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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

4724チバQ:2009/08/30(日) 13:43:04
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260373.html
〈09政治決戦 ルポ〉神奈川16区 揺れる王国、再び対決
2009年8月25日

 24日午前6時半、通勤客が行き交う小田急相模原駅コンコース。「おはようございます」「おはようございます」とかれた声で、自民前職の亀井善太郎氏(38)が一人ひとりに声をかけていた。


●世襲vs.元官僚

 この駅は、ライバルが高校まで住んでいた地域にある。始めて約10分後、中年男性の一人が「お父さんにはお世話になりました」と歩み寄り、亀井氏の手を握った。

 一方、ライバルの民主新顔、後藤祐一氏(40)はこの日午後、マイクを取り付けてある電動アシスト付き自転車にまたがっていた。亀井氏の自宅がある伊勢原市内の新興住宅地で話し出すと、家から飛び出してきた人もいた。後藤氏は「ここは3世議員がいて厳しい選挙。よろしくお願いします」と握手した。

 「政権選択」を争う総選挙で、16区(厚木市、伊勢原市など)は、7区(横浜市港北区、都筑区)とともに、自民と民主が事実上の一騎打ち、という構図をみせる。

 特に16区は、06年10月の衆院補選で争った「世襲」と「元官僚」の再戦。衆院9期を務めた故亀井善之氏の弔い合戦の様相となったこの時は、約2万9千票差で亀井氏が後藤氏を制していた。


●辻立ち3年間

 しかし、「自民王国」といわれてきたこの地域にも、変化の兆しが出始めている。

 7月上旬、JAあつぎ小鮎支所。「3年前にはここに来る道さえ知らなかった」と、後藤氏は集まったJA関係者らを前にこう話した。

 農協の政治団体である農政連は、元農相だった父善之氏時代からの亀井氏の有力な支持団体。後藤氏は「推薦をもらうには至らないが、中には汗をかいてくれる人が出てきた」と支援の広がりに手応えを感じている。

 さらに7月末、16区の情勢を揺るがしかねない事態も顕在化した。

 「正々堂々とここにいます」。相模原市城山町であった後藤氏の演説会場に、前県議会議長で、自民党を除名された榎本与助県議が立った。

 相模原市の政令指定都市移行に反対する榎本氏は、後藤氏と考えが近いという。榎本氏は07年4月の県議選で、16区エリアの旧津久井郡4町で1万2711票を得ていた。

 亀井陣営の幹部は「元々熱心に支援してくれていたわけではない」と影響は少ないとの見方を示す。しかし、別の幹部は「内紛というイメージだ」と心配する。

 後藤氏は補選に敗れた翌日から、平日は毎朝、駅前などで辻立ちを続けてきた。13年間経産省に勤めた元官僚。「3年前は、この地域の人がどんな暮らしをしているのか分かっていなかった」。自転車の走行距離は1日100キロを超えることもある。


●組織固め注力

 「王国」にほころびが見え始めているものの、亀井陣営は、従来の組織固めに力を入れる。

 ミニ集会をこまめに開き、支援者に自らの考えを訴える。20日に開いた「女性の会」は、平日の日中にもかかわらず、用意した百席はあっという間に埋まった。

 ブナの立ち枯れが進む地元・丹沢を引き合いに環境問題を訴える亀井氏の声はいつものように大きいが、口調は女性を意識してか、普段よりゆっくりと優しく聞こえた。

 高齢の女性が大半だったが、地元市議は子育て世代の女性数人が会場にいたのに期待を寄せる。

 善之氏は選挙時には全国を応援で飛び回っていたが、終わってみれば自らは圧勝。「オヤジは『亀井後援会』というでっかいピラミッドがあった。僕は小さいピラミッドをたくさん造る」と、初当選直後に話していた亀井氏。若手経営者の勉強会などに、この間、顔も出してきた。

 厚木市文化会館の大ホールで開いた集会では、満員の1400人を集めた。若い人が増えたとし、「オヤジは満員に出来なかった」と亀井氏。父を追い越すため、敷かれたレールだけでなく、自ら道を切り開こうと模索した運動を展開している。


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