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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5365名無しさん:2009/09/03(木) 06:25:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090903t51008.htm

鹿野氏辛勝、遠藤氏も復活当選 山形1区大接戦の背景

 政権交代をもたらした今回の衆院選で、山形1区は民主党元議員の鹿野道彦氏(67)が、自民党前議員の遠藤利明氏(59)を1291票差でかわす大激戦にもつれこんだ。遠藤氏の惜敗率は98.8%。比例東北で復活当選を果たす。全国47の「花の1区」で最大の激戦を演じた「山形1区現象」の背景を探った。
(山形総局・今里直樹、林直樹、山形聡子)

<悲壮感薄く>
 「厳しく苦しい選挙だったが、大逆風の中、最小限度の姿はつくれた」
 2日、県議会の自民党控室で開かれた議員総会。総括した今井栄喜県連幹事長をはじめ、県議31人の表情に政権を失う悲壮感は薄かった。

 「選挙には負けたが、勝負には勝った」
 今井幹事長は1区の選挙結果をこう表現する。敗因は荒れ狂う自民党批判の風だった。「勝因」について関係者の多くは「入念な戦略と戦術の奏功」を挙げる。

 遠藤氏は4年前の郵政選挙で大勝後、「どんな逆風でも10万票を取る体制をつくる」と公言し、草の根を張り巡らす戦略的な組織整備を進めた。

 そして臨んだ選挙戦。逆風の中、遠藤氏は自転車行脚で話題づくりに腐心した。世襲政治家の鹿野氏と差別化を図る「たたき上げ」のフレーズも準備。「小さな子がまねをする」(遠藤氏)まで定着させた。

 投票日の8月30日夜。午後8時すぎに早々と出た「鹿野氏当確」に、遠藤氏は「組織は完成体に近づいていたはずだが…」と首をかしげた。だが、開票が終わってみると、得票は10万票を超えていた。

 公明党の存在も大きかった。同党県本部の寒河江政好代表は「競ったのは選挙協力の結果だ」と胸を張る。ただ「自民から公明に来る票は民主に流れた。1区の協力はギブ(与える)だけだった」と表情を曇らせた。

<「風感じず」>
 一方、4年ぶりの議席回復を果たした勝者の鹿野氏。11選を決めた翌31日朝、街頭に立つ鹿野氏の表情には、喜びより厳しさがあった。

 30日夜の開票速報は、「遠藤氏優位」の情勢が深夜まで続いた。「当確」から約3時間。陣営には「まさか負けるのか…」という空気すら漂った。

 民主党は2007年の参院選、今年1月の知事選と連勝し、今回は「民主旋風」のまたとない風が吹いていた。

 選挙期間中、各種世論調査は鹿野氏の好調を伝えた。しかし、選対本部長を務めた舟山康江参院議員は「参院選のような風を感じない」と、数字と肌感覚の落差に不安を感じたという。圧勝に導けなかった「敗因」について、推薦した社民党県連幹部は「前回の落選後、4年間の空白があり、(鹿野氏は)『過去の人』になっていた」と言う。

 別の選対幹部は「風を受ける帆はあったが、こぎ手が足りなかった」と語る。陣営には民主、社民両党、連合山形、個人後援会が加わった。共闘の形は確立したが「後援会は高齢化し、社民党の動きも見えなかった」(陣営関係者)と明かす。

 民主党県連幹部は「4年前は約4万票差で負けた。差を埋めたのは風に恵まれたから」と遠藤氏との地力の差を認める。さらに「次の揺り戻しは、今回以上に大きいだろう」と表情を引き締めた。

2009年09月03日木曜日


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