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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

3224千葉9区:2009/08/08(土) 16:13:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/feature/saitama1249396528591_02/news/20090804-OYT8T01201.htm
09 衆院選 集票の現場 一覧





《上》 「自民隠し」 足元は液状化(2009年8月5日)
 右隅の「自民党」の文字は、目を凝らさなければ見えないほど小さい。

 1区から出馬予定の金子善次郎が、公示後に張り出すポスター。4年前は自民党を前面に出して戦い、「小泉旋風のおかげで3、4万票は上乗せされた」(陣営幹部)。だが、風向きは変わった。「党と党の戦いでは勝てない。どうやって個人戦に持ち込むかだ」

 前回の衆院選。15選挙区で12勝3敗と大勝した自民党だが、麻生内閣の支持率低迷や地方選連敗で苦境に立たされている。候補者は“自民党隠し”に走りつつある。

 5区から出馬予定の牧原秀樹は「このままでは埼玉は全滅する」と危機感をあらわにする。前回、新人ながら民主党の枝野幸男に約1万票差まで迫り、比例復活した。「小泉チルドレン」の一人だが、先日、自らのブログに記した。

 「政党も大切だが、『牧原ひでき』対相手候補の対決という個人をよくよく見てもらいたいというのが、痛切なる思いだ」

     ◎

 風向きだけではない。足元の“液状化”も歯止めがかからない。かつて集票マシンとなってきた業界団体は、小泉政権が主導した構造改革で、組織が弱体化。政権への不満などから、民主党に接近する動きも顕在化してきている。

 強固な支持組織だった「県建設政治連盟」や「県医師連盟」も、すでに自民党候補だけを推薦しているわけではない。前回選で県医師連盟が推薦した自民党候補者は10人だけで、民主党や無所属の候補者も推薦した。ここ数年は、民主党への献金も続けている。

 自民党候補者は「各選挙区で2〜3万票持つ」とされる公明党への傾斜を一層強めている。先月29日、川口市で開かれた公明党の国政報告会。来賓として出席した15区から出馬予定の田中良生は、「比例は公明」と3度唱え、「皆さんとともに戦うことを誓う」とあいさつ、拍手を浴びた。

 自民党支持者の中には、公明党との接近にまゆをひそめる向きもある。だが、自民党が惨敗を喫した先月12日の東京都議選で、公明党は全候補者を当選させ、底力を見せつけた。翌朝、県連幹部はつぶやいた。「すごい。公明党の協力がない選挙はもう考えられない」

     ◎

 候補者たちが活路を見いだそうとしているのが、有権者の間にある、民主党の政権担当能力への不安だ。

 先月30日午後、草加駅東口。3区から立候補予定の今井宏は、応援に訪れた小池百合子元防衛相と並び、聴衆を前にマイクを握った。

 「皆さん、自民党に不満だらけでしょう。私の気持ちも、こうです」と、その場で足を踏み鳴らした。「腹立たしく思います。しかし――」。安全保障や教育問題などに関する民主党政策の批判を展開すると、拳を振り上げた。

 「本当に民主党に、この日本を任せられますか」

 有権者の民主党への疑念や不安をかき立て、支持を広げたい自民党。だが、長年、政権党として君臨してきた自らの政権担当能力が審判を受ける戦いとなっているのも事実だ。

(敬称略)

(2009年8月5日 読売新聞)


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