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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

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05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

5279とはずがたり:2009/08/31(月) 23:44:21
いやぁ,あの佐賀で既に民主>自民ですよ。
原口はいい加減選挙区安定させろやって感じですが,大串氏は見事。

民主 2議席奪取
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000908310001
2009年08月31日

 民主が2議席を獲得――。政権選択をかけて自民、民主がぶつかり合った第45回衆院選が30日、投開票され、1区で民主前職の原口一博氏(50)、2区では民主前職の大串博志氏(44)が自民前職らを破り、小選挙区の議席を奪取。自民党が固い地盤を誇った保守王国・佐賀での「政権交代」を印象づけた。3区は自民前職の保利耕輔氏(74)が11選を果たした。当日有権者は68万8948人、投票率は74・15%(前回72・25%)だった。

 1区
 民主前職の原口一博氏が、自民前職の福岡資麿氏を大差で下し、小差で敗れた前回の雪辱を果たした。「私たちはこの手で歴史の扉を開いた。政権交代の船出です」とあいさつした原口氏は当選5回目に。「次の内閣」では総務相を務めており、祝福に訪れた後援者からは新政権での入閣を期待する声が上がった。

 テレビ出演が多く、高い知名度を生かして選挙戦を優位に進めた。年金や医療、子育て支援など「命を守る政治」をアピール。年金加入者全員に届く「ねんきん特別便」のうち注意を促すオレンジの封筒と同じ色のポロシャツを着て、「消えた年金」への批判を展開するなどイメージ戦略も徹底した。自民への逆風を背景に、無党派層や自民支持層も取り込んだ圧勝だった。

 一方、福岡氏は有権者の「自民離れ」に苦戦。追い風だった前回05年の「郵送選挙」とは正反対の展開となった。危機感をばねに、党主導で組織戦を繰り広げ、農協の政治団体「県農政協議会」など自民党の支持団体をフル稼働させて、自由貿易協定(FAT)を巡る民主党のマニフェスト(政権公約)のぶれなどを追求したが、及ばなかった。

 幸福実現党新顔の木場健氏は消費税廃止などの政策を訴えたが、伸び悩んだ。

 2区
 民主前職の大串博志氏が、自民前職の今村雅弘氏を下し、雪辱を果たした。同級生らに肩車され、支持者の歓声に迎えられた大串氏は「保守地盤の強い地域で、みなさんと一緒に戦ったきた成果が表れた勝利だ」と述べた。

 大串氏は、比例復活で議席を得て4年間、今村氏との約1万6千の得票差を埋めるべく、数人規模の小集会を約600回重ねて、浸透に努めた。特に現行農政に疑いを持つ農家に戸別所得補償制度の導入を説き、自民の「牙城」の農村部を切り崩してきた。

 選挙戦では「何を変えるのか。税金の使い道だ」と政官癒着の招く無駄遣いの一掃に訴えを絞り、政権交代を期待する幅広い層に支持を拡大。選挙協力した社民党や連合佐賀傘下労組もよく動いた。候補擁立を佐賀2区で見送った共産支持層も引きつけた。

 5選を目指した自民県連会長の今村氏は、中央で連立を組む公明党や、農協の政治組織「県農政協議会」の全面支援を受け組織戦を展開。米国との自由貿易協定(FTA)交渉推進方針を掲げた民主党を「日本農業・農村を滅ぼす」と徹底攻撃したが、支持をつなぎとめ切れなかった。

 幸福実現新顔の牧原正朗氏は諫早湾干拓堤防排水門開門調査に環境アセスは不要などと訴えたが、引き離された。

5280とはずがたり:2009/08/31(月) 23:44:56
>>5279-5280
 3区
 自民前職の保利耕輔氏が、5人が乱立する選挙戦を制して11選を果たした。唐津市の事務所で支持者らと当選を祝った保利氏は「大変厳しい選挙だったが、圧倒的な力で票を出して頂いた。おかげで11期目の活動をすることができる」とあいさつした。

 衆院議長などを務めた亡父・茂氏の代から続く「保利党」と呼ばれる底堅い支持層は、政権交代の風が全国で吹き荒れた今回の選挙でも健在。選挙期間中は党政調会長として他候補の応援演説のために全国を巡り、選挙区を6日間留守にしたが、選挙区内の市町長や県議が代わりに選挙カーに乗り、本人不在の選挙を支えた。区内16の党支部や後援会も結束して票の掘り起こしを図り、盤石の戦いぶりだった。

 自民と民主の二大政党に埋没しまいと、共産新顔の瀬戸雄也氏は「新政権下でモノを言う建設的野党として共産党が必要だ」、社民新顔の柳瀬映二氏は推薦を受けた民主の前職らの来援を得て街頭演説や集会で「3区で政権交代が出来るのは私だけ」と主張。自民を離党し、みんなの党から立った前職の広津素子氏は「公会計制度など本当の改革をやり抜きたい」と訴えたが、いずれも及ばなかった。幸福実現新顔の橋山穂波氏は支持が広がらなかった。

 (解説)
保守王国と称された佐賀で、自民は独占していた3小選挙区の議席を二つ失う歴史的敗北を喫した。

 これまで佐賀では農漁村集落や、農林水産・商工・建設といった業界団体が、自民の国会議員による予算獲得に票で報いるという「双務契約関係」が根付いていた。多様な集団を網羅するこの関係は、民意をそれなりに集約する役割も果たしており、多くの有権者は「しがらみ」に絡め取られることを承知のうえで、期待と信頼を寄せてきたのだった。

 だが、時代は転換した。経済成長が鈍って国の台所事情は左前の度を深め、国際的な競争・協調への努力も不可避となり、一地域や特定の集団のエゴは今や簡単には通らない。その時代認識を欠いたまま自民は旧来の関係にすがり、県農政協を始めとする支持団体は「佐賀には予算を引っ張ってくる国会議員が不可欠だ」と傘下の有権者を締め付けようとした。結果は皮肉にも、もはや見返りを期待しない・できない保守層を遠ざけ、「政権交代期待層」の受け皿として台頭した民主を利することになった。

 我田引水せんがための「利益代表」をいつまでも担いでいたところで、昨今の閉塞(へい・そく)状況は打破できないのでは――。そんな有権者の心理が、投票行動に如実に表れたといえるだろう。(市川雄輝)


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