネガティブであってもユーモアがあった。インターネット利用者に対しては、戦術を分けた方がいい。勤労者が多く、自民党の支持層は少ない。どちらかと言えば民主党が強いが、それ以上に圧倒的に無党派層が多い。そこでネガティブキャンペーンを展開しても自民党の票は減りにくい。ネガティブキャンペーン発祥地の米国では、選挙戦略に基づいたネット戦術があり、動画配信やブログによる口コミでネガティブキャンペーンを展開するケースが急増している。大統領選でも、候補者の行動を一つ一つ対比させ、勝たせたい方をほめ、負けさせたい方を批判する、という戦術をブログなどを使って無数に展開した。
毎日新聞 2009年9月7日 東京朝刊
5478
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 09:06:53
>>5477
三浦博史は、なに中立ヅラしてネガキャン肯定してるんだ…
5479
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 20:49:13
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00162461.html
民主・鳩山代表に「期待」63.8% 「民主党の議席多すぎる」も3分の2近くに FNN世論調査
次の首相に指名される民主党の鳩山代表に「期待する」人が6割を超える一方、今回の衆議院選挙での「民主党の議席は多すぎると思う」とする人も3分の2近くにのぼることが、FNN世論調査でわかった。
6日までの2日間、全国の有権者1,000人から回答を得た電話調査によると、16日に首相指名を受ける見込みの鳩山代表に「期待する」人は63.8%で、麻生内閣の支持率14.9%の4倍以上となった。
小沢氏の幹事長への起用は、「納得できる」人が5割を上回った(52.1%)が、鳩山・小沢両氏が政治献金問題で「説明責任を果たしたと思わない」人は、4分の3を超えた(76.3%)。
衆院選の結果に「満足している」人は6割(60.0%)だが、「308」に達した民主党の議席が「多すぎると思う」人は66.0%にのぼる。
「結果に満足している」人の中でも、5割以上の人(52.5%)が「多すぎる」と答えた。
一方、「119」にとどまった自民党の議席については、「少なすぎると思う」人(48.9%)が、「思わない」人(45.9%)をわずかに上回った。
「民主党の勝因」として過半数の人が挙げたのが、「与党の政策や政治姿勢への批判」(52.8%)で、「民主党の政権公約」(29.2%)の倍近くにのぼる。
一方、「自民党の敗因」では、「麻生首相の判断や言動」がトップ(29.5%)で、「党の実績への評価」(28.9%)が続く。
与野党で「首相にふさわしい人」では、鳩山代表(22.6%)が、総裁選「不出馬宣言」をした自民党の舛添厚労相(13.1%)を上回り、岡田「次期外相」(8.4%)、石破「現農水相」(5.5%)と続く。
麻生首相を挙げた人は、1.6%だった。
自民党が、来週の首相指名の前に「新総裁を決めておくべきだった」と思う人は5割を超え(55.1%)、「いずれ与党に復帰すると思う」人は7割近くにのぼる(68.1%)が、2010年の参院選で勝たせたいのは「民主党などの新しい与党」とした人が、ほぼ6割だった(59.1%)。
民主党が掲げた政策について、「実現すべきと思う」人が多かったのは、「政治と官僚の関係の見直し」(87.5%)、「予算の編成や執行の見直し」(87.4%)で、「インド洋の海上自衛隊の撤収」(36.4%)、「高速道路の原則無料化」(26.1%)では、「実現すべきと思わない」が上回っている。
民主・社民・国民新3党の連立協議については、「期待できると思わない」人が「思う」人を上回り(47.8%対42.6%)、「一番期待する政権」では、「民主・自民両党が参加する大連立政権」(38.1%)がトップだった。
(09/07 11:53)
5480
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 23:06:23
なかなかオモシロイ。確かに滋賀は衆参自民ゼロなので。
もしかしてすでにイチローが手をつっこんだのかな。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090700854
県議会・自民会派が分裂=衆院選敗北で−滋賀
滋賀県議会で最大会派の「自民党・湖翔クラブ」(19人)に所属の中堅・若手ら11人が7日、会派を離脱した。11人は別の会派と合流し新会派を結成、自民系が分裂する事態となった。衆院選では、同県内の全4小選挙区で自民候補が敗北しており、離脱した県議の一人は「従来の自民党のやり方では、県民の負託に応えられない」としている。
自民党・湖翔クラブは、嘉田由紀子知事が掲げた大戸川ダム(大津市)の建設凍結に反対するなど、反知事の立場を取ってきた。新会派に移った県議は「是は是、非は非で対処していく」としている。このほかにも、同クラブからは別の議員が離脱の構えを見せている。
自民会派の分裂により、同県議会では「民主党・県民ネットワーク」(16人)が最大会派となった。(2009/09/07-22:31)
5481
:
名無しさん
:2009/09/08(火) 05:13:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20090908-OYT8T00007.htm
民主党不支持呼びかけ? 益田市副市長が残暑見舞い 市職員あて
益田市の椋木和雄副市長が、衆院選で特定の政党への不支持呼びかけと受け取られかねない内容の残暑見舞いを市職員らに送っていたことが7日、わかった。取材に対し、「残暑見舞いに自ら思う政治信条に触れたのは確かだが、働きかけの意図はない」と話した。
9月定例市議会の一般質問で、山根哲朗議員が残暑見舞いの写しを示して真意をただした。文書には「暫定税率廃止を訴える政党では、(山陰道の)早期整備の見通しが不透明」「マスコミが圧勝を予想している政党に対し、地域の声としてノーを突きつけることこそ、選挙に対してのあり方」と書かれ、民主党不支持を呼びかけたとも読める。
椋木副市長は「あて名がないのであれば、私の文書だと確認できない」と答弁。一方、閉会後の取材には、「読み上げられた内容と同じ考えを持っている。市管理職らへの残暑見舞いにそのことも触れた」と返答。「(地位のある立場からの)プレッシャーと受け止められたのであれば、私の不徳の致すところ。注意が足りなかった」とした。
(2009年9月8日 読売新聞)
5482
:
名無しさん
:2009/09/08(火) 20:50:01
>>5481
益田は島根2区、間接的に国民新党の亀井に投票しないよう呼びかけたのかな
一部地方だと、国民新党=民主党=社民党で民主党や国民新党を社会主義政党であるような
ネガティブキャンペーンを自民党はしたらしい
5483
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:00:55
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=258&dp=
(2009/09/01 掲載)
《攻防の軌跡 09衆院選(1)》
民主にしたたかな戦略 “風”受け無党派に攻勢
民主党が政権交代を確実にした衆院選。長らく「自民王国」とされてきた県内でも、民主が小選挙区で3議席を獲得し、比例代表と合わせて6人が当選する大躍進を遂げた。一方の自民党は閣僚、党本部の要職などを歴任した重鎮が小選挙区で次々と敗れ、議席が半減する敗北を喫した。何が民主、自民の勝敗を分けたのか―。選挙結果を振り返った。
◎都市型選挙
「新しい日本をこの前橋の地から切り開かせてください」。選挙戦最終日の29日夜、民主新人の宮崎岳志氏の絶叫が前橋市・広瀬団地に響くと、ベランダに住民が次々と姿を現し「そうだ」「頑張れ」と声援を送った。懐中電灯を振ってエールを送る人、自転車で次の遊説先に向かう宮崎氏の後ろ姿に手を振る女性も。「こんな光景は見たことがない」。地方選を含め過去7回、選挙カーのハンドルを握った経験を持つ男性スタッフは、追い風の強さに衝撃を受けたという。
今回の民主は都市部での支持拡大が顕著だ。比例代表の得票数を見ると、民主は県内12市のうち沼田、渋川、富岡を除く9市で自民に勝利。特に前橋、太田では1万8千票前後の差をつけた。郡部でも都市化が進む吉岡、玉村両町と平野部の邑楽郡5町で上回った。
「4年前は見向きもされなかった地域でも窓を開けて手を振ってくれた。風を実感した」と3区の柿沼正明氏。「古い政治に対する不満と変化への期待を感じた」と振り替える。
鍵を握ったのは、有権者に街頭で直接訴える都市型選挙を積極的に取り入れ、後援会員らがそれぞれの地縁、血縁に支持を求める組織中心の選挙と一線を画したことだ。2区の石関貴史氏は民主候補の中で唯一連合の推薦を求めず、自転車遊説による選挙戦を徹底。地元の伊勢崎よりも相手の地盤である桐生地域に多く入って支持を訴え、桐生地域での勝利につなげた。
4区の三宅雪子氏も1日50回のつじ立ちなどを続け、出馬会見から1カ月で福田康夫前首相に約1万2千票にまで迫った。「票が伸びたのは追い風だけではない。小泉チルドレンとは違う」と胸を張る。
こうした戦術に、これまで以上に無党派層が敏感に反応した。上毛新聞社と共同通信社が20〜22日に行った世論調査で、民主候補は1〜4区で無党派層の約3割の支持を固め、自民候補に10ポイント以上差をつけた。
1区では、従来、自民の支持基盤だった前橋市医師会の会員300人のうち70人が後援会を組織して宮崎氏を支援するなど、自民の支持基盤の切り崩しも効果を発揮した。比例の得票数で見ると自民、公明が前回から合わせて11万票減らす一方、民主は13万票近く上乗せした。
ただ「次の選挙はこんなに追い風は吹かない」と三宅氏。近くフジテレビを退社し、生活の拠点を県内に移す。「4区に根を張る」覚悟だ。柿沼氏も「民主の大勝はうれしさよりも責任を強く感じる。群馬の自民はまだまだ力がある。民主県連全体でしっかり力をつけたい」と気を引き締める。
5484
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:01:22
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=259&dp=
(2009/09/02 掲載)
《攻防の軌跡 09衆院選(2)》
頼みの郡部も票伸びず 組織型選挙に限界 市町村議減少が直撃
◎自民退潮
衆院選から一夜明けた31日朝、県庁西隣の自民党県連事務局が入る県政会館に、沈痛な面持ちの所属県議が次々と集まってきた。自民惨敗を受け、県連立て直しを協議するため急きょ県議団総会が開かれた。自民は3回連続で県内小選挙区5議席を独占してきたが、今回はわずか2議席。ある中堅県議は憔悴(しょうすい)しきった様子で話した。「やれることは、すべてやったのに」
今回の自民の小選挙区での得票は5小選挙区合計で約54万7千。投票率が上がったにもかかわらず前回に比べて約6万4千票減らした。民主党が強いとされる市部だけでなく、頼みの郡部でも自民の票は伸びなかった。
得票減の理由に、市町村合併に伴う市町村議の激減が指摘されている。
自民の国政選挙は、支援県議や市町村議がそれぞれの後援会員の票を固めた上で、地縁、血縁に投票を呼び掛けてもらい票を上積みしてきた。ところが、1998年4月に70市町村に1341人いた市町村議は、「平成の大合併」を経て36市町村683人(今年8月の条例定数)にほぼ半減。議場を去った多くが自民支持の議員だった。
陣営によっては市町村議のOBを駆り出して組織を補修したが、候補本人や市町村議の後援会員の高齢化も重なり、機動力の低下に歯止めをかけることはできなかった。こうした状況下、県議にこれまで以上に集票の重圧がかかった。南波和憲県連幹事長は「国政選挙だったが、まるで県議選のようだった」と振り返った。
組織選挙の象徴とも言える動員型の集会も効果が薄れてきた。自民候補の総決起集会に参加した男性は「会社から言われてしぶしぶ参加した人も多い。こんなムードの中で、汗かいてくれと言われても」とうつむいた。
高い投票率が予想される中、各陣営とも無党派層の取り込みに腐心した。2区の笹川尭氏は三輪バイク遊説を導入。携帯電話で若者に支持を呼び掛ける陣営もあった。パフォーマンスが苦手とされる4区の福田康夫氏は選挙戦最終日の29日、高崎・城南球場でのプロ野球BCリーグの始球式にバッターで登場。観客に手を振って支援を求めた。
保守層を固め、王国を築いてきた自民。地殻変動に危機感を募らせる。
「組織戦ではこれ以上できないところまで頑張った。無党派層の取り込みを真剣に考えなければ、来年の参院選も大変なことになる」。県議団総会後、ベテラン県議は顔をこわばらせた。
5485
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:01:47
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=260&dp=
(2009/09/03 掲載)
《攻防の軌跡 09衆院選(3)》
「小選挙区は自民」学会が徹底 終盤効果も逆風強く “次”へ若手擁立期待
前橋市内で行われた尾身幸次氏の決起集会
◎自公連携
「『恋に焦がれて鳴く蝉(せみ)よりも、鳴かぬ蛍(ほたる)が身を焦がす』という都々逸(どどいつ)がありますが、私は『鳴けぬ蛍が身を焦がす』という思いです」
選挙戦終盤の27日夜、決起集会で来賓の公明党県議が全面協力を約束した直後にマイクを握った1区の尾身幸次氏。自身を都々逸のホタルになぞらえ、コスタリカ方式で佐田玄一郎氏が比例に回るため「比例は公明」と“鳴けない”事情と、「身を焦がす」ほどの心情に理解を求めた。
折からの逆風に苦戦を予想した自民党各陣営は、従来以上に公明との選挙協力を重視。3区の谷津義男氏は選挙事務所に公明市議の専用ブースを設けるなど目に見える協力態勢を敷き、2区の笹川尭氏、4区の福田康夫氏は街頭演説などでたびたび「公明党の協力」に言及した。29日の集会では公明の高崎市議が福田氏の支持者に公明支持のチラシを配る一幕もあった。
一方の公明も7月の東京都議選の民主党の躍進に危機感を強めていた。一昨年の参院選での選挙協力が不十分だったとして尾身氏の推薦は党内に異論があったが、自民との一層の連携強化が必要と判断、5人全員を最も早い第1次推薦とした。
公明の支持基盤の創価学会は投票日を一週間後に控えた週末、報道各社の世論調査が自民候補の苦戦を報じていることを踏まえ、県内全域の学会員に自民候補への支援を要請。公明関係者は選挙戦後「厳しい状況を認識してない自民陣営もあっただけに、あのタイミングでの支援要請は効果があった」と振り返った。
実際、共同通信社と上毛新聞社が20〜22日に実施した世論調査では、公明支持者のうち自民候補に投票する意向を示した割合は1区が4割弱、2区は6割弱だったが、出口調査で1区が24ポイント、2区も11ポイント上昇した。
ただ、従来以上の固い連携も、1〜3区では自民の劣勢を挽回するまでには至らなかった。公明も比例代表の県内得票数は目標にした13万5千に約2万及ばず、投票率が前回衆院選から上がったにもかかわらず、前回から約1万5千票減らした。こうした結果に、自民陣営からは「公明に頼りすぎた」、公明関係者からは「やはり自民側からのはっきりしたテーク(見返り)がないと」との声が漏れる。
公明県本部の加藤修一代表は「選挙協力はかなり努力したが、その成果を超える風が吹いた」と敗因を分析。今後の県政界での自公連携について「党本部が今回の結果をどう総括し、分析するかの結果を待つ」と慎重な姿勢だ。
「後任候補を早く決めてほしい。民主に負けない若い人材がいい」。ある学会幹部は選挙協力を継続するとの前提で、自民にこう注文を付けた。
5486
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:02:15
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=261&dp=
(2009/09/04 掲載)
《攻防の軌跡 09衆院選(4)》
革新勢力 「民主政権でも役割大きい」 共産、存在感を訴え 埋没危惧する社民
共産党の市田忠義書記局長(中央)と酒井宏明氏(右)
「建設的野党としての役割は、民主党が政権を取ったとしてもますます大きくなっていく」
群馬1区から立候補した共産党の酒井宏明氏は比例代表での得票増も視野に、衆院解散直後から一貫して、新政権での共産の役割を訴え続けた。
県内の比例票は前回比約6千票減の6万3千票となり、北関東ブロックで1議席を維持したものの、目標の2議席には届かなかった。共産関係者は「民主の風の中、健闘した」とし、建設的野党の呼び掛けが効果があったと指摘する。
共産陣営がこのフレーズを使い始めたのは7月中旬。それまでは「いまこそ共産党」をキャッチコピーに、他党との違いを強調していた。
しかし、民主が第1党に躍進した7月の都議選で総得票は伸ばしたが、議席を13から8に減らした。このため、方針を練り直し、7月16日に幹部会が声明を発表。「建設的野党」という言葉で、新政権樹立後には是々非々の立場で臨む姿勢を鮮明にした。
県委員会には党から即日ファクスで声明が届いた。内部で検討し、地域組織や最前線で活動している支援者にもその内容を伝え、党の方針を強調する戦略を徹底した。
小菅啓司委員長は今回の結果を踏まえ、「今まで以上に国民の困り事の解決のための地道な活動が必要になる」と話している。
一方、社民党は「二大政党制」の中で埋没を危き ぐ惧。2度本県入りした福島瑞穂党首は「自民は駄目、民主も危ない」などと訴え、支持の拡大を目指した。
群馬5区で立候補した社民の土屋富久氏は、支援労組の名簿などを足掛かりにしたあいさつ回りで、一票一票固める戦術を基本とし、「護憲」や「いのちを大切にする政治」を訴えた。目標(有効投票の10%以上)を上回る5万3千票を獲得し、一定の成果を上げた。だが、比例北関東ブロックでは票が伸びず、議席を失った。
県内に組織のほとんどないみんなの党が比例で社民より票を獲得、公示直前に立候補が決まった民主、三宅雪子氏が比例復活当選を果たしたことなどを挙げ、土屋氏は「チラシ配布や党員を増やすなど地道な組織選挙では票は伸びない。新しい時代に合った活動が必要だ」と総括した。
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:02:48
http://www.raijin.com/kikaku/2009syuin/db/database.cgi?cmd=dp&num=262&dp=
(2009/09/05 掲載)
《攻防の軌跡 09衆院選(5)》
自民支持の知事、市長ら民主との協調模索 “重鎮”不在に不安感も
自民党県連の衆院選出陣式であいさつする大沢正明知事
◎県政に余波
「民主党は暫定税率を廃止し、高速道路をただにすると主張しているが、それで地方の社会資本整備はできるのか。本体工事がようやく始まろうとしている八ツ場ダムをなぜここで止めるのか」
前橋・県政会館で8月1日に開かれた自民党県連の衆院選出陣式。自民の立候補予定者が居並ぶ壇上に立った大沢正明知事は語気を強めた。
自民の公認候補として一昨年の知事選を制した大沢知事。今回の選挙期間中は全小選挙区の応援に積極的に入り、激しい民主批判を繰り返して自民候補への投票を呼び掛けた。応援演説を聞いた自民県議は「あんなに民主の悪口を言って選挙後大丈夫なのか、とこちらが心配するほどだった」と振り返る。
県政や市町村政はこれまで、自民国会議員という太いパイプで国とつながってきた。特に本県は4人の自民総裁・首相を輩出し、小選挙区の全議席を独占してきた自民王国。選挙戦での大敗で国との関係は大きく変化する可能性がある。「陳情や意見書の提出は誰にしたらいいのか」「市が不利益とならないように対応したい」。県庁や役所に不安と戸惑いの声が広がっている。
痛烈な民主批判を展開してきた大沢知事も、衆院選から一夜明けた8月31日の臨時記者会見では「群馬を良くしたいというのは、民主党から出た国会議員の皆さんも同じ。お願いすることはしっかりお願いする」と、言葉を選んだ。
元自民県議として自民候補を全面的に支援した五十嵐清隆伊勢崎市長は、今月2日の定例会見で「政権が代わっても、市として取り組まなければならない課題は変わらない」と述べ、大沢知事と同様の姿勢で民主や国との折衝などに臨む考えを示した。しかし、一方で「県内の民主にはベテランがいない。一般に当選回数が多いと発言力が増していくという現状がある中で、どんな影響が出てくるのか」と不安をのぞかせた。
選挙戦では県内の大半の市町村長が自民候補の支援に回る中で、前橋市の高木政夫市長はただ1人、民主候補を支援した。宮崎岳志氏への応援演説では「民主党が中心となり、国民の目線で運営する日本をつくらなければ、明日の日本、明日の前橋はない」などと訴えた。前橋市にどんな“見返り”があるか見通せないが、民主との“パイプ”はできた。宮崎氏は選挙後、高揚感を漂わせながらも、表情を引き締めて誓った。「高木市長には大変お世話になった。今回受けた恩は返していかなくてはいけない」
民主側は「知事とは話し合いながら県民、日本のために頑張りたい」(石関貴史衆院議員)など、県内自治体との協調関係の必要を強調する。しかし、八ツ場ダム問題をはじめとする公共事業の削減で、民主と県、関係自治体が対立するのは必至。政党と国、地方は、緊張感を持ちながら、互いを発展させるための関係を模索することになる。
(おわり)
5488
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:05:02
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/seikenikou/20090901/200249
政権移行 09とちぎ衆院選
<上>民主県連 「厳しい戦い これから」 地方脆弱、強化が急務
(9月1日 05:00)
「2年前のこの場所、マンデーリポート(辻説法)が私の第一声だった。本当にやってきて良かった」
衆院選初当選から一夜明けた31日朝。民主党の石森久嗣氏(47)はJR宇都宮駅前や県庁前でマイクを握った。睡眠時間は1時間半ほど。台風接近で風雨が強まる中、お礼のメッセージを伝えた。
■党人事に意欲
石森氏を支えてきた簗瀬進参院議員は同リポートで、鳩山由紀夫代表と旧民主党を結党した際に「2010年に政権交代」を掲げたエピソードを紹介した。「ほぼ予言通り」と感慨深げに語る一方で、「これからが厳しい戦いのスタートだ」と表情を引き締めた。
2回目の当選を飾った福田昭夫氏(61)は午前9時から日光市内で記者会見し、「政権交代は民主党の願いだったが、国民の願いになった」と選挙を総括。財政に造詣が深いこともあり、党内人事について「できれば国家戦略局の一員に」と意欲を見せた。
新政権を担う民主党の国会議員に休んでいる暇はない。同党県連の県議などの期待も膨らんでいる。ただ野党から政権党になる上で、課題は少なくない。
午後4時から県庁記者クラブで行われた民主党県連の会見。佐藤栄幹事長は「国会議員の数(衆参合わせて7人)より、県議(6人)の方が少ないというのは、あってはならない現実。いずれ解消したい」と、地方の脆弱さに言及した。
県議会では自民党議員会(32人)が最大勢力で、県内市町議会でも自民党勢力は強い。今後「国と地方のねじれ」が政権運営の支障にもなりかねない。
民主党県連の谷博之代表は「自民党が地方に根を張った組織があるように、われわれももっと地域にアプローチしないといけない」と口調を強めた。
■擁立の土台
再来年には統一地方選があることを踏まえ「(県連がかつて実施した)民主塾のように、政策を勉強しようという人々を集めた組織をつくり、候補者擁立の土台にすることも検討したい」と話した。
県連事務局など組織体制の見直しにも着手する。佐藤幹事長は「(衆院選で)業界団体からのさまざまなアプローチがあり、対応に忙殺された」と説明。まずは国会議員の数に見合った組織強化を急ぐ考えだ。
民主党県連の最大のパートナーは連合栃木だ。ただ政権政党となれば、より幅広い団体とのかかわりが必要になってくる。「国民の期待が民主党を政権につけた。成果を着実に出さないといけない」(県連幹部)。期待を失望に変えない努力が求められている。
[写真説明]初当選から一夜明け、簗瀬氏(左)とともに「マンデーリポート」に臨む石森氏=31日午前8時すぎ、JR宇都宮駅前
5489
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:05:58
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/seikenikou/20090902/200623
政権移行 09とちぎ衆院選
<中>自民県連 「しがらみと利害」限界 魅力ある人材発掘急務
(9月2日 05:00)
日焼けした顔にしわを刻み込み、自民党県議らが県議会議事堂に戻ってきた。1日午前の議員総会で「疲れたよ」と口々に言う同党県連幹部。衆院選小選挙区で1勝3敗に終わった敗因の総括と、がたがたに崩れた組織の再建が重くのしかかる。
■調整の“役割”
「しがらみと利害の時代が過ぎ去ったということだ」。県連幹部の一人は敗因をこう分析する。
建設業界を筆頭に商工会、農協など自民党はいくつもの業界団体を取り込み、時として利害の調整機能を果たしてきた。選挙ではこれらの団体が集票マシンとなり、自民票をかき集める。だが政権交代の風を起こした無党派層と呼ばれる人々は「しがらみと利害」の外にいる人々たちのことでもある。この幹部は「これからは魅力あるリーダーが有権者個人と直接つながらなければ勝てない」と付け加えた。
業界団体に加えて市議や県議の後援会を束ねたみこしに乗る形で選挙を戦うのが、伝統的な自民党の国政選挙。1区の船田元氏、4区の佐藤勉氏はその典型だ。中選挙区時代のスタイルを引きずる両氏が小選挙区で敗れたのは、伝統的手法の限界を示している。
船田氏は30日夜、敗因について記者団に「団体に頼らない、若い人を含めた地域の組織をつくるべきだった。マスコミでの露出度を高める空中戦も必要」と述べた。
■託される再生
5区の茂木敏充氏が逆風の中でも小選挙区で勝ち上がってきたのは、600にも上る網の目のような個人後援会の存在が大きい。
茂木氏はテレビの討論番組でもなじみの顔。下野新聞社の衆院選出口調査では無党派層の46%の支持を獲得した。民主党対立候補の51%には及ばなかったものの、船田、佐藤両氏のほぼ2倍だ。次期県連会長は茂木氏を軸に選考され、県連の再生が託されるとの見方もある。
「空中戦」といえば自民党を離党したみんなの党代表、3区の渡辺喜美氏も存在感を高めた。
発信力の高い渡辺氏は3区で空前の約14万票を獲得、比例代表では県内で約22万票、北関東ブロックでは約59万票をたたき出した。自民党が県内で前回より約18万票も減らした主因となった。県連では渡辺氏に対し「次は3区にも候補者を立てるべきだ」とする主戦論が出てきた。
1日夜には宇都宮市内のホテルに衆院選に出馬した4人の前職や県議らが集まった。来週にも役員会を開き新体制を固めるほか、組織立て直しのためにプロジェクトチームをつくることなどが話し合われたという。
[写真説明]想定外の大接戦。「厳しい選挙だった」と振り返る茂木氏=8月30日夜、足利市内の選挙事務所
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:06:48
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/45syuin/special/seikenikou/20090903/201041
政権移行 09とちぎ衆院選
<下>県政運営 民主予算方針に困惑 難しい知事のかじ取り
(9月3日 05:00)
「例年通り年末までに国の予算案が決まらないと、県の予算も組むことができない」
2010年度の県予算編成に向け、今月から作業を本格化させたい県の財政担当者は困惑を隠せない。新政権を担う民主党は国予算の組み替えを行う方針だが、具体的内容が見通せず年内編成も不透明なためだ。
担当者は「昨年までの予算編成のノウハウが活用できないかもしれない」とも考える。自民党政権下で長年にわたり県政業務を続けてきた県幹部らには、民主党政権への不安や期待、懐疑的な思いが交錯する。
■費用どこから
民主党はマニフェスト(政権公約)で目玉施策を示した。その一つが中学卒業まで一人当たり月2万6000円を支給する「子ども手当」だ。10年度から半額を支給し、11年度から完全支給する。
本県の15歳以下人口は約29万7000人で、単純計算では年間約926億円が必要になる。個人県民税の年間予算額の1・2倍、県県土整備部の年間予算に相当する。県幹部は「国はどこから費用を捻出するのか。県への交付金などに影響が出ると困る」と訴える。
ガソリン税(揮発油税)などにかかる暫定税率の廃止も不安の種だ。県の試算では暫定税率が廃止されれば、年間約300〜350億円が削減される。「財政が厳しい中、財源が減れば県民生活への影響は避けられない」と県幹部は考える。
国の補助金を廃止し、県や市町が自由に使えるようにする一括交付金をめぐっても、「自治体の裁量の幅が広がる」と評価の声がある一方で「配分額が問題」との懸念がある。
県職員の間では「地味な森林整備などがおざなりになり、道路整備など目立つ事業に予算が極端に集中する可能性がある」との見方も出始めている。
■「ねじれ」発生
国会では民主党が与党でも、県議会では自民党が与党。今後は「国と県のねじれ」が生じる。
衆院選で自民党候補を支援した福田富一知事は「県民のために知事としての仕事をするだけ」と言うが、国政の変化で県政運営のかじ取りが難しくなるのは確実だ。民主党県連の谷博之代表は、同党が掲げる地方への財源移譲を念頭に「県で例えば公共事業を重視した(予算の)使い方をすれば、国の流れと違うということもあり得る」と福田知事をけん制する。
これに対し自民党県議の一人は「知事がはっきりと重点施策の考え方を明示すればいい」と、これまで通りの政治姿勢を期待する。
政権移行は、福田知事に「県民のため」の“軸足”も問うことになる。
(この企画は衆院選取材班が担当しました)
[写真説明]自民党候補のマイク納め式で、支援を訴える福田知事=8月29日夜、宇都宮市内
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:08:18
http://www.ibaraki-np.co.jp/series/senkyo/gekihen/page01.htm
検証’09同日選・激変<1> 民主大躍進
2009/09/01(火) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
■風受ける努力実る
衆院選小選挙区の大勢がほぼ判明した30日午後11時すぎ、民主党県連の郡司彰県連選対本部長は「全小選挙区で比例復活を含めて(議員)バッジを獲得し、茨城でも政権交代できた」と安堵(あんど)と喜びの表情を見せた。
今回選挙で同党は、県内で改選時の1人から9人もの衆院議員を誕生させた。過去2回の参院選で県内比例第一党となったが、衆院の議席は最大で2議席止まり。2大政党制と言うには自民地盤の強さが際立っていた。
比例代表でも大きく票を伸ばした。県内得票は約68万票で前回衆院選(2005年9月)を約20万票も上回った。北関東比例で名簿登載1位の重複立候補者29人を含めた名簿36人中35人が当選する圧勝を遂げた。
■1区福島氏、大量得票15万
郡司選対本部長は8月4日、記者会見で情勢について説明し「風を受け止めるため、前回と違って、きちんと帆を張るような戦いができている」と各陣営の順調な取り組みをアピールした。今回の選挙で、党県連は曲折の末、前回衆院選に続いて全7小選挙区で候補者を擁立し、全県で対自民の構図をつくった。
1年を超える前哨戦。新人を中心に候補者は地域をくまなく回る〝どぶ板〟に徹した。選挙対策でぎくしゃくする陣営もみられたが、徐々に支持母体の連合茨城や県医師連盟、郵政政策研究会との連携を強め、地域に合った陣形を築いた。
終盤戦、支持母体の幹部の1人は「1年前に解散があったら、こんなに風に乗ることはできなかったのではないか」と振り返る。「風」を取り込んだ大きな要因は、ダイナミックな都市型の選挙戦術ではなく、従来型の地道な努力の積み重ねだった。
1区新人の福島伸享氏は30日午後8時すぎ、テレビの選挙特番が当選確実を報じたのを受け、早々と祝勝会を開いた。福島氏は「大きな山が動いた」と実感を語った。
6期連続当選の元農水相で自民前職、赤城徳彦氏と3度目の対決。出陣式で福島氏は「過去2回の選挙で完敗し、一時はふてくされていた」と素直に語り、今回は違うという自信を感じさせた。
福島氏は、赤城氏の地盤の県西地区を細かく回って支持拡大を訴え、大きな成果につなげた。得票は15万票を超え、過去の県内小選挙区で最高を記録。前々回(03年)約5万票、前回約5万7千票の大差で敗れたが、今回は逆に約6万票差で雪辱を果たした。
当選から一夜明け、JR水戸駅前に立った福島氏は、駅の利用者にあいさつしながら「4年間頑張ります」と責任の重さに身を引き締めていた。
第45回衆院選は、民主党が県内でも躍進を遂げた。揺るぎない「王国」を県内で築いてきた自民党は歴史的な惨敗を喫した。二大政党制を確かなものにするために、今後、両党に何が求められるのか。(同日選取材班)
【写真説明】
1区の福島伸享氏は「風」を受けながら地道な選挙戦を繰り広げ、大量得票に結び付けた=30日夜、水戸市笠原町の選挙事務所
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:08:46
http://www.ibaraki-np.co.jp/series/senkyo/gekihen/page02.htm
検証’09同日選・激変<2> 民主の課題
2009/09/02(水) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
■地方議員増強も鍵
民主党県連の郡司彰選対本部長は、県内選出の同党国会議員が3人から一気に11人に増えたことから「県連組織を強固にしなければならない。県民の期待に応えられる体制を整える」と組織強化を今後の課題に挙げた。
今選挙期間中の本社世論調査では、ふだん支持している政党は民主が約18%、自民が約43%。民主の支持率は、衆院選が小選挙区制に移行した1996年の調査では3・3%。その後、上昇傾向にあるが、依然として自民支持層と2倍以上の開きがある。
今回、民主の県内比例票は過去最多の約68万4千票。得票率は約43%に上る。大量得票は全体の約3割の無党派層のほか、自民を含む他党支持層に食い込んだ結果とみられる。
■組織力の強化図る
民主の県内党員・サポーターは今年5月現在で約5900人。06年から3年間で約2千人増えた。対する自民の県内党員・党友は約6万人で全国2番目の組織力を誇る。
各選挙で民主最大の支持母体となる連合茨城は傘下組合員約12万5千人。家族やOBを含め数十万人の組織力とされる。これまで“実働部隊”を含め民主党の選挙をけん引。同党の選挙が「労組頼み」と言われてきたのはこのためだ。
各県選出の国会議員が増えれば地方組織も強まるとみる党本部。郡司選対本部長は「市町村議を含め地方議員を増やす。来年は県議選もある。常に選挙で戦っていく姿勢をつくりたい」としている。
民主県議は定数65に対し、会派では2番目に多い6人(8月1日現在)。全体の約四分の三を自民議員が占める。県内市町村議約1千人のうち民主議員は40人足らず。全体の約1割の公明、約6%の共産の両党議員より少ないのが現状だ。
出産時55万円の一時金▽年間1人31万円の子ども手当▽高速道路の無料化▽農業の戸別所得補償−など。民主のマニフェスト(政権公約)は「ばらまき」の指摘がある一方、有権者の切実な期待感が追い風の選挙戦をさらに後押しした。
新たな政策の財源を生み出すため、公共事業の中止や大幅見直しを実施する方針。本県がかかわる八ツ場ダム建設も中止が明確に示され、既に関係自治体から慎重な対応を求める声が出ている。
8月11日、水戸市内で開かれたマニフェスト説明会に出席した岡田克也党幹事長は、茨城新聞の取材に対し、大型公共事業の中止や見直しについて「地方と協議することは必要だと思う」と述べた。
公共事業の多くに推進の立場をとってきた各地方議会の民主会派は、当面は継続事業への対応などについて、党本部との調整や新たな判断を迫られそうだ。民主政権が民意を反映した施策を展開していくためにも、地域に根差した、安定した地方組織の存在が求められる。
【写真説明】
鳩山由紀夫代表も県内応援に駆け付け、大勝した衆院選。民主支持の定着へ県連組織の強化が課題=8月24日、JR勝田駅前
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チバQ
:2009/09/08(火) 21:16:16
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000420909070001
【政権交代@あいち】
猟師町にも「風」
2009年09月07日
【愛知8区】
「自民だらしない」■民主にも推薦状
知多半島の漁師たちが「政権交代」に揺れている。「これまで自民党にしか投票したことがない」という伝統的な保守地盤で暮らしていたが、衆院選では地元愛知8区(半田市、常滑市など)選出の自民の候補者が大差で落選した。予期しなかった事態に先行きが読めないでいる。(星野典久)
数十年間、自民を支持してきたという南知多町の大井漁協。「こんなに惨敗して正直、今後どうしたらいいかわからない」。石黒友之組合長(74)は予想以上の結果に戸惑っている。
民主伴野豊氏の陣営関係者が、「以前は、足を踏み入れるのすら、はばかられた」と言うほど、同町は強固な自民の地盤だった。今回の衆院選でも、県内で数少ない、比例区での自民の得票が民主を上回った所だ。ただ得票数は自民が4394で民主が4128。前回05年の衆院選で3335あった票差は今回、一気に266にまで縮まった。
「民主は漁師を良くしてくれる政策をとってくれるか不安」と石黒組合長。選挙期間中は、日本中に吹き荒れる「風」は感じていた。民主のマニフェストに織り込まれた暫定税率の廃止による漁船の燃油代引き下げ、さらに農家への戸別所得補償制度が、漁業者も対象にならないか、といった期待もあった。それでも「自民には港湾の整備をお願いしてやってもらった経緯がある」と、これまで通り自民候補の伊藤忠彦氏に推薦を出した。
マニフェストよりも義理。陳情を聞いてくれる自民を支持してきた漁師たちにとって、当然の選択だった。「民主の候補と政治的な付き合いをしたことはない。こちらから頼むわけにもいかないし……」
長年にわたり自民支持で固まっていた知多半島のある漁協。だが民主の「風」は、その漁協内にも及んでいた。実は自民候補の伊藤氏だけでなく、民主伴野氏にも推薦をひそかに出していた。伴野氏の陣営によると、県内の漁協から民主候補に推薦状が出るのは初めてのことだったという。
この漁協幹部は、伴野氏に推薦を出した理由について、「基本はあくまで自民。ただ、できれば自民と民主の2人が当選するのが理想」としながらも、「自民候補が落選するかもしれないという危機感はあった」と、政権交代を意識していたことを認めた。
現場で働く漁師たちはもっと敏感に「風」を感じていた。今回初めて民主に投票したという男性(78)=美浜町=は「最近の自民はだらしがなく、不満に思っていた。仲間内にも同じように考えていた人は結構いた」と指摘している。
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:21:00
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000340909070001
流れ変えた境港集会
2009年09月07日
赤沢氏のシンボルカラーの赤一色で埋まった決起集会=8月27日、境港市上道町
◇激戦の2区 逆転の分岐点は・・・
政権交代が起きた第45回総選挙の投開票日から、6日で1週間を迎える。鳥取2区は各種の情勢調査で民主リードが報じられていたが、大激戦の末に自民が626票という小差で逆転を果たした分岐点はどこだったのか。それを振り返り、朝日新聞鳥取版の総選挙報道をひとまず終えたい。(井石栄司)
鳥取2区は選挙戦の序盤、中盤に報道各社が実施した情勢調査では、民主の湯原俊二氏が自民の赤沢亮正氏をリードしていた。朝日新聞が8月22、23日に実施した調査の結果も、湯原氏優勢だった。
しかし、この時点で全体の3分の1の人が投票態度を明らかにしていなかった。さらに、「湯原氏に投票する」と答えた人の7割が「投票先を変えることがある」と回答。一方、「赤沢氏に投票する」と答えた人で「投票先を変えることがある」という回答は3割にとどまった。逆転可能な差だったといえる。
22日、取材で赤沢氏の選挙カーに同行した際、選挙活動を取り仕切っていた広江弌(はじめ)県議は「現時点で負けている。ただ、ここ2、3日で追い上げるムードを作れるかどうかが勝負」と話していた。
26日、2区の激励に入った自民党の山根英明幹事長は情勢についてこう言った。
「広江さんが各支部長を呼びつけてギリギリ締め上げとった。勝てそうな雰囲気だった」
翌27日には境港市で赤沢氏の決起集会が開かれた。「1200人入れるために400人規模の会場から急きょ変えた」という選対の狙い通り、約1100の客席は満席で100人以上が立ち見の状態。予定通りの動員で、組織が締まっているのがわかった。
熱気に包まれた会場で赤沢氏は必死に訴えた。「私には比例復活の道はまったくありません。小選挙区で1票でも負ければ一巻の終わりです。仕事を続けさせて下さい」。すすり泣く妻とともに、何度も何度も頭を下げた。
同市出身で、相沢英之・元衆院議員の妻で女優の司葉子さんも、東京から急きょ駆けつけた。司さんの呼びかけで相沢氏の集会では名物だったという、地酒会社の有力支援者が「ピッピッピー」と笛を吹き鳴らす景気づけで、応援ムードを高めていった。1時間以上に及んだ集会は時間が進むにつれ、高揚感と一体感に包まれた。最後に、「境の票で米子の(負け)分もぜひお願いします」と司さんが締めくくると、会場の高揚感は頂点に達した。
一方、湯原氏側の県議は最終盤、「境港で風を感じる。民主は1万票はいく」と自信をみせていた。しかし、自民の集会への有効な対抗策を同市で打てなかった。
さらに、民主側は、湯原氏が市議、県議を務めた米子市で当初、赤沢氏に1万票は勝つつもりでいた。ところが、福間裕隆・県連幹事長は不安を口にしていた。「湯原の運動量や党への風からすると、もっとリードしてもいい。だが、その手応えがない」
同市での勝利を確実にするため、民主側は28日に岡田克也幹事長を応援に呼んだ。選対発表で1700人という聴衆が米子サティ前を埋め尽くした。しかし、聴衆の視線
は湯原氏ではなく、岡田氏を追っていた。
米子市で、自民側は最後まで手を緩めず、各種団体を使って大規模な電話作戦を徹底
して展開した。民主リードの報道を逆手にとり、「赤沢が通れば2区から代議士が2人出る」とアピールする戦術で浸透を図った。
開票結果は、司さんの言葉通り境港市での赤沢氏の得票率は54・3%で、湯原氏を2655票上回った。一方、湯原氏は同市の4倍の有権者がいる米子市で票が伸びず、3136票のリードで終わったため、境港で負けた分でほぼ相殺された。
赤沢氏側は、民主リードが予想された日野郡でも、内田博長県議が各支部に巻き返しを指示し、682票上回った。川上義博・民主県連代表が最終盤にてこ入れを図ったとされる東伯郡でも、778票勝った。
結局、湯原氏が勝てたのは米子、日吉津、伯耆、南部の4市町村にとどまった。自民は戦術、組織の両面で民主を上回っていたように思える。
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:22:08
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000480909070001
地域の壁、京野氏に課題
2009年09月07日
演説する京野公子氏。選挙戦では民主党幹部が続々と応援に駆け付けた。右は岡田克也幹事長=由利本荘市
「やっぱり地域主義はまだ根強かった。この壁をなんとか乗り越えていかなくては」
当選から一夜明けた8月31日、民主新顔の京野公子氏(59)は、秋田3区の投票結果を振り返り、こう漏らした。
京野氏は、選挙戦で「政権交代」を前面に出し、全国的に吹き荒れた民主党への追い風に乗った。
しかし、地盤である湯沢市で獲得した票数は1万6386票で、得票率は50%。前回の同市での得票率は49%だった。一方、次点の自民前職の御法川信英氏(45)も湯沢で33%(前回35%)を獲得。地元の大仙市では56%(同63%)を得ていた。無所属新顔の村岡敏英氏(49)も地元の由利本荘市で60%(同61%)。いずれも、前回と変わらない支持の厚さを見せた。
□
3区はかつて、御法川氏の父親で自民衆院議員だった英文氏と、村岡氏の父親で元官房長官の兼造氏の2人のベテラン議員が地盤を分け合っていた。選挙制度が変わってからは、交互に小選挙区と比例区に立つコスタリカ方式をとっていた。
「民主党に風が吹いても、支持者は変わらない」。麻生政権が解散する直前でさえ、御法川、村岡の両陣営からこんな声が聞こえていた。選挙期間中は有権者から「この辺りは、ずっと自民党が地盤を守ってきたところだから」と何度も聞いた。
こうした地域選挙を意識し、民主党本部も京野氏を力強くバックアップした。鳩山由紀夫代表、菅直人、小沢一郎の両代表代行、政調副会長の蓮舫参院議員ら幹部が次々に駆け付け、対立候補の地盤で演説などをした。
選挙が近づくにつれて京野氏は「『期待してる』『頑張って』と声を掛けてもらえるようになった。地域を超えて、支持を広げられている」と手応えを感じていた。岡田克也幹事長が由利本荘市で演説した時は、決して多くない聴衆について「地元の候補以外の応援に来るのは大変なことだと思う。来てくれただけでありがたい」と話した。
京野氏の当選を支えたのは、どの候補者の地元でもない横手市の得票だった。前回は御法川氏が1894票差をつけ、京野氏を得票率で3ポイント上回り、当選(旧町村含む)。しかし、今回は一転、京野氏が1万86票差で、16ポイントの差をつけた。
朝日新聞が投票日の30日に各地で行った出口調査によると、無党派層の半数は京野氏を支持、残りを御法川氏と村岡氏が分け合っていた。無党派層へのアピールは成功していた。
□
地元に浸透しながらも及ばなかった御法川氏と村岡氏の悲劇は、それぞれの父親や地盤の影響が強いことが事実上の保守分裂選挙を生んだことだ。自民党県議の支持は割れ、自民党がまとまらないことを理由に公明党も自主投票を決めた。出口調査でも、自民支持層の投票先が2氏に割れていた。
御法川氏は「地元後援会の取りこぼしはなかった。わたし個人への支援はあった」と振り返る。その上で「風にとらわれ過ぎた。地域戦という事情に加え、今回の選挙は自民対民主の構図があった。落選は無党派層が離れてしまった結果だと思う」と分析。そして、次期選挙までに「いま一度、地元固めをしていきたい」と話した。
京野氏は「長く自民党が与党として政権を独占してきたことで、地元の人たちは地元から国会議員を出さないと利益が得られないと感じている。その意識を変革していきたい」と話す。「私は湯沢の人間だけど、3区選出の衆院議員になる。地域全体の人たちに、私に対して期待感と安心感を持ってもらえるよう頑張る」とも言う。
だが、長年の地域選挙で積み上げられた壁は高い。「新人」に厳しい目が注がれるのはこれからだ。
(斉藤寛子)
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:34:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/feature/fukuoka1252050661061_02/news/20090904-OYT8T00773.htm
「風紋」09衆院選ふくおか
<1>不信うねり、自民大敗
落選が決まり支援者に頭を下げる渡辺さん(古賀市の事務所で) 「自民党に対する積年の不信やら不満」(麻生首相)が、つかみどころのない風となって選挙区を吹き抜けた。
「相手は全国にはびこった“魔物”。最後まで(姿が)見えなかった。いつ追い越されたのかも、わからない」
古賀市の国道沿いにある自民党前議員・渡辺具能(68)(福岡4区)の事務所。有権者の厳しい審判が下った30日夜、後援会幹部は苦々しげに今回の選挙戦を振り返った。
渡辺は前回、選挙区内の全10市町で民主党候補の票を上回る強さを見せ堂々の4選を果たした。しかも、今回の同党候補は元議員とはいえ地元とは縁遠い「落下傘」の古賀敬章(56)。少なくとも解散風が吹き始めた昨秋までは、多くの関係者が逆風を実感しつつ、少々のことでは渡辺の5選は動かないと考えていた。
魔物が数字に姿をかえて眼前に現れたのは、投開票を1週間あまり後に控えた8月20日すぎ。報道各社の情勢世論調査で劣勢が伝えられるたびに、後援会に動揺が広がった。
「私自身、心外だった」と幹部。「その後は危機感が高まって、選挙戦最終日は最高に盛り上がった。最後の最後で追いついた、とは思ったが、残念ながら追い越したとまでは言えなかった」
◇ ◇
前回の「郵政選挙」がそうだったように、小選挙区制では、2大政党の一方に風が吹くと全選挙区に影響が及び、地滑り的な大勝をもたらすことになる。
福岡7区に立候補、比例選で復活を果たした民主党新人・野田国義(51)の選挙対策本部長を務めた参院議員・大久保勉は「『民主圧勝』報道の頃から空気が変わり、自民支持で動いていた団体の動きが止まった」と振り返る。
「名簿を出す用意がある」「票をもってくる」。複数の地方議員らから、こんな働きかけが始まったのもこの頃という。
◇ ◇
勝敗が決まった30日夜、渡辺は苦渋の表情を浮かべ、報道各社のインタビューに応じた。
「これまでの選挙より、後援会はまとまっていたし、私自身、手応えも感じていた」「直接会った人には、思いは通じたはずだ。しかし、直接触れあうことのできなかった人が圧倒的に多く、そういう人たちが全部、向こうに行ってしまった」
政権交代のかけ声の下、つかみどころのない風に翻弄(ほんろう)された選挙戦。渡辺は敗戦を振り返り、「私の手応えと、結果が結びつかなかった」と力なく語った。(敬称略)
(2009年9月1日 読売新聞)
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:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:40:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1251809564095_02/news/20090901-OYT8T00969.htm
政権交代 山形の構図
<上>民主躍進、その背景
手を取り合って有権者にアピールする和嶋さん(左)と鹿野さん(中)、舟山さん(29日、山形市七日町で) 「政権交代こそが、この国を再生する道だ」
2006年4月12日、鹿野道彦(民主)は涙でぬれた拳を突き上げた。前回選で落選後初めての辻立ち。その時、親友で民主党県連の事務担当として支えてくれた木村昌夫が荼毘(だび)にふされていた。鹿野は遺影を胸に、再起をかけて2500回超の街頭演説を始めた。
改革を訴えて15年前に自民党を離党したが、05年選は郵政民営化など「小泉構造改革」を争点に遠藤利明(自民)に大敗。盟友の前山形市長・吉村和夫の死去(03年)や、選挙戦を仕切った後援会の高齢化も響いて当時の選対幹部は「一時代の終わり」と表現した。
だが、転機は07年夏の参院選。吹き始めた民主への「風」に乗り、鹿野が出馬を説得した舟山康江が2度目の挑戦で初当選。この時初結成した民主、社民、連合山形の合同選対本部による選挙戦略が、今年1月の知事選に続いて、衆院選でも力を発揮することになる。
選対幹事長の吉村和武(県議)は「民主、社民、連合山形、後援会の4本柱が連携する新たなスタイルが築けた」と振り返る。民主は「政権公約」をアピールし、社民は自治労への取り込み、連合山形は事務作業と加盟労組のパイプ役を担い、後援会は地域の集票などに徹した。連合山形会長の安達忠一は「『今を変える』ため大人の役割分担」と語る。多方面のルートで「苦手だった企業・業界への食い込み」(選対幹部)にも奏功し1500超の企業に推薦を得た。知事・吉村美栄子の応援も取り付けた。遠藤とは1291票の小差。選対幹事長の吉村は「連携のどの一手を欠いても勝てなかった」と胸をなで下ろした。
◇
「保守王国の象徴(山形3区)の一角に、くさびを打つ役割を担いたい」。公示直前に県議を辞職して比例選東北ブロックに出馬して初当選した和嶋未希(民主)は、13選を果たした加藤紘一(自民)に「挑戦状」をたたき付けた。次期衆院選もにらむ。
ただ、民主の政権維持や政策展開について、和嶋は「県議会議員や市町村議会議員の拡充が課題。次の改選に向けた準備が必要」と分析。県議会(定数44)の7割は自民県議が占め、和嶋の辞職で民主はゼロ。35市町村議員の総勢(約560人)でも自民議員が6割近くを占め、民主議員は1割にも満たない。県連選対本部長の舟山は「県民は小泉改革にノーを突きつけた。良識、良心で判断してほしい」と地方議員に呼びかけるが、理解や浸透を図る具体的アプローチが急務だ。
自民層にも支持を得てダブルスコアで山形2区を制した近藤洋介を含め、民主は県内から3議席を奪取。舟山は「若い和嶋、中堅の近藤、ベテラン鹿野。バランスがいい」と言う。社民や連合山形との協力を継続できるか、県議会や市町村議会への影響力をどう構築するかなどが、カギとなりそうだ。(文中敬称略)
◇
政権選択を最大の焦点とした衆院選。「山形の陣」の舞台裏を振り返った。
(2009年9月1日 読売新聞)
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チバQ
:2009/09/08(火) 21:40:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1251809564095_02/news/20090901-OYT8T01086.htm
政権交代 山形の構図
<中>逆風にあえいだ自公
支持層からも「今回は民主」
自民党劣勢のテレビ報道を硬い表情で見つめる遠藤さん(左から4人目)と寒河江公明党県本部代表(左端)(30日午後8時50分、山形市あかねヶ丘で) 「首の皮一枚、つながった」――。自民県連幹部から本音が漏れた。県内では小選挙区で民主に2議席を譲り躍進を許したが、全国的に歴史的な敗北を喫した中、比例選を含めると2議席を確保。実質的には1議席を減らすにとどめた。山形1区で遠藤利明が善戦し比例選で復活当選したことが大きかった。
選挙戦終盤に「世論調査では鹿野道彦が一歩抜け出す」と報道され、厳しい空気も漂ったが、「最終盤に有権者の反応が違ってきた」(陣営幹部)。選挙戦最終日の29日午前7時、出陣式会場の山形大付属中体育館は2階部分まで参加者でびっしり埋まった。遠藤は31日、「人が減るのかと思っていたが、大勢集まってくれた。最後の3日間で支援者が頑張ろうという気になってくれた」と振り返った。
選挙戦では党公認を前面に出さず、「世襲ではないたたき上げだから地域の痛みがわかる」「東京と地方の格差を埋める」と訴え、有権者に浸透させた。陣営幹部が「比例選では自民党の獲得議席が少なくなる見通しだから、復活当選はない」と強調したことも、支持者を結束させた。ふたを開ければ、鹿野との票差はわずか1291。自民県連幹事長の今井栄喜は1日、「あの差になったことで比例選で救われた。1票の重さをこれほど感じたことはない」と語った。
だが、県全体でみれば、自民の後退は明らかだ。1〜3区の党公認3候補の得票の合計を05年と比べると、減票分は11万1194票。県内の小選挙区で1人が当選できるだけの票だ。比例選でも7万票余りを減らした。中でも2区は、支持層の多くが民主の近藤洋介に流れ、鈴木啓功は17市町のうち村山、長井、尾花沢市など7市町で近藤に倍以上の票差をつけられた。
「今回は自民の内部からも『一回、民主にやらせたっていいべ』という声が結構あった。ずっと自民を支持してくれてきた人でも頑固だった。我々も反省すべき」。今井は31日、選挙戦をこう振り返り、「県連は国の政策を中心に連携プレーでつながってきたが、今後は国の政策に順応するだけでなく、地域の声をしっかりとらえるのが大事」と再出発への思いを語った。
◇
「選挙区は自民に、比例は公明に」と呼びかけた公明も厳しい戦いとなった。25日、山形市を訪れた代表の太田昭宏は「どうか公明に輝く太陽を昇らせて」と演説で訴えた。遠藤も会場にいたが、太田は公明の政策紹介に終始。太田は26日から、東京12区で自身の選挙に専念した。
比例選での公明の得票は県内で6万8167票。過去最高だった05年より約2万8000票減らした。減少率は、1区で27%、2区で30%、3区で29%。県本部代表の寒河江政好は30日、「昨年秋頃から生活の苦しさのはけ口が政府・与党に向かった」とし、「終盤で『民主は財源が大丈夫か』と言われ風がちょっとやんだが、『今回は(民主で)いいんじゃないの』という選挙になってしまった」と話した。(敬称略)
(2009年9月2日 読売新聞)
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チバQ
:2009/09/08(火) 21:41:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1251809564095_02/news/20090902-OYT8T01169.htm
政権交代 山形の構図
<下> 社民、悲願の議席獲得
民主、社民両党の街宣車を2台並べた街宣活動、両党の機関紙を一組にして戸別配布する合同ポスティング――。山形3区に立候補した吉泉秀男(社民)の陣営幹部が「こんな強固な連携は初めて」と振り返る選挙協力は、吉泉の比例選復活当選という形で結実した。13選を果たした加藤紘一(自民)に対する惜敗率は61%。05年衆院選で3区に立候補した社民候補に比べて倍増し、県内では1996年の小選挙区制導入以降で初となる悲願の社民候補の議席確保となった。
民主は3区で独自候補擁立を見送ったため、吉泉は自公政権に対する批判の「受け皿」となり、同政権への批判票の掘り起こしに成功した。「3区では惜敗率で選挙協力の恩恵を受けた。代わりに民主は比例票を伸ばし、お互いに目標を達成できた」。社民党県連代表の広谷五郎左ェ門(県議)は、共闘による成果を強調する。全県的な知名度を持つ参院議員の舟山康江(民主)、比例選東北ブロックで初当選した和嶋未希(同)らが「3区は吉泉さんに」と訴え、民主支持層への浸透を手助けした。
当選が決まり、手を合わせる吉泉さん(右から3人目)や広谷・社民党県連代表(右端)ら(31日午前1時20分、酒田市東大町の事務所で) 社民、民主で合同選対本部を組織した「全国まれに見る協力体制」(舟山)は、中央に先んじた“連立”と言える。背景には、党勢に対する広谷の強い危機感があった。「政党に力があるうちに行動しないと存在感を示せなくなる。ジリ貧になってから『協力しよう』では相手にされない」。国に先駆けた連携は、党の施策を少しでも政治に反映するための現実路線でもあった。
しかし、自民に吹いた激しい逆風に乗った吉泉の当選を、「今回だけ」と冷ややかに分析する声もある。ある政党幹部は「特殊な政治現象の中で起きた出来事」と話す。外交・安全保障など、党の政策の違いを指摘する声も多い。別の幹部は「本来の政策を貫くなら(民主との)連立なんて組めない。有権者はしっかり見ており、次の選挙で審判が下るよ」と語った。
来夏に迫った2010年参院選での連携も今後の焦点になる。広谷は「中央の方針もあるが、今の関係を基本に据える」。社民と連携し2区で初の小選挙区当選を果たした民主県連会長の近藤洋介も「和嶋の擁立は、吉泉議員誕生のプラスになったと確信している。社民との連携は続けていくと思う」と語った。
◇
民主を除いて唯一、比例選東北ブロックの県内得票数を伸ばしたのが共産だ。「『小選挙区は民主だが、比例は共産に入れた』という有権者もいた。建設的野党への期待の表れだ」と県委員長の後藤太刀味は説明する。目標の5万票には届かなかったが、県内では05年比で1061票増となる3万6973票を集めた。
一方で、小選挙区に出馬した2人はいずれも05年の候補より票を伸ばせず、「政権選択」「自民対民主」の構図に埋没した格好だ。後藤は「変革は始まったばかり。1年後の参院選の時、政権がどんな状態になっているか想像もつかない」と総括した。県内でも、一つ読み違えれば足元をすくわれる“風”をにらんだ政党同士の戦いがしばらく続きそうだ。(敬称略)
(2009年9月3日 読売新聞)
5500
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:42:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1251793574704_02/news/20090901-OYT8T00752.htm
政権交代 検証14対0
《上》 「パイプ役は」首長不安(2009年9月1日)
自民県議 「団体そっぽ向く」
検証14対0? 「14人全員が選挙区で当選した。『埼玉から政権交代』という目標を達成できて、満点の選挙戦」
歴史的大勝から一夜明けた31日の記者会見で、民主党県連代表の枝野幸男は胸を張った。3議席しか取れなかった前回選から一転、比例選でも県内関係者が当選する「完勝」だった。
枝野は早くも来夏の参院選にまで言及し、「定数3で与党が1人しか出さないのは無責任」と2人を擁立する考えを表明。「最終的には県議会、市町村議会で自民党と拮抗(きっこう)する勢力にしなければ」と語気を強めた。
◎
長く自民党が第1党となっている県議会にも衝撃が走った。
麻生首相が誕生した昨年の総裁選では「麻生選対」を設置し、国とのパイプを誇示してきた自民党県議団。ある県議は「県議選だって、政権党の看板があるからこそ優位に戦ってこられた。野党になったら団体がそっぽを向くのは間違いない」と危機感を募らせる。
県南のある首長は「自民党の国会議員は、地元の行事などにも積極的に顔を出してくれたが、民主党議員はあまり来てくれない。大丈夫だろうか」と不安を口にした。
民主党出身の上田知事だが、民主党がマニフェストに掲げた「八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の建設中止」に対しては、「必要な事業だ」と真っ向から反発する。党内でも意見が分かれる問題だが、枝野は会見で「(中止の)方針を変える訳にはいかない。必要なら県でやればいい」と切って捨てた。
一方、経済界はひとまず静観の構えだ。県商工会議所連合会会頭の川本宜彦は「期待半分、不安半分で受け止めている」。大宮東口商店街連絡協議会会長の新井正男も「行き過ぎた規制緩和路線は、各地で大型店の進出と商店街の衰退を招いた。地方経済再生のために、民主党がどう手を打つのか、お手並みを拝見したい」と話した。
2人の言葉からは、小泉政権以降、自民党が進めてきた構造改革路線に対する反感が、県内経済界にも根強いことがうかがえる。
◎
自民党大敗の波紋は、支援してきた県内首長らの間に一気に広がった。「最後の砦(とりで)」と目されながら、よもやの敗戦を喫した党県連会長の山口泰明は31日、東松山市の事務所で閉所式に臨んだ。
山口は今回、選挙区内の全10市町長を選対の総括責任者や顧問に据え、組織固めに奔走。圏央道の坂戸インターチェンジの開設など実績を強調してきた。
山口の落選に、ある首長は「国と地域のパイプ役だった存在がいなくなるのは不安だ」と漏らし、川島町商工会長の鈴木泰左右も「何かあった時、意見陳情が気軽にできる心の支えだった」と表情を曇らせた。
閉所式で山口は「政権が交代しても、官僚機構がすぐに直されるわけでない。今後も何か要望がありましたら何なりと…」と後援会幹部らに声をかけた。しかし、その言葉はどこかむなしく響いた。
(文中敬称略)
(2009年9月1日 読売新聞)
5501
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:43:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1251793574704_02/news/20090901-OYT8T01192.htm
政権交代 検証14対0
《中》 風受け止めた 帆の整備(2009年9月2日)
検証14対0 「予想通りというか、勝ちすぎですね」。投開票日の30日夜、県庁近くの連合埼玉本部。「全勝」を報告するため訪れた民主党県連代表の枝野幸男に、事務局長の竹花康雄は冗談交じりに声をかけた。
民主党はなぜ小選挙区で14議席も確保できたのか――。「長期政権への不満が大きな風になった」とされるが、民主党県連幹事長の武正公一は「それだけではない」と断言する。「ヨットに例えれば、風を受け止めるだけの帆と柱を県連として4年間かけて作ってきたからだ」
◎
民主党が小泉旋風の前に大敗した4年前の前回選の翌日、県連主催の「民主党埼玉政治スクール」が開講した。参加者は議員を志す約40人。1年間かけて政策や政治の現場を学ばせ、地方議員を増やし、風に左右されない地盤を作り上げる狙いがあった。
今年で5期目を迎えたスクールからは県議3人、市議9人が誕生。2004年に64人だった県連所属の地方議員は、07年の統一地方選を経て106人にまで膨らんだ。今回、新人で当選した小野塚勝俊(8区)、森岡洋一郎(13区)の2人もスクールの出身。
同時に、自民の支持基盤の切り崩しも図ってきた。その一つが業界団体への接近だ。連合埼玉頼りから脱皮するため、今回は参院議員らが中心となり、県内106団体を回って支持を求めた。
最終的に推薦に応じたのは27団体にとどまったが、枝野は「こちらに来なくても、相手に最後の粘りをさせない効果があった」とみる。15区の高山智司は「推薦団体が1・5倍になった。聞いたこともないような団体もあった」と驚きを隠さない。
自民党顔負けの「どぶ板選挙」を展開し、地元に根を張り始めたことを勝因に上げる候補者も少なくない。12区の本多平直は、大票田の熊谷市だけではなく、大利根町など農村地域での票の掘り起こしに力を入れた。「保守地盤を崩すには風だけではダメ。個別の自宅回りを徹底した」と勝因を分析する。
自民党県議だった清水勇人を、県連支持でさいたま市長に当選させたほどの風を、4年間の「地上戦」で確実に受け止めた民主党。その結果の14勝だと、武正は強調する。
◎
風の向きは時々で変わるのが常。「自民党の負け方を見て、次の選挙が怖くなった」という枝野は、「風がどうであろうと、県内で半分近くは勝てるところまで持っていきたい」と早くも「次」に照準を定める。
民主党が業界団体に近づき、地元に浸透すればするほど、自民党停滞の一因となった「しがらみ」が生じかねない。枝野は「応援してもらうために、政策を決めるようになってはいけない」と戒める。
だが、落選した自民党候補者は自戒を込めて言う。「与党になればきれい事では相手が納得しない。民主党もいずれは“自民党化”していくはずだ」 (文中敬称略)
(2009年9月2日 読売新聞)
5502
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:44:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1251793574704_02/news/20090903-OYT8T00723.htm
政権交代 検証14対0
《下》 自民 組織選挙に限界(2009年9月3日)
検証14対0 敗戦の弁は様々だった。
「自民党のおごり。組織が大きくなりすぎた」(12区・小島敏男)
「『政権交代』というプロパガンダに、有権者がマインドコントロールされてしまった」(3区・今井宏)
「逆風を感じたのは麻生さんになってから。代わってすぐ解散なら、こんなことにならなかった」(15区・田中良生)
「風はあまり感じなかった。台風の真ん中にいたのかもしれない」(10区・山口泰明)
◎
この4年間、自民党は歴史的大勝の余韻に浸ってきた。2005年の前回選は、小泉旋風に乗って小選挙区で12勝3敗。敗れた3人も比例復活を果たし、比例単独候補2人を含め、県内の衆院議員は17人に上った。
だが、今回は圧倒的な逆風を受け、かろうじて2人が比例で復活するにとどまった。「前回の民主党のように、小選挙区で三つくらいはとれると思っていたのだが……」。投開票日の30日夜、県連本部でテレビの開票速報を見ていた県連幹事長の滝瀬副次はつぶやいた。
格差社会と地方の疲弊を招いたとされる「小泉改革」に加え、安倍、福田、麻生と続いた政権のたらい回し――。埼玉の有権者が示した選択は、自民党自らが招いたものだった。
業界を束ねる団体の自民党離れも加速。自民党を支援してきた県医師会の政治団体「県医師連盟」は今回、民主党候補4人を推薦した。建設業界の政治団体「県建設政治連盟」は「基本的には自民支持」としながらも、「活動に理解を示してくれる人なら自民党以外を支持してもいい」との立場をとった。
地元に根を張る後援会組織を作り、業界団体を巻き込んで支持を広げる――という組織選挙の限界を指摘する声も多い。県東のある陣営幹部は「組織選挙が時代遅れなのは分かっているが、無党派層にどう訴えていいのか見当がつかない。結局、組織に頼るしかなかった」と吐露する。
劣勢が伝えられた終盤、民主党と日教組の関係などを批判するネガティブチラシを配布し、伝統的な自民支持層を取り戻そうとした。だが、読売新聞と日本テレビの出口調査では自民支持層の3〜4割が民主党候補に投票した。民主党県連代表の枝野幸男は「ネガティブキャンペーンは逆にありがたかった」と振り返る。
13小選挙区で自民候補を推薦した公明党幹部も「埼玉自民は自力がなさ過ぎる。民主との差が開き過ぎだ」と嘆く。その公明党も比例選北関東ブロックで至上命令の3議席目を奪還できなかった。東京12区で苦戦する太田代表のため、終盤は都内にも力を割かざるを得なかった。
◎
報道各社の世論調査で「自民劣勢」が伝えられ始めた23日朝、県連本部に急きょ自民党県議団が集まった。「無党派層はもう手がつけられない。自分たちの足場を固めるしかない。今回で終わりじゃない。来年の参院選がある」。県連副会長の野本陽一は早くも参院選を視野に檄(げき)を飛ばした。
だが、県連会長の山口まで落選した党の立て直しは容易ではない。参院選では公明党とも議席を争うことになる。何より県民の信頼を取り戻すことが急務だ。
「自民党を変えなければいけない。スリムになった今こそ体質改善して、国民の負託に応えられる保守の政党として生まれ変わらなければならない」
比例復活で議席を守った新藤義孝は巻き返しを誓うが、その道のりはまだ見えてこない。
(文中敬称略)
(この連載は、芳村健次、矢子奈穂、水野祥が担当しました)
5503
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:45:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1251723860170_02/news/20090831-OYT8T01294.htm
山梨民主独占
奔走知事に急接近も
当選から一夜明け、朝から街頭演説する民主党の坂口岳洋氏(31日午前7時40分頃、笛吹市石和町で) 31日午前。東京に向かうJR中央線「あずさ」のグリーン車。深く腰掛けた民主党、小沢鋭仁の眼光には、近寄りがたい雰囲気が漂っていた。
〈およそ軍勝五分をもって上となし、七分をもって中となし、十分をもって下となす〉
小沢は武田信玄の名言を引用しながらとつとつと語った。
「信玄は10の勝ちは『負け』と教えている。今回の民主党の勝利は10以上だ。ちゃんと党運営をしていかなければいけない」
小沢は1993年の衆院選で、日本新党から出馬し初当選。8党による連立政権は、自民党の長期政権に終止符を打った。だが、政権は1年ももたずに空中分解した。
小沢は「8党連立政権と鳩山政権は全然違う」という。だが、短期政権の苦い思い出は、小沢の心の底に沈んだ澱(おり)のように消えない。
「これから、だれに会うのかは言えない」
小沢は、国会議事堂前駅を出ると、車に乗り込んだ。300議席を超える巨大与党をどう統治するか。人事は、政策は……。鳩山代表の「側近」を自認する小沢の奔走が始まった。
県内の小選挙区で初の11万票台を獲得した民主党の後藤斎。当選後、「勝利の美酒」に酔って就寝したが、31日午前には、表情から喜びの余韻は消えていた。
昭和町の事務所前の当選報告会。あいさつに立った後藤は、韮崎の選対役員だった秋山義友に触れた。「秋山さんは病院で期日前投票をしてくれた後の8月22日、76歳で亡くなった。今日は娘さんが遺影を持って来てくださった」
しんみりとした空気に包まれる中、後藤は自ら言い聞かせるように続けた。
「(郵政選挙で大勝した)4年前の自民党のように、浮かれた気持ちではいけない」
31日朝。ぽつぽつと小雨が降る中、初当選を果たした民主党の坂口岳洋が、笛吹市石和町の交差点に立ち、マイクを握っていた。
「暮らしが良くなったな。そう実感できる政治を必ず、実現します」
通勤途中のドライバーが次々と坂口に手を振る。そのたびに坂口は演説を中断し、手を振り返した。
その後、民主党県連幹事長の樋口雄一と共に横内知事を表敬訪問した坂口に対し、知事は「こちらからあいさつにうかがわなければと思っていたが恐縮だ」と相好を崩した。
記者団に対し、知事は「県選出の国会議員のお力も借りながら、政権交代が県民にプラスになるように努力しなければならない」と語った。
坂口も記者団に強調した。「民主が議席を独占したということは、与党が独占したということ。県民にとってとても幸せなことだ」
民主党と知事の急速な接近を予感させた。
(敬称略)
(2009年9月1日 読売新聞)
5504
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:45:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1251723860170_02/news/20090901-OYT8T01039.htm
山梨 民主独占
自民県議団厳しい反応
赤池(右から2人目)、小野(右から3人目)の両氏を招いて開かれた合同会議(1日午後2時50分頃、自民党県連会館で) 真っ黒に日焼けした自民党の小野次郎と赤池誠章の2人は中央の席に並んで座った。終始硬い表情を崩さなかった。
1日午後3時、甲府市丸の内の自民党県連で緊急に開かれた最高委員・県議合同会議。議題は、3選挙区で公認候補が全敗した衆院選の総括だった。
小野は居並ぶ党県議団を前に、敗北の反省を口にするとともに、こう指摘した。「業界団体から今回の選挙は推薦状をもらいましたが、今後はどうなるかわからない。与党は民主党なんですから」
自民党の重要な集票組織である建設、農業などの業界団体。だが、野党・自民党は今後、見向きもされないのではないか――。小野は暗に衆院選だけではなく、あらゆる選挙への影響を指摘したのだった。
会議後、小野は山梨3区で共に戦った県議団と短い立ち話をした。「事務所に『よろず相談所』みたいな看板をかけようと思っているんですよ。国の予算には口を出せない代わりに、何でも相談に乗りますよって」
だが、小野が車に乗り込んだ後、県議団の反応は厳しかった。
「県議選も危ないと言いたかったのだろうが、県議選は党を前面に出す選挙じゃない」「自分の立場がわかっていない。もう3区は小野さんじゃ戦えない」
一方の赤池は会議前、記者団に淡々と語った。
「きょうは東京に行ってきました。議員会館の事務所の引っ越しをあすまでに終わらせろと言われているんで」。大量の資料を運び出すために2トントラックが必要になるという。
会議の中で、赤池は「街頭演説を続けます」と宣言した。だが、出席した県議の一人は、「何となく元気がなかったね。今のままでは民主党に勝てる要素はないだろう」と語った。
堀内光雄はこの日欠席した。「東京で自民党の総務会があるので」。会議の冒頭、県連会長代行の前島茂松は、そう事情を説明した。だが、堀内は党本部で開かれた総務会にも顔を見せなかった。
「保守王国」とも呼ばれた山梨だが、自民勢力の団結、再生への道のりは見えてこない。比例も含め衆参両院で自民党議員がゼロとなったのは全国で岩手、滋賀、そして山梨の3県だけだ。
県庁内では1日、県選管による当選証書の付与式が開かれた。式の後、民主党の後藤斎はテレビカメラの前で感無量の様子で語った。
「県の選管委員長から当選証書を受け取り、改めて真の選挙区での代表者になれたと実感した」
過去2回の当選がいずれも比例復活だった後藤は、東京の中央選管で当選証書を受け取ってきた。後藤は続けた。
「私たちは生活、地方を立て直すと一貫して言ってきた。地域の要望、課題に対し、国の予算を含め、国政との橋渡し、パイプ役を当然果たしていく」(敬称略)
(2009年9月2日 読売新聞)
5505
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:45:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1251723860170_02/news/20090902-OYT8T01042.htm
民主独占
首長事業削減けん制
記者会見場を後にする横内知事(2日午前11時50分頃、県庁で) 2日、知事や市長らの定例記者会見が相次いで開かれた。
県や市はちょうど9月定例議会の時期だ。記者の質問は、民主党政権が自治体の予算に与える影響などに集中した。
午前11時半、県庁。記者会見に臨んだ知事の横内正明は、民主党のマニフェスト(政権公約)への期待感を表明しながらも、公共事業の削減に強い警戒感を示し、けん制することも忘れなかった。
「中部横断自動車道をはじめ、国が関与した大事なプロジェクトが動き出している。それが止まるようなことがあれば、本県選出の民主党議員を通じて、道路整備に影響がないよう要請していく」
県庁内では、「国の予算に本格的な変化があるのは来年度予算からだろう」という空気が支配的だ。ただ、県幹部の一人はこう指摘する。「2011年の知事選に出馬するならば、来年度は知事にとって大事な年。中部横断自動車道に影響が出たら知事選は大変だ」
都留市長の小林義光は記者会見で、民主党政権への不安を率直に表明した。「自民も民主も『ばらまき』という点は似ている。ただ、民主党の場合、制度より個人にお金を出す印象だ。従来のような(自治体への)助成は期待できない」。同市は民主党政権を意識し、補正予算に計上を見送った事業もある。
民主党はマニフェストに、使途に制限がある「ひも付き補助金」を廃止し、一括交付金化することを明記している。
甲府市の幹部は「補助金を廃止するなら、同額のカネを交付金にするべき。三位一体改革のようなことは困る」と語る。小泉内閣の三位一体改革では、国から地方に税源移譲をした代わりに、地方交付税が5兆円削減された経過を踏まえたものだ。
衆参ともに民主が独占し、首長と民主党議員の距離感も注目される。
甲州市長の田辺篤は取材に対し、「甲州のために努力してくれるなら、自民でも民主でもいい」と断言。韮崎市長の横内公明は「政権党の国会議員が衆参合わせて5人もいるのは心強い」と歓迎した。鰍沢町長の石川洋司は「今回は民主だけど、2、3年たったらまた自民に戻るのではないか。自民とも民主ともつながりを継続している」という。早川町長の辻一幸は町のホームページに「保守政治に終止符が打たれ、国も地方も新しい形に変わることを期待したい」と書いた。
衆院選翌日の8月31日午後。民主党の後藤斎はさっそく、県市長会長で南アルプス市長の今沢忠文を訪ね、「足しげく通います」とあいさつした。今沢は「後藤さんに期待している。選挙中も市議から相談を受けたが、『自民だから10、民主だから5』という選挙応援のやり方はやめて平等に、とアドバイスした」と明かした。
不安、期待が交錯する中、地方の首長は民主党政権の本格始動に注目している。
(敬称略)
(2009年9月3日 読売新聞)
5506
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:46:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1251723860170_02/news/20090903-OYT8T01152.htm
民主独占
公明と自民「蜜月」変化
山梨民主独占 〈4〉
公明党の推薦を受けた自民党候補の事務所では、黙々と片づけが行われていた(3日午後) 1日夕。甲府市上石田の公明党県本部には、自民党の小野次郎の姿があった。
小野は同県本部代表の秋山雅司と面会すると「引き続き(自民党の)3区の支部長として頑張りますのでよろしくお願いします」と頭を下げた。
だが、秋山の対応は淡々としていた。「そうですか。頑張ってください」
自民、自由、公明3党連立による第2次小渕内閣が発足したのは、10年前の1999年10月だ。以来、自民と公明は政策と選挙両面で蜜月関係を続けてきた。
衆院選後、公明党幹部からは「“連立野党”という関係はない」と、突き放す発言が相次ぐ。秋山も「来年の参院選あたりからは自民党との関係がどうなるかはわからない」と指摘した。
比例南関東ブロックで公明党の議席は「2」と公示前より1減となった。山梨では7万票の比例票を目指したが、前回2005年衆院選より8000票少ない約5万3000票にとどまった。
安倍内閣以降、自民党の閣僚の不祥事が相次いだ。麻生首相の漢字の誤読もあった。「あんな党といつまで一緒にいるつもりだ」。公明党県本部には、そのたびに支持者からの抗議の電話がかかった。
自民党内にも複雑な感情がくすぶる。読売新聞などが実施した衆院選出口調査では、公明党支持層のうち自民党候補に投票したのは4〜6割程度にとどまったからだ。自民党関係者からは「もっと公明党からは支持をいただけると思ったのだが……」との声が漏れる。
小野自身も、衆院での定額給付金を巡る再可決を造反したことで公明党の推薦を得られず、自民と公明両党の関係に水を差す形になった。
秋山は語る。「野党になってもすべてが悪くなるわけじゃない。これからは政策などで独自色を出せる。自民党の泥をかぶることもなくなる」
両党の蜜月関係は確実に変質している。
社民党県連代表の中込孝文は3日、取材に「民主党への風が吹き荒れる中で、善戦した」と総括した。県内の比例票が、03年衆院選から2倍近くに躍進した前回05年並の約2万4000票を確保できたためだ。
社民党は民主党との連立政権に参加する見通しだが、県内では確固たる支持母体を持たず、党所属県議ゼロと脆弱(ぜいじゃく)な基盤は変わらない。
「連立政権で党の評判を落とせば、なすすべがない。党中央頼みだ」。中込はため息をつく。
共産党県委員長の千葉信男も3日、衆院選結果を「まずまず」と総括した。
小選挙区の候補者を1区に絞り、比例選に集中し、約3万3000票と前回05年並の比例票を確保した。
県議や市町村議は計21人いる。7、8月の2か月間で約1900か所で街頭演説を行い、ミニ集会も300回実施した。千葉は「建設的野党として風に飲まれないようにするには、地道な活動しかない」と語る。
(敬称略)
(2009年9月4日 読売新聞)
5507
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:47:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1251723860170_02/news/20090904-OYT8T01197.htm
民主独占
参院選へ早くも照準
山梨民主独占 〈5〉
民主党の輿石東参院議員会長(手前左から2人目)の移動には、身辺を警護するSP(右端)と報道各社の多数の記者が同行した(4日午後、国会前で) 4日午後2時15分頃。東京・永田町の参院議員会館での本紙とのインタビュー中、民主党代表の鳩山由紀夫から携帯電話に着信があった。
「はいはい、結構です」
党代表代行と参院議員会長を兼ねる輿石東が電話を切った約20分後、テレビで速報が流れた。
「官房長官に平野博文氏を起用」。鳩山が輿石に官房長官人事の事前了承を取り付けたのだった。
輿石はかつて上野原市立西原小学校などで教諭を務めた。県教職員組合の執行委員長などを経て、1990年、旧社会党から衆院選に出馬し初当選。その後、民主党に移り、98年には参院議員に転身した。国会議員歴は20年近い。
73歳の今年、政権与党の参院を取り仕切る立場になった。3日からは警視庁の警護官(SP)が2人、常に輿石の身辺をガードする。「大変窮屈だな。孫が『じい、サッカーしよう』なんて言ってきても、SPがついてきたらびっくりしちゃう」と笑った。
民主党は無駄な公共事業を省くと公約している。山梨の中部横断道や新山梨環状道路はどうなるのか。輿石はインタビューで「やめちまうなんてばかなことがありますか。だれが国土交通相になるかわからんが、ストップしようなどとしたら、『何を言っているんだお前は』と言える立場に(私は)いる」と言い切った。
輿石は「来年の参院選も、素早く態勢固めをやらないといけない。県議会など地方議会は自民党議員が圧倒的多数を握る。この地方と国の“ねじれ”の克服も課題」と指摘する。
「県議選には民主党の候補者を立てないとだめだ。再来年の知事選で横内知事を推薦するのか対抗馬を立てるのかは、今後の横内県政(の民主党への対応)を見ていくことが大事だ」
参院議員の米長晴信は4日午前6時半から、甲斐市竜王新町のJR竜王駅前に立った。「政権交代」と書かれたタスキ姿で通勤・通学客にあいさつを繰り返した。「衆院選で後藤斎がお世話になりました。民主党はいっそうがんばります」
衆院選で党県連の選挙対策本部長を務め、群馬4区から出馬した新人の三宅雪子の総合選対本部長も兼任した。三宅は前首相の福田康夫を約1万票差まで追いつめ、比例復活した。だが、米長は表情を引き締める。「勝って終わりではなく、これからが本番という本気の姿勢を伝えたい」
一方、自民党県連は8月31日、会長代行、幹事長らによる四役会議を開いた。会長代行の前島茂松は記者会見で強調した。「来年の参院選に向けて、全力で組織の再生と再構築を図っていかなければならない」
来年の参院選で、自民党が勝利すれば、衆参は再び「ねじれ」状態になる。民主、自民両党は少しずつ、次の天王山となる参院選、さらにその先の地方選へと視線を移し始めている。
(敬称略、おわり)
(小谷毅彦、越村格、山田佳代、佐藤友紀、池田寛樹、湯本浩司が担当しました)
(2009年9月5日 読売新聞)
5508
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:48:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1251844640607_02/news/20090902-OYT8T00209.htm
政権交代・自民王国崩壊
躍進民主 弱い足腰
選挙カーの上から支持を呼びかける(左から)富岡氏、鳩山代表、中島氏、三宅氏、米長氏。富岡氏は労組系で、中島氏は保守系(8月25日、高崎市内で) 投開票が進んだ30日深夜、高崎市の三宅雪子氏の事務所は、2度の歓声でわいた。1度目は、小選挙区で福田康夫前首相に惜敗した三宅氏が比例復活当選を決めた時。そして、2度目は、三宅氏に群馬4区公認を譲って比例に回った中島政希氏の当選が決まった時だ。
興奮した支持者のざわめきが続く中、中島氏は感極まった表情で記者団に、「政権政党の地方組織として恥ずかしくない県連をつくっていく」と強調した。
今回の衆院選で、県選出の民主党国会議員は、2人から7人に躍進、一気に自民党(5人)を上回る。だが、県連は、選挙直前まで、不正経理問題に端を発した保守系と労組系の内部対立で、こんな大勝利は想像もできない状態だった。
小沢一郎代表代行の裁定で7月27日に両者が県連正常化で合意した際も、選挙後をにらんだ主導権争いが選挙戦中も展開されるとの見方が強かった。「まるでPKO(国連平和維持活動)」――。小沢氏が自身のグループから米長晴信参院議員を三宅選対本部長として送り込んだのを聞いて、ある党関係者はこう漏らした。
だが、いざ公示されると、圧倒的な民主党への追い風が「コップの中の嵐」を覆い隠した。4区でも「選挙中は細かいことは棚上げ」(連合群馬関係者)、「ハイブリッドな選挙が肝要」(保守系県議)と、役割分担して候補者の知名度不足を補い、盤石な基盤を誇る福田前首相を追い上げた。
だが、火種が消えたわけではない。
石関貴史氏が当選した2区では、労組系の県議らが擁立した女性が1万3000近い票を獲得、対立の根深さを印象づけた。3区でも、柿沼正明氏との間にしこりが残る労組系県議は、選挙戦中、応援のマイクを握ることはなかった。
来夏の参院選では、定数が2から1に減る中、労組系の富岡由紀夫県連会長が改選を迎える。久保田務県連幹事長は「ここで負けて、衆参でねじれになることは絶対に防がなかければ」と力を込める。中曽根弘文外相を相手に、生き残りをかけた激しい戦いが予想されるが、労組系議員からは、「数で勝る保守系が主導権を握る中、どうやって挙党態勢をつくるかが課題」との声も漏れ、一枚岩となって富岡氏を担げるかは不透明だ。
さらに、足腰となる地方議員の拡大も課題だ。県議会では、保守系の「民主党改革クラブ」と、労組系が小寺弘之前知事に近い議員グループと合流した「リベラル群馬」に会派が別れ、合流する動きは今のところみられない。両者を合わせても自民党県議団の半数に満たない中、民主党が中止を公約した八ッ場ダム問題では、地元の声を前面で受け止める立場になる。
祝賀ムードにわく候補者の事務所で、ある県議は冷静な表情を変えずにつぶやいた。「風が吹きやんだ中で選挙を迎える時、民主党の本当の姿が見えてくる」
(2009年9月2日 読売新聞)
5509
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:49:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1251844640607_02/news/20090902-OYT8T01212.htm
政権交代・自民王国崩壊
再生へ候補選び課題
集まった支持者に頭を下げ、事務所を後にする尾身氏(8月30日夜、前橋市の事務所で) 自民党は「指定席」と言われた県内五つの小選挙区のうち、1〜3区の議席を民主党に明け渡した。その衝撃は大きい。
開票翌日の8月31日、同党県議団総会が前橋市内で開かれた。「ここまで負けるとは思わなかった」。出席者は一様にぼう然とし、重い空気を漂わせた。
1区で民主党の宮崎岳志氏に敗れた尾身幸次氏の側近で、選対中枢にいた中村紀雄県議もその一人。中村氏は「宮崎さんの動きは見えなかった。従来と違った選挙運動をしていたのだろう」と選挙戦を振り返った。
尾身氏は昨秋以来、「常在戦場」を唱えて選挙区を飛び回った。建設業界の取りまとめ役である県建設業協会のトップには今年5月、尾身氏と親しい建設会社の社長が就任。コスタリカ方式で比例選に回った佐田玄一郎氏の全面支援も得た。
だが、尾身氏は選挙戦序盤から「追う」立場に置かれた。終盤の8月26日、中村氏は新聞の世論調査で落選の危機を感じると、コスタリカ方式の1区では禁じ手だったにもかかわらず、前橋市で約100人の支援者を集めて「比例は公明党へ」と呼びかけた。
会場には公明党の加藤修一・県本部代表を招いていた。選挙協力の見返りの“担保”を示すよう求めていた同党への最大限の配慮だった。同党はその後、尾身氏支援に大きく動いた。尾身陣営の中には、「これで負けるはずがない」と勝利を確信した人が少なくなかった。
事情は4区も同じだ。福田康夫前首相は中選挙区時代のライバルだった中曽根系、小渕系の全面協力を得たが、民主党の三宅雪子氏に1万2000票差まで詰め寄られた。
自民党に足りなかったのは無党派層の票だった。日本テレビなどが実施した出口調査では、宮崎氏は無党派層の6割程度を固めたのに対し、尾身氏は2割程度に過ぎなかった。
同党県連の南波和憲幹事長は敗因を「我々は民主党より魅力的なマニフェストを作れなかった。選挙前に国民に景気回復を実感してもらうこともできなかった。加えて、本県では世代交代の流れに乗り遅れた」と分析する。
自民党再生の道は険しい。業界団体の引き締めは野党の立場では限界がある。小泉内閣などが強力に推し進めた「平成の大合併」で市町村議会の議員定数が減り、同党が誇る地方組織の集票力は急速に低下しつつある。今のような個人後援会では、若い世代への広がりは期待できない。それぞれに長い歴史があり、他人に引き継ぐことも難しい。
当面は前議員が引退表明した選挙区の候補者選びが課題となる。県連は公募も視野に、白紙状態から検討する考えだ。同党関係者は「次の衆院選は4年後の任期満了の頃」と異口同音に言う。そうだとすれば、党立て直しに与えられた時間は十分にある。
(2009年9月3日 読売新聞)
5510
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:49:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1251844640607_02/news/20090903-OYT8T01259.htm
政権交代・自民王国崩壊
戸惑う自民系首長
自民党候補の応援演説に立つ大沢知事(左)=8月25日、前橋市で 「群馬を良くしたいとの思いは、民主党も自民党も同じだ」。民主党圧勝から一夜明けた8月31日、大沢知事は臨時の記者会見で平静さを強調した。だが、県庁内にすら、それを本心と受け止める向きはない。
投票6日前、大沢知事は自民党候補の決起集会で痛烈な民主党批判を展開した。県内分だけで960億円と試算される民主党の「子ども手当」をやり玉に挙げ、「絵に描いた餅だ」と切り捨てた。
子ども手当は、民主党の政権公約の目玉だが、県や市町村が心配するのは、その「しわ寄せ」だ。民主党は新規政策に必要な財源の一部として、2013年度には公共事業の見直しで1・3兆円を工面する考えだ。県内では八ッ場ダムが代表的な“標的”だが、市町村からの要望が最も多い道路整備も、「中止が相次ぐのではないか」との不安が広がり始めている。
「東毛広域幹線道を中止すれば重大な障害が起こる。今までの費用、労力がすべて無駄になる」。斉藤直身・大泉町長も、道路事業のストップを懸念する。大沢知事も力を入れる同道(高崎市―板倉町、延長約59キロ)は、17年度には全線片側2車線で開通させる計画。すでに総事業費の8割、1017億円が投じられた。今も17区間で工事が続き、今年度も82億円の予算から、用地買収などに6割を費やした。沿線には県内の主要工業団地が並び、同道の完成は「企業誘致の武器」でもある。
国の直轄事業である国道17号・上武道路(埼玉県熊谷市―前橋市、同約40キロ)も、民主党幹部に「整備効果はない」と断じられた。39年前に始まったこの事業は、前橋市内の8・2キロの整備を残すのみ。県幹部の1人は「まさか中止はあるまい」と言う一方で、「無駄だと決めつけるなら根拠を示してほしい。現場を知らない机上の空論とわかる」と語気を強めた。
民主党が掲げる、暫定税率の廃止にも懸念の声が上がる。県税である軽油引取税は、現行は1リットル32円10銭だが、基本税率なら15円に半減する。今年度当初で148億円を見込んだ税収のうち、ざっと80億円が消える計算だ。県の財政担当者は「不況下で減収分を補うのはほとんど不可能だ」と頭を抱える。
民主党政権にどうアプローチすべきか――。「民主党がうたう『地方主権』に大いに期待している」と話す高木政夫・前橋市長を除けば、多くの首長は手探りが続きそうだ。
五十嵐清隆・伊勢崎市長は今月2日の記者会見で、落選していない、自民党の国会議員の名を列挙した上で、「他県よりはベテランが多い」と、彼らの発言力への期待をにじませた。国への陳情で頼ってきたのは、2区で落選した同党の笹川尭氏の人脈だった。国政とのパイプづくりは急務と自覚しつつも、「やり方は、予想がつかない」と漏らした。
松浦幸雄・高崎市長は、「(民主党政権とは)個人的なつきあいを大事にしていく」と述べ、新人議員との信頼関係を築きたい考えだ。その上で、けん制とも期待とも受け取れる一言を付け加えた。「地方の不満が自民党を追い込んだ。民主党がそれを繰り返すはずはない」
(おわり。笠井智大、植竹侯一、清岡央が担当しました)
(2009年9月4日 読売新聞)
5511
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:50:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/feature/nagasaki1251811443836_02/news/20090901-OYT8T01024.htm
衝撃 民主4議席独占
<上>自民の支持基盤弱体化
麻生首相が衆院を解散した7月21日午後1時過ぎ。長崎市の自民党県連事務所で、国会議員が「万歳」を繰り返す様子をテレビで眺めていた田中愛国幹事長は、自らを鼓舞するように言った。「情勢は厳しいが、我々県議が頑張れば勝てる選挙だ」
解散の約2か月前に幹事長となり、選挙戦の実質的な責任者を任された田中幹事長は、同29日の選対会議で「苦しいときこそ原点に帰ろう」と呼びかけた。打ち出したのは、系列県議の秘書を県内の各政党支部に派遣し、名簿を基に徹底した電話作戦を行うという戦法だった。
地方議員の数では、自民党は民主党を圧倒的に上回っている。それぞれの議員が持つ票を結集すれば、負けることはない。支持基盤をしっかり固めるという、従来型の徹底した組織選挙だ。
ところが、もくろみは崩れた。選対会議の約1週間後、県医師連盟諫早支部は自主投票を決定。同連盟佐世保支部も自民・民主の両候補を推薦した。ほかに一部の漁協が自主投票を決めるなど、伝統的な支持基盤での自民党離れは確実に進んでいた。
小泉内閣による構造改革に、各種業界が不満を爆発させた結果だった。社会保障費の伸びが年に2200億円抑制されていることなどに医師会は反発。公共事業の削減で倒産する建設会社が相次ぎ、かつて自民党を支えていた集票マシンとしての機能は、格段に落ちていた。
同党県連の小林克敏政調会長は言う。「職域支部の党員は減少を続け、支持基盤の足腰はすっかり弱まった。今回の選挙戦で、このことを改めて痛感させられた」
一方、若い人たちに多い無党派層の支持を集められなかったことも敗因だった。読売新聞とNNN系列各局による出口調査では、民主党が県内で7割近くの無党派層を取り込んだのに対し、自民党に投票した無党派層は3割に届かなかった。
それは、候補者本人も実感していた。2区の自民党前議員・久間章生氏は落選が決まった後、諫早市の事務所で報道陣に対し、「集まってくれる人の多くが高齢者だった。若い人への働きかけが少なかったかもしれない」と振り返った。
保守地盤の強い長崎で、壊滅的なダメージを受けた自民党。投票から一夜明けた31日、田中幹事長は議員総会で敗戦のおわびを述べ、役員会で選挙戦を総括する意向を示した。
これに、あるベテラン県議はつぶやいた。「総括しても、また選挙で『風』が吹けば吹き飛ばされる。むなしいだけだね」
◇
今回の衆院選で、県内の4選挙区では、民主党が全議席を独占し、県内の政党勢力図は激変した。民主、自民の二大政党と、その他の政党は今後、どのような未来図を描くのか。衝撃の余波を探った。
(2009年9月2日 読売新聞)
5512
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:51:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/feature/nagasaki1251811443836_02/news/20090902-OYT8T01083.htm
衝撃 民主4議席独占
<中>期待と不安背負い国会へ
福田衣里子氏の当選確実が伝えられ、支持者らは喜びを爆発させた。マニフェスト実現への期待も高まる 「公共事業への依存度が高い県に、どういう政策をするのかが課題。『知りません』では困る」。民主党が政権党となり、県内の小選挙区議席を独占したことを受け、金子知事は31日、民主党がマニフェストで示した姿勢を早速、けん制した。
税金の無駄遣いがないかどうか、事業を全面的に見直し、場合によっては凍結・廃止する――。綿々と続いてきた、公共事業のあり方が変わるという不安感は、ほかの多くの県内首長にも衝撃を与えた。
排水門の常時開放調査が注目されている国営諫早湾干拓事業。同党県連は事業に推進の立場だが、党本部は懐疑的なだけに、諫早市の宮本明雄市長は「開門調査を巡る党本部の対応が心配」と漏らす。また、佐世保市の朝長則男市長は、記者団に「政権交代でやりにくさはあるか」と問われ、「当初はあるかもしれないが、私も努力していきたい」と述べた。
「実情を理解してもらわねば」。県は、今回、新たに選出された同党の当選者に早急に説明に出向くという。
◇
他党に先駆け、マニフェスト重視を打ち出した民主党。今回は、マニフェストも同党への「風」を作った。
党本部は、県内4候補の事務所に、それぞれ7000部を配布。長崎1区で当選した高木義明氏の陣営では、見知らぬ人が事務所に取りに来たり、街頭で配れば、遠くからも買い物客が寄ってきたりと、最終的に3万部を配りきった。
県連には、マニフェストが発表された7月末から問い合わせの電話が相次ぎ、多い時では1日50件近くにも上ったという。渡辺敏勝幹事長は「政権交代へのうねりが起きつつあると感じた。これからはマニフェストを党として責任を持ってやり遂げたい」と意気込む。
島原市でコメ農家を営む男性(62)は、ずっと自民党を支持してきたが、今回初めて民主党に票を投じた。魅力的だったのは、マニフェストの項目のひとつ、戸別所得補償制度だった。
県内の耕作放棄地は約1万3000ヘクタール(2005年)。農地に占める割合は約30%で、全国平均の約10%を大きく上回り、全国ワースト1位だ。高齢化や担い手不足で、農業から身を引く人が多いことを示している。
男性は「米価は下がり、ただでさえ、生活は苦しい。販売価格と生産費の差額を埋めてもらえるなら、こんなにありがたいことはない」と期待感を口にした。
◇
公共事業を重視する首長は、民主党の政策に「財源の裏付けが乏しい」と厳しい目を向ける。一方で、多くの有権者は、子ども手当や高速道路無料化など、マニフェストの実現を求めて票を投じた。県内からの期待と不安を背負い、政権党の議員たちは国会へ向かう。
(2009年9月3日 読売新聞)
5513
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:52:14
>>5511-5512
下が見つからず
5514
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:55:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1251768175468_02/news/20090901-OYT8T00314.htm
政権交代 変化への胎動
(上)接戦、復活…渋面の自民
「(当落が判明する)瞬間は、撮ってほしくないんです」。当落判明前の8月30日午後11時10分。小松市の事務所前にやって来た森喜朗が、待ち構えた約100人の報道陣に言った。首相経験者らしからぬ「取材拒否」。県外からも集まった記者やカメラマンらは「普通では考えられない対応」とあきれかえった。
当選確実の一報を受け、報道陣を振り払う様に支援者らと事務所へ入る森元首相(8月30日午後11時16分、小松市で)=米山要撮影 直後、石川2区で森の当選確実が決まると、森は支援者に取り囲まれ、事務所内へ。喜びに沸く陣営の取材を求める報道陣と、阻止しようとする支援者との間で騒然となった。カーテンで閉め切られた室内からは、万歳三唱の声が響いてきた。
元首相に民主の新人・田中美絵子が挑む構図は全国的に注目された。世論調査の大半は、森と田中の接戦を伝えた。森は、選挙のたびに他候補の応援に飛び回ってきたが、今回は地元に張り付き、“どぶ板選挙”を展開した。
この日、森陣営が、連続14回当選に沸く事務所内の様子を取材させたのは地元紙2紙だけ。「かつてない厳しい選挙」(陣営幹部)に、森自身もこれまでになく、いらだっていたようだ。
31日午前0時10分。万歳を終えて外に姿を現した森は、地元を歩き尽くす捨て身の選挙をした気力の源を問われると、「意地だよ、意地」と、日焼けした顔をほころばせた。2区で敗れた田中は、比例選で復活し、初当選を果たした。
◎
自民王国・3区では“地殻変動”が起きていた。自民党以外の国会議員を出していない3区で、北村茂男は小選挙区の議席を逃し、比例で復活当選した。
「すみませんでした。ありがとうございます」。比例の当確を受けて、北村は七尾市の事務所で頭を下げた。支援者からは控えめな拍手だけが響いた。
「『与党と野党の違いは歴然』と申し上げてきただけに、野党に身を置く私自身の心中は複雑」とあいさつした北村。「先人が築いてくれた基盤・地盤を継承できなかったことは私の責任」とも報道陣に述べた。
自民は、1区・馳浩も比例で復活し、解散前勢力を維持した。二人の比例復活を聞いた森は「そりゃ何よりだ。全部、石川県上がりました」と声をはずませた。
だが、「王国」を背負った人々の心中は穏やかではなかった。「私どもの不始末で小選挙区で当選させられなかった」。北村陣営の選対本部長で県議の稲村建男は、支援者に語った。「風に吹きまくられてしまった自民党も反省しろということではなかったか」(敬称略)
(2009年9月1日 読売新聞)
5515
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:55:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1251768175468_02/news/20090901-OYT8T01212.htm
政権交代 変化への胎動
(中)民主の基盤見えぬ将来像
選挙中に亡くなった母の遺影を手に、父(左)らと勝利を喜ぶ近藤和也さん(8月30日午後11時30分頃、七尾市で) 今回の衆院選で民主党は、石川1、3区で勝利し、比例選北陸信越ブロックでも、県内の政党別得票率を44・05%に伸ばし、自民党を8・62ポイント引き離す圧勝だった。投開票翌日の8月31日、民主党県連代表の一川保夫は「衆院議員が4年間いなかったマイナスを挽回(ばんかい)しようとしてきた。小選挙区で2議席取れ、予想以上にしっかりした戦いができた」と振り返り、民主党への追い風を「得体の知れない風でなく、政策転換を期待した風だった」と胸を張った。
ただ、勝者2人は喜びをかみしめつつも、気を引き締める。3区で初陣を飾った近藤和也は、同日早朝、中能登町の自宅で勝利の余韻に浸ったが、「これで終わりではない。第一歩を踏み出せるという感じ」と話した。1区で雪辱した奥田建は30日深夜、金沢市の事務所で「大きなスタートラインを作っていただいた」と支援者に頭を下げた。2人は“勝利は始まりに過ぎない”との認識で一致した。
◎
政権与党となった民主党だが、県内の支持基盤は自民党に比べ、はるかに脆弱(ぜいじゃく)だ。2区から出馬した田中美絵子は、自民党の元首相・森喜朗を猛追したが、4469票差で敗れた。比例で復活した田中は31日、「私の力不足。(相手の)圧倒的な組織もあったと思う」と敗因を分析し、「私も負けない組織力を築き上げていきたい」と語った。
実際、民主党の各陣営では、同党代表代行の小沢一郎と太いパイプを持つ県議会第2会派・新進石川が、実質的な力を発揮していた。かかわりの深い1区を始め、2、3区の選対幹部に、所属県議を送り込んだ。新進石川会長の金原博は「民主党は、地に着いた組織を強くしないと、定着する政党には成長しない」と話す。
◎
さらに、新進石川は民主党に、自民党時代、公共事業推進に力を注いだ沓掛哲男の比例選擁立を求めた。有権者が驚く中で、民主比例単独候補の沓掛は当選し、2年ぶりに政界復帰する。
投票4日前の8月26日、沓掛は白山市で個人演説会を開いた。「自民党のいい点、悪い点も熟知している」と述べ、新人の田中に言及した。「田中さんは経験がないと言われるが、当たり前。当分は私が補完したい」と、自ら“民主チームの一員”と繰り返し印象づけた。
民主勝利に“沓掛効果”はあったのか。一川は「自民党に流れそうな票を(民主側に)受けられた」とみて、「沓掛さんの経験も聞かせていただく中で、若い議員とスクラムを組み、県民の期待に応えていきたい」と述べた。
衆院選が終わり、来年の参院選に向け、新進石川が民主党入りする可能性に注目が移り始めた。県内の民主党が、一体どのような組織を目指すのかは、まだ、見えてこない。(敬称略)
(2009年9月2日 読売新聞)
5516
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:56:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1251768175468_02/news/20090903-OYT8T01047.htm
政権交代 変化への胎動
(下)公共事業は?首長ら注視
奥田建さんの当選を祝い、握手を交わす谷本知事(右) (8月31日午前0時35分頃、金沢市の事務所で) 投開票が3日後に迫った8月27日。JR金沢駅東口に姿を見せた民主党代表の鳩山由紀夫は、ガンバロー三唱を終えると、再びマイクを握った。
「彼ら(自民党)は『民主が政権をとれば新幹線が来なくなるぞ』という話を流しているようです。新幹線が来なくなる、そんな話はありませんから。皆さん」
鳩山は既に14分間の演説を終えていたが、選挙カーの上に並んでいた県議会第2会派・新進石川会長で、1区・奥田建陣営を率いる金原博から、北陸新幹線の“問題”に言及するよう求められ、応じたのだった。
奥田と馳浩(自民)が毎回激戦を繰り広げる1区では、2014年度の北陸新幹線金沢開業への期待が強く、馳陣営は「民主政権なら14年開業は不可能」と批判していた。奥田陣営は議席奪還に向け、鳩山から一言を引き出す必要があった。
◎
公共事業費の削減をうたい、国の今年度補正予算の見直しを行う構えの民主党。だが、県内では、新幹線金沢開業は、党派を超えて県選出国会議員に支持されてきた。建設業が経済の一端を担ってきた経緯もある。
民主党を中心とした政権の誕生に、首長たちの心境は複雑だ。能美市長の酒井悌次郎は1日、「政策がどう変わるかは未知数。期待の反面、不安もある」と話し、同党の政策に、「『無駄をなくせば財源が出てくる』と言われるが、どこまで実現できるのか」と懸念を示した。
公共事業削減には、「暫定税率廃止なら道路整備費の減少につながる」(七尾市長・武元文平)、「費用対効果で決められると、社会インフラの遅れた所がどうなるか不安。配慮を」(輪島市長・梶文秋)との声も相次いだ。加賀市長の大幸甚は8月末、補正予算執行への影響について「もし(執行が)ダメになれば、国と地方の信頼関係は壊れてしまう」とクギを刺した。
◎
衆院選で、県内衆院議員の勢力は自民4から、民主4・自民3へと移った。首長たちはバランスを保ちつつも、政権与党・民主党を注視して動き始めている。
知事の谷本正憲は8月31日未明、当選議員の事務所を回り、1区では、勝利した奥田と比例復活した馳の両陣営を祝福に訪れた。奥田への期待を問われた谷本は「与党の立場で、新幹線開業の道筋をつけてほしい」と早速、注文を付けた。
近藤和也の当選で、自民王国が揺らいだ3区。七尾市長の武元は1日の記者会見で「近藤さんだから、民主だからといって距離感がある訳ではない」と述べた。
民主と自民の攻防は引き続き、外交分野などで展開されそうだが、石川の重点課題・北陸新幹線金沢開業について、谷本は「石川全体をどう元気にしていくか、与野党で異なる議論はないと思う」と強調する。
政権交代の波紋は、県内にどのように広がるのか。期待と不安を抱えながら、首長たちは9月議会に臨む。
(敬称略)
(2009年9月3日 読売新聞)
5517
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:56:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/feature/niigata1251815030397_02/news/20090901-OYT8T01173.htm
ぼう然 自民全敗
敗戦の報に接し、農相を務めた父・近藤元次さんの写真の前で、土下座して支持者にわびる基彦さん(30日夜、新潟市西蒲区の事務所で) 「私の不徳の致すところで、大変厳しい選挙だった。我々の訴えがご理解頂けなかった」
30日午後9時過ぎ、新潟市西蒲区の自民前議員・近藤基彦の事務所。近藤は目に涙を浮かべて切り出した後、支持者ら約30人に土下座して謝罪した。
党県連会長で農水副大臣を務める近藤は、「負けてはいけない候補」(自民党県議)のはずだった。しかし報道各社の出口調査では大差が開き、開票開始早々、白旗が上がった。
その30分程前には、自民前議員・稲葉大和が村上市の事務所で敗北の弁を述べていた。「なぜこうまで差がつくのか、予想できない。これが今の正直な感想」。ぼう然とした表情で報道陣に答えた。6期目を目指したベテランは結局、民主新人の黒岩宇洋に2倍という票差をつけられた。
◇
「信じられん」。続々と流れる民主候補の「当確」情報に、自民党県連会館は重々しい空気に包まれた。午後10時過ぎ、最後までもつれた5区でも民主・田中真紀子の当確が報じられると、詰めかけていた県議らは静まり返り、しばらく沈黙が続いた。
「6選挙区すべてでこのような結果になるとは、予想もしなかった。政権交代という文字が一人歩きし、有権者にかなりのインパクトを与えていた。小泉内閣による急激な変革への反動もあった」。三富佳一・衆院選選対本部長は振り返った。
◇
自民惨敗の原因は、支持政党のない「無党派層」を取り込めなかったことが大きい。
読売新聞社と日本テレビ・同系列局が共同実施した出口調査によると、県内6小選挙区では、自民が2議席を獲得した2005年衆院選時の出口調査と比べ、無党派層の支持が1〜2割減っていた。3区の稲葉は、前回4割あった支持が半減しており、大敗の一因となったと見られる。
こうした無党派層の動向に対し、自民側は有効な対策を打ち出せていない。「県議や市町村議、企業といった組織をフル回転させる戦い方が、時代遅れで通用しないことは分かっている。しかし、我々には浮動票を狙った戦法が分からない」。自民陣営のある秘書は率直に語った。
出口調査では、自民支持層の3〜4割が小選挙区で民主候補に投票していたことも明らかになった。自民県議の1人は「景気後退が続く中、有権者にアピールできる政策が少なかった。民主政権の行方次第では、そのまま定着する支持者も出るのでは」と警戒感を隠さない。
◇
投開票から一夜明けた31日。県議会庁舎で開かれた自民党県連の党議では、選挙結果について「厳しい」との声が相次いだ。来年には参院選、その先には県議選が控える。渡辺惇夫幹事長は今後の選挙について、「今回の結果の影響があることは間違いない」とし、「捲土(けんど)重来を期して、党の再生、体制固めを最優先させる」と厳しい表情で語った。(敬称略)
(2009年9月1日 読売新聞)
5518
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:57:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/feature/niigata1251815030397_02/news/20090901-OYT8T01184.htm
公約期待 実力は未知
「当選確実」となった民主候補のお祝いに駆けつけた新潟市の篠田市長(左)。新政権発足は地方行政にどんな変化をもたらすのか(8月30日夜、新潟市内で) 「県政でも、自民党はこれまでのように安穏と行政に頼り切ることは許されない」(民主県議)、「県議会では議席が多数ある。結束して県民のためにがんばる姿を見てもらい、党県連を再生させたい」(自民県議)――。民主が圧勝した衆院選の結果を受け、県議会では早速、自民、民主の水面下での駆け引きが始まっている。
その一方で、新政権誕生が地方行政の現場にどう影響するのか、県議会9月定例会が2日に開会するなか、県庁幹部らもとまどっているようだ。中でも、鳩山代表が国の補正予算見直しに言及したことに、県職員からは「県の予算案でも対応が必要になるのか、具体的な中身が見えず判断できない」とこぼす声も聞かれる。
◇
県内小選挙区6議席を独占した民主への期待は大きい。
「年金制度拡充など暮らしやすい制度を作って欲しい」(柏崎市、75歳男性)、「児童手当の充実を訴える民主党にかけたい」(長岡市、34歳女性)。民主候補に投票した有権者の多くが、政権公約実行に期待する。県内では農家への戸別所得補償も注目された。新潟市秋葉区の農家男性(73)は「これまでは自民に投票してきたが、今回は民主。補償制度は農業活性化につながる」と評価した。反面、「自公に一度反省して欲しい」(新潟市中央区、67歳男性)と与党批判の受け皿として投じた有権者も少なくなく、政権党としての民主の実力は未知数だ。
「与党経験がないなか、地元から頼まれる仕事や国政の課題への判断が素早くできるか。できなければ次の選挙はわからない」。30日夜、祝勝ムードに沸く民主陣営の事務所で、ベテラン選対関係者は冷静に語った。
5選を決めた民主・筒井信隆も同夜、支持者に感謝の言葉を述べた後、戒めるように語った。「こういう勝利は初めて。おごってしまうと、次が危ない。おごってはならない」
◇
一方、民主大躍進の陰で、公明、共産、社民は県内でも苦戦を強いられた。前回選に続き、共産、社民両党は比例選北陸信越ブロックで議席を獲得できなかった。
共産党県委員会の幹部は「自公政権に対する『ノー』の声が、民主に集中してしまった」と振り返る。同時に「自公政権をやめさせようと選挙戦を戦ってきたので、大きな第一歩にはなった」とも語った。
社民党県連幹部は「想像を絶するものだった」と民主への追い風の強さを評し、「社民が埋没し、我が党の支持層もかなり民主に流れてしまった」とした。
公明党は比例選で議席は確保したものの、支援した県内の自民候補は全滅。県本部の幹部は「何となく政権交代というイメージが広がり、与党の訴えが有権者に伝わらなかった」と振り返った上で、こう語る。
「政権交代が第1ラウンドとすれば、どちらが真の責任政党なのか問われる第2ラウンドを今後、迎えることになる」
(敬称略)
(衆院選取材班)
5519
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:57:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090901-OYT8T00343.htm
取手から国政3人意欲
小泉さん「平成維新」川口さん「民衆党で」石井さん「責任重い」
民主圧勝を伝える朝刊に目を通す小泉さん(取手市内の事務所で) 衆院選の開票から一夜明けた31日、当選者は休む間もなく支援者へのお礼回りや駅頭での当選あいさつなどに追われた。
民主圧勝劇で取手市からは一気に3人の同党衆院議員が誕生することになった。小選挙区で返り咲いた小泉俊明さん(52)は早朝、市内の実家に足を運び、衆院選の公示直前に死去した母親のよし江さんの霊前に「大勝利でした」と報告した。午前6時半からJR取手駅前で当選あいさつに立った後、事務所に姿を見せ、「勝利は有権者の怒りのマグマが噴き出した結果。明治維新、敗戦に次ぐ転換期で、平成維新だ」と述べた。市内から3人の国会議員が選出されたことも踏まえ、「これまで北から動かしてきた茨城の政治の変革であり、歴史的快挙。今後は南から国と茨城を動かす原動力になりたい」と日焼けした顔をほころばせた。
比例選で当選した前県議川口浩さん(54)は、事務所に次々と入る祝電に笑顔で応じた。「政治に対する有権者の閉塞(へいそく)感を見て勝利の確信はあったが、ここまで勝てたことは驚天動地」と述べた。「茨城は県北・日立の民主から本当の民主になった。『民衆党』として、医療や福祉、介護といった現場の思いや実態を伝え、反映させたい」と語った。
同じく比例選で当選した前取手市議石井章さん(52)は、祝福に駆けつけた支援者と事務所でがっちり握手。「喜びよりも責任の大きさを感じ、身の引き締まる思い」ときっぱり。「旧藤代町議、取手市議と地方議員を約21年やってきたが、年々、下の声が上に届かないもどかしさを感じていた。子どもを産み育てやすい環境作りなどに向けて、有権者に身近なパイプ役を果たしていきたい」と決意を見せた。
三つどもえの激戦を繰り広げた7区は、2人が比例で復活、3人の衆院議員が誕生した。小選挙区を勝ち抜いた中村喜四郎さん(60)は、地元の境町の事務所で、お祝いに訪れた支援者への対応やお礼回りに追われた。無所属のため比例復活がない背水の陣だった。支持者は「自民の票を民主に持って行ってもらえた。風がなかったら危なかったかもしれない」と激戦を振り返っていた。
(2009年9月1日 読売新聞)
5520
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:58:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/feature/kumamoto1252051528774_02/news/20090904-OYT8T00784.htm
09衆院選 選択のあとで
<上>民主躍進の陰に指南役
衆院選から一夜明けた記者会見で、「熊本から政権交代を果たすことができた」と述べる松野・民主党県連代表(右)(熊本市で) 「有権者が、自公政権にお灸(きゅう)をすえるにとどまらず、見限ったと言っても過言ではない」
民主党が大躍進した衆院選から一夜明けた31日午後。熊本市の民主党県連で開かれた記者会見で、県連代表の松野信夫(58)は、充実感に満ちた表情で高らかに勝利宣言した。
「政権選択」が最大の焦点となった今回の衆院選。県内5小選挙区では、民主党が県都・1区をはじめ、激戦となった2区で自民党に競り勝ち、小選挙区で初の2議席を獲得。敗退した3区でも比例選で復活当選を果たした。比例選の得票は過去最高の41万4000票に上り、自民党に約8万7000票差をつけて県内第1党となった。
昨年来の景気悪化などで社会の閉塞(へいそく)感が強まる中、自公政権への批判や不満が大きなうねりとなり、「保守王国」といわれる熊本に、民主党への追い風を吹かせたと言えそうだ。ただ、躍進の背景は、風だけでなかった。
昨年秋、熊本2区の福嶋健一郎(43)の事務所にスーツ姿の男が現れた。党本部から派遣された小沢代表(当時)の秘書。「街頭演説は一か所3分で一日50回行う」「有権者数が多い都市部では、郡部よりも活動量を増やす」――。銀行マンから公募候補で選挙に初挑戦する福嶋の指南役として、秘書は戦術を事細かく指示し、一緒に選挙区内を回った。
熊本3区に立候補を予定していた元広告会社員の後藤英友(42)には知名度アップ策として、「街頭演説とミニ集会に力を入れてとにかく顔を売れ」とアドバイスした。それまで知名度がなく人集めも容易でなかった後藤陣営は必死に動き、今年に入ると週に3、4回はミニ集会を開けるようになった。
秘書は東京から抜き打ちで事務所を訪ねてきては、後援会の名簿の数や事務所への人の出入り、街頭演説の様子などをチェックし、内容は詳細に党本部に報告された。「いつ秘書が来ても大丈夫なように懸命に回った。気が抜けなかった」と陣営関係者は振り返る。
民主党の躍進は、「保守王国」でも地殻変動が始まっていることを示した。悲願の政権交代を果たし、県連は早くも来年の参院選に向けて選対本部を設け、候補の人選に着手するという。
松野は「今は2人しか県議がおらず、まずは地方議員を増やす。普段から政策を訴え、支持者を広げていく地道な活動も欠かせない」と強調する。衆院選の勝利に乗り、県内の党勢拡大に向けた新たな戦いが始まる。
(2009年9月1日 読売新聞)
5521
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:59:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/feature/kumamoto1252051528774_02/news/20090904-OYT8T00786.htm
09衆院選 選択のあとで
<中>自民支持団体に戸惑い
自民党の歴史的敗退から一夜明けた8月31日午前7時過ぎ。大津町の国道交差点脇に、熊本3区で3選を果たした自民党の坂本哲志(58)が立った。「野党となった自民党の中で原点に戻ってやっていきます」。拡声機を通して有権者に呼び掛ける姿に激戦を勝ち抜いた余韻はなく、野党転落への悲壮感が漂っていた。
今回、県内全小選挙区に前議員5人を擁立した自民党。全国的な敗北の中で、県内では坂本を擁した3区のほか、4、5区も議席を守り、県内第1党の勢力を保った。31日未明、熊本市内の自民党県連で記者会見した幹事長の前川收(49)は「他県に比べ、熊本はそれなりに善戦した。野党になっても、国にものを申していく姿勢は変わらない」と強気を見せた。
県都・熊本1区で敗退した自民党の木原稔(40)も「健全な保守政党として再出発するしかない」と選挙翌日から、県農政連など支持団体のお礼回りを続けている。
ただ、自民党が下野することになり、長年にわたって、国とのパイプ役を自民党に頼ってきた建設業や農業、医師会などの各種政治団体は、戸惑いと不安を隠せない。
31日朝、熊本市のJA会館。約60人の職員を前に、県農政連幹部は「民主党中心の政権になり、農業に圧力がかかるかもしれない」と硬い表情であいさつした。
県農政連は約12万5000人の組合員を擁する自民党の有力支持団体の一つ。今回5人の自民党候補のうち、4人を公認、推薦した。
米国との間で貿易の自由化を認めるFTA(自由貿易協定)を巡り、交渉を推進する立場の民主党には不安が残る。ある幹部は「『農業を守るために活動する』という農政連の目的を果たすには政権与党となる民主党とのパイプ作りが必要。自民党との関係を維持しながらそれができるだろうか」と表情を曇らせる。
1〜5区すべてで自民党候補を推薦した県建設業協会(864社)。小泉政権の三位一体改革に伴う公共事業削減などの影響で、会員は15年前の約1600社から半減した。
協会幹部は「『無駄な公共事業の削減』をマニフェストに掲げる民主党が、道路などの社会基盤整備を凍結すれば、業界はさらに苦境に立たされる。これまで通り自民党を頼るか、それとも態度を翻して民主党にすがるべきか」と頭を抱える。
熊本1、2区で自民、民主の両候補を推薦した熊本市医師連盟(約470人)の委員長を務める福田稠(しげる)(63)は「医療費の抑制が続く中、会員の自民党離れが進んでいる。一政党に縛られると自由にものが言えなくなる。政党と少し距離を置きながら医療政策を提言していくのが理想的」とし、「政権交代する今がターニングポイントだ」と話す。
自民党県連は5日、衆院選の総括と、各種支持団体との意見交換を予定する。
ある県議は言う。「業界との『ギブ・アンド・テイク』の関係は、政権与党だから成り立っていた。予算編成などの主導権が民主党に移れば、支持団体をつなぎとめる妙案はない」(文中敬称略)
(2009年9月2日 読売新聞)
5522
:
チバQ
:2009/09/08(火) 21:59:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/feature/kumamoto1252051528774_02/news/20090904-OYT8T00788.htm
09衆院選 選択のあとで
<下>政権交代に期待と不安
1日朝、村役場で朝刊を広げた五木村の和田拓也村長は、ある記事に見入った。「八ッ場(やんば)ダム 入札凍結へ」。民主党がマニフェスト(政権公約)で建設中止を掲げた八ッ場ダム(群馬県)について、国土交通省が本体工事の施工業者を決める入札を凍結する方針を固めた、という内容だった。
民主党は、マニフェストで「大型公共事業を見直す」とし、八ッ場ダムとともに、五木村で関連工事が進む川辺川ダムの中止を掲げている。「川辺川ダムも工事が凍結されるのではないか」と不安が胸をよぎった。
川辺川ダム計画に伴い村中心部が移転した五木村。昨年9月、蒲島知事による建設反対表明を受け、国と県、流域市町村との間でダム以外の治水案を考える協議が進む。本体工事は事実上、休止状態だが、ダム湖をまたぐ橋の建設や農地造成といった村の基盤整備は、ダム関連事業費で継続されており、来年度の政府予算概算要求でも村の生活再建対策として16億5000万円が計上されている。
1日午前、村役場で開かれた村再建対策本部会議の冒頭、和田村長は、民主党政権の誕生に触れ、「概算要求が今後どうなるのか心配だ」と懸念を示した。和田村長は今後も、ダム建設を前提に関連事業の実施を求めていく考えだが、「事業中止を公約に掲げている以上、村の再建事業も縮小される恐れがある。その時、どうすればいいのか」と頭を悩ませている。
政権与党の交代は、水俣病被害者にも波紋を広げている。
民主、自民、公明党などの合意で、7月に成立した水俣病被害者救済法。国の基準に満たない水俣病の未認定患者に一時金を支給するなどの内容だが、支給額を巡っては、自民、公明両党と民主党との間で意見がまとまらず、具体的な支給額や救済対象者の診断方法などについての議論が先送りされた経緯がある。
救済法に反対する訴訟派の被害者団体「水俣病不知火患者会」(水俣市)の滝本忠事務局長は、民主党が当初、自公両党の救済法案に反対していたことを踏まえ、「自公政権だった頃よりは、政府へ働きかけやすくなるだろう」と期待する。
一方、救済法受け入れを決めている「水俣病被害者芦北の会」(津奈木町)の村上喜治会長は「政権交代で救済内容の決定が遅れないだろうか」と心配する。
一時金については、これまでの協議で民主党は300万円としたのに対し、自公両党は150万円とし大きな開きがあった。与党となった民主党主導で協議が進み、高額を支給することになれば、財源を負担する原因企業チッソ(東京)が難色を示すことなどが予想されるからだ。
公式確認から53年。待ち望んだ政治解決が実現してわずか2か月後の政権交代。「私たちの救済は、これから一体どうなるのでしょうか」。村上さんは表情を硬くした。
16日に発足する予定の鳩山新政権。国と地方の関係はどう変わるのか、私たちの暮らしは良くなるのか。期待と不安が交錯する。
(この連載は、佐々木道哉、大石健一、内村大作、桜木剛志、堀美緒が担当しました)
(2009年9月3日 読売新聞)
5523
:
チバQ
:2009/09/09(水) 12:31:36
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000909060001
Road to the代議士)選挙の現実
2009年09月07日
道休陣営が今年2月に開いた資金集めのパーティーには、多くの支持者らが詰めかけた=延岡市
道休誠一郎(56)の顔写真付きプロフィルは、その日のうちに勤め先のホームページから消えた。
民主党から次期衆院選に立候補することを、勤めていた県の外郭団体に伝えた昨年9月27日、退職願も即日受理された。職場では企業経営などの相談に乗っていた。団体側は否定するが、あまりの対応の早さに道休は「選挙が理由かなあ」と少し面食らったほどだ。
道休は06年、車いす生活の父親や介護する母親の世話をするため、出身の宮崎市に帰郷。外資系企業や証券会社を渡り歩いてきたが、不況にあえぐふるさとで、なかなか仕事は見つからなかった。外郭団体の仕事は、やっと見つけた働き口だった。
年末には、政府の委託で途上国援助を行う会社の主席研究職も辞めた。「立候補を伝えた途端、コツコツと作り上げてきた仕事が端から無くなっていった」と道休。残された肩書は、金融コンサルティング会社社長だけ。「すべてを一人で切り盛りする零細企業。収入が無くなったのも同じだった」
立候補を決めて直面したのが、カネの問題だった。
□ □
細る収入の一方、支出は増え続けた。
10月に、選挙区内のJR延岡駅近くに家賃3万円のワンルームマンションを借り、妻と宮崎市から引っ越した。後援会も立ち上げ活動を開始。自身で用意した数百万円で、駅前の一等地にあった元コンビニの店舗を事務所として借りた。ほかにポスター、名刺、ビラ……。なけなしの貯金は、飛ぶように消えていった。道休は「今では借金大王ですよ」と自嘲(じちょう)する。
収支報告書によると、民主県連が過去3回、2区に立てた候補者の選挙費用は約500万〜1100万円。ただ、これは公示後にかかった費用が中心で、準備期間まで含めれば額はさらに膨らむ。
民主の新顔候補はどうやって資金を工面するのか。類似例がある。
民主県連は、05年衆院選の3区に新顔の外山斎=その後、参院にくら替え=を擁立し、自民系候補に惨敗した。収支報告書によると、民主党本部は公示直前、外山の後援会に500万円を寄付。落選後も、民主党本部は外山が支部長だった県連第3区総支部に月々50万円を寄付し、県連も支部に資金を提供し、候補者をサポートしている。
□ □
ホテルの会場を数百人の支持者らが埋めていた。テーブルに料理が並び、当時、民主党幹事長だった鳩山由紀夫が登場すると、大音量の音楽を流し、場を盛り上げた。
今年2月に、道休陣営が延岡市で開いた資金集めのパーティー。麻生首相の就任で早期の解散総選挙が見込まれたが、その時期が延びに延びたことで、道休の陣営幹部は年明けごろから繰り返し、「カネがない」と漏らしていた。
パーティー券は1枚1万円。1千枚以上を売った。同じ頃、1区で民主や社民などが推した無所属の川村秀三郎が開いたパーティーの券は、1枚3千円。3倍超の値段は、道休陣営の厳しい台所事情を物語っていた。
「みんなに負担をかけるから」と、パーティーに乗り気ではなかった道休。「選挙にカネがかかるのはある程度は予想していたが、やっぱりカネはかかった」。選挙の現実に直面していた。(敬称略)
5524
:
チバQ
:2009/09/09(水) 12:33:07
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000909090001
Road to the代議士)下 組織力
2009年09月09日
選挙戦終盤、政策をゆっくりと訴える時間はあまりなかった=8月29日、延岡市
男性の怒声が聞こえたと思ったら、道休誠一郎(56)の足もとで生卵が砕け散った。
集合住宅の住民から投げつけられた。ようやく衆院が解散され、選挙戦に突入した8月22日。選挙カーから「道休です、道休、道休、道休誠一郎です」と名前を繰り返し叫び、車を降りたところ。連呼が男性の気に障ったらしい。道休はすぐに駆け寄り、「今度しっかりと話をさせて下さい」と頭を下げた。
道休自身、名前の連呼には抵抗があった。「名前は自分で売るものじゃない。私の話に共感してくれた人が、周りに広げてくれるものだ」
しかし、2区に何のゆかりもない選挙初挑戦の新顔候補にとって、名前を覚えてもらわないことには始まらない。記者が記録したところ、公示日の8月18日に選挙カーから名前を連呼した回数は、5分間で85回。3・5秒に1回の割合だった。
□ □
道休が好んだのは、車座になって有権者と向き合うミニ集会だった。
「顔を突き合わせて話をしなければお互いのことは分からない。皆さんから話を聞き、自分がどういう人間かを伝えたい」と考えたからだ。
昨年10月の立候補表明から公示までの11カ月間。道休は、「平成の大合併」前に2区内にあった22市町村を巡り、1週間ごとに集会を繰り返した。民主と社民の地方議員が連れて回った。
が、いざ選挙戦になると、そんな余裕はなくなった。
選挙カーからの街宣中、通行人を1人でも見つけると、道休は「せめて一言だけでも」と車を降り、あいさつしてマニフェストを配ろうとした。だが、「時間がないから」とスタッフから車に連れ戻された。
もどかしさは、政策面の訴えにもあった。
東九州自動車をはじめとする高速道路整備は、県内でもとりわけ2区の住民にとっては悲願だ。道休も必要性を訴えたが、「道路整備は目的ではない。どう活用していくかが重要」という持論を説く暇はなかった。いつしか「道路を一日も早く通したい」と、単純化していた。
「今回の選挙は私の考え方というよりは、民主党の候補者であることをアピールした選挙。新顔の宿命だろうと受け止めていた」と道休。
□ □
名前や自分の考えを浸透させるには、組織の整備も追いつかなかった。
2区は、宮崎市に隣接する新富町から、大分県に隣り合う延岡市まで南北に100キロ近い。その中に民主、社民の地方議員はわずか15人。道休を擁立した民主が支持基盤とする労組の足場は、延岡市が中心だ。結局、陣営の手が回らず、選挙区の南部は1区の労組などが応援に入った。
一方、2区内の自民の地方議員は122人。自民公認の江藤拓は、衆院議員だった父親の故・隆美から引き継いだ後援会組織を張り巡らせていた。
組織力の差は歴然。民主県連代表の井上紀代子は「政権交代という追い風の中でも、『民主党の道休』という名前を広めることで精いっぱいだった」と振り返る。
□ □
道休や民主県連幹事長の田口雄二は、選挙戦に手応えを感じていた。選挙カーを走らせれば、有権者の反応が悪くなかったからだ。
だが、投票箱のふたが開くと、江藤に4万近い大差をつけられた。負けはしたが、道休の得票も8万超。過去3回の衆院選で2区の民主候補が獲得した票を3〜5万上回り、比例区で復活当選枠にすべり込んだ。
初めての選挙を終え、道休は「住民の声をしっかり聞いた上で、私たちの考えを伝えることが必要だ」と実感している。「日常の活動を通じて政党の考えを伝えられる、地域に密着した組織を作りたい」
いま、新しい事務所を探し始めた。地域住民が気軽に立ち寄って話ができ、自然と情報が集まる場所にしたい、と思っている。(敬称略、この連載は神澤和敬が担当しました)
5525
:
新参者
:2009/09/10(木) 01:28:07
当掲示板の皆様の見識、卓見に敬意を表します。
さて巷で噂の「東京○区」の不正投票疑惑についてはいかがでしょうか?。
皆様のご意見、ご批判をお聞かせいただきたく宜しくお願い致します。
5526
:
名無しさん
:2009/09/10(木) 07:41:47
迷っていた無党派も最後には、社民・新日にも雪崩を打ったようですね。
自民支持層の与党離れで形勢逆転 兵庫8区などで追跡調査 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090801000660.html
共同通信社は8日、第45回衆院選で激戦となり、事前調査と結果が異なった兵庫8区と大分2区について、投票日約1週間前に行った全国電話世論調査の回答者に実際の投票行動を尋ねる事後追跡調査を実施した。
その結果、兵庫8区は公明党候補に投票すると回答していた自民党支持層が最終的に崩れ、当選した新党日本候補に流れた構図が浮上。大分2区は自民党支持層の同様の変化に加え、無党派層の約6割が社民党候補に投票し、形勢逆転の要因となった。
新党日本の田中康夫代表が公明党の冬柴鉄三元国土交通相に競り勝った兵庫8区。1週間前調査で自民党支持層は60・1%が冬柴氏に、18・4%が田中氏にそれぞれ投票すると答えていた。ところが追跡調査によると、自民党支持層のうち冬柴氏に投票したのは55・4%にとどまり、26・2%が田中氏に投票。公明党、民主党など他の政党支持層の動向に比べても変化が際立った。
大分2区は自民党の衛藤征士郎前衆院予算委員長を社民党の重野安正幹事長が猛追し逆転した。追跡調査では、衛藤氏は公明党支持層の93・6%から得票したが、自民党支持層の72・8%しか固められず、24・0%が重野氏に流れた。1週間前調査で33・0%が衛藤氏に、26・8%が重野氏に投票するとしていた無党派層は、追跡調査によると59・3%が重野氏に投票し、衛藤氏の38・0%を上回った。
5527
:
ももだぬき
:2009/09/10(木) 09:31:26
2005年の衆議院選挙で、知り合いから東京12区の太田昭宏候補に投票してくれと干渉されました。多分、今回も東京12区など公明党の候補に関しての投票干渉がある可能性大と思います。怒りの告発です。
5528
:
名無しさん
:2009/09/10(木) 19:15:58
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000909100005
政権交代@山形 農協、距離感探る
2009年09月10日
農協幹部らの前であいさつするJA全中の茂木守会長=上山市のホテル「ニュー村尾」
∞民主政策に反発 でも「陳情は与党でないと」
農協が「政権交代」に大きく揺れている。長年支えてきた自民党が下野。農政を大転換するマニフェストを掲げる民主党とどう付き合っていくのか、立ち位置が定まらないのだ。とはいえ「陳情」は政権党となる民主に向かわざるをえない。来夏の参院選も視野に入れつつ、政界との駆け引きがしばらく続きそうだ。(柳沼広幸、川原千夏子)
「今後、民主党の農政が誤りなきよう強く求めていく必要がある」
9日、上山市で開かれた北海道・東北地区JAトップセミナー。200人以上の農協幹部の前で、来賓の茂木(もてき)守JA全中会長が語気を強めた。
民主のマニフェストの中で農協の反発が特に強いのが、日米自由貿易協定(FTA)だ。選挙戦中盤、自民候補の応援で来県した茂木会長は、急きょ招集した農協組合員を前に繰り返した。「FTAは日本の農業に大打撃を与え、農家には耳障りの良い戸別補償制度と矛盾する」
●参院選は「白紙」
さらに総選挙後、民主は秋の収穫を控えた農村に衝撃を与えた。財源確保のため、09年度補正予算の一部を凍結する方針を打ち出したからだ。補正予算に盛られた交付金を当てにして農機具の購入計画を立てている農家も多くいたが、その財源が不透明になった。
農協の政治団体・県農協政治連盟の今田正夫会長は9日、朝日新聞の取材に対し、「農家から不安の声が上がっている。自民でも民主でも農業の現場をわかってくれる政治家がいないと農家は立ちゆかない」と訴えた。来夏の参院選でどの党を支援するかは白紙という。
●接近する動きも
だが、一部ではすでに民主と接近する動きも出ている。
「JAてんどう」のある幹部は、総選挙の1区で民主の鹿野道彦氏を水面下で支援した。「これまでの農政に反発し、自民支持のJAを嫌って離れていく農家もいる。そうした農家を引き留めたい」との思いもあっての「造反」。農協支所などで民主陣営からマニフェストを説明してもらう場をつくったりした。
1区の自民陣営の選対幹部をしていた遠藤芳雄・前JA山形会長も、実は選挙戦のさなか、民主参院議員の舟山康江氏と平野達男農水委員長と面談し、民主の政策の説明を受けていた。舟山氏側から昨年秋に申し込まれた時には断ったが、このときは応じた。
自民の大物農林族、加藤紘一氏の3区でも変化が起き始めている。加藤氏が野党議員になったうえ、酒田市が地元の民主の和嶋未希氏が比例区で初当選したからだ。
県農政連の副会長を務めるJA庄内みどり(酒田市)の阿部茂昭組合長は戸惑いを隠せない。「政権が変わり、すでに補正予算も凍結され始めた。どうなるのか……」。今までなら加藤氏にお願いすればよかったが、今回の補正予算については「和嶋さんを頼らざるを得ない」。
阿部氏は7日、当選のあいさつでJA庄内みどりを訪れた和嶋氏と面会した。これまでは「自民党オンリー」で民主と話す機会はなかったが、これからは違う。「政権与党、政策に近い人に働きかけていく必要がある」
5529
:
名無しさん
:2009/09/10(木) 19:23:02
なぜか03衆と04参を無視。
http://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/news/20090910dde012070025000c.html
早い話が:小鳩はホホと鳴く=金子秀敏
自民党政権では「青き森」という言葉があった。青木幹雄前参院議員会長と森喜朗元首相が永田町を仕切っていると思われていた。
民主党が政権をとると「小鳩体制」という言葉ができた。小沢一郎次期幹事長と鳩山由紀夫次期首相が権力を握った。ただし、小が鳩より上にある。
小鳩体制は自然の流れだ。鳩山氏も小沢氏も自民党竹下派にいた。2人は93年に離党して、鳩山氏は新党さきがけに、小沢氏は新生党に参加し、ともに細川連立政権に加わった。
鳩山氏は首相官邸で官房副長官、小沢氏は新生党本部の代表幹事(幹事長)。このときの小鳩関係と、いまの小鳩関係は相似形だ。
細川政権の崩壊後、紆余(うよ)曲折があり、鳩山氏は民主党、小沢氏は自由党に別れた。だが03年、小沢自由党は民主党に合流、いまの小鳩民主党ができた。
この合流こそ、保守合同以来の55年体制を終わらせる「第2次保守合同」だった。かつて保守合同を唱えた三木武吉は、保守の総得票率70%に着目した。その物差しを使うと、第2次保守合同の重要性がわかる。
民主と自由の合併後、国政選挙が3回行われた。その得票率を比例代表について比較すると−−
▼05年衆院選=自民38%+民主31%=計69%
▼07年参院選=自民28%+民主39%=計67%
▼09年衆院選=自民27%+民主42%=計69%
自民が勝っても民主が勝っても、合計は7割弱で変動していない。ここがポイントだ。
小鳩民主党という、自民と対抗する第2保守党が生まれた時点で、7割の保守票を2大政党が争う時代に戻ったのである。保守と革新が体制選択選挙をした55年体制は終わったのである。そういう時代を作り出したのは小沢氏だ。選挙に強くて不思議はない。
これから大変なのは自民、民主以外の政党だ。今回の得票率をみると、公明党が11%、共産党は7%、社民党は4%で、前2回の選挙とほぼ同じ。
約7割で安定した保守票。その土俵の中で、十数%の票が2大政党の間を揺れ動いて政権が決まる。土俵の外の中小政党は政権選択に参入する余地がない。
それなら、小選挙区主体の衆院をあきらめ、極端な議席差がつきにくい比例代表主体の参院に重心を移していくのではないか。(専門編集委員)
毎日新聞 2009年9月10日 東京夕刊
5530
:
RAINY DAYS
◆UNJSUkn/rI
:2009/09/10(木) 19:43:18
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090910/200909101428_8798.shtml
平野県議が県政自民クを退会 衆院選で民主支援
2009年09月10日14:28
県議会の最大会派・県政自民クラブ(中村慈会長)に所属する平野恭弘県議
(75)=岐阜市選出、当選6回=が10日までに、同クラブに退会届を出し
ていたことが明らかになった。
平野県議は「都合により」としているが、今夏の衆院選の岐阜1区で民主公
認候補を支援したとして同クラブで問題視されており、自主的に退会の意志を
表明したものとみられる。
5531
:
山口新聞男
:2009/09/10(木) 20:04:54
>>5529
民主党の成長は、すなわち保守票の適度な分散を意味する
中選挙区では、当選ラインを押し上げることになり社共の議席獲得が困難になったが、
小選挙区では保守票を奪い合うからこそ、逆に最後の一押しとして革新・その他票が効いてくる
保守二大政党であっても、保守系だけの争いにはならない
議席として目に見えてこないので、受けは良くないのだが・・・
ちなみに自民+民主の得票率は03年衆院選が72%、04年参院選が68%
03年が高いのは、5党(自・民・公・社・共)しか比例に立候補していなかったからだろう
5532
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/10(木) 20:39:39
民主を「保守」扱いするなら、国民新は当然、公明も「保守」の範疇に入ってきそうだけどなあ。
郢書燕説な気がする。
「みんな」や「日本新」、「大地」も。
山口新聞さんの、二大政党制、小選挙区制だからこそ、マイノリティーの一押しが重要という
意見には、納得ですけど。
中選挙区は身内を固めれば勝てる(負けない)制度でしたから。
5533
:
名無しさん
:2009/09/10(木) 23:25:22
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090910-OYT1T00097.htm
「昨年秋に選挙やっていれば」悔やむ麻生首相
政権交代
首相官邸に入る麻生首相=田中成浩撮影 ――首相官邸、9日午前11時5分 麻生首相が秋山昌広・海洋政策研究財団会長との面会で、ついに後悔の念を口にした。
「(昨年)10月に選挙をやっていれば、こんなに負けていなかったかもしれないが……」
「選挙の顔」と期待された首相は昨年9月の就任直後の衆院解散を模索したが、「政局より政策」と景気対策を優先して先送り。今なお党内では「あの時解散していれば」との恨み節がくすぶる。
首相は秋山氏に対し、「(解散すれば)金融恐慌に対応できなかったし、経済の立ち直りはなかった。(選挙)結果を犠牲にして、経済のためにやってきた」と、自らに言い聞かせるように振り返ったという。
しかし、首相の“悔恨”を聞いた自民党職員は吐き捨てるように一言。「まだ分かってない。麻生さんを選んだこと自体が間違いだったんだ」
――自民党本部、午前8時30分 その自民党は“余震”が続く。「党再生会議」の初会合が開かれたが、「頭撮り」と呼ばれる会議冒頭の公開が急きょ取りやめに。党職員が記者団を呼び込もうとすると、座長の山本有二・元金融相が「ちょっと待て。頭撮りなんかいいじゃないか」と命じた。
約1時間の会議終了後も、小池百合子・元防衛相が待ち構えたテレビカメラの前で無言を貫くなど、15人の出席者の口は一様に重かった。「それぞれ好き勝手に発言されると混乱した印象を与える」(出席者)とかん口令が敷かれたと見られ、ピリピリした雰囲気。
しかし、山崎拓前副総裁が昼のテレビ番組で言い放った。「2世、3世、官僚出身は一切総裁選に立つべきではない」
――国会、午前10時 一方、公明党の山口代表ら新執行部は各党に就任のあいさつ回り。社民党では、阿部知子政審会長が難航する大詰めの連立協議に触れ、「大変ですね、連立っていうのは」と漏らすと、山口氏は「出発点が大事ですよ」と経験を踏まえ応じた。
山口氏は朝のラジオ番組で、「連立でぼけてしまったことがあるかもしれない。公明党の持ち味である福祉、平和、教育、環境で妥協し、分かりにくくなった点は否めない」と、連立の難しさを指摘しており、“主役交代”を印象づける一幕となった。
――民主党本部、午前9時41分 連立協議が続く中、民主党本部はこの日も千客万来の様子。鳩山代表の地元・北海道から上田文雄・札幌市長が駆けつけ、北海道新幹線の札幌延伸などをさっそく要請した。民主党推薦で当選した上田氏は「これからは陳情ではなく、対等な意見交換」と期待を隠さなかった。
音楽、文筆などで幅広く活躍する上田市長は、面会に当たり、自分の歌のCDを2枚持参し代表にプレゼント。実は鳩山代表も約20年前にレコードを出しており、2人は“歌手”同士でもある。鳩山氏の歌の名は「Take HEART 翔(と)びたて平和の鳩よ」。連立協議もまとまり、20年の年月を経ていよいよ「鳩」が飛び立つ。
(2009年9月10日03時09分 読売新聞)
5534
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 12:24:30
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090911136.html
自民“民主批判CM”は逆効果…6割が悪印象
今回の衆院選で、対立政党を批判するCMを見た人の約6割が、批判された政党ではなく、批判した政党側に対して悪い印象を持ったことが11日、情報通信学会「間メディア社会研究会」の調査で分かった。
同日記者会見した研究会の遠藤薫学習院大教授は、自民党が民主党の政策を批判するアニメCMをネットで公開したり、ビラや冊子を配布したりしたのは「日本で初めての本格的なネガティブキャンペーンだった」と指摘。“逆効果”になっていたことが調査で明らかとなり、「有権者は良識を持って行動している」と分析している。
調査は、衆院選後の8月31日と今月1日の両日、選挙に投票した20代から60代の男女千人を対象に、インターネットを通じ、メディアが投票行動に及ぼす影響を調べた。
それによると、45・5%の人がネガティブCMを見ており、そのうちの63・5%が批判する政党に対して悪印象を受けた。自民党に投票した人の33%もネガティブCMについて悪い印象を持ったと答えた。
インターネットの情報を重要と感じる人の割合は全体の57・3%。20代では76%が重要と答え、58%の新聞、75・5%のテレビを上回った。
[ 2009年09月11日 20:14 ]
5535
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 12:25:57
http://www.asahi.com/culture/update/0911/TKY200909110186.html
総選挙、「薬物」に負けた? TV報道時間、押され激減2009年9月11日15時1分
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女優の酒井法子被告の薬物事件がなければ、今回の衆院選で民主党の得票はもっと伸びていた? メディア研究者らでつくる「間(かん)メディア社会研究会」(主査=遠藤薫・学習院大教授)がテレビ各局の全番組と有権者意識を分析したら、こんな結果が出た。芸能ニュースに押され、盛り上がりに欠けたテレビの選挙報道が浮き彫りになった。
7月13日から衆院選開票日の8月30日まで、NHKと在京民放5社が放送した全番組を調べた。衆院が解散した7月21日を含む同20日から8月2日までで総選挙に触れた番組は各週34〜37時間。しかし、酒井被告の夫が逮捕されたことが明らかになった同4日以降は放送内容が一変。9日までの1週間で、酒井被告や、やはり薬物事件で逮捕された押尾学被告に関する放送時間は54時間55分。選挙は17時間52分まで激減した。
遠藤教授は「テレビは民主優勢の影響を受けた報道内容だった」と指摘した上で、「もっと放送量が増えていれば、選挙結果では民主への支持の振れ幅がさらに大きかった可能性がある」と分析。
また、同研究会は有権者1千人への意識調査も同時に実施。有権者が投票の際に重視した政策テーマは(1)景気対策(2)年金(3)医療、の順番だった。だが、放送された番組時間を分析すると、(1)年金(2)医療(3)教育の順で、「景気対策」は「年金」の1割程度しかない。有権者の最大の関心とずれて、結果的に自民党が選挙戦で強調した「景気対策」が埋没してしまった。(湯地正裕)
5536
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 12:27:08
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091101000836.html
衆院選、他党批判は“逆効果” 6割が悪印象、ネット調査
今回の衆院選で、対立政党を批判するCMを見た人の約6割が、批判された政党ではなく、批判した政党側に対して悪い印象を持ったことが11日、情報通信学会「間(かん)メディア社会研究会」の調査で分かった。
同日記者会見した研究会の遠藤薫学習院大教授は、自民党が民主党の政策を批判するアニメCMをネットで公開したり、ビラや冊子を配布したりしたのは「日本で初めての本格的なネガティブキャンペーンだった」と指摘。“逆効果”になっていたことが調査で明らかとなり、「有権者は良識を持って行動している」と分析している。
調査は、衆院選後の8月31日と今月1日の両日、選挙に投票した20代から60代の男女千人を対象に、インターネットを通じ、メディアが投票行動に及ぼす影響を調べた。
それによると、45・5%の人がネガティブCMを見ており、そのうちの63・5%が批判する政党に対して悪印象を受けた。自民党に投票した人の33%もネガティブCMについて悪い印象を持ったと答えた。
2009/09/11 20:13 【共同通信】
5537
:
チバQ
:2009/09/12(土) 15:43:44
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/01.html
激動 民主全勝 政権交代09ながさき
大物陥落
気付かなかった疲弊 13年間で地盤変容
閣僚や党の要職を歴任した自民の重鎮、久間章生(68)と薬害肝炎訴訟の元原告で抜群の知名度を誇る民主新人、福田衣里子(28)が戦い「政権交代」の象徴区となった長崎2区−。投開票が行われた30日午後11時近く、久間が選挙事務所内でテレビ局の全国中継に出演する直前、ひな壇脇に置かれたテレビが福田の当選確実を伝え始めた。
「結局ね、伝わらなかった。(防災干拓の出発点となる)諫早大水害も50年以上前。若い人や新興住宅地の人には、今や関係ない話なんだよね」。テレビから流れる福田陣営の歓声を背に、久間は選挙戦で感じてきた、地盤の変容を淡々と語った。
敗戦の弁で久間は「自民への向かい風が強すぎた」と述べた。自民への逆風は、旧来の自民支持層の“久間離れ”も招いていたが、「離れたんじゃなくて、政権交代への期待の波が大きすぎた」と選挙戦を振り返った。
「今回選挙をやっても会うのはお年寄りばかり。お互い年を取りましたなあという感じ」。当落が判明する数十分前、支持者と報道陣でごった返す諫早市の事務所の一室で久間はぽつりと語った。13年間、地元に帰らずに選挙をしてきた久間。この間、地盤を支えてきた支持者も地元の様子もすっかり変わっていた。
落選が決まり報道陣の質問に答える久間章生氏=諫早市栄町の選挙事務所
選挙戦で新幹線整備や諫早湾干拓、道路問題など郷土の主要課題に徹底してこだわった。だが、久しぶりに地盤を歩き回り、疲弊していく地方の実態をあらためて知ることになる。地方の不満は政権与党に向けられていることも。「官僚政治の打破」「変革」を求める民主の勢いに対し、久間は自民政治に批判的な有権者の視線を薄々感じていた。
「自民も地域政策を大胆に転換しなくてはいけない」。久間は選挙戦後半こう訴え「変革」を求める民意に応えようとしたが、遅かった。
衝撃の落選から一夜明けた31日昼。久間は長崎市の自民県連を訪ね、党県連会長職の辞意を伝えた。選挙期間中、「世代交代」「バトンタッチ」という言葉を度々口にしていた久間。だが、金子知事は久間の落選について「非常に残念だ」と述べ、自民関係者からは久間の政治力に今後も期待する声が上がった。「選挙区支部長は当面続ける。後継者はすぐには見つからない」。久間は報道陣にこう述べ、今後の政治活動に含みをもたせた。(敬称略)
2009年9月1日長崎新聞掲載
5538
:
チバQ
:2009/09/12(土) 15:44:20
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/02.html
激動 民主全勝 政権交代09ながさき
自民の苦悩
小泉改革で基盤崩壊 終盤の焦点は「負け方」
テレビ各社が開票速報で民主党圧勝を伝えていた8月30日午後11時25分。長崎市江戸町の自民党県連幹事長室。3時間ほど前に落選が報じられた長崎1区の前職、冨岡勉(61)が県連幹事長の田中愛国や政調会長の小林克敏に支援のお礼を述べ、頭を下げた。
「小泉さんで勝って小泉さんで負けたということですよ」。2人からねぎらいの言葉を掛けられた冨岡は「言いたいことを言って当選できるなら何でも言う」。民主党が掲げた子ども手当などのマニフェスト(政権公約)を暗に批判したが、その声に力はなかった。テレビ画面では追い風に乗って当選した民主党の新人候補が喜びを爆発させていた。その姿はまるで4年前の冨岡だった。
冨岡は前回、小泉首相の突然の郵政解散を受け急きょ出馬。小泉旋風に乗り比例で復活当選を飾った。しかし小泉首相が進めた構造改革で格差は広がり、地方は疲弊。一転して猛烈な逆風を受けた。もともと強固な個人後援会も持たず、無党派層も多い長崎市を選挙区とする冨岡にはこの突風にあらがう力はなかった。
自民党県議団の議員総会で衆院選の小選挙区全敗について総括する田中愛国幹事長=8月31日、県庁
自民党への逆風は冨岡だけでなく、これまで民主党に負けを許さなかった2、3、4区の候補もなぎ倒した。投票3日前の8月27日に東彼川棚町で開かれた個人演説会。「町長や町議は合併でいなくなった。建設業者も郵政も小泉首相のせいでみんないなくなった」。3区の前職、谷川弥一(68)は小泉改革に伴う自民党の支持基盤の崩壊を嘆いた。そしてこう結論づけた。「自公政権は負ける。しかし農家の気持ちが分かる人間が必要だ。どうか通して(当選させて)ほしい」。応援に立った知事の金子原二郎も「戦後、健全野党がいたから政策のバランスが取れた。自民党が一定の議席を確保することが重要だ」。選挙戦終盤、関係者の焦点はどこまで議席を死守できるか、その「負け方」に移っていた。
自民党は農政連や建設業界など支持基盤を引き締めた。県医師連盟は「比例は公明党」と初めて機関決定するなど公明党との連携を強化。しかし肝心の自民党県議団の動きは鈍かった。ある自民党県議は「県議OBまでフル稼働していた民主党に比べ、こちらはほとんど動いていなかった。国会議員と地方議員との連携が足りない。公明党に頼りすぎては駄目だ」と反省も漏れる。
惨敗から一夜明けた31日、自民党県議団の議員総会であいさつした田中は「これほど負けるとは思わなかった」と率直に述べた。この日、金子を訪ねた2区の前職、久間章生(68)は自民党について「自民党崩壊とマスコミで言われているが僕は『腐っても鯛』だと思っている」。しかし党再生への道のりは険しい。(敬称略)
2009年9月2日長崎新聞掲載
5539
:
チバQ
:2009/09/12(土) 15:45:01
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/03.html
激動 民主全勝 政権交代09ながさき
勢いづく民主
夢物語“風”で現実に 組織の強化に課題も
8月31日。午前0時半を回った長崎市樺島町の民主党県連に、幹事長の渡辺敏勝ら県議、市議、支援者約20人の歓声が沸き上がった。比例九州ブロック(定数21)で当選が報じられた川越孝洋(66)は「えらいことになった。盆と正月が急にきた」と興奮気味に話した。事務所内は政権交代の高揚感に包まれ、関係者は全勝を祝う万歳を何度も繰り返した。
川越は比例単独候補として九州ブロック29位に名を連ねた。選挙中は長崎3区の前職、山田正彦(67)の統括選対本部長として山田を支えた。名簿に載ることさえ予想しなかった川越だが、党への追い風を背景に重複立候補した県内の4人を含む20人が次々に小選挙区で当選。同ブロックで9議席を獲得した党の最後の1議席が転がり込んだ。
川越が県議として民主党県連結成に参画し幹事長に就いた1998年12月。県連の国会議員は1区の前職、高木義明(63)1人だった。それから約11年。今回の衆院選で衆参合わせ8人の国会議員を擁し、自民党(2人)を大きく上回る勢力に成長した。高木は川越の当選について「ここまでくると夢物語。まあそれが現実だが」と民主党を圧勝させた世論に戸惑いも見せた。
比例九州ブロックでの当選が決まり渡辺敏勝県連幹事長(左)らと万歳する川越孝洋氏(中央)=8月31日、長崎市樺島町の民主党県連
衆院選で初めて県内全選挙区勝利を飾った民主党だが、3区と4区では自民党候補に詰め寄られ復活当選を許した。ある民主党県議は「やはり自民党は底力がある」と認める。特に「大差で勝利できる」との見方も出ていた4区の元職、宮島大典(46)の陣営にはショックも広がった。9年ぶりの国政復帰を決めたが約4500票差にとどまり、自民前職、北村誠吾(62)が復活当選。喜びに水を差された。総合選対長を務めた県議の久野哲は31日、静けさが戻った選挙事務所で「選挙はふたを開けてみなければ分からない。正直がっくりきた」と肩を落とした。民主党の佐世保市議の一人は「これで次の選挙は自民党が必死で巻き返しにくる」と警戒する。
労組関係者は「県内での追い風はそれほど強くなかったが、勝てたのは地力強化の表れだ。ただ、前回の郵政選挙を見ても分かるように、逆風が吹いても生き残れるのは高木ぐらい」と指摘する。党所属の県議や市議ら地方議員の少なさを含め、地方組織の脆弱(ぜいじゃく)さは課題として残ったままだ。
小選挙区制度では、世論の動向が当落を大きく左右する。郵政選挙で小泉旋風に乗って当選し「小泉チルドレン」と呼ばれた83人の新人議員のほとんどは再び国会に戻れなかった。2区の新人、福田衣里子(28)の選対関係者は「党への人気が高いほど時がたてばその反動が出てくる。小泉チルドレンとは違うところを見せないと」。関係者の次の戦略への模索は始まっている。(敬称略)
2009年9月3日長崎新聞掲載
5540
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 15:59:28
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090901ddlk05010005000c.html
「交代」の激震:’09衆院選/上 2区 川口氏に民主の風 /秋田
◇自民や社民、無力感
「政権交代」という歴史的転換点となった09年衆院選。県内3選挙区も自民党が全敗し、民主党が勢いを伸ばすなど政治勢力図をがらりと変える大きなうねりが起こった。県内で民主党へ追い風が吹いた要因は何か、そしてこの変化は何をもたらすのか。選挙区ごとに振り返り、今後を展望する。
「政権交代を成し遂げようじゃないですか」。
衆院選の選挙戦中盤となった8月23日夜、能代市文化会館で開かれた個人演説会で、白いスーツに身を包んだ川口博氏(62)がこう語りかけると、聴衆は沸き立った。
集まった顔ぶれは、普段着姿の女性や会社員など。議員や政治家の後援会関係者、作業着姿の業者といった、従来型の集会と趣を異にした。川口氏が4カ月ほど前に、知事選の候補者としてこの場で演説会を開いたときとも、様相が一変していた。
川口氏は当選した要因について笑顔で語る。「声なき声が後押しし、草の根で一人一人が自分のことのように動いてくれた」
★ ★
2区といえば、元農相の前職、野呂田芳成氏(79)が強固な組織を作り上げてきた。野呂田氏は、4月の知事選に立候補した川口氏を全面支援。選挙期間中は同行し、集会で支持を訴えた。川口氏は敗れたものの、2区の市町村では佐竹敬久知事を圧倒する票を得た。
だがその川口氏の衆院選出馬について、地元では当初厳しいという見方が強かった。
野呂田氏が後継指名していたのは、前参院議員の自民党新人、金田勝年氏(59)。市町村長の多くも金田氏支援に回った。
これに対し川口氏は、いったん“不出馬宣言”。結局立候補を表明したのは公示13日前で、組織は個人的な支持者と民主党を離党した人たちぐらいだった。
それでも知事選を通じ、有権者が求めるものを感じ取っていた。「私は有権者の体温と心を知っている」。8月16日の事務所開きで、前評判を覆す自信を見せた。
演説会場には「いよいよ、政権交代」と表紙に書かれた民主党のチラシを置き、政策もほぼ民主党と同じ内容を掲げ、街頭では「比例代表は民主」と訴えた川口氏。「草の根選挙が2区全体に爆発的に広がった」と振り返った。
同党は連合秋田とともに社民党元職の山本喜代宏氏(53)を推薦していたが、民主党候補がいない選挙区で追い風に乗ったのは川口氏の方だった。
★ ★
「川口さんが立候補してから、支持してくれていた人が顔を見せなくなったこともある」。金田氏は投票から一夜明けた31日、苦渋の顔で振り返った。08年1月に衆院選への出馬を決め、組織固めに奔走。本人も「つじ立ちを重ね、これまでにない選挙をやった自信があった」というほど“ドブ板選挙”に徹した。
「野呂田さんの地盤を引き締めれば勝てる」と陣営は読んでいたが、中盤に世論調査でリードされていると報じられ衝撃が走った。毎日新聞の出口調査では、川口氏は民主支持層の72%、自民支持層からも25%を取り込んだ。
金田氏は能代市などで川口氏を上回り「地盤は切り崩されていない」と強弁したが、「組織選挙」が「風」に負けたのは明らか。金田氏も「逆風というより、暴風雨だった。風以外にも敗因はあるが、今はわからない」というのが精いっぱいだった。
★ ★
1351票差での当落。金田氏も比例代表で復活当選し、川口氏は「結果的に2区から国会議員が2人出た。終わったらノーサイド」という。だが旋風のつめ跡は小さくない。
民主を離党した元県連幹部らは選挙中から「いずれ復党する」と本音を漏らしていた。当選した川口氏自身、「1人では何もできないので、どこかの党に入りたい」と述べ、事実上民主党入りの意向を示した。
知事選での川口氏擁立をめぐり民主党と社民、連合の間に生じた溝が、さらに深まった。民主党と選挙協力しながら、2氏に埋没して敗れた社民の山本氏。同党県連の関係者は悔しさをにじませながら言う。「うちらは選挙協力をやったが、(民主党に)裏切られた。でも国民の総意を得ているから逆らえない。突風がやむのを待ちながら、力を蓄えるしかない」【百武信幸】
5541
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 15:59:57
http://mainichi.jp/area/akita/archive/news/2009/09/02/20090902ddlk05010004000c.html
「交代」の激震:’09衆院選/中 3区 農家票も自民離れ /秋田
◇組織、地盤を飛ばす逆風
「ポスターの掲示を農家に依頼したら、3、4軒に『え、自民党?』と断られた」
秋田3区前職で、今回議席を失った自民の御法川信英氏(45)の陣営関係者は、こう打ち明ける。
前回と同様、自民県議の支援が無所属の新人、村岡敏英氏(49)側と割れたうえ党の支持率が低下する中、遊説すると有権者の反応は思いのほかいいと感じていた。一方で各社の世論調査の結果は軒並み劣勢。御法川氏は「戦う相手が分からず、雲をつかむようだった」と話す。
だが陣営の中でも、異変に気付いていた人は少なくなかった。
従来の有力な支持基盤だった農家票離れもその一つ。県農政連は自民党の3候補を推薦したが、選挙で御法川氏を支持した農協幹部は公示前に「今回は京野氏が勝つだろう。規模拡大を目指す政府や自民党の農政が、作り手の高齢化や米価の下落に対応できていない」と指摘した。
さらに後援会組織は会員の高齢化が著しく「父の故・英文氏時代から広がっていない」(別の陣営関係者)。週1回程度地元でミニ集会を開いていたが、外務政務官の公務もあり支持者からは「最近顔を見ないな」との声も漏れた。
05年の“郵政選挙”では追い風を受けて大量得票したが、逆風をはじき返すほどの組織力はすでになかった。
★ ★
3区で当選を果たした民主新人の京野公子氏(59)は8月25日、大仙市のホテルで開いた集会で約150人を前に「政権交代の『駒』として当選させてほしい」と呼びかけた。
訴えの内容は、年金や医療、農政の課題、官僚主導の問題点など。ただ反自民の風任せで選挙戦に臨んだわけではない。
有力な地盤を持たず、平日は街頭に立ち土日はミニ集会を重ねて知名度向上を図った。その京野氏が「きつかったが、徹底的に鍛えられた」と名前を挙げる人物がいる。
小沢一郎・民主党代表代行の公設第1秘書で、政治資金規正法違反容疑で逮捕・起訴された大久保隆規被告。陣営関係者は「街頭に毎朝立ったか、ミニ集会を何回開いたかをABCで採点し、党本部に報告していた」と明かす。大久保被告の逮捕後も別の小沢氏秘書がその担当を引き継ぎ、小沢流の選挙戦術をたたき込んだ。
選対には社民市議や市議OBらも入り、ポスター張りなど実動部隊を担った。京野氏は「連合や社民を敵に回しては戦えない」と認め、民主と社民・連合で支援候補が分かれた4月の知事選では沈黙を守った。
それでも社民県連関係者の一人は「ポスターの下には『比例代表は民主党へ』とあった。『どうしてこれを張らないといけないのか』との声もあった」。2区で当選した川口博氏(62)の民主党入りをめぐり連合や社民とあつれきが起きれば、微妙な立場に立たされる可能性がある。
★ ★
父兼造氏から組織と地盤を受け継いだ村岡氏は2回目の挑戦。自民公認を得られず、「政界再編」を掲げて平沼赳夫・元経済産業相のグループから出馬した。
前回の落選後20万人と会い、5000回以上の街頭演説を重ねた。「地元を歩き回り、(有権者の家に)上がり込んで話を聞いた人間を国会に送り込んでほしい」と地域密着を強調。さらに従来型の組織頼みの選挙活動には限界があるとみて、無党派層向けに無料情報誌の配布などで浸透を図ってきた。
公約集では県内の課題をデータとともに細かく示し、ある大仙市の商工関係者から「公約で言えば御法川氏より魅力的」との評価もあった。それでもふたを開けてみれば前回より票を減らし、再び3位にとどまった。
村岡氏の地盤である由利本荘市で7月に開かれた京野氏のミニ集会。参加した高齢の男性数人が「一度民主に(与党を)やらせ、だめなら自民に戻せばいい。『平沼グループ』と言ってもよくわからない」「これまでは社長に動員されて村岡氏の集会に出ていたが、きょうは違う」と声を上げた。
「有権者に『政権選択』の意識が強い。誰より『どぶ板』に力を入れ、顔見知りを増やすなど種をまいたが、花は咲かなかった」。陣営スタッフは、苦渋の表情を浮かべた。【岡田悟】
5542
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 16:00:45
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090903ddlk05010057000c.html
「交代」の激震:’09衆院選/下 1区 組織選挙再び敗北 /秋田
◇新手法見えぬ自民
29日午後9時過ぎ。選挙活動を終えて秋田市の事務所のソファに腰をおろした秋田1区の自民前職、二田孝治氏(71)はぽつりとつぶやいた。「こういうときにオレが出てよかったんじゃないか。別の新しい人を立てても厳しかったでしょう」
街頭では「民主党をたたきつぶさなければならない」と声を張り上げていた二田氏。だが事務所で見せた表情に悲壮感はなく、むしろすがすがしかった。「恥ずかしくない票は取りたいね」
前回に続き二田氏と民主の寺田学氏(32)が激突した1区。05年は郵政解散による「小泉旋風」をはねのけて寺田氏が勝ち、二田氏は辛くも比例復活を果たした。今回は逆に自民党にとって経験のないほどの向かい風で、厳しい選挙は覚悟していた。
30日午後8時過ぎ、開票が始まる1時間以上前に各社が次々と寺田氏当選を報じた。二田氏は同じ事務所で、支持者に深々と頭を下げた。
★ ★
8期目を目指す二田氏が選挙前の決起集会として8月9日に開いた「ふれあい集会」。会も中盤に差しかかるころ、司会者が来場者の参加団体を一つ一つ読み上げ始めた。その時間は約10分に及び、合わせて110人に上った。会場には全農の永田正利会長をはじめ、農協関係者や農林中央金庫の幹部ら約650人が集まった。
危機感を抱いていた二田氏は今回、「自分の原点の選挙」を徹底させた。朝のつじ立ちを繰り返し、公示前から合わせて100社以上を回って支援者宅への訪問も重ねた。
公示後は選挙カーを使って市内を駆けめぐり、住宅地の街区ごとの公園でマイクを握った。「最後の奉公」「政治生活の集大成」をにじませて組織の一体感を強め、「比例は公明」と繰り返して公明支持者の組織にも頼った。
結果は3万1245票差。組織選挙はまたしても敗れた。選挙後、二田氏は「失われた基盤を再構築しなければ」と話した。
★ ★
「少子高齢化が進んで、老後に不安がある」。8月21日に秋田市浜田の海の家で開かれた寺田氏の集会で、1人の男性が切りだした。
約30人に党のマニフェストを配り政権交代の意義を訴えた寺田氏が「何でも聞いてください。プライベートなことでも何でも」と呼びかけると、質問が相次いだ。「高速道路を無料にして本当に大丈夫だか」「財源は?」−−。
寺田氏は「家計が厳しくなると、ビールを発泡酒に替えるなど、優先順位を決めて節約する。国も同じです」などと例を挙げ、わかりやすさを心掛けた。
終了後、参加者の男性(73)は「医療費や年金がどうなるか気になる。とにかく今の状況を変えてもらわなきゃ」と語った。
寺田氏は小集会重視の姿勢を今回はより徹底させ、公示後の集会は85カ所に上る一方で選挙カーは一切使わなかった。
有権者個人に話しかけ、納得してもらって支持を受けるスタイル。二田氏の陣営側は「追い風の中で余裕があったのだろう。ぎりぎりの選挙になってもあのやり方が貫けるか」と冷めた見方をするが、寺田氏は大きな手応えを感じている。
「次も有権者のみなさんと触れ合える選挙をしたい。できれば少しずつでも1区の全戸を歩いて回りたい」
★ ★
自民党内では次の選挙に向け、「1区の後継者」や「次世代の育成」が一部でささやかれる。若手県議を推す声もあるが、ある自民党関係者は「自民大敗のこの状況で前に出ていくのは難しいだろう」という。
二田氏は敗戦の弁を述べた30日、「引退」を口にしなかった。しかし29日には、こんな心情を吐露していた。
「保守をまとめる種を残してやらねばと思ってやってきた。本当はそういう路線を敷いてやりたかったんだが……」。県政界では与党にして過半数を占める最大会派の自民党。国政での「県都奪還」は悲願だが、“新しい選挙”に対抗する手は、まだ見えない。【百武信幸】
5543
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 16:36:53
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000909010003
政権交代@青森 民主、小選挙区で1議席
2009年09月01日
小選挙区で落選し、複雑な表情を見せた田名部匡代氏。県内では民主党候補のうち3人が比例区での復活で生き残った=30日深夜、八戸市下長1丁目
■幹部は「がっかり」 追い風取り込めず■
「がっかりしているんだ」。31日、県議会民主党会派の控室。同党県連の田名部定男幹事長は渋い表情だった。
総選挙の結果、同党の県選出国会議員の数は衆参合わせて4人から6人に。これまで同数だった自民は3人に減り2倍の勢力となった。だが、3選挙区で自民候補に敗れ、比例復活での当選に終わった結果に、勝利の喜びはなかった。4小選挙区全勝を目指していたからだ。
民主にとって、今回は小選挙区で得票を伸ばす条件がそろっていた。共産、社民両党が1区以外に候補者を立てず、社民との間では初めて選挙協力の協定も取り付けた。連合青森をはじめとする労組組織も政権交代を旗印にかつてない協力態勢を敷いた。そこに全国的な「追い風」。にもかかわらず、十分な勝利を得ることはできなかった。
県内にも風は吹いていたのか。
全国の民主候補の応援に走り回っていた平山幸司参院議員が投票日前日の29日、4区の津島恭一氏の街頭演説に駆けつけた際、報道陣に聞かれると、「んー」と一瞬、言葉に詰まると、答えをはぐらかした。
◇風感じぬ候補◇
津島氏自身も同日夜、選挙運動を終えると、「みなさんが言う風と、私が感じているものとがイコールじゃないような気がする」と語り、風が感じられなかったという感想を漏らした。
共産党の比例区東北ブロックで当選した元青森県議の高橋千鶴子氏は31日、民主の今回の戦いぶりを聞かれて言い放った。
「県内の民主党は保守の流れをくんでいる。他県にある民主党と同じような存在だと青森の県民が思わなかったのではないか」
民主党県連は、もともとは自民出身の田名部匡省氏らが所属した旧新進党県連の解散後、その組織を受け継いだ政治団体「県民協会」のメンバーが中心となって、現在の態勢ができあがっている。高橋氏の発言は、旧民社党系や旧社会党系が力を持つ他都道府県の地方組織より保守色が色濃い点を意識したものだ。
◇「二世に甘え」◇
その田名部氏の娘、匡代氏は今回も3区で自民の大島理森氏の壁を破れなかった。
匡代氏は31日昼、敗戦の弁で「私は二世議員で、出馬したときから今まで父親の後援会に乗ってやってきた。まだまだ自分の甘えがある」と率直に語った。
確かに今回の選挙戦は、参院議員の改選期を迎える匡省氏との二人三脚だった。選対幹部は「(匡省氏は)自分が現職のうちに何としても勝たせたかったのだろう」と、その心情を代弁する。
しかし、その様子は、突然の引退表明後、長男の淳氏を後釜に据えたいとの意向を周辺に伝えた自民前職の津島雄二氏とそっくり。世襲問題は民主党も無縁ではない。
◇比例票が救う◇
一方、2区の中野渡詔子氏は30日夜、小選挙区の勝敗が決まらない中、比例区で当選確実の一報が伝えられると、事務所で支持者と一緒にバンザイをした。あとでその話を聞いた同党県連関係者は「小選挙区で勝つのが目的なのに認識が違いすぎる」と不快感をあらわにした。
選挙を自分の力で勝ち抜いた末ではなく、追い風を受けた東北ブロック全体の民主への票に救われただけという思いがそこにある。
開票作業の途中で、負けたと思いこみ、比例復活の可能性があるにもかかわらず、「十字架を背負って歩いていく」と「敗北宣言」を述べた3区の大島氏とは対照的だ。
県内のある自民支持者は選挙中、ある民主候補が「県内の時間給の最低賃金を1千円にする」と訴えていたことに違和感を覚えた。
民主のマニフェストは確かに、全国平均時給1千円の最低賃金を目指すとしている。しかし、県内の時間給の最低賃金は600円台。経営者は言う。「7、800円台ならばまだ分かる。いきなり青森で1000円というのは、経済を分かっていない。理想のまた理想だ」
今回、唯一小選挙区で勝利を収めた1区の横山北斗氏。比例で復活当選した1期目以上にその働きぶりが問われる。
当選後の会見で、横山氏は緊張した表情を見せた。「公約として掲げたことを4年以内に実行していくことが大事。それができなければ、4年後にはまた、逆の結果になる。それぐらい有権者の目は厳しい」(栗田有宏)
5544
:
チバQ
:2009/09/12(土) 17:03:58
全然情報のなかった南関東比例下位当選の相原しの女史の情報
http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_hada_sat/2009_3/09_03/hada_top1.html
第45回衆院選
秦野にも民主の風
8月30日に投開票が行われた第45回衆議院選。世論の圧倒的な追い風を受け全国的に民主党が躍進するなか、秦野市を含む神奈川17区でも、民主党の新人神山洋介氏が初当選を果たした。
新人4氏の争いとなった17区で神山洋介氏は、13万9千678票を獲得。これは2005年9月に行われた前回の衆院選と比較すると、民主党候補者として5万票近い上積みだ。自民党から出馬した牧島かれん氏は10万5千806票。無所属の井上よしゆき氏は4万2千881票、幸福実現党の中野じゅん子氏は4千67票にとどまった。
市内でも、神山氏が最多の4万5千760票を獲得、牧島氏に1万4千票近い大差を付ける結果となった。
比例代表においても、民主党が県内で、前回衆院選の自民党得票(約203万票)をも上回る211万票を獲得して圧勝。市内でも民主が3万9千164票と、自民を1万5千票以上引き離した。市内の投票率は、68.16%(小選挙区)と、前回から2.98ポイント増。
相原史乃氏(菩提在住)が比例で当選
今回、比例代表選南関東ブロックで、民主党から立候補していた相原史乃氏(35歳・菩提在住)が当選。衆参両院制度後では、市内から5人目となる国会議員が誕生した。
相原氏は当紙取材に対し、「日本経済の9割を占め、日本経済を支える底力」である中小零細企業を守り、「国民が明るい気持ちで生き生きと暮らせる労働環境」の整備・改善を出馬理由とした。また今後の抱負として「労働者環境と経営者環境の双方の調整・整備」「公務員改革」「教育改革」の3点を挙げる。
略歴/1996年3月慶應義塾大学総合政策学部卒業。現在は(有)茜堂を経営。2001年に小沢一郎政治塾に第1期生として入
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名無しさん
:2009/09/12(土) 18:10:27
http://203.139.202.230/09senkyo/090906sen01.htm
衆院選を終えて 県内政党座談会
政権選択を最大焦点に8月30日投開票された第45回衆院選は、野党第1党だった民主党が全国で308議席を獲得する歴史的勝利を収め、惨敗した自民、公明両党は政権を明け渡すことになった。 一方、県内3小選挙区はいずれも公明の推薦を得た自民前職が、民主新人、共産元職・新人、無所属の元知事らに勝利し、逆風をはね返して四たび議席を独占。1区は福井照氏(55)が4選、2区は中谷元氏(51)、3区は山本有二氏(57)がともに7選を果たした。比例代表四国ブロック(定数6)は比例単独の公明前職の石田祝稔氏(58)が5選、自民前職は届かなかった。重複の県内選挙区の民主候補はいずれも復活できず、本県は与党衆院議員がいない唯一の都道府県となる。 民主党中心の新政権で政治はどう変わり、本県への影響はどうなのか。県内主要5党の責任者に選挙の総括などを語ってもらった。
※出席者 自民党県連幹事長・武石利彦氏、民主党県連幹事長・大石宗氏、公明党県本部幹事長・黒岩正好氏、共産党県委員会委員長・佐竹峰雄氏、社民党県連合幹事長・今西忠良氏、司会=堅田正剛(高知新聞社政治部長)
【写真】左から、自民党県連幹事長・武石利彦氏、民主党県連幹事長・大石宗氏、公明党県本部幹事長・黒岩正好氏、共産党県委員会委員長・佐竹峰雄氏、社民党県連合幹事長・今西忠良氏
総括
―全国的に民主党が大勝する一方、県内3小選挙区は自民が独占した。総括を。
武石 県内の戦いで言えば、政権が代わることへの有権者の期待感と不安感が交錯し、衆院解散までは期待感の方が強かった。だが民主党のマニフェスト(政権公約)修正などで不安感が増し、自民党候補への期待に変わった。それをベースに組織力を生かして戦えた。公明党の選挙協力も大きな勝因の一つ。また(党県連が割れることが多かった)橋本県政から尾?ア県政に代わり、久しぶりに党が一枚岩で選挙に臨めた。全国的な惨敗は真剣に受け止めている。
大石 厳しい審判だ。新しいもの(政治)に踏み込むことへの有権者の恐怖感、不安感をいかに取り除き、安心や期待に変えていけるかがポイントだったが、選挙本番に入り、期待より民主の政策への不安が多くなった。党マニフェストが一部で誤解のある表現で流れるなど、その中身を有権者に届けるのに手を尽くせなかった。戦略不足、手勢不足だった。全国的な圧勝は、自公政治への不満の上に民主党が無駄遣いの根絶、脱官僚主導政治などを提示し、今の時代に必要な考え方として理解いただいたものだと思う。
黒岩 比例四国の議席を維持でき、目標は達成した。梼原町で公明が比例第1党になるなど、前回より比例票が増えたのは、自公の選挙協力が一定実った結果だと評価している。3小選挙区の結果は、本県の経済などが厳しい状況にある中、有権者が地域代表を選ぶとき、経験や実力のある前職に期待したのではないか。
佐竹 自公政権の退場は歓迎すべき結果。共産党の全国で(改選前の)9議席確保は健闘と言えるが、四国で議席を獲得できず、県内比例票も約1万2千票減らした。客観要因としては小選挙区制の壁だ。自公への逆風が民主に集中し、マスコミも含めた政権選択キャンペーンの中、「政治を変えよう」という風が共産には逆に圧力にもなった。一昨年の参院選以降、集会などで党の全体像を理解してもらう努力をしてきたが、まだ道半ば。足りなかったとの反省もある。
今西 (比例、小選挙区含めた)四国での議席獲得が悲願であり、残念な結果となったが、自公政権に終止符を打てた。全国的にも(改選前の)7議席を確保できたことは大きい。県内小選挙区では民主3人をローカルレベルで推薦し、特に1区、3区は社民が前面に出て戦ったが、自公の壁が厚かった。
―自民独占を後押しした自公協力では、2、3区の公明の比例票は伸びる一方、1区では減っているが。
黒岩 自公協力は結果として成功したと思っているが、(1区で)現実的に減った部分は今後、分析する。
武石 (2、3区の)郡部では政権交代への不安が票の増加につながる一方で、無党派層の多い1区は、自公政権批判の強さが(そのまま)結果に表れたのではないか。
―民主県連は立て直しが急務だ。
大石 (有権者との)チャンネルを充実させる意味で、今後の選挙で多くの同志をつくり、地域の現場を知る仕組みを構築することが必要だ。県連が結束し、今回の結果を肝に銘じ、臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の気持ちで取り組む。
5546
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 18:11:14
>>5545
今後の政局
―政権が交代し、特別国会が開かれ組閣人事に入る。予算の取り扱いも注目だ。
大石 マニフェストをいかに実現していくかが問われる。説明不足で県民に不安を感じさせた部分も、実行で解消しなければならない。政権公約を提示して選挙協力しており、連立協議も心配していない。本県は全国で唯一、民主党の衆院議員がいない県になってしまった。県連として本県の事情を伝えていく。来年の参院選が実行具合を測る物差しになる。それまでにいかに信頼を得るかが県連の宿題だ。
今西 参院は民主党が(単独で)過半数を占めておらず、野党共闘で社民は重要な位置にいた。政権にかかわる条件は党の基本政策が保障され、社民という政治勢力が弱くならないことがベース。重要な基本政策が違う政権に付いていくのは、かつての村山政権時のように一面では自殺的行為になりかねない部分もある。外交や安全保障、憲法など大きく違う面もあり、個人的には閣外協力がベターではないかと思う。
佐竹 新政権下では建設的野党の役割を果たす。良い点は協力。悪い点は反対、阻止。問題点はただす立場で臨む。自民党も破壊的野党にならず、私たちと適切に手を携えてほしい。後期高齢者医療制度の廃止や労働者派遣法の抜本改正、子育て教育支援は大いに協力する。しかし日米のFTA(自由貿易協定)は日本の農業に壊滅的打撃を加える。衆院比例定数の削減は世論を削ることになる。民主党は財界中心の政治、日米軍事同盟の最優先という枠を超えていない。共産党ならではの提言が必要だ。
黒岩 民主はマニフェストに財源も明確に示さないままだ。農業の戸別所得補償や高速道路無料化、子ども手当などがあるが、新聞報道では16・8兆円の財源に関して党の最高顧問が「そこまで触れなくていい。どうにかなるし、ならなければ『ごめんなさい』と言えばいい」と。国民も期待感を持って一票を投じたと考えられ、示した政策は責任を持ってやらなければ大変な詐欺的行為だと感じる。しっかり頑張っていただきたい。
大石 2年前の参院選で与野党が逆転して、いろんな問題が明らかになった。政権交代で本当の国の姿が明らかになる。今後の行動で評価をいただく。
今西 衆院比例の削減は政治が活力を失い民主主義に反する。高速道路無料化も受益者負担に反し、環境への負荷も大きい。財源とのバランスも含めて考えてほしい。
―自民は総裁選が控える。
武石 党再生には総裁選が重要な位置付けになる。派閥の力学では断じてやってはならない。党再生プランを争点にすべきだ。勢力が減った中から真に党再生のエッセンスをつくり、その輪を大きくするためにも新リーダーは重要。県連も党員個々の意向が反映できる予備選挙に取り組みたい。
―当選した自民党3氏が果たすべき役割は。
武石 高知県に与党衆院議員がいなくなる。当選した自公の議員は責任が大きい。政権運営の経験があり、力のある野党議員だ。自民党の大惨敗は中央集権的な分配の時代でなくなり、役目を失ったのが要因の一つ。民主党は分配型政権ではないと言うので、与党議員がいないから本県に分配がないとは論理的にならない。3氏は地元にいる時間を増やし、現場主義に徹して地方から政策を練り上げ、尾?ア知事とともに本県の実情を政権に訴える。野党100%の本県から地方分権の動きをつくりたい。
5547
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 18:11:30
>>5546
参院選対応
―来年の参院選にどう臨むのか。
大石 衆院選の総括と併せ、党県連の方向性をできるだけ早く示したい。党公認の独自候補を擁立するのが命題だ。衆院選2、3区で協力した現職、広田一氏を前回は推薦したが、党員ではない。これから広田氏と話し合いたい。
今西 総選挙が終わったばかりでまだ頭にない。少数政党なので衆院選では県内選挙区に候補者を立てられず、参院選も長く独自候補は立てていない。最近は民主党候補を推薦してきた。独自候補は厳しいだろう。
佐竹 参院選は「政権交代」一色にはならず、政治の中身が問われるはずだ。衆院選の反省を踏まえ、できるだけ早く候補者を決め、どう戦うか方向性を定めたい。来年早々にも見込まれる党大会に向け、意見を集約していきたい。
武石 参院は自民が2議席とも失っている。衆院選で一枚岩になれた県連の態勢を崩すわけにはいかない。一枚岩になれ、確実に議席を奪還できる候補を擁立しなければならない。前職も含まれるし、公募という方法もある。どういう方法で選定するか、まず党員に問い、年内にも決めたい。民主の政権運営を見極め、争点を明確にしていきたい。
黒岩 党代表も幹事長も落選し、党の立て直しが命題。参院選に向けた具体的方向性は、その後になる。従来通りなら、比例区に力を入れた取り組みになる。生活実感のある政治、信頼ある清潔な政治という二大政党にはない党公約を掲げ、政策を基本に臨むことになるだろう。(自公選挙協力は)自公連立10年で信頼感がつくられた歴史がある。それは大事にしていかなければいけない。
国と地方の関係
―民主党政権へ交代後の国と地方の関係をどう見通すか。
大石 全国で唯一、民主党の衆院議員がいない県だが、国政では政権を担う立場。地域の実情を知るためいろんなチャンネルを構築し、県民と意見交換の場をつくっていく。中央集権のひずみがいろいろな弊害を起こしている。地方が将来に向けて自立できる体制を目指し、他県連の2倍、3倍の努力をして国政の場に県の実情を訴えていきたい。
今西 今日までの地方と国の関係が、政治的にも経済的にも行き詰まってきた。三位一体改革や規制緩和で格差が生まれ、国民生活が疲弊し、財政を理由に福祉、教育、環境が切り捨てられた。政権交代をした今こそ、真の地方分権を確立し、地方の税財源の充実強化を進めなければならない。国と地方代表が協議する地方行財政会議の法制化が急務だ。
黒岩 公明党の地方分権の政策は、全国知事会から高く評価された。民主党政権で、地方分権がどう進展していくか注視したい。民主党の予算組み替えが県、市町村にどういう影響を与えるか、大勢の県民が懸念している。厳しい本県がさらに厳しくなることがないようにしてほしい。
武石 政権が代わっても、本県の厳しい財政、雇用への対策は継続しなければならない。県議会が7月に可決した大型補正予算がどうなるのか、今後の公共事業の在り方、暫定税率廃止、高速道路無料化が県に与える影響を憂慮している。日米自由貿易協定締結や補助金廃止が本県の農業をますます弱めるのではないか。力ある野党として、政権に物申していく。
佐竹 民主党政権に対して、良いことは推進、悪いことは反対、問題点はただすという姿勢で臨む。分権に関してはただすことが多くなるだろう。民主党は国の役割を外交、防衛、危機管理などに限定する方針だが、国が国民のナショナルミニマム(最低限保障すべき水準)に責任を果たせるのか不安だ。無駄削減と称して公共事業予算がなくなるのは、本県にとってとんでもないこと。地方分権については、道州制や強制的な市町村合併には反対していく。
(2009年09月06日付朝刊)
5548
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 18:46:01
http://www13.plala.or.jp/news21/shimen/0911_sp01.html
衆院選当選者に聞く/民主党県連代表・寺田学氏
今回の総選挙で、小選挙区の秋田1区から民主党で出馬し当選した寺田学衆議院議員(民主党県連代表)に、これからの動きなどを聞いた。(9月4日インタビュー)
■今回の総選挙の民主党の風について。
「民主党に支持が集まったというより、自民党がダメだということで、結果として民主党に票が集まったということでは。自民党への批判の受け皿になったということだと思う。私自身選挙中、追い風の実感はなかった。厳しい質問を受けたり、集会所を確保する際、民主党には貸さないというところも少なくなかった。秋田が強い保守地盤であることは、前回同様肌で感じた。地方議員の数を見てもわかるのでは」。
■これから国政で力を入れていきたいことは。
「秋田の地元が元気になるように、中央からの財源委譲など地方分権に力を入れたい。また、若者の雇用や社会保障についても地道に頑張りたい」。
■党内ではどのグループに属するか。
「菅直人氏に指導いただき、国政の今後についていろいろ話している。菅氏は今まで自民党に入ったことがなく、純粋さがあり、政権交代にぴったりする人。よく攻撃的だと称されるが、実際会うとそんなところはない。具体的に菅氏のグループに参加したのは、4年前の私の2期目の時からで、党の代表選以降」。
■野党から与党になるが。
「今までは与党を追及してきたが、今度は結果が求められる。後で言い訳したところで国民の厳しい審判が待っている。そういう点からも、今回の当選は前回の2期目とは違い、喜びよりも緊張感がある。重責を感じる」。
■2大政党制について。
「政権交代が可能な政治体制に今回なった。今回は民主党が圧勝したが、今後選挙が続けば次第に議席が落ち着いてくるのでは。政権交代が可能な政冶体制の中で、しっかり役割を果たしていきたい」。
■どういう秋田にしたいか。
「働くこと、老後、子育てが安心してでき、ゆとりがそこそこあるような県にしたい。のんびりした県民性で、自然などの豊かさを享受できるのは秋田の魅力。大事にしたい」。
■秋田2区の対応について。
「無所属で当選した川口博氏は、直接民主党に入党を申し込んできており、近々結論を出す予定。おそらく受諾する方向で決まるのでは(※9月5日、民主党県連常任理事会で入党了承)。党を離れて県連が定めた方向性とは別の候補を応援した方々については、軽々に入党を認める環境にはない」。
【続きは誌面で】
5549
:
とはずがたり
:2009/09/12(土) 18:49:31
明日への選択 第3部 政権の条件
(1)背水結束演出 危機は去らず
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200907asu/01.shtml
衆院解散から一夜明けた22日午前。兵庫7区の自民前職大前繁雄(67)は空路東京から戻ると、地元西宮市で支援者へのあいさつ回りに向かった。
「麻生さんも謝り、(反麻生の急先鋒(きゅうせんぽう)だった)中川(秀直元幹事長)さんも握手した。あれで『よし、やろう』という気になれた」
内閣支持率の低迷、大型地方選4連敗などかつてない逆風に、総裁選の前倒しを強く訴えてきた大前だったが、前日の両院議員懇談会に触れ、気持ちの切り替えを強調した。
ただ、それで危機感が和らいだわけではなかった。今年初めには、自身が理事長を務める学校法人による不透明な国有地取得が表面化。「道義的責任を感じる」などと議員辞職や立候補辞退の可能性にまで言及したことが、選挙に及ぼす影響も懸念されている。
発言の機会は与えられなかったが、懇談会で大前はある提案をしようと考えていた。「総総分離」。首相は麻生のまま、別の人物を党総裁に据えて選挙に臨もうという戦略だ。
「別に麻生さんが嫌いなわけじゃない。総裁が代わればご祝儀で政党支持率は必ず上がる。そんなおいしい手をなぜとらないのか。これまでもそう言ってきただけだ」
■
大前と同様、11区の自民前職戸井田徹(57)も両院議員懇談会後、麻生の下で戦うことに異を唱えなかった。
6月中旬、日本郵政の社長人事をめぐり、前総務相鳩山邦夫が「更迭」されたのを受け、「納得できない」と厚生労働政務官を辞任。昨年9月の党総裁選では麻生の推薦人に名前を連ね、政権誕生に貢献した戸井田だったが、鳩山とともに政権、そして党にも深いダメージを与えた。
「景気対策を最優先させてきた首相の方針は支持できる。あの(総務相更迭)判断だけが残念だった」。戸井田はそう批判のトーンを弱め、党内一致結束を訴えた。だが、行動を共にする鳩山からは「1人では何もできないので、いろんな方と相談する」と新党結成をほのめかすような発言も飛び出す。
■
前回、民主候補にダブルスコア以上で圧勝した9区の自民前職西村康稔(46)は、総裁選前倒しなどをめぐる党内の主導権争いとは一定の距離を置いてきた。解散翌日の22日も淡路島内を走り回り、支持者らに「政治刷新」や「世代交代」を強く訴えかけた。
「改革派の若手が連携し、先頭に立って自民党政治を立て直す覚悟だ」と西村。「民主の大勝なら大勢の“小沢チルドレン”が誕生し、党内から少なからず不満が出る。接戦なら、大連立とか新党結成の可能性もある」。その目は既に衆院選後の政界再編も見据えている。=敬称略
◇
自公政権が歴史的な大勝を収めた「郵政選挙」から4年。政権選択が最大の焦点となる衆院選が事実上、スタートした。未曾有の不況などに直面する今、この国の明日を託せるのはどの政党なのか。その条件とは何か。兵庫の現場から探る。
(総選挙取材班)
(2009/07/23)
5550
:
とはずがたり
:2009/09/12(土) 18:50:12
明日への選択 第3部 政権の条件
(2)反動ひずみ残す「小泉改革」
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200907asu/02.shtml
初当選した4年前から続ける朝の駅立ち。兵庫3区の自民前職関芳弘(44)は23日もJR須磨駅前で午前6時から約3時間、通勤客らに支持を訴えた。ただ、「自民」の2文字を口に出すことは一切なかった。
前回、党の公募で衆院解散の2日後、候補に選ばれた関。銀行員を辞めての挑戦だったが、「地盤も看板もないのに『郵政民営化に賛成、小泉改革を支持する』と訴えるだけで支援の輪が広がっていった」という。
しかし、今回は状況が180度異なる。政党色はできるだけ出さずに選挙戦へ臨む決意を固める。前面に打ち出すのも「小泉改革」ではなく、小選挙区での雪辱を期す民主前職土肥隆一(70)も意識した「世代交代」だ。
国土交通省の官僚から転身、2選を目指す1区の自民前職盛山正仁(55)も「今回は自分自身の実績を訴える。それを有権者に評価してもらいたい」と話す。
全国で80人以上もの「小泉チルドレン」を生み出した郵政選挙。自民への追い風は、4年で完全にその向きを変えた。
有権者の熱狂的な支持を得た郵政民営化に代表される元首相小泉純一郎の改革路線。だが、そのひずみはさまざまな所に現れている。
「三位一体改革」で計5・1兆円の地方交付税が削減され、悲鳴を上げる自治体財政。規制緩和による市場主義の徹底は都市と地方の格差を拡大させた、とされる。日本郵政の「かんぽの宿」売却問題は、前総務相鳩山邦夫と社長西川善文との確執という形で、麻生政権の足元を揺るがす事態にまで発展した。
今月上旬、神戸市を訪れた山口俊一首相補佐官は、県内の首長らとの対話集会で小泉改革を「画期的だったが、地方を疲弊させたことは間違いない」と総括。麻生政権による地方再生への取り組みをアピールした。
党内に高まる小泉改革の否定、路線転換を求める声にチルドレンの1人、6区の自民前職木挽司(50)は反論する。「ひとくくりに『負の遺産』とするのはおかしい。規制緩和推進は経済成長に欠かせない」
■
小泉政権の下などで構造改革の一環として推進された「平成の大合併」。兵庫県内でも21市70町(1999年度末)が29市12町に再編された。その陰で、自民の国政選挙を支えてきた保守系の市町議約500人が引退を余儀なくされた。
「地域に根ざした地方議員の存在が力の源泉だったが、それが崩れてしまった」と自民県連幹事長の五島壮(66)。逆風が強まる中、五島ら県連役員はこうした引退議員を訪ね、衆院選への協力を呼び掛けている。週明けに開く商業、建設業団体などとの会合の場でも支援を要請するという。
改革で崩れかけた支持基盤との関係は修復できるのか。大勝の代償が重くのしかかる。 =敬称略
(総選挙取材班)
(2009/07/24)
5551
:
とはずがたり
:2009/09/12(土) 18:51:37
> 民主がマニフェスト(政権公約)に盛り込む政権機構の構想概要が23日、明らかになった。政治主導の政策決定へ、各省庁に100人以上の与党議員を送り込むという。
> 小選挙区の民主公認候補は266人。このうち新人は兵庫の5人を含む111人と4割以上を占める。民主が衆院選に大勝、水面下の調整などに当たる委員会の筆頭理事にベテランを起用していくと、大臣や副大臣に新人ら当選回数の少ない議員を登用せざるを得なくなる。
>「新人を筆頭理事に起用すれば、国会が回らなくなる。優秀な新人であれば閣僚は務まるだろうが、ベテランたちがこれを受け入れることができるのか」
> 政策研究大学院大教授の飯尾潤は「民主の最大の弱点になる」と指摘する。=敬称略
明日への選択 第3部 政権の条件
(3)弱点新人4割、地盤に不安も
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200907asu/03.shtml
首都圏での公認候補回りの途中、民主党副代表の参院議員石井一(74)は車内から、兵庫5区の元職梶原康弘(52)の携帯に電話をかけ、一気にまくしたてた。
「相手(自民前職谷公一)陣営は選挙区内に張り巡らした組織網で地上戦を展開してくる。40日あれば何が起こるか分からない。風頼みの戦いはするな」
参院民主の総選挙対策本部長代理を務める石井は、大型地方選連勝や民主優勢を伝える報道各社の世論調査などで党内に漂う楽観ムードが気掛かりで仕方なかった。21日の衆院解散直後、党本部(東京)で公認証を受け取った兵庫の立候補予定者たちの高ぶったような表情も、そんな懸念に拍車を掛けた。
民主が有利と言われた4年前は解散直後、首相だった小泉純一郎の会見で風向きが一変、石井自身も強烈な逆風を受け議席を失った。だからこそ引き締めに躍起にならざるを得ない。選挙に慣れていない新人陣営には、サポート役として現職の参院議員を置くほどの念の入れようだ。
「世論調査に一喜一憂する前に1人でも多くの支援者と向き合い、急いで強固な地盤をつくり上げなければならない」
■
「気の緩み」とともに、不安視されるのが選挙を支える地方組織が、自民などに比べはるかに脆(ぜい)弱(じゃく)なことだ。
兵庫県の場合、県議や市議は神戸、阪神間などを中心とした都市部に集中。保守地盤とされるほかの地域では党所属の地方議員は数えるほどだ。「(支持団体の)連合の組合員がいないとポスター張りさえできない陣営もある」と県連幹部。後援会やサポーター党員の拡充も図るが、思うように進んでいないという。
今月5日投開票の県知事選では党方針に反して、「地方の事情がある」と県連独自で自公などとともに現職候補を推薦。政権交代を目指す衆院選を前にした与党との相乗りは、組織の足並みがそろっていない現状を浮き彫りにした。
■
民主がマニフェスト(政権公約)に盛り込む政権機構の構想概要が23日、明らかになった。政治主導の政策決定へ、各省庁に100人以上の与党議員を送り込むという。
小選挙区の民主公認候補は266人。このうち新人は兵庫の5人を含む111人と4割以上を占める。民主が衆院選に大勝、水面下の調整などに当たる委員会の筆頭理事にベテランを起用していくと、大臣や副大臣に新人ら当選回数の少ない議員を登用せざるを得なくなる。
「新人を筆頭理事に起用すれば、国会が回らなくなる。優秀な新人であれば閣僚は務まるだろうが、ベテランたちがこれを受け入れることができるのか」
政策研究大学院大教授の飯尾潤は「民主の最大の弱点になる」と指摘する。=敬称略
(総選挙取材班)
(2009/07/25)
5552
:
とはずがたり
:2009/09/12(土) 18:51:51
なぬ!?06年迄あったんかいな。
>会見が開かれた尼崎は94年の市長選で、「非自民・非共産」という兵庫独自の選挙協力方式「連合・5党協」(2006年に消滅)が発足した地でもある。
明日への選択 第3部 政権の条件
(4)軸足連立10年 迫られる総括
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200907asu/04.shtml
「よそから来た全く関係ない人に、尼崎の地を譲るわけにはいかない」
24日午後、JR尼崎駅前。公明党代表太田昭宏と並びマイクを握った兵庫8区の同党前職冬柴鉄三(73)は、こぶしを握りしめて声を張り上げた。
ほぼ同時刻、近くのホテルでは、参院議員から同区にくら替え立候補する新党日本代表の田中康夫(53)が記者会見を開いていた。会見には民主党代表鳩山由紀夫も同席し、田中推薦を発表。冬柴の言葉は2人への「宣戦布告」だった。
1999年10月、党幹事長として「自自公」連立政権発足に携わった冬柴。旧自由党が離脱した後も自公連立の要の役割を果たしてきた。一方で国交相当時、同省が道路特定財源でマッサージチェアなどを購入していた問題に、役所擁護の発言をし批判を浴びた。
そんな冬柴に民主は勝負を仕掛けた。白羽の矢を立てたのが長野県知事時代、「脱ダム宣言」で公共事業の在り方に一石を投じ、全国から注目された田中だった。
先月の同市議選で、公明は候補者を前回の当選者より2人減らして臨んだ。自民に恩を売り衆院選での協力体制を固める―。公明側の強い危機感が表れた「取引」だった。
■
「野党時代の公明は『国益』(を考える)という点で、足りない面があった。自民にも庶民の目線など欠ける部分があった。それを互いに補い、学び合ってきた」
今月から兵庫県内各地で自民、公明両党が開く合同国会報告会。衆院比例近畿ブロックに立候補予定の公明前職赤松正雄(63)は「自公連立」の意義をそう強調している。
公明は支持母体創価学会の強固な組織力で自民の選挙を支え、児童手当拡充を実現させるなど政府与党内で確実に発言力を増してきた。
一方で、自衛隊のイラク派遣など安全保障政策では譲歩を重ねた。支持者からは「平和の党として独自性を失った」との不満も漏れた。
■
民主の代表代行小沢一郎と公明代表太田との直接対決が取りざたされ、兵庫8区と並び注目された東京12区。24日、小沢の「国替え」は見送りが決まった。
田中の会見中、将来的な公明との連携の可能性を問われた鳩山は「(小沢が国替えすれば)公明との関係は決定的になっていた」と微妙な言い回しでかわした。会見が開かれた尼崎は94年の市長選で、「非自民・非共産」という兵庫独自の選挙協力方式「連合・5党協」(2006年に消滅)が発足した地でもある。
民主が政権を取った場合、公明は自民とともに野に下るのか。「すぐに自民との関係を解消することは信義上あり得ない」。公明兵庫県本部幹事長の野口裕(59)はそう断言した上で続けた。
「自民が分裂などでごたつけば、いろいろ考えなくてはならないだろう」=敬称略
(総選挙取材班)
(2009/07/27)
5553
:
とはずがたり
:2009/09/12(土) 18:52:27
>2000年以降、3回の衆院選で兵庫6〜8区に候補者を擁立してきた社民も今回は、8区の新人市来伴子(31)に絞った。「党勢を考えると、ほかに立てられる状況ではなかった」と同党兵庫県連幹部。
兵庫の社民も衰亡著しく民主に収斂されるのももう少しかなぁ。。
宝塚市長の中川
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/1293
が変にパワーアップして戻ってくる危惧はあるけど。。
明日への選択 第3部 政権の条件
(5)存亡埋没回避へ続ける模索
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200907asu/05.shtml
衆院解散直前の19日、神戸・新開地の共産党兵庫県委員会で開かれた地区委員長会議。議題は1週間前に行われた東京都議選の総括と衆院選への展望だった。
「都議選の得票は前回(2005年)や07年参院選の都内での比例票を上回った。衆院選へ重要な足掛かりになる」
冒頭、同党県委員長岡正信が党中央委員会の見解を報告した。得票増は投票率の大幅上昇(前回比10・5ポイントアップ)が大きな要因の一つだが、岡は参院選比例票の約1・3倍と伸び率では民主を上回ったことにも触れ、「勢い」を強調した。
ただ、結果は改選前の13から8へと5議席の減。自民中心か、民主中心か―。衆院選の焦点「政権選択」が都議選でもクローズアップされ、存在はかすみがちだった。
兵庫では今月5日の知事選で、自公や民主県連などが推す現職と争った新人が、完敗ながら共産単独推薦候補として過去最多の得票を記録。だが周囲は、相乗りを嫌った民主支持や無党派層の「受け皿になっただけ」との見方が大勢だ。
ある共産地方議員は「衆院選は経験したことのない厳しい戦いになる」と覚悟を決める。
■
衆院選に向け共産は今回、これまで目標としてきた全小選挙区での候補者擁立方針を転換。「参院比例の得票率8%以上」、または「各都道府県で1人以上」を基準に擁立区を絞った。前回12選挙区すべてに候補を立てた兵庫は、神戸・阪神間の6選挙区に半減した。
一方、世界同時不況に伴う「派遣切り」で浮かび上がった非正規雇用問題への取り組み、格差社会やワーキングプア(働く貧困層)を背景とした「蟹工船」ブームに、県委員会幹部は「党勢拡大の好機」とする。目標は「比例近畿ブロックで4議席以上」「兵庫で比例票35万票」。
県内唯一の比例重複候補で3区に立つ新人金田峰生(43)は、与党批判票を取り込もうと、自民を支援してきた農業団体などへの接近を試みる。
■
2000年以降、3回の衆院選で兵庫6〜8区に候補者を擁立してきた社民も今回は、8区の新人市来伴子(31)に絞った。「党勢を考えると、ほかに立てられる状況ではなかった」と同党兵庫県連幹部。「党内の閉塞(へいそく)感を打ち破り、若い世代を含む幅広い層に受け入れられる人材を」と唯一の候補として、NPO法人で環境保護活動などに携わる市来を選んだ。
候補が未定だった民主党に協力を要請。社民県連代表の今西正行(70)自ら出身労組が同じ民主選対委員長の赤松広隆(61)を訪ね、擁立見送りを打診した。しかし、その望みも民主が推薦する新党日本代表、田中康夫(53)の登場でついえた。
「二大政党では拾うことのできない声がある」。そう訴える今西もまだ党浮上の戦略を描けていない。=敬称略
(総選挙取材班)
(2009/07/28)
5554
:
とはずがたり
:2009/09/12(土) 18:53:08
>>5549-5554
明日への選択 第3部 政権の条件
(6)世襲「政治参加」阻む足かせ
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200907asu/06.shtml
「ガンバロー」。約250人の出席者全員が拳を突き上げて叫んだ。20日、豊岡市内で開かれた兵庫5区の自民前職谷公一(57)の事務所開き。衆院議員を9期27年務めた元農水相の父洋一(82)も姿を見せた。谷のすぐ後ろには、地元選出の自民県議日村豊彦(56)が立っていた。
2003年の衆院選、洋一の引退を受けて、日村は立候補に強い意欲を見せた。しかし、谷との予備選に敗れ断念。4年前は県議を辞職した上、自民を離党、「地盤や知名度がないからこそ新しい政治がつくれる」と無所属で谷に挑んだが、落選した。
その後、県議に返り咲いた日村は昨年10月、復党。今回は自民の地元県議として谷の支援に回った。それでも自身も経験した、新たな人材の政治参加を阻む世襲への憤りは消えていない。
「同じ顔触れがいつまでも政治や選挙を仕切っている。党主体で人材発掘の仕組みをつくらないといけない」
■
共同通信の集計によると、8月の衆院選での「世襲候補」は自民が110人、民主は28人(今月21日現在)。兵庫は自民4人、民主1人の計5人がこれに当たる。5区に立つ民主元職の梶原康弘(52)は世襲ではないが、父は元参院議員。いわゆる2世だ。
27日に発表された民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)。「五つの約束」と題した項目の一つに、同一選挙区で3親等以内の親族の連続立候補を禁止する制限を盛り込んだ。
民主が世襲制限を公約に盛り込んだ背景には、「改革」を掲げた元首相小泉純一郎の次男後継指名や、世襲が3分の2を占めた麻生内閣に対する批判の高まりがあった。
一方、その自民も民主に対抗、選対副委員長の菅義偉を中心に衆院選の目玉公約にしようと調整に入ったが、党内から異論が噴出。6月、党改革実行本部が麻生首相に提出した答申書では、実施時期が明記されず、公募などの条件を満たせば世襲可能など“骨抜き”の内容にとどまった。
兵庫10区で3度目の挑戦となる民主新人岡田康裕(34)。自民前職の元文科相渡海紀三朗(61)は、父親の地盤を引き継ぎ、当選6回を重ねてきた世襲候補だ。ところが、岡田からは世襲批判は聞かれない。
「渡海さんが世襲なのは、この地域の人ならだれもが知っていること。あえて口に出す必要はない」と岡田は説明する。
■
「地方議員にも世襲や2世は多い。制限に手を付ければ途端に人材がいなくなってしまう」
元岩手県知事で総務相も務めた増田寛也は世襲制限に疑問を投げ掛ける。人材を呼び込むには、立候補の資格を広げる方が現実的という。
国政を任せられる人物なのかどうか。候補者の資質を判断するのは、有権者しかいない。=敬称略
(総選挙取材班)
(2009/07/29)
5555
:
a
:2009/09/12(土) 18:53:18
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張らなかったら逆効果っすょwww
5556
:
チバQ
:2009/09/12(土) 20:42:38
選挙中の記事ですが
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082100035&genre=A1&area=K00
Kyoto Shimbun 2009年8月21日(金)
変化の波 激震の「王国」
京都5区 09衆院選激戦区ルポ
「相手は背中まで迫っている」。自民党前職の谷垣禎一は衆院選公示翌日の19日、舞鶴市の漁港や農村を回った。舞鶴市は民主党新人の小原舞の出身地。小原の追い上げを肌で感じた谷垣は「民主党は米国と自由貿易協定を結ぶという。日本の漁村や農村を守れない」と切々と訴えた。
京都5区の有権者は約26万人。前回、谷垣の得票は約10万7千票で、民主候補に約5万票差で圧勝した。財務相として全国遊説で忙しく、地元入りは2、3日だけだった。それでも「保守王国」の強さをみせつけて9選を飾った。
だが今回、その余裕がなくなった。自民への逆風と、若さと地元育ちを前面に掲げる小原の挑戦。谷垣は「初心に帰る」を繰り返し、顔色を変える。山深く人影まばらな集落にまで足を運んでいる。
小原は20日、谷垣のおひざ元である福知山市の農村に入った。「構造改革で地方は見捨てられた。農家への戸別所得補償で後継者を育てる」。選挙カーから身を乗り出して手を振った。
昨年9月の立候補表明以降、小原は知名度を上げようと街頭演説を繰り返してきた。その集大成として公示1週間前の11日夜に舞鶴市で開いた集会には千人が詰めかけた。小原は「古里を元気にしたい」と声を振り絞った。
集会後、今度は福知山市内の病院に向かい、地元の医師有志数人と懇談。福知山医師会長の高尾嘉興の姿もあった。府医師会の政治団体「府医師連盟」は谷垣の推薦を決めたが、高尾は個人の立場で小原支援に回る。父の代から谷垣を支援してきたが「医師不足や交通網など何も変わらなかった」。
府北部で医療格差が広がる。京都府立与謝の海病院で脳神経外科医がゼロになり、丹後医療圏内ではどの病院も脳外科手術ができない深刻な事態に陥った。
この解消に向け共産党新人の吉田早由美は署名活動を展開し、外来診療再開の扉を開いた。20日、福知山市内に立った吉田は「安心できる社会保障が必要だ」。前回得票(約2万5千票)の上積みに躍起になっている。
元海上自衛官の小原は自民の堅い地盤とされる自衛隊関連の「防衛票」にも手を伸ばし、自衛隊OBでつくる府隊友会舞鶴支部に加入した。ある週刊誌に浴衣姿で挙手敬礼する姿が載った。
自民府連幹事長の多賀久雄は16日、舞鶴市内の海上自衛隊(海自)基地や官舎前で「海自のインド洋給油に反対する民主党に国防は任せられない」と演説をぶった。翌日、舞鶴市の事務所に海自OBら100人近くを集め、イラク派遣の「ヒゲの隊長」で知られる元陸上自衛隊福知山駐屯地司令の参院議員佐藤正久が支援を求めた。集会に参加した海自OBは「心情的には元隊員の小原。でも民主の政策では隊員の士気が下がる」と言葉を選んだ。=敬称略
5557
:
チバQ
:2009/09/12(土) 20:44:25
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082200107&genre=A1&area=S00
「郵政後」問い一騎打ち
滋賀2区 09衆院選激戦区ルポ
地元県議らとともに選挙区を回って支持を訴える候補者(米原市醒井)
滋賀県彦根市にある民主党前職田島一成の選挙事務所。公示日の18日夕、応援のマイクを握ったのは地元の郵便局長会長若林茂だった。「4年前を思い出してほしい。郵政民営化は地域の格差を生んだ」
同じ日、約1キロ離れた市内の事務所で、自民党前職藤井勇治は「ふるさとの発展に全力を尽くす」と訴えていた。前回、郵政民営化に反対して党公認を得られなかった小西理への「刺客」として送り込まれた藤井は、この日も「地域の代表」の立場を強調した。
滋賀2区は前回、前々回ともに自民系が分裂、田島が2連勝している。ただ、前回の藤井、小西の自民系の得票合計は9万7千。田島を3万票も上回っている。自民党候補が一本化された今回は、藤井と田島の事実上の一騎打ちとなる。
18日、藤井の出発式で彦根市選出の県議西村久子は藤井の傍らで、「地域のためには実績が必要」と訴えた。
前回は小西を支援し、藤井と対決したが、「党の大逆風の中で勝つには、分裂した票をまとめなければ」。小西を推すため一時離党した他の県議3人とともに、藤井の選対幹部に就任している。
同日夕、西村は後援会員と市内のスーパー前で「民主の政策はばらまき。時代に逆行する」と買い物客に訴え続けた。
藤井も、分裂した自民支持層をまとめるため300カ所以上のミニ集会を開催、トンネル付け替えなどの実績をこまめに訴える。国交相や地元首長を招いた6月の国政報告会では「地域振興には国政とのパイプ役が必要」と繰り返した。
その一方で、民主も着実に支持を広げている。国政選挙の比例得票(東近江市除く)は、田島が初当選した2003年衆院選では自民に約4千票差をつけたが、07年参院選では約1万票差まで引き離している。
地方議員数も大幅に増えた。党の公認や推薦を受けた県議はこの4年間で2人が7人に、市町議は32人が46人へ。田島は彼らの選挙戦で応援の前線に立ち、足元を固めた。
その一人、米原市選出の県議西川敏輝は20日、田島を先導し、藤井が地盤とする長浜市や米原市の農村部を回った。「ここでがっぷり四つなら、勝利がぐっと近づく」
長浜市選出の県議田中章五も16日、自民の勢力が強い市北部に足を運んだ。「高速道路無料化は疑問だ」と民主の政策を批判した住民には、駆け寄って「経済効果がある」と一つ一つ説明した。
2区では今回、前回約1万票を獲得している共産党が候補者擁立を見送っている。田島サイドは「われわれも暮らし重視の政策を重ねている。普通に訴えていれば、(共産票は)取り込める」と、「自公政権の打倒」を掲げる共産の支持増にも期待を寄せる。(敬称略)=おわり
5558
:
チバQ
:2009/09/12(土) 20:45:14
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082100032&genre=A1&area=S00
Kyoto Shimbun 2009年8月21日(金)
保守の牙城で攻防過熱
滋賀1区 09衆院選激戦区ルポ
保守地盤の固い高島市内を汗をかいて歩き、握手で支持を求める候補者(19日午前10時50分、同市マキノ町)
「国道161号バイパス全通を目指します」。19日朝の高島市。自民党前職の上野賢一郎は集まった約300人の支援者に、地元への貢献を約束した。
その8日前の11日夜、民主党前職の川端達夫も同市で、250人の支持者を前に「今回は高島でトップを取る」と決意を述べた。
高島市はかつて、閣僚を務めた故山下元利、故河本嘉久蔵ら自民党の大物議員を輩出した保守地盤の強固な地域。川端も過去4回の衆院選で自民党候補の票を上回ったことはない。前回の「郵政選挙」では上野に5千票差で敗北したが、うち3千票分は同市で引き離されている。
ただ今回は「政権交代」の勢いに乗り、自民の牙城を崩しての完全勝利を目指す。相手の地盤である同市に自ら足を運び、積極的な切り崩しをかける。
「お父さん、川端さん来てはるで」。6月下旬、田で草取りをしていた保守系の同市議会議長渡邊近治は、妻の声に驚いた。なんと、川端が立っていた。「当然、応援は拒んだが、『負けられない』という強い意気込みを感じた」。渡邊は警戒する。
川端は、2年前から高島市でそれまで行っていなかった後援会や労組の小集会をほぼ毎月開催。農業団体や医師会会員など保守支持層にもあいさつにまわっている。
自民党も手をこまねいてはいない。「高島での負けは、滋賀の保守地盤の崩壊を意味する」。上野を支える保守系市議、県議らの危機感は強い。
11日、小雨が時折ぱらつく蒸し暑い陽気の中、市議3人が上野の妻とともに支援者宅に足を運び、汗をふきながら約200軒を頭を下げてまわった。
議員1人が1千枚の選挙はがきを配布して支持の輪を広げるほか、個人演説会への動員も求め、結束固めを図る。合併で急減した保守系の地方議員の動員力を補うため、議員OB会を立ち上げた。
ただ、1区の大票田は、有権者の7割が住む大津市内。上野サイドは若手経営者らが新たに支援組織をつくって集会を開き、著名な党所属国会議員が駆けつけて街頭でアピールするなど、都市部の無党派層対策も進める。
公示日の18日夕、上野は知名度の高い党の参院議員とともに川端の地元・JR石山駅前でマイクを握った。しかし、上野が立ち去った30分後、川端が現れ、駅利用者らに「おかえりなさい」と頭を下げ続けた。
一方、共産党新人の川内卓は18日、JR大津京駅で「生活から安心と活力を奪った自公政治を退場させよう」と訴えた。自民、民主の争いに割り込み、党独自の政策を訴えて比例票の掘り起こしを狙う作戦だ。医療、福祉などの現場でも小集会を重ねる。
5559
:
チバQ
:2009/09/12(土) 20:46:02
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081900092&genre=A1&area=K00
Kyoto Shimbun 2009年8月19日(水)
国政象徴 揺れる勢力図
京都1区 09衆院選激戦区ルポ
応援演説に駆けつけた党首と並び、繁華街で街宣車から支持を訴える候補者たち(18日午後6時半、京都市下京区四条河原町交差点付近)
衆院選が公示された18日午前。大阪市で第一声を放った民主党代表の鳩山由紀夫は、そのまま新幹線で京都に入った。支持者が待ち受ける京都市下京区の四条河原町交差点付近で民主新人の平智之を隣にして「平君とともに新しい日本の歴史をつくっていこう」。ガッツポーズで支持者を鼓舞した。
その6時間後、同じ場所に共産党委員長志位和夫が共産前職の穀田恵二と並んだ。「自公政権退場の大波を京都1区から起こそうではないか」。沿道を埋めた支持者の数は鳩山代表の街宣を上回った。
同じころ、自民前職の伊吹文明は派閥議員の応援から京都に戻り、中京区の選挙事務所で繊維業界の後援会の決起集会に臨んだ。「今までで一番厳しい選挙。お得意さん以外にも広めてほしい」
1998年に結党された民主は京都でも台頭してきたが、京都1区は小選挙区制度の96年以降、地方議員の数と後援会組織の分厚さで優位な伊吹が4回すべてを制してきた。
有権者は約38万人。前回、伊吹は約11万2千票を得て、民主候補(約6万8千票)、穀田(約5万5千票)を大きく引き離し、その力を見せつけた。
だが、今回は激しい逆風が吹く。「共産の参院指定席を民主が獲得し政界図を変えた」(連合京都幹部)というように民主が力をつけ、業界団体にも浸透を始めた。共産も全国唯一の「必勝区」と定め、選挙区での議席獲得に本気で挑もうとしている。
「経験したことのない厳しさを肌で感じている」。公示直前の16日午後の選対会議。ここでも伊吹は強い危機感を示した。出席した市議は「こんなに厳しい表情の伊吹さんは見たことがない」。猛暑の中、異例の街頭演説に3日連続立ち、各種団体役員を学区単位で訪ね歩いた。「いかに目減りを抑えるかだ。府議や市議が地道に回るしかない」。選対事務長で府議の田坂幾太は強調する。
平は18日夜、上京区の西陣織会館で演説会を開いた。西陣織物振興連盟は今回、伊吹だけでなく平にも民主1区候補初の推薦を出した。「身の引き締まる思いだ」と職人への支援策を訴えた。立候補表明から約10カ月。知名度ではベテランの伊吹、穀田に劣る。拡声器をかついで大通りから路地裏を歩き続けた。「強い伊吹さんの背中が見えてきた」。参院議員の福山哲郎も街宣車から平の名前を連呼した。
穀田は17日、比例近畿ブロックで1位にランクされた。だが、党はあくまで選挙区勝利を求める。共産は今回、小選挙区候補を半分に絞り、「必勝区」の候補に穀田を選んだ。衆院解散後には党幹部が続々と1区に入った。13日、書記局長の市田忠義は京都駅前のホテルに支援団体幹部を集め、「小選挙区の勝利が自公には痛打になる」と檄(げき)を飛ばした。府委員長の渡辺和俊は「伊吹さんが(票を)減らすのは間違いない。民主が抜け出るとも思わない。勝機はある」。国政の行方を象徴し、京都政界の主導権をかけた戦いが、激しさを増している。
5560
:
チバQ
:2009/09/12(土) 20:48:00
http://www.tokachi.co.jp/feature/200909/20090901-0002614.php
【激震11区 2009衆院選】(1)保守地盤に地殻変動
2009年09月01日 15時18分
自民が議席を失い、民主が圧勝した十勝の衆院選。「激震」が走る地元政経界の地殻変動を追った。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
衆院選圧勝の翌朝、十勝大橋のたもとでつじ立ちする石川知裕氏
産業界 始まる駆け引き
「『王国』と戦う姿勢を示すために街頭に立った。このスタイルは変えない」
衆院選開票から一夜明けた8月31日の朝。民主党の石川知裕氏は圧勝の余韻に浸ることもなく、十勝大橋のたもとでつじ立ちを行った。「2代続いた王国は強固で決して崩壊していない」−。あくまでも「謙虚さ」を強調した。
自民党の中川昭一氏は開票日の夜、比例復活でも次点となり、「帯広、十勝、日本が心配。父親(故・一郎氏)や私がやってきたこと、やっていかなくはいけないことがある。恩返しするべく進んでいきたい」と語った。国政復帰に含みを持たせたものだが、後援会関係者は微妙に口を濁した。
衆院選で明暗が分かれた2人。今後の動向を政治関係者は注視する。
開票日の夜、議席を失い記者会見する中川昭一氏
中川氏の「出直し」支える組織に危機
当面の焦点は、中川氏の去就だ。当選8回、議員生活26年ながらも年齢は56歳。「政治家として脂が乗った年齢。まだまだ働いてほしい」と中川系の市議は語る。
ただ後援会内部の敗戦のショックは大きく、復帰の道のりは容易ではない。「(本人が)十勝8万戸の1軒1軒を自分で歩いて信頼を回復するくらい、人間が変わらないと周りは付いていかない」と後援会幹部は語る。
矢野征男選対本部長は「後援会組織は世代交代や組織自体の立て直しが必要。(年齢や立場が)自分たちのようなのが前面に出てはいけない」と一歩距離を置く。中川氏の地元後援会は、帯広連合(会長・岩野洋一帯広商工会議所前会頭)と、十勝連合(会長・有塚利宣十勝地区農協組合長会会長)がある。昨秋の役員改選を選挙後まで延ばしており、落選を機に幹部は辞任するとみられる。
今衆院選では後援会の弱体化・高齢化が明確となり、古参の支持者は「組織が瓦解している」と危機感を語った。バッジを外した中で、これまで支持基盤として固めてきた農業界や経済界と、どう関係を維持、再構築していくかが大きな課題だ。
石川氏と鈴木氏連合軍の強さ鮮明
保守系代議士不在のすき間を突きたいのが石川陣営。「十勝選出」の唯一の代議士となり、与党とのパイプを前面に出せば支持を拡大する好機になる。選挙期間中から政権交代への支持を示す建設会社も現れていた。「十勝を代表する企業とつながりのある地元の人材をブレーンに取り込みたい」と陣営幹部。駆け引きは活発化している。
十勝毎日新聞社が投開票日に行った出口調査によると、中川氏は前回票の約6割しか固めきれず、その一方で新党大地支持者の約75%が石川氏に投票した。比例代表の投票結果では民主・6万4992票、大地・5万1621票に対し、自民・6万2376票。石川氏と鈴木宗男氏(新党大地代表)の「連合軍」の優勢が鮮明となり、反中川の構図が浮かび上がった。
石川氏は保守層の基盤を構成していた経済界、農業界との関係づくりに関し、「耳を傾けてくれるのなら十勝の発展に協力しようと呼び掛けたい」と話す。
本名武氏、中川一郎・昭一氏と、半世紀にわたって守ってきた十勝の保守議席。保守系市議は「これまで基本だった保守の流れ、枠組みが根こそぎ変わった。今後の変化も想像しにくい」と漏らす。十勝の保守地盤は揺らいでいる。
(衆院選取材班)
5561
:
チバQ
:2009/09/12(土) 20:49:41
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/211
【激震11区 2009衆院選】(2)市長選 勢力図一変
http://www.tokachi.co.jp/feature/200909/20090903-0002630.php
【激震11区 2009衆院選】(3)パイプ役「未知数」
2009年09月03日 15時23分
当選にわいた石川知裕氏の選対事務所には管内町村長も続々と駆け付けた(左から高橋正夫十勝町村会長、石川知裕氏、竹中貢上士幌町長、勝井勝丸池田町長)
行政、経済界 続く暗中模索
「十勝経済を停滞させない」。衆院選開票翌日の8月31日、帯広商工会議所の高橋勝坦会頭は臨時の正副会頭会議を招集した。確認したのは中川昭一氏に代わり国政窓口となる石川知裕氏との対応。高橋会頭は「中川氏は国とのパイプ役として心強かった。石川氏は未知数」と、経済界と関係が薄かったことを示唆する。
故・中川一郎氏から続いた中央との太いパイプ。「十勝にお金を引っ張って来る人がいなくなるかも」、帯広商工会議所のある役員は不安を漏らした。
中川氏の電話で局長級が現れた
投開票日の夜、中川氏は落選決定後の記者会見で「十勝の事業はすべて私がやったと思っている」と語り、強烈な自負をにじませた。
保守系代議士不在だった釧路で過去数年間、実現した国の主要事業は釧路港の耐震・旅客船ターミナル整備などわずか。これに対し十勝はJAの農産物貯蔵・加工施設増設、高規格道路建設など枚挙にいとまがない。市内の経済人は「市長の陳情では役所の課長級だったのが中川氏の電話1本で局長級が現れ驚いた」と振り返る。
帯広の森屋内スピードスケート場のオープニング式典(8月30日)。来賓席に中川氏と石川氏の姿があった。屋内スケート場も中川氏には強い思い入れのある施設だ。2006年、自前整備に方針転換したものの財源手当てに苦心する市を、農水相だった中川氏が小坂憲次文科相の了解を取り付け、国交省に働き掛けて補助(都市公園事業)を引き出した。
ただ実績を認めつつ、一部の首長は中川氏に不満を募らせていた。中央要請で上京しても、時折不機嫌そうな態度で対応され、「あれはないだろう」と内心へきえきすることも。十勝町村会の高橋正夫会長(本別町長)は「石川氏はこれから何十年も頑張ってもらえる大事な宝」と語る。
清水町の高薄渡町長は「中川氏には比例で復活当選してもらいたかった」と強調。その一方で「石川氏には経済・雇用、社会保障、農業振興などの対策に関し住民の声をよく聞き中央で努力を」と、微妙なバランスを取る。
公共投資削減も仕事なくさない
実績がまだない石川氏は、地域の不安を解消するのが課題だ。民主はマニフェスト(政権公約)に「国出先機関の原則廃止」を盛り込んだが、帯広第2地方合同庁舎建設など地元共通の懸案処理に意欲を示す。削減を盛り込んだ公共投資に関しても「環境分野の土木事業など質を変えるべきだが仕事をなくすことではない」とする。
一連の言動・動きを受けて帯広建設業協会の萩原一利会長は、「北海道のインフラ整備は今後も不可欠。道開発局の存続も業界、地域の繁栄に必要と(石川氏を通して)中央に訴えたい」とする。
最近は秘書を務めた小沢一郎代表代行の政財界人脈を生かし、帯広空港のダブルトラッキング化に関して一部地元経済人らと水面下で意見交換もした。民主党十勝代表代行の池本柳次道議は「与党代議士として責任は重くなる。地域の思いを的確にくみ取れるよう本人も勉強しなければ」と語る。
新政権では行革は「行政刷新会議」、政策決定は「国家戦略局」に統括、族議員が発言力を持った自民党との違いを鮮明にしている。新しい政治環境の下、陳情体質が染み付いている十勝の行政、経済界の暗中模索は続きそうだ。
(衆院選取材班)
5562
:
チバQ
:2009/09/12(土) 20:50:12
http://www.tokachi.co.jp/feature/200909/20090904-0002641.php
【激震11区 2009衆院選】(4)しこり残した農業界
2009年09月04日 16時23分
公示前日に開いた「日米FTA」への反対集会。地区別で全国最大規模の集会は、民主との間にしこりを残した(8月17日、音更町のアグリアリーナで)
政策めぐり意識のズレ
「十勝農業を守るために中川(昭一)氏を応援してきた。農政活動は政治と農業の役割を確認すること。政権がどこになろうと時の与党としっかり政策協議を行う」
衆院選投票日翌日の8月31日、帯広市内の農協連ビル。十勝地区農協組合長会の会議の冒頭、有塚利宣会長が淡々と今後の運動方針を説明した。有塚氏は中川氏の十勝連合後援会の会長も務める。政変と停滞が許されない農業情勢を考えれば、こういう言葉しか見当たらなかったのだろう。
ひた隠した数字1戸900万円以上
8月17日に農業団体が中心となって開いた、民主党マニフェスト(政権公約)の「日米FTA(自由貿易協定)」に対する3000人規模の反対集会(音更町)。実質的に中川氏の応援集会で、JA系統の自民支持を鮮明に印象付けたが、ある参加者は「ちょっと露骨では」と胸中穏やかではなかった。
その不安は政権交代で現実になった。今後は民主党の石川知裕氏が政権・与党の窓口に。石川氏が政治の師と仰ぐ小沢一郎代表代行は農業団体の政治姿勢に否定的な姿勢を示し、FTA問題で攻撃するJAグループを「相手にする必要はない」とした。選挙が終わり、農業団体は戦々恐々とした思いでいる。
管内農業団体が中川氏を支持してきたのは、畑作、酪農・畜産が主体の十勝農業の特殊性・必要性を政権与党の中枢で訴えてきた実績にほかならない。
水田・畑作経営所得安定対策でも、小麦の手取り不足分が発生すれば「先進的小麦生産等支援事業」に全道で64億円もの予算を付け、その大半が十勝、網走に配分された。同対策では道内1戸当たり平均支払額が約530万円に対し十勝は900万円以上。他地区や農業者以外の批判を招きかねないと、農業団体はその数字をひた隠しにしたほどだ。
選挙期間中、農業団体は民主と自民の農業政策を比較するビラを回し、「民主の予算1兆円を販売農家戸数で割り返した1戸当たり交付額は63万円」「民主の農業政策は十勝農業を崩壊させる」と不安をあおった。中川氏も、民主が掲げた租税特別措置法の見直しで「肉用牛売却所得課税特例措置(通称肉免)」が撤廃されることを取り上げ、「農家の皆さんは本当に民主党でいいのか」と批判した。
しかし、農村部は中川氏に「ノー」を突き付けた。背景にあったのは水田・畑作経営所得安定対策をめぐる感情的な衝突。ある地区懇談会では「努力が報われない」とする出席者に対し、中川氏は「勉強していない」と怒るひとコマもあった。帯広市内の農家は「中川さんに対する不信感が充満していた。無条件で支援する系統と末端農家の間にも意識のズレがあった」と振り返る。
農家の声を吸い上げる仕組みを
民主批判は政権交代のうねりにかき消され、残ったのはあつれきだけ。戸別所得補償制度を前提に輸入自由化もいとわないとする小沢氏のスタンスは、道内農業団体が受け入れられるものではない。「小沢さんが元書生の石川さんの言葉にどれだけ耳を傾けるのか…」「上京しても(陳情に)行くところがない」。農業団体幹部は漏らす。
全十勝地区農民連盟の山田富士雄委員長は語る。「民主の情報がないから不安が広がっている。努力が報われ、最終的に自給率が向上する制度を設計するために農家の声を吸い上げる仕組みが必要。(現場も)陳情オンリーでは難しくなる」
(おわり、衆院選取材班)
5563
:
とはずがたり
:2009/09/12(土) 21:09:21
>>5558
川端は幹事長として臨んだ前回の衆院選で屈辱の比例復活でしたからねー。
> 高島市はかつて、閣僚を務めた故山下元利、故河本嘉久蔵ら自民党の大物議員を輩出した保守地盤の強固な地域。川端も過去4回の衆院選で自民党候補の票を上回ったことはない。前回の「郵政選挙」では上野に5千票差で敗北したが、うち3千票分は同市で引き離されている。
それでも今回も高島市では400票差で上野の勝ち,か。大津で3万票の大差がついたけど。
http://www.pref.shiga.jp/senkyo/syu-giin_sousenkyo/210830/toukaihyo.html
名前(党) 選挙区計 大津市 高島市
川端(民) *112,590 97,585 15,005
上野(自) **82,262 66,824 15,438
川内(共) **19,920 17,677 *2,243
対中(幸) ***2,037 *1,725 **312
5564
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/12(土) 21:52:09
>>5562
> 水田・畑作経営所得安定対策でも、小麦の手取り不足分が発生すれば「先進的小麦生産等支援
> 事業」に全道で64億円もの予算を付け、その大半が十勝、網走に配分された。同対策では道内1戸
> 当たり平均支払額が約530万円に対し十勝は900万円以上。
> 選挙期間中、農業団体は民主と自民の農業政策を比較するビラを回し、「民主の予算1兆円を販売
> 農家戸数で割り返した1戸当たり交付額は63万円」「民主の農業政策は十勝農業を崩壊させる」と
> 不安をあおった。
一方では「民主党の戸別所得補償には財源の裏付けのないバラマキ」と言っておきながら、
他方では「民主党の農業政策予算ではバラマキが足りない」と言っていたわけか。
5565
:
チバQ
:2009/09/12(土) 23:47:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090812/20090812_0003.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】故郷での風向きは… 「首相・麻生太郎」初の地元入り
2009年08月12日 11:05
まとわりつくような熱気は、梅雨明けによる暑さのせいだけではなかった。
6日午後6時、福岡県飯塚市のイベントホール前広場には7千人(主催者発表)の人だかりができた。古里が生んだ「宰相」を一目見ようと集まったのか。建設業や農業など各業界団体関係者のほか、学生やお年寄りも目立った。
首相・麻生太郎として初めての「お国入り」。原爆死没者慰霊式のあった広島市から福岡県に入り、北九州市や古賀市を経由して飯塚市が5カ所目。この日最後の遊説地だった。
首相の到着を合図に、わき起こる「太郎コール」。遊説カーの上に首相が現れ、マイクを握ると、一瞬張り詰めた空気が漂った。最初にどんな言葉を発するのか、誰もが聞き漏らすまいとしているようだった。
「麻生太郎、帰ってまいりました」。首相は深々と頭を下げた後こう切り出した。「この飯塚から東京に(衆院議員として)送っていただき、ちょうど30年。内閣総理大臣にまで育てていただいた」。さらに演説の中で「ありがとうございました」と4度繰り返した。
昨年9月、自民党幹事長だった首相は、福田康夫前首相の後継を選ぶ党総裁選に出馬。「地元で決意を示したい」と飯塚入りした。4度目の総裁選で初の「本命」となり、後援会幹部との会合では「甲子園の決勝まで来た。断固優勝したい」と並々ならぬ意欲をあらわにした。
あれから約11カ月。「悲願」をかなえた首相を、地元は再び温かく迎え入れた。「いいぞー!」「頑張れっ」。演説中には激励の合いの手も飛んだ。だが、その雰囲気は「熱狂」とは微妙に違っていた。
「失言などで自民党への信頼を失わせてしまったのは私の力不足。おわび申し上げます」。神妙な顔つきで語る首相。聴衆の拍手の大きさが、かえって有権者と首相との隔たりをにじませた。
◇ ◇
政党力が揺らいでいる。特に日本の戦後政治をほぼ一貫して担ってきた自民党は、足元の集票システムが崩壊しつつある。18日の衆院選公示まで10日余り。果たして巻き返しは可能なのか。麻生首相をはじめ福岡県を地盤とする大物候補の“選挙戦”を追う。
●83年麻生氏落選 再起へ角栄流 動員力鳥肌立った
1979年の初当選以降、麻生首相の選挙の中核を担ってきたのは曾祖父・太吉氏が興した炭鉱を発祥とする地方財閥の麻生グループ。ひとたび選挙となれば、従業員やその家族が「集票マシン」としてフル回転した。
だが、首相が選挙区とした旧福岡2区は元来、革新基盤の強い土地柄。83年12月、首相は3度目の選挙で苦杯をなめた。選挙手法に迷いを感じていた首相が相談した相手は、「政治家になる前からほれ込んでいた」(首相の元秘書)という故田中角栄元首相だった。
7万5千票余りを獲得しながら2678票差で次点となったことを話す首相に、田中氏はこう諭した。「いいか。すべてを変える必要はない。変えなきゃならんのは2678票だ」
ロッキード事件で逮捕され保釈中の身にあった76年の総選挙で、2位の3倍以上の得票をたたき出してトップ当選した田中氏の言葉には説得力があった。首相は迷いを振り払い、今までの選挙活動をより一層強化した。
陣営には、麻生グループから延べ千人以上がスタッフとして送り込まれた。社員たちは市町村ごとに責任地区を振り分けられ、各後援会支部に張り付いた。ビラづくりを担当した元社員は「100万枚なら刷ってから配るまで3日あれば十分だった」と豪語する。
演説会など集会での動員も群を抜いた。飯塚市体育館での演説会には2千人を集めた。市中心部のバスセンター前で開いた演説会では、集まった人の多さに周辺道路が通行止めになったほどだ。
圧倒的な動員力に加え、企業や支援団体を締め付ける典型的な「自民党型選挙」。当時、麻生事務所の所長だった深町純亮さん(84)は「思い出すと今でも鳥肌が立つ。まさに『空前絶後』の選挙運動だった」と振り返る。
再起を期した86年の選挙で首相は13万4千票余りを獲得。2位の候補に3万6千票差をつけて圧勝した。
5566
:
チバQ
:2009/09/12(土) 23:48:12
■ ■
7月21日の衆院解散後、首相は事実上の選挙活動の第一歩に支援団体回りを選んだ。街頭に立ち、有権者に支持を訴えた民主党の鳩山由紀夫代表とは対照的だった。
「党総裁として有権者にアピールする方が先では」。自民党内から疑問の声が上がったが、首相に長く仕えた地元秘書OBは真っ向から反論する。「組織固めこそ自民党選挙の王道」。首相は7日も、福岡県農政連や同県の地場企業グループとの会合をこなす予定だ。
衆院選の前哨戦とされた都議選の大敗など、前評判では「自民劣勢」との見方が大勢を占める。だが、この秘書OBは「太郎さんは負けるなんて思っていない。イメージしているのは6区補選だ」と言い切る。
6区補選とは、現職死去に伴う2002年10月の衆院福岡6区補選のこと。期間中、党政調会長だった首相を含め延べ100人の国会議員が選挙区入り。首長や業界の締め付けも激しかった。結果、「落下傘」の自民新人候補が形勢を逆転、民主前職に2万3千票以上の差をつけて勝利した。
首相は最近、衆院選の事務方に自信たっぷりにこう指示している。「これからは、おれをどんどん接戦区に入れるよう予定を組め」
●上の言う通りになる時代じゃない ポスター机に放置
飯塚市内にあるビルの一室。首相の地元入りを伝える数日前の新聞を広げた運送会社社長は6日、しかめっ面でつぶやいた。「もう上の言う通りになる時代じゃないよ」。テーブルには、麻生首相の後援会入会用紙やポスターが数カ月も放置されたままだ。
社長には、業界団体や市議を通じて同日夕の首相の街頭演説会に参加するよう声がかかった。9人の社員にも話したが、うち4人には「今回は自分の判断で行動したい」と言われた。
自民党単独政権が続いた55年体制時代、後援会入会の依頼があれば、多くの同業者がすすんで名前を書いた。右肩上がりの経済。自民党を支持することは、見返りの利益につながった。
今、時代は様変わりした。財政ひっ迫や利害の多様化で業界団体ぐるみの組織選挙は失速。団体の支持も一辺倒ではなくなった。首相の陣営幹部は「昔は計算できた集会の動員数も今じゃできない。動員しても票になるわけじゃないし」と嘆く。
4年前、当時の小泉純一郎首相が九州最大の繁華街、福岡市・天神で行った街頭演説に集まったのは5千人(主催者発表)。小泉氏は聴衆を言葉で熱狂の渦にのみ込んだ。
7日、その天神に首相が立つ。
=2009/08/07付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2009/09/12(土) 23:51:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090812/20090812_0002.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】小泉演説から4年 首相、天神へ 「熱狂」には遠く
2009年08月12日 11:02
九州最大の繁華街、福岡市・天神。ひっきりなしに人と車が行き交う。気温32度を超える炎天下に響くセミの声が、都心の喧噪(けんそう)に拍車をかけていた。
7日午後1時半、天神の中心部にある福岡市役所前広場に、麻生太郎首相の声がこだました。「日本には底力がある。それを引き出すのは政治の力。政権ではなく、政策を選択してほしい」
首相は応援遊説のため1泊2日の日程で福岡県入り。6日は地元の飯塚市など5カ所で遊説を行った。1カ所につき約20分間、景気対策を中心に、首相就任後10カ月の実績を強調する内容。失言を恐れてか、首相の持ち味であるアドリブは影を潜めた。
この日も同じ路線を踏襲した。「普段の麻生さんの話より具体的で分かりやすい」。福岡市の会社員男性(28)は評価したが、拍手や掛け声はまばら。演説の様子をいちべつし、足早に通り過ぎる通行人も少なくなかった。
主催者発表によると、聴衆は5千人。4年前、小泉純一郎首相(当時)が近くの公園で行った街頭演説に詰め掛けた聴衆も、主催者発表で5千人。その会場にもいたという福岡市の会社員男性(36)はこう比較した。
「4年前も暑かったが、まさに『熱狂の渦』という言葉がふさわしい雰囲気だった。今回は明らかに熱気が違う。むしろ冷めたムードを感じた」
■ ■
その2時間前、首相は近くのビルで開かれた自民党福岡県連支部長・幹事長会議に出席。あいさつでは「福岡では広田弘毅先生以来72年ぶりに総理大臣を拝命した」と、「地元が生んだ宰相」とのアピールを忘れなかった。
街頭演説を行った広場から歩いて5分。林立する商業ビルの谷間に、静かなたたずまいの神社がある。天神という地名の由来にもなった「水鏡天満宮」だ。
鳥居にかかる石造りの額には、のびのびとした字で「天満宮」と記されている。書いたのは、首相が名を挙げた広田弘毅(1878―1948)とされる。戦前の36年、同県出身者として初の内閣総理大臣になった。
広田は、「ワンマン宰相」と呼ばれた首相の祖父・吉田茂と外務省の同期。福岡県出身者としてただ2人、日本の最高権力者に上り詰めた首相と広田には浅からぬ縁があるようにも見えるが、生まれ育った環境は好対照をなす。
●戦後の経済成長「誰のおかげか」 自身のルーツに重ね
貧しい石工の家に生まれた広田に対し、首相は「銀のさじをくわえて生まれてきた」(党幹部)と言われる。父・太賀吉が衆院議員、祖父が吉田元首相、高祖父は明治の元勲・大久保利通という政治家一族の血筋。さらに、曾祖父・太吉が興した炭鉱に端を発し、戦後復興、高度経済成長と歩を合わせるように一大地方財閥へと発展した麻生グループの資力が、首相の政治活動を後押しする。
麻生グループはエネルギー革命による石炭産業の衰退後、セメント事業に移行。多くの地場炭鉱が閉山となる中、「黒から白への鮮やかな転換」(首相陣営関係者)を成し遂げた。そこには、吉田氏の薫陶を受けた佐藤栄作元首相の助言もあったとされる。
現在はグループ全体で従業員約6千人。医療や教育、人材派遣の分野にまで事業を拡大し、年商は1400億円に上る。「地元では『昔は地下を掘り、戦後は山を掘り、今は人を掘っている』と言われている」。元飯塚市議はこう話す。
「今から64年前、この辺は丸焼けだった。それから今日まで、日本は何の資源もないのに世界第2位の経済大国にのし上がった。誰のおかげか。間違いなく、父母や祖父母のおかげでしょうが」
天神での演説で、首相が最も力を込めた場面。自身の立身出世の基盤となったグループへの自負心がのぞいた。
■ ■
この日、天神での街頭演説では首相の脇を固めるように、次期衆院選福岡1―3区に立候補を予定している遠藤宣彦氏、山崎拓氏、太田誠一氏の前職3人が並んだ。遠藤氏は元官僚、山崎氏は県議出身のたたき上げ、太田氏は元学者。「多彩な人材が自民党の強さとしたたかさを支えてきた」。県連幹部は強調する。
しかし、現在、自民党前職の3分の1は世襲。首相も父の地盤を即引き継いだわけではないが、その1人であることに変わりはない。2代続けて世襲議員の首相が1年で政権を投げ出した後を受けた首相は、自身と党に注がれる有権者の懸念を払拭(ふっしょく)できるのか。
首相の全国遊説は続く。
=2009/08/08付 西日本新聞朝刊=
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:
チバQ
:2009/09/12(土) 23:52:44
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090812/20090812_0001.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】山崎拓氏 背水の駅前 冷たい逆風 肌に感じ
2009年08月12日 11:02
「今回は私がかつて経験したことがない厳しい選挙です。ぜひ助けていただきたい」
10日午前、福岡市内で開かれた後援会女性部の会議。自民党副総裁などを歴任し、党内第4派閥を率いる山崎拓氏(72)は150人の支援者を前に声を振り絞った。
この日の早朝、山崎氏は福岡市南区の西鉄大橋駅前に立っていた。
「お勤めご苦労さまです。今日も頑張ってください」。駅に吸い込まれる通勤客の列に、ひたすらマイクで呼びかけた。足を止める人はいない。それでもお辞儀を繰り返した。
「今までとはちょっと空気が違う。自民党への厳しく冷たい逆風だ」。公示前から朝立ちを繰り返す山崎氏は、肌でそう実感したという。
陣営は「背水の陣」を敷き決戦に臨む。
■ ■
大橋駅前に一緒に立った大橋商店街連盟の幹部(74)は言う。「(2003年の衆院選で)落選を経験してから、拓さんは地元をよく回っている。今回は民主党が人気だけど、力のある拓さんじゃないと地元に予算はもってこれん」
秘書たちが配布していた後援会会報には、15の地域課題がずらりと並ぶ。「天神地区水害対策の早期完成」「地下鉄七隈線の博多駅への延伸」…。山崎氏が選挙区の福岡2区向けにつくった地域マニフェストだ。
《私の目の黒いうちに、井尻駅の高架を成し遂げまして、西鉄福岡大牟田線が春日原まで一気通貫となるよう努力をいたしたいと思います》
《福岡市は活気のある街。県政、市政、そしてわれわれ国政がしっかり手を結び、地元のための政策を展開します》
これまでに行った街頭演説の内容は、得意の外交・安全保障政策ばかりではない。
「いまの官僚機構の中で、地域の要望を通すには有力政治家が必要。山崎拓なら、こんなことを実現できるとアピールしたい」。系列市議は、あえて“利益誘導”を強調する狙いをこう明かした。
●規制緩和「企業選挙」に限界 地域密着が力の源泉
「山崎拓」の名前は、福岡市内の至る所に根を張っている。
都市高速道路、地下鉄、港湾整備…。「人工島の耐震岸壁計画のため東京事務所に陳情に行くと、山崎先生はその場で国交省の幹部に電話を入れた。事業が採択されるまで、ものすごくプッシュしていただいた」。福岡市元幹部(60)は中央官庁とのパイプの太さを思い知ったという。
大型事業に限った話ではない。「商店街のサンドーム(天井)は拓さんのおかげで助成金がついたと聞いた」と話す下着店経営の女性(50)。「どこにお願いしても駄目だったが、事務所に相談したら、消火設備に国の補助金が下りるのを支援してくれた」という医療関係者もいる。
地元発展のため公共事業誘致や予算獲得に奔走する国会議員と、見返りに投票する有権者。1年で人口の10%前後が入れ替わる都市型選挙区で、12回も当選を重ねてきた山崎氏の力の源泉は、こうした地域との蜜月関係にある。
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チバQ
:2009/09/12(土) 23:53:13
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大橋駅前に一緒に立った大橋商店街連盟の幹部(74)は言う。「(2003年の衆院選で)落選を経験してから、拓さんは地元をよく回っている。今回は民主党が人気だけど、力のある拓さんじゃないと地元に予算はもってこれん」
秘書たちが配布していた後援会会報には、15の地域課題がずらりと並ぶ。「天神地区水害対策の早期完成」「地下鉄七隈線の博多駅への延伸」…。山崎氏が選挙区の福岡2区向けにつくった地域マニフェストだ。
《私の目の黒いうちに、井尻駅の高架を成し遂げまして、西鉄福岡大牟田線が春日原まで一気通貫となるよう努力をいたしたいと思います》
《福岡市は活気のある街。県政、市政、そしてわれわれ国政がしっかり手を結び、地元のための政策を展開します》
これまでに行った街頭演説の内容は、得意の外交・安全保障政策ばかりではない。
「いまの官僚機構の中で、地域の要望を通すには有力政治家が必要。山崎拓なら、こんなことを実現できるとアピールしたい」。系列市議は、あえて“利益誘導”を強調する狙いをこう明かした。
●規制緩和「企業選挙」に限界 地域密着が力の源泉
「山崎拓」の名前は、福岡市内の至る所に根を張っている。
都市高速道路、地下鉄、港湾整備…。「人工島の耐震岸壁計画のため東京事務所に陳情に行くと、山崎先生はその場で国交省の幹部に電話を入れた。事業が採択されるまで、ものすごくプッシュしていただいた」。福岡市元幹部(60)は中央官庁とのパイプの太さを思い知ったという。
大型事業に限った話ではない。「商店街のサンドーム(天井)は拓さんのおかげで助成金がついたと聞いた」と話す下着店経営の女性(50)。「どこにお願いしても駄目だったが、事務所に相談したら、消火設備に国の補助金が下りるのを支援してくれた」という医療関係者もいる。
地元発展のため公共事業誘致や予算獲得に奔走する国会議員と、見返りに投票する有権者。1年で人口の10%前後が入れ替わる都市型選挙区で、12回も当選を重ねてきた山崎氏の力の源泉は、こうした地域との蜜月関係にある。
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「景気が上向いてきたのは、まさに現政権の政策のおかげ。厳しい選挙といわれているが、正義は勝つ」
今月3日、福岡市の九州電力本店で開かれた激励会。山崎氏の「企業選挙」を事実上取り仕切る松尾新吾・九電会長(71)は、幹部社員と取引先企業の500人を前に声を張り上げた。
「七社会」と呼ばれる地場大手企業のトップ級が後援会長に座り、400を超える業界団体が支援に回ってきた自民党の組織選挙。「中選挙区時代は、2―3人の自民候補の中で、最も苦戦している候補に集中的に票を回すことができるほど財界の力は強かった」と秘書は振り返る。
企業にとって「霞が関」ににらみが利く自民党は今も昔も頼りになる存在。小選挙区になっても、政権与党の空白区になることだけは避けたい、との思惑が経営者側の背中を押してきた。
だが、規制緩和により企業が官庁の顔色をうかがうことも減った。「(国全体で年間)80兆円あった建設投資は50兆円に減り、たまに仕事があっても一般競争入札。自民党を支援する恩恵は感じなくなった」。建設会社幹部は本音をこう打ち明ける。
●事務所応援社員 くじで決定 投票は個人の意思で
2000年から独占市場の自由化が進み、料金引き下げが認可制から届け出制に移行した電力業界も同様だ。「昔は与党を応援することに義務感があった。でも、最近はお付き合い。そう、部下に酒をおごるような」。九電OBは「政治家−官庁−企業」の力学の変化を実感していた。
「後援会事務所に応援に来てもらえませんか」。九電本店に、山崎氏の事務所から“ボランティア派遣”の要請が来たのは7月末のことだ。
九電が派遣するのは、民主党を支援する労組に配慮して、課長級以上の幹部社員。ある部署は指名し、別の部署はくじ引きで該当者を決めた。延べ約70人。今月中旬から投票日前まで12日間、公休を取って事務所に詰め、支持者カードをもとに電話をかける。
事務所に行くことになった幹部社員は苦笑し、こう言い切る。「決まった以上は行く。でも、こんなやり方がいつまでも通用するとは思えん。どこに投票するかは自分で考えるよ」
「個人」の意思が尊重され、企業への忠誠心も薄れゆく時代。そんな時代の波が、自民党の足元を削る。
=2009/08/11付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2009/09/12(土) 23:54:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090825/20090825_0002.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】太田元農相 農業地域で熱弁 揺らぐ地盤に危機感
2009年08月25日 13:47
「(民主党は)アメリカとFTA(自由貿易協定)を結ぶと言っている。アメリカの輸出品の中心は農産物であり、そうなれば日本の農業にとって死活問題になる」
11日夜、自民党前職の元農相太田誠一氏(63)は、福岡県前原市の伊都文化会館で約400人の聴衆に訴えかけた。
次期衆院選で福岡3区に立候補を予定する4人のうち3人が出席した公開討論会。「景気対策」「年金」「安全保障」など6分野で、事前に決められた各分野の持ち時間はそれぞれ1人4分間。太田氏は「農業・食料自給率」で民主党の政策を批判する一方、糸島地区の先進的な農業を絶賛した。
前原、志摩、二丈の1市2町を指す第1次産業地域「糸島」は、落選した2003年選挙でも民主党候補を上回る票をたたき出した、太田氏のホームグラウンド。「身ぶり手ぶりを交えて糸島の農業を持ち上げたのは、足元が揺らぐ危機感の裏返しでは」。討論会に参加した会社員男性は、こう受け止めた。
■ ■
父は元博多大丸会長、伯父は元衆院議長、義父は元福岡県知事の故亀井光氏。経済学者から政治家に転身した当初は「農業なんて全然分からない『御曹司』だった」(元JA糸島幹部)。
旧福岡1区への出馬に際し、亀井氏は親密にしていたJA糸島組合長の県議とともに、甘木・朝倉、糸島、粕屋の農村部を「息子を頼む」と行脚したと伝わる。元衆院議員の故森田欽二氏が築いた“農業人脈”を引き継いだ太田氏に、JA福岡中央会の花元克巳会長(77)はこうハッパをかけた。
「福岡県の『農業担当』になれ」
1980年の初当選以来、太田氏はその言葉通り「農政通」を目指した。「官僚の言いなりにならないよう勉強した」とも胸を張る。昨夏の農相就任は、太田氏を支えてきた農業関係者にとっても悲願だった。
昨年8月30日夜。太田氏の農相就任を祝おうと、古くからの有力支持者約10人が福岡市中央区の料亭に集まった。
「大臣はまだやりたいことを遠慮している」。同席した秘書官の冗談に、太田氏は「そうかなあ」と笑いながら上機嫌で杯を傾けた。出席者は「やる気に満ちあふれていた」と振り返る。
その20日後、汚染米問題と「消費者がやかましい」との失言で引責辞任する事態になるとは、誰も想像していなかった。
× ×
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チバQ
:2009/09/12(土) 23:55:25
●盤石の農業票 足で固め 炎天下、現場に学ぶ
前JA糸島組合長で、糸島地区後援会長を務める田中久俊さん(78)は、太田氏の“指南役”の一人。1994年、大渇水が糸島に甚大な被害をもたらした際、作業服に長靴姿で視察に回る太田氏の姿が目に焼きついているという。
炎天下の二丈町。ひび割れた田んぼの稲に、井戸水をまく農家の男性がいた。真意を問う太田氏に田中さんは説明した。「焼け石に水でもシャワーを浴びせてやりたい。農家にとって稲は息子なんですよ」。太田氏は黙って何度もうなずいた。
昨夏の農相就任会見で太田氏がぶちあげた「カロリーベースで食料自給率50%」の目標も、「勉強」の延長線上にある。ミャンマーを訪問した田中さんは、現地で「日本はコメと油を断たれればおしまい」と言われ、衝撃を受けた。戦中戦後の食料難を知る田中さんは帰国後、太田氏に口酸っぱく自給率アップを進言した。
ガットの新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)で、当時の細川連立政権が受け入れたコメのミニマムアクセス(最低輸入量)。「太田さんは最後まで反対し、党罰を受けた」と県農政連糸島支部前委員長の井田磯弘さん(71)は明かす。
農村を固めた太田氏の当選回数は、順調に伸びていった。
■ ■
盤石の農業票に異変が生じたのは、自民党が大敗を喫した2007年夏の参院選だった。
一定規模以上の農家に支援を集中する方向に政策転換したことで、「小農切り捨て」との不満が噴き出した。JA福岡中央会関係者は「『米価の下落を防ぐ』と言われて減反などを受け入れてきたのに、価格は1回しか上がらなかった。仕組みのおかしさに気付き始めた」と解説する。
糸島も例外ではなかった。自民党候補が獲得したのは約1万7800票にとどまり、民主党候補に約1000票差で初めて負けた。
JA糸島幹部は「その流れは今、さらに加速している」と言う。安定しない所得、後継者不足、耕作放棄地の増加…。農業をとりまく環境は年々厳しさを増し、今年は集中豪雨と日照不足の影響で糸島の作況指数予想も厳しい。
民主党が打ち出した「戸別所得補償」が農家の心を揺さぶる。
× ×
●農相辞任、失言で逆風 「農家の思い理解せず」
衆院解散直後の7月23日、糸島と福岡市の農政連幹部合同会議。「糸島の票のとりまとめが厳しい」との報告に、長い沈黙が続いた。
ある出席者は「表だっては誰も言わないが『一度民主党にやらせてみよう』との空気がかなりある」と打ち明ける。
太田氏個人には、農相辞任と失言の逆風も吹く。長年の支持者だった60代の農業男性は今回、民主党元職の藤田一枝氏(60)に投票するつもりだ。「自民党の農業政策がどうのこうのという前に、あの失言にあきれている。農家の思いを全く理解していない」
今月5日、花元さんはJA役職員による太田氏の激励会で力を込めた。「この30年、自民党、太田氏と一緒にやってきた。最後までやらざるを得ない」
一方、元JA糸島幹部は自民党を支持してきた理由を問われ、こう答えた。
「自民党が与党だったから。与党じゃないと、農家が求める要望や政策を形にしてもらえないじゃないですか」
=2009/08/12付 西日本新聞朝刊=
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:
チバQ
:2009/09/12(土) 23:55:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090813/20090813_0001.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】古賀誠氏「道路族」前面に 声高に功績並べ
2009年08月13日 20:44
白いスーツ姿の歌手松山千春さん(53)が壇上に上がると会場は支援者集会とは思えないほど華やいだ雰囲気に包まれた。
12日午後2時半、福岡県大牟田市の大牟田文化会館大ホール。自民党前職、古賀誠氏(69)の「女性の集い」に駆け付けた松山さんは約1時間、約1500人を前に毒舌を交えつつ古賀氏を持ち上げた。
「そりゃいろいろ言われるよ。誠橋、誠道路、インターチェンジまで造ってさ。これが利益誘導だって言うけど、こんなことができない一山幾らの国会議員を出してどうするの」
松山さんはヒット曲を歌い、最後には「古賀誠の力になって下さい」と壇上で土下座のパフォーマンスまで披露した。
続いて登壇した古賀氏は、打って変わって落ち着いた口調で話し始めた。「橋を造れば誠橋、道を造れば誠道路。仕事をすれば誹謗(ひぼう)中傷の嵐だった。しかし調べてもらえば分かるが、皆さん方に恥じる行為は一つも致してない」
地元・福岡7区で建設され、「誠橋」とも呼ばれる朧(おぼろ)大橋、九州新幹線の駅設置、大牟田市から大川市まで延びる有明海沿岸道路の延伸…。「税金の無駄遣い」との批判が強い中、自身の「功績」を並べ立てた。インフラ整備の必要性を語る口調は、少しずつ声高になっていった。
「私は皆さん方から育てられた国会議員として、古里へのご恩返しとして次の世代に必要な基盤をつくる。何と言われようとつくる」
■ ■
7月22日夜、東京都内の料亭。有明海沿岸道路の延伸を国土交通省に陳情するために上京した福岡県の大牟田、みやま、柳川、大川の4市長に対し、古賀氏は余裕たっぷりに語りかけた。
「あす国交省に行く必要はないですよ。局長を呼ぶから、僕のところで済む」
翌朝、国会議員会館にある古賀氏の事務所に行くと、既に道路局長が呼ばれていた。「沿岸道路を佐賀空港に延ばすまで、局長をしときなさい。君の責任だよ」。4市長を前に道路行政のトップに念押しする古賀氏の様子を、その場にいた一人は生々しく証言した。
●九州新幹線 地元に新駅も 「次」期待し応援続々
1980年に初当選した古賀氏は、故宮沢喜一元首相など官僚出身者が多く、当時「公家集団」とも言われた派閥・宏池会に身を置いた。
建設政務次官、衆院建設常任委員長、運輸大臣と着実に階段を上がり、建設・運輸の「族議員」として足場を築く。2001年には自民党道路調査会長に就任し、「道路族のドン」の地位を確固とした。
その影響力を示すエピソードの一つが、古賀氏の地元で建設中の新幹線鹿児島ルート「筑後船小屋駅」。当初構想にはなく、04年に追加された。久留米、新大牟田の両駅からの駅間距離はわずか十数キロ。地元では「政治駅」と揶(や)揄(ゆ)される。
昨年秋に駅名を決める際、地元・筑後市がこの5文字の駅名を希望したのに対し、JR側は渋った。「5文字の駅名だとコンピューターシステム代が数億円高くつく」。困った桑野照史市長は古賀氏に陳情。2日後、桑野市長の携帯電話が鳴った。「話が付いたよ」
古賀氏を頼るのは地元だけではない。昨年、佐賀県の古川康知事たちは地元で古賀氏を「応援する会」を結成した。九州新幹線西九州ルート着工に伴う並行在来線の運行維持問題を解決してもらったことへの「恩返し」だという。年明けには古川知事や沿線自治体の佐賀、嬉野、武雄各市長、有力県議が交代で古賀氏の地元集会に足を運び、熱弁をふるった。
「佐賀の国会議員は頼りにならん。頼りは古賀先生だけ。こぎゃん恵まれた選挙区(7区)はない。うらやましかぁ」
熱弁には佐賀県内での沿岸道路の早期延伸などへの期待も透ける。
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チバQ
:2009/09/12(土) 23:56:41
●誰のおかげで仕事あるのか 「未来のため」後付け
4年前の前回衆院選。大牟田市で土木業を営む男性は、古賀氏の選挙事務所を出入りする高級車に目がくぎ付けとなった。ナンバーを見ると同業者の社長の愛車だが、運転者は見ず知らずの選対関係者。業者が車まで貸す選挙戦に驚いた。「聞いてはいたが、こんな協力までしているのか」
この男性は選挙が近づけば、パーティー券を購入した。朝礼や集会への動員要請はざら。会場では動員数がチェックされ「踏み絵を踏まされているようだった」とも言う。耳にイヤホンマイクを付けた知人の同業者が集会場で古賀氏に付き添い、ガードする姿を見たこともある。
「三池炭鉱の閉山後、大きな産業はなく地域は悲鳴を上げている。公共事業は不可欠」。40代の建設会社社長は、今回も支援者回りなどで古賀氏の選挙を手伝う。同社は有明海沿岸道路や九州新幹線の土台部分の工事に加わった。
■ ■
だが、沿岸道路や九州新幹線の整備工事をめぐって、地元の中小建設業者には不満がくすぶる。「この数年間で1500億円が地元に落ちる」と言われながら、孫請けにも入れないからだ。
宮崎県などの知事たちが逮捕された事件で談合防止策も厳格化された。「公共事業は安値入札の撃ち合いばかり。選挙に人を出せる余裕などないよ」。ある社長は中小業者全般の苦境をこう代弁し、業界全体の“体力”低下を指摘する。
4年前の選挙中、業界の集会に参加した土木業の男性は、古賀氏周辺から飛び出した言葉に耳を疑った。「今まで誰のおかげで仕事をもらっているんですか」
男性はその後、会社の受注を民間工事中心にシフトさせた。今回は民主党新人の野田国義氏(51)を支援し、リーフレット配布などを手伝っているという。
「国や自治体が膨大な借金を抱える中、さらに借金を増やしてまで公共工事を推し進める時代じゃない。将来地元が栄えるためと言われてもね。(公共事業を進める)後付けの理由でしょ」
=2009/08/13付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:03:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090814/20090814_0002.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】高齢化、細る遺族会 「会長やけん落とせん」
2009年08月14日 13:28
夕空にニイニイゼミの鳴き声が響き、足元に敷きつめられた玉砂利から昼の余熱が立ち昇る。
お盆の入りの13日午後7時すぎ、福岡県みやま市の山川中学校で開かれた市遺族会山川支部の戦没者慰霊祭。自民党前職、古賀誠氏(69)が校庭の片隅にある忠霊塔に一礼した後、あいさつに立った。「残念なことに戦後生まれの方々が75−80%になってしまい、愚かな戦争がどんどん風化しようとしている。わが国の平和を永遠に語り継ぎ、戦争を繰り返さない国を残すことが大事です」
約30人の参列者は、ほとんどが70−80代。用意されたパイプいすは空席も目につく。古賀氏は続けた。「国民一人一人が心を一つにして古里を守り、平和の尊さを次の世代にしっかりと語り継いでいきたい」
式典終了後、古賀氏が手押し車のおばあさんに声をかけた。「元気にしとるね」。彼女が「80歳を超えました」と答えると、傍らの息子が続けた。「まだ選挙には行けます。大丈夫です」
みやま市出身の古賀氏は2002年、戦争遺児として初めて日本遺族会の会長に就任した。
会場を回る古賀氏と握手を交わした70代後半の男性は、人の輪を離れると自らを鼓舞するように力を込めた。「私らの会長やけん、絶対に落とせん」。さらに、こうつぶやいた。
「それにしても(慰霊祭に参加する)人が少のうなったなあ」
■ ■
古賀氏が4歳のときに父がフィリピン・レイテ島で戦死。母がリヤカーで行商をして子どもたちを育てた。かつて、政治家を志した動機を聞かれ「生活苦を訴える手紙を政治家に送る母を見て、『政治とは生活だ』と実感した」と答えている。
自民党に強い逆風が吹くなか、古賀氏はかつてない頻度で地元に帰り、ミニ集会を重ねている。そして、戦争遺児の悲哀を語りながら、選挙区内のインフラ整備を「古里への恩返し」と言い切り、情と利に訴えかける。
●大平首相「君は何もないね」 「貧と苦」糧に中枢へ
古賀氏が国会議員秘書を経て初めて国政に挑んだのは、30年前の1979年。4中選挙区に分かれていた福岡県で、そろって初出馬したのが麻生太郎首相(68)と太田誠一元農相(63)だった。
3人一緒に首相官邸へあいさつに行ったとき、大平正芳首相(当時)は古賀氏の経歴書を見ながら言った。「君は何もないね。何もないじゃないか」
麻生氏は吉田茂元首相の孫で地方財閥の御曹司。太田氏は経済学者で福岡県知事の娘婿。身構える古賀氏に大平首相は続けた。
「でも君は、一番の財産を持ったじゃないか。貧と苦だよ。政治家にはこれが必要なんだ。おやじを戦争で亡くし、貧乏で育った体験を国政にどう生かすかだ」
大平首相の助言通り、古賀氏は「貧と苦」を語り、豊かさを実感できる国造りを掲げた。地元遺族会の全面支援を得て9期連続で当選。運輸大臣、党国対委員長、幹事長、派閥の領袖と国政の中枢へ駆け上がった。元秘書は「古賀さんには運の強さとすばしっこさがある。学閥も地盤も看板もなく、そうでなきゃ生き残れなかった」と振り返る。
加藤紘一元幹事長(70)が当時の森喜朗首相降ろしに動いた2000年の「加藤の乱」では、“兄貴分”と慕っていた加藤氏と土壇場で袂(たもと)を分かった。4年前、郵政民営化関連法案の衆院採決の際は、法案反対の動きを見せていたが、採決直前に退席して「棄権」。離党勧告処分を免れた。
ひとすじにつらぬく‐。長く古賀氏を支援し、今回は民主党新人の野田国義氏(51)を推す60代の男性は、古賀氏のキャッチコピーを皮肉り「権力の中枢を目指す姿勢だけは貫いてきた。今回も選挙直前に選対委員長を辞めた」と手厳しい。
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:03:58
■ ■
今月9日、野田氏の出身地、福岡県広川町で遺族の集いが開かれた。
集まった70人ほどを前に、古賀氏の陣営幹部が頭を下げた。「かつてなく厳しい選挙。1票でも多くお願いします」。遺族会の役員が続けた。「まずは足元を固めんと。みなさんの奥さんや息子さんは大丈夫ですか」
終戦から64年。古賀氏の選挙戦を支えてきた遺族会の平均年齢は80歳前後。ある遺族会役員(74)は「息子から下は遺族の意識が薄い。選挙しか会をまとめる機会はなか」と話す。
気温30度を超す猛暑が続くなか、遺族会役員は選挙区内約7000人の支援者を一軒一軒回っている。
●東国原氏擁立騒動が影 慰霊祭欠席 失望の声
ただ、一枚岩に見える遺族会に、東国原英夫・宮崎県知事(51)の擁立騒動が影を落とす。
沖縄戦「慰霊の日」の6月23日。毎年、日本遺族会会長として戦没者追悼式に参列してきた古賀氏は、宮崎県庁にいた。「沖縄の慰霊祭は欠席したことがないんですが、今年は東国原知事にお会いするため、こちらに来ました」。知事との会談の冒頭、テレビカメラの前でそう明言した。
「慰霊より人気取りを選んで、失望した。どげな事情があっても沖縄に行くべきじゃった。遺族ば軽んじて、おごりがあるとやなかろうか」。ある遺族会役員は憤りを胸に秘め、“面従腹背”で野田氏を支援している。
古賀氏はパフォーマンス嫌いとされる。しかし、後援会幹部は「今回は違う。なりふり構っていられない」と言う。大牟田市であった会合では、古賀氏自身が演歌を熱唱し、会場を沸かせた。支持者の男性(64)は「大勢の前でカラオケを披露するのはめったにない。びっくりしたよ」。
間奏で古賀氏は、こうつぶやいたという。「これも自民党のためだ」
=2009/08/14付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:04:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090815/20090815_0001.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】鳩山前総務相 強気の毒舌 「党たたき直す」
2009年08月15日 18:52
気温33・7度。強い日差しに、アスファルトの焼けるようなにおいが立ち込める。
14日午後、福岡県久留米市郊外の七木(ななき)地蔵尊。自民党前職、鳩山邦夫氏(60)の街頭演説も熱い。「今の政治には正義がない。民主党はホラばかり吹いている。民主党も自民党も落第だ。それなら、自民党をたたき直すしかない」
敵は民主党か、自民党か‐。鳩山氏の演説は、その境界線すらあいまいだ。掟(おきて)破りの毒舌だからこそ聴衆には受ける。
「かんぽの宿」の売却問題を批判して、6月に総務相を辞任。「盟友」とされた麻生太郎首相(68)とも距離を置く。
鳩山氏を支持する地元のある首長はささやく。「選挙前の大臣辞任は絶妙のタイミング。自民党も民主党も批判できるフリーハンドを手に入れたのだから。言っちゃあ悪いが、渡り鳥だからこその嗅覚(きゅうかく)だ」
自民党から新進党、民主党を経て、再び自民党。4年前の前回衆院選では、東京18区から福岡6区へ選挙区を変えた。久留米市は、母方の祖父・石橋正二郎がブリヂストンを創業したゆかりの地。それでも「落下傘」の声がつきまとった。
鳩山氏は、世間の注目を集める武器として「過激な発言」を意図的に使う。メディアへの露出が増えるほど、地元でも名前が売れるからだ。
■ ■
1972年、鳩山氏は田中角栄元首相の秘書を振り出しに、政界に足を踏み入れた。
「戸別訪問3万軒、つじ説法2万回やりゃあ、勝てるぞ」。角栄氏の教えは鳩山氏の原点。この日、支持者宅へ初盆参りに向かう途中も、街角で数人の姿を見つけては車を降りて握手を求めた。
スーパーの店内にも「どうも、どうも」と入っていく。4日夜、久留米市中心部であった夏祭りでは、約3千人に名刺を手渡した。
メディアに便乗しての「空中戦」に加え、選挙区を地道に歩く角栄氏仕込みの「地上戦」。逆風が強いとはいえ、自民党すら標的にする攻撃的な街頭演説。「そこまでやるか」。中選挙区時代から自民党を支えてきた党員には反発もある。
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:
チバQ
:2009/09/13(日) 00:04:47
●かつて「巨人、大鵬、自民党」 「選挙は祭り」地盤固め
「厳しか。自民党の下野を覚悟せないかんかもな」。6日夜、福岡県久留米市の郊外。自民党支部の関係者が行きつけのすし店に顔をそろえた。
地方議員、建設業者、専業農家、公民館長…。中選挙区時代から自民党の選挙を支えてきた面々だ。「巨人、大鵬、自民党、じゃったけどな」と50代の農業男性は嘆く。
高度経済成長期。地元の建設業者は、自民党の候補者陣営に差し出す名簿の数を競った。陣営は名簿に載った世帯に1軒ずつ電話をかけた。手応えがあれば「実」。なければ「空」。その実績に応じて、公共工事が業者に割り振られた。建設業者は「ある意味、公平な成果主義だった」と振り返る。
農家の若手も選挙戦に欠かせない実動部隊となった。街頭のポスター張りは、1枚80円から100円の報酬が相場。豊富な資金力を誇る党本部から両面テープなどの備品が大量に届いた。それらを節約して余らせ、地元の文房具店に原価以下で買い取らせた。店はもうかり、陣営若手の飲み代になった。
選挙は「祭り」。どの事務所も「飲ませ、食わせ」が当たり前の時代があった。酒や炊き出しの材料は、地元の店で買うのがしきたり。酒店が3軒あれば、それぞれ平等に数ケースずつビールを買う。それが地元への気配りだった。
●今は「面従腹背」… 甘言だけ「一度痛い目に」
時代は変わった。事務所で使う文房具は、100円均一の店やインターネットで調達する陣営も多い。炊き出しは消え、コンビニやチェーンの弁当店を利用する。
もちろん酒はご法度。1994年の公職選挙法改正以降、候補者本人以外でも悪質な違反があれば当選は無効となる。
地元議員の一人は「すべてがドライになった」とも言う。地域経済を潤してきた公共工事は激減。兼業農家が増え、後継者がいない農家も多い。候補予定者の集会に動員を掛けても、若手はなかなか集まらない。
規制緩和も影を落とす。スーパーや郊外の大型店に客を奪われ、地元の商店街は壊滅状態。自民党の支持基盤が揺らぐ。
古株の自民党員が集まったすし店の近くには、数件の造り酒屋がある。日本酒に赤く顔を染めた地元議員がつぶやいた。「全国的に一時期、混ぜ物の多い甘ったるい日本酒が増えただろう」。その結果、日本酒離れが進んだ。
「自民党も同じようなことをしてきた。甘い言葉で国民をごまかし、一生懸命に仕えてきた農家をだまし続けた。一度、痛い目に遭えば、愚直な政治をせないかんと気付くじゃろう」
構造改革、格差拡大、地方の切り捨て…。鳩山氏は「ドライな社会を変える」とうたう。
■ ■
福岡県大川市。自民党県議の秋田章二氏(59)は開業医でもある。
「自民党を頼むよ」。診察を終えた患者に声を掛けても、反応は芳しくない。特に子育て世代。「自民党が好かんとか、政治に無関心というわけでもないんやけどな」。育児や教育に関係する政策、その財源について説明すれば、母親たちは身を乗り出して聞く。
「それで自民党をよろしくと頼むと、急に皆、しらけたような表情になる」。政権を任せられるのは、どの政党か。有権者は一見、冷めているようでいて、じっくり見極めている。秋田氏の目にはそう映る。
地元の医師連盟は今回も自民党を推す。しかし‐。「今度は民主党」。秋田氏の周囲でも、そう公言する医師が少なくない。
「面従腹背。ずっと自民党を支えてきたあらゆる組織にそんな空気がある」。鳩山氏と戦う民主党前職、古賀一成氏(62)の陣営幹部は、こう見ている。
鳩山氏の陣営関係者は言う。「だから地道に選挙区を回り、一人でも多く握手するんだ」
=2009/08/15付 西日本新聞朝刊=
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:
チバQ
:2009/09/13(日) 00:06:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090816/20090816_0001.shtml
【ドキュメント 自民党 福岡発】揺らぐピラミッド 師の墓前、決意の終戦記念日
2009年08月16日 16:01
都心にひっそりとたたずむ禅寺は、せみ時雨に包まれていた。
終戦記念日の15日。衆院選公示まであと3日に迫ったこの日、黒いスーツに身を包んだ自民党前職の山崎拓氏(72)は、福岡市博多区の聖福寺で、境内に眠る2人の「先達」の墓前に花を手向け、ぬかずいた。
元首相の広田弘毅と、自民党創立の功労者である緒方竹虎−。山崎氏にとって、2人は母校・修猷館の先輩であり「目標」。緒方が自民党総裁のいすを目前に急逝したとき、早大1年生だった山崎氏は父親とともに通夜に駆けつけた。
額の汗をぬぐおうともせず、山崎氏は語った。「自民党最大の危機を迎えている。だが、健全保守の政党である自民党を、守り抜く決意であると墓前に申し上げた」
■ ■
「郷土の先達の志を継いで総理を目指す」。山崎氏がそんな目標を胸に秘め、初当選を果たしたのは1972年。36歳の若さだった。国会議員−県議−市町議。中選挙区制の旧福岡1区で、山崎氏は順調に系列議員を増やし、ピラミッド構造の頂点に君臨した。
96年に小選挙区比例代表並立制に変わった際、山崎氏が選んだのは現在の福岡2区だった。保守地盤の厚い他の選挙区での立候補を促す声もあったが、広田と緒方を輩出し、自らの原点と見定める「福岡のど真ん中」にこだわった。
だが、福岡2区は無党派層が有権者の4割ともいわれる都市型選挙区。今回、民主党新人の稲富修二氏(38)を相手に劣勢も伝えられ「政権を一度変えたいといううねりが起きている」と自民から民主支持に変わった商店主(62)は言う。
小選挙区制への移行はまた、国会議員と地方議員の関係も変ぼうさせた。盤石だった保守地盤には“ひずみ”が生じていた。
■中選挙区地方議員に「系列」 国会議員と一蓮托生
7月下旬、福岡市博多区のホテル。通称「旧1区の会」と呼ばれる会合が開かれた。
集まったのは、中選挙区制の旧福岡1区で「山崎派」とされた県議や市議たち数十人。小選挙区制への移行後、福岡市は三つの選挙区に細分化されたため、現在は山崎氏と選挙区が重ならない議員も少なくなかった。
席上、会合を呼びかけた議員が真顔で切り出した。「今の選挙区は違うけど、おれは拓さんのために頑張る」。何人かの議員はうなずいたが、その場にしらけた空気が漂った。
一つの選挙区から原則3―5人が当選する中選挙区では、同じ選挙区に複数の自民党候補が立候補することから、公認獲得や選挙戦での資金面で派閥の力が大きくものをいった。
領袖を総理・総裁にすることを「最大目標」とする各派閥の争いは、国会議員の地元で地方議員の「系列」を生み、留守を預かる県議や市議たちも、それぞれの議会で議長などのポスト争いに明け暮れた。
「保守同士、同じ土俵での戦いだから熱の入れ方が違ったし、それが党全体の活力になっていた」。自民党県議は懐かしむように振り返る。
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:06:33
■ ■
「拓さんに頼んで実現した公共事業もある。拓さんを当選させることが自分の選挙にもつながった」。「旧1区の会」出席者の一人はこう語る。中選挙区時代、国会議員と系列議員は「一蓮托生(いちれんたくしょう)」の関係でもあった。
だが、1996年から導入された小選挙区制により、こうした構図は一変。公認権は党に集約され、政党助成金制度により党本部から支部に直接資金が入るようになったことで、派閥の「恩恵」は薄らいだ。派閥推薦の順送りだった閣僚人事も、小泉政権誕生後は首相による「一本釣り」が当たり前になった。
県議や市議の系列に“ねじれ”も生じた。旧福岡1区で「誠拓戦争」と呼ばれる激しい政争を繰り広げた山崎氏と太田誠一氏(63)。それぞれ2区と3区を選挙区にしたことで、議員や秘書の「トレード」が行われた。
それでも「選挙後においしい思いをするのは系列の“譜代大名”だけ。外様はしょせんは外様だった」。元議員は苦々しい表情で話す。
■選挙区越え保身に奔走 崩れた“集票マシン”
9日、福岡県久留米市のホールは千人を超す人であふれ返った。久留米市議会議長に就任した栗原伸夫氏(67)を励ます会。あいさつに立った参議院議員の松山政司氏(50)が「7区に電話を」と絶叫すると、拍手と歓声がわき起こった。
深々と頭を下げたのは隣接する福岡7区から立候補予定で、「励ます会」の発起人と紹介された自民党前職の古賀誠氏(69)。地元・福岡6区の自民党前職、鳩山邦夫氏(60)は妻が代理出席したが、その姿も乾杯前に見えなくなっていた。
中選挙区時代、古賀氏は有権者の多い久留米市に盤石の支援組織をつくった。久留米市議会(定数42)の最大会派「緑水会」は、栗原氏を含めて11人。大半が「古賀派」を自認するほど今もつながりは深い。
「いざ鎌倉だ。おやじ(古賀氏)を支える」。栗原氏は5月からほぼ毎日、7区に入り、古賀誠事務所に詰める。「立候補するときに支援を受けた」「古賀夫妻が仲人」…。栗原氏と同様に古賀事務所に日参する6区内の地方議員は多い。
■ ■
「まさに枯れ木も山のにぎわい。6区の議員が7区に来てもやることは限られる。6区にも、7区にも票にならない動きだ」。7区で古賀氏を支える地方議員の一人は、こう突き放す。
ただ、選挙区を越えた応援は「恩義」だけではない。ベテラン議員は、合併や定数削減で地方議員の議席が減り、次回の統一地方選も激戦が予想されていることを挙げる。「国会議員の後ろ盾がないと出馬できそうにない。忠誠を尽くす姿を見せることが、自分の選挙運動になる」
別の市議も「地元6区で不人気の自民党に理解を求める運動をしたら、自分の票が減る。それより、まず出馬できる環境を得るために7区に行くのが得策」と明かす。自民党への逆風の中、“集票マシン”と呼ばれた地方議員は、保身のために奔走している。
=おわり
=2009/08/16付 西日本新聞朝刊=
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:09:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090820/20090820_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<1>分裂 自民王国に異変あり
2009年08月20日 11:52
4年前の郵政選挙で、演壇に並んだ自民党県議たちの姿はなかった。衆院選公示の18日朝、宮崎市の宮崎神宮。「県連が公募で選んだ候補では、とてもじゃないが(野党共闘の)相手候補に勝てません」。宮崎1区の前職、中山成彬氏(66)は第一声で“身内”への批判をぶちまけた。
自民党県連が選んだ候補とは、元参院議員の上杉光弘氏(67)を指す。中山氏が日教組をめぐる過激発言で昨秋、不出馬表明したことを受け、県連が公募で決めた。ところが中山氏は前言を翻し出馬へ。党本部は一本化を断念し、中山氏は「1区支部公認」、上杉氏は「県連公認」を掲げ、双方が無所属で戦う。宮崎1区は、九州・沖縄38選挙区で唯一、自民公認がいない選挙区だ。
過激発言による国土交通相辞任や、二転三転した進退騒動への批判が根深い中山氏。妻の中山恭子参院議員を選対総本部長に据え、巻き返しを図る。しかし、後ろ盾だった主要経済団体の推薦もなく、陣営内には焦りの色もみられる。
「敵は民主党なのに。自民党同士でけんかしても始まらんやろ」。動員に応じた地元の建設業者(48)はいら立ちを隠さず、出陣式を後にした。
■支援組織に不満
ちょうど同じころ。宮崎市内の繁華街でマイクを握った上杉氏の隣に、県連幹部や1区内の県議全5人が並んだ。緒嶋雅晃県連会長は「中山先生は『出ない』と言った。有言実行が政治家の使命だ」と分裂の種をまいた中山氏を責めた。
緒嶋会長らはその後、近くの県農協会館に直行した。上杉氏を推薦する県内最大の政治団体・県農民連盟の幹部に、呼び出しを受けていたからだ。1区内の連盟の組合員は1万8千人。家族も含め5万5千票を動かすとされる。
「党本部と県連の騒動は、われわれには関係ない。選挙事務所には県連の姿が見えない。うちにおんぶに抱っこじゃないか」。連盟幹部や1区内の農協組合長らが緒嶋会長らに食ってかかった。
自民分裂に不満を募らせるのは農民連盟に限らない。陣営は、宮崎地区建設業協会(130社)に後援会名簿の提出を求めたが、協会側は縦に首を振らなかった。党と候補の後援会、推薦団体の「三位一体」で勝ち抜いてきた宮崎自民。要の党営選挙が抜け落ち、瓦解の芽が見え隠れする。
■初の「野党共闘」
宮崎県では1996年の小選挙区制導入後、自民が過去4回、3小選挙区を独占(郵政選挙の復党組含む)してきた。
民主、社民、国民新の野党3党は今回、元林野庁長官で無所属新人の川村秀三郎氏(60)を初めて相乗りで擁立。全国的な追い風に加え、自民分裂の敵失に乗って悲願の議席奪取を目指す。
その選対本部長を務めるのが、宮崎市郡医師会の会員。川村氏は、林業関係など保守系団体にも食い込む。「引き締めるだけ引き締めないと…。油断が一番の敵だ」。陣営関係者は緩む表情を引き締めてみせた。
共産新人の馬場洋光氏(40)は「自公政権の退場を」と主張。政治団体・幸福実現党新人の鶴丸千夏氏(44)も景気対策などを掲げる。 (報道センター・郷達也、宮崎総局・山田育代)
◇ ◇
30日の投開票に向け、第45回衆院選がスタートした。政権を懸けた各党、候補者たちの攻防を全国各地に追う。
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:10:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090821/20090821_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<2>象徴 与党大物に女性刺客
2009年08月21日 13:20
麦わら帽子の女性が、手ぬぐいを首にかけた男性が、街宣車を取り囲んだ。18日午後1時、東京・JR赤羽駅東口。
「民主党の政策なら消費税は20%を超す」。身を乗り出したのは自民党の「ポスト麻生」候補、舛添要一厚生労働相。並んだ公明党公認の前職太田昭宏代表(63)が目の下を紅潮させ、叫ぶ。「くるくる変わるマニフェスト…。民主党に政権は渡せない!」。自民党が候補を立てない自公協力の象徴区。2時間後には麻生太郎首相も来援。「女性のがん検診無料化は浜四津(敏子公明党代表代行)先生から猛烈にお願いされた」。連立10年の実績をアピールすると、聴衆がどっと沸いた。
下町情緒漂う足立区西部、北区にまたがる東京12区は創価学会員が最も多いとされる別名「公明区」。だが7月の都議選で北区の自公票が民主票を下回り陣営は青ざめた。党が認めない比例との重複も一時は検討した。
「地元の庶民代表は太田1人」(陣営)。溶接工にパン職人、大工など7種の職に装った太田氏のポスターを用意、民家や個人商店の壁に張った。学会員は全国から「太田ファン」(都議OB)が集結。公示日には会員でタレントの山本リンダ氏も商店街を回った。
太田氏も全国遊説の合間に街頭に立つ。「消防車より速く駆けつける」「皆さまにしがみついてやる覚悟」‐。悲壮な声が響く。
■2晩で約3千枚
民主党が擁立したのは、小沢一郎前代表の秘書も務めた元タレントの青木愛前参院議員(44)。新人女性が元総務相を破った一昨年の参院選岡山選挙区にならい、長崎2区、群馬4区なども含め、与党の大物に女性刺客を送り込む戦略だ。とりわけ、与党党首に小沢氏の「秘蔵っ子」が挑む東京12区は、民主党にとっても象徴区である。青木氏は18日午後、赤羽駅西口で青い選挙カーから降り、懸命に手を振った。
のぼり立てなど準備に2分。「政権交代で暮らしを守る」と訴える演説は3分。片付け2分、移動に3分。計10分間の遊説を1日40−60カ所。細い路地にも入り込む。
「足で稼ぐしかない」。発案者は小沢氏の秘書(51)。国政選挙を何度も仕切り、青木氏が出馬表明した7月24日から陣頭指揮を執る。初日から約150人に号令。2晩で小沢氏と青木氏が並ぶポスター約3千枚を張り巡らした。公示前日には駅周辺の民主党のポスターが、半日で満面の笑みを浮かべる小沢氏の写真に替わった。「ここまで統率された選挙戦は初体験」(民主都議)。味方も度肝を抜かれた。
■一枚岩に不安も
自民党は今回、初めて12区選対本部を発足。太田氏支援とともに「比例は自民」と訴えるが、都議選で争った後でもあり、落選した自民前都議も、公明関係者も「正直、複雑」。与党サイドは必ずしも一枚岩ではない。
一方、民主党地元議員の間では、小沢氏に12区に「国替え」してもらう待望論が一時盛り上がった。「小沢は将来の公明との連携に気を使ったのだろうが、だれが候補でも小沢と比べると差がある」と都議団幹部(65)。地元出身でない青木氏に、太田氏陣営は“落下傘”批判を強め始めた。
共産新人の池内沙織氏(26)、幸福新人の与国秀行氏(33)も支持を訴える。 (東京報道部・三宅大介)
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:11:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090822/20090822_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<3>攻防 実績か変革かの縮図
2009年08月22日 11:53
長崎県諫早市の諫早湾奥部。公示から2日後の20日夜、約10キロ離れた2地区で、同時に開かれた個人演説会は対照的な雰囲気に包まれた。
「お年寄りは、障害者は、地方はどうなる。変えるには今しかないんです」。干拓地を見渡す高台の施設で、民主新人の福田衣里子氏(28)が訴えた。言葉を発するごとに起こる「そうだ」の声につられるように、「どうか力を貸してください」。頭を下げる福田氏の声はかすれていた。
一方、干拓地の背後に広がる水田に囲まれた公民館に、自民前職で元防衛相の久間章生氏(68)がいた。「農水省の集落排水事業というのは予算が付きやすいんですが、集落の戸数が減ると、維持管理費はすごく高くなる…」。畳敷きの大広間にすき間なく座った支持者は、国営諫早湾干拓事業を推進した久間氏の説明に黙って耳を傾ける。だが、最後列で高齢の女性2人が、こうささやき合った。「難しゅうて、分からんね」
■支持者に「げき」
29年前から赤じゅうたんを踏むベテランと、国会に初挑戦の28歳女性−。
対照的な2人が戦う衆院長崎2区を、民主党の鳩山由紀夫代表は「政権交代を象徴する選挙区に仕立てる」と宣言。公示前から党幹部や各地の参院議員を相次ぎ投入、党県連や連合長崎もスタッフを重点配置する。
「2区の有権者が福田を当選させられるか、日本中が注目しているんです」。個人演説会では、県連総合選対本部長の西岡武夫参議院議員が支持者に「お願い」ではなく、ハッパをかける。
在京マスコミの取材が熱を帯び、全国的な注目度アップも福田陣営の思惑通りだ。しかし、懸念も出てきた。週刊誌が当落予想で、福田氏優位を相次ぎ報じたからだ。陣営幹部は「内部に『いける』という空気が漂っている」と上滑りを警戒。陣営の選対本部は公示前日、内部資料で「『風』がそのまま2区の票につながるわけではない」と楽観ムードを戒めた。
■核兵器廃絶掲げ
当選9回を重ねた自民ベテランの苦境は、党への逆風ばかりではない。市町村合併に伴い、集票活動の要になる市町村議が激減。地元の県医師連盟諫早支部が自主投票を決めるなど、支援組織の離反もある。「自民の医療施策に期待が持てない」。同支部幹部からは批判の声が公然と上がる。
今は、身内より連立を組む公明党の支持票の方が「確実に計算できる」(陣営幹部)と、演説会場では応援弁士が「比例は公明」を連呼。原爆投下をめぐる発言が引きずる批判のくすぶりにも配慮してか、党のマニフェスト(政権公約)にも記載がない「核兵器廃絶」と記した看板も掲げる。それだけ、陣営の危機感は強い。
13年ぶりというたすき姿の久間氏を乗せ、棚田を縫って走る選挙カーから、女性の連呼が山あいの集落にこだまする。「今回は久間、今回も久間、今回こそ久間」
政治団体・幸福実現党新人の柴田愛氏(35)、無所属新人の山崎寿郎氏(29)、無所属新人の相浦喜代子氏(45)も支持拡大に走っている。 (諫早支局・阿比留北斗、長崎総局・福間慎一)
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チバQ
:2009/09/13(日) 00:12:16
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090823/20090823_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<4>謝罪 「中川王国」崩壊寸前
2009年08月25日 13:19
「十勝が崩壊するか発展するかの戦いだ」。安倍晋三元首相が応援に駆け付けた22日、自民前職の中川昭一前財務相(56)は北海道帯広市で危機感もあらわに訴えた。
2月のイタリア・ローマでの「もうろう会見」から約半年。世界中に発信された醜態に加え、自民党の低支持率が重なり、猛烈な逆風が吹く。
19日、JR帯広駅前。秋の気配が漂う北の大地に響いたのは、男2人の謝罪の言葉だった。
「私の監督不行き届きで、大変見苦しい形をお見せすることになった」と、
盟友をかばう麻生太郎首相。中川氏は「総理の片腕を自任していた私も、総理に大変迷惑を掛けてしまった」。傘も差さずに頭を下げる中川氏を雨が打ち続けた。
■遺産食いつぶし
「あのー、ふう、おぶぁま(オバマ)政権に対して…」。これまで中川氏を支持してきたという帯広市の自営業女性(44)は2月、昼食に立ち寄ったラーメン店で問題の会見映像に遭遇。はしの動きが止まった。「とうとう出ちゃったか…」
農相や財務相、党政調会長など主要ポストをこなし、地元では「次は首相」という期待すら高まっていた。その一方で、酒好きで知られる中川氏には、以前から酒をめぐる醜聞が付いて回った。
会見について、「風邪薬が原因」と飲酒の影響を否定し続ける中川氏だが、9日の集会では「日本のために酒を断つ」と支持者に宣言。それでも、この女性は「今回ばかりは、少し考え直してみたい」。
中川氏の父親は、「北海のヒグマ」の異名を取った元農相の故・一郎氏。全国有数の酪農、畑作地帯に一代で強固な選挙地盤を築き上げた。
それを受け継いだ中川氏は、中選挙区時代を含め連続8回当選。小選挙区になった過去4回は、有権者30万人弱の選挙区で、多いときで次点に6万票の差をつける強さを誇ってきた。北海道11区が「中川王国」と言われるゆえんだ。それが一転。「王国」は崩壊の危機に直面している。
公示後も全国を応援で回り、地元には数日しかいないというのが最近の中川氏の選挙だったが、今回は3月からのおわび行脚でベタ張り状態。応援も、もらう立場だ。
「楽な選挙で後援会が緩んでいた上、ローマ会見が追い打ちをかけ、おやじさんの遺産を食いつぶしてしまった」。陣営幹部はこう嘆く。
■骨肉の争い再来
中川氏に挑むのは民主前職の石川知裕氏(36)と共産新人の渡辺紫氏(60)。石川氏は前回中川氏に敗れたが一昨年、比例で繰り上げ当選した。
石川氏は小沢一郎代表代行の元秘書。西松建設事件絡みで東京地検に参考人聴取を受けたが、「かえって知名度が上がった」(陣営)と強気だ。
石川氏は、十勝出身の新党大地代表、鈴木宗男氏の支援も受ける。一郎氏の急死で、中選挙区時代の1983年に「骨肉の争い」の末、初当選したのが長男の中川氏と秘書だった鈴木氏。因縁の戦いが再来した格好だ。
「地方を疲弊させたのは自民党」と訴える石川氏。中川氏は日米自由貿易協定(FTA)をめぐる民主党のぶれを攻撃しつつ、父親の威光を頼る。「米国の農産物が無税で入ってくると、十勝の農業はつぶれる。父に何と報告したらいいんでしょうか」 (東京報道部・山口英宏)
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:
チバQ
:2009/09/13(日) 00:12:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090824/20090824_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<5>師弟 「利益誘導」是か非か
2009年08月24日 16:43
公示後、初の週末の22日午後、福岡県大牟田市のスーパー駐車場。気温30度の中、白いポロシャツと運動靴姿の自民前職の古賀誠氏(69)は汗を流しながら、何人もの買い物客に笑顔で歩み寄って握手を交わした。
地元市議団の要請で、「1996年の選挙以来13年ぶり」(陣営幹部)という街頭演説に立った古賀氏。動員はなく、聴衆はわずか40人ほど。マイクを握ると、笑顔が消えた。「民主党の議席は300を超えるという予測。大変なことが日本の政治に起きる」
報道各社の世論調査結果への危機感や、平和の尊さなどを訴えた後、持論に言及した。「一歩ずつ社会基盤の整備が進んでいる。10年、20年先にこれらを活用すれば、多くの企業が進出して雇用が創出される。いまそのための汗をかいている」
■利と情を交えて
福岡県南部の福岡7区。「道路族のドン」と呼ばれる9選の古賀氏は、有明海沿岸道路や基幹国道の整備など、この地でのインフラ整備の実績を強調してきた。「古里への恩返し」と訴え、時に「何と言われても(道路や橋を)つくる」と強弁もみせた。
一方、有権者の「情」に訴える場面も目立つ。出身地・みやま市での18日の出陣式では涙ぐんで支持を呼び掛けた。翌19日には、7区内で人口1600人と最少の同県矢部村でミカン箱の上で林業再生を唱えた。
比例代表との重複立候補を辞退し、「負ければ終わり」という党実力者の危機。陣営は、古賀氏が党選対委員長の際、選挙協力の見直しなどを唱えて反発を招いた公明党や支持母体・創価学会との顔合わせを8月上旬に終え、いま選挙協力の強化を急ぐ。
■市役所への抗議
「この7区には豪華すぎる公共工事が多すぎる。一部の政治家が名を残すために(規模が)大きくなってしまう」。22日、福岡県筑後市での街頭演説。元福岡県八女市長で民主新人の野田国義氏(51)は、古賀氏の政治姿勢を「税金の無駄遣い」と暗に批判し、対決姿勢を強めた。
かつて古賀氏の秘書を務めた野田氏。「師弟対決」といわれる7区だが、「古賀氏との主張の違いが対比され、有権者にも分かりやすい」(陣営関係者)と、利益誘導の是非を問う構図に持ち込む狙いが透ける。
政権交代が現実味を帯びる中、民主陣営は古賀氏を支持する首長たちへの「警告」とも受け取れる行動に出た。「中立な立場を外れ、国政選挙への介入が目に余る」。野田氏の選対本部長を務める大久保勉参院議員が20日、大牟田市役所に乗り込み、古賀氏の応援を続ける古賀道雄市長あてに質問書を提出。市幹部を慌てさせたのだ。
さらに大久保氏は、古賀氏推薦を決めている医師連盟や商工連盟、農政連などを回り、切り崩しを図る構えだ。
「民主党300議席」を伝える世論調査。その中で、7区では両者の激しい競り合いが続く。陣営幹部は「ラスト1週間で何とか追い抜きたい」と気を引き締める。
5585
:
チバQ
:2009/09/13(日) 00:13:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090825/20090825_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<6>世襲 “小泉党”地盤に異変
2009年08月25日 13:20
「父も兄も応援に入りません。地元のみなさんが頼りなんです」
20日夕、神奈川県横須賀市郊外の駅前。顔を真っ黒に日焼けさせた自民党新人の小泉進次郎氏(28)は、街宣車の上からマイクで訴えた。
父は小泉純一郎元首相、兄は俳優の孝太郎氏。進次郎氏は曾祖父から100年間、この地で衆院議員を輩出する小泉家の「4代目」だ。比例への重複立候補はせず、民主党新人の横粂(よこくめ)勝仁氏(27)、共産党新人の伊東正子氏(68)、政治団体・幸福実現党新人の鶴川晃久氏(35)らと戦う。
■ブランドに陰り
昨年9月、元首相が突然引退を表明し、秘書だった次男進次郎氏を後継指名。世襲批判がわき起こったものの、「小泉ブランドがあれば誰が相手でも負けない」(陣営幹部)とみられていた。
ところが6月28日、横須賀市長選で元首相が応援していた現職が敗れ、その威光に疑問符が付いた。それまで父の支持者回りを優先させ街頭演説などは控えていた進次郎氏だったが、2日後、つじ立ちを始めた。それでも声を掛けられたり、握手を求められたりすることは意外なほど少ない。
自民党への逆風に加え、小泉陣営が気にしているのが今年5月、横須賀市内の祭り会場での出来事。あいさつしようと、民主党の横粂氏が「進次郎さん、進次郎さん」と間近で何度も呼び掛け握手を求めたが、進次郎氏は、それを無視するかのように有権者と握手しながら歩き続けた。
その場面が偶然、撮影され、映像がインターネットに流出。アクセス数は数十万件に上った。「無視するなんて常識がない」「親が元首相だから偉そうだ」‐。ネット上に批判が殺到。「本人に悪意はなかったが、世襲批判と相まって間違ったイメージがつくりあげられてしまった」。頭を抱える陣営幹部は今なお釈明に追われている。
■「ベルリンの壁」
民主党の横粂氏は愛知県出身の「落下傘候補」。大学卒業後、東京で弁護士をしていた。
元首相支持者を刺激しないよう、当初は世襲批判を封印。しかし7月28日、候補予定者がそろった討論会では「恐縮ですが…」とかしこまりながらも、進次郎氏に「お父さんが目指した方向は間違っていた、お父さん謝ってくれ、とお考えでしょうか」と問いただした。苦笑いの進次郎氏は「小泉改革に批判があるなら時代に合わせて変えればいい」と応じた。
横粂氏は毎日、自転車にのぼり旗を立てて走り、つじ立ちを繰り返す。父は「トラック運転手」。庶民感覚をアピールし、「生活が分からない人に政治はできるのか」と世襲候補との違いを訴える。インフルエンザ感染で一時活動を自粛したが、公示日の18日には回復した。春ごろには街頭に立っても見向きもされなかった。今は違う。「小泉に負けるな」と、度々声も掛けられる。
民主党の小沢一郎代表代行が「厚い、高い、小泉氏の壁も30日、国民の力でベルリンの壁と同じように必ず崩壊する」と語った神奈川11区。「進次郎氏の背中も見えない」と横粂陣営は言うが、横須賀市中心部の商店街では、自営業男性(71)がこう漏らした。「こんなに商店街がさびれたのは誰の責任か。みんな小泉支持だが、今回ばかりは考え直す」 (東京報道部・伊藤完司)
5586
:
チバQ
:2009/09/13(日) 00:14:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090826/20090826_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<7>優劣 背水の陣 譲らぬ前、新
2009年08月26日 11:09
福岡市のホテルに20日、2500人を集めた自民前職の山崎拓氏(72)の集会。「『わが人生に悔いなし』という石原裕次郎の歌を練習しているんですが、『悔いはある』と歌ってます」。山崎氏はそう冗談を飛ばし、会場を沸かせた。
応援に駆けつけた山崎派の石原伸晃幹事長代理が傍らにいたためだが、山崎氏は次の瞬間、表情を引き締め、言葉を継いだ。「ひょっとしたら今回が最後の勝負になるかもしれないが、必ず国のため、郷土のために、立派な働きをします」
当選12回。派閥を率いる党の重鎮として全国を駆け回っていた選挙戦は一変した。報道各社の世論調査で「劣勢」が伝えられる中、50の小学校区ごとに動員なしで街頭演説を繰り返す。夜も連日4、5カ所の公民館で個人演説会を重ねる。
「初心に帰る」「総決算」と自身に言い聞かせるように“どぶ板”に徹する山崎氏。「政治生命をかけた戦い」と系列議員は力を込める。
■離反する支持層
「何としても山崎拓を福岡から失うわけにはいかない」。24日朝、福岡市・天神のビルの一室。急きょ集まった地元財界300社の幹部たちに、九電会長の松尾新吾氏(71)が呼びかけた。
陣営は、苦戦の原因を足元の自民支持層を固めきれていない点にあると分析。約10万700世帯分に達した後援会リストを基に、再び一軒一軒に電話をかけ、支持固めに躍起だ。
自民支持層の「離反」はそのまま民主新人、稲富修二氏(39)の追い風に変わる。23日、福岡市のホールで開かれた稲富氏の集会。応援演説に立ったのは、自民党県議を支援してきた建設業男性(66)だった。
「米国ではオバマ大統領が誕生した。日本でも稲富のような一本気な男が、政治を変えてくれると期待している」。自公政権への不満と政権交代への期待感が、「山を動かしている」と稲富陣営幹部は推測する。
■陣営の緩み警戒
稲富氏は24日、福岡市南区の交差点に自転車で現れ、マイクを握った。「民主党に不安はあるだろう。でも、行き詰まった日本の状況打開には今、変えるしかない」。若さをアピールするかのようにポロシャツに運動靴姿で、官僚主導の政治撤廃を訴えかけた。
前回の福岡11区から選挙区を替え、2007年10月に福岡2区内に転居した「落下傘候補」。「風では勝ちたくない。草の根の支持基盤をつくりたい」と毎日、自転車を走らせる。1日50回を目標とする街頭演説は計3300回を超えた。
前回衆院選、一昨年春の県知事選と2回続けて苦杯をなめた稲富氏にとっても、今回は負けられない背水の陣。相次ぐ「優勢」報道にも稲富氏は表情を崩さない。「相手は大物。必ず巻き返してくる。簡単に勝てる相手ではありません」
福岡2区では、「建設的野党」をアピールする共産新人の小林解子氏(29)と、政治団体・幸福実現党新人の佐竹秀夫氏(55)も支持拡大に走り続けている。
(都市圏総局・浜田耕治、鶴加寿子)
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:
チバQ
:2009/09/13(日) 00:15:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/rensai4/20090827/20090827_0001.shtml
焦点区を行く ’09衆院選<8完>余波 小泉改革の風に翻弄
2009年08月27日 11:37
新興住宅街に響く叫び声にも、秋の気配が漂っていた。
静岡県・浜名湖にほど近いスーパー前。自民党前職の片山さつき氏(50)は25日、赤いビールケースに乗り、マイクを握り締めていた。
「大変な逆風です。助けてください。助けてください」
財務省キャリアだった片山氏は4年前の郵政選挙に初出馬。小泉純一郎元首相の郵政民営化に反対、自民党を離党した城内実氏(44)への「刺客」だった。空前の小泉旋風。落下傘候補ながら748票差で城内氏に競り勝った。今回、無所属出馬の城内氏と再び戦う。
その片山氏が今年7月の事務所開きで、支援者に土下座した。「残りの人生を公のために使いたい」。前回から一転、自民党への厳しい向かい風に翻弄(ほんろう)される「小泉チルドレン」の姿を象徴していた。
北は、長野県境の山間部から、南は沿海部の浜名湖周辺まで広がる静岡7区。片山氏のほか、民主党新人の斉木武志氏(35)、政治団体・幸福実現党新人の竹内隆文氏(51)を抑え、城内氏の優勢が伝わる。
■元首相にも距離
今月15日に開かれた片山氏の決起大会には、小泉元首相の姿があった。約1700人が集まり、立ち見も出た。「それでも、4年前の雰囲気とは違った」(陣営幹部)
郵政選挙後、自動車や楽器など地元製造業の業績は悪化し、地域の地盤沈下が進んだ。決起大会で、小泉元首相は構造改革の正当性を強調した。しかし、片山氏の支援者の中にさえ「行きすぎた改革が地域を疲弊させた」「いいかげんにチルドレンから卒業した方がいい」との声がある。陣営は決起大会で、これまで小泉元首相に批判的だった地元医師会の会長に応援演説を依頼。元首相との微妙な距離感を演出せざるを得なかった。
■追い風に“異変”
「信念を貫く男」。そんなのぼり旗が風になびいていた。城内氏は24日、古い住宅街で訴えた。
「私は抵抗勢力ではなく、正義のために戦ってきた。郵政選挙はいかさまだった」。この4年間、小泉改革への批判を続けてきた。
選挙区を歩き回った。ミニ集会など年間800回近く開いた。車座になった集会では、出席者と握手するため、両ひざをつけたまま動く。ズボンが1カ月で破れた。
選挙戦に入ると、城内氏の孤軍奮闘ぶりを伝える報道を通じて、雇い止めになった若者が、ボランティアとして全国から集まった。改革のひずみで切り捨てられた被害者だった。地元財界の重鎮、自動車メーカー「スズキ」の鈴木修会長兼社長も支持を表明。ある県議は「表向きは片山氏支援、水面下では、城内氏を応援する自民党県議も少なくない」と明かす。
自民、民主、無党派と幅広い層から支持を集める城内氏。その情勢に、民主党斉木氏の陣営は戸惑いを隠せない。全国的に吹く民主党への追い風を、城内氏に奪われる“異変”が原因だ。
「小泉元首相は、構造改革ですべて良くなると言ったが、事態は逆に悪くなった。今回の民主党への追い風は、その失望から始まった反自民の風にすぎないのかもしれない」。小泉旋風の余波‐。陣営関係者は、現状をこう分析してみせた。 (東京報道部・斉田康隆)
=おわり
5588
:
名無しさん
:2009/09/13(日) 02:18:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121583
民・自・公が衆院選総括 各党県組織 参院選対策も論議 福岡市
2009年9月13日 01:34 カテゴリー:九州 > 福岡
民主、自民、公明3党の県組織が12日、福岡市内でそれぞれ会合を開き、衆院選の総括や来年夏の参院選対策を話し合った。衆院選で議席を大幅に伸ばし、県内第1党に躍進した民主党県連は、首長や各種団体からの陳情を受けるため、新政権発足に合わせて県連の組織改編を進めることで合意。一方、自民党県連と公明党県本部は参院選での党勢回復を目指し、地方組織の立て直しを急ぐことで一致した。
8月の衆院選で、比例復活を含め県内で擁立した10人の公認候補全員が当選した民主党県連。常任幹事会にはその10人が出席し、お互いの健闘をたたえ合った。
冒頭、県連代表の松本龍衆院議員が「暑い夏の戦いを経て、多くの同志と集えたことをうれしく思う。謙虚に国民目線で行動してほしい」とあいさつ。その後、当選者が1人ずつ抱負を語った。
組織改編の計画では、政権与党として地方自治体などからの陳情・要望を受けるため、国土交通省や厚生労働省など6分野ごとに国会議員に担当を割り当てる。大学教授など外部スタッフの意見を取り入れ、政府や党本部への要請など具体的行動に移していくという。
一方、衆院選で県内11小選挙区中4勝にとどまり、勢力を大きく後退させた自民党県連。会合では、敗因について地方支部代表などから「マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ政策の説得力が足りなかった」「党本部の足並みの乱れが響いた」などの意見が相次いだ。
県連は来年の参院選に向け、地方支部の体制強化を図ることを確認。衆院選で県連選対本部長を務めた松山政司参院議員は「参院選勝利のため必要なのは地方の声を吸い上げること。執行部のもと一致結束していかないといけない」と話した。
公明党県本部の議員総会には、党本部から山口那津男代表が出席。山口代表は「政権交代を求めるうねりの中で、党の実績を投票行動に結び付けることができなかった。体制を整え、何としても参院選では勝利をつかみたい」と訴えた。
=2009/09/13付 西日本新聞朝刊=
5589
:
名無しさん
:2009/09/13(日) 11:18:40
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000909130004
落選堀内氏、続投表明
2009年09月13日
自民党県連の国会議員経験者と現職県議の合同会議であいさつする堀内光雄氏(左から2人目)=甲府市丸の内2丁目
民主党県連の幹事会に参加した小沢鋭仁氏、後藤斎氏、坂口岳洋氏(左から)=甲府市丸の内1丁目
■次期総選挙 明言せず
総選挙の山梨2区で落選し、進退が注目されている自民党の堀内光雄氏(79)は12日、甲府市内で開かれた自民党県連の会合に出席し、終了後、報道陣の取材に対して、政治活動を継続する考えを表明した。総選挙前から「今回が最後の選挙」と公言していた堀内氏だが、次期総選挙に立候補する可能性については、明言を避けた。県連は、堀内氏を含む3人の前衆院議員から、新会長を選任する方針。(床並浩一、佐藤美鈴)
■自民県連 今月中に新4役
落選後、県連主催の会合に初めて出席した堀内氏はこの日、朝日新聞などの取材に、「生涯現役。選挙中に約束したことや私ができることは、政治家として続けていかなければならない」と説明した。
ただ、次期総選挙については「その時の調整による。選挙区の皆さんの考えによる」と慎重な姿勢を示した。
県連はこの日、堀内氏ら国会議員経験者のほか、現職県議を集め、人選を先送りしてきた新執行部について協議。堀内氏ら落選した前衆院議員3人から新会長を選ぶ方針で大筋合意した。今月中に会長ら新四役を選任。来月の総務会を経て、正式に発足させ、来夏の参院選の公認候補者選びを本格化する見込みだ。
3人のうち、赤池誠章、小野次郎両氏は、05年総選挙での当選1回のみ。このため、前島茂松会長代行ら現執行部の信頼が厚く、10回の当選経験を持つ堀内氏が有力との見方が、県連内部に強まっている。
堀内氏も会合で、「党が危急存亡の時と感じている。県連がどういう具合に取り組むか、先生(県議)と大いに意見を戦わせることが重要」とあいさつ。報道陣の取材に対しても「(党の再生に)使命感を持っている。党員として協力する」と意欲を見せた。
だが、衆参両院で全議席を失うという事態を受けて、堀内氏の再登板に難色を示し、若手を推す声もあり、人選は難航する可能性がある。小野氏の後援会長を務める清水達雄元参院議員は会合で、一般論として「新執行部は、若く、フレッシュな人を選ぶことに重点を置いてくれたらと思う」と話した。
■民主県連 小沢鋭仁氏は代表続行
一方、県内3選挙区で議席を独占した民主党県連もこの日、甲府市内で幹事会を開き、総選挙の総括と参院選の対応を協議。小沢鋭仁氏が来年2月の任期満了まで県連代表を続ける方針も確認した。
会合は報道陣に公開され、今後の課題として、党所属の地方議員や党員・サポーターを増やすことに加え、政権交代後に幅広く意見・要望を聞くため、県内の各種団体と関係を深める必要があるとした。参加した地方議員からは、党本部が進める今年度予算の執行見直しについて、「混乱の声も出ているが、切るべき事業は切るべきだ」といった意見が出た。
幹事会終了後、鳩山党代表の側近として入閣の可能性も取りざたされている小沢氏は、報道陣の取材に対し、「正直言ってわからない」と答えた。
幹事会を欠席した輿石東参院議員会長は、甲府市内でこの日の午後に開かれた連合山梨主催の式典に出席した。渡辺一彦会長から「引き続き、任を担っていただく以外にない」と、来夏の参院選への立候補を要請されたが、「今はそれどころではない」と、明言しなかった。
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:
名無しさん
:2009/09/13(日) 11:56:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090912-OYT8T00876.htm
衆院選の総括 明暗
民主、参院選輿石氏有力 自民、執行部人事先送り
民主党と自民党の両県連は12日、衆院選の結果を踏まえ、それぞれが甲府市内で会合を開いた。衆参ともに県内の全議席を独占した民主党県連では、早くも来年夏の参院選に向けた候補者選定が話題となった。一方、自民党県連は衆院選敗北から組織を立て直すため、県連会長を含めた新執行部人事が議題となったが、結論は先送りとなった。先を見据える民主党と、足元の人事を決められない自民党で明暗が分かれた。
■小沢氏代表続投
民主党県連は拡大幹事会を開き、衆院山梨1区〜3区で当選した小沢鋭仁、坂口岳洋、後藤斎の3氏らが出席。小沢氏は衆院選後、県連代表を辞任する意向を示していたが、拡大幹事会で慰留されたことから、続投することが決まった。
幹事会では来年夏の参院選について、「党本部の方針が決まり次第、すぐに県連として対応できる態勢を整える」ことを確認。候補者を正式決定する県連大会を来年2月にも開くことを了承した。
会合後、小沢氏は記者団に対し、参院選の候補者について「(輿石東参院議員会長が)最有力候補であることは間違いない」と語った。輿石氏は同日、甲府市内で記者会見、自身の参院選出馬について「今はまだ何も考えていない」と述べた。
一方、自民党県連は国会議員経験者と県議の合同会議を開催。衆院選で落選した赤池誠章、堀内光雄、小野次郎各氏に加え、元同党国会議員の保坂武甲斐市長、清水達雄氏らが出席した。
現在空席の会長人事は20日頃に改めて当選3回以上の県議による会合で協議することとなった。会議後、記者会見した前島茂松会長代行は「会長は(国会議員経験者を)基軸に幅広く検討したい」と述べた。また、堀内氏は記者団に対して「生涯現役だ」と述べ、政治活動を継続する考えを示した。
自民党を離党し、2区から無所属出馬し落選した長崎幸太郎氏も政治活動を継続する考えを示している。
(2009年9月13日 読売新聞)
5591
:
チバQ
:2009/09/13(日) 12:03:46
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/seikenkoutai/rensai-hendou/0901.html
2009年9月1日(火)
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■ 09衆院選本県選挙区/変動と波紋
(1)岐路/民主喜べぬ全員当選 自民、再生へ足場残す
横山氏の当選のあいさつに拍手する支持者たち=8月30日午後8時すぎ
30日午後8時すぎ。衆院選の投票が締め切られた直後、本県1区に立候補した民主党前職横山北斗の青森市の事務所は一気に沸き上がった。あまりにも早かった横山の「当選確実」の報。さらにテレビ番組は「民主圧勝」の調査結果を流し続けていた。
本県3、4区の情勢もその時点では民主がやや優勢とみられ、さらに2区の候補の比例での復活当選も確実視されていた。想定通りならば民主党は小選挙区で3勝し、比例復活の1議席も加えて同党衆院議員は4人になり解散前の2人から倍増する。全国的な民主党への追い風は、自民党中心の県内政界図を塗り替えると思われた。横山事務所での万歳三唱を終え、意気揚々と同市の党県連事務所に入った県連代表の田名部匡省ら幹部は、続く吉報を待った。
だが、午後11時すぎ、テレビの衆院選速報に見入る田名部らの顔はみるみるこわばっていった。終わってみれば、小選挙区で勝ったのは横山だけ。2〜4区は小選挙区で自民党候補に敗れ、比例での復活当選だった。全国的には政権交代を果たし、本県の民主党衆院議員も4人になったものの党県連に高揚感はなかった。
民主党県連には、衆院選で大躍進し、勢いに乗って10月の八戸市長選、2010年の参院選、そして11年の統一地方選、知事選につなげたいとの思いがあった。その大きなステップとなるはずだった衆院選で生じた誤算。風任せで日常の地道な選挙活動が不十分だった候補がいたことを認めた県連幹事長の田名部定男は「この追い風の中で1勝3敗は負け。完敗だ。目算が崩れてしまった。態勢を立て直さなければならない」とつぶやいた。
一方、青森市の自民党県連事務所。30日午後11時45分ごろ、開票終了寸前まで当落がもつれていた3区の県連会長大島理森に当選確実が出た瞬間、県連幹部や事務職員は思わず「万歳」と叫び、喜びを爆発させた。一部民放テレビが対立候補に当確(後に訂正)を打っていたこともあり「奇跡が起きた」との声すら上がった。全国的には自民党の惨敗が確定していたが、県連内は重苦しいムードが消えていた。
かつてないほどの強い逆風の中、自民党県連が支援した1区の無所属津島淳は当選できなかったものの、公認した3人が勝ち残った。県連総合選対本部長の成田一憲は「厳しい選挙を勝ちきった。大島会長も残った。仮に2勝2敗、1勝3敗だったら参院選や知事選に甚大な影響があった。民主党に寝返る人が続々と出る可能性もあった。それを断ち切る価値ある3勝だ」と胸をなで下ろす。
3区選対本部長の滝沢求は「自民党は今回の逆風の意味をしっかりと反省し、新たなスタートにつなげることが必要だ。他県の議員が次々と議席を失った中で、再生への足場が残った青森県連が先頭に立って党の立て直しをしなければならない」と強調する。
「全国的に民主党圧勝の中で、青森だけ地図の色が違う」と語る田名部定男。だが、県内決戦は自民党側に軍配が上がったものの、民主党が政権を奪取した事実は重い。国政と県政のねじれは、県政界にさまざまな影響を及ぼすとみられる。
青森中央学院大学大学院教授の木村良一は「県内の自民党候補は従来型の組織選挙で逃げ切ったとみられるが、民主に相当追いつめられた。今後、政権交代を経験することで、有権者は人よりも政策を重視するように変わっていくだろう」とし、政党の支持基盤が変質する可能性も示唆する。
5592
:
チバQ
:2009/09/13(日) 12:04:22
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/seikenkoutai/rensai-hendou/0902.html
2009年9月2日(水)
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■ 09衆院選本県選挙区/変動と波紋
(2)1区/横山氏次戦に着々と布石 完敗の2新人も再挑戦へ
県選管から当選証書を受け取った横山氏=写真左。写真右は握手を交わす津島氏(左)と升田氏
政権交代の興奮から一夜明けた8月31日午前8時半前の青森市中心街の柳町交差点。前日まで無所属候補同士として相対し、ともに落選した津島淳と升田世喜男が鉢合わせした。選挙のお礼演説のため訪れた2人は笑顔でがっちりと握手、「ご苦労さまでした」と労をねぎらい合った。
マイクを握った津島は表情を引き締めた。「厳しい結果になり、期待していた人におわびする。ここから再チャレンジが始まる」。高らかに次期衆院選への再挑戦を宣言した。
津島が獲得した6万9千票近くをどう見るか。当選した民主党の横山北斗に3万2千票差をつけられ完敗。しかし、陣営内には「この短い時間で、よく取れた」と評価する声が少なくない。
自民党県連は、津島の父で自民党前職の雄二が衆院解散直前に突然不出馬を表明したことで、後継候補選びから仕切り直した。津島淳に決まってから投票日までわずか1カ月。公認は得られなかったが、公明党の支援のほか後援会も最終盤にはフル回転し、「政権交代」の逆風の中、基礎票と同程度を確保した。
「当然、次期候補の最有力」とはある青森市議。一方で別な市議は「政治家の顔になりつつある」と成長ぶりを認めながらも、国政に意欲を見せる人物が党内に多いことから「今後どうなるかは分からない」と、今後の党内議論を注視する。
31日朝の演説で、升田は「今日は3度目の挑戦をすることの決意表明です。皆さんに、もう一度出直して来いと言われたと受け止めている」と叫んだ。
取材に対し「無所属でも具体的な政策を提案できるように、現場の調査や勉強がもっと必要だった」と今後の課題を挙げた。
3万5千票という自身の得票を「少なかった」としつつも「3倍、4倍に伸びた地域もあり、満足している部分もある」。「国政一本。特に(元の)県議になる選択肢はほぼゼロに近い」と一層国政進出に懸ける決意を固めた。
一方、前職として新人に胸を貸し、圧勝した民主党の横山。得票は10万票を超え、前回より2万票以上伸ばした。農家や医療関係者ら本来の自民支持層にも浸透、独走状態でゴールテープを切った。
だが「当初の情勢分析に比べ伸びなかった」と横山。要因に世論調査の優勢報道を挙げ、揺り戻しの影響で「8〜10ポイントくらい消えた」とこぼす。津島については「あの短い期間で票を固めた。かなり脅威だ」。二大政党対決のはざまで、前回より1万票近く増やした升田についても警戒感を強める。
4年前の郵政選挙で圧勝した自民党が今回衆院選で惨敗したことを考えると、大量の議席を得た民主党が次期衆院選でも安泰という保証はない。選挙区内に小規模な後援会をいくつもつくってきたのは、次回以降も視野に入れた布石だという。
横山は31日朝から東郡の漁業関係者や青森市内の市場を回った。
「これだけ漁業が厳しい中、まだ自民党のポスターを張っている所が多い。そういう相手方の地盤に入り込み、ひっくり返していきたい」(文中敬称略)
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:
チバQ
:2009/09/13(日) 12:04:55
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2009年9月3日(木)
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■ 09衆院選本県選挙区/変動と波紋
(3)2区/3000票減「逆風だった」 江渡氏、建設業界に乱れ
2区の県議や首長らが顔をそろえた江渡氏の街頭演説=8月19日、七戸町
選挙戦中盤、自民党前職・江渡聡徳の陣営は不安の色を隠せなかった。報道各社の世論調査が相次いで発表され、衆院選本県2区は江渡と民主党新人・中野渡詔子との接戦と伝えられていた。
「政治の素人と思われる方に、これほど肉薄を許しているのか」。8月23日、東北町で行われた江渡の街頭演説で、マイクを握った選対幹事長の中谷純逸は本音を漏らした。
1週間後、江渡は強固な組織力を生かし、中野渡を約2万2千票離して勝利を収めた。中野渡は、民主党への圧倒的な支持を得て比例復活を果たした。小選挙区での得票で、両陣営の見解は分かれる。
江渡は約8万7千票で、4年前の衆院選より約3千票落としただけだった。それでも江渡本人は「ものすごい逆風だった。この1年、組織をさらに拡大した。(支持する)議員の数も考えると、もっと(得票が)多くてもよかった」と、厳しい選挙戦を振り返った。
一方の中野渡は約6万4千票。二人三脚で戦った元県議・中村友信は、自身が出馬した4年前の得票数と比較。「前回、民主と社民、共産の各候補の票は合わせて約6万5千票。この基礎票にどれだけ上乗せできるかが勝敗を決めるとみていた。結果的に、2区にはあまり風が吹かなかったのではないか」と語る。
地域の経済状況などで、2区の有権者の投票行動が複雑に動いたと指摘する声もある。
江渡を支えた業界の一つが建設業だ。経済基盤が弱い2区の主力産業でもあり、江渡は選挙戦で、民主党が掲げた公共事業削減の政策を批判し続けた。
だが、ある建設業者は「既に仕事がない状態。自民党政権が続いても仕事が増える保証はない。だったら民主党に入れよう、という仲間もいた」と明かした。別の業者は「号令を掛ければ従業員が(選挙で)動く時代ではなくなった」と語る。
今回の選挙で、中野渡の街頭演説に立って弁士を務めた現職県議、首長、市町村議長はゼロ。大部分は江渡支持を鮮明にした。
十和田市長の小山田久は、今年1月の市長選では江渡の支援を受けた。選挙結果に「地元から2人の代議士が誕生することは心強い。政権交代しても、公共事業、雇用、地域医療、地方財政など地域の問題に目を向けてほしいとの思いは同じ」とし、今後の江渡との関係を「野党になっても、地域の問題についてお願い、相談していくことに変わりはない」と語る。
ただ、地元政界にも動きは出てきた。選挙期間中、むつ市選出の無所属県議・菊池健治が県議会の民主党会派に入った。中野渡が同市で開いた個人演説会で、菊池が自民党批判を展開する一幕もあった。
これまで、民主党より自民党を手厚く支えてきた2区。だが、ある民主党関係者は「政権交代により民意がはっきりした。今後の統一地方選、知事選にも相当な影響が出てくるだろう」と見通す。
(文中敬称略)
5594
:
チバQ
:2009/09/13(日) 12:05:26
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2009年9月4日(金)
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■ 09衆院選本県選挙区/変動と波紋
(4)3区/郡部死守した大島氏 市部勝利、田名部氏届かず
郡部での浸透を図る大島氏(右)(8月20日、三戸駅前)と田名部氏(8月28日、階上町役場前)
「風」が絡む大型選挙の場合、大票田の市部の票が勝敗を左右するケースが多い。今回の3区は違った。自民党の大島理森がわずか367票差で民主党の田名部匡代を退けるという大接戦。有権者の75%を占める八戸市では田名部が2319票上回った。一方、三戸郡6町村は大島が全勝を死守し、2686票上回った。勝負を決めたのは郡部票だった。
「逆風が吹いても、地元に(支持の)根が張っていれば吹き飛ばされることはない」。大島陣営の関係者は公示前、危機感を強めつつも、支持基盤の底堅さに一定の自信は持っていた。だが選挙戦突入後は「郡部が厳しい」と漏らし始めた。
田名部陣営は、民主党が掲げる農家への戸別所得補償をアピール。8月27日には党副代表の前原誠司が南部町で演説し「日本の農業は崩壊しかかっている。自民党政治で将来に明るい展望が持てるか」と攻め込んだ。
その翌日の28日。全国農協中央会専務理事で、全国農政連幹事長の冨士重夫が大島支援のため、田子町と三戸町の街頭に立った。日米自由貿易協定(FTA)の交渉を促進するという民主党の主張を強烈に批判し「日本の農業が立ちゆかなくなる」と反撃した。
両陣営が激しい争奪戦を演じた郡部票にも「風」の跡は見て取れる。大島は全町村で勝ったが、軒並み票を減らし、4年前の前回に比べ郡部で約千票減。田名部は約3千票伸ばした。それでも得票は大島が上回った。
田名部はこれまで郡部で一度も勝っていないが、2年前の参院選では民主党の平山幸司が自民党の山崎力に三戸郡で勝っている。「郡部では平山も山崎もなじみが薄かったから、『民主対自民』の構図で戦えた。衆院選は違う。地元ではやはり『田名部対大島』の戦いが根強い」と田名部陣営の三戸町議。
大島陣営の三戸町議は「大島が落選すれば大変だと、とにかく(有権者に)頼み込んだ。タバコ農家、リンゴ農家は大島支持が固かったのではないか」と話す。「勝利は奇跡だ」とも語った。
一方、大票田・八戸市。「政権選択」を訴えた田名部が前回より約1万3千票上積み。大島も247票とはいえ積み増し、すさまじい逆風の中で勝利への執念を見せつけた。
中盤の報道各社の情勢分析で、民主大勝と田名部の勢いが報じられると、田名部陣営は警戒心を募らせた。「3区での揺り戻しが心配だ」と選対本部長の山内正孝。今まで通り大島も田名部も必要という有権者の「バランス感覚」が働けば、大島支持に傾斜しかねないという懸念だ。
大島陣営の市議らは終盤、この「バランス感覚」に訴えるように街頭などで「民主の人(田名部)は比例(復活)で当選する。選挙区は大島」と強調。陣営関係者はあいさつ回り先で「選挙区は大島だが、自民は駄目だ。比例は絶対、民主と書く」と通告された。
大島9万176票、田名部8万9809票。田名部は約1万6千票の増。大島は749票の微減に食い止めた。投開票日翌日の31日。「私の場合、根の張った選挙で勝つしかない」と大島。田名部は「経験不足を含め自分に大きな責任を感じる。各地域の組織強化が課題だ」とかみしめるように語った。
(文中敬称略)
5595
:
チバQ
:2009/09/13(日) 12:05:58
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/seikenkoutai/rensai-hendou/0906.html
2009年9月6日(日)
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■ 09衆院選本県選挙区/変動と波紋
(5)4区/津島陣営結束に弱さ 木村氏、「党より人」奏功
写真右は小選挙区落選を支持者にわびる津島氏(8月30日午後10時50分すぎ)。写真左は当選が決まり支持者と握手する木村氏(8月31日午前0時すぎ)
開票から一夜明けた8月31日、民主党の津島恭一の弘前市の選挙事務所。最後の片付けをするスタッフの表情には、1人の衆院議員を送り出したという高揚感も充実感もなかった。
その空気は、開票日の夜と全く同じだった。票が開くたび、「郡部はいける」という読みはことごとく外れた。11市町村中、津島が制した自治体はゼロ。「党がこれだけの追い風を受けて一つも取れないとは」と、陣営関係者はがくぜんとした。結局、選挙区は勝利を逸し、比例代表での復活当選に甘んじた。
選挙戦は、民主、社民、連合青森、全国郵便局長会の政治団体「郵政政策研究会」が、初の共闘態勢を敷いた。しかし「大同団結」の掛け声とは裏腹に、組織間で意思疎通を欠いたり、互いに遠慮して動きあぐねたりと、ちぐはぐな場面がしばしば見られた。
最大の弱点は、寄り合い所帯のまとめ役の不在だった。民主党の参院議員2人、4区内の党県議2人はそれぞれ、独自の動きが目立った。「連帯や組織体制に問題がなかったとは言えない。そこが大きな敗因かもしれない」と、選対本部長の県議三上隆雄は素直に認めた。
自民の議席を死守した木村太郎は1日、弘前市の事務所で、やや硬い面持ちで記者会見に臨んだ。終了後、ポケットからクリを取り出した木村は「支持者がくれた“勝ち栗”。こういう人がいるから、やり抜くことができる」とぽつり。表情がようやくほぐれた。
強い逆風下でも、木村は前回に続き約11万票を獲得した。開票日、選挙事務所で厳しい結果を覚悟していた選対本部長で黒石市長の鳴海広道ら陣営幹部も安堵(あんど)した。
「党より人」の戦略が奏功した。大票田の弘前市で、自民の比例得票は3万票弱にとどまったが、選挙区の木村票はそれを2万票上回る約5万票を確保した。党四区支部選対本部長の県議西谷洌は「太郎は落とせない、続けてほしいという思いが有権者にあった。われわれもそこを強調し、前回の3倍以上の運動量で票固めをした」と明かす。
しかし、選挙戦を底支えした元知事の父守男の後援会の高齢化など、組織上の課題も露呈した。支援団体の再編も視野に、後援会幹部は「逆風が吹いても、はね返す力を出せるように、中間の世代を中心に組織を強化していく。今回の選挙が教訓になった」と次を見据える。
今回の選挙で、4区の首長は中立の弘前市長相馬〓一(しょういち)を除き木村支持に回った。来年前半から、平川市、弘前市、黒石市など首長選が続く。津島の当選で、民主党勢力には核ができ、対立候補擁立への展望も開けてきた。しかし鳴海は「今回は、風やムードが後押しした結果で、民主党組織が確立して実力でもぎ取ったものではない」と首長選への影響については否定的だ。
それでも、民主党の県議山内崇は「独自の地域政策づくりを進め、あらゆる選挙に自民の対抗馬を立てる」と首長選での対決に意欲を燃やす。
※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」
(文中敬称略)=終わり=
5596
:
名無しさん
:2009/09/13(日) 13:27:50
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090913ddlk19010117000c.html
県連:民主、参院選向け態勢作り 自民、足元おぼつかず /山梨
衆院選で県内選挙区を独占した民主党県連と惨敗を喫した自民党県連は12日、それぞれ会合を開いた。来年7月の参院選を見据え、民主党県連は組織固めを既に始め、輿石東・党参院議員会長を全力でサポートする態勢作りを進めている。一方、参院選に向け組織固めを急ぎたい自民党県連は、県連会長人事を含む新体制発足について協議したが、決定は先送りされるなど足元固めさえおぼつかない。【沢田勇、曹美河】
◇民主、参院選向け態勢作り 連合山梨、輿石氏支持を確認
次期参院選に出馬するとみられる民主党の輿石氏はこの日、党の支持母体である連合山梨の結成20周年記念式典に出席した。連合山梨の渡辺一彦会長は、既に輿石氏の出身組織である県教職員組合などに出馬要請をしたことを明らかにし、参院で単独過半数の獲得に向けて活動を活発化させている。
輿石氏は式典で「政権交代で出番を作っていただき、マニフェストを実現せよという責任を与えていただいた」とあいさつ。式典後の記者会見で参院選出馬について問われると、「何も考えていません。今はそれどころではない」と話した。しかし、式典に先立って行われた民主党県連の幹事会では、県連代表を務める小沢鋭仁氏(山梨1区)が「(参院選の)最有力候補」と話し、一丸となってサポートする姿勢を強調した。
幹事会には小沢氏のほか、坂口岳洋氏(2区)、後藤斎氏(3区)の3衆院議員が選挙後初めて一堂に会し、次期参院選に向けて党員・サポーター数を拡大することなどが確認された。
◇自民、足元おぼつかず 県連会長人事は先送り
党所属国会議員が初めてゼロとなった自民党県連は、衆院選で落選した赤池誠章、堀内光雄、小野次郎の3氏が出席した会合を甲府市内で開き、次期参院選に向け早急に組織の立て直しを図ることを確認、年内にも立候補予定者を擁立する方針を決めた。しかし、不在となっていた県連会長人事を含む新体制発足について協議したが、決定は先送りされた。
同県連会長はこれまで、慣例として現職国会議員が就任してきた。しかし、議席をすべて失ったため、選出範囲を元国会議員や3期以上の県議まで広げ調整している。新役員人事は10月の総務会で承認、来年3月に県連大会を開催し、参院選へ向けた総決起につなげたい考えだ。
衆院選で同党を離党した長崎幸太郎氏を支援した中村正則、堀内富久、石井修徳の3県議については、今月20日をめどに、県議による会合を開き、対応を協議するという。だが、衆院選で深まった県連内の亀裂が修復できるかは不透明な状況だ。
また、落選後去就を明らかにしていなかった堀内氏はこの日、初めて公の場に姿を見せ報道陣の取材に応じた。今後の政治活動について「生涯現役。選挙中に約束したことは政治家として続けていかなくてはと思っている」と述べ、引退を否定した。
5597
:
名無しさん
:2009/09/13(日) 13:44:36
民主新人、自己破産隠し初当選=近畿比例ブロック48位で
9月12日20時4分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090912-00000102-jij-soci
衆院選で比例近畿ブロックから立候補し、初当選した民主党の渡辺義彦氏(53)が12日、大阪市内で記者会見し、自己破産していたことを明らかにした。
渡辺氏は、党本部や府連などに破産の事実を伝えておらず、「隠したいという思いがあり、あえて伝えなかった。今思えば言うべきだった」と謝罪した。
破産で被選挙権が制限されることはないため、議員を辞める考えはないという。
一方、党本部や府連は同日、渡辺氏から破産の報告を受けたといい、今後の処遇について早急に検討したいとしている。
渡辺氏によると、負債総額は約1億4000万円で、知人の借金の連帯保証人になったことや、父親の借金が原因という。
大阪地裁に自己破産の申し立てを行い、3月27日に受理された。
渡辺氏はこれまでに2度参院選に立候補し、落選。今回の衆院選では、比例近畿ブロックで名簿順位48位で当選した。
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:
5597
:2009/09/13(日) 13:48:09
静岡市議選で最下位落選した人を静岡県連の了解が無いまま比例名簿に載せたり、
こういう人の身体検査も無いまま比例名簿に載せたり。
民主党本部のやり方には納得できません。
こんな人たちを当選させる為に私たちは比例票の獲得の為に汗を流していたのではないのですから。
こんな事をやっていては、今後の比例票獲得に大きなマイナスとなってしまいます。
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:
名無しさん
:2009/09/13(日) 18:01:21
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090913ddlk40010251000c.html
民主・自民・公明:明暗分けた各党の県連、県本部会合 /福岡
◇全員当選の喜び改めて−−民主
◇党運営、戦略に不満の声−−自民
◇党再建へ結束呼びかけ−−公明
民主、自民、公明の各党の県連、県本部は12日、幹事会などの会合を開催。比例復活も含め候補者10人全員が当選した民主の会合は、新人議員らが出席し改めて当選の喜びを語った。それに対し、現職7人が落選した自民と、「九州・沖縄で1議席増」の目標が達成できなかった公明の会合では、選挙戦の反省や党本部への注文が相次いだ。【斎藤良太、川名壮志】
民主党県連は衆院選後初の常任幹事会を福岡市で開催。松本龍代表が「過酷な選挙をよく頑張った。国民の目線に立つことを忘れず団結して頑張ろう」と抱負を述べた。
その後、当選した各議員があいさつ。「選挙区で初めて勝ち、地元でも政権交代が果たせた」(5区・楠田大蔵氏)などと喜びを口にする一方で、「小選挙区で勝てず力のなさを痛感した」(7区、野田国義氏)、「風に助けられた面があった。おごらず、まじめにやっていきたい」(9区・緒方林太郎氏)など気を引き締める声も上がった。
終了後、助信良平幹事長は、県連内にも党本部に呼応する形で「国家戦略局」を設置し、地方自治体の陳情・要望に応じる窓口を新設する方針を示した。
自民党県連は同市内で役員と地域・職域の支部長ら約120人が参加した合同会議を開催。冒頭、選対本部長の松山政司参院議員は「今最も大事なのは、地方の声をしっかり反映させた新体制を作ることだ」と結束を呼びかけた。
参加者からは「子育て支援や高速道路無料化を打ち出した民主党に比べ、自民には響くような政策がなかった」「党本部の足並みの乱れは今後あってほしくない」など、党の運営や戦略などに対する不満の声が相次いだ。
公明も同市内で県内地方議員ら約120人が参加した議員総会を開催。衆院選後に就任したばかりの山口那津男・新代表は「微力ではあるが、党再建のため、参院選勝利のため先頭に立って働く決意」と述べ、結束を呼びかけた。
〔福岡都市圏版〕
5600
:
とはずがたり
:2009/09/14(月) 14:33:45
大物になるかも。
>リベンジを誓った石山が取り組んだのは政治活動ではなく、実家の農作業。あまりの熱心さに党本部が「別な候補に差し替えた方がいい」と本気で検討したほどだ。
>周囲を心配させたこの行動が実を結ぶ。「いまの農政に何が必要か、肌感覚で分かった」。土と格闘した人にしか分からない訴えが、静かだが着実に浸透していった。
劇・激・撃 衆院選みやぎ(上)民主王国再興/期待一身、重圧ひしひし
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090901_22.htm
30日投開票の衆院選は、劇的な民主党圧勝で政権交代が確定した。宮城県内6選挙区は民主党が1〜5区を制覇し、自民党は社民党と争った6区の議席を死守した。吹き荒れた民主旋風は各選挙区に激しい地殻変動を引き起こし、自民党は深刻な打撃を被った。「40日決戦」の軌跡を振り返り、知事選(10月8日告示、25日投票)への影響を追う。(敬称略)
<中盤から手応え>
日焼けした顔に、政権与党の一員になった喜びと緊張が入り交じった。
「いまは仕事ができる希望でいっぱい。国民の生活が第一の政策を次々に実現します」
歓喜の雄たけびから一夜明けた31日朝、3区を制した民主党元議員の橋本清仁(38)は、名取市のJR館腰駅前でマイクを握り、通勤中のサラリーマンに熱っぽく訴えた。
2005年の郵政選挙では自民党前議員の西村明宏(49)に歯が立たなかった。雪辱を期した今回は西村に約2万2800票差をつけ、初めて選挙区の議席を獲得した。
確かな手応えを感じたのは選挙戦中盤だった。
23日、JR名取駅前での街頭演説を終えて橋本がマイクを置くと、頭上で「頑張れ」と声援が飛んだ。見上げると、主婦らしきマンションの住人が、ベランダから橋本の演説に耳を傾けていた。
目を凝らすと、別の階でも複数の住人が手を振っていた。隣のマンションも同じだった。「こんなことは初めて。これが追い風というやつか」。橋本は思わずうなった。
民主党は候補5人が全員当選し、県内で「王国」の冠を取り戻した。その躍進ぶりは4区の戦いに象徴される。
27日夜、大崎市で開かれた新人石山敬貴(39)の個人演説会で、石山は詰め掛けた300人の熱気に触れ、感極まり言葉が詰まった。「こんなに大勢…」。真っ赤な目で声を絞り出すと、天を仰いで涙をこらえた。
<土と格闘し浸透>
4区は自民党前議員の伊藤信太郎(56)が父で元衆院議長の故・宗一郎から受け継いだ伝統の保守地盤。親類の反対を押し切って初挑戦した前回は伊藤に大敗した。
リベンジを誓った石山が取り組んだのは政治活動ではなく、実家の農作業。あまりの熱心さに党本部が「別な候補に差し替えた方がいい」と本気で検討したほどだ。
周囲を心配させたこの行動が実を結ぶ。「いまの農政に何が必要か、肌感覚で分かった」。土と格闘した人にしか分からない訴えが、静かだが着実に浸透していった。
30日夜、支持者と約12万票の完勝に酔った石山は、変革のうねりを感じながら「地域の代弁者として国を変える」と声を張り上げた。
<これからが勝負>
圧勝の喜びはやがて政権与党の重圧に変わる。
「着実に政策を実行し有権者の思いに応えていきたい」。2区で初当選した新人の斎藤恭紀(40)は31日、仙台市青葉区の連合宮城の事務所で幹部に決意を語った。お天気キャスター時代からのセールスポイントで、選挙戦でも見せた人懐っこい笑顔は消えていた。
1区で再選を決めた前議員の郡和子(52)も後片付けが進む選挙事務所で、自らに言い聞かせるように話した。「これからが本当の勝負。与党経験がないから猛勉強は必要だが、絶対にやり抜く」
(衆院選取材班)
2009年09月01日火曜日
5601
:
とはずがたり
:2009/09/14(月) 14:34:17
>伊藤信太郎(56)を支える選対幹部が、農協幹部や農業委員ら有力支持者にポスター掲示を依頼すると断られた。いずれも、伊藤の父で元衆院議長の故宗一郎時代からの支援者たち。
>足場固めを怠ったことも響いた。ある首長は「伊藤氏に市町村ごとに後援会をつくれと助言したが、聞く耳を持たなかった」と打ち明ける。
>選挙戦序盤の8月20日。伊藤は塩釜市の塩釜仲卸市場を訪ねた。履いていたのは革靴。翌日にここであいさつ回りをした石山が、白いゴム長姿で市場に溶け込んでいたのとは対照的な場面だった。
劇・激・撃 衆院選みやぎ(中)自民地盤崩壊/不満充満 反応冷え冷え
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090902_01.htm
<掲示を断られる>
「自民党離れ」を感じ始めたのは、昨年秋ごろだった。
県内随一のコメどころ大崎市。4区の自民党前議員の伊藤信太郎(56)を支える選対幹部が、農協幹部や農業委員ら有力支持者にポスター掲示を依頼すると断られた。
いずれも、伊藤の父で元衆院議長の故宗一郎時代からの支援者たち。「自民党を信じてきたが、何も良くならなかった」と言われ、幹部は返す言葉がなかった。
減反を進めても米価は低迷したまま。農業の将来像を示せない政府・与党に対する不満は、自民党を支えてきた農村部に充満していた。
<聞く耳持たない>
足場固めを怠ったことも響いた。ある首長は「伊藤氏に市町村ごとに後援会をつくれと助言したが、聞く耳を持たなかった」と打ち明ける。
「鉄板」だったはずの地盤は静かに瓦解し、票は初当選した民主党新人の石山敬貴(39)に集まった。伊藤は4区の12市町のうち10市町で石山にリードを許した。
選挙戦序盤の8月20日。伊藤は塩釜市の塩釜仲卸市場を訪ねた。履いていたのは革靴。翌日にここであいさつ回りをした石山が、白いゴム長姿で市場に溶け込んでいたのとは対照的な場面だった。
仲卸業者は「4年に1回だけ来られても愛着はわかない。今回は石山だ」とつぶやいた。
民主党元議員の橋本清仁(38)に初めて敗れた3区の自民党前議員の西村明宏(49)。約2万3000票差をつけられる完敗だった。
ミニ集会や町内会の夏祭りに顔を出す地域戦を徹底して行った。農政連や土地改良区の推薦を得て、票固めも狙った。
<後援会にも衰え>
西村を支持した名取岩沼、みやぎ亘理の両農協は自由貿易協定(FTA)をめぐる民主党の政策を疑問視。選挙期間中、組合員に「国内農業は壊滅的打撃を受ける」と呼び掛けた。
それでも農家の反応は冷ややかだった。「農業政策で失敗した自民党と農協は信頼されていない。幹部が圧力を加えると逆に票は逃げる」。農協関係者は苦り切っている。
元蔵相の故三塚博から引き継いだ後援会にも衰えが見え始めた。ある市議は「機能していない。三塚さんから受け継いだ後、自分で組み替えるべきだった」とこぼした。
1区で落選した自民党前議員土井亨(51)は1日、支持団体をあいさつして回った。「業界、団体の一般会員は独自の判断で投票する。幹部への働き掛けの効果は薄かった」と振り返った。
自民党が守った議席は6区だけ。4選を果たした小野寺五典(49)は「古い自民党の体質を改善し、ゼロから出直せというのが有権者の評価。早い段階で党を再生する必要がある」と言う。強まる危機感とは裏腹に、支持基盤を再構築する妙案は見当たらない。(敬称略)
2009年09月02日水曜日
5602
:
とはずがたり
:2009/09/14(月) 14:37:57
>>5600-5602
劇・激・撃 衆院選みやぎ(下)知事選秋対決/現職淡々、民主じわじわ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/758
<再選出馬表明へ>
スイッチは「知事選モード」に切り替わったようだ。
2日開会した県議会9月定例会の本会議。知事村井嘉浩(49)は、トヨタ自動車関連工場の誘致を相次いで成功させた成果を強調した。
政権交代には淡々と触れ、「地方分権の実現に向け、新しく誕生する内閣のリーダーシップを期待する」と民主党にエールを送った。
<自民の応援奔走>
自民党県議出身で党県連幹事長も務めた村井。初当選した前回知事選(2005年)は自民党の推薦を受けた。今回の衆院選では「お世話になった人の役に立ちたい」と自民党候補の応援に奔走した。
49歳の誕生日だった8月20日早朝。村井は4区の前議員伊藤信太郎(56)とともに、ハマの男たちでにぎわう塩釜仲卸市場に立っていた。
午後は東松島市に転戦し、県議時代の先輩に当たる5区新人の斎藤正美(54)陣営のマイクを握った。
自民党も不人気の党幹部らより、村井への依存度を強めた。
22日夕には、2区前議員の中野正志(61)を応援するため、仙台市泉区の区民祭りを訪ねた。「あ、知事だ」。村井は握手や写真撮影を求める人垣にもまれた。中野が傍らに立ち、県政との太いパイプを強調した。
<岡田氏が不快感>
村井の行動に民主党は神経をとがらせた。
公示前の12日、仙台市入りした民主党幹事長岡田克也の目に1枚のポスターが飛び込んだ。自民党候補者と村井が一緒に写る2連ポスター。岡田は「何だあれは」と不快感を示したという。
結果は1〜5区で民主党が圧勝。自民党は6区の議席を守っただけだった。
(敬称略)
2009年09月03日木曜日
5603
:
名無しさん
:2009/09/15(火) 23:36:22
http://www.news.janjan.jp/area/0909/0909100043/1.php
結局「どうにもやるせない」宮崎のほんとの総選挙総括
別に「民主の風」が吹いたわけじゃない、根っこ変わらぬ政治風土
中川修治2009/09/12
衆院宮崎1区開票結果(8月30日)
川村秀三郎 無所属新 109,411
中山成彬 無所属前 55,114
上杉光弘 無所属新 47,116
上杉、中山票を足せば10万2,000で川村氏との差は7,000票程度。この票差をみると、「民主党への風が吹いた」などと安易な事は言えないのだが、ここは民主党推薦の保守系候補・川村秀三郎氏が保守の分裂選挙の間隙を縫って早々と当選を決めた。しかし、この分裂選挙の原因をつくった当の中山斉彬氏がこの民主党推薦候補を、前回の知事選挙で本命とされていた候補の対立候補として引っ張り出した張本人なのだから呆れる。
自民党県連が一時、中山氏の不出馬を受けて県連独自で公募決定したのが、前回2区で「刺客」を務めた元・参議院議員の上杉光弘氏。この人を前回(5年前)の参議院選挙で落としたのが松下新平氏なのだ。松下氏は非自民ではあるものの、初めは民主党に近いところに居たのが、だんだんと保守寄りになって、「改革クラブ」というところが現住所。最近は原発推進派となってしまった。「多分、金がなくなったんだ」ともっぱらの噂。姿勢で前向き一生懸命さだけは演出して、地元では好感をもってもらってたりしる。でも、中身が無いなぁ。
前回の知事選、勝つつもりは無いけど、とりあえず来年行われる参議院選挙への前哨戦ということで出てみたら、あれよあれよと非自民で勝ってしまったのが現宮崎県知事・東国原英夫さん。誤算でした。で、教科書どおりに!「談合はいかん。競争入札」ってやったら、談合して乏しきを分かち合うしかなかった土建屋の集合体の保守の牙城がガタガタになってしまった。これって「遅れてきた小泉改革」だった訳ですよ。
さて、その土建屋利権の予算の大元、国交省の官僚も狡猾である。国道220号線を挙げておけば、必ず馬鹿が大騒ぎをする。そして、「復活だ」と言う。それで予算要求が通ると言う訳。
だから、道路族のドン・古賀さんがはるばる宮崎までやってきて、東国原さんの異常なマスコミ人気にあやかろうと誘いをかけたときに調子こいて、「私を総裁候補に」なんて言ったもんだから、ドンは頭から湯気が上がっただろう。多分、「このままでは済まないぞ」と思ったろう。それこそ、時代が時代なら暗殺されていたかもしれない。
結果、しっかり仕返しされて、国道220号のみが予算を外されてしまった。全く東君は猿以下の使われ方だ。ご苦労さん・・・。可哀想なのはホント、地元の普通の人たちだったのだ。
で、東君は、この一連の騒動で「みあがっちょうね」と宮崎弁では言われている。つまり、こっちの表現では「調子こいて自分を見失っておられますよ」と言う事らしい。メッキがはがれてしまった訳です。
ただ、芸人で上手だから、何とか泳いで行くだろう。で、人の良い県民はだまされ続けるかも・・。何といっても支持率80%だそうなんで・・・。まあ、その理由も比べるものがないからと言うことを言う人もいる。
話を元に戻して、今回の選挙。多分、中山さんは自分が引っ張り出した川村さんとは戦いたくなかっただろう。だから、東国原をおだてて国政に行って貰って、空いた知事の椅子にでも 座ったらてな話も、初めはあったんじゃないだろうか・・・。
でも、結局、引くに引けなくて・・・。お山の大将になりたい人たちが利権をどうたらい回しにするのか、調整が付かなかったと言う訳だ。
5604
:
名無しさん
:2009/09/15(火) 23:36:50
>>5603
さて、次に宮崎2区。
やっぱ、田舎は困ったときほど縋りつくしかないのよね、という悲しい姿が見えてしまった。 どうも、田舎は自ら自分たちの未来を考える力を無くしてしまったみたいだ。
人・モノ・金が出て行ってしまった日本の田舎。ゴミ捨て場にされるしかないのか・・・。格差がどんどん大きくなる。で、えびの市みたいな市長が公共工事に絡む汚職事件などが起こる訳だ。←えびの市は3区だけど、体質は同じ。確か、県北で以前、某町長がこの手の話で捕まっている。
「もうちょっとマシなやつは居ないのか」って? だって引き受け手も居なければ、ちょっとはマシなのを選ぼうという意識も無いのだから、致し方ない。ちょっと厳しすぎるかな・・・。これもそれも、東京一極集中の明治維新以来の日本の作り方を間違えて人材が流失したからだ。「残ったのは3流以下の人間だ」とか地元のやり手経営者が言ったのを直接聞いたことがある。
やっぱり、親父譲りの土建屋利権に乗っかった江藤拓くんは強い。県内初の民主党公認候補・道休誠一郎氏は比例区で復活当選。元々、旭化成という巨大労組がかつては民社党の委員長の米沢隆を支えたところ。でも、最近は保守化してるんだろうなぁ。貧すれば鈍するだ。
ここからは、自民党ではあるものの、大原一三という、それなりに見識を持った人材を送り出していた。この人は大蔵官僚から転進した国会議員。ただ、この人は金融財政については詳しかったものの、地元への利益誘導は疎くてあまり出来なくて・・・。だから、その息子が出たのだけど結局、得票数は訳の分からん宗教団体の取った票とどっこいどっこい。法定最低得票数にも達せず、供託金も返ってこなかったようだ。
大体、直前になって出るとか言うからだ。この方、田舎のことが何も分かっていなかった。育った場所がここではないのだから・・・。それにおやじの現役時から秘書でもして地元回りをしてないと無理に決まっている。
外のことを知らない若い世代すらが自民党支持だったりするし・・・。構造的な問題を解析して未来をどう変えたら良いのかと言うビジョンが出てないから、既得権益の奪い合いになるのだろうな。哀れだよなぁ。
復活当選の道休さん、まあ、よく、この厳しい中で民主党から出たものだ。次はどうなんだろう? やっぱり、選挙区選挙を勝てるかというと、難しい。だって、どうしたって有権者は利権誘導を望むんだもの・・・。
ただ、利権分配でこそ票をつなぎとめられる利権誘導システムに乗っかった自民与党政治が働かないのだから、2区の選挙民も本当に自分たちが何をすべきなのかを考えるかもしれない。とすると、これまでの投票行動は今後変わる可能性が無い訳ではない。
5605
:
名無しさん
:2009/09/15(火) 23:37:04
>>5604
3区は、やっぱ、古川禎久氏。これはもう、よっぽどの人間で無いと無理。一種の田舎人的カリスマ性を持っている。でも、絶対に都会では勝てないタイプだけど・・・。この人の都市へのルサンチマンは凄いからねぇ。百姓仕事をしつつ2回も既得権をもった自民現職に挑んだという根性は伊達じゃあない。ちょっとやそっとの風や、柔な理屈やなんかじゃ勝てませんよ。熱いハートは持っているのだけは確か。はい、ここに組合出身者を出しても無理ですわ。もう、理屈じゃない世界ですからね。
で、2区、3区とも前回選挙では「地方切り捨ての郵政民営化反対」で自民党を離党して戦った人たちでしたから、当然、行くべきは先は国民新党だったでしょう。が、やっぱ、利権のある自民党へさっさと帰られたわけです。ですから、利権が無くなった状態でどうなるのか・・・。
本当にこれから暫くは有権者が「お願いしま」すだけでは無理だという事を自覚して、自分たちがどうこの地域で生きるのかを考える事が必要になったという事なんでしょう。
で、次の知事選は誰が出てくるか・・・。東国原君はもう出ないだろうし、そうすると・・・。まさか、中山さん、上杉さんに現宮崎市長の津村さんって話もあるけど、この人って、本籍民主党だったのだけど、やってる事はその前にやってた土建屋利権政治家の長友さんそっくりなんだよな。 それに、どうなんだろう?若手で県議会でやってるのが将来は県知事って思っているらしいとの噂もあって・・・。
(※9月10日付の地元紙によれば、津村さんは出ないそうだ。口さがない巷のうわさでは、もう十分に蓄財できたからだろうって・・・。)
どういう社会にしなきゃいけないのかという理念も無い連中が公金を使った買収システムを動かしていく政治って、終わっているのだけどなぁ。不良債権が増えるだけ。真に必要なのは、ここから未来を拓く力を持っていると、宮崎の地域が持つ潜在能力を生かすビジョンを提示して、人々と一緒に未来を作ろうと訴えられる人だろうか・・・。
「自然エネルギー100%県」とか、「エコ贔屓税制」とか、「持続可能な新たな文明の未来を拓くのだ」とか・・・。結局、きちんと自立した未来を構想していく力が地域の人たちに問われているんだなあと思う。
5606
:
名無しさん
:2009/09/16(水) 23:46:07
http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY200909140381.html
苦戦でカリカリ? 森元首相の「当選万歳」取材拒否騒動(1/3ページ)2009年9月16日21時40分
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当選確実の連絡で、支持者らと事務所に入る森喜朗氏=8月30日午後11時18分、石川県小松市、矢木隆晴撮影
森喜朗氏の事務所から退去させられたテレビ局のカメラマンら=8月30日午後、石川県小松市、山本裕之撮影
先の衆院選で当選したにもかかわらず、「万歳」の光景がほとんどのメディアで流れなかった自民党議員がいる。元首相の森喜朗氏(72)。公示前から地元紙以外の取材を拒み、投開票日も事務所から記者やカメラマンを閉め出した。その経緯は――。
人口10万人を超える小松、白山両市を中心とした石川2区は、中選挙区時代を含めて長年森氏の一人勝ち状態だった。ところが今回の総選挙は民主党新顔の田中美絵子氏(33)と激しい競り合いになり様相が一変。投開票日の8月30日夜には、100人を超える報道陣が森氏の事務所に詰めかけた。
「地元2紙以外は取材を遠慮願いたい。いますぐ外に出てほしい」
まだ投票が続いていた午後7時ごろ、事務所に残っていた新聞・通信社の記者らに森陣営の県議が告げた。
その約1時間前、県議は「場所が狭く混乱する」との理由で、事務所内に脚立の設置を始めていたテレビ局のカメラマンらを退去させ、窓のカーテンを閉め切っていた。
日本ABC協会によると、北国(ほっこく)新聞(約30万部)と北陸中日新聞(約9万部)の地元2紙で、石川県の朝刊(約45万2千部)の9割を占める。
森陣営はその前日、石川県政記者クラブに加盟する報道15社に対し、事務所で「当選セレモニー」を開くとファクスで通知していた。報道陣が突然の方針転換の説明を求めても、陣営の福村章・選対本部長(県議)が「(森氏)本人と家族の意向」「理由は本人でないとわからない」と繰り返すばかりだった。
午後11時ごろ、報道陣が事務所付近で詳しい説明を求め続けていると、森氏が黒塗りの車で現れた。
「撮影をやめろ」「言うことが聞けないのか」。フラッシュを光らせるカメラマンに森氏はこう怒鳴りながら、「(報道陣の排除は)ぼくが公示の日から決めたことだ。(理由は)申し上げる必要ない」「みなさんにおわびする、あるいは喜びの声を上げる姿は、後援会のみなさんだけに知ってもらえばいい」。こう一方的に話して事務所に向かった。
5607
:
名無しさん
:2009/09/16(水) 23:46:23
>>5606
その直後、当選確実の情報が届き、事務所内にどよめきが上がった。玄関前で、報道陣と陣営スタッフ、当確に喜ぶ支援者、県警の警備担当者らがひしめいて大混乱となり、怒号が飛び交うなか、カメラマンら数人が転倒。
まもなく扉を閉ざした事務所の中から当選を祝う「バンザイ」の声が響いた。
31日午前0時すぎ、ようやく事務所から出てきた森氏が取材に応じ、選挙戦の簡単な感想とともに、「さんざんマスコミに振り回された選挙になった」とぼやいた。新聞・通信社とテレビが、それぞれ約10分ずつの取材だった。
今回の総選挙で、森陣営は公示前から取材を拒んでいた。総選挙では元首相として応援演説に飛び回るのが慣例だった森氏は今回、毎日地元に張り付いた。
情勢の厳しさが伝えられるなか、個人演説会の入り口では、陣営スタッフが記者やカメラマンに腕章や身分証の提示を求め、地元2紙以外の入場を拒んだ。街頭演説でも森氏が「お前に頭をさげているんじゃない」と記者らに言葉を荒らげ、別の日にはカメラマンにお茶をかけようとする一幕も。森氏が乗る選挙カーの行程や立ち寄り先は地元紙だけに伝えられた。
投開票翌日の8月31日、福村選対本部長は、朝日新聞の取材に応じ、地元2紙以外の排除について「すべて森さん本人の指示だった」としたうえで、「決していいことだと思わないが、昨年秋から週刊誌に『美女対野獣の闘い』などと書かれ、森さんは相当カリカリしていた。週刊誌を排除すれば、なぜ新聞、テレビはいいのかとなる。それなら、シェアが高い地元2紙に限ろうとなった」と話した。
福村氏によると、投開票の約3日前、当落について全社の取材に応じるよう森氏を説得。森氏が了解したため、陣営が当選セレモニーを通知した。ところが30日朝になって森氏が「やっぱりダメだ」と翻意したのだという。
事務所内で取材した北陸中日と北国は、翌日の31日付朝刊で森氏が当選を喜ぶ写真と記事を社会面で大きく掲載。北陸中日は「多くの報道陣が建物の中に入ることを拒まれた」とベタ記事で載せ、北国は言及しなかった。
■大物が大人げない
《森首相時代に自民党幹事長を務めた野中広務氏の話》 森さんのような大物が大人げない。自らが主張する姿を正々堂々と記者に見てもらえばいい。ただ、今回の選挙報道を自民党にとって厳しいと受け止める候補者も多く、取材を拒みたくなる心境に追い込まれたのだろう。それでも、マスコミの取材に応じるのは有権者に対する説明責任であり、政治家としての基本姿勢だ。ぼくも気に入らない質問に答えないこともあったが、取材拒否はすべきでない。
5608
:
いなばやま
:2009/09/17(木) 02:17:41
朝日も取材が甘いなw
5609
:
とはずがたり
:2009/09/17(木) 03:10:06
どの辺ざんしょw
5610
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 17:18:24
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909190474/1.php
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909190474/img/photo184759.jpg
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909190474/img/photo184761.jpg
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909190474/img/photo184762.jpg
2009年総選挙分析(1)自民党は麻生太郎敗因論を克服できるか?
菅原琢2009/09/19民主党が大躍進し歴史的な政権交代を遂げた今回の総選挙。麻生政権が自民党の大敗を招いたとの見方が多くあるが、はたして敗因はそれだけなのか?東大先端研の菅原琢特任准教授が様々なデータから総選挙を分析する第一弾。 第12回となる今回から数回にわたり、総選挙の分析を掲載する。初回はまず総括から入ろう。
全体総括
まず、選挙後に熊本日日新聞に今回の選挙の総括を寄稿したので、ここに引用しておきたい。ここに今回の選挙に関するだいたいの要素が含まれている。(※なお、掲載前の原稿であるため、紙上の表現とは若干異なるところがある。)
麻生政権が自民党の大敗を招いたと考える人は多い。だが、通常の政権であっても自民党は敗北していたはずである。
自民党がかつて強かったのは、単に多く得票していたからではない。大政党のみが地域代表という立場を独占できる衆院の中選挙区制、地方の1人区を独占し複数区では最低限の議席を確保すればよい参院選、著しい定数不均衡など、極端に有利な選挙制度があったからこそ負けなかったのである。
小選挙区比例代表並立制の導入は、地域代表という特権を自民党から奪い、衆院の定数不均衡を緩和し、野党結集の引力を生み出した。さらに投票時間延長、不在者投票要件の緩和は、都市部を中心に新しい投票者層を生んだ。野党がまとまり、これに都市部が味方すれば、自民党は不利になる。これが98年参院選の自民党大敗を生み出したのである。
その後、自民党政権が陥落しなかったのは、都市部補強効果を持った公明党と小泉政権のおかげである。だが安倍晋三による郵政造反組復党と保守反動路線は、都市部の支持者を離反させ、07年参院選での大敗を招いた。この大敗は、小泉構造改革による農村部の疲弊がもたらした逆小泉効果だという説がまことしやかに広まったが、これは間違いである。野党間協力を主因として野党候補の得票が大幅に増えたため、1人区が自民党の金城湯池でなくなったのである。
だが、古い自民党政治家は逆小泉効果説を盛んに唱え、地方への公共事業の配分を声高にもとめ、ますます党勢を負の方向に引っ張った。一方、民主党は社国両党との協力体制を強化することで弱点の農村部での浸透を図り、衆院選に備えた。
自3民2という当落だけ見れば、熊本の結果は全国の趨勢とは異なる。しかし野党間協力で「戦える選挙区」を農村部でも増やす戦略の、最も典型的な例となった。農村部では、自民党議員が比例票を大幅に超えて得票し、民主党候補は比例票にも届かず惨敗するというパターンがこれまで数多く見られた。自民党議員はこれを個人票だと過信しているフシがあるが、これは違う。単なる「勝ち馬に乗る」投票である。自民党議員を積極的に支援する票ではなく、対抗馬に全く勝ち目がないので集まっているだけの票である。逆に言えば、これなら勝てるかもという体制が構築され、有力感漂う対抗馬が立てば、勝ち馬票は移動し始める。
今回民主党は、圧倒的に自民が強かった4・5区を国社に譲り2・3区に集中した。また両野党ともよく協力し、全国有数の強さを誇っていた自民現職を相手に5区では社民候補が復活当選を果たした。今回に限れば、全区で民主党が候補を立てたほうが結果はよかったかもしれないが、今後を考えれば協力によって全て「戦える選挙区」にした意義は大きい。
自民党が万年野党とならないためには、都市部の票を再度取りにいく必要がある。そのために古い政治家、路線を一掃する必要がある。それができるか、見守って行きたい。
5611
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 17:18:50
>>5610
以上を簡略化して言えば次のようになる。自民党は、本来もっと前に負ける予定だったが、小泉政権により都市部での支持を回復し、しばらく政権を維持することができた。これが古い自民党政治に戻ったので、当然のこととして負けたのである。
このことは、今回の敗北を単純に麻生太郎政権のみに帰することが間違いであるということを意味する。もちろん、景気対策の名の下にハコモノ主導の大型補正予算を組むなど、親小泉的な支持層が反発するような政権運営を行ったという点について、一定の責任はあるだろう。しかし、こういう路線に政権を向けさせたのも、そして麻生太郎を総裁として選び出したのも、古い路線に固執する古い自民党政治家たちである。古い自民党のままでは、都市部の投票者を獲得できず、敵失をただ待ちぼうけするだけの政党となってしまうだろう。
都市部の新しい投票者
図1は、全国を90年以降比較可能な1906の地域に分け、各地域の第1次産業従事者数と建設業従事者数の全就労者に占める割合が高いほうから有権者数約10%ずつのグループ(農村度10、9、・・・1)に分け、各グループでの投票率を示したものである。ここでは一般的な投票率(投票者数÷有権者数)ではなく、無効票を除いた有効投票率(得票総数÷有権者数)を用いている。90年と93年を除き、いずれも比例区でのデータである。都市と農村の格差を見やすくするためにそれぞれ底を50%、35%としている。
農村度について、もう少しデータを明確にしておこう。農村度1から10の地域それぞれの第1次産業・建設業就業者割合は、7.2%、9.3%、10.3%、11.1%、12.5%、14.3%、16.3%、19.6%、26.3%、38.8%となっている。全体平均は16.6%である。各グループについて、イメージをつかむために東京都の具体的な地名で見ると、島嶼部の一部が農村度10となり、本土だと檜原村は農村度8、奥多摩町は7となる。昭島市や府中市、東村山市などは農村度3となり、八王子市が2、あきる野市が5あたりで、特別区はほぼ1である。農村度10の地域のほとんどは小規模な地域であり、有権者数が最多なのは弘前市、次に一関市となっている。1990年のデータでは弘前市の就業者のうち30.6%が第1次産業か建設業に従事していた。
図1の投票率のデータには、自民党にとってなぜ都市部での支持が重要であるのか示されている。中選挙区時代の自民党は、複数候補による地域対抗型の集票活動によって農村部の広い面積を持つ選挙区で圧倒的な強さを誇った。これは投票率にも反映され、衆院の農村部での投票率はかなり高くなっていた。選挙制度改革は、この効果を緩和することになり、都市と農村の投票率格差を縮めることとなる。
一方、6時までの投票時間、厳しい不在者投票要件は、特に都市部の有権者にとって「規制」となっていたが、98年参院選以降、これが8時までとなり、要件や手続きが徐々に緩和されて期日前投票へと発展するなど、投票の規制緩和が進んだ。これによって参院選では大幅、衆院選では小幅、都市と農村の投票率格差が縮まる。一時は衆参の投票率がほぼ並んだが、「投票しやすさ」の浸透は、選挙への関心が高まるときに投票率がより上がりやすくする効果を持った。このため、前回と今回の衆院選では投票率が大幅に伸びるとともに都市と農村の投票率格差がさらに縮まる結果となったのである。
この、新たに加わってきた票は、それまで投票していた票と比較すると、政治関心は低く、政治に不満があり、自民党支持率が低い層である。だから98年参院選で都市部を中心に負け、2000年衆院選では「無党派は寝ていてくれれば」という願いも空しく与謝野馨をはじめとする東京都の大物議員が比例復活も出来ずに負けたのである。
◇ ◇ ◇
5612
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 17:19:19
>>5611
農村依存に戻ったものの農村に裏切られた自民党
図2は、自民党の農村度別比例区得票率の変遷を示している。左の絶対得票率からまず見ていくと、前回選挙と比べれば都市部ほど大幅に下落しているが、2003年などと比較すると最も農村的な地域を中心に得票率が落ちていることがわかる。これを古い自民党政治家は「小泉さんへのアンチテーゼ」と表現するのかもしれないが、本当に反小泉であれば公共事業予算が削られた2003年、2005年で下落が見られ、大型補正予算で公共事業を増やした今回減るというのはまことに不思議である。2004年参院選でもやはり小泉時代直前の98年に比較しての下落は見られない。
実のところ、小泉構造改革路線が自民党の大敗を招いたという論法は、古い政治家が自らの一部支持者への利益誘導ために唱えて回っているものであり、自民党の党勢回復を図るための冷静で意味のある分析がもたらしたものではない。
今回の選挙における農村部での自民党得票率の2003年に比べての下落は、今のところ仮説としておくが、民主党の農村部での浸透が進んだことと、自民党が与党でなくなることがだいぶ前から予見されていたことによる勝ち馬の乗り換えが要因であると考えられ、小泉への反発という成分は小さいだろう。これは、小選挙区のほうがより顕著に出ている。連載の中で再度触れてみたいと思う。
都市部では、2000年段階に比べれば健闘しているように見えるが、投票率が大幅に伸びたことによる効果も含まれ、右の相対得票率では最も都市部以外は2000年と2009年とで大差がないか、大きく下落している。農村部の地域であっても投票率が伸びた分、新しい投票者層は、基本的に自民党政治に不満を抱いている層であり、これがストレートに出るようになったと、今のところは簡単に解釈しておこう。
いずれにせよ、逆小泉効果的な動きはあったとしても小幅で、小泉路線を捨てたことによる都市部での得票減のほうがよほど大きいということは明らかである。仮に農村部での投票率増加分が新しい投票者層ではなく旧来の投票者層と同質と仮定し、老化による政治離れも無視し、農村重視の公共事業分配路線に都市部住人が反発しなかったとして、自民党が1996年レベルの相対得票率を獲得できたとしてみよう。そしてその分、民主党が得票率を減らしたとしてみよう。それでも、民主党には少なくとも4ポイント程度の差をつけられて負ける計算となる。都市部で得票できないと自民党は負けるのである。
5613
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 17:19:33
>>5612
民主党の一党優位体制?
最後に、他党についても見ておこう。図3は、2009年衆院選における各党の農村度別比例区絶対得票率であるが、圧倒的な得票率もさることながら、民主党が都市も農村も区別無く得票していることに驚かされる。以前は都市部中心の政党であったが、選挙を経るごとに都市依存を弱め、ついに全地域で自民党を引き離す結果となっている。
一方、共産党やみんなの党は都市部に強く、公明党は都市度1を除き全体的にフラットな傾向が見られる。社民党や国民新党は農村のほうが若干強い。ただしブロックによっては名簿を出していない政党もあるので、もう少し細かく見る必要がある。このあたりの政党については今後の連載の中で触れていく。
半分繰り返しになるが、自民党が挽回するためには、古い政治家の言うことを聞いて農村部対策を声高に叫んでいてはいけない。もしこれをすれば、都市部住民はますます離れる。与党に付きたい農村の人々も帰って来ないだろう。そもそも、自民党が強固な支持基盤としてきた第1次産業や建設業の就業者の割合は、すでに就業者全体の15%を切っている。巨大与党・民主党に対抗するのに頼るべきは、普通の有権者である。もっとも、二大政党の一角を占める政党は、どこの国でも平均的な有権者を狙うのが当たり前である。自民党もその当たり前の政党に仲間入りすればよいだけである。
注意すべきは、再び小泉構造改革路線に戻れば万事解決、というものでも無いという点である。小泉時代にある程度改革は進んでおり、またそう思われている。改革の進展に応じて有権者の意識も変化している。そうすると、次の一歩をどこに定めるかの問題となり、小泉と全く同じことを言っていても大きなプラスにはならないことは明らかだろう。自民党の次期総裁は、その一歩を決める立場となる。したがって来る自民党総裁選は、単なる党首選びに留まらず、日本の政党政治の今後を決めるという重要な意味を持つことになる。各候補がどのように総選挙での惨敗を総括し、次の一歩をどこに定めるか、注意して見ていきたい。
◇ ◇ ◇
■プロフィール
すがわら・たく――1976年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程、同博士課程修了。博士(法学)。専門は政治学で、「日本政治における農村バイアス」(『日本政治研究』第1巻第1号)ほか、統計分析を中心とした国政や選挙に関する論文多数。 東京大学教養学部でゼミを開講し、データの見方、利用法を教える傍ら、2008年より当社『ザ・選挙』の技術アドバイザーを務めている。
5614
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 00:16:57
総務省で今回の参院選のデータがアップデートされてました。
エクセルなので分析が楽でいいですね。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin45/index.html
5615
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 14:20:31
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090820_05.htm
知事選対応しこり残す 秋田県職労、連合秋田と別路線
衆院選(30日投票)で、秋田県職員労働組合(約3000人)が、加盟する連合秋田と異なる対応を取っている。秋田1、3区の民主党候補、2区の社民党候補を推薦する連合秋田に対し、推薦を出したのは2区だけで1、3区は自主投票とした。背景には、民主党県連が4月の知事選で、一方的な県職員の人件費カットを掲げた候補を支持したことへの反発があるようだ。
知事選で、民主党県連の支持候補は「県職員の定期昇給の2年間凍結」を主張。県連も、県内に配布した候補者紹介の印刷物で、行財政改革の推進を重要な県政課題として前面に打ち出した。
「あの主張を見ると、労使間の交渉や人事委勧告というルールを、民主党は軽視しているように感じる」と県職労幹部。組合員に民主党候補を積極的に応援すべきだという意見はなかったといい、7月の中央執行委員会で自主投票とすることを決めた。
県職労の上部団体である自治労県本部(約1万2000人)も同様に連合秋田との「温度差」を抱える。3候補を推薦してはいるが、2区の社民党候補を強力に支援する半面、1、3区では民主党候補から推薦要請がなかったことを理由に労組ごとに対応を任せる方針だ。
自治労県本部の幹部は理由として、1区の候補でもある民主党県連代表が寺田典城前知事の次男という点を指摘する。
寺田前知事は2007年2月、県職員給料の削減方針を突然表明し、県職労など労組の反発を招いた。前知事の残したしこりが、多くの自治体職員に「次男にも同様のアレルギーを抱かせている」(幹部)という。
従来の支持基盤である労組の思惑をよそに、民主党県連は今回の衆院選で、業界団体への本格的なアプローチに乗り出し、成果を挙げている。
自民党一辺倒だった県建設業協会や県トラック協会から、初めて推薦を取り付けた。民主党県連幹部は「推薦をもらうことで、候補者があいさつ回りをしやすくなるなどメリットは多い。業界側も、『政権交代』後を見据えているのだろう」と話している。
2009年08月20日木曜日
5616
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 14:27:19
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090827_05.htm
1議席死守へ背水の陣 社民、比例東北で危機感
衆院選(30日投票)で、東北の社民党が背水の陣を敷いている。解散前の議席は比例東北の1議席。報道各社の世論調査で民主党の「独り勝ち」の可能性が強まったことに伴い、虎の子の議席を失う危機感が広がっている。各県連や自治労を軸とした支持労組が、党の存亡をかけて支持拡大を図っている。
「民主党の独り勝ちでいいのか。清く正しく美しい社民党が選挙後の政治に必要だ」。社民党の福島瑞穂党首は20日、仙台市の大通りで声を張り上げた。解散後、2度目の仙台入りだ。
23日には名誉党首の村山富市元首相がJR仙台駅前で「比例代表だけは社民党に入れてほしい」と呼び掛けた。
党のビッグネームが相次いで入ったのは比例での支持拡大が狙い。前回(2005年)の比例東北の得票は36万2500票。今回はそれを上回る38万票の獲得を目指す。
比例東北は党の最重点地区に位置付けられる。東北ブロック協議会は「東北の議席数が党勢のバロメーター」と分析。仮に東北がゼロになったら「全国で3議席ぐらいしか取れない」と焦りを隠さない。
選挙区候補も比例票を重視する。秋田2区の元議員山本喜代宏候補(53)の陣営は、選挙カーや集会で社民党を前面に出して訴える。
宮城では連合宮城の仲立ちで6区の前議員の菅野哲雄候補(60)を民主党が支援する。連合宮城は自治労など社民党支持労組向けに「比例は社民へ」と記載したチラシを作成し、比例での支持拡大を後押しする。
大票田の仙台市で支持拡大の軸になるのは、仙台市職員労働組合。組合員に「比例は社民」を徹底している。
仙台市を分ける宮城1、2区では民主党候補を推薦。社民党をアピールできる機会が少ないのが懸念材料だ。
仙台市職労の伊藤啓志書記長は「民主党候補の集会に招かれることはあるが、比例は社民との呼び掛けは信義に反する。組合員とその家族を通して地道に支持を広げる」と話す。
社民党は最終盤、選挙区に候補者がいない仙台、秋田、山形、福島の各県庁所在地を中心に電話作戦などで浸透を狙う。東北ブロック協議会の沖田捷夫事務局長(党宮城県連元幹事長)は「ここが踏ん張りどころ。東北の社民党の灯は消さない」と強調している。
2009年08月27日木曜日
5617
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 14:32:24
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090417110250.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
2009年4月17日(金)
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対応割れる社民系労組/衆院選危惧する声も
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青森市長選で鹿内博候補を自主的に支援している社民党の支持労組の中で、対応が分かれている。同党の支持団体の一つ、自治労県本部の中で最大労組である県職員労働組合(県職労)が自主的に鹿内候補を支持する一方、青森市労働組合連合会(市労連)は現職・佐々木誠造候補の推薦をいち早く決め、戦いに臨んでいる。
四年前の前回市長選で自主投票とした社民党県連は今回、三人の候補者のうち政治的スタンスが近いとして、鹿内候補の支援を決めた。
県職労も前回市長選は自主投票とした。約三千人で構成し、このうち市長選の有権者は千人程度。同労組は、鹿内候補が県議時代に賃金カットや行政改革などの問題を取り上げた経緯から、三月の定期大会で支持を決めた。県職労の伊勢富雄・中央執行委員長は「鹿内さんは一貫して働く側の立場に配慮してくれた」と語る。組合員に支持の方針を説明したが、あくまで自主的な支持のため、それ以上の踏み込んだ活動はしていないという。
一方、市職労、交通労、水道労の三労組からなり職員約二千三百人で構成する市労連は、昨年十二月に佐々木候補の推薦を決定。組合員や組合OBに支援を呼び掛けたり、法定チラシを配るなどして活発に支援活動を展開している。藤田誠・市職労中央執行委員長は「佐々木市長とは長い歴史の積み重ねと信頼関係がある」と話す。
両労組を束ねる自治労県本部は前回市長選で佐々木候補を推薦したが、今回は両労組の方針を尊重し、自治労県本部としての対応は決めなかった。次期衆院選ではともに社民党の公認候補を支援するだけに、今後の体制への影響を危惧(きぐ)する声もあるが、力石利博・中央執行委員長は「事情あって今回は分かれたが、メーンは次期衆院選。自治労が一つになって戦う」と強調する。
5618
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 14:45:10
http://373news.com/_senkyo/09/syuuin/koubou/19.php
'09/08/15 本紙掲載
19社民、存亡かけ戦い小選挙区で連続独自候補なし
旧社会党時代、衆院中選挙区制の下、“自民王国”といわれる鹿児島で、一定の議席を確保してきた社民党が、かつてない苦境に立たされている。2005年の前回に続き小選挙区で独自候補を擁立できず、今回も比例のみの戦い。「次への展望を切り開くための重要な選挙」と位置付けるが、自民と民主両党が政権選択をめぐり激しくしのぎを削る中、社民は存亡をかけた戦いとなりそうだ。
街頭演説で支持を訴える社民党議員=13日午後、鹿児島市
■党員、労組相次ぎ離脱
「選挙区に候補者はいませんが比例は社民でお願いします」
衆院選公示を5日後に控えた13日。JR鹿児島中央駅前で演説に立った社民党市議はこう訴えた。今回、比例九州で前回より1増の2議席獲得を目標に掲げる社民。県内で7万票を目標に、18人の県・市・町議らが生き残りをかけ戦う。だが「比例だけでの戦いは難しい」のが実情だ。
中選挙区時代、1990年の消費税解散時には、県内10議席のうち4議席を獲得した旧社会党。ところが小選挙区制導入後、浜田健一氏が議席を失ったのを境に党勢は衰退。00年の衆院選で11万5703票あった社民比例票は、05年衆院選で5万1713票まで約半減。07年参院選ではさらに3万6100票まで落ち込んだ。
組織弱体化の背景には、労組の社民離れがある。現在、連合鹿児島に加盟する旧総評系労組を支持母体としてきた社民県連合だが、全国的に2大政党制への流れができるにつれ民主支持の傾向が加速。前回衆院選で社民県連合を支持した二つの労組も、今回は支援の輪から離脱、民主支持へ移行した。
加えて、党を支えた主力党員らが続々と離党したことも追い打ちをかける。自治労出身で社民党籍だった皆吉稲生氏が民主にくら替えして04年参院選に出馬。また同年、二牟礼正博県議も離党。さらに前回衆院選では、県連合代表まで務めた浜田氏が選挙直前に民主にくら替えした。
社民党議員の一人は「十分な総括もないまま今日に至ってしまったのが要因の一つ。社会党時代の思い出につかっているようではダメだ」と手厳しい。
ただ、北森孝男県連合幹事長は「民主党への追い風がこれだけ強い中、社民の比例票を広げていくのは簡単ではない」としながらも、「郵政解散時よりプラス面の方が大きい」と強調する。前回、民主と票を分け合った県教職員組合が今回は社民を全面支援。さらに、社民県連合として、鹿児島4区の民主新人・皆吉氏を推薦する替わりに、自治労傘下の5団体の協力を得ることになったからだ。
元々根は同じ支持労組や議員をめぐり綱引きを繰り返してきた社民と民主の間に、しこりがあるのは事実。しかし、自らもかつて社民に籍を置いた民主党県連の青木寛幹事長は「今回勝ったとしても、民主単独政権は考えられない。政権の重しとして、社民や国民新の存在感には期待している」と古巣にエールを送る。
5619
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 14:54:01
http://logs.dreamhosters.com/html/1/219/755/1219755688.html
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080826t71030.htm
★社民との選挙協力に異論 民主・東北
東北6県の民主党県連幹事長・政調会長会議が25日、仙台市内で開かれた。
会議は非公開で行われ、出席者によると、次期衆院選に向けて党本部主導で
進む社民党などとの選挙協力に、一部の県連から懸念や異論が出された。
秋田県連は、秋田2区で小沢一郎代表のトップダウンにより社民党元衆院議員
の推薦が決まった経緯に触れて、「地元の抵抗が強く、順調には進んでいない」
と発言した。
党公認候補が決まっていない宮城6区については、小沢代表が公認候補に
こだわらない姿勢を示している。党本部には社民党現職の推薦も念頭にあると
みられ、宮城県連は「連合や地元支持者の意向、党本部の方針が一致しない」
と苦渋をにじませた。
これに対し、3選挙区で既に社民党との選挙協力が決まっている山形県連は
「完全に協力関係ができている」と自信を見せた。
5620
:
とはずがたり
:2009/09/20(日) 15:00:23
>>5600-5602
>リベンジを誓った石山が取り組んだのは政治活動ではなく、実家の農作業。あまりの熱心さに党本部が「別な候補に差し替えた方がいい」と本気で検討したほどだ。
>周囲を心配させたこの行動が実を結ぶ。「いまの農政に何が必要か、肌感覚で分かった」。土と格闘した人にしか分からない訴えが、静かだが着実に浸透していった。
>伊藤信太郎(56)を支える選対幹部が、農協幹部や農業委員ら有力支持者にポスター掲示を依頼すると断られた。いずれも、伊藤の父で元衆院議長の故宗一郎時代からの支援者たち。
>足場固めを怠ったことも響いた。ある首長は「伊藤氏に市町村ごとに後援会をつくれと助言したが、聞く耳を持たなかった」と打ち明ける。
>選挙戦序盤の8月20日。伊藤は塩釜市の塩釜仲卸市場を訪ねた。履いていたのは革靴。翌日にここであいさつ回りをした石山が、白いゴム長姿で市場に溶け込んでいたのとは対照的な場面だった。
衆院選09 選択の構図
(上)政権選択
自民 副大臣が祭り行脚/民主 風読むしたたかさ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1249488065962_02/news/20090806-OYT8T00134.htm
「泥まみれ、汗まみれ、血まみれになって戦います」
2日午前に塩釜市で行われた事務所開き。4区から出馬する自民党の伊藤信太郎(56)は、あいさつの間、手にした白いハンカチでしきりに鼻をぬぐった。目には涙。来賓の中曽根外相ら400人の出席者は一様に静まり返っていた。
町内会のお祭りでみこしをかつぐ伊藤信太郎氏(1日)=伊藤信太郎事務所提供
元衆院議長の父宗一郎の地盤を継ぎ、麻生内閣で外務副大臣を務める伊藤は、久々の晴れ間がのぞいた前日の1日、神社や町内会の夏祭りを8か所回った。多賀城市では一緒にみこしを担ぎ、富谷町ではカラオケ大会の合間にあいさつに立った。
2区の自民党の中野正志(61)も先月27日、仙台市の集会で女性支持者を前に声をからして訴えた。
「わが党の世論調査で女性票は(民主候補に)勝るが、30〜60代の男性では圧倒的に負けている。だから弟やお子さんに言ってください。『お母さん、お姉ちゃんの言うことを聞いて』と」
陣営は名刺やビラを数十万枚刷った。4年前とはけた違いの量だ。組織力に定評がある当選3回の中堅だが、今回は秘書たちが手分けして1軒ずつ支援者を回る。
それでも、陣営の一人は首をひねる。「経済産業副大臣の実績もある。これだけ人もかけている。だが、手応えがない」
◇
先月27日、民主党県連選対委員長で県議の内海太(62)が気仙沼市の魚市場に顔を出した。「いよいよ政権交代だね」「勝ちすぎるのも良くないぞ」。あちこちで声がかかった。漁協は旧来、自民の支持母体で、漁業関係者も自民支持者が多いとされるが、思わぬ好反応に内海は驚いた。
2007年の参院選で、民主党の岡崎トミ子(65)は自民候補に19万票差で圧勝。「郵政選挙」と呼ばれ、民主が惨敗した05年衆院選に比べ、潮目が明らかに変わりつつあることを印象づけた。
「百の理屈より政権交代。(開票日の)8月30日、世の中がひっくり返る」
つなぎ姿で農家の人々にあいさつする石山氏(左、3日)
都議選を含む地方選の連勝で勢いづき、選対会議で豪語する民主候補予定者もいた。そして、時勢をしたたかに読む戦略もみえる。
4区の新人、石山敬貴(39)は加美町の農家出身。そこで、つなぎの作業着姿でおにぎりを手にしたポスターを製作した。名は「おにぎり王子」。分かりやすいキャッチフレーズが浸透し、農村票を切り崩す。
テレビ局のお天気キャスターだった2区の新人、斎藤恭紀(40)のブログ「教えて!斎藤さん」は毎日4000〜5000アクセスだ。2日はホームページを刷新し、街頭活動などの映像を盛り込んだ動画をアップした。
民主党県連幹事長の木村勝好(58)は「政権交代を望む流れは、止まることはない」とみる。だが、自民も、郵政選挙で歴史的な勝利を収めたが、首相3人の交代などで逆風に見舞われる。
木村は言う。「衆院選が終わった途端、風はやむかもしれない。それから真価が問われる」。(文中敬称略)
(2009年8月5日 読売新聞)
5621
:
とはずがたり
:2009/09/20(日) 15:00:37
>>5616
> 宮城では連合宮城の仲立ちで6区の前議員の菅野哲雄候補(60)を民主党が支援する。連合宮城は自治労など社民党支持労組向けに「比例は社民へ」と記載したチラシを作成し、比例での支持拡大を後押しする。
>大票田の仙台市で支持拡大の軸になるのは、仙台市職員労働組合。組合員に「比例は社民」を徹底している。
>仙台市を分ける宮城1、2区では民主党候補を推薦。社民党をアピールできる機会が少ないのが懸念材料だ。
衆院選09 選択の構図
(中)埋没回避へ
共産 比例選が「主戦場」/社民 民主協力ジレンマ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1249488065962_02/news/20090806-OYT8T00141.htm
仙台市青葉区の共産党県委員会事務所には最近、若者がよく訪れる。
共産党のイベントで、お茶を飲みながら、不況や将来の不安を語る若者たち(2日、仙台市青葉区の柳町集会所で)
2日夜に同区内で開かれた集会にはフリーターや学生ら11人が集まっていた。「不況のせいで、求人票が学校に届かない。仕事に就けないかも」と専門学校の女子学生がつぶやくと、男子学生も「親の仕送りがなく、バイトして学費を払うのが精いっぱい」と打ち明けた。
20年にわたり減少傾向にあった共産党員は、参院選があった2007年を境に増加に転じた。昨秋からの不況がその伸びに拍車をかけ、年末には党の支持者から事務所に布団やストーブ、鍋、炊飯器が各地から続々と届けられた。この2年間で県内で新たに入党したのは200人。大半は30歳代という。
集会に参加した1区の党公認の新人候補、角野達也(50)は「今回ほど『変えたい』という若者のエネルギーに満ちた選挙はない」と実感する。
「政権選択が最大の焦点」と騒がれ、自民対民主の対決が注目される中、小規模政党はアピールに懸命だ。
「自民への批判が、政策論争不在のまま『自民か、民主か』の二者択一で終わっている」。社民党も、県連幹事長の岸田清実(54)が危機感をあらわにする。6区から出馬する菅野哲雄(60)は「命を大切にする政治」を掲げ、非核三原則の堅持など安全保障政策を中心に民主との違いを打ち出す。
選挙戦略にも知恵を絞る。前回は県内6選挙区すべてに候補を擁立した共産は今回、2選挙区にとどめ、1議席死守を目指す比例選を「主戦場」と位置づける。先月、多賀城市の街頭演説で4区の新人の加藤幹夫(45)がマイクを握ったのは4分弱。続いて登場した比例の女性候補予定者が17分間、熱弁を振るい、「比例シフト」を印象づけた。
◇
選挙協力をめぐっては深刻なジレンマも抱えている。自公政権の打倒という共通目標で民主と一致する共産と社民だが、その民主を応援するほど、自らの比例票を減らしかねないためだ。
社民党県連は今回、選挙区候補を立てない1〜5区で民主候補を応援する。ただ、踏み込んだ協力関係を検討しているだけに、「候補本人はいいが、『民主』を連想させる応援はご法度」(県連幹部)と慎重で、民主候補に党名を入れない名刺を発注してもらう案まで浮上している。
一方、候補を立てる1、4区以外は自主投票とした共産。現場レベルでは「選挙区は民主、比例は共産」との呼びかけが広がっている。無党派層の反与党票を取り込む戦略だ。
政権交代の先を見据え、いかに存在感を強めるか。模索が続く。(文中敬称略)
(2009年8月6日 読売新聞)
5622
:
とはずがたり
:2009/09/20(日) 15:00:59
>>5620-5622
衆院選09 選択の構図
(下)集票マシン
「うまみ」減り 力失う
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1249488065962_02/news/20090811-OYT8T00133.htm
自民、公明の候補者推薦を決めた農政連。5日の運営委員会では、民主の政策に疑問を投げかける声も(仙台市青葉区で)
県農協政治連盟(農政連)の事務所に7月30日夕、民主党県連幹部から電話が入った。「文書だけでは失礼と思いまして」と丁寧に切り出す県連幹部は、仙台市で開く政権公約(マニフェスト)説明会への参加を求めてきた。
県農政連は14農協が加盟する地方政治団体で、自民の有力支持母体の一つとして知られる。農政連側は「明らかな切り崩し」と受け取った。
農政連は、今回も自民候補を推薦する方針を貫く。「民主の政策は財源の確保に疑問が残る。農家の要望を聞いてくれた自公政権に頑張ってもらいたい」と会長の木村春雄は語る。
しかし、コメ農家の所得は20年間で半減した。米価の低迷や生産調整(減反)に振り回され、農家の不満は爆発寸前だ。
「自民を支持しろと農協は言うが、これ以上自民に任せても先細りする現状は変わらない」と加美町の稲作農家の男性(39)は憤る。角田市の農家の男性(38)も「民主が掲げる所得補償制度は魅力的。周りの農家の多くも『いっぺん政権を変えてもいい』と思っている」と明かす。
◇
組織の号令で大量動員をかける業界団体は「集票マシン」と呼ばれる。その選挙スタイルが、足元から崩れつつある。
元蔵相の三塚博が「自民王国」を築いた3区で、象徴的な場面があった。先月18日、岩沼市で行われた民主元議員の橋本清仁(38)の事務所開き。200人の出席者を前に乾杯の音頭を取ったのは、郵便局長らで作る郵政政策研究会(郵政研)の地区会長だった。
三塚の強固な支持基盤だった郵政研は、05年の郵政民営化法案に賛成した後継の西村明宏(49)と決別し、民主支持に切り替えた。「242票差で初当選した03年より厳しい選挙になる」。西村は覚悟する。
関連業者のすそ野が広く、最強の集票マシンとされた建設業界も様変わりした。この10年間で倒産が相次ぎ、県建設業協会の昨年度の会員企業は277社と半減。協会は今回も自民候補を推す方針だが、石巻市の建設会社社長は「昔なら人も金も口も出した。経営が苦しくて今は余裕がない。しらけてますよ」と冷ややかだ。
日本大の岩井奉信教授(政治学)は「小泉構造改革の影響で補助金や公共投資が激減し、地方に利益が十分回らなくなった。その結果、自民を支えた業界や団体は地方組織や末端の構成員への拘束力を急速に失った」と指摘する。
党選対役員の自民県議はぼやく。「政権が代われば、たちまち立場が弱まる。このご時世、『集票マシン』は俺たち地方議員だけさ」(文中敬称略)
(2009年8月7日 読売新聞)
5623
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 15:04:43
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009040202000256.html
「小選挙区は民主と共闘」 社民県連選対会議
2009年4月2日
社民党県連は一日、富山市下新町の自治労とやま会館で次期衆院選と富山、砺波両市議選に向けた総合選挙対策会議を開いた。
県連代表の又市征治参院議員が「社民には筋を通すご意見番の役割が求められている。小選挙区では民主党と共闘し、比例代表では北陸信越ブロックの議席を取り戻す」と呼び掛けた。
決意表明で、富山2区から立候補予定の藤井宗一氏(60)が「自民の力は巨大で簡単にひっくり返せないが日本の政治を変えねば」と与野党逆転への意気込みを述べた。また3区で民主、社民両党推薦で無所属統一候補として出馬表明した相本芳彦氏(53)は「風は吹いている。それにどう乗るかが重要。1、2、3区で結果を出そう」と訴えた。
十二日告示の富山、砺波両市議選に党公認で出馬予定の四人も決意を述べ、必勝を期した。
(対比地貴浩)
5624
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 15:19:09
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-145744-storytopic-196.html
15人が立候補予定 衆院任期残り3ヵ月2009年6月10日
衆院選沖縄選挙区と比例の立候補予定者(クリックすると拡大、PDFファイル2.61MB)
衆院は10日で、9月10日の任期満了まで残り3カ月となった。7月28日まで延長された今国会中の衆院解散が有力視されており、総選挙が間近となっている。政権選択選挙となる今回の衆院選で、沖縄選挙区には4小選挙区に計15人が立候補を予定する。諸派で、宗教団体「幸福の科学」を支持母体とする幸福実現党は、12日に4選挙区すべてで出馬を表明する。
【1区】自主投票の社民票が鍵
国民新現職の下地幹郎氏(47)に、自民新人の国場幸之助氏(36)、共産新人の外間久子氏(70)が挑む構図。諸派新人の平良成輝氏(40)を含め4人が立候補を予定する。自主投票とした社民票の行方が鍵を握る。7月5日投票の那覇市議選の結果が選挙区情勢に直結するとあって、各予定候補者とも前哨戦の位置付けで市議選と一体で取り組んでいる。
下地氏は、国民新と民主の野党共闘を前面に、従来の支持層以外への浸透を狙う。連合沖縄との政策協定や民主党県連との関係修復など、基盤固めを急ぐ。
国場氏は、比例に回る公明とのセットを徹底し、自公議席の奪還を狙う。1区で自民の公認候補は13年ぶり。5月に新事務所を開設し集票を本格化させる。
外間氏は、護憲、反基地を掲げ、革新支持層に浸透を図る。共産は選挙区の擁立を1区のみに絞り、比例票の掘り起こしとともに、大票田で総力戦の構え。
【2区】現職同士保革が激突
社民の照屋寛徳氏(64)と自民の安次富修氏(54)の現職同士による事実上の一騎打ちとなる。前回は照屋氏が選挙区で当選し、安次富氏が惜敗率によって比例で復活当選した。今回は自公対反自公の対決構図がより明確となり、勢力分布が注目される。諸派新人の富川昇氏(65)も立候補を予定する。
照屋氏は、山内徳信参院議員らの応援を得て、革新地盤の中部地域で着実に浸透を図る。民主党県連が支持を決定したことで、反自公の選挙協力が固まった。
安次富氏は、2月の浦添市長選の応援や公明とのセット集会への参加など、各地で精力的に運動する。今月下旬から支部を設置し、選挙態勢を本格化する。
【3区】5人が乱立、混戦模様
与野党ともに分裂選挙を余儀なくされ、5人が乱立する混戦模様だ。5期目を狙う自民現職の嘉数知賢氏(68)に対し、元県議の小渡亨氏(56)が自民を離党して無所属での出馬を表明した。野党側も民主新人の玉城デニー氏(49)と社民新人の新川秀清氏(72)が競合し、革新支持票の綱引きが激しくなっている。諸派新人の金城竜郎氏(45)も立候補を予定する。
嘉数氏は、建設業界など保守支持層の取りまとめを急ぐ。5月には所属派閥会長の町村信孝衆院議員が支援要請で県内を回った。
玉城氏は、全駐労など民主支持労組が支援態勢を強め、運動を活発化。県議会会派・改革の会のメンバーの後押しを受ける。
新川氏は、自治労県本など社民基軸労組が実動部隊。選挙を昨年10月と想定していた態勢を立て直し、集票活動を再び本格化させる。
小渡氏は、嘉数氏に対抗し、保守系の市町村議員を囲い込む。泡瀬復興期成会など地元の地域票を固め、北部での浸透が課題。
【4区】自公対反自公の対決
4区は自民現職の西銘恒三郎氏(54)を、民主新人の瑞慶覧長敏氏(50)が激しく追い上げる展開。野党候補が民主公認に一本化され、自公対反自公の事実上の一騎打ちとなっている。諸派新人の富川満也氏(34)も立候補を予定する。
西銘氏は、国土交通政務官としての実績をアピールし、3期目に挑む。保守地盤の島尻、宮古島地区で、首長や地元議員からの支持を集める。農協など支援団体への浸透を図る。
瑞慶覧氏は、5月の選挙資金パーティーから集票活動を本格化。2区とのバーターで社民との選挙協力が成立し、自治労など社民基軸の労組が動きやすい状況になったのが好材料。
3氏が出馬予定/比例代表九州ブロック
比例代表九州ブロックには、共産現職の赤嶺政賢氏(61)のほか、公明が白保台一元衆院議員の後継として自民と選挙協力を組む遠山清彦氏(40)、幸福の科学沖縄本部長の諫山征和氏(37)が出馬を予定している。
5625
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 15:38:54
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-20-M_1-002-1_002.html
[攻防・09衆院選](4)勢いづく労組
政策実現へ発言権狙う
那覇市の自治会館で14日に開かれた労働組合の総決起大会。
会場は立ち見が出るほどの盛況で、200人以上の支援者が駆けつけた。
「支援者の顔つきが違う」。ある立候補予定者は大会終了後、連合沖縄の幹部に電話をかけ、支援に対して謝意を伝えた。
連合沖縄は、民主の2新人と国民新、社民の現職を推薦。選挙区ごとに大会を開くのは初めてだ。
仲村信正会長は「政権交代が実現すれば、労働者派遣法や労働基準法の改正が可能になる」と語り、労組の主張する雇用安定を図る政策の実現に向け、期待感を表明する。
しかし、組合内は加入率低下や若者の政治的無関心もあり、選挙運動への取り組みが弱体化している。
「今回勝てなければ、選挙での組合の発言力も低下しかねない。総力を挙げて取り組む」と別の幹部は話す。
冷ややか
労組内で政権交代に向け、期待感が日増しに高まる一方、派遣や期間工で職を失った求職者の中には、各政党が政権選択をかける衆院選に冷めた見方もある。
昨年から世界的な経済不況で派遣切りや学生の内定取り消しなど雇用情勢の悪化がクローズアップされ、5月の県内の完全失業率は8・6%で、失業者数も8カ月連続で増加。「企業も組合も守ってくれない」と考える失業者もいる。
那覇市のハローワーク。多くの人が職を求めて集まる。愛知県で期間工の契約が切れ、先月から職探しに励む男性(37)=那覇市=は「経済の流れは政権交代しても、変わらないと思う」とつぶやく。
一部分裂
連合沖縄が民主基軸の支援態勢を組む一方、3区では連合沖縄が民主公認の新人の玉城デニー氏(49)、県庁や市町村職員で組織する自治労は、社民公認で新人の新川秀清氏(72)を支持し、対応が割れている。
2005年の衆院選も野党内で候補者の一本化ができず、民主、社民の候補者の共倒れとなった。
その教訓を元に、連合沖縄は08年1月に社民、民主両党県連に候補者の一本化を要請したが、不調に終わっている。関係者は「再び共倒れになれば、しこりだけが残る最悪の結果になりかねない」と危惧する。
1区で候補者を支持していない自治労は、17日の執行委員会で1区の人員を3区の新川氏の応援に回すことを決定。全駐労が主体となって運動を展開する玉城氏との対決姿勢を前面に出すなど、野党間競争も激化している。(09年衆院選取材班)
5626
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 16:17:11
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000300806100001
2009衆院選
【胎動衆院選】
社民・民主共闘 原発対立解消棚上げ
2008年06月10日
次期衆院選の佐賀3区で、社民党は民主党の推薦を得て県連合幹事長の柳瀬映二氏(54)を擁立する。両党は既に昨年12月、連合佐賀の仲立ちで県内小選挙区での選挙協力を決めていた。だが、国内初のプルサーマル計画が10年度内に九州電力玄海原発(玄海町)で始まるという原子力発電については、社民が「断固反対」を掲げるのに対し、民主の有力な支持労組の電力総連は推進の立場だ。3区の重要課題を巡る「水と油の関係」解消は、当座、棚上げになっている。(伊東邦昭、市川雄輝)
社民の支持労組でつくる「県平和運動センター」が8日に唐津市で主催した柳瀬氏の総決起集会。「2年半前に佐賀でプルサーマル反対のデモをした。全国で反対の声が高まっている」と福島瑞穂党首が演説し、自治労や県教職員組合の組合員ら約500人が一斉に拍手した。
来賓に招かれた電力総連出身の武重信一郎・連合佐賀会長は集会後、「柳瀬氏には地域の労組を回る中で『原発不要』と言い難い状況を理解してほしい」と打ち明けた。
05年衆院選で両党は、佐賀1区と2区は民主、3区は社民の公認候補をそれぞれ応援し合い、1、2区では比例復活当選を果たしている。
柳瀬氏は、無所属で出馬した「郵政反対組」保利耕輔氏(73)=自民党に復党=と自民公認の「刺客」広津素子氏(55)に大差で破れ、復活もならず。出馬表明が公示半月前と出遅れ、民・社の協力が不十分だったと柳瀬氏と陣営は「総括」している。
柳瀬氏は今回、早々と昨年12月に出馬表明したが、会見ではプルサーマル計画に言及し「反対」を明言している。
佐賀3区における電力総連の組織「唐津地区連絡会」では傘下労組の労組員約500人の多くが玄海原発で働く。連合佐賀の武重会長は「共闘しやすいよう地域の各労組と話し合いを重ねてほしい」と柳瀬氏に注文をつける。
唐津地区連絡会の幹部の一人は「柳瀬氏の考え方は変わらない。政権交代という大局を見よ、と言われても協力できるかどうか……」と話す。
◇
佐賀3区では共産党も県常任委員の瀬戸雄也氏(29)を擁立予定。プルサーマル反対も主張に折り込んでいる。
5627
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 16:18:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20080917/20080917_0001.shtml
自治労県本部 対応決まらず 定期大会開会 次期衆院選1、3区
2008年09月24日 20:09
自治労県本部の定期大会が16日、2日間の日程で大分市内で始まり、次期衆院選について「民主党県連と2007年の参院選の対応でけじめがついていない」として、同県連が擁立予定の大分1、3区の対応について当面、態度を保留する議案が提案された。前回参院選で崩壊した野党共闘の修復はいまだ難航している。
村田正利委員長代行は冒頭のあいさつで解散総選挙の時期は近いとした上で「1、3区の方向付けはできないが、短期決戦を闘うための態勢づくりをお願いしたい」と訴えた。
定期大会は17日までで、村田委員長代行を委員長に選任する議案などを採決する。
=2008/09/17付 西日本新聞朝刊=
5628
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 16:27:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20080927/20080927_0001.shtml
佐賀県
力量問われる自治労 政権交代に注文も 県本部が定期大会
2008年09月30日 22:16
自治労県本部の定期大会に集まった県内各地の労組関係者[ワッペン・決戦の時 さが 衆院選へ]
自治労県本部(宮島康博委員長)の定期大会が26日、嬉野市の市公会堂で始まり、次期衆院選佐賀3区から立候補を予定する社民党の柳瀬映二氏(54)と、同2区から予定する民主党の大串博志氏(43)も出席した。かつては旧社会党の主力支持母体として、国政選挙でも存在を発揮してきた自治労だが、組織率の低下が進んでおり、次期衆院選ではその力量が問われることになりそうだ。
自治労県本部は、市町村合併に伴う職員の目減りや、1960年代に全共闘運動を経験し、政治への関心も高い団塊世代の大量退職などで組織が弱体化。組合員数は3年前に比べても1000人以上減り、現在は9830人。
宮島委員長は定期大会の冒頭、約200人の出席者に自治労を取り巻く厳しい現状を訴え、組織強化に臨時・非常勤職員の結集を図っていくことを確認。組織強化への思いは切実なだけに、来賓に招いた柳瀬、大串両氏には「政権交代を目指す以上、(与党との)対立軸を明確にし、国民に見せるべきだ」と苦言を呈し、労働条件改善などにつながる具体的な展望を求めた。
これに対し、柳瀬氏は「労働者の生活は非常に厳しくなり、収入も減っている。働く人がもっと大事にされる社会が必要だ」と強調。大串氏は、自治労の理念とも合致する「労働を中心とした福祉型社会」の実現を声高に唱えてみせた。
自治労県本部は、佐賀1、2区の民主現職2人を支持、3区の柳瀬氏を推薦することを決めている。
=2008/09/27付 西日本新聞朝刊=
5629
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 17:16:39
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000410907090003
【衆院選長野5区】父子10連勝、追う民主
2009年07月04日
3選をめざす現職の自民・宮下に、民主・加藤ら4人の新顔が迫る。
宮下は6月下旬の集会で、「(選挙戦は)実質、今日からです」と支持者に呼びかけた。来賓の町村信孝・前官房長官は、麻生首相の「政策の正しさ」を強調して不安を打ち消し、宮下の実務家ぶりを「現場の声を集めて政策に生かす」とほめそやした。
父の創平・元厚相の政界進出から30年。制度は変わったが、親子で衆院選10連勝と支持は固い。週末は地元で後援会や会合に出る生活が続く。
だが、迷走する首相の姿勢や自民の長期政権には、長年の支持者からも疑問が出ている。「『今度は民主にやらせてみよう』という支持者をどう食い止めたらよいのか」。陣営幹部は悩みを漏らす。
加藤は前回、公募候補として初挑戦し、宮下に4万8千票近く離されて落選した。
「次に負けると後がない」と飯田市に居を定め、街頭演説やミニ集会を重ねた。陣営は「名前は浸透した。あとは有権者に、加藤の話をじかに聞いてもらいたい」と願う。
前回知事選で田中康夫・前知事を応援し、村井仁知事を推した連合長野との関係がこじれたが、昨秋によりを戻した。国民新の推薦も受け、集会には元特定郵便局長の姿もある。加藤は「相手の背中が見えてきた」と力を込める。
だが、連合長野に加盟する自治労は社民推薦に回り、「どこまで影響するか読み切れない」。陣営は気をもむ。
その社民・池田は6月中旬から選挙区に常駐。高校以来19年ぶりの地で、自治労系の労組を中心に支持を求める。
立候補表明は昨年9月。直後からの不況で、同世代が仕事を失い、自分の力だけでは抜け出せない状況を目の当たりにした。「私たちはもっと怒ろう」と呼びかける。
南信では旧社会党系の衆院議員は93年から出ていない。「政権交代しても、民主の単独政権で憲法9条や働く者の権利は守れるのか」と訴え、比例区北陸信越ブロックでの党の議席獲得も狙う。
3回目に挑む共産・三沢は「従来の支持層とは異なる人たちの期待を感じる」。突然訪れた工場で「不況だからと、単価の大幅値下げを押しつける親会社はひどい。何とかならないか」と相談されたこともあった。党員もこの1年でほぼ1割増えたという。
ただ、政権交代を求める風潮に埋没しないかどうかが気がかりだ。「今の政治のひずみがどこにあるのか考えて欲しい。(自民や民主の)政治家と企業のカネに絡む問題はその象徴だ」と強調する。
幸福実現党は幸福の科学職員の原山を擁立する。(田中洋一)
=おわり
5630
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 17:36:54
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/06/post_20.html
迫る決戦(4)=野党連携の行方 社民「ブレーキ役」を前面に 国民新、比例での「見返り」求め
2009年6月27日掲載
14日、飯田市で開いた社民党飯伊総支部の集会。党県連の山口わか子代表は集まった約30人の支援者を前に、「社民党が政策を主張できる政権をつくらない限り、政治は変わらない」と強調、次期衆院選で与野党が逆転した場合、党が「政権入り」することへの理解を求めた。
今月11日、党は常任幹事会で、民主党から選挙後に連立要請があった場合、協議に応じる方針を決めた。社民党にとって、1998年に橋本龍太郎政権の与党から離脱して以来の政権参加が、現実味を帯びてきたことになる。
方向性自体には今のところ、党支持団体も理解を示す。その一つ、自治労県本部の幹部は「連立政権の中で党の政策を一つでも二つでも実現させるのが現実的」と話す。
ただ、党が訴え続けてきた護憲や自衛隊の海外派遣反対といった主張が「民主党政権」でどうなるのか、現時点では不透明だ。党支持者の間には、「かつての自民、新党さきがけとの連立時代に党が埋没した“二の舞い”にならないか」との懸念もある。
県内では小選挙区の2区と5区で民主党と社民党の立候補予定者が争うだけに「やりにくさ」もある。ある県内立候補予定者は、政権交代の必要性は訴えつつ、「民主党が触れにくい『政治とカネ』の問題をしっかり主張していく」。選挙戦に向け、連立政権の「ブレーキ役」としての役割を前面に打ち出していく構えだ。
自民、民主の二大政党の攻防に埋もれず、連立政権構想での「立ち位置」を有権者に示していけるかどうかが、党の存在感を左右する。
◇
「地方を壊した自民党政治を変えるには政権交代しかない」
郵便局長やそのOBらで組織する政治団体・郵政政策研究会(郵政研)信越地方本部の県内支部が7日、安曇野市内で開いた「日本を良くする国民新党の集い」。約900人を前に、同党の長谷川憲正副幹事長はこう訴えた。
同党は昨年5月、衆院4区で県内初の公認立候補予定者として、元職の擁立方針を発表した。ところが、11月にはこの元職が民主党候補との競合を理由に出馬を断念。県内唯一の足場をなくした国民新党の活動を支えるのが、友好関係にある郵政研信越地本だ。
同地本は会員数を明らかにしていないが、現役だけに限っても、長野、新潟両県内で約980人いる局長の9割以上が加盟するという。民営化で公務員としての制約がなくなり、政治活動をしやすくなった。週末を中心に会員が各地でビラ入れを行うなど、郵便事業を通じて築いた“地縁性”を生かした活動を展開している。
同党は昨年、小選挙区の富山3区選出だった綿貫民輔代表が比例北陸信越ブロックへの転出を決めた。次期衆院選では、同ブロックの現有1議席を維持することが大目標となる。
同党は26日、長野県内小選挙区で民主党の立候補予定者5人の推薦を決定した。地本幹部らも民主党関係の集会に積極的に顔を出すなど協力姿勢を鮮明にする一方、比例では国民新党への「見返り」を求めている。
ただ、単独過半数を目指す民主党からどれだけ支援が得られるか。国民新党側には「一方通行の協力関係になりかねない」との懸念もにじむ。
【写真上】社民党飯伊総支部の集会であいさつする山口わか子県連代表=14日
【写真下】郵政政策研究会が開いた「日本を良くする国民新党の集い」=7日、安曇野市
(「8月総選挙にらむ県内各党」おわり)
5631
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 18:12:46
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20071107000081
香川3区に米田氏擁立−社民県連、次期衆院選で
2007/11/07 09:27
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社民党香川県連(奥田研二代表)は6日、香川県高松市浜ノ町の自治労会館で県連委員会を開き、次期衆院選の香川3区で県連副代表の米田晴彦氏(49)=香川県仲多度郡多度津町山階=の擁立を正式に決めた。1、2区については、民主党県連との調整により、候補者擁立を見送る。
米田氏は1977年丸亀高、81年広島大法学部卒。丸亀市職員組合書記長などを経て、2002年3月から自治労県本部副委員長、05年9月から県平和労組会議事務局長などを務める。
同会館で会見した米田氏は「現在の構造改革路線を変えない限り日本社会はつぶれる。雇用問題に一番に取り組み、偽装社会から、つつましい安定した生活を望み、平和を追求する『まっすぐ』な社会へ変えるため、全力で頑張りたい」と抱負を語った。
社民党県連は7日に党本部に公認申請し、8日にも決定される見通し。
5632
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 19:41:19
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20081010_44.htm
民主・社民共闘 主戦論の両宮城県連反発
党本部が社民党との選挙協力を打ち出す中、6区での独自候補の擁立方針を堅持した民主党県連幹事会=12日、仙台市青葉区
次期衆院選の県内選挙区について民主、社民の両党本部が宮城での共闘方針を表明したことで、地元関係者が複雑な受け止め方をしている。候補空白区への擁立作業を続けてきた両県連は、頭ごなしの中央裁定に表向きカンカンに怒ってみせる。だが、間を取り持つ連合宮城は、内心ホッと胸をなで下ろす。メンツと本音が入り乱れ、結局、共闘したいのか、したくないのか―。
<本部で電撃発表>
12日夕、赤松広隆・民主、渕上貞雄・社民の両党選対委員長が国会議事堂の一室で並んで記者会見し、1―5区は民主、6区は社民の「すみ分け」が電撃発表された。
「連立政権が視野にある」と赤松氏が狙いを語れば、渕上氏も「互いの当選に向けて全力を挙げる」と友好ムード。息の合ったところをアピールした。
だが、同時刻、仙台市青葉区で開かれた民主県連(岡崎トミ子代表)の幹事会は選挙協力とは正反対の議論が進んでいた。
主戦論を掲げて6区の候補選定状況を報告する執行部。出席者からは「なぜ、社民党と選挙協力では駄目なのか」との声もあったが、執行部側が押し切った。
木村勝好幹事長は「本部同士は理解し合っているのだろうが、県連同士の今までの関係を考慮すると協力態勢を築ける担保がない」と語り、社民党県連への不信感を隠そうとしない。
<候補者は“容認”>
一方、社民県連(菅野哲雄代表)の岩渕義教・衆院選対本部長も「支持者からは1区か2区に候補を立ててほしいとの声が強い。地元が選定を進める最中に共闘を公表するのはルール違反だ」と怒りが収まらない。
「共闘したいなら(組織の大きい)民主県連から持ちかけるのが筋だ」(岩渕氏)と突っぱねるが、6区から出馬する菅野代表は「同じ野党としてほかの選挙区は民主党候補が当選するといいと思う」と、民社共闘に色気を見せる。
「最後は、両県連とも時間切れで新たな候補の擁立を断念し、事実上の選挙協力が実現する」。双方のけん制を単なる意地の張り合いと読む連合宮城は、こんな共闘シナリオを用意した。
1996年に社民党を割る形で旧民主党が誕生して以来、両県連は長らく近親憎悪の関係にあった。その後、連合は民主基軸の方針を打ち出したが、宮城の一部加盟労組は今でも社民党支持を堅持している。
選挙区の「すみ分け」で共闘が実現すれば、10年来悩まされ続けてきた組織の「ねじれ」も解消する。連合宮城は5月、いち早く1―5区は民主、6区は社民への推薦方針を表明。赤松・渕上コンビの中央裁定を先取りした路線を敷いた。
<時間は足りるか>
ただ、連合宮城最大の産別労組である自治労県本部は「民主党候補の推薦は考えていない」と素っ気ない。連合宮城の主導による両党の相互推薦どころか、産別の推薦も難航が予想される。
過去の仲たがいを引きずって主戦論を下ろさない両県連。本音では選挙協力してもらいたい両党候補者。共闘の立役者になりたいが、産別の足並みを整えられない連合宮城。長年にわたる感情のもつれを解きほぐすのに、残された時間は少ない。
<次期衆院選県内選挙区の民主党、社民党の立候補予定者>
【民主】
1区 郡和子氏 (現)(1)
2区 斎藤恭紀氏(新)
3区 橋本清仁氏(元)(1)
4区 石山敬貴氏(新)
5区 安住淳氏 (現)(4)
【社民】
6区 菅野哲雄氏(現)(2)
[注]カッコ内数字は当選回数
2008年09月24日水曜日
5633
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 19:55:18
http://74.125.153.132/search?q=cache:RNKTsaG-_8UJ:jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/03/20090301t11026.htm+%22%E6%B0%91%E4%B8%BB%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%8D%94%E5%8A%9B%E5%90%A6%E5%AE%9A%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%80%80%E7%A4%BE%E6%B0%91%E7%9C%8C%E9%80%A3%E3%80%80%E6%AC%A1%E6%9C%9F%E8%A1%86%E9%99%A2%E9%81%B8%E6%96%B9%E9%87%9D%22&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/03/20090301t11026.htm
民主との協力否定せず 社民県連 次期衆院選方針
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次期衆院選に向けた決意を語る菅野氏
社民党県連(菅野哲雄代表)は28日、仙台市青葉区の自治労会館で定期大会を開いた。民主党県連が次期衆院選での選挙協力を含めて協議を呼び掛けていることについて、岸田清実幹事長は「現時点で対応は決まっていない」としながらも「話を聞くこと自体は拒否しない」と述べた。
代議員ら100人が出席。民主党県連が連合宮城に話し合いの仲介を依頼したことについて、岸田氏は「現時点では、連合宮城から正式に申し入れを受けていない。話を聞いてから十分な検討をしたい」と説明した。
社民党県連の現時点での選挙方針は(1)6区では県連代表の菅野衆院議員(比例東北)を公認候補とする(2)全県的には比例代表を戦い抜く態勢を整える―が柱になっている。
来賓として出席した連合宮城の楳原惣一郎会長は「自公政権打倒のためには民主、社民両党と連合の力合わせが重要。今日までさまざまな経過はあったと思うが、ご決断をお願いしたい」と要請した。
役員改選も行われ、県連代表に菅野氏、幹事長に岸田氏を再任した。いずれも任期は2年。
2009年03月01日日曜日
5634
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 20:03:13
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090728b.htm
決戦09衆院選
民主、社民 連携の歯車かみ合うか
(2009/07/28)
8月30日投開票の衆院選で、民主党青森県連(田名部匡省代表)と社民党青森県連(渡辺英彦代表)が、政権交代に向け連携を進めている。候補者が競合しない青森2、3、4区で政策協定を初めて締結。候補擁立を見送った社民が民主候補を支持するのに対し、民主は社民の比例票の上積みに配慮する意向だ。ただ、初の試みだけに、連携の歯車がかみ合うか懸念する声も上がっている。
青森3区は、これまで社民は候補者を擁立したことがなく、既に協力態勢の土壌は出来上がりつつある。
民主前職の田名部匡代氏は、社民系労組の会合に出席するなど支持拡大に努めている。社民は比例区中心としながらも、会合などで選挙区での民主候補への支援を呼び掛けている。
青森2区では、これまで社民が公認候補を立ててきた経緯から、「連携は難しいのでは」との意見もあったが、比較的スムーズに進んでいるという。
強固な支持基盤を持たない民主新人の中野渡詔子氏にとって、貴重な存在となっている。
民主県連の田名部定男幹事長は「連携は進んでいる。こちらとしても協定で約束したことは守りたい」との意向。社民側も「比例区は社民、選挙区は民主候補」とアピールするチラシを作製するなど、目に見える形の協力を進めている。
加盟する組合員が両党にまたがる連合青森も、協力関係の構築に一役買っている。
連合青森は民主候補を推薦しているが、組織内では自治労など平和推進労組会議が社民候補を支援しており、“また裂き”状態が続いていた。
10日、八戸市内で開かれた連合青森三八地域協議会の総決起集会。壇上には田名部匡代氏や社民党八戸総支部の山名文世代表らが並んだ。連合青森の石田隆志会長は自治労出身の事務局長について「彼の果たす役割は大きい」と評価。“民・社共闘”を目指し、社民や平和労組系の組合員への配慮を忘れなかった。
これに続き、山名代表が田名部氏にエールを送る場面もあり団結を強調した。
だが、社民支持者の一部では、核燃などこれまで相いれなかった政策課題も多い民主との選挙協力に疑念も。社民県連幹部は「本当に民主が比例に協力してくれるのか分からないが、政党間の信頼関係で進めるしかない」と話している。
5635
:
名無しさん
:2009/09/20(日) 23:30:16
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20081025_01.htm
冷徹小沢氏したたか 青森4区 津島氏に一本化
山内氏(左)の出馬断念について、記者会見で説明する小沢代表(中央)
難航した民主党の次期衆院選青森4区の公認問題が24日、小沢一郎代表の主導で一応の決着を見た。県連が公認申請した青森県議山内崇氏(53)に不出馬をのませ、国民新党の4区公認内定者、元衆院議員津島恭一氏(54)への候補一本化のシナリオをまとめ上げたのは、小沢代表ならではの剛腕だった。当てにならない選挙の「風」に頼らず、郵政票などの組織票を確実に積み上げていく冷徹な小沢戦略の一端がのぞく。(青森総局・菅原誠)
<他選挙区に影響>
小沢代表が地方の1選挙区の公認問題で、自ら乗り込んでくるのは異例中の異例。それだけ、青森4区の扱いが郵政票と密接な国民新との選挙協力の「踏み絵」になっていたからだ。
郵政民営化に反対して前回落選した津島氏に、郵政関係者は強い負い目を感じていた。国民新を支援する政治団体「郵政政策研究会」の幹部は「東北には選挙区が25もある。小沢代表に会った時、『ただ一つも国民新に譲れないのなら、他の選挙区に影響する』と迫った」と明かす。
実際、今月2日、国民新が発表した民主公認候補の推薦で、東北6県分が先送りされた。ある県連幹部は「国民新の強い決意を痛感した。これで推薦は確実だろう」と語る。
<山内氏落胆の色>
郵政票は全国で50万と言われる。郵政グループ社員は東北で約1万9000人、青森県内でも約2500人に上る。次期衆院選を自らの「最後の戦い」と位置付ける小沢代表にとって、確実に上積みが期待できる郵政票は手放せない存在だった。
党本部が4区で2度実施した世論調査では、ともに山内氏優位と出ていた。小沢代表は「辞退」と言ったが、出馬断念に追い込まれた山内氏の記者会見での表情には、落胆の色がにじむ。山内氏は「地方を何とかしたいとの思いでいたが、小沢代表に体を預ける」と淡々と語った。
しかし、山内氏には不安材料があったのも確かだ。かつて自治労を除名処分になった経歴から、連合青森は山内氏が民主の公認を得た場合、4区を自主投票とし、津島氏なら推薦との方針を決定していた。
<頭越しに反発も>
津島氏で一本化されれば、連合票はもちろん、4区で候補を擁立しない社民党系労組の票の一部も取り込める。「山内氏の辞退は幅広い支持を結集するため」(小沢代表)の言葉通り、津島氏の個人票に郵政票、労組票を加えることで自民現職の木村太郎氏(43)へ対抗できるというわけだ。
小沢代表は3度にわたり、不出馬を渋る山内氏を党本部に直接呼び込んで説得した。こうした頭越しのやり方に、県連内部では「地元の声を無視した」と反発の声がくすぶる。ただ、山内氏の顔を立てるため、体調不良の中でわざわざ青森まで足を運んで筋を通すのも、やはり小沢流だった。
2008年10月25日土曜日
5636
:
山口新聞男
:2009/09/21(月) 00:46:39
>山内崇
>かつて自治労を除名処分になった経歴から、連合青森は山内氏が民主の公認を得た場合、4区を自主投票とし
このパターンだと、選挙区が大きくなる参院選や知事選はもっと出にくいのでは?
といって比例だと、こちらも既に青森重点の下田敦子がいるから難しい
5637
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 11:17:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901ddm010010121000c.html
選挙:09衆院選 空前の地殻変動 結果から読む民意(その1)
第45回衆院選は民主党が戦後最多の308議席を獲得し、1996年の旧民主党結党から13年で2大政党による本格的な政権交代を実現させた。自民党が大勝利を収めた前回05年から4年間で民意はどう動いたのか。新たに誕生した議員にはどんな特徴があるのか。過去の傾向と今回の選挙結果を手がかりに、多角的に分析した。
◇首都圏は突風区 有権者、4年で正反対の投票行動
「政権交代」を訴えた民主党が驚異的な躍進を見せた今回の衆院選。民主党候補は各地の小選挙区で得票を伸ばし、自民党の閣僚経験者やベテラン議員らに競り勝った。308議席をもたらした「突風」はどのように吹き荒れたのか。「風」の強さを数値化すると、選挙のたびに揺れる首都圏、ぶれが少ない中国、九州地方など、各地の特徴が見えてきた。
前回05年は「小泉旋風」で自民党が地滑り的な勝利を収めたが、今回は獲得議席で民主党と自民党がほぼ完全に逆転した。民意の動きを探るため、全国300の小選挙区ごとに、(1)前々回03年と05年の自民党候補の得票数差を「小泉旋風」(2)05年と今回の民主党候補の得票数差を「民主旋風」−−と定義し、全国的な傾向を比較した。
それによると、「小泉旋風」と「民主旋風」がいずれも強く吹いたのは、東京都や神奈川県などの首都圏。都市部の無党派層が大きく振れた結果、民主党の東京都内25選挙区の戦績は05年が1勝24敗だったのに対し、今回は21勝4敗に激変した。民主党は05年に0勝18敗と完敗した神奈川県でも、今回は14勝4敗と雪辱を果たした。
自民党を全敗に追い込んだ埼玉県や、保守地盤を崩した茨城県などの北関東も強風が吹いた地域だ。茨城6区では民主党候補が前回より約7万1000票積み増して、自民党の丹羽雄哉元総務会長を破ったほか、茨城1区でも民主党の新人が赤城徳彦元農相に勝利した。
これまで民主党候補が小選挙区で勝ったことがなかった岐阜県でも突風が吹き、民主党候補が野田聖子消費者行政担当相(岐阜1区)らに競り勝った。
しかし、自民党の「牙城」が多い中国や九州では風の効果は限定的だ。鳥取、島根、高知、宮崎の4県では今回も民主党候補が小選挙区で全敗した。
全国最大の「突風区」は、民主党が05年から8万1360票上積みした岐阜4区。民主党候補は比例代表で復活当選した。次いで兵庫7区が8万14票増。05年の得票数より5万票以上増えたのは44選挙区、1万票以上の増加は251選挙区で、強弱の違いこそあれ全国的に民主党に追い風が吹いたことが分かる。
◇当選率93%! 鳩山代表、最多20万票
民主党が擁立した候補者330人(小選挙区271人、比例単独59人)のうち308人が当選し、93%という極めて高い当選率となった。小選挙区の当選者は82%の221人だったが、43人が比例代表で復活当選し、小選挙区候補で議員になれなかったのはわずか7人、当選率は97%に達した。民主党の勢いは鳩山由紀夫代表の得票にも表れ、北海道9区で得た20万1461票は、前回05年衆院選で小泉純一郎首相が神奈川11区で獲得した19万7037票を上回り、小選挙区制導入以降の最多記録を更新した。
前回05年の郵政選挙で同様に圧勝した自民党の場合、候補者346人中296人(86%)が当選。うち小選挙区候補は290人中267人(92%、比例復活当選を含む)が当選した。今回の民主党の方がより効率よく当選したと言える。ただ、有権者が小選挙区で落選させる判断をした候補者の大半が復活当選することについては、重複立候補を認める現行制度の見直しを求める声もある。
◇新議員の考えは−−当選者アンケート結果から
衆院選にあたって毎日新聞が実施した全候補者アンケートを当選者に絞って再集計し、憲法観、消費税問題、政治改革の姿勢などについて、新議員の考え方の傾向を分析した。アンケートには当選者480人のうち477人が回答した。
5638
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 11:17:51
>>5637
◆68%−改憲賛成
新議員の68%は憲法改正に「賛成」と答え、「反対」は18%にとどまった。改憲派が引き続き衆院の多数派を占めるが、05年の当選者と比べると「賛成」は84%から16ポイント減少し、「反対」は8%から10ポイント増えた。民主党は「賛成」60%、「反対」21%。自民党は「賛成」94%で「反対」はゼロ。国民投票法が来年5月から完全施行され、衆参両院に設置された憲法審査会で憲法改正案を審査できるようになるが、党内に護憲派を抱える民主党政権のもとで慎重論がやや強まりそうだ。
憲法9条の改正は「賛成」34%、「反対」51%で、反対派が過半数を占めた。民主党は9条改正に62%が反対し、逆に自民党は79%が賛成している。
集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈についても「見直す必要はない」が50%を占め、「見直すべきだ」の37%を上回った。麻生政権が進めようとしていた見直しの動きにブレーキがかかりそうだ。
男女別の憲法改正への賛否は、男性で「賛成」69%、「反対」17%だったのに対し、女性は「賛成」58%、「反対」26%と慎重姿勢が目立った。9条改正ではこの傾向がより顕著で、男性は「賛成」36%、「反対」49%、女性は「賛成」19%、「反対」66%だった。
◆70%−政党への企業献金全面禁止
各党が選挙前に競って打ち出した政治改革が新議員のもとで進むかが注目される。政党への企業・団体献金については「禁止すべきだ」との回答が70%に上り、「禁止する必要はない」は26%だった。全面禁止方針をマニフェストに明記した民主党は「禁止すべきだ」が90%に上った。企業・団体献金の透明化と罰則強化を主張する自民党は「禁止すべきだ」が12%にとどまり、「禁止する必要はない」が79%に達した。
衆院議員の定数削減については(1)「比例代表を削減すべきだ」62%(2)「小選挙区、比例代表とも削減すべきだ」21%(3)「削減する必要はない」8%(4)「小選挙区を削減すべきだ」4%−−となった。民主党は「比例削減」が78%で最も多かったが、連立を想定する社民党の全員が「削減する必要はない」との立場で、実際に削減を進められるかは不透明だ。
国会議員の世襲を「制限すべきだ」は84%で、「問題はない」の10%を大きく上回った。民主党の94%は制限に賛成。一方、新議員の世襲率が5割近くに上った自民党は「制限すべきだ」が57%にとどまった。
◆72%−消費税率上げ反対
補正後の09年度予算で新規国債発行額は過去最大となった。新議員は高齢化で膨らむ社会保障費の財源をどこに求めるのか。
4年間の任期中に消費税の税率引き上げを決めることについて、新議員の72%が「反対」と答え、「賛成」の14%を大きく上回った。民主党の94%が反対したことが、全体の数値を押し上げた。自民党は「賛成」が45%を占めたが、今回の大敗で引き上げの主導権を握るのは難しくなった。
一方、基礎年金の財源については「全額税方式」が60%、現行の「保険料方式」が28%だった。今後、民主党の主導で年金制度改革の論議が進むとみられるが、税負担のあり方はあいまいなままだ。
子育て世帯に対する政府の財政支援の大幅増額についても同様で、消費税増税に反対する層の99%が支援拡充に賛成した。
◆3%−小泉改革積極評価
小泉純一郎元首相が進めた構造改革については「大いに評価する」との回答はわずか3%。「ある程度評価する」の22%と合わせても評価派は全体の4分の1にとどまった。「あまり評価しない」は29%、「まったく評価しない」は45%だった。
民主党では「あまり評価しない」「まったく評価しない」が計97%に達した。同党は小泉改革が格差の拡大や地方の疲弊を招いたと批判しており、新政権では小泉改革路線の見直しが進むことが予想される。
郵政民営化も「失敗」が66%を占め、「成功」はわずか8%。05年衆院選では民営化賛成派が大勢を占めたが、新議員の多くは見直し派に入れ替わった。
◆87%−核武装の検討不可
日本の核武装に関しては(1)「将来にわたって検討すべきでない」87%(2)「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」7%(3)「検討を始めるべきだ」1%。「核兵器を保有すべきだ」はいない。
「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」との回答は、05年衆院選の当選者では14%を占めていたが、半減した。自民党が大幅に議席を減らしたためで、「将来にわたって検討すべきでない」は6ポイント増えた。「検討を始めるべきだ」と答えた積極派は民主党の東祥三氏、自民党の古川禎久氏、無所属の平沼赳夫氏の3人だった。
5639
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 11:18:04
>>5638
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◇過去の小選挙区上位10
(1)19万7037票 小泉純一郎 自前 神奈川11(05年)
(2)18万6770票 河野太郎 自前 神奈川15(05年)
(3)18万2185票 綿貫民輔 自前 富山3(96年)
(4)18万1747票 古本伸一郎 民新 愛知11(03年)
(5)17万4374票 小泉純一郎 自前 神奈川11(03年)
(6)17万4361票 甘利明 自前 神奈川13(05年)
(7)17万3947票 町村信孝 自前 北海道5(05年)
(8)17万1507票 亀岡偉民 自新 福島1(05年)
(9)17万 176票 村岡兼造 自前 秋田3(00年)
(10)16万9825票 河野洋平 自前 神奈川17(05年)
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この特集は中田卓二、野原大輔、大貫智子、横田愛、念佛明奈が担当しました。
5640
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 11:19:01
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901ddm010010134000c.html
選挙:09衆院選 空前の地殻変動 結果から読む民意(その2止)
◇「世襲」47%−−自民党119人
05年衆院選とは打って変わった逆風の中を勝ち上がった自民党の119人を分析すると、父母や祖父母が国会議員だった「世襲議員」が56人と、47%を占めた。小選挙区で勝利した64人に限ると世襲率は59%(38人)にはね上がる。自民党では今回の衆院選を前に候補者の世襲制限が検討されたが、「地盤」「看板」の威力に助けられる皮肉な結果になった。
毎日新聞は、世襲を「父母(義父母、養父母を含む)または祖父母(義理の祖父母、養子先の祖父母を含む)が国会議員の場合」と定義し、今回から「3親等以内の親族が国会議員で、同一選挙区から立候補する場合」も追加した。自民党は候補者全体では世襲率は35%だったが、世襲候補が健闘した結果、当選者でみると12ポイント多い47%になった。
また、選挙区を人口集中度によって「大都市型」「都市型」「準都市型」「準農村型」「農村型」に分類すると、自民党が当選した64選挙区のうち「準農村型」「農村型」は計39選挙区となり、61%を占めた。保守地盤が強固とされる農村部ほど「生き残り」に有利だったことがうかがえる。
小選挙区で当選した64人中、民主党候補と戦わずに当選したのは17人。地盤の強固な自民党候補の選挙区で民主党がほかの野党との選挙協力を優先し、自前の候補擁立を見送った側面もある。
119人のうち当選5回以上の議員は70人に上り、当選10回以上の議員も森喜朗元首相(14回)や加藤紘一元幹事長(13回)ら11人いる。半面、新人議員は5人しか当選できず、再選を果たした当選2回は10人。ベテランの多いいびつな構成となった結果、平均当選回数は5・5回と高くなった。
◇郵政選挙から4年−−したたか造反組18勝7敗 境遇厳しい刺客5勝13敗
05年衆院選で自民党が「郵政造反組」の対立候補として擁立した「刺客」25人と造反組33人のうち計43人が今回も立候補した。造反組の11人は自民党に復党しての出馬で、比例代表での復活当選を含め9人が当選。逆風の中で地力の強さを示した。これに対し、同党から再選を目指した刺客15人は5勝10敗と大きく負け越し、4年前の「小泉劇場」で脚光を浴びた面々は明暗を分けた。
造反組では、民主党から立候補した4人も全員当選した。3人は小選挙区を戦ったが、前回、東京10区で敗れた小林興起氏は同党の比例代表単独候補に納まり、追い風に乗って国政に返り咲いた。しかし、国民新党から出馬した前・元職4人は、亀井静香氏と松下忠洋氏が当選した半面、綿貫民輔代表と亀井久興幹事長が落選した。
刺客では、自民党の公認争いに敗れた無所属の長崎幸太郎氏(山梨2区)とみんなの党の広津素子氏(佐賀3区)が再選を目指したが、及ばなかった。党県連公認で出馬した上杉光弘氏(宮崎1区)も落選した。
造反組25人の戦績は18勝7敗、刺客18人は5勝13敗。したたかに生き残った造反組に比べ、刺客の境遇の厳しさが浮かんだ。
5641
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 11:19:35
>>5640
◇公明、崩れた「勝利の方程式」 自民の支持票激減
公明党は今回の衆院選で太田昭宏代表や北側一雄幹事長ら小選挙区の前職8人が全員落選し、小選挙区の獲得議席が初めてゼロとなった。同党候補はこれまで支持母体の創価学会を中心とした基礎票に自民党との選挙協力分を上乗せすることで、当選ラインを手堅く突破してきた。しかし、今回の得票傾向を分析すると、頼みの自民支持票が前回05年から激減し、「勝利の方程式」が崩れたようだ。
公明党は、東京12区▽神奈川6区▽大阪3区▽大阪5区▽大阪6区▽大阪16区▽兵庫2区▽兵庫8区−−の8選挙区に公認候補を立て、自民党が推薦した。
選挙結果を基に、公明党の各候補の小選挙区での得票数と、その選挙区での自民、公明両党の比例代表での得票数の合計を比較したところ、大阪3区を除く7選挙区で小選挙区の得票数が比例代表の自公得票数を上回った。
8選挙区の公明比例票は05年から大きな変化はなかった。一方、自民比例票は軒並み前回比3〜4割減少。各候補は自民支持票の取り込みにはある程度成功しながら、それでも当選ラインに届かなかったとみられる。
毎日新聞の出口調査によると、従来の自民党支持層の一部が今回は民主党など他党に投票した可能性が高い。自民党への逆風が公明党の小選挙区候補も直撃した構図だ。
◇女性54人、過去最高 全体の11%、初の2ケタ
今回の衆院選では女性が54人当選し、過去最多だった05年の43人を超えた。当選者に占める女性の割合は11%と初めて2ケタ台に乗った。政党別内訳では民主党が40人と最も多く、自民党8人▽公明党3人▽社民党2人▽共産党1人−−の順。民主党が、自民党大物議員の対立候補として女性候補を積極的に擁立したことが女性議員の増加につながった。
新人議員は全体で158人。全体の33%を占め、1949年1月に行われた第24回衆院選以来の高い比率になった。前職は55%、元職は12%。
民主党は新人が143人で、前職・元職の計165人に迫る勢力になった。一方、自民党は5人、社民党は3人、公明、共産両党は各1人で、他党では新人当選のハードルはなお高い。
新人が増えたため、新議員の平均年齢は前回衆院選よりも0・3歳若返り、52・0歳となった。政党別では、民主党49・4歳▽自民党56・6歳▽公明党58・0歳▽共産党56・4歳▽社民党61・0歳−−などとなっている。
==============
5642
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 11:20:38
>>5641
◇比例復活当選者一覧(末尾の数字は小選挙区の惜敗率)
<1>田名部匡代(民前・青森(3)) 99.59
<2>三村和也 (民新・神奈川(2)) 99.58
<3>湯原俊二 (民新・鳥取(2)) 99.26
<4>仲野博子 (民前・北海道(7)) 99.08
<5>遠藤利明 (自前・山形(1)) 98.78
<6>甘利明 (自前・神奈川(13))98.59
<7>金田勝年 (自新・秋田(2)) 98.56
<8>仁木博文 (民新・徳島(3)) 98.50
<9>大西孝典 (民新・奈良(4)) 98.08
<10>糸川正晃 (民前・福井(2)) 98.07
<11>永江孝子 (民新・愛媛(1)) 97.87
<12>北村茂男 (自前・石川(3)) 97.78
<13>谷川弥一 (自前・長崎(3)) 97.59
<14>額賀福志郎(自前・茨城(2)) 97.57
<15>鴨下一郎 (自前・東京(13)) 97.32
<16>藤田大助 (民新・三重(5)) 97.32
<17>皆吉稲生 (民新・鹿児島(4)) 97.20
<18>金子健一 (民新・千葉(11)) 96.38
<19>田中美絵子(民新・石川(2)) 96.38
<20>田村憲久 (自前・三重(4)) 96.30
<21>高井崇志 (民新・岡山(1)) 96.30
<22>高市早苗 (自前・奈良(2)) 96.10
<23>衛藤征士郎(自前・大分(2)) 95.56
<24>北村誠吾 (自前・長崎(4)) 95.42
<25>中川秀直 (自前・広島(4)) 94.98
<26>平将明 (自前・東京(4)) 93.52
<27>高野守 (民新・茨城(4)) 93.30
<28>馳浩 (自前・石川(1)) 93.23
<29>岩屋毅 (自前・大分(3)) 93.03
<30>塩谷立 (自前・静岡(8)) 92.82
<31>今村雅弘 (自前・佐賀(2)) 92.03
<32>小原舞 (民新・京都(5)) 92.00
<33>後藤英友 (民新・熊本(3)) 91.87
<34>松宮勲 (民元・福井(3)) 91.86
<35>与謝野馨 (自前・東京(1)) 91.73
<36>菅川洋 (民新・広島(1)) 91.70
<37>小池百合子(自前・東京(10)) 91.68
<38>富岡芳忠 (民新・栃木(5)) 91.32
<39>笹木竜三 (民前・福井(1)) 91.32
<40>林幹雄 (自前・千葉(10)) 90.87
<41>長勢甚遠 (自前・富山(1)) 90.77
<42>菅原一秀 (自前・東京(9)) 89.94
<43>高橋英行 (民新・愛媛(4)) 89.72
<44>野田聖子 (自前・岐阜(1)) 88.84
<45>武部勤 (自前・北海道(12))88.61
<46>三宅雪子 (民新・群馬(4)) 88.49
<47>古屋圭司 (自前・岐阜(5)) 88.01
<48>玉置公良 (民新・和歌山(3)) 87.29
<49>竹本直一 (自前・大阪(15)) 87.25
<50>松本純 (自前・神奈川(1)) 87.15
5643
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 11:20:54
>>5642
<51>津島恭一 (民元・青森(4)) 86.83
<52>古賀一成 (民前・福岡(6)) 86.37
<53>中後淳 (民新・千葉(12)) 85.57
<54>花咲宏基 (民新・岡山(5)) 85.47
<55>柳田和己 (民新・茨城(7)) 85.23
<56>今井雅人 (民新・岐阜(4)) 85.06
<57>平井卓也 (自前・香川(1)) 83.38
<58>大村秀章 (自前・愛知(13)) 83.34
<59>川崎二郎 (自前・三重(1)) 83.08
<60>斎藤健 (自新・千葉(7)) 82.98
<61>町村信孝 (自前・北海道(5)) 82.78
<62>野田国義 (民新・福岡(7)) 81.73
<63>永岡桂子 (自前・茨城(7)) 81.24
<64>橋本勉 (民新・岐阜(2)) 81.00
<65>山口俊一 (自前・徳島(2)) 80.23
<66>新藤義孝 (自前・埼玉(2)) 80.14
<67>柴山昌彦 (自前・埼玉(8)) 79.69
<68>浅尾慶一郎(み新・神奈川(4)) 79.39
<69>石田真敏 (自前・和歌山(2)) 79.15
<70>佐藤勉 (自前・栃木(4)) 78.13
<71>打越明司 (民新・鹿児島(2)) 77.61
<72>松浪健太 (自前・大阪(10)) 77.58
<73>田中和徳 (自前・神奈川(10))77.58
<74>伊吹文明 (自前・京都(1)) 77.40
<75>中島隆利 (社新・熊本(5)) 77.18
<76>早川久美子(民新・東京(17)) 77.17
<77>谷公一 (自前・兵庫(5)) 76.76
<78>谷畑孝 (自前・大阪(14)) 76.65
<79>松野博一 (自前・千葉(3)) 76.56
<80>勝又恒一郎(民新・神奈川(15))76.10
<81>中野渡詔子(民新・青森(2)) 74.24
<82>道休誠一郎(民新・宮崎(2)) 68.00
<83>高邑勉 (民新・山口(1)) 66.32
<84>小室寿明 (民新・島根(1)) 65.89
<85>横粂勝仁 (民新・神奈川(11))64.03
<86>網屋信介 (民新・鹿児島(5)) 61.59
<87>吉泉秀男 (社新・山形(3)) 61.57
<88>山本剛正 (民新・福岡(8)) 58.26
<89>山崎誠 (民新・神奈川(8)) 57.89
<90>阿部俊子 (自前・岡山(3)) 54.89
<91>穀田恵二 (共前・京都(1)) 51.60
<92>斉木武志 (民新・静岡(7)) 48.78
<93>阿部知子 (社前・神奈川(12))43.00
<94>吉井英勝 (共前・大阪(13)) 42.40
<95>柿沢未途 (み新・東京(15)) 36.91
<96>吉野正芳 (自前・福島(3)) 35.57
<97>塩川鉄也 (共前・埼玉(8)) 21.73
5644
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 13:47:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090901/20090901_0001.shtml
民主追い風 自民も善戦 衆院選得票結果分析
2009年09月01日 14:29
30日投開票された第45回衆院選は、県内5小選挙区のうち、自民前職3人、民主は前職と新人の2人が当選した。3区と5区で落選した民主新人と社民新人が比例で復活当選。比例単独で当選した自民と公明の前職を含めると、県内関係の衆院議員は自民4人、民主3人、公明1人、社民1人となった。追い風を受けた民主が小選挙区で初の複数議席を獲得したが、自民も底力を見せた。主な投票結果を分析した。 (衆院選取材班)
■松野氏 過去最多得票 1区
民主前職の松野頼久氏(48)が抜群の知名度と「政権交代」の追い風に乗り、支持団体の組織票も手堅くまとめ、前回より約2万4500票上積みする過去最多得票で4選を果たした。
一方、前回はほぼ無名ながら“小泉旋風”に乗り、松野氏に約2400票差まで迫って比例復活した自民前職の木原稔氏(40)は、党への逆風をまともに受けた。前回より約1万2500票減らし、比例復活もならなかった。
■福嶋氏 熊本市で浸透 2区
民主新人の福嶋健一郎氏(43)が、有権者の5割超を占める熊本市で浸透。地盤の玉名市郡で優位に立った自民前職の林田彪氏(65)との激戦を約5千票差で制した。
福嶋氏の知名度不足を補うため、党は鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長ら幹部を続々と投入。前回衆院選で民主候補が1万3千票差で敗れた熊本市で、逆に1万1千票の差をつけた。
共産党の候補擁立見送りも有利に働いた。前回、自民に競り負けた荒尾市では、前回は共産候補が立候補したため、民主と共産に支持が割れた新社会党の県議や市議が、今回は民主を支援したこともあり、約2千票差で勝利。玉名市郡では過去3回、2区に立候補した民主の松野信夫参院議員の全面支援もあり、前回の約1万6千票差を約8千票差まで縮めた。
逆風に危機感を強めた林田氏陣営は、「コスタリカ方式」で比例に回った野田毅氏と初めて合同選対を設置。地盤の玉名市郡のほか公明党や農漁協などの組織票を固めたが、都市部の無党派層に支持が広がらなかった。
■坂本氏 組織フル稼働 3区
自民前職の坂本哲志氏(58)と民主新人の後藤英友氏(42)の競り合いに、無所属新人の三浦一水氏(55)が絡む構図。終盤まで坂本、後藤両氏の横一線の情勢が伝えられたが、坂本氏が約6600票差で抜け出し、3選を果たした。
初の自民公認となった坂本氏は、無所属時代に築いた「草の根」後援会と、自民の組織力が危機感からフル稼働。公明党支持者とも連携し、阿蘇郡など保守地盤を手堅くまとめた。一方で、政党色を薄める戦略も奏功。無党派層の多い合志市や菊陽町にも浸透し、前回より合志市と菊池市で約6千票上乗せ。自民への逆風にもかかわらず、過去最多得票となった。
後藤氏は民主の追い風に加え、農村部にも後援会事務所を構え、弱点だった地域の態勢を強化。3区全域で支持を広げ、07年補選より2倍近くに票を伸ばした。ただ、合志市や菊陽町で、思ったほど差をつけることができなかった。かつて坂本氏と保守分裂選挙を繰り返した自民の松岡利勝氏(故人)の支持票の多くが、三浦氏に流れたことも響いた。
■園田氏が盤石の戦い 4区
自民前職の園田博之氏(67)が保守地盤を手堅くまとめ、8選を果たした。市町村合併で「実動部隊」の首長や議員が減ったが、農漁業や建設業者など各種団体がフル回転。逆風下で前回より1万票以上減らしたものの、陣営の予想を上回る盤石の戦いだった。
国民新の新人、松永真一氏(50)は出身地の宇城市で園田氏を上回ったが、最後まで知名度不足に悩んだ。陣営は終盤、「民主推薦」を前面に追い風を期待したが、「園田王国」を切り崩すまでには至らなかった。
■金子氏が球磨で圧倒 5区
自民前職の金子恭之氏(48)と社民新人の中島隆利氏(66)との事実上の一騎打ち。金子氏が八代市を除く全市町村で中島氏を上回り、9万8632票で勝利した。中島氏も主地盤の八代市で健闘し、比例復活当選を果たした。
金子氏が出身地の球磨郡で得た約2万9千票は、候補者4人の総得票数に占める割合で73・5%に達し、同郡だけで中島氏に1万9千票以上の差をつけた。一方、中島氏は八代市長選で連携した新人が現職を破った勢いに乗り、同市内で金子氏に7767票差をつけた。両陣営関係者ともに「『球磨モンロー』の勢いが『八代モンロー』を上回った」と分析した。
「民主の風」は比例の党派別得票に顕著に表れ、金子氏が圧勝した球磨郡でも民主票は自民票に約3千票差に迫った。
=2009/09/01付 西日本新聞朝刊=
5645
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 13:49:12
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260179.html
主な候補者の横顔 熊本5区2009年8月22日
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(届け出順。〈元〉以下は過去職。カッコ内数字は当選回数。[比]は比例区と重複立候補。〈 〉内政党は推薦・支持)
<5区>
中島隆利 66 〈元〉旧八代市長 社新 [比]
金子恭之 48 国土交通副大臣 自前(3)[比]
南政宏 39 幸福の科学職員 諸新
長友清冨 59 森海党代表 諸新
◆地方政治の経験を訴え 中島隆利氏(66)=社新〈民〉〈国〉
合併前の旧八代市長として2町3村との合併協議会の座長を担い、05年の新八代市誕生を導いた。市議、県議も加えた地方政治歴は31年。「官僚政治とともに地方政治も変えるための力や経験はだれよりも持っている」と自負する。66歳という年齢についても「これまでの経験が生かせる」と動じない。
05年、合併後の新八代市長選に挑んだが落選。引退を表明し、後援会組織も解散した。しかし「政治を変える好機」として社民党が国政への挑戦を要請。一度は固辞したが、福島瑞穂党首が自ら、反対する家族に電話して説得した。「社会党や社民党の看板を30年間背負ってきた責任がある」と決意を固め、07年秋、熊本5区での立候補を表明した。
以後、八代市を地盤に、選挙区内の人吉市や水俣市などで定期的に支持者らとの会合を重ね、小さな集会も開いてきた。社民党の現状を厳しく認識しつつも「選挙区内を2年近く回り、『政治を変えたい』という声は確実に増えている」と手応えを語る。民主党との調整で、5区で出る予定だった民主公認候補が他の区へ転出。熊本県内の5小選挙区は民主、社民、国民新の3党が公認候補を推薦しあい、それぞれ自民前職と対決する野党共闘となり「3党の選挙協力という、全国でもまれにみる戦いができている」。
中小企業や農林水産業を振興して地域経済と暮らしを再生するよう訴える一方、長年の地域の懸案である川辺川ダム、荒瀬ダム、水俣病の全面解決にも主眼を置く。ダムについては「民意の反映を」と説き、水俣病は「恒久的な救済法の成立」をめざす。現場や学習会にもこまめに足を運び、対策を考えてきた。
5人きょうだいを育てた母の苦労を心に刻み、「感謝と奉仕」の気持ちを忘れない、というのが信念だ。
◆国交副大臣の実績強調 金子恭之氏(48)=自前〈公〉
「腰が低く温厚。偉ぶらない」。支持者でない人もそう評したくなるという柔和な笑顔が、多くの人をひきつける。「これまで9年間、国政に送ってもらった。もう『若手』ではありません」。これからは自分が党の中核を担う番だ、という意志と期待を集会では強調する。
祖父や父が県議や村議などを歴任してきた政治家の血筋を引く。田代由紀男・元参院議員や園田博之・前衆院議員の秘書を計16年経験して政治を学び、00年の総選挙に無所属で立候補し初当選。保守の土壌に守られ、3期務めてきた。
ところが今度ばかりは「あんたに苦しさが分かるのか」と、零細経営者らから痛烈な言葉を投げかけられることもあるという。自民党への逆風で「かつてない厳しい戦い」と認識する。
08年8月に国土交通副大臣に就任して、地元での活動は週末の帰郷時だけ。衆院解散後は遅れを取り戻そうと、初当選当時の原点に返って朝の通勤時の辻立ちも励行する。地域をくまなく回り、ふっくらとしていた顔と体が引き締まってきた。
農林業も多い選挙区での訴えの中心は、第1次産業の振興や中小企業の資金繰りなどの景気回復策。国交副大臣として手がけた八代港の5.5万トン岸壁改修工事の着工などインフラ整備の実績も強調する。
地元が抱える水俣病問題については、与党が民主党と合意して成立させた未認定患者の救済法を成果としてあげ、早期解決に意欲を示す。
もう一つの大きな課題である川辺川ダム問題は、国と県、地元市町村長らが参加する「ダムによらない治水を検討する場」を見守るとの立場で、自身の賛否については演説などではほとんど触れない。個別に尋ねると、柔和な表情で治水の必要性などの持論を丁寧に説明する。
5646
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 13:55:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090726/20090726_0002.shtml
解散後初の週末 立候補予定者 前哨戦熱く 自民 実績を前面に 野党 組織固めに力
2009年07月26日 14:20
衆院解散後初の週末となった25日、県内5選挙区の立候補予定者たちは雨の中、熱い前哨戦を展開した。自民前職は景気対策などの実績を前面に政権継続を訴え、政権交代を目指す野党側は労組の集会に出席し、組織固めに力を入れた。
1−5区すべてに前職が立候補を予定する自民党。1区の木原稔氏は熊本市の商店街で演説し、「大型商業施設の安易な進出に反対し、商店街活性化に取り組んできた」。5区の金子恭之氏は人吉市の後援会事務所開きで、約250人を前に「地域を守るため私を使ってほしい」と訴えた。
2区の林田彪氏、3区の坂本哲志氏、4区の園田博之氏も夏祭りやイベント会場を駆け回った。園田氏の後援会幹部は「逆風が吹いている。小まめに回り、地方重視の経済対策など実績をPRして信頼を得るしかない」と力を込めた。元自民参院議員で3区の無所属新人、三浦一水氏は山鹿市などを回った。
一方の野党陣営。1区の民主前職松野頼久氏、2区の民主新人福嶋健一郎氏、4区の国民新の新人松永真一氏、5区の社民新人中島隆利氏はそろって県電力総連の決起集会に出席し、「衆院選の勝利目指して頑張ろう」と気勢を上げた。福嶋氏は「生活が良くなれば景気が良くなる。政権交代しかない」。中島氏は「日本を変える最後のチャンス。地方に財源を移し再生を図る」と語った。
3区の民主新人、後藤英友氏は阿蘇市で後援会事務所開きをし、「政権交代のため、阿蘇から日本を変える」と声を張り上げた。
1区に立候補予定の共産新人上野哲夫氏は街頭演説などで支持を訴え。政治団体「幸福実現党」から立候補予定の新人5人もミニ集会などをこなした。
=2009/07/26付 西日本新聞朝刊=
5647
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 14:02:58
http://www.kumamoto-kenmin-shinbun.com/back/2005_07/back_05_07.html
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■ 冒頭の見出しに「棚牡丹(たなぼた)市長」と書いたが、その意味は八代市民であれば誰もが知っている比喩と分るであろう。
沖田嘉典市長が四選出馬を表した後、八代市職員採用に絡む収賄事件で逮捕された。その直後の市長選に社民、民主の推薦を得て立候補して初当選した時の実態を表したものである。
当時八代市には、自民党を名乗る支部が2つあり、夫々の支持者が独自の候補を推し、保守分裂選挙になったのは本紙前号でも書いた。
この時の得票は、中島氏18,722、沖田後継と目された永江明久前助役16,748、以下田方、上村、小早川3氏の順であった。
革新一対保守四の争いであった。保守が一本化しなかったとしても1人が下りていたら状況は変わっていただろう。
八代市民は革新市政を望んでいた訳ではなかった。俺が俺がのエゴが革新市政を生んだのである。 その証拠に、保守票を合計すると中島氏が得た票の約2倍である・・・
※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください。
沖田市政の影を曳いた
八代市職員採用の透明性
■ 中島隆利氏は旧社会党熊本県本部副委員長を務めたゴリゴリの社会主義者、の筈であった。出身は九電労組、元々九電は公共性が強い企業の性格もあって労働運動にも寛容である。
中島氏は九電社員(休職扱い)の身分のまま、八代市議を二期勤めた後、県議の四期目(途中1回落選)の時、沖田市長の職員採用試験に関わる収賄事件で逮捕後の「出直し」選挙で初当選を果たした。
この時出馬した永江助役が「沖田市政の後継」と見られていたが、中島氏も県議時代から市長選では沖田氏を支援、逆に県議選では沖田後援会からの支援を受けていた。思想的には沖田氏と対極に位置するはずであるが、利害面で意気投合したのか常に沖田市政を支えて来た。
沖田氏逮捕後県警が押収したメモの中に中島氏の名前もあり・・・・・
2面記事に進む >> ※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください
■ 8月1日に新八代市が発足する。八代市、鏡町、千丁町、坂本村、東陽村、泉村の一市二町三村の合併により、新市の人口は約10万人から14万人、有権者数は約11万3千人となる。
新市長選は一面にも書いたが4人が出馬表明している。新市議は現在の定員32人から34人に2名増員となるが二町三村の各首長などが出馬を予定しており、34人の定員に対し45、6人が争う激戦となる。
市長選、市議選共に”終盤戦”と云っていい程各陣営はヒートしており、対立候補を誹謗中傷する文章などが配布されている。総体的に見ると革新系一対保守系三の構造は、沖田元市長が逮捕後行われた「出直し選挙」と似ている。
しかし、今回保守系は、2つに割れていた自民党が八代支部に統一された点が大きく異なる。
自民党の推薦を受けた坂田孝志氏に有利な風が吹くのは間違いないだろう・・・・・
※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください。
自民党八代支部
推薦候補決定の推移 −公正な手段で坂田に決まる−
■ これまで八代市内(旧町村を含む)で配布されたミニコミ紙や、怪文書の標的が殆ど坂田氏である。恰も自民党八代支部を始め県連が「始めに坂田ありき」で推薦決定をしたかの如く書いた記事が多い。
坂田氏や、自民党から頼まれたわけではないが、推薦の経緯について取材した。関係者の話を総合すると大方以下の通りである。
出馬を表明した荒木、坂田、永江の3氏から推薦願いが出された自民党八代支部は、昨年12月、3氏を招いて事前に通告していた新八代市について夫々のマニフェストを聴いた。
質問事項は財政、農業、荒瀬ダム、八代港等8項目に亘って3氏の持論を質したのである・・・・・
<< 1面記事に戻る ※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください。
5648
:
名無しさん
:2009/09/21(月) 22:54:10
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000380909210001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 富山> 記事
政権交代@富山
県政与党、負託に応える
2009年09月21日
坂田光文 自民県連幹事長
――県政与党として県民の要望にどう答えますか。
「自民が下野したと言っても、県民の要望を知事と一緒になって政府に求める。40議席の県議の中で無所属を入れれば自民系は30人近い。県政の両輪として県民の負託に応えることに変わりはない」
――国政で自民が反対した政策について、地方でも異議を唱えることはありますか。
「国会審議が尽くされて議決されたら、粛々と事業を進めていくのが基本的なスタンス。ただ、例えば北陸新幹線についてスローダウンさせるような話があるかも知れない。その時は政府に対し強い行動をしなければならない」
「全国知事会や地方6団体の中で、民主と協議機関を設けると聞いている。民主は地方のことも考えると言っているのだから、きちっと守ってもらいたい」
――3党連立をどう受け止めていますか。
「参院で社民と国民新が協力しないと、過半数にならないので民主が配慮したと思う。社民が掲げる防衛や外交政策などかみ合わない部分がある。『連立ありき』からスタートしたのではないか」
――来夏の参院選に向けてどう対応しますか。
「まず総裁選があり、参院選は党再生のスタート。党本部から、なるべく早く(参院選挙区の)公認候補を決めて欲しいと言われたので、10月中にも国会議員を含めた会議を持たなければならない」
「公認候補を決めたところは7〜8県しかないそうだ。党本部は衆院選を受け、いま出ている候補も都合が悪ければ差し替えて構わない、という。慎重に『みんなが推せる候補』『勝てる候補』にしたい。少なくとも自民県連として『みんなが推せる候補』でなくてはならない。公明もどうなるか分からないから」
――指導力強化など県連改革の考えはありますか。
「強いリーダーシップの発揮は、他の国会議員が支え、長勢甚遠・県連会長がその任に当たる。今年の県連大会で役員改選があったばかりだ」
――衆院選比例区で自民の得票が民主を上回ったのは島根県や富山県と、ごく少数でしたが、国民新の存在もありました。
「自民支持でも比例は国民新に投票した人もいる。それを考えれば国民新の得票は(反自民かどうか)五分五分だと思う。次の参院選は前回07年に失った議席を奪還するチャンス。衆院選の世論調査で自民支持層の3割は他党を支持した。それを元に戻すことも考えなければならない」
――国民新の綿貫民輔・前代表が落選しました。その影響で自民に支持が戻ると思いますか。
「片足が国民新だった人も含め、保守回帰は起きる。たまたま綿貫氏が引退し、亀井静香氏が党代表になり連立を組んだ。綿貫氏なら閣外協力だったかも知れない。民主の小沢一郎幹事長もかつての自民の中枢であり、政界再編も含め色んなことが流動的になってくると思う」
(聞き手・雨宮徹)
5649
:
チバQ
:2009/09/22(火) 23:37:01
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090922ddlk13040125000c.html
東京見聞録:「落選議員」何を思う 深谷隆司・元通産相に密着 /東京
8月30日に投開票された衆院選は、民主党が大躍進し、政権交代を実現した。自民党は300から119へ大幅に議席を減らし、結党以来の第1党から転落し、都内でも多くのベテラン議員が落選した。143人もの民主党の新人議員らに注目が集まる中、ほとんど伝えられることのない「落選議員」たちは何を思うのか。東京2区(中央、文京、台東)で10選を目指し、落選した深谷隆司元通産相(73)に密着した。【田村彰子】
◇「これからは本音で語る」
衆院選から約2週間が経過した今月15日、台東区雷門の一角にある自宅を訪問すると、深谷さんは、ちょうど来客を見送っていた。「来てくれてうれしいよ」「雷門にお参りの時は、休憩所代わりに使って」と、握手をして送り出す。記者が玄関で待機していると、さらにもう1組の来客が帰っていった。
玄関脇の一室に通され、「さっきのは、みんな役所の大幹部なんだ」と説明してくれた。民主党の打ち出す「政治主導」に戦々恐々とする官僚がたびたび訪れ、愚痴をこぼすという。「みんな『信頼関係ができないのが一番つらい』って言うね」と語る。
党の重鎮として閣僚を歴任した深谷さん。今回は、年齢制限もあって比例との重複立候補はできず、開票開始早々に、真っ先に「落選の弁」を語る役回りとなった。選挙中も、慣れない自転車遊説に取り組む場面などを見てきた。自宅訪問前は、「険しい表情」も予想していたが、意外と忙しそうだ。
9月に入り、日々、「選挙の仕上げ」をこなしているという。支援者に送る礼状の数は10万通にも上る。何度も推敲(すいこう)しながら、選挙のお礼などをしたためていく。「応援してました」「残念です」などと書かれた支持者からのメールにも目を通す。「涙が出るよ」。メールにも全部返事を出すという。
そんな合間にも、次々と電話が入る。93年の細川政権時代には、野党として予算委員会の筆頭理事を務めた。その経験を踏まえた意見も聞かれるという。「今の自民党は、反省、反省また反省で、戦う気力がない。野党として堂々と戦ってもらいたい」と党への苦言も呈する。
夜は党本部で、塾長を務める政経塾の講義に出席。1時間の講義を終え、地元の若者たちと浅草の居酒屋へ。「礼儀作法を教えてほしいなんて言われちゃってね」。酒の注ぎ方などを教えながら、杯を重ねる。「これからの人生がうらやましい。しっかりやれよ」と若者たちを励まし、午後11時過ぎに帰宅した。
翌16日は、午前11時半から、選挙を実質的に支えてくれた後援会女性部の集会に妻慶子さん(70)と出席。テーブルを夫婦で回るうち、慶子さんの目から涙がこぼれた。女性たちも「走馬灯のように思い出がよぎるわ」と目頭を熱くする。深谷さんは「おれは陽気にしてるけどね」と、写真撮影などに明るく応じ、場を盛り上げた。
この日で、決まっていたすべての集会が終了。だが、事務所の片付けなどまだまだ慌ただしい日々が続く。記者が「落ち着いたら一番したいことは何ですか」と聞くと、「孫たちと一緒に一泊旅行ぐらいしたいな」。
引退か。周囲の声はかまびすしい。「4年待つのは長いが、民主政権が行き詰まり、早期解散になれば……」。そんな声も周辺からは聞こえた。だが、深谷さんは明言はしてくれなかった。
15日、自宅では、秘書とホームページのリニューアルに向けた打ち合わせもしていた。目玉企画は「深谷隆司の言いたい放題」。そのことを聞くと、満面の笑みを浮かべた。「これまでは立場上言えないこともあったけど、これからは民間人だから。本音で語っていきたいね」
==============
■メモ
◇選挙戦は通算「11勝6敗」
自民党は、05年の「郵政選挙」では都内25小選挙区で、公明党と合わせ24勝1敗。だが、今回選挙では、小選挙区で勝ったのは4人にとどまった。比例との重複立候補ができなかった73歳以上の自民候補は深谷元通産相と島村宜伸元農相の2人で、共に小選挙区で敗れた。深谷元通産相は旧満州からの引き揚げ体験を持ち、1963年に区議に初当選。都議を経て衆院議員になったが、現職閣僚だった00年にも苦杯を喫するなどし、選挙戦は通算「11勝6敗」。
〔都内版〕
5650
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 17:03:23
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/8541-8543
<北海道>
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2009syuinsen/
北海道1区 (投票率: 72.10%)
北海道2区 (投票率: 71.03%)
北海道3区 (投票率: 70.91%)
北海道4区 (投票率: 74.01%)
北海道5区 (投票率: 76.32%)
北海道6区 (投票率: 73.02%)
北海道7区 (投票率: 73.91%)
北海道8区 (投票率: 69.34%)
北海道9区 (投票率: 74.67%)
北海道10区 (投票率: 76.60%)
北海道11区 (投票率: 77.17%)
北海道12区 (投票率: 77.59%)
<青森県>
1区66・67%(前回比0・63ポイント増)、
2区67・33%(同4・04ポイント増)、
3区70・39%(同5・15ポイント増)、
4区69・92%(同5・19ポイント増)
投票率は68.52% 過去最高の前回上回る(2009/08/31)
青森県選挙管理委員会によると、県全体の投票率は、68・52%だった。1996年の小選挙区制度導入後、最高を記録した前回(2005年9月)を3・48ポイント上回った。
特に市部の伸び率が大きかった。3区の八戸市で5・47ポイント、4区の弘前、黒石、つがる、平川の4市合計でも5・88ポイントと大きく上昇した。
両選挙区は前回も自民と民主の公認候補が出馬しており、選挙戦の構図に大きな変化はなかったものの、政権選択選挙への関心の高さを反映した形となった。
<岩手県>
1区70・93%、
2区71・62%、
3区75・14%、
4区76・18%
県内投票率73.41% 小選挙区制で過去最高
衆院選本県4小選挙区の投票率は73・41%(男74・26%、女72・64%)で、前回2005年の70・82%を2・59ポイント上回った。小選挙区制では過去最高の投票率だった。「政権選択」への関心の高まりが投票率アップにつながったとみられる。
市町村別では、西和賀町が最も高く83・36%。次いで田野畑村の80・98%、普代村の79・51%。最低は岩手町の67・26%で、一戸町の67・64%、二戸市の68・55%と続く。
(2009.8.31)
5651
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 17:04:25
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/8544-8547
<秋田県>
1区 68・46%(前回65・63%)+2.83pt
2区 74・60%(同70・02%)+4.58pt
3区 75・70%(同74・63%)+1.07pt
〜市町村別〜
東成瀬村が85・77%でトップ。
小坂町85・17%、
大潟村83・54%、
上小阿仁村82・86%
以下省略
本県投票率は73・27% 小選挙区導入後最高を記録
(2009/08/31 10:17 更新)
<宮城県>
1区64.78%(前回比1.59ポイント増)
2区65.01%(3.69ポイント増)
3区69.57%(3.06ポイント増)
4区69.40%(4.27ポイント増)
5区68.48%(0.91ポイント増)
6区69.24%(2.73ポイント増)だった。
投票率67.35% 宮城・全選挙区で前回上回る
衆院選小選挙区の宮城県内平均投票率は67.35%と、前回(2005年)を2.77ポイント上回り、1996年の小選挙区制導入後に行われた5回の選挙で最も高かった。
市町村別にみると、投票率が最も高かったのは七ケ宿町の81.55%、最も低かったのは仙台市宮城野区の62.33%だった。男女別の投票率は男性67.98%(3.50ポイント増)、女性66.76%(2.09ポイント増)。
比例代表は67.34%(2.79ポイント増)だった。
<山形県>
1区 75.71%(+1.90pt)
2区 75.22%(-0.18pt)
3区 73.85%(+1.65pt)
選挙:衆院選 投票率は74.93% 前回73.84%を上回る /山形
過去30年の衆院選の県内投票率で最も高かったのは「消費税解散」の90年2月の83・26%。一方、過去最低は、選挙区割りが変更され、旧3区が現2区と3区に組み替えられた前々回03年11月の69・60%だった。【林奈緒美】
<福島県>
投票率と前回比
1区 73.86% +2.50pt
2区 71.51% +1.90pt
3区 74.26% +1.97pt
4区 77.42% +1.27pt
5区 68.36% -1.70pt
http://www.pref.fukushima.jp/senkan/sokuhou/shugi/20090830/
5652
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 17:06:54
<茨城県>
投開票速報
第45回衆議院議員総選挙<小選挙区>
http://www.pref.ibaraki.jp/senkan/2009sokuhou/2009_sokuhou_top.htm
1区 66.70%
2区 66.13% =県内最低
3区 68.45%
4区 69.16%
5区 67.39%
6区 66.65%
7区 69.37% =県内最高
選挙:衆院選 投票率67.60% 前回比3.14ポイント増 /茨城
◇「政権交代」が関心高め
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/08/news/20090901ddlk08010081000c.html
県選管が最終的に発表した県内小選挙区の投票率は67・60%で、前回の64・46%を3・14ポイント上回った。当初、67・61%と発表したが、神栖市で国内の不在者投票者数を二重に計上したことが分かったため、訂正した。
県内では05年の郵政選挙より2人少ない23人が立候補。共産党が全区での立候補者擁立を断念し、自民と民主の「2大政党対決」の構図がより鮮明になる中、民主党が争点に掲げた「政権交代」が有権者の選挙への関心を高めたとみられる。
県内の衆院選の投票率は、戦後76・45%を最高に常に60%以上を維持してきたが、小選挙区比例代表制が始まった96年に初めて60%を割り込み、知事選と同日だった前回選挙まで、50%台で推移していた。また、90年以降は全国的に見ても毎回ワースト10位以内で、前回も60%以上に持ち直したもののワースト3位だったため、県民の選挙への関心の低さに歯止めがかかるか注目が集まっていた。
男女別では、男性が68・17%、女性が67・05%。小選挙区別では、主要3候補が最後まで三つどもえの激戦を展開した7区が69・37%で最も高く、2区の66・13%が最も低かった。【高橋慶浩】
毎日新聞 2009年9月1日 地方版
5653
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 17:08:05
<栃木県>
投票結果速報
衆議院 小選挙区【平成21年8月30日】
投票結果速報(国内+在外) 平成21年8月30日 22:33 確定
http://www.pref.tochigi.lg.jp/senkyo/shugisenkyo/file/BS_TOUHYO_KZ.html
1区 66.46
2区 68.40
3区 64.73
4区 69.16 +2.29pt
5区 67.35
>4区の69・16%で、前回を2・29ポイント上回った
県内投票率は過去最高 「郵政」を1・77ポイント上回る
(8月31日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090831/199670
衆院選小選挙区の県内投票率は67・35%(男68・09%、女66・61%)で、「郵政解散」で関心を集めた前回を1・77ポイント上回り、小選挙区制導入後、最高となった。
自民、民主の二大政党が政権を懸けて県内でも1区、2区、4区、5区で激戦となったことから、選挙への関心が高まり投票率を押し上げた。
県内小選挙区の投票率は1996年が最低の56・81%。前回は65・58%まで回復し、今回さらに上がった。
選挙区別で投票率が最高だったのは4区の69・16%で、前回を2・29ポイント上回った。このほか1区と5区で前回を上回った。市町別では、最高が茂木町の75・57%。最低が矢板市の62・70%だった。
投票率が上がったことについて作新学院大の鈴木隆准教授(政治学)は「政策本位のマニフェスト型選挙が展開された。また生活に密着した問題が暮らしを直撃し、有権者が政治に無関心でいられなくなったため」とコメントした。
5654
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 17:11:46
<群馬県>
衆議院小選挙区選出議員選挙 投票調べ
http://www.pref.gunma.jp/upload/7/stk-2.htm
1区67.20
2区68.21
3区69.33
4区70.72
5区70.46
選挙:衆院選 投票率69.06% 前回を2.77ポイント上回る /群馬
http://124.83.183.242/select/seiji/09shuinsen/area/10/news/20090831ddlk10010113000c.html
県内の投票率は、小選挙区制の導入後では最も高かった前回衆院選(05年9月)を2・77ポイント上回る69・06%だった。衆院任期4年のぎりぎりまで解散せず、有権者が選挙を待ち望んでいたのに加え、「政権選択」が最大の焦点となったことが関心を引き付けたとみられる。
前回衆院選は「郵政解散」への賛否や郵政民営化関連法案に反対票を投じた「造反議員」に対する「刺客」候補の擁立など、小泉純一郎首相(当時)がメディアを巻き込んで作り出した「劇場型選挙」が注目を集めた。前回の投票率は前々回(03年11月)から8・39ポイントも上昇したが、今回はさらに上回った。選挙区別にみると、4、5区で70%を超えた。
今回選挙で民主は全国各地の自民大物前職に対し、「郵政選挙」のお株を奪うような「刺客候補」を次々に擁立した。県内でも公示まで20日余りと迫る中、4区に地元とは縁のない女性候補が立候補を表明。党幹部がてこ入れのため、相次ぎ来県した。
一方、民主候補と戦った自民の大物も、党への逆風から、これまでになく危機感を強めた結果、「ドブ板選挙」に回帰。選挙区での活動が活発となり、有権者の注目を集めたとみられる。
期日前投票も浸透し、21万4884人(前回比67・8%増)に達し、投票率上昇の要因になったようだ。【庄司哲也】
毎日新聞 2009年8月31日 地方版
5655
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 17:31:19
<埼玉県>
衆議院議員総選挙(埼玉県)の結果
http://www.pref.saitama.lg.jp/senkan/library/syuinsen0908/index.html
平成21年8月30日執行 衆議院議員総選挙の結果です。
小選挙区
投票結果(8月30日 25:39 確定)
1区:65.31
2区:63.40
3区:63.63
4区:65.89
5区:66.00
6区:67.59
7区:65.45
8区:68.59
9区:67.58
10区:70.05
11区:69.78
12区:66.50
13区:66.99
14区:64.06
15区:64.94
5656
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 18:01:35
<東京都>
平成21年8月30日 平成21年 衆議院小選挙区
投 票 結 果
20時 00分 現在 確定
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/h21syugiin/h21shu_stou_2200.html
開票区名___ 投票率[%] 前回投票率[%]
東京都計___ 66.37 65.59
____区部計 65.69 64.97
____市部計 67.82 66.93
西多摩町村部計 66.07 65.12
島しょ町村部計 70.66 70.28
1区 65.58 65.25
2区 68.53 68.46
3区 67.30 66.85
4区 64.21 63.91
5区 67.17 65.69
6区 65.67 65.03
7区 63.31 63.08
8区 65.50 64.61
9区 67.88 67.48
10区 65.66 66.55
11区 64.95 64.25
12区 69.06 67.80
13区 62.82 61.55
14区 65.49 64.75
15区 67.25 66.47
16区 61.94 60.36
17区 65.22 63.73
18区 68.24 68.04
19区 68.11 67.85
20区 68.10 66.95
21区 66.62 66.12
22区 67.92 66.33
23区 68.78 67.95
24区 68.47 66.78
25区 65.24 64.43
5657
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 18:10:13
<千葉県>
◆第45回衆議院総選挙・第21回最高裁判所裁判官国民審査
投・開票速報〜千葉県選挙管理委員会〜
http://www.chibaken-senkan.jp/keihatu.html
* 1区計 64.33 -0.56
* 2区計 64.65 0.19
* 3区計 64.57 -2.29
* 4区計 63.13 -0.24
* 5区計 63.37 0.89
* 6区計 64.57 0.41
* 7区計 66.00 1.25
* 8区計 67.68 0.73
* 9区計 64.33 0.11
* 10区計 64.02 0.70
* 11区計 64.30 1.09
* 12区計 66.92 0.66
* 13区計 66.06 0.35
5658
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 18:16:02
>>5656
<東京都・改>
区名 09年 05年 差
01区 65.58 65.25 0.33
02区 68.53 68.46 0.07
03区 67.30 66.85 0.45
04区 64.21 63.91 0.3
05区 67.17 65.69 1.48
06区 65.67 65.03 0.64
07区 63.31 63.08 0.23
08区 65.50 64.61 0.89
09区 67.88 67.48 0.4
10区 65.66 66.55 -0.89
11区 64.95 64.25 0.7
12区 69.06 67.80 1.26
13区 62.82 61.55 1.27
14区 65.49 64.75 0.74
15区 67.25 66.47 0.78
16区 61.94 60.36 1.58
17区 65.22 63.73 1.49
18区 68.24 68.04 0.2
19区 68.11 67.85 0.26
20区 68.10 66.95 1.15
21区 66.62 66.12 0.5
22区 67.92 66.33 1.59
23区 68.78 67.95 0.83
24区 68.47 66.78 1.69
25区 65.24 64.43 0.81
5659
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 18:17:51
<東京都>
誤報?10区は?
【衆院選】投票率、全区で前回を上回る
2009.8.31 19:34
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090831/tky0908311935014-n1.htm
圧倒的な勝利で政権交代へ向かう民主党。東京都内でも25選挙区のうち21選挙区、比例代表でも重複候補者1人、単独候補者8人のうち7人が当選するなど、都民の審判は民主に下った。投票率も全選挙区で前回を上回るなど有権者の関心は高かった。
■投票率 選挙区の投票率は66・37%で前回(平成17年9月)の65・59%を若干上回った。選挙区別でみると、25区すべてで前回を超えた。区市町村では、利島村が90・51%▽御蔵島村83・53%▽青ケ島村78・57%など島部が高く、70%を超えた区は千代田区71・29%▽文京区71・14%▽北区70・45%の3区にとどまった。一方、低かったのは江戸川区の61・94%、渋谷区62・38%、足立区62・82%の順だった。
また、期日前投票を済ませた有権者は145万4116人で、過去最高となった。前回比1・54倍(50万9215人増)で、全有権者に占める割合は13・72%だった。内訳は国内が145万3654人、在外が462人だった。
■民主勝因 選挙区、比例代表とも圧勝した民主党。鈴木寛都連幹事長は産経新聞の取材に対し、「大変ありがたい結果。東京は比例を含め30人擁立し29人が議席を得た。参院議員を含め、東京の民主党は大きなグループとなり、責任も重くなる。マニフェストの実現、国民の負託に応えたい」と抱負を語った。
勝因について、「今回はインターネット選挙。動画サイトなどに出演し、マニフェストの疑問点を理解してもらうことができた。また、公示前は勝ち越せるかどうか危機感を持ってやっていたが、愚直にマニフェストを都民に理解してもらおうと各候補者の活動が盛り上がった」としている。
5660
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 18:29:56
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/senkan/syugiin/090830/06.html
■第45回衆議院議員総選挙■ 平成21年8月30日
執行
第45回衆議院議員総選挙 投票結果
※「前回投票率」は平成17年9月11日執行 衆議院小選挙区選出議員選挙の投票率です。
選挙区 投票率 前回比
第01区 68.24 0.03
第02区 68.30 1.04
第03区 65.08 1.17
第04区 72.24 1.22
第05区 70.13 0.50
第06区 70.18 1.43
第07区 68.50 1.05
第08区 70.82 0.3
第09区 68.45 1.07
第10区 65.46 1.05
第11区 68.12 -0.34
第12区 66.68 0.34
第13区 67.34 1.50
第14区 67.45 2.38
第15区 68.44 1.71
第16区 67.61 2.84
第17区 69.73 2.30
第18区 67.13 1.59
小選挙区平均投票率、1・18ポイント増え68・26%/神奈川
政治・行政
選挙
2009/08/31
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908186826/
県選挙管理委員会は31日、確定した衆院選の県内小選挙区平均投票率を発表した。平均投票率は68・26%(男67・99%、女68・53%)となり、前回総選挙(2005年9月)を1・18ポイント上回った。
県内18選挙区別投票率は、4区(横浜市栄区・鎌倉市・逗子市・葉山町)が72・24%で最多。最も低かったのは3区(横浜市鶴見区・神奈川区)で65・08%だった。11区(横須賀市・三浦市)で前回を0・34%下回った以外、いずれも投票率が増加した。
男女別では男が1・90ポイント増、女が0・45ポイント増。市町村別では政令指定都市の横浜市が68・86%、川崎市が66・77%、相模原市が67・53%。一般市は68・01%、郡部は70・83%。市町村別の最多は山北町の79・37%。
比例代表南関東ブロックの県内投票率は、68・25%(男67・98%、女68・52%)で、前回を1・24%上回った。
当日有権者数は727万6981人(男365万5563人、女362万1418人)。29日までの期日前投票(小選挙区)は94万2495人で、不在者投票との合計は97万1886人だった。
5661
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 18:42:17
神奈川県の横浜とか田舎よりも投票率高いぐらいですげえ。70越えもちらほら。
開票区名 当日有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%) 前回投票率との差(%)
<1区>
中区 112,939 71,210 41,729 63.05 0.44
磯子区 136,004 93,595 42,409 68.82 0.08
金沢区 171,322 121,979 49,343 71.20 -0.16 ★金沢区
第1区計 420,265 286,784 133,481 68.24 0.03
<2区>
西区 77,815 52,009 25,806 66.84 0.97
南区 164,193 107,672 56,521 65.58 0.45
港南区 182,020 129,921 52,099 71.38 1.62 ★港南区
第2区計 424,028 289,602 134,426 68.30 1.04
<3区>
鶴見区 219,266 141,128 78,138 64.36 1.11
神奈川区 188,213 124,057 64,156 65.91 1.23
第3区計 407,479 265,185 142,294 65.08 1.17
<4区>
栄区 104,076 75,512 28,564 72.55 1.78 ★栄区
鎌倉市 149,211 106,973 42,238 71.69 1.24 ★鎌倉市
逗子市 50,210 36,613 13,597 72.92 0.48 ★逗子市
三浦郡 27,605 20,086 7,519 72.76 0.34 ★三浦郡
第4区計 331,102 239,184 91,918 72.24 1.22 ★4区
<5区>
戸塚区 219,993 154,192 65,801 70.09 0.29 ★戸塚区
泉区 125,168 89,558 35,610 71.55 0.56 ★泉区
瀬谷区 102,388 70,105 32,283 68.47 0.80
第5区計 447,549 313,855 133,694 70.13 0.50 ★5区
<6区>
程ヶ谷区 167,807 116,836 50,971 69.63 0.97
旭区 206,955 146,155 60,800 70.62 1.80 ★旭区
第6区計 374,762 262,991 111,771 70.18 1.43 ★6区
<7区>
港北区 264,616 178,425 86,191 67.43 0.97
都筑区 147,112 103,591 43,521 70.42 1.07 ★都筑区
第7区計 411,728 282,016 129,712 68.50 1.05
<8区>
緑区 140,255 96,804 43,451 69.02 0.86
青葉区 236,138 169,771 66,367 71.89 0.00 ★青葉区
第8区計 376,393 266,575 109,818 70.82 0.31 ★8区
<9区>
多摩区 166,342 109,984 56,358 66.12 0.99
麻生区 132,913 94,871 38,042 71.38 1.02 ★麻生区
第9区計 299,255 204,855 94,400 68.45 1.07
<10区>
川崎区 173,794 107,242 66,552 61.71 -0.03
幸区 125,060 84,124 40,936 67.27 1.07
中原区 185,628 125,797 59,831 67.77 2.00
第10区計 484,482 317,163 167,319 65.46 1.05
<11区>
横須賀市 352,462 240,428 112,034 68.21 -0.55
三浦市 41,934 28,238 13,696 67.34 1.41
第11区計 394,396 268,666 125,730 68.12 -0.34
<18区>
高津区 171,621 113,037 58,584 65.86 1.89
宮前区 170,598 116,707 53,891 68.41 1.32
第18区計 342,219 229,744 112,475 67.13 1.59
5662
:
名無しさん
:2009/09/23(水) 18:53:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090922/elc0909221021000-n1.htm
【政権交代と世論の風】(中)勝負は最後の3日間だった? (1/2ページ)
2009.9.22 10:20
このニュースのトピックス:政権交代
鳩山政権に対する最初の評価、新聞、テレビなど各メディアの「世論調査」が出そろった。軒並み「高い支持率」で、鳩山政権は、まずは無難な船出というところだ。
さて、その鳩山政権を生み出した今回の衆院選について、「事後分析」も進んでいる。
財団法人情報通信学会の「間(かん)メディア社会研究会」という団体の調査もおもしろい。「間メディア社会」というのは、新旧さまざまなメディアが相互に関連しあって世論を作り上げている「複合的なメディア環境社会」のことで、研究している学習院大の遠藤薫教授が説明してくれた。
最も興味を引いたのは、有権者がいつ投票行動を決定したかという調査だ。
遠藤教授によると、「比例代表の投票先をいつ決めたか」との設問で調べたところ、全体の4分の1は「いつも決めている」と回答したが、年代別でみると、60代で4割程度がいつも決めているのに対し、その他の世代は25%程度にとどまっていた。
では、いつも投票先を「決めているわけではない」有権者は、一体、いつ投票先を決めたのだろうか。
具体的な態度決定の時期を聞いたところ、「7月の東京都議選以前」に10%程度が態度を決め、「衆院の解散前後」に5%前後が態度を決めた。さらに、「8月上旬」にかけて5〜10%が決め、「8月18日の衆院選公示後10日間程度」で20%前後が決めた。
さて、残りの人たちはいつ決めたのか。
実は、8月30日の投票直前、最後の「3日間」に決めたという回答がかなり多かった。
60代では15%程度しかいないが、残りの若い世代では全体の25〜35%が、「投票直前に決めた」と回答した。特に20代は、3分の1以上、35%もの人が「直前3日間で決めた」と答えている。投票が迫ってから態度決定をした人がかなりいたという結論なのだ。
マニフェスト(政権公約)の内容を競う選挙戦という色彩が濃く、民主党の優勢も長期間に渡ってメディアで伝えれてきた衆院選だったが、有権者の3分の1程度が、直前に決めたと答えていることを、どう考えればいいのだろうか。
ひとつの回答としては、自民党に対する拒否感はあるものの、本当に民主党でいいのかどうか、最後まで迷っていた有権者がかなりの割合でいるのではないかとの推測がある。民主党への信頼感は、まだ高くないという説明もできるだろう。
この推論に立つと、有権者の多くは「二大政党」という二者択一に慣れておらず、どちらかを選ぶという選択を模索しながら、直前に決めたということになる。
もうひとつ推測ができる。それは、選挙が近づき、メディア報道も増えて、民主党のマニフェストが少しずつ浸透していったため、民主党の支持が次第に増えていったという分析だ。これなら、民主党への支持は、かなり固い支持として広がったと結論付けることもできる。
有権者はマニフェストをじっくり読み込んだ上で、積極的に民主党を選んだのか、それは今後も容易には変わらないほど固い支持となって広がったのか。
それとも、「自民党への批判」という消極的理由で、直前に迷ったあげくに民主党を選んだに過ぎないのか。
今後の政治の行方を左右する大きな問いかけになりそうだ。(金子聡)
5663
:
名無しさん
:2009/09/23(水) 18:54:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090923/elc0909230719000-n1.htm
【政権交代と世論の風】(下)自民敗北原因は「あのCM」だった? (1/2ページ)
2009.9.23 07:19
このニュースのトピックス:政権交代
今回の衆院選での「自民党敗北の原因」は多く語られているが、「なるほど」という別なデータが出てきた。
財団法人情報通信学会の「間(かん)メディア社会研究会」の調査だ。研究している学習院大の遠藤薫教授が説明してくれた。
そこで分かったのは、今回の衆院選で自民、公明両党がインターネット上で展開した、民主党を批判するコマーシャル(ネガティブCM)を見た人のうち6割以上、63・5%が、批判している自公両党に対して逆に「悪い印象を持った」と答えていることだ。
衆院選で自民党に投票した人に聞いても、その3割以上が「CMは自民、公明に悪印象だった」と衝撃の回答を寄せていたという。
劣勢が伝えられ、起死回生を狙った自民党、公明党のネガティブキャンペーンが「逆効果」だった可能性も出てきたから大変だ。
調査は8月31日〜9月1日、1000人を対象にネットで実施した。ネット調査なので、電話や対面調査と比べると、その数値の扱いは難しいが、ネットCMでありながら、ネットユーザーには不評だったということのようだ。
自民党が展開したネガティブCMは3種類あった。そのうち、「ラーメン編」では、客が好みを言うたびに、それに合わせて、具や味やふりかけまでかけて、どんどん違うラーメンを作ってしまうラーメン店主を描き、「相手に合わせるだけでは誰一人幸せにできない」というテロップで、盛りだくさんの公約を打ち出した民主党を皮肉るというスタイル。
また、「プロポーズ編」では、老後も生活も高速道路も乗り放題だと、なんでも大丈夫と自信満々に語って結婚を迫る男性を描いて、テロップで「根拠のない自信に人生を預けられますか」と、民主党のマニフェスト(政権公約)に財源の裏付けがないと揶揄(やゆ)するものだった。
遠藤教授の調査では、このネットCMは、いずれも数十万回アクセスがあり人気だったが、評価は悪く、CMを作った側に対する悪印象が6割を超えてしまったというわけだ。自民、公明両党の狙った通り、民主党に悪印象を持ったとの回答はわずか4・6%に過ぎなかった。
遠藤教授は「昨年の米大統領選でもマケイン候補が展開したネガティブキャンペーンが失敗するなど、ネガティブキャンペーンの難しさが指摘されているが、日本ではネガティブCMは逆効果だった可能性がある」と指摘。「むしろ、有権者の良識がよく示されている調査結果だ」とも話した。
確かに衆院選では、麻生太郎首相を筆頭に、民主党批判で「こんなばらまきでいいのか」と正面から批判してみせたが、ネットCMだけでなく、こうした選挙戦術そのものが受け入れられなかった可能性もある。
だからといって、自民党の選挙戦略に代替案があったかどうかといわれると難しい。「ひたすら土下座」で同情を買うという戦略しかなかったなどといえば、あまりにさびしい話になってしまう。(金子聡)
5664
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 19:12:18
<新潟県>
選挙区当確者一覧
http://www.niigata-nippo.co.jp/09syuinsen/senkyoku/list-niigata.html
1区 有権者数: 425,456 投票率: 67.5%
2区 有権者数: 315,884 投票率: 75.8%
3区 有権者数: 323,892 投票率: 74.1%
4区 有権者数: 321,921 投票率: 73.3%
5区 有権者数: 284,942 投票率: 75.5%
6区 有権者数: 298,729 投票率: 76.8%
5区・6区が少なくて1区が多いねぇ。
──────────────────────
<1区>→西区を2区へか江南区を4区へ割譲とかかね。あんま人口とか考えてないけど。
新潟市
中央区
東区
西区(旧・新潟市域、旧・黒埼町域)←黒埼町域は02年に2区より編入・西区の内旧巻町域(四ツ郷屋)は2区
江南区(旧・新潟市域)→旧・横越町、旧・亀田町域は4区
北区(旧・新潟市域)
<5区>→2区・4区から長岡市域を編入すべきか。
長岡市 新潟県第2区(旧・越路町、旧・三島町、旧・与板町、旧・寺泊町、旧・和島村、旧・小国町域)、新潟県第4区(旧・栃尾市、旧・中之島町域)以外の区域。
小千谷市
魚沼市
南魚沼市
北魚沼郡川口町
南魚沼郡湯沢町
<6区>→2区から柏崎・刈羽辺りを編入?
上越市
十日町市
糸魚川市
妙高市
中魚沼郡津南町
5665
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 19:14:22
<富山県>
区 得票率 対前回増加ポイント
1区 70% +4.16ポイント
2区 72.78% +2.79ポイント
3区 76.96% +1.44ポイント
県全体では73.75%
富山県内投票率73.75% 小選挙区導入後で最高
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090831/25407.html
2009年08月31日 09:30
衆院選の県内小選挙区の投票率は、県全体で前回を2.59ポイント上回る73.75%となった。有権者の関心の高さを反映し、小選挙区制が導入された平成8年以降で最も高かった。新人同士の争いとなった3区は1.44ポイント、自民、民主の県連トップが争った1区は4.16ポイントそれぞれ前回を上回り、2区も前回より2.79ポイント伸びた。
1区は自民、民主の県連トップ同士の激しい選挙戦が投票行動を促し70%となった。
2区は藤井氏の地元・滑川市で前回を5.88ポイント、宮腰氏の地元・黒部市で2.59ポイント上回るなど全9開票区で70%を超え全体で72.78%だった。
3区は比例代表に転出した綿貫民輔国民新党代表の地元・南砺市が前回を1.87ポイント、氷見市が0.85ポイント下回った。柴田氏の地元・小矢部市が前回を5.69ポイント、橘、相本両氏の地元・高岡市が2.19ポイント上回るなど全体では76.96%まで伸びた。
市町村別では、南砺市が83.57%で最も高く、最低は富山市第1(旧富山市)の70%。男女別では、男74.79%、女72.81%だった。期日前投票は前回の1.69倍となる12万7189人で、投票総数の19%を占めた。
衆院選で県内の4氏当選、投票率73.75%にアップ
(2009年08月31日 17時40分)
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20090831113814
民主党が圧勝・自民党が大敗し、政権交代が実現する歴史的な選挙になりました。30日に投票が行われた衆院選は、31日未明にすべての議席が確定し、県内からは3つの選挙区と比例代表を合わせ4人が当選しました。
小選挙区富山1区では、民主党・前職の村井宗明さんが9万377票を獲得し、悲願の小選挙区での当選を果たしました。直接対決で敗れた自民党・前職の長勢甚遠さんは比例代表北陸信越ブロックで復活当選しました。
富山2区は、自民党・前職の宮腰光寛さんが10万5828票で5回目の当選です。富山3区は新人同士の激しい選挙戦から抜け出した自民党・新人の橘慶一郎さんが13万4315票を獲得して初当選。無所属で挑んだ相本芳彦さんは10万票の大台に乗せましたが、2万8000票あまりの差で及びませんでした。
今回の衆院選の投票率は、県全体では73.75%(富山1区70.00%、2区72.78%、3区76.96%)で、前回より2.59ポイントアップし、小選挙区になってからは過去最高となりました。
5666
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 19:16:38
<石川県>
1区 72.21
2区 78.75
3区 75.67
選挙:衆院選 県内投票率を75.67%に訂正−−県選管 /石川
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/17/news/20090901ddlk17010587000c.html
県選管は30日深夜、当初76・43%としていた小選挙区の県内投票率を75・67%に訂正すると発表した。加賀市選管が誤って期日前投票を二重集計し、県選管に報告していた。加賀市と2区の投票率もそれぞれ75・45%、78・75%に訂正された。
戦後24回行われた衆院選(補選除く)では80%を超えた選挙は6回ある。また、1980年の衆参同日選では78・40%、90年に75・94%を記録したが、今回はそれ以来の高い投票率になった。
==============
◇市町別確定得票
奥田建 佐藤正幸 馳浩 松林淳一
金沢市 125667 10982 117168 1738
1区計 125667 10982 117168 1738
宮元智 森喜朗 田中美絵子
小松市 990 36435 32035
加賀市 646 23102 21840
白山市 971 32422 36534
能美市 393 18180 13053
川北町 56 2541 1496
野々市町 411 10810 14063
2区計 3467 123490 119021
東義和 近藤和也 北村茂男
七尾市 380 20095 15638
輪島市 187 6519 15112
珠洲市 113 5156 6716
羽咋市 277 9396 7246
かほく市 399 11341 9821
津幡町 414 11040 10033
内灘町 249 8221 6722
志賀町 151 7550 7361
宝達志水町 170 4827 4111
中能登町 100 7951 4357
穴水町 100 2908 3800
能登町 114 5828 7682
3区計 2654 100832 98599
==============
◇市町別投票率
当日有権者数 投票者数 投票率(%)
◇1区
金沢市 358479 258871 72.21
1区計 358479 258871 72.21
◇2区
小松市 87393 70529 80.70
加賀市 61340 46279 75.45
白山市 90451 71099 78.60
能美市 38052 32161 84.52
川北町 4458 4147 93.02
野々市町 35796 25804 72.09
2区計 317490 250019 78.75
◇3区
七尾市 49733 36688 73.77
輪島市 27639 22120 80.03
珠洲市 15537 12181 78.40
羽咋市 20298 17343 85.44
かほく市 28233 21933 77.69
津幡町 28894 21836 75.57
内灘町 21124 15542 73.58
志賀町 20301 15348 75.60
宝達志水町 12519 9249 73.88
中能登町 16326 12574 77.02
穴水町 8903 6972 78.31
能登町 18723 13827 73.85
3区計 268230 205613 76.66
県計 944199 714503 75.67
毎日新聞 2009年9月1日 地方版
5667
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 19:17:12
<福井県>
1区 71.96%(+1.46pt)
2区 74.76%(+3.03pt)
3区 75.65%(+2.83pt)
(括弧内は前回比)
福井のニュース
県内投票率、最高の74.11% 小選挙区制導入後 (8月31日午前8時56分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8289
集計作業が進められる福井1区の開票所=30日午後9時15分ごろ、福井市体育館 集計作業が進められる福井1区の開票所=30日午後9時15分ごろ、福井市体育館
衆院選小選挙区の福井県内投票率は74・11%だった。郵政民営化を争点に“小泉劇場”と関心を呼んだ前回衆院選(2005年、71・68%)を2・43ポイント上回り、小選挙区制が導入された96年以降で最高となった。「政権選択」を掲げ、3選挙区とも自民対民主の激しい選挙戦になったことに加え、期日前投票の投票者数が過去最多となり、投票率を押し上げた。
県選管によると、期日前投票の投票者数は8万9981人で、有権者の13・75%を占めた。07年参院選の7万1015人を上回り、国政選挙、知事選を通し過去最多となった。選挙区別では1区2万7731人、2区3万183人、3区3万2067人だった。
前職同士が激突した1、2区、前・元職がしのぎを削った3区といずれも、午前中の投票率は前回をやや上回るペースで伸びた。しかし午後2時以降は鈍り、同6時までは前回より1〜3ポイント程度低く推移した。
選挙区別の投票率は、1区が71・96%と前回(70・50%)を1・46ポイント上回り、2区は74・76%(前回71・74%)、3区75・65%(同72・83%)と、いずれも前回を上回った
市町別で投票率が高かったのは南越前町の81・01%、次いでおおい町80・89%。9市の平均は73・49%、8町は同78・13%だった。最低は1区の福井市(旧福井市と美山町)の71・48%だが、前回の69・86%は上回った。男女別では男性75・04%、女性73・26%だった。
5668
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 19:25:50
<長野県>
県関係議員ゼロ 比例代表、導入以降初めて
2009年8月31日掲載
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/08/post_59.html
衆院選の比例北陸信越ブロック(定数11)は30日、長野、新潟、富山、石川、福井の5県で投開票し、民主が6、自民が4、公明が1の議席を獲得した。民主は改選前より2議席増やした一方、自民は1議席減。公明は1議席を維持し、国民新党は議席を失った。県関係議席は、1996年の小選挙区比例代表並立制導入以降、初めてゼロになった。
長野県関係では、小選挙区で敗れた自民5人の復活はかなわず、1955年の結党以来初めて県内の「自民党代議士」がいなくなった。自民は比例前職の長島忠美氏(58)を単独1位、小選挙区重複立候補20人全員を2位で登載。5区の前職宮下一郎氏が惜敗率を85・59%まで引き上げたが次点に終わった。
民主は、重複立候補17人全員を名簿1位に登載する一方、小選挙区での大量当選に備え、比例単独候補4人を18位以降に登載。県内からは、木曽郡木曽町在住で会社役員の新人三浦茂樹氏(40)が名簿20位、塩尻市在住で元同市議の新人武居博明氏(51)が同21位に登載されていたが届かなかった。
共産は、1区と重複立候補した新人山口典久氏を単独1位に、長野市在住の新人中野早苗氏(61)を単独2位に登載したが、2000年衆院選以来の議席獲得はならなかった。社民は、2区の新人中川博司氏、5区の新人池田幸代氏ら重複立候補5人を名簿1位に登載したが及ばなかった。
その他の政党で県関係は、国民新党の比例単独2位に長野市在住で元郵便局長の新人反り目弘国氏(65)、新党日本の比例単独1位に諏訪郡原村在住で農業の新人小林峰一氏(47)が立候補していた。
5669
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 19:28:06
<長野県>
1区 74.27% 県内最低
2区 74.47%
3区 74.80%
4区 77.01%
5区 79.40% 県内最高
H21.8.30執行 衆議院議員総選挙
●衆議院小選挙区選出議員選挙
投票結果
http://www.pref.nagano.jp/senkyo/past/past.html
’09夏・衆院選ながの:投票率、3.95ポイント増の75.65% /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090831ddlk20010289000c.html
◇96年以降最も高く
衆院選の県内小選挙区の投票率は75・65%(男76・54%、女74・81%)で、前回05年の71・7%を3・95ポイント上回った。期日前投票者数も前回の1・6倍になった。今回は「政権選択」を最大の争点に、有権者の関心を引き寄せ、小選挙区比例代表並立制の導入(96年)以降では最も高い投票率になった。
県内投票率は、過去最低(65・99%)を記録した03年まで5回連続で下落。前回は「小泉旋風」の効果もあって71・7%に回復した。
今回は相次ぐ首相交代や内閣の不祥事などで、国政への関心が上昇。「政権交代」への期待感も手伝って、投票率を押し上げたとみられる。
市町村別で最も投票率が高かったのは平谷村の89・52%。最も低かったのは川上村の72・44%だった。
◇
期日前投票者数は29万5304人で、有権者の16・77%に上り、前回を6・34ポイント上回った。選挙区別の期日前投票者数は、▽1区=5万7890人(前回比1・65倍)▽2区=6万6949人(同1・7倍)▽3区=7万4929人(同1・57倍)▽4区=4万5203人(同1・57倍)▽5区=5万333人(同1・48倍)。
毎日新聞 2009年8月31日 地方版
県内投票率75.65% 全国2位
2009年8月31日掲載
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/08/7565.html
衆院選の県内投票率(小選挙区)は、郵政民営化などが問われた2005年の前回選を3・95ポイント上回る75・65%となり、2回連続で前回比プラスとなった。不況下で雇用不安や貧困層の拡大といった社会問題が顕著化する中、争点となった政権選択に有権者の関心が高まったとみられる。
期日前投票は過去最高の29万5304人(前回比1・60倍)。有権者に占める割合は16・72%で、都道府県別で3位だった。03年に始まった制度が定着したことも投票率を押し上げる要因になったようだ。
選挙区別で最も高かったのは5区で、79・40%。最低は1区で74・27%だった。市の最高は伊那市の79・77%、最低は松本市の72・45%。
県内期日前投票23万2532人 投票者数、投票率とも最高
2009年8月30日掲載
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/08/232532.html
衆院選公示翌日から28日までの10日間に県内で期日前投票を済ませた有権者(小選挙区)は23万2532人で、前回2005年衆院選の同期間の1・70倍に上ったことが29日、県選管のまとめで分かった。過去最高だった07年参院選(16日間)の総数を既に9342人上回っている。17日現在の県内有権者に占める割合は13・17%で、都道府県別では4番目の高さ。29日午後も多くの有権者が訪れ、投票所前に列ができた。
28日までの投票者数は19市で計17万4072人(前回同期の1・76倍)、町村で5万8460人(同1・54倍)。松本市では前回同時期の1・97倍、東御市、岡谷市、駒ケ根市でも1・90倍を超えた。投票した有権者の割合は木曽郡で20・69%に上っている。総務省によると、全国では1094万4845人に達し、衆参両院の国政選を通じて過去最多を記録。前回同時期の1・63倍で、有権者の10・49%が既に投票を済ませた。最終的には1200万人を超えると推計される。
長野市の期日前投票所がある市役所では午後から夜にかけても多くの有権者が訪れ、断続的に行列ができた。この日だけで1区、2区合わせて4400人が投票。期日前投票の総数は前回より1万5701人多い3万9351人となった。松本市内8カ所の投票所ではこの日、合計5942人が投票、全期間では2万6688人に上った。上田市でも同日、4655人が投票した。
5670
:
チバQ
:2009/09/23(水) 20:31:25
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000280909210001
【民主は いま】
ねじれ敗北 どう総括
2009年09月21日
民主党の鳩山由紀夫代表が首相指名を受けた16日、福井市のユニオンプラザ福井では、総選挙を総括する党選挙区第2総支部の会議が開かれていた。2区は、同党の糸川正晃氏が自民の山本拓氏に約1500票差で惜敗。その敗因を探るべく白熱した議論が続いた。
党本部は喜色に染まるが、県連は手放しで喜べない。福井は島根、鳥取、高知とともに小選挙区で自民に全敗。しかも、年金問題などで民主に追い風が吹いていた07年の参院選から続いて野党が議席を取れなかったのは、全国でも福井だけだったからだ。
「力のある市長や町長をどう取り込むかがカギだ」。出席した連合福井の役員、市議や議員秘書らからは、自民候補の応援にまわった首長の動きに特に議論が集中した。
会議は県連の組織強化を図ることで一致し、選対本部長を務めた野田富久県議が「県連が地方の声を国へ届け、地方政界への影響力を強めなければならない」と締めくくった。
■ ■
政権交代が判明した8月30日深夜以降、自民を支持した市長や町長が、比例区で復活当選した民主候補の事務所を次々と訪れた。
選挙後に朝日新聞福井総局が実施したアンケートでは、「総選挙で自民を支持した」
と回答した首長は県内17市町のうち14人。しかし地方の要望を伝えるため、ほぼすべてが「民主との関係改善を望む」と答え、首長の「民主シフト」が明らかになった。ある市長は「野党になった自民では相手にならない。地方の要望は与党にしないと効果がない」と明かす。
県連も地方の声に応じようと、受け入れ態勢づくりを急ぐ。7日に開いた常任幹事会では、県版の「戦略局」を設置する方針を決定した。党がマニフェストで掲げていた首相直属の新機関で、政治主導で予算の骨格を策定する「国家戦略局」を模した組織だ。
県連の「戦略局」には、国会議員、県議や市議が加わり、北陸新幹線の延伸や中部縦貫道の開通、原発問題など県政の重要課題を検討し、政府に伝える役割を持つ。地元の要望の窓口にもなる。
■ ■
そんななか、県と民主の衆院議員が東京で開こうと調整を進めていた西川一誠知事との意見交換会に、「県政の課題について県連ぬきに話し合うことは認められない」と県連が横やりを入れた。
政権交代を受けた県と国会議員との意見交換会は、自民の議員も交えて、すでに1回開かれていた。両党の議員に重要政策を説明した県は、与野党の県内結束を期待した。ところが席上、自民側から上がった「福井で選出されたのは(小選挙区で当選した)3人だけ」という声に民主側が反発。不調に終わった。
新たな意見交換会は、その仕切り直しになるはずだったが、発言力強化を目指す県連にとって「国会議員との直取引は見逃せなかった」(幹部)。自民の議員は地方の陳情を国へ橋渡しすることで存在感を発揮した。民主県連も要望のパイプ役となり、地方政界の「主役」を狙う。
5671
:
チバQ
:2009/09/23(水) 20:33:21
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000909230002
民主はいま(下) 保守層つなぐ策探る
2009年09月23日
公示前の7月31日、松宮勲氏の若狭連絡事務所を訪れた民主党の小沢一郎代表代行(当時)=小浜市大手町
小選挙区で全勝し、かろうじて守られた自民王国、福井。だが、選挙戦を通して保守層は確実に揺らいでいた。
「我々の手の届かない票を民主に持ってきた。経営者クラスを引っこ抜いたんだ」
民主党県連幹部がそう評するのは、3区で自民の高木毅氏に善戦した松宮勲氏だ。自民党幹事長を務めた小沢一郎・民主党幹事長の存在が保守層を民主へ引き寄せたとされるように、元自民の松宮氏にも同様の「効果」があったという。
松宮氏は郵政民営化に反対して自民を離党。無所属で挑んだ05年総選挙で自民の刺客候補に敗れた。その後、小沢幹事長らに誘われ、今回の衆院選に立候補した。
松宮氏を支えたのは、自民時代から支持を寄せる企業経営者たち。約50人で支援組織を設立し、選挙事務所の雑務をこなし、それぞれ取引先への電話作戦を展開した。
「反小泉改革の福井代表として個人的に支持していたから」。支援組織会長の数馬國治さん(59)は言う。福井市のカーテンメーカー社長で、熱心な自民党員だった。松宮氏と同じく、郵政選挙を機に離党。今回の選挙では7月下旬の事務所開き以降、毎日事務所に詰めた。
■ ■
「伏して皆様にお願いを申し上げる。民主の松宮へのご支援を賜りたい」
投開票目前の8月25日、越前町内で開いた松宮氏の演説会で、藤野利和県議が頭を下げた。かつて自民党越前町支部長だったが、旧知の松宮氏からの強い支援要請に応え、昨秋、離党。支持拡大に地元を奔走した。
演説会は、同じ日に町内であった自民候補の集会を上回る約700人を集めた。前回の総選挙で、民主は越前町で自民にダブルスコアの差で敗れていた。今回は、自民支持層が厚い郡部でこそ大差をつけられたが、越前町だけは338票差まで詰め寄った。
だが、藤野氏は民主入りの打診には迷っている。保守が強い地域で民主を名乗ることが不利にならないか、後援会が心配しているからだ。「私はもう垣根は越えてしまっ
た。民主を好きになるしかないのだが」
■ ■
総選挙投開票の翌日、1区で敗れ、比例区で復活当選した民主の笹木竜三氏の事務所を、県農政連の山田俊臣会長ら幹部が訪ねた。目的は「当選のごあいさつ」。笹木氏は不在で、会長らはそのまま引き揚げた。応対した秘書は「農政連関係者が当選のあいさつに来たのは初めてだ」と驚いた。
県農政連は自民の有力な支援団体として、自民候補のみを推薦、応援した。いずれの候補も当選したものの、苦戦を強いられた。選挙後、早々に民主陣営を訪ねた理由について、ある幹部は「農業政策の要求は政権与党頼み。今後我々の不利にならないようによろしく、という意味だ」と明快だ。
こうした動きを玉村和夫・民主党県連幹事長は「選挙で力を貸してくれた保守層をどうつなぎとめていくかが、政権安定に向けた大きな課題だ」と受け止めている。
(この連載は、足立耕作が担当しました)
5672
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 21:10:20
国民支持層は橘5割・柴田3割か
>自民新人の橘慶一郎氏が、自民支持層の7割、公明支持層の6割、国民新支持層の5割から支持を集めた。
>無所属新人で民主・社民推薦の相本芳彦氏は民主の7割、無党派層の5割を固めたが、社民支持層の支持は6割にとどまった。年代別では20代前半、40代、50代で橘氏を上回った。
>無所属新人の柴田巧氏はみんなの党支持層の5割、国民新の3割から支持を得た。
橘氏が自民支持で7割 富山県内3選挙区出口調査
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090831/25406.html
2009年08月31日 09:30
共同通信社が30日に行った出口調査で、富山3区は、自民新人の橘慶一郎氏が、自民支持層の7割、公明支持層の6割、国民新支持層の5割から支持を集めた。無所属新人で民主・社民推薦の相本芳彦氏は民主の7割、無党派層の5割を固めたが、社民支持層の支持は6割にとどまった。年代別では20代前半、40代、50代で橘氏を上回った。無所属新人の柴田巧氏はみんなの党支持層の5割、国民新の3割から支持を得た。
1区は民主前職の村井宗明氏が民主支持層の9割、社民の7割、無党派層の7割近くの支持を得た。年代別では20代後半から60代までで幅広く支持を獲得。自民前職の長勢甚遠氏は自民と、推薦を受けた公明でそれぞれ7割を固めたが、無党派層の支持は3割に届かなかった。共産新人の佐伯めぐみ氏は共産の7割から支持された。
2区は自民前職の宮腰光寛氏が自民の8割、公明の7割から支持を得たほか、無党派層の5割で支持された。男女別、年代別のすべてでトップを占めた。社民新人の藤井宗一氏は社民の9割、民主の7割を固めた。
5673
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 22:53:31
北海道-神奈川
>>5650-5660
・新潟-福井
>>5664-5667
・長野
>>5669
<山梨県>
>▽1区が67・59%(前回68・33%)▽2区は77・09%(同72・04%)▽3区は74・7%(同73・27%)
1区 67.59% (前回比:-0.74pt)
2区 77.09% (前回比:+5.05pt)
3区 74.70% (前回比:+1.43pt)
’09衆院選:投票率、過去最高の73.28%−−小選挙区導入以来 /山梨
◇関心の高さ裏付け
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090831ddlk19010009000c.html
投票率は73・28%と、96年の小選挙区制導入以来、最高だった前回05年の71・31%をさらに1・97ポイント上回り過去最高となった。期日前投票を済ませる人も過去最多となり、「政権選択」が争点となる中、有権者の関心の高さが裏付けられた。
選挙区別では▽1区が67・59%(前回68・33%)▽2区は77・09%(同72・04%)▽3区は74・7%(同73・27%)−−だった。
堀内光雄氏(自民)と坂口岳洋氏(民主)、長崎幸太郎氏(無所属)の事実上の三つどもえとなった県内最激戦区の2区は前回を5ポイントあまり上回り、関心の高まりは数字でも裏付けられた。
全選挙区のうち、最も投票率が高かったのは小菅村の87・42%で、最低は甲府市(1区地域)の64・72%だった。
最近10年間の国政選挙の投票率は、衆院選が▽00年=65・38%▽03年=62・10%▽05年=71・31%。参院選は▽01年=63・05%▽04年=61・81%▽07年=63・65%−−で、小泉純一郎首相(当時)が郵政民営化の是非を問うた05年衆院選を除き、60%台前半がほとんどだった。
毎日新聞 2009年8月31日 地方版
5674
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 22:56:56
<静岡県>
1区 67・57%
2区 72・71%=3位
3区 73・23%=2位
4区 69・83%
5区 69・62%
6区 67・43%
7区 76・74%=最高
8区 70・91%
審判の夏:’09しずおか衆院選 投票率70.81% 前回比2ポイント増 /静岡
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/22/news/20090831ddlk22010159000c.html
◇過去5回で最高
県内の投票率は70・81%で、前回の05年衆院選68・81%より2ポイント高かった。今回を含めた過去5回の衆院選の中で最も高い投票率だった。政権選択を最大の焦点と位置づけられた選挙戦に、有権者の関心が高かった結果とみられる。
毎日新聞が事前に実施した世論調査で、県内では92%が「投票に必ず行く」または「たぶん行く」と回答。期日前投票も前回よりも61・3%伸びた。「衆院選の前哨戦」と位置づけられた7月の知事選は61・06%と、前回の44・49%を大きく上回っていて、引き続き、選挙への関心が高かったと推測される。
選挙区別では1区67・57%▽2区72・71%▽3区73・23%▽4区69・83%▽5区69・62%▽6区67・43%▽7区76・74%▽8区70・91%。
郵政民営化法案をめぐり「造反議員対刺客」という構図で、前回、県内で最も投票率が高かった7区(73・59%)は、三つどもえの激戦となったことも影響し、高くなった。
毎日新聞 2009年8月31日 地方版
【09総選挙 静岡ニュース】
県内投票率70・81% 小選挙区移行後最高 『期日前』は11.77%
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009083102000079.html
2009年8月31日
県選挙管理委員会のまとめによると、県内小選挙区の投票率は、小選挙区比例代表並立制に移行後で最も高い70・81%。「小泉劇場」で注目を集めた前回の投票率68・81%を、2ポイント上回った。
今回は自民、公明両党の連立政権維持か、民主党への政権交代かが最大の焦点。各党がマニフェスト(政権公約)を掲げて争った「政策選択」の選挙でもあり、有権者の関心は高かったといえる。
男女では、男性が70・75%、女性が70・86%。選挙当日の有権者数は307万6497人で、うち217万8419人が投票した。
選挙区別で投票率が最も高かったのは、7区で76・74%。前回の「郵政選挙」の構図を引きずり、自民、民主、無所属の主要三候補が激しい戦いを繰り広げた。以下は3区(73・23%)、2区(72・71%)、8区(70・91%)、4区(69・83%)、5区(69・62%)、1区(67・57%)、6区(67・43%)と続いた。
期日前投票を行った人は、36万3374人。投票率は11・77%で、前回を4・01ポイント上回った。
また、2006年の公職選挙法改正により今回から小選挙区でも投票が可能になった海外在住者の投票では、2780人の有資格者のうち、640人が投票、投票率は23・02%だった。
県内投票率70・81% 小選挙区導入後最高
2009/08/31
http://www.shizushin.com/news/feature/shuin09/news1/20090831000000000040.htm
県選管がまとめた衆院選小選挙区の県内確定投票率は70・81%(男70・75%、女70・86%)で、「郵政選挙」として注目を集めた2005年9月の前回衆院選の68・81%を2ポイント上回った。1996年の小選挙区比例代表並立制導入後、最高の投票率となり、有権者の政権選択選挙への関心の高さを反映した結果となった。比例代表の確定投票率は70・79%だった。
小選挙区別にみると、県内全選挙区で前回選の投票率を上回った。最も高かったのは自民、民主の候補と、前回衆院選で落選した無所属元職による激しい争いが全国的に注目を集めた7区の76・74%(前回比3・15ポイント増)。次いで民主新人と大臣経験者の自民前職が競った3区の73・23%、民主元職と自民前職が激突した2区の72・71%が続いた。
市区町別で最も高かったのは、2区川根本町の83・14%。3区浜松市天竜区第一開票区の81・67%、7区新居町の79・55%と続いた。最低は6区熱海市の64・45%。
期日前投票は19〜29日に、県内有権者の11・77%に当たる36万3374人が利用。前回衆院選の23万7066人、期日前投票制度導入後、利用者が最多だった07年7月の参院選の26万3367人を大幅に上回った。
5675
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 22:58:38
<愛知県>
愛知県内の小選挙区別確定投票率 (NHK開票速報より)
http://eimi0511.iza.ne.jp/blog/entry/1200081/
1区 61.96% 369,526人中<低>
2区 65.59% 378,272人中
3区 66.04% 381,361人中
4区 61.72% 373,755人中<最低>
5区 63.60% 411,798人中
6区 69.87% 416,933人中
7区 72.70% 418,189人中
8区 70.19% 417,869人中
9区 70.33% 421,972人中
10区 69.62% 417,772人中
11区 78.13% 362,700人中<最高>
12区 74.07% 448,205人中
13区 75.69% 386,936人中<高>
14区 74.39% 265,067人中
15区 70.74% 344,911人中
5676
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 23:01:57
<岐阜県>
1区 69.99%
2区 71.20%
3区 70.56%
4区 78.32%
5区 75.97%
選挙:衆院選 投票率、微増の73.09% 事前投票の伸びが底上げ /岐阜
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/21/news/20090901ddlk21010066000c.html
衆院選小選挙区の県全体の投票率は73・09%(男73・42%、女72・79%)で、前回選挙の72・31%からわずかに増えた。政権交代がなるかが注目された選挙自体への関心の高さに加え、期日前投票の伸びが投票率を底上げした。
岐阜1区の投票率は69・99%。現職大臣の野田聖子氏の当落を巡って全国的に注目され、民主、自民両党の幹部が相次いで選挙区入りしたが、前回選挙の70・45%からわずかに下がり、70%を割り込んだ。
岐阜2区は、71・20%。激戦を背景に前回選挙の68・89%から2ポイント以上伸びた。
岐阜3区は70・56%。前回選挙は69・41%だったが、小選挙区での初勝利を目指した民主の園田康博氏と自民の武藤容治氏の対決に注目が集まり、70%を超えた。
岐阜4区は78・32%。自民の金子一義氏と民主の今井雅人氏が熱戦を展開したが、前回選挙の79・04%から下がった。
岐阜5区は75・97%で、郵政民営化をめぐり自民分裂選挙となった前回選挙の74・07%より伸びた。【山田尚弘】
毎日新聞 2009年9月1日 地方版
5677
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 23:23:14
<三重県>
http://www1.pref.mie.jp/senkan/090830/publication3.asp
平成21年8月30日執行
第45回衆議院議員総選挙
衆議院小選挙区選出議員選挙速報
1区 72.95%(前回比:+0.36pt)
2区 69.41%(前回比:+2.03pt)
3区 73.08%(前回比:+0.45pt)
4区 72.59%(前回比:+1.08pt)
5区 74.09%(前回比:+2.14pt)
5678
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 23:31:48
<滋賀県>
〜選挙区別〜
1区71・14%(前回比1・61ポイント増)▽
2区69・71%(同1・35ポイント増)▽
3区71・48%(同1・48ポイント増)▽
4区70・23%(同0・03ポイント増)
〜市町村別〜
西浅井町(2区)の80・47%が最高、
豊郷町(2区)の65・45%が最低
全体 70.65
選挙:衆院選 湖南市選管集計ミス 投票率は70.65%に /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/archive/news/2009/09/01/20090901ddlk25010506000c.html
衆院選の開票作業で、湖南市選管(4区)が当初、不在者投票と在外投票をした計177人分を集計せず、発表した2時間後に投票者数や投票率を訂正するトラブルが起きた。この結果当初「70・64%」と発表された県内全体の投票率も「70・65%」に訂正された。
開票所で数えた投票用紙の枚数がパソコンで入力した有権者数と一致せずミスが発覚。開票率94%の中間発表後の午後11時20分にミスが分かったが、県選管との連絡の不手際で訂正するのに50分以上かかった。湖南市の中川正己総務課長は「速やかに報告するはずが結果的に遅くなってしまった。原因を厳しく検証したい」と話している。【安部拓輝】
毎日新聞 2009年9月1日 地方版
衆院選しが:小選挙区、投票率70.64% 前回より1.12ポイントアップ /滋賀
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/25/news/20090831ddlk25010236000c.html
衆院選の県内小選挙区の投票率は70・64%で、郵政民営化が最大の争点となった前回選(05年)の69・52%を1・12ポイント上回る高投票率となった。公示翌日の19日から続いた期日前投票数は投票者数の約15%に及ぶ12万932人にのぼり、前回選の1・6倍だった。政権選択が焦点となった今回の選挙に有権者が大きな関心を示したことが分かる。
小選挙区ごとの投票率は、1区71・14%(前回比1・61ポイント増)▽2区69・71%(同1・35ポイント増)▽3区71・48%(同1・48ポイント増)▽4区70・23%(同0・03ポイント増)。市町別では、西浅井町(2区)の80・47%が最高、豊郷町(2区)の65・45%が最低だった。【安部拓輝】
◇マスク姿で対応
○…感染が広がる新型インフルエンザ対策のため、各投票所でも除菌用ウエットティッシュを用意するなど予防に努めた。
甲賀市水口町の水口中央公民館では、立会人ら担当者9人がマスク姿で対応。事務作業をしていた女性職員は「(予防の観点からは)安心感はあるが、投票者にとってものものしい雰囲気にならないか心配。目で笑ったりして工夫しています」と話していた。【金志尚】
◇「若い人が多い」
〇…大津市音羽台の逢坂小学校に開設された投票所では、30日、多い時は30人ほどの有権者が列を作った。同投票所の管理者で同市職員の初田康明さんは「前回選挙の時よりも若い人が多い。初めて投票する人も多いと思うので案内表示を多くしました」。投票に来た主婦(72)は「私には知的障害の子どもがいます。この子が社会の中で受け入れられて生きられる国になってほしいと願って1票を投じました」と話していた。【後藤由耶】
5679
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 23:32:02
>>5675-5676
==============
◇市町別投票率
当日有権者数 投票者数 投票率(%)
1区
大津市 264300 185981 70.37
高島市 44001 33343 75.78
1区計 308301 219324 71.14
2区
彦根市 86538 57473 66.41
長浜市 63780 44402 69.62
東近江市2区 11654 7922 67.98
米原市 32905 24189 73.51
愛荘町 15203 10350 68.08
豊郷町 5795 3793 65.45
甲良町 6443 4402 68.32
多賀町 6651 5174 77.79
虎姫町 4566 3207 70.24
湖北町 7233 5493 75.94
高月町 8226 6162 74.91
木之本町 6851 5042 73.60
余呉町 3201 2563 80.07
西浅井町 3850 3098 80.47
2区計 262896 183270 69.71
3区
草津市 94038 65280 69.42
守山市 58791 43243 73.55
栗東市 48246 34032 70.54
野洲市 39779 29612 74.44
3区計 240854 172167 71.48
4区
近江八幡市 55131 37938 68.81
甲賀市 73682 54324 73.73
湖南市 42211 29351 69.53→29528 69.95
東近江市4区 78726 52919 67.22
安土町 9883 6981 70.64
日野町 18559 13366 72.02
竜王町 10604 7948 74.95
4区計 288796 202827 70.23→203004 70.29
県計 1100847 777588 70.64→777765 70.65
毎日新聞 2009年8月31日 地方版
5680
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 23:32:51
>>5678-5780
>>5679
のレスアンカー間違えた。。
5681
:
とはずがたり
:2009/09/23(水) 23:34:14
<京都府>
選挙区別
1区65・65%(前回比1・89ポイント増)▽
2区66・31%(同1・81ポイント増)▽
3区65・89%(同1・99ポイント増)▽
4区68・53%(同1・6ポイント増)▽
5区74・1%(同3・59ポイント増)▽
6区69・7%(同1・57ポイント増)
2009衆院選・京都:投票率68.22% 戦後3番目の高率 /京都
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/26/news/20090831ddlk26010218000c.html
◇期日前投票者、前回比1.6倍
今回衆院選の府内6選挙区全体の投票率は68・22%。前回05年衆院選の66・25%を1・97ポイント上回り、消費税やリクルート問題などが争点となって戦後最高の69・15%を記録した90年衆院選に迫り、戦後3番目となった。
選挙区別では、1区65・65%(前回比1・89ポイント増)▽2区66・31%(同1・81ポイント増)▽3区65・89%(同1・99ポイント増)▽4区68・53%(同1・6ポイント増)▽5区74・1%(同3・59ポイント増)▽6区69・7%(同1・57ポイント増)−−といずれの選挙区でも前回を上回った。
公示翌日の19日から29日まで府内62カ所で行われた期日前投票者数は計25万8644人と投票者数の18・06%に達した。投票日に仕事や冠婚葬祭、レジャーなどで投票できないと見込まれる有権者が対象の制度。衆院選としては今回が2回目の実施となり、前回衆院選の約1・6倍と利用者が大きく増えた。
毎日新聞 2009年8月31日 地方版
5682
:
とはずがたり
:2009/09/24(木) 09:28:51
<大阪府選管>
大阪市・東大阪市・堺市の投票率低っ。
民度の高い(?)北摂民の方がきちんと投票行くようですね〜。
この辺は神奈川
>>5661
の構図と似てるか。
http://www.pref.osaka.jp/senkan/date/h21syu/Syu_Top_Main.htm
1区 62.01 大阪市
2区 66.51 〃
3区 65.51 〃
4区 65.24 〃
5区 64.70 〃
6区 66.83 〃 及び門真市・守口市
7区 69.19
8区 69.11
9区 69.15
10区 70.56
11区 69.28
12区 66.61
13区 63.96 東大阪市
14区 68.47
15区 67.40
16区 68.09
17区 66.00 堺市
18区 65.49 堺市
19区 66.17
5683
:
とはずがたり
:2009/09/24(木) 09:46:36
<兵庫県>
平成21年8月30日執行
第45回衆議院議員総選挙
最高裁判所裁判官国民審査
投 ・ 開 票 速 報
http://senkyo.pref.hyogo.lg.jp/
1区 63.69 最低=東灘区・灘区・中央区
2区 65.01
3区 65.00
4区 65.96
5区 73.25 最高=豊岡市・三田市・篠山市他
6区 67.08
7区 67.56
8区 67.27
9区 65.24
10区 67.55
11区 63.95 低=姫路市(大部)
12区 72.76 高=相生市・たつの市等
5684
:
とはずがたり
:2009/09/24(木) 10:15:02
<奈良県>
1区 68.38%
2区 72.60%
3区 71.85%
4区 73.23%
2009衆院選:投票率↑、71.47% 政権選択に関心高まる /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/news/20090831ddlk29010269000c.html
第45回衆院選の県全体の投票率(小選挙区)は71・47%で、05年9月の前回(70・32%)を1・15ポイント上回った。03年11月の前々回は61・61%で戦後最低を記録したが、郵政民営化の是非を巡って注目を集めた前回に続いて70%台となり、有権者の関心の高さを示した。
県内では、1946年の選挙以来、76年まではほぼ75%以上の投票率を維持。52年には79・53%を記録した。しかし、77・18%となった90年以降は、下降の一途をたどっていた。
今回は、衆院選で2回目となる期日前投票が前回の約1・63倍と好調だったことも影響。自公連立政権の継続か、民主を中心とする新しい政権かを問う政権選択が焦点となったうえ、格差是正や景気対策など生活に密着した政策課題で各党のマニフェストに関心が高まった結果と言える。【阿部亮介】
毎日新聞 2009年8月31日 地方版
5685
:
とはずがたり
:2009/09/24(木) 10:15:14
<和歌山県>
1区 67・31%(+2.79pt)
2区 72・12%(+0.87pt)
3区 75・90%(+3.42pt)
県内投票率71.70% 小選挙区制導入後で最高
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=174371
和歌山県内の小選挙区の投票率は71・70%で、郵政解散で関心が高まった前回(2005年9月)の69・24%を2・46ポイント上回った。小選挙区制を導入した1996年の総選挙以降、最も高かった。
年金問題や社会保障制度のほころび、地方経済の疲弊などから政権の行方に有権者の関心が高まった。3選挙区とも自民、民主が前回に続き候補を立て激戦を繰り広げた。
選挙区別では、3区が75・90%で、前回の72・48%より3・42ポイント上回った。1区が67・31%(前回64・52%)、2区が72・12%(同71・25%)で、軒並み前回より上がった。
市部では、田辺市が72・69%で前回の68・58%より4・11ポイント上回った。有田市は72・64%、御坊市は75・40%、新宮市は75・34%だった。
西牟婁郡は74・62%で、前回の69・71%を4・91ポイント上回った。有田郡は78・51%、日高郡は81・64%、東牟婁郡は75・74%だった。
県内で最も投票率が高かったのは北山村の87・42%、次いで広川町の86・02%だった。
(2009年08月31日更新)
5686
:
とはずがたり
:2009/09/24(木) 10:16:14
>>5684
出典は奈良県選管
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1701.htm
5688
:
とはずがたり
:2009/09/24(木) 22:14:30
>>5687
例えば佐賀1区・2区辺りの小選挙区と比例区の得票の連動性はどうだったんでしょうかねぇ??
5689
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:07:39
北海道-神奈川
>>5650-5660
・新潟-福井
>>5664-5667
・長野
>>5669
山梨-和歌山
>>5673-5686
<山陰地方>
鳥取1区 74・25%(前回70・89%)前回比+3.36pt
鳥取2区 76・01%(同75・07%)前回比+0.94pt
島根1区 前回(73・50%)を3・19ポイント上回る76・69%だった。
島根2区 05年の前回(77・88%)を1・98ポイント上回る79・86%
速報ローカルニュース
鳥取県投票率75・07%
8月30日 21:46
http://www.nnn.co.jp/today/090830/20090830155.html
鳥取県選管が発表した衆院選の投票率は鳥取1区が74・25%(前回70・89%)、同2区が76・01%(同75・07%)、県計で75・07%(同72・86%)。
鳥取県投票率75.3% 小選挙区、導入後最高
2009年08月31日
http://www.nnn.co.jp/news/090831/20090831119.html
現政権継続か政権交代かを最大の焦点にした今回の衆院選は、予測通り有権者の関心が高く、鳥取県全体の小選挙区確定投票率は75・3%と、前回(2005年9月)の72・86%を2・44ポイント上回り、1994年の小選挙区制導入以降で最高だった。
鳥取2区では、自民前職の赤沢亮正氏と民主新人の湯原俊二氏が互角の戦いを展開。投票率は、「郵政選挙」の縮図として注目された前回を0・94ポイント上回る76・01%で、激しい選挙戦を物語った。
鳥取1区も自民前職の石破茂氏と民主新人の奥田保明氏の師弟対決に注目が集まり、投票率は74・66%と前回を3・77ポイント上回った。
市町村別では、大半の市町村で前回を上回り、最高は前回と同じ江府町で85・0%、最低も前回と同じで鳥取市の72・64%。期日前投票の投票率は12・65%で前回(8・20%)の約1・5倍に上昇した。
高投票率78・35%/09総選挙
http://74.125.153.132/search?q=cache:IfoHrKXjovsJ:mytown.asahi.com/shimane/news.php%3Fk_id%3D33000000908310003
2009年08月31日
総選挙の(島根)県内の投票率は78・35%と、「郵政民営化」で有権者の関心を集めた前回05年(75・81%)を上回った。政権の継続か、交代かをめぐる攻防で有権者の関心が高まったことに加え、危機感を背景に自民前職が票を掘り起こした影響もあるとみられる。
選挙区別では、自民と国民新の前職2人が激戦を演じた2区は05年の前回(77・88%)を1・98ポイント上回る79・86%、自民前職に民主新顔ら3人が挑んだ1区は、前回(73・50%)を3・19ポイント上回る76・69%だった。
県内の総選挙の投票率は69年から前回の05年まで、13回連続全国1位。戦後最高の投票率は49年に89%台を記録している。衆参同日選だった86年は86・93%で、90年も86・45%だった。しかし、その後は低下し、小選挙区比例代表並立制が導入された96年には初めて80%を割り込む75・68%、03年は70・66%まで落ち込んだ。(藤井満)
衆院選 : 投票率は78.35% 2.54ポイント前回上回る
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514631216
島根県の小選挙区の投票率は78・35%(男79・13%、女77・67%)となり、「郵政選挙」と呼ばれ、関心を集めた2005年の前回選(75・81%)を2・54ポイント上回った。14回連続で全国1位。「政権選択」の戦いへの注目度の高さを反映した。
当日有権者数は59万5321人で、投票者数は46万6459人。小選挙区別の当日有権者数と投票率は、1区が28万2460人で76・69%、2区が31万2861人で79・86%だった。
市町村別にみると、自民、国民新両党の前職候補がしのぎを削り、注目区となった2区で軒並み上がった。雲南市では前回選に比べ1・23ポイント高い86・71%となったほか、大田市も4・36ポイント増の79・59%となった。
政権選択が最大の争点となり、1区でも関心が高かった。無党派層が多いとされる県都・松江市も前回選より3・93ポイント増の73・90%、出雲市でも4・17ポイント高い79・62%となった。
比例代表は在外有権者を含む当日有権者数が59万5321人で、投票率は78・34%(男79・12%、女77・65%)だった。
一方、期日前投票者数は、前回選の1・60倍となる7万7196人に上り、有権者の12・9%が期日前で済ませた。
('09/08/31 山陰中央新報)
5690
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:07:55
<岡山県>
1区 69.17%
2区 68.62%
3区 71.20%
4区 66.08%
5区 70.65%
岡山県選管
平成21年8月30日執行 衆議院議員総選挙
http://www.pref.okayama.jp/syokyoku/senkyo/h21_shuin/index.htm
5691
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:08:07
<広島県>
1区 65.63
2区 68.89
3区 68.59
4区 70.78
5区 73.10
6区 71.32
7区 67.86
広島県選挙管理委員会
投票結果速報
衆議院 小選挙区
【平成21年8月30日】
投票結果速報
平成21年8月30日 23:53現在
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/senkyo/sokuhou/sokuho102.html
5692
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:08:28
<山口県>
1区70・39%(前回67・05%)+3.34pt
2区75・50%(同72・45%)+3.05pt
3区70・32%(同68・03%)+2.29pt
4区71・05%(同68・94%)+2.11pt
山口の投票率は71・81%
'09/8/31
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200908310151.html
山口県選管によると、30日投開票された衆院選小選挙区の投票率は71・81%。小選挙区制となって最も高かった前回2005年9月の69・ 07%を2・74ポイント上回り、過去最高を更新した。政権選択が最大の焦点となった選挙への有権者の関心の高さを映し出す結果となった。
選挙区別では、1区70・39%(前回67・05%)2区75・50%(同72・45%)3区70・32%(同68・03%)4区71・05%(同68・94%)。民主党前職と自民党新人が激しく争った2区が3・05ポイント増え、他の3選挙区も前回より上がった。
当日有権者数は121万2508人。選挙区別では1区35万9225人▽2区30万5610人▽3区27万8585人▽4区26万9088人。
投票者数は、87万708人。選挙区別では1区25万2874人▽2区23万727人▽3区19万5908人▽4区19万1199人だった。
投票率70%超、小選挙区導入後初
2009年8月31日(月)掲載
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2009/0831/2.html
山口県内の投票率は71.81%で、2005年9月の前回を2.74ポイント上回り、1996年の小選挙区制導入後初めて70%を上回った。自公政権の存続か、民主を中心とする野党への政権交代か「政権選択」を最大の焦点に各政党と陣営が舌戦を繰り広げ、投票率アップにつながったとみられる。
県内4小選挙区別では、1区70.39%(前回比3.34ポイント上昇)▽2区75.50%(同3.05ポイント上昇)▽3区70.32%(同2.29ポイント上昇)▽4区71.05%(同2.11ポイント上昇)で、いずれも70%を超えた。
県内の衆院選投票率は小選挙区制が導入された96年以降4回連続で70%を割り込み、同年10月は61.4%で過去最低。次の2000年6月は投票時間が2時間延長され66.5%と上向いたが、続く03年7月は64.8%で再び下降。郵政解散で注目を集めた前回は69.1%まで持ち直したが、それでも70%の大台には届かなかった。
期日前投票は全有権者の13.84%に当たる16万8377人が投票し、前回より6万3705人増の1.61倍と大幅に増えた。県選管は「期日前投票の制度が浸透した」とみている。
5693
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:09:54
<徳島県>
>徳島1区は3選挙区の中では最も低く64・63%だった。しかし、前回(62・79%)より1・84ポイント増えた。
>徳島2区は69・84%。3小選挙区では唯一、前回(69・95%)より下がった。中でも板野、上板両町の減少が目立つ。
>徳島3区が最も高く75・78%。前回(69・96%)より5・82ポイント増えた。伸び幅も、3小選挙区の中で最も高かった。民主新人と自民前職が最後まで接戦を繰り広げたことが、投票率を引き上げた要因とみられる。小選挙区制導入以降、選挙区で最も高かった00年6月の徳島3区(71・19%)も大きく上回った。
小選挙区の県内投票率70・11% 現制度で最高 2009/8/31 10:21
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/08/2009_125168170653.html
徳島県選挙管理委員会が30日まとめた衆院選小選挙区の県内投票率は70・11%となった。1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、最も高くなった前回(2005年9月、67・66%)を2・45ポイント上回った。70%を超えたのは、90年2月(75・53%)以来。政権選択が焦点の歴史的な選挙となったことが、有権者の関心を高めたようだ。
小選挙区別では、徳島3区が最も高く75・78%。前回(69・96%)より5・82ポイント増えた。伸び幅も、3小選挙区の中で最も高かった。民主新人と自民前職が最後まで接戦を繰り広げたことが、投票率を引き上げた要因とみられる。
小選挙区制導入以降、選挙区で最も高かった00年6月の徳島3区(71・19%)も大きく上回った。
徳島2区は69・84%。3小選挙区では唯一、前回(69・95%)より下がった。中でも板野、上板両町の減少が目立つ。
徳島1区は3選挙区の中では最も低く64・63%だった。しかし、前回(62・79%)より1・84ポイント増えた。
市町村別で最も高かったのは、つるぎ町で82・11%。唯一、80%を超えた。このほか、16市町村が70%以上となった。市では三好市が79・62%で最も高かった。
最も低かったのは、板野町の63・93%。次いで徳島市の64・47%だった。
合併によって市町村数は、前回の35市町村から24市町村に減少。前回と枠組みが変わっていない20市町村で比べると、15市町村で増加した。
男女別では、男性が70・44%(前回67・01%)、女性が69・82%(68・24%)。
比例代表は70・07%。小選挙区より0・04ポイント少なかったが、前回(67・59%)と比べて2・48ポイント増えた。
5694
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:10:20
<香川県>
1区 70・14% 前回比1・53ポイント増
2区 71・49% 前回比4・72ポイント増
3区 69・29% 前回比3・73ポイント増
小選挙区移行後で最高-香川県内投票率70%超
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20090831000116
2009/08/31 07:32
香川県選管がまとめた第45回衆院選の県内投票率は、3小選挙区平均で70・33%。郵政解散で注目を集め、小選挙区制移行後で過去最高を記録した前回(2005年9月)の67・07%を3・26ポイント上回った。衆院選で投票率が70%を超えたのは、第39回(1990年2月)以来。
【→参照記事】
「政権選択」が焦点となり、事前の世論調査でも県民の関心度が9割近くに上った今選挙。8月最後の日曜日と重なったことなどから、関心の高さが投票行動に結びつかない懸念もあったが、そのまま反映される結果となった。
期日前投票も好調だった。投票者数は前回比1・52倍の11万4577人に達し、有権者数に占める割合は13・79%。前回(9・02%)より4・77ポイント上昇し、全体の投票率を押し上げた。
投票率を選挙区ごとにみると、1〜3区すべてで前回から上昇、なかでも自民、民主が候補者を擁立した1、2区はともに70%台となった。最も高かったのは2区で、前回(66・77%)に比べて4・72ポイント増の71・49%。1区も前回(68・61%)に比べ1・53ポイント増の70・14%。3区も69・29%で、前回(65・56%)比3・73ポイント増となった。
戦後の県内投票率は、第25回(52年10月)の85・03%をピークに減少傾向をたどり、第41回(96年10月)、第43回(03年11月)は60%を切った。低迷に歯止めがかかったのは前回。「郵政解散」で注目が集まり、投票率は一気に10ポイント以上上昇。今回も「政権選択」という明確なテーマが、若者を中心とした無党派層の投票に結びついたとみられる。
5695
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:10:39
<愛媛県>
〜選挙区別〜
1区69・62%▽
2区69・01%▽
3区69・38%▽
4区77・00%。
〜自治体別〜
最高は北宇和郡松野町の83・00%、
最低は今治市の67・15%。
47NEWS衆院選20092009年08月31日(月)付 愛媛新聞
投票率 県内選挙区70・91% 前回5.1ポイント上回る
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/syuinsen2009/ren233200908312143.html
30日投票の衆院選で、小選挙区の県内投票率は70・91%だった。小選挙区比例代表並立制導入以降最高を記録した前回を5・1ポイント上回り、「政権選択選挙」への注目の高まりを反映した結果となった。
性別では、男性70・74%、女性71・06%。選挙区別では、1区69・62%▽2区69・01%▽3区69・38%▽4区77・00%。最高は北宇和郡松野町の83・00%、最低は今治市の67・15%。
当日有権者数は120万601人、投票者数は85万1387人。期日前投票は20万9940人、不在者投票は1万1252人で計22万1192人。商業施設への期日前投票所設置などで、事前に投票した人は前回より8万7691人増えた。
5696
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 01:12:28
<高知県>
1区64・11%(前回59・72%) +4.39pt
2区66・29%(同63・09%) +3.20pt
3区72・59%(同69・46%) +3.13pt
2009衆院選:小選挙区・県内確定投票率、67.64% /高知
http://124.83.167.158/area/kochi/news/20090901ddlk39010456000c.html
県選管によると、衆院選小選挙区の県内確定投票率は67・64%で、郵政民営化が争点となり選挙熱が高まった前回(64・12%)をさらに上回った。確定当日有権者数は64万3154人(男29万6694人、女34万6460人)だった。
選挙区別の投票率は、1区64・11%(前回59・72%)▽2区66・29%(同63・09%)▽3区72・59%(同69・46%)−−。いずれも前回を上回り、政権選択選挙での有権者の関心の高さがうかがえた。【服部陽】
高知県内投票率67・64%
http://203.139.202.230/09senkyo/090831sen06.htm
県選管がまとめた第45回衆院選の県内投票率(選挙区)は67・64%となった。県内3小選挙区とも大幅に上昇し、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降の最高を記録。前回の05年衆院選(64・12%)を3・52ポイント上回った。
最も上昇幅が大きかったのは高知1区。96年以降の5回の衆院選で最高だった前回の59・72%から4・39ポイントアップし、64・11%。2区は前回を3・20ポイント上回り66・29%、3区も3・13ポイント伸びて72・59%となった。
有権者の出足は午前中から好調で、午前11時現在の推定投票率は前回を1・04ポイント上回る25・00%を記録。午後はやや鈍って午後4時には43・10ポイントで1・18ポイント下回ったものの、前回の1・57倍と大幅に増えた期日前投票が加わった午後8時には67%を超えた。
公示後の県民世論調査では関心度が前回衆院選より1・6ポイント低かったが、最大の争点となった「政権選択」に加え、年金、医療など社会保障への不安や、疲弊する地域の現状打破を求める県内有権者の心理が投票行動に結び付いたとみられる。
市町村別では、三原村の85・05%が最も高く、最低は室戸市の58・70%だった。男女別では男性67・15%、女性68・06%。前回より投票率が低下したのは、いの町2区。
当日有権者は、1区21万3741人、2区21万7390人、3区21万1272人。県全体は64万2403人。
期日前投票 高知県内1.57倍 7万4525人
選挙管理委員会が30日発表した県内の期日前投票者数は、選挙人名簿登録者数64万4750人(17日現在)の11・56%に当たる7万4525人。2005年の前回衆院選と比べて全市町村で増え、県全体では1・57倍となった。
期日前投票が初めて導入された04年参院選以降、国政選挙では投票者数、比率とも最高を記録。小選挙区別では、高知3区が2万6707人(前回比1・60倍)で最多。2区が2万4058人(同1・55倍)、1区は2万3760人(同1・56倍)だった。
今回の衆院選から小選挙区への投票も可能になった在外有権者は769人のうち1区で2人、3区で7人の計9人が投票した。
(2009年08月31日付朝刊)
5697
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 18:19:48
<福岡県>
福岡選管選挙速報
http://www.fukuoka-senkan.com/sokuhou/Default.html
1区 62.66 ←低っ
2区 65.68
3区 69.69
4区 70.69
5区 70.48
6区 71.68
7区 75.37 ←高っ
8区 72.65
9区 66.54
10区 63.40 ←低っ
11区 70.52
県計 68.77
5698
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 18:20:22
<佐賀県>
1区も同1・49ポイント上回る74・77%となった。
2区が前回を3・72ポイント上回る75・20%。
3区は72・47%で、前回より0・5ポイント上回った。
県内小選挙区 投票率最高の74・15%(09年8月31日)
http://www.saga-s.co.jp/news/syuuinsen2008/2008syugi.0.1401380.article.html
「政権選択」を最大の争点に県内各地で激戦を繰り広げた今回の衆院選。県選管がまとめた県内小選挙区の投票率は有権者の関心や期待の高さを反映し、1996年の小選挙区制移行後、最高となる74・15%に上った。”小泉劇場”で飛躍的に伸びた前回の衆院選(2005年9月)の72・25%を1・9ポイント上回った。
写真
真夏の選挙で投票率低下が懸念されたが、各党のマニフェスト(政権公約)がこれまで以上に注目され、特定の支持政党を持たない無党派層の関心もひきつけたとみられる。
選挙区別では、自民前職、民主前職が激しく競り合った2区が前回を3・72ポイント上回る75・20%。1区も同1・49ポイント上回る74・77%となった。自民前職が優位に選挙戦を進めた3区は72・47%で、前回より0・5ポイント上回った。
市町別では1区の神埼市(旧千代田町)の79・82%が最も高く、唐津市(3区)の71・91%が最低。男女別では男性が74・32%、女性は74・01%だった。
期日前投票と不在者投票も最終的に計10万3775人にのぼり、前回の衆院選と比べ3万3507人、48%増えた。
当日有権者数は68万8948人(男性31万9404人、女性36万9544人)、選挙区別は1区23万5158人、2区22万6094人、3区は22万7696人。
【写真】今後の政治の行方を決める1票を投じる有権者=1区、佐賀市の勧興小体育館
県内小選挙区市町別投票率
市町名 有権者数 投票者数 投票率
1区
佐 賀 市 128,696 95,306 74.06%
鳥 栖 市 52,766 38,678 73.30%
神 埼 市 9,802 7,824 79.82%
基 山 町 14,549 11,375 78.18%
上 峰 町 7,217 5,705 79.05%
みやき町 22,128 16,936 76.54%
計 235,158 175,824 74.77%●
2区
佐 賀 市 60,276 45,111 74.84%
武 雄 市 6,737 4,973 73.82%
鹿 島 市 25,325 19,274 76.11%
小 城 市 36,512 26,792 73.38%
嬉 野 市 23,455 17,209 73.37%
神 埼 市 17,253 13,023 75.48%
吉野ケ里町 12,531 9,562 76.31%
大 町 町 6,423 4,759 74.09%
江 北 町 7,841 6,089 77.66%
白 石 町 21,337 16,552 77.57%
太 良 町 8,404 6,689 79.59%
計 226,094 170,033 75.20%●
3区
唐 津 市 105,586 75,923 71.91%
多 久 市 18,178 13,327 73.31%
伊 万 里 市 46,768 33,705 72.07%
武 雄 市 34,437 24,894 72.29%
玄 海 町 5,243 3,816 72.78%
有 田 町 17,484 13,356 76.39%
計 227,696 165,021 72.47%
県 計 688,948 510,878 74.15%●
5699
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 18:20:37
<長崎県>
1区 67.03
2区 72.87
3区 76.57
4区 71.04
長崎県選管
衆議院議員総選挙 投・開票速報
http://www.pref.nagasaki.jp/election/2009syuugi/sokuhou/index.html
■県内投票率71.35% 前回衆院選3ポイント上回る
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/203.html
30日に投票があった第45回衆院選で、県内小選挙区の投票率は71・35%となり、1996年の小選挙区制導入後初めて70%台を突破。自民、民主の「二大政党」による政権選択が争点となり、有権者の関心が高かったことをうかがわせた。
郵政民営化を焦点に“小泉旋風”が吹き荒れた2005年の前回衆院選の68・35%を3ポイント上回った。
投票率は県全域で前回に比べ上昇。特に、民主新人が閣僚経験者の自民前職と競った2区は、諫早市が7・37ポイント増、西彼2町が6・61ポイント増と上昇率が際だって高く、政権交代の象徴区として注目されたことを裏付けた。
これに続いたのも2区で雲仙市が前回比4・70ポイント増、島原市が3・44ポイント増。ほかに北松江迎町3・40ポイント、対馬市3・39ポイント、佐世保市3・12ポイント、東彼東彼杵町3・06ポイントとそれぞれ増え、3、4区の市町が3ポイント台の上昇率を記録した。1区の長崎市は1・90ポイント増だった。
公示後に長崎新聞社がNBC長崎放送と共同で実施した世論調査では、投票に「必ず行く」と答えたのは86・8%だった。
2009年8月31日長崎新聞掲載
5700
:
山口新聞男
:2009/09/25(金) 21:18:50
福岡1区と10区は、事前予想で民主優勢といわれてたので、投票意欲が下がったか?
5701
:
チバQ
:2009/09/25(金) 21:47:51
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000909250002
「自民」への迷い 地域と対話 政策磨け
2009年09月25日
「すべて実現したら日本は『夢の国』になる」。首をかしげながら、民主のマニフェストをながめていた
「藤井裕久さんは元大蔵官僚。財務相になっても、しがらみで改革は難しそう」「岡田克也さんが外相だと、頑固そうだから米国と摩擦を起こすのでは……」
東京都に隣接するベッドタウンで不動産会社を営む市場司さん(54)=仮名=は、鳩山内閣が発足した16日夕、自宅でテレビに見入った。衆院選での民主大勝は覚悟していたが、長らく自民を支持してきた市場さんには、戸惑いがあった。「いったいどんな国づくりをしてくれるのか、わからない」
高速道路無料化や子ども手当などが並ぶ民主のマニフェスト。だが、市場さんが何よりも望むのは景気回復だ。景気が上向けば、銀行の融資を取りつけられ、事業拡大が期待できる。「どれもこれもやりますでは政策の安売り。信用できない」
今回当選した民主の新人は143人。議員として一人前になるのには時間がかかると思う。「小沢一郎さんが育てるのだろう。次第に党内の小沢色が鮮明となり、鳩山さんはだんだんやりにくくなるのでは」
□ □
今回の衆院選は、自民候補とは距離を置いた。いつもなら店先の目立つ場所に掲げる自民候補のポスターも、外からも見えないよう事務所の奥に張った。「入居者や家主らも色々な考えを持っている人がいる。今の政治事情ではポスター1枚張るだけで仕事を失うかもしれない」と考えたからだ。
「今回は無理だよ。一度民主にやらせればいい」。動けば一定の票が集まる地域の自民支持者が漏らした一言に何となく納得できた。
ただ投票日の8月30日、市場さんは迷わなかった。逆風といわれる中だからこそ自民の底力を信じたかった。
□ □
昨秋、麻生前首相の就任直後なら、ここまで大敗しなかったと思う。「首相としての技量に対して『審判』が下される前に、選挙をやればよかったのだが……」
不動産業界も生き残り競争が激しい。不動産を購入したくても銀行からは融資を断られ、事業拡大は難しい。マンションの家賃収入でやりくりする状況を強いられている。
だが、麻生前首相が選挙戦で強調したのは、4度の補正予算で景気に光が差してきたこと。「少しでも景気が回復していたら有権者もここまでは見放さなかった。麻生さんの認識と、有権者には温度差があった」
「長い間権力にあぐらをかいてきたつけが回った」と思うが、自民支持を変えるつもりはない。地元選挙区の自民候補には「この4年間、地域で姿が見えなかった。地元を大切にするのが自民の本来の姿」と、活動不足への反省を求める。
新政権は、経験不足に加えて在日米軍基地のあり方などを巡って順調にはいかないだろうとみる。「民主がマニフェストを着実に実行して日本がよくなればそれでいい。でも、そう遠くない時期に自民の再登板が訪れる」
次の総選挙まで、長ければ4年間。政策を磨き、地域との対話を繰り返すことで力を蓄えてほしいと、野党の自民に注文する。
民主の歴史的大勝に終わった今回の衆院選――。前回05年には小泉改革を支持した有権者は、どう感じたか。長年自民を支持してきた不動産業者、酪農家、年金生活者の3人に、新政権を担う民主と野党になった自民への思いを聞いた。
5702
:
とはずがたり
:2009/09/25(金) 22:27:52
>>5700
なんか低いすよね。
高知市の高知1区なんかも低い
>>5696
ですがこっちは超激戦で面白い選挙なのに低いですねー。
県的な構造としては1区と県下第二都市姫路の投票率が低い兵庫県
>>5683
にちょいにてますな。
5703
:
チバQ
:2009/09/25(金) 23:44:04
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514666217
乱のあと〜衆院選を終えて(1) 自民復興に妙案なし
麻生太郎総裁の辞任表明後、開かれた自民党役員会=東京・永田町、党本部
大敗の衝撃 民主は早速揺さぶり
31日午後。麻生太郎総裁の辞任表明直後に、自民党が東京・永田町の党本部で開いた役員会の光景は、大敗を喫した衝撃の大きさを物語った。
細田博之幹事長(島根1区)の視線はうつろ。出席者の中に複数の落選者もおり、歴史的な敗北にもかかわらず、責任や敗因を追及する声がないばかりか、同氏が諮った9月18日告示、同28日開票という総裁選の日程も、粛々と決まった。
政権の座に就いた民主党は、同月中旬に鳩山由紀夫代表を新首相に指名する特別国会を召集する方針。自民党総裁選の日程は、党所属議員が麻生首相という「敗軍の将」を指名する、前代未聞の事態を意味していた。
しかし、盾突く気力すら起こらないほど、幹部たちは憔悴(しょうすい)しきっていた。その執行部の面々を、故竹下登元首相ら歴代の党総裁の写真が見下ろしていた。
総裁選にかみつく
「のっけから、それですかい」。石破茂農相(鳥取1区)は31日の鳥取県庁での会見で、党総裁選の日程にかみついた。
同氏は党への風当たりの強さを肌で感じ、衆院選の前哨戦から一貫して党を再建する必要性を強調。その唯一とも言える活路を閉ざすような方針に我慢がならなかった。
「党のイメージ、体制、政策立案能力のすべてを一新しなければならない」。焦りを胸に列車を乗り継ぎ、東京へ急いだ。
しかし、負った傷は大きく、深いだけに、”戦後”の復興に向けて妙案があるわけではない。
党の獲得議席は300から119に激減。かつて「軍団」と称された田中派、竹下派の流れを組む津島派も生き残った前職は45人中、13人だった。
石破氏とともに所属し、兄の登元首相が心血を注いで育てた同派に人一倍の愛着を持つ竹下亘氏(島根2区)も31日夜、足早にあいさつ回りをすませて空路、上京した。
当選の万歳を終え、出雲市内に借りるアパートに戻った30日深夜は、激戦をはい上がった同僚たちと連絡を取り合った。
「(派閥の)事務所が維持できるのか」「とにかく東京で話し合おう」。愛飲するたばこの煙の向こうには、また1人、仲間の落選を伝えるテレビの選挙速報が流れた。
「うちのムラ(津島派)は15人も残らんわね。おそらく(自民党全体で)200人落ちる。永田町は引っ越しのトラックでいっぱいになる」
26日夜。出雲市内の党島根2区支部事務所で、青木幹雄党県連会長(参院・島根選挙区)は、地元県議らに戦況の見立てを示し、顔をしかめた。
予言は的中した。その青木氏は石破、竹下両氏より一足早い30日に永田町へ。束ねる津島派所属の参院議員24人の動揺を抑えるかのように「一致結束して静かに待て」と指示を飛ばした。
自民支援団体招く
一方、敗戦処理に追われる自民党を尻目に、民主党は活気にあふれる。
党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)と、鳥取2区で敗れたものの、比例中国で復活当選した湯原俊二氏は、1日に医療、建設など、敵陣を支えた県内60業界団体を招いた意見交換会を倉吉市内でセットした。
「顔合わせの会にしたい」。川上氏は目的を淡々と語ったが、野党に転落した自民党にさらなる揺さぶりを掛ける狙いがあるのは明らかだった。
激震が収まらない自民党と、追い風に乗る民主党。折しも、永田町は31日、台風の接近で暴風雨が吹き荒れた。
◇−◆−◇−◆−◇
30日に投開票された衆院選で、政権が交代した。山陰両県内の4小選挙区では、自民党が議席を独占する半面、民主党の2人も比例中国で復活当選した。戦いが何を意味し、何をもたらすのか。「乱のあと」をたどる。
('09/09/01 無断転載禁止)
5704
:
チバQ
:2009/09/25(金) 23:44:49
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514679217
乱のあと〜衆院選を終えて(2) 民主組織力生かせず
民主党の鳩山由紀夫代表と亀井久興氏が行った街頭演説。聴衆の少なさは否めなかった=8月20日、出雲市駅北町、JR出雲市駅前
風頼みの限界 票読みも大幅に狂う
「知らなかった。行きたかったのに…」。島根2区で自民党の竹下亘氏と激戦を演じた国民新党の亀井久興氏の出雲市内の事務所に8月21日、苦情の電話が相次いだ。
前日に、亀井氏は民主党の鳩山由紀夫代表と、出雲市駅北町のJR出雲市駅前で街頭演説を実施。亀井陣営にとっては竹下王国の牙城に「政権交代」の風を呼び込み、勝利への機運を盛り上げる「切り札」の二つだった。
ところが、聴衆は約450人。”次期首相”として全国各地で数千人の動員力を誇った鳩山氏の演説にしてはさみしく、勝負の行方を暗示した。
原因は、つぎはぎの組織にあった。亀井氏を推薦した民主党島根県連は鳩山氏の来雲を告げるチラシ3千枚を作り、配り始めたが、亀井氏側が公示後「待った」をかけた。両氏の写真の掲載が「公選法に抵触する恐れがある」との理由だった。
結局、配布は中止。代わりに有効な手だてが取られることもなく、無党派層へアピールする絶好機を生かせなかった。
県職労の動き鈍く
投開票された30日夜。島根1区に立った民主党の小室寿明氏の松江市黒田町の選対事務所で、内田敬党県連代表は事前に読み、紙片に記した票とテレビの速報結果を見比べ、がくぜんとした。
前回選の民主党候補の得票数は約5万9千票。今回、候補擁立を見送り、小室氏を支援した社民党の約1万票に、推薦を受けた国民新党の集票力を加えれば、8万票が今回の「基礎票」と見た。
さらに、民主党への追い風を勘案し、はじき出したのが、自民党の細田博之氏と9万票台で競り合うとの予測だった。
しかし、ふたを開けると、前回選に迫る約12万2千票を獲得した細田氏に対し、小室氏は発射台の8万票余りにとどまり、4万2千票差の完敗。足し算はもろくも狂った。
不十分だったのは、風を受け止める「帆」だけではない。支柱となる肝心の組織力が、十分に機能していなかった。
小室氏の支持母体の県職員労働組合が組合員に求めた支持者カードの実績は、目標とした「1人10枚」の半分。保村聖二委員長は「(小室氏の)県議時代の実績を知らない職員が多い」とこぼす。
内田氏がため息を漏らした数時間後。小室氏は比例中国で復活当選し、選対事務所は安堵(あんど)に包まれたが、裏側では動きの鈍かった県職労の責任論がくすぶる。
益田竹下氏に軍配
”野党側”の粗さを横目に、自民党側は着々と攻略を進めていった。
「苦戦しております。どうかよろしくお願いいたします」。竹下陣営は亀井氏の地盤の益田市内数カ所に電話部隊を置き、竹下氏や自民党系の県議、市議の後援会名簿を使い、ボタンを押し続けた。
名簿はダブりもあるが、あえて二重、三重の包囲網を敷いた。1件ごとに相手の反応を用紙に「◎」「○」「△」「×」で記入。戦いに生かした。
戦果に自民党益田支部の右田明顧問らは確かな手応えを感じたが、情勢検討会では「負けている」と報告。最後までムチを緩めなかった。
「攻め」は企業にも及んだ。2年前の参院選・島根選挙区で、亀井氏の長女の亜紀子氏を全面支援した同市内のある会社は今回、再三のアプローチに両陣営に半分ずつ、勢力を割いたと明かす。
その結果、同市内での戦いの軍配は320票差で竹下氏に。同支部最高顧問の宮隅啓元県議は「相手の本丸を落とした心境」と満足げだった。
これに対し、幹部の1人が「県民が変化を求めていなかったということ」と敗戦の弁を語った亀井陣営。自陣の戦いを省みられないところに、敗因の一つが潜んだ。
('09/09/02 無断転載禁止)
5705
:
チバQ
:2009/09/25(金) 23:45:31
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514710217
乱のあと〜衆院選を終えて(3) 消長の落差に危機感
議席を失い、新政権誕生を前に国民新党幹事長の辞任を表明する亀井久興氏(右)=1日、東京・平河町、同党本部
不安抱えた船出 理念と連立の板挟み
衆院選の投開票から一夜明けた8月31日朝、島根2区で敗れた国民新党の亀井久興氏の携帯電話が鳴った。「申し訳ない」。声の主は同氏を推薦した民主党の鳩山由紀夫代表だった。「国民のために、良い政権をつくってください」。逆に励ましたものの、亀井氏の口調には寂しさが交じった。
政権交代に向けて共闘しながら、両党の明暗はくっきりと分かれた。獲得議席は、308議席の民主党に対し、国民新党は選挙前の4から3に減少。しかも、幹事長だった亀井氏だけでなく、綿貫民輔代表も落選した。
社民党を含めた3党で、新政権の樹立に向けた協議を実質的に始動させた1日。同じころ、都内の別の場所にいた亀井氏は「一日ごとに悔しさが募る」と漏らした。
両党の消長のあまりの落差に、郵政民営化の見直しを目指し、同氏と党を支えてきた郵政関係者は危機感を募らす。
「民主党の半分は、民営化に賛成だ。不安は大きい」。郵政政策研究会島根県連合支部の新比恵健支部長は吐露した。
高揚感に沸く民主党と対照的に、寂寥(せきりょう)感と先行きへの懸念が覆う国民新党。亀井氏は2日、片づけを終え、計19年間過ごした衆院議員会館を去った。
党衰退の苦い過去
不安を抱えるのは、7議席にとどまった社民党も同じだ。東京・永田町の党本部で2日午後に開かれた全国代表者会議。連立協議の推進は承認されたが、慎重な対応を求める声も上がった。
党島根県連の阪本清副代表は会議後、民主党という巨像の影に埋没しないためにも、インド洋での海上自衛隊の給油活動の中止など「党の政策を主張し、存在感を示すべきだ」と力を込めた。
ただ、それぞれ理念にこだわれば、こだわるほど、政党間の亀裂が深まる。半面、理念を曲げれば、支持者の離反を招くのが「連立」の宿命だ。
旧社会党出身の元島根県選出の衆院議員で、自社さ連立政権に参加した石橋大吉氏は、その成果として国営中海土地改良事業の中止の流れをつくったことを挙げた。
逆に、旧社会党のトップだった村山富市氏が首相に就き、党内議論もなく「自衛隊は合憲」と党是を覆したことは、党の衰退の遠因になった。
石橋氏は「連立は滑り出しがうまくいっても、どこかでつまずく」と折り合いの難しさを説く。
与党の立場に迷い
一方、民主党側にも「与党」としての振る舞いに迷いが見える。
同党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)は1日、比例中国で復活当選した湯原俊二氏を従え、倉吉市内で自民党の支持基盤である業界を含む7団体に呼び掛け、意見交換会を持った。
終了後、川上氏は「政府と距離を置くと、事業ができなくなる。それはおのずからお分かりいただけると思う」と余裕たっぷり。旧自民党出身だけに、勝手知る敵陣の取り込みに自信を見せた。
これに対し、民主党島根県連の石橋富二雄幹事長は「陳情による利益誘導は自公政権のスタイル」と、業界団体との急速な接近には慎重だ。
さらに、板挟みとなりかねない事態を恐れる同党系の地方議員も多い。例えば、党のマニフェストに沿って公共事業を削減すれば、地域経済を冷え込ませ、社会基盤整備もさらに遅れかねない。
益田市議会で唯一の同党系議員の平谷昭氏は「中央の失政が益田では全部、自分にはね返って来る」と立ち位置に悩む。
悲願の政権交代を実現させて4日。それぞれが思い描く新政権の像は揺れ、まだ定まらない。
('09/09/03 無断転載禁止)
5706
:
チバQ
:2009/09/25(金) 23:46:20
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514735217
乱のあと〜衆院選を終えて(4) 政策転換大きな懸念
新政権の発足を前に、対応を協議する鳥取県幹部=1日、鳥取市東町1丁目、同県庁
揺れる自治体 駆け込みで制度活用
二十世紀梨の出荷時期を迎えた鳥取県湯梨浜町の農家山田均さん(52)は、選挙中に目を通した民主党のマニフェストに「良いことばかり。財源面も含め、実際どうなるか心配だ」と感じた。
耳目を集める農業の戸別所得補償制度で、ナシは対象になるのか、配分方法は…。「総論ばかりで、具体像が見えない。当てが外れたらショックが大きい」と、ともすれば膨らむ期待感をグッと抑えることに決めた。
むしろ、数億円かかるとされる老朽化した東郷梨選果場の修理費の行方に「自公政権時には予算措置を考えると言われた。政権が代わってもお願いしたい」と気をもむ。
中学生までの子ども1人当たり、月2万6千円(2010年度は1万3千円)を支給する子ども手当をめぐっても、期待と不安が交錯する。
自身、中学生の子どもを持つ島根県PTA連合会母親委員会の大岩睦子委員長(50)は「支給で、給食費未納や保育料滞納がなくなればいいが、財源の確保が不安。保育所の充実や雇用の確保などに使った方がいいのでは」と案じる。
応諾一転、態度保留
自治体は政策の大転換に、より大きな懸念を抱く。駆け込みで旧来の制度の活用を急ぐ例が、慌てふためきぶりを示す。
松江市は2日発表の09年度一般会計補正予算案に、島根原発での事故発生時の避難道として、かねて要望のあった市道古浦西長江線(仮称、4・8キロ)の設計費1100万円を急きょ計上した。
原発周辺の社会資本整備として、国から有利な財政支援が受けられる「原発特別措置法」の行方に、政権交代で霧が立ちこめ始めたからだった。
10年度末に期限切れを迎える同法の適用を受ければ、概算で37億5千万円の事業費中、地元負担は17億円から5億円に軽減される計算だ。
しかし、見込み通りに運ぶかどうかは分からない。政策転換は多岐に及ぶ。ガソリン税などの暫定税率の廃止も一つ。市から同道路のうち、多額の事業費を要するトンネルなど、約1・8キロの整備を要請されている島根県は、大幅な減収が予想される中だけに、いったんは応諾を決めたものの、態度を保留した。
自民から突き上げ
野党に転落し、求心力の維持への焦りと、反転攻勢を狙う思惑が入り交じる自民党側からの突き上げも、始まっている。
2日の島根県議会最大会派・自民党議員連盟の政策審議会。暫定税率の廃止や、公共事業をはじめとする経済対策を盛り込んだ本年度補正予算の執行停止を明言している新政権の方針について、出席者は溝口善兵衛知事に「そんなことをすれば、地方の反乱が起きる」と不満を口にした。
とはいえ、視界が晴れないのは溝口知事も同じ。「『地方を切り捨てる』という報道はされていない」と、答えるのが精いっぱいだった。
鳥取県の場合、新政権の機先を制し、混乱を最小限に抑えるために早速、暫定税率の廃止などで516億円の影響が出るとの試算を公表した。
一方で、平井伸治知事は1日の県緊急幹部会議で、幹部に政変と向き合う「覚悟」を持つよう心得も説いた。
「(政権交代とは)システム全体を変える中で、問題を解決するんだという、パラダイムシフト(枠組みの転換)だ」
ただ、「そうあってほしい」との願望を接ぎ穂せざるを得なかった。平井知事もまた、新たなパラダイムと政策の振幅を測りかねている。
('09/09/04 無断転載禁止)
5707
:
チバQ
:2009/09/25(金) 23:47:01
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514763217
乱のあと〜衆院選を終えて(5) 勝利にも足元不安定
大敗を受け、暗い面持ちで記者会見に臨む自民党幹部たち=8月30日、東京・永田町、党本部
多難な前途 「格差」への反省必要
「とにかく頭を下げ、『どぶ板』で歩くしかないわね」−。雲南市老人会連合会の古田明会長(88)=同市三刀屋町=は3日夕、島根2区で4選を果たした自民党の竹下亘氏の支援のお礼のため、自宅を訪ねて来た地元選出の上代義郎県議に上機嫌で語り掛けた。
古田氏は公示前に同会役員宅などを歩き、竹下氏の実績を訴えた。効果はてきめんだった。「来てくれたのか」と喜び、協力姿勢を示した90歳を超える老婦人もいた。
猛烈な逆風の中、「足で稼ぐ」を合言葉に、竹下陣営が展開した地上戦の徹底ぶりを物語った。
天王山の地盤の出雲市でも公示前、集めた数万人の後援会名簿を頼りに、200人が2人1組で地図を片手にアパートを回り、勝敗の鍵を握る若年層への浸透を狙った。
自民底力に震える
鳥取2区では、同党の赤沢亮正氏の陣営が最終盤になりふり構わぬ戦術に出た。支援企業の社員に対する知人30人への電話依頼も、一つだった。
「民主党候補は比例で復活するので、小選挙区は赤沢をよろしく」。その結果、約600票差で差し切った。
上田博久選対総本部長は「恥も外聞もない。考え得ることは何でもやるだけ」と語気を強めた。
その赤沢氏に敗れ、比例中国で復活当選した湯原俊二氏を支えた民主党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)は2日夕、都内で小沢一郎党代表代行(当時)と向き合った。小沢氏は「勝てると思ったけどなあ」と悔やみつつ「次(参院選)は勝てる」と断言したという。
ただ、いわば空前の民主党ブームに沸く中、自民党に屈し、現場が受けた衝撃は大きい。
「正直、何と言っていいか分からない」。8月30日の投開票日。湯原氏の傍らで、来夏の参院選・鳥取選挙区に出馬を決めている党県連の坂野真理副代表はうろたえた。
人海戦術に限界説
一方、敵陣が底力に震えた自民党側でも「いつまでも、こんな選挙はできない」と、人海戦術の限界説がささやかれる。
長年、組織を支えた主力は年々高齢化。支持層には依然、構造改革路線への反発もくすぶる。
衆院選の後半戦の24日夜。党島根県連の青木幹雄会長(参院・島根選挙区)のおひざ元の出雲市大社町内の路地の一角にある作業場に、30代〜60代の男女20人が集まった。
収穫物を詰める箱をひっくり返し、いす代わりにした輪の中心には、島根2区から出馬し、落選した国民新党の亀井久興氏の長女・亜紀子参院議員(同)が座った。
構造改革に不満を抱き、自民党を離党した農業の男性(62)の呼び掛けだった。電灯の下での農業問題などをめぐる議論は白熱し、午後10時近くに終わった。
2年前の参院選・島根選挙区の敗退を受け、党島根県連が設けた組織再生委員会の委員長を務めた萬代宣雄・JAいずも組合長も、今衆院選の勝利の足元の不安定さに警鐘を鳴らす。
「組織力で勝っただけ。構造改革で生じた格差が政策的にどう間違っていたのか、反省がない。原点から出直しが必要だ」
実際、自民党の都道府県連では、民主党への風より、「自壊」が真の敗因との見方が支配的だ。
にもかかわらず、再建への道標の端緒すら示せない党幹部への失望感は強い。4日に東京・永田町の党本部であった全国幹事長会議で、衆参国会議員の”空白区”となった滋賀、岩手両県連の代表者は悲鳴を上げた。
「国会議員がいない上、野党では、組織がじわじわ弱体化し、持たない」
切実な声に党島根県連の洲浜繁達幹事長は「島根は何とか勝ったが、人ごとではない」と言い残し、帰県の途についた。
=おわり=
('09/09/05 無断転載禁止)
5708
:
名無しさん
:2009/09/26(土) 02:15:04
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180908140001
【深層群馬】
中曽根氏、応援躍起 参院選控え一枚岩強調
2009年08月14日
中曽根氏(前列左から2人目)は、館林市内の竜巻被災地を視察した麻生総理に同行。街頭演説では、首相や自民立候補予定者らと一緒に支持を訴えた
総選挙の公示日を18日に控え、中曽根弘文外相(63)が自民の立候補予定者の応援に躍起になっている。来年夏の自身の参院選もにらみ、後援会組織の団結を図る。だが足元では民主支持の動きがみられ、必ずしも一枚岩とは言えない。(辻森尚仁)
「来年(の参院選)は、今回の総選挙の結果いかんによるが、大変厳しい選挙になる」。9日、前橋市亀里町の県農協ビルであった中曽根弘文後援会の地元役員会議。1、2区の陣営関係者と比例区の佐田玄一郎氏(56)を招いた会場で中曽根氏は、声を張り上げた。そしてあいさつの最後に付け加えた。
「ぜひお諮りいただいて、全会一致で後援会として(自民公認候補者の)支援を決議していただきたい」
その2時間後。中曽根氏は高崎市内で開いた地元後援会の役員会議に、4区の福田康夫氏(73)を招いた。
中曽根、福田両氏は、父親同士が旧群馬3区(現群馬4、5区)で「福中対決」を演じた因縁の間柄。中曽根氏はこの場でも、5区とともに福田氏の「支援決議」をわざわざ提案した。
中曽根氏は05年、郵政民営化法案の採決で反対票を投じ、民営化賛成派の笹川尭・県連会長(73)=2区=ら自民党県連幹部と関係がこじれかけた。さらに、自民公認の大沢正明知事が初当選した07年の知事選では、中曽根氏の後援会幹部が小寺弘之・前知事を支援。自民県議らの反発を買った。
このため、全県一区で戦う中曽根氏にとっては「総選挙での応援態勢をアピールしておくことが不可欠」(元党県連幹部)となっている。
9日は午前中にも、太田市内で開いた地元後援会の役員会議で、谷津義男氏(75)の支援を全会一致で決議した。1〜5区すべてで中曽根後援会は自民立候補予定者への全面支援の態勢を整えた。
だが、中曽根氏の後援会が一枚岩とは言えない。前橋、高崎両市の後援会員には、今回の総選挙で「民主支持」を明らかにした小寺前知事に同調する有力者も少なくないからだ。
中曽根氏の選対幹部を務めた男性経営者(64)は「われわれが支持しているのは自民党ではなくて『中曽根党』。心情的には民主と自民が半々だ」。長年の「中曽根支持者」である前橋市の男性経営者(67)は最近、会社の壁に民主の立候補予定者のポスターをはった。今回は小選挙区、比例区とも民主に投票するという。
中曽根氏は、前回立候補した04年の参院選(改選数2)で民主新顔に約3万9千票差をつけられたうえ、3位の自民現職とわずか8千票差で辛勝。年金問題などが争点となって自民に逆風が吹く中、なんとか2議席目に滑り込んだ。
06年の公職選挙法改正で、改選数1となる来年夏の参院選は激戦になりそうだが、「小選挙区で自民が負けるようでは中曽根氏の5選もおぼつかない」(後援会幹部)との見方も出始めている。
5709
:
とはずがたり
:2009/09/26(土) 10:38:59
北海道-神奈川
>>5650-5660
・新潟-福井
>>5664-5667
・長野
>>5669
山梨-和歌山
>>5673-5686
山陰
>>5689-5699
<熊本県>
1区 2・29ポイント増の68・73%
2区 2・48ポイント上昇の69・64%
3区 75・31%=最高。ただ前回に比べ0・91ポイント低下した。
4区 3・79ポイント上昇の72・58%
5区 4・46ポイント上昇の74・03%
県内小選挙区の投票率71・76% 前回上回る
2009年08月31日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090831003.shtml
県選管がまとめた30日投開票の衆院選小選挙区の県内平均投票率は71・76%と、郵政民営化問題で注目を集めた2005年9月の前回選挙を2・42ポイント上回り、有権者の関心の高さをうかがわせた。
投票率上昇の理由として(1)自公連立政権の継続か民主中心政権かという政権選択が注目された(2)各党のマニフェスト(政権公約)を軸に、幅広いテーマで政策論戦が繰り広げられた−などが挙げられる。
選挙区別では、熊本3区が最も高く75・31%。ただ前回に比べ0・91ポイント低下した。次いで▽5区 4・46ポイント上昇の74・03%▽4区 3・79ポイント上昇の72・58%▽2区 2・48ポイント上昇の69・64%▽1区 2・29ポイント増の68・73%−の順で、いずれも投票率はアップした。
郡市別では5区の球磨郡が最も高く79・36%。3区の阿蘇郡が78・21%で、3区の阿蘇市が77・89%で続いた。最も低かったのは、2区の熊本市で67・00%。次いで2区の荒尾市の68・50%、4区の上天草市の68・53%の順だった。
男女別は、男性が72・18%で、女性の71・41%を上回った。
5710
:
とはずがたり
:2009/09/26(土) 10:39:28
<大分県>
1区 67.57
2区 74.52
3区 74.79
全県 72.07
県選管
平成21年8月30日執行
衆議院小選挙区選出議員選挙・投開票結果
http://www.pref.oita.jp/11650/senkyo/kako/syu45/kekka2.html
5711
:
とはずがたり
:2009/09/26(土) 10:39:38
<宮崎県>
全県 69.10
1区 67.09
2区 72.71
3区 67.81
2009年8月31日
第45回衆議院議員総選挙及び第21回最高裁判所裁判官国民審査の投票・開票状況について
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/kakushu/senkan/090830_shuinsen.html
5712
:
とはずがたり
:2009/09/26(土) 10:39:49
<鹿児島県>
1区 66.88%
2区 74.18% =最高
3区 72.95%
4区 72.14%
5区 72.43%
鹿児島県内投票率71.50% 1.81ポイント増
16年ぶりの70%台 政権交代で関心高まる
(2009 08/31 01:22)
http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=3&storyid=19029
30日行われた衆院選の鹿児島県内の小選挙区投票率は、前回を1.81ポイント上回る71.50%だった。小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降最も高い数字で、93年以来16年ぶりに70%台に達した。
「政権選択」が最大の焦点となった今回の衆院選。全国的な民主優勢で政権交代が現実味を帯び県内選挙区でも激戦が展開されたことが、無党派層の関心を引きつけたようだ。
県内選挙区別の投票率もすべて前回を上回った。1区が66.88%、2区は5選挙区で最も高い74.18%、3区72.95%、4区72.14%、5区は72.43%だった。
投票総数に対する期日前投票者数の割合は、前回を8.07ポイント上回る23.28%に上った。
5713
:
とはずがたり
:2009/09/26(土) 10:40:59
完成ヽ(´ー`)/
北海道-神奈川
>>5650-5660
・新潟-福井
>>5664-5667
・長野
>>5669
山梨-和歌山
>>5673-5686
山陰-長崎
>>5689-5699
熊本-沖縄
>>5709-5713
<沖縄県>
1区 65.97%
2区 65.08%
3区 64.50%
4区 64.33%
☆第45回衆議院議員総選挙及び
第21回最高裁判所裁判官国民審査が
下記のとおり行われました。
http://www3.pref.okinawa.lg.jp/site/view/contview.jsp?cateid=38&id=12636&page=1
5714
:
名無しさん
:2009/09/27(日) 14:21:59
>>5610-5613
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/1.php
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/img/photo185053.gif
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/img/photo185058.png
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/img/photo185048.gif
2009年総選挙分析(2)みんなの党の得票構造に見える自民党の未来
菅原琢2009/09/26東大先端研の菅原琢特任准教授による、総選挙分析の第二弾。菅原准教授は「自民党の惨敗を読み解き、今後の復活を占うという意味において、みんなの党の得票構造を理解することは必須だ」と指摘する。 総選挙分析第2回となる今回は、みんなの党を取り上げる。いきなりマニアックでマイナーな政党の分析をし始めるとは早速ネタ切れか?という印象を与えるかもしれないが、自民党の惨敗を読み解き、今後の復活を占うという意味において、みんなの党の得票構造を理解することは必須である。少なくとも以下の分析結果を信じるならば。
みんなの党に着目する理由
第10回「大型補正予算で自民党は浮上することができるか?〜誤解される自民党の選挙結果」では、麻生政権の「古い自民党」的財政政策が、新しい自民党支持者を維持する・呼び戻す上でマイナスであると指摘した。この想定のもと、筆者が今回の選挙で最も注目したのが、選挙前に結成されたみんなの党である。
みんなの党は、代表である渡辺喜美に一定の知名度、人気はあったものの、実際にどの程度の得票を取るかは未知数であった。かくいう筆者も、関東地方の地域政党くらいの存在に落ち着くだろうと見ていたが、他のブロックでも議席を取りうるくらい、一定の支持を集める結果となった。もっとも、小選挙区候補者の得票率不足によって比例区の議席を他の政党に譲ってしまうという失態を犯し、やはり地域政党のような存在となってしまったのだが。しかしこの失態自体、筆者だけでなく彼ら自身も、自らがどの程度受け入れられるのか、よくわかっていなかったということを示すものであろう。
筆者がみんなの党に着目した理由は、彼らの主張、代表の渡辺のイメージが、小泉を支持したような人々と親和的だと考えたからである。たとえば、自民党から離れた層の受け皿として機能し、民主党の大勝を阻害した可能性も考えられる。いずれにしろ、この層がどのように動くかで、今回の選挙の見方、そして今後の政治の見通しがより深くなるはずと考えたのである。早速、確認して見よう。
みんなの党出馬ブロックで得票率を落とす自民党
表1は、比例区のブロック別に、自民党と民主党の得票率の増減を示したものである。ここに、みんなの党が出馬しているかいないかを○×で示しているが、ここからはみんなの党が出馬していれば自民党の票がより大きく減少しているという明確な傾向が見て取れる。10ポイント以上、自民党が得票率を減らしているブロックは全てみんなの党が出馬しており、得票率の減少幅が小さかった3つのブロックではいずれもみんなの党が出馬していない。
一方、民主党に関しては、みんなの党が比例区に出馬しているかどうかと得票率の増加幅に、明確な関係は見出せない。みんなの党が出馬しなかった北海道では増加幅が小さく、出馬した南関東では増加幅が大きい。みんなの党は民主党の得票を邪魔しなかったように見える。
5715
:
名無しさん
:2009/09/27(日) 14:22:19
>>5714
都市農村無関係に自民党の票を剥ぎ取ったみんなの党
以上を簡単に言い直せば、みんなの党は自民党から票を奪い、民主党からは奪わなかった、となるだろう。ただ、このように結論を導くとすれば短絡的である。単に、自民党が得票を減らした地域と、みんなの党が得票しやすい、出馬しやすい地域が一致しただけかもしれない。ある種の偽の相関が現れているだけと考えることも可能である。中国や四国のような農村部では自民党は得票を相対的に減らしておらず、一方、みんなの党はそのブロックで(たまたまか、予測的かはともかく)名簿を出さなかったというような、ただそれだけの関係かもしれない。
そこで次に、前回用いた農村度の10区分を用いて、みんなの党と自民党、民主党の比例区得票率の変動を確認しておく。図1は、農村度ごとに、みんなの党出馬ブロック・不出馬ブロックに分けて、民主党と自民党の相対得票率の変動(2009年マイナス2005年)を折れ線グラフで示したものである。
まず民主党のグラフから見ると、みんなの党の出馬・不出馬は、民主党の得票の伸びに影響を与えておらず、それは農村的地域か都市的地域かとも関連していないということが明らかである。みんなの党出馬ブロックでは、不出馬ブロックに比べて、1.5ポイントも得票率の増分が大きい。みんなの党が民主党から票を奪った、あるいは自民党から民主党に流れるべき票を「堰き止めた」とすれば、このような数値、グラフにはならず、みんなの党出馬ブロックでは民主党の得票率増分が小さくなるはずである。みんなの党は、民主党の邪魔をほとんどしなかった、と推定できる。
一方、自民党のグラフからは、みんなの党の出馬によって、農村か都市かによらず、自民党の得票をさらに減らす要因となっていることが強く推定される。みんなの党の存在が、自民党の得票率に大きな影響を与えたことは、ほぼ間違いないと言える。みんなの党出馬ブロック全体では、自民党相対得票率はマイナス12.8ポイント、不出馬ブロックではマイナス6.2ポイントという減少幅であるから、単純計算で6.6ポイント、自民党からみんなの党が奪ったということになる。もっとも、みんなの党は出馬ブロック限定でも5.4%の得票率なので、自民党の得票率減少には他の要因も介在しているはずである。
◇ ◇ ◇
他の要因による効果を排除するため、表2のように地域を単位とした重回帰分析を行った。詳細な解説等は省くが、どのように変数を入れてもみんなの党の登場による自民党の得票への負の影響は消えることがなかった。係数の値からは、みんなの党の7割から8割程度の票は自民党から来たものと推定できる。相対得票率で換算すれば4ポイント程度となる。同じ分析を栃木県抜きで行った場合、9割前後というさらに強い影響関係が確認できた。より正確に有権者の動きを見るためには世論調査を分析する必要があるが、これだけ関係性が強ければ世論調査分析でも同様の結果が得られるはずである。
5716
:
名無しさん
:2009/09/27(日) 14:22:46
>>5715
みんなでみんなの党へ?
このように、みんなの党は民主党と票を分け合ったというよりは、自民党の得票をさらに引き剥がした存在だったと結論付けられる。言い換えれば、もしみんなの党が出馬していなければ、渡辺喜美が離党していなければ、自民党は今回の総選挙の比例区で30%を超える得票率を確保していたことになる。今回に限れば大敗を免れる数字ではないものの、2000年総選挙を超える得票率となり、2001年を除く95年以降の全ての参院選比例区の得票率を上回る数字であり、それなりの結果と評価されたことだろう。しかしこれはあくまで空想であって、改革派の政治家を放り出し、バックにいた新しい支持者も一緒に捨ててしまうという、小泉後の自民党らしい迷走が、我々が見た現実である。
来年の参院選において、みんなの党がどのような戦略を採るか現時点ではわからない。しかし、そのころまでに党が残っていれば、今回総選挙以上に自民党の得票を阻害する存在となりうる。たとえば今回の選挙で落選した都市部の若い自民党議員が、こぞってみんなの党に入り参院選に立候補すればどうか。そうすれば比例区と一部複数区で議席を獲得できるかもしれないし、そうでなくても自民党の票を奪い、民主党の勝利をアシストすることになるだろう。自民党にはまだ一定の都市部の支持層が残っているが、これも奪うかもしれない。みんなの党が今回総選挙と同じ程度の得票率(出馬ブロックで5.4%)であれば、2007年の27%という自民党の相対得票率は先に示したとおり4ポイント程度奪われ、23%程度となる。以下に示すみんなの党のアピール力が発揮され、組織力向上で集票力が増し、加えて自民党から与党依存票が今回同様かそれ以上に離れれば、自民党の得票率は20%を簡単に割るだろう。
小政党でも党首の声を拾うマス・メディアの優しさを背景に、アピール力があり政策的にもまとまっているみんなの党は、その規模に比較して効果的に目立つことが出来るだろう。与党よりも一歩進んだ行財政の改革の方策を示し、ロジックによってそれを飲ませる力もあるかもしれない。一方の自民党は、現状のままでは、方向性のよくわからないただの不平不満党か、国会活動も低調な仲良し老人クラブになってしまいかねない。そうでなくとも、浮動的で現実的な新しい投票者層を惹きつける力は、自民党のほうが何枚も劣る。
自民党がすがった「政権担当能力」なるものは政権に付いているという事実の副産物のイメージに過ぎない。もはや野党の自民党が、(ここ数年の自民党がそうであったような)与党の決定的で継続的な失政なくして、政権担当イメージを喚起して支持に結びつけるのは難しい。そもそも自民党はまず野党の中で競争しなければならない。公明党や共産党は固定票率が高いうえ、有権者の競合性が低い。つまり、ある有権者が自民党と共産党どちらに投票するか迷う、という場面はほとんどない。結局、野党間のアピール競争の中で自民党が最も競合するのは、みんなの党ということになる。
次の総裁が誰になるにせよ、自民党の支持者をこれ以上奪われないために、みんなの党対策は重要となる。できればみんなの党を丸ごと吸収し、改革派にも十分な発言権を与える政党として再出発を図るのが良いだろう。この際に、これまでの自民党政治の悪い点、古い点を修正し、党改革に不都合な一部政治家にはご退場願うのが、当然の道である。ついでに古い自民党のイメージは国民新党にでも被ってもらえればよいだろう。
しかし、党内の老人たちがそれを許さないというのなら、政策刷新と世代交代を訴える自民党議員はみんなでみんなの党に脱出すればよい。汚された自民党ブランドと、しがらみという名の負債を、それを負うべき人々に負わせるのが、一番手っ取り早いはずである。あくまで部外者の妄想の戦略であるが。
5717
:
名無しさん
:2009/09/27(日) 14:22:56
>>5716
※データの出所
『朝日新聞』各地方版、朝日新聞選挙本部編『朝日選挙大観』(1997年版)、朝日新聞社編「asahi.comで見る1996総選挙のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る1998参院選のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2003総選挙のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2004参院選のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2005総選挙のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2007参院選のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2009総選挙のすべて」、国勢調査、水崎節文「選挙データベース:JED-Mデータ」(レヴァイアサン・データバンク)
◇ ◇ ◇
■プロフィール
すがわら・たく――1976年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程、同博士課程修了。博士(法学)。専門は政治学で、「日本政治における農村バイアス」(『日本政治研究』第1巻第1号)ほか、統計分析を中心とした国政や選挙に関する論文多数。 東京大学教養学部でゼミを開講し、データの見方、利用法を教える傍ら、2008年より当社『ザ・選挙』の技術アドバイザーを務めている。
5718
:
とはずがたり
:2009/09/27(日) 17:00:45
>>5714-5717
出口調査だと自民支持層の3割が民主へみたいな結果が出てますので,自民支持層を喰ったのは民主で,民主支持層を喰ったのがみんなと云う玉突きの可能性はどうなんでしょうかねぇ?
5719
:
名無しさん
:2009/09/27(日) 19:05:16
>>5718
今回の総選挙は、自民王国と言われてきた県の中でも、
茨城栃木群馬・岐阜・和歌山・佐賀といった大都市の通勤圏では非常に苦戦。
逆に大都市と距離のある北陸・中四国では踏みとどまり。
みんなの党の比例出馬は選挙区でも大苦戦した三大都市圏と殆ど被っていますからね。
5720
:
とはずがたり
:2009/09/27(日) 20:09:23
出口調査で自民支持層がみんな投票したって結果出てましたっけ?
5721
:
やおよろず
◆U3upeXXkAk
:2009/09/27(日) 21:10:19
>>5718
>みんなの党の出馬・不出馬は、民主党の得票の伸びに影響を与えておらず、それは農村的地域か都市的地域かとも関連していない
>みんなの党の出馬によって、農村か都市かによらず、自民党の得票をさらに減らす要因となっている
単に、民主党が都市部を中心に全国で得票率を伸ばし、自民党が都市部を中心に全国で得票率を減らしたということしか言えないと思うんですが、
みんなの党は都市部を中心に候補を擁立して相当の得票を得た。
グラフから読み取れるのは以上のことだと思うんですが、
これがどうして
>みんなの党が民主党から票を奪った、あるいは自民党から民主党に流れるべき票を「堰き止めた」とすれば、このような数値、グラフにはならず
という結論になるのか、甚だ疑問ですね。
5722
:
やおよろず
◆U3upeXXkAk
:2009/09/27(日) 21:21:32
>>5718
文章が滅茶苦茶な
>>5721
を整理します。
単に、民主党が都市部を中心に全国で得票率を伸ばした。
自民党が都市部を中心に全国で得票率を減らした。
みんなの党は都市部を中心に候補を擁立して相当の得票を得た。
数字が示しているのは、以上のことだけだと思うんですが、
それでどうして、
>みんなの党の出馬・不出馬は、民主党の得票の伸びに影響を与えておらず、それは農村的地域か都市的地域かとも関連していない
>みんなの党の出馬によって、農村か都市かによらず、自民党の得票をさらに減らす要因となっている
>みんなの党が民主党から票を奪った、あるいは自民党から民主党に流れるべき票を「堰き止めた」とすれば、このような数値、グラフにはならず
という結論になるのか、甚だ疑問ですね。
5723
:
やおよろず
◆U3upeXXkAk
:2009/09/27(日) 21:37:30
自民支持層がみんなの党へという流れは、栃木限定だとあったようにも思えますね。
5724
:
名無しさん
:2009/09/27(日) 21:59:07
大阪1区落選 無所属(平沼系) 堺井由貴 41歳 義父も本人も買収容疑で逮捕
この女 選挙というもの分かっていなかったね。 大阪の公認候補の選定には確かに連合のごり押しがあり不合理があったようだ。
小沢も 連合に遠慮していた。 しかし、それがある意味政治力学の不合理なんだな。
大阪1区の民主公認候補になれず、それでも1区に拘る。
大阪1区は連合ラインで平野府連で熊田で新人2連敗でも3度目の公認。
堺井は反発して、平沼に走ったが 無様な敗北。おまけに 選挙違反 もう立ち直れないだろうな。
あの政治評論家 森田実が持ち上げていたが 無所属で新人が勝てるのは万分の一。
大阪3区の公認へ切り替えれば 今回の選挙では楽に議席が得られたのにな。
前回の15区でも良かったのに。
もうどこでも議員になるのは無理だろうよ。 選挙に出るのは無理。こういうのはオンナの意地の空回りと言うほかないね。
5725
:
おま天
:2009/09/27(日) 22:49:56
大阪15区の有権者としては、無所属出馬に走ってから
2005年にあんたに入れた一票を返せとずっと思ってた。
いったい何なんだ、こやつは。
-------------------
公選法違反:大阪1区の落選候補者を逮捕 買収の疑いで
先の衆院選で陣営幹部に選挙運動の報酬を渡したとして、大阪府警は27日、大阪1区で落選した無所属の堺井裕貴(さかいゆき)容疑者(41)=大阪市城東区鴫野西2=を公職選挙法違反(買収など)容疑で逮捕した。また、陣営の総括主宰者の釜壽(かまひさし)被告(34)=同法違反罪で既に起訴=を同容疑(買収)で再逮捕した。
府警捜査2課によると、釜容疑者は容疑を認めているが、堺井容疑者は「身に覚えがない」と否認している。
堺井容疑者の逮捕容疑は、立候補届け出前の今年7月下旬、選挙運動の報酬として、釜容疑者に現金数十万円を渡した、としている。
堺井容疑者はNHKの元女性ディレクターで元東京都墨田区議。市民団体「ママチャリ・子どもを守る会」代表として、自転車に乗せた子どもにヘルメットを着用させる運動を展開し、道路交通法に保護者の努力義務が盛り込まれた。【田辺一城、山口朋辰】
5726
:
おま天
:2009/09/27(日) 22:50:53
>>5725
すみません。アドレス忘れてました;
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090928k0000m040059000c.html
5727
:
とはずがたり
:2009/09/28(月) 11:04:47
>>5721-5722
計量経済学は苦手なんでアホを晒す覚悟で喋りますと,菅原氏の分析は最小二乗法かなんか使って計算してますので,「05→09年の自民党の比例区の変化の説明をするのに,みんなの党の出現して集票したのが大きく影響している」と云うのは統計的に確かなのかも知れません。
しかし,民主党の増分も負けず劣らず効いて居るという結果も出ているように見受けられますので単純にみんなは自民から奪ったと云えるのかどうかって疑問があります。
>他の要因による効果を排除するため、表2のように地域を単位とした重回帰分析を行った。詳細な解説等は省くが、どのように変数を入れてもみんなの党の登場による自民党の得票への負の影響は消えることがなかった。
>係数の値からは、みんなの党の7割から8割程度の票は自民党から来たものと推定できる。相対得票率で換算すれば4ポイント程度となる。同じ分析を栃木県抜きで行った場合、9割前後というさらに強い影響関係が確認できた。
>より正確に有権者の動きを見るためには世論調査を分析する必要があるが、これだけ関係性が強ければ世論調査分析でも同様の結果が得られるはずである。
グラフに関してはみんな候補を立てなかった田舎ブロックと立てた都会ブロックではなく田舎ブロックの都会選挙区と田舎選挙区,都会ブロックの都会選挙区と田舎選挙区を分けたで分けているので
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/img/photo185058.png
から
>みんなの党の出馬によって、農村か都市かによらず、自民党の得票をさらに減らす要因となっている
とは云えるような気もします。割りと綺麗にグラフとして出てるのかな,と。
で,一番大きな問題は長期低落傾向の自民党が,いわば例外的・異常値的・畸形的・一回限りの詐欺的に大量得票した05年の結果を自民党のあたかも固有の票かの如く分析してる点ではないでしょうか?
小泉が選挙に快勝したのは01年参と05年衆の二回しかなく,03年衆も04年参も民主が善戦してます。05年の結果は小泉政権による通常の自民党の得票とは云えない様な気がします。
郵政解散で改革を期待して自民党に集まった改革保守票の一定数を割りと定量的にみんなの党は集票したと云う事になるのかも。
5728
:
やお
:2009/09/28(月) 12:11:34
都市部で票を減らした要因は、みんなの党の出現というよりは、前回が分不相応な票を取った反動という感じがしますが?
みんなの党が票を取ったのと、自民党が票を減らしたという事実が示されているだけで、
そのことと、民主党に行くべき票を塞き止める効果もなかったとすることとは別問題のような気がしますが?
いかがでしょう?
5729
:
やお
:2009/09/28(月) 12:15:03
追加
前回自民が獲得した改革期待票がみんなの党に流れたとすると、この改革期待票は民主党にも流れたはずでして、
すると自民党から民主党に票が流れる塞き止め役を果たしたとの結論に行き着くのではないでしょうかね?
5730
:
とはずがたり
:2009/09/28(月) 12:53:58
>>5728-5729
>前回自民が獲得した改革期待票がみんなの党に流れたとすると、この改革期待票は民主党にも流れたはずでして、
>そのことと、民主党に行くべき票を塞き止める効果もなかったとすることとは別問題のような気がしますが?
ですね。菅原論文にその辺の視点が抜けていてそういう穴があるのではないかという印象を俺も持っている訳です。
>みんなの党が票を取ったのと、自民党が票を減らしたという事実が示されているだけ
ここは回帰分析が正しいならもうちょっと内容があってみんなの党が獲った票と割りと比例的に自民党が票を減らしているとは云えてる様な気が致します。
自民党にも批判的だけど労組で極左で売国の民主じゃなぁと云う極一部の有権者から定性的に集票して,これが自民党の得票を減らした可能性は否定できないかも。
5731
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/29(火) 23:56:52
選挙の後始末2人目
買収容疑:武山百合子・元衆院議員を逮捕 埼玉県警
埼玉県警は29日、8月30日投開票の衆院選に埼玉13区から立候補して落選した元衆院議員、武山
百合子容疑者(62)=同県春日部市西金野井=を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は7月下旬、春日部市内の選挙事務所などで運動員4人に、選挙運動の報酬として時給
900円または1000円の割合で計算した報酬を後日渡すことを約束したとしている。
武山容疑者は、同県出身。米ニューヨーク補習校の教師などを経て、93年に旧埼玉4区から日本新党
の公認候補として初出馬、トップ当選した。新進党、自由党、民主党と政党を替えながら計4回当選。
しかし、05年の郵政選挙で自民党候補に敗れ、比例復活もかなわず落選した。今夏の衆院選には
民主党が新人候補を擁立したため、無所属で立候補。得票率4位の1万2612票で落選した。
【浅野翔太郎、稲田佳代】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090930k0000m040134000c.html
5732
:
秋田2区の名無し
:2009/09/30(水) 19:33:54
民主後藤氏の出納責任者逮捕=選挙運動に日当支払った疑い−熊本県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000093-jij-soci
衆院選に熊本3区から立候補し比例九州ブロックで復活当選した民主党新人の後藤英友氏派の選挙違反事件で、熊本県警は30日、公選法違反(日当買収)容疑で、陣営の出納責任者で自称私設秘書井上広世容疑者(42)=熊本市京町=を逮捕した。同県警は認否を明らかにしていない。
公選法の規定では、出納責任者が選挙違反をし禁固以上の有罪が確定した場合、連座制が適用され、立候補者の当選が無効となるほか、同一選挙区からの立候補が5年間禁止される。
警察庁によると、8月30日投開票の衆院選で当選した候補者の出納責任者逮捕は初めて。
5733
:
チバQ
:2009/10/01(木) 21:54:41
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091002k0000m040095000c.html
衆院選違反:全国で408人検挙うち111人を逮捕
警察庁は1日、8月30日投開票の衆院選の違反取り締まり状況をまとめた。9月29日(期日後30日)までに全国の警察本部が194件、408人を検挙し、うち逮捕者は111人。前回選挙の同時期に比べ、件数で20件、検挙者数で28人、逮捕者も14人減少した。
逮捕容疑の内訳は、買収が最多の56人(前回同期比13人減)。以下、自由妨害22人(同4人減)、投票偽造17人(同14人増)など。前回はゼロだった候補者本人の逮捕はいずれも落選候補で、埼玉、大阪、宮城の3府県で無所属2人、幸福実現党公認候補1人の計3人。連座制の適用対象となる出納責任者の逮捕も、いずれも落選陣営で計3人に上った。【千代崎聖史】
5734
:
チバQ
:2009/10/02(金) 22:59:32
http://www.asahi.com/national/update/1002/HOK200910020003.html
北海道8区で落選、佐藤容疑者を買収で逮捕2009年10月2日22時48分
北海道警は2日、衆院北海道8区に無所属で立候補し、落選した佐藤健治容疑者(52)が、票のとりまとめの見返りに現金を渡したとして、公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。道警は先月、佐藤容疑者派の幹部ら7人を同容疑で逮捕し、本人についても捜査していた。
道警によると、佐藤容疑者は7月下旬〜8月下旬、同容疑者の後援会事務所の出納責任者の山本和生容疑者(32)=函館市深堀町、同容疑で逮捕=と共謀し、35〜59歳の男6人に選挙運動の見返りとして計約200万円を渡した疑いが持たれている。この6人も報酬を受け取った容疑で逮捕されている。
佐藤容疑者は、この6人について「後援会事務所の職員で月々の給与の支払いは当然。買収にはあたらない」と主張していた。
佐藤容疑者はNTT社員などを経たあと、03、05年の衆院選で道8区から自民党公認で出馬したが落選。今回の選挙では自民党の公認を得られず無所属で出馬した。佐藤容疑者は約4万票にとどまり、17万票余を獲得した民主の逢坂誠二氏が当選した。
佐藤容疑者は、佐藤孝行・元総務庁長官の次男。孝行氏はロッキード事件で受託収賄罪に問われ、有罪が確定した。
5735
:
とはずがたり
:2009/10/02(金) 23:09:06
>>5734
むぅ,これで次回から北海道8区の自民分裂が終熄してまいそうですね。。
5736
:
名無しさん
:2009/10/03(土) 13:06:37
選挙違反の件だが
運動員に報酬を払うのは合法化したほうがよいと思う
これを買収というのはおかしい
5737
:
とはずがたり
:2009/10/03(土) 13:19:35
>>5736
俺も其れに同意っす。
地縁・血縁で支持者が手弁当で来てくれる古いタイプの政治家しか運動員を確保できない傾向にありますよね。
5738
:
名無しさん
:2009/10/03(土) 13:58:34
>>5736
>>5737
合法化するために民主党に働きかけるべき
5739
:
札幌・しろいし一区民
:2009/10/04(日) 18:32:31
Yahoo! ニュースを見て、一瞬目を疑いました。
中川酒、急死!!!
次期北海道11区・自民候補は、
砂川敏文帯広市長 or 清水誠一帯広選出道議???
中川昭一元財務相が死亡=自宅ベッドで、妻が発見−外傷なし、東京・世田谷
10月4日10時17分配信 時事通信
中川昭一元財務・金融相(56)が4日午前、東京都世田谷区下馬の自宅で死亡しているのが見つかった。目立った外傷はなく、事件に巻き込まれた可能性はないとみられる。遺書も見つかっておらず、警視庁世田谷署は詳しい死因を調べている。
同署などによると、同日午前8時20分ごろ、妻が「倒れている」と119番。救急隊員が駆け付け、同8時27分に死亡を確認した。自宅2階の洋間寝室のベッドでうつぶせに倒れていた。
妻は中川氏が起きてこないのを不審に思い、寝室を訪れて発見。ポロシャツと短パン姿で、体が冷たくなっており、布団は掛かっていなかった。自殺をうかがわせる形跡はないという。
吐血はしていないが、ベッドの上には若干の吐しゃ物があり、室内の机の上にはかなりの量の薬一種類があった。医師が処方したとみられる。
家族の話では、最近は「眠れない」と話しており、病院に通い、睡眠薬も飲んでいた。
3日午後9時すぎ、妻が帰宅した際、中川氏は就寝中で、呼吸しているのを確認。中川氏は普段、一人で寝ていた。
警視庁は4日午前10時40分から検視したところ、死後半日ぐらいが経過していた。行政解剖して死因を調べるが、病理検査の結果判明は5日以降になる見通しだ。
妻は3日午前10時ごろ、娘は同日正午ごろに中川氏がベッドで寝ているのを見たという。
中川氏は東京大法学部を卒業し、日本興業銀行(当時)に勤務したが、父の中川一郎元農林水産相の死去を受け、1983年12月に衆院議員に初当選。農水、経済産業両相や自民党政務調査会長を歴任した。
5740
:
名無しさん
:2009/10/04(日) 18:58:27
>>5739
後継者は誰だろう
5741
:
とはずがたり
:2009/10/04(日) 23:09:42
>>5739-5740
びっくりしましたよね〜
後継の話題ですので次期総選挙スレの方に転載しときま〜
5742
:
名無しさん
:2009/10/08(木) 21:41:44
>>5739
比例下位で出た候補を回すのではないか
3区石崎も引退だから2人分候補者が空く
5743
:
とはずがたり
:2009/10/10(土) 00:54:03
>>5614
小選挙区結果と比例代表都道府県別結果保存しといた。まあ無くなりはしないでしょうけど。。
資料集
選挙関連資料
平成21年8月30日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果調
衆議院議員総選挙
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin45/index.html
選挙区別都道府県別党派別得票数(比例代表)
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/000037632.xls
候補者別得票(小選挙区)
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/000037488.pdf
5744
:
名無しさん
:2009/10/13(火) 20:11:47
人民新聞・東洋町長の視点
http://www.jimmin.com/doc/1221.htm
[政治]民主圧勝 総選挙意見特集:極右的自民党が消滅、正当保守が回復
──高知県東洋町長・澤山保太郎
人類は自己を救い出すほど知的に成長できるか?
民主党が圧勝した。予想通りであった。しかし、民主党はなぜ自分たちが圧勝したのか、よく分かっていないであろう。自民党も自分たちがなぜ惨敗したかよくわからない。
民主党と自民党の違いがどれだけのものか、さっぱり分からないのである。
強いて言えば、極右的な自民党政権が消滅し、正統的な自民党保守政権が回復したというところであろう。
確かに政変ではあるが、革命でも何でもない。しかし、何かの兆候ではある。人々が、この社会の根本的な改変を望んでいることも、この選挙で明らかにされている。
しかし、この政変自体では、変革の可能性は何もないだろう。むしろ、極右的な自民党残党と正統保守的民主党が大同団結して、翼賛政治体制が成立し、憲法改正や自衛隊の海外派兵が自由にできるという恐ろしい結果をもたらす可能性すらある。
その点では、社民党など護憲的左翼的勢力がごく少数派になったことが危惧される。
議会制度上では、来夏の参院選で、護憲勢力が一定の議席を占め、翼賛政治を阻止する体制が必要であろう。軍事面が強化され、それを優先する権力が出てくると、日本やアジアの運命どころか、地球規模の破滅が加速度的に進んでいくことは間違いない。
5745
:
名無しさん
:2009/10/14(水) 20:46:16
2番が正解。1番は内向きの理論すぎる、あり得ない。
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101401000853.html
自民高知、独占できた理由は実績 衆院選で調査
勝因は候補者の実績、敗因は小泉改革のツケと政権投げ出し―。自民党高知県連は14日、8月の衆院選の3小選挙区で議席を独占できた勝因と全国的な大敗の原因について県内の党員らに実施した調査結果を発表した。
自民党は谷垣禎一総裁を選出し、再生に向けてスタート。県連は調査結果を党本部に伝え、来年の参院選の候補者選びなどに活用したい考えだ。
調査は勝因、敗因のほか、「自公協力をどう思うか」など10項目で、選択肢から複数回答が可能。9月に党員・党友約9300人に郵送し、約3千人が回答した。
小選挙区完勝の要因について最も多かったのは「候補者の実績」で19%。「民主党候補が信頼されなかった」は2番目で18%。また「民主党の政策への不安」も14%あったが、「自民党支部組織が機能した」は9%しかおらず、候補者の実績と民主党への不安が勝利に結び付いたとした。
一方で、自民党の大敗の原因については「小泉改革のツケ」(21%)、「相次いだ政権投げ出し」(17%)、「古臭い体質イメージ」(15%)、「派閥単位の党内混乱」(14%)の四つの回答にほぼ集中。参院選候補者に必要なものについて聞くと「党再生のイメージ」(29%)と「実績と経験」(24%)とに意見が分かれた。
2009/10/14 18:45 【共同通信】
5746
:
名無しさん
:2009/10/15(木) 07:20:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20091015-OYT8T00005.htm
ホーム>地域>高知
自民参院選の公認選定 「公募」「予備選」「元議員」三分
県連党員らアンケート 来月には候補決定
自民党県連は14日、全国的に大敗した衆院選の結果を受け、9月に党員、党友を対象に実施したアンケート結果を発表した。来夏に予定される参院選の公認候補者選定について、「公募による選考」、「予備選の実施」、「元議員を中心に選考」の意見が拮抗(きっこう)。すでに立候補を表明している県連副会長で前議員の田村公平氏(62)は、党公認を希望しているが、県連は、今回のアンケート結果も踏まえ、19日に開く県連常任総務会で選定方法を決め、遅くとも11月中には公認候補を決定する方針。
アンケートは、党の再生や参院選での勝利に向け、県連と党員が一枚岩になるため、党員・党友9306人を対象に実施。衆院選での全国的な敗因や、県内3選挙区での勝因など10項目(一部複数回答)について質問、3192人から回答を得た。回答率は34・3%。
参院選候補者に求める資質としては「党再生のイメージ」(29%)、「実力と経験」(24%)、「新鮮さ」(17%)の順に多く、選定方法については「公募」(37%)、「予備選」(33%)、「元議員中心」(27%)がほぼ三分。武石利彦幹事長は「前議員への期待と新しい顔への期待が半々」と分析、「いずれかが全く反映されないことはないようにしたい」と述べた。
衆院選の敗因としては「小泉改革のツケ」(21%)、「相次いだ首相の政権投げだし」(17%)、「古くさい体質イメージ」(15%)などの声が上がり、公明党との協力関係については「今後の状況を見て判断」(52%)「積極的に継続」(24%)「協力は解消」(同)と意見が分かれたが、県内選挙区での勝因に挙げる声もあり、武石幹事長は「県政レベルでは政策立案でも協力しており、単なる選挙互助会ではない」と関係継続に意欲を示した。
22日には、武石幹事長らが上京し、党本部に結果を報告する予定で、「上意下達でなく下意上達の高知方式を党再生のモデルケースに、党本部には地方の意見を吸い上げるよう求めたい」としている。
(2009年10月15日 読売新聞)
5747
:
名無しさん
:2009/10/17(土) 13:15:19
無能・御用のサンプルとして。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2009/1015/06.html
日本経団連タイムス No.2970 (2009年10月15日)
昼食講演会シリーズ<第2回>
−「総選挙後の政治展望」/早稲田大学大学院公共経営研究科教授 田勢康弘氏
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日本経団連は9月18日、東京・大手町の経団連会館で第2回昼食講演会を開催、239名が参加した。今回は早稲田大学大学院公共経営研究科の田勢康弘教授を招き、「総選挙後の政治展望」について講演を聞いた。田勢教授の講演概要は次のとおり。
■ 選挙結果の分析
先の総選挙で、民主党が308議席も獲得できた理由は何か。
昨年秋の経済危機に対して、日本は、最善ではないとしても評価される対策を実施した。首相の力量やマニフェストの内容等の要素も考えられるが、それだけではなさそうだ。民主党に投票した多くの有権者は「政権交代」に期待して、「一度代えてみよう」という程度の気持ちだったのではないか。多くの有権者が「なんとなく」投票した結果として「投票による革命」が起きた。
■ 鳩山政権の人事
鳩山政権の人事では、総理の主席秘書官に誰が就くかに注目していた。就任したのは、鳩山総理が官房副長官を務めた細川内閣で総理秘書官を務め、後に弁護士となった佐野忠克元経済産業審議官である。佐野氏を登用したのは、官僚との全面衝突を避けつつも、最終的な意思決定を政治家が行うシステムを構築するためだろう。
自民党政権下では、各省庁の大臣や国会の常任委員会の委員長には、これらの省庁を擁護する族議員が就任することが多かったが、鳩山政権では、これらの省庁と対決してきた人材を据えている。それでも、政権が正しい方向に向かうように、官僚には政権に協力することが求められる。
■ 民主党の政策
民主党の政策には、実現が困難だと思われるものが多い。例えば、かつて鳩山総理は、各省庁の局長クラス以上には辞表を提出させ、民主党が考える政策を遂行するかどうかを確かめたいと発言したことがあったが、後にこれを撤回した。また、温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減させるとしているが、これは不可能と思われる水準だ。EU等は、これに高い評価を与えているが、「日本の国際公約」にしてしまおうという意図がみえる。
現在のマニフェストを策定した時には、民主党は野党だったので、十分な情報を持っていなかった。与党となったいま、これらの政策を現実的なものに変えることができるかどうかが重要である。
民主党の政策の問題点は、経済を成長させる視点が欠けていることである。家計への給付を増やすために暫定税率を廃止して子ども手当を創設するだけでは、経済成長を望むのは難しい。企業の国際競争力を高めるための施策も必要である。
外交面では、鳩山総理の思いが強いロシアとの交渉が進むことを期待している。日本とロシアは地理的には近いが、北方領土問題があるため、両国間の貿易量や人の往来は多くない。政権交代をきっかけとして、現在の膠着状態を打破してほしい。
■ 今後の動向
鳩山政権は、従来は記者クラブの記者に限定されていた記者会見を他のメディアにも開放する方針である。また、政治主導を実現するために、官僚による記者会見も行わないこととしており、メディアのあり方も問われている。
今後の4年間は民主党の政権が続くと予想されるなかで、国民がどこまで鳩山政権に寛容になれるかが重要なポイントとなるだろう。
◇◇◇
次回の昼食講演会は11月26日、講師に経済評論家の勝間和代氏を招いて開催する予定。
5748
:
とはずがたり
:2009/10/22(木) 01:35:02
こんなこといってたんですねぇ。
振り子が戻るときがあるんじゃなくて振り子が戻ったから惨敗したんだよ。解ってないなぁ〜。
静岡7区・片山氏 「振り子が戻るとき、必ずある」
http://www.asahi.com/politics/update/0831/TKY200908300263.html
2009年8月31日2時14分
静岡7区では、「小泉チルドレンの星」と呼ばれた自民前職の片山さつき氏(50)が無所属元職の城内実氏(44)に敗れ、比例での復活もならず、議席を失った。午後10時すぎ、支持者らに「結果についてはすべて私の責任」と頭を下げ、「振り子が大きく振れると、戻るときは必ずある」と語った。
前回は小泉元首相の「刺客」として地縁も血縁もない7区に送り込まれ、郵政民営化に反対した城内氏に競り勝った。今回は経済通としての実績を掲げ、「地元で役立つのは自分」と強調。一方で「日本一馬力のある女」と書いたのぼりとともに自転車をこぎ、「東大卒のエリート」というイメージ払拭(ふっしょく)に躍起となったが、4年前とは一変した逆風をはね返すことができなかった。
5749
:
片言丸
:2009/10/28(水) 00:52:30
衆院選20代投票率49・45% 小選挙区制導入後で最高
2009年10月27日 18:21
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20091027/514790.html
8月の衆院選で20代の投票率が49・45%だったことが27日、総務省の調査で分かった。サンプル調査のため、単純比較はできないが、2005年の前回衆院選に比べ3・25ポイントの増。1996年の小選挙区制導入以降、参院選を含めた9回の国政選挙で最高となった。若者の政治参加意識が、政権交代がかかった今回の衆院選で向上したことをうかがわせている。
07年参院選で20代の投票率は、全体の投票率に比べ24・12ポイント低かったが、今回は21・53ポイント差に縮まった。ただ年代別で最下位であることは変わりなく、トップは60代の84・15%。次いで70代(80・70%)、50代(79・69%)などの順だった。
総務省は、今回の衆院選でネットカフェのパソコンに初めて広告を出すなど若者の投票率アップに力点を置いたほか、若者グループもメールで投票を呼び掛けるなど運動を活発化させていた。
若者の投票率向上に取り組む学生団体「ivote」代表で東大3年の原田謙介さんは「社会に不満や不安を持つ20代で、投票で(問題)解決を目指そうという意識が広がりつつある」と話している。
調査は、小選挙区で標準的な投票率を示す地区を各都道府県から四つずつ、計188地区を抽出して計算した。参院選は都道府県選挙区での投票率が対象。
5750
:
チバQ
:2009/10/31(土) 01:00:35
総務省顧問就任記念 古川知事関連
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000550909020005
首長、民主に接近? 自民を貫く?
2009年09月02日
民主党が衆院選で圧勝し、今月半ばに政権に就く。これまで、中央官庁への陳情や選挙協力で自民党の国会議員と蜜月を保ってきた県内首長たちにも、民主との距離をじわりと詰める動きが出てきた。一方、「陳情先は自民の先生」との立ち位置を変えない首長もいる。
衆院選の開票が進んでいた8月30日午後11時半過ぎ、民主・大串博志氏の佐賀2区当選のしらせにわきかえる佐賀市久保田町徳万の事務所に古川康知事が姿を見せた。喧噪(けん・そう)が一段落したところでスタッフに招き入れられ、大串氏と握手。肩をたたいて「おめでとうございます」と祝福した。
その約2時間後、今度は約1・5キロ離れた同市久富の自民・今村雅弘氏の事務所に登場。2区で敗れ、比例復活当選した同氏の隣で、古川知事は自ら音頭をとり、万歳三唱をした。
古川知事は同夜、1区で当選した民主・原口一博氏にも携帯電話で祝意を伝え、さらに事務所に「祝当選」の紙を届けた。3区で11選を果たし、車で移動中の保利耕輔氏にも祝福の電話を入れた。
古川知事は07年に自民と公明の推薦を受けて再選された。3カ月後の参院選では、自民が擁立した元副知事の支援に回った。昨年には古賀誠・元自民党選対委員長(福岡7区)を「応援する会」を県内首長らと結成。衆院選公示の翌8月19日には福岡県柳川市の集会に駆けつけ、「佐賀県として取り組んでいく事業に大きなご協力をいただいた。こういう方が国会に必要だ」と熱弁を振るった。
古川知事は今年、自民と民主の両県連大会への招待を受けたが、民主の大会は欠席。「基本的に中立」(7月16日の会見)といいつつも、民主とは距離を置く姿勢がうかがえた。
それが、一転して衆院選当選者への分け隔てない祝福。これは、民主への歩み寄りを意味するのか。
開票の翌8月31日、取材に応じた古川知事は、民主の大勝について「これが国民の審判の結果だということを素直に謙虚に受け止めることが必要だ」と発言。原口、大串両氏について「政権の中核に入って頂いて、地元の有権者から聞いた声、感じたことがらを実現していただきたい」と期待を表明している。
「4年前の選挙では(自民の)福岡候補とがっちり組んだ仲だが、今回は『若干のおつきあい』に抑えさせていただいている。市民全体の利益を考えれば、首長は特定候補に偏ることを慎むべきだ」
衆院選投票日が迫った8月24日。佐賀市の秀島敏行市長は会見で、1区の自民候補か民主候補のどちらを支持するのかを問われ、こう答えた。
民主の原口氏は党「次の内閣」の総務相。今回の政権交代で「本物」の総務相就任が現実味を帯びる。「首長の元締の総務相と波風は立てたくない」(秀島氏周辺)。再選を目指して立候補の意向を表明した同市長選(10月18日投票)を間近に控え、神経を使う日が続く。
自民と社民両党から推薦を受けた前回市長選では、民主推薦の前市長との一騎打ちで秀島氏が辛勝。今回の市長選も自民主導で出馬表明への地ならしが進んだが、秀島氏の選対幹部は「政権を取った民主が余勢を駆って対立候補を立てるのではないか」と警戒感をあらわにする。
民主はこれまで「市長選の対応は衆院選後」としてきたが、候補者選定が一気に動き出した。5日開催予定の県連常任幹事会では、民主会派の市議団(5人)の意見を取りまとめ、「市長選に臨む姿勢」を報告するという。
市議の1人は「秀島市長の市政運営が適切かという視点で意見を集約する」としたうえで、「個人的意見だが、自民寄りの市政を中立にしてもらえれば、協力の余地はある」と揺さぶりをかける。
「国会議員に相談・陳情する場合は、今後もこれまでのように、まずは保利先生にしたい」。唐津市議会9月定例会開会日の1日、本会議を終えた坂井俊之市長は、市役所応接室で記者の問いに対し、迷うことなく、こう答えた。
坂井市長は保利氏の後援会長を務め、選挙期間中は応援演説で不在の本人に代わり、選挙カーでマイクを握った。党政調会長として政権中枢にいた保利氏は3区で圧勝したが、政権からは離れる。坂井市長は取材に対し、「3区では党派を超えて保利先生が支持されている。下野しても政調会長として与野党間の調整をしてきた経験を生かし、地元の要望に応えて頂けると思っている」と、立場を変える意思はないことを言明した。
5751
:
チバQ
:2009/10/31(土) 15:05:18
>>3204-3208
>>4053
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000320909020001
南伊勢の風〜衆院選へ
保守地盤は健在 強い逆風も吹く
2009年09月02日
■比例票 自民、民主に辛勝
民主党への政権交代をもたらした今回の衆院選。東海3県で最も自民党支持層が厚いとされる南伊勢町では、県内の市町で唯一、自民党への比例票が民主党を上回ったが、その差はわずか158票。固い保守地盤で何が起きたのだろうか。
(信原一貴、中島嘉克、斉藤佑介)
「8日に水産庁に陳情に行く予定なんや。民主党政権になっても、ほんまに漁協合併の補助金を維持してくれるのか聞きに行ってくる」
くまの灘漁協の顧問を務める東宮の清水清三さん(74)は不安を口にする。「自民党は町に、県内最大の奈屋浦漁港を造ってくれた。民主党がそれ以上に漁業に力を入れてくれるとは思えん」
町内の漁協組合員と親族で有権者は8千人以上いるという。「今回の選挙結果は、漁業者の不安の現れですよ」。南伊勢町では自民党前職の三ツ矢憲生氏(58)が、民主党新顔の藤田大助氏(32)の1・5倍にあたる約6500票を獲得。5区全体ではわずか2811票差の大接戦を制した三ツ矢氏を支えた。
比例区で復活当選した藤田氏も自民党が強い地域を積極的に回ったが「選挙戦終盤にかけて空気がしまるような感覚があった」と振り返る。「特に南伊勢町。自民党の動員力、組織力。これが自民党の締め付けかと感じた」
比例区では、南伊勢町は県内で唯一、自民党の得票が民主党の得票をかろうじて上回ったが、05年衆院選では1592票あった両党の差はほとんどなくなった。
奈屋浦で漁業をする40代の男性は「投票日の1週間前に漁協から『自民候補の演説に来て』『自民に入れたって』と電話があった。でも、黙って候補者は民主、比例は共産に入れたった」と笑う。「自民党は昔ながらの政治。代わり映えせえへん」
町内の自民党関係者も「小選挙区は三ツ矢に入れたが、比例区では民主党に入れた人が千人はいる計算になる」とうなる。自民党への強い逆風を感じ、8月からは自民党とは言わず「三ツ矢を頼む」と言い方を変えた。「これが功を奏したのかもしれません」
一方、民主党支持者は、保守地盤の強さと、政権交代の喜びの両方をかみしめた。
藤田氏を支援してきた宿浦の民宿経営山本寿人さん(60)は1日昼、立ち寄った知り合いの女性に「南伊勢町はお化けやわ。自民党の壁が厚い」とつぶやいた。ただ、比例区での接戦には手応えも感じた。「風穴を開けられた。実績を積めば今後の国政選挙ではもっと有利に戦える」
船越で鮮魚店を営む宮本善和さん(66)は投開票日翌日の31日、藤田氏からお礼の電話をもらった。「選挙のときにしか来ないと言われないように、当選しても町に来なさいよ」とアドバイスした。
民主党の将来を楽観はしていない。「高速料金無料化に子ども手当……。一度吐いた言葉は、絶対に実現しないといかん。そうやないと長続きせえへん。今は戦後の混乱期に戻ったようなもんや。これから政治の世界は大きく変わる。この町も変わっていかざるをえないやろ」(「南伊勢の風」は今回で終わります)
5752
:
とはずがたり
:2009/11/02(月) 06:08:52
政権交代@ふくおか
【再生期す自民】
国政復帰 揺れる足元
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000820909280001
2009年09月26日
■山崎拓氏「比例なら派閥も応援」
先の衆院選福岡2区で落選した元自民党副総裁の山崎拓氏(72)。引き続き派閥会長を務めており、地元と東京の往復を続けている。シルバーウイークには3往復。24日に福岡に戻ると、インドネシア独立64周年を祝うパーティーで、日本・インドネシア友好議員連盟の名誉会長としてあいさつした。
一方、選挙直後から落選のおわびと応援のお礼で支援者を回っている。ポスターを掲示してくれた家を1軒1軒訪ね、敬老会などにも顔を出す。事実上の選挙戦が1年続いたため、「お世話になった方は多い。あいさつは次の(選挙の)始まりでもある」(秘書)。
その「次」をめぐって、福岡でも中央でもさざ波が立っている。
山崎氏は選挙直後、事務所の朝礼で「地元と東京の秘書は9月いっぱいで全員解雇する。ポスターはすべて外すように」と伝えた。その後、秘書は半減程度にとどめることで落ち着いた。周囲は「落選と党の歴史的大敗で、さすがに一時は心が揺れたのか」と受け止めた。
25日の取材で山崎氏は「憲法改正、朝鮮半島の非核化などやり残した仕事が多い。沖縄の基地問題は民主党が日米政府間の合意を白紙に戻そうとしていて危機感を覚える。在日米軍の再編まで政治家として見届けたいと胸中去来している」と意欲を見せた。
ただ、秘書は「みなさん応援を続けると言ってくれるが、予算の時期を迎えるとどうなるか」と顔を曇らせる。山崎氏も「地元からの陳情は過去の惰性で受けている。しかし、新政権は政治家主導で官僚は次官も局長も無力になる。地方の要望を省庁に伝えて具現化できるかどうか」。
衆院で絶対安定多数を握る民主党は任期いっぱいの4年間、衆院を解散しないとの見方もある。4年後、山崎氏は76歳になる。山崎氏の選対にいたベテラン地方議員は「本気で次を考えているなら『KY(空気が読めない)』だ」と言い切り、足元は盤石とは言えない。
また、28日投開票の自民党総裁選でも山崎氏が話題に上った。3候補が24日のCS放送に出演し来年の参院選について、河野太郎氏が「山崎氏(の公認)はあり得ない」と断言した。谷垣禎一氏は「あり得ないとまでは言い切れない」と含みを持たせた。
参院選の福岡選挙区では党県議団が早々に大家敏志県議を推している。党の比例区候補には70歳定年制があり、どちらも壁がある。
それでも山崎氏は「安全保障や外交に詳しい私が参議院で質問バッターに立てば、民主党は困る。比例で出れば派閥の同志も全国で応援してくれる。(立候補の)可能性を研究している」と語る。
衆院選で比例復活もできなかった完敗の理由について、系列のある地方議員は「自民党長期政権が閉塞(へい・そく)感の元凶と有権者の目に映った時、党の大物である山崎氏は『悪』になってしまった」と分析する。山崎氏の国政復帰には党再生が不可欠と言える。
その道筋は。山崎氏は「国家理念を明確にして、落選組も若手議員も政調部会に入り、官僚の助けを借りずに自前の政策を作る。民主党と堂々と勝負して政権奪還を目指す」と描いている。
(明楽麻子、�犂邂蝓�
◇
先の衆院選で歴史的大敗を喫し、民主党などに政権を奪われた自民党。県内11小選挙区でも4勝7敗で、敗れた候補は比例復活もかなわなかった。「政権交代」の時代を迎え、次の「交代」を目指して党再生をかけた総裁選が展開されるなか、再起をはかる落選者らの動きを見る。
5753
:
とはずがたり
:2009/11/02(月) 06:09:11
政権交代@ふくおか
【再生期す自民】
4区・渡辺氏 5区・原田氏
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000820909290001
2009年09月29日
■人気主義に危機感/4区・渡辺氏
「ごめんなさい、期待にこたえられなくて」
衆院選福岡4区で5選をめざし、初めて落選した自民の渡辺具能氏(68)は今月中旬、宗像市で支持者宅を訪ね歩いた。乗用車に運転手、秘書と3人。玄関先や勝手口、田畑で数分。支援へのお礼とおわびを述べ、頭を下げる。今後の身の振り方を問われると「またやります」と答え、「がんばってください」の声が返った。
「今の政治の問題点はポピュリズム(人気主義)だ」。自民も民主も同じだとみる。「歴代政権は消費税(引き上げ)を封印してきた。『国民目線』だけじゃ国を滅ぼす。国を憂えて国民に警告を発する政治家がいなくなった。小選挙区になり、落選が怖くて言わないからだ」
「選挙期間中の手応えは悪くなかった。私が地域で接することができなかった人たち、さわれなかった部分を探して(接近する)方法を考えたい」と渡辺氏。
後援会事務所のリストラは避けられない。11人いた秘書、パートの事務職員も半数にする。イベントや会合出席は控えめにするという。半年は「お礼回り」を続ける心づもりの渡辺氏は言う。「無から立ち上がった最初の苦労に比べれば、まだたいしたことはない。公務員改革など、政治家としてやり残したことがある。再起を期して、活動を続けます」
(八板俊輔)
■脱組織依存へ転換/5区・原田氏
「捲土重来(けん・ど・ちょう・らい)を期す」。福岡5区の原田義昭氏(64)は落選直後に、秘書や後援会幹部に次期総選挙への挑戦を伝えた。推薦をもらった400を超す団体へのあいさつ回りに余念がない。お礼に加え、今後もよろしくというお願いを欠かさない。
三つあった地元事務所のうち一つは閉鎖。約10人の秘書も半分に減らす。弁護士資格を生かして企業の法律顧問などを務め、今後の選挙活動の資金に充てる。
12万5千余票を獲得したものの、自民特有の組織選挙を長らく支えてきた業界や経済団体については「与党の民主に乗り換えない手はないと考えているはず」と冷静な見方をする。
次の選挙で勝つには。原田氏は「組織に依存しては展望がない。個人のシンパを増やしながら、有権者の4、5割という無党派層を引きつける政策とイメージを提案していく」と語る。
次期総選挙は4年後の衆参ダブルの可能性が高いとみる。子ども手当や農家への戸別所得補償など、民主のマニフェストについて、「実現が難しいものが多くあり、有権者の支持を失い、早晩、ボロが出る」とも。
民主が参院選、地方選に連勝して政権を取ったように、来年の参院選や11年の統一地方選は次期総選挙に影響する可能性が高い。自民候補の応援にもこれまで以上に力を入れていくつもりだ。
(尾立史仁)
5754
:
とはずがたり
:2009/11/02(月) 06:09:23
政権交代@ふくおか
【再生期す自民】
三原氏 西川氏 遠藤氏
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000820910010001
2009年10月01日
■重点を個人献金に/9区・三原氏
北九州市の中央卸売市場で9月中旬にあった「魚供養」。前衆院議員として参加した自民党の三原朝彦氏(62)は魚をつかんでは海への放流を繰り返した。行事の後で市場関係者に「次は頑張ります」と握手を求めた。福岡9区で落選した翌朝にはスタッフに「比例九州ブロックの次点に引っかかっている。また、国政でやらなきゃ」と宣言。支持者へのあいさつ回りを続けている。
三原氏は総選挙を「政権交代対三原だった」と振り返る。「与党で衆院の3分の2を占めたから、野党に反対されても再議決すればいいという雰囲気が広がり、議論を尽くさなかった。そんな態度が政権交代へのうねりを生んだ」と反省する。
落選したいま、ライフワークとしてきた途上国支援が気に掛かる。希少金属を取り出す技術を教える学校をボツワナに作る予定だった。「引き継いでくれる人は民主党にはおらんやろね」
三原氏の兄で北九州市議の征彦氏は「1万枚のポスターを張り替えるのに300万円かかる。何をするにも資金がいるし、スタッフを食べさせなきゃいかん。10月以降の見通しは白紙だ」と語る。9月末で事務所スタッフはいったん全員解雇し、収入の見通しにより一部を再雇用する。
三原氏は「今後は企業に頼らず、後援会員を回って年額1万円の個人献金を千人、2千人にお願いしていく」と語るが、時に微妙な心境ものぞく。「捲土(けん・ど)重来(ちょう・らい)と言っても3度目の落選となると、40代の時みたいに長期の展望を語れない。議員として働けるのは70歳まで。次が最後かな」
■支援求め地元巡り/10区・西川氏
福岡10区で落選した西川京子氏(63)は、選対幹部を務めた市議らに「次に向けてがんばる」と意欲を示している。北九州市内の支持者を回るほか、近く自民系市議らの会合に顔を出し、支援を要請する予定という。活動費に充てるため、年内に政治資金パーティーを開く計画もある。
05年の郵政選挙で刺客として比例区から小選挙区に転じた。今回の得票は、小泉旋風の前回を上回って10万票を超えた。背景には地元経済界の支援や、10区で初めての公明党との選挙協力があった。選対幹部のある市議は「あれほどの選挙態勢は二度とつくれない」と話し、「この4年間の反省は地元での活動が足りなかったこと。今後はどれだけ地道に地域に根ざせるかが鍵になる」と話す。
■会合重ね東京往復/1区・遠藤氏
「小泉チルドレン」の一人だった元郵政官僚の遠藤宣彦氏(46)。05年総選挙では公示直前に「落下傘」として福岡1区から立候補し、比例九州ブロックで復活を果たした。今回は3万5千票近い差で大敗した。秘書は「無党派層を含め、ふだん接することが少ない方に対して浸透しきれなかった」と悔やむ。
選挙後は福岡と東京を行ったり来たり。支援者へのあいさつに回り、党や派閥の会合に出席している。6人いた秘書は2人に減らしたが、今後も政治活動を続けて再起を期す考えだ。
(永井真紗子、岩田正洋、垣花昌弘)
5755
:
とはずがたり
:2009/11/02(月) 06:10:04
>>5752-5755
政権交代@ふくおか
【再生期す自民】
地道に活動 世襲考えず
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000820910020001
2009年10月02日
■3区・太田氏「1番の敗因は偏った報道」
衆院選福岡3区で落選した自民党の太田誠一氏(63)は、インタビューに応じた。
◇
――落選直後、「何が起きたかわからない」と話したが、見えてきた敗因は
街頭の反応は良く、勝ったと思っていた。03年に落選した時は、目を合わせてくれなかった。一番の敗因はマスコミの偏った報道だ。事務所費問題に関しては、支出は何の問題もないのに、「故人献金」の鳩山首相より大きく、繰り返し報道された。(中国製ギョーザ中毒事件の際の)「消費者がやかましい」という発言も、前提を省き故意に一部を切り取られた。確信を持って考えた上での発言で、私は失言などしていない。
――農水相辞任後や選挙中に「不徳の致すところで申し訳ない」と謝罪したのはなぜ
「不徳」は、悪いところが具体的にない場合に使う言葉だ。なぜか分からないがマスコミに嫌われたのですみませんと。大臣辞任は汚染米の責任を取っただけで、発言とは関係ない。部下の不始末の全責任を背負った。
――新政権の問題点は
財政再建だ。民主は子ども手当をばらまき、消費税引き上げをしないと言った。若い世代に負担をかけてしまう。日米同盟も大きな問題。日本の将来はより厳しくなる。
――自民党の無駄遣いが借金を生んだという批判がある
その通り。それも官僚支配のせいだ。民主党を支える官公労だってかかわっている。
――新政権で九州への影響は
地方への配慮がなくなるだろう。我々は、小泉改革で生まれた格差を反省し、軌道修正しようとした。民主がそれをやるとは思えない。保守の担い手がダメージを受けたことで、さらに疲弊が進む。
――新総裁に何を望むか
党首討論でアピールする力だ。相手をやりこめればいいというものでもない。
――次の選挙は
「再起を期して頑張ります」と支援者を回っている。あと4年、地道にやるだけだ。私の政治資金のほとんどが個人献金。税理士や弁護士が多い。あまりお金がないので、秘書の給与は月20万円前後。クリーンさの証しだから、誇りを持つようにいっている。とはいえ、事務所の規模縮小を考える必要がある。
――政治家としてはいつまで活動するつもりか
70歳までやる。世襲は考えていない。私の初当選が30代前半。7年後にそのくらいに達する人を今から探して育てていくつもりだ。
(聞き手・仲村和代)
=「再生期す自民」は今回で終わります。
5757
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 21:41:55
http://www.asahi.com/politics/update/1104/SEB200911040008.html
民主圧勝「実力以上の結果」 福岡県連が自戒の報告書2009年11月9日7時19分
「実力以上の結果だった」「自民党の敗因が民主党の勝因」――先の総選挙で福岡県の11小選挙区のうち10選挙区から立候補した民主党候補の陣営の反省点をまとめた県連の報告書にこんな言葉が並んだ。「政権交代」を掲げた同党には追い風が吹き、候補者は比例復活も含めると全員当選を果たしたが、「浮かれは禁物」との本音がにじむ。
報告書はA3判2枚。非公開の内部文書で、県連常任幹事会メンバーだけに配られた。
「今回は実力以上の票が集まったと思う」。2区で元自民党副総裁の山崎拓氏に圧勝した稲富修二氏の陣営は、率直な感想を記した。陣営幹部は取材に対し、「自民党におきゅうを据えるという批判票や、追い風があっての結果。必ずしも積極的に支持されたわけでない」と説明。年に1割の人口が入れ替わるとされる都市型選挙区だからこそ、風に左右されない態勢を築く必要があると痛感しており、報告書には「地方議員との連携、党員・サポーターの増員などが急務」とも記した。
臨時国会さなかの飛び石連休となった31〜3日、稲富氏は地元に帰り、朝立ちや地域回りに励んだ。総選挙まで続けていた集会も7日から再開する。
13年ぶりに返り咲いた4区の古賀敬章氏の陣営も「自民党の敗因が民主党の勝因」と謙虚な姿勢。小選挙区で初勝利を収めた5区の楠田大蔵氏の陣営も「風だけに頼らぬ無党派層への戦略的アプローチ」に取り組むという。
政権交代で、自民党を支えてきた団体の「心変わり」に期待する声もある。
8区で麻生太郎前首相に6万9千票差をつけられた山本剛正氏の陣営は「業界、団体、地域組織の強固さをまざまざと思い知らされた。ここに喰(く)い込まないと!」と反省。次の選挙に向けて「政権与党の強みを武器に、ありとあらゆるところに顔を出す。喰い込みを図る。一にも二にも地域後援会づくり!」と誓っている。
県連の助信良平幹事長は「どれも当然の話。次の総選挙は議員の4年間の働きぶりも問われる。地域の声を受け止めて力を発揮するためにも組織を強化したい」と話している。(田中久稔)
5758
:
名無しさん
:2009/11/16(月) 20:24:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20091116-OYT8T00136.htm
ホーム>地域>富山
衆院選で若者の関心アップ
20−24歳の投票率6・05ポイント増
今年8月に行われた衆院選では、20〜24歳の投票率が前回(2005年)比6・05ポイント増の48・16%で、年齢層別では最も伸び率が高かったことが県選管の調査で分かった。県選管は政権交代を賭けた選挙で、若者の関心が高かったとみている。
県内の投票率は73・75%で、年齢層別にみると、最も高かったのは65〜69歳の86・77%。最も低かったのは20〜24歳の48・16%だった。最高と最低の年齢層の差は38・61ポイントで、07年参院選の47・63ポイントや05年衆院選の43・22ポイントより小さくなっており、県選管は「若年層の投票率の伸び率が高かった」ためとしている。
男女別にみると、男性は74・79%(前回71・49%)、女性は72・81%(同70・87%)。若年層では女性の方が投票率が高く、60歳代以上になると、男性の方が高くなっている。
市、町村部別でみると、市部73・72%に対し、町村部74・16%。
(2009年11月16日 読売新聞)
5759
:
とはずがたり
:2009/11/18(水) 00:18:34
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/136-139
自民党の惜敗率70%以下を調べてみた。
福岡1区(遠藤71.8)や山口2区(山本90.1)・北海道1区(長谷川67.8)など民主が此迄全勝したり議席を割りと堅守してきた選挙区で意外に自民が強い選挙区あり。次回要注意かも。
5760
:
名無しさん
:2009/11/21(土) 12:13:23
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180908150002
【深層群馬】
労組色濃く?薄く? 連合「どこまで動く」
2009年08月15日
連合群馬の出陣式で拍手を浴びる三宅雪子氏(中央)=8日、高崎市東町の労使会館
労働組合を束ね、民主、社民候補を支援する連合群馬。保守系の立候補予定者と対立の火だねを残す選挙区があるが、自民王国の壁を破るには保守票の取り込みが必要だ。労組はどこまで動くべきか。陣営との間で手探りが続いている。
(泉野尚彦、戸梶雄一、渕沢貴子)
「戦う環境が整った。ここで燃えないでどうするのか」
8日、高崎市で開かれた民主新顔の三宅雪子氏(44)の連合群馬出陣式。萬田雅光・連合群馬副事務局長のあいさつは熱を帯びていた。
連合群馬が4区で衆院選で組織をフル回転させるのは03年以来。4区での立候補を目指していた党内保守系の中島政希氏(56)は、05年に「労組請負型選挙から完全に脱却」などと自身のホームページに書き、労組関係者は不満を募らせていた。
小沢一郎代表代行の裁定で、中島氏は比例に回り、三宅氏が出馬することに。高崎地域は県内でも労組の強い土地柄。「天から降ってきた女神」(労組系の角田義一・元参院副議長)の擁立で、労組関係者は水を得た魚のように勢いづく。
4区の労組選対は、組合員や家族への周知徹底を呼びかけるのにとどまらず、職場集会や企業の前で支持を呼びかける「門立ち」の企画、2千人規模の総決起集会の計画などを次々と打ち出した。自民前職の福田康夫前首相(73)の背中に追いつこうと懸命だ。
■
一方、同じく連合群馬が民主を推薦した1、3区に、4区ほどの熱気はみられない。
連合群馬が支援する地方議員らの一部は、保守系の立候補予定者と対立していた。だが連合群馬は「政権交代が最優先」と内部の反発を抑え込み、1区の宮崎岳志氏(39)と3区の柿沼正明氏(43)の推薦を決めた。
副会長ら幹部に各選挙区の担当を割り当て、テコ入れを図っている。労組系と鋭く対立してきた柿沼氏も、「あくまで県連内の問題。労組とは一貫して良好な関係を保ってきた」と強調する。自ら労組を訪ねて支援を要請した。
それでも、対立の残り火はくすぶる。連合群馬議員懇談会代表の黒沢孝行県議(太田市区選出)は「柿沼氏を当然支援する」と語るが、自身のブログには「大変悩ましい選挙になってしまいました」「政権交代が目前に迫った夏の陣。でも何かもやもやがはれない」と心境をつづる。
連合群馬の太田地域協議会の傘下労組では、組織内に冊子を配ったほかは目立った動きが見られない。山岸稔・同協議会議長は「まずは組織内で支持を浸透させることが大事。無理に動いても仕方がない」と歯切れが悪い。
自動車系の労組からは「政権選択選挙だから、皆やる気はある。でも陣営から何も言ってこない。もどかしい」との声も聞こえる。
■
連合の組合員は、県内すべて足しても10万人ほど。選挙区の当選ラインは10万票前後で、労組の基礎票だけでは当選には遠い。何より群馬は保守王国。民主が自民の壁を崩すには、保守票を取り込むことが不可欠だ。
労組を運動の前面に出すと保守票が逃げる恐れがあり、有権者の前では労組色を薄めた方が得策、との考えもある。
宮崎氏は「連合との二人三脚は欠かせない」としたうえで、「無党派対策、自民支持層の切り崩しを重視している。特定の大組織に丸投げせず、自力でもがけば、無党派の支持を得られる」と話す。
連合群馬幹部は「候補者が労組色を濃くしたいのか薄くしたいのか、調整しながらやっている」。どう動くのがベストか、もう少し手探りが続きそうだ。
5761
:
名無しさん
:2009/11/21(土) 12:17:39
http://124.83.183.242/select/seiji/09shuinsen/area/10/archive/news/2009/07/20090728ddlk10010166000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選 民主、4区に新人・三宅氏擁立「必ず勝機訪れる」 /群馬
◇小沢氏が自信
民主党の小沢一郎代表代行は27日、高崎市内で記者会見し、次期衆院選の群馬4区公認候補者としてフジテレビ社員の三宅雪子氏(44)を擁立すると発表した。会見に同席した三宅氏は「群馬の地で非常に大きな風、突風といわれる大きな風を吹かせられるよう頑張りたい」と抱負を述べた。政権交代の可否が注目される中、県内でも1〜4区で、自民と民主候補が直接対決する構図が確定した。
4区は自民党の福田康夫前首相が出馬を予定している。小沢氏は「長年にわたり自民党の強い地盤であったことは間違いない」としながらも「現在もそんなに福田さんが強いとは思わない。一生懸命頑張れば、必ず勝機は訪れる」と語った。
三宅氏は民主党からの出馬理由について「若いエネルギーがあふれている。元気が無くなっている日本を変えられるのは民主党しかないと感じた」などと述べた。
三宅氏は共立女子大卒で88年にフジテレビ入社。母方の祖父は自民党衆院議員として官房長官や労相、運輸相を歴任した故石田博英氏。外交官だった父親の故三宅和助氏は外務省中近東アフリカ局長、シンガポール大使などを務めた。【杉山順平】
◇県連も再建へ 選挙協力は流動的
小沢氏は三宅氏の公認発表に先立ち、06年に発覚した不正経理問題以来、保守系と労組系の対立から機能停止状態に陥っている同党県連について、富岡由紀夫参院議員を会長として新たに発足させることを明らかにした。総力を結集して衆院選に臨む狙いだが、双方の溝は深く、実際に選挙協力できるかは流動的だ。
小沢氏は会見前に県内の党関係者らと協議し、富岡県連会長のほか、会長代行に県4区総支部長の中島政希氏、幹事長に伊勢崎市区選出の久保田務県議、副会長に石関貴史前衆院議員ら1〜4区の公認候補4人をあてる人事を決めたという。
小沢氏は「いろいろなことを乗り越え、衆院選に力を合わせて立ち向かおうということになった」と話した。
ただ、4区で党公認を目指し出馬準備を進めていた保守系の中島氏の出馬に労組系が反対し、三宅氏の出馬に至った経緯がある。
富岡氏は不正経理問題について記者団に「小沢氏は『政治決着済み』と話している」とし、三宅氏についても「一致団結して推せる資格は十分持っている」と話した。だが、会場では保守系と労組系の同党関係者らが4区の選挙体制を巡り、言い争う場面もみられ、対立の根深さをうかがわせた。【杉山順平】
◇比例候補は県連が申請
小沢氏は会見で、比例代表北関東ブロックの公認候補について「人選は県連に推薦していただく」と述べた。27日に発足した県連の役員が比例名簿への推薦を決め、党本部に申請する。4区で出馬を目指していた中島政希氏の転身が見込まれている。
◇福田氏陣営、警戒感強め
自民党から立候補予定の福田康夫前首相の陣営は警戒感を強めている。高崎市にある福田事務所の幹部は「地元に関係のない落下傘の女性候補が出馬することも、それを小沢代表代行が自ら記者会見して発表するのも、経験したことがない。しっかりと対応していきたい」と話した。
福田氏自身は27日から、麻生太郎首相の代理で外国訪問に出発したが、24日に行われた立候補予定者への共同取材で、民主党の動きについて「政権を取ろうとするならいい人を立てないといかん。名前だけでも困るし、タレントでも困る。日本の政治をしっかり考えてくれる人、ある程度政策に詳しい人が必要。(有権者には)長期的に見てこの人だっら政治家としていいという人を選んでほしい」と語っている。【増田勝彦】
5762
:
名無しさん
:2009/11/21(土) 12:20:25
>>3503
の詳細記事
http://www.asahi.com/politics/update/0728/TKY200907280004.html
福田前首相に挑むフジ社員は元閣僚の孫 民主県連は火種(1/2ページ)2009年7月28日7時35分
公認問題でもめていた民主党の群馬4区の候補者がようやく決まった。27日、高崎市内のホテルで小沢一郎代表代行とともに会見したフジテレビ社員(休職中)の三宅雪子氏(44)=東京都港区=は「政権交代の節目となる選挙で力になりたい」と抱負を語った。この日は、分裂状態にあった党県連の新たな体制も決まったが、会見後、今後の取り組みなどをめぐって、保守系と労組系の県連関係者が言い争う場面も見られ、前途多難な再スタートとなった。
三宅氏は、秋田の自民党衆院議員で6度労相を務めた故・石田博英氏の孫。共立女子大卒業後フジテレビに入り、経済部の記者を経て最近まで映像企画部副部長を務めた。
三宅氏は「若いエネルギーが満ちあふれており、元気がなくなっている日本を変えるには民主しかないと感じた。弟に知的障害があるので、障害者の問題などに取り組みたい」と話した。福田康夫前首相(自民)と戦うことについては「福田氏は大変立派な人。厳しい選挙になるが、自分らしい、さわやかな選挙をやりたい」と決意を述べた。
同席した小沢氏は「女性の国会議員が少ないので、優秀な女性候補がいればという思いでいた。(4区は)長年自民の強い地域だったが、今もそうだとは思わない。群馬県民も大多数が政権を代えなくてはと思っていると確信している」と説明し、重点選挙区にする考えを示した。
会見では、労組系の富岡由紀夫参院議員を会長に、保守系の中島政希・前衆院議員秘書を会長代行とする党県連の新体制も発表された。
中島氏は鳩山由紀夫氏と交流が深く、群馬に民主党を旗揚げした中心人物で、そこに角田義一元参院副議長らが社民党から分かれて合流した経緯がある。角田・県連代表と中島・代表代行という二頭立ての体制だ。
ところが、06年に県連の不正経理問題をめぐって両者は決裂。県連組織は機能不全に陥った。4区の候補者選定を巡っても中島氏の公認に労組系が反発、角田氏が鳩山氏に「鳩山さんの名代(落下傘候補)を江戸から連れてきてほしい」と直談判するなど、両者の綱引きが続いていた。
小沢氏が仲介に乗り出し、保守系も労組系も推せる候補の人選と、角田氏の「直系」の富岡氏と中島氏という二頭立て体制の再現を思わせる新体制を提示。中島氏も比例北関東ブロックへの転出を容認し、県連は3年ぶりの正常化に向けようやく一歩を踏み出した。
小沢氏は会見で「私が話し合いに入って今日を迎えた。それぞれのいきさつや感情を乗り越え、政権交代を目指す選挙に向けて新体制をつくることができたのは大きな成果」と強調した。
会見には、1〜4区の立候補予定者らのほか、保守系、労組系それぞれの県議も同席し、県連の再スタートを印象付ける狙いだった。
ところが、会見の後、記者団に囲まれた富岡氏が「党本部に迷惑をかけたが、県連の再建ができた」と取材に答えた矢先に、すぐ横で、保守系と労組系が4区の選挙対策本部の構成などをめぐって言い争いを始めた。
「とにかく話し合おう」と、会合の日時を決めて収まったが、記者団の面前で、感情を爆発させるほど、両者の対立が根深いことが露呈した。
分裂の大きな要因となった県連の不正経理問題についても、富岡氏が「小沢氏との話で、政治決着したものと受け止めている」と語ったのに対し、中島氏は「決着とは言えないが、とやかく言うことはない」と微妙な温度差を見せた。
5763
:
名無しさん
:2009/11/25(水) 23:51:00
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180908150001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 群馬> 記事
【深層選挙区 09総選挙】
2区で矢島氏立候補表明
2009年08月15日
立候補表明の記者会見で同席する矢島氏と塚越県議(左)=12日、伊勢崎市役所
衆院2区に立候補を表明した矢島笑鯉子氏(33)を支援するのは、連合群馬を支持母体とする「労組系」の地方議員らだ。社民系が中心となり、民主系の一部も同調した。民主党は同区で「保守系」の前職石関貴史氏(37)を立てるため、党内での労組系との対立があらわになった。民主と社民の選挙協力にも影響を及ぼす可能性がある。(木村浩之)
労組系と呼ばれる地方議員は民主と社民が混在するが、昨年1月ごろから、候補者の擁立を模索し、矢島氏に立候補を要請した。
矢島氏が立候補を表明した12日の記者会見で、社民系の塚越紀一県議(伊勢崎市区選出)は「前回選挙は石関氏陣営の選対委員長代行だったが、今回は民主党側から働きかけはない」と説明する。「ご本人は前回自分の力で当選したという意識が強く、私どもは力を合わせて勝利したと思っている。考え方に開きがあり、それが尾をひいている面もある」とも述べ、石関氏との不仲を隠さなかった。
地元の複数の民主系労組関係者も同調し、「石関氏は労組系を軽視している。考えの合わない人を応援したくない」「石関氏でなく、矢島氏を支援する」と朝日新聞の取材に言明する。
民主党県連は、小沢一郎・党代表代行の仲介で、融和をはかる新体制が先月末にスタートしたばかり。だが、2区では石関氏が連合に推薦を求めていないことなどから、労組系の反発が依然強い。今回の矢島氏擁立でこうした不満が明るみに出た。
民主党県連は、労組系が矢島氏支援に流れることを警戒する。政権交代をめざす同党からみれば、系列議員らが、民主公認の票を食いかねない別候補を支援することは「利敵行為」にほかならない。石関氏周辺も「労組を軽視していない。推薦に頼らず個々の労働者に直接働きかけている」としている。
民主党県連の不信の目は社民党にも向けられる。民主党県連幹部は「政権交代に向け一緒に走る社民党が邪魔をするのか」と憤るが、社民党県連は「地方議員から相談はなかったので戸惑っている」と、矢島氏を擁立した勢力とは距離を置く考えだ。
連合群馬も13日に大橋豊会長名で、矢島氏擁立について「連合群馬は一切関係なく、関与していない」「民主党や野党共闘の応援団である連合群馬にとって、今回の行動は大変遺憾」といった見解を発表した。塚越県議らには厳しい対応をとるという。
塚越県議ら矢島氏を支援する地方議員は当初、矢島氏の選対役員に就く予定だったが、連合の反発などから、体制については調整中だ。
矢島氏は「将来子どもたちが安心して暮らせる政治をしたい。自民でも民主でもない、今まで政治に関心を持てなかった若い世代の支持を得たい」と表明したうえで、「(民主党県連の保守系と労組系の対立は)自分の立候補に全然関係ない話」と話す。だが、本人の意図とは別に民主、社民の支持層に波紋を広げている。
5764
:
名無しさん
:2009/11/25(水) 23:58:19
http://124.83.183.242/select/seiji/09shuinsen/area/10/archive/news/2009/08/20090814ddlk10010176000c.html
選挙:衆院選 2区矢島氏が出馬表明 連合群馬、支援議員に「遺憾」 /群馬
連合群馬(大橋豊会長)は13日、次期衆院選群馬2区で無所属での出馬を表明した矢島笑鯉子(えりこ)氏(33)の記者会見に、連合群馬が支援する県議らが同席したことについて「大変遺憾」とする見解を発表した。
連合群馬は見解で「事前調整や相談を持ちかけられたこともない」と説明。矢島氏が会見で、連合群馬に推薦要請する方針を示したことについて▽民主党を基軸に政権交代を目指す大切な選挙▽再建された同党県連と連携構築を図る▽論議する時間もない−−などとして、仮に要請があっても推薦しない考えを示した。また、支援議員に対しては「厳しい対応を迫る」としている。【杉山順平】
毎日新聞 2009年8月14日 地方版
5765
:
名無しさん
:2009/11/28(土) 13:40:34
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091127/crm0911271947043-n1.htm
中山恭子氏の秘書らに罰金 夫の成彬氏の選挙運動めぐり 宮崎区検
2009.11.27 19:46
宮崎区検は27日、戸別訪問をして選挙用ビラを配ったとして、公選法違反の罪で、衆院選宮崎1区で落選した元国土交通相、中山成彬氏の運動員ら3人を略式起訴。宮崎簡裁は同日、それぞれ罰金20万円の略式命令を出し、3人は即日納付した。
3人は会社員の日高和博運動員(60)=宮崎市=と、成彬氏の妻で選挙活動の責任者を務めた参院議員、中山恭子氏の早矢仕哲夫政策担当秘書(66)=東京都杉並区、長晶子私設秘書(35)=同練馬区。
宮崎地検によると、3人は成彬氏への投票を呼び掛ける目的で、宮崎県清武町の27戸を戸別訪問、選挙用ビラを手渡したとしている。
5766
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:34:48
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911170001.html
ニュース特集:政あとさき>連載>第1部 北広島町からの報告
<1>「改革」の反動 票に重ね 突然の解雇が原点 '09/11/17
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大石昇さん(32)は、職探しに余念がない。広島県北広島町の実家に暮らし、求人票をたどる日々。「変革」という言葉に空しさは残るが、8月末の衆院選では民主党候補にあすを託した。昨年のクリスマスの体験が、1票の原点になった。
突然の解雇通知だった。2008年12月25日の朝。北広島町にある部品メーカー工場の期間従業員だった大石さんは、事務所に呼ばれた。「日本の産業自体が弱っとる。あと1カ月で終わってもらう」。11月に半年間の契約を更新したばかりの大石さんたちに、上司が告げた。
「これからどうするか」。ショックより不安の方が大きかった。年明けから、広島市内などのハローワークに通う。「正社員」「残業手当」…。求人票の条件を頼りに、10社以上の面接を受けた。実態の多くが、求人票の内容とは違っていた。「安定はほしいが、自分を安売りしたくはない」。時間ばかりが過ぎ、焦りが募った。
7月。解散・総選挙の報道が、がぜん増えてくる。昨秋のリーマン・ショック以来、あふれる失業。雇用対策を打つべき自民党の政治家たちが、権力闘争に明け暮れる姿をテレビが映し出す。「何もかも変えないとだめだ」。大石さんは自民党中心の政権の限界を確信し、1票を投じる候補と党を決めた。
前回の衆院選では、自民党候補に投票した。当時、サービス業の正社員として夜勤業務に追われていた。「改革」を連呼する小泉純一郎首相(当時)に、カリスマ性や指導力を感じた。
あれから4年、自治体や暮らしを取り巻く環境は激変した。大石さんが体力的にきつかった前の会社を辞め、期間従業員に転身したのは07年11月。部品の組み立てに携わり、仕事量で景気の浮沈を感じ取るようになった。「非正規労働者は会社の調整弁だ」。身をもって導き出した。
4年前の自らの投票行動が間違っていたとは、大石さんは思わない。「改革」という言葉に引かれもした。「でも言葉に躍らされたかな。ちょっと自分の考えが甘かった」。今回の衆院選は、初めて明確な意志を持って臨んだ選挙だった。
突然の解雇からやがて1年。12社目の面接で決まった運送会社も10月に辞め、無職に戻った。会社が示した雇用条件と現実に大きな開きがあった。最近、付き合い始めた彼女がいる。早く職に就き、今年のクリスマスは一緒に過ごしたい。
衆院選から2カ月半たったが、わだかまりが今も消えない。「チェンジという言葉に空虚さも感じる。どこか小泉ブームと似ているようで」。それでも大石さんは自ら選んだ政権交代に、就職という暮らしの変化を重ね合わせようとしている。
鳩山政権が発足し、16日で2カ月がすぎた。政権交代をもたらした1票は、暮らしの中でどう醸成されていったのか。そして今、有権者は政治に何を感じ、求めているのか。衆院選の投票率が広島県内で最高だった北広島町から報告する。
5767
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:35:35
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911180001.html
<2>「候補の残像」迷い消す 悩み聞く姿に親近感 '09/11/18
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8月30日の昼前。広島県北広島町の看護師宮崎瑞穂さん(42)は、迷いを投票所にまで持ち込んでいた。これまで通り自民党か、それとも民主党の候補か―。投票台の前には、衆院選広島3区に立った候補者3人の名前が張り出してあった。
30秒ほどだろうか。名前を見つめるうち、ある残像が脳裏をかすめる。のぼりを片手に笑顔で手を振るスーツ姿の男性―。迷いを払い、その民主党候補の名前を書き込んだ。
自民党と民主党。宮崎さんには、どちらが不満が少ないかを見極める選択でもあった。麻生太郎首相(当時)の政治姿勢に、不満を募らせていた。相次いだ閣僚の辞任。「首相は素早い処分をしなかった。仲良しグループをかばっているようで」。予算化した「アニメの殿堂」は、無駄遣いに映った。
とはいえ民主党にも大きくうなずけない。子ども手当支給、高校授業料の無償化、高速道路の無料化…。聞こえのよい政策を打ち出すばかり。「言うのは簡単だが、本当にできるのか」。疑問は投票日まで消えなかった。
昨年8月、地区の夏祭りで初めて本人を見た。交差点に立ち、通勤者にあいさつする姿に幾度もふれた。直接、会話を交わしたことはない。ただ、日常に溶け込んだ姿は、自民党候補にはない親近感を生む。「こんな選び方もあるんだ」。宮崎さんは投票を終え、あらためて実感した。
同じ投票日の昼。谷本節男さん(57)は投票所に向かう4キロの山道で車を走らせていた。
北広島町北端の才乙地区で民宿を営む。「山奥まで3回も足を運び、庭先で話を聞いてくれた」。集落の悩みや地域おこしの知恵を語る自分に、民主党候補は相づちを返していた。ハンドルを握りながら、その光景を思い浮かべていたのだ。
「地元県議が応援する自民党候補なら、地域のために頑張るじゃろう」。ずっと、こう思ってきた。しかし、過疎にあえぐ集落の苦悩に一緒に向き合ってくれたのは、民主党の候補だった。暮らしに寄り添うような営みが、谷本さんの1票を所属政党から候補本人へと塗り替える。
8月上旬。地元青年グループが集いを持った。「1回はチェンジしてみんか」。どぶろくをすすりながら、谷本さんたち10人が盛り上がる。町内をくまなく回った候補の残像と親近感が、投票の決め手となっていった。
時間をかけて地域を回り、広島3区で初当選を果たした橋本博明氏。あれから2カ月半。所属する民主党は、政策の実現へと突っ走る。「結果を急ぎすぎている。もう少し時間をかけてもいいのでは」。期待を抱いて見つめる宮崎さんたちは、その党の「焦り」が気になりもする。
5768
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:36:25
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911190001.html
<3>建設業 しぼんだ支援 公共工事減で余力なく '09/11/19
--------------------------------------------------------------------------------
広島県北広島町にある建設会社の事務所。社長の古武家資之さん(64)は、開会中の臨時国会を中継するテレビを眺めていた。民主党議員が主役の丁々発止。「時代は変わったね」。8月の衆院選で業界がみせた動きに、その変化は重なった。
投票日まで1週間を切った8月24日。隣町で山県郡建設業協会(49社)の役員会があった。閉会後、会長と副会長の古武家さんが、自民党候補の事務所へ陣中見舞いに行くと告げた。「民主党の方にも顔を出して」。役員たちから思わぬ反応が返ってきた。
古武家さんを含め協会の役員の多くは、自民党員である。政権交代をにらみ、民主党にも「接点」をつくっておくべきだ―。そう受け止め、同じ日に民主党候補の事務所にも初めて立ち寄った。
変化の予兆はあった。昨秋以降、解散・総選挙が何度も取りざたされたが、協会の会合で話題に上らない。自民党候補の後援会から入会者を増やす求めもない。公示後、町内に入った選挙カーの出迎えに行くと、同業者の姿は数えるほどしかなかった。
北広島町のような中山間地域では、土木・建設業が産業をけん引してきた。業界は公共工事の維持を自民党議員に託し、自らは「集票マシン」の役割を担う―。長年にわたる構造はしかし、小泉改革を背景にした工事削減で既に崩れていた。
4年前に比べ、古武家さんの会社の売上高はほぼ半減した。従業員も4人減った。「応援する意義も余力もなくなった。いつまで会社がもつのか心配する方が先」と業界の本音を代弁する。自らも今回は、12人の従業員や町の人々に自民党候補への支援を積極的には呼び掛けなかった。
自らは「死に票」覚悟で、自民党候補に1票を投じた。「政権交代は時代の流れ」。そう思う一方、マニフェスト(政権公約)で公共工事を無駄遣いの象徴とする民主党に、違和感をぬぐえない。この半世紀近く、自民党政治とともに地域の雇用や経済を支えてきたとの自負もあった。
投票日の夜。広島3区の民主党候補の当確をテレビで見届け、すぐに電源を切った。布団に入ると、かつての自民党型の選挙戦が頭の中によみがえった。
首長たちに「業界で何票集めてくれ」と頼まれる。「何時に選挙カーが通る。手を振って」。従業員に伝え、後援会の入会案内を手に地域をこまめに回る。自民党候補に何票届けるか。町のため、町民のため、自分たちの生活のために地域でスクラムを組めた…。
政権を奪取した民主党は「国民の生活が第一。」を掲げた。古武家さんは今、思う。自民党は、暮らしをみつめる視点を失っていたのでは―。そして「いつでも政権交代できるよう、出直してほしい」と願う。
5769
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:37:12
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911200001.html
<4>家族で分かれた1票 若い世代 将来見据え '09/11/20
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週1回、4世代の家族10人が、夕食の座卓を囲む。広島県北広島町の農業古川鶴夫さん(80)方。衆院選の投票日だった8月30日は、その話題にすぐに行き着いた。
「だれに入れたんね」。妻の清子さん(77)が、孫で理学療法士の真さん(31)に問いかけた。「民主党の―」。これまで真さんは、迷わず祖父が支援する自民党の候補に投じてきた。「仕方ないな」。祖母は、孫たちの意識の変化を実感する。
鶴夫さんは、自民党候補の後援会支部長である。「信頼できる人物。何とか勝ってもらいたい」。公示前日、4選を目指した候補の集会で、自ら支持を呼び掛けもした。
合併前の旧千代田町の職員、町議、教育長を務めてきた。昭和一けた生まれ。戦前、戦争中、戦後を生き抜いてきた。「日本の繁栄を支え続けたのは保守本流だ」と信じて疑わない。世話になった知人の頼みで支部長を引き受け、10年になる。
家族に、鶴夫さんが投票を頼んだことはない。「わしが誰を応援しているか、みんな分かっとるはず」。内心そう自負してきた。ただ今回だけは、少し様子が違っていた。
4世代が囲む夕食で、真さんが自民党の批判を口にし始めた。官僚の天下り、年金関連施設の無駄遣い、大臣のもうろう会見…。不祥事が明るみに出るたび、「このままじゃいけん」と繰り返す孫。祖父は苦笑しながら聞き流すしかなかった。
8月半ば。真さんは職場で、民主党のマニフェスト(政権公約)を初めて読んだ。月2万6千円の子ども手当、高校の授業料無償化…。家計に直結する政策に魅力を感じた。
来年、小学生になる長男(6)、次男(4)、三男(1)を育てる。住宅ローンも抱える。子どもの進路と就職、自身の年金や老後…。暮らしとの接点を感じなかった4年前の「郵政選挙」と違い、正面から1票に向き合う。
妻のみゆきさん(31)ともマニフェストをめぐり会話が弾む。子ども手当の額を試算した妻は「助かるね」。夫は「安心して子育てができる世の中になる」との思いを深める。三十路(みそじ)に入った夫婦にとって、投票先の選択は、自らの未来を選ぶことにつながった。
11月初めの週に1度の夕食。テレビが衆院の代表質問の模様を映し出していた。自民党の谷垣禎一総裁に対し、「あなた方に言われたくない」と応じる鳩山由紀夫首相。「その通り」と相づちを打つ真さんに、鶴夫さんは「与党の立場でそんな考えは通用しない」と切り返した。
大家族の中で「自立」していった若い世代の1票。それを選んだ孫の姿が、祖父には頼もしくもあり、寂しくもある。
5770
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:38:26
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911210001.html
<5>過疎進む集落の反発 打開への糸口探る '09/11/21
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現役を退いた2人の男性は偶然、互いの同じ思いを知る。広島県北広島町の長広修さん(64)と、池田義行さん(67)。隣り合う集落に住む顔見知りだが、ふだんは会話を交わすことはなかった。
衆院解散後の7月31日。民主党候補が町内で開いた演説会に、2人は居合わせる。長広さんから話しかけた。「今のままではやれん。変えてみよう思うんよ」。池田さんの考えも同じだった。自民党の候補名しか記されたことのない2票の行方が、ここで決まる。
長広さんが嘆いたのは、自分が住む溝口地区の現状だった。旧芸北町東端となる集落に、90世帯202人が暮らす。65歳以上が6割を超え、うち一人暮らしが30世帯近い。
この4年間で住民は38人減った。一人暮らし世帯が増え、耕作放棄地が広がった。80代が耕作を手掛けるところもある。「このままでは、集落はもたん」。往時の面影が消えた古里に、長広さんは強い危機感を抱く。
4年前に地元の農協を退職後、自治会長やふるさと振興協議会の会長を務めてきた。集落を元気づけようと、地元出身者や外国人との交流会を開いてきた。ただ、神楽や雪合戦で一時は沸いても、過疎化は止まらない。
「定住や農業で国や自治体の支援がもっとあれば…」。焦りといらだちが募る中、衆院解散を迎える。「『天下り法人』一つに使われる税金で、苦しい集落がいくつ元気づくか」。民主党が前面に押し出した「無駄遣い削減」に引かれた。
池田さんが住む移原(うつのはら)地区も悩みは同じだ。集落にあったスキー場は昨冬、閉鎖された。母校の小学校は児童数が減り、町が統廃合を検討する。
3年前に退職するまでの10年間、池田さんは隣町の郵便局長だった。局員には配達時、必ずお年寄りの安否を確認させた。年の瀬には地域のもちつきに加わり、全国に郵送するのが恒例だった。
退職から半年後、民営化を前に集配しない局に再編された。安否確認も、もちつきもなくなったと聞いた。地元の郵便局も事情は同じ。「過疎化が加速しとる今こそ、局が地域の拠点にならんと」。池田さんの1票には、郵政民営化の見直しへの期待も加わった。
衆院選後、集落で「若手」の2人は、しばしば連絡を取り合うようになった。あまり過疎対策にふれない新政権が少し歯がゆい。一方で政権交代が、すぐに集落を明るい将来へと導くわけではないことも熟知している。
「待ってばかりおれん。わしらから踏み出さんと」。今、一緒に地産地消の拡大策を練る。政権交代は自らが動くきっかけになった―。同じ言葉が、2人の口からついて出た。
5771
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:38:57
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911220001.html
<6>「政権交代」芽生えた関心 投票後も勉強会へ '09/11/22
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いつだったろうか。広島県北広島町の建設業谷本誠さん(36)は、以前に投票した国政選挙の記憶がなかった。自分が参加しても大勢に影響はない―。政治に関心はなく、頼まれても受け流していた。それが今回は違った。
自らの意志で投票所に足を運び、自民党候補に投じた。1票の源流は、3月の北広島町議選にさかのぼる。気がのらないまま先輩に連れられ、新人候補の集会に参加した。そこで飛び出したのが「政権交代」。公共工事を削減する民主党の政策を初めて知った。
高校卒業後、建設会社を転々とし、2002年に独立した。公共工事の下請けで、中国地方を飛び回る。従業員2人。元請けからよく言われる。「安いが受けてくれ」。工事削減は、わずかなパイを奪い合い、低価格での入札を招く。しわ寄せは下請けにくる。
ニュースに目を留めるようになって、政権交代が現実となる可能性を感じ取った。自分の仕事だけへの心配ではない。小さな集落に暮らすお年寄りたちの顔もよぎった。「やっと道がよくなる」。生活道路の拡幅を喜び、声をかけてもらった。未完の工事は継続されるのだろうか―。
期日前投票。鉛筆を握る手に力が入った。衆院選はしかし、広島3区、全国ともに、谷本さんの意に反する結果をもたらす。
地元商工業者が10月半ば、民主党新人を招いて勉強会を開いた。約20人の参加者の中に谷本さんの姿もあった。「政治姿勢や考えを自ら聞いてみたかった」。この自身の変わりようが、政権交代から得た一番の収穫だと谷本さんは思う。
北広島町の会社員五反田翔太さん(22)は、初めて国政選挙に臨んだ。8月に入るまで無関心層の一人だった。
「選挙行くんか」。8月初め、所属する神楽団の先輩から声がかかった。行こうとは思っていたが、投票先にこだわりはない。労働組合の役員でもある先輩は、民主党候補を支持していた。先輩から候補の素顔や政権公約を聞いた。
民主党候補の集会にも誘われ、選挙演説に初めてふれた。数週間前を思い返せば、その場に自分がいるのが不思議だった。会場内に響く「政権交代」。この風に五反田さんは1票を託そうと決めた。一時の熱に乗せられたというより、国政の「扉」を開けたという思いの方が今も強い。
政権交代の是非をめぐる1票。それは人口2万人のこの町で新たな関心を呼び起こし、79・57%という広島県内の23市町で最も高い投票率を生んだ。
鳩山政権は事業仕分けで「廃止」を連発し、全国に変革を放つ。「政権交代」の響きから、政治への関心が芽生えた谷本さんと五反田さん。「これから町の暮らしに、どんな影響が及ぶのか」。1票の行き先は真反対だった2人が今、同じ不安の中にある。
5772
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:39:22
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911230001.html
<7>農政転換評価割れる 戸別補償か大規模化 '09/11/23
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「農水 0勝23敗1分け」。14日、新聞に鳩山政権が進める事業仕分けを伝える見出しが躍った。「ようやられとる」。上長者(かみちょうじゃ)俊孝さん(67)がつぶやいた。広島県北広島町の農事組合法人平田農場で、代表理事を務める。
農水省の事業は軒並み「廃止」「見直し」と結論付けられた。自民党の農政を徹底否定する民主党の姿が見えた。衆院選の広島3区。民主党候補の当選で「無」に葬られた自らの1票が、うらめしくもあった。
地元県立高で農業を学び、卒業後は稲作や酪農で生計を立てた。収入を増やすためトラック運転手もやった。コメ一本で食べていこう。30年ほど前、そう誓った。専業農家として大規模化に取り組む先輩に触発された。
当初、3ヘクタールだった水田を25ヘクタールにまで増やした。7年前、21戸の農家で集落の名をとった平田農場をつくった。「面積を広げて効率化しないと専業は成り立たない」。自民党も、コメ農家の法人化や農地の集約を促す政策を強める。農機具の更新など使える補助金は、めいっぱい使った。
いずれ後継者不足が決定的になる。モデルを目指し、ほかの集落法人などと共同で県内初の株式会社「大朝農産」も設立した。将来は野菜に手を広げ、若者を雇う構想を練る。
60代が「若手」という農業の現実。「もうかる農業」が欠かせない。法人や大規模農家を「担い手」として育てる自民党に、農業の未来を託せると信じる。農家を一律に支援する民主党の戸別所得補償制度は、上長者さんには「典型的なばらまき政策」と映る。
民主党に託す1票もあった。北広島町の農業樋崎司(といざきまもる)さん(68)は、自民党に見切りをつけた。「大規模化に限った支援では、中山間地域の集落は崩れ去る」。先祖代々の田畑を守るのは、地域や国土を保つこと―。農業には産業を超えた使命があると考えてきた。
1ヘクタール弱の水田で耕作する。コメを中心とする昨年の売上高は101万円。かかった経費は、燃料代や肥料代、機械の減価償却で110万円。差し引き9万円の赤字だった。「給料はゼロで赤字。年金で何とか暮らせはするが…」
民主党が想定する所得補償で受け取れるのは、最大でも十数万円の見込み。「もうかる農業」は遠い夢だ。ただ、暗闇に、かすかな光が差し込んできたとも感じる。北広島町で法人や大規模農家が管理する農地は、3割にとどまる。「小さい農家も同じようにムラを守っている」と樋崎さんは言う。
競争力をつける大規模化か、国土保全もにらんだ小規模維持か―。政策をめぐり分かれた農家の評価は、転換を重ね、今も先行きが揺れ動く農政の姿をあぶり出す。
5773
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:39:52
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911240001.html
<8>伝統・きずな 保守に託す 価値観の共有が支え '09/11/24
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広島県北広島町の壬生(みぶ)商店街。そこで板金業を営む滝川静香さん(75)は40年来、事務所の壁に1枚の色紙を掲げる。「以和為貴(和をもって貴しとなす)」。有名な聖徳太子の言葉をしたためたのは、旧広島1区選出で文部相や衆院議長を務めた故灘尾弘吉氏だった。
壬生地区は、中世が起源とされる伝統行事「壬生の花田植」で知られる。毎年6月。豊作と地域の結束を祈り、すげがさ姿の早乙女が歌を口ずさみ、苗を植える。太鼓や笛のはやしにのり、住民の心が一つになる。
戦争を挟んで一時期、伝統の営みは途絶えかけた。「地域の宝を守らんといけん」。30年余り田楽団団長を務め、四半世紀前に亡くなった父の口癖だった。滝川さんも歌や踊りを自然に覚え、小学生から30代前半まで田楽団に入っていた。
滝川さんは「わしは保守じゃけえ」とよく口にする。保ち守りたいのは、地域の伝統ときずなであり、その象徴が花田植えだ。灘尾氏を含め地元選出の自民党国会議員は代々、壬生を訪ねてきた。
「壬生の花田植」は33年前に国重要無形民俗文化財となり、来秋に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しだ。「歴代の自民党議員は、伝統を継承する相談にのってくれた。地域と思いを共有してきた」。滝川さんの思い描く「保守」に重なる政党は、今も自民党しかない。
衆院選広島3区では、民主党候補が4万票近い差をつけ自民党候補を破った。北広島町でも民主党候補が得票を前回の2・6倍に増やして勝ったが、その差はわずか37票。自民党候補の支持も全体の半数近い。滝川さんのように「保守」を託した1票が積もった。
農業佐々木幸男さん(78)も、その1人だ。親から子、孫…。先祖を敬い、代々にわたり家を守っていく。農村の暮らしではぐくんだ人生観。家を核に、地域の人々との和を重んじる考えに共鳴した。これを訴え、全国に定着させてきたのが自民党だと受け止める。
敗戦から年浅い20代のとき。先進農業を学ぶため1年間、米国の農家で実習した。帰国後、地区で若手のリーダー役が回ってきた。そこで政治にふれる。
首長や町議たちは、生活に欠かせない道路や橋の整備に予算がつくよう、国会議員に陳情を重ねていた。見返りとして、地域一丸で票を集める輪に佐々木さんも加わり、奔走した。「保守」の価値観の延長線上に、それはあった。
自民党は下野し、代わった鳩山政権は「変革」の風を吹き出す。守るべきものは、変えさせないでほしい―。滝川さんと佐々木さんは、野党となった自民党に変わらぬ「保守」の役割を期待する。
5774
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:40:22
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911250001.html
<9>「戦後の総決算」思い込め 元町議、投票促す手紙 '09/11/25
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衆院選公示が近づいた8月中旬だった。広島県北広島町在住の30人に突然、1通の手紙が届く。「選挙へ行かずに、政治がだめだと言ってはいけない。思いを1票で表そう」。こう記され、特定の政党や候補者への支持依頼はなかった。
町内で飲食店を営む女性(59)も、手紙を受け取った一人だ。投票前、暮らしを見つめ直すきっかけになった。「孫の将来が心配になった。今の政治のままでいいのか」。前回衆院選では、自民党候補に投票した。手紙を手元にめぐらした思案は今回、民主党候補への1票を導き出した。
差出人は、北広島町の元町議松田実さん(72)。広島3区の親しい知人60人に送った。「自民党中心の政治を変えたい」。その一心を、1枚の便せんに筆でしたためた。旧芸北町で5期、合併後の北広島町で1期、社会党・社民党公認で町議を務めた。
広島市安佐南区出身の松田さんは高校卒業後、市内のバス会社に就職した。1955年。その年の秋、左右両派が合流した社会党が結成され、保守合同で自民党も誕生する。労働組合の活動に加わり、社会党を支持してきた。「庶民の暮らしの味方だと信じた」
60年安保をきっかけに激しく対峙(たいじ)する自民、社会の二大政党。「いつか政権交代すると思っていた。社会にそんな空気も漂っていた」と振り返る。
63年、妻の実家がある芸北町に移り、バスの運転手を続けた。ちょうど高度成長期。都市へと若者が流出し始めていた。農村の衰退を目の当たりにしたとき、支援する町議から声がかかる。「引退するから、出てみないか」。社会党に入党し、立候補するのにためらいはなかった。
大多数の町議は自民党系。土木工事の予算案が、町民に本当に必要か十分に議論されないまま可決されているように見え、歯がゆかった。議員が公共工事を確保し、業者が票を集める。選挙のたびに自民党政治の「原点」を垣間見た。
農林業の振興と生活交通の確保―。24年前、初めて立候補した際に公約に掲げた。当選後、町議会で訴えても無力に等しかった。有権者と交わした「約束」は結局、自民党が数の力を保つ政治の中で果たせなかった。
悔いは消えない。松田さんは今、町内のバス会社顧問を務める。広島市内のバス会社が廃止した路線を引き継ぐため自ら設立した。その悔恨は、手紙をつづるバネにもなった。
衆院選では民主党候補と社民党に投じた。有権者が政権を代えられることを実感し、町議時代の無力感をふき払う。「私にとって政権交代は『戦後政治の総決算』だった」。手紙と1票に込めた思いを、かつての地方政治家はこう表した。
5775
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:40:54
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911260001.html
<10>妻を介護 老いと不安 新政権にあすを託す '09/11/26
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妻は3年9カ月、目を覚ましていない。広島県北広島町の松原義則さん(65)は毎日のように、町内の特別養護老人ホームにいる八重子さん(66)に会いに行く。「八重ちゃん、気分はどんな」。手足や首筋がむくまないよう両手でさする。床ずれはないか、寂しくはないか。体と心に気を配る。
脳梗塞(こうそく)で右半身にまひが残り、介添えが必要となって12年目。2006年の冬だった。家で転んで鎖骨を折った。入院先で脳梗塞を再発し、動くことも話すこともできなくなった。時々、左まぶたを開けて目を動かす。「何か伝えようとしてる」。松原さんの顔が一瞬、ほころぶ。
八重子さんとは37年前、見合い結婚した。トランペットを吹いた海上自衛隊呉音楽隊(呉市)を辞め、祖父の代からの食料品店を継いだ。「すかっとして感じがいい」と評判通りの妻。夫婦で巻きずしや刺し身を作っては売った。大型スーパーもコンビニもない時代、寝食を忘れ働いた。
「無理をさせすぎたのか」。1994年夏の朝、店のレジにいた八重子さんが突然、倒れた。夫50歳、妻51歳。夫は後悔を胸奥にしまい、妻の介添えを日常の一部にした。トイレや風呂、食事や外出といつも一緒だった。
年齢に、長年積み重なった介護の疲れ。体がきつい。この9月、郵便物の宅配の仕事を辞めた。収入は、自身の国民年金と妻の障害年金だけ。特養の入居費を払って残る約4万円で毎月を過ごす。
一人暮らしの身に、老いが忍び寄る。鬼胎を抱く夫、意識を失ったままの妻。将来が見えないいらだちが膨らんでいたころ、衆院選がきた。4年前は車いすの八重子さんと一緒に投票に行き、これまで通り「安定」を自民党候補に託した。
今回は違う。実態が明らかになる官僚の天下りが、許せなかった。天下り先の無駄な業務に多額の給料。自らの境遇と金銭感覚からあまりにかけ離れた公金の使い方に、怒りすら覚えた。
「税金の使い道を変え生活第一」をうたう民主党にひかれる。少しは変わるかもしれないと、その党の候補に1票を入れた。投票できない妻の将来も、同じ1票にしのばせた。
ときに3人の息子と妻、6人の孫が泊まりがけで遊びに来てくれる。近所の仲間とのライブや音楽を通じた年若い友人との交流。介護や病気の悩みを抱える人とも出会えた。
前向きに生きていても、ふと心が折れそうで、八重子さんに会いに行けない日もある。ブログに、妻と出掛けた旅の思い出や気持ちをつづる。「目を覚ましてくれないか」。民主党が中心の政権で何が変わったわけでもない。ただ、あすを託せるものが、ほかにはなかった。=第1部おわり
◇
第1部は文・高橋清子、村田拓也、胡子洋、水川恭輔、写真・藤井康正が担当しました。
5776
:
チバQ
:2009/11/29(日) 19:41:37
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/editorial/Ss200911160010.html
【解説】霞が関への怒り 原動力 '09/11/16
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1票が自民党から民主党へと変異する流れは、投票日が近づくにつれ加速度を増していた。中国新聞社が広島県北広島町で実施した面接世論調査からは、有権者意識の変化の実態が見て取れる。7月の衆院解散から8月末の投票日まで40日。自民党の「牙城」とされてきた町の民意は、この間に政権選択選挙の大勢を決めていた。
北広島町の有権者はいつ、投票する候補を決めたのか。民主党新人の橋本博明氏と自民党前職の増原義剛氏で対照を描く。増原氏に投票した人の半数は、昨年9月の麻生政権発足の前に決めていた。同時期、橋本氏を意中の候補と見定めた有権者は2割に満たない。
麻生政権の発足から衆院解散までおよそ10カ月。その間、橋本氏が徐々に支持層を膨らませ、解散直前に増原氏と互角に持ち込む。解散後は橋本氏が加速度的に支持を引き寄せ、情勢をひっくり返した―。調査で初めて分かった1票の時系列移動の過程である。
この流れの中心的役割を果たしたのが、4年前の前回、自民党の河井克行氏を選んだ自民支持層だ。前回は河井氏に投票した層の約45%が、今回は橋本氏に入れている。一方、増原氏に投じた層は約52%にとどまる。自民党候補間の票の引き継ぎは半分しかかなわず、残りはほぼライバルに離反した。
麻生太郎前首相は、衆院解散から最長となる40日後に投票日を設定し、戦いに打って出た。その間に「起死回生」を図ろうとした戦略はしかし、自民離れの加速という形で裏目に出たともいえる。
今回の調査は、政権交代を託した鳩山政権に今、有権者が最も求めているものも示す。無駄遣いの一掃―。民主党のマニフェストの中で、ぜひやってほしい項目は「天下りの禁止」が6割近くに達し、突出する。民主党が、無駄遣いをなくすために掲げた看板政策だ。
「子ども手当」などのように直接的な恩恵は少ない。それでも「天下りの禁止」が圧倒的な支持を集める背景には、生活を切り詰めている自分たちに比べ無駄遣いが絶えない「霞が関」への怒りがうかがえる。
私たちは、世論調査と並行して対象者へのインタビューも重ねてきた。老いた夫婦間での介護、突然の解雇、崩壊しつつある集落…。「あすを託すのは、もう政権交代ぐらいしかなかった」。多くの人々から、こう聞いた。政権への期待の裏側には、限界に近づく深刻な生活が広がっている。(高橋清子)
5777
:
チバQ
:2009/11/29(日) 22:11:40
1:消しゴム(静岡県) 11/29(日) 21:31 GpUf4ebm
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自民党落選議員に聞いた!"その後の職業"ランキング
1位 無職 78人
今月、自民党を離党した篠田陽介・前議員は、現在、就職活動中。
政治活動を続ける資金を稼ぐため、面接にやってきたのは、なんと青果市場!
朝の辻立ちに影響が出ないよう午前2時〜7時に働ける仕事に応募したそうです。
2位 会社役員・顧問 27人
現在は、自らが設立した政治経済研究所の代表をしている片山さつき・前議員。
その胸には、朱色ならぬ黄色いバッジが・・・。
議員の身分をなくしても国会などに自由に出入りできる”元議員バッジ”が輝いていました。
3位 団体役員 4人
3位 弁護士 4人
3位 会社員 4人
鈴江奈々の「うらバン」
気になっていた方も多いのではないでしょうか。夏の総選挙から3か月。
自民党の落選した議員は、今、何をしているのか...。今回は、落選議員の"今"を、バンづけ!
回答率は高く、落選議員166人のうち155人が回答。現在も挨拶周りをしている前議員が多いとのことですが、
職業となると...。最も多いのは"無職"という現実。
選挙では、議員を選ぶ"選挙権"が成人すれば与えられます。今回、当落の"落"の実態を知り、その権利の重さを、実感致しました。
小泉チルドレンとして自民党で活動してきた篠田陽介前議員。政治活動を続ける一方、生活費をどう稼ぐのか・・・ということで、
ご本人は今後、早朝の"青果市場"で働くことにし、奥様も派遣会社に登録したそうです。
その厳しい現実を乗り越えてまで次回選挙に出るということですから、よほどの志がある・・・と信じたいですし、そのような方には、また、活躍の場がめぐってくるといいですね。
11月29日放送のバンキシャより
http://www.ntv.co.jp/bankisha/banduke/2009/11/post-3.html
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とはずがたり
:2009/12/15(火) 01:19:13
農民一揆 衆院選を愛知15区の片隅から見て
http://www.news.janjan.jp/election/0909/0909049778/1.php
公共事業を農村にばら撒いても、潤ったのは土建業者だけで…
伊吹春夫2009/09/05
8月30日の衆院選は、愛知県では15の選挙区すべてを民主党が独占し、自民党は第13区で大村秀章ただ1人が比例復活という、民主党の大勝でした。
地元紙は9月1日の社説で「09審判・中部 政権変えた地方の願い」として、次のように書いています。
(引用)
中部での自民党の惨敗は、他地域よりさらに深刻だった。世界不況の打撃をどこより受け、疲弊した農村部も多く抱える。
政治に裏切られ、忘れられたこの地方の有権者の願いがこもる政権交代だ。(・・中略・・)自民党の地盤だった農村部では高齢化、過疎化が止まらない。農業のほかに収入はなく、所得も増えない。支持にこたえるべく、有効な手だてを打ってきただろうか。
(引用終り)
第15区の田原市でも、自民現職の山本明彦が、森本和義にこれほど負けると誰が予測出来たでしょう。山本は比例復活もならず落選となりました。要因は、多くのメディアが引用社説と同様のコメントをしています。
筆者は、JANJANに「農家経済と後継者の実情」を書き、その冒頭で農家の経済事情を具体的に書きました。
今回は細部にこだわって再検討してみます。
1.農村を襲った年金天引き
後期高齢者医療制度が最も響いたのが農村でした。農業者は「収入」は少なく申告し、「支出」も最小限にして生きて来ました。その農村経済を直撃したのが「年金天引き方式」でした。
「介護保険」「後期高齢者医療保険」「市県民税」と連発で高齢者が狙い撃ちされました。高齢農業者の多くが子息(勤労者)の扶養家族として記載され、農村家計は大家族主義で構成されていました。親子が別居して家計的に別々の生活をしていても、年1回の税務申告時に家族を認識して生きてきたのです。
しかし「年金天引き」は、親子を完全に分離させ、家族内別居を強制し、農村家庭を破壊させつつあります。家計的にも、孫に出す「お小遣い」を節約せざるを得ず、「世代間のギクシャク」を増大させています。悲しい事ではありますが、孫が「お婆ちゃんを殺す」事件さえ起きました。
選挙のたびに「農家の味方は自民党」と声高に叫んできたが、実態はその逆であったことを思い知らされたのでしょう。組織や利益団体は大切にするが、個人は票としか見てこなかった。選挙に勝つためには改革路線さえもあいまいにし、官僚主導から脱却できなかった自公政権の限界であったと思っています。
2.公共事業で農家負担が増大
自公政権は公共事業を農村にばら撒いて、農協ならぬ「農票支援」をしてきました。潤ったのは土建業者と一部の農業団体です。平成21年度田原市予算においても、農業基盤の整備576,483千円となっており、農業経営の活性化 61,857千円や環境保全型農業推進59,149千円などの10倍近い金額です。過去には土木作業に出て「日当」で潤った農業者も、公共事業の圧縮で、それはあてにならなくなりました。
一方、農業の経営・構造改善と称した公共事業で、農家は多くの負担を強いられています。圃場整備事業においても、農地は1割減歩を条件とします。既に畜舎やハウス施設がある土地は圃場整備の除外地ですが、現地換地を受けるために金銭負担が生じます(圃場整備事業では換地が事業完了後の大問題で、これについては別記します)。
綺麗に整備された農耕地や立派な舗装道路は、外部から見ると農業の近代化が進行している様に感じます。しかし、その裏には農家個々の多大な負担が隠されており、恩恵を受けたのは「土建屋サンだけ」というイメージが農村の細部に染み渡ってきました。
5779
:
とはずがたり
:2009/12/15(火) 01:19:37
>>5778-5779
3.農地の集約で農業難民発生?
水田中心の農政、しかも減反政策の行詰りは農村を壊しかけています。渥美半島のように水田稲作に依存しない農業地帯では、自公政権の農業政策は農家を納得させる事が出来ませんでした。
4ha以上の農家には認定農業者とし補助金を出すが、小規模農家は集落営農にして20ha以上にまとまらないと補助金がもらえない。しかも原則は共同経営(財務担当者を決める)を想定している。それでは、農地を提供した多くの農家はどうするのでしょう。
耕作放棄地の増加に業をにやしたのか、改正農地法では、農地の貸し手に年間15,000円の補助金を3年間支給するといいます。借り手は農業生産法人や農協です。借りた組織が経営ノウハウを持ち成功すればいいが、逆だと悲惨な事になります。
作物は経営体が選定します。経営体に農業熟練者がいなければ、元地主の農家に作業を委託することになります。販売成績が上がらなければ、次々と作物を変更する事になりかねません。その結果、自己の農地に他人の指示で農作物を作らされる農家が続出し、経営が行き詰まれば借金だけが残る事になります。
画期的な法改正と見る向きもありますが、余程しっかりした経営計画に基づかないと、農業難民が発生しかねません。
筆者が知る限り、優良農地ほど貸し手は少ない。農地解放と公共買い上げのトラウマから抜け出していないからです。
JANJANで何度も論述しましたが、「穂の国」発 農産物はいま(2)ブロッコリーの向こう側に見えるもの(2008.3.21)のように、協業化による近代化・コストダウンは、幾多の試みがことごとく失敗に終っています。これは中国や旧ソ連のような社会主義国でさえも成功例はほとんどありませんでした。
協業体崩壊の経緯をつぶさに見てきた筆者は、渥美半島に難民テント村が出来ない事を祈る思いで見守っています。
◇ ◇ ◇
(社説引用)
・トヨタなど自動車産業が多い愛知県は、世界不況の直撃で、雇用情勢の悪化ぶりは全国で最も深刻だった。派遣切りにあった労働者が施設に押しかけた。小泉改革の痛みに耐える地域といえる。
東京で暮らす中央官僚、選挙ぐらいしか有権者に近づいてこない“大物”政治家たちに、この地方の現状は見えまい。
・「民主新人が当選しても霞が関とかかわりがなく役に立たない」と愛知県豊橋市長は発言したことがある。
官僚主導からの脱却を目指す民主党政権になれば、自民党の国会議員を窓口に中央官庁に陳情する手法も変わらざるを得ない。
自民系が支配的な県や市町村が多い地方行政と、民主党が圧倒的な地元国会議員との「ねじれ」もあろう。有権者が求める身近な政治のために、連携は欠かせない。
(引用終り)
中央官僚の発想によるペーパー政策は、田原市のような豊かな農村でも大きな矛盾を抱えることになりました。支持母体だと思い込んでいた農協も内部反発を抱え、農業に支えられた地域の経済界から与党がこれほど信用を失っていたとは・・。新潟、長野、愛知と自民党が全敗した県は同じ構造だと思っています。
参照(出典):
・09審判・中部 政権変えた地方の願い(中日新聞社説 09.9.1)
・平成21年度田原市予算の主要施策
・JA愛知みなみ組合員数 9,408人 (正組合員6,796人、准組合員2,612人)
5780
:
とはずがたり
:2009/12/15(火) 01:21:12
>>5778-5780
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名前:鈴木博
日時:2009/10/01 23:52 >高齢農業者の多くが子息(勤労者)の扶養家族として記載さ
>れ、農村家計は大家族主義で構成されていました。親子が別
>居して家計的に別々の生活をしていても、年1回の税務申告
>時に家族を認識して生きてきたのです。
それって、子息が別居していても、親御さんになんら援助して
いないでも、税金や社会保険料の扶養にして、税金や社会保険
料の増額を免れていたってことでしょう?
それが、大家族主義というなら、実際に、介護する家族がいな
いで、社会でやってくれ、というのはとてもおかしい。
>しかし「年金天引き」は、親子を完全に分離させ、家族内別
>居を強制し、農村家庭を破壊させつつあります。
元々、別居していた形が実際の形になるだけじゃないですか。
ならば、その分だけ、親御さんに援助するのが、人の道じゃあ
ないんでしょうか。
ほ場整備事業は、土建屋さんにとって、とても儲からない事業
で、不況になるまでは、なかなか受け手が見つからなかったと
いうことをお忘れです。
減歩された土地を集積して、道路を造らせ、市に土地を買わせ
ようととんでもないことを考えつく、団体もありますな。
5781
:
名無しさん
:2009/12/17(木) 19:17:25
http://www.news-kushiro.jp/news/20091217/200912176.html
2009年12月17日 衆院選で20歳代の投票率に伸び・釧路市
釧路市選挙管理委員会は、若者の投票率向上を重点課題としているが、8月30日に執行した衆議院総選挙では20歳代の投票率が48%を超え、最近行われた選挙ではかなり高い数字となった。ただ、政権交代が全国的な話題となった選挙だけに「まだまだ投票者全体の中では低い」と来年の参院選に向け、さらに若者への呼び掛けに取り組んでいく。
5782
:
チバQ
:2009/12/19(土) 00:10:08
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/kaiko2009/091216.html
2009/12/16の紙面より
政権交代(上) 「真夏の決戦〜衆院選」
保守地盤逆風はねのけ
大接戦を制して再選を果たし、こぶしを上げて支援者にアピールする赤沢氏=8月31日、米子市加茂町1丁目
民主党が圧勝し、政権交代が実現した8月の衆院選。鳥取県内は1区、2区とも自民党前職が逆風をはねのけて議席を守り、保守地盤の強さをあらためて示した。
「全国で最も早く当確が出たのが石破政調会長。一番遅かったのが私」。11月に県内3カ所で開かれた自民党の石破茂政調会長の政治資金パーティーで、鳥取2区を626票のきん差で制した同党の赤沢亮正氏は、1区で大勝した石破氏と自らを対比させながら大接戦となった選挙戦を振り返った。
8月30日、米子市の選挙事務所に隣接する駐車場で開票状況を見守る赤沢陣営は、市町村ごとの得票数が明らかになるたび歓声に沸いた。郡部の多くで赤沢氏の票が民主党新人の湯原俊二氏を上回っていたからだが、テレビの当確はなかなか出ず、赤沢氏が万歳したのは午後11時近くになっていた。湯原氏は間もなく比例代表で復活当選した。
2005年の郵政選挙で自民党への追い風に乗って初当選した赤沢氏にとって、今回は打って変わって逆風の選挙。2年前の参院選から続く有権者の党への不信感に加え、共産党が2区の候補擁立を見送るなど赤沢氏に不利とみられる要因が重なった。
選挙期間中、日本海新聞などマスコミの世論調査の多くは湯原氏が赤沢氏をリードする情勢を伝えた。危機感を強めた赤沢陣営は後援会のメンバーらに支持の拡大を要請し、徹底した電話作戦を展開した。
赤沢氏の「逆転」の兆しは選挙戦終盤になって幾つか見られた。その一つが、投票日前日に米子市の高島屋前で行った街頭演説。「必勝」の鉢巻きを締めた赤沢氏が「米子の皆さん、聞こえていますか」と声を振り絞って演説を始めると、予想以上に多くの聴衆が取り囲んでいた。
陣営は特に動員をかけておらず、最終盤になって選挙事務所への出入りが増えた運動員らが自発的に声を掛け合って集まったとみていた。手応えを感じた陣営幹部の一人が「これがターニングポイントになるかもしれない」と話していたのが耳に残った。
選挙後、結果について関係者に話を聞くと「組織力や1票を取りにいく執念で赤沢陣営が上回った」「終盤に湯原陣営が緩んだ」という点に集約された。しかし選挙期間中、調査結果などが頭に残り、情勢を読み切れなかった。
衆院解散から40日の長丁場となった真夏の選挙を終え、選挙取材の難しさをあらためて実感した。
ミニクリップ
鳥取県内小選挙区の結果 1区は石破茂氏(自民)が、奥田保明(民主)、岩永尚之(共産)、細川幸宏(幸福実現)の3氏を破り8回目の当選。2区は赤沢亮正氏(自民)が湯原俊二(民主)、甲谷英生(幸福実現)の両氏を破り再選、湯原氏は比例代表で初当選した。全県の投票率は75・07%。
5783
:
チバQ
:2009/12/19(土) 00:10:43
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/kaiko2009/091217.html
2009/12/17の紙面より
政権交代(中) 「攻守交代〜県関係国会議員は」
政府外“シャットアウト”
当選が確実となった候補者名に花を付ける鳩山由紀夫代表(右、当時)=8月30日、東京都港区
衆院選投開票日の8月30日。民主党の開票会場では候補者名のパネルが当選を示す花で埋め尽くされた。一方自民党本部では空白が目立つ中、鳥取、島根両県の候補者名に並んで付いた四つの花が存在感を示していた。
鳥取県は1、2区とも自民党が勝ち、島根や福井、高知と同じく「自民全勝県」となった。民主党圧勝の中のこの結果は「地元が求める政策実現の難しさ」という課題を、野党だけでなく選挙で結果を残せなかった与党議員にも投げ掛ける。
「政府の役職は選挙に勝ってからだ」。衆院選で党の候補者が破れたことが響いたか党幹部にこう言われたという民主党の川上義博参院議員(鳥取県選出)。与党となった民主党は「政治主導」の名の下、政策決定の政府一元化方針を打ち出すなど、政府外の議員は事実上“シャットアウト”された。
政府入りしなかった川上議員は、意見反映の場がないと見るや、高速道路や漁業の議員連盟を立ち上げ、他県議員とともに政府に訴えたほか、個人的に直接閣僚と面会するなど、地元要望実現の方法を模索する。
個々の存在感を示す場が制限される一方、陳情を政務三役に取り次ぐには、地元の県連などを窓口に幹事長室を通すというルールが決められ、党の存在感は高まる。「政官業癒着の排除」などがルールの看板だが、12月9日、上京した民主党系の県議に投げられた副幹事長の言葉には「党勢拡大」がにじんだ。「鳥取、島根はまだまだ民主党の皆さんに大きくなっていただきたい。大きくなるよう種もまかないと」。
これには自民党は怒りをあらわにする。石破茂政調会長(鳥取1区選出)は「与党時代は野党からの陳情も受けてきた。民主党になければその地域がどうなっても知らないという強権的な手法が本当に住民に支持されるのか」と批判した。
その一方で自民党も党の存在感をどう示すか試行錯誤中だ。マスコミへの登場が減った分、インターネットで部会の様子を流したり、来年1月の党大会前日には一般参加可能なセミナーを開催するなど失地回復に躍起だが、政調会長就任時に石破氏が語った「与党時代の2倍も3倍も苦労するだろう」との言葉が現実のものとなって自民党に迫っている。
県関係国会議員が存在感を示し、地元の要望を実現させようと奮闘する中で、鳥取の要望はどこまで実現するのか。公共事業費の削減など、小泉改革の影響で疲弊した地方が、政権交代のはざまでまたも割を食うことがないよう、県関係国会議員には党派を超えた実のある議論を求めたい。
ミニクリップ
民主党が掲げる「政治主導」 民主党は衆院選のマニフェスト(政権公約)で「官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ」と明記。政策決定を大臣、副大臣、政務官の政務三役に一元化することや、陳情窓口の党幹事長室への一本化、官僚の国会答弁の禁止などの方針を打ち出している。
5784
:
チバQ
:2009/12/19(土) 00:11:07
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/kaiko2009/091218.html
2009/12/18の紙面より
政権交代(下) 「直撃する余波」
山陰道事業凍結区間も
他県の知事と協力して馬淵澄夫国交副大臣(右)に高速道路整備の必要性を訴える平井伸治知事(右から2人目)=11月19日、国交省
11月16日夕、鳥取県庁の応接室。穏やかに話していた平井伸治知事が、福田功・国交省中国地方整備局長の説明が終わると、ほおを紅潮させて声を荒げた。
「急ブレーキをかけられた。思想が理解できない」
福田局長が示した道路予算の2010年度概算要求額は、県内分で09年度当初予算比51〜63%。「山陰道は大変なことになる」。取材中、隣で傍聴していた担当職員の嘆きが聞こえてきた。
民主党政権になり、矢継ぎ早に政策転換が打ち出された。地方にとって痛手は公共事業の削減だ。山陰道は事業凍結の区間もあり、完成は目標の17年度から5〜8年ずれ込む試算。鳥取市と岩美町を結ぶ国道9号・駟馳山(しちやま)バイパスは、峠を貫くトンネルの10年度着工が困難になった。
「ますます取り残されてしまう。何年も待ったのに…」。地権者の一人、川島寿和さん(66)=鳥取市福部町=の言葉にならない思いが、取材する側にも伝わってきた。
危機的な財政状況を考えると、公共事業を大盤振る舞いできる時代は終わった。しかし、県内では社会資本整備や雇用に期待の声が大きい。新政権が地方とどう向き合い、地域活性化の新しい道筋をどう提示するのか、まだ青写真は見えない。
平井知事は遠くに視線を運びながら憂いをみせた。「不安を抱えたままの越年となる」
補正予算を見直し、事業仕分けで概算要求の無駄を洗い出す新政権。「見直し」や「廃止」となった事業は、県内に関係するものも多く、自治体に戸惑いが広がった。
「市民にどう説明したらいいのか」「財源がなくなれば正直きつい」−。職員から聞こえてきたのは腐心ばかり。現場に足を運び、現場の声を聞き、実情を理解した上での議論だったのか。取材はそんなことを問う繰り返しだった。
予算編成の手順や内容も様変わりした。政治主導となり、中央省庁から情報が入らない。「全体像さえ見えず、あまりに不明確な要素が多い。自治体の予算編成も苦しい」。この1週間に走り書きしたメモを眺めると、そう打ち明ける県財政課職員の苦悩があった。
政権交代の余波を取材して感じるのは、地方の期待は一変、失望に変わりかねない、ということだ。財源をひねり出した成果を実際の予算にどう反映させるか、首相の政治判断が試される。同時に、選択の先に何が見いだせるのか、住民自身が地域像をどう描くのか、自ら考える時期に来ている。
ミニクリップ
補正予算の見直しや事業仕分けの県内影響 鳥取大学でのバイオ産業拠点施設は整備費が削られ、当初の大型ハコモノ計画を縮小。岩美農道や鳥取港の整備費、バス車両購入や鳥取市鹿野町の「鳥の劇場」への補助金などが削減される可能性があり、農業共済の見直しによって農家の負担増も懸念される。
5785
:
名無しさん
:2009/12/21(月) 20:58:03
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000912210003
現在位置:asahi.com> マイタウン> 静岡> 記事
09 取材メモから (4)政権交代
2009年12月21日
参院補選の最終盤、気勢を上げる民主党国会議員ら。3連戦を経て議員数は急増した=10月24日、静岡市駿河区
8月30日夜。静岡総局にいた先輩記者たちと総選挙の開票速報を見つめていた。
午後8時の時報と同時に画面の中の民主党議席数がすさまじい速さで積み上がり、瞬く間に過半数を超えた。県内の8小選挙区も含まれていた。一瞬であっけなく終わった「政権交代」。そんな印象だった。
県内では09年、政権交代と密接に絡んだ二つの大きな選挙があった。主戦場は8月30日の総選挙。それを挟むように、7月5日に「総選挙の前哨戦」と喧伝(けんでん)された知事選があり、総選挙の熱が冷めやらぬ10月25日には「信任投票」と民主党がうたった参院補選が行われた。
三つの戦いが続いた数カ月の間に、民主党が政権与党への階段を駆け上る傍らで、従来の自民党の支持基盤がみるみる崩れ去っていった。「たまっていたマグマが知事選で動き出し、総選挙で噴き出した。参院補選は余熱で乗り切った選挙」。政権交代への期待を「マグマ」に例えて、ある民主党関係者は振り返る。
従来の選挙と少しずつ様相が変わり始めたのは知事選からだったという。自民党の支持基盤だった各種業界団体からの接触が増えたからだ。
民主など推薦の川勝平太氏と自公推薦の坂本由紀子氏の得票は、結果は1ポイント未満の僅差(きんさ)。しかし、川勝氏には、擁立を巡る迷走劇で出遅れるハンディがあった。それをはねのけ、選挙カーの上で「静岡から日本を変える」と絶叫した川勝氏は、政党色を懸命に隠した坂本氏に競り勝ち、自民党陣営に衝撃を与えた。
その後、総選挙までの約2カ月間。「政権交代」を訴える民主党陣営が手応えを確かにする一方で、自民支持基盤の崩壊はさらに進み投開票日を迎えた。3区の柳沢伯夫元厚労相や8区の塩谷立文科相ら自民党の大物は、選挙区で30代の新人候補に敗れ、「変化」への期待が大きかったことが浮き彫りになった。
参院補選では民主・自民両陣営の対比が興味深かった。民主・土田博和氏の選挙事務所の壁には、「建設業協会」「歯科医師連盟」と書かれた推薦書が数十枚並び、自民・岩井茂樹氏の選挙事務所の壁には空白が目立った。民主党県連の幹部は「これまでにないことだ」と驚きを隠さず、自民党陣営は「支援団体を回る人も足りない」と嘆いた。
今回の政権交代は、単なる「追い風」や「逆風」が原因だったのか。それとも、従来の政治システムの行き詰まりに起因するのか。「これで本当の民主主義が根付くか。実はまだ分からない」。取材の中で何度もこのような言葉を聞いたのが印象的だった。(後藤遼太)
◇政権交代 7月の知事選では、民主党推薦の川勝平太氏が自民党推薦の坂本由紀子氏を大接戦の末に1万5千票差で下した。勢いに乗った民主党は総選挙で躍進し、県内3人だった衆院議員の数は9人にまで増えた。8小選挙区で全敗した自民党は、斉藤斗志二元防衛庁長官や柳沢伯夫元厚労相らベテランが引退。支持基盤の崩壊は食い止められず、参院補選でも公認候補の岩井茂樹氏は民主党公認の土田博和氏に敗れた。
5786
:
名無しさん
:2009/12/23(水) 10:45:07
年末なので一年振り返り系の記事が増えてきました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20091222-OYT8T01370.htm
ホーム>地域>高知
政権交代で風読めず 衆院選自民3民主0
業界団体の代表者から要望を聞く民主党県連幹部ら(11月8日、高知市内のホテルで) 「全国で唯一、高知だけが、民主党に比例復活当選さえ許さなかった」――。
政権選択をかけた8月の衆院選。全国では、民主党が308議席を奪う大躍進を遂げ、日本に初の政権交代をもたらしたが、県内には別の風が吹き、小選挙区3議席を自民候補が独占した。12月12日の自民党県連臨時大会で、あいさつに立った山本有二会長は、現職3人全員が当選した〈地元完勝〉を強調して見せたが、政権交代という現実は県政界にも大きな波紋を広げており、会場には、焦燥感を感じる参加者もいた。
政権与党となった民主党県連の新たな船出は、来夏の参院選を見据えた組織の立て直しから始まった。真夏の決戦からほぼ1か月が過ぎた9月27日の民主党県連臨時大会。党員拡大や地方議員増員を担う「県組織局」を新たに設けたほか、党幹事長室に陳情窓口が一元化されたことを受け「県戦略局」を新設。局長には、新たに民主党入りした参院議員の広田一氏が就任した。
参院選に党公認で出馬する広田氏は就任早々、与党議員としての立場を生かし、自民党の支持基盤の切り崩しに動いた。かつて自民党の支持基盤だった業界団体からの陳情を受け付ける会合をスタートさせ、すでに推薦願を手に各種団体へのあいさつ回りも始めている。これまで100件を超える陳情が寄せられており、大石宗幹事長は「政権交代して以降は、とにかく人手が足りない」と“うれしい悲鳴”を上げる。
業界団体の中には「政権交代は、初めての経験。今後どうなるのか予想もつかない」と戸惑いの声が上がる一方、「与党と協力関係にないと我々の政策要望は実現されない」「長年、自民党を応援してきたが、参院選での支援は全くの白紙」との声が上がり、自民党県連の職域団体の中には、年内閉鎖の動きまで出ている。
一方、歴史的な大敗を受け、自民党県連は9月、党員、党友を対象に衆院選の総括や、今後、県連が進むべき方向性について問うアンケートを実施し、党本部からも注目された。
党刷新をアピールするため、参院選候補を選ぶ予備選も初めて実施し、高野光二郎県議が公認候補に内定したが、党員の関心は低く、投票率も2割強にとどまった。党公認候補から外れた形の県連副会長で、前参院議員の田村公平氏は、無所属でも立候補する構えを崩しておらず、支持団体からは「このままでは分裂選挙になり、民主党に漁夫の利を与えることになる」と危惧(きぐ)する声も出ている。
参院選には、共産党も元衆院議員の春名直章氏の擁立を固めており、4候補による激戦が予想される。衆院選で国民が下した審判は、今後、どのような波紋を広げるか。県政界は、かつてない激動の渦に巻き込まれている。
(畑本明義)
(2009年12月23日 読売新聞)
5787
:
名無しさん
:2009/12/23(水) 10:45:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20091223/CK2009122302000059.html
東京NEWS2009 <6> 衆院選 12区で太田さん落選
2009年12月23日
厳しい開票状況に目を伏せる公明党の太田昭宏代表=8月30日、新宿区の党本部で
八月の衆院選による政権交代の象徴的場面の一つが、東京12区(北区、足立区一部)の公明党代表(当時)太田昭宏さんの落選だった。
二〇〇〇年から続いた自公連立政権。〇三年の衆院選で、東京における自公協力の小選挙区に選ばれたのが12区だった。送り込まれたのは当時「公明党のプリンス」と呼ばれ、次期党代表と目されていた太田さん。
今回の衆院選で民主党の小沢一郎幹事長(当時代表代行)は自公連携のシンボルとなっていた12区からの国替え立候補をにおわせ続け、公示一カ月を切った七月下旬になって、“弟子”の青木愛参院議員(当時)の擁立を発表した。
公明党はもちろん、自民党も選挙対策本部を設置して組織選挙を展開。青木さんの選挙事務所には小沢幹事長の秘書が入るなど激しい選挙戦の結果、一万票差で青木さんの勝利となった。
九月に代表を辞任した太田さんは党代表者会議議長となり、来年の参院選比例候補に。太田事務所は「この三カ月、ずっと地元回りを続け、地域の行事にも出させていただいている。十六年前、中選挙区(北板橋)で初当選したときから地元に軸足を置く活動は変わっていない」と話す。
青木愛さんは衆院厚生労働委員会の理事として、厚生労働関係の全国からの陳情・要望の窓口を務める。事務所は「駅頭や地域への顔出しのほか、全国から殺到する陳情の判定をする毎日」と超多忙だ。
次期衆院選は、自民党も独自候補擁立を迫られる。北区議会では「衆院選より区議選(一一年)の方が先になるのでは」との見方がもっぱらだ。
同区議会関係者は「自民は過去三回の衆院選で小選挙区候補を立てず足腰が弱っているのは確かだが区議が十三人いる強みがある。一方、民主は次の区議選で五人しかいない区議の倍増を目指す。動きが具体化するのは区議選後ではないか」とみている。
◇
衆院選投開票前日の八月二十九日夜。JR池袋駅前は熱気に包まれていた。駅東口で自民の麻生太郎首相(当時)が小池百合子さんの隣で声をからし、西口では民主の鳩山由紀夫代表が、江端貴子さんとともに「政権交代」を訴えていた。
東京10区は小池さんが「刺客」として送り込まれ、民主が惨敗した前回郵政選挙を象徴する選挙区。この因縁の地で、政権を争う両党首がそろって「最後のお願い」に臨んだ。結果は江端さんが初当選を果たし、小池さんも比例で復活当選。そして、民主党政権が始まった。
あれから四カ月。師走の同駅前にいた会社員男性(39)は民主に一票を投じた一人。「民主に期待してるけど景気は昨年より悪い。これから年末倒産もあるだろうし、(景気回復を)民主はどこまでやれるのかね」と厳しい表情で話した。
(東京ニュース担当・中里宏、比護正史)
<政権選択が問われた衆院選> 8月30日投開票され、民主党は単独過半数の241議席を大きく超える308議席を獲得した。都内25の小選挙区では、民主が前回の1議席から21議席に大躍進。自民は23議席から4議席に激減した。当時公明代表だった太田昭宏さんは、同党唯一の議席を失った。比例東京ブロックでは、17議席のうち民主が8議席獲得した。
5788
:
とはずがたり
:2009/12/23(水) 13:35:41
>>5786
どの団体でしょうかねぇ?
>自民党県連の職域団体の中には、年内閉鎖の動きまで出ている。
5789
:
とはずがたり
:2009/12/23(水) 13:44:14
sageてもた。。
5790
:
名無しさん
:2009/12/23(水) 15:01:02
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091223ddlk07070070000c.html
オフタイム:年末ワイド 衆院選で民主、小選挙区全勝=関雄輔 /福島
◇「風」か「地殻変動」か注目
「これほど歩いたことは自分の選挙でも無かった」。8月の衆院選終盤、1区の民主党候補を支援したある無所属市議が振り返った。民主党が県内5小選挙区で全勝した衆院選。自民党の候補者らは集会や街頭演説で「逆風」「向かい風」と繰り返し嘆いたが、取材をする中、“風”だけでは説明できない変化も感じた。
これまで政党と距離を保ってきた市町村議らが積極的に民主支援に動いていた。1区では、コスタリカ方式の解消を巡るしこりで、自民から民主支持に移った議員も複数いた。
「もう公務員じゃないから思う存分やれる」と話したのは、郵便局長らでつくる「郵政政策研究会」の関係者。前身の「大樹」は自民最大の集票マシンと呼ばれたが、民営化で決別。公務員時代は政治活動が制限されたが、今回は集会にも堂々と参加し、地方で弱いとされる民主を下支えした。
農協や医師会へのインタビューでも、自民へのこだわりが薄れてきたように感じた。自民と親しかった首長の祝電が、民主候補の集会で紹介される一幕もあった。私自身、取材を担当した1区で、当初は盤石の組織を持つ自民候補が勝つと踏んでいた。しかし、次第に組織のほころびが目立つようになった。
一方、民主の足元も固まっていない。政権交代後、県内で初めて独自候補を立てた20日投開票の相馬市長選では、現職の厚い壁を破れなかった。現職支持者の一人は、「当初は勝てないと思ったが、有権者は民主だから投票しているわけではないと分かった」と振り返った。
来年以降も、参院選に知事選、統一地方選と選挙が続く。民主の候補者らは衆院選後、「地殻変動」という言葉を好んで使った。かつて「保守王国」と言われた福島県。今夏の出来事が一時的な風なのか、地殻変動なのか注目したい。
5791
:
とはずがたり
:2009/12/23(水) 15:32:30
’09現場から<1> 衆院選 自民の“牙城”のみ込んだ民主 問われる与党の真価
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091223/CK2009122302000067.html
2009年12月23日
歩行者デッキ開通式で、菅義偉氏(右)と並ぶ岡本英子氏(左)。衆院選では自民党の“指定席”を奪う形で初当選した=11日、横浜市内で
写真
冷たい雨が降りしきる横浜駅東口。横浜市の神奈川区と西区を結ぶ歩行者デッキの開通式が十一日午前、行われた。西区を地元とする衆院2区の自民党衆院議員・菅義偉氏(61)と肩を並べ、民主党衆院議員の岡本英子氏(45)=神奈川区など衆院3区=は、テープにはさみを入れた。
もともと3区の議席は、自民党前職の小此木八郎氏(44)が祖父の代から受け継ぐ“指定席”だった。それを今夏の衆院選で奪った岡本氏。式典での姿は、政権交代で政界の主役を自民党からもぎ取った今年の民主党を象徴していた。
同市栄区選出の市議だった岡本氏が、ほとんど地縁のない3区の党候補に決まったのは二〇〇七年夏。「小此木ブランド」が浸透する地域の視線は冷たく、系列地方議員の足並みも乱れた。不利な条件に囲まれてのスタート。選対幹部は「最初は、勝てるとは夢にも思わなかった」と振り返る。
しかし、早朝の街頭演説や小規模集会など地道な活動を続けると、ちらしが一日数百枚さばけるように。有権者の反応は徐々に良くなった。岡本氏は「(今年五月に)鳩山由紀夫首相が党代表に就任した時、有権者の“風向き”を感じた」と振り返った。
八月の選挙戦本番でも有権者の熱気は上がる一方。見知らぬ人が続々と事務所を訪れ、手伝いを申し出た。街頭で「民主党」の文字を掲げれば人は次々と集まった。結果は十二万票以上を獲得。小此木氏に比例復活すら許さない圧勝だった。
「民主党への期待もあるが、自民党ではもう駄目だと思う人が多かったのではないか」。岡本氏は、勝因をそう分析した。
衆院選から三カ月余り。民主人気には陰りもみられる。その中、駅の朝立ちや小規模集会開催を続ける。「今までやったことを継続しなければ、力は衰える」
岡本氏を含めた民主党の真価は、次の衆院選で問われることになる。 (中山高志)
◇
新型インフルエンザの感染拡大、衆院選、横浜、川崎両市長選−。さまざまなニュースに揺れた二〇〇九年を担当記者が、その後の取材を交え、振り返った。
<民主圧勝の衆院選> 衆院選県内18選挙区のうち、民主党は14選挙区で勝利し、残る4選挙区でも全員比例復活当選。前回の小選挙区全敗の雪辱を果たした。自民党は小選挙区でわずか3勝。比例復活も3人にとどまった。公明党も議席を失った。みんなの党は選挙区、比例復活合わせ2議席獲得。社民党も比例復活で1議席を保った。
5792
:
名無しさん
:2009/12/24(木) 20:16:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20091223-OYT8T00796.htm
ホーム>地域>徳島
<回顧2009> 民主躍進3議席
衆院選
衆院選公示日、選挙カーから手を振る高井氏。念願だった選挙区初当選を果たし、政権交代を引き寄せた。(8月18日、上板町で) 政権交代が起きた8月の衆院選は、県内でも民主党が躍進した。1区の仙谷由人氏は大差で6選し、2区は高井美穂氏が念願の選挙区初勝利。3区の仁木博文氏も比例復活で初当選した。一方、自民党は比例も含めて4人いた衆院議員が2人に半減。与野党逆転で両党を取り巻く状況は大きく変化した。(松本航介)
「何もないところから民主党を設立して13年。政権交代を実現し、県連は4人の国会議員団を擁するまでになった。感慨無量だ」。11月21日、徳島市内で開かれた民主党県連の定期大会のあいさつで、仙谷氏はかみしめた。
衆院選後、仙谷氏は行政刷新相に抜てきされ、「事業仕分け」に奔走。高井氏は文部政務官と県連の新代表に就いた。秋に行った参院選徳島選挙区の候補者公募には、予想を大幅に上回る35人が応募。県連が窓口となる新しい陳情システムには、12月半ばまでに約150件もの要望が寄せられ、「これが政権交代か」と関係者も驚くほどの忙しさだ。
しかし、一方で、周囲の戸惑いも続いている。自民、公明両党の議員が大半を占める県議会は9月以降、鳩山政権の政策に反発する意見書を相次いで可決。新陳情システムには、市町村から「我々の陳情は本当に国に届くのか」などの不安の声があがっている。
陳情窓口「地域戦略局」の局長を務める中谷智司参院議員は18日の記者会見で「不安もあるだろうが、歓迎する声もある。実績を作り、疑問点を説明しながら、解消していくしかない。時間が大切だ」と語った。
◇
「エラーを重ねて失点し、ポテンヒットすら打てずにコールド負けした」。自民党県連幹事長だった竹内資浩県議は振り返る。度重なる首相の交代劇。党本部内のゴタゴタ。衆院選を前に失点を重ねた。「自民党は本来の保守政治を忘れてしまった。だから自民も民主も違いがなくなり、『どっちも同じなら1度変えてみたらいい』となった。敗因はそれに尽きる」と悔やむ。
県連組織の弱体化も深刻だ。県連を支えた党員は、ピーク時の1988年に約7万7000人いたが、今は約1万3000人。高齢化も目立つ。衆院選後、「国会議員の慢心もあり、地域支部の充実を怠ってきた」「若い人をターゲットに党員の拡大を」など反省の声が相次いだ。
こうした事情が一因となって、最近の国政選挙で県連は苦戦を続けてきた。07年の参院選は、民主党候補20万票に対し、自民党候補は15万票。「郵政選挙」で大勝した05年の衆院選でも、比例では民主党16万票に対し、自民党は15万票で負けていた。04年の参院選も自民党候補16万票、民主党候補15万票で接戦。地殻変動は少しずつ進んでいた。
県連は今、市町村単位の地域支部の充実を急いでいる。衆院選で3区の議席を守り、新会長に就いた後藤田正純氏は20日の県連の常任総務会で「来年の参院選に向けて態勢を整え、新しい自民党に変わっていきたい」と意気込んだ。
24日で鳩山政権が発足して100日。両県連の模索が続いている。
(2009年12月24日 読売新聞)
5793
:
名無しさん
:2009/12/24(木) 20:16:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20091223-OYT8T00925.htm
ホーム>地域>秋田
《道々09師走》風の行方と人の意志
政権交代
自民党は8月30日、民主党の地滑り的大勝を許し、1955年の結党以来初めて、衆院第1党の座を明け渡した。「自民党への逆風」「民主党への追い風」――。政権交代が起こった今年、「風が吹いた」という表現を新聞で頻繁に目にした。
政治家自身も「風」という言葉をよく使った。誰かが操っているわけではないのに、政治家はその行方におびえ、あるいは期待を寄せた。正体は何だったのか。
「もう先生じゃないよ」。久しぶりに会った、ある自民党の落選議員は「先生」と呼んだ私をこう笑った。
なぜ負けたのか。長年権力を握ってきたゆえのおごり、子ども手当など国民の“懐”に直接訴えた民主党の戦術――。これらの指摘はもっともだと話す。だが最大の敗因は自民党自身が小泉構造改革を総括できなかったからだと考えている。
「小泉さんは国民に痛みを訴えたのに受け入れられた。自民党は変わったと、支持を得た」。安倍、福田、麻生政権で、改革路線の揺り戻しが起きたが、堅持すべきだった。いまだにそうした議論を行わず、軸足の定まらない党の姿勢に不満が募る。彼は来年の参院選も負ければ「自民党の発展的解消も仕方ない」と半ばあきらめかけている。
「この時代に政治に携わるものとして、何をするべきなのか。自分の立ち位置はどこなのか」。自問自答しながら、選挙区を1人で歩き続けている。
しかし、風はまた、うつろいやすい。
「まだ3か月。見守ってほしい」。鳩山内閣の支持率低下を示す世論調査に、ある民主党衆院議員は、自らに言い聞かせるようにつぶやいた。
来年度の予算編成では、衆院選のマニフェスト(政権公約)の大幅な軌道修正を迫られた。「税収不足もあったが、既得権益を破ることは想像以上に難しかった」との本音が漏れた。
何より「鳩山首相の指導力不足に国民が気付き始めた」ことが気にかかる。米軍普天間飛行場の移設問題は日米関係に深い影を落とし、小沢一郎幹事長の強まる影響力に政府・与党内はきしみ始めた。
来年は参院選が行われる。政治家はまた風の行方に気をもむだろう。しかし、風は人間の意志が動かしていることもまた、確かなことだ。風任せにせず、問題の所在と解決策を提示し、言葉を果敢に闘わせてほしい。記者として、その言葉に耳を澄ましたい。(伊藤徹也)
(2009年12月24日 読売新聞)
5794
:
名無しさん
:2009/12/24(木) 20:17:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20091223-OYT8T01039.htm
ホーム>地域>島根
逆風バネ 自民王国死守<回顧09>
衆院選
山陰道の斐川−出雲インターチェンジ間の開通祝賀式で同席した(左から)細田、竹下、小室の各衆院議員(11月28日、出雲市で) 民主党が大勝した8月30日の衆院選。島根の二つの選挙区では自民党が議席を占め「自民王国」を守った。島根1区で敗れた民主党の元県議、小室寿明氏(49)は比例選中国ブロックで復活当選。民主党はその勢いで「王国」の切り崩しを図る。来夏の参院選で、各党は再びぶつかる。(近藤修史)
「古里を守る」。島根2区で4選した自民党の竹下亘氏(63)は、夏の選挙戦中、選挙カーや街頭で、こう繰り返した。集落単位のミニ集会にも顔を出した。ある県議は「1票差でもおかしくなかった。追い詰められていた」と振り返る。陣営は、そんな危機感をバネにした。結局、前国民新党幹事長の亀井久興氏(70)に約2万7000票差をつけた。
島根1区では、前自民党幹事長の細田博之氏(65)が知名度を生かし、小室氏、共産党の石飛育久氏(31)らを抑えて7選を決めた。小室氏は比例選で復活当選し、民主党は、2000年に失った県内議席を9年ぶりに得た。
■ □
民主党は選挙の後、活発に動いた。民主党県連は、国への要望を業界などから聞き取る「2010民主政策・予算チーム」を結成。小室氏が代表に就き、約1か月で業界団体など約50か所を回った。
団体の多くは自民党を支援してきたが、政権交代で軸足を移す気配も出始めた。民主党県連幹部は「団体幹部の態度が変わった」と切り崩しに力を入れる。
自民党は、こうした動きをけん制する。これまで通りの支援を求め、自民党県連幹部らは年末、業界団体を巡った。県議会では、自民党議員連盟が、国への陳情受け付けを民主党幹事長室が一元化する新ルールに反対する意見書を提案し、可決させた。
□ ■
山陰道の斐川―出雲インターチェンジ間が開通した11月28日午後。出雲市内の体育館での祝賀式で、あいさつを終えた自民党の青木幹雄氏は舞台奥の出口に気付かず、1メートル余り下の客席前に飛び降りた。出席者は、75歳の健在ぶりに驚いた。
青木氏は、来夏の参院選で改選を迎える。自民党県連の選挙対策委員会が来年1月半ばにあり、県連幹部は「とにかく出てもらいたい」とする。
共産党は今月、石飛氏の参院選への立候補を発表した。民主党なども候補者擁立を急いでいる。
私たちによりよい暮らしをもたらすのは誰か、再び選ぶ機会が訪れる。
◇
年の瀬を迎えた2009年。この1年、県内で起きた出来事を、記者のノートから振り返る。
(2009年12月24日 読売新聞)
5795
:
名無しさん
:2009/12/24(木) 20:32:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091224/CK2009122402000121.html
【群馬】
<取材メモから2009> 真夏の決戦 衆院選 自民に手痛い報い
2009年12月24日
群馬3区で初当選を果たし、支持者と抱き合って喜ぶ民主党の柿沼正明氏(中)=8月30日、太田市で
政権をかけた真夏の決戦。取材で最も気になったのは、民主党の看板公約「子ども手当」への自民党の批判の仕方だった。
子育て支援策として有効性や必要性は認めながら財源的に無理だという批判は、一理あると思った。事実、新政権は予算編成で苦しんでいる。
しかし、強く違和感を覚えたのは「国がお金を配り、子どもを生んでもらうのはいかがなものか」と、必要性自体を否定する姿勢が散見されたことだ。
ささいな問題と思われるかもしれない。ただ、私が重要だと思ったのは、こうした施策を望む人がいることへの認識が欠けていると感じたからだ。
また、選挙戦を通じて自民党陣営からよく聞いたのが「誰と戦っているか分からない」というぼやきだった。かつてない選挙運動を展開し、街角で会った有権者の反応は悪くない。それなのに、マスコミなどの世論調査は芳しくなく、途方に暮れている感じだった。
今振り返って思うのは、自民党が戦っていたのは民主党ではなかったのではないか、ということ。あまり目を向けてこなかった国民一人一人と戦っていたのではないか、ということだ。子育て支援策への姿勢にもそれが表れていたように思う。
八月三十日、民主党が圧勝し、政権交代が起きた。保守王国、自民王国と呼ばれた群馬でも、ベテラン候補が次々と落選し、“王国崩壊”となった。
新政権は今、公約を実現する難しさに直面している。過去の政権がしなかったことを公約に掲げた以上、越えなければならない壁だろう。
来年夏には参院選がある。民主党が公約に期待する国民にこたえられるか、対する自民党が国民との関係をどう築くのか、注視しているのは私だけでない。 (加藤益丈)
5796
:
名無しさん
:2009/12/24(木) 20:42:13
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20091224ddlk34040320000c.html
広島この一年:/7 衆院選 /広島
◇保守王国一変、民主に風 政権交代に関心集まる
政権交代の旋風が県内でも吹き荒れた−−。民主党の圧勝で鳩山政権が誕生した8月30日投開票の衆院選。岩盤とも称される厚い保守地盤に支えられた広島でも、政界の潮流が激変する結果となった。
衆院選前までは、七つある小選挙区のうち、6区の国民新、亀井静香氏を除く6選挙区を自民党が占めていた。ところが、今回、自民党が議席を守ったのは1区の岸田文雄氏のみ。残りは、新人2人を含む民主党が5議席を自民から奪還、国民新党が1議席を守った。
小選挙区の県内の投票率は、69・32%と、96年の小選挙区・比例代表並立制導入後では最高だった。政権交代が起きるかどうかに有権者の関心が集まり、郵政民営化の是非が大きな争点となった前回選(05年)の投票率を1ポイント近く上回った。
民主党は「政権交代」を前面に訴え、鳩山由紀夫代表や小沢一郎代表代行(当時)ら幹部が続々と来広した。選挙戦終盤でも、街頭演説や決起集会などで新人や前職議員らの応援に立ち、勢いを加速させた。これに対し、自民の候補者たちは、連立与党を組んでいた公明党との連携を強化。実績や「政権担当能力があるのは自分たちだ」などと訴えた。自民の前職らは、置かれた状況を「暴風雨」「土石流」などと例えた。それほど、有権者の「怒り」は強かった。
比例代表の中国ブロックでは、民主党の得票数が都市部だけでなく、江田島市、安芸太田町、大崎上島町、世羅町を除く19市町で自民の得票を上回り、「第一党」に返り咲いた。また、民主党とともに共産党も票を伸ばした一方で、与党を形成していた自民、公明の両党は大きく票を減らした。さらに、社民と国民新も「自民か民主か」の政権選択争いの影に埋没した。
民主党政権の誕生から約4カ月。来夏には、有権者が審判を下す参院選が控えている。
◇来夏は参院選、有権者の審判は
真夏の決戦となった衆院選。選挙戦最終日の8月29日、私が担当した選挙区で選挙活動を終えた民主と自民の公認候補者にそれぞれ選挙戦の感想を尋ねた。民主候補者が「熱い、熱い戦いだった」と話したのに対し、自民候補者は「憂うつな選挙戦だった」と振り返った。対照的だった。
果たして、民主が躍進し、強固な地盤を引き継いだはずの自民前職らが落選。官房長官や党幹事長など要職を歴任した中川秀直氏がかろうじて比例で復活するなど、県内政界の勢力図が大きく塗り変わった。多くの無党派層、さらに自民支持層が「一度は政権交代があってもいいのでは」と、民主候補に一票を投じた結果だろう。
毎日新聞社の最近の世論調査では、9月の発足直後に77%あった鳩山内閣支持率は、55%にまで下がった。鳩山政権の政策がぶれていることに、市民が不安を感じているのだろう。来年夏の参院選では民主政権への審判が下される。小手先の選挙対策ではなく、将来の日本の進路を示す論戦を望んでいる。【加藤小夜】
5797
:
名無しさん
:2009/12/24(木) 21:41:13
>>5787
埼玉6区が顕著なんだが、公明候補がいたところは
自民の足腰がものすごく弱るんだよね
5798
:
チバQ
:2009/12/25(金) 21:53:28
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20091225ddlk39040415000c.html
こうち2009:/下 衆院選&政権交代 /高知
◇変化への不安消えず
「今度は厳しい」「大変なことになりゆう」。衆院解散を目前にした7月中旬、7選を目指していた高知3区の山本有二氏(自民)は噴き出す汗をぬぐっていた。麦わら帽子姿で選挙区内を一軒ずつ歩き、支援者と握手を交わす。変わることのない選挙の原点。約20年間、議席を守ってきた意地を感じた一コマだった。
8月の衆院選。民主党への追い風に危機感を抱いた自民県連は、地道に支援者を回るどぶ板と、議員や支持団体などの組織の引き締めを徹底した。「これほど一枚岩になったことはない」(自民党県連幹部)戦いぶり。対立候補をそろえた民主、共産に加え、知名度抜群の前知事、橋本大二郎氏さえ、自民の牙城を崩せなかった。
地域経済が低迷し、公共事業に頼らざるを得ない高知で、自民候補は国の予算獲得などの実績を強調。ある建設業者は「(政権が)変わったら大変なことになる」とこぼした。加えて、惨敗した民主党県連も「変化に対する不安を解消することができなかった」と総括。県民は全国的な民主党圧勝の中でも、漂流した自公政権への不満を飲み込み、変化を望まなかったのだ。
しかし、その後誕生した鳩山政権では、矢継ぎ早の変化に地方は混乱した。「情報が出てこないので、県民への説明がつきませんよ」。10月上旬、ある県職員がため息をついた。麻生政権が実施した今年度補正予算の見直し。県は東京事務所を先頭に情報収集に力を入れたが、凍結対象事業や県への影響額などがなかなか伝わってこなかった。
結局、地域医療再生事業など当初予定から約94億円分の削減が県への影響とされ、独自の予算継ぎ足しなどで対応。越年せず11月補正には間に合ったが、依然として国と地方の間にある「壁」を感じた出来事だった。国が情報を握ったまま、地方が右往左往する。国と地方が対等な立場で情報や認識を共有しなければ、鳩山政権が進めようとする「地域主権」に影を落とすことにもなりかねない。
変わったもの、そうでないもの、双方が入り乱れた1年が過ぎようとしている。来年は参院選。県内では政党公認候補ら4人の顔ぶれが出そろうなど準備が本格化してきた。県民はどんな選択をするのだろう。【服部陽】
5799
:
チバQ
:2009/12/25(金) 21:57:15
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000912250005
09回顧(6) 民主圧勝その後
2009年12月25日
全国的に「民主圧勝」となった8月の総選挙を取材中、五所川原市内で印象的な光景に出くわした。リンゴ畑の一角に、民主現職の顔写真などが載ったポスター。農家が場所を提供したのだろう。県を代表する農産物のリンゴと、農家の所得補償を公約に掲げる民主。政権交代への農家の期待の大きさを感じ、自民王国青森にも「変化」が訪れる兆しと受け止めた。
だが、結果は全国的な流れとは異なり、4小選挙区のうち五所川原市を含む1区以外は自民に敗れた。比例票は民主の約33万9千に対し自民は約23万2千と、10万票以上の差をつけたにもかかわらず、だ。候補者個人への支持は、まだ自民に及ばなかった。
県議会でも、民主は自民の会派に比べて少数派。「国政は与党、県政は野党」。そんな位置付けの中、県内の民主党関係者は政権交代を背景に、自らの「存在感」を高めようと動き始めている。
今月3日、民主党県連の田名部定男幹事長ら4人が青山祐治副知事のもとを訪れた。鳩山政権は、自治体が官僚に直接陳情するのを認めず、県連や総支部を窓口にして党本部に取り次ぐ新ルールを設けた。そこで県連などは県や市町村の要望に優先順位を付けるため、「意見交換の場を設けよ」という要求を突きつけに行ったのだ。
意見交換会は18日後の21日にあった。だが、国の予算編成のスケジュールなどから、県連はこの日を待たずに37の要望項目を党本部に伝えた後というちぐはぐさだ。
会議中、所用で退席しようとした蝦名武副知事を山内崇県議が足止めし、「もう少し早くこういう機会を」と訴えた。「私どもは県政では必ずしも与党と言われているわけではない。どちらかというと、野党という言われ方をしているわけで……」と吐露しつつ、「要望の優先度には我々としても配慮していかなければならない部分がある」。民主をもっときちんと扱ってほしいというメッセージだ。
政権交代と新ルールの導入で、県連への陳情などは盛んになったという。だが、県連幹部は「県内の首長らの対応は変わっていない。自民の方ばかり向いている」とみる。
自民党の山内和夫・県連幹事長も「これまでもいろいろな職域から要望などを受け取っていたし、それは今も変わらない」と認める。そのうえで、「(民主党は)マニフェストで訴えたことですら変わってきている。要望しても最終的にそれがどうなるのか先が見えない」と批判する。
新ルールには、首長らも気がかりな点があるようだ。ある首長は民主党県連への陳情後、「どういう形で反映してくれるのか。不安はある」と答えた。民主党県連の幹部は「政権の座についていざ金庫を開けたら、金がなかったということ。財政事情が変われば、見直しは当然出てくる」と弁明するが、国民はどう評価するのか。
来夏の参院選に向け、04、07年の青森選挙区で2連敗を喫した自民党県連は今回、候補者を公募し、県内各地で街頭演説会を開いている。民主党県連は総支部に推薦者を上げてもらい、来年1月8日の常任幹事会で候補者を決めるという。候補者選びに関しては自民の方がオープンに見え、「攻め」の姿勢が目立つ。
国の来年度予算の編成も本格化している。民主、そして地元の県連はそれらの中でどのような存在感を示せるのか、真価が問われる。(大西史晃)
5800
:
とはずがたり
:2009/12/25(金) 23:39:57
>>5798
>対立候補をそろえた民主、共産に加え、知名度抜群の前知事、橋本大二郎氏さえ、自民の牙城を崩せなかった。
今回の衆院選の2大戦略ミスがこいつと長崎でしょうな〜。
5801
:
神奈川一区民
:2009/12/25(金) 23:45:57
>>5800
おっしゃる通り。長崎氏も橋本氏も、渡辺氏に誘われたのに
断ったんですよね。山内康一氏の判断はもっと評価されても
いいと思いますよ。
5802
:
とはずがたり
:2009/12/25(金) 23:54:12
特に東海と近畿の惨敗した小泉チルドレンどもは死んでも死にきれない程後悔して欲しい所です。
5803
:
神奈川一区民
:2009/12/26(土) 00:03:52
>>5802
おっしゃる通り(笑)。そこが小泉チルドレンが残念なところです。
政治センス、ゼロ。民主党の新人も小泉チルドレンのようにならない
ように。しっかり、勉強して欲しいです。
5804
:
とはずがたり
:2009/12/26(土) 00:13:01
一区民さんの嫌悪する(俺も或る程度批判的な)軍隊式の小沢学校も一応本気に,真剣に,それを心配しての事だとは思うんですけどね>小泉チルドレンのようにならないように
1回生は雑巾掛けみたいな下らない日本的上下関係で抑えつけるのはどうかと思いますが,まあ小沢式の選挙戦術を基礎として叩き込んで貰うのも,舞い上がって4年間無為に過ごすよりはマシかなとは思います。
徐々に仕分け人みたいな陽の当たる場所への登用もしてあげたいところです。
5805
:
名無しさん
:2009/12/26(土) 00:19:15
とはいうものの、他のブロックでは、3区中山より低い惜敗率で復活している人もいるし
復活できなかったのは、比例定数や他の選挙区の結果によるところもある
1区田村も、民主追い風とはいえ支持層を大二郎と争う中ではさすがに厳しかった
これで都会なら、共産がいても勝てたかもしれないが、高知では・・・
衆院議員不在は痛いが、そこまで悲観することもないというか
別に自民が強いというわけではない
もう少しいいタマをそろえれば、意外に勝機は早く来る、とも思う
5806
:
名無しさん
:2009/12/26(土) 12:24:28
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20091226ddlk19040219000c.html
09年:振り返って/下 /山梨
◇衆院選、民主が全選挙区制す 自民国会議員ゼロ−−8月
第45回衆院選が8月30日、投開票され、1区は小沢鋭仁氏、2区は新人の坂口岳洋氏、3区は後藤斎氏が当選。民主党が県内全選挙区を制した。自民党系候補が県内の衆院選挙区で議席を獲得できなかったのは初めてで、参院も含めて県内に同党所属国会議員はゼロとなった。
投票率は74・29%。96年の小選挙区制導入以来、最高だった前回05年の71・31%を上回り過去最高となった。
新政権では小沢氏が環境相に就任。県選出議員の入閣は97年の堀内光雄氏(通産相)以来となった。
◇県内初の裁判員裁判 「不安と戸惑いの3日間」−−10月
県内初の裁判員裁判が10月20日、甲府地裁で始まった。審理されたのは甲州市で6月に起きた殺人未遂事件。60歳の男性が無理心中を図り、同居の母を刺したとして起訴されていた。裁判員6人と補充裁判員2人が3日間の審理に参加した。
同地裁は10月22日、男性に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。記者会見した裁判員は「不安と戸惑いの3日間で、たくさん涙を流した」などと感想を語った。
その直後、同27日には韮崎市で6月に起きた強盗傷害事件で2例目の裁判員裁判が同地裁で開かれ、29日に懲役9年の実刑が言い渡された。
◇北杜初の名誉市民・平山郁夫さん死去−−12月
日本画の大家・平山郁夫さん(79)が12月2日、死去した。
平山さんは04年7月、義兄の別荘があった北杜市長坂町小荒間に「平山郁夫シルクロード美術館」を開館し、自身の作品のほか40年以上にわたって収集してきたシルクロード周辺諸国の美術品などを収蔵していた。同市は05年10月、地元の文化・教育・観光振興への貢献をたたえ、平山さんに初の名誉市民の称号を贈っている。
今年5月には自身が講師となって市内の小学生を対象に絵画教室を開催するなど、地域住民にも親しまれており、多くの市民から追悼の声が聞かれた。
==============
◇今年下半期の県内の主な出来事◇
(肩書、年齢はいずれも当時)
◆7月
1日 富士山山開き。残雪で12年ぶりに登頂できず。
8日 笛吹市の廃棄物運搬・処分会社がごみの中から大量の1万円札(165万5000円分)を発見。持ち主は現れず、同社は10月に全額を地元自治会などに寄付。
26日 夏の高校野球山梨大会で山梨学院大付が優勝。9年ぶり4回目の夏の甲子園出場を決める。
29日 韮崎市穴山町で、今年1月から行方不明になっていた男性の遺体が発見される。その後、元板金塗装業の男(47)が強盗殺人罪などで起訴された。
◆8月
14日 山梨学院大付、甲子園の初戦で県岐阜商に6−14で敗れる。
30日 衆院選。県内全3選挙区で民主党が勝利。
◆9月
16日 鳩山内閣発足。山梨1区選出の小沢鋭仁氏が環境相として入閣。
21日 富士河口湖町の民宿に侵入したとして、富士吉田署が男を住居侵入容疑で逮捕。就寝中の女性客に睡眠薬を飲ませてわいせつ行為をしたなどとして準強制わいせつ罪などで起訴され、現在公判中。
◆10月
7日 駐車場でのトラブルで傷害罪に問われた被告に、甲府地裁が無罪判決。
9日 笛吹市石和町松本の住宅で火災。兄妹4人が死亡。
22日 県内初の裁判員裁判で、母親を刺して殺人未遂罪に問われた長男(60)に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決。
◆11月
3日 都留市でスナック従業員の女性(49)が刺殺される。経営者の男(60)が殺人罪で起訴された。
8日 甲斐市のスナックで、経営者の女性(68)が刺殺される。客の男(61)が強盗殺人罪などで起訴された。
◆12月
2日 北社市の名誉市民でもある日本画の大家・平山郁夫さんが逝去。
5日 ヴァンフォーレ甲府が今季最終戦。J1昇格ならず。
5807
:
名無しさん
:2009/12/26(土) 13:24:49
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20091225ddlk39040415000c.html
こうち2009:/下 衆院選&政権交代 /高知
◇変化への不安消えず
「今度は厳しい」「大変なことになりゆう」。衆院解散を目前にした7月中旬、7選を目指していた高知3区の山本有二氏(自民)は噴き出す汗をぬぐっていた。麦わら帽子姿で選挙区内を一軒ずつ歩き、支援者と握手を交わす。変わることのない選挙の原点。約20年間、議席を守ってきた意地を感じた一コマだった。
8月の衆院選。民主党への追い風に危機感を抱いた自民県連は、地道に支援者を回るどぶ板と、議員や支持団体などの組織の引き締めを徹底した。「これほど一枚岩になったことはない」(自民党県連幹部)戦いぶり。対立候補をそろえた民主、共産に加え、知名度抜群の前知事、橋本大二郎氏さえ、自民の牙城を崩せなかった。
地域経済が低迷し、公共事業に頼らざるを得ない高知で、自民候補は国の予算獲得などの実績を強調。ある建設業者は「(政権が)変わったら大変なことになる」とこぼした。加えて、惨敗した民主党県連も「変化に対する不安を解消することができなかった」と総括。県民は全国的な民主党圧勝の中でも、漂流した自公政権への不満を飲み込み、変化を望まなかったのだ。
しかし、その後誕生した鳩山政権では、矢継ぎ早の変化に地方は混乱した。「情報が出てこないので、県民への説明がつきませんよ」。10月上旬、ある県職員がため息をついた。麻生政権が実施した今年度補正予算の見直し。県は東京事務所を先頭に情報収集に力を入れたが、凍結対象事業や県への影響額などがなかなか伝わってこなかった。
結局、地域医療再生事業など当初予定から約94億円分の削減が県への影響とされ、独自の予算継ぎ足しなどで対応。越年せず11月補正には間に合ったが、依然として国と地方の間にある「壁」を感じた出来事だった。国が情報を握ったまま、地方が右往左往する。国と地方が対等な立場で情報や認識を共有しなければ、鳩山政権が進めようとする「地域主権」に影を落とすことにもなりかねない。
変わったもの、そうでないもの、双方が入り乱れた1年が過ぎようとしている。来年は参院選。県内では政党公認候補ら4人の顔ぶれが出そろうなど準備が本格化してきた。県民はどんな選択をするのだろう。【服部陽】
5808
:
とはずがたり
:2009/12/26(土) 15:09:45
>>5805
前回も保守地盤で善戦した中山女史には此処は復活して欲しかった所でした。愛媛1区,高知1区辺りは惜しかったです。
5809
:
チバQ
:2009/12/26(土) 22:32:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20091226/CK2009122602000093.html
ちばニュース<2> 真価問われる“与党2年目” 民主党圧勝
2009年12月26日
候補者の当選を喜ぶ民主党県連の長浜博行代表(左)と河野俊紀幹事長(右)、連合千葉の黒川悟会長=8月30日深夜、千葉市で
「風が吹くどころじゃない。房総半島の地殻変動だよ、これは」。今年の流行語大賞「政権交代」が実現した八月三十日深夜から翌三十一日未明にかけ、千葉市内の民主党県連で衆院選の開票速報を伝えるテレビを見ながら、県連代表の長浜博行氏の声はいつになく熱を帯びた。
県内十三小選挙区の勝敗は、「小泉旋風」が吹き荒れた前回選の一勝十二敗から十一勝二敗へと大逆転した。大臣との接戦の末に敗れた二候補も比例復活を果たし、さらに比例単独で二人が当選。普段はひょうひょうとした語り口の長浜氏が、興奮を隠せないのも無理はなかった。
安倍−福田−麻生と一年ごとに首相が代わった自民党への逆風を、民主党は追い風として受けた。政治献金問題で小沢一郎氏が五月に党代表を辞任し、鳩山由紀夫氏が新代表に就任。衆院選で唯一のマイナス要因も消え、街頭で活動する民主党の候補者たちは「(有権者から)好意的な声しかかからなくなった」と口をそろえた。
代表代行に就任した小沢氏は選挙担当として、県内でも特定郵便局長会や農協などと接触し、旧来の自民支持勢力の取り込みや切り崩しに成功。高まる政権交代への期待を背景に、「自民王国」の房総半島郡部でも猛烈に追い上げた。
首長選でも、三月の知事選こそ推薦候補が敗れたものの、六月の千葉市長選では民主市議だった熊谷俊人氏が、現職市長としては全国最年少で当選。米国のオバマ大統領のように「若さ」や「変革」といったイメージで都市部の有権者を引き付けた。
順風満帆に思える民主党だが、県連は一気に衆院議員十五人を抱える“大所帯”に膨れ上がった反動に悩まされている。十一月の市川市長選では候補者の一本化に失敗し、民主系の三人が立候補を表明。県連の指導力不足を露呈した。
来夏の参院選では、県連の候補者公募に三十六人が応じ、既に面接も終えた。しかし、現職の広中和歌子氏の意向は確認できておらず、県連幹部が「公募は時間稼ぎ」と漏らす始末。候補者の決定は、すんなりといきそうにない。
衆院選翌日、長浜氏は「達成感よりプレッシャーの方が大きい。評価される対象になり、これからが大変」と話した。それでも、今年いっぱいは“初心者マーク”付きの政権与党という雰囲気だった。参院選を控える来年は、有権者のより厳しい視線にさらされることになる。 (小林孝一郎)
5810
:
チバQ
:2009/12/26(土) 22:33:06
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000912250003
09振り返って/衆院選
2009年12月26日
初めて小選挙区で勝利し、支持者らと万歳をして喜ぶ民主の川内氏(右)=8月30日、鹿児島市
8月30日夜。テレビの開票速報は、次々に全国の民主候補の「当選確実」を伝えた。流れるテロップを眺めながら、2005年の郵政選挙では自民候補の名前ばかりが流れていたことを思い出した。
全国的に自民には強い逆風が吹き荒れたが、集会や演説会の熱気は民主をはじめとする野党陣営とさほど変わらないように感じた。選挙取材は「自民王国・鹿児島」を肌で感じる日々だった。
小選挙区制導入以降、鹿児島で民主候補が自民を相手に勝ったことはない。当初は「今回もそうではないか」と思っていた。だが、取材を重ねていくうちに、これまでとは違う無党派層のうねりのようなものを感じた。
「マニフェストで子ども手当を出すと言っているから」「高速道路が無料化されると助かる」。百年に一度の大不況と言われた今年。県民が口にする新政権への注文はどれも生活と直結する切なるものだった。一向に上向かない停滞した経済状況に加え、選挙を経ずに首相をころころと入れ替えるなど、おごりが見えた自民党政権を打破してほしいという思いが見て取れた。
「自民の誰が首相になっても一緒。何も変わらない」「いっどどま、民主党に」。こんな声をたくさん聞いた。
あれから約4カ月。政権交代の余波は県内にも押し寄せている。公共工事の見直しで鹿児島市の二つの国道整備事業が「凍結候補」に挙がった。奄美市のおがみ山バイパス事業も着工延期になった。
「政権交代してから道路事業費の確保は危惧(き・ぐ)している」と鹿児島市の担当者。県内大手企業の幹部は「下りるはずだった補助金が凍結された」と口にした。また、天文館の飲食店主は景気が上向かないとぼやく。「相変わらず人が少ない。変わると思ったのに、何も変わらなかったよ」
1区で当選した民主の川内博史氏は「マニフェストで約束した政策を実現したい。その先頭に立つ」と約束した。雇用対策、農業振興、公共事業……。課題は山積みだ。
県民や国民の思いを背負って実現した政権交代。「国民との契約」であるマニフェストがどこまで守られるのか。県民生活にどんな影響を及ぼすのか。細かく取材し、日々伝えていかねばならない。
(三輪千尋)
5811
:
名無しさん
:2009/12/28(月) 21:25:12
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000912280007
現在位置:asahi.com> マイタウン> 佐賀> 記事
業界頼み「時代錯誤」 総選挙で民主躍進
2009年12月27日
当選を決め支持者とハイタッチする原口一博氏。新政権では総務相に就いた=8月30日、佐賀市神野東4丁目の事務所
当選を決め喜ぶ大串博志氏。新政権では財務政務官に就いた=同市久保田町の事務所
衆院選投開票日の8月30日夜、当選した民主党候補2人の事務所は沸き上がった。
原口一博氏(佐賀1区)は「私たちはこの手で歴史の扉を開いた。政権交代の船出です」と述べ、支持者とハイタッチ。大串博志氏(佐賀2区)は同級生に肩車され、「保守地盤の地域でみなさんと戦ってきた成果が表れた」と喜んだ。半月後、原口氏は総務相、大串氏は財務政務官に就任。2人は政権中枢のプレーヤーとして、今月25日に閣議決定された政府予算案づくりにも加わった。
「四面楚歌(しめんそか)の中、自民の王国を少しずつ崩し、ついに佐賀から大臣を出すところまで来た」。内閣が発足した9月中旬、園田泰郎・同党県連代表代行は感慨深げに語った。
元民社党県連委員長の園田氏は、新進党に合流後の15年間、原口氏と二人三脚で県内の「非自民勢力」結集に努めてきた。今回衆院選で自民による県内3選挙区独占を突き崩した。07年参院選で自民党の21連勝を阻んだ川崎稔氏(佐賀選挙区)も含め、県内選挙区選出の民主党国会議員は3人。一方、自民党は保利耕輔衆院議員(3区)、岩永浩美参院議員(佐賀選挙区)の2人(比例復活を除く)。民主は佐賀でも初めて「国政第一党」となった。
勢力交代は、比例区での得票でも明らかだ。民主党は最多の20万2683票(得票率40・63%)を集めてトップ。現行の小選挙区比例代表並立制が導入された96年以来4回連続で1位を守ってきた自民ですら、一度も得たことのない得票数だ。前回05年から3万4千票も減らし、得票率32%にとどまった自民との「王座交代」は際だった。
背景には自民支持層のほころびがある。正組合員6万人を擁する県内4農協の政治団体・県農政協議会は自民推薦を決めたが、約90ある支部から意見集約する過程で、少なくとも4支部は自民でまとまらなかった。「異論ゼロがあたりまえの農政協では『事件』。面従腹背の人はもっといたはず」(農協幹部)。
2区では、農協組合長自ら自民候補の選対本部長に就いてテコ入れしたが、朝日新聞社の世論調査では農林漁業者層の4割が「民主候補支持」と回答。神埼市の農家男性(48)は「私は独立した経営者。どの党がいいか自分で選ぶ。組織の押しつけなんて時代錯誤も甚だしい」と話す。
予算での見返りを期待し、業界団体が一致団結して「利益代表」の自民党候補に票を集めるという従来の「保守王国」の流儀では、今の閉塞(へい・そく)状況は打ち破れない――。そんな有権者の気分が、「政権交代期待層」の受け皿として台頭した民主を佐賀でも躍進させた、といえそうだ。
9月、自民県連の衆院選総括会議。地域支部長らから「政権の座にふんぞり返ってきた結果」「国民の思いと政策が乖離(かい・り)している」と厳しい意見が続出。県連は「再生委員会」を立ち上げ、改革を始めた。選挙プランナーを迎えて12月26日に開いた2度目の委員会。福岡資麿県連会長は30人の委員に呼びかけた。「民主政権がつまずいているのに、自民には求心力が出て来ない。どう選挙に強い組織にしていくか考えてほしい」
来夏には参院選が控える。民主が地歩を固めるか、自民が巻き返すか。ほかの各党は存在感を示せるか。民意をとらえる競争はもう始まっている。(市川雄輝)
◇
■衆院選・佐賀3小選挙区の得票
◇1区
[当] 96618 原口 一博50 民前〈社〉〈国〉
75475 福岡 資麿36 自前〈公〉
1568 木場 健35 諸新
◇2区
[当] 86098 大串 博志44 民前〈社〉
[比当]79243 今村 雅弘62 自前〈公〉
2119 牧原 正朗36 諸新
◇3区
[当] 93681 保利 耕輔74 自前〈公〉
30346 柳瀬 映二55 社新〈民〉
24529 広津 素子56 み前
10142 瀬戸 雄也30 共新
2233 橋山 穂波48 諸新
※投開票日(8月30日)現在の満年齢。四角囲みの政党は推薦。[比当]は比例区での当選
5812
:
チバQ
:2009/12/31(木) 15:16:58
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091231ddlk43070200000c.html
武者返し:’09年末ワイド どうなる自民党 /熊本
「おれの地元では負けてないと思うけど」。
衆院選の投票を4日後に控えた8月下旬、自民党の候補者が演説する横で、県連幹部の県議が快晴の青空とは対照的に顔を曇らせていた。何度も選挙をやってきた自分の足元でさえ、票が読めない。自民党がどれだけ支持を失っているかが見えないでいた。
そんな追い詰められたような不安は的中する。県内5小選挙区で「1勝4敗だ」と自嘲(じちょう)気味に予想する自民党有力者もいた中、3議席を守る底力を見せたものの、民主党や社民党の候補の比例復活当選を許し、「保守王国・熊本」でも地殻変動を実感させられた。全国的には総崩れとなり、政権が交代した。
その余波はまだ残っている。今、来夏の参院選熊本選挙区の候補者選考が進んでいるが、自民党に政権奪還に向かうような盛り上がりは今のところ感じられない。おそらく、予備選を実施するとはいえ、ほとんど結果が見えているからだろう。今は、解党するぐらいの気持ちで立て直しを図らなければ、野党根性が染み付いてしまうと思うのだが。
小選挙区制は、大きな流れができてしまうと、ある一つの政党が大勝する可能性の高い仕組みであることが良く分かった。政権交代が可能な制度だと。政権を取った民主党がいつ、かつての自民党のような硬直した政治に陥らないとも限らない。となると頑張るべきは、もう一方の巨党である自民党だ。
地方政界で依然として多数を握っていることに慢心せず、「敵失」を待つだけでなく、いつまでも「真夏の敗戦」を引きずることなく、次の政権交代を見据えてどれだけのダイナミズムを生み出せるか。来年の最大の見どころだ。
毎日新聞 2009年12月31日 地方版
5813
:
名無しさん
:2009/12/31(木) 15:26:50
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091231ddlk43070200000c.html
武者返し:’09年末ワイド どうなる自民党 /熊本
「おれの地元では負けてないと思うけど」。
衆院選の投票を4日後に控えた8月下旬、自民党の候補者が演説する横で、県連幹部の県議が快晴の青空とは対照的に顔を曇らせていた。何度も選挙をやってきた自分の足元でさえ、票が読めない。自民党がどれだけ支持を失っているかが見えないでいた。
そんな追い詰められたような不安は的中する。県内5小選挙区で「1勝4敗だ」と自嘲(じちょう)気味に予想する自民党有力者もいた中、3議席を守る底力を見せたものの、民主党や社民党の候補の比例復活当選を許し、「保守王国・熊本」でも地殻変動を実感させられた。全国的には総崩れとなり、政権が交代した。
その余波はまだ残っている。今、来夏の参院選熊本選挙区の候補者選考が進んでいるが、自民党に政権奪還に向かうような盛り上がりは今のところ感じられない。おそらく、予備選を実施するとはいえ、ほとんど結果が見えているからだろう。今は、解党するぐらいの気持ちで立て直しを図らなければ、野党根性が染み付いてしまうと思うのだが。
小選挙区制は、大きな流れができてしまうと、ある一つの政党が大勝する可能性の高い仕組みであることが良く分かった。政権交代が可能な制度だと。政権を取った民主党がいつ、かつての自民党のような硬直した政治に陥らないとも限らない。となると頑張るべきは、もう一方の巨党である自民党だ。
地方政界で依然として多数を握っていることに慢心せず、「敵失」を待つだけでなく、いつまでも「真夏の敗戦」を引きずることなく、次の政権交代を見据えてどれだけのダイナミズムを生み出せるか。来年の最大の見どころだ。
毎日新聞 2009年12月31日 地方版
5814
:
チバQ
:2010/01/14(木) 23:22:46
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100113ddlk02010057000c.html
県選管:昨夏衆院選、報告書公表 運動費用平均696万円 コンビニで節約も /青森
県選挙管理委員会は12日、政権交代をもたらした昨年8月の衆院選の選挙運動費用収支報告書を公表した。真夏の選挙で飲料代などがかさんだが、支出額に上限があるため、コンビニエンスストアで弁当を安くしたり、事務所費を節約するなどして切り詰めていた。しかし、政党支部などからの収入がない候補者は自己資金を充当せざるを得なく、組織的支援のない候補者の厳しい懐事情がうかがえる。【矢澤秀範】
公職選挙法は選挙運動費の支出に上限を設けており、衆院選は選挙区の有権者に15円をかけ、固定額1910万円を足した金額になっている。昨年の衆院選は、青森1区が2432万円▽2区2275万円▽3区2304万円▽4区2378万円だった。
報告書によると、支出額のトップは大島理森氏(自民)の1905万円で、木村太郎氏(自民)の1509万円、田名部匡代氏(民主)の1417万円と続いた。16候補者の平均は696万円で、計約2000万円が公費負担額だった。
いずれも大部分は人件費と事務所費に費やされ、1食の上限が1000円の弁当をコンビニで安く買う候補者が多かった。事務所費では、54万円で最少の吉俣洋氏(共産)が党県委員会に置いて浮かせるなどしていた。
真夏の選挙だったため、飲料代に加えて保冷剤やタオル、日よけのサンバイザーなどの購入に充てられたのも特徴。長期戦を戦い抜くため、のどあめや栄養ドリンクを買った候補者もいた。また、選挙区が広いため、ビジネスホテルを利用する候補者もいた。選挙カーの燃料代や選挙ポスター、演説会用の看板などは公費から支出された。
収入には、政党支部や団体、個人からの寄付のほか、候補者本人の自己資金も充てられた。横山北斗氏(民主)と中野渡詔子氏(同)を除く民主、自民の公認候補者は、500万円以上を「軍資金」として受け取り、他は自己資金を充てていた。自民党本部の公認が得られなかった津島淳氏は自己資金1000万円を投じており、無所属で国政選挙に出るハードルの高さをうかがわせた。
供託金は衆院選小選挙区で300万円、比例代表で600万円で、小選挙区は有効投票総数の10分の1の得票がなければ没収され、公費も適用されない。県内では昨年、7人が供託金没収となった。
今夏の参院選は、選挙区が全県1区となる。07年参院選では、1候補者の支出上限額が3918万円で、今夏も資金力が問われそうだ。
5815
:
チバQ
:2010/01/14(木) 23:23:22
==============
◇衆院選小選挙区候補者の収支◇
(単位・万円)
選挙区 候補者 収入 支出 支出内の公費負担額
1区 横山北斗 (民主) 501 650 205
津島淳 (無属)1414 1039 202
升田世喜男(無属) 669 878 209
渡辺英彦 (社民) 550 405 0
吉俣洋 (共産) 54 54 0
上田一博 (諸派) 518 201 0
2区 江渡聡徳 (自民) 700 526 248
中野渡詔子(民主) 706 860 185
熊谷ヒサ子(無属) 256 219 0
森光浄 (諸派) 513 199 0
3区 大島理森 (自民)2000 1905 245
田名部匡代(民主)1174 1417 244
中西修二 (諸派) 553 231 0
4区 木村太郎 (自民)1527 1509 248
津島恭一 (民主) 745 692 212
石田昭弘 (諸派) 589 286 0
※得票順、無属は無所属、敬称略
5816
:
チバQ
:2010/01/16(土) 16:47:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100116-OYT8T00088.htm
衆院選費用平均615万円
府内小選挙区候補者 前回選から大幅減少
府選管は15日、昨年8月の衆院選で府内19の小選挙区から出馬した候補者の選挙運動費用を公表した。1人当たりの平均は615万円と、2005年の前回選から217万円の大幅減となった。
公表したのは、選挙違反事件に絡んで関係書類を押収され、収支を報告できなかった3人を除く77人分。支出額の多い上位3人は、いずれも落選した1区の中馬弘毅氏(自民、2294万円)、6区の福島豊氏(公明、1990万円)、4区の中山泰秀氏(自民、1815万円)。当選者では、最も多いのが12区の樽床伸二氏(民主)の1398万円、少ないのは6区の村上史好氏(民主)の513万円。
平均支出額が下がった背景には、幸福実現党の候補者計18人(いずれも落選)の支出額が90万〜180万円程度と相対的に低かったほか、不況による収入減で各陣営が支出を抑えたことがあるとみられる。
(2010年1月16日 読売新聞)
5817
:
チバQ
:2010/01/16(土) 16:49:51
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100113ddlk29010486000c.html
収支報告:平均支出は560万円 昨年衆院選、各陣営−−県選管 /奈良
県選管は、昨年8月の衆院選に立候補した各候補者陣営の収支報告を発表した。全15陣営の平均支出額は法定選挙運動費の約4分の1に当たる約560万円だった。各陣営の支出は次の通り。(敬称略)
【1区=法定選挙運動費2354万6700円】馬淵澄夫(民主)372万4314円▽栗岡真由美(諸派)221万3968円▽森岡正宏(自民)1118万4706円▽井上良子(共産)211万7733円【2区=同2358万2600円】高市早苗(自民)1254万1192円▽西ふみ子(共産)145万4929円▽滝実(民主)640万7042円▽田中孝子(諸派)116万2878円【3区=同2347万5800円】豆田至功(共産)197万5026円▽吉川政重(民主)566万710円▽尾崎貴教(諸派)126万4406円▽奥野信亮1352万8348円【4区=同2314万8200円】田野瀬良太郎(自民)1259万9124円▽赤松明宏(諸派)124万4062円▽大西孝典(民主)696万156円
5818
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 21:59:37
政治変動<広島1区> 自民「かつてない激戦」 '09/8/5
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080502.html
30日投開票の衆院選の公示(18日)まで2週間と迫った。政権を懸けた4年ぶりの決戦を前に、前哨戦が熱を帯びる広島県内の7小選挙区の情勢と構図をみる。(衆院選取材班)
▽民主、無党派層を狙う
2005年の前回衆院選まで過去4度の小選挙区の戦いは、自民党前職の岸田氏が議席を守り抜き、他候補の比例代表中国ブロック(定数11)での復活当選も許さなかった。この4年で念願の入閣も果たした岸田氏だが、党に吹き付ける逆風に「かつてない激戦」と危機感を隠さない。
系列の自民党県議は「従来の支援者からでさえ『比例は自民に入れない』との声をたくさん聞いた」と話す。そんな状況を6期目を目指す岸田氏自身も肌身で感じている。「できるだけ多くの人に生の訴えを聞いてほしい」と初当選以来続ける街頭演説を増やした。地域の会合や行事もこまめに顔を出す。
追う民主党新人の菅川氏。昨年9月の第1次公認から漏れ、第3次で公認を得たのは今年2月。陣営幹部は「昨秋、選挙になっていたら相当厳しかっただろう」と打ち明ける。今春以降、小沢一郎代表代行や新党日本の田中康夫代表の来援も得ながら、後援会や連合広島傘下の労組の支援態勢を整えた。
政権交代を旗印に掲げる党を前面に出し、自転車で回ったり、商店街を練り歩いたりして無党派層への浸透を狙う。立候補表明が解散後だった前回の得票は岸田氏の55%。菅川氏は「まだ差は大きくは変わらない、と思っている。だが、風を取り込めれば逆転は可能だ」と意気込む。
二大政党に、党の消長を懸ける共産、社民両党が挑む。共産党新人の藤本氏は、労働者派遣法改正や後期高齢者医療制度の撤廃を掲げる。「自公政権の退場」を訴え、民主党との政策の違いも強調する。社民党新人の上村氏は、中国地方の小選挙区で唯一の同党公認候補。広島市中心部での街頭演説にこだわり、被爆地から護憲の訴えを強めている。
幸福実現党新人の山本氏は減税などの政策をPRする。無所属新人の中村氏は大学入試全廃を訴える。6人が立候補を予定するのは中国地方の小選挙区で最も多い。
5819
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 21:59:52
政治変動 <広島2区> 3度目対決、自民危機感 '09/8/6
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080601.html
▽民主、地域回りを徹底
「逆風ではない。暴風雨だ」。自民党前職の平口氏は3日夕、広島市佐伯区での集会で支援者約100人を前に、有権者から寄せられる党への厳しい声をこう言った。
集会の出席者からも「麻生降ろし」などでドタバタ劇を繰り返した党への不満が噴き出す。「謙虚に反省し、直すべきは直してご期待に応えたい」。平口氏は深く腰を折った。
危機感を募らせる平口氏は週末だけでなく、平日の昼間にも主婦や中高年の支援者を集めた集会を開く。毎朝のように、JR駅前や国道沿いに立ち、各地の行事に顔を出す。公示後には自転車での遊説も初めて計画するなど、「やれることは何でもする」(陣営幹部)との姿勢である。
平口氏と民主党比例前職松本氏との対決は2003年、05年に続く3度目となる。
03年は、自民党系が国土交通省OBの平口氏を含む3人立候補し、松下政経塾出身の松本氏が次点の平口氏に約2万票差をつけて初当選した。05年の「郵政選挙」では平口氏が、約1万7千票差で雪辱を果たし、初の議席を獲得した。松本氏は比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選した。
松本氏は前回、敗れはしたが、獲得票数を前々回に比べ3万票余り伸ばしていた。そして今回、「街頭での有権者の反応はさらによくなっている」と手応えを口にする。各駅前や大型商業施設近くでの街頭演説を重ねる以外は、地域を隅々まで巡る活動を徹底し、政権交代の必要性を訴え続けている。
「選挙は企業の営業活動に近い。新規の顧客を開拓しないと票は伸びない」と陣営幹部。佐伯区や西区の住宅密集地を中心に、無党派層への浸透拡大を図っている。一方で、国民新党の推薦を得たことで郵便局長たちでつくる政治団体が支援を決定。連合広島傘下の労組も活発に動くなど手堅い支援組織も持つ。
今回、共産党は比例代表重視の戦術から、2区への候補者擁立を見送った。前回は新人が約1万3千票を得た。同党が「自公政権を終わらせる」と掲げる中、両陣営とも「共産票」の多くが、民主党に流れるとの見方を示す。
幸福実現党新人の宮内氏は消費税の廃止などを訴えている。(衆院選取材班)
5820
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:00:26
>「選挙区北部の強化が鍵。北部だけで1万票を上積む」と陣営幹部。公示5カ月前に擁立が決まった前回、安芸高田市と山県郡2町で、河井氏と無所属で立候補した石橋良三自民党県議(61)の獲得票を合わせると約1万8千票差をつけられた。
>自民党支持が根強い北部で肩を並べれば、無党派層が多い広島市部でひっくり返すことができる、との戦略を描く。
まあ大体構想通りに戦えた感じか。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/shu-hiroshima00.html
#3-09
政治変動<広島3区> 民主「郵政」で北部強化 '09/8/8
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080803.html
▽自民、比例との結束図る
自民党比例前職の増原氏は3日、広島市安佐南区で開いた選対会議で、党への逆風を組織戦でかわす決意を示し「ひと声運動や推薦はがきが、非常に重要となってくる」と後援会幹部に念を押した。
2003年から自民党は3区で、小選挙区と比例代表中国ブロック(定数11)で候補者を選挙ごとに入れ替える「コスタリカ方式」を、増原氏と自民党前職の河井克行氏(46)の間で導入してきた。
党本部は昨秋、「組織の弱体化を招く」として同方式の廃止を打ち出したが、「今回限り」「2人の協力態勢構築」を条件に継続を認めた。
増原氏にとって6年ぶりの3区での戦い。「ポスターが古いまま」「高齢化で集会が開けない」。当初、支援者には不満や戸惑いもくすぶり、「一から出直すつもりで回った」と秘書は言う。
比例に回る河井氏との協力態勢づくりも課題だ。2人は過去2度3区で対決した経緯があり、しこりも残る。1996年は自民党の河井氏が新進党だった増原氏を破り、00年は無所属で立候補した増原氏が雪辱、自民党入りした。
3日に立ち上がった増原氏の選対本部で顧問に就任した河井氏。ここにきて、後援会会員に増原氏のビラを配り始めた。党への逆風の危機感から「結束」へとかじを切る。
前回に続く挑戦となる民主党新人の橋本氏。党のイメージを前面に出し「政権交代」を訴える。6月以降、鳩山由紀夫代表、前原誠司副代表たちが次々と3区入り。党の「重点区」と位置付けている。
「選挙区北部の強化が鍵。北部だけで1万票を上積む」と陣営幹部。公示5カ月前に擁立が決まった前回、安芸高田市と山県郡2町で、河井氏と無所属で立候補した石橋良三自民党県議(61)の獲得票を合わせると約1万8千票差をつけられた。
自民党支持が根強い北部で肩を並べれば、無党派層が多い広島市部でひっくり返すことができる、との戦略を描く。
国民新党の推薦を得たことで郵便局長たちの政治団体がバックアップに回る。郵政関係者の紹介でこれまで足場がなかった北部でもミニ集会を繰り返す。「今まで入れなかった地域で顔を見る」。増原氏の陣営は警戒を強める。
前回、争った社民、共産両党が候補者擁立を見送る「追い風」も吹く。「日に日に民主党への期待を感じる。ただ、風だけでは勝てない」と話す橋本氏は一方で、落選後の4年間、ひたすら地域を回ってきたと自負もにじませた。
幸福実現党新人の日高氏は、消費税廃止などの政策を訴える。(衆院選取材班)
5821
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:05:45
>自動車関連産業が集積する安芸区や安芸郡では、マツダ労組出身者が会長を務める連合広島のバックアップを受けている。
>中川氏と空本氏の接戦が予想される要因の一つが06年の東広島市長選。05年の衆院選で中川氏の選対幹部だった当時県議の蔵田義雄氏が立候補表明し、遅れて中川氏の次男も名乗りを上げた。結果は蔵田氏が圧勝。分裂した自民党支援者の一部は今回、空本氏支援を打ち出す。
>中選挙区時代の旧広島2区では、自民党支持者は候補者ごとに対立した。「今も遺恨を引きずる人はいる」と自民党系市議。中川氏が4月に家族への「世襲制限」を宣言したのは、地元では「しこり解消のけじめ」と受け止める向きが強い。
結果
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/shu-hiroshima00.html
#4-09
政治変動<広島4区> 市長選しこり 自民懸念 '09/8/9
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080902.html
▽民主、集会重ね手応え
10選を狙う自民党前職の中川氏に、民主党新人の空本氏が挑む。都市、農村部を併せ持つ選挙区は政策の争点が幅広く、支援の構図は、過去の市長選の恩讐(おんしゅう)が複雑に絡み合う。
中川氏は、県内で立候補を予定する自民党前職では最多当選。2005年の前回衆院選まで過去4回の小選挙区は、次点に約7万〜4万票差で圧勝した。だが、今回の情勢は「黄信号」と自ら分析し、危機感を抱く。
小泉、安倍政権では党の国対委員長や幹事長を務めたが、麻生太郎首相とは政策面などで対立を深めた。先頭に立った「麻生降ろし」は不発で、地元でも賛否が分かれた。
中川氏は、地元に張り付き、基盤固めを続ける。党内有数の政策通で、公務員の天下り禁止や社会保障の充実を主張。消費税増税には慎重な考えだ。「政治生命の総決算となる戦い。政策で選んでほしい」と訴え、民主党のマニフェスト(政権公約)の財源批判を展開する。
一方の空本氏。03年の衆院選から3度目の挑戦となる。日ごろから選挙区を車や自転車でくまなく回り、街頭演説やミニ集会を重ねてきた。「過去2回の選挙は相手の背中がまったく見えなかったが、ようやく見えてきた」と手応えを語る。
農村部では、農産物の生産と販売の差額赤字分を、国が農家に直接支払う「農業者戸別所得補償制度」をPR。自動車関連産業が集積する安芸区や安芸郡では、マツダ労組出身者が会長を務める連合広島のバックアップを受けている。
8日は民主党の岡田克也幹事長を招いて東広島市の事務所で決起集会を開いた。「政権交代を果たし、活力ある地域、日本を再構築する」と訴えた。
中川氏と空本氏の接戦が予想される要因の一つが06年の東広島市長選。05年の衆院選で中川氏の選対幹部だった当時県議の蔵田義雄氏が立候補表明し、遅れて中川氏の次男も名乗りを上げた。結果は蔵田氏が圧勝。分裂した自民党支援者の一部は今回、空本氏支援を打ち出す。
中選挙区時代の旧広島2区では、自民党支持者は候補者ごとに対立した。「今も遺恨を引きずる人はいる」と自民党系市議。中川氏が4月に家族への「世襲制限」を宣言したのは、地元では「しこり解消のけじめ」と受け止める向きが強い。
前回衆院選で約1万票を獲得した共産党は候補者擁立を見送る。幸福実現党新人の沖氏は街頭演説で知名度のアップを図っている。(衆院選取材班)
5822
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:08:00
政治変動<広島5区> 民主、島しょ部浸透に力 '09/8/10
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081001.html
▽自民、都市部で実績訴え
2004年の補選と05年の前回、接戦を演じた自民党前職の寺田氏と民主党比例前職の三谷氏が、激しく競り合う。補選は約7400票差、前回は約6200票差で寺田氏が制した。三谷氏は前回、比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選。今回は初の前職対決となる。
「私の場合はいつも厳しいが、今回は大変に大変に厳しい」。寺田氏は、街頭演説や国政報告会で今まで以上の危機感を口にする。
寺田氏は過去2回、故池田行彦元外相から地盤を引き継いだ竹原市や島しょ部で大きくリード。積み上げた「貯金」で、呉市中心部では優勢だった三谷氏をかわした。
今回は島しょ部などでの守りを固めつつ、市中心部での浸透拡大を図る構え。小、中規模の集会を重ね、防衛政務官を務めた実績や、元財務官僚の経験を生かして進めた基盤整備の成果を訴える。陣営幹部は、後援企業などが「今までになく組織固めに力を入れてくれている」と話す。
麻生自民党には「逆風」が吹く。寺田氏は総裁選での麻生氏の推薦人。応援団「結束の会」のメンバーでもあり、「最後まで支える」と経済対策も前面に出す。
三谷氏は、4年間こまめに地元を回り、新人のころは出席できなかった会合にも招かれ、あいさつするなど浸透をみせる。呉市出身の強みもあり小中高校の同窓生たちが、勝手連を組織して支援。連合広島傘下の労組も積極的に動く。
官僚主導の政治や天下りを批判する三谷氏は、党のマニフェスト(政権公約)の確実な実行を掲げる。6月以降、鳩山由紀夫代表、松下政経塾の後輩である前原誠司副代表、岡田克也幹事長が来援し、政権交代に向けた機運を盛り上げる。
島しょ部への浸透について、陣営幹部は「ポスターは前回の数倍張った。自民党の地盤が固い地域で、民主党を応援してもいいという雰囲気が芽生えてきた」。三谷氏も「前回までポスターやあいさつを断っていた人たちの対応が違う」と手応えを口にする。
共産党が候補者擁立を見送った。前回、同党新人が獲得した約7700票の行方も焦点の一つ。幸福実現党新人の塚本氏は国防力の強化などを訴える。(衆院選取材班)
5823
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:08:35
>>5818-5823
政治変動<広島6区> 構図一変「見えぬ対立軸」 '09/8/9
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080901.html
▽「ホリエモン旋風」から4年
郵政民営化が争点になった2005年の衆院選。広島6区には、元ライブドア社長の堀江貴文氏(36)が自民党の支援を受けて立候補し、国民新党の亀井静香氏(72)、民主党の佐藤公治氏(50)たちと激戦を演じた。あれから4年。堀江氏の姿はなく、佐藤氏が参院に転じた民主党は亀井氏支援に回る。「劇場型」として全国の注目を集めた前回とは一変した構図で、18日の公示を迎える。
「勝ち組」の象徴とされた東京・六本木ヒルズ。自宅があるマンションの一室でTシャツにジーンズ姿の堀江氏は当時を振り返った。「何かを変えてほしい。そういう期待をする人が支持してくれたんじゃないかな」
亀井、佐藤両氏らとの激戦は連日、メディアで取り上げられた。有権者の関心も高く、投票率は79・57%と03年時を10・45ポイントも上回った。
亀井氏に敗れはしたが、得票は8万4433票。多くの有権者が情報技術(IT)で急成長した若き「改革の旗手」に期待を寄せたのも事実だった。
尾道、三原市の瀬戸内沿岸から、三次、庄原市などの中国山地までを貫く広島6区。8日は、前回の衆院解散からちょうど4年。「ホリエモン旋風」は有権者の遠い記憶となった。
▽民・国連携 自民予定者は前職元支援者
堀江氏を下した国民新党前職の亀井氏は、今回は民主党と協力関係を取る。7月24日に尾道市であった事務所開きでは、長年争った佐藤氏が「政権交代を懸けた戦い。思いを託し、応援させていただきたい」と声を張り上げた。
自民党新人の小島敏文氏(58)は、25年間の広島県議の経験を前面に「地方目線」を強調する。ただ、地方政治家として長らく亀井氏を支援してきた。共産党新人の花岡多美世氏(52)、幸福実現党新人の胡本協子氏(58)も立候補を予定する。
一変した構図に有権者には戸惑いもある。尾道市の会社員男性(35)は「前回に比べ、明確な対立軸を見いだしにくい」と話す。
前回、堀江陣営に加わった6区の支援者の多くは今も口を固く閉ざす。「何かを変えてくれる」という高揚感は、堀江氏が旧証券取引法違反罪に問われる被告となったことで急速に冷めた。「話題づくりに踊らされたのかも」との自戒の声も漏れる。
「あの時は変革への期待があった。いまさら政権選択と言われても…」。堀江陣営のボランティアを取りまとめた府中市の介護福祉士女性(56)は、4年前の「祭り」をこう振り返り、続けた。
「この地域をどうしていくのか。変えてもらうのではなく、自分たちが変える選挙にしなくては」(田儀慶樹、松本恭治)
【写真説明】決起集会で支援者と気勢を上げる広島6区の立候補予定者(8日、三次市)
5824
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:09:20
>>5818-5824
民主「最後のチャンス」<広島7区> 自民、足元固め4選目指す '09/8/12
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081201.html
自民党前職の宮沢氏と、民主党比例前職の和田氏による事実上の一騎打ち。3度目の対決を前に、両陣営とも「接戦を制す」と激しくにらみ合う。
前々回は宮沢氏が約1万7千票差で辛勝し、和田氏は比例代表中国ブロック(定数11)で復活初当選。郵政民営化を最大の争点に、自民党に追い風が吹いた前回は宮沢氏がさらに票差を広げた。和田氏は2008年4月、衆院山口2区補選に立候補した当時の比例前職の自動失職に伴い、繰り上げ当選した。
「地域に応援団をお持ちの皆さんの力添えで、苦しい選挙を立て直したい」。宮沢氏は5日、福山市の事務所に集まった市議会の2会派の市議に深々と頭を下げた。「地をはうような戦いがいるんです」
宮沢氏の系列市議が多い明政会と、一定の距離を保つ水曜会。ともに12人の市議会最大勢力だが、前回は水曜会の一部市議が和田氏を応援した。足元を固めるため、宮沢氏が水曜会幹部と調整し、総勢24人となる2会派の市議の一本化を図った。
企業や7地域ごとに設けた後援会を軸にした大型選対で、4選を目指す宮沢氏。2会派の協調に「これまで以上に強力な布陣ができた」と話す。
5日夜は麻生太郎首相とJR福山駅前でマイクを握り、公示後も谷垣禎一元国土交通相が来援を予定する。景気対策や安全保障政策を前面に、おじの故宮沢喜一元首相から継いだ「宮沢王国」を守る構えだ。
対する和田氏は、今回を「最後の決戦」と位置付ける。民主党の公認基準では、小選挙区で3連敗した前・元職は原則、非公認となるためだ。「私にとっては最後のチャンス。党にとっては政権交代の最大のチャンス」。8日に市内で開いた決起大会で、和田氏は危機感と期待感を交錯させて支援を訴えた。
08年4月の繰り上げ当選後、週1、2回のペースで街頭演説を重ねる。地域の盆踊り大会で踊りの輪に加わり、祭りでみこしを担ぐなど「地域密着」をアピールしてきた。
住民主導のミニ集会に夫人を連れて出席する機会も増えた。集会を企画した男性(68)は「『政策を聞きたい』と連絡したら、すぐに来た」とフットワークの軽さを評価する。
5日には、市内であった国民新党の決起大会に出席した和田氏。6区前職の夫人とともに支援を要請した。中選挙区の旧広島3区時代から市内で息づく「反宮沢票」の取り込みにも懸命だ。
前回、約1万4千票を獲得した共産党は候補者擁立を見送る。幸福実現党新人の横山氏は消費税撤廃を訴える。(衆院選取材班)
5825
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とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:12:40
2・5・7区で前職対決 '09/8/19
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081902.html
県内7選挙区のうち、6区を除く6選挙区で自民党と民主党が直接対決する。2、5、7区では自民党前職と民主党の比例前職が事実上の一騎打ち。5区の2004年補選を含めると、3選挙区とも3回連続で同じ顔ぶれの対決で激戦は必至だ。
7区は、おじの元首相から継いだ「王国」の維持を掲げる自民党前職と、「最後のチャンス」と訴える民主党比例前職がしのぎを削る。
自民党前職は大型選対を組んで組織を固める一方、従来に増して細かく地域を歩き、支持拡大を図る。民主党比例前職も徹底して地域を回る一方、中選挙区の旧広島3区時代から残る6区の国民新党前職の支援者取り込みを進める。
5区では、中央とのパイプや実績を強調する自民党前職と、「政権交代」を前面に出す民主党比例前職が激しく競り合う。市街地の無党派層への支持拡大と、自民党支持層が厚い島など周辺部の攻防が激化しそうだ。
2区は、自民党前職が、比例中国で単独立候補した同党元職とセットで党支持層の掘り起こしに懸命。民主党比例前職は郵政関係者の支援を得て支持基盤を強化しつつ、地域をくまなく巡る。
4区は、10選を狙う自民党前職が、過去の東広島市長選のしこりなどを背景に、民主党新人の挑戦に危機感を強める。3区も自民党比例前職と民主党新人の事実上の一騎打ち。自民党支持が根強い山間部の攻防を焦点に混戦となりそうだ。
6区は、11選を目指し地盤固めに余念がない国民新党前職を自民、共産両党の新人が追う。1区は中国地方最多の6人が立つ。自民党前職に民主、共産、社民党などの5新人が挑む構図である。
1、6区以外で擁立を見送った共産党の票の行方も焦点の一つ。幸福実現党は全選挙区に新人を擁立した。(城戸収)
【写真説明】広島1区の立候補者の第一声に耳を傾ける支援者たち(広島市南区)
5826
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とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:13:25
自民候補推薦は7割弱 広島県内の36団体 '09/8/20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082004.html
▽自主投票への移行も
18日公示された衆院選で、広島県内の各業界の計36団体に候補者や政党への推薦状況を聞いた。小選挙区で7割弱がいずれかの自民党候補を推薦、比例代表は約6割が自民党を推薦した。民主党を推薦する団体は前回に続きゼロで、構図は大きく変わらなかった。ただ自民党推薦から自主投票に切り替えたり、推薦はしても実質的に会員の判断に任せたりする団体もみられた。
1〜7区のすべてか一部で自民党候補を推薦するのは、7割弱の25団体。27団体だった前回(40団体対象)と比べ、割合は同水準だった。比例代表も約6割に当たる22団体が自民党を推薦した。県パン工業協同組合は「給食での食育推進など、パンの消費拡大に理解がある」と説明する。
一方、県管工事業協会、県土地家屋調査士会、県針工業協同組合の3団体は、前回は自民党を推薦したが、今回は自主投票に切り替えた。同様の動きは前回、2団体であった。県管工事業協会は「景気が悪く仕事が減少しており、自民への推薦は会員の理解を得にくい」という。
民主今回もゼロ
「政権選択選挙」と言われる中で、民主党を推薦する団体は前回に続き、選挙区、比例代表ともゼロだった。「民主党から推薦要請が届けば検討はしたが、要請が来ていない」とする団体もあった。自民党を推薦したものの「会員には民主党支持の声もあり、実質的に個々の判断に任せている」との声も聞かれた。
どの候補、政党とも推薦しないのは約3割の11団体で、前回の12団体とほぼ同水準だった。県銀行協会や日本チェーンストア協会中国支部など8団体は「顧客層が広く、特定の政党や候補を支援できない」などとして、前回と同じ対応を決めた。
対応割れた6区
対応が割れたのは6区。自民党推薦は10団体で、1人を選ぶ小選挙区にもかかわらず、6団体が自民党と国民新党の候補2人を同時に推薦した。国民新党推薦も4団体あった。
自民党と国民新党を推した県漁協連合会は「両者とも漁業振興に理解があり、苦渋の選択をした」と説明する。推薦をしない団体でも「双方から依頼が来たが、各社で支持が異なるため自主投票にした」との声もあった。
比例代表では15団体が自民を推薦、4団体が自民と公明を推薦した。さらに2団体が自民と国民新党、1団体が自民、公明、国民新党を推薦している。
5827
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:14:35
「1日遅れ」選挙戦突入 6区の県北部、候補者続々 '09/8/20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082005.html
衆院選広島6区の北部地域である三次市や庄原市などで19日、選挙カーからの訴えが響き始めた。国民新党前職の亀井静香氏(72)の強固な地盤なことや、尾道市などの沿岸部に人口が集中している影響で、候補者たちは「公示から1日遅れ」の県北入りとなった。
「難しい場所なのは重々承知。あえてご支援をお願いします」。自民党新人の小島敏文氏(58)は選挙カーからの呼び掛けを中心に、県北を駆け抜けた。陣営は「亀井氏の地盤なので知名度はいまひとつ。地道に訴える」と話す。
亀井氏は昼前、県北入りし、街頭演説や三次市での集会に臨んだ。自民党系市議や民主党の支持者も集う。20日も県北を回るが、その後は留守部隊に任せ、国民新党の候補者の応援に全国を巡る。陣営は「楽観ムードが出てはならない」と引き締めを図る。
共産党新人の花岡多美世氏(52)は20日、幸福実現党新人の胡本協子氏(58)は23日にそれぞれ県北入りする。(梨本晶夫、桜井邦彦)
【写真説明】ドライバーと握手し、支持を訴える広島6区の候補者(三次市内)
5828
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:15:03
民主・国民新、連携強める 6・7区、対自民の構図鮮明 '09/8/20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082006.html
衆院選で広島6区の国民新党前職の亀井静香氏(72)が、7区の民主党比例前職の和田隆志氏(46)への支援を強めている。民主党と国民新党が選挙協力した2007年の参院選以降も亀井、和田両氏の連携は表面化していなかったが、政権を懸けた決戦が「与野党対決」の構図を浮き彫りにした。
「民主党と政策は大方合っている。協力して新風を起こそう」。18日夜、福山市新市町の公会堂であった国民新党新市支部の出陣式。亀井氏はそう和田氏に語りかけ、出席した約100人の前でがっちりと握手を交わした。
国民新党の推薦を受ける和田氏が戦うのは、故宮沢喜一元首相のおいで、4選を目指す自民党前職の宮沢洋一氏(59)だ。与党の枠組みで公明党の推薦を受ける。
亀井氏にとって福山市は今は隣の7区。だが、自民党の衆院議員だった中選挙区時代の名残で市北部を中心に支援者は多い。出陣式は比例代表中国ブロックで党の票を獲得するためだが、和田氏にとっても民主、国民新の両党の協力関係をテコに、7区に「1万以上」との見方がある亀井氏の支持票を取り込む狙いがにじむ。「私は亀井党」。和田氏はそうアピールもする。
一方、7区の議席維持をかける宮沢氏。「こちらは、こちらの選挙をやるだけ」。19日に市内のスーパー前で街頭演説を終えた後、亀井、和田両氏の連携について淡々と話した。陣営は「かつて自民党に所属していた亀井、宮沢両氏の支持層は重なる部分も多い。いかにつなぎ留めるかがが鍵になる」と警戒する。
亀井氏と、宮沢氏のおじの故喜一元首相は小選挙区へ移行時に6、7区でのすみ分けを約束した。以降、元首相の地盤を引き継いだ宮沢氏の時代になっても宮沢、亀井両後援会はそれぞれの区で一部融合している。こうした事情もあり、亀井、和田両氏の連携は進んでこなかった。
事態が変わったのは4月。かつて喜一元首相の秘書を務めた自民党新人の小島敏文氏(58)が6区からの立候補を表明。同時期に民主党も亀井氏推薦を決めた。「小島氏と戦う6区の構図が固まったことで和田氏を応援する口実が整った」と亀井陣営の幹部は明かす。
宮沢氏と和田氏の事実上の一騎打ちとなっている選挙戦。7区に今も少なくない「亀井党」の支持者をどうたぐり寄せるか、両陣営の綱引きは激しさを増している。(与倉康広)
5829
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:16:08
>>5828
> 亀井氏と、宮沢氏のおじの故喜一元首相は小選挙区へ移行時に6、7区でのすみ分けを約束した。以降、元首相の地盤を引き継いだ宮沢氏の時代になっても宮沢、亀井両後援会はそれぞれの区で一部融合している。こうした事情もあり、亀井、和田両氏の連携は進んでこなかった。
> 事態が変わったのは4月。かつて喜一元首相の秘書を務めた自民党新人の小島敏文氏(58)が6区からの立候補を表明。同時期に民主党も亀井氏推薦を決めた。「小島氏と戦う6区の構図が固まったことで和田氏を応援する口実が整った」と亀井陣営の幹部は明かす。
5830
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:22:51
>平口と松本は期せずして19日、海を渡り江田島市に入った。父の出身地で親類も多い平口の「牙城」だ。
江田島でのみ平口は勝利
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/shu-hiroshima00.html
#2-09
焦点区を歩く<広島2区> 朝立ち場所取りも激戦 '09/8/20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082007.html
▽1勝1敗 前職が対決
激戦は「朝立ち」の場所取りから始まる。
公示から一夜明けた19日午前6時半。広島2区の自民党前職平口洋(61)は、広島市西区の国道2号交差点に立った。車で通勤する会社員たちに約2時間手を振った後、選挙カーに乗り込んだ。
民主党比例前職の松本大輔(38)も平口と同じ場所に立つはずだった。だが、平口が先に陣取る。別の場所に移らざるを得なかった。「お互い必死。週末以外は毎朝6時半から街頭に出る。バッティングも起こる」と松本は言う。
6年前から続く
2人の「朝立ち」は2003年の衆院選前から続く。この時は無所属の会だった平口を含む自民党系の3人が立候補する中、民主党の松本が初当選。「小泉旋風」が吹き荒れた05年の前回は、平口が約1万7千票差をつけて雪辱し、初の議席を獲得した。松本は比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選した。
この4年間、2人とも「常在戦場」と国会会期中もほぼ毎週末選挙区に戻った。上京する月曜の朝は国道沿いや駅前に立ち続けた。1勝1敗。前職同士で迎える今回の勝敗は政権の行方も左右する。
18日、西区の事務所前であった平口の出陣式。自民党県議や市議約20人が並び、大竹、廿日市、江田島市の市長、推薦する公明党県議も駆け付けた。03年に対決し、今回は票の上積みのため比例中国に立った自民党元職の姿もあった。万全の支援態勢だが、平口は「大変厳しい。暴風雨の中での船出」と危機感を隠さない。
7月21日の衆院解散以降、ミニ集会は約30回を数えた。支援者からは麻生太郎首相の失言や「麻生降ろし」と呼ばれた党内の対立への批判が噴き出した。そのたびに「反省すべきは反省する」と理解を求めた。党への逆風をかわそうと、自転車での遊説を始めた。「やれることは何でもやる」と言い切る。
相手の「牙城」へ
平口と松本は期せずして19日、海を渡り江田島市に入った。父の出身地で親類も多い平口の「牙城」だ。
前回は投票総数約1万1千票の同市で、松本は約5千票差をつけられた。以来、島内をこまめに歩き「ポスターもだいぶ張れるようになった」と手応えを感じ取る。有権者が多い西区や佐伯区を「主戦場」としながら、国民新党の推薦で郵便局長たちの政治団体の支援を得て、山間部や島しょ部にも食い込む。
公示日の18日、西区のJR西広島駅前で行った松本の第一声。「この4年間、待ちに待った。歴史をつくる夏。語り継がれる選挙にしよう」。戦後初の8月投開票の衆院選に、自分の勝ち越しを重ね合わせた。
前回新人が約1万3千票を得た共産党は候補者擁立を見送った。「共産票」の多くは、民主党に流れる公算が大きい。幸福実現党新人の宮内香織(45)は教育改革などを訴える。=敬称略(永山啓一)
5831
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:31:37
>>5826
>広島県内の各業界の計36団体に候補者や政党への推薦状況を聞いた。小選挙区で7割弱がいずれかの自民党候補を推薦、比例代表は約6割が自民党を推薦した。民主党を推薦する団体は前回に続きゼロで、構図は大きく変わらなかった。ただ自民党推薦から自主投票に切り替えたり、推薦はしても実質的に会員の判断に任せたりする団体もみられた。
1〜7区のすべてか一部で自民党候補を推薦するのは、7割弱の25団体。27団体だった前回(40団体対象)と比べ、割合は同水準だった。比例代表も約6割に当たる22団体が自民党を推薦した。
県パン工業協同組合…自民
県管工事業協会、県土地家屋調査士会、県針工業協同組合の3団体…前回は自民党推薦→今回は自主投票(同様の動きは前回、2団体であった)
どの候補、政党とも推薦しない…約3割の11団体(前回12団体) 県銀行協会・日本チェーンストア協会中国支部など8団体は前回と同じ対応を決めた。
対応が割れたのは6区…自民党推薦は10団体で、6団体が自民党と国民新党の候補2人を同時に推薦した(県漁協連合会など)。国民新党推薦も4団体あった。
。
比例代表…
15団体が自民を推薦
4団体が自民と公明を推薦
2団体が自民と国民新党
1団体が自民、公明、国民新党を推薦
11団体…自主投票
3団体…??
5832
:
とはずがたり
:2010/01/16(土) 22:42:37
焦点区を歩く<広島4区> 地域はう自民元幹事長 '09/8/22
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082206.html
▽3度目に迫る民主新人
公示翌日の19日。広島4区の自民党前職の中川秀直(65)は、東広島市の住宅団地を選挙カーで巡った。助手席窓から身を乗り出し、支持者を見つけると手を握った。その合間、腰に手を当て顔をしかめる。
「疲れが腰に出るタイプ」と秘書が明かす。解散後だけでも、200カ所以上で演説を重ねた。体重は3キロ減った。「初心に戻って戦う」と中川。当選9回、党幹事長まで務めたベテランが、地域をはうように回る。
息子と腹心争う
浮上のきっかけがなかなかつかめない今の党勢。もう一つ、中川が危機感を強めるわけがある。2006年4月の東広島市長選。衆院議員を8期務めた義父俊思(故人)の代から60年来の地盤で息子と自らの腹心が争った。
先に立候補表明をしたのは、05年衆院選で中川の選対幹部を務めた当時県議の蔵田義雄(57)。その5日後、中川の次男(39)も名乗りを上げる。自民党が分裂した選挙は、蔵田が圧勝した。「オヤジと息子で権力を独占するのか、との批判が市民の中にもあった」。中川自らそう認める。
市長選から3年4カ月。今回衆院選で「蔵田シンパ」を中心に自民党支持者の一部が、民主党新人の空本誠喜(45)の応援へと動いた。21人の自民党市議団も少なくとも数人が離反したとみられる。市長選の「しこり」に加え、中選挙区時代に根強くあった党支持者間の対立も引きずる。
40年支持に決別
19日夜、東広島市高屋町であった空本の個人演説会。地元の市議が応援弁士に立った。「中川さんに対抗する」。四十数年支持してきた自民党への決別宣言だった。蔵田もマイクを握る。郵政民営化や「麻生降ろし」などに疑問を示し「みなさんの熱気を衆院選にぶつけてほしい」と結んだ。
最後に登壇した空本は「年金や医療、介護、農業などすべての政策や制度が崩壊しようとしている」と自民党政治を批判し、政権交代を訴えた。
中川の元腹心である蔵田自身、衆院選へのスタンスを「平等、中立」と言う。公示日の18日は両陣営の出陣式でそれぞれ激励のあいさつをした。中川の個人演説会にも近く出席する予定だ。
中川は過去2回、空本を退けた。03年は約3万6千票差、05年も約4万2千票差。有権者の半数近い14万1千人を抱える東広島市で大きく勝ち越してきた。
その「本丸」で響く不協和音を一掃しようと、中川は「世襲制限」を宣言し、今回の選挙に臨んだ。対する空本陣営は「市長選があったからこそ、今回の接戦になった。攻勢をかける」。21日、空本は午前7時から東広島市のJR八本松駅前に立った。
「東広島決戦」―。広島4区はその様相を一層強めながら、選挙戦中盤に入る。
幸福実現党新人の沖ゆり(54)は、憲法改正などを訴える。=敬称略(下久保聖司、境信重)
5833
:
とはずがたり
:2010/01/28(木) 01:20:50
>>4061-4069
の続き行きます。
政権選択の夏
(11)民・社に不協和音
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090820_01.htm
「民主党の子ども手当2・6万円は、はっきり言ってバラマキ政策だ。連立政権を組んだらバラマキ政策を(改めて)、子どもたちの居場所作りの政策に変える」
社民党の阿部知子は19日朝、神奈川県のJR藤沢駅前でマイクを握り、江ノ電からJRに乗り換える通勤客らに訴えた。党の政審会長として「民主党にもの申す」自らの存在感をアピールしたものだ。
阿部の「敵」は、自公政権だけではない。政権交代が実現すれば、連立を組むことになる民主党の中塚一宏とも火花を散らしている。民主・社民両党の選挙区調整が失敗に終わったためだ。
2005年の前回衆院選で、阿部は3期連続の比例復活当選を果たした。中塚は重複した比例でも復活できず、落選。ただ、阿部の2倍の票を獲得した。
今回の衆院選に向け、民主、社民両党は、中塚と阿部の対決を解消しようと調整を進めた。「阿部を神奈川1区か同4区にくら替えさせ、12区は中塚で」との案も浮上したが、12区で戦い続けてきた阿部は反発し、くら替え案をけった。
「私は現職(前議員)。向こうは、票は多いとはいえ、落選中の身。くら替えするなら、落選した人がするべきだ」
12区にこだわる阿部も、勝算が見込めているわけではない。
阿部を支持する旧社会党時代からの党員は高齢化が進み、頼みとしてきた労組票も民主党へ流れた。07年参院選の神奈川選挙区で、社民党候補の得票は04年の時より半減し、供託金没収の憂き目にあった。党組織の弱体化は著しい。
民主党と社民党が争うのは全国で15選挙区ある。このうち、阿部と国会対策委員長の日森文尋(埼玉13区)の2人は、前議員として民主党候補と戦う。
「政権交代は必要だが、民主党と近づきすぎると、大波にのまれる」(阿部陣営)。阿部が直面するジレンマは、社民党が抱える本質的な問題でもある。
これに対し、民主の中塚は、阿部よりも、自民党の桜井郁三との対決に重点を置く。19日午前、寒川町での出陣式では「一部の人に金と権力が集中しており、これが長期政権の弊害だ。政権交代が起これば日本の歴史に新しい一ページを加えることができる」と力説。政権交代の機運を高め、党への追い風を一身に集めたい考えだ。
矛先を向けられた桜井は「政権交代は手段であって、目的ではない。民主党は目的があやふやだ」と切り返す。
◇
じっとり汗ばむ暑さとなった公示日の18日朝。社民党元県議の米山昇は新潟市での第一声で「長期政権の膿を出す大手術だ。(新政権では)民主党の暴走を食い止めるチェック機能を果たさせてほしい」と訴え、民主党との連立政権に意欲を示した。
だが、その一方で7日の街頭演説では「民主党代表は死んだ人から金をもらっている」と民主党代表の鳩山由紀夫を痛烈に批判してもいた。民主党候補、鷲尾英一郎への敵対意識からだ。
前回衆院選で米山は鷲尾を支援した。鷲尾は小選挙区で敗れたが、比例選で復活当選した。今回、共闘が崩れた理由として、米山側は鷲尾の「協定違反」を挙げる。
協定とは2001年12月に民主、社民両党県連が交わした政策協議合意事項のことだ。脱原発や護憲など12項目からなり「前回も協定踏襲が口頭で確認された」(社民党県連)。ところが、鷲尾は原発容認や保守的な歴史認識を唱え、社民党側の神経を逆なでした。選挙区内には東京電力柏崎刈羽原子力発電所が存在する。社民党の柏崎市議は「事務所のくい1本から面倒を見たのに」と鷲尾への不満を隠さない。
民主党県連は「前回は正式な協定ではなかった」と反論。鷲尾も「前回は社民党の協力で当選したとの認識を持っていない」と切り捨てる。新潟県での社民党組織の地盤沈下が民主党側の強気につながっているとの指摘も多い。
自民党の近藤基彦側は、「反自民票」の分裂に期待を隠さない。陣営幹部はこう本音を漏らす。
「鷲尾の票を食ってくれるよう、米山を陰ながら応援しているよ」(敬称略)
(2009年8月20日 読売新聞)
5834
:
とはずがたり
:2010/01/28(木) 01:21:24
政権選択の夏
トップ
(12)都心の新住民 動向は
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090821_01.htm
20日昼。財務・金融相の自民党の与謝野馨は東京都新宿区の選挙事務所で、急きょ記者会見を開いた。18日の出陣式でしゃがみ込んだりしたことで、3年前に咽頭(いんとう)がんを患った記憶が周囲によみがえったためだ。
与謝野は顔色も良く、「朝ご飯の食べ方が少なく、水もあまり飲まなかった。自分の不注意」と説明。「何ともない。本当に限界までやろうと思う」と“健在”をアピールした。
東京1区は、与謝野と民主党の元政調会長・海江田万里が議席を争ってきた。これまで2勝2敗の五分。今回もがっぷり四つの戦いだ。
接戦となる要因の一つは、首都の「新住民」が票の流れを左右し、その動向が読みにくいことだ。国政の中心、繁華街といったイメージが強い1区も、都心回帰傾向でマンション建設が続き、人口が増えている。1区住民の約7割がマンション住まい、との見方もある。「高層マンションはオートロック。チラシを投げ込めば管理人に怒られる。そもそも昼間は不在だ」。与謝野陣営幹部はぼやく。
与謝野は19日夜、千代田区で開かれた演説会で活動を本格的に再開。珍しく外交政策に触れ、「昭和の初め、日本は(米国と)外交上の冒険、火遊びを続け、バッと広がって戦争になった。(日米関係の)どこをどう変えるかをちゃんとおっしゃらないと、また冒険主義に陥る」と、民主党を厳しく批判した。
陣営の懸念は、民主党が大勝した7月の都議選の余波だ。千代田区では、都議6期を務めた自民党都連幹事長の内田茂が、民主党新人によもやの敗北を喫した。
むろん、与謝野には、今回の選挙では公明党の選挙協力の援軍が加わる。都議選の自民、公明両党得票数を東京1区当たりで換算すると9万1065票となり、民主党の8万7150票を、実は上回る。
それでも与謝野は、地区別に神社や区民館で会合を重ねるなど、地道な組織固めに徹する。無党派層を取り込もうと、「ツイッター」と呼ばれるインターネットの投稿・閲覧サイトと、ホームページでの動画を活用。ツイッターには「PC好きの与謝野。実は事務所のパソコンも本人の自作!」といったくだけた紹介が並ぶ。
一方、海江田は18日夜、大勢の利用客らが集うJR四ツ谷駅前を出陣式の場所に選び、代表の鳩山由紀夫を招いた。鳩山は「与謝野財務相の胸を借り、四つ相撲で海江田さんが勝利することが政権交代を果たす唯一の道だ」と支持を訴えた。
2005年の衆院選で落選後、海江田は街頭演説を重ねた。昨年秋以降だけで約1800か所に達した。「車が入り込めず、一度も足を踏み入れたことのない所までくまなく1区全域を回った」と振り返る。
だが、新住民の動向を読み切れないのは、海江田も同じだ。千代田区などは他地域からの通勤者らで「昼間人口」が多く、有権者を探し出すのすら難しい。
6日午前8時、海江田は約1時間、新宿区の地下鉄・東新宿駅近くに立った。駅から出てくる人には目もくれず、駅に向かう通勤客らに「おはようございます。一生懸命やります」とひたすらビラを配った。
有権者に届いたのかどうか。終了後、記者団に手応えを聞かれると、海江田は「ビラを渡した人の中で、『有権者率』は4割ぐらいかな。難しい」と苦笑いした。(敬称略)
(2009年8月21日 読売新聞)
5835
:
とはずがたり
:2010/01/28(木) 01:24:15
数日前には鳩が(小沢氏とは)一蓮托生ではないといってたけどw
政権選択の夏
(13)公明 自民と一蓮托生
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090822_01.htm
「自民党から学んだことは『責任』の2文字だ」
公明党代表の太田昭宏は衆院選公示日の18日、東京都北区のJR赤羽駅東口での演説会で、麻生首相を前に自民党を持ち上げた。
麻生もマイクを握ると、「定額給付金、ぼろくそ言われましたよ。しかしやらせていただくと、えらい評判がよくなった」と“麻生節”で応じた。
両党が連立して10年。内閣支持率低迷が続く麻生とそろい踏みする太田を関係者は「もはや自民党と一蓮托生(いちれんたくしょう)だ」との思いで見つめた。
実際、太田陣営は自民党票を期待する。前回衆院選では八代英太・元郵政相が自民党を離れ、無所属で立つなど、過去2回とも苦戦だった。代表として初めて臨む今回は八代が新党大地から北海道比例選で出ることもあり、自民党は北区、足立区議らが14日に初めて選挙対策本部を設け、太田支援でほぼ一本化された。太田は10日、北区の自民党支持者との会合で「推薦をいただき、負けるわけにはいかない」と力を込めた。
比例選との重複立候補を見送ったのも「組織が緩む」との判断からだ。他地域の公明党の小選挙区候補も重複立候補はしていない。それでも、先の東京都議選で吹き荒れた自民党への逆風は公明党にも襲いかかる。読売新聞社の衆院選序盤調査では同党の小選挙区候補が苦戦していることが浮き彫りになったが、同党を支える創価学会員は各地で比例ブロック票の積み上げに懸命で、「東京はオール東京で引き締めるしかない」(地方の創価学会関係者)。代表といえども援軍を期待しにくい。
一方、民主党の青木愛は小沢代表代行を政治の師と仰ぐ「小沢チルドレン」の一人だ。当初は小沢自身が太田に挑む案もあったが、小沢は公示直前、現職参院議員だった青木をくら替え出馬させた。
約3分間の街頭演説を1日約50か所こなし、出遅れの取り戻しに懸命だ。小沢の秘書が街宣車の後ろに乗用車でぴたりと付き、ワイヤレスマイクで指示するなど、青木の戦い方を組み立てる。
公示前には青木が誰もいない駐車場に向かって「政権交代」を訴える場面もあった。公示日には輿石東参院議員会長が北区のJR王子駅前での演説で「太田さんの背中が大きく見えてきた」と激励。公示日がくしくも青木の誕生日だと輿石が紹介すると、青木は涙ぐんだ。輿石は「目立ちたがり屋でなく、切れ味ある演説もないが、堅実だ。それを売り込めばいい」と、青木のキャラクターを浸透させることが有効と見ている。
◇
党幹事長や国土交通相を歴任した冬柴鉄三は、衆院選直前に突然出馬表明した新党日本代表の田中康夫への怒りが収まらない。
「私は家財道具もすべて売り払い、後へ戻ることが出来ないようにして尼崎に来た」
冬柴は7日夜、兵庫県尼崎市での講演会で、大阪府から移り住み、過去7回の衆院選ですべて当選した自負をあらわにした。返す刀で「田中さんは住民登録しないと選挙権は与えられない。自分の名前すら書けない人が市民に『私の名前を書いて』とは、党利党略が過ぎる」と切り捨てた。
「尼崎への思い」の強さを訴える戦術だが、創価学会員が多く、関西の「牙城」の一つとされる尼崎で負けられない事情もある。
田中は知名度を前面に、阪神大震災の被災地に支援に入った経験を強調するなど「落下傘」の印象払拭(ふっしょく)に躍起だ。第一声では「尼崎には長いものに巻かれない信念と行動力がある」と持ち上げた。ただ、地元の民主党関係者には不満がくすぶる。前回衆院選で冬柴に敗れ、参院議員に転じた室井邦彦も「『民主党に風が吹いているのに、なぜ』との声が寄せられている」と戸惑う。
公明党が公認候補を擁立した8小選挙区で、民主党公認候補と戦わない場所はここだけだ。(敬称略)
(2009年8月22日 読売新聞)
5836
:
とはずがたり
:2010/01/28(木) 01:26:26
政権選択の夏
(14)共産の新戦略 効果は
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090825_01.htm
「この京都から、日本共産党躍進の大きな波を起こしていただきたい」
猛暑の18日公示日。共産党委員長、志位和夫の必死の訴えが、京都市中心街の四条河原町に響き渡った。
共産党トップが選挙戦初日から京都市に駆けつけたのは、理由がある。共産党は、比例票の上積みを狙って、ほぼすべての小選挙区に候補を擁立する従来の方針を転換し、152選挙区と約半分に絞り込んだ。そうした中で、党国会対策委員長の穀田恵二が出馬した京都1区は、党が全国で唯一、「必勝区」と位置づける最重要選挙区だからだ。
京都は「共産党の牙城」とも呼ばれ、1978年まで30年近く続いた革新府政の影響が今なお色濃く残る。京都市議会(定数69)で共産党は現在、20議席を有し、民主党系の14を上回り、自民党の22に迫る。
伝統の地盤を守ろうと、共産党は隣県の党員、議員らもフル動員して、1区の知人の紹介を求めている。
今回は、自民党の支持基盤にも切り込んでいる。
13日、JR京都駅前。街宣車に掲げられた垂れ幕には、応援弁士の党書記局長、市田忠義と並び、西陣織工業組合理事の名前が記されていた。
京都の織物業界は、自民党の伊吹文明の支持基盤で、組合はその中核組織だ。通行人から、「へえ、なんでや」と驚きの声もあがった。
実は、7月21日の穀田の事務所開きでも、同組合副理事長の山崎清一郎が出席した。組合は政治組織を通じて自民党を支援する一方、共産党との連携を図るかのような動きに出たのだ。
「憲法の考え方とかは全然違うが、共産党は伝統産業のために、よう動いてくれる。景気を良くしてくれるのなら何党でも応援する」というのが山崎の弁だ。
選挙に汗を流す穀田の首には、いつも西陣織のネクタイが光る。小泉政権が進めたクールビズによってネクタイの売り上げが落ち込み、自民党への不満がくすぶる業界の共感を得る「作戦」だ。
読売新聞の情勢調査では、共産党は比例選で公示前勢力の9議席を固め、上積みを狙う勢いを見せる。比例選を重視した新戦術が功を奏している形だ。だが、京都1区では民主党の平智之、自民党の伊吹に後れをとり、苦戦が続く。
穀田陣営の幹部は「今回、大量にある反自民票の受け皿が、穀田ではなく、民主党の平に流れてしまっている」と焦りを隠さない。
共産党は、京都1区では「財界優遇、対米追従から脱却できるのは共産党だけ」と民主党との違いを訴えている。共産党候補者のいない「党空白区」では、民主党の小選挙区選候補への投票を事実上容認する一方、「比例選だけは共産党に投票してほしい」と呼び掛けている。党内には、「有権者には分かりづらいかも知れない」との不安の声も出ている。
8月中旬、小選挙区の戦いに危機感を強めた市田は、京都市内の穀田の事務所で、畳に正座し、スタッフに訴えた。
「比例を軸に共産党支持の大波を起こそう。そうでないと、穀田の勝利はない」(敬称略)
(2009年8月25日 読売新聞)
5837
:
とはずがたり
:2010/01/28(木) 01:27:26
政権選択の夏
トップ
(15)国民新 郵政に執念
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090826_01.htm
だみ声が、道路の向かい側まで響いた。
国民新党の白石純子の応援で、亀井静香代表代行が23日、大阪府東大阪市の近鉄布施駅前で熱弁をふるった。熱中するあまり、行き交う車を気にもせず、道路のセンターライン付近まで踏み出す場面もあった。
「小泉さんは『郵政を民営化すれば、バラ色の日本が開ける』としたが、本当にそうでしょうか」
演説は郵政民営化批判が中心だ。自民党時代に小泉首相(当時)と対立して離党に追い込まれた亀井。政権交代と、郵政民営化の見直し実現に執念を燃やす。
国民新党は大阪13区が最重点区。民主党などと連立政権を組んだ場合、発言力を強めるには議席の上積みが不可欠だからだ。亀井は50回以上、現地入りした。
中核部隊として、郵便局長らでつくる政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)がフル回転。8月の公示前の週末を利用し、郵便局長約620人が各家庭を回る「ローラー作戦」を展開し、白石の選挙事務所の壁に張られた住宅地図には、戸別訪問で家人と面会できた回数ごとに、1回が「黄」、2回が「緑」、3回が「紫」などと色分けられた。昨年11月には、選挙区内の約21万8000世帯にビラを配る「ポスティング作戦」をわずか3日間で完了し、「落下傘候補」の白石の知名度を高めた。
だが、報道機関の情勢調査で、民主党が300議席を超える勢いと判明し、戦術の練り直しを迫られた。郵政研に配慮した結果、民主党支持層への浸透が5割程度にとどまり、民主党への「追い風」効果を生かし切れていなかった。
「民主党推薦の白石純子です」
街宣でも電話作戦でも、最初にこう切り出す作戦に切り替えた。
もっとも、民主党の「一人勝ち」なら、国民新党が連立政権で埋没する懸念が強まる可能性がある。郵政民営化見直しをめぐる民主党の姿勢も先行きは不明だ。
亀井は23日、東大阪市内で記者団に、民主党が参院で過半数に達していない現状を強調し、「うちの参院議員がいて初めて過半数になる。民主党が300議席を取っても、国民新党が『ダメだ』と言えば何もやれない」とくぎを刺した。
これに対し、自民党の西野陽は大阪府議会議長も務め、強固な地盤を誇るが、白石とデッドヒートを繰り広げる情勢に危機感を募らせている。
22日夜、西野は東大阪市内の小学校で個人演説会を開いた。出席者に配られたうちわには「郵政民営化に反対した、抵抗勢力ともいえる国民新党」と書かれた。
西野はまず、中小企業が集積する同市を意識し、中小企業への融資で国が返済を保証する「緊急保証制度」の拡充などに努めた実績を強調。その後、国民新党への批判を強めた。
「郵政民営化はもう決着したのに、時計の針を逆戻りさせようとするのが国民新党さんだ。なぜか。郵便局に携わっている人には『親方日の丸』で楽だからです。しかし、皆さんには何のメリットもない」
陣営幹部は「相手が国民新党候補だから、全国的に吹き荒れる民主党の風の直撃が多少和らいでいると言える。だが、郵政研は脅威。とても楽観などできない」と、白石陣営の追い込みを警戒している。(敬称略)
(2009年8月26日 読売新聞)
5838
:
とはずがたり
:2010/01/28(木) 01:29:06
>>4061-4069
>>5833-5838
政権選択の夏
(16)演説はおわびから
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090827_01.htm
真夏とは思えない冷たい雨の中、盟友2人が頭を下げた。
半年前まで、内閣の中枢でコンビを組んだ自民党総裁・麻生太郎(首相)と、前財務・金融相の中川昭一。19日、北海道帯広市のJR帯広駅前で、麻生は「私の監督不行き届き」と陳謝し、「人間だから失敗する。それを許すのもまた、人間でしょうが」と頼み込むように訴えた。中川は傍らでひたすら、頭を下げ続けた。
中川は今年2月、先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の後、ろれつが回らない状態で記者会見を行い、国内外の厳しい批判を浴びた。今も尾を引き、選挙戦での苦戦につながっている。
中川は閣僚を引責辞任後、地元で数千軒を回る「おわび行脚」を重ねた。黒の高級車から白のワゴン車に替え、街頭演説は極力選挙カーから降りて行っている。
公示日の第一声。手には、父で故人の元農相・一郎の形見である「必勝」鉢巻きがあった。「十勝が崩壊するかもしれない。父に何と報告したらいいのか」。親子2代、半世紀にわたる「中川王国」崩壊の危機に、声が震えた。
9日には“断酒宣言”もした。中川は、記者会見での失態は「風邪薬の副作用」が原因だったとして、酒との因縁を否定してきた。屈辱的だったが、知人らに「勝つために生まれ変われ」と説得された。
ただ、ここにきて、陣営は攻めの姿勢に転じつつある。民主党が政権公約(マニフェスト)に「日米自由貿易協定(FTA)の締結」と書き、「促進」に改めたことを反撃の好機と見たのだ。選挙区の十勝地方は日本有数の畑作地帯。中川は22日、帯広市での演説で、「米国が欲しいのは十勝の農産物。FTAを結べば『関税をゼロにしろ』と言い、十勝の農業は崩壊する」と危機感をあおった。
「王国」に挑むのは、民主党の石川知裕。3月に小沢代表代行の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で参考人聴取されたが、陣営は「影響は全くない」と強気だ。
今回は強力な「援軍」もついた。十勝地方に固い地盤を持つ、新党大地代表の鈴木宗男だ。石川は、遊説で大地のイメージカラーである緑色のポロシャツを着て訴える。
◇
「2年前、大変お騒がせしました。高い所からですが、心からおわびしたい」
24日夜、1500人以上が集まる水戸市での決起大会。壇上の自民党、赤城徳彦は深々と頭を下げた。
「2年前」とは、赤城が農相だった2007年7月、自らの政治団体の不適切な会計処理や、顔に張ったばんそうこうへの説明不足が国民の不評をかった時のことだ。参院選での自民党惨敗を決定的にした、とも言われた。戸別訪問や集会でも必ず謝罪から始める。
だが、18日の出陣式に現れた赤城の姿には、関係者から驚きの声が上がった。
左手の甲にばんそうこうを張って現れ、「(当選への)願かけです」とガッツポーズを見せたのだ。その後もばんそうこうを張り続ける赤城には、自民党内でも賛否両論が交錯する。
農水族の赤城は北海道11区の中川と同様、民主党のFTA対応を再三批判し、反転攻勢をうかがう。
民主党の福島伸享は、赤城に3度目の挑戦だが、政権交代への追い風で、かつてない手応えを感じている。赤城山(群馬県)から吹き下ろす「赤城おろし」になぞらえ、「赤城おろしの風を、茨城まで」と訴える。(敬称略)
(おわり)
(2009年8月27日 読売新聞)
5839
:
とはずがたり
:2010/02/02(火) 02:50:35
衆院選連載企画「ルポ 改革のあと」5回続きの(1)派遣労働者
仕事と住まい、同時に失う 「派遣労働者」
http://www.47news.jp/kyodonews/2008election/2009/08/post-83.html
約80棟が立ち並ぶ横浜市西部の県営いちょう団地。失業した元派遣労働者約40人が暮らす。1月に来た男性(29)は「生活保護から抜け出したいが、再就職が決まらない」と嘆く。
失業した元派遣労働者らが暮らす県営いちょう団地=7月31日、横浜市泉区
高校を卒業して職を転々とし、3年前から派遣で働き始めた。神奈川県内にある大手電機メーカーの工場に派遣されていた昨年12月、派遣会社の担当者に呼び出され、契約期間中の解雇を告げられた。寮から退出するよう求められ、仕事と住まいを同時に失った。
神奈川県が派遣切りにあった失業者向けに用意した団地に入り、食品工場、レンタルビデオ店、介護...。正社員の仕事を中心に約50社の面接を受けたが、すべて不合格だった。
製造業務への派遣が2004年3月に解禁され、翌月内閣府が発行した政府広報「ここまで進んだ小泉改革」では「派遣労働者として雇用機会が増大」するとうたった。
厚生労働省によると、昨年来の不況で今年9月までの1年間に失業したか失業する非正規労働者は約23万人に上り、そのうち約6割を製造業派遣労働者が占める。「雇用の調整弁」として使われていたことが露呈した。
男性は「製造業派遣は禁止してほしいが、就職が決まらず『派遣の仕事ならある』と言われたら迷う」と打ち明ける。
自動車産業の一大拠点、静岡県西部。生活保護を受け浜松市内のアパートで暮らす男性(56)は「パートでもバイトでもいい。直接雇われて働きたい」と願う。
昨年末まで派遣されていた自動車部品工場の仕事の時給は相場より3割安い850円。プレハブ2階建ての派遣会社の寮は朝夕質素な食事が出て、月6万円の寮費が天引きされた。1月に仕事が無くなり、寮費分の借金だけが増えた。
「会社を辞めて寮を出たいと言うと、派遣会社は『そのうち景気が戻る』と言って、なかなか認めてくれなかった」。気が付くと、同居する約30人のほとんどが、仕事もなく毎日を過ごしていた。寮費は派遣会社の"大切な"収入だった。
今年4月、寮を"脱出"した男性は「ピンハネされるのはこりごり。製造業派遣はなくすべきだ」と声を強めた。
× × ×
小泉純一郎元首相が率い、自民が圧勝した前回衆院選から4年。「改革なくして成長なし」と元首相が推し進めた構造改革はいま、どうなっているのか。現場を歩いた。
労働者派遣法 1986年に施行され、通訳など専門性の高い13業務に限って派遣が認められた。規制緩和の流れの中で99年、一部を除き対象業務が原則自由化。製造業派遣は2004年に解禁され、企業が雇用調整しやすいため急速に広まった。
(08/12)
5840
:
とはずがたり
:2010/02/02(火) 02:50:58
衆院選連載企画「ルポ 改革のあと」5回続きの(2)教育特区
「学位さえ取れれば...」 「教育特区」
http://www.47news.jp/kyodonews/2008election/2009/08/post-84.html
昼下がりの東京・水道橋の学生街。テキストを抱えた学生たちが行き交う商業ビルに「LEC大学」「LEC本校」の看板が掲げられている。「今は学士号さえ取れればいい」。LEC東京リーガルマインド大3年の男子学生(21)は、看板を見上げてつぶやいた。
来年度以降の学生募集停止が決まった、LEC東京リーガルマインド大が入居するビル=6月、東京都千代田区
司法書士を目指し、東京都内の高校から進学した。「資格の勉強が、そのまま大学の単位になる」と言う説明が魅力だった。有名私立大の推薦入学は断った。「時間的、経済的に一石二鳥だと思った」と振り返る。
小泉改革の目玉だった構造改革特区は、株式会社の大学設置に道を開いた。同大はその適用を受け資格試験予備校「LEC」を経営する会社が2004年に開校。全国に12のキャンパスを擁し、LECと提携した実学重視の教育で注目された。
しかし、大学での勤務実態がない予備校教員を数多く大学専任教員としていたことが問題化。文部科学省は07年、改善を勧告した。これを受け、大学の授業から資格試験を重視した勉強が分離された。崩れる大学イメージ。「これですべてが変わった」と男子学生。
資格を取るため昼は大学、夜は専門学校に通う「ダブルスクール」を解消できるとうたった特徴は薄れ、学生が信頼する教員も教壇を去った。司法書士の夢は遠のく。
多い時で200人を超えた新入生は今春18人。来年度以降の学生募集の停止が決まった。「まさかと思った。結局、金もうけのために大学をつくったのか...」。やるせなさが口をついて出た。
株式会社立大は現在、全国で6校。学生を増やす大学もある一方で、大阪市のLCA大学院大は経営悪化で本年度から学生募集を停止した。新大学の"破綻(はたん)"を踏まえ、中教審は大学設置基準の厳格化も検討する。
LEC大4年の女子学生(21)は「教育制度の被害者であるわたしたちの思いは一体どうなるのか」と訴えた。
構造改革特区 地域を限定して規制緩和する仕組み。教育分野では2003年から株式会社が学校の運営主体になることが可能になった。文部科学省によると、株式会社立大のうち5校が赤字で、教育への影響も懸念されている。
(08/12)
5841
:
とはずがたり
:2010/02/02(火) 02:51:10
衆院選連載企画「ルポ 改革のあと」5回続きの(3)年金生活者
「負担は重くなるばかり」 「年金生活者」
http://www.47news.jp/kyodonews/2008election/2009/08/post-85.html
古田部利子(こたべ・としこ)さん(70)の朝は、同居の母親大貫幸枝(おおぬき・ゆきえ)さん(96)をトイレに連れて行くことから始まる。紙おむつの交換のためだ。千葉県柏市のマンションで二人暮らし。幸枝さんは80代半ばまでは家事をこなし、2人の孫の世話もしてきた。6年ほど前から足腰が弱り介護が必要になった。
週に3回、近くのデイサービスに通い、昼食とお風呂を済ませている。古田部さんが自宅で入浴させるのは無理だ。
「負担は重くなるばかり」とため息をつく古田部さん。2005年の介護保険法改正で施設の食費は自己負担となった。1カ月で約1万円の負担増。08年からは後期高齢者医療制度が始まり、幸枝さんの年金から1カ月に保険料2300円が天引きされる。
「紙おむつ代が約1万円など介護に月3万円かかる」。幸枝さんの国民年金の給付額は月約2万8千円なので、介護費用だけで足が出る。
古田部さん自身が年金生活者だ。18歳から60歳まで働き、共済年金と厚生年金で年収は約280万円。衣服はほとんど買わず、リフォームなどで済ませる。節約生活で「好きな旅行も、もう何年も行っていない」と話した。
10年前、大病を患い胃を全摘した。夫は02年に死去。「蓄えはない。私が病気になったらおしまい。母が介護施設に入所する時が来ても、施設は300人待ち。行くところがない」と大きな不安を抱えている。
望むのは高齢者に優しい政治だ。70歳を迎え、医療費の自己負担は3割から1割になり「精神的な安心感が広がった」。06年の国民健康保険法改正で、70〜74歳の窓口負担は08年4月から2割に引き上げられると決まっていたが、09年度までの2年間は負担軽減措置として1割のまま据え置かれているからだ。ただ、10年度から2割に上がる可能性もある。
厚生労働省の統計によると、高齢者世帯の6割は年金だけで暮らしている。古田部さんは「年金生活者は苦しい生活の人が多い。75歳以上の医療費は無料にして老人施設を拡充してほしい」と訴えた。
社会保障制度改革 小泉純一郎元首相は年金改革、医療費を抑制する医療制度改革、75歳以上を別枠にした後期高齢者医療制度、介護保険法改正に取り組んだ。「骨太の方針2006」では07年度から5年間、毎年2200億円ずつ社会保障費を抑制する方針を決定。
(08/12)
5842
:
とはずがたり
:2010/02/02(火) 02:51:21
衆院選連載企画「ルポ 改革のあと」5回続きの(4)郵便局
「廃局」恐れる郵便局長 「郵便局」
http://www.47news.jp/kyodonews/2008election/2009/08/post-86.html
「2人局の局長の頭には、常に『廃局』の2文字がある。そうならないための仕事をするだけです」。埼玉県秩父市の山間地にある上吉田郵便局の局長、山口実(やまぐち・みのる)さん(53)には、常に危機感がある。
局長を務める上吉田郵便局の前で利用客と談笑する山口実さん(左)=7月、埼玉県秩父市
2005年の前回衆院選で最大の争点だった郵政民営化。民営化前は「特定郵便局」だった上吉田局の局員は山口さんを含め2人だけ。それでも貯金や保険には営業目標が設定され、結果は明確に損益として出る。
担当する約700戸の多くは高齢者世帯。でも言い訳はできない。「目標が達成できないことが続くと、会社におんぶしている局だと感じてしまいます」
上吉田局の1日の利用者は多くても50人程度だが、貯金や年金の受け取りなど住民の生活を支える"命の綱"だ。
無職坂本幸英(さかもと・よしひで)さん(69)は自宅から車で3分ほどの上吉田局をよく利用する。「年寄りに現金自動預払機(ATM)は使えない。上吉田局がなくなるのは絶対にだめ」
「民営化には反対ではない。でも、地域の皆さんにサービスを提供する態勢を守らないといけない」という山口さん。局存続のため、軽自動車で営業に走り回る毎日だ。
民営化は、利用者の生活も変えた。高知県東部の芸西村に住む農業の女性(68)は長年、大好きな通信販売の支払いを郵便配達員に依頼していた。現金と払込票を渡し、送金を代行してもらう"サービス"。だが郵便、貯金、保険に分社化され、配達員は金融業務が扱えなくなった。
今は約10キロ離れた郵便局に車で行く。「田舎が見捨てられている。車に乗れなくなったら、ここに住めなくなってしまう」と不安をのぞかせる。
民営化に伴う郵便局再編で、高知県では71あった集配局のうち、過疎地を中心に27が窓口業務のみを扱う「無集配局」となった。高知市の郵便局に勤務する男性社員(51)は、その結果「配達の遅れや誤配が目立つようになった」という。「住民へのサービスは確実に低下した。何のための民営化だったのか」。怒りが収まらない。
郵政民営化 小泉純一郎元首相が「改革の本丸」と位置付けた。郵便、郵便貯金、簡易保険の3事業を担った旧日本郵政公社が2007年10月、郵便事業会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、窓口営業を受託する郵便局会社に分社化された。持ち株会社の日本郵政がこれら4社を束ねる。
(08/12)
5843
:
とはずがたり
:2010/02/02(火) 02:52:04
>>5839-5843
衆院選連載企画「ルポ 改革のあと」5回続きの(5)夕張市
「まさか自治体が...」 「夕張市」
http://www.47news.jp/kyodonews/2008election/2009/08/post-87.html
経費節減のため蛍光灯が所々抜かれて薄暗くなった庁舎内で、地域再生推進室の吉岡崇(よしおか・たかし)さん(34)は北海道や国に提出する資料作成に取り組む。10年前に就職した夕張市は財政が破綻(はたん)、2007年3月に財政再建団体となった。吉岡さんは「自治体が破綻するなんて、就職する時には考えもしなかった」と振り返る。
経費節減のため蛍光灯が所々抜かれ、薄暗い夕張市役所。庁舎内は職員の相次ぐ退職で閑散としている=7日
24年度までに353億円の赤字を解消する市の財政再建計画により、07年度から職員の給与は平均30%削減された。約23万円だった吉岡さんの給与も約17万円に。「再建団体となって最初の給与明細を見た時は暮らしていけるのかと目の前が暗くなった」。生活不安などから退職が相次ぎ、市の職員数は06年度当初の約400人から約150人にまで減った。
5年前に約2500万円で市内に新築した家のローン支払いに加え、ことし1月に長女が生まれ、負担は増えるばかり。ごみ処理手数料も有料化され「一度により多くのごみを詰めて捨てるようにしている」と、ため息交じりに話す。
再建計画で、ごみ有料化のほかにも下水道使用料が約60%値上げされ、収入の少ない高齢者の生活も直撃を受けた。一人暮らしの戸田明子(とだ・あきこ)さん(77)は「月約4万6千円の年金収入だけでは暮らしていけない」と昨年10月から生活保護を受け始めた。家は傾き、冬には玄関のすき間から雪が吹き込むが、修繕する費用もない。
「地方自立」を掲げた小泉内閣の三位一体改革で04年度からの3年間に、地方交付税は総額約5兆1千億円が削減された。夕張市でも同期間で約9億6千万円落ち込んだ。
炭鉱で栄えた1960年に約11万6千人いた人口は、約1万1500人(1日現在)まで減少、市税収入も落ち込む一方だ。
6月、民主党の鳩山由紀夫代表と面会した藤倉肇市長は「自力再生にも限度がある。政治的な配慮をお願いしたい」と支援を要請した。
「再建計画が終わる16年後にこの街はどうなってるのだろうか。地方が特色を生かすためにも自由に使える財源を増やしてほしい」。吉岡さんの思いは全国の自治体に共通した要望でもある。
三位一体の改革 「地方にできることは地方に」という理念の下、小泉純一郎元首相が打ち出した。2004〜06年度にかけ「国の補助金削減」「国から地方への税源移譲」「地方交付税の抑制」の三つを同時に進めた。3兆円が税源移譲されたが、交付税も5・1兆円削減された。
(08/12)
5844
:
チバQ
:2010/02/17(水) 00:11:37
比例下位議員について調べてみた。東日本編
・山岡達丸 ホームページくらい持て
・やはり厚生労働委員会は人気なのか!?
□■厚労二所属したがりそうな人。■は所属、□は所属できず
(なぜか謎の議員:相原史乃も所属)
【北海道】
山崎まや 事務所=道連■
山岡達丸 HPなし 世襲
工藤仁美 事務所=道連□
【東北】
和嶋未希 酒田 県連サイト山形県第3区総支部代表代行 (代表は空席)
個人サイト山形第3区総支部代表 元県議
高松和夫 秋田 県連総務会長 元県議
菊池長右エ門 宮古 HPなし 元県議、首長
山口和之 郡山■
【北関東】
川口浩 取手 県連に名前なし□ 元県議
石井章 取手 県連に名前なし、HPなし 元市議
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/6294
トラック議連の事務局長
野木実 和光 HPなし 元市長
中島政希 高崎 県連会長代行 出馬暦多数
桑原功 前橋 HPなし 元県議
玉木朝子 HPなし□
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/6089
厚労委員会希望するも労農林水産委員会所属
【南関東】
藤井裕久 相模原
水野智彦 勝浦 HPなし
石田三示 鴨川
斎藤勁 元参院議員
相原史乃 HPなし、秦野出身であるが(
>>5544
)所属県連不明 国会内の喫茶店「あかね」の経営者の娘 ←なぜか人気の厚生労働委員会所属
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/5544
【東京】
竹田光明 東村山 東京25区を担当
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/242
石毛えい子 町田 HPなし 元代議士
小林興起 豊島区 元代議士
吉田公一 練馬区 元代議士
川島智太郎 練馬区 出馬暦あり
中津川博郷 江戸川区 元代議士
渡辺浩一郎 板橋区 東京都第11区(板橋区)総支部 顧問 元代議士
5845
:
とはずがたり
:2010/02/17(水) 02:18:58
乙であります。
西日本篇も期待しておりま〜
5846
:
チバQ
:2010/02/19(金) 23:57:14
【北陸信越】
沓掛哲男 金沢 HPなし 元代議士
若泉征三 越前市 HPなし 元代議士
【東海】
笠原多見子 岐阜市 元県議
金森正 四日市市 HPなし 元県議
山田良司 下呂市 元市長
吉田統彦 名古屋市 名古屋市長選候補に上がる
三輪信昭 名古屋市 HPなし 元県議
小林正枝 静岡市 所属県連不明 市議候補落選
大山昌宏 豊田市?HPなし
磯谷香代子 愛知県HPなし 事務所は谷岡郁子と同じ
【近畿】
室井秀子 尼崎市 元県議
熊谷貞俊 大阪 知事選落選
浜本宏 神戸市 元県議
渡辺義彦 大阪 HPなし 衆院選候補
河上満栄 所属県連不明HPなし
松岡広隆 東大阪 HPなし
豊田潤多郎 京都:県連所属確認できず HPなし
樋口俊一 大阪府連所属 HPなし 元参院議員
【九州】
川越孝洋 長崎市 HPなし 元県議
5847
:
とはずがたり
:2010/02/23(火) 18:14:48
あざ〜す。
北海道…5区補選は峰崎としてその後継で2013年っすかねぇ。
和嶋…山形3区しかないでしょうけど社民との関係がねぇ。。
川口・石井…2人も取手から出してどうすんねん。。どっちかは2013年の参院選茨城選挙区か?トラック議連の方は参院比例区かな?
中島…群馬5区か?その場合一回限りの比例優遇就くか就かないかで運命は大きく変わりそうだ。。
玉木…栃木3区担当だけど。。
水野智…2013年の歯科医師会推薦参院比例候補?
東海…巧く行けば次回も比例復活きたいできるやも知れませんがどうなるか。トヨタ崩壊とかあると民主王国も崩壊するかも。。川勝がどうしようもない知事なんで誰か,と云っても静岡出身は市議落選の小林しかおらんのか,静岡県知事に回ってくれんかねぇ。。
近畿…ここも多いけど次回は厳しそう。。樋口は参院比例とかでしょうか?
5848
:
チバQ
:2010/02/26(金) 21:19:23
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001002260002
自民、民主の2倍近く/運動費用に大差
2010年02月26日
自民は民主の2倍近くの資金を投入――。政権選択が最大の争点となった昨年8月の衆院選の運動費用から、こんな結果が明らかになった。民主、自民の2大政党は3小選挙区すべてに候補者を立てたが、民主は自民よりも圧倒的に少ない資金で選挙運動をして2勝していた。(増田啓佑)
各陣営が使った事務所費や弁当代などの選挙運動費用は、投票日の翌日から15日以内に県選管に収支報告書として提出することが義務付けられている。その後も追加報告が認められているが、県選管によると各陣営ともに収支はほぼ確定しているという。
各候補者の収入はすべて寄付によるもので、党派別でみると、民主の計1848万円(1万円未満切り捨て、以下同)に対し、自民は計3498万円。支出は民主が計1623万円で、自民は計2929万円といずれも大きな差が出た。両党の支出には公費で賄われる選挙用のポスターやビラ、はがきなども含まれる。共産は1区の国重秀明氏のみで、収支は共に268万円だった。
差が際立ったのは、民主新顔の阪口直人氏が自民前職の石田真敏氏(比例近畿ブロックで復活当選)を破った2区。阪口氏は党本部からの寄付が500万円だったのに対し、石田氏は党県第2選挙区支部から1500万円を受け取った。選挙区支部は政党交付金や企業・団体献金などの受け皿となっている。
支出についても石田氏は阪口氏の約3.5倍。石田氏は選挙運動員43人の報酬389万円(無償の8人、96万円相当を含む)、広告費148万円などが大きかった。阪口氏は運動員は5人で66万円、広告費は64万円、ポロシャツなどはすべて「ユニクロ」でそろえた。
石田氏の事務所は「今回が特に多かったというわけではなく前回並み」と説明する。前回05年衆院選での石田氏の収入は1636万円、支出は1251万円だった。
民主新顔の岸本周平氏が自民前職の谷本龍哉氏を破った1区は、収入では谷本氏が岸本氏の約1.7倍だったが、支出は拮抗(きっこう)していた。谷本氏は電話代で59万円を計上、岸本氏の18万円を大きく上回った。
自民前職の二階俊博氏が小選挙区の議席を守った3区。二階氏は広告費に候補者中最多の200万円を費やし、支出総額は民主新顔の玉置公良氏(比例近畿ブロックで復活当選)のほぼ2倍だった。
夏の厳しい暑さの中での選挙戦ということもあり、帽子やTシャツといった支出が見られ、後半には激しい舌戦を物語る「のどあめ」という項目もあった。
5849
:
チバQ
:2010/02/27(土) 12:56:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100227/CK2010022702000115.html
収支平均、96年以降最低 衆院選選挙費 政党別は自民トップ
2010年2月27日
県選挙管理委員会は二十六日、昨年八月の衆院選で群馬1〜5区から立候補した候補者の選挙運動費用収支報告書を公表した。立候補した十八人の支出平均は六百五十一万円、収入平均は八百四十七万円でいずれも小選挙区となった一九九六年以降で最も低かった。
政党別の支出平均は、自民党が千三百八十九万円で、民主党七百五十六万円の二倍近くに達した。支出総額を候補者別に見ると五選挙区に候補者を擁立した自民では、谷津義男氏(3区)の千九百三十一万円が最も多く、尾身幸次氏(1区)の千五百四十八万円、福田康夫氏(4区)の千四百五十一万円が続いた。
四選挙区に候補者が出た民主は、三宅雪子氏(4区)が千三十九万円で最多。ほかの三氏は四百三十四万〜八百六十八万円と一千万円を下回った。
選挙運動費用の収支報告書は公選法で提出が義務付けられ、収入や支出の総額のほか、人件費や選挙事務所費、通信費などの支出内容を記載。法定の運動費用は有権者数に応じて選挙区ごとに上限が設定され、群馬1〜5区は二千三百四十七万〜二千四百九十五万円だった。 (中根政人)
5850
:
名無しさん
:2010/03/08(月) 06:45:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20100307-OYT8T00786.htm
小選挙区 人物より政党で
県調査 有権者の意識変化
小選挙区選は候補者よりも政党重視――。県選挙管理委員会が昨年12月に実施した、昨夏の衆院選についての意識調査で、有権者の投票行動が人物よりも政党への評価に軸足を移しつつある傾向が浮かび上がった。
小選挙区選で投票した人に候補者を選んだ理由を聞いたところ、「政党を重視」が48・5%で、2005年の前回衆院選の42・9%から5・6ポイント増加した。「候補者個人」と答えた人は28・9%(前回33・2%)で、「政党」が「候補者」を上回った。
投票の参考としたものは、マニフェストの31・5%が最多で、前回の15・8%から倍増した。次いで、新聞・テレビ報道28・8%(同37・4%)、政見放送23%(同27・1%)、選挙公報22・2%(同24・8%)の順。政党やマニフェストが有権者の投票行動に大きく影響しており、県選管は「報道などで政権選択がテーマになり、政党同士の争いに関心が集まった結果ではないか」としている。
政治への関心の程度は、「非常にある」「多少ある」を合わせて計89・4%(同81・4%)に増加。今の政治に対する満足度は、「やや不満」「かなり不満」が計68・4%(同65%)に達した。
意識調査は昨年12月、選挙人名簿から無作為に抽出した有権者1000人に調査票を送付。482人から回答があった。
(2010年3月8日 読売新聞)
5851
:
名無しさん
:2010/03/09(火) 04:22:04
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100309/szk1003090344002-n1.htm
自民・静岡3区支部長に宮沢博行氏
2010.3.9 03:44
自民党静岡県連は8日、昨夏の衆院選後に柳沢伯夫氏が引退して以来空席となっていた党静岡3区支部長に、磐田市議の宮沢博行氏(35)を充てると正式発表した。次期衆院選では、3区から党公認で出馬することになる。
宮沢氏は旧龍山村生まれ、磐田南高から東大法学部に進み、平成15年に磐田市議に初当選した。支部長就任にあたり、「政治は暮らしに直結する。地方が豊かになってこそ人々の暮らしが豊かになることを訴えたい」と抱負を述べた。
また、自民党県連の遠藤栄幹事長は、支部長が決まっていない2、5、6区について、公募する方針を示した。「日程などは現在調整中」としている。片山さつき氏の参院選出馬が取りざたされている7区は「支部長代行を置くことも検討している」という。
5852
:
名無しさん
:2010/03/10(水) 05:43:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20100310-OYT8T00080.htm
ホーム>地域>神奈川
昨年衆院選 民主費用が大幅減
平均支出627万 自民の6割
県選挙管理委員会は9日付の県公報で、2009年8月の衆院選の県内18小選挙区の各候補者について、選挙運動費用の収支報告書を公表した。政党別の平均額では、収入、支出とも民主党が自民党を大幅に下回った。民主党は前回衆院選(05年9月投開票)の65%程度に抑えた。
政党別の立候補者1人当たりの平均は、自民(17人)の収入が1209万円で最も多かった。支出は1068万円。14選挙区を制した民主は、収入738万円、支出627万円で、いずれも自民の6割前後だった。民主党県連の花上喜代志幹事長は取材に対し、「地域を地道に歩き、街頭演説を数多く行うなど、お金のかからない運動をした結果ではないか」としている。
公明党は候補1人で、収入894万円、支出は1134万円。共産党は13人の平均で、収入247万円、支出221万円。社民党は1人で収入605万円、支出587万円。みんなの党は4人を擁立し、平均収入505万円、支出555万円。幸福実現党は平均収入456万円、支出163万円だった。
報告書を提出した候補76人の平均をみると、収入は642万円(前回921万円)、支出は525万円(同777万円)で、いずれも前回の7割弱に減った。
県選管は「制度面で前回から大きな変更点はなかった」としており、民主候補の費用が前回より少なかったことや、幸福実現党の大量出馬の影響で、全体の平均が下がったとみられる。
候補者別で収支ともトップだったのは、16区で落選し、引退した亀井善太郎氏(自民)で、収入2767万円、支出2217万円。亀井氏も含めて収入1000万円を超えた12人のうち、自民が10人を占めたが、10人のうち小選挙区で当選したのは河野太郎氏(15区)と小泉進次郎氏(11区)だけだった。
一方、09年10月の参院神奈川選挙区補選の収支報告書も同日公表され、候補4人の平均収入は680万円、支出は821万円だった。
(2010年3月10日 読売新聞)
5853
:
名無しさん
:2010/03/10(水) 11:42:57
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100310ddlk14010254000c.html
選挙:09年衆院選・小選挙区選挙運動費用 96年以降、収支ともに最低 /神奈川
毎日新聞 2010年3月10日 地方版
5854
:
名無しさん
:2010/03/17(水) 10:29:44
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100317-607000.html
民主小林議員辞職へ、不正資金提供責任記事を印刷する
民主党の小林千代美衆院議員(41=北海道5区)が議員辞職する意向を党関係者に伝えていることが16日、分かった。北海道教職員組合(北教組)側による陣営に対する不正資金提供事件の責任を取り、近く執行部と調整に入る。事件に絡んで逮捕され22日が拘置期限の北教組委員長代理・長田秀樹容疑者ら4人の処分を待って最終判断し、辞職は早ければ10年度予算成立後の今月下旬。ずれ込んでも今国会中に辞職すれば衆院北海道5区の補欠選挙は夏の参院選と同時になる。
公職選挙法の規定で3月15日までの辞職なら補選は参院選前の4月25日。15日を越えたことで民主党は参院選前に「政治とカネ」「労組との関係」を争点化されることは回避。辞職と補選によって矛先が同じ政治資金問題を抱える鳩山首相や小沢幹事長に向くことを避けたかった党執行部の意向を反映した形だ。国会会期末の6月16日以降の辞職なら補選は10月下旬以降。小林氏は同日選を想定しているもようだが、党内には参院選後を望む声もある。
[2010年3月17日7時40分 紙面から]
ソーシャルブックマーク
5855
:
名無しさん
:2010/03/17(水) 14:21:21
>ずれ込んでも今国会中に辞職すれば衆院北海道5区の補欠選挙は夏の参院選と同時になる。
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031601001145.html
小林千代美議員が辞職の意向 民主党関係者に伝達
民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=が、北海道教職員組合(北教組)側による陣営に対する不正資金提供事件の責任を取り、議員辞職する意向を党関係者に伝えていることが16日、分かった。党関係者が明らかにした。
小林氏はこの日、国会内で記者団に辞職を否定したが、近く執行部と調整に入る。事件に絡んで逮捕され22日に拘置期限を迎える北教組委員長代理の長田秀樹容疑者ら4人の処分を待って最終判断する。早ければ2010年度予算成立後の3月下旬にも辞職する。ずれ込んでも今国会中に辞職すれば衆院北海道5区の補欠選挙は夏の参院選と同時になる。
民主党では、小沢一郎幹事長の資金管理団体に絡む収支報告書虚偽記入事件で逮捕、起訴された石川知裕衆院議員が先月、離党。これに続く「政治とカネ」をめぐる議員辞職は、鳩山政権に打撃となることは確実だ。野党側は、鳩山由紀夫首相と小沢氏の政治資金問題や党首脳としての政治責任、労組との関係について追及を強める構えだ。
2010/03/17 02:02 【共同通信】
5856
:
名無しさん
:2010/03/19(金) 09:20:41
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100319ddm041040180000c.html
1票の格差:名古屋高裁も「違憲」
「1票の格差」が最大2・30倍となった09年8月の衆院選は選挙権の平等を保障した憲法に反するとして、名古屋市の男性が愛知1区の選挙無効を愛知県選管に求めた訴訟の判決が18日、名古屋高裁であった。高田健一裁判長は格差が2倍以上となったことについて「1人1票制に反する」として、愛知1区を含む小選挙区選挙全体を違憲と判断した。選挙無効は「公の利益に反する」として請求を棄却した。
同衆院選を巡る同種訴訟で違憲判断をしたのは、大阪、広島、福岡高裁に続いて4件目。
判決は、同衆院選で議員1人当たりの有権者数を比較した1票の格差が2倍以上となった選挙区を45選挙区(全体の約15%)と指摘。「このような投票価値の不平等が生じている場合、1票の投票権と2票の投票権を持つ者が生ずるのと同じ」として、有権者の1票が等しい価値を有する「1人1票制」に反すると述べた。【式守克史】
毎日新聞 2010年3月19日 東京朝刊
5857
:
名無しさん
:2010/03/25(木) 12:10:01
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100324ddlk04040068000c.html
公選法違反:衆院選立候補者買収で有罪判決−−仙台地裁 /宮城
09年8月の衆院選に幸福実現党公認で立候補し、選挙運動員に現金を渡したとして公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた栗原市若柳の経営コンサルタント、氏家次男被告(61)に対し、仙台地裁(吉野内謙志裁判官)は23日、「当選目的で投票を依頼した」として懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)を言い渡した。
また、氏家被告から報酬を受け取った女(32)に対しては同日、求刑通り罰金20万円、追徴金14万6000円を言い渡した。
判決によると、氏家被告は衆院選宮城6区から出馬した際、公示前に自身の氏名や顔写真を記載した「個人ビラ」を戸別訪問で配布。運動員3人に報酬として計44万円を支払った。女は有権者に氏家被告への投票を依頼し、報酬14万6000円を受け取った。
判決後に会見した氏家被告の弁護人は「選挙運動に素人だったため、法規制を知らなかった」などと弁明した。【垂水友里香】毎日新聞 2010年3月24日 地方版
5858
:
名無しさん
:2010/03/26(金) 19:14:30
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032601000925.html
自民の町村氏、出馬に前向き 補欠選挙実施の場合
自民党の町村信孝元官房長官は26日、日本BS放送の番組収録で、不正資金提供事件で民主党の小林千代美衆院議員が辞職し、補欠選挙が実施されることになった場合について「最強、最善の候補者を出さなければならないとなれば、決断する」と述べ、出馬に前向きな考えを示した。
町村氏は昨年の衆院選北海道5区で小林氏に敗れ、比例北海道ブロックで復活当選した。
2010/03/26 18:57 【共同通信】
5859
:
名無しさん
:2010/03/26(金) 22:18:09
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100326ddr041040007000c.html
公選法違反:衆院選・北海道8区事件 佐藤被告に有罪判決−−函館地裁
09年8月の衆院選北海道8区に無所属で立候補、落選し、公職選挙法違反(買収など)罪に問われた佐藤健治被告(52)の判決公判で函館地裁は25日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。
判決によると佐藤被告は同年7〜8月、当時の出納責任者(有罪確定)と共謀し、運動員8人に票の取りまとめの報酬として計約223万円を渡した。佐藤被告は「選挙運動ではなく、後援会活動の報酬だった」として無罪を主張していたが、柴山智裁判官は「選挙前に応援をお願いするなど運動員が行った戸別訪問は選挙運動に該当する」とし「選挙の公正を害する悪質な犯行」と述べた。
この事件では、運動員8人も公選法違反(被買収)罪に問われ、いずれも有罪判決を受けている。佐藤被告は既に連座制が適用され、同区から5年間立候補できないことが確定している。佐藤被告は佐藤孝行元総務庁長官の次男。【佐藤心哉】毎日新聞 2010年3月26日 北海道朝刊
5860
:
名無しさん
:2010/03/27(土) 14:58:17
町村元官房長官:5区補選に意欲 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100327ddlk01010276000c.html
自民党の町村信孝元官房長官(衆院比例道ブロック)は26日、東京都内で行われたBS11デジタルの収録で、民主党の小林千代美衆院議員(道5区)が陣営幹部の公職選挙法違反事件などで辞職した場合に行われる道5区補選について「後援会と詰めた話はしていないが、『最強最善の候補者を出さないといけない』となれば決断しないといけないだろうと思う」と述べ、出馬に意欲を示した。毎日新聞 2010年3月27日 地方版
5861
:
神奈川一区民
:2010/04/06(火) 10:09:45
【政治】国民新党の元候補 赤松和隆氏 衆院選で落選し、選挙費清算しないまま音信途絶 岡山
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1270514978/
5862
:
チバQ
:2010/04/06(火) 12:09:27
http://www.asahi.com/national/update/0406/OSK201004050177.html
国民新の元候補、選挙費清算しないまま音信途絶 岡山
2010年4月6日8時0分
昨夏の衆院選岡山2区に国民新党公認で立候補、落選した赤松和隆氏(42)が選挙関連経費の清算をしないまま関係者との連絡を絶っている。決起大会の会場費などが未払いになっているほか、供託金のために借りた金を返済しておらず、朝日新聞の取材では少なくとも約700万円の金銭トラブルになっている。
ホテルオークラ岡山(岡山市中区)の経営会社は3月中旬、赤松氏に約262万円の支払いを求める訴訟を岡山地裁に起こした。訴状などによると、赤松氏は衆院選公示前の昨年8月2日、このホテルの宴会場で千人規模の決起大会を開いたが、代金約264万円のうち2万円を内金として払っただけで、残りは未払いという。
岡山市内の自営業者は、選挙カーに取り付ける看板の製作や、報酬支給が認められている運動員の手配を請け負った。代金のうち約45万円は昨年8月に現金で支払われたが、残り約141万円が未払いのままで、10月に赤松氏と選挙対策責任者を相手取って提訴した。赤松氏は口頭弁論に出席せず、赤松氏に全額支払いを命じる判決が確定。その後、選対責任者が9割超を払うことで和解したという。
選挙事務所を貸した別の自営業者は、公示前の8月中旬、赤松氏から「立候補に必要な供託金300万円を立て替えてほしい」と頼まれ、妻の定期預金を解約して貸した。10月15日を返済期限とする借用書を受け取ったが、2度にわたって延期を求められた末、連絡がとれなくなったという。業者は「まるで詐欺だ」と憤る。
朝日新聞は赤松氏の携帯電話に連絡を取ろうとしたが、留守番電話に接続される状態になっている。赤松氏は現在も国民新党の党員で、党本部の斎藤豊事務局長は「プライベートな話でコメントしようがない。こちらも電話しているが、ほとんど連絡がつかない状態だ」と話した。
赤松氏は、松岡利勝・元農林水産相の元秘書官。松岡氏が2007年に自殺した後、高校時代まで過ごした岡山市に戻った。衆院選では民主党の津村啓介氏、自民党の萩原誠司氏、無所属の熊代昭彦氏らと争い、得票は6026票で有効投票総数の10%に届かず、供託金は没収された。(宮武努、西山良太)
5863
:
とはずがたり
:2010/04/06(火) 12:30:57
前にも国民新党に誰かこういうの居たような。。
保守政党は自民党やみんなの党もそうだけど,自力でカネ用意できないと相手にして貰えないけど,国新はその懐具合の検査があまいのかねぇ?
5864
:
名無しさん
:2010/04/07(水) 12:05:05
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001004070002
先月、民主議員秘書に/音信途絶の赤松氏
2010年04月07日
昨年の衆院選岡山2区に国民新党公認で立候補し、落選後に選挙関係費用を払わないまま関係者と連絡を絶っている赤松和隆氏(42)が、今年3月に約1カ月間、民主党国会議員の政策秘書を務めていたことが、関係者の話でわかった。赤松氏は月末に突然、自主退職したという。
東京の民主党議員の事務所によると、元々いた政策秘書が体調不良で退職し、新しい秘書を募集したところ、複数の応募者の中に赤松氏がいた。2月に実施した面接の結果、「印象も良く、話もしっかりしていた」(事務所関係者)ため赤松氏の採用を決めたという。
赤松氏は3月4日から、永田町を拠点に秘書活動を開始。ところが、月末になって急きょ「自己都合により退職したい」と事務所側に告げ、31日付で秘書を辞めたという。事務所関係者は「トラブルのことは全く知らなかった」と話している。(宮武努)
5865
:
とはずがたり
:2010/06/15(火) 20:17:50
小沢・民主前幹事長:「選挙の小沢」検証 県内でも影響力 /福島
6月15日11時22分配信 毎日新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6507
鳩山政権の崩壊とともに民主党幹事長を辞任した小沢一郎氏(68)。党の選挙対策の中心として戦略を担い、福島にも大きな影響を与えてきたといわれる。過去の衆院選や近付いた参院選の舞台裏でどんな力を示してきたのか、関係者の証言を基に再現する。【種市房子】
◇衆院選1区、懐刀を派遣
08年春。小沢氏は秘書を連れ、福島市にある民主の支持母体・連合福島を訪れた。迫る衆院選の戦略を練るためだった。連合側が説明するまでもなく、小沢氏は県内選挙区の弱点を指摘。特に福島1区は細かい情報をつかんでいる様子だった。
その後も秘書が連合福島に足を運んだが、ある時から別の秘書に代わった。間もなく、連合福島の幹部は最初に来た秘書をテレビで見た。現在、政治資金規正法違反の罪で公判中の元公設第1秘書、大久保隆規被告だった。懐刀を派遣するあたりに、小沢氏の意気込みがうかがえた。
昨年の衆院選で、福島1区は民主が新人の石原洋三郎氏(37)を擁立。自民前職の亀岡偉民氏(54)との事実上の一騎打ちとなった。小沢氏の秘書は徹底的に業界団体を回った。“ドブ板”に徹する姿に、陣営から「これが小沢氏の選挙」と感嘆の声が上がった。
■ ■
石原氏は2万票差で初当選し、民主党県連では「小沢さんの“亀岡潰し”の執念が見えた」とささやかれた。
話は05年の「郵政選挙」にさかのぼる。その前の03年衆院選で無所属で落選した亀岡氏には、小沢氏了承の下で民主公認で出馬する動きがあった。ところが選挙直前、亀岡氏は自民党公認を獲得。小沢氏には裏切られた思いがあったとみられる。
民主は石原氏の兄で新人の石原信市郎氏(43)を擁立した。当時、小泉純一郎首相の下で行われたこの選挙戦は、全国的に自民が有利に展開し、福島1区でも民主は劣勢だった。負け戦には来ないと言われる小沢氏が選挙中に2回も福島1区に足を運び、街頭にも立った。「亀岡さんを許さないという意思表示だったのだろう」と陣営元幹部は振り返る。
結果は亀岡氏が初当選。逆に昨年の選挙では打ち負かした。小沢氏の選挙戦を間近で見た関係者は「全国でも特に東北地方の選挙に強い影響力を示す。昨年の勝利に満足しているだろう」と語った。
5866
:
チバQ
:2010/06/15(火) 23:53:44
>>405
134 :無党派さん:2010/06/15(火) 21:19:09.70 ID:7LO5pGhI
2010.6.3
衆院選2区に出馬表明“オハヨウおじさん”が逮捕
昨年の衆院選北海道2区に出馬を表明していた札幌在住の栗原侑(すすむ)氏
(65歳、写真)が5月29日、公務執行妨害で札幌中央署に逮捕された。
接見した国選弁護人によると、同日午後0時45分ごろ、地下鉄南北線大通駅の
構内で、栗原氏がAPEC会合のポスター制作費用がどこから出ているのかを
駅員に尋ねていたところ、警戒警備中の警察官がケンカをしているものと思い、
任意同行を求めた。その際、栗原氏は階段を数段上がったところで警察官を
突き飛ばし、全治2週間のけがを負わせたという。栗原氏は「体がぶつかっただけで、
突き飛ばしていない」と主張している。
栗原氏は佐賀県出身。同県上峰町の町議選に2度出馬し、落選した。05年に札幌へ
移住。昨年2月に衆院選出馬を表明し、自前の選挙運動を行っていたが、結局立候補は
しなかった。地下鉄駅などで通行人に「おはようございます」などと呼びかけいてたため、
地元では“オハヨウおじさん”と呼ばれていた。(安藤由)
http://www.zaikaisapporo.co.jp/news/topics.php?mode=list
http://www.zaikaisapporo.co.jp/news/dat/photo/2kuohayou.jpg
5867
:
名無しさん
:2010/07/30(金) 20:50:22
http://www.asahi.com/national/update/0730/TKY201007300469.html
民主・後藤英友議員の当選無効へ 幹部の選挙違反で連座
2010年7月30日20時20分
昨年の衆院選で初当選した民主党の後藤英友(ひでとも)議員(比例九州ブロック)陣営の幹部による選挙違反事件で、最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長)は、公職選挙法違反(日当買収)の罪に問われた出納責任者・井上広世(ひろよ)被告(43)の上告を棄却する決定をした。29日付。懲役1年6カ月執行猶予5年の一、二審判決が確定する。
後藤議員は熊本3区で落選したが比例区で復活当選した。井上被告は連座制の対象のため、公選法の規定により、後藤議員が30日以内に当選が無効でないことなどの確認を求める訴訟を起こして勝訴しない限り当選無効となり、熊本3区からは5年間立候補が禁じられる。
総務省によると、後藤議員の当選が無効になると、民主党比例九州ブロックで次点に相当する30位だった中屋大介氏が繰り上げ当選となる。
一、二審判決によると、井上被告は、熊本市の人材派遣会社長とその弟の同社役員と共謀。昨年8月から9月にかけて、同社が派遣した男性8人に後藤氏の顔写真を載せた文書を配らせるなどの選挙運動をさせ、報酬として約73万円を渡した。井上被告側は無罪を主張したが、検察側主張が全面的に認められた。
5868
:
名無しさん
:2010/07/31(土) 20:22:34
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100801k0000m040019000c.html
後藤英友議員:当選無効に不服、提訴へ
出納責任者が公選法違反(日当買収)に問われ、最高裁で上告が棄却された民主党の後藤英友衆院議員(43)=比例九州=は31日、熊本市で記者会見し、当選無効を不服とする行政訴訟を福岡高裁に起こす考えを明らかにした。
会見で後藤議員は「選挙で選ばれた議員の失職は重い。買収の悪質性にはいろんな程度があり、今回は失職するほどの悪質性はないと思う」と強調。「最終判断は党や弁護士と相談して決めるが、即座に辞職する考えはない」と述べた。
毎日新聞 2010年7月31日 18時47分
5869
:
名無しさん
:2010/07/31(土) 22:01:25
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100731-OYT1T00691.htm
失職させるほどでない…後藤議員、連座制争う方針
昨年夏の衆院選での選挙違反事件で、最高裁が出納責任者の上告棄却を決定したのを受け、民主党の後藤英友衆院議員(43)(比例九州)は31日、連座制の適用について福岡高裁に異議申し立ての行政訴訟を起こす意向を明らかにした。
後藤氏は熊本市内で記者会見し、「今回は議員を失職させるほどの悪質性はないのではないかと思っている」と述べた。
後藤氏は行政訴訟で勝訴しなければ失職し、熊本3区からの立候補が5年間禁止される。
1、2審判決によると、出納責任者は別の2人と共謀し、選挙運動の報酬として運動員8人に計約73万円を渡した。
(2010年7月31日21時40分 読売新聞)
5870
:
名無しさん
:2010/08/01(日) 01:12:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/188115
後藤議員 辞職意思なし 陣営幹部有罪 連座制適用に異議
2010年8月1日 00:08 カテゴリー:社会 九州 > 熊本
昨年の衆院選熊本3区で落選し、比例代表九州ブロックで復活当選した民主党の後藤英友衆院議員(43)陣営による選挙違反事件で、公選法違反(日当買収)罪に問われた元出納責任者(43)の上告を最高裁が棄却したことを受け、後藤氏は31日、熊本市で記者会見。「今の時点では職責を全うしたい」として、議員辞職しない考えを表明した。近く福岡高裁に、連座制が適用されないことの確認を求める行政訴訟を起こす方針という。
後藤氏は元出納責任者の買収行為について「司法の事実判断は受け入れる」としながらも「買収にはいろんなケースがあり、今回は悪質性が高くない」との持論を展開。「公選法にも少し問題がある」と述べた。
公選法によると、出納責任者は連座制の対象。後藤氏は30日以内に行政訴訟を起こして勝訴しない限り、当選が無効となり、熊本3区から5年間立候補ができなくなる。当選無効となった場合、民主党の比例九州ブロックで次点の中屋大介氏が繰り上げ当選となる。
=2010/08/01付 西日本新聞朝刊=
5871
:
名無しさん
:2010/08/01(日) 01:18:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/188124
有権者「即辞職を」 後藤氏陣営の公選法違反事件 異議申し立てに疑問の声
2010年8月1日 01:03 カテゴリー:九州 > 熊本
「すぐに辞職するべきだ」「理解できない」−。後藤英友衆院議員(43)の元出納責任者の上告が最高裁に棄却されたことを受け、地元の有権者からは即時辞職を求める声が上がった。後藤氏が31日、議員を辞職せず、福岡高裁に異議申し立ての行政訴訟を起こす考えを示したことには有識者から疑問の声が出た。
「法律に違反したら責任を取るのは小学生でも分かる。これまで受け取った議員歳費も返上するべきだ」。大津町の会社員男性(70)は後藤氏の対応を批判し、議員辞職を否定したことにも「論外」と言い切った。同町の商業施設に買い物に来た主婦(48)も「同じ選挙区の人間として残念だし、恥ずかしい。早く辞めるべきだ」と話した。
後藤氏は昨年8月の衆院選熊本3区で約7万5千票を獲得。選挙区では惜敗したが、比例で復活当選した。後藤氏の後援会会長を務めた男性(78)は「軽微であっても、陣営関係者が法に触れたことをしたのは事実。信じてくれた有権者に対し申し訳ない」としながらも「この程度のことで失職するのはかわいそう」と、複雑な思いを打ち明けた。
一方、斎藤文男・九州大名誉教授(行政法)は「出納責任者が公選法というルールを破りながら議員を続けるのは疑問。有権者の理解は得られないだろう」と話した。
=2010/08/01付 西日本新聞朝刊=
5872
:
名無しさん
:2010/08/01(日) 03:42:14
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2010/07/2010073101000436.html
「職務を全う」と民主・後藤議員
[2010年07月31日 17:35]
民主党の後藤英友衆院議員(43)は31日、公選法違反(買収)罪に問われた出納責任者の上告棄却を受け、地元の熊本市で記者会見し「今の時点では職責を全うしたいと思っている」と述べ、議員辞職する考えがないことを強調した。
後藤氏は「買収にもいろいろあるが、今回の『日当買収』には連座制を適用して議員を失職させるほどの悪質性がない」と主張。臨時国会が終わり次第、「連座制が適用されない」ことの確認を求める訴訟を福岡高裁に起こす姿勢を示した。
後藤氏は2003、05年の衆院選で熊本5区、07年に熊本3区補選に立候補し、いずれも落選。昨年8月の衆院選で熊本3区から立候補して敗れたが、比例で復活し初当選した。
一、二審判決によると、後藤氏陣営の出納責任者井上広世被告(43)は、熊本市の人材派遣会社社長ら2人=いずれも有罪確定=と共謀し、運動員としてビラを配るなどした報酬として派遣社員8人に計約73万円を支払った。最高裁は29日付で上告棄却の決定をした。
5873
:
チバQ
:2010/09/29(水) 22:37:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100929-OYT1T01115.htm
民主・自民、政党交付金激戦区に集中投下
総務省が公表した2009年の政党交付金使途等報告書によると、政党別の支出総額は、自民が184億2128万円と最多。
民主156億286万円、公明28億5199万円、社民10億7338万円、国民新4億2039万円、新党日本2億6647万円、みんなの党7957万円、改革クラブ(現新党改革)7727万円。
民主、自民両党が政権交代をかけて、衆院選の激戦区に政党交付金を集中投下した実態が浮かび上がった。
民主党では小沢一郎元代表に近い候補者に比較的多く配分された傾向もうかがえた。
「政党交付金を戦略的に使うのは当然。選挙区を分析し、激戦のところに集中的にやってきた」
民主党の岡田幹事長は29日、札幌市内で記者団にこう語った。
(2010年9月29日22時27分 読売新聞)
5874
:
チバQ
:2010/09/29(水) 22:39:19
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100929-OYT1T01019.htm
政党交付金支出総額388億円、過去4番目
総務省は29日、2009年の政党交付金使途等報告書を発表した。
8月の衆院選対策として、交付対象の8党が選挙資金を投入し、支出総額は1995年の政党交付金制度創設以来、4番目に多い387億9321万円に達した。全国規模の国政選挙がなかった08年と比べると約1・5倍。人件費や事務所費などの「経常経費」を除く「政治活動費」は前年比2・1倍の224億8792万円に膨らみ、支出総額を押し上げた。
「政治活動費」のうち、公認推薦料や陣中見舞いなどの「選挙関係費」は56億1034万円と、08年(1億5852万円)の35・4倍。新聞やテレビの広告などに充てた「宣伝事業費」も123億231万円と、08年(57億976万円)の2・2倍に増加、過去2番目の規模に膨らんだ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100929-OYT1T00919.htm
公明党支部、政党交付金を国庫に返還
片山総務相は29日、公明党参院東京選挙区第3総支部(代表・沢雄二前参院議員)で2009年の政党交付金が149万3526円余ったため、同党に対し、10月18日までに国庫に返すよう返還命令を出した。
公明党は全額を返還するとしている。
沢氏は「10年に議員を引退することが決まっていたので、政党交付金の未支出分は基金(積み増し)とせず、返還することにした」とのコメントを出した。返還命令は1995年の政党交付金創設以来、2例目となる。
政党助成法は、政党や政党支部が政党交付金を年末までに使い切らず余った場合、総務相が政党に返還を命じることができると定めている。
(2010年9月29日18時07分 読売新聞)
5875
:
チバQ
:2010/09/30(木) 12:15:18
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100930-OYT1T00472.htm
民主の政党交付金、小沢系に重点配分
民主党
総務省が公表した2009年の政党交付金使途等報告書によると、政党別の支出総額は、自民が184億2128万円と最多。民主156億286万円、公明28億5199万円、社民10億7338万円、国民新4億2039万円、新党日本2億6647万円、みんなの党7957万円、改革クラブ(現新党改革)7727万円。民主、自民両党が政権交代をかけて、衆院選の激戦区に政党交付金を集中投下した実態が浮かび上がった。民主党では小沢一郎元代表に近い候補者に比較的多く配分された傾向もうかがえた。
「政党交付金を戦略的に使うのは当然。選挙区を分析し、激戦のところに集中的にやってきた」
民主党の岡田幹事長は29日、札幌市内で記者団にこう語った。
実際、09年衆院小選挙区選で、民主、自民両党の公認候補が直接対決し、得票差が1万票以内の激戦となり、09年末時点で支部が存在した43選挙区の収支を見ると、両党が資金面でも、しのぎを削っていた。民主党は政党交付金から43選挙区に平均1819万円を投入。公認候補を擁立した全271選挙区の支部平均より47万円多かった。自民党も、43選挙区に民主党を上回る同1941万円を配分し、公認候補のいた全289選挙区の支部平均を225万円上回った。
民主党は衆院解散直後の09年7月29日、ほとんどの小選挙区支部に一律500万円を配り、広島1区や熊本2区など10選挙区の支部には同8月14日にも500万円以上を追加配分。結果的に、10人の候補者のうち7人が小選挙区で当選、3人も比例復活で当選した。
最も配分額が多かったのは太田和美衆院議員の福島2区で、計3000万円。太田氏は08年9月に当時代表だった小沢氏の意向で千葉7区から国替えした。計2500万円以上が配分された9選挙区の支部のうち、森本和義氏(愛知15区)ら5人は当選後、小沢氏支持の議員グループに入った。
一方、自民党の配分額最高の支部は岩手2区で計2750万円。連続当選を目指した鈴木俊一氏が、岩手県唯一の自民党国会議員の議席死守を目指した選挙区だ。また、初当選組5人の中では、小泉進次郎氏の神奈川11区が別格扱いで、連続当選を果たした議員の選挙区支部と同レベルの計1950万円が配分されていた。
(2010年9月30日11時32分 読売新聞)
5876
:
チバQ
:2010/09/30(木) 20:24:21
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100930/plt1009301650004-n1.htm
小沢の“援護射撃”和美3000万、衣里子2200万円也!
2010.09.30
総務省は29日、2009年分の政党交付金使途等報告書を公開したが、民主党は70億7600万円を都道府県連や、国会議員、衆院選候補者(いずれも当時)らが代表を務める支部に配分した。代表や代表代行などを務めた小沢一郎氏(68)の意向が反映したとみられるが、新人候補者や国替えした議員、選挙区事情などを考慮して支給したようだ。
党本部から都道府県連を除く各支部への交付金は、昨年1年間でおおむね1千万〜2200万円。参院の支部は1千万円のケースが目立ち、09年衆院選時点で衆院議員が代表の支部は1500万円が多い。
このうち太田和美衆院議員(31)が代表を務める福島県第2区総支部は6回、計3千万円が支給された。支部では最高額で、衆院選公示の迫った8月14日には半額の1500万円が投入された。
太田氏は06年、千葉7区の補欠選挙で初当選。09年衆院選は小沢氏の提案で福島2区に国替えして出馬した。自民党現職(当時)との接戦が伝えられる中、党本部の“援護射撃”とみられる。
これに次ぐのが2700万円で、東京都第9区、神奈川県第3区、愛知県第15区、熊本県第2区、第3区、鹿児島県第2区の各総支部。いずれも新人候補者が代表で、8月14日には各500万円が支給されている。
このほか、小沢氏が出馬を要請した福田衣里子衆院議員(29)が代表の長崎県第2区総支部は2200万円。鹿野道彦農相や、与謝野馨氏(現・たちあがれ日本)と激しく競り合った海江田万里経済財政担当相など返り咲きを狙っていた元職組の総支部にも2千万〜2200万円が支給されたケースなどがある。
小沢氏の岩手県第4区総支部、菅直人首相の東京都第18区総支部はともに1500万円だった。
5877
:
名無しさん
:2010/10/01(金) 04:10:45
昨年の政党交付金、県内ほとんどの支部で増加
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1735157.article.html
総務省が29日公開したした2009年分の政党交付金使途報告書によると、佐賀県関係の国会議員が代表を務める選挙区支部への各党本部からの配分は、昨年、総選挙が行われた関係で、ほとんどの支部で増えた。
民主党は衆院佐賀1区(原口一博代表)、同2区(大串博志代表)が前年より500万円増の各1500万円で、参院第1支部(川崎稔代表)は前年と同じ1000万円。同党県連には1760万円(前年比500万円増)が配分された。
自民党は佐賀1区(福岡資麿代表)が1750万円(前年比150万円増)、佐賀2区(今村雅弘代表)が2050万円(同250万円増)、佐賀3区(保利耕輔代表)が1950万円(同350万円増)。参院第2支部(岩永浩美代表)は1400万円(同200万円減)だった。同党県連には約1710万円(同426万円増)が配分された。既に解散した自民党衆院佐賀3区(平林素子代表)は総選挙前の6月までに550万円の配分を受けていた。
社民党県連は前年より約568万円減の706万円の配分だった。
5878
:
名無しさん
:2010/10/01(金) 04:13:02
県内3党で支出2億8476万円 09年政党交付金
2010年09月30日10:45
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100930/201009301045_11796.shtml
総務省が29日公開した2009年分の政党交付金使途等報告書によると、県内の民主、自民、社民の各党支部の支出総額は2億8476万円だった。政党別では自民が1億5418万円、民主が1億2906万円、社民が152万円。
各党の内訳は、民主は県連が2100万円。1〜5区の各総支部は、5区(阿知波吉信支部長)が2200万円で最も多く、1区(柴橋正直支部長)が2000万円、4区(今井雅人支部長)が1582万円、3区(園田康博支部長)が1500万円、2区(橋本勉支部長)が1484万円。参院第1総支部(平田健二支部長)は1040万円、参院第2総支部(山下八洲夫支部長)は1000万円だった。
自民は、県連の支出総額が2393万円。1〜5区の各支部で最多は5区(古屋圭司支部長)の2510万円で、2区(棚橋泰文支部長)が2027万円、1区(野田聖子支部長)と4区(金子一義支部長)が各1950万円、3区(武藤容治支部長)が1765万円だった。参院第1支部(藤井孝男支部長)は1423万円、参院第3支部(松田岩夫支部長)は1400万円。
社民は県連合の支出。
県内の政党支部が受けた交付金は2億7851万円。政党別では自民が1億4743万円、民主が1億2900万円、社民が208万円だった。(千円単位を四捨五入)
5879
:
名無しさん
:2010/11/12(金) 09:57:32
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。
5880
:
名無しさん
:2010/11/13(土) 09:15:22
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce
5881
:
名無しさん
:2010/12/01(水) 19:45:49
したたか「小沢戦略」、衆院選で重点候補に選挙資金を集中投下/神奈川
2010年12月1日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012010019/
昨年の衆院選で政権交代を果たした民主党が、県内小選挙区で重点候補に選挙資金を“集中投下”していた実態が30日、明らかになった。党本部からの支援が2千万円を超えた10人のうち9人が小選挙区で当選。当時、代表代行だった小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」からの資金援助を受けた5人も全員が小選挙区を制しており、選挙資金でもしたたかな「小沢戦略」が浮き彫りになった。
県選挙管理委員会と総務省が同日公表した政治資金収支報告書によると、昨年1月から投開票日(8月30日)前までに、党本部から候補者が代表を務める総支部や政治団体に支払われた交付金や寄付の総額が最も多かったのは、中林美恵子(1区)、岡本英子(3区)の両氏の2700万円。長島一由(4区)、本村賢太郎(14区)、後藤祐一(16区)、神山洋介(17区)の4氏が2200万円で続き、上位を新人候補が占めた。
陸山会からの寄付は、中林、岡本、本村、中塚一宏(12区)、樋高剛(18区)の5氏にそれぞれ500万円。この5氏はいずれも小選挙区で当選している。
党本部と陸山会から計3200万円もの資金が投じられた中林氏と岡本氏は、代表代行として選挙を取り仕切った小沢氏の期待通り、対抗馬の当時官房副長官だった松本純氏、長く自民の地盤を守ってきた小此木八郎氏に勝利した。
「人口が少ない山間部から都市部へ攻め上がる戦略で臨んだ」と衆院選を振り返る民主党幹部は「小沢氏の戦略からすれば、都市部にある中林氏の1区と岡本氏の3区は、政権交代へ絶対に落とさねばならない自民党の最大の牙城。手厚い資金配分はうなずける」と指摘。思惑通りに“落城”させ、政権交代を実現させた小沢氏の手腕に舌を巻く。
「小沢ガールズ」の一人とされる岡本氏は「激戦区に党を挙げて対応してもらい、小沢氏にも物心両面で支援を受けた」と感謝の弁。中林氏の事務所は「全体の選挙区事情を判断した上での対応だと受け止めている」と話す。
一方、交付金が最少だったのは、8区への出馬表明が告示直前だった山崎誠氏の800万円。11区の横粂勝仁、15区の勝又恒一郎の両氏は1550万円で、この3氏は小選挙区で落選(比例復活)しており、党の支援額がそのまま結果に表れた格好。「短期決戦だったので」と最少額に理解を示す山崎氏だが、選挙費の持ち出し分の返済を現在も続けているといい、「選挙は苦労した。もっと支援があったら…」と漏らしていた。
5882
:
名無しさん
:2010/12/01(水) 21:15:53
「小沢部隊」カネで形成、現金入り封筒手渡し
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101201-OYT1T00267.htm
2009年の衆院選で、民主、自民党の実力者は自身の勢力拡大も念頭に、資金分配に奔走した。中でも集金力と分配額の多さで突出していたのが、民主党の小沢一郎元代表だった。
09年の政治資金収支報告書からは、自らの資金管理団体をめぐる事件で強制捜査を受け、「政治とカネ」で厳しい視線を浴びながらも、選挙戦で巨額を動かし、党内最大勢力である小沢グループの「中核部隊」を形成していった実態が浮かび上がった。
衆院が解散された同年7月21日。JR東京駅近くのホテルに、民主党の現職、新人の衆院選候補予定者数十人が三々五々、入っていった。懐には金額が空欄の領収書があった。部屋で待っていたのは小沢氏の秘書だった。
「(小沢氏の資金管理団体の)『陸山会』に領収書を出すと、表に出ることになるが、それでもいいですか」
複数の候補予定者によると、秘書はこう告げ、承諾を確認したうえで、現金入りの封筒を手渡した。札束を数えた候補予定者たちは、持参した自らの資金管理団体の領収書に「500万円」と記した。
秘書はこうも加えた。「今後、いざという時にはよろしくお願いしますよ」
同日は、民主党本部からも500万円の公認料が配られた。ある衆院議員は「公認料は1000万円と聞いていたが、実際は500万円でがっかりした。そこへ小沢氏から500万円もらい、『これで戦える』と心強く思った」と振り返る。
陸山会からの「軍資金」は、91人(2人は200万円)に計4億4900万円。直後の衆院選では88人(うち初当選は49人)が当選した。小沢氏は前日の20日に陸山会へ3億7000万円を貸し付け、それが原資となった可能性が高い。
通常、「表に出ないカネでやる」(自民党関係者)と言われてきた、有力政治家から議員、候補者への軍資金提供。なぜ、小沢氏は今回、表に出したのか。
小沢氏に近い議員の1人は、「政治とカネで強制捜査を受けた直後だけに、これ以上疑われるよりは、表でやる方がいいと判断した」と説明する。民主党内では、「小沢氏は勝負所と見て、なりふり構わずカネを配った。自らの数と力を拡大、誇示する狙いもあった」との指摘も聞かれる。
小沢氏から資金を受け、当選した議員の多くがその後、小沢氏を支える「中核部隊」となったが、小沢氏から離れたケースもある。
今年9月の党代表選で、小沢氏に投票するとした人は、読売新聞の投票前の取材では66人(実名で回答60人、匿名6人)。菅首相に投票するとした人も13人(実名で回答10人、匿名3人)いた。小沢氏支持議員からは選挙戦中、この13人に対し、「金を受け取って、『政治とカネと決別する戦いだ』と主張するのはおかしい」との批判が上がった。13人の1人は、「資金を受け取る際は戸惑ったが、選挙を仕切る立場の小沢氏からだったので、礼儀として受け取った」と釈明する。
また、11月25日、小沢氏支持の当選1回議員グループ「北辰会」が設立されたが、総会に参加した43人のうち24人と半数以上が「受領組」で、巨額分配の「成果」の一端とも言えそうだ。
一方、自らの資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金事件で、小沢氏と同様、批判を浴びた鳩山前首相は、衆院選前に鳩山グループの議員に寄付などはしておらず、事件を受けて自粛した模様だ。
(2010年12月1日09時26分 読売新聞)
5883
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 01:04:38
政治資金:小沢氏資金、党内に波紋
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101202k0000m010121000c.html
30日に公表された政治資金収支報告書で、民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」が昨年の衆院選前に、民主党の衆院選候補者89人に計4億4200万円を配っていたことが党内に波紋を広げている。
仙谷由人官房長官は1日の記者会見で「非常に力のある政治家が若い人を育てようと資金援助するのは、昔はよくあった。昔、いろいろ聞かされていた情景かなと思う」と、小沢氏の手法を皮肉った。
資金を受け取ったのは小沢氏に近いか、小沢氏が擁立を主導した新人議員がほとんどで、多くの議員が9月の民主党代表選で小沢氏を支持した。小沢陣営では、資金を受け取りながら菅直人首相を支持した議員への反感が強く「カネを返すべきだ」と非難する声も上がっていた。複数の議員によると、資金が手渡されたのは昨年7月21日の衆院解散当日で、事前に小沢氏周辺から東京都内のホテルを指定し「おいでいただきたい」との電話があった。部屋に赴いて小沢氏の秘書から現金を受け取り、その場で陸山会あての領収書を書いたという。新人議員の一人は「これがなければ落選したかもしれない」と振り返った。【野口武則】
毎日新聞 2010年12月2日 0時40分
5884
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 01:16:03
民主・小沢元代表資金管理団体、2009年衆院選候補者91人に4億5,000万円もの現金提供
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188922.html
民主党の小沢一郎氏から、グループ議員らへの4億5,000万円もの現金提供が明らかになった。「小沢流選挙」に、批判の声が上がっている。
1日夜、東京都内で小沢グループの会合が行われた。
笑顔で店を出た小沢氏だったが、記者の「迂回(うかい)献金をしたとの指摘もあるが?」、「迂回献金との認識は?」などの質問に、無言で車に乗り込んだ。
「迂回献金」というフレーズに顔を曇らせた小沢氏。
政権交代を果たした、2009年の衆院選。
小沢氏の資金管理団体から、「小沢ガールズ」ら91人の候補者に、あわせて4億4,900万円もの政治資金が提供されていたことが明らかになった。
民主党の神風英男議員は「(小沢氏から500万円受け取ったことは?)いや〜、そりゃ、ありがたいです」と話し、民主党の内山 晃議員は「助かったよ〜。なかったら落ちてたかもしれない」と話した。
参加者の口から出るのは、生々しい選挙資金の話。
民主党の福田昭夫議員は「みんな、それこそ金欠病になっていたと思うので、そういう意味ではみんな、わたしだけじゃなくて、支援を受けた人たちは、それは心強かったと思いますよ」と話した。
2009年の衆議院解散当日、都内のホテルに集められた立候補予定者たちは、小沢氏の秘書から、500万円が入った封筒を手渡されたという。
注目されるのは、「資金の流れ」。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」は、小沢氏が代表を務める岩手県の党支部から、3億7,000万円の寄付を受け、この支部は前日に、政治団体「改革フォーラム21」から同額の寄付を受けていた。
政治団体間では、5,000万円を超える寄付は禁止されていて、政党支部を経由することで、「法の抜け穴」を使ったとの見方もある。
また、改革フォーラム21には、小沢氏が代表幹事を務めた旧新生党の資金が移されていて、新生党には、国から多額の金が交付されていた。
こうした資金の流れについて、小沢氏の事務所は、「政治資金規正法に基づき、適正に処理しており、収支報告書の通りです」としている。
仙谷官房長官は「ある意味で、合法性を持つやり方ではあるが、実質的に、それはいかがなものかという議論になってくる可能性はあるんじゃないでしょうか、はい」と述べた。
年明けの通常国会では、小沢氏の国会招致に向け、野党の追及は強まるとみられる。(12/02 00:54)
5885
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 03:25:05
民主、2議員に5億4000万円…組織対策費
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101201-OYT1T01361.htm
政権交代選挙となった昨年の衆院選前に、民主党本部から議員(当時)2人に計5億円を超える「組織対策費」が支払われていたことが、11月30日に公表された2009年の政治資金収支報告書でわかった。
多額の資金の具体的な使途について、民主党側は説明をしておらず、識者は「政治資金の透明性を著しく害するやり方だ」と指摘している。
政治資金規正法では、政治団体が支出する際、相手の氏名と住所、金額、目的などを政治資金収支報告書に記すことを義務付けている。議員個人に組織対策費として支出した場合は、受け取った議員の領収書を添付すれば、この議員が何に使ったかまでは記載する必要はない。
収支報告書によると、組織対策費を受けていたのは、当時、民主党の財務委員長だった佐藤泰介元参院議員(7月の参院選に不出馬、政界引退)と輿石東参院議員会長。佐藤氏には5月29日に1億円、6月22日に2億円、同29日には500万円を支出。衆院の解散直前の7月13日にも2億円が支出されていた。また、輿石氏にも解散当日の同21日に1000万円、11月に1000万円が支出された。
2人に対して民主党が09年に支出した組織対策費は計5億4000万円で、その95%に当たる5億1500万円が衆院選前の約3か月間に集中していた。
民主党が特定の議員に組織対策費を支出するようになったのは、小沢一郎元代表が代表に就任した06年4月以降で、09年末までに財務委員長や国対委員長を務めた山岡賢次副代表に計17億310万円、佐藤氏に計10億3500万円を支出。輿石氏や、当時選挙対策委員長だった鉢呂吉雄国対委員長への支出も含めると、総額は28億2810万円に上っている。
(2010年12月2日03時03分 読売新聞)
5886
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 03:28:42
政治資金、陸山会が9億円 衆院選候補者に寄付も
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101201_5
総務省に2009年分の政治資金収支を届け出た本県国会議員は、衆院議員が、民主党の小沢一郎氏(岩手4区)と自民党の鈴木俊一氏(岩手2区=当時)、参院議員は民主党の藤原良信氏(比例)と工藤堅太郎氏(比例=当時)で、他の議員は県選管に報告している。09年は政権交代につながった衆院解散・総選挙の年だけに、小沢、鈴木両氏は資金管理団体の収入が増えた。
◆09年分の収入額
4団体を届け出ている小沢氏が最も多い。資金管理団体の陸山会の09年分の収入は、9億1282万円と前年から7億4979万円の大幅増。自らの政治団体からの寄付を除く収入は8億9855万円となる。この中には小沢氏自身からの借入金3億7千万円も含まれる。同会は衆院選候補者の後援会など91団体に200万〜500万円、総額4億4900万円を寄付した。
このほかの団体の09年分収入は、小沢一郎政経研究会4393万円、小沢一郎東京後援会800万円、誠山会が2247万円(いずれも自らの政治団体からの寄付を除く)。
鈴木氏は、清鈴会の1団体を届け出た。09年分収入は、前年より1177万円多い7297万円。藤原氏は、陸仙会と藤原良信後援会の2団体で計2358円(前年比2万2995円減)を報告した。工藤氏は、工藤堅太郎政経フォーラムの1団体が351万円(前年比87万円増)だった。
◆個人献金
最も多いのは小沢氏で2678万円(前年比1121万円増)。鈴木氏は前年より311万円多い490万円。工藤氏は120万円少ない100万円。藤原氏は前年同様なかった。
◆団体献金
小沢氏は同氏の政治団体からの寄付を除くと、前年より4億2899万円多い4億5401万円。内訳は民主党県第4区総支部から4億4400万円、日本保険薬局政治連盟から300万円などだった。
鈴木氏は2649万円で前年比821万円増。日本医師連盟から500万円、日本薬剤師連盟230万円、宏池政策研究会300万円など。
工藤氏は民主党参院比例区第51総支部から250万円を受けた。藤原氏はなかった。
◆政治資金パーティー
小沢氏は、東京都内で「小沢一郎政経フォーラム」を2回開催しており収入は計4392万円。経費を除いた実収入は3382万円で、4回開催した前年より1726万円少なかった。
鈴木氏は、「鈴木俊一君を激励する会」など、都内と盛岡、八戸両市で計4回開催。収入は4057万円で、経費を除く実収入は、前年より34万円少ない3536万円だった。(2010/12/01)
5887
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 03:31:36
「のどから手が出るほど欲しい」陸山会分配金
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101130-OYT1T01191.htm?from=navr
政権交代選挙となった昨年の衆院選前に、民主党候補予定者91人に、資金管理団体「陸山会」から1人あたり500万〜200万円を配分していた小沢一郎元代表(68)。
このうち当選したのは88人に上る。その証言で、これらの資金が候補者の選挙運動に大きく貢献した実態が浮かんだ。
「資金支援をしたい」。衆院解散直前の昨年7月。当時、新人として立候補を予定していた大西健介衆院議員(39)(愛知13区)の携帯電話に、小沢氏の政策秘書(当時)から電話がかかってきた。「条件があるなら受けられない」。大西氏が伝えると、政策秘書は「条件はない」と答え、「資金管理団体で受けるように。事前に領収書を用意してほしい」と告げたという。
衆院が解散された7月21日、寄付の受け渡し場所に指定された東京・八重洲のホテルには、民主党の候補予定者が列を作り、小沢氏の秘書から封筒に入った現金を受け取った。別の議員によると、同じ日、東京・赤坂の陸山会の事務所でも資金が配られたという。
これらの資金は、陸山会の収支報告書に、「選挙 寄付」として記載されている。本人や秘書が読売新聞の取材に応じた34人のうち22人が、受け取った金の一部または全部を、選挙に使ったと説明。西日本の新人議員の1人は「当落ライン上で、もう少し頑張れば通るのではないかという情勢。のどから手が出るほど欲しい資金だった」と話す。別の新人も「前回落選してから活動を続けており、衆院解散も延びて資金繰りが苦しかった。あのお金がなければ事務所を維持できなかった」と明かした。
一方、「500万円なんてあっという間になくなる。金をもらったからついていくという時代ではない」と振り返る関西地方の議員もいた。
(2010年12月1日06時29分 読売新聞)
5888
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 03:42:25
【主張】小沢氏政治資金 公金私物化なぜ許される
2010.12.2 03:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101202/crm1012020325004-n1.htm
国会に血税が投入されていることへの背信行為といえよう。極めて不透明な点が多く、証人喚問を通じた徹底究明が不可欠だ。
国会招致を拒み、説明責任を果たさずにいる民主党の小沢一郎元代表にまた、不可解な政治とカネの問題が判明した。
平成21年分の政治資金収支報告書などによると、小沢氏は昨年7月の衆院解散当日、自身の資金管理団体「陸山会」を通じ側近議員ら89人の候補者側に計4億4200万円を配った。
その前日、小沢氏は陸山会に3億7千万円を貸し付け、2日後には全額返済された。問題となるのは、返済に合わせて旧新生党の政治関係団体から貸付金と同額の資金が、政党支部経由で陸山会に移されていたことだ。
一連の資金の流れからは、旧政党資金が政党支部や陸山会などを迂回(うかい)して小沢氏側に移り、自らの支持グループを形成する軍資金にあてられたことがうかがえる。
旧政党が残した資金には立法事務費や政党助成金など多額の公金が含まれている。公金の私物化と言わざるを得ない。
旧新生党は、小沢氏が平成6年の新進党の結成まで率いていた。解散時には残金の大半の約9億2千万円が小沢氏関係の政治団体に移され、約5億円は立法事務費だった。旧自由党が民主党と合併した際も同様に資金が移された。
政党助成法は、政党が解散した場合に総務相が残金の返還を命じることができるとしているが、強制力はないとされる。当時、制定に関与した小沢氏は「骨抜き」を意図したのだろうか。
政党が解散する直前に寄付を行うことを禁止し、残金返還に応じない場合の罰則規定を設けるなどの法改正が急務である。
政治団体間の寄付の上限(年間5千万円以内)をかいくぐるために、量的制限のない政党支部を経由させた疑いもある。併せて抜け道をふさぐ方策が必要だ。
陸山会の土地購入をめぐる虚偽記載事件でも、小沢氏が陸山会に4億円をいったん貸し付けるなど複雑な資金操作が行われ、その原資は明らかでない。衆院解散時に貸し付けた3億7千万円の原資も究明しなければならない。
今国会での小沢氏の国会招致は見送られるが、「最後は私が判断する」と言いながら動かなかった菅直人首相の責任は大きい。
5889
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 04:23:18
加藤氏政治団体、選対スタッフが監査
12月2日(木)
http://www.shinmai.co.jp/news/20101202/a-5.htm
09年分の政治資金収支報告書から適用された国会議員関係政治団体の政治資金監査制度で、民主党の加藤学氏(衆院5区)が関係する3団体の監査を、同年の衆院選で加藤氏選対に加わっていた現県議の吉川彰一氏(改革・緑新、下伊那郡)が務めていたことが1日、09年政治資金収支報告書で分かった。
国の政治資金監査マニュアルでは制度を「外部性を有する第三者による監査」と位置付けている。吉川氏は取材に「監査当時は一般県民で、一切手心は加えていない」と説明している。
5890
:
名無しさん
:2010/12/02(木) 04:26:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010120102000023.html
陸山会、89候補に各500万円 旧新生党資金が元手
2010年12月1日 朝刊
政治資金収支報告書で、代表を務める政党支部から七千万円を超す寄付の未記載が発覚した小沢一郎・元民主党代表。昨年の衆院選直前には旧新生党の資金などを元手に、自身の資金管理団体「陸山会」から側近の現職や新人の候補者九十一人に計四億五千万円が分配されたことも判明した。政治団体間の寄付制限にかからないよう政党支部を迂回(うかい)させるなど、複雑な資金操作が行われていた。
報告書によると、陸山会からの寄付額は九十一人中八十九人が五百万円で、二人が二百万円。五百万円と二百万円の各一人を除き、衆院解散当日の昨年七月二十一日に提供され、残る二人にも衆院選前の八月十七日までに受け取った。
五十二人は新人候補で、現役組では鈴木克昌総務副大臣や松木謙公農林水産政務官ら小沢氏を支持する「一新会」のメンバーが名を連ねている。
寄付に先立ち、小沢氏関連の政党支部と陸山会などの間で資金のやりとりがあった。
まず解散前日の七月二十日、陸山会が小沢氏個人から三億七千万円を借り入れた。翌二十一日、旧新生党の資金を受け継ぐ政治団体「改革フォーラム21」が、小沢氏が代表を務める民主党岩手県第4区総支部に三億七千万円を寄付。同支部は二十二日、同額を陸山会に寄付し、陸山会はその日のうちに同額を小沢氏に返済した。
報告書上は、小沢氏が自らの資産から三億七千万円もの巨額資金を一時支出し、候補者への寄付を立て替えていたことになる。
改革フォーラムは小沢氏らが自民党時代、政策集団として設立。一九九四年の新生党解散時、国からの立法事務費五億円を含む九億二千万円の寄付を同党から受けた。二〇〇八年時点で六億九千万円の残高があった。
政治資金規正法では政治団体間の寄付の上限は五千万円。だが、政党は対象になっておらず、政党や政党支部を経由すれば億単位の資金を移動できる。
昨年九月まで改革フォーラムの会計責任者だった平野貞夫元参院議員は「自分が責任者になった〇七年ごろから、天下分け目の時、選挙資金に使うという話はしていた。第4区総支部への寄付は小沢氏の了解も得ている。この資金がなければ政権交代はなかった。迂回と言われようが適法な措置だ」と話している。
5891
:
名無しさん
:2010/12/04(土) 05:13:18
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1245815657/1180
山岡・民主副代表:陣営が運動買収の疑い 昨年の衆院選
2010年12月4日 2時30分
http://mainichi.jp/select/today/news/20101204k0000m040141000c.html
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1245815657/1181
山岡・民主副代表:陣営買収疑惑 運動員、領収書にため息
2010年12月4日 2時31分
http://mainichi.jp/select/today/news/20101204k0000m040142000c.html
5892
:
チバQ
:2010/12/04(土) 15:30:39
http://www.tokachi.co.jp/news/201012/20101204-0007364.php
中川昭一後継 郁子夫人が出馬に意欲
2010年12月04日 14時27分
故中川昭一元財務・金融相の夫人の郁子氏(51)が4日午前、帯広ワシントンホテルで開かれた旧中川後援会婦人部「れもんの会」(明瀬幸子会長)の会合に出席、同会から次期衆院選で夫の後継として出馬を促されていることに触れ、「前向きに考えを進めている段階。きちんと話ができる日が早くくればいい」と語った。出馬への意欲を示唆したと受け止められ、自民党支部の候補選考に大きな影響を与えそうだ。郁子氏はこれまで、後継問題について具体的な言及は避けていた。
旧後援会婦人部の会合であいさつする郁子氏
中川氏の後継をめぐっては早くから郁子氏の擁立論があり、れもんの会が8月に阿寒湖温泉で開いた集会では、役員から「中川先生の遺志をついでいただけるのは郁子さんしかいない」と出馬を促す声が上がっていた。
郁子氏は4日の会合で正式に話せる段階にないことを示しながらも、「8月に皆さんから力強いお話をいただいた。きちんとお話する日が早く来るよう頑張っている」と説明。「いったん決めたら主人がお世話になった大きな組織の力を借りてやっていきたい。大きな組織から出ることができなくても、れもんの会や旧後援会のお力を借りてやっていきたい。一度決めたらたった1人でもやり抜きたい」とも語った。
郁子氏は今週十勝入りし、中川義雄氏の叙勲を祝う会、清水誠一道議の政経セミナーなどに相次いで出席。関係者と今後の去就について相談を重ねていたとみられる。旧後援会本体にも親睦団体として活動を再開する動きが出ており、古参幹部は「地区後援会の役員からは組織を望む意見を受ける。年内か年明けには立ち上げたい」とする。
自民党道11選挙区支部内には郁子氏に対し、政治的キャリアが皆無で実力も未知数であることから、次期衆院候補として否定的な意見もくすぶっていた。ただ郁子氏と旧後援会の動きは選考作業に影響を及ぼすのは必至で、同支部の幹部は「旧中川後援会の意向は無視できない。議席確保を最優先に『勝てる候補』を選ぶことになるのでは」と話している。
小選挙区候補の空白区の選考に関して、自民党道連は公募で候補を選考するよう要請。11区支部は11月下旬に支部長会議を開き、執行部は時間的な制約上、来春の統一地方選後まで作業を先送りすることを提案している。
5893
:
チバQ
:2011/01/03(月) 14:09:23
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110103ddm001010002000c.html
青木・民主衆院議員:陣営、都議らに現金 09年衆院選前、公選法抵触か
◇9人に147万円 事務所「正当な労働の対価」
民主党の青木愛衆院議員(東京12区)の事務所が主に09年夏の衆院選直前、選挙区内の都議や区議ら9個人・団体に147万円余を提供していたことが毎日新聞の入手した領収書のコピーなどで分かった。支出名目は「労務費」で、青木氏の事務所は個別の支出を政治資金収支報告書に記載せず、一括計上できる人件費として処理したとみられ、「正当な労働の対価として適切に処理した」と説明する。だが、一部の区議は「労働の対価」を否定し、青木氏の選対関係者も「金を渡すことで議員の支援を受けることが目的で、名目はどうでもよかった」と証言した。
公職選挙法では選挙区内の有権者に現金を渡す「寄付行為」を禁じている上、票のとりまとめなどを依頼した場合は「買収行為」に当たる。専門家は「労務費名目でも実態がなければ公選法違反の疑いが強い」と指摘しており、青木氏側の説明が求められそうだ。
毎日新聞が入手したのは青木氏の資金管理団体「桜下塾研究会」宛ての領収書計12通。選挙区内の北区選出の都議の後援会事務所と別の都議の親族、北区議5人と候補1人、足立区議1人の計9個人・団体が計147万5500円を受領したと記されていた。12枚のうち9枚の日付は09年7月30日から公示前日の8月17日。2枚は8月とだけ書かれ、1枚は日付がなかった。
桜下塾の09年の政治資金収支報告書には9人の側への支出が分かる記載はなく、選挙運動費用報告書にも記載はなかった。青木氏が代表の「民主党東京都第12区総支部」には6月17日〜7月22日に9人のうち6人への寄付などの記載があるが、金額や時期が違う。
9人のうち金額が最多の原田大都議は「新聞には答えない」と取材を拒否し、残る8人は領収書にサインしたことを認めた。原田都議は後援会の収支報告書に一部を収入として計上したが、支出者は未記載だった。ほかはいずれも資金管理団体や関係政治団体に記載はなかった。
また、9人中4人は「ポスター張りや事務所の手伝いの謝礼」と説明したが、鈴木隆司北区議は「労働の対価ではない。(受領の)理由は覚えていない」とし、花見隆同区議は「労務費とは理解してなく、選挙時に一律に配られる資金だと思っていた」と語った。
青木氏の選挙に関わった選対幹部は「(名目は)ポスターやチラシを配った謝礼だが、地元議員たちが実際にやったかどうかは分からない。彼らを(選挙運動の手足として)押さえるのが目的で、名目や実態はどうでもよかった」と証言した。
青木氏の事務所は「労務費支払いに関しては桜下塾の09年分の収支報告で適切に処理している。正当な労働の対価としての支払い」と文書で回答した。具体的な労務内容について説明はなかった。【杉本修作、町田徳丈、松谷譲二】
5894
:
チバQ
:2011/01/03(月) 14:09:39
◆青木氏側からの資金提供◆
氏名 金額 領収書日付
原田大・都議(政治団体) 18万円 8月1日
〃 27万3000円 8月17日
日景省吾・北区議候補 22万1000円 8月17日
〃 12万円 8月以下空欄
鈴木隆司・北区議 18万円 8月14日
小椋修平・足立区議 6万円 7月30日
〃 4万5500円 8月17日
大畑修・北区議 9万円 8月14日
林千春・北区議 9万円 8月14日
福田伸樹・北区議 9万円 8月17日
花見隆・北区議 9万円 空欄
和田宗春・都議長の妻 3万6000円 8月以下空欄
5895
:
名無しさん
:2011/01/12(水) 20:10:50
http://www.hokkaido-365.com/news/2011/01/post-1579.html
選対幹部が公選法違反、小林千代美・前衆院議員に連座制適用の公算
11年01月12日(水) 18時47分
札幌高検が北海道5区からの5年間立候補禁止を求めて提訴
2009年8月の衆院選に北海道5区から出馬し、自民党の町村信孝元官房長官らを破って当選したのも束の間、陣営の選挙違反や北教組からの違法献金が相次いで発覚し、昨年6月に引責辞任を余儀なくされた民主党の小林千代美前衆院議員。
小林氏陣営を巡っては、選対幹部3人と北教組が公職選挙法違反や政治資金規正法違反の罪で起訴され、いずれも有罪が確定した。
このうちの公選法違反事件について、札幌高検が小林氏の連座制適用を求めた行政訴訟の第1回口頭弁論が、12日午後1時30分から札幌高裁(小林正裁判長)で開かれた。
札幌高検は昨年11月、公選法違反事件で有罪となった選対幹部が連座制の対象となる組織的選挙運動管理者に該当するとして、札幌高裁に小林氏の同選挙区からの立候補を5年間禁止することを求める訴訟を起こした。
12日の弁論には、原告の検察官と小林氏の代理人である横路民雄弁護士が出廷。原告の訴状、被告の答弁書の内容に争いはなく、開廷から5分で結審した。
閉廷後、横路弁護士は、記者団に「本人は公職選挙法違反の事実関係については知らなかったが、(検察側の)請求の趣旨に関しては争わない」と語った。
小林氏は、横路弁護士を通じて「自身の選対で起きた公職選挙法違反の責任の重さを痛感し、すでに議員を辞職しています。今回の申し立てについても厳粛に受け止め、司法の判断に従ってまいりたいと思います。政治活動をご支援くださった皆様の期待に背く結果となり、国民の皆様の政治への信頼を失わせる結果となりましたことについて改めて深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。
小林氏が請求の趣旨を争わないため、判決は連座制が適用され、小林氏は5年間、同選挙区からの立候補を禁止される公算が高い。判決は1月26日に言い渡される。(文・糸田)
5896
:
名無しさん
:2011/01/26(水) 12:05:57
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110126-OYT1T00465.htm
小林議員に連座制適用、5年間立候補禁止
2009年8月の衆院選北海道5区で当選した小林千代美・前民主党衆院議員(42)陣営幹部の選挙違反事件で、公職選挙法違反に問われた元連合札幌会長(61)の有罪確定を受け、札幌高検が小林氏への連座制適用を求めた行政訴訟の判決が26日、札幌高裁であった。
小林正裁判長は、検察側の請求通り小林氏に同選挙区からの5年間の立候補禁止を命じた。
小林氏は、北海道教職員組合(北教組)の違法献金事件などの責任を取り、昨年6月に議員辞職している。
検察側は裁判で、「(元会長は)選対委員長代行の肩書で選挙運動を企画、立案、指示していた」などとして、元会長が連座制対象の「組織的選挙運動管理者」に該当すると主張。
(2011年1月26日11時51分 読売新聞)
5897
:
名無しさん
:2011/01/26(水) 12:10:20
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20110126-729131.html
小林元議員に衆院北海道5区立候補禁止
民主党小林千代美元衆院議員陣営の幹部による公選法違反事件で、札幌高裁(小林正裁判長)は26日、札幌高検の請求通り連座制を適用し、小林元議員に衆院北海道5区での立候補を5年間禁止する判決を言い渡した。
小林元議員は争わず、判決後「厳粛に受けとめ判決に従う。政治への信頼を失わせる結果となり、あらためて心からおわびする」とのコメントを出した。
事件では、元陣営幹部が2009年の衆院選で運動員に報酬を約束し、電話で投票を呼び掛ける事前運動をさせたとして公選法違反の罪に問われ、昨年10月に有罪が確定。札幌高検は同11月、元幹部は連座制の対象に当たるとして、提訴した。
提訴前の昨年6月、小林元議員は選挙違反事件や北海道教職員組合からの不正資金提供事件を受けて辞職。同10月の補欠選挙では、自民党の町村信孝元官房長官が当選した。(共同) [2011年1月26日12時0分]
5898
:
名無しさん
:2011/01/26(水) 12:37:36
小林元衆院議員に連座制適用 北教組事件、札幌高裁判決
2011年1月26日12時13分
http://www.asahi.com/national/update/0126/TKY201101260199.html
北海道教職員組合をめぐる不正資金提供事件や別の選挙違反事件で辞職した民主党の小林千代美・元衆院議員に対し、札幌高検が連座制の適用を求めた行政訴訟の判決が26日、札幌高裁であった。小林正裁判長は請求を認め、小林元議員が衆院北海道5区に立候補することを5年間禁止する判決を言い渡した。小林元議員側は争わない方針を示していた。
小林元議員は2009年の総選挙で当選した。しかし、陣営の選対委員長代行だった元連合札幌会長が公選法違反(買収の約束、事前運動)に問われて有罪が確定。加えて陣営が北教組から多額の不正な資金提供を受けていたことも明らかになり、昨年6月に辞職した。
公選法は陣営の責任者らが買収罪などで一定の刑に処せられた場合、候補者自身も連座制の適用対象となって当選が無効となり、同じ選挙区に立候補することが5年間できなくなると定めている。
札幌高裁はこの日の判決で、元連合札幌会長が陣営の幹部である「組織的選挙運動管理者等」にあたり、従って小林元議員に連座制が適用されると判断した。
5899
:
名無しさん
:2011/02/09(水) 11:32:01
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020901000230.html
山岡氏陣営の買収容疑捜査 宇都宮地検、告発受け
2009年の衆院選で、民主党の山岡賢次副代表(67)=栃木4区=の陣営が、運動員を買収した疑いがあるとして、「世論を正す会」と名乗る団体が提出した告発状を宇都宮地検が受理、栃木県警と捜査を始めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。
受理は昨年12月末。告発状などでは、山岡氏陣営は衆院選の際、「電話作戦」をした女性運動員2人に、公職選挙法では認められていないのに報酬計24万円を支払った疑いが指摘されている。
運動員の1人は、共同通信の取材に「お金はもらったが、事務員としてで、電話かけはやっていない」と話した。
疑惑をめぐっては、山岡氏も昨年12月中旬、報道陣に「法令通りにやっている」と否定。党本部には、山岡氏の事務所が、事務員として働いた労働時間分の報酬を支払ったと報告している。
5900
:
名無しさん
:2011/02/09(水) 11:55:07
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110209ddm041040038000c.html
民主・山岡陣営買収疑惑:秘書聴取 運動員2人も−−栃木県警
09年8月に投開票された衆院選栃木4区の山岡賢次・民主党副代表(67)派の買収疑惑で、栃木県警捜査2課が山岡氏の私設秘書(37)から公職選挙法違反容疑で事情聴取していたことが捜査関係者の話で分かった。県警は毎日新聞の取材に疑惑を認めた運動員2人からも既に事情を聴いた模様だ。秘書は疑惑を否定し、運動員2人は報酬の受領を認めたという。県警はさらに聴取を重ね、宇都宮地検と連携して全容解明を進めるとみられる。【小林直、太田誠一、渡辺暢】
昨年12月に市民団体の男性から刑事告発を受けていた地検が、告発状を正式に受理していたことも新たに分かった。秘書が立件されれば山岡氏の当選が無効となる連座制が適用される可能性がある。
運動員2人は栃木県に住むいずれも主婦。毎日新聞の取材に「後援会名簿を使って電話をかけ『山岡さんをお願いします』と訴えた。1日200軒ぐらいかけた」などと栃木県真岡市の事務所で電話作戦をしていたことを認め、秘書らから09年11月に各12万円の報酬を受領したと証言した。
電話作戦は公選法上ボランティアだけに許され、報酬を受け取ると買収罪に問われる。
捜査関係者によると、県警の聴取対象は秘書や運動員2人以外の関係者にも広がっており、報酬の趣旨などについて解明するとみられる。
買収は電話作戦などの対価として運動員に金品を渡す「運動買収」と、有権者に金品を渡す「投票買収」に大別される。いずれも金権選挙防止のために禁じられており、法定刑は3年以下の懲役か禁錮、または50万円以下の罰金。秘書は公設、私設を問わず連座制の対象となり、禁錮以上の刑が確定すると当選は無効となり、同じ選挙区からの立候補が5年間禁じられる。
疑惑は昨年12月、毎日新聞の報道で発覚。山岡氏は「法令に従って適正に処理している」と疑惑を否定していた。
毎日新聞 2011年2月9日 東京朝刊
5901
:
チバQ
:2012/09/10(月) 20:05:03
553 無党派さん sage 2012/09/10(月) 19:07:35.14 ID:3rzFlzpc
>>544
1998/02/19 新井将敬 首吊り
2005/08/01 永岡洋治 首吊り
2007/05/28 松岡利勝 首吊り
2009/10/03 中川昭一 睡眠薬
2012/09/10 松下忠洋 首吊り
全員が亀井のグループに居た人達
5902
:
チバQ
:2012/09/10(月) 20:05:33
間違えた
5903
:
dbiZIgl
:2014/05/08(木) 16:51:54
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5904
:
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:2014/05/09(金) 20:31:12
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:2014/05/10(土) 01:54:47
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5906
:
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:2014/05/10(土) 09:16:09
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5907
:
チバQ0!.!
:2014/08/23(土) 23:02:49
ら、,、
5908
:
名無しさん
:2016/07/19(火) 23:39:29
http://www.sponichi.co.jp/society/special/2009politics/KFullNormal20090818083.html
幸福実現党とタッグ!小池百合子元防衛相が共同演説
幸福実現党候補だった泉敏彦氏(右)と握手を交わす小池百合子元防衛相
Photo By スポニチ
東京10区に自民党公認で出馬する小池百合子元防衛相(57)は17日、豊島区内で幸福実現党候補だった泉聡彦氏(38)と共同街頭演説を行った。泉氏は立候補を取りやめ、小池氏を支援する意向を表明した。
小池氏は「拉致問題一点に焦点を当てながら泉さんと協力していきたい。安全保障問題がこの選挙の争点」と主張。拉致、核など北朝鮮問題は幸福実現党の主要政策の1つで、党広報本部長代理でもある泉氏は「保守が分裂して民主党圧勝になってしまうかもしれない。小池さんから真剣な訴えがあって拉致、核を争点とされることを条件に、小池さんを支援することにした」と語った。
同区では郵政民営化関連法案に反対して自民党から除名処分となった小林興起元衆院議員(65)が今月、立候補を取りやめ民主党公認の江端貴子氏(49)への支援を表明したばかり。
[ 2009年08月18日 01:40]
5909
:
名無しさん
:2016/07/19(火) 23:40:15
2chより。
【駆除派議員】小池百合子【幸福の科学】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/bass/1250549083/1
1 名前:名無しバサー[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 07:44:43
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1250548293/
★ 小池氏、幸福実現党とタッグ結成も「金正日拘束」「ミサイルUターン」にドン引き…東京10区
写真 幸福実現党の旗がたなびく前で街頭演説を行った小池百合子氏
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20090818-352754-1-L.jpg
東京10区から立候補する自民党の小池百合子元防衛相(57)が17日、
幸福実現党の泉聡彦氏(38)との共闘を宣言した。
10区では無所属での出馬を予定していた小林興起氏(65)が
民主党の比例東京ブロックに公認され、民主候補の支援に転身。
これに危機感を持った小池氏の陣営は、14日に泉氏に選挙協力を打診した。
これに泉氏は「小池さんと志は一緒」と回答、あっさり不出馬を決めた。
17日は、北朝鮮による拉致工作の拠点とされる
東京・池袋のクラブ「ニューコリアン」跡地前で2人そろって演説。
「自公」ならぬ「自幸」の共闘に、
小池氏は「幸福実現党と拉致問題についてしっかりと協力していきます」と語った。
ただ、泉氏が「北朝鮮にレンジャー部隊を送り込み、金正日を拘束して東京で裁判にかける」と
仰天プランをぶち上げると、小池氏の表情は若干曇り引いた感じに。
さらに「小池さんは、(幸福実現党の比例東京ブロックで出馬する)ドクター中松さんの
『ミサイルUターン技術(撃ち込まれたミサイルをUターンさせ自爆させる発明)』にも
理解を示されております」と畳み掛けられるとそそくさと車に乗り込んで、演説会場を後にしていた。
スポーツ報知・社会面
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090818-OHT1T00025.htm
5910
:
名無しさん
:2016/07/19(火) 23:40:38
>>5909
2 :名無しバサー:2009/08/18(火) 08:20:54
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/08/18/03.html
東京10区に自民党公認で出馬する小池百合子元防衛相(57)は17日、
豊島区内で幸福実現党候補だった泉聡彦氏(38)と共同街頭演説を行った。
泉氏は立候補を取りやめ、小池氏を支援する意向を表明した。
小池氏は「拉致問題一点に焦点を当てながら泉さんと協力していきたい。
安全保障問題がこの選挙の争点」と主張。
拉致、核など北朝鮮問題は幸福実現党の主要政策の1つで、
党広報本部長代理でもある泉氏は「保守が分裂して民主党圧勝になってしまうかもしれない。
小池さんから真剣な訴えがあって拉致、核を争点とされることを条件に、小池さんを支援することにした」と語った。
同区では郵政民営化関連法案に反対して自民党から除名処分となった小林興起元衆院議員(65)が今月、
立候補を取りやめ民主党公認の江端貴子氏(49)への支援を表明したばかり。
5911
:
とはずがたり
:2016/07/22(金) 01:49:44
懐かしい。ありましたねぇ,こんなこと。
戦術的に動けるのは確かでそこは評価出来る(そこが嫌われてる)けど,今回は偉い人にひっついて引き上げて貰うのではなく偉い人になろうとしてる訳だがどうなるかな・・。
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