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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5776チバQ:2009/11/29(日) 19:41:37
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/editorial/Ss200911160010.html
【解説】霞が関への怒り 原動力 '09/11/16

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 1票が自民党から民主党へと変異する流れは、投票日が近づくにつれ加速度を増していた。中国新聞社が広島県北広島町で実施した面接世論調査からは、有権者意識の変化の実態が見て取れる。7月の衆院解散から8月末の投票日まで40日。自民党の「牙城」とされてきた町の民意は、この間に政権選択選挙の大勢を決めていた。

 北広島町の有権者はいつ、投票する候補を決めたのか。民主党新人の橋本博明氏と自民党前職の増原義剛氏で対照を描く。増原氏に投票した人の半数は、昨年9月の麻生政権発足の前に決めていた。同時期、橋本氏を意中の候補と見定めた有権者は2割に満たない。

 麻生政権の発足から衆院解散までおよそ10カ月。その間、橋本氏が徐々に支持層を膨らませ、解散直前に増原氏と互角に持ち込む。解散後は橋本氏が加速度的に支持を引き寄せ、情勢をひっくり返した―。調査で初めて分かった1票の時系列移動の過程である。

 この流れの中心的役割を果たしたのが、4年前の前回、自民党の河井克行氏を選んだ自民支持層だ。前回は河井氏に投票した層の約45%が、今回は橋本氏に入れている。一方、増原氏に投じた層は約52%にとどまる。自民党候補間の票の引き継ぎは半分しかかなわず、残りはほぼライバルに離反した。

 麻生太郎前首相は、衆院解散から最長となる40日後に投票日を設定し、戦いに打って出た。その間に「起死回生」を図ろうとした戦略はしかし、自民離れの加速という形で裏目に出たともいえる。

 今回の調査は、政権交代を託した鳩山政権に今、有権者が最も求めているものも示す。無駄遣いの一掃―。民主党のマニフェストの中で、ぜひやってほしい項目は「天下りの禁止」が6割近くに達し、突出する。民主党が、無駄遣いをなくすために掲げた看板政策だ。

 「子ども手当」などのように直接的な恩恵は少ない。それでも「天下りの禁止」が圧倒的な支持を集める背景には、生活を切り詰めている自分たちに比べ無駄遣いが絶えない「霞が関」への怒りがうかがえる。

 私たちは、世論調査と並行して対象者へのインタビューも重ねてきた。老いた夫婦間での介護、突然の解雇、崩壊しつつある集落…。「あすを託すのは、もう政権交代ぐらいしかなかった」。多くの人々から、こう聞いた。政権への期待の裏側には、限界に近づく深刻な生活が広がっている。(高橋清子)


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