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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5495チバQ:2009/09/08(火) 21:22:08
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000480909070001
地域の壁、京野氏に課題
2009年09月07日


演説する京野公子氏。選挙戦では民主党幹部が続々と応援に駆け付けた。右は岡田克也幹事長=由利本荘市

 「やっぱり地域主義はまだ根強かった。この壁をなんとか乗り越えていかなくては」
 当選から一夜明けた8月31日、民主新顔の京野公子氏(59)は、秋田3区の投票結果を振り返り、こう漏らした。


 京野氏は、選挙戦で「政権交代」を前面に出し、全国的に吹き荒れた民主党への追い風に乗った。


 しかし、地盤である湯沢市で獲得した票数は1万6386票で、得票率は50%。前回の同市での得票率は49%だった。一方、次点の自民前職の御法川信英氏(45)も湯沢で33%(前回35%)を獲得。地元の大仙市では56%(同63%)を得ていた。無所属新顔の村岡敏英氏(49)も地元の由利本荘市で60%(同61%)。いずれも、前回と変わらない支持の厚さを見せた。


    □


 3区はかつて、御法川氏の父親で自民衆院議員だった英文氏と、村岡氏の父親で元官房長官の兼造氏の2人のベテラン議員が地盤を分け合っていた。選挙制度が変わってからは、交互に小選挙区と比例区に立つコスタリカ方式をとっていた。


 「民主党に風が吹いても、支持者は変わらない」。麻生政権が解散する直前でさえ、御法川、村岡の両陣営からこんな声が聞こえていた。選挙期間中は有権者から「この辺りは、ずっと自民党が地盤を守ってきたところだから」と何度も聞いた。


 こうした地域選挙を意識し、民主党本部も京野氏を力強くバックアップした。鳩山由紀夫代表、菅直人、小沢一郎の両代表代行、政調副会長の蓮舫参院議員ら幹部が次々に駆け付け、対立候補の地盤で演説などをした。


 選挙が近づくにつれて京野氏は「『期待してる』『頑張って』と声を掛けてもらえるようになった。地域を超えて、支持を広げられている」と手応えを感じていた。岡田克也幹事長が由利本荘市で演説した時は、決して多くない聴衆について「地元の候補以外の応援に来るのは大変なことだと思う。来てくれただけでありがたい」と話した。


 京野氏の当選を支えたのは、どの候補者の地元でもない横手市の得票だった。前回は御法川氏が1894票差をつけ、京野氏を得票率で3ポイント上回り、当選(旧町村含む)。しかし、今回は一転、京野氏が1万86票差で、16ポイントの差をつけた。


 朝日新聞が投票日の30日に各地で行った出口調査によると、無党派層の半数は京野氏を支持、残りを御法川氏と村岡氏が分け合っていた。無党派層へのアピールは成功していた。


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 地元に浸透しながらも及ばなかった御法川氏と村岡氏の悲劇は、それぞれの父親や地盤の影響が強いことが事実上の保守分裂選挙を生んだことだ。自民党県議の支持は割れ、自民党がまとまらないことを理由に公明党も自主投票を決めた。出口調査でも、自民支持層の投票先が2氏に割れていた。


 御法川氏は「地元後援会の取りこぼしはなかった。わたし個人への支援はあった」と振り返る。その上で「風にとらわれ過ぎた。地域戦という事情に加え、今回の選挙は自民対民主の構図があった。落選は無党派層が離れてしまった結果だと思う」と分析。そして、次期選挙までに「いま一度、地元固めをしていきたい」と話した。


 京野氏は「長く自民党が与党として政権を独占してきたことで、地元の人たちは地元から国会議員を出さないと利益が得られないと感じている。その意識を変革していきたい」と話す。「私は湯沢の人間だけど、3区選出の衆院議員になる。地域全体の人たちに、私に対して期待感と安心感を持ってもらえるよう頑張る」とも言う。


 だが、長年の地域選挙で積み上げられた壁は高い。「新人」に厳しい目が注がれるのはこれからだ。


(斉藤寛子)


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