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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5537チバQ:2009/09/12(土) 15:43:44
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/01.html
激動 民主全勝 政権交代09ながさき
大物陥落

 気付かなかった疲弊 13年間で地盤変容

 閣僚や党の要職を歴任した自民の重鎮、久間章生(68)と薬害肝炎訴訟の元原告で抜群の知名度を誇る民主新人、福田衣里子(28)が戦い「政権交代」の象徴区となった長崎2区−。投開票が行われた30日午後11時近く、久間が選挙事務所内でテレビ局の全国中継に出演する直前、ひな壇脇に置かれたテレビが福田の当選確実を伝え始めた。

 「結局ね、伝わらなかった。(防災干拓の出発点となる)諫早大水害も50年以上前。若い人や新興住宅地の人には、今や関係ない話なんだよね」。テレビから流れる福田陣営の歓声を背に、久間は選挙戦で感じてきた、地盤の変容を淡々と語った。

 敗戦の弁で久間は「自民への向かい風が強すぎた」と述べた。自民への逆風は、旧来の自民支持層の“久間離れ”も招いていたが、「離れたんじゃなくて、政権交代への期待の波が大きすぎた」と選挙戦を振り返った。

 「今回選挙をやっても会うのはお年寄りばかり。お互い年を取りましたなあという感じ」。当落が判明する数十分前、支持者と報道陣でごった返す諫早市の事務所の一室で久間はぽつりと語った。13年間、地元に帰らずに選挙をしてきた久間。この間、地盤を支えてきた支持者も地元の様子もすっかり変わっていた。



落選が決まり報道陣の質問に答える久間章生氏=諫早市栄町の選挙事務所

 選挙戦で新幹線整備や諫早湾干拓、道路問題など郷土の主要課題に徹底してこだわった。だが、久しぶりに地盤を歩き回り、疲弊していく地方の実態をあらためて知ることになる。地方の不満は政権与党に向けられていることも。「官僚政治の打破」「変革」を求める民主の勢いに対し、久間は自民政治に批判的な有権者の視線を薄々感じていた。

 「自民も地域政策を大胆に転換しなくてはいけない」。久間は選挙戦後半こう訴え「変革」を求める民意に応えようとしたが、遅かった。

 衝撃の落選から一夜明けた31日昼。久間は長崎市の自民県連を訪ね、党県連会長職の辞意を伝えた。選挙期間中、「世代交代」「バトンタッチ」という言葉を度々口にしていた久間。だが、金子知事は久間の落選について「非常に残念だ」と述べ、自民関係者からは久間の政治力に今後も期待する声が上がった。「選挙区支部長は当面続ける。後継者はすぐには見つからない」。久間は報道陣にこう述べ、今後の政治活動に含みをもたせた。(敬称略)



2009年9月1日長崎新聞掲載


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