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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5538チバQ:2009/09/12(土) 15:44:20
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/02.html
激動 民主全勝 政権交代09ながさき
自民の苦悩

 小泉改革で基盤崩壊 終盤の焦点は「負け方」

 テレビ各社が開票速報で民主党圧勝を伝えていた8月30日午後11時25分。長崎市江戸町の自民党県連幹事長室。3時間ほど前に落選が報じられた長崎1区の前職、冨岡勉(61)が県連幹事長の田中愛国や政調会長の小林克敏に支援のお礼を述べ、頭を下げた。

 「小泉さんで勝って小泉さんで負けたということですよ」。2人からねぎらいの言葉を掛けられた冨岡は「言いたいことを言って当選できるなら何でも言う」。民主党が掲げた子ども手当などのマニフェスト(政権公約)を暗に批判したが、その声に力はなかった。テレビ画面では追い風に乗って当選した民主党の新人候補が喜びを爆発させていた。その姿はまるで4年前の冨岡だった。

 冨岡は前回、小泉首相の突然の郵政解散を受け急きょ出馬。小泉旋風に乗り比例で復活当選を飾った。しかし小泉首相が進めた構造改革で格差は広がり、地方は疲弊。一転して猛烈な逆風を受けた。もともと強固な個人後援会も持たず、無党派層も多い長崎市を選挙区とする冨岡にはこの突風にあらがう力はなかった。



自民党県議団の議員総会で衆院選の小選挙区全敗について総括する田中愛国幹事長=8月31日、県庁

 自民党への逆風は冨岡だけでなく、これまで民主党に負けを許さなかった2、3、4区の候補もなぎ倒した。投票3日前の8月27日に東彼川棚町で開かれた個人演説会。「町長や町議は合併でいなくなった。建設業者も郵政も小泉首相のせいでみんないなくなった」。3区の前職、谷川弥一(68)は小泉改革に伴う自民党の支持基盤の崩壊を嘆いた。そしてこう結論づけた。「自公政権は負ける。しかし農家の気持ちが分かる人間が必要だ。どうか通して(当選させて)ほしい」。応援に立った知事の金子原二郎も「戦後、健全野党がいたから政策のバランスが取れた。自民党が一定の議席を確保することが重要だ」。選挙戦終盤、関係者の焦点はどこまで議席を死守できるか、その「負け方」に移っていた。

 自民党は農政連や建設業界など支持基盤を引き締めた。県医師連盟は「比例は公明党」と初めて機関決定するなど公明党との連携を強化。しかし肝心の自民党県議団の動きは鈍かった。ある自民党県議は「県議OBまでフル稼働していた民主党に比べ、こちらはほとんど動いていなかった。国会議員と地方議員との連携が足りない。公明党に頼りすぎては駄目だ」と反省も漏れる。

 惨敗から一夜明けた31日、自民党県議団の議員総会であいさつした田中は「これほど負けるとは思わなかった」と率直に述べた。この日、金子を訪ねた2区の前職、久間章生(68)は自民党について「自民党崩壊とマスコミで言われているが僕は『腐っても鯛』だと思っている」。しかし党再生への道のりは険しい。(敬称略)



2009年9月2日長崎新聞掲載


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