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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5511チバQ:2009/09/08(火) 21:50:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/feature/nagasaki1251811443836_02/news/20090901-OYT8T01024.htm
衝撃 民主4議席独占


<上>自民の支持基盤弱体化

 麻生首相が衆院を解散した7月21日午後1時過ぎ。長崎市の自民党県連事務所で、国会議員が「万歳」を繰り返す様子をテレビで眺めていた田中愛国幹事長は、自らを鼓舞するように言った。「情勢は厳しいが、我々県議が頑張れば勝てる選挙だ」

 解散の約2か月前に幹事長となり、選挙戦の実質的な責任者を任された田中幹事長は、同29日の選対会議で「苦しいときこそ原点に帰ろう」と呼びかけた。打ち出したのは、系列県議の秘書を県内の各政党支部に派遣し、名簿を基に徹底した電話作戦を行うという戦法だった。

 地方議員の数では、自民党は民主党を圧倒的に上回っている。それぞれの議員が持つ票を結集すれば、負けることはない。支持基盤をしっかり固めるという、従来型の徹底した組織選挙だ。

 ところが、もくろみは崩れた。選対会議の約1週間後、県医師連盟諫早支部は自主投票を決定。同連盟佐世保支部も自民・民主の両候補を推薦した。ほかに一部の漁協が自主投票を決めるなど、伝統的な支持基盤での自民党離れは確実に進んでいた。

 小泉内閣による構造改革に、各種業界が不満を爆発させた結果だった。社会保障費の伸びが年に2200億円抑制されていることなどに医師会は反発。公共事業の削減で倒産する建設会社が相次ぎ、かつて自民党を支えていた集票マシンとしての機能は、格段に落ちていた。

 同党県連の小林克敏政調会長は言う。「職域支部の党員は減少を続け、支持基盤の足腰はすっかり弱まった。今回の選挙戦で、このことを改めて痛感させられた」

 一方、若い人たちに多い無党派層の支持を集められなかったことも敗因だった。読売新聞とNNN系列各局による出口調査では、民主党が県内で7割近くの無党派層を取り込んだのに対し、自民党に投票した無党派層は3割に届かなかった。

 それは、候補者本人も実感していた。2区の自民党前議員・久間章生氏は落選が決まった後、諫早市の事務所で報道陣に対し、「集まってくれる人の多くが高齢者だった。若い人への働きかけが少なかったかもしれない」と振り返った。

 保守地盤の強い長崎で、壊滅的なダメージを受けた自民党。投票から一夜明けた31日、田中幹事長は議員総会で敗戦のおわびを述べ、役員会で選挙戦を総括する意向を示した。

 これに、あるベテラン県議はつぶやいた。「総括しても、また選挙で『風』が吹けば吹き飛ばされる。むなしいだけだね」

     ◇

 今回の衆院選で、県内の4選挙区では、民主党が全議席を独占し、県内の政党勢力図は激変した。民主、自民の二大政党と、その他の政党は今後、どのような未来図を描くのか。衝撃の余波を探った。

(2009年9月2日 読売新聞)


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