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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

4622チバQ:2009/08/30(日) 10:56:43
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090810.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(1)
“臼井ブランド”正念場
世襲候補が挑む1区
2009年08月10日

 「私は後衛。選挙中は事務所で接待係だ。世襲問題はまったくナンセンスに思うが、社会的にはそうじゃない。(私が表に)出ればマイナスになる」



 自民党新人・臼井正一の父、日出男(70)は裏方役に徹する心の内を、もどかしそうにつぶやいた。



 衆院議員を8期27年、法相も務めた自民県連最高顧問の日出男が、県議2期目だった長男・正一に地盤を譲る腹を決めたのは「解散秒読みか」と言われた昨年9月。直後に麻生太郎首相が誕生し、正一は出馬表明した。発足当時、50%近くに上った高い内閣支持率をバックに突入するとみられた総選挙は、リーマン・ショックの余波拡大とともに幻に。



 解散が先送りされ、じりじりと降下する内閣と自民の支持率。にわかに党内でざわめき出した世襲候補の出馬制限論争。結局、自民党は、「公認内定取り消しは党の信用問題にかかわる」として、小泉純一郎元首相の次男とともに、“特例”で正一を公認した。一方、民主党は「多様な人材が政治家になることを阻害する」として、今回から世襲候補を公認しない方針を決定し攻勢をかける。



 正一は「(世襲問題が)メディアに取り上げられ、自分の思いを述べることができた。(知名度も上がり)マイナスだけではない」と前向きだが、陣営は批判の拡大に警戒する。



 正一に引き継がれた後援会が7月上旬、選挙区内の各種団体や地域の代表者を集めて開いた会合。解散(同月21日)を見据えた陣営最初の大型選対会議となり、出席者には想定投票率や目標得票数など詳細なデータが提示された。あいさつに立った林昇志後援会長(株グリーンタワー相談役社主)は「私も(会社を)せがれに継がせたが、経営者の器や将来性がなかったら社長にしなかった。正一君が後を継いでも、立派に政治家として将来を担ってくれるはず」と訴え、正一が後継となった“正当性”をアピールした。



 一方前回、日出男に敗れたものの比例復活した民主党前職の田嶋要は「私はまだ(2期)6年の挑戦者。相手はあの人のおじいさん(元衆議院議員の故・臼井荘一)だ。半世紀にわたって君臨した彼の一族と戦っている。3代の世襲と戦う」と県都の牙城制覇に万全の準備を進める。



 さらに共産党新人の安喰武夫は「自民の2世、3世は国民の立場で政治をしていない」、幸福実現党新人の階一喜も「貴族院と同じでアンフェア」と問題視する。



 「歯を食いしばり、火の玉になって総選挙に臨む」と奮い立つ正一。底力を見せるか、それとも風前か。“臼井ブランド”はかつてない厳しい正念場を迎えている。(文中敬称略)



 ◇千葉1区=千葉市中央区、稲毛区、美浜区。

4623チバQ:2009/08/30(日) 10:57:16
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090811.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(2)
親子2代で5度目火花
因縁対決の3区
2009年08月11日

 「親の代から根強いものがある」



 自民党前職・松野博一の陣営幹部は、5度目となる“岡島”親子との対決に焦りを隠さない。民主党元職・岡島一正と父の故・正之とは、この13年間で2戦ずつ交え1勝1敗ずつの通算2勝2敗。選挙のたびに「当」の字を奪い合った。松野と岡島は、ともに県立木更津高、早稲田大出身と因縁深いが政治家としての互いの信念が火花を散らす。



 前回2005年の衆院選。松野は岡島に約2万票差を付け、10万台の大台に乗せたが、今回は逆風。陣営からは、「前回より票が増えるとは思えない」と弱音も漏れる。



 一方の岡島は、「自民から民主へという声の力を感じる。前回(松野に)負けた票差かそれ以上が乗れば」と余裕の表情。「松野さんでなく自民党政治との闘い」と言い切る。03年衆院選では約900票差の接戦を制したが、05年の郵政解散で、「一番最後に議場を出た」後、再び赤じゅうたんを踏むことはなかった。



 今回岡島は、地域の声に耳を傾ける姿勢を強化。集会などで配ったアンケートの回収は6千通を超えた。市民の会合回りや自転車遊説にも精力的。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の4年間を経て、終盤の詰めに甘さはない。



 松野が初めて“岡島”に勝ったのは00年。約3万票の大差で、“岡島党”と呼ばれる幅広い支持層を持つ正之の牙城を切り崩し、公募制で選ばれた国内初の衆院議員となった。約1万票差で惜敗した初対決から4年後のことだった。



 岡島は父と所属政党こそ違うが、事実上の「世襲」。対する松野は、「『地盤・看板・かばん』のないゼロからのスタート」を掲げ、岡島との違いを前面に出す。陣営は、「(岡島は)銀のスプーンをくわえて来られた方。いまだに岡島さんの地域では『自民党だけど岡島』という人がいる」と悔しさをにじませる。



 “岡島党”は息子の代でも健在だが、岡島は「後援会のメンバーは入れ替わったし、父の(支援者)名簿と比べると数も減った」と明かす。前回の県議選で不協和音が響いた“岡島党”の重鎮、民主党の杉田守康県議は、今回の選挙では影をひそめているが、岡島は、「杉田さんの支援者はほとんど一緒だから問題ない」と強調する。



 松野も「勝手連的な小規模組織」を全域に広げており、圧勝した05年の選挙時と比べてもその数は倍増。「コアの層は着実に固める」と意気込む。1万〜2万とされる浮動票の行方に加え、候補が出ない共産票の取り込みも焦点となる。3区では幸福実現党の古川裕三も支持層拡大を狙う。(文中敬称略)



 ◇千葉3区=千葉市緑区、市原市。

4624チバQ:2009/08/30(日) 10:58:00
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090812.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(3)
前職2人に新党の台風
市長選の余波続く4区
2009年08月12日

 民主党前職・野田佳彦と、自民党前職・藤田幹雄による事実上の一騎打ちと思われたが、6月の船橋市長選で6万2627票を獲得し惜敗した野屋敷いと子が8日、新党「みんなの党」からの立候補を表明し、情勢は一変した。



 同市長選で、野田と藤田は当選した藤代孝七市長の陣営に相乗り。当初は「信任投票」とみられた選挙だったが、「庶民革命」をうたい渡辺喜美元行革相らの支援を受けた野屋敷に無党派層を取り込まれ、想定外の辛勝となった。



 転覆しかけた呉越同舟に冷や汗をぬぐった野田と藤田。特に野田は民主県連が多選首長の推薦を禁じる中、地元支部推薦というスタンドプレーに出ただけに当時ほぼ無名だった候補相手の苦戦は大きな痛手だった。



 党内部からも批判が噴出。野田は「(藤代市長を)1期目から担いできた。信頼関係を損なうような政治家にはなりたくない」とし、総選挙では自民対民主の対立構図で仕切り直すつもりだった。しかし、野屋敷の参戦が水を差した。



 「野屋敷が出れば、割れるのは民主票。保守票をしっかり固めれば野田に勝てるかもしれない」



 にわかに期待が広がったのは藤田陣営だった。小泉旋風が起きた4年前でさえ、県内選挙区で唯一敗れて比例復活しただけに、藤田は「民主で最も選挙に強い1人」と位置付けていた野田との正面衝突に、危機感を抱いていたからだ。



 ただし、ある選対スタッフは「ありがたいと思う人もいるかもしれないが、藤田の若さを武器に取り込みたい無党派層も(野屋敷に)持っていかれる可能性がある。むしろ、引き締めたい」と慎重姿勢だ。



 一方、党幹部の野田は他選挙区への応援で地元を多く離れなければならず、解散後16日間をそのノルマとしていたが、今月に入り「野屋敷を若干意識」(野田陣営)。ノルマを維持した上で調整し、地元での街頭演説の回数を増やした。



 台風の目になりそうな野屋敷だが、市長選での善戦が、政党色の濃い国政選挙でも通用するか。市長選時から使うスローガン「船橋をまる洗い」は野田の「ニッポン丸洗い」に酷似しているが、野屋敷は「偶然似た。民主ごと船橋を丸洗いだ」と息巻く。



 共産党新人の斉藤は「政権が変わっても、有権者の意向に沿わない方向性に待ったを掛ける政党が必要」と存在感をアピール。幸福実現党新人の山中は景気回復への政策を訴えている。(文中敬称略)



 ◇千葉4区=船橋市。

4625名無しさん:2009/08/30(日) 10:58:27
http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY200908290338.html

衆院選選挙違反容疑で190件着手へ 各警察本部2009年8月30日5時0分
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 警察庁は、衆院選にからんで約190件の公職選挙法違反容疑があり、全国の警察本部が捜査を始める予定だと29日発表した。29日午前までの各本部からの報告をまとめたもので前回に比べて約40件増。半数以上が買収容疑だという。投票終了後に約420人から任意で事情を聴く方針。

 28日までの逮捕者は20人(前回比5人減)で、いずれもポスターをはがしたり街頭演説を妨害したりする自由妨害容疑。警告数は3112件(前回比408件増)だった。

4626チバQ:2009/08/30(日) 10:58:32
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090813.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(4)
自・民若手に新党の元職
“三つどもえ”の5区
2009年08月13日

 自民党、民主党ともに30代の若手候補同士の3度目決戦に、当選3回の元職・田中甲が参戦し、事実上の“三つどもえ”に。8日には渡辺喜美前衆院議員が中心となる新党「みんなの党」が発足し、参画した田中は「この日を待っていた」と早速街頭に繰り出した。



 田中は7月には浦安市で、8月には市川市で、渡辺前衆院議員と演説会を開催し連携の強さをアピール。「自民は嫌だが、民主で大丈夫か」と無党派層にあおる。保守系地盤と旧・民主元職の肩書を生かし両党から票を奪う狙いだが、出遅れ感は否めない。



 一方、民主党元職の村越祐民は「今回は政権選択の選挙。第三局にどれだけ注目が集まるのか」と首をかしげつつ「民主が信頼されないと票が流れる」と警戒。今月8日にJR新浦安駅前で前原誠司・民主党副代表との演説会を開催したほか、ミニ集会を重ね政策への理解を求める。



 政権交代への期待からかボランティアの集まりも上々。課題は陣営の引き締めと結束だ。村越は昨秋、市川市の民主党県議、小泉文人(36)と公認を争った。村越が公認を守り切ったものの、小泉は「党を裏切りはしないが、村越は私を選挙に手伝わせたくないだろう」と応援は及び腰。村越は「選挙戦には関係ない」とコメントを避けたが、2人の距離は明らかだ。



 村越は「自民にお灸を据えたい自民支持票を囲い込まないと勝てない」と4年前、郵政の風で惨敗した宿敵を警戒するが、保守地盤にも食い込む小泉との関係修復は優先課題のはずだ。



 その宿敵、自民党前職の薗浦健太郎は「今の自民党に相手のことを心配する余裕はない」と、今度は逆風にさらされ街頭演説や支援者回りに駆け回る。



 かつては「当選してから盆踊りや夏祭りは欠かさず行ったが、村越とは会ったことがない」と運動量に自信を持っていた。しかし、9日の遊説では「幼児教育と政策の安定に命をかけて頑張ります。この選挙大変厳しいが、どうぞ皆さまのお力を…」と選挙戦最終盤のような危機感をみなぎらす。自民系市町村議員で組織する千葉県地方議員連絡協議会(千議蓮)の高安紘一会長も「薗浦を落としたら日本の恥。なんとしても守り通す」と声をからす。



 11日にはJR市川駅前に、薗浦がかつて秘書を務め“おやじ”と慕う麻生太郎首相も応援に駆けつけたが、逆風の原因には麻生首相にも責任があるだけに千葉都民にはどう映ったか。



 また、幸福実現党が佐高芳行を擁立し保守票を狙っていることも、薗浦陣営にとって頭が痛い。(文中敬称略)



 ◇千葉5区=市川市の一部、浦安市。

4627チバQ:2009/08/30(日) 10:59:29
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090814.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(5)
前元職と新人、6人乱立
県内最多候補者の6区
2009年08月14日

 衆院解散後、新たに2候補が出馬を表明し、現時点で県内最多の6候補が顔をそろえる。これまで自民党前職・渡辺博道と民主党元職・生方幸夫による「がっぷり」対決が3度展開された選挙区。4度目となる今回の土俵に4人の“新顔”が割って入るだけのインパクトがあるのかどうかに注目が集まる。



 「他の候補者がどうのこうのではない。有権者に目を向けて戦っている」



 復活を目指す生方陣営は候補者乱立の影響を限定的なものととらえ、「戦術を変えることはない。これまでの活動を地道に続けるだけ」と冷静な構えだ。



 4年前の総選挙で落選し初の浪人生活を送った生方は、選挙区内の個別訪問を徹底。ライバルの自民層も含め、有権者との直接対話を重ねてきた。「もうこれ以上ないというぐらい地区をくまなく回った」と陣営は自負。「解散後に急にやってきたような人に負けるわけがないでしょう」と、他候補への揶揄(やゆ)も込める。



 前職の渡辺は前回3万票近い差を付けて生方を振り切ったが、今回は厳しい選挙戦になると予想。支援団体・企業を回り組織票を固めるが、無党派層をどれだけ取り込めるかがカギと見ており、自民への逆風ムードに危機感を募らせる。



 そんな中、前回総選挙で7区から自民候補として戦い約11万9千票を獲得して初当選した松本和巳が、6区への国替え参戦を解散後に表明。松本は今回無所属での立候補だが、選挙後には平沼グループへの参加を表明しており、政治信条としては保守系に位置。



 渡辺陣営では、市川市北部などの保守地盤の票が割れる可能性について「(松本が)どこまで本気なのか分からないので影響は未知数」としている。ただし、「保守系ではない無所属候補が出てくれた方が(民主の票が割れる可能性が高いので)ありがたかったのだが…」と、保守分裂の懸念をほのめかす。



 その松本は後援会組織を作らず、勝手連的な支援グループとともに無党派層への浸透を図る。出遅れは否めないが、「自民でも民主でもないという人はけっこういる。しがらみのないところで戦いたい」と鼻息は荒い。



 共産党・山崎温之は7月半ばに立候補を表明。街頭宣伝やミニ集会で知名度アップを図っている。候補者乱立について山崎陣営では「自民を離れた層と無党派層との両方の取り合いになる」と分析。比例票獲得に力を入れている。



 みんなの党・小平由紀は渡辺や松本と同じ保守系の元市川市議。女性票を中心に、子育て世代や若者にアピールしたい。幸福実現党は三島佳代子を擁立。(文中敬称略)



 ◇千葉6区=市川市北部、松戸市南部。

4628チバQ:2009/08/30(日) 10:59:59
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090815.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
注目区を追う(6)
地域性捉え戦術工夫
都市・農村混在する7区
2009年08月15日

 「千葉7区は広い上、構成する松戸、流山、野田の3市は都市部と農村部が混在する。各市の特性を捉えた戦術が必要だ」。主な予定候補の民主党前職・内山晃、自民党新人・斎藤健、社民党新人・上田恵子の3陣営が口をそろえるのは、7区で戦う難しさだ。



 11日午後、野田市北端の鈴木貫太郎記念館に、自民総裁で首相の麻生太郎が斎藤の応援に駆け付けた。



 会場には約1200人(陣営発表)が集まり、演説後に麻生は握手攻めでもみくちゃにされた。逆風を招いた張本人と批判される麻生だが、陣営から「これだけ歓迎されるのは久しぶりだろう」と声が漏れた。



 翌日、松戸市内の斎藤事務所で慌ただしく連絡を取り合う同市議は合間につぶやいた。「野田は自民の強い地域だからそれでいい。松戸の場合、『自民です』と今言えば票が減る」



 斎藤も、依然収まらない逆風を感じ、「自民とか民主とかではなく、『一度斎藤健にやらせてほしい』と訴えている」と話す。



 陣営は松戸、流山などの無党派対策として、いち早く「自転車遊説隊」を編成。斎藤は、辻演説を繰り返しては即戦力を強調するように政策を熱く語る。



 一方、民主への追い風を生かしたい内山。活気ある事務所に現れた表情は厳しかった。「有権者は『楽勝だね』と言うが冗談じゃない。選挙に絶対はない」と引き締める。



 内山にとって頼もしいのは、初めて松戸、流山、野田の3市に選対事務所を設置できた点。党の地方議員増加で可能になった。地域の課題は任せて、内山は「今回争うのは『政権選択』ただ一点」と集中できる。専門の年金問題を絡め、「政権交代で年金を取り戻す」と語る。



 新たな戦術も取り入れた。乗用車登録した自動三輪の「ミニカー」に乗り込み、広い選挙区を縦横無尽に走り回る。



 工夫を凝らす内山陣営だが、不安要素も。内山は昨年の野田市長選で現職・根本崇を推薦した連合千葉と対立。連合との関係は修復して推薦も得たが、一部単組は上田支援を表明する。



 その、上田。県内唯一の社民候補となるが、二大政党の争いに埋没することに危機感を抱く。



 上田は、「そろそろ自民批判は終わりにしたい。今回の選挙で政権交代は実現するだろう。これからは民主の問題点を有権者に理解してもらうことで、『民主一人勝ち』を防ぎたい」と矛先を変える。



 県議の小宮清子が地元流山を固めつつ、松戸、野田での浸透を図るが、「私の支持者でさえ、直接話をしないと民主に投票してしまいそう」と懸念する。



 上田は自転車をこぎながら「自民も民主も、いのちと暮らしは守れない」と繰り返す。視線の先にあるのは、無党派層や共産、新社会、市民ネットの存在だ。



 幸福実現党新人・牧野正彦は知名度アップに懸命。(文中敬称略=おわり)



 ◇千葉7区=松戸市北部、流山市、野田市。

4629チバQ:2009/08/30(日) 11:00:35
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ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(1)
全特支援のライバル批判
“美学”捨てた前職9区
2009年08月20日

 これまで4回の選挙では相手を批判しないことを“美学”としてきた自民党前職・水野。7日、佐倉市の京成臼井駅前でマイクを握ると「郵政の元キャリア官僚が自らの所管していた業界に丸抱えの支援を受けている。まさに政官業の癒着、しがらみそのものだ」と民主党新人・奥野を批判した。



 「目に余る行動を放置せず、有権者に知らしめなければ」。演説後の記者の囲み取材。全特(全国郵便局長会)の支援を背景に活発な運動を展開する相手陣営への批判理由を力説した。



 「票の問題ではなく動員力」と、民営化によって皮肉にも選挙活動の制約が解けた形の現役郵便局長ら。選挙区内のポスティングや演説のビラ配りなどで威力を発揮する支援体制に危機感を抱く。



 それでも「業界や組織的な応援だけで選挙が決まるわけではない」ときっぱり。解散後は街頭演説を「毎日欠かさず」こなす。併せて、(消費)税率アップよりもまず税金の無駄遣いの一掃を−などの見出しが躍る、自身の政策や実績を示すレポート配布に力を注ぎ、有権者一人一人への訴え掛けを強める。



 一方、奥野は一昨年12月から選挙区を自転車で回り、昨秋の事務所開き以来「約2万軒は回った」と胸を張る。都市部での手応えに加えて、千葉市長選の追い風も受ける。



 党幹部を迎えた今月7日の佐倉市での決起集会。「ようやく相手の背中が見えてきた」と気勢を上げた。出席者約600人のうち「約3分の1」が郵便局関係者。会場には蕨和雄佐倉市長も姿を見せ、地方全般が陥る財政難を訴え「地方を知り、地方の力になる即戦力の奥野さんに期待する」と応援演説。同市長は公示日の18日も出陣式に参加した。



 好材料がそろう一方、八街市など農村部での浸透を不安視。「(水野の養父・清から)2代40年以上続く保守層の厚い地域。9区で勝てれば本当に(政権が)ひっくり返る」と気を引き締める。



 無所属の波田野は、世襲・官僚政治家を批判。“二者択一ムード”払しょくへ「庶民派」を掲げ、アピールする。幸福実現党の伊藤は知名度アップに懸命。(文中敬称略)

4630チバQ:2009/08/30(日) 11:01:26
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090821.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(2)
不満の受け皿じわり拡大
逆風に閣僚危機感10区
2009年08月21日

 自民党前職・林幹雄の陣営はこの数カ月、地元有権者から幾度も同じ言葉を聞いた。「一度、民主にやらせてみてもいい」。厚い保守地盤にも変化を求める声がじわりと拡大。現職閣僚ながら「初当選時より先が読めない」(選対幹部)との危機感が覆う。



 3度目の対決となる民主党新人・谷田川元は県議を辞して6年間の浪人中に選挙区をくまなく回り、野党候補としての立場も鮮明に。「政権交代」を旗印に不満の受け皿となる手応えをつかむ。



 父親の故大幹氏を支えた組織を引き継ぎ、小選挙区比例代表並立制導入後も手堅く連続当選を伸ばしてきた林。2003年には谷田川との保守分裂選を勝ち抜き、前回05年は民主入りした相手の比例復活すら許さなかった。



 その林の牙城、匝瑳市などの農村部でも「『自民ではだめだ』という声がようやく出てきた」と、谷田川陣営の地区担当者は強調する。直前の民主入りが想定以上の反発を招き「説明に追われて選挙にならなかった」という4年前から様変わり。農家の男性(72)は「現状の農業政策に未来はない」とつぶやく。林の地元銚子市でも市立病院休止の混乱をめぐり「指導力」に疑問を呈する声がある。



 農業や商工関連団体などを回ってミニ集会を精力的に開き、豊富な経験と実績を党政策を交えて訴える林。8月上旬には早くも党県連の広報カーと駅頭に立つなど安泰ムードはない。国会議員を頂点とする独特の“集票ピラミッド”を形成してきた地方は、農業衰退や支援者の高齢化、景気低迷の影響を受けて疲弊が進み、全国的な流れに抗する歯止めを失いつつある。



 地元の保守系元議員は「組織から支援の約束を取り付けても、末端までその通りとはいかないだろう」と指摘。前職支援に動かない構えを見せる自民系議員も出てきた。林はなるべく地元に張り付くため、治安・防災閣僚として頼まれる応援演説も、吟味せざるを得ない守りの戦いだ。



 前回選挙で公認候補が約1万票を獲得した共産が候補擁立を見送ったことも、谷田川陣営にとっては好材料となりそうだ。



 鍵を握るのは浮動票が多い成田市のニュータウン地区。8月2日、民主党の鳩山由紀夫代表が行った演説会には人垣ができた。ただ「個人票に結びつくかは未知数」(谷田川陣営幹部)で、同席した谷田川の口からは「成田空港の発展なくして日本の発展はない」と、林がライフワークとする成田空港振興を強く意識した発言も飛び出した。



 幸福実現党の新人・金井貴雄は党政策のPRに全力を挙げる。(文中敬称略)

4631名無しさん:2009/08/30(日) 11:01:31
http://www.asahi.com/business/update/0829/TKY200908290282.html

市場の関心は新政権の政策 総選挙2009年8月30日9時35分
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 日経平均株価は衆議院解散後の約40日間で、9652円02銭から1万0534円14銭と1割近く上昇した。ただ、直近は様子見ムードが強まり、商いは低迷して日経平均は一進一退。30日の総選挙の結果を受け、週明けの株式相場はどう反応するのか。

 東証1部の出来高と売買代金は、8月24日に17億5898万株、1兆3049億円といずれも約1カ月ぶりとなる低水準を記録。翌25日の売買代金は1兆3017億円とさらに減った。総選挙を間近に控え、積極的な売買が手控えられたことが要因とされる。

 業界では「20億株、2兆円」が活況の一つの目安。だが7月21日の解散以降、売買代金が1兆5千億円を超えたのは29営業日中、6日だけ。日経平均も今月14日以来、上がっては下がる値動きを繰り返している。

 総選挙の結果が出れば、株価は大きく上昇もしくは下落に転じるのか。市場では否定的な見方が支配的だ。

 都議選の勝利で民主躍進の予想が広がる中、学習塾や幼児用品、陸運株など、子ども手当や高速道路無料化など民主党の政策に関係する銘柄が目立って上昇。日興コーディアル証券の西広市エクイティ部長は「市場はすでに民主の勝利を予測して動いており、関心は選挙後の政策の行方に移っている」と話す。予想外の事態がなければ、投開票は株価に大きな影響を与えないとみる意見が大勢だ。

 一方、長期的にみると、民主の政策は消費を刺激して景気を回復させると期待する声もある。マネックス証券の羽賀誠チーフストラテジストは「家計を助ける政策が進めば、小売りなど出遅れ気味の内需関連株が上がる可能性がある。日経平均の年内1万2000円台回復もありうる」と予想する。(木村和規)

4632チバQ:2009/08/30(日) 11:02:03
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090822.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(3)
ライバル候補は元自民
盤石地盤も揺らぐ11区
2009年08月22日

 「(法相の職務などで)大変出遅れました。今回はかつてない逆風の中での選挙。私にとって正念場」



 18日、茂原市内で行われた出陣式。7選を目指す自民党の森英介は集まった約800人を前に、第一声の一言目から危機感をあらわに支援を求めた。



 祖父の代から衆院選通算30連勝の名門一族。森自身も過去4回の小選挙区選挙で、2位に約9万〜7万票も引き離す圧勝を続けてきた。だが、県内屈指の強固な支持基盤も今回は、逆風と3月の知事選のしこりなどに揺らぐ。



 民主党の金子健一は、かつて森事務所にも出入りしていた自民党の一宮町議だった。前々回の選挙で千葉3区の民主党候補を応援したため、保守系議員の反発を受けて自民を去った。



 2007年夏に民主党から11区出馬が内定。森が選挙区を留守にすることが多い中、「地元で出るなら(金子を)応援しよう」という声もあり、市町村議員を増やしてきた。



 知事選で森が民主推薦候補を支持したことも、森陣営は「ずいぶん時間もたったし影響はない」とするものの、「保守層のしこりは残っている」と指摘する有力者は少なくない。東金市議22人のうち、森支持を明確にしているのは数人。いすみ市でも保守系市議の半分とみられる。



 金子支持は従来、自民党支持だった各種団体にも浸透し始めた。JA山武郡市は「組織決定はしていない」としながらも、役員・幹部は内々で民主支援方針を打ち出している。



 県解体工事業協同組合も11区だけは、森だけでなく金子にも推薦状を出した。同組合は「それぞれの利害があり、昔のように一本化はできない。組合の分裂を防ぐための苦渋の決断だった」としている。



 揺らぐ地盤に、森も手をこまぬいていたわけではない。この夏、選挙区内各地で開催される大きな祭りのほとんどに出席した。これまでは秘書の代理出席も少なくなかったが、今回は森自身があいさつに立ち、法相としての実績を強調。各種団体のテントを回り、一人一人と握手を交わしながら支持を呼び掛けた。



 だが、「(これまでの森の)安泰ムードは様変わりしている」と夷隅郡市の首長。地方議員の間には「ひょっとしたら:」との悲観的な見方も出ている。



 「郵政選挙で皆さんの生活がずたずたになり、医療や教育でも格差が生じている。地方のことは地方にいる人が一番良くわかる」と、金子は公示日の18日、茂原市内での出陣式で約300人を前に地元密着候補をアピール。



 さらに、「はじめのころはどこに行っても『民主党かよ。戦う相手は誰だと思っているんだ』と言われた。それがいまここにいる人たちと話ができる」と、支持広がりへの手応えも示唆した。



 幸福の久我司は選挙区内を回り、憲法9条改正などを訴える。(文中敬称略)

4633チバQ:2009/08/30(日) 11:04:24
>>4622-4633千葉県:千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/_senkyo/2009/syuinsen/090823.php
ちば衆院選2009 真夏の決戦
自民王国は今(4)
予想される「辛勝惜敗」
強固な地盤に逆風12区
2009年08月23日

 「どちらが勝つにしても辛勝惜敗。大勝はない」。自民党前職・浜田靖一の陣営幹部はかつてない自民党への逆風に、こう漏らす。



 小選挙区比例代表並立制移行以来、上総地域の浜田と安房地域の中村正三郎とのコスタリカ方式で自民党が盤石な体制を築いてきた12区。2005年の中村引退後も、浜田は郵政選挙の追い風と父・幸一時代からの厚い地盤と知名度で順調に5選を重ねてきた。



 前回の郵政選挙では、従来の自民党候補の得票数に“追い風”とみられる票が3万近く上乗せされた。だが、今回その風は止むどころか向きを変えた。決起集会や出陣式であいさつした多くの来賓は口々に「自民党への逆風」を強調し、組織引き締めに懸命だ。



 逆風に加えて、従来農村部を束ねていた特定郵便局長らがこぞって民主党新人の中後淳を支援。過去の選挙で公認候補が1万票以上獲得している共産が、今回初めて独自候補を擁立しなかったことがどこまで影響するかなど、懸念材料は少なくない。



 さらに、現職の防衛大臣のため、各地の応援演説で自身の地元入りが減少。公示日も他候補応援のため夕方には地元を離れており、別の陣営幹部が「後半戦はどぶ板を」と危機感を募らせるにもかかわらず、本人の選挙区回りが少ない状況が続いている。



 そんな中、陣営幹部は「問題は『民主への風』ではなく『自民への逆風』」と指摘。浜田は出陣式で「全部面倒をみることなどできるはずがない。なぜ本当のことを言わないのか」と暗に民主党のマニフェストを批判した。



 対する中後は、1年半前から政治活動を続ける。選挙区内すべてを自転車で回る街宣活動や毎朝の駅立ち、全戸配布の政策アンケートなどを通じて地道に浸透を図ってきた。袖ケ浦・木更津・君津3市の新住民に多い無党派層には特に重点を置き、公示前から政党ビラの配布や土日を中心とした団地前での街頭演説を展開してきた。



 陣営幹部は、駅立ちや自転車遊説での反応に手応えを感じつつも「『いける』という感じがまだない」と話す。というのも「(民主党票は)ほとんど固めたものの、無党派層の(投票)動向が読み切れない」からだ。



 連合千葉や郵政政策研究会など一部の支援組織に頼るのみで、ほとんどボランティア選挙に近い戦いを続けてきた中後陣営。組織力では、浜田に及ばない。



 「今の流れでいけばいいが、この風向きのままいくとは単純に考えられない」と中後。駅立ちなどの反応に手応えを感じながらも、見えぬ無党派層の動向を気にかける。



 幸福実現党新人・田辺丈太郎は知名度アップを目指す。(文中敬称略=おわり)


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