[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
5701-
5801-
5901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2
1
:
とはずがたり
:2009/04/24(金) 14:50:24
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50
4735
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:52:14
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1653
[ Financial Times ]
目前に迫る政権交代
強大だった自民党が凋落した理由
2009年08月28日(Fri) Financial Times 媒体プロフィールこのコラムについて関連記事 Financial Times
サーモンピンクの紙面で知られる英国の高級紙。1888 年の創刊以来、金融関連の報道に強く、経済、国際、政治問題についても報道の正確さに定評がある。世界発行部数は約44万部。読者総数は推定150万人に上る。
世界の金融市場が混迷を極め、経済の先行きに不透明感が増している。このコラムでは、金融、経済報道で突出した信頼性を誇る英フィナンシャル・タイムズ紙の記事をタイムリーに翻訳し、毎日1本お届けする。
>>「Financial Times」の記事一覧
目前に迫る政権交代 強大だった自民党が凋落した理由
バブルの懸念深まる中国経済 「鉄公鶏」の法則
民主党圧勝が日中関係を揺るがす恐れ
社説:日本の有権者はリスクを取るべきだ
>>「Financial Times」の記事一覧
海外 Financial Times The Economist USA ロシア 欧州 中国 アジア Buzzwordで読む世界 地方 日本の中小企業 地域振興 地方経済見聞録 まちづくりの哲学 温泉物語 地域ブランド 日本再生 世界の中の日本 霞が関探偵団 明日の医療 石油社会を超えて 農業改革 日本経済・解体新書 オピニオン 政界遊泳 地球の明日 「評論あすく」傑作選 内外点描 経営 企業戦略 広報のヒミツ 人 ファンタジスタ経営 ビジネス・ななめ読み 自動車 マンション経済学
ファイナンス 漂流経済 景気スピード診断 本石町探偵団 徹底解剖オバマノミクス ウォール街緊急報告 マーケットの死角 イノベーション ウオッチング・メディア 本流トヨタ方式 アジアのものづくり 医療最前線 イノベーションを斬る
リーダーズライフ 本 中南米一人旅 オン・ザ・コート 芸術文化 結婚のかたち (2009年8月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
再選を目指す選挙運動の目玉が、指導力のなさに対する首相の陳謝や党実力者である前財務大臣の禁酒の約束という状況では、与党にとっては旗色が悪い。
しかし、これがかつて強大な力を誇った日本の自民党の悲しい現実だ。半世紀以上、国政における圧倒的勢力として君臨した後、自民党は野党民主党に、ことによると大敗を喫する寸前にある。
度重なる失言や党の結束を維持できなかったことに対する自民党総裁、麻生太郎首相の謝罪によっても、G7会議の記者会見で呂律の回らない支離滅裂の会見を行った後、2月に財務大臣を辞任した中川昭一氏による禁酒の約束によっても、有権者がなだめられた様子は見られない。
過去1週間の国内メディアによる世論調査は、日曜日に投票が実施される際、自民党が地滑り的な敗北を喫する可能性があることを示している。
歴史的な転換点
鳩山由紀夫氏率いる民主党の勝利は、東アジアで最も影響力のある民主主義国家、世界第2位の経済大国、極めて重要な米国の同盟国である日本にとって、歴史的な転換点になる。
約54年前の結党以来、自民党が野党の座に甘んじた時期は11カ月間にも満たない(有権者が拒絶したというよりは、党内分裂の結果だった1993年から1994年にかけての一時期)。ところが今回は、複数の党重鎮が公然と、選挙での敗北は政治勢力としての自民党を崩壊させる可能性があると心配している。
このような警鐘には、選挙陣営にハッパをかける狙いもある――そして日本の選挙は過去に驚くような結果を出してきたと警告する政治アナリストもいる――が、世論調査や選挙遊説で参加者の話を聞く限り、自民党が象徴する政治の現状維持に国民が大きな不満を持っているのは明らかだ。
過去には安泰と思われた自民党の衆議院議員が、今は危ない立場にいる。新潟の元自民党議員の息子で当選回数5回の稲葉大和氏は、数えるほどしか聴衆の集まらない街頭演説を、「助けてください」という有権者へお願いで締めくくる羽目になっている。
地元で自民党の世話役を務める横山山人氏は、稲葉氏は党の問題を直視しなければならないと話す。
4736
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:52:39
>>4735
「自民党? いや結構」
「稲葉氏には、自分が自民党の膿を絞り出し、党内に溜まったごみを捨てると有権者に訴えるよう助言した」。横山氏はこう言うが、有権者に話を聞いてもらうだけでも大変だと付け加える。「今は100人集めるのも非常に難しい。『自民党? いや結構』と言われる」
戦後の壊滅状態から奇跡的な復活を遂げ、世界で最も成功した国の1つとして頭角を現した日本。その指揮を執った政党にとっては、これは驚くべき凋落ぶりだ。
保守派政党の合同で1955年に誕生した自民党は、国家の安全保障を米国に依存しながら、経済発展を最優先することによって、数十年にわたって政治的中道を堅持してきた。
自民党の歴代の首相たちは国が目指す大まかな方向性を決めたが、具体的な政策は有能でやる気のある官僚によって決定され、実施された。
財界とのつながりが、自民党立候補者の選挙資金を確保する役目を果たした。利益や政策を巡る争いは、競合する派閥に分かれた党の内部で繰り広げられた。中選挙区制を取っていたため、有権者がある自民党候補者に不満がある場合は、いつでも別の自民党候補者を選ぶことができた。
この制度の下では、汚職や恥知らずな利益誘導型の政治が当たり前だった。その一方で、拡大する富をインフラ整備や農業補助という形で確実に国中に行き渡らせる役目も果たした。それが経済発展の社会的負担を和らげ、かつて手強いライバルだった社会党からの攻撃を弱めることになった。
1980年代の輸出急増と資産価格の高騰によって、自民党は政治的な至福に到達したように見えた。真に民主的な一党国家である。
だが、それは続くはずもなかった。実際、本当の問題は、なぜ今自民党の凋落が確実なように見えるかではなく、むしろ、どのようしてそれがこれほど長い間先延ばしされてきたかだ。
自民党政権がこれほど続いた理由
1980年代の資産バブルの崩壊とその後遺症に対応できなかったことで、自民党と官僚の経済運営能力の評判は地に落ちた。有権者は相次ぐスキャンダルにうんざりし、1993年には、自民党は国会議員の離脱に見舞われた。その後、衆議院で過半数を失い、ほぼ40年ぶりに非自民党政権が誕生することになる。
ところが、連立与党を構成する政党間の反目によって、すぐさま自民党が政権に返り咲く道が開かれ、社会党が代表を務めるが、自民党の閣僚によって支配される政権が誕生した。だが、豊かで教育水準の高い日本の多くの有権者にとって、このような不自然な政治連携は、政権の座にとどまるという以上の理由がないまま自民党が存在しているという証拠でしかなかった。
ただ、非自民党政権の短い期間は、1つの重要な遺産を残した。比較多数得票主義の小選挙区制と小選挙区の得票数に基づく比例代表制を組み合わせた新たな選挙制度である。
コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が1999年の著書『The Logic of Japanese Politics(邦題:永田町政治の興亡)』で述べている通り、小選挙区制によって、有権者はもはやライバル関係にある自民党候補者の中から選択することができなくなり、政府への反対票は常に別の政党への賛成票を意味するようになった。
「新たな制度は、選挙を現政権の実績評価にしてしまうような行動を有権者に促す」とカーティス教授は書いている。
最近の自民党政権に目ぼしい実績がないことを考えると、自民党が生き残ってきたのは有権者の忠誠心というより、信頼に足る代わりの政党になれない野党各党によるところが大きい。2001年から首相を務めた自民党の小泉純一郎氏は、選挙で再生をもたらした。だが、それは自民党の過去の政策と党内派閥政治からの決別を訴えての勝利だった。
規制緩和と民営化を支持する小泉氏の姿勢は都市部では支持を得たが、多くの人が今も郵便業務の削減に憤慨している農村部の支持基盤を犠牲にした。小泉政権で閣僚を務め、今は民主党から立候補している田中真紀子氏は、自民党の経済政策が失敗した10年間を非難することで、新潟の農民の聴衆から笑いを誘っている。
「過去10年間の自民党の政策は良くなかった――特に小泉氏の政策が」と、街頭演説で田中氏は話す。
4737
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:53:05
>>4736
小泉改革が残したもの
自民党改革派は、国の財政をスリム化し、銀行部門を一掃しようとした小泉氏の試みは必要不可欠だったと主張する。だが、自民党参議院議員の山本一太氏は、党の変革について誤った期待を抱かせたのは小泉氏だと言う。
「自民党は既に恐竜だったし、小泉氏が登場していなければ死んでいただろう」と山本氏は言う。そして、自民党は治癒したわけではなく、単に「生命維持装置」につながれただけだと付け加える。
有権者に対する小泉氏の根強い人気は、時代遅れと見られる制度を刷新するために、党や官僚の利益に挑戦することを厭わない活力ある指導者を待ち望んでいることを示している。だが、小泉氏が退いてから自民党は小泉氏の改革から後戻りし、党に批判的な地方の有権者をなだめることもなく、都市部の支持者を遠ざけるだけだった。
「基本的に、国民は我々に飽きがきているということだ」。別の自民党参議院議員、田村耕太郎氏はこう話す。田村氏は、自民党は、年功序列による大臣任命、密室取引、政策立案における官僚依存など、国が欧米に追いつくことだけに力を注いでいた時には容認されたが、21世紀の課題に対応するには不向きなやり方に戻ってしまったと話す。
自民党の問題は、小泉氏の後の指導者たちの精彩を欠く実績によって悪化した。安倍晋三氏と福田康夫氏の政権はどちらも1年足らずしか続かなかった。昨年9月から首相を務める麻生太郎氏は、先月衆議院を解散した際、国民の「政治に対する信頼を損なわせた不用意な発言」について陳謝した。
問題は世襲というより本質的な仕事ぶり
自民党の中には、「世襲」議員への依存が党の凋落する運命の一因だと言う者もおり――小泉氏、安倍氏、福田氏、麻生氏はすべて2世または3世議員――、こうした慣例が新しい人材へのアクセスを妨げていると言う。
だが、多くの有権者は、世界経済サミットで前財務大臣が混乱状態でブツブツつぶやく姿など、単に自分たちの指導者のお粗末な働きぶりにうんざりしているだけだ。父親から議席を譲り受け、叔父が参議院議員である中川昭一氏は、風邪のために服用した薬の量のせいにした。
それでも「日本のために」酒を断つという中川氏の約束は、同氏の選挙区の小売店主にはほとんど響かない。「海外であんなきまり悪い姿を見せるなんて・・・恥ずべきことだった」。こう話す店主はこれまでずっと自民党に投票してきたが、もっと別の選択を望んでいる。「4年間は別の人にやらせてみたい」
有権者が日曜日に民主党に投票して別の政治家を試すとすれば、自民党の将来展望はある程度、国会議員のうち誰が選挙を勝ち抜くか、そして彼らが新しい現実にどのように党を適応させようとするのかによって決まるだろう。
だが、仮にも自民党が生き延びようとするなら、適応しなければならない。そして敗れた場合には、少なくとも目的をはっきりさせることができる。
自民党が長年政権を掌握してきたにもかかわらず、小泉氏は迫り来る敗北の中に光明を見いだしている。小泉氏が今週選挙集会で述べたように、「たまには野党でいるのも悪くない」のだ。
4738
:
名無しさん
:2009/08/30(日) 14:53:16
>>4737
あれから50年:名門一族の物語に新たな章
日本の政治における自民党の長期支配は、鳩山から始まった。もし最近の世論調査が正しければ、その終焉も鳩山とともに訪れる。野党・民主党党首の鳩山由紀夫は、自民党創始者である鳩山一郎の孫。日曜日の総選挙は国家的なドラマであるだけでなく、近代日本政治を映してきた名門一族の物語の新たな幕開けでもあるわけだ。
家族的な趣をさらに深めるように、由紀夫がその座を狙う首相の麻生太郎は、1955年の自民党結成の前に、由紀夫の祖父に政権を奪われた首相の孫だ。
鳩山家の名声は、日本の多くの政治体制の原点と同様、1868年の幕藩体制崩壊に続く数年間に始まった。開国が進んだおかげで、有能な武士の息子、鳩山和夫は米エール大学で法律を学ぶことができた。彼は自由主義と民主主義への誓いを胸に米国から戻り、1896年、帝国議会時代の衆議院議長としてそれらを追求した。
その継承が息子に政界入りの道を開く。一郎は1930年代の軍国主義に反対し、1943年には一握りの議員とともに東条英機率いる内閣に否決票を投じた。日本の敗戦後、首相に就くはずだったが、占領米軍に親ナチスの疑いを持たれ、5年間の公職追放処分を受ける。
復帰すると、一郎は麻生太郎の祖父である吉田茂を倒して首相の座に就き、保守合同を指揮して、自民党を国会における一大勢力にした。
一郎の息子の威一郎は外務大臣になり、孫の邦夫と由紀夫が自民党の国会議員に選出されると、米国のケネディ兄弟と比べられるようになる。だが、自民党の傾く命運を映して、兄弟は1990年代初頭に自民党を離党。そして今、由紀夫はあと数日で、誕生10年の民主党を自民党を凌駕する大勝利に導くところまで来た。
日本人の中には、控えめな由紀夫が首相としてどれだけ有能か疑問に思っている人もいる。これまでのところ、一族が残した歴史的な影響は、驚くほどわずかだ。一郎はソ連との国交を回復したが、日本の平和憲法を修正するという目標はかなえられなかった。円をデノミしようとする威一郎の試みも、同じように無駄に終わった。
近年では、一部の政治アナリストが由紀夫のことも軽量級と一蹴している。だが、日曜日にすべてがうまく運べば、彼は鳩山一族がその名声に値することを世に示すチャンスを手にする。
(文中敬称略)
By Mure Dickie and Michiyo Nakamotoc The Financial Times Limited 2009. All Rights Reserved.
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板