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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5435チバQ:2009/09/05(土) 17:01:14
http://203.139.202.230/09senkyo/090905dokusen05.htm
⑤ 選 択 誰が「勝った」のか
 自民党が議席を独占した県内3選挙区。それは紛れもない民意であり、有権者は県民の代弁者として前職3人を選んだ。

 しかし―。選挙後、何となく軸足が決まらない、不安定な感覚にとらわれる。

 突き詰めれば、全国情勢と県内の選挙結果の「ずれ」だろうが、それだけで十分な説明とは言えない。今回の選挙で、本当に勝ったのは誰かが見えてこないからだ。

 【写真】有権者が託した1票に、県内政党はどう応えていくのか(高知市内)

 ■もしも…
 選挙戦を文字通り「戦い」ととらえるなら、県内選挙区では自民党が勝者であることは間違いない。

 前職の危機感を前提に、公明党と連携。地域の疲弊や将来への不安をうまく得票につなげた。戦術、戦法で他を完全に上回った。

 だが、選挙は結果がすべてであり、「たら」「れば」は通用しないことを百も承知で考えてみたい。

 例えば、無党派層の動向が鍵を握る高知1区。もし元知事が参戦していなければ、結果はどうだったろう。支持政党のない有権者の多くは、民主党候補に流れたことが容易に想像される。

 比例代表の投票先では、前回衆院選より有効票が1万3千票以上伸びる中で、自民票は約8千票もダウン。政権運営に対する批判は確かにあった。

 民主党がもし候補者選定の段階から十分に練り、幅広い層に風をアピールできたとしたら…。比例票は前回より3万3千票も上積みし、県内第1党の座を維持しただけに、もったいない話だ。

 四国の議席維持が絶対命題だった公明党。それは果たしたが、太田昭宏代表ら党幹部が議席を失った痛手はあまりに大きい。

 地道な地域活動を続ける共産党候補にとっては、供託金の没収(2人)は屈辱のはず。民主党候補を推薦した社民党にしても、結果にはつながらなかった。

 投票から3日後、本紙は主要政党の県幹部らを招いて座談会を開いた(7日付「ファインダー」で詳報)。その際、幹部らの複雑な表情は「勝者が見えない戦い」を物語っているように思えて仕方ない。

 ■与党議員ゼロ
 小選挙区で自民党候補が独占したのは本県以外に福井、鳥取、島根の3県。この3県では民主党候補が比例復活した。つまり、衆議院議員480人の中に与党議員がいないのは本県だけとなる。

 これを単に、選挙区候補の巡り合わせのあやとするのか。それとも、近く誕生する民主党政権への疑問提示と見るのか。

 一つ言えるのは、圧倒的多数が同じ方向になだれ打つ社会は、決して健全な姿ではない。ブームや雰囲気に流されることの危険性は、4年前に経験したはずだ。

 県内各党は来年の参院選に向け、組織強化や立て直しに全力を挙げることになる。そこでは候補者問題にとどまらず、その先まで見据えて、民意をくみ取る基本戦略が問い直されるべきだ。

 それでこそ、今回の選挙に歴史的な意義を見いだすことができる。

(2009年09月05日付朝刊)=おわり


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