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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5433チバQ:2009/09/05(土) 16:59:03
http://203.139.202.230/09senkyo/090903dokusen03.htm
③ 誤 算 二大政党対決の間で
 麻生太郎首相が総選挙の日程を表明した7月13日の昼下がり。うだるような猛暑の中、高知市の住宅街を橋本大二郎氏が汗をぬぐいながら歩いていた。「知事をやっていました橋本大二郎です」。元知事の来訪に住民は驚きながらも応援の声を送った。

 【写真】衆院解散が迫る中、住宅地をあいさつに回る橋本氏。支持者が寄せた思いは(高知市内)

 ■「なぜだ」
 「国の形を変える」と政界再編の旗を掲げて高知1区に立った橋本氏。18年前に草の根旋風を巻き起こし、31万票の驚異的得票で知事に初当選以降、圧倒的な支持を誇った〝常勝者〟がついに敗れた。

 一昨年12月に知事を退いた後もその求心力は健在だった。昨秋の本社世論調査では他候補を圧倒し、今年7月初旬時点でも二大政党の自民、民主両候補を上回っていた。

 「早くやりたい」。陣営は選挙を待ち望んだ。だが解散は延び、自民への逆風は「民主への風」となって強まっていった。これが〝誤算〟となり、無所属の橋本氏を襲い、支持率は降下した。

 「この風は新しい政治の流れを目指す者にも向かい風となって吹く」。橋本氏は7月12日の東京都議選で吹き荒れた民主旋風への警戒心をあらわに訴えた。

 選挙戦は知事時代からの草の根、自ら歩いて開拓した新たな支持者から輪を広げていく戦法。街頭演説や選挙カーへの沿道からの反応は他候補をはるかに上回り、その勢いは日に日に増していった。

 だが、世論調査の数字は連動しなかった。公示後の本社などマスコミの調査で自民、民主両候補に接戦に持ち込まれ、次第に劣勢になった。「反応は知事選以上なのに、なぜだ…」。見えない「向かい風」に橋本氏や陣営は焦燥感を募らせた。

 その焦りは橋本氏の勝負勘までずれさせた。知事退任後の活動を支えてきた後援会スタッフを選挙事務所から中盤で外し、後に入れた草の根グループは橋本氏の指揮への不信から最終盤に撤収。陣営は混乱を極めた。

 結果は、民主候補を抑えたものの、対橋本の組織攻勢をかけた自民候補に4700票余り届かず次点。橋本シンパも少なくなかった公明票を固められ、知事選で支援を受けた有力建設業者らが自民に回り、共産も候補を立てる構図となり、発射台も下がっていた。

 「もはや過去の人」との声も聞かれ始めている。だが、政権選択を最大焦点とした今回の選挙で、民主候補を上回る票を橋本氏に投じた有権者たちは従来の草の根支持という枠を超え、「自民でも民主でもない新しい政治」を求めた民意ではなかったか。

 落選の夜。橋本氏は今後の進路についてこう述べた。「支援してくれた皆さんの思いをくみ取りながら、自分に何ができるかゆっくり考えていきたい」

  ■共産沈む
 県内全選挙区に候補を立てた共産党も二大政党対決の流れに押し流された。各区で大幅に票を落とし、1、3区は有効投票数の10分の1にも届かず、供託金没収の惨敗だった。

 「衝撃的だ。票を増やすことはあっても減らすことはあり得なかった」。佐竹峰雄県委員長は驚きを隠さない。共産支持層自体が自公政権打倒の実現性を優先し、民主に流れた。

 「激戦に耐え得る実力が足りなかった」。佐竹委員長は選挙戦の総括に着手したが、二大政党化の中で党勢再生をどう図っていくのか。たちまち来夏に迫る参院選で試される。

(2009年09月03日付朝刊)


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