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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5238名無しさん:2009/08/31(月) 18:49:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009083101357

「09年体制」のスタート=時事通信社解説委員長・田崎史郎−衆院選
 劇的で、鮮烈な結果だった。
 第45回衆院選で、民主党が一挙に3倍近く議席を伸ばして政権を獲得することになり、戦後政治の担い手だった自民党は議席を3分の1ほどに減らした。有権者の一票によって、政権も首相も政治システムも変わるのは、明治憲法が発布された1889年(明治22年)から数えて120年、憲政史上初めてのことだ。政治の「2009年体制」がスタートしたと言えるだろう。

 ◇これは「風」ではない

 「えたいの知れない風や雲が私を追い込んでいる」(元首相・森喜朗)「怪しげな風が吹いている。理由がないのに、何となく吹いており、気をつけないといけない」(前首相・福田康夫)
 自民党候補者からこんな声が相次いだ。自民党に対する批判を「風」と呼ぶところに、この党の限界が見えた。
 4年前の「郵政解散」で自民党は圧勝した。当時の首相・小泉純一郎は郵政民営化の是非を有権者に問い、それに呼応して有権者は自民党が変わる、政治が変わると信じた。
 ところが、安倍政権下で自民党は郵政民営化に反対した議員の復党を許してしまった。また、07年春に発覚した年金記録漏れ問題の処理を誤って国民の不信感を買い、同年7月の参院選で惨敗した。元首相・安倍晋三はその時点での退陣を拒否し、9月になって「病気辞任」した。
 その後に誕生した福田政権も1年の短命に終わり、引き継いだ首相・麻生太郎は今年2月の予算委員会で「郵政民営化に賛成じゃなかった」と口走った。1年で次々と首相が交代し、衆院選の勝因だった郵政民営化さえも否定してしまうかのような政党が、ふたたび信頼してくれと国民に頼む方が無理がある。
 自民党の支持基盤の劣化も進んだ。伝統的な支持団体だった医師会は各地で反乱を起こし、建設業界もあまり動かなくなった。選挙の手足となる地方議員も「平成の大合併」で3分の2程度に減った。
 自民党は候補者一人ひとりが培った個人後援会が強みだった。それも、地域や職場などにおける「縁」が薄れている日本社会の構造変化の中で、期待されたほど動かなくなっていた。
 こうしたことは「風」なのか。「地殻変動」ととらえない限り、自民党の再生はないだろう。

 ◇民主、1カ月間の勝負

 一方、念願の政権を獲得した民主党は有権者の期待に応えられるだろうか?
 最低限、マニフェスト(政権公約)に盛り込んだことを着実に実行に移さなければならない。「官僚丸投げの政治から政治家主導の政治へ」「内閣の下の政策決定に一元化へ」などという、統治システムに関する5原則はもちろんのこと。子ども手当、公立高校授業料の実質無償化、ガソリン税の暫定税率の廃止、高速道路の段階的無料化などを来年度に実現することだ。
 そのための体制づくりがまず、問われる。閣僚や党役員に誰を就けるか、政治家主導の「城」となる首相官邸で官僚を御し切れるのか…。
 人事配置を見れば、おおよその察しがつく。そういう意味で、今月中旬に発足する鳩山政権の人事は極めて重要だ。民主党代表・鳩山由紀夫が就任記者会見でどんな行動計画を掲げるのだろう。
 政権の骨組みが決まり、国民が注視しているこの1カ月間が民主党の勝負どころだ。戦国大名・武田家の軍学書「甲陽軍鑑」にこのような文言がある。
 「勝負のこと、六分七分退(の)かば(退却すれば)十分の勝なり。八分の勝はあやうし、九分十分の勝は味方大負の下地なり」
 民主党は今回、完勝した。その勝ちの中に「大負の下地」が潜んでいることに心して政権運営に当たらなければならない。もし、失敗すれば、来年夏の参院選で有権者から厳しい審判を受けるようになろう。(敬称略)(2009/08/31-18:05)


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