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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5432チバQ:2009/09/05(土) 16:58:00
http://203.139.202.230/09senkyo/090902dokusen02.htm
② 惨 敗 組織の未成熟さ露呈
  「不徳の致すところ」「力不足…」

 民主党の高知1〜3区の候補が全敗し、比例復活にすら届かないことが確定した8月31日未明。1区の事務所で、党県連の武内則男代表、大石宗幹事長は唇をかみしめ、支持者に頭を下げた。

 記録的大勝を収めた全国情勢とはあまりに対照的な惨敗。「与党の衆院議員がいない唯一の都道府県」のレッテルを背負った党関係者に、政権交代の喜びはみじんもなかった。

 【写真】田村氏を囲み民主党県連幹部らが懸命に支援を訴えたが、「風」は生かせなかった(高知市役所前)

 ■受け身に
 「今回勝てなければいつ勝つのか」。県内小選挙区の壁に阻まれ続けてきた県連。今回の各選挙区の構図も、1区の田村久美子氏が無所属の元知事と非自公で競合。楠本清世氏が臨んだ2区、中山知意氏が雪辱を期した3区も、全国148選挙区で候補擁立を見送った共産が参戦した。

 しかし、今回の民主への「風」は非自公勢力の分散を補って余りある勢いで吹き、「県内政党の市民権を懸けた戦い」(大石幹事長)と位置付けた。

 東京都議選の終わった7月中旬。世論調査や街の反応から「地殻変動だ。三つともあり得る」。県連は沸き立ち、特に候補者が長期間「どぶ板」で回ってきた1、3区への期待は高まった。

 その高揚感は選挙に入ってから、しぼむ。

 民主3候補の特徴は良くも悪くも「素人感覚」。自公側は地域の疲弊を背景に「候補者の利益誘導力」を争点に押し込んできた。

 自公陣営は、民主政権を仮定した補正予算執行停止など公共事業削減の懸念や労組批判を圧倒的な組織力で展開。政策論争は望むところだったはずの民主側は「攻めるはずが、受け身になった」(県連幹部)。党本部の大物の来援以外に対抗するすべもなかった。

 「候補は地域を本当に歩いた。そこに懸ける」。1区のマイク納めの後、陣営幹部はこう祈るしかなかった。

 ■増す責任
 結果は全敗。2、3区は前回より票を伸ばしたが、投票率アップや共産票が流れ込んだ跡から見れば「風を逃した」のは明らかだ。

 県連や陣営の楽観論が外に漏れ伝わり、敵陣を刺激するなど戦いのいろはが徹底されていない場面も目についた。自公側の政策批判への反論も、1区ですら動員に不安を持つ中で発信は「点」止まりだった。

 政権交代が確実視された段階で「自民の支援団体に『民主が与党になる』とけん制したかった」(県連幹部)が、手勢不足で不発に終わった。

 「組織力、戦略を欠いた結果だ」。武内代表は敗因をそう総括するが、政権与党の地方組織になった以上、県連が県民から負う責任は格段に重くなる。

 「これほど地域に根差して動いた選挙は初めて。そこで開拓した人脈は財産だ」。武内代表は敗戦下に収穫を見いだし「国、県、市町村を貫く組織づくりを本気でやる」と改革への決意を強調する。

 組織の未成熟さを県民にさらした県連。この歴史的惨敗の屈辱を、変革の原動力に変えることができるか―。

(2009年09月02日付朝刊)


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