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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

4064千葉9区:2009/08/20(木) 23:40:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090805_01.htm
政権選択の夏

(4)世襲 ゆえに悩む

 「政治家の世襲は、歌舞伎役者や落語家みたいなものではない。有権者が当選させて初めて成立する」

 三浦半島の三崎港近く、三浦市民ホールで7月28日夜に開かれた、神奈川11区の公開討論会。自民党の小泉進次郎は、他の候補予定者からの世襲批判に苦笑を浮かべながら反論した。

 親の地盤を引き継ぐ政治家の世襲は、有能で幅広い人材の政界進出を妨げる障壁だ――。世襲批判の高まりを受け、自民党は今春の一時期、すでに公認が内定していた小泉純一郎元首相の次男、進次郎を含め、世襲新人候補公認の是非を検討した。だが、「公認内定を取り消せば、現場の反発と混乱を招く」として、本格的な世襲制限は次々回衆院選から、で落ち着いた。

 民主党は神奈川11区を「小泉100年王朝」と揶揄(やゆ)する。曽祖父は逓信相を務めた又次郎、祖父は防衛長官だった純也で、4代目の進次郎は「世襲候補」の代名詞というわけだ。

 進次郎陣営は世襲の長所、短所を計算しつつ、戦術を組み立てる。

 進次郎は6月下旬まで街頭に立つのを控えていた。「先代からの支援者あいさつが先」と党県連幹事長の竹内英明ら陣営幹部が抑えてきたためだ。

 しかし、6月28日の横須賀市長選で父、純一郎が支援した現職が敗れると、危機感は高まり、進次郎も街頭へ飛び出した。

 街頭演説をする進次郎の周りには、常に多くの人だかりができる。世襲問題を巡る報道は、進次郎の知名度アップにつながった。ただ、上滑りを警戒する進次郎は8月2日、横須賀市での事務所開きで「厳しい声を浴びない日はない」と険しい表情で訴えた。

 父、純一郎だけでなく、兄で俳優の孝太郎についても、進次郎は「応援はあり得ない」と明言。公明党へ推薦願も出さず、比例との重複立候補も拒否し、退路を断った。ひ弱、親の七光りという世襲のマイナスイメージを払拭(ふっしょく)したいとの思いがにじむ。

 民主党の横粂勝仁とは、全国で唯一の自民、民主両党の新人20歳代対決となる。

 横粂は集会で「相手が世襲候補では太刀打ちできない、そんな政治を直すのが私の役目だ」と力説する。

 進次郎とは若さ以外、共通点は少ない。横粂は愛知県出身で、「小泉改革の発祥地で自民党政治を問い直すべきだ」として、縁もゆかりもない神奈川11区からの出馬を決めた。

 「トラック運転手の息子」という庶民性、1日30キロ以上を自転車で走り回る運動量で、「小泉王朝」に挑む。



 東京湾に近い千葉市の「美浜ふれあい広場」。7月29日朝、ゲートボール大会に集まった年配の女性約30人を前に臼井正一はマイクを握った。

 「父の臼井日出男は28年間務め、引退しました。私も地べたにはいつくばってでも国のため頑張ります」

 あえて世襲候補であることに言及したのは「高齢者の前では、父のことに触れないと『親不孝者』と思われる」(正一)との判断があった。父は衆院議員を8期、祖父の故荘一も衆・参院議員を務め、「臼井党」を自任する年配の支援者も少なくない。「世襲問題はマイナスだけではない。(自分の)知名度は上がった」と正一も前向きにとらえている。

 だが、街頭演説などで日出男や世襲に触れることはほとんどない。3日朝、JR西千葉駅前に立った正一は、「いよいよです。よろしく」と通行人に声をかけながら、重点政策やプロフィルを記した三つ折りの名刺を配るだけだった。「世襲をあまり表に出せば批判を浴びる」(陣営)からだ。

 民主党の田嶋要は7月26日、千葉市での民主党の会合で「安倍、福田の政権の投げ出しを見れば、世襲の弊害は明らかだ」と訴え、正一をけん制した。だが、田嶋陣営も、世襲批判は「ネガティブキャンペーンと見られかねない」として、民主党内の会合などに限定して発信していく構えだ。(敬称略)

(2009年8月5日 読売新聞)


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