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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

4574チバQ:2009/08/30(日) 09:39:52
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0820.html
09衆院選本県選挙区/決戦の夏

(1)1区(上)因縁の2人批判より政策

 ポロシャツに綿パンにウオーキングシューズ。衆院選公示日の18日午前、汗ばむような陽気の中、40代の2人はくしくも同じスタイルで街へ飛び出した。

 本県1区は、衆院解散直前に自民党前職の津島雄二が突然の引退を表明。戦いの構図は一変した。過去2回、津島雄二を相手に苦杯をなめた民主党前職の横山北斗(45)と、父・雄二の後を継ごうと心に決め、自民党県連の全面支援を受けた無所属新人の津島淳(42)。自民対民主の政権交代を巡る攻防とは別に、世代を超えた、若い2人の因縁の戦いが幕を開けた。

 横山「自民党が言う経済成長とは何か。農林漁業、公共事業、地方への予算を削り、地方の犠牲の上に経済成長しても、地方に暮らす私たちはいつまでたっても成長の豊かさが実感できない」

 津島「今の政治は国民と距離感がある。私は政治を内側からチェンジする原動力となりたい」

 自民への対抗意識を前面に押し出す横山と、自分の思いを訴え続ける津島。街頭演説の風景も対照的だ。

 18日午後2時半、津島は街宣車で鶴田町の中心街に到着。街頭には地元町長の中野〓司や地元県議、町議をはじめ約80人が集まった。津島は即座に聴衆に駆け寄り、次々と握手を交わした。

 「米の値段は最低でも1万5千円を確保する。土地改良区の負担金を国で全部もつ」。身ぶり手ぶりを交え、大胆な政策提言を行う津島。どれも自民党のマニフェストにはない項目だ。

 「無所属だからこそ思いをはっきり堂々と述べることができる」と津島。他党批判はほとんどない。民主党が掲げる「政権交代」を「単なるスローガン」と評したのが目立つくらいだ。

 津島の演説から1時間半後。横山は鶴田町のほぼ同じ場所に立った。街頭に集まったのは10人。応援弁士もいない。照りつける日差しをサンバイザーでさえぎり「表には出てこられなくても、家の中でじっと聞いてくれる人たちがいるはずだ」とマイクを握った。

 津島雄二の引退により、追う立場から一転追われる立場になり、攻守が逆転した格好。「なにも変わらないよ。これまで通り政策を訴えていくだけ」と横山はこれまでクールな口ぶりで取材に答えていた。

 しかし、この日は演説後、津島が同じ場所で街頭演説していたと知り「聴衆は何人くらいいたの」「動員はかけてた?」と、初めて相手を気にするそぶりを見せた。

 周囲をぐるりと見渡した。「この4年間であの店も、こっちの家も(相手支持から自分支持に)ひっくり返してきた。ここに何回足を運んだことか」。自信と不安が交錯する。

 一方、同じ日の夜。引退表明した津島雄二は、青森市内の小学校校庭で行われていた盆踊り大会に姿を見せた。引退表明以降、ずっと続けているあいさつ回りの一環だ。

 主催者のはからいでマイクを握った雄二は「長らくありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、こう付け加えることを忘れなかった。

 「息子の淳が奔走している。どうかご理解を」。浴衣姿の女性たちから握手攻めにあった雄二は、上機嫌で会場を後にした。

※中野〓司町長の〓は「堅」の「土」が「手」

(文中敬称略)

4575チバQ:2009/08/30(日) 09:40:26
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0821.html
09衆院選本県選挙区/決戦の夏


(2)1区(下)埋没懸念存在感アピール

 「政党が勝つか、世襲が勝つか、地元が勝つかの戦いだ。地元出身者こそ、県民の声を国政に届けられる」

 公示翌日の19日午後、無所属の升田世喜男(52)は生まれ育った中泊町小泊地区で街頭演説に立った。大勢集まったなじみの顔の前で絶叫する升田は、ほかの候補者への対抗心をあらわにした。

 本県1区は6人の戦い。だが、政権選択が懸かった今回の衆院選は、全国的に自民対民主の攻防に注目が集まり、ほかの候補者が埋没しかねない状況が生じている。1区も同様で、各候補者は存在感を高めようと連日奔走している。

 升田は、2005年の前回衆院選に自民党を離党して出馬した。落選の翌日から約4年間、大票田の青森市を中心に活動を続けてきた。2500回を超えたというつじ立ちで支持拡大への手応えを感じつつあった升田陣営だが、ここにきて、有権者の「政治を変えたい」という思いが民主党ばかりに強く流れることを懸念する。

 元経済産業相・平沼赳夫グループの一員である升田は20日、青森市で平沼を招いて決起集会を開き「今、必要なのは政界再編だ。わが親分は、それを引き起こす」と呼び掛け、二大政党の中で第三極となる保守勢力の必要性を強調した。

 ほかの陣営も、埋没への懸念は強い。

 共産党は、比例代表東北ブロックでの現有1議席死守を最優先に掲げている。県内で唯一、小選挙区に立候補した吉俣洋(35)は20日、選挙区外の八戸市へ出向いて終日、街頭演説をした。比例東北へ重複立候補しているためだが、小選挙区の候補者としては異例の活動であり、比例票獲得に力点を置く同党の方針が強く表れている。

 自身の活動スタイルを「対話重視」と評する吉俣。19日は板柳町の農協前で街頭演説を終えるとともに、近くの商店などを次々と回り、買い物客らに「一緒に新しい政治をつくりましょう」と声を掛けた。「良いことは良い、駄目なものは駄目。しっかりと物を言う」と繰り返す吉俣。一貫して「建設的野党」としての共産党の意義を訴えている。

 東北の小選挙区と比例で2議席確保を目指す社民党も、二大政党の戦いに割って入るために必死だ。同党も県内小選挙区の候補擁立は1区の渡辺英彦(69)のみ。19日には、党首・福島瑞穂が青森市で街頭に立った。「何としても比例票を伸ばしたい」と語る福島。7月末に続き短期間で2度目の来県をしたことは、危機感の表れとも言える。

 社民党は1区以外では民主党と選挙協力をしているが、平和問題や憲法を守ることに関しては主張が異なる。そこに渡辺の存在意義があるという。「今回は社民党にとって生き残りを懸けた戦い」と同党県連代表代行の奈良岡克也。渡辺は「本当の戦いはこれからだ」と気を引き締める。

 幸福実現党の上田一博(59)は妻のみつ江らと共に街頭に立ち、自民党や民主党との違いを強調し「消費税全廃」などを声高に主張している。他候補に比べて知名度は低いが「既存の政党に失望している人が、激励の言葉を掛けてくれる」と上田。街頭ではスタッフと一緒に大きく手を振り、存在感をアピールする。

(文中敬称略)

4576チバQ:2009/08/30(日) 09:40:53
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0822.html
09衆院選本県選挙区/決戦の夏

(3)2区 農村票めぐり批判合戦

 衆院選公示の18日。十和田市で第一声を上げた自民党前職の江渡聡徳(53)は、三沢市へ向かった。出迎えたのは元全国農業協同組合連合会会長の市長・種市一正だった。

 市役所前でマイクを握った種市が口火を切った。「今、アメリカとFTA(自由貿易協定)を結んだら、日本の農業は壊滅する。百姓一揆が起こる」。江渡が続けた。「民主党は本当に日本の農林漁業を守る姿勢があるのか」

 各市町村の党支部と後援会組織をフル活用し、公示前から連日、国政報告会やミニ集会を重ねている江渡。訴えの大半を、民主党のマニフェスト(政権公約)批判に充てる。

 農村部が多く、経済基盤が弱い選挙区を反映して、農業の戸別所得補償制度の問題点、公共事業削減の雇用への影響を強調する。「政治はゲームではない。聞こえのいい話ばかりして、最後に責任を取らなかったら、日本はどうなるのか」実績や組織対照的

 選挙事務所で江渡が漏らした。「選挙でこんなネガティブな話ばかりするのは初めて」。知名度に3期10年の実績、圧倒的な組織力。今の逆風下では、こんな“武器”も頼りにならない。陣営幹部は「最後まで有権者の説得に歩くしかない」と気を引き締めた。

 実績、組織では対照的な民主党新人の中野渡詔子(38)。公示後も、徹底したどぶ板選挙を続ける。

 20日は主に農村部を回った。細かい路地まで選挙カーで入り、人を見つけると真っ先に車を降り、駆け足で握手を求めた。

 七戸町の農協前で行った演説では、一気にボルテージを上げた。「ここまで農業をだめにしたのは誰か。地方をいじめたのは誰か。その人が今さら『国民のため』と言って、実行できると思うか」

 どこでも街頭演説の聴衆の数は江渡の数十分の一。しかし公示以降、中野渡と行動を共にする元県議・中村友信は言う。「4年前と農家の反応が全然違う。非常にいい」

 中村は前回の衆院選に出馬、江渡に大敗した。「江渡の力は圧倒的。だが今回、顔は自民でも、内心はこちらを向いている有権者が意外に多いかもしれない」 今月前半、中野渡は党県連代表の田名部匡省、連合青森会長の石田隆志と支持者や職場回り、街頭演説に汗を流した。中村の応援演説に加え、むつ市選出の県議・菊池健治が民主党県連に入党願を提出、中野渡を全面支援することを表明。組織の輪も着実に広がっている。

無党派層にも狙い

 「私が住むのは皆さんと同じ下北半島の大間。皆さんの思いを知っているのは私一人だ。国政とのパイプ役として国会に送ってほしい」。無所属新人の熊谷ヒサ子(61)は18日午後、むつ市で行った第一声で大きな声を張り上げた。

 道路整備、漁業振興など地域特有の事情を掲げ、下北を中心に、漁協女性部のネットワークを生かして支持拡大に努める。街頭では「今の政党は国民のための政党ではない」とも強調、無党派層の取り込みも狙う。

 「他の候補のことはよく分からないが、自分は自分なりの手応えを感じ始めている」。幸福実現党新人の森光淨(59)は、手探りの選挙戦ながら、精力的に選挙カーを走らせ浸透を図る。外交防衛強化と消費税廃止を主張の軸に掲げながら、追い上げに躍起だ。

(文中敬称略)

4577チバQ:2009/08/30(日) 09:41:24
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0823.html
09衆院選本県選挙区/決戦の夏


(4)3区 候補者選択か政権選択か

 自民党前職の大島理森(62)と民主党前職の田名部匡代(40)の4度目の対決は、かつてない大激戦となっている。8期の実績に基づき「田名部との戦い」を前面に掲げる大島陣営に対し、田名部陣営は「政権交代へ民主対自民」の構図をさらに鮮明に打ち出す。「頑張らなきゃならん。あと1週間、ここからが本当の勝負だ」と気合を入れる大島。「今までと違う。(相手の)背中に手が届くという思いで頑張る」と気を引き締める田名部。全国屈指の注目区で両陣営のボルテージは上がり続けている。

 「経済を、安心を、日本の政治を立て直さなければならない。それができるのは衆院議員として26年間皆さんに育ててもらった、この大島しかいない」。真夏のような暑さとなった三戸郡の街頭で、大島は汗もふかずに声を張り上げる。

「手応え伝わらず」

 「今回は政権選択の選挙と言われているがこの3区は違う」。18日、市内の街頭演説で応援に立った自民党県議の滝沢求が聴衆に訴えた。大島陣営の選対本部長を務める滝沢は今回の選挙を「地域に大島が必要か否かを問う選挙」と位置づけ、選挙戦略の指揮を執る。

 しかし選挙戦が中盤に入ると、陣営から「逆風は予想以上」との声が上がり始めた。「反応自体は決して悪くない」と陣営幹部。確かに、これまで大島の当選を支えてきた郡部では農家が選挙カーに手を振る。市部の街頭演説にも多くの有権者が詰めかける。「それでも、無党派層を中心に手応えが伝わってこない。空気が冷たい」と打ち明ける。

 20日に市内のホテルで開かれた後援会女性部の会合。「皆さんに育ててもらった大島がここで死ぬわけにはいかない」。大島は自らに言い聞かせるように必勝の決意を語り、個人演説会のため足早に会場を後にした。

 「投票に行く人が増えなければ今までの政治が続く。これまで私はほとんど同じ得票差で負けている。投票率が上がらなければ同じことになる」。20日夜、南部町の剣吉公民館。田名部は個人演説会で危機感をあらわにしながらそう訴えた。演説会後は「毎日が不安。でも、思いが届いていると信じるしかない」と自分を奮い立たせるように語った。

鍵を握る投票率

 田名部は過去3回、選挙区では大島に連敗している。民主党が躍進した2003年衆院選は約1万6千票差。小泉旋風で逆風の05年は約1万7千票差。風がどうであれ票差はほぼ変わらず、互いの基盤はそれだけ底堅い。

 今回、民主党には全国的に強い追い風が吹いている。田名部陣営の選対本部長・山内正孝は「今回は初めて(大島と)互角の戦いをしている」と話しつつも、「3区は風が吹きにくいところだ」と警戒する。選挙区初勝利へ、陣営は投票率が鍵を握るとみる。前回3区は65%。無党派が多いとみられる“眠った票”を揺り動かすため、田名部はひたすら「政権交代へ行動を」と呼び掛ける。

 田名部の父で参院議員の匡省は、自民党の支持基盤切り崩しへ、きめ細かくあいさつ回りを重ねている。

 幸福実現党新人の中西修二(62)は街頭演説で、自民党や民主党の経済政策を批判しながら「大減税で景気を良くし、不況を終わらせる」と訴えている。

(文中敬称略)

4578チバQ:2009/08/30(日) 09:42:23
>>4574-4578
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2008shuinsen/rensai-kessen/0824.html

09衆院選本県選挙区/決戦の夏
(5)4区 党より個人VS「民主」前面

 「44歳で5期目に挑むのは、県内の候補者で自分だけ。皆さんが与えてくれた宝物を生かし、国政の場で責任を果たしていく」

 公示から2日で、4区内の旧21市町村すべてを回った自民党前職の木村太郎(44)は若さと実績をアピール。一方で「批判されると1日で政策が変わる。党内手続きを踏んだ政策とは思えない」と民主党批判も繰り広げた。

 過去4回の衆院選で圧勝してきた木村にとって、自民党への逆風が吹き荒れる今までにない苦しい戦いだ。

 陣営には弘前市を除く首長や、県議、市町村議が顔をそろえ強力な支援態勢を誇示する一方、党よりも「木村太郎」個人を前面に出す従来の戦い方を貫く。19日に弘前入りした元首相の安倍晋三も企業などを回り、表舞台には立たなかった。

 選挙カーで走り回る木村は、場所を決めず、人が集まりそうな場所で演説。農村部では農業政策を、都市部では経済対策を柱に、与党の政策を丁寧に聴衆に語りかける。元知事で父の守男や母、そして妻も裏方として支持者回りを重ねる。

 全国的に民主党優勢が伝えられるが、後援会連合会選対幹事長で県議の高樋憲は「この地域に木村太郎が必要なんだということを訴えていけば、(相手候補と)器が違うことが見えてくる。最後まで続ければ、理解してもらえる」と強調する。陣営幹部は「負けることは考えていない」と力を込める。

 「壊れた日本を直すチャンスは今しかない。政権交代しかない」。22日、民主党元職の津島恭一(55)は弘前市郊外の農村部を回り、声を張り上げた。演説後は一人一人の手を握り「あと一歩だ。力を貸してほしい」と繰り返した。

 民主党優勢の報道が盛んに流れる中、陣営は追い風に乗った選挙戦を展開している。20日に代表代行の小沢一郎が激励にやって来たことで勢いは増した。「小沢さんは見込みのない選挙区には来ない」と選対本部長の三上隆雄は自信を深めた。

 民主と社民、郵政政策研究会、連合青森が共闘を組む陣営は「非自民結集の看板はいいが、一枚岩ではない」(陣営関係者)面もあったが、そのムードも変わってきた。

 非自民候補一本化の経緯から不協和音がささやかれていた県議の山内崇も、ここに来て協力姿勢を一層鮮明にした。22日は地元の弘前市相馬地区で津島とマイクを握り、「力を合わせて必ず勝つ。勝たせてみせる」と叫んだ。

 個人票では木村に後れを取るが、徹底して「自民対民主」の党対決を打ち出し、非自民票は固めつつある。

 だが、前回衆院選で国民新から出馬した津島の得票は3万8千票。当時の民主候補と合わせても8万票弱で木村の11万票に及ばず、さらに上積みが必要で、追い風に期待は大きい。津島は「全国的には民主優勢でも4区は違う。一歩ずつ前に進むだけ」と気を引き締める。

 幸福実現党新人の石田昭弘(50)は、消費税の撤廃などを強調しながら「努力が公平に報われる社会をつくる」と街頭で訴える。「手応えが出てきた」と語る石田は、精力的に走り回り政策の浸透を図る。

(文中敬称略)

=終わり=


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