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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

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05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

2955とはずがたり:2009/08/05(水) 11:14:53
>>1472に拠ると自公>民社ネだったようだ。自民系に興起系はおらんのかね?

【09衆院選・あの選挙区のいま】(1)攻守一転(東京10区)
2009.8.2 00:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090802/elc0908021306002-n1.htm

 「風力発電だって、風車(かざぐるま)だって逆風だから回るんですよ。これからは『風車のお百合』でやらせて頂きます」

 7月27日、東京・池袋駅前に現れた元防衛相、小池百合子(57)は、自民党への逆風についてこんな冗談でマスコミをわかせた。この日、選挙期間中に利用する電気自動車に乗って「エコ選挙」をPR。終始、和やかなムードだったが、見守る選対幹部の顔つきは厳しかった。

 4年前の衆院選。小池の去就を多くの国民がかたずをのんで見守った。兵庫6区から東京10区への国替え。郵政民営化法案に反対した元自民の候補への「刺客」として大勝を収めたが、今回は逆に民主党から「女性刺客」を擁立され、厳しい戦いを強いられる。

 小泉構造改革のシンボルとしてもてはやされた4年前も、いまは昔。小泉純一郎元首相の引退も影響しているのか、「郵政」「小泉改革」に対する有権者の関心は、すっかり冷めた。

 練馬区のパート女性(57)は「もう『郵政』じゃないよ。終わった話じゃない」。こんな声があちこちで聞かれる。「大変厳しい選挙だ」。守勢に立たされた状況の変化に選対幹部はこう話す。
                ■    ■
 小池の選挙スタイルは、小泉旋風に乗った4年前とは大きく変わった。選挙カーに乗り、人通りの多い街中を回る遊説は鳴りを潜め、時間を見つけては地元の盆踊り大会などにせっせと足を運ぶ毎日。地元自民の都議や区議の支持もがっちり固める。まさに「どぶ板選挙」だ。

 「郵政」「構造改革」といった言葉も、以前のようには出ない。「新旧女性刺客対決」などとマスコミから質問を受けても「相手がどなたであろうが…」。こうかわすばかりだ。

 「小池氏に『刺客は兵庫に帰れ』という有権者もいる。時代は変わった」。ある選対幹部は話す。小池だけではない。小泉旋風の終焉(しゅうえん)には、4年前に戦った宿敵も苦しんでいる。

 小池に敗れ、再起を図る元自民の無所属、小林興起(65)は「『刺客』は民主主義の敵」「私は自民党に殺された」と、小泉改革を批判してきた。しかし、批判の最大の矛先が引退し、有権者の関心がいまひとつ高まらない。「みんな小泉が何をしたのか、忘れてしまっている」。小林はぼやく。
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 激戦区となった東京10区。しかし、4年前に郵政法案をめぐって候補者同士が行った白熱した政策論争は見えてこない。

 「『民主党』という有権者は多くても、私の名前が出てこない。もっと名前を覚えてもらわなければ…」

 民主の「女性刺客」、元東大准教授の江端貴子(49)はこう話す。「政権交代」「刺客」「女性」…。さまざまな言葉は躍るが、「江端貴子」という名前が、なかなか有権者に浸透しない。介護や雇用など政策論より前に、まず「民主ありき」。これが現状のようだ。

 小池氏は「CO2削減が最大のメッセージ。キーワードは『エコ』」と、郵政に代わる新しい対立軸を打ち出そうとしているが、これまた争点化されてはいない。小池陣営幹部は「保守らしい政策を堂々と打ち出せればいいんだが…」。

 東京10区では、ほかにも共産党地区役員の山本敏江(60)や幸福実現党の泉聡彦(38)の立候補が予想されるが、やはり対立軸を打ち出せずにいる。郵政民営化法案に揺れた4年前とは一変、争点が定まらないまま「政権交代」の風が吹く。一体、何を争点として打ち出せばいいのか。その答えはまだ、風の中だ。(菅原慎太郎)
 =敬称略

 「郵政民営化」をキーワードにした前回選挙から4年。候補者は政権交代を懸けて熱い戦いを再び繰り広げる。しかし、「政権交代」自体は政策の争点ではない。旋風に踊った熱狂は冷め、多くの有権者はどこか空虚な違和感を抱き、本当の争点が見えないと思っていないだろうか。あの熱狂は何だったのか。旋風が吹き荒れた「あの選挙区」の今を追いながら考える。

2956とはずがたり:2009/08/05(水) 11:22:40
【09衆院選】見えぬ争点 あの選挙区のいま(2)静岡7区 リターンマッチ
2009.8.4 19:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090804/elc0908041909006-n1.htm

候補者本位、真っ向勝負

 「今さら(民営化された)郵政が元に戻るわけがない。それよりも雇用と景気対策が重要」。7月24日、浜松市内の選挙事務所で自民、片山さつき(50)はこう語った。片山は前回の郵政選挙で、造反した無所属、城内(きうち)実(44)の「刺客」として選挙の洗礼を受けた。748票差で勝利。その戦いから4年がたつ。前回大接戦を演じた城内に加えて今回は知名度のある元NHKアナウンサーで民主新人、斉木(さいき)武志(35)との事実上の三つどもえの戦いだ。

 静岡7区は浜名湖の東西にまたがり、南北に天竜川が流れる広大な選挙区だ。だが、3人の主な選挙事務所は東名道浜松西インターから約3キロ圏内で互いに火花を散らす。幹線道には片山、城内のポスターが交互に並び、同じ民家の塀を飾ることすらある。

 片山の不安は党への逆風と郵政選挙が地元にもたらした「ねじれ」だ。4年前、党県連は城内を推薦し、離党後も水面下で支援する地元議員は少なくない。党県連は「一枚岩なんて言わないが、党としてさつきさんの支援にあたる」とする一方、「風で当選した人は地元には残らない。積極的に支援できない」という県議もいる。15日の決起集会には元首相の小泉純一郎を招く。4年前、会場を7千人もの聴衆が埋め尽くし、「純ちゃ〜ん、がんばれ!」の歓声が上がった熱狂の“火付け役”の来県に期待を寄せる。

 「構造改革路線は米国の現状でもわかる通り、勝負はついている」と話す城内はこの4年、議席奪還に向け地元の集会や講演会など地道な「草の根運動」で地盤固めに励んできた。

 「誰よりも地域を回った。地元になじみ、仲間だと認めてもらっている」。城内の自負を裏付けるように、解散後初の週末の納涼祭では、ニアミスする各候補で城内への声掛けばかりが目立った。「どんな祭りにも地元のルールがある。活動の成果です」。テレビでの露出や派手なパフォーマンスに頼りがちの片山との違いを強調、リベンジに手応えを感じる。

 「無所属だからタブーに挑戦し、改革ができる。自民対民主ではなく、双方を巻き込み政界再編を促す起爆剤にしたい」。政権選択選挙に一石を投じる構えだ。

 民主・斉木は本人自ら片山、城内の地盤にポスター張りの“飛び込み営業”をかける。斉木は「千枚くらい自分で頼みましたよ」。昨年2月の立候補表明から毎日、街頭に立ち続け片山と城内に「官僚出身の候補に天下り先をなくせるか。しがらみのない人間だから改革ができる」と対決を挑む。陣営側も「いい風が吹いてはいるが、保守の強い土地柄。ようやく2氏と同じ土俵に立てるまでになってきた」と身を引き締める。

 しかし、空前の熱狂が冷めた今、有権者は自民に厳しく、政権選択より「候補者本位」とみる人が多いようだ。

 3人に加え、幸福実現党から出馬予定の竹内隆文(51)も招いて立候補予定者討論会を実施した地元の若手農業者グループの養豚・加工業、森島宏昌(30)は「政権選択だけではない。具体的な政策と実現可能性を問いたかった」。

 浜松市南区の納涼祭では建設会社に勤める男性(38)が「仕事もないし、中小企業には自民でも民主でも変わらない。候補者の政策で決めるよ」。元建設業で農業の男性(71)もこう語った。「小泉さんは改革できなかったじゃないか。だから片山さんも『改革』とは言わなくなった。郵便局の人はえらい目にあった。だから、自民か民主か城内さんかといわれてもいまは分からないねえ」=敬称略

 (石川有紀)

2957とはずがたり:2009/08/05(水) 11:25:10
【’09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(3)広島6区 消えた強敵
2009.8.5 08:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090805/elc0908050828002-n1.htm

嵐去りて“主なき戦い”

 郵政民営化に反対し、自民党を離党した国民新党の亀井静香(72)と“刺客”として無所属で立候補した当時ライブドアを率いていた“ホリエモン”こと堀江貴文(36)。2人の対決で広島6区は全国屈指の注目区と化した。堀江の行くところに行列が群がり、フラッシュがたかれカメラが追う。尾道駅前に設置された事務所には連日多くの人が詰めかけ、ホテルや喫茶店などは大盛況となった。「改革」と白い文字で記された黒いTシャツを着た堀江は「尾道を日本のハリウッドに」「宇宙開発事業の拠点をつくりたい」。言動も選挙戦も派手だった。

 「改革を否定したわけではないのに、小泉さんの郵政民営化に賛成するかしないかだけの論理にすり替えられた。バラエティー番組などでも単純化されすぎて論じられた」

 亀井事務所の地元秘書は当時をこう苦々しく振り返る。ターゲットにされた亀井はもともと強固な後援会組織に支えられていたが、落下傘候補の参戦で一転“どぶ板”に専念。地元に張り付き、声をからして支持者ら一人一人に頭を下げた。

 選挙結果は亀井が底力を見せ踏ん張った。堀江は敗退。広島6区の喧噪(けんそう)は急速にしぼんでいった。堀江は平成18年、証券取引法違反の疑いで逮捕され、公の場から姿を消した。

 選挙戦を間近で見てきた尾道市の商店街で働く主婦、岡田潤子(57)は、当時の市内の熱狂ぶりを「有名なホリエモンが出馬すると聞き“出身地でもないのになぜ?”と正直違和感を覚えていた。何しろお祭り騒ぎが続いたからねえ」。こう振り返りながら「演説に集まる人は、正直、一目見たさというだけの雰囲気だった。今考えると、あの騒ぎは一体何だったのか」。口調はいたって冷淡だ。

 亀井事務所の幹部の一人は「堀江さんは“お金で買えないものはない”と言っていました。当時の社会全体の風潮で、これが世の中に何をもたらしたか。歪(ひず)みですよ。このことは今も変わらない。今こそ私たちは立ち止まって冷静に考えるべきだ」。4年前の清算を強調し、亀井の正しさをさりげなく強調する。

 ホリエモンの参戦で最も票を減らしたのは当時の民主党候補、佐藤公治(50)だった。

 「堀江さんは台風みたいだった。地方だし、せいぜい3万票程度と高をくくっていた。が、本来民主が集めるべき票を、小泉流のやり方でさらわれた。これが実感です」。佐藤後援会の幹部の一人はこう述懐する。亀井はその佐藤と2年前の参院選で手を結ぶ。

 佐藤は亀井の支持を受け当選した。今回は民主党は党を挙げて亀井全面支持にまわる。街頭には佐藤と亀井のツーショットポスターが張られる。「変われば変わるものだね」。街中ではこんな声も聞かれる。

 事実上の“無風区”と化した6区には自民党が4月末、世羅町選出の県議、小島敏文(58)を擁立。自民党への逆風を小島は「地元の理解も得てニュー自民党を訴え、再び信頼を集めたい」。ほかにも共産党は花岡多美世(52)を、幸福実現党は胡本協子(58)を立候補させる予定だ。しかし、強敵が消えたことで亀井の鬼気迫る“どぶ板”も姿を消した。選挙区には戻らず、国民新党の他候補者や中国ブロックでの遊説に明け暮れる。

 7月24日、尾道市内で開かれた事務所開き。主なき戦いを妻、奎子(65)が中心にあずかる。「前回は亀井が張り付きましたが、今回また私どもで頑張ります」

 いつものやり方が戻り、争点なき“信任投票”の結果を待つ。その雰囲気には和やかさすら漂う。=敬称略(豊田大祐)


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