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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5471名無しさん:2009/09/07(月) 00:23:29
http://mainichi.jp/select/opinion/jidainokaze/news/20090906ddm002070076000c.html

時代の風:衆院選と「空気」=精神科医・斎藤環
 ◇破壊と再構築の時代へ
 8月30日に投票が行われた第45回衆議院議員選挙は、民主党が308議席を獲得する圧倒的勝利に終わった。

 細川政権以来16年ぶりという非自民政権の誕生は、しかし一部を除いて熱狂とは無縁だったように思われる。オバマ政権誕生に際してのアメリカ国民の熱狂ぶりとはかなり対照的だ。率直な感想を言えば、どこか「ヴァーチャル選挙」めいてもいた。

 マスコミをはじめ誰もが民主党の勝利を予想し、予想を裏付けるべく投票所に向かい、予想以上の開票結果を目の当たりにした爽快(そうかい)感と、「ちょっとやりすぎたかな」という一抹の不安を覚える。

 そこに「山を動かした」という熱狂はない。むしろ「政権交代という空気」だけが勝手に動いたような印象もあり、奇妙なほど現実感が欠けている。それは私たちばかりではなく、大量当選した新人議員たちにとっても同様なのではないか。

 「マニフェスト選挙」と呼ばれた今回の選挙で、果たして本当にマニフェストは問われたのか。その圧勝に見合うほど、民主党のマニフェストは支持されたのだろうか。あるいは政策よりも「空気」が重視されたとしたら、それはどこから来たのだろうか。

 空気のみを重視する視点からすれば、民主党圧勝の功労者は2人いる。第一に小沢一郎氏、第二に小泉純一郎氏である。

 小沢氏の功績は、なんといっても94年の選挙制度改革にさかのぼる。細川内閣のもとで小選挙区制の導入を強力に推進したのが小沢氏だった。著書「日本改造計画」でも主張されているように、政治にダイナミズムを持ち込む2大政党制を目指す小沢氏にとって、政権交代が起こりやすくなる小選挙区制こそが理想だった。

 導入当初は大政党、すなわち自民党を利するばかりだと批判された小選挙区制だったが、導入から15年にして本当に政権交代を実現してしまった。いまやシステム設計者としての小沢氏の先見性は否定すべくもない。


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