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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5539チバQ:2009/09/12(土) 15:45:01
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/03.html
激動 民主全勝 政権交代09ながさき
勢いづく民主

 夢物語“風”で現実に 組織の強化に課題も

 8月31日。午前0時半を回った長崎市樺島町の民主党県連に、幹事長の渡辺敏勝ら県議、市議、支援者約20人の歓声が沸き上がった。比例九州ブロック(定数21)で当選が報じられた川越孝洋(66)は「えらいことになった。盆と正月が急にきた」と興奮気味に話した。事務所内は政権交代の高揚感に包まれ、関係者は全勝を祝う万歳を何度も繰り返した。

 川越は比例単独候補として九州ブロック29位に名を連ねた。選挙中は長崎3区の前職、山田正彦(67)の統括選対本部長として山田を支えた。名簿に載ることさえ予想しなかった川越だが、党への追い風を背景に重複立候補した県内の4人を含む20人が次々に小選挙区で当選。同ブロックで9議席を獲得した党の最後の1議席が転がり込んだ。

 川越が県議として民主党県連結成に参画し幹事長に就いた1998年12月。県連の国会議員は1区の前職、高木義明(63)1人だった。それから約11年。今回の衆院選で衆参合わせ8人の国会議員を擁し、自民党(2人)を大きく上回る勢力に成長した。高木は川越の当選について「ここまでくると夢物語。まあそれが現実だが」と民主党を圧勝させた世論に戸惑いも見せた。



比例九州ブロックでの当選が決まり渡辺敏勝県連幹事長(左)らと万歳する川越孝洋氏(中央)=8月31日、長崎市樺島町の民主党県連

 衆院選で初めて県内全選挙区勝利を飾った民主党だが、3区と4区では自民党候補に詰め寄られ復活当選を許した。ある民主党県議は「やはり自民党は底力がある」と認める。特に「大差で勝利できる」との見方も出ていた4区の元職、宮島大典(46)の陣営にはショックも広がった。9年ぶりの国政復帰を決めたが約4500票差にとどまり、自民前職、北村誠吾(62)が復活当選。喜びに水を差された。総合選対長を務めた県議の久野哲は31日、静けさが戻った選挙事務所で「選挙はふたを開けてみなければ分からない。正直がっくりきた」と肩を落とした。民主党の佐世保市議の一人は「これで次の選挙は自民党が必死で巻き返しにくる」と警戒する。

 労組関係者は「県内での追い風はそれほど強くなかったが、勝てたのは地力強化の表れだ。ただ、前回の郵政選挙を見ても分かるように、逆風が吹いても生き残れるのは高木ぐらい」と指摘する。党所属の県議や市議ら地方議員の少なさを含め、地方組織の脆弱(ぜいじゃく)さは課題として残ったままだ。

 小選挙区制度では、世論の動向が当落を大きく左右する。郵政選挙で小泉旋風に乗って当選し「小泉チルドレン」と呼ばれた83人の新人議員のほとんどは再び国会に戻れなかった。2区の新人、福田衣里子(28)の選対関係者は「党への人気が高いほど時がたてばその反動が出てくる。小泉チルドレンとは違うところを見せないと」。関係者の次の戦略への模索は始まっている。(敬称略)



2009年9月3日長崎新聞掲載


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