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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

3184千葉9区:2009/08/08(土) 14:45:13
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090804ddlk20010005000c.html
’09夏・衆院選ながの:国政の課題・現場から/1 雇用と景気 /長野
 総選挙の公示が18日に迫り、各党はマニフェストを掲げて事実上の選挙戦に突入、「政権選択」の声が街にあふれる。一方、足元を見れば、人とカネの流出が続く地方の経済、農林業、医療などさまざまな分野で懸案が山積だ。長野の現場の人たちの声を通じて国政の課題を考えたい。

 ◇少ない求人、希望者殺到 経済政策の効果、実感できず
 「職安に求人を出すのをやめようかな」。上田市雇用促進室で企業と求職者のコーディネーターを務める滝沢博文さん(54)は、地元企業の担当者からこんな声を聞いた。数人の募集枠に数十人以上の希望が殺到し、「面接するだけで大変。とても対応しきれない」というのだ。

 社会保険労務士の滝沢さんは、4月から市の嘱託職員として週に4日、市内の企業を訪ね歩く。だが「どこも人余りで、とても新たな求人が出る状況ではない。何とか今いる社員を解雇しないようにお願いするのがやっと」という。

 製造業が盛んな上田地域で、精密モーター企業のシナノケンシ(上田市)が200人の希望退職者募集を決めるなど、不況の波は派遣社員から正社員に広がる。6月の同地域の有効求人倍率は0・26倍と、1963年以来最低の水準。工場勤務などの仕事に限れば、6月は129人の募集に対して求職者が3097人に上った。

 朝8時半、上田公共職業安定所に始業前から30人ほどが列をなした。求人情報を探す27台のパソコンを使おうと、フロアに人があふれる。「派遣切り」が問題化した昨秋以来、この状態だという。「景気の底打ちが地方へ波及するまで1年半はかかる。景気が良ければとにかく雇い、悪くなったら切る。それでいいわけがない」。春原和衛所長は苦渋の表情を浮かべた。

 製造業が主力の県経済は、世界的な経済危機の影響をもろに受けた。日銀松本支店によると、県内製造業の08年度下期の売上高は、前年比31・8%減。長野経済研究所の野崎光生・上席研究員は「県内の製造業は外需依存型で、外需の低迷が大きな落ち込みにつながった」と分析する。

 ◇ ◇ ◇
 夏休みシーズンを迎えた週末。白馬村は小雨が降り、北アルプスを厚い雲が覆った。「天気はどうしようもないからね」。八方尾根観光協会長の丸山武彦さん(60)は苦笑したが、そのあと「観光客の減少は天気のせいだけにはできない」とつぶやいた。

 スキーブームの90年代、「白馬、八方」は一大ブランドだった。夕方にゲレンデでスキー大会の準備をしていると、ふもとの道路にはスキー客の長い車列ができていた。

 しかし県によると、08年度の県内のスキー場利用客は762万人で、ピークの92年度(2120万人)の3分の1。観光客全体でも8676万人で、91年の1億764万人から2割減った。

 今、白馬村は外国人旅行客の誘致に力を入れている。同村観光局によると、08年は04年の約5倍の4万9664人に増えた。村で旅館を経営する丸山徹也さん(46)は「長期滞在する外国人が増え、受け入れ態勢が求められている」と話す。国も昨秋に観光庁を発足させ、11年までに外国人客1000万人を目指す。ただ、全体に占める外国人客の割合はまだわずかだ。

 国がPRする高速道路のETC(自動料金収受システム)割引や定額給付金による経済効果は実感できていない。「お金を配ってもその場だけで終わり。それより長期休暇を取得しやすくするなど、国でないとできない仕組み作りが必要だ」と丸山徹也さんは訴える。【光田宗義、大島英吾】=つづく


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