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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5473名無しさん:2009/09/07(月) 04:39:00
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000909040003

政権交代@埼玉/自民党への「お灸」
2009年09月04日

◇官抑え政治主導で/総選挙結果こう見る 成田憲彦・駿河台大学長


 自民党の歴史的大敗、民主党単独過半数に終わった今回の総選挙。16日にも鳩山首相が誕生するが、細川内閣で総理大臣秘書官を務めた、成田憲彦・駿河台大学長に選挙結果の受け止め方や新政権の課題などを尋ねた。


 ――有権者の動きを、どうみますか


 今回の総選挙は、地域の固有の問題よりも、日本の政治全体をどうするか、という文脈で争われた選挙だった。自民支持層が崩壊し、「今回は民主党に入れる」という流れは、首都圏・大都市部も含め全国的に共通している。


 冷戦と高度経済成長に支えられた自民党は、90年代にその使命が終わったにもかかわらず、策謀と腕力で政権を維持してきた。小泉元首相による延命も、その後の政権放り出しや無責任さで限界を露呈した。自民党の敗北はいまの実力と言っていい。


 ――埼玉では民主党が擁立した14選挙区で全勝。自民党は15選挙区で全敗。この結果をどうとらえますか


 民主党圧勝のように、一方に大きく振れる現象は、現代政治の特徴だ。日本は「同質社会」な上、マスメディアの影響や小選挙区の比重が大きく、特にその傾向が強い。民主党の政策への支持がそれほど高くないことを考えると、有権者は、自民党の体質や慢心に「お灸(きゅう)をすえなければ」という点を、判断材料として優先したのだろう。大都市部である埼玉は、その典型的なパターンを示した。


 ――細川内閣の総理大臣秘書官の経験を踏まえ、新しい政権の課題は


 新政権は、政治主導の官邸がつくれるかが課題だ。官房長官や国家戦略局の担当大臣の人事などで、官僚に抑えがきく人材がいるのか注目される。


 政策では、日米関係や国際会議など、待ったなしで迫る外交の対応が試金石になるだろう。予算編成もどう工夫するのか。マニフェスト(政権公約)に掲げた政策の財源を作り出すために予算をカットする部分を、国民に納得させられるかも問われる。


 細川・羽田内閣を除けば、本格的な政権交代は半世紀ぶりなだけに、移行期の「段差」は大きく、当初は少しガタガタすると思うが、国民は大目に見た方がいい。


 ――注文は


 民主党は、数におごらず、熱い志を失わないでほしい。選ばれた議員は、一部のための利益誘導ではなく、大多数の生活者と結びつかないといけない。


 今回は、国民が声をあげれば、政権が代わることを初めて示した選挙だ。有権者は、絶えず政治をチェックし、機能しなければ代えるという選択肢を、有効に使っていくことが大切だ。


◆なりた・のりひこ 駿河台大学学長 46年生まれ。国立国会図書館政治議会課長を経て、93〜94年に細川首相の政務秘書官を務める。07年から現職。著書に「官邸」など。専攻は日本政治分析、比較政治学。


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