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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

4644チバQ:2009/08/30(日) 11:30:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/saitama/CK2009082102000142.html
埼玉 夏の陣<1> ほころびに危機感 揺れる『土屋王国』
2009年8月21日

候補者の演説に拍手を送る支持者=春日部市で


 「これまでで一番厳しい選挙。父は死ぬ前に私の選挙を一番気にかけていた」

 十八日夕、選挙戦初日の最後を飾る出陣式。自民党前職の土屋品子は、支持者が集まった地元春日部市の駅頭で、父の「遺言」を披露した。明るい黄色のスーツ姿とは対照的に、表情は厳しかった。

 選挙区では、四回連続当選。だが昨年十月、父で前知事の義彦が死去。陣営幹部は「求心力の低下はいなめない」と「土屋王国」のほころびに危機感を募らせる。

 公示直前、春日部市で以前からの土屋派と反土屋派の主導権争いが表面化した。自民系市議会派の一つ(九人)が土屋を推さない方針を決定。十月の市長選に向け、土屋の春日部地区選対本部長を務める市長石川良三への対抗馬擁立の準備、との見方が挙がる。土屋の出陣式に、同市選出の自民県議で実力者の佐久間実の姿もなかった。

 自民への逆風と、父の死。「嵐の中で穴のあいた舟に乗っている気分」と明かす土屋は、支持者と握手を繰り返した。

 土屋の出陣式から丸一日たった十九日夕、民主党新人の森岡洋一郎は同じ駅頭に立った。「政権交代の夏、政権交代の総選挙。どうか皆さんの力を貸してください」。上空を飛来する大群のムクドリの鳴き声に負けず、声を張り上げた。

 応援に駆け付けた党代表の鳩山由紀夫は「新しい政治を世に送り出します」。三十四歳の森岡と高々と両腕を掲げると、沿道の聴衆から大きな拍手がわき起こった。

 松下政経塾出身、衆院議員秘書として経験を積んだ森岡は、二〇〇七年の県議選に初当選。だが衆院選出馬のため、昨年九月に辞職した。連日のように街頭で「まじめに働けば報われる当たり前の国を取り戻したい」と持論を展開してきた。

 政権交代に向け、新人を擁立した13区と8区は民主にとっての「重点区」。党幹事長の岡田克也、県連代表の枝野幸男ら幹部が相次いで選挙区入りし、てこ入れを図る。

 土屋、森岡両陣営にとって、気掛かりなのは四期の実績を持つ元職の武山百合子の存在だ。旧自由党の武山は、過去二回は民主公認で立候補したが、今回は無所属。前々回は土屋にわずか五百七十四票差まで肉薄した。

 反自民を鮮明に「戦う相手はこれまで通り土屋」と明言する武山だが、森岡とは民主支持票が重なる。公示後は選挙カーから「今回は政権交代しかない」と連呼。運動日程は報道機関にも明かさず、情報戦を展開する。

 社民党県連合代表の前職日森文尋。十八日の春日部市の事務所前での出陣式で、「一番大事なのは平和、民主主義の再建。厳しい戦いになるが、石にかじりついても勝たねばならない」と強調。「北関東唯一の議席死守」を掲げ、二大政党のはざまに立つ社民の存在感を訴えている。

 「比例は埼玉で十六万票、北関東で三十五万票くらい取らないと議席は守れない」。背水の構えの日森は、期間中は「選挙区の票を固める」と選挙区内遊説に専念するという。

 前回候補者を立てた共産は擁立を見送り、約二万票とされる共産票はどう動くのか。県内最多の五人が出馬する13区は、埼玉夏の陣の最前線だ。=敬称略 (高橋恒夫)

    ◇

 自公政権の維持か、新政権の誕生か。十五のうち十四の小選挙区で自民と民主が直接対決する埼玉の戦いは、その行方を左右する。存亡を懸けて各党が火花を散らす、激戦区を歩いた。


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