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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5360名無しさん:2009/09/03(木) 05:23:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090902-OYT8T01134.htm

■検証衆院選 下
第3極グループ 影薄く

 「民主党(を中心とする)政権になるが、埋没しないよう、少しでも存在感を示していきたい」。衆院選の県内8小選挙区で今回、ただ一人民主党以外から当選を果たした静岡7区の無所属・城内実は、1日に県庁で当選証書を受け取った際、記者団にこう語った。

 郵政民営化関連法案に反対し、2005年の「郵政選挙」の際も無所属で立候補。自民党の「刺客」・片山さつきに惜敗した。今回は民主党・斉木武志と自民・片山に大差をつけて雪辱を果たした。一部の自民党地方議員らの支持を取り付けたほか、広い選挙区をくまなく歩き、無党派層にも広く浸透しての勝利だった。

 しかし、所属する元経済産業相・平沼赳夫のグループで、今回当選したのは平沼、城内ら3人。7月に東京都内のホテルで行われた同グループの記者会見に出席し、終了後に「自民、民主も巻き込んで新しい政界再編の流れを作る」と第3極を目指す意気込みを語った城内だが、民主党の圧勝の前にグループの影は薄くなった。31日の記者会見で城内は「(少数勢力が影響を及ぼす)キャスチングボートを握るのは現状では難しい」と厳しい表情で語った。

 城内を支援するスズキ会長兼社長・鈴木修は、8月18日に浜松市北区で行われた城内の出陣式で、「少数じゃ何もできん。多数の人、多数の政党と組んで生きて初めて城内が生きてくる」と述べた。城内は「著作や講演などの活動を通してアピールし、いずれ政界再編が起きた場合に即戦力として活躍できる場が与えられることを期待し、仕掛けていく」と語る。当面は民主党を中心とする新政権の動向を注視し、同党などとの関係については「是々非々」の立場で臨む考えだ。

◆小政党は戦略見直しも

 公明党は県内小選挙区で3回続けて公認候補を立てず、比例選東海ブロックに絞って戦った。県本部代表の大口善徳は名簿の単独2位で当選を果たしたが、比例選での県内の得票数は22万票にとどまり、目標の27万票を大きく下回った。同ブロックでは議席を前回の3から2に減らし、県内で推薦した自民党候補は小選挙区で1人も勝てなかった。

 県本部幹事長の蓮池章平は31日の記者会見で、「与党として自民、公明でやってきた閉塞(へいそく)感への批判もあるだろう。政権が代わることで何かが起きるんじゃないかという期待も大きかったと思う」と、率直に反省の言葉を述べた。

 これまで公明党は政権与党の中で、定額給付金、住宅ローン減税の拡充などの施策の実現に努力してきた。だが、「野党になると政策を実現するスピードが遅くなるのは事実」(蓮池)。自民党との関係を従来通り維持するのか、他党も含めた新たな関係の構築を模索するのか。大敗は公明党に重い選択を迫ることになる。

 共産党は、比例選東海ブロックで前回と同じ1議席を確保した。県委員長代理の山村糸子は「自公政権の退場で新しい1ページが開かれた」と歓迎したが、県内で獲得した比例票は前回より約7400票減り、党勢拡大にはつながらなかった。県内小選挙区では候補者を立てるのを1、8区に絞ったため、比例選と小選挙区選を連動させた運動が十分できなかったのは否めない。山村は、「今後、特別なことがない限り、基本的には候補者を立てる」と、戦術の見直しを示唆した。

 みんなの党は、東海ブロック内で唯一静岡1区から公認候補を擁立したが、小選挙区は敗退し、比例選の復活もならなかった。社民党も同ブロックで得票を減らし、3回連続で議席を獲得できなかった。

 民主党圧勝の陰で、無所属、小政党はかつてない厳しさにさらされる。政権の内外で存在感をどう示していくのか。各党・勢力は正念場だ。

(文中敬称略)

(2009年9月3日 読売新聞)


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