したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5428チバQ:2009/09/05(土) 16:50:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009090102100015.html
突風 彩の国の選択<上> 戸惑う自治体 変わる国へのパイプ
2009年9月1日

民主党県連の枝野幸男代表(左)の当選祝いに駆けつけた清水勇人・さいたま市長。だが政権交代に戸惑う首長もいる=30日、さいたま市大宮区で


 衆院選投開票から一夜明けた三十一日朝、熊谷市にある12区民主党の本多平直の選挙事務所に一番乗りしたのは、加須市長の大橋良一だった。午前八時四十分、こわばった笑顔で本多と向き合い、「おめでとうございます」。頭を下げた。

 これまで、六月に行われた自身の市長選も含め、自民党とのつながりが深かった。本多から公示日の出陣式の案内が届いたが、代理も出さなかった。ところが結果は本多の圧勝。自民の小島敏男は比例復活もならなかった。

 国道125号バイパスの延長工事、利根川スーパー堤防事業…。市として国に陳情したいことはたくさんある。「先生、よろしくお願いします」。ぎこちなく誠意を示した。

    ◇

 長年の「与党自民」が崩壊し、政権は民主の手に移ることになった。各自治体は、今まで国へのパイプ役として頼ってきた先の変更が必要なだけでなく、マニフェスト(政権公約)に基づく新たな政治への対応が迫られている。

 「税金の無駄遣いを止め、使い道を変える」といい、その一つとして「ひもつき補助金」を廃止、地方の自主財源にすることで地方分権を進めるとする民主。蕨市長の頼高英雄は「公共事業を見直して子育てや医療、介護に重点を置く流れは正しい。大いに進めてほしい」と期待を寄せる。

 一方、10区の自民県連会長山口泰明の集会で「小学校建設の補助金がもらえたのは先生のおかげ」と演説した滑川町長の吉田昇は、危機感を口にする。「小さい町は補助金がないと何もできない。十分もらえるのかどうか」

 県は、民主が掲げたマニフェストを全項目点検し、実施された場合の影響をリストアップ、対策を練り始めた。「自動車関連諸税の暫定税率廃止は、地方財政への影響が懸念される」「子ども手当の創設は、市町村の事務負担が過大にならないよう、地方や現場の意見を十分に反映させる制度設計が必要」

 県央のある市も、民主政権誕生を見越して公示後すぐ、補助金がカットされる可能性のある事業を全課から集約する作業に取り掛かった。別の市では、九月補正予算案を編成する際、国の経済危機対策を活用した事業のうち民主政権が中止しそうな気配のあるものは除外し、自衛を図った。

 「政権がスタートしたら本当に大変だと思う。でも何をどう準備していいのか分からない」。県北部のある市職員はつぶやいた。

    ◇

 半世紀以上にわたって、ほぼ続いた「与党自民」が、有権者の一票が巻き起こした突風に吹き飛ばされ、民主政権が誕生する。県内も全小選挙区で自民が落選。政権交代を前に、揺れる現場を見た。 =敬称略

 (衆院選取材班)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板