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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5793名無しさん:2009/12/24(木) 20:16:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20091223-OYT8T00925.htm
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《道々09師走》風の行方と人の意志
政権交代
 自民党は8月30日、民主党の地滑り的大勝を許し、1955年の結党以来初めて、衆院第1党の座を明け渡した。「自民党への逆風」「民主党への追い風」――。政権交代が起こった今年、「風が吹いた」という表現を新聞で頻繁に目にした。

 政治家自身も「風」という言葉をよく使った。誰かが操っているわけではないのに、政治家はその行方におびえ、あるいは期待を寄せた。正体は何だったのか。

 「もう先生じゃないよ」。久しぶりに会った、ある自民党の落選議員は「先生」と呼んだ私をこう笑った。

 なぜ負けたのか。長年権力を握ってきたゆえのおごり、子ども手当など国民の“懐”に直接訴えた民主党の戦術――。これらの指摘はもっともだと話す。だが最大の敗因は自民党自身が小泉構造改革を総括できなかったからだと考えている。

 「小泉さんは国民に痛みを訴えたのに受け入れられた。自民党は変わったと、支持を得た」。安倍、福田、麻生政権で、改革路線の揺り戻しが起きたが、堅持すべきだった。いまだにそうした議論を行わず、軸足の定まらない党の姿勢に不満が募る。彼は来年の参院選も負ければ「自民党の発展的解消も仕方ない」と半ばあきらめかけている。

 「この時代に政治に携わるものとして、何をするべきなのか。自分の立ち位置はどこなのか」。自問自答しながら、選挙区を1人で歩き続けている。

 しかし、風はまた、うつろいやすい。

 「まだ3か月。見守ってほしい」。鳩山内閣の支持率低下を示す世論調査に、ある民主党衆院議員は、自らに言い聞かせるようにつぶやいた。

 来年度の予算編成では、衆院選のマニフェスト(政権公約)の大幅な軌道修正を迫られた。「税収不足もあったが、既得権益を破ることは想像以上に難しかった」との本音が漏れた。

 何より「鳩山首相の指導力不足に国民が気付き始めた」ことが気にかかる。米軍普天間飛行場の移設問題は日米関係に深い影を落とし、小沢一郎幹事長の強まる影響力に政府・与党内はきしみ始めた。

 来年は参院選が行われる。政治家はまた風の行方に気をもむだろう。しかし、風は人間の意志が動かしていることもまた、確かなことだ。風任せにせず、問題の所在と解決策を提示し、言葉を果敢に闘わせてほしい。記者として、その言葉に耳を澄ましたい。(伊藤徹也)

(2009年12月24日 読売新聞)


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