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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

4305千葉9区:2009/08/25(火) 23:02:48
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/mie/CK2009082502000270.html
激戦区ルポ<三重5区> 
2009年8月25日

 「きょうは政治の話はやめときます」。三重県伊勢市で開かれた女性の集い。三重5区の自民前職三ツ矢憲生(58)は、こう切り出すと、幼少時、家業の牛乳店で配達の手伝いをした生い立ちなどを話し始めた。

 やがて支援者の一人が壇上でまくし立てる。「あさって私の地域に橋が開通します。まだ何もしてもらってない人は、三ツ矢さんに一票入れて恩を前倒しで返しましょう」。静かな雰囲気が打って変わり会場は熱気に包まれ、拍手と歓声が鳴りやまなかった。

 農林水産業に携わる人が多く保守地盤が強固な選挙区。1996年の小選挙区制の導入以来、自民系が議席を守り続ける。三重の「南北格差」とやゆされ、インフラ整備も遅れがちな地域。国土交通省出身で中央と太いパイプを持つ三ツ矢は、高速道路や堤防の建設を約束し、過去2回の衆院選で民主候補に圧勝。相手に比例代表での復活も許さなかった。

 しかし、中央では首相がくるくる交代し、「一度あっちにやらせてみては」という声が吹き荒れる。同選挙区で民主幹部が自民の牙城といわれる離島に恐る恐る行っても「頑張って」と声が掛かるほどの風が吹く。

 公示前、三ツ矢は突然「敗れた候補が復活当選するのはおかしい。(持論の)国会議員定数削減を身をもって示す」と、東海ブロックで唯一、比例重複を辞退。退路を断つ悲壮な決意を示した。

 一方、選挙区の中心部、伊勢市から100キロ以上南に離れた東紀州の紀宝町。三ツ矢に初めて挑む民主新人の藤田大助(32)が叫ぶ。「政権が代わると道路は造れないと言う人がいるが、必要なものは造る。一方的に不安をあおり、政治をゆがめている」。普段、表立って相手陣営を批判しない藤田にしては珍しい姿。陣営の県議も「選挙区で負けても、政策で有権者に恩返しできる機会がある。比例辞退はいかがなものか」。

 藤田の祖父、幸英(84)は自民党県連幹事長を務めた元県議で、父の正美(57)も昨年7月まで自民党籍があった現職県議。祖父と父の人脈も生かし、自民支持層の切り崩しを図る。公示後の演説会で、初めて正美が「まだ若いが、大助に力を貸してください」と深々と頭を下げた。

 民主党幹事長の岡田克也(56)が解散後に既に2回も応援に入る異例の支援態勢。幹部は「藤田、藤田と連呼するだけではだめだ。もっと民主党を前に出せ」とハッパを掛ける。

 漁業団体の代表(57)は「不振の漁業の支援策を、何度国に頼んでもだめだった」と政府与党の無策を嘆き、初めて民主に推薦状を出した。地域づくりに直接影響を受ける首長の一人は「5区にとっては両方通ってくれるのが一番ありがたい」と本音を漏らす。有権者の心は投開票日の30日まで揺れそうだ。

  (文中敬称略)


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