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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

4065千葉9区:2009/08/20(木) 23:41:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090806_01.htm
政権選択の夏
(5)因縁の対決 再び

 舌戦はエスカレートする一方だ。

 自民党の片山さつきは2日、記者団に「今や敵は城内さんじゃない。政党の候補でない方に何ができるのか」と語った。片山が切り捨てたのは、前回同様、無所属で戦う城内実だ。

 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の4年を過ごした城内は、片山が議員としての実績を強調している点を逆手に、「実績があるなら自民党は圧勝だろう」と、低迷気味の自民党の姿に片山を重ねて切り返す。

 前回、郵政民営化に反対して離党した城内に、党本部が「落下傘」で片山を送り込み、全国が注目した戦いは片山が748票差で辛勝した。今回は「小泉旋風」に代わる逆風が吹く。昨年は選挙区内に自宅を建て、納涼祭や中小企業の朝礼にも顔を出し、「地元重視」を印象づけてきた片山は、強気の発言と裏腹に、日増しに危機感をあらわにしている。

 7月11日、浜松市の事務所開き。サーモンピンクのジャケットの片山は約1500人の支持者を前にスカートのままひざをついた。

 「身を切る政治をやっていけるのはこの片山です。伏してお願いしたい」

 東大卒、女性初の財務省主計官の経歴で、「高飛車」と評される片山の土下座。地元の反応は「エリート意識丸出しの姿勢が変わった」「しょせん落下傘。焦りが見え見えだ」と割れた。

 一方、「どん底からはい上がってきた」という城内は1日朝、新居町の交差点で「信念を貫く男」と書かれたのぼりと拡声機を抱えた。通行人から「がんばれ」と声がかかる。「郵政造反組」が次々と復党する中、自説を曲げず、同じ態度を貫いた平沼赳夫元経済産業相率いるグループの看板候補だ。都市部から郡部までスニーカーを履きつぶして歩き、郵便局長らの「郵政政策研究会」も重点選挙区として全面支援する。

 その戦いに民主党から参戦してきたのが、元NHKアナウンサー斉木武志だ。

 自ら車を運転し、1日40〜50か所で「辻(つじ)立ち」を行う。「片山氏は財務省、城内氏は外務省出身。今こそ政党主導の政治を」と、2人の対決を「官僚対決」とくくり、有権者の視線を引きつけようとしている。



 石和温泉の川沿いのちょうちんに明かりがともり始めた。7月31日夜。自民党の堀内光雄は近くの笛吹市の福祉施設であいさつし、無所属で出馬する長崎幸太郎を、名指しは避けつつ、痛烈に皮肉った。

 「民主党に風が吹いてあおられている上に、私の足を引っ張るヤツがいる」

 前回、「郵政造反組」として無所属で戦った堀内に自民党公認で挑んだのが長崎だった。財務官僚だった当時を知る堀内には「目をかけてやったのに」との思いもよぎった。937票差で惜敗し、比例で復活した長崎と、安倍政権になって復党が認められた堀内は立場を変え、再び対決する。

 公認争いで長崎は党国会議員で最多の約5700人の新規党員の獲得実績を訴えたが、執行部は堀内の知名度と経験を買った。長崎は「熱心な支持者の気持ちを考えると比例に回る選択肢はない」と、小選挙区にこだわった。比例で優遇されても、次に小選挙区が確約されるわけではない。

 そんな態度を批判した古賀選挙対策委員長名の文書が党員に郵送されると、長崎は7月に離党。古賀と堀内は同じ派閥で、それも長崎陣営の反発を強めた。支持者ら3648人が追随して離党届を出したが、県連は「党費を払っている本物は415人」と断じ、泥仕合になった。

 亀裂は、富士五湖を擁する観光業界にも走った。堀内には長男の光一郎が社長を務める富士急行と関連会社40社がつく。一方、長崎にはそれ以外の観光業者の多くが支援に回る。

 両者を横目に民主党の坂口岳洋は2日、大月市で支援者に「民主党にフォローの風が吹いているが、油断せず、テープを切りたい」と訴えた。坂口は小沢塾出身。風をめいっぱい受けるには、「自民対民主」の構図に持ち込みたい。堀内と長崎の戦いに埋没しないよう、声をからす日が続く。(敬称略)

(2009年8月6日 読売新聞)


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