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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

4043千葉9区:2009/08/20(木) 22:34:06
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/chugoku/Sc09081904.html
揺らぐ元首相ブランド 中国地方、「王国」に吹く選択の風 '09/8/19

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 ▽野党、根ざす威光に挑む

 18日公示された衆院選。「政権選択」が巻き起こす風は、3人の元首相が中国地方に築いた「王国」にも吹きつける。故宮沢喜一元首相の広島7区、故橋本龍太郎元首相の岡山4区、故竹下登元首相の島根2区。自民党の後継者が踏みとどまるか、民主党や国民新党が突き崩すのか。王国での激突が始まった。

 「まだまだ福山のために働きたい。何とか助けてください」。広島7区の自民党前職の宮沢洋一氏(59)は、出陣式で何度も深々と頭を下げた。

 おじで一昨年に死去した喜一元首相から地盤を継いだ宮沢氏。対するのは過去2度戦った民主党比例前職の和田隆志氏(46)だ。2003年の前々回と05年の前回は接戦だった上、自民党への逆風はやまない。

 陣営からは「宮沢」の名が次々と飛び出す。「福山の地から宮沢の灯を消すことはできない」「喜一先生の恩を思い出して」…。支持者に浸透する「宮沢ブランド」に期待をつなぐ。

 和田氏もまた、第一声で「最後のチャレンジ」と危機感をあらわにした。小選挙区で2連敗。今回負ければ、党のルールで次回は公認を得られない可能性がある。「党に風が吹いているというが、7区ではそう思わない」と陣営幹部。王国に挑む困難さを知るからこそ、緩みはない。

 世襲批判動じず

 世襲制限がクローズアップされた今回の選挙。岡山4区の自民党比例前職の橋本岳氏(35)は、世襲批判に立ち向かうかのように、同じく元首相を父に持つ小渕優子少子化担当相(35)を、倉敷市での出陣式の応援に招いた。

 厚相を務めた祖父故龍伍氏、父龍太郎氏と固めてきた地盤。前回は民主党前職の柚木道義氏(37)に敗れ、選挙区を明け渡した。「民主党にはこの地域、この国を任せられない」と橋本氏。父と地盤を守ってきた母久美子さん(67)も駆け付けた。

 「今度は圧倒的勝利を収めよう」。柚木氏の出陣式で陣営幹部はげきを飛ばした。橋本氏と対照的に、サラリーマンから民主党の公募で合格した。「雑草」と陣営幹部は評する。「橋本家が3代60年で築いた壁は大きい」と柚木氏。地域に根ざす「威光」に挑む。

 小泉改革が転機

 龍太郎氏が「七奉行」として支えたのが竹下元首相。実弟で島根2区自民党前職の竹下亘氏(62)は、第一声で「兄の時代から根付いた流れを守り抜く」と声を張り上げた。

 小泉構造改革以降、弱体化が加速した自民党の集票構造。強固だった「竹下王国」も無縁ではなかった。「地方の反乱」と呼ばれた07年参院選の島根選挙区で、自民党の当時の前職が敗れ、王国の一角は崩れ去った。

 自らの選挙でもほとんど地元に戻らなかった自民党の青木幹雄前参院議員会長(75)が張り付く。「政権交代という甘い言葉に迷わされてはいけない」

 挑むのは、国民新党比例前職の亀井久興氏(69)。「自民王国の本丸は島根2区。これをひっくり返さない限り、小泉改革で痛めつけられた島根の怒りは中央に届かない」。郵政民営化をめぐり決別した自民党への批判のボルテージを上げた。

 07年の参院選島根選挙区で長女亜紀子氏(44)は民主、社民、国民新の3党の「野党共闘」で3万票余りの差をつけて勝利した。その再現を狙い、亜紀子氏もフル回転する。

 自民党政権の中心にいた元首相たちの「王国」の存亡は、そのまま政権選択の行方をも映し出す。(衆院選取材班)


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