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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

5769チバQ:2009/11/29(日) 19:37:12
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/matsurigoto/series/Sr200911200001.html
<4>家族で分かれた1票 若い世代 将来見据え '09/11/20

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 週1回、4世代の家族10人が、夕食の座卓を囲む。広島県北広島町の農業古川鶴夫さん(80)方。衆院選の投票日だった8月30日は、その話題にすぐに行き着いた。

 「だれに入れたんね」。妻の清子さん(77)が、孫で理学療法士の真さん(31)に問いかけた。「民主党の―」。これまで真さんは、迷わず祖父が支援する自民党の候補に投じてきた。「仕方ないな」。祖母は、孫たちの意識の変化を実感する。

 鶴夫さんは、自民党候補の後援会支部長である。「信頼できる人物。何とか勝ってもらいたい」。公示前日、4選を目指した候補の集会で、自ら支持を呼び掛けもした。

 合併前の旧千代田町の職員、町議、教育長を務めてきた。昭和一けた生まれ。戦前、戦争中、戦後を生き抜いてきた。「日本の繁栄を支え続けたのは保守本流だ」と信じて疑わない。世話になった知人の頼みで支部長を引き受け、10年になる。

 家族に、鶴夫さんが投票を頼んだことはない。「わしが誰を応援しているか、みんな分かっとるはず」。内心そう自負してきた。ただ今回だけは、少し様子が違っていた。

 4世代が囲む夕食で、真さんが自民党の批判を口にし始めた。官僚の天下り、年金関連施設の無駄遣い、大臣のもうろう会見…。不祥事が明るみに出るたび、「このままじゃいけん」と繰り返す孫。祖父は苦笑しながら聞き流すしかなかった。

 8月半ば。真さんは職場で、民主党のマニフェスト(政権公約)を初めて読んだ。月2万6千円の子ども手当、高校の授業料無償化…。家計に直結する政策に魅力を感じた。

 来年、小学生になる長男(6)、次男(4)、三男(1)を育てる。住宅ローンも抱える。子どもの進路と就職、自身の年金や老後…。暮らしとの接点を感じなかった4年前の「郵政選挙」と違い、正面から1票に向き合う。

 妻のみゆきさん(31)ともマニフェストをめぐり会話が弾む。子ども手当の額を試算した妻は「助かるね」。夫は「安心して子育てができる世の中になる」との思いを深める。三十路(みそじ)に入った夫婦にとって、投票先の選択は、自らの未来を選ぶことにつながった。

 11月初めの週に1度の夕食。テレビが衆院の代表質問の模様を映し出していた。自民党の谷垣禎一総裁に対し、「あなた方に言われたくない」と応じる鳩山由紀夫首相。「その通り」と相づちを打つ真さんに、鶴夫さんは「与党の立場でそんな考えは通用しない」と切り返した。

 大家族の中で「自立」していった若い世代の1票。それを選んだ孫の姿が、祖父には頼もしくもあり、寂しくもある。


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