したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

3091とはずがたり:2009/08/07(金) 05:07:05

【09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(5)泥沼続く山梨2区
2009.8.6 23:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090806/elc0908062357021-n1.htm

 平成17年9月11日、自民党本部公認の刺客候補として臨んだ衆院選で長崎幸太郎(40)は造反組の無所属、堀内光雄(79)に肉薄、比例復活で当選した。事務所には“応援”で杉村太蔵(29)がいた。党の地滑り的な大勝利で比例名簿下位に登載された杉村にも突如、当選が転がり込む。事務所の歓声は深夜まで続いた。

 今年7月26日。長崎は解散後初めての日曜日に母方の郷里、市川三郷町で「無所属」を売り込んでいた。

 「停滞を招き30年居座ってきた人か。『政権交代』の念仏を唱える党を信じるか。それとも、地域のため自ら行動し発展させる政治を選ぶか。私は4年前の約束通り、山梨に骨を埋(うず)めます」

 復党を果たした元派閥領袖の重鎮との公認争いに敗れた長崎は、自民色を消し、地域密着で生き残る道を選んだ。あいさつ回りでは「無所属なら応援してやる」と反応も上々だ。

  ■   ■   

 造反組は県連支援で当選、刺客も比例復活−。「山梨方式」は共存共栄を果たしたかに見えた。が、その後遺症は重かった。

 堀内や元党副総裁の金丸信らがしのぎを削った中選挙区時代のしこりで、地域にくすぶる「反堀内派」が支援したのが長崎だった。18年12月の堀内の復党、19年の地方選、参院選と、政局のたびに堀内派と長崎派の溝は深まった。参院選では民主党に敗れ、県議会の自民会派は4分裂。党県連は長崎派県議3人に「無所属支援」を理由に自主的離党を突きつけており、泥沼は続く。

 逆風のなか11選を目指す堀内は、10人規模の小集会にも顔を出し、真夏の駅頭にも立ち「これまでになかった動き」(選対幹部)。だが甲府市の美容師女性(65)は「高齢すぎる」と、批判は根強い。

 前回は「郵政」の風にのまれた民主新人、坂口岳洋(38)陣営は「政権交代」の風に乗ろうと自民の内紛を徹底利用する。

 「百歩譲って自民を選ぶ人がいてもいいが、国政で無所属は選挙区のためにも国のためにもならない!」

 7月26日、大月市民会館に小沢一郎、輿石東の両代表代行を呼び約900人が集まった決起集会で県連総合選対本部長の参院議員、米長晴信は語気を強めた。

 「自民は既に弱っている。いかに無所属を目立たせず民主対自民の構図に持ち込めるか。その意味で2区はまさに全国の縮図だ」

 幸福実現党の富松宏至(69)も出馬予定だ。

   ■  ■

 多くの政治家にいまも影響を残す「郵政」。だが、4年前の自民大勝のシンボル、杉村が政治の表舞台から静かに姿を消したように、山梨の有権者の心からも消えつつある。

 7月28日夜。堀内は、元造反組同志、野田聖子を招き約500人を前に「私の懸念が当たったのはみなさんお分かりだろう。私が党をたたき直す」と郵政について熱弁をふるった。

 しかし、出席者の会社員女性(45)は「郵政問題でそう困ったと感じたことはない」。富士吉田市のタクシー運転手男性(55)は「もう終わった話じゃないの?」。有権者の反応は今ひとつだ。

 「4年前は郵政、郵政って言ってたけんど、ありゃあ何だったずらねえ…」

 前回は長崎に入れた市川三郷町の農業女性(65)は、甲州弁で苦笑いする。「政権交代が争点と聞くけど、それもピンとこない」。

 多くの国民がかつて「改革」の一語に酔い、一票に熱狂した。その熱は冷めたが、今また「政権交代」の一語のもと、繰り広げられるさまざまな光景に、有権者はどこか幻滅感や後味の悪さを感じつつも、重要な政権選択を迫られている。何を争点とし、判断すればいいのか。この女性は投票に行くかどうかも含め、今は態度を決めかねているという。=敬称略

(今村義丈)

おわり


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板