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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5502チバQ:2009/09/08(火) 21:44:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1251793574704_02/news/20090903-OYT8T00723.htm
政権交代 検証14対0

《下》 自民 組織選挙に限界(2009年9月3日)


検証14対0  敗戦の弁は様々だった。

 「自民党のおごり。組織が大きくなりすぎた」(12区・小島敏男)

 「『政権交代』というプロパガンダに、有権者がマインドコントロールされてしまった」(3区・今井宏)

 「逆風を感じたのは麻生さんになってから。代わってすぐ解散なら、こんなことにならなかった」(15区・田中良生)

 「風はあまり感じなかった。台風の真ん中にいたのかもしれない」(10区・山口泰明)

     ◎

 この4年間、自民党は歴史的大勝の余韻に浸ってきた。2005年の前回選は、小泉旋風に乗って小選挙区で12勝3敗。敗れた3人も比例復活を果たし、比例単独候補2人を含め、県内の衆院議員は17人に上った。

 だが、今回は圧倒的な逆風を受け、かろうじて2人が比例で復活するにとどまった。「前回の民主党のように、小選挙区で三つくらいはとれると思っていたのだが……」。投開票日の30日夜、県連本部でテレビの開票速報を見ていた県連幹事長の滝瀬副次はつぶやいた。


 格差社会と地方の疲弊を招いたとされる「小泉改革」に加え、安倍、福田、麻生と続いた政権のたらい回し――。埼玉の有権者が示した選択は、自民党自らが招いたものだった。

 業界を束ねる団体の自民党離れも加速。自民党を支援してきた県医師会の政治団体「県医師連盟」は今回、民主党候補4人を推薦した。建設業界の政治団体「県建設政治連盟」は「基本的には自民支持」としながらも、「活動に理解を示してくれる人なら自民党以外を支持してもいい」との立場をとった。

 地元に根を張る後援会組織を作り、業界団体を巻き込んで支持を広げる――という組織選挙の限界を指摘する声も多い。県東のある陣営幹部は「組織選挙が時代遅れなのは分かっているが、無党派層にどう訴えていいのか見当がつかない。結局、組織に頼るしかなかった」と吐露する。

 劣勢が伝えられた終盤、民主党と日教組の関係などを批判するネガティブチラシを配布し、伝統的な自民支持層を取り戻そうとした。だが、読売新聞と日本テレビの出口調査では自民支持層の3〜4割が民主党候補に投票した。民主党県連代表の枝野幸男は「ネガティブキャンペーンは逆にありがたかった」と振り返る。

 13小選挙区で自民候補を推薦した公明党幹部も「埼玉自民は自力がなさ過ぎる。民主との差が開き過ぎだ」と嘆く。その公明党も比例選北関東ブロックで至上命令の3議席目を奪還できなかった。東京12区で苦戦する太田代表のため、終盤は都内にも力を割かざるを得なかった。

     ◎

 報道各社の世論調査で「自民劣勢」が伝えられ始めた23日朝、県連本部に急きょ自民党県議団が集まった。「無党派層はもう手がつけられない。自分たちの足場を固めるしかない。今回で終わりじゃない。来年の参院選がある」。県連副会長の野本陽一は早くも参院選を視野に檄(げき)を飛ばした。

 だが、県連会長の山口まで落選した党の立て直しは容易ではない。参院選では公明党とも議席を争うことになる。何より県民の信頼を取り戻すことが急務だ。

 「自民党を変えなければいけない。スリムになった今こそ体質改善して、国民の負託に応えられる保守の政党として生まれ変わらなければならない」

 比例復活で議席を守った新藤義孝は巻き返しを誓うが、その道のりはまだ見えてこない。

 (文中敬称略)

 (この連載は、芳村健次、矢子奈穂、水野祥が担当しました)


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