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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5521チバQ:2009/09/08(火) 21:59:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/feature/kumamoto1252051528774_02/news/20090904-OYT8T00786.htm
09衆院選 選択のあとで
<中>自民支持団体に戸惑い

 自民党の歴史的敗退から一夜明けた8月31日午前7時過ぎ。大津町の国道交差点脇に、熊本3区で3選を果たした自民党の坂本哲志(58)が立った。「野党となった自民党の中で原点に戻ってやっていきます」。拡声機を通して有権者に呼び掛ける姿に激戦を勝ち抜いた余韻はなく、野党転落への悲壮感が漂っていた。

 今回、県内全小選挙区に前議員5人を擁立した自民党。全国的な敗北の中で、県内では坂本を擁した3区のほか、4、5区も議席を守り、県内第1党の勢力を保った。31日未明、熊本市内の自民党県連で記者会見した幹事長の前川收(49)は「他県に比べ、熊本はそれなりに善戦した。野党になっても、国にものを申していく姿勢は変わらない」と強気を見せた。

 県都・熊本1区で敗退した自民党の木原稔(40)も「健全な保守政党として再出発するしかない」と選挙翌日から、県農政連など支持団体のお礼回りを続けている。

 ただ、自民党が下野することになり、長年にわたって、国とのパイプ役を自民党に頼ってきた建設業や農業、医師会などの各種政治団体は、戸惑いと不安を隠せない。

 31日朝、熊本市のJA会館。約60人の職員を前に、県農政連幹部は「民主党中心の政権になり、農業に圧力がかかるかもしれない」と硬い表情であいさつした。

 県農政連は約12万5000人の組合員を擁する自民党の有力支持団体の一つ。今回5人の自民党候補のうち、4人を公認、推薦した。

 米国との間で貿易の自由化を認めるFTA(自由貿易協定)を巡り、交渉を推進する立場の民主党には不安が残る。ある幹部は「『農業を守るために活動する』という農政連の目的を果たすには政権与党となる民主党とのパイプ作りが必要。自民党との関係を維持しながらそれができるだろうか」と表情を曇らせる。

 1〜5区すべてで自民党候補を推薦した県建設業協会(864社)。小泉政権の三位一体改革に伴う公共事業削減などの影響で、会員は15年前の約1600社から半減した。

 協会幹部は「『無駄な公共事業の削減』をマニフェストに掲げる民主党が、道路などの社会基盤整備を凍結すれば、業界はさらに苦境に立たされる。これまで通り自民党を頼るか、それとも態度を翻して民主党にすがるべきか」と頭を抱える。

 熊本1、2区で自民、民主の両候補を推薦した熊本市医師連盟(約470人)の委員長を務める福田稠(しげる)(63)は「医療費の抑制が続く中、会員の自民党離れが進んでいる。一政党に縛られると自由にものが言えなくなる。政党と少し距離を置きながら医療政策を提言していくのが理想的」とし、「政権交代する今がターニングポイントだ」と話す。

 自民党県連は5日、衆院選の総括と、各種支持団体との意見交換を予定する。

 ある県議は言う。「業界との『ギブ・アンド・テイク』の関係は、政権与党だから成り立っていた。予算編成などの主導権が民主党に移れば、支持団体をつなぎとめる妙案はない」(文中敬称略)

(2009年9月2日 読売新聞)


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