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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5397とはずがたり:2009/09/04(金) 14:01:55
>>5395-5397

【政権交代】@石川 (下)民主党の自立
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000909030004
2009年09月03日
◇貧弱な自前組織◇
=新人議員の実力は未知数=
=党外で重み増す新進石川=

 1区で奥田建氏、3区で近藤和也氏が勝ち、2区の田中美絵子氏も復活当選を果たした民主党。県内を地盤に比例区で当選した沓掛哲男氏も含めると、衆院議員は一気にゼロから4人に増え、自民党の3人を上回る。だが、選挙戦で脚光を浴びた新人2人の実力は未知数。足場となる党の組織にも弱点を抱える。

 「党のマニフェスト(政権公約)に沿った話ばかり。もっと地域の話題や、派遣で苦労した自分の体験を語れ」。田中氏の選対幹部は公示前から、こんなアドバイスを送り続けた。

 政治経験をほとんど積まないまま、森喜朗元首相への「刺客」として送り込まれた田中氏。小沢一郎・党代表代行の教えを守り、辻立ちや握手の回数をこなすことに徹したが、訴えの中身に独自色は乏しかった。

 足元を見透かすように、森氏は攻勢に出た。小松青年会議所が公示前に企画した公開討論会を、田中氏が「日程の都合」として断ったことを批判。「スーパーで手を振るのに忙しい」と演説で挑発した。田中氏の選対幹部も「並んで政策論争しても勝てないから断った」と、力量不足を率直に認める。

 活動を支える組織も、自民党よりはるかに貧弱だ。党所属県議は自民の27人に対して3人。市議を含めても、「実動部隊」の地方議員は県内で十数人にとどまる。

 民主党県連の鍵主政範・事務局長は「県連はあくまでコーディネーター。頑張るのは候補自身で、それが集まったのが県連だ」と話すが、現状では1〜3区とも、連合石川や保守系の県議会会派・新進石川の力を借りなければ選挙態勢を組むことすら難しい。自前の組織整備は急務だ。

 県議14人中13人を自民党が占める「自民王国」の3区で初当選した近藤氏は、次への危機感から、早くも走り出す。12市町に築き上げた個人後援会を「七尾や穴水、志賀などには複数つくり、世代別の組織にも広げたい」と話す。選挙区内のある首長は「野党になった自民党から民主党に移る県議も出るかもしれない」とみる。
     ◇          ◇
 「党外」で重みを増したのが新進石川だ。1区で奥田氏の返り咲きを全面バックアップしたほか、2、3区でも所属県議が選対の中枢に座り、民主党の躍進を支えた。

 勝利の余韻も冷めやらない1日、所属県議9人が県議会控室に集まった。

 議題は来春の知事選と夏の参院選。谷本正憲知事の5選支持を早々に決め、同じく県政与党の自民党に対して主導権を誇示した。参院選では、かつて自民と相乗りで支持した岡田直樹参院議員(自民)に対立候補を立てて、「政権与党」の足場固めに力を入れることを決めた。

 一方で、以前から取りざたされる民主党との合流は「今は考えていない」(宇野邦夫幹事長)と否定。系列の金沢市議は「保守2大政党の流れに加わると思うが、労組勢力も含む今の民主党では、政界再編の最終形にはならない」と指摘する。

 民主党県連や連合石川の一部も、新進石川が元自民党参院議員で建設官僚だった沓掛氏の擁立を主導したことに「民主党の路線と合わない」(関係者)と違和感を漏らすなど、根本的な考えの違いは残ったままだ。

 「(参院選への対応を)民主党と協議? 民主党がうちに聞きにこないかん」。宇野幹事長の言葉に、現在の力関係が透けて見える。民主党の自立への展望は見えないままだ。

(この連載は大畠正吾、菊地直己、長田豊、矢代正晶が担当しました)


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