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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

4555チバQ:2009/08/30(日) 01:01:23
http://www.chunichi.co.jp/article/column/desk/CK2009082902000044.html
【編集局デスク】
不満か不安か
2009年8月29日

 衆院選は、いよいよあす投票日を迎える。政権交代が最大のテーマになっているが、投票そのもので政権交代があるなら、戦前の加藤高明政権が誕生した一九二四年以来八十五年ぶりとなるが、国民にさほどの高揚感がない気がする。

 どうしてか。それは政権選択といいながら有権者にとって選択肢は「自民党への不満」か「民主党への不安」か、そのどちらを取るのかという構図になっているからではないのか。

 野党の抵抗に音を上げ、相次いで政権を投げ出した二人の首相の後に選ばれた麻生太郎内閣は、解散時期を見計らううちに支持率低下を招き、政権担当能力の限界を露呈したかたちだ。

 さらには市場原理主義を推し進め、格差と貧困を生み出し、七月の失業率は5・7%となり過去最悪となった。雇用対策に有効な手を打てなかった党に、成長戦略は可能だろうか。

 民主党だって喜んではいられない。事情はよく似ている。マニフェストに、子ども手当や公立高校実質無償化、農漁業の戸別所得補償制度、高速道路無料化などを掲げたものの財源はちゃんと確保できるのか。新人議員が多い党組織で手練手管にたけた官僚たちを御していけるものかどうか。とても大丈夫と言えない。

 かつて経済企画庁長官を務めた田中秀征さんが、講演でこういう例え話をしたという。自民党は頑丈で大きいけれど、あまりにも古くなりすぎた「老朽住宅」で、民主党はこれからどういう建物が建つかわからない「仮設住宅」だ、と。

 国民は老朽住宅に住み続けるのか、それとも仮設住宅に移るのか。最初に紹介した「不満」と「不安」につながるような話だ。

 本来なら、政策や政権への「満足」や「期待」を判断材料にして一票を投じるべきではあるが、今回はそういう政治状況への第一歩にしてほしい。

 (名古屋本社編集局長・志村 清一)


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