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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

3458とはずがたり:2017/10/06(金) 18:39:04
>>3425訂正
身の振りわからないの後は4区の吉田だけか。決断力ねえなあ。
吉田は無視して1・5・8・13区のみ民共がバッティング

大阪
●=共産必勝区や立民・旧民進系バッティング選挙区4-5選挙区
◇=共産が候補を立てない選挙区(>>3416-3417 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/613 )
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3418より 5選挙区
8-9選挙区:非自公維候補が共産の選挙区

1●村上 立民 / 柴山 共産
2◇尾辻 立民>>3358
3 渡部 共産=必勝区 /<公明>
4(●)清水 共産=必勝区 /(吉田(元) 未定)
5●長尾 立民 / 北山 共=必勝区 /<公明> 
6◇村上 立民[由] /<公明>
7 村口 共産 <乃木:国替え・希望公認神奈川15(河野のとこ)>
8●松井 立憲>>3173 >>593 / 新居 共産
9◇服部 社民 (3区より国替え) <森村(Twによると出馬断念)>
10◇辻元 立民
11◇平野 無所属
12 松尾 共産 <真白:自由→希望神奈川11(進次郎のとこw)>>3456>/<樽床 希→比例>
13●姜(かん) 立民 / 長岡 共産
14 小松 共産
15 為 共産
16◇森山(元) 立民 =共産擁立せず /<公明>
17 藤本 共産
18 矢野 共産 <川戸 新:国替え・希望公認兵庫9>
19 北村 共産 <長安(元):国替え・希望公認兵庫11(山口壮)>

3459チバQ:2017/10/06(金) 18:39:29
1067: 名無しさん :2017/10/06(金) 13:24:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000005-san-l22
静岡1区・青山氏、立憲民主で出馬 政党対決構図固まる 共産、候補取り下げず
10/6(金) 7:55配信

 民進党の事実上の解党で流動化していた、衆院選の県内各選挙区の政党対決の構図がようやく固まった。静岡1区に無所属で出馬予定だった新人の青山雅幸氏(55)は5日、記者会見を開き、民進党を離党した枝野幸男元官房長官が設立した立憲民主党から立候補する意向を表明。共産党は同区候補の新人、鈴木千佳氏(46)の立候補を取り下げず、立憲民主党との共闘は見送られた。

 1区では、新党「希望の党」に日本維新の会を離党した元職の小池政就氏(43)と民進党で出馬予定だった新人の福村隆氏(54)が公認を申請。3日に小池氏が1区候補として公認され、福村氏は4日夜に発表された同党の第2次公認で7区から出馬することが決まった。

 この結果、政党系の候補者が乱立模様だった1区は、前回の衆院選で同区を制した自民党前職の上川陽子氏(64)に、希望の党から小池氏、立憲民主党から青山氏、共産党から鈴木氏が挑む政党対決の構図が固まった。

 政党別でみると、自民党は既に8選挙区全部に候補者を擁立。希望の党は福村氏を国替えで7区に回したことで、8選挙区全てで候補者が出そろった。民進党前職で希望の党の公認が得られなかった小山展弘氏(41)は民進党県連の推薦を受けて3区から無所属で出馬する。

 共産党は3区を除く7選挙区で候補者を擁立。立憲民主党は青山氏の1区のほか、7区でも候補者の擁立を模索している。

 一方、民進党を支援してきた連合静岡は4日夜、1区と7区を自主投票とする方針を決定。衆院選での推薦候補は無所属で3区から出馬する小山氏と、6区から希望の党公認で出馬する前職の渡辺周氏(55)のみとなった。

3460チバQ:2017/10/06(金) 18:42:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000083-jij-pol
鈴木宗男氏、比例北海道に出馬=公民権回復後初【17衆院選】
10/6(金) 14:47配信 時事通信
 地域政党「新党大地」代表の鈴木宗男元衆院議員(69)は6日午後、札幌市で記者会見し、衆院選(10日公示・22日投開票)に比例代表北海道ブロックから大地公認で立候補すると表明した。鈴木氏は「北方領土問題の解決と日ロ平和条約締結を第一に訴える」と強調した。
 鈴木氏は林野庁への口利きの見返りに賄賂を受け取ったとして受託収賄罪などに問われ、懲役2年の実刑が確定。2010年9月に衆院議員を失職した。服役後、公民権が5年間停止されたが、今年4月に終了していた。国政選挙への出馬は公民権回復後初めてで、8年ぶり。
 鈴木氏は会見で「空白の5年間をしっかり払拭(ふっしょく)できるだけの人一倍の努力を示していきたい」と語った。 
 鈴木氏の長女貴子氏は自民党から比例北海道に出馬予定で、親子で争うことになる。これに関し鈴木氏は「有権者が判断することだ」と述べた。
 大地は比例北海道に、北海道アイヌ協会元職員の阿部千里氏(27)も擁立する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000067-asahi-pol
鈴木宗男氏が立候補表明 「新党大地」の比例単独1位で
10/6(金) 15:49配信 朝日新聞デジタル
鈴木宗男氏が立候補表明 「新党大地」の比例単独1位で
衆院選比例北海道ブロックの名簿1位で出馬すると表明した新党大地の鈴木宗男代表。奥は同じく比例名簿2位で立候補する阿部千里氏=6日午後、札幌市中央区
 北海道の地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表(69)は6日、札幌市で記者会見し、衆院選の比例北海道ブロック(定数8)から新党大地の名簿単独1位で立候補すると表明した。


 鈴木氏率いる新党大地は今回の衆院選で、初めて道内の小選挙区で自民、公明両党の候補を支援する。

 鈴木氏は2002年、あっせん収賄容疑などで逮捕され、05年に新党大地を結成。同年と09年の衆院選では比例道ブロックで当選した。だが、受託収賄罪などで有罪が確定し、10年に失職。12年から今年4月まで公民権が停止されていた。

 鈴木氏は会見で「先行き不透明な選挙。立ち位置をぶれずに戦い、自公のためにも汗をかきたい」と述べた。

 一方、鈴木氏の娘の貴子氏(31)は衆院解散後に自民党に入党し、衆院選では比例北海道ブロックに立候補する。名簿上位になる見通しだ。

朝日新聞社

3461チバQ:2017/10/06(金) 18:43:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100600810&g=pol
共産、小選挙区64人取り下げ=立憲民主などに一本化【17衆院選】


 共産党は6日、衆院選の小選挙区(289)で擁立していた候補者のうち、これまでに計64人を取り下げたと発表した。もともと候補者を擁立していなかった選挙区が16あり、計80小選挙区で共産候補の擁立を見送り、立憲民主党や社民党の候補などに一本化した。立憲民主党の枝野幸男代表(埼玉5区)や長妻昭代表代行(東京7区)などの選挙区が含まれる。
 共産党の小池晃書記局長は記者会見で、「全体として野党勢力が力を合わせて戦う態勢ができた。市民と野党の共闘という旗を掲げ続ける」と述べ、安倍政権の退陣を目指す方針を強調した。 
 一方、共産党が重視する16の「必勝区」については候補を取り下げない。このうち千葉13区と大阪5区は立憲民主党の候補と競合する。(2017/10/06-15:52)

3462チバQ:2017/10/06(金) 18:44:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100600590&g=pol
社民、比例東北に新人


 社民党は6日、衆院選の比例代表東北ブロックの単独候補として、新人で党青森県連代表の三上武志氏(66)を擁立すると発表した。(2017/10/06-11:34)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100600663&g=pol
豊田前議員、出馬へ手続き=埼玉4区【17衆院選】


 秘書への暴行問題で自民党を離党した豊田真由子前衆院議員が衆院選出馬に向け、埼玉県選管による事前審査手続きを済ませたことが6日、分かった。埼玉4区に無所属で出馬する見通しだ。
 豊田氏は3日に同県新座市で行った記者会見で、「地域と国のために引き続き働きたい」と出馬に意欲を示していた。同区には、自民、希望、日本維新の会、共産各党が新人を擁立する予定。(2017/10/06-12:21)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100600946&g=pol
民進・重徳氏、無所属出馬=愛知12区【17衆院選】


 民進党の重徳和彦前衆院議員は6日、名古屋市内で記者会見し、衆院選に愛知12区から無所属で出馬すると表明した。希望の党の公認を目指していたが、断念した。(2017/10/06-16:31)

3463チバQ:2017/10/06(金) 18:47:31
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710060015.html
『希望』公認辞退、男・篠原孝氏がブチ切れ「政策協定書の存在自体ふざけている」
17:05夕刊フジ

『希望』公認辞退、男・篠原孝氏がブチ切れ「政策協定書の存在自体ふざけている」
踏み絵を拒否した篠原氏
(夕刊フジ)
 篠原孝元農水副大臣=長野1区=は4日、衆院選(10日公示-22日投開票)に小池百合子都知事率いる新党「希望の党」からの公認を辞退し、無所属での出馬を表明した。希望の党は公認希望者に、これまでの政治信条を変えるよう「踏み絵」を迫ったが、筋を曲げず、断固拒否した。これが男ではないか。

 「屈辱的な政策協定書を渡されて、サインする気にはならなかった。この政策協定書の存在自体がふざけている」

 篠原氏は4日、地元・長野市内での記者会見でブチ切れた。

 当初、篠原氏は民進党の前原誠司代表が示した希望の党との合流に賛成だったが、小池氏ら希望の党側の独善的な公認候補の選定方法に反発し、無所属での出馬を宣言したのだ。

 民進党の希望の党への合流をめぐっては、小池氏が「丸抱え」との批判を避けるため、「シン・排除の論理」を掲げて公認候補を選別した。同党に巣くう「ガラパゴス左派」の「排除」が狙いで、「憲法改正」「安全保障関連法の容認」など10項目の政策協定書へのサインが求められた。

 民進党の多くの前衆院議員が安全保障関連法にプラカードを掲げて、猛反対していたにも関わらず、あっさりと宗旨替えし、「踏み絵」を踏んだ。議員バッジ・ファーストで、唯々諾々と希望の党に従う前衆院議員が多い中、篠原氏は敢然と反旗を翻した。

 篠原氏は羽田孜元首相に推され、03年に農水官僚から政界に転身した。夕刊フジは4日夜、篠原氏に電話で直撃したところ、「希望の党、小池氏のやり方は最低・最悪だ。前原氏は『すべて想定内だ』と語ったそうだが、ふざけるなと言いたい。前原氏は混乱の責任をとり、代表だけでなく、議員辞職すべきだ。無所属で厳しい選挙戦になるが、最後まで筋を通したい」と激白した。信なくば立たず、である。

3464チバQ:2017/10/06(金) 18:48:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171006_71004.html
<衆院選東北・決戦焦点>青森 自民 議席独占維持狙う


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 10日公示の衆院選は、22日の投開票に向け、前哨戦が熱を帯びる。前回2014年は、自民党が東北25小選挙区のうち19を制し圧勝。選挙区が23に減った今回、新党「希望の党」の出現で構図は書き換わった。危機感を抱く自民に、共闘の枠組みが一変した野党がどう攻め込むか。東北各県の決戦の焦点を見る。
 ◇
 区割り改定で小選挙区が4から3に減る。前回4議席を獲得した自民は、候補者調整の末、1人が比例代表東北ブロックに転出。議席独占の維持を狙う。野党は希望が前議員(比例東北)と新人2人を公認したのに対し、共産は3新人を擁立した。

<希望参戦で頓挫>
 昨年の参院選青森選挙区で野党候補を勝利に導いた共闘の再現を狙った野党一本化の動きは、希望の参戦で頓挫。野党勢力が分散する中、県内の「自民1強」をどう切り崩していくかが焦点になる。
 1区は自民、希望の前議員同士の対決が軸。2区は12選を目指す自民前議員に希望新人が挑む。3区は自民、希望、共産の3新人がまみえる。

<調整決着に時間>
 自民の候補者調整は9月26日に決着した。1区では旧1区と旧2区の前議員が選挙のたびに選挙区と比例で入れ替わる「コスタリカ方式」を導入。旧1区で当選2回の前議員が選挙区に立つ。新たに1区に編入された下北地方を地盤とする比例転出の前議員との連携が鍵を握る。
 希望は民進系無所属の3人を公認した。県内での新党効果は未知数。昨年の参院選の勝利以降、県内で協議を続けていた民進、共産、社民3党の共闘は、一転して白紙に戻った。陣営には、手堅い共産票が見込めなくなった影響を懸念する見方が出ている。

<比例候補と連動>
 共産は前回に続き新人3人を擁立する。「希望は自民の補完勢力」と批判して、対決姿勢を強める。比例東北に単独立候補する青森市出身の前議員と連動した戦いを狙う。党県幹部は「ぶれずに安倍政権打倒を訴える」と強気な構え。
 社民は前回に続き、選挙区候補の擁立を見送った。比例東北での議席奪還に向け、1議席確保に全力を挙げる。

◎小選挙区立候補予定者

 【1区】 (3)
津島淳50 党県支部長   自前(2)(公推)
升田世喜男60 元民進県副代表 希前(1)
赤平勇人27 党県委員    共新
 【2区】 (3)
大島理森71 前衆院議長   自前(11)(公推)
工藤武司45 元陸上自衛官  希新 
奥本菜保巳57 党地区委員   共新 
 【3区】 (4)
木村次郎49 党県支部長   自新 (公推)
山内崇62 元民進県幹事長 希新 
高柳博明47 党県常任委員  共新 
三国佑貴32 幸福実現党員  諸新 


関連ページ:青森政治・行政2017衆院選東北
2017年10月06日金曜日

3465チバQ:2017/10/06(金) 18:49:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171006_31049.html
<衆院選東北・決戦焦点>岩手 揺らぐ共闘 野党守勢に


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 10日公示の衆院選は、22日の投開票に向け、前哨戦が熱を帯びる。前回2014年は、自民党が東北25小選挙区のうち19を制し圧勝。選挙区が23に減った今回、新党「希望の党」の出現で構図は書き換わった。危機感を抱く自民に、共闘の枠組みが一変した野党がどう攻め込むか。東北各県の決戦の焦点を見る。
 ◇
 区割り改定で小選挙区は4から3に減少。旧3区から2区に編入される沿岸南部の7市町で与野党が票の争奪戦を展開。大幅な区割り変更が当落にどう影響するかが焦点だ。

<2区は保守対決>
 1区は自民、希望、共産の3党が擁立、2区は自民と希望の保守対決、3区は自民と野党系無所属の一騎打ち。解散前議席は自民1、民進2、自由1と野党勢力が自民を押していた。
 自民は3小選挙区全てに候補を擁立する。2区は前議員が先代から続く強固な地盤で通算9選を目指す。1、3区は比例復活組の前議員が議席奪取に闘志を燃やす。固い結束を誇ってきた野党共闘は公示を目の前に崩壊。これを好機とみて攻勢を掛ける。
 公明は全小選挙区で自民候補を推薦する。自民との連動により、比例東北の得票目標は前回に1万3000上乗せして6万とした。

<支援維持に腐心>
 希望は1区に5選を狙う民進前議員、2区に民進元議員が立つ。自民の現職閣僚に挑む2区は野党共闘の象徴区だったが、くら替え立候補で政策協定は破棄された。ただ共産、社民は自主投票としており、陣営はは何とか支援態勢を維持しようと腐心する。
 自由は党代表で17選を狙う前議員が3区に無所属で立候補する。前回は自民前議員(比例東北)に1万7000票差まで詰め寄られた。陣営は無所属を選択したことによる共産、社民の離反食い止めと、中選挙区時代に地盤としていた一関市の3区編入を好材料と受け止めている。

<擁立ゼロ戦後初>
 共産は1区に新人を擁立し、比例東北との連動で支持拡大を図る。2区は自主投票、3区は無所属前議員を自主的支援とした。
 社民は全小選挙区で候補擁立を断念。岩手で衆院選の擁立候補がゼロとなるのは戦後初めて。比例東北の得票に力を傾注する。

◎小選挙区立候補予定者

 【1区】 (3)
高橋比奈子59 党支部長   自前(2)(公推)
階猛50 弁護士    希前(4)
吉田恭子36☆党県常任委員 共新 
 【2区】 (2)
鈴木俊一64 五輪相    自前(8)(公推)
畑浩治54 団体役員   希元(2)
 【3区】 (2)
藤原崇34 党支部長   自前(2)(公推)
小沢一郎75 自由党代表  無前(16)


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月06日金曜日

3466チバQ:2017/10/06(金) 18:50:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171006_61003.html
<衆院選福島>社民、4.5区に独自候補 党存続へ背水の陣「脱原発訴える」


事務所開きであいさつする福島5区の社民党公認候補=3日、いわき市
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 衆院選で社民党は福島4、5区に独自候補を擁立する。全国の小選挙区の公認候補19人のうち、東北は福島県の2人だけ。福島県連は党勢の長期低落に歯止めをかけるには、小選挙区からの立候補が不可欠と判断。比例票の掘り起こしを目指して背水の陣で臨む。
 3日、いわき市であった福島5区の事務所開き。社民新人(67)は「これ以上は譲れないという中での立候補。自民党に負ける訳にいかない。補完勢力の希望の党もつぶさなければならない」と力を込めた。
 県内の小選挙区に社民が複数の候補者を擁立するのは2000年以来。4区には新人で県連幹事長(68)が立候補する。
 県連幹部は「東京電力福島第1原発事故で被災した福島は、わが党が『脱原発』を訴え、支持を得るのにふさわしい」と説明する。
 4、5区に候補者を立てる理由を、支援団体の労組関係者は「両選挙区に希望から出る民進系候補者は保守色が強い。共闘できないと判断したのだろう」と指摘。5区の民進系前議員が当初の引退表明を撤回したのも誤算だったとみる。
 県連は当初、独自候補を擁立しない1、3区で民進系候補と政策協定を結んでいた。希望への合流でいったんは白紙になったが、無所属で立候補を決めた1区の前議員とは再度、共闘協議を始める方針。2〜4区に候補者を出す共産党との調整は行わないという。
 小選挙区制導入以降、東北で社民党候補が勝った例はない。比例東北での議席獲得は09年が最後で、定数が14から1減る今回はさらに厳しい戦いが予想される。
 県連の佐藤龍彦副幹事長は「野党共闘をしながら戦いたかったが、希望への民進合流で、統一が崩された。単独で最後まで戦い、比例で上積みを目指す」と話す。


関連ページ:福島政治・行政2017衆院選東北
2017年10月06日金曜日

3467チバQ:2017/10/06(金) 18:50:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171006_21002.html
<衆院選青森>五戸・十和田 区割り変更の2区 自民関係者思い交錯


江渡氏(右端)の後援会事務所開きで「頑張ろう」と声を上げる大島氏(右から3人目)ら
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 衆院選で定数1減の青森県で、八戸、十和田、三沢市などで構成される新たな2区の自民党関係者の思いが複雑に交錯している。八戸市出身の前衆院議長大島理森氏(71)が選挙区の候補者として決定し、再び八戸市などと同じ選挙区に戻った五戸町では「また大島氏を応援できる」と歓迎。一方、比例代表東北ブロックの候補に回った前議員で党県連会長の江渡聡徳氏(61)の出身地・十和田市の支持者らは「残念」との思いも抱える。

 「おかえりなさいという気持ちです」。五戸町で2日に開かれた大島氏の国政報告会で、あいさつに立った川崎七保・党五戸町支部長が、大島氏を出迎えた。
 五戸町は選挙区の変更が続いている。2012年衆院選は八戸市と三戸郡による旧3区だったが、前回の14年衆院選で1町だけ旧2区に編入。今回の区割り改定で、再び八戸市や三戸郡と同じ選挙区になった。
 報告会に参加した農業男性(63)は「本当にうれしい。地域の人も張り切って応援する」と喜ぶ。川崎支部長も「衆院選初挑戦で落選した時から大島氏を応援してきた。また名前を書ける機会ができた」と言う。
 一方、小選挙区が導入された1996年10月の衆院選から約20年にわたり江渡氏を応援してきた十和田市の関係者には戸惑いもある。地元の議員ながら、今回は選挙区で江渡氏の名前を書けなくなるからだ。
 そのため、新2区で開かれる集会などに大島氏と江渡氏が一緒に出席し、結束を強調。比例での江渡氏の当選とともに、中選挙区以来となる十和田市での大島氏の支援を訴える。
 十和田市内で4日、大島氏も出席して江渡氏の後援会事務所開きがあった。小山田富弥連合後援会長は「強固な地盤を築いてきたが、残念無念ながら比例出馬になってしまった」と語り、「江渡氏の7期当選と大島氏のまたの当選に向け、後援会一丸となって戦いたい」と呼び掛けた。
 「苦渋以上の悩みが(江渡)県連会長にはあった。その結果の決断に、ただただ頭が下がる」と大島氏。その上で「志を引き継ぎ、今後とも(江渡)代議士と力を合わせて頑張っていく」と決意を表明した。
 参加した女性(80)は「残念だが、本人が一番、苦渋の決断をしたと思うので、決定の通りに応援したい」と気持ちを切り替える。
 2区ではほかに、ともに新人で希望の党の工藤武司氏(45)、共産党の奥本菜保巳氏(57)が立候補を予定している。


関連ページ:青森政治・行政2017衆院選東北
2017年10月06日金曜日

3468チバQ:2017/10/06(金) 18:52:33
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017100602100012.html
県内でも3極争いが軸
2017年10月6日
 十日公示の衆院選で、県内十五の選挙区では五日までに、立候補予定者の政党公認や政党間の候補者調整が、ほぼまとまった。自民は分裂選挙となる11区以外の十四選挙区、希望の党は全選挙区で公認候補を擁立。共産、社民、立憲民主党は全選挙区で候補者を一本化した。県内でも三極の争いが選挙戦の中心になりそうだ。 (井上峻輔)
 希望の党は四日、第二次公認候補を発表し、6区に民進党幹事長だった前職大島敦さん、13区に河村たかし名古屋市長の元特別秘書の北角嘉幸さんが入った。一次公認と合わせて全選挙区で候補者がそろった。
 共産党県委員会は五日、埼玉3区から立候補を予定していた平野厚子さんを取り下げると発表。立憲民主党から出馬予定の山川百合子さんを統一候補として支援する。共産党は立憲民主党代表の枝野幸男さんが出馬する5区と、社民党が候補を立てる13区でも候補者取り下げを決めている。
 自民と連立政権を組む公明党の県本部は五日、自民党公認候補の第一次推薦十一人を発表した。公明党は県内の小選挙区では候補者を擁立しておらず、同日にさいたま市内であった自民前職の事務所開きでは公明党の参院議員が「小選挙区は自民候補、比例は公明に」と呼び掛けた。
 日本維新の会は県内では希望の党との候補者調整をせずに四選挙区で擁立。幸福実現党も候補を立てる。
 公明が推薦する自民公認候補は次の通り。
 1区 村井英樹▽2区 新藤義孝▽5区 牧原秀樹▽7区 神山佐市▽8区 柴山昌彦▽9区 大塚拓▽10区 山口泰明▽12区 野中厚▽13区 土屋品子▽14区 三ツ林裕巳▽15区 田中良生

3469チバQ:2017/10/06(金) 18:54:07
>希望の党からの立候補を望み、愛知7区などで調整も進んでいた
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017100602000264.html
中根氏は選挙区断念 「比例単独」希望に要望
2017年10月6日 紙面から
 民進前職の中根康浩氏(比例東海)は五日、衆院選に選挙区から出馬することを断念したと明らかにした。
 希望の党からの立候補を望み、愛知7区などで調整も進んでいたが、本人が辞退したという。地縁もない選挙区では当選の見通しが立たないと判断したとみられる。
 ただ、「比例単独で立候補できるよう、希望の党に引き続き要望したい」と話した。
 二〇一四年衆院選では、当時維新に属していた前職、重徳和彦氏(愛知12区)との候補者調整で、中根氏が比例単独に回った。民進のままなら、今回も同じ形で臨む予定だった。
 (朝国聡吾)

3470チバQ:2017/10/06(金) 18:54:49
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017100602000299.html
1区の構図 前職同士の一騎打ち
2017年10月6日 紙面から
 自民前職の田村憲久氏と、民進前職で無所属出馬となる松田直久氏の一騎打ちとなる。
 田村氏は旧4区松阪市を地盤に当選七回、厚生労働相も務めた。区割り変更で久居、一志地区を除く津市は初挑戦。地盤を継ぐ伯父の故・元氏も津市中心部は選挙区でなかった。前回は当時の民主党候補が出ず、ほぼ地元入りがなかったが圧勝。今回は「まず名前を覚えてもらうこと」と、津市で街宣活動を精力的にこなす。
 松田氏は旧1区で2回維新から出馬。前回比例復活で初当選した。昨年、維新から民進へ。旧一志郡選出の県議、津市長を歴任し知事選出馬経験もあるが、国政選挙で松阪市は初挑戦。希望の候補選別の手法に反発し無所属を選択するが、民進出身者として連合三重の支援を受ける。陣営は「労組などの組織をしっかり回る」。

http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017100602000298.html
2区の構図 閣僚経験2氏の対決
2017年10月6日 紙面から
 自民前職の川崎二郎氏と、民進前職で無所属を選んだ中川正春氏の閣僚経験者同士の一騎打ちとなる。
 川崎氏は当選十一回で厚労相、運輸相などを歴任。伊賀地区で祖父から三代約百年にわたり衆院議員を務める。津市と伊賀、名張市の旧1区だったが、伊賀地区は区割り変更で2区へ。鈴鹿市など大票田に挑むため複数事務所を構え、企業回りなどでインフラ整備の実績を訴える。
 中川氏は民主党逆風時も含め旧2区で連続七回当選し、政権時は文部科学相も務めた。解散直後に希望の党への参加を表明したが政策に反発し無所属に。安保法制反対や外国人参政権実現などリベラルな政策を掲げる。川崎氏と逆に伊賀地区が初挑戦で街頭活動で知名度向上に努める。

3471チバQ:2017/10/06(金) 18:55:11
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017100602000297.html
3区の構図 元党代表に挑む3氏
2017年10月6日 紙面から
 民進党元代表の岡田克也氏が初めて無所属で出馬。旧2区から移った自民前職島田佳和氏が挑む。共産新人野村真弘氏、諸派新人坂本麻貴氏も出馬する。
 岡田氏は当選九回で党代表や外相、副総理を歴任。議席を失ったことはなく、区割りが変わっても金城湯池に揺るぎはない。無所属を「与党支持者に支援を広げるチャンス」ととらえる。
 島田氏は旧2区で二回比例復活。区割り変更で八月から新支部長に就いたばかりで知名度不足が課題。「名前を覚えてもらわないと」と地域や企業、団体を回り、県議らの組織を活用し浸透を図る。


http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017100602000296.html
4区の構図 自民阻止狙う2氏
2017年10月6日 紙面から
 六選を目指す自民前職の三ツ矢憲生氏に、民進元職の藤田大助氏が希望で挑み、共産新人の谷中三好氏も参戦。旧5区に加わる多気郡(明和町、多気町、大台町)の有権者四万人の行方も焦点。
 故藤波孝生氏の地盤を継ぐ三ツ矢氏は、二〇〇三年衆院選から五回連続、選挙区勝利。六選を果たせば入閣も視野に入り、比例重複を辞退し小選挙区で必勝を期す。
 藤田氏は県内唯一の希望候補。市民連合みえ4区から野党共闘を求められたが、希望を選んだ。民主政権が誕生した〇九年に比例復活当選したが、一二年と一四年は落選。三ツ矢氏と四回目の顔合わせ。
 藤田氏と候補一本化も模索した谷中氏は、藤田氏の希望公認を受け、出馬を決めた。

3472チバQ:2017/10/06(金) 18:55:43
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017100602000286.html
<県内選挙区の構図>4区 3市議選重なる難戦
2017年10月6日 紙面から
写真
 県南の広大な面積を有する4区。未公開株を巡る金銭トラブルで自民党を離れた前職の武藤貴也氏が五日に不出馬を表明し、新人三氏による三つどもえの構図が固まった。東近江、甲賀、湖南の三市議選と日程が重なり、地元の支援を得にくい中での難しい戦いが迫られる。
 自民の小寺氏は、武藤氏が離党した二〇一五年八月以降、次期選挙の後釜として着々と準備してきた。この二年間で選挙区内を二周し、「思った以上に有権者が自分を知ってくれている」と、知名度の浸透に手応えを感じている。
 東近江が地盤だが、事務所は近江八幡に構えた。宙に浮いた「武藤票」を取り込み、ライバルと目す徳永氏の地盤を切り崩す狙いがある。「選挙は地道にやるだけ」と、どぶ板選挙に徹する構えだ。
写真
 立ち位置が決まらず民進の4区総支部長として活動してきた徳永氏は、三日の一次公認発表で希望の党入り。「ポスターやビラをやっと印刷でき、訴えにも力が入る」とほっとした表情。
 「発言してきたこと、積み上げてきたことと政策が大きくずれることはない。希望入りは安倍政治を終わらせるための一つのシナリオ」と位置付ける。引き続き連合滋賀の支援を受けつつ、無党派層の関心の高まりも追い風に雪辱を期する。
 三度目の衆院選となる西沢氏。社民や市民団体も支援する統一候補で、安全保障関連法や原発再稼働、消費税増税反対などを掲げ、街頭を中心にまわる。
 森友、加計問題などを挙げ、「疑惑逃れの解散総選挙」と政権への批判を強め、希望も「自民党を補う勢力にしかならない」と断じる。「国難突破解散と言うが、安倍首相こそが国難を招いている。終わらせてほしいという願いを一身に背負って頑張る」と力を込める。

3473チバQ:2017/10/06(金) 18:56:03
長野
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/nag/CK2017100602000295.html
顔ぶれと情勢<1区>
2017年10月6日 紙面から
◆小松陣営 初の選挙区勝利賭け

◆橋本陣営 子育て世代支持狙う

◆篠原陣営 安保法制反対は貫く

写真
 10日公示、22日投開票の衆院選は、民進党が新党「希望の党」に事実上合流したことで、3年前の前回選と構図が一変。自民、希望、野党共闘陣営の三つどもえの戦いになる選挙区が目立つ。選挙区ごとに顔ぶれと情勢を紹介する。
 五日に共産、社民などの候補一本化がまとまり、自民前職の小松、維新新人の橋本、野党連携する無所属前職の篠原が対決する構図になった。前回は旧民主党から立候補した篠原が小松に約二万二千票差をつけて勝利し、小松が比例で復活。今回は篠原が希望の党の公認を返上し、注目区になりつつある。
写真
■小松

 二〇一二年の前々回と一四年の前回選は地盤づくりが進まないまま選挙になり、比例復活だった。今回は初の選挙区勝利ができるか、政治活動の真価が問われる選挙になる。
 党内では医師の経験を生かし、健康やスポーツ振興の分野で政策通として尽力。「政策論で正々堂々と勝負する」と強調し、熱心に支持者を回る。長野市を地盤にする自民、公明の比例立候補予定者と「三人四脚」で支持拡大を狙う。
■橋本

 党が五月に長野市に県総支部を設けて、衆院選に向けた活動を本格化。街頭演説を中心に知名度拡大を目指して活動を進める。「維新は大阪で身を切る改革を成し遂げた実績がある。信州にも維新を広げる」と強調する。
 演説では消費増税の凍結や教育の無償化を中心に、人口減少対策やしがらみのない政治を訴えている。同世代の支援者の協力を得て、三十代の若さを武器に、子育て世代に支持の輪を広げる構え。
■篠原

 希望の党の発足と民進の合流を「安倍政権を止めるチャンスだ」と歓迎するが、安全保障法制の容認などを求める希望の政策協定書は拒否した。「自分の政策は貫く」と無所属で六選を目指す。
 農政の政策通として農村での支持が厚く、前々回、前回と旧民主党への逆風の中で県都の議席を守った。支持者は「無所属でも篠原党で勝つ」と支える。今回は共産、社民の支援も得て、政権批判票の集約を目標にする。
 (文中敬称略)
写真
 (衆院選取材班)

3474チバQ:2017/10/06(金) 18:56:46
>>3422
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/fuk/CK2017100602000287.html
野田氏、1区出馬断念 一本化優先「若い人に道譲る」
2017年10月6日 紙面から
 二十二日投開票の衆院選で、希望の党から福井1区の公認が得られなかった民進党県連副代表の野田富久氏(70)が五日、立候補を見送る意向を表明した。
 野田氏は記者会見で、希望の党が1区で元県議の鈴木宏治氏(43)を公認したことに触れ「若い人に道を譲ろうと最終的に判断した」と説明。党に対する信頼を失う結果になったとして、県連副代表と選対委員長を辞任する考えも示した。
 希望の党が四日に発表した二次公認に野田氏が含まれなかったため、県連は五日午前から緊急幹事会を開いて対応を協議。結果を踏まえ、野田氏らが会見に臨んだ。同席した県連の山本正雄代表は「1区で稲田(朋美)さんに勝つために連合や関係者と話し、一本化を進めるのが大きな方向だった」と説明した。
 鈴木氏への支援について山本代表は、鈴木氏から政策が示されれば、県連として検討する方針を示した。ただ、鈴木氏が民主党を離党して二〇一二年の衆院選に日本維新の会から出馬し、その後も維新系の候補として国政選挙に挑戦した経緯があるため「党員、サポーターらに抵抗感がある」とも指摘した。
 (鈴木啓太、中崎裕)
◆一時は立憲民主から…

 衆院選立候補を取りやめると表明した民進党の野田富久氏。五日昼すぎまでは立憲民主党から出馬する考えだったが、支援を受ける自治労の役員から希望の党と立憲民主が争うことで「結果が惨めなものになるのは本人にも組織にもしのびない」と言われたことが決断の決め手になったと明かし涙を見せた。
 擁立作業が難航する中、県連選対委員長として自ら立つことを決意。希望とは憲法などに対する姿勢に隔たりを感じていたが、政権交代という党にとっての大義のため「多少のことは飲み込もう」と、民進党本部を通じて公認申請をしていた。
 だが、二次公認が発表される前日に考えは揺らいだ。希望が候補者に求めた政策協定書という「踏み絵」を目にし「公認をいただいても署名はできないと腹を固めた」。外国人への地方参政権に反対するという内容が決定的だった。一方で、希望の方針に反発した枝野幸男代表代行が設立した立憲民主には「民進と理念は変わっていない」と感じたというが、最後は候補者の一本化を望む連合福井など支援組織の意向を受け入れた。
 (鈴木啓太)

3475チバQ:2017/10/06(金) 18:57:01
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/fuk/CK2017100602000288.html
<混迷 衆院選ふくい2017>(中)民進 くすぶる不満 どう戦う
2017年10月6日 紙面から
◆急転直下の「希望」公認

 希望の党による急転直下の公認決定という民進党県連の「悲劇」は、トップの涙で幕を閉じた。「候補として担ぎ出したのに選挙まで持っていけず、心からおわびしたい」。五日の緊急幹事会後の記者会見で、県連代表の山本正雄は声を震わせながら、隣に座る野田富久に深く頭を下げた。
写真
 県連が1区の候補を野田に決めたのは、衆院解散翌日の九月二十九日。野田は福井市議と県議を三十年以上務めた地方政界のベテランで、国政進出は「全然考えていなかった」と明かした。それが一転したのは、自民党政権が疑惑や問題を抱える中、「政権交代の大きなチャンスを逃すわけにはいかない」との焦りだった。
 二〇一四年の前回衆院選で、民進党(当時は民主党)は1区の候補者擁立に失敗。山本は「候補を立てなかったことで党勢が弱体化した」と語る。2区で斉木武志の擁立が早々に決まる一方、1区は元防衛相の稲田朋美がいる注目区だけに「一度ならず二度までも不戦敗はできない」との思いは県連内に共通していた。
 野田は県連の選対委員長として擁立作業に奔走したが、九月下旬になっていずれも白紙に。最後は山本ら県連三役が野田自身に出馬を促し、野田は支援団体の連合福井が前向きな姿勢を示したことで決断した。精力的に支援者を回り、週明けの二日から毎朝、街頭で「政権交代」を訴え始めた。
 ところが、希望の党が四日発表した二次公認の名簿に載ったのは「鈴木宏治」だった。鈴木は一二年に民主党県議を辞めて日本維新の会から国政選挙に挑み、三度目の落選となった昨年の参院選後は維新前職の秘書を務めていた。
 解散風とともに、希望が鈴木を公認するとのうわさは流れていた。鈴木は民進を離党し、早くから希望に加わった細野豪志と親交があった。鈴木は周囲に、細野から打診されていることを明かしていた。
 希望の党主導で、東京から候補者を押しつけられた形の民進県連と連合福井。山本は「離党して維新へ行き、選挙戦で戦ったこともある」とまゆをひそめ、五日の幹事会でも「支援するしないは決めていない」と語った。
 一本化を求めた連合福井内にも、不満はくすぶる。候補者を探す中で野田は鈴木も検討したが、連合が難色を示したため断念していた。ある連合関係者は「個人的に嫌でも、結果が稲田勝利では意味が無い」と苦しい胸の内を明かす。
 衆院選公示まであとわずか。いばらの道となった候補者の選定は、大きなしこりを生みながらようやく決着した。が、政権交代という「大義」を掲げた保守王国での本当の戦いは、これから始まる。
 (敬称略)

3476チバQ:2017/10/06(金) 18:58:32
大分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_oita/article/363996/
「1区勝利」自民奮起 穴見氏、吉良氏と4度目対決 県連新体制の「試金石」
2017年10月06日 06時00分
市連臨時総務会の最後に、気勢を上げる立候補予定者や大分市議会議員ら=9月29日
市連臨時総務会の最後に、気勢を上げる立候補予定者や大分市議会議員ら=9月29日
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 10日公示の衆院選大分1区で、自民党が穴見陽一氏(48)=九州比例、前職=の勝利へムチを入れている。今回は希望の党から出馬予定の吉良州司氏(59)=前職=とは4回目の対決となるが、1勝2敗と負け越している。2年前の大分市長選で40年ぶりに自民系の市長が誕生。環境は追い風にあり、昨年末に新体制となった自民県連にとっても「試金石」の戦いとなる。

 「私が市長になる前から、市長になってからも市政に支援いただき、敬意を表する」。9月29日、大分市内で開かれた自民市連の臨時総務会に出席した佐藤樹一郎市長は、穴見氏と固く握手を交わし「穴見支持」を強く印象づけた。穴見氏は前回、約6千票差で民主党(当時)の吉良氏に敗北、比例代表で復活した。佐藤市長は、15年の同市長選で自民推薦を得て当選した経緯があり、自民にとっては「貸し」がある。「前面に出て一緒に戦ってくれるだろう」と県連幹部は期待を寄せる。

 市中心部が選挙区の1区。民進党や社民党を支持する臨海コンビナート地区の企業や自治体の労組組織が強固な土地柄で、1996年の小選挙区制導入以降、自民候補は7回のうち1回(2009年)しか勝利していない。昨年7月の参院選でも、自民新人が民進現職に大分市で約1万票のリードを許し、この差が響き、1090票という僅差で落選した。

 同11月に県連会長に就任した県議の阿部英仁会長は、県議団主導の党勢拡大を期し、就任後、県内全支部を巡回して意見交換。今年7月には初の「自民党まつり」を大分市内のJR大分駅前で開催し、若い有権者に積極的に働き掛けるなど、次期衆院選をにらんで手を打ってきた。穴見氏は、企業や地域での後援会づくりを進め、その数は数十になるという。

 満を持しての衆院選-のはずだが、小池百合子東京都知事率いる希望の党設立によって風向きが不透明となり、陣営には危機感が広がる。市内各所に張られた穴見氏のポスターには、安倍晋三首相でなく菅義偉官房長官の写真。県連関係者は「いま、安倍さんはお呼びじゃないやろ」。共同通信の調査(9月30、10月1日)で内閣不支持が支持を上回る事態に「ただでさえ厳しい選挙区だから…」と険しい表情だ。
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 2日の事務所開き。穴見氏は「小選挙区で2回続けて敗北すると、次の選挙では公認を得られない可能性が高い」と悲愴感をあらわにし「ようやく市長と国会議員が力を合わせて進められる環境ができている。どうかもう一度衆議院で働かせてほしい」と支持者に呼び掛けた。今回、台風の目となっている希望の党に移った吉良氏との因縁の対決は、予断を許さない。

=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

3477チバQ:2017/10/06(金) 18:59:03
熊本
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_kumamoto/article/363995/
■1区■ 一騎打ち読めぬ風向き ■2区■ 残る「遺恨」保守層分裂
2017年10月06日 06時00分

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 衆院選は10日公示、22日投開票される。県内は区割り改定で小選挙区数が5から4に1減。各選挙区の構図を探った。 (敬称略)

 秋雨の2日朝、カッパ姿で熊本市の街頭に立った自民前職木原稔は、政権与党の実行力を訴えた。「間もなく仮設住宅の1年延長が決まる。これからも予算編成や税制改正で熊本地震復興の役に立ちたい」

 木原は、希望の党から出馬する民進系の前職松野頼久と議席を争う。ともに改憲論者。松野が保守を掲げる希望公認となり、一層違いが見えにくくなった。

 松野は街頭で、消費税増税の是非を対立軸にしようと腐心する。「自民は消費税を10%に引き上げる。われわれは8%に据え置く。どちらを選ぶかを問う。分かりやすい」

 2人の対決は5度目。2勝2敗で直近2回は木原が連勝した。今回は民進、共産、社民が候補者を一本化し、初の一騎打ちとなる公算が大きい。共産候補も加わり三つどもえとなった2014年の前回衆院選で、木原と松野の差は約1万4千票。松野と共産候補の得票を合わせると、わずかに木原を上回る。

 ただし、民進の希望への合流で、野党勢力は一枚岩になりにくくなった。「党員は野党共闘の重要性を理解しているが、希望が自民の補完勢力に映るのも事実」(共産県委員会幹部)。連合熊本にも、民進系候補を憲法観などで選別する希望の手法に不信感もある。

 木原も友党の公明党と、微妙な立ち位置にある。陣営は「主張が縛られる」として、県内の自民候補で唯一、推薦を求めなかった。県内の小選挙区は今回、区割り変更により選挙区が1減。旧4区の前職が九州比例に回ったこともあり、「比例は公明」と訴えにくい事情もある。

 九州比例4議席の死守を目指す公明は、県内で有権者が最も多い熊本市での上積みに懸命だ。前回1区で約2万6千の比例票を得た公明。県本部の幹部は「推薦という縛りがないということは、いろいろな形で支援を拡大できる」と松野の支援にも含みを持たせる。

 両陣営の最大の関心は、小池百合子東京都知事が吹かせた中央発の突風が地方に及ぶか。公示まで5日。関係者は「まだ読めない」と声をそろえる。


 「熊本2区は世代交代の選挙だ」

 4日夜、元自民衆院議員林田彪が無所属新人西野太亮の集会に福岡県から駆け付け、当選15回のベテラン自民前職野田毅への対抗心をあらわにした。

 林田は、野田が自民を離党していた1996年に対抗馬として自民公認で2区に出馬。野田の復党後は、交互に選挙区と比例代表に回ってきた。前回は野田が党内の比例代表「73歳定年制」に該当。林田が2回続けて比例に回り、2014年は落選の憂き目を見た。支持者は「野田に協力したのに悔しい。今もわだかまりは残っている」と明かす。

 西野は「日本の政治を長年担ってきたのは自民党」と訴え、陣営は古賀誠元幹事長の後押しもアピールする。保守層への浸透を図る一方で「政策的には前職(野田)と極端な差はない」と争点づくりに苦心する。

 野田は、自民の県選出国会議員団長として熊本地震からの復旧に奔走したことや、党税調最高顧問の実績を前面に打ち出す。一時、希望の党から元県議が立候補の意向を表明し「西野陣営が票を減らす」と見立てていたが、元県議は東京7区に転出。陣営幹部は、同じ財務省出身ながら若い西野を意識し「保守票が割れるのを覚悟し、これまでにない危機感を持ってやる」と表情を引き締める。小学校区ごとにつくる約40の後援会や推薦団体などを通じて支持固めを徹底する。

 4日夜、野田は地元の熊本市南区天明の集会に参加し、古くからの支持者と握手を重ねた。手応えを問う報道陣を「まだこれから。ベストを尽くす」と遮り緊迫感を漂わせた。

 社民新人和田要は、玉名市の大学で社会福祉を教えた経験があり「教え子や地域との縁がある2区で戦いたい」と話す。全国に先駆けて県内で成立した民進と共産との「野党共闘」を追い風に「秘密保護法や共謀罪を押し通した安倍政権を止めたい」と主張、リベラル系の受け皿を目指す。

 政治団体「幸福実現党」の新人木下順子は、昨年の参院選熊本選挙区に続き国政に挑む。憲法改正などを訴えている。

=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

3478チバQ:2017/10/06(金) 19:00:08
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/363988/
【対決の構図・'17衆院選ふくおか】8区 批判尻目 視線は投票率
2017年10月06日 06時00分

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 「酒も飲まずに慌ただしい。本気の選挙モードに入った」。9月下旬、飯塚市であった地元経済団体のパーティー。約500人で盛況の会場で、出席者の一人はスーツ姿の男性を目で追った。視線の先には副総理兼財務・金融相、麻生太郎(77)の地元秘書。会場を回り、歓談するのが例年の光景だが、この日は早々に別の会場に向かった。地域での選対の打ち合わせが迫っていた。

 当選12回。分厚い保守地盤に支えられ、麻生は前回衆院選で九州最多の得票をたたき出した。ただ、投票率は52・16%と12年選挙から約8ポイント下がり、得票数も2万票減った。

 「なんとなく、ここは候補者が出ないから、なんとなく決まっとろうがとよく言われるが、投票率というのは極めて問題」。2日、飯塚市。事務所開きでマイクを握った麻生は地元首長や県議、市議ら約200人を前に、全国への応援日程が詰まり、公示日以外の地元入りが難しいことを報告するとともに、こう陣営を引き締めた。

 麻生以外で立候補表明したのは共産新人の宮嶋つや子(66)だけ。新党「希望の党」が候補擁立を模索する動きもあったが、2回連続で共産との一騎打ちの公算が大きい。民進分裂や新党誕生など揺れ動く政界とは一線を画したかのような選挙構図。有権者の関心が読めない中、前回投票率をどれだけ上回れるか-。

 麻生の陣営関係者は「政党や候補者と戦うわけではない。相手は投票率だ」。8区内を細かく分けた地域選対の会合を重ね、推薦団体や企業への働きかけを強める。
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 「森友・加計の疑惑隠し解散だ。安倍政権にノーの審判を」。宮嶋は連日、街頭演説で安保法制の廃止などを訴え、自民批判を強める。

 共産と社民が候補者の一本化で合意した9月29日以降、社民の地元支部や支援団体を回り、相互支援に期待を寄せる。「幅広い受け皿を目指す」。陣営幹部は力を込める。 (敬称略)

=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

3479チバQ:2017/10/06(金) 19:00:28
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/363989/
北橋市長が自民応援意向 前回市長選で本部単独推薦 民進系からは不満の声も 衆院選・福岡9、10区
2017年10月06日 06時00分
定例記者会見で衆院選の対応を説明する北橋健治市長
定例記者会見で衆院選の対応を説明する北橋健治市長
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 10日公示、22日投開票の衆院選で、北九州市の北橋健治市長が2015年の前回市長選で単独推薦を受けた自民党候補の応援に入る意向を示し、福岡9、10区から立候補予定の陣営に少なからぬ波紋を広げている。自民陣営は「市長の応援は大きい」として来援を期待するが、市長選で支援した他党の陣営からは「うちにも来てほしい」「残念だ」と不満の声も漏れる。

 「前回の参院選は(市長選で中央の推薦を受けた)自民と連合から招かれた場合は出掛け、市の要望・政策提案に汗をかいてもらったことに感謝の言葉を述べた。同じように行動したい」。北橋氏は3日の定例会見で、自民候補や連合から要請があれば、決起集会などに出席する考えを示した。連合は今回、特定の政党を支援しない方針もあり、9、10区では事実上、自民候補に限って支援するとみられる。

 北橋氏は前回市長選で民進党の前身の民主党からも市議会の会派レベルで支援を受けたが、「政党本部の推薦は非常に重い」と差をつけた理由を説明した。

 北橋氏は9区で民主党衆院議員を務めた後、07年の市長選に民主推薦で立候補し、自民推薦候補を破って初当選した。2期目は政党推薦を受けず、前回は中央レベルでは自民の単独推薦を受けて3選を果たした。

 北橋氏の発言について、10区の自民前職陣営幹部は「市長も応援していると、有権者に見せられるのは大きい。市長の口から実績を言ってもらえれば説得力が増す」と歓迎。9区の自民市議も「衆院選で戦ってきた北橋さんが9区でうちの応援だけに入ることになれば、かなりのメリットがある」と話した。両区とも北橋氏の来援を仰ぐ方向で調整しているという。

 民進から希望に移った立候補予定の陣営の受け止め方は複雑だ。10区の関係者は「市長は本当に自民の人になってしまったのか。残念だ」と不満顔。9区の民進市議は「市長の立場を考えると、応援に来てとは言えない」と理解を示した。

 一方、北橋市政に批判的な10区の共産前職陣営は「国政選挙は地方選挙と違う。市長の応援は大勢に影響しない」と静観の構えだ。

=2017/10/06付 西日本新聞朝刊=

3480チバQ:2017/10/06(金) 19:02:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710060061.html
【衆院選】山梨1区「大票田・甲府の行方焦点」 2区 保守「最終決戦」に2新党絡む
12:34産経新聞

 10日公示の衆院選に向けて、山梨県内でようやく「対決の構図」が固まった。1区では5日、中島克仁前衆院議員(50)が無所属での立候補を正式表明。2区に民進が擁立し、新党「希望の党」の公認が得られなかった新人、小林弘幸氏(45)は同日、立憲民主党からの立候補を決めた。現状では両区で前職4人、新人5人が立候補の予定。憲法改正や安全保障のあり方、社会保障制度などを争点に議席獲得を目指す。(衆院選取材班)

【1区】

 前回、コスタリカ方式で比例代表に回った自民前職の中谷真一氏(41)、民進党県連代表で無所属前職の中島氏、共産党新人の宮内現氏(35)、幸福実現党新人の西脇愛氏(32)の4人が立候補を予定する。

 前回、自民・宮川典子氏(38)に僅差で勝利した中島氏と、自民・中谷氏が軸となりそうだ。

 中谷氏は北朝鮮情勢などを踏まえ、「国難の政権選択選挙だ」と安倍晋三政権の継続を訴える。今回は比例代表に回る宮川氏が選対本部長。「大票田・甲府の集票が勝敗のカギを握る」とネジを巻く。

 無所属で臨む中島氏に、連合山梨のほか、輿石東氏が影響力を維持する山梨県教職員組合(山教組)も支援を約束している。

 新党「希望の党」の政策協定の“踏み絵”を踏まなかっただけに、自民は「リベラルの受け皿になる。脅威だ」と警戒する。

【2区】

自民は前職の堀内詔子氏(51)を推薦、4日復党が決まった前職の長崎幸太郎氏(49)に無所属立候補を認めた。共産党新人の大久保令子氏(67)、立憲民主党新人の小林氏、希望の党新人、井桁亮氏(48)も立候補を予定する。

 前回、前々回は長崎氏が勝利しており、今回は同氏と堀内氏が自民の「追加公認」をかけた“最終決戦”と意気込む。ともに無所属出馬の予定で、負ければ比例復活はない。

 堀内氏を推す県連がどこまで結束できるか。長崎氏が復党をバネに支持を拡大できるかが焦点だ。

 「日本のこころ」出身の井桁氏も絡み、保守票を奪い合う。同氏は元愛知県議で地縁はなく、新党の風を吹かせることができるかが注目される。

 小林氏は立候補断念も見込まれていたが、枝野幸男氏が立ち上げた立憲民主党に身を委ねた。

 比例代表で同党支持の方針を固めた連合山梨などの支援で、リベラル票の獲得を目指す。同氏の方針転換を受け、大久保氏を擁立した共産党との共闘の可能性も再浮上しそうだ。

3481チバQ:2017/10/06(金) 19:03:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710060026.html
【衆院選】引退・亀井氏の苦渋、前回支援受けた希望・佐藤氏との“仁義なき戦い”回避 それでも「支援には限界」…広島6区
10:04産経新聞

【衆院選】引退・亀井氏の苦渋、前回支援受けた希望・佐藤氏との“仁義なき戦い”回避 それでも「支援には限界」…広島6区
会見で引退を表明する亀井静香氏=5日、広島県尾道市
(産経新聞)
 10日の衆院選公示を前に5日、地元・広島6区の尾道市内の事務所で政界引退の記者会見を開いた無所属の亀井静香元金融担当相(80)。引退理由のひとつとして、希望の党から6区へ立候補する佐藤公治氏(58)との争い回避を挙げたものの、「支援には限界がある」とも述べ、全面的な佐藤氏支援は困難との認識を示した。

 亀井氏は、引退を決めた時期について「(前回衆院選で支援を受けた)佐藤さんと仁義なき戦いをして当選したとしても、政治家として信用されなくなる。佐藤さんが出馬表明した時点で出馬できない条件が生まれた」と、希望の党の第1次公認が発表された今月3日前後だったことを示唆した。

 今後、6区での対応については「しっかりした考えを持つ立派な人物」と佐藤氏を評価した上で、希望の党に対しては公認候補を選ぶ手法などに問題があると批判。「支援要請も受けておらず、応援するとしても限定的なものになる」と述べた。

 一方、同市内のホテルでこの日、正式に立候補表明した佐藤氏は、亀井氏について「地元に貢献してきた立派な政治家で、尊敬する一人」と述べるにとどまり、具体的な選挙協力には言及しなかった。

3482チバQ:2017/10/06(金) 19:03:38
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-104740294.html
野党共闘破綻どう影響 衆院選岩手2区
09:00デーリー東北

野党共闘破綻どう影響 衆院選岩手2区
デーリー東北
(デーリー東北)
 全国の先進モデルだった衆院選岩手2区の野党共闘が破綻した。昨夏の参院選岩手選挙区では民進、共産、社民、自由4党の統一候補が自民候補に勝利。ほぼ同じ構図を描いた野党側の戦略は、新党「希望の党」の誕生に伴い実現不可能となった。民進の希望への合流に反発する共産、社民は共闘の枠組みから外れ、自主投票を決定。自民前職と希望元職による5度目の対決が濃厚となった。共産、社民の基礎票は2万以上あるとされる。本州一面積の広い2区の戦いで、宙に浮いた野党票の行方も鍵を握りそうだ。 公示直前に中央で起きた政界再編の動きは、地方で安倍政権の打倒に燃える非自民勢力のシナリオを全て狂わせた。 9月25日夜、久慈グランドホテル。野党統一候補として民進から出馬予定だった元職の畑浩治氏(54)は、解散総選挙が迫り活気づく支持者に対し、国政への返り咲きを誓っていた。 その数時間前、小池百合子東京都知事が新党を設立し、自ら代表に就任することを発表。報道陣から新党への所感を求められた畑氏は、こう応じていた。 「野党第1党の民進がしっかりまとまることが大事だ」—。 この日から畑氏の環境は目まぐるしく変わり、党本部や県連の方針で、希望公認での出馬となった。後援会連合会長に就任した田村誠・前岩手県議会議長は「若い人たちは希望に関心を示しているようだが、プラスかマイナスかは正直分からない」と気をもむ。 畑氏が希望から公認されたことを受け、野党の共闘関係にあった共産と社民は4日、それぞれ2区の選挙対応について自主投票とすることを決めた。 非自民と非希望の受け皿を目指すため、共産は独自候補擁立を検討したが、結果として見送った。県北の共産関係者は「2区では野党による選挙協力がうまくいっていた。うちが候補者を出したら自民に利するだけだ」と解説する。 だが、「(野党共闘の破綻は希望や民進に)切り捨てられたとの思いは強い。今は失望しかない」と党名を引き合いに皮肉った。 一方、畑氏の陣営幹部は「共産が独自候補を立てなかったのが、せめてもの救い。(共産と社民の支持者は)自民に投票する人は少ないだろうから、与党対野党の構図を徹底し、個々の判断に期待するしかない」と気持ちを切り替える。 対する自民前職で五輪相の鈴木俊一氏(64)。自民で県内唯一の小選挙区議席の死守に向け、陣営幹部は「野党の足並みの乱れはプラスになるはず。ただ、自民に投票する人が増えるわけではないので、厳しい戦いは変わらない」と慎重姿勢を崩さない。 「解散総選挙の大義など、有権者から政権への批判もある。決して自民が良くなったと思われていないことは肝に銘じたい」。ある自民県議は一部の楽観ムードにくぎを刺す。【写真説明】5度目の対決となる鈴木俊一氏(左)と畑浩治氏。野党共闘が破綻し、自主投票を決めた共産と社民の票が選挙戦の鍵を握りそうだ

3483チバQ:2017/10/06(金) 19:04:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk11010158000c.html
<衆院選2017>各選挙区の情勢/中 /埼玉
00:00毎日新聞

 (敬称略)

 ◆6区

 ◇希望、自民対決に共産新人が絡む

 民進幹事長を務め、希望に合流した大島と副外相の自民・中根の対決に、共産・戸口が絡む。

 大島は選挙区内の各地で国政報告会を開催。希望への合流の経緯や現実的な安全保障政策などを説明し、支援者の結束を図る。

 前回比例復活の中根は後援会組織を構築しミニ集会などを開催。党国土交通部会長などを歴任した実績をアピールする。

 戸口は今回が3度目の挑戦。駅前でのつじ立ちなどで護憲や消費増税反対などを訴える。【内田幸一】

 ◆7区

 ◇自民の前議員に希望、共産挑む

 2期連続当選の自民・神山に、民進から希望に合流した小宮山と共産・長沼の2人が挑む。

 神山は解散直前に大票田の川越市で自民県議が立候補する動きが表面化。混乱収拾に向け、党支部組織や後援会の引き締めを図る。

 過去2回、比例復活した小宮山は後援会組織をフル動員。神山と3度目の対決となる小選挙区での当選を目指す。

 長沼は4度目の挑戦。自公政権の打倒を訴え、共産支持層以外にも浸透を目指す。【仲村隆】

 ◆8区

 ◇前回と同じ3氏、出馬態勢整える

 前回と同じ顔ぶれの戦いとなりそう。

 自民・柴山は森友・加計学園問題などの政権批判もある中、北朝鮮情勢など「国難突破」を掲げる政権への理解を求める。

 返り咲きを目指す小野塚は民進から希望に党を替えて出馬。「安倍政権打倒や無駄をなくす」の訴えは不変で支持を求める。

 野党共闘による候補一本化が流れ、共産は辻が準備を進める。「唯一の安保法制廃止、護憲」を訴え、対立軸を明確化して臨む。【清藤天】

 ◆9区

 ◇野党共闘崩れ、三つどもえか

 野党共闘の解消を受け、三つどもえの戦いが予想される。

 4回目の当選を目指す自民・大塚は着々と準備を進める。一方で、保守政党を掲げる希望を警戒し、組織の引き締めを図る。

 民進を先んじて離れた杉村は希望から出馬する。安倍政権批判や「新しい風」を強調し、支援者回りも進め理解を求める。

 共産・神田は野党共闘による候補一本化解消を受け、野党共闘を支援する市民団体と連携。護憲や安保法制廃止などを訴える。【清藤天】

 ◆10区

 ◇7期目を目指す自民に2氏挑戦

 7期目を目指す自民・山口に、民進から希望に合流した坂本と共産・柿沼が挑戦する。

 山口は政権与党が手がけてきた景気対策や自身の実績をPR。後援会組織を動員して支持を固める。

 坂本は前回、前々回と2回連続で小選挙区で敗れ復活当選した。「既得権益の打破」を訴え、小選挙区での当選を目指す。

 柿沼は大学生の奨学金制度拡充や非正規雇用の増加など若者を取り巻く課題を取り上げ、支持拡大を訴える。【仲村隆】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇予想される顔ぶれ

 ◆6区

中根一幸 48 自前 (3)

大島敦 60 希前 (6)

戸口佐一 67 共新

 ◆7区

神山佐市 63 自前 (2)

小宮山泰子 52 希前 (5)

長沼チネ 67 共新

 ◆8区

柴山昌彦 51 自前 (5)

小野塚勝俊 45 希元 (1)

辻源巳 46 共新

 ◆9区

大塚拓 44 自前 (3)

杉村慎治 41 希新

神田三春 63 共新

 ◆10区

山口泰明 68 自前 (6)

坂本祐之輔 62 希前 (2)

柿沼遥輝 34 共新

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▽6区=鴻巣市(旧川里町を除く)、上尾・桶川・北本市、伊奈町

▽7区=川越・富士見市、ふじみ野市の一部(旧上福岡市)

▽8区=所沢市、ふじみ野市の一部(旧大井町)、三芳町

▽9区=飯能・狭山・入間・日高市、毛呂山・越生町

▽10区=東松山・坂戸・鶴ケ島市、比企郡

3484チバQ:2017/10/06(金) 19:05:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk07010125000c.html
<衆院選2017>各選挙区の情勢/上 /福島
00:00毎日新聞

 10日の衆院選公示まであと4日に迫り、県内5小選挙区は計17人が立候補の準備を進めている。昨夏の参院選福島選挙区(改選数1)は民進、共産、社民の野党統一候補が自民の現職閣僚に競り勝っており、今回も与野党などの激しい戦いが予想される。各区の顔ぶれや情勢を報告する。

 ◆1区

 ◇前職同士の一騎打ちか

 2014年の前回選で激しく競り合った自民前職の亀岡氏と無所属前職の金子氏による一騎打ちとなりそうだ。共産は新人候補擁立を取り下げ、安全保障関連法の廃止などで一致する金子氏の支援に回ることを決めた。

 亀岡氏は「復興を進められるのは、自公政権しかない」と実績を強調する一方、野党の再編や共闘について「勝つためなら何でもいいという状況だ」と強く批判する。

 党の支援組織をフル回転させて引き締めを図っており、支持者約1500人を集めた大規模な総決起集会も開いた。連立政権を組み、強固な支持基盤や組織力がある公明との連携も、これまで以上に強化していくという。

 前回、民主(現・民進)から出馬した金子氏は、安保関連法や憲法改正などの考え方に開きがあり、希望に合流せずに、無所属候補として比例復活のない戦いを選んだ。支持基盤の伊達市を中心に連日支持者を回り、民進県連は従来通りの体制で金子氏を支援する方針を決めている。

 共産も無所属での出馬を選んだ金子氏を支援することを決め、新人候補の擁立を取り下げた。金子陣営は昨夏の参院選福島選挙区で民進、共産と共闘した社民党との連携も模索する。【曽根田和久】

 ◆2区

 ◇8選狙う自民に3新人

 自民前職のベテラン・根本氏に、野党新人2人が挑む前回と同じ構図が予想されていたものの、公示1週間前に維新新人が出馬を表明し、4人による選挙戦の公算が大きくなった。

 根本氏は東日本大震災の翌年末から復興相を務めた実績をアピールし、自民党の政権奪還後は復興が進んでいると強調。「政策本位で本当に力のある政治家を選んでほしい」と8選に意欲を見せる。

 民進の事実上の解党に伴い、希望の公認を得た新人の岡部氏は2区で2度目の挑戦だ。医師としてがん治療などの現場に携わった経験から医療・福祉の充実などを訴える。前回は根本氏に3万票以上の大差で敗れており、積極的な街頭活動などで浸透を図っている。

 3回連続の出馬になる共産新人の平氏は昨年12月に立候補表明した。「準備期間があり、多くの有権者の声を直接聞けた」という。安倍政権を「暴走政治」と批判し、止めるためには党勢の拡大が必要だと強調する。

 維新新人の西村氏は「女性が生きづらい社会を変えたい」と訴えている。宮城県出身で、自動車会社に勤めながら専門職大学院に在籍する。4人の子育ての経験から、働きながら学ぶ母親の視点で教育改革なども訴える。【笹子靖】

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 ◇小選挙区の区割り

 <1区>

 福島、相馬、南相馬、伊達市、伊達、相馬郡

 <2区>

 郡山、二本松、本宮市、安達郡

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 ◇県内小選挙区の立候補予定者

 ◆1区

亀岡偉民 62 党国対副委長 (3) 自前

金子恵美 52 [元]復興政務官 (1) 無前

 ◆2区

根本匠 66 [元]復興相 (7) 自前

岡部光規 49 医師 希新

平善彦 65 党地区副委長 共新

西村恵美 54 自動車会社員 維新

 ※カッコ内数字は当選回数

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 ◇前回衆院選(2014年)の開票結果

 <1区>

当 102950 亀岡偉民 自民

比  97643 金子恵美 民主

   16787 渡部保子 共産

 <2区>

当 91686 根本匠 自民

  58358 岡部光規 民主

  15947 平善彦 共産

 ※政党欄は当時の所属

3485チバQ:2017/10/06(金) 19:05:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk37010402000c.html
<構図は今>17衆院選・香川2区 希望への支持不透明 /香川
00:00毎日新聞

 「小池(百合子・希望の党代表)さんの言いなりになってだらしないと言われるが、心配していない。私たちは与党も経験した。主導権を取る形で党運営をしていく自負もある」。香川2区に希望の党から立候補する民進前職、玉木雄一郎氏(48)は1日、坂出市で国政報告会を開催。希望の公認申請を巡る混乱に言及し、支援者に理解を求めた。

 玉木氏は旧民主党が政権を失った2012年12月の衆院選でも勝利し、小選挙区で3連勝中だ。当選3回ながら昨年9月の民進党代表選に出るなど存在感を示す若手の一人。民進が希望への合流を決めた一連の動きにも関わったとしており、3日発表された希望の第1次公認候補に名を連ねた。

 「今回は勝ち方が問われる選挙だ」。民進党県連の代表代行に就いた山本悟史県議は、玉木氏支援を約束する。「玉木党」と呼ばれる個人支持層を持ち、保守票も取り込む強さを誇る玉木氏だが、坂出市では自民前職の瀬戸隆一氏(52)の得票を上回ったことがない。今回は2区の全8市町で勝利し、過去2回比例で復活している瀬戸氏の当選を阻む--。そんな目標を陣営は掲げる。

 しかし、希望への合流が有利に働くかは不透明だ。これまで香川1、2区で民進候補を支援してきた社民県連は今回、安保法制など政策面での相違から自主投票とすることを決めた。また、首都圏で発足した希望が、地方でどこまで浸透するかも見通せない。社民県連の幹部は「玉木氏は自分の選挙のために動いたのではない。それよりも安倍政権を倒すことを優先したのだろう」と理解を示す。

 これに対し、瀬戸氏の陣営は希望への批判を強め、切り崩しを図る。「相手は希望と言っているが、当選したい野望、小池さんの欲望だ。絶望の党に追いやろうではありませんか」。9月30日に坂出市であった瀬戸氏の事務所開きで、木村義雄参院議員はそう訴え、あいさつに立った自民党関係者も希望への非難を重ねた。

 瀬戸氏は、前々回の衆院選で玉木氏に7123票差まで肉薄したが、前回は2万1479票差に広げられた。自民が前回の比例四国ブロックで獲得した議席は3。今回も比例単独で2人が立候補を予定しており、比例復活できる者も限られる。瀬戸氏自身、「比例復活はないと覚悟している。背水の陣で臨む」と語っている。

 一方、共産は新人の河村整氏(58)を擁立する。前回は香川1区で出馬したが、共産は1区での候補擁立を今回見送ったため、2区に回る。保守を唱える希望に対し、共産は安保法制廃止や憲法改正反対を訴え、リベラル層の受け皿を狙う。

 松原昭夫・県委員長は、小選挙区で県内唯一の戦いとなる2区について「何の迷いもなく、敢然と戦う」と強調。希望については「全く理解できない。保守政党をもう一つつくって国民の選択を、というのは政治の流れにふさわしくない」と不快感を示した。【岩崎邦宏】

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 ◆香川2区の立候補予定者

瀬戸隆一(52)=自民・前職(2)

玉木雄一郎(48)=希望・前職(3)

河村整(58)=共産・新人

 *敬称略。数字は当選回数

 ◆香川2区の過去3回の得票結果

<2014年12月>

当  玉木雄一郎(民主) 78797

当比 瀬戸隆一(自民)  57318

   佐伯守(共産)    5050

<2012年12月>

当  玉木雄一郎(民主) 79153

当比 瀬戸隆一(自民)  72030

   佐伯守(共産)    7010

<2009年8月>

当  玉木雄一郎(民主) 109863

   木村義雄(自民)   79463

   土居美佐子(幸福)   2848

 *敬称略。「当」は当選者、「当比」は比例での復活当選。政党は当時

3486チバQ:2017/10/06(金) 19:06:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk03010014000c.html
<衆院選2017・選挙区事情>1区 風読めぬ「希望の看板」 自民、組織固め着々と /岩手
00:00毎日新聞

 小選挙区の区割り変更後初めての衆院選が10日公示、22日投開票される。3選挙区に1減された県内でも、ようやく構図が固まり、事実上の選挙戦が本格化している。熱を帯びる各選挙区の情勢を追った。

 「はっきり言って自分だけのことを考えれば、今まで通り民進党で戦った方が、はるかに戦いやすい」。1日、盛岡市で開かれた前職、階猛氏の国政報告会。非公開の席上、支持者を前に階氏が複雑な心境を明かした。民進党の希望の党(代表・小池百合子東京都知事)への事実上の合流によって、急きょ、希望の党から出馬することになった階氏。合流は、支持率低迷で閉塞(へいそく)状況にあった民進党の前原誠司代表が起死回生を狙った一手で、階氏も「最善にして唯一の方策」と評価するが、自らの選挙区に限ってみれば、様相はやや異なる。

 全国的に自民党が大勝した前回選で、階氏は自民前職、高橋比奈子氏に約3万票差をつけて4選を果たした。階氏は選挙を重ねるごとに支持基盤を強化。近年は国会論戦の場面がメディアで取り上げられる機会も多く、知名度も高い。一方で今回、希望の党の「看板」を掲げることで大きなメリットが期待できそうなのは選挙地盤の弱い風頼みの候補や、都市部の候補などとみられ、自らへの追い風は読み切れない。

 「今回は有権者から説明を求められる選挙。その時に本人がいないというのは厳しい」。逆に陣営関係者の頭を悩ませるのは、突然の合流劇によって生じた有権者への説明責任だ。階氏は希望の党との政策協議担当者でもあり、民進党時代の政策との整合性について真っ先に説明を求められる立場。しかし、同僚議員の応援のため、地元で選挙運動をできる機会は大幅に限られる見込みだ。陣営関係者は「これまで支持してもらっていた人が離れていかなければ良いが……」と気をもむ。

 一方の高橋氏は組織固めに余念がない。盛岡市内の後援会支部の数は前回選以後3倍に増加。新たに選挙区に加わる同市玉山地域では2区の自民前職、鈴木俊一氏から支部を引き継ぐなど着々と追い上げ態勢を整える。今後は無党派層への浸透にも力を入れていく方向で、陣営関係者は「今回は声がかれるまで街頭演説をやる」と意気込む。

 「疑惑隠しに、多くの国民の怒りと不信が急激に広がっている。安倍政権を今度こそ退陣に追い込もうではありませんか」。4日、盛岡市内で開かれた事務所開きで、共産新人、吉田恭子氏が安倍政権への対決姿勢を強調した。今回、共産党が県内の選挙区で唯一、候補を立てるのが1区。民進党の希望の党への合流で情勢は大きく変化したが、菅原則勝県委員長は「今回の総選挙の構図は『自公とその補完勢力』対『市民と野党の共闘』だ。構図が一層、鮮やかになってきた」と話す。【佐藤慶】

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 ◆立候補予定者

高橋比奈子 59 自前(2)

階猛 50 希前(4)

吉田恭子 36 共新

 ※カッコ内数字は当選回数

3487チバQ:2017/10/06(金) 19:06:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk12010233000c.html
<衆院選2017>県内の選挙区情勢/2 /千葉
00:00毎日新聞

 ◆4区

 ◇「横綱」に3新人挑む

 「野田党」と呼ばれる強固な地盤を持つ無所属の前職、野田佳彦前首相(60)に、自民党、共産党、日本維新の会の3新人が挑む。

 自民新人の木村哲也氏(48)は前回(2014年)に続く挑戦。自民は1996年の衆院選で野田氏を破って以降は4区で勝利していない。木村氏は「野田さんが横綱なら私は十両。がっぷり四つで頑張る」と話す。

 共産新人の深津俊郎氏(69)は「安倍暴走政治のストップ」を掲げ、働き方改革や、経済制裁と一体になった対話による北朝鮮問題解決、消費増税反対などを訴える。

 維新新人の佐藤浩氏(52)は4日に公認が発表された。自衛隊の位置付けを明確にした憲法改正や消費増税を訴える。佐藤氏は「野田さんの胸を借りる選挙」と言い切り、組織力の代わりにユーチューブなどインターネットを駆使する考えだ。

 8選を目指す野田氏は30年続ける朝のチラシ配りに加え、ゲリラ的な握手作戦も展開する。無所属のため政見放送がないなどの制約もあることから「本人が露出する」(野田氏)。民進の希望への合流を巡り「先に離党した人の股をくぐる気はない」と発言し、「男気がある」との声も寄せられているという。【青木英一】

 ◆5区

 ◇民進元職は不出馬

 自民党前職の薗浦健太郎(45)、希望の党新人の岡野純子(39)、立憲民主党新人の山田厚史(69)の3氏が争う。

 これまで薗浦氏と5回連続で対決してきた民進党元職の村越祐民氏(43)は、希望が岡野氏を公認したことを受け、「自公政権を倒すため」と野党の分裂を避けて不出馬を決めた。一方、「自民対希望」の構図を避けたい市民連合が山田氏を擁立。立憲と政策協定を交わした共産党は候補擁立を取り下げて、山田氏を支援する。

 4選を目指す薗浦氏は副外相、首相補佐官(安全保障担当)として安倍政権の外交政策の一翼を担ってきた実績を強調する。「オーソドックスに戦う」と言い、地方議員や後援会の組織力を生かした活動を展開する。

 岡野氏は「新たな保守系の受け皿ができたことを打ち出していく」と語る。村越氏の支援をもくろむが、村越氏の出馬を求めてきた民進の地方議員らが山田氏の支持に回る可能性が高い。

 4日夕に急きょ出馬を決めた山田氏は「今の政治はおかしいという有権者の代表として出る」と話す。リベラル支持層の受け皿を目指すが、短期間で野党勢力が連携できるかがポイントになりそうだ。【小林多美子】

 ◆6区

 ◇新党に前職「危機感」

 自民党前職の渡辺博道氏(67)に、渡辺氏と過去7回にわたり争ってきた立憲民主党元職の生方幸夫氏(69)、希望の党元職の遠藤宣彦氏(54)、日本維新の会新人の星健太郎氏(37)が挑む構図。立憲と政策協定を交わした共産は候補擁立を取り下げ、今回は生方氏の支援に回る。

 渡辺氏は保守系新党の登場に「これまでで一番危機感を持っている」と積極的な街頭演説を展開。県連の選対委員長として他選挙区からの応援要請もあるが、可能な限り地元に張り付く考えだ。

 希望への民進の合流に反発し、立憲からの出馬を決めた生方氏。街頭演説では有権者に「良い選択をした」と声をかけられたという。共産の支援も受け「暴走する安倍政権を倒そう」と訴える。

 前々回(2012年)は日本維新の会、前回(14年)は次世代の党で出馬した遠藤氏。「社会の変化に対応できない政治はリセットしなければいけない」と訴え、党の考え方を「しっかり伝えていきたい」と舌戦に臨む。

 元大学教員の星氏は「教育の無償化など大学改革に取り組みたい」。37歳という若さを前面に出し、無料通信アプリ「LINE(ライン)」も使い、若年層からの支持獲得を目指す。【橋口正】=つづく

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 <4区>

船橋市中南部

 <5区>

市川市中南部、浦安市

 <6区>

市川市北部、松戸市南部

3488チバQ:2017/10/06(金) 19:07:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk45010345000c.html
<2017衆院選みやざき>戦いの構図固まらず 希望の党の公認巡り /宮崎
00:00毎日新聞

 衆院選(10日公示、22日投開票)で、希望の党の公認を巡り、県内選挙区でも混乱が広がっている。一度は1区で希望公認となった道休誠一郎氏(64)が4日、公認を辞退し不出馬を表明。この日夕、1次リストに掲載されなかった外山斎氏(41)は1区に、元東京都議の花輪智史氏(51)の3区とともに公認された。公示が迫る中、戦いの構図が固まりきらない異例の事態となっている。【黒澤敬太郎、宮原健太】

 ◆外山氏、希望で出馬へ

 「紆余(うよ)曲折あったが、結果として希望の党から1区で戦えて良かった」。県庁で記者会見した外山氏は5日、希望公認での1区出馬を正式表明した。外山氏は日南市出身。2007年の参院選で無所属で初当選。その後、落選し今回は維新を離党して希望入りを模索していた。

 希望側からは当初、3区への出馬を打診されたが断り、1区で無所属の出馬を予定していた。しかし、道休氏が急きょ出馬を取りやめたため、希望から公認された。

 ◆道休氏「諸般の事情」

 「諸般の事情により、(希望の)公認を辞退し立候補を取りやめる」。道休氏は4日、報道各社に不出馬を表明する文書を出した。道休氏は5日に予定していた記者会見を急きょ取りやめ、電話取材に「これから何が起こるのかよく分からない状況の中で発信するのは大変なリスク」と話した。

 道休氏は当初、民進党県連が擁立。一度は希望合流を模索したが、県内で希望の候補調整に関わる元文部科学相、中山成彬氏(74)が、ツイッターで安倍政権を擁護する発言をしたことに、民進支援者らが反発。県連は「安倍政権の打倒や反自民が確認されない」と希望に合流しないと決めた。

 道休氏は県連と物別れに終わる形で、3日に希望の公認を受けていた。

 ◆富井氏「理念合わず」

 2区の民進公認の候補予定者だった富井寿一氏(35)は4日、2区からの不出馬を表明。県連あての文書で「希望の政策が、これまで民主党、民進党として活動してきた理念や政策と合致する確信が得られなかった」と理由を説明した。民進から立候補したいとの思いが強かったことから、出馬はしないことを自ら決意。県連も了承した。

 ◆民進県連擁立なしか

 民進県連は、民主党時代も含め、県連として初めて1〜3区に1人も候補を擁立できない公算が高まった。渡辺創幹事長は「野党、反安倍勢力で力を合わせて戦ってほしいというたくさんのみなさんの思いに、何ら答えることができない状況になったことについては、大変遺憾」とコメントした。

 ◇比例代表に中山氏公認 希望の党から九州ブロック

 元文部科学相の中山成彬氏(74)が5日、希望の党から比例代表九州ブロックで公認された。

 中山氏は小林市出身。自民党時代に文部科学相や国土交通相などを務めた。その後、日本維新の会などを経て、2014年の衆院選で次世代の党から比例九州ブロックで出馬したが落選。次世代の党が党名変更した「日本のこころ」に所属していたが、同党元代表で妻の恭子参院議員とともに離党していた。【宮原健太】

3489チバQ:2017/10/06(金) 19:07:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk06010006000c.html
<急転・対決の構図>2017衆院選/上 1区 自民前職、着々と 希望、奪還へ意気高く /山形
00:00毎日新聞

 臨時国会冒頭で衆議院が解散された約8時間半後、9月28日夜のJR山形駅。ホームに滑り込んだ山形新幹線「つばさ」153号から、自民党の遠藤利明がまぶたをこすりながら降りてきた。

 かみのやま温泉駅で下車する予定だったが、寝過ごしてしまったという。五輪担当相を務め、現在も東京五輪・パラリンピック関連の要職を占める。「疲れがたまっているはず。東京から、2時間半以上も座りっぱなしは長い」と後援会幹部は苦笑した。

 山形と東京を1時間台に--。そう唱えた遠藤のポスターが市内各所で目に付くようになったのは春ごろからだった。新幹線の速達性のアップこそが観光振興、企業誘致につながると主張。衆院選での中心政策に掲げている。

 党内では谷垣禎一元総裁のグループに属し「どちらかというと目立たない存在」(党幹部)とされる。そんな遠藤が「『夢物語』を語ったのは都市住民の多い山形市での集票も意識した」(同)。そこには鍛えられたベテランらしい嗅覚が働いている。

 山形新幹線実現の立役者はそもそも、民進党の重鎮、鹿野道彦だった。外縁部を固める遠藤に対し、県都に強力な根を下ろしていた。1996年以来、2人のスコアは3勝3敗の五分。ライバルを蹴落としたと安心しても、相手は比例復活してくる。遠藤にとっては常に高い壁が立ちふさがっていた。

 構図に変動が起きたのは2012年の民主党政権の崩壊、安倍晋三首相の復活と絶大な人気だった。鹿野は引退。遠藤は15年の山形市長選で「愛弟子」と呼ばれる佐藤孝弘を初当選させ、半世紀続いてきた革新勢力の牙城を崩した。遠藤の地盤固めは続いている。

 そうした1区の奪還を希望の党、荒井寛が託された。祖父は県議、父も県議で民主党県連幹事長を務めたサラブレッド。政治家としての実績は未知数だが、山形青年会議所理事長、県PTA連合会会長などを務め、人脈は広い。

 野党候補が自民党候補を破った昨年夏の参院選の記憶はいまだに鮮烈で、陣営の期待は高い。幹部は「40代という若さも大きな武器。選挙は今回だけでなく、次もある。票を積み上げていくことが重要だ」と力を込める。

 懸念されるのは野党一本化の挫折により、非自民票が割れることだ。希望の党を自民党の補完勢力と見なし、市民勢力の結集を呼び掛ける共産党の石川渉も一つのカギを握っている。【二村祐士朗、野間口陽、松尾知典】

     ◇

 10日公示、22日投開票の衆院選を前にし、県内3選挙区の構図を追った。(敬称略)

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 ◇1区の立候補予定者◇

遠藤利明 67 [元]五輪担当相 (7)自前

荒井寛 44 [元]会社社長 希新

石川渉 43 党県委員 共新

 ※カッコ内の数字は当選回数

 (山形市、上山市、天童市、山辺町、中山町)

3490チバQ:2017/10/06(金) 19:08:18
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk39010611000c.html
<衆院選2017>2区は自民VS野党共闘 1区、三つどもえの構図 /高知
00:00毎日新聞

 衆院選に向け、元参院議員で民進党県連の武内則男代表代行(59)が5日、立憲民主党から比例代表四国ブロックに出馬表明した。既に民進党県連の広田一代表(48)は高知2区から無所属で、大石宗副代表(37)は1区で希望の党から立候補を表明しており、民進幹部は三者三様の対応となった。これで1区は自民、希望、共産の三つどもえ、2区は自民と野党共闘候補の直接対決の構図が固まった。【柴山雄太、岩間理紀、松原由佳】

 2区の元参院議員、広田氏は、この日、高知市内のホテルで正式に出馬会見。「安倍政権を倒すため、2区で世代交代をするため、退路を断って無所属で立ち上がり、幅広い政治勢力を結集することが必要」と話した。公認内定を辞退した希望の党に関しては「共通点も多い」としつつ「安保関連法、集団的自衛権は明らかに違憲。廃止すべき」と述べた。

 野党共闘のため、共産党県委員会は新人の島崎保臣氏(34)の立候補を取り下げ、広田氏を支援する方針で、6日に正式発表する。

 これに対し、自民前職の元農相、山本有二氏(65)は地元での活動に専念し、支持拡大に余念が無い。山本氏は「これまでで一番厳しい選挙」と危機感を募らせ、大票田の高知市を中心に2区の市町村をくまなく回る。

 1区で台風の目となった元県議の大石氏は中山間地域を中心に回り、地方分権や人口減少対策を訴える。大石陣営は、希望の党での出馬に「追い風は明確には感じられない」とし、「これまでの地域での地道な活動の延長で新たな選択肢を示したい」とする。

 迎え撃つ自民前職で元防衛相の中谷元氏(59)は支持基盤を着実に固める。中谷陣営は「今回は読めない」としつつ、前回選からの票の上積みを目指す。

 共産新人の松本顕治氏(33)は党の四国唯一の「必勝区」候補として安保法制廃止を中心に訴える。当初目指した野党共闘での候補一本化はできなかったが、松本陣営は「大石氏は安保法制に反対の立場ではなく、自然な流れ」としている。

 一方、立憲民主党に公認申請中の武内氏は「暮らしに立脚した政策を訴えたい」と説明。独自候補者を出さない県内の小選挙区での対応は「(民進の同僚と)同じ選挙カーに乗ることはないが、電話などで応援したい」と語った。

3491チバQ:2017/10/06(金) 19:10:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171005ddlk34010627000c.html
<衆院選2017>決戦の構図 3区 自民牙城に新人続々 /広島
10月05日 00:00毎日新聞

 都市部と山間部が混在し、2014年に77人の犠牲を出した広島土砂災害の被災地でもある3区。自民前職の河井克行氏(54)に、共産、維新、民進系で無所属での出馬となった塩村文夏氏(39)ら新人が挑む。

 7選を目指す河井氏は県議を経て1996年に初当選。土砂災害では「国の復旧・復興事業を推進した」と実績をアピールする。今年8月には自民党総裁外交特別補佐に任命され、「安倍(晋三)総理の首脳外交の地ならしの役割を果たしてきた」と安倍首相との近さも強調。安全保障関連法や「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法について「さまざまな反対があったが、国のためにどうしても必要だと歯をくいしばった。実現できて良かった」と振り返る。

 共産新人の清水貞子氏(70)は被爆2世で、「核兵器だけはなくさないといけない」と主張。核兵器禁止条約を「画期的な条約」と評価し、日本政府の参加を訴えるほか、消費増税反対を掲げる。「安倍首相を辞めさせたいが、希望の党は受け皿になりえない」と共産が一強批判の受け皿になると期待する。

 維新新人の今枝仁氏(47)は検事出身の弁護士。「地元から国政をつなぐ、信頼できる窓口になりたい」と意気込み、核兵器廃絶や脱原発を訴える。土砂災害の後には自ら防災士の資格も取り、「復興支援や防災にも力を入れる」と話す。

 幸福新人の野村昌央氏(35)は減税や憲法9条改正を訴える。

 塩村氏は福山市出身で、放送作家などを経て2013年7月から都議を1期務めた。民進公認で立候補を予定し、希望の党結党後は希望公認を望んでいたが、3日に無所属での出馬を発表した。民進の支持母体・連合広島のサポートを受けるほか、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用してこまめに情報発信する。【竹下理子】

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 ◇予想される主な立候補者

河井克行 54 党総裁補佐 (6)自前

清水貞子 70 党県委員 共新

今枝仁 47 弁護士 維新

野村昌央 35 幸福区支部長 諸新

塩村文夏 39 [元]都議 無新

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 ◇2014年開票結果

当 85311 河井克行 自前

  66549 橋本博明 民元

  16514 清水貞子 共新

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 ◇2012年開票結果

当 87993 河井克行 自前

  51666 橋本博明 民前

比 36993 中丸啓 維新

  13875 藤井敏子 共新

3492チバQ:2017/10/06(金) 19:11:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk42010333000c.html
<決戦の秋・衆院選の構図2017>3区 現職の壁に挑む2新人 /長崎
00:00毎日新聞

 「後援会が臨戦態勢に入って既に4カ月になる。常在戦場。いつ解散が来てもかまわない。俺を倒すのは容易じゃない。俺が腹をくくったら、ばーっといくからね」。衆院が解散される直前の先月26日、3区から出馬予定の自民前職、谷川弥一氏(76)は大村市内で記者会見を開き、独特の谷川節をきかせながら6選への自信を語った。

 五島市出身の谷川氏は離島を多く抱える3区内で組織を固めてきた。旧民主党などに所属していた山田正彦・元農林水産相と長年にわたり接戦を繰り広げてきたが、山田氏が一線から退いたことによって選挙地盤は強固になったといえる。

 加えて今年4月に施行された議員立法の国境離島新法の制定に奔走し、地元からの評価は高い。新法で実現した住民への航路や空路の運賃値下げや、離島での雇用創出など実績をアピールしているのも強みだ。

 陣営内には、小池百合子代表が率いる希望の党の出現に「正直、予想外だった。油断は許されない」と警戒感はある。しかし、新法を成し遂げた自信から谷川氏本人は意に介さない。今回から3区に編入された小値賀町を含め、選挙区内の全市町を訪ね支持固めを急ぐ。

 この現職の壁に2人の新人が挑む。その一人、佐世保市出身の末次精一氏(54)は前回4区で出馬して落選し、今回は3区に移った。当初は自由党から出馬し「打倒安倍政権」を掲げ、民進党や共産党との野党共闘を目指していたが、自由の小沢一郎共同代表が希望との連携を表明し、今月3日にようやく希望の公認が決まった。末次氏は「自民と戦う姿勢は変わらない。まず訴えたいのは『脱しがらみ』だ」と強調する。

 しかし、4区から移っただけに知名度不足の問題を抱える。民進や連合の協力に期待を寄せるが、自身を支える組織は少ない。これらを挽回しようと、大票田の大村市などで地道に街頭演説をこなすのに懸命だ。希望からの出馬に、末次氏は「有権者の関心は高まっている。プラスに捉えたい」と述べるものの、「風」頼みの側面は否めない。

 もう一人の新人、共産党の石丸完治氏(68)は3日、大村市で事務所開きをした。支持者を前に「小池氏は戦争法(安保関連法)を認め、憲法を改悪する。自民の補完勢力に過ぎない」とこき下ろした。民進が希望や立憲民主党に分裂し、共闘のパートナーを失った形の共産だが、石丸氏は取材に「希望の批判をじゃんじゃんやる。逆に副産物はあるよ」と語り、リベラル勢力や社民党支持層などへの支持拡大を図る狙いだ。

 ただ、新人同士で足を引っ張り合えば、現職を利することになる。【中尾祐児、浅野孝仁】

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 ■立候補予定者■

 =敬称略

谷川弥一 76 自前(5)

末次精一 54 希新

石丸完治 68 共新

〔長崎版〕

3493チバQ:2017/10/06(金) 19:11:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk26010440000c.html
<2017衆院選>決戦の構図 1区、2区 /京都
00:00毎日新聞

 衆院選(10日公示、22日投開票)が迫ってきた。野党再編の混乱の中、府内6小選挙区の立候補予定者の顔ぶれはほぼ固まった。各選挙区の構図を紹介する。(敬称略)

 ◆1区

 ◇自民、希望、共産の争い 2ベテランと新人

 自民前職の伊吹文明、希望新人の嶋村聖子、共産前職の穀田恵二が争う構図になりそう。元衆院議長の伊吹、党国対委員長の穀田の両ベテランに、新党から出馬する嶋村がどう挑むかがポイントになる。

 伊吹は衆院議長のほか財務相や党幹事長など要職を歴任。初出馬の1983年以来11期連続当選を重ね、小選挙区でも常に6万票以上を確保する。安定した地盤で着実な支持固めを図る。

 嶋村は東京出身で、小池百合子・東京都知事の政治塾で学んだ。京都に住んだことはなく実質的にゼロからのスタートだが、今回衆院選で注目を集めている「小池旋風」が京都でも吹くかが注目だ。

 穀田は7回連続で比例復活。党内きっての論客としてメディア露出も多く、党の顔として東奔西走する。「自共対決」を前面に打ち出し、歴史的に厚い革新支持層を基盤に票の上積みを図る。

 ほかに、維新は元府議会議長の田坂幾太が出馬予定だったが、解散後に辞退を表明。民進府連が昨年末に擁立を表明した元京都市議は、共産との野党連携に前向きだった当時の党本部が公認を棚上げするなか、希望が嶋村を擁立したため出馬を断念した。【澤木政輝】

 ◆2区

 ◇8期連続前職、無所属で 自共挑み、希望は見送り

 自民新人の繁本護、共産新人の地坂拓晃、無所属前職の前原誠司が立候補を予定している。希望が京都では唯一、候補擁立を見送るなか、抜群の強さを誇る前原の地盤をいずれも選挙初挑戦の繁本と地坂がどう切り崩すかが焦点となる。

 繁本は国土交通省官僚、衆院議員秘書を務めた。行政・政治の実務経験の豊富さをアピールし、連日街角で「災害に強い街づくり」を訴える。自民は2区で2000年以降連敗しており、比例での復活も05年のみ。繁本は悲願の議席奪取に向け、府議や市議と連携を深めている。

 地坂は民青同盟府委員長などを経て、党府青年学生部長として労働・子育て問題に取り組んできた。今回は安保法制反対や改憲阻止、学費の負担軽減などを訴える。左京区を中心に固い支持層があるだけに、他党を支持してきたリベラル勢力や無党派層にどれだけ浸透できるかが課題だ。

 前原はこれまで8期連続当選。前回選では得票率が5割を超えた。今回は民進党代表ながら無所属という異例の状況で選挙に臨むことになるが、中選挙区制時代から築き上げてきた後援会がフル回転。国交相や外相などを歴任した実績をアピールし、「前原票」の積み上げを目指す。【篠田直哉】

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 ◇1区予想される顔ぶれ

伊吹文明 79 (11)自 前

嶋村聖子 40 希 新

穀田恵二 70 (8)共 前

 ▽14年衆院選得票数

◎ 73684 伊吹文明 自前

○ 53379 穀田恵二 共前

  36353 田坂幾太 維新

  17307 平智之 無元

    960 蜷川澄村 無新

 ※「◎」は小選挙区、「○」は比例復活の当選者。所属政党などは当時

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 ◇2区予想される顔ぶれ

繁本護 44 自 新

地坂拓晃 44 共 新

前原誠司 55 (8)無 前

 ▽14年衆院選得票数

◎ 66227 前原誠司 民前

  37180 上中康司 自新

  27888 原俊史 共新

 ※「◎」は小選挙区の当選者。所属政党などは当時

〔京都版〕

3494チバQ:2017/10/06(金) 19:13:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk29010483000c.html
<選択の行方>’17衆院選/上 1区 新規編入の生駒が鍵 希望前職に挑む自・共・維 /奈良
00:00毎日新聞

 10日の公示が間近に迫った衆院選。小選挙区の新たな区割りの適用で1減となった県内3選挙区には、現時点で11人が立候補を予定し、前哨戦は既に熱を帯びている。各選挙区の情勢を報告する。

 減区に伴う区割り変更で、旧奈良1区に生駒市が編入された奈良1区。生駒市は大阪府内に通勤する「奈良府民」が多い土地柄で、無党派層の動向が鍵となりそうだ。希望の党の旧1区前職に自民元職、共産新人、日本維新の会新人が挑む。

 「新人候補に戻った気分」。2003年から5回の選挙で旧1区の議席を守り続け、今回は希望公認で6選を目指すことになった前職、馬淵澄夫氏は、やはり生駒市での浸透具合を気に掛ける。

 同市を含む旧2区で旧民主(民進)は14年の前回選で、候補者を立てることができなかった。民主政権で国交相を務めるなど知名度はあるが、いわば「初挑戦」の土地。新区割りが決まった7月以降、祭りに顔を出すなど同市での食い込みに躍起だ。希望との合流に関しては「複雑な思い」としつつ、「しがらみを断ち切り、家族の暮らしを守るとの訴えは何一つ変わらない」と訴える。

 自民元職の小林茂樹氏は、2年9カ月ぶりの国政復帰を誓う。県議から12年の前々回選で旧1区に挑み、比例復活で初当選を果たしたが、14年の前回選で敗れた。「浪人」中は地元に残り、週3回ほどのペースで街頭に立ってきた。祖父と父も政治家で奈良市には一定の基盤を持つが、焦点の生駒市での本格的な活動は今月に入ってからと、やや「出遅れ」感も否めない。

 二階俊博幹事長が率いる二階派に属し、9月末の会合に駆け付けた二階幹事長は「若さと経験を持っている」と激励。小林氏は「地元奈良を良くし、安心安定した国にする」と雪辱を期す。

 共産新人の井上良子氏は7月の奈良市長選に挑戦したばかり。衆院選への立候補は09年に続く2回目となる。「暮らしと憲法を守る政治の実現」を掲げ、政権が進めようとしている消費税率引き上げと憲法改正に真っ向から反対。対立軸の明確化を進める。

 解散総選挙が濃厚となった9月の週末にはいち早く、奈良市内の駅前で党の国会議員とマイクを握り、「安倍(晋三)政権に退場していただく選挙」と声を張り上げた。日々の街宣活動でも党所属の市議や他の立候補予定者と連携し、「党一丸」を前面に出す。

 維新新人の吉野忠男氏は、昨年7月の参院選に続く国政挑戦となる。大阪経済大の教授を務め、経済的に苦しい学生を間近に見てきた経験から、「教育の無償化」を掲げる一方、増税など国民の負担を増やしての無償化には「反対」の立場を取っている。

 「『常在戦場』のつもり」と参院選が一段落した昨秋以降、講義の合間を縫って街頭演説を重ねたり、党の街宣車で選挙区内を回ったりと地道な活動を続けてきた。維新が地盤とする大阪府に隣接する生駒市で、「維新」の名の浸透にも期待する。【塩路佳子】

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 ◆立候補予定者

 ◇1区

小林茂樹 52 [元]県議 (1)自 元

馬淵澄夫 57 [元]国交相 (5)希 前

井上良子 53 党県常任委員 共 新

吉野忠男 58 大阪経大教授 維 新

3495とはずがたり:2017/10/06(金) 19:15:17
うお、俺は1区になったのか?!

3496チバQ:2017/10/06(金) 19:16:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk01010089000c.html
 ◆5区

 ◇昨年補選と同じ構図 自民と立憲、事実上の一騎打ち

 全国的に注目された昨年4月の補選に続き、自民党前職の和田義明氏と立憲民主党新人の池田真紀氏の事実上の一騎打ちの構図となる。

 和田氏は9月30日に石狩市で記者会見し、「補選と同じ緊張感で臨みたい」と述べる一方、野党側の合従連衡の動きに「野党勢力の合流がゲーム感覚やブームになっている」と批判した。

 町村信孝元衆院議長の死去に伴い、後継の娘婿として臨んだ補選では、野党4党が推薦した当時無所属の池田氏を1万2000票余りの差で破った。安全保障関連法の反対運動を展開した「SEALDs(シールズ)」メンバーも現地入りした「野党共闘の発祥地」で、共産党は今回も当初から候補者擁立を見送った。

 和田氏は各地の行事に顔を出して地盤固めを進める一方、大票田の札幌市厚別区や江別市、北広島市を重点地区として中小企業対策などを訴えている。

 池田氏は補選以来、街頭演説を繰り返してきた。補選で和田氏の得票が上回った保守層の厚い千歳、恵庭の2市でも支持拡大を図ってきたが、今回は民進党の希望の党合流方針や立憲民主党の結成で公認決定が遅れた。「政党がどうであれ、私の思いや信条は変わらない」と強調。5区での勝利が安倍1強への反対姿勢を示すと支持を呼びかける。

 幸福実現党は道内で唯一の選挙区候補として、新人の森山佳則氏を擁立している。【阿部義正】

 ◆6区

 ◇佐々木氏、立憲で出馬へ 野党共闘 今津氏、危機感強める

 「一連の整理が付いたので立憲民主党から立候補する。比例名簿登載は辞退する」。民進党道連が党公認予定だった11人が希望、立憲民主、無所属のいずれでも支援すると決めた直後の3日夕、前職で道連代表の佐々木隆博氏は旭川市で記者会見して表明した。

 野党共闘実現や希望への合流方針を巡る要請や道内の調整に奔走。いわば背水の陣で選挙に臨む理由について「仲間の比例復活の可能性を高めるため、道連代表として決断した」と説明する。共産党との候補者一本化が決まった5日の街頭演説では「野党が一致協力して安倍政権の暴走を止める戦いにしたい」とアピールした。

 佐々木氏は、自民党前職の今津寛氏と4回目の対決に挑む。過去2勝1敗ながら、前回は約2800票差の接戦だった。出身の農民連盟や連合の支援を受けるが、陣営幹部は「騒動による準備不足で出遅れた」と焦りをにじませる。

 共産系が擁立しなかった2014年の旭川市長選では、旧民主が推薦する候補が自民推薦候補の一騎打ちを制した。それだけに、野党一本化の効果への期待は大きい。

 今津氏は9月24日、旭川市で事務所開きをした。選挙区内の首長や地方議員、後援会関係者らを前に「すべてをかけて臨む」と決意を表明。与党の強みを前面に出し、昨夏の台風被害の復旧支援や安全保障政策への取り組みをアピールした。

 関係者は野党共闘の成立について「希望の党で出てくれた方が戦いやすかった。今までで一番厳しい選挙」と危機感を強める。6日に決起集会を開き、引き締めを図る。【横田信行】

<立候補予定者>

 ■5区=札幌市厚別区、江別、千歳、恵庭、北広島、石狩市、石狩地方

和田義明 45 党青年局次長 (自民)前(1)

池田真紀 45 社会福祉士 (立憲)新

森山佳則 50 幸福区支部長 (諸派)新

 ■6区=旭川、士別、名寄、富良野市、上川地方

今津寛 71 党安保調会長 (自民)前(7)

佐々木隆博 68 [元]副農相 (立憲)前(3)

3497チバQ:2017/10/06(金) 19:17:03
 ◆7区

 ◇自民と大地が協力 石川氏を立憲系も支援へ

 前回2014年は地域政党・新党大地の鈴木宗男代表の長女貴子氏が旧民主党から立候補し、自民党前職の伊東良孝氏に225票差まで迫って比例で復活当選した。その貴子氏が自民比例単独にくら替えして伊東氏の協力に回る。

 安倍晋三首相は道内の民進党の地盤を切り崩すために新党大地と協力。各選挙区で前回は旧民主党についた大地票を自民側に上乗せすることを狙う。

 ただ過去2回貴子氏と事実上の一騎打ちをした伊東陣営にはわだかまりが残る。2日の後援会事務所開きに新党大地関係者を招待せず、伊東氏は終了後「大地の応援への期待はないが、(応援は)ありがとうございますという話だ」と淡々と語った。5日に釧路市であった新党大地の事務所開きには、伊東氏の秘書らが出席した。

 自民道連の長谷川岳会長代行ら幹部は2日、札幌市で貴子氏と会い大地代表代理辞任や自民党への選挙支援に専念することを確認した。一方で鈴木宗男氏は9月27日、東京都内で「今回伊東さんが小選挙区で出るなら、次は貴子が小選挙区だ」と記者団に語り、伊東氏側は反発している。貴子氏が7区の自民党釧路市支部に所属することも決まっただけに、今後の波乱要因となりそうだ。

 民進党は貴子氏の離党後、候補擁立を模索してきたが難航。共産党新人で元釧路市議の石川明美氏が前回に続き立候補する予定で、立憲民主系の組織も支援する方向。石川氏は「野党共闘の積み重ねを生かして戦う」と語る。【平山公崇】

 ◆8区

 ◇逢坂氏で野党一本化 前田氏「背水の陣」で臨む

 民進党リベラル派の論客として知られた前職の逢坂誠二氏は、党全体での希望の党合流方針に対し全国に先駆けて無所属で出馬することを表明。共産党から立候補を予定していた本間勝美氏との一本化も成立した。前回2014年に逢坂氏に敗れ、比例で復活した自民前職の前田一男氏がこれに挑む構図となりそうだ。

 逢坂氏はニセコ町長を3期務め、2005年に比例道ブロック単独で初当選。その後8区に転じ、安全保障関連法や「共謀罪」への反対を訴えてきた。9月の民進党代表選で推薦人に名を連ねた枝野幸男氏が結成した立憲民主党に加わる意向だが、選挙戦では無所属を貫く。選挙カーやポスター、ビラなどで不利な点も多いが、「方針を変えるのは潔くない」と退路を断ち、陣営の結束は強まった。

 前田氏は1日に事務所開きし、記者団に「今回は比例復活はないと考え、背水の陣で臨む」と強調した。野党共闘の実現で危機感を募らせ、函館市など前回敗れた地域での票の掘り起こしを進める。また逢坂氏ら野党側が訴えてきた大間原発(青森県)の建設凍結に対し、前田氏も「与党だから凍結を実現できる」と主張し、与党の強みを打ち出す。【山田泰雄】

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 ■7区=釧路、根室市、釧路、根室地方

伊東良孝 68 [元]副農相 (自民)前(3)

石川明美 66 [元]釧路市議 (共産)新

 ■8区=函館、北斗市、渡島、檜山地方

前田一男 51 [元]松前町長 (自民)前(2)

逢坂誠二 58 [元]首相補佐官 (無所属)前(3)

 ※5日現在、毎日新聞社調べ。氏名、年齢(6日現在)、職業・肩書、政党名、前職・元職・新人、当選回数の順

3498とはずがたり:2017/10/06(金) 19:18:24
迷うことなく馬渕に入れられるわ!生駒に事務所置いてた高市の不愉快な顔見ずにすむようになって嬉しい限りだ☆

3499チバQ:2017/10/06(金) 19:21:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk44010265000c.html
<2017衆院選・おおいた>3区に横光元議員、出馬固める 自民、希望、立憲「3極」に 共産、候補取り下げ支援へ /大分
00:00毎日新聞

 10日公示の衆院大分3区に、元衆院議員、横光克彦氏(73)が立憲民主党公認での出馬を固めた。これまで3区は自民前職に対し、与野党対立の構図をつくろうと民進党などが候補者を模索。希望が公認候補を立て、構図はいったん固まったかにみえた。だが、希望に対する「逆刺客」の動きが表面したことを受け、共産も候補取り下げを決定。横光氏支援に動き、自民、希望、立憲民主の「3極」の戦いが繰り広げられる。【田畠広景、池内敬芳】

 3区は自民前職、岩屋毅(60)▽希望新人、浦野英樹(48)▽共産新人、大塚光義(61)の3氏が出馬予定だった。大塚氏は出馬せず、打って変わって、社民副党首、副環境相を歴任した横光氏が7日、記者会見し、構図がようやく固まる。

 横光氏は、自身の主張がかみ合う安全保障関連法に反対する市民団体に水面下で接触をした。団体関係者によると、立憲主義を回復し、安保法制撤回への強い意気込みを見せているという。

 横光氏は宇佐市出身で、俳優としてテレビドラマ「特捜最前線」の刑事役などで人気を集めた。1993年、初当選し、衆院議員6期を務め、12年の総選挙で落選し引退した。

 ◇希望へ「逆刺客」

 横光氏の出馬に対し、各党などに戸惑い、期待感が広がった。

 民進は「希望の党を全力で支援する」方針を決めている。足立信也代表は3日の幹事会で、浦野氏の希望公認を報告した際、「同じ釜の中にいた人に(出馬の)動きがある」と発言、横光氏の動きを示唆していた。

 県連関係者は5日、「横光さんが『出る』と言えば、昔からの支援者は『よし』という気になる」と話し、党や労組関係者の多くが横光氏を個人的に応援するとの見方を示す。

 一方、共産党の林田澄孝県委員長と大塚氏は記者会見した。林田県委員長によると、横光氏に連絡を取ると「改憲反対で頑張りたい」と協力を求めてきたという。林田県委員長は「希望を除く野党による共闘がいまこそ、重要だ」と述べ、大塚氏も「自民候補に勝つために出馬取り下げを了承した」と語った。

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 ■小選挙区の予想される顔触れ■

 【1区】

穴見陽一 48 会社相談役 (2)自前

吉良州司 59 [元]副外相 (4)希前

小手川恵 61 [元]大分市議 共新

 【2区】

衛藤征士郎 76 [元]副議長 (11)自前

吉川元 51 党政審会長 (2)社前

上田敦子 50 幸福区支部長 諸新

 【3区】

岩屋毅 60 [元] 副外相 (7)自前

浦野英樹 48 [元] 三鷹市議 希新

横光克彦 73 [元] 副環境相 (6)立元

 ※カッコ内数字は当選回数、前は前職、元は元職、新は新人。希は希望の党公認。立は立憲民主党公認。

3500チバQ:2017/10/06(金) 19:22:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk31010533000c.html
<衆院選2017>各陣営の思惑/上 1区 /鳥取
00:00毎日新聞

 ◇自民・石破氏 当選のその先見据え

 ◇共産・塚田氏 政権批判の受け皿に

 「日本の一番の国難は、人口の急激な減少だ」

 鳥取1区で11回目の当選を目指す自民前職の石破茂氏(60)は9月30日、市議選投開票を翌日に控えた倉吉市内で、公認候補らの応援にマイクを握った。安倍晋三首相が衆院解散の理由として「国難」に掲げた北朝鮮問題などには触れずじまい。支援する自民県議の中には、石破氏が勝利だけでなく、別のもくろみも抱いて今回の衆院選に臨んでいるとの推測が広がる。

 石破氏は解散が取りざたされた後、消費税の増収分の使い道変更や憲法9条への「自衛隊明記」など、安倍首相が掲げた争点について「党内で議論が尽くされていない」と指摘。さまざまな意見が調整・集約を経て政策として現れることこそ、自身が籍を置く党の本来の姿だと望む。

 県連の安田優子幹事長も「自民は(考え方の)幅の広い政党でなければいけない。それが欠けていた」。衆院選で政権選択の影に隠れてしまう一候補でなく、独自の立ち位置で当選し、「安倍1強」が続く党内で存在感を高められれば--。石破氏本人は「党の一員として議席が減らないように努力するだけ」と言葉少なだが、ある県議は「今回は『次』を見据えた選挙だ」と話し、来秋の党総裁選に向けての「ポスト安倍」をかけた戦いと捉える。

 会長を務める派閥「水月会」は石破氏を含め20人。総裁選で推薦人を確保するため、まずは今回選挙に挑む自分以外の17人を国会に返り咲かせることが最重要課題だ。そのため、全国を遊説する石破氏は公示日など数日しか地元入りできない見通しだ。

 選対本部長を務める山口享県議は高い投票率や得票率で「鳥取からの首相誕生」の機運を盛り上げるため、「勝ち方」にもこだわる考えを示して言葉に力を込める。「当選するだけではなく、日本のリーダーになるという気持ちを伝えていく」

    ◇

 「『ポスト安倍』と言われているが、党役員も大臣もやっている。(安倍首相と)一蓮托生(いちれんたくしょう)だ」

 共産県委員会の小村勝洋委員長は、民主(当時)から政権を奪還した2012年の衆院選で幹事長として自民の指揮を執り、その後、地方創生担当相も務めた石破氏を批判する。1区で出馬予定の新人、塚田成幸氏(53)も「自公政権に対し、市民と共闘して戦う野党」という、政党を軸にした構図に持ち込みたい考えだ。9月29日に鳥取市内であった比例代表との共同事務所開きでは、北朝鮮問題に関して対話による解決を主張。消費増税への反対も掲げ、「自公と対極の存在」をアピールした。

 ただ、民進が希望の党へ合流したり、一部議員が立憲民主党へ分裂したりした騒動の影響で、可能性を模索していた野党共闘は思うように進まなかった。選挙戦を通じ、政権批判票の受け皿としての存在感をいかに高めていくかが重要になりそうだ。

 一方、民主時代の12、14年に続き、今回も「不戦敗」となった民進。複数人に出馬を打診してきたものの、離党ドミノなどで党の印象は悪くなる一方だった。県連の伊藤保代表は「箸にも棒にもかからなかった」と嘆く。19年に控える統一地方選に向けて党勢回復の好機と捉えていたが、分裂騒動で県連の組織さえどうなるのか不透明な状態だ。【小野まなみ】

    ◇

 衆院選の公示が10日に迫った。突如浮上した日程に、直前まで慌ただしく進む政党再編の動き。22日の投開票に向け、当選を目指す候補者や陣営はどんな思惑を抱き選挙戦に臨むのか。2回にわたり紹介する。

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 ◇1区の予想される顔ぶれ

石破茂 60 元党幹事長 (10)自前

塚田成幸 53 党地区委員長 共新

3501チバQ:2017/10/06(金) 19:23:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk25010465000c.html
<衆院選2017>「実績」与党VS「旋風」野党 再編のうねり、思惑さまざま /滋賀
00:00毎日新聞

 10日公示の衆院選に向け各党県組織は小選挙区候補の当選や比例代表での得票に向け、それぞれ思惑を巡らせている。長期政権の実績を強調する与党に、再編で「旋風」に期待する野党。幹部への取材や過去の得票実績を基に、選挙戦での狙いや懸念を分析した。【大原一城、北出昭、衛藤達生】

 ■自民党

 自民党は2014年の前回選で県内全4小選挙区の候補者が当選。参院の2議席も合わせ、現行制度で初めて衆参6議席の独占を狙う。ただ「森友・加計学園」問題の逆風と野党再編のうねりを受け、県連は盤石とはみていない。長期政権の実績を強調して戦う。

 先月下旬に開いた役員会後、上野賢一郎県連会長は「全4選挙区で勝利する」と力強く語った。だが別の幹部は取材に「厳しい選挙区もありそうだ」と苦い顔だ。強権的な国会運営などを受けて、党支持率が低下。立候補予定者の間でも「首相や党は反省すべきだ」「地域の有権者は関心がない」など見解は異なり、混乱は続く。

 都市と地方が入り組んだ県内有権者の投票行動は複雑で、自民は09年衆院選後に参院を含む全議席を失う苦境を味わっている。

 ■公明党

 公明党は小選挙区に候補者を立てず、自民候補を推薦。比例得票で16年参院選に匹敵する6万票を目標に掲げる。「福祉や教育など私たちの政策を進めるため、自公安定政権を継続する選挙」(幹部)と位置付ける。

 ■希望の党

 県内では民進党から出馬予定だった2〜4区の候補予定者が離党し、希望の党が公認した。1区に無所属で出馬する嘉田由紀子前知事も連携し、民進の組織を母体に選挙戦に臨む。「旋風」に期待する声が内部で上がる。

 前回選でも民主党(当時)の2人が比例復活当選した土台があり、連合滋賀も4人の推薦を決定。ある幹部は「既に怖いくらい『希望』の風が吹いている」と話す。前々回の衆院選からゼロとなった小選挙区議席の奪還を目指す。従来の「野党共闘」が破綻し、「共闘」グループは対抗馬を各選挙区に擁立。共倒れも危惧されるが、県連幹部は「全ては現政権を終わらせるためだ」と自分に言い聞かせるように語った。

 ■共産党

 共産党県委員会は、民進党と進めてきた統一候補擁立に向けた「野党共闘」が物別れに終わり、「裏切りだ」と憤る。3、4区に党公認候補を擁立して党勢拡大を図り、1、2区では公認候補を取り下げ「共闘」統一候補を推薦。比例近畿ブロックでの得票上積みに向け、県内での目標は比例で12万6000票。幹部は「共産党は上げ潮なので達成可能だ」と語気は強い。

 ■社民党

 「野党共闘」の統一候補として、社民党として小選挙区制になって初めての候補者を1区に擁立する。近年は1万票を割った比例得票を、2万票に回復するのが目標。幅広くリベラル層の票を取り込みたい考えだ。党県連幹部は「『元祖野党』として、県民の選択肢になりたい」と話す。

 ■日本維新の会

 ぎりぎりまで小選挙区での候補者擁立を目指す。比例では前回に維新の党として獲得した10万票が目標。希望との連携は「滋賀ではない」(県支部幹事長)という。

3502チバQ:2017/10/06(金) 19:23:22
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 ◇過去3回の衆院選比例代表での主な政党の県内得票数◇

 (かっこ内は得票比率)

      2009年      2012年     2014年

有権者数 110万0846人 111万5309人 111万9712人

投票者数  77万7636人  68万8633人  60万2236人

投票率   70.64%    61.74%    53.78%

自民    21万0628    18万2446   20万2352

     (27.61%)   (26.98%)  (34.24%)

民主    34万0334    10万4508   13万5324

     (44.62%)   (15.45%)  (22.90%)

公明     5万9471     4万9563    5万1874

      (7.80%)    (7.33%)   (8.78%)

共産     6万7402     4万2169    6万7057

      (8.84%)    (6.24%)  (11.35%)

維新               15万3408   10万8748

                (22.68%)  (18.40%)

社民     2万7105       7736      7713

      (3.55%)    (1.14%)   (1.30%)

みんな    3万0868     5万0206

      (4.05%)    (7.42%)

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk25010467000c.html
<衆院選2017>「不出馬決断は今朝」 武藤氏、復党かなわず 4区 /滋賀
00:00毎日新聞

 衆院選で3選出馬の意向を示していた無所属の前職、武藤貴也氏(38)が5日、県庁で開いた記者会見で出馬断念を表明。これにより滋賀4区は自民、希望、共産の3新人による戦いとなることがほぼ固まった。

 武藤氏は自民党公認で2012年初当選、14年に再選したが15年7月、国会で安全保障関連法案を審議中、法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」を「利己的」などとツイッターで発言したため批判を受け、金銭トラブル報道などもあって自民党を離党していた。

 会見で武藤氏は「負のイメージの払拭(ふっしょく)には時間と労力がかかる。自民復党もかなわなかった」と断念理由を語る一方、「血眼になって地盤を固め、支持者から強く出馬を要請されていた。決断は今朝だ」と無念さをにじませた。また、「党本部から、出馬しないようにと電話があった」と明かした。今後については「ライフワークである外交、安保のため復党して国政活動をしたい」との意向を示した。【北出昭】

3503チバQ:2017/10/06(金) 19:23:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk33010545000c.html
<衆院選2017>2区 前職2氏、3度目対決 自民・希望に2新人挑む /岡山
00:00毎日新聞

 自民党と民進党(民主党)が激しく競り合ってきた2区。今回は自民の山下貴司氏(52)と、民進を離党して希望の党から出馬する津村啓介氏(45)の前職2人による3度目の対決に、共産の垣内京美氏(50)と幸福の田部雄治氏(41)の2新人が絡む構図となる。

 1996年の衆院選で小選挙区制が導入されて以降、しばらくは自民が議席を独占してきた。津村氏は05年に民主として初めて議席を奪い、09年も当選。だが、12年に新人の山下氏が自民の議席を奪還し、前回選の14年も制した。前回の得票差は約1万4000票。野党共闘で共産候補の票が上積みされれば津村氏が上回る計算になるが、津村氏の希望の党への入党で共闘は立ち消えになった。津村氏の選択を有権者がどう受け止めるかが鍵を握りそうだ。

 検事や弁護士としても活動してきた山下氏は法律家の強みを生かし、改正ストーカー規制法や空き家対策特別措置法などの立法に関わった実績をアピールする。5日、岡山市中区で事務所開きし、「日本が安定するか混乱するか、天下分け目の戦い。負けるわけにはいかない」とあいさつした。事務所は津村氏の事務所から100メートルほどしか離れていない。「夢や希望を語るだけでなく、実現手段をどちらが持ち合わせているのか、訴えていきたい」と対抗心をあらわにした。

 津村氏は3日の街頭演説で「新しい政治への期待を受け止め、今こそ政権交代を再び実現する」と声を張り上げた。一方、離党については「苦しい時も支えてくれた支持者は戸惑っていると思う。深く説明する作業も同時にやらなければいけない」と述べた。今回は元来の支持層を固める決起集会などのセレモニーは控えめにし、電話やはがきを使って新たな支持層の開拓に力を入れるという。

 垣内氏は、9月22〜30日の同市議補選(中区)の選挙期間中、共産の市議候補に同行して政策をPR。比例代表に重複立候補する予定のため、並行して中国地方を回って浸透を図ってきた。5日は玉野、岡山両市を飛び回り、「9条を変えさせない。この一点で力を合わせよう」と呼び掛けた。

 田部氏は昨年の参院選岡山選挙区に立候補して落選したが、その後も戸別訪問や街頭演説を続け、知名度拡大に努めてきた。先月25日に県庁で出馬の記者会見をした際、「努力が報われる社会を実現させたい」と語った。【林田奈々】

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 ◇出馬が予想される顔ぶれ

 ■2区

山下貴司 52 (2)前

津村啓介 45 (5)前

垣内京美 50 新

田部雄治 41 新

 =岡山市中区、同市東区(一部を除く)、同市北区・南区の一部、玉野市、瀬戸内市

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 ◇前回2014年衆院選の結果

山下貴司 自民 当71,436

津村啓介 民主 比56,951

井上素子 共産  15,652

 ※当は当選、比は比例復活当選

3504チバQ:2017/10/06(金) 19:24:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk19010149000c.html
<衆院選2017>民進県連、2氏の支援確認 中島氏無所属、小林氏は立憲 県内の選挙構図固まる /山梨
00:00毎日新聞

 民進党県連は5日、甲府市内で記者会見し、代表の中島克仁氏(50)が衆院選の山梨1区に無所属で、2区総支部長の小林弘幸氏(45)は山梨2区に立憲民主党で、それぞれ立候補すると発表した。1区は自民党、共産党、諸派、民進系無所属、2区は希望の党、共産党、立憲民主党、自民系無所属が争う公算が大きくなった。公示5日前に、県内の選挙構図がほぼ固まった。【衆院選取材班】

 中島氏は民進と希望の事実上の合流を受け、「前原(誠司)代表の指示に従う」と繰り返し発言していて、希望からの立候補にも含みを持たせていた。

 無所属での出馬に中島氏は「県連代表として総合的に判断した」と説明。「多くの人に十分な説明をする時間がない。前原代表の了解を得て無所属での出馬を決めた。みんなで気持ちよく、自分らしく選挙できるのは、無所属」と述べた。

 3日に公表された希望の1次公認リストで、元愛知県議の井桁亮氏(48)が山梨2区の公認となり、希望からの立候補を目指していた民進系の小林氏は漏れた。関係者によると、県連代表の中島氏が希望から出馬すれば、組織として一貫した対応が困難になることが今回の決断を後押ししたという。

 その小林氏は山梨2区で立憲から立候補することを決めた。小林氏は「悩みに悩んだ末の結果。排除とか選別とかではなく、多様性を持った立憲でやりたいと思った」と述べた。既に公認の了承を得ているという。

 2区での野党共闘について、中島氏は「できるのかどうかも含めてこれから(調整を)やっていきたい」と述べた。5日に行われた県連の常任幹事会には輿石東最高顧問も出席。1区は中島氏、2区では小林氏を支援していくことを改めて確認した。

3505チバQ:2017/10/06(金) 19:25:56
>>3167
荒木章博
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710060009.html
小池氏どう説明する?希望公認候補に「性的関係強要」報道 18年前に和解成立
17:05夕刊フジ

小池氏どう説明する?希望公認候補に「性的関係強要」報道 18年前に和解成立
希望の党は3日に第1次公認を発表したばかりだが…
(夕刊フジ)
 小池百合子都知事率いる「希望の党」から、衆院選(10日公示-22日投開票)に出馬する公認候補に、24年前の「性的関係強要」報道が直撃した。40代の市議時代に、20代女性をホテルに連れ込んで性的関係を強要したとして民事訴訟を起こされ、地裁で敗訴しているのだ。当時、新聞で報じられ、最近、週刊誌も報じた。都政でも、国政でも「情報公開」を掲げる小池氏は、有権者にどう説明するのか。

 報道によると、希望の党の公認候補X氏は1993年、スポーツ団体の幹部を務めていた市議時代、選手だった20代女性をホテルに連れ込み、無理やり、性的関係を迫ったという。その後も関係は続いたが、96年9月に女性が地裁に提訴した。翌97年、地裁は乱暴の事実関係を認め、県議となっていたX氏に損害賠償を命じた。

 X氏は、判決を不服として高裁に控訴した。だが、X氏は99年、「妻子があり、市議、スポーツ団体幹部という地位にありながら、女性と性的関係を持ったことに遺憾の意を表明する」という内容で、女性側と和解したという。

 国会議員は、公人中の公人である。

 議員バッジを付ければ、「国権の最高機関」である国会に所属する、極めて重い責任が生じる。その対価や必要経費として、国民の税金から、歳費や立法事務費、秘書給与、政党交付金など、1人当たり1億円以上が支払われる。

 当然、国会議員の候補者には、過去を含めた全人格的チェックが必要となる。

 現に、自民党の高木毅前衆院議員は復興相時代の昨年、約30年前に女性の下着を盗んだ疑惑について、野党議員らに徹底追及された。高木氏は疑惑を否定した。このとき、国会で執拗(しつよう)に追及した柚木道義前衆院議員は現在、希望の党の公認を受けている。

 X氏は報道に、どう答えるのか。夕刊フジは直撃した。

 --1997年の新聞に「『女性に性的関係を強要』県議に300万円賠償命令」「セクハラ県議に300万円命令」という記事が出ている。

 X氏「(裁判は)弁護士を通じて勝った。対立の候補が(私への攻撃を)仕掛けてきたが、高裁で勝った」

 --勝訴したのはいつか

 X氏「もう昔のことだから忘れた」

 -担当弁護士の名前は

 X氏「忘れた」

 --確認だが、和解ではなく勝訴したのか

 X氏「勝った」

 --希望の党から出馬する意向は変わりないのか

 X氏「もちろん(出馬する)。党側も(過去の裁判など)すべて把握したうえで、公認してくれた。冗談じゃない! 二十何年も前の話を持ち出されて…。こんなことばかりやるから、政治がダメになるんだ! 今さら持ち出すなんて、おかしい!」

 X氏は「勝った」と主張するが、新聞には「和解成立」とある。「勝訴」と「和解」は違う。

 小池氏は、この問題をどう処理するのか。国民は注目しそうだ。

3506チバQ:2017/10/06(金) 19:28:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk24010237000c.html
<政々動々>衆院選2017・三重 1・2区は野党共闘 /三重
00:00毎日新聞

 ◇共産が擁立取りやめ

 衆院選は10日の公示を前に情勢が混沌(こんとん)としている。5日は共産党県委員会が1、2区で候補者擁立を取りやめ、民進前職で無所属で出馬する1区の松田直久氏(63)、2区の中川正春氏(67)の支援を決めた。戦いの構図は固まりつつあるが、票の行方は流動的だ。自公政権の存続か、再編を続ける野党に風が吹くのか。めまぐるしく動く政治の現場を追う。【井口慎太郎】

 「信念を貫いて無所属で挑戦します。背水の陣なので力を貸してください」。元社民県連代表が率いる地域政党「草の根運動いが」代表の稲森稔尚県議に中川氏から電話が入った。記者会見で無所属からの出馬を表明する直前の3日午前8時半ごろだった。

 中川氏は解散直後、小池百合子・東京都知事が代表に就いた希望の党からの出馬を表明した。区割り見直しで新たに選挙区に加わった伊賀地域の開拓を支援する稲森氏は「選挙のために安保法制に反対する立場を捨ててしまうのか」と翻意を求めた。希望の改憲支持路線に、支持母体の連合が拒否反応を示していた。

 陣営関係者も「三重では小池さんの威光も期待できない。旋風など起こるのか」と悩ましげだった。2日夜、希望の党から届いた政策協定書で安保法制容認が記されており、方針転換を決断した。

 松田氏は無所属での出馬を表明する前夜、一部の支援者に「希望に行く可能性がある」と伝えていた。一転させたのは支援者への配慮だった。陣営関係者は「安保法制や原発ゼロなど、希望の言っていることには連合内で強い反発があった」と明かす。

 ただ無所属での出馬は「究極の選択」だった。松田氏は前回衆院選は旧1区で落選し、比例復活している。先の陣営関係者は「比例復活がなくなり、選挙運動も制約が多く厳しい戦いになる」と話す。一方で、無所属での出馬に「すっきりと応援できるようになった」(支援する民進系県議)との声もある。

 4区の元職、藤田大助氏(41)は民進を離党して希望からの出馬を決めた。一方、民進前職の岡田克也氏(64)を含め民進出身の3人が無所属で出馬することを選択した。岡田氏は党元代表の責任から「全国で皆が大変な目に遭っている。中川さん、松田さんをしっかり応援したい」と自らの選挙区を離れ、2人の後方支援に回る覚悟だ。

 1区は田村憲久氏(52)、2区は川崎二郎氏(69)が自民公認で出馬する。野党共闘は無所属への追い風となるのか。民進、共産、社民の県組織との政策協定で、候補者を一本化し、野党共闘を橋渡しした市民連合みえ事務局の森原康仁・三重大准教授は「希望の党への合流を巡る動きなど共闘には困難があった。ようやくスタート地点に立てた」と気を引き締めた。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇立候補が予想される顔ぶれ◇

 ◇1区(2人)=津、松阪市

田村憲久  52 [元]厚労相 (7)自前

松田直久  63 [元]津市長 (1)無前

 ◇2区(2人)=鈴鹿、伊賀市など

川崎二郎  69 [元]厚労相(11)自前

中川正春  67 [元]文科相 (7)無前

 ◇3区(4人)=四日市市北部など

島田佳和  47 [元]会社員 (2)自前

野村真弘  61 [元]生協役員   共新

坂本麻貴  33 幸福区支部長    幸新

岡田克也  64 [元]副総理 (9)無前

 ◇4区(3人)=伊勢、志摩市など

三ツ矢憲生 66 [元]副外相 (5)自前

藤田大助  41 法人代表理事 (1)希元

谷中三好  57 党地区委員長    共新

 ※顔ぶれは5日現在、毎日新聞社調べ。氏名、年齢(6日現在)、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別の順。肩書の[元]は前職を含む。政党名の略称は、自=自民党、希=希望の党、共=共産党、幸=幸福実現党、無=無所属。

〔三重版〕

3507チバQ:2017/10/06(金) 19:32:44
http://www.sankei.com/west/news/171006/wst1710060018-n1.html
2017.10.6 09:40
【衆院選】
民進保守系なのに希望から袖にされた山本氏、立憲民主からの出馬表明 「憲法改正は必要」とあいまい“護憲的改憲”の立場

 民進党左派を中心とする立憲民主党が候補選定を急ぐ中、九州・山口でも5日、福岡1区などで同党からの出馬を目指す声が上がった。勢力拡大を目指す同党だが、顔ぶれを見ると、民進党保守系グループに属しながら、希望の党への合流を拒否された人物もいる。

■保守系の樽床氏グループ所属

 福岡1区では民進党元職、山本剛正氏(45)が記者会見し、立憲民主党からの立候補を表明した。山本氏は民主党政権時代、樽床伸二元総務相率いる保守系グループに所属した。先の民進党代表選では、前原誠司氏に票を投じた。その前原氏は、希望の党への合流を表明した。

 山本氏は希望の党からの出馬を模索したが、同党は福岡1区で新人、石井英俊氏(40)を公認。山本氏は福岡8区での出馬を打診された。

 山本氏は国替えを拒否し、党を替えて出馬することにした。この日の記者会見で、立憲民主党について「包容力のあった、かつての旧民主党の理念を引き継ぐ政党だ。自分の信念を最も貫けるステージとして選んだ」と持ち上げた。

 憲法改正については「改正は必要だ。守るべきは守り、変えるべきは変える。私は護憲的改憲の立場だ」と、護憲派とも改憲派とも判断できない発言をした。

 「比例の議席狙いか」と問われ、「そういう側面もある」と答える場面もあった。

 このほか山口3区で民進党公認が内定していた元東京都目黒区議、坂本史子氏(62)が、立憲民主党候補として出馬する意向を表明した。共産党は同区の候補擁立を取り下げる。

 また、元民主党衆院議員の横光克彦氏(73)が、衆院大分3区に立憲民主党から立候補する意向を固めたことも分かった。横光氏は俳優としても活躍した。

3508チバQ:2017/10/06(金) 19:35:43
http://www.sankei.com/politics/news/171006/plt1710060066-n1.html
2017.10.6 12:39
【衆院選】
〈静岡県情勢〉1区・青山雅幸氏、立憲民主で出馬 共産は候補取り下げず 政党対決の構図固まる

民進党の事実上の解党で流動化していた、衆院選の静岡県内各選挙区の政党対決の構図がようやく固まった。静岡1区に無所属で出馬予定だった新人の青山雅幸氏(55)は5日、記者会見を開き、民進党を離党した枝野幸男元官房長官が設立した立憲民主党から立候補する意向を表明。共産党は同区候補の新人、鈴木千佳氏(46)の立候補を取り下げず、立憲民主党との共闘は見送られた。

 1区では、新党「希望の党」に日本維新の会を離党した元職の小池政就氏(43)と民進党で出馬予定だった新人の福村隆氏(54)が公認を申請。3日に小池氏が1区候補として公認され、福村氏は4日夜に発表された同党の第2次公認で7区から出馬することが決まった。

 この結果、政党系の候補者が乱立模様だった1区は、前回の衆院選で同区を制した自民党前職の上川陽子氏(64)に、希望の党から小池氏、立憲民主党から青山氏、共産党から鈴木氏が挑む政党対決の構図が固まった。

 政党別でみると、自民党は既に8選挙区全部に候補者を擁立。希望の党は福村氏を国替えで7区に回したことで、8選挙区全てで候補者が出そろった。民進党前職で希望の党の公認が得られなかった小山展弘氏(41)は民進党県連の推薦を受けて3区から無所属で出馬する。

 共産党は3区を除く7選挙区で候補者を擁立。立憲民主党は青山氏の1区のほか、7区でも候補者の擁立を模索している。

 一方、民進党を支援してきた連合静岡は4日夜、1区と7区を自主投票とする方針を決定。衆院選での推薦候補は無所属で3区から出馬する小山氏と、6区から希望の党公認で出馬する前職の渡辺周氏(55)のみとなった。

3509チバQ:2017/10/06(金) 19:37:38
>>3065>>3199 希望→無所属→立憲民主  このパターン増えそう
http://www.sankei.com/west/news/171006/wst1710060041-n1.html

2017.10.6 11:54
【衆院選】
熊本4区、元職・矢上氏、立憲民主で出馬へ 「民進と同じ方向目指しているとわかり決断」
 民進党熊本県連は6日、衆院選の熊本4区から立候補予定の元職、矢上雅義氏(57)が立憲民主党の公認候補として出馬すると明らかにした。矢上氏は熊本市内で記者会見し「立憲民主党の綱領が固まり、元々出馬予定だった民進党と同じ方向を目指していると分かり、5日決断した」と話した。

 矢上氏は民進党熊本県連の幹部で、安全保障関連法を容認する希望の党の方針には相いれないとして、公認申請を2日に辞退し、無所属で出馬する方針を示していた。

 民進党には5日に離党届を提出したという。

3510チバQ:2017/10/06(金) 19:38:55
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171007/k00/00m/010/039000c
衆院選
玄葉元外相が無所属出馬へ「公認漏れ、心苦しい」

会員限定有料記事 毎日新聞2017年10月6日 18時30分(最終更新 10月6日 18時47分)

3511チバQ:2017/10/06(金) 19:41:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk15010215000c.html
<衆院選2017>自民、野党共闘に危機感 党本部と総力戦へ /新潟
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、県内の民進党系出馬予定者たちが続々と野党共闘態勢を築いていることに自民党が危機感を募らせている。2014年の前回衆院選では全6小選挙区のうち5選挙区で勝利した自民だが、野党票がまとまると劣勢を余儀なくされかねないためだ。自民の出馬予定者たちはしゃにむに選挙区を駆け巡り、党本部も二階俊博幹事長が10日の公示後、真っ先に新潟入りを模索するなど総力戦の構えで臨んでいる。【後藤結有、金沢衛、浅見茂晴】

 ◇死に物狂いで 3区・斎藤洋明氏

 「死に物狂いでやらせてもらう」。3区に出馬する自民前職、斎藤洋明氏(40)は5日朝、新発田市の事務所開きに集まった支援者に協力を呼びかけた。

 斎藤氏は前回衆院選で民主党(現民進党)の黒岩宇洋氏(50)に8300票差で敗退。比例復活したものの、県内の自民候補で唯一小選挙区の議席を逃した。その黒岩氏は、小池新党「希望の党」入りの方針を撤回して無所属出馬を決定。共産などの支援を取り付け、基礎票の上積みを狙っている。斎藤氏は「保守系の票を全部もらう気持ちでやらないと勝てない」と、建設業界など団体回りを必死に続けている。

 ◇一騎打ちか 6区・高鳥修一氏

 「大火で政治のありがたさを感じた。自民の力がなかったらどうなったか、ぞっとする」。5日、糸魚川市内であった6区の自民前職、高鳥修一氏(57)の事務所開き。来賓として訪れた同市の米田徹市長はエールを惜しまなかった。

 安倍晋三首相の最側近の一人で副内閣相などを歴任してきた高鳥氏は、昨年末の糸魚川大火の復興予算獲得で主導的役割を担った。その実績を背景に、高鳥氏は「地元の役に立てるのは政権与党だ」と強調。同市と長野県を結ぶ高規格道路、松糸道路の建設にも尽力すると訴えるなど支持固めに励んでいる。

 前回の三つどもえの戦いから今回は一騎打ちになる見通し。相手は再び梅谷守氏(43)。高鳥氏は5日、記者団の取材に対し「ずっと変わらず、ぶれずに自民党から出る」と民進党の事実上の分裂を皮肉った上で「3期の実績を積み重ねてきたことをご理解いただけるよう、まじめに真摯(しんし)に訴えかけていく」と気を引き締めた。

 ◇「弔い合戦」掲げ 5区・泉田裕彦氏

 自民党公認で5区からの出馬を決めた前知事の泉田裕彦氏(55)は、ようやく確保した長岡市笹崎の事務所で5日、事務所開きを行った。

 4区の加茂市出身である泉田氏は数日前に長岡市内に転居。事務所開きのあいさつでは「私は(長岡市も加茂市も同じ選挙区だった中選挙区時代の)旧3区の出身で、田中角栄先生の演説を聴いた最後の世代」とあいさつし、地元ぶりをアピール。その上で「皆さんに使っていただけるよう全力を尽くす」と地域密着姿勢を強調した。

 事務所開きには自民、公明の県議、長岡市議や企業関係者ら約50人が姿を見せた。後援会長に就任した丸山智長岡商議所会頭をはじめあいさつに立った全員が、旧山古志村最後の村長も務めた故長島忠美衆院議員の遺志を引き継ぐ候補と持ち上げ、「弔い合戦」の勝利を誓った。

 知名度抜群の候補を担いだ選対だが、選考過程での党内のしこりも引きずって準備に手間取り、同日までに責任者が決められなかった支部もある。選対顧問の星野伊佐夫県議は「チームワークでいこう」と危機感を募らせ団結を呼びかけた。

 一方、対立候補となる無所属の前魚沼市長、大平悦子氏(60)は同日、長岡市内であった自由党の森裕子参院議員の国政報告会に出席。民進や社民、共産の議員らに加え米山隆一知事も顔をそろえる中、森議員が「(野党統一候補が勝利した)昨年の参院選、知事選を再現しよう」と呼びかけた。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇前回14年衆院選小選挙区の野党票を合算すると多くの選挙区で自民票を上回る◇

       自民      野党計   うち民主

1区 ☆92656 < 104610  84573

2区 ☆70589 <  93722  70487

3区  74319 <  93833☆ 82619

4区 ☆77137 <  88030  74073

5区 ☆81176 >  60413  候補者なし

6区 ☆83638 >  75081  62766

 ※数字は公認候補の得票数。☆は小選挙区当選。

3512とはずがたり:2017/10/06(金) 19:42:56
今の流れだと地方のブロック、候補者少なくてスカスカなのに支持者盛り上がってて美味しそうですよね〜

立憲の左傾化にも一定の歯止めになるかも

3513チバQ:2017/10/06(金) 19:43:41
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100602000184.html
<衆院選>中曽根康隆さん自民比例北関東へ 分裂回避へ「苦渋の決断」
08:10東京新聞

 「苦渋の決断だ」-。十日公示、二十二日投開票の衆院選で、群馬1区から立候補する意向を表明していた新人の中曽根康隆さん(35)が五日、自民党公認で比例北関東に回ることを表明した。1区は同党公認の前職尾身朝子さん(56)=比例北関東=のほか、1区前職の佐田玄一郎元行政改革担当相(64)と中曽根さんが立候補を模索し、自民系が分裂する可能性が出ていた。党が分裂回避で調整した格好だが、佐田さんの動向もあり、今後は依然不透明だ。 (石井宏昌)

 前橋市内の事務所での会見で康隆さんは「小選挙区で自民党から立候補することを念頭に活動し、多くの方から背中を押され頑張ってきたが、党本部や党県連から再三にわたって比例での出馬要請があった」と経緯を説明。1区出馬断念について「新党が出るなど、1区の厳しい情勢を考えると、保守分裂の場合ではない」と述べ、何度も「自民党のため」と強調した。選挙戦では「(比例出馬を)決めた以上は、自民の候補として自分のできることを精いっぱいやる」と語った。

 今後の政治活動には「今は整理しないと考えられない」とした上で、「祖父(中曽根康弘元首相)や父(弘文元外相)の姿を見てきたので、自民党で、群馬の皆さんのために頑張りたい」と語った。

 1区の自民党公認をめぐっては昨春、党県連が佐田さんに代わる推薦公認候補の選考会を実施。康隆さんも候補の一人として検討した結果、尾身さんに決まった。

 しかし、康隆さんは先月二十一日に「状況が変わった」と自民党公認で1区から出馬を目指す意向を表明。「不退転の覚悟で挑む」と強調していた。

 1区では、民進党出身で希望の党へ合流した前職の宮崎岳志さん(47)、共産新人の店橋世津子さん(56)が出馬表明している。

◆希望合流の社民の2人推薦取り消し 1区宮崎さん、4区不破さん

 十日公示の衆院選で、社民党県連合は、民進党から希望の党へ合流した群馬1区の前職宮崎岳志さん(47)=比例北関東=と4区の新人不破弘樹さん(51)の推薦取り消しを決めた。

 社民党は民進党出身の宮崎さんと不破さん、3区の新人長谷川嘉一さん(64)の推薦を決めていた。しかし、社民党が新人高橋宣之さん(63)を擁立する群馬5区に、希望の党が対抗馬として新人猪口幸子さん(61)を立てることを受けて判断した。

 希望の党への合流を撤回し、立憲民主党から立候補する長谷川さんは引き続き推薦する。(石井宏昌)

3514チバQ:2017/10/06(金) 19:45:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk01010188000c.html
<衆院選2017>「安倍政権に終止符を」 共産、立憲 全道で共闘 /北海道
00:00毎日新聞

 10日公示の衆院選を巡り、共産党道委員会、立憲民主党北海道、社民党道連、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」は5日、道内全選挙区での候補者一本化に初めて合意した。関係者は「安倍政権に終止符を」と意気込んだ。これで、与党の自民・公明▽保守系野党の希望の党、維新▽リベラル野党の立憲民主・共産--の3極による選挙戦となる見通し。共産は7選挙区で候補者を取り下げ、各選挙区で2万〜3万票と言われる共産票の動向が選挙情勢に大きく影響する可能性がある。【衆院選取材班】

 共産が立候補を取り下げるのは、立憲民主公認の立候補予定者や無所属の逢坂誠二氏がいる1、3、4、6、8、10、11の各区。昨年4月の補選を野党共闘で戦った立憲民主の池田真紀氏が立つ5区は、元々擁立を予定していなかった。共産の候補が選挙区から出るのは、民進の立候補予定者が希望に合流した2、9、12の各区と、他に野党候補がいない7区となる。共産、立憲、社民の3党は、全12区で統一候補を支援する。

 3党と市民の風は5日、統一候補について、憲法9条改定に反対する▽立憲主義と民主主義の回復を目指す▽安保法制と共謀罪法の廃止を目指す--の3点で政策協定を結ぶことも決定。共闘して安倍政権と対決する。

 共産、立憲の両党道幹部は4日から断続的に協議を続け、5日に合意に至った。

 共産は比例道ブロック(定数8)に単独立候補する前職の畠山和也氏と合わせ、比例重複の予定だった3区新人の川部竜二氏の当選を目標に掲げており、一部では3区を川部氏に一本化する構想もあった。また立憲側が希望の党候補への配慮を伝え、共産側が反発する場面もあったが、公示まで1週間を切った中で両党が妥協したと見られる。

 ただ、各選挙区での共産、立憲両党の「相互支援」の内容には、不明確な点も残る。立憲と組織が重なる民進党道連はすでに共産候補の対抗馬となる2、9、12各区の希望候補の支援を決めており、立憲の荒井聡代表代行は記者会見で「『すみ分けた』のが一番の協力」と話した。立憲候補の一人は「二重人格でやるしかない」と指摘する。

 立憲の支持母体になる見通しの連合北海道は共産への推薦に抵抗があり、各党とも相互に推薦は出さないことも決めた。

 ◇自公「野合」強く批判 希望は票の分散を懸念

 共産、立憲民主の両党と7選挙区で一騎打ちとなるなど対決の構図が鮮明になった自民、公明両党は、今回の協定について「野合」と批判を強めた。一方、共産候補と争う希望の党の関係者の間では、票分散を懸念する声が出た。

 自民党道連の長谷川岳・選挙対策本部長は「民進には(政策的)幅広さがあったが、立憲民主と共産に無党派層がどう反応するかわからない」と指摘。「厳しい選挙になるので、気を引き締めなければいけない」とも語った。公明党道本部関係者は「希望に行けず、結果的に立憲民主に入った候補が多い。右往左往した結果の野合だ」と批判した。

 希望公認の4人のうち2、9、12区の3人は民進からの合流で、立憲民主とは支持基盤が重なる。希望から立候補を予定する陣営関係者は、今回の共闘について「民進支持者のうち革新層は共産に流れかねない。比例でも(希望でなく)リベラルへの追い風になる可能性がある」と警戒する。原発への反対姿勢など共通政策を訴える一方、保守層への浸透を目指す考えだ。

3515チバQ:2017/10/06(金) 19:48:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710050199.html
【衆院選】連合混迷…民進党分裂で「また裂き状態」に? 民進出身者の個別支援を確認
10月05日 23:34産経新聞

 連合は5日の中央執行委員会で、支持政党の民進党の分裂を受け、今月の衆院選では特定政党を支持せず、すでに推薦を決めた民進党出身者らを個別に支援する対応方針を確認した。今後の政党支持に関しては選挙後に議論するが、傘下の産別労組によって支持政党が分かれる「また裂き状態」に陥る可能性もある。

 衆院選対応方針では、推薦決定した者が希望の党や立憲民主党の公認を受けたり、無所属で出馬したりした場合、いずれも推薦を継続すると明記した。ただ、民進党の前原誠司代表が希望の党への合流を表明した9月28日以前に離党届を出したケースに関しては、推薦取り消しを念頭に「厳正に取り扱う」と定めた。

 方針に沿えば、おおまかな方向として官公労は立憲民主党、民間労組は希望の党の候補を推す流れができそうだ。衆院選の結果によっては、平成11年の連合大会で確認した「民主党(現民進党)基軸」の姿勢の転換に至る可能性もある。

 神津里季生会長は5日の記者会見で、衆院選後に決める方針に関し「結果を見ないと何とも言えない」と語り、特定政党支持を見送る余地を否定しなかった。

 もっとも平成元年の結成直後の連合は、官公労主体の旧総評系が社会党、民間中心の旧同盟系が民社党をそれぞれ支持していた。旧同盟系労組関係者は「政治的主張の違いを乗り越えた『労働戦線統一』が連合結成の大義だった。産別ごとに支持政党が分かれることには何ら問題はない」と語った。(松本学)

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171006k0000m010150000c.html
<衆院選>連合、特定政党支持せず 組織分裂懸念も
10月05日 21:30毎日新聞

 連合は5日、民進党が事実上解党したことを受けて臨時の中央執行委員会を開き、衆院選では特定の政党を支持せず、既に推薦していた民進出身の候補者を個別に支援する方針を正式に決めた。民進の前議員が希望の党、立憲民主党、無所属と三つに分裂して立候補するため、衆院選の結果とその後の情勢次第では最大の支持団体・連合も分裂含みになりかねず、組織内に懸念が高まっている。

 連合の神津里季生会長はこの日の会合後の記者会見で、民進、希望の合流について「国民が『安倍1強』でない受け皿を求めていたのは事実」と改めて理解を示した。だが、希望代表の小池百合子東京都知事が民進出身者の一部を「排除」したことには「不本意だ」と明言。「希望も立憲民主も立ち上がったばかりで、(政策などの)見極めがつかない」と述べ、連合全体での支援を見送った理由を説明した。

 連合の組織候補も3分裂しており、自動車総連出身の古本伸一郎氏(愛知11区)は希望に合流。運輸労連が支援する赤松広隆氏(愛知5区)は立憲民主に参加した。また、電機連合が支援する平野博文氏(大阪11区)は無所属で出馬する。

 連合は4、5両日、東京都内で2年に1度の定期大会を開いたが、衆院選へ準備してきた産別や地方組織は混乱。希望合流を決めた民進党の前原誠司代表に対して「党を壊したかったのか」(四国の地方組織職員)と批判も漏れる。自動車総連関係者は「選挙戦で各党が違いを強調するのに、選挙区ごとに応援する党が違うと、組織として矛盾を抱えてしまう」と苦渋の表情を浮かべた。【樋口淳也】

3516さきたま:2017/10/06(金) 19:52:38
>>3510
2017.10.6 16:36
【衆院選】
玄葉光一郎元外相が無所属出馬へ 希望との公認調整役「漏れた方々の立場…心苦しい」
http://www.sankei.com/politics/news/171006/plt1710060083-n1.html

 民進党の玄葉光一郎元外相は6日、福島県須賀川市で開かれた地元支援者らとの会合で、衆院福島3区に無所属で立候補すると表明した。

 玄葉氏は希望の党の若狭勝前衆院議員との間で公認調整を担っている。会合で「(民進党系で)公認に漏れた方々の立場を考えた時、非常に心苦しい」と述べ、自らは公認を受けずに無所属を選ぶ理由を説明した。

3517チバQ:2017/10/06(金) 19:53:37
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710060000681.html
立憲民主党の公認候補62人発表「枝野原則」採用
[2017年10月6日19時8分]
 立憲民主党の枝野幸男代表は6日、国会内で会見し、衆院選小選挙区に擁立する公認候補62人を発表した。ほとんどが民進党出身だが千葉5区には元朝日新聞編集委員の山田厚史氏(69)が新人公認候補となった。今後、比例区など若干名が増える予定という。

 前原誠司・民進党代表が希望の党への合流を提案した先月28日の両院議員総会まで立候補予定者だった「仲間」には、希望の党に合流していても、立憲民主党から対立候補者を擁立しない「枝野原則」を採用した。枝野氏は埼玉5区で希望の党から対抗馬を立てられたが「安倍政権を倒す同じ思いのみなさんですので、民進党の理念、政策を持つ候補にはあえて(対立候補を)ぶつけない」とした。

 枝野原則は、民進党出身で希望の党から出馬予定だった候補の選挙区に、立憲民主党の候補が新たに出馬すれば、票が割れ、自民党候補を利するため、今回は競合を避けたものとみられる。立憲民主党以外の民進党出身者との連携の意識があるのか問われた枝野氏は「違います」と否定した。

 62人という数について、枝野氏は「これだけ多くみなさんに集まっていただけるとは2日の結党時は想定していなかった。責任の重さを感じている。まっとうに真っ正直に戦っていく」と話した。選挙後の首班指名については「私が勝ち抜かせていただければ、枝野幸男と書いていただく」とした。

 希望の党の「ユリノミクス」などの公約については「まだ拝見していない」。首班指名で書く議員を明らかにしていない希望の党の対応を問われたが「選挙になれば討論もある。(今は)特定の政党のことについて申し上げる段階ではない」とした。

3518チバQ:2017/10/06(金) 19:54:35
http://www.sankei.com/west/news/171006/wst1710060050-n1.html
2017.10.6 13:35
【衆院選】
民進福井県連「安倍政権打倒」の“大義”のため野田氏擁立断念 希望が別候補公認、「降りてください」と…
 10日に公示される衆院選で、民進党福井県連は5日、福井市内で記者会見を開き、福井1区で予定していた県議で県連副代表の野田富久氏(70)擁立を断念すると発表した。希望の党が1区で元県議の鈴木宏治氏(43)を公認し、野田氏の公認を見送ったことを受け、反安倍政権の候補者一本化のためとした。会見で野田氏は希望の党の政策協定書に同意できない点があったとも説明し「安倍政権打破という大義はある。若い人に委ねる」とした。

■防衛相を辞任した稲田朋美氏も福井1区…

 同県連は同日、幹事会を開き、野田氏擁立の可否について協議。野田氏は立憲民主党から出馬する意向を示し、別途後援組織との会合を開いた。野田氏の考えを支持する声もあったが、政権交代のためには反自民の勢力をそぐべきではないという意見も多かったという。

 また、野田氏は希望の党が示した政策協定書の中で、外国人の地方参政権反対や憲法改正などについて「距離があり、いずれにせよサインはできなかった」と述べた。

 鈴木氏からは4日夜、電話があり「(希望の党の)公認を受けたので、降りてください」と求められ、5日昼に面談した際にも同様の要請があったという。

 同県連の山本正雄代表は「注目区でもあり候補者擁立を進め、野田氏が決断してくれたのに、擁立できず残念だ」と話した。野田氏は県連の役職から退く意向を示し「断念することをお許しいただきたい」と陳謝した。

3519さきたま:2017/10/06(金) 20:22:40
>>3516
民進・玄葉氏、無所属で立候補へ 公認交渉の責任取り
2017年10月6日19時16分
http://www.asahi.com/articles/ASKB65KKLKB6UGTB01M.html

 民進党の玄葉光一郎元外相は6日、福島3区から無所属で立候補すると明らかにした。玄葉氏は希望の党との間で公認の交渉作業を担当。「(民進側で)公認漏れになった方々をたくさん出してしまった。心苦しいし、潔しとしない」と述べ、責任を取って無所属で立つ考えを示した。

 福島県須賀川市であった記者会見で語った。玄葉氏は当選8回。衆院選に無所属で立候補するのは、初当選した1993年以来になる。

 無所属で当選した場合、希望への合流について、玄葉氏は「基本はそういうことかなと思う。虚心坦懐(きょしんたんかい)に考えたい」と述べた。

3520名無しさん:2017/10/06(金) 20:55:25
心苦しい(大嘘)

3521とはずがたり:2017/10/06(金) 21:02:17
(嘘でも)心苦しいと苦衷の表情できる玄葉>>>>平然と想定内と嘯く前原っすね、、

3522さきたま:2017/10/06(金) 21:28:13
>>3521
同意です。
心中がどうであろうが、玄葉の方が百倍マシ。

3523旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/10/06(金) 21:29:29
自分は国会で散々野次ってたじゃんね。

安倍首相へのやじにピリピリ=演説場所、急きょ変更-自民【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100601268&g=pol
 自民党が、安倍晋三首相(党総裁)に対する街頭でのやじに神経をとがらせている。首相は6日、JR国分寺駅前など東京都内2カ所の街頭で演説したが、安倍政権に批判的な人たちが集結するのを避けるため、党のホームページなどでの事前告知を行わなかった。
 7月の東京都議選で首相の演説時に一部聴衆から「帰れ」コールが発生。首相は「こんな人たちに負けるわけにいかない」と反発し、批判を浴びた経緯がある。
 首相は5日にも、当初予定していた川崎市の演説場所を急きょ変更。インターネット交流サイト(SNS)上に、現場でのやじを呼び掛ける書き込みが相次いだためとみられる。
 6日の街頭演説では、首相側の対応が功を奏したのか、聴衆の一部が「お前が国難」と記したプラカードを掲げたものの、やじは目立たなかった。演説を終えた首相は雨の中、聴衆に歩み寄ってハイタッチに応じていた。(2017/10/06-20:47)

3524旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/10/06(金) 21:30:56
四国なし。北信越も1人か。

立憲民主、1次公認62人=民進出身者と競合避ける【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100601218&g=pol
 立憲民主党は6日、衆院選(10日公示、22日投開票)の第1次公認として、小選挙区に62人を擁立すると発表した。近く比例代表単独候補を追加する。
 希望の党は先に、立憲の枝野幸男代表らに対抗馬を擁立。しかし、立憲側は、希望に合流した民進党出身者との競合を避けたいとして、報復的な対抗馬擁立を見送った。
 候補者は次の通り。(敬称略、前=前職、元=元職、新=新人)
 【北海道】1区 道下大樹=新▽3区 荒井聡=前▽4区 本多平直=元▽5区 池田真紀=新▽6区 佐々木隆博=前▽10区 神谷裕=新▽11区 石川香織=新【宮城】1区 岡本あき子=新
 【群馬】3区 長谷川嘉一=新【埼玉】3区 山川ゆりこ=新▽5区 枝野幸男=前【千葉】2区 樋口博康=新▽3区 岡島一正 元▽5区 山田厚史=新▽6区 生方幸夫=元▽7区 石塚さだみち=新▽13区 宮川伸=新【神奈川】1区 篠原豪=前▽2区 高橋野枝=新▽4区 早稲田夕季=新▽7区 中谷一馬=新▽12区 阿部知子=前【山梨】2区 小林弘幸=新
 【東京】1区 海江田万里=元▽2区 松尾明弘=新▽4区 井戸正枝=元▽5区 手塚仁雄=元▽6区 落合貴之=前▽7区 長妻昭=前▽8区 吉田晴美=新▽10区 鈴木庸介=新▽11区 前田順一郎=新▽13区 北條智彦=新▽16区 初鹿明博=前▽18区 菅直人=前▽19区 末松義規=元▽22区 山花郁夫=元▽24区 高橋斉久=新▽25区 山下容子=新
 【新潟】1区 西村智奈美=前【静岡】1区 青山雅幸=新▽7区 日吉雄太=新【愛知】1区 吉田統彦=元▽3区 近藤昭一=前▽5区 赤松広隆=前
 【大阪】1区 村上賀厚=新▽2区 尾辻かな子=新▽5区 長尾秀樹=新▽6区 村上史好=元▽8区 松井博史=新▽10区 辻元清美=前▽13区 姜英紀=新▽16区 森山浩行=元【兵庫】6区 桜井周=新
 【島根】1区 亀井亜紀子=新【岡山】1区 高井崇志=前【山口】3区 坂本史子=新【福岡】1区 山本剛正=元▽3区 山内康一=元【熊本】4区 矢上雅義=元【大分】3区 横光克彦=元【鹿児島】1区 川内博史=元(2017/10/06-20:55)

3525岡山1区民:2017/10/06(金) 21:48:42
>>3524
比例四国は武内則男が出るみたいですけど

3526チバQ:2017/10/06(金) 21:50:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/136872/
「民進」肩書外し共闘 道内8選挙区、自公と対決へ
10/06 05:00
協定調印式で、つないだ手を掲げる(左から)荒井氏、市民団体「市民の風」の上田文雄共同代表、青山氏、社民党道連の浅野隆雄幹事長=5日、札幌市北区の北海道自治労会館
協定調印式で、つないだ手を掲げる(左から)荒井氏、市民団体「市民の風」の上田文雄共同代表、青山氏、社民党道連の浅野隆雄幹事長=5日、札幌市北区の北海道自治労会館
協定調印式で、つないだ手を掲げる(左から)荒井氏、市民団体「市民の風」の上田文雄共同代表、青山氏、社民党道連の浅野隆雄幹事長=5日、札幌市北区の北海道自治労会館


 立憲民主、共産、社民の野党3党による候補一本化が、公示5日前の5日にまとまり、道内12小選挙区のうち八つで「自民、公明両党」対「統一候補」による事実上の一騎打ちとなる見通しとなった。打倒安倍政権を掲げる3党は護憲や安全保障関連法の廃止などを訴えて戦いを挑む構えで、与党からは批判と不安の声が交錯した。

 民進から立憲民主に参加する前職、元職、新人の8人全員が統一候補になる一方、立憲民主の「空白区」である4選挙区は共産が候補者を出す。立憲民主党北海道の荒井聡代表代行は、5日の調印式後に行われた記者会見で「選挙区をすみ分けることが最大の選挙協力だ」と成果を強調した。

 民進党道連は、希望の党に合流した3人を含む候補予定者11人全員の支援を決めた上で共産との一本化協議に臨んだ。だが、共産党道委員会は憲法観が異なる希望の党は「共闘の対象にならない」(青山慶二委員長)として対抗馬を出す方針を崩さず、協議は難航した。

 関係者によると、詰めの交渉に臨むにあたって、民進党道連幹部は「立憲民主党の責任者」としてテーブルに着いたという。民進の肩書を外すことで、希望の党入りした3人を対象から外した格好だ。互いの選挙協力について書かれた協定書にも「民進党」の文字は一切なく、荒井氏は立憲民主の立場で、共産、社民、市民団体の代表者と調印式に臨んだ。

 立憲民主側は、候補を1人も取り下げずにすみ、共産も当初主張した3選挙区を上回る4選挙区で自前の候補を出すことができる。記者団に対し、荒井氏は「この形しかなかった」と述べ、青山氏も「納得のいく結論を出せた」と満足げな表情を見せた。

 具体的な相互支援策については「これから議論していく」(荒井氏)と手探り状態だ。それでも共産は各選挙区で約2万票の基礎票があるとされるだけに、統一候補の誕生で選挙情勢は大きく変わりそうだ。

 土壇場で成立した野党共闘に対し、自民党道連の長谷川岳会長代行は5日の北海道新聞社主催の討論会で「立憲民主は共産と連立政権を目指すのか、批判政党でいくのか」と指摘した。別の党道連幹部は道内小選挙区の情勢について「かなり厳しくなる」と漏らした。(報道センター 五十嵐知彦、本郷由美子)

3527チバQ:2017/10/06(金) 21:52:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00025787-mbcnewsv-l46
いざ!秋の陣 鹿児島4区
10/6(金) 19:12配信 MBC南日本放送
いざ!秋の陣 鹿児島4区
鹿児島4区で予想される顔ぶれや構図などを紹介。

4区は、大隅・熊毛の旧5区に、旧4区から霧島市が加わりました。
自民党前職の森山裕さんと社民党新人の野呂正和さんの2人が立候補を表明しています。

自民党前職の森山裕さんは鹿屋市出身の72歳。
2004年に旧5区の補欠選挙で初当選し、これまで5期務めました。財務副大臣や農林水産大臣などを歴任し、現在、党の国会対策委員長と県連会長を務めています。
消費増税による幼児教育の無償化や選挙区の基幹産業である農林水産業の振興などを訴えています。

(森山氏)「大隅、霧島、熊毛の元気が日本の未来を開くと訴え続けてきた。時間を見つけては現場に立ち、あぜ道で皆さんの意見を聞き、そして政策に反映をさせていくという努力を今までどおりずっと続けていきたいと思う」


社民党新人の野呂正和さんは曽於市出身の66歳。
県高等学校教職員組合の執行委員長などをへて、現在は、党県連合の副代表を務めています。
3年前の前回の衆院選では、旧4区で落選しましたが、今回、共産党との選挙協力で候補の一本化が実現し、出馬します。憲法改正阻止や子育て支援の充実などを訴えています。

(野呂氏)「今回、共産党の方々のご協力をいただけると、それから市民団体のオール鹿児島の方々のご協力やご支援をいただいている。多くの方々の、安倍政治はやっぱりだめだという思いを、様々な角度で私も取り組み、訴えたいと思う」

旧5区ではこれまで森山さんが10万票前後を獲得し、共産党候補を破ってきました。
今回、共闘する社民・共産や市民グループが、厚い保守地盤を崩せるかが鍵となります。

霧島市は、これまで自民党前職の小里泰弘さんが親子2代にわたって地盤としてきましたが、区割り見直しで小里さんが3区から出馬するために離れました。

有権者がおよそ10万3000人と、選挙区のおよそ3割を占める大票田だけに、両陣営とも食い込みに必死です。

森山さんは、鹿屋市と曽於市のほかに、霧島市にも事務所を開設。霧島青年会議所の式典や霧島市長選挙に向けた現職の事務所開きに参加するなど、積極的に動いています。

一方、野呂さんは唯一の事務所を霧島市に開設しました。去年8月から霧島市を中心に一軒一軒を回るローラー作戦を続けていて、浸透を図っています。

4区は保守の厚い地盤に、非自民が結集して挑む構図で前哨戦が繰り広げられています。

MBC南日本放送 | 鹿児島

3528チバQ:2017/10/06(金) 21:53:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00025734-mbcnewsv-l46
いざ!秋の陣 鹿児島1区
10/3(火) 19:12配信 MBC南日本放送

MBC南日本放送
鹿児島1区の選挙区の立候補予定者や顔ぶれについてお伝えします。

立候補を表明しているのは、自民党前職の保岡興治さん、立憲民主党からの出馬を表明した元職の川内博史さん、日本維新の会の元職の山之内毅さん、共産党新人の山口広延さんに、無所属新人の宮崎一博さんの5人です。

自民党・前職の保岡さんは、党の憲法改正推進本部長を務めています。
再編で揺れ動く野党に対し、与党としての政策の継続、そして憲法改正などを訴え、14回目の当選を目指します。

元職の川内さんは、当初、民進党が合流に向けた調整を進めている「希望の党」への参加を希望していましたが、新党「立憲民主党」への参加を表明しました。
自民党への対決姿勢を明確にしながら、返り咲きで6回目の当選を目指します。

日本維新の会元職の山之内さんは、2012年に比例復活で初当選しましたが、前回、議席を失いました。地方分権や教育無償化などを訴えています。

共産党新人の山口さんは、通算4回目の挑戦で、憲法改正の阻止や賃上げによる経済の活性化などを掲げています。

無所属新人の宮崎さんは、国政初挑戦です。税理士の経験から、中小企業の育成などを政策の柱として掲げています。

鹿児島1区では保岡さん、川内さん、山之内さんの3人が前回、前々回も戦い、保岡さんに軍配が上がりました。今回も激しい戦いとなりそうです。

(保岡氏)「短期決戦ですから、最後まで力を尽くして選挙区の方と一体となる選挙をしたい。希望の党も、改憲勢力の一翼を担うと言っている。日本の将来を大いに議論して憲法改正の第一歩、最初の改正を目指したい」

(川内氏)「日本国憲法が理想とする国の姿を作っていこうという、総選挙にしなければならない。立憲民主党に身を置いて、これまでの主張をしていきたい」

(山之内氏)「税金が有効に使われて、政治を信頼しているかが大きなポイント。鹿児島は子育て、貧困率がワースト3位か2位。教育無償化という若い世代への投資が必要ではないか」

(山口氏)「安保法制廃止、憲法改正を許さないという人たちが全国で声をあげてきた。市民と野党の共闘を求めてきた。みなさんの願いを野党共闘に託して欲しい」

(宮崎氏)「世代交代。若い人たちに任せて欲しい。鹿児島で稼いだお金は鹿児島で自由に使えるような、国と地方公共団体との関係、それは税制ということ。そういうのを考えている」

MBC南日本放送 | 鹿児島

3529名無しさん:2017/10/06(金) 21:53:16
連合、股裂きで苦慮=内部に溝、結束不透明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000172-jij-pol

連合、股裂きで苦慮=内部に溝、結束不透明【17衆院選】
10/6(金) 20:50配信
63
時事通信
 民進党が事実上解党し、希望の党と立憲民主党に分かれて衆院選を戦うことになったことで、民進党最大の支持団体である連合が「股裂き状態」に陥っている。もともと民間労組と官公労が「同居」する連合は、保守系からリベラル系まで幅広く、選挙後に分裂含みとなる可能性もある。
 希望の小池百合子代表(東京都知事)は6日、民進党の前原誠司代表とともに連合本部を訪問し、神津里季生会長に支援を要請。この直後、立憲民主党の枝野幸男代表も訪れて神津氏に協力を求めた。神津氏は「決めた方針にのっとって、どちらの党にいても無所属でも、連合推薦候補を全力を挙げて支援していく」と小池氏らに説明した。
 連合は5日、衆院選について、特定政党の支援を見送り、民進党出身者らを個別に支援する方針を確認。支持政党については選挙後に判断することにした。
 連合としては、希望による民進候補の全員公認が合流の条件だった。しかし、小池氏が憲法改正への賛成などを「踏み絵」としたため、枝野氏らリベラル系議員が反発し、立憲民主党を旗揚げした。
 衆院選では連合組織内候補が別々の党で戦うことになる。自動車総連が推す古本伸一郎氏(愛知11区)は希望に合流。私鉄総連が支援する辻元清美氏(大阪10区)は立憲民主党に入った。電機連合の平野博文氏(大阪11区)は無所属で戦う。
 約680万人の組合員を抱える連合は日本最大の労組の全国組織。1989年に旧社会党系の日本労働組合総評議会(総評)と、旧民社党系の全日本労働総同盟(同盟)を統合する形で発足した。ただ、官公労主体の総評系と民間中心の同盟系の間に横たわる溝は約30年たっても埋まったとは言い難い。引退したリベラル系重鎮議員は「連合は同盟支配」と常々、不満を口にしていた。
 衆院選の争点である安全保障法制や改憲をめぐって、希望、立憲民主両党の立場には隔たりが大きい。連合が候補者単位とはいえ、両党の候補者を支援することは「政策的には矛盾」(民進党関係者)といえる。連合幹部は「人間に右手と左手があるように、連合にも右手と左手がある。組織が分裂しなければ大丈夫」と平静を装うが、選挙後も結束を保てるかは不透明だ

3530チバQ:2017/10/06(金) 21:54:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00010017-minyu-l07
いわき市長選の余波...どう影響 自民系分裂、一体化の動き注視
10/6(金) 14:06配信 福島民友新聞
 衆院選福島5区の主戦場となるいわき市では、自民党系が分裂した市長選のしこり解消を図るが、その影響は根強い。党いわき総支部は5日、同市で開いた三役会・党紀委員会合同会議で決定した対応をその日のうちに撤回するなど混迷が続いた。
 自民系の候補者同士が争う市長選は2005(平成17)年から4度続いている。9月に行われた市長選では、自民系の市議会第2会派「清政会」(9人)が再選した現職清水敏男氏を支援。
 一方、最大会派「志帥会」(11人)は元職の渡辺敬夫氏を支持した。市長選ではチラシや印刷物などによる批判の応酬が目立ち、総支部は混乱収束に動いた。
 9月下旬の三役会では、顧問から意見を聞いた。衆院選に出馬表明している福島5区総支部長の吉野正芳氏は「将来を考え、厳しい処分にすべきでない」とし、総支部としての修復を求めた。顧問の森雅子参院議員と名誉顧問の岩城光英元参院議員も同様の考えだった。
 5日の合同会議では、青木稔いわき総支部長の提案で、両会派の市議全員に誓約書を提出させて組織の一体化を図る案がいったんは承認されたが、その約1時間後には、内容を再検討することとなった。
 志帥会の市議向けの誓約書には、市長選での「おわび」も含まれる予定だったが、「衆院選直前の大事な時期で、おわびより一致団結するのが先決では」との声があり、再調整を迫られたとみられる。
 長年にわたる分裂が今回の衆院選を戦う中で修復に向かうのか。関係者は神経をとがらせている。

福島民友新聞

3531チバQ:2017/10/06(金) 22:34:05
>>3525
ありがとうございます!


3564 さきたま 2017/10/06(金) 21:55:43
>>3560
この記事ですね。他のところに貼ってあるかもしれませんが。

2017.10.05 08:15
民進党高知県連・武内則男氏が立憲民主党で比例四国へ
http://www.kochinews.co.jp/article/130168/
民進党高知県連の代表代行で元参院議員の武内則男氏(59)が4日、枝野幸男元官房長官が代表を務める立憲民主党から衆院選の比例代表四国ブロック(定数6)に出馬する意向を明らかにした。武内氏の出馬が決まれば、同党で四国初となる。

3532とはずがたり:2017/10/06(金) 22:48:44
>>3458(大阪) >>3373民主他×共産 >>3342 >>3214(東京) >>3115注目道県選挙区抜粋 >>3455(北海道)

■愛知県
1 吉田 立民=共産立てず / 佐藤 希望[減]
2 古川 希望=割りとリベラル / 酒井 共産
3 近藤 立民=共産元々立てず <余語 希望[減]>
4 西田 共産 <牧 希望[進]>
5 赤松 立民=共産立てず <野々部 希望>
6 平山 社民 <森本 希望[進]>
7 山尾 無所属=共産/希望立てず
8 伴野 無所属? 何故か希望公認出ず
9 岡本 希望[進]
10 安井 希望[進] / 杉本 維新
11 古本 希望[進]=安定感
12 重徳 無所属? 選挙強いのに何故か希望公認出ず
13 大西 希望
14 田中 希望
15 関 希望

中日新聞の愛知の図,見易いな〜。

候補者を譲り合った社共だけど愛知は社民が1から6へ移ったので調整は出来なかったみたいだ。

希望、立憲、無所属に3分断 民進迷走「王国」は瓦解
2017年10月5日 紙面から
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017100502000285.html

http://tohazugatali.soragoto.net/news/PK2017100502100163_size0.jpg

 衆院選を前に分裂した民進党。わずか一カ月前、党県連に十五人いた公認候補は、希望の党、立憲民主党、無所属に三分された。希望への合流を望んだ伴野豊、重徳和彦両氏はいまだ希望の公認を得られず、中ぶらりんの状態。政権交代を果たした二〇〇九年衆院選で県内十五選挙区を制覇した「民主(民進)王国」の瓦解(がかい)は否めない。
 「本当にいろいろと考え、悩んだが、自分がいるのはやっぱりここ(希望の党)じゃないと思い、決断した」
 民進党副代表だった近藤昭一氏は四日、県庁で会見を開き、立憲民主から愛知3区に出馬することを正式に表明した。
 複雑な胸中を隠さなかった。「一緒にやってきた仲間が分断されてしまった。参院や地方議会の議員、党員やサポーターも置き去りになり、申し訳ない」
 希望が三日に発表した一次公認では、県内九選挙区で、旧民進候補の希望入りが決定した。希望の「排除の論理」に反発し、立憲民主入りを表明した近藤氏ら三人に、希望は対立候補を擁立する。
 より厳しい立場に置かれているのが、希望の一次公認リストから漏れた二人だ。
 愛知8区の伴野氏は四日朝、阿久比町での街頭演説後に報道陣の取材に「平常心だ」とだけ答えた。陣営は三日夜に選対会議を開き、今後あるとされる希望の二次公認を待つ方針を確認した。
 愛知12区の重徳氏は三日夜の取材に「二次公認が出るなら受けるが、出ないのであれば無所属で堂々と戦う」と話した。
 もともと民進でも、比例に重複立候補はせず、背水の陣を敷くつもりだった。陣営幹部は「一票でも負けたら落選という状況に変化はない。二次公認も待ちながら、無所属での活動準備も進める」と語った。
 民進を離党した愛知7区の山尾志桜里氏は無所属で出馬する。四日、大府市での取材に「安倍政権に立ち向かう勢力を一つにするのが希望への合流の最大の狙いだったはず」と、希望、立憲民主に分かれた古巣の迷走を案じた。
 発足間もない希望には地方組織がない。民進党県連事務局(名古屋市東区)では、民進から希望に合流した公認候補の届け出書類の確認手続きに追われている。
 事務局幹部は「希望の事務手続きを手伝うのは心中複雑だが、われわれは民進の党本部から与えられた仕事をするだけ」と話す。
 地方議会でも、「希望」系と「立憲民主」系に分断することを懸念する声が上がっている。党県連幹事長の塚本久県議は「国会議員の所属が分かれても、せめて地方議会では一つにまとまるべきだ」と訴える。
 (衆院選取材班)

3533チバQ:2017/10/06(金) 23:09:03
>>3474

 衆院選立候補を取りやめると表明した民進党の野田富久氏。五日昼すぎまでは立憲民主党から出馬する考えだったが、支援を受ける自治労の役員から希望の党と立憲民主が争うことで「結果が惨めなものになるのは本人にも組織にもしのびない」と言われたことが決断の決め手になったと明かし涙を見せた。



自治労の人、正直だけど辛辣だなあ
よい候補が見つからないから責任とって負け戦だけど出馬を決めたような方だけど、それでも一度出馬を決めると『出たい』っ気持ちが強くなるんですかね?

3534さきたま:2017/10/07(土) 06:41:02
2017.10.7 00:34
【衆院選】社民が比例順位決定
http://www.sankei.com/politics/news/171007/plt1710070013-n1.html
 
 社民党は6日の常任幹事会で、衆院選比例代表各ブロックの名簿順位を決めた。順位は次の通り。(「前」は前職、「元」は元職、ほかは新人。比例単独は「単」と表記。敬称略)

 北海道=(1)豊巻絹子(単)▽東北=(1)渡辺敏雄(1)遠藤陽子(3)三上武志(単)▽北関東=(1)池田万佐代(1)高橋宣之▽南関東=(1)佐々木克己(1)皆川真一郎▽東京=(1)小糸健介▽北陸信越=(1)山崎彰(1)中川博司▽東海=(1)平山良平▽近畿=(1)服部良一(元)(1)小坂淑子▽中国=(1)福原宗男▽四国=(1)藤田伸二▽九州=(1)照屋寛徳(前)(1)吉川元(前)(1)竹内信昭(1)和田要(1)野呂正和

3535さきたま:2017/10/07(土) 06:46:26
2017.10.7 00:33
【衆院選】共産、比例順位を発表 計65人
http://www.sankei.com/politics/news/171007/plt1710070009-n1.html

 共産党は6日、衆院選比例代表各ブロックの名簿順位を発表した。比例代表は単独候補と選挙区との重複者を合わせて計65人となった。各ブロックの名簿順位は次の通り。(「新」は新人、表記なしは前職。☆は選挙区との重複立候補。敬称略)

 北海道=(1)畠山和也(2)川部竜二(新)(3)金倉昌俊☆(新)(4)本間勝美(新)(5)佐々木明美(新)▽東北=(1)高橋千鶴子(2)舩山由美(新)(3)吉田恭子☆(新)(4)松井秀明(新)▽北関東=(1)塩川鉄也(2)梅村早江子☆(3)大内久美子☆(新)(4)店橋世津子☆(新)(5)小池一徳(新)▽南関東=(1)志位和夫(2)畑野君枝☆(3)斉藤和子☆(4)岡崎裕☆(新)(5)大西航☆(新)(5)宮内現☆(新)(5)若林靖久☆(新)(8)今村あゆみ(新)

 東京=(1)笠井亮(2)宮本徹☆(3)池内沙織☆(4)谷川智行(新)(5)原純子☆(新)(6)飯田美弥子☆(新)(7)坂井和歌子(新)(8)冨田直樹(新)(9)石沢憲之(新)(10)岸武志(新)▽北陸信越=(1)藤野保史(2)西沢博(新)(3)長瀬由希子(新)(4)坂本洋史☆(新)(5)伊藤誠(新)▽東海=(1)本村伸子(2)島津幸広(3)中野武史(新)(4)大野宙光(新)(5)山越徹☆(新)

 近畿=(1)穀田恵二☆(2)宮本岳志(3)清水忠史☆(4)堀内照文☆(5)渡部結☆(新)(6)平松順子☆(新)(6)地坂拓晃☆(新)(6)井上良子☆(新)(6)原矢寸久☆(新)(10)斉藤幸子(新)(11)三和智之(新)▽中国=(1)大平喜信(2)垣内京美☆(新)(3)藤本一規(新)(4)岩田剛(新)▽四国=(1)白川容子(新)(2)島崎保臣(新)▽九州=(1)赤嶺政賢☆(2)田村貴昭☆(3)真島省三☆(4)松岡勝(新)(5)山下魁(新)(6)益田牧子(新)

3536さきたま:2017/10/07(土) 06:48:11
626: さきたま :2017/10/07(土) 06:38:43
2017.10.7 00:24
【衆院選】共産など野党3党 241選挙区で候補一本化
http://www.sankei.com/politics/news/171007/plt1710070008-n1.html
 
 共産党の小池晃書記局長は6日の記者会見で、衆院選の全国289選挙区のうち241で立憲民主、社民両党や無所属などと候補者を一本化したと明らかにした。候補者の所属は共産党164、立憲民主党42、社民党13、無所属22。

 共産党は今月に入って選挙区で64人の公認候補を取り下げた。このほか民進党の公認予定者との調整も含めて16選挙区は擁立を見送っていた。

 小池氏は「安倍政権の暴走を止めるため、野党勢力が力を合わせて戦っていく体制はできた」と強調した。

 共産党が野党候補の一本化のために立候補を取り下げた選挙区は次の通り。

 北海道1、3、4、6、8、10、11区。岩手3区。宮城1、2区。福島1区。栃木2区。群馬3区。埼玉3、5、13区。東京1、2、5、6、7、16、18、21区。千葉3、5、6区。神奈川1、4、6、7、15区。新潟1、3、4、5、6区。長野1、2、5区。愛知1、5区。三重1、2区。滋賀1、2区。大阪2、9、11、16区。兵庫6、9区。島根1区。岡山1区。広島3区。山口3区。香川3区。高知2区。福岡11区。熊本2、4区。大分3区。鹿児島1、4区。

 共産党が野党勢力との調整で候補擁立を見送った選挙区は次の通り。

 北海道5区。岩手2区。宮城5区。神奈川12区。富山2区。静岡3区。愛知3、7区。大阪6、10区。香川1区。熊本1区。大分2区。沖縄2、3、4区。

3537さきたま:2017/10/07(土) 07:23:25
2017.10.7 07:05
【衆院選】連合埼玉、12人を推薦
http://www.sankei.com/region/news/171007/rgn1710070011-n1.html

 連合埼玉は6日、県庁で記者会見を開き、衆院選で新党「希望の党」の立候補予定者10人、新党「立憲民主党」の立候補予定者2人の計12人を推薦すると発表した。12人はいずれも民進党の立候補予定者だったが、希望の党への合流をめぐり分裂したため県内では2つの政党を支援する。比例代表の投票先については、特定政党を支持せず、構成組織に委ねる。

 連合埼玉の小林直哉会長は「巨大与党に対峙(たいじ)するにはしっかりした野党が必要だが、1つになれなかったのは残念。次の選挙で安倍1強政治を何とか倒したい」と語った。

 選挙区では、希望の党公認の1区の武正公一氏、2区の菅克己氏、4区の吉田芳朝氏、6区の大島敦氏、7区の小宮山泰子氏、8区の小野塚勝俊氏、10区の坂本祐之輔氏、11区の三角創太氏、12区の森田俊和氏、15区の高山智司氏に推薦を出した。一方、立民党公認の3区の山川百合子氏、5区の枝野幸男氏も推薦した。

 12人のうち高山氏は産経新聞が9月30日に入手した希望の党の第1次公認リストの原案に唯一名前が載っていた。

 民進党の立候補予定者だった9区の杉村慎治氏と14区の鈴木義弘氏は、同党が9月28日に開き、合流を決めた両院議員総会前に同党を離れたため推薦しなかった。

3538さきたま:2017/10/07(土) 07:24:58
2017.10.7 07:09
【衆院選】連合群馬、民進系3人を推薦 比例は自主投票
http://www.sankei.com/region/news/171007/rgn1710070053-n1.html

 連合群馬は6日、執行委員会で、民進系候補3人について所属政党にかかわらず推薦すると決定した。比例には連合群馬として政党を決めず各産別で判断、事実上の自主投票とする。

 希望の党から宮崎岳志氏(1区)と不破弘樹氏(4区)が、立憲民主党から長谷川嘉一氏(3区)が出馬予定で分裂したが、連合本部の方針に沿って各候補を推薦する。民進党県総支部が推薦する社民党の高橋宣之氏(5区)には推薦より2段階下の「支援」、希望の党が公認した猪口幸子氏(5区)は「ノータッチ」とし、協力しない方針。

 3氏とは近日中に再度政策協定を結ぶが、3区の野党候補として一本化された長谷川氏を念頭に「共産党と相互推薦をしない。政策協定を結ばない」との項目を追加した。比例は、希望、立憲民主の政策が、産別によって支持できないことから自主投票とした。

3539さきたま:2017/10/07(土) 07:29:41
2017.10.7 07:05
【衆院選】米長氏「安定政権が必要」中谷・堀内氏を支援 山梨
http://www.sankei.com/region/news/171007/rgn1710070020-n1.html

 元参院議員の米長晴信氏は6日、取材に対し、衆院選で1区で自民党公認の中谷真一前衆院議員(41)、2区では同党推薦の無所属、堀内詔子前衆院議員(51)を支援する考えを明らかにした。

 米長氏は両候補について「私自身、私の支援組織 により全面的に支援したい」と強調した。先月末、両氏と直接、話して決まったという。

 米長氏は自民党公認・推薦の2氏を支援する理由として、「山梨のように国からの支援を必要とする県は、安定した政権運営ができる政党、またはその政党との連立政権を支援する必要がある」と説明した。

 支援者集会への参加者の動員、応援演説、電話による支持の拡大、インターネット選挙への協力など行いたいという。

 米長氏は昨年7月の参院選に無所属で立候補して落選したが、全県で6万7459票を獲得している。これらの票の行方は、両区の戦いに大きな影響を与えそうだ。

3540チバQ:2017/10/07(土) 07:41:00
>>3495
ええ!?知らなかったんですか!?

3541とはずがたり:2017/10/07(土) 07:42:44
一次推薦。

自民196人を推薦=公明【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100500911&g=pol

 公明党は5日の持ち回りの中央幹事会で、衆院選の第1次推薦を決定した。自民党候補196人と無所属の中村喜四郎氏(茨城7区、前職)が対象。また、第4次公認として比例代表単独候補の新人17人を発表した。
 推薦対象の自民党候補と4次公認候補は次の通り。(敬称略)
 〔推薦〕
 【北海道】1区 船橋利実▽2区 吉川貴盛▽3区 高木宏寿▽4区 中村裕之▽5区 和田義明▽6区 今津寛▽7区 伊東良孝▽8区 前田一男▽9区 堀井学▽11区 中川郁子▽12区 武部新
 【青森】1区 津島淳▽2区 大島理森▽3区 木村次郎【岩手】1区 高橋比奈子▽2区 鈴木俊一▽3区 藤原崇【宮城】1区 土井亨▽2区 秋葉賢也▽3区 西村明宏▽4区 伊藤信太郎▽5区 勝沼栄明▽6区 小野寺五典【秋田】1区 冨樫博之▽2区 金田勝年▽3区 御法川信英【山形】1区 遠藤利明▽2区 鈴木憲和▽3区 加藤鮎子【福島】1区 亀岡偉民▽2区 根本匠▽3区 上杉謙太郎▽4区 菅家一郎▽5区 吉野正芳
 【茨城】1区 田所嘉徳▽2区 額賀福志郎▽3区 葉梨康弘▽4区 梶山弘志▽6区 国光文乃▽【栃木】1区 船田元▽2区 西川公也▽3区 簗和生▽4区 佐藤勉▽5区 茂木敏充【群馬】2区 井野俊郎▽3区 笹川博義▽4区 福田達夫▽5区 小渕優子【埼玉】1区 村井英樹▽2区 新藤義孝▽5区 牧原秀樹▽7区 神山佐市▽8区 柴山昌彦▽9区 大塚拓▽10区 山口泰明▽12区 野中厚▽13区 土屋品子▽14区 三ツ林裕巳▽15区 田中良生
 【東京】2区 辻清人▽4区 平将明▽9区 菅原一秀▽11区 下村博文▽13区 鴨下一郎▽15区 秋元司▽16区 大西英男▽20区 木原誠二▽24区 萩生田光一▽25区 井上信治
 【神奈川】1区 松本純▽2区 菅義偉▽3区 小此木八郎▽4区 山本朋広▽5区 坂井学▽7区 鈴木馨祐▽8区 三谷英弘▽9区 中山展宏▽10区 田中和徳▽12区 星野剛士▽13区 甘利明▽15区 河野太郎▽16区 義家弘介▽18区 山際大志郎
 【新潟】1区 石崎徹▽2区 細田健一▽3区 斎藤洋明▽4区 金子恵美▽5区 泉田裕彦▽6区 高鳥修一【富山】1区 田畑裕明▽2区 宮腰光寛▽3区 橘慶一郎【石川】1区 馳浩▽2区 佐々木紀▽3区 西田昭二【長野】1区 小松裕▽2区 務台俊介▽3区 木内均▽4区 後藤茂之▽5区 宮下一郎
 【岐阜】1区 野田聖子▽2区 棚橋泰文▽3区 武藤容治▽4区 金子俊平▽5区 古屋圭司【静岡】1区 上川陽子▽2区 井林辰憲▽3区 宮沢博行▽4区 望月義夫▽5区 吉川赳▽6区 勝俣孝明▽7区 城内実▽8区 塩谷立【愛知】1区 熊田裕通▽2区 田畑毅▽3区 池田佳隆▽4区 工藤彰三▽6区 丹羽秀樹▽7区 鈴木淳司▽8区 伊藤忠彦▽9区 長坂康正▽10区 江崎鉄磨▽11区 八木哲也▽12区 青山周平▽14区 今枝宗一郎▽15区 根本幸典【三重】1区 田村憲久▽2区 川崎二郎▽3区 島田佳和▽4区 三ツ矢憲生

3542とはずがたり:2017/10/07(土) 07:43:00
>>3541-3542
 【滋賀】2区 上野賢一郎▽3区 武村展英【京都】1区 伊吹文明【大阪】2区 左藤章▽4区 中山泰秀▽15区 竹本直一▽17区 岡下昌平【兵庫】1区 盛山正仁▽3区 関芳弘▽5区 谷公一▽9区 西村康稔▽10区 渡海紀三朗【奈良】2区 高市早苗▽3区 田野瀬太道【和歌山】1区 門博文▽2区 石田真敏▽3区 二階俊博
 【鳥取】1区 石破茂▽2区 赤沢亮正【島根】1区 細田博之▽2区 竹下亘【岡山】1区 逢沢一郎▽2区 山下貴司▽4区 橋本岳▽5区 加藤勝信【広島】1区 岸田文雄▽2区 平口洋▽3区 河井克行▽5区 寺田稔▽7区 小林史明【山口】1区 高村正大▽2区 岸信夫▽3区 河村建夫▽4区 安倍晋三
 【徳島】1区 後藤田正純▽2区 山口俊一【香川】1区 平井卓也▽2区 瀬戸隆一【愛媛】1区 塩崎恭久▽2区 村上誠一郎▽4区 山本公一【高知】1区 中谷元▽2区 山本有二
 【福岡】4区 宮内秀樹▽6区 鳩山二郎▽9区 三原朝彦▽10区 山本幸三▽11区 武田良太【佐賀】1区 岩田和親▽2区 古川康【長崎】2区 加藤寛治▽3区 谷川弥一▽4区 北村誠吾【熊本】2区 野田毅▽3区 坂本哲志▽4区 金子恭之【大分】1区 穴見陽一▽2区 衛藤征士郎▽3区 岩屋毅【宮崎】1区 武井俊輔▽2区 江藤拓▽3区 古川禎久【鹿児島】1区 保岡興治▽2区 金子万寿夫▽3区 小里泰弘▽4区 森山裕
 〔公認〕
 北海道 武田久之▽東北 渡辺大▽北関東 村上知己▽南関東 布施正行、井川泰雄▽東京 星英一郎▽北陸信越 高橋秀明▽東海 井筒伸幸、越野優一▽近畿 田丸義高、鷲岡秀明、高橋雅也、田中博之▽中国 日下正喜▽四国 高村宗男▽九州 上地崇、吉田久美子(以上新)(2017/10/05-18:35)

3543とはずがたり:2017/10/07(土) 07:43:58
二次推薦。遅れた理由は何だ?

衆院選2017
自民など40人、公明2次推薦
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171007/ddm/010/010/025000c
毎日新聞2017年10月7日 東京朝刊

 公明党は6日の持ち回り中央幹事会で、衆院選小選挙区の自民党公認候補39人と無所属の自民党推薦候補1人に対する第2次推薦を決めた。推薦候補は次の通り。(「新」は新人、表記なしは前職。敬称略)

自民党
 <埼玉>3区 黄川田仁志▽6区 中根一幸

 <千葉>1区 門山宏哲▽2区 小林鷹之▽3区 松野博一▽4区 木村哲也(新)▽5区 薗浦健太郎▽6区 渡辺博道▽7区 斎藤健▽8区 桜田義孝▽9区 秋本真利▽10区 林幹雄▽11区 森英介▽12区 浜田靖一▽13区 白須賀貴樹

 <福井>1区 稲田朋美

 <滋賀>1区 大岡敏孝▽4区 小寺裕雄(新)

 <京都>2区 繁本護(新)▽3区 木村弥生▽4区 田中英之▽5区 本田太郎(新)▽6区 安藤裕

 <大阪>1区 大西宏幸▽7区 渡嘉敷奈緒美▽8区 大塚高司▽9区 原田憲治▽10区 大隈和英▽13区 宗清皇一▽18区 神谷昇▽19区 谷川とむ

 <兵庫>4区 藤井比早之▽6区 大串正樹▽7区 山田賢司▽11区 松本剛明▽12区 山口壮

 <広島>6区 小島敏文

 <香川>3区 大野敬太郎

 <愛媛>3区 白石寛樹(新)

無所属
 <山梨>2区 堀内詔子

3544とはずがたり:2017/10/07(土) 07:46:42
>>3540
恥ずかしながらw
言い訳すると3区が2区と4区に分割されるみたいな報道だったんで。。

でも2区は奈良市を挟んで生駒と天理が一緒ってのは可成りゲリマンダーなんで良かったと思います。

3545チバQ:2017/10/07(土) 08:25:54
>>3508
静岡1.7はなぜ共産擁立のままなんですかね?
7はよくわからん自由党系なので、どーでもよいけど
1は牧野聖修の後継でしたよね?共産も乗りやすそうなのに

3546チバQ:2017/10/07(土) 08:33:09
さらっとみて、立憲民主党のことを
『立憲』と略す記事はありますが『民主』と略す記事はありませんね。
やはり、民主だとわかりづらさがあるので立憲と略すんでしょうね

3547チバQ:2017/10/07(土) 08:53:17
>>3544
政治選挙に関心のある、とはさんでさえ知らないってことは、地元では知られてなさそうですねえ

3548チバQ:2017/10/07(土) 08:55:47
埼玉
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100702000158.html
<衆院選>各小選挙区の情勢(上)

08:10

【1区】さいたま市見沼(5区を除く区域)・浦和・緑・岩槻区【2区】川口市(15区を除く区域)【3区】草加・越谷市(13区を除く区域)【4区】朝霞・志木・和光・新座市【5区】さいたま市西・北・大宮・見沼(北西部の一部)・中央区

(東京新聞)

 衆院選は十日公示、二十二日投開票される。新党の登場で流動的だった立候補予定者の公認や政党間の選挙協力も、ほぼ形が定まってきた。県内十五の小選挙区の情勢を三回に分けて、紹介する。

◆1区 前職2人が激しい争い

村井英樹37 内閣府政務官 自前<2>

武正公一56 (元)財務副大臣 希<前><6>

鳥羽恵58 党地区常任委員 共新 

小檜山清人60(元)日立製作所社員 維新 

 三度目の対決となる自民村井と希望武正が前職同士で激しく争い、共産鳥羽と維新小檜山の新人二人が追う。

 内閣府政務官を務める村井は、子育て支援の抜本的な拡充を中心に訴え、三選を目指す。

 武正は民進から希望に移った。六期連続当選中だが過去二度は比例復活で、小選挙区での必勝を期す。

 鳥羽は安保法制廃止などを主張。小檜山は財政健全化に力を入れる。

◆2区 前新 三つどもえの乱戦

新藤義孝59(元)総務相 自前<6>

菅克己51(元)県議 希新 

平川道也45 党地区常任委員 共新 

 七選を目指すベテラン新藤に、国政初挑戦の菅と平川がどこまで迫るか。

 自民県連会長で元総務相の新藤は前回、前々回とも圧勝。ただ、県外での職務が増えて地元入りが激減しており、今回は「非常に危機感がある」と話す。

 菅は民進の公認が内定していたが、希望からの出馬を決断。かつて新藤のライバルだった旧民主の元衆院議員から支援者を引き継ぎ、地盤固めも図る。

 平川は「安倍政権の暴走阻止を」と主張し、幅広い支持を求める。

◆3区 立憲民主を共産が支援

黄川田仁志46(元)外務政務官 自前<2>

三輪麻美30(元)客室乗務員 希新 

山川百合子48(元)県議 立新 

飯田剛58 幸福実現党支部長 諸新 

石川英行54(元)米菓会社長 無新 

 東京都出身の黄川田はもともと、3区に地縁がなかった。二期五年間で住民との座談会をこまめに開くなどし、三選に向けて知名度を上げてきた。

 山川は民進の県議だったが、希望ではなく立憲民主からの出馬を選択。このため共産は新人の擁立を取りやめ、山川を支援する。

 大阪府出身の三輪も3区に地縁はないが、小池百合子代表の看板と「若い女性」をアピールして挑む。

 地元で二度目の衆院選出馬となる飯田は「国防強化」などを訴える。

◆4区 5人が立候補の激戦に

穂坂泰43 志木市議 自新 

吉田芳朝43 (元)県議 希新 

朝賀英義67 (元)新座市議 共新 

青柳仁士38(元)JICA職員 維新 

豊田真由子42(元)文部科学政務官 無前<2>

 五人が立候補を予定している激戦区。自民を離党し「地元へのおわびが先決」と話していた豊田は、六日になって無所属での出馬を表明。自民が擁立した穂坂は父親が志木市長や県議会議長を務めた。県議を四期目途中で辞した吉田は、民進から希望へ転じて支持拡大を目指す。新座市議を十期約三十七年務めた朝賀の知名度も高い。前回、民主(当時)との選挙協力で9区へ回った青柳は五年ぶりの4区復帰。

◆5区 枝野代表軸に三極対決

牧原秀樹46 厚生労働副大臣 自<前><3>

高木秀文44 弁護士 希新 

枝野幸男53 党代表 立前<8>

 立憲民主の立ち上げで注目される枝野に、四選を目指す自民牧原、希望新人の高木が挑む。

 枝野は新党の代表として地元入りは限られるが、民進の地方議員が党の方針に反して全面支援。共産も候補を取り下げて協力する。厚労副大臣の牧原は、小選挙区では過去四度連続で枝野に敗退。地元を地道に回って支持を広げ、悲願の初勝利を目指す。高木は三日に公認が決まったばかりで、短時間での浸透を図る。

◆記事の見方

氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)

 (1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、公=公明、共=共産、立=立憲民主党、維=日本維新の会、社=社民、諸=諸派、無=無所属。敬称略

3549チバQ:2017/10/07(土) 08:57:05
埼玉
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100702000153.html
<衆院選>希望と立憲民主どちらを応援? 培った人間関係カギに

08:10

 民進党が希望の党と立憲民主党に分裂したことに伴い、国政選挙を支えてきた地方議員と「連合埼玉」が、どの候補を支援するかで複雑な対応を迫られている。二つの党が競合する選挙区もある中で、長年培ってきた人間関係を重視した判断が目立つ。

 十月上旬の朝、立憲民主党代表に就任した前職枝野幸男さんが選挙区内の駅前で行った街頭演説には、民進党の地方議員たちがビラ配りを手伝う姿があった。

 枝野さんの埼玉5区では、希望の党の新人高木秀文さんが出馬予定。民進党は先月二十八日の両院議員総会で「希望の党を全力で支援する」と合意していて、これに従えば地方議員は立憲民主党の候補を応援することはできない。

 それでも「今までの人間関係があり、政策の持続性もある」と地元の高木真理県議。「ありがたいことに、党に反すると除名と言われている状況でもないので」と枝野さんの選挙準備を進める。

 大野元裕県連代表は「県連としては合意に基づいて希望の党を支援する」としつつ、「それぞれの総支部内の関係については私の責任で柔軟に考える」として、各地方議員の判断を優先する方針を示す。落下傘で地元議員と接点のない希望の高木さんは「ほかの候補を気にしても仕方ない」と割り切るしかない状況だ。

 複雑な対応なのは連合埼玉も同じだ。六日の会議で、衆院選では希望の党の十人、立憲民主党の二人を推薦することを決めた。

 十二人はいずれも元民進党の候補者。党の合流決定前に自主的に離党して希望入りした二人と、もともと民進の候補ではなかった希望の新人三人は推薦されなかった。

 佐藤道明事務局長は「二つの政党を応援するのはややこしいと思われるかもしれないが、あくまで政治家個人との今までの関係を重視すると言えば、分かりやすいのでは」と話す。 (井上峻輔)

3550チバQ:2017/10/07(土) 09:02:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710070027.html
【衆院選】自民、選挙区調整完了、複数区で「派閥代理戦争」の分裂選挙 増える「福岡方式」で禍根も

06:04

 自民党は6日、衆院選で公明党が擁立する9選挙区を除く全280選挙区の候補者調整を終えた。公認を争う各派閥の「代理戦争」が複数の選挙区で発生し、最後は二階俊博幹事長が無所属同士で対決し、当選者を追加公認するいわゆる「福岡方式」を採用する裁定を下した。しかし、保守分裂選挙に突入することへの反発も根強く、禍根を残しそうだ。(石鍋圭)

 自民党は6日、岡山3区で前職の阿部俊子氏と、引退する平沼赳夫元経済産業相の次男、正二郎氏をともに無所属とし、当選者を追加公認すると発表した。阿部氏は党推薦とする。塩谷立選対委員長は記者団に「最終的には頑張った方が追加公認の形で、雌雄を決してもらう」と語った。

 無所属同士が競う「福岡方式」の由来は平成26年12月の衆院選福岡1区だ。麻生派の井上貴博、岸田派の新開裕司両氏の公認調整が不調に終わり、ともに無所属で出馬、当選者を追加公認する手法を導入した。井上氏は当選確実直後に追加公認された。

 山梨2区も今回、福岡方式になる。選挙区支部長の堀内詔子氏は岸田派、元自民党の長崎幸太郎氏は二階派に所属している。堀内氏は過去2回連続で無所属の長崎氏に敗北していた。

 派閥領袖(りょうしゅう)として堀内氏の公認を譲らない岸田文雄政調会長と、「勝てる候補」として長崎氏の復党、公認を目指す二階氏が火花を散らしたが、二階氏は福岡方式を採用した。「全く理解できない。反対だ」と直談判する岸田氏に対し、二階氏は聞き入れず、記者団に「円満に話し合った結果だ」と言い放った。

 すでに軋(あつ)轢(れき)を生んでいる選挙区もある。2人が公認を求めた神奈川4区は無所属で競わせる形とならなかった。選挙区支部長は山本朋広防衛副大臣だが、旧みんなの党代表で最近自民党入りした浅尾慶一郎氏に連敗している。二階氏に近い浅尾氏は公認を求めたが、党本部は山本氏の公認を早々に決め、山梨2区などと異なる「ダブルスタンダード」となった。党幹部によると、山本氏は「公認されなければ離党も辞さず」と迫ったという。

 派閥代理戦争の弊害が生んだ福岡方式だが、「いつまでも公認争いを続けるよりは無所属対決でケリをつけた方がいい。切(せっ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)するようになる」との声もあり、公認争いがこじれる選挙区は今後、福岡方式が主流になりそうだ。

3551チバQ:2017/10/07(土) 09:03:39
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017100702000079.html
希望・細野氏、比例辞退 静岡5区のみ出馬へ

05:00

 希望の党前職の細野豪志さん=静岡5区=は六日、衆院選(十日公示��二十二日投開票)で比例東海ブロックへの重複立候補を辞退し、小選挙区のみで出馬する意向を表明した。三島市で報道陣に答えた。
 細野氏は「新しい政党をつくった責任がある。希望の党が受け入れられるかは私の政治生命をかけた戦いなので、小選挙区で負けて比例復活という選択はない」などと述べ、背水の陣で臨む覚悟を示した。

3552チバQ:2017/10/07(土) 09:12:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171007k0000m010199000c.html
<衆院選>愛媛2区 加計問題に沈黙 争点化、共産のみ

00:42

愛媛県今治市の郊外で建設が進む岡山理科大獣医学部の校舎(手前)=2017年8月、本社ヘリから久保玲撮影

(毎日新聞)

 10日公示される衆院選では、学校法人「森友学園」「加計学園」の問題を巡る安倍晋三首相の政治姿勢が論戦の一つの焦点になる。首相は9月25日の記者会見で「批判を受け止め、国民に説明しながら選挙を行う」と約束したが、今のところ街頭演説で言及する場面はない。与党と新党の対決に注目が集まり、問題は早くも風化するのか。加計学園による獣医学部新設計画が進む衆院愛媛2区を歩いた。【花澤葵】

 「私たちは新しい政治を目指す。政権交代を果たす」

 愛媛県今治市のメインストリートで5日、希望の党前職、横山博幸氏(66)=比例代表四国ブロック=が事務所開きに臨んだ。8月に民進党を離党。あいさつに「加計」の言葉はなかった。

 同市郊外では加計学園が運営する岡山理科大の獣医学部校舎建設が進む。誘致は市と県の10年来の宿願で、安倍内閣が成長戦略の柱に据えた国家戦略特区で計画が認められた。市は加計学園に用地を無償譲渡し、校舎建設費約192億円のうち最大96億円を県の支援を受けて補助する。

 ところが、首相と加計孝太郎理事長が親友だったことから、野党は先の通常国会で「首相の関与があったのではないか」と繰り返し追及。安倍内閣の支持率は一時、急落した。

 希望の党代表の小池百合子東京都知事は6日の記者会見で「特区は極めて重要な手段だが、残念ながらネガティブな印象がついている。情報公開が必要になる」と述べた。同日発表した党公約では現行の特区制度を「おともだち厚遇」と批判し、安倍政権との違いを明確にしている。

 ただ、愛媛県議時代に獣医学部誘致を推進した横山氏は、計画を疑問視する民進党の方針に違和感を持ってきた。希望の党の公認を得たものの、衆院選で加計問題に踏み込むつもりはない。

 横山氏と同じころに街頭演説していた日本維新の会元職、西岡新氏(44)は「選挙を機に、市民の本当の声を伝えていきたい。若い人に来てもらうと活気づくからいいという話を聞いてきた」と計画の必要性を強調した。

 愛媛2区の前職は11期目を目指す自民党の村上誠一郎元行政改革担当相(65)。首相に批判的な言動で知られ、これまでも「お友達のために便宜を図っているのではないかと疑われることは最も避けなければならない」などと苦言を呈してきた。

 計画自体にも「今治市が100億円も出して将来、大丈夫なのかという判断が必要だ」と慎重だが、開学に関しては、文部科学省の大学設置・学校法人審議会の結論を見守る姿勢だ。選挙戦では社会保障改革や国の財政再建などを訴える。

 結局、地元で加計問題を前面に出して戦うのは共産党新人の一色一正氏(67)だけになりそうだ。一色氏は支持者らに「国政の私物化を許すべきではない」「設置審の認可を認めてはいけない」と呼びかけている。

3553チバQ:2017/10/07(土) 09:13:19
https://news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-104750391.html
ニュース

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岡山3区 分裂保守「背水の陣」

10月06日 23:40

山陽新聞

(山陽新聞)

 自民党の候補者調整が難航していた衆院選岡山3区で6日、同党に公認申請していた前職と新人の2人は無所属で出馬することが正式に決まり、10年余りにわたって保守層がねじれてきた地盤で生き残りを懸けて対決することになった。両陣営とも比例復活がなく、背水の陣で選挙準備を一気に加速。これに対し、公示直前になって参戦した希望の党元職、共産党新人も保守の分裂選挙に割って入る構えで、激戦の度合いが高まっている。 6日朝、前職の阿部俊子氏(58)=比例中国=は津山市内の街頭で党の政策をアピール。昼前の党本部決定を受け、記者団の取材に「4期の実績が認められなかったのは残念だが、支援者としっかり前に進む」と力を込めた。 新人で平沼赳夫元経済産業相の次男正二郎氏(37)は同日午後、赤磐市内の企業などであいさつ回りをこなした。無所属での戦いを踏まえて「厳しい戦いとなるが、父の志を引き継ぐ」と一人一人と握手を交わして支援を求めた。■比例復活なし 2005年の「郵政選挙」で、郵政民営化関連法案に反対した赳夫氏が自民の公認を得られず、対立候補として阿部氏が立って以来、保守分裂選挙が続く岡山3区。過去4度と大きく異なるのは、両者がともに比例では復活できない無所属同士で相まみえる点だ。当選すれば同党は追加公認する方針で、名実ともに自民が一本化される。 過去4度、いずれも赳夫氏に小選挙区で敗れ、比例復活した阿部氏。次点となった14年の前回は1万6千票差まで迫り、陣営幹部は「選挙を重ねるごとに平沼氏との差は縮まっており、4期の実績を強調して支持を広げる」と説明。党推薦も味方に形勢逆転を狙う。 05、09年と2度の選挙で赳夫氏が無所属で戦った経験を持つ平沼氏の陣営。世代交代したとはいえ、旧41市町村単位の後援会組織を引き継ぐ。幹部は「後援会組織をフル活用するとともに、正二郎氏の若さを武器に新たな票の上積みを図りたい」と戦略を描く。 保守層のねじれ解消に向け対決姿勢を強める両陣営。ただ、候補者調整で一本化されなかったことに、足元を支える自民党県議は難しい判断を迫られる。 同区内を地盤とする大半の県議は支持層に阿部氏、平沼氏の支援者が混在する。ある県議は「両陣営から支援要請が強まるだろうが、自分の選挙を考えるとどう対応するか態度を決めにくい」と打ち明ける。 同区内の県議は近く会合を持ち、衆院選の対応を協議する予定にしているが、既に「統一した動きはできないだろう」との声も漏れている。■“未知の戦い” 保守が票を激しく奪い合う展開が見込まれる選挙戦。野党陣営はそれぞれの立場から、支持を取り付ける考えだ。 前日に希望の党の公認が決まった内山晃氏(63)は6日に地元の千葉県から岡山入りして記者会見し「日本も政権交代が可能な二大政党制にしなければならない」と述べ、非自民の受け皿になることを強調した。街頭演説中心の活動を展開する予定。 一方、共産の尾崎宏子氏(61)の陣営幹部は、希望の党が憲法改正や安全保障関連法を容認する立場を念頭に「憲法改正反対や安保法廃止などをしっかりと訴えて、他の3候補との違いを明確にしたい」とし、対立軸を鮮明にして戦う方針だ。 自民党にとって結党以来、岡山県内で行われた衆院選で公認候補を立てないのは今回が初のケース。“未知の戦い”は間もなく幕を開ける。

3554チバQ:2017/10/07(土) 09:14:44
千葉
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100702000148.html
希望「落下傘」6人 民進分裂 組織応援にも影響

08:10

 希望の党は、衆院選で県内小選挙区に十二人の候補者を擁立する。うち六人は県内に縁の薄い「落下傘」で、「しがらみ政治からの脱却」をアピールする一方、事務所確保などの準備に追われている。民進党から合流した候補予定者について、民進党県連や支援組織の連合千葉は、党の分裂の影響で一枚岩の支援体制が取れなくなっている。

 希望公認で千葉3区から出馬予定の元職でNPO法人理事長の櫛渕(くしぶち)万里さんは「落下傘候補はしがらみがなく、利益誘導もない。新しい政治を進めることができる」と強調する。二〇〇九年から東京23区選出の衆院議員を一期務めた。千葉3区にゆかりはないが、都内の後援会関係者を頼りに選挙準備を進めている。

 千葉12区から出馬予定の元職・樋高剛(たけし)さんは小沢一郎・自由党代表の元秘書。神奈川県で二十年近く、政治に関わってきたが、自由党が公認候補を出さないため、急きょ、希望公認で12区から出馬することに。「まだ事務所の準備もできていない。目の前の人に政策を訴えるだけだ」と話す。

 民進からの立候補を予定していたうち四人は立憲民主党公認、一人は無所属で出馬する見込み。参院議員で民進党県連の長浜博行・代表代行は、「民進として公認申請していた人たちを支援したい。だが、地方議員には、どの人を支援するかは拘束しない」と話す。

 民進の最大の支援団体である連合千葉は、希望の党や立憲民主党から出馬する民進出身者らの支援を続ける方針。だが、加盟する労働組合の一部から、民進の分裂の影響で「これまで通りの応援は難しい」との声も上がっている。ある幹部は「比例の投票先は、自主投票になる」と話した。 (衆院選取材班)

3555チバQ:2017/10/07(土) 09:15:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710060124.html
【衆院選】チラシに「希望」の出馬予定者に協力できない 山梨1区で共産「新党入り考えていたんだろう」

10月06日 22:54

ポスターの「希望」が影響?! 無所属で立候補予定ながら、共産党が協力をやめた中島克仁氏(左)。右は民進党県連最高顧問の輿石東氏=5日、甲府市高畑(昌林龍一撮影)

(産経新聞)

 共産党山梨県委員会は6日、甲府市内で記者会見し、民進党の前衆院議員で、山梨1区から無所属で立候補を予定している中島克仁氏(50)について、推薦などの協力をしない方針を明らかにした。

 2区で新党「立憲民主党」の公認で立候補することが決まった小林弘幸氏(45)との連携も、「時間切れ」を理由に行わない考えを示した。

 中島氏は民進党の県連代表。新党「希望の党」の公認を求めず、5日に無所属で立候補することを表明。労組などの支援を最優先したとみられている。共産党に協力は求めていない。

 共産党県委員会の花田仁委員長は、協力しない理由について「そもそも申し入れがない。今度、中島氏が行う決起集会に、戦争法廃止の一言もなければ、野党共闘の文言もない」と説明した。

 花田氏は「もっと言うと、チラシに『希望』という字を大きくして色も変えてある。これは希望の党入りを考えていたんだろうなあと。一緒にやることは難しいな」と述べた。

 中島氏のチラシやポスターには、「希望」だけでなく、「信頼」「未来」の大きな文字もあり、民進党の名前やマークが印刷されている。

 共産党は1区に新人の宮内現氏(35)の立候補を予定。このほか、自民党前職の中谷真一氏(41)、幸福実現党新人、西脇愛氏(32)も立候補を表明している。

3556チバQ:2017/10/07(土) 09:17:18
希望の党の皆様。
問題発言する前に、公認取り消したほうが良いのではないでしょうか?
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKB65TBWKB6TNAB00K.html
希望が中山氏公認 小池氏不出馬なら「安倍さんがいい」

10月06日 20:01

 元自民党衆院議員で元文部科学相の中山成彬氏(74)が、希望の党公認で衆院選の比例九州ブロックから単独候補として立候補することが決まり、宮崎市で6日に会見した。

 中山氏は「小池(百合子)さんが(衆院選に)出たら政権交代を狙う。小池さんが出なければ、安倍さんがいいと思う」と話した。「安倍首相の交代は許されない」という9月28日のツイッター投稿の意図について、「あれは小池さんに出馬してくださいというラブコールだった」と釈明した。

 日本のこころから希望に合流した経緯についても説明。「私たちが作った自主憲法を小池新党でいかしたいと思い、妻(中山恭子参院議員)を説得して参加した。国民は(希望の党が)保守の党だと安心していただけたのでは」と述べた。(河崎優子)

3557チバQ:2017/10/07(土) 09:18:31
まだ居たのか!長島昭久のところですね

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171007k0000m010081000c.html
<衆院選>「新党憲法9条」天木氏、東京21区から出馬表明

10月06日 20:00

 元レバノン大使の天木直人氏(70)は6日、東京都内で記者会見し、衆院選に東京21区から立候補すると表明した。憲法9条堅持を掲げ、自身が代表を務める政治団体「新党憲法9条」から出馬する。

3558チバQ:2017/10/07(土) 09:26:54
いわき市長選で負けたばかりだけど、、、
選挙版『あの人は今、、、』状態ですね
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104751763.html
宇佐美氏(いわき)擁立へ 希望の党公認で衆院選比例東北

08:41

 希望の党は元衆院議員の宇佐美登氏(50)=いわき市在住=を衆院選比例東北の公認候補にする方向で調整に入った。宇佐美氏は立候補の意思を固めている。 宇佐美氏は6日、福島民報社の取材に対し、「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興のために1人でも多くの被災者の声を国会に届けたい」と抱負を述べた。 宇佐美氏は東京都出身。早大高等学院、早大理工学部卒。松下政経塾出身で、衆院当選2回。2012(平成24)年12月の衆院選本県5区に日本維新の会公認、2013年9月と今年9月のいわき市長選に無所属で立候補した。

3559チバQ:2017/10/07(土) 09:33:31
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_nagasaki/article/364281/



連合長崎「また割き」 「希望」推薦維持 自治労は自主投票

2017年10月07日 06時00分

 民進党県連の最大支援組織「連合長崎」は6日、希望の党への対応を巡り、定まっていなかった衆院選の選挙方針を決定した。上部組織「連合本部」(東京)にならい、既に推薦を出している希望の新人4氏の推薦を維持、当選に向けて力を合わせることを確認した。ただ、自治労県本部は、同日行われた組織内の会議で「自主投票」を決定。連合内で懸念された「また割き」が現実になろうとしている。

 連合長崎の決定は苦渋に満ちていた。推薦を出した後、民進党や自由党から希望に転じた4氏の推薦は維持するよう決めたものの、この日の会議では異論が上がった。希望は憲法改正の推進や安全保障法制の容認を掲げる。出席した自治労関係者は「理念の根底が違い、到底、賛同できないと説明した」と話す。

 連合決定では比例代表の投票について「傘下組織の判断に委ねる」とした。具体的な投票先は指定していないが、連合幹部は「推薦候補を想定している」と説明。だがこれに対しても自治労県本部は「社民党か立憲民主党に入れてもらうよう決定した」としており、かい離している。

 一方、社民党と関わりの深い県平和運動センターは5日の会議で、これまで民進系候補の推薦をしてきたが、今回は推薦しないことを決定。センターの平野忠司事務局長は「本当は野党が一致して戦いたかったが、希望の政策はとても受け入れられなかった」と話した。

=2017/10/07付 西日本新聞朝刊=

3560チバQ:2017/10/07(土) 09:35:14
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_miyazaki/article/364283/

希望・中山氏、民進・連合と対立鮮明に 3区の花輪氏と会見

2017年10月07日 06時00分

希望の党が衆院選宮崎3区に擁立する花輪智史氏(左)を紹介する中山成彬氏

 希望の党で九州の候補者擁立を担い、比例代表九州ブロックに出馬を予定する元文部科学相の中山成彬氏(74)が6日、宮崎3区の党公認候補となった元東京都議の花輪智史氏(51)と宮崎県庁で出馬会見を開いた。中山氏は「希望は自民党と対峙(たいじ)できる新しい保守政党。自民のおごりを何とかしたい」と語った。

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 中山氏は2区について「時間切れだが、自民批判の受け皿になる人をまだ探す」と説明。3区は今後、態勢を整えるという。

 関係者によると、中山氏は9月末、民進党県連が立てた1、2区の候補者を希望公認とする構想を描いた。民進は2区に日向市議の富井寿一氏(35)の擁立を決め、1区も選定が大詰めの時期。連合宮崎の組織票を見込んだ上で、3区は元参院議員、外山斎氏(41)を新党に誘って打診した。

 だが、外山氏は1区にこだわり固辞。民進が1区に擁立した元職の道休誠一郎氏(64)は、民進が希望と中山氏への不信感から支援を見送ったため不出馬となり、富井氏も断念した。

 目算が外れた中山氏は、道休氏の2区出馬も模索したがかなわず、外山氏を1区、自身の妻中山恭子・参院議員の公設秘書である花輪氏を3区に。この日、「宮崎の民進党は左翼というか官公労が強い。道休さんは、はしごを外された」と民進党県連を批判した。

 一方、中山氏に反発した民進や連合宮崎の関係者は「中山氏は自民出身で、もともと民進や連合とは相いれない。選挙区を埋めて希望の比例票を増やすのが目的で、候補者は誰でもいいのだろう」と語った。

 花輪氏は会見で「安全保障や憲法で政策議論をできる方々が希望に集まった。一緒に国政で活動したい」と述べた。3区は自民前職の古川禎久氏(52)、共産新人の井福美年氏(68)も出馬予定。

=2017/10/07付 西日本新聞朝刊=

3561チバQ:2017/10/07(土) 09:36:55
福岡
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/364277/
【対決の構図・'17衆院選ふくおか】9区 自、希、共の3前職激突

2017年10月07日 06時00分

 「この選挙区はもともと非自民が強い。私の場合は公明党さんに頭を下げて、やっと浮かび上がってきた」。自民前職の三原朝彦(70)はこう話す。

 公明との選挙協力を進める組織「明朝会」の結成は2003年。小選挙区で2度も三原に苦杯をなめさせた北橋健治(64)=当時民主、現北九州市長=に対抗するためだった。目標は「3万票のバーター(交換)」。選挙区で公明支持者に「三原」と書いてもらい、代わりに比例で三原の支援者が「公明」と書く。同年の選挙は比例で復活。以後、落選したのは政権を失った09年の1度だけ。明朝会は9月末の会合で今回選挙での協力を確認した。

 陣営は当初、民進と共産の共闘の行方が気掛かりだった。14年の前回選挙で、共に比例復活した民進前職の緒方林太郎(44)と共産前職の真島省三(54)の得票を合わせると、三原より1万422票多い。しかし、緒方が希望の党からの出馬を選んだことで、野党候補の一本化は消えた。「危ないところだった」と三原陣営。企業や団体の支持固めにひた走る。

 三原と4度目の対決となる緒方は今回、「大きな流れに乗って安倍政権に対峙(たいじ)する」として希望公認で挑む。民主から立候補した前回、比例復活最後の枠に滑り込んだ緒方。以来、「怠ることなく緩むことなく、3年間、全力でやってきた」。週末には地域行事にこまめに参加。交通の要衝で朝立ちを繰り返した。

 民進最大の支持団体だった連合は今回、特定政党の支持を見送ったが、陣営幹部は「国政での緒方の働きぶりは評価されており、連合傘下の労組の支援は変わらないはず」と話す。

 「私たちが安倍政権に立ち向かう事実上の野党第1党だ」。共産の真島は力を込める。希望について「(憲法観で)安倍政権の分家みたいな政党」と主張、対決姿勢をあらわにする。9区は共産の「必勝区」の一つ。陣営は支持拡大に向け「リベラル」の受け皿となることを狙う。 (敬称略)

=2017/10/07付 西日本新聞朝刊=

3562チバQ:2017/10/07(土) 09:40:04
早期離党組の連合の支援はなし
推薦と支持の違いはなんですかね?
http://rengo.or.jp/%e6%94%bf%e6%b2%bb/syuuugiin/
回衆議院選挙 連合神奈川〈推薦〉〈支持〉候補者 

連合神奈川は、10月6日緊急政治センター幹事会を開催。第48回衆議院議員選挙・神奈川選挙区における<推薦><支持>予定候補者の再確認を行いました。

今次総選挙は、「1強政治に代わる、新たな選択肢をめざす」とし、希望の党や立憲民主党などの政党が立ち上がり、大きく政党の構図が変わる選挙となります。

しかし短期間での変化であったため、従前の考え方である政党との政策協定を締結するには至りませんでした。したがって、これまで連合の政策に対して理解をし、信頼関係を築いてきた<推薦><支持>候補者を継続して支援することを決定しました。

              推 薦 候 補 者№氏名ふりがな性別年齢選挙区 所属政党推薦・支持1早稲田夕季わせだ ゆき女58神奈川県第4区新立憲民主推薦2中谷 一馬なかたに かずま男34神奈川県第7区新立憲民主推薦3阿部 知子あべ ともこ女69神奈川県第12区現6立憲民主推薦4本村賢太郎もとむら けんたろう男47神奈川県第14区現2希望推薦5神山 洋介かみやま ようすけ男42神奈川県第17区現2希望推薦6三村 和也みむら かずや男42神奈川県第18区元1希望推薦支 持 候 補 者№氏名ふりがな性別年齢選挙区 所属政党推薦・支持1篠原  豪しのはら ごう男42神奈川県第1区現1立憲民主支持2高橋 野枝たかはし のえ女43神奈川県第2区新立憲民主支持3青柳陽一郎あおやぎよういちろう男48神奈川県第6区現2(未定)支持4佐々木 克己ささき かつみ男62神奈川県第15区新社民党支持Follow me!

3563チバQ:2017/10/07(土) 09:42:26
連合東京
立憲民主を全員推薦かな?
12区は公明太田を支援
http://www.rengo-tokyo.gr.jp/html/senkyo2017/

3564チバQ:2017/10/07(土) 09:49:10
>>3362
https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/201710070000001_m.html
東京維新、希望と「すみ分け」で無念の比例単独出馬

[2017年10月7日0時17分]小中大

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 日本維新の会から東京の小選挙区で出馬を予定しながら、維新と、希望の党による東京と大阪の候補者すみ分けにより、比例代表単独での出馬を余儀なくされた小林学、木村剛司両氏が6日、都庁で会見し、無念の胸の内を明かした。

 維新の松井一郎代表(大阪府知事)と、希望の小池百合子代表(都知事)は、大村秀章愛知県知事と「三都物語」の連携体制を構築。維新は東京に、希望は大阪に、それぞれ候補者を擁立しない方針で合意した。

 そのあおりを受け、当初、東京の7つの選挙区で出馬を予定していた候補者は、小選挙区での出馬の道を断たれた。「比例代表には維新を入れたい人もいると思う」(党側)として、2人を比例代表の候補としたが、「普通は小選挙区に候補を立てて、比例票の底上げを狙う。今回は前代未聞で、非常に困難な戦い」(柳ケ瀬裕文都議)になった。

 東京5区で出馬を予定した小林氏は「すみ分けの流れの中、維新の政策を訴えていきたい」と述べた。また、2012年衆院選で落選後、5年間、東京14区で国政復帰を目指して活動してきた元職の木村氏は「この5年、精進してきた。小選挙区は自分の名前を書いてもらう選挙。政党間の約束で選挙に出られないのは、大変、じくじたる思いだ。頭が真っ白になった」と、小選挙区での出馬が断たれたことへの本音を漏らした。「全く戦い方が違う。雲をつかむような戦いだが、有権者1人1人に党の名前を書いていただく以外にない」と、気を引き締めた。

 東京維新の藤川晋之助事務局長は「維新のファンは潜在的にいると思う。前代未聞の戦いの中で、1枚目(小選挙区)はどこに入れても、2枚目(比例)は維新とお願いしたい」と述べた。

 同党で唯一の東京都議でもある柳ケ瀬氏は、希望の党について「比例では、ガチンコで戦う。希望とは違う政党ということを示す。政策の方向性は同じだが、違うのは実績があること」と強調。希望との関係は、あくまで、連携ではなく「すみ分け」だとした上で、「希望が、どこまでやる覚悟があるかは選挙の後に試される」とけん制した。

 橋下徹前市長が応援に入る予定はないという。

3565岡山1区民:2017/10/07(土) 11:26:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-03133750-saga-l41
原口氏「無所属で戦う」 衆院選・佐賀1区
10/7(土) 11:21配信 佐賀新聞
 10日公示の衆院選で、希望の党公認候補として佐賀1区から出馬を予定する民進前職の原口一博氏(58)が7日、鳥栖市議選の事務所開きであいさつし、「希望の党公認を辞退して、無所属で戦うことにした」と述べた。県連関係者が明らかにした。


本当原口って風見鶏だわw

3566チバQ:2017/10/07(土) 12:18:23
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKB57RHMKB5PPTB00F.html
元自民府議のライバル3氏、4度目の対決 大阪13区

09:42

大阪13区(東大阪市)の構図

(朝日新聞)

 元自民党大阪府議の3人が並び立つ選挙区がある。大阪13区。ほぼ同世代で、これまでも府議選で3度対決。激しいライバル関係を続けてきたが、今度は衆院選で対決する。自民出身の3人が保守票を奪い合う。

 3人は、自民前職の宗清(むねきよ)皇一氏(47)、日本維新の会新顔の青野剛暁(よしあき)氏(43)、無所属元職の西野弘一氏(48)。中小企業が集まる東大阪市を舞台に、強烈なライバル心でぶつかり、しのぎを削ってきた。

 最初の対決は2006年の府議補選(被選挙数2)。西野氏だけが初当選した。翌07年の府議選(定数7)で3人はそろって当選した。青野氏と西野氏は、橋下徹・前大阪市長が10年に立ち上げた大阪維新の会に参加し、宗清氏は自民に残った。11年の府議選(同6)でも3人は争い、再びそろって当選する。

3567チバQ:2017/10/07(土) 12:19:24
福島
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104751765.html
県内選挙区構図固まる 3区玄葉氏、無所属で出馬へ 衆院選

08:43

 10日公示、22日投票の衆院選で、本県3区から立候補を予定している民進党の前職玄葉光一郎氏(53)は6日、希望の党に公認申請せず、無所属での立候補を表明した。公示まで3日に迫り、県内5小選挙区の構図はようやく固まった。1区は自民党候補と、民進党県連、共産党県委員会の支援を受ける無所属候補の戦いとなる公算が大きい。残る4選挙区は自民党候補と希望、共産、社民各党と日本維新の会の候補による戦いとなる見通し。■社民2、3区自主投票へ 前回より1人増 玄葉氏は希望との公認調整で民進側の中心的役割を担った。同日、須賀川市で開かれた地元支援者らとの会合終了後、記者団に「(民進党系で)公認に漏れた方々の立場を考えた時、非常に心苦しい」と理由を説明した。離党はせず、党籍を残したまま選挙戦に臨む。選挙後に希望へ合流する可能性については、「少し時間をいただき、虚心坦懐(たんかい)に考える。選挙後に決めたい」と話した。

3568チバQ:2017/10/07(土) 12:20:07
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKB704TNKB6UTFK028.html
「本州最大の選挙区」2日で移動500キロ、候補者悲鳴

10:41

「本州一広い選挙区」の長距離移動の車内で書類確認をする鈴木俊一五輪相=9月25日、盛岡市

(朝日新聞)

 10日公示の衆院選から定数が1減る岩手では、本州一広い選挙区が生まれた。「とても回りきれない」と悲鳴を上げる立候補予定者に、記者が同行した。

 「大きな国道沿いを走るだけで選挙期間の12日間はタイムオーバーだ」。安倍晋三首相が解散表明する前日の9月24日夜。9選を目指す鈴木俊一五輪担当相は、八幡平市の会合に駆けた。地酒を飲みながら、支持者に危機感を漏らした。

 「何回来られるかわからない。地域のことを頼みます」。その週末の2日間で、車移動は計9時間。東京―京都間に匹敵する計500キロ弱を駆け回った。

 岩手は定数が4から3に減り、区割りが変更された新2区は本州最大の選挙区に。総面積は東京、埼玉、神奈川3都県を超す。新たに父・善幸元首相の出身地・山田町が加わったが、民進前職の地盤だった陸前高田市など沿岸部6市町も編入された。6市町の有権者数は選挙区全体の3割にのぼる。

 閣議後会見で鈴木氏はこう言った。「選挙区が広くなって、新人のつもりで頑張らなくちゃいけない」

3569チバQ:2017/10/07(土) 12:20:48
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171007_51005.html
<衆院選山形>農政連、自民推薦決定「戸別補償公約なら野党系」の声も

11:01

 山形県農協政治連盟(農政連)は6日、山形市内で委員・支部長合同会議を開き、衆院選山形1��3区全てで自民党公認候補を推薦することを決めた。
 農政連が推薦するのは、いずれも同党前議員の遠藤利明(67)=1区=、鈴木憲和(35)=2区=、加藤鮎子(38)=3区=の3氏。県内全区で立候補を予定している10人全員に質問状を送り、回答を精査して推薦対象を検討してきた。
 関係者によると、3氏から本年度で廃止となるコメの直接支払い交付金の財源を水田農業支援に充てることを支持したり、農協改革について農協の立場を理解するなどの回答があったという。農政連の方針と合致すると判断し、推薦することを決めたという。
 一方、県内3選挙区で自民候補と激突する希望の党公認候補は、いずれも農家の要望が強い戸別所得補償制度の復活を公約に掲げていた民進系だけに、関係者の反応は複雑だ。
 ある農協幹部は「本音を言えば、水田を維持するためには戸別所得補償制度を復活させてほしい」と打ち明ける。「希望の党は具体的な農業政策を示せていない。3人が民進党の公認、推薦の候補のままだったら状況は違ったかもしれない」と漏らす。
 水稲や果樹を栽培する酒田市の男性(56)は「生産調整(減反)廃止を含め、自民党は公約にない農業政策を次々と打ち出してくるので信用できない」と批判。「政党でなく候補者で投票先を決める」と言う。

3570チバQ:2017/10/07(土) 12:21:49
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171007_41003.html
<衆院選秋田>希望の党候補予定者 会見で連携不足露呈「声掛けがない」

11:06

記者会見する(左から)松浦、緑川、村岡、寺田の4氏

(河北新報)

 衆院選(10日公示、22日投開票)で、希望の党公認として秋田から立候補を予定する小選挙区の3人と、比例東北ブロックの1人が6日、秋田市内で共同記者会見を開いた。4人は「力を合わせることで政治の流れを変えたい」などと訴えた。しかし、一部の候補者間で連携不足が露呈するなど、急ごしらえの選挙態勢に不安をのぞかせた。
 出席したのは、秋田1区から立候補する新人で元参院議員松浦大悟氏(48)、2区の新人緑川貴士氏(32)、3区の前議員村岡敏英氏(57)と、1区を地盤とし今回は比例東北ブロックに転出する前議員寺田学氏(41)=比例東北=。
 憲法改正に関して問われると、全員が議論をすることに賛意を示した。安保法制には一部から疑念の声も出たが、北朝鮮がミサイルを発射している現状を踏まえ、「憲法にのっとり現実的な対応を行う」との党の方針に賛成だった。
 注目が集まったのは、民進系の寺田氏と民進を離党した松浦氏の関係。寺田氏は比例転出に「安倍政権を倒すという大義のために個人の思いを押し込んで決意した」と話しながらも、「支持者には戸惑いがあり、簡単に理解してもらえない状況にある」と述べた。
 選挙協力については「松浦さんから、まだ声掛けをいただいていない」と語り、連携不足が明らかになった。松浦氏は「寺田さんに不快な思いさせたことに頭を下げたい。寺田さんの支持者から理解を得られるように努力したい」と語った。

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3571チバQ:2017/10/07(土) 12:23:09
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171007_41047.html
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<衆院選東北・決戦焦点>秋田 読めぬ風、自民は警戒感

11:25

<衆院選東北・決戦焦点>秋田 読めぬ風、自民は警戒感

(河北新報)

 10日公示の衆院選は、22日の投開票に向け、前哨戦が熱を帯びる。前回2014年は、自民党が東北25小選挙区のうち19を制し圧勝。選挙区が23に減った今回、新党「希望の党」の出現で構図は書き換わった。危機感を抱く自民に、共闘の枠組みが一変した野党がどう攻め込むか。東北各県の決戦の焦点を見る。
 ◇
 全3選挙区で自民と希望が激突する。強固な組織力を持つ自民に対し、希望が風を起こし、浮動票をさらえるかどうかが焦点。
 自民は全選挙区に前議員を立てる。1区は3選を狙う前議員が着々と地盤を固める。秋田市で1日あった事務所開きには石破茂元党幹事長が駆け付けた。希望を「どれだけの風になるのかが読めない」と警戒する。
 2区、3区の前議員はともに強固な地盤を抱え、県議や市議らと組織戦を展開する。ここに来て、希望の出現や内閣支持率の下落など不安定要素が表れ、加藤鉱一県連幹事長は「政権復帰して以来の厳しい選挙だ」と危機感を募らせる。

 希望は1区に元参院議員を擁立する。急転直下の決定に出遅れ感は否めず、民進県連内には唐突感を抱く幹部も少なくない。1区から立候補を予定していた民進系前議員(比例東北)は、希望の比例単独候補に決定。公認が決まった3日の記者会見で「正直わだかまりがある」と複雑な胸中をのぞかせた。両者の連携の成否が鍵になる。
 2区は新人、3区は前回比例復活した前議員を立てる。3区は自民前議員と5度目の対決。民進県連の沼谷純代表は「地方は風頼みでは勝負できない。無党派層などの新たな票を掘り起こし、しっかりと戦い抜く」と気を引き締める。

 共産は1��3区に新人を擁立する。いずれも安保法制の廃止や憲法改正反対を訴える。米田吉正県委員長は「現在の政権に疑問を持つ層に広く訴える」と、市民や他党支持層を取り込み護憲派の結集を目指す考え。
 焦点の一つになりそうなのが、自主投票を決めた社民党の票だ。自民陣営の幹部は「希望に行くのか、共産に行くのかで、影響は違ってくる」と気をもむ。

◎小選挙区立候補予定者
 【1 区】 (3)
冨樫博之62 前総務政務官 自前(2)(公推)
松浦大悟48 元参院議員  希新 
斉藤大悟38 党県常任委員 共新 
 【2 区】 (3)
金田勝年68 前法相    自前(3)(公推)
緑川貴士32 党幹事    希新 
藤本友里38 党県准委員  共新 
 【3 区】 (3)
御法川信英53 元財務副大臣 自前(4)(公推)
村岡敏英57 党幹事    希前(2)
冨岡昭67 党県書記長  共新

3572チバQ:2017/10/07(土) 12:24:36
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171007_11048.html
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<衆院選東北・決戦焦点>宮城 野党再結集、牙城崩すか

11:26

<衆院選東北・決戦焦点>宮城 野党再結集、牙城崩すか

(河北新報)

 10日公示の衆院選は、22日の投開票に向け、前哨戦が熱を帯びる。前回2014年は、自民党が東北25小選挙区のうち19を制し圧勝。選挙区が23に減った今回、新党「希望の党」の出現で構図は書き換わった。危機感を抱く自民に、共闘の枠組みが一変した野党がどう攻め込むか。東北各県の決戦の焦点を見る。
 ◇
 6小選挙区のうち、5議席を占める自民前議員の牙城を切り崩そうと、いずれも民進系の立憲民主新人、無所属前議員と元議員を軸に、野党が共闘態勢の構築を急ぐ。3人を擁立した希望への支持動向が、各選挙区の情勢を左右しそうだ。
 1区は自民、希望、立民、維新、諸派など。2区は自民と野党系無所属の一騎打ち。3、4区は自民、希望、共産が争う構図。5区は自民と野党系無所属、6区は自民と共産がそれぞれ激突する。1、2区は共産が立民と無所属の支援に回り、候補者を取り下げた。

 自民は1、2区を重点区に位置付ける。4選を目指す1区の前議員は、同日選の宮城県知事選に立候補した現職と連携を強める。6選を狙う2区の前議員は、野党共闘の後押しを受ける元議員との一騎打ちに危機感をにじませる。
 民進の事実上の解党で1区の新人は立民、2区の元議員は無所属、3、4区の新人2人は希望、5区の前議員は無所属に分かれた。1区には民進を離れた新人が希望から参戦する。政権批判票の受け皿が割れ、自民に有利との見方もある。

 公明は全選挙区で自民候補を推薦した。比例東北は定数1減の13となるが、2議席の維持を最優先目標に掲げる。選挙協力する自民からの支援を受け、県内で13万5000票の比例票獲得を目指す。
 共産は民進から希望への合流方針を踏まえ、共闘の解消を一時検討した。立民と無所属からの立候補が決まった1、2、5区には候補者を出さず、野党勢力の再結集を図った。希望の候補者がいる3、4区や自民と一騎打ちになる見通しの6区には新人を擁立し、比例票の上積みも狙う。
 社民と日本のこころはともに選挙区には候補者を擁立せず、比例東北の1議席を目指して全力を挙げる。

◎小選挙区立候補予定者
 【1 区】 (6)
土井亨59 復興副大臣    自前(3)(公推)
伊藤優太32 仙台市議     希新 
岡本章子53 党県代表     立新 
畠山昌樹43 医師       維新 
油井哲史37 幸福実現党県代表 諸新 
今留尚人52 医師       無新 

 【2 区】 (2)
秋葉賢也55 党政調副会長   自前(5)(公推)
鎌田さゆり52 元衆院議員    無元(2)

 【3 区】 (3)
西村明宏57 元国交副大臣   自前(4)(公推)
一條芳弘44 元衆院議員秘書  希新 
吉田剛35 党地区常任委員  共新 

 【4 区】 (3)
伊藤信太郎64 元外務副大臣   自前(5)(公推)
坂東毅彦58 医師       希新 
高村直也34 党県常任委員   共新 

 【5 区】 (2)
勝沼栄明42 医師       自前(2)(公推)
安住淳55 民進県代表代行  無前(7)

 【6 区】 (2)
小野寺五典57 防衛相      自前(6)(公推)
横田有史73 党県副委員長   共新

3573とはずがたり:2017/10/07(土) 12:28:51
政党大変(上) 農協と比例処遇に火種
衆院選さが
https://rdsig.yahoo.co.jp/media/news/rd_tool/saga/articles/l41/RV=1/RE=1508556461/RH=cmRzaWcueWFob28uY28uanA-/RB=/RU=aHR0cDovL3d3dy5zYWdhLXMuY28uanAvYXJ0aWNsZXMvLS8xMzM3MzM_dXRtX3NvdXJjZT15YWhvbyZ1dG1fbWVkaXVtPWh0dHAmdXRtX2NhbXBhaWduPWxpbmtfYmFjayZ1dG1fY29udGVudD1yZWxhdGVk/RS=%5EADAKyS3PfbSv7ECRH5Z9pENGg7KU0g-;_ylt=A7YWPjatSdhZE1AAq8ACmuZ7;_ylu=X3oDMWFxcGFzbzZuBHBvcwM0BHJsX3RpdGxlA.aUv.WFmuWkp.Wkie.8iOS4iu.8ieOAgOi.suWNlOOBqOavlOS.i.WHpumBh.OBq.eBq.eorgRybF91cmwDaHR0cDovL3d3dy5zYWdhLXMuY28uanAvYXJ0aWNsZXMvLS8xMzM3MzM_dXRtX3NvdXJjZT15YWhvbyZ1dG1fbWVkaXVtPWh0dHAmdXRtX2NhbXBhaWduPWxpbmtfYmFjayZ1dG1fY29udGVudD1yZWxhdGVkBHNlYwNyZWxhdGVkBHNsawNwYwR0aXRsZQPljp_lj6PmsI_jgIznhKHmiYDlsZ7jgafmiKbjgYbjgI3jgIDooYbpmaLpgbjjg7vkvZDos4DvvJHljLoEdXJsA2h0dHBzOi8vaGVhZGxpbmVzLnlhaG9vLmNvLmpwL2hsP2E9MjAxNzEwMDctMDMxMzM3NTAtc2FnYS1sNDE-
10:14

 「都会で離合集散、野合いろいろ起こっているが、地方のわれわれは正々堂々と戦う」。衆院佐賀1区に出馬する岩田和親(44)の事務所開き。自民党県連会長の留守茂幸は声を張り上げ、解散直後の野党再編の動きを批判した。

 森友、加計(かけ)学園問題で内閣支持率が急落し「安倍1強」が揺らぐ中、8月の内閣改造での回復を背に、臨時国会冒頭の電撃解散に走った安倍政権。野党の準備が整わない「勝てるタイミング」のはずだったが、「大義がない」と攻められ、都知事の小池百合子率いる「希望の党」の登場で一気に風向きが変わった。

 民進党の合流、分裂と日替わりでメディアを席巻され、自民に焦りがにじむ。参院議員の福岡資麿は風を見通せず警戒を続ける。「保守票が逃げるとは思っていないが、無党派層がどうなるか」

◇保利票 2014年の前回、佐賀1区の岩田は約2500票差で苦杯をなめた。2区の古川康(59)は約3万1千票差をつけたが、「あくまで保利(耕輔)先生の後継者としての『保利票』だった」と陣営幹部。今回は両選挙区とも激戦の様相だ。

 県連には二つの火種がくすぶる。保守分裂となった15年の知事選を機にすきま風が吹く農協との関係。環太平洋連携協定(TPP)への参加や農協改革も、両者の溝を広げた。

 解散風が吹いた9月中旬。自民関係者が農協幹部と会ったが、返ってきた言葉は「推薦はできない」。関係修復には程遠い現状を突きつけられた。「国会議員はこれまで何をしてきたのか」。組織力が集票の源泉である自民にとって、県農政協議会の後ろ盾なくしては士気にも響く。推薦願は出しているものの、参院選に続く「自主投票」となる可能性もあり、県連幹部はいらだちを隠さない。

◇生命線 もう一つの懸念材料は、前回、「0増5減」で佐賀の小選挙区が3から2に削減され、比例代表に回った今村雅弘の処遇だ。知事選で党本部が推す候補の対抗馬を模索した今村は前回、名簿順位31位の憂き目に遭った。辛うじて最終議席に滑り込んだ。

 「今回もし下位になれば、今村支持者が完全にやる気を失う。あの屈辱だけは許されない」。県連幹部は5日も上京し、党本部に上位処遇を念押しした。「感触は得ている」一方、党本部からは厳しい小選挙区での勝利を迫られた。

 自民にとって生命線となるのが公明党との選挙協力だ。「比例は公明、伏してお願いする」。両党が政策協定を結んだ2日、合同会議では自民前職の声が会場の外まで響いた。強固な組織を誇るとはいえ相次ぐ新党は比例に影響するとみられ、今村の名簿順次第では「自民が『比例は公明』と言い続けられるのか」(関係者)と危惧する。

 公明は前回、現制度で初めて獲得した「比例九州4議席」の死守が目標で、県内では昨年参院選並みの5万8千票以上が至上命題。県本部代表の中本正一は「自民との連携の中で、安定議席確保の踏み台にしたい」と強調した。(敬称略)

    ◇

 政界地図の流動化は、県内政党にも影響をもたらしている。10日の衆院選公示を前に、各党の現状を探った。

3574岡山1区民:2017/10/07(土) 12:46:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00153103-okinawat-oki
民進党沖縄県連の清水磨男幹事長は6日、県連代表を務めていた仲間昌信氏(69)の代表辞任と離党を発表した。衆院選をめぐり民進は希望の党への合流や立憲民主党の立ち上げなど野党再編のさなかにいるが、政党としては現存している。県連も同様に組織として残っているが、代表辞任で県内の現職議員は那覇市議の清水氏1人となり、衆院選後の対応が注目される。

【写真】鳩山元首相、スーツ姿で辺野古座り込み

存続か、希望か、立憲か
 清水氏は前代表が立憲公認で立候補する比例への対応を「かつて民進に所属しており立憲や希望から立候補する仲間を応援する」と説明。選挙区は無所属で沖縄3区から立候補する玉城デニー氏(57)を応援するとした。

 民進県連として活動を続けるか、立憲や希望として活動するかは衆院選後に議論する考えを示す一方で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する立場から、辺野古への対応をめぐる希望と立憲への評価は分かれた。

 辺野古を「着実に進める」とした希望の小池百合子代表の発言を「非常に残念だ」とし、「ゼロベースで検討する」とした立憲の枝野幸男代表を「(党内で)長年積み重ねた議論をしっかり受け止めている」と評価した。

積み上げてきたものが…
 民進の最大の支持母体である連合は特定の政党を支持しない方針を決定した。民進県連と協力してきた連合沖縄の幹部は、代表辞任と立憲からの比例立候補について「事前にもう少し議論があってもよかったのではないか」と指摘する。

 同時に「県連と向き合ってきた枝野氏に報いたいという気持ちがあったのだろう」と理解を示しつつ「大局に巻き込まれ沖縄で積み上げてきた民進支持層や関係団体の連携がなくなることはあってはいけない」と慎重な対応を求めた。

3575名無しさん:2017/10/07(土) 13:20:08
今回もダークホース来ましたね

「支持政党なし」候補者擁立調整
比例東京、九州など検討
2017/10/7 11:25
https://this.kiji.is/289219750165840993
政治団体「支持政党なし」が衆院選の比例代表に候補者を擁立する方向で調整していることが分かった。
東京、九州、北関東のいずれかのブロックに絞っての活動を検討している。佐野秀光代表(47)が7日、共同通信の取材に明らかにした。

「支持政党なし」は、2014年の衆院選比例北海道ブロックで、社民党の約5万3千票を上回る約10万票を獲得して話題を呼んだ。
昨年の参院選も比例代表と5選挙区に候補を立てたが、議席は得られなかった。

佐野氏は「希望の党など新しい政党が誕生する中でも支持する党がない有権者の受け皿になりたい」と語った。

3576チバQ:2017/10/07(土) 14:19:22
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171007_61024.html
<衆院選福島>民進玄葉氏 3区から無所属で出馬

12:05

 民進党の玄葉光一郎元外相(53)は6日、須賀川市の事務所であった選対本部会議に出席し、希望の党の公認を受けずに無所属で衆院選福島3区から立候補する意向を明らかにした。
 玄葉氏は民進を代表し希望側と全国の公認調整に当たってきた。「公認漏れとなった人たちの気持ちや立場を考えると心苦しい」と理由を説明した。
 前原誠司代表が合流を決めたことについては「化学反応を起こし政権交代可能な二大政党をつくろうとした」と説明。「民進は政権を担うには左に寄り過ぎていた。より現実的な外交安全保障政策を遂行できる穏健な保守政党をつくる必要がある」と理解を求めた。
 無所属での立候補は中選挙区時代の福島2区で初当選した1993年以来。玄葉氏は「日本と自分自身をリセットする気持ちで戦いたい」と語った。
 福島3区には自民党新人上杉謙太郎氏(42)、共産党新人橋本健二氏(69)も立候補を予定している。

3577チバQ:2017/10/07(土) 14:20:05
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171007-567-OYT1T50052.html
原口元総務相「無所属で立つ」…希望から変更

12:35

 民主党政権で総務相を務め、今回の衆院選で希望の党公認として佐賀1区から立候補を予定していた前議員の原口一博氏(58)が7日、読売新聞の取材に対し、無所属で立候補することを明らかにした。

 原口氏は同日朝、自身のツイッターで、過去に難病で入院したことに触れ、「3年前に死線をさまよった直後の選挙で小選挙区で勝たせていただいた。妥協して当選しても何の恩返しにもなりません。無所属で立つ事を決断しました」などと書き込んでいた。

 佐賀1区では自民党前議員の岩田和親氏(44)、共産党新人の上村泰稔氏(52)、諸派新人で幸福実現党員の中島徹氏(43)も立候補を予定している。

3578チバQ:2017/10/07(土) 14:21:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710070043.html
衆院選】希望候補ドタバタ、支援者に戸惑い「どこの誰?」 入塾1週間で出馬、公示直前に国替え

12:49

(産経新聞)

 衆院選は10日の公示が迫り、各陣営は選挙事務所の設営や届け出などの準備で忙しい。なかでも慌ただしいのは9月下旬の解散直前に小池百合子東京都知事が設立した希望の党。解散後に選挙区の“国替え”を強いられたり、政治経験のない立候補予定者が少なくない。「最近まで顔も知らなかったのに」と戸惑いを隠しきれない支援者もいる。

 玉突きで国替え

 「今朝は事務作業をしていました」。希望の党公認で奈良2区から立候補を予定している新人、松本昌之氏(34)は7日朝、JR法隆寺駅前(奈良県斑鳩町)での街頭演説を早めに切り上げ、選挙事務所で公示に向けた準備を進めた。

 東京大法科大学院を修了した弁護士だが政治経験はない。立候補も急に決まった。小池氏傘下の政治塾に入ったのが9月16日。希望の党の若狭勝氏から出馬の打診を受けたのが19日で、入塾から約1週間後の23日に出身地の奈良2区を提案され決意した。

 希望の党への合流を決めた民進党本部から「奈良2区の公認は松本氏」と連絡を受けた民進奈良県連は揺れた。県連幹部ですら「どこの誰なのか顔も知らなかった」。

 そもそも奈良2区では、元参院議員、前川清成氏(54)が民進から立候補する予定だった。しかし希望の党側は松本氏を優先、前川氏は3区への国替えを余儀なくされた。もともと3区を予定していた新人は出馬を断念した。

 県連の藤野良次代表らは今月4日の会合で、松本氏の選挙活動への協力を約束したが県連内にはしこりが残る。民進最大の支援組織である「連合奈良」も支援はしない。

 2区では、自民の立候補予定者が前総務相の前職、高市早苗氏(56)と強敵だ。

 藤野代表は「いきなり希望の党の人を支援しろといわれても気持ちが入らない。走りながら気持ちを乗せていくしかない」と自らを鼓舞するように話した。

 まさかの同士打ち

 世界遺産・姫路城のおひざ元、兵庫11区は、自民前職の松本剛明氏(58)と大阪19区から国替えとなった希望の党元職、長安豊(たかし)氏(49)が立候補を予定。2人は旧民主党にいた時期があり、かつては酒を酌み交わした仲。「元同僚同士の対決」となる。

 長安氏の国替えが発表されたのは、公示まで1週間に迫った3日夜。希望の党が日本維新の会との調整で候補者を東京と大阪ですみ分けた影響を受けて、支援組織へのあいさつ回りも終えないままの出馬表明だった。6日の公開討論会も「選挙準備多忙」を理由に欠席し、政策を有権者に伝える余裕もない状況だ。

 対する松本氏は兵庫11区で3連勝中。「どの候補者が出てきても、これから自民で仕事をすることに対する有権者の審判をあおぐ私の戦い方は変わらない」と強者の余裕を漂わせる。

 対立陣営から同情

 長安氏の国替えで取り残される形になったのが、大阪19区で支えてきた支援者たちだ。泉佐野市の男性会社社長(49)は「やはり19区で出てほしかった」と複雑な心境。それでも「彼が国会議員に復帰することが、泉佐野市のためにもなる」と、兵庫11区のポスター貼りに協力するつもりだ。

 希望の党は大阪7区(吹田市など)でも民進から立候補予定だった新人、乃木涼介氏(53)を神奈川15区(平塚市など)へ国替えした。1年前から大阪7区で準備を進めてきただけに、支援者や後援会だけでなく対立してきた陣営からも「ふびんだ」「かわいそう」と同情の声が上がる。

 乃木氏の活動を支えてきた地元市議は「非常に残念だ。支援者の選択肢も失ってしまった」と嘆いた。

3579チバQ:2017/10/07(土) 14:23:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171007k0000e010300000c.html
<衆院選>「無所属はつらいよ…」選挙カーやビラ枚数に制約

13:39

無所属での出馬を決めた経緯を説明し、支援を求める立候補予定者(手前)=三重県内で6日、橋本明撮影

(毎日新聞)

 ◇目立つ元民進の「無所属の立候補予定者」

 今回の衆院選は無所属の立候補予定者が目立つ。民進党の希望の党合流に伴い、希望から公認を得られなかったり「選別」に反発したりして、「個人戦」を選択した人がいるためだ。政党対決を想定した小選挙区制で無所属候補は政党公認候補よりも選挙運動が制約され、比例復活当選の道もなく、厳しい選挙戦を強いられる。

 「事務所も車も少なく、配れるビラも4万枚少ない。苦しい戦いだ」。週刊誌報道で民進を離党し、愛知7区から無所属での出馬を予定する前職、山尾志桜里氏(43)の支援者は、そう漏らした。

 公職選挙法で、選挙事務所は候補者1人につき原則1カ所と決められているが、政党公認の場合は政党がその選挙区に別の事務所を1カ所設置できる。選挙カーは無所属候補だと1台だが、政党公認なら政党の選挙カーが使える。ビラも無所属7万枚以内、政党公認11万枚以内。無所属はテレビの政見放送にも出演できず、政党公認に比べ大きく不利だ。

 6市1町の愛知7区。山尾氏陣営は過去の選挙戦で、党の選挙カーも使って選挙区内をくまなく回った。山尾氏を支援する愛知県瀬戸市の主婦(65)は「この広い選挙区を車1台では限界がある。効率的な戦略を立てなければいけない」と焦燥感をにじませた。

 岐阜1区の自民党前職、野田聖子氏(57)=総務相=は3日の閣議後記者会見で、無所属で臨んだ2005年の郵政選挙を「本当につらかった。広報活動も資金も支援者もなくなり、比例にエントリーできず、崖っぷちの選挙だった」と振り返った。

 その岐阜1区で希望の公認を得られず、無所属での立候補となる新人、吉田里江氏(51)。やはり街宣ルートの見直しを余儀なくされている。選挙用の新聞広告のスペースも小さい。陣営は「視覚効果は限定的」と嘆く。

 何より無所属は比例復活当選の道がない。それでも吉田氏は「そういうことも含め選択した。エキサイティングな戦いができる」と強気の姿勢を見せる。民進岐阜県連や連合岐阜は支援する予定。

 三重県は1��3区の民進前職3人が無所属で戦う道を選んだ。

 1区の松田直久氏(63)にとっては「究極の選択」。前回衆院選は旧1区で落選し、比例復活した。6日夜、松阪市で地域の集会に顔を出し「自分に正直になろうと決めた」と理解を求めた。厳しい戦いを覚悟するが「すっきり応援できるようになった」(民進系県議)との声もある。

 7回連続当選中の2区の中川正春氏(67)は区割り見直しにより新たに選挙区に加わった伊賀市の住民懇談会で「正念場だ」と呼び掛けた。「政見放送などが使えない中、名前と政策をどうアピールするか」と思案する。

 3区の岡田克也氏(64)は元民進党代表の責任から松田氏と中川氏を「しっかり応援したい」。公示の10日は2人の応援演説から選挙戦を始めるという。【斎川瞳、高橋龍介、橋本明、井口慎太郎】

3580とはずがたり:2017/10/07(土) 18:37:22
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2017-10-07 17:32:37
立候補とりやめのお知らせ
https://ameblo.jp/uranomitaka/entry-12317492684.html
テーマ:大分から国政挑戦
衆議院選挙・大分3区 立候補をとりやめることにしました。
以下、報告させていただきます。…

3581名無しさん:2017/10/07(土) 18:47:15
「支持政党なし」が候補擁立 比例東京ブロックで佐野秀光代表ら
http://www.sankei.com/politics/news/171007/plt1710070077-n1.html

「支持政党なし」が候補擁立 比例東京ブロックで佐野秀光代表ら
衆院選2017.10.7 18:26
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「支持政党なし」の佐野秀光代表(篠田哉撮影)1/1枚
 政治団体「支持政党なし」は7日、衆院選の比例代表東京ブロックに候補者を擁立する方針を固めた。佐野秀光代表(47)ら新人4人を名簿に登載する。

<< 下に続く >>
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 「支持政党なし」は、平成26年の衆院選比例北海道ブロックで、社民党の約5万3千票を上回る約10万票を獲得して話題を呼んだ。昨年の参院選でも比例代表と5選挙区に候補を立てたが、議席を得たことはない。

3582とはずがたり:2017/10/07(土) 19:07:51
都民への人気は健在か?希望惨敗気分なんだけど地方にいると解らないのかな。。

小池都知事が銀座で「希望の党」代表初演説“小池見たさ渋滞”起きる
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171007-134-OHT1T50113.html
17:33スポーツ報知

 希望の党代表の小池百合子東京都知事(65)は7日、東京・銀座四丁目交差点で、10日に公示される衆院選(22日投開票)に向けた初めて街頭演説を行った。日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事(53)、減税日本代表の河村たかし名古屋市長(68)ととともマイクを握った小池氏は「銀座のみなさん、こんにちはー」とにこやか笑顔で第一声。「東京、大阪、名古屋の3つのメガロポリスで、これからお訴えをさせていただきます」と呼びかけた。

 この日の銀座には、小池氏見たさに聴衆が約3000人集結。横断歩道の歩行者が携帯で小池氏を撮るために渋滞が起こるなど、東京での小池人気健在を感じさせた。小池氏は「消費増税の是非、国民にみなさんにこれだけのお金かけれ総選挙をやることが、そもそもテーマの設定としていかがなものか」と自民党・安倍政権を批判。「それよりも好景気の実感無いままで経済政策をそのまま進めていいのかが問題。改めて立ち止まってチェックしなければならない」と、改めて自ら命名した「ユリノミクス」の必要性を訴えた。一方で自民党と近い政策といわれる憲法改正などの話はなし。政権との対決姿勢を前面に打ち出した。

 激務な上に6日に公約発表をしたばかり。この日は疲れがあるのか、いつも流ちょうなしゃべりの小池氏が言葉を噛んだり話の途中に咳き込む場面もあった。また、選挙カーの死角には「最もお買い得の知事」「身を切る改革」「かけ森友」「10年高齢人口268万人」など、フレーズや数字がビッシリ書かれたカンニングペーパーも用意。ときおりチラ見をしながら演説するなど、準備が急ごしらえであることもうかがわせた。

3583とはずがたり:2017/10/07(土) 19:09:09
筒井の女婿か!

衆院選: 梅谷守氏が総決起集会 野党と市民連合が結集
https://news.goo.ne.jp/article/joetsutj/region/joetsutj-59d87b234c0db10eae805da4.html
18:10上越タウンジャーナル

衆院選(10日公示、22日投開票)の新潟6区に無所属で出馬する新人の梅谷守氏(43)の後援会は2017年10月7日、新潟県上越市下門前のリージョンプラザ上越で選対本部発足式・総決起大会を開いた。同氏は、市民連合、社民党、共産党、自由党、新社会党による野党統一候補として立候補する。会場のコンサートホールや会場外のエントランスには、それぞれの支持者ら約800人が集まり、昨年の参院選と知事選の2回の選挙で勝利した野党共闘の再現を誓った。

コンサートホールは通路まで人であふれかえった

梅谷氏は、民進党が希望の党に事実上合流したことを受け、当初、希望の党からの出馬も検討したが、最終的に、市民連合、社民党、共産党、自由党、新社会党による野党共闘の統一候補として無所属で出馬することになった。

壇上には、米山隆一新潟県知事、村山秀幸上越市長をはじめ、共産党の藤野保史前衆議院議員、自由党の森ゆうこ参議院議員、社民党の小山芳元県議会議員、馬場秀幸市民連合・上越代表など、支持する野党の代表や6区内の市議らが並んだ=写真=。

あいさつした米山知事は「1年前県知事選に出るか出ないか迷っていた時、同じ民進党の中で梅谷さんが背中を押してくれた。原発政策や農業の所得補償など私と意見は同じ」と述べ、支援を呼びかけた。

決意表明する梅谷氏

支援する野党や市民団体の代表らのあいさつに続いて登壇した梅谷氏は冒頭、「今回、急に降って湧いたことを受け、何がベターなのか本当に悩み、とことん考えた」と無所属の野党統一候補としての出馬を決意するに至った心境を吐露。そして、「3年間6区を歩き、アベノミクスの掛け声とは裏腹な現実があることが分かった。このままでは日本の平和や民主主義はどうなっていくのかという強い思いで選挙に挑む。『守る』ならぬ『攻める』で頑張っていく」と決意表明した。

また、梅谷氏の義父で元衆議院議員の筒井信隆氏も登壇し「自民党安倍政権は戦後最悪の内閣。今回の選挙、何としても勝たせていただきたい」と訴えた。

義父の筒井信隆元衆議院議員も熱弁をふるった

最後には、それぞれの政党や団体の代表がのぼり旗を、来賓や関係者は青いプラカードを手にステージに上がり、「頑張ろうコール」で締めくくった=写真=。

衆院選新潟6区には梅谷氏のほか、自民党前職の高鳥修一氏(57)が立候補を予定している。

3584岡山1区民:2017/10/07(土) 20:03:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000067-asahi-pol
原口一博氏、中山成彬氏の比例入りに不快感か 無所属へ
関係者によると、同党が中山成彬・元文部科学相(74)を比例九州ブロックの上位候補にするとの情報が入ったことなどから決意したという

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000061-asahi-pol
維新、6人を追加公認
10/7(土) 18:37配信 朝日新聞デジタル
 日本維新の会は7日、衆院選小選挙区と比例区の4次公認として計6人を発表した。新たな立候補予定者は次の通り。(敬称略)

 ●選挙区

 埼玉3=谷古宇勘司(66)・新▽和歌山2=栄隆則(53)・新▽長崎3=口石竜三(48)・新

 ●比例区

 北海道=佐藤暁(55)・新▽東京=中津川博郷(68)・元▽東海=喜多義典(50)・新

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000090-jij-pol
維新3候補を推薦=希望【17衆院選】
10/7(土) 18:15配信 時事通信
 希望の党は7日、日本維新の会の衆院選公認候補3人の推薦を決めた。いずれも前職。推薦する候補者は次の通り。(敬称略)
 富山1区 吉田豊史▽福岡4区 河野正美▽沖縄1区 下地幹郎

3585さきたま:2017/10/07(土) 21:07:00
福岡3区、立憲に一本化=共産【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100700403&amp;g=pol
 共産党福岡県委員会は7日、衆院選の福岡3区で擁立予定だった山口湧人氏を取り下げると発表した。立憲民主党の山内康一氏に一本化する。
 また、共産党岐阜県委員会は岐阜1区で山越徹氏の擁立を取り下げ、無所属の吉田里江氏を支援すると発表した。
(2017/10/07-16:52)

3586さきたま:2017/10/07(土) 21:19:17
>>3584の原口の記事全文とtwitter、facebook。

原口一博氏、中山成彬氏の比例入りに不快感か 無所属へ
2017年10月7日19時37分
http://www.asahi.com/articles/ASKB75T12KB7TTHB00S.html?iref=comtop_8_04
 元民進副代表の前職原口一博氏(58)=佐賀1区=が、10日公示の衆院選に無所属で立候補すると表明した。希望の党の公認を受けていたが、関係者によると、同党が中山成彬・元文部科学相(74)を比例九州ブロックの上位候補にするとの情報が入ったことなどから決意したという。中山氏は6日、「小池さんが(衆院選に)出なければ、安倍さんがいいと思う」と発言している。
 原口氏は7日朝、SNSで「妥協して当選しても何の恩返しにもなりません。無所属で立つことを決断しました」と表明。「立憲民主党の仲間とも話し合います」とした。希望の党の政策について「新自由主義、新保守主義ではないか?」などと指摘している。



https://www.facebook.com/kazuhiro.haraguchi/posts/1634596259938866
原口 一博
11時間前 · Saga Prefecture佐賀県 佐賀市 ·
全国の仲間に。
自民党政治を終わらせる、安倍政権を終わらせるというのは本当に果たされるのか?政策を見ても新自由主義、新保守主義では無いか?綱領に沿っているのか?事前審査が終わりこれから引き返せば後は公示日当日の1発審査だけ。そこで書類の不備があれば立候補さえ受け付けてもらえない。
素晴らしい支援者の皆様、家族、心あるスタッフ、乏しい資金でやりくりしてきた仲間も限界では無いか?今から書類を無所属なり立憲民主党に書き換えてなんて言えないだろう。それに自分がそうすれば横にいる仲間は終わってしまう。しかし、主役は僕たちではない。国民だ。この理不尽な政治を終わらせてほしいと考えておられる国民だ。
僕は3年前に死線を彷徨った直後の選挙で小選挙区で勝たせて頂きました。もうこれ以上、妥協して当選しても何の恩返しにもなりません。無所属で立つ事を決断しました。
立憲民主党の仲間とも話し合います。
どうか勝ち残ってください。



https://twitter.com/kharaguchi/status/916449175495106560
原口 一博‏@kharaguchi
原口 一博さんが高須克弥をリツイートしました
この方の九州比例一位が希望の党の姿勢ですか?急ごしらえに発表された政策については寛容にという事ですか?安倍政権の存続を望んでいるのですか?
@ecoyuri原口 一博さんが追加

高須克弥 @katsuyatakasu
中山成彰先生。立派です。中山先生だけ支持します。なう
【衆院選】希望の党で出馬の中山成彬元文科相「安倍晋三首相がいい」 http://www.sankei.com/politics/news/171006/plt1710060114-n1.html … @Sankei_newsから
16:44 - 2017年10月6日 場所: 佐賀 佐賀市

3587さきたま:2017/10/07(土) 21:36:48
>>3584
東京16区から中津川が撤退。希望の田村には朗報。立憲民主の初鹿は苦しくなった。


2017.10.7 19:43
【衆院選】東京16区の中津川博郷氏が維新・比例へ 選挙区出馬を断念
http://www.sankei.com/politics/news/171007/plt1710070088-n1.html
 衆院東京16区から無所属で出馬することを表明していた「日本維新の会」の元職、中津川博郷氏(68)が7日、小選挙区からの立候補を断念し、維新の比例単独に切り替えることを表明した。理由を「無所属では選挙活動に制限が多く、訴えが伝わりづらい」としている。

3588とはずがたり:2017/10/07(土) 21:38:54
>>3458(大阪) >>3373民主他×共産 >>3342>>3115注目道県選挙区抜粋 >>3455(北海道) >>3532(愛知)

>>3214
ネットが民主候補推薦:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3575
民進元職・山花郁夫氏が枝野氏の立憲民主党へ:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3359
都内民進 前職ら相次ぎ表明:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3351

立憲民主16 社民1 共産17
◇…共産擁立回避8 ●…共産・立民競合9

大阪より立民の擁立が多くて競合も多い。

東京
1◇海江田万里 民=ネ >>2659 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3397
2◇松尾 明弘 民=ネ 四人衆
3 <松原 希望>
4●井戸 正枝 民=ネ 元
5◇手塚 仁雄 民=ネ >>2659
6◇落合 貴之 民=ネ さきたまさんイチオシの田中秀征の直弟子 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3417
7◇長妻 昭 民=ネ
8●吉田 晴美 民=ネ 四人衆
9 ─── <浅野 克彦 出馬断念>
10●鈴木 庸介 民=ネ 四人衆
11●前田 順一郎 民=ネ6人衆 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3420 >>3126
12 池内 沙織 共=必勝区
13●北(きた)條 智彦 民=ネ 四人衆
14 ─── <清水 啓史 出馬断念?>
15 <柿沢 希望>
16◇初鹿 明博 民=ネ 
17 ─── <伊藤 正樹 出馬断念?>
18◇菅 直人 民=ネ
19●末松 義規 民=ネ(民進離党も希望排除) http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3398
20 宮本 徹 共=必勝区  <竹田 光明 出馬断念?>
21◇小糸 健介 社>>3034 社共は候補者協力で合意・対象選挙区は未定 <長島 希望>
22●山花 郁夫 民=ネ
23 ──   <櫛渕 万里→希望公認国替え>
24●高橋 斉久 民=ネ 6人衆
25●山下 容子 民=ネ

3589名無しさん:2017/10/07(土) 21:56:24
http://www.seikatsusha.me/blog/2017/10/07/10183/
第48回衆議院議員選挙方針
2017年10月7日 16時08分 | カテゴリー: ステートメント, トピックス, 活動報告

第48回衆議院議員選挙取り組み方針

2017年10月7日

東京・生活者ネットワーク

 安倍首相は、9月28日、「森友」「加計」両学校法人をめぐる問題の追及を避けるため
国会を冒頭解散する暴挙に出ました。

解散理由は「国民と国難を乗り越えるためだ、『国難突破解散』だ」と主張。消費税率10%
への引き上げに伴う税収の使途変更と、核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮への対応に
ついて「選挙で信を問う」と強調していますが、前代未聞、「大義なき解散」以外のなにもの
でもありません。一方で、突然の解散に乗じるかの小池都知事の新党結成で、野党再編の
流れもまた加速しています。しかし、議席確保のための離合集散、にわか仕立て・寄せ集め
の選挙公約、権力ゲームに終始しかねない現状をみるにつけ、こうした事態こそが、国民に
とって「国難」であると断じざるをえません。

この間、安倍政権は集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法や、共謀罪の強行
採決など、暴挙ともいえる強硬な国会運営を行い、原発輸出や各地の原発の再稼働を承認、
再び原発推進に舵を切っています。生活者ネットワークは安保法制の廃止を求めるとともに、
福島第一原発事故がなかったかのように原発政策を推進して恥じない「安倍一強体制」を、
これ以上許すことはできません。

私たちは、貧困を放置し格差社会を容認する政治、右傾化する国政に強い危機感を持って
います。脱原発、エネルギー・食料の地産地消、多世代にわたって暮らしを支えるセーフティ
ネットの充実など、地域で生活する市民一人ひとりの人権が尊重され、持続可能な、豊かさ
を実感できる政治を実現するために、この選挙に粘り強く立ち向かい、必ずや安倍政権の
大暴走をストップさせる好機としなければなりません。

東京・生活者ネットワークは、民主主義、立憲主義、平和主義のもと、広範な市民とつながり、
ともに政治をあるべき姿に戻すために第48回衆議院議員選挙に臨みます。

■政策
1.立憲主義に基づいて、憲法を活かす
1.安保法制、共謀罪の廃止を求める
1.脱原発、省エネ・再生可能エネルギー政策を推進する
1.女性議員を増やす

■上記方針に基づき、以下の方々の推薦を決定しました。
東京1区 海江田万里(立憲民主党)  2区 松尾明弘(立憲民主党)  4区 井戸正枝(立憲民主党)
5区 手塚仁雄(立憲民主党)     6区 落合貴之(立憲民主党)  7区 長妻昭(立憲民主党)
8区 吉田晴美(立憲民主党)    10区 鈴木庸介(立憲民主党) 11区 前田順一郎(立憲民主党)
13区 北條智彦(立憲民主党)    16区 初鹿明博(立憲民主党)  18区 菅直人(立憲民主党)
19区 末松義規(立憲民主党)    22区 山花郁夫(立憲民主党)  24区 高橋斉久(立憲民主党)
25区 山下容子(立憲民主党)

3590名無しさん:2017/10/07(土) 22:00:46
東京生活者ネットワークは緩やかに終わりつつある政党ではあるが、
それでも運動員は動員できるからな
今の希望の党にとってはこんなことでもダメージになる

3591名無しさん:2017/10/07(土) 22:01:31
あ、既出だった
申し訳ないです

3592とはずがたり:2017/10/07(土) 22:08:14
>>3587
大西は爺さんだしまだ3期くらいでそんなに強くないし田村にはチャンスありますね〜。

3593名無しさん:2017/10/07(土) 22:14:24
>>3592
私は北小岩(江戸川区だけど東京17区管内)に住んでますが、
東京16区で田村のポスター全く見かけないんですよ
初鹿のポスターはよく見かけます

江戸川区は東西の交通網は発達しているんですが、
南北(葛西から小岩)の交通はバスを使うか、鉄道を使うなら
いったん都心もしくは千葉県側へ出なければならないんです

落下傘には土地勘も苦労する土地だと思います
運動員も足りないんじゃないでしょうか?初鹿の方が
得票は上に行くような気がします

3594とはずがたり:2017/10/07(土) 22:31:13
>>3593
情報提供感謝です!

希望は連合から推薦貰えないので,たむけんも都ファの都議頼みでしょうね。。

東京都はいえ落下傘では厳しいでしょうか?

初鹿09年には12万票取ってたけど12年には僅か2万票台と一気に10万票も減らしてるし属人的な投票あんましないのかなーと思うんですがどうでしょうかね。
http://tohazugatali.soragoto.net/politics/shu-tokyo02.html#16

3595名無しさん:2017/10/07(土) 22:37:31
>>3594
上田令子都議と小池百合子都知事の関係が悪化したのも
非常に痛手だと思います
落下傘間もない田村では仲裁もままなりません

3596とはずがたり:2017/10/07(土) 22:41:08
>>3595
そうでした,上田女史の所でしたね。なんとなく結びついてませんでした。
確かに痛いですねえ。。

3597さきたま:2017/10/07(土) 22:52:10
どこ?
>比例では、地域政党「新党大地」が2ブロックに擁立。


1100人が出馬準備=自公に野党2極対抗【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100700509&amp;g=pol
 第48回衆院選の公示が10日に迫った。時事通信の7日午後5時現在の集計で、選挙区、比例代表を合わせ1089人が立候補の準備を進めている。各党とも比例でさらに上積みする予定で、候補者数は最終的に前回の1191人に近づきそうだ。
 3極を構成する「自民党・公明党」「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」のうち、自公両党は推薦候補を含め全289選挙区に擁立。他の2極は、選挙区にそれぞれ計245人、計288人を立てている。
 立候補予定者の内訳は、小選挙区935人、比例単独154人。政党別では、自民294人、希望202人、公明53人、共産244人、維新52人、立憲62人、社民21人、日本のこころ2人、諸派83人、無所属76人となっている。 
 自民、公明両党は選挙区での競合を避け、それぞれ277人、9人を立てた。また、自民党は同党系候補が複数出馬する3選挙区で公認を見送り、選挙区支部長の前職にのみ推薦を出す形を取った。公明党は9選挙区で前職全員の当選に全力を挙げる方針で、各候補とも自民党から推薦を得た。
 希望は選挙区に198人を擁立。比例単独候補を増やす考えで、新たな定数の過半数である233人以上の擁立を目指す。維新とは、それぞれ地盤とする東京都(25選挙区)と大阪府(19選挙区)ですみ分ける。
 希望への合流を拒否した民進党出身者が結成した立憲民主党は、選挙区にのみ62人を立てており、比例単独で上積みを図る。共産党は多くの選挙区で野党共闘を優先して候補を取り下げ、立憲民主候補や無所属で出馬する民進系候補に譲った。社民党は19選挙区に候補を立てる。
 民進党と自由党は公認候補を立てず、ともに希望、立憲民主、無所属に3分割される形となった。
 比例では、地域政党「新党大地」が2ブロックに擁立。政治団体「幸福実現党」は全ブロックに候補を立てる。政治団体「支持政党なし」も東京ブロックでの候補者擁立を検討している。
 今回の衆院選は、定数削減により戦後最少の定数465で争われる。小選挙区は6減の289、比例代表は4減で176。
 ◇各党の立候補予定者数
     合計    選挙区  比例
自民   294   277  17
希望   202   198   4
公明    53     9  44
共産   244   207  37
維新    52    47   5
立憲    62    62   0
社民    21    19   2
日こ     2     0   2
諸派    83    40  43
無所属   76    76   -
計   1089   935 154
(注)7日午後5時現在。比例は比例代表の単独候補。(2017/10/07-19:54)

3598名無しさん:2017/10/08(日) 00:37:04
枝野氏、ニコ生で党首握手を一時拒否 「戦う相手に…」
http://www.asahi.com/articles/ASKB77DP0KB7ULFA004.html

2017年10月7日23時34分

拡大する衆院選に向けてのネット党首討論を終え、記念撮影に応じる(右から)社民党の吉田忠智党首、日本維新の会の松井一郎代表、公明党の山口那津男代表、自民党の安倍晋三総裁、希望の党の小池百合子代表、共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、日本のこころの中野正志代表。カメラマンからの握手の求めに、枝野代表から反対の声が出て一度は握手不成立となったが、後に小池代表がリードして握手した=7日午後8時45分、東京・六本木のニコファーレ、飯塚晋一撮影
衆院選に向けてのネット党首討論を終え、記念撮影に応じる(右から)社民党の吉田忠智党首、日本維新の会の松井一郎代表、公明党の山口那津男代表、自民党の安倍晋三総裁、希望の党の小池百合子代表、共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、日本のこころの中野正志代表。カメラマンからの握手の求めに、枝野代表から反対の声が出て一度は握手不成立となったが、後に小池代表がリードして握手した=7日午後8時45分、東京・六本木のニコファーレ、飯塚晋一撮影
 立憲民主党の枝野幸男代表は7日、ニコニコ生放送で中継されたネット党首討論会に参加し、同席した安倍晋三首相(自民党総裁)の政治姿勢などを批判した。立ち上げたばかりの立憲民主党のツイッターのフォロワーが急増するなどネットで人気急上昇中の枝野氏。討論会では、他の党首たちとの握手を拒否する一幕もあった。
特集:2017衆院選
安倍首相「憲法に文民統制を明記する」 党首討論で
 「誰かが決めて押しつける、これは本当の民主主義ではない。そうしたやり方をすると国民が分断され、排除され、排斥され、社会の力は弱くなる」
 枝野氏はこの日の討論会で安倍政権との対決姿勢を鮮明にするとともに、こうも語った。枝野氏が立憲民主党を立ち上げるきっかけともなった、希望の党と民進党の「合流」をめぐる混乱が念頭にあった模様。討論会に同席した希望の党の小池百合子代表(東京都知事)が主導した民進党出身者に対する「排除の論理」を皮肉ったとみられる。
 枝野氏はさらに「私たちは草の根の一人ひとりの国民の声に寄り添う、そして永田町の内側ではなく、国民の側をむいた新しい政治の流れをつくりだしたい。ぜひ多くの皆さんに、この新しいチャレンジに一緒に加わっていただきたい」と強調した。
 討論会が終わると、党首らが記念撮影に応じる場面になり、カメラマンから握手を求める声が飛んだ。枝野氏は「これから戦う相手にそれはできない」と拒否。小池氏や公明党の山口那津男代表らは手を引っ込め、会場は堅い雰囲気に包まれた。
 しばらくして小池氏が「やっぱりいいじゃないですか」と促すと、枝野氏も手を差し出し、安倍首相始め全ての党首が握手に応じた。

3599名無しさん:2017/10/08(日) 00:47:31
連合破壊、小池の目的達成/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201710070000251.html

2017年10月7日10時19分 紙面から
連合破壊、小池の目的達成/政界地獄耳

 ★希望の党代表・小池百合子と民進党代表・前原誠司の政界転覆脱線チームが6日午前、連合本部を訪れ、会長・神津里季生に支援要請した。しがらみのない政治と言い、民進党からの公認申請という名の政策協定書、いわゆる踏み絵では、政党支部において企業団体献金を受け取らないことといった労組の組織内候補の活動を制限するような文言が躍る中、この2人はどういうつもりで連合を訪ねたのだろうか。

 ★会談後、小池は「これまでつながりのあった皆さんを支援してもらいたいと話した。前原氏も含めてしっかりと連携したい」と、しがらみ政治の塊のようなコメント。神津は「私たちが支援している連合推薦候補を(希望の党と立憲民主党の)どちらの党にいても、無所属であっても全力を挙げて支援していく」と無難に答えたものの、普段は決して仲の良くない連合の組織は民間労組、官公労の対立のみならず、組織内候補の分裂もあり、大混乱に陥っている。

 ★ことに郵政民営化から10年、日本郵政公社の職員で構成される組合員数約13万7000人の「日本郵政公社労働組合(旧全逓)」と、約8万3000人の「全日本郵政労働組合(全郵政)」の2大労組の統合から生まれた日本郵政グループ労働組合(JP労組)は、組織内でも希望と立憲民主に候補者が分かれるなど、また裂き状態だ。

 ★連合675万人のうち、情報労連22万人は希望の党支援を中止、航空連合3・5万人と海員組合8万人は、ともに運動員を出さず、自主投票。電機労連60万人は、希望と立憲民主の原発ゼロ公約に反対、運動員を出さずに自民支持へ。UAゼンセン160万人は、北朝鮮の拉致被害者支援・外国人参政権反対で希望か自民へ。自動車総連75万人は、希望の党支持の姿勢。一部は自民支持。つまり民間労組は、表立って自民党支持を打ち出せた。これが小池らの連合破壊。目的達成だ。これで連合は、しがらみがなくなったのだ

3600チバQ:2017/10/08(日) 01:48:34
>>3584
谷古は2012年に三区から出てた人ですね

3601チバQ:2017/10/08(日) 01:51:24
>>3589
これは立憲民主の全員を推薦ですかね?

3602チバQ:2017/10/08(日) 01:57:08
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20171007-567-OYT1T50094.html
浅尾慶一郎氏が無所属出馬、自民は分裂選挙に

10月07日 20:41

 自民党の浅尾慶一郎・前衆院議員は7日、衆院神奈川4区に無所属で立候補する考えを表明した。

 4区では山本朋広・前衆院議員の党公認が決まっており、事実上の分裂選挙となる。浅尾氏は9月27日に入党し、党内では浅尾氏の比例単独候補への転出も検討されていた。2014年の前回衆院選で、山本氏は浅尾氏に敗れ比例選で復活当選した。

3603チバQ:2017/10/08(日) 01:58:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171008k0000m010106000c.html
<衆院選>急造選対、列島走る 箱の上で演説も

10月07日 22:50

街頭演説をする立憲民主党の枝野幸男代表=大阪市都島区で2017年10月7日午後3時20分、大西岳彦撮影

(毎日新聞)

 民進党分裂で急造の新党が二つ生まれた今回の衆院選。街頭演説も手探りだ。

 「右とか左とかじゃない。前へ、皆さんと進んでいきたい」。立憲民主党の枝野幸男代表が7日、大阪市内で演説した際に足元にあったのは高さ50��60センチの箱だった。

 2日に枝野氏が1人だけで結成記者会見に臨んだ新党は、民進党の広報カーを建前上は使えない。枝野事務所が業務の中心で人手や資材は常に不足。7日の演説会を仕切る「大阪府連」もない。府内8人の公認内定者の事務所で、資材調達や枝野氏の送迎などを分担。関係者は「あらゆることがバタバタ」と息を切らす。

 それでも街頭には1500人超が詰めかけ「枝野コール」もわいた。枝野氏は「これまでの政治に不満や不信を持つ方がたくさんおられた」と記者団に語った。

 希望の党も組織力不足に悩む。小池百合子東京都知事が自身が代表に就くと宣言したのが9月25日。その12日後の7日に、小池氏が初めて街頭に立った。東京・銀座に止めた広報カーの上には、松井一郎大阪府知事(日本維新の会代表)と、河村たかし名古屋市長(減税日本代表)の姿も。小池氏は「私が最もお買い得な知事。2番目に安いのが松井さん。市長としては河村市長」と報酬削減の実績をアピールした。

 広報カー周辺では、緑の上着を着た関係者が雑踏整理に当たったが、背中に「LDP」(自民党の英語略称)と記された上着の男性もおり、希望の党の「急造」ぶりがにじみ出る。一方、民進党は公認候補を立てておらず、事務局の役割は薄い。聴衆として演説を見に来た民進党職員は「選挙前の週末に、これだけ手持ちぶさたなのは初めてだ」と苦笑いを浮かべた。

 安倍晋三首相は7日は千葉県内の2カ所で演説。JR柏駅前では数人に「安倍辞めろ」コールを浴びせられた。首相は反応せず、「決してたじろがず、愚直にひたすらに政策を訴える」と聴衆に訴えた。

 ヤジを懸念する自民党本部は演説の事前告知を避ける。地元側が不用意にネットで告知し場所を変えた例も生じ、遊説先の事務所に情報が回りにくくなった。ある前職の関係者は「上からは、首相日程を外部に言わないよう厳しく言われている」と明かした。

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3604チバQ:2017/10/08(日) 01:58:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171008k0000m010098000c.html
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<衆院選>「三都物語」構想 大都市優先、地方反発

10月07日 22:17

 「大都市ファーストでは困る」����。東京、大阪、愛知3都府県知事が地方分権推進などで協力するという共通構想「三都物語」をめぐり、それ以外の知事たちの間に、大都市圏の主張ばかりが強まっていくとの懸念が広がっている。人口流出やそれに伴う議員定数の削減、産業の空洞化、少子高齢化など「地方難」とも言える課題が置き去りにされかねないとの恐れからだ。

 「大阪、東京、名古屋の東海道を結び、稼ぎ頭が稼ぎ続けることによって、日本全体をけん引していく。(3都市が)連携しながらしっかりと(役割を)務めていきたい」

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は7日、日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)、地域政党「減税日本」の河村たかし代表(名古屋市長)とともに臨んだ東京・銀座での街頭演説で、自身が打ち出した共通構想の意義を強調。フランスのシラク元大統領が首相時代にパリ市長を兼任したことに触れ「フランスは地方の声を国政に送ろうとする意思が明確。地方分権を確立させるために(3都市で)連携したい」と語った。

 しかし、共通構想が公表された9月30日以降、他の知事らが定例記者会見などの場で懸念を表明する動きが相次ぐ。

 神戸市で今月開かれた、井戸敏三兵庫県知事のパーティー。「3大都市の独断を許すなという気概でがんばれ」と励まされた井戸氏が「まさか、(3都市が)一緒になるなんて。都市の人たちが手を握ると地方が切り捨てられるのではとの懸念を持たざるを得ない」とかみついた。秋田県の佐竹敬久知事も定例記者会見で「(財政力のある)3都市とそうでないところとの地方分権は違う。都市部だけの感覚で言われても非常に困る」と不快感を示し、「日本を支えているのは地方だ」と反論した。

 また、佐賀県の山口祥義知事は「地方自治は都市部だけで成り立つわけではない」と疑問を投げかけ、和歌山県の仁坂吉伸知事も「(三都物語は)大都市ファースト。強欲に自分のことばかり考えたら日本のためにならない」とくぎを刺す。

 石川県の谷本正憲知事は「どんな意図で連携しようとしているのか分からない」と選挙後を見極める姿勢だ。【芳賀竜也、山本康介、井上元宏】

3605チバQ:2017/10/08(日) 01:59:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171008k0000m010091000c.html
<衆院選>辺野古移設、再び激突 オール沖縄に危機感

10月07日 21:52

辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前での集会には移設に反対する3人の立候補予定者も参加し、支援を訴えた=沖縄県名護市辺野古で2017年10月7日午後0時9分、佐藤敬一撮影

(毎日新聞)

 「自民党対希望の党」の対決などがクローズアップされる本土と違い、沖縄では今回の衆院選でも米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画の是非が最大の争点となる見通しだ。来年2月に名護市長選、来秋に知事選を控える沖縄。移設反対の翁長雄志(おなが・たけし)知事を支える「オール沖縄」勢力の前職4人が前回に続き全小選挙区を死守できるか、移設を容認する自民が巻き返して小選挙区での議席奪還なるかが焦点になっている。

 「4小選挙区を全部勝ち取って、辺野古移設を止める」。7日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で開かれた集会。移設に反対する沖縄1��4区の非自民の4人の前職のうち3人が顔をそろえ、あたかも衆院選の決起集会の様相をみせた。

 前回の2014年の衆院選は、辺野古の埋め立てを承認した前知事を翁長氏が約10万票の大差で破った知事選の直後に実施された。知事選の勢いそのままに移設反対派が4小選挙区を独占。自民の候補は比例復活したが、自民県連幹部は「強い逆風で、戦いにならなかった」と振り返る。

 その後の2016年の県議選、参院選でも移設反対派が連勝したが、昨年12月に翁長知事の埋め立て承認取り消しを違法とする最高裁判決が確定。今年に入って宮古島・浦添・うるまの3市長選で自民推薦候補が勝利し、7月の那覇市議選でも知事支持派が過半数に届かないなど、「オール沖縄」を取り巻く状況は厳しくなっている。

 自民県連は7日、公明県本部と衆院選の推薦状交付式を開き「小選挙区は自民、比例は公明」と改めて確認。移設について自民県連の照屋守之会長は「司法判断で決着している」と争点にはならないとの見方を示した。

 辺野古での埋め立て作業が進む中、「小選挙区を一つでも落とせば、政府は沖縄の民意は崩れたと言い出す」と知事周辺の危機感は強い。翁長知事は、3日の前職の事務所開きでこう語った。「負けるわけにはいかない。私も全力を挙げる」【佐藤敬一】

3606チバQ:2017/10/08(日) 02:00:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710070097.html
衆院選】身にしみる秋の風 民進大物三者三様“いばらの道” 「ウソつき」罵声も

10月07日 21:34

4日、演説を終え支持者と握手する民進党の前原誠司代表=京都市下京区(寺口純平撮影)

(産経新聞)

 民進党が分裂したことを受け、民主党時代も含め代表を務めた前原誠司(55)、野田佳彦(60)、菅直人(70)の3氏が、かつてない苦境に立たされている。希望の党支援、無所属、立憲民主党入りと、三者三様の道を進みはじめたが、地元の街頭で「ウソつき」などと罵声を浴びることも。事実上の解党という事態に、公示後も“いばらの道”が続きそうだ。

 「どうか、私を助けていただけないでしょうか」

 京都市内で5日夜に開かれた民進系の講演会。同党代表の前原氏=京都2区=が、支持者を前に頭を下げた。希望との合流を決断し、民進の事実上の解体、分裂を招いた責任者だけに、「この1カ月は眠れない日が続いた」と苦しい胸の内を明かす。

 公示後は希望公認の民進系候補の応援に回る予定だが、自身は無所属で出馬する。「これまでにない逆風にさらされている」と後援会関係者。4日に地元で街頭演説した際には「帰れ」「ウソつき」などとヤジも浴びた。

 千葉県船橋市のJR南船橋駅前では6日早朝、出勤のサラリーマンらに握手を求める前首相、野田氏の姿があった。

 「崖っぷちです。よろしくお願いします」

 衆院解散前から平日はほぼ毎朝駅頭に立ち、有権者との握手を欠かさない。7日は支援者へのあいさつ回りに奔走し足場を固めた。

 立候補予定の千葉4区は、民主党時代の逆風選挙でも圧倒的な得票数を得た野田氏の牙城。ただ、希望が首相経験者らの合流を認めないとする方針を固めると、県内の民進系陣営には衝撃が走った。

 排除される形となり、無所属で出馬することになった野田氏。それでも「旧民主時代から頑張ってきた仲間を応援するには、無所属の方が動きやすい」と強気の姿勢を崩していない。

 一方、文字通り“崖っぷち”になりそうなのが、立民の公認を受ける菅氏=東京18区。前回衆院選では小選挙区で自民候補に敗北。比例代表復活した最後の1人として、かろうじて475番目の議席に滑り込んだ。

 今回の衆院解散後、菅氏は自身のブログで「日本のメルケルになってほしい」などと、希望代表の小池百合子東京都知事を持ち上げていたが、希望は菅氏の合流を拒否。菅氏は6日夜、雨の降る中で地元の駅前に立ち、「排除などと口にする人と一緒にはできない」と恨み節を口にした。

 チラシも受け取らず立ち去る有権者からは、「過去の話ばかりで未来の政策がない」と厳しい意見も聞かれた。

3607チバQ:2017/10/08(日) 02:01:44
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710070006.html
希望の党、首相候補は絶望的 閣僚経験者は6人だけ… 角谷浩一氏「全員、ヒラ党員」

10月07日 17:05

細野氏は閣僚経験者ではあるが…

(夕刊フジ)

 「希望の党」代表の小池百合子都知事が、逃げまくっている。自ら「政権交代を目指す」という新党を立ち上げておきながら、衆院選に出馬して選挙戦を戦うことを固辞しているのだ。では、公認候補などにどんな人材がいるかを確認したところ、首相の最低条件といえる閣僚経験者は6人だけ。識者も「小池氏以外はヒラ党員」という顔ぶれだった。

 小池氏は5日、民進党の前原誠司代表から、衆院選への出馬要請を受けた後、記者団に次のように語った。

 「大変熱望をいただきました。ラブコールいただきました。私は冒頭から『私自身の総選挙の出馬は考えていない』ということは、再三お伝えしてきた通りでございます」

 希望の党の「失速」が明確になるなか、有権者をさらに失望させそうなのが、同党の「首相候補の欠如」だ。

 かつて、田中角栄元首相は「総理・総裁の条件」として、「当選10回、党三役1回、閣僚3回で、そのうち外相か蔵相(現財務相)を1回」と語っていたという。

 今の時代、そこまで厳しい条件は難しいが、日本国の内政・外交を預かり、朝鮮半島危機に対応する首相を目指すには、せめて閣僚経験ぐらいなければ無理だ。

 希望の党の公認候補202人のうち、閣僚経験者は別表の通り。申し訳ないが、1億2600万国民の生命と財産を託せるトップになる人物とは思えない。

 政府・与党側もあきれ気味だ。

 菅義偉官房長官は5日の記者会見で、「政権獲得を目指している党の代表が国政に専念せず、誰を首相指名するのかを明らかにしないのは、国民にとって分かりにくい」といい、同党の無責任さを指摘した。

 このためか、希望の党の首相指名については、「小池氏と親交があり、安倍晋三政権では冷遇されている自民党の石破茂元幹事長を担ぎ出すとの情報がささやかれている」(永田町関係者)という。

 希望の党は首相候補をどうすべきなのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「希望の党内から首相候補を選べるはずがない」といい、続けた。

 「希望の党の役職者は小池氏だけで、それ以外は全員、ヒラ党員だ。そもそも、小池氏は選挙後、与党と大連立するつもりで新党を立ち上げている。小池氏は『リセット』宣言した後、首相候補として公明党の山口那津男代表の名前を挙げた。せめて首相候補に言及した自身の発言ぐらいは、リセットせず、筋を通してはいかがか」

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3608チバQ:2017/10/08(日) 02:03:42
希望の党は5日、衆院選の第3次公認を発表した。立候補予定者は計202人となったが、朝日新聞は先の朝刊で「小選挙区はもう立てられない」という党関係者の話とともに「衆院定数の過半数(233)擁立は厳しい状況だ」と報じた。
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710070003.html
【激闘10・22衆院選】希望失速…小池氏「首相指名」石破氏擁立の禁じ手準備 もしくは自ら電撃出馬か

10月07日 17:05

政策発表記者会見を終えて席を立つ小池氏=6日午前、東京都内のホテル

(夕刊フジ)

 小池百合子都知事率いる「希望の党」の勢いが失速しつつある。小池氏が衆院選出馬を固辞したためか、政党支持率は頭打ちで、衆院選(10日公示��22日投開票)に向けた、公認候補擁立も過半数(233)突破は難航。連合東京が、枝野幸男代表の立憲民主党を支援する方針を固めたとの報道も飛び出した。小池氏が顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」から都議2人が離党するなど、「独裁的体質」への不満も露呈している。希望の党の「首相候補」も決まらず、選挙後の分裂もあり得る状況だ。ここまでくると、小池氏自ら電撃出馬するか、自民党の石破茂元幹事長を「首相候補」に口説き落とす「禁じ手」ぐらいしか、打開策はなさそうだ。

 「これまで、つながりのあった皆さんの支援をいただくという話をちょうだいした。選挙戦が間近なので、連携して頑張っていきたい」

 小池氏は6日午前、民進党の前原誠司代表とともに東京・神田駿河台の連合本部を訪問し、神津里季生(こうづ・りきお)会長と会談した。衆院選をめぐる支援について話し合った後、記者団にこう語った。

 連合は5日、希望の党や、立憲民主党など特定政党を支持せず、すでに推薦を決めた民進党出身などの候補を個別支援すると組織決定した。比例代表は、産業別労働組合や地方連合会など傘下組織ごとに判断するという。

 小池氏としては、神津氏との会談で、希望の党全体への支援を要請したとみられるが、厳しそうだ。朝日新聞は6日朝刊で「連合東京、立憲民主党支援へ」「本部と異なる独自の対応」との記事を掲載したのだ。

 7月の都議選で、小池氏率いる都民ファーストの会は、連合東京や公明党などの支援を受け、都議会第1党に躍り出たが、衆院選では、あまり期待できないとみられる。小池氏の「選別・排除」手法への嫌悪感が広まっているのか。

 希望の党は5日、衆院選の第3次公認を発表した。立候補予定者は計202人となったが、朝日新聞は先の朝刊で「小選挙区はもう立てられない」という党関係者の話とともに「衆院定数の過半数(233)擁立は厳しい状況だ」と報じた。

 小池氏は「政権選択選挙」と公言するが、過半数以上を擁立できなければ、政権を獲得する能力や意気込みを疑われる。

3609チバQ:2017/10/08(日) 02:04:18
 小池流手法には、身内からも反旗が翻った。

 昨年夏の知事選で、いち早く小池氏を支援した都民ファーストの会の音喜多駿(おときた・しゅん)都議と、上田令子都議が5日、離党した。

 音喜多氏は「市場移転や、東京五輪など都政に課題が山積する状態で、国政に手を伸ばすのが正しいとは思えない」と、小池氏の政治姿勢に疑問を投げかけた。都議2人は都民ファーストの会の体質について、以下のように語った。

 「どこで誰が何を決めているのか分からない」「都議が55人もいるのに(新代表は)幹部3人で決まった」「(党運営は)密室で役員数人で決めるブラックボックスそのもの」「(所属都議から毎月計1155万円集めているが)個別の使い道は何度聞いても出てこない」「新人との飲み会も『派閥づくりの分派活動だ』として禁止された」

 これが事実なら、北朝鮮並みの強権統制ではないか。

 兄弟政党・希望の党にも不満は鬱積している。

 党関係者から「小池氏は衆院選出馬する。流れは一気に変わる」と言われて合流を決断した公認候補もおり、「裏切られた」ともらしている。

 永田町関係者は「すでに『選挙後は離党する』と周囲に話している候補もいるようだ。小池氏がいうチャーター(結成)メンバーにも、小池流の手法に不満を感じている人がいる。小池氏の『新・排除の論理』に怒りを爆発させる公認候補もおり、選挙後、民進党出身のベテラン議員を中心に分党の動きが加速するはずだ」と明かす。

 党人事の発表でも混乱した。

 希望の党は5日、いったん愛知県の大村秀章知事の「党顧問就任」を発表したが、「内定」に訂正し、その後「事務局のミスによる誤りだった」として内定も取り消した。

 ここまでゴタゴタすれば、有権者の期待をつなぎ止める策としては、「小池氏が公示日(10日)に電撃出馬して、都知事を自動失職する」か、「石破氏を首相候補に担ぎ出す」という“禁じ手”ぐらいしか考えられない。明確な首相候補を掲げず選挙戦を戦うとすれば、やはり政権獲得能力に疑問符が付く。

 ジャーナリストの有本香氏は「希望の党の本質は、選挙目当ての寄せ集めであり、『女性初の総理』という小池氏の野望を達成するための政党としか思えない」といい、続けた。

 「選挙目当ての政党だから、選挙後にはそれぞれの思惑に従って四分五裂するだろう。小池氏にとって希望の党は、築地市場の移転問題や東京五輪・パラリンピックの準備の遅れなど、都政の行き詰まりから逃げ出すための仕掛けだったのではないか。首相候補も出せない政党が、今回の衆院選を『政権選択選挙』と位置づけているのは滑稽だ」

3610チバQ:2017/10/08(日) 02:05:46
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171007-567-OYT1T50064.html
ニュース

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短期決戦、短い言葉で…各党がキャッチフレーズ

10月07日 14:32

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 10日公示・22日投開票の衆院選では、各党ともキャッチフレーズを公約の表紙などに使い、有権者へのアピールに懸命だ。

 解散から投開票まで24日間の短期決戦だけに、短い言葉でどれだけ有権者に浸透できるかがカギを握る。フレーズからは各党の狙いや事情も透けて見える。

 自民党は「この国を、守り抜く。」を採用した。安倍首相(自民党総裁)は6日の東京都立川市での街頭演説でも、「いかに国民の生命と財産、幸せな暮らしを守り抜いていくかを問う選挙だ」と強調。緊迫する北朝鮮情勢への危機対応などを前面に出し、「政権与党の安定感を訴える方が有権者に響く」(自民党関係者)との狙いがある。

 連立を組む公明党は、「教育負担の軽減へ。」と具体的な政策に絞り込んだ。公約にも幼児教育の無償化や大学生らへの給付型奨学金などを並べている。

 一方、希望の党は「日本に希望を。」と掲げる。小池代表(東京都知事)は「日本をリセット」のキーワードを繰り返し、政権交代をアピール。結党記者会見では「しがらみのない政治を作り、国民に希望を届けていきたい」と語った。

 希望と連携する日本維新の会も、「古い政治を壊す。新しい政治を創る。」と政治の刷新を打ち出した。

 3日に誕生したばかりの立憲民主党は「まっとうな政治。」。学校法人「森友学園」や「加計かけ学園」の問題を踏まえ、「国民はまっとうな政治を求めている」(福山幹事長)との思いを込めたという。

 共産党は昨年の参院選と同じ、「力あわせ、未来ひらく。」。立憲民主、社民両党と共闘路線で臨む。社民党は「憲法を活いかす政治」と以前からの主張である護憲を強調している。

 日本のこころは「次世代へのメッセージ」。中野正志代表は「おそらく国政政党として戦う最後の選挙。次世代に向けた発信をしたい」と語る。

◆今夜から党首対決

 各党党首は7日から党首討論会に相次いで出席し、直接対決に臨む。7日夜のインターネット番組では、首相と小池氏が衆院解散後、初めて顔を合わせる。

3611チバQ:2017/10/08(日) 02:07:44
https://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-104753969.html
民進沖縄県連前代表、立憲民主党から比例出馬へ 金武町議の仲間昌信氏

10月07日 13:00

沖縄タイムス

(沖縄タイムス)

 民進党沖縄県連の前代表で金武町議の仲間昌信氏(69)は6日、那覇市内で会見し、10日公示22日投開票の衆院選九州比例ブロックに、立憲民主党の公認で立候補する考えを発表した。米軍普天間飛行場の県内移設断念などを政府に求めた「建白書」の実現を訴える。 立憲から立候補する理由を「民進と希望の合流は安全保障や改憲などで踏み絵を踏ませ国民の政治不信を招いた。立憲を国民の受け皿としたい」と説明した。 仲間氏は1947年11月生まれ、金武町出身。金武町議を6期務め2017年9月、民進県連代表に就任。

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3612チバQ:2017/10/08(日) 02:08:25
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171007_11057.html
<衆院選宮城>1区に今留氏出馬 気仙沼の医師

10月07日 12:38

 衆院選で、気仙沼市立病院眼科科長の今留尚人氏(52)が6日、宮城県庁で記者会見し、宮城1区に無所属で立候補すると表明した。

3613名無しさん:2017/10/08(日) 02:34:50
 深刻な視聴率低迷にあえぐ、かつての王者フジテレビ。最近もようやく2桁となる平均視聴率10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を
記録した『とんねるずのみなさんのおかげでした』30周年記念SPで、“保毛尾田保毛男騒動”が起こるなど、問題山積み。同騒動に対し、
すぐに謝罪コメントを出した宮内正喜新社長(73)も、さぞ頭が痛いだろうが、そんな新社長の逆鱗に触れそうなことが起きたという。

「宮内さんは番組制作費の少ないBSフジを企画で立て直した人で、名うてのコストカッターと言われています。視聴率低迷にもかかわらず、
いまだ他局よりも高いといわれるフジの制作費を、ゼロから見直すと宣言しているのですが、そんな中で今回、同局の情報番組全体で、
新潮社に月1000万円以上も支払っていたことが判明したというんです」(制作会社プロデューサー)

 詳しく説明すると、新潮社が発行する『週刊新潮』がスクープした豊田真由子前衆院議員(42)の“秘書恫喝暴行”記事とその音声の
使用料として、合計で1000万円以上を新潮社に支払ったというのだ。

「情報番組やワイドショーでさんざん流れた、今年の流行語大賞有力候補ともいわれる豊田さんの“このハゲーーーーーっ!”
“違うだろーーーーーーーっ!!”、ミュージカル調の“そんなつもりはなかったんですーーー”といった恫喝音声は、記憶に新しいと
思いますが、この音声を1回使用するのに、使用料として5万円プラス税を新潮社に払わなければならないんです。フジは朝の
『とくダネ!』から始まり、『ノンストップ!』、『バイキング』、『直撃LIVE グッディ!』の4つの情報番組で、“豊田恫喝音声”を
使いまくった。その結果、新潮社への支払いの総額が、月1000万円以上になったということです」(前同)


https://taishu.jp/detail/29789/

3614名無しさん:2017/10/08(日) 02:44:42
民進党分裂劇に驚き ロシア人研究者「野党第1党ができたばかりの新党に吸収 世界見てもあり得ない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000503-san-pol

 衆院解散に伴う野党の混乱ぶりを、日本政治を専門にする海外の研究者はどう見ているか。東京大学社会科学研究所の客員研究員として
半年間日本に滞在し、調査・研究を行ったロシア出身の若手研究者コルシェーンコ・エレナさん(28)=ベルリン自由大学大学院博士課程
在籍=は、民進党の分裂について「野党第1党が、できたばかりの誰も知らない新党に吸収されるのは世界を見てもあり得ない」と驚きを
隠さない。また、新党に合流するために安全保障政策への態度を変えた民進党の前職らを「ご都合主義ではないか」と指摘した。

 コルシェーンコさんの研究関心は日本の政党政治。なかでも近年の新党の興亡をテーマに博士論文の執筆を進めている。今年4月からは
客員研究員として東大に籍を置き、東京・永田町で旧みんなの党議員や民進党議員、議員秘書らへの取材を重ねた。
 国民新党、新党日本、たちあがれ日本、新党改革、みんなの党、日本未来の党、新党きづな、みどりの風…。研究対象期間である2005年
以降も、いくつも政党が誕生しては分裂、解党を繰り返してきた。

 コルシェーンコさんは、新党が長く存続しない主な要因として、(1)政党要件の厳しさ(国会議員が5人以上所属するか、直近の衆院選で
全国で2%の得票が必要など)(2)カリスマ党首への依存(失言やスキャンダルで党首の人気が落ちれば、政党支持率も下がる)
(3)実績づくりで生じるジレンマ(政策実現のためには大政党と協力する必要があるが、それによって改革のイメージが薄まり支持を失う)-
の3つを指摘する。

 今回の衆院解散によって民進党が分裂したことを「本当に意外な動き」として受け止めたコルシェーンコさん。民進党出身者からの
希望の党への合流の動きについて「長期的な成功を目指す行動や戦略ではなく、ただ今回一回当選するためのものですよね」と冷静に分析する。

 日本政界は衆院選後も「混乱が続くのではないか」と予測し、今後衆院選のたびに新党が生まれる可能性も「かなり高い」とみる

3615とはずがたり:2017/10/08(日) 08:31:05
>>3584>>3600
谷古宇氏,珍しい苗字で記憶に残るせいか,ちょくちょく名前見る印象ですね〜。

12年だけじゃあ無かった気がしたので調べてみました。

14年の選挙では民維の候補者調整で谷古宇氏を2区に転出させる案が出ましたが流れたりしてましたね。
で,もっと前00年も出馬を模索したけど断念したようで。
http://tohazugatali.soragoto.net/politics/shu-saitama00.html#3

3616とはずがたり:2017/10/08(日) 08:35:04
なんで公認出無かったんだ?

衆院選
民進前職の伴野氏は無所属で 愛知8区
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171006/k00/00m/010/176000c?inb=ys
毎日新聞2017年10月5日 22時35分(最終更新 10月5日 22時35分)

 衆院選で愛知8区から立候補予定の民進党前職、伴野豊氏(56)は5日、愛知県庁で記者会見し、無所属で出馬すると表明した。希望の党の公認を求めていたが、「これ以上、待ち続けると無所属立候補の手続きすら遅れる」と説明した。

 会見直前に電話で話した民進党の前原誠司代表からは「無所属で勝ち抜いてほしい」と言われたという。

 愛知8区では自民党前職、伊藤忠彦氏(53)と共産党新人、長友忠弘氏(58)も立候補を予定している。(共同)

3617とはずがたり:2017/10/08(日) 09:18:07

<衆院選秋田>希望の党候補予定者 会見で連携不足露呈「声掛けがない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000009-khks-pol
10/7(土) 11:06配信 河北新報

 衆院選(10日公示、22日投開票)で、希望の党公認として秋田から立候補を予定する小選挙区の3人と、比例東北ブロックの1人が6日、秋田市内で共同記者会見を開いた。4人は「力を合わせることで政治の流れを変えたい」などと訴えた。しかし、一部の候補者間で連携不足が露呈するなど、急ごしらえの選挙態勢に不安をのぞかせた。

 出席したのは、秋田1区から立候補する新人で元参院議員松浦大悟氏(48)、2区の新人緑川貴士氏(32)、3区の前議員村岡敏英氏(57)と、1区を地盤とし今回は比例東北ブロックに転出する前議員寺田学氏(41)=比例東北=。

 憲法改正に関して問われると、全員が議論をすることに賛意を示した。安保法制には一部から疑念の声も出たが、北朝鮮がミサイルを発射している現状を踏まえ、「憲法にのっとり現実的な対応を行う」との党の方針に賛成だった。

 注目が集まったのは、民進系の寺田氏と民進を離党した松浦氏の関係。寺田氏は比例転出に「安倍政権を倒すという大義のために個人の思いを押し込んで決意した」と話しながらも、「支持者には戸惑いがあり、簡単に理解してもらえない状況にある」と述べた。

 選挙協力については「松浦さんから、まだ声掛けをいただいていない」と語り、連携不足が明らかになった。松浦氏は「寺田さんに不快な思いさせたことに頭を下げたい。寺田さんの支持者から理解を得られるように努力したい」と語った。

3618チバQ:2017/10/08(日) 09:25:37
https://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-E9426F88-1C32-4E80-9C91-C38D36F5A8DA.html


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希望・浦野氏が撤退 大分3区、岩屋氏VS横光氏に

03:01

希望・浦野氏が撤退 大分3区、岩屋氏VS横光氏に

(大分合同新聞)

 衆院選大分3区に立候補を表明していた希望の党新人の浦野英樹氏(48)=中津市=は7日、別府市内で会見し、比例代表を含め今回の衆院選への出馬を取りやめることを明らかにした。一方で、元衆院議員の横光克彦氏(73)=宇佐市出身=は同日、立憲民主党からの3区出馬を正式に表明。これにより、選挙戦の構図は自民党前職の岩屋毅氏(60)と、横光氏の一騎打ちとなる公算が大きくなった。
 浦野氏は会見で、「自分の去就一つで与野党の勢力が均衡し、逆転する可能性もある。目指してきた緊張感のある政治を実現し、『安倍1強体制』の一角を崩すため、撤退を決断した」と説明。同日までに希望の党幹部から了承を得たという。
 3区を巡っては、共産党県委員会が候補擁立を取り下げ、連合大分も横光氏の推薦を決定。浦野氏は与党に対抗するため、知名度の高い横光氏に野党票の一本化を図るとした。ただ、立憲民主党との共闘については否定した。
 一方の横光氏は同日、県庁で出馬会見を開き、「安倍政権に多くの国民が危機感や不安感を抱いている。出馬を決めた根底には、今の政治に対する怒りがある」などと述べた。
 夜には出身地の宇佐市に入り、支援者らを前に「リベラル層の受け皿になりたい一心で立ち上がった。厳しい戦いだが、何とか一矢を報い、最後の大輪の花を咲かせたい」と決意を示した。
 これに対し、迎え撃つ岩屋氏の陣営幹部は「熾烈(しれつ)な戦いになる」と危機感を強める。自民党県連幹部は「構図が二転三転したが、結果的には保守とリベラルの一騎打ち。保守票に加え、岩屋氏の支持層を固める以外にない」と緊張感を漂わせた。
 同日、中津市内で支援者回りを重ねた岩屋氏は取材に、「私の政治人生で最大の試練になる。自公政権に緩みがあったのは事実だが、ここで野党連合に政権を委ね、日本の政治を不安定化させるわけにはいかない」と強調。野党候補の一本化については「与野党対決は分かりやすくなったが、野党間の政策の統一性、一貫性は見られないのではないか」と批判した。

3619チバQ:2017/10/08(日) 09:26:37
https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-104757860.html
2017衆院選・選挙区情勢 茨城4区 現職閣僚に元新挑む

05:23

茨城新聞

(茨城新聞)

7期目を目指す自民前職の梶山弘志氏に、希望元職の大熊利昭氏、共産新人の堀江鶴治氏が挑む。
 8月の内閣改造で地方創生担当大臣として初入閣した梶山氏は、1日に地元で党支部や後援会の会合に出席し、2日に事務所を立ち上げた。経済再生や地方創生を訴え、強固な地盤を背景に選挙戦を繰り広げる。選挙期間中は党候補の応援で全国各地を訪れる予定で、地元での活動は限られる見通し。陣営は「今まで以上に緊張感を持って戦う」と、組織の引き締めを図っている。
 大熊氏は、希望の党から第1次公認候補として4区に擁立された。今のところ選挙区内に支援組織はなく、街頭演説中心の選挙戦を展開する方針。「希望の党を打ち出す」と党の看板を前面にアピールし、知名度の向上を目指す。2012年の選挙で東京2区から立候補し比例復活当選して1期務めた。国政での経験を強調するとともに、行政改革による消費税増税の凍結などを訴える。
 堀江氏は、衆院解散直後にJR勝田駅前でマイクを握り、「解散は森友・加計問題の疑惑隠し。安倍政権の暴走は許さない」と批判。以後、連日、支持者などへのあいさつ回りをしながら、選挙区内の5市町で街頭に立ち、憲法9条の改悪反対や中山間地域の農業発展、東海第2原発の廃炉などを訴える。前回に続く立候補で「小選挙区とともに、比例区での共産票を伸ばしたい」と意気込む。
 【立候補予定者】
梶山弘志 61 自前(6)
大熊利昭 54 希元(1)
堀江鶴治 75 共新
(丸数字は当選回数、敬称略)

3620チバQ:2017/10/08(日) 09:27:51
https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-104757862.html
2017衆院選・選挙区情勢 茨城5区 大畠氏の引退で激戦

05:23

茨城新聞

(茨城新聞)

比例北関東で2回復活当選した自民前職の石川昭政氏と、9期務めて引退した民進党の大畠章宏氏の後継で希望新人の浅野哲氏、共産新人の川崎篤子氏の争い。大票田・日立市での得票が当落の鍵を握る。
 石川氏は2回続けて大畠氏支持の厚い壁にはね返されてきた。「5区はまだ政権交代を果たせていない」とし、小選挙区での当選を目指す。解散翌日の早朝から街頭に立ち、安定した政権の必要性を強調してきた。地道に築いた後援会組織と自民支援の企業・団体を回って支持固めを進める。1日は日立市内で事務所開きを行い「安倍晋三首相、石川だけを見て、ついてきてほしい」と呼び掛けた。
 浅野氏は日立労組出身で電機連合の組織内候補。駅前などに立つとともに、支援団体などを精力的に回り、大畠氏の地盤継承に懸命に活動している。解散前の9月25日朝には、大畠氏とともにJR日立駅橋上口前に立ち、「大畠後継」をアピール。民進から希望合流への激しい状況変化も冷静に受け止め、「希望の党を理解してもらえるようにしっかり説明していく」と前向きに語る。
 3回目の国政選挙への挑戦で、初めて5区から立候補する元東海村議の川崎氏。駅前や住宅街などできめ細かく街頭演説を繰り返す。改憲や消費増税に反対する姿勢を強調し、日本原子力発電東海第2原発の廃炉を訴える。希望の党に関しては「安保法制を容認し、憲法9条改正に賛成しており、自民党の補完勢力ではないか」とけん制し、反安倍政権や護憲派の票獲得を目指す。
 【立候補予定者】
石川昭政 45 自前(2)
浅野哲 35 希新
川崎篤子 64 共新
(丸数字は当選回数、敬称略)

3621チバQ:2017/10/08(日) 09:31:31
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100802000135.html
<衆院選>各区の顔ぶれ(6)

08:10

<衆院選>各区の顔ぶれ(6)

(東京新聞)

 16区  相模原市緑(中西部)・南区(西部)、厚木・伊勢原・座間市(北部の一部)、愛甲郡

 17区  小田原・秦野・南足柄市、足柄上・足柄下郡

 18区  川崎市中原(西部)・高津・宮前区(9区を除く区域)

◆16区 激しくぶつかる前職2人

義家弘介46 (元)文部科学副大臣 自<前><2>

後藤祐一48 (元)安保委理事   希前<3>

池田博英54 党地区委員長   共新 

 前回、前々回も争った三人の戦いになりそう。前職二人は過去一勝一敗で今回も激戦とみられる。

 元高校教諭で「ヤンキー先生」こと自民前職の義家は、千五百票差で敗れた前回の雪辱戦。毎週月曜朝に駅前に立ち、手作りの国政報告チラシを配る。

 「政権交代可能な受け皿をつくるのが野党の責任」と民進から希望へ移った前職後藤。消費増税凍結など新党の政策を訴える。厚木高校OBらの支持基盤も分厚い。

 広島出身の池田は核兵器廃絶や、学生ら若者の生活支援の充実を唱える。

◆17区 支持広い自に希と共挑む

牧島かれん40 (元)内閣府政務官  自前<2>

神山洋介42 (元)内閣委理事   希<前><2>

横田英司59 党県委員     共新 

 自民牧島、希望神山の前職二人の対決は四回目。河野洋平・元衆院議長の後継として政界入りした牧島は河野以来の支援者に加え、青年、女性層にも支持を広げている。

 神山は二〇〇九年に牧島を破って保守王国に風穴を開けたが、前々回と前回は敗れた。民進党の前原誠司代表に近く、訴えをどこまで浸透させられるかが鍵になる。

 先月の真鶴、箱根両町議選で、共産候補が前回より得票を伸ばした。共産新人の横田は「町議選なのに政権打倒を期待する声援が多かった」と、反自民の広がりに手応えを感じている。

◆18区 自、希、急きょ移動の共争う

山際大志郎49 (元)経済産業副大臣 自前<4>

三村和也42 (元)海賊テロ特理事 希元<1>

若林靖久32 党准県委員    共新 

 過去二回は野党候補が乱立。今回は希望の候補者調整で元職樋高剛が千葉12区へ国替えし、三人の争いになりそう。

 自民前職の山際は、経産副大臣として政権で経済政策を担ったことをアピールする。

 希望元職の三村は「政権選択の選挙にする」と強調。樋高の支持者や政権批判票の取り込みを狙うが、前職相手の厳しい戦いになるとみる。

 共産は、いったん7区での出馬を表明した新人若林を擁立。立憲民主が7区で候補を出すことになり、野党共闘で急きょ18区に移った。 =おわり

 【記事の見方】

 ■選挙区

 名前 年齢 肩書(1)(2)(3)

(1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、公=公明、共=共産、立=立憲民主党、維=日本維新の会、社=社民、諸=諸派、無=無所属。敬称略

3622チバQ:2017/10/08(日) 09:32:44
群馬
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100802000167.html
<衆院選>譲らぬ共産、社民 5区、護憲一本化ならず

08:10

昨年の参院選では県内でも3党が政策合意して共闘が実現したが…=前橋市で

(東京新聞)

 十日公示、二十二日投開票の衆院選で、県内でも護憲派の野党共闘に意欲的な共産党が、群馬3区で候補者を取り下げて立憲民主党の候補者へ一本化したものの、5区では社民党との共闘は実現しない見通しとなった。背景には、社民党の候補者を推薦する民進党県総支部の支持母体、労働団体「連合群馬」が共産党との共闘に慎重な姿勢を崩さない事情があった。 (菅原洋)

 今回の衆院選では1、2、4、5区に改憲に前向きな「希望の党」が候補者を擁立する。共産党は、いずれも改憲反対で、民進党から分かれた立憲民主党と社民党がそれぞれ県内唯一の候補者を擁立する3、5区で共闘を目指していた。

 昨年七月の参院選では、県内でも民進、共産、社民の三党が政策合意して野党共闘が実現。ただ、連合群馬は共産党との協力に難色を示し、候補者を「推薦」せずに「支持」へ格下げした経緯がある。

 今回の3区では、政策合意はなく、共産党が自主的に候補者を取り下げ、推薦も出さない。連合群馬の関係者は「共産党の3区での協力がこの程度ならば、立憲民主党の候補者への推薦を格下げする必要はないのでは」との見方を示す。

 一方、5区で、市民団体が九月に開いた野党共闘を呼び掛ける集会に参加したのは共産党のみ。招待された民進、社民両党は欠席し、政策合意に向けた協議はできなかった。

 3区と5区の違いについて、共産党県委員会の小菅啓司委員長は「3区の取り下げは他党と協議せず、党本部の方針に沿った自主的な判断。5区では、(協議したかったが、できず)相互にかみ合うことはなかった。こちらから一方的に取り下げることはしない」と説明している。

 先の連合群馬関係者は「5区で参院選時の共闘のように、選挙戦の集会などへ共産党が入り込んでくるのは厳しい」と指摘する。

 県内では、旧民主党時代から民進党と社民党は協力関係を築いてきた。民進党県総支部の黒沢孝行会長と社民党県連の小林人志代表は高校の同窓生。その後も労働組合などで共に歩み、連合群馬との関係も深い。

 5区について、黒沢会長は「連合群馬の考え方次第だが、やはり共産党と一緒の共闘は厳しいのではないか」とみている。小林代表は「民進とは長い付き合いだ。共産も入れ三党で話し合いができれば良かった。ただ、5区はこれまでも社民が候補者を擁立してきた地盤であり、こちらから取り下げるつもりはない」と語った。

3623チバQ:2017/10/08(日) 09:34:00
埼玉
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100802000148.html
<衆院選>各小選挙区の情勢(中)

08:10

【6区】鴻巣(旧鴻巣市、吹上町)・上尾・桶川・北本市、伊奈町【7区】川越・富士見・ふじみ野市(旧上福岡市)【8区】所沢・ふじみ野市(旧大井町)、入間郡(三芳町)【9区】飯能・狭山・入間・日高市、入間郡(毛呂山・越生町)【10区】東松山・坂戸・鶴ケ島市、比企郡

(東京新聞)

◆6区 前職2人5度目の対決

中根一幸48 外務副大臣    自<前><3>

大島敦60 (元)総務副大臣   希前<6>

戸口佐一67 党地区委員    共新 

 中根と大島は五度目の対決。前回は大島が中根に競り勝ったが、大票田の上尾市で中根が勝利。今回も上尾での攻防が注目される。

 七選を目指す大島は、民進党本部の幹事長になったばかりだった。陣営は「希望合流の影響を読みにくい」と気を引き締める。

 中根が大島に勝って小選挙区の議席を得たのは前々回の一度のみ。今回は外務副大臣などを務めた実績をアピールし、小選挙区での勝利を狙う。戸口は三度目の挑戦。消費税増税中止などを訴える。

◆7区 自民・希望対決に護憲派

神山佐市63 党経産部会長代理 自前<2>

小宮山泰子52 (元)農林水産委員長 希<前><5>

長沼チネ67 党地区委員長   共新 

 三期目を目指す神山は、自民県議の出馬意欲で揺れた大票田・川越市での組織立て直しが鍵。

 前回、生活の党から民主に復党し、比例復活した小宮山は、川越で根強い個人票に希望効果を期待。自民の足並みの乱れに乗じて二〇〇九年以来の小選挙区当選を狙う。

 四回連続の挑戦となる長沼は、野党統一候補を目指した市民団体とも連携し、護憲勢力の結集を図る。

◆8区 3人の前回対決再現へ

柴山昌彦51 (元)首相補佐官   自前<5>

小野塚勝俊45 (元)財務金融委理事 希元<1>

辻源巳46 党地区委員長   共新 

 六選を目指す柴山に、返り咲きを期す小野塚と、四度目の衆院選出馬となる辻が挑む。前回も同じ三人が争った。

 柴山は「加計・森友問題に対する有権者の疑念は根強い」と危機感を抱く。地元をたんねんに回り、地盤固めを進めてきた。

 小野塚は前回落選後、8区内で名刺二十三万枚を配り歩いた。「有権者の要望を吸い上げながら支持拡大に努めてきた」と言う。

 辻は「加計・森友隠しの冒頭解散だ」と批判し、無党派層への浸透も図る。

◆9区 自民前職に希、共が挑む 

大塚拓44 (元)財務副大臣   自前<3>

杉村慎治41 (元)衆院議員秘書  希新 

神田三春63 党県委員     共新 

 大塚は衆院選の比例東京ブロックで初当選後、二〇〇九年に埼玉9区に初めて出馬した。この時は涙をのんだが、次からは二回連続で当選。今回は「希望の党の影響が読めない」と危機感を抱きつつ、四選を目指す。

 杉村は昨年四月に民進の公認が内定していたが、希望の党結成直前に民進離党を表明。「新たに応援してくれる有権者が現れた」と手応えを感じている。

 神田は〇三年以来二度目の挑戦。「今は追い風を感じる」と意気込む。

◆10区 自民の組織選挙VS希望

山口泰明68 党組織運動本部長 自前<6>

坂本祐之輔62 (元)科技特別委員長 希<前><2>

柿沼遥輝34 党地区副委員長  共新 

 七期目を目指すベテラン山口は「地元三市七町の要望には完璧に応えてきた」と実績を強調。市町ごとに首長を選対幹部にすえる組織の引き締めを図る。

 維新で二回比例復活の坂本は希望から出馬。「古いしがらみにとらわれない」と、市長を四期務めた東松山市での知名度を武器に草の根選挙を展開する。

 柿沼は三日の候補者交代と大きく出遅れたが、護憲勢力の支持拡大を目指す。

◆記事の見方

氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)

 (1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、公=公明、共=共産、立=立憲民主党、維=日本維新の会、社=社民、諸=諸派、無=無所属。敬称略

3624チバQ:2017/10/08(日) 09:39:09
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017100702000279.html
三重

ベテラン激突、激戦必至の2区

2017年10月7日 紙面から

 衆院選(十日公示、二十二日投開票)で、互いに小選挙区で当選を重ねた閣僚経験者の自民前職川崎二郎氏と民進前職中川正春氏が、区割り変更で初対決が濃厚な2区は激戦必至だ。どぶ板選挙で企業回りを続ける川崎氏に、中川氏は退路を断ち「安保法制は憲法違反」などと訴える。

 川崎氏に新区割りは厳しい。長年地盤とした津市と伊賀地区(伊賀市、名張市)からなる旧1区は区割り変更で真っ二つ。三代約百年衆院議員を務めてきた伊賀地区だが、その倍の有権者がいて衆院選で自民が負け続けた鈴鹿市などと一つになった。

 川崎氏は自民内の候補調整が決着する前の六月に鈴鹿市に事務所を開設。強引ともいえる手法が「ベテランなのに」と反発も招いたが、車も鈴鹿に工場を置くホンダの小型車に替え新選挙区の企業回りを始めた。

 鈴鹿市のある企業経営者には先月、自民支持者から「川崎さんがあいさつに行きたい」と電話があった。川崎氏は三人のパート女性に「皆さんの時給が上がるような政策にも取り組みます」などと十分ほど話したという。訪問先では主に、鈴鹿市などでインフラ整備が遅れていると指摘し、与党として北勢バイパスや海岸堤防整備などに力を入れる考えを強調している。

 六日夕、鈴鹿市で開かれた川崎氏の事務所開き集会。建設業関係の男性が目立つ会場には千三百人(主催者発表)が詰め掛けた。川崎氏は、共産党が中川氏支援を決めたことを批判。「自衛隊を違憲という党と組んだ」と声を張り上げ「反共」も訴えの軸に据えることを鮮明にした。

 「無所属で立候補するので私自身の政策を訴えます」。四日朝、四日市市の駅前に立った中川氏は晴れやかな表情だった。

 それまでは激動。希望の党への合流が発表されると、すぐ新党入りを表明。だが、希望は安保法制反対派への「排除」色が濃厚に。法制反対を一緒に訴えた市民らから再考を求める声が相次いだ。同党が安保法制容認を求めると確認した中川氏は無所属を決断した。

 迷いの背景には、かつてない厳しい情勢もある。新2区は七回連続当選を勝ち取ってきた牙城の鈴鹿市、亀山市、四日市市の一部だけでなく、川崎氏の強力な地盤の伊賀地区が加わった。

 七月ごろから本格的に伊賀地区を回り始めたが、ある県議は「中川さんを知る人は少ない。個人として得票は大変で、党に属したほうがその分の票がとれた」と本音を漏らす。

 五日に伊賀市での集会で中川氏は「どうぞ私を仲間に入れていただきたい」と述べ、持論の格差是正や専守防衛の徹底などを訴えた。秘書は「吹っ切れたようで本人も生き生きしている。筋を通したことで好意的な反応も多い」と話し、伊賀地区で名前を売る街頭活動に力を入れる。

 (衆院選取材班)

3625チバQ:2017/10/08(日) 09:40:28
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/fuk/CK2017100702000285.html
<混迷 衆院選ふくい2017>(下)共産 社民からの支援

2017年10月7日 紙面から

◆歴史的…戸惑いの声も

 昨年七月の参院選福井選挙区で、民進党と社民党、政治団体緑の党との四野党共闘を組んだ共産党。この枠組みでの共闘は、衆院解散の九月二十八日に民進党が新党「希望の党」との合流を決めたことで破綻に向かった。「非常に残念」。共産党県委員長の南秀一は悔しさをにじませる。

 共産は昨年十一月、福井1区に金元幸枝、2区に猿橋巧を出馬させると発表。民進が1区の候補擁立に右往左往していた解散直前、県委員会幹部は「民進が出せないのなら、金元を1区の野党統一候補にしたい」ともくろんでいた。昨年の参院選では民進の支持母体「連合福井」から出た野党統一候補に票を集めており「恩を返してもらう」つもりだった。

 しかし、民進は1区で県議の野田富久、2区で斉木武志を希望の党に公認申請することに。希望は「改憲」「現実的な安全保障政策」を掲げており、共産にとっては「自民党の補完勢力」としか映らない。南は民進に対し「共闘を裏切った」と憤り、1区金元、2区猿橋で闘うことが決まっていった。

 県内小選挙区は二つとも自民、共産、希望の候補が争う構図となりそう。南は「対決構図がはっきりした。私利私欲なく国民のための政治を目指す」と、ぶれずに打倒安倍政権を訴えていく構えだ。

 一方、社民は今回、独自候補の擁立は見送っていた。県連代表の龍田清成には「昨年の参院選のような野党統一候補に大きな期待があった」というが、希望の出現に翻弄(ほんろう)された。

 党県連は四日、2区で共産の猿橋を支援する決断をした。「護憲」を貫く党として、希望とは相いれない。長く続いてきた民進との連携関係があっても、斉木の応援は無理と結論。大きな目標は安倍政権のストップであり「消去法の選択の中で共産を応援することにした」と龍田は説明する。

 1区は野田の動向を最後まで注視した。野田は旧社会党出身。龍田は「希望の公認から外れ、無所属または立憲民主党で立つのなら、野田さんを支援する可能性はある」と話していた。結果として、野田は出馬を辞退。六日に1区も金元支援と決めた。

 共産と社民の接近は、希望の出現がなければなかった。南は「社民からの支援は歴史的なこと」と敬意を口にする一方、龍田は「共産への応援といわれ戸惑う人もいた」と話す。「連携」とも表現しにくい細い関係性だ。

 また日本維新の会は、所属していた元県議の鈴木宏治が1区から希望公認で出馬することになった。県内組織「福井維新の会」の代表を務める比例北陸信越前職の吉田豊史(富山県)は「できれば、鈴木は維新から立候補してほしかった。鈴木を応援できるかどうかは分からない」と複雑な胸の内を明かした。 =敬称略

 (この企画は山本洋児、中崎裕、中場賢一、尾嶋隆宏が担当しました)

3626とはずがたり:2017/10/08(日) 10:55:24
>>3562
因みに東京では太田@公明が支持であとは山花が組織内推薦,後の立憲民主(全候補ではない)は推薦でした。

東京より解りづらいですね。。

3627チバQ:2017/10/08(日) 10:56:02
東スポ
ほんとに出ても不発弾やなあ
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-790015.html
上杉隆氏が“小池爆弾”に!希望の党から比例東京で出馬へ

10:04

希望の党から出馬が予想される上杉隆氏

(東スポWeb)

 激動の衆院選が10日公示(22日投開票)で正式にスタートする。野党の混乱と準備不足を突いた安倍晋三首相(63)による“国難突破解散”で自民圧勝ムードかと思われたところに、小池百合子都知事(65)が「希望の党」を立ち上げ、民進党が“合流”。民進党の解党騒動を受けて枝野幸男氏(53)が結党した「立憲民主党」が“意外”な人気を集めている。そんな中で希望が7日、元ジャーナリストの上杉隆氏(49)を比例代表東京ブロックで擁立する方針を固めたことが分かった。

 小池氏がお膝元の東京に送り込む“ファイナルウエポン”は、第1次安倍政権の内幕を描いた「官邸崩壊」の著者で、本紙週末連載「言いたい放談」でもおなじみの上杉氏だった。

 希望関係者は上杉氏擁立の背景をこう指摘する。

「“日本をリセット”すると掲げた小池氏にとって、政界とメディアの内情を知り尽くす上杉氏は改革の担い手として、欠かせない。加えて都知事選での実績と鳩山家への恩返しの面もあるでしょう」

 上杉氏は昨年に急逝した鳩山邦夫元法相(享年67)の秘書を長らく務め、ジャーナリスト転身後は官房機密費や記者クラブ問題などを追及。昨年の都知事選に出馬し、約18万票を獲得し、政党の推薦を受けない候補ではトップの得票だった。都知事選で小池氏と争ったものの親交は深く、ブレーンの一人と言われている。

 小池氏は邦夫氏と新進党時代からの盟友関係で知られる。邦夫氏の死去に伴い、弔い選挙となった福岡6区の衆院補選では、二男・鳩山二郎氏(38)の応援に駆けつけ、今回の衆院選でも対立候補を立てていない。

 また邦夫氏の長男で元都議の鳩山太郎氏(43)は、衆院選で希望から鳩山一郎元首相以降の鳩山ファミリーの地盤である東京2区で出馬するなど、小池氏と邦夫ファミリーの絆は固い。

 上杉氏は本紙取材に「鳩山家と小池氏とのいろいろなつながりの中で、今回ありがたい話を頂いたのは事実です。ただ、まだ(オファーを)聞いたばかりで分からない」と話した。ただ、比例単独で東京ブロックからの出馬となる公算だ。

 衆院選が自民対希望の図式の中、第三極の軸となるのが、民進党の分裂騒動を受けて結党された立憲民主党だ。ツイッターのフォロワー数で安倍・自民党を追い抜き、話題を集めている。

 設立から5日(8日午前)の時点で、立憲民主党のフォロワー数は、自民党広報の約11万7000人を上回り約15万9000人を記録した。ちなみに枝野氏がかつて所属した民進党は約2万4000人。公示前日に都内ホテルで決起大会を開くことが決まった希望の党は約7000人、立憲民主党に大きな差をつけられた。

 立憲民主党の衆院選の小選挙区公認候補者は62人で、そのほとんどは民進党出身。なぜ結党ホヤホヤの政党がネットでは人気を集めたのか。

 選挙アナリストは「ネットユーザーに調査した結果、政策や政党ではなく、候補者の人柄などプロフィルを重視していた。安倍首相は、森友学園への国有地売却価格や加計学園の獣医学部新設をめぐる問題が起こり、民進党や希望の党などの敵失だけを頼りにしている。一方の枝野氏は“まっとうな政治”を旗印にした選挙戦。『自公よりは期待が持てる』と感じたネットユーザーが拡散している」と分析する。

 この日、立憲民主党の福山哲郎幹事長(55)は都内ホテルで会見を開いて、衆院選の政権公約集(マニフェスト)を発表。福山氏は「今後、公認候補者は比例区などで増える予定。党の職員もいない状態。だが、枝野代表が街頭演説をやると“枝野コール”が必ず起こる。新しい政党を作った期待を背負っている」と話した。

 衆院選での立憲民主党の参戦に自民党関係者は「旧民主党を支持した無党派層の受け皿が、希望の党より立憲民主党ということだろう。衆院選後の国会で、立憲民主党と共産党が野党協力してくることが予想される」と警戒感を強めている。

 衆院選で台風の目になるのか。

3628チバQ:2017/10/08(日) 10:56:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710070096.html
【衆院選】ネット使う?使わない? 国替えSNSが頼み 地盤強固「必要なし」

10:19

希望の党の説明会に訪れた田村謙治氏=平成29年10月1日午後、東京都中央区(宮崎瑞穂撮影)

(産経新聞)

 10日の衆院選公示を前に、インターネットによる事実上の選挙戦が早くも活発化している。フェイスブック(FB)やツイッターなどSNS(会員制交流サイト)で、支持を広げられる可能性があるからだ。しかし、ネットを活用する陣営の事情や背景はさまざま。国替えとなった立候補予定者らが“頼みの綱”とする一方、地盤の強い陣営では「使わない」と強気の姿勢もみられる。

 《「希望の党」から東京16区から出馬することになりました》

 元職の田村謙治氏(49)は2日夜のツイッターに、こう書き込んだ。希望の党が第1次公認候補を発表する前日で“フライング”といえるが、取材に対し「それくらい大丈夫だと思った」と苦笑いする。

 民主党時代は静岡4区を地盤としていた。突然の国替えに、いち早く有権者に名前を覚えてほしいとの思いだったという。

 その後も、政策チラシや街頭活動の様子を撮影した写真などを次々とアップ。「(支持を広げるため)ひたすら投稿を続けるしかない」と田村氏は話す。

 ただ、効果があるかどうかは微妙。ツイッター内容への支持を示す「いいね」の件数が伸びず、苦戦の様子もうかがえる。

 「10種類くらいのSNSなどを使い分けている」と話すのは、立憲民主党に参加した中谷一馬氏(34)=神奈川7区=だ。

 ツイッターは拡散しやすいよう切り取りやすい単語で書き込み、FBは「人間・中谷を知ってもらう」と国、社会への思いを中心に投稿。ブログは政策や思いを長文で訴えるなどしている。

 多くのSNSを駆使することで、それらが「立体的につながる」と中谷氏。一つのSNSに訪れた有権者が他のSNSも閲覧し、さまざまな角度の情報が厚みを持って伝えられるというわけだ。

 一方、ネットの活用に否定的な陣営もある。

 緊迫化する北朝鮮情勢への対応のため、防衛相として選挙中も東京を離れることができない自民党の小野寺五典氏(57)=宮城6区=の陣営関係者は、「日々の活動を投稿することもできず、ネットは使いづらい」と打ち明ける。

 公示日には小野寺氏が東京から電話で演説し、その内容を選挙区内の演説会場で音声のみ“生中継”するという異例の手法も検討。「本人がいない分、支援者で結束して乗り切る」と、陣営では従来通りの選挙戦で臨む方針だ。



 インターネットを使った選挙活動が平成25年に解禁され、各陣営によるSNSなどの利用が年々進んでいる。しかし何を発信してもよいわけではなく、ルールを知らないと、陣営だけでなく有権者が公職選挙法違反に問われる恐れもある。

 各陣営や一般有権者はツイッターなどのSNS、動画投稿サイトで、支持を訴えたり、候補者を応援したりする「選挙活動」が可能になった。サイトに候補者や政党のチラシ、ポスターを掲載することもできる。

 ただ、一般有権者が候補者や政党の応援をメールで呼びかけることは禁止されている。不特定多数に送信されて「迷惑メール」になりかねないなどの理由だ。

 公示前は選挙活動が一切認められていない。一方、政党の政策普及などが狙いで、特定候補者の当選を目的としていない「政治活動」は可能だ。

 立候補予定者や政党の政策、プロフィルを中心とした内容のポスターの投稿や書き込みは多くみられるが、政治活動と選挙活動の区別は難しいのが実情。立候補予定者らが公示前にブログで投票を呼びかけるなどし、警告を受けたケースも複数ある。

3629さきたま:2017/10/08(日) 11:11:01
>>3601
東京・生活者ネットは、東京の立憲民主16人全員推薦ですね。
>>3626
連合東京は、東京19末松、東京25山下以外の14人を推薦ですか。
http://www.rengo-tokyo.gr.jp/html/senkyo2017/
公明の太田まで支持してるのに、なんでこの2人は支持もしてもらえないんでしょうね。

3630チバQ:2017/10/08(日) 11:13:20
http://www.sankei.com/smp/west/news/171007/wst1710070014-s1.html
「大阪民進は無血開城された」平野氏恨み節 党分裂の末路、元民進13人の去就固まる衆院選2017.10.7 08:05

1/2枚

 大阪の選挙区で希望の党公認獲得の道が絶たれた「元民進党候補」13人が去就をほぼ決した。4人が国替えなどを受け入れて希望に、7人は立憲民主党に転じ、1人は無所属で出馬へ。もう1人は立候補を断念した。旧民主党は政権交代を果たした平成21年の衆院選で19選挙区のうち17を制したが、引き裂かれるような末路をたどった。
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 21年からの政権運営にはつまずきが多く、24年の衆院選で自民党が早々と政権を奪還。大阪では日本維新の会が躍進し、旧民主は選挙区で1勝もできなかった。26年衆院選では辻元清美氏(10区)が1人気を吐いたが、28年参院選の大阪選挙区で定数4を争った現職は6番目の得票に沈んだ。

 再起を期すはずだった今回の選挙で民進党府連は、選挙区候補者を26年の5人から大幅に増やしたが、前原誠司代表が希望の党との合流を表明。その2日後には希望の党代表の小池百合子東京都知事が、日本維新代表の松井一郎大阪府知事と、東京と大阪での候補者すみ分けに合意した。

 辻元氏ら7人は「リベラルの受け皿をつくる」となお意気込む。だが府連代表で無所属での出馬を決めた平野博文元官房長官は「大阪は無血開城された。禍根を残す」と悔しがる。維新幹部は「民進が立憲になっただけ。構図は変わらない」と冷静に語った。

3631チバQ:2017/10/08(日) 11:14:55
http://www.sankei.com/smp/premium/news/171007/prm1710070019-s1.html
「この、ハゲーーーっ!」スタッフ、支援者離れていった〝超逆風〟豊田真由子氏 本当に戦えるのか?衆院選2017.10.7 12:00

1/7枚

 元政策秘書への暴行・暴言問題で自民党を離党した豊田真由子氏(42)=埼玉4区=が、地元有権者へのおわび行脚を続けている。「この、ハゲーーーっ!」で知名度は抜群だが、衆院選の公示が10日に迫る6日になって、ようやく出馬を表明した。しかし、自民党の地元議員や事務所スタッフらはすでに豊田氏のもとを去り、選挙の準備すら整えられないとの観測も。超逆風の豊田氏は、本当に戦えるのだろうか。

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 辻立ちで写真撮影を求められることも

 元政策秘書の男性を「この、ハゲーーーっ!」「違うだろ!!」などと大声で罵(ののし)っている音声などが流出した豊田氏。9月18日の後援者向け説明会以降、地元の志木駅や朝霞台駅で辻立ちするなどし、有権者や支援者への謝罪を続けている。

 ほとんどの有権者は豊田氏の謝罪を無視し、時にはヤジが飛ぶこともあるようだが、写真撮影を求められることもあり、その姿がツイッターなどで拡散されている。

 6日の会見で豊田氏は「志を断ち切りがたい」と、国政への未練を語った。一方で、これに先立つ3日の会見で、選挙に出るためにクリアすべきハードルを聞かれた豊田氏は「地元にきちんとおわびと説明をするのが一番大事。何軒でも何万軒でもしなければならないと思っていたところ、こういう状況になってしまった」と早期の衆院解散となったためにおわび行脚が果たせていない状況を説明。「政党選挙と違う」と漏らすなど、弱気な態度も見せた。

 「政党選挙とまったく様相が違うと痛感」

 出馬する際の所属政党を聞かれると、「自民党を離党した身ですので、無所属で出るしかない」とし、選挙戦については「草の根でやるしかなくて、政党に所属してやる選挙とはまったく様相が違うものだと痛感しています」と話した。

 これまでの選挙は、地元の市長や自民党や公明党の県議、市議のほか、豊田氏が厚生労働省出身ということもあり、医師団体が選挙を全面的にサポートしてきた。だが、一連の問題で、これらの支援者は豊田氏のもとを離れていった。

 そして、自民党や公明党議員は今回の選挙で自民党が公認を出した元志木市議の穂坂泰氏(43)の側に付いた。医師団体は、今回の選挙は自主投票になったという。このため、豊田氏は草の根を余儀なくされている。

3632チバQ:2017/10/08(日) 11:16:28
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171008/k00/00e/010/155000c
衆院選

浦野氏、出馬断念 希望で立候補表明の73時間後

毎日新聞��2017年10月8日 11時03分(最終更新 10月8日 11時03分)

 10日公示の衆院選の大分3区で希望の党公認から出馬予定だった浦野英樹氏(48)が7日、立候補断念を明らかにした。同区は自民党公認の岩屋毅氏(60)と、立憲民主党公認の横光克彦氏(73)の一騎打ちの構図となる。立候補表明からわずか73時間後の断念。大分県別府市で開いた記者会見では「申し訳ない」を繰り返した。

 岩屋氏と横光氏は、現在の区割りになってから過去4回戦い、岩屋氏が3勝しているが、2009年には横光氏が勝利している。浦野氏は不出馬の理由を「自民候補と(6期の)実績ある横光氏の一騎打ちを実現させ、自民の一角を崩すため決断した」と強調した。ただ、「希望と立憲民主は考え方が違う」として、横光氏の支援はしない考えだ。共産党は横光氏の出馬を受け、候補者擁立を取り下げた。


 4日に出馬表明した浦野氏だったが、環境は厳しくなっていた。民進は事実上の合流を決めた時に「希望の党を全力で支援する」ことを確認している。しかし県連は3日、浦野氏について本格的な選挙対策本部は置かず、事務連絡の協力などの「窓口対応」にとどめることを決定。県連関係者は「『協力』の形を作るだけ。横光氏が出馬すれば、昔の仲間を応援しようという人は出てくるだろう」と話した。さらに連合大分が横光氏への推薦を決め、何より頼みの綱だった「希望」ブランドは、選別や排除の論理などで陰りが見え、支援の広がりは期待できないとの判断に傾いたとみられる。

 民進の小嶋秀行県連幹事長は「3区で今後どうするか、改めて検討することが必要だろう」と語った。【田畠広景、池内敬芳】

3633とはずがたり:2017/10/08(日) 11:47:56
■神奈川
<衆院選>各区の顔ぶれ(1)1-3 10/3 >>3020
<衆院選>各区の顔ぶれ(2)4-6 10/4 >>3176
<衆院選>各区の顔ぶれ(3)7-9 10/5 >>3301
<衆院選>各区の顔ぶれ(4)10-12 10/6 >>3453
<衆院選>各区の顔ぶれ(6)16-18 10/8

<衆院選>各区の顔ぶれ(5)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201710/CK2017100702000144.html
2017年10月7日

【13区】大和・海老名・座間(16区を除く区域)・綾瀬市【14区】相模原市緑(東部)・中央・南区(東部)【15区】平塚・茅ケ崎市、中郡
写真
◆13区 政権の「顔」に挑む2新人
甘利明68(元)経済再生担当相 自前<11>
太栄志40(元)米研究所員 希新 
岡崎裕39 党県常任委員 共新 
 閣僚を歴任したベテラン甘利に若手の新人二人が挑む。
 経済最優先を掲げる安倍政権で経済再生担当相を務めていた自民甘利は昨年一月、現金授受問題で大臣を辞任。病気療養で四カ月休んだものの現在は体調が戻り、政策通ぶりも見せる。
 希望太(ふとり)は、民主党(当時)で防衛副大臣だった長島昭久前衆院議員の元秘書。「政権交代を目指したい」と民進から転じた。
 共産岡崎は過去二度、比例で国政に挑戦。初の小選挙区で、深刻な航空機騒音がある厚木基地の問題などを訴える。

◆14区自、希前職 4度目の対決
赤間二郎49 内閣府副大臣 自前<3>
本村賢太郎47 (元)議院運営委理事 希<前><2>
中野渡旬69 党県委員 共新
 共に県議出身の前職二人が競り合う。過去三回は赤間の二勝一敗。
 自民赤間は十二年前、民主の重鎮だった藤井裕久元蔵相を破り初当選。最先端の通信技術を生かした教育水準向上などを訴える。
 本村は藤井の元秘書。民進の分裂騒動に伴い一時県連代表にもなったが、希望に転じた。日米地位協定改定の必要性を唱える。
 前回に続く挑戦となる共産新人の中野渡は、外資系液晶材料メーカーの元研究所副所長。技術者の観点からリニア中央新幹線の問題点を指摘する。

◆15区 現外相に新人2人が挑戦
河野太郎54 外相 自前<7>
乃木涼介53 俳優 希新
佐々木克己62(元)高校教諭 社新
 一九九六年以来七回連続当選している自民前職の河野に対し、希望乃木と社民佐々木の新人二人が議席をうかがう。
 河野は北朝鮮情勢が緊迫する中、外相という重責を担いながらの選挙戦。閣僚の一員として安倍政権の実績をアピールする。
 民進公認で大阪7区から出馬予定だった乃木は希望に転籍。候補者調整のため急きょ神奈川で戦うことになり、まずは知名度アップを図る。
 佐々木は、県内の小選挙区で唯一の社民の公認候補になる。野党共闘で共産が支援する。

 【記事の見方】
 ■選挙区
 名前 年齢 肩書(1)(2)(3)
(1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、公=公明、共=共産、立=立憲民主党、維=日本維新の会、社=社民、諸=諸派、無=無所属。敬称略

3634とはずがたり:2017/10/08(日) 11:54:26
>>3588(東京) >>3458(大阪) >>3373民主他×共産 >>3342>>3115注目道県選挙区抜粋 >>3455(北海道) >>3532(愛知)

◇…共産擁立回避(6) ★…希民競合(5) ●…民共競合(以外に少なく1)

■神奈川
<衆院選>各区の顔ぶれ(1)1-3 10/3 >>3020
<衆院選>各区の顔ぶれ(2)4-6 10/4 >>3176
<衆院選>各区の顔ぶれ(3)7-9 10/5 >>3301
<衆院選>各区の顔ぶれ(4)10-12 10/6 >>3453
<衆院選>各区の顔ぶれ(5)13-15 10/7 >>3633
<衆院選>各区の顔ぶれ(6)16-18 10/8 >>3621

1◇★篠原 立民[維]=[連] 前 / 長島 希望[民] 元 \ <松本 自>
2●★高橋 立民=[連] 新 / 橋本 希 / 大貫 共 \ <菅 自>
3 勝又恒一郎 希[進] 元 / 釘丸 共 \ <小此木 自>
4◇★早稲田 立民=連 新/風間 希 新 (元)コンサル社員 \ <山本 自> <浅尾 無[自<み]>
5 吉岡 希 新 <水戸 進→希公認得られず出馬断念>/ 横山 共 / <坂井 自>
6◇★青柳 無所属?=[連] 前 / 串田 希 新 弁護士 \ <上田 公>
7◇★中谷 立民=連 新 / 川野 希 新  \ <鈴木 自> 共産は前回二万六千票を獲得しており、動向が注目される。>>3301
8 江田 無所属 前 / 加藤 共 野党共闘で立候補をやめ、前職江田の支援に回る可能性を残す>>3301 \ <三谷 自[み]>
9 笠 希望[進] / 斉藤 共 \ <中山 自>
10 市川 希 元県議 / 畑野 共 前 \ <田中 自>
11 真白 希望(大阪自由公認より転入)/ 瀬戸 共  \<小泉 自>
12◇★阿部 立民=連 前 / 原 希 新 藤沢市議・元松沢参秘書 \ <星野 自>
13 太 希 (元)米研究所員・長島秘書 / 岡崎 共 \ <甘利 自>
14 本村 希望=連 前 / 中野 共 / <赤間 自>
15◇佐々木 社民=[連] 新 / 乃木 希望(大阪民進公認より転入) \ <河野 自>
16 後藤 希[進] 前 / 池田 共 \ <義家 自>
17 神山 希望=連 前 / 横田 共 \ <牧島 自>
18 三村 希望=連 元 / 若林 共(7区より転入) <樋高→千葉12転出> \<山際 自>

3635名無しさん:2017/10/08(日) 12:26:56
自民・保岡氏、衆院選不出馬【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100800259&amp;g=pol

2017年10月08日12時08分

 自民党の保岡興治憲法改正推進本部長が衆院選に出馬しないことが8日、分かった。保岡氏が同日午後、鹿児島市内で記者会見して明らかにする。

3636チバQ:2017/10/08(日) 12:34:38
>>3616
2ちゃんには女性問題と書いてありましたが、事実かどうかは全く謎です

3637名無しさん:2017/10/08(日) 12:46:07
鈴木宗男

https://ameblo.jp/muneo-suzuki/entry-12317515763.html

自民党北海道支部連合会は各選挙区に新党大地の推薦をお願いするようにと指示をされ、一昨日、昨日にかけ推薦要請が届いた。
 7区は鈴木貴子と伊東良孝氏との間ですみ分けができ、ここだけは岩盤、鉄板であり問題はない。10区公明党の稲津さんについては既に推薦済みである。
1区船橋利実
2区吉川貴盛
3区高木宏壽
4区中村裕之
5区和田義明
6区今津寛
8区前田一男
9区堀井学
12区武部新

即決で新党大地の推薦状を出させて戴いた。
 推薦状を出した候補予定者とはしっかり一体感の中でこの厳しい選挙を闘って参りたい

3638片言丸:2017/10/08(日) 13:35:12
>>3635
いろいろ憶測しましたが、

1. 宮路拓馬が比例転出の関係で、比例上位に処遇されない見込みとか? それで宮路を1区候補にするために引退とか?
2. さらに穿った見方だと、安倍さんがアホなブレーンに吹き込まれた案での改憲を進めるにあたって泥を被るのもう勘弁、とか?

ま、表向きは健康云々を理由にするのでしょうけど、あまりにもタイミングがおかしいし、ブログとかは普通だし。

3639とはずがたり:2017/10/08(日) 13:47:01
>>3636
有り難うございます。週刊誌もすっぱ抜かないけど,って程度のもんなんですかねえ。。

>>3638
なるほど。1とかありそうですね。宮地1区が発表されたらビンゴでしょうね。今から誰か立てようとすると一騒動でしょうし。。

3640名無しさん:2017/10/08(日) 16:28:06

衆院選 自民・保岡興治憲法改正推進本部長が出馬取りやめ 鹿児島1区 がん治療専念
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000521-san-pol

衆院選 自民・保岡興治憲法改正推進本部長が出馬取りやめ 鹿児島1区 がん治療専念
10/8(日) 14:58配信
35
産経新聞
 自民党憲法改正推進本部長の保岡興治元法相(78)は8日、衆院選への立候補を取りやめると表明した。膵臓がんが見つかり、治療に専念するためとしている。保岡氏は10日公示の衆院選で鹿児島1区での公認が決まっていた。後継の候補者については「党本部と県連が決めることだ」と述べるにとどめた。

 裁判官出身の保岡氏は昭和47年の衆院選で初当選し、当選13回。一時新進党に参加したが、平成7年に自民党に復党し、法相を2回務めた。最近は党憲法改正推進本部長として安倍晋三首相(自民党総裁)が提案した憲法9条の改正などについて党のとりまとめ役を担っていた。

3641とはずがたり:2017/10/08(日) 16:29:46
>>3355 2>>3487

衆院選2017
県内の選挙区情勢/3 /千葉
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k12/010/079000c
毎日新聞2017年10月7日 地方版
 ◆7区

保守支持層の票、注目
 前回(2014年)は自民党前職の斎藤健氏(58)が圧勝。今回は同じ保守系から希望の党新人の波多野里奈氏(44)が立つため、保守支持層の票の行方が注目される。共産党は新人の渡部隆夫氏(74)を擁立。政策協定を交わした立憲民主党からは石塚貞通氏(50)が出馬するが、時間的余裕がないことから、候補取り下げはしない方針だ。

 斎藤氏は農相としての知名度を生かしたいが、同時に地方の選挙区からの応援要請も多く、選挙区を空けざるを得ない。全てを日帰り日程にして朝夕は地元で「経済を好転させた安倍政権の継続」を訴えて回る。

 波多野氏は10年参院選に、アナウンサーとして勤務していた青森県で旧民主党から立候補。その後、旧みんなの党に移り国政選挙に挑んできた。希望の公認決定が4日となり、出遅れを取り戻そうと懸命だ。

 渡部氏は福島県出身。「原発ゼロ」を強く主張するほか、「消費増税を無くす流山の会」の会長も務めていることから、消費増税反対も重点的に訴える。

 石塚氏は当初、民進党からの立候補を予定。希望の公認からも漏れたが、「一部の人たちだけが恩恵を受けるような政治の私物化を止めたい」として、立憲からの立候補に向けて準備を進める。【橋口正】

 ◆8区

無党派層、動向読めず
 前回(2014年)と同じ顔ぶれだが、前職の太田和美氏(38)が希望の党公認で立候補することになったことから、無党派層の動向は読めなくなり、情勢は不透明だ。

 自民党前職の桜田義孝氏(67)は前回、長年議席を争った旧民主党候補の引退により、旧維新の党から立候補した太田氏と対決し、圧勝した。しかし7選を目指す今回は太田氏が希望の公認となり、「不利で脅威」と警戒を強めている。希望を「政策論議抜きの選挙目当てのご都合主義」と批判、「北朝鮮問題で毅然(きぜん)と対応できるのは安倍政権しかない」と訴える。

 太田氏は前回、旧民主と候補者調整した上で出馬したものの、桜田氏に敗れ、比例で復活した。旧維新は昨年3月に旧民主と合流して民進となり、今回は急転直下、希望の候補になった。候補者調整を巡って生じた旧民主との不協和音も解消し、選対幹部に民進系県議らをそろえ、「(希望公認は)プラス面が大きい。2大政党実現のためのラストチャンスだ」と強調する。

 共産新人の小野里定良氏(70)は、柏市議を1期務め約18年間、東葛地区委員として党務に専従。「民意を踏みにじる安倍政権に退場の審判を。希望は自民の補完勢力だ」と批判している。【橋本利昭】

 ◆9区

前職2氏3度目対決
 これまで激戦を繰り広げてきた前職2氏が3度目の対決。自民党対希望の党という、今回の衆院選を象徴する選挙区となりそうだ。

 選挙区で2連勝し、3期目を目指している自民前職の秋本真利氏(42)は8月に国土交通政務官に就任。3日には政治の師と仰ぐ河野太郎外相が公務の合間を縫って応援に駆けつけ、「もう一回送り出して、使い倒してやってください」とアピールした。一方で地元組織の動きは鈍く、前回より比例票バーターのハードルを上げて協力を迫る公明党との連携がカギを握る。

 過去2回、2万票弱の差で敗れ、比例復活でしのいできた奥野総一郎氏(53)は民進党から希望に衣替えして「三度目の正直」を目指す。ようやく希望公認が決まり「これまで民進ということが壁になっていた保守の方にも『これで応援できる』と言われている」と保守票の掘り起こしに自信を見せる。「保守リベラル」を掲げ、2大政党の実現を大義にするが、自民との違いを分かりやすく説明できるかが問われる。

 共産新人の鴨志田安代氏(62)は5回目の挑戦。野党共闘の破綻に触れ、「民進に期待していた人から共産党に多くが流れてくる」と強気の姿勢。比例票の掘り起こしを軸に運動を展開する。【北川仁士】=つづく

 <7区>

松戸市北部、野田市、流山市

 <8区>

柏市西部、我孫子市

 <9区>

千葉市若葉区、佐倉市、四街道市、八街市

3642とはずがたり:2017/10/08(日) 16:31:47
>>3588(東京) >>3458(大阪) >>3373民主他×共産 >>3342>>3115注目道県選挙区抜粋 >>3455(北海道) >>3532(愛知) >>3634(神奈川)

千葉纏め

■公明党推薦
二次推薦>>3543
 <千葉>1区 門山宏哲▽2区 小林鷹之▽3区 松野博一▽4区 木村哲也(新)▽5区 薗浦健太郎▽6区 渡辺博道▽7区 斎藤健▽8区 桜田義孝▽9区 秋本真利▽10区 林幹雄▽11区 森英介▽12区 浜田靖一▽13区 白須賀貴樹

■維新>>3452
日本維新の会は、元県議で新人の佐藤浩さんの4区など四つの選挙区で候補者を出す。同党は東京都と大阪府で希望の党と候補者調整をするが、千葉維新の会の藤巻健史代表(参院議員)は「千葉では(三つの選挙区で)対決することになる」と述べた。

■希望の党
一次公認>>3203
 1区※田嶋要 56(5)前
 2区 竹ケ原裕美子 46 新
 3区 櫛渕万里 49(1)元 旧民主党時代に細野豪志元環境相のグループに所属
 5区 岡野 純子 39 新
 6区 遠藤宣彦 54(1)元 旧自由党や自民党、日本維新の会などを渡り歩いた
 8区※太田和美 38(3)前
 9区※奥野総一郎 53(3)前
10区※谷田川元 54(1)元
11区※多ケ谷亮 48 新
12区 樋高剛 51(3)元 旧民主党の小沢一郎氏のグループや自由党
13区 水野 智彦 61(1)元
※は民進党からの合流組

二次公認>>3250
<千葉>7区 波多野里奈(新)

■立憲民主
1次公認>>3524
【千葉】2区 樋口博康=新▽3区 岡島一正 元▽5区 山田厚史=新▽6区 生方幸夫=元▽7区 石塚さだみち=新▽13区 宮川伸=新

■共産党
必勝区・候補者取り下げ
1次必勝区…千葉13区=斉藤和子(現)>>1321
共産、千葉の3選挙区で候補者取り下げ>>3365
取り下げる選挙区は立憲民主の出馬が見込まれる5区と6区。別の1選挙区でも候補者を一本化する方針で、計3選挙区で取り下げる(千葉3区)
一方、共産党が重視する16の「必勝区」については候補を取り下げない。このうち千葉13区と大阪5区は立憲民主党の候補と競合する。>>3461

■社民>>2603
 社民党は28日、千葉12区に元県立高校長の皆川真一郎氏(63)を擁立すると発表した。皆川氏は船橋市出身で松戸南高校長などを務めた。【加藤昌平】

■自由党>>1219
「生活の党」から党名を変えた「自由党」が、全国に先駆けて千葉県内に県連組織を立ち上げた。
千葉3区からは元衆議院議員の岡島一正氏を擁立する方針を明らかにしました。なお、岡島一正氏が県連代表に、金子健一氏が幹事長にそれぞれ就任

<衆院選2017>県内の選挙区情勢 毎日新聞
1 10/5 >>3355 /2 10/6 >>3487 /3 10/7 >>3641

3643名無しさん:2017/10/08(日) 16:37:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171008_61053.html

<衆院選福島>社民政策協定 金子氏が拒む
2017年10月08日 日曜日
 社民党福島県連は7日、衆院選福島1区に無所属で立候補する民進系前議員金子恵美氏(52)に推薦の前提となる政策協定の締結を要請した。金子氏は「民進党県連と対応を協議していない」として要請を拒んだ。
 社民県連は同日、福島市の事務所で金子氏と政策協定を結ぶ考えだった。金子氏は事務所を訪れたが、「どのような立ち位置で戦うか、民進県連と話し直したい」と述べるにとどめた。
 民進県連関係者によると、金子氏は特定の政党からの推薦は受けない方針で、政策協定は今後も結ばないとみられる。
 民進の希望の党への合流を受け、社民県連は9月に結んだ金子氏との政策協定を撤回。金子氏が3日に無所属での出馬を表明したことで再度、協定締結に向けた内部協議を進めていた

3644名無しさん:2017/10/08(日) 16:39:26
http://www.sankei.com/politics/news/171008/plt1710080082-n1.html
2017.10.8 15:59
【衆院選】
共産、立憲民主、社民 249選挙区で候補者一本化 

 共産党の志位和夫委員長は8日、衆院選(10日公示-22日投開票)の
249選挙区で立憲民主党、社民党との間で候補者を一本化したことを
明らかにした。このうち共産党の候補者は206人となる。都内で記者団に語った。

 共産党は全289選挙区のうち263選挙区で候補者擁立を決めていたが、
3日の立憲民主党結党後に67選挙区で候補者を取り下げた。7日には希望の党
公認で出馬予定だった民進党出身の原口一博元総務相(佐賀1区)が公認を辞退し、
無所属での立候補を表明したため、共産党は佐賀1区の候補者も取り下げた。

 民進党の前原誠司代表は党代表選で共産党との選挙協力について見直しを
明言していたが、志位氏は「結果として立憲民主党という流れができたのは
野党勢力全体にとってよかった。躍進を追求したい」と語った

3645名無しさん:2017/10/08(日) 17:38:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100800259&amp;g=pol

自民・保岡氏、不出馬=鹿児島1区、がん治療優先【17衆院選】

自民・保岡氏、不出馬=鹿児島1区、がん治療優先【17衆院選】
2017年10月08日17時21分


 自民党の保岡興治憲法改正推進本部長(78)は8日、鹿児島市内で記者会見し、10日公示の衆院選に立候補しないと表明した。鹿児島1区での党公認が決まっていたが、精密検査で膵臓(すいぞう)がんが見つかったため、治療を優先すると説明した。保岡氏の後援会は、後継として長男で公設秘書の宏武氏(44)を推す方針だ。 
 保岡氏は「選挙が終われば新たな憲法改正の道が進んでいく。その先頭に立たないといけない立場を考えれば断腸の思いだ」と語った。
 保岡氏は1972年衆院選に旧奄美群島区から無所属で出馬し初当選。自民党に追加公認された。当選13回。94年、新進党結党に参加したが、95年、自民党に復党。その後、法相、衆院憲法審査会長などを歴任した。

3646チバQ:2017/10/08(日) 17:57:30
>>3645
膵臓ガンですか
大変ですね。。。。

3647片言丸:2017/10/08(日) 18:01:04
>>3640
保岡は裁判官1年しかしてないけど、産経的には裁判官出身なんですね。
知らないだけかな。

3648名無しさん:2017/10/08(日) 18:09:49
>>3646
最近だと、青森の木村太郎氏が膵臓癌でしたね、膵臓癌は癌の中で一番生存率が低いらしいです。。。

3649さきたま:2017/10/08(日) 18:11:22
民進の無所属組、衆院選連携へ=岡田氏中心、約20人【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100800356&amp;g=pol
 衆院選に無所属で出馬する民進党出身の前職約20人が、選挙で相互支援するためのネットワークを構築する。民進党元代表の岡田克也氏(三重3区)が8日、津市で記者会見して明らかにした。選挙情勢を共有したり、応援で協力したりするという。
 岡田氏の事務所が事務局を務める。ネットワークには、野田佳彦前首相(千葉4区)や江田憲司氏(神奈川8区)らが参加する。 
 岡田氏は「党の支援がない分、個人的なネットワークで助け合っていく」と説明。また「(分散した野党を)しっかりと一つにしていく接着剤、中軸としての役割を無所属議員が果たしていきたい」と語った。
 一方、希望や立憲民主党の候補を人物本位で応援する考えも表明。「これからの野党、大きな固まりをつくっていくことを見据えて良い人材をたくさん残したい」と述べた。(2017/10/08-17:03)

3650旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/10/08(日) 18:14:49
>>3646-3648
2012年衆院選の時,分かりやすいカツラを被っていたので,ガンだろなぁ,とは思ってました。

3651岡山1区民:2017/10/08(日) 18:17:57
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20170929_5.htm
玉木氏は態度を保留 小川氏「希望」へ申請 民進前職

2017/09/29



 民進党と希望の党との合流に伴い、県関係の玉木雄一郎、小川淳也の両前職は28日、民進党を離党する方針を決めた。希望の党に公認申請を行うかどうかについて、玉木氏は「無所属の可能性も含めて、週明けまでに判断したい」とし、希望の党の公認を得た場合でも、比例代表との重複立候補は辞退する意向を表明した。小川氏は、希望の党に公認申請を行うとした。

 玉木氏は、共産党を除いた野党一本化を主張し、自らのブログなどで解党に言及していた。今回の前原代表の決断を「高く評価したい」とした。衆院の解散に「政権交代を実現させる最大のチャンス」と話す。

 小川氏は「野党の一本化で安倍政権と対峙(たいじ)しようとする思いは本物」と希望の党との合流を支持。「支援者に理解と納得を得てから手続きに入りたい」とし、解散については「首相の恣意(しい)的判断」と批判した。

少し前の記事ですが、玉木重複辞退も?という事は話に出てないと思うので、なお四国新聞(平井新聞)は小川バッシングを紙面で連日展開していますw

3652とはずがたり:2017/10/08(日) 19:18:15
>>3645-3650
じゃあもうここんとこずっと闘病してて結構重篤なんですね。。

3653とはずがたり:2017/10/08(日) 19:31:35
>>3588(東京) >>3458(大阪) >>3373民主他×共産 >>3342>>3115注目道県選挙区抜粋 >>3532(愛知) >>3634(神奈川) >>3642(千葉)

>>3455(北海道)改
民共の棲み分け完備!
民希分裂…3区
大地推薦状況>>3637・公明推薦>>3541

■北海道
1 道下 大樹 民・連 >>3296>>3413/中島 正純 民主(大阪3区当選)→国民新→維新→希望 *長畑浩史から差し替え>>2975 \  <船橋 利実 自=公・大>
2 金倉昌俊 共 /松木 けんこう 希=連 \ <吉川 貴盛 自=公・大>
3 荒井 聰 民=連>>3413 \ <高木 宏壽 自=公・大>
4 本多 平直 民=連>>3413/高橋 みほ 希[維](北海道2比例復活→東京17落選>>2975 \ <中村 裕之 自=公・大>
5 池田 真紀 民=連 \ <和田 義明 自=公・大>
6 佐々木隆博 民=連>>3413 \ <今津 寛 自=公・大>
7 石川 明美 民=連 \ <伊東 良孝 自=公・大>
8 逢坂 誠二 無=民・連>>3413 \ <前田 一男 自=公・大>
9 松橋 千春 共/山岡 達丸 希=連 \ <堀井 学 自=公・大>
10 神谷 裕 民=連>>3413 \ <稲津 久 公=自・大>
11 石川 香織 民=連 BS11の元アナウンサーで2011年に石川元議員と結婚>>2261>>1836>>1839>>2157 \ <中川 郁子 自=公>
12 菅原 誠 共 / 水上 美華 希=連 \ <武部 新 自=公・大>

3654とはずがたり:2017/10/08(日) 19:37:48
上杉隆氏が“小池爆弾”に!希望の党から比例東京で出馬へ
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/790015/
2017年10月08日 10時04分

 激動の衆院選が10日公示(22日投開票)で正式にスタートする。野党の混乱と準備不足を突いた安倍晋三首相(63)による“国難突破解散”で自民圧勝ムードかと思われたところに、小池百合子都知事(65)が「希望の党」を立ち上げ、民進党が“合流”。民進党の解党騒動を受けて枝野幸男氏(53)が結党した「立憲民主党」が“意外”な人気を集めている。そんな中で希望が7日、元ジャーナリストの上杉隆氏(49)を比例代表東京ブロックで擁立する方針を固めたことが分かった。

 小池氏がお膝元の東京に送り込む“ファイナルウエポン”は、第1次安倍政権の内幕を描いた「官邸崩壊」の著者で、本紙週末連載「言いたい放談」でもおなじみの上杉氏だった。

 希望関係者は上杉氏擁立の背景をこう指摘する。

「“日本をリセット”すると掲げた小池氏にとって、政界とメディアの内情を知り尽くす上杉氏は改革の担い手として、欠かせない。加えて都知事選での実績と鳩山家への恩返しの面もあるでしょう」

 上杉氏は昨年に急逝した鳩山邦夫元法相(享年67)の秘書を長らく務め、ジャーナリスト転身後は官房機密費や記者クラブ問題などを追及。昨年の都知事選に出馬し、約18万票を獲得し、政党の推薦を受けない候補ではトップの得票だった。都知事選で小池氏と争ったものの親交は深く、ブレーンの一人と言われている。

 小池氏は邦夫氏と新進党時代からの盟友関係で知られる。邦夫氏の死去に伴い、弔い選挙となった福岡6区の衆院補選では、二男・鳩山二郎氏(38)の応援に駆けつけ、今回の衆院選でも対立候補を立てていない。

 また邦夫氏の長男で元都議の鳩山太郎氏(43)は、衆院選で希望から鳩山一郎元首相以降の鳩山ファミリーの地盤である東京2区で出馬するなど、小池氏と邦夫ファミリーの絆は固い。

 上杉氏は本紙取材に「鳩山家と小池氏とのいろいろなつながりの中で、今回ありがたい話を頂いたのは事実です。ただ、まだ(オファーを)聞いたばかりで分からない」と話した。ただ、比例単独で東京ブロックからの出馬となる公算だ。

 衆院選が自民対希望の図式の中、第三極の軸となるのが、民進党の分裂騒動を受けて結党された立憲民主党だ。ツイッターのフォロワー数で安倍・自民党を追い抜き、話題を集めている。

 設立から5日(8日午前)の時点で、立憲民主党のフォロワー数は、自民党広報の約11万7000人を上回り約15万9000人を記録した。ちなみに枝野氏がかつて所属した民進党は約2万4000人。公示前日に都内ホテルで決起大会を開くことが決まった希望の党は約7000人、立憲民主党に大きな差をつけられた。

 立憲民主党の衆院選の小選挙区公認候補者は62人で、そのほとんどは民進党出身。なぜ結党ホヤホヤの政党がネットでは人気を集めたのか。

 選挙アナリストは「ネットユーザーに調査した結果、政策や政党ではなく、候補者の人柄などプロフィルを重視していた。安倍首相は、森友学園への国有地売却価格や加計学園の獣医学部新設をめぐる問題が起こり、民進党や希望の党などの敵失だけを頼りにしている。一方の枝野氏は“まっとうな政治”を旗印にした選挙戦。『自公よりは期待が持てる』と感じたネットユーザーが拡散している」と分析する。

 この日、立憲民主党の福山哲郎幹事長(55)は都内ホテルで会見を開いて、衆院選の政権公約集(マニフェスト)を発表。福山氏は「今後、公認候補者は比例区などで増える予定。党の職員もいない状態。だが、枝野代表が街頭演説をやると“枝野コール”が必ず起こる。新しい政党を作った期待を背負っている」と話した。

 衆院選での立憲民主党の参戦に自民党関係者は「旧民主党を支持した無党派層の受け皿が、希望の党より立憲民主党ということだろう。衆院選後の国会で、立憲民主党と共産党が野党協力してくることが予想される」と警戒感を強めている。

 衆院選で台風の目になるのか。

3655とはずがたり:2017/10/08(日) 20:02:04
>>3644
民社共棲み分け…249

無所属一本化(14)
福島1
岩手3
宮城2
長野1
新潟3,4,5,6
岐阜1
三重1,2,3
滋賀2(希望は別に出る)
高知2
佐賀1

希望に配慮(3)
岩手2
香川1
熊本1

競合区は289-249-17=23選挙区。

北海道(0)
福島(2)
▲社共競合…4・5
群馬(1)
▲社共競合…5
千葉(4)
●民共競合区…2・7・13+▲社共競合区…12
東京(9)
●4・8・10・11・13・19・22・24・25
神奈川(1)
●民共…2
愛知(0)
大阪(4or5)
●民共…1・(4?)・5・8・13

大阪を4とすると競合区が21。残り2が不突合。。どこでしたっけ?

3656とはずがたり:2017/10/08(日) 20:02:36
>>3655
三重は1,2の間違い

3657事情通:2017/10/08(日) 20:09:38
大変ご無沙汰しておりました_(..)_

山口節生さんも、出馬を予定しています
埼玉新聞が報じていたので、間違いはないと思います
資金不足で結局出馬しない可能性もありますが…

3658とはずがたり:2017/10/08(日) 20:11:16
>>3458(大阪) >>3373民主他×共産 >>3342>>3115注目道県選挙区抜粋 >>3653(北海道) >>3532(愛知) >>3634(神奈川) >>3642(千葉) >>3655民共社棲分

東京>>3588

ネットが民主候補推薦:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3575
民進元職・山花郁夫氏が枝野氏の立憲民主党へ:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3359
都内民進 前職ら相次ぎ表明:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3351
連合東京は立憲民主の14人推薦http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1114776863/1554 http://www.rengo-tokyo.gr.jp/html/senkyo2017/

立憲民主16 社民1 共産17
◇…共産擁立回避8 ●…共産・立民競合9

大阪より立民の擁立が多くて競合も多い。

東京
1◇海江田万里 民=ネ・連 >>2659 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3397 
2◇松尾 明弘 民=ネ・連 四人衆
3 <松原 希望>
4●井戸 正枝 民=ネ・連 元
5◇手塚 仁雄 民=ネ・連 >>2659
6◇落合 貴之 民=ネ・連 さきたまさんイチオシの田中秀征直弟子 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3417
7◇長妻 昭 民=ネ・連
8●吉田 晴美 民=ネ・連 四人衆
9 原 純子 共=必勝区
10●鈴木 庸介 民=ネ・連 四人衆
11●前田 順一郎 民=ネ・連 6人衆 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3420 >>3126
12 池内 沙織 共=必勝区 <太田 公=自・[連]>…連合は支援
13●北(きた)條 智彦 民=ネ・連 四人衆
14 ───
15 <柿沢 希望>
16◇初鹿 明博 民=ネ・連
17 ───
18◇菅 直人 民=ネ・連
19●末松 義規 民=ネ(民進離党も希望排除) http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3398
20 宮本 徹 共=必勝区
21◇小糸 健介 社>>3034 <長島 希望><天木 諸派=9条>
22●山花 郁夫 民=ネ・連[内]
23 ─── <櫛渕:国替え・希望千葉3>
24●高橋 斉久 民=ネ・連 6人衆
25●山下 容子 民=ネ

3659とはずがたり:2017/10/08(日) 20:15:33
>>36550-3656
先ずは静岡1区>>3545か。その後下ろしてなかったよな。

3660とはずがたり:2017/10/08(日) 20:20:20
静岡7区もだ。

3661さきたま:2017/10/08(日) 20:21:13
>>3653
北海道1の希望の中島は、希望側のリークしたと思われる希望プロパーの公認リスト>>2961>>2966にありましたが、
その後、希望の党の1次公認>>3100-3101、2次公認>>3250、3次公認>>3369、4次公認>>3456まで名前がありません。
現在、道内で立憲民主と希望が両方立っているのは4区のみです。2区は希望と維新が両方立っています。

共同ソースの希望プロパーの公認リスト(>>2961>>2966)にいて、1次公認〜4次公認にいない(移動した)人
【北海道】1区 中島正純(元)
【愛知】7区 中根康浩※転出拒否
【兵庫】3区 和田有一朗(新)※よこはた和幸(新)が公認
【福岡】3区 にえだ元気(新)※出馬断念
【熊本】2区 荒木あきひろ(新)※東京7区転出
【鹿児島】4区 都築美紀枝(新)
【選挙区未定】たぶちまさふみ(新)

3662とはずがたり:2017/10/08(日) 20:26:53
>>3644 判明!
民社共棲み分け…249

無所属一本化(14)
福島1
岩手3
宮城2
長野1
新潟3,4,5,6
岐阜1
三重1,2
滋賀2(希望は別に出る)
高知2
佐賀1

希望に配慮(3)
岩手2
香川1
熊本1

競合区は289-249-17=23選挙区。

福島(2)
▲社共競合…4・5
群馬(1)
▲社共競合…5
千葉(4)
●民共競合区…2・7・13+▲社共競合区…12
東京(9)
●4・8・10・11・13・19・22・24・25
神奈川(1)
●民共…2
静岡(2)
●民共…1,7
大阪(4or5)
●民共…1・(4?)・5・8・13

結局大阪4は少なくとも立憲などからは不出馬でカウントか。これでぴったりだ

3663さきたま:2017/10/08(日) 20:42:55
与党と立憲、6選挙区で一騎打ち=北海道【衆院選情勢】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100700518&amp;g=pol
 民進出身候補の多くは、希望への合流を拒否して立憲民主入り。共産は候補者を取り下げて一本化を図り、6選挙区で与党と立憲の一騎打ちが実現しそうだ。
 1区は元衆院議長横路孝弘の後継として道下が立憲で出馬。前回敗れた自民船橋は議席奪還を目指す。3区は自民高木と立憲荒井、6区も自民今津と立憲佐々木の前職対決となる。8区では立憲入りした逢坂が無所属で立候補。前回敗れた自民前田は雪辱を期す。
 10区は公明前職の稲津と立憲新人の神谷がぶつかる。11区は女性候補対決。3選を狙う自民中川に対し、立憲石川が公民権停止中の夫に代わって参戦する。
 希望が擁立を決めたのは4選挙区。2区は自民吉川と希望松木の対決に、共産金倉が割り込みを狙う。4区は自民中村に、希望は元職高橋をぶつける。埼玉12区から国替えした元職本多は立憲から出馬する。9区は自民堀井に希望山岡と共産松橋が挑む。12区は自民武部と希望水上、共産菅原の争い。
 5区は昨年4月の補選で当選した自民和田と立憲池田が再戦。7区は共産石川を自民伊東が迎え撃つ。
(2017/10/07-20:21)

3664片言丸:2017/10/08(日) 20:53:17
膵臓がんは重篤だから、病気で気力を失ったか。
後継は長男でしたね。宮路いるのに。
なんかこのへん見事に世襲ばかりで、活力が失われる日本って感じが。。。
いうて、宮路ならいいかというと宮路も世襲だし、いろいろと詰んでおる。

自民・保岡氏、出馬せず引退…がん治療に専念
2017年10月08日 19時33分
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171008-OYT1T50052.html?from=ytop_main3

 自民党の保岡興治・前衆院議員(78)(鹿児島1区)は8日、鹿児島市内で記者会見し、10日公示・22日投開票の衆院選鹿児島1区に立候補せず、引退する意向を表明した。

 膵臓すいぞうがんと診断されたためで、治療に専念するという。

 保岡氏は記者会見で「出馬するつもりだったが、家族や後援会長の説得もあり、決断した」と述べた。保岡氏は鹿児島1区で自民党の公認を受けていたため、党執行部は後継の候補者擁立を急ぐ方針だ。保岡氏は、自身の秘書で長男の宏武氏(44)を擁立したい考えを示した。党県連は9日、党本部に宏武氏の公認を申請する。

3665チバQ:2017/10/08(日) 20:55:00
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017100800347&amp;g=pol
堀内氏を「県連公認」=自民山梨【17衆院選】

2017年10月08日16時45分

 自民党山梨県連は8日、衆院選の山梨2区に無所属で出馬する前職の堀内詔子氏について、県連公認として支援することを決めた。県連は党本部に堀内氏の公認を求めたものの、前職の長崎幸太郎氏との候補者調整がつかず、堀内氏は推薦となった。県連会長の森屋宏参院議員は同県昭和町で記者団に「県連が一丸となって支援していくことを有権者に示す」と説明した。

3666さきたま:2017/10/08(日) 20:55:27
衆院選
希望10人、立憲2人 候補予定者、連合埼玉が推薦 /埼玉
毎日新聞2017年10月7日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k11/010/132000c

 連合埼玉は6日、衆院選の推薦候補12人を発表した。連合が支援する民進党が希望の党と合流し、一部議員は立憲民主党から立候補するため、内訳は希望10人、立憲2人。政党でなく候補者ごとに対応を決めたという。民進と希望が合流を決める前に民進を離党した杉村慎治(埼玉9区)、鈴木義弘氏(同14区)の両氏は推薦しなかった。

 県庁で記者会見した連合埼玉の小林直哉会長は民進の分裂について、「巨大与党に対峙(たいじ)するためには、しっかりした野党が大切。一つになれなかったのは残念だが、1強政治を打破するチャンスが到来したとも言える」と述べた。【森有正】

 推薦候補は次の通り(敬称略、カッコ内は所属政党)。

 1区=武正公一(希望)▽2区=菅克己(同)▽3区=山川百合子(立憲)▽4区=吉田芳朝(希望)▽5区=枝野幸男(立憲)▽6区=大島敦(希望)▽7区=小宮山泰子(同)▽8区=小野塚勝俊(同)▽10区=坂本祐之輔(同)▽11区=三角創太(同)▽12区=森田俊和(同)▽15区=高山智司(同)

3667チバQ:2017/10/08(日) 20:56:27
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017100800279&amp;g=pol
自民の減り幅焦点=首相指名で波乱も【17衆院選】

2017年10月08日16時50分

 10日公示-22日投開票の衆院選は、戦後最少の定数465(選挙区289、比例176)で争われる。安倍晋三首相は勝敗ラインを自民、公明両党で過半数の233議席と「相当低め」(党関係者)に設定しているが、減少幅によっては政権維持に影響する可能性がある。衆院選後の政権運営に与える影響を自民党の議席数で探ってみた。

 ◇30減なら政権維持
 衆院解散時の勢力は自民党287、公明党35で与党の合計は322。公明党が現状維持と仮定すると、自民党は90議席近く減らしても過半数を維持できる計算だ。首相は8日の日本記者クラブ主催の党首討論会で「私が自民党総裁として(与党で)過半数を取れば、当然首相指名を受ける候補として出る」と述べたが、首相が続投できると見る向きは少ない。退陣が現実味を帯びる。
 ひとつの目安となるのが安定多数の244と絶対安定多数の261を獲得できるかどうかだ。安定多数は国会の17常任委員会の委員長ポストを独占した上で、委員の半数を確保。絶対安定多数を得ると、常任委員長ポストを占めた上で委員数でも野党を上回り、一般に与党は盤石の国会運営が可能となる。
 自民党内の相場観は「30減以内なら続投」だ。26減だと自民単独でも絶対安定多数をクリアし、安倍首相は来年秋の総裁選での3選へ道が開ける。
 このケースだと公明党と合わせ300議席近くに達する。憲法改正の発議には、定数の3分の2の310議席が必要だ。日本維新の会などの改憲勢力と連携すれば、悲願の改憲へアクセルを踏み直すことができる。
 ◇50減で倒閣運動
 ただ、減り幅が50なら単独過半数ぎりぎりとなり、首相の責任論が噴出するのは必至だ。続投しても「安倍1強」は崩れ、総裁3選は難しくなりそうだ。
 一方、希望の党を率いる小池百合子代表は、衆院選の結果次第で、自民党を含めて他党との連立を目指す考えを示唆している。首相と距離のある自民党の石破茂元幹事長や公明党が選挙区に立てた9候補への対抗馬を擁立していないのは露骨なサインとも言える。
 石破氏率いる石破派は本人を含めて20人。自民党が250議席程度にとどまった場合、党内からは「石破派が希望の誘いに乗れば、過半数割れとなり、首相指名選挙で大波乱が起きる」との声もある。希望が躍進し、公明党も同一行動を取ることが条件だが、可能性としては否定できない。

3668さきたま:2017/10/08(日) 20:58:08
衆院選
岡田氏がネット結成 約20人、民進系無所属連携
毎日新聞2017年10月8日 20時09分(最終更新 10月8日 20時44分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171009/k00/00m/010/021000c

 衆院選で三重3区から無所属で立候補する民進党の岡田克也・元代表は8日、同じく無所属で出馬する民進前職と連携して選挙戦を戦うためのネットワークを結成すると発表した。同じ立場の立候補予定者は全国に約20人おり、千葉4区の野田佳彦前首相、神奈川8区の江田憲司・民進党元代表代行ら「多くの人が賛同している」という。

 無所属で出馬する民進党出身の議員は基本的に現在も民進党籍がある。衆院選後に民進党籍を残している参院議員や立憲民主党の議員らと連携する布石の意味もあるとみられる。

 三重県庁で記者会見した岡田氏は「無所属は政見放送も比例復活もなく、厳しい戦いになる。ネットワークを作って情報共有する」と話した。ネットワークに名前は付けないという。

 希望の党や立憲民主党からの出馬を選んだ民進出身者についても「我々無所属が接着剤となり、野党全体がまとまる役目を果たしたい」と述べた。【井口慎太郎】

3669さきたま:2017/10/08(日) 21:02:35
鈴木代表、議席獲得に自信も… 大地問われる実力 貴子氏は自民比例 票分散の恐れ
10/08 05:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137236?rct=n_politics

 衆院選への自らの対応について明言を避けてきた新党大地代表の鈴木宗男氏(69)が、比例代表道ブロック(定数8)への出馬をようやく正式表明し、議席獲得に自信を示している。しかし、2014年の前回衆院選では独自の候補を立てておらず、全盛期の勢いを取り戻せるかは未知数。長女貴子氏(31)は自民党の比例道ブロックから出るため、支持層が分かれる可能性もある。

 公示まであと4日に迫った6日。札幌市内のホテルで会見した宗男氏は「今日がタイムリミットだと判断した。鈴木宗男の意地を見せたい」と力を込めた。貴子氏や長年の支援者の話になると、涙ぐんだ。

 大地は05、09年の衆院選比例道ブロックでいずれも43万票を得て、比例1位の宗男氏が当選。07年参院選の道選挙区には大地副代表(当時)の多原香里氏が旧民主党などの推薦を受けて無所属で出馬し、落選したものの62万票を獲得した。

 02年に受託収賄容疑などで逮捕された宗男氏は10年に刑が確定。刑期を終えた12年4月以降も選挙権と被選挙権は停止されたが、大地は同年の衆院選比例道ブロック、13年参院選道選挙区でも約35万票を集めた。

 公民権を回復した宗男氏は「私がマイクを握る効果は大きい」とし、これまでの実績並みの得票を見込む。比例道ブロックの当選ラインは過去5回で23万〜33万票。民進党の分裂に伴い、比例も野党が乱立する今回は「当選ラインが下がり、大地が1議席を取る可能性は高い」(自民党道連幹部)との見方がある。

3670とはずがたり:2017/10/08(日) 21:02:47
1211 自分:とはずがたり[] 投稿日:2017/10/08(日) 21:02:00
>>1209
あざーす。転載

衆院選
希望10人、立憲2人 候補予定者、連合埼玉が推薦 /埼玉
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k11/010/132000c
毎日新聞2017年10月7日 地方版

 連合埼玉は6日、衆院選の推薦候補12人を発表した。連合が支援する民進党が希望の党と合流し、一部議員は立憲民主党から立候補するため、内訳は希望10人、立憲2人。政党でなく候補者ごとに対応を決めたという。民進と希望が合流を決める前に民進を離党した杉村慎治(埼玉9区)、鈴木義弘氏(同14区)の両氏は推薦しなかった。

 県庁で記者会見した連合埼玉の小林直哉会長は民進の分裂について、「巨大与党に対峙(たいじ)するためには、しっかりした野党が大切。一つになれなかったのは残念だが、1強政治を打破するチャンスが到来したとも言える」と述べた。【森有正】

 推薦候補は次の通り(敬称略、カッコ内は所属政党)。

 1区=武正公一(希望)▽2区=菅克己(同)▽3区=山川百合子(立憲)▽4区=吉田芳朝(希望)▽5区=枝野幸男(立憲)▽6区=大島敦(希望)▽7区=小宮山泰子(同)▽8区=小野塚勝俊(同)▽10区=坂本祐之輔(同)▽11区=三角創太(同)▽12区=森田俊和(同)▽15区=高山智司(同)

3671チバQ:2017/10/08(日) 21:03:04
保岡の話
憶測で言うと
『膵臓に転移が見つかったので出馬断念した』ってところでしょうか?
ほかの部位なら戦えると思ってたけど

3672チバQ:2017/10/08(日) 21:07:56
>>3666
神奈川と同じパターン(早期離党組は支援せず)っぽいですね

3673チバQ:2017/10/08(日) 21:17:00
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171008_11043.html
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<衆院選宮城>連合傘下労組、一枚岩なれず 自主投票動き広がる

11:22

<衆院選宮城>連合傘下労組、一枚岩なれず 自主投票動き広がる

(河北新報)

 10日公示の衆院選(22日投開票)を前に、民進党支持組織の連合宮城が複雑な対応を迫られている。宮城1��5区の民進公認候補だった5人が希望の党と立憲民主党、無所属に分裂。労組ごとに各党の掲げる政策との距離感は異なるため、一枚岩になれずにいる。
<「一丸」を強調>
 仙台市青葉区のハーネル仙台で6日あった連合宮城、民進、社民両県連の懇談会。連合の小出裕一会長が、民進系の5人を引き続き推薦する方針を伝えた。
 小出会長は「民進系の一部が希望から『排除』されたのは想定外だが、安倍政権を倒すには一丸になる必要がある」と強調。比例代表は希望と立民との政策協定が間に合わず、自主投票とする経緯を説明した。
 連合傘下の各労組は、これまで関係を築いてきた民進系候補と、新党が掲げる政策との間で、個別の対応を余儀なくされている。
 自治労県本部(組合員1万5000人)は1区は立民新人、2、5区は共に無所属の元議員と前議員を推薦。希望の新人がいる3、4区は自主投票とした。
 幹部は「保守を掲げる希望とは相いれない」と強調した上で、「組合員には非自民、護憲の観点から判断するよう徹底する」と話し、共産党候補への投票も排除しない考えを明かす。
 1区にNTT労組出身の立民新人を抱える情報労連県協議会(5400人)は1��5区の民進系候補を推薦し、比例は立民と呼び掛ける。「比例の上積みを図るため、東北全体に協力を仰ぐ」と力を込める。

<混乱を避ける>
 流通業やサービス業などの労組でつくるUAゼンセン県支部(2万7000人)は、比例を自主投票とした。幹部は「野党を一度リセットすべきだという希望の考えは理解できる」と共感しながらも、「県内には立民の候補もおり、混乱を避けるために自主投票とした」と内情を明かす。
 東北電力女川原発の再稼働を目指す県電力総連(7500人)は推薦を決めかねている。希望は「2030年までに原発ゼロ」、立民は「一日も早く原発ゼロ」との公約を掲げ、民進の「30年代までに原発ゼロ」より先鋭化した。
 幹部は「各党の原発政策をどう解釈し、組合員に説明すべきか悩ましい。各候補者の姿勢を見極める必要がある」と漏らす。
 四分五裂の様相を呈する組織内の動向に、小出会長は「考え方が異なるのは仕方ないが、全体の結束は維持していきたい」と話す。

3674チバQ:2017/10/08(日) 21:21:14
>>3586
無所属出馬の原口氏「譲れない一線」表情厳しく「希望」批判 衆院選・佐賀

10/8(日) 10:57配信��
198

記者会見の会場に入る原口一博氏(手前)=7日午後7時52分、佐賀市のグランデはがくれ(撮影・山田宏一郎)

 政権交代できる二大政党をつくる千載一遇のチャンス-。前日まで目を輝かせて支援者にそう語っていた原口一博氏(58)が7日、希望の党の公認辞退を表明した。理由は「打倒安倍政権」という政界再編の根幹に関する不信だった。「新しい政治を始めてほしいと願う国民をないがしろにするもので、決して譲れない一線だ」。会見では厳しい表情で希望の政治姿勢を批判した。

 「(首相は)安倍晋三さんがいい」という、比例九州で希望の名簿順位1位になるとみられる元職の発言。原口氏は「1位というのは象徴だ。九州の顔ということだと思う。私の許容を超えている」と落胆をにじませた。民進党副代表という希望との合流に責任を持つ立場として、今回の行動が打倒安倍政権の姿勢を「明確にすると思う」。

 前日に発表された公約についても、「自分自身が言ってしまえば後戻りできなくなる」と承服できない思いを吐露した。

 会見直前の地域の選対役員会では、希望との決別に批判はなく、「あなたらしい決断。良かった」という声が多かったという。

 共に希望に移った2区の大串博志氏は緊急の選対会議を開き、同調しないことを決めた。しかし、ある県連関係者は「原口氏が希望の党を批判すれば、大串氏に跳ね返る。大串氏には厳しい状況だ」と苦り切る。

 重大な決断を原口氏が県連を飛び越えて会員制交流サイト(SNS)で突然発表したことに関する不信感は強く、比例復活という命綱を断ち切って臨む選挙戦にどう影響を及ぼすか、見通せない。

関連記事

3675チバQ:2017/10/08(日) 21:24:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000013-san-l15
【衆院選】新潟5区は「党本部主体」で 自民県連、近く要請へ

10/8(日) 7:55配信��
8

 自民党県連は7日、県内の地域・職域支部の支部長や幹事長を集めた会合を新潟市中央区のANAクラウンプラザホテル新潟で開いた。県連の柄沢正三幹事長は、衆院新潟5区公認の新人で前知事の泉田裕彦氏(55)の選挙戦は党本部主体で行うよう、党本部の二階俊博幹事長らに文書で近く要請すると報告した。

 文書では、党本部が泉田氏を公認したことに関し「県内の党員、有権者に強い反発があり、県内各選挙区の選挙戦に大きくマイナス」と指摘。「5区は党本部が主体となり責任をもって選挙戦を戦うよう、強く申し入れる」としている。

 5区の候補者選定を党本部に委ねた結果、県連内にはしこりが残ったが、柄沢幹事長は「党本部に申し入れることで決着をみた」と記者団に強調。5区の選挙戦に県連が事実上関与しないと宣言することで、しこりの解消を図り、10日公示の衆院選に臨むとした。申し入れは県連が6日開いた拡大役員会で決めた。

 7日の会合では、県連の選対本部長を務める塚田一郎会長が、県内5選挙区で共闘態勢を取る野党を警戒し「負けるわけにはいかない」と、県連一丸となって戦うよう呼び掛けた。

3676チバQ:2017/10/08(日) 21:25:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000001-san-l20
【衆院選・対決の構図】長野5区 野党票分散、保守票どう動く

10/8(日) 7:55配信��
3

 民進、共産両党などの「野党共闘」路線による候補一本化が実現せず、市民団体が主導する形で無所属新人の曽我逸郎が、公示を目前に控え出馬を表明。新党「希望の党」新人の中嶋康介と「野党票」が分散しそうだ。自民前職の宮下一郎は「新党ブーム」を警戒する。

 宮下は平成21年の「政権交代」選挙時、旧民主新人が約10万票を得票したことで選挙区で敗れ、比例代表で復活当選も果たせなかった。だが、その後は安定した戦いで議席を守ってきた。

 宮下は17年の「郵政選挙」で自民党が大勝した際、自身も10万票台を獲得。それ以降は9万台で推移している。前回選挙では24年選挙より約八千票減らしたため、中嶋が希望から出馬することになり、「無党派層が流れたら痛い」(自民党県連筋)と警戒感を強めている。

 後援会の引き締めを図るとともに、ミニ集会にも積極的に参加し、支持拡大を図る。世襲議員なため、後援会組織の高齢化が懸念材料で、若い世代の支持取り込みにも力を注ぐ。

 中嶋は飯田青年会議所の活動などを通し、地元経済界で一定の支持を見込める。「野党共闘」路線に距離を置いてきた連合長野も、希望公認となったことで、支援活動を本格化させることも期待できる。

 「保守」を旗印とする希望から出馬するため、自民支持層にも食い込みを図る考えだ。ただ、希望は公認発表の際に混乱ぶりを露呈するなど、直ちに支持獲得に結びつくかは見通せない。

 曽我は、自身が代表を務め、安全保障法制や憲法改正に反対する市民団体がかねて、擁立を目指していた。曽我の出馬により、共産新人の水野力夫は、党方針に基づき出馬を見送ったため、憲法改正を掲げる安倍晋三首相の批判票取り込みを目指す。(敬称略)=おわり

3677とはずがたり:2017/10/08(日) 21:49:50
自民の減り幅焦点=首相指名で波乱も【17衆院選】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000027-jij-pol
10/8(日) 14:10配信 時事通信

 10日公示―22日投開票の衆院選は、戦後最少の定数465(選挙区289、比例176)で争われる。安倍晋三首相は勝敗ラインを自民、公明両党で過半数の233議席と「相当低め」(党関係者)に設定しているが、減少幅によっては政権維持に影響する可能性がある。衆院選後の政権運営に与える影響を自民党の議席数で探ってみた。
 ◇30減なら政権維持
 衆院解散時の勢力は自民党287、公明党35で与党の合計は322。公明党が現状維持と仮定すると、自民党は90議席近く減らしても過半数を維持できる計算だ。首相は8日の日本記者クラブ主催の党首討論会で「私が自民党総裁として(与党で)過半数を取れば、当然首相指名を受ける候補として出る」と述べたが、首相が続投できると見る向きは少ない。退陣が現実味を帯びる。
 ひとつの目安となるのが安定多数の244と絶対安定多数の261を獲得できるかどうかだ。安定多数は国会の17常任委員会の委員長ポストを独占した上で、委員の半数を確保。絶対安定多数を得ると、常任委員長ポストを占めた上で委員数でも野党を上回り、一般に与党は盤石の国会運営が可能となる。
 自民党内の相場観は「30減以内なら続投」だ。26減だと自民単独でも絶対安定多数をクリアし、安倍首相は来年秋の総裁選での3選へ道が開ける。
 このケースだと公明党と合わせ300議席近くに達する。憲法改正の発議には、定数の3分の2の310議席が必要だ。日本維新の会などの改憲勢力と連携すれば、悲願の改憲へアクセルを踏み直すことができる。
 ◇50減で倒閣運動
 ただ、減り幅が50なら単独過半数ぎりぎりとなり、首相の責任論が噴出するのは必至だ。続投しても「安倍1強」は崩れ、総裁3選は難しくなりそうだ。
 一方、希望の党を率いる小池百合子代表は、衆院選の結果次第で、自民党を含めて他党との連立を目指す考えを示唆している。首相と距離のある自民党の石破茂元幹事長や公明党が選挙区に立てた9候補への対抗馬を擁立していないのは露骨なサインとも言える。
 石破氏率いる石破派は本人を含めて20人。自民党が250議席程度にとどまった場合、党内からは「石破派が希望の誘いに乗れば、過半数割れとなり、首相指名選挙で大波乱が起きる」との声もある。希望が躍進し、公明党も同一行動を取ることが条件だが、可能性としては否定できない。

3678とはずがたり:2017/10/08(日) 21:50:39
「安倍政権と違いない」=小池氏【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100700929&amp;g=elc

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は7日夜の討論会で、自民党との違いについて「安倍政権の下で外交・安全保障などに携わり、防衛相に任命された。そういった点で違いはない」と述べ、外交・安保政策に関しては安倍政権と変わらないと説明した。
小池氏、自民と連立排除せず=首相、過半数維持なら続投-10日公示

 小池氏は「(違いが)もしあったならばこれまでの私の役割が否定されてしまう」と指摘。その上で「(自民党と)何が違うかというと、『しがらみがない』ということだ」と述べ、受動喫煙対策は東京都が進んでいるとアピールした。(2017/10/07-22:00)

3679名無しさん:2017/10/08(日) 22:01:51
衆議院議員 あおやぎ 陽一郎 事務所 17分前
https://www.facebook.com/aoyagy.net/posts/1752512471458076

>本日、20時から天王町の事務所できたる衆議院選挙を
>「立憲民主党」から出馬することを記者発表しました

3680とはずがたり:2017/10/08(日) 22:08:58
衆院選2017 自民公約 経済の重点項目
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00000065-san-bus_all
10/3(火) 7:55配信 産経新聞

 自民党が2日発表した衆院選の公約では、経済の重点項目にアベノミクスや人づくり革命、生産性革命を挙げ、少子高齢化を克服し成長を目指す姿勢を改めて鮮明にした。教育財源には消費税を10%に引き上げて増収分を充てる考えで、有権者に是非を問う。

                   ◇

 ≪消費増税≫

 ■社会保障充実で影響和らげ

 自民党は公約に、消費税増税分を幼児教育無償化などの財源に充てると明記した。ただ、社会保障費などの歳出は増えても税収の大幅増は見込めず、借金返済に回す分が減ると財政再建に遅れが出るのは必至だ。

 「社会保障の充実分を拡大し、消費増税の生活への影響を和らげる」。岸田文雄政調会長は2日の記者会見でこう述べ、消費増税の税収増分を教育財源とすることに理解を求めた。

 税収増は約5兆6千億円の見込みで、安倍晋三首相は使途を変えて約1兆7千億円を教育無償化などに回す方針。借金返済には約4兆円を充てる予定だったが、約2兆8千億円に抑える。このため、財政健全化は遅れるのが確実だ。

 政府は平成32年度に財政の健全性を示す基礎的財政収支(PB)を黒字化する目標を掲げるが、使途変更で達成は「不可能」(安倍首相)。公約ではPB目標堅持をうたうが時期は明示しなかった。岸田氏は、「財政にも一定の責任を果たす」と話すにとどめた。

 高齢化で社会保障費が増え、29年度予算の一般会計総額は97兆4547億円と5年連続で過去最大。一方で、28年度の税収総額は55兆4686億円と7年ぶりに前年割れ。国債を発行して穴埋めする状況が続く。

 足元は日銀の大規模金融緩和で低金利環境が続き、国債利払い費は抑えられている。ただ、緩和にも限界があり、金利が上昇して利払い費が増えれば、財政事情はさらに深刻さを増す。(中村智隆)

                   ◇

 ≪人づくり・生産性革命≫

 ■労働力不足補い収益力向上

 教育無償化などの「人づくり革命」と「生産性革命」は、日本経済の「供給力」を抜本的に強化する政策だ。高付加価値を生み出す人材の輩出や企業の創出を促し、少子高齢化による労働力不足を補う。企業の収益力が高まれば、賃上げを通じた消費刺激などで内需拡大も期待でき、自民党は「供給」と「需要」の両面から経済成長を加速させる。

 人づくり革命の柱は、3〜5歳の幼児教育・保育の完全無償化や大学など高等教育の負担軽減だ。社会人がITなど最新の技能や知識を改めて身につける「学び直し(リカレント)教育」拡充も盛り込む。

 高等教育も、安倍晋三首相が「貧しい家庭に育っても、意欲さえあれば進学できる社会に変革する」と意気込む。自民党は教育機会の不平等による格差拡大を防ぐと同時に、高い技能を持った人材の裾野を広げて成長力強化につなげる。

 一方、生産性革命は人工知能(AI)など第4次産業革命の最新技術を社会に普及させて、生産効率の向上を狙う。法規制を一時的にストップする新しい規制緩和制度も導入する。

 内閣府によると、現役世代を示す日本の生産年齢人口(15〜64歳)は平成28年10月1日時点で7656万人だったが、67年に5028万人まで減る見通しだ。

 経済成長を左右するのは「労働力」「生産性」「資本」の3要素。生産性を飛躍的に高めて労働力不足を補い、中長期的な成長軌道を強化する。(山口暢彦)

3681チバQ:2017/10/08(日) 22:11:40
>>3679
とりあえず、これで全員決断ですね。

3682チバQ:2017/10/08(日) 22:12:12
原口

3683チバQ:2017/10/08(日) 22:14:03
間違えました

>>3586
で、原口が書いてますが、
今回は事前審査を受けずに、提出する候補者が一定数いるでしょうから、『書類不備で立候補できず』って、事例がありそうですね。

3684チバQ:2017/10/08(日) 22:17:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000537-san-pol
自民も不安のスタート? 女性問題のイメージアップが課題に 広島4区、京都3区

10/8(日) 21:38配信��
26

 衆院選で迎え撃つ自民も、準備万端とはいかないようだ。

 女性問題で経済産業政務官を辞任した中川俊直氏(47)が立候補を断念した広島4区。自民は解散後の9月30日に比例中国の前職、新谷正義氏(42)を擁立した。

 党からの突然の立候補要請に「急な話だが、しっかり戦う」と新谷氏。陣営によると、今月7日に地元事務所を開設したばかりで、急ピッチで選挙ポスターなどの準備を進めている。

 広島4区は中川氏の祖父から3代続く自民の強固な地盤だが、今回は希望の上野寛治氏(35)、共産の中石仁氏(54)、維新の空本誠喜氏(53)、無所属の恵飛須圭二氏(34)と落合洋司氏(53)が立候補を予定している。

 京都3区の自民陣営も、女性問題で議員辞職した宮崎謙介氏(36)の“穴”をどう埋めるかが課題。昨年の補選には公認候補を立てなかったが、今回は前職の木村弥生氏(52)を擁立する予定だ。

 比例北関東で初当選を果たした前回衆院選と打って変わり、縁もゆかりもない京都に国替えした。京都3区には希望の泉健太氏(43)、共産の金森亨氏(61)、維新の森夏枝氏(36)、無所属の小田切新一郎氏(71)も立候補を予定しており、木村氏の陣営では「ゼロからのスタートだったが、徐々に手応えを感じている」としている。

3685チバQ:2017/10/08(日) 22:24:36
http://www.sanyonews.jp/sp/article/608690/1/?rct=shuin2017
岡山3区 分裂保守「背水の陣」 希望、共産交え激戦必至の衆院選
10/07 00:28����【2017衆院選岡山】

3686チバQ:2017/10/08(日) 22:27:03
http://www.sankei.com/smp/politics/news/171008/plt1710080102-s1.html
政界地図激変で態勢整わず 国替え陣営ドタバタ 衆院選2017.10.8 21:25

1/3枚

 10日に公示が迫った衆院選。立候補予定者らは最終準備に追われているが、解散後に政界地図が激変し、急遽国替えした陣営などからは準備不足を嘆く声も聞かれる。「間に合わない」「やるしかない」。不安を抱えつつ、各陣営とも支持拡大に奔走している。

<<��下に続く��>>

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 内閣府副大臣を辞任して自民党も離党し、希望の党の結党メンバーに名を連ねた前職の福田峰之氏(53)。もとの地盤である神奈川8区から東京5区に国替えしたが、目黒区に開設した事務所は6日に電話が開通したばかりで、8日もスタッフが慌ただしく机を並べる姿がみられた。

 東京5区は自民前職の若宮健嗣氏(56)、立憲民主党公認で元職の手塚仁雄氏(51)も立候補を予定する激戦区。福田氏は取材に「きつい、きついよね…」と危機感を募らせる。

 日本維新の会を離党し希望入りした前職の小沢鋭仁氏(63)も、かつての地元の山梨1区から東京25区への国替えを伝えられた。

 「本来は縁もゆかりもない土地。小沢の存在を知ってもらうところから始めなければ」と、陣営関係者は不安をのぞかせる。

 東京25区は平成8年以降、自民が連続して議席を獲得してきた。今回も自民前職の井上信治氏(48)、立民新人の山下容子氏(58)、共産党新人の井上宣氏(43)が立候補を予定。小沢氏は「政権交代に向けた大切な選挙だ」と訴えた。

 一方、自民前職の松野博一氏(55)と立民元職の岡島一正氏(59)が立候補を予定する千葉3区には、過去3回の衆院選を東京23区の民主党公認で戦った元職の櫛渕万里氏(49)が、希望の公認を得て移ってきた。

 「事務所もギリギリまで見つけられず、事務所開きのイベントもできないまま公示日に突入する」と陣営関係者。第一声の予定もまだ決まっていないという。

 それでも櫛渕氏は、「落下傘の方がしがらみなく政治改革を進められる」と強気の姿勢を崩さなかった。

3687片言丸:2017/10/08(日) 22:58:24
1214 :名無しさん :2017/10/08(日) 22:22:26
.
自民32%、希望13%…衆院比例選の投票先
2017年10月08日 21時58分
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171008-OYT1T50059.html

 読売新聞社が7日から8日にかけて行った全国世論調査で、衆院比例選での投票先は自民党が32%で最も多く、希望の党が13%で続いた。

 このほか、立憲民主党7%、公明党5%、共産党4%などの順だった。

 安倍内閣の支持率は41%(衆院解散直後の前回9月28〜29日調査は43%)となった。不支持率は46%(前回46%)。


1215 :名無しさん :2017/10/08(日) 22:29:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171008-OYT1T50061.html?from=ytop_main2
希望の党「期待せず」58%…読売調査
2017年10月08日 21時58分

 読売新聞社が7〜8日に行った全国世論調査で、東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に「期待する」は36%で、「期待しない」の58%を下回った。

 民進党の前代表代行の枝野幸男氏らが結成した立憲民主党に「期待する」は28%、「期待しない」が64%だった。


1216 :名無しさん :2017/10/08(日) 22:31:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171008-OYT1T50060.html?from=ytop_main1
衆院選、与党過半数「維持を」44%…読売調査
2017年10月08日 21時58分

 読売新聞社が7〜8日に行った全国世論調査で、今回衆院選で、自民党と公明党の与党が過半数の議席を「維持する方がよい」と答えた人は44%、「そうは思わない」が42%だった。

3688名無しさん:2017/10/08(日) 23:03:12
>>3588
伊藤まさき @itomasaki 10月7日
https://twitter.com/itomasaki
その他
ご報告
希望の党の比例代表東京ブロックで出馬する決意をいたしました。
行動を共にする方々から、完全撤退すべきではないとの声もあり思い悩んでいたところ、私の状況を心配してくれる関係者から話がきました。
もやは何が良くて悪いのか分かりませんが、ご理解いただきますようお願い致します。

3689片言丸:2017/10/08(日) 23:06:28
読売新聞全国世論調査推移

  9/28 10/7
自民 34  32
希望 19  13
立民 --  07
公明 06  05
共産 05  04
維新 02  ??
未決 25  ??

内支 43  41
内不 46  46

3690片言丸:2017/10/08(日) 23:13:56
>>3689
補充しました
(ネット情報からの集約のため欠けている項目あり失礼します 補充可ならお願いします)

読売新聞全国世論調査推移
(比例代表投票先)

  9/28 10/7 参考前回解散直後
自民 34  32     41
希望 19  13     --
立民 --  07   民主14
公明 06  05     06
共産 05  04     ??
維新 02  ??     05
未決 25  ??     ??

内支 43  41     49
内不 46  46     42

3691片言丸:2017/10/08(日) 23:24:55
>>3690
結局、前回に比べると明らかに自民(安倍)支持は剥落しているものの、
希望にまとまり勢いづいていくかと思われた非自民票はここへ来て分散した。
ここからむしろ立憲民主への流れを強くするのか、分散のまま終わるのか、希望が回復するのか。
個人的な感覚では、前回民主に入れた層はどんどん希望から剥落していっており、それが寝てしまうか立憲民主に向かうかの瀬戸際か?
希望はデフレスパイラルに落ち込んでおり、ここから反転するのは簡単ではない。

小選挙区は、前回、「意外と接戦」であった選挙区は、今回の構図(無所属=比例復活なしプッシュ効果も含む)次第で、そこそこ動くとと思われる。
その意味では、前回までのような「民主元職」の惨憺たる状況はなくなり、いくらかはカムバックもあり、近年の傾向では自民党が勝つと思われている選挙区での野党勝ちもいくつもある感じか。
希望の新人(小選挙区)は、浸透が難しいし、接戦となっても最後のひと押しに欠ける。
東京の小選挙区でも希望がスイープするような状況では到底なく、その点が命綱になって政権維持(自公過半数)はまず固い状況だろう。

3692名無しさん:2017/10/08(日) 23:32:47
>>3691
私も概ね同様の感想です

例えば東京では、希望は最大で3区、10区、15区、21区、で比例5、最悪10区のみで比例3
立憲は最大で1区、6区、7区、18区で比例4 最悪7区のみで比例2

総評として希望が伸び悩んだ分自民堅調、現時点ではそんな印象です

3693片言丸:2017/10/08(日) 23:45:47
ちなみに、言わずもがなの、基本データですが。

2014衆院選比例票(全国)投票率52.65%

自民党 1765万 33.11%
民主党  977万 18.33%
維新党  838万 15.72%
公明党  731万 13.71%
共産党  606万 11.37%
次世代  141万  2.65%
社民党  131万  2.46%
生活党  102万  1.93%

2016参院選比例票(全国)投票率54.69%

自民党 2011万 35.91%
民進党 1175万 20.98%
公明党  757万 13.52%
共産党  601万 10.74%
お維新  515万  9.20%
社民党  153万  2.74%
生活山  106万  1.91%
日ここ  73万  1.31%
新改革  58万  1.04%
国怒声  46万  0.83%

得票率は相対得票率ですから注意してね。
手打ちなので間違いすみません。

3694チバQ:2017/10/08(日) 23:48:52
http://www.sakigake.jp/news/article/20171008AK0001/
2017衆院選

【衆院選】高松氏が希望の比例東北単独候補に2017年10月8日 7時28分 掲載��2017年10月8日 8時0分 更新

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 元衆院議員の高松和夫氏(75)=秋田市広面=が7日、衆院選比例東北の単独候補として希望の党から立候補する意向を明らかにした。同党からの出馬要請に応じたという。

3695チバQ:2017/10/08(日) 23:51:39
大河内だけじゃないみたいですね
https://mainichi.jp/articles/20171008/ddl/k10/010/129000c
比例北関東 堀越氏、立憲民主で出馬 「現政権では危険すぎる」 /群馬

毎日新聞 2017年10月8日 地方版

 昨夏の参院選群馬選挙区で民進党公認、共産・社民推薦の野党統一候補だった堀越啓仁(けいにん)氏(37)が7日、衆院選(10日公示・22日投開票)で比例代表北関東ブロックに立憲民主党から単独で立候補することを明らかにした。堀越氏は「森友・加計学園問題に見られるような隠蔽(いんぺい)体質や憲法改正の進め方など、現政権では危険すぎると感じている。国民主権の『当たり前の政治』を取り戻したい」…

3696チバQ:2017/10/08(日) 23:53:20
http://www.sankei.com/smp/region/news/171007/rgn1710070026-s1.html
鹿児島、熊本の選挙区定数減の影響じわり 単独自民候補に向かい風 衆院選2017.10.7 07:06

 ■「比例は公明」言ってられない

 衆院選でメディアの報道が野党再編に集まる中、自民党は比例代表で、厳しい戦いを強いられそうだ。定数削減で九州・沖縄ブロックの定数は1減り、20になった。一方、熊本と鹿児島両県の減区などの影響で、比例単独に回る前職がいる。連立を組む公明党も含め、希望の党や立憲民主党など、比例で一定の議席が見込まれるライバルも多い。(村上智博)

<<��下に続く��>>

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 「比例区は公明にお願いします!」

 今月2日、鹿児島県薩摩川内市で行われた自民前職、小里泰弘氏(59)の国政報告会で、司会者が大きな声を上げた。公明党の市議も出席し、「比例は公明へ」と呼びかけた。

 駆けつけた自民前職の宮路拓馬氏(37)は、複雑な表情を浮かべた。比例単独で立候補するからだ。

 宮路氏は平成26年の前回衆院選で、旧鹿児島3区から立候補し、比例で復活当選した。今回も選挙区出馬の道を探っていたが、7月に施行された改正公職選挙法で、鹿児島県の選挙区は5から4に減った。

 宮路氏以外の自民党立候補予定者は前回、選挙区で勝っている。調整の結果、宮路氏は比例単独に回された。

 議席の獲得には、「比例も自民へ」と訴えたい。だが、小里氏をはじめ自民党の選挙区候補者は、各区で2万票程度とされる公明票を期待する。

 宮路氏が、会合で自身への支援を呼びかけることはなかった。「公明党さんとの協力関係は大事ですから…」と述べ、会場を後にした。

 ■いす取りゲーム

 前回の衆院選で、自民党は比例の九州・沖縄ブロックで8議席を取った。だが、選挙区で敗れた議員の復活当選によって、比例のいすは次々と埋まっていった。

 当時の減区の影響で、比例単独で立候補した佐賀の今村雅弘前復興相(70)は、8番目にようやく滑り込んだ。今村氏は今回も比例単独で出馬予定だ。

 鹿児島県と同じように、熊本県でも選挙区が1減る。この結果、自民党前職の園田博之元官房副長官(75)が比例に回る。

 少なくなった比例の議席に対し、“いす取りゲーム”は厳しさを増す。

 この状況に、自民党の鹿児島、熊本両県連はそれぞれの4選挙区と宮路、園田両氏を加えた「5人全員当選」を、目標に掲げる。

 熊本4区で自民党前職、金子恭之氏(56)は、園田氏の秘書だった。

 金子氏の陣営幹部は「元秘書として、金子氏は園田氏を絶対に当選させたい。街頭演説などの公の場では、『比例は公明へ』とはとても言えない。公明側も事情は分かってくれているはずだ」と打ち明ける。

 こうした自民党の動きに、公明党や支持母体の創価学会は危機感を抱く。

 九州のある県本部幹部は「鹿児島、熊本両県で、比例の公明票はこれまでのようには出ないだろう」と話した。

 しかも、比例の票は“風”の影響を受けやすい。希望の党など新党への追い風は、公明党にとっては向かい風となる。

 公明党は九州・沖縄で前回と同じ4議席を目指す。鹿児島、熊本両県での票の減少が予想されるだけに、他県での掘り起こしに躍起となる。

 創価学会関係者は「福岡などでは、自民党の選挙区候補が、『比例は公明へ』と、きちんと言ってくれるのか、しっかり確認する。それ次第で、選挙区の協力には濃淡が出るだろう」と語った。

反応

3697チバQ:2017/10/08(日) 23:55:06
http://www.jomo-news.co.jp/ns/7315072421173303/news.html
中曽根氏1区出馬断念》自民、分裂恐れ説得 比例条件提示で��

更新日時:2017年10月6日(金) AM 09:00

 「政権選択選挙と言われる中で、自民党のために要請を受けなければいけないのではと決断した」。衆院選で群馬1区からの出馬を断念した中曽根康隆氏(35)。前橋市内で5日開いた会見で、言葉を選びながら理由を説明した。1区からの出馬に一度は「不退転の決意」を口にした中曽根氏が、大きな決断に至るには、無所属での出馬を思いとどまるよう、自民側から強い働き掛けがあったとみられる。「サラブレッド」の意識の変化に何があったのか。舞台裏を探った。��

 「『七光だ』『世襲だ』『よそ者だ』と厳しい言葉をいただいた。でも景色を見て自分がやってきたことは間違っていなかったのかなと思う」��

 3日夜、2000人以上が詰め掛けた市内での集会で、中曽根氏は熱っぽく語った。衆院選公示を1週間後に控え、中曽根氏が無所属での出馬を決意したかのようなアピールの場。だが、「比例代表の名簿順が良ければ、党本部からの提案を受け入れる可能性が十分にある」。党幹部に会うため中曽根氏が4日夜に上京した際、複数の関係者がこう推測した。

 9月30日夜、自民県連幹部と中曽根氏、陣営幹部の3人が前橋市内で話し合った。会談後、県連幹部は「(無所属での出馬に対して)意志が固くてどうにもならない」と表情を曇らせた。��

 中曽根氏は父の弘文元外相を通じて二階俊博自民幹事長との間に太いパイプがあり、無所属でも当選すれば、「二階氏の派閥に入れる話がついている」(閣僚経験者)。しかし、自民県連などはあきらめなかった。一部の世論調査では、自民公認の尾身朝子氏(56)と中曽根氏が拮抗(きっこう)していたとされ、中曽根氏が出馬すれば、尾身氏が「かなり厳しい戦いを強いられる可能性」(自民関係者)があったからだ。��

 一方、衆院選への対応が注目されていた元衆院議員の上野宏史氏(46)は解散前日の27日、尾身氏の支援に回る方針を表明。自民側の働き掛けがあったとみられ、自民には前回衆院選で次点となった上野氏の支援を取り付け、尾身氏を優位に立たせるだけでなく、「選挙区への出馬を狙う中曽根氏をけん制する狙いもあったのではないか」と指摘する関係者もいる。最終的に自民側が比例北関東ブロックでの立候補の条件を出した。外堀を埋め、最後に出した“アメ”で中曽根氏の1区出馬が回避された。

3698チバQ:2017/10/08(日) 23:57:25
http://www.sankei.com/smp/region/news/171006/rgn1710060049-s1.html
衆院選長野3区 戦いの構図 焦点の希望公認は井出氏2017.10.6 07:03

 民進党から新党「希望の党」前職で出馬する井出庸生と自民前職の木内均に共産新人の小金沢由佳、幸福新人の及川幸久が名乗りを上げた。焦点だった希望の公認調整は同元職の寺島義幸が4区に選挙区替えとなった。木内は比例代表の惜敗率向上も視野に入れる。

<<��下に続く��>>

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 井出と寺島はともに選挙区での出馬を譲らず、希望が旗揚げした際も、公認を申請した。結果的に寺島が4区に選挙区替えとなり、一本化が図られた。

 井出は、若さと行動力を売りに前回選挙では寺島を抑え、選挙区で初めて勝利した。今回は寺島の支援組織からも一定の得票を見込めるのが強み。ただ、寺島は羽田孜元首相の後継であり、支援組織の「千曲会」などがすんなり支持に回るかは流動的だ。

 公認調整に当たり、民進党県連は、井出を選挙区、寺島を比例代表にする方針を確認し、党本部に最終調整を委ねていた。県連が主体的に調整できなかったことが、双方の対立の根深さを物語る。

 木内は過去2回、井出、寺島の得票を下回り、比例代表で復活当選している。雪辱を期す戦いだと位置付け、選挙区での勝利に向け、前回選挙後にてこ入れした後援会を足がかりに、票の上積みを狙う。

 街頭演説やミニ集会にも積極的に顔を出し、北朝鮮問題など自民党の危機管理能力をアピール。消費税率引き上げ分の使途のあり方など、政府・自民党の政策を丁寧に説明し、支持獲得を図っている。

 陣営では、希望が井出を候補にしたことで、危機感をひとしお募らせる。野党票が分散すれば結果的に、比例代表の惜敗率が上がるという戦略に黄信号がともるためだ。

 小金沢は、知名度不足を党組織による活動で補い、公示後の選挙戦に向けた準備を加速する。及川は、消費税減税などを訴え浸透を図る。(敬称略)

 ▽立候補予定者(4人)

木内均53 元県議    自(二)前 

井出庸生39 元NHK記者 希   前 

小金沢由佳33 党准県委員  共   新 

及川幸久57 元金融会社員 幸   新

3699チバQ:2017/10/08(日) 23:59:31
高知
https://www.kochinews.co.jp/sp/article/130435
[2017衆院選] 見極める信この国の信 東西 戦いの構図(上)

(2017.10.06 08:15)

民進党など野党4党が欠席する中、衆院が解散され万歳三唱する議員(9月28日、衆院本会議場)【冒頭解散】安倍1強の5年審判へ
 「国難を乗り越えるため、国民の声を聴かなければならない」

 安倍晋三首相は9月25日の会見で、少子高齢化や北朝鮮の脅威に触れて「国難突破解散だ」とぶち上げ、臨時国会冒頭の28日に衆院を解散すると表明した。

 奇策だった。国会召集初日の解散は過去3度だけ。しかも安倍首相は改造内閣を8月に発足させたばかりだ。新内閣が国会で本格的な質疑を経ずに解散した例は現憲法下で一度もない。

強硬姿勢
 安倍首相は2012年の政権復帰以来、各種世論調査で高い内閣支持率を維持。国政選挙でも連勝して「1強体制」を固め、経済政策「アベノミクス」などを推進してきた。

 転機は2015年7月、安全保障関連法案の採決だった。「憲法違反」との疑念を残したまま法案を押し通す姿勢に世論の懸念が強まり、以降、内閣支持率は下降線をたどる。2016年5月の高知県民世論調査でも安保法の反対派が約半数を占めた。

 それでも、「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げてきた安倍首相は強硬姿勢を崩さなかった。2017年5月には改正憲法を2020年に施行する意向を表明。翌6月には参院の委員会採決を省略する強引な手法で、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法を成立させた。

 「安倍1強」のひずみが表面化したのが森友・加計(かけ)学園問題だった。

 国有地の売買や獣医学部の新設を巡り、首相に近い人物が行政の判断をゆがめ、官僚らの忖度(そんたく)があったのではないかとの疑惑が生じた。

 「真摯(しんし)に説明責任を果たす」。安倍首相は6月にそう弁明したが、疑惑解明へ野党が要求した臨時国会の召集は、3カ月も放置。その末の冒頭解散だった。

三極対決
 北朝鮮を巡る情勢は、国全体に、ものものしい雰囲気を漂わせている。8月、9月には北海道上空を通過する弾道ミサイルが発射され、大規模な核実験も行われた。高知県の上空通過に備え、香南市の陸上自衛隊高知駐屯地に迎撃用の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備された。

 突然の衆院解散はそうした情勢を受けた「国難」への対応というよりも、野党側の準備不足を見越した「不意打ち」の側面が強かった。9月中旬までは民進党の「離党ドミノ」が続き、小池百合子東京都知事らによる新党の準備が進んでいなかったためだ。

 状況が一転したのは解散直前。小池氏の「希望の党」立ち上げを契機に野党再編が一気に進み、安倍政権と希望、そして民進党リベラル派が結成した立憲民主党をそれぞれ中心とする三極が対立する構図が固まった。

 県内2小選挙区では、ともに10選を期す自民前職に対し、希望、共産、無所属の新人がそれぞれ挑む。

 国民、県民は「安倍1強」の継続を望むのか、それとも政治の形を変えるのか。この国の「信」を見極める、衆院選のスタートラインが引かれた。

3700チバQ:2017/10/09(月) 00:01:05
https://www.kochinews.co.jp/sp/article/130672
[2017衆院選] 見極める信この国の信 東西 戦いの構図(中)

(2017.10.07 08:20)


高知1区 安保問う三つどもえ
 解散風が急速に強まった9月20日夜。高知市内の飲食店に民進、共産両党の県幹部らが顔をそろえた。

 高知1区に大石宗氏、2区に広田一氏を擁立する民進党と、松本顕治氏を立てる1区を「必勝区」に位置付ける共産党。野党共闘の議論は、タイムリミットが迫っていた。

 「2区では(共産党候補を降ろして)広田さんを応援できる。でも、条件がある。1区の大石さんの公認を取り消してほしい」

 席上、共産党幹部がそんな“直球”を投げ込んだ。

 ■  ■

 野党共闘で民進、共産両党の橋渡し役となってきた市民団体「高知憲法アクション」は、安全保障関連法廃止を訴える集会を頻繁に開いてきた。そこに度々参加していた広田氏に対し、県議時代から保守的な立場を取る大石氏はほとんど顔を見せなかった。

 「大石はなぜ来ない」「安保法に反対できないのなら共闘はない」。集会の出席者らはいら立ちを募らせた。1区は防衛相として安保法成立を主導した自民党前職、中谷元氏の牙城。反対派にとっては“最大の敵”だ。

 それでも大石氏は周囲にきっぱりと話していた。「安全保障は現実的な観点で議論を深めないといけないし、地域にはもっと大事な課題がある。僕は無所属でも出馬するつもりだ」
 そんな時、突如持ち上がったのが、民進党の希望の党への合流だった。

 安保法を事実上容認し、憲法改正論議にも積極的な希望の党。民進党が掲げてきた政策とは異なるが、大石氏が合流を決断するのに時間はかからなかった。

 「今までの自分のスタンスと整合性は取れている」。今月4日、希望公認の候補として出馬会見に臨んだ大石氏は、すっきりとした表情で語った。

 ■  ■

 「立憲主義破壊の戦争する国造りを止めて、国民の命と暮らしを守り抜く政治に大きく変えていく」。共産党の松本氏は、1日の事務所開きで声を張り上げた。

 「希望は自民の補完勢力だ。非常に分かりやすくなった」

 三つどもえの構図が固まり、共産党県委員会の春名直章委員長はそう強調した。自民、希望と政策論争を交わせば、安保法や憲法改正に反対する共産党の存在感が際立つとの考えからだ。

 これに対し、元防衛相の中谷氏はその実績を前面に打ち出す。安保法の審議では、答弁書を繰り返し読み上げる“硬直答弁”に野党が反発。審議中断や答弁撤回を重ねた経緯もあるが、緊迫する北朝鮮情勢を踏まえ、安保法の必要性を強調している。

 「日米で協力しないと国は守れない。平和安全法制(安保法)を作っておいて良かった」。6日、高知市で開かれた政策討論会で中谷氏は、そう話して胸を張った。

 自民、共産、希望。安保法が成立してから初めてとなる今回の衆院選は、それぞれの主張を戦わせる場となる。


■立候補予定者■
(解散時の衆院勢力順、丸数字は当選回数、敬称略)
中谷元  59 元防衛相   自 民・前(9)
松本顕治 33 党県常任委員 共 産・新
大石宗  37 元県議    希 望・新

3701チバQ:2017/10/09(月) 00:02:44
https://www.kochinews.co.jp/sp/article/130819
[2017衆院選] 見極める信この国の信 東西 戦いの構図(下)

(2017.10.08 08:05)

前・新順で、左から山本有二氏、広田一氏
高知2区 与野伯仲の一騎打ち
 「退路を断って純粋無所属で立ち上がる。幅広い政治勢力の結集が必要だ」

 5日、高知市内で会見を開いた広田一氏が決意を述べた。

 参院議員から衆院高知2区へのくら替え出馬を表明して1年8カ月。公認が内定していた民進党の“解党”を受けた結論は、希望の党でも、立憲民主党でもなく、比例復活のない無所属だった。

    ■  ■    

 もともと広田陣営は、県内野党の結集による2区の戦いを視野に入れていた。

 イメージするのは昨年の参院選徳島・高知区。野党統一候補として立った無所属新人は、自民党現職に敗れはしたものの、高知県では大票田の高知市など5市2町で競り勝った。

 民進党県連代表だった広田氏はこの参院選を通じて、野党間や市民団体との信頼関係を構築。2区に公認候補を立てていた共産党内には、当初から「広田氏で勝ちに行く」と口にする幹部もいた。

 衆院解散と同時に起きた野党再編で共闘のイメージは揺らぎかけたが、共産党県委員会の春名直章委員長は「無所属で出馬するなら候補を取り下げる」と“ラブコール”。6日に取り下げを表明すると、7日夜の共産党の演説会では広田氏がマイクを握り、両者の良好な関係を印象付けた。

 ただ、民進党県連幹部は「保守層、無党派層にウイングを広げるため、あまり党派色が前に出るべきではない」と懸念を口にする。広田氏が「純粋無所属」を強調するのもそうした戦略に裏付けられている。

    ■  ■    

 広田氏を迎え撃つ自民党前職、山本有二氏は安倍晋三首相とも近いベテラン。昨年は農相として2度目の入閣を果たし、実績を引っ提げての戦いになる。

 ただ、環太平洋連携協定(TPP)承認案を巡り失言を連発。山本陣営は長く支援を受けてきた県内農家の離反を懸念していた。

 それでも、9月10日、高知市内で開かれた山本氏のパーティーにはJAグループ幹部らが出席。来賓あいさつでは、官邸主導で進んだ農協改革など安倍首相への批判を織り交ぜつつ、「大臣経験を生かして今後も農政をリードして」と激励した。山本氏も「地方のインフラはまだ脆(ぜい)弱(じゃく)だ。これからなすべきことがある」と意気込みを強調した。

 その後、JA高知グループの政策協議機関「県農協農政会議」は山本氏ら与党前職を推薦。公明党の推薦も決まり、今回も自公協力が成立した。2区全域に張り巡らされた党支部、後援会との連携も強め、組織戦の陣立ては整った。

 7日、自民党県連が高知市内で開いた総決起大会には500人以上が結集。桑名龍吾幹事長は、安倍内閣の支持率低下に触れつつ、「共産党系無所属の候補に日本の安全保障を任せていいのか」と2区で相まみえる広田氏をけん制。山本氏も「背水の陣。きわきわの戦いだ」と訴えた。

 伯仲の短期決戦が幕を開ける。激突の公示まであと2日―。


立候補予定者(前・新順、()数字は当選回数、敬称略)
山本有二65 前農相   自 民・前(9)
広田 一48 元参院議員 無所属・新

3702チバQ:2017/10/09(月) 00:11:30
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/133731
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県農政協、結論先送り 衆院選推薦取り扱い

10/7 10:10

 JAグループ佐賀の政治団体「佐賀県農政協議会」(金原壽秀会長)は6日、衆院選に立候補を予定する自民党3氏、希望の党2氏から提出されていた推薦願の取り扱いを協議した。当初はこの日の会議で判断する予定だったが、地域の意見をさらに細かく集約する必要があるとして結論を先送りにした。公示前日の9日に、再び会議を開く。

 県内9支部で協議した意見を持ち寄り、佐賀市の県JA会館で非公開の役員支部長合同会議を開いた。農政協によると、JAからつとJA佐賀市中央は支部として自民前職を推薦する考えで、その他は自主投票という結論だったという。

 県農政協議会は候補を推薦する場合、全会一致を原則としており、金原会長は「今まで通りだったら(会議の)冒頭5分で自主投票になるはずだった」。一方で、自主投票とした支部の中でも、さらに下部の地区によっては特定の候補の推薦を希望する声もあったという。さまざまな意見に配慮するため、とりまとめを延期した。

 金原会長は「こういう政治情勢でなかなか一枚岩になれない」とした上で、「いろいろな地区の思いをどう形にするのか、もう一回話し合いたい」と語った。

3703チバQ:2017/10/09(月) 00:13:00
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/133971
政党大変(下)混迷深める野党
2017衆院選さが 突然の決断混乱、衝撃 共闘に亀裂残し選挙戦へ

10/8 8:14

原口一博氏の事務所内に貼られた「希望の党」のポスター=7日、佐賀市神野東

拡大する

 「結論は出せない」。緊急に会議室に集まった民進党佐賀県連の幹部たちは一様に苦悩の表情をにじませた。佐賀市の原口一博(58)の事務所。公示を3日後に控えた7日、希望の党に合流せず、無所属で衆院選佐賀1区に立候補する本人の決断に衝撃が走った。

◇会合で怒号 

 希望公認を前提に、既に臨戦態勢だった民進県連。「組織を無視するな」「プロセスが違う」。原口を交えた会合では怒号も飛んだ。会合後、慰留に努めた県連代表代行の園田泰郎は「(無所属を)私は認めとらん」と語気を強め、報道陣に囲まれた幹部は「本人が説明するから」と突き放した。政策秘書は同日、希望公認の辞退の手続きで慌ただしく東京へ向かった。

 陣営は、衆院解散直前から希望合流への原口の迷いを感じ取っていた。支持者からも疑問の声が続々と寄せられ、スタッフは「政策を訴えているうちに、自分の信条と違うのは許せなくなったのだろう」と推し量る。11月の鳥栖市議選の事務所開きで原口が自身の決断を報告すると、会場から拍手が起こった。

 同じく希望公認の2区の大串博志(52)は、午前中の唐津市の地域祭りから武雄市の事務所に戻って緊急の選対幹部会議を開いた。「ぶれるべきではない。どうなろうと希望でやる」。大串は同調しない決意を示して沈静化を図った。

 大串に対しても「どうして希望なのか」との声は絶えない。会議後、すぐに事務所の一角で希望の理由を説明する動画を撮影した。佐賀で民主、民進の顔となっていた原口、大串。新党を巡る混乱の中で別々の道を選択した。

◇最大限評価 

 「どんな形でもしっかり応援する」。原口の事務所に駆け付けた社民党県連幹事長の徳光清孝は、原口と固く握手した。民進のごたごたを受け、社民県連は確認済みだった原口、大串の推薦方針を凍結していた。2人が直接幹部に説明するなど関係修復を模索し、「全力で応援する」という形で落ち着いた。

 小池百合子東京都知事が代表の希望に対し、社民県連内でも「解散後に自民と連携するのではないか」と警戒する向きがあった。徳光は「2人とも相当悩んだだろう。後は悪影響を最小限にとどめ、良い影響を最大限に広げる」と良好な関係をアピールした。

 民進の支持団体の連合佐賀は、仮に2人が無所属で出馬する場合でも推薦を継続することを確認していた。原口の事務所で会長の青栁直は「毎日毎日びっくりの連続」と苦笑しつつ、「他の候補の選択肢はない。比例での復活当選の可能性はなくなり、背水の陣だ。落とせん、引き締めていく」と力を込めた。

 野党共闘から一転、希望への対決姿勢をあらわにし、1、2区とも公認候補を擁立していた共産党県委員会。委員長の今田真人は原口から電話で直接「無所属宣言」を受け、「最大限評価したい。候補一本化の可能性は十分」として1区の候補を取り下げを党中央委員会に諮る。「希望は自民の補完勢力でしかない。2区はそのままで行く」。共闘の亀裂は残したまま、選挙戦へ突入する。

=敬称略=

3704岡山1区民:2017/10/09(月) 02:06:53
>>3691
要するに「立憲民主党は安倍政権の補完勢力」と言わざる得ない状態ですね

3705さきたま:2017/10/09(月) 07:34:20
>>3704
まったくもって、おかしな理屈ですね。
立憲民主党が安倍政権の補完勢力なら、小池じゃないなら総理が安倍がいいと言った中山成彬が比例九州1位の希望の党はなんなんですかね。
原口の離党を招くなど、選挙へのマイナスは計り知れませんが、まだ発言を撤回した様子もない。
あなたは、時系列を無視して、「リベラル」が「安倍一強」を招いた事と繰り返し書いてましたが、
今回も、事実関係を逆転させてますね。
繰り返しますが、「安倍一強」の状態になったから、民主党・民進党と共産党の共闘が始まって、なお支持率が低迷したままだった。
だから、共産党との共闘をこれ以上認められない前原が民進党をぶっ壊したわけです。
民主党と共産党の国会でのいわゆる共闘関係がはじまるのは2015年です。
選挙では2016年の参院選以降です。
だが2013年参院選後にはすでに「安倍一強」の状態で、マスコミも使っています。
どう考えても、「安倍一強」を「リベラル」が招いたという理屈はおかしい。
具体的な名前も事例も挙げてない抽象的な主張なので、議論するのも難しいですが、時系列としておかしいことは明確です。
今回の公認にして同じです。小池新党の方が後からできたわけです。
そして、小池新党側の地元である東京に建てたい候補はたくさんいて、
長妻の東京7区以外の民進の公認候補者は、ほぼ全員公認漏れする状況だったわけです。
その候補者たちは、希望に公認申請してもお、立候補断念するか、縁もゆかりもない土地に飛ばされるかの二択しかない。
また、前原がいくら全員でと言ったところで、選別と排除の対象者はおり、
そもそもあの政策協定書にサインできない人間は公認に漏れるわけです。
あなたは、「安倍一強」をリベラルが招いたという主張において、
>・自分達が正しいと思い込んでいる
>・それを訴える手段方法が中間層をドン引きさせる
と書いていました。
抽象的すぎてあなたが何を指しているかわからなかったし、具体的に事例に即して書いてもらわないと議論にならないわけですが、
わたしは、まさに小池新党の選別と排除の理論がこれにあてはまっていると思います。
自分たちの選別と排除の論理が正しいと思い込んで、有権者をドン引きさせた。
だから支持が伸びないんじゃないですかね。
前原も、受け皿となった立憲民主を作った枝野に謝意を示していますよ。


<民進党>前原代表「枝野さんに申し訳ない」
10/7(土) 20:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000079-mai-pol
 民進党の前原誠司代表は7日、読売テレビの番組で「希望の党の公認に漏れた方々、これは全て私に責任がある」と述べたうえで、「その受け皿に立憲民主党がなっている。枝野さんには本当に申し訳なく、ありがたくも思っている」と語った。
 枝野氏ら立憲民主幹部に希望側が対抗馬を擁立した経緯については「選挙のために(立憲が)共産党と組むことを私が受け入れられない中で、今回の決断に至った」と語った。その一方、立憲民主結党前の希望側との公認調整に触れ、「かなり激しくやりとりし、枝野氏、長妻昭代表代行、近藤昭一副代表の選挙区は勝ち取っ(てい)た」と明かした。【鈴木美穂】
 希望の党の公認に漏れた(民進出身の)方々、これはすべて私に責任があると思っている。そういった方々の受け皿に立憲民主党がなっている。枝野幸男さんには本当に申し訳なく、ありがたくも思っております。(民放報道番組で)

3706さきたま:2017/10/09(月) 07:52:13
リベラルやリベラル支持者云々についてのやりとりは>>2508-2615あたり
岡山1区民氏の「安倍1強」をリベラルが招いたという主張は>>2567>>2586

3707岡山1区民:2017/10/09(月) 08:01:38
>>3705
結果的にそうなってませんか?
希望の党に大多数まとまるはずだった「反自民」が立憲が出てきたことによって割れ結果的に自民が得をする。
補完勢力という言い方がおかしいなら自民にとっての助け船と言い替えましょうか?

3708さきたま:2017/10/09(月) 08:38:16
>>3707
立憲民主党の候補者が最も多いのは東京です。
すでに>>3705に書いてありますが、長妻の7区を除いて、東京は希望側の候補だけで埋まる状況でした。
元民進の公認候補者たちは無所属でも出るとしていたわけで、立憲民主が結党しなくても希望の党に大多数まとまりようがないですよね。
後から出てきた希望のために、行き場がなくなった新人たちも救うために、立憲民主党という受け皿を作ったことが、自民の補完勢力だの自民にとっての助け船だの言われるのには同意できません。
そのような理屈でいけば、共産党も社民党も自民党の補完勢力で、社共の候補擁立も自民への助け舟なのですか?
たしかに、結果として自民を利するところも出てくるかもしれません。
ですが、それは立憲民主だけが一方的に悪いのですかね?
2ちゃんではないのですから、自民の補完勢力だの助け舟だのレッテル貼りをして攻撃しなくても、分析や議論はできるでしょう。

3709さきたま:2017/10/09(月) 08:42:49
民進系の無所属前職約20人、全国で協力 岡田氏が表明
小川尭洋 2017年10月8日21時41分
http://www.asahi.com/articles/ASKB8578LKB8ONFB01G.html

 岡田克也・元民進党代表は8日、三重県庁で記者会見し、自身と同様に無所属で衆院選に立候補する民進出身前職同士のネットワークを作ると表明した。「衆院選後に(野党勢力を)一つにしていく接着剤の役割を我々無所属の議員がしていきたい」と語った。
 
 岡田氏は、希望の党や立憲民主党に加わらずに無所属で立候補する民進系前職が約20人いると指摘。「ほとんどの方々とネットワークをつくって情報共有をする」と語った。選挙期間中、互いに応援演説をするなどして、連携して運動するという。

 野田佳彦・元首相や江田憲司・元民進党代表代行らが参加する予定で、岡田氏の事務所に事務局を置く。関係者によると、民進の前原誠司代表や、公認に関する希望との交渉窓口になった玄葉光一郎元外相は含まれないという。

 岡田氏の記者会見には、三重県内の選挙区に無所属で立候補する中川正春氏、松田直久氏も同席した。(小川尭洋)

3710チバQ:2017/10/09(月) 08:55:40
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017100902000137.html
<衆院選>各小選挙区の情勢(下)  

08:10

【11区】熊谷(旧江南町)・秩父・本庄・深谷市、秩父・児玉郡、寄居町【12区】熊谷(旧熊谷市、大里・妻沼町)・行田・加須・羽生・鴻巣市(旧川里町)【13区】春日部(旧春日部市)・越谷(北西部の一部)・久喜(旧久喜市、菖蒲町)・蓮田・白岡市、宮代町【14区】春日部(旧庄和町)・久喜(旧栗橋・鷲宮町)・八潮・三郷・幸手・吉川市、北葛飾郡【15区】さいたま市桜・南区、川口(西部の一部)・蕨・戸田市

(東京新聞)

◆11区 自民系前職2人に希、共

三角創太29 (元)銀行員 希新 

柴岡祐真33 党中央委員 共新 

小泉龍司65 (元)青少年特委理事 無前<5>

今野智博42 (元)法務委理事 無<前><2>

 小泉と今野の自民系無所属の前職二人が軸。希望新人の三角、共産新人の柴岡も出馬を予定しており、激しい選挙戦が予想される。

 二〇〇五年の郵政選挙を機に小泉が自民を離れて無所属となり、今野が自民の公認を受ける形が過去二回続いた。いずれも小泉が小選挙区を制し、今野は比例復活に甘んじてきた。

 今回は公認争いの末、小泉を復党の上無所属に、今野を無所属で自民推薦とすることで決着した。三角は予定の13区からの「国替え」、柴岡は三度目の挑戦。

◆12区 自民前職、希望に危機感

野中厚40 農林水産政務官  自前<2>

森田俊和43 (元)県議 希新 

林秀洋43 党県常任委員 共新 

 加須市が地盤の野中と、熊谷市が地元の森田は三度目の対決となる。旧民主の元衆院議員が今回は出馬せず、民進支持層の票の行方が勝敗のカギを握る。

 森田はもともと自民県議。前々回の衆院選で野中との公認争いに敗れた。今回は民進公認での出馬予定だったが、希望からの出馬を決めた。

 野中は過去二回とも小選挙区で当選。しかし、陣営は「今回は森田を追う展開になるだろう」と危機感をあらわにする。林は、消費税増税中止などを訴える。

◆13区 共闘で共産が社民支援

土屋品子65 (元)厚生労働副大臣 自前<6>

北角嘉幸54 (元)衆院議員秘書 希新 

池田万佐代58 党県副代表 社新 

 七選を目指す土屋に希望、社民の新人二人が挑む。野党が模索してきた共闘は共産の立候補予定者が辞退し社民を支援する。

 区割り変更で越谷市の一部が13区に加わった。土屋は変更の周知期間が短いとし、地盤の春日部市など基礎票固めに余念がない。

 前々回、みんなの党から出馬した北角は九月に河村たかし名古屋市長の特別秘書を辞め、希望の公認で再挑戦する。社民が県内小選挙区で唯一擁立した池田は自民、希望との対決姿勢を鮮明にし党勢拡大を図る。

◆14区 自、希の前職2人が激戦

三ツ林裕巳62 (元)厚生労働政務官 自前<2>

鈴木義弘54 (元)科技特委理事 希<前><2>

苗村京子58 (元)三郷市議 共新 

榛野博47 住宅リフォーム業 維新 

 北部で知名度の高い三ツ林と、南部が地盤の鈴木の激戦になりそう。二人の対決は三度目となる。

 三ツ林は過去二回とも小選挙区で勝利。鈴木が希望から出る今回は危機感を強め、南部での街頭活動に力を入れる。鈴木は、公認が内定していた民進を自ら離れ、希望結党に参画。北部で票の上積みを狙う。

 苗村は、14区に過去四回出馬した苗村光雄の妻。「憲法九条を守る」と訴える。榛野は今年一月に公認が内定したばかりで、知名度アップが課題だ。

◆15区 共闘ならず5人が乱立

田中良生53 (元)国土交通副大臣 自前<3>

高山智司47 (元)環境政務官 希元<3>

梅村早江子53 党准中央委員 共<前><1>

高橋英明54 (元)川口市議 維新 

山口節生68 (元)銀行員 無新 

 野党共闘が模索され続けた選挙区だが、結果的に五人の候補の乱立になった。

 四選を目指す田中は、国交副大臣として危機管理や国土強靱(きょうじん)化に取り組んだ実績を訴える。

 高山は三度の当選経験があるが、過去二回は比例復活も逃した。希望からの出馬で支持の拡大を狙う。

 梅村は前回は比例単独で当選したが、今回は小選挙区に挑戦。党も「必勝区」と位置付けている。

 元川口市議の高橋は、地盤の同市芝地区から他地域への浸透を目指す。

◆記事の見方

氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)

 (1)は届け出予定党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、公=公明、共=共産、立=立憲民主党、維=日本維新の会、社=社民、諸=諸派、無=無所属。敬称略

3711チバQ:2017/10/09(月) 08:58:49
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171008-134-OHT1T50343.html
躍進の「希望」なし?選挙のプロが獲得議席数を読んだ

07:10

 希望の党、大失速―。堅調な予測で定評のある選挙プランナーの三浦博史氏(66)と松田馨氏(36)が各党の獲得議席を分析した。小選挙区と比例代表を合わせ、前回より10議席減の465議席を争う。両氏ともに、自民・公明で290��310議席前後とし、自民党は単独過半数(233)を上回るとした。注目を浴びた東京都の小池百合子知事(65)が代表を務める希望の党は伸び悩み、松田氏は30��55議席とした。両氏が予測の根拠を語った。(久保 阿礼)

 ■候補選定乱暴…三浦博史氏

 結論から言えば、政権交代は難しいでしょう。自民党は単独過半数を獲得し、自民・公明で290議席は超えると思います。

 最大の注目点は小池知事が出馬するか。何があるかは分かりませんが、出馬はなくなったとみます。都民の7��8割は「都知事に専念すべき」という声で占められています。これまでの知事は短い期間で次々と辞めていきました。小池知事を選んだのは「都知事の任期を全うしてくれるだろう」という期待もあったからです。2020年には五輪・パラリンピックがあります。不祥事で知事が代わるのならともかく「もういい加減にして!」というのが有権者の本音ではないでしょうか。

 さて、衆院選直前に民進党が分裂し、希望の党がその多くの議員の受け皿となりました。希望の党公認候補もほぼ出そろいましたが、候補者をよく見ますと、これまで熊本県にいた人が東京に移ったりしています。“代議士”というのは住民票を選挙区に移し、自らの選挙権を持つことは必須と考えています。候補者選定の経緯はあまりにも乱暴ではないでしょうか。

 希望の党では小池代表を支える幹事長や政調会長らの顔が見えません。これは組織論としてもおかしな話です。都議会の「都民ファースト」の主要都議2人も、堪忍袋の緒が切れて会派を離脱しました。希望の党は自民党票を一定程度奪うでしょうが、自民党のコアな支持層は希望の党に対して疑心暗鬼のままです。公示後に希望の党がブレイクすることもなさそうです。

 【注】希望の党などの野党は今後、候補者の取り下げなどが予想され、正確を期すため予測を保留した。

 ◆三浦 博史(みうら・ひろし)1951年3月24日、東京都生まれ。66歳。慶大法学部卒業後、秘書を経て米国で選挙事情を研究。89年選挙コンサルティング会社「アスク」を設立。元東京都知事の石原慎太郎氏、丸川珠代参院議員、千葉県知事の森田健作氏らの選挙担当。いずれも当選に導く。

 ■有権者しらけ…松田馨氏

 予想外の解散総選挙となりました。超短期決戦となりますが、やはり与党が有利でしょう。自公で300議席を超えるとみています。安倍首相は今年7月の都議選の街頭演説で「安倍辞めろ」コールを浴びて、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」などとやり返してしまい批判を浴びました。今回の選挙でも、一部日程を公開しないなど対策を取っているようです。ただ、私は日程を公開し、堂々と街頭で訴える方が良いと思います。演説を妨害している人々に逆に批判が集まる利点もあるからです。

 衆院選前に話題を集めた希望の党は「顔」である小池都知事が出馬しないと明言しています。そのため、党への勢いにつながらず、また小池氏自身の支持率も大きく減っています。過半数を超える候補者を擁立するとしていますが、全国で30��55議席程度にとどまるとみています。小池氏のおひざ元である東京の小選挙区でも1��3議席程度。比例も伸び悩みそうです。無党派層の動向がカギとなりますが、政局の混乱を受け、有権者には戸惑いや政治への不信感、しらけムードが蔓延(まんえん)しています。投票率は過去最低となった2014年の52・66%を下回る可能性もあると思います。

 そうなると、希望の党は非常に苦しい。都議選の際は連合や公明党の組織票もありましたが、民進党議員の合流を受け、野党共闘の形もリセットされてしまいました。逆に民進党から分裂した立憲民主党は存在感を発揮します。共産党とがっちり組んで反安倍政権の受け皿となるでしょう。

 ◆松田 馨(まつだ・かおる)1980年5月5日、広島県生まれ。37歳。大学卒業後、企業PRなどを担当。2006年の滋賀県知事選から選挙プランナーとして活動。100以上の選挙を手掛けた。今年7月の都議選では「都民ファーストの会」の躍進を予想した。

3712チバQ:2017/10/09(月) 09:00:07
https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-104764233.html
衆院選 浸透に躍起3新人 6区

05:22

6区は12期務めた前職が引退し、3氏が名乗りを挙げた。県内7選挙区の中で唯一、新人による争いで、混(こん)沌(とん)としている。
 丹羽雄哉氏の後継で、自民新人の国光文乃氏(38)は午前中、つくば、土浦両市で小学校の運動会に顔を出した後、かすみがうら市のイベント会場で名前を売り込んだ。午後はつくば市内を中心に支援者へのあいさつ回りを重ねた。
 公示前日の9日の総決起集会に照準を合わせ、岸田文雄政調会長や上川陽子法相ら党幹部や閣僚を招く。陣営は「党結束へ向け支持固めする」と意気込む。
 希望新人の青山大人氏(38)は午前9時から土浦市内の小学校運動会に来賓として出席、父兄らと握手を交わした。「個人(への働き掛け)を大事にしたい」と話し、民進公認から希望公認となった中、引き続き「地元出身」をアピールした。
 支援組織については「固まってきた」と話し、前回に続く挑戦に「小選挙区なので過半数を取りたい」と意欲を示した。
 共産新人の古沢喜幸氏(71)は石岡市内を精力的に回り、駅前や住宅地など20カ所で街頭演説。選挙は2極対決として「憲法改悪を進める自公と、自民の補完勢力の希望、維新に対し、わが党は市民共闘で戦い抜く」と強調した。
 ノーベル平和賞を受賞したNGOによる核兵器禁止条約成立への貢献に触れ、「被爆国でありながら、条約に参加していない」と、安倍政権を批判した。(綿引正雄、高阿田総司、高畠和弘)

3713チバQ:2017/10/09(月) 09:01:32
https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-104764221.html
2017衆院選・選挙区情勢 茨城7区 14選狙う前職と2氏

05:22

茨城新聞

(茨城新聞)

14回目の当選を目指す無所属前職の中村喜四郎氏に、自民前職の永岡桂子氏、共産新人の石嶋巌氏の2人が挑む。
 永岡氏は4回連続で中村氏に敗れ、いずれも比例で復活当選した。昨年以降、選挙区内の3市長選で支援する候補が当選、8月の知事選では自民推薦の大井川和彦氏が当選し、この勢いで悲願の小選挙区当選を目指す。「消費者保護」の政策や、関東・東北豪雨被災地の復旧復興への尽力と実績をアピールするなど支持拡大を図る。
 石嶋氏は衆院解散に伴って急きょ擁立が決まり、国政初挑戦となる。「森友・加計学園問題の説明を果たさず、北朝鮮に対して圧力を重視する政治姿勢は認められない」と安倍政権を批判。消費税増税の中止や労働環境の改善など「弱者のための政治」を訴え、政権への批判票と浮動票の掘り起こしを目指す。
 中村氏は、後援会「喜友会」の強力なネットワークを維持する。無所属で保守層から政権批判層まで幅広い集票を狙う。関東・東北豪雨被災地での奉仕活動や「婚活」につながるイベントを催すなど若い世代への浸透を図るほか、国防について考える地域の勉強会に取り組む。3回連続で公明からの推薦も得て、さらに組織固めを進める。 (おわり)
 【立候補予定者】
永岡桂子 63 自前(4)
石嶋巌 63 共新
中村喜四郎 68 無前(13)
(丸数字は当選回数、敬称略)

3714とはずがたり:2017/10/09(月) 09:19:09
>>3661
さきたまさんご指摘有り難うございます。
7・9・12以外は可能性ありそうなんで頑張って欲しいっすよね。

>>3658(東京) >>3458(大阪) >>3373民主他×共産 >>3342>>3115注目道県選挙区抜粋 >>3532(愛知) >>3634(神奈川) >>3642(千葉) >>3662(民共社棲み分け)

>>3653(北海道)改
民共の棲み分け完備!
●民希分裂…4区
大地推薦状況>>3637・公明推薦>>3541

■北海道
1 道下 大樹 民=連 >>3296>>3413 <中島 正純 希 出馬断念?>>3661> \  <船橋 利実 自=公・大>
2 金倉 昌俊 共 / 松木 けんこう 希=連 \ <吉川 貴盛 自=公・大>
3 荒井 聰 民=連>>3413 \ <高木 宏壽 自=公・大>
4●本多 平直 民=連>>3413 / 高橋 みほ 希[維](北海道2比例復活→東京17落選>>2975 \ <中村 裕之 自=公・大>
5 池田 真紀 民=連 \ <和田 義明 自=公・大>
6 佐々木隆博 民=連>>3413 \ <今津 寛 自=公・大>
7 石川 明美 民=連 \ <伊東 良孝 自=公・大>
8 逢坂 誠二 無=民・連>>3413 \ <前田 一男 自=公・大>
9 松橋 千春 共 / 山岡 達丸 希=連 \ <堀井 学 自=公・大>
10 神谷 裕 民=連>>3413 \ <稲津 久 公=自・大>
11 石川 香織 民=連 BS11の元アナウンサーで2011年に石川元議員と結婚>>2261>>1836>>1839>>2157 \ <中川 郁子 自=公>
12 菅原 誠 共 / 水上 美華 希=連 \ <武部 新 自=公・大>

3715チバQ:2017/10/09(月) 10:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20171009k0000m040081000c.html
衆院選>新党新人、突貫準備 ポスター、事務所…綱渡り

09:00

 10日に公示される衆院選(22日投開票)で、新党から立候補を予定する新人の陣営が「突貫工事」の選挙準備に追われている。希望の党(代表・小池百合子東京都知事)の公認を得たばかりの「落下傘候補」は、選挙区でようやく活動を開始。民進党から立憲民主党(枝野幸男代表)に移った陣営は、待望の選挙道具が届き、胸をなでおろした。安倍晋三首相の突然の解散表明と新党結成で政治情勢が激変する中、12日間の短期決戦がいよいよ始まる。

 「古都・京都から皆さんの声を国政に届けたい」。8日正午ごろ、京都市北区の市営地下鉄・北大路駅前。希望新人として立候補を予定する40歳のフリーアナウンサー、嶋村聖子氏(京都1区)は真夏のような日差しの下、マイクを握った。

 街頭演説は5日に始めたばかり。党本部が用意するのぼりも手違いで届かず、党名が書かれた紙を段ボールに両面テープで貼り付けてスタッフが掲げた。

 嶋村氏は東京都出身。京都は観光で訪れた程度で、選挙区には縁もゆかりもない。米・ハワイ大学を卒業後、情報番組のアナウンサーなどとして活動。高校時代に高齢者施設でボランティアをした経験から、介護福祉の政策立案に携われる国会議員に興味を持ったという。小池氏が主宰する政治塾「希望の塾」に参加し、国政挑戦を打診された。

 公認が正式に決まったのは、公示が1週間後に迫った3日。希望との合流を決めた民進の地元議員らが支援するが、演説の準備は東京から手弁当で駆けつけた友人らが手伝う。

 選挙戦で拠点とする事務所が決まったのは数日前。8日も午前から、スタッフが備品や選挙ポスターの手配に追われ、通常は支援団体の推薦状などが張られる事務所内の壁は真っ白のまま。陣営の一人は「公示直前は準備万全が普通だが、こんな選挙は初めて。走りながら考えるしかない」と頭を抱えた。

 1区には、自民前職の伊吹文明・元衆院議長と共産前職の穀田恵二・国対委員長という大物2人が出馬を予定する。希望関係者は打ち明けた。「頼みは小池氏の『風』だ」

   ◇

 大阪13区で民進の公認を得ていた元NHKディレクターの新人、姜(かん)英紀氏の東大阪市の事務所には8日午前、待ちに待った複数の段ボール箱が届いた。

 陣営スタッフは慌ただしく箱を開封。姜氏の写真と立憲民主の文字入りの大量のポスターやビラを取り出し、公示日に一斉配布する準備に取りかかった。

 姜氏は民進の分裂で3日に立憲民主から出馬する意向を表明。6日に公認されたばかりで、選挙戦の準備は綱渡り状態だ。公示後に走らせる選挙カーや事務所に設置する看板が届くのは9日になる。

 「立憲民主はできたばかりの政党だが、国民の期待を感じる。力をください」。姜氏は8日朝から、東大阪の商店街を中心に練り歩き、買い物客らに呼び掛けた。

 選挙本番のスタートは2日後。「大変な1週間だったが、何とか準備は間に合った」【茶谷亮、金志尚】

3716さきたま:2017/10/09(月) 10:00:57
>>3714
北海道10区ですが、元職の小平忠正(民社→新進→さきがけ→旧民主→民主)が、2012年に負けた公明稲津サイドについたので、
立憲民主神谷(小平の秘書も務めた)にとっては厳しい戦いになりました。

https://twitter.com/InatsuHisashi/status/916637202389417984
いなつ久‏認証済みアカウント
@InatsuHisashi
#立憲民主党 は何でも反対するかつての社会党だ 今回私は #自公政権 を応援する それはなぜか #北朝鮮 の核をやめさせなければいけない それを託せるのは自民公明しかないからだ 10/6 小平忠正氏(元国務大臣、民主党代議士) #衆院選 #北海道10区
5:11 - 2017年10月7日

3717チバQ:2017/10/09(月) 10:01:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKB74RZWKB7UTFK005.html
解散からわずか2週間、各党の勢力図一変 あす公示

09:08

解散時と公示前、これだけ違う

(朝日新聞)

 10日公示の衆院選では、解散時勢力と公示前勢力が大きく異なっている。通常は解散時と同じ政党の公認を得て選挙に臨むためほぼ同じだが、今回は最大野党の民進党が事実上解党し、公示までに新党が二つ誕生。多くの立候補予定者が政党を移る異例の事態となったためだ。

 9月28日の衆院解散時に88議席あった民進党勢力は、直前に誕生した新党「希望の党」への合流で激減。公示前勢力の7議席は今回不出馬の前職だけだ。

 民進党勢力の行き先で最多は希望の56人。これに対し、新党「立憲民主党」には民進前職14人が合流した。どちらの新党からも公認を得ない民進党の岡田克也元代表や江田憲司前代表代行ら前職も一定数おり、無所属は37人まで膨らんでいる。

 一方、自民党は同一小選挙区で競合する党所属の前職らに公認を出していないケースもあり、解散時に比べ、公示前勢力は8減。自由党の小沢一郎、玉城デニー両氏は今回、無所属で立候補することになり、同党の公示前勢力はゼロとなった(数字はいずれも8日現在)。

 衆院選では通常、前職は解散時に所属していた政党の公認を得て選挙に臨むことが多いため、解散時と公示前の勢力はさほど変わらない。新たに公認を得たり、公認が出なかったりして増減する程度だ。例えば前回衆院選では、解散時と公示前が異なった政党は自民と民主の2党。公示前と解散時を比べると、自民党は2議席減り、民主は7議席増えただけだった。

 解散時勢力と公示前勢力が大きく異なった前例は2005年の郵政選挙だ。自民党は郵政民営化法案に反対した造反議員を公認せず、解散時に249あった議席が、公示前は212に減った。ただ、衆院事務局のベテラン職員は「解散後に野党第1党が大きく割れてなくなり、短期間でここまで勢力図が一変したのは記憶にない」と話す。(田嶋慶彦)

     ◇

 〈解散時勢力と公示前勢力〉 解散時勢力は、衆院解散時点で各党に所属していた議員の数。公示前勢力は、政党の公認を得ている前職(不出馬の前職を含む)。解散後に政党間を異動した人数を反映する。選挙後の新勢力との比較対照のもとになる。

3718チバQ:2017/10/09(月) 10:02:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710090010.html
【衆院選】「三都物語」はや瓦解? 小池百合子都知事と大村秀章愛知県知事、合意時から思惑ずれ

09:14

大村秀章知事

(産経新聞)

 東京都の小池百合子知事、大阪府の松井一郎知事、愛知県の大村秀章知事が衆院選に向けて合意した共通政策「東京・愛知・大阪三都物語」に亀裂が生じていることが8日、関係者の話で分かった。3知事は、9月30日、合同で会見して政策合意を発表したが、衆院選での連携などをめぐり、小池氏と大村氏で考え方のずれがあったという。関係者は「3知事が今後、そろって演説する可能性はなくなった」と話しており、今月10日の衆院選公示を前に三都物語は早くも瓦解(がかい)の危機を迎えている。

 3知事が合意した政策は、小池氏と松井氏がそれぞれ代表を務める希望の党、日本維新の会双方が訴えている「しがらみのない政治」「身を切る改革」「真の地方自治の推進」の3項目が柱。3知事ともに衆院選に出馬しないことを確認した上で、選挙協力を行うとしていた。

 関係者によると、小池氏は周囲からの進言を受けて大村氏との連携を模索。しかし、政策合意発表の当日、選挙協力に関して小池氏と大村氏が意見交換したものの、連携に関する認識の違いが明らかになったという。「発表前から両者の思惑はずれていた」(希望関係者)との指摘もある。

 希望は今月5日午前、大村氏が党顧問に内定したと発表したものの即日、「事務局のミスによる誤りだった」として取り消した。

 大村氏は「小池代表と会話する中でそのような話はあったが、顧問に就くことになると思わなかった。認識の違いがあった」と説明。連携に問題が生じているのではとの見方が浮上したが、小池氏は翌6日、「大村知事から肩書があった方がいいのではということがあり、ファイナルになっていないものを事務局が先に出した単純ミス」と沈静化を図っていた。

 7日には東京・銀座で小池氏と松井氏が合同で街頭演説を行ったが、大村氏は参加せず、代わりに地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長が参加。小池氏は「大阪・東京・名古屋の連携でもっと稼ぐ日本に」などと訴えたが、大村氏には触れなかった。

3719チバQ:2017/10/09(月) 10:03:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710090016.html
【衆院選】“踏み絵踏んだ”…どう説明? 「安倍1強を倒すため」「信念は一切変化ない」「私は希望の党に近い」

09:34

 これまで安全保障関連法案や憲法改正に反対しながら、安保法制の適切運用、憲法改正支持などを明記した希望の党の政策協定書に同意し、希望の公認を受けた民進党出身の立候補予定者。公示を10日に控える中、有権者に“踏み絵”を踏んだことをどう説明しているのか。

 「党があって大島がいるのではない。大島がいて党があるのです」。埼玉6区から出馬予定の民進党前幹事長、大島敦氏(60)は8日、地元の埼玉県鴻巣市で行われた事務所開きで、希望から出馬するとした上で、有権者に個人としての支持を訴えた。

 初当選以来、過去6回の選挙を旧民主党の看板で戦ってきた大島氏。支援者の落胆は大きく、1日約20件は「残念だ」「なぜ希望の党なのか」などと苦情や説明を求める電話が事務所にかかるという。

 強調するのは政権交代の必要性だ。「新党からの出馬を呼びかけた立場である以上、政治家としての筋を通したい。今回の選挙は『安倍1強を倒す』という目的に尽きる」。大島氏はこう話し、理解を求めた。

 「個人を見てほしい」と強調するのは京都6区から出馬予定の前職、山井和則氏(55)も同じ。7日の京都府宇治市での事務所開きでは「私の政策、信念は一切変わらない。どうか信じて共に歩んでいただきたい」と声を上げた。

 ただ、安保関連法を憲法違反と批判し反対してきただけに、支持者からは「考え方を変えたのか」と問われることも。山井氏は「『安保法容認』であれば変えたことになるが、『憲法に則(のっと)って運用する』というのは今まで言ってきたこと」として、自身のこれまでの考えと大きな違いはないと強調。「今は本人を信じるしかない」。事務所開きに駆けつけた女性(75)は、こう話した。

 群馬1区の宮崎岳志氏(47)も、衆院の安保関連法案採択時にプラカードを掲げて猛烈に反対した一人だ。希望の公認を受ける直前の9月下旬に行われた支援者らを集めた緊急集会では、元参院副議長で民進党県総支部常任顧問の角田義一氏から「安保法制に賛成しろと言われたらどうするのか」と迫られていた。

 集会後、「角田氏の発言は想定外だった」と苦笑した宮崎氏は、報道陣に「私は(民進党の中では)希望の党に近い」と説明。別の候補予定者は「政治家は確たる政治信条こそ求められるのでは」と皮肉った。

3720チバQ:2017/10/09(月) 10:05:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710090010.html
【衆院選】「三都物語」はや瓦解? 小池百合子都知事と大村秀章愛知県知事、合意時から思惑ずれ

09:14

大村秀章知事

(産経新聞)

 東京都の小池百合子知事、大阪府の松井一郎知事、愛知県の大村秀章知事が衆院選に向けて合意した共通政策「東京・愛知・大阪三都物語」に亀裂が生じていることが8日、関係者の話で分かった。3知事は、9月30日、合同で会見して政策合意を発表したが、衆院選での連携などをめぐり、小池氏と大村氏で考え方のずれがあったという。関係者は「3知事が今後、そろって演説する可能性はなくなった」と話しており、今月10日の衆院選公示を前に三都物語は早くも瓦解(がかい)の危機を迎えている。

 3知事が合意した政策は、小池氏と松井氏がそれぞれ代表を務める希望の党、日本維新の会双方が訴えている「しがらみのない政治」「身を切る改革」「真の地方自治の推進」の3項目が柱。3知事ともに衆院選に出馬しないことを確認した上で、選挙協力を行うとしていた。

 関係者によると、小池氏は周囲からの進言を受けて大村氏との連携を模索。しかし、政策合意発表の当日、選挙協力に関して小池氏と大村氏が意見交換したものの、連携に関する認識の違いが明らかになったという。「発表前から両者の思惑はずれていた」(希望関係者)との指摘もある。

 希望は今月5日午前、大村氏が党顧問に内定したと発表したものの即日、「事務局のミスによる誤りだった」として取り消した。

 大村氏は「小池代表と会話する中でそのような話はあったが、顧問に就くことになると思わなかった。認識の違いがあった」と説明。連携に問題が生じているのではとの見方が浮上したが、小池氏は翌6日、「大村知事から肩書があった方がいいのではということがあり、ファイナルになっていないものを事務局が先に出した単純ミス」と沈静化を図っていた。

 7日には東京・銀座で小池氏と松井氏が合同で街頭演説を行ったが、大村氏は参加せず、代わりに地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長が参加。小池氏は「大阪・東京・名古屋の連携でもっと稼ぐ日本に」などと訴えたが、大村氏には触れなかった。

3721さきたま:2017/10/09(月) 10:05:31
>>3716稲津twitter追加
https://twitter.com/InatsuHisashi/status/916272811949166592
いなつ久‏認証済みアカウント
@InatsuHisashi
先ほど、岩見沢市内で時局講演会を開催させて頂きました。
元国務大臣の小平忠正先生から「安心してこの国の舵取りを任せられるのは、自民党・公明党の政権しかない」と、多大なる励ましのお言葉を頂きました。
皆様のご期待に応え、安全安心の社会を築く為、いなつ久、しっかり働いてまいります。
5:03 - 2017年10月6日

3722チバQ:2017/10/09(月) 10:07:52
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-104764904.html
「八戸戦争」構図が“一変” 青森2区

08:30

デーリー東北

(デーリー東北)

 衆院選を巡って八戸地域で長らく続いてきた「大島対田名部」の熾烈(しれつ)な「八戸戦争」。区割りが変更されて青森2区となった今回の選挙は、12選を目指す自民党前職の大島理森氏(71)に対し、参院議員に転身した民進党の田名部匡代氏の後継で、希望の党新人の工藤武司氏(45)が挑む構図に一変した。民進出身の工藤氏が希望に合流したことで「自民対民進」という政党間の戦いも一新。前衆院議長の大ベテランと、選挙初挑戦となる新党の新顔が議席を争う。だが、個人の地盤が弱い工藤氏は「田名部党」の支援に頼らざるを得ず、実質は2大勢力の争いになるとの見方が強い。 八戸戦争は、中選挙区時代だった1980年の衆院選で“開戦”。匡代氏の父で元農林水産相の匡省氏と大島氏が初めて相まみえ、小選挙区比例代表並立制となった96年選挙で両者が全面対決。落選した匡省氏は参院議員に転身したが、地盤を引き継いだ匡代氏が2000年から14年まで6度にわたり大島氏と激突し、八戸地域の保守層を二分する政争を繰り広げてきた。 匡代氏は16年の参院選青森選挙区にくら替え出馬して当選したため、民進は一時、候補者が空席状態に。民進青森県連は匡代氏の後継として、元防衛省・陸自幹部の工藤氏を擁立した。 さらに衆院解散後、小池百合子東京都知事が率いる希望に民進が合流し、工藤氏も希望の公認候補者に決定。新2区は八戸戦争の側面に加え、新党旋風や野党再編の動きが交錯する。 大島陣営が警戒しているのは田名部党の存在と小池新党に吹く“風”の強さ。5日、八戸市内で開かれた大島氏の事務所開きで、選対本部長の滝沢求参院議員は「今回は名前が違うが、戦いの構図は同じだ。相手は希望の党の候補。絶対に油断してはならない」と組織の引き締めを図った。 ある選対幹部は「全くの新人が相手だが、小池新党の風が吹かないか注視している」と強調。別の関係者は「大島氏が戦っているのは今も匡省氏だ」と明かし、匡省氏が築いた非自民勢力の結束に警戒感を示す。 対する工藤陣営。連続11選を誇る大島氏の牙城を崩すのは容易ではなく、追い風にしたい小池新党の影響力も地方では未知数だ。匡代氏でさえ、比例東北ブロックでの復活当選はあっても、選挙区では大島氏に一度も勝てなかった。 衆院選と同じ投開票日の八戸市議補欠選挙には、民進が擁立した新人候補が出馬予定。選対本部長に匡代氏が就き、県議や八戸市議が全面支援する国政選挙並みの態勢づくりを進める。 工藤氏は擁立決定から1年余りと日が浅く、地元議員や田名部党支持者の効果的な支援が選挙戦を左右する。急な衆院解散による短期決戦のため、八戸では準備が整う市議補選を先行させて、工藤氏の得票に相乗効果を生み出す狙いだ。 匡代氏が5日に市内で開いた国政報告会は、工藤氏の事実上の総決起大会となり、匡代氏が出席者に支持拡大を呼び掛けた。ある議員は「田名部党のためにも恥ずかしい戦いはできない」と厳しい表情を見せる。 8日は同市の館鼻岸壁の朝市で、大島氏と工藤氏が同時間帯に姿を見せたものの、両者が直接、接触する場面は見られなかった。 2区には共産党新人の奥本菜保巳氏(57)も立候補を予定している。【写真説明】左側は12選を目指す大島理森氏。右側は「頑張ろう」三唱で気勢を上げる工藤武司氏と田名部匡代氏。今回の衆院選は「八戸戦争」の構図が一変する

3723とはずがたり:2017/10/09(月) 11:01:38
>>3716>>3721
まじか小平,晩節を汚すとはがっかりだぞ( ゜д゜)、 Peッ

横光をみならわんかい。

3724とはずがたり:2017/10/09(月) 11:10:53
>>3720
どんな認識のズレなんですかね?

大村は安倍にも近いんでしたっけ?

3725チバQ:2017/10/09(月) 11:11:28
>>3717
希望の公示前56議席は
若狭1議席
維新(小沢鋭仁)1議席
自民(福田)1議席
民進早期離党組11議席
民進合流組42議席
かな?

3726岡山1区民:2017/10/09(月) 11:33:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00023770-nksports-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00023766-nksports-soci
鈴木哲夫予測
自213〜235〜246
公34〜35〜35
希83〜93〜101
共21〜23〜27
民22〜26〜29
社1〜2〜3
維20〜22〜24
他25〜29〜33(比例の大地1含)

角谷浩一予測
自218
公34
希91
共30
民38
社2
維24
他28(比例の大地含)

なんか予想屋の読みもバラバラですな

3727名無しさん:2017/10/09(月) 14:07:39
北海道10区
危機感をあおってますねw

https://www.komei.or.jp/news/detail/20171009_25928

いなつ久危うし!北海道10区

公明新聞:2017年10月9日(月)付

【情勢】公明前職のいなつ久と立憲民主新の一騎打ち。元々、“反政権”が色濃い地域性に加え、共産が候補を取り下げ、野党候補を一本化。立憲民主が無党派も糾合し、一気に、いなつを引き離す。いなつは、保守層への浸透も大きく遅れ、伸び悩む。現状では大差をつけられ、絶体絶命の重大局面に。全国からの大攻勢で全人脈に総当たりし、劣勢をハネ返す圧倒的な支持拡大が急務。

3728さきたま:2017/10/09(月) 14:16:42
【神奈川】
<衆院選>あす公示 60人前後が立候補準備 選挙区「共闘」進み最少水準
2017年10月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201710/CK2017100902000116.html
 衆院選が十日、公示される。野党の離合集散の影響があり、立候補予定者の情報は浮かんでは消えを繰り返した。政党間の政策論争も深まっているとは言いがたい。過去の衆院選データ(県内分)などを基に、今回の選挙を展望した。(志村彰太)
 今回、県内は約六十人が出馬を予定。共産、立憲民主、社民の候補者一本化が進んだため、候補者数は小選挙区制が始まって以来、最も少ない水準。
 最多だった一九九六年は、小選挙区制で初めての選挙。次に多かった二〇一二年は、自民と与党の民主(当時)が多くの候補を出し、野党も乱立した。
 神奈川大の大川千寿(ちひろ)准教授(政治過程論)は「今回は候補者がしぼられた分、有権者は選びやすくなった」と指摘する。実際の候補者数は、十日午前八時半〜午後五時の立候補受け付け終了後に判明する。
 短期決戦の衆院選は、その時の「風」で投票率が高まる傾向がある。過去三十年で最高の68・26%だった〇九年は、政権交代した選挙だった。次に高かった〇五年は、小泉純一郎首相が郵政民営化反対派を「抵抗勢力」と呼ぶ「劇場型選挙」が繰り広げられた。
 大川さんによると、政治不信が高まると投票率は反対に下がる傾向があるという。戦後最低の53・88%だった前回(一四年)は「民主が信頼を失い、他の野党も頼りなさを露呈し、有力な対抗軸がない選挙だった」(大川さん)。県内十三の選挙区で勝利した自民も「積極的支持を得たわけではない」と分析していた。
 中選挙区制の時代だが、戦後二番目に低かったのは一九七九年の54・71%。ロッキード事件や自民党内の派閥抗争の激化で、政治不信がまん延。大川さんは「無党派層が意識されるさきがけとなる選挙だった」と話す。さらに、県内では投票日に悪天候が重なった。台風接近で、横浜地方気象台では一日あたり一〇九・五ミリの大雨を記録した。
 それでは、今回の衆院選はどうか。大川さんは「構図が固まるまでの過程がバタバタ。政策も十分吟味されておらず、中身は伴っていない」と語る。短期決戦では特に、候補者や政党は政策よりも、イメージ先行型の選挙を展開しがちで、大川さんは「有権者は公示後の二週間、落ち着いて政策や実績、候補者の中身を見極める必要がある」と、冷静な視点を持つよう訴えている。
◆青柳さんは6区で立憲民主から出馬へ
 神奈川6区で民進党から出馬予定だった前職青柳陽一郎さんが八日夜、横浜市内で記者会見し、立憲民主党公認で立候補する意向を明らかにした。県内の他の元民進党系の立候補予定者は、希望、立憲民主、無所属での出馬を発表しており、青柳さんだけ未発表だった。

3729とはずがたり:2017/10/09(月) 14:33:54
首都圏の以下の26選挙区,野党分裂が自民を利しそう。。
千葉の希望と維新,東京の立憲と共産はもうちょっと調整しろよなあ。。

希維分裂:埼玉1・3・4・14・15,千葉1・2, 
希立競合:千葉3・5・13,東京1・2・5・6・16・18,神奈川1・6※・7・12
希立維競合:千葉6
希立共競合:東京4・8・11・19・22・24・25

※維立

3730岡山1区民:2017/10/09(月) 15:09:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000505-san-pol

3731岡山1区民:2017/10/09(月) 15:10:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000505-san-pol
希望の党・小池百合子代表、衆院選不出馬が確定的 総決起大会で触れず
10/9(月) 14:49配信 産経新聞
希望の党・小池百合子代表、衆院選不出馬が確定的 総決起大会で触れず
がんばろうコールの後、両手を突き上げる希望の党代表の小池百合子都知事(中央)。左は樽床伸二氏、右は細野豪志氏=9日、東京都港区(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
 希望の党は9日、東京都内で衆院選(10日公示-22日投開票)に向けた総決起大会を開いた。小池百合子代表(東京都知事)はあいさつで衆院選出馬の有無に触れず、野党最大勢力の党首が首相指名候補とならない異例の構図が確定的となった。

 小池氏はあいさつで「一強政治にNO。学校法人『加計学園』『森友学園』疑惑についても『知らない』『資料がない』『分からない』という体質を改めるよう呼びかけよう」と安倍晋三政権への批判を展開した。自身の出馬や、党として首相指名候補をだれにするのかは触れなかった。

 小池氏が衆院選に出馬しないことについて、側近の若狭勝前衆院議員は大会後、記者団に「自民党も首相が次から次に代わるが、そのたびに総選挙をしているわけではない」と強調した。不透明な首相指名候補に批判が集まっていることに関しては「自民党がわれわれに仕掛けている戦略ではないか」と一蹴した。

 希望の党は大会で38人の比例単独名簿も公表した。同日夜に最終的な調整を加えて正式発表する。比例近畿ブロックから出馬する樽床伸二元総務相が党選対事務局長に就くことも発表した。

これは樽床が比例近畿1位かな?

3732チバQ:2017/10/09(月) 15:23:25
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710090031.html
【衆院選】滋賀 “風”次第では混戦も 前回は自民が全勝だったが…

14:19

 22日投開票の衆院選は10日、公示される。県内4選挙区には計13人が立候補する見込み。平成26年の前回衆院選では4区すべてで自民候補が勝利したが、今回は突然の民進党の解党の動きを受け、民進から出馬を目指していた2��4区の候補者3人が、新党「希望の党」公認を受けるなど波乱の幕開けとなり、“風”次第では思わぬ混戦の可能性もある。立候補の届け出は10日午前8時半��午後5時、県庁で受け付ける。

1区 

 自民前職の大岡敏孝氏(45)、社民新人の小坂淑子氏(77)、無所属で出馬する前知事の嘉田由紀子氏(67)が、三つどもえの選挙戦を繰り広げる。

 3選を目指す大岡氏だが、民進の川端達夫氏の引退で戦略の見直しを迫られた。後継は知名度抜群の嘉田氏とあって、陣営は危機感を強める。

 街頭演説などでは2期の実績をアピール。「これまでやってきたこととこれからやるべきことの両面を評価してもらいたい」としている。

 共産や社民、市民団体などの統一候補として出馬する小坂氏は“反安倍政権”を明確に打ち出し、反自民票の取り込みを狙う。

 希望との連携を示す嘉田氏については「民進がなくなり今度は希望。憲法を守ろうという人はどこに入れたらいいのか。安倍政権打倒は同じだが内容が違う」と訴える。

 嘉田氏は今回の台風の目。川端氏の地盤や連合滋賀からの支援に加え、抜群の知名度と知事時代の実績を武器に急速に支持を伸ばす。

 訴えの中心は「安倍政治を終わらせる」。駅前などで川端氏や連合滋賀の山田清会長らとともに街頭演説を行い、固い結束力を見せつけている。

2区

 最多の4人が立候補を予定しており、激しい舌戦が予想される。自民前職の上野賢一郎氏(52)と希望の党公認を受けた前職の田島一成氏(55)の対決を軸に、無所属新人の対月慈照氏(63)と幸福新人の荒川雅司氏(42)も支持拡大を目指す。

 上野氏は国交政務官や財務副大臣などを歴任した実績をアピールし、地元経済や観光振興の後押しを訴える。6日には早速、河野太郎外相が応援に駆けつけたが、前回は田島氏に1万1千票差まで迫られており警戒を強める。

 対する田島氏は今回は希望から出馬。民進離党について支持者に丹念に説明し、票固めに力を注ぐ。「忙しいのに給与が増えている実感がない」とアベノミクスを批判、「まずは安倍政権を終わらせるのが第一」と訴える。

 共産、社民、市民団体などの統一候補の対月氏は、自民でも希望でもない第3極として憲法改正や安保法制に反対する。「打倒安倍政権のみを主張する他候補と違い、未来に向けて政策を訴える」と話す。

 幸福の荒川氏も、減税による景気回復や湖北地域の人口減少解消などの政策を訴える。

3区

 自民前職の武村展英氏(45)に希望新人の小川泰江氏(54)と共産新人の石堂淳士氏(43)が挑む展開。人口増加地域の浮動票をいかに取り込むかがカギとなる。

 武村氏は、慢性化する交通渋滞の解消や琵琶湖の環境改善といった地域課題に取り組むとしている。一連の野党再編の動きについては「自分のやってきたこと、やりたいことを訴えるのみ」と話す。

 民進を離党し希望公認で出馬する小川氏は「子供のいる母親として(有権者と)同じ目線でやっていると訴えたい」とし、子育て世代への浸透をはかる。「党名が変わっても訴えてきたことは変わらない」と強調する。

 石堂氏は憲法改正と安保法制への反対のほか、現在の原子力行政を原発再稼働ありきだと厳しく批判。「(税金の使い道を)おおもとから切り替えることが大事」とし、子育て世代や高齢者への国の積極的な支援を訴える。

4区

 自民新人の小寺裕雄氏(57)、希望新人の徳永久志氏(54)、共産新人の西沢耕一氏(39)の新人3人がしのぎを削る展開が予想される。元自民の前職、武藤貴也氏が出馬断念を表明したことで、武藤氏支持票の取り込みが焦点となりそうだ。

 小寺氏はこれまで選挙区内各地に足を運び、支持拡大をはかってきた。「人口減少の中このままでは地方はなくなってしまう」とインフラ整備などを訴える。初の国政選挙だが「一生懸命やって信頼を勝ち取る以外ない」と話す。

 希望から立候補する徳永氏は街頭での反応から「希望の党が注目されている手応えがある」と自信をのぞかせる。安倍政権への反対を真っ向から掲げるほか、地域の問題では琵琶湖再生法に基づいた取り組みに力を入れたいとする。

 西沢氏は、特に長時間労働の蔓(まん)延(えん)や不安定な雇用問題などに悩む若い世代に対する支援が必要と強く訴える。安倍政権については「国民の声を聴こうとしない傲慢な政治をやめなければならない」と強く批判している。

3733チバQ:2017/10/09(月) 15:25:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710090029.html
【衆院選】和歌山 県都・1区は三つどもえの混戦か

13:34

 衆院選は10日、公示される。和歌山県内3選挙区には自民、希望、共産、維新の4党から9人が立候補を表明しており、9月28日の解散以来、支持拡大に駆け回ってきた。各候補者の主張やそれぞれの選挙区の情勢を追った。

1区 三つどもえの混戦か

 県都・和歌山市の全域が選挙区となる1区では、平成24、26年の衆院選に続き、自民前職の門博文氏と希望前職の岸本周平氏が3度目の対決。共産も新人の原矢寸久氏を擁立し、三つどもえの混戦となる見通しだ。

 県都の議席奪還が悲願の自民からは門氏が立候補する。過去2回の選挙戦は、選挙区でいずれも岸本氏に敗北しており、比例復活。今回の選挙戦に向けて街頭活動を重ねてきたといい、「有権者の生の声を聞くことに腐心してきた」と強調する。連立与党を組む公明党は前回衆院選で和歌山市では約2万6千票の比例票を獲得しており、これらの取り込みも選挙戦でのカギとなりそうだ。

 前回の衆院選では、民主党(現民進党)が全国的に党勢に苦しむ中、逆風をはね返して選挙区議席を維持した岸本氏は選挙戦直前に希望への合流を決定。「安倍政権の暴走を止めるために団結しなければならないという気持ちは私も希望と同じ」と強調する。

 「岸本党」と呼ばれる党派を問わない幅広い支持があり、今回の選挙戦ではさらに浮動票の取り込みも狙う。

 前回、3区で出馬した原氏は昨年12月に1区での出馬を表明。選挙区内で街頭演説やミニ集会などを重ね、知名度の浸透を図ってきた。

 安倍政権が成立を推進した安全保障関連法を強く批判しており、「70年間続いた不戦をひっくり返した。(安保法が)決まる前のように、立憲主義に基づく政治を取り戻す」と主張。「反与党票」の受け皿を目指す。

2区 4人が立候補を予定

 2区は7選を目指す自民前職、石田真敏氏のほか、希望の坂田隆徳氏、共産の下村雅洋氏、維新の栄隆則氏の新人3人が出馬する。

 党国対筆頭副委員長を務め、衆院解散まで党務に奔走していた石田氏。解散後は地元に張り付き、支援者回りを精力的にこなしており、街頭では「地域特性を生かした産業振興が必要」などと、持論の地方創生や防災減災対策を訴えている。

 一方、坂田氏は民進党候補として選挙区内での浸透を図ってきたが、選挙戦の直前に希望の公認候補としての出馬が決定。「中小企業の従業員が尊敬される社会にしていきたい」と訴え、選挙区内をくまなく回っており、浮動票の取り込みも狙う。

 今回が2度目の衆院選挑戦となる下村氏は、昨年12月に立候補を表明してから支援団体のあいさつ回りや演説、ミニ集会などを繰り返してきた。「都市との格差を埋め、地方の衰退を解決することが喫緊の課題だ」と訴え、初の議席獲得を目指す。

 11月の紀の川市議選への出馬を目指し、今春から同市内をくまなく回ってきた栄氏は、公示日4日前の6日、衆院選への出馬を表明し、急ピッチで選挙準備を進める。「少子化は子育て負担低減で改善していける」とし、教育施策の充実を掲げている。

3区 自共一騎打ちの公算

 中央政界の重鎮・自民前職の二階俊博氏の牙城、3区では、共産が新人の楠本文郎氏を擁立。両者の一騎打ちとなる公算が大きい。

 当選11回の二階氏は今回、党幹事長として選挙戦を指揮。全国各地を駆け回る日々で、地元入りの機会はほとんどない。このため、地元組織がフル稼働でカバー。二階氏は「協力してもらい、しっかりとした政治に打ち込みたい」と期待を込める。

 御坊市議を34年務めた楠本氏は今回、国政初挑戦。昨年12月に立候補を決断してから、御坊市はもちろん、選挙区内をこまめに回って支持を訴えてきた。楠本氏は「(現職は)雲の上の人だが、僕は庶民のど真ん中」とアピールし、初の議席獲得を目指す。

3734チバQ:2017/10/09(月) 15:27:44
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171009_31010.html
岩手<衆院選岩手>黄川田票さまよう 区割り改定で地盤分割

2017年10月09日 月曜日

 衆院選(10日公示、22日投開票)を前に岩手県南部で、政界引退を表明した民進党前議員の黄川田徹氏(63)の支持票争奪戦が激化している。黄川田氏の地盤だった旧岩手3区は区割り改定で岩手2、3区に分割。2014年の前回衆院選で獲得した8万400票の行方は-。

■岩手2区 
 「ずっと黄川田さんを応援してきた。後継を支援するのが自然」。大槌町の農業男性(70)はこう話す。
 希望の党の元議員畑浩治氏(54)の描くシナリオ通りだが、陣営は「黄川田さんは超党派で人気があった。いくら後継でも同じ票数は得られない」と引き締める。
 実際、別の黄川田氏支持者は野党共闘を瓦解(がかい)させた希望には「不満もある」。ここに付け入る自民党の前議員鈴木俊一氏(64)は「徹さんだから応援していたが、保守なので今回は鈴木という人も多い」と手応えを語る。

■岩手3区 
 もともと「小沢チルドレン」だった黄川田氏。支持層も自由党代表で無所属の前議員小沢一郎氏(75)がルーツだ。
 一関市の支持者は「上が小沢さんを応援しろと言うなら、すぐ従う」。小沢陣営も「政権交代のため、岩手が源流の共闘の思いを共有できる」と秋波を送る。
 だが小沢、黄川田両氏は12年7月の民主党分裂で決別し、関係修復の兆しもない。自民党の前議員藤原崇氏(34)は黄川田支持層の「転入」を期待する。

■黄川田氏 
 6日午後、黄川田氏は岩手2区に編入された岩手県住田町で畑氏を引き回していた。畑氏は「黄川田党の番頭です」「後釜です」と後継をアピール。「黄川田先生には岩手2区を中心にマイクを握ってほしい」とそろばんをはじく。
 黄川田氏自身は民進党岩手県連の代表にとどまって希望の支援を表明した。「一般的には知名度が大事だが、一生懸命やった方が勝つ。事務所も存続するし、東京の秘書も来て戦う」と意気込む。


<民進県連3区は実質的自主投票>

 民進党岩手県連は8日、衆院選で岩手3区は「実質的自主投票」とする方針を決めた。岩手1、2区と比例代表東北ブロックは希望の党の候補を支援する。
 岩手3区には自民党の前議員藤原崇氏(34)と、無所属で自由党代表の前議員小沢一郎氏(75)が立候補を予定している。
 盛岡市で記者会見した黄川田徹県連代表は、3区の対応について「私の後援会から自主投票を望む声が上がっている」と説明した。「推薦要請がなかったので機関決定は出さず、実質的な自主投票とする」と話した。
 旧岩手3区選出で政界引退を表明した黄川田氏の地元事務所は、陸前高田市を岩手2区用、一関市を比例東北用として使用する。
 黄川田氏は、2012年12月の衆院選で小沢氏が擁立した「刺客」候補との接戦を制した。

3735チバQ:2017/10/09(月) 15:30:58
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171008_51051.html
山形<衆院選東北・決戦焦点>山形 自民3議席死守なるか

2017年10月08日 日曜日

 全3選挙区で自民、希望、共産の3党が激突する。当初、民進の公認・推薦で立候補を予定した3人は、いずれも希望の公認を得た。自民が3議席独占を維持できるか。前回2014年に大接戦となった2、3区で、希望の新党効果がどう表れるかが焦点となる。
 3区は、与野党全面対決の構図となっている鶴岡市長選(8日告示、15日投開票)の結果が、情勢に大きく影響する可能性がある。
 自民は全選挙区に前議員が立つ。前回7495票差で旧民主候補に勝利した2区と、1488票差で無所属候補に辛勝した3区は激戦が予想される。昨年7月の参院選で自主投票だった県農協政治連盟が、全選挙区で自民の推薦を決めるなど好材料も出てきた。
 県連幹部は「自民党政権の政策と成果を訴え、完全勝利を目指す」と全議席の死守を誓う。
 希望は1区に新人、2区に民進系前議員(比例東北)、3区に元議員を擁立。打倒安倍1強体制を前面に掲げ、対決姿勢を強める。
 県全体の総合選対本部長には、無所属の舟山康江参院議員(山形選挙区)を据えた。昨年の参院選で環太平洋連携協定(TPP)反対を訴え、自民新人に圧勝した舟山氏と連動し、農業票や女性票の取り込みを狙う。
 民進、社民、共産3党などが模索した野党共闘は、民進系3人が希望の公認を得たため、一転して白紙となった。2、3区の場合、前回の非自民候補の得票数を合わせると自民の候補を上回るが、目算は通用しなくなった。
 公明は自民前議員3人を推薦。県内で比例8万票獲得を目指す。共産は全選挙区に新人を立て、自民、希望と対決する。
 社民は自主投票の方針を決めた。

◎小選挙区立候補予定者
 【1 区】 (3)
遠藤利明67 元五輪相   自前(7)(公推)
荒井寛44 団体役員   希新 
石川渉43 党県委員   共新 

 【2 区】 (3)
鈴木憲和35 元農水省職員 自前(2)(公推)
近藤洋介52 元経産副大臣 希前(5)
岩本康嗣52 党地区委員長 共新 

 【3 区】 (4)
加藤鮎子38 元衆議員秘書   自前(1)(公推)
阿部寿一58 元酒田市長    希元(1)
加藤太一66 鶴岡市議     共新 
城取良太40 幸福実現党県代表 諸新

3736チバQ:2017/10/09(月) 15:32:58
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171008_61050.html
<衆院選東北・決戦焦点>福島 野党構図変化どう影響

2017年10月08日 日曜日

 前回2014年に自民と旧民主で対決した顔触れが、全5小選挙区で再び相まみえる。前回は自民の3勝2敗。今回は民進系のうち3人が希望から、2人が希望公認を得ずに無所属で立つ。構図の変化に伴う影響の行方が最大の注目点だ。
 1区は自民前議員と民進系無所属前議員(比例東北)の一騎打ち。共産が候補を取り下げ、非自民で一本化された。
 2区は元復興相の自民前議員に希望、共産、維新の新人3人が、3区は元外相の民進系無所属前議員に自民、共産の新人2人がそれぞれ挑む。4、5区は各4人が立候補を予定。いずれも自民、希望の前議員と共産、社民の新人が争う。
 全選挙区に擁立する自民は1区を主戦場と位置付ける。約5300票差で勝利した前回以上の激戦を予想、党組織の結束を強める。復興相が7選を目指す5区は得票の上積みを目指す。
 公明は全小選挙区で自民候補の推薦を決定。県内で前回より2万多い11万の比例票獲得を狙う。
 希望は民進系の2、4、5区の3人を公認した。4区の前議員は前回約400票差で辛勝。区割り改定で3区から編入された西郷村(有権者約1万6000人)への浸透が鍵となる。
 民進系のうち1、3区は無所属を選択。1区の前議員(比例東北)は安保法制反対を貫き、非自民票を取り込む。元外相で3区の前議員は、希望に合流した他候補の応援に全国を駆け回りながらの選挙となる。
 共産は2〜5区に新人を擁立し、1区は民進系無所属を支援。比例得票13万を目標に、安倍政権や希望との対決姿勢を鮮明にする。
 社民の小選挙区候補は東北では福島県のみ。4、5区に新人を立て、比例の戦いと連動させる。維新は2区に新人が立候補する。

◎小選挙区立候補予定者
 【3 区】 (3)
上杉謙太郎42 元参院議員秘書 自新(公推)
橋本 健二69 党地区委員   共新 
玄葉光一郎53 元外相     無前(8)

 【4 区】 (4)
菅家 一郎62 党副部会長  自前(2)(公推)
小熊 慎司49 元外務委理事 希前(2)
古川 芳憲66 党准県委員  共新 
渡辺 敏雄68 党県幹事長  社新 

 【5 区】 (4)
吉野 正芳69 復興相    自前(6)(公推)
吉田  泉68 元復興副大臣 希前(5)
熊谷  智37 党県常任委員 共新 
遠藤 陽子67 党県常任幹事 社新 

 【1 区】 (2)
亀岡 偉民62 元復興政務官 自前(3)(公推)
金子 恵美52 元復興政務官 無前(1)

 【2 区】 (4)
根本  匠66 元復興相   自前(7)(公推)
岡部 光規49 医師     希新 
平  善彦65 党地区副委長 共新 
西村 恵美54 会社員    維新

3737チバQ:2017/10/09(月) 15:36:54
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chu/CK2017100902000205.html
中部

無所属、地元が頼り 旧民進系、連帯の動きも

2017年10月9日 紙面から

 十日公示の衆院選は、これまで政党に所属していた立候補予定者が、無所属で出馬するケースが増えそうだ。中部地方では希望の党の公認を得られなかったり、「選別」に反発したりして、一人での戦いを選んだ民進党出身者がほとんど。八日は地元の支持者らを回り、事情説明などに追われた。三重県では、無所属で出馬予定の民進出身者らが新たなネットワークを立ち上げる動きが出てきた。

 愛知8区の前職伴野豊さんは、愛知県知多市内の集会に出席。「この十日間が十年くらいに思えた」と、希望の党の公認を待ち続けた苦しい胸の内を明かした後、無所属で出馬する決意を口にした。公認を申請したが、四度発表されたリストに名前はなかった。「比例代表との重複立候補というセーフティーネットがなくなった。一票でも勝たねば終わる。六期目を前に天命ととらえて信念を貫きたい」

 愛知12区の前職重徳和彦さんは「党の看板も党首の顔もない、まさに背水の陣。地元の皆さんが唯一の頼りです」。同県岡崎市内の自転車遊説では「無所属」ののぼり旗を掲げた。

 希望が掲げる改憲に前向きで、安保法制にも理解を示す。「自動的に公認されてもいいぐらい」と考えていたが、駄目だった。「当選して(代表の)小池(百合子)さんに、なぜ公認しなかったのか聞いてみたい」とまだ納得できない様子だ。

 「いろいろあって無所属で出馬することになりました」。岐阜1区の新人吉田里江さんは地域の運動会の会場で頭を下げた。

 七日の事務所開きでは「権力に捨てられた」と涙ぐんだ吉田さん。民進党岐阜県連の方針に従って希望に公認申請したが、「2区なら公認する。1区なら無所属で」と迫られ、無所属を選んだ。約千四百枚のポスターは撤去せざるを得なくなったが、憲法九条を変えることに「反対」と堂々と自分の意見を言えるようになった。「自分らしく生きるのが一番」と話す。

 長野1区の前職篠原孝さんは、長野市郊外の運動会に顔を出し、「無所属で立候補することになったので、選挙中は政見放送に出られません」と説明して回った。希望が政策協定書で安全保障関連法の容認などを求めたことに反発し、署名を拒否。それでも希望が三日に公認したため、翌日、自分から公認を辞退する異例の経過をたどった。

 「張れるポスターの枚数も少なくなるので、手を抜いていると思われかねない」。いろいろと心配はあるが、ひたすら個人演説会で政策を訴えるスタイルを貫くつもりだ。

◆復活当選、政見放送なし

 無所属で立候補した場合は、政党公認に比べて、一般的に不利な選挙戦を強いられる。

 最も大きな違いは、比例代表の復活当選の有無だ。政党公認候補は政党の比例代表名簿に名前を載せることができるため、選挙区で敗れても復活の可能性がある。政党に属さない無所属候補者にはその道がない。

 ビラは政党公認が十一万枚まで認められるのに対し、無所属は七万枚。ポスターは政党公認だと千枚多く張ることができる。選挙事務所や選挙カーなども同様に政党公認の方が多く使える。

 有権者が投票先を決める上で参考になるテレビやラジオの政見放送は、無所属だと出演すらできない。これらの差は公職選挙法が政党中心の政治を理念としているためとされ、無所属候補などの間に批判の声がある。

3738チバQ:2017/10/09(月) 15:38:18
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017100802000230.html
三重

1区、互いの地盤攻める

2017年10月8日 紙面から

 衆院選(十日公示、二十二日投開票)が迫り、区割り変更で津市と松阪市全域となった三重1区も一騎打ちによる激戦が濃厚だ。自民前職田村憲久氏は閣僚も経験し実績十分だが、津市の多くが初挑戦で知名度向上に懸命だ。民進前職の松田直久氏は津市長などを経験したが、松阪では初の国政選挙。悩んだ末に希望の党でなく無所属を選択。比例復活がない大勝負に出た。

 田村氏は解散直前に掲示を始めた石破茂元防衛相と並んだ新ポスターで背景色をそれまでの緑からオレンジに替えた。「(小池)百合子グリーンはまずいと思った」と苦笑する。

 松田氏は維新出身で先月の民進党代表選は前原誠司氏に投票。田村陣営は民進合流騒動前から「小池新党入りがあり得る」と警戒していた。それだけに無所属出馬に田村氏は「彼の政策も政治思想も見えない。論争しようが無い」と困惑する。

 田村氏は松阪市中心の旧4区で伯父元さんから引き継いだ強固な後援会を持ち、前回はほとんど地元入りせず圧勝。だが、新選挙区の津市中心部は中選挙区時代の元さんの地盤に含まれない。

 自民の候補者調整が遅れ、田村氏は八月に1区出馬が決定したばかり。津市を地盤にした川崎二郎氏を支援してきた福祉施設経営の男性(61)は「今回は(川崎氏の)鈴鹿の選挙を手伝いに行く」と明かす。田村氏は津市で後援会をつくれないままの選挙となる。

 九月に津市の敬老会に参加した田村氏は会場を隅々まで回り「今度こちらに変わってきました」と頭を下げたが、戸惑う参加者も。「まず顔と名前を覚えてもらわないと」と、解散後は上京も取りやめ連日街頭に立つ。

 そんな中で松田氏の無所属出馬。田村氏は「相手は安倍政権批判一本でくる」とみて「私は石破派。森友加計問題は首相にしっかり説明してもらわないといけない」と、政権と一定の距離があることもアピールし、無党派層取り込みも目指す。

 「小さい力でも、安倍政権を止めなくてはという気骨は決して負けません」。三日朝、津市の津新町駅前で無所属出馬を表明した松田氏。「守るより攻める選挙が好き」と、街頭では「打倒安倍政権」を前面に出す。

 決断したのは演説を控えた夜明けごろ。希望の党に申請すれば公認が得られる見通しだった。だが、民進出身者を「選別」する希望に違和感を覚え、「気持ち良く戦える道を選んだ」。

 無所属出馬には、政権批判票を取り込む期待もある。六日には、希望を「自民の補完勢力」とする共産が1区候補を取り下げ、松田氏支援を表明。共産の大嶽隆司県委員長は「野党一本化で、前回野党票の合計以上の票が期待できる」と話す。

 松田氏は二〇一四年の前回衆院選、旧1区で落選し比例復活で初当選。津市長の前には旧一志郡選出の県議も務め、津市内の知名度は高い。区割り変更で市内全域が選挙区になったことは、松田氏にとって好材料だ。

 一方、国政選挙で初挑戦の松阪市は、田村氏の地盤。陣営関係者は「『筋を通した』との声もあるが、『無所属で比例復活はない。本当に勝てるのか』と不安の声も寄せられる」と話す。

 六日夜、松阪市の集会には野党連携を橋渡しした「市民連合みえ」呼び掛け人の岡歩美さん(26)も出席し「みんなのための政治を取り戻すため応援したい」と語り、無党派層への浸透に力を入れる。

 (衆院選取材班)

3739チバQ:2017/10/09(月) 15:45:34
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_kagoshima/article/364625/

ニュース政治選挙国政選挙衆院選衆院選・鹿児島後継は長男、火種を残し 鹿児島1区、保岡氏不出馬

後継は長男、火種を残し 鹿児島1区、保岡氏不出馬

2017年10月09日 06時00分

 衆院選公示2日前の保岡興治氏の突然の不出馬表明に、「寝耳に水」の自民党県連幹部らは対応に追われた。後継は保岡氏の意向通り、長男で秘書の宏武氏に決めたが、電撃的な世襲には県連内でも批判が上がる。1区での出馬を望んでいた前職もおり、今後について県連会長の森山裕元農相は「1区支部長を選挙後に改めて決める」と述べるにとどまり、火種を残した。

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 「けさ聞いて大混乱なんだよ」「公認は間に合わないのか」。8日午後2時からの保岡氏の記者会見直前、県連に集まった幹部の一人は、党本部への電話問い合わせに怒気が混じった。

 保岡氏は不出馬理由を「がんの治療」と明かしたが、前日は地元テレビ局が生放送する討論会に出席し、熱弁を振るっていただけに、予想外の事態に県連関係者は慌てた。

 鹿児島県は今回から選挙区数が1減の4選挙区に。県連は前職5人の協議で、前回唯一落選して比例復活した宮路拓馬氏が比例単独に回ることを了承。宮路氏は将来の1区からの出馬に意欲を示していた。

 ただ8日夜の県連の会合で宮路氏が「1区から出たい思いはあるが、(比例での)与えられた役割がある」などと語り、候補者世襲の流れが決まった。

 ある県議は公示間際の出馬取りやめを「宮路封じ」と批判。一方で宮路氏についても「比例名簿上位が確約されているのに、勝つか分からない戦いに出るのは割に合わない」と解説した。別の県議は「もっと早く不出馬表明すべきだった。長男への応援も身が入らない」と語った。

=2017/10/09付 西日本新聞朝刊=

3740チバQ:2017/10/09(月) 15:49:55
http://news.ibc.co.jp/item_31247.html
正副議長は第1、3会派から/岩手

2017年09月22日 18:50 更新

岩手県議会9月定例会が22日、招集されました。初日は正副議長の改選が行われ、議長に佐々木順一氏、副議長に五日市王氏が就任しました。
本会議の冒頭で行われた正副議長選挙では、議長に民進党と自由党の所属議員を中心とする第1会派、「改革岩手」から佐々木氏が。副議長に無所属議員で作る、第3会派の「創成いわて」から、五日市氏が選出されました。

(佐々木議長)
「公正かつ円滑な議会運営を旨とし、県民の信頼と期待に応えられるよう、誠心誠意努力してまいる決意であります」

県議会では第1会派から議長、第2会派から副議長を出すのが慣例となっています。21日の会派代表者会議では、第1会派の「改革岩手」が第1、第3会派から議長、副議長を選出したい考えを示し、自民党所属議員で構成する、第2会派の「自由民主クラブ」がこれに反発していました。投票の結果、47票中25票を得た佐々木氏が議長に。47票中26票を得た五日市氏が、副議長にそれぞれ決まりました。「改革岩手」から議長、「創成いわて」から副議長が選出される構図は前回と同じです。2回連続、慣例を覆す形で正副議長を決めたことが、今後の議会運営にどう影響を与えるのか注目されます。また22日の本会議では、県が今年度の一般会計決算など決算14件と、補正予算などの議案36件を提案し初日を終えました。県議会9月定例会の会期は来月23日までです。

3741岡山1区民:2017/10/09(月) 16:40:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000039-jij-pol
比例中国に秋葉前広島市長=立憲民主、候補78人に【17衆院選】
10/9(月) 16:31配信 時事通信
 立憲民主党は9日、衆院選(10日告示、22日投開票)の第2次公認候補16人を発表した。内訳は選挙区1人、比例代表単独15人で、比例中国には秋葉忠利前広島市長を擁立する。同党候補は累計で78人となった。また、社民党候補4人の推薦も決めた。公認・推薦候補は次の通り。
 【公認】
 〔選挙区〕神奈川6区 青柳陽一郎=前
 〔比例代表〕北海道 山崎摩耶=元▽東北 山崎誠=元、阿久津幸彦=元、梶護=新▽北関東 堀越啓仁=新、大河原雅子=新、高木錬太郎=新▽北陸信越 松平浩一=新、山本和嘉子=新▽東海 松田功=新▽近畿 塩見俊次=新▽中国 秋葉忠利=元▽四国 武内則男=新▽九州 仲間昌信=新、藤田一枝=元
 【推薦】東京21区 小糸健介=新▽富山2区 山崎彰=新▽大阪9区 服部良一=元▽大分2区 吉川元=前

3742チバQ:2017/10/09(月) 16:52:31
>>3741
希望も立憲民主党も懐かしい名前をいろいろ出してきますね


1252 名無しさん sage 2017/10/09(月) 15:35:44
希望の党 比例代表単独候補 ※記載なしは新人
※なお、発表では中根「康浩」が「康弘」と思い切り誤字にされていたので修正

【北海道】
青木和子、三好新治
【東北】
宇佐美登(元)、高松和夫(元)、寺田学(前)
【北関東】
石川隆美、永井弥生、並木正芳(元)、山下宗
【南関東】
秋山岳久、内山正樹
【東京】
石飛香織、伊藤正樹、栗山由美、黒川公美、小泉俊明(元)、須田玲子、竹内今日生、竹田光明(元)、田淵正文、羽田次郎、森村廣
【北陸信越】
三枝英彦、宮澤隆仁(元)、吉田治(元)
【東海】
中瀬博之、中根康浩(元)
【近畿】
請田修一、大澤千恵子、白石純子、樽床伸二(元)、野中幸市
【中国】
山口克也
【四国】
藤岡佳代子、鎌江一平
【九州】
中山成彬(元)、並木浩一、森田俊文

3743チバQ:2017/10/09(月) 17:08:15
>>3476 「1区勝利」自民奮起 穴見氏、吉良氏と4度目対決 県連新体制の「試金石」

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_oita/article/364448/
【対決の構図 '17衆院選おおいた】2区 与野党がっぷり四つの戦い
2017年10月08日 06時00分

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 公示が4日後に迫った6日。佐伯市であった自民前職の衛藤征士郎の事務所開きで、総合選対本部長の県議志村学が訴えた。「自民党の支持者が100%衛藤さんに入れたとなるよう固めたい」。脇には、連立政権を組む公明党県本部代表。志村は「公明とは十数年の間、信頼を重ねてきた。『小選挙区は衛藤、比例は公明』を徹底してほしい」と続けた。

 衆院当選11回を重ね、衆院副議長も務めたベテラン衛藤をして今回の選挙は「非常に厳しい戦い」という。2区では、民進党、共産党、社民党の「野党共闘」が実現。与野党がっぷり四つの戦いになるからだ。さらに、衛藤は党の内規「比例代表の73歳定年制」が適用されるため、比例代表に重複立候補できない。惜敗率による「復活当選」がない背水の陣でもある。旧民主党に政権交代を許した2009年衆院選で敗北した苦い記憶もよみがえる。

 9月29日、衛藤陣営が大分市内で開いた「2区合同会議」には公明の支持母体、創価学会のメンバー約50人が顔をそろえた。公明は2014年衆院選比例代表九州ブロックで「悲願」の4議席を獲得。定数1減となる九州ブロックでの4議席維持が至上命題だけに自民との票のバーターは頼みの綱だ。「手足を精いっぱい伸ばして、やれることをやる」(公明県本部幹部)。危機感を共有する衛藤陣営と公明は従来にない協力関係を構築しつつある。

 対する社民前職の吉川元は、政策秘書として仕えていた重野安正・社民党幹事長=当時=が病に倒れて急きょ立候補した12年衆院選こそ、約4万7千票差の「ダブルスコア」で衛藤に敗れたが、前回14年は約2万6千票差に縮めた。この時競合した共産候補の約1万8千票を単純に足すと差は8千票余りに迫る。

 比例代表での復活ながら12、14年と連続当選を果たして伝統の議席を守った吉川。この5年間、週末はほぼ大分に帰り、支持労組や地域行事に顔を出してきた。「浸透度は確実に上がっている。衛藤に迫れるところまではきている」と陣営幹部。ただ、支持母体の労組組合員は高齢化しており、選挙区内には日田市や津久見市など九州豪雨や台風18号の被災地も抱える。「どれだけ運動を広げられるか」という懸念が残る。

 政治団体「幸福実現党」新人の上田敦子は、過去2回落選した参院から衆院に挑戦の場を変えた。 (敬称略)

=2017/10/08付 西日本新聞朝刊=

3744チバQ:2017/10/09(月) 17:08:37
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_oita/article/364624/
【対決の構図 '17衆院選おおいた】3区 「因縁の対決」が復活
2017年10月09日 06時00分

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 新党「立憲民主党」が発足した翌4日、元民主党衆院議員、横光克彦の元に1本の電話がかかってきた。立民代表の枝野幸男からだった。「うちから出てもらえませんか」

 安倍1強の政治の流れに不安と怒りを抱き続けていたという横光は即答した。「でます」。続けて条件を示した。「野党一本化と連合の支援。めどが付かなければ動けない」

 そこから激流のように「反安倍」を軸にしたリベラル結集が動きだす。横光の立候補意向が表面化した5日、憲法9条改悪阻止など政治姿勢を確認した共産党県委員会は新人の擁立を取り下げた。6日には連合大分が緊急執行委員会を開いて横光の推薦を決定。「知名度は大きな武器。同じ方向を向いていて候補者としてふさわしい」というのが理由だった。

 実は、支持政党だった民進が分裂したことで対応に苦慮していた連合大分にとって横光は「渡りに船」だった。希望を率いる小池百合子側近の若狭勝から一本釣りされて希望の公認候補に決まった浦野英樹と民進県連は微妙な関係だったからだ。

 2014年衆院選大分3区の旧民主党公認で戦うなど「身内」だった浦野は今年2月の大分市議選で民進以外の候補を応援したしこりから5月、民進党を離党していた。希望公認を巡っては県連が推す会社役員男性と争った経緯もあった。「選対は置かない。相談窓口はつくるけど」(県連)。浦野から支援を打診されていた連合大分も「支援対象でない」と答えるしかなかった。

 そこに来て横光の登場。横光が13年に政界引退するまで約20年の衆院議員時代、一貫して支援してきただけに、県教組や高教組から「主戦論」が湧き上がり、推薦候補が決まった。連合大分会長佐藤寛人からも不出馬を説得され、孤立無援となった浦野は7日、記者会見に追い込まれた。「安倍1強体制を崩すために、あえて撤退する」。声を絞り出すしかなかった。

 「選挙は何が起こるか分からない。解散したときは2人かなと思ったら、3人になり、4人、そして3人、今は2人になった。この1週間ほどで。ここまで来たらもう1人辞めてもらいたい」

 8日、杵築市長選の出陣式のあいさつで笑いを誘った自民前職の岩屋毅。横光は03年に小選挙区が現在の区割りになってから4回しのぎを削ってきた因縁の相手だ。「強力なライバルが戻ってきた」。公示まで2日。岩屋は気を引き締める。 (敬称略)

=2017/10/09付 西日本新聞朝刊=

3745チバQ:2017/10/09(月) 17:10:10
佐賀
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_saga/article/364447/
【選挙区の構図 2017衆院選】(上)1区 野党共闘が復活の気配
2017年10月08日 06時00分

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 「希望の党の公認を辞退し、無所属で戦います」

 7日朝、鳥栖市内であった集会で、希望から立候補を予定していた前職の原口一博(58)がこう明かすと約50人の出席者からは拍手がわいた。

 民進党を離党し、3日に希望の1次公認候補になったばかり。3日後に公示が迫る選挙戦直前に突然、無所属での出馬を表明した。

 周辺によると、原口は悩んでいた。「護憲」を唱えてきたのに、希望は「改憲」。そんな原口が「心が折れた」(周辺)のが、6日夜に佐賀市内であった立候補予定者4人による公開討論会。改憲について問われ、「平和主義を守る方向なら、賛成」と苦しい答弁に追い込まれた。帰りの車の中で原口は無所属での出馬を決断。7日朝、「もうこれ以上、妥協して当選しても何の恩返しにもなりません」と自身のフェイスブック(FB)に書き込んだ。

   ■    ■

 衆院解散後初の週末となった9月30日。自民前職の岩田和親(44)は佐賀市内のこども園や保育園の運動会を“ハシゴ”し、安倍晋三政権が掲げる幼児教育の無償化を保護者に訴えた。

 「離合集散する野党に、安定した政権と政策で対抗する」(陣営)と、比例復活した前回の雪辱を期す。

 陣営幹部は「旧2区」が勝敗を左右すると見る。前回衆院選で県内選挙区は1減となり、旧2区の今村雅弘(70)は転出した比例代表九州ブロックで名簿順位31位に冷遇された。

 知事選を巡って党本部の推薦候補の対抗馬擁立に動いたことが要因だが、「今村支持者が怒り、旧2区で票が伸び悩んだ」(県連幹部)。今回は上位扱いを党本部に再三要請している。

 知事選の余波は農協票にも及ぶ。政治団体「県農政協議会」は昨夏の参院選は自主投票に。今回はまだ結論が出ていない。

   ■    ■

 原口の無所属での立候補表明は安倍政権打倒に向けた共闘にも影響を与えそうだ。野党共闘を模索していた共産党は、民進が、憲法改正や安全保障法制を容認する希望に事実上合流したことに反発。「民進と積み上げてきたものが崩れた」(今田真人委員長)として、新人の上村泰稔(52)の擁立を発表した。

 ところが、7日夜の原口の会見を受けて「候補者取り下げを検討する」(陣営幹部)に転換した。

 このほか、政治団体「幸福実現党」新人の中島徹(43)も立候補を表明。「清潔で勇断できる政治を実現する」と訴えている。 (敬称略)


   ◇    ◇

 安倍首相の衆院解散後、「希望の党」が登場し、民進党が分裂するなど情勢が激しく変わった。10日公示、22日投開票の衆院選の佐賀1区、2区の直前の動きを報告する。

=2017/10/08付 西日本新聞朝刊=

3746チバQ:2017/10/09(月) 17:10:36
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_saga/article/364619/
【選挙区の構図 2017衆院選】(下)2区 旧3区の得票がカギに
2017年10月09日 06時00分

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 「唐津・東松浦地区で圧倒しないと、勝つことはできない。お助けいただきたい」。1日に唐津市であった自民唐松事務所の開所式で、自民前職の古川康(59)は約170人の支持者を前に深々と頭を下げた。

 2区は前回、区割り変更で県北西部の旧3区と県南西部の旧2区の一部が一緒になった。古川は引退した自民元職の保利耕輔の全面的な支援を受け、旧3区では、民進を離党し希望の党から出馬する前職の大串博志(52)を4万票近く引き離し初当選した。ただ、大串の地盤の旧2区では8千票のリードを許した。

 前回の投票率は59%と低迷。陣営幹部は「投票に行っていない保守層がいる。票を掘り起こし投票率を上げる戦い」と語り、団体、企業を中心とした組織選挙を展開する構えだ。注目は結論が先送りされたJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」の推薦願の取り扱い。唐津支部は古川の推薦方針を決めたが、自主投票を主張する支部もあり「集票マシン」と呼ばれる県農政協の対応次第で得票に影響が出るのは必至だ。

   ■    ■

 「安倍1強を止めるため、名を捨ててでも大きな受け皿を作っていかなきゃならん」。希望の第1次公認候補が発表された3日夜、リスト入りした大串は、出身地白石町で後援会の集会に臨み、出席者約90人に理解を求めた。

 古川と2度目の対決となる大串。旧2区での比例復活を含めて当選4回。前回は古川に3万1千票差で敗れ、比例九州1位の優遇のおかげで議席を守った。

 民進党の政務調査会長を1年間務めたが、今回は党の方針に従い希望から立候補する。支持者には所属政党が変わることに戸惑いは出ているが、「われわれは大串党」との声も。

 この3年間、「電話一本で大串ひろし」のキャッチフレーズそのままに、週末ごとに旧3区を中心に小まめに回って浸透を図ってきた。大串は「今やどこの公民館へ行っても『あら、大串さん』と声が掛かる自信がある。何としても選挙区で勝ちたい」と意気込む。

 2015年1月の知事選では県農政協と山口祥義知事誕生に尽力。古川との農業票の争奪戦も激化する。

   ■    ■

 共産党は新人の大森斉(62)を擁立する。安倍政権打倒に向け、民進党と水面下で候補者一本化の調整を進めてきたが、大串の希望公認を受け断念した。大森は「希望は自民の補完勢力」と主張し、憲法改正反対や安保法制廃止を訴え、反自民の受け皿を目指す。

 玄海町の玄海原発は来年1月にも再稼働が見込まれる。大森は「再稼働は絶対反対」と訴え、支持を広げる構えだ。 (敬称略)

=2017/10/09付 西日本新聞朝刊=

3747チバQ:2017/10/09(月) 17:13:20
福岡
>>2817【対決の構図・'17衆院選ふくおか】1区 自民前職に元・新挑む
>>2818【対決の構図・'17衆院選ふくおか】2区 3度目対決、最激戦区か
>>2819【対決の構図・'17衆院選ふくおか】3区 「希望合流」無風一変
>>3083【対決の構図・'17衆院選ふくおか】4区 民進不戦敗、三つどもえ
>>3084【対決の構図・'17衆院選ふくおか】5区 豪雨被災地、復興で論戦
>>3386【対決の構図・'17衆院選ふくおか】6区 与野党とも状況が一変
>>3387【対決の構図・'17衆院選ふくおか】7区 自民の「牙城」崩せるか
>>3478【対決の構図・'17衆院選ふくおか】8区 批判尻目 視線は投票率
>>3561【対決の構図・'17衆院選ふくおか】9区 自、希、共の3前職激突
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/364444/
【対決の構図・'17衆院選ふくおか】10区 前大臣に挑む希望、共産
2017年10月08日 06時00分

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 「何ら、やましいことはないと主張したが、安倍政権を倒したいマスコミにいろんな批判をされた」。1日、北九州市小倉北区であった事務所開きで、前地方創生担当相の自民前職山本幸三(69)は学校法人「加計学園」の問題に触れ、危機感をにじませた。

 政府の説明が二転三転し、首相の安倍晋三も「国民の不信を招いた」と頭を下げた同学園の獣医学部新設計画を巡る問題。国会答弁を担ったのが山本だった。4月には文化財観光の振興を巡って「一番のがんは学芸員」と発言し、謝罪に追い込まれた。支援する市議は「『悪役』のイメージが心配」と明かす。

 希望の党の誕生もあり、「浮動票を当てにせず、支持基盤を固めるしかない」と陣営幹部。11区から10区に移り、3回目の衆院選。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の「仕掛け人」を自任し、成果を強調。組織選挙を進める方針だ。

 2012年、14年と山本に連敗した元職城井崇(44)は今回、民進党を離党し、希望から立候補する。

 5日朝、城井は同市門司区で「希望の党」と書かれたパネルを前に「国政をリセットする」と訴えた。ただ、運動員の表情は複雑だ。「希望は東京の党。面食らっている」。憲法などのスタンスが民進と異なる希望に違和感を持つ支持者もいるという。陣営幹部は「推薦を白紙に戻した労組もある。本当に支持が広がるのか」と不安を漏らす。

 今回を「土俵際の戦い」と位置付け、有権者に直接訴える「どぶ板」に撤する城井。「希望は効果も副作用も大きい劇薬かもしれないが、あえて飲んだ。何としても勝ち抜く」。悲壮な決意で返り咲きに挑む。

 10区が「必勝区」の共産党は、前職田村貴昭(56)を擁立する。当初は民進と候補一本化を模索したが、希望への合流で断念。社民と協力し、野党共闘を目指す「市民連合ふくおか」から推薦を得た。田村は「10区では、平和憲法を守れるのはわれわれだけだ」と訴える。 (敬称略)

=2017/10/08付 西日本新聞朝刊=

3748チバQ:2017/10/09(月) 17:13:56
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/364615/
【対決の構図・'17衆院選ふくおか】11区 保守分裂、共社は共闘
2017年10月09日 06時00分

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 「今回は政権選択選挙だ。自公政権が国民生活を担うための政策を訴える」

 7日、行橋市のJR行橋駅西口の街頭演説会。6選を目指す自民前職の武田良太(49)は声を張り上げた。

 無所属での出馬会見から一転、希望の党の公認を得た村上智信(48)は副総理の麻生太郎と近いとされる。武田は小池百合子が代表の「希望」との戦いに加え、自民支持層を二分する選挙戦を強いられる格好だ。

 党の幹事長特別補佐の要職を担う武田。公示後は全国の自民候補者の応援に飛び回ることが予想される。地元入りした2日から連日、選挙区内の15市町村で「拡大世話人会」と称する支援者集会を開催。自身が属する派閥の重鎮らの応援を得るなど、後援会の引き締めと支持拡大を図る。

 一方、村上は、経済産業省時代の人脈を生かした企業や、実家の浄土真宗本願寺派(西本願寺派)とつながりがある寺などを訪問。自民支持層や無党派層などへの浸透を狙う。

 「21年間の経済産業省での仕事を通じて、故郷に恩返しをしたい」。8日、行橋市のJR行橋駅東口で、麻生や参院議員の大家敏志などと写ったチラシを配り、買い物客らに訴えた。自民支持層の分裂選挙となれば12年ぶり。「どちらが多くの成果を出せるかを訴えていきたい」。武田との対決姿勢を鮮明にしている。

 「疑惑隠しの自民、安保法制・憲法改正賛成の希望に立ち向かおう」。社民新人の竹内信昭(64)は8日、田川市の集会で訴えた。県内の小選挙区で唯一、社民党が候補を擁立し、共産党が候補を取り下げたことで、共闘の態勢は整った。

 7日には田川市の事務所に「市民+野党共闘」と記された新たな選挙用ポスターが届いた。共産も県内小選挙区の予定候補の欄に竹内を掲載した広報紙を2万1千部刷り直した。

 安全保障関連法廃止を目指す市民団体「市民連合ふくおか」はフェイスブック上で竹内のプロモーション映像を流すなど、「反保守」の結束が進む。 (敬称略)

=2017/10/09付 西日本新聞朝刊=

3749チバQ:2017/10/09(月) 17:16:09
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/nag/CK2017100602000295.html

長野
<選挙区の顔ぶれと情勢> 1区
2017年10月6日 紙面から
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 五日に共産、社民などの候補一本化がまとまり、自民前職の小松、維新新人の橋本、野党連携する無所属前職の篠原が対決する構図になった。前回は旧民主党から立候補した篠原が小松に約二万二千票差をつけて勝利し、小松が比例で復活。今回は篠原が希望の党の公認を返上し、注目区になりつつある。
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■小松陣営 初の選挙区勝利かけ

 二〇一二年の前々回と一四年の前回選は地盤づくりが進まないまま選挙になり、比例復活だった。今回は初の選挙区勝利ができるか、政治活動の真価が問われる選挙になる。
 党内では医師の経験を生かし、健康やスポーツ振興の分野で政策通として尽力。「政策論で正々堂々と勝負する」と強調し、熱心に支持者を回る。長野市を地盤にする自民、公明の比例立候補予定者と「三人四脚」で支持拡大を狙う。
■橋本陣営 子育て世代支持狙う

 党が五月に長野市に県総支部を設けて、衆院選に向けた活動を本格化。街頭演説を中心に知名度拡大を目指して活動を進める。「維新は大阪で身を切る改革を成し遂げた実績がある。信州にも維新を広げる」と強調する。
 演説では消費増税の凍結や教育の無償化を中心に、人口減少対策やしがらみのない政治を訴えている。同世代の支援者の協力を得て、三十代の若さを武器に、子育て世代に支持の輪を広げる構え。
■篠原陣営 安保法制反対は貫く

 希望の党の発足と民進の合流を「安倍政権を止めるチャンスだ」と歓迎するが、安全保障法制の容認などを求める希望の政策協定書は拒否した。「自分の政策は貫く」と無所属で六選を目指す。
 農政の政策通として農村での支持が厚く、前々回、前回と旧民主党への逆風の中で県都の議席を守った。支持者は「無所属でも篠原党で勝つ」と支える。今回は共産、社民の支援も得て、政権批判票の集約を目標にする。
 (文中敬称略)
   ◇
 10日公示、22日投開票の衆院選は、民進党が新党「希望の党」に事実上合流したことで、3年前の前回選と構図が一変。自民、希望、野党共闘陣営の三つどもえの戦いになる選挙区が目立つ。選挙区ごとに顔ぶれと情勢を紹介する。
 (衆院選取材班)

3750チバQ:2017/10/09(月) 17:16:27
長野
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/nag/CK2017100702000287.html
<選挙区の顔ぶれと情勢> 2区
2017年10月7日 紙面から
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 二〇一四年の前回選で当選した自民前職の務台に、民進から希望に合流した元職下条、いずれも新人の維新手塚、社民中川が挑む構図。務台が失言問題を振り切って三選を果たせるか、政権批判票が野党の三候補にどう流れるか注目される。
■務台陣営 危機感持ち選挙臨む

 三月に失言で内閣府・復興政務官を辞任した後は、選挙区を細かく回り「おわび行脚」に奔走した。解散を前に県内でいち早く事務所を開設。「非常に危機感を持っている」と組織を引き締め、早めの態勢づくりで逆風からの巻き返しを図る。
 街頭では与党議員としての実績を強調し、若者が定住する地域づくりを掲げる。「試練を乗り越え、役に立つ政治家として成長できるよう頑張りたい」と訴える。
■下条陣営 労組へ支援拡大図る

 改憲や安保法制を容認する希望の党公認で出馬するが「お宿が変わっただけ。自民党を止めるには数を減らすしかない」と合流への理解を求める。「戦争のない日本」を目指す信念は曲げずに貫くと訴え、一時は共闘に向けて話し合った護憲派などに配慮を見せる。
 前回選、前々回選は議席を逃し、地盤強化に努めた。「働く人の手取りを増やして地域活性化につなげる」と主張し、労組などへの支持拡大を図る。
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■手塚陣営 しがらみのなさ強調

 「皆さんに負担をお願いするのであれば、必要な改革をして全て膿(うみ)を出し切ってから」。消費増税の凍結に加え、議員報酬の削減などによる「身を切る改革」も訴えて独自色をアピールする。
 業界団体などの組織的な支援を受けない「しがらみのない」政党を強調。昨夏からきめ細かい街頭活動を繰り広げて知名度向上を図り、「責任を持って将来のことを考える」と若さも前面に出して浸透を目指している。
■中川陣営 改憲反対の受け皿に

 民進の希望合流を受け、安保法制の廃止や改憲阻止を求める有権者の受け皿を目指して、公示五日前に正式に立候補を表明した。「選挙を通じて、憲法を変えさせない力を結集させていきたい」と力を込める。
 アベノミクスで格差や貧困が拡大したと安倍政権批判を繰り広げる。国政選挙への挑戦は三回目で、公認候補を取り下げた共産の支援を受け、政権批判票や護憲派の取り込みを狙う。
 (文中敬称略)

3751チバQ:2017/10/09(月) 17:16:59
長野
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/nag/CK2017100702000286.html
<選挙区の顔ぶれと情勢> 3区
2017年10月7日 紙面から
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 候補者調整が続いていた民進は、三年前の前回選で旧維新の党から出馬して当選した井出が希望から出ることで決着。自民の木内、共産の小金沢、諸派の及川を合わせた四人が立候補を予定する。前回選で次点だった寺島義幸は希望公認で4区に転出。八月に亡くなった羽田孜元首相の秘書だった寺島を支える後援会「千曲会」の票の行方が注目される。
■木内陣営 組織以外にも顔売る

 前回選、前々回選とも得票三位で比例復活。強固な地盤を持つ相手に苦戦した。医師会や建設業などの組織固めに努めてきたが「幹部だけなく全員に顔を売るようにしたい」と街頭演説も増やす。
 中部横断自動車道の早期全線開通など、市議からのたたき上げとして地元の課題解決をPRし、「政権与党の議員を選挙区から出してほしい」と訴える。
写真
■井出陣営 地道に街頭、ミニ集会

 前々回選で比例復活、前回選で当選し、得票を増やしてきた。街頭演説やミニ集会など地道な活動を続け、寺島の後援会との連携も模索する。
 小さな政党から出た過去と異なり「希望は自民に対抗できる二大政党にしたい」と強調。「その中でしっかり汗をかき、ものが言える議員でいたい」と訴え、身を切る改革や脱原発などを訴える。
■小金沢陣営 若者へSNSで発信

 東日本大震災などをきっかけに政治を志して二〇一五年に入党。街頭演説やミニ集会を精力的にこなし、支持者に顔を売ってきた。
 「安心して働ける社会にしたい。働く人を守るルールが必要」とブラック企業問題の解決などを訴える。若者向けパンフレットや会員制交流サイト(SNS)で発信し、政党支持層以外の取り込みにも力を入れる。
  (文中敬称略)

3752チバQ:2017/10/09(月) 17:17:29
長野
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/nag/CK2017100802000251.html
<選挙区の情勢と顔ぶれ> 4区
2017年10月8日 紙面から
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 六選を狙う自民前職後藤と、県議を辞職して国政に挑む共産新人毛利の一騎打ちの可能性が高まっていたが、民進から希望に合流した元職寺島が長野3区からの国替え出馬を表明。公示が迫る中、三つどもえの選挙戦へと様相は一変した。
■後藤陣営 実績で支持拡大図る

 衆院解散直後から職域支部や支援団体との会合、後援会支部の役員会を相次いで開催し、企業回りなどにも駆け回り、組織固めを進める。
 希望公認候補の出馬に「有権者がどれだけ新党に引きつけられるか分からない」(陣営幹部)と警戒感を強め、国政での実績をアピールしながら支持拡大を目指す。
 森友・加計問題の疑惑隠し解散との批判に対し「説明責任を果たし、襟をただして原点に立ち返る必要がある」と釈明。「人づくり革命」や地域経済の回復を重点的に訴え「責任のある政治をする」と繰り返す。
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■寺島陣営 新選挙区で国政狙う

 羽田孜元首相の後継者として衆院議員を一期務めた。「(八月に死去した)羽田氏の志を引き継ぐため4区で戦う。根底にあるのは地域のために働きたいという熱き思い」と新たな選挙区で国政復帰に挑む決意を語った。
 「4区での知名度は低いが、自民、共産以外の選択肢を示すことができた」と陣営幹部。事情は異なるが、二〇〇三年の衆院選で旧民主比例代表前職が地縁のない4区に立って比例復活当選したことから、出遅れは挽回できると期待する。
 連合長野の推薦を受け、民進の元参院議員や元県議らを中心に選挙態勢の構築を急ぐ。
■毛利陣営 必勝区、精力的に演説

 昨年十月に党公認候補予定者となり、県議を三期目途中で辞職して出馬する。街頭演説を精力的にこなし「希望の党は自民の補完勢力」と批判。支持政党がない有権者の取り込みを図る。
 共産は昨年の参院選長野選挙区で公認候補を取り下げ、民進候補を応援。安保法制廃止を目指し、野党共闘で当選させた。陣営は「今回は毛利が統一候補だ」と社民の支援を受け、参院選で連携した市民団体にも協力を期待する。
 共産にとって4区は全国十六の「必勝区」の一つ。不破哲三前議長や幹部らが応援に入る予定だ。
 (文中敬称略)

3753チバQ:2017/10/09(月) 17:17:45
長野
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/nag/CK2017100902000225.html
<選挙区の情勢と顔ぶれ> 5区
2017年10月9日 紙面から
写真
 前回得票率が50%を超えた自民前職宮下に、前回は民主から出た希望新人の中嶋、初出馬の無所属曽我の新人二人が挑む。当初は共産新人が立候補を予定し前回と同じ顔触れの戦いとみられたが、野党統一候補の擁立を模索する市民団体の曽我が民進の希望への合流に抵抗感を強め、立候補を決意。共産新人は出馬を取りやめ、新たな三つどもえの構図となった。
■宮下陣営 野党警戒、支持者回り

 「足をすくわれてはならない」と陣営を引き締める。八年前に自身が議席を奪われ、昨年の参院選長野選挙区で自民候補が敗れた経緯から、新党や野党共闘の動きを警戒する。
 各地に設けた後援会支部の組織固めを進める。議員在職中から週末に地元に帰り、地域の催事や懇談会に小まめに参加してきた。解散後もミニ集会や支持者回りを重ね、支持拡大を図る。
 北朝鮮問題や人口減少への対策、産業構造変革といった課題で、与党の取り組みを強調。東京一極集中の是正に加え「伊那谷を地域創生のモデルに」とも訴える。
■中嶋陣営 労組票で雪辱果たす

 民進の希望との合流に一時は戸惑ったが、現在は「新しい日本をつくる好機」と前向きに捉える。
 打倒安倍政権や脱原発、消費増税凍結などを訴え「(希望になっても)主張は変えていない」と強調。政治姿勢の一貫性をアピールする。
 街頭演説を繰り返し支援者回りを続けている。連合の推薦を得て労組票を基盤とし、飯田青年会議所の活動を通じた人脈を生かすなど支持拡大を図る。
 初出馬して敗れた前回選の雪辱を果たすため、小池百合子代表の風を生かしつつ、政権批判票の取り込みを狙う。
写真
■曽我陣営 改憲派と対立軸鮮明

 市民団体代表として野党統一候補擁立を目指したが、民進や希望の動きを受け「平和憲法堅持、安保法制廃止、原発ゼロを求める有権者の受け皿に」と公示六日前に出馬表明。改憲などでは安倍晋三首相も希望の小池代表も「根は同じ」と対立軸を鮮明にして訴える。
 共産、社民に加え、市民団体などの支援を受ける。有志などのネットワークを頼りに草の根運動を進めつつ、立憲民主の支持層や連合傘下の自治労などとの連携を模索する。
 中川村長を三期務めた経験も強調。「上伊那に比べ知名度が低い」と飯田下伊那地域への浸透を図る。 (文中敬称略)
 =終わり

3754チバQ:2017/10/09(月) 17:23:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000023-san-l11
【衆院選】戦いの構図 1-5区 5区 枝野氏VS牧原氏 5度目対決 埼玉
10/6(金) 7:55配信 産経新聞
 【1区】

 初出馬から2期連続当選している自民前職の村井英樹、比例も含めて6期連続当選している希望前職の武正公一の3度目の対決。過去2回は約2万票差で村井が勝利している。

 「子育て支援の抜本拡充が政策の本丸になった。そこを真っ正面から訴えたい」という村井。「なんとしても小選挙区で勝ちたい」という武正は新党からの立候補で、巻き返すことができるかが焦点だ。安倍政権への批判を強める共産の鳥羽恵、維新の小檜山清人の両新人が前職2人に挑戦する。

 【2区】

 前々回、前回と圧勝した自民党県連会長を務める前職の新藤義孝に元県議で希望の菅克己、共産の平川道也が挑む展開。経験豊富な前職相手に新人2人がどこまで票を伸ばせるか。

 前回は野党候補が共産新人1人だけで、新藤は盤石の体制で選挙に臨んだ。今回は野党再編の影響で新党との対決。「埼玉は風があれば影響を受けやすい。東京に近い2区は特にそうだ」と警戒する。川口市議、県議を歴任してきた菅は「地元の声を丁寧に伺い、それを政策に反映してきた」と地方議員としての実績をアピールする。

 【3区】

 5人が立候補予定。最有力は2期連続当選している自民前職の黄川田仁志。前々回、前回と競い合った民主(現民進)元職の細川律夫が引退。今回は新人5人の包囲網を抜けられるか。

 細川の後継で元県議の山川百合子は「状況が刻一刻と変化する中、自分の信念にしたがって、決断しました」と立憲民主党からの出馬を決意。共産が候補者を取り下げ、野党共闘で黄川田に挑む。希望の三輪麻美は小池百合子代表の政治塾「希望の塾」で薫陶を受けて国政進出を志し、30歳の若さで立候補を決めた。インターネットを活用して主張を発信している幸福実現党の飯田剛、無所属の石川英行も出馬予定。

 【4区】

 豊田真由子の自民離党で、情勢に注目が集まる中、4党が新人を擁立。豊田も無所属での出馬の意欲を示している。

 自民県連は公認候補を地元優先で選定し、志木市議の穂坂泰に決定。穂坂は「事件は事件、自民党の政策をぶつけてしっかり戦いたい」と話した。地元という点では新座市議を10期37年務めている共産の朝賀英義は、豊田について「私なら出ない」と苦言。元県議で希望の吉田芳朝は「自民党に対抗しうる政治勢力を作る」と意欲を燃やす。維新の青柳仁士は、希望について「ブームの中でふわっとしている」と疑問視。豊田は地元での信頼回復へ奔走している。

 【5区】

 希望へ合流せず新党立ち上げへ動いた立憲民主党の枝野幸男と自民の牧原秀樹が5度目の対決。過去はいずれも枝野が勝利。一連の流れが両氏にとって吉と出るか、凶と出るか。希望新人の高木秀文が出馬予定。

 枝野は党務前の早朝に駅立ちを行っている。短期決戦の中で新党を浸透させ、自身の主張を有権者にどこまで届けることができるのか、真価が問われる選挙となる。共産が候補者を取り下げ、追い風となるか。牧原は過去4度敗れているものの、そのうち3度は比例復活している。前回は約3千票差まで詰めており、勝負の選挙となりそうだ。高木は常連の両候補からどこまで票を奪えるか。

                   ◇

 公示まであと4日。全国的には民進党の分裂、2つの新党結成、県内では4区の豊田離党や7区の保守分裂懸念、11区の自民第1次公認先送りなど不透明な情勢も少しずつまとまり、各候補者が選挙戦へ向け舵を切っている。県内の15選挙区の構図を一覧する。(敬称略)

3755チバQ:2017/10/09(月) 17:23:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000043-san-l11
【衆院選2017・戦いの構図】埼玉6-10区
10/8(日) 7:55配信 産経新聞
 ■民進前幹事長・大島7選なるか

 【6区】

 7期目を目指す民進の前幹事長で希望前職の大島敦、4期目を目指す自民前職の中根一幸が5度目の対決。共産新人の戸口佐一が3期連続の挑戦となる。

 過去4回は大島、大島、中根、大島と選挙区を制している。大島は平成21年に倍以上の差で当選したこともあり、有利とみられる。民進と希望が合流するも「党派関係なく応援してもらっている」「大島党でやっている」など動揺を見せない。党としても負けられない選挙区の一つだ。3選で外務副大臣を務める中根も十分な対抗馬になりうる。戸口は護憲や消費増税反対を訴えている。

 【7区】

 自民前職の神山佐市、6期目を目指す希望前職の小宮山泰子、4期連続立候補している共産の長沼チネの三つどもえとなる。

 選挙区の大部分を占める川越市で、自民県議が公認での立候補へ向けて動いたため、神山は逆境に立たされそうになったが、結果的に公認を得た。自民分裂の危機を乗り越え、改めて党支部組織や後援会をまとめたいところだ。前回、生活から民主にくら替えし比例復活だった小宮山だが、今回は希望の公認として選挙に臨むこととなり、神山と同様に改めて態勢を整える。前回得票数を増やした長沼は近年勢力を拡大している党の波に乗り、票を伸ばせるか。

 【8区】

 前回に引き続き、前職、元職、新人の三つどもえの戦い。自民前職の柴山昌彦、希望元職の小野塚勝俊、共産新人の辻源巳が立候補する。

 柴山は2期連続で次点に3万〜4万票差をつけて選挙区を制している。約4年9カ月間、安全保障や経済対策に取り組んできた安倍政権への理解を求める。民主党政権発足となる平成21年に当選し、下野した選挙で落選した小野塚は「安倍政権に対抗する勢力を」という思いが人一倍強く、新党でも闘志を燃やす。辻は安保法廃止など党の主張を展開し、野党共闘を訴えている。

 【9区】

 自民前職の大塚拓、民進を先んじて離れた希望新人の杉村慎治、共産新人の神田三春が立候補する。直近2回で圧勝している大塚に新人2人が挑む。特に民進と希望の合流前に民進を飛び出した杉村が、どこまで票を獲得できるかが焦点だ。

 前々回に野党第一党の民主(現民進)前職が倍以上の差で敗れ、前回は候補を出さなかったため、大塚の独壇場となりつつあった。一方で、民進は元衆院議員秘書の杉村を擁立しようとした。しかし、土壇場になって杉村は離党して希望から立候補する意向を示した。最終的には両党が合流したが、この動きを地元有権者はどう見るか。神田は反保守の受け皿になれるか。

 【10区】

 7度目の当選を目指す自民前職の山口泰明と3期目にして初の選挙区当選を目指す坂本祐之輔、共産新人の柿沼遥輝が立候補。山口と坂本は3度目の対決となる。

 初当選から7回出馬し、6回当選している経験豊富な山口は「安全、安心の国創り」を掲げ、選挙へ向けて着々と歩を進めている。前々回、前回と維新から立候補して比例復活だった坂本だが、今回は希望からの挑戦。風向きによっては選挙区での当選も見えてくる。34歳の柿沼は若い世代を中心に支持拡大を訴える。(敬称略)

3756チバQ:2017/10/09(月) 17:23:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000013-san-l11
【衆院選 戦いの構図】11区は小泉VS今野の勝者が自民公認 埼玉
10/9(月) 7:55配信 産経新聞
 【11区】

 県内唯一の自民公認が立たない選挙区となった。いずれも無所属前職の小泉龍司、今野智博の当選した方が自民公認となる。希望は県内の立候補予定者で最年少29歳の三角創太、共産は前回に続き、柴岡祐真が立候補する。

 前回、選挙区では小泉が当選している。自民県連が公認に推していた今野は推薦を受けたが、苦しい戦いが予想される。民進から13区で出馬を検討していた三角は“合流”により希望から11区での出馬となり、急ピッチで準備を進めている。柴岡は反保守の受け皿となれるか。

 【12区】

 自民前職の野中厚、希望新人の森田俊和の因縁の対決。共産新人の林秀洋はどこまで票を伸ばせるか。選挙区が5市にまたがっている影響もあり、毎度のように地域性が絡む争いが繰り広げられている。

 選挙区制定以来、大票田である熊谷市で支持されている候補者が当選してきたが、それを破ったのが3選を目指す加須市出身の野中だ。熊谷市で圧倒的な支持を誇る森田は前々回、野中との公認争いで敗れ、無所属で出馬した過去があり、今回は希望から出馬。新党の風で浮動票がどれほど流れるかにもよるが、混戦が予想される。林は2氏にはさまれながらも政権批判を強める党の主張を軸に支持者獲得を目指す。

 【13区】

 自民前職の土屋品子、希望新人の北角嘉幸、社民新人の池田万佐代が立候補。保守系2党に対し、リベラル系の野党共闘が実現し、三つどもえの争い。

 自民で女性活躍推進本部長を務める土屋は「男女共同参画推進法案を作り上げたい」と7選へ意欲を示す。北角は「今の保守が駄目だから新しい保守があった方がよいのではないか」と訴える。「野党共闘」を掲げる共産が候補者を取り下げて、リベラル系野党の思いを託された池田の街頭演説には福島瑞穂副党首が応援に来るなど保守両党に対して正面から対抗する。

 【14区】

 自民前職の三ツ林裕巳、合流に先駆けて民進を離党して希望で北関東ブロック責任者を務める前職の鈴木義弘、鈴木の古巣である維新新人の榛野博、共産新人の苗村京子が立候補し、三者三様の保守と共産という構図だ。

 祖父の時代から続く後援会を受け継いで地盤を固めている三ツ林と、自民・維新・民進と渡り歩き離党して新党発足へ動いた鈴木の3度目の対決。過去2回はいずれも三ツ林が選挙区を制し、鈴木が比例復活している。一方で、鈴木は榛野との「ガチンコ」対決もあり、保守同士で票を食い合う可能性もある。

 【15区】

 前職2人、元職1人、新人2人、4政党と無所属が入り乱れた戦いとなる。過去4度争った自民前職の田中良生と希望元職の高山智司の戦いを軸にどのように票が動くか。

 田中は1度だけ敗れているものの、直近2回は約4万票差をつけて当選。住民の出入りが激しい選挙区だけに油断はできない。高山は新党で巻き返せるか。共産は前回比例単独で当選した梅村早江子を送り込んだ。維新の高橋英明はどこまで票を伸ばせるか。無所属新人の山口節生も出馬を表明している。(敬称略)

3757チバQ:2017/10/09(月) 17:25:30
1区が見つからないけど
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171004-00000030-san-l09
【衆院選】栃木2区は西川氏VS福田氏 激戦今回も
10/4(水) 7:55配信 産経新聞
 全国でも最激戦区の一つ。平成26年の前回は現職閣僚だった西川公也が199票差で福田昭夫に敗れた。3日、公示前で多忙な首相・安倍晋三が応援に入ったことがその証左といえる。

 「私を心配して安倍総理が自らやってきてくださいました。しっかり最後まで頑張り抜きます」。JR氏家駅西口で安倍の横に立った西川はアピールに必死だった。前回は自公で3分の2を確保する追い風の中での惜敗。今回の風向きは定かでないが、追い風でないことは確かで、厳しさを実感している。

 西川、福田、小池一徳が立候補を予定しており、今のところ構図は前回と同じ。キャスティングボートを握る共産の動向が焦点となることは間違いない。福田は機敏に感じ取っている。

 「解散を受けて、まず冒頭、福田代表から決定事項について…」。「いやいや違う違う。幹事長から、幹事長から」。衆院が解散した9月28日、民進県連の緊急幹事会後の記者会見で、いつもは代表として勇んで挨拶する福田はあわてた様子をみせた。新党「希望の党」への公認申請を決めたばかりで、余計な言質を取られたくなかったためだ。その後は立候補予定者の一人として一言述べただけで、記者の質問を振り切り、さっさと会場を後にした。念頭にあったのは、安全保障法制への賛成を踏み絵とする“希望色”を付けられ、共産との連携が遠のくことに違いない。

 共産は「安全保障法制に反対なら一緒にやれる可能性はある」(県委員会幹部)と候補者の取り下げに含みを残しており、福田の後援会関係者は「共産票は大きい。無所属か新党での出馬も検討している」。福田は3日、公認申請していた希望の党の第1次公認から外れた。

 野党が候補者を一本化し、西川対福田の一騎打ちの構図となり、前回の得票率などをそのまま当てはめると、約9千票、福田が上回る計算だ。党内の世論調査の数字を知る自民県連関係者は「共産票が福田に行かなくても厳しい」と明かす。西川は自身に近く、知名度の高い小泉進次郎党筆頭副幹事長らを投入し、なりふり構わず議席奪還を狙う。=敬称略

(楠城泰介)

3758チバQ:2017/10/09(月) 17:26:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171005-00000030-san-l09
【衆院選】栃木・3区 美由紀氏出馬で風雲急
10/5(木) 7:55配信 産経新聞
 「断腸の思いで衆院転出を諦めるという決断に至った」。9月30日夜、新党「希望の党」から衆院栃木3区へのくら替え出馬に意欲を示していた参院議員の渡辺喜美(65)が出馬断念。今月2日には妹の渡辺美由紀が出馬を表明するという目まぐるしい展開に3区の情勢は風雲急を告げている。

 渡辺が立候補を決断したのは1日夜。その日の午後に兄の喜美から要請を受けた。「出馬するからには選挙区で1番を目指したい」。選挙は初挑戦。兄や父の元副総理、美智雄らを身近に見てきたとはいえ、これまで政治とは無縁だった。美智雄からの後援会幹部も驚きを隠さないが、「いろいろな勉強もしてきたし、それに庶民的。(後援会としても)この地域で一番仕事ができる政治家になる自信がある」と期待感を示す。

 一気に鮮明になった自民対希望の対決構図。自民前職の簗和生の陣営では「(渡辺は)これまであまり表舞台には出たことがないが、唯一の女性候補。“渡辺ブランド”も生きており、(簗にとって)厳しい選挙となる」と危機感を募らせる。簗も「他党や他の候補を意識したことがない」としながらも緊張感は高まっている。

 そんな中、両陣営とも後援会の中から「やぐら(選対)が立つのか」と不安が漏れる。簗陣営では体調などで会長ら後援会三役が辞意を表明。留保されたが、事実上動いていない。県議らとの溝も深まり、役員会を全県議が欠席する事態に発展。党本部、県連が仲裁に入り、和解したのが3日で、選挙戦に向けてやっと動き出したのが現状だ。

 一方、渡辺陣営も喜美の独断による日本維新の会の離党、衆院くら替え出馬表明などに古参の後援会幹部が反発。後援会から距離を置き、選対に関わらない幹部も多いという。両陣営ともに選挙態勢の再構築を迫られている。

 簗、渡辺で保守系の票を奪い合う展開になりそうで、候補者がいない民進系の票の行方も注目される。

 共産新人の槙昌三は、首相・安倍晋三の衆院解散の手法について憲法違反の党利党略と批判し、憲法9条死守などを主張の柱に据える。幸福新人の石渡剛は国防強化、憲法9条の改正などを掲げている。=敬称略(伊沢利幸)

3759チバQ:2017/10/09(月) 17:26:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000024-san-l09
【戦いの構図 衆院選2017】4区・5区 自民前職に希望・共産挑む 栃木
10/6(金) 7:55配信 産経新聞
 県南部の衆院栃木4区、5区はいずれも前回圧勝した自民前職に希望と共産の新人が挑む構図。自民前職の陣営は、都知事で党代表の小池百合子を前面に出す希望の勢いを警戒するが、着実に足元を固めて10万票超えを目指す。

 4区は佐藤勉、藤岡隆雄、山崎寿彦と前回と同じ顔ぶれ。佐藤は党国会対策委員長を3期務め、衆院議院運営委員長として天皇退位特例法成立にも貢献。「誰にも負けないノウハウを身に付けている」と自負する。県内でも国道408号などインフラ整備に尽力。「皆さんに分かってもらえる事業」とこれまで表立って成果を主張することは少なかったが、積み上げてきた実績を武器に支持を訴える。

 3日に希望の公認が決まった藤岡は出遅れ感が否めないが、前回の敗戦後も地道に地域を歩いてきた。「非自民の受け皿となる政党が誕生した。政権交代が可能になった」と意気込む。消費増税凍結や情報公開の徹底を訴え、浮動票の取り込みを狙い、街頭活動に力を入れる。山崎は北朝鮮情勢も踏まえ、「核兵器禁止条約」や憲法改正問題で政権批判を強める。反自民票を掘り起こす狙いがある。

 5区は経済再生相で9選を目指す茂木敏充に、大豆生田実、川上均の新人2人が挑む。

 茂木はこれまで6期連続10万票以上を獲得しているが、希望の登場を受け、保守票の分裂に神経をとがらせる。対立候補に比例復活を許して野党に転じた平成21年以来の「厳しい選挙」(選対幹部)と危機感を募らせ、自前の強固な後援組織、自公両党が組織固めに力を入れている。

 大豆生田は足利市長、県議、市議の経歴を生かし、「地域主権、大胆な構造改革」を主張。知名度のある地元足利を中心に佐野、栃木でも草の根で浸透を図り、反自民票の取り込みを急ぐ。

 5度目の挑戦となる川上は「有権者の関心は高い」と手応え。改憲阻止、増税反対、対話による北朝鮮問題の解決などを訴える。=敬称略

(川岸等、斎藤有美)

=おわり

3760チバQ:2017/10/09(月) 17:28:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000043-san-l15
衆院選あす公示 因縁の新潟1区、3回目対決へ
10/9(月) 7:55配信 産経新聞
 22日投開票の衆院選は10日公示される。県内の6選挙区には前職9人、新人5人の計14人が立候補を表明し、既に事実上の選挙戦に突入している。新党「希望の党」の公認候補はいない。共産党が新人を擁立する新潟2区以外の5選挙区では、公明党が推す自民党候補と、共闘態勢を組む野党の統一候補が競う構図となりそうだ。このうち1区で3回目の対決となる自民党前職の石崎徹氏(33)と新党「立憲民主党」の前職、西村智奈美氏(50)の8日の動きを追った。(市川雄二、松崎翼)

                   ◇

 ■自衛隊の存在明確化 石崎氏

 自民の石崎氏は、新潟市中央区を中心に街頭演説などで支持を訴えた。江南区曽野木のイベントに顔を出すなど各地の集会にも参加。「体力勝負」と言いつつ選挙区域を走り回った。

 大型ショッピングセンターが近くにある中央区姥ケ山の市道交差点では、半袖のワイシャツ姿で熱弁を振るった。北朝鮮が弾道ミサイルを発射し続ける中で、市民の命を守るためには自衛隊の存在を明確にすべきだと主張し「自衛隊が必要な方は石崎徹に、憲法違反だからいらないという方は相手候補に」とアピール。教育の無償化や子育て支援の充実なども掲げた。

 拉致被害者の横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=との再会を誓うチャリティーコンサートでは、会場の同区一番堀通町の県民会館で、一騎打ちとなる見込みの立民の西村氏と鉢合わせ。あいさつでは「自衛隊を否定するような野党に負けるわけにいかない。拉致問題の解決が遅れてしまう」と述べ、同席した西村氏を牽制(けんせい)した。

 立民候補との戦いに、石崎氏は「危機感は変わらないが中間層に訴えやすくなった」と報道陣に語った。

                   ◇

 ■子育て経験を国政に 西村氏

 立憲民主党の西村氏はこの日、新潟市東区や中央区で開かれたイベントや支持者らの集会に足を運び、枝野幸男氏が代表を務める立民からの出馬に踏み切る思いなどを訴えた。

 東区石山団地の拠点施設「シルバーピア石山」では、集まった有権者らに「いよいよ10日から総選挙。思い切って民進党を離党して、自分自身の信念を通せる立憲民主党から立候補することにした」と新党への参加に理解を求めた。

 その上で「子供が昨年生まれ、もうすぐ11カ月。子育てをしながら一生懸命、国政を頑張りたい」とアピールし、子育て経験を国政にも生かしたいとした。

 横田めぐみさんのチャリティーコンサートでは「日本にとって拉致、核、ミサイルという北朝鮮に関する3つの問題を包括的に解決することが課題だが、中でも一番は拉致だ」と強調。「めぐみさんが一日も早く家族と再会を果たせるように取り組む」と話した。

 このほか、東区プラザでの「秋のおどり」や、中央区で開かれた「バザー&フェスタ」「万代グルメストリート」などのイベントにも精力的に顔を出した。

3761チバQ:2017/10/09(月) 17:29:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000007-san-l20
【衆院選・対決の構図】長野4区 寺島氏“国替え”で三つどもえ
10/7(土) 7:55配信 産経新聞
 新党「希望の党」元職の寺島義幸が、地盤の3区から選挙区替えで出馬することになり、共産党が模索していた民進党などとの「野党共闘」路線は破綻。自民前職の後藤茂之と共産新人の毛利栄子による「一騎打ち」の構図が一転し、三つどもえの選挙戦になりそうだ。

 寺島は、落選すれば「引退」という、政治生命をかけた戦い。選挙区替えに当たり、周囲には慎重論を唱える向きもあったが、「けじめをつけたい」と押し切り、背水の陣で臨む。

 4区は共産党が「必勝区」の一つに位置づけ、「野党共闘」路線を呼びかけていた。だが、民進党の有力支援組織である連合長野は一貫して拒否の姿勢をみせ、独自候補の擁立にこだわった経緯がある。

 このため、連合長野の全面支援を受けるとともに、本来の地盤である3区の支援者のつてを生かし、組織固めを推進。希望に期待する無党派層の支持取り込みにも全力を挙げる。

 後藤は、衆院解散から公示までの期間が短い短期決戦だとして、後援会の支部ごとに支援組織の引き締めを図る。若い世代の会合にも足を運び、幅広い年齢層からの支持獲得を狙う。

 陣営の一部には、「野党共闘」路線にきしみが生じていたため、支援態勢が不完全な状態で毛利が出馬することに期待があった。だが、寺島が出馬したことで、危機感を募らせる。

 政調副会長として、党の重要政策に関与してきた実績を訴え、北朝鮮情勢の危機に対処できるのは政権党たる自民党だとアピールする考えだ。

 毛利は、市民団体や社民党との連携を図ると同時に、県議時代に築いた支援組織を引き締め、市民共闘の実現を目指す。街頭演説やミニ集会を精力的にこなし、安倍晋三首相の政権運営に対する批判票の「受け皿」として、支持獲得に躍起となっている。(敬称略)

3762チバQ:2017/10/09(月) 17:30:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171005-00000005-san-l20
【衆院選】長野2区、野党共闘破綻で深まる混迷
10/5(木) 7:55配信 産経新聞
 自民前職の務台俊介と新党「希望の党」元職の下条みつは4回目の対決となる。共産新人の清沢達也は、前回選挙に引き続き挑戦。維新新人の手塚大輔は、初めて国政選挙に挑む。民進、共産両党などの「野党共闘」路線は破綻。務台と下条のせめぎ合いになりそうだ。

 務台は、自らの失言で内閣政務官を辞任して以降、後援会や選挙区内の党員宛てに謝罪文を配布したり、直接出向き頭を下げたりして、「汚名返上」に全力を挙げてきた。

 衆院解散後も選挙事務所を早期に立ち上げ、ミニ集会を積極的にこなすなど、活発な活動を展開し、懸命に支持を訴える。

 ただ、年配や女性の有権者には厳しい声があり、選挙戦への影響を完全にぬぐい去る状況には至っていない。地元の保守層の支持獲得に全力を挙げている。

 下条もミニ集会を重ね、地域の行事に頻繁に顔を出す。憲法改正問題や組織犯罪処罰法の改正問題などで共産系市民団体の会合にも出席し、「野党共闘」路線を推進してきた。

 下条は平成21年の「政権交代」選挙では15万台を得票。だがその後2回の選挙では、務台に約2万8千、約1万2千の票差で敗れている。

 希望公認で出馬することになり、共闘路線は破綻。無党派層の支持が集まるとの見方は強い。一方で過去の失言や秘書への振る舞いなどの影響を懸念する向きもある。

 清沢も下条とともに「野党共闘」の必要性を強調してきた。下条が希望で出馬することになり、街頭演説などで「市民と野党の共同」を唱え、「安倍1強」政治に終止符を打つと訴えている。

 手塚は、無党派層の支持獲得を念頭に、自民、民進両党の批判票を取り込む戦略を描いていた。民進党が希望に合流することで、戦略の練り直しを迫られる。(敬称略)

3763チバQ:2017/10/09(月) 17:55:32
さきたまさん、こちらにも貼らせてください。
>>3741
3624 名無しさん 2017/10/09(月) 17:14:10
>>3622
〔比例代表〕
【北海道】 
山崎摩耶=元…09比例北海道(単独下位)当選、12北海道12落選
【東北】 
山崎誠=元…09比例南関東(神奈川8)当選、12神奈川7落選
阿久津幸彦=元…東京24・比例東京当選3回
梶護=新
【北関東】
堀越啓仁=新…16参院選群馬落選
大河原雅子=新…07参院選東京当選、13参院選東京落選、16参院選比例落選
高木錬太郎=新…(たぶん)07埼玉県議選落選、元枝野秘書
【北陸信越】
松平浩一=新
山本和嘉子=新
【東海】 
松田功=新…北名古屋市議?
【近畿】
塩見俊次=新…元奈良医師連会長(11奈良知事選落選)?
【中国】
秋葉忠利=元…衆院当選3回、広島市長3期
【四国】
武内則男=新…07参院選高知当選、13参院選高知落選、14高知2落選
【九州】
仲間昌信=新…金武町議、民進党沖縄県連前代表
藤田一枝=元…福岡3当選2回

3764岡山1区民:2017/10/09(月) 18:28:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000048-jij-pol
比例名簿発表ずれ込み=希望・公明【17衆院選】
10/9(月) 18:23配信 時事通信
 希望の党と公明党は9日、衆院選(10日公示―22日投開票)比例代表の候補者名簿について、9日中の発表を見送った。公示前日までに順位を含めて発表するのが慣例だが、最終調整が続いているとみられる。両党の名簿発表は、立候補受け付けが始まる10日朝となる。
 希望関係者によると、同党は比例単独候補を30人以上擁立する方針で、小選挙区と合わせた候補者は衆院定数(465)の過半数の233人以上となる見通しだ。

希望はともかく公明が揉める理由って何だろうか?

3765とはずがたり:2017/10/09(月) 18:36:18
>>3764
不祥事絡みですかね〜??>公明が揉める理由って何だろうか?

3766チバQ:2017/10/09(月) 18:45:30
>>3717
解散時勢力→
自民288→280
民進088→007
公明035→035
共産021→021
維新015→014
希望011→056
社民002→002
自由002→000
無所010→037


民進7人は引退組
>>3428参照
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、鈴木克昌、川端達夫、高木義明
*中根康浩は希望比例単独

希望56名の内訳
■都民ファースト(?)
若狭勝
■無所属
野間健
■自民離党
福田峰之
■民進早期離党組8名
細野豪志 松原仁 笠浩史 長島昭久 
後藤祐一 鈴木義弘 木内孝胤 横山博幸
↑までが解散時「11名」のメンバー
■維新離党
小沢鋭仁
■民進離党組 44人となる計算だけど数合わず。中根をカウントしてない?
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介
小熊慎司、吉田泉、福島伸享、宮崎岳志、石関貴史
武正公一、大島敦、小宮山泰子、坂本祐之輔、田嶋要
太田和美、奥野総一郎、本村賢太郎、神山洋介、井出庸生
今井雅人、渡辺周、古川元久、牧義夫、岡本充功
古本伸一郎、大西健介、田島一成、泉健太、北神圭朗
山井和則、井坂信彦、馬淵澄夫、岸本周平、津村啓介
柚木道義、小川淳也、玉木雄一郎、緒方林太郎、大串博志、
松野頼久、吉良州司、寺田学、中根康浩、柿沢未途
は解散時には民進所属だった模様なのでここに加える必要あり
*原口一博が無所属出馬のため削除

3767とはずがたり:2017/10/09(月) 19:02:06
>>3662
却って判らなくなった・・orz

民社共棲み分け…249

競合区は以下の27選挙区

福島(2)
▲社共競合…4・5
群馬(1)
▲社共競合…5
千葉(4)
●民共競合区…2・7・13+▲社共競合区…12
東京(9)
●4・8・10・11・13・19・22・24・25
神奈川(1)
●民共…2
山梨(1)
●民共…2
静岡(2)
●民共…1,7
愛知(1)
▲社共…6
大阪(4)
●民共…1・5・8・13
島根(1)
▲社共…2
福岡(1)
●民共…1

棲み分け(249)と競合(27)以外は289-249-27=13選挙区

無所属一本化(14)
福島1
岩手3
宮城2
長野1
新潟3,4,5,6
岐阜1
三重1,2
滋賀2(希望は別に出る)
高知2
佐賀1

希望に配慮(3)
岩手2
香川1
熊本1

むう。。
希望に配慮して擁立回避の選挙区も一本化選挙区249の中に含んでいて,滋賀2も民共社一本化選挙区にカウントしてあるってことかね?

3768名無しさん:2017/10/09(月) 19:11:14

群馬1区・自民前職のベテラン佐田玄一郎氏が出馬断念 政界引退は否定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000510-san-pol

群馬1区・自民前職のベテラン佐田玄一郎氏が出馬断念 政界引退は否定
10/9(月) 18:48配信
コメント
産経新聞
群馬1区・自民前職のベテラン佐田玄一郎氏が出馬断念 政界引退は否定
今回の衆院選への出馬を断念し、前橋市内で記者会見した佐田玄一郎氏=9日、前橋市内(写真:産経新聞)
 群馬1区の自民前職、佐田玄一郎氏が9日夕、前橋市内で会見し、10日公示の衆院選への出馬を見送ることを明らかにした。「厳しい選挙戦で、保守が分裂していては相手を利することになる」と語り、今回は断念したという。政界引退は否定し、「次のチャンスを探りたい」と説明した。

 1区の自民は比例北関東の前職、尾身朝子氏の公認が決まっており、佐田氏は比例での出馬を模索していた。「党幹部と会うなど、最後の最後まで調整してきた」と述べたが、比例公認の報告も受けておらず「ぎりぎりの苦渋の決断」で出馬を断念した。

 佐田氏は会見に先立ち同日午後3時から後援会役員会を開催、出馬断念の意向を報告。無所属での出馬を求める声もあったという。「その選択肢もあったが、保守が分裂してはいけない」と最終判断を下した。

 佐田氏は1区の公認について「支部長だから当然公認を取れると思っていた。私は1区を誰よりも愛している」と述べ、公認が取れなかった原因については「わからない。さまざまな調査がされているのではないか。よくわかりません」と話した。今回は自民候補を応援するといい、今後については「後援会の方々と決めていく」という。

 佐田氏は平成2年に初当選、9期務めたベテラン。ただ、週刊誌に2度にわたって女性問題を報じられたことから地元が反発。県連は選考委員会を設置した上で、公認推薦を佐田氏から尾身氏に振り替えた

3769チバQ:2017/10/09(月) 19:15:29
>>3742
そーいえば、ソースが見つからないけど・・・
とりあえず。


【北海道】
青木和子 
三好新治 三谷光男(広島5民主)の出納責任者をやってた模様
【東北】
宇佐美登(元) 元さきがけ。いわき市長選落選など
高松和夫(元) 秋田県議。09比例下位当選 12未来落選
寺田学(前)  民進代議士 秋田1区候補者調整の結果コスタリカ (4年後には希望の党残ってないだろうけど)
【北関東】
石川隆美 行田市視聴覚ライブラリー館長?
永井弥生 >>2667漏れリストで出てきた人 群馬大学医学部准教授・医師
並木正芳(元)  埼玉8区から9区に国替えを図るも民進候補者調整で比例へ。かなり不運の人ですよね。
山下宗 八丈町議会議 都議選:都民ファースト公認で唯一の落選者
【南関東】
秋山岳久
内山正樹
【東京】 
石飛香織 フリーアナウンサー
伊藤正樹 東京17区民進から出馬予定 候補者調整の結果
栗山由美
黒川公美
小泉俊明(元) >>2923>>2952 茨城の流浪の人
須田玲子
竹内今日生 12みんな落選(福岡1)
竹田光明(元) 東京20区民進から出馬予定 候補者調整の結果
田淵正文 京都3区補選出馬落選(無所属
羽田次郎 羽田孜次男 2011年世田谷区議選落選
森村廣 大阪9民進から出馬予定 維新との調整結果
【北陸信越】
三枝英彦、
宮澤隆仁(元) 12維新比例復活 14次世代落選(長野1) 
吉田治(元) 大阪4民進から出馬予定 維新との調整結果
【東海】
中瀬博之 津島市議
中根康浩(元) 前の間違い。愛知12区→比例単独。愛知7区出馬を断った>>3469
【近畿】
請田修一 医師
大澤千恵子 摂津市議
白石純子 09国民新落選(大阪13) 12未来の党落選(千葉6) 
樽床伸二(元)、 民主離党 大阪12区
野中幸市 12民主落選(広島1)
【中国】
山口克也 >>2644 大阪7区で出馬模索
【四国】
藤岡佳代子 2016年新党改革比例から出馬。2065票獲得し落選
鎌江一平
【九州】
中山成彬(元) 日本こころなど・・・
並木浩一
森田俊文 福岡県那珂川町 町議

3770チバQ:2017/10/09(月) 19:31:10
保守分裂区

■茨城7区
非公認 中村喜四郎
公認  永岡桂子

■埼玉4区
非公認 豊田真由子  (不祥事)
公認  穂坂泰    (市議)

■埼玉11区
    小泉龍司
推薦  今野智博

■神奈川4区
    浅尾慶一郎   (みんなから流れ着いた結果)
公認  山本朋広

■山梨2区
    長崎幸太郎
推薦  堀内詔子

■京都5区
公認  本田太郎    (府議)
    中山泰     (元京丹後市長 野中系)

■大阪13区 >>3566
公認  宗清皇一
    西野弘一    (次世代系)

■岡山3区
    阿部俊子
    平沼正二郎   (平沼次男)

■熊本2区
公認  野田毅
    西野大亮     林田彪が支援>>3477

■鹿児島2区 >>2301>>2507など
公認  金子万寿夫
    林健二


>>2814
福島 5 坂本竜太郎 吉野正芳
新潟 4 栗原洋志 金子恵美
滋賀 4 武藤貴也 小寺裕雄
は出馬断念
愛媛 4 桜内文城 山本公一
は桜内が希望から出馬

3771チバQ:2017/10/09(月) 19:44:55

■自民比例単独
宮川典子 山梨コスタリカ 次回は中谷真一
山本拓  福井5増5減
福山守  徳島5増5減
福井照  高知5増5減
今村雅弘 佐賀5増5減  前回は比例下位だった

江渡聡徳 青森コスタリカ 次回は津島淳
橋本英教 岩手6減    (比例下位?)
奥野信亮 奈良6減
園田博之 熊本6減
宮路拓馬 鹿児島6減
嶋田幸司 三重6減    (新人 比例下位?)


■前回比例下位当選
北関東
尾身朝子 群馬1区へ
木村弥生 京都3区へ

東京
鈴木隼人 東京10区へ
前川恵 17年公認されず
若狭勝  東京10区補選当選→希望の党へ
赤枝恒雄 17年公認されず
田畑毅  愛知2区へ

北信越
助田重義 17年公認済

中国
新谷正義 広島4区へ
池田道孝 17年公認済 
古田圭一 17年公認されず

九州
今村雅弘 17年公認済

3772チバQ:2017/10/09(月) 19:46:49
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171009-567-OYT1T50037.html
過半数擁立焦る希望、支持伸び悩む…小池氏迷走
17:30読売新聞

過半数擁立焦る希望、支持伸び悩む…小池氏迷走
読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
 希望の党は、衆院選で過半数となる233人以上の候補者擁立を急いでいる。

 小池代表(東京都知事)は政権獲得を目標に掲げたものの、8日時点では約200人にとどまっており、仮に全員が当選しても単独で政権を獲得することができない。世論の支持も伸び悩んでおり、小池氏の戦略は迷走気味だ。

 「今、最後の努力をしている。政権を目指すということは、一つの目標だ」

 小池氏は8日の日本記者クラブでの党首討論会で、衆院選の目標や選挙後の首相指名候補について、歯切れの悪い答えに終始した。同日のNHK番組でも目標議席を問われ、「鋭意精査をしつつ最善の努力をする」と明言を避けた。

 小池氏は9月25日に希望の結党と代表就任を発表し、与党内には「自民党が惨敗した東京都議選の再現になりかねない」(自民党都連幹部)と警戒感が広がった。

 だが、民進党との合流を巡って混乱が続き、反発した民進党前議員らが立憲民主党を結成するなど小池氏にとって誤算が続いた。読売新聞社の全国世論調査でも、支持が伸び悩んでいる。

 政権選択選挙という構図が薄れたことで、首相指名を巡る小池氏の姿勢も揺れている。8日の党首討論会では、自民党と連立政権を組む「大連立」の可能性を問われ、「しっかり戦い抜くというのがまずあって、その結果としての判断だ」と述べ、含みを残した。自民党内では「小池氏は思うように支持が伸びず、焦っているのだろう」(幹部)と冷ややかな見方が出ている。

 立憲民主党も、小池氏と距離を置いている。枝野代表は8日のフジテレビの番組で、自民党や希望の党はいずれも理念、政策が異なるとして、他党の候補への首相指名選挙での投票を否定した。

 これに対し、自民、公明両党は、与党での過半数維持を目標に掲げている。首相は日本記者クラブの党首討論会で、「私が自民党総裁として、過半数を取れば首班指名(首相指名)を受ける候補として出る」と述べた。

 与党の解散時勢力は自民党287、公明党35の計322議席。今回の衆院選は定数10減で行われるため単純比較はできないが、90議席減らさない限り、過半数は維持できる。自民党内では「勝敗ラインが低すぎる」(閣僚経験者)との声がもっぱらだ。党内では「30議席減程度なら続投だ。来年の党総裁選で首相の連続3選への流れも強まるだろう」(幹部)との見方が出ている。

3773チバQ:2017/10/09(月) 19:50:23
>>3193衆院選2017>決戦の構図 1区 自民が強固な支持基盤 /広島
>>3627<衆院選2017>決戦の構図 2区 自民と希望、対決軸に /広島
>>3491<衆院選2017>決戦の構図 3区 自民牙城に新人続々 /広島

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk34010577000c.html
<衆院選2017>決戦の構図 5区 3氏争い、市長選も影響 /広島
10月07日 00:00毎日新聞

 自民前職に希望の党と共産の2新人が挑む広島5区で、有権者の7割以上を占める呉市は、市長選投開票が来月12日に控える。市長選に自民推薦を受けて出馬予定の現職市長が自民候補の応援に走り、別の市長選立候補予定者が希望との連携を決めた。さながら「市長選の代理戦争」の様相を呈している。

 「お力を頂戴して再度持ち上げてやっていただきたい」。5日朝、呉市中心部の商店街に設けた事務所の開所式で、自民前職の寺田稔氏(59)が声を張り上げた。200人近い支援者を前に頭を下げると、最前列の小村和年市長(70)は大きな拍手を送った。3時間後、寺田氏は同じ通りにある小村氏の事務所開きで拍手を送り蜜月ぶりをアピールした。

 当選4回。自衛隊お膝元の選出議員として、防衛政務官や党国防部会長の実績を掲げる。前回選では企業・団体から100以上の推薦を取り付けた。寺田氏陣営は「10万票」超えを目指すが、市長選を巡り、寺田氏の後援会内部が現職の小村氏支持と無所属新人で元造幣局理事長の新原芳明氏(67)支持で分裂。衆院選への影響を懸念する声もある。

 希望の新人、橋本琴絵氏(28)は、希望で最年少の公認候補。公認決定の3日夜に呉に入り、5日は呉駅前で初の街頭演説に立った。政治経験の無い橋本氏の隣には、市長選に立候補を予定する元衆院議員の三谷光男氏(58)が「指導役」として並んだ。三谷氏は寺田氏と幾度も衆院選を戦い、09年には寺田氏を破って当選した。

 三谷氏の陣営幹部によると、約1週間前に希望の細野豪志元環境相(46)から三谷氏に電話があり、「橋本氏を支えてやってほしい」と支援を要請されたという。三谷氏は「市長選に勝つためにも、全面支援しようと思った」と明かす。事務所や選挙用品の提供だけでなく、三谷氏のスタッフも橋本氏の支援に専念する。

 共産新人の尾崎光氏(64)は反保守票の取り込みに力を入れる。「希望は自民の補完勢力」と切り捨て、消費増税中止や護憲を訴える。「反自民票の取り込みが私の使命。希望の出馬で票が減るとは思わない」と話す。【山田尚弘】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇予想される主な立候補者

寺田稔 59 [元]副内閣相 (4)自前

橋本琴絵 28 会社員 希新

尾崎光 64 党地区委員長 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2014年開票結果

当 95526 寺田稔 自前

  27406 尾崎光 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2012年開票結果

当 99842 寺田稔 自元

  49356 三谷光男 民前

   9126 尾崎光 共新

3774チバQ:2017/10/09(月) 19:50:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk34010413000c.html
<衆院選2017>決戦の構図 7区 自民と新人、三つどもえ /広島
00:00毎日新聞

 自民前職の小林史明氏(34)に希望新人の佐藤広典氏(41)、共産新人の重村幸司氏(66)が挑む。2014年の前回選、12年の前々回はいずれも、旧次世代、旧維新といったその時の「新風」が吹き込み、4候補の争いだった。三つどもえの構図となるのは09年以来8年ぶり。

 小林氏は09年衆院選で議席を失った宮沢洋一氏の参院転出に伴い、公募で公認を射止め、12年に初当選。2期目の前回選では得票を10万票台に乗せ、今年8月には総務・内閣政務官に就任した。「1票1票を集めることが国政でも影響力を増す」と実感したという。毎週末には福山に戻り、常在戦場で構えてきた。経済成長の浸透や、子育て環境のさらなる充実を訴える。

 希望が一次公認を発表した3日。佐藤氏はほっとした表情で報道陣の取材に応じた。「小池百合子代表から受ける最大のメッセージは安倍政権を倒すことだ」。小学校まで福山で育ち、松下政経塾を経て都議を2期務めた。15年に旧民主党の公認候補となり1年半、知名度の浸透に努めた。連合などからの支援を受け、年金、教育、労働環境を重点的に訴える。

 「前原誠司(民進)代表の行為は裏切りだ」。民進の「解党」に、共闘も視野にあった重村陣営幹部は戸惑う。重村氏は、白いワイシャツにジーンズ姿で市内を巡る。「安倍政権の暴走に必ずストップを掛けたい」と力を込める。【松井勇人】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇予想される主な立候補者

小林史明 34 総務政務官 (2)自 前

佐藤広典 41 [元]都議 希 新

重村幸司 66 党県委員 共 新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2014年開票結果

当 101809 小林史明 自前

   40000 村田享子 民新

   18186 坂元大輔 次前

   14811 小浜一輝 共新

----------------

 ◇2012年開票結果

当 93491 小林史明 自新

  52543 和田隆志 民前

比 38919 坂元大輔 維新

  11777 神原卓志 共新

3775チバQ:2017/10/09(月) 19:52:23
>>3493<2017衆院選>決戦の構図 1区、2区 /京都
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk26010278000c.html
<2017衆院選>決戦の構図 5区、6区 /京都
10月08日 00:00毎日新聞

 (文中敬称略)

 ◆5区

 ◇谷垣氏引退、5新人が激戦 各氏、知名度浸透図る

 いずれも新人で、自民の本田太郎、希望の井上一徳、共産の山内健、無所属の中山泰と鈴木麻理子の5人が立候補を予定している。1983年から12回連続当選した谷垣禎一・自民前幹事長の政界引退で、激しい戦いが予想される。

 本田は9月に府連の選考委員会で擁立が決まった。宮津市・与謝郡選挙区で府議に初当選してまだ2年半。特に中丹地域での知名度不足を補うため、あいさつ回りを続ける。

 井上は小池百合子・東京都知事が国家安全保障問題担当の首相補佐官だった際に担当官を務めた。防衛省を9月末に退職し、出身地・舞鶴市などで有権者への浸透を図る。

 2014年に続く出馬となった山内は街頭宣伝などで安倍政権を強く批判。消費増税や原発再稼働の反対を強く訴え、共産支持層のほか無党派層にもアピールする。

 中山は自民党員だが、府連の候補選考の手続きに異議を唱えて出馬を表明した。京丹後市長3期12年の実績を強調。「地方から日本創生」の再構築を訴えている。

 鈴木は自由公認で出馬予定だったが、党が今回、公認候補を出さない方針となったため、無所属での出馬を決意した。消費増税凍結、原発再稼働反対、雇用創出などを掲げる。

 ◆6区

 ◇自・希・共対決、同じ顔ぶれ 前職2人に新人挑む

 自民前職の安藤裕、希望前職の山井和則、共産新人の上條亮一が出馬を表明している。前回と全く同じ顔ぶれで、2人の前職に新人が挑む構図になりそうだ。

 安藤は2度続けて選挙区で敗れ、比例で復活。今回は選挙区内を地道に回りながら新しい後援会作りにも努め、「三度目の正直」を狙う。中央では2回生議員の勉強会を主宰し、安倍首相にデフレ脱却の政策を提言した。選挙戦では安定政権の継続と外交・安保、積極財政の重要性をアピールする。

 旧民主政権時代に厚労政務官、民進党で国対委員長を務めた山井は、前々回、前回と旧民主党への逆風をはねのけた。7選を目指す今回もこまめに地元に入り、早朝の駅立ち、支持者へのあいさつ回りを精力的にこなす。政党は変わっても「福祉の山井」は変わらないと強調、社会保障の充実を訴える。

 上條は府学生自治会連合書記次長、日本科学者会議会員として学費や就職難の問題、反原発などに取り組んできた。今回が3度目の挑戦。連日の街宣活動で北陸新幹線より暮らし優先の政策、安保法制廃止、原発ゼロなどを訴え、従来の支持者に加えて他党を支持してきたリベラル層の取り込みを図る。【富永浩三】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇5区予想される顔ぶれ

本田太郎 43 自新

井上一徳 55 希新

山内健 49 共新

中山泰 57 無新

鈴木麻理子 33 無新

 ▽14年衆院選得票数

◎ 76733 谷垣禎一 自前

  39178 小原舞 民元

  19558 山内健 共新

 ※「◎」は小選挙区の当選者。所属政党などは当時

………………………………………………………………………………………………………

 ◇6区予想される顔ぶれ

安藤裕 52 (2)自前

山井和則 55 (6)希前

上條亮一 31 共新

 ▽14年衆院選得票数

◎ 102030 山井和則 民前

○  94736 安藤裕 自前

   33690 上條亮一 共新

 ※「◎」は小選挙区、「○」は比例復活の当選者。所属政党などは当時

〔京都版〕

3776チバQ:2017/10/09(月) 19:54:06
>>3351<決戦の秋・衆院選の構図2017>2区 鍵を握る諫早票 /長崎
>>3492<決戦の秋・衆院選の構図2017>3区 現職の壁に挑む2新人 /長崎

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk42010322000c.html
<決戦の秋・衆院選の構図2017>4区 希望公認で「護憲」離れ /長崎
10月07日 00:00毎日新聞

 「私は運動会で1等賞にならないといけないけど、逆風が吹いている」。先月30日、佐世保市内であった住宅関連企業の運動会で、自民党前職の北村誠吾氏(70)は開会前のグラウンド入り口で頭を下げ続けた。逆風の源は小池百合子代表率いる希望の党だ。70代で戦う初の衆院選を控え「80歳まで頑張る」とあいさつ。壇上で公明党県議と握手し共闘をアピールした。

 北村氏の強みは6期の実績にある。2日の事務所開きには、佐世保市の朝長則男市長ら選挙区内の首長が集結。中村法道知事も支援を呼びかけた。

 選挙戦では農協や企業が集票の柱になる。2区から4区に編入された西海市には先月30日に入り、大島造船所のバーベキュー祭りに招かれた。「政策が急変すると困るから現職支持」と同社相談役。6000人を超える人出を前に、取締役は北村氏に続いてマイクを握り「北村さんを応援しまーす」と宣言した。

 希望の勢いは4区に及ぶのか。北村氏を応援する佐世保市議は、前回4区から生活の党公認で出馬した新人の3区転出に加え、「自民と考え方が近い希望」に保守票が流れることを警戒。ただ、希望が憲法改正を容認する反作用で「社民党が浮いている」と宮島氏の支持基盤が揺れていることを見透かした。

 「あなたがどうするかですよ」。民進党から希望への転身を考えていた元職の宮島大典氏(54)は先月28日、選対準備会で社民支持の佐世保地区労幹部に問いかけられた。

 これまでの選挙戦では、旧総評系の佐世保地区労など労働3団体が結束して宮島氏を支援してきた。だが、地区労と社民にとって改憲反対と安全保障法制廃止は譲れぬ一線で、どちらも容認する希望は「自民と変わらず、推せない」(吉村庄二社民県連代表)。それでも宮島氏は3日、希望の公認を受けた。幹部は「希望に行くということは地区労と袂(たもと)を分かつということだ」と突き放す。

 しかし、小池氏率いる都民ファーストの都議選大勝を受け「自民でも民進でもないところを探している有権者は確実にいる」と考えていた宮島氏にとって、資金面から無所属は選択肢になく、「逡巡(しゅんじゅん)してもしょうがない」と希望を選んだのが実情だった。

 期待するのが投票率のアップ。北村氏と過去5回戦って唯一白星を上げた2009年の政権交代選挙では、14年の前回より19ポイント高い71%だった。希望の看板で再び政権交代を訴え、失う護憲票以上に集票できるか。宮島後援会の野口日朗会長が期待を込めて言う。「地方に、どんな風が吹くかだ」

 一方、宮島氏から地区労と社民が離れる情勢に、護憲と安保法制の廃止を掲げる共産党新人の石川悟氏(64)は「受け皿」を期待。「憲法を守るのは私だけ」と街頭演説に力を入れる。【峰下喜之】=おわり

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 ■立候補予定者■

 =敬称略

北村誠吾 70 自前(6)

宮島大典 54 希元

石川悟 64 共新

〔長崎版〕

3777チバQ:2017/10/09(月) 19:56:39
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk46010151000c.html
<対決の構図>2017衆院選鹿児島/上 注目の候補予定者 1区、自民前職に3人挑む/2区、自民は分裂選挙へ /鹿児島
10月08日 00:00毎日新聞

 ◇1区

 14選を目指す自民党前職の保岡興治氏に、元職2人、新人1人の計3人が挑む見通し。

 「政策を実行できる体制こそが大事で、民主党の悪夢を再現してはならない」。先月30日、鹿児島市上谷口町の松元公民館で開いた国政報告会で、保岡氏は約60人を前に訴えた。区割り変更で、松元地区など鹿児島市の一部が新たに選挙区に加わったが、個人演説会や企業回りなどで確実に支持を固める戦術は変わらない。党の憲法改正推進本部長も務める保岡氏。「今ほど国際的に安定した政治基盤とリーダーシップを必要とする時はない」と安倍晋三政権の継続を主張する。

 元職の川内博史氏は、民進党が希望の党に合流したことを受け、立憲民主党からの出馬を2日に表明。「この選挙は安倍さんのためでも、小池(百合子)さんのためでもない」と強調し、「民主主義、立憲主義を大事にしながら国民の意見を吸い上げるボトムアップ型の政治を実現する」と力を込める。連合鹿児島の労組票に加え、1区で独自候補を取り下げた共産票や浮動票の取り込みも目指す。

 「政治家が身を削って生み出した税金を、住民サービスや次世代にしっかり投資する」。日本維新の会元職の山之内毅氏は、5日に鹿児島市を訪問した会の馬場伸幸・党幹事長と並び、消費増税凍結を訴えた。1区では最年少候補という若さと、団体などの推薦を受けない「しがらみのない政治」をアピールし、保守層の票獲得に力を入れる。

 無所属新人の宮崎一博氏は税理士の経験を生かし、「地方創生ができるのは自分だけ。新しい時代に向けた税制を再構築する」と訴える。【杣谷健太】

 ◇2区

 自民党前職の金子万寿夫氏に希望の党、共産党、無所属の新人3氏が挑む。無所属の林健二氏は元自民党県議で、自民は分裂選挙になる見通しだ。

 林氏は、衆院解散直前に出馬表明。同郷の金子氏を「奄美で混乱を招いたり、政治的な対立を生み出すような言動を続けた」と批判し、世代交代などを訴える。医療法人「徳洲会」グループの選挙違反事件を受け辞職した徳田毅・元衆院議員も会見に同席し支援を表明。林氏は自民を離党し、選挙戦に臨む。

 一方の金子氏は、9月30日に鹿児島市であった事務所開きで「大人の対応をとり、いさかいの要素にしない選挙にしたい」と淡々と受け止め、分裂による選挙戦への影響を否定する。県農政連や県医師連盟など友好団体の推薦を取り付け、「安倍政権の政策は、確実に経済効果を生み出した。地方創生を県内のすみずみにまで実現する」と、現政権の継続を訴える。

 民進党から立候補すの見通しだった斎藤佳代氏は一転、希望の党からの出馬が決まった。知名度アップを図ろうと、精力的に各地を回る。めまぐるしい野党再編の動きに、陣営側は「選挙準備に影響がなかったとは言えないが、これまで表立って自公政権を批判できずにいた層を取り込める」と期待を込める。

 共産党の祝迫光治氏は「希望の党は自民の補完勢力に過ぎない」と一蹴。「護憲勢力として安倍政権の退場を迫る」と息巻き、社民支持層への食い込みも目指す。【田中韻】

    ◇   ◇

 衆院選は10日の公示に向け、立候補予定者たちが事実上の選挙戦を繰り広げている。各選挙区の構図を紹介する。

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 ◇1区

保岡興治 78 自前(13)

山之内毅 35 維元(1)

川内博史 55 立元(5)

宮崎一博 57 無新

 ◇2区

金子万寿夫 70 自前(2)

斎藤佳代 38 希新

祝迫光治 74 共新

林健二 40 無新

 ◇顔ぶれの見方

 氏名▽年齢▽党派▽前職・元職・新人▽当選回数--の順。公示までに顔ぶれは変わる可能性がある。

3778チバQ:2017/10/09(月) 19:57:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk46010240000c.html
<対決の構図>2017衆院選鹿児島/下 注目の候補予定者 3区、新区への浸透で激戦/4区、自民前職に社民挑む /鹿児島
00:00毎日新聞

 ◇3区

 区割り変更に伴い、自民党の小里泰弘氏、希望の党の野間健氏の前職2人がぶつかり、共産党新人の山口勇太氏も出馬する。霧島市を除く旧4区と日置市以北の旧3区が新選挙区で、前職2人が旧区の地盤を守りつつ、新区への浸透を競う激戦が予想される。

 拠点の霧島市を失った小里氏だが、後援会長にかつて野間氏を支えた岩切秀雄・薩摩川内市長を担ぎ出し、最も有権者の多い同市の集票に力を入れる。前回、市内は野間氏が約3万票を得て、自民候補を圧倒した。解散後、小里氏は市内で国政報告会を相次いで開き、「1990年代の新党ブームや民主党政権後、もたらされたのは混乱と経済停滞」と新党批判。後援会幹部は「同市で五分に戦い、旧4区で圧倒する」と票をはじく。

 前回無所属だった野間氏は、希望から選挙戦に臨む。伊佐市など旧4区で国政報告会を開き、会場に党代表の小池百合子・東京都知事の大きなポスターを掲示。「安倍晋三政権の閣僚は世襲政治家ばかり」と自民を皮肉り、前哨戦から火花を飛ばす。旧3区時代に秘書を務めた故松下忠洋・元金融相の保守層の支持を引き継ぎつつ、連合の推薦も受けて労組票も取り込む。後援会幹部は「与党の圧力をはね返し、風を起こす」と力を込める。

 改憲を掲げる両党に対し、共産の山口氏は「唯一の護憲候補」と強調し、「働き盛り世代の要求を形にしたい」と若年層にもアピールしている。【降旗英峰】

 ◇4区

 県内小選挙区の区割り見直しで、旧5区に旧4区の一部、霧島市が加わった4区。強固な保守地盤を背景に連続5回当選の自民党前職、森山裕氏に社民党新人、野呂正和氏が挑む構図だ。

 当初は共産党が新人を擁立する予定だったが、取り下げて社民の支援に回る。森山氏は1日の鹿屋事務所開きで「新党ブームで成立した細川(護熙)連立政権は8カ月で終わった」と野党共闘の動きをけん制。「北朝鮮の問題や少子高齢化社会への対応は一番の課題であり、そのことを問う選挙。大義なき解散ではない」と政権継続を訴えている。

 野呂氏は衆院解散への動きが報道された直後の9月20日、鹿屋市で「語る会」を開催。福島瑞穂・副党首が来援し約250人が気勢を上げた。霧島市や鹿屋市に選挙事務所を構え、護憲や原発反対を訴え、無党派層への切り込みを図る。【新開良一】

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 ◇3区

小里泰弘 59 自前(4)

野間健 59 希前(2)

山口勇太 26 共新

 ◇4区

森山裕 72 自前(5)

野呂正和 66 社新

 ◇顔ぶれの見方

 氏名▽年齢▽党派▽前職・元職・新人▽当選回数--の順。公示までに顔ぶれは変わる可能性がある。

3779チバQ:2017/10/09(月) 19:57:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk17010301000c.html
<衆院選2017>闘いの構図/上 1区 自民に挑む希望、共産 /石川
10月07日 00:00毎日新聞

 10日公示、22日投開票の衆院選に向け、県内3小選挙区で計10人が立候補を予定し、事実上の選挙戦が始まっている。3区の自民前職の引退、民進党と希望の党の合流など目まぐるしく状況が変化する中、政党や陣営は有権者への訴えの浸透を図る。県内3区の情勢を紹介する。

 前回衆院選(2014年)に続いて、自民前職の馳浩氏(56)に、民進(前回は民主)から希望の党公認となった元職の田中美絵子氏(41)が挑み、共産新人の黒崎清則氏(69)が絡む構図となる。

 自民党県連会長の馳氏は、14年10月の金沢市長選で自民推薦候補が大敗し、責任を問われた。その直後の前回選で、12年衆院選から2万票以上も票を減らしたのも、これが理由とささやかれた。今回は衆院選と並行して来春の知事選に対応。現職支持か、新人擁立かで県連の意見集約を担ったが、慎重な姿勢に所属議員から不満も漏れた。知事選対応は6日、現職支持で決着。衆院選に専念する状況が整った。

 馳氏は「持続可能な社会保障制度の実現」などを訴える。地元首長や建設業界などの支持を受け、「10万票獲得」を目指す。

 田中氏は09年衆院選で2区から立候補し比例復活した元職。今回は前回選に続いて出身地の1区で立候補を予定するが、3日に希望の党公認となり、リベラル層からは批判の声も上がった。支持を受ける労働組合の会合では「皆さんの訴えをこれまでと変わらず国政に伝える」と説明し、支援の継続を求める。陣営は「得票への影響は分からないが、(希望への追い風の)期待も大きい」と話す。 金沢市に住み、前回選で落選してからほぼ毎日、街頭で演説を続ける。「安倍政権下で経済格差が広がり、貧困率が高まった」と批判し、福祉政策の充実や雇用の安定を訴える。

 黒崎氏は、安倍晋三首相に対する「森友・加計学園問題」の責任追及や、消費税率の10%への引き上げ反対、護憲などを訴える。「政策面で一貫して筋を通しているのは共産党だけ」。自民や希望との違いを強調し、支持の拡大を目指す。

 野党共闘の話を進めていた民進の事実上の解党については、「(希望との合流で)自民の補完勢力にしかならない」と批判。陣営によると、街頭演説中に市民から声をかけられることも多いといい、「これまでの選挙と手応えが違う。無党派層の受け皿になる」と意気込む。【石川将来】

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 ◇立候補予定者◇

馳浩 56 [元]文科相 (6)自前

田中美絵子 41 [元]民進県副代表 (1)希元

黒崎清則 69 党地区副委員長 共新

 ※名前、年齢、肩書き、当選回数、党派、前職・元職・新人の別。

3780チバQ:2017/10/09(月) 19:58:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk17010166000c.html
<衆院選2017>闘いの構図/中 2区 公示目前、希望が名乗り /石川
10月08日 00:00毎日新聞

 衆院選公示1週間前に選挙戦の構図が固まった。前回衆院選(2014年)で候補擁立を断念した民進(前回は民主)が、今回は衆院解散直前に新人の柴田未来氏(46)の擁立を決めた。しかし直後に民進党が希望の党に合流し、柴田氏は希望の公認候補となった。ほかに、3選を目指す自民前職の佐々木紀(はじめ)氏(42)、共産新人の本田正和氏(68)ら計4人で議席を争う。

 「2区を空白にできない」。弁護士の柴田氏は、昨年の参院選に野党統一候補として立候補し、既にある程度の知名度がある。陣営は「国会で首相と議論できる実力がある。短期決戦でも勝てる人物」と位置づける。

 だが、擁立直後に民進が事実上の解党。出馬会見では「柴田氏が訴えてきた安保法制廃止などの主張は、希望の理念と一致しないのではないか」という質問も出たが、柴田氏は「安保法制の中で合憲部分は運用し、違憲部分は見直す。従来の主張と齟齬(そご)はない」と説明する。

 佐々木氏は12年衆院選で、森喜朗元首相の後継者として初当選。地元首長や企業からも支持を受ける。安倍政権批判に対しては「謙虚で丁寧な説明が必要」とし、「自公政権の安定感と実行力」を強調する。

 共産、無所属候補と戦った前回選では、約11万票を獲得。構図が変わる今回は10万票以上を目標に据える。圧勝ムードが漂うが、陣営は「支持者が安心して投票に行かない恐れがある」と気を引き締め、衆院選と時期が重なる能美市議選との相乗効果も期待する。

 本田氏は「自民に対抗して住民の声を国政に届ける立場だと、いち早く明確にした」と強調。消費増税反対など生活重視や護憲の姿勢をアピールし、外交面では北朝鮮との対話を訴える。また、原発再稼働や沖縄の基地問題を挙げ、「ここまで民意をないがしろにした政権はない。政治を私物化した」と批判。安倍政権への不満を有権者と共有したい考えだ。希望に対しては、「改憲問題で足並みをそろえた自民の援軍、との認識が市民に広まっている」とみる。

 このほか、幸福実現党新人の宮元智氏(57)が昨年の参院選に続き、立候補を表明している。【道岡美波】

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 ◇立候補予定者◇

佐々木紀 42 党青年局長代理 (2)自前

柴田未来 46 弁護士 希新

本田正和 68 党地区委員長 共新

宮元智 57 幸福県支部長 諸新

 ※名前、年齢、肩書き、当選回数、党派、前職・元職・新人の別。

3781チバQ:2017/10/09(月) 19:59:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk17010233000c.html
<衆院選2017>闘いの構図/下 3区 自民前職引退し激戦に /石川
00:00毎日新聞

 4期務めた自民前職の北村茂男氏(71)の引退を受け、急きょ立候補を決めた自民新人の西田昭二氏(48)と、民進から希望公認となった元職の近藤和也氏(43)が、激しい前哨戦を繰り広げている。共産新人の鈴木宏太氏(36)も加わり、国政や地方活性化を巡って持論を訴える。

 北村氏の引退表明は衆院解散直前の先月20日。前回衆院選(2014年)で近藤氏との差は約6400票で、次も接戦が予想された。北村氏の後継者として、自民県連は西田氏を擁立。七尾市議・県議の経験や若さを買ったという。西田氏は「地域の要望の受け皿になりたい」と話す。

 陣営は短期間の選挙戦で、西田氏の知名度向上に力を注ぐ。22日投開票の市議選を控えた七尾市議の協力が限定的となる中、地元県議や首長は「自民の議席を能登から消さない」と組織を挙げて動く。

 近藤氏は09年衆院選で初当選。12、14年の衆院選では落選したが、この間、月約150回の街頭演説をこなし集落を回るなど、地道な活動で保守層にも支持を広げた。地域活性化のため、経済や福祉の充実などを訴える。

 だが、衆院選公示を目前に、民進と希望が合流。近藤氏は民進県連代表としても対応に追われた。党が変わったことや政策について、有権者への説明に心を砕き、「政治家としての根幹は変わらない」と理解を求める。

 鈴木氏は、今回の衆院選を「安倍政権を続けて良いのかが問われる」と位置づけ、「市民との共闘を続けていく」という姿勢を強調する。

 3区の立候補予定者で唯一の30代で、県内の病院などで働いた経験がある。過疎高齢化が進む地方で、「若者がUターンできる仕事起こしが必要」と呼びかける。農林水産業の基幹産業化を進め、支援の充実を訴える。また、原発の廃炉を主張。再生可能エネルギーの開発を重視し、「仕事が生まれ、地域活性化の鍵になる」と話す。【久木田照子】

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 ◇立候補予定者◇

西田昭二 48 [元]県議 自新

近藤和也 43 [元]民進県代表 (1)希元

鈴木宏太 36 党地区常任委員 共新

 ※名前、年齢、肩書き、当選回数、党派、前職・元職・新人の別。

3782チバQ:2017/10/09(月) 20:00:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk02010106000c.html
<岐路・2017衆院選青森>あす公示 激戦1区 「下北」浸透に躍起、原発めぐり3氏 /青森
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選は10日、公示される。激戦が予想される青森1区は、区割り改定で県内すべての原子力関連施設が集中する下北半島まで広がり、立候補予定者たちは浸透に躍起だ。原発必要論の自民、将来的な脱原発の希望、即時廃止の共産。各党の公認を受けた3氏の訴えを取材した。【夫彰子、佐藤裕太、一宮俊介】

 「2030年までの原発ゼロ」。小池百合子東京都知事らによる希望の党は公約にそう掲げた。だが、公認を受けた希望前職、升田世喜男氏(60)は原発問題では党と距離を置く。「電力の安定供給と(原発廃止に伴う)青森の経済的影響への配慮がなければ賛成しない」。自身の公約パンフレットにも原発政策については記載しなかった。

 青森市やむつ市など13市町村が含まれる1区。このうち、東通村や六ケ所村など下北半島の4市町村が、建設中も含めた原子力関連施設の立地自治体だ。農業や漁業が主要産業だが、自治体の予算や地域経済にとって原発関連事業は大きな存在だ。升田氏を推薦する連合青森には、脱原発に消極的な電力系組合員も多く、前面に出しにくい。

 党の主張との違いを隠さない升田氏は「自分は青森代表としてのスタンスを守る」と力説。「原発に一番世話になっている(大都市部の)人が反対し、受け入れた立地自治体が四苦八苦している」と問題提起する。

 一方の自民前職、津島淳氏(50)は升田氏との違いを鮮明にしようとしている。「東通原発の再稼働は当然。原発を使い続けるのも当然」。7日、むつ市であった津島氏の事務所開き。大間町の金沢満春町長など原子力関連施設の立地自治体の首長たちも姿を見せる中、津島氏は力強く言い切った。

 津島氏は升田氏と同様に下北はなじみが薄いが、本格的な活動を始めるのが升田氏より遅かった。「原発は(安定供給で低コストの)ベースロード電源として必要」という津島氏は、升田氏が争点にしにくい原発についてあえて賛成の立場を明確にすることで、出遅れた下北の有権者にアピールしたい考えだ。

 共産新人の赤平勇人氏(27)は、両氏とは明確な違いを打ち出している。公認を受けた共産党の「政府が『安い』と宣伝してきた原発は、事故時に多大な被害をもたらす、最も高コストなエネルギー」との主張に沿い、「即時原発ゼロ」を訴えている。

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 ◇青森1区の立候補予定者

自民前職 津島淳氏(50)

希望前職 升田世喜男氏(60)

共産新人 赤平勇人氏(27)

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 <1区>

 青森市、むつ市、平内町、今別町、蓬田村、外ケ浜町、野辺地町、横浜町、六ケ所村、大間町、東通村、風間浦村、佐井村

3783チバQ:2017/10/09(月) 20:01:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk24010112000c.html
<政々動々>衆院選2017・三重 あす公示 選挙区 直前情勢 /三重
00:00毎日新聞

 衆院選は10日公示される。区割りの見直しで1減となった県内4小選挙区には、計11人が立候補の準備を進めている。政党別には自民4人、希望1人、共産2人、幸福実現1人、無所属3人。各選挙区の予想される顔ぶれと現状を紹介する。

 ◆1区

 ◇自民、野党統一激突

 自民の田村憲久氏と、野党統一候補となった無所属の松田直久氏の一騎打ちの見込み。

 松阪市を地盤とする旧4区の前職、田村氏は7回の当選実績を持つが、新たに加わった津市北部への浸透が課題だ。「後援会ができていない地域がある」(陣営関係者)と足場固めを急ぐ。公明の推薦も受ける。

 前回旧1区で落選し比例復活した前津市長の松田氏は所属する民進の希望への合流に伴い、無所属を選んだ。市民連合みえを介し民進、共産、社民の政策協定が成立し、共産は候補擁立をやめた。連合三重の支援も受ける。【田中功一】

 ◆2区

 ◇閣僚経験者一騎打ち

 自民の川崎二郎氏と、野党統一候補となった無所属の中川正春氏が出馬し、閣僚経験のあるベテラン議員の一騎打ちとなりそうだ。

 12選を目指す川崎氏は旧1区から移り、公明の推薦を得ての出馬となる。伊賀市と名張市の旧1区の有権者数は、新たな2区の約3分の1にとどまり、地盤開拓が課題だ。

 8回連続の当選を狙う旧2区の民進党員の前職、中川氏は一度は希望からの立候補の意向を表明したが、無所属に転じた。労組系の反発を踏まえて方針転換。民進に加え、候補擁立を見送った共産、社民の支援も受ける。【井口慎太郎】

 ◆3区

 ◇岡田氏に自民が挑む

 無所属で臨む民進元代表の岡田克也氏と、旧2区から移る自民の島田佳和氏の事実上の一騎打ちの様相だ。

 岡田氏は前回選で自民候補にダブルスコア以上の大差をつけた厚い地盤が健在だが、初の無所属での選挙戦は政党ポスターが貼れないなど制約もあり、陣営は引き締めを図る。

 島田氏は前回旧2区で落選し比例復活した。新天地での戦いを前に自民県議らを支援要請に回り、街頭で名前を連呼して浸透を図る。公明の推薦も得た。

 共産の野村真弘氏、幸福実現の坂本麻貴氏の両新人は積極的に街頭活動を展開している。【松本宣良】

 ◆4区

 ◇自、希、共3党が対決

 自民の三ツ矢憲生氏に、民進出身で希望の藤田大助氏と共産の谷中三好氏が挑む構図。

 旧5区の前職、三ツ矢氏は公明の推薦も取り付け、選挙区に加わった多気郡3町への浸透も図る。2009年から比例名簿への登載を辞退しており、今回も「地元の信任を第一義にした背水の陣」(選対関係者)で臨む。

 藤田氏は09年選挙で民主(当時)から初出馬し、落選したが比例復活した。民進を離党しての出馬だが、従来の支持組織や後援会に継続支援を求める。

 藤田氏の希望入りで、野党共闘はならず、共産は谷中氏を擁立する。【尾崎稔裕】

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 ◇立候補が予想される顔ぶれ◇

 ◇1区

田村憲久 52 [元]厚労相(7)自前

松田直久 63 [元]津市長(1)無前

 ◇2区

川崎二郎 69 [元]厚労相(11)自前

中川正春 67 [元]文科相(7)無前

 ◇3区

島田佳和 47 [元]会社員(2)自前

野村真弘 61 [元]生協役員 共新

坂本麻貴 33 幸福区支部長 幸新

岡田克也 64 [元]副総理(9)無前

 ◇4区

三ツ矢憲生 66 [元]副外相(5)自前

藤田大助 41 法人代表理事(1)希元

谷中三好 57 党地区委員長 共新

 ※顔ぶれは8日現在、毎日新聞社調べ。氏名、年齢(9日現在)、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別の順。肩書の[元]は前職を含む。政党名の略称は、自=自民党、希=希望の党、共=共産党、幸=幸福実現党、無=無所属。

………………………………………………………………………………………………………

 <1区>

津市、松阪市

 <2区>

四日市市南部、鈴鹿市、名張市、亀山市、伊賀市

 <3区>

四日市市北部、桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、菰野町、朝日町、川越町

 <4区>

伊勢市、尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、多気町、明和町、大台町、玉城町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町

〔三重版〕

3784チバQ:2017/10/09(月) 20:02:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk44010286000c.html
<2017衆院選・おおいた>激動の深層/上 1区 読めぬ希望の「風」 野党統一候補、実現せず /大分
10月07日 00:00毎日新聞

 「共産に1区の一本化の話をしてほしい」。希望の党から打診を受けた社民党幹部は2日、大分市内で共産党県委員会幹部を訪ねた。1区で共産が候補者擁立を取り下げれば「与野党1対1の戦いで安倍政権にノーを突きつけられる」。だが、共産と希望では安全保障法制などに考え方の違いがありすぎる。「希望は共闘の対象外だ」。野党統一候補構想は実現しなかった。

 大分1区は希望から出馬予定の現職の吉良州司氏(59)と自民党から出馬予定の穴見陽一氏(48)が激戦を繰り返してきた。2014年衆院選は穴見氏が約8万8000票を獲得したのに対し、吉良氏が約9万5000票を獲得して勝利。12年の衆院選では、逆に約1万票差で穴見氏が勝利した。14年に共産から立候補した山本茂氏(66)が獲得した約1万3000票が吉良氏に流れれば、選挙戦は有利になるとみられていた。

     ◇  ◇

 衆院が解散され、民進党が両院議員総会で希望への「合流」を決めた先月28日の夜。「希望の党公認になろうと思っています」。大分市で開かれた民間労組の懇親会場は、希望が「風」を起こすのではとの期待から熱気に包まれた。東京から地元入りした吉良氏はテーブルを回って参加者約70人の一人一人と握手を交わし、支援を求めた。

 「『反安倍』は同じだ。組織内候補並みの応援でやる」。社民を支援する自治労県本部の幹部は全面的に吉良氏を応援する構えだ。社民関係者も「共産は連携しないと言っているがむざむざ自民を勝たせるのかという思いはある」と話す。改憲など「保守の論客」として知られる吉良氏だが、12年衆院選敗北後、「かなり変わった。共産や社民を持ち上げるようになった」(労組関係者)という。労組の事務所を頻繁に訪問し、自分と違う考えもよく聞いて回るなど信頼構築に腐心。今月2日には県教組の支部会合を訪れ、希望の党からの出馬に理解を求めた。

 小異を捨てて安倍政権打倒を目指す。受け皿となる政党を作れば1対1の構図になるかもしれない--。しかし、希望は政策協定への署名など「踏み絵」を求め、民進合流者を「選別」し始めた。「私は排除の論理はとらない」としている吉良氏は、ホームページで「ぎりぎりまで悩んだ」と吐露し、希望の党の名前が入った印刷物の印刷中止をいったん指示までしたという。

     ◇  ◇

 「希望の党の小池百合子代表は元々自民党。今回は自民党支持者でも安倍首相を駄目だという人がいて、保守票が流れる」。危機感をこう募らせる穴見陣営の幹部が期待するのは、15年の大分市長選で40年ぶりに誕生した自民系の佐藤樹一郎市長の存在だ。

 佐藤市長は9月29日の大分市内の会合に駆けつけ、穴見氏や市議らを前に「穴見氏には普段から、豊予海峡ルートなど市政についてアドバイスを受け、国や党に働きかけをしてもらっている」と持ち上げた。「市長だけに表立って動くのも難しいだろう」(労組関係者)との指摘もあるが、現職市長の支援は票の上乗せに直結する可能性がある。希望の「風」が読めない中、各陣営は手探りを続ける。

     ×  ×

 安倍政権の是非を問う衆院選挙が10日に公示される。突然の衆院解散に、野党共闘への動き、民進の希望への事実上の合流、立憲民主党の結党など政治が大きく動いた。混乱が続き複雑化した小選挙区の構図をひもとく。

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 ■予想される1区の顔ぶれ■

穴見陽一 48 会社相談役 (2)自前

吉良州司 59 [元]副外相 (4)希前

小手川恵 61 [元]大分市議 共新

 ※丸数字は当選回数、前は前職、新は新人。希は希望の党公認

 ※1区は大分市(旧佐賀関町、旧野津原町を除く)

3785チバQ:2017/10/09(月) 20:02:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk44010167000c.html
<2017衆院選・おおいた>激動の深層/中 2区 社民“両面”戦略 打算の「野党共闘」 /大分
10月08日 00:00毎日新聞

 自治労などの支援組織と共産党との間で揺れていた社民党に光明が差したのは2日だった。「私たちの団体が社民、共産の両党のそれぞれと政策協定を結ぶ。ウチを挟むことで連携を探ってくれないか」。安全保障関連法に反対する市民団体「平和をめざすオールおおいた」の気賀沢忠夫事務局長が社民党県連を訪れて提案すると、県連幹部は「それはいいことだ」と快諾した。

 「反自民の野党統一候補に」。1区で民進、3区では共産と協力し、2区で双方の支援を得る--これが社民の基本戦略だ。前回2014年の衆院選では自民党の衛藤征士郎氏(76)、社民の吉川元氏(51)に加え、共産の公認候補が出馬。吉川氏は衛藤氏に約2万6600票差で敗れた。今回は「野党共闘」を掲げる共産が出馬を見送っており、共産候補が前回獲得した約1万8000票をそのまま上乗せできれば、差は約8600に詰まる。衛藤氏と勝負できる環境を整えるには、共産と密になることがキーだった。

 ただ、共産が求めてきたのは「政策協定」。党同士の政策協定となると、昔からの考え方の違いなどから自治労や県教組から反発があるのは必至。「共産とは党間の全面的な協力はできない」(党関係者)中で、市民団体を触媒にする案は社民にとって「渡りに船」だった。県連幹部は「オールおおいたが社民、共産双方に会って接着剤になっている」と胸をなでおろした。

 2区擁立の見送りを続けている民進とは、1区の民進出身の吉良州司氏(59)氏を応援し関係を築いてきた。連合組織を仲介として社民と民進が協力する「大分方式」だ。1区で穴見氏との激戦を繰り返してきた吉良陣営にとっても社民の力は大きく、民進の足立信也県連代表が「希望が2区に擁立したら困る。県内協力が壊れる」と話すほど。今回、吉良氏は、共産が「自民の補完勢力だ」と反発する希望からの出馬だが、社民は1区で党としてではなく、支援組織である自治労など労組単体が動く「実質支援」の態勢を整えた。

 一方、3区では共産寄りに大きくシフトする。希望の党の候補者を応援せず、共産候補を支援する立場だ。立憲民主党からの元衆院議員の出馬が明らかになると、共産は「希望を除く野党による共闘が重要だ」として出馬を取り下げ、社民も同調。ともに立憲民主の候補を支援する方針だ。呼応するように共産は2区で支援を深め、南部地区委員会の事務所玄関には5日から吉川氏のポスターが貼られた。共産関係者は「衛藤氏に土をつける最大のチャンスだ」と意気込む。

    ◇  ◇

 「小選挙区は衛藤、比例は公明でお願いします」。衛藤氏は佐伯市の会合で、こうあいさつした。前回衆院選で差をつけて勝利した衛藤陣営だが、今回は危機感を募らせる。野党共闘に加え、国防強化を訴える幸福実現党の上田敦子氏(50)に「衛藤氏の保守票の一部が流れる」との見方もあるからだ。党の比例代表「73歳定年制」により重複立候補ができず、敗北すれば比例復活はない。まずは自民、公明支持層を固めていく戦略だ。

 2区は台風18号や7月の九州北部豪雨で県南や日田市が被害を受け、ほぼ全域が被災地。衛藤氏は選挙準備よりも被災者の要望を聞いて回ることを優先し「災害復旧、古里を守る」と訴える。投票率低下も予想されるが、「地盤を固めつつ、実績と経験を打ち出す」(陣営幹部)ことで票の上積みを狙う。

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 ■予想される2区の顔ぶれ■

衛藤征士郎 76[元]副議長 (11)自前

吉川元 51党政審会長 (2)社前

上田敦子 50幸福区支部長 諸新

 ※丸数字は当選回数、前は前職、新は新人。諸は諸派(幸福実現党)

 ※2区は大分市の一部(旧佐賀関町、旧野津原町)、日田市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後大野市、由布市、九重町、玖珠町

3786チバQ:2017/10/09(月) 20:03:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk44010201000c.html
<2017衆院選・おおいた>激動の深層/下 3区 「反自民」連携一気 「最大の敵」一騎打ち構図へ /大分
00:00毎日新聞

 「立憲民主党から出ます。安保法制廃止、改憲反対。リベラル派を結集したい」。横光克彦氏(73)は4日夜、共産党県委員会幹部に電話で訴えた。共産はすぐに支援を検討、翌日の午前中には自党候補の出馬を取り下げる連絡をした。3区で共産と「共闘」姿勢を示していた社民も同調したほか、6日には連合大分も推薦を決定した。

 俳優で知名度が高く、副環境相を務めるなど実績もある横光氏だが、2012年衆院選でライバルの自民党の岩屋毅氏(60)に敗北したのを機に政界を引退しており、既に後援会組織は解散。支援態勢に不安があったという。出馬のきっかけは立憲民主の枝野幸男代表からの電話だった。「立憲民主党から出馬していただきたい」。民進党が事実上の解党を決める前から「3区を民進の空白区にしてはいけない」と考えていた横光氏は出馬の意向を伝えたが、条件を付けた。「野党一本化や連合の支援のめどがつかなければ動かない」。

 ただ、共産が協力に前向きだと感じた後の動きは早かった。同日夜から5日にかけて尾島保彦県議に連絡を取り、「事務所を貸してもらえないか」と依頼するなど各方面に連絡。ドタバタの準備で、事務所関係者は「ポスターは公示日朝に間に合わないだろう」と気をもむが、横光氏の出馬は3区の構図を一気に変えていった。

    ◇  ◇

 追い込まれたのは希望の党からの出馬を表明した浦野英樹氏(48)だった。「私が引くことによって非自民票が一つにまとまるのは事実ではないか」。土壇場の7日、急きょ記者会見を開き、出馬取りやめを表明した。4日の出馬表明からわずか73時間しかたっていなかった。

 そもそも3区では民進県連の候補擁立が難航していた。足立信也代表は首長選に出馬経験のある会社役員の男性を口説き落としたが、党本部への公認申請は事実上の解党が決まった9月28日。しかも、希望への「合流」方針が常任幹事会で認められた午後1時15分から、方針を正式決定する両院議員総会の開始までの約15分間というギリギリのタイミングで行われ、「希望へ移る」ことを念頭にした動きだった。

 だた、それは1本の電話で崩れる運命にあった。「大分3区でどう?」。解散風が強まった9月20日夜、小池百合子都知事に近い若狭勝氏に打診された浦野氏は1日考え、22日朝「戦いたい」と伝えた。その後、小池氏らが希望の党を結党。一気に政局になだれ込んだ。「民進系」か「若狭系」か--。浦野氏は今年5月に民進を離党し、若狭氏が開いた政治塾に参加していた人材。「合流」の際に民進前職の「選別」を始めた希望の動きから結論は明らかだった。

 しかし、それをも横光氏の出馬は一変させた。浦野氏は14年衆院選では民進から立候補し連合大分から推薦を得たが、連合大分は今回、浦野氏を推薦しなかった。連合大分と横光氏とは1993年の初当選以来20年にわたり選挙で推薦してきた仲。浦野氏は民進を離党しており、「心情的に応援したくない」(県連幹部)との県連関係者も多い。「立候補を決意したときよりも、やめる方が勇気がいりました」。浦野氏は会見で無念さをにじませた。

    ◇  ◇

 「ガチンコ戦争が始まった。引き締めを図る」。09年衆院選で敗北を喫した「最大の敵」と一騎打ちの構図に岩屋氏の陣営は危機感を隠さない。チラシの一部に「比例は公明」と入れるほか、公明県本部幹部も「小選挙区は岩屋氏を徹底する」と明言。自民だけでなく、公明支持層を必死に固める。

 浦野氏の出馬取りやめで「希望と保守票を食い合うことがなくなる」との見方もある。だが、準備中だった浦野氏の選挙事務所を8日から横光氏がそのまま使用するなど、「横光氏の応援はしない」と語った浦野氏の陣営の一部は「反自民」として連携を始めた。日々変わる政治状況。票の動きの不透明さが増している。(この企画は、池内敬芳、田畠広景、柳瀬成一郎、安部志帆子、野原大輔が担当しました)

3787チバQ:2017/10/09(月) 20:03:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk44010201000c.html
<2017衆院選・おおいた>激動の深層/下 3区 「反自民」連携一気 「最大の敵」一騎打ち構図へ /大分
00:00毎日新聞

 「立憲民主党から出ます。安保法制廃止、改憲反対。リベラル派を結集したい」。横光克彦氏(73)は4日夜、共産党県委員会幹部に電話で訴えた。共産はすぐに支援を検討、翌日の午前中には自党候補の出馬を取り下げる連絡をした。3区で共産と「共闘」姿勢を示していた社民も同調したほか、6日には連合大分も推薦を決定した。

 俳優で知名度が高く、副環境相を務めるなど実績もある横光氏だが、2012年衆院選でライバルの自民党の岩屋毅氏(60)に敗北したのを機に政界を引退しており、既に後援会組織は解散。支援態勢に不安があったという。出馬のきっかけは立憲民主の枝野幸男代表からの電話だった。「立憲民主党から出馬していただきたい」。民進党が事実上の解党を決める前から「3区を民進の空白区にしてはいけない」と考えていた横光氏は出馬の意向を伝えたが、条件を付けた。「野党一本化や連合の支援のめどがつかなければ動かない」。

 ただ、共産が協力に前向きだと感じた後の動きは早かった。同日夜から5日にかけて尾島保彦県議に連絡を取り、「事務所を貸してもらえないか」と依頼するなど各方面に連絡。ドタバタの準備で、事務所関係者は「ポスターは公示日朝に間に合わないだろう」と気をもむが、横光氏の出馬は3区の構図を一気に変えていった。

    ◇  ◇

 追い込まれたのは希望の党からの出馬を表明した浦野英樹氏(48)だった。「私が引くことによって非自民票が一つにまとまるのは事実ではないか」。土壇場の7日、急きょ記者会見を開き、出馬取りやめを表明した。4日の出馬表明からわずか73時間しかたっていなかった。

 そもそも3区では民進県連の候補擁立が難航していた。足立信也代表は首長選に出馬経験のある会社役員の男性を口説き落としたが、党本部への公認申請は事実上の解党が決まった9月28日。しかも、希望への「合流」方針が常任幹事会で認められた午後1時15分から、方針を正式決定する両院議員総会の開始までの約15分間というギリギリのタイミングで行われ、「希望へ移る」ことを念頭にした動きだった。

 だた、それは1本の電話で崩れる運命にあった。「大分3区でどう?」。解散風が強まった9月20日夜、小池百合子都知事に近い若狭勝氏に打診された浦野氏は1日考え、22日朝「戦いたい」と伝えた。その後、小池氏らが希望の党を結党。一気に政局になだれ込んだ。「民進系」か「若狭系」か--。浦野氏は今年5月に民進を離党し、若狭氏が開いた政治塾に参加していた人材。「合流」の際に民進前職の「選別」を始めた希望の動きから結論は明らかだった。

 しかし、それをも横光氏の出馬は一変させた。浦野氏は14年衆院選では民進から立候補し連合大分から推薦を得たが、連合大分は今回、浦野氏を推薦しなかった。連合大分と横光氏とは1993年の初当選以来20年にわたり選挙で推薦してきた仲。浦野氏は民進を離党しており、「心情的に応援したくない」(県連幹部)との県連関係者も多い。「立候補を決意したときよりも、やめる方が勇気がいりました」。浦野氏は会見で無念さをにじませた。

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 「ガチンコ戦争が始まった。引き締めを図る」。09年衆院選で敗北を喫した「最大の敵」と一騎打ちの構図に岩屋氏の陣営は危機感を隠さない。チラシの一部に「比例は公明」と入れるほか、公明県本部幹部も「小選挙区は岩屋氏を徹底する」と明言。自民だけでなく、公明支持層を必死に固める。

 浦野氏の出馬取りやめで「希望と保守票を食い合うことがなくなる」との見方もある。だが、準備中だった浦野氏の選挙事務所を8日から横光氏がそのまま使用するなど、「横光氏の応援はしない」と語った浦野氏の陣営の一部は「反自民」として連携を始めた。日々変わる政治状況。票の動きの不透明さが増している。(この企画は、池内敬芳、田畠広景、柳瀬成一郎、安部志帆子、野原大輔が担当しました)

3788チバQ:2017/10/09(月) 20:05:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk14010129000c.html
<かながわ衆院選2017>予想される顔ぶれと情勢/上 /神奈川
10月07日 00:00毎日新聞

 10日公示、22日投開票の衆院選は、県内の18小選挙区に6日現在で、60人程度が出馬を予定している。突然の衆院解散から、民進党の事実上の解党と相次ぐ新党結成を経て、県内でもおおむね「自民・公明」「希望」「立憲民主・共産」の3極が争う構図が固まりつつある。公示直前まで新たな立候補の表明や出馬取りやめの可能性もあるが、現段階での各選挙区の予想される顔ぶれと情勢を、2回に分けて紹介する。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇3極対決の構図

 「自民・公明」「希望」「立憲民主・共産」の3極対決の構図だ。

 厚い支持基盤で7選を目指す松本氏は、国家公安委員長などの実績をアピール。安全保障政策と防災対策の重要性などを訴える。長島氏は「しがらみのない政治」を掲げて無党派層への浸透を図り、「穏健な保守」として自民票の切り崩しも狙う。前回比例復活した篠原氏は、立候補予定者を取り下げた共産の支援も受け、「保守中道からリベラルの受け皿」を目指す。

 ◆2区

 ◇菅氏対抗3新人

 安倍政権で官房長官を務めて知名度抜群の菅氏に、希望、共産、立憲民主の新人3氏が対抗する。

 菅氏は政権を失った2009年選挙も含めて7度当選。圧倒的な支持基盤の強さをみせる。挑む橋本氏は小池百合子東京都知事に近い若狭勝氏の政治塾の塾生で、公示直前に出馬が決まった。他選挙区では成立した共産と立憲民主の野党共闘は実現せず、大貫氏は安倍政権批判を展開し、高橋氏は女性活躍を訴える。

 ◆3区

 ◇小此木氏に挑む

 8選を目指す小此木氏に、民進から移った勝又氏と、釘丸氏、壱岐氏が挑む。

 小此木氏は8月に初入閣を果たして迎える選挙。防災担当相として九州北部豪雨の被災地支援などに取り組んだ経験を強調し、「災害や北朝鮮問題に万全の体制で臨まなくては」と政権維持を訴える。勝又氏は「安倍政権に代わる新たな選択肢になる」とアピールする。釘丸氏は「改憲勢力との闘い」と位置づけ、護憲派への支持拡大を狙う。

 ◆4区

 ◇選挙図式が激変

 自民の公認争いの末の保守分裂、新党結成に伴う野党再編で選挙の図式が激変した。

 4選を目指す浅尾氏は衆院解散直前に自民入りしたが公認を得られず、無所属での立候補。自民公認の山本氏は過去2回浅尾氏に敗れており、今回が正念場となる。

 早稲田氏は野党再編の混乱の末、護憲の立憲民主から立ち、共産との共闘でのぞむ。風間氏は公認決定が公示1週間前と出遅れ、急ごしらえ。「風」に期待の選挙となる。


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 ◇1区=横浜市中・磯子・金沢区

松本純 67 [元]防災担当相(6)自前

長島一由 50 [元]逗子市長(1)希元

篠原豪 42 [元]横浜市議(1)立前

 ◇2区=横浜市西・南・港南区

菅義偉 68 官房長官(7)自前

橋本久美 48 [元]豊島区議 希新

大貫清文 60 党県委員 共新

高橋野枝 43 通信事業社員 立新

 ◇3区=横浜市鶴見・神奈川区

小此木八郎 52 国家公安委長(7)自前

勝又恒一郎 54 [元]県議(1)希元

釘丸進 44 党地区委員長 共新

壱岐愛子 32 幸福実現党員 諸新

 ◇4区=横浜市栄区、鎌倉、逗子市、葉山町

山本朋広 42 副防衛相(3)自前

風間法子 47 [元]研究所員 希新

早稲田夕季 58 [元]県議 立新

3789チバQ:2017/10/09(月) 20:06:22
◆5区

 ◇坂井氏に2新人

 公示直前に出馬が決まった吉岡氏と横山氏の両新人が、坂井氏を追う。

 自民支持層を固める坂井氏は、現職の副総務相として政権を支えてきた経験や、議員立法の実績をアピールする。吉岡氏は後援会などの地盤がなく、街頭演説を始めたばかりだが、新党の風を背に「自分は等身大の国民」と訴える。出馬辞退した前職、水戸将史氏の支援も模索する。横山氏は安保法制や秘密保護法などの廃止を訴える。

 ◆6区

 ◇自民候補おらず

 県内で唯一、自民が候補者を立てない選挙区で8選を目指す上田氏と、前回は旧維新の党からの比例復活だった青柳氏、串田氏の三つどもえの構図になりそうだ。

 自民の支援を受ける上田氏は、自公連立政権による経済や外交政策の成果を訴える。青柳氏はアベノミクスを批判するが、どの党から公認を得るかなど方針が定まらない。県内でただ一人、維新から出馬する串田氏は国会議員の定数3割削減などの改革を提案する。

 ◆7区

 ◇鈴木氏に2新人

 4選を目指す鈴木氏に、希望と立憲民主の両新人が挑む。共産は立憲民主との連携で立候補予定者を取り下げた。

 鈴木氏は元大蔵省(財務省)官僚で、国土交通政務官などを歴任した実績をアピールする。川野氏は法律事務所勤務。政治経験はなく、知名度アップがかぎ。民進から立憲民主へ合流した中谷氏は、母子家庭で育った経験やIT企業の執行役員を務めたことなどから、社会保障の充実と経済政策を訴える。

 ◆8区

 ◇江田氏基盤固く

 無所属からの出馬を選んで6選を目指す江田氏に、三谷氏、加藤氏、大西氏の3人が挑む構図。

 三谷氏は自民から希望に移った福田峰之氏の後任。旧みんなの党出身で、規制改革などを訴える。加藤氏は消費増税に頼らない子育て支援や安倍政権の政治姿勢を問う。江田氏は「政治家の原点に立ち返って1人で自民党候補に勝ち抜き、政権交代を目指す」と語り、「安倍1強政治」を批判する。支持基盤は固い。

 ◆9区

 ◇笠氏に挑む2氏

 民進を離党して6選を目指す笠氏に、過去2回比例復活で議席を死守した中山氏と、斎藤氏が挑む。

 元証券会社員の中山氏は豊富な金融経済の知識で、経済成長や財政健全化を中心に支持を訴える。笠氏は元民放記者で高い知名度を誇り、「安倍政権の1強体制に対抗する」と訴える。いち早く希望に参加した点がどう影響するかに注目が集まる。斎藤氏は海外での日本語教師経験もある国際派で、憲法9条堅持を掲げる。

 ◇5区=横浜市戸塚・泉・瀬谷区

坂井学 52 副総務相(3)自前

吉岡憲史 39 会社役員 希新

横山征吾 46 党区国政委長 共新

 ◇6区=横浜市保土ケ谷・旭区

上田勇 59 党県代表(7)公前

串田誠一 59 弁護士 維新

青柳陽一郎 48 [元]衆議員秘書(2)※前

 ◇7区=横浜市港北区、都筑区の一部

鈴木馨祐 40 党青年局長(3)自前

川野案 35 法律事務所員 希新

中谷一馬 34 [元]県議 立新

 ◇8区=横浜市緑・青葉区、都筑区の7区以外

三谷英弘 41 弁護士(1)自元

加藤リカ 45 党区国政委長 共新

大西恒樹 53 IT会社社長 諸新

江田憲司 61 [元]民進党役員(5)無前

 ◇9区=川崎市多摩区、宮前区の一部、麻生区

中山展宏 49 党部会長代理(2)自前

笠浩史 52 [元]副文科相 (5)希前

斎藤温 26 翻訳業 共新

 <注>6日時点。自=自民、希=希望、公=公明、共=共産、維=維新、立=立憲、諸=諸派、無=無所属。※は民進公認だったが、無所属かどの党の公認かを表明していない

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 <1区>横浜市中区など<2区>横浜市西区など<3区>横浜市鶴見区など<4区>鎌倉市など<5区>横浜市戸塚区など<6区>横浜市保土ケ谷区など<7区>横浜市港北区など<8区>横浜市緑区など<9区>川崎市多摩区など<10区>川崎市川崎区など<11区>横須賀市など<12区>藤沢市など<13区>大和市など<14区>相模原市中央区など<15区>平塚市など<16区>厚木市など<17区>小田原市など<18区>川崎市高津区など

3790チバQ:2017/10/09(月) 20:07:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk14010038000c.html
<かながわ衆院選2017>予想される顔ぶれと情勢/下 /神奈川
10月08日 00:00毎日新聞

 ◆10区

 ◇田中氏に挑戦

 副財務相などを歴任し8選を目指すベテランの田中氏に、元県議の市川氏と、前回は比例南関東で当選した畑野氏の女性2人が挑戦する構図。

 田中氏は地元経済界を中心に強固な支持基盤を擁し、組織選挙で手堅く戦う。解散直前に民進に離党届を出した市川氏は保守層にも浸透しており、台風の目になりそう。共産が「必勝候補」に据える畑野氏は、一定の共産支持層がある川崎区でどれだけ得票できるかがかぎを握る。

 ◆11区

 ◇小泉氏態勢盤石

 地元で絶大な人気の小泉氏に対し、真白氏、瀬戸氏、圷氏が挑む構図。

 小泉氏は党筆頭副幹事長として全国を応援演説に回り、今回も地元にほとんど滞在しない選挙戦となりそう。盤石な地盤とはいえ、希望の動向に、「自民は政権奪還以来、最も厳しい選挙となる」と気を引き締める。真白氏は公示4日前に公認が決定。瀬戸氏は米原子力空母の母港撤回、安保法制や改憲、消費増税反対を唱え、反小泉票の受け皿を目指す。

 ◆12区

 ◇2前職に1新人

 前職2人に新人が挑む。

 経産政務官などを務め3選を目指す星野氏は、自公政権が進めてきた北朝鮮問題に関連した安全保障やアベノミクスによる経済政策などの実績を強調。民進から立憲民主の結成に参加した阿部氏は、安保法制の廃止や原発ゼロを掲げ、前回の比例復活から小選挙区での当選を狙う。藤沢市議を辞職して希望から名乗りを上げた原氏だが、準備不足は否めない。新党の風をどこまで取り込めるか。

 ◆13区

 ◇甘利氏VS2新人

 当選11回の甘利氏に太氏と岡崎氏が挑む。

 秘書の金銭授受問題で経済再生担当相を辞任した甘利氏は、一線に復帰し、景気回復が実感できる経済政策を推進すると強調。太氏は厚木基地の航空機騒音問題を解消できないのは政府の怠慢だと批判し、外交・国防政策に改革保守政党として取り組む姿勢をアピール。岡崎氏は消費税10%引き上げに異を唱え、地域の中小企業支援対策、基地騒音を巡る日米地位協定見直しなどを訴える。
 ◇10区=川崎市川崎・幸区、中原区の一部

田中和徳  68 [元]副財務相(7)自前

市川佳子  53 [元]県議 希新

畑野君枝  60 党中央委員(1)共前

 ◇11区=横須賀、三浦市

小泉進次郎 36党副幹事長(3)自前

真白リョウ 40作曲家 希新

瀬戸和弘  65 党地区副委長 共新

圷孝行   67 [元]高校教諭 諸新

 ◇12区=藤沢市、寒川町

星野剛士  54 [元]経産政務官(2)自前

原輝雄   43 [元]藤沢市議 希新

阿部知子  69 [元]民進副代表(6)立前

 ◇13区=大和、海老名市、座間市の一部、綾瀬市

甘利明   68 [元]経済再生相(11)自前

太栄志   40 [元]衆議員秘書 希新

岡崎裕   39党県常任委員 共新

3791チバQ:2017/10/09(月) 20:07:27
 ◆14区

 ◇事実上一騎打ち

 当選3回の赤間氏と、2回の本村氏の事実上の一騎打ち。過去3度の対決は、赤間氏の2勝1敗。今回も激戦が予想される。

 赤間氏は立候補した4回とも得票が10万票を超え、支持基盤は盤石だ。今回も副内閣相などの経験をアピールする。本村氏は自民支持層にも食い込んでいるが、希望入りの当否がかぎを握る。希望の風次第では、支持層の一部である護憲リベラル派が中野渡氏に回る地殻変動の可能性もある。

 ◆15区

 ◇河野氏に挑む

 強固な地盤を持つ外相の河野氏に、乃木氏、佐々木氏の2新人が挑む構図。

 河野氏は前回は15万票を上回る圧勝。外相として2度目の入閣を果たし、圧力重視の北朝鮮政策などを訴える。大阪7区の民進から国替えした乃木氏は、俳優の知名度を生かしながら原発ゼロなどを主張する。県内でただ1人社民から出馬する佐々木氏は共産との候補一本化で、共産支持層にも浸透を図る。平和と民主主義の立て直しなどを強調する。

 ◆16区

 ◇前回同様激戦か

 激戦が予想される義家氏と後藤氏の争いに、新人の池田氏が加わる前回同様の顔ぶれ。

 義家氏は党から小選挙区を勝利しないと後はないと言われ、給付型奨学金制度創設や地元の道路整備に尽力した実績を訴え、支持拡大に必死。後藤氏は党の政策担当だと強調し、自民がタブーとする企業献金問題などに取り組むと誓う。池田氏は、今の安保法制は圧力一辺倒で危険で、北朝鮮問題は外交と対話で解決すべきだと主張する。

 ◆17区

 ◇連続4回目対決

 いずれも当選2回の牧島、神山両氏と横田氏の三つどもえの戦い。牧島、神山両氏は2009年以来、連続4回目の対決となる。

 2氏ともに1勝1敗で迎えた前回は、牧島氏が約4万票差で当選したものの、神山氏が比例復活で当選を果たした。牧島氏は選挙区での大量得票を目指し、神山氏の比例復活を阻止する構え。民進から希望に合流した神山氏は、無党派層も取り込み、選挙区での当選を狙う。横田氏は12年以来、2度目の挑戦。

 ◆18区

 ◇前元新3氏争う

 自民前職、希望元職、共産新人の三つどもえ。自由から出馬予定だった元職の樋高剛氏が希望の公認で千葉へ国替えし、7区から出馬予定だった若林氏が急きょ、立候補を決めた。

 5選を目指す山際氏は副経済産業相などを務め、アベノミクスが経済を好転させたとアピールする。三村氏は経産省、防衛省の元官僚で、社会保障の充実や現実的な安保政策を訴える。若林氏は憲法9条の堅持を前面に出して戦う。

 ◇14区=相模原市緑区の一部、中央区、南区の一部

赤間二郎  49 副内閣相(3)自前

本村賢太郎 47[元]民進県代表(2)希前

中野渡旬  69党区国政委長 共新

 ◇15区=平塚、茅ケ崎市、大磯、二宮町

河野太郎  54 外相(7)自前

乃木涼介  53 俳優 希新

佐々木克己 62党県副代表 社新

 ◇16区=相模原市緑・南区の14区以外、厚木、伊勢原市、座間市の13区以外、愛川町、清川村

義家弘介  46 [元]副文科相(2)自前

後藤祐一  48 [元]安保委理事(3)希前

池田博英  54 党地区委員長 共新

 ◇17区=小田原、秦野、南足柄市、中井、大井、松田、山北、開成、箱根、真鶴、湯河原町

牧島かれん 40[元]内閣政務官(2)自前

神山洋介  42 [元]内閣委理事(2)希前

横田英司  59 党県委員 共新

 ◇18区=川崎市中原区の10区以外、高津区、宮前区の9区以外

山際大志郎 49[元]副経産相(4)自前

三村和也  42 [元]経産省職員(1)希元

若林靖久  32 党区国政委長 共新

 <注>7日時点。自=自民、希=希望、共=共産、立=立憲、社=社民、諸=諸派

………………………………………………………………………………………………………

 <1区>横浜市中区など<2区>横浜市西区など<3区>横浜市鶴見区など<4区>鎌倉市など<5区>横浜市戸塚区など<6区>横浜市保土ケ谷区など<7区>横浜市港北区など<8区>横浜市緑区など<9区>川崎市多摩区など<10区>川崎市川崎区など<11区>横須賀市など<12区>藤沢市など<13区>大和市など<14区>相模原市中央区など<15区>平塚市など<16区>厚木市など<17区>小田原市など<18区>川崎市高津区など

3792チバQ:2017/10/09(月) 20:09:51
>>3642
1 10/5 >>3355 /2 10/6 >>3487 /3 10/7 >>3641
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk12010037000c.html
<衆院選2017>県内の選挙区情勢/4 /千葉
10月08日 00:00毎日新聞

 ◆10区

 ◇前・元職6連続対決

 自民党前職の林幹雄氏(70)と、希望の党元職の谷田川元氏(54)の対決は6回連続。共産党新人の笠原正実氏(63)を含めると、3回連続でほぼ同じ顔ぶれの選挙戦となる。

 9選を目指す林氏は、自民が下野した2009年の選挙で比例復活に甘んじた以外は、小選挙区で勝ち続けてきた。前回(14年)選挙後は経済産業相を務め、昨年8月に退任後は党幹事長代理に就いた。この夏からは党選挙対策委員長代理も兼務。他候補応援などで地元を空けることが増えるが、強固な後援会を軸にした組織戦で乗り切る構えだ。

 当初は民進党から立候補を予定していた谷田川氏。希望の公認を得て「支持層が広がる」と期待する。浪人中は選挙区内をくまなく回った。地盤の香取市をはじめ5市4町の特色に合わせた政策ビラを各地域に配布し、支持拡大を図ってきた。旧民主党政権時代に東日本大震災の復興に取り組んだ実績もアピールし、09年以来の返り咲きを目指す。

 笠原氏は「安倍暴走政治の退場」などを掲げ、対話による北朝鮮問題の解決、消費増税反対などを訴える。谷田川氏が希望に移り、リベラル支持層の取り込みを狙う。【近藤卓資】

 ◆11区

 ◇前職に2新人挑む

 県内最多となる10選を目指す自民党前職の森英介氏(69)に、県内11人いた民進党からの立候補予定者のうち新人で唯一希望の党から公認を得た多ケ谷亮(48)、3度目の挑戦となる共産党新人の椎名史明(60)の両氏が挑む構図だ。

 元法相の森氏は前回(14年)選挙後に党憲法改正推進本部長や衆院憲法審査会長を歴任する一方、地元では両総土地改良区理事長も務めるなど、知名度は定着している。山武、長生、夷隅3郡の支部組織は盤石だ。有権者からは「本人が地元に入らなくても支持者は裏切らない」の声もある。

 前回までは東京10区に生活の党などから立候補し、希望を率いる小池百合子代表とも2度戦った経験を持つ多ケ谷氏。新党のもとで支持拡大を目指しつつ、地域の課題解決のためには「超党派体制が必要」と主張し、比例復活もうかがいながら組織づくりに励む。

 椎名氏は安保法制廃止や護憲を訴え、街頭活動を展開。一方、山武地区では成田空港の騒音問題、長生地区では高いとされるごみ袋や水道料金の問題など、地域の諸課題に対する住民の声に耳を傾け、浸透を図っている。【吉村建二】

 
………………………………………………………………………………………………………

 <10区>

銚子市、成田市、旭市、匝瑳市、香取市、神崎町、多古町、東庄町、横芝光町(旧光町の区域)

 <11区>

茂原市、東金市、勝浦市、山武市、いすみ市、大網白里市、九十九里町、芝山町、横芝光町(旧横芝町の区域)、一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町

 
船橋市北部、柏市東部、鎌ケ谷市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町

3793チバQ:2017/10/09(月) 20:10:16
 ◆12区

 ◇4党擁立、一転激戦

 自民党と共産党の一騎打ちだった前回(14年)から一転、4党が候補を擁立した。4人の争いは00年以来。強固な地盤を持つ自民前職の浜田靖一氏(61)に、希望、共産、社民各党の元職・新人が挑む。

 8期連続当選の浜田氏。防衛相や党国会対策委員長などを歴任したほか、前回選挙後にも衆院予算委員長といった要職を務め、実績を積み上げてきた。安定度は一層増している。

 希望の党から公認を受けた元職の樋高剛氏(51)は、直前まで自由党神奈川県連代表を務めた。過去3度の当選はいずれも同県内からの立候補で、千葉からの出馬は初めてとなる。小沢一郎共同代表とも近い。

 共産新人の大西航氏(36)は元木更津市職員。陸上自衛隊木更津駐屯地のオスプレイの危険性などを訴える。前回は共産候補が12区で過去最高の4万6000票余りを獲得し、今回はさらなる上積みを目指す。

 比例票掘り起こしを狙う社民は元県立高校長の新人、皆川真一郎氏(63)を擁立。3月の知事選では立候補を目指したが、別の教育関係者の出馬表明で見送った。高教組役員として築いた人脈を駆使して支持拡大を図る。【中島章隆】

 ◆13区

 ◇区割り変更で広範区

 区割り変更で船橋市の一部が加わり、8市町をまたぐ広範な選挙区。自民党、希望の党、共産党、立憲民主党が候補を擁立した。

 3選を目指す自民前職の白須賀貴樹氏(42)は「日本の未来の設計図をつくる選挙」と位置づけ、子供世代に財源を振り向ける必要性などを訴える。野党が乱立するが「この選挙区はベッドタウンから農業がメインの地域で、日本の縮図と言える。4党が出るのは政策を判断してもらうにはいい環境」と余裕を見せる。

 旧民主党時代に衆院議員経験のある希望元職、水野智彦氏(61)は「自民は自浄作用がなくなってきている。保守の片割れとして受け皿になる」と訴える。

 共産前職の斉藤和子氏(43)は前回(14年)4区で敗れるも比例復活し、今回は国替えしての出馬。党は「必勝区」と位置づけ、政策協定を交わした立憲との調整を期待する声もあったが、一本化は実現しなかった。比例での票の掘り起こしに力を注ぐ。

 当初は民進から立候補予定だった新人の宮川伸氏(47)。希望が掲げる憲法改正賛成の「踏み絵」を踏むことができず、立憲から中道リベラルを旗印に挑む。【北川仁士】=おわり

 <12区>

館山市、木更津市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、南房総市、鋸南町

 <13区>

船橋市北部、柏市東部、鎌ケ谷市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町

3794とはずがたり:2017/10/09(月) 20:11:33
>>3716>>3721>>3723
2012年の記事

アナーキー小池の反体制日記
http://blog.goo.ne.jp/1000496/e/bc64559b490fc0ab2fba2381aa7ea599
#1116 小平忠正の憂鬱
2012年11月24日 | 国内の話題
小平忠正って、この地区選出代議士です。
国家公安委員長をしていますので、知名度が少しだけ上がりました。
影の薄い代議士です。
何十年も前から代議士なのに、知名度がさっぱり上がりません。
父親は小平忠という名の民社党の代議士で、小平党と言われるくらい人気があったのです。

親の地盤を引き継いで、農業者の票を得て、毎回なんとか当選していたのです。
民主党政権になって何回も内閣改造がありましたが入閣できませんでした。
今回の在庫一掃内閣で、ようやく国家公安委員長になり、かろうじて面目を保ったものです。

国家公安委員長に決まったときの第一声が、「農水大臣になりたかったが果たせなかった。総理から直接その旨の釈明があった。TPPには絶対反対する。」です。
大臣の器でありません。
TPPに反対しても構いませんが、その場でいうべき言葉でありません。
TPP反対にこだわるなら、離党してTPP反対のところへ行けばいいのです。

長年民主党にいるんだし大臣の席も得たもんだから、簡単に離党しなかったのだと思いますが、心の中は鬱陶しいのでしょう。

3795チバQ:2017/10/09(月) 20:13:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk15010158000c.html
<衆院選2017>あす公示 少数激戦は必至 6選挙区に14人予定 /新潟
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選が10日公示される。県内の6小選挙区には8日までに計14人が出馬を表明。野党勢の候補者調整が進んだ結果、19人が出馬した2014年の前回衆院選より少数激戦となるのは確実だ。小池旋風が吹き荒れる他県とは一線を画した与野党対決の火ぶたが間もなく切られる。

 ◆1区

 ◇自民・石崎氏に立憲・西村氏挑む

 再選を目指す自民の石崎徹氏に、前回比例代表で復活当選した西村智奈美氏が挑む。石崎氏は前回、前々回共に西村氏に勝利。「若きリーダー」をうたい、5年間の議員生活で各地域や年代ごとの後援組織も拡大している。西村氏は県内の民進系候補のなかで唯一立憲民主党から出馬。共産党候補は野党共闘のため出馬を取り下げており、基礎票の上積みが期待できる。野党共闘がどこまで西村氏に有利に働くかに注目が集まる。【南茂芽育】

 ◆2区

 ◇細田氏と鷲尾氏、五十嵐氏が激突

 3選を目指す自民の細田健一氏と、前回102票差で惜敗した民進系の鷲尾英一郎氏が激突。比例票の積み増しを狙う共産の五十嵐健彦氏も選挙区を4区から移して挑む。

 細田氏は後援会作りや企業回りに加え、地域のイベントにこまめに顔を出し支持を訴える。鷲尾氏は自転車での街頭宣伝を中心に若さをアピール、地域への浸透を図る。五十嵐氏は安保法制反対、原発再稼働反対を訴え、安倍政権への批判票取り込みを狙う。【内藤陽】

 ◆3区

 ◇黒岩氏と斎藤氏、3度目の火花

 前回野党候補で唯一、小選挙区の議席を獲得した民進系の黒岩宇洋氏と、比例復活した自民の斎藤洋明氏が3度目の火花を散らす。

 両者はこれまで1勝1敗。黒岩氏は無所属で出馬し背水の陣を敷く。「黒岩党」と呼ばれるボランティアや後援会を軸に草の根選挙を展開する。

 斎藤氏は首長や県議などをバックに組織戦で臨む。前回比例復活に終わった悔しさをばねに、後援会数をこの3年で3倍の約60まで増やした。【後藤結有】

 <1区>

新潟市北(旧豊栄市などの区域除く)・東・中央・江南(旧横越、亀田町の区域除く)・西区(旧巻町の区域除く)

 <2区>

新潟市南(旧味方、月潟村の区域)・西(旧巻町の区域)・西蒲区、長岡(旧与板町など)、柏崎、燕、佐渡市、出雲崎町、弥彦、刈羽村

 <3区>

新潟市北区(旧豊栄市の区域)、新発田、村上、五泉、阿賀野、胎内市、聖籠、阿賀町、関川、粟島浦村

3796チバQ:2017/10/09(月) 20:14:02
間違えたので貼り直し
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk15010158000c.html
<衆院選2017>あす公示 少数激戦は必至 6選挙区に14人予定 /新潟
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選が10日公示される。県内の6小選挙区には8日までに計14人が出馬を表明。野党勢の候補者調整が進んだ結果、19人が出馬した2014年の前回衆院選より少数激戦となるのは確実だ。小池旋風が吹き荒れる他県とは一線を画した与野党対決の火ぶたが間もなく切られる。

 ◆1区

 ◇自民・石崎氏に立憲・西村氏挑む

 再選を目指す自民の石崎徹氏に、前回比例代表で復活当選した西村智奈美氏が挑む。石崎氏は前回、前々回共に西村氏に勝利。「若きリーダー」をうたい、5年間の議員生活で各地域や年代ごとの後援組織も拡大している。西村氏は県内の民進系候補のなかで唯一立憲民主党から出馬。共産党候補は野党共闘のため出馬を取り下げており、基礎票の上積みが期待できる。野党共闘がどこまで西村氏に有利に働くかに注目が集まる。【南茂芽育】

 ◆2区

 ◇細田氏と鷲尾氏、五十嵐氏が激突

 3選を目指す自民の細田健一氏と、前回102票差で惜敗した民進系の鷲尾英一郎氏が激突。比例票の積み増しを狙う共産の五十嵐健彦氏も選挙区を4区から移して挑む。

 細田氏は後援会作りや企業回りに加え、地域のイベントにこまめに顔を出し支持を訴える。鷲尾氏は自転車での街頭宣伝を中心に若さをアピール、地域への浸透を図る。五十嵐氏は安保法制反対、原発再稼働反対を訴え、安倍政権への批判票取り込みを狙う。【内藤陽】

 ◆3区

 ◇黒岩氏と斎藤氏、3度目の火花

 前回野党候補で唯一、小選挙区の議席を獲得した民進系の黒岩宇洋氏と、比例復活した自民の斎藤洋明氏が3度目の火花を散らす。

 両者はこれまで1勝1敗。黒岩氏は無所属で出馬し背水の陣を敷く。「黒岩党」と呼ばれるボランティアや後援会を軸に草の根選挙を展開する。

 斎藤氏は首長や県議などをバックに組織戦で臨む。前回比例復活に終わった悔しさをばねに、後援会数をこの3年で3倍の約60まで増やした。【後藤結有】

 ◆予想される顔ぶれ

 ◇1区

石崎徹 33 [元]財務省職員 (2)自前

西村智奈美 50 [元]副厚労相 (4)立前

 ◇2区

細田健一  53 党副部会長 (2)自前

鷲尾英一郎 40 民進党県代表 (4)無前

五十嵐健彦 37 党県委員 共新

 ◇3区

黒岩宇洋 50 [元]法務政務官 (2)無前

斎藤洋明 40 [元]内閣府職員 (2)自前

3797チバQ:2017/10/09(月) 20:14:27
 ◆4区

 ◇金子氏と菊田氏、一騎打ちの公算

 前回約3000票差で辛勝した自民の金子恵美氏と、民進系無所属の菊田真紀子氏の一騎打ちの公算が大きい。前回約1万4000票を獲得した共産は独自候補の擁立を取り下げ、菊田氏の支援にまわる。

 金子氏は約30の後援会を軸に組織戦を展開。地元をきめ細かくまわり、総務政務官として地域振興などに貢献してきた実績をアピールする。菊田氏はアベノミクスが浸透していないとの主張や柏崎刈羽原発の再稼働反対を訴えている。【堀祐馬】

 ◆5区

 ◇首長経験者同士、与野党対決が軸

 前知事の自民、泉田裕彦氏と、前魚沼市長の無所属、大平悦子氏の首長経験者同士による与野党対決が軸となる。

 泉田氏は、急逝した長島忠美元衆院議員の「弔い戦」と位置付け、長島氏の後援者や県議、市議らを通じた組織戦を展開。「地方の格差是正」など地域振興を訴える。

 大平氏は、「市民とオール野党」を旗頭に野党共闘と市民運動とを連携。「原発ゼロ」を最大の公約に掲げて自民との対立軸を際立たせ、無党派層への浸透を目指す。

 幸福実現党の笠原麗香氏も出馬する。【金沢衛】

 ◆6区

 ◇自民・高鳥氏と梅谷氏が再対決

 4選を目指す自民、高鳥修一氏と民進から無所属となった梅谷守氏が再び対決する。

 高鳥氏は厚生労働問題に詳しく、昨年12月の糸魚川大火では、官邸とかけ合い被災者生活再建法を初めて火災に適用させた。選挙戦では政権与党としての実績をアピールする。

 梅谷氏は一時、希望の党入りを検討したが、党員らの要請を受け無所属での出馬を決意。共産などの支援を取り付け、野党統一候補として支持層拡大に努めている。【浅見茂晴】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区

金子恵美 39 [元]総務政務官 (2)自前

菊田真紀子 47 [元]外務政務官 (5)無前

 ◇5区

泉田裕彦 55 [元]県知事 自新

大平悦子 60 [元]魚沼市長 無新

笠原麗香 25 幸福区支部長 諸新

 ◇6区

高鳥修一 57 [元]副内閣相 (3)自前

梅谷守 43 [元]県議 無新

 ◇一覧の見方

 氏名▽年齢(8日現在の満年齢)▽肩書([元]は過去の役職や職業)▽丸数字は当選回数。政党略称は、自=自民、立=立憲民主、共=共産、無=無所属、諸=諸派▽前、新はそれぞれ前職、新人(敬称略)

………………………………………………………………………………………………………

 <1区>

新潟市北(旧豊栄市などの区域除く)・東・中央・江南(旧横越、亀田町の区域除く)・西区(旧巻町の区域除く)

 <2区>

新潟市南(旧味方、月潟村の区域)・西(旧巻町の区域)・西蒲区、長岡(旧与板町など)、柏崎、燕、佐渡市、出雲崎町、弥彦、刈羽村

 <3区>

新潟市北区(旧豊栄市の区域)、新発田、村上、五泉、阿賀野、胎内市、聖籠、阿賀町、関川、粟島浦村

 <4区>

新潟市北(旧横越町の区域)・江南(旧横越、亀田町の区域)・秋葉・南区(旧白根市)、長岡(旧栃尾市、旧中之島町)、三条、加茂、見附市、田上町

 <5区>

長岡(旧長岡市、旧川口町、旧山古志村)、小千谷、魚沼、南魚沼市、湯沢町

 <6区>

十日町、糸魚川、妙高、上越市、津南町

3798チバQ:2017/10/09(月) 20:17:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk25010303000c.html
<衆院選2017>選挙区の構図/下 3区、4区 /滋賀
10月08日 00:00毎日新聞

 ◆3区

 ◇前回とほぼ同様、3者で

 自民党前職の武村展英氏(45)▽希望の党新人で民進党出身の小川泰江氏(54)▽共産党新人で社民党と共闘する石堂淳士氏(43)の3人が立候補を予定。石堂氏以外の2人は前回と同じで構図はほぼ変わらない。

 連続3選を目指す武村氏は前回、選挙区内の4市全てで次点だった小川氏に約4000〜1万票差を付け、得票率でも53・8%と完勝した。今回も非自民が分裂したままで優勢は揺るがない。それでも3カ所の支部を新設したり、党員拡充にも力を入れたりと、支持拡大に余念がない。加計学園の獣医学部新設などを巡る党への逆風を意識し、丁寧な説明を心がけている。

 小川氏は嘉田由紀子前知事が塾長を務めた未来政治塾の事務局長を務めてきた。嘉田氏が希望と連携しながら無所属で滋賀1区から出馬することになり、「一緒に女性の力で政治を変えたい」と意気込む。希望への合流には安保法制や憲法改正などに対する従来の主張との整合性を問われるが、新たな支持獲得への期待も生まれた。新党の追い風が吹くかどうかがカギとなる。

 国政選挙初挑戦の石堂氏は昨年5月、党公認候補予定者に選ばれたが、民進や社民との野党共闘が模索され、立候補取り下げの可能性もある中で準備を進めてきた。結局、民進が希望に合流したため、先月30日に「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」や社民などとの統一候補に決まった。「安保法制の廃止、立憲主義の回復」をぶれずに訴えている。【衛藤達生】

 ◇3区の過去2回の得票◇

【14年衆院選】

武村展英 70789 自前

小川泰江 46593 民新

西川仁  14113 共新

【12年衆院選】

武村展英  57828 自新

三日月大造 53257 民前

久保田暁  32281 維新

西川仁    9828 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◆4区

 ◇自・希・共、3新人の争い

 自民党新人の小寺裕雄氏(57)▽希望の党新人の徳永久志氏(54)▽共産党新人の西沢耕一氏(39)の新人3人が立候補を予定する。自民を2015年に離党後も無所属で3選を目指していた前職の武藤貴也氏(38)が5日になって不出馬を表明。過去3回自民公認で出馬、毎回6万票前後を得て2回当選した武藤氏の支持層の取り込みもカギとなる。

 小寺氏は武藤氏の離党後、15年12月に後任に内定し、16年11月に正式に選任された。事務所開きに選挙区内4市1町の首長が顔をそろえるなど自民の組織力と県議時代の人脈を誇る。随所に顔写真をあしらったポスターを貼り出し、県議会の選挙区(東近江市・日野町・愛荘町)以外への知名度拡大を図る。武藤氏の支持票の行方について「常識的にはこちらに来るはずだが、足して計算できるものではない」(陣営幹部)と引き締める。

 徳永氏は13年の参院選で2期目を目指して落選、14年衆院選から4区に転じた。今回は今月3日に希望の1次公認、連合の推薦も5日に改めて決まり、「はっきり有権者に説明できるようになった」と前を向く。「希望になってビラの受け取りが良くなった。『安倍(首相)を倒せ』と首相名の倒閣を有権者から聞く選挙は初めて。国民の怒りを届ける」と訴える。武藤氏については「出ないと想定していた。戦術は変わらない」と平静だ。

 西沢氏は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」、社民、新社会との「野党共闘」の統一候補。昨年5月、参院選とのダブル選を視野に共産の公認決定を受け、組織を挙げて集会や演説会を重ねてきた。昨夏の参院選では民進候補を野党共闘で推したが、「(民進は)改憲論者の小池百合子東京都知事が代表の希望に行った」と批判。同日投開票の甲賀、湖南、東近江の3市議選の共産党公認候補者の運動とも連携する。【北出昭】

 ◇4区の過去2回の得票◇

【14年衆院選】

武藤貴也 60460 自前

岩永裕貴 40993 維前

徳永久志 40902 民新

西沢耕一 13687 共新

【12年衆院選】

武藤貴也 57049 自新

岩永裕貴 47715 維新

奥村展三 44231 民前

西沢耕一 12674 共新

小西理  12308 無元

3800チバQ:2017/10/09(月) 20:26:35
民進で公認されたけど
佐藤泰樹 兵庫6区 >>622>>3160
清水啓史 東京14区 >>252
浅野克彦 東京9区 >>2282
が動向不明かな?

3801チバQ:2017/10/09(月) 20:27:50
兵庫6区じゃなくて4区だった

3802さきたま:2017/10/09(月) 20:38:59
立憲候補ら8人推薦=社民【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100900496&amp;g=pol
 社民党は9日、衆院選小選挙区で8人を推薦すると発表した。内訳は立憲民主党3人、無所属5人。推薦候補は次の通り。(敬称略、「立」は立憲民主党、その他は無所属)
 【新潟】1区 西村智奈美(立)▽3区 黒岩宇洋▽4区 菊田真紀子▽6区 梅谷守【長野】1区 篠原孝▽5区 曽我逸郎【静岡】1区 青山雅幸(立)【山口】3区 坂本史子(立)
(2017/10/09-19:12)

3803さきたま:2017/10/09(月) 20:48:42
2017.10.9 20:28
【衆院選】
自民が比例名簿発表 安倍晋三首相、小泉進次郎氏は重複せず 鈴木貴子氏は北海道2位 杉田水脈氏は中国で出馬
http://www.sankei.com/politics/news/171009/plt1710090054-n1.html

 自民党は9日、衆院選比例代表の公認候補者計313人を発表した。選挙区との重複立候補は258人で、比例単独は55人となった。安倍晋三首相(党総裁)、小泉進次郎筆頭副幹事長らは重複しなかった。

 同党はあわせて比例代表の名簿登載順も発表した。選挙区の定数減に伴い比例に転出する前職が単独で名簿1位になるケースが目立った。東北は江渡聡徳氏、近畿は奥野信亮氏、九州は園田博之氏がそれぞれ単独1位となった。奥野、園田両氏は党の内規で定めた「73歳定年制」の対象外となる。

 前回は民主党(当時)で当選した鈴木貴子氏は比例北海道の単独2位、選挙区調整で比例に回った宮路拓馬氏は比例九州の単独2位となった。失言で復興相を辞任した今村雅弘氏は比例九州の単独3位に入った。

 比例名簿の下位では元職も目立ち、いずれも次世代の党に在籍した杉田水脈氏(比例中国17位)、上野宏史氏(比例南関東32位)、藤井孝男氏(比例東海33位)らが自民党から出馬する。群馬1区での出馬を検討していた中曽根康弘元首相の孫の中曽根康隆氏は比例北関東の30位となった。

3804さきたま:2017/10/09(月) 20:53:28
鹿児島1区に保岡氏長男=自民【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100900528&amp;g=pol
自民党は9日、衆院選の選挙本部の幹部会合で、鹿児島1区で不出馬を表明した保岡興治党憲法改正推進本部長の公認を取り消し、後継として長男で元秘書の宏武氏(44)の公認を決めた。
(2017/10/09-19:40)

3805とはずがたり:2017/10/09(月) 21:14:23
>>3763>>3741
神奈川3区無所属に推薦追加

立憲民主、衆院選2次公認16人
社民候補ら5人に推薦
https://this.kiji.is/290079793561896033
2017/10/9 20:13

 立憲民主党は9日、衆院選の第2次公認として、小選挙区候補1人、比例単独候補15人を発表した。1次公認の62人と合わせ計78人が立候補することになった。社民党の公認候補4人と無所属候補1人の計5人に対する推薦も決めた。

 2次公認は次の通り。(「新」は新人、「元」は元職、表記なしは前職。敬称略)

 (小選挙区)

 【神奈川】6区 青柳陽一郎

 (比例代表)

 【北海道】山崎摩耶(元)

 【東北】山崎誠(元)、阿久津幸彦(元)、梶護(新)

 【北関東】堀越啓仁(新)、大河原雅子(新)、高木錬太郎(新)

 【北陸信越】松平浩一(新)、山本和嘉子(新)

 【東海】松田功(新)

 【近畿】塩見俊次(新)

 【中国】秋葉忠利(元)

 【四国】武内則男(新)

 【九州】仲間昌信(新)、藤田一枝(元)

 推薦候補は次の通り。 (社民党)

 【東京】21区 小糸健介(新)

 【富山】2区 山崎彰(新)

 【大阪】9区 服部良一(元)

 【大分】2区 吉川元

 (無所属)

 【神奈川】3区 伊藤久美子(新)

3806とはずがたり:2017/10/09(月) 21:18:01
2012神奈川8区出馬落選らしい

伊藤久美子
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/profile/yc85018055.htm

3807チバQ:2017/10/09(月) 22:36:21
>>3803
http://www.sankei.com/politics/news/171009/plt1710090060-n1.html
2017.10.9 21:38
【衆院選】
自民党が比例名簿発表 中曽根康隆氏は北関東30位
 自民党は9日、衆院選比例代表各ブロックの名簿を発表した。名簿は次の通り。

 (敬称略。☆は選挙区との重複立候補。丸数字は順位。「前」は前職、「元」は元職、「新」は新人)

 北海道=(1)渡辺孝一(前)(2)鈴木貴子(前)(3)船橋利実☆(元)吉川貴盛☆(前)高木宏寿☆(前)中村裕之☆(前)和田義明☆(前)今津寛☆(前)伊東良孝☆(前)前田一男☆(前)堀井学☆(前)中川郁子☆(前)武部新☆(前)(14)清水誠一(元)(15)金沢知歌子(新)

 東北=(1)江渡聡徳(前)(2)津島淳☆(前)大島理森☆(前)木村次郎☆(新)高橋比奈子☆(前)鈴木俊一☆(前)藤原崇☆(前)土井亨☆(前)秋葉賢也☆(前)西村明宏☆(前)伊藤信太郎☆(前)勝沼栄明☆(前)小野寺五典☆(前)冨樫博之☆(前)金田勝年☆(前)御法川信英☆(前)遠藤利明☆(前)鈴木憲和☆(前)加藤鮎子☆(前)亀岡偉民☆(前)根本匠☆(前)上杉謙太郎☆(新)菅家一郎☆(前)吉野正芳☆(前)(25)橋本英教(前)(26)村上文人(新)(27)常盤茂樹(新)

 北関東=(1)田所嘉徳☆(前)葉梨康弘☆(前)梶山弘志☆(前)石川昭政☆(前)国光文乃☆(新)永岡桂子☆(前)船田元☆(前)簗和生☆(前)佐藤勉☆(前)茂木敏充☆(前)尾身朝子☆(前)井野俊郎☆(前)笹川博義☆(前)福田達夫☆(前)小渕優子☆(前)村井英樹☆(前)新藤義孝☆(前)黄川田仁志☆(前)穂坂泰☆(新)牧原秀樹☆(前)中根一幸☆(前)神山佐市☆(前)柴山昌彦☆(前)大塚拓☆(前)山口泰明☆(前)野中厚☆(前)土屋品子☆(前)三ツ林裕巳☆(前)田中良生☆(前)(30)中曽根康隆(新)(31)佐藤明男(新)(32)百武公親(新)(33)神田裕(新)(34)山脇孝雄(新)(35)笹尾憲司(新)

 南関東=(1)宮川典子(前)(2)門山宏哲☆(前)小林鷹之☆(前)松野博一☆(前)木村哲也☆(新)薗浦健太郎☆(前)渡辺博道☆(前)斎藤健☆(前)桜田義孝☆(前)秋本真利☆(前)林幹雄☆(前)森英介☆(前)浜田靖一☆(前)白須賀貴樹☆(前)松本純☆(前)菅義偉☆(前)小此木八郎☆(前)山本朋広☆(前)坂井学☆(前)鈴木馨祐☆(前)三谷英弘☆(元)中山展宏☆(前)田中和徳☆(前)星野剛士☆(前)甘利明☆(前)赤間二郎☆(前)河野太郎☆(前)義家弘介☆(前)牧島かれん☆(前)山際大志郎☆(前)中谷真一☆(前)(32)上野宏史(元)(33)出畑実(新)(34)外川正明(新)(35)小幡和弘(新)

3808チバQ:2017/10/09(月) 22:36:48
 東京=(1)山田美樹☆(前)辻清人☆(前)石原宏高☆(前)平将明☆(前)若宮健嗣☆(前)越智隆雄☆(前)松本文明☆(前)石原伸晃☆(前)菅原一秀☆(前)鈴木隼人☆(前)下村博文☆(前)鴨下一郎☆(前)松島みどり☆(前)秋元司☆(前)大西英男☆(前)平沢勝栄☆(前)松本洋平☆(前)木原誠二☆(前)小田原潔☆(前)伊藤達也☆(前)小倉将信☆(前)萩生田光一☆(前)井上信治☆(前)(24)安藤高夫(新)(25)高木啓(新)(26)与謝野信(新)(27)前川恵(前)(28)西田譲(元)

 北陸信越=(1)山本拓(前)(2)石崎徹☆(前)細田健一☆(前)斎藤洋明☆(前)金子恵美☆(前)泉田裕彦☆(新)高鳥修一☆(前)田畑裕明☆(前)宮腰光寛☆(前)橘慶一郎☆(前)馳浩☆(前)佐々木紀☆(前)西田昭二☆(新)稲田朋美☆(前)高木毅☆(前)小松裕☆(前)務台俊介☆(前)木内均☆(前)後藤茂之☆(前)宮下一郎☆(前)(21)若林健太(新)(22)中原八一(新)(23)助田重義(前)(24)栗原洋志(新)(25)小林靖(新)

 東海=(1)野田聖子☆(前)棚橋泰文☆(前)武藤容治☆(前)金子俊平☆(新)古屋圭司☆(前)上川陽子☆(前)井林辰憲☆(前)宮沢博行☆(前)望月義夫☆(前)吉川赳☆(元)勝俣孝明☆(前)城内実☆(前)塩谷立☆(前)熊田裕通☆(前)田畑毅☆(前)池田佳隆☆(前)工藤彰三☆(前)神田憲次☆(前)丹羽秀樹☆(前)鈴木淳司☆(前)伊藤忠彦☆(前)長坂康正☆(前)八木哲也☆(前)青山周平☆(前)大見正☆(前)今枝宗一郎☆(前)根本幸典☆(前)田村憲久☆(前)川崎二郎☆(前)島田佳和☆(前)(31)嶋田幸司(新)(32)今村洋史(元)(33)藤井孝男(元)(34)川田隆(元)(35)西田和伸(新)

 近畿=(1)奥野信亮(前)(2)大岡敏孝☆(前)上野賢一郎☆(前)武村展英☆(前)小寺裕雄☆(新)繁本護☆(新)木村弥生☆(前)田中英之☆(前)本田太郎☆(新)安藤裕☆(前)大西宏幸☆(前)左藤章☆(前)中山泰秀☆(前)渡嘉敷奈緒美☆(前)大塚高司☆(前)原田憲治☆(前)大隈和英☆(前)佐藤ゆかり☆(前)北川知克☆(前)宗清皇一☆(前)長尾敬☆(前)岡下昌平☆(前)神谷昇☆(前)谷川とむ☆(前)盛山正仁☆(前)関芳弘☆(前)藤井比早之☆(前)谷公一☆(前)大串正樹☆(前)山田賢司☆(前)西村康稔☆(前)渡海紀三朗☆(前)松本剛明☆(前)山口壮☆(前)小林茂樹☆(元)高市早苗☆(前)田野瀬太道☆(前)門博文☆(前)石田真敏☆(前)(40)湯峯理之(新)

 中国=(1)石破茂☆(前)赤沢亮正☆(前)竹下亘☆(前)逢沢一郎☆(前)山下貴司☆(前)橋本岳☆(前)加藤勝信☆(前)岸田文雄☆(前)平口洋☆(前)河井克行☆(前)新谷正義☆(前)寺田稔☆(前)小島敏文☆(前)小林史明☆(前)高村正大☆(新)岸信夫☆(前)(17)杉田水脈(元)(18)池田道孝(前)(19)古田圭一(前)(20)三浦靖(新)(21)畦元将吾(新)(22)徳村純一郎(新)(23)井桜康司(新)

3809名無しさん:2017/10/09(月) 22:37:03
 四国=(1)福井照(前)(2)福山守(前)(3)後藤田正純☆(前)山口俊一☆(前)平井卓也☆(前)瀬戸隆一☆(前)大野敬太郎☆(前)塩崎恭久☆(前)村上誠一郎☆(前)白石寛樹☆(新)山本公一☆(前)中谷元☆(前)山本有二☆(前)(14)二川弘康(新)(15)林潤(元)

 九州=(1)園田博之(前)(2)宮路拓馬(前)(3)今村雅弘(前)(4)井上貴博☆(前)鬼木誠☆(前)古賀篤☆(前)宮内秀樹☆(前)原田義昭☆(前)鳩山二郎☆(前)藤丸敏☆(前)三原朝彦☆(前)山本幸三☆(前)武田良太☆(前)岩田和親☆(前)古川康☆(前)冨岡勉☆(前)加藤寛治☆(前)北村誠吾☆(前)木原稔☆(前)穴見陽一☆(前)岩屋毅☆(前)武井俊輔☆(前)江藤拓☆(前)古川禎久☆(前)金子万寿夫☆(前)小里泰弘☆(前)森山裕☆(前)国場幸之助☆(前)宮崎政久☆(前)比嘉奈津美☆(前)西銘恒三郎☆(前)(32)湯川一行(元)(33)西村俊隆(新)(34)大久保秀典(新)(35)川上健(新)

3810チバQ:2017/10/09(月) 22:50:14
>>3805-3806
これは「枝野原則」には当てはまらないんですかね

3811さきたま:2017/10/09(月) 23:00:16
>>3810
当てはまらないですね。
「枝野原則」は、希望合流提案があった28日の両院議員総会時点での民進党公認だった人間には対立候補を立てない。
神奈川3区の勝又恒一郎ら3人の公認内定者が先行離党したのは、26日なので。

https://thepage.jp/detail/20171006-00000018-wordleaf
>枝野代表は「(希望の党への事実上の合流を決めた)9月28日の両院議員総会までは、ともに戦うということだったはずの皆さんは、それぞれ決断した結論は違うが、少なくとも安倍政権を倒そう、自公政権を倒そうという思いは今も同じ。あえて対立候補を立てる必要はないという判断」と意図を説明した。

http://www.asahi.com/articles/ASK9V5SQZK9VULOB01G.html
>神奈川県内の小選挙区で民進党公認で立候補を予定していた勝又恒一郎氏(元職、3区)、市川佳子氏(新顔、10区)、太(ふとり)栄志氏(新顔、13区)が26日、同党神奈川県連に離党届を提出した。3氏は記者会見で、いずれも「希望の党」から立候補したいとの意向を示した。

3812チバQ:2017/10/09(月) 23:24:03
小選挙区減による調整は予想通りって感じですね
橋本英教と嶋田幸司が比例下位。
ほか(前回、下位だった今村雅弘も含め)は上位

>>3807-3809
小選挙区との重複部分を削除して見やすく
北海道=(1)渡辺孝一(前)(2)鈴木貴子(前)(3)小選挙区重複(14)清水誠一(元)(15)金沢知歌子(新)
  清水誠一:元道議12比例下位当選 14年比例下位落選  金沢知歌子:14年比例下位落選

東北=(1)江渡聡徳(前)(2) 小選挙区重複(25)橋本英教(前)(26)村上文人(新)(27)常盤茂樹(新)
  橋本英教:岩手旧3区減員調整 週刊誌キャンダルあり 村上文人:秋田県連職員 常盤茂樹:山形県大石田町議補欠選落選

北関東=(1)小選挙区重複(30)中曽根康隆(新)(31)佐藤明男(新)(32)百武公親(新)(33)神田裕(新)(34)山脇孝雄(新)(35)笹尾憲司(新)
  佐藤明男:栃木県連職員 百武公親:埼玉県連職員 神田裕:社労士 山脇孝雄:? 笹尾憲司:党職員

南関東=(1)宮川典子(前)(2)小選挙区重複(32)上野宏史(元)(33)出畑実(新)(34)外川正明(新)(35)小幡和弘(新)
  上野宏史:群馬1区 出畑実:14年比例下位落選 外川正明:? 小幡和弘:?

東京=(1)小選挙区重複(24)安藤高夫(新)(25)高木啓(新)(26)与謝野信(新)(27)前川恵(前)(28)西田譲(元)
  安藤高夫:2010年参院選民主党比例落選(医師連盟推薦) 高木啓:都議選落選(北区、元都議会会派幹事長) 与謝野信:千代田区長選落選 前川恵:14年比例下位当選 料理研究家 西田譲:千葉県八千代市県議→12:維新比例復活(千葉9区)14:次世代落選

北陸信越=(1)山本拓(前)(2)小選挙区重複(21)若林健太(新)(22)中原八一(新)(23)助田重義(前)(24)栗原洋志(新)(25)小林靖(新)
 若林健太:16年参院選落選(長野) 中原八一:16年参院選落選(新潟) 助田重義:14年比例下位当選 福井県連職員 栗原洋志:新潟4区出馬模索断念 小林靖:?

東海=(1)小選挙区重複(31)嶋田幸司(新)(32)今村洋史(元)(33)藤井孝男(元)(34)川田隆(元)(35)西田和伸(新)
 嶋田幸司:三重旧3区減員調整 今村洋史:12年維新比例単独当選(東京2位)14年出馬せず 藤井孝男:次世代→15年9月復党(復党後初の出馬)川田隆:静岡県連職員 西田和伸:?

近畿=(1)奥野信亮(前)(2)小選挙区重複(40)湯峯理之(新)
 湯峯理之:和歌山県職員

中国=(1)小選挙区重複(17)杉田水脈(元)(18)池田道孝(前)(19)古田圭一(前)(20)三浦靖(新)(21)畦元将吾(新)(22)徳村純一郎(新)(23)井桜康司(新)
 杉田水脈:12年維新比例復活 114年次世代落選 池田道孝:岡山県議 古田圭一:学校法人理事長 三浦靖:? 畦元将吾:16年参院自民比例落選 徳村純一郎:鳥取 井桜康司:?

四国=(1)福井照(前)(2)福山守(前)(3)小選挙区重複(14)二川弘康(新)(15)林潤(元)
 二川弘康:? 林潤:09年神奈川4区落選 12年和歌山1区落選(維新)

九州=(1)園田博之(前)(2)宮路拓馬(前)(3)今村雅弘(前)(4)小選挙区重複32)湯川一行(元)(33)西村俊隆(新)(34)大久保秀典(新)(35)川上健(新)
 湯川一行:鹿児島県連職員 西村俊隆:福岡県連職員 大久保秀典:? 川上健:?

3813チバQ:2017/10/09(月) 23:30:38

辞退した6人は誰だろ?
・安倍晋三 (山口4)
・小泉進次郎(神奈川11)
・三ツ矢憲生(三重4)


https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171009X240.html
自民候補332人に=安倍首相ら19人は小選挙区単独【17衆院選】
23:09時事通信

 自民党は9日、衆院選の比例代表名簿を発表し、公認候補332人を確定させた。内訳は小選挙区と比例の重複が258人、比例単独が55人、小選挙区単独が19人。小選挙区単独のうち、13人は党の「73歳定年制」により重複が認められず、安倍晋三首相や小泉進次郎筆頭副幹事長は自らの意思で重複を辞退した。

 定年制の対象となったのは、麻生太郎副総理兼財務相、伊吹文明元衆院議長、江崎鉄磨沖縄・北方担当相ら。

3814チバQ:2017/10/09(月) 23:33:56
>>3757
栃木2区
西川は年齢で比例重複できず
福田は無所属なので
どちらかが確実に完全落選するんですね

3815チバQ:2017/10/09(月) 23:34:39
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171009-OYT1T50034.html
河野外相と進次郎氏、引っ張りだこの2大弁士
2017年10月09日 19時16分
街頭演説する河野外相(8日午後、長野県松本市で)
街頭演説する河野外相(8日午後、長野県松本市で)
街頭演説する小泉進次郎氏(8日午前、東京都渋谷区で)
街頭演説する小泉進次郎氏(8日午前、東京都渋谷区で)

 自民党の応援弁士で引っ張りだことなっているのが、河野外相と小泉進次郎筆頭副幹事長だ。

 河野氏の演説の特徴は、理路整然と話題を展開する点だ。8日には長野県大町市内での演説で、「平和安全法制への反対を主張した民進党に税金が政党交付金として配分されたにもかかわらず、(同法制に)賛成の希望の党で選挙をやろうとしている人がいる。(民進党に残る)150億円は国庫へ返納すべきだ」と、野党批判に力を入れた。

 河野氏は改革派を名乗り、脱原発や厳しい行政改革を主張してきたが、外相就任後は持論を封印。外交も無難にこなしており、自民党内の評価はうなぎ登りだ。この日の演説も安倍政権の方針から逸脱せず、応援要請した陣営側からは「バランス感覚がある」と評価する声が出た。

 小泉氏は時流に乗った演説がうまいとされる。8日、東京・渋谷の街頭では「安倍首相は、森友・加計かけ学園の問題から始まった厳しい目から逃げずに、ピンチをチャンスに変えてほしい」と訴えた。つい先日までは希望の小池代表(都知事)を批判していたが、希望の人気に陰りが出たと見たとたん、矛先を自民党内に変え、引き締めを図っているようだ。

 岸田政調会長、石破茂・元幹事長らに続き、将来の首相候補と目される人物がいるのが自民党の強みになっている。

2017年10月09日 19時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3816チバQ:2017/10/09(月) 23:50:56
>>3805-3806
もともとは青葉区選出の県議のようですね
8区だから江田憲司とぶつかるから国替えってことでしょうけど

3817とはずがたり:2017/10/10(火) 00:12:05
結局保守3分裂は平定された。ほっといても良さそうなもんなのに三つ巴だと宮崎の可能性もそれなりにあったのかな??
不退転とか云ってた中曽根も少なくともオヤジと交替するまで出馬出来ないな。

とはいえ不祥事の佐田を現職にも拘わらず,結果として排除出来たのは自浄努力が発揮出来たと云うべきか。中川もそうだけど野党への危機感が強まればこそであろう。

群馬1区・自民前職のベテラン佐田玄一郎氏が出馬断念 政界引退は否定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000510-san-pol
10/9(月) 18:48配信 産経新聞

 群馬1区の自民前職、佐田玄一郎氏が9日夕、前橋市内で会見し、10日公示の衆院選への出馬を見送ることを明らかにした。「厳しい選挙戦で、保守が分裂していては相手を利することになる」と語り、今回は断念したという。政界引退は否定し、「次のチャンスを探りたい」と説明した。

 1区の自民は比例北関東の前職、尾身朝子氏の公認が決まっており、佐田氏は比例での出馬を模索していた。「党幹部と会うなど、最後の最後まで調整してきた」と述べたが、比例公認の報告も受けておらず「ぎりぎりの苦渋の決断」で出馬を断念した。

 佐田氏は会見に先立ち同日午後3時から後援会役員会を開催、出馬断念の意向を報告。無所属での出馬を求める声もあったという。「その選択肢もあったが、保守が分裂してはいけない」と最終判断を下した。

 佐田氏は1区の公認について「支部長だから当然公認を取れると思っていた。私は1区を誰よりも愛している」と述べ、公認が取れなかった原因については「わからない。さまざまな調査がされているのではないか。よくわかりません」と話した。今回は自民候補を応援するといい、今後については「後援会の方々と決めていく」という。

 佐田氏は平成2年に初当選、9期務めたベテラン。ただ、週刊誌に2度にわたって女性問題を報じられたことから地元が反発。県連は選考委員会を設置した上で、公認推薦を佐田氏から尾身氏に振り替えた。

3818とはずがたり:2017/10/10(火) 00:33:13
>>3731
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/1241
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/1243

生駒から大阪に降りると樽床の選挙区なんでいつも気になってました。

小池代表以外に確認される役職が樽床選対事務局長のみだとすると(ガバナンス長http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/798とかどうなったんだ?)樽床がナンバー2!?

維新に吹き飛ばされて以後,何やってもダメ状態だったんで上位なら良かったなと,これまでの浪人時代を労ってやりたい所。

3819とはずがたり:2017/10/10(火) 00:35:31
>>3810-3811
抵触するから推薦かと思ったけど公認作業が間に合わないって事なんでしょうかねえ?
これ以上野党票が分散するのは望ましくないんだけどこの辺迄か。

3820とはずがたり:2017/10/10(火) 00:47:37
>>3362>>3684
空本氏知らん間に維新に入ってたんですね。今比例名簿見て気付いた。

1015 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2017/10/05(木) 19:24:48
 広島4区の構図
【希望】 上野寛治 (若狭塾)
【自民】 新谷正義 (比例単独)
【維新】 空本誠喜 (元民主党)
【共産】 中石仁
【無所属】 恵飛須圭二 (元民進公認)松下政経塾
【無所属】 落合洋司 (弁護士)
※中川俊直は出馬断念

1288 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2017/10/10(火) 00:37:11
http://www.sankei.com/smp/politics/news/171009/plt1710090064-s1.html
日本維新の会は9日、衆院選比例代表ブロックの名簿順位を発表した。名簿は次の通り。

(敬称略。☆は選挙区との重複立候補。丸数字は順位。「前」は前職、「元」は元職、「新」は新人)

 北海道=(1)小和田康文☆(新)(2)佐藤暁(新)▽東北=(1)畠山昌樹☆(新)西村恵美☆(新)▽北関東=(1)青柳仁士☆(新)(2)小檜山清人☆(新)谷古宇勘司☆(新)榛野博☆(新)高橋英明☆(新)▽南関東=(1)長谷川豊☆(新)藤巻健太☆(新)佐藤浩☆(新)星健太郎☆(新)串田誠一☆(新)▽東京=(1)木村剛司(元)(2)小林学(新)(3)中津川博郷(元)▽北陸信越=(1)吉田豊史☆(前)橋本将之☆(新)手塚大輔☆(新)▽東海=(1)杉本和巳☆(元)(2)喜多義典(新)

 近畿=(1)森夏枝☆(新)(2)井上英孝☆(前)椎木保☆(前)美延映夫☆(新)奥下剛光☆(新)木下智彦☆(前)足立康史☆(前)松浪健太☆(前)伊東信久☆(前)藤田文武☆(新)青野剛暁☆(新)谷畑孝☆(前)浦野靖人☆(前)馬場伸幸☆(前)遠藤敬☆(前)丸山穂高☆(前)梅村聡☆(新)松木秀一郎☆(新)市村浩一郎☆(元)三木圭恵☆(元)吉野忠男☆(新)栄隆則☆(新)

 中国=(1)灰岡香奈☆(新)(2)今枝仁☆(新)空本誠喜☆(元)▽四国=(1)西岡新☆(元)▽九州=(1)河野正美☆(前)口石竜三☆(新)山之内毅☆(元)下地幹郎☆(前)

3821名無しさん:2017/10/10(火) 02:04:33
>>3813

自民の73歳以下で比例重複しない議員

小泉進次郎(神奈川11)
三ツ矢憲生(三重4)
安倍晋三(山口4)
坂本哲志(熊本3)
金子恭之(熊本4)
保岡広武(鹿児島1)

3822名無しさん:2017/10/10(火) 02:23:58
上野 良樹@見付かりました @letssaga3
第48回衆院選立候補予定党派

自由民主党
希望の党
公明党
日本共産党
日本維新の会
立憲民主党
社会民主党
日本のこころ
労働の解放をめざす労働者党
都政を革新する会
世界経済共同体党
新党大地
幸福実現党
フェア党
支持政党なし
国民ファーストの会
新党憲法9条
午前0:40 · 2017年10月9日

3823さきたま:2017/10/10(火) 07:15:10
各党が声明【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101000008&amp;g=pol
 与野党各党は10日公示の衆院選について声明を発表した。要旨は次の通り。
 【自民党】少子高齢化など日本の将来には大きな不安も立ちふさがっている。消費税の使い道を変え「全世代型社会保障」を実現し、財政再建も確実に実現していく。北朝鮮の脅威は現実となっている。国民の圧倒的で力強い信任が不可欠だ。
 【希望の党】消費税増税凍結、2030年までに原発ゼロ、時代に合った憲法改正を訴えていく。ミクロ経済に対する活性化策を提案している。国民の知る権利や国民全体に税の恩恵を届ける仕組みづくりなど国民のための政治を進める。
 【公明党】自民、公明両党による連立政権を選ぶのか、何をするのかが全く見えない分裂と混乱の野党、新党に任せるのか、その選択が問われる。難題に立ち向かい、乗り越えるための政権のかじ取りを担えるのは自公連立政権以外にない。
 【共産党】「憲法破壊」「民意無視」「国政私物化」の暴走政治に退場の審判を下し、国民の手に政治を取り戻す歴史的チャンスの選挙だ。希望の党は「安保法制容認」「9条を含む憲法改正」の立場で、自民党に対決する中身がない。
 【立憲民主党】「まっとうな政治」を取り戻す。今の政治に怒りや危機感を持つ多くの国民の声に応え、政治の流れを転換させたい。国民の皆さんの日常の暮らし、現場のリアルな声に根ざした、ボトムアップの政治を実現する。
 【日本維新の会】野党が混乱している中でのこじつけ解散だ。憲法改正を発議し、教育無償化を実現する選挙と位置付ける。安倍政権に対して是々非々の姿勢で臨んでおり、建設的な第三極として存在感を高めていると確信している。
 【社民党】最大のテーマはこれまで暴走を続けてきた安倍政権の是非だ。民意無視の暴走政治に終止符をうち、私たちの手に政治を取り戻す絶好のチャンスであり、「憲法を活かす政治」をスローガンに掲げ、全力で闘う。
 【日本のこころ】北朝鮮の度重なる挑発に対し、敵基地攻撃能力の保有と高度なミサイル迎撃システムの早期実現を求めていく。日本経済を完全にデフレ脱却に導くために消費を喚起する「消費税マイレージ制度」を導入すべきだ。
(2017/10/10-00:35)

3824名無しさん:2017/10/10(火) 11:44:23
希望の党が順位なしの比例単独名簿を発表 党本部は「よくわからない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171010-00000518-san-pol

希望の党は10日午前、報道各社に対し、衆院選の比例単独名簿34人分を発表した。しかし、順位は付いていない。産経新聞の取材に対し、党本部は名簿搭載順位について「調整中だ。これから発表する」と回答した。

 順位が付いていない名簿を発表した理由については「よく分からない」と語った。

 衆院比例代表では、得票数に応じて各党に議席が振り分けられるが、誰が議席を獲得するかを決めるため、比例名簿には順位を付けることが必要となる。

 一方、参院選ではあらかじめ順位を付けず、各候補者個人の得票数で当選者が決まる「非拘束名簿式」を採用している。

3825とはずがたり:2017/10/10(火) 12:03:16
めちゃくちゃや

3826とはずがたり:2017/10/10(火) 12:13:13
避難所より。保守系地方議員も阿部女史支援?!

344 名無しさん 2017/10/07(土) 13:46:30 ID:0JXjHc8c0
むしろ今までバラバラだった民進系議員と組織が立民支持で団結するとは何たる皮肉って感じだな。
うちの選挙区は神奈川12だけど、地方議員と組織の盛り上がりっぷりは凄い。
保守系の市議町議まで阿部を必死に応援してるくらい。

3827名無しさん:2017/10/10(火) 13:28:15
東京比例区での一議席に影響及ぼすのは間違いないね

政党、支持政党なし

2017年10月10日
第48回 衆議院議員選挙 公認候補者一覧

第48回衆議院議員選挙 支持政党なし 比例代表東京ブロック 公認候補者一覧
名簿順位第1位 佐野秀光(さの ひでみつ) 47才 党代表

名簿順位第2位 本藤昭子(ほんどう あきこ) 75才 党九州地区代表

名簿順位第3位 中村治(なかむら おさむ) 64才 党北海道地区代表

名簿順位第4位 大槻文彦(おおつき ふみひこ) 50才 党事務局長


以上となります。

3828名無しさん:2017/10/10(火) 13:47:10
小泉進次郎氏も池袋で第一声「小池さんありがとう」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171010-00024690-nksports-soci


10/10(火) 13:40配信

日刊スポーツ
小泉進次郎氏も池袋で第一声「小池さんありがとう」
街頭演説を行う小泉進次郎氏(撮影・山崎哲司)
 第48回衆院選は10日、公示され、自民党の「選挙の顔」小泉進次郎筆頭副幹事長は、小池百合子・希望の党代表の地盤、東京10区を、選挙戦遊説の「第一声」の地に選んだ。

 進次郎氏はJR池袋東口の街頭演説で、「小池さんに心から感謝したい。希望の党をつくってくれたおかげで、『真の希望』とは何かを考える機会をつくってくれた」「自民党に、野党時代の苦しさを忘れてはいけないと、もう1度思わせてくれた。小池さん、心からありがとう」と、痛烈な皮肉をまじえて語った。

 その上で「野党の批判をするのではなく、自民党に向けられた厳しい視線に向き合いながら、次の選挙ではなく、次の時代のことを考える戦いにしたい」と強調した。

 進次郎氏の遊説の約2時間前には、小池氏が同駅西口で党首として「第一声」の街頭演説したが、聴衆の数は、「希望・小池連合」より、「自民・進次郎連合」が圧倒的に多かった。

3829名無しさん:2017/10/10(火) 14:16:40
排除の論理だね

http://www.madoka-yoriko.jp/blog/6376

>立憲民主党は私と政策的には合うから一緒になるべきとアドバイスしてくれる人が多い。
>でも、残念ながら「年寄りはいらない」と私に言った人たちが作った党。既に私のあとの総支部長が入党し、共産党と共闘するらしい。
>私が統一候補になったほうが自民党にも希望の党にも勝てると思うけれど、そこはそれ、党利党略があるらしい。
>私は迷わず、安倍政権打倒!!
>東京8区無所属で頑張ります!

3830とはずがたり:2017/10/10(火) 14:46:06
>>3829
此迄の数字はこんな感じ。一度でいいから円でも山本太郎でもいいから中道左派大合同で闘って見て欲しいところ
http://tohazugatali.soragoto.net/politics/shu-tokyo01.html#8

3831岡山1区民:2017/10/10(火) 14:53:42
一応比例名簿出てますが、希望が京都5区だけ2位登載にしてたり、中根が比例下位とか中々香ばしい名簿を作ってきてるw

3832とはずがたり:2017/10/10(火) 15:40:30
やっと夕刊届いた
自民公認公明推薦以外の選挙区や自民分裂区

茨城7 自 共 無=公<キシロー>

埼玉11 希 共 無=自 無<小泉>

東京17 自<平沢> 希 共

神奈川4 自=公 希 立 無<浅尾>
神奈川11 自<小泉> 希 共 諸

山梨2 希 共 無=自公 無<長崎>

愛知5 自<神田> 希 立<赤松>
愛知13 自<大見> 希 共

大阪12 自<北川> 維 共
大阪14 自<長尾> 維 共

奈良1 自 希<馬淵> 共 維

岡山3 希 共 無<平沼> 無=自

福岡1 自<井上> 希 共 立
福岡8 自<麻生> 共

熊本1 自 希<松野>

鹿児島1 自<保岡> 立 維 無

3833名無しさん:2017/10/10(火) 15:56:51
各地の比例名簿乗り出した途中経過

比例名簿
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/koho/O05.html

3834とはずがたり:2017/10/10(火) 16:02:29
野党間の相互推薦等・無所属統一候補

岩手2 自=公・滝沢市長 希<畑>
岩手3 自=公 無<小沢>
宮城2 自=公 無<鎌田>
宮城5 自=公 無<安住>
福島1 自=公 無<金子>

茨城3 自<葉梨>=公 希=維 共

群馬3 自<笹川>=公 立=社

埼玉5 自=公 立<枝野> 希=維

東京21 自=公 希<長島> 社=立 諸<天木>

神奈川3 自<小此木>=公 希<勝又> 共 無=民 諸
神奈川4 自=公 希=維 立 無<浅尾>

新潟1 自=公 立<西村>=共社・立?
新潟2 自=公 無<鷲尾>
新潟3 自=公 無<黒岩>=共社・立?
新潟4 自=公 無<菊田>=共社・立?
新潟5 自=公 無<大平>=共由社・立?
新潟6 自=公 無<梅谷>=共社・立?

富山1 自=公 維=希 共
富山2 自=公 社=立

長野1 自=公 維 無<篠原>=社・立?
長野5 自=公 希 無=共社

大阪9 自=公 維<足立> 社=立

兵庫9 自=公 希 無(新社)=共社

島根1 自=公 立=社

山口2 自<岸>=公 共=社

香川1 自=公 希<小川>

福岡4 自=公 維=希 共

熊本1 自 希<松野>

大分2 自=公 社=立 諸

沖縄1 自=公 共 維=希 諸

新潟が目立つが滋賀や沖縄でも共社を軸の共闘あり。推薦関係は出てないようだ。

3835名無しさん:2017/10/10(火) 16:02:51
>>3831
URLください。

3836名無しさん:2017/10/10(火) 16:14:11
比例名簿>>3833に出ていました。

3837名無しさん:2017/10/10(火) 18:24:45

3極対決、選挙区7割弱=与党VS希望VS共産が110超【17衆院選】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171010-00000056-jij-pol

10/10(火) 13:35配信

時事通信
 今回の衆院選で、全国289の小選挙区のうち、与党の「自民党・公明党」と野党の「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の3極が競合する構図が全体の7割弱に当たる192選挙区に上った。民進党が事実上分裂し、野党勢力が保守系の希望・維新とリベラル系の共産・立憲民主・社民に集約されたため。野党側は「与野党1対1」の構図に持ち込めず、政権批判票が分散する可能性もある。
 与党は286選挙区に公認候補を擁立。自民推薦候補も含めれば、全選挙区が埋まった。希望・維新は今回、それぞれが基盤とする東京と大阪ではすみ分けを図った。ただ、東京と大阪を除く関東、関西圏を中心に24選挙区で競合する。
 共産・立憲民主・社民は222選挙区で候補者を一本化。共産は共闘を重視し、立憲民主の枝野幸男代表が出馬する埼玉5区など67選挙区で出馬予定だった候補者を取り下げた。
 3極が競合する192選挙区のうち、与党に、希望と共産が挑むパターンが116選挙区と最も多い。与党、希望、立憲民主が激突するのが30選挙区となった。
 野党勢力が2極化する一方で、民進出身の岡田克也元代表や自由党の小沢一郎代表ら、野党の大物議員が今回、相次ぎ無所属での出馬を決断。無所属候補が出馬する選挙区は、14年衆院選の45から約70に急増した

3838チバQ:2017/10/10(火) 20:37:48
>>3800-3801
佐藤泰樹 兵庫4区 >>622>>3160 →無所属で出馬
清水啓史 東京14区 >>252      →出馬せず
浅野克彦 東京9区 >>2282   →出馬せず

3839チバQ:2017/10/10(火) 20:38:45
>>3811
ありがとうございます!

3840チバQ:2017/10/10(火) 20:41:55
>>3821
ありがとうございます
保岡広武は初陣で重複なしですか。
いちお宮路に気を使ったんですね

3841チバQ:2017/10/10(火) 21:00:24
維新と希望の比例名簿の特徴

■希望の党
□東北
寺田学   単独1位
□東海
中根康浩  比例下位
□近畿
樽床伸二  単独1位
井上一徳  京都5区 単独2位 (他の重複候補は3位)
□九州
中山成彬  単独1位

■維新
□北関東
青柳仁士 埼玉4区 単独1位 (他の重複候補は2位)
□近畿
森夏枝 京都3区  単独1位 (他の重複候補は2位)
□中国
灰岡香奈 広島2区 単独1位 (他の重複候補は2位)

3842チバQ:2017/10/10(火) 21:01:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKB94J8TKB9PPTB001.html
希望不在の大阪、独自の3極対立 自公×維新×共闘
16:01朝日新聞

 希望の党と日本維新の会が、相手の本拠地の大阪と東京で対立候補を立てない選挙協力を結んだため、大阪府内の小選挙区では希望の候補者が不在となった。小池百合子代表の影響とは無縁の、「自公VS.維新VS.立憲民主と共産党など共闘勢力」という大阪独自の3極構図で争われる。北部のベッドタウンに位置する大阪10区(高槻市、島本町)では立憲民主、自民、維新の前職3人が立候補した。

 「排除や分断から包摂と対話の政治を取り戻す」。前回衆院選で10区を制した立憲前職の辻元清美氏(57)は、第一声でこう訴えた。民進党幹事長代行だった辻元氏は、民進から希望への合流を巡って「排除の論理」を打ち出した希望の小池代表に異議を唱え、立憲民主への参加をいち早く表明。演説で「草の根の民主主義は力があると、多くの人たちに実感を持ってもらいたい」と呼びかけた。

 政権与党の安定感を前面に掲げるのが、前回比例復活の自民前職、大隈和英氏(48)。出陣式には連立を組む公明党の関係者も駆けつけ、「結果を出してきた自民、公明のかじ取りを壊してしまうのか」と訴えた。自民は過去3回の衆院選で10区での勝利から遠ざかっている。今回も新党に注目が集まり、陣営の危機感は強い。大隈氏は「命を守る政治に力を貸してください」と呼びかけた。

 前回は比例復活した維新前職の松浪健太氏(46)は高槻市内の神社で必勝祈願をした後、市役所前で第一声。「安倍政権でもなく左派連合でもない、前へ進める政治を」と力を込めた。

 松浪氏は、立憲民主との野党共闘により、共産が候補者の擁立を見送ったことへの批判を強める。「これはもう『立憲民主共産党』だ」と批判し、「今回は野党の姿を問うてください」と有権者らに呼びかけた。

3843チバQ:2017/10/10(火) 21:04:07
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/147000c
衆院選公示

「原発ゼロ」論議、影潜め 青森1区

毎日新聞2017年10月10日 11時23分(最終更新 10月10日 14時42分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。

 「エネルギーの安定供給で地域経済を支える」「青森は食料、エネルギー、国防に多大な実績がある」。青森1区に立候補した自民前職の津島淳氏(51)と希望前職の升田世喜男氏(60)は10日朝、青森市内でそれぞれ演説したが、自民党と希望の党の争点となっているはずの「原発ゼロ」をめぐる論議は影を潜め、共産新人の赤平勇人氏(27)だけが「即時原発ゼロ」を掲げる選挙戦となった。

 区割り改定で、新たに加わった下北半島での集票が選挙結果を左右する1区。下北半島の有権者は約25%を占める。農業や漁業が中心の半島だが、東通原発や使用済み核燃料再処理工場などが集まり、原子力関連施設・関連産業は、自治体の予算や地域経済にとって大きな存在だ。

 「(再稼働のめどがたたない)東通原発の再稼働は当然。原発を使い続けるのも当然」。今月7日、下北半島北部のむつ市で開かれた事務所開きで、津島氏は力強くこう言い切った。

 一方、希望は「2030年までの原発ゼロ」を掲げるが、公認の升田氏は「電力の安定供給と(原発廃止に伴う)青森の経済的影響への配慮がなければ賛成しない」と語る。公約パンフレットにも原発政策についての記載は見当たらない。

 下北半島の町議は「長年の原発事業を進める以外に企業が町に来る見込みはないのが現実。原発がなければ人の流れがなくなる」と言う。演説を聞いていた男性銀行員(53)も「目の前で事故がない限り、青森に原発は必要」と話した。

 こうした動きに対し、赤平氏は東通原発の再稼働に反対を表明し、反原発票の集票を目指す。この日も「自然エネルギーをしっかり支援し、原発に頼らない社会を」と訴えた。【佐藤裕太、一宮俊介】

3844チバQ:2017/10/10(火) 21:04:37
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/149000c
衆院選公示

「復興は進んでいる」首相が第一声 福島1区

毎日新聞2017年10月10日 11時27分(最終更新 10月10日 12時18分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。

 安倍晋三首相は、東京電力福島第1原発事故からの復興が続く福島県の県営あづま球場(福島市)近くで第一声を上げ、「復興は間違いなく進んでいる」と訴えた。

 近くの農業、佐藤弘美さん(69)は「ここにも原発事故の風評被害が残る。首相に現状を見てもらえるのはありがたい」と話した。同球場は2020年東京五輪の野球・ソフトボール会場となるため、「周辺のインフラ整備も進めてもらいたい」と期待した。

 一方、原発事故で「帰還困難区域」に指定された福島県浪江町津島地区の自営業、三瓶春江さん(57)は「票欲しさに『福島を忘れていない』とアピールしているのではないか」と批判。現在も同球場から約5キロ東の同市上鳥渡で避難生活を続けており「次の世代のため、原発のない社会にしてほしい。各党は被災地の実態を直視し、もっと真剣に原発政策の議論をしてほしい」と望んだ。【金森崇之、土江洋範】

3845チバQ:2017/10/10(火) 21:05:05
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/152000c
衆院選公示

憲法・増税、3極論戦 東京7区

毎日新聞2017年10月10日 11時34分(最終更新 10月10日 13時01分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。自民、公明両党に、東京都の小池百合子知事が結成した希望の党や、リベラル派の立憲民主党などが挑む3極の選挙戦。憲法改正、消費増税、原発政策--。有権者たちは各党の訴えに耳を傾けた。

「高齢者の皆さんに安心して暮らしていただける社会、若い世代が安心して子育てに取り組みながら社会参加ができる日本の社会へと大きく転換していく」。午前9時20分すぎ、東京都中野区の選挙事務所前。候補者の一人がマイクで訴えた。

 同区を含む東京7区は、自民前職の松本文明副内閣相(68)と立憲民主前職の長妻昭元厚生労働相(57)のほか、元熊本県議で希望新人の荒木章博氏(64)が立候補。3極が争う象徴的な選挙区だ。

 消費増税が争点となる中、近隣で商店を営む人たちからは切実な声が聞かれる。「いつまで商売をやっていられるか」。大正2(1913)年創業の中野区本町4の呉服店「巴(ともえ)屋」店主、高橋史朗さん(54)は表情を曇らせる。

 客層の中心は60〜70代。だが、高齢化が進んで着物を買ってくれる人が減る一方、インターネットで購入する人も増え、専門店は苦戦を強いられている。そこに消費税の税率が8%から10%へ引き上げられたら--。

 「振り袖一式で80万円なんてこともある。消費税だけで8万円。ばかにならない」と高橋さん。「実際、(消費税が5%から)8%に上がった時も売り上げが2〜3割減った。さらなる負担は店の存続にかかわる」と語り、増税には反対する。

 これに対し、中野区中央4の神宮豆腐総本店の店主、神宮幸四郎さん(55)は消費増税に容認の立場だ。「国の財政が厳しい中で、国民が一律に負担するのはやむを得ない」。一方で、北朝鮮がミサイル発射や核実験を繰り返していることを挙げ、「国外情勢のことは私たち庶民ではどうにもならない。それこそ政治家がやらないといけない課題だ」と求めた。【後藤豪、森健太郎】

3846チバQ:2017/10/10(火) 21:05:37
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/153000c
衆院選公示

昭恵氏が第一声、森友問題に触れず 山口4区

毎日新聞2017年10月10日 11時40分(最終更新 10月10日 13時41分)
 目まぐるしい離合集散を経て、「安倍政治」の是非を問う衆院選が10日公示され、党首や候補者たちが街頭で第一声を上げた。

安倍晋三首相(63)のお膝元の山口4区では、全国を遊説する安倍首相に代わり、妻昭恵さん(55)が第一声を上げた。午前10時、山口県下関市の海峡ゆめ広場であった出陣式で、約1200人(陣営発表)の支援者を前に「政権選択を問われる、日本の将来をかけた本当に大切な選挙です」と訴えた。さらに「このまま主人に仕事を続けさせ、この国のために働かせてほしい」と頭を下げた。

 自身も渦中の人となった森友学園問題のほか、加計学園問題にも触れることなく演説を終えた。山口4区は自民前職の安倍首相に、希望、藤田時雄氏(63)▽共産、西岡広伸氏(54)▽無所属、黒川敦彦氏(39)▽無所属、郡昭浩氏(56)の4新人が挑む。【上村里花】

3847チバQ:2017/10/10(火) 21:06:14
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/181000c
衆院選公示

区割り変更で直接対決 三重2区

毎日新聞2017年10月10日 13時31分(最終更新 10月10日 13時47分)
 三重県は今回から小選挙区が一つ減って4となり、三重2区は四日市市の一部が3区に移り、旧1区の伊賀市と名張市が加わった。民進の前議員で無所属の中川正春氏(67)と自民前職、川崎二郎氏(69)が立候補し、与野党のベテラン候補による一騎打ちとなった。

 元文部科学相の中川氏と元厚生労働相の川崎氏は前回、旧2区と旧1区で当選した。区割り変更により直接対決した2人は、ともに選挙区の有権者の約4割が住む鈴鹿市で選挙戦を始めた。

 8回連続当選を目指す中川氏は元々の地盤である鈴鹿市街地の弁天山公園で出陣式を行った。「伊賀、名張ではただの人。支援願いたい」と旧1区の支持拡大に協力を求めた。

 希望の公認を求めず無所属の道を選び、市民連合みえを介して政策協定を結んだ民進、共産、社民の県組織の支援を取り付けた。無所属で出馬する民進前職候補の全国ネットワークも結成し、共通で準備した「打倒!!一強政治」の旗を掲げて「専守防衛で70年培った平和主義を維持していく」と訴えた。

 12回目の当選を狙う川崎氏は白子漁港で「新しい区割りとなり、鈴鹿、四日市の皆さまから『よく帰ってきたな、郷土のために働いてくれよ』と励まされている」と訴えた。

 地盤の伊賀市など旧1区部分は、有権者数で2区全体の3分の1にとどまる。かつて中選挙区制だった頃に、鈴鹿、四日市両市を含む選挙区で出馬していた縁を強調した。

 自公政権の継続を訴えた上で「無所属で出られて外交、防衛、どうされるのか。首をかしげざるをえない」と中川氏を批判した。

 ただ、区割り変更は有権者を戸惑わせている。鈴鹿市の無職、岩波正夫さん(73)は「周知期間が短すぎる。候補者の顔も分からないうちから選ぶのは無理がある」と話した。鈴鹿市の男性会社員(47)も「候補者がころっと変わるのはなあ……」とこぼした。【井口慎太郎、大西康裕】

3848チバQ:2017/10/10(火) 21:06:44
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/182000c
衆院選公示

3極が論戦、三つどもえの激戦 愛知1区

毎日新聞2017年10月10日 13時37分(最終更新 10月10日 13時56分)

 愛知1区では、「3極」それぞれの候補が三つどもえでしのぎを削る激戦が始まった。

 立憲元職の吉田統彦氏(42)は、名古屋市東区の選挙事務所前で出陣式を行った。「私は真ん真ん中に立つ中道の政治家」と呼びかけ、社会保障の充実や安倍政権下での憲法改正反対、森友・加計問題を受けた情報公開の徹底などを訴えた。

 支援する連合愛知の幹部も駆け付け、安倍政権の経済政策などを批判した。共産や社民も共闘する。

 河村たかし名古屋市長の支援を受ける希望元職、佐藤夕子氏(54)は同市東区の河村氏の事務所前で「政治を私物化する自公政権に任せておくわけにはいかない。消費税増税を止めた上で、待機児童ゼロなど名古屋のいい政治を全国に広げていく」と訴えた。河村氏も「子育て福祉は増税しなくてもできる」と与党を批判し、2人で「自転車街宣」に繰り出した。

 自民前職の熊田裕通氏(53)は、名古屋市中区の事務所で行った出陣式に、「必勝」と書かれたはちまきにオレンジ色のポロシャツ姿で登場した。

 「国民の皆様に寄り添い、子供が明るく暮らせる国にするのは自公連立政権にしかできない。応援よろしくお願いします」と訴えると、集まった約300人の支持者らが「そうだ」と声を上げた。

 3極の対決を有権者はどう見ているのか。

 名古屋市西区の吉戸典子さん(49)は「三つどもえの選挙と言うが、希望や立憲は慌ててつくられた党という印象が残る。財源面など、しっかり組み立てられた政策を打ち出してくれる人を選びたい」と話した。

 同市東区の自営業、瓜生(うりゅう)紀代美さん(77)は「消費税増税や森友・加計学園の問題の議論にもっと時間を割いてほしい。反自民票が割れてしまい残念だ」と語った。一方、同市のパート、馬場美幸さん(47)は「各党は人気取りで競い合っている印象。地元のことを考えてくれているのか分からない。政党より人柄で選びたい」と話していた。【小倉祥徳、三上剛輝、横田伸治】

3849チバQ:2017/10/10(火) 21:07:09
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/184000c
衆院選公示

被災者に目を向けて 福岡5区

毎日新聞2017年10月10日 13時53分(最終更新 10月10日 13時53分)
 福岡、大分両県で37人が犠牲となった九州北部豪雨の被災地がある福岡5区では、被害が集中した福岡県朝倉市の被災者らが一日も早い復興を求めた。

 朝倉市杷木寒水(はきそうず)の自宅が大規模半壊し、同県うきは市のみなし仮設住宅に家族4人で身を寄せる井手龍雄さん(76)は、朝倉市を訪れた候補者の一人に対し「こんな時に解散・総選挙すること自体が疑問だ。ただ選挙をやるのならば、被災地の復興を一番に考えてほしい」と訴えた。

 候補者は「声をしっかりと受け止め、被災者の気持ちに寄り添いたい」と話した。

 豪雨による住宅の全半壊は朝倉市、同県東峰村で1077棟(6日現在)に上り、今も4人が行方不明となっている。

 福岡5区には自民、希望、共産の3人が立候補し、いずれも被災地の早期復興などを訴えている。しかし自宅が損壊し、近くの長男夫婦方に身を寄せる朝倉市杷木松末(ますえ)の樋口一郎さん(68)は「今回の選挙は政治家の駆け引きばかりが目立ち、肝心の政策がよく分からない。このままではどの政党や候補者に入れたらいいのか悩んでしまう。各党とも、もっと被災者に目を向けてほしい」と、今後の論戦に注文をつけた。【川上珠実】

3850チバQ:2017/10/10(火) 21:07:38
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171010/k00/00e/010/186000c
衆院選公示

小池氏の旧地盤、4党混戦 兵庫6区

毎日新聞2017年10月10日 14時00分(最終更新 10月10日 14時01分)

 この国の行方を見つめ直す衆院選は10日、公示された。消費増税分の使途変更と北朝鮮対応の強化を前面に掲げ、突然の衆院解散・総選挙に踏み切った安倍晋三首相。4年10カ月の政権運営が問われる自民、公明両党に対し、政界再編で生まれた新党を含む野党は期待を集められるのか。暮らしの課題が山積する中、憲法改正や原発政策も重要な争点になる。投票日の22日まで、有権者の厳しい視線が注がれる12日間の政治決戦が始まった。

 野党再編の中心的存在で希望の党代表、小池百合子東京都知事の古巣・兵庫6区は、「自民・公明」「希望・日本維新の会」「立憲民主党・共産党・社民党」の3極候補が競合する構図になった。希望が落下傘候補を立てて維新とぶつかり、候補者は4人。各陣営は小池氏を意識しながらの選挙戦に突入した。

 希望新人で小池氏の元秘書の幾村奈応子氏(37)は宝塚市での出発式で「小池百合子の後継者で、永田町で10年秘書を務めてきた。しがらみ政治を一度リセットして希望を持てるようにしなければ」と小池氏との近さを前面に押し出した。

 6区は小池氏が郵政選挙(2005年)で東京に「国替え」するまでの地盤。「小池代表の原点で勝つことに意味がある」。幾村氏は4日の出馬会見で強調したが、6区で仕事をした経験はない。元宝塚市議は「小池さんの元支持者が動くかは、風が吹くか次第」と明かす。

 「今、日本は改革待ったなし。国会へ帰してください」。維新元職の市村浩一郎氏(53)は小池氏の6区での最後の選挙となった00年、旧民主党から出馬し敗れた因縁があるが、宝塚市での第一声では小池氏に触れなかった。東京、大阪以外は維新と希望の「すみ分け」対象外のため、街頭演説には、吉村洋文・大阪市長ら維新幹部が駆けつけた。

 自民前職の大串正樹氏(51)は伊丹市での出陣式で「野党のいろいろな党が出てきた。改革をしようと言うが、何をどう改革するかを言っていない」と批判。保守で票を食い合う形だが、応援の参院議員は、小池氏が関わった90年代の日本新党ブームを引き合いに「流行はいつか終わる」と政権継続を訴えた。

 立憲民主新人の桜井周氏(47)も伊丹市で第一声。安倍政権を批判しつつ希望についても「憲法に対する考え方で賛成、反対の人が一緒になってどんな理念や政策が共有できるのか」と疑問を呈した。民進公認予定だったが、希望の公認から外れ、6日に立憲民主の公認を得たばかり。共産が公認候補を取り下げ、社民県連の推薦も得て、選挙戦に挑む。

 伊丹市の会社員、高橋秀明さん(37)は「小池さんの地元と言われても、昔の話でピンと来ない。今回の新党もできたと思ったら無くなるのでは」と冷ややかに話した。【石川勝義、田辺佑介、高尾具成、宮本翔平】

3851チバQ:2017/10/10(火) 21:11:20
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100143-n1.html
2017.10.10 17:13
【衆院選】
新潟4区、女の戦い火ぶた 「安倍政権終わらせる」「自公連立を維持」
 10日公示された衆院選で女性2人の一騎打ちとなった新潟4区(新潟市の一部、新潟県三条市など)は、両陣営ともに有力議員や党幹部が応援に駆けつけ、選挙戦初日から激しく火花を散らした。

 民進党の前職で無所属の菊田真紀子氏(47)は三条市内の事務所前で約200人の支持者らを前に第一声。「信念を貫くことを大切にし、地元の皆さんの思いを受け止め、真っすぐにひた走っていく。暴走する安倍晋三政権を終わらせる」とした上で「野党の力を結集し、原発ゼロの未来を子供たちに残す」と述べ、野党統一候補として選挙戦に臨むと強調。同党前代表で親友の蓮舫氏が応援演説に立ち「菊田さんを勝たせ、安倍政治を退陣に追い込むことこそが今回の選挙の大義だ」と訴えた。

 一方、自民党の前職、金子恵美氏(39)は夫の宮崎謙介氏が不倫で衆院議員を辞職して以来、初の選挙。三条市内で開いた出陣式には、約250人の支持者らが詰めかけた。新潟市秋葉区の堀出神社で必勝祈願を行った金子氏は「同じ相手と争うのは3回目。今回で決着をつける」と力を込め、菊田氏に3連勝すると宣言。「今回は政権選択の選挙。自公の連立政権を維持する以外に、国や地域の課題を解決する道はない。無責任な団体に任せるわけにはいかない」と新党を批判した。夕方には同党の二階俊博幹事長が三条市内で金子氏への投票を呼び掛けた。

3852チバQ:2017/10/10(火) 21:13:30
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100121-n1.html
2017.10.10 14:56
【衆院選】
希望の党が比例名簿を発表
 希望の党が10日、届け出た衆院選比例代表ブロックの名簿は次の通り。

 【北海道】(1)松木謙公☆(前)高橋美穂☆(元)山岡達丸☆(元)水上美華☆(新)(5)青木和子(新)(6)三好新治(新)

 【東北】(1)寺田学(前)(2)升田世喜男☆(前)工藤武司☆(新)山内崇☆(新)階猛☆(前)畑浩治☆(元)伊藤優太☆(新)一條芳弘☆(新)坂東毅彦☆(新)松浦大悟☆(新)緑川貴士☆(新)村岡敏英☆(前)荒井寛☆(新)近藤洋介☆(前)阿部寿一☆(元)岡部光規☆(新)小熊慎司☆(前)吉田泉☆(前)(19)宇佐見登(元)(20)高松和夫(元)

 【北関東】(1)福島伸享☆(前)石津政雄☆(元)樋口舞☆(新)大熊利昭☆(元)浅野哲☆(新)青山大人☆(新)柏倉祐司☆(元)渡辺美由紀☆(新)藤岡隆雄☆(新)大豆生田実☆(新)宮崎岳志☆(前)石関貴史☆(前)不破弘樹☆(新)猪口幸子☆(新)武正公一☆(前)菅克己☆(新)三輪麻美☆(新)吉田芳朝☆(新)高木秀文☆(新)大島敦☆(前)小宮山泰子☆(前)小野塚勝俊☆(元)杉村慎治☆(新)坂本祐之輔☆(前)三角創太☆(新)森田俊和☆(新)北角嘉幸☆(新)鈴木義弘☆(前)高山智司☆(元)(30)永井弥生(新)(31)山下崇(新)(32)並木正芳(元)

【南関東】(1)田嶋要☆(前)竹ケ原裕美子☆(新)櫛渕万里☆(元)岡野純子☆(新)遠藤宣彦☆(元)波多野里奈☆(新)太田和美☆(前)奥野総一郎☆(前)谷田川元☆(元)多ケ谷亮☆(新)樋高剛☆(元)水野智彦☆(元)長島一由☆(元)橋本久美☆(新)勝又恒一郎☆(元)風間法子☆(新)吉岡憲史☆(新)川野案☆(新)笠浩史☆(前)市川佳子☆(新)真白リョウ☆(新)原輝雄☆(新)太栄志☆(新)本村賢太郎☆(前)乃木涼介☆(新)後藤祐一☆(前)神山洋介☆(前)三村和也☆(元)井桁亮☆(新)(30)石川藍(新)(31)内山正樹(新)(32)秋山岳久(新)

 【東京】(1)松沢香☆(新)鳩山太郎☆(新)松原仁☆(前)難波美智代☆(新)福田峰之☆(前)植松恵美子☆(新)荒木章博☆(新)木内孝胤☆(前)高松智之☆(新)若狭勝☆(前)宍戸千絵☆(新)矢作麻子☆(新)柿沢未途☆(前)田村謙治☆(元)西田主税☆(新)鴇田敦☆(新)佐々木里加☆(新)鹿野晃☆(新)長島昭久☆(前)金ケ崎絵美☆(新)伊藤俊輔☆(新)吉羽美華☆(新)小沢鋭仁☆(前)(24)小泉俊明(元)(25)伊藤正樹(新)(26)田淵正文(新)(27)石飛香織(新)(28)黒川公美(新)(29)羽田次郎(新)(30)竹内今日生(新)(31)栗山由美(新)(32)竹田光明(元)(33)森村広(新)

3853チバQ:2017/10/10(火) 21:13:51
【北陸信越】(1)柴田巧☆(新)田中美絵子☆(元)柴田未来☆(新)近藤和也☆(元)鈴木宏治☆(新)斉木武志☆(元)下条みつ☆(元)井出庸生☆(前)寺島義幸☆(元)中嶋康介☆(新)(11)宮沢隆仁(元)(12)吉田治(元)(13)三枝英彦(新)

 【東海】(1)阪口直人☆(元)今井雅人☆(前)阿知波吉信☆(元)小池政就☆(元)松尾勉☆(新)鈴木望☆(元)田中健☆(新)渡辺周☆(前)福村隆☆(新)源馬謙太郎☆(新)佐藤夕子☆(元)古川元久☆(前)余語冴耶香☆(新)牧義夫☆(前)野々部尚昭☆(新)森本和義☆(元)岡本充功☆(前)安井美沙子☆(新)古本伸一郎☆(前)大西健介☆(前)田中克典☆(新)関健一郎☆(新)藤田大助☆(元)(24)中根康浩(前)(25)中瀬博之(新)

 【近畿】(1)樽床伸二(元)(2)井上一徳☆(新)(3)田島一成☆(前)小川泰江☆(新)徳永久志☆(新)嶋村聖子☆(新)泉健太☆(前)北神圭朗☆(前)山井和則☆(前)井坂信彦☆(前)横畑和幸☆(新)野口威光☆(新)梶原康弘☆(元)幾村奈応子☆(新)畠中光成☆(元)川戸康嗣☆(新)柘植厚人☆(新)長安豊☆(元)池畑浩太朗☆(新)馬淵澄夫☆(前)松本昌之☆(新)前川清成☆(新)岸本周平☆(前)坂田隆徳☆(新)(25)大沢千恵子(新)(26)野中幸市(新)(27)白石純子(新)(28)請田修一(新)

 【中国】(1)湯原俊二☆(元)蜂谷弘美☆(新)津村啓介☆(前)内山晃☆(元)柚木道義☆(前)樽井良和☆(元)松本大輔☆(元)上野寛治☆(新)橋本琴絵☆(新)佐藤公治☆(元)佐藤広典☆(新)大内一也☆(新)藤田時雄☆(新)(14)山口克也(新)

 【四国】(1)仁木博文☆(元)小川淳也☆(前)玉木雄一郎☆(前)富永喜代☆(新)横山博幸☆(前)白石洋一☆(元)桜内文城☆(元)大石宗☆(新)(9)藤岡佳代子(新)(10)鎌江一平(新)

 【九州】(1)中山成彬(元)(2)石井英俊☆(新)稲富修二☆(元)楠田大蔵☆(元)原圭助☆(新)緒方林太郎☆(前)城井崇☆(元)村上智信☆(新)大串博志☆(前)西岡秀子☆(新)山口初実☆(新)末次精一☆(新)宮島大典☆(元)松野頼久☆(前)吉良州司☆(前)外山斎☆(新)花輪智史☆(新)斉藤佳代☆(新)野間健☆(前)(20)並木浩一(新)(21)森田俊文(新)

3854チバQ:2017/10/10(火) 21:14:28
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100127-n1.html
2017.10.10 15:06
【衆院選】
立憲民主党が比例名簿を発表

 立憲民主党が10日、届け出た衆院選比例代表ブロックの名簿は次の通り。

 【北海道】(1)道下大樹☆(新)荒井聡☆(前)本多平直☆(元)池田真紀☆(新)神谷裕☆(新)石川香織☆(新)(7)山崎摩耶(元)

 【東北】(1)岡本章子☆(新)(2)山崎誠(元)(3)阿久津幸彦(元)(4)梶護(新)

 【北関東】(1)長谷川嘉一☆(新)山川百合子☆(新)枝野幸男☆(前)(4)堀越啓仁(新)(5)大河原雅子(新)(6)高木錬太郎(新)

 【南関東】(1)樋口博康☆(新)岡島一正☆(元)山田厚史☆(新)生方幸夫☆(元)石塚貞通☆(新)宮川伸☆(新)篠原豪☆(前)高橋野枝☆(新)早稲田夕季☆(新)青柳陽一郎☆(前)中谷一馬☆(新)阿部知子☆(前)小林弘幸☆(新)

 【東京】(1)海江田万里☆(元)松尾明弘☆(新)井戸正枝☆(元)手塚仁雄☆(元)落合貴之☆(前)長妻昭☆(前)吉田晴美☆(新)鈴木庸介☆(新)前田順一郎☆(新)北條智彦☆(新)初鹿明博☆(前)菅直人☆(前)末松義規☆(元)山花郁夫☆(元)高橋斉久☆(新)山下容子☆(新)

 【北陸信越】(1)西村智奈美☆(前)(2)松平浩一(新)(3)山本和嘉子(新)

【東海】(1)青山雅幸☆(新)日吉雄太☆(新)吉田統彦☆(元)近藤昭一☆(前)赤松広隆☆(前)(6)松田功(新)

 【近畿】(1)村上賀厚☆(新)尾辻かな子☆(新)長尾秀樹☆(新)村上史好☆(元)松井博史☆(新)辻元清美☆(前)姜英紀☆(新)森山浩行☆(元)桜井周☆(新)(10)塩見俊次(新)

 【中国】(1)亀井亜紀子☆(新)高井崇志☆(前)坂本史子☆(新)(4)秋葉忠利(元)

 【四国】(1)武内則男(新)

 【九州】(1)山本剛正☆(元)山内康一☆(元)矢上雅義☆(元)横光克彦☆(元)川内博史☆(元)(6)仲間昌信(新)(7)藤田一枝(元)

3855チバQ:2017/10/10(火) 21:14:54
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100129-n1.html
2017.10.10 15:08
【衆院選】
日本維新の会が比例名簿を発表
 日本維新の会が10日、届け出た衆院選比例代表ブロックの名簿は次の通り。

 【北海道】(1)小和田康文☆(新)(2)佐藤暁(新)

 【東北】(1)畠山昌樹☆(新)西村恵美☆(新)

 【北関東】(1)青柳仁士☆(新)(2)小檜山清人☆(新)谷古宇勘司☆(新)榛野博☆(新)高橋英明☆(新)

 【南関東】(1)長谷川豊☆(新)藤巻健太☆(新)佐藤浩☆(新)星健太郎☆(新)串田誠一☆(新)

 【東京】(1)木村剛司(元)(2)小林学(新)(3)中津川博郷(元)

 【北陸信越】(1)吉田豊史☆(前)橋本将之☆(新)手塚大輔☆(新)

 【東海】(1)杉本和巳☆(元)(2)喜多義典(新)

 【近畿】(1)森夏枝☆(新)(2)井上英孝☆(前)椎木保☆(前)美延映夫☆(新)奥下剛光☆(新)木下智彦☆(前)足立康史☆(前)松浪健太☆(前)伊東信久☆(前)藤田文武☆(新)青野剛暁☆(新)谷畑孝☆(前)浦野靖人☆(前)馬場伸幸☆(前)遠藤敬☆(前)丸山穂高☆(前)梅村聡☆(新)松木秀一郎☆(新)市村浩一郎☆(元)三木圭恵☆(元)吉野忠男☆(新)栄隆則☆(新)

 【中国】(1)灰岡香奈☆(新)(2)今枝仁☆(新)空本誠喜☆(元)

 【四国】(1)西岡新☆(元)

 【九州】(1)河野正美☆(前)口石竜三☆(新)山之内毅☆(元)下地幹郎☆(前)

3856チバQ:2017/10/10(火) 21:18:42
1・3区なし
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk05010064000c.html
<決戦前夜>2017衆院選/中 2区 「票離れ」に危機感 前法相と2新人、三つどもえ /秋田
10月08日 00:00毎日新聞

 会場に詰めかけた約500人がどよめいた。5日夜、大館市内であった前法相の自民前職、金田勝年氏(68)の総決起集会。二階俊博幹事長と菅義偉官房長官という“大物”が相次いで姿を見せた。

 「一流の政治家として日本の未来を背負うにふさわしい」。二階幹事長は金田氏を最大限持ち上げた。続いて現れた菅官房長官も「金田さんは法相の時、本当に頑張ってくれた」と賛辞を贈った。菅官房長官は集会の前に能代市、北秋田市でも演説を行い、支持を訴えた。

 秋田2区(能代市、大館市など)は4選を目指す金田氏に、希望新人、緑川貴士氏(32)と共産新人、藤本友里氏(38)が挑む構図になりそう。

 金田氏は法相時、「共謀罪」の成立要件を改めたテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正を担ったが、野党から度々追及された。県連幹部は「非常に不安定な答弁で、ワイドショーなどで連日取り上げられてしまった」とマイナスイメージを危惧する。

 前回は次点の緑川氏に約2万5000票の大差で当選したが、今回陣営に楽勝ムードはない。「寛容な保守」を掲げる希望に保守票が流れるのではという不安を抱える。陣営関係者は言い切る。「目標の得票数なんてない。ただ勝てればそれでいい」

 1日、大館市内であったボランティア関連のイベントには約3000人が集まっていた。緑川氏が参加者にあいさつ回りをすると、「応援してるよ」と握手を求められ、深々と頭を下げた。その後の司会を買って出ると、軽妙な語り口で注目を集めた。

 この時は希望の公認は出ておらず、取材に「(民進)党の大きな流れに従う」としていた。その後3日に1次公認として発表されると「新たなスタートを切れる」とほっとした様子をみせた。

 前回は民進公認で戦い落選。以降、地道にあいさつ回りなどを重ねた。秋田の民放局の元アナウンサーという知名度と若さに加え、今回は希望の「新党ブーム」で、現政権に批判的な保守層の支持が得られるのではとの期待が陣営関係者から出ている。さらに連合秋田の推薦も得た。

 だが同時に「リベラル層の票を失うのでは」という不安が広がっている。5日、大館市内であった事務所開きでは支持者に「安倍(晋三)政権と対峙(たいじ)する姿勢は何ら変わりません」と理解を求めた。

 共産の藤本氏は、昨年の参院選の際、野党共闘が成立したため立候補を取り下げ、比例に転じた。落選以降、地元の大館市や北秋田市で街頭に立ち、現政権への異議を主張し続けてきた。

 今回の解散総選挙を「安倍政権の暴挙を止める大きなチャンス」と捉え、特定秘密保護法や安全保障関連法の廃止を訴える。【田村彦志、山本康介】

3857チバQ:2017/10/10(火) 21:20:49
>>3489
<急転・対決の構図>2017衆院選/上 1区 自民前職、着々と 希望、奪還へ意気高く /山形

2区 見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk06010018000c.html
<急転・対決の構図>2017衆院選/下 3区 前哨戦の鶴岡市長選 注目される得票数 /山形
10月08日 00:00毎日新聞

 加藤鮎子は小泉進次郎=自民党筆頭副幹事長=から、からかい交じりに声をかけられた。「僕の誘い、あっさりと断ってくれたよね」。9月24日、山形市内の党の会合。一世を風靡(ふうび)したYKK(山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎)を互いに父に持ち、年齢は2歳差。それでも、加藤は恐縮するしかなかった。

 ちょうど1年ほど前、昨年8月ごろだったという。党農林部会長だった小泉から、副部会長への就任を打診された。官邸・党・農林水産省のトライアングルは当時、JAグループに「改革」を迫っていた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、コメの生産調整(減反)、JA全農の株式会社化など政策課題は山積している。

 そうした状況下で、将来の首相候補からの「誘い」を1年生議員は断った。周囲には「農家の悲痛な声を聞いていた。中央で声を上げることは重要だが、まずは地域と向き合うことが大切だ」と説明したという。月2回の農協幹部との会合、農水官僚との勉強会を重ねてきた。この9月にはようやく、農林副部会長に就任。JAグループの政治団体からの推薦も取りつけた。

 ライバルの阿部寿一は雪辱に燃えている。前回2014年の衆院選では加藤にわずかに1488票差、得票率0・8ポイント差で涙をのんだ。酒田市長を務め、行政経験・能力は実証済み。本来は自民党寄りのはずの農業関係者の支持を得るなど、保守層へも食い込んでいる。

 政治的決断力を示したのは前回の無所属から、希望の党公認を選んだことだ。共産党などの左派票への影響は考えられるが、それを上回る保守票の掘り起こしが期待できるとみた。さらに「これで、比例復活の道が生まれた」(陣営幹部)。

 ぎりぎりまで、悩んでいたと陣営関係者は明かす。決断に至った理由には冷徹な票の足し算引き算だけでなく「政権打倒には全県一枚岩になるべきだとの信念もあった」(同)。いったんこうと決め、阿部自身はすっきりしたようだ。「希望の風を吹かせてみせる」

 総選挙直前の鶴岡市長選(8日告示、15日投開票)が前哨戦となる。故・加藤紘一が築き上げた「王国」の首府。前回衆院選では同市内で加藤3万9633票、阿部1万5621票と大差がつき、選挙戦全体を決する天王山となった。今回の市長選は現職の榎本政規を加藤、新人の皆川治を阿部が支援する代理戦争。どちらが勝利するにしても、得票数に注目が集まる。【野間口陽、深尾昭寛、高橋不二彦】(敬称略)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区の立候補予定者◇

加藤鮎子 38 党副部会長 (1)自前

阿部寿一 58 [元]酒田市長 (1)希元

加藤太一 66 党地区副委長 共新

城取良太 40 幸福県代表 諸新

 ※カッコ内の数字は当選回数

 (鶴岡市、酒田市、新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、三川町、庄内町、遊佐町)

3858チバQ:2017/10/10(火) 21:22:55
山形
http://yamagata-np.jp/news/201710/04/kj_2017100400066.php
【2017衆院選】県区の構図(1区) 政策、実績が強み/希望を追い風に
2017年10月04日 09:11
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 衆院選は10日の公示が目前に迫った。民進党の新党「希望の党」への合流や、希望への拒否感を鮮明にする共産党など、衆院解散からわずか6日間で、構図は目まぐるしく変遷した。県内3小選挙区に出馬予定の民進系3氏が民進公認・推薦から希望公認に替わり、共産は野党共闘を断念して独自候補を擁立する。県1〜3区は混戦模様で選挙戦に突入する。(文中敬称略)     

 県1区は、2回連続で自民前職と民進系新人がぶつかる。自民の遠藤利明と希望入りした荒井寛の一騎打ちとなり、共産は新人石川渉が立候補する。

 「相手が誰であれ、日本のため、山形のために頑張るだけだ」。遠藤は先月30日の事務所開きで支持者に訴えかけた。希望への公認申請が取り沙汰される相手陣営への批判を抑制し、政策や実績を強調した。

 遠藤にとって、8選が懸かる政治決戦。2014年衆院選から約3年。この間、自公勢が約半世紀ぶりに山形市長選を制した。自ら前面に立った遠藤は山形市長佐藤孝弘の「生みの親、育ての親」(後援会関係者)と称される。

 佐藤との協力関係は、遠藤の強みになる。佐藤は市全域に30以上の後援組織を張り巡らせる。佐藤は「戦後の日本政治史上、最大の汚点。人の道にはずれている」と民進、希望の合流を批判。「遠藤さんとの連携が市勢発展につながる」とコンビプレーを支持者に強調し、強固な信頼関係をアピールする。

 遠藤は衆院解散前から、会長代行を務める東京五輪・パラリンピック組織委員会の職務の合間を縫って地元入りし、支援者へのあいさつ回りを精力的にこなしてきた。五輪やインフラ整備の実績を前面に出し、山形新幹線の高速化や農業・農村振興による地方創生を訴える。希望が無党派層を動かす風を呼ぶのか、未知数な要素がある中、陣営幹部は引き締めを図り「圧倒的な力の差を見せつける」と意気込む。

 前回衆院選で民進(旧民主)は解散当日に新人候補の擁立を発表した。準備不足が大敗の要因だったが、獲得した4万6千票を「一定の成果」と受け止める。今回は昨年末に新人荒井の擁立に成功。約10カ月間の準備期間を経て、3年前の結果を「基礎票」と見立てた戦略を練ってきた。

 荒井は地元を熱心に回る草の根活動を展開し、建設業や介護業の経営や、同世代との協働による地域活動で培った経験、44歳の若さを打ち出し、世代交代を訴える。相手陣営に比べれば、知名度不足は否めないものの、寛容な改革保守を掲げる“希望の風”は、追い風の要因になり得る。

 対立軸を有権者に明示する上で陣営は当初、昨夏の参院選県選挙区の再現を描いた。だが、民進と希望の合流が表面化する直前に、県1区で共産の独自候補者堅持の構えが浮上。野党連携に不透明感が漂った。荒井の希望入りで、結果的には共産が候補者を堅持。陣営内には、急転直下の合流劇を「(支持拡大の)プラスに作用するかもしれない」と捉える向きもある。

 希望公認が決まるまでの間、活動は一時的に足踏み状態となった。支持を得る社民党県連は支持を取りやめ、自主投票とした。これまでのような布陣を構築できるか、不透明な状況に議席奪還を狙う陣営内には、期待と不安が交錯する。

 野党共闘を模索してきた共産の石川は、出馬を前提に粛々と準備を進めてきた。安倍政権への批判、民進、希望を巡る混乱が広がる中、「ぶれない野党として、共産への追い風を感じる」と陣営幹部。小選挙区との連動で、比例票の上積みに手応えも口にする。

3859チバQ:2017/10/10(火) 21:23:18
山形
http://yamagata-np.jp/news/201710/05/kj_2017100500086.php
【2017衆院選】県区の構図(2区) ぶれない姿勢を強調/草の根で「個人」前面
2017年10月05日 10:24
 県2区は自民前職の鈴木憲和(35)と希望前職の近藤洋介(52)が激突する。共産は新人の岩本康嗣(52)が出馬する。

 「応援してくれた方々を裏切ることはできなかった」。米沢市内のコミュニティセンターに集まった支援者を前に、鈴木は語り始めた。昨年11月の「造反」についてだ。鈴木は環太平洋連携協定(TPP)承認案の衆院本会議採決を棄権。初陣を飾った12年の選挙で、公約の柱としてTPP反対を掲げたことにこだわった。

 選対本部長の県議野川政文は1日、米沢市の事務所開きでこの行動に触れ、「一徹な男だと見直した」と持ち上げた。「希望の党」に合流した民進党出身者に関し、安保や憲法問題での「変節」が指摘される中、陣営は「ぶれない政治家」を強調して戦う考えだ。

 運動は組織をフル回転させる。選挙区内の党所属県議は12人を数え、7市10町の支援市町議は約120人に上る。今年7月には約500社の企業後援会を発足させた。学校法人「森友学園」「加計(かけ)学園」問題の対応に関する安倍晋三首相への批判を受け止めながら、愚直に地方創生や農業関連政策を訴える。さらに、公明党との協力を強め、3回目の当選を狙う。

 「戦いやすくなった」。希望が1次公認者名簿を発表した3日夕、選対総括責任者の県議後藤源はつぶやいた。そして、にやりとして続けた。「希望は政策も綱領もはっきりしない。誰を首相指名するかも分からない。憲法や安保で相手がどういう主張をするのか、楽しみだ」

 近藤は衆院解散翌日、事務所開きで支援者を前に語気を強めた。「安倍1強政治を倒す。この1点で希望への合流を決めた」。拍手が湧き、決断は承認を得た。それは昨夏の参院選で舟山康江を圧勝に導き、今回も成立しつつあった共産を含む野党共闘が事実上、破談となった瞬間だった。

 前回衆院選で近藤は鈴木に約7500票差で敗れた。この時、共産候補の得票は1万1千余り。単純に近藤の票に足せば鈴木を上回る。近藤は民進県連会長として県内の社民党、連合との協力関係「山形方式」をけん引した。今回も昨夏の参院選と同じ枠組みで戦えば、舟山が持つ女性や農家の票が加わり、過去1度しかない小選挙区勝利が近づくと陣営は踏んでいた。

 希望の風の強さも風向きも定まらない中、近藤は「多くの人が近藤個人を信頼し、応援してくれている。これまで通り草の根の活動に徹する」と繰り返す。改憲議論は必要とした上で9条改正に反対の立場を明確にし、引き続き山形方式を模索する姿勢も見せる。

 自民政権時代に労相を務めた鉄雄を父に持ち、近藤は「穏健な保守」を掲げる。希望の旗印も「寛容な改革保守」だ。選対本部長の県議木村忠三が語った。建設相などを歴任した祖父武雄、元県議の父莞爾を経て受け継ぐ自身の保守地盤を念頭に「個人的には共産と組むよりやりやすい。党派に関係なく、地域のためにと訴えるだけだ」

 岩本は近藤の希望入り表明と同時に動きだし、対決姿勢を鮮明にする。街頭演説で「第2自民党」と希望を切り捨てた上で、郷土料理に例えて批判した。「希望は危険な芋煮会のようなもの。おいしいブナシメジ入りと思って飛び付くと、実は毒キノコだ」(敬称略)

3860チバQ:2017/10/10(火) 21:23:45
山形
http://yamagata-np.jp/news/201710/06/kj_2017100600112.php
【2017衆院選】県区の構図(3区) 実績アピール/雪辱期し希望
2017年10月06日 10:29
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 県3区は2期目を目指す自民前職の加藤鮎子と、雪辱を期す希望元職の阿部寿一が再び激しい選挙戦を繰り広げる。共産新人の加藤太一が党勢拡大を狙い、諸派新人の城取良太も名乗りを上げる。

 衆院解散直後の野党再編を巡る急展開に加え、県3区は鶴岡市長選・市議選(8日告示、15日投開票)と酒田市議選(22日告示、29日投開票)が重なる。鶴岡市長選は現職榎本政規と新人皆川治の一騎打ちの構図。榎本と集会で顔を合わせ連携する加藤鮎に対し、党派を超えた幅広い支持獲得を狙う皆川の後方支援に阿部は徹する。両者の立ち位置は対照的だ。市長選の当落が衆院選終盤に決まるだけに、結果が双方の戦術に大きな影響を与えそうだ。

 「加藤王国」を築いた父紘一の後を継ぐ加藤鮎は前回、1488票の僅差で初陣を飾った。30代の若さ、女性、新人を強調し地元鶴岡の大量得票で阿部に競り勝った。実績が問われる2期目の難しさを認識する選対幹部は「(加藤鮎、阿部の)1対1になれば危ない」。昨夏の参院選大敗も記憶に新しく、民主(当時)、共産候補を含む計5人で争った前回衆院選の得票を単純に足せば野党共闘に分がある。

 「希望の党」公認を阿部が選び、野党共闘が崩れた。加藤鮎の選対幹部は「共産が抜けたことで動きやすくなった人もいるだろう」と警戒感を強めながらも「希望の風がどの程度あるのか。そよ風ではないか」。「本音を言えば『戦える』ということ」と引き締めた。

 加藤鮎は「地域に根差した保守の結集」を呼び掛ける。与党議員として庄内・最上の社会インフラ整備に奔走し、政府予算の増額につなげた実績をアピールして元職との違いを訴える。

 野党共闘の下で無所属を貫くか、新党に合流するか。阿部は最終的に希望入りを選択した。「さまざまな意見があるが、本人が決断した以上は一丸となって戦う」。公認発表翌日の4日、酒田市の総決起大会で後援会長中村護は力を込めた。開催直前に選対幹部を集め、阿部が公認取得の理由を説明した。「みんなが納得した。いよいよスタートが切れる」。幹部の1人は目を輝かせた。

 再起を期す阿部は今回、「勝てる候補」として民進の推薦を得ていた。昨夏の参院選で舟山康江を大勝に導いた野党共闘の流れに手応えをつかんでいた。その中での新党入り。共産の支援は逃すが、阿部の支持者は保守系も多い。陣営は「去る票もあれば、来る票もある」とみる。

 惜敗した前回は無所属での出馬で、比例復活はなかった。希望入りを推した支持者の中には「前回と同じ轍(てつ)は踏まない」「何としても国政に送る」との強い思いがある。

 出馬取り下げも視野にあった加藤太は一転して臨戦態勢を整え、対決姿勢を鮮明にする。自民批判を強め、希望を自民の「補完勢力」と断じる。「市民と野党の共闘を追求し、共産躍進をつかみ取る」と語る。

 政治団体「幸福実現党」の城取は、後援会を軸に既存政治への批判層に浸透を図る。(敬称略)

3861チバQ:2017/10/10(火) 21:31:54
>>3288 2017衆院選・選挙区情勢 1 1区 鍵握る大票田の水戸
>>3412 2017衆院選・選挙区情勢 2区 額賀氏追う元新2氏
>>3413 2017衆院選・選挙区情勢 3区 葉梨氏に挑む2新人
>>3619 2017衆院選・選挙区情勢 茨城4区 現職閣僚に元新挑む
>>3620 2017衆院選・選挙区情勢 茨城5区 大畠氏の引退で激戦
>>3713 2017衆院選・選挙区情勢 茨城7区 14選狙う前職と2氏

https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-104764219.html
2017衆院選・選挙区情勢 茨城6区 丹羽氏引退で3新人
10月09日 05:21茨城新聞

2017衆院選・選挙区情勢 茨城6区 丹羽氏引退で3新人
茨城新聞
(茨城新聞)
12期務めた丹羽雄哉氏が引退し、自民の国光文乃氏と希望の青山大人氏、共産の古沢喜幸氏の新人同士の三つどもえとなる。
 国光氏は医師で元厚労省医系技官。元厚相の丹羽氏の後継指名を受けた。2月に出馬表明後、約40団体の推薦を受けたほか、子育て世代の女性を中心に浸透を図る。安倍首相が4日、応援演説に駆け付けるなど、中央とのつながりをアピール。9日の決起集会では党要職者らが出席し、組織固めを図る。
 青山氏は元県議で、前回に続き、2度目の挑戦。民進公認だったが、3日に希望公認を受けた。「私自身は変わらず、地道に活動する」と、駅立ちや支持者回りを重ねる。4日に土浦市で開いた集会では「地域に住み、地域の課題を解決する。『地元の青山』に力添えを」と訴えるなど地元出身を強調する。
 古沢氏は2年前まで土浦市議を5期務めた。予定されていた公認候補の変更で出馬を決めた。安倍政権を「原発再稼働や消費税増税など、国民の声を踏み付けている」と批判し、安保法制廃止や北朝鮮との対話解決などを掲げる。民進の希望合流で選択が分かりやすくなったとして、支持拡大を訴える。
 【立候補予定者】
国光文乃 38 自新
青山大人 38 希新
古沢喜幸 71 共新
(丸数字は当選回数、敬称略)

3862チバQ:2017/10/10(火) 21:32:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk08010060000c.html
<衆院選2017>関係修復の好機? 保守二分、知事選のしこり /茨城
10月08日 00:00毎日新聞

 衆院選(10日公示-22日投開票)は、保守支持層を二つに割った知事選のわずか2カ月後に行われる。橋本昌前知事を支援した首長や業界団体の多くは、現知事を推した自民党との関係修復の好機とみるが、党側は厳しい態度を崩さない。自民への不信感が拭えない首長もいて、知事選のしこりが衆院選にも影響しかねない状況だ。【まとめ・山下智恵】

 「地方と自公のスクラムを壊したくない。地方の声を届けてほしい」。4日にあった自民候補予定者の演説会。政権とのパイプの重要性を訴えた首長は、この夏は政権批判を繰り広げた橋本氏を応援した。「自分の選挙もあるから」と苦笑した首長は「マイクを握ったし(知事選の件は)ご破算でしょう」とつぶやいた。

 知事選では自民が大井川和彦知事を擁立したのに対し、多くの首長や業界団体は橋本氏を支持。自民の支持基盤が分裂する激戦となった。だが今、橋本氏を支持した首長の多くは自民との関係修復に動いている。

 橋本氏を支援した業界団体も同様で、JAグループの政治団体「県食と農と水政治連盟」(県農政連)は全小選挙区で自民候補予定者の推薦・支持を決めた。幹部は「互いに頭を下げた。修復にもってこいのタイミングだ」。支援の先頭に立った県建設業協会も、衆院選の対応を一任された各支部は自民候補予定者を推薦する方向。「知事選は終わった。従来通り自民を支える」と関係者は言う。

 一方、自民県連側には「水に流す」姿勢は見えない。3日の記者会見。海野透会長代行が「(業界団体とは)選挙を通じて修復しつつあり心配ない」と話すと、田山東湖幹事長はそれを遮るように「(団体は)修復したと勘違いしないように」と言い切った。その上で団体に対し「上層部に問題がある」と暗にトップ交代まで求めた。県連は県議への処分も行っており、大井川氏を応援しなかったとして計6人を会派離脱などにしている。

 こうした県連の強硬姿勢への反発は首長間で少なくない上、何より知事選の記憶は今も生々しいまま。「しこりは残っている」と明言する首長もおり、自民候補を全面的に支える展開になるかは見通せない状況だ。

 橋本氏の選挙対策本部長を務めた北茨城市の豊田稔市長は「知事選で自民を散々批判した。すぐに応援するのはおかしい」と静観の構えでいる。自民を離党した元県連市町村議員会長の松本勝久・水戸市議も「復党の意思はない。相手候補を支援する可能性もある」と話す。

 「面従腹背」で臨む首長はさらに多い可能性がある。ある首長は「知事選のやり方はおもしろくない。市民を思えば頭を下げざるを得ないが、私は絶対動かない」と不信感をあらわにする。別の市長も「知事選では大井川氏、橋本氏のどちらを支持するかで、自民・官邸は県民を敵と味方に分断した。支持者はそのことに不信感を持っており、今回は自民のために運動したくないという人も多い」と内情を説明する。

3863チバQ:2017/10/10(火) 21:33:08
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710090004.html
豊田真由子氏、支持者離れ深刻で絶体絶命 “このハゲ!”人気で聴衆殺到も…関係者「支持者のほとんど見放している」
17:15夕刊フジ

豊田真由子氏、支持者離れ深刻で絶体絶命 “このハゲ!”人気で聴衆殺到も…関係者「支持者のほとんど見放している」
「埼玉4区 主な立候補予定者」(朝霞市、志木市、新座市、和光市)
(夕刊フジ)
 【センセイたちの憂うつ 2017総選挙】

 「ハゲだ!」「あっ! ハゲだ!」。衆院解散後初の休日となった9月30日、東武東上線朝霞台駅前(埼玉県朝霞市)で、女子高生たちが、ある人物を指さし、はやし立てていた。

 その先にいたのは、頭髪の薄い男性ではない。元秘書に対する「このハゲーーー!」発言で批判を浴びた豊田真由子氏(42)=埼玉4区=だ。

 「この度は大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。死んだ方がましだと思う日々を過ごしておりますが、逃げるのではなく、直接こうしておわびするのが筋ではないかと思い、参上致した次第です」

 テレビで連日報じられた元秘書への金切り声は鳴りをひそめ、神妙な声で謝罪を繰り返す豊田氏。演説の冒頭と終了時には深々と頭を下げた。

 7月に行われた東京都議選で自民党が大敗した一因とされるほど、“暴言事件”の影響は大きかった。

 だが、この日の演説では、意外な反応も。聴いていた約30人のうち、20人ほどが豊田氏との記念撮影を希望したのだ。女子高生から30〜40代とみられるサラリーマン、老婦人と年齢層も幅広い。号泣寸前の謝罪あいさつから一転、スマートフォンに向かって笑顔もこぼれた。もっとも、純粋な気持ちで応援しているのか、「このハゲ!」で世間を騒がせた本人と写真を撮ってみたいという興味本位なのか、傍目には判断がつかなかった。

 演説終了後、逃げるように車へと向かった豊田氏を追いかけ直撃した。

 --選挙への意気込みは?

 「私、まだ(衆院選に)出るという風に申し上げたことは実はなくてですね。今日もおわびの行脚ということで参りましたので、またご指導よろしくお願いします」

 警戒しているのか、謝罪あいさつのときより声のトーンが低い。ただ、自民への復党を尋ねると、まんざらでもないようで「私は自民党の議員としてやってまいりましたし、自民党の理念に深く賛同してまいりました」と答えた。

 それから6日後の10月6日、豊田氏は無所属での立候補を正式表明した。

 それにしても、自らまいた種による逆風をどう切り抜けるつもりなのだろう。

 地元事情に詳しい関係者が言う。「一部では『たたかれすぎ』と同情する声もあるようだけど、これまでの支持者のほとんどは豊田氏を見放している。何の地盤があるのかという感じだね」

 現に、自民党は「刺客」として志木市議の穂坂泰氏(43)を公認した。

 絶体絶命である。(夕刊フジ取材班)

3864チバQ:2017/10/10(火) 21:33:26
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100146.html
【衆院選】公示日が誕生日の豊田真由子氏祝い花束 「元気に選挙を戦って」
18:19産経新聞

 衆院選が公示された10日は偶然にも、元政策秘書の男性への暴行・暴言問題で自民党を離党した豊田真由子氏(43)=埼玉4区、無所属=の誕生日。豊田氏が同日午後、街頭演説を行った埼玉県新座市の東武東上線志木駅前では、支援者の女性らが花束を渡して誕生日を祝った。

 10日午後2時過ぎ、“豊田効果”で報道陣ら大勢が待つ志木駅前に豊田氏が姿を現すと、拍手が巻き起こった。支援者の男性らは「真由子」コールで歓迎。中には豊田氏と一緒にスマートフォンで自撮りをする人の姿も。

 「元気に選挙を戦ってほしい」。ピンク色や白い花からなる花束を抱えた同県和光市の主婦(76)は笑みを見せた。6日に衆院選への出馬を正式に表明した豊田氏の姿勢を「いじめられても立つ勇気。これが政治家かな」と絶賛した。

 「私も人を使っているので怒る気持ちは分かるが、暴言はよくない」と話すのは、自撮りをしていた同県朝霞市の自営業男性(34)。一方で、「腹の中はいい人だと思っているので、ちょっと応援している」とエールを送った。

 同県志木市の高校3年の女子生徒(18)は「騒動を起こしたのに選挙に出るのはどうかと思います。自粛すべきだと思う」と冷ややかだった。

 埼玉4区ではこのほか、いずれも新人で、共産の朝賀英義氏(67)、維新の青柳仁士氏(38)、希望の吉田芳朝氏(43)、自民の穂坂泰氏(43)が立候補を届け出ている。

3865チバQ:2017/10/10(火) 21:40:51
富山の記事が少ないことに気付いた
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk16010182000c.html
<対決の構図>’17衆院選 あす公示 8氏が立候補予定 県内3選挙区、直前に顔ぶれそろう /富山
10月09日 00:00毎日新聞

 衆院選は10日公示される。22日の投開票に向け、県内3選挙区では、これまでのところ計8人が立候補の準備を進めている。民進党が分裂した影響で維新を除く野党4党の共闘が崩壊したり、出馬を断念する立候補予定者が相次ぐなどし、公示直前にようやく固まった各区の顔ぶれや戦いの構図を報告する。【古川宗、鶴見泰寿】

 ◆1区

 ◇共闘崩壊し、共産と維新

 9月28日の解散直前まで富山1区では、維新を除く4野党間で、立候補を表明していた自由元職と民進新人の調整が難航していた。市民団体「オールとやま県民連合」の呼びかけで同27日に開かれた政党間協議で、自由元職が出馬を取り下げ、民進新人に一本化したものの、同日、民進党が希望の党に合流する流れが表面化。民進新人は希望からの出馬を目指したため、共産は今月4日、独自候補を擁立。民進に離党届を提出した新人は希望の公認を得られず、5日、出馬を断念した。

 混乱が続いた野党を尻目に、3選を目指す自民前職の田畑裕明氏(44)は着々と準備を進める。200社を目標に企業・団体回りを連日こなし、支持基盤を固める。ただ、昨秋の政務活動費の不正問題で、選挙戦の手足となる富山市議が不在となっている地域もあり、陣営幹部は「政治不信が続いている」と危機感も示す。

 共産新人の青山了介氏(42)は「安保法制撤回」「憲法改正反対」の受け皿を目指し、急ピッチで準備を進める。ベテランの共産県議や市議が選対に入り、積極的に街宣をこなす。一方、「オールとやま」は社民と共産の「共闘」を求めるが、社民側の協力は積極的とはいえず、足並みがそろわないまま選挙戦に突入しそうだ。

 前回、比例代表で復活当選し、再選を目指す維新前職、吉田豊史氏(47)は、昨秋、初当選した維新の富山市議と街宣を精力的にこなし、7日には吉村洋文・大阪市長も応援に来県。希望から推薦され、自民への批判票や民進支持層の取り込みも狙うが、民進県連幹部は、党分裂の影響もあり「支援できる状況ではない」という。

 ◆2区

 ◇自民と社民、一騎打ちへ

 前回選で自民、共産、社民の三つどもえの争いとなった富山2区は今回、8選を目指す自民前職の宮腰光寛氏(66)と、共産と立候補予定者を一本化した社民の新人、山崎彰氏(67)の一騎打ちとなりそうだ。

 宮腰氏は党の15地域支部と協力し、漁協や農協など支援団体の票固めに奔走。公明党の推薦も受けて盤石の態勢づくりを目指し、前回を上回る9万票台が目標。2日の事務所開きで、陣営幹部は「他の区と異なり2候補の争い。注目度が下がりやしないか。投票率と得票率を上げ、前回の結果を上回りたい」と気を引き締める。

 野党共闘すみ分けの経緯から2区に回った社民は候補者選びが難航し、山崎氏の擁立は解散の前々日にずれこんだ。山崎氏は「安倍改憲阻止が最重要課題」と力を込め、元農水省職員の経験をアピールし「予算が増える防衛費よりも農林水産業の振興を」と訴える。共産支持者や労組など、現政権の批判票の囲い込みを目指す。

 
………………………………………………………………………………………………………

 ◆2014年衆院選の結果◆

 ◇1区

田畑裕明(自民) 当  70085

吉田豊史(維新) 比  39249

高橋渡(共産)      9795

 投票率46.47%

 ◇2区

宮腰光寛(自民) 当  82898

東篤  (社民)    23350

平崎功(共産)     11158

 投票率48.14%

3866チバQ:2017/10/10(火) 21:41:10
 ◆3区

 ◇希望加わり3極対決か

 富山3区は、前回、一騎打ちの争いを展開した自民前職の橘慶一郎氏(56)と共産新人の坂本洋史氏(47)に、希望新人の柴田巧氏(56)が加わり、3極が対決する構図となりそうだ。

 4選を目指す橘氏は前回、10万票以上の差をつけ、圧倒的な地盤の強さを見せつけた。陣営は、前回を超える得票数を目標に経済界や農協、漁協などに支援を呼び掛ける。しかし、1日の事務所開きで、陣営幹部は「希望による政権交代への風は一夜にして大風となり、地方にも影響するかもしれない」と警戒を呼びかけた。

 柴田氏は9月30日夜、後援会幹部らとの会合後、「自民に替わる新たな保守勢力として富山から日本大改革を始めたい」と立候補の意向を表明。参院議員時代に培った支持者を核に、改革を求める保守層や維新、民進支持層からの票の上積みも目指す。比例代表も視野に関東、関西、中部などの後援会組織にも協力を呼びかける。

 坂本氏は「オールとやま」の支持を受け、富山2、3両区の候補者一本化で社民と共闘する。「争点は安倍政治そのもの」と強調し、街宣などで精力的な活動を続ける。希望を「自民の補完勢力」と位置づけ、市民と野党の共闘を全面に出し、改憲に前向きな勢力に真っ向から反対。こうした批判票の取り込みがカギになりそうだ。

◇3区

橘慶一郎(自民) 当 138991

坂本洋史(共産)    32118

 投票率47.70%

 ※当は当選、比は比例代表で当選

3867チバQ:2017/10/10(火) 21:42:14
9/30の記事
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017093002000097.html
「希望」対応 揺れる各党 民進合流方針の富山1区
09月30日 05:00中日新聞プラス

自民 警戒/維新 連携期待/共産 不快感
 衆院の解散から一夜明けた二十九日、富山1区で民進の公認候補だった新人が、希望との合流を選んだ。この新しい動きに維新前職は連携を期待し、挑戦を受ける自民前職は警戒心をあらわに。民進との共闘の前提が崩れた共産は不快感を隠さず、新たな候補者の擁立を急ぐ。
 「移るからには迷いはない」。公認の申請先を民進から希望に切り替えた新人の今井基之氏(49)は同日夕方、JR富山駅前での街頭演説で声を張り上げた。
 解散前日、維新を除く野党四党の協議で1区の候補者が自身に一本化された。ところが翌日、民進が希望へ合流することに。急展開に動揺したが、二十九日昼、民進の離党と希望への公認申請を決断した。「希望の政策に違和感はない。今までの活動や政治スタンスを考えれば、選別で弾かれることはない」。公認の受け入れに自信を見せた。
 「今井さんの公認申請は良い方向だ。野党候補を一本化しやすくなる」。再選を目指す維新前職の吉田豊史氏(47)は、今井氏の決断を歓迎した。「維新も希望も改革の党。組織力や発信力など、それぞれが良いものを持っている。力を合わせれば、自公政権と戦える」と、それぞれの党本部の協議に期待する。維新、希望と二人の公認候補が立つことになると票が割れるのは必至だが、結果次第では自身に一本化され、優位になる可能性もある。
 「選挙のたびに新しい党ができ、人が集まる傾向がある」とけん制したのは、三選を狙う自民前職の田畑裕明氏(44)。市内のスーパーの朝礼に顔を出し、従業員や取引先の関係者らを前にマイクを握った。「自民は富山に根を下ろし、ぶれずに丁寧に頑張ることを約束する」とも述べ、地元密着と一貫性を強調した。
 「希望が候補を立てれば、こちらも立てる」。共産富山県委員会の上田俊彦委員長は対決姿勢を鮮明に。「希望は安保法制や改憲を容認している。今井さんが公認を受けるのであれば、共闘の根幹が崩れる」と指摘。富山市内に幹部を集めて対応を協議し、候補者選定と選挙の準備を進めた。

(山本真士、山中正義)
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3868チバQ:2017/10/10(火) 21:49:15
>>3698>>3751
http://www.shinmai.co.jp/feature/2017shuinsen/2017/10/post-68.html
「千曲会」が井出氏推薦

2017年10月08日(日)
 衆院選長野4区に立候補を予定する希望公認の元職寺島義幸氏(64)と民進党県連代表の羽田雄一郎参院議員(県区)の後援会「千曲会」は7日までに、長野3区で立候補を予定する希望公認前職井出庸生氏(39)を推薦することを決めた。
 3区からの立候補を巡っては、旧維新の党出身の井出氏と、旧民主党出身の寺島氏がともに民進党に所属したことから調整が必要となり、寺島氏が4区から立候補することで決着していた。
 千曲会の北沢寛和幹事長は推薦理由を「寺島氏と井出氏は民進県連出身の仲間同士」と説明。3区での協力姿勢を示しつつ、4区の寺島氏の当選に向けて井出陣営とも連携を模索するとした。
 衆院選3区には井出氏のほかに、自民前職の木内均氏(53)、共産新人の小金沢由佳氏(33)、諸派新人の及川幸久氏(57)が立候補を予定。4区には寺島氏のほかに自民党前職の後藤茂之氏(61)と共産党新人の毛利栄子氏(66)が出馬を予定している。

3869チバQ:2017/10/10(火) 21:51:16
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_shugiin/410525.html
静岡7区、無風から一転 衆院選公示へ各陣営急ピッチ
(2017/10/9 07:53)
急ピッチで看板の取り付け作業を進める作業員=8日午後、浜松市内
急ピッチで看板の取り付け作業を進める作業員=8日午後、浜松市内
 衆院選(22日投開票)は10日に公示される。県内各選挙区の陣営が、解散表明から公示までのわずかな期間で慌ただしく態勢を整え、決戦に臨む。公示直前に新党から新人2人が出馬表明し、突如として混戦の様相となった静岡7区では8日、既存政党の立候補予定者が着々と支援者回りを進める一方、出遅れた新党の2陣営は事務所開設などの準備に追われた。
 静岡1区から7区に選挙区を変更した希望の党新人の福村隆氏の陣営では、2日前に決まったばかりの浜松市北区の事務所に複合機や資材が運び込まれた。看板の設置作業も行われ、陣営関係者は「やっと選挙事務所らしくなった」と安堵(あんど)した。福村氏は早速、徒歩などで事務所周辺のあいさつ回りを展開した。
 自由党を離党し、立憲民主党から出馬する新人の日吉雄太氏は公示日直前まで準備に追われそう。事務所は7日に契約。選挙カーや手書きの看板の設置に奔走する。8日は報道陣の合同取材後、まだなじみのない選挙区内で初の街頭活動を行った。「(公示後に)有権者と触れ合い、考えを伝えていきたい」と出遅れの挽回を期す。
 5期目を目指す自民前職の城内実氏は「(4人の戦いは)想定外の事態。各候補の人物や政策が分からない」と、野党再編や自民党への不信感など見えない“敵”に警戒を強める。この日も早朝から深夜まで7区全域の祭事など約30カ所をあいさつ回り。「いよいよ選挙戦。悔いの残らない戦いをする」と表情を引き締めた。
 共産党新人の野沢正司氏は浜北区内の住宅街や商業施設周辺など十数カ所で街頭演説を展開し、憲法改正反対などを訴えた。野沢氏は「(野党の離合集散に)有権者が白けている。各党との政策の違いを訴えたい」と話した。

3870チバQ:2017/10/10(火) 21:53:38
古新聞だけど いちお

http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/407748.html
選挙区攻防(衆院静岡1区) 希望絡み、5氏が乱立
(2017/10/1 11:00)
衆院静岡1区
衆院静岡1区
 衆院が解散され、10日公示、22日投開票の選挙戦が事実上のスタートを切った。自民党と希望の党を軸に攻防を繰り広げる静岡県内各選挙区の動向を探った。
 ◇--◇--◇
 「希望の党の公認で戦う」。日本維新の会に離党届を出した小池政就氏は30日、静岡市葵区の事務所で、後援会幹部に新党の公認を得て選挙戦に臨む方針を伝えた。小池氏は「維新で正面から戦う」と宣言してきたが、両党代表が同日に会談するなど、ここにきて連携が進んだことを踏まえ、考えを改めた。
 県庁所在地での希望の党の公認候補を巡り、細野豪志元環境相はスポーツ関係者2氏に打診。しかし、いずれも不調に終わり、維新所属ながら前回衆院選落選後も小まめな活動で草の根の支持を広げてきた小池氏に狙いを定めたとみられる。
 希望の党には民進党の福村隆氏も公認申請を予定する。急浮上した小池氏の名に、福村氏は30日午前の街頭演説後、「自分で判断できる部分は超えている。できることをするだけ」と報道陣に淡々と語った。
 福村氏は連合静岡の推薦を受け選挙準備を進める。労組訪問や毎朝のつじ立ち、週末のイベント回りで顔を売り、無党派層への食い込みを図る。だが、後援会の組織づくりはまだ途上。公認決定の後ろ盾に望みをつなぐ。
 「心の隙を少しでも許してはならない」。30日夕、静岡市葵区で開かれた自民前職上川陽子氏の決起大会。壇上に上がった陣営幹部や応援の国会議員、県議からは、希望の党を意識し、引き締めの発言が相次いだ。
 上川氏は前回選と同様、法相の公務や他選挙区の応援で不在がちになる。陣営幹部は「本人はいないものと思い、全員が走り回るしかない」と強調する。
 上川氏本人は「動きはいろいろあるが、自分が期待や信頼をもらえるかどうかだ」と野党の動向に惑わされない姿勢。ただ、周囲は「楽勝とばかり思っていたが、油断できない」と警戒する。
 共産新人の鈴木千佳氏は2016年の参院選に続き、2度目の国政選挙。安保法制の廃止や原発再稼働の阻止を主な訴えに掲げる。共産党静岡市議団の支援を受け、駅前や集合団地周辺で街頭活動を重ねる。
 無所属の青山雅幸氏は講演会や街頭演説で主張をアピールしてきた。もともとは民進からの出馬を前提に党1区総支部長に名前が挙がったが、県連が公認上申を見送った。反発して民進を離党した元衆院議員や県議、静岡市議らと政策グループ「国民サイド」を結成。自治労や脱原発の市民グループ、弁護士有志などが活動を支える。

 ■立候補予定者
 上川陽子 64 自前(5) 法相
 鈴木千佳 46 共新 党県常任委員
 小池政就 43 ※元(1) 大学講師
  (※維新を離党し希望の党から出馬意向)
 青山雅幸 55 無新 弁護士
 福村隆 54 ※新 [元]会社社長
  (※民進総支部長、希望の党から出馬意向)

3871チバQ:2017/10/10(火) 21:54:09
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/408102.html
選挙区攻防(衆院静岡2区) 元官僚対決に東京の風
(2017/10/2 11:00)
衆院静岡2区
衆院静岡2区
 民進党を離れ、希望の党に移る方針が表面化して以降、松尾勉氏は「突然の裏切り行為だ」と憤る地元の火消しに追われた。9月24日夜、藤枝市の事務所。後援会幹部や民進党の県議、市議約15人が顔をそろえた緊急説明会では「われわれの支援に頼らず選挙を戦う覚悟があるのか」と詰め寄られる一幕があった。
 出席者によると、松尾氏は一足早く離党した細野豪志氏への思いを語り「自分を政界に導いてくれた人。ついていきたい」と頭を下げた。松尾氏を個人的に支える出席者は民進党議員に支援継続を求めたが、一部の議員はあくまでも「県連の判断を待つ」と応じ、気まずい空気が流れた。
 体制がはっきりしないまま数日がたち、民進党市議2人が離党に追随するなど混乱は拡大。「民進党が刺客を立てるのでは」とのうわさも流れた。そんな矢先に飛び込んできたのが、民進党と新党の合流話だった。
 民進党員の間では「一度離れた人間を心から支援できるだろうか」との声がくすぶる。一枚岩だった後援会組織がいったんは分裂寸前となり、再び元に戻る格好に。連合静岡の推薦が取り消されるなど、しこりは残る。
 岡村好男後援会長は同30日の第1回選対会議で「過去のことは水に流し、前だけ見よう」と呼び掛けた。東京からの風を期待し、空中戦を仕掛けようと組織固めを急ぐ。「もう時間がない」

 一方、自民前職井林辰憲氏の陣営が同26日に開いた焼津・大井川後援会の集会は約800人の熱気に包まれ、決起大会の様相を呈した。井林氏は「東京から台風がやって来るが、絶対に負けない」と険しい表情。「浮動票は自分に入らない」と覚悟し、空中戦よりも有権者一人一人と丁寧に向き合うことを徹底するという。
 5年前の初当選から1800回の街頭演説を重ね、イベントに顔を出し、強固な組織を築いた。松尾氏との「元官僚対決」と注目を集めた3年前はダブルスコアで振り切ったが、後援会幹部は「(新党効果が)未知数の今回は脅威」と認める。遊説計画の見直しに着手するなどスキを見せない。
 共産の四ツ谷恵氏は各地の駅前を中心に街頭を重ね、改憲反対や軍事衝突回避に向けた「北朝鮮との対話」などを訴えて違いを鮮明にする。反安倍政権の受け皿として名乗りを上げた希望の党を「自民の補完勢力」と指摘し、無党派層への食い込みを図る。

 ■立候補予定者
 井林辰憲 41 自前(2) [元]環境政務官
 四ツ谷恵 64 共新 党地区副委員長
 松尾勉 33 ※新 [元]環境省課長補佐
 (※民進を離党し希望の党から出馬意向)

3872チバQ:2017/10/10(火) 21:54:41
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/408475.html
選挙区攻防(衆院静岡3区) 希望公認巡り野党混乱
(2017/10/3 11:00)
衆院静岡3区
衆院静岡3区
 1日午後、都内のビルの一室に、希望の党に公認申請中の元衆院議員鈴木望氏の姿があった。希望の党の公認内定者向けとされる説明会に参加した後、印刷物用の記念撮影で小池百合子代表と握手を交わした。小池代表の予想以上に強い力に鈴木氏は「選挙区での重い責任」を感じたという。
 事態が急展開したのは9月28日。これまでの支援者も「寝耳に水」の状態で鈴木氏は突如出馬を表明、同党に公認申請したと発表した。前回2014年の衆院選では維新の党で静岡3区から出馬を検討したが、民主党(当時)の小山展弘氏に一本化して比例区に回った経緯がある。細野豪志元環境相との連携を強調する鈴木氏に、同じく希望の党に公認申請中の民進前職小山氏の支援者は「まさに細野氏からの“刺客”。信じられない」と絶句した。
 台風の目になった感もある鈴木氏だが、準備は追い付いていない。市長時代や過去3回出馬した国政選挙時の支援者に声を掛けている最中で、事務所やスタッフの手配を急ピッチで進める。地元支援者は「こんなにドタバタの展開はこれまでにない」と奔走する。
 一方の小山氏。3日にも発表が見込まれる公認について、2日朝の磐田市内の街頭演説でも「東京で担当者が懸命に調整している。慌てず結果を待つ」と強調。吉報を信じ、労組など地元を細かく回る。
 9月30日には連合静岡が希望の党の公認を得られない場合でも推薦すると明言し、「意気に感じた。本当にありがたい」とひとまず胸をなで下ろした。ところが2日、今度は民進党の枝野幸男代表代行が新党結成を発表。陣営幹部は「状況が複雑すぎる。(小山氏が)どの立場で出るのか支援者に早急に示さなければ」と焦りを募らせる。
 自民前職の宮沢博行氏の陣営は9月30日に初の選対会議を開催。県議や市議、市町支部役員を前に、陣営幹部は「(希望の党の)風に負けてはならない」とげきを飛ばした。公明の地元組織も選対入りし、自公の結束で票固めを狙う。宮沢氏は「どんな状況になっても堂々と戦う」と腹を据え、ミニ集会で元防衛政務官の実績を丁寧に説明するなど無党派層にもアピールする。
 共産は、当初の立候補予定者が辞退し、県内小選挙区で3区が唯一空白になっている。公示まで時間がない中で擁立を目指す。希望の党の公認も含め、全体の構図は依然流動的な要素を残す。

 ■立候補予定者
 宮沢博行 42 自前(2) [元]防衛政務官
 小山展弘 41 ※前(2) [元]衆院農水委理事
 (※民進総支部長、希望の党から出馬意向)
 鈴木望 68 ※元(1) [元]磐田市長
 (※希望の党から出馬意向)

3873チバQ:2017/10/10(火) 21:55:04
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/408862.html
選挙区攻防(衆院静岡4区) 自民牙城に風立ちぬ
(2017/10/4 11:00)
衆院静岡4区
衆院静岡4区
 「今回の選挙は政権選択の戦いだ」。衆院解散から一夜明けた9月29日。8期目を目指す自民前職の望月義夫氏は、思い出深い国道交差点を第一声の場所に選び、マイクを握った。自民への逆風が吹き荒れた2009年、初めて小選挙区の戦いで苦杯をなめた後、連日のようにつじ立ちした場所だ。
 14年の前回選で当時の民主(現・民進)党候補と5度目の対決を制した望月氏にとって、今回挑戦を受ける後継の新人はくみしやすい相手のはずだった。当選の期数とともに、閣僚や党要職の実績を重ねた。約20年の国政活動。港湾企業を中心とした後援会組織は今が最も充実している。状況が変わったのは、対立の後継候補が民進を離れ、くら替えした新党に、各地で“風”が吹き始めていることだ。
 後援会幹部は「風の正体が見えない。そよ風程度なのか、4区に届く暴風雨になるのか、今は誰も分からない」と警戒し、楽観ムードが漂っていた陣営の引き締めを図る。
 「自分の思いをやっと伝えることができた」―。同じ29日の夜、新党「希望の党」から出馬する新人田中健氏は、富士市で開かれた新党決起大会に参加し、高揚感に包まれた。民進党4区総支部長だった田中氏は、新勢力を目指して同党を離れた細野豪志元環境相の後を追うように26日に離党届を提出。悩んだ末の決断だが「秘書時代から細野と行動を共にしてきた。いつか彼を総理にして日本を変えたい」と後悔はない。

 ただ、代償は想像以上に大きかった。民進党の支援組織の連合静岡は「党への裏切り行為」として推薦を取り消し、解散後に希望の党への合流意向を示した他候補と処遇が分かれた。田中氏は「新党に移っても私の主張は変わらない。だが事務所やポスターの手配となかなか手が回らなくなった」と厳しい内部事情を明かす。望月氏の牙城清水区では組織基盤の足掛かりが簡単には作れず、富士宮市方面に多い民進党時代の仲間や新党人気の風頼みの面も否めない。
 共産新人の松原聡氏は党組織の支援を受けて安倍政権の批判を繰り広げる。「民進が保守の希望と合流したことで、われわれとの違いが明確になった」と松原氏。街頭で護憲を訴え、リベラル層の受け皿を目指す。

 ■立候補予定者
 望月義夫 70 自前(7) [元]環境相
 松原聡 55 共新 党県常任委員
 田中健 40 希新 [元]都議

3874チバQ:2017/10/10(火) 21:55:31
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/409198.html
選挙区攻防(衆院静岡5区) 前職の足元、様相一変
(2017/10/5 11:00)
衆院静岡5区
衆院静岡5区
 「もう一度、政権交代を実現させる。時間は限られているが全力で駆け抜ける」。衆院解散翌日の9月29日夜、富士市で開催した総決起大会で希望の党前職の細野豪志氏は支援者らに自らの思いを伝えた。
 新党設立に民進党の事実上の合流、分裂―と目まぐるしく揺れ動いた永田町。その後の候補者調整も含め存在感を示す細野氏だが、6期連続当選を果たしてきた足元の選挙区事情はこれまでと様相を異にする。
 今回は連合静岡が推薦を取り消し、組織的な後ろ盾はない。民進離党以降、地元説明が後手になったとして一部で不信感も高まった。9月下旬には「非自民、非細野氏の受け皿を」と細野氏に対抗馬を立てる動きが活発化したほどだ。
 陣営からは「これまでで最も厳しい選挙」との危機感が聞かれる。他候補の応援で地元入りする機会は限られるとみられ、細野氏個人を応援する熱心な“細野党”の一人は「新党への追い風はない。相当に気を引き締めなければ」と語る。
 再起を目指すのが自民元職吉川赳氏。「新党の動きは関係ない。振り回されることなく、正々堂々と訴えていく」と強調する。
 今回は崖っぷちの選挙。前回選での落選から3年間はほぼ毎日、街頭で政策や主張をアピールする一方、与党議員が不在の選挙区内で、地元市町と国をつなぐパイプ役として地道に活動してきた。支持団体や企業へのあいさつ回りも精力的にこなし、組織を強化して巻き返しを図る。
 鍵を握るのは公明党支持層と無党派層の動向。公明党には衆院解散早々に協力を依頼し、「地元から与党議員をとの必死な思いがこれまで以上に感じられる」と同党関係者。無党派層を取り込むため、大物議員の応援入りも取り沙汰される。
 前回選で静岡6区から出馬した共産新人井口昌彦氏は今回、選挙区を変えて通算3度目の国政選挙に挑む。細野、吉川両氏が憲法改正を志向する中で、井口氏は護憲を訴える唯一の存在。「改憲に反対する有権者の受け皿になれるのは井口氏だけ。まずは選挙区内での知名度向上に力を注ぐ」と陣営幹部は力を込める。
 街頭を中心に活動し、他の立候補予定者との政策の違いを前面に打ち出す。

 ■立候補予定者
 吉川赳 35 自元(1) [元]党青年局次長
 井口昌彦 63 共新  党地区副委員長
 細野豪志 46 希前(6) [元]環境相

3875チバQ:2017/10/10(火) 21:55:48
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/409599.html
選挙区攻防(衆院静岡6区) 前職2氏、3度目対決
(2017/10/6 11:00)
衆院静岡6区
衆院静岡6区
 「公認が決まって明確に立場を申し上げることができる。一段落し、ほっとしている」。希望の党の公認を得た3日、前職の渡辺周氏は伊東市の事務所で記者団に心境を語った。「安倍政権批判の声が広がっている。受け皿としての期待も大きい」と世論の変化を実感する。解散後に街頭に立った陣営関係者も「激励がほとんど。ビラがあっという間になくなった」と反応の良さを口にする。
 渡辺氏と自民前職勝俣孝明氏との対決は3回目。2人の票差は前々回が約1万2千票で、前回は約1万1千票に縮まった。9月30日の後援会拡大幹事会で、連合静岡沼駿三田地域協議会の村田康文議長は「今回は相手に比例復活させないほどの票差で勝とう」とげきを飛ばした。連合は県東部全体で渡辺氏への支援体制を敷く。
 ただ、民進党からの希望の党入りが追い風になるかは未知数。後援会幹部は「相手は沼津市を中心に地元活動に力を入れている。こちらも一票一票積み上げていくしかない」と危機感をにじませる。
 勝俣氏は2日、沼津市内で地区別後援会の国政報告会をスタートさせた。「乾坤一擲(けんこんいってき)の戦い。大変な試練だ」「3度目の比例復活なら4度目はない」。地元の多家一彦、杉山盛雄両県議が気勢を上げると、勝俣氏は「(非自民が選挙区で連勝する)21年間の流れを止め、皆さんと新しい沼津をつくる」と選挙区での当選を誓った。
 2014年の前回選は2度目の比例復活に甘んじた。「悔しさは片時も忘れなかった」。各地で重ねたミニ集会を足がかりに、後援会づくりに着手。票差を付けられている沼津市内では地区別に組織するなど力を入れ、党では県東部に縁深い二階俊博幹事長の派閥にも入会した。
 後援会幹部は「熱心な地元回りや国会での仕事ぶりが評価されている」と手応えを語る。だが、希望の党の存在が陣営を揺さぶっているのも事実。勝俣氏は「首都圏からの風は絶対に来る。6区で防波堤になって食い止めるのが責務」と自身に言い聞かせる。
 共産新人で元大仁町議の内田豊氏は初の国政選挙。昨年末、候補者に決まり、ことし7月ごろから注力した街頭演説は約200回に達した。「憲法を守ることが何より大事」。改憲勢力との違いを強調し、消費増税や北朝鮮対応でも安倍政権批判を強めてリベラル層の支持拡大を図る。

 ■立候補予定者
 勝俣孝明 41 自前(2) 党水産副部会長
 内田豊 63 共新 党伊豆地区委員長
 渡辺周 55 希前(7) [元]防衛副大臣

3876チバQ:2017/10/10(火) 21:56:25
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/409968.html
選挙区攻防(衆院静岡7区) 自民1強 乱立野党挑む
(2017/10/7 11:01)
衆院静岡7区
衆院静岡7区
 「苦渋の決断だった」。希望の党の1次公認に漏れ、1区からの“国替え”を決めた希望新人の福村隆氏は4日昼の記者会見で目を潤ませた。「選挙カーもなく、自分でポスターを貼って12日間(の選挙期間)が終わることもある」と知名度のない選挙区での戦いに臨む覚悟を語る。
 同じ日、自由党7区総支部長が無所属出馬を表明。ところが、一夜明けると辞退に転じ、代わりに6区などで立候補を模索してきた新人の日吉雄太氏が自由党を離党し、民進党の流れをくむ立憲民主党からの公認を見込んで出馬の意思を表した。5日、7区入りした日吉氏は自由党関係者らと接触、事務所決めなどの準備に追われた。「野党対決は避けたかった」としながら、反政権票の受け皿として活動に臨む。
 過去2回の選挙で次点に3倍強の大差を付けた自民現職の城内実氏の強さを恐れてか、3年もの間、民進党候補が不在だった7区。自民、共産対決で無風と見られた構図は公示直前に一変し、首都圏をにぎわす野党再編の波が押し寄せた。
 既に7区を自主投票とする方針を決めていた民進党支持団体の連合静岡浜松地域協議会では3日夜、推薦候補の3区小山展弘氏の支援態勢を確認したばかり。同地協幹部は「組合員の投票先ができた」と福村氏の出馬を歓迎しながらも、表立った支援の難しさをにじませる。民進系地方議員も「比例票を掘り起こすためだけの候補だ」と冷ややか。日吉氏支援の動きも見えない。

 受けて立つ城内氏陣営の出足は早い。首相の解散表明前の9月22日夜に拡大選対会議を開き、後援会幹部が5選に向け大量得票を求めた。福村氏の国替えが決まった4日正午には、落選に追い込まれた2005年の郵政選挙を引き合いに「“刺客”が、細野(豪志氏)から送られた」と選対本部長名の文書を関係団体に送り、支援者をたきつけた。城内氏は「政策論争が組織の強化につながる」と論戦を歓迎し、外交分野の実績などを訴える。野党出馬を見据えて戦略を練ってきた陣営の一人は「立憲が純粋なリベラルの支持を得る可能性はある」と警戒を緩めない。
 2度目の挑戦となる共産新人の野沢正司氏は地道な街宣活動で安倍政権の批判を展開してきた。当初は野党共闘を模索していたが、他の野党への対決姿勢も鮮明にしている。

 ■立候補予定者
 城内実 52 自前(4) [元]外務副大臣
 野沢正司 68 共新 党北区副委員長
 日吉雄太 49 立新 公認会計士
 福村隆 54 希新 [元]会社社長

3877チバQ:2017/10/10(火) 21:56:50
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/410238.html
選挙区攻防(衆院静岡8区) 前職多忙 間隙狙う希望
(2017/10/8 11:00)
衆院静岡8区
衆院静岡8区
 「希望の党に公認申請する」。民進党から出馬予定だった新人源馬謙太郎氏は9月28日夜、浜松市中区で開いた会合で、約60人の支援者を前に宣言した。民進党が、10日公示の衆院選に公認候補を立てず、希望の党に事実上合流する方針に転換した数時間後だった。「党の決定に従う」と語った源馬氏は翌朝、JR浜松駅前に立ち、早速野党再編の意義を訴えた。
 民主党県議だった2012年。源馬氏は離党して日本維新の会から衆院選に立候補した。14年の総選挙でも民主系候補と激突。民主党と維新の党の合併で1年前に民進党静岡8区総支部長に就いたが、旧民主党関係者との間には今もしこりが残る。
 連合静岡も自主投票を決めた。ただ、源馬氏は希望の党が公認を発表した3日夜、浜松地域協議会の会合に足を運び、あいさつした。「今回は直接皆さんの所に伺っていいことになった。それだけでも大きな前進だ」と関係改善をアピールする。
 党選対委員長を務める自民前職の塩谷立氏は、定数減に伴う候補者調整や比例名簿作成などに追われる日々。支援者も「今回はあまり浜松に入れないのでは」と気をもむ。衆院解散直前の9月24日は地域の運動会や敬老会に顔を出し、29日には後援会の決起集会を開いたが、陣営関係者は「なかなか直前まで固まらない」と日程調整に腐心している。

 源馬氏の陣営は「チャンスだ」と地元不在の間隙(かんげき)を突く構え。塩谷氏は「できる限り街頭や会合に顔を出して多くの人と接する」と受けて立つ。希望の党に対しても「ただの看板の掛け替えだ」と批判し、「国民は惑わされない」と強気だ。
 塩谷氏には民主党旋風が吹いた09年の総選挙で、選挙区の対立候補に敗れた過去もある。源馬氏との対戦は3度目。過去2回は大差で勝利したが、野党は分裂選挙だった。選対関係者は「突風が吹けばどうなるか分からない。気は抜けない」と引き締めを図る。
 「政策協定が結べれば若い源馬さんに託そうと思っていた」。共産新人の嶋田初江氏は当初、街頭で「野党共闘」を前面に押し出していた。ところが、民進党が希望の党との連携を表明すると「許せない」と一変。安保法制反対や改憲阻止を掲げて浸透を図る。

 ■立候補予定者
 塩谷立 67 自前(8) 党選対委員長
 嶋田初江 69 共新 [元]浜松市議
 源馬謙太郎 44 希新 [元]県議

3878チバQ:2017/10/10(火) 22:06:16
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171007000130
三上元京都府議が出馬意向 衆院選京都1区印刷用画面を開く
三上隆氏
三上隆氏
 10日公示、22日投開票の衆院選京都1区に、政治団体「世界平和の会」代表で元京都府議の新人三上隆氏(87)が7日、立候補する意向を正式表明した。

【 2017年10月07日 22時47分 】


http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171010000069
京都1区の三上氏、立候補取りやめ 衆院選印刷用画面を開く
 10日公示の衆院選京都1区に立候補を表明していた諸派新人三上隆氏(87)は、立候補を取りやめた。

【 2017年10月10日 13時14分 】

3879チバQ:2017/10/10(火) 22:06:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100034.html
【衆院選】京都1区 自共ベテラン前職の対立軸に希望新人割って入る展開 安保、経済政策の是非問う
13:19産経新聞

 京都1区(京都市北区、上京区など)は12選を目指す自民、伊吹文明氏(79)と共産、穀田恵二氏(70)のベテラン前職2人の長年の対立軸に、希望が急遽擁立した新人でフリーアナウンサー、嶋村聖子氏(40)が割って入る展開となった。

 「日本全体を覆っている危険な状態に対して自公政権が進めてきた安保政策、憲法観、防衛政策以外の方法で、今の国難が乗り切れるのか」。伊吹氏は京都市内の選挙事務所前で声を張り上げた。

 小選挙区制導入後、敗北したのは民主党政権が誕生した平成21年選挙のみ。今回、希望が候補者を送り込んだが、「人気取りや理想論では無理だ」とこれまでの実績を強調。衆院議長や党要職を歴任した重鎮だけに、「(安倍晋三首相に)苦言を呈するのが私の仕事」とも繰り返す。

 嶋村氏はこの日午前、同市内で「国民目線で改革を進めるため、リアルな希望の声を国政に届けたい」と訴えた。小池百合子東京都知事が主宰する政治塾に参加しての出馬。維新から立候補を予定していた元府議が出馬を取りやめるなど、候補の一本化が進んだ。

 一方、「希望は安倍政権の補完勢力だ」として自民への明確な対立軸を掲げるのが穀田氏。前回衆院選は伊吹氏に次ぐ得票で、存在感は増している。

 今回は野党共闘を模索したものの実現しなかった。街頭では希望・民進批判を展開し「われわれに大義がある。安倍政治を倒すのは、希望ではなく、市民と野党の共闘だ」と、反自民の受け皿を目指す。

3880チバQ:2017/10/10(火) 22:07:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100031
【衆院選】京都5区 谷垣氏引退で揺れる保守地盤…元防衛省幹部vs元市長vs自民後継、票の奪い合い
12:59産経新聞

【衆院選】京都5区 谷垣氏引退で揺れる保守地盤…元防衛省幹部vs元市長vs自民後継、票の奪い合い
選挙カーから有権者に手を振る立候補者=10日午前、京都府舞鶴市(水島啓輔撮影)
(産経新聞)
 当選12回の谷垣禎一・自民党前幹事長(72)の引退で強固な保守地盤を誇る京都5区(福知山市、舞鶴市など)が揺れている。元防衛省情報本部副本部長で希望新人の井上一徳(かずのり)氏(55)、一部の自民支持者が推す元地元市長で無所属新人の中山泰(やすし)氏(57)、谷垣氏の後継で自民新人の本田太郎氏(43)らが立候補。「ポスト谷垣」をめぐり、保守票を奪い合う。

 「しがらみのない政治、しがらみのない改革、国民本意の政治を実現したい」。京都府舞鶴市で第一声を上げた井上氏。防衛省時代、首相補佐官(当時)の小池百合子氏に仕えた経験があり、衆院選で小池氏が掲げる言葉を多用してアピールした。約1万5千票とされる「自衛隊票」とともに、“小池ブーム”で浮動票も狙いたい考えだ。

 京丹後市長を3期務めた中山氏は同市内で第一声。谷垣氏の後継候補の選考過程に反発し、無所属出馬を決めただけに「決め方が党員の声を受け止めるものであったのか疑問。地方から日本創生に努めたい」と訴えた。ただ保守分裂の中、支持がどこまで広がるかは未知数ともいえる。

 「谷垣先生から『京都府北部を頼む』との期待をいただいている」。本田氏は舞鶴市の選挙事務所前で第一声。1期目の府議出身で、知名度の低さは否めない。9月30日には、安倍首相が舞鶴市に入り、「谷垣氏後継」を強調した。ポスターには谷垣氏との写真も使用し、後継者としての存在感をアピールする。

 京都5区では、共産新人の山内健氏(49)、無所属新人の鈴木麻理子氏(33)も立候補している。

3881名無しさん:2017/10/10(火) 22:09:22
いちおー、チバさんの選挙区に進次郎投入

11日各党の予定
自民党

小泉副幹事長
10:40【茨城県】 石川 昭政 (5区)日立シビックセンター新都市広場
12:00【茨城県】 田所 嘉徳 (1区)水戸駅南口さくら東公園
13:15【茨城県】 国光 文乃 (6区)土浦駅西口ロータリー
14:30【茨城県】 永岡 桂子 (7区)常総市市民の広場
15:20【千葉県】 渡辺 博道 (6区)松戸駅西口
16:30【千葉県】 白須賀 貴樹 (13区)千葉ニュータウンイオンモール前
17:00【千葉県】 秋本 真利 (9区)ユーカリが丘駅北口
18:30【千葉県】 門山 宏哲 (1区)稲毛海岸駅前

3882とはずがたり:2017/10/10(火) 22:10:06
「希望の党」失速で高笑いも安倍首相は退陣必至〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171009-00000024-sasahi-pol
10/10(火) 7:00配信 AERA dot.

「これで200議席割れはなくなった!」
 5日昼、希望の党代表の小池都知事が「出馬しません」と明言したテレビ画面を注視していた自民党本部は歓喜に沸いた。

「200議席割れ」には伏線があった。
 2日午後に官邸・自民党に「現有288から200割れの可能性が濃厚。希望160前後の勢い」という信じられない情勢調査の結果が上がってきたからだ。
 自民党三役経験者は本誌に「森友、加計疑惑での嘘つきイメージがこびりついた安倍首相では駄目」と落胆を隠せなかった。

 それが一転し、この自民党幹部は5日、「小池さんの戦術は正しかったが、戦略を間違ったね。今のトレンドでは最大50減程度でとどめられるのではないか」と笑顔で語った。

 小池氏とは「犬猿の仲」(自民党議員)として知られる菅義偉官房長官は最近、上機嫌だという。
「小池氏が『排除の論理発言』をして以降、夜回りでも笑顔でちゃんと応じて、『(政党乱立で)うちは有利だよね。東京でも希望の党より、うちのほうが強いね』と強気です。全国の警察・情報機関から裏情勢を集約している官僚トップの杉田和博官房副長官に至っては、3日夜に宿舎の部屋に番記者を珍しく招き入れ、『希望は相手にはならないでしょう。底が割れたんじゃないの』と余裕しゃくしゃくでした」(政治部デスク)

 そして菅官房長官は安倍続投を既定路線にすべく着々と手を打っているという。

「菅さんは麻生太郎財務相、二階俊博幹事長に根回しして、今回の結果が50議席減でも、11月のトランプ大統領来日など外交日程も考慮して当面は安倍続投の了解を取り付けています」(政府高官)

 しかし、現場の空気は違う。7月の都議選時同様に全国の候補者陣営からは「お忙しい安倍首相にはわざわざ応援に来ていただかなくても……」という断りの要請が自民選対に殺到しているという。

 安倍首相本人は振り回されっ放しの小池氏への"不快感"を周辺にぶちまけているという。
「最近、総理から小池さんの動向を聞いてみたら、『あの人は悪人とずっとくっついて大きくなっていったからなあ〜』と不愉快そうに話していました。以前までは『小池さん』だったのに『あの人』になった。(改憲勢力として)信頼できないのでしょう。安倍さんの不人気ぶりは深刻で、50議席以上の減は覚悟しておかないと。選挙後、安倍続投で党内が果たして収まるでしょうか? 正直、安倍さんは国民に飽きられています」(首相側近)

 官邸の思惑とは裏腹に自民党内ではすでにポスト安倍について協議が始められているという。

「最大派閥、細田派を中心に主流派閥は人気は認めつつ、石破茂氏では党内が持たないと見ている。小池一派が石破氏に手を突っ込んでくる公算も大きい。主流派の総意はシナリオどおりの岸田文雄政調会長への禅譲。結果次第だが、党内政局がさらに過激になることは間違いない」(政府関係者)

「安倍さんの総裁選3選阻止の受け皿になる」(ベテラン議員)という勉強会が党内のアチコチですでに立ち上がっている。

 安倍首相から禅譲密約が取りざたされる岸田政調会長でさえ、「首相はタカ。私はリベラル。明確に政治信条に違いがある」と公然と明言するなど、反安倍へのうねりができ上がりつつある。細田派前議員もこう認める。

「正直、安倍さんは2021年9月までの3選はもはや考えていないでしょう。リアリストだから逆転の発想で、当面の北朝鮮有事や改憲発議は、危うい存在である小池氏と折り合いをつけていくのではないでしょうか。政治家は全員、お互い信頼なんてしませんよ」
「お前が国難だ!」
 3日夕方、栃木県さくら市で安倍首相が北朝鮮への圧力強化に大半の時間を割いた街頭演説中、野次が飛んだ。
「自公の動員で、いくら田舎の駅前とはいえ300人程度しか集められず盛り上がりに欠けた。当たり前ですが、圧勝した3年前の総選挙時の勢いとは大違いです」(同行した首相周辺)

 ある自民党幹部はこんな不安を漏らした。
「菅さんは政権交代を許し大惨敗した09年総選挙のときも最後まで勝てると言い続けてたからなあ。安倍首相や菅氏ら政権中枢が自ら置かれた苦しい立場をちゃんと認識していると信じたいが……」(本誌・小泉耕平、村上新太郎、亀井洋志)

※週刊朝日 2017年10月20日号

3883チバQ:2017/10/10(火) 22:10:09
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100029
【衆院選】兵庫6区 小池氏“後継者”元秘書出馬で「4つどもえ」の乱戦 「顔も見たことない」、迎え撃つ側も…
12:44産経新聞

【衆院選】兵庫6区 小池氏“後継者”元秘書出馬で「4つどもえ」の乱戦 「顔も見たことない」、迎え撃つ側も…
支持を訴える候補者=10日午前、兵庫県川西市の川西能勢口駅前(沢野貴信撮影)
(産経新聞)
 小池百合子氏の衆院議員時代の地盤だった兵庫6区(宝塚市、伊丹市、川西市中南部)には、小池氏の元秘書で希望新人の幾村奈応子(いくむらなおこ)氏(37)が立候補。自民前職の大串(おおぐし)正樹氏(51)、維新元職の市村浩一郎氏(53)、元市議で立民新人の桜井周(しゅう)氏(47)と争う「4つどもえ」の構図となった。

 「小池百合子の後継者として、兵庫6区で立候補した」。宝塚市内で第一声を上げた幾村氏は、小池氏のイメージカラーである緑色のスカーフと上着を身につけ、こう訴えた。

 かつて小池氏が新進党や保守党時代に旧兵庫6区から当選したことを念頭に置いた戦略だが、地元にゆかりはなく準備不足は否めない。9月中旬に出馬の打診を受け、事務所に本人のポスターが届いたのは公示前日。かつての小池氏の支援者への挨拶を優先させたため、事前の街頭演説は一切していない。陣営幹部は「いかに知名度を上げられるかがカギ」と話す。

 もともとは民進党の公認で出馬予定だった元伊丹市議の桜井氏は、同市内で行った出陣式で「私の理念・政策は変わらない。国民の生活を前に進めていく」と主張。民進系の地元市議ら「盟友」が駆けつけた。

 民進県連からは希望の公認候補を応援するよう依頼されたが、市議の一人は「幾村氏は顔も見たことがないし、連絡もない。応援する気になれない」。事情に理解を示す県連側も不問に付す構えだが、候補者擁立を取りやめた共産党が「(桜井氏を)応援するかは現場レベルの判断」(党県委員会幹部)としており足並みはそろっていない。

 「小池旋風」のあおりをもろに受けたのが、民進の前身の民主党から維新へ移った市村氏だ。希望と維新の選挙協力は東京と大阪のみで、兵庫では同区を含め4選挙区で競合。陣営は「小池氏本人が応援に来ればどうなるか読めない」と不安を募らせる。

 だが維新にとって、兵庫での議席獲得は悲願だ。宝塚市内での出発式では「日本は改革待ったなしの状態だ。国会に送り届けてほしい」と声を張り上げた。吉村洋文大阪市長も現地入りし、支持を呼びかけた。

 こうした周囲の動きに対し、大串氏は「新党に関係なく、愚直に政策を訴える」と静観の構え。伊丹市内で行われた出陣式には、地元首長や国会議員らが出席。「政治には積み重ね、継続が必要。えりを正すべきは正し、誠実に仕事をしていく」と実績をアピールした。陣営幹部は「幾村氏の出馬で政権批判票が割れれば好都合」と分析する。

3884チバQ:2017/10/10(火) 22:10:56
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/news/hyogo/201710/0010630149.shtml
2017/10/10 15:00
【兵庫4、6区】「小池劇場」象徴4人乱戦
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集まった支持者らを前に、気勢を上げる衆院選の候補者=10日午前、伊丹市内(撮影・三津山朋彦、画像の一部を加工しています)
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集まった支持者らを前に、気勢を上げる衆院選の候補者=10日午前、伊丹市内(撮影・三津山朋彦、画像の一部を加工しています)
 突然の解散と野党の離合集散で生じた「3極対決」は、この国をどこに導くのか。10日、秋空の下で公示された衆院選。「1強」状態が長らく続く安倍政権の成果と弊害を見つめ直し、われわれが政治に何を求めるかを示す機会でもある。少子高齢化、社会保障、憲法、消費税増税など論点は尽きない。兵庫県内12の小選挙区に立候補したのは計40人(午後0時45分現在)。資質や理念、政策を厳しく見極める12日間が始まった。

 小池百合子東京都知事率いる希望の参戦が、兵庫の構図も流動化させた。

 「ここは小池百合子の政治改革の原点。子どもが希望を持てる未来をつくる」。午前10時半、阪急宝塚駅前で、兵庫6区の希望新人幾村奈応子氏(37)が声を張り上げた。小池氏の衆院議員時代の地盤。秘書だった幾村氏の出発式には、当時の支援者も駆け付けた。

 一方、自民前職大串正樹氏(51)の陣営にもかつて小池氏を支えた支持者がいる。複雑な構図となるが、大串氏は伊丹市内での第一声で「自公の連立政権で政治が安定し、地域密着の政策を訴えてきた。継続して前に進ませてください」と小池氏には触れなかった。

 県内で唯一、立民から立ち、立候補予定者を取り下げた共産の支援も受ける新人桜井周氏(47)は「安倍政権の進めてきた政治を止める。国民のための政治を取り戻す」と訴えた。

 旧民主で衆院議員を務めた維新元職の市村浩一郎氏(53)は「日本は改革待ったなし。できるのは維新」と力を込めた。

    □ □

 「藤井さんと同じ選挙区で戦うのは胸が痛む」

 兵庫4区の希望新人野口威光氏(43)は神戸市西区での第一声で、解散前まで公設秘書を務めた自民前職藤井比早之氏(46)に触れた。一方で、以前に計13年間秘書として仕えた小池氏から立候補の打診を受けた経緯を語り、「政権交代可能なもう一つの勢力をつくるため、堂々と審判を仰ぐ」と語った。

 対する藤井氏は西脇市で第一声。元秘書が立候補する事態について支持者らに険しい表情で謝罪した上で「相手はテレビなどメディアを使ってくる。日本を助けるため、藤井を助けてくれと、一人でも多くお声掛けを」と声を張り上げ、壇上で土下座した。

 民進公認だった新人佐藤泰樹氏(46)は希望の公認から外れ、無所属で立候補。神戸市西区で「党より人、政治家の資質が問われる選挙にしたい」と主張。共産新人大椙鉄夫氏(69)は同区内で「安倍暴走政治を許さない」と訴えた。(まとめ・森本尚樹)

3885チバQ:2017/10/10(火) 22:11:13
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/news/hyogo/201710/0010630157.shtml
2017/10/10 15:00
【兵庫11区】旧民主支えた“盟友”激突
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 突然の解散と野党の離合集散で生じた「3極対決」は、この国をどこに導くのか。10日、秋空の下で公示された衆院選。「1強」状態が長らく続く安倍政権の成果と弊害を見つめ直し、われわれが政治に何を求めるかを示す機会でもある。少子高齢化、社会保障、憲法、消費税増税など論点は尽きない。兵庫県内12の小選挙区に立候補したのは計40人(午後0時45分現在)。資質や理念、政策を厳しく見極める12日間が始まった。

 旧民主党政権を支えた“盟友”同士が激突する兵庫11区。外相を務めた前職松本剛明氏(58)と、国交副大臣を経験した元職長安豊氏(49)は、それぞれ自民と希望にくら替えしての対決になった。

 共に東大出身。松本氏は2000年、長安氏は03年の衆院選で旧民主から初当選した。党国会対策委員会で一緒に活動し、政権の最盛期を支えた仲だった。

 衆院解散の先月28日に自民の公認を得た松本氏はこの日、「新たなスタート。教育費の負担を軽減し、誰もが夢を持てる国をつくりたい」と第一声。党の方針で大阪19区からの国替えで臨む長安氏も「二大政党政治を実現しなければ、安倍政権は打破できない」と強調し、互いの存在に触れることはなかった。

 2人の戦いに、旧民主や民進を支えてきた労組関係者らは戸惑いを隠せない。前回衆院選まで松本氏を支援してきた連合兵庫は急きょ、本部の方針で長安氏の「支持」を決定。ある幹部は「あまりにも急すぎる。各組織に浸透を図る時間がない」とこぼした。

 11区には共産新人の稲村知氏(57)も立候補した。(三島大一郎、金 旻革)

3886チバQ:2017/10/10(火) 22:11:54
これも古新聞だけど
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/rensai/201709/0010598021.shtml
2017/9/29 12:15
構図急変、17衆院選 (上)小池ショック
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 28日午後、東京。衆院本会議場に万歳三唱の声が響いていたその時、民進党兵庫県連代表の井坂信彦(43)=兵庫1区=は国会近くの議員会館にいた。

 「新党に公認申請して、断られたらどうなるのか」

 集まっていたのは旧みんなの党、維新の党出身議員らでつくる江田憲司グループのメンバー。党内ではいわば“外様”に位置するが、前日に降って湧いた東京都知事小池百合子が代表に就いた新党「希望の党」との合流に揺れていた。

 小池と民進代表の前原誠司が示した方針は、民進は公認内定を取り消し、立候補予定者は新党に公認を申請。ただし公認対象は新党側に選別される。

 民進で県内唯一の国会議員井坂も例外ではない。だが、解散から数時間後、党の両院議員総会に出席した表情は晴れやかだった。

 「原発ゼロや消費増税反対など、新党の政策は私が訴えてきたことばかり。民進の方が窮屈だった」。所属政党の離合集散に伴い、みんなの党、結いの党、維新の党、民進-と渡り歩いた経歴から「ずっと苦しい中でやってきたが、ようやく政権選択を訴えられる」と力を込めた。

 同じ頃、神戸市中央区の兵庫県庁。県議会の本会議を終えた民進県連幹事長の県議向山好一(60)は、電話対応に追われていた。

 前身の民主党が政権交代を果たした2009年、向山は衆院兵庫2区で初当選。党が政権転落した12年に落選し、前回14年も公明候補に敗れ、党の低迷を身をもって知る。

 「名を捨てても実を取る」「どんな手段を使っても安倍政権を止める」

 党両院議員総会で、決意を口にする前原の姿に「よくぞ決断してくれた。やっと攻めるときが来た」。

     □     ■

 臨時国会冒頭の衆院解散を仕掛けた首相安倍晋三。内閣支持率回復や野党の準備不足などを見据えた絶妙のタイミングに与党内には、「今なら勝てる」との観測が広がった。ところが、夏の東京都議選に続く“小池劇場”の巧みな演出で、一夜にして戦いの構図は「安倍」対「小池」に塗り替えられた。

 28日午後、都内の日本記者クラブで講演した小池は、鮮やかな青緑色のスーツ姿で「日本が変わるラストチャンス」と強調。自身の立候補は否定したが「最初から野党を狙って選挙に臨んだことはない」と安倍との対決姿勢を鮮明にした。

 小池にとって民進との合流は資金力と、全国に張り巡らされた支持基盤が一番の狙いとの見方もある。最大の支持団体「連合」の会長神津里季生(こうづりきお)も民進と新党の合流に「期待したい」と後押しする考えを示す。

 しかし、連合兵庫内には「新党の考えがまだ分からない。原発ゼロや公務員削減を訴えられたら反発する労組もある」などの困惑も広がる。県内の新人立候補予定者らも「党から不思議なほど連絡がなく、『新党に行くのか』という支援者の問い合わせにも答えようがない」と声をそろえる。

 解散の賭けに打って出た安倍に勝負を仕掛けた小池。現場の戸惑いも巻き込みながら、事実上の選挙戦が始まった。

     ◇

 解散の波紋も収まらぬ間に「小池新党」設立、民進との合流の動きが急浮上し、一気に流動化した衆院選の構図。揺れ動く兵庫県内の情勢を追う。=敬称略=

(衆院選取材班)

3887チバQ:2017/10/10(火) 22:12:33
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/rensai/201709/0010601268.shtml
2017/9/30 12:50
構図急変、17衆院選 (中)浅からぬ縁
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 29日午後、阪神尼崎駅北側は、はや選挙戦本番のような熱気に包まれていた。約千人の聴衆を前に、兵庫8区(尼崎市)の公明党前職と並んだ同党代表の山口那津男が声を張り上げた。

 「少子高齢化、北朝鮮問題。大きな課題を乗り越える力は、自公政権にしかありません」

 民進党を吸収し、台風の目になりつつある新党「希望の党」を意識してか、山口は「政権選択」という言葉を何度も口にした。民進の前身である民主党政権の失敗に触れ、「自分たちの看板を投げ捨て、にわかにできた隣の看板に移ろうとする。仮面をかぶったってだめでしょ」と民進の姿勢を激しく批判したが、希望代表の東京都知事小池百合子の名は一度も口にしない気遣いを見せた。

 小池と公明といえば、今夏の都議選での「蜜月」が記憶に新しい。公明は長年にわたる都議会での自民との連携を解消し、小池が率いた「都民ファーストの会」と協力。結果、自民は惨敗した。両者の縁は東京にとどまらない。

 「久々に帰ってきました」。参院選まっただ中の昨年6月下旬、小池は公明が24年ぶりに兵庫で擁立した独自候補の応援に阪神間に駆け付けた。

 芦屋市出身の小池は2005年まで、旧兵庫2区(阪神間、淡路島)や兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市)選出の衆院議員を務めた。兵庫8区を牙城とする公明とは兵庫でも「選挙で協力するなど浅からぬ縁がある」(公明支援者)。

 今回、小池が希望の代表に就任した直後、山口は「都知事職を全うするよう尽力してほしい」と“二足のわらじ”への不快感を表明。県内の公明関係者に「(小池と)決別か」との動揺が広がったが、公明県本部の幹部は「希望が、最終的にどの選挙区に候補を立てるのかは分からない。今はまだ真っ向から批判しない方がいい」と打ち明ける。

    □  ■

 公明が気に掛ける「小池新党」の勢いは、与党間の関係にも力を及ぼす。

 「自公で県内完勝を目指す」。民主政権で外相を務めた兵庫11区(姫路市)の前職や元外務副大臣の兵庫12区(西播磨など)の前職を公認し、県内10選挙区で全勝を目指す自民県連の幹部が力を込める。呼吸を合わせるように、2選挙区で前職が立つ公明からも「自公協力をもっと強固に」との発言が目立ち始めた。

 背景には、昨夏の参院選で生じた不協和音がある。

 兵庫選挙区で公明が24年ぶりに単独候補を立てると、競合する自民は強く反発。長らく自民が擁立を見送ってきた兵庫2区(神戸市兵庫、北、長田区、西宮市北部)と8区を巡り、自民県連内に「候補を立てるべし」との主戦論が浮上した。だが、その自民からも「今回は拳を下ろさざるを得ない」との声が漏れる。両者の脳裏には、旧民主が政権交代を果たした09年衆院選の苦い記憶がある。民主旋風の前に、県内で公明は全敗、自民も小選挙区と比例復活の計2人の当選にとどまった。

 新党の「突風」が、与党の結束とともに「政権選択選挙」の色合いを一層強める。

=敬称略=

(衆院選取材班)

3888チバQ:2017/10/10(火) 22:12:52
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/rensai/201710/0010603252.shtml
2017/10/1 06:30
構図急変、17衆院選 (下)仁義なき選別
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 9月30日夜、大阪市内のホテル。新党「希望の党」代表の東京都知事小池百合子が、民進党との合流に続いて放つ「第2の矢」を見極めようと、記者会見場は約200人の報道陣でごった返した。

 「『三都物語』とでも名付けましょうか。3都市はしがらみのない政治、身を切る改革、真の地方自治の推進で一致しました」

 日本維新の会代表の大阪府知事松井一郎、愛知県知事大村秀章と並んだ小池はこう切り出すと、衆院選でも「維新とは東京、大阪ですみ分けながら、改革の志を国会に届けようと確認した」と強調。松井も「政策的にほぼ一致しており、互いに最大限配慮しようと約束した」と応じた。本拠地・大阪では根強い支持を集めるが、東京で低迷する維新と、都知事選や都議選で圧勝したが、大阪には地盤がない小池。互いに利害が一致した格好だ。

 一方で東京、大阪以外のエリアは選挙調整をしないと明言。昨年と2013年の参院選で新人が相次ぎ選挙区の議席を獲得するなど、維新の「第2の牙城」である兵庫について言及はなかった。

 この会見直前には維新が兵庫3区(神戸市須磨、垂水区)で県内4人目となる公認を決め、一部の小選挙区では希望とぶつかる可能性が高まった。

 民進の公認を取り消され、希望に合流する候補予定者にとっても与党批判票が割れる厳しい事態。そのうちの一人が声を落とす。「それどころじゃない。そもそも選挙に出られないかもしれない」。

     □     ■

 3知事による会見の数時間前から、政党関係者らに1枚のリストが出回った。タイトルは「希望の党 第1次公認リスト案」。各地の小選挙区ごとに約50人の名が並び、民進前職の名前はゼロ。うち兵庫県内は3人。いずれもこれまで立候補表明していない人物で、民進出身の立候補予定者が既にいる選挙区も含まれる。

 小池は民進出身者の公認に関し、「安全保障や憲法観」を基準に選別する意向を示す中、兵庫の民進関係者の間ではなぜか「県内は全員大丈夫だろう」と楽観的な見方が大勢だった。

 出どころや真偽は不明だが、その期待を根底から覆すような文書。民進出身の候補予定者の一人は「選挙区を替える『国替え』を打診された人もいると聞く。出身地の兵庫にこだわる小池さんが一から候補を決め直す、との情報もある」と打ち明ける。「やはり恐ろしい人だ」

 わずか2日前、希望への合流を歓迎した民進県連幹部も一転して「前原(誠司)代表が無条件降伏したことが悪い」と憤る。民進のリベラル派でさらなる新党を結成する動きも。

 共闘を目指した民進にはしごを外された形の共産党も「憲法改定を宣言し、安保法制を容認する希望の党に『希望』はない」(党委員長志位和夫)と小池新党への批判を強める。

 既に県内全12選挙区で公認を決めているが、兵庫9区(明石、洲本、南あわじ、淡路市)で候補を立てる新社会党など、護憲・リベラル勢力での新たな共闘を模索し始めた。

 衆院選公示まで1週間余り。「仁義なき小池劇場」が急変させた構図の行く末はまだ見通せない。=敬称略=

(衆院選取材班)

3889チバQ:2017/10/10(火) 22:15:02
>>3494<選択の行方>’17衆院選/上 1区 新規編入の生駒が鍵 希望前職に挑む自・共・維 /奈良
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk29010613000c.html
<選択の行方>’17衆院選/中 2区 新たな有権者18.7万人 浸透が課題 自民前職と希・共新人 /奈良
10月07日 00:00毎日新聞

 奈良2区は、自民の旧2区前職、高市早苗氏と、希望の松本昌之氏、共産の霜鳥純一氏の2新人の計3人による争いとなる見通しだ。県内3小選挙区で区割り変更に伴う自治体の入れ替わりが最も激しく、直近の選挙人名簿登録者数でみると、旧2区約30万人のうち約9万9000人が奈良1区へ移り、新たに約18万7000人が加わることになる。2新人はともに国政初挑戦だが、突然の選挙で、前職も新たな選挙区への対応はこれからだ。

 高市氏は2014年の前回選は総務相として臨み、公務などで地元に戻る機会は少なかったものの、抜群の知名度で次点候補の倍以上の9万6000票余りを集めた。区割り変更で、事務所を長年慣れ親しんだ生駒市から大和郡山市へ移したが、県内の候補者調整が遅れたため、引っ越したのは9月25日と準備はばたばただ。

 党支持層を固めると共に、新たな有権者への浸透も課題だ。陣営幹部は「なるべく地元に張り付く。名前は知っているかもしれないが顔を見たこともない人へ訴えを浸透させたい」と話す。

 松本氏は広陵町出身で、東京で弁護士として活動してきた。今夏、希望代表の小池百合子・東京都知事に近い若狭勝氏の政治塾「輝照塾」に入塾。9月下旬に若狭氏から立候補の打診を受けたという。「地域を活性化させるため、人づくりや絆づくりに力を入れたい」と公示直前の今月3日、民進から希望に公認申請していた別の新人を3区に追いやる形で出馬表明した。

 前哨戦での準備不足を補うべく、若さを前面に押し出し、家族や友人らの協力を得て「手作り選挙」で挑む。新党への風がどこまで吹くかが鍵だ。

 霜鳥氏は昨年12月に旧2区の公認候補に選ばれ、天理市を中心に週1回、街宣などの活動を続けてきた。候補者調整を経て今年8月に新2区への立候補が決まった。新たな区割りに「天理から香芝まで同じ選挙区だが、地域性から少し違和感がある」と戸惑う。

 衆院解散の可能性が出てきた先月中旬以降、街頭での活動を増やし、名前の売り込みに躍起だ。暮らしに身近な政策で与党との差を明確にし、「ぶれない政党という点でアピールする。少しずつ反応はよくなっている」と手応えも語る。【新宮達】

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 ◆立候補予定者

 ◇2区

高市早苗 56 [元]総務相 (7)自前

松本昌之 34 弁護士 希新

霜鳥純一 56 党県委員 共新

3890名無しさん:2017/10/10(火) 22:15:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk29010311000c.html
<選択の行方>’17衆院選/下 3区 選挙区広く県の8割 自民前職に挑む希・共新人 /奈良
10月08日 00:00毎日新聞

 奈良3区は、旧4区に旧3区の大和高田、葛城、御所の3市を加え、県土の8割超を占める広大な選挙区になった。選挙人名簿登録者は旧4区から約11万1000人増えて約37万人となったが、3小選挙区では最少。立候補予定の自民の旧4区前職、田野瀬太道氏▽希望新人、前川清成氏▽共産新人、所進氏--の3人は、人口密度の低い選挙区内での支持拡大に工夫も強いられる。

 田野瀬氏は、党総務会長も務めた父良太郎氏の後を継いで2012年に旧4区で初当選し、3選を期す。良太郎氏は旧民主に風が吹いた09年の衆院選でも勝利しており、強固な地盤を受け継ぐ。

 旧3区は党内の候補者調整で今回、比例に回った前職、奥野信亮氏やその父誠亮氏の牙城だった。中選挙区時代にライバル関係にあった両陣営は不和もささやかれたが、奥野氏は9月末の会合で「小選挙区はお願いしたい」と後援者に田野瀬氏を紹介。2人はがっちりと握手を交わした。奥野陣営の後押しも得て浸透に努める。

 当初、奈良2区から民進公認で出馬予定だった前川氏は、別の新人が2区で希望の公認を受ける見通しとなった時点で、国替えを迫られた。選挙用の事務所も今月6日夕に電話が開通したばかりと、準備が慌ただしい。

 04年に旧民主から参院選奈良選挙区に立候補して初当選。参院議員2期12年で内閣府副大臣も務めたが、16年に落選し、衆院選への挑戦は初めてだ。これまでの経歴から新たな選挙区でも一定の知名度を有し、他陣営も警戒を強める。旧来、保守的な地域で、新党への期待がどこまで高まるのかも鍵だ。

 所氏は大和高田市の病院に勤務。15年4月の大和高田市議選に立候補して僅差で落選したが、同市を中心に一定の認知を受ける。昨年12月時点では旧3区で立候補予定だったが、今夏に正式に3区の候補者に選ばれた。

 街頭での訴えや支持者回り、政策に関する学習会の開催などを繰り返し、名前の売り込みに躍起だ。福祉施策や護憲の姿勢で政権との対決姿勢を鮮明にさせ、「有権者から『今の政権を許したらあかん』との声ももらう」。希望が「保守」を掲げており、行き場を失ったリベラル支持層の受け皿を狙う。

 一方、民進県連が9月末に3区への擁立を発表した森充央氏(35)は前川氏の国替えを受けた態度を正式に説明していないが、県連関係者によると出馬を取りやめる方向という。【矢追健介】

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 ◆立候補予定者

 ◇3区

田野瀬太道 43 [元]文科政務官 (2)自前

前川清成 54 弁護士 希新

所進 38 党准地区委員 共新

3891チバQ:2017/10/10(火) 22:17:28
>>3500
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk31010541000c.html
<衆院選2017>各陣営の思惑/下 2区 /鳥取
10月07日 00:00毎日新聞

 ◇自民・赤沢氏 自分の主張貫くだけ/希望・湯原氏 安倍政権を追い込む/共産・福住氏 自公強行政治止める

 「相手が誰であろうと、自分の主張で戦うだけだ」

 9月30日に米子市内で開かれた自民前職、赤沢亮正氏(56)の講演会。念頭に置いた「相手」は、野党再編の中で主役を演じる「希望の党」だ。

 赤沢氏は、東京都知事の小池百合子氏が代表を務める新党を「都市型保守政党」と位置付け、同党の躍進は地方の人口減少や東京一極集中の加速を招くと推測。県民が求める政策を実現するには、地方創生を中心に据えた政治こそ大事だと唱える。

 陣営の中でも、希望の党への警戒は強まる。西部選対本部長の斉木正一県議は「いやが応でも(党名が)耳に入る。選挙は盛り上がるべきだが、投票率が上がれば票が流れるかもしれない」。希望公認で出馬する元職、湯原俊二氏(54)は頻繁に街頭活動などを繰り返しており、国会などで留守がちな赤沢氏も「運動量では明らかに負けている」と危機感を示す。

 ただ、希望の党が起こす「風」の影響がどれほどのものか、陣営は計りかねている。県議の中には、2区の大票田・米子市は新しいもの好きの気質があり、無党派層が湯原氏に1票を投じるのではと指摘する声もある。半面、赤沢氏は同党を、安全保障政策や憲法改正を巡り自公と親和性が高い「アナザー保守だ」とも。それならば、4期12年を務めた赤沢氏を含め、「実績と経験」に富む与党が評価されると見込む関係者もいる。

 先の読めない選挙戦への不安をぬぐい去るかのように、赤沢氏は強調する。「今まで通り訴え、自分の仕事をちゃんとやる。絶対に負けるわけにはいかない」

    ◇

 希望効果に悩むのは、公認である湯原氏の陣営も同じだ。

 湯原氏は9月下旬、民進・前原誠司代表の方針に沿い、希望の党へ公認を申請する意向を表明。離党ドミノなどで信頼回復が見込めない「民進」の看板ではなく、小池代表の知名度を生かした票の掘り起こしを狙う。民進県連の興治英夫幹事長は、単独過半数を目指す希望の党の姿勢について、「政権に対抗する流れを作ることは重要だ」と評価。民進を支えてきた連合鳥取の本川博孝会長も湯原氏の協力に回る考えを示す。

 だが、希望の党の政策協定書には、湯原氏が反対を訴え続けた安全保障関連法などについて、柔軟な姿勢を取るよう求める文言が並んだ。湯原氏も主張が一部で異なることは認めており、「(支持者の中には)『変節』と取る人もいる」。過去3回の衆院選を民主(当時)で戦ってきたこともあり、22日の投開票に向け「希望の湯原」をどこまで浸透させられるかが課題だ。

 「看板を掛け替えただけ」との批判を避けるためにも、湯原氏は「安倍政権を追い込むことが大命題だ。我々が描いてきた社会像を実現できるよう党内で議論を続けていく」と主張する。

    ◇

 共産は前々回、前回選にも出馬した新人、福住英行氏(41)を擁立。野党共闘を探った民進が希望の党と「合流」し、党県委員会の小村勝洋委員長は「政策が土台のところで一致しなくなった」と語る。

 福住氏も9月30日の事務所開きで、希望からの出馬意向を示していた立候補予定者らについて「共闘を裏切る行為だ」と語り、批判のトーンを強めている。「自公の強行政治を止めないといけない」と訴え、憲法9条の改正反対などを掲げて安倍政権に対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にする。【李英浩】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2区の予想される顔ぶれ

赤沢亮正 56 党総務副会長(4)自前

湯原俊二 54 元県議 (1)希元

福住英行 41 党県常任委員 共新

3892チバQ:2017/10/10(火) 22:17:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk31010404000c.html
<衆院選2017>あす公示 5氏出馬へ /鳥取
10月09日 00:00毎日新聞

 衆院選は10日公示される。鳥取1区は自民前職の石破茂氏(60)と共産新人の塚田成幸氏(53)の一騎打ちに、2区は自民前職の赤沢亮正氏(56)、希望元職の湯原俊二氏(54)、共産新人の福住英行氏(41)の三つどもえの争いになる見通しだ。消費増税や憲法改正の是非、北朝鮮への対応などを巡って、22日の投開票に向けた激しい舌戦が始まる。【李英浩、小野まなみ】

 ◆1区

 ◇前回同様一騎打ちか

 2014年の前回選と同じ、元党幹事長の石破氏と、党地区委員長の塚田氏が争う構図になりそうだ。

 党内で「ポスト安倍」ともささやかれる石破氏は、自身の派閥「水月会」を発足させた後の初の衆院選。解散後の県内の街頭演説などでは、北朝鮮への対応を強調する安倍晋三首相とは一線を画し、人口減少を食い止めるための地方創生の意義などを訴える。公示後は数日しか地元入りがかなわぬ予定で、県議らが不在をカバーする。

 塚田氏は、安全保障関連法の廃止や憲法9条の改正反対などを主張する。民進が希望の党へ「合流」するなどし、民主時代も含め3回連続で擁立を断念したため、与党批判票や無党派層の受け皿を狙う。安倍首相が教育無償化などへの使途変更を掲げた消費増税も、そもそも増税は市民の生活を苦しめると反対の立場だ。

 ◆2区

 ◇3回目の同顔対決に

 2区は、3回連続で同じ顔ぶれで争う展開が見込まれている。5選を目指す党総務副会長の赤沢氏に、新たに希望の党の看板を背負って国政復帰を狙う湯原氏、党県常任委員の福住氏が挑む形だ。

 赤沢氏は国会活動で地元を留守がちにしていた分、企業や支持者回りを急ピッチで進めている。党が公約に掲げる「生産性革命」を推進し、地方創生との相乗効果で地元経済を活性化させると主張。朝鮮半島の緊迫を例に、「現実的な脅威」への対応として憲法改正に向けた議論が必要だとし、与党の経験と実績をアピールする。

 旧民主が政権奪取した09年の選挙で同党公認として出馬し、赤沢氏に600票あまりに迫った湯原氏。今回は民進の「合流」方針に沿い、希望から出馬する。代表の小池百合子・東京都知事の人気が地方へ波及するかは未知数。支援する連合鳥取や民進県連の組織力を土台に「安倍1強政治打破」を訴え、風を起こせるかが鍵だ。

 福住氏は、希望の党を「第2自民党」などと批判。赤沢氏と湯原氏を立てる両党は改憲に積極的な保守勢力だとの訴えを街頭演説などで繰り返し、有権者に浸透させたい考えだ。民進時代に安全保障関連法に反対の姿勢を示していた湯原氏が、希望で出馬することから、主張の「変節」を指摘し票の切り崩しも狙う。

3893チバQ:2017/10/10(火) 22:19:30
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1506929947546/index.html
政治の行方 第1部・戦いの構図(1) 島根1区

 自民守りへ地上戦
    新党の風浮動票狙
 10月10日公示、22日投開票の衆院選は、新党「希望の党」を率いる小池百合子東京都知事と民進党の前原誠司代表が仕掛けた両党の合流で、政権選択の色合いが強まった。山陰両県の4小選挙区で議席を独占してきた自民党に、新党などの野党がどう挑むのか。前哨戦を探った。
 「大変な状況だ」―。解散翌日の29日、10選を目指す自民党前職の細田博之前党総務会長(73)が、出雲市平田町で党所属県議が集めた520人を前に新党への危機感を口にした。
 2007年参院選島根選挙区で自民党現職を破り、政権交代への足がかりを作った亀井亜紀子元参院議員(52)との初対決。昨年民進党入りした亀井氏は新党から出馬する意向を決めた。
 細田陣営の気がかりは1区の有権者の約6割を占める約17万人の大票田・松江市の行方だ。14年の前回選は、県西部出身の民主党(当時)県連代表が相手だったが、12年の前々回に比べて約7千票減らした。
 新党への追い風を期待して浮動票を狙う亀井氏に対し、守りを意識した地上戦を展開。30日に細田氏は隠岐に渡って会合を開き、週明けからは松江市議が企業を回る。比良幸男選対本部事務総長は「相手は都市型政党。地方のために誰が必要かを訴える」と力を込める。
 ただ、強力な対抗馬が現れなかった過去の選挙でのツケも残る。選対幹部が「いい加減だった」と認める連立政権を組む公明党や同党の支持母体・創価学会との協力。解散当日の28日、同市内の自民党県連事務所を訪ねた公明党の吉野和彦島根県議が「学会が怒っている」と福田正明幹事長に告げた。
 2区の自民党前職は公明党、創価学会の幹部と自ら連携を確認した一方、細田氏側からは連絡がないのが理由だった。いらだちを物語るように公明党が4日に同市内で開く集会への出席依頼は届いていない。
 支持者に高齢化の波
 国政復帰を目指す亀井氏も課題を抱える。
 「支持者のデータを出してほしい」―。24日、同市内の民進党県連事務所で岩田浩岳幹事長が亀井氏に迫った。
 「2千人くらい(のデータ)はある」と答えた亀井氏。県西部を地盤とし、自民党にも所属した父・久興氏からの支援者が多く、郵政関係者も少なくない。関係者は最盛期に同市内で1200人の支援者がいたと語るが、高齢化が進む。郵政民営化で自民党から離れた郵便局長も同党に回帰。6月には細田氏が1区内の亀井氏の古参支持者宅を訪れ、くさびを打っていた。
 参院議員時代に政策の違いなどで距離があった連合島根との関係修復も道半ばだ。出馬表明から1年半近くたつが、連合内で「顔が見えない」との苦言が続出。新党への合流を巡り、憲法改正や安全保障関連法などに反対する民進系の地方議員からは「改革保守の理念には乗れない」との批判が上がり、しこりが生じている。
 足元が揺れる中、陣営は2区内の支援者が泊まり込みで電話作戦を実行するホテルを押さえ、「頼みの綱」とする久興氏が公示後は事務所で指揮を執る見通しだ。
 共闘風前のともしび
 一方、共産党との候補一本化は風前のともしびだ。
 解散直後の28日夕、同市内でマイクを握った党県委員会の尾村利成副委員長は「野党共闘を反故にした」と亀井氏を名指しで非難。稼働反対を訴える中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)を抱える上に、亀井氏の新党参加の意向で、新人の岩田剛県委員会常任委員(36)の出馬は確実になった。
 反自民票の結集は困難になり、細田陣営の比良事務総長は「一本化されたら脅威だった。助かる」と口にした。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
細田博之氏(自民) 100,376票
和田章一郎氏(民主)  38,346票
上代善雄氏(共産)  17,479票
※民主は現在の民進党
2017年10月1日 無断転載禁止

3894チバQ:2017/10/10(火) 22:19:54
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1506932708084/index.html
政治の行方 第1部・戦いの構図(2) 島根2区

自民「逆風」を警戒
   民、社は連携維持確認
 衆院解散の情報が駆け巡った9月中旬以降、島根2区に出る自民党前職の竹下亘党総務会長(70)=6期=の出雲市内の事務所には「なぜ今なのか」「大義はない」との支持者からの電話が相次いだ。
 昨年8月から1年間、党国会対策委員長を務め、森友、加計学園問題で安倍晋三首相の関与を追及する野党と折衝。「首相をかばっている」との批判的な声も上がった。
 復興相として前回選を戦った以降、衆院予算委員長を含め、国会や党要職を歴任。自身も認める「安倍1強」に伴うおごりや緩みへの「逆風」をもろに受ける立場だ。
合区解消めど立たず
 9月30日、東京都内であった党の全国幹事長会議で「厳しい戦いだが、子や孫のため、未来のために必ず勝つ」と訴えたが、足元の古里では課題が山積する。
 昨夏参院選で鳥取、島根両選挙区で導入された合区の解消は見えない。兄の故・竹下登元首相が提唱した「ふるさと創生」の理念を受け継ぐものの、人口減少は進み、JR三江線は廃止が決まった。
 有権者との距離を縮めようと、今秋以降に計画した意見交換は、解散で見送りとなった。全国各地に応援に駆け付けるため、公示後の地元入りは選挙戦最終日だけの見込みで、自ら思いを伝える機会はほとんどない。今月2、3の両日は4地区で会議を開き、党所属の地方議員らが支持固めを急ぐ。
 加えて、新党「希望の党」を率いる小池百合子東京都知事らが仕掛けた野党再編で、安倍政権継続の是非がより厳しく問われる可能性がある。選対本部長の佐々木雄三島根県議は「刺客を送り込まれるのが一番怖い」と新党の動向を警戒する。
1区の新人支援へ
 「自民王国」で前回選と同様、それぞれ候補を擁立する共産、社民両党。民進党を交えた共闘が事実上崩壊し、2党での候補一本化が焦点になる。
 新人の向瀬慎一党県西部地区委員長(46)を擁立する共産党。民進党が「非自民・反共産」を旗印にする新党への合流を決断したのを受け、後藤勝彦県委員会委員長は、政策協定締結や相互支援を条件に「社民党との共闘を追求する」と秋波を送る。
 長年培った民進党・連合との関係か、共産党との共闘か―。板挟みの中、新人の福原宗男代表(70)を擁立する社民党県連が選択したのは、前者だった。
 「共産党とは、絶対に政策協定を結ばない。約束する」―。9月28日夜、携帯電話を握りしめた細田実県連幹事長が自治労県本部の関係者に繰り返し訴えた。護憲や脱原発で一致し、約1万1千人の組合員を擁する連合島根傘下の自治労からの支援は必須だった。
 29日に共産党県委員会との協議が不調に終わり、共産党への抵抗感が根強い連合島根の幹部に、同党が望む条件をのまないことを伝達。翌30日、連合島根は会合に出席した福原氏に支持する考えを伝え、民進党県連も推薦を決めた。社民党は見返りに、1区で新党から出馬予定の民進党県連副代表を県連として支援する方針だ。
 一方、共産、社民両党の中央による候補一本化の調整は11都府県20選挙区で進み、島根2区の扱いも中央が判断することになる。社民党県連内では「共産党が候補を下ろしてくれれば」との本音が漏れるが、比例での議席獲得という目標が重なる2党の共闘は、困難な情勢になっている。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
竹下亘氏(自民) 123、584票
山本誉氏(社民)  34、558票
向瀬慎一氏(共産)  20、479票
2017年10月2日 無断転載禁止

3895チバQ:2017/10/10(火) 22:20:12
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政治の行方 第1部・戦いの構図(3) 鳥取1区

自民 足元にほころび 
   共闘崩れ野党手詰まり感
 「自民党なのに、政権を批判し過ぎている」
 9月30日、自民党前職の石破茂元地方創生担当相(60)=10期=の選対幹部は、鳥取市内で、複数の同党支持者から厳しい言葉を浴びせられた。
 党総裁をうかがう石破氏は積極的にメディアに露出し、憲法論議などで公然と安倍晋三首相の批判を繰り返す。安倍1強の党内の議論を活性化するためとはいえ、肝心の党内支持拡大は成果が乏しいだけに、見かねた苦言だった。
 後援会を中心に鳥取県初の首相待望論は根強い。同じ日に倉吉市議選立候補者の応援に入った石破氏を、候補者の選対幹部が「国政の最上段に立つのは県民全員の願い」と持ち上げた。石破氏が自派前職の応援で全国を飛び回る中、留守を預かる陣営は待望論をあおり「圧倒的勝利を」と集票を促す。
 ところが、戦いの構図は民進党の候補擁立が難航し共産党新人の塚田成幸党県東・中部地区委員長(53)との対決が濃厚。2012年、14年もほぼ同様で、3回連続とあっては、冷めた空気が漂う。実際、鳥取市内の自民党支部の中には、公示直前まで会合を開かないところもある。
 体制にも不安を抱える。6月の県議会議長選を巡って、自民党の会派は二つに分裂。今選挙で選対本部長を務める山口享県議に反発したグループの一部議員は9月26日の選対会議に姿を見せず、しこりが残ることをうかがわせた。
 総裁選出馬後、党幹事長として臨み、得票率84・5%をたたき出した12年衆院選のような熱気に欠け、山口選対本部長は「得票率は落ちるかもしれない」と懸念。安倍首相の強引な政治手法とは違う石破氏の「誠実さ」をPRする狙いだが「反安倍」が目立つと、再び党支持者の反発を招きかねないジレンマを抱える。
全国会議で問い詰め
 盛り上がりに欠けるのは野党にも責任がある。
 「落下傘候補の擁立の可能性はあるか」
 9月30日に東京都内であった民進党全国幹事長会議で、同党県連の興治英夫幹事長が問い詰めた。今春から事実上ストップしていた候補者選びは看板が「民進党」から新党「希望の党」に変わることで、3回連続不戦敗の阻止へいちるの望みを託す。
 党本部の返答は「意中の選挙区であぶれた人が望めば、検討する」で、現状が劇的に改善したとは言い難い。公示まで1週間ほどに迫った中、擁立できたとしても準備不足が明らかで、対戦相手は希望の党の代表・小池百合子東京都知事と近い石破氏。自民党内からは「石破氏に配慮して立ててこないだろう」との見方が出る。
 あおりを受けるのが連合鳥取だ。小池氏が安全保障や憲法観で選別する方針を示して連合が反発する中、選挙区に候補を擁立できなければ、比例代表への影響も避けられず投票にすら行かない組合員が続出する恐れがある。本川博孝会長は「本当に希望(の党)をやるのかという声が組合員から出ている」と困惑する。
支持拡大見通せず
 希望の党の登場で、描いた野党共闘がもろくも崩れ、手詰まり感が隠せないのが塚田氏を擁立する共産党。
 社民党や無所属の長谷川稔県議が橋渡し役となり、協力態勢の在り方を模索したものの、民進党の候補擁立作業が先延ばしになり、協議のテーブルに着くことさえできなかった。
 共産党県委員会の小村勝洋委員長は「民進が抜けただけで他の枠組みは変わらない」と強がるが、1日の選対会議を終えた社民党県連の米村正一幹事長は「軸になる民進党が今のような状態では難しい」と、温度差がある。支持拡大が見通せないまま公示日が迫る。
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<2014年衆院選結果>
石破茂氏(自民) 93、105票
塚田成幸氏(共産) 22、888票
2017年10月3日 無断転載禁止

3896チバQ:2017/10/10(火) 22:20:31
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政治の行方 第1部・戦いの構図(4) 鳥取2区

自民戦略練り直し
  希望公認で構図様変わり
 「『大義なき解散』と言う者が随分いる。安倍晋三首相への不信も根強い」
 9月30日に米子市内で開かれた自民党地域支部幹部の会合で、上がる懸念の声に、衆院鳥取2区の同党前職・赤沢亮正元内閣府副大臣(56)=4期=が聴き入った。
 森友、加計学園問題などをきっかけに政権への風当たりが強まる一方、小池百合子東京都知事の新党「希望の党」が民進党を巻き込んで勢いづき、選挙構図は激変した。
 元職の湯原俊二氏(54)との対決は4度目。2009年衆院選の時こそ、626票差と薄氷の勝利だったが、12年、14年と2回連続で比例復活も許さない差をつけ、退けてきた。
 だが、民進党鳥取県連副代表だった湯原氏が希望の党公認を得たとなると、前提が変わる。斉木正一西部選対本部長は「地域に根付いた活動を今まで以上にやらないといけない」と戦略練り直しを迫られ、ため息をついた。
 赤沢氏は「希望の党は都市型保守。躍進は東京一極集中を加速させる」とし、地方重視の政策を訴えて支持をつなぎ留める考えだ。
 ただ、大票田でお膝元の米子市は新しい物好きの土地柄とされるだけに、無党派層が希望の党に雪崩を打つ懸念も拭えず、斉木本部長の憂いは深い。
 湯原氏が赤沢氏の後援会長の職場にもあいさつに飛び込んで来たと聞き、日頃、選挙区での運動量の差も思い知らされる。陣営内では、運動量に勝る湯原氏を風が舞い上げれば「ひょっとすると、ひょっとしかねない」との見方も漏れ、肉薄された09年の記憶がよみがえりつつある。
新党旗印に賛否両論
 湯原氏も不安を抱える。
 3日、希望の党公認が決まって米子市内で会見し「安倍氏の政治を終わらせることが大命題だ」と語ったが、力強い言葉と裏腹に表情は精彩を欠いた。
 原発や安全保障の政策に民進党とは違いがあり、希望の党の旗印を掲げることに、支持者の間でも賛否が入り交じる。有権者にはどう映るのか。「影響のプラスマイナスは測りかねる」と湯原氏自身も見通せていない。
 看板を掛け替えた湯原氏を支える民進党県連も悩みは同じだ。選挙区で敗れた場合の比例復活を後押しするため、県連は希望の党の比例票掘り起こしに注力する方針。支持母体・連合鳥取の本川博孝会長も「どんな看板を背負おうとも支持する」とし、傘下の27産別に指示を徹底した。
 県連の興治英夫幹事長は「湯原氏の当選が第一だ。安倍政権を倒す勢力の当選をお願いしていく」と説明するが、他党への投票を呼び掛けるなりふり構わぬ作戦は、有権者の困惑を招きかねない。
 野党共闘も崩れ去った。「選挙が終わるまで湯原氏と話すことはない」。共産党県委員会の小村勝洋委員長は自前候補を下ろす考えのないことを明言。「(自民党批判の)票が分散する」。自民党県議はほくそ笑んだ。
「第2自民党」に例え
 「希望の党は政策面で自民党と違いはない。第2自民党だ」。共産党新人の福住英行党県委員会常任委員(41)は9月28日、米子市内での街頭演説で、湯原氏が接近した希望の党を攻撃した。
 同29日には小村委員長が社民党県連に共闘を打診したが、色よい返事はなかった。「自民対希望」の構図となり、埋没感も漂う中、「主張のぶれない党として存在感を示す」と赤沢、湯原両氏の戦いに割って入る構えだ。
    =第1部おわり=
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<2014年衆院選結果>
赤沢亮正氏(自民) 76、579票
湯原俊二氏(民主) 49、297票
福住英行氏(共産) 10、270票
        ※民主は現在の民進党
2017年10月4日 無断転載禁止

3897チバQ:2017/10/10(火) 22:20:54
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政治の行方 第2部・揺れる足元(上) 民進・連合


民進党から希望の党へと変わる鳥取2区立候補予定者の街宣車=3日、米子市内
「小池劇場」組織揺さぶる
   代償と副作用残し迷走
 10日の衆院選公示まで1週間を切った。小池百合子東京都知事らによる「希望の党」結成と野党再編劇で、あらためて政党の在り方が問われている。「政治の行方」第2部は、解散後に揺れた山陰両県の政党や組織の足元を見つめる。
 3日深夜、民進党を出て「立憲民主党」を立ち上げた枝野幸男氏の携帯電話が鳴った。民進党島根県連副代表で島根1区に出馬する予定の亀井亜紀子元参院議員(52)からだった。「そちらに加わらせてください」と吹っ切れた声で切り出すと、枝野氏は「ありがたい」と、受け入れた。

異なる路線選択
 同日夕、希望の党が発表した1次公認名簿に、申請した亀井氏の名前はなかった。民進党の前原誠司代表が小池氏と約束したとされる「全員合流」は履行されなかった。
 予兆はあった。希望の党が、内々定通知として送った憲法改正や安全保障関連法への支持など10項目の政策協定書。9月の代表選で枝野氏に投票し、市民団体と安保法制反対で連携を密にしていた亀井氏には「踏み絵」を迫る文書さえ届かなかった。
 公認発表前日の2日、自身を民進党に導いた玄葉光一郎党総合選挙対策本部長代行から「(名簿入りに)実は苦労している」と電話で告げられた。希望の党との決別から一夜明けた4日朝、立憲民主党からの出馬を正式に表明した。
 自らの信念と異なる路線を一時選択し、希望の党の選別に漏れて「所属政党」が決まった混乱は続く。
 連合島根は公示後に2万5千枚の選挙はがきを有権者に送る予定で、過去の選挙では各単組の宛名書きが終わり、集めている時期だが、カードそのものが出来上がっていない。組合に配れるのは公示日の10日以降になる見込みで、景山誠副事務局長は「選挙本番に向けて厳しい」と漏らす。

「カード返して」
 民進党を離れ、希望の党の公認を得た鳥取2区の湯原俊二元衆院議員(54)が払う代償も小さくない。
 排除をいとわない小池氏の政治手法への反発は、連合鳥取にも広がる。湯原氏が希望の党からの出馬意向を決めた後、連合鳥取の本川博孝会長の元には組合員から「希望の党に(票を)入れないといけないのか」との声が届き始めた。一部労組では、上部団体から、希望の党の公認を受けた候補者のボランティアに参加しないよう求めた通達も出た。
 最後まで悩みながらも政権奪取に意欲を示す小池氏に寄りかかった結果、起きた副作用。鳥取県西部の自治労系の組合員は「小池さんは嫌いだ。(一度出した)湯原さんの支持者カードを返してほしい」との言葉を受けた。

失うもの覚悟を
 亀井、湯原両氏を揺り動かした「小池劇場」。旧民主党時代から主要政策で軸足が定まらなかった「寄り合い所帯」は、組織崩壊を誘発する小池氏の排除によって分裂し、2人は別々の道を歩む。
 両県連にそれぞれ所属する地方議員は「選挙はこのまま突き進む」と口をそろえる。
 ただ、大森英一伯耆町議が「得るもんもあるけど、失うもんもあると覚悟しとかんといけん」と語るように、選挙後には党員・サポーターも亀井、湯原両氏と同じく選択を迫られる。憲法観やエネルギー政策など違う主張が組織内に同居する連合も、組織の在り方に向き合う。
 4日朝、亀井氏の出馬表明を見届けた党島根県連の川井弘光幹事長代理は、それぞれの決断を下した前原、枝野両氏をおもんぱかる一方「自民党は派閥で対抗しながら最後はまとまるが、それができなかった」とつぶやいた。
2017年10月5日 無断転載禁止

3898チバQ:2017/10/10(火) 22:21:08
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政治の行方 第2部・揺れる足元(中) 共産・社民


衆院解散直後、街頭に立ち安倍政権打倒を訴える共産党島根県委員会の幹部ら=9月28日、松江市内
埋没の危機 問われる力量
   反安倍で存在感示せるか
 衆院選公示を6日後に控えた4日午後、共産党島根県委員会の幹部2人が、島根1区に出る亀井亜紀子元参院議員(52)の松江市内の事務所に予告なしで姿を見せた。遊説から戻ってきた亀井氏との約20分間の面談で「候補を降ろします」と告げた。
 小池百合子東京都知事が率いる希望の党に亀井氏が公認申請した際、県委員会の尾村利成副委員長は「野党共闘をほごにした」と名指しで非難。公認から漏れてリベラル派の受け皿として枝野幸男氏が設立した立憲民主党入りを決めると、姿勢を軟化させた。
 同日夕、同市内で共産党候補の取り下げを発表した後藤勝彦委員長は「安倍政権で、憲法が変えられようとしている。共に戦いたい」と勇んだ。

一本化に戸惑い
 ただ、県委員会では主戦論が強かった。1区内には中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)が立地し、地方議員らが稼働阻止に取り組んでいるからだ。
 思いは亀井氏に託すことになったが、有権者に伝わるかは見通せない。同氏を支援する連合島根は各組織で考えに違いがあり、過去の民主党(現民進党)候補同様に「あえて触れる必要はない」との意見は強い。
 共産、立憲民主両党の中央主導で突如決まった候補の一本化。県委員会内では「みんな『ぽかーん』って感じだ」と戸惑いも聞かれる。
 4日の記者会見後、同市内で開いた総決起集会。戸惑いを打ち消そうとするかのように、後藤委員長は約100人の支持者に「野党は共闘、野党は一本化という市民の願いに立っての決断だ」と理解を求めた。
 野党統一候補で戦った昨夏参院選の鳥取・島根合区選挙区は政策と理念の違いで不協和音が生じ、惨敗。連合の共産党への抵抗感は強く、市民団体も巻き込んだ野党共闘は、事実上実現しなかった。
 亀井氏を支える民進党県連には「トラウマになっている」との声があり、引き続き距離を置く。
 反安倍政権の受け皿として期待を集め、党の議席を増やした過去と違い、今回は、小池氏が仕掛けた政局の中で、埋没の危機に直面する。

当落が存続直結
 社民党が置かれる状況はなお厳しい。5日、大田市内であった島根2区に出馬する福原宗男県連代表(70)の事務所開き。県連幹部の出馬の決断で「船出」ができた安堵(あんど)感に包まれた。
 一方で、危機感も同居した。党所属国会議員は4人で衆院の2人の当落が党の存続に直結する。かつて党の看板を背負った辻元清美氏らは去り、民進党を経て野党再編で枝野氏に追随。山本誉県連副代表は「立憲民主党ができて社民党の影が薄くなるのが怖い。比例票も流れる懸念がある」と支持者にこぼした。
 水面下では、共産党の小池晃書記局長と社民党の又市征治幹事長が島根2区での候補一本化で合意したものの、民進党・連合との関係を重視した社民党県連の意向が伝わり、幻に終わった。鳥取側では、候補擁立を断念した上に、野党共闘の接着剤の役割を果たせなかった。
 政権奪取を掲げ、反安倍政権の選択肢を示す小池氏に揺さぶられ、存在がかすむ共産、社民両党。参院選合区選挙区に野党統一候補として出馬した福島浩彦氏は「希望の党が(選挙後に)与党に右へ倣えになり、野党も有権者に響きづらい言葉で護憲を叫び続けて歯止めにならない、この構図になるのが危険」と語る。老舗政党の力量が問われている。
2017年10月6日 無断転載禁止

3899チバQ:2017/10/10(火) 22:21:22
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政治の行方 第2部・揺れる足元(下) 自民・公明


公明党の講演会で、衆院選必勝を期して拳を突き上げる自民、公明両党の幹部ら=5日、出雲市内
 安泰空気一変守りの戦い
    選挙協力双方認識にずれ
 「迷惑で、怒っている」-。3日に安来市で自民党安来、広瀬、伯太3支部が開いた島根1区に出馬する前職の細田博之党前総務会長(73)の集会で、支部幹部が苦言を呈した。
 解散を決断した安倍晋三首相の出身派閥の領袖でもある細田氏にとって、耳の痛い話は続く。安倍首相がせめて臨時国会の冒頭の所信表明で信を問う理由を説明すべきだったと指摘し「責任政党としての立場をわきまえてほしい」とまくし立てた。
 細田氏は、北朝鮮対応や消費税増税分の使途変更などは信を問うべきテーマとする首相発言をなぞり「これまでの経験を積み重ねた政党こそが日本を立ち直らせ成長させる」と理解を求めるしかなかった。
 解散の兆しが出た9月中旬、党鳥取県連の安田優子幹事長が「(首相は)今ならやれる(勝てる)と思ったのではないか」と分析した戦いは、唐突だったために身内からも大義をただす声が収まらない。その上に政権批判の受け皿となる、小池百合子東京都知事が率いる希望の党の登場で様相が変わった。
 政権を取り返した2012年衆院選から大勝を続ける自民党。ただ、党所属の地方議員の多くは「他に選択肢がないから勝ってきただけだ」との見方を示す。
 中央で日増しに募る危機感を物語るように、党本部は、島根2区に出る前職の竹下亘党総務会長(70)に対し、激戦区への応援弁士としての投入を見据え、投開票前の3日間を空けるように指示。公示後は一度も地元入りできない可能性が出てきた。
 バーターで結束
 守りの戦いを強いられる中、一層頼ったのは連立政権を組む公明党だった。
 「相当厳しい」―。鳥取2区から出馬する自民党前職の赤沢亮正元内閣府副大臣(56)は5日、米子市内で公明党の支持母体・創価学会幹部にこぼした。
 脳裏には、同区から希望の党公認で出馬する湯原俊二元衆院議員(54)に626票差に迫られた09年衆院選が浮かぶ。赤沢氏が「お互い全面的に協力しよう」と呼び掛けると、創価学会幹部は希望の党の勢いを台風に例えて「瞬間最大風速ではないかもしれないが、弱まったわけではない」と案じた。
 公明党が選挙区で自民党候補の集票に協力する代わりに、比例で支援を受ける「バーター」。島根側でも公明党との関係が薄かった細田氏が3日、松江市内で創価学会幹部を訪問。翌日の4日、市内であった公明党の時局講演会であいさつに立った細田重雄選対本部長が自民党系の松江市議も見守る中、約500人を前に「心をひとつに頑張っていきましょう」と呼び掛けると、拍手が湧いた。
 初要求突き付け
 背に腹は代えられない事情は公明党も同じだ。
 党鳥取県本部の銀杏泰利代表は9月28日、鳥取1区の自民党前職の石破茂元地方創生担当相(60)と赤沢氏の陣営に「比例で公明党を推薦してほしい」と初めての要求を突き付けた。
 危機感の背景は希望の党の存在だ。比例中国ブロックの現有2議席の維持が至上命令の中、同党は中国4県の小選挙区で10人以上を擁立し、影響を受ける可能性もある。
 自民党側は競合する比例で推薦を出すのは「党紀違反」になるとして、文書を交わすことに消極的だが、銀杏代表は「貢ぐばかりで見返りがない」とけん制を続ける。
 ただ、公明党も7月の都議選では小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」と選挙協力し、自民党を大敗に追い込んだだけに整合性が問われる。
 安泰ムードは一変し、小池氏が仕掛けた野党再編できしむ自民、公明両党の蜜月関係。有権者に対し、連立政権の実績と政策だけでなく、解散の大義も説明を尽くす責務がある。
2017年10月7日 無断転載禁止

3900チバQ:2017/10/10(火) 22:25:16
>>3356 <衆院選2017>1区 3極対決の構図に 自民・希望・立憲、擁立へ /岡山
>>3503 <衆院選2017>2区 前職2氏、3度目対決 自民・希望に2新人挑む /岡山
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk33010556000c.html
<衆院選2017>3区 重鎮引退で混沌 希望・共産・「無所属」2人 /岡山
10月07日 00:00毎日新聞

 1996年の小選挙区制導入以降、平沼赳夫・元経産相(78)が議席を守り続けてきた3区。その赳夫氏が政界引退を表明し、事態が混沌(こんとん)としている。自民党は前職の阿部俊子氏(58)と新人の平沼正二郎氏(37)の公認調整が不調に終わった。5日に擁立が決まった希望の党元職の内山晃氏(63)に加え、共産新人の尾崎宏子氏(61)も交えた4人の戦いだ。

 阿部氏は2005年衆院選で、郵政民営化に反対した赳夫氏への刺客として党本部主導で擁立された。両氏は以降、計4回対決。いずれも赳夫氏が制し、阿部氏が比例復活するパターンを繰り返してきた。赳夫氏は15年に復党したものの、脳梗塞(こうそく)からの回復が間に合わず、政界引退を表明。次男の正二郎氏が後継として名乗りを上げた。党本部で候補者調整が続いたが、「公認見送り」で決着した。

 阿部氏は6日、県庁で報道陣に対し「4期12年地域を回って頑張ってきた。自民だからと支えてくれた人もいる。とても残念」と悔しさをにじませた。国会開会中も週末は地元に帰り、選挙区回りを続けてきた。ミニ集会も数多くこなし、国政報告は手短にして住民の要望に耳を傾ける。「無所属でも選挙の戦い方は変わらない」と胸を張る。

 正二郎氏は1日、津山市のホテルに約500人の後援会員を集め、2年ぶりに地元入りした赳夫氏と並び、「長年父を支えていただいた皆さんに恩返しさせてほしい」と後継をアピールした。3日には備前市で、備前焼の陶芸店を歩いて回り、「精いっぱい頑張ります」と握手を繰り返した。父親の悲願である憲法改正や、子育て世代の支援などの政策を掲げ、知名度アップに全力を注ぐ。

 内山氏は民主党の元衆院議員。民主政権時代の3期目途中に消費増税などに反対して離党し、「新党きづな」の代表に就いた。12年衆院選で落選後はバッジとは無縁だったが、「2大政党を目指す希望の党に共鳴した」と出馬を決意した。長年、社会保険労務士を務め、国会で年金問題を追及してきた。出身が千葉県で落下傘候補になるが、年金制度の不備や派遣労働の問題を訴えるつもりだ。

 尾崎氏は1日に津山市の鶴山公園近くで演説した際、「安保法制、共謀罪など悪法を次々作ってきた安倍政権の暴走をストップさせよう」と力を込めた。憲法改正反対や消費増税反対を唱えている。【石川勝己】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇出馬が予想される顔ぶれ

 ■3区

内山晃 63(3)元

尾崎宏子 61 新

阿部俊子 58 (4)前

平沼正二郎 37 新

 =岡山市東区の一部、津山市、備前市、赤磐市、真庭市(一部を除く)、美作市、和気町、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町

………………………………………………………………………………………………………

 ◇前回2014年衆院選の結果

平沼赳夫 次世代 当73,852

阿部俊子 自民  比57,647

古松国昭 共産   18,654

 ※当は当選、比は比例復活当選

3901チバQ:2017/10/10(火) 22:26:30
4区見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk33010356000c.html
<衆院選2017>5区 三つどもえの戦い 自民VS共産に希望参戦 /岡山
10月09日 00:00毎日新聞

 2014年の前回衆院選では旧民主党が候補者を擁立せず、自民前職の加藤勝信氏(61)と共産新人の美見芳明氏(60)の一騎打ちとなった5区。今回はこの2人に加え、希望の党元職の樽井良和氏(50)を交えた3人の戦いになりそうだ。

 加藤氏は1日に笠岡市であった自民県連幹事長の天野学県議の在職30年記念パーティーに出席。「苦しい時に支えていただいた恩人」と祝辞を述べ、05年衆院選を振り返った。

 加藤氏は03年に自民の中国比例単独で初当選した。05年は5区での立候補を目指したが、公認は国家公安委員長(当時)の村田吉隆氏。無所属出馬の決意を固める中、党本部が公示前日に加藤氏を比例2位にすると発表。加藤氏と村田氏が小選挙区と比例で交互に立候補する「コスタリカ方式」が確立された。この時、加藤氏を支えたのが天野氏だった。

 村田氏が12年に引退を表明すると、加藤氏は5区で唯一の自民候補となり、議席を守り続けた。12、14年は投票率が50%台と低迷する中でも10万票以上を獲得。14年は8割近い得票率を記録した。現職の厚労相で地元にはなかなか帰れないが、陣営は「大臣として挑む初の選挙。ふさわしい結果を」とさらなる票の上積みを目指す。

 希望が樽井氏の公認を発表したのは3日。急な出馬で連合などの団体の支援は間に合わないが、逆手に取って「しがらみのない候補」とアピールする構えだ。出身は備前市。旧民主から立候補した03年衆院選では大阪16区で敗れるも比例復活当選。参院選比例代表でも12年に繰り上げ当選し、衆院議員と参院議員をそれぞれ1期務めた。5日に県庁であった記者会見では「ベーシックインカム(最低所得保障)制度の導入を実現するために立候補する」と語った。

 美見氏は前回、5区で唯一、反自民票の受け皿となった。今回、希望の候補が擁立されることについて「『共産』『安倍政権』『安倍政権の補完勢力』による戦いであることを訴えていきたい」と話している。【小林一彦】

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 ◇前回2014年衆院選の結果

加藤勝信 自民 当 105,969

美見芳明 共産    27,693

 ※当は当選

 =倉敷市の一部、笠岡市、井原市、総社市、高梁市、新見市、真庭市の一部、浅口市、里庄町、矢掛町、吉備中央町の一部

3902チバQ:2017/10/10(火) 22:29:50
>>3352 <構図は今>17衆院選・香川1区 票読み交錯、激戦区 /香川
>>3485 <構図は今>17衆院選・香川2区 希望への支持不透明 /香川
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk37010406000c.html
<構図は今>17衆院選・香川3区 野党一本化、自社対決 /香川
10月07日 00:00毎日新聞

 1日、丸亀市で開かれた自民前職の大野敬太郎氏(48)の事務所開き。衆院解散後も防衛政務官として北朝鮮の核・ミサイル問題などに対応する大野氏があいさつに立つ前、小野寺五典防衛相のビデオメッセージが流された。「今回は大変厳しい選挙になる」として、こう呼びかけた。「大野政務官はおそらく(選挙期間の)半分も地元に帰れない。その間も国を守る決意で頑張っていることを地元のみなさんにぜひ知っていただきたい」

 大野氏の父功統(よしのり)氏(81)は中選挙区時代の1986年に初当選し、旧香川2区と現3区で8連勝。防衛庁長官も務めた重鎮だ。自民が下野した2009年8月の衆院選でさえ、次点候補に2万票近くの大差で勝利した。

 その盤石な地盤を引き継いだのが、功統氏の長男で秘書も務めた大野氏。初挑戦の12年12月は2位にほぼダブルスコア、14年12月はトリプルスコアで圧勝し、強固な組織力を見せつけた。

 だが今回、候補者が地元に張り付けない初めての選挙となる。期間中の半分ほどしか地元入りできない見込みで、支援者からは「本人が遊説できないと盛り上がりに欠ける部分はある」との声も漏れる。

 一方、大野氏の牙城に立ち向かうのは社民新人の藤田伸二氏(62)。立候補が正式に決まったのは9月28日とずれ込んだ。

 実は発表直前まで、民進、社民、共産の3党は“野党統一候補”としてある女性を無所属で立てることを模索していた。しかし本人が固辞して調整は難航。昨年12月に出馬を表明していた共産新人に加えて藤田氏も名乗りを上げ、前回と同様、自民、社民、共産による三つどもえの戦いになるとみられていた。

 そんな中、民進が希望の党(代表・小池百合子東京都知事)への合流を決めたことで状況は一変。安保法制や憲法改正などへの立場の違いから、希望と距離を取る共産と社民が各地の選挙区で共闘方針を打ち出した。香川3区でも共産新人が出馬を取りやめ、社民の藤田氏に一本化された。

 県内の衆院選では、これまで1、2区では社民が民進を、3区では民進が社民を互いに支援してきた。しかし今回、社民は自主投票とし、民進も「対応を模索中」(県連)だ。それでも藤田氏は「小池新党ができているが、やろうとしている中身は自民党とほとんど変わらない。自公政権対小池新党が争点ではない。第三の道がある」と訴え、保守以外の受け皿となる点を強調する。

 先代の時から圧倒的な強さを誇ってきた大野氏の陣営。だが、陣営幹部はこう引き締めを図る。「自民と希望の保守政党同士が戦う1、2区に比べて、3区は自民対社民で構図が分かりやすい。自民への批判票が集まる可能性もあり、楽観はできない」【岩崎邦宏、小川和久】

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 ◆香川3区の立候補予定者

大野敬太郎(48)=自民・前職(2)

藤田伸二(62)=社民・新人

 *敬称略。数字は当選回数

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 ◆香川3区の過去3回の得票結果

 <2014年12月>

当 大野敬太郎(自民) 76281

  高田良徳(社民)  25899

  土岐一郎(共産)   9688

 <2012年12月>

当 大野敬太郎(自民) 85463

  米田晴彦(社民)  42907

  藤田均(共産)    7888

 <2009年8月>

当 大野功統(自民)  73379

  米田晴彦(社民)  53822

  真鍋健(無所属)  32963

  近石美智子(共産)  7325

  妹尾真由美(幸福)  1886

 *敬称略。「当」は当選者。政党は当時

3903チバQ:2017/10/10(火) 22:30:34
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171006_1.htm
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2017/10/06



 香川の衆院選3選挙区の中で、唯一「リベラル層」の受け皿がなくなっているのが1区。立候補を予定しているのは、安保法制や憲法改正に賛成の立場の自民と希望の公認候補だけで、共産、社民が自主投票を決めたためだ。「安保や憲法問題で主張が異なる党に入れるのは抵抗がある」「何を信じて1票を投じたら良いのか」など、諦めや困惑の表情が広がっている。

 香川1区で出馬を予定しているのは自民前職の平井卓也氏(59)と、希望前職の小川淳也氏(46)。

 小川氏は民進党県連代表だった昨年の参院選で、擁立を決めていた民進候補者を取り下げ、共産候補に一本化。ともに街頭演説に立つなど支援してきたことで、次期衆院選では野党共闘で臨むものと思われていた。

 しかし、小川氏が従来の主張と異なる希望の公認を受けたことで、状況が一変。共産が「(小川氏の)苦心に報いたい」として候補者を擁立しないという"共闘"の余地を残す一方、社民はこれまでの小川氏に対する支持を見送った。

 「安倍首相に対峙(たいじ)するという理由だけで希望を支援しろというのは無理がある。政策を横に置いてうらみつらみだけで選挙をするのか」との指摘は民進党内部からも挙がる。

 社民党員も「今回は選挙区は白紙で投票するしかない」。別の同党支持者は「昨年の参院選では、自分の後輩を降ろして共産を推し、今度は自分が仲間を残して希望へいく。何を信じて1票を投じたらいいのか」とあきれ気味に話した。

 共産も自主投票を決めたものの、安保や憲法改正では希望とは180度主張が異なる。共産のある自治体議員は「希望は政策が全く違う。支援者から小選挙区の話が出たら誰を書いてとは言えない」と困惑。同党の支持者は「今回の党の判断に違和感を感じる。昨年の参院選とのバーターだったのだろうか」と話した。

 原発反対の運動を展開する高松市内の女性(63)は「希望は第2自民党という話もある。原発の再稼働に明確に反対してくれる投票先がない」とこぼした。

 1区以外では、2区が自民前職の瀬戸隆一氏(52)、希望前職の玉木雄一郎氏(48)、共産新人の河村整氏(58)、3区では自民前職の大野敬太郎氏(48)、社民新人の藤田伸二氏(62)がそれぞれ立候補を表明している。

3904チバQ:2017/10/10(火) 22:30:51
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171007_3.htm
2、3区 候補者不在の陣営やきもき 防衛公務を優先、他県へ応援弁士 対立候補 票掘り起こし懸命

2017/10/07



 ミサイルの発射や核実験の強行など、緊迫する北朝鮮情勢の中での総選挙。「大将がいない選挙戦だが、我々が頑張るしかない」。香川3区に立候補を予定する自民前職の防衛政務官、大野敬太郎氏(48)の陣営は気を引き締める。

 2人の政務官は交代で東京にいなければならず、選挙期間中も半分の6日間しか地元で活動できない見込みだ。公示日は2カ所で出陣式を終えて即上京する。投開票日ですら地元にいられない可能性がある。

 陣営からは不安視する声も聞こえるが、大野氏は「北朝鮮情勢を考えれば、来年の任期までずるずるといけば手足を縛られる。しっかりとした政治でアクションを起こすには今の解散しかなかった」と強調。地元にいる間に少しでも多くの人に会おうと、寸暇を惜しんで奔走している。

 3区では共産と社民が共闘し、社民新人の藤田伸二氏(62)に一本化。与野党の一騎打ちに持ち込んだ。藤田氏は「平和憲法下で暮らしてきた我々は、次世代に平和を引き継がなければならない」と訴える。

 香川2区に出馬予定の希望前職、玉木雄一郎氏(48)も、地元を空けることがある。先月30日は群馬県、今月4日にも地元で活動後に愛媛県へ。民進で選対委員長代理を務めた経験から全国の情勢に詳しい上、国会答弁で知名度が上がり、応援弁士として人気だ。公示後も、可能な限り応援に出向く予定という。

 ただ、今回は保守色の強い希望へ移り、過去の選挙で支持を受けた社民が自主投票とするなど、支援組織の足並みが乱れている。玉木氏は「これまでも党を前面に出した活動はしておらず、心配はない」と話すが、陣営は「今後の影響は分からない。候補者の思いを丁寧に説明していくしかない」と気をもんでいる。

 2区では、自民前職の瀬戸隆一氏(52)、共産新人の河村整氏(58)も立候補を表明。地盤固めや票の掘り起こしへ懸命だ。

 瀬戸氏は過去2回連続で玉木氏に敗れ、比例復活で当選してきた。今回、玉木氏は民進から希望へ移り、局面が変化した。瀬戸氏は「新党ができたが、北朝鮮の脅威がある今、何かを試す余裕はない」と与党への支持を訴え、陣営も「(希望は)選挙互助会でイメージは良くない。奪われていた保守票を取り戻すチャンスだ」と意気込む。

 3小選挙区で唯一の共産候補が河村氏。民進の希望合流により、安保法制や改憲に反対する層の受け皿として存在感は増した。「政党の値打ちが問われている。憲法9条を守る思いを持つ皆さんと共闘したい」。

3905チバQ:2017/10/10(火) 22:31:22
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171009_4.htm
戦いの構図 2017総選挙かがわ

2017/10/09



1区 平井 地域貢献に汗流す 小川 共産「支援」に安堵
 自民前職の平井卓也(59)と希望前職の小川淳也(46)の6度目の対決だが、一対一は初めて。昨年の参院選で共産党候補への「野党一本化」に尽くした小川に配慮し、共産はこの区で初めて候補者を擁立しなかった。一方で、社民はこれまで小川氏に出していた支持を見送ったため、「リベラル票」の受け皿がない、全国でも異例の選挙区となっている。

 かつてない危機感で取り組んでいるのは平井陣営だ。前回衆院選の小川との票差は約8300票。共産候補の得票数が約9800票で、自主投票を決めた共産票の行方に気をもむ。

 加えて、「安倍政権のおごり」への批判のほか、県議会、高松市議会の自民会派は分裂状態。それでも、連立を組む公明の推薦は引き続き得られたため、従来の保守票をしっかり固めるべく、組織の引き締めに全力を挙げている。

 平井は「北朝鮮問題は戦後初の安全保障の危機。国民を守り、暮らしを守れるのは自公の安定政権しかない」などと強調。景気の着実な回復、地域振興に汗をかく決意を訴える。

 小川は突然、希望という「保守政党」に大きく舵を切った。安保法制反対の集会に出席したり、自らのブログでも廃止を強く訴えたりしていたほか、改憲には反対姿勢をとってきたが、これまでの立場から一変した。

 ただ、昨夏の参院選で連合の反発にもかかわらず、共産候補と一緒に選挙カーに上って演説するなど支援。共産もこれに応えて候補者擁立を見送り、もくろみ通り、保守に共産を加えた全国異例の"共闘"による一騎打ちに持ち込んだ。

 野合批判に対しては「安倍政権を打倒する。これ以上の大義はあるか」と反論。これまでの経緯、自らの政治姿勢を丁寧に説明していく考えだ。

2区 瀬戸 選挙区勝利が悲願 玉木 二大政党呼び掛け 河村 消費増税の中止を
 自民前職の瀬戸隆一(52)と希望前職の玉木雄一郎(48)、共産新人の河村整(58)の3人の争い。

 瀬戸は初出馬から2回連続で比例復活に甘んじている。3期目を目指す今回を背水の陣と位置付け、悲願の選挙区での議席獲得を目指す。

 地域をきめ細かく歩き、中小企業経営者や農業者との対話を重ねることに力を注いできた。支援の輪は着実に拡大しており、前回ほとんどなかった後援会は約40にまで増え、陣営は「まいた種が実り始めた」と手応えを感じている。

 選挙戦では、庵治石の東京五輪会場への採用に向けた活動や国道11号の大内・白鳥バイパスの延伸などを成果として強調。与党の一員として、地元への貢献度もアピールしていく。

 4選を目指す玉木は希望の1次公認を得た。これまでの活動で「玉木党」とも呼ばれる強固な支持基盤を築き上げている。今回、社民の支持は得られなかったが、陣営は「これまでも党を前面に出しての活動はしていない。希望入りしても不安はない」と自信をうかがわせる。今後も自身のカラーを前面に打ち出し、党を引っ張る意向だ。

 従来から二大政党制の実現を強く訴えており、希望が立ち上がった今選挙を政権交代を懸けた重要な選挙と位置付け、攻勢を掛ける。昨年は民進党の代表選にも出馬。全国的な知名度もアップし、全国の他選挙区での応援演説も積極的にこなしている。

 7度目の衆院選出馬となる河村は1区から2区にくら替えしての立候補。2区での出馬は2005年以来となるが、県内唯一の選挙区候補として党の存在感をアピールしている。

 解散後は街頭演説に力点を置き、消費増税の中止などを訴えるほか、「解散は疑惑隠しで、憲法の私物化。安倍政権に憲法改正を訴える資格はない」と現政権を厳しく批判。「ぶれない政党は共産党だけ。憲法9条堅持を掲げる共産党の存在感は増している」と述べ、"ぶれない政党"を強調する。

 農村地域を意識して農産物の価格保証と農家の所得保証の必要性も強く訴えている。

3906チバQ:2017/10/10(火) 22:31:44

3区 大野 防衛の重要性前面 藤田 平和憲法継承訴え
 自民前職の大野敬太郎(48)と社民新人の藤田伸二(62)の一騎打ち。

 3選を狙う大野は防衛政務官。北朝鮮が弾道ミサイル発射などの挑発行動をエスカレートさせる中、公務をこなしながらの選挙戦となる。選挙期間中の半分は在京を余儀なくされ、地域での活動はおのずと制約を受ける。陣営は政務官として実績をアピールしながら、選対を挙げて活動をバックアップ。票の上積みを目指す。

 大野は地元に戻った際にはできる限り多くの有権者と会おうとあいさつ回りに奔走。地域の祭りなどのイベントにもこまめに足を運んでいる。防衛の重要性を強調するほか、地方創生や社会保障の充実、農業振興なども訴え、支持の拡大を図っている。

 藤田は、丸亀市職労委員長を経て今年4月まで同市議を務めていた。衆院選は初挑戦となる。

 出馬表明は解散が決まった9月28日。共産が候補者を降ろして一本化を実現、自民との一対一の構図に持ち込んだ。出遅れをカバーしようと、社民県連のほか、自治労をはじめとする労組が組織をフル稼働して全面支援している。

 出身地の丸亀市を起点に支持者へのあいさつ回りに重点を置いた活動に力を入れ、知名度アップに向けた街頭活動も力を注ぐ。街頭では共産関係者と一緒に立ち、「平和憲法の下に暮らしてきた我々が次の世代にも平和を引き継がなければならない」と訴える。

(文中敬称略)

3907チバQ:2017/10/10(火) 22:33:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk35010499000c.html
<2017衆院選やまぐち>県内4選挙区の動き/上 野党に再編のうねり /山口
10月07日 00:00毎日新聞

 ■1区

 ◇4新人が名乗り 自民副総裁の正彦氏不出馬

 高村正彦自民党副総裁の不出馬を受け、長男で自民の高村正大(まさひろ)氏(46)、希望の党の大内一也氏(43)、共産党の五島博氏(61)、幸福実現党の河井美和子氏(55)の4新人が名乗りを上げた。

 「私より優れたところもある。よろしくお願いしたい」。5日、引退表明後初めて1区入りした正彦氏は、自らの12期連続当選を支えた地方議員らを集めて要請した。祖父の代からの地盤を引き継ぐ高村氏は「自分が何を考え、何をやりたいか知ってもらうのが第一だ」と気を引き締める。

 野党再編の波にもまれる大内氏は「働く人のための政策を実現したい」とつじ立ちなどで地道に訴える。はがきやポスターを「民進」から「希望」に修正。民進県議の支援も受け、態勢づくりを急ぐ。選対幹部は「『自公政権を変えたい』と思う無党派層を掘り起こす」と意気込む。

 五島氏は、1区内各地で街頭演説し「日本を再び戦争する国にする流れを進めてきた」と政権批判を強める。希望についても「第2自民党だ」と切り捨て、市民との連携を訴える。4日、山口市であった事務所開きには、昨年の参院選山口選挙区の野党統一候補も応援に駆けつけた。

 国防強化などを訴える河井氏は2日、出身地の周南市に事務所を開き「大義なき疑惑隠し解散だ」と安倍晋三首相批判を展開した。衆院選を「国防政策の選択選挙」と位置付け、防衛費倍増や非核三原則の撤廃、憲法9条改正などを主張している。

 ■2区

 ◇自民前職に共産新人挑む

 3選を目指す自民前職の岸信夫氏(58)に、共産新人の松田一志氏(60)が挑む。民進の擁立見送りなどで受け皿を失った票の行方も注目される。

 実兄の安倍晋三首相を支える立場の岸氏は、5日に岩国市であった事務所開きで「アベノミクスを地方まで行き渡らせたい」と前回衆院選に続き訴えた。米空母艦載機部隊移転に伴い、岩国基地周辺自治体の地域振興策を進めた実績もアピール。「安倍政権を前に進めるための大切な選挙だ」と位置づける。

 松田氏は、衆院解散直後から岩国市を中心につじ立ちを重ね「艦載機移転の中止」を主張し、森友・加計学園問題や安保法制、憲法改正なども争点に挙げる。中国電力が2区の上関町に計画する上関原発建設にも反対の立場で、各争点ごとに思いを共有する市民や他野党の結集を呼び掛けている。

  ◇   ◇

 衆院選(22日投開票)は10日公示される。突然の解散や野党再編のうねりを受け、山口1〜4区の構図は公示が目前に迫ったいまなお流動的だ。事実上の選挙戦に入った立候補予定者たちの動きを2回に分けて紹介する。【衆院選取材班】

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 ■1区

高村正大 46 自新

大内一也 43 希新

五島博 61 共新

河井美和子 55 諸新

 ■2区

岸信夫 58 自前

松田一志 60 共新

 ※敬称略。名鑑は氏名、年齢、政党・政治団体名、前職・新人の順。

〔山口版〕

3908チバQ:2017/10/10(火) 22:33:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk35010354000c.html
<2017衆院選やまぐち>県内4選挙区の動き/下 /山口
10月08日 00:00毎日新聞

 ■3区

 ◇自民、立憲一騎打ち 野党一本化

 10選を目指す自民前職の河村建夫氏(74)と、共産や社民が支援する立憲民主新人の坂本史子氏(62)との一騎打ちになりそうだ。

 河村氏は、党地方創生実行統合本部長として応援で全国を回る一方、地元行事にも参加してアピールを欠かさない。衆院解散直前、3区の一部で参院山口選挙区の林芳正文科相(56)のくら替え待望論が浮上。党本部方針で間もなく公認が決まったが、地元後援会では県連対応に不満がくすぶる。6日、宇部市であった事務所開きでは「自公の安定政権で日本をしっかり守っていく」と訴え結束を呼び掛けた。

 曲折の末に立憲公認を得た坂本氏は5日、宇部市で記者会見を開き「志を同じくする市民や政党と協力したい」と力を込めた。当初は民進から出馬を予定。希望との合流方針を受け、一時は希望への公認申請も考えたが、憲法観から立憲を選んだ。その結果、民進県連の支援は失ったが、共産が独自候補の擁立を取り下げ野党一本化が実現。会見では「安保関連法廃止」や「脱原発」なども掲げ、政権批判層にPRした。

 ■4区

 ◇首相に4新人挑む 他に出馬検討も

 自民前職の安倍晋三氏(63)に、希望の藤田時雄氏(63)▽共産の西岡広伸氏(54)▽無所属の黒川敦彦氏(39)▽同、郡昭浩氏(56)--の4新人が挑む構図が見込まれるが、他にも出馬を模索する動きがある。

 前回同様、選挙区に戻る予定のない安倍氏を党と後援会組織が支える。解散当日から妻昭恵さん(55)は再三地元入りし、公示後も4区に張り付く。5日、下関市の事務所開きで昭恵さんは「総理総裁としてふさわしい立派な票を出していただき、もう一度、主人に大きな仕事をさせてください」と涙ながらに訴えた。

 民進から出馬予定だった藤田氏は、3日に希望の公認が正式に決まった。「不安や戸惑いもあったが、今はやるしかないという気持ち」と気を引き締める。4日の街頭演説では「アベノミクスは破綻同然だ。『安倍さんしかいない』というこの空気を変えなければいけない。私が新風を起こす」などと呼び掛けた。

 民進との野党共闘を目指していた共産は希望を「自民の補完勢力」と批判し、独自候補擁立を貫くこととなった。「立憲政治を取り戻す」と訴える西岡氏は「市民と野党の共闘こそが、安倍政権を倒す唯一の道だ」と街頭などで繰り返し呼び掛ける。6日には党所属の参院議員も応援に駆けつけ、安倍政治打倒を訴えた。

 6日、県庁で記者会見して出馬を表明した黒川氏は、安倍氏の友人が理事長を務める学校法人加計学園の獣医学部新設問題を争点とする。地元の愛媛県今治市ではなく「首相のお膝元で主張したい」と山口4区を選び、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で発信しながら草の根の広がりに期待する。一方、郡氏は政権批判などを展開。他に下関市から立候補を検討する女性もいる。【衆院選取材班】

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 ■3区

河村建夫 74 自前

坂本史子 62 立新

 ■4区

安倍晋三 63 自前

藤田時雄 63 希新

西岡広伸 54 共新

黒川敦彦 39 無新

郡昭浩 56 無新

〔山口版〕

3909チバQ:2017/10/10(火) 22:47:30
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASKB86F00KB8PTIL014.html
作る、捨てる、また作る…野党再編、印刷業者もドタバタ
10月09日 21:22朝日新聞

作る、捨てる、また作る…野党再編、印刷業者もドタバタ
新党騒ぎの2週間と印刷業者の動き
(朝日新聞)
 安倍晋三首相が衆院解散を表明してから2週間になる。この間、新党「希望の党」の結党や民進党の分裂など、激しい野党再編劇で選挙構図は一変した。目まぐるしい離合集散の陰で、置き去りにされたものはなかったか。ある印刷会社の日々を通じて振り返る。

 大阪市北区のマンションの一室にある、企画制作・印刷会社「スタジオくとうてん」。同社では、営業や制作などを担当する6人が働き、選挙になると、ポスター作りやたすきのデザイン考案などの仕事を請け負う。得意先の一つが、民進党大阪府連だ。大阪の選挙区では、13人が民進党から立候補を予定していた。

 安倍首相が衆院解散を表明した9月25日の翌日。

 民進党の立候補予定者の一人から、たすきを受注した。「民進党」のロゴと候補者の名前入り。営業担当者が解散の動きをにらみ、事前に陣営に接触して準備を進めていた。民進党の前原誠司代表と予定者が並ぶ「2連ポスター」も準備。28日に納品予定だった。

 ところが、27日に事態は急変する。前原代表が希望の党への「合流」方針を提案すると報じられたのだ。民進党から出るはずだった別の予定者からすぐに連絡が入った。念のために政党名を入れず、名前だけのたすきを作ることにした。

 28日、衆院解散。民進党の両院議員総会で、希望の党への事実上の合流方針が決まった。この時点で、民進党のたすきとポスターはすべて水の泡になった。

 さらに30日、希望の党代表の小池百合子・東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事が大阪市内で会談。東京と大阪で候補者をすみ分け、大阪では希望の党の候補者を立てないことで合意した。大阪の民進党の予定者13人は希望の党へ合流できなくなり、行き場を失った。

 無所属で立つのか、立候補をあきらめるか。予定者たちは、連夜、民進党大阪府連に集まって悩んだ。同社の営業担当は、流動化する政界の行方に神経をとがらせつつ、選挙準備はいったんストップさせた。

 10月1日、無所属での立候補を決めた別の予定者から、はがきの上に貼るキャッチフレーズのシールの発注があった。公職選挙法で認められた選挙運動用の「推薦はがき」3万5千枚を用意していたが、「民進党公認」の文字があったため、シールで覆うという。

 翌2日、民進党代表代行(当時)の枝野幸男氏が「立憲民主党」の結党を表明。すると今度はシールの文字を「立憲民主党公認」に変更する発注があった。

 5日、大阪から立憲民主党に合流する民進党出身の7人が初めて大阪市で街頭演説。同社には前日、演説にあわせて「24時間以内にバックパネルがほしい」との依頼があり、ロゴ入りのパネルを突貫工事で作った。当日昼に営業担当が演説会場に直接届けた。

 6日、同社に印刷物を発注した3人が立憲民主党の公認候補に決まった。翌7日、3日後の公示日から掲示板に貼る顔写真入りのポスターが完成した。

 ポスターやパネルはできたが、間に合わなかったものもある。公示前、予定者たちは政党の機関紙の号外として政策を紹介するチラシを配るのが一般的だ。数十万枚分の印刷のために、提携する印刷工場で輪転機をおさえ、紙も用意していたが、政党が定まらないままで、発行できなかった。ある予定者は民進党の名前で刷った号外15万部を配ることができなかった。

 この間、無駄になったポスターなどの料金は予定者側が負担する。同社によると多い人で80万円程度の損害金が出たとみられる。

 政策論議より、政界のドタバタに振り回された2週間。岡本直人社長は「これだけ方向性がわからない仕事は初めてだった」と振り返り、こう指摘した。

 「ようわからんことで解散し、次々と新しい党ができても、有権者は置いていかれている気がする。世の中は『いま、何の選挙をしているの』という空気なのでは」

 衆院選は10日に公示される。(上田真由美)

3910チバQ:2017/10/10(火) 22:48:19
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017100900025.html
枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立
07:00AERA dot.

枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立
8日午後、党首討論会に臨んだ立憲民主党の枝野幸男代表 (C)朝日新聞社
(AERA dot.)
 SNSの世界では“支持率”が断然トップに──。枝野幸男元官房長官が代表を務める「立憲民主党」のツイッターのフォロワー数が結党から2日で10万を突破し、自民党の11万5千を抜いて、14万8千に上っている。一方、希望の党はわずか5千で最下位に沈み、民進党が事実上解体して結成された二つの新党は明暗を分けた(10月6日現在)。

 だが、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の世話人で法政大学教授の山口二郎氏は、慎重な見方を示す。

「投票行動に直接結びつくとは限らない。まったく楽観できないし、引き締めていかないといけない。目標値として30議席くらい取れれば、野党再編の中核を担えるようにしたい」

 とはいえ枝野氏の街頭演説には多くの聴衆が詰めかけ、枝野コールが起きるなど反応は上々。衆院選の「台風の目」となる可能性もある。慶応大学名誉教授の小林節氏もこう指摘する。

「森友・加計問題など安倍首相の権力私物化にキレかかった国民の支持を得るのではないか。選挙はだいたい4割以上の有権者が棄権しており、自民党にも共産党にも入れたくない中間層の受け皿になる。中道リベラル勢力は決して侮れない。かっこいいヒロインを演じ損ねた小池さんに代わって、有権者の目には枝野さんが健気なヒーローのように映っているのではないか」

 小池氏の「選別」発言や政策協定書などにブチ切れた民進党の前職・元職や新人の候補予定者が続々と立憲民主に流れている。立憲民主から出馬する前民進党の辻元清美氏は、本誌の取材にこう語った。

「私たちの政治姿勢は排除や分断ではなく、包括と対話です。私は最初から(希望の党には)なじまないと思っていました。両院議員総会ではみんな一致して希望の党に行こうという意見が多く、私は執行部にもおりましたので……。でも、同じようなモヤモヤを抱えている議員もたくさんいたようで、『私は行かない』と表明したら、続く人がどんどん出てきた感じです」

 民進党には参院議員48人が在籍しているが(福山哲郎氏は立憲民主への合流を表明)、前原誠司代表は衆院選後に希望の党に合流する方針を打ち出している。しかし、民進党参院議員会長の小川敏夫氏が釘を刺す。

「それは前原さんの希望であって、何も機関決定していません。いま、連れていかれた先がボッタクリバーだったみたいな話になっている。希望の党との関係をどうするかは、残った参院議員全員と議論することになります。前原さんの一存では決められない」

 その一方、党籍を残したまま無所属で立候補した岡田克也元代表や野田佳彦元首相の身分保障はどうなるのだろうか。

「党籍は残っているので、当選すれば民進党の衆院議員です」(岡田氏の事務所)

「規約はどうなっているのかなあ。こんなの初めてで教えてもらいたいくらいです」(野田氏の事務所)

 混乱は当面続きそうだ。(本誌・小泉耕平、村上新太郎、亀井洋志)

※週刊朝日 2017年10月20日号

3911チバQ:2017/10/10(火) 22:48:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100176.html
【衆院選】民進党・前原誠司代表 寂しい九州行脚 候補者もいない、聴衆20人 「どんなつもりか」恨み節も
21:54産経新聞

【衆院選】民進党・前原誠司代表 寂しい九州行脚 候補者もいない、聴衆20人 「どんなつもりか」恨み節も
佐賀市で遊説する民進党代表の前原誠司氏=10日午後、佐賀市(中村雅和撮影)
(産経新聞)
 民進党の前原誠司代表(55)は10日、長崎、佐賀、福岡と九州北部を回り、民進系候補を応援した。前原氏が希望の党への合流を決断し、民進党は分裂した。前原氏を迎えた陣営からは「どんなつもりで応援に来たのか」と恨み節が漏れる。前原氏は、候補者もいないまま街頭演説するなど、寂寥の九州遊説だった。(中村雅和)

 「安倍政権が全部悪いというつもりはない。しかし、長期政権でおかしな所もでてきた。国民に選択肢を示し、政治に緊張感を取り戻したい」

 10日午後、前原氏は佐賀2区内の佐賀県有田町で、熱弁を振るった。

 自民党に代わる保守勢力を築き、政権交代可能な二大政党制を実現する-。前原氏の持論だ。今回の希望の党への合流、そして民進党左派の“選別”は、政権交代の可能性を大きくする狙いもあった。

 「前回の衆院選、九州で勝った民主党は、大分と佐賀の2人だけだった。今回は違う。九州各地で勝てる可能性が高まっている」。合流効果を強調した。

 ただ、前原氏を取り巻く環境は寂しい。

 佐賀2区の大串博志氏(52)=希望の党=は、日程調整を理由に、有田町に来なかった。前原氏は福岡選出の参院議員を引き連れ、聴衆20人を前に演説した。その場にいた男性は「何で候補はいないんだろう」とつぶやいた。

どんなつもりか

 前原氏はその後、佐賀市内に入り、佐賀1区の無所属、原口一博元総務相(58)を応援した。

 原口氏は公示直前の7日、希望の党へ異議を唱え、公認を辞退した。

 原口氏は「自由、社民、民進、共産の野党4党だけでない、より広い立憲共闘の枠組みを作ろう」と強調した。前原氏は、原口氏が無所属を選んだ点には触れず、「一強政治を倒すため、一体となって戦う」と述べた。

 無所属候補は、広報物の枚数などで、政党公認候補より不利となる。選挙区落選時の比例復活もない。

 原口氏の後援会関係者は「党が割れなければ、無所属で危ない橋を渡る必要はなかった。すべては前原さんの暴走だ。どんなつもりで佐賀に来たのか、理解に苦しむ」と吐き捨てた。

 後援会女性の会の安部さゆり氏は「前原さんへのさまざまな思いは、投開票まで封印する。勝つことだけを考える」と語った。

 前原氏は同日夜、福岡市内での演説で「私は民進党が好きだ。仲間が好きだ!」と声をからした。

3912チバQ:2017/10/10(火) 22:49:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100168.html
【衆院選】希望、立憲民主、公明…比例名簿提出でトラブル相次ぐ
21:44産経新聞

【衆院選】希望、立憲民主、公明…比例名簿提出でトラブル相次ぐ
街頭演説に集まった人たち=10日午後5時43分、大阪市天王寺区(沢野貴信撮影)
(産経新聞)
 衆院選公示の10日、希望の党や立憲民主党など新党を中心に比例代表の名簿発表をめぐって混乱があった。安倍晋三首相による突然の衆院解散で準備が間に合わなかったとみられ、慣れているはずの公明党も名簿発表が公示当日にずれ込んだ。

 自民、共産、社民、日本のこころの各党は9日までに比例順位を含めた名簿を発表した。しかし、希望の党の比例単独候補の発表は10日午前にずれ込み、当初は報道陣への配布資料に名簿順位が記載されていなかった。総務省への届け出書類の一部に間違いが判明し、担当者は対応に追われたという。

 立憲民主党の名簿順位が判明したのも10日午前で、党から報道陣への順位の発表は最後までなかった。同党の担当者は「総務省の発表で間に合わせる」と釈明した。公示直前まで候補擁立作業に追われた上、選挙事務に精通した党職員が少なかったことも響いたようだ。公明党も名簿発表は10日午前だった。同党広報部は「今回は、たまたま発表のタイミングが当日になった」と説明した。

3913チバQ:2017/10/10(火) 22:51:24
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100033.html
【衆院選】大阪10区 “因縁”の3極争う象徴的選挙区 松浪氏と辻元氏は5度目の対決… 
13:14産経新聞

 前職3人が立候補した大阪10区(高槻市、島本町)。民進を離党し立民に合流した辻元清美氏(57)と維新の松浪健太氏(46)は、これで5度目の対決だ。前回比例復活した自民の大隈(おおくま)和英氏(48)には公示前から小泉進次郎・筆頭副幹事長が応援に駆けつける自民の重点区で、「自民・公明」「希望・維新」「共産・立民」の3極が争う今回の衆院選を象徴する選挙区となった。

 「排除と分断から、包摂と対話の『まっとうな政治』を取り戻す」。辻元氏は午前8時半すぎ、高槻市の阪急高槻市駅前で第一声。支持者から「がんばれー」と声援が送られる中、車に乗り込んだ。

 前回、府内の民主党候補で唯一の選挙区当選を果たした辻元氏。今回、いったんは無所属で出馬する意向を示したが、枝野幸男氏から要請を受け、立民に加わった。だが、タスキに党名の記載はなく、名前のみだ。

 大隈氏は午前9時ごろ、高槻市役所前でマイクを握り、北朝鮮のミサイル問題などを前提に「目の前の脅威、平和への危機にしっかり備えなければならない」と強調。「国を守り、全ての面で命を守る政治の実現を」と自公政権への支持を呼びかけた。

 辻元氏と交互に選挙区当選を果たしてきた“宿敵”、松浪氏も同市役所前に立ち、「共産党と組む立憲民主か、維新か。どちらがこれからの野党のメインストリームになるかが問われている」と強調。「右でもなく左でもなく、前に進める改革。これこそが次の日本の在り方だ」と声を張り上げた。

3914チバQ:2017/10/10(火) 23:02:23
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100181-n1.html
2017.10.10 21:55
【衆院選】
自民、目立つ世襲新人 ベテラン議員引退で
 自民党では、ベテラン議員が政界引退して子供が選挙地盤を引き継いだ「世襲」の新人候補が目立つ。安倍晋三首相(党総裁)ら幹部を含め、国会議員を親族で受け継ぐケースが多い党の特徴が今回の衆院選でも顕著だ。

 「体力の限界」を理由に引退した高村正彦副総裁(75)の山口1区は長男の正大氏(46)が党公認で立候補した。公示直前の8日に病気治療のため不出馬を表明した保岡興治元法相(78)の鹿児島1区も長男、宏武氏(44)の擁立が決まった。岐阜4区は金子一義元国土交通相(74)の長男、俊平氏(39)が公認された。

 岡山3区では平沼赳夫元経済産業相(78)の次男、正二郎氏(37)が公認申請した。ただ、自民党前職と公認争いの結果、無所属候補となり、当選した方が公認を得る。

3915チバQ:2017/10/10(火) 23:07:34
http://www.sankei.com/west/news/171010/wst1710100035-n1.html
2017.10.10 13:17
【衆院選】
奈良2区 強い基盤持つ自民・高市氏に希望新人、共産新人が挑む 

 奈良2区(大和郡山市など)では、強い支持基盤を持つ前総務相の自民前職、高市早苗氏(56)に、希望新人の松本昌之氏(34)と共産新人、霜鳥純一氏(56)が挑む。

 「一番重要なのは、国民の命と財産を守り抜くこと。自然災害や北朝鮮問題など、さまざまなリスクに最大限取り組んでいく」

 高市氏は午前10時、大和郡山市の選挙事務所で出発式を行い、力強く宣言した。

 閣僚(総務相)として挑んだ前回衆院選では公務が影響し、地元入りできたのは選挙期間の約半分。今回は投開票日まで地元に張り付き、有権者に実績と政策を訴える予定だ。

 希望は対抗馬として新人候補を送り込んだが、陣営は「希望がどういう党なのか、結局よく分からないまま。うちは相手を意識せずに、政策中心の選挙をする」と冷静。高市氏も「自分が当選したらこれをやりたい、やってみせるということを真摯に訴えるだけ」と話す。

 一方、松本氏も午前10時、広陵町の選挙事務所で出陣式を実施。「政治家としての実績はないが、手と手を携え奈良を日本一すばらしい場所にする」と声を張り上げ、街宣に飛び出した。

 東京在住の弁護士で、希望の公認候補に決まったのは公示の1週間前という慌ただしさだったが、出身地の広陵町を中心に選挙区をこまめに回る。区割り改定で新たな市町が2区に加わったこともあり、「高市さんの名前を(投票用紙に)書いたことがない地域を中心に支持を訴えたい」と浸透を急ぐ。

3916チバQ:2017/10/10(火) 23:25:11
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171009/soc1710090002-n1.html?ownedref=keyword_not%20set_newsList
【激闘10・22衆院選】小池氏「刺客」で自民・伸晃氏の苦戦必至 都知事選の“遺恨”尾を引き 選挙区ルポ (1/2ページ)
2017.10.9
 「国難突破」衆院選は、三つどもえの戦いが確定した。小池百合子都知事率いる「希望の党」の失速説もささやかれるが、選挙区によっては自民党大物の苦戦は必至だ。その筆頭が、石原伸晃元幹事長の東京8区。地元都議がいう。

希望の党 10・22衆院選 自民党 都議選
 「昨年の都知事選で、小池氏は自民党公認を申し入れたが、伸晃会長率いた当時の自民党都連は、増田寛也元総務相を担いだ。その遺恨が尾を引いている。小池氏は知事就任後、伸晃氏の父、慎太郎元知事を築地市場の移転問題で徹底批判した。今回の衆院選で、希望の党は『刺客』を送り込み、伸晃氏の追い落としを狙っている」

 「刺客」は、前回衆院選で、日本維新の会から東京9区(練馬区の一部)で出馬し、比例復活した木内孝胤(たかたね)前衆院議員。民進党を経て、希望の党のメンバーとなった。

 その経歴・系譜は、石原家にも劣らない。曽祖父は貴族院議員や京都府知事を、父は田中角栄元首相の秘書官やフランス大使を務めた。本人も、慶大卒業後、東京三菱銀行、メリルリンチ日本証券を経て政界入りした。

 「伸晃氏は当選9回の選挙巧者で、木内氏は落下傘候補というハンディはあるが、昨年の都知事選と今年の都議選を見る限り、伸晃氏敗戦もあり得る」と地元区議。

 都知事選では、伸晃氏の地元・杉並区(定数6)で、小池氏は約12万2500票をとり、増田氏は約7万3100票だった。都議選でも、1、2位に小池氏の都民ファーストの候補が入った。2人の得票は計約7万6000票。自民党2人が計約5万3000票だ。

 前出の区議は「都議選の自民党票に公明党票(約3万)を加えると、小池系の票を上回る。だが、小池氏に近い、民進党(約2万4000)と生活者ネットワーク(約1万6000)の票をプラスすると、小池系が勝つ。希望の党の勢いが鈍るなか、木内氏と小池氏がどんなエッジをかまし、ギアを上げるかだ。それ次第で、流れは大きく変わる」という。

 現状では、石原氏がやや先行し、木内氏が猛追している。(ジャーナリスト・田村建雄)

3917チバQ:2017/10/10(火) 23:25:39
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171009/soc1710090007-n1.html?ownedref=keyword_not%20set_newsList
【激闘10・22衆院選】断トツ人気も…辻元氏の当落握る大阪のオバチャン支持 地元市議「小池氏が力を入れると危ない」 (1/2ページ)
2017.10.10
 10・22衆院選は「自公与党vs希望の党+民進党右派+日本維新の会vs立憲民主党+共産党+社民党」という三極の争いだ。この構図が明確で、候補者の実力が伯仲、誰が勝っても不思議ではないのが大阪10区。前衆院議員が3人もいる全国屈指の激戦区だ。

希望の党 10・22衆院選
 前回、小選挙区で勝利したのは、民進党を離党して、枝野幸男代表の立憲民主党から出馬宣言した辻元清美元国交副大臣。「希望の党にはいかない、リベラルでやる」「近畿、西日本の柱になる」と語る。

 その辻元氏と、過去4回の選挙を戦い「2勝2敗」のデッドヒートを続けているのが、日本維新の会の松浪健太前衆院議員だ。

 自公与党は、自民党の大隈和英前衆院議員が2期目を目指す。元大阪大学医学部附属病院の外科医で、地元の人望も厚い。

 大阪府議が選挙情勢を、次のように分析する。

 「共産党は今回、立憲民主党と連携して、候補者を擁立しない。前回選挙の票数でみると、辻元氏は約6万1000票に、共産党票約1万4000票が上乗せできる。ただ、民進党分裂で絶対とはいえない。前回次点だった大隈氏は連日駅頭に立ってきた。9月末には小泉進次郎筆頭副幹事長を招き、支援を呼びかけるなど、今回は立ち上がりが早い」

 松浪氏は、維新と希望の党との連携でプラスと動くのか。

 先の府議は「松浪氏は2012年衆院選で、自民党を離党して日本維新の会へ移った。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった橋下徹大阪市長などが応援に駆け付け、辻元氏に6000票余りの差で当選した。松浪氏はやや『風頼り』のところもあり、それが弱点では」

 大阪府摂津市で9月に投開票された市議選で、小池百合子都知事に近い若狭勝前衆院議員が支援した4候補が下位で低迷した。「大阪では、小池新党の影響力はない」といわれる。だが、小池氏が選挙期間中、松浪氏の応援に入れば、他候補には大いに脅威となるはずだ。

 地元市議は分析する。

 「辻元氏は、地元のオバチャンたちに断トツの人気がある。国会で『ソーリ(総理)、ソーリ!』と、安倍晋三首相を攻め立てた調子で街頭演説をやるから、みんなの足が止まる。ただ、やはり女性人気がある小池氏が大阪10区に力を入れると、辻元氏も危ない」

 このサバイバルで生き残るのは誰か。(ジャーナリスト・田村建雄)

3918チバQ:2017/10/11(水) 00:51:48
連合に推薦されていない民進系議員

https://www.jtuc-rengo.or.jp/senkyo/48th_shugiin/syo-senkyoku/index.html#hokkaido
http://www.rengo-tokyo.gr.jp/html/senkyo2017/
http://rengo.or.jp/%E6%94%BF%E6%B2%BB/syuuugiin/


*解散前に民進離党議員は全員推薦されていない


・直前の出馬、国替え系
栃木1:渡辺典喜 無 直前立候補
千葉3:櫛渕万里 希 直前国替え
千葉5:山田厚  立 直前立候補
神奈川2:高橋野枝 立 直前立候補 (支持)
神奈川3:伊藤久美子 無 直前立候補
神奈川15:乃木涼介 希 直前国替え
      佐々木克己 社民を支持
静岡6:福村隆 希 直前国替え
滋賀1:嘉田由紀子 無 直前立候補
兵庫9:川戸康嗣 希 直前国替え
兵庫11:長安豊 希 直前国替え
大分3:横光克彦 立 直前立候補

・旧維新 松野など推薦受けている候補もいる
群馬2:石関貴史 希【旧維新】
千葉8:太田和美 希【旧維新】
神奈川1:篠原豪 立【旧維新】 (支持)
神奈川6:青柳陽一郎 立 【旧維新】 (支持)
神奈川8:江田憲司 無 【旧維新】
静岡7:源馬謙太郎希【旧維新】
兵庫1:井坂信彦 希 【旧維新】

・その他
愛知7:山尾志桜里 無 不祥事
兵庫12:池畑浩太朗 希 ■不明
東京19:末松義規 立 ■不明
東京25:山下容子 立 ■不明

補足)
東京12:太田昭宏 公明 「支援」
沖縄4:仲里利信 無 オール沖縄は推薦されてない
熊本2:和田要 社民だけど推薦された
大分2:吉川元 社民だけど推薦された
大分4:野呂正和 社民だけど推薦された

3919チバQ:2017/10/11(水) 00:55:29
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100188-n1.html
2017.10.10 23:44
【衆院選】
政界地図激変、三つどもえ秋の陣 自×希真っ向対決/野党連合に挑む自民/踏み絵拒否で三すくみ…
 衆院選が10日、公示された。民進党が分裂し、政界地図が激変する中での選挙戦。自民、公明の両党に、民進の多くが合流する希望の党、リベラル派が中心の立憲民主党や共産党など-の「3極」がしのぎを削る構図となった。各候補は何を訴えるのか。

神奈川16区 接戦の歴史、はや加熱

 自民と希望が、激しくぶつかる構図となりそうなのは神奈川16区だ。自民前職の義家弘介氏(46)=公明推薦=と希望前職の後藤祐一氏(48)は、過去2回の衆院選でも大接戦を繰り広げた。

 “ヤンキー先生”として知られる義家氏は午前9時から、厚木市の私鉄駅前で第一声。「新たな政党は先月までと違う主張をしている。自分の議席を確保するための政治だ」などと、民進出身の後藤氏を意識して批判を展開した。

 一方、民進を離党して希望入りした後藤氏は午前10時から、同じ駅前で第一声を上げ、安全保障などで自民との政策の違いを強調。「右と左の間の、ど真ん中がわれわれの立ち位置だ」などと主張した。

 民進離党に伴い支持団体の連合が推薦を取り下げたものの、民進の地方議員らが応援に駆け付けた。希望入りに対し通行人から批判の声も上がったが、後藤氏は「初心は政権交代。変わっていない」と訴えた。

 神奈川16区では共産党の新人、池田博英氏(54)も立候補し、午前11時からの第一声で「安倍政権を退陣に追い込もう」と呼び掛けた。

 自民と希望が真っ向から対決する選挙区では、リベラルなど非保守系の票の行方も注目される。

宮城5区 復興政策 真っ向勝負

 東日本大震災の被災地を主戦場に「政権与党」対「野党共闘」の一騎打ちとなった宮城5区。抜群の知名度を誇る無所属前職に、3選を狙う自民前職が挑む構図となった。

 自民の勝沼栄明氏(42)=公明、日本のこころ推薦=は午前10時から石巻市内で「震災復興には今こそ実行力ある政治の力、与党の力が必要だ」と第一声。前回衆院選では、公示5日前に比例北海道ブロックから国替えした“落下傘”だったが、「今回は地元選出だ」と強調し、「政治の安定」を訴えた。

 これに対し、無所属での出馬となった元財務相の安住淳氏(55)は午後1時、自ら「野党統一候補」と名乗り、津波被害の大きかった同市の雄勝地区のバス停前で「裸一貫、徳俵。大組織に負けないで選挙を頑張る」と気勢を上げた。

 平成8年の初当選から議席を守ってきた民進党の大物だが、希望入りせず比例復活のない“背水の陣”で臨む。区割り変更で新たに選挙区に加わった南三陸町では「おまえの考えが違うからあっち行けとか、そういう人は嫌いだ」と民進の合流組を「選別」した希望を揶揄(やゆ)しつつ、「安倍一強政治は良くない。無所属にも野党にも力を貸してほしい」と、与野党対決の構図を鮮明に打ち出した。

3920チバQ:2017/10/11(水) 00:56:12
東京16区 踏み絵拒否 対立鮮明

 「自民党と同じような政策を打ち出す政党では政権交代しても何の意味もない」。自民と立民の前職2人が激突する東京16区。立民の初鹿明博氏(48)は午前10時ごろ、地元の商店街で第一声を上げた。

 安全保障政策などで希望の“踏み絵”を拒否しただけに、自民と対決するのは立民だという意識が強い。「総理一人の意向で政治がゆがめられてはならない」と語気を強めた。

 一方、自民の大西英男氏(71)=公明推薦=が正午過ぎに行った第一声は、「ご心配、ご迷惑をかけ、心からおわび申し上げます」という謝罪の言葉から始まった。

 今年5月、がん患者について「働かなくていい」と発言した責任を取って都連副会長を辞任しており、イメージアップに懸命だ。「自公政権は18年間、一度もひびが入ったことがない」と安定政権の必要性を強調。午後にかけて菅義偉官房長官らも駆けつけ、総力戦を印象付けた。

 静岡4区から国替えし、2人の地盤に挑む形となった希望元職、田村謙治氏(49)は「官僚や国会議員の経験は他候補に負けない」と主張。知名度不足を補うため、駅頭での名刺配りなどを精力的に行い、自身や党への支持を求めた。

東京7区 小池カラー 広がるか

 立民前職の長妻昭氏(57)に、小池百合子東京都知事の側近の父、荒木章博氏(64)が希望新人として挑む東京7区。自民前職の松本文明氏(68)=公明推薦=も出馬し、熾烈(しれつ)な選挙戦が展開しそうだ。

 過去3回の衆院選で圧勝した長妻氏だが、今回は小池氏の影響力が強い都内でどれだけ票を伸ばせるかが鍵になる。中野区内で行った第一声では「(小池人気に)吹き飛ばされないよう信念を貫く」と強調した。

 元熊本県議の荒木氏は急遽(きゅうきょ)、東京での出馬が決まったため、知名度の低さが課題に。ただ東京7区は、自身の娘で地域政党「都民ファーストの会」代表の荒木千陽(ちはる)都議(35)の地盤を含み、希望が力を入れる選挙区の一つだ。荒木氏は第一声で「今回が無理なら次にでも小池さんを総理にしたい」と訴え、“小池カラー”を前面に出した。

 一方、選挙区では長妻氏に3連敗している松本氏。雪辱を期す自民は、公示前に小泉進次郎党筆頭副幹事長(36)らを応援に送り込み、てこ入れを図った。松本氏は街頭演説で「自民の対北朝鮮政策を支持してもらえるかが問われている」と、政策を重点に置いて支持を訴えた。

 このほか東京7区からは無所属新人の井上郁磨氏(26)が立候補している。

3921チバQ:2017/10/11(水) 00:58:00
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/134613
今村氏、比例名簿3位 自民・九州ブロック
重複の岩田、古川氏は4位
10/10 15:14
衆院選(10日公示-22日投開票)の比例代表九州ブロック名簿順位で、自民党は9日、比例単独で立候補する前職今村雅弘氏(70)=鹿島市出身、7期=を単独3位に登載した。

 今村氏は前回衆院選で1票の格差是正に伴う「0増5減」の区割り変更により、旧2区から比例単独に転出した。同じく定数削減された4県は事前の約束通り比例に回った前職を各ブロックの名簿1位としたが、今村氏だけは小選挙区重複立候補者より下位の31位になり、自民が獲得した比例8議席の最終枠に入った。

 今回は、新たに定数減となる熊本と鹿児島で小選挙区での出馬の機会を失った前職2人が九州ブロックの1、2位となり、今村氏はそれに次ぐ3位と上位優遇された。今村氏は「佐賀1、2区を中心に一人でも多くの仲間が勝ち抜けるよう頑張りたい」と語った。

 佐賀1区の前職岩田和親氏(44)=2期、2区の古川康氏(59)=1期=は他の重複立候補者と同じ同列4位となっている。

 今村氏の比例上位を再三働き掛けていた自民県連の留守茂幸会長は「ひとまずは安堵したが、選挙を戦う前提がそろったにすぎない」と述べた。党本部からは小選挙区での勝利を求められており、「この順位を弾みにして、正々堂々と政策を訴えていく」と気を引き締めた。

3923チバQ:2017/10/11(水) 07:40:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171011k0000m010136000c.html
<衆院選>希望の党、首都圏は小池直系 立憲民主に対立候補
10月10日 23:49毎日新聞

<衆院選>希望の党、首都圏は小池直系 立憲民主に対立候補
希望の党、立憲民主党の候補者はどこから?
(毎日新聞)
 衆院選の公示直前に結成された新党・希望の党(代表・小池百合子東京都知事)と立憲民主党(枝野幸男代表)には、ともに事実上解党した民進党出身者が多い。しかし希望と立憲の候補者の擁立ぶりは対照的。希望は小池代表の影響力が強いと期待する首都圏を、独自に人選した「小池直系」の候補で固める一方、それ以外の地方では民進出身候補が多い。逆に立憲は、首都圏で希望に「排除」されるなどした候補が多く出馬している。

 希望候補235人の内訳は、民進から当初出馬を予定していた候補が117人で最多。小池氏が主導する政治塾塾生などの「直系」98人、希望の結成メンバーが11人で続いた。一方、立憲は候補者78人のうち民進出身が56人と大半。他に旧民主党元職や同党関係者なども20人いる。

 候補が出馬した地域をみると、希望は首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の71選挙区)で66人を擁立。このうち政治塾塾生や党結成メンバーらが46人を占め、民進出身者は20人にとどまった。逆に東北6県23選挙区では、候補17人のうち14人が民進出身者だ。

 一方、立憲は首都圏で候補30人を擁立し、そのうち民進出身は27人。菅直人元首相(東京18区)や長妻昭代表代行(東京7区)らに対しては、希望が対抗馬を立てた。

 また希望は大阪で、日本維新の会に配慮し候補を立てていない。このため、民進から出馬予定だった候補が希望からは出られず、大阪の立憲候補8人のうち辻元清美氏(大阪10区)ら7人が民進出身者だ。【田口雅士】

3924チバQ:2017/10/11(水) 07:45:11
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215236
まるで喜劇 「希望の党」シロウト新人候補ドタバタ出馬劇
2017年10月11日
 第48回衆院選が10日公示され、与野党は12日間の選挙戦に突入した。政治を私物化し、憲法を蹂躙する安倍暴政をストップさせるために立ち上がった新党「立憲民主党」の動向に注目が集まっているが、対照的にガタついているのが小池都知事率いる「希望の党」だ。

 希望は、代表の小池知事以外は全員ヒラ。きちんとした執行部が存在しないため、選挙戦に向けた組織的な指揮命令系統もないという。この状況に右往左往しているのが、数合わせでかき集められたシロウト候補たちだ。民進党関係者がため息交じりでこう明かす。

「本来は、役所で立候補届け出書類の事前審査があるため、新人であっても問題なく公示日を迎えられます。ところが、希望の新人は突然、公認に決まったケースが多く、ロクに事前審査を受ける時間がなかったために、民進党の地元組織を頼ってくるケースがほとんどでした。役所側も混乱して、『今、希望で立候補したいという人が来たが、書類は大丈夫か』なんて問い合わせの電話がしょっちゅう入っていましたね。

 北関東のある県連事務所では、希望の公認候補となった女のコが両親と一緒に姿を見せて『私を手伝う担当はダレ?』と言い出し、職員が呆れたようです。別の事務所では、希望の落下傘候補が誤って自分の選挙区の隣に事務所を構えようとして、記者から『あなたの選挙区は隣じゃないのか』と突っ込まれた、なんて話も聞きました。ホント、喜劇ですよ」

■“選挙ブローカー”が暗躍?

 いやはや、確か小池知事は「政権交代を狙う」とか言っていたが、笑止千万ではないか。果たして希望のシロウト新人は選挙を戦えるのか。ポスター張りや街宣車の確保、ウグイス嬢の手配だって大変だったろう。

「どうやら事務所や街宣車などの手配をパッケージ化して販売した“選挙ブローカー”のような存在があったようです。かなりの金額を支払った新人候補もいたようで、『選挙後に詐欺事件が起きるのでは』との声も出ています」(前出の民進党関係者)

 供託金没収どころか、身ぐるみ剥がされてスッカラカン。「緑のタヌキ」が船頭を務める船に乗った新人候補のたどり着く先は「希望」か「絶望」か。

3925チバQ:2017/10/11(水) 07:50:16
>>3428ファイナル
>>3428
両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員

・希望(45)
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介
小熊慎司、吉田泉、福島伸享、宮崎岳志、石関貴史
武正公一、大島敦、小宮山泰子、坂本祐之輔、田嶋要
太田和美、奥野総一郎、本村賢太郎、神山洋介、井出庸生
今井雅人、渡辺周、古川元久、牧義夫、岡本充功
古本伸一郎、大西健介、田島一成、泉健太、北神圭朗
山井和則、井坂信彦、馬淵澄夫、岸本周平、津村啓介
柚木道義、小川淳也、玉木雄一郎、緒方林太郎、
大串博志、松野頼久、吉良州司、寺田学 中根康浩

・立憲民主(15) ※逢坂は無所属扱い
荒井聰、佐々木隆博、逢坂誠二、枝野幸男、篠原豪
阿部知子、落合貴之、長妻昭、初鹿明博、菅直人
近藤昭一、赤松広隆、辻元清美、高井崇志 青柳陽一郎

・残留無所属(21)
安住淳、金子恵美、福田昭夫、野田佳彦、江田憲司
中島克仁、西村智奈美、鷲尾英一郎、黒岩宇洋、菊田真紀子
篠原孝、重徳和彦、小山展弘、伴野豊、松田直久
中川正春、岡田克也、前原誠司、平野博文 原口一博 玄葉光一郎

・引退(7)
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、
鈴木克昌、川端達夫、高木義明

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101001351&amp;g=pol
希望から45人出馬=立憲15人、無所属21人-民進前職【17衆院選】



 事実上の解党となった民進党公認で出馬予定だった前議員のうち、45人が希望の党、15人が立憲民主党に移り、再選を目指す。無所属での立候補も21人に上った。
 民進の衆院解散時の勢力分野は88人。このうち、希望には、前原誠司民進代表(京都2区)の下で短期間ながら執行部の一員だった大島敦前幹事長(埼玉6区)、階猛前政調会長(岩手1区)、松野頼久前国対委員長(熊本1区)らが合流。保守系も多く加わった。
 立憲民主は、結党を主導した枝野幸男元官房長官(埼玉5区)が代表に就任。参加メンバーは、菅直人元首相(東京18区)、赤松広隆元衆院副議長(愛知5区)らリベラル系が中心を占めた。
 一方、旧民主党政権の中枢を担った野田佳彦前首相(千葉4区)や岡田克也元代表(三重3区)、安住淳元財務相(宮城5区)、平野博文元官房長官(大阪11区)らは無所属で出馬した。希望との合流を推進した前原氏や玄葉光一郎元外相(福島3区)も選挙には無所属で臨む。
 このほか、横路孝弘元衆院議長、川端達夫前衆院副議長、大畠章宏元経済産業相ら、旧民主を支えたベテランら6人が引退。若手1人が希望の公認を得られず、出馬を断念した。(2017/10/10-18:37)

3926チバQ:2017/10/11(水) 07:57:45
>>3766修正
解散時勢力→公示前
自民288→284
民進088→007
公明035→034
共産021→021
維新015→014
希望011→057
立憲000→015
社民002→002
自由002→000
無所010→038

民進7人は引退組
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、鈴木克昌、川端達夫、高木義明

希望57名の内訳
■都民ファースト(?)
若狭勝
■無所属
野間健
■自民離党
福田峰之
■民進早期離党組8名
細野豪志 松原仁 笠浩史 長島昭久 
後藤祐一 鈴木義弘 木内孝胤 横山博幸
↑までが解散時「11名」のメンバー
■維新離党
小沢鋭仁
■民進離党組 45人となる計算だけど数合わず。中根をカウントしてない?
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介
小熊慎司、吉田泉、福島伸享、宮崎岳志、石関貴史
武正公一、大島敦、小宮山泰子、坂本祐之輔、田嶋要
太田和美、奥野総一郎、本村賢太郎、神山洋介、井出庸生
今井雅人、渡辺周、古川元久、牧義夫、岡本充功
古本伸一郎、大西健介、田島一成、泉健太、北神圭朗
山井和則、井坂信彦、馬淵澄夫、岸本周平、津村啓介
柚木道義、小川淳也、玉木雄一郎、緒方林太郎、大串博志、
松野頼久、吉良州司、寺田学、中根康浩、
柿沢未途は解散時には民進所属だった模様なのでここに加える必要あり

3927名無しさん:2017/10/11(水) 09:06:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017101102000122.html

民進から希望は44人

2017年10月11日 朝刊


写真
 野党第一党だった民進党前職は、衆院解散時点で八十七人いた。前原誠司代表は、両院議員総会で希望の党への合流方針を示し「皆さんと一緒に進み、誰かを排除するということではない」と力説した。だが、希望の「排除」に反発し、希望の公認を拒否するケースも相次いだ。この結果、希望公認で立候補するのは半分ほどの四十四人にとどまり、立憲民主党公認十五人、無所属二十一人に三分裂した。
 希望から公認されたのは、馬淵澄夫元国土交通相や玉木雄一郎・元民進党幹事長代理ら。立憲民主は枝野幸男元官房長官、長妻昭元厚生労働相ら。無所属は前原氏のほか、岡田克也・元民進党代表や野田佳彦前首相など。岡田氏は民進党出身の無所属前職が相互応援するネットワーク立ち上げを表明した。希望の公認を得られず立候補を断念したケースもあった。
 希望の小池百合子代表は、政策に同意できない民進党出身者は「排除する」と宣言。安全保障政策や改憲での一致を求め、「踏み絵」とも指摘された政策協定書への署名も迫った。希望側が既に内定していた選挙区ではそちらが優先され、民進前職に希望公認の目はなかった。 (山口哲人

3928名無しさん:2017/10/11(水) 09:09:55

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017101102000124.html

【政治】

三つどもえ162選挙区

2017年10月11日 朝刊


写真
 衆院選で二百八十九小選挙区の対決パターンを見ると、「自民、公明の与党」「希望の党、日本維新の会」「共産、立憲民主、社民の三党」の三極がいずれも一人以上の候補者を出して争う選挙区は二百八で、全体の約七割を占めた。このうち各勢力が一人ずつ候補を擁立する「三つどもえ」は百六十二選挙区。三極で議席を争う構図が鮮明になった。
 希望と維新は、それぞれの地盤の東京と大阪で小選挙区候補の競合を避けた。「三つどもえ」は東京都内の二十五小選挙区のうち十五、大阪府内の十九小選挙区では十一に上った。
 「自・公」と「希・維」の対決は十選挙区、「自・公」と「共・立・社」の対決は五十選挙区だった。
 栃木2区や愛知7区などは自民党と無所属候補の一騎打ちとなった。希望、立憲民主のいずれにも行かずに無所属で出馬した民進党前職や、民進党を離党した前職が、それぞれ自民党候補と議席を争う。
 自民党は埼玉11区と山梨2区で、前職二人を無所属で立候補させた。岡山3区は前職と自民党系新人がそれぞれ無所属で立候補した。事前調整ができなかったためで、勝った場合に追加公認される予定だ。
 千葉2区では自民、希望、維新、共産、立憲民主の五党が、それぞれ候補を擁立した

3929名無しさん:2017/10/11(水) 09:14:54

小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情 希望の党の若狭氏が楽勝と見られていたが・・・
http://toyokeizai.net/articles/-/192536

小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情
希望の党の若狭氏が楽勝と見られていたが…
2017年10月11日5
安積 明子 : ジャーナリスト
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お膝元である豊島区の池袋駅西口で第一声をあげる希望の党の小池百合子代表(写真:アフロ)
衆議院選の公示日となった連休明けの10月10日。各党トップは、それぞれこだわりの場所で第一声をあげた。自民党総裁の安倍晋三首相が選んだのは野党時代から5回連続で福島県内。福島市中心部から離れた水田を背景に「厳しい戦いだが、お力を結集していただきたい」と地元の支援者に訴えた。

その安倍首相に挑戦状を叩きつけた希望の党の小池百合子代表が第一声の場に選んだのは、池袋駅西口。2005年の郵政選挙以降、自身の選挙区だった「お膝元」、東京10区の中心地である。東京10区には側近で後継者である若狭勝氏が立候補している。

「安倍1強政治を皆さんの1票で終わらせようじゃありませんか!」小池代表は高らかに叫んだが、それを聞こうとする聴衆はさほど多くなかった。集まる聴衆の数は人気のバロメーター。小池ブームを起こした昨年7月の都知事選の時は言うに及ばず、昨年10月の衆院補選の時よりも少ないのは明らかだった。

若狭氏の楽勝と見られていたが…

1年前の衆院補選の際、若狭氏を支援したのは自民党、公明党、そして都知事に就任したばかりの小池代表だった。その若狭氏は自民党を離党し、現在では希望の党の公認候補。いまや敵となった自民党からの支持は得られるはずもないし、その自民党と国政では連立を組む公明党の支援も望めない。昨年10月のような楽勝(若狭氏=7万5755票、民進党の鈴木庸介氏=4万7141票)にはならないだろう。

それでも若狭氏は圧倒的な強さを見せるものと思われていた。希望の党が失速気味の現在でさえ、小選挙区での勝利は確実というのが下馬評である。しかしながら、若狭氏の背後からは「2人の鈴木」が追い上げている。自民党の鈴木隼人氏、立憲民主党に移った鈴木庸介氏だ

3930とはずがたり:2017/10/11(水) 13:56:59
学園都市駅前、兵庫4区、希望ポスターまだ貼ってない。小池や自民現職の秘書出身だが選挙機能してなさそう

3931チバQ:2017/10/11(水) 14:34:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBC3GXVKBCOIPE006.html
ニュース

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愛知知事、希望と一転距離? 「特定の党の応援考えぬ」

12:08

 愛知県の大村秀章知事は11日の記者会見で、衆院選に関して「特定の政党というよりは、個人的に関係がある人にはエールを送りたい。特定のところを応援するかは現段階では考えていない」と述べた。従来、希望の党を支持する姿勢を示してきたが、一転して距離を置いた。

 大村氏は9月30日、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)と日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)と大阪市で記者会見して連携をアピール。今月2日の記者会見では「希望の党を応援する」と明言し、「3人で合同街頭演説をやろう、ということになったので、具体的に日程調整にも入っている」と発言していた。

 ところが、東京・銀座で7日にあった小池、松井両氏らの街頭演説には参加しなかった。この演説には、両氏とともに河村たかし名古屋市長(地域政党・減税日本代表)が参加。衆院選での連携をアピールした。

 大村氏は11日の記者会見で、不参加について「3人で相談して段取りをしてきたが、希望の党の演説会ということになったので、それは少し違うかな、と遠慮した。政党の演説会は遠慮していきたい」と述べた。「(選挙後には)3大都市圏連合で国にものを申していきたい」と、地方分権などには引き続き意欲を示した。(北上田剛)

3932チバQ:2017/10/11(水) 14:36:47
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710110027.html
【衆院選】三重1区 岡田氏、自分の事務所出陣式は音声メッセージで済ませ「希望やめて退路絶った」松田氏の応援に

10:14

候補者の第一声を聞く有権者ら=津市

(産経新聞)

 公示された衆院選で、三重1区から出馬の無所属前職、松田直久氏は津市納所町の選挙事務所前で出陣式。「希望の党に行くべきか迷いに迷ったが退路を断った」と述べ、「一歩ずつ戦争に近づけている安倍政権を打倒する」と訴えた。

 出陣式には民進系の県議会最大会派「新政みえ」の6人が参加。3区から無所属で立った岡田克也氏と連合三重の吉川秀治会長らが応援演説をした。岡田氏の3区では、選挙事務所近くで多津子夫人が代理出席し出陣式。岡田氏は音声メッセージで必勝を誓った。

 このあと、松田氏は岡田氏とともに津市大門の津センターパレス前で、野党共闘を橋渡しした市民団体「市民連合みえ」と合流、支持を訴えた。

 自民前職の田村憲久氏は津市博多町の選挙事務所は手狭だとして、津駅前で出陣式。「新1区で国政に上げていただきたい」と、区割りの変更で新しく地盤となった津市民らにアピール。さらに「相手は無所属で出馬するというが、国全体の公約ができないので、政策や主張がない」と対立候補を批判。北朝鮮の脅威や少子化問題解決、社会保障の充実などを訴えた。式には小川克巳同党参院議員や、自民系の津市議、県議らが参加し応援演説。田村氏はその後松阪市でも出陣式を開いた。

3933チバQ:2017/10/11(水) 14:38:14
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171011-567-OYT1T50013.html
希望の候補擁立難航、政権選択選挙の構図薄れる

09:56

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 10日公示された衆院選では、政権交代を打ち出した希望の党の公認候補擁立が難航し、過半数をわずか2人上回る235人にとどまった。

 希望が単独で政権交代を実現するには候補者ほぼ全員の当選が必要だ。首相候補も明言しないままで、「政権選択選挙」という構図は薄れつつある。

 「改革の仲間を国政に送りたい。もっと政府に緊張感を生み、『安倍1強』政治にノーを突きつける」

 10日、東京都内で遊説した希望の小池代表(東京都知事)はこう繰り返したが、政権獲得への意欲は明確に口にしなかった。

 先月25日に党代表就任を発表した記者会見では、「政権選択選挙なので候補者を多数立てていきたい」と明言。「250人程度の擁立を目指す」(党関係者)計画だったが、民進党との合流を巡る混乱で党のイメージは低下した。希望の公認を辞退し、無所属出馬に切り替える民進出身者も出た。

 候補者の積み上げは難航し、当初に予定していた9日の追加公認の発表は見送り。公示当日に34人を発表するという異例の事態となった。小池氏は10日夜のNHKの番組で、勝敗ラインについて「できるだけ多くの候補者の当選だ」と発言をトーンダウンさせた。

 党の失速を招いた要因の一つが、党の顔である小池氏が不出馬を決めたことによる首相候補の不在だ。小池氏は5日、側近らと協議し首相候補を早急に決める考えを示したものの、9日の日本テレビの番組でも「選挙結果を見て判断する」と述べ、先送りしたままだ。

 一方で8日の日本記者クラブ主催の党首討論会では、選挙後に自民党と連立政権を組む可能性を否定せず、党内からは「選挙後に自民党と連携すれば筋が通らない」と不満の声が漏れる。

 首相候補の不在は与党の格好の攻撃材料ともなっており、安倍首相は10日のNHKの番組で「政権を担うと言っている以上、(首相候補を)誰にするのか示した方が国民にとって選択しやすい」と指摘した。

 読売新聞社が7��8日に実施した世論調査では、衆院比例選の投票先で、希望は前回から6ポイント減の13%にとどまり、伸び悩んでいる。

3934チバQ:2017/10/11(水) 14:39:40

埼玉
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017101102000206.html
<衆院選>注目の5区ルポ

08:10

 今回の衆院選で、県内注目区の一つが5区(さいたま市大宮区など)だ。自民前職、立憲民主前職、希望新人という構図は、三極争いの象徴とも言える。公示日の3候補者の動きを追った。 (井上峻輔)

◆愚直に政策を実行 牧原秀樹さん 自民・前

 「選挙の度に政党名が変わる人たちに日本を委ねるわけにいかない」。午前十時半、牧原秀樹さんが第一声を上げたのは枝野幸男さんの事務所前。看板を見ながら「いまだに民進党と書かれたままだ」と皮肉った。

 地道に地元を回って初の小選挙区勝利に手応えを感じていたが状況は激変。枝野さんへの注目が増し、野党共闘が実現した現状を「大逆風」と捉える。「愚直に政策を実行することが新たなブームより評価される時代をつくるために、勝ち抜かないといけない」。

 演説では「年金財源をどうするかという疑問に答えられるのは自公だけ」と強調した。夕方の大宮駅前の演説会は党筆頭副幹事長の小泉進次郎さんが登壇し、聴衆が大勢集まった。

◆民主主義の第一歩 枝野幸男さん 立民・前

 枝野幸男さんは立憲民主党の代表として慌ただしい一日を過ごした。朝は仙台市内で第一声。その後、東京都内を回り、大宮駅前でマイクを握ったのは暗くなった午後六時すぎだった。

 「無所属で出れば、一日大宮にいられたかもしれない。でも、このままでは投票先がない、受け皿がないというたくさんの声をもらった。二十四年間支えてくれた地元の人は『日本のために頑張れ』と後押ししてくれると思い決断した」

 一言一言に拍手が起き、「日本の新しい民主主義の第一歩を踏み出す」と力を込めると「がんばれー」の声。最後は「枝野コール」も響いた。今後の選挙期間中も全国を飛び回る予定で、地元入りの時間は限られるという。

◆大胆な改革目指す 高木秀文さん 希望・新

 昼すぎ、大宮駅前でマイクを握ると高木秀文さんは「しがらみのなさによって大胆でスピーディーな改革をする」と力を込めた。本格的な演説はこの日が初めて。ゼロからの挑戦に「知名度では逆転できないので、党の政策を理解してもらいたい」と語る。

 都内で活動してきた弁護士。九月中旬に若狭勝衆院議員の政治塾に参加した数日後に出馬を打診された。今月三日に正式公認を受け、六日に引っ越し、慌ただしく公示日を迎えた。

 待機児童対策や原発ゼロ政策を子育て経験を交えて話し「実現できるのはしがらみのない希望の党だけ」と訴える。他の候補に注目が集まる中、「大変なのはどの選挙区でも一緒」と地道な戦いを続ける。

3935チバQ:2017/10/11(水) 14:42:30
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-192536.html
小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情 希望の党の若狭氏が楽勝と見られていたが…

07:45

小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情

(東洋経済オンライン)

衆議院選の公示日となった連休明けの10月10日。各党トップは、それぞれこだわりの場所で第一声をあげた。自民党総裁の安倍晋三首相が選んだのは野党時代から5回連続で福島県内。福島市中心部から離れた水田を背景に「厳しい戦いだが、お力を結集していただきたい」と地元の支援者に訴えた。

その安倍首相に挑戦状を叩きつけた希望の党の小池百合子代表が第一声の場に選んだのは、池袋駅西口。2005年の郵政選挙以降、自身の選挙区だった「お膝元」、東京10区の中心地である。東京10区には側近で後継者である若狭勝氏が立候補している。

「安倍1強政治を皆さんの1票で終わらせようじゃありませんか!」小池代表は高らかに叫んだが、それを聞こうとする聴衆はさほど多くなかった。集まる聴衆の数は人気のバロメーター。小池ブームを起こした昨年7月の都知事選の時は言うに及ばず、昨年10月の衆院補選の時よりも少ないのは明らかだった。

若狭氏の楽勝と見られていたが…

1年前の衆院補選の際、若狭氏を支援したのは自民党、公明党、そして都知事に就任したばかりの小池代表だった。その若狭氏は自民党を離党し、現在では希望の党の公認候補。いまや敵となった自民党からの支持は得られるはずもないし、その自民党と国政では連立を組む公明党の支援も望めない。昨年10月のような楽勝(若狭氏=7万5755票、民進党の鈴木庸介氏=4万7141票)にはならないだろう。

それでも若狭氏は圧倒的な強さを見せるものと思われていた。希望の党が失速気味の現在でさえ、小選挙区での勝利は確実というのが下馬評である。しかしながら、若狭氏の背後からは「2人の鈴木」が追い上げている。自民党の鈴木隼人氏、立憲民主党に移った鈴木庸介氏だ。


自民党公認候補の鈴木氏は、2014年の衆院選において東京ブロック比例単独で初当選している。安倍首相と親しいセガサミーホールディングスの里見治会長を岳父に持ち、結婚披露宴は安倍首相も出席して豪華に行われている。

鈴木氏の選挙区はなかなか決まらなかったが、ようやく9月になって東京10区からの出馬が決定した。自民党内には丸川珠代参議院議員を鞍替えさせて東京10区に刺客として送り込む動きもあったが、丸川氏が固辞したため激戦区に降り立つことになった。

小泉進次郎氏「真の希望の意味を考えさせてくれた」

小泉進次郎自民党筆頭副幹事長が熱弁をふるった(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

その鈴木氏を応援するべく、選挙戦初日の応援弁士として池袋にやって来たのが、小泉進次郎自民党筆頭副幹事長だった。池袋駅東口で12時から行われた街宣には、動員された自民党の支援者を含め3000人ほどが集まった。

「私は小池さんに感謝したい。ひとつめは自民党に野党時代の緊張感を思いださせてくれた。ふたつめは『希望』という言葉を使ってくれたおかげで、真の希望の意味を考えさせてくれた。みっつめは選挙目当てでいろいろやっても、有権者のみなさんがそれを見抜くということを教えてくれた。ありがとう」

小池代表への皮肉を交えながら、軽妙に応援をこなした。しかし、鈴木氏は明らかに出遅れ感がある。現時点では、もうひとりの鈴木である鈴木庸介候補よりも苦戦する可能性が高いとみられている。

3936チバQ:2017/10/11(水) 14:43:23
立憲民主党の鈴木庸介氏は、枝野幸男代表を招いて午後4時半から池袋西口で街宣を行った。鈴木氏は昨年10月の衆院補選で若狭氏と争い、前述のとおり7万5755票対4万7141票と大差で負けている。

9月末、民進党が希望の党への合流を決めたことから、鈴木氏も希望の党に行く選択肢はあった。しかし、希望の党の大幹部である若狭氏と選挙区が重なること、さらに「政策協定書」に書かれた内容が自身の考えに沿わないことから断念。「政治の師」である長妻昭元厚労相を頼って立憲民主党に参加した。

共産党が独自候補

豊島区生まれの豊島区育ちとして一気に票を獲得したいところだが、現実にはなかなか難しい。言うまでもないことだが、民進党の支持層は、希望の党にも流れる。そのうえ、昨年の補選では水面下で鈴木氏に協力した共産党が、今回は独自候補である岸良信氏を擁立している。東京10区内でおよそ2万あると言われる共産票が得られないとなると厳しい。

ただ、この街宣に、連合東京の岡田啓会長が顔を出していた点は、明るいニュースといえるかもしれない。

連合東京は昨年の衆院補選で鈴木氏を応援したが、同時期に行われた新潟県知事選で、民進党の蓮舫代表(当時)が「勝ち馬に乗ろう」と原発反対の米山隆一知事の応援に入った。これに電力総連を傘下に持つ連合は強く反発したとされている。電力総連には、東京電力や関西電力の労組が加盟しており、反原発には消極的だ。

これにより当初は鈴木氏を支援し、第一声を上げた時には挨拶までした岡田会長だが、投開票日前日の「マイク納め」には姿を見せなかった。今回の街宣で岡田会長は挨拶をせずにそのまま立ち去ったが、鈴木氏にとって心強い応援であることは間違いない。

希望の党の旗揚げにより、にわかに注目の選挙区となった東京10区。以上の4名のほかに、幸福実現党の吉井利光氏、無所属の小山徹氏も立候補している。小池知事は自身のおひざ元の議席を守ることができるだろうか。12日間の熱い戦いが始まった。

3937名無しさん:2017/10/11(水) 18:25:10
up

3938とはずがたり:2017/10/11(水) 18:54:40
>>3930
夜までには貼られてた

3939チバQ:2017/10/11(水) 18:58:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710110052.html
【衆院選】〝広すぎる選挙区〟回り切れないと悲鳴 有権者は「候補者知らない」…地盤の奪い合い、逆転のチャンスも? 奈良、三重などで
16:34産経新聞

【衆院選】〝広すぎる選挙区〟回り切れないと悲鳴 有権者は「候補者知らない」…地盤の奪い合い、逆転のチャンスも? 奈良、三重などで
県の面積の82%が選挙区となった奈良3区。候補者は地域を細かくまわり支持を訴える=10日、奈良県橿原市(前川純一郎撮影)
(産経新聞)
 今回の衆院選は、「一票の格差」を是正するため19都道府県の97選挙区で区割りを改定してから、初めて迎えた戦いだ。近畿地方では奈良、三重両県の選挙区定数がそれぞれ1削減され、大阪と兵庫の両府県でも、一部の選挙区で区割りが変更された。7月の改定から日が浅いこともあり、立候補者や有権者から戸惑いの声も上がっている。

県域の8割を超える広大な選挙区

 「広すぎる。12日間の選挙期間中に全域を回りきるのは不可能だ」。こんな声が陣営関係者から上がるのは奈良3区(橿原市など)。十津川村など旧4区全域と、旧3区の御所(ごせ)市など3市を一つにまとめた結果、県域の8割を超える広大な選挙区が誕生した。

 そんな中、「候補者を見たことがないと言われる地域が出ないように」と“どぶ板選挙”を進めてきたのが、自民前職の田野瀬太道氏(43)だ。9月28日の衆院解散翌日から「党勢報告会」を山間部の各地で開催し、事実上の選挙戦を展開。今月10日の公示後には一転、大票田の都市部で集中的に活動している。

 共産新人の所進氏(38)も都市部で効率よく集票につなげる作戦だ。公示前に1度、橿原市から車でも2時間程度かかる県最南部の十津川村を訪れたが、陣営幹部は「今後は難しい。短期間の戦いだから」と語る。

「参院議員2期」の強み

 一方で、希望新人の前川清成氏(54)は広大な選挙区を苦にしない。旧民主党や民進党で参院議員を2期務めた経験があり、陣営は「当時は県内全域が選挙区だった」と意気軒高だ。

 区割り改定で津市と松阪市の全域が選挙区となった三重1区では、前職2人が互いに相手の地盤に浸透しようとしのぎを削る。

 無所属の松田直久氏(63)は市長を務めたこともある津市が地盤だが、松阪市では「新人」だ。選挙戦では松阪市での集会や街頭演説に力を入れ、「支持を広げたい」と話す。

 対する自民の田村憲久氏(52)は松阪市が地盤で当選7回だが、津市では後援会も組織できていない。陣営関係者は「辻立ちなどを徹底し名前を売り込むしかない」と話した。

市を分割する区割りに驚く有権者「候補者になじみなく誰に投票したら…

 大阪市内では1、2、4区で新たな区割りが適用され、東成区が4区から1区へ、生野区が1区から2区へそれぞれ移動した。

 この結果、2区には新たに約8万6千人の有権者が加わり、前回約2万2千票差で選挙区で敗退した維新前職が「逆転のチャンス」と支持拡大に奔走する。

 一方で、地元事務所を置くなど活動の拠点としてきた生野区が選挙区から外れることになった1区の自民前職の支持者は「今回の改定はつらい」と吐露した。

 兵庫県では、前回の衆院選まで全域が兵庫7区だった西宮市のうち、北部地域の塩瀬・山口地区が隣接する兵庫2区(神戸市北区など)に編入された。

 新たに2区に加わった有権者は約3万7千人。戸惑う有権者も少なくないようで、西宮市東山台の会社員、男性(59)は「市を分割する区割りには驚いた。候補者になじみがないので、誰に投票していいのか分からない」と不安そうに話した。

3940チバQ:2017/10/11(水) 19:22:12
http://www.sankei.com/politics/news/171011/plt1710110031-n1.html
2017.10.11 10:39
【衆院選・群馬】
1区で自民、瀬戸際で候補を一本化 三つどもえに 5区の小渕優子氏「一夜でできた政党に任せるのか」

 公示直前まで保守分裂の可能性を残していた1区は、自民前職の佐田玄一郎氏が9日に「保守分裂はよくない」と判断して出馬を断念したことから、自民は候補者を一本化。希望の前職、宮崎岳志氏と自民前職、尾身朝子氏、共産新人の店橋世津子氏の三つどもえとなった。

 公明党は10日、尾身氏に推薦を出し、全選挙区で自公協力を保つ方針を決定。一時は、群馬から自民の比例単独候補が出馬したことで協力体制に懸念もあったが、公明党県本部関係者は「小選挙区での自公の枠組みは変わらない」との認識を示した。

 公示日の10日、宮崎氏は午前10時半ごろから前橋市紅雲町の厳島神社境内で第一声。「自民党のど真ん中に切り込んでいけるのは希望の党しかない。誰もが公平にチャンスのある国を目指す」と声を張り上げ、給食費無料化、老後の安定した生活の実現などを打ち出した。

 尾身氏は午前9時ごろに県庁前で第一声を上げた。野党を「安保法制、憲法改正の反対を訴えていたのに突然賛成に回る」などと批判。「政策実現の与党候補者として市町村と県、国をつなぐパイプとして働きたい」と決意を新たにした。

 店橋氏は正午ごろに県庁前で第一声。「日本は憲法9条を持ち、戦争をしなかった。外交の努力で世界の平和を築いていくことこそが名誉ある地位。憲法破壊の政治は断じて許さない」と主張した。安保法制廃止や「原発ゼロ」なども訴えた。

 強固な地盤を誇り7選を目指す5区の自民・小渕優子氏は午前8時半ごろに渋川市の渋川八幡宮で必勝祈願祭を行い、その後の出陣式で「日本の将来を、一夜でできた政党に任せるのか」と野党を牽制(けんせい)。「地元には人口減少、農業の担い手不足などさまざまな課題がある。これからのふるさとの姿について議論を深めたい」と主張した。

3941チバQ:2017/10/11(水) 19:36:46
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101100250&amp;g=pol
「絶対安定多数」が焦点=2新党次第で流動化も-衆院選後の政局予測【17衆院選】



 衆院選が10日公示された。民進党の分裂で誕生した希望の党と立憲民主党がどれだけ勢力を伸ばし、それによって「安倍1強」の政治構造が変わるのかどうかが焦点だ。公明党が衆院解散時の35議席を維持すると仮定し、自民党の獲得議席に応じた政局の行方を予測した。

 ◇危険水域の「与党過半数」
 自民党の公示前勢力は290。各種世論調査で安倍内閣の支持率はおおむね不支持率を下回っている。さらに、政権を奪還した2012年衆院選から2回連続で追い風を受けて当選した「魔の2回生」を多く抱えていることもあり、自民党の議席減は確実視されている。問題は、減り幅をどの程度に抑えられるかだ。
 安倍晋三首相は衆院解散を表明した記者会見で、勝敗ラインを自公で過半数の233に置き、「過半数を取れなければ辞任する」と明言した。小選挙区制が導入された1996年から3回の衆院選で自民党が獲得した議席が240程度だったことなどを理由にしている。首相は10日夜のNHKの番組で、与党で過半数を取った場合は「国民は安定を求めている。自民党が内輪もめしてはならない」と強調した。
 ただ、「自公で過半数」であれば、自民党は92議席減まで許されることになる。党内には「同志を90人前後落とせば、ただでは済まない」(幹部)として、与党が過半数をぎりぎり維持する程度なら首相の退陣は必至との見方が出ている。
 ◇64減までなら「責任回避」
 衆院選の結果を評価する物差しに、「安定多数」と「絶対安定多数」がある。
 17の常任委員会の委員長ポストを独占した上で委員の半数を占めることができる安定多数は244議席。自民党の議席減が81までならこれを満たす。絶対安定多数は、常任委員長ポストを占め、かつ委員数でも野党を上回る議席数で、与党の国会運営は安定する。新定数では261で、自民党の減り幅が64までならクリアできる。首相の出身派閥、細田派の幹部は「絶対安定多数を得れば責任論が出ても押し切ることができる」と自信を見せる。
 予防線とも取れる首相の低い目標に対し、党内には「勝敗ラインは自民党の単独過半数」と指摘する向きもある。この場合、減り幅を57までに食い止める必要がある。あるベテラン議員は「単独過半数に届かなければ、解散した首相の判断が問われる」と話す。首相の3選が懸かる来年秋の党総裁選に向け「安倍降ろし」の動きが出る可能性は否定できない。
 ◇小池氏、与党に触手
 希望の小池百合子代表は公示日第一声の演説で「新しい政治」への転換を訴えた。ただ、小池氏自身が衆院選に出馬せず、希望は首相指名候補を示さずに選挙を戦う方針だ。立候補者数は計235人と過半数にかろうじて達した程度で、単独で政権を狙える状況にはない。
 小池氏の選択肢の一つとみられるのが、自民党内で首相に距離を置く石破茂元幹事長や野田聖子総務相らの担ぎ出しだ。実際、希望は両氏の選挙区で擁立を見送った。希望の獲得議席次第で、首相が求心力をさらに落とすような事態になれば「手を突っ込んでくる」(自民党関係者)との見方もある。小池氏は、7月の東京都議選で連携した公明党にも秋波を送り、衆院選で同党の前職が出馬した9選挙区全てで対抗馬を立てなかった。
 小池氏は10日のNHK番組で、首相指名選挙で他党の候補を担ぐかを問われ「選挙結果を見極めたい」としながらも、希望が唱える既得権打破などに賛同すれば推す意向を示した。
 一方、希望の議席が伸び悩めば、希望と立憲民主、無所属に分かれた民進党出身者を中心に「野党再々編」が起きるとの見方もある。

 ◇改憲は同床異夢
 今回の衆院選で、憲法改正勢力とみなされているのは自民、希望、公明、日本維新の会。この4党の公示前勢力は395議席で、改憲発議に必要な3分の2ライン(旧定数で317)をはるかに上回っている。首相主導の改憲に反対だった民進党が事実上消滅したことが影響しており、改憲勢力が新定数での3分の2(310議席)を確保できるかどうかもポイントになる。
 ただ、首相が改憲で主眼を置く9条改正に、希望、公明は慎重。維新も地方分権を重視しており、改憲勢力は同床異夢の状況にある。9条の扱いについては自民党の結論も出ておらず、衆院選で改憲勢力が公示前のような議席を得たとしても国会での議論が進むかは不透明だ。(2017/10/11-07:11)

3942チバQ:2017/10/11(水) 20:11:00
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/3541-3543
自民196人を推薦=公明【17衆院選】
自民など40人、公明2次推薦

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100700355&amp;g=pol
公明、自民の5人推薦【17衆院選】
 公明党は7日、衆院選の自民党公認候補5人の推薦を決めた。推薦候補は計242人となった。候補者は次の通り。(敬称略)
 【広島】4区 新谷正義【沖縄】1区 国場幸之助▽2区 宮崎政久▽3区 比嘉奈津美▽4区 西銘恒三郎(2017/10/07-12:38)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000041-jij-pol
公明、自民16人推薦【17衆院選】
10/8(日) 15:09配信 時事通信
 公明党は8日、衆院選の自民党公認候補16人の推薦を決めた。推薦候補は計258人となった。候補者は次の通り。(敬称略)
 【東京】1区 山田美樹▽3区 石原宏高▽5区 若宮健嗣▽6区 越智隆雄▽7区 松本文明▽8区 石原伸晃▽14区 松島みどり▽18区 土屋正忠▽19区 松本洋平▽21区 小田原潔▽22区 伊藤達也▽23区 小倉将信【福井】2区 高木毅【山梨】1区 中谷真一【大阪】11区 佐藤ゆかり【福岡】3区 古賀篤

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100900308&amp;g=pol
公明、自民の8人推薦【17衆院選】
 公明党は9日、衆院選の自民党公認候補8人の推薦を追加決定した。鹿児島1区で推薦した保岡興治氏の出馬取りやめに伴い、累計で265人となった。推薦候補は次の通り。(敬称略)
 【埼玉】4区 穂坂泰【東京】10区 鈴木隼人【神奈川】14区 赤間二郎▽17区 牧島かれん【福岡】2区 鬼木誠▽5区 原田義昭▽7区 藤丸敏【長崎】1区 冨岡勉(2017/10/09-14:40)

https://news.infoseek.co.jp/article/171010jijiX370/
自民2人を追加推薦=公明【17衆院選】
時事通信 / 2017年10月10日 18時34分
 公明党は10日、衆院選の自民党候補2人を追加推薦した。群馬1区前職の尾身朝子氏と鹿児島1区新人の保岡宏武氏。推薦候補は計267人となった。 
[時事通信社]

3943チバQ:2017/10/11(水) 20:15:15
546 名無しさん sage 2017/10/11(水) 14:06:04 ID:cN.FULY20
公明推薦のない自民候補選挙区
茨城5
埼玉11
東京17
神奈川11
愛知5 13
大阪12 14
奈良1
岡山3
福岡1 8
熊本1

自民公認候補以外を推薦
茨城7(キシローに推薦)
山梨2(堀内に推薦)

推薦267 公明9 全選挙区289

3944チバQ:2017/10/11(水) 20:26:46
愛知13とか熊本1とか推薦ないのなんでですかね?

公明推薦のない自民候補選挙区
茨城5 石川昭政 (浅野哲 日立労組)
埼玉11 保守分裂 (今野智博、小泉龍司 )
東京17 平沢勝栄 (公明と仲悪し)
神奈川11 小泉進次郎
愛知5  神田憲次(赤松広隆 運輸労連)
愛知13 大見正 (大西健介)
大阪12 北川知克 (維新:藤田文武)
大阪14 長尾敬  (維新:谷畑孝)
奈良1 小林茂樹 (馬淵澄夫)
岡山3 保守分裂 (阿部俊子 平沼正二郎)
福岡1 井上貴博 (山本剛正)
福岡8 麻生太郎
熊本1 木原稔  (宮島大典)

自民公認候補以外を推薦
茨城7(キシローに推薦)
山梨2(堀内に推薦)

推薦267 公明9 全選挙区289

3945チバQ:2017/10/11(水) 20:30:09
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171011/soc1710110021-n1.html
自民VS希望が一騎打ち 「今度こそ白黒付ける」熊本で前職同士5度目の対決
2017.10.11
 熊本1区は自民党の前職、木原稔氏(48)と、民進党から希望の党に合流した前職、松野頼久氏(57)の一騎打ちとなった。両氏の対決は5度目となる。過去4回は2勝2敗とあって、両陣営とも「今度こそ白黒付ける」と意気込む。

希望の党 10・22衆院選
 木原氏の陣営は午前10時から、健軍神社(熊本市東区)で出陣式を開いた。自民党などの県議や市議、各支援団体の関係者らが集まった。

 木原氏は第一声で、仮設住宅入居期限延長など、熊本地震からの復旧復興に関する政府の取り組みを強調した。「復興仕事人」のキャッチフレーズを掲げ、「復興はまだ道半ばであり、やり残した仕事もある。仕事人としてコツコツと結果を出し、被災者に寄り添う」と述べた。

 大接戦が予想されるが、木原氏は前回に続き、公明党の推薦を求めなかった。熊本県では選挙区減により、自民党前職1人が比例単独に回った。木原氏は「『比例は公明』と呼びかけることはできない」としている。

 一方、松野氏の陣営は、同市中央区の選挙事務所横で出発式。民進党の県議、市議らが参加した。松野氏は「消費税増税の凍結、原発ゼロ、国会議員の定数削減を含めた身を切る改革、これは自民党とは違う政策だ。安倍一強体制を倒す、代えるため、みなさんの力を貸してほしい」と訴えた。

 前回、選挙区で勝った木原氏と、敗れた松野氏の差は約1万3800票だった。共産党候補が、1万4900票を獲得していた。今回、共産党は野党共闘を重視し、1区で擁立を見送っている。

 希望の党が保守色を強めたこともあり、共産党は1区を自主投票としたが、同党の票がどれだけ松野氏に流れるかも、注目される。

3946とはずがたり:2017/10/11(水) 20:32:09
>>3918
ありがとうございます,調べたいと思ってました。

大分4は鹿児島4ですね。

労働スレの方にも転載させて頂きました。

3947とはずがたり:2017/10/11(水) 20:33:35
>>3945
>大接戦が予想されるが、木原氏は前回に続き、公明党の推薦を求めなかった。熊本県では選挙区減により、自民党前職1人が比例単独に回った。木原氏は「『比例は公明』と呼びかけることはできない」としている。
勇気有るなあ。。
原口もそんな感じあったけど九州人にはこういう筋通すの好まれそうだ。。

3948とはずがたり:2017/10/11(水) 20:43:33
>>3944
熊本1は松野ですよね。大典は長崎では??

3949チバQ:2017/10/11(水) 21:29:03
http://www.sankei.com/smp/region/news/171011/rgn1710110010-s1.html
福岡の最激戦区、自・希・共「3極」の争い衆院選公示2017.10.11 07:09

 福岡2区は自民党、希望の党、共産党の「3極」の戦いとなった。都市部で無党派層の多いエリアだけに、各候補とも“風”の動向を気にしながらも、組織をフル稼働させ、1票1票の積み上げを目指す。
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 自民党の前職、鬼木誠氏(44)は午前10時から、警固(けご)公園(福岡市中央区)で出陣式を開いた。支持者1千人(陣営発表)を前に、鬼木氏は「PM2・5(微小粒子状物質)の、抜本的な対策に取り組んだ。地元の活動は出遅れたが、私は言ったことは成し遂げる。日本を、国民の暮らしを守るため、全力で駆け抜けたい」と訴えた。

 党福岡県連は2区を大接戦とみて、県内唯一の最重点選挙区に位置付ける。

 出陣式でも、選対本部長を務める山崎拓元自民党副総裁ら党重鎮が、次々と登壇した。蔵内勇夫県連会長は「日本最大の激戦区だ。今は相手と並んでいる。ぜひ抜かせてほしい」と気勢を上げた。

 一方、希望の党から出馬した元職、稲富修二氏(47)は午前9時から、同市南区の事務所で出陣式を行った。約200人(陣営発表)の支援者に「生活の声や悩みを国会に届けたい。落選以来5年、多くの方に支えていただいた。結果を出してご恩を返す。魔法の杖はない。1票1票をお願いするのみ」と決意を表明した。

 事務所には党代表の小池百合子氏の為書を掲示したが、自ら「希望」をアピールすることはなかった。陣営関係者は「党ではなく、人柄と政策で勝負する」との姿勢をみせた。

 共産新人の松尾律子氏(45)は、午前10時、市営地下鉄薬院駅前で第一声。「希望の党は、民進党議員が合流する際、踏み絵を踏ませる選別まで行った。やり方や政策は、自民党政治そのもの。希望を託せるものではない」。批判の矛先は、安倍政権と希望の党の双方に向いた。

3951チバQ:2017/10/11(水) 21:33:58
http://www.sankei.com/smp/region/news/171011/rgn1710110018-s1.html
神奈川3区 5人が立候補、大混戦に衆院選公示2017.10.11 07:03

 8回目の当選を目指す自民前職の小此木八郎氏に、希望、共産、幸福、無所属の候補者が挑み、大混戦が予想される3区。

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 幸福新人の壱岐愛子氏はJR鶴見駅東口で第一声を行った。「アベノミクスは破綻している。減税こそ最大の福祉。しがらみの政治を一刀両断していく」と力を込め、聴衆に向けて政策を訴えた。

 希望元職の勝又恒一郎氏はJR鶴見駅東口で演説。「消費増税より身を切る改革を優先すべきだ。原発ゼロも明確に訴える。何でも反対ではなく、実現可能な改革を進める」と語り、支持を求めた。

 小此木氏はJR東神奈川駅前で約200人の支持者らを前に第一声。「消費税率引き上げで、全世帯が豊かになるよう使わせていただく」とし、「日本を守るという仕事をしっかりやっていく」と訴えた。

 一方、立民の推薦で急遽(きゅうきょ)出馬を決めた無所属新人の伊藤久美子氏はJR鶴見駅西口で演説。「核兵器廃絶、原発ゼロを目指す。市民主体、市民主権の政治を皆さんと行っていきたい」と呼びかけた。

 共産新人の釘丸進氏はJR鶴見駅東口で、県議や市議の応援を受け、第一声。「疑惑を隠す安倍政権に退場してもらうチャンスの選挙。圧力一辺倒の安倍外交の転換や消費増税反対を訴えていく」と述べた。

3952とはずがたり:2017/10/11(水) 21:46:07
男を見る目が無かった金子恵美,当然真偽も見極められないのであろう。相当劣勢で追い詰められていると見た!

新潟4区で場外乱闘 自民党の金子恵美がSNSでライバル攻撃 「デマだ」と警察沙汰に
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171011-00000109-sasahi-pol
〈dot.〉10/11(水) 19:09配信 AERA dot.

 10日に公示された衆院選で、女同士の一騎打ちとして全国的にも注目される新潟4区。

【あの山尾志桜里、野田聖子両氏らと女子座談会で熱く語り合った金子氏はこちら】

 自民からは不倫騒動で議員辞職した宮崎謙介元衆院議員の妻・金子恵美氏(39)、野党からは無所属で菊田真紀子氏(47)が出馬するが、早くも警察も巻き込んだ場外乱闘が勃発した。

 2人が衆院選で対決するのは3度目。過去2回はいずれも金子氏が勝利しているが、前々回は1万4千票差だったのが、前回は3千票差まで菊田氏に追い上げられた。

 バトルのきっかけは、10月8日に金子氏がフェイスブックに投稿した内容だ。<卑怯な手にも屈しません!>と題されたその文章には、地元の支援者から金子氏に連絡があり、その支援者は菊田氏の後援会役員から「金子を応援するのであれば、明日から今の取引を止める」と言われたと書いた。また、その後援会役員は菊田氏に投票するよう金子氏の支援者に依頼したという。それで金子氏は、菊田氏陣営を<選挙違反ですよね>と批判した。

 当然のように、批判を受けた菊田氏はすぐに反撃に出た。9日にホームページなどで発表したコメントでは、金子氏が語った内容は「完全にデマ」と断じ、虚偽情報を意図的に広めたとして公職選挙法違反で警察に通報したという。

 選挙戦では真偽不明の情報が「怪文書」として流れることはあるが、金子氏のように候補者本人が真偽不明の情報をインターネット上で公開することはまれだ。ただ、金子氏の記事は400回以上シェアされており、多くの人に読まれていると思われる。

 菊田陣営は取材にこう語る。

「金子氏から事実関係の問い合わせもなく、いきなりフェイスブックにこうしたデマを書かれ、迷惑をしています」

 一方、金子陣営にどのような情報の裏取りをしたのかを問い合わせると「本人が書いたものなので、本人にしかわからない」という回答だった。

 新潟で勃発した女同士の“仁義なき戦い”は、どのような結末を迎えるのか。

* * *
(金子氏がフェイスブックに投稿した内容の全文)

<卑怯な手にも屈しません!>

 地元で応援してくださっていた方から連絡がありました。

 申し訳ないが今回は応援できない、ということなのです。

 理由を伺ったところ、私の相手候補の後援会役員より電話があり「金子を応援するのであれば、明日から今の取引(驚くほど高額)を止める」
と言われたそうです。

 また、事前運動をしているそうでその言い方として「金子は比例復活ができるけども、(相手候補の実名)は無所属では復活ができない。だから今回は(相手候補の実名)一票を入れてください」とはっきりと投票依頼をしているそうです。(選挙違反ですよね・・)

 こういう卑怯なやり方に私の支援者は頭を悩ませています。

 これが相手陣営の選挙なのでしょうが、我々は正々堂々と私の「実績」とこれからの訴えをお一人お一人に届けていくのみです。

 愛する新潟をこのような卑怯な人たちから守るためにも私は戦います。

※金子めぐみを応援してくださる方は「いいね!」+シェアのご協力をお願いします!

* * *
(菊田氏がホームページで発表した反論の全文)

【ご注意下さい】事実無根の悪質なデマが流れております

 現在、私に対するデマが金子めぐみ候補予定者本人のFacebookにより流されております。

 これは完全にデマでありますので、公職選挙法第235条第2項違反に当たる事項として、警察に通報いたしました。

3953岡山1区民:2017/10/12(木) 00:50:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00000035-kyt-l26
京都は前職が強み 滋賀は2、3区で前職先行 衆院選情勢
10/11(水) 23:50配信 京都新聞
 第48回衆院選について10、11日両日、全国に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。
 京都府内6選挙区には自民6人、希望5人、共産6人、維新1人、諸派1人、無所属4人の計23人が立候補している。3極の争いが軸で、各選挙区では自民や希望、無所属の前職が比較的強みをみせている。
 自民は新人5人の争いとなった5区で先行している。1区前職が全域で手堅く支持を固め、4区前職も与党支持層に浸透し、いずれもリードしつつある。
 希望は6区前職が他の野党支持層にも食い込んでやや優位。3区前職は無党派層に浸透し、自民前職が続く。2区では民進系の無所属前職が着実に支持を広げている。
 共産は1区前職が党支持層をほぼ固め、立憲民主支持層にも広がりがみられる。維新は3区で擁立したが、党支持層が他候補に分散している。
 滋賀県の4選挙区には自民4人、希望3人、共産2人、社民1人、諸派1人、無所属2人の計13人が立候補し、全区で事実上の3極対決となっている。
 自民は2、3区の前職が自民、公明支持層をまとめて先行する。1区の前職と4区の新人は接戦となっている。希望は4区の新人が希望、立憲民主支持層に浸透しているが、2区の前職と3区の新人は無党派層に広がりを欠く。共産は3、4区の新人が党支持層を固める。社民は1区の新人が支持拡大を急ぐ。無所属は1区の新人が前県知事の知名度を生かして競る。
 京都府、滋賀県とも現時点で投票先を決めていない人が半数おり、情勢が変わる可能性がある。

3954チバQ:2017/10/12(木) 00:58:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710110064.html
【衆院選】民進党系の希望の党候補 「明らかに失速」と困惑 改憲の「踏み絵」に反旗も
10月11日 23:34産経新聞

 衆院選で民進党を離党し、希望の党から出馬した候補に戸惑いが広がっている。選挙戦の看板と期待した小池百合子代表(東京都知事)が衆院選に出馬しなかったこともあって党の支持が広がらず、苦戦を強いられているからだ。「反希望」を旗印にした立憲民主党と競り合う選挙区も多く、失速する党勢に各候補は焦りを募らせている。

 「ドタバタして目も当てられない恥ずかしいところもお見せしたかもしれない。だからこそ希望の党も育ててほしいんです」

 東京都内の選挙区で希望の党公認で出馬した民進党系候補は10日夜、駅頭でこう声を張り上げ、頭を下げ続けた。この候補は小池氏が民進党左派系の「排除」宣言をしたあたりから風向きが変わったと語る。小池氏の不出馬も重なり「ここ数日、ビラの受け取り具合をみても明らかに失速している」と肩を落とした。

 希望の党の公約には憲法9条改正議論の進展が明記されたが、民進党は「安倍晋三政権下での憲法9条改正反対」と訴えてきた。忸(じく)怩(じ)たる思いを抱える民進党系候補も少なくない。

 四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した。この選挙区は立憲民主党や共産党が擁立を見送り、有権者に分かりづらい構図となっている。

 さらに多くの選挙区で立憲民主党と希望の党の候補が戦う構図となった誤算は、想像以上に民進党系候補を苦しめている。南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた。(奥原慎平)

3955チバQ:2017/10/12(木) 00:59:05
読売
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171011-567-OYT1T50101.html
自民、単独過半数の勢い…衆院選・序盤情勢調査
10月11日 23:00読売新聞

自民、単独過半数の勢い…衆院選・序盤情勢調査
読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
 読売新聞社は22日投開票の衆院選について10、11の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。

 自民党は小選挙区選、比例選とも優勢に戦いを進め、単独で過半数(233)を大きく上回る勢いだ。希望の党は、公示前の57議席をわずかに超える程度で伸び悩んでいる。立憲民主党は躍進し、自民、希望両党に続く第3党の座をうかがっている。

 自民党(公示前勢力284)は、衆院の常任委員長ポストを独占し、各委員会で過半数を確保できる「絶対安定多数」(261)にも届く勢いをみせている。小選挙区選では140人超が優位に立ち、青森、富山、島根、山口の各県などで議席独占の可能性がある。比例選では60議席前後を固めつつある。野党候補の乱立に救われた面もあるようだ。

 公明党は、小選挙区選に立候補した9人の大部分が優勢で、比例選も堅調だ。自公両党で300議席をうかがう。

 希望は小選挙区に198人を擁立したが、優位に立っているのは7人のみ。衆院解散直後に合流した民進党の前議員がほとんどだ。党代表の小池百合子・東京都知事が地盤とする東京で伸び悩んでおり、比例選でも30議席台にとどまりそうな情勢だ。

 立憲民主は公認候補を擁立した63選挙区中、5選挙区で優位に立っている。比例選でも全ブロックで議席を獲得する見込み。公示前の15議席を大きく上回り、計40議席を超える公算が大きい。安倍首相に批判的な有権者の、新たな受け皿になっているとみられる。

 日本維新の会は、拠点とする大阪でさえ、優勢なのは1人にとどまる。比例選を合わせても公示前の14議席を維持できるかどうか微妙だ。前回の2014年衆院選で13議席増と躍進した共産党は苦戦している。立憲民主に「政権批判票」を奪われた格好で、公示前の21議席を下回る見通しだ。社民党は小選挙区で1人が優位に立っている。日本のこころは厳しい戦いを強いられている。

 今回の衆院選では、無所属で出馬した前議員が多いのが特徴だ。民進党による分裂を受け、小選挙区選に無所属で立候補した同党出身前議員21人のうち、11人は優位に立っている。

 調査は電話で実施し、有権者が在住する13万229世帯のうち、7万8285人から回答を得た(回答率60%)。小選挙区選で3割、比例選で2割の人が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。

 衆院選には、小選挙区選(定数289)に936人、11ブロックの比例選(定数176)に244人の計1180人(重複立候補を除く)が立候補している。

3956チバQ:2017/10/12(木) 00:59:27
 衆院選序盤情勢調査では、比例選でも自民党が第1党を堅持し、自民、公明両党で定数176のうち80議席以上を占める勢いだ。

 希望の党は小選挙区と同様に伸び悩んでいる。

 自民は全11ブロックで党支持層を中心に最も多い支持を集め、60議席前後を確保しそうだ。懸念材料は無党派層の取り込みで、大半のブロックで希望に後れを取っている。党幹部は「比例選では今後、希望が伸びてくるかもしれない」と警戒する。

 民進の前議員の多くが合流した希望と、民進の一部が結成した立憲民主は、それぞれ30議席以上を獲得する可能性がある。内閣を支持しない有権者の投票先は希望と立憲民主に二分されており、「反自民」票の受け皿が割れた形だ。希望は細野豪志前衆院議員の地元の東海ブロックなどで堅調だが、小池代表のおひざ元の東京ブロックでは、ほぼ立憲民主に肩を並べられている。北海道ブロックでは、立憲民主が希望をしのぐ勢いだ。

 共産党は2014年衆院選で20議席と躍進したが、今回は獲得議席を減らす見通し。日本維新の会は近畿ブロックで複数議席を確保するが、全国的には1けた台にとどまりそうだ。

 比例選の定数は14年衆院選と比べ、東北、北関東、近畿、九州ブロックで各1減となっている。

3957チバQ:2017/10/12(木) 01:00:06
朝日
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBC5D4HKBCUZPS001.html
自民堅調、希望伸びず立憲に勢い 朝日新聞情勢調査概況
10月11日 22:28朝日新聞

自民堅調、希望伸びず立憲に勢い 朝日新聞情勢調査概況
与党で過半数は…
(朝日新聞)
 22日投開票の衆院選について、朝日新聞社は10、11の両日、4万人以上の有権者を対象に電話調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて選挙戦序盤の情勢を探った。現時点では、(1)自民党は単独過半数(233議席)を大きく上回りそうで、小選挙区・比例区とも堅調(2)希望の党は伸びておらず、代表の小池百合子都知事のおひざ元の東京でも苦戦(3)立憲民主党は公示前勢力(15議席)の倍増もうかがう勢い――などの情勢になっていることが分かった。

 調査は10〜13日の日程で実施。10、11両日は、全289小選挙区の中から、全国の「縮図」となるよう選んだ約半数の小選挙区の有権者を対象とし、11日時点での概況を読み取った。調査時点で投票態度を明らかにしていない人が小選挙区で4割以上、比例区でも4割近くおり、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。

 自民は現時点で、公示前勢力(284議席)を上回るかは微妙だが、小選挙区では200議席を超え、比例区も前回2014年衆院選で獲得した68議席の確保をうかがい、単独過半数を大きく上回りそうだ。野党の投票先が、希望や立憲などに分散していることが背景にある。

 公明は共産と競り合う選挙区もあり、公示前勢力(34議席)を確保できるかどうか。

 希望は、小選挙区、比例区ともに追い風が吹いていない。公示前勢力の57議席を上回る可能性はあるが、比例区では小池代表の地盤である東京ブロックでも、立憲と競り合っている状況だ。

 立憲は、勢いでは希望をしのぐ。比例区では北海道ブロックで自民と、南関東、近畿などのブロックでは希望とほぼ互角の戦いを展開、希望に迫る議席を確保する可能性もある。

 共産は小選挙区での議席獲得も視野に入るが、公示前勢力(21議席)を確保できるかどうか。日本維新の会も公示前勢力(14議席)の確保をめざし、比例区の近畿ブロックでは自民に次ぐが、大阪以外の広がりが見られない。社民は公示前勢力(2議席)の維持に懸命だ。

     ◇

 調査方法 10、11日の調査は、全289小選挙区から、全国の「縮図」となるよう統計的に選んだ約半数の144小選挙区の有権者を対象に、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で実施。そのうえで選挙区の調査結果を約2倍し、比例区では各地域の有権者数などを勘案して全体の情勢を推計した。

 縮図として選んだ約半数の選挙区は、過去の衆院選での各党の獲得議席数、地域的なバランスなどを考慮。激戦などが予想される注目区でも、10、11日では必ずしも調査対象になっていない選挙区がある。

 各選挙区の有効回答の目標数は300。有権者がいる世帯と判明した番号は全国で計7万5190件、有効回答は計4万2746人。回答率は57%。

3959チバQ:2017/10/12(木) 01:18:22
読売
自民;「絶対安定多数」(261)にも届く勢い
公明:小選挙区 9人の大部分が優勢で、比例選も堅調
希望:小選挙区 優位に立っているのは7人のみ 公示前の57議席をわずかに超える程度
立憲:小選挙区 5選挙区で優位 公示前の15議席を大きく上回り、計40議席を超える公算
維新:小選挙区 優勢なのは1人 公示前の14議席を維持できるかどうか微妙
共産:公示前の21議席を下回る見通し
社民:小選挙区で1人が優位
無所属:小選挙区選に無所属で立候補した同党(民進)出身前議員21人のうち、11人は優位


朝日
自民:公示前勢力(284議席)を上回るかは微妙
公明:共産と競り合う選挙区もあり、公示前勢力(34議席)を確保できるかどうか。
希望:公示前勢力の57議席を上回る可能性はある
立憲:比例区では希望に迫る議席を確保する可能性もある。
共産:小選挙区での議席獲得も視野に入るが、公示前勢力(21議席)を確保できるかどうか。


日経
自民;議席獲得が「有力」または「優勢」となったのは、小選挙区(定数289)で約200議席、比例代表(同176)で約55議席だった。
公明:公示前の34議席の確保にめどがつきそうだ。
希望:東京でも全25選挙区のうち3議席。全国的にも民進出身者を中心に30議席弱 比例代表を含めた約70議席からどこまで上積みできるかの勝負
立憲;小選挙区で10議席超、比例代表で30議席超
共産:20議席弱
維新:大阪を中心に約10議席
社民:1議席を確保できそう
無所属:選挙区で30議席弱

3960チバQ:2017/10/12(木) 01:20:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710110056.html
【衆院選】野党共闘“ご破算”の共産党が先祖返り にじむ焦り
10月11日 21:39産経新聞

 衆院選(22日投開票)で、共産党が誤算に焦っている。「野党共闘」の主導権を握って影響力拡大を目指したが、民進党が分裂し、多くが希望の党に合流したことで、共闘は“ご破算”となった。やむを得ず立憲民主党、社民党と協力し、左派3党で勢力進展を図るが、存在感は薄れた。九州・山口でも選挙区の戦いは厳しく、比例に活路を求める従前の路線に先祖返りした。(村上智博)

 「今度の選挙の構図は、『自公政権と、それを支える補完勢力』対『市民と野党の共闘』だ」

 共産党の小池晃書記局長は11日、福岡・天神で、300人の支持者らを前に、声を張り上げた。

 補完勢力とは、民進党と合流した希望の党を指す。小池氏は「(希望の党代表の)小池百合子さんは、自民党政治のど真ん中にいた。自民党と変わらない」と容赦なかった。

 その上で「市民と野党の共闘を揺るがぬものにするためにも、共産党の比例票を伸ばそう」と訴えた。

■参院選の再現

 共産党は前回衆院選(平成26年)で、九州・山口の全37選挙区に候補者を立てた。選挙区は全敗し、比例九州・沖縄ブロックで2人が復活当選した。

 28年参院選では、民進、生活、社民の各党と、候補一本化を図った。共闘の甲斐あって、大分選挙区で民進系候補が勝った。

 共産党は今回衆院選で、参院選の再現を目指した。党内の意見がまとまらない民進党を尻目に、共闘の主導権を握ろうとした。

 共産党は福岡9、10区など、全国15の選挙区を「必勝区」と決めた。他の選挙区で候補を取り下げる代わりに、必勝区では共産候補を「統一候補」にしようという戦術だった。

■比例候補として

 だが衆院解散直前、民進党が、希望の党との合流を決めた。

 希望の党は安保関連法などへの賛否を踏み絵にして、民進党内の左派勢力をふるいにかけた。共産党にとって、希望の党は組める相手ではない。共産党の小池氏は、民進党を「背信行為だ」となじるほかなかった。

 共産党は、立憲民主や社民両党との共闘を急いだ。そこに具体的な政策はなく、「安倍政権打倒」だけを旗印にした。

 九州・山口8県でみると、左派共闘の結果、共産党は11選挙区で候補を擁立しなかった。一方、候補のいる24選挙区では比例を視野にいれた票の掘り起こしを図る。

 左派協力について、共産党福岡県委員会の岡野隆委員長は「比例票の掘り起こしも期待できる状況になってきた。野党共闘で頑張っている姿をアピールできる」と強調した。

 共産党は九州・沖縄では沖縄1区の議席死守と、比例で現有2議席を上回るとの目標を立てた。

 ただ、左派勢力に限った共闘では、従来以上の支持拡大は困難が予想される。

 特に選挙区の戦いは厳しい。11日に小池氏と並んで演説した前職、田村貴昭氏(56)=福岡10区、比例重複=は「私も比例代表候補として頑張ります」と述べた。

 「一握りの政治家が、私たちがこの2年間、頑張ってきた市民と野党の共闘をリセットするのは許さない。もっと共闘を広げよう」。小池氏の言葉には、焦りもにじむ。

 志位和夫委員長は9日、日本テレビの番組で、衆院選後の首相指名選挙で、立憲民主党の枝野幸男代表に投票する可能性も示した。

 「枝野氏の名前を出したことで、世間的には共産には柔軟性があり、野党共闘でも頑張っている政党だと印象付けられた」。九州のある県委員会幹部は、こう語った。

 だが、共産党が首相指名選挙で他党候補に投票するのは、平成10年に旧民主党の菅直人氏に投票して以来だ。おきて破りの奇策が浮上するほど、追い込まれているのが実情だといえる。

3961チバQ:2017/10/12(木) 01:21:15
http://www.sankei.com/politics/news/171011/plt1710110064-n1.html
2017.10.11 23:29
【衆院選】
民進党系の希望の党候補 「明らかに失速」と困惑 改憲の「踏み絵」に反旗も
 衆院選で民進党を離党し、希望の党から出馬した候補に戸惑いが広がっている。選挙戦の看板と期待した小池百合子代表(東京都知事)が衆院選に出馬しなかったこともあって党の支持が広がらず、苦戦を強いられているからだ。「反希望」を旗印にした立憲民主党と競り合う選挙区も多く、失速する党勢に各候補は焦りを募らせている。

 「ドタバタして目も当てられない恥ずかしいところもお見せしたかもしれない。だからこそ希望の党も育ててほしいんです」

 東京都内の選挙区で希望の党公認で出馬した民進党系候補は10日夜、駅頭でこう声を張り上げ、頭を下げ続けた。この候補は小池氏が民進党左派系の「排除」宣言をしたあたりから風向きが変わったと語る。小池氏の不出馬も重なり「ここ数日、ビラの受け取り具合をみても明らかに失速している」と肩を落とした。

 希望の党の公約には憲法9条改正議論の進展が明記されたが、民進党は「安倍晋三政権下での憲法9条改正反対」と訴えてきた。忸(じく)怩(じ)たる思いを抱える民進党系候補も少なくない。

 四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した。この選挙区は立憲民主党や共産党が擁立を見送り、有権者に分かりづらい構図となっている。

 さらに多くの選挙区で立憲民主党と希望の党の候補が戦う構図となった誤算は、想像以上に民進党系候補を苦しめている。南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた。(奥原慎平)

3962チバQ:2017/10/12(木) 01:22:06
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20171011-00000100-fnn-pol
谷垣氏、車いす姿で写真に 1年3カ月ぶり「姿」
10/11(水) 21:47配信 Fuji News Network

Fuji News Network
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22日投開票の衆院選に出馬せず、政界の引退を表明した自民党の谷垣禎一前幹事長の最近の活動の様子が明らかになった。
関係者によると、写真は9月28日に東京都内のリハビリ施設で撮影されたもので、谷垣氏は、スーツにネクタイ姿で車いすに座り、隣の男性の手を両手で握り、写真に写っている。
現役時代に比べると、少しやせたようにも見える。
谷垣氏は2016年7月、サイクリング中に転倒して、入院生活を続けている。

http://www.sankei.com/politics/news/171011/plt1710110054-n1.html
2017.10.11 21:25

安倍晋三首相、政界を引退する高村正彦氏の自民党副総裁続投を表明
 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、テレビ朝日「報道ステーション」の収録で、今回の衆院選に立候補せず政界引退した高村正彦副総裁について「議員でなくても副総裁は務められる」と述べ、衆院選後も「非議員」の副総裁として続投させる考えを明らかにした。高村氏は党憲法改正推進本部の特別顧問として党の改憲案取りまとめの中核を担っている。

3963チバQ:2017/10/12(木) 01:45:26
>>3953序盤情勢
京都:当たり障りのない状況
自 伊吹文明
無 前原誠司
希 泉健太
自 田中英之
自 本田太郎
希 山井和則

滋賀:
接戦 自;大岡敏孝 無:嘉田由紀子
自 上野賢一郎
自 武村展英
接戦 自;小寺裕雄 希:徳永久志

3964チバQ:2017/10/12(木) 01:47:26
http://news.livedoor.com/article/detail/13733817/
元秘書が明かす「希望の党」候補の暴言暴行 議員不適格のポンコツたち

2017年10月11日 16時59分 デイリー新潮
小池百合子代表
写真拡大
 10月22日の投開票が迫る今回の総選挙。小池百合子氏率いる「希望の党」公認候補者たちが発表されたが、その中には明らかに国会議員に相応しくない「ポンコツ」たちが……。

 ***

 東京24区で安倍総理の最側近・萩生田光一氏に挑むのは、元大阪府寝屋川市議の吉羽美華氏(37)だ。2012年に民主党から衆院選に出馬して落選、翌年には新党大地公認で参院選に出るも再び落選した経歴の持ち主で、自民党の谷川とむ前衆院議員(41)の元妻でもある。

 谷川氏と離婚したのは昨年9月。吉羽氏はその原因を〈元夫のDV〉であるとブログで明かしているが、改めて質すと、

「言葉や経済の問題でのDVです。定期的に生活費を入れてくれないとか」


小池百合子代表
 と主張する。だが、元夫の谷川氏は“昨年5月に前触れもなく出て行ってしまった”と明かし、DVについては全面否定をする。

「言葉の暴力なんてありえない。生活費を入れてくれない、というのもウソ。お金はまとめて渡していたし、クレジットカードも自由に使ってもらっていた。結局彼女は、交際を始める時に“二度と選挙には出ない”と約束したのに、選挙に出たくて仕方がなかったんですよ。実際、離婚直後に阪南市長選に出ましたしね」(谷川氏)

 長野2区の下条みつ氏(61)は“暴力”をふるった側である。下条氏の元秘書の荒井久登氏が言う。

「豊田真由子の秘書への暴言、暴行が話題を呼びましたが、下条は暴言、暴行議員の“走り”みたいな存在です。私が秘書をしていたのは05年から06年にかけての1年半。当時は今のように手軽に録音できず、テープレコーダーしか持っていなかったので下条の暴言を録音できなかったことが非常に残念ですね」

 下条氏からは“殺すぞ”“てめぇ海に放り込むぞ!”などの罵詈雑言のほか、顔面を拳で殴られたこともあったという。

「今回、私は希望の党の若狭勝氏の事務所に、下条の悪行を示す書類を届けた。つまり、希望の党は下条がポンコツ中のポンコツだとわかっていて公認を出したのです」(同)

 ***

 このほかにも、セクハラや女性トラブル、怪しげな宗教との関わりと、問題人物だらけの「希望の党」候補者たち。10月12日発売の「週刊新潮」で詳しく報じる。

「週刊新潮」2017年10月19日号 掲載

3965チバQ:2017/10/12(木) 01:54:08
いちおう
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/gif/CK2017101102000246.html
比例単独、県拠点5人 元参院議員の小見山さん不出馬
2017年10月11日 紙面から
 衆院選の比例東海ブロックに単独で出馬し、県内を拠点にする五人の候補も十日、選挙戦に突入した。
 自民に復党して以来の選挙となる元職藤井孝男さん(74)は、名簿順三十三位で立候補。長く地盤としてきた4区に出馬する新人の出陣式で「私も候補者の一人だが、藤井孝男という名前は忘れて自民をぜひお願いしたい」とあいさつ。党勢拡大に協力を呼び掛けた。
 自民新人で名簿順三十五位の西田和伸さん(43)と、諸派新人の加納有輝彦さん(57)も小選挙区候補の出陣式でマイクを握り、支持を訴えた。
 野党候補一本化のため1区からの出馬を取りやめた共産新人の山越徹さん(47)は出発式で、民進から無所属に転じた新人への支援を約束。「比例では共産が票を獲得し、私も国会へ駆け上がる決意だ」と力を込めた。
 公明新人の井筒伸幸さん(40)は、党県本部で事務作業をした。
 民進党を離党した元参院議員で、希望の党から比例東京ブロックで立候補を検討していた小見山幸治さん(54)は、出馬を見送った。

3966チバQ:2017/10/12(木) 01:54:34
愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101102000256.html
<3区>3極激突 浸透懸命
2017年10月11日 紙面から
写真
 「立憲民主党の候補者です」。一週間ほど前には想像もしなかった肩書だ。
 民進党副代表も務めた愛知3区(名古屋市昭和、緑、天白区)の立民前職、近藤昭一さんは道行く人に手を振りながら、慣れない党名で演説を重ねた。
 希望の党の政策に納得できず、立憲民主に入ることを正式表明したのは今月四日。民進で一緒にやってきた仲間が分裂し、「つらい選択だった」と振り返る。「希望の党に行かなくて良かった」と理解する支持者は多いが、「(対自民の)二大政党をつくるんじゃなかったのか」との言葉も向けられた。
 一方、前回は近藤さんに一万票差で敗れ、比例復活した自民前職の池田佳隆さんは、街頭でアベノミクスの実績や北朝鮮の脅威に触れ、「国民の生活を守れるのは自公連立政権しかない」と訴えた。
 公示前の連休中も運動会や敬老会など地元のイベントに精力的に顔を出し、あいさつ回りをした。「(出馬した)三回で最も厳しい選挙。百の支援者がいるとすれば、まだ二十ぐらいしか回れていない」
 午後には市営地下鉄八事駅の近くに立ち、行き交う車に手を振って頭を下げた。陣営は「保守層の票は希望の党の候補者に流れるのか」と、希望新人の余語冴耶香(さやか)さんを警戒する。
 その余語さんは地域政党、減税日本の元市議。買い物客でにぎわう夕方のスーパー前で「小池百合子代表と女性活躍の推進を進めます」と声を上げる傍らには、河村たかし名古屋市長の姿があった。
 余語さんは議員定数と報酬の削減、消費税の増税凍結などを訴えたが、通行人の足はなかなか止まらない。
 ところが河村市長が話し始めると、子どもからお年寄りまでがスマートフォンを向ける。握手を求められた市長はこう言った。「俺じゃなくて、余語に入れてちょうよ」
(衆院選取材班)

3967チバQ:2017/10/12(木) 02:39:47
>>3948
テヘペロですね、
一行ずれてコピーしとりました

3968岡山1区民:2017/10/12(木) 05:01:28
https://www.shikoku-np.co.jp/bl/digital_news/article.aspx?id=K2017101200000016200
2017総選挙香川=1区 小川、平井競り合う 2区 玉木先行、瀬戸追う 3区 大野安定、藤田苦戦 本社調査

https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/
マスコミ関係者からも「やりすぎ」という声が出ている四国新聞の小川叩きのごく一部をご覧ください

3969岡山1区民:2017/10/12(木) 06:07:36
読売の調査(比例)
北海道
自3黄信号、民2射程、希1に留まる可能性、公&共1確保、大地1可能性あり
東北
自5ほぼ確保、希4うかがう、民2確保、公2は難しい、共1確保
北関東
自7まで届きそう、希4確保で上乗せも、民3から上乗せも、公3視野、共最大で2
南関東
自6〜7、希5の可能性、民4ほぼ手中、公3取れるか、共3は取れない、維1の可能性
東京
自4確保で5取れそう、希5には届かない、民4狙える、共2から上積みも、公1〜2、維難しい
東海
自7狙える、希6取れるか焦点、民4届きそう、公2確保、共1から上乗せも、維最大で1
近畿
自8射程、維5前後、希公民4議席うかがう、共4は難しい
中国
自5確実、希2固める、公2確保見込む、民1確保2視野、共0も、維当選圏遠い
四国
自3うかがう、希2を目指せる、公&民1確保の見通し、共議席見込めない
九州
自8は伸び次第、希3固め4うかがう、公4議席目失う可能性、民3射程、共&社1止まり、維議席確保の正念場
以上です。

3970岡山1区民:2017/10/12(木) 06:36:53
読売選挙区で目についた所ピックアップすると
北海道
9区山岡と堀井しのぎ削る
10区稲津神谷横一線
東北
宮城2区鎌田先行
秋田2区金田緑川競り合う
北関東
栃木3区築抜け出す
埼玉6区中根大島一歩も譲らない展開
北信越
新潟自民全敗もありそう(全区接戦扱いも5区以外は自民の名前が後)
福井1稲田一歩リード
東京
2区松尾と辻一歩も譲らない展開
6区越智と落合互角
10区k若狭と自民鈴木競り合い民主鈴木絡む
南関東
千葉1区門山と田嶋競り合う
神奈川4区浅尾早稲田山本三つ巴
神奈川6区上田と青柳一歩も譲らない展開
山梨2区堀内長崎横一線
東海
静岡3区宮沢小山競り合う
三重2区川崎中川互角
愛知15根本と関が互角
近畿
滋賀3区小川武村横一線
京都6区安藤山井横一線
大阪10区辻元大隈松浪の接戦
兵庫6区大串と桜井が小差で競り合う
中国
岡山4区橋本柚木デッドヒート
広島4区新谷有利
広島6区佐藤と小島接戦
四国
香川1区平井小川横一線
香川2区玉木抜け出す
愛媛3区希望の白石と自民の白石横一線
高知2区広田と山本しのぎを削る
九州
福岡2区鬼木稲富横一線
佐賀1区原口リード
佐賀2区古川大串激しく競り合う
長崎1区西岡と富岡激しく競り合う
長崎4区北村と宮島横一線
熊本1区木原先行松野追いかける
大分1区穴見吉良横一線
大分2区衛藤と吉川予断を許さない
沖縄1区赤嶺国場下地三つ巴
沖縄4区西銘仲里一歩も譲らない展開
以上です

3971岡山1区民:2017/10/12(木) 07:19:39
沖縄
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00155111-okinawat-oki
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00000007-ryu-oki
茨城
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00000002-ibaraki-l08
岡山
http://www.sanyonews.jp/article/610706/1/?rct=shuin2017

3972チバQ:2017/10/12(木) 07:23:10
茨城
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15077311886683
2017年10月12日(木)

2017衆院選 県内序盤情勢 自民、3選挙区安定
1、5、6区は競り合う



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第48回衆院選(22日投開票)で、共同通信社は10、11の両日、県内有権者約2100人を対象に世論調査を実施した。県内7小選挙区のうち、全選挙区に前職(比例復活含む)を擁し、現新7氏が立候補する自民党は2、3、4各区で安定した戦いを繰り広げている。1、5、6区は希望の党の候補と競り合いを展開し、7区は無所属前職の候補とほぼ横一線の争い。ただ、投票する候補をまだ決めていない有権者が6割近くに上り、情勢は終盤にかけて変化する可能性がある。 

1区は3期目を目指す自民前職の田所嘉徳氏と希望前職の福島伸享氏が競り合い、共産新人の大内久美子氏がこれを追う。諸派新人の川辺賢一氏は厳しい戦い。4割超が投票態度を明らかにしておらず、大票田・水戸市での争いが勝敗を左右しそうだ。

2区は当選12回を目指す自民前職の額賀福志郎氏が安定。希望元職の石津政雄氏がこれを追う。両氏の地盤である鹿行地域が主戦場となるが、額賀氏は笠間市など北部も含め全域に堅実に浸透。共産新人の星野文雄氏は知名度向上などによる支持拡大が鍵となる。

3区は5期目を目指す自民前職の葉梨康弘氏が安定した戦い。希望新人の樋口舞氏が追う。葉梨氏は自民支持層を7割近く取り込むが、公明支持層は現状で割れている。共産新人の林京氏は苦しい戦いで、樋口氏とともに無党派層の取り込みが今後の焦点となる。

4区は当選7回を目指す自民前職の梶山弘志氏が、選挙区全域に浸透して安定した選挙戦で、希望支持層にも食い込む。公示直前に立候補を決めた希望元職の大熊利昭氏は出遅れが響いている。共産新人の堀江鶴治氏も厳しい戦い。

5区は2回連続比例復活した自民前職の石川昭政氏と、元国交相(民進党)の地盤を引き継ぐ希望新人の浅野哲氏の2人が競り合う。共産新人の川崎篤子氏が追う展開。石川氏は大票田の日立市を押さえ、自民、公明支持層もまとめる。

6区は12期務めた元厚相の後を受けた自民新人の国光文乃氏と、希望新人の青山大人氏が競り合う。共産新人の古沢喜幸氏が追う。国光氏は土浦、石岡両市でやや優位で、つくば市では競り合う。青山氏は希望支持層と無党派層にも支持を広げる。

7区は14期目を目指す無所属前職の中村喜四郎氏と自民前職の永岡桂子氏がほぼ横一線の展開。共産新人の石嶋巌氏は苦しい戦い。中村氏は自民支持層に食い込み、無党派層からも2割強の支持。永岡氏は希望支持層の3割弱に浸透する。 (黒崎哲夫)

3973チバQ:2017/10/12(木) 07:24:29
沖縄
1区自民が前ですね
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-592203.html
沖縄1区 国場、赤嶺氏競る 衆院選 4区は仲里、西銘氏並ぶ
2017年10月12日 06:30
 22日投開票の衆院選を前に、琉球新報社はこれまでの取材に、共同通信が10、11の両日に行った世論調査結果を加味し、沖縄全4選挙区の序盤情勢を探った。沖縄1区は自民前職の国場幸之助氏(44)と共産前職の赤嶺政賢氏(69)が競っていて、維新前職の下地幹郎氏(56)が追う展開だ。

 2区は社民前職の照屋寛徳氏(72)が先行し、自民前職の宮崎政久氏(52)が追う。3区は無所属前職の玉城デニー氏(58)がリードし、自民前職の比嘉奈津美氏(59)が追っている。4区は無所属前職の仲里利信氏(80)と自民前職の西銘恒三郎氏(63)が横一線で激しく競り合っている。


 全体で5割弱の有権者がまだ投票先を決めておらず、各陣営の支持拡大に向けた運動が当落を左右するとみられ、情勢は流動的な要素を残す。

 1区は国場氏が自民支持層の7割強、公明支持層の9割弱を固めている。赤嶺氏は共産、立憲民主、社民それぞれの支持層の7割前後の支持を得ている。下地氏は維新支持層や推薦を受けた希望の支持層からも支持が強い。

 2区は照屋氏が社民や共産、自由の支持層や無党派層から支持を得ている。宮崎氏は自民支持層の6割強、公明支持層の9割から支持を集めている。

 3区は玉城氏が社民、立憲民主、共産、希望の支持層から広く支持を得ている。比嘉氏は自民支持の6割、公明支持の9割、維新支持の7割強を固めている。

 4区は仲里氏が社民や立憲民主、維新、共産の支持層から広く支持を得ている。西銘氏は自民支持層の7割強、公明支持層の6割から支持を集めている。

 1、3、4区に立候補している幸福新人の各氏は出遅れている。
(17衆院選取材班)

3974チバQ:2017/10/12(木) 07:28:11
岡山県
3区は自民の公認を争った末に無所属で出馬した新人と前職が激しく競り合い、4区は自民、希望の両前職が接戦
https://news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-104789537.html
衆院選 県内で自民が複数区リード
06:05山陽新聞

衆院選 県内で自民が複数区リード
山陽新聞
(山陽新聞)
 10日公示された第48回衆院選は岡山県内5小選挙区に17人が立候補し、消費税増税や憲法改正の是非などを巡って序盤から激しい戦いを繰り広げている。共同通信社が10、11日に実施した情勢調査で、県内小選挙区は現時点では1、2、5区で自民前職がリード。3区は自民の公認を争った末に無所属で出馬した新人と前職が激しく競り合い、4区は自民、希望の両前職が接戦を演じている。ただ、回答者の5割強は投票先を決めておらず、22日の投票日まで予断を許さない状況だ。(文中敬称略。各区の立候補者名簿は届け出順で、氏名、年齢、所属政党、前元新の別、かっこ数字は当選回数。主な肩書)
【1区】逢沢が優位に展開
逢沢一郎 63 自民前(10)党選挙制度調査会長
高井崇志 48 立民前(2)元民進党政務調査副会長
蜂谷弘美 61 希望新  元岡山県議 
11選を目指す自民前職の逢沢が優位に進め、民進から立憲民主に合流した前職の高井が追う展開。 逢沢は後援会や党組織を基盤に性別、年代を問わず幅広く浸透。自民支持層の約8割、推薦を受ける公明支持層の7割超をまとめ、希望支持層の3割超にも食い込む。無党派層でも他候補をリード。 前回比例復活した高井は連合岡山などの支援を受け、立憲民主支持層に加えて推薦を受ける共産、社民の支持層も固めている。無党派層への広がりがいまひとつ。 自民県議から転身して挑む希望新人の蜂谷は、街頭演説を中心に活動。維新支持層からは5割超の支持を集めているが、希望支持層は約3割にとどまっている。
【2区】山下先行、追う津村
山下貴司 52 自民前(2)法務政務官
垣内京美 51 共産新 党県委員会書記長
田部雄治 41 諸派新 幸福実現党県代表
津村啓介 45 希望前(5)元民進党国対委員長代理 
3選を目指す自民前職の山下が先行。前回は比例復活し、民進から希望に合流して6選を狙う前職の津村が追い上げを図る。 山下は党組織や後援会を基盤に自民支持層の8割超、公明支持層の3割超を固めた。無党派層の支持は2割超にとどまっている。年代別では10代で約7割の支持を集めるなど、40代を除く全ての年代で他候補を上回った。 連合岡山の推薦を受ける津村は希望支持層の約9割をまとめた。維新支持層の8割超、立憲民主支持層の約5割から支持を集めるほか、公明、共産の支持層にも食い込む。 共産新人の垣内は共産支持層の約7割に浸透。立憲民主の一部も取り込む。 幸福実現党新人の田部は苦しい。
【3区】平沼、阿部が横一直線
尾崎宏子 61 共産新 党岡山3区国政対策委員長
内山晃 63 希望元(3)社会保険労務士
平沼正二郎 37 無所新 IT会社役員
阿部俊子 58 無所前(4)自民党副幹事長 
ともに無所属で、新人の平沼と、4回連続で自民から比例復活した前職の阿部が横一線の激戦を繰り広げる。 平沼は、議席を守ってきた元経済産業相の父赳夫から引き継ぐ後援会が基盤。自民支持層は3割超と阿部と拮抗(きっこう)するが、維新支持層から5割超の支持を集める。10代と、50代より上の年代で他候補をしのいでいる。 阿部は出身の看護連盟が全面的に運動を支え、推薦を受ける自民の支持組織にも働きかけを強める。希望支持層の3割弱、無党派層の約2割を取り込む。年代別では20〜40代で他候補を上回る支持を得ている。 希望元職の内山は希望支持層の4割超、共産新人の尾崎は共産支持層の約6割を取り込むが、広がりを欠く。

3975チバQ:2017/10/12(木) 07:28:23
【4区】両前職支持固める
橋本岳 43 自民前(3)党厚生労働部会長
柚木道義 45 希望前(4)元財務政務官
平林明成 62 共産新 党岡山4区国政対策委員長 
小選挙区で3連勝を狙う自民前職の橋本と、2回連続で比例復活している希望前職の柚木が互角の戦い。 橋本は小学校区単位の後援会や企業・団体を軸に組織戦を展開。自民支持層の7割超、公明支持層の8割近くを固めている。年代別では20代と70歳以上で5割近い支持を集め、40、60代も他候補を上回っている。 民進から合流した柚木は連合岡山傘下の労組の支援を受け、希望支持層の9割超を固めた。維新支持層の約7割、立憲民主支持層の6割超の支持を得ている。無党派層は3割超。10代、30代、50代で優位に展開する。 共産新人の平林は共産支持層の7割超をまとめているが、全体的に伸び悩んでいる。
【5区】加藤が盤石の戦い
美見芳明 60 共産新 党県西部地区委員長
樽井良和 50 希望元(1)党幹事
加藤勝信 61 自民前(5)厚生労働相 
現職閣僚として6選を目指す自民前職の加藤が各世代から幅広く支持を集め、盤石の戦い。 加藤は地域に張り巡らせた後援会組織や党県議、保守系市議ら強固な保守基盤に支えられて、自民支持層の約9割、公明支持層の7割超を固めている。希望の2割強に食い込み、無党派層でも4割強を取り込んでいる。20代以上の各年代で他候補を大きく引き離している。 公示1週間前に岡山5区からの出馬が決まった希望元職の樽井は希望支持層から6割超の支持を集めるものの、無党派層の支持は1割強にとどまる。 共産新人の美見は共産支持層を固めたほか、立憲民主支持層の4割弱、社民支持層の3割強に食い込むが厳しい戦い。 

<世論調査の方法>コンピューターで無作為に電話番号を発生させる調査法で全国一斉に実施した。県内で実際に有権者がいる世帯にかかったのは2045件。このうち1543件(1区312件、2区311件、3区305件、4区306件、5区309件)から回答を得た。

3976チバQ:2017/10/12(木) 07:29:10
大分
https://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-B261A7AC-931C-4BF8-84C5-0E0079432DFE.html
世論調査 2017衆院選おおいた
03:01大分合同新聞

 大分合同新聞社は衆院選の大分県内3選挙区について、独自取材で得た情報と共同通信社の世論調査(10、11日)の結果を合わせて、選挙戦の序盤情勢を探った。1区は自民前職の穴見陽一氏と希望前職の吉良州司氏が激しく競り合う展開。2区は自民前職の衛藤征士郎氏が社民前職の吉川元氏に優位を保つ。3区は自民前職の岩屋毅氏に立憲民主元職の横光克彦氏が迫る勢い。調査時点では各選挙区とも調査対象者の約4割が投票先を決めておらず、22日の投票日までに情勢が動く可能性がある。(名簿と各候補の並びは届け出順。文中敬称略)

1区 穴見氏と吉良氏 競る
 吉良州司(希望・前)
 小手川恵(共産・新)
 穴見陽一(自民・前)
     =公明推薦=
 吉良は主軸となる連合大分の加盟労組が組織を挙げて集票活動を展開し、政権批判票の掘り起こしに懸命。希望支持層の大半を固めた一方、社民・立憲民主両支持層では約4割にとどまる。無党派層からの支持で優位に立っており、投票率の行方も鍵を握る。
 小手川は共産支持層をほぼ固めた。社民・立民両支持層など護憲・リベラル勢力への浸透もうかがう。
 穴見は自民系の団体・企業を基盤に保守層から集票し、公明との選挙協力も徹底。佐藤樹一郎大分市長との連携もアピールしている。支持層別では自民の8割強、公明の約7割を固め、女性の支持も優勢。無党派層への浸透が課題で、浮動票獲得に全力を挙げる構え。

2区 衛藤氏 吉川氏に先行
 吉川元(社民・前)
    =立憲民主推薦=
 上田敦子(諸派・新)
 衛藤征士郎(自民・前)
      =公明推薦=
 事実上の野党統一候補の吉川は社民系労組でつくる県平和運動センターを中核に、地域別の後援会組織と連携して集票を急ぐ。社民支持層を固め、立民支持層にも浸透。ただ他の野党支持層には広がりを欠いている。無党派層からは一定の支持がある。
 上田は支持母体の宗教団体が活動を展開する。
 12選を目指す衛藤は旧市町村別の自民支部や後援会組織、団体・企業を中心に、保守票を手堅くまとめる。分厚い自民支持層を押さえ、推薦を得た公明支持層の約7割を固める。他の野党支持層にも食い込み、選挙区全域で優勢に立つ。無党派層への浸透が課題。

3区 岩屋氏に迫る横光氏
 岩屋毅(自民・前)
      =公明推薦=
 横光克彦(立民・元)
 岩屋は後援会や旧市町村単位の党支部、友好・支援団体を通じた保守層固めを進め、主地盤の別府市などで先行する。自民支持層の大半をまとめた。推薦を得た公明支持層への浸透が遅れている。政権批判票の動向を見通せない中、宿敵・横光の参戦で陣営内は緊張感が高まっており、引き締めを図っている。
 横光は公示直前の出馬表明となったものの、推薦を決めた連合大分の支援を受け、選挙態勢を整えつつある。政界引退後のブランクは懸念材料だが、依然として知名度は高い。立民支持層をほぼ固め、希望、共産両支持層にも浸透。一方、社民支持層は割れている。無党派層を含めた「反政権票」の結集を狙う。

3977チバQ:2017/10/12(木) 07:30:05
産経
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710120022.html
【衆院選】序盤情勢 自公300議席うかがう 希望、伸び悩み 立憲民主は倍増も
05:34産経新聞

【衆院選】序盤情勢 自公300議席うかがう 希望、伸び悩み 立憲民主は倍増も
主要政党の推定議席数
(産経新聞)
 産経新聞社は11日、第48回衆院選(22日投開票)について全国の総支局の取材に共同通信社の電話世論調査の結果などを加味し、選挙戦の序盤情勢を探った。自民党は選挙区、比例代表で優位に立ち、連立を組む公明党と合わせ300議席をうかがう勢いだ。過半数(233議席)を超える235人を擁立した小池百合子代表(東京都知事)率いる希望の党は伸び悩み、100議席に届かない公算が大きい。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は自民、公明両党で過半数の獲得を勝敗ラインに掲げている。序盤情勢では自民党は単独で過半数に届き、絶対安定多数(261議席)を上回る勢いだ。絶対安定多数は常任委員長ポストを占め、委員数でも野党を上回る議席を確保し、国会運営が安定する。公明党は公示前勢力を維持する見通しだ。

 公示前は57議席だった希望の党は60議席前後にとどまるとみられる。小池氏は政権選択選挙を掲げ、民進党前職を含め多くの候補者を擁立したが、選挙区、比例ともに勢いがみられない。小池氏の不出馬に加え、党として首相候補を示していないことが影響した可能性がある。

 東京と大阪で希望の党と候補者をすみ分けた日本維新の会は、関西圏を中心に議席を獲得し、公示前の14議席から微増となる見込みだ。

 枝野幸男代表が立ち上げた立憲民主党は公示前の16議席から倍増の勢いとなっている。民進党から分裂した立憲民主党は護憲色が強く、安全保障関連法を「違憲」とする共産党が競合する選挙区で候補者を取り下げたことも追い風になっているとみられる。

 一方、共産党は公示前の21議席の維持が難しい情勢で、社民党は公示前の2議席を維持する見通しだ。

 ただ、共同通信の調査では投票先を「決めていない」との回答が選挙区で54・4%、比例代表で47・2%に上った。無党派層の多くが投票先を決めていないとみられ、投開票日に向けて情勢が変化する余地も残っている。

3978片言丸:2017/10/12(木) 07:31:19
>>3968-3970
岡山1区さんありがとうございます。
香川1の情勢が平井新聞ゆえなのか、共産下ろして一本化ならこうなって当然なのか…
さすがに後者かとは思うが。

3979チバQ:2017/10/12(木) 07:31:39
宮城県
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_11024.html
<衆院選宮城>秋葉氏、鎌田氏横一線 (2区) 序盤情勢


拡大写真
 22日投開票の衆院選で、河北新報社は11日、共同通信社による電話世論調査の結果を基に、本社取材網の分析を加えて宮城1〜6区の序盤情勢をまとめた。自民党候補が1、3、4、6区で優位に立ち、4議席をうかがう。5区は民進党系無所属がリード。2区は自民と、民進系無所属の2人が横一線で激しく競り合っている。調査時点で投票先を決めていない有権者が多く、終盤にかけて情勢が変動する可能性がある。(敬称略)


<1区>土井氏先行 岡本氏、伊藤氏追う

 自民の土井が先行し、立民の岡本、希望の伊藤が追う展開となっている。
 土井は自民支持層の6割強、公明支持層の5割を手堅くまとめ、無党派層の2割も取り込む。各年代から安定した支持を集め、仙台市青葉、太白両区で幅広く浸透する。
 岡本は立民支持層の6割以上を固め、支援を受ける共産の6割、社民の7割の支持を集めた。地盤とする太白区でやや伸び悩む。伊藤は希望支持層の8割を固めたが、無党派層への支持に広がりを欠く。
 維新の畠山、諸派の油井は厳しい戦い。


<2区>

 自民の秋葉と民進系無所属の鎌田が並走し、一歩も譲らない競り合いを演じている。
 秋葉は自民支持層の7割、公明支持層の7割超を固めた。維新支持層の8割超にも食い込む。宮城野、若林両区でやや先行する。年代別では10代の6割、30代や70歳以上の4割超から支持されている。
 野党統一候補の鎌田は立民支持層の6割超に浸透。候補を取り下げた共産の6割、社民の4割超から支持され、自民の一部も切り崩す。地盤の泉区でやや優位に戦いを展開。20代の5割以上を占め、支持が厚い。


<3区>西村氏が優位

 自民の西村が先行し、希望の一條が追う。
 西村は自民支持層の8割、公明支持層の6割をまとめ、全世代でリード。一條は希望支持層の6割を固め、立民支持層の3割を取り込む。無党派層の支持が弱い。共産の吉田は共産支持層の9割弱を固めた。


<4区>伊藤氏が安定

 自民の伊藤が全域で優位に立ち、安定した戦い。希望の坂東が支持拡大を図る。
 伊藤は自民、公明の支持層を9割近く固め、希望支持層も切り崩す。坂東は希望支持層の7割をまとめつつあるが、無党派層の支持が伸びていない。共産の高村は若年層への浸透をうかがう。


<5区>安住氏リード

 民進系無所属の安住がリードし、自民の勝沼が懸命に追う。
 安住は新党の希望、立憲民主支持層に浸透し、共闘する共産支持層の8割に食い込む。組織戦を展開する勝沼は地方議員らの支援を受け、自民、公明支持層の取りまとめを急ぐ。


<6区>小野寺氏盤石

 自民の小野寺が高い知名度を生かし、盤石の戦い。共産の横田は浸透に懸命。
 小野寺は自民支持層の9割、公明支持層の7割を固めた。共産、立憲民主の両支持層にも食い込み、全域で強みを発揮。横田は共産支持層の取り込みが4割にとどまる。希望支持層の6割から支持を集める。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年10月12日木曜日

3980チバQ:2017/10/12(木) 07:32:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_11016.html
<衆院選宮城>組織再構築へ奔走 2区の両陣営

 衆院選の宮城2区は、自民党前議員の秋葉賢也氏(55)=公明・日本のこころ推薦=と、民進党系無所属の元議員鎌田さゆり氏(52)が激しい一騎打ちを繰り広げる。浮動票の奪い合いが過熱する一方、身内の県議、仙台市議を固め切れない弱みを抱える両陣営。当選圏を目指し、2人は過去の選挙で負った「傷口」の修復に奔走する。

 「いろいろあったが、2区は秋葉さんしかいない」。10日午後、JR仙台駅東口の街頭演説会で、こころの中野正志代表は秋葉候補と固い握手を交わした。
 中野氏は元自民衆院議員で、2区が地盤。09年衆院選で敗れて以降、2区の座を秋葉候補に譲った。公示前に公認候補の交代を迫った党支部による反乱劇の底流には中野氏に近い県議、仙台市議の不満があった。
 「厳しい。秋葉を頼む」。官邸筋から次々舞い込む電話に折れた中野氏。「自民公認だから」と、2区内の県議、市議に秋葉候補への支援を呼び掛けた。
 「不信感は簡単に拭えない」と支援を拒む市議がいる一方、「やれることをやる」「支持者にはがきを出す」と前向きな声も。
 10日、仙台入りした安倍晋三首相も仙台駅前で市議の姿を見つけると「秋葉さんをお願い」と駆け寄った。巨大与党の歯車がじわりと回り始めている。
 鎌田候補は11日正午、仙台市宮城野区で共産党市議と街頭演説に立った。「一緒に憲法9条を守る」と拳を振り上げ、強固な連携ぶりを見せつけた。
 共産、社民の共闘態勢を構築する半面、足元には不安定な要素を抱える。
 2区内の民進市議3人が、7月の市長選前後に「共産とは活動できない」と離党。「市議3人が持つ票の損失分を野党共闘で埋めなければならない」との危機感が陣営を覆う。
 「雪解けの機会にしたい」。民進系の県議会会派「みやぎ県民の声」の藤原範典会長は公示前、連合傘下の労組を通じて3氏に鎌田候補への支援を求めた。藤原氏自身も電話で接触し、関係修復を図った。
 ある市議は「支持者紹介はしない。はがきは出す」と語り、別の市議も「表だった支援はできないが、人繰りは協力する」と言う。共闘への主軸がようやく一つに引き締まってきた。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年10月12日木曜日

3981チバQ:2017/10/12(木) 07:37:54
沖縄タイムス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00155111-okinawat-oki
衆院選2017:オール沖縄2・3区でリード 1区自民わずかに先行 4区互角
10/12(木) 6:50配信 沖縄タイムス
衆院選2017:オール沖縄2・3区でリード 1区自民わずかに先行 4区互角
沖縄選挙区の候補者
 共同通信社は第48回衆院選について10、11日両日、全国の有権者約11万8900人を対象に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。沖縄選挙区では1・4区では与野党の候補が互角の戦いを展開しており、2・3区は野党候補の支持が安定している。

 三つどもえの1区は、自民前職の国場幸之助氏(44)=公明推薦=が、共産前職の赤嶺政賢氏(69)をわずかにリード。維新前職の下地幹郎氏(56)=希望推薦=が懸命に追っている。国場氏は自民・公明の支持層の大半を固め、赤嶺氏は共産・社民・立憲民主の支持層の半数以上から支持を得る。下地氏は維新に加え希望への支持層に浸透している。

 2区は社民前職の照屋寛徳氏(72)が安定した支持を集め、自民前職の宮崎政久氏(52)=公明推薦=をリードしている。照屋氏は社民・共産・立憲支持層の大半を固め、支持政党がない層も半数近くの支持がある。宮崎氏は公明支持層の大半が支持するが、自民支持層への浸透に余地を残す。

 3区は無所属前職の玉城デニー氏(58)が幅広い支持を得て、自民前職の比嘉奈津美氏(59)=公明推薦=に差をつける。玉城氏は支持政党がない層の半数に浸透し、比嘉氏は自民と公明の支持層の半数以上を固める。

 4区は無所属前職の仲里利信氏(80)、自民前職の西銘恒三郎氏(63)=公明推薦=が互角の戦い。仲里氏が公明支持層を一定取り込み、西銘氏は自民支持層を固めつつある。

 幸福新人の1区下地玲子氏(59)、3区金城竜郎氏(53)、4区富川泰全氏(38)は独自の戦いを展開する。

 投票先を「まだ決めていない」と答えた有権者は49・2%に上り、22日の投開票に向けて情勢が変わる可能性がある。

3982岡山1区民:2017/10/12(木) 07:44:33
>>3978
読売の寸評だと自公の8割前後固めた平井と無党派4割強を抑え立憲と共産支持の取り込み狙う小川って事なんで、伸びシロは小川かな?と思いますが、これで比例もダメなら小川は潔く引退した方が良いでしょ

3983チバQ:2017/10/12(木) 12:26:33
https://news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20171012112036.html
飛騨舞台 3極が激突 衆院選岐阜4区
11:20岐阜新聞

 10日公示された衆院選で、自民党、希望の党、共産党の「3極」による戦いとなった岐阜4区。知名度のある希望前職の今井雅人候補(55)、リベラル票の獲得を狙う共産新人の籠山恵美子候補(63)、組織戦を展開する自民新人の金子俊平候補(39)は11日、飛騨地域で激しい舌戦を繰り広げた。

 11日夜、高山市内で開いた総決起大会。大勢の支持者を前に、金子候補は「皆さんのお力で国政に送ってほしい」と声を張り上げた。

 党公認を受けたのは公示の1週間前。知名度不足は否めないが、前職で父の金子一義元国土交通相から引き継いだ「地盤」と「看板」をフルに生かした選挙戦を展開。選挙最終日までに、ミニ集会150回、総決起大会9回を予定する。公示翌日から総決起大会を開き、13日には岸田文雄党政調会長を応援弁士に招いて、支持者らの士気を高める。陣営は「目標は10万票」と票固めを急ぐ。

 組織の結束を強めるため、公示日は、地元の飛騨地区ではなく、今井候補の地盤であり大票田の可茂地区で第一声を上げた。かつてライバルとして一義氏と戦い、今回衆院選で比例代表東海ブロックに単独立候補した藤井孝男元運輸相(74)も出席。「一致結束して応援する」と共闘をアピールした。

 一方、今井候補は、金子候補の地盤である飛騨を重点地域と位置付け、公示後は連日、飛騨入り。前回衆院選では可茂地区で一義氏の得票を上回った。陣営は「飛騨で勝たないと小選挙区では勝てない」と票の掘り起こしに懸命だ。

 「飛騨(下呂市)で生まれ育った仲間です」と、飛騨市や高山市の街頭で繰り返しアピール。「希望の党」という政党色よりも、地元色を前面に打ち出す。

 過去3度の衆院選はいずれも比例復活での当選。今井候補は「政党には頼らない」と、8年以上続けてきた草の根活動の成果を出すとする。

 自民王国と言われる岐阜県。衆院解散前は衆参通じて県内に地盤を持つ唯一の野党議員だった今井候補。その議席を死守するためにも「絶対に負けられない」と力を込める。対決色を前面に「自民党政治を終わらせることが野党共通の願い」と訴え、反自民票の受け皿を目指す。

 野党共闘を模索した共産は、今井候補の希望入りを受けて急きょ、元飛騨市議の籠山候補を擁立。11日に高山市内で街頭に立った籠山候補は、憲法改正や消費税増税の反対をアピール。リベラル票や反自民票の取り込みを狙う。

3984岡山1区民:2017/10/12(木) 12:27:00
>>3968
地元紙(平井新聞)の詳細と比例四国の共同通信の分析です。
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171012_1.htm
1区
 小川淳也(希望前)と平井卓也(自民前)が接戦の展開。
 小川は民進から分裂した希望と立憲民主、社民の支持層に浸透。昨年参院選での共産候補の応援に応え、自主投票とした共産は回答した全員が支持する。
 平井は自民支持層の7割を固めたほか、推薦を受ける公明支持層にも浸透。無党派層にも広がりがみられる。年齢層では中高年層で優位に立っている。

2区
 4選を狙う玉木雄一郎(希望前)がリード。小選挙区での議席獲得を狙う瀬戸隆一(自民前)が追う。1区からくら替えの河村整(共産新)は苦しい展開。
 玉木は希望支持層の9割近くを固め、立憲民主、社民などにも浸透。無党派層の支持でも他を引き離す。
 瀬戸は自民の約7割、公明の約6割程度を固めるが、他党の支持層や無党派層で伸びがない。
 河村は共産支持層以外への広がりがみられない。

3区
 大野敬太郎(自民前)が自民、公明支持層を中心に安定感を発揮、3選に順調な滑り出しを見せている。藤田伸二(社民新)は出遅れている。
 大野は自民支持層の8割、公明支持層の9割を固めた。無党派層にも支持を広げ先行している。
 藤田は社民、希望の支持層を固め、共産にも浸透しているが、苦戦気味だ。

比例四国 自3、希・公1ほぼ確保 残り1議席、希・立民が争う
 計34人が立候補した四国ブロック(定数6)。自民が前回と同じ3議席をほぼ確保、希望と公明がそれぞれ1議席を固めた。残り1議席は希望と立憲民主が争う展開となっている。
 比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は自民36・9%、希望20・9%、公明14・6%、立憲民主9・5%、共産7・9%の順。

3985チバQ:2017/10/12(木) 12:27:07
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171012_21002.html
<衆院選青森>社民比例単独候補、マイク使えずメガホンで演説「制限が多すぎる」
09:44河北新報

<衆院選青森>社民比例単独候補、マイク使えずメガホンで演説「制限が多すぎる」
メガホンで憲法改正の反対を訴える比例単独の社民党新人=青森市
(河北新報)
 社民党が衆院選比例代表東北ブロックに擁立した青森県連幹部の新人三上武志候補(66)が11日、青森市内でメガホンを握り、街頭演説を行った。地声を張り上げたのは、公選法の規定により社民は今回、ブロック内でマイクを一つしか使えないためだ。憲法改正には反対を訴える一方、公選法は改めるべきだと主張した。
 三上候補は「メガホンによる演説で恐縮だが、理解いただきたい」と述べながら、「比例代表は安保関連法廃止を訴える社民党に」と党への投票を呼び掛けた。
 公選法によると、小選挙区では1候補者当たり選挙カー1台、拡声器1台を使用できる。比例代表では、立候補者がブロック内で14人以下の場合、1党当たり選挙カー1台、拡声器1台しか使うことができない。
 今回、社民が東北ブロックに名簿搭載したのは3人で、うち比例単独は三上氏1人。11日は宮城県内で党の選挙カーが使われていた。三上候補が地元の青森県内でマイクを握ることができるのは15、16日の2日間だけで、選挙期間の約半分は「メガホン演説」を行う予定という。
 三上候補は「比例単独は制限が多すぎる。法律を見直すべきだ」と、公選法の改正を声高く訴えている。

3986チバQ:2017/10/12(木) 12:27:33
熊本
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-20171012093812.html
衆院選序盤情勢 県内、4選挙区とも自民先行
09:36熊本日日新聞

 熊本日日新聞社は、共同通信社が10、11の両日実施した衆院選世論調査に、独自取材を加味して県内4選挙区の序盤情勢を探った。野党の候補者一本化で自民党との一騎打ちとなった熊本1、3、4区のほか、与野党の戦いに無所属が割って入る2区でも、自民前職が先行している。しかし、3割近くの有権者はまだ投票する候補を決めておらず、情勢は予断を許さない。

 1区は、自民前職の木原稔氏(48)が自民の県議や市議らを主力とした組織を生かし、自民支持層をほぼ固めた。推薦は受けていないが、公明支持層にも浸透する。民進党から合流した希望の党前職の松野頼久氏(57)は希望支持層を固め、希望に合流しなかった立憲民主党の支持層のほか、無党派層も取り込み、追い掛ける。

 混戦の2区は、自民前職の野田毅氏(76)が堅固な個人後援会を中心に優位に戦いを進める。自民支持層を固めつつある。希望や公明の支持層も取り込む。無所属新人の西野太亮氏(39)も、自民や希望の支持層の一部に食い込む。社民党新人の和田要氏(68)は社民のほか、共闘関係にある共産党の支持層にも浸透。幸福実現党新人の木下順子氏(58)は厳しい戦い。

 3区は、自民前職の坂本哲志氏(66)が党組織と個人後援会を連動させ、無党派層を含め保守層を中心に幅広い支持を集める。区割り改定に伴い選挙区に加わった上益城郡でも優勢。共産新人の関根静香氏(27)は共産、社民支持層以外で支持が広がっていない。

 4区は、自民前職の金子恭之氏(56)が比例九州に転出した旧4区の自民前職と連携し、新たに選挙区となった天草郡市などでも浸透。立憲民主元職の矢上雅義氏(57)は立憲民主や共産、社民支持層をほぼ固めた。(衆院選取材班)

3987チバQ:2017/10/12(木) 12:30:04

福島
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104790347.html

2017ふくしま衆院選 県内世論調査 序盤情勢
08:53福島民報

 衆院選の県内選挙区に立候補した17人は22日の投票に向け激しい論戦を繰り広げている。共同通信社は10、11の両日、各選挙区の有権者に電話世論調査を実施した。福島民報社の取材を加味した序盤情勢は、1区は無所属と自民党の前職による激戦となっている。2区と5区はともに自民の前職が優勢だ。3区は無所属の前職が先行し、自民の新人が追う展開。4区はそれぞれ自民と希望の党の前職が競り合っている。ただ、投票する候補者を決めていない有権者が多く、情勢はまだ流動的で、中・終盤の戦いが鍵を握るとみられる。(文中敬称略。各選挙区の立候補者一覧は届け出順。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補)
■1区
金子恵美 52  無所 前(1)
亀岡偉民 62 ☆自民 前(3)
▽福島市、相馬市、南相馬市、伊達市、伊達郡、相馬郡
▽有権者数=41万8251人 (9日現在)  
無所属の金子恵美と自民の亀岡偉民が激しく競り合っている。  2回目の当選を目指す金子は地元の伊達地方、4回目の当選を狙う亀岡は相馬地方でそれぞれ優位に立っている。大票田の福島市はほぼ互角の情勢だ。  支持政党別で金子は希望、共産党、立憲民主党、社民党、日本維新の会支持層に着実に浸透している。亀岡は自民支持層を着々とまとめ、希望支持層の一部も取り込んでいる。亀岡を推薦した公明党の支持層は金子にも支持が流れている。  年代別では、金子が10代から30代の支持が厚いほか、60代にも浸透。亀岡は50代と70歳以上の支持が多い。40代はほぼ並んでいる。男女別は金子が男性、亀岡は女性の支持が比較的厚い。  回答者のうち、投票する候補を決めていない人は5割弱となっている。

■2区
根本匠 66 ☆自民 前(7)
平善彦 65  共産 新
岡部光規 49 ☆希望 新
西村恵美 54 ☆維新 新
▽郡山市、二本松市、本宮市、安達郡
▽有権者数=35万2861人 (9日現在)  
8回目の当選を目指す自民の根本匠が優勢で、2回目の挑戦となる希望の岡部光規を引き離している。  根本は地盤の郡山市で岡部に大きな差をつけ、二本松・安達地方でもリードしている。岡部は郡山市などの一部で支持を得ている。  支持政党別では、根本が自民支持層の大半を固め、公明からの支持も手堅く集めている。共産や希望の一部も取り込んでいる。岡部は希望、立憲民主の支持者を着実に固める一方、民進と社民にも食い込んでいる。  年代別では、根本は30代以上の各年代で強さを見せている。岡部は20代で根本と拮抗(きっこう)し、50代、60代などの一部に浸透している。根本、岡部ともに女性より男性から支持を集めている。  共産の平善彦は共産支持層を固め、民進の一部も取り込んでいるが、伸び悩んでいる。維新の西村恵美は浸透し切れていない。  回答者の5割超は意中の人が定まっていない。

■3区
橋本健二 69  共産 新
上杉謙太郎 42 ☆自民 新
玄葉光一郎 53  無所 前(8)
▽白河市、須賀川市、田村市、岩瀬郡、西白河郡(西郷村は含まない)東白川郡、石川郡、田村郡
▽有権者数=27万4738人 (9日現在)  
9回目の当選を目指す無所属の玄葉光一郎が先行し、自民の上杉謙太郎が追っている。  玄葉は地元の田村地方をはじめ全域からくまなく支持を集めている。上杉は須賀川市や石川地方をはじめ田村地方でも善戦している。  支持政党別で玄葉は民進支持層をまとめ、希望と立憲民主を手堅く取り込む一方、公明にも食い込んでいる。上杉は自民支持層を着実にまとめ、公明への浸透を図っている。  年代別では、玄葉は60代、70歳以上で大きくリードしている。上杉は10代、40代に浸透している。玄葉、上杉ともに女性より男性の支持が多い。  共産の橋本健二は共産支持層をまとめているが、広がっていない。  回答者の約5割は誰に投票するか決めていない。

3988チバQ:2017/10/12(木) 12:31:14
■4区
渡辺敏雄 68 ☆社民 新
小熊慎司 49 ☆希望 前(2)
古川芳憲 66  共産 新
菅家一郎 62 ☆自民 前(2)
▽会津若松市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡、西郷村
▽有権者数=24万8007人 (9日現在)  
自民の菅家一郎と希望の小熊慎司がそれぞれ3回目の当選を懸けて激しく競り合っている。  菅家と小熊は会津若松市で張り合っている。同市以外では菅家が優位を保っている。  支持政党別で菅家は自民、公明の支持層をまとめつつある。小熊は希望と民進を固めながら共産、立憲民主の一部も取り込んでいる。  年代別では、菅家は30代と50代で小熊をリードしている。小熊は20代と40代で菅家を上回る支持を集めている。菅家は女性、小熊は男性から比較的支持されている。  共産の古川芳憲は共産支持層を基盤に立憲民主にも浸透を見せ、社民の渡辺敏雄は社民支持層を母体に戦っているが、いずれも苦戦している。  回答者の5割強が投票する候補者を決めていない。

■5区
吉野正芳 69 ☆自民 前(6)
吉田泉 68 ☆希望 前(5)
熊谷智 37  共産 新
遠藤 陽子 67 ☆社民 新
▽いわき市、双葉郡
▽有権者数=33万2212人 (9日現在)  
7回目の当選を目指す自民の吉野正芳がリードし、6回目の当選を狙う希望の吉田泉が追走している。  吉野は大票田のいわき市、双葉地方のいずれの地域でも吉田を引き離している。吉田はいわき市の一部に浸透している。  支持政党別では、吉野が自民支持層を手堅く固めた。吉田は希望支持層への支持を広げ、社民や立憲民主にも食い込んでいる。公明は吉野支持が多いものの、吉田にも一部が流れている。  年代別では、吉野は各年代でリードし、特に10代と60代の支持が厚い。吉田は20代と70歳以上の支持が比較的多い。吉野は男女ともに他の候補と比べて支持が厚い。  熊谷智は共産支持層、社民の遠藤陽子は社民支持層に浸透しているが、いずれも厳しい戦いとなっている。  回答者の6割弱は誰に投票するか決めていない。

3989チバQ:2017/10/12(木) 12:32:38
福井
https://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20171012080728811.html
注目の福井1、2区、稲田朋美、高木毅の両氏がリード
07:58福井新聞

注目の福井1、2区、稲田朋美、高木毅の両氏がリード
比例投票ではどの政党に投票しますか?
(福井新聞)
 22日投開票の衆院選について有権者の投票行動を探るため、共同通信社は公示日の10日と11日に電話世論調査を行った。福井県内の小選挙区では1、2区とも自民党前職の稲田朋美、高木毅の両氏がリード。1区希望の党新人の鈴木宏治氏と、2区希望元職の斉木武志氏がそれぞれ追う展開となっている。共産党新人の1区金元幸枝、2区猿橋巧の両氏は厳しい戦い。ただ意中の候補を決めていない有権者が6割弱おり、情勢は今後変わる可能性がある。

 ■1区

 稲田氏は自民支持層の8割、公明党支持層の6割を固めるほか、野党の支持層にも食い込んでいる。男女別、年代別で見ても、幅広く支持を広げている。

 鈴木氏は希望支持層の7割、日本維新の会支持層の8割をまとめるものの、立憲民主党支持層に浸透し切れていない。年代別では20代を中心に一定程度の支持を広める。

 金元氏は共産支持層の9割を固めている。

 ■2区

 高木氏が自民支持層の8割強を固めたほか、公明支持層も9割近くまとめている。男女別でも満遍なく浸透し、年代別では特に若者層からの支持がある。

 斉木氏は希望支持層の8割弱、維新支持層の7割弱、社民党支持層の5割を固めるが、無党派層の取り込みが弱い。年代別では40代以上に一定程度の支持を得る。

 猿橋氏は共産支持層を固め切れていない。

 ■比例

 比例代表北陸信越ブロック5県の調査結果によると、比例の投票先の政党は自民が36・3%。次いで希望が13・4%、立憲民主8・0%、公明4・8%、共産4・4%と続いた。

 2014年の前回衆院選公示直後の調査では自民は37・9%だったが、今回はわずかにダウン。希望も、前回の野党トップだった民主党(現民進党)の15・9%に及ばなかった。


 【調査の方法】全国の有権者を対象に10、11の両日、RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させ電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。県内で対象となる有権者のいる世帯に実際に電話がかかったのは計745件。1区300人、2区301人の計601人から回答を得た。

3990チバQ:2017/10/12(木) 12:38:14

静岡
>希望の党は前職がいる5区で先行し、6区で競り合うが
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_shugiin/411496.html
6選挙区で自民優勢 静岡県内、衆院選
(2017/10/12 07:38)
 静岡新聞社の11日までの取材に共同通信社の電話世論調査を加味すると、静岡県内小選挙区は自民党が8選挙区のうち1区、2区、3区、4区、7区、8区の6選挙区で優位な情勢にある。全区に候補者を立てた希望の党は前職がいる5区で先行し、6区で競り合うが、全県的な広がりを持つには至っていない。3区以外に候補者を擁立した共産党、1区と7区に候補者を立てた立憲民主党は浸透に力を入れる。
 6区は希望の党前職の渡辺周氏、自民党前職の勝俣孝明氏が激しく争う。自民党、希望の党、無所属の三つどもえになった3区は自民党前職の宮沢博行氏が先行し、無所属前職の小山展弘氏、希望の党元職の鈴木望氏が追う展開になっている。

3991チバQ:2017/10/12(木) 12:39:03
http://www.sankei.com/west/news/171012/wst1710120008-n1.html
2017.10.12 06:00
【衆院選】
混戦・激戦の大阪13区「まるで府議選」元自民府議ら3人が“因縁の対決”
 「まるで大阪府議選」。今回の衆院選で思わずこんな声が漏れているのが大阪13区(東大阪市)。府内で最多の5人が立候補したが、このうち3人が元自民党府議だ。かつて3度の府議選でぶつかって保守票を分け合ってきた3氏。今回は国政選挙を舞台に“因縁の対決”を展開しているが、いずれも保守層がターゲットで、各陣営関係者は「3氏とも基礎票はほぼ同じ」と分析。候補者の1人は「他の選挙区は与野党対決だが、ここは違う」と気を引き締めている。

気勢・批判・闘志

 「日本の未来を切り開いていくのは、私たち自民・公明の連立政権だ」

 公示日の10日朝。自民前職の宗清(むねきよ)皇一(こういち)氏(47)は同市内の選挙事務所前で開いた出陣式で、詰めかけた自民の地元議員や推薦を受ける公明党の議員らとともに気勢を上げた。

 ほぼ同時刻、同市内の駅前では、無所属で立候補した元職の西野弘一(こういち)氏(48)も第一声。街頭演説では既成政党を批判し、「政党に依存をしなければ活動をできない方を選んでも、同じ状況が続くだけだ」と舌戦の火花を散らした。

 一方、維新新人、青野剛暁(よしあき)氏(43)はスーパー前で「身を切る改革」など維新の実績をアピール。宗清、西野両氏らを意識し、「新しい選択として力を貸していただきたい」と闘志をむき出しにした。

府議選でしのぎ削る

 この3氏はともに自民府議出身。過去の府議選でしのぎを削り合ってきた。初対決となった平成18年の府議補選(被選挙数2)では、宗清氏のみ無所属で3氏が立候補し、当時自民の西野氏だけが当選。続く19年の府議選はいずれも自民で出た3氏全員が当選した。23年の府議選は西野、青野両氏が、橋下徹氏らが立ち上げた大阪維新の会に参加し当選。自民の宗清氏も3番手で当選した。

 衆院選では、24年に西野氏が日本維新の会公認で当選。26年は旧次世代の党に移った西野氏に対して自民の宗清氏が勝利した。今回、府議会から青野氏が挑戦したことで、再び3氏の対決となった。

中小企業の街 選択は

 地元出身の大物・西野陽(あきら)元衆院議員の長男の西野氏は、陽氏から引き継いだ地盤と知名度が強み。対する宗清氏は組織固めに余念がない。駅立ちなどを重ねつつ、支援団体をきめ細かく回ってきた。一方、青野氏は、維新創設メンバーの1人。「ミスター維新の会」を自負し、街頭で「維新改革」の実績をアピールしている。

 中小企業の町、東大阪市を抱える13区は3氏のほか、共産新人の長岡嘉一(よしかず)氏(48)、立民新人の姜(かん)英紀(ひでき)氏(45)の計5候補がひしめく激戦区。共産の長岡氏は子育て支援や消費税増税の中止、立民の姜氏は安倍政権を批判し消費税増税の凍結などを訴え、支持の浸透を図っている。

3992岡山1区民:2017/10/12(木) 14:24:58
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/10/2017_15077734018537.html
1区>後藤田氏を仁木氏追う

 後藤田正純(48・自民前)が6度目の対決となる仁木博文(51・希望元)をリードし、有利な戦いを展開している。山本千代子(68・共産新)は追い上げを図っている。
 
 後藤田は、自民支持層の9割近くをまとめるとともに、推薦を受ける公明の支持層にも浸透している。ただ、無党派層の支持は3割弱にとどまっている。
 
 10〜30代の若い世代の支持が特に高く、40代や70歳以上からも支持を集めている。地域別では、大票田の徳島市で5割近くを固めているほか、小松島市や勝浦郡、名西郡などでも支持を広げている。
 
 民進から希望に移った仁木は、希望支持層の7割超を固めている。一方、立憲民主支持層の3割超を取り込むが、無党派層の支持は2割ほどで、広がりが見られない。
 
 50代の支持が高いものの、30代以下の若者への浸透がいまひとつ。地域別では、地元の阿南市など県南部で比較的高い支持を得ている。徳島市や小松島市、名西郡での浸透が鍵となりそうだ。

 山本は共産支持層の7割近くをまとめ、立憲民主支持層の2割超から支持を得ている。無党派層は1割に届かず、懸命に非保守層の取り込みを図る。

<2区>山口氏が2氏をリード

 山口俊一(67・自民前)が各層、各年代で幅広い支持を得ている。久保孝之(54・共産新)、福山正敏(46・幸福新)が追っている。

 山口は、自民支持層の8割超、友党の公明支持者の9割超を固める。無党派層の3割超から支持を得ており、希望や民進の支持層も取り込む。

 特に10代と70歳以上で他の2人を圧倒している。地元の三好市など県西部では支持が6割を超える。

 久保は、共産支持者の7割近くをまとめ、希望支持層から2割超の支持を得ている。一方、無党派層の支持が1割に満たない。年齢別では20代と60代以上を除くと、支持が1割に届いておらず、苦戦している。

 福山は、立憲民主や希望の支持層の一部に食い込むが、無党派層の支持は1割に満たない。10、20代の2割ほどが支持しているが、年齢が高くなるほど低迷する傾向にある。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/10/2017_150777431023.html
徳島新聞社は共同通信社の世論調査を基に、8党が候補者を立てて争う比例代表四国ブロック(定数6)の情勢も探った。解散前の議席は自民3、民進1、維新1、公明1だったのに対し、自民が3議席を維持し、希望が2議席獲得をうかがう情勢となっている。ただ、約半数が態度を決めておらず、流動的な要素を残している。
 
 自民は10、20代や70歳以上を中心に、幅広い年代層から支持を受け、自民支持層の8割超を固めている。民進や維新の支持層、無党派層にも食い込みを見せている。

 希望は希望支持層の9割以上をまとめた。無党派層の1割超の支持も得ており、2議席を獲得する勢いだ。

 公明は、組織票を手堅くまとめて1議席を死守しそうだ。
 
 今後の情勢次第だが、最後の6議席目は、自民の3議席目、希望の2議席目、立憲民主の争いか。
 
 維新は苦戦を強いられており、議席を失う可能性がある。共産、社民も伸び悩んでいる。

3993名無しさん:2017/10/12(木) 16:50:31
1区・小川、平井競り合う 2区・玉木先行、瀬戸追う 3区・大野安定、藤田苦戦 本社調査
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171012_1.htm
第48回衆院選は10日公示され、県内3小選挙区では前職と新人の計7人が激戦を繰り広げている。四国新聞社は、共同通信社が10、11の2日間実施した電話世論調査に、取材で得た情報を加味し、序盤の情勢を分析した。
1区は希望前職と自民前職が競り合い、2区は希望前職が自民前職、共産新人に先行。3区は自民前職が安定、社民新人をリードしている。
ただ、全県で半数近くの有権者が態度を決めておらず、無党派層の動向や投票率次第では情勢の変化も予想される。 (文中敬称略)

1区
小川淳也(希望前)と平井卓也(自民前)が接戦の展開。
小川は民進から分裂した希望と立憲民主、社民の支持層に浸透。
昨年参院選での共産候補の応援に応え、自主投票とした共産は回答した全員が支持する。
平井は自民支持層の7割を固めたほか、推薦を受ける公明支持層にも浸透。無党派層にも広がりがみられる。
年齢層では中高年層で優位に立っている。

2区
4選を狙う玉木雄一郎(希望前)がリード。小選挙区での議席獲得を狙う瀬戸隆一(自民前)が追う。1区からくら替えの河村整(共産新)は苦しい展開。
玉木は希望支持層の9割近くを固め、立憲民主、社民などにも浸透。無党派層の支持でも他を引き離す。
瀬戸は自民の約7割、公明の約6割程度を固めるが、他党の支持層や無党派層で伸びがない。
河村は共産支持層以外への広がりがみられない。

3区
大野敬太郎(自民前)が自民、公明支持層を中心に安定感を発揮、3選に順調な滑り出しを見せている。
藤田伸二(社民新)は出遅れている。
大野は自民支持層の8割、公明支持層の9割を固めた。無党派層にも支持を広げ先行している。
藤田は社民、希望の支持層を固め、共産にも浸透しているが、苦戦気味だ。

比例四国 自3、希・公1ほぼ確保 残り1議席、希・立民が争う
計34人が立候補した四国ブロック(定数6)。
自民が前回と同じ3議席をほぼ確保、希望と公明がそれぞれ1議席を固めた。
残り1議席は希望と立憲民主が争う展開となっている。
比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は自民36・9%、希望20・9%、公明14・6%、立憲民主9・5%、共産7・9%の順。

3994名無しさん:2017/10/12(木) 16:55:00
失礼、既出でした

3995チバQ:2017/10/12(木) 19:35:45
http://www.sakigake.jp/news/article/20171012AK0008/
【衆院選】序盤情勢、自民と希望が攻防 秋田の3選挙区
2017年10月12日 8時45分 掲載
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 秋田魁新報社は加盟する共同通信社の電話世論調査(10、11日実施)と取材から、衆院選本県3選挙区の序盤情勢を探った。秋田1区は自民党前職の冨樫博之候補が先行し、希望の党新人の松浦大悟候補が追う。2区は自民党前職の金田勝年候補が安定した戦い。3区は自民党前職の御法川信英候補を希望の党前職の村岡敏英候補が追う展開だ。ただ、調査時点では3選挙区とも有権者の約3割が投票先を決めておらず、今後、情勢が変化する可能性がある。

3996チバQ:2017/10/12(木) 19:37:39
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20171012-OYTNT50047.html
自・希1、2区競り合う…衆院選 序盤情勢 
2017年10月12日
有権者2〜3割 態度不明

 読売新聞社は10、11日に実施した衆院選の世論調査と取材結果を踏まえ、県内3小選挙区の序盤情勢を分析した。1区は希望前議員の階猛氏と自民前議員の高橋比奈子氏、2区は自民前議員の鈴木俊一氏と希望元議員の畑浩治氏が、いずれも競り合っている。3区は、無所属で出馬した前議員の小沢一郎氏が自民前議員の藤原崇氏をリードする展開だ。ただ、各選挙区で2〜3割の有権者が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な面もある。


階氏と高橋氏が接戦◆1区

高橋比奈子59 自〈麻〉前《2》
吉田恭子36 共 新 
階猛51 希(民)前《4》

 1区は、希望前議員の階氏と自民前議員の高橋氏が接戦となっている。

 階氏は希望、立憲民主支持層の8割を固め、無党派層の3割近くに浸透している。年代別では30歳代の6割弱が支持し、職業別では給与所得者と専業主婦の4割に浸透している。

 高橋氏は自民支持層と公明支持層の8割近くをまとめたが、無党派層は1割にとどまっている。職業別では農林水産業からの支持が6割近くと高い。

 共産新人の吉田恭子氏は、共産支持層の8割近くを固め、無党派層でも2割の支持を得ている。

鈴木氏、畑氏小差の争い◆2区

畑浩治54 希(民)元《2》
鈴木俊一64 自〈麻〉前《8》

 2区は、自民前議員の鈴木氏、希望元議員の畑氏が小差で争っている。

 鈴木氏は自民支持層の8割をまとめ、公明支持層にも広げている。年齢別では60歳代と70歳以上で5割近く、地域別では町村部で4割の支持を得る。五輪相として「復興五輪」を掲げ、商工自営の7割強、農林水産業の5割が支持する。

 畑氏は希望支持層の8割近く、立憲民主支持層の6割をまとめ、無党派層の4割近くに浸透する。年齢別では50歳代で5割近く、職業別では給与所得者で4割の支持を得ている。内閣不支持層では5割にとどまる。

小沢氏が藤原氏リード◆3区

小沢一郎75 無(由)前《16》
藤原崇34 自〈細〉前《2》

 3区は、無所属前議員の小沢氏が、自民前議員の藤原氏をリードしている。

 小沢氏は希望支持層と共産支持層の6割近く、立憲民主支持層の7割をまとめたほか、自民支持層の2割近く、無党派層の4割も取り込んでいる。年齢別では40歳代、職業別では給与所得者で5割の支持を得ており、内閣不支持層の5割強を固めている。

 藤原氏は自民支持層の7割弱を固め、公明支持層の支持を得ているほか、希望支持層の2割にも浸透している。無党派層への広がりが課題となる。町村部では5割の支持を得ている。

届け出順。党派の略称は、自=自民、希=希望、共=共産、無=無所属。丸囲みは前回衆院選後に所属政党を替えた立候補者の元の政党で、(民)=民進党、(由)=自由党。(民)(由)は、解散時点で各党に所属していた前議員や公認予定だった人を含む。現在も党籍を持っている場合がある。自民の派閥は、〈細〉=細田派、〈麻〉=麻生派。白抜き数字は当選回数

3997チバQ:2017/10/12(木) 19:38:27
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171012-211333.php
序盤情勢分析!福島1、4区は『激戦』 衆院選・本社世論調査
2017年10月12日    
 22日投開票の第48回衆院選で、福島民友新聞社は10、11の両日、読売新聞社と共同で世論調査を実施、調査結果に本社取材網で得た情報を加味し、県内5小選挙区の序盤の情勢を分析した。5年近くにわたる安倍政治が問われ、有権者の判断を受けた政権の枠組みが最大の焦点になる中、1区と4区が激戦の様相だ。2区と5区は自民候補が先行、3区は民進系の無所属候補が安定した戦いを進める。ただ、有権者の約2割が態度を決めておらず、流動的な面を残している。(敬称略)



 金子氏、亀岡氏競り合う

 【福島1区】民進系無所属の金子と自民前職の亀岡が激しく競り合う。
 金子は野党共闘による候補者一本化により、立憲民主、共産支持層の8割強、社民、希望支持層の6割強を固めた。一方、亀岡は自民支持層の9割弱、推薦を受けた公明支持層の8割強をまとめた。
 年代別では、金子が30、50、60代、亀岡は10〜20代、40代、70歳以上で優位に立つ。地域別では、福島市で金子が亀岡をやや上回る。町村部では亀岡が金子を上回っている。

 根本氏がリードを守る

 【福島2区】8選を目指す自民前職の根本がリードする。希望新人の岡部は浸透を図る。
 根本は自民、公明両支持層の9割強を固めた。大票田の郡山市で優位に立ち、農林水産業や商工自営から高い支持を得る。岡部は希望支持層の8割弱をまとめるが、立憲民主支持層の支持は4割弱。ただ、無党派層の支持は根本を上回る。
 共産新人の平は共産支持層の6割弱を固めたほか、社民支持層にも食い込む。公示直前に出馬表明した維新新人の西村は維新支持層をまとめるが、伸び悩む。

 玄葉氏が安定した戦い

 【福島3区】希望と候補者調整を担った民進系の無所属前職の玄葉が選挙区内全体で安定した戦いを進め、自民新人の上杉が追っている。
 玄葉が希望支持層の8割弱、立憲民主支持層の9割弱をまとめたほか、自民支持層の4割にも食い込み、全ての世代で他候補を引き離している。上杉は自民支持層の5割、連立を組む公明支持層の4割強の支持にとどまる。職業別では、学生の支持が多い。
 共産新人の橋本は共産支持層をほぼ固めたものの、支持が広がっていない。

 小熊氏、菅家氏が横一線

 【福島4区】互いに3選を目指す希望前職の小熊と自民前職の菅家が横一線で、デッドヒートを繰り広げている。
 小熊は希望支持層の9割弱に加え、立憲民主、維新の各支持層を取り込む。大票田の会津若松市で優位に立つ。前回の雪辱を期す菅家は自民、公明両支持層の8割弱を固めた。喜多方市のほか、町村部の支持では小熊を上回る。
 社民新人の渡辺と共産新人の古川は、それぞれの党支持層を手堅くまとめるが、無党派層への浸透が課題となっている。

 吉野氏先行、吉田氏追撃

 【福島5区】自民前職で復興相の吉野が先行、希望前職の元復興副大臣・吉田が追撃する。
 吉野は自民支持層の8割弱、公明支持層の6割の支持を得た。農林水産業や商工自営を中心に各職業に浸透している。吉田は希望支持層の8割を固め、年代別では10〜20代の支持率が全候補の中で最も高い。無党派層の支持は吉野、吉田が拮抗(きっこう)している。
 共産新人の熊谷は共産支持層の7割弱に加え、立憲民主支持層に食い込む。社民新人の遠藤は社民支持層を固め切れていない。

 調査の方法 調査は10、11の両日、県内の5小選挙区を対象に、無作為に作製した番号に電話をかける方法で実施。福島1〜5区の合計で有権者在住が判明した2457世帯の中から1403人の回答を得た。回答率は57.1%。

3998チバQ:2017/10/12(木) 19:39:38
福岡
2:鬼木誠(自民前職)と民進出身の稲富修二(希望元職)が競り合う。
10:山本幸三(自民前職)が小差で先行し、民進出身の城井崇(希望元職)が追い上げ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/365271
自民、9選挙区で先行 2、10区は接戦に 県内11選挙区序盤情勢
2017年10月12日 06時00分

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支持者と握手する県内の候補者=10日、福岡市
支持者と握手する県内の候補者=10日、福岡市
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 22日に投開票される衆院選で、西日本新聞社は共同通信社の世論調査(10、11日)に取材を加味して、県内11選挙区の序盤情勢をまとめた。自民前職が9選挙区で優位に立ち、2区と10区で自民前職と希望元職が競り合っている。調査に回答した有権者の約半数は投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。 (敬称略)

 1区

 井上貴博(自民前職)が自民支持層の7割、公明支持層の6割超を固め、抜け出している。30代をはじめ幅広い年代に浸透する。山本剛正(立憲民主元職)は立憲民主支持層の7割をまとめ、社民支持層から8割の支持を得て追う。立候補表明が遅れた石井英俊(希望新人)、立川孝彦(共産新人)は無党派層への浸透が課題。

 2区

 鬼木誠(自民前職)と民進出身の稲富修二(希望元職)が競り合う。鬼木は自民支持層の8割近くを固めた一方で、推薦決定が公示前日となった公明支持層は約3割しかまとめていない。稲富は希望支持層の8割以上に浸透。立憲民主支持層にも一定の支持を広げ、無党派層への浸透は鬼木を上回る。松尾律子(共産新人)は共産支持層以外への広がりに欠ける。

 3区

 古賀篤(自民前職)が、山内康一(立憲民主元職)を一歩リードする。古賀は自民支持層の7割、推薦を受けた公明支持層の6割近くを固めた。山内は立憲民主支持層の9割、候補者を取り下げた共産の支持層の8割超をまとめた。無党派層は古賀への支持がやや多い。

 4区

 宮内秀樹(自民前職)が自民支持層の8割、公明支持層の7割近くを固めた。各年代に満遍なく支持を広げ、安定した戦い。新留清隆(共産新人)は立憲民主支持層からも一定の支持を受ける。河野正美(維新前職)は推薦を受けた希望支持層への浸透に苦戦する。

 5区

 原田義昭(自民前職)が優位に立つ。自民支持層の7割以上を固め、幅広い世代から支持を集めている。楠田大蔵(希望元職)は希望支持層への浸透が6割程度。立憲民主支持層には最も浸透している。田中陽二(共産新人)は厳しい。

 6区

 鳩山二郎(自民前職)が抜け出す勢い。自民支持層の7割を固め、希望支持層の5割にも浸透する。民進系の新井富美子(無所属新人)、小林解子(共産新人)が立憲民主支持層を分け合う。西原忠弘(諸派新人)は苦しい。

 7区

 藤丸敏(自民前職)が与党の自民、公明支持層を基盤に幅広く浸透している。民進出身の原圭助(希望新人)は希望、立憲民主支持層の5割しか固めていない。江口学(共産新人)も党の基盤固めを急ぐ。

 8区

 知名度の高い麻生太郎(自民前職)が大きくリードし、立憲民主や維新の支持層にも食い込む。宮嶋つや子(共産新人)は知名度アップに懸命。

 9区

 三原朝彦(自民前職)がやや先行し、民進出身の緒方林太郎(希望前職)が追う。三原は自民支持層の7割、公明支持層の5割を固める。30代の反応が良い。緒方は希望支持層の7割を固め、立憲民主のほか公明の支持層に食い込む。20代の支持率が高い。真島省三(共産前職)は共産支持層の8割を固めたが、無党派層の支持は三原、緒方に後れを取っている。

 10区

 山本幸三(自民前職)が小差で先行し、民進出身の城井崇(希望元職)が追い上げている。山本は自民、公明支持層の6割に浸透し、60代以上の支持率が比較的高い。城井は希望支持層の5割超を固め、無党派層から他候補を上回る支持を得ている。若年層の支持率が高い。田村貴昭(共産前職)は共産支持層の8割を固め、立憲民主支持層を城井と分け合う。

 11区

 武田良太(自民前職)が自民支持層の大半、公明支持層の7割を固め、大きくリード。幅広い年代に浸透している。村上智信(希望新人)は希望支持層の7割をまとめ、竹内信昭(社民新人)は社民支持層の7割、共産支持層の5割を固めるが、いずれも苦戦している。

=2017/10/12付 西日本新聞朝刊=

3999チバQ:2017/10/12(木) 19:42:07
富山
https://news.goo.ne.jp/article/kitanihon/region/kitanihon-104789978.html
田畑リード 吉田追う/1区 衆院選県内世論調査
00:50北日本新聞

田畑リード 吉田追う/1区 衆院選県内世論調査
北日本新聞
(北日本新聞)
 22日の衆院選投開票を前に、共同通信社は10、11の両日、県内有権者を対象に電話世論調査を行い、北日本新聞社の取材も加味して、序盤の小選挙区と比例代表の情勢を探った。県内3小選挙区はいずれも自民がリードしている。1区は自民党前職の田畑裕明が支持を拡大し、日本維新の会前職の吉田豊史が追う展開で、共産党新人の青山了介が出遅れの挽回を図っている。2区は自民党前職の宮腰光寛が安定した戦いを進めており、社民党新人の山崎彰は浸透を図る。3区は自民党前職の橘慶一郎が先行。希望の党新人の柴田巧が追い掛け、共産党新人の坂本洋史が続く。ただ、有権者の5割超が誰に投票するか決めておらず、今後の動向が注目される。(敬称略) 
富山1区の田畑は、自民支持層の9割を固め、推薦を受けた公明党の8割にも浸透している。希望支持層の3割、支持政党を持たない無党派層の2割超の支持も得ている。党や後援会組織がフル稼働して支持固めを進めており、「10代」から「70歳以上」の全ての年代でリードする。 党幹部が相次いで富山入りしている吉田は、維新支持層の3割を押さえた。推薦を得た希望の5割以上からも支持を集める。公明と立憲民主党のそれぞれ2割にも浸透している。ただ、自民支持層には食い込めていない。 民進、共産、自由、社民の野党4党による共闘が白紙となり、急きょ出馬が決まった青山は共産支持層の9割以上を固める。社民の1割、立憲民主の3割からも支持を得ており、政権批判票の受け皿を目指す。
■宮腰 安定した戦い/2区 2区の宮腰は、自民の組織力をバックに、自民支持層と公明支持層の8割超を押さえる。希望支持層の4割からも支持を集める。年代別では、30代以上で支持が4割を超え、「60代」では6割の支持を得ている。 唯一の野党候補で、「安倍政権ストップ」を掲げる山崎は、社民の6割弱を取り込む。候補者の「すみ分け」をした共産の5割以上、立憲民主の5割のほか、希望の3割からも支持を集める。
■橘先行 柴田が追走/3区 3区の橘は、県西部6市の県議や市議らが地盤を引き締め、自民支持層の8割を固める。希望支持層の3割超や、無党派層の3割も取り込む。「40代」と「70歳以上」を除く年代では、支持が5割を上回っている。 県内で唯一の希望公認の柴田は、希望支持層の6割弱を押さえる。維新の5割、立憲民主の5割超からも支持を集めるが、自民支持層には広がりが見られない。年代別では「40代」で3割が支持する。 安倍政権を批判する坂本は、共産支持層の7割超を固めている。候補者の「すみ分け」を図った社民の5割や、立憲民主の4割からも支持を得ている。■5割超が投票先未定 回答した有権者のうち、小選挙区で投票する候補を「決めている」とした人は県全体で26・2%で、「だいたい決めている」は22・2%。「まだ決めていない」人は50・7%と半数を超えた。 関心度は「大いにある」が20・1%、「ある程度ある」が48・7%で、合計で約7割が関心を寄せた。「あまりない」と「全くない」は合わせて30・9%となっている。

4000チバQ:2017/10/12(木) 19:43:44
青森
2区:大島氏が、12選に向けて安定した戦い

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-12111020-webtoo-l02
衆院選青森県内情勢/世論調査序盤は自民先行 3選挙区独占の勢い
10/12(木) 11:10配信 Web東奥
 22日投開票の衆院選について、共同通信社は10、11の両日、青森県内有権者を対象に電話世論調査を行った。東奥日報社の取材を加味して序盤情勢を分析した結果、3選挙区ともに自民党候補が先行しており、同党が3議席を独占する勢い。1区は自民党前職の津島淳氏(51)が優勢で、希望の党前職の升田世喜男氏(60)らは苦戦を強いられている。2区は自民党前職の大島理森氏(71)、3区は自民党新人の木村次郎氏(49)が、他の候補を引き離している。ただ、1区は4割超、2、3区も3割超の有権者が投票先を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

▼1区

 組織戦を展開している津島氏は幅広い年齢層で支持を集め、他候補をリード。自民、公明支持層の8割近くを固めているほか、「支持政党なし」でも升田氏を上回っている。地元の東青地区のほか、新しい選挙区となったむつ下北・北部上北でも優位に立っている。

 升田氏は希望と社民支持層の5割程度、立憲民主支持層の3割超に浸透している。30代から一定の支持を集めるが、20代以下や50代への浸透がいまひとつだ。

 共産党の赤平勇人氏(27)は党支持層の6割近く、立憲民主支持層の2割超を固めた。年代別では40代、60代で一定の支持を集めているが、30代以下が伸び悩んでいる。

 ただ、「支持政党なし」の7割近くは投票する候補者を決めておらず、今後の無党派層の動向が選挙戦の行方に大きな影響を与える。

▼2区

 衆院議長を務めていた大島氏が、12選に向けて安定した戦いを繰り広げている。自民、公明支持層の9割程度に浸透しているほか、希望、共産支持層にも2割程度食い込んでいる。年代別では20代の8割近く、30代、70歳以上の6割近くを固めた。地域別では、地盤の三八地区、新選挙区の上十三地区いずれも5割程度の支持を集めている。

 希望の党新人の工藤武司氏(45)は党支持層の7割超を固め、立憲民主支持層、「支持政党なし」にも一部浸透している。上十三地区で支持の広がりを欠いている。

 共産党新人の奥本菜保巳氏(57)は、党支持層の5割弱しか固め切れていない。出身地の上十三地区で浸透していない。

▼3区

 7月に亡くなった前衆院議員の兄・太郎氏の後継の木村氏が、祖父の代から続く「木村王国」と呼ばれる強固な支持基盤をフル稼働させて抜け出している。自民支持層の8割超、公明支持層の7割をまとめ、希望や「支持政党なし」にも食い込んでいる。年代別では20、30代と若い世代の6割超に浸透している。

 希望の党新人の山内崇氏(62)は、党支持層の6割を取り込んだ。希望と合流前に共闘を模索した共産支持層にも2割浸透している。年代別では20代、40代の支持が少ない。

 共産党新人の高柳博明氏(47)は、同党支持層の2割台しか固め切れていない。幸福実現党新人の三国佑貴氏(32)は、支持が広がっていない。

4001チバQ:2017/10/12(木) 19:45:04
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50000.html
序盤情勢・北海道
北海道
2017年10月12日 11時00分
道下と船橋 激戦 1区

 1区は、道下と船橋が激しく競り合う。道下は引退した民進の横路孝弘・元衆院議長から地盤を引き継ぎ、立憲民主支持層の8割以上を固めた。共産支持層にも浸透する。船橋は推薦を得た公明党の支持をほぼ固めた。


 2区は、吉川が安定した戦い。自民支持層の8割以上を固め、精力的に企業を回り、サラリーマンや商工自営業者に支持を広げた。

 3区は、荒井が一歩リードし、高木が追う。荒井は連合などの支持基盤を足場に、立憲民主支持層の8割以上を固めた。共産とも連携する。高木は自民支持層の7割強を固めた。

 4区は、中村が先行し、本多が追いかける。中村は町村部の支持が5割弱と目立っており、新区割りで加わった札幌市西区の一部にも照準を合わせる。本多は立憲民主支持層の7割強を固め、共産支持層にも浸透している。

 5区は、和田と池田が互角の戦い。和田は自民支持層の9割弱を固めた。野党は候補乱立は避けられたが、池田は内閣不支持層の約半数を固めるにとどまっている。

 6区は、佐々木がややリードし、今津が猛追している。佐々木は立憲民主支持層を固め、共産支持層にも浸透。今津は後援会組織を中心に保守票を手堅くまとめている。

 7区は、伊東が優位に立っている。自民支持層をほぼ固め、地域政党「新党大地」の選挙協力も受けて幅広い年代から支持を得た。石川は立憲民主の支援も得て挽回を図る。

 8区は、逢坂が一歩リード。立憲民主に入党したが無所属で出馬した逢坂は、立憲民主支持層をほぼ固め、さらに希望支持層の5割強にも食い込んだ。前田は地元経済界を中心に支持拡大を図っている。

 9区は、山岡と堀井がしのぎを削る。山岡は希望支持層の8割以上を固め、立憲民主支持層の6割弱にも浸透。労組票の取り込みにも力を入れる。堀井は大票田の苫小牧市や町村部で優位に立っている。

 10区は、稲津と神谷が横一線の戦い。稲津は自民支持層の7割程度を押さえた。神谷は立憲民主支持層のほぼ全てを固め、さらに政権批判票の集約を急ぐ。

 11区は、石川と中川が一歩も譲らぬ展開。石川は希望、共産、立憲民主の支持層に幅広く浸透し、町村部で優位に立つ。中川は自民支持層への浸透が7割弱と今ひとつで、支持固めを急ぐ。

 12区は、優位に立つ武部に水上が肉薄する。武部は元自民党幹事長の父・勤から受け継いだ地盤を守り、自民支持層の8割以上を固めた。水上は希望の支持層の6割を固めた。

2017年10月12日 11時00分

4002チバQ:2017/10/12(木) 19:46:01
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50001.html
序盤情勢・東北
青森
2017年10月12日 10時50分
木村が抜け出す 3区

 1区は、津島が安定した戦い。旧1区の従来の支持層に加え、区割り変更で加わった旧2区の一部で比例に回った自民候補者の支援を受け、自民支持層の8割強を固めた。升田は希望支持層の9割近くを押さえたが、無党派層へ浸透しきれていない。


 2区は、12選を目指す大島が戦いを優位に進めている。旧3区から続く支持層に加え、新たに加わった旧2区の地域でも中選挙区時代に築いた地盤があり、区割り変更後も都市部や町村部で満遍なく支持を集めている。工藤は、希望支持層を固めつつある。

 3区は、木村が頭ひとつ抜け出す。今年7月に急逝した兄・太郎の地盤を引き継ぎ、わずかな時間に自民支持層の9割近くを固めたほか、各年齢層で幅広く支持を得ている。希望支持層の一部にも食い込んでいる。山内は希望支持層のおよそ7割を固めたが、無党派層で木村に後れを取っている。

2017年10月12日 10時50分

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50003.html
序盤情勢・東北
岩手
2017年10月12日 10時45分
階と高橋 競る 1区

 1区は、階と高橋が横一線でデッドヒートを演じている。階は民進で政調会長を務めた実績などで政策通を強調。希望、立憲民主支持層のおよそ8割に浸透する。高橋は前回選以降、3倍に増やした後援会支部を土台に組織を固め、自民支持層の8割近くをまとめた。


 2区は、鈴木と畑が互角の戦い。五輪相の鈴木は沿岸の被災地などで「復興五輪」の意義を強調。自民支持層の8割を固めた。畑は引退した黄川田徹の旧3区の地盤を継承し、希望支持層の7割超を固めた。

 3区は、小沢が長年にわたる支持基盤によって優位に立つ。連合岩手の推薦も受け、希望、立憲民主の支持層を固めつつある。無党派層でも4割以上から支持を得ている。藤原は、町村部での支持は小沢を上回っている。

2017年10月12日 10時45分


http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50004.html
宮城
2017年10月12日 10時40分
安住 有利に進める 5区

 1区は、土井と岡本が接戦を演じている。土井は復興副大臣の実績などを訴え、自民支持層の約8割を固めた。公明支持層にも浸透している。岡本は出馬表明が遅れたが、立憲民主支持層の9割を固め、共産、社民とも連携して政権批判票の受け皿を目指す。


 2区は、鎌田が先行し、秋葉が追いかける展開。民進党公認予定だった鎌田は無所属で出馬し、希望、立憲民主の両支持層の8割以上を固めた。秋葉は地元市議から公認反対の声が出るなど足元が揺らいだが、自民支持層の7割超から支持を得ている。

 3区は、西村が優位に立っている。自民支持層の約9割を固め、無党派層の支持も他候補を上回る。40代以上からの支持に勢いがある。一條は希望支持層に浸透しきれていない。

 4区は、6選を目指す伊藤が自民支持層を手堅く押さえ、一歩リードする展開。坂東は、地元の松島町が区割り変更で5区に移り、選挙区内での足がかりを失ったことが響き、後れを取っている。

 5区は、安住が有利に戦いを進めている。内閣不支持層を取り込み、自民支持層にも食い込み、約3割を取り込む。

 6区は、小野寺が安定感を増している。防衛相として北朝鮮の弾道ミサイル発射警戒のために選挙期間中は地元入りは難しいが、後援会組織の結束で固い地盤を守る。

2017年10月12日 10時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4003チバQ:2017/10/12(木) 19:46:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50005.html
秋田
2017年10月12日 10時35分
冨樫と松浦 接戦 1区

 1区は、冨樫と松浦の接戦だ。冨樫は自民支持層の7割を固めたほか、サラリーマンから高い支持を得ている。松浦は希望支持層を固め、無党派層の支持拡大を急ぐ。前回は1区から出馬し、今回は比例に回った寺田学と連携し、旧民進支持層の支持獲得を図る。


 2区は、金田と緑川が競り合っている。金田は強固な後援会組織を生かし、自民支持層を手堅くまとめている。緑川は希望、立憲民主支持層に広く浸透しつつあり、無党派層からも4割の支持を得ている。

 3区は、御法川と村岡がしのぎを削る。御法川はサラリーマンや商工自営業者の支持を集め、地盤の大仙市を中心に自民支持層の8割近くを固めた。村岡は希望、立憲民主両支持層の約9割を固めた。拠点の由利本荘市を足がかりに無党派層の支持拡大も図る。

2017年10月12日 10時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50006.html
山形
2017年10月12日 10時30分
遠藤に安定感 1区

 1区は、遠藤が安定した戦い。自民支持層の9割近くを固め、幅広い職業から支持を集めた。佐藤孝弘山形市長と連携し、大票田の山形市での運動に注力する。荒井は、昨年の参院選山形選挙区で自民候補に圧勝した舟山康江の支援を受け、追い上げを図っている。


 2区は、鈴木と近藤が激しく競り合っている。鈴木は幅広い年代から支持を得ており、自民支持層の7割超を固めた。農林水産業者や商工自営業者での支持に勢いがある。近藤は内閣不支持層の半数近くから支持を得ており、無党派層での支持拡大が課題。

 3区は、加藤鮎と阿部が互角の戦い。加藤鮎は、父の紘一・元自民幹事長から受け継いだ強固な後援会組織を生かし、自民支持層の約8割を固めた。阿部は希望支持層の8割を押さえた。市長を務めた酒田市以外での支持拡大が課題となっており、無党派層への訴えかけを強める。

2017年10月12日 10時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50007.html
福島
2017年10月12日 10時25分
玄葉 強固な地盤 3区

 1区は、金子と亀岡が激しく競り合う。金子は希望支持層の6割、立憲民主支持層の8割を固めた。亀岡は、自民支持層を固めつつある。農林水産業者の支持拡大を図っている。


 2区は、8選を目指す根本が優勢。後援会組織をフル稼働させ、農林水産業者や商工自営業者に支持を広げている。岡部は、連合の支援を受けて希望支持層の約8割を固めた。さらに無党派層への浸透を図る。

 3区は、玄葉が安定した戦い。強固な地盤を背景に、希望、立憲民主の両支持層をほぼ固めつつある。無党派層にも支持を広げ、自民支持層の4割にも食い込んだ。上杉は、自民支持層を足がかりに、若年層へのアピールを図っている。

 4区は、小熊と菅家が横一線の激しい戦い。小熊は旧民主党の渡部恒三元衆院副議長の支援を受け、サラリーマンや商工自営業者の支持も厚い。菅家は自民支持層の約8割を固めた。小熊、菅家とも区割り見直しで編入された西郷村での支持拡大を重要視している。

 5区は、吉野が戦いを優位に進めている。街頭などでは被災地出身の復興相としての実績を訴え、自民支持層に浸透している。幅広い職業から支持を受けた。吉田は、希望支持層の約8割を固めたが、内閣不支持層や無党派層への広がりを欠いている。

2017年10月12日 10時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4004チバQ:2017/10/12(木) 19:48:03
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50013.html
序盤情勢・北関東
茨城
2017年10月12日 10時15分
額賀 優位な戦い 2区

 1区は、田所と福島が激しく競り合う。田所は安倍内閣で法務政務官を務めた実績をアピールする。所属派閥会長の石破茂も選挙区入りし、応援に力を入れる。福島は強固な後援会組織が活動を支える。野党ながら県医師連盟からは推薦、県農政連からも支持を取り付けるなど、従来は自民を支持する業界団体にも浸透している。


 2区は、額賀が戦いを優位に進める。党重鎮として自民支持層の8割以上を固めたほか、県農政連、県医師連盟などの団体の推薦を取り付けており、組織固めを図る。石津は希望の公認を得たことで、地元の一部首長ら保守の支持も見込める状況になった。

 3区は、葉梨がリードする展開。法務副大臣としての実績などを強調し、強固な後援会を背景に幅広い年齢層に浸透している。樋口は地元出身だが、政治家としての活動を始めたばかりで知名度に課題が残る。

 4区は、梶山が安定した戦いを進めている。党の支持基盤が強固なことに加え、8月の初入閣で知名度もさらにアップした。東京2区から移ったばかりの大熊は、地元の足場に不安がある。

 5区は、石川が頭一つ抜け出している。安倍政権の実績を強調し、自民支持層の8割以上を固め、公明支持層にも浸透している。引退した民主党元幹事長の大畠章宏の後継の浅野は希望の公認を受け、地元企業・日立製作所の労働組合などを基盤に支持拡大を図る。

 6区は、丹羽雄哉の後継の国光が青山と横一線の戦い。2月に擁立が決まった国光は知名度の低さが課題。青山は前回の落選以降、地元をこまめに回ってきたが、これまで青山を推薦していた県医師連盟が今回は医師の国光の推薦に転じるなど、支持離れが課題。

 7区は、中村と永岡が激しく競り合っている。中村は無所属ながら公明の推薦を受け、自民支持層にも食い込む。永岡は自民支持層の6割近くを固めたが、さらに浸透を図る。

2017年10月12日 10時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50014.html
栃木
2017年10月12日 10時10分
福田先行、西川追う2区

 1区は、船田が安定した戦い。組織票を手堅くまとめ、自民支持層の約9割を固めた。無党派層にも浸透しつつある。民進党の勢力は、党から除籍(除名)されて希望の公認を受けた柏倉と、渡辺に分裂し、苦戦している。


 2区は、福田がややリードし、西川が追う。福田は連合栃木の支援を受けるほか、旧今市市長や知事を経験した実績と知名度を生かし、無党派層の4割の支持を取り付けた。共産が候補者を取り下げたことも好材料だ。前回競り負けた西川は、公示前に安倍首相の応援も受け、懸命に追い上げる。

 3区は、簗が頭一つ抜け出している。簗は自民支持層の8割近くを固め、無党派層のおよそ4割の支持も取り付けた。参院議員の渡辺喜美の妹の渡辺は、希望支持層の9割を固めた。兄と父・美智雄の知名度を足がかりに挽回を図る。

 4区は、佐藤が優位に立っている。支援を受ける市町長、県議、市町議らがフル稼働し、自民支持層の9割以上を固めた。藤岡は前回選以降、選挙区をくまなく回って知名度は上昇したものの、特に若年層からの支持を得られていない。

 5区は、茂木が安定した戦いを進めている。経済再生相としてアベノミクスの旗振り役を務めていることをアピールし、幅広い世代から支持を得ている。大豆生田は市長を務めた足利市で知名度はあるが、佐野、栃木両市での浸透に課題が残る。

2017年10月12日 10時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4005チバQ:2017/10/12(木) 19:48:17
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50015.html
群馬
2017年10月12日 10時05分
福田に幅広い支持 4区

 1区は、尾身と宮崎がしのぎを削る。比例選から選挙区にくら替えした尾身は、中曽根康弘元首相の孫で比例に回った中曽根康隆らの支援を取り付け、組織戦を展開。宮崎は希望支持層の8割を固めたが、共産の候補擁立で政権批判票が分散したことが響く。


 2区は、井野と石関が激しく競り合う。井野は自民、公明支持層を中心に幅広く浸透している。石関は民進党の県組織や連合群馬の組織的支援を受けず、自身の後援会中心の選挙戦で希望支持層を固めつつある。

 3区は、笹川が先行し、長谷川が追う展開。笹川は地域行事などにこまめに出席し、地盤強化に努めてきた。自民支持層の8割を固めている。長谷川は憲法改正や安全保障関連法への反対を強調し、政権批判票の集約を図るが、内閣不支持層からの支持は4割程度にとどまっている。

 4区は、福田が元首相の祖父・赳夫、父・康夫が築いた地盤を受け継ぎ、優位に戦いを進めている。自民支持層の8割以上を固めたほか、幅広い世代で支持が他候補を上回っている。不破は元五輪短距離選手としての知名度を生かし、挽回を狙う。

 5区は、小渕が安定した戦いを進めている。政治資金問題で閣僚辞任後に初めて臨んだ前回選も圧勝しており、元首相の父・恵三時代からの地盤は揺らいでいない。対抗する野党は3人が立候補したため、非自民票が分散している。

2017年10月12日 10時05分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4006チバQ:2017/10/12(木) 19:48:49
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50016.html
序盤情勢・北関東
埼玉
2017年10月12日 10時00分
穂坂が先行 4区

 1区は村井と武正が小差の競り合いとなっている。内閣府政務官の村井は、後援会組織を動員し、自民支持層の7割を固めた。過去2回、比例復活している武正は希望支持層の9割を固めた。駅前での街頭演説を繰り返し、浮動票の獲得を目指している。


 2区は、新藤がややリードする。前回は全国の応援に回った新藤だが、今回は地元に張り付く。10〜30歳代の若い世代からの支持では他候補を引き離す。菅は希望支持層の9割近くを固めた。新藤、菅ともに無党派層での支持が今ひとつ広がっていない。

 3区は、黄川田が一歩リードし、山川が追い上げる。黄川田は安倍内閣の経済対策の成果をアピールし、商工自営業者の5割に浸透した。細川律夫元厚生労働相の地盤を引き継いだ山川は共産とも連携するが、希望、維新の野党競合に苦しんでいる。

 4区は、穂坂が先行し、吉田が追いかける展開。自民を離党した豊田に代わって公認された穂坂は、地域をこまめに回り、自民、公明支持層を固めつつある。吉田は上田清司知事の支援を受け、非自民票の受け皿を狙うが、内閣不支持層への浸透は3割弱にとどまる。

枝野 広く浸透 5区

 5区は、枝野が優位に立っている。立憲民主の代表として全国を回り、地元入りもままならないが、高い知名度で幅広い年代に浸透。与党支持層の一部にも食い込む。牧原は組織固めを急ぐ。

 6区は、中根と大島が一歩も譲らぬ展開。中根は外務副大臣としての実績をアピールして自民支持層の8割を固めた。大島は積極的に国政報告会を重ね、無党派層の3割に浸透した。

 7区は、神山と小宮山がしのぎを削る。神山は地盤の富士見市を中心に支持を広げるが、自民県議が一時出馬を模索した経緯もあり、組織固めが課題。小宮山は無党派層で3割程度の支持を固め、さらに拡大を目指す。

 8区は、柴山が先行し、小野塚が追いかける展開。柴山は、首相補佐官として安倍内閣を支えた実績を訴え、与党支持層を堅実に固めた。小野塚は、希望支持層の9割近くを固め、無党派層への浸透に力を入れる。

 9区は、大塚が一歩リード。妻で参院議員の丸川珠代の支援も受け、自民支持層の9割近くを固めた。杉村は知名度不足が課題。小池代表との連携を強調し、支持拡大を図る。

 10区は、山口と、過去2回比例復活した坂本が互角の戦い。山口は選挙区内に張り巡らせた後援会組織をフル回転させ、自民、公明支持層いずれも7割以上に浸透した。坂本は東松山市長を4期務めた知名度を生かし、非自民票の結集を目指す。

 11区は、自民系無所属の対決。自民に復党し、無所属で出馬した小泉が優位に立っており、自民支持層の6割を固めた。自民公認を得られず推薦となった今野は、自民支持層の3割程度しか固められていない。

 12区は、3度目の対決となる野中と森田がデッドヒートの展開。野中は農林水産政務官に就任したことを強調し、農林業者に浸透した。森田は、地盤の熊谷市を中心に保守層への食い込みも図っている。

 13区は、土屋が戦いを優位に進めている。土屋は前知事の父・義彦の時代からの強固な後援会を誇り、自民支持層の9割近くを固めた。北角は河村たかし名古屋市長の特別秘書を務めた経験などをアピールし、街頭演説を重視して浮動票獲得を狙う。

 14区は、三ツ林が安定感を増している。祖父の時代からの地盤を固め、幅広い年代に浸透した。過去2回比例復活の鈴木は選挙区での雪辱を期すが、頼みの無党派層には2割しか食い込めていない。

 15区は、田中が頭一つ抜け出す。強固な後援会をフル回転して、自民支持層の8割近くに浸透した。若年層から高齢者まで幅広い世代の支持を集めた。希望、共産、維新の各党候補が競合したことも田中に有利に働いた。

2017年10月12日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4007チバQ:2017/10/12(木) 19:49:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50029.html
序盤情勢・南関東
千葉
2017年10月12日 09時40分
秋本と奥野 譲らず 9区

 1区は、門山と田嶋が激しく競り合う。過去2回、比例復活の門山は自民支持層の7割強をまとめ、サラリーマンからも高い支持を集めている。田嶋は希望支持層の9割を固め、無党派層からも3割の支持を得る。


 2区は、3選を狙う小林が有利な戦い。自民支持層の8割を固め、全世代に浸透している。樋口は、立憲民主支持層の8割弱を固め、政権批判票の獲得を狙う。竹ヶ原は知名度不足が課題だ。

 3区は、前文部科学相の松野が安定した戦い。知名度と組織力を生かし、支持を積み上げている。岡島は、立憲民主支持層の9割を固めたが、伸び悩んでいる。櫛渕は出遅れが響いている。

 4区は、前首相の野田が優勢。無所属での出馬となったが、強力な支持基盤は健在。無党派層の6割強からも支持を集める。木村は毎朝駅頭で活動してきたが、自民支持層の5割しか固め切れていない。

 5区は、外務副大臣などを歴任した薗浦が安定感を増している。地元の行事にも参加し、自民支持層の9割弱を固めた。出遅れた山田は、共産の支援も受け、巻き返しを図る。岡野は伸び悩んでいる。

 6区は、7選を目指す渡辺が優位に立っている。自民支持層の8割弱を固めた。生方は、共産の支援も受けて政権批判票を幅広く集め、無党派層への浸透を図っている。遠藤と星は支持の広がりに欠ける。

 7区は、農相で選挙戦に臨む斎藤がリードする展開。自民、公明支持層を手堅く固めた。石塚は、連合と連携し、組織票固めに躍起だ。出遅れた波多野は、浸透できていない。

 8区は、桜田と太田がデッドヒートを展開。桜田は自民支持層の8割強を固め、サラリーマンから高い支持を集める。希望支持層をまとめた太田は、街頭活動を積極的に行い、無党派層にも浸透しつつある。

 9区は、秋本と奥野が一歩も譲らぬ展開。秋本は国土交通政務官の実績を強調し、票の上積みを狙う。奥野は、希望支持層の8割強を固めたが、政権批判票を鴨志田と分け合っている。

 10区は、林が一歩リード。経済産業相などを歴任した実績と、アベノミクスの浸透による地方創生を訴えている。林と6回目の対決となる谷田川は、希望支持層の8割強を固め、無党派層の3割強に浸透している。

 11区は、10選を目指す森が、強固な支持基盤を武器にリード。首長や県議の支援は全域に及ぶ。多ケ谷は巻き返しに躍起だ。

 12区は、9選を目指す浜田が、分厚い保守地盤と圧倒的な知名度で有利な戦い。神奈川県からの国替えとなった樋高は、出遅れが響いている。

 13区は、白須賀が頭ひとつ抜け出した。自民支持層の8割を固め、無党派層にも浸透を図る。水野と宮川は知名度向上に懸命で、4区から国替えした斉藤は支持固めを急いでいる。

2017年10月12日 09時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4008チバQ:2017/10/12(木) 19:49:34
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50031.html
神奈川
2017年10月12日 09時35分
江田が安定 8区

 1区は、7選を目指す松本が自民支持層の8割弱を固めて先行し、篠原が追いかける展開。横浜市長選に出馬した長島は無党派層の支持が伸び悩んでいる。


 2区は、官房長官として抜群の知名度を誇る菅が安定した戦い。橋本、高橋、大貫は政権批判票の取り込みに躍起だ。

 3区は、国家公安委員長の小此木が優位に立ち、自民支持層の8割弱を固めた。元衆院議員の勝又は無党派層の取り込みを狙うが、1割強にとどまっている。

 4区は、自民入りした浅尾、県議などを務めた早稲田、自民公認の山本が三つどもえの戦い。無所属で出馬した浅尾が自民支持層の3割強に食い込み、無党派層にも浸透。早稲田は政権批判票の掘り起こしを急ぐ。山本は自民支持層の5割強しかまとめ切れていない。

 5区は、総務副大臣で4選を狙う坂井が自民支持層の9割弱を固め、リードする。横山と吉岡は政権批判票を奪い合っている。

 6区は、県内小選挙区で唯一の公明候補である上田と、前回比例復活の青柳が一歩も譲らぬ展開。上田は支持母体の創価学会がフル稼働し、自民支持層の5割強を固めた。青柳は無党派層の取り込みに躍起だ。

 7区は、4選を目指して組織固めを進める鈴木が有利な戦い。中谷は無党派層の3割弱の支持を得ているが、広がりを欠く。川野は知名度不足が響いている。

 8区は、高い知名度と強固な地盤を持つ江田が安定した戦い。自民を離党した前衆院議員の後任候補として急きょ出馬した三谷は、自民支持層の5割強しか固め切れていない。

 9区は、笠が一歩リードし、中山が追いかける展開。笠は強固な地盤に加え、希望の結党メンバーとして無党派層の5割弱にも浸透する。中山は自民支持層の7割弱を固めたが、無党派層に支持が広がっていない。

 10区は、8選を目指して地盤固めを進める田中が優勢。自民支持層の9割弱を固め、無党派層の4割弱を取り込む。畑野、市川は政権批判票をまとめ切れていない。

 11区は、抜群の知名度を誇る小泉が安定感を増している。他候補の応援で全国を飛び回る中で、地元議員らが留守を守る。

 12区は、前回比例復活の阿部と3選を目指す星野が横一線の戦い。阿部はリベラル勢力の結集を訴え、政権批判票を取り込む。星野は自民支持層を固めたが、無党派層に浸透していない。

 13区は、秘書の現金授受問題で閣僚を辞任した甘利が「みそぎ選挙」を優位に進めている。太、岡崎は知名度アップが課題。

 14区は、赤間と本村がしのぎを削る。赤間は自民支持層の8割弱を固めた。本村は政権批判票の取り込みを図るが、無党派層の支持が2割弱にとどまっている。

 15区は、抜群の知名度と強い支持基盤を持つ河野が安定した戦い。無党派層の4割強にも食い込んでいる。

後藤と義家 競り合う 16区

 16区は、希望の結党メンバーの後藤と「ヤンキー先生」として知られる義家が競り合う。後藤は地元出身の強みを生かし、無党派層の3割弱に浸透。義家は政権継続を訴える。

 17区は、3選を狙う牧島が頭一つ抜け出す。自民支持層の8割を固めた。神山は無党派層の取り込みに懸命だ。

 18区は、5選を目指す山際が優位に立つ。前回6区から出馬した三村は無党派層への浸透が2割にとどまっている。

2017年10月12日 09時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4009チバQ:2017/10/12(木) 19:50:23
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50032.html
山梨
2017年10月12日 09時30分
堀内と長崎 横一線 2区

 1区は、中谷と中島が激しく競り合う。中谷は「コスタリカ方式」で比例選に回った宮川典子前議員の協力を得て自民支持層の7割を固めた。中島は希望、立憲民主支持層の6割強を固め、連合からの支援も受ける。


 2区は、ともに無所属の堀内と長崎が横一線の戦い。自民推薦の堀内は自民支持層の約5割を固める一方、自民に復党した長崎は、自民支持層の約3割をまとめた。無党派層への浸透が勝敗のカギとなる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50024.html
序盤情勢・東京
東京
2017年10月12日 09時50分
山田と海江田 小差 1区

 1区は、山田と海江田が小差の競り合い。山田は企業・団体のてこ入れを図り、自民支持層の約8割を固めた。海江田は立憲民主支持層のおよそ9割を固め、立候補を見送った共産の支援も受ける。


 2区は、共産の支援を取り付けた松尾と、3期目を狙う辻が一歩も譲らぬ展開。鳩山は地盤の文京区を中心に追いかける。約5割が投票先を決めていない無党派層の取り込みが鍵を握る。

石原・松原 デッドヒート 3区

 3区は、石原と松原がデッドヒートを展開。石原は父・石原慎太郎元都知事の地盤を生かし、自民支持層の約8割を固めた。前回僅差で敗れた松原は希望支持層の約8割をまとめ、無党派層の3割にも浸透している。

 4区は、5期目を狙う平が優位に立ち、井戸と難波が後を追う展開。前回は宮城4区から出馬した井戸は知名度アップが課題。子宮頸けいがんの闘病経験がある難波は社会保障制度の充実を訴える。

 5区は、若宮と手塚がしのぎを削る。若宮は防衛副大臣の実績を掲げ、自民支持層の約8割に浸透。手塚は共産との候補者一本化で政権批判票の受け皿を狙う。立憲民主支持層のおよそ9割、共産支持層の約6割をまとめた。自民を離党した福田は伸び悩んでいる。

 6区は、越智と落合が互角の戦い。越智は地域行事などにこまめに顔を出し自民、公明支持層を手堅くまとめた。落合は立憲民主支持層の約9割を固めた。参院香川選挙区からの国替えの植松は出遅れている。

 7区は、長妻と松本が予断を許さない展開。長妻は高い知名度を生かし、立憲民主支持層の8割に浸透。松本は新たに選挙区に加わった地域を丁寧に回り、自民支持層の約7割を固めた。荒木は都民ファーストの会代表の荒木千陽都議の父だが、苦戦している。

 8区は、経済再生相などを務めた石原がややリードし、木内が後を追う。知名度が高い石原は18〜29歳で6割の支持を集め、無党派層にも浸透。公示1週間前に9区から国替えを表明した木内は、希望支持層はほぼ固めたが、広がりを欠いている。

 9区は、強固な地盤を持つ菅原が頭ひとつ抜け出す。自民支持層の8割を固め、全世代に支持を広げている。高松は知名度アップに懸命だ。

若狭・鈴木隼 競る 10区

 10区は、知名度で優位に立つ若狭と鈴木隼が競り合い、鈴木庸が絡む展開。希望の小池代表(都知事)側近の若狭は、希望支持層の9割を固めたが、政権批判票を鈴木庸と分け合っている。鈴木隼は自民支持層の約6割を固めた。

 11区は、下村が一歩リードしている。元文部科学相の経歴も生かし、自民支持層のおよそ8割の支持を集める。前田、宍戸は街頭演説などを繰り返し、政権批判票の掘り起こしに躍起だ。

 12区は、前国土交通相の太田が、自民支持層の5割強にも浸透し、安定した戦い。池内は共産支持層からの支持は集めるが、伸び悩んでいる。

4010名無しさん:2017/10/12(木) 19:50:39
 13区は、9期目を狙う鴨下が安定感を増し、全世代で幅広く支持を集めている。連合の支持を受ける北條は若さをアピールしつつ、若者や無党派層への支持拡大を目指す。

 14区は、松島が一歩リード。地元区議らと連携して組織固めを図り、自民支持層の約6割をまとめた。矢作は希望の支持層には浸透しているが、広がりを欠いている。

 15区は、前回比例復活した秋元と、選挙区で当選した柿沢が互角の戦い。秋元は国土交通副大臣などの実績をアピールし、地盤固めに躍起だ。柿沢は希望支持層のおよそ9割を固め、無党派層への浸透も図っている。

 16区は、大西と初鹿が激しく競り合う。大西は区議や都議時代からの地盤をてこに自民支持層の約6割に浸透。初鹿は改憲阻止を旗印に政権批判票の取り込みを目指す。静岡4区から国替えの田村が後を追う。

 17区は、8選を狙う平沢が保守層の地盤を固めて安定した戦い。商工自営業者を中心に自民支持層の8割を固めた。西田は脱原発を訴え、支持拡大に懸命だ。

 18区は、土屋が組織戦を展開して自民、公明支持層のおよそ8割を固め、ややリードする。元首相の菅は立憲民主支持層の約8割を固め、追い上げを図っている。

 19区は、松本と末松が横一線の戦い。松本は自民、公明支持層を手堅く固めた。末松は立憲民主、社民などの支持層に食い込み、無党派層への浸透も図る。

 20区は、木原が優位に立っている。閣僚や党幹部の手厚い応援を受け、自民、公明支持層の8〜9割を固めた。宮本、鹿野は政権批判票を奪い合う構図となっている。

 21区は、長島と小田原が小差で競り合う。4月に民進を離れた長島は、追随して離党した市議らに支えられ希望支持層の9割を固めた。前回競り勝った小田原は、安倍政権の継続を訴え、地盤固めを急いでいる。

 22区は、伊藤と山花が一歩も譲らない展開。伊藤は金融相などの経験と実績を強調し、自民支持層の8割、公明支持層の7割を固めた。山花は父から継いだ地盤を固めつつ、立憲民主支持層のおよそ8割に浸透し、さらに無党派層への支持拡大を図る。

 23区は、小倉と伊藤がしのぎを削る。3選を目指す小倉は50〜59歳を中心に支持を集め、自民支持層のおよそ7割を固めた。維新から転身した伊藤は、個人後援会などをフル稼働し、巻き返しを図る。

 24区は知名度と組織力で勝る萩生田が優勢。自民支持層の約8割を固め、無党派層にも浸透する。高橋、飯田、吉羽は苦戦している。

 25区は、6選を目指す井上信が頭ひとつ抜け出している。新たに選挙区になった地域で早くから票の掘り起こしを進めた。比例近畿の維新からくら替えした小沢は、知名度を背景に無党派層の取り込みを狙う。

2017年10月12日 09時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4011名無しさん:2017/10/12(木) 19:51:29
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50018.html
序盤情勢・北陸信越
新潟
2017年10月12日 09時20分
鷲尾・細田 譲らず 2区

 1区は、西村と石崎が激しく競り合う。西村は、共産の支援も受け、内閣不支持層の7割を固め、無党派層への浸透も狙う。3選を目指す石崎は、後援会や地方議員らによる組織戦を展開し、自民支持層の8割を固めた。


 2区は、前回102票差の接戦だった鷲尾と細田が一歩も譲らぬ展開。鷲尾は手薄だった地域に後援会を新設して支持拡大を図る。細田は農業票を固めた。経済界に働きかけ、浮動票の取り込みに懸命だ。

 3区は、黒岩と斎藤が小差の競り合い。黒岩は女性らによる支援組織を生かし、都市部での支持拡大を進める。斎藤は県議や首長らの支援を受けるほか、強固な後援会組織を生かして浸透を図る。

 4区は、菊田と金子が競り合っている。菊田は、共産を含む野党共闘で臨み、無党派層の取り込みを図る。金子は選挙区内に張り巡らせた後援会を軸に活動し、経済政策を中心に訴える。

 5区は、泉田と大平が横一線の戦い。泉田は中越地震への対応などを知事時代の実績として掲げ、自民支持層の7割強を固めた。前新潟県魚沼市長の大平は、野党統一候補として「原発ゼロ」を訴える。

 6区は、梅谷と高鳥が予断を許さない展開。梅谷は、候補予定者を取り下げた共産と連携し、非自民票の積み上げを急ぐ。元内閣府副大臣の高鳥は、元自民議員の父から引き継いだ地盤固めに努める。

2017年10月12日 09時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50019.html
富山
2017年10月12日 09時15分
田畑 支持層固める 1区

 1区は、田畑が優位に立っている。個人後援会を軸に活動を展開し、サラリーマンを中心に浸透。自民支持層の8割以上を固めた。前回比例復活した吉田は、4月の富山市議選で公認2人を当選させるなど支持基盤の強化を進めてきたが、広がりを欠いている。青山は自民批判票の掘り起こしが課題だ。


 2区は、8選を目指す宮腰がリードする展開。支持母体の農業団体を中心に票固めを進め、大企業や商工団体もこまめに回って全世代の支持を集めた。山崎は政権批判を展開し、労働組合を中心に支持拡大を図る。無党派層の取り込みも狙うが、思うように支持は広がっていない。

 3区は、4選を狙う橘が頭一つ抜け出す。北陸新幹線開業や復興副大臣としての実績をアピールし、都市部を中心に支持を広げている。柴田は後援会組織を引き締めつつ、無党派層への支持拡大も目指す。坂本は憲法改正反対などを訴える。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50020.html
石川
2017年10月12日 09時10分
佐々木 広い支持 2区

 1区は、馳がリードする展開。自民支持層の9割強を固めるとともに、元文部科学相としての高い知名度を生かし、無党派層の約4割にも支持を広げている。田中は希望支持層の約8割をまとめたが、無党派層への浸透で苦戦している。


 2区は、佐々木が優位に戦いを進める。森喜朗元首相から受け継いだ強固な地盤を生かして自民支持層の9割近くを固め、全年代で高い支持を誇る。柴田は衆院解散直前に出馬が決まったため、準備不足の感は否めない。労組票のとりまとめを急ぐ一方、政権批判票の取り込みも狙う。

 3区は、西田と近藤が激しく競り合う。西田は北村茂男前衆院議員の引退で急きょ出馬が決まったが、地元首長や県議らの支援を受け、自民支持層の7割をまとめた。前回選は僅差で敗れた近藤は、ミニ集会や街頭演説を重ねてきた。希望と立憲民主の支持層に加え、無党派層の約4割から支持を得ている。

2017年10月12日 09時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4012チバQ:2017/10/12(木) 19:52:16
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50021.html
福井
2017年10月12日 09時05分
稲田 一歩リード 1区

 1区は、5選を目指す稲田が一歩リード。陸上自衛隊日報問題での防衛相辞任以降、約60の後援会組織を足がかりに地元を回り、自民支持層の7割強を固めた。維新から移った鈴木は希望支持層をまとめ、支持拡大を図る。


 2区は、高木が自民支持層の7割強を固め、優位に戦いを進める。元復興相としての実績のほか、選挙区内に複数ある原発の有効活用を主張。希望支持層の8割以上を固める斉木は、労組の強い越前市を拠点に浸透を急ぐ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50022.html
長野
2017年10月12日 09時00分
下条と務台 横一線 2区

 1区は、篠原がリードする展開。立憲民主支持層のおよそ9割を固めたほか、公認を辞退した希望支持層からも約5割の支持を受ける。連合長野に加え、共産や社民も支援する。小松は自民支持層の約6割しか固めておらず、組織固めに懸命だ。


 2区は、下条と務台が横一線の戦い。下条は希望支持層の約8割をまとめ、年代別では高齢者層への浸透が目立つ。務台は、内閣府政務官時代の不適切な言動で逆風が吹く中、保守層のつなぎ留めに躍起だ。自民、公明支持層の6割強をまとめた。

 3区は、井出が優位に戦いを進める。希望支持層の9割超から支持を得るほか、無党派層も4割強を取り込んでいる。前回、前々回と比例復活の木内は、初の小選挙区での当選に向け企業や団体を回る。小金沢は共産支持層の7割超を固めた。

 4区は、後藤が一歩リードする展開。後援会組織の引き締めなど選挙準備を着々と進め、自民、公明の支持層の8割強をまとめた。毛利は憲法改正反対などを掲げ、共産支持層の約8割を固めた。3区から「くら替え」した寺島は、知名度不足が課題だ。

 5区は、宮下が優位に戦いを進める。選挙区内の全市町村に後援会組織を張り巡らせ、自民支持層の約8割を固めた。曽我は、候補を取り下げた共産支持層を手堅くまとめたが、広がりを欠いている。中嶋は希望支持層の6割弱しかまとめられていない。

2017年10月12日 09時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4013とはずがたり:2017/10/12(木) 19:52:38
終盤になって希望が人気低迷に我慢しきれなくなって勝手に立憲とかに支援頼み出すって現象を想定してたけどもう実現w
秋田等でも全県的に有効な手段であろう。
その他,激戦の希望候補(大分1吉良・長崎1西岡・愛媛3白石・茨城5浅野・岡山4柚木・滋賀1嘉田など地方の工業地帯で労組が充実している選挙区,兵庫1井坂・奈良1馬淵・埼玉1武正・埼玉6大島・埼玉7小宮山・埼玉10坂本・埼玉12森田・千葉8太田・千葉8奥野など都市部の候補者乱立区や横一線の激戦区で特に有効かと。9条改憲命のクソウヨ層は自民にとっくにいれると決めとる!)

1488 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2017/10/12(木) 19:27:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_51001.html
<衆院選山形>希望3候補「9条改正反対」立場鮮明「政策協定に違反せず」

 衆院選山形1〜3区で、当初は民進党の公認、または推薦を受けて立候補する予定だった希望の党の3候補が「憲法9条改正反対」の立場を鮮明にしている。希望の党は「9条改正含め議論を進める」との公約を掲げるが、3候補は「9条の価値について理解を深めるためにも議論はあってしかるべきだ。党と交わした政策協定には違反しない」と主張している。
 「安倍政権は、かつて自民党も守ってきた憲法9条に触ろうとしている。私は9条をしっかり守る」
 公示日の10日、山形2区の希望の党で前議員、近藤洋介候補(52)=山形2区=は集まった支持者に「護憲」を誓った。
 3区では元議員の阿部寿一候補(58)が10日夜に鶴岡市であった決起大会で「9条改正が入党の条件なら、希望の党には行かなかった」と明言。1区の新人荒井寛候補(44)も10日の第一声で「時代に合わせて憲法は変えなければならない部分はあるが、9条は変える必要はない」と主張した。
 希望は6日発表した公約に「9条を含め改正議論を進める」と明記。小池百合子代表は7日の党首討論会で、外交・安全保障などの分野は「安倍政権と違いはない」と述べている。
 民進党は、集団的自衛権の行使を認めた安保法制に反対してきた。選挙戦で9条改正反対を訴える3候補の姿勢は民進時代と変わらず、希望の考え方とは食い違っているように見える。
 3候補は、9条の真価について認識を深めるための議論はあり得るとの立場。総合選対本部長を務める無所属の舟山康江参院議員(山形選挙区)も「憲法改正を議論することは、9条を変えるという意味ではない」と解説する。
 一方、希望の党が入党、公認の条件として署名を求めた政策協定書で、安保法制は「憲法にのっとり適切に運用する」とされていた。
 舟山氏は「『憲法にのっとり』と(あえて)言うのであれば、安保法制が違憲状態であるなら運用はできないことになる。(協定書をそう読めば)3人が合意できるギリギリの範囲だ」との見方を示す。3候補の姿勢は民進時代と矛盾せず、希望の考えに沿うことをにじませる。

2017年10月12日木曜日

4014チバQ:2017/10/12(木) 19:53:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50038.html
序盤情勢・東海
岐阜
2017年10月12日 08時50分
野田 全世代で支持 1区

 1区は、現職閣僚で知名度を誇る野田が優位に立っている。自民支持層の9割弱、公明支持層の8割弱を固め、全世代で幅広く支持を集めている。吉田は希望の公認を得られなかったが、連合の支援を受け、追い上げを図っている。


 2区は、棚橋がリードする展開。企業や支持団体、地域の行事をこまめに回り、自民、公明支持層の9割強を固めた。森桜は、街頭などで政権批判を繰り広げるが、共産支持層以外に広がりを欠いている。

 3区は、武藤が頭ひとつ抜け出している。ミニ集会に力を入れ、自民支持層の約8割を固めた。三重の区割り変更に伴い国替えした阪口は希望支持層の約9割を固めたが、知名度不足は否めない。

 4区は、今井と金子が激しく競り合っている。今井は、希望支持層の9割以上を固め、立憲民主支持層の約6割の支持を集める。政権批判票の取り込みに懸命だ。金子は引退した金子一義・元国土交通相の長男。飛騨地方を中心とする支持基盤を引き継ぎ、突然の解散で準備不足の中、自民支持層の7割強を固めた。公明支持層や無党派層への浸透を目指す。

 5区は、古屋が戦いを優位に進めている。製陶、農協など各団体から支持され、自民支持層の8割強を固めた。連合の支援を受ける阿知波は希望支持層の8割を固めた。地域の集会をこまめに回り、巻き返しを図る。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50039.html
静岡
2017年10月12日 08時45分
渡辺と勝俣が小差 6区

 1区は、現職閣僚の上川が自民支持層の約8割を固め、安定した戦いを進める。


 2区は、井林が優位に立つ。地元で街頭演説を重ね、自民支持層の8割近くをまとめる。松尾は民進の希望への合流方針決定前に民進に離党届を出したことで連合静岡から推薦を取り消された。無党派層の支持拡大に躍起だ。

 3区は、宮沢と小山が激しく競り合う。宮沢は地元首長から支援を取り付け、自民支持層の約8割を固める。小山は希望の公認から漏れ、無所属の出馬となったが、連合静岡などの推薦を得て、立憲民主支持層の9割近くを固めた。前静岡県磐田市長の鈴木は希望支持層の6割強から支持を得るが、無党派層に浸透しきれていない。

 4区は、大票田の静岡市清水区が地盤の望月が安定した戦い。田中は、希望の細野豪志前衆院議員の元秘書。希望支持層の8割強を固めたが、それ以外の広がりを欠いている。

 5区は、抜群の知名度を誇る細野が優位に戦いを進める。希望支持層の9割強や無党派層の半数近くを固め、自民支持層の3割弱に浸透する。地元でミニ集会をこまめにこなす吉川は、商工自営業者の4割超から支持を得るが、知名度不足は否めない。

 6区は、渡辺と勝俣が小差の競り合い。渡辺は連合静岡の組織力を生かし、希望支持層の9割強、立憲民主支持層の約5割を固める。勝俣は自民支持層の約8割から支持を得るが、無党派層への浸透では苦戦している。

 7区は、城内が頭ひとつ抜け出す。地元産業界からの支持を取り付け、自民、公明の支持層の約9割を固めた。1区での希望の公認争いに敗れ、くら替えした福村は出遅れが響いている。

 8区は、塩谷が先行し、源馬が追いかける展開。党選挙対策委員長の塩谷は企業や団体の票固めに力を入れ、自民支持層の8割弱をまとめた。源馬は希望支持層の8割近くを固め、世代交代を訴えて支持の拡大を図る。

2017年10月12日 08時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50040.html
三重
2017年10月12日 08時35分
田村が一歩リード 1区

 1区は、田村が一歩リードし、松田が追い上げる。松阪市など旧4区が地盤の田村は、津市中心部を重点的に回り、支持拡大を図る。松田は野党統一候補として共産の支援も受け、無党派層の4割強の支持を集める。


 2区は、伊賀市など旧1区が地盤の川崎と、大票田の鈴鹿、四日市市など旧2区で知名度の高い中川が互角の戦い。川崎は自民支持層の8割強を固めた。中川は公示1週間前に希望からの出馬方針を転換。共産の支援も取り付け、無党派層の4割強に浸透する。

 3区は、無所属での出馬となった岡田が優位に立っている。後援会はフル回転し、希望や立憲民主支持層に加え、無党派層にも食い込んでいる。旧2区が地盤の島田は、街頭に立つなど知名度アップに努めている。

 4区は、三ツ矢が優位に立ち、藤田が追う展開。三ツ矢は自民支持層の8割、公明支持層の8割弱を固めた。藤田は政権批判票の取り込みに懸命だ。

2017年10月12日 08時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4015チバQ:2017/10/12(木) 19:53:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50047.html
愛知
2017年10月12日 08時40分
赤松先行、神田追う 5区

 1区は、熊田と佐藤が競り合い、吉田が絡む展開。熊田は自民支持層の約7割を固め、佐藤は地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長の支援を受け、無党派層に浸透する。吉田は立憲民主支持層の約9割を固め、共産支持層の約4割の支持を得る。


 2区は、民主党政権で国家戦略相を務めた古川が一歩リードしている。希望支持層をほぼまとめ、無党派層も取り込んでいる。比例東京ブロックからのくら替えとなる田畑は自民支持層以外への浸透を目指す。

 3区は、優位に立つ近藤に池田が肉薄している。近藤は立憲民主支持層の9割を固め、共産の支援も得て票の上積みを図る。池田は自民支持層の7割、公明支持層の8割の支持を得るが、無党派層で浸透し切れていない。

 4区は、自民支持層の約7割を固めた工藤と、希望支持層の約7割をまとめた牧が激しく競り合う。

 5区は、赤松が先行し、神田が追いかける展開。赤松は強固な地盤で、立憲民主支持層を中心に、安全保障関連法反対で一致する共産の支持層の約8割から支持を得る。神田は自民支持層の約7割を固めたが、サラリーマンの支持は2割弱にとどまっている。

 6区は、自民支持層の9割を固めた丹羽が安定した戦い。

鈴木と山尾が小差 7区

 7区は、鈴木と山尾が小差の競り合い。鈴木は幅広い年齢層から支持を集め、自民支持層の8割を固めた。既婚男性との交際疑惑で民進を離党した山尾は無党派層の約3割の支持を集めたが、女性の支持が伸び悩んでいる。

 8区は、伴野と伊藤が小差の競り合い。伴野はサラリーマンから約4割の支持を得て、無党派層にも浸透。伊藤は地域をこまめに回り、60歳以上で多くの支持を集めている。

 9区は、長坂と岡本が接戦となっている。長坂は海部元首相の地盤を引き継ぎ、自民支持層の約8割を固める一方、岡本は労組などの支援を受け、無党派層の取り込みに懸命だ。

 10区は、沖縄・北方相の江崎と、安井が激しく競り合っている。江崎は自民支持層の約6割、公明支持層の5割弱の支持を得たが、失言問題も微妙に影響している。安井は希望支持層の約7割を固めたが、無党派層への広がりを欠く。

 11区は、トヨタ自動車を中心に労組票をまとめる古本が先行し、自民支持層の約8割を固める八木が追いかける展開。

 12区は、希望、立憲民主支持層の支持をほぼ固めた重徳がリードする展開。

 13区は、大西と大見が一歩も譲らぬ展開。大西は希望支持層の約7割を固め、大見は自民支持層の約8割をまとめた。無党派層の取り込みがカギとなる。

 14区は、今枝が優勢。ほぼ全世代の支持を幅広く得た。田中は、民進の鈴木克昌・前議員の後継だが、出遅れている。

 15区は、自民支持層を固めた根本と、希望支持層をまとめた関との互角の戦い。

2017年10月12日 08時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4016チバQ:2017/10/12(木) 19:56:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50071.html
序盤情勢・近畿
滋賀
2017年10月12日 08時25分
大岡と嘉田が互角 1区

 1区は、大岡と嘉田が互角の戦い。大岡は公共事業などの成果をアピールし、自民支持層の約8割、公明支持層の約7割を固めた。嘉田は引退した川端達夫前衆院副議長の後継。知事を務めた知名度を生かし、希望支持層の約6割を固め、無党派層にも浸透する。


 2区は、上野が先行し、田島が追いかける展開。上野は財務副大臣としての実績を強調し、自民、公明支持層の8割以上をまとめた。田島は希望支持層の8割以上、立憲民主支持層の約6割を固めた。地元の彦根市を中心に、無党派層への浸透を目指す。

 3区は、小川と武村が横一線の戦い。小川は女性からの支持で先行し、希望支持層の約9割をまとめた。武村は各種団体などから支持を受け、自民支持層の約8割を固めた。

 4区は、小寺と徳永が小差の競り合い。小寺は自民県議の経験を強調し、自民支持層の7割弱を固めた。参院議員を1期務めた徳永は希望支持層の8割弱から支持を得た。

2017年10月12日 08時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50073.html
京都
2017年10月12日 08時20分
田中と北神 接戦 4区

 1区は、伊吹と穀田がしのぎを削る。伊吹は繊維企業や医療関連団体など厚い支持基盤を持ち、自民支持層の約8割をまとめた。穀田は共産支持層に加え、立憲民主支持層の約6割の支持を得ている。


 2区は、前原が優位に立つ。13の後援会と民進党の地方議員が積極的に支援。希望支持層の約9割、立憲民主支持層の約5割のほか、無党派層からも4割程度の支持を集める。繁本は自民支持層を固めきれていない。

 3区は、泉と木村が激しく競り合う。泉は希望支持層の9割以上を固め、無党派層にも浸透。元看護師の木村は自民支持層の約8割を固めた。医療系団体から支援を受け、幅広い年齢層から支持を得ている。

 4区は、田中と北神の接戦となっている。田中は京都市議を4期務めた実績を強調し、公明支持層にも浸透している。北神は希望支持層の約9割を固めたほか、立憲民主支持層の約6割の支持を集める。

 5区は、本田が頭ひとつ抜け出した。谷垣禎一・前自民党幹事長の後継をアピールし、自民支持層の7割近くを固める。中山は京丹後市長を3期務めた実績を強調して巻き返しを図る。元防衛官僚の井上は希望支持層以外の支持に広がりを欠く。

 6区は、安藤と山井が横一線の戦い。安藤は自民支持層の約8割を固めた。商工自営業者からの支持が厚い。山井は希望支持層の9割を固め、無党派層の3割の支持を集める。

2017年10月12日 08時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4017チバQ:2017/10/12(木) 19:56:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50074.html
大阪
2017年10月12日 08時15分
辻元・大隈・松浪が三つどもえ 10区

 1区は、井上と大西が横一線の戦い。小選挙区で2連勝中の井上は改革の実績を訴え、維新支持層の8割をまとめた。大西は新たに加わった東成区で支持拡大を目指す。


 2区は、左藤が優位に立っている。左藤は自民支持層の約7割を固め、公明支持層にも浸透。尾辻は共産の支持層も取り込む。

 3区は、佐藤が安定した戦い。佐藤は福祉施策の充実をアピールして自民支持層や維新支持層からも一定の支持を得る。渡部は共産支持層以外への浸透が課題だ。

 4区は、中山と美延が互角の戦い。中山は自民、公明支持層の約7割を固める一方、美延は維新支持層の約8割をまとめた。

 5区は、公明支持層に加え、自民支持層の約4割に浸透する国重が安定感を増している。

 6区は、伊佐が先行し村上が追いかける展開。伊佐は自民支持層の約6割、維新支持層の約4割を固めた。村上は共産支持層へも浸透し、無党派層での支持拡大を目指す。

 7区は、渡嘉敷がややリードし奥下が追い上げる。渡嘉敷は自民、公明支持層を手堅くまとめる。奥下は橋下徹・前大阪市長の特別秘書を務めた経験をアピールし、維新支持層を固めるが、無党派層の支持が伸び悩む。

 8区は、自民支持層の8割を固めた大塚が有利な戦いを進める。

 9区は、自民支持層の約8割をまとめた原田と、維新支持層の約8割を固めた足立が横一線の戦い。

 10区は、辻元、大隈、松浪による三つどもえの接戦。知名度の高い辻元は立憲民主支持層を固め、共産支持層にも浸透する。大隈は自民支持層の約7割、松浪は維新支持層の約6割をまとめた。無党派層の取り込みが勝敗を分ける。

平野と佐藤が競る 11区

 11区は、平野と佐藤が競り合い、伊東が追いかける展開。平野は立憲民主支持層の約9割を固めたほか、自民支持層にも食い込む。佐藤は自民支持層の6割、公明支持層の8割をまとめたが、無党派層に浸透し切れていない。伊東は維新支持層以外に広がりを欠く。

 12区は、北川と藤田が小差の争い。北川は後援会組織が動き、自民支持層の7割を固め、公明支持層の約8割の支持を集めた。藤田は無党派層での支持拡大に活路を見いだす。

 13区は宗清、青野が一歩も譲らぬ展開。宗清は自民、公明支持層の約7割を固めた。2日に出馬表明したばかりの青野は、維新支持層以外への浸透が課題となる。

 14区は、谷畑と長尾がしのぎを削る。前回約1800票差で長尾に辛勝した谷畑が維新、希望支持層の約8割を固める一方、長尾は自民支持層の約7割をまとめた。

 15区は、浦野と竹本がデッドヒートを展開。浦野は「身を切る改革」をアピールし、無党派層への支持拡大に努める。竹本は自民支持層の約7割、公明支持層の約6割をまとめた。

 16区は、優位に立つ北側に森山が肉薄する。北側は候補擁立を見送った維新支持層からも支持を得る。森山は共産支持層にも浸透し、追い上げる。

 17区は幹事長の馬場が維新支持層の約9割をまとめる一方、岡下は自民支持層の約6割を固め、激しく競り合っている。

 18区は、遠藤と神谷はそれぞれの支持層を固め、横一線の戦いを繰り広げる。

 19区は、丸山が優勢。丸山は維新支持層をほぼ固め、自民、公明支持層からも一定の支持を集める。

2017年10月12日 08時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4018チバQ:2017/10/12(木) 19:56:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50077.html
2017年10月12日 08時10分
盛山と井坂 競る 1区

 1区は、盛山と井坂が激しく競り合う。盛山は、法務副大臣の実績などを訴え、自民や公明支持層の約7割を固めた。井坂は希望の支持層の8割を固め、無党派層の取り込みを図る。


 2区は、8選を目指す赤羽が有利な戦い。赤羽は区割り変更で新たに加わった西宮市北部を中心に活動し、自民支持層への浸透に努める。

 3区は、関が自民支持層の7割強を固め、安定感を増している。横畑は社会保障の充実などを訴え、無党派層の支持拡大に努める。

 4区は、藤井が優位に立つ。藤井は国土交通政務官を務めた実績を強調し、自民支持層の約8割、公明支持層の6割以上を固めた。衆院解散まで藤井の秘書だった野口は、希望支持層の8割強を固めたが、それ以外への広がりは欠いている。

 5区は、谷が先行し、梶原が追う展開。谷は地域活性化を訴え、後援会などの組織力を生かして支持基盤を固める。民主党政権時代、農水政務官を務めた梶原は政権批判を強め、中高年層に支持を広げ、返り咲きを目指す。

 6区は、大串と桜井が小差の競り合い。大串は与党の安定感と実績を訴え、自民、公明支持層の票固めを図る。桜井は60歳代を中心に支持を広げ、立憲民主支持層の8割弱を固めたほか、共産支持層にも食い込む。元国交政務官の市村は維新支持層の7割弱を固めたが、広がりを欠いている。

 7区は、3選を狙う山田が自民、公明支持層の約8割をまとめ、リードする展開。畠中は希望支持層の約8割を固めたが、若年層の支持が伸び悩んでいる。

 8区は、中野が安定した戦い。公明支持層のほか、自民支持層の約5割を固め、無党派層にも浸透する。堀内は改憲反対など安倍政権との対決姿勢を前面に出し、政権批判票の掘り起こしを狙う。

 9区は、官房副長官の西村が自民支持層の約9割を固め、安定感を増している。後援会組織や業界団体をまとめ、全世代から幅広く支持を得る。川戸は出遅れが響き、希望支持層以外での広がりを欠く。

 10区は、9選を目指す渡海が組織力を生かした安定した戦い。地元企業を地道に回り、自民支持層の9割以上を固めた。柘植は消費増税凍結などを訴え、支持拡大に努める。

 11区は、民主党政権で外相を務めた松本が9月に入党した自民の公認を得て、優位に戦いを進める。大阪19区からの国替えとなった長安は、出遅れ挽回に懸命だ。

 12区は、自民からの出馬は初めてとなる山口が優勢。池畑は若さを前面に出し、無党派層への浸透を図る。

2017年10月12日 08時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4019チバQ:2017/10/12(木) 19:57:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50076.html
奈良
2017年10月12日 08時05分
馬淵と小林 激戦 1区

 1区は、馬淵と小林が激しく競り合う。馬淵は希望支持層の大半をまとめ、立憲民主支持層の5割以上の支持を集める。新たに選挙区となった旧2区の生駒市でも知名度を生かして浸透を図る。小林は党内の候補者調整が長引いたが、自民支持層の約7割を固めた。広がりを欠く無党派層での支持拡大に努める。


 2区は、8選を目指す高市が優位に立っている。旧3区から比例選単独に回った候補から、香芝市など新たに2区に編入された8市町の地盤を引き継いだ。自民支持層の約8割を固め、無党派層にも食い込んでいる。民進の地方議員の支援を受ける松本は、希望以外の支持層に広がりを欠く。

 3区は、田野瀬が安定した戦い。選挙区は県土の8割を超える広さだが、父・良太郎から受け継いだ強固な後援会を生かして自民、公明支持層の約9割をまとめた。2区から国替えとなった前川は参院議員を2期務めた知名度を生かし、支持拡大に力を入れる。

2017年10月12日 08時05分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50078.html
和歌山
2017年10月12日 08時00分
岸本が優位 1区

 1区は、岸本が優位に戦いを進めている。前回は岸本が門に約8000票差で辛勝した。強固な後援会を持つ岸本は連合の支援を受けながら、希望支持層をほぼ固めた。街頭活動にも注力し、自民支持層や無党派層にも食い込んでいる。門は業界団体からの支援を受けるが、自民支持層の支持は6割程度にとどまり、推薦を得る公明支持層からの支持も4割に届いていない。


 2区は、7選を目指す石田がリードする展開。自民支持層の大半をまとめ、サラリーマンや農林水産業者など幅広く支持を集める。民進出身の坂田は希望の支持層を固め切れていない。下村は共産支持層以外での浸透が課題だ。公示直前に立候補表明となった栄は伸び悩んでいる。

 3区は、希望、維新が候補擁立を見送り一騎打ちの構図となった。自民党幹事長の二階は自民、公明支持層をほぼ固め、安定感を増している。楠本は政権批判票の獲得を目指す。

2017年10月12日 08時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4020チバQ:2017/10/12(木) 19:58:44
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50058.html
序盤情勢・中国
鳥取
2017年10月12日 07時50分
石破 広く浸透 1区

 1区は、連続10選の石破が安定した戦い。全国の応援行脚で地元不在が多いが、強固な後援会組織を足がかりに、自民支持層だけでなく希望支持層や無党派層にも浸透する。塚田は、政権批判票の取り込みを図る。


 2区は、赤沢が優位に立っている。内閣府副大臣などの経験を訴え、自民、公明支持層の8割以上を固める。湯原は希望支持層をまとめ、無党派層の支持も集めている。商工自営業者や主婦層への浸透が課題だ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50057.html
島根
2017年10月12日 07時45分
竹下 安定した戦い 2区

 1区は、強固な地盤を持つ細田が優位に立っている。地元入りは限られるが、自民支持層の8割以上をまとめたほか、幅広い年齢層から支持を集める。連合の支援を得た亀井は、子育て世代や無党派層への浸透を図る。


 2区は、党総務会長の竹下が安定した戦い。県選出参院議員らの支援を受け、自民党支持層は固めきった。福原は民進党県連と連携し、向瀬はこまめな街頭演説で、それぞれ反自民票の掘り起こしを狙う。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50056.html
岡山
2017年10月12日 07時40分
橋本と柚木 死闘 4区

 1区は、11選を目指す逢沢が安定した戦い。知名度を生かし、幅広い年齢層から支持を集める。自民支持層の8割を固めた。高井は富裕層への課税強化などを訴え、立憲民主支持層を固め終えた。若年層の支持取り付けに苦戦している。


 2区は、山下が先行し、津村が追いかける展開。山下は後援会を中心とした組織戦を展開し、自民、公明支持層の8割前後をまとめる。津村は希望支持層の8割以上を固め、立憲民主支持層にも食い込むが、農林水産業者の取り込みが課題だ。

 3区は、平沼赳夫・元経済産業相を父に持つ平沼と、阿部がいずれも無所属で出馬する保守分裂選挙となり、激しく競り合う。平沼と阿部はともに自民支持層の4割前後を固め、保守票を食い合う構図。内山は政権批判票の取り込みに躍起となっている。

 4区は、過去2勝2敗と互角の橋本と柚木が今回もデッドヒートを繰り広げている。橋本は、父・橋本竜太郎元首相から引き継いだ後援会組織を生かし、地盤を固める。柚木は労組票を中心に支持を広げる。希望支持層の9割弱を固め、無党派層に強みを発揮する。

 5区は、厚生労働相の加藤が安定感を増している。公務などで地元入りは限られるが、自民支持層の9割以上を固めたほか、無党派層にも着実に浸透している。元民主党衆院議員の樽井は希望支持層の7割弱を固めたが、広がりに欠ける。

2017年10月12日 07時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4021チバQ:2017/10/12(木) 19:59:16
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50054.html
広島
2017年10月12日 07時35分
新谷 有利な戦い 4区

 1区は、9選を狙う党政調会長の岸田が、経済団体などに広く浸透して優勢。「ポスト安倍」として岸田派の前議員らの応援演説で地元を空けることが多いが、知名度は変わらない。大西は消費増税中止などを訴え、支持拡大を目指す。


 2区は、平口が頭ひとつ抜け出す。幅広い年齢層で支持を広げ、自民支持層の8割を固めた。松本は民進県連や連合の支援を受け、希望支持層の9割強を固めた。

 3区は、河井がリードする展開。首相補佐官の経験などをアピールし、自民支持層の8割、公明支持層の8割弱をまとめた。希望の公認が得られなかった塩村は無党派層の掘り起こしが課題となる。

 4区は、比例選から移った新谷が有利な戦い。前議員の中川俊直の出馬断念で行き場を失った自民支持層の6割強を固めた。空本は、政権批判票の掘り起こしを図るが、上野と無党派層を奪い合っている。

 5区は、寺田が戦いを優位に進める。義理の祖父にあたる池田勇人・元首相にさかのぼる強固な保守地盤を引き継ぎ、個人演説会をこまめに開いて支持固めに余念がない。橋本は組織力不足をカバーしようと懸命だ。

 6区は、佐藤と小島が接戦となっている。当選13回の亀井静香・元金融相が不出馬を表明し、前回から選挙戦の構図は一変した。佐藤は希望支持層の9割を固め、無党派層の4割強に支持を広げている。小島は、自民支持層の7割強、公明支持層の5割をまとめた。

 7区は、小林が戦いを優位に進めている。自民支持層の8割をまとめた。佐藤は希望支持層の7割強を固め、無党派層にも一定程度、浸透している。

2017年10月12日 07時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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山口
2017年10月12日 07時30分
岸がリード 2区

 1区は、高村が戦いを優位に進めている。引退した父の高村正彦自民党副総裁から受け継いだ強固な地盤を生かし、自民支持層の9割を固めた。大内は毎朝街頭に立って知名度アップを図り、無党派層への浸透を急いでいる。


 2区は、岸がリードする展開。自民党の県議、市議らに支えられ、自民支持層の9割弱に浸透する。松田は、米軍岩国基地の機能強化反対などを訴えている。

 3区は、河村が安定した戦い。強固な地盤を生かして、自民支持層を中心に手堅く票を固めている。前東京都目黒区議の坂本は、無党派層の3割に支持を広げている。

 4区は、首相の安倍が安定感を増している。抜群の知名度を背景に、自民、公明支持層の9割前後をまとめ、幅広い年齢層に浸透している。衆院解散の直前に出馬表明した藤田は希望支持層の8割強を固め、政権批判票の取り込みを図る。

2017年10月12日 07時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4022チバQ:2017/10/12(木) 20:00:32
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序盤情勢・四国
徳島
2017年10月12日 07時20分
山口 幅広い支持 2区

 1区は、7選を目指す後藤田が優勢。自民支持層の9割弱、公明支持層の7割に浸透するほか、地元首長が支援に回る。仁木は、民進党県連や連合の支援を受けつつ、無党派層の取り込みを図る。


 2区は、10選を目指す山口が安定した戦いで、幅広い年齢層から支持を得ている。自民支持層の9割弱、公明支持層の8割弱を固め、無党派層にも食い込んでいる。久保は、政権批判票の受け皿として浸透を図っている。

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香川
2017年10月12日 07時15分
玉木抜け出す 2区

 1区は、6度目の対決となった平井と小川が横一線の戦い。平井は支援企業や党の地域支部を軸に票固めを進め、自民、公明支持層の8割前後に支持を広げる。草の根の支持が強みの小川は、無党派層の4割強に支持を広げ、立憲民主支持層や、今回擁立を見送った共産支持層の取り込みを狙う。


 2区は、玉木が頭ひとつ抜け出している。出身のさぬき市など農村部に強い地盤を抱え、希望支持層の9割以上を固める。自民支持層の2割強にも浸透する。瀬戸は中小企業などを精力的に回り、5割強にとどまっている公明支持層へのさらなる浸透を図る。

 3区は大野が優位に立っている。父の大野功統・元防衛長官の地盤を引き継ぎ、自民支持層の9割をまとめた。希望支持層にも食い込み、6割弱の支持を固めた。藤田は、立憲民主、共産の支持層の票固めを急いでいる。知名度不足もあり、無党派層をどう掘り起こすかが課題となっている。

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愛媛
2017年10月12日 07時10分
山本 安定感増す 4区

 1区は、8選を目指す塩崎が安定した戦い。厚生労働相の経験などを訴え、自民の9割弱、公明の8割の支持層を手堅くまとめた。富永は民進県連の支援も受けるが、無党派層に浸透できていない。


 2区は、11選を目指す村上が自民、公明支持層を固めて優位に立つ。前回村上に敗れた雪辱を期す西岡と、8月に民進を除籍後、希望に加わった横山が、政権批判票を奪い合う。

 3区は、白石洋と白石寛が横一線の戦い。白石洋は、連合の支援を受けるほか、無党派層の4割近くに支持を広げている。死去した父・白石徹の後継となった白石寛は自民、公明支持層の7割弱を固めた。

 4区は、9選を狙う山本が自民支持層の8割、公明支持層の9割弱を固め、安定感を増している。変革をアピールする桜内は、希望支持層の8割をまとめた。無党派層の約3割にも浸透し、安倍政権の批判票取り込みを狙う。

2017年10月12日 07時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50043.html
高知
2017年10月12日 07時05分
中谷 安定した戦い 1区

 1区は、10選を目指す中谷が安定した戦い。元防衛相の実績をアピールし、自民支持層の9割、公明支持層の7割を固めた。大石は希望支持層以外の取り込みを図る。


 2区は、広田と山本がしのぎを削る。民進党県代表だった広田は無所属で出馬したが、共産を含む野党支持層の8割を固め、「反自民」の受け皿を目指す。農相経験がある山本は、自民支持層の8割以上を固めたが、農林水産業者の支持は2割にとどまっている。

4023チバQ:2017/10/12(木) 20:01:07
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50051.html
序盤情勢・九州
福岡
2017年10月12日 06時55分
鬼木と稲富 互角 2区

 1区は、井上が戦いを優位に進める。井上は自民支持層の8割弱を固めたほか、幅広い年齢層で支持を広げる。連合や民進党県議から支援を受ける山本は、立憲民主支持層の9割を固めた。希望の石井は消費増税凍結を強調し、支持拡大を図る。


 2区は、鬼木と稲富が横一線の戦い。鬼木は、山崎拓・元自民党副総裁の後継で自民、公明支持層の8割弱を固める。稲富は希望支持層の8割以上をまとめた。若年層の支持が厚く、無党派層に食い込んでいる。

 3区は、太田誠一元農相の地盤を継いだ古賀が安定した戦いで、自民支持層の8割弱を固めた。山内は藤田一枝・元衆院議員の支援を受けて連合票を取りまとめた。

 4区は、宮内がリードする展開。自民、公明支持層の8割弱をまとめた。希望と連携する河野は、政権批判票の積み上げや無党派層の取り込みを図る。

 5区は、8選を目指す原田が先行し、楠田が追いかける展開。原田は九州北部豪雨の被災地で、災害に備える改良復旧の必要性を訴え、自民、公明支持層に浸透している。楠田は、野党支持層に食い込む一方で、無党派層への浸透が目立っている。

 6区は、昨年10月の補欠選挙で保守分裂の争いを制した鳩山が、自民公認を得て優位に立つ。新井は希望の公認を得られず無所属で出馬したが、無党派層に食い込み切れていない。

 7区は、藤丸が安定した戦い。古賀誠・元自民党幹事長の地盤を継ぎ、地元県議や経済界などの支持を取りつけて組織戦を展開する。原は、希望支持層の8割を固めた。

 8区は、13選を目指す麻生が安定感を増している。自民支持層をほぼ固め、候補擁立を見送った希望支持層にも食い込む。前飯塚市議の宮嶋は、党地区組織や市民団体の支援を受けるが、支持に広がりを欠く。

 9区は、三原が先行し、緒方が追いかける展開。三原は自民支持層の8割弱、公明支持層の6割強を固めた。希望から出馬した緒方は希望支持層の9割、維新支持層の8割強を固めた。無党派層に浸透し、巻き返しを図る。

 10区は、山本が一歩リード。前地方創生相としての実績を訴え、自民支持層の7割以上をまとめ、公明支持層にも浸透する。城井は、希望の支持層をほぼ固めきった。無党派層の支持を広げている。

 11区は、6選を目指す武田が優位に立つ。自民、公明支持層の8割以上をまとめ、無党派層も取り込んでいる。希望の公認を得た村上は、京築地域を中心に知名度アップを図る。共産、社民両党の選挙協力で一本化された竹内は、反自民票の受け皿としての役割も担う。

2017年10月12日 06時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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佐賀
2017年10月12日 06時50分
原口がリード 1区

 1区は、原口がリードする展開。無所属で出馬した原口は、希望支持層の8割、立憲民主、共産支持層の約9割を固めた。大票田の佐賀、鳥栖市で支持を広げる。岩田は16の地域支部に選対事務所を置き、巻き返しを図る。自主投票となった農業団体の取り込みも急ぐ。


 2区は古川と大串が激しく競り合う。古川は前知事の実績を強調し、自民、公明支持層の8割以上を固めた。連合の支援を受ける大串は、希望支持層の9割強をまとめた。

4024チバQ:2017/10/12(木) 20:02:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50062.html
長崎
2017年10月12日 06時45分
西岡と冨岡 競る 1区

 1区は、西岡と冨岡が激しく競り合う。西岡は三菱重工業労組の支援を受け、父の西岡武夫元参院議長から引き継いだ後援会が票固めを急ぐ。冨岡は医師会などの組織固めを図り、自民支持層の8割強を固めた。無党派層への浸透が課題だ。


 2区は、加藤が安定した戦いを進める。地元の島原市などを中心に農業団体の支援を受け、組織戦を展開する。自民支持層の9割をまとめた。山口は、市議を務めた大票田・諫早市で浸透を図るが、広がりを欠く。

 3区は、谷川が優位に立っている。離島を含めて各地の後援会をフル稼働し、組織票を固めている。4区から移った末次は、街頭演説を重ねて知名度向上を図る。

 4区は、北村と宮島が横一線の戦い。北村は組織固めに余念がなく、自民支持層の約8割をまとめた。2004年に自民を離党した宮島は希望支持層をがっちり固める。労組の支援を受けつつ、無党派層にも食い込む。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50063.html
熊本
2017年10月12日 06時40分
野田 幅広い支持 2区

 1区は、木原が先行し、松野が追い上げる展開。木原は財務副大臣として熊本地震の復興に尽力し、商工自営業者らの支持を得る。松野は希望支持層の8割を固めた。連合の推薦を受け、反自民票の取り込みを狙う。


 2区は、16選を目指す野田がリードする展開。圧倒的な知名度の高さを生かし、幅広い年代で支持を集める。林田彪・元衆院議員の支持者から支援を受ける西野は、若さをアピールし、野党支持層や無党派層への浸透を図る。

 3区は、坂本が優位に立っている。地元首長らの後押しもあり、自民支持層の9割、公明支持層の6割強を固めた。関根は政権批判票への浸透を急ぐが、広がりを欠いている。

 4区は、金子が安定した戦い。区割り見直しによる小選挙区選の定数1減に伴い、比例選に回った園田博之・前衆院議員の支援も受け、自民、維新支持層の7割、公明支持層の8割強を固めた。矢上は立憲民主支持層の8割以上を固め、知名度向上に努める。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50064.html
大分
2017年10月12日 06時35分
穴見と吉良 横一線 1区

 1区は、穴見と吉良が横一線の戦い。前回、吉良に敗れた穴見は、自民、公明支持層の8割以上を固め、雪辱を期す。商工自営業者やサラリーマンの支持も手堅くまとめた。吉良は、希望支持層の9割超を固め、無党派層に食い込んでいる。連合の支援も取り付けており、終盤の追い込みを図る。


 2区は、衛藤と吉川が予断を許さない展開。衛藤は、後援会組織をフル稼働させ、自民、公明支持層の8割以上を手堅く固めた。吉川は立憲民主支持層の7割弱をまとめ、野党共闘で政権批判票の取り込みを図る。無党派層への浸透では、衛藤と吉川が激しいつばぜり合いを繰り広げている。

 3区は、岩屋が優位に立っている。盤石の組織力を背景に、自民支持層の9割弱を固めた。サラリーマンの支持も厚く、幅広い年齢層に食い込んでいる。横光は立憲民主支持層のおよそ9割をまとめた。無党派層の取り込みで追い上げを狙う。

2017年10月12日 06時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4025チバQ:2017/10/12(木) 20:03:08
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50065.html
宮崎
2017年10月12日 06時30分
武井 優位な戦い 1区

 1区は武井が戦いを優位に進めている。武井は商工団体などの支援を受けて組織戦を展開し、自民支持層の9割を固めた。サラリーマンの6割から支持を受け、前回選挙で得た約8万9000票からの上積みを目指す。外山は希望支持層の8割弱をまとめたが、無党派層の取り込みが課題となる。


 2区は江藤が優位に立っている。選挙区内の全市町村に後援会組織を置き、商工団体や畜産団体などから支援を受ける。自民支持層の9割を固めた。黒木は、自民批判票の取り込みを狙うが、無党派層に十分食い込めていない。

 3区は古川がリードする展開。強固な後援会組織で自民支持層をがっちりと固めた。建設業・農業団体などから幅広い支援を得ているほか、無党派層にも支持を拡大している。花輪は公示直前に出馬が決まったため、知名度向上に力を入れる。希望支持層を中心に浸透を図るが、広がりを欠いている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50066.html
鹿児島
2017年10月12日 06時25分
保岡と川内 接戦 1区

 1区は、保岡と川内の接戦となっている。保岡は引退した父の保岡興治元法相から引き継いだ地盤固めを急ぎ、これまでに自民支持層の7割弱を固めた。川内は立憲民主支持層の8割をまとめ、自民批判票の受け皿となることを狙っている。


 2区は、金子が戦いを優位に進めている。金子は自民支持層の7割弱をまとめ、農林水産業者や商工自営業者に浸透している。斉藤は無党派層の掘り起こしを目指す。

 3区は、小里が先行し、野間が追いかける展開。小里は自民支持層の8割、野間は希望支持層の9割弱をそれぞれまとめた。両者とも、区割り変更で新たに選挙区となった地域の票取り込みに懸命となっている。

 4区は、森山が有利な戦い。自民支持層の8割以上を固めた。農相の経験をアピールし、農林水産業者の7割強の支持を集めている。野呂は、連合などの支援を受け、政権批判票の結集を訴える。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50067.html
沖縄
2017年10月12日 06時20分
赤嶺・国場・下地幹 三つどもえ 1区

 1区は7選を目指す赤嶺と、いずれも前回比例復活した国場、下地幹が三つどもえの戦い。赤嶺は翁長雄志知事の支援を受け、共産支持層を固め終え、無党派層にも浸透する。国場は自民、公明支持層の票固めを急いでいる。下地幹は希望支持層の7割を固めた。


 2区は照屋が安定感を増している。政権批判票を手広くまとめ、無党派層にも強みを発揮している。宮崎は自民支持層の8割を固めるが、50〜60歳代の支持が伸び悩んでいる。

 3区は玉城が頭ひとつ抜け出している。玉城は無党派層からの支持が5割以上と突出しているほか、自民支持層の一部にも食い込む。比嘉は、自民支持層の6割弱しかまとめきれていない。

 4区は西銘と仲里が一歩も譲らぬ展開。西銘は自民支持層の8割弱を固め、サラリーマンの半数近くから支持を得る。仲里は共産支持層などの政権批判票を掘り起こすとともに、無党派層への食い込みを図る。

4026とはずがたり:2017/10/12(木) 20:04:26
読売より
自民と競ってる13選挙区は確保して東京で自民を過半数割れに追い込みたい。。その主役は希望では無く立憲だったけど。
賢明なる都民はその辺ちゃんと解ってる筈だが。

東京
●印(接戦・横一線区)(13選挙区)─立憲8,希望5
 希望が出遅れてる選挙区では立憲が善戦(1,2,5,6,7,16,19,22)(8選挙区)
 民進離党組等希望が自民と横一線(3,10,15,21)
 希望新人が横一線(23)

×(4選挙区)…野党分散もあって自民優勢(4[平],11[下村],24[萩生田],20[木原(希共とも力不足)])
 希望も滲透で自民優勢(4,11)(2選挙区)
 希望候補の名前が挙がるも共産より後ろ(20,24)

無印(2選挙区)…(8[石原>木原],18[土屋>菅])←石原が意外に突き放していない。菅はもうダメかなあ。。

非表示(6選挙区)…自民優勢(9,12,13,14,17,25)

1●自=海江田(立)
2●松尾(立)=自>希(鳩) ←無党派の約5割が態度未定
3●自(石原)=松原(希)
4×自(平・優位)>井戸(立)・難波(希)
5●自(若宮)=手塚(立)←共産の6割>>福田(希)←伸び悩み
6●自(越智)=落合(立)>>植松(希)←出遅れ
7●長妻(立)=自(松本)←編入地域を丁寧に回る>>荒木(希)←苦戦
8 自(石原・ややリード)>木内(希)←希望支持層は固めたが拡がりに欠ける
10●若狭(希)=自(鈴木)>鈴木(立)←絡む
11×自(下村・一歩リード)>前田(立)・宍戸(希)
15●自(秋元)=柿沢(希)
16●自(大西)=初鹿(立)>田村(希)
18 自(土屋・ややリード)>菅(立)
19●自(松本)=末松(立)
20×自(木原・優位)>>宮本(共)・鹿野(希)
21●長島(希)=自
22●自(伊藤)=山花(立)
23●自(小倉)=伊藤(希)
24×自(萩生田・優勢)←無党派にも滲透>高橋(立)・飯田(共)・吉羽(希)(3人とも苦戦)

4027チバQ:2017/10/12(木) 20:05:34
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50002.html
比例・北海道
2017年10月12日 10時55分
自民「3」に黄信号

 過去2回連続で3議席を獲得した自民だが、今回は3議席目が微妙な情勢だ。連合北海道の支援を取り付けた立憲民主は、2議席目を射程に入れている。希望は伸び悩んでおり、1議席にとどまる可能性がある。


 公明、共産はそれぞれ支持層を固め、前回獲得の1議席を確保しそうだ。2012年衆院選以来の候補擁立となった大地は今後の情勢次第で当選圏内に入ってくる可能性がある。維新の議席獲得は厳しい状況となっている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50008.html
比例・東北
2017年10月12日 10時20分
自民 5議席ほぼ確保


 今回から定数1減となった。自民は5議席目をほぼ確保できそうな状況だ。希望は3議席を固めて、4議席目をうかがう勢いを見せている。立憲民主は大都市で自民に次ぐ支持を得て2議席を確保しており、さらに積み増しを狙って支持拡大に努めている。公明は2014年の前回衆院選の2議席は難しい情勢となっているが、1議席を得るのは確実だ。共産は現行制度下で維持し続けてきた1議席を確保しそうだ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50017.html
比例・北関東
2017年10月12日 09時55分
希望 4議席確保

 今回から定数が1減った。自民は5〜6議席を維持し、7議席目まで手が届きそうだ。希望は無党派層の支持で自民や立憲民主を上回っている。4議席を確保して、情勢次第ではさらに伸びる可能性がある。大都市で自民に迫る勢いをみせる立憲民主は、3議席目を確保し上積みを狙う。公明は2012年衆院選から維持してきた3議席目が視野に入っている。共産は最大でも2議席の確保にとどまりそうだ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50025.html
比例・東京
2017年10月12日 09時45分
自民4議席を確保 立憲民主「4」狙う

 自民は4議席を確保し、5議席目に伸ばす勢い。希望にとっては小池代表のおひざ元だが、自民に後れを取っている。今後、得票を伸ばしても5議席目には届かない見通しだ。


 立憲民主は無党派層では自民、希望を上回る約2割の支持を得て、4議席目を狙える位置につけている。共産は手堅く2議席を固め、上積みの可能性がある。公明は1〜2議席を獲得しそうだ。維新が議席を得るのは難しい情勢だ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50033.html
比例・南関東
2017年10月12日 09時25分
立憲民主「4」ほぼ手中

 自民は全域で3割以上の支持を固め、6〜7議席を獲得する公算が大きくなっている。希望は5議席獲得の可能性が出てきた。立憲民主は60歳以上の支持で希望を上回り、4議席目をほぼ手中にした。公明は2014年衆院選で得た3議席目に達するかどうかが焦点だ。共産は2議席にとどまり、前回の3議席に及ばない情勢だ。維新は維新支持層のおよそ6割を固めるにとどまっており、1議席の確保に躍起だ。

4028チバQ:2017/10/12(木) 20:07:03
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50023.html
比例・北陸信越
2017年10月12日 08時55分
自民 最多「5」射程

 自民が頭一つ抜け出している。4議席目をほぼ確保し、過去最多に並ぶ5議席目をうかがう状況だ。希望は大都市で自民、立憲民主に先行を許しているものの、2議席を固め、情勢次第でさらに伸ばす可能性がある。立憲民主は1議席を確実にし、2議席目に届きそうな勢いだ。


 公明、共産はそれぞれ1議席を死守する公算が大きい。維新は当選圏から遠く、議席ゼロに終わる見通しだ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50072.html
比例・近畿
2017年10月12日 07時55分
維新 5議席前後か

 定数が2014年の前回衆院選から1減する。自民は7議席をほぼ確実にしており、8議席目も射程に入った。地元出身の前議員が多い維新は2番手につけるが、無党派層の取り込みでは苦戦しており、5議席前後にとどまる可能性がある。


 希望と公明、立憲民主の3党は得票率でほぼ並び、いずれも4議席獲得をうかがう。共産は3議席をほぼ固めたが、前回獲得した4議席目への上積みは難しい見込み。

2017年10月12日 07時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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比例・中国
2017年10月12日 07時25分
自民 全年齢層で支持

 自民は全年齢層で堅調に支持を広げており、2012年、14年衆院選に続く5議席をほぼ確実にした。希望は無党派層などを取り込み、2議席を固めた。公明も強固な支持基盤を背景に2議席の確保を見込む。やや後れを取っている立憲民主も1議席を確保し、2議席目を視野に入れている。


 共産は14年に獲得した1議席の確保を目指すが、今回は議席を失う可能性がある。維新は当選圏まで遠い状況だ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50046.html
比例・四国
2017年10月12日 07時00分
自民 3議席うかがう

 2014年の前回衆院選と同様、自民がブロック全域で安定した強さを見せ、定数の半数にあたる3議席をうかがう勢い。


 自民以外では希望、公明、立憲民主が1議席ずつ分け合う見通しとなっている。内閣不支持層に食い込む希望は、得票の伸び次第では2議席目を目指せる位置につけている。公明の議席上積みは難しそうだ。共産と維新は当選ラインに絡めず、議席確保は見込めない情勢だ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50069.html
比例・九州
2017年10月12日 06時15分
自民 7議席ほぼ確保

 自民は7議席をほぼ確保した。定数1減の影響もあり、2014年の前回衆院選で獲得した8議席に届くかどうかは得票の伸び次第となっている。希望は3議席を固め、4議席目をうかがっている。


 公明は3議席を固めたが、前回初めて獲得した4議席目は手放す可能性がある。立憲民主は3議席目を射程に入れた。共産と社民は1議席止まりの公算が大きい。維新は議席が確保できるかどうか正念場だ。

4029チバQ:2017/10/12(木) 20:11:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171013k0000m010035000c.html
<二階氏>「これからが勝負」与党優勢報道に緊急通達で戒め
19:09毎日新聞

 自民党の二階俊博幹事長は12日、報道各社の衆院選序盤の情勢調査で与党優勢と報じられたことを受け、「あたかもわが党が優勢であるかのような報道がされているが、一瞬たりとも楽観を許さない極めて厳しいものであることを肝に銘じてほしい」とする緊急通達を全候補者に送った。

 通達は「これからが本当の勝負」と強調したうえで「実際に各選挙区を分析すると、報道とは逆に情勢の悪化を招いている候補がおり、憂慮すべき事態」と指摘。「報道を受けて、わが党が即座に劣勢に陥ることは火を見るより明らかだ」と戒めた。

 自民党は政権に復帰した2012年衆院選以降、13年参院選、14年衆院選、16年参院選といずれも勝利している。通達はとりわけ、当選回数の少ない若手候補らが、報道で緩むことを懸念したためとみられる。【水脇友輔】

4030チバQ:2017/10/12(木) 20:12:27
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171012_31065.html
<衆院選岩手>2区候補どっちも改憲 有権者困惑
11:47河北新報

<衆院選岩手>2区候補どっちも改憲 有権者困惑
自民と希望との一騎打ちとなった岩手2区。有権者の判断基準は…=10日午前、滝沢市
(河北新報)
 自民党、公明党の「政権保守」、希望の党、日本維新の会の「改革保守」、立憲民主党などの「中道リベラル」に集約された衆院選(22日投開票)。「3極対決」の様相だが、「中道リベラル」候補のいない岩手2区の有権者は保守系二者択一にあれこれ頭を悩ませている。

◎原発は違うけど…「選択肢そろわぬ」

 「新風を吹き込む政党に期待したかったが、希望も自民と変わらないのではないか」。宮古市津軽石の無職女性(72)の疑問は尽きない。政策を見極めて「より実現能力のありそうな候補に投票する」と言う。
 2区は自民と希望の一騎打ち。どちらも憲法改正をタブー視しない。陸前高田市の無職男性(74)は「9条は変えなくてもいいと思うが、改憲政党しかなくて困った」。それでも「大事な1票なので棄権はしない。候補の話をよく聞いて決めたい」と語った。
 希望が「2030年までに原発ゼロ」を前面に掲げたことで、原発政策では再稼働を進める自民との違いが際立っている。
 初めて衆院選で投票するという女子大生(20)は「将来的には原発ゼロがいいが、小池(百合子希望)代表は信用できない」と率直な思いを吐露した。
 滝沢市の男性会社員(57)は「立憲民主の候補がいないと、今回の衆院選は選択肢がそろったことにならない」と不満顔。「選挙区と比例代表で投票先を振り分けようかな」と話した。

4032チバQ:2017/10/12(木) 20:21:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171011_14.html
衆院選青森 対決の構図>自民独占維持なるか


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 区割り改定で1減となった3選挙区に前議員3人、新人7人の計10人が立候補を届け出た。自民、希望、共産の「3極」が全選挙区に候補を立てた。
 前回4選挙区を制した自民が県内の議席独占を維持できるかどうかが焦点。自民の3人はいずれも公明の推薦を得た。民進系の候補が全員希望公認を受けたため、野党共闘は頓挫した。分散する野党票の行方や、新党登場を受けた無党派層の投票行動が注目される。
 1区は、前回大接戦を演じた自民前議員と希望前議員(比例東北)が再び相まみえる。今回も激戦が予想され、新たに選挙区に加わった下北地方と上北郡北部での浸透ぶりが鍵を握る。共産は新人を擁立した。
 2区は12選を目指す自民前議員に、希望と共産の2新人が挑戦する。実績十分な前議員が盤石に戦いを進める。
 3区は自民、希望、共産の3新人を軸とした戦いになる。自民新人は死去した元議員の兄の地盤を引き継ぐ。希望新人は前回に続く挑戦。幸福実現党は新人を立てた。
 社民は選挙区への独自候補擁立を断念した。比例東北での議席獲得へ全力を挙げる。


2017年10月11日水曜日

4033チバQ:2017/10/12(木) 20:22:08
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171011_13.html

<衆院選岩手 対決の構図>編入地域で集票合戦


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 区割り改定で1減となった3選挙区に前議員5人、元議員1人、新人1人の計7人が立候補した。
 自民は全3選挙区に前議員を立て、いずれも公明が推薦した。希望は1区に前議員、2区に元議員を擁立。共産は1区に新人が挑む。社民は戦後初めて候補擁立を見送った。自由は3区に党代表の前議員が無所属で立った。
 1区は民進系の希望前議員が厚い支持基盤で5選をうかがう。比例東北の自民前議員は後援組織を前回の3倍に増やして4度目の対決に臨む。共産は県内選挙区で唯一、候補を擁立し、保守勢力との対決姿勢を明確にする。
 2区は通算9選を目指す自民前議員と民進系の希望元議員が激突する。ともに区割り改定で編入された旧3区の沿岸南部7市町で集票合戦を展開。旧3区選出で引退を表明した民進前議員は希望元議員を支援するが、支持層の一部に離反の動きも見られる。
 3区は自由前議員が連続17選を懸けて無所属で立候補。共産の自主的支援を取り付けた。比例東北の自民前議員は3度目の挑戦。区割り改定で編入された一関市と平泉町で両陣営の駆け引きが激化している。


2017年10月11日水曜日

4034チバQ:2017/10/12(木) 20:22:26
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171011_12.html
<衆院選宮城 対決の構図>1区東北最多の6人


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 6選挙区に前議員7人、元議員1人、新人10人の計18人が立候補した。全選挙区に前議員を立てた自民に、希望、共産、立憲民主、維新と民進系無所属が挑む。
 1、2、5区は野党間の協力が成立。共産、社民が立民、民進系無所属の支援に回った。2、5区は自民前議員と民進系無所属が一騎打ちする。前回(2014年)5勝1敗だった自民の議席維持が焦点になる。
 1区は東北最多の6人による混戦模様となった。4選を期す自民前議員と、共産、社民の支援を受ける立民新人の争いに希望、維新の両新人が絡む。諸派、無所属の新人も立候補した。
 2区は6選を目指す自民前議員と民進系無所属の元議員がぶつかる。共産、社民が元議員を推し、与野党が激しい戦いを展開する構図となる。
 3、4区は自民前議員に、希望と共産の新人がそれぞれ挑戦する。
 5区は8選を狙う民進系無所属の前議員が共産、社民の支援を受け、前回、比例東北で復活した自民前議員と議席を争う。
 6区で7選を目指す自民前議員は大臣公務のため選挙区入りが難しい状況。共産は県議5期を務めた新人を立て、支持拡大を図る。


2017年10月11日水曜日

4035チバQ:2017/10/12(木) 20:22:46
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171011_11.html
<衆院選秋田 対決の構図>自・希・共3党の争い


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 3選挙区に前議員4人、新人5人の計9人が立候補した。3選挙区とも自民、希望、共産の3党による争いになる。
 1区は3選を目指す自民前議員と、公示直前に擁立が決まった希望新人の対決が軸。自民は組織をフル回転させ、支持層を固める。希望新人は街頭演説を重ね、新党効果に期待する。前回、自民前議員に8600票差に迫った民進系前議員(比例東北)は希望の比例東北に転出。選挙区候補との連携の成否が焦点になる。共産は新人を擁立した。
 2区は前法相の自民前議員に、希望、共産の2新人が挑む。自民前議員は閣僚や党幹部の応援を受け、支持層を固める。希望新人は前回に続く2度目の挑戦。社民は自主投票を決めた。一定の支持基盤を持つ同党の票の行方が注目される。
 3区は自民前議員と希望前議員(比例東北)が5度目の対決。自民前議員は地盤の内陸部を中心に支持拡大を図る。希望前議員は沿岸部を拠点に自民の一部支持層を切り崩す。共産は新人を擁立した。
 公明は自民前議員3人全員を推薦した。県農政連は1、2区は自民前議員を推薦。3区は前回に続き自主投票を決めた。


2017年10月11日水曜日

4036チバQ:2017/10/12(木) 20:23:00
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171011_10.html
<衆院選山形 対決の構図>2区農業票奪い合う


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 3選挙区に前議員4人、元議員1人、新人5人の計10人が立候補を届け出た。自民、希望、共産が全選挙区に候補者を擁立した。
 自民は昨年7月の参院選で、新人が野党統一候補に12万票差で大敗。1月の知事選も候補者を擁立できず不戦敗に終わった。今回は全選挙区で県農協政治連盟の推薦を取り付けるなど、要所で政権与党の強みを発揮している。
 1区は8選を狙う自民前議員の厚い地盤を希望、共産の新人が切り崩しにかかる。全3市2町の首長も自民前議員を支援。大票田の山形市を中心に、両新人がどこまで政権批判票を取り込めるかが注目される。
 2区は自民前議員と、過去2回続けて比例復活した希望前議員の3度目の対決が軸。前々回1万8912だった票差は前回7495まで縮まった。ともに農業票を奪い合う展開。共産は新人を擁立した。
 3区は自民前議員と希望元議員の戦いに、共産新人が絡む。3回連続の「保守分裂」の構図だが、元議員が希望公認を受けたことで支持層は流動化している。有権者の新党への評価が大きく影響しそうだ。幸福実現党の新人も立候補した。


2017年10月11日水曜日

4037チバQ:2017/10/12(木) 20:23:21
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171011_09.html
<衆院選福島 対決の構図>1区野党事実上共闘


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 5選挙区に前議員8人、新人9人が届け出た。自民は全選挙区、希望は3人、共産は4人、社民は2人、維新は1人をそれぞれ擁立した。民進系のうち希望の公認を得なかった2人は無所属で立候補した。
 1区は自民前議員と民進系無所属前議員(比例東北)の一騎打ちが確定。前回は自民が5307票差で競り勝った。今回は共産が直前に候補を取り下げ、野党系候補が事実上、一本化。一段の激戦が予想される。
 2区の自民前議員は元復興相としての実績などを訴えて8選を目指す。希望、共産、維新の3新人が自民の組織力にどう対抗していくかがポイント。
 3区は元外相の民進系前議員が初当選以来24年ぶりに無所属で届け出た。再挑戦となる自民新人と、共産新人が牙城に切り込む。
 4区は希望前議員と自民前議員(比例東北)が3度目の対決。前回は416票差だった。3区から編入された西郷村への浸透が鍵。共産、社民も新人を立てた。
 5区は復興相の自民前議員が7選を狙う。希望前議員(比例東北)は引退表明を撤回して6選を目指す。共産、社民はそれぞれ新人を擁立し、比例票の上積みも図る。


2017年10月11日水曜日

4038チバQ:2017/10/12(木) 20:44:58
無所属候補の接戦区で、地元候補への戦略的投票が増えるかどうか。

4039チバQ:2017/10/12(木) 21:18:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00000010-kantelev-l27
<衆院選>大阪16区 公明と立憲の一騎討ち
10/12(木) 19:48配信 関西テレビ
<衆院選>大阪16区 公明と立憲の一騎討ち
関西テレビ
今回の衆議院選挙で熾烈な争いとなってるのが大阪16区です。
前回の選挙では4つの党から候補者が出て、公明党の北側さんが圧勝していたのですが、今回は立憲民主党の森山さんとの一騎打ち。
構図が変ったため、有権者の票がどう動くのか全く予想ができないんです。

堺市の堺区、北区、東区で構成される大阪16区。

届け出順に立憲民主党公認の元職、森山浩行さん(46)と公明党公認の前職、北側一雄さん(64)の2人が立候補しました。

【立憲民主党・森山浩行候補】
「堺で生まれ、堺で育った、堺を愛する、私、元気もりもり、森山浩行と共に、勇気ある一歩を踏み出していただきたい思います。堺から日本を変える、大きなチャンスです」

【公明党・北側一雄候補】
「一騎討ちの戦いというのは、投票に行く方の過半数が、北川一雄と書いていただかないと、勝てないわけでございまして、これは並大抵の選挙ではないと思って、覚悟しております」

2014年の選挙では北側さんが圧勝。

しかし、今回は森山さんに追い風となる要素が出てきているんです。

2014年の衆議院選の結果を見ると、北側さんの得票は6万6673票、森山さんの得票は3万8331票、次世代の党の西村眞悟さんが2万6567票、共産党の益修一さんが2万2809票でした。

しかし今回、共産党はこの選挙区で候補者の擁立を取り下げました。

共産党は森山さんの支援を表明しているので、約2万2800票が森山さんに行くことが予想されます。

すると北側さんとの得票は6000票ほどに縮まります。

さらに、2014年の衆院選で約2万6000票を獲得した西村眞悟さんも今回不出馬を表明。

西村さんは先月、公明党の北側さん支持を表明しています。

しかし、堺には複雑な事情があり、そう単純に事は進まなさそうで…。

先月行われた大阪府議会議員の補欠選挙に西村さんの次男が自民党公認で立候補しました。

公明党は西村さんの次男を推薦するか…と思いきや、大阪府議会では公明が自民よりも維新と良好な関係を保っているため、公明党は推薦を出さず、結果、西村さんの次男は落選してしこりが残っているんです。

両陣営の関係者はともに「西村さんの2万6000票の行方は全く分からない」と口をそろえていて、先行きは不透明です。

4040チバQ:2017/10/12(木) 21:18:20

【立憲民主党・森山浩行候補】
「ありがとうございます」
「ありがとうございます、すみません」

今回こそはと意気込む森山さん。

堺市議会議員や大阪府議会議員を務めた後、民主党の国会議員を1期つとめましたが、2012年以降は浪人生活が続いていました。

【立憲民主党・森山浩行候補】
「4年以上浪人生活をしている中で、堺の隅々を歩いてみなさんの声を聞いてきた。いつ解散があっても戦い抜くんだ、こういう思いで準備をしてきました」

立憲民主党は出来たばかり。

一つでも多くの議席を確保しようと先週早速、枝野幸男代表も大阪に応援に駆けつけました。

【立憲民主党・枝野幸男代表】
「まだ、立ちあがったばかりで皆さんに幅広く私たちの思いをお伝えする間もなく、投票日を迎えそうな選挙です。みなさまのお力をお貸しください」

森山さんは選挙戦で自公政権に代わる新たな受け皿になるのは立憲民主党だと訴えます。

【立憲民主党・森山浩行候補】
「自公政権の扇の要を必ず、打ち落とす。みなさんと一緒にこの堺から政権交代可能な政治を取り戻す、そして、子どもたちに胸を張って譲り渡せる、そんな日本を取り戻したい」

【公明党・北側一雄候補】
「頑張ります」
「ありがとうございます」

公明党の副代表でもあり、過去には国土交通大臣も務めた北側さんは今回の選挙戦、地道に市内各所で街頭演説を行います。

【公明党・北側一雄候補】
「今の連立政権は自民党と公明党の連立政権ですが、お互いの良さを出し合いながらお互いの短所を補いながらこの自公政権はこれまでやってまいりました」

一騎打ちによる危機感の表れか、山口那津男代表も解散の翌日に早速応援に駆けつけました。

【公明党・山口那津男代表】
「自公政権がんばれ、その推進力は公明党だ、そういうご理解を今回も選挙でみなさんにいただきたい。北側一雄さんに託していただきたいのであります」

北側さんは今回の選挙戦で、緊迫する北朝鮮情勢に対処できるのは実績のある自公政権でしかないと有権者に訴えます。

【公明党・北側一雄候補】
「野党のみなさんは離合集散し、本当に政策だとか理念だとかそういうものは棚上げにしたままで、そのような勢力が仮に政権を受け皿になってしまうとすると、これはかつてわれわれが経験したように経済が停滞する、外交が停滞する」

一方、選択肢が二択に絞らられた今回の選挙戦に対して有権者は…

【男性】
「保守派のほうなんで、いれるとしたらはっきり決めてないけど、いれるとなったら北側さん」

【男性】
「新しい方が何かしてくれるかなという気持ちはあります」

【女性】
「みな子育てのこと同じようなこと同じようなことしか言ってないから、選びにくい」

逆転を狙う森山さんか、それとも地力のある北側さんか、果たして16区を制するのはどちらの候補でしょうか。

4041さきたま:2017/10/12(木) 21:23:10
http://www.soumu.go.jp/senkyo/48ge/hirei_alll.html
第48回 衆議院議員総選挙 候補者・名簿届出政党等情報
衆議院名簿届出政党等(全選挙区)の名称及び略称の一覧表

名称 略称 政党等のウェブサイト等のアドレス
日本共産党 共産党 http://www.jcp.or.jp/ 
希望の党 希望 https://kibounotou.jp/
幸福実現党 幸福 https://hr-party.jp/
社会民主党 社民党 http://www5.sdp.or.jp/
日本のこころ 日本 https://nippon-kokoro.jp/
立憲民主党 民主党 http://cdp-japan.jp
公明党 公明 https://www.komei.or.jp/
自由民主党 自民党 https://www.jimin.jp/
日本維新の会 維新 https://o-ishin.jp/
支持政党なし 支持なし http://支持政党なし.com/
新党大地 大地

4042チバQ:2017/10/12(木) 21:26:07
>>3944直します
誤:宮島大典
正:松野頼久
愛知13とか熊本1とか推薦ないのなんでですかね?

公明推薦のない自民候補選挙区
茨城5 石川昭政 (浅野哲 日立労組)
埼玉11 保守分裂 (今野智博、小泉龍司 )
東京17 平沢勝栄 (公明と仲悪し)
神奈川11 小泉進次郎
愛知5  神田憲次(赤松広隆 運輸労連)
愛知13 大見正 (大西健介)
大阪12 北川知克 (維新:藤田文武)
大阪14 長尾敬  (維新:谷畑孝)
奈良1 小林茂樹 (馬淵澄夫)
岡山3 保守分裂 (阿部俊子 平沼正二郎)
福岡1 井上貴博 (山本剛正)
福岡8 麻生太郎
熊本1 木原稔  (宮島大典)

自民公認候補以外を推薦
茨城7(中村喜四郎に推薦)・・・永岡桂子
山梨2(堀内詔子に推薦)・・・長崎幸太郎は推薦されず


推薦267 公明9 全選挙区289

4043とはずがたり:2017/10/12(木) 21:53:08
>>4042
木原は>>3947だそうです。

4044チバQ:2017/10/12(木) 21:56:11
希望の党直系はかなり厳しいですね。

結党11人+民進離党組以外で当選できそうなのは・・・

・比例単独/優遇
寺田学   東北単独1位 (元民主)
樽床伸二  近畿単独1位 (元民主)
井上一徳  近畿単独2位 (他の重複候補は3位)
中山成彬  九州単独1位 (元こころ)

それ以外だと
秋田:松浦大悟   (元民主)
栃木:渡辺美由紀 渡辺喜美家族
愛知:佐藤夕子   (元民主・減税)

くらいか。。。比例も民主系に持って行かれそうだもんな

4045とはずがたり:2017/10/12(木) 22:00:19
幾ら時間がなかったとはいえ泡沫感半端ないっす。読売のだと自希共の三つ巴なのに共産に後れを取ってるところもある(東京20・神奈川5・神奈川10)ようで。

波多野とか植松とか民主女性参議院組がもっと即戦力かと思ってたけど

4046チバQ:2017/10/12(木) 22:02:34
寺田学は民主離党組か・・・

4047とはずがたり:2017/10/12(木) 22:07:43
山形3の阿部寿一とか保守系無所属からの希望合流組みでしたっけ?

4048さきたま:2017/10/12(木) 22:33:13
>>4027-4028
読売の比例・東海が抜けているようなので。
立憲民主にオーバーフローの可能性が出てきましたね。
比例4獲得で近藤・赤松が小選挙区で勝った場合、吉田、青山、日吉が復活、比例下位の松田まで全員当選。
もし日吉が得票率10%に満たないで供託金没収の場合、議席が他党に溢れてしまう。


比例・東海
2017年10月12日 08時30分
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171012-OYT8T50048.html
希望「5」ほぼ確実

 自民は2014年衆院選で獲得した8議席を守るのは難しい情勢だが、7議席目までは十分に狙える位置につけている。希望は5議席をほぼ確実にし、6議席目が定数内に滑り込むかどうかが焦点。立憲民主は4議席目に届きそうな情勢だ。

 公明は2議席を確保し、上積みを目指す。1議席を固めた共産も得票次第でさらに伸びる可能性がある。維新は勢いに欠けており、最大でも1議席となる公算が大きい。

4049とはずがたり:2017/10/12(木) 22:35:59
みんなの党の東海で似た様な事ありましたね

4050チバQ:2017/10/12(木) 22:44:33
>>4047
阿部寿一も形式的には希望直系でしたね、そいや。
実態としては、民進合流組と考えた方がよいとは思いますけど。

4051チバQ:2017/10/12(木) 22:49:07
>>4048
あう、、、ありがとうございます!

4052さきたま:2017/10/12(木) 22:50:21
>>4047
阿部寿一は保守系無所属からの希望合流組ですね。
今回は民進党推薦の無所属で出る予定だったようです。
>>4049
2009年のみんなの党東海ブロックでしたね。
その時はみんなの党の候補者が静岡1区の佐藤剛一人しかいなくて供託金没収で議席オーバーフローですね。
今度の静岡1区の青山は10%は行くと思いますが、日吉は直前の静岡7への国替えだし、甚だ不安ですね。

4053チバQ:2017/10/12(木) 22:56:36
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E5%88%B6#.E5.BD.93.E9.81.B8.E6.9E.A0.E3.81.8C.E6.AF.94.E4.BE.8B.E5.80.99.E8.A3.9C.E8.80.85.E3.82.92.E4.B8.8A.E5.9B.9E.E3.81.A3.E3.81.9F.E5.A0.B4.E5.90.88

wikiにありますネ
2005年自民東京 1名オーバーフロー→社民保坂展人が当選
2009年みんな東海 佐藤剛が10%以下→民主磯谷香代子が当選
2009年民主近畿 2名オーバーフロー 
   みんな近畿 吉野宏一が10%以下 →自民:谷公一、谷畑孝 公明:赤松正雄が当選

4054チバQ:2017/10/12(木) 23:06:50
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171012/soc1710120018-n1.html?ownedref=articleindex_not%20set_newsList
前原氏の応援効果「?」 民進系候補者ら複雑、引きずる3分裂の後遺症
2017.10.12
 民進党の前原誠司代表が衆院選で希望の党や無所属で出馬した民進党出身者への応援行脚を続けている。安倍晋三政権を倒すため希望の党への合流を決断した経緯を説明しているが、希望の党、立憲民主党、無所属の3分裂となった民進党代表の応援を受ける側は複雑な表情を浮かべている。

 「安倍政権の流れを断ち切らないとならず、大きな野党を作ろうと決断した。自民党しか選べない政治を変えようじゃないか」

 前原氏は11日、千葉9区で希望の党公認で立候補した奥野総一郎氏の千葉市での街頭演説で、こう訴えた。奥野氏も「安全保障法制の審議でも『反対』といって一歩も議論が進まなかった。希望の党に入って責任ある政治をやる」と述べ、合流に理解を求めた。

 演説には約150人が集まったが、拍手はまばら。奥野氏の関係者は「前原氏はプラスになると思って来てもらったが、効果は分からない」と不安そうに語った。前原氏はこの日、千葉県内の民進系5候補の演説会に参加した。ただ、「反希望」を掲げる立憲民主党候補の応援予定はなく、分裂の後遺症を引きずる。

 希望の党の公認を辞退し、無所属で佐賀1区に出馬した原口一博元総務相が10日に開いた演説会では、駆け付けた前原氏と原口氏ともに公認辞退に触れなかった。逆に原口氏は「自由、社民、民進、共産の4野党だけでなく、より広い立憲共闘の枠組みを作ろう」と主張し、4野党共闘に背を向けた前原氏との違いが際立った。(広池慶一)



 ▽千葉9区(3人)
 秋本真利 42☆ 国交政務官  自   前 【公】
 鴨志田安代 62  党地区委員長 共   新 
 奥野総一郎 53☆ 元議員秘書  希   前 

 ▽佐賀1区 (3人)

 岩田和親 44☆ 元県議    自(岸)前 【公】
 中島徹 43  元建設会社員 幸 新 
 原口一博 58  元総務相   無 前 

 ※いずれも届け出順、☆は比例と重複

4055チバQ:2017/10/12(木) 23:08:38
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171012/soc1710120015-n1.html?ownedref=articleindex_not%20set_newsList
【激闘10・22衆院選】東京で石原兄弟が小池氏に反転攻勢、大阪は維新が自民圧倒 選挙プランナーらが分析「当落リスト」 (1/3ページ)
2017.10.12
 第48回衆院選(22日投開票)の火ぶたが切られた。選挙戦は「自公与党vs希望、維新vs共産、立憲民主、社民」の3極が激突する構図だ。緊迫する北朝鮮情勢への対応をはじめ、消費税増税を含む経済・財政政策、少子高齢化に向けた社会保障政策などが問われる。無党派層が多い東京25選挙区と、大阪19選挙区の個別情勢はどうなっているのか。東京は選挙プランナーの松田馨氏、大阪は政治評論家の小林吉弥氏が分析した。

 「東京は『小池神話』の行方を占うカギになる。小池百合子代表(都知事)の牙城である東京で、失速が伝えられる希望の党がどれぐらい票を獲得できるかが焦点だ」

 選挙プランナーの松田氏は、こう断言した。

 7月の都議選で、小池氏率いる地域政党「都民ファーストの会」が127議席のうち55議席を獲得し、自民党を圧倒した。

 10・22衆院選の序盤戦では、東京25選挙区のうち、頭1つ出た「優勢」と分析されたのは平沢勝栄元内閣府副大臣(東京17区)や、太田昭宏元国交相(東京12区)などの6選挙区だけ。残り19選挙区は大激戦となっている。

 特に注目されるのは、小池氏に徹底攻撃された石原慎太郎元都知事の息子2人(石原兄弟)が、反転攻勢を仕掛けていることだ。

 東京3区では、自民党の石原宏高元内閣府副大臣と、希望の党の松原仁元国家公安委員長、共産党の香西克介氏が三つどもえの戦い。

 松田氏は「松原氏は民進党を離党し、希望の党の結成に参加したが、これが裏目に出た可能性がある。連合の支援が見通せなくなっており、宏高氏が有利に戦いを進めているようだ」と話した。

 東京8区では石原伸晃元幹事長と、小池氏が送り込んだ希望の党の「刺客」である木内孝胤(たかたね)氏が争うが、伸晃氏が優勢という。

 小池氏の側近、若狭勝氏の東京10区も激戦区だ。

 同区はもともと小池氏の地元だが、自民党都連は「大将(=若狭氏)のクビを必ず獲る」と意気込んでいる。若狭氏がややリードしているが、落選もあり得る状況だ。

 3極が激突するのが東京7区である。

 自民党から松本文明内閣府副大臣、立憲民主党から長妻昭元厚労相、希望の党から荒木章博元熊本県議が出馬した。荒木氏は、小池氏側近の実父だ。

 松田氏は「長妻氏は、連合と共産党の後ろ盾で一歩リードか。松本氏は区割りがマイナスに響いたが、徐々に追い上げて接戦に持ち込むだろう」と話す。

 安倍晋三首相の側近、萩生田光一幹事長代行の東京24区も大接戦。小池氏は、萩生田氏への「美人刺客」として、元大阪府寝屋川市議の吉羽美華氏を送り込んだ。加計報道の逆風もあるが、同選挙区には、立憲民主党と共産党の候補も出馬しており、反萩生田票は分散しそうだ。

 国会や都庁のある東京1区では、自民党の山田美樹元外務政務官と、希望の党の松沢香氏が激突する。山田氏は東大法卒の元経産官僚で、松沢氏は慶大法卒の弁護士というエリート対決でもある。ここに立憲民主党の海江田万里元経産相が割って入る。

 小池氏の神通力がどこまで通じるのか。見ものだ。

4056チバQ:2017/10/12(木) 23:09:26
 「大阪は、日本維新の会のおひざ元だ。加えて、小池百合子代表(都知事)率いる希望の党と維新が連携し、すみ分けた。これは大きい。維新が圧倒的強さを得た。一方で、安倍晋三総裁(首相)率いる自民党は厳しい戦いを強いられている」

 政治評論家の小林氏はこう語った。

 2014年の前回衆院選で、自民党は9選挙区を制し、維新は5選挙区での勝利にとどまったが、序盤戦で、この流れが逆転している。

 大阪19選挙区の現状について、小林氏は「自民党4、維新10、公明党4、立憲民主党1が優勢」と分析する。

 この傾向が強く出ているのは、大阪4区と同15区か。前回は自民党の中山泰秀元外務副大臣と、竹本直一元財務副大臣が勝利したが、今回は維新の美延映夫(みのべ・てるお)氏と、浦野靖人氏が先行している。

 維新の松井一郎代表(府知事)の連携戦略が当たったようだ。

 このほか、立憲民主党の辻元清美元国交副大臣と、自民党の大隈和英氏、維新の松浪健太元厚労政務官という前議員3人が激突する全国屈指の激戦区、大阪10区も注目される。

 小林氏は「誰が勝ってもおかしくない選挙区だ。これまでも、辻元氏と松浪氏が勝ったり負けたりのデッドヒートを続けてきた。辻元氏が今回、立憲民主党から出たことで、リベラル票を取り込んで、首1つ抜けたとみる」と語る。

 お隣の大阪11区も激戦だ。

 前回は、自民党の佐藤ゆかり元経産政務官が「刺客」として送り込まれて勝利したが、今回は維新の伊東信久氏が先行し、佐藤氏と、無所属の平野博文元官房長官が追う展開という。

 小林氏は「ここも三つどもえの戦いだ。佐藤氏は地元の党支部長と一時対立した。手打ちしたようだが、複雑だ。平野氏はこれまでパナソニックグループ労組が応援してきたが、無所属での出馬のため微妙か。伊東氏は形成外科医で、亡くなった歌手のやしきたかじんの主治医を務めるなど、地元で抜群の知名度を誇っている」という。

4057チバQ:2017/10/12(木) 23:11:21
>希望の党幹部
誰ですかね?樽床?

http://www.sankei.com/politics/news/171012/plt1710120066-n1.html
2017.10.12 21:49
【衆院選】
日本地図から消えた北方領土 希望の党の政見放送で 幹部釈明「チェック体制ができていなかった…」

 希望の党(代表・小池百合子東京都知事)が12日の政見放送で使用した日本地図に日本固有の領土である北方領土が記載されていなかった。希望の党は衆院選の公約に「北方領土返還を目指す」と明記し、小池氏も入党条件に「リアルな安全保障」を掲げているが、日本の最重要課題の一つである北方領土問題に対する姿勢に不安を残した。

 政見放送では、小池氏が「私たちは守るべきはしっかり守る。変えるべきは大胆に変える。改革保守の政党だ」と訴えると画面が切り替わり、北方領土のない日本地図が映し出された。北方領土はロシアが不法占拠を続けており、安倍晋三首相がプーチン露大統領との間で返還に向けた交渉を続けている。

 希望の党幹部は産経新聞の取材に「申し訳ない。映像製作会社に任せて作成しており、しっかりしたチェック体制ができていなかった」と釈明した。

4058チバQ:2017/10/12(木) 23:12:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101201142&amp;g=pol
希望、苦戦予測に危機感=与党は緩み警戒【17衆院選】


 衆院選の序盤情勢について、報道各社は12日、自民、公明の与党が優位に立ち、希望の党が苦戦しているとの傾向を伝えた。与党は緩みを警戒して引き締めに躍起。希望は危機感を抱いており、安倍政権との対決姿勢を強めて巻き返しを図る方針だ。立憲民主党は躍進が伝えられ、公示前勢力からの大幅な上積みを狙う。


 報道各社は世論調査結果を踏まえ、おおむね自公両党が300議席程度をうかがい、希望は公示前の57議席をやや上回る程度と予測。立憲は公示前の15議席から2〜3倍増と見込む。ただ、小選挙区では態度未定の有権者が3〜5割に上り、情勢はなお流動的だ。 
 自民党は公示前の290議席を大きく下回らないとの予測が出ているが、安倍晋三首相(党総裁)は12日、新潟県新発田市での演説で「最後まで厳しい選挙だ。毎日情勢は変わる」と強調。また、二階俊博幹事長と塩谷立選対委員長は同日、連名で「これまで何度も序盤に過大な予測を報じられ、多くの同志が涙をのんだ」と戒める緊急通達を各候補に送った。
 公明党の山口那津男代表は党本部で記者団に「調査結果は流動的だと考慮しながら引き締めていきたい」と語り、衆院解散時の35議席死守を目指す考えを示した。
 希望関係者は、伸び悩みを報じられた要因として、小池百合子代表(東京都知事)の不出馬や民進党候補の合流をめぐる混乱を挙げる。ある希望の候補は「(民進党出身者を選別した)小池氏の『排除』発言で100議席減った」と不満を漏らした。
 小池氏は12日、都庁で記者団に「まだ序盤だ。これからしっかり戦い抜く」と宣言。この後、川崎市で街頭演説し、「このまま『安倍1強政治』を続けていいのか」と呼び掛けた。希望は、小池氏の主張に沿った訴えを前面に出すよう文書で各候補に指示。今後、森友・加計学園をめぐる疑惑への批判を強めていく考えだ。
 立憲の枝野幸男代表は那覇市での演説で「少し勢いがあると書かれたが、全く裏付けはない」と指摘。福岡市に移動後、記者団に「期待をどう議席につなげるかが問われる」と語った。
 一方、共産党(公示前21議席)は、政権批判票を立憲に奪われる形で伸び悩み気味。志位和夫委員長は札幌市で演説し、「希望が野党共闘に分断をもたらした結果、自公が漁夫の利を一時的に得ているだけだ」と述べ、反転攻勢を誓った。
 日本維新の会は公示前の14議席を維持できるか微妙とみられており、地盤の大阪府を中心にてこ入れを図る。

◇主要全国紙の序盤情勢分析
▽朝日 自民堅調 希望伸びず
▽毎日 自公300超うかがう
▽読売 自民単独過半数の勢い
▽日経 与党300議席に迫る勢い
(2017/10/12-20:29) 関連ニュース

4059チバQ:2017/10/12(木) 23:13:59
なんで維新から出馬したんだ!?
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_61064.html
<衆院選福島>小池代表に熱い視線 「塾生」西村候補

 希望の党の小池百合子代表が11日、福島2区の同党新人岡部光規候補(49)の応援に駆け付け、JR郡山駅前でマイクを握った。聴衆の中に、ひときわ目を輝かせて小池氏を見詰める女性の姿があった。
 同じ福島2区に日本維新の会から立候補した新人西村恵美候補(54)。小池代表の政治塾「希望の塾」の1期生で、「筋金入りの小池ファン」を自認する。
 小池氏が演説で「日本はもっと女性の力を生かすべきだ。これまで男社会だったからね。変えようよ、お母さん」と訴えると、「我が意を得たり」と盛んに拍手を送った。
 握手や名刺交換には応じてもらえなかった西村氏。それでも「小池先生は『女性の力で』とおっしゃってくださった」と政治の師との「再会」を喜んだ。


関連ページ:福島政治・行政2017衆院選東北
2017年10月12日木曜日

4060チバQ:2017/10/12(木) 23:36:01
一家で複数の国会議員・国会議員候補がいるのはこのくらいかな?


渡辺家(渡辺善美:参無所属、渡辺美知太郎:参自民会派、渡辺美由紀:希望候補)
鳩山家(鳩山太郎:希望候補、鳩山二郎:自民候補  兄弟)
鈴木家(鈴木宗男:大地候補、鈴木貴子:自民候補  親子)
中曽根家(中曽根弘文:参自民、中曽根康隆:自民候補 親子)
羽田家(羽田雄一郎:参民進、羽田次郎:希望候補 兄弟)
本多-西村家(本多平直:立憲候補、西村智奈美:立憲候補 夫婦)
大塚-丸川家(大塚拓:自民候補、丸川珠代:参自民 夫婦)
安倍-岸家(安倍晋三:自民候補、岸信夫:自民候補 実兄弟→養子)

4061チバQ:2017/10/13(金) 00:04:44
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171013/k00/00m/010/101000c
衆院選

自民、東北注力 参院選で苦戦、野党共闘乱れ狙う

毎日新聞 2017年10月12日 23時11分(最終更新 10月12日 23時53分)

自民党は東北で苦戦してきた

 自民党が衆院選序盤から東北に注力している。安倍晋三首相(自民党総裁)は公示日の10日は福島、岩手、宮城の東北3県を回った。昨年の参院選で自民党は東北6県で野党共闘に苦戦したため、底上げを図っている。今回は希望の党の結党で野党共闘が崩れており、その乱れにつけこむ狙いもある。

 首相は10日、仙台市での演説で「政権交代前と比べれば中小企業の倒産は3割も減らすことができた」と訴えた。

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 昨年の参院選では自民党は東北6県で秋田を除く5県で敗れ、今年7月の仙台市長選でも自公両党が推す新人が元民進党衆院議員に敗れた。

 東北で自民党の敗北が続いたのは環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に対する反発に加え、アベノミクスの恩恵が行き渡っていないことへの不満が背景にある。東北選出の自民前職は「地元企業が苦しむ中、アベノミクスの成果ばかりを強調する首相自身への嫌悪感も強まっている」と打ち明ける。

 しかし、昨年の参院選と異なり、今回は野党は候補一本化に失敗した。仙台市の中心部をふくむ宮城1区でも自民前職に対し、希望、立憲民主党、日本維新の会がそれぞれ新人を擁立した。立憲の枝野幸男代表は10日の仙台市での演説で参院選と仙台市長選の例を引き「党派を超えて勝利をつかんだ」と強調したが、同じ集会で民進党県連会長の桜井充参院議員は希望を念頭に「裏切り者がいる」と批判した。

 一方、東北と同様に昨年の参院選、昨年10月の県知事選と立て続けに自民党が敗北した新潟県では、今回も事実上の野党一本化がほぼできている。

 新潟では、希望が公認候補を擁立できなかった。このため、6小選挙区のうち5選挙区で、共産・社民両党や自由党が推薦する立憲と無所属候補に事実上一本化した。与党は、全国的には野党がつぶし合う敵失で堅調だが、新潟での結果は試金石にもなりそうだ。首相は12日の新潟市での演説では「菅内閣時代はひどかった。その菅さん(直人元首相)たちが作ったのが立憲民主党だ」と激しい批判を展開し、危機感をあらわにした。

 希望の小池百合子代表も11日に岩手、秋田、宮城、福島の東北4県を回り、支持拡大に躍起だ。【遠藤修平、竹内望】

4062チバQ:2017/10/13(金) 05:56:06
埼玉5区
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130005-n1.html
2017.10.13 05:00
【衆院選】
「3極対決」の象徴区で本当に“格好いい”のは誰? 埼玉5区
 「進次郎さん、こっち向いて〜」。衆院選が公示された10日午後、さいたま市のJR大宮駅前に黄色い声援が飛んだ。自民党筆頭副幹事長、小泉進次郎が党公認の牧原秀樹の応援に駆け付けていたのだ。集まった聴衆は約1万人(牧原事務所)とされ、駅前の空中回廊とその下の歩道を埋め尽くした。

 自民党が選挙戦の初日に党内きっての“人気弁士”を送り込んだのには理由があった。

 自民党は埼玉5区で過去6回、連続して立憲民主党代表の枝野幸男に敗れている。自民党に追い風が吹いた平成26年の前回衆院選でさえ、約3000票差まで迫ったものの勝てなかった。今回は枝野が属した民進党が事実上「解党」し、「与党VS希望の党VS左派共闘」の3極対決の構図となった。枝野の牙城を切り崩す「最大のチャンス」(自民党関係者)と踏んだ。

 「皆さん、リベラルってなんですか?」。マイクを握った小泉はそう切り出し、「イデオロギーの象徴的な選挙区の中で、イデオロギーの渦にのまれないように、次世代のために、しっかりと働いてくれる人を国会に送り込んでください」と訴えた。

 その2時間後、枝野が同じ場所で街頭演説を行った。「上からの政策を草の根の政策へと変えていこうではありませんか!」と熱弁をふるった。党代表として仙台で第一声を行った後、都内を回ってからの地元入り。暗くなっていたとはいえ、集まった聴衆は約500人(枝野事務所)だった。

 
■  ■ 

 牧原陣営は「前回選挙で安倍晋三首相(自民党総裁)に応援に入ってもらったとき以上の熱気だった」というが、逆に「この勢いが実際の投票行動につながってくれればいいんですけどね」といった不安の声も漏れる。

 新党・立憲民主党の代表として連日、メディアに登場する枝野に対し、牧原は全国的な知名度はない。しかも枝野と同じ弁護士出身で若く、なかなか差別化を図れずにいる。追い風は感じられず、危機感が募る。

 決起集会では公明党参院議員の西田実仁が壇上で自公の絆の固さをアピール。その上で「(相手候補は)何となく、格好いいということになっていますけどね、全く違うんですよ。民進党の総会で、満場一致で希望の党に移るって決めたのに、排除されちゃうんで仕方なくつくったんですよ」と新党結成の経緯を皮肉った。

 
■  ■ 

 公示日の翌朝、枝野は霧が立ちこめるJR与野本町駅(さいたま市)前で通勤客らに声をかけていた。駅立ちは活動の原点だ。「頑張ってください!」。中年女性が駆け寄って握手と記念写真の撮影を求めていた。

4063チバQ:2017/10/13(金) 05:57:52
 2日の新党結成表明以降、枝野の地元事務所には「筋を通してくれた」「寄付をさせてほしい」という激励の電話やメールが殺到している。電話が1日150本、メールは3日で2千通に上った。立憲民主党の公式ツイッターもフォロワー数が急増し、マスコミにも取り上げられた。地元事務所は「保守系の人たちからも『男を上げた』と言われることがある」と驚く。

 地元の民進党県議や市議は枝野を支持した。ある県議は「ここまで反応があるとは思っていなかった」と語る。共産党も左派勢力の受け皿となる立憲民主党の発足を歓迎して公認候補者の擁立を取りやめ、「野党共闘」が実現した。

 
■  ■ 

 一方、“刺客”として選挙戦に挑む希望の党の高木秀文。枝野や牧原と同じく弁護士として活動し、9月中旬に衆院議員、若狭勝の政治塾に参加し、出馬を打診された。今月3日に正式に公認を受け、6日に選挙区内に住民票を移すという慌ただしさだった。

 本格的な演説は公示日が初めてだった。妻が子供を保育園に預けられず、内定していた会社での就職をあきらめた経験などを踏まえ、待機児童対策などを訴えていくという。「知名度の逆転は考えられない。希望の党の政策を訴えていけたらいい」。ゼロからのスタートに戸惑いながらも、決意の表情を浮かべていた。

 全国289選挙区のうち3極対決が展開されているのは145選挙区。その中で最も象徴的な選挙区とされる埼玉5区の行方は投票箱が開くまで予断を許さない。(敬称略、長嶋雅子)

 

 

 ▽埼玉5区(3人)

牧原秀樹(46)☆厚労副大臣 自民 前<公明>

枝野幸男(53)☆党代表   立民 前    

高木秀文(44)☆弁護士   希望 新<維新>

※届け出順、☆は比例と重複

4064岡山1区民:2017/10/13(金) 10:43:13
日経比例まとめ
北海道
自2固め3うかがう、民3うかがう、希1の可能性高い、公&共1確保しそう
東北
自4固める、希4確保見通し、公2死守の可能性高い、民2得そう、共1得そう
北関東
自6止まり、希5確保、民3固める、公3死守に躍起、共2の公算
東京
自6維持は難しい、民&希4確保、公2固める、共2に減らす見通し
南関東
自7に減らす可能性高い、民5へ躍進、希5固める、公3固める、共2固める、維&社議席見通せない
北信越
自4にとどまる見込み、希3、民2、公&共1固める
東海
自8から6に減らす可能性高い、希6固める、民4固める、公3維持の見通し、共2確保出来そう
近畿
自9から8に減らす見通し、公5目指す、維4に減らす可能性高い、希&民4確保しそう、共3にとどまる見通し
中国
自5目指す、希3に届く勢い、公2死守できそう、民1から上積み厳しい、共1確保しそう
四国
自2に減らす可能性高い、希2固め自に並ぶ、公&民残り議席を分けあう見通し
九州
自7にとどまる見通し、公3に減らす可能性高い、希5固める、民3固める、共2確保見込み、社議席獲得厳しい
以上です。出先なんで選挙区は書けません

4065岡山1区民:2017/10/13(金) 11:17:27
山陽新聞にある共同の比例予測
北海道
自3獲得の勢い、民2に届きそう、希1から上積み目指す、公&共1維持に向け支持層固める、大地伸び悩み
東北
自前回上回る6確保しつつある、希4射程、民2うかがう、公2は苦しい、共1守れそう、他苦しい
北関東
自8まで伸びる可能性、希5うかがう、民2の情勢、公2か3、共1確保し2視野、維1確保出来るかどうか、他議席困難
南関東
自8維持の勢い、希5視野、民3視野、公3確保見込む、共志位は圏内も伸び欠く、維1は確保出来そう、他苦しい
東京
自6獲得の勢い、希4うかがう、公2確保の情勢、共2にとどまる見通し、民2確実3狙う、維1となりそう、他厳しい
北信越
自5獲得うかがう、希3確保が焦点、民1は獲得出来る見通し、公議席維持へ安定、共1死守目指す、維議席へ支持拡大欠かせない、他難しい
東海
自8確保の勢い、希6に届く可能性も、公3獲得出来そう、民3射程圏内、共1固め2狙う、維1にとどまる可能性、他議席獲得困難
近畿
自9前後、希5も視野、民3の可能性、維5程度、公4確保目指す、共4は厳しい
中国
自過半数6うかがう、希2にとどまる、民1濃厚、公2なんとか確保しそう、共1死守する、維1に届かない可能性
四国
自3ほぼ確保し4の可能性、希1確保し2も視野、公1死守に全力で安定、民1うかがう、共議席見通せない、維届きそうにない
九州
自8程度確保の情勢、希4固め5視野、公4届くか見通せない、民2確保に目処がたちつつある、共2維持難しい、社1死守に向け集票目指す、維1に落ち込む可能性

4066岡山1区民:2017/10/13(金) 11:23:00
あと、共同だと東京10は若狭が2番手だったり、赤松が接戦だったり、福岡2は稲富の名前がさきだったり、香川1なんて四国新聞の記事とは内容真逆だし、もう分からない(笑)

4067片言丸:2017/10/13(金) 11:47:13
岡山1区さんありがとうございます。
確かに共同の調査どうなんですかね?

4068片言丸:2017/10/13(金) 11:52:19
地元紙(共同配信)だと、埼玉5区は、"牧原やや優勢、枝野追う"なんですよね。
ここまで違うのも面白いですよね。

4069とはずがたり:2017/10/13(金) 12:21:33
岡山1区さん,出先からありがとうございます!!!

共同,読売や産経と比べて独自の戦い(w)ですね〜。

4070岡山1区民:2017/10/13(金) 12:57:38
例えば香川1区は四国新聞の記事では「小川平井競り合う」「回答した共産支持は全員小川」とあるのに、山陽新聞にある共同の見出しは「平井先行」「小川に共産票流れず」ですからねw

4071とはずがたり:2017/10/13(金) 13:22:46
真逆w
ひどいなあ。
でも平井新聞は四国新聞の方なんでそっちが平井先行,共産流れずですかね?

4072片言丸:2017/10/13(金) 13:31:37
共同と地方紙の違いも謎ですね。
もっとも、四国新聞の、回答した共産支持者全員が小川という表現は、ネガキャン意図強そうですが。しかし、それについては調査自体が別の調査なのかな?

4073とはずがたり:2017/10/13(金) 13:36:10
寧ろ小川の運動を緩ませようってことか!>小川先行

4074とはずがたり:2017/10/13(金) 13:37:05
帰りに神戸新聞買おうと思ってます。地方紙は同じ日付で載ってるのかな?職場のラウンジの新聞覗いて見よっと

4075とはずがたり:2017/10/13(金) 14:10:57
滋賀1
読売・日経 大岡=嘉田(激戦)
神戸 嘉田(先行)>大岡

滋賀3
読売・日経 小川=竹村(接戦)
神戸 竹村(先行)>小川

滋賀4
読売・日経 小寺=徳永(接戦)
神戸 徳永=小寺(接戦)

大阪1
読売・日経 井上=大西(競る)
神戸 大西=井上(激しく争う)

大阪2
読売 左藤>>尾辻>椎木
日経 左藤(安定)>椎木>尾辻
神戸 左藤(やや先行)>椎木>尾辻

大阪10
読売 辻元=大隈=松波
日経・神戸 辻元=大隈≒松波(食い下がる)

若山1
読売・日経 岸本(優勢)
神戸 岸本(僅かに先行)≒門

確かに一寸傾向違う感じ。

4076岡山1区民:2017/10/13(金) 14:56:13
出先ついでに図書館で公示前日の四国新聞見たんですが、政治面全部使って小川ネガキャンしていて流石に引いてしまった。

4077名無しさん:2017/10/13(金) 18:12:07
沖縄では自治労が自民党の候補に推薦を出す展開に。
https://twitter.com/Tanaka_Kei/status/918481892768235520

4078とはずがたり:2017/10/13(金) 18:19:16
生駒駅、小林が来てた

4079とはずがたり:2017/10/13(金) 18:21:03
>>4077
どういう展開?共産も下地も嫌い?

4080名無しさん:2017/10/13(金) 19:26:04

https://this.kiji.is/291509464178328673?c=39550187727945729


小沢一郎氏に自民が攻勢

岩手3区、小泉氏ら続々

岩手3区に無所属で立候補した自由党の小沢一郎共同代表に対し、自民党が攻勢をかけている。
公示日に安倍晋三首相が乗り込み、13日には小泉進次郎筆頭副幹事長が街頭演説した。
小沢氏は共産、社民両党の県組織に支持を訴え、野党共闘に活路を見いだす。

小泉氏は13日、小沢氏との一騎打ちとなった自民党の前職藤原崇氏を応援するため、
岩手県奥州市に。演説場所は小沢氏の事務所からすぐ近く。
集まった約600人に「相手が強敵の選挙区で、当選を勝ち取るまで支えていこう」と呼び掛けた。

一方の小沢氏は13日、盛岡市の共産党県委員会や社民党県連などを訪問。
野党共闘の重要性を力説した。

4081チバQ:2017/10/13(金) 19:39:40
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171013-00531307-shincho-pol
「小池デスノート」に刻まれた「萩生田光一」の断末魔
10/13(金) 5:59配信 デイリー新潮
「小池デスノート」に刻まれた「萩生田光一」の断末魔
「小池デスノート」筆頭には…
 さしあたり希望の党は、25ある東京選挙区で自民への“絨毯爆撃”を目論んでいる。中でも、女帝の「デスノート」の筆頭に挙がっているのが、24区から出馬する萩生田光一幹事長代行(54)である。

 ***

 昨夏の都知事選出馬の際、萩生田氏に“テロ”呼ばわりされた小池知事。仕返しとばかり、加計問題で彼の名が取り沙汰されたことをあげつらうなど、互いに抜き差しならない状態が続いている。

 都連の要職にあった萩生田氏は、7月の都議選で小池旋風の直撃を受けた。“次は自分の番か”と、さぞ首筋の寒い思いをしているであろう本人に聞くと、

「もともと小池さんとは派閥も一緒で仲も良かった。そういう意味では私に“憎さ百倍”なのかもしれません」

 そう推し量りながら、

「私が『出馬はテロだ』と言ったのは、都連の役員という立場上、あの時はそう言うしかなかったから。個人的に恨みがあるわけではないし、知事になってからも、都とは上手くやっていかなければならないから、何度もお会いして話もしていますよ」

 というのだが、その“元仲良し”をこう評すのだ。

「もともと根気強く何かをやるというタイプじゃない。だから小池さんが知事選に、という話が出た時、今でこそ『私は最初から推していた』と言っている若狭さんも『小池さんとか丸川さんとか、女性の知事がいい』という程度だった。都連には衆参合わせて30人ほど国会議員がいて、一緒に働いていれば大体お互いのタイプは分かる。他の人達も『小池さんはちょっとね……』という雰囲気でした」

 果たして、誰もが恐れていたことが起こり始めたというのだ。

迫る「落下傘部隊」
 その“危惧”とは、

「案の定、知事を根気強く続けられなかったわけです。結局は民進党が引っ越して看板が変わっただけの話になりそうだけど、安保法制にしても、この前まで体を張って反対していた人たちが選挙目当てに賛成して、有権者がそれを鵜呑みにしていいのかどうか。大体あの時、自民で本会議を欠席したのは村上誠一郎さんと若狭さんだった。希望の党のルールからすれば、若狭さんは入党できないんじゃないのかな」(同)

 さらに、迫りくる“危機”についても、

「聞いたところでは、うちの選挙区にも関西から“選挙マニア”みたいな女性がやってくると聞きました。私の地元の八王子は新しいものに飛びつきやすい土地柄だけど、さすがにあと3週間でそんなの、いかがなものかと思いますよ」(同)

 ちなみに、その“刺客”とは、自民党の谷川とむ代議士の前妻で、元寝屋川市議の吉羽美華氏。晴れて女帝の「落下傘部隊」に選ばれた37歳の新人女性が、長らく政権の屋台骨を支えてきた萩生田氏に匕首を突き付けんとしているのだ。

「そんなことするくらいなら『股をくぐる気はない』と言い切った野田さん(佳彦・前首相)の姿勢の方が、世間では共感を呼ぶと思うけどな……」(同)

 よほど心を乱されたのか、“排除される側”にエールを送る有様であった。

「週刊新潮」2017年10月12日神無月増大号 掲載

新潮社
【関連記事】

4082とはずがたり:2017/10/13(金) 20:14:51

ライバル陣営、予想と違う!?豊田真由子氏が脅威 孤独で激しいドブ板選挙
http://news.livedoor.com/article/detail/13741103/
2017年10月13日 7時15分 スポーツ報知

 「口は災いの元」で批判にさらされた「魔の2回生」の2人が、対照的な選挙戦を繰り広げている。元秘書に対する暴言、暴行が報じられ、自民党を離党して埼玉4区から無所属で出馬した豊田真由子氏(43)は有権者一人一人にひたすら謝罪を繰り返し、改めて支持を訴えるドブ板選挙。その徹底ぶりに、対抗陣営からは“恐怖”の声も上がる。一方、度重なる放言が話題となった東京16区の自民前職・大西英男氏(71)は「下町のトランプ」よろしくマイペースの演説を続けている。

 街頭演説の予定場所に選挙カーが止まった瞬間、ドアが開き「みそぎの白」の上下スーツを着た豊田氏が飛び出して来た。

 「真由子ちゃ〜ん」「頑張って!」の声も飛ぶ中、ビラを手に駆け寄ると一人一人と固い握手を交わし、まずは「お騒がせしました」と謝罪。続けて「よろしくお願いします」と深々と頭を下げる。周囲にスタッフは誰もいない。人混みに歩み寄り、はいずるようにして支援を訴える姿を「みすぼらしい選挙」と自嘲した。

 元秘書の男性に対し「このハゲーッ!」などと暴言を吐いたことが報じられて自民を離党。同時に、支持者も離れた。演説を聴いていた60代の男性は「あんな言葉にだまされちゃいけねえ…」と自らに言い聞かせるかのようにつぶやいた。「『このハゲーッ』の人、出てるんだ」としらけた表情で歩き去るカップルも目に付くなど、豊田氏を否定する有権者も多い。

 だが、元秘書への態度とは180度異なる低姿勢でのドブ板選挙を見たライバル陣営は、笑って見てはいられないようだ。豊田氏の陣営は組織なし、動員なしだが、街頭演説の集客力は候補者中トップクラス。

 豊田氏が初当選した際にも戦った維新の新人・青柳仁士氏(38)は、豊田氏の“人気”を目の当たりにした。「公示日前日に(選挙区内の)和光市市民体育祭があって、各候補者が集まった中、一番人気が豊田さんだった」と振り返った。

 「個人の候補者の名前を挙げるつもりはありませんが…」と話した希望の党の新人・吉田芳朝氏(43)も「良識がある人がそろっているのが埼玉4区。私は信じています」。暗に豊田氏と彼女を支援する人たちを批判したのは、意識している証拠だろう。

 演説では「私の唯一の財産は皆さんとの信頼の絆。切れてしまった人とは絆を結び直し、つながっている人はもっと太く、強くさせていただきます」と話しつつ、衆院2期の実績をアピールした豊田氏。その言葉が有権者に届いているのか、それとも単なる「怖いモノ見たさ」なのかは、投票結果が明らかにしてくれる。(高柳 哲人)

 埼玉4区は、朝賀英義(67)=共新=、青柳仁士(38)=維新=、吉田芳朝(43)=希新=、穂坂泰(43)=自新=の4氏も立候補している。

4083とはずがたり:2017/10/13(金) 20:16:35

【激闘10・22衆院選】菅元首相ついに落選か 自民・土屋氏と因縁対決も劣勢、“イラ菅”ぶりうかがわせる場面も
http://news.livedoor.com/article/detail/13743753/
2017年10月13日 17時6分 ZAKZAK(夕刊フジ)

 立憲民主党の前職、菅直人元首相(71)と自民党の前職、土屋正忠氏(75)の因縁の対決となった東京18区。前回、前々回とも小選挙区で敗れ、比例復活した菅元首相だが、今回も事前の予測では土屋氏有利が伝えられる。首相経験者が議員バッジを失う事態となるのか。

 東京18区は1996年に小選挙区制が実施されて以降、菅氏が勝利を収めてきた。だが、民主党が政権を失った2012年、そして14年の衆院選では土屋氏が制した。

 JR中央線の武蔵小金井駅前のバスロータリー。「平和が好き」と大書きされたファンシーな絵が掲げられ、支援者が「原発ゼロは私の使命」と書かれたビラを配布する。女性がアコーディオンを演奏するなか登場した菅氏だが、最初にマイクを握った女性の支援者の話が長引くと、「短めに」というジェスチャーを送るなど、“イラ菅”ぶりをうかがわせる場面もあった。

 江田五月・元民主党最高顧問や左派系の市議らも応援に駆けつけるなか、菅氏は自然エネルギーの利点を力説した。「太陽光はタダなんです。太陽から請求書を送られてくることはないんですよ」と独特な表現を用いると、約60人の聴衆からは笑いが起こった。

 希望の党代表の小池百合子都知事から「排除」された菅氏だが、「安倍政権のメチャクチャな政治をとにかく止めなくてはいけない」と政権批判に力を集中させた。

 演説中にバスから降りてきた40代の夫婦が「あっ、菅さんだ」といったんは立ち止まったが、30秒ほどで立ち去るなど、支援者以外の聴衆の広がりは限定的だった。

 これに対し、土屋氏は、安全性が確認できた原発は再稼働させるべきだと強調、「太陽光では雨や雪の日は発電できないんですよ!」と菅氏との違いを明確にした。

 希望の新人で元テレビ東京記者、鴇田(ときた)敦氏(51)は「39歳のとき、妻をがんで亡くし、4歳の娘を育ててきました…」と自身の経験を元に子育て支援を訴えたが、永田町関係者は「選挙戦に与える影響はほとんどない」とみる。

 過去2回は民主党から出馬し、比例で救われた菅氏だが、今回は新党での選挙戦となる。世論調査では立憲民主の躍進も予想されているが、「菅氏は前回、土屋氏に小選挙区で1万5000票以上の差をつけられ、比例でもギリギリで復活を果たした。立憲民主そのものの得票も未知数で、前回以上に厳しい選挙になるかもしれない」と前出の永田町関係者。

 足下はまさに薄氷-。

4084とはずがたり:2017/10/13(金) 20:19:15

希望の党が政見放送で大チョンボ「北方領土なし」地図使用に批判の声
http://news.livedoor.com/article/detail/13743779/
2017年10月13日 17時0分 東スポWeb

4085とはずがたり:2017/10/13(金) 20:32:22
流れ変える為になんか仕掛けないのかなあとは思ってるけどこれでは仕掛けになってないよねえ。
寧ろ今頃ブレられても。。
しかも今のままでは「大」連立の相手して貰える程のボリュームちゃうし。
連立数合わせが必要なら維新も居るし。

小池氏、大連立否定=姿勢を転換【17衆院選】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000112-jij-pol
10/13(金) 18:52配信 時事通信

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は13日、衆院選後の自民党との大連立の可能性について「ございません」と否定した。小池氏は公示前の党首討論会で大連立を排除していなかった。報道各社の情勢調査で希望が伸び悩んでいることを受け、姿勢を転換したとみられる。
 小池氏は「希望の党とすれば、きっちりと政策が実現できるように是々非々の対応で進めていくことになる」と述べた。都庁で記者団の質問に答えた。

4086とはずがたり:2017/10/13(金) 20:41:52
小林よしのりは石破推しなのか

小林よしのり2017年10月10日 18:09
最悪のケースに向かっている
http://blogos.com/article/251481/

今回の解散総選挙は立憲民主党が大躍進となるのは間違いない。
立候補者が少なすぎたくらいだ。

大問題なのが希望の党で、大敗北を喫する可能性が高い。
希望の党の大敗北は、小池百合子ブームの終焉だ。
「排除する」があまりにも大失敗だった。
排除の論理が立憲民主党の旗揚げを産むのは論理的必然だ。

わざわざ野党を割ってしまったのは、小池百合子と前原誠司の重大責任である。
小池百合子は今後、都議会においても地獄を見るしかない。

そして漁夫の利を占めるのが、驚くべきことに自民党である。
自民党は大勝利して、またもや安倍首相は運がいいと評価され、安倍政権が延命することになるだろう。

安倍一強独裁はまだまだ続くことになる。
安倍首相は選挙の結果で、自分の悪もすべて信任されたと胸を張り、野党が何を言おうが、批判だけしてるから、負けるんですよと豪語することになるだろう。
ネトウヨは大喜びで、ますます排外主義と国民の分断が進んでいくことになろう。

この最悪の結果を招いた戦犯は小池百合子と前原誠司である。
断頭台に上げねばならぬ二名である。

希望の党に行った政治家にも冬の時代が訪れる。
わが身可愛さに魂を売って安倍政権を延命させたと見られて、勢力は痩せ細っていくだろう。

結局のところ、次の選挙のときには、立憲民主党がさらに躍進して、自民と立憲の二大政党制に近づくことになる。

本当に安倍政権にはうんざりしたと思う国民は、投票コードとして、一に立憲民主党、二に希望の党の順番で入れねばならない。
希望の党があまりに議席を獲得できない結果になると、その分、安倍政権の延命に手を貸すことになる。
一に立憲、二に希望、これしかない。

安倍政権さえ倒れれば、自民党がもっとリベラルになる。
わしは石破政権の誕生を望むが、そのためなら希望の党と自民党が組んでもいい。
本気で安倍政権にはうんざりしたと思う国民が多ければ、一に立憲、二に希望しかない。
だが、最悪のケースが待っているような気がしてならない。

4087とはずがたり:2017/10/13(金) 20:43:14
石破推しで安倍嫌いだから枝野・辻元・山尾の応援に出かけるらしいw

小林よしのり
2017年10月13日 11:38この選挙戦、3回わしは現れる
http://blogos.com/article/252110/

今週土曜日、午後2時過ぎに、わしは新宿東南口広場に行く。
枝野幸男氏の要請で、立憲民主党の応援をする。
こんなことやるの初めてだが、枝野氏の要請は断れない。
立憲民主党には本気で大勝利して欲しいからだ。

日曜には大阪・高槻駅まで辻元清美氏の応援演説しに行く。
今回だけはやむを得ない。
自公で300超の圧勝は確定的だから、希望の党にはもう期待できない。選挙後に瓦解するだろう。
戦闘力の高い辻元清美を国会に投入しておく必要がある。

そして20日には再び愛知7区に、山尾志桜里氏を応援しに行く。
山尾志桜里もまた戦闘能力が高い。
エセ保守論壇でも、山尾氏をモンスター扱いしているのだから、よほど恐いのだろう。
ネトウヨ連中も安倍政権にとって天敵だと思って叩いている。
安倍独裁に歯止めをかけるには必要な政治家だ。
皇室を守るためにも、絶対に当選させなければならない。

この選挙戦では立候補者でもないのに、以上3カ所にわしは現れる。
こんなことは二度としないから、近くにいる読者は応援しに来てくれ。

4088とはずがたり:2017/10/13(金) 21:53:24
希望で100,立憲で40,無所属で20,維新で15ぐらいのボリュームがあれば緊張感のある国会に出来たのに。。

焦る小池代表「自民のぬるま湯続く」、伸び悩み60議席止まり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000058-spnannex-soci&amp;pos=2
10/13(金) 6:02配信 スポニチアネックス
 ◇衆院選10・22投開票

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事、65)が12日、東京都と神奈川県内の計8カ所で応援演説を行った。報道各社の序盤情勢調査で苦戦が伝えられたことを受け「自民政治が続けば、ぬるま湯が続く」と強い口調でリードが伝えられる自民党を批判し、焦りをにじませた。一方で都知事としては築地再開発検討会議に出席。自ら選択した“二足のわらじ”生活は厳しいスタートとなっている。

 都内の街頭でマイクを握った小池氏は「自民党が優勢です。でもそれでいいんでしょうか?森友、加計学園問題は国民の7、8割が納得していない。お友達だといいことあるんだね、と。このまま自民政治が続けば、ぬるま湯が続くだけなんです!」と声を張り上げた。衆院選に向けたこれまでの演説では、冒頭解散や「安倍一強」体制の批判が中心だったが、自民党全体をターゲットとした批判を展開。政界関係者は「ここに焦りがうかがえる」と指摘した。

 10、11日に実施された共同通信の情勢調査によると、希望の党の獲得予想議席は公示前勢力とほぼ変わらない60程度。一方で自民党は小選挙区、比例代表で優位に立ち、公明党を合わせた与党で300議席超をうかがう。立憲民主党も公示前から倍増の30議席台も視野。そんな中で伸び悩みが浮き彫りとなった希望の党代表として早朝から上野、亀戸など都内各地を回った小池氏は「このままなら何も変わらない。モリカケ問題も終わりでいい、となってしまう」と何度も強く訴えた。

 午後2時からは、都知事として築地再開発検討会議の第1回会合に出席。町づくりの専門家や地元有力者ら9人の委員を前に「築地エリアには食文化と浜離宮の景色、水辺の魅力がある。自由な発想で意見を出してもらい、築地のロケーションを最大限生かした夢のある姿を描いていきたい」とあいさつした。遊説先から都庁に戻ったのは公示後初めて。その後再び、神奈川県内での演説のため都庁舎を後にした。

 小池氏は今年6月、市場の豊洲移転と築地跡地再開発の基本方針を発表したが、移転の詳細時期は示されていない。さらに築地検討会議の委員としていったん発表された女性弁護士が今月初旬、希望の党から立候補するとして委員を辞退。市場移転を軽視し、国政を優先させた引き抜き行為だとの批判もある。

 政界で「風を呼び込むのがうまい」と評判の小池氏だが、早くも逆風を感じ始めたか。党関係者は「(情勢調査で)党全体に危機感が出てきた。これから演説でどれだけ支持を集めることができるかだ」と語った。

4089とはずがたり:2017/10/13(金) 22:06:11
希望・若狭勝氏が急失速 頼みは同姓候補勢の無効票?
東スポWeb 2017年10月13日 17時00分 (2017年10月13日 21時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20171013/TokyoSports_795283.html

 小池百合子都知事の後を継ぎ、東京10区で議席維持の選挙戦に臨む希望の党・若狭勝氏(60)が哀愁を漂わせている。若狭氏といえば、小池氏の“右腕”と呼ばれる側近。解散直後は、希望の党旋風で楽勝ムードが漂っていたが…。
「ここにきて希望の党が大失速。そのアオりを受け、10区も大混戦になっている。自民党の情勢調査では、若狭氏劣勢も伝えられている」とは政界関係者。
 公示日の10日には小池氏が応援に駆けつけたが、聴衆のお目当てはあくまで彼女。若狭氏のスピーチには反応が薄く、小池氏自身も「若狭まさ“お”をお願いします」と、痛恨ミスを犯してしまった。
 気を取り直して臨んだ12日、若狭氏はJR大塚駅前の商店街で練り歩きを実施。演説では「安倍1強体制で自民党議員は気が緩んでいる。本会議中に寝ている人、スマホをいじっている人、不倫に走る人。そんな議員はいらないんです!」と絶叫したが、辺りを見渡せば、聴衆は遠巻きに20人程度だった。
 地元住民への握手も率先して手を差し出すというよりは、後援会の誘導に従うだけ。政治家としての能力以前に「人相が悪すぎる」という声も多く聞かれるが、この日は顔色も悪く、覇気がないようにも見えた。
 これに若狭氏は「お疲れモード? 全然、大丈夫。最近痩せたけど、それは選挙戦ではなくダイエットによるもの」と反論。小池氏の助言で「バカボンパパ」のようなちょびヒゲは剃り「新たなイメージで臨みます」と語ったが、その背中からは哀愁が漂う。

 10区のライバル候補は、同じく前職で比例から転出の自民党・鈴木隼人氏(40)と立憲民主党新人の鈴木庸介氏(41)。ともに「鈴木」姓だけに、若狭氏の後援会関係者からは「投票の際に『鈴木』とだけ書いても、どちらか判別できず、無効票になるのではないか? そうなることを期待したいね」という声も上がっていた。

4090チバQ:2017/10/13(金) 23:06:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000009-khks-pol
<衆院選青森>補選の予定が消滅、しかも1区編入で「候補者誰?」翻弄される青森・旧浪岡町有権者
10/13(金) 10:51配信 河北新報
<衆院選青森>補選の予定が消滅、しかも1区編入で「候補者誰?」翻弄される青森・旧浪岡町有権者
候補者の街頭演説に耳を傾ける浪岡の住民たち
 区割り改定で、今回の衆院選から青森1区に編入された青森市浪岡地区(旧浪岡町)の有権者に戸惑いが広がっている。旧4区補選が実施されるはずが、突然の衆院解散で新しい区割りが適用され、候補者の顔触れが一変。「候補者の顔と名前が一致しない」「旧青森市の住民の意向で選挙結果が決まってしまう」などと悲嘆の声も漏れてくる。


 2005年に青森市と合併した浪岡地区は、衆院選の小選挙区では弘前市を中心とした旧4区に含まれてきた。旧4区では自民党の元衆院議員木村太郎氏の死去に伴う補選が10月に行われる予定だったが、衆院解散で総選挙に統合された。

 新しい区割りで浪岡地区は1区に編入され、青森市域内での分割状態は解消。その半面、大部分が3区に移行した旧4区内で唯一、1区に移り、解散劇に翻弄された格好だ。1区では自民党前議員の津島淳(51)、共産党新人の赤平勇人(27)、希望の党新人の升田世喜男(60)の3候補が舌戦を繰り広げている。

 地区には「津島氏を応援したい」(50代主婦)との声がある一方、「(3区に立候補した)故木村氏の弟次郎氏に投票するつもりだった」(60代自営業男性)と残念がる声があるのも事実だ。「浪岡地区には、自民党組織よりも木村氏個人を応援する人も多い。地方議員時代に木村家と結び付きが強かった升田氏に票を入れる人もいるだろう」と推測する自民関係者さえいる。

 加えて「1区の候補者の顔が浮かばない」「誰に投票すればいいか分からない」という困惑や、青森市全体に占める有権者数の少なさへの嘆きもある。浪岡地区の有権者数は青森市全体の6%程度の1万5709人。60代無職男性は「浪岡の有権者が動向に影響を及ぼすことはないだろう。周囲の関心も下がっているようだ」と冷ややかだ。

4091チバQ:2017/10/13(金) 23:07:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000007-khks-pol
<衆院選岩手>小池氏との微妙な距離感 「票離れる」政党隠す畑氏、「終われば五輪へ共闘」鈴木氏
10/13(金) 10:50配信 河北新報
<衆院選岩手>小池氏との微妙な距離感 「票離れる」政党隠す畑氏、「終われば五輪へ共闘」鈴木氏
笑顔で握手を交わす鈴木氏(左)、握手して支持を訴える畑氏=2017年10月12日
 衆院選(22日投開票)の擁立候補を応援しようと岩手入りした希望の党代表の小池百合子東京都知事を、岩手2区の候補2人が複雑な表情で見詰めている。それぞれ事情は異なるが、ともに小池氏との距離感を計りかねているからだ。


◎基本戦術は今も反自民票の結集/畑浩治氏(54)=希元=

 畑氏の選挙事務所に、希望の党のポスターは1枚もない。街頭演説でも党ののぼり旗を掲げることはなく「政党隠し」とも思える戦略を徹底する。

 もともと畑氏は、野党4党の統一候補だった。衆院解散後、悩みに悩んで民進から希望への合流を決めたが、基本戦術は今でも反自民票の結集だ。

 共闘関係を一方的に袖にされた社民は、それでも2区支部レベルで支持を決定。陣営幹部は「社民や共産の支持層にかなり気を使っている」と打ち明ける。

 12日には民進党の前原誠司代表が岩手入りした。独断で希望合流を決め、野党共闘を崩壊させた張本人だけに陣営幹部は「小池さんや前原さんと並んでも票が離れるだけだ」。畑氏を乗せた選挙カーは、素知らぬ顔で沿岸部を回った。

◎選挙は選挙、五輪は五輪/鈴木俊一氏(64)=自前=

 「森友・加計(かけ)学園の疑惑から逃れるための『安倍ファースト解散』だ」「安倍首相は景気が良くなっていると言うが、実感はない」

 11日午前、JR盛岡駅前に降り立った小池氏が「口撃」する安倍政権。その内閣で五輪相の任に就くのが鈴木氏だ。都知事と二人三脚で2020年の東京五輪・パラリンピックを成功に導かなければならない。

 この日、釜石市中心部でマイクを握った鈴木氏は「被災地が関わる真の復興五輪を実現する」と力を込め、小池氏の岩手入りを「選挙は選挙、五輪は五輪」と受け流した。

 選挙が終われば、再び膝詰めで東京五輪開催に向けた話し合いを始める両氏。2区の自民党関係者は「わざわざ五輪相がいる県に来るなんて」と不快感をあらわにした。

4092チバQ:2017/10/13(金) 23:11:49
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130055-n1.html
2017.10.13 21:46
【衆院選】
「三都物語」瓦解 すみ分けでかえって苦境? 各陣営に嘆き節
東京都の小池百合子知事、大阪府の松井一郎知事、愛知県の大村秀章知事が合意した衆院選の共通政策「東京・愛知・大阪三都物語」が事実上瓦解(がかい)し、希望の党と日本維新の会の各候補者らが支持者の拡大に伸び悩んでいる。維新は東京の選挙区で、希望は大阪の選挙区で候補者を立てない「すみ分け」が決まったが、その効果が希薄化し、反自民票をまとめられないのが実情だ。「(すみ分けは)プラスではない」と厳しい声も上がっている。

 ■希望・演説素通り

 小雨降る肌寒い一日となった13日、都内の繁華街で、希望の新人候補が懸命に支持を訴えていた。

 すみ分けにより維新の立候補予定者が出馬を取りやめた選挙区。だが、そのメリットはあまり感じられない。演説中、足を止める人がいると、陣営関係者が駆け寄って政策集を手渡そうとするが、受け取りを断られる場面も。陣営関係者は「もとより、維新支持者の票が流れてくるとは思っていない」。

 3都府県の知事が「三都物語」で合意したのは衆院選の公示10日前の9月30日だ。「しがらみのない政治」「身を切る改革」「真の地方自治の推進」の3項目を柱とし、選挙協力を行うとしていた。

 しかし、当初から亀裂が見え隠れしていた。関係者によると合意発表の当日、選挙協力に関して小池氏と大村氏が意見交換したが、認識の違いが明らかになったという。

 亀裂が明らかになったのは10月7日。小池氏と松井氏が都内でそろって街頭演説したものの、大村氏の姿はなかった。公示翌日の11日、大村氏は「特定の党に応援に入ることは現段階で考えていない」と表明。これに対し小池氏は13日、報道陣の問いかけに「松井知事も私も地域政党を有している。それと(地域政党がなく)ベースの違う大村さんはいろいろお考えがあってのことなのではないか」と話した。

 ■維新・皮肉な展開

 すみ分けの影響を最も受けているのが大阪の選挙区だ。希望の公認が得られず立憲民主党や無所属で出馬した元民進候補を共産党が支援するケースもあり、かえって維新が苦境に立たされる皮肉な展開となっている。

 大阪11区(枚方市など)では、民進府連代表の前職、平野博文氏(68)が無所属で出馬したことを受け、共産は候補者を立てずに一本化した。

 「民進の灯を消さないため、あえていばらの道を選んだ」と話す平野氏。過去2回の衆院選では選挙区で敗れたものの、今回は最大3万票ともされる共産票の上積みが期待できることになり、情勢は変わった。

 思わぬあおりを食らったのが、いずれも3選を目指す前職の維新・伊東信久氏(53)と、自民・佐藤ゆかり氏(56)。前々回の衆院選は伊東氏、前回は佐藤氏が選挙区当選を果たしたが、次点との票差は3万票以内で、共産票の行方は勝敗に決定的な影響を与えかねない。

 伊東氏は街頭演説などで「議員の数や報酬を下げることで財源を確保するのが維新の改革」とアピール。佐藤氏は「自公政権こそが国を安定させられる。選択を誤らないで」と訴える。

 府内の別の選挙区でも、すみ分けの効果はなかなか見えてこない。ある維新陣営は「(すみ分けが)マイナスにとらえられることはあっても、プラスにはなっていない」と嘆いていた。

4093チバQ:2017/10/13(金) 23:15:16
> 激戦区は岩手1、3区と宮城2区、福島1、4区。
岩手3!?
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171013_04.html
<衆院選東北>序盤情勢 自民16議席うかがう、民進系リード2選挙区


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 衆院選は22日の投開票に向け、中盤戦に入った。東北23小選挙区の序盤情勢は、全選挙区に候補者を擁立した自民党が過半数の12選挙区で優位に立つ。4選挙区で抜け出しつつあり、16議席をうかがう勢い。野党は民進党系無所属が2選挙区でリード。残り5議席は自民と野党系による接戦が繰り広げられている。
 自民が優勢なのは青森1〜3区、宮城1、3、4、6区、秋田1、2区、山形1区、福島2、5区。
 自民は、青森で全3議席独占を視野に入れる。岩手では2区の現職閣僚が希望元議員の追い上げを抑えて先行。宮城は前議員が対立候補を引き離し、4議席を固めそうだ。
 全区で希望などと対決する秋田は1、2区で安定し、3区もやや優勢。山形は閣僚経験者の1区が盤石で、2、3区もややリードする。福島は2、5区で強みを発揮する。
 野党は、ともに民進系無所属の前議員が議席死守を目指す宮城5区、福島3区で手堅く地盤をまとめる。
 激戦区は岩手1、3区と宮城2区、福島1、4区。岩手1区は自民前議員(比例東北)と、希望の前議員が互いに譲らぬ戦い。3区は17選を狙う自由党系無所属の前議員が、自民前議員(同)の猛追を受ける。
 宮城2区と福島1区は、ともに自民前議員と民進系無所属の候補による一騎打ち。横一線の競り合いは予断を許さない状況だ。福島4区は自民前議員(比例東北)と希望前議員が拮抗(きっこう)する。
 2014年の前回衆院選で東北25小選挙区の党派別当選者は自民19人、旧民主党4人、旧維新の党1人、旧生活の党1人。区割り改定に伴い、今回は青森と岩手で定数1減となった。

4094チバQ:2017/10/13(金) 23:16:00
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171013_01.html
<衆院選秋田>希望の2人連携暗雲 合同演説目も合わせず、溝埋まる気配なし


終始沈痛な表情だった寺田氏(左)と松浦氏。選挙戦序盤、両者の溝の深さが露呈した=10日、秋田市の県庁前
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 衆院選(22日投開票)の秋田1区で、希望の党新人の松浦大悟候補(48)と、前回2014年衆院選の同区で惜敗し、希望の比例東北に転出した民進党系前議員寺田学候補(41)の連携に暗雲が漂っている。松浦氏は解散風が吹き始めた直後、希望からの立候補を突如表明。民進の予定候補だった寺田氏を押しのける形になった。「打倒自民」に両氏の共闘は不可欠だが、溝が埋まる気配は見えない。
 「14年間、この選挙区で戦い続けてきた。(立候補できない)悔しさは今もなくならない」
 寺田氏は公示日の10日、秋田県庁前であった松浦氏との合同演説で、終始沈痛な表情で真情を吐露した。2人は最後まで目を合わせることはなかった。
 松浦氏は昨年7月の参院選に民進公認で立候補し、落選。その後、離党した。年内解散が急浮上した今年9月、松浦氏は小池百合子東京都知事系の政治塾に参加し、希望に県内選挙区からの公認を申請した。
 民進、希望両党は調整の末、1区から民進公認予定の寺田氏を降ろし、松浦氏の擁立を決定。寺田氏は「政権打破のために名を捨て」、選挙区を明け渡した。
 調整が決着した今月3日、寺田氏は県庁で記者会見し、「自民を倒そうと戦ってきた仲間が、野党が割れてでも出ようとしたことは残念だ」と松浦氏への不快感を隠さなかった。
 10日の街頭演説では、並んで立つ松浦氏に向かって「(立候補に至る経緯について)選挙戦で説明責任を果たしてほしい」と突き付ける場面があった。
 松浦氏はその場で「悩んだが、秋田には(自民、民進以外の)もう一つの選択肢が必要だ」と強調。「どんなに批判されてもいい。二大政党制を秋田につくりたい」と、寺田氏に理解と支援を求めた。
 選挙戦が進み、寺田氏は支持者に松浦氏支援を呼び掛けるものの、寺田氏に近い関係者は「松浦氏の名を書きたくない支持者は少なくない」と打ち明ける。
 一方、迎え撃つ自民党前議員の冨樫博之候補(62)は着々と自陣を固める。冨樫氏は前回、寺田氏の2度目の挑戦を退けた。ただ、前々回12年に約2万4000票だった票差は約8600票差まで縮小。寺田氏の比例復活を許した。
 陣営幹部は「正直に言って、寺田氏より、松浦氏が相手で良かった」と胸の内を明かした。


2017年10月13日金曜日

4095チバQ:2017/10/13(金) 23:20:06
岐阜4区
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/gif/CK2017101302000230.html
保守王国、戦い三様 4区ルポ
2017年10月13日 紙面から
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 「保守王国」岐阜県の一角、岐阜4区は大物議員の引退や突然の衆院解散、新党誕生で戦いの構図が一変した。民進から希望に移った前職今井雅人さん、自民一家「3代目」の新人金子俊平さん、野党共闘の破綻で共産が急きょ擁立した新人籠山(こみやま)恵美子さんの三つどもえ。本州で2番目に広い選挙区を走り回る。
 今井さんは民主、日本維新の会、維新の党、民進と渡り歩き、希望は五つめの所属政党だ。「党は変わったが、われわれは今井党でいく」と選対幹部。出身地である下呂市の事務所に、小池百合子代表のポスターは一枚だけ。「地方で政党色を出しても駄目。足を引っ張られないように」と幹部は慎重な言い回しだ。
 十日の公示日に可児市で開いた出陣式でも希望の党名は出さず、民進時代に安倍政権の森友・加計(かけ)学園問題を追及した実績を強調。「一部に便宜を図る政治はいけない。政治の私物化は許せない」と「お友達政治」を批判した。
 矛先は「世襲政治」にも。金子さんの地元の高山市で「政治は特定の人のものではない。相手も代が替わり、いろんなことが変わるチャンス。選挙区で絶対に勝つ」と述べた。
 一方、金子陣営は国土交通相などを歴任した父、一義さんが九月二十七日に引退を表明。俊平さんが後継者として自民公認を得たのは今月三日だった。公示日は、今井さんが地盤とする可児市から遊説を始めた。父が見守る中、鉢巻き姿で「短い準備期間だが、スタートラインに立てた」。その日のうちに選挙区最北端の飛騨市まで約百四十キロを駆け抜けた。
 父の秘書を十年以上務めたが「知名度はまだまだ」と選対幹部。祖父の代から約六十年続く後援会も受け継いだが、大票田の可児、美濃加茂市などではほとんど知られていない。
 十一日夜に高山市で開いた集会には農業関係者や飛騨地域の自治体首長を集め、組織固めに精力を傾ける。金子さんは「地域のために尽くしてきた父から引き継ぐのは大きなことだが、まずは一個人として見てほしい」と強調してきた。
 共産は今井さんとの野党共闘を模索したが、今井さんの希望入りで今月四日に籠山さんの擁立を決めた。籠山さんは十二日、高山、郡上市などを回り「アベノミクスで暮らしが良くなった実感はない。長時間労働やサービス残業で若い人の労働環境はすさんでいる。こうした状況を変え、若い人たちの未来への展望を開かせたい」と訴えた。

4096チバQ:2017/10/13(金) 23:24:23
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130027-n1.html
2017.10.13 11:40
【衆院選】
首相夫人を「囲め」 ツイッターに非常識な書き込み、荒れる山口4区
 安倍晋三首相(自民党総裁)のおひざ元、山口4区の選挙が、荒れている。安倍氏をはじめ5人が立候補したが、一部候補によるネットへの非常識な書き込みなど、安倍首相の落選運動の様相を呈している。

 「10月10日のボランティア急募 初日一人でも多く山口4区に来て、安倍あきえを取り囲みましょう!」

 公示前の7日、無所属新人の政治団体代表、黒川敦彦氏(39)は、ツイッターにこう書き込んだ。黒川氏は、加計学園の獣医学部開設を問題視し、同区からの出馬を決めた。

 安倍氏の陣営は、首相夫人の昭恵氏に危険が及びかねないと心配し、警察に警備について相談した。

 その黒川氏は公示日、安倍首相の出陣式の会場に、参院議員の山本太郎氏(42)とともに姿を見せた。黒川氏らは、昭恵氏に近寄ると、「申入書」と題した紙を手渡した。安倍首相との合同演説会の開催を要請したものだという。

 この様子を山本氏は、ネット中継した。集まった報道陣も黒川氏らに群がった。安倍首相の後援会幹部は「実質的な妨害だ」と憤った。

 ちなみに、山本氏は平成25年10月の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡す行為に出たこともある。

 ツイッターの書き込みについて、黒川氏は「実際に取り囲むかどうかは別として、それくらいの気持ちの人が一杯いるということだ。(申入書への回答がなかった場合)また何らかのアクションを起こす。こうご期待といったところですね」と述べた。

 首相夫人とはいえ、女性を大勢で取り囲み、威圧することを促すような書き込みは、非常識であり、言語道断だ。にもかかわず、朝日新聞や毎日新聞など日頃、女性の人権問題に関心が高いはずのメディアも、報道することはなかった。

 こうした状況が続けば、昭恵氏の身の安全も懸念される。

 政治的には安倍首相を厳しく批判する共産新人の西岡広伸氏(54)も、こう語った。

 「誰でも立候補して大いに論戦するべきだと思いますが、最低限の礼儀やマナーは必要ですし、(黒川氏のツイッターへの書き込みなどは)候補者がすることではないと思います。私たちは正面から政策を訴えていきます」(大森貴弘)

4097チバQ:2017/10/13(金) 23:58:11
>>4086
https://cdp-japan.jp/activities/#date1014
立憲民主党の演説会に小林よしのりが参加するみたいですね。
意外です

4098チバQ:2017/10/14(土) 00:03:28
>>4089
無効票になるとかバカなこと言ってる後援会関係者も記事にしちゃう記者とバカか!?

4099チバQ:2017/10/14(土) 00:12:39
>>4094
典型的なコスタリカの弊害が出そうですね。
コスタリカは強いところでやらないと意味がない。

4100さきたま:2017/10/14(土) 07:23:54
はる@衆院選情勢情報部 @miraisyakaiによる、とても見やすい衆院選情勢報道のまとめ。


衆院選情勢報道2017
https://twitter.com/i/moments/918494528943697921
まきたまき(作戦名:いのちだいじに)@helixmakimaki
2017年10月13日
みらい選挙プロジェクト ‪@miraisyakai ‬さんによる衆院選情勢報道(2017)です。随時更新。古→新の順に並びます。

4101チバQ:2017/10/14(土) 09:06:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00027610-nksports-soci
無所属の小沢氏に危機感 共産支援「王国」守れるか
10/14(土) 8:55配信 日刊スポーツ
無所属の小沢氏に危機感 共産支援「王国」守れるか
初めて公示4日目に選挙区に入り、支持者にあいさつする小沢一郎自由党代表(撮影・中嶋文明)
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 17度目の衆院選で、初めて無所属で出馬した自由党の小沢一郎共同代表(75)は13日、地元の岩手3区に入った。街頭に立つことはなかったが、「公示4日目に地元入りしたのは初めてです」と明かし、強い危機感をにじませた。自民党前職の藤原崇氏と一騎打ち。自民党は公示日に安倍晋三首相、この日は小泉進次郎筆頭副幹事長が応援に入り、世代交代による「剛腕」の追い落としを狙う。

 ◇   ◇

 常に政界再編の主役で「剛腕」の名をほしいままにしてきた小沢氏が、無所属の戦いを続けている。この日は、岩手県内の連合、ゼンセンなど支援労組、共闘態勢を取る共産党、社民党をあいさつ回り。夕方に地元の奥州市に入った小沢氏は、約100人の支援者を前に「描いていた絵とは違います。野党の不備もあって劣勢が伝えられていますが、あと1週間の選挙戦でなんとか自民党を過半数割れに追い込みたい」と訴えた。

 民進党を中心に野党の結集を図り、3度目の政権交代を果たす選挙にするつもりだった。しかし、希望の党・小池代表による「排除の論理」で民進党は2つに割れ、自由党も希望の党、立憲民主党、無所属に三分。小沢氏は自由党の共同代表を務めていることもあり、新党に合流せず、無所属出馬の道を選んだ。報道陣に「誤算だったか」と尋ねられると、「残念な結果ですけど、いまさら悔やんでもしょうがないので最後まで最善を尽くしたい」と率直に答えた。

 公示後としては最も早く、初めて4日目に地元入りした。「選挙情勢も厳しいし、皆さんにお願いのあいさつをしようということです」と明かした。陣営でも「選挙カーが1台しかなく、思うように選挙区を回れない」と、無所属の戦いの厳しさを打ち明ける。

 17選を果たし、19年12月まで務めれば史上6人目の在職50年議員になる。77歳7カ月は中曽根康弘氏(78歳11カ月)の記録を更新し、最年少での達成となる。だが、選挙は厳しくなっている。かつては「小沢王国」と呼ばれ、政権交代を果たした09年は13万3978票を集めたが、12年は7万8057票。14年は3日間で33カ所街頭に立ち、「異常事態」と支持者を驚かせたが、7万5293票。藤原氏に1万7469票差まで迫られた。

 前回2万4421票を獲得した共産党は擁立を見送り、小沢氏を支援する。しかし、自民党は安倍首相、進次郎氏と大物、人気者を送り込み、「岩手もそろそろ世代交代を。若い藤原さんに」と訴える。小沢氏は今日14日から再び全国の仲間の激励に回った後、来週後半は地元に張り付く予定だ。【中嶋文明】

 ◆小沢一郎(おざわ・いちろう)1942年(昭17)5月24日、岩手県水沢市(現奥州市)生まれ。慶大卒。69年に27歳で衆院初当選。田中角栄元首相の薫陶を受け、自民党で若くして頭角を現す。自治相、自民党幹事長、官房副長官のほか、新進、自由、民主各党の代表などを務める。趣味は囲碁。著書に「日本改造計画」など。

 ◆衆議院小選挙区の岩手県の区割り改定 計4区から3区に減り、定員は4人から3人に減る。新設の岩手3区は、旧岩手4区(花巻市、北上市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町)に、旧3区の一関市と平泉町が加わった。

<「無所属」不利あれこれ>

 ◆重複立候補 無所属は比例代表との重複立候補はできず、復活当選はない。

 ◆選挙カー 公認は政党用と合わせ2台使用できる。無所属は1台。

 ◆公費広告 無所属は5回以内。公認は政党候補者一覧広告でも新聞に登場。

 ◆政見放送 無所属は政策を訴えることはできず、経歴放送のみ。

 ◆ポスター 無所属は指定掲示場のみ。公認はプラス選挙区内の任意の場所に1000枚。

 ◆事務所 無所属は1カ所。公認は政党分と合わせ2カ所。

 ◆ビラ 無所属は7万枚。公認は政党分4万枚と合わせ11万枚配布可。

 ◆はがき 無所属は3万5000枚。公認は政党分2万枚が加わる。

4102チバQ:2017/10/14(土) 09:08:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00026773-nksports-soci
「ダークサイドに落ちたな」原発慎重派前知事を批判
10/13(金) 8:31配信 日刊スポーツ
「ダークサイドに落ちたな」原発慎重派前知事を批判
長岡駅近くで行われた大平悦子氏(左)の街頭演説には、森裕子氏が応援に駆けつけた(撮影・清水優)
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟5区。これまで原発政策に慎重だった泉田裕彦前知事(55)が再稼働を進める自民党公認候補として出馬した同区に12日、安倍晋三首相(63)が応援に入り、「地域を守れるのは泉田候補だ」と支持を訴えた。首相の演説直後、同じ場所で野党統一候補の大平悦子氏(61)が10秒とおかずに演説会を実施。応援の森裕子参院議員(61)が「泉田候補はダークサイドに落ちたな」と強烈に批判するなど、バチバチの舌戦を繰り広げた。

【写真】NGTと写真に納まる泉田裕彦氏

 新潟5区の大票田、長岡市の中心部、長岡駅近くの街頭に立った安倍首相は「拉致問題、核問題、泉田さんと全力で頑張っていく。誰が地域を守るのか。自公政権と泉田さんしかいない」と訴えた。聴衆から「安倍キライ」「お前が国難だ」などのプラカードが数枚掲げられたが、警備の警察官がぴったりマーク。混乱はなかった。

 しかし首相の演説終盤、思わぬ“敵”が現れた。対向車線に大平陣営の選挙カーが名前を連呼しながら接近。首相の演説終了から数秒とおかず、選挙カーを自民党の選挙カーの後ろに付け「午後5時からの演説予定が10分も待たされた。早くどかして」と強襲した。

 声の主は、昨年の参院選新潟選挙区で野党統一候補として当選した自由党の森裕子氏。森氏は「泉田さんの知事初当選は応援した。再稼働ストップのために戦ってきた。そう信じてきた泉田裕彦前知事…。ダークサイドに落ちたな!」と批判した。

 泉田氏は、8月に死去した長島忠美氏の後任として自民党の公認を得た。党側は「弔い合戦」と位置づけるが、泉田氏が新潟5区出身でないことなどから、県連内では反対の声が多かったのも事実。突然の解散で党公認は得たが、地元は決して一枚岩ではない。

 同区は、今も県民に愛される田中角栄元首相の地盤だ。泉田氏は演説で「長島先生は越山会の重要メンバー。田中角栄先生の日本列島改造論の本質は『国土の均衡ある発展』。アベノミクスはまだ7割。残りの3割で中央と地方の格差を是正する。長島先生が受け継いだ思いを、泉田に託してください」と「田中」の後継も強調した。



 しかし、演説中には「原発どうすんだ」のヤジも。泉田氏は、原発政策には疑問があるとしながらも「原発にテロや攻撃があったら、住民を守れない。制度を変えるには、与党の中からしか変えられないんです」と理解を求めた。

 一方、民進党は当初、田中真紀子元外相や同氏の親族の擁立に動いたがまとまらなかった。その後、魚沼市長だった大平氏を擁立した経緯がある。知名度では泉田氏に及ばないが、民進党県議団、社民、共産、連合、市民連合の野党統一候補として、森氏の参院選、米山隆一県知事(50)の県知事選と連勝してきた野党共闘の「新潟ショック」の再現を狙う。大平氏は「泉田さんは中から変えられると思うのかもしれませんが、私は無理だと思う」と批判。「私は市民と変えていく」とした。【清水優】

 ◆新潟の野党共闘 昨年7月の参院選新潟選挙区と、同10月の県知事選で、野党と市民団体の支援を受けた統一候補が、与党候補を撃破。「打倒自民」のモデルケースとなった。参院選では、無所属の森裕子氏が自民現職に約2000票差で勝利。知事選では、現状での柏崎刈羽原発再稼働に反対する米山隆一氏が、自公推薦ら3人を破り初当選した。衆院選では共産党が候補を取り下げるなどして、2区以外の5選挙区で、野党統一候補が自民候補と対決する構図だ。

 ◆東電柏崎刈羽原発の現状 同原発6、7号機に関し、原子力規制委員会は今月4日、事故対策が新規制基準に適合したとする審査書案を了承した。事実上の審査合格。再稼働判断は数年後とみられるが、東電は2基の再稼働を経営再建の柱と位置づける。

4103チバQ:2017/10/14(土) 09:09:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000019-jij-pol
「絶対安定多数」が焦点=2新党次第で流動化も-衆院選後の政局予測【17衆院選】
10/14(土) 8:28配信 時事通信
 衆院選が10日公示された。民進党の分裂で誕生した希望の党と立憲民主党がどれだけ勢力を伸ばし、それによって「安倍1強」の政治構造が変わるのかどうかが焦点だ。公明党が衆院解散時の35議席を維持すると仮定し、自民党の獲得議席に応じた政局の行方を予測した。

 ◇危険水域の「与党過半数」
 自民党の公示前勢力は290。各種世論調査で安倍内閣の支持率はおおむね不支持率を下回っている。さらに、政権を奪還した2012年衆院選から2回連続で追い風を受けて当選した「魔の2回生」を多く抱えていることもあり、自民党の議席減は確実視されている。問題は、減り幅をどの程度に抑えられるかだ。

 安倍晋三首相は衆院解散を表明した記者会見で、勝敗ラインを自公で過半数の233に置き、「過半数を取れなければ辞任する」と明言した。小選挙区制が導入された1996年から3回の衆院選で自民党が獲得した議席が240程度だったことなどを理由にしている。首相は10日夜のNHKの番組で、与党で過半数を取った場合は「国民は安定を求めている。自民党が内輪もめしてはならない」と強調した。

 ただ、「自公で過半数」であれば、自民党は92議席減まで許されることになる。党内には「同志を90人前後落とせば、ただでは済まない」(幹部)として、与党が過半数をぎりぎり維持する程度なら首相の退陣は必至との見方が出ている。

 ◇64減までなら「責任回避」
 衆院選の結果を評価する物差しに、「安定多数」と「絶対安定多数」がある。

 17の常任委員会の委員長ポストを独占した上で委員の半数を占めることができる安定多数は244議席。自民党の議席減が81までならこれを満たす。絶対安定多数は、常任委員長ポストを占め、かつ委員数でも野党を上回る議席数で、与党の国会運営は安定する。新定数では261で、自民党の減り幅が64までならクリアできる。首相の出身派閥、細田派の幹部は「絶対安定多数を得れば責任論が出ても押し切ることができる」と自信を見せる。

 予防線とも取れる首相の低い目標に対し、党内には「勝敗ラインは自民党の単独過半数」と指摘する向きもある。この場合、減り幅を57までに食い止める必要がある。あるベテラン議員は「単独過半数に届かなければ、解散した首相の判断が問われる」と話す。首相の3選が懸かる来年秋の党総裁選に向け「安倍降ろし」の動きが出る可能性は否定できない。

 ◇小池氏、与党に触手
 希望の小池百合子代表は公示日第一声の演説で「新しい政治」への転換を訴えた。ただ、小池氏自身が衆院選に出馬せず、希望は首相指名候補を示さずに選挙を戦う方針だ。立候補者数は計235人と過半数にかろうじて達した程度で、単独で政権を狙える状況にはない。

 小池氏の選択肢の一つとみられるのが、自民党内で首相に距離を置く石破茂元幹事長や野田聖子総務相らの担ぎ出しだ。実際、希望は両氏の選挙区で擁立を見送った。希望の獲得議席次第で、首相が求心力をさらに落とすような事態になれば「手を突っ込んでくる」(自民党関係者)との見方もある。小池氏は、7月の東京都議選で連携した公明党にも秋波を送り、衆院選で同党の前職が出馬した9選挙区全てで対抗馬を立てなかった。

 小池氏は10日のNHK番組で、首相指名選挙で他党の候補を担ぐかを問われ「選挙結果を見極めたい」としながらも、希望が唱える既得権打破などに賛同すれば推す意向を示した。

 一方、希望の議席が伸び悩めば、希望と立憲民主、無所属に分かれた民進党出身者を中心に「野党再々編」が起きるとの見方もある。

 ◇改憲は同床異夢
 今回の衆院選で、憲法改正勢力とみなされているのは自民、希望、公明、日本維新の会。この4党の公示前勢力は395議席で、改憲発議に必要な3分の2ライン(旧定数で317)をはるかに上回っている。首相主導の改憲に反対だった民進党が事実上消滅したことが影響しており、改憲勢力が新定数での3分の2(310議席)を確保できるかどうかもポイントになる。

 ただ、首相が改憲で主眼を置く9条改正に、希望、公明は慎重。維新も地方分権を重視しており、改憲勢力は同床異夢の状況にある。9条の扱いについては自民党の結論も出ておらず、衆院選で改憲勢力が公示前のような議席を得たとしても国会での議論が進むかは不透明だ。

4104チバQ:2017/10/14(土) 09:12:14
http://www.asahi.com/articles/ASKBF4GV6KBFUZPS00J.html
自公、300議席うかがう勢い 朝日新聞情勢調査
2017年10月13日22時45分
 22日投開票の衆院選について、朝日新聞社が実施していた電話調査が13日終わり、全国約8万8千人の有権者からの回答に全国の取材網の情報を加え、選挙戦序盤の情勢について全容を分析した。現時点では①自民党と公明党を合わせた与党で300議席をうかがう勢い②希望の党は、東京で候補者を立てた23すべての選挙区で先行を許す――などの情勢になっている。

 全289の選挙区を全国の「縮図」となるよう統計的に分割し、10、11日に144選挙区、12、13日に残りの145選挙区を調査した。投票態度を明らかにしていない人が4割前後おり、今後情勢が大きく変わる可能性がある。

 調査で安倍政権の5年間の評価を聞くと、「評価する」44%、「評価しない」41%と割れている。ただ、「評価しない」と答えた人でも、選挙区では3割近くが自民候補に投票する意向を示した。野党が分散していることに加え、政権批判票の受け皿になり切れていない状況がうかがえる。

 自民は、全国190以上の選挙区で一定の差をつけている。2016年の参院選で野党統一候補に苦戦した東北でも、5割の選挙区で優勢に立つ。比例区と合わせ、公示前勢力(284議席)に迫る勢いだ。公明は、公示前の34議席を維持できるかどうか。

 希望と日本維新の会は勢いがなく、それぞれ公示前の議席(希望57、維新14)を下回る可能性がある。希望は小池百合子代表のおひざ元、東京で、比例区でも自民に差をつけられている。維新も、地盤の大阪で先行を許す選挙区が目立つ。

 立憲民主党は、公示前の15議席から40議席前後に増える勢い。選挙区では北海道や近畿などで、やや優位に立つ候補がおり、比例区も30議席をうかがう。共産党は公示前の21議席に届くかどうか。社民党と、新党大地は議席の確保を視野に入れている。

 調査方法 朝日新聞社の今回の衆院選情勢調査は、10〜13日の4日間にわたって実施した。全289選挙区を全国の「縮図」となるよう統計的に2分割し、まず10、11日に144選挙区を対象に調査、選挙区と比例区の投票先などを質問。11日時点の全体の概況を先行して報じた。

 12、13日は残り145選挙区が調査対象。同様に選挙区と比例区の投票先などを質問。今回、10、11日の調査結果と合算し、選挙区・比例区の全体情勢を最終推計した。

 調査は、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で実施。各選挙区の有効回答の目標数は300。有権者がいる世帯と判明した番号は全国で計15万3239件、有効回答は計8万8152人。回答率は58%。

4105チバQ:2017/10/14(土) 09:12:25
http://www.asahi.com/articles/ASKBF4431KBFUTIL00T.html
野党乱立、自民の追い風に 朝日新聞情勢調査
2017年10月14日07時18分
 朝日新聞社の衆院選情勢調査によると、目まぐるしい野党の分裂劇の末、野党候補が乱立していることが、自民の追い風につながっている状況が浮かび上がった。この5年間の安倍政権を「評価しない」という層では、複数の野党に投票先が分散している傾向も見て取れる。

■「三つどもえ型」7割超が与党リード

 今回の衆院選は「自民党・公明党」、「希望の党・日本維新の会」、「共産党・立憲民主党・社民党」の3極を軸に展開。全289選挙区のうち162選挙区は、この3極から候補者が1人ずつ立つ「三つどもえ型」。こうした乱戦模様が全選挙区の6割近くを占めていることが、自民の堅調を後押ししている。

 たとえば東京16区。自民前職の大西英男氏に立憲前職と希望の元職が挑む構図だが、大西氏がわずかにリードしている。もし野党が候補者を一本化していたら、情勢は一変した可能性が高い。秋田2区でも自民前職で前法相の金田勝年氏に希望、共産の新顔が挑むが、金田氏が安定した戦いぶりだ。このように「三つどもえ型」で自民候補がリードしている選挙区は7割を超す。

 「希望・維新」、「共産・立憲・社民」の各勢力から複数の候補が立つ「分裂型」の選挙区でも、与党に追い風が吹く。有権者の支持が複数の野党間で分散、組織力で勝る自民が優位に立っているようだ。

 希望代表の小池百合子・東京都知事のかつての選挙区だった東京10区。候補者は、小池氏側近の希望前職の若狭勝氏、自民前職、立憲、共産の新顔ら計6人だが、自民前職が一歩抜けている情勢だ。

 逆に、与党候補と「共産・立憲・社民」の1人が戦う「一騎打ち型」選挙区では、自民候補が先行するのは約6割に下がり、野党候補の善戦が目立ってくる。北海道5区では、立憲新顔の池田真紀氏が自民前職の和田義明氏と接戦だ。福岡3区は自民前職の古賀篤氏が立憲元職の山内康一氏をややリードしている。

 ほかに共産が候補者を立てていない選挙区でも、一様に接戦だ。新潟4区では自民前職の金子恵美氏と無所属前職の菊田真紀子氏が、愛知7区では自民前職の鈴木淳司氏と無所属前職の山尾志桜里氏が大激戦になっている。

■政権「評価しない」層、野党の支持分散

 今回の調査結果をみると、安倍政権への評価が必ずしも投票行動に結びついていない様子が浮かぶ。

 安倍政権の5年間を全体として「評価する」と答えた人は44%、「評価しない」という人は41%で見方が分かれている。投票態度を明らかにした人を分析すると、「評価する」人では比例区の投票先を自民と答えた人が68%いた。ところが、「評価しない」という人が挙げた比例区投票先は立憲29%、希望25%、共産14%と割れ、自民と答えた人が19%となったことも自民堅調を物語っている。

 一方、選挙区は選挙事情が異なるため一概に言えないものの、「評価しない」という人の投票先は自民候補が28%で、希望候補の26%とほぼ並んで多い。

 例えば、宮崎県では安倍政権の5年間を「評価する」が38%、「評価しない」が46%で「評価する」が全体よりかなり低いが、投票先を自民候補と答えた人は県全体で7割に上り、三つある選挙区はいずれも自民候補が優勢だ。

 また、安倍政権への評価とは別に、投票先の意向を見ても「自民への流出」が見られる。選挙区で希望に投票するという人のうち、14%が比例区で自民に投票すると回答。立憲に投票すると答えた人でも、比例区投票先を自民と答えた人が13%おり、自民の強さを後押ししている。

4106チバQ:2017/10/14(土) 09:13:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000085-san-pol
衆院選「三都物語」事実上瓦解 すみ分け、候補者に逆風
10/14(土) 7:55配信 産経新聞
 ■反自民票伸び悩み「プラスではない」

 東京都の小池百合子知事、大阪府の松井一郎知事、愛知県の大村秀章知事が合意した衆院選の共通政策「東京・愛知・大阪三都物語」が事実上瓦解(がかい)し、希望の党と日本維新の会の各候補者らが支持者の拡大に伸び悩んでいる。維新は東京の選挙区で、希望は大阪の選挙区で候補者を立てない「すみ分け」が決まったが、その効果が希薄化し、反自民票をまとめられないのが実情だ。「(すみ分けは)プラスではない」と厳しい声も上がっている。

 ◆希望、演説素通り

 小雨降る肌寒い一日となった13日、都内の繁華街で、希望の新人候補が懸命に支持を訴えていた。

 すみ分けにより維新の立候補予定者が出馬を取りやめた選挙区。だが、そのメリットはあまり感じられない。演説中、足を止める人がいると、陣営関係者が駆け寄って政策集を手渡そうとするが、受け取りを断られる場面も。陣営関係者は「もとより、維新支持者の票が流れてくるとは思っていない」。

 3都府県の知事が「三都物語」で合意したのは衆院選の公示10日前の9月30日だ。「しがらみのない政治」「身を切る改革」「真の地方自治の推進」の3項目を柱とし、選挙協力を行うとしていた。

 しかし、当初から亀裂が見え隠れしていた。関係者によると合意発表の当日、選挙協力に関して小池氏と大村氏が意見交換したが、認識の違いが明らかになったという。

 亀裂が明らかになったのは10月7日。小池氏と松井氏が都内でそろって街頭演説したものの、大村氏の姿はなかった。公示翌日の11日、大村氏は「特定の党に応援に入ることは現段階で考えていない」と表明。これに対し小池氏は13日、報道陣の問いかけに「松井知事も私も地域政党を有している。それと(地域政党がなく)ベースの違う大村さんはいろいろお考えがあってのことなのではないか」と話した。

 ◆維新、皮肉な展開

 すみ分けの影響を最も受けているのが大阪の選挙区だ。希望の公認が得られず立憲民主党や無所属で出馬した元民進候補を共産党が支援するケースもあり、かえって維新が苦境に立たされる皮肉な展開となっている。

 大阪11区(枚方市など)では、民進府連代表の前職、平野博文氏(68)が無所属で出馬したことを受け、共産は候補者を立てずに一本化した。

 「民進の灯を消さないため、あえていばらの道を選んだ」と話す平野氏。過去2回の衆院選では選挙区で敗れたものの、今回は最大3万票ともされる共産票の上積みが期待できることになり、情勢は変わった。

 思わぬあおりを食らったのが、いずれも3選を目指す前職の維新・伊東信久氏(53)と、自民・佐藤ゆかり氏(56)。前々回の衆院選は伊東氏、前回は佐藤氏が選挙区当選を果たしたが、次点との票差は3万票以内で、共産票の行方は勝敗に決定的な影響を与えかねない。

 伊東氏は街頭演説などで「議員の数や報酬を下げることで財源を確保するのが維新の改革」とアピール。佐藤氏は「自公政権こそが国を安定させられる。選択を誤らないで」と訴える。

 府内の別の選挙区でも、すみ分けの効果はなかなか見えてこない。ある維新陣営は「(すみ分けが)マイナスにとらえられることはあっても、プラスにはなっていない」と嘆いていた。

4107チバQ:2017/10/14(土) 09:14:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000041-spnannex-soci
前原氏“お呼びでない?”応援演説に候補者陣営「マイナスかも」
10/14(土) 6:01配信 スポニチアネックス
前原氏“お呼びでない?”応援演説に候補者陣営「マイナスかも」
JR平塚駅前で、風で落ちた前原氏の垂れ幕を張り直すスタッフ
 ◇衆院選10・22投開票

 民進党の前原誠司代表(55)が13日、神奈川県内などで街頭演説した。同党公認で希望の党から出馬した新人候補の応援。民進党の再結集話が浮上するなど迷走。陣営から「前原さんが来るとマイナスかも」の声が上がった。一方、安倍晋三首相(自民党総裁、63)の地元・山口では、代わりに演説会に出席する昭恵夫人(55)が、報道陣に取材拒否を突きつけた。

 神奈川県平塚市のJR平塚駅前。前原氏は、小池百合子東京都知事(65)が代表を務める希望の党への合流について「自民党しか選べない今の日本の政治を変えよう、もうひとつの選択肢を皆さんに提示したい、その一心です」と力説。「安倍政権を止めるのは皆さんの1票です」と呼びかけた。

 約200人の聴衆からの拍手はまばら。応援を受けた候補者の関係者は「こちらからお願いして来てもらったわけではない。(民進)党本部の方針です。人が集まるのはいいんですが、効果は微妙かも」とこぼした。

 今月4日、前原氏は、地元・京都で行った街頭演説で「裏切り者!」のヤジを浴びた。この日は、批判的なヤジはなかったものの、JR武蔵溝ノ口駅前で、民進元職の候補者の関係者は「前原さんが来ることはマイナスに働くかもしれない」と不安そうに話した。

 前原氏の主導で、民進は9月28日の両院議員総会で全衆院議員が離党し、希望に合流する方針を決定。しかし、希望が選別を実施。反発した枝野幸男氏(53)らが立憲民主党を立ち上げるに至った。報道各社の世論調査で自民・公明の与党が300議席をうかがうとの結果が出る中、結果的に前原氏が“反安倍票”が分散する要因をつくったと批判されている。

 さらに、ここに来て、民進の小川敏夫参院議員会長(69)が、党所属参院議員の多くは選挙後、立憲民主や民進出身の無所属議員らとの再結集を目指す意向を表明。小川氏はこの日、埼玉県内での演説で再度、大同団結を訴えた。無所属で出馬した岡田克也元代表(64)も呼応した。

 この日、「民進党代表 前原誠司」と書かれた垂れ幕が風で落ち、スタッフが慌てて掛け直す場面があった。混乱する民進を象徴するようなひと幕。報道陣から再結集の動きに関する質問をぶつけられた前原氏は、どの演説場でもひと言も話さず移動の車に乗り込んだ。

4108チバQ:2017/10/14(土) 09:15:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00027486-nksports-soci
山本太郎氏「戦略的投票を」海江田氏らをはしご応援
10/13(金) 22:40配信 日刊スポーツ
山本太郎氏「戦略的投票を」海江田氏らをはしご応援
衆院選の有権者に“戦略的投票”の必要性を訴える自由党の山本太郎共同代表(撮影・村上幸将)
 自由党の山本太郎共同代表(42)が13日、東京12区から立候補した共産党・池内沙織氏と、同1区から立候補した立憲民主党・海江田万里氏を、はしごして応援した。

【写真】山本太郎氏、人生初の円形脱毛症

 山本氏はこの日午後、池内氏の選挙カーに乗ってJR王子駅前に到着すると、マイクを手にこう言った。

 「この人しかいないんです。そして比例では日本共産党! 共産党って書いて下さい! 間違いないから!」

 山本氏は、その足で東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線を乗り継ぎ、大江戸線東新宿駅に向かうと、同駅近くの街頭に立った海江田氏の元に駆け寄って、熱弁を振るった。

 「一部の者たちが、一部の者に対しての奉仕をし続けるような政治で、この国は壊されてしまう。象徴的な出来事が森友、加計問題。この(聴衆)中で8億円…ただ同然で国有地をもらえる方、いらっしゃいますか? いらっしゃったら、海江田万里に献金をお願いします。これだけでも一部の奉仕者と分かる」

 山本氏が東京12区で投票を呼び掛けた共産党は、立憲民主党などとの選挙協力を進めており、海江田氏が立候補した東京1区では候補者を降ろしたという。その点で、山本氏の“はしご応援”に矛盾はない。

 今回の衆院選は、東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に、民進党が合流すると発表したものの、希望の党側が憲法と安全保障を“踏み絵”にしてリベラル派排除を明確に示し、民進党から立憲民主党が分裂。政局が混迷を深める中、自由党は今回の衆院選に候補者を立てず、小沢一郎共同代表も岩手3区から無所属で出馬した。

 山本氏は「野党結集のアイデアは、共同代表の小沢が言っていたこと。それが違う形にされ、野党第1党の民進党が乗っ取られたようなものだと私は思う」と見解を語った。その上で“はしご応援”の裏にある、本心と信念を語った。

 山本氏 本当だったら私たちに力を、票を下さいという戦いをしたいところ。出来ないのは悔しいけれど現状、どうしたらいいか、誰が1番、その選挙区の中で心ある候補かと考えた人、この人を応援したいという人の応援に入るしかない。今まで応援に入ったのは無所属、共産党、社民党、立憲民主党…全部、入っています。国会の中での仕事を見ていると、共産党は調査能力もすごいし、詰め方も、皆さんインテリなのでお上手。でも行く先によって、比例は立憲民主党など変わる場合も出てくる。

 東京12区では、街を歩く有権者に向けて分かりやすく共産党への投票を訴えたが、その裏には、政局の混迷が一層、深まり「有権者にとってハードルが高い選挙」だという認識がある。山本氏は有権者に向けて「戦略的投票をしないと」と訴えた。

 山本氏 ポスターを見ただけでは分からない。テレビで1番映っているからとか、露出が多いからといって選ぶのは非常に危険。(投票する)選挙区で立候補した人たちのことを、もう少ししっかりチェックして選ぶ。どういう仕事をしてきたか、国会でどういう質疑をしたかなど、議事録を少し、引っ張って見るくらいしてもいいと思う。意見を変えない候補者は誰か、市民の生活をより良くしてくれる人は誰なのかを考えて選ぶべき。有権者がいかに賢くなるか…それが戦略的投票です。

 小池氏らによる“踏み絵”が発覚して以降、支持率を落とす希望の党の候補者にも、心ある人はいるだろうと山本氏は見ている。

 山本氏 踏み絵を踏んだ候補に、何で踏んだんだという有権者のお怒りの声があるのも分かる。ただ、自分の主義主張を通してでも選挙に勝てる自信のある人は踏まずにいけるけれど、踏まなければ、市民の投票だけでは勝てない(党の公認が必要)という人もいる。踏むこと自体は、おかしい話だけれど、踏み絵は踏んだけれど本心じゃなく、当選後に(宗旨変えをする)という人も、いるかも知れない。だから、党名だけで選択肢として、候補者を端から排除するのは危険。

 山本氏は、小池氏が自民党との連立を排除しなかった点を踏まえ「選挙前と変わらないパワーバランスになるのが1番、マズい。自民党と手をつなぐことも選挙結果次第だ、みたいなことを言われているみたいだから、是々非々と言いながら、いろいろな話が前に進んでいくということはあると思う。その時に、割れることはあると思う」と、衆院選後の、希望の党分裂の可能性も予測していると明かした。【村上幸将】

4109チバQ:2017/10/14(土) 09:16:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000015-jij-pol
衆院選・注目区を行く=愛媛2区・大阪8区【17衆院選】
10/14(土) 8:04配信 時事通信
 ◇与野党の主張逆転=「加計」待望論が影響―愛媛2区
 先の通常国会では学校法人「加計学園」の獣医学部新設、「森友学園」への国有地売却の二つの問題に野党の批判が集中、安倍内閣の支持率下落の主因となった。愛媛2区に位置する今治市では加計学園の校舎整備が進み、地域振興の面から待望論が高まる。学部新設に慎重論を唱えてきた自民党の村上誠一郎の支持基盤には揺らぎも見える。一方、希望の党、日本維新の会は賛成の立場で、与野党の大勢とは逆の攻防が展開されている。(敬称略)
 「非常に担ぎにくい候補だが、死に物狂いで頑張りたい」。村上は6日夜、公民館に集まった約100人の支援者を前に、巨体を丸めて深々と頭を下げた。
 村上は、首相安倍晋三が友人である加計学園理事長の加計孝太郎のために「行政をねじ曲げた」と批判してきた。集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法や、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法に疑問を呈してきた村上が、安倍に向ける目は厳しい。
 今治市は人口減少の打開策として大学誘致に長年取り組んできた。加計学園に対しては、土地を無償で提供し、施設整備費も最大96億円まで負担する大盤振る舞いだ。JR今治駅構内には「獣医学部開設2018年4月予定」の看板が掛かり、現地では休日返上で建設工事が進んでいる。
 開校予定地近くに住む主婦(38)は「首相の友達優遇は許せないが、大学が来れば少なくとも街は盛り上がる」と話す。村上の言動は、地元の期待に冷や水を浴びせたと映る。
 「地元の悲願なのに。もう村上は応援せん」。自民党を応援してきた市内の建設業者は吐き捨てるように語った。陣営からの集会への動員要請なども無視しているという。
 獣医学部新設に明確に反対する共産党を除き、村上の対抗馬たちは、こぼれ落ちた自民党支持層の獲得を虎視眈々(たんたん)と狙っている。希望の横山博幸は県議時代から誘致を推進してきた。選挙戦では「首相が説明責任を果たさないから混乱が起きた」と訴えており、獣医学部新設の是非には踏み込まない方針だ。維新の西岡新は「今治の民意は賛成だ」と主張し、今治市長菅良二の支援も取り付けた。
 【愛媛2区】
西岡新44 元議員秘書 維 元
村上誠一郎65 元行革相  自 前
            推(公)
一色一正67 元市議   共 新
横山博幸66 元県議   希 前

4110チバQ:2017/10/14(土) 09:16:56
 ◇放置される赤い校舎=大阪8区
 一方、大阪8区を構成する豊中市。森友学園が小学校設置認可の申請を取り下げたため、赤い校舎は国土交通省大阪航空局が設置した柵の中で放置されている。「この問題はどうなったのか」。近所に住む男性(67)は、選挙戦で真正面から取り上げられないことに不満げだ。
 最大の理由は、維新と安倍政権の近さにある。維新代表の松井一郎は応援演説で、府政での実績アピールに熱を入れる一方、森友問題には全く言及しない。「森友絡みの批判は、首相や首相夫人への個人攻撃になる」(同党関係者)との懸念があるからだ。
 だが、候補者の木下智彦は、自民党との差別化を図る必要がある。公示日に松井と並んで駅頭に立った木下は「あえて言うが、この豊中では、あの森友問題。そして加計問題。そして何といっても(元防衛相)稲田朋美さん」と、通常国会での争点を列挙したものの、深入りは避けた。陣営幹部は「無党派層を引きつけるためには森友に触れたいが、触れにくい」ともどかしさを隠せない。
 明瞭な争点とならないのは、政権批判の急先鋒(せんぽう)である共産、立憲民主両党の足並みの乱れにも要因がある。
 「こういう形で戦うのは残念だ」。立憲の松井博史は8日夜、共産党の新居真と共に市民団体「市民連合」の集会に出席し、選挙戦での競合について、こう陳謝した。候補者一本化を期待していた出席者からは落胆の声が漏れた。政権批判票の受け皿は分散し、「今回の解散・総選挙、きっかけは当地豊中の森友問題だ」との松井の訴えも迫力を欠く。
 「アベノミクスを始めて、はや5年がたつ。少しずつだが景気が良くなってきている」。自民党の大塚高司は12日午後、小雨の降る中でひたすら与党の実績を訴えた。森友問題については「議論は司法の場に移った」との立場で、街頭演説などでは全く触れない方針だ。
 【大阪8区】
松井博史49 元議員秘書 立 新
大塚高司53 元政務官  自 前
            推(公)
木下智彦48 党青年局長 維 前
新居真57 元市議   共 新
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は立=立憲民主、自=自民、公=公明、維=日本維新の会、共=共産、希=希望。丸かっこは推薦政党。

4111チバQ:2017/10/14(土) 09:17:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000018-jij-pol
衆院選・注目区を行く=青森1区・奈良3区【17衆院選】
10/13(金) 7:07配信 時事通信
 ◇「コスタリカ」に不安も=自民、苦渋の候補者調整―青森1区
 「1票の格差」是正のための改正公職選挙法により、青森、奈良など6県で小選挙区数が各1減された。前回衆院選で大勝した自民党は候補者調整を強いられ、衆院解散を目前に急ピッチで作業を終えたが、調整対象となった前職同士の連携には不安も残る。(敬称略)
 「津島淳に将来を託す態勢づくりをしなければいけない」。6日に青森市で開かれた自民党決起大会。同党前職の江渡聡徳は、同じ前職で青森1区から出馬する津島への支援を訴えた。津島は「この場に立てるのは江渡先生の大きな決断があったからだ」と語り、比例代表東北ブロックへ転出する江渡に謝意を示した。
 自民党は1区で、選挙のたびに選挙区と比例の候補が入れ替わる「コスタリカ方式」を採用。次回は、江渡が選挙区、津島が比例で立つ予定だ。
 新たな区割り案が公表された当初、自民党内で本命視されたのは、旧2区の江渡と旧3区の前衆院議長大島理森の調整。新たな2区は、江渡の出身地である十和田市、大島の出身地の八戸市を含むからだ。
 だが、江渡は1区からの出馬に狙いを定めた。旧2区から編入された下北半島には原子力施設が集中しており、エネルギー政策に関わりたいというのが表向きの理由。だが、自民党のベテラン県議は2区最大の票田、八戸市の事情を指摘する。
 同市は大島と民進党参院議員田名部匡代の地盤で、先代から続く市を二分する戦いは「八戸戦争」と呼ばれる。この県議は「江渡が2区に回ったら匡代がくら替えしてくる。そうしたら勝てない」との見方を示した。
 江渡とのコスタリカについて、津島の後援会は「白紙化」を要求。津島が8月下旬、旧2区から編入される地域に事務所を開設したため、江渡陣営の猛反発を招いた。
 結局、解散風に押されて事態は収束したが、自民党県連関係者は「コスタリカが機能するかは分からない」と漏らす。先の県議は、江渡が1区で出馬する次回衆院選について「津島の後援会は『江渡』とは書かない」と断言する。
 前回は津島に約4000票差まで迫り、比例で復活当選した希望の党前職の升田世喜男も同じ見解だ。陣営幹部は「自民党の青森市議は動かない」とそろばんをはじく。
 ただ、升田も区割り変更の影響からは逃げ切れない。出身地の中泊町は3区に組み込まれ、「身を引き裂かれる思いだ」と話す。共産党が希望との共闘を拒否したため、政権批判票の分散は避けられない。升田陣営幹部は「今回勝てなければ次はない」と懸命だ。
 【青森1区】
津島淳51 元政務官 自 前
           推(公)
赤平勇人27 党県委員 共 新
升田世喜男60 元県議  希 前

4112チバQ:2017/10/14(土) 09:18:00
 ◇衰える「奥野」の威光=奈良3区
 自民党奈良県連は、コスタリカ方式に苦い経験がある。旧1区では、旧新進党から入党した前総務相高市早苗と元厚生労働政務官森岡正宏の連携がうまくいかず、旧民主党政権で国土交通相を務めた馬淵澄夫の台頭を許した。
 解散翌日の先月29日、奈良県大和高田市での自民党会合。旧奈良3区選出の前職奥野信亮が比例近畿ブロックへ回ることを説明すると、後援会幹部は「受け入れるしかない」としんみり語った。後援会と入れ替わりに会場入りした前職田野瀬太道は「苦渋の決断に感謝する」と述べた。
 新区割りによって、旧3区は新たな2、3区に分割され、事実上消滅した。奥野は当初、「小選挙区から出たい」と公言し、3区での出馬に意欲を示していた。
 これに対し、「無傷」で済んだ旧4区選出の田野瀬は、奥野の動きを警戒。田野瀬に対し、後援会幹部は「もし党本部が『奥野を出す』と言ってきたら、無所属で戦え」とハッパを掛けていた。
 県連内では「コスタリカにしたら、次の選挙がややこしくなる」といった声が上がり、判断を党本部に委ねた。結論は、奥野の比例転出だった。
 奥野後援会がすんなり容認した背景には、奥野の父誠亮の死去がある。法相や文相を歴任し、県連幹部から「神さん」とあがめられた誠亮が昨年、103歳でこの世を去り、「誠亮先生のいるうちは応援するしかない」と思い定めていた後援会は求心力を失いつつある。
 元参院議員の前川清成は2区での出馬を準備していたが、希望の党公認を得るに当たり、3区への国替えを余儀なくされた。陣営は広大な選挙区への浸透に苦慮している。
 【奈良3区】
田野瀬太道43 元政務官 自 前
           推(公)
所進38 党市部長 共 新
前川清成54 元副大臣 希 新
(注)候補者名簿は敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、共=共産、希=希望。丸かっこは推薦政党。

4113チバQ:2017/10/14(土) 09:18:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000058-san-pol
衆院選 小池マジックからさめる都民 夏の熱狂一転「都政に専念しろ」
10/14(土) 7:55配信 産経新聞
衆院選 小池マジックからさめる都民 夏の熱狂一転「都政に専念しろ」
希望の党候補の応援に駆け付け、「ガンバロー!」と拳を突き上げる同党代表の小池百合子都知事(左)と民進党の前原誠司代表=13日午後、東京都品川区(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)
 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は13日、都内で、民進党の前原誠司代表と衆院選公示後初めて一緒に街頭演説に臨み、希望の党候補への支援を呼びかけた。選挙戦に入ってからの党の失速に危機感を募らせる小池氏は「改革保守」の存在意義を訴えたが、お膝元の首都・東京でも聴衆の反応は7月の東京都議選と比べて冷ややかになっている。(大橋拓史、広池慶一)

 ◆激戦区で共同演説

 小池、前原両氏が街頭に立ったのは、東京3区(品川区など)にあるJR大井町駅前。同3区は、衆院解散の直前に民進党から希望の党に移った松原仁氏と、自民党の石原宏高氏の両前職が競り合う激戦区だ。

 マイクを握った小池氏は切々と訴えた。

 「序盤戦で厳しい評価が下っている。(与党に)大勝ちさせて日本はどうなるのかと思う人は、希望の党に希望を寄せてほしい」

 都議選で産経新聞社が実施した出口調査によると、3区内でトップだった支持党派は小池氏が率いた「都民ファーストの会」で、自民、公明両党の支持者を足しても都民ファーストが上回った。希望の党の候補者は、多くが「小池マジック」の再来を頼りにした。大井町駅前には冷たい雨まじりの中でも約300人の聴衆が集まった。ただ、都議選の熱狂的な雰囲気とは明らかに違っていた。

 小池氏は、民進党を事実上解党した前原氏を「身を捨てながら新時代を築こうという決断に心から敬意を表す」と持ち上げ、民進出身者に「踏み絵」を踏ませた希望の党を「一つの旗印の下に集結する改革保守」とも誇ってみせた。

 逆に安倍晋三首相(自民党総裁)を「何かを隠さないといけないから選挙をする」「このまま『安倍一強』政治を続けてはいけない」と批判したが、「都政に専念しろ」とのヤジも飛んだ。

 ◆前原氏には解任論

 希望の党の失速は前原氏の求心力低下にも直結する。民進党出身者を含む多くの希望の党候補の苦戦が伝えられ、「名を捨てて実を取る」(前原氏)という合流の目標が遠のきつつあるからだ。党内では衆院選後に前原氏の代表解任を模索する動きも起き、足元はおぼつかない。

 「合流は安倍首相の『一強政治』を倒すためだ。しっかり小池氏とタッグを組んで頑張っていく」

 小池氏に先立って演説した前原氏はこう強弁したが、聴衆の反応は小池氏のときよりも乏しかった。

                   ◇

 ■牙城の10区で自民が猛攻

 自民党は、小池氏の衆院議員時代の選挙区だった東京10区に攻勢をかけている。10区は小池氏の側近で希望の党結党時のメンバーである若狭勝氏が受け継いだ。これに対し自民党は、前回は比例代表候補だった前職、鈴木隼人氏を擁立、7月の都議選で「都民ファーストの会」に惨敗した「リベンジ」の象徴区と位置づけ、菅義偉官房長官や小泉進次郎筆頭副幹事長らが続々と現地入りしている。

 13日には、小池氏に近いといわれている党都連会長の鴨下一郎元環境相が豊島区に入り、「自民党は小池氏が知事になって混乱したが、立て直したい」と訴え、支援を呼びかけた。

 都内の選挙区から立候補する自民党候補は「街頭で『小池氏に負けるな』という激励をたくさん受ける」という。都民ファーストを離党した都議が自民党候補を支援する動きも出始めている。(沢田大典)

4114とはずがたり:2017/10/14(土) 09:20:09
>>4113
>都民ファーストを離党した都議が自民党候補を支援する動きも出始めている
そうなのか。

今回,自民をぶっ壊しそうになった小池があっという間に排除の悪役に大転落だからなあ

4116チバQ:2017/10/14(土) 09:39:37
■高齢代議士リスト 1943年生まれ以降を記載
【引退】亀井静香1936年11月01日広島県6区 当選回数13回 
仲里利信1937年03月16日沖縄県4区
伊吹文明1938年01月09日京都府1区 当選回数11回
二階俊博1939年02月17日和歌山3区 当選回数11回
【引退】保岡興治1939年05月11日鹿児島1区 当選回数13回
【引退】平沼赳夫1939年08月03日岡山県3区 当選回数12回 
麻生太郎1940年09月20日福岡県8区 当選回数12回
竹本直一1940年11月23日大阪府15区
【引退】横路孝弘1941年01月3日北海道1区 当選回数12回
衛藤征士郎1941年04月29日大分県2区 当選回数12回
谷川弥一1941年08月12日長崎県3区
野田毅_1941年10月03日熊本県2区 当選回数 15回
土屋正忠1942年01月13日東京都18区
【比単】園田博之1942年02月19日熊本県4区 当選回数10回
【引退】高村正彦1942年03月15日山口県1区 当選回数12回
小沢一郎1942年05月24日岩手県4区 当選回数16回
河村建夫1942年11月10日山口県3区
【引退】金子一義1942年12月20日岐阜県4区 当選回数10回
西川公也1942年12月26日栃木県2区
江崎鐵磨1943年09月17日愛知県10区
鈴木克昌1943年11月14日愛知県14区

■当選回数順
16回:小沢一郎
15回:野田毅
14回:
13回:【引退】亀井静香、【引退】保岡興治、【死去】鳩山邦夫、中村喜四郎、
12回:【引退】平沼赳夫、麻生太郎、【引退】横路孝弘、衛藤征士郎、
    【引退】高村正彦、【引退】丹羽雄哉、【死去】町村信孝、【引退】谷垣禎一、菅直人
11回:伊吹文明、二階俊博、額賀福志郎、大島理森、川崎二郎、甘利明、船田元
10回:園田博之、金子一義、川端達夫、村上誠一郎、逢沢一郎、石破茂

参考)当選回数の割に若い議員
中村喜四郎1949年4月10日当選回数13回
【死去】鳩山邦夫1948年9月13日当選回数 13回
菅直人 1946年10月10日当選回数 12回
船田元 1953年11月22日当選回数 11回
石破茂 1957年02月04日当選回数 10回

4117チバQ:2017/10/14(土) 09:48:10
しかし、希望の党は誰に首班指名するんだろ

野党系、前回当選回数順だと
【立憲】菅直人 12
【引退】横路孝弘 12
【引退】川端達夫 10
【立憲】赤松広隆 9
【引退】大畠章宏 9
【無所】岡田克也 9
【引退】高木義明 9
【立憲】枝野幸男 8
【無所】玄葉光一郎 8
【無所】前原誠司  8
【無所】安住淳 7
【立憲】荒井聡 7
【立憲】近藤昭一 7
【無所】中川正春 7
【無所】野田佳彦 7
【無所】原口一博 7
【希望】古川元久 7
【希望】渡辺周 7

→古川か渡辺周でも入れる?
それか年齢で、中山恭子?

4118チバQ:2017/10/14(土) 10:38:42
■近畿 滋賀と京都だけになりそうな感じ
□希望 比例4?
優位
 (前原:京都2 無所属)
 岸本:和歌山1
競り合い:前
 小川:滋賀3
 泉 :京都3
 馬淵:奈良1
競り合い:後
 (嘉田:滋賀1 無所属)
 徳永:滋賀4
 北神:京都4
 山井:京都6
 井坂:兵庫1
追い上げ 
 田島:滋賀2
 梶原:兵庫5
それ以下
 嶋村:京都1
 井上:京都5  比例単独2位
 横畑:兵庫3
 野口:兵庫4
 幾村:兵庫6
 畠中:兵庫7
 川戸:兵庫9
 拓殖:兵庫10
 長安:兵庫11
 池畑:兵庫12
 松本:奈良2
 前川:奈良3
 坂田:和歌山2

□立憲民主 比例4?
優位
競り合い:前
 辻元:大阪10
競り合い:後
 桜井:兵庫6
 森山:大阪16
追い上げ 
 村上:大阪6
それ以下
 村上:大阪1
 尾辻:大阪2
 長尾:大阪5
 松井:大阪8
 姜 :大阪13

□維新 比例5? 肝心の(?)大阪市内が全然取れてないですね
優位
 丸山:大阪19
競り合い:前
 井上:大阪1
 谷畑:大阪14
 浦野:大阪15
 馬場:大阪17
 遠藤:大阪18
競り合い:後
 美延:大阪4
 足立:大阪9
 松浪:大阪10
 藤田:大阪12
 青野:大阪13
追い上げ 
 奥下:大阪7
 伊東:大阪11
それ以下
 森 :京都3  比例単独1位
 梅村:兵庫1
 松木:兵庫3
 市村:兵庫6
 三木:兵庫7
 吉野:奈良1
 栄 :和歌山2
 椎木:大阪2
 木下:大阪8

4119とはずがたり:2017/10/14(土) 11:24:23
<衆院選>「あえて無所属」出馬 マイナスばかりじゃない…
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000012-mai-pol
10/14(土) 10:08配信 毎日新聞

 22日投開票の衆院選では、民進党の事実上の解党に伴う野党再編などを受けて、無所属での出馬に踏み切った候補者も多い。政党の公認候補に比べて選挙運動が制限され、比例代表での復活当選の可能性もない厳しい選挙戦。各陣営は、無所属を前面に打ち出すことで、政党への不信感を強める有権者の支持を集めようとしている。

 「配れるビラもはがきも少なく、政見放送もない。存在をアピールできる幅が狭まるのはつらい」。大阪府内の選挙区から無所属で立候補した民進前職(とは註:11区平野)の陣営幹部は漏らす。

 大阪府内では、希望の党と日本維新の会が「すみ分け」に合意。この候補者には希望側から比例単独での出馬の打診があったが「自分の小選挙区の民意に応えたい」と無所属での立候補を決めた。

 公選法の規定により無所属の候補は不利な点が多い。選挙カーは、無所属は1台だが、政党公認なら政党の選挙カーも使える。出せる選挙はがきは、候補者個人は3万5000枚、政党公認なら政党分2万枚が加わる。ビラやポスターも少なく、政見放送にも出演できない。

 ただマイナスばかりではない。今まで門前払いだった他党の支持組織や支持者が「政党のカラーが無くなったことで固定観念なく主張を聞いてくれるようになった」(候補者)と思わぬ変化に驚く。

 13日夕、「積極的無所属」と書かれた選挙カーの前で訴えた。「あえて厳しい選択をした。バックに政党はない。頼れるのは皆さん一人一人の力だけだ」。耳を傾けた公明党支持者の主婦(55)は「自ら無所属を選ぶ姿勢にポリシーを感じた。初めて立ち止まって話を聞いてみようと思った」と話した。

 府内の別の選挙区から出馬した無所属元職(とは註:多分13区西野)の陣営は「無所属という選択」という言葉をポスターに入れた。候補者は街頭演説で「支持政党なしが大勢を占め、政党不信が膨れあがっている。政党ではなく、人で選んでほしい」と訴える。「ポスターの枚数に限りがあり、悔しい思いもある」と、無所属のつらさを吐露する一方で、「『無所属だから(票を)入れる』という声も日に日に増えている」と手応えを語る。

 滋賀県の無所属新人候補(とは註:滋賀1区嘉田ちゃん)は草の根の支持を広げようと躍起だ。政党ポスター、政党カー、政見放送、比例復活がないことを「4ない選挙」と名付け、「手こぎ舟で軍艦(政党公認候補)に挑む」とアピールする。

 出馬を要請された民進の分裂の過程で無所属に。演説会では「私は無所属ど真ん中」と強調する一方で「政党公認候補に比べて人権が制限されているようなもの。大変厳しい選挙だ」と同情も誘い、無党派層の取り込みを図る。【加藤佑輔、金志尚、大原一城】

4120チバQ:2017/10/14(土) 12:37:35
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171007_11.html
京都1区
両ベテランに希望挑む
対決の構図 2017衆院選 京都 ※記事は公示日前時点の内容です。

1区 有権者数
 連続11選している自民党前職の伊吹文明、8期務めた共産党前職の穀田恵二に、初の選挙となる希望の党新人の嶋村聖子が加わり、3極の争いとなる。伊吹、穀田の両ベテランに、希望が独自に擁立した嶋村が迫れるかが焦点になる。

 2014年の前回選挙は、伊吹が1区内の全5行政区でトップを占め、7万3千票を獲得した。穀田は5万3千票で及ばなかったが、比例復活で8選した。

 元衆院議長の伊吹は、政府・与党でも要職を歴任。行政区別に張り巡らせた後援会や業界別の支援団体をベースに、手堅く組織票を固めるため、党地方議員らと連携して経済分野や安全保障政策での安倍政権の実績を訴えている。

 党国対委員長の穀田は、野党共闘を図るため初めて設けた党選対委員長も兼務し、党務や全国各地へ応援に回る合間に地元入りを重ねる。「安倍政権の暴走を止める」と訴え、安全保障関連法の廃止や憲法改正阻止を掲げる。

 嶋村は東京都出身。党代表の小池百合子東京都知事が主宰する政治塾を経て、今月3日に公認決定された。希望に合流した民進の地方議員らの支援を受け、選挙区では唯一の女性候補として「しがらみのない政治を実現したい」と訴える。

 このほか衆院選に向け、無所属新人で元京都府議の三上隆も立候補に向けて準備を進めている。

 前回選挙で3万6千票を得た日本維新の会の田坂幾太は立候補を見送った。

 一方、民進府連会長代行を務め、1区に地盤を持つ参院議員福山哲郎が離党し、共産などと選挙協力を進める立憲民主党の幹事長に就任した。田坂、福山両氏の支持者、無党派層の動向が勝敗に影響を与えそうだ。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171007_12.html
京都2区
前原氏への評価左右か
対決の構図 2017衆院選 京都 ※記事は公示日前時点の内容です。

2区 有権者数
 8回連続当選の無所属前職前原誠司に、自民党新人繁本護、共産党新人地坂拓晃が挑む。前原は初めて無所属で臨むが厚い支持基盤があり、いずれも初の選挙となる繁本、地坂が挑む構図。民進代表として希望の党への合流を決めた前原への評価も影響しそうだ。

 前原は民主党(当時)が政権交代を果たした2009年衆院選で約10万票と自民候補の2倍超の票を獲得した。全国では自民が大勝した14年衆院選も自民候補に3万票近い差をつけたが、民主の比例票は5年で3分の1に減った。

 希望との候補者調整などもあり選挙準備は遅れ気味だが、5日の決起集会で後援会の結束を図った。連合京都は引き続き支援する方針。希望への合流には批判もあり、比例復活のない選挙に危機感を強めている。

 自民は00年衆院選以降、小選挙区勝利から遠ざかっている。前原に4千票差に迫った05年を最後に比例復活も果たせていない。14年衆院選は比例票が前回比2千票近く伸びたが有権者の多い左京区で市議がいない厳しい状況にある。

 繁本は今年1月に公募で候補予定者に選ばれた。選対は「前原氏への批判は票にならない」とみて、アベノミクスの成果など政権の実績や安全保障問題を訴える。党支持団体を集めた会議などで浸透に努める。

 共産は「牙城」の左京区を抱えるが、当選した自民候補に800票差まで迫った1996年衆院選以降、接戦に持ち込めていない。比例票は12年衆院選で2万票を割り込んだが、14年衆院選は2万8千と9千近く伸ばした。地坂は前回まで5度挑んだ候補に代わり、初めての選挙となる。希望を「自民の補完勢力」と断じ、合流を指揮した前原を厳しく批判。安保法制反対で連携してきた市民団体に働き掛け、支持の拡大を図る。

4121チバQ:2017/10/14(土) 12:38:01
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171008_11.html
京都3区
希望合流への評価が鍵
対決の構図 2017衆院選 京都 ※記事は公示日前時点の内容です。

3区 有権者数
 希望の党から7選を目指す前職泉健太に、比例北関東から選挙区を移した自民党前職木村弥生が挑む。共産党は新人金森亨を立て、日本維新の会からは京都府内で唯一の選挙区候補となる新人森夏枝が挑む。

 女性問題を起こした自民議員の辞職による昨年補選では、自民が結党以来初めて府内の国政選挙で擁立を断念し、支持者の一部が別の保守系候補を支援。共産も野党共闘の流れで擁立を見送り、泉が政権批判の受け皿となり圧勝した。

 今回は、希望への合流に対する民進支持者の受け止めや野党共闘を望んできた有権者の判断、補選で他党候補に流れた自民支持層の動向などが情勢を左右しそうだ。

 泉は2012年、14年は競り負け、比例復活に甘んじた。補選で取り戻した議席を守るため、街頭などで6期の実績を強調。希望合流の経緯を記したチラシを配り、政権交代可能な二大政党制の実現へ理解を求める。

 木村は、自民が失った議席の奪還に向け、地方議員らと地域イベントを回るなど、知名度向上に努める。各種団体からの推薦も集まり、組織戦の準備を整える。与党候補としての立場を強調し、福祉拡充や女性活躍推進などを訴える。

 金森は対話集会や街頭演説などを繰り返す。小選挙区での党候補の得票は伸び悩んでいるが、安倍政権への糾弾に加え、民進系が合流した希望への批判を強め、野党共闘を求めてきた有権者への浸透を図る。

 維新の森は、比例近畿に重複立候補し、単独で名簿1位となる見通し。補選落選後も3区での活動を強め、選対本部長として戦った今月の長岡京市議選では初の党議席を得た。しがらみのない政治をアピールする。

 元府職員の無所属新人小田切新一郎も立候補を予定している。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171008_15.html
京都4区
前職の争いに共産絡む
対決の構図 2017衆院選 京都 ※記事は公示日前時点の内容です。

4区 有権者数
 3回連続当選を目指す自民党前職田中英之と、選挙区の返り咲きを狙って希望の党から立つ前職北神圭朗による前職同士の争いに、共産党新人吉田幸一が絡む。幸福実現党新人縁田有紀も立候補する。過去2回擁立してきた日本維新の会が候補を立てず、維新が前回得た約2万6千票の行方が注目される。

 田中は2014年の前回衆院選で、約7万6千票を獲得。北神を約1万7千票引き離し、比例復活も許さなかった。4区は元々、自民幹事長だった野中広務が地盤としてきた選挙区。今回の選挙でも地方議員や後援会を動員し、厚い支持基盤を着実に固める。アベノミクスや安全保障政策、安定政権の強みを「安倍政権5年の成果」と訴えて、無党派層への浸透と前回獲得票からの上積みを狙う。

 北神は、09年衆院選で10万票超を獲得して小選挙区を制したが、その後は田中の後塵(じん)を拝する。昨年4月に比例近畿で繰り上げ当選。民進時代から改憲や安保関連法に賛成の立場で、希望からの出馬には「違和感を持たれずに持論を出せる」と意気盛ん。自民への対抗策ではアベノミクス批判を強く打ち出し、集会や街頭演説を地道に重ねる。

 憲法観や安全保障政策で共通点を有する「保守対決」に維新の不出馬が加わるため、保守層が多い維新支持層を田中と北神が奪い合う展開が予想される。

 4度目の挑戦となる吉田は、立候補予定者の中で唯一、改憲反対を掲げ、「反自民、反希望」の受け皿をアピールする。希望に合流した民進への批判と併せて党のぶれない姿勢を強調することで「党勢拡大につながる」と意気込む。改憲や消費増税、原発再稼働にはいずれも反対を訴える。

 幸福実現党の縁田は国防力増強や減税を主張する。

 自由党元職豊田潤多郎は選挙区の立候補を見送った。

4122チバQ:2017/10/14(土) 12:38:29
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171009_9.html
京都5区
「谷垣票」巡り大激戦に
対決の構図 2017衆院選 京都 ※記事は公示日前時点の内容です。

5区 有権者数
 「保守王国」と言われる京都府北部で30年以上議席を守ってきた自民党前幹事長の谷垣禎一が政界を引退した。新人5人が立候補する大激戦区となり、過去2回の選挙で得票率が50%を超えた「谷垣票」の行方に注目だ。

 自民が谷垣氏の後継候補に選んだ府議で自民新人本田太郎、自民党員で前京丹後市長の無所属新人中山泰が立候補し、自民が分裂して争う。さらに前防衛省官房審議官で希望の党新人井上一徳、共産党新人の山内健、無所属新人の鈴木麻理子が立候補する。

 谷垣氏は2012年の衆院選で8万7千票、14年の前回選は7万6千票を獲得。得票率はいずれも56%と、民主党(当時)と共産に追随を許さなかった。

 本田は訴えで「谷垣先生の後継者」と強調し、党支持者らを回る。府議としての地盤は宮津市・与謝郡だが、大票田の舞鶴市に選挙事務所を置き、幅広い地域で知名度向上を狙う。

 中山は京丹後市長を3期12年務めた実績をアピールする。本田を自民候補に決定した党府連の選考過程に不満を持つ同市議らの支援を受ける。党綾部支部も中山の支援を決定している。

 井上は出身地で防衛省とも関係の深い舞鶴市に拠点を置く。連合京都の推薦は得られなかったが、民進党5区総支部の支援を受ける。企業団体献金の禁止や脱原発などを訴える。

 前回選挙に続く挑戦となる山内は、街頭活動や地域経済にテーマを絞った集会を開催。安保法制反対や米軍Xバンドレーダー基地撤去などを訴え、リベラル票の取り込みを狙う。

 鈴木は自由党が公認していたが、党が候補擁立を見送ったため、無所属で立候補する。舞鶴市に移住した4月から街頭宣伝を重ね、消費増税の凍結などを訴えている。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171009_10.html
京都6区
民進支持層に自共攻勢
対決の構図 2017衆院選 京都 ※記事は公示日前時点の内容です。

6区 有権者数
 7選を目指す希望の党前職の山井和則に、過去2回比例復活だった自民党前職の安藤裕、3回目の挑戦となる共産党新人の上條亮一が挑む。立候補予定者は前回と同じだが、山井が民進党から保守色の強い希望に移り、自民、共産の候補は山井の支持層を切り崩そうと活動を強めている。

 前回2014年は山井が約10万2千票を獲得し、安藤に約7200票差で競り勝った。両候補の得票率の差は、自民が政権復帰した前々回12年と変わらなかった。上條は約3万3千票で、12年から伸び悩んだ。

 山井は、福祉の充実を前面に幅広い支持を集めてきた。民主党と民進党で国対委員長などを務め、安全保障関連法に反対したが、改憲支持や安保法制の適切な運用を掲げる希望公認となり、支援者回りに重点を置く。街頭では「安倍1強政治の打破」を訴えている。

 安藤は、過去2回の衆院選で得票が山井を下回った大票田の宇治市や城陽市などで後援会を立ち上げた。今選挙では市町村ごとに選対本部を設け、保守票を掘り起こす。業界団体にも働き掛けを強め、6日には大規模な決起大会を行った。選対は「主張を変える政治家に地域を任せられない」と山井批判を強める。

 上條は地元議員らと駅立ちやスーパー前での街頭演説を精力的に展開する。訴えでは「消費税を増税し、憲法をないがしろにする安倍政権に審判を下す選挙だ」と強調する。山井の希望入りを受け、憲法改正や安保法に慎重な層の受け皿を狙い、参院議員もたびたび応援に入っている。

 府南部では3年間で大阪通勤圏を中心に有権者数が約1万2千人増えた。これまでの国政選挙で一定の比例票を獲得している日本維新の会が候補者擁立を見送ったため、無党派層の動向が注目される。

4123チバQ:2017/10/14(土) 12:39:02
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171006_7.html
滋賀1区
顔ぶれ一変 激戦模様
対決の構図 2017衆院選 滋賀 ※記事は公示日前時点の内容です。

3区 過去の得票数
有権者数
 3選を目指す自民党前職の大岡と、社民党新人の小坂、前滋賀県知事で無所属新人の嘉田が争う。民進党重鎮の川端達夫が政界を引退し、顔ぶれは様変わりした。県内屈指の注目選挙区で、激戦となりそうだ。

 小選挙区制が導入された1996年以降、川端が4回、自民候補が3回選挙区を制してきた。有権者の8割以上を占める大津市での集票が鍵を握る。

 大岡は過去2回の選挙で川端に競り勝ち、得票率を伸ばしてきた。市議や県議と連携して地元の集まりに顔を出し、企業団体を重点的に回って足場を固めた。アベノミクスの推進や防衛力の強化を掲げ、財務政務官を務めた前職の実績を強調。国道161号の整備促進など、湖西地域に絡む成果も訴えていく。

 小坂は社民県連の代表を9年務め、77歳にして初の選挙戦に挑む。共産が候補を取り下げて野党共闘の統一候補になった。共産や市民団体が選挙事務所に入り、急ピッチで準備を進める。憲法9条改正や原発再稼働への反対、安保法制の廃止などを集会で打ち出し、無党派層への浸透を図っていく。

 嘉田は知事を2期8年務め、知名度の高さを誇る。川端の後継候補として民進県連から全面支援を受け、2日の立候補表明後、街頭で安倍政権への批判や県政の実績を訴えている。2010年知事選では大津、高島市で11万5千票を獲得。7年ぶりの選挙で、どこまで集票力を発揮できるか注目される。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171007_13.html
滋賀2区
自民、希望の前職が軸
対決の構図 2017衆院選 滋賀 ※記事は公示日前時点の内容です。

2区 過去の得票数
有権者数
 現在の選挙区割りとなった2003年選挙以降の滋賀2区は、民主(後の民進)党が3連勝した後、直近2回は自民党が続けて制している。今回も、2区での連続3選を目指す自民上野と、民進から希望の党公認となって選挙区議席の奪還を狙う田島の両前職を軸に、共産党と社民党の支援を受けて「第三極」を掲げる無所属対月(たいげつ)、諸派で幸福実現党荒川の両新人が挑む構図となりそうだ。

 上野は8月に財務副大臣に就任。解散前は公務の合間に地元支援者や地域行事を回るなどして安倍政権の経済政策をアピールしてきた。過去2回は田島の地元・彦根で票を伸ばせておらず、県市議と連携し国会議員3期の実績と安定した政権継続の重要性を訴える。

 田島は民進で政調会長代理を務め、週末に地元へ戻って支援者回りをこなす日が続いた。希望の公認が出たことで自身の公約整理を急いでおり、市議時代からの根強い支援者がいる彦根を軸に北部の経済振興策などを訴え、上野の地盤・長浜へ攻勢をかける。

 対月は昨夏の参院選で野党共闘を実現させた市民の会事務局長。民進の希望合流を受け、先月30日に立候補を表明した。候補者取り下げを決断した共産の支援を受け、改憲反対と脱原発を中心に駅前での訴えなどで知名度アップを図る。

 参院選滋賀選挙区に2回立候補した荒川は、衆院選小選挙区は初挑戦となる。42歳の若さを前面に出し、保守層を中心に国防強化や減税の訴えを強めている。

4124チバQ:2017/10/14(土) 12:39:33
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171008_12.html
滋賀3区
3極激突、無党派が鍵
対決の構図 2017衆院選 滋賀 ※記事は公示日前時点の内容です。

3区 過去の得票数
有権者数
 前回に続き、自民党前職の武村に、2度目の挑戦となる希望の党新人の小川、共産党新人の石堂が挑む3極対決になりそうだ。県内外からの流入人口が多く、新住民や選挙権が18歳以上に広がった若者ら無党派層にいかに浸透するかが焦点となる。

 選挙区割りが変更された2003年以降、民主党が3回連続で選挙区を制したが、12年からは自民が2回連続で勝利している。

 3選を目指す武村は、地域の行事に小まめに顔を出す一方、企業や団体回りを重ねている。安倍政権の成果とともに、議員立法で成立させた琵琶湖保全再生法や内閣府政務官として手掛けた金融改革など自らの実績を強調し、前職の強みを生かす。前回は民主候補を2万票以上の大差で破っており、さらなる支持基盤の強化を狙う。

 前回民主で立候補した小川は、民進党が合流した希望から初当選を目指す。3年前まで市議を務めた守山市を中心に、朝夕の駅立ちや街宣活動で社会保障制度の充実を訴え、課題だった知名度向上に努めてきた。ただ合流をめぐる混乱は避けられず、支援する連合傘下の労組などを回り選挙態勢の構築を急いでいる。

 石堂は、政策協定を結んだ社民党や市民団体の野党統一候補として、安全保障法制廃止と立憲主義の回復を「1丁目1番地」に掲げる。市民集会や1日約30カ所の支援者回りをこなし、憲法9条改正や原発再稼働への反対も訴える。共産候補が毎回獲得している約1万前後の票をどこまで伸ばせるかがポイントだ。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2017shuin/20171009_11.html
滋賀4区
新人3人、維新票焦点
対決の構図 2017衆院選 滋賀 ※記事は公示日前時点の内容です。

4区 過去の得票数
有権者数
 自民党新人の小寺と希望の党新人の徳永、共産党新人の西沢が争う。自民を離党した無所属前職の武藤が立候補を断念し、新人同士による舌戦が繰り広げられる。

 前回は自民が6万票で制したが、次点の4万票を集めた旧維新の党が候補を立てておらず、票の行方が焦点となる。同日投開票となる3市議選により投票率は上がるとの見方が多く、情勢は流動的だ。

 初挑戦の小寺は県議を計10年務めたが、地元東近江市以外での知名度アップが課題。各市町の議員や首長らの応援を取りつけ、組織的な活動を展開して票固めを急ぐ。自公連立による安定した政権の継続や、農業の振興、地方創生などを訴え、市議選の集会に積極的に参加するなどし、浸透を目指す。

 2度目の挑戦となる徳永は、前回選から街頭での活動量を大幅に増やし、雪辱を期す。公示1週間前に民進党から希望での立候補が決まり、新党の勢いを票の上積みに生かせるかが注目される。連合滋賀の支援も生かし、街頭では安倍政権の打倒を前面に押し出すほか、生活保障の充実などを訴えている。

 3度目の西沢は、社民党から支援を受け、初めて野党共闘の枠組みで臨む。街頭活動を精力的に重ね、安倍政権との対決姿勢を強調。北朝鮮問題で対話の重要性を主張するほか、長時間労働や非正規雇用など労働環境の是正、原発の再稼働反対を訴え、前回の1万3千票をどれだけ伸ばせるかが問われる。

4125チバQ:2017/10/14(土) 12:46:46
http://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=380597&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=812
【ルポ焦点区】<3>山口1区 自民「代替わり」スムーズ、独自色で挑む希望

2017/10/14

 自民党新人の高村正大(46)は12日朝、周南市中心部の住宅街で選挙カーから降り、走り回っていた。「若い私に仕事をさせてほしい」。汗を拭って支持者に呼び掛けた。12期で引退した前職の父正彦(75)の選挙手法を踏襲。選挙区を細かく回り、支持者の集まる場所で政権安定の重要性やアベノミクス継続を説く。ただ、引き続き党副総裁を務める重鎮の正彦は「マイクを持って応援することはない」と距離を置く。

 ▽側面支援に徹す

 安倍晋三首相が衆院解散を表明した9月25日、正彦は地元県議や市議に引退を報告。出陣式では支持者と握手したが、あいさつはせず、側面からの支援に徹する。党山口県連は時間的余裕がないことを理由に、公募を経ず高村の公認手続きを進めた。「表に出ないのは引き際の美学。世襲批判も気にしているだろう」。ある市議はみる。

 旧徳山市長や衆院議員を務めた祖父の代から続く地盤もあり、スムーズに進んだ「代替わり」。引退表明は一時、県内の同党参院議員の衆院転出の動きを再燃させたが、間もなく沈静化した。野党再編に揺れた他の候補者から、世襲批判の声はほとんど上がらない。

 その再編の波の直撃を受けたのが、希望の党新人の大内一也(44)だ。千葉県鎌ケ谷市議を3月に辞職。民進党公認のはずが、同党が事実上解党する中での国政初挑戦となる。12日は山口市の商業施設前で「自民党が強く厳しい戦い。しかし、働く人がつらい世の中を見過ごせない」と声を張り上げた。

 1区に3人が立った2014年の前回衆院選は、正彦が12万84票で圧勝。維新の党(当時)元職と共産党新人の得票数合計の2倍を超えた。「非自民票を他党が奪い合う構図を変えなくては勝利は厳しい」。大内陣営は気をもむ。

 ▽一部重なる政策

 支援する民進党県連幹部は、民主党(当時)新人が比例復活を果たした09年衆院選を念頭に、「なんとか風穴を開けてほしい」。ただ、希望の党の政策は、改憲容認など自民党と一部で重なる。大内は演説で、消費税増税の凍結や議員定数・報酬の削減など、党公約のうち独自色の強い分野を強調し始めている。

 野党票の分散が自民党を利するとの認識は、共産党にも共通する。党県委員会は3区で候補者擁立を見送ったが、1区は同党新人の五島博(61)を立てた。五島は自身の立候補取り下げを含め野党共闘を模索したが、希望の党の結党で霧散。社民党県連合は、五島の推薦を見送り「支持」にとどめる。連合山口の推薦を受ける、大内に配慮した形だ。

 五島は12日、周南市のJR徳山駅前で「安倍政権に厳しい審判を下してほしい」と訴えた。護憲などを重視し、自民、希望両党に共感できないリベラル層の取り込みを図る。諸派の幸福実現党の新人河井美和子(55)もこの日、北朝鮮情勢を踏まえ、山口市で「国防強化を問う選挙だ」などと演説した。 =敬称略(衆院選取材班)

4126チバQ:2017/10/14(土) 12:52:42
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/136029
激突2区 2017衆院選さが
10:11

 「今回が本当の勝負」。希望の党の大串博志(52)陣営は口をそろえる。2014年12月の前回衆院選は選挙区割り変更で佐賀県は3から2に減り、大票田の唐津市など足場のない旧3区で急ごしらえの戦いを強いられたが、比例九州の単独1位で優遇される「特殊事情」で議席を守った。

 新2区で3年間、人柄とフットワークを生かして後援会づくりに奔走。秘書を増やして地区公民館単位で会合や祭りに顔を出し、自民支持が根強い地域に切り込んだ。民進要職を務め露出も増え、加計(かけ)学園問題では安倍晋三首相を追い込む姿がテレビに映って知名度を上げた。永田町で多忙でも、地元での活動量は落とさない。「強大な組織に勝つには草の根しかない」

 衆院解散直後に起きた民進の希望への合流。当初は陣営でも「大串さんはいいけど民進は嫌という声は多く、新党がいい」と歓迎する向きがあったが、排除の論理などでの「小池劇場」の失速に加え、1区の原口一博の希望公認辞退も支持者をざわつかせた。

 岡田克也ら民進の代表経験者が来援で大串の政界での実績や政策通ぶりを強調し、「新党のリーダー」を演出しながら揺さぶられた大串党の結束を図る。陣営幹部は力を込める。「いい人だけではいけない。『絶対に小選挙区で勝つ』と押し上げる勢いが必要だ」

    ◇   ◇   

 「『電話一本』では政治はできない」。10日、出陣式を終えたばかりの自民の古川康(59)の選挙事務所。選対本部長の大場芳博が大串のキャッチフレーズを引き合いに檄(げき)を飛ばした。「与党の国会議員」として陳情や要望に丁寧に対応し、実現させてきた古川の仕事ぶりをもっと浸透させるよう指示した。

 市や町の自民系議員は、自身の地盤の行事に顔を出す大串にいらだちを募らせてきた。「古川もよく回っているし、じっくり話を聞いている。握手だけと、どっちがいいか」。自民支持層へも支持を伸ばす大串への対抗意識は相当強い。

 前回、古川は公示直前に知事を辞職して出馬した。準備期間もなく元衆院議員の保利耕輔の選対から全面支援を受けた。今回は「初の選挙」と位置付けて体制も一新、事務所は唐津市から武雄市へ移し、2区の自民党25支部が「唐津任せでなく全員が動く」(陣営幹部)態勢を整えた。

 党組織を生かした選挙戦を展開し、事務所には400を超える団体、個人の推薦状が並ぶ。「古川先行」との報道があった13日、陣営幹部は「そんな感触はない。絶対的な強さがあった保利先生時代の『殿様選挙』とは全く違う。これまでで一番厳しい選挙」と危機感を強調した。

    ◇   ◇   

 共産は公示直前に1区の候補擁立を取り下げたため、選挙区は大森斉(62)の運動に集中して「玄海原発の再稼働反対」などを訴えている。自民や希望に相対する3極の構図の中、リベラル系野党としての受け皿になるのをアピールしながら支持拡大を図る。(敬称略)

4127チバQ:2017/10/14(土) 12:56:45
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_kagoshima/article/365778/
注目区を行く・鹿児島3区 原発の争点化避ける
2017年10月14日 06時00分

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 「日本一になった鹿児島の和牛は大ブランド。帰りのお土産に欲しいくらい」。13日正午すぎ、鹿児島県薩摩川内市のJR川内駅前。九州入りした首相安倍晋三はご当地の話題に触れ、約700人の聴衆を和ませた。

 安倍の傍らには、白のワイシャツに「必勝」の鉢巻きをした自民前職小里泰弘。「1票の格差」是正に伴う県内小選挙区1減で、慣れ親しんだ旧4区から移った。3区最大の都市、人口9万6千人の薩摩川内市を押さえなければ勝利はない。市内には九州電力川内原発がある。

 6日の記者会見。原発への考え方を問われた小里は「正確に言う」と事前に用意した文書を読み上げ、原発依存度を下げる政策などを列挙した。原発の必要性も強調しない。脱原発の批判もしない。街頭演説では時折「安全の上に安全を重ねた原子力防災の確立を」とだけ訴える。

 「選挙区が変わって厳しい選挙だ」。13日、来援した安倍が壇上から小里への支持を訴えた。19分間熱弁を振るった安倍も、一緒に高々と手を上げた小里も、原発には触れなかった。「川内原発は安全に動いてる。論争は必要ない」。地元県議がつぶやいた。

 「今日、明日ゼロじゃなく、将来に向けた工程表をつくるということ」。希望前職野間健は3日、薩摩川内市で開いた会合で、集まった後援会幹部ら約130人に理解を求めた。

 希望は2030年までの「原発ゼロ」を公約に掲げる。野間は結党メンバーだが、もともと原発容認派。無所属で自民新人を破った前回、原発推進の保守票や電力労組を含めた連合鹿児島など幅広い支持を集めた経緯がある。

 波紋は小さくない。陣営関係者は旧来の支援者に「原発ゼロでは、野間はやれん」と詰め寄られた。10日の出陣式で野間は、壇上の電力労組幹部らを前に「(希望は)都市部の議員ばかり。私たちの地元の原発のことを分かっていない人が多い」と強調した。

 13日、党本部から陣営に連絡が入った。代表の小池百合子が「16日に薩摩川内に入る」との知らせだった。陣営幹部は「原発は地元で賛否両論。あえて争点化したくない。原発ゼロを封じてくれるだろうか」と気をもむ。

 激しく競り合いながら原発論争を避ける前職2人。共産新人山口勇太だけが「原発と人類は共存できない」と明快に主張する。

 =敬称略、随時掲載

   ◇    ◇

 与野党の論戦が続く衆院選。注目の選挙区の攻防を追う。

=2017/10/14付 西日本新聞朝刊=

4128チバQ:2017/10/14(土) 13:00:30
静岡
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/siz/CK2017101402000216.html
推薦候補わずか2人 民進の分裂で連合混迷
2017年10月14日 紙面から
◆ゴタゴタ…応援に嫌気も
 民進党の支持母体である連合静岡が揺れている。衆院選で支援するはずだった民進の公認候補者は相次いで離党し、公示前の野党再編で民進が希望の党と合流。組織として推薦する候補者は静岡3区の無所属前職と6区の希望前職の二人にとどまる。傘下の産業別労働組合(産別)は支持政党が分かれる事態に陥り、選挙活動自体を拒否しようとする労組も出てきた。 
 「真面目に取り組んでいる前職が、希望から公認を得られないなんてことが許されるのか」。公示日翌日の十一日、3区の無所属前職の小山展弘(のぶひろ)さん(41)の決起集会に駆け付けた連合本部の神津里季生(りきお)会長は、感情をむき出しにして、希望の候補者選定をなじった。
 組織内候補である小山さんの当選は、連合本部として最重要課題だ。連合は民進出身の前職を希望が排除・選別する手法に反発。組織としては特定の政党を支援せず、推薦候補を個別で応援することを正式決定した。連合静岡は小山さんの支援のため、3区の労組以外にも浜松市の7、8区と藤枝市などの2区の組合員を総動員して必勝を期す。
 連合静岡は8区で自主投票を決めたが、スズキ労組を中心に希望新人源馬謙太郎さん(44)を支援する動きが広がっている。浜松市の労組関係者の男性は「反自民、非共産となれば8区の選択肢は源馬さんしかない。形としては自主投票だが、スズキ労組が全面バックアップする」と明かす。
 男性が所属する労組は希望のほか、他県では立憲民主党の候補者も支援する。県内でも自治労県本部が1区で立憲民主新人の青山雅幸さん(55)を推すなど、連合内部で支持政党が分かれる事態になった。男性は「企業の労組ですら、地域によっては(支持政党が)バラバラだ」と説明する。
 4区の希望新人田中健さん(40)は衆院解散前に民進を離党した。田中さんを長年支援してきた4区内の労組は公示後、ポスター貼りやポスティングなどの選挙活動をしていない。元幹部の男性は「離党の際、うちにひと言のあいさつでもあれば別だったが…。仁義を切らないのは論外だ」と振り返る。
 男性は言う。「国政選挙で活動しないのは二十年ぶりくらいだろうか。非正規労働者が増えて組合員が減って、選挙を負担に思う組合員も増えている。一度やめてしまえば、選挙をやらなくなってしまうんじゃないのか」
(衆院選取材班)

4129とはずがたり:2017/10/14(土) 17:26:19

「夫人に危害恐れ」首相事務所が演説会取材拒否
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00050010-yom-pol
10/13(金) 8:55配信 読売新聞

 衆院選山口4区に立候補している安倍首相の事務所(山口県下関市)は12日、地元の市政記者クラブに対し、選挙期間中に開く個人演説会の取材を拒否する意向を文書で伝えた。

 演説会には首相の代わりに昭恵夫人が出席。事務所側は夫人に危害が加えられる恐れを理由に挙げるが、記者クラブ側は撤回を求めている。

 事務所側は当初、12日からの個人演説会の日程を報道陣に配布していたが、各社の取材申し入れを拒否。記者クラブの抗議を受けた事務所側は、インターネット上に「昭恵氏を取り囲みましょう」などの書き込みがあったことを指摘。「関係者や来場者の安全と、会の円滑な運営を図り、公正な選挙運動が害されることのないための措置」と強調した。

4130チバQ:2017/10/14(土) 17:55:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000024-asahi-pol
「民主党」は有効、でも「民主」は…疑問票、どう扱う?
10/14(土) 12:04配信 朝日新聞デジタル
 総務省は13日、今回の衆院選比例区の開票で、政党名の判別が難しい「疑問票」をどう取り扱うかの具体例を、各都道府県の選挙管理委員会に通知した。民進党の分裂に伴い、紛らわしい名前を整理して開票作業の混乱を防ぐ狙いがあるが、開票所ごとの判断に任せられる面も大きい。

 公職選挙法は、有権者は政党が公示日に届け出た名称か略称を記入すると規定。それ以外の紛らわしい名前については、各開票所の開票管理者が立会人の意見を聴きながら有効か無効かを決める。総務省選挙課は「他の政党との識別が可能な場合」などは有効として通知で具体例を示した。

 立憲民主党は略称として届け出た「民主党」のほか「立」「立憲」「立民」を有効とした。一方で「立憲民進」や「民主」とだけ書いた場合の判断には触れていない。「民主」は自由民主党や社会民主党など複数の政党に含まれ、判断が難しいためだ。

 希望の党は略称「希望」のほか「希」も有効とした。民進出身者が多く合流したが、「民進」は政党の名称や略称にない文字で、無効になるとみられる。

 日本維新の会(略称・維新)は「維」「維新の会」、日本のこころ(同・日本)は「日こ」「こころ」、新党大地(同・大地)は「大」もそれぞれ有効。政治団体「支持政党なし」(同・支持なし)は「支なし」は有効だが、単に「なし」という場合は無効となりそうだ。(平林大輔)

朝日新聞社

4131チバQ:2017/10/14(土) 17:56:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000035-asahi-pol
希望・立憲、比例名簿に四苦八苦 順位づけ調整や数集め
10/14(土) 15:21配信 朝日新聞デジタル
希望・立憲、比例名簿に四苦八苦 順位づけ調整や数集め
党派別の比例区候補者数
 10日に公示された衆院選では、誕生したばかりの希望の党や立憲民主党が比例名簿の届け出で苦労した。比例名簿の順位は候補者の当落に直結するうえ、衆院定数の4割近くを占める比例区での議席積み増しを狙うには、一定の候補者数を確保する必要があった。

 衆院定数465のうち、比例区は176で、全国11ブロックにわかれる。立候補を受け付ける総務省内の中央選挙管理会が、名簿などの書類を事前に審査する。公示日当日の混乱を避けるためだ。

 ところが希望は10日午前0時を過ぎても、事前審査を終えられなかった。5日の時点で小選挙区の擁立調整をほぼ終えた希望幹部が「焦点は比例。最後の最後まで調整が続く可能性がある」と話した通りになった。

 比例名簿の順位をめぐって同じ党内の候補者同士、利害がぶつかり合う。上位なら当選可能性は高まるが、下位なら立候補を取りやめる候補者も出かねない。順位決めの「相場観」が固まっていない新党にとっては調整が難しい。

 2012年衆院選では、結党間もない日本未来の党が、届け出が締め切られる公示日の午後5時間際になって名簿を出し、受理が深夜にずれ込むなど大混乱した。

 比例区は得票数に応じて議席が配分され、各政党の勝敗に影響する。追い風を受けて大量得票したものの、候補者が足りずに本来得られたはずの議席が他党に移ったケースも過去にはある。新党にとっては名簿に載せる候補者をまずはそろえるのが大変だ。

 立憲の東北、中国両ブロックの届け出が受け付け開始から約1時間半後の午前10時過ぎになったのは、「候補者を追加し、供託金を追加で納めたため」(事務局関係者)という。希望では、「数集め」のために事務局職員に立候補を打診し、断られるケースもあった。(平林大輔、別宮潤一)

4132チバQ:2017/10/14(土) 17:57:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000023-khks-pol
<衆院選岩手>小沢氏、6時間の地元滞在で陣営引き締め 小泉氏、直前に「敵本丸」切り込み…火花散る3区
10/14(土) 11:48配信 河北新報
<衆院選岩手>小沢氏、6時間の地元滞在で陣営引き締め 小泉氏、直前に「敵本丸」切り込み…火花散る3区
地元支持者と気勢を上げる小沢氏(左)、藤原氏の応援に駆け付けた小泉氏=2017年10月13日、奥州市水沢区
 衆院選の公示から4日目にして自由党代表で無所属の前議員小沢一郎氏(75)が13日、地元の岩手3区に入った。一方、自民党は同日、人気抜群の小泉進次郎筆頭副幹事長を小沢氏の本丸・奥州市水沢区に投入。前議員藤原崇氏(34)=比例東北=と並んで「若さ」をアピールした。

【衆院選岩手】小沢氏地盤に自民が攻勢「ILC誘致には与党の力必要」

 小沢氏が夕方、水沢区の選挙事務所へ到着すると、後援会役員ら約100人が大きな拍手で出迎えた。

 小沢氏は「安倍(晋三)首相は、国会で野党と議論せずに衆院を解散した。自分の失敗、汚点を隠すための選挙。議会制民主主義の否定だ」と険しい表情で政権批判を展開。その後は満面の笑みで一人一人と握手を交わした。

 3区入りに先立って小沢氏は盛岡市に立ち寄り、共産党県委員会や社民党県連、連合岩手などを矢継ぎ早に訪問している。街頭演説などは一切なく、わずか6時間足らずの岩手滞在で陣営を引き締めてみせた。

 これより前の午前11時、小沢氏の選挙事務所から100メートルしか離れていない水沢区の街頭は約700人の聴衆でごった返していた。

 「政治を新しい時代に一歩進めるため力を貸してほしい」。選挙カーの上に小泉氏が登場すると、聴衆から黄色い声援が上がった。

 「今回は負けさせられないという若手の仲間がたくさんいる」と藤原氏を紹介した小泉氏。演説が終わると自ら聴衆に駆け寄り「進次郎スマイル」で握手に応じた。

 自民党の大物弁士派遣は、公示日の安倍首相に続いて2人目となる。選挙戦では不利な戦いを強いられる無所属立候補を選択した小沢氏に付け入る好機とみているのは明らかだ。

 藤原氏は援軍に感謝しつつ「大事なのは地上戦。しっかり戦いたい」と自らに言い聞かせた。

4133チバQ:2017/10/14(土) 17:58:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000022-khks-pol
<衆院選青森>公明、選挙協力やきもき 2議席維持に黄信号「切ないのはいつもうちの方」
10/14(土) 11:45配信 河北新報
<衆院選青森>公明、選挙協力やきもき 2議席維持に黄信号「切ないのはいつもうちの方」
「比例も自民へ」と書かれた自民党の選挙カーの近くで演説する公明市議=むつ市内
 衆院選(22日投開票)の比例代表東北ブロック(定数13)で2議席死守を掲げる公明党の青森県本部が、自民党との選挙協力に神経をとがらせている。同県選出の自民前議員が小選挙区の定数減に伴う候補者調整で比例東北に転出。「比例は自民」と呼び掛ける動きが顕在化したからだ。比例東北も定数が1減して公明は危機感を強めており、自民に選挙協力の徹底を求める。

 比例東北に転出した自民前議員江渡聡徳氏(62)は公示前の7日、地盤のむつ市であった青森1区に立つ前議員の事務所開きで「比例は自民と公明に力を貸してほしい」と訴えた。同席した公明県本部の伊吹信一代表は「3票あるうち2票は公明に」と呼吸を合わせた。

 数時間後、むつ・下北地区の自民党大会の雰囲気は異なった。会場には「比例区は自民党」と書かれた垂れ幕が堂々と下がり、江渡氏のあいさつは「比例は政党名を」と変化。公明には触れずじまいだった。

 江渡氏は公示日の10日も「比例で出馬している。自民党にも力を与えてください」と発言し、公明関係者をやきもきさせた。

 両党は連立を組んだ1999年以降、「選挙区は自民、比例は公明」を合言葉にしてきた。前回2014年衆院選は選挙協力が奏功。比例東北の公明新人が最終議席に滑り込み、公明は悲願の2議席を達成した。

 今回、江渡氏は自民の比例東北名簿1位に登載され、議席を確実にした。一方、公明は報道各社の序盤情勢で2議席維持に黄信号がともる。県本部の幹部は「いつも切ないのは、うちの方だ」と恨み節を漏らす。

 公明との選挙協力について自民県連の神山久志幹事長は「『あうんの呼吸』でやっていく」と多くを語らない。一方、公明県本部の伊吹代表は「比例順位が決まり、自民の次の課題は青森1区。一方通行では協力にならない」とけん制。「これからは(自民も)本気になってもらわないといけない」と語気を強めた。

4134チバQ:2017/10/14(土) 17:59:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000014-asahi-pol
自民分裂「あの選挙が間違いだった…」 因縁の岡山3区
10/14(土) 9:25配信 朝日新聞デジタル
自民分裂「あの選挙が間違いだった…」 因縁の岡山3区
衆院岡山3区
 衆院選の序盤情勢で堅調とみられる自民党だが、岡山3区では、政界引退した自民党ベテランの平沼赳夫氏の後継者と、自民党副幹事長が争う分裂選挙となっている。「郵政選挙」と呼ばれる2005年の衆院選から続く、因縁の対決だ。


 「決着をつけようじゃないですか」。衆院選公示日の10日、岡山県津山市で前自民党衆院議員の平沼赳夫氏(78)が支持者にあいさつした。連続当選12回、運輸相や通産相を歴任したベテランは、今回の衆院選を前に引退を表明し、次男の正二郎氏(37)が後継者として立候補した。

 ここで対立したのが、同じ岡山3区から出ている自民党副幹事長の前衆院議員、阿部俊子氏(58)だ。

 正二郎氏と阿部氏はともに自民党に公認を申請。安倍晋三首相も入って対応を協議したが、調整は難航した。自民党は今月6日、前回公認した阿部氏に推薦は出すが、2人とも無所属で競わせ、当選者を追加公認する方針を決めた。無所属のため、比例区で復活当選することはできない。

 発端は、郵政民営化の是非が問われた05年の衆院選だ。民営化に反対した平沼赳夫氏が無所属で立候補。このとき「刺客」として岡山3区に送り込まれたのが元日本看護協会副会長の阿部氏だった。

 両者は計4回の衆院選で戦ったが、いずれも赳夫氏が小選挙区で勝ち、自民公認で出た阿部氏は比例区で復活当選をしてきた。たちあがれ日本などの政党を経て、赳夫氏が15年に自民党に復党したことから今回の分裂選挙につながった。

 赳夫氏は公示日のあいさつで郵政選挙に触れ、「嫌な言葉ですけど、刺客というのがございました。殺しに来たわけであります。4回選挙で戦いましたけれど勝って当選しました。そろそろ皆さま方、決着をつけようじゃないですか」と支持者に呼びかけた。正二郎氏も「父の志を継承し、地元へ恩返しをさせていただきたい」と述べた。

 一方の阿部氏は10日、津山市で出陣式を開いた。あいさつの冒頭、「12年間、自民党で過ごしてきた。この選挙、必ず自民党に帰るために戦わせていただきたい」と声を震わせた。

 4期にわたって岡山3区の支部長として党組織を整えてきた阿部氏。「今回の選挙、自民党推薦という形。比例復活はありません」と述べ、「背水の陣です。自分の立場を守るためでなく、皆さんに恩返しをするためにぜひ勝たせていただきたい」と訴えた。

 自民党の公認をめぐっては、埼玉11区と山梨2区でも前職同士の調整が難航。党は前回公認した前職には推薦を出すが、両者を無所属で競わせ、当選した方を追加公認する方針で臨む。両選挙区とも郵政選挙の「後遺症」が要因だ。

 自民党岡山県連の幹部はこうぼやく。「保守票の分裂はしょうがない。そもそもあの郵政選挙が、今のこの状況を生んだ。あの選挙が間違いだったんだ」

 岡山3区にはこのほか、共産党の尾崎宏子氏(61)、希望の党の内山晃氏(63)が立候補し、4人が争う構図となっている。(松尾俊二、国米あなんだ)


■岡山3区の候補者一覧
 尾崎宏子(おざきひろこ) 61 共新
 内山晃(うちやまあきら) 63 希元(3)
 平沼正二郎(ひらぬましょうじろう) 37 無新
 阿部俊子(あべとしこ) 58 無前(4)

(届け出順。丸数字は当選回数)

4135チバQ:2017/10/14(土) 18:02:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000020-asahi-pol
希望失速で方針転換? 河村氏、自身を前面に応援演説
10/14(土) 10:51配信 朝日新聞デジタル
希望失速で方針転換? 河村氏、自身を前面に応援演説
応援演説をする河村たかし氏=名古屋市東区
 地域政党・減税日本代表の河村たかし名古屋市長が衆院選の応援で、連携する「希望の党」ではなく自分自身や「減税」を前面に打ち出している。減税の元名古屋市議2人を希望が公認したことを一時は喜んだものの、希望の失速が報じられ、方針転換したようだ。

 「名古屋では毎年110億円を減税しとる。敬老パスはめちゃくちゃ安い。待機児童は4年連続ゼロですよ。納税者のための政治に変えてかないかん」

 河村氏は13日夕、名古屋駅前で、希望の中核メンバー細野豪志元環境相と並び、愛知5区の希望新顔の応援演説をした。河村氏は細野氏を「親分。ええ男」と持ち上げたものの、「希望」の党名や政策、小池百合子代表の名前には一度も言及せず、自身の持論と実績を並べ上げた。

 河村氏が13日、街頭演説やミニ集会で持ち出したのが旗印の「減税」だ。名古屋市で導入した市民税減税で「(経済が活性化し)税収が増えた」と強調。「河村色」を前面に出した。

 河村氏は希望の小池代表との連携を切望し、元減税市議への公認を取り付けたときは「良かったわ」と胸をなで下ろしていた。

 だが周辺によると、公示日前後に減税内部で「小池氏頼みはやめよう」との方針を確認したという。12日には朝日新聞など各社の情勢調査で希望の伸び悩みが報じられた。「希望」への追い風がさほど期待できないとして、代わりに自身や「減税」の知名度で自派候補をてこ入れしようと判断したとみられる。

 市議会の減税は、公明、共産と並び第3会派(12人)だったが、2市議の辞職で第5会派(10人)に転落した。衆院選で議席を獲得できなければ、市政でも窮地に立つ恐れがあるため、河村氏は「絶対当選させる」と意気込んでいる。(関謙次)

朝日新聞社

4136チバQ:2017/10/14(土) 18:09:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00050009-yom-pol
野党分裂悔しがる小沢一郎氏、初の無所属選挙
10/14(土) 10:12配信 読売新聞
野党分裂悔しがる小沢一郎氏、初の無所属選挙
地元の選挙事務所を訪れた小沢一郎氏(13日午後、岩手県奥州市で)=関口寛人撮影
 「予想外で想定外の出来事だったね。(野党が)一つになりゃ圧勝なのに。安倍政権に不満を持っている人はどこに(票を)入れていいか分からない」

 無所属で17選を目指す小沢一郎氏は13日、共産党の岩手県委員会(盛岡市)を訪れ、民進党の前原代表が「想定内」とした野党分裂を菅原則勝県委員長と共に悔しがった。

 民進党の希望の党への合流劇で、民進、共産、自由、社民による野党共闘は破綻した。自由党共同代表の小沢氏は希望ではなく無所属で出馬し、県単位で共産、社民などの支援を受けて自ら「共闘」を再構築する。

 初めての無所属での出馬に、危機感も強い。公示後初の地元入りとなった13日は、共産のほかに連合岩手や社民党県連などを訪れ、「どうぞよろしく」と頭を下げて回った。 その後、岩手3区入り。本拠地・奥州市の選挙事務所では、約100人の支持者らを前に、マイクを使わず、「明日以降、また仲間の応援に入るので、それまで皆さんの力で支えてほしい」と声を張り上げた。

 一方、菅(かん)直人元首相は、立憲民主党から13選を目指す。13日は京王線武蔵野台駅前に立ち、菅政権で官房長官として支えてもらった枝野代表の名前を繰り返し、「保守対リベラルの2大政党制を再構築する」と訴えた。

 対する与党側は、再び政権交代を訴える元民主党重鎮らに冷ややかだ。

 「立憲民主の中枢に菅政権の人が並んでいる。菅政権の時に日本の危機管理は最悪で、経済も低迷していた」

 自民党の菅(すが)官房長官は13日、枝野氏の地元のさいたま市でマイクを握り、こう皮肉った。

4137チバQ:2017/10/14(土) 18:11:13
あんまりこれどうなんですかね。
印象の良くない批判ですねよ

http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140028-n1.html
2017.10.14 17:47
【衆院選】
「菅直人、枝野幸男氏は震災対応できなかった」 公明・山口那津男代表、東北で立憲民主批判

 公明党の山口那津男代表は14日、自民党の衆院選候補者らの応援のため、仙台市や福島市、盛岡市で街頭演説を行った。

 仙台駅前での街頭演説で山口氏は野党について「(立憲民主党の)代表は枝野幸男氏、顧問は菅直人氏。2人は東日本大震災でしっかり対応できなかった。名前だけ変えて政党をやると言っても信頼できるわけがない」などと指摘。震災当時の首相だった菅氏と官房長官だった枝野氏が要職を務める立憲民主党を批判した。

 北朝鮮問題については「北朝鮮の暴走をなんとしてでも止めなければならない。世界が力を合わせて最終的に話し合いで解決する。わが国は世界の国々と連携を強めていく」とし、「誰がリーダーであるか分からないような状況では遅れをとってしまう」と自公政権の継続を訴えた。

4138チバQ:2017/10/14(土) 18:12:02
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140016-n1.html
2017.10.14 09:00
【衆院選】
ヤジに聴衆から「選挙妨害するな!」そして拍手…「偏向報道」に抗議するプラカードも登場 左派系団体の演説妨害に抗する動き、新潟で
「72年間、憲法9条が平和を守ってきたんです」-。安倍晋三首相が12日、新潟市で行った応援演説で、もはやおなじみとなったヤジ、妨害が相次いだ。だが、そこで起きたのは「選挙妨害するな!」の一喝。ネット上では称賛する声が出ている。公職選挙法225条には、演説の妨害を「選挙の自由妨害」として刑事罰の対象とする規定がある。

 安倍首相の演説中、女性の甲高い声で「72年間、憲法9条が平和を守ってきたんです」という声が聞こえた。その直後に男性の「選挙妨害するな!」「そうだ、選挙妨害するな」という声が上がり、聴衆から拍手が起こった。女性の声はそこで止んだ。

 東京都議選の渦中の7月1日、東京・秋葉原で演説をした安倍首相に「安倍やめろ」のコールが発生、安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかないんです」と応じたため、一部報道で有権者軽視だと批判された。このため、今回の選挙では事前に安倍首相の演説を告知しないステルス作戦を公示まで続けていた。

 安倍首相の新潟市での演説の際は首相の背後で「おい、テレ朝 偏向報道は犯罪なんだよ! 」などとTBSやテレビ朝日の報道番組を批判する書かれたプラカードも掲げられ、話題になっている。

 一部報道では「安倍やめろ」コールが起きることなどを根拠に、安倍首相が聴衆から批判を受けているかのように報じられている。今月7日、千葉県のJR柏駅前で行われた安倍首相の演説でも、事前告知をしなかったにもかかわらず、「安倍やめろ」「おまえが国難だ」というヤジが起きたことを根拠にスポーツニッポンは自社のネットニュースで「安倍首相 街頭演説『逃げた』、告知なく厳戒登場もアウェー状態」との見出しで報じた。聴衆のうちの約20人ほどが起こした騒動に過ぎず、実際は圧倒的多数は安倍首相の登場に拍手を送っていた。

 左派団体の一部は、安倍首相への『抗議』の呼びかけに演説場所に集結するよう呼びかけている。

 こうした一連の「偏向報道」や選挙妨害に抗する人々が起こした行動の一環とみられ、ネット上では「新潟人、捨てたもんじゃない」「都議選で悪行三昧やったから、国政選挙で仕返しされるのは当然でしょう」などの書き込みがあった。

 公職選挙法225条には「交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したと」という条文があり、違反者は4年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金に処される規定がある。(WEB編集チーム)

4139チバQ:2017/10/14(土) 18:12:52
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140010-n1.html
2017.10.14 05:00
【声をからして 衆院選ルポ】
北海道 新党大地鈴木宗男代表は蜜月アピール、自民が抱える民主アレルギー払拭なるか

 12日、気温8度で氷雨が降り続く北海道十勝地方の足寄(あしょろ)町に、静寂を破るダミ声が突如、響き渡った。

 「ただいま足寄に帰ってまいりました。鈴木宗男です!」

 地域政党「新党大地」代表は、比例代表北海道ブロックに立候補した。選挙戦でマイクを握ったのは8年ぶり。会場に駆け付けた約100人の支持者らは「生涯政治家! 鈴木宗男!」「必勝ムネオ復活!」と書かれた横断幕で出迎えた。

 宗男は演説後半、同ブロックに自民党から立候補した前職の長女、鈴木貴子に触れ「赤ちゃんを産んで今日でまだ35日。乳飲み子を釧路において北海道中を回っている。これもまた政治家の宿命だ。いつか必ず鈴木宗男を超えてほしい」。故郷で、宗男が訴えたのは親子愛だった。

 宗男と小学校の同級生だという男性は「新党大地は新興宗教だよ」と笑いながら力を込めてこう話した。

 「ど田舎から裸一貫で成り上がり、地獄に突き落とされても自力ではい上がれる政治家は(宗男の)他にいない」

 
■   ■ 

 選挙戦の序盤情勢は自民党が全国的に堅調とされるが、旧社会党の牙城だった北海道では風向きが違う。立憲民主党や民進党出身無所属が立候補した1、3、4、6、8、10、11の各区で共産党が候補者を取り下げたため、「立民の風が猛烈に吹いている」(自民党道連幹事長の小畑保則)という。小畑は「政党は違うが鈴木宗男はもともと自民党だ。貴子のファンもいる。厳しい選挙戦なので大地の票は少しでもほしい」と期待する。

 宗男は汚職事件で自民党を追われ、収監も経験した。一方で、平成17年に新党大地を結成して以後、道内の市町村の大半に持つ後援会の集会に定期的に顔を出し、選挙の“拠点”を維持してきた。28年2月には自民党との選挙協力を決め、北方領土問題の解決を目指す自民党総裁で首相、安倍晋三と定期的に意見交換するなど、自民党との近さをアピールする。今年4月には公民権が回復した。

 だが、大地は20年に当時の民主党代表、小沢一郎と全面的な選挙協力で合意していた。21年の衆院選で、上告中の宗男が43万票以上を獲得して8期目の当選を果たしたのは民主党の後ろ盾があったためだといわれる。貴子は25年に大地で初当選後、26年に民主党に転じた(のちに除籍)。

 自民党関係者は「民主党へのアレルギーは強い。宗男が民主党と組んだことで大地を離れた支援者は少なくないと聞いている」と打ち明ける。宗男の街頭演説を聞いた別の関係者は「人が思ったよりも集まっていない。宗男に昔のような影響力があるのかどうか…」とこぼす。

4140チバQ:2017/10/14(土) 18:13:28
■   ■ 

 「今朝7時から3度、父から電話がかかってきた。『貴、今日は旭川に入るんだろ? (自民党候補を)全力で支援し、頭を下げてこい』と再三言われた」。11日夕、貴子は旭川市に隣接する鷹栖町内で自民党候補の応援演説に立ち、そう切り出した。

 ただ自民党は、大地との選挙協力に別の不安も抱える。道内の自民党の選挙区候補は大地の支援を受けるが、宗男・貴子親子は異なる党派から立候補しており、保守票の一部が“ライバル”の大地に流れるとの懸念があるのだ。ある選挙区の自民党の選対責任者は「演説で大地の名前を出さないと大地からクレームがくるし、大地を強調しすぎると公明党から怒られる。バランスが難しい…」と頭を悩ます。

 そんな声に配慮してか、貴子は自民党の選挙区候補の応援では必ず連立を組む公明党への支援要請に多くの時間を割く。もっとも、「父」という言葉で大地をさりげなくアピールすることも忘れない。

 貴子は宗男との関係をこう語る。「父をそばで支えてあげられず、申し訳ない思いでいっぱいだ。ただ、私が中途半端な仕事をすれば政治家・鈴木宗男は納得しない。互いに切磋琢磨(せっさたくま)していくのが鈴木親子だ」

 貴子は、衆院が解散された9月28日に自民党への入党届を提出、今回の衆院選で比例2位に登載された。安倍は公示直前の9日夜、宗男に電話で「2番で申し訳ないが、(自民党を)何とか助けてほしい」と話したという。

 天国と地獄をみた宗男の復活は、自民党を救うのか、それとも新たな不協和音を生むのか。=敬称略

(小川真由美)

 

 

 北海道では自民、大地のほか、公明、共産、希望、立民、幸福、社民の各党が比例代表に候補を擁立している。

4141チバQ:2017/10/14(土) 18:18:37
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171013/soc1710130006-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
「立憲民“進”党」と投票…有効か無効か? 関係者「開票所ごとに判断」「手引きに従う」
2017.10.13
 衆院選(22日投開票)の期日前投票が11日、始まった。今回の選挙では、民進党が事実上分裂し、「希望の党」と「立憲民主党」が誕生したが、比例の投票先として「立憲民“進”党」や「民主」「民進」などと間違って書いた場合、どうカウントされるのか。関係者に聞いてみた。
 民進党を離党した枝野幸男元官房長官が代表を務める立憲民主党だが、投票用紙に「立憲民進党」と書いてしまった場合、無効になるのか。

 総務省選挙課は「投票用紙に政党名または党が届け出た略称以外のものが記載されていた場合、公職選挙法によって開票所の開票管理者が判断するものと定められている」と説明するが、開票所ごとに判断が異なっては問題だ。

 ある自治体の選管関係者は「県からボーダーラインを示した手引きが事前に用意されるので、それに従う」と明かす。「現時点で手引きが届いておらず明言はできない」としつつ、「立憲民進党では2つの政党が『混記』されており、有効票とみなされない恐れもある」との見方を示す。

 報道では、立憲民主党は「立民」と略されることが多い。前述の関係者は「立憲民主党以外に『立民』と略せる政党がないため、『立民』でも有効だと判断されるだろう」と話す。

 「民主」と書かれた投票用紙はどうなるのか。「民主」と名の付く政党のうち、自由民主党は略称を「自民党」、社会民主党は「社民党」、立憲民主党は「民主党」と総務省に届け出ている。このため「『党』の一文字を省いたものと判断され、『民主党』を略称として届け出ている立憲民主党の票になる」(前出の関係者)という。

 ちなみに「民進」と書かれた票が、希望や立憲民主の候補者の票としてカウントされる可能性については「それはない」(同)とのことだった。

 大切な一票、無効にならないように気をつけたい。

4142チバQ:2017/10/14(土) 18:41:45
北海道10、神奈川6は接戦のようですね

□公明
優位
 太田:東京12
 佐藤:大阪3
 国重:大阪5
 赤羽:兵庫2
 中野:兵庫8
先行
 伊佐:大阪6
 北側:大阪16
競り合い:前
 稲津:北海道10
 上田:神奈川6
競り合い:後
追い上げ 
それ以下



https://www.komei.or.jp/news/detail/20171014_25988
逆転へ猛攻を!

公明新聞:2017年10月14日(土)付


一騎打ちの大激戦 北海道10区 いなつ久候補
立憲を必死に追う 神奈川6区 上田いさむ候補
22日投票の衆院選は、重大な局面を迎えている。情勢が緊迫の度を増す中、北海道10区・いなつ久候補、神奈川6区・上田いさむ候補をはじめ、公明党の各候補は逆転勝利に向け、全国各地で渾身の訴えを展開している。

【北海道10区】公明党前職・いなつ久候補は、立憲民主・共産連合の候補と“一騎打ち”の大激戦を展開。先行する相手陣営を猛追する、いなつ候補は13日、北海道初山別村での街頭演説会で「断じて議席を死守する!」と気迫を込めて訴えた。

いなつ候補は、民進党が分裂して結成された立憲民主党に対して、「元々は、公約のほとんどを実現できずに、日本を混乱させた旧民主党」と厳しく指摘。今回の衆院選では、「政策実現力が問われている」と述べ、「自公連立政権の代表として、“地域の声”を国政に反映させてきた」と力説した。

さらに、いなつ候補は、安全で安心な農水産物の付加価値を高め、ブランド化を図っている留萌・空知地域の取り組みに触れ、「皆さんの努力を後押しし、共に“地方創生”を実現していく」と決意を語った。

ueda【神奈川6区】与党統一候補として自民党の推薦を受けた公明党前職・上田いさむ候補が、共産党から全面支援を受け先行する立憲民主党の候補を必死に追い上げる。13日、上田候補は横浜市保土ケ谷区で街頭演説を行い、「日本の課題解決へ責任をもって政策を実行できるのは自公連立政権だけだ」と訴えた。

上田候補は、自公政権の経済最優先の取り組みによって、雇用や株価などの経済指標が改善したことに触れ、「いよいよ正念場。景気回復の実感を家計や地域へゆきわたらせるため、賃金の引き上げに取り組む」と強調。「経済再生を実現するには、政治が安定し、政策の継続性・一貫性があることが重要だ。自公政権に信頼を託してほしい」と呼び掛けた。

また、上田候補は、北朝鮮問題に言及し、「野党は外交や安全保障の方針がバラバラで定まっていない」と批判した。

4143岡山1区民:2017/10/14(土) 20:50:45
>>4142
Twitterで画像が流れてきたんですが、どうやら朝日の調査で大阪16区は北川劣勢みたいです。ABCテレビで森山1歩リードの報道がされたようです

4144とはずがたり:2017/10/14(土) 20:56:02
>>4142-4143
おお,維新も希望も意気地無しで公明党の所に立てられない現状で,共産では勝てないけど立民なら勝てる可能性出てくるとなるとまた共産党に譲れる選挙区が減るなあ。。
痛し痒しだ。

4145名無しさん:2017/10/14(土) 22:10:49

進次郎氏が藤沢演説で3000人 野党再結集を批判
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00028276-nksports-soci

進次郎氏が藤沢演説で3000人 野党再結集を批判
神奈川12区のJR藤沢駅前で応援演説を行った自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(撮影・太田皐介)
 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が14日午後、神奈川県藤沢市のJR藤沢駅前で応援演説を行った。自身の地元・横須賀市に近いこともあり、小雨が降る中、党発表で約3000人が集まった。進次郎氏は到着するなり「傘もささないで聞いている人も多い。僕らもやめましょう」と提案。関係者らが傘を閉じると、観衆からは大きな拍手が起こった。

【写真】三木谷氏、小泉純一郎氏と自撮りするYOSHIKI

 演説ではまず、「本当はこんな話はしたくない」と断りを入れた上で、民進出身議員らが選挙後に再結集する動きがあることを批判。「野党(民進党)は、自分たちで党を無くす決断をして、希望の党、立憲民主党、無所属に分裂した。それが『選挙が終わったら1つに戻ろう』と言っている。酷すぎる」と語気を強めた。

 自身が取り組むべき最大の課題として「人口減少」を挙げた。今後、日本の人口は増えないと断言し「(人口が)減る中で、どう次の時代につなげていくか。社会全体で子どもやその家族を支える国づくりを計画している」と主張。計画の1つとして、政府の国家戦略特区制度についても言及した。

 同制度は、加計学園の獣医学部新設の問題で注目を集め、批判も受けている。しかし進次郎氏は「藤沢市では特区を利用した『農家レストラン』の計画が進んでいる」と紹介。その上で「時代が変わって人口が減っても、人は食べないと生きていけない。食の世界と社会保障をしっかりと結びつけなければならない」と話し、同制度の必要性を訴えた。

4146名無しさん:2017/10/14(土) 23:15:47
安倍ちゃんまだまだ人気あるな

友岡 賢二(Kenji Tomooka)@TomookaKenji

安倍総裁大人気!
https://twitter.com/TomookaKenji/status/919117456915841024

4147名無しさん:2017/10/15(日) 03:21:37
立民 東京 比例 予想3

東京1区 立民と自民 接戦 海江田若干リード? (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京2区 接戦 自民若干リード 立民松尾追う  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京6区 自民若干リード 立民落合追う  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京7区 立民と自民 接戦 長妻リード?  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京16区 自民若干リード 立民初鹿追う  (立民、共産票25000票前後ブースト)
東京18区 自民リード 立民菅追う  (立民、共産票20000票前後ブースト)

4148とはずがたり:2017/10/15(日) 06:56:23
避難所より

599 名無しさん sage 2017/10/15(日) 00:33:43 ID:E2LiTk4w0
落合貴之(衆議院 東京6区・立憲民主党)
https://twitter.com/ochiaitakayuki/status/919181017860120576
明日10/15(日)は、
14:00����15:00、経堂駅前にて、江田憲司(民進党前代表代行)、真山ゆういち(参議院議員)。
18:00���� 音喜多駿(都議会議員、元都民ファーストの会東京都議団幹事長)
が、応援弁士に来てくれます。
みなさま、是非お待ちしております!

4149チバQ:2017/10/15(日) 08:26:50
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20171015-0072.html
最後の「希望」はやっぱり小池マジック 地盤引き継いだ若狭氏でさえ伸び悩み
07:16スポニチアネックス

最後の「希望」はやっぱり小池マジック 地盤引き継いだ若狭氏でさえ伸び悩み
かつての地盤だった兵庫で地元有権者とハイタッチする希望の党・小池百合子代表
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 希望の党の小池百合子代表(65、東京都知事)は公示後初めての週末を迎えた14日、大阪や出身地の兵庫などで遊説を行った。伸び悩む希望は、組織力が脆弱(ぜいじゃく)で「小池マジック」の再来を期待せざるを得ないのが実情。15日には小池氏の街頭演説を都内11カ所に集中させ、てこ入れを図る。

 小池氏はこの日夜、大阪・難波の高島屋前で日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)、地域政党「減税日本」の河村たかし代表(名古屋市長)と合同演説。兵庫出身ということから「まずは身を切らなあかんでしょ」などと随所に関西弁をちりばめて親近感を演出した。

 関西6カ所の演説先では多くの人を集め、根強い人気をみせつけた。だが、報道各社の情勢調査で希望は伸び悩む。党本部があり、都知事就任まで小池氏の地盤だった“本丸”東京10区でさえ「自民前職が一歩抜けている」と報じられた。

 地盤を小池氏から引き継いだ側近の若狭勝氏(60)は14日、東京メトロ氷川台駅前(練馬区)で情報公開の徹底や脱しがらみ政治を訴え「安倍政権にノーを突きつけていただきたい」と声をからした。都心の主要駅でないとはいえ、足を止める通行人はまばら。候補者6人のうち断トツの知名度を考えれば、寂しい印象が残った。演説後、「有権者の反応は昨年の補選よりいい」と前向きな言葉を重ねた。「まだ時間はある。今は“厳しい、厳しい”って言ってたほうがいいんじゃないか」と自らに言い聞かせるように語った。

 “本丸”が揺らぐ小池氏は15日、東京10区など都内11カ所の街頭に立つ。細野豪志元環境相、松沢成文、行田邦子、中山恭子各参院議員が全国の候補者の応援に回っているものの、小池氏の一枚看板というのは明らかだ。

 党勢を左右するのは、小池氏の動向だ。官邸筋は「小池氏は批判を受けるほど自分に注目を集めて、風へと変えていくタイプ」と分析しており、安倍晋三首相は一貫して小池氏の名前を出していない。選挙情勢もあって小池氏の舌鋒(ぜっぽう)は鋭くなっているが、希望関係者は「首相を強烈に攻め立てるぐらいしか手がない」と焦燥感をにじませた。

 それでも、13日に都内で小池氏の応援を受けた前職は、大勢の聴衆を目の前にして「やはり小池マジックは生きている。長年戦っているが、これだけ熱狂的に握手してもらったのは初めてだ」と興奮しきり。別の陣営から「小池氏のメディア露出で盛り上がりを願いたい」などの声が相次ぎ、「小池頼み」が顕著になっている。

4150チバQ:2017/10/15(日) 08:28:45
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171014-134-OHT1T50257.html
金子恵美氏と菊田真紀子氏が新潟4区で“場外乱闘”…ゲス不倫夫も共闘
07:10スポーツ報知

金子恵美氏と菊田真紀子氏が新潟4区で“場外乱闘”…ゲス不倫夫も共闘
有権者の子供とハイタッチする金子恵美氏。自身も1歳8か月の男の子のママ 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 激戦区名物、対立候補同士の“場外乱闘”が全国屈指の注目区である新潟4区で勃発した。民進前職で今回は無所属で出馬した菊田真紀子氏(47)と自民前職の金子恵美氏(39)による一騎打ちだが、金子氏が菊田氏陣営を「選挙違反」と訴え、菊田氏が「事実無根」と反論する泥仕合が展開されている。両候補はスポーツ報知の直撃に対し、ライバルへの憤りをあらわにした。

 ディスり合戦のゴングが打ち鳴らされたのは公示2日前の今月8日。金子氏がフェイスブックに「卑怯な手にも屈しません!」とする文章を投稿したことだった。

 今選挙での応援見送りを告げてきた支援者に理由を尋ねたところ、菊田氏の後援会役員から「金子を応援するなら明日から取引をやめる」と脅され、事前運動での投票依頼もあったとした金子氏は「愛する新潟をこのような卑怯な人たちから守るためにも私は戦います」とつづった。

 一方の菊田氏は、翌9日にホームぺージとツイッターで「事実無根の悪質なデマが流れております」とし、金子氏の投稿内容を「完全にデマであり、公職選挙法違反で警察に通報しました」と断じた。

 その後、両陣営がアクションを起こすことは特になかったが、両候補者は本紙の直撃に胸の内を明かした。

 金子氏は「地元の市議はみんな知ってるくらい有名な話。スタッフみんな承知しています。名前を出したらあちらは困るんでしょうけど、勇気を持って教えてくださった支援者の方にご迷惑がかかるし、泥仕合になるので」と指摘。一方の菊田氏は「全くの事実無根です。金子陣営からは確認も接触もなく、非常に不快感を持っています。公人として、発言は慎重になされるべき。(フェイスブックでの記載に)常識では考えられない」とした。

 場外乱闘の背景には、両候補の因縁と激戦必至の構図がある。今回が第3ラウンドとなる直接対決。前々回、前回は金子氏が勝利し、菊田氏は惜敗率による比例復活で議席を得てきた。

 民進が分裂した今選挙。菊田氏は希望への公認申請を行わず、比例復活のない無所属での出馬を選択した。これを受け、共産は独自候補を擁立せずに野党統一候補として菊田氏の支援に回っている。前回選挙は約3000票の僅差だっただけに、共産候補が獲得した約1万4000票の行方が大きな意味を持つ。

 一方の金子氏にとっては、夫の宮崎謙介元衆院議員(36)が不倫で議員辞職してから初の選挙。金子氏は夫について「事務所のスタッフとして事務方的なことを頑張ってくれていますし、自分の選挙も経験しているので戦略も…」と共闘態勢を取っていることを明かした。夫のスキャンダルを有権者がどのように受け止めたかも、激戦の結果を占う要素になりそうだ。(北野 新太)

4151チバQ:2017/10/15(日) 08:29:17
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20171015-0028.html
小林よしのり氏“ゴーマンかました”立憲民主を応援「小池と前原は腹を切れ」
07:00スポニチアネックス

小林よしのり氏“ゴーマンかました”立憲民主を応援「小池と前原は腹を切れ」
立憲民主党の演説会で、同党への支持を訴える小林よしのり氏
(スポニチアネックス)
 立憲民主党は14日、東京都内3カ所で、枝野幸男代表(53)や公認候補者らによる「東京大作戦1014街頭演説会」と銘打った演説会を開催した。2カ所目のJR新宿駅東南口前には、漫画家で、保守の論客としても知られる小林よしのり氏(64)が登場。“枝野一直線”とばかりに立憲民主党を持ち上げ、自民党や希望の党を批判した。

 小林氏は2500人(主催者発表)の聴衆を前に小池氏について「リベラルを排除すると言っている。排除したら野党は分裂し、意味をなさない。一国民として言う。希望の党には未来も希望もない」と指摘。希望との合流を主導した民進党の前原誠司代表にも矛先を向け「小池と前原は腹を切れ」と絶叫した。

 さらに「保守のわしがなぜ枝野氏を応援するのか。それは希望の党も自民党も保守じゃないからだ。枝野氏の方がもっと保守だ」と強調。15年9月に成立した安保法制の集団的自衛権行使を容認する安倍政権について「あれは単なる対米追従勢力。米国について行って戦争しろと、それだけだ」とし、「我が国を我が国で個別的自衛権で守る。これが保守の考え」と10分にわたり持論を展開した。

 この日、吉祥寺、新宿、池袋での演説会には計6500人(主催者発表)の聴衆が詰めかけた。立憲民主は序盤の世論調査で、公示前の16議席から倍増する勢いと報じられ、古巣民進党の事実上の“解体ショック”を払しょくした格好だ。

 その一方で、小川敏夫民進党参院議員会長の“民進党再結集発言”で混乱も生じている。小川氏から選挙後の合流へ“ラブコール”を送られた枝野氏は報道陣に「我々は民進党を離れ、新しい党で多くの人に期待をいただいている。民進党がどうなっていくかは、残った人が判断していくこと」と突き放した。

 小川氏はこの日までにツイッターで「私の発言が、一部報道で“民進党再結集”と意図せぬ解釈になった」と火消しに躍起。立憲民主の候補者陣営は「内紛のイメージが飛び火してきたらたまらない。足を引っ張らないでほしい」と、不快感をあらわにしていた。

4152チバQ:2017/10/15(日) 08:30:12
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-193132.html
「改革のジャンヌダルク」は「傾国の魔女」に 希望の党「想定外と誤算」の果てに首相高笑い
06:00東洋経済オンライン

「改革のジャンヌダルク」は「傾国の魔女」に 希望の党「想定外と誤算」の果てに首相高笑い
「改革のジャンヌダルク」は「傾国の魔女」に
(東洋経済オンライン)
候補者と有権者のそれぞれに「期待と不安」や「涙と笑い」をもたらしている平成最後(?)の衆院選も、あと1週間で国民の審判が下る。10日の公示後にメディア各社が投票動向調査をもとに相次いで報じた全国情勢は、そろって「自民勝利・希望失速」だ。公示日までテレビジャックを続けた小池百合子都知事(希望の党代表)主演の"小池劇場"が逆目に出て、希望の党は自ら仕掛けた"空中戦"できりもみ状態となり、小池氏のおひざ元の東京でも苦戦が際立つ。

逆に危機感丸出しで「愚直に誠実に」の一点張りで防戦に努める安倍晋三首相(自民党総裁)が率いる自民党は、野党潰し合いの漁夫の利で「1強継続」の扉を開きつつある。このままなら「安倍vs小池」という2人の主役が演じる"選挙劇場"は、敵役の首相が笑い、主人公のはずだった小池氏が泣くという「想定外と誤算の果ての大団円」となりそうな雲行きだ。

序盤戦調査で躍る「希望失速」の見出し
選挙報道の中心となる全国紙や通信社、各テレビ局は単独、あるいは連携して公示直後の全国各小選挙区の情勢や比例選での投票動向調査をもとに分析し、その結果を12日に公表した。

各社の見出しは「自民堅調 希望伸びず=立憲に勢い=」(朝日)、「自公300超うかがう=希望伸び悩み、立憲に勢い=」(毎日)、「自民単独過半数の勢い=希望伸び悩み、立憲民主は躍進公算=」(読売)、「与党300議席に迫る勢い=自民単独安定多数も、希望選挙区で苦戦=」(日経)、「自公300議席うかがう=立憲民主倍増も、希望伸び悩み=」(産経)といった具合だ。

調査結果のいわゆる「生数字」は伏せているが「40〜50議席」という大幅減も予測された自民党が微減の270議席超で、「政権交代」を狙ったはずの希望の党が公示前勢力(57議席)割れも有り得るというのが大方の予測。選挙戦の最大の焦点である「安倍vs小池」も明暗が大きく分かれる結果だ。

ただ、序盤戦とあって、各社とも見出しの付け方は「自民単独過半数(233議席)」とか「自民単独安定多数(244議席)」をキーワードとするなど慎重さも目立つ。これまでも序盤情勢調査で安泰とみられていた自民党が、首相や幹部の失言などで逆風にさらされて、最終的に大きく議席を減らしたケースがあるからだ。選挙戦の司令塔の二階俊博自民党幹事長も「これでいい気になって活動を緩めたら、すぐ情勢は変わる」として、すぐさま「実際の情勢は厳しい、最後まで全力投球せよ」と各県連に檄を飛ばすなど、引き締めに躍起だ。

その中で、公示日から13日まで4日間で2段階の全国調査を実施した朝日は、週末の14日朝刊で、各党の予想獲得議席の中心の数字(「基数」と呼ばれる)に上限と下限の数字も並べた一覧表を掲載した。各党の基数は「自民286」「希望56」「公明29」「共産15」「立憲41」「維新12」「無所属24」などで、自民党は事後公認が想定される同党所属の無所属候補を除いた獲得予測でも公示前勢力(284議席)を超え、逆に希望は公示前勢力(57議席)を割り込んでいる。

ただ、こうした予測掲載について自民党は「安倍政権に批判的な朝日だけに、あえて自民圧勝を印象付けて反自民票の拡大を狙っているのでは」(選対幹部)と勘繰る向きもある。

4153チバQ:2017/10/15(日) 08:30:43

立憲と無所属組に追い風、「民進党再結集論」も
一方、情勢調査で躍進が際立つのが立憲民主党と無所属組だ。民進党の希望の党への合流を前提とした公認選びの結果、「排除の論理」ではじき出された枝野幸男元官房長官が2日に結党した立憲民主党になだれ込んだ民進リベラル系前議員や、「出て行った議員の股はくぐらない」と反発した野田佳彦前首相や、岡田克也元民進党代表ら無所属の戦いを選んだ民進有力者達にはそろって「判官びいきの強い追い風」が吹いている。

このため、民進前議員を主軸に戦う立憲民主は、小所帯にもかかわらず比例選でも希望と競り合う健闘ぶりだ。予測通りの結果となれば希望に迫る野党第2党に躍り出る可能性が大きく、選挙後に野田、岡田両氏ら民進無所属組と合流すればその時点で野党第1党の目も出てくる状況だ。

前原誠司代表の決断で、民進党は希望の党への合流により選挙後には「解党」の手続きをとるとみられていた。しかし、メディア各社の予想が永田町に流出した11日夜、民進党の小川敏夫参院議員会長が都内の街頭演説で「民進党は解党しない。民進党を守り、再びリベラル勢力を結集する」と叫んだことで、選挙後の民進党再結集論が急浮上した。小川氏は「やむを得ず希望の党に行った人もいるので戻ってもらい、大きな器となりたい」として立憲民主だけでなく希望に合流した議員への「復帰」を呼びかける姿勢をにじませた。

小川氏が率いる参院民進党はごく一部の離党組を除いて参院の野党第1党として存続している。前原代表は選挙後に参院も含めて希望の党に合流するための「解党」手続きを進める方針だが、小川氏が真っ向からこれを否定したことで局面は大きく変わった。民進党の金庫にはまだ100億円近い政党助成金などを積み立てた「貯金」が残っているとされることもあり、前原氏の構想通りにすんなりと希望の党に合流できる状況ではなくなったことは間違いない。

序盤戦の情勢分析結果に民進党系候補からは「こんなことなら、民進党のまま統一候補で戦った方がよほど勝ち目があったのに」との後悔と不満の声が相次ぐ。選挙戦の構図をみても、北海道と新潟県では民進系無所属候補らが、共産党や連合の支援も受けての「野党統一候補」として、自民候補と互角以上の戦いを演じているからだ。小川氏もこうした選挙情勢をふまえて「再結集宣言」したとみられおり、同氏周辺では「選挙後の両院議員総会で希望への合流を否決し、前原代表を解任する」(参院民進幹部)との見方も広がる。

これに対しては、もちろん、与党などからは「『貧すれば鈍する』のたとえ通りのご都合主義」(公明幹部)との批判も巻き起こり、希望の党の選挙戦の前面に立つ小池氏も「そんなことをすれば政治不信の極みとなる」と反発する。だが、希望公認で苦戦している民進系前議員からも「選挙結果次第で何が起こるか分からない。こんなことなら離党しなければよかった」との声が漏れてくる。

公示日当日まで「出る出ない」問題を引きずりながら「初めから言ってるでしょ」と出馬しなかった小池氏に対しても「詐欺にあったみたいだ」との不満を隠さない。こうした党内の疑心暗鬼がさらに希望の党の失速を後押しするという悪循環に陥っているようにも見える。それだけに、自民党も「思わぬ敵の自滅で首相は大喜び」(自民選対幹部)と笑いをかみ殺す。

4154チバQ:2017/10/15(日) 08:31:14
小池氏の最終日はパリ、「首相指名」は沙汰やみに
もちろん「勝利の女神」から「敗軍の女帝」に転落しそうな小池氏も焦りと苛立ちを募らせている。「都知事の仕事もしっかりやる」と都民に約束したこともあり、選挙応援の時間も限られ、「連日睡眠時間は2~3時間」という強行軍で体力も気力も「限界に近付いている」(側近)のは間違いない。

公示前に他党からさんざん攻撃された選挙後の首相指名候補問題も、希望の党失速報道ですっかり沙汰やみとなりつつある。小池氏は「結果をみてから決める」とかわし続けてきたが、希望の党の内部も「もはや、首相指名は案山子(かかし)候補でも問題ない」(民進系前議員)とやけ気味だ。「首相指名で一致して『枝野幸男』と書くかも」(共産党幹部)と盛り上がる革新勢力とはまさに対照的だ。

「不眠不休」で希望公認候補の選挙応援を続ける小池氏だが、選挙戦最終日の21日夜にはパリに飛ぶ。東京の次の五輪開催者となったパリ市長らとの顔合わせのなどのためだ。帰国は25日の予定で、22日夜から23日未明にかけての開票作業とその結果は遠く「花の都」から見届けることになる。これには、「最初から勝てるとは思っていなかった証拠」(社民党幹部)との声も広がる。
もちろん、「選挙は最後の3日間」といわれるだけに、あと1週間で情勢が激変する可能性もないわけではない。しかし、「よい流れは一瞬で変わるが、悪い流れを変えるのは奇跡でもない限り難しい」(選挙アナリスト)というのが永田町の常識だ。

予測通り「自民圧勝、希望失速」という結果になれば、小池氏も前原氏も責任を問われる事態となる。前原氏が民進党代表を「解任」され、合流構想が白紙に戻れば「安倍1強を倒し、政権交代可能な2大政党をつくる」という大目標は露と消えて、小池氏の代表辞任も現実味を帯びる。小池氏は7月の都議選直前に地域政党「都民ファーストの会」の代表となり、大勝利の直後に「都知事に専念」と代表を辞めた"前科"はあるが、「勝って辞任と負けて辞任では天と地の差」(自民幹部)なのは当然だ。その場合は、まさに自らのいう「政治不信の極み」と指弾されても仕方がない

「魔法」も尽き、大輪の牡丹のような散り際に?
「東京大改革のジャンヌダルク」として都知事選に圧勝してから1年2か月余り。その間についたあだ名は「首都の女帝」、「魔法使いユリー」、「緑のたぬき」、そして「傾国の魔女」など五指に余る。注目を集め続けた証拠だ。「崖から飛び降りる」と叫んで都知事選に出馬し、「都政の闇に挑むジャンヌダルク」との呼び声に「ジャンヌダルクって最後は火あぶりになるのよね」と不敵な笑みを浮かべた小池氏だが、風車にまたがって魑魅魍魎の跋扈する政界を引っ掻き回してきた魔法使いユリーには、事ここに至って「起死回生の魔法」が残っているようには見えない。

美人の姿や振る舞いを花に見立てた故事から、政界では小池氏を「立てばヒマワリ座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と揶揄する向きもある。「いつも太陽に顔を向けて背伸びをし、座ると大輪の牡丹のように艶やかだが、百合のように強いにおいを振りまいて歩きまわる」という注釈付きだ。「政界の渡り鳥」としていつも日の当たる場所を求めて飛び続けてきた小池氏は、いつか牡丹のように散るという暗喩でもある。桜のように静かにハラハラと散らずに、牡丹は「大輪の花が突然"ボトン"と音を立てて落ちる」(自民長老)というわけだ。

22日夜の開票結果が「小池氏の政治人生初の大失敗」(同)となった場合、果たして日本人が好む「散り際の潔さ」で次の「小池劇場」につなげることができるのかどうか。

4155チバQ:2017/10/15(日) 08:31:48
https://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-104816492.html
世論調査、戦略に余波 自民引き締め、希望は焦燥感 衆院選
05:00神奈川新聞

 衆院選の世論調査で各メディアが「与党優勢」と一斉に報じたことを受け、県内各陣営の戦略に変化が生まれている。「緩み」を警戒して引き締めを図ったり、危機感を募らせてライバル批判のトーンを強めたり。22日の投開票日まで1週間。移り気なムードに戸惑いながらも有権者の支持をつかみ取ろうと躍起だ。 「300議席をオーバーするとかしないとか。大変結構な選挙妨害と感じている」。世論調査結果が伝えられた12日。「リード」と報じられた自民前職の演説会で、選対本部長の県議がマスコミ批判を繰り広げた。来賓の参院議員もトーンを合わせ「マスコミに誘導されず、しっかり一票一票を重ねていただきたい」と来場者に呼び掛けた。 陣営が楽観予想を嫌うのは、支援者の「緩み」を避けるためだけではない。横浜市内の選挙区で「優勢」と分析された自民前職は、森喜朗首相の「無党派層は寝ていて」発言で暗転した2000年衆院選の悪夢を振り返る。 「投票1週間前までいいムードだったのに、5日前の発言で風向きが変わり、残り3日でひっくり返った」。まさかの落選を経験しただけに「一寸先は闇。『3日で世論は変わる』と言い続けている」と強調する。 「独走」と報じられた別の自民前職の関係者は「うちは緩んでいない。圧勝したいから」ときっぱり。その上で「怖いのは安倍首相の失言だけ。街頭に出ず、官邸に閉じこもっていてほしい」と真顔で語った。 一方、躍進ムードが一変した希望の党は焦りを隠せない。小池百合子代表は県内4カ所で遊説した12日、世論調査の結果を念頭に、各地で「与党が300議席とか言っているが、お許しになるんですか?」「安倍1強を続けていいんですか?」と問い掛けた。反応が薄い場所では「声が小さい!」と聴衆を“一喝”する一幕も。原発ゼロや憲法改正といった政策の説明はそこそこに、森友・加計学園問題などを引き合いに政権批判を繰り返した。 6区で「接戦」と報じられた公明党の関係者は、メディア関係者に「(自分たちが)全く負けている。もっと厳しく書いて」と要望。続けて「(街頭演説の)戦略を変える」と宣言し、聴衆に短時間でインパクトを残せるライバル批判の割合を高めた。 野党で唯一、「躍進」「善戦」の予想が相次いだ立憲民主党は自信を深めている。前職の一人は、県内の候補者たちの心中を「勝つチャンスがあると信じていて超元気」「断固やるぞという感じになっている」とそれぞれ分析。「選挙は最後の票固めが大事」と言い聞かせながら「当然、自分も小選挙区で勝つ。選挙後に政界再編の中軸になるのは私たち」と意気軒高だ。

4156チバQ:2017/10/15(日) 08:32:35
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710140068.html
【衆院選】「希望の候補など応援するものか」里帰り演説の小池氏に吹かぬ「風」…安倍首相とニアミス激突も
10月14日 22:39産経新聞

【衆院選】「希望の候補など応援するものか」里帰り演説の小池氏に吹かぬ「風」…安倍首相とニアミス激突も
兵庫1区で聴衆に手を振る希望の党の小池百合子代表=14日午後、神戸市中央区の三宮センター街東口(宮沢宗士郎撮影、一部画像処理しています) 
(産経新聞)
 衆院選の公示後、最初の週末を迎えた14日、兵庫県入りして火花を散らした安倍晋三首相(自民党総裁)と希望の党の小池百合子代表(東京都知事)。序盤の情勢調査で「失速」が伝えられた希望の小池氏はかつての地盤で、頼みの「風」が吹かずに想定外の戦いを強いられている新人の元秘書らへの支持を呼びかけた。一方、安倍首相は、急ごしらえの理念なき離合集散だと野党を批判し、「国難」を担う決意をアピールした。

元秘書擁立も…「厳しさ痛感した」

 「久しぶりにこの場に立たせていただきました。懐かしい顔が見えます」

 兵庫県宝塚市の阪急宝塚駅前で街頭演説に立った小池氏は開口一番、地元とのつながりを強調した。

 兵庫6区(宝塚市、伊丹市など)は、平成17年の郵政選挙で「刺客」として東京に移るまでの自らの地盤。その後継として、元秘書で新人の幾村(いくむら)奈応子氏(37)を送り込んだ。

 幾村氏は、小池氏から支援者のリストを引き継ぎ、有権者との接し方も直接指導を受けた。この日も、小池氏は「秘書として、私の下で政治の道を歩んでくれた」と〝蜜月ぶり〟をアピールし、支持を訴えた。

 ただ、幾村氏は鹿児島出身で、小池氏に仕えたのも東京。地元の支援者は少なく、「知名度がないのは自覚している」と漏らす。さらに小池氏の支援者の多くはもともとが自民支持層のため、現在は自民前職の大串正樹氏(51)の支援に回っていることが多く、幾村氏が連絡をとっても面会さえかなわないケースもあった。民進党県連にも支援を求めたが、人手不足を理由にスタッフの派遣を断られたという。

 陣営幹部は「兵庫県入りしてから『希望の独自候補など応援するものか』という空気すら感じた。厳しいを痛感した」とこぼす。

小池氏に「いまさらなんだ」

 そんな中で幾村氏の陣営が期待していたのが小池氏の人気だ。

 陣営幹部は「いまだに小池ファンが多い」とみており、幾村氏との「師弟関係」を前面に出した風頼みの戦いを思い描いたが、序盤の複数の世論調査では、希望への支持が伸び悩むなど、予想外の事態にショックが広がる。

 当初は小池氏への風に警戒していた大串氏も、今では「(小池氏について)自分の支持者は『いまさらなんだ』と見向きもしていなかった。小池氏は地元を捨てた人だ、と思っている人も多いのでは」と語る。

 幾村氏自身、選挙戦では地元議員から「(風頼みではなく)もっと地元の課題について語らないと」と厳しい指摘を受ける場面もみられた。

 地元で動く民進党系市議らの間にも反発がある。多くの市議らは県連からの支援要請に反し、立憲民主党新人の桜井周氏(47)を支援する。ある市議は「希望の看板と風だけで勝てると思っているのか」と語気を強めた。

首相は直接批判せず、実績アピール

 「今回の選挙は、選挙のたびに政党を移ったり、看板を替えたりするような人ばかりだ」。兵庫1区(神戸市中央区、東灘区など)入りし、東灘区のJR摂津本山駅前で自民前職の盛山正仁(まさひと)氏(63)の応援演説に立った安倍首相は希望候補を暗に批判した。

 兵庫1区では、希望は前職の井坂信彦氏(43)を擁立。その井坂氏は、みんなの党や維新の党などを渡り歩き、解散直前までは県内唯一の民進国会議員だった。

 中央区のJR三ノ宮駅近くで街頭に立った井坂氏は「自民候補と一騎打ちだ」と意気込み、兵庫6区などに続いて兵庫1区に入った小池氏も「井坂さんは国会でも痛いところを突く。安倍政権をただしてもらいたい」と持ち上げた。

 だが、兵庫1区でも希望は苦戦する。安倍首相は、井坂氏を想定した発言はあったものの、小池氏を直接批判することはなく、実績や政策を訴えた。



 兵庫6区にはほかに、維新元職の市村浩一郎氏(53)が立候補。一方、兵庫1区には共産新人の力重(りきしげ)智之氏(39)、維新新人の梅村聡(さとし)氏(42)も立候補している。

4157チバQ:2017/10/15(日) 08:33:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710140065.html
【衆院選】首相と小池代表が兵庫1区入り 大阪・ミナミでは小池、松井、河村氏が合同演説
10月14日 21:39産経新聞

 安倍晋三首相(自民党総裁)と希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は衆院選公示後初の週末の14日、両党の公認候補が争う兵庫1区の神戸市中心部に入り、火花を散らした。首相と小池氏は1区内の別々の場所でマイクを握り、接触する場面はなかったが、「スローガンではなく、政策で国民を豊かにする」とアピールした首相に対し、小池氏は「安倍1強政治をストップするために勝たせてほしい」と訴えた。

 首相は街頭演説で「私たちは(政権奪還時に)決してリセットなどというスローガンを叫ばなかった」と小池氏を牽制(けんせい)した。その上で「未来を切りひらくことができるのは自民党と公明党の連立政権しかない」と支持を呼びかけた。

 小池氏は「緩みやおごりがあり、お友達優先の安倍1強政治に緊張感を与える」とアピールし、「この国をもう一度リセットする」と強調した。学校法人「加計(かけ)学園」問題にも触れ、「情報公開を徹底することによって政治への不信を取り除く。その責任は安倍首相そのものにある」と批判した。

 一方、小池氏と日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)、地域政党「減税日本」の河村たかし代表(名古屋市長)の3氏は14日夜、大阪・ミナミの南海難波駅前で合同の街頭演説会を開いた。そろって「身を切る改革」や消費税増税の「凍結」を訴え、連携をアピールした。

 小池氏は演説で関西弁を交えながら、「3人の共通項は『改革する保守』だ」と強調。「これから社会保障(の経費)が増えていく中、『足りない分だけ消費税上げました』でいいのか」と述べ、増税よりも行財政改革を優先するべきだと訴えた。

 小池氏と選挙協力する松井氏も消費税増税の凍結を主張し、「自民党をぴりっとさせる勢力として、維新と希望にぜひ力を貸してほしい」と訴えた。

 3氏が合同で街頭演説を行うのは公示前の7日に続いて2回目。愛知県の大村秀章知事は参加しなかった。

4158チバQ:2017/10/15(日) 08:33:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171015k0000m010070000c.html
<衆院選>元議員の妻 一騎打ち「女性目線で」「実績見て」
10月14日 20:57毎日新聞

<衆院選>元議員の妻 一騎打ち「女性目線で」「実績見て」
街頭演説で「生活者目線」を強調する石川香織氏(右)と実績をアピールする中川郁子氏=北海道上士幌町で
(毎日新聞)
 北海道11区は全国有数の農業地帯として知られる十勝地方が選挙区だ。中心地である帯広市のスーパー跡を利用した立憲民主新人、石川香織氏(33)の選挙事務所には「選挙活動を支える同世代の女性のために」と託児スペースが設けられている。滑り台に興じ、三輪車を走らせる子供たち。候補の3歳と1歳の子供が姿を見せることもある。選挙中、夫の知裕氏が子供の世話をすることになった。

 もともと知裕氏が出馬するはずだった。自由党の小沢一郎共同代表の秘書出身。政治資金規正法違反事件で、2013年5月に議員辞職し、有罪確定。公民権回復を今月24日に控え、民進党からの政界復帰を目指していたさなかの解散だった。

 民進党は夫に代わり支持者回りを重ねてきた香織氏の擁立を急きょ決めた。直後、希望の党との合流問題が起き、香織氏は立憲民主入りを決断。激動の日々が続く。

 公示後、初の週末となった14日、香織氏は各地で個人演説会を開いた。選挙戦では「家族に支えられてこういう立場になったが、私は夫の身代わりではない」と強調してきた。野党共闘で候補を取り下げた共産党の支援も受けている。「女性、母親、生活者目線で政策を訴えたい」。そう力を込めた。

 一方、自民党からは前職の中川郁子(ゆうこ)氏(58)が立候補した。夫昭一・元財務相は09年の衆院選で知裕氏に競り負けた約1カ月後に急逝。郁子氏はその2年後に出馬を決意し、12年の初選挙で知裕氏を破り、議席を獲得した。両候補とも東京の聖心女子大卒で、夫同士は1勝1敗。「元衆議院議員の妻」の一騎打ちとなった。

 選挙戦で農水政務官の経験もある郁子氏は、地元の台風被害への迅速対応など地道な実績をアピールし、「混乱や停滞ではなく、未来の扉を開き続ける政権の継続を」と訴える。陣営関係者は「女性対決ではなく、政治家個人の対決として見てもらいたい」と話す。

 また、今回の選挙では、元衆院議員の鈴木宗男氏が代表の新党大地が郁子氏に初めて推薦を出し、注目されている。鈴木氏は昭一氏の父で自民党の派閥を率いた一郎氏の元秘書。35年前の一郎氏死去後、昭一氏と後継者を激しく争った因縁がある。郁子氏が鈴木氏支援者の票をまとめきれるかも、選挙戦のカギとなりそうだ。

 郁子氏は13日夕、二階俊博幹事長を招いた集会を開き、陣営の引き締めをはかった。「夫が亡くなったときは高校2年生だった」。壇上に上げた長男を紹介しつつ、訴えた。「私たち家族を助けていただいた十勝の皆さんのため、これからも仕事をさせていただきたい」【鈴木斉】

4159チバQ:2017/10/15(日) 08:34:25
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017101400039.html
不倫疑惑で崖っぷちでも楽しげな“アニー”山尾志桜里氏のドブ板戦術とは?
10月14日 18:57AERA dot.

不倫疑惑で崖っぷちでも楽しげな“アニー”山尾志桜里氏のドブ板戦術とは?
愛知県日進市のスーパーで支援者と握手する山尾志桜里氏(撮影・直木詩帆)
(AERA dot.)
 「総理の天敵と言われて、2期目を過ごしました。だからこそ今回、無所属であろうとも国会での仕事、続けさせていただきたい」

「比例復活はありません。このワンチャンスを託していただき、仕事でお返しすると約束させてください」

 地元の愛知県日進市内にある駅やスーパーで遊説を重ねているのは、不倫疑惑で民進党を離党した山尾志桜里前衆議院議員(43)だ。

 青いタスキをかけ、白いカットソーに黒のパンツ、足元はスニーカーと服装はいたってシンプル。

 「切れ者の美人ヤメ検」の雰囲気を抑え、庶民っぽさを醸し出していた。

 山尾氏が戦う愛知7区は、自民党の鈴木淳司前衆院議員(59)との一騎打ちになるが、情勢調査ではリードされている。

 山尾氏は待機児童や介護、安全保障などについて力強く訴えた後、こう強調した。

「安倍総理は北朝鮮問題を(大義に)掲げて解散しました。危ないならなぜ、いま解散して、1カ月も衆議院を空っぽにするんでしょうか。この国の安全よりも、今なら勝てるという思惑が、総理の背中を押したからだと私は思います」

 今なら勝てると思わせたそもそもの要因が山尾氏の不倫スキャンダルなのでは、とツッコミたくなったが、遊説を聞きにきたという80代の女性は言う。

「今回の選挙から支援を始めた。人間、間違うことはある。資質を応援したい」

 陣営関係者によると、今回の選挙戦で山尾氏は戦略を180度転換したという。

 過去の選挙では組織票集めを中心とした活動を展開してきたが、連合の支援を受けられない今回は自ら街宣カーに乗って選挙区を回り、支持を訴え歩く。

 同じく力を入れる支援者へのお願い電話では、「脇が甘い。今後は気を付けて」、「1回目だから目をつぶる」などの声も寄せられたという。

 選挙区内の民進党地方議員のうち、約3分の2が「個人的に」山尾氏を応援する。前出の関係者は言う。

「駅前など人が多い場所では、有名人の彼女を見たいと人が集まり、写真撮影などで人気。感触が良すぎるくらいですが、これが票に結びつくのかどうか……」。

 とはいえ、古巣の仲間らが合従連衡に翻弄されるなか、無所属で走り回る姿はどこか楽しげでもあった。

 街宣カーに乗り込む山尾氏に、感触を聞いた。

「あたたかい手ごたえを感じています。安倍政権の一員である鈴木候補と、個人市民の力の結集で無所属の山尾志桜里と、どちらが7区の信託を得るか。会うほど手ごたえを感じます」

 悠然と話すと、笑顔で走り去っていった。
(本誌 直木詩帆)
※週刊朝日 オンライン限定

4160チバQ:2017/10/15(日) 08:36:41
茨城7区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000008-ibaraki-l08
衆院選 公示後初の週末 激戦7区 訴え熱く
10/15(日) 8:00配信 茨城新聞クロスアイ
衆院選公示後初の週末を迎えた14日、候補者は各地で有権者に支持を訴えた。衆院茨城7区では、前職2氏が激戦を繰り広げている。14選を目指す無所属の中村喜四郎氏と、悲願の小選挙区当選を狙う自民の永岡桂子氏が一歩も引かずに競り合い、5度目の対決の行方は予断を許さない。共産新人の石嶋巌氏が追い掛ける。

■バイク遊説健在

「頑張って」。沿道から声援を受け、走らせていたバイクを止め、中村氏が握手を交わす。

公示後、バイクにまたがり、選挙区をくまなく巡る遊説は健在だ。支持者の軒先などを借り、ミニ集会を1日当たり数十カ所で重ねる。初出馬以来のスタイルは、自身の体力や支持者との絆を確認する場にもなっている。

「後援会の力で勝つ」と断言し、「喜友会」の強固なネットワークを誇る。3年ほど前には、女性後援組織を発足させた。選挙期間中は女性対象の個人演説会を8カ所で開く。13日夜、八千代町で開かれた演説会では、女性組織の活動を「後援会全体のターボ(エンジン)になっている」と褒めたたえた。3回連続で公明からの推薦も得て、さらに組織固めを進める。

演説ではこれまでになく政権批判を強める。「政治で1番大切なのは戦争をしないこと、2番目は国を財政破綻させないこと」と強調。「責任ある政治の必要性」を繰り返し訴えている。

■地元首長と連携

「投票用紙の1枚目には永岡の名を」。中村氏に過去4回連続で敗れ、比例で復活当選してきた永岡氏にとって、小選挙区当選は悲願だ。

厚生労働副大臣や文部科学委員長など、政権中枢で働いてきた実績とともに、党幹部や地元首長とのパイプを強調する。

昨年以降、3市長選で支援した候補が勝つなど、選挙区内の多くの首長の支持を受ける。陣営は「今までと違う」と士気が上がる。

政権幹部が次々と応援に駆け付ける。出陣式でマイクを握った閣僚は「永岡さんにこき使われている」と笑いを誘いながら、国会での活躍を印象付けた。

関東・東北豪雨では、常総市など選挙区内で被害が出た後、医療機関や暮らしの復興に貢献できたとアピール。主婦や子育ての経験から、幼児教育の無償化などを訴え、女性や若者への浸透を狙う。

一方、比例票が希望の党など新党へ流れないか危機感を募らせ、「背水の陣」を訴える。

■保守と2極対決

両氏を追う石嶋氏は「安倍政権を続けさせるかどうかが問われる選挙」と位置付ける。選挙区内をくまなく回り、保守政治からの転換を呼び掛ける。

北朝鮮の核・ミサイル問題を巡っては、圧力強化よりも「外交こそが唯一の平和的解決の手段」と強調。消費税の増税中止や長時間労働の是正など「弱者のための政治」を訴える。

陣営は「7区は保守、共産の2極対決。保守に不満を持つ人は多い」と手応えを示し、支持拡大を図る。

(冨岡良一、小原瑛平、溝口正則)

茨城新聞社

4161チバQ:2017/10/15(日) 08:37:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000008-san-l40
【衆院選】風呼ばぬ?「希望」の名 新人は党名連呼も合流組は「自分」強調 九州・山口
10/15(日) 7:55配信 産経新聞
【衆院選】風呼ばぬ?「希望」の名 新人は党名連呼も合流組は「自分」強調 九州・山口
希望の党をPRに活用せず演説する候補者=福岡市中央区(写真:産経新聞)
 衆院選の情勢調査で「希望の党」が伸び悩む中、九州・山口の同党公認候補では、党名を選挙戦でフル活用するか、対応が分かれている。知名度の低い新人は積極活用するが、民進党からの合流組はおおむね控えめだ。対立候補が政党乗り換えに批判を強めており、追い風が吹かない中、党を前面に出すことによる票離れを危惧する声も出ている。 

(九州総局 高瀬真由子)

 「こちらは、小池百合子東京都知事を代表といたします、希望の党、希望の党でございます」

 12日、福岡1区から出馬した新人の石井英俊氏(41)は、JR博多駅前で演説し、7分間で17回、「希望の党」と発言した。

 「昨年の参院選を『日本のこころ』で戦ったが、希望(の党)というと、明らかに反応が良い。チラシを配ってもどんどん取ってくれるし、家から出てきてくれる。こんなの初めてだ」。石井氏はこう語った。

 石井氏は参院選で落選した。希望からの出馬で、初当選をたぐり寄せようと狙う。小池氏の来援も切望しており、「来るのと来ないのでは印象が違う。代表として一度は入っていただきたい」と訴えた。

 ただ、報道各社の序盤調査では、希望の党が堅調とは言い難い。石井氏の応援演説に訪れた中山成彬元文部科学相は、報道陣の取材に「風、吹かせてくれよ」と嘆いた。中山氏は同党から比例(九州ブロック)単独で立候補している。

 ■掘り起こしに疑問

 福岡2区から出馬した元職、稲富修二氏(47)は、公示日の出陣式で「希望の党」と一度も言わず、街頭演説でもほとんど発していない。

 党名を活用しないことについて、稲富氏は「民進党のときからそうしている。政党は良いときも悪いときもある。党に頼らず、自分の力でやらないといけないことが、前の選挙の教訓だった」と説明する。記者から「党名が新たな票の掘り起こしになるのでは」と問われると「そうでしょうか」と首をかしげた。

 稲富氏は民主党が政権を奪った平成21年衆院選で同党から出馬し、初当選した。しかし、続く24年、26年衆院選は落選した。

 その後、民主党は民進党に変わり、共産党との共闘を進めた。

 稲富陣営の幹部は「共産党と協力したことで、保守系の人から敬遠された。党名を出すのが必ずしも良いとは限らない。党名より人や政策をアピールすることが重要だ」と強調する。

 民進党出身者を中心に、「希望」より「自分」を前面に出す向きは強い。

 佐賀2区の前職、大串博志氏(52)は12日、佐賀県玄海町で行った決起大会で「私は(民進党時代に)政調会長を務め、野党第一党の幹部として仕事をした。安心して任せられる希望の党を、私が責任を持って作っていく。どうか私に託してほしい」とアピールした。

 大串氏は取材に「希望の党を前面に押し出しても、期待を集める状況じゃない。むしろ私が作っていくと言わざるをえない」と語った。

 小池氏は16日の九州入りが予定される。応援に沸く陣営がある一方、支持の伸び悩みによる逆効果を懸念する声もある。民進党出身のある候補者の陣営からは「こんな状況で来てほしくない」という声もあがった。

4162チバQ:2017/10/15(日) 08:39:34
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171015_11018.html
<衆院選宮城>旧秋保町、3区編入で漂う疎外感


遠巻きに立候補者の演説を聞く住民ら=14日午前、仙台市太白区の秋保ヴィレッジ
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 22日の投開票まで1週間に迫った衆院選で、仙台市太白区旧秋保町の有権者が疎外感を抱えて論戦を眺めている。区割り変更で宮城1区の太白区から切り離され、3区に編入された。立候補者へのなじみは薄く、投票率の低下を懸念する声も聞かれる。戸惑いに満ちる町内を歩いた。(報道部・北村早智里)

<選挙戦5日目で初> 

 「あいさつが遅くなり申し訳ない。秋保の観光振興に精いっぱい取り組む」。14日午前8時、3区のある候補は観光農業施設「秋保ヴィレッジ」前で住民ら15人に支持を呼び掛け、遊説をスタートさせた。
 選挙カーで秋保入りしたのは、選挙戦5日目で初めて。候補は「なかなか足を運べずにいた。名前がどれだけ知られているのかは未知数だ」と本音を明かす。1時間ほど回ったが街頭演説はせず、足早に次の町へ移動した。他の2候補も1度ずつしか訪れていない。
 旧秋保町は1988年、旧泉市(現泉区)と共に仙台市と合併。一体感を育んだ30年の節目を前に、「1票の格差」是正に伴う改正公選法で「分断」の憂き目に遭った。
 編入した3区には名取市が含まれ、合併以前に旧名取郡だった時代を知る高齢者からは「元に戻されたみたいだ」との声も漏れる。

<「何のための合併」> 

 「国が決めたことだからやむを得ないが、島流しにあった気分。まさか自分たちのところがという感じ」。町内でスーパー「主婦の店さいち」を営む佐藤啓二社長の思いは複雑だ。
 寝耳に水の変更に町内で反対署名を集める動きもあったが、撤回はかなわなかった。米穀店の相沢かず子さん(71)は「何のための仙台合併だったのか」と憤る。区割りが決まった後、「もう投票には行かない」と怒りをあらわにする客もいたという。
 相沢さん自身も、自宅に届いた投票券の「3区」の文字を見て、すぐに引き出しにしまい込んだ。「突然だもの。誰だって戸惑っているよ」と肩を落とす。
 旧秋保町の9日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は3688人。町内に暮らす幼稚園教諭の20代女性は「選挙に行くかどうかも迷っている」。衆院選だけでなく、同日選の知事選でも投票率低下を危惧する声がある。
 佐藤社長は「町全体の政治への関心が薄れているように感じる。無関心なわけではないが、遠いところの話のよう。候補はもっと積極的に顔を見せてほしい」と切なる願いを吐露した。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年10月15日日曜日

4163チバQ:2017/10/15(日) 08:40:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171015_31005.html
<衆院選岩手>鈴木氏応援に首長続々 黄川田氏引退引き金か

 衆院選の公示後、沿岸部を中心に岩手2区の首長が続々、五輪相で自民党の前議員鈴木俊一候補(64)の元に参陣している。民進党前議員で引退した黄川田徹氏の後継指名を受けて巻き返しを期す希望の党の元議員畑浩治候補(54)。しかしこの「雪崩現象」、皮肉にも黄川田氏の引退が引き金だった。

 「沿岸の市長は市長会か何かで俊一さん支持を決めたのか」。畑氏陣営の幹部が出どころ不明の情報を真に受けるほどの「手のひら返し」だった。
 釜石市で11日に街頭演説をした鈴木氏。隣には熱弁を振るう野田武則釜石市長がいた。
 「東日本大震災からの復興は正念場。安定した自公政権で鈴木先生が働けるよう皆さんの票が必要だ」。野田氏は元民主党県議。国政選挙で自民党候補を応援するのは、もちろん初めてだ。
 今回、区割り改定で旧3区から2区に編入された釜石市。前回まで「盟友」と公言してきた旧3区選出の黄川田氏引退を機に、鈴木氏へとかじを切った。
 自らも被災した黄川田氏は、被災地を象徴する代議士だった。「その人が国政から身を引くとなれば、自治体経営の任に当たる首長が次に考えるのは、誰を応援すれば地域の利益になるかだ」。鈴木氏陣営の幹部が自信満々に解説する。
 2区に編入された市町では、これまで黄川田氏を支持してきた陸前高田市の戸羽太市長が20日、鈴木氏の個人演説会に出席する予定。遠野市の本田敏秋市長も鈴木氏支持を明言した。
 このほか鈴木氏が拠点を置く宮古市の山本正徳市長、山田町の佐藤信逸町長も街頭演説にはせ参じた。畑氏の地元久慈市の遠藤譲一市長は全方位外交を貫く。
 瞬く間に築かれた首長包囲網を見て畑氏陣営は急きょ、15日としていた旧3区での遊説日程を15〜17日の3日間に変更した。黄川田氏が終日張り付き「畑氏こそが自分の後継」と有権者に訴える。


関連ページ:岩手政治・行政
2017年10月15日日曜日

4164チバQ:2017/10/15(日) 08:41:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171015_51004.html
<衆院選山形>非自民結集の旗頭に 存在感増す船山氏


非自民結集の旗振り役として存在感を増す舟山参院議員=12日、山形県小国町
拡大写真
 衆院選山形1〜3区で、無所属の舟山康江参院議員(山形選挙区)が、希望の党公認候補の総合選対本部長として存在感を増している。昨年の参院選で野党統一候補として自民党候補に大勝した舟山氏は、政権批判の旗振り役にうってつけ。希望の党の3候補は、もともと民進党の推薦や公認を得て立候補する予定だっただけに、舟山氏の求心力に非自民勢力の結集を期待している。

 「競争でこぼれ落ちた人たちに温かい光を当てるのが本来の保守。安倍政権は日本本来のいいところを壊そうとしている」
 山形県小国町で12日夜にあった希望の党前議員の個人後援会。舟山氏は支持者ら約150人を前に「安倍政権打倒」を呼び掛けた。
 舟山氏は公示後、昼は1区で街頭演説、夜は2区で個人演説会と、希望の党公認候補の応援に県内を奔走する。
 自民党候補から「都市型政党」と呼ばれる希望の党は県内に基盤がない。1区の公認候補の選対幹部は選挙戦の序盤、「『希望の党』と連呼しても、ほとんど手を振ってくれない」と頭を抱えていた。
 3候補はもともと民進、社民、共産3党と連合山形で共闘を想定。3候補が希望の党の公認を得たことで共闘の枠組みは崩れたが、陣営幹部は「自民党と対峙(たいじ)するには、勢力の再結集が必要」と強調する。
 旗頭として白羽の矢が立ったのが舟山氏。昨年7月の参院選で民進、社民、共産3党、連合山形の野党統一候補として出馬。環太平洋連携協定(TPP)反対などを訴え、自民党候補を12万票差で下した実績があるだけに、その集票力を頼りにする。
 一方、舟山氏は憲法9条改正や安保法制に反対の立場を明確にしており、9条改正に前向きな希望の党とは、考え方に開きがある。
 支持者からは「衆院選の応援に深入りするべきではない」との声も漏れるが、舟山氏本人は「自分の立ち位置は変わっていない」ときっぱり言う。
 舟山康江全県後援会の今田正夫会長は「野党共闘の目算が狂った。農業政策に共感できるなど候補者個人とのつながりで支援しているはずだ」と強調。「希望の党だから応援しているのでは全くない」と予防線を張っている。


  


関連ページ:山形政治・行政
2017年10月15日日曜日

4165とはずがたり:2017/10/15(日) 09:06:02
>>4163
厳しいなぁ、、政権側の締め付けキツいんやろなぁ、、

4166チバQ:2017/10/15(日) 10:32:58
>>4149

> それでも、13日に都内で小池氏の応援を受けた前職は、大勢の聴衆を目の前にして「やはり小池マジックは生きている。長年戦っているが、これだけ熱狂的に握手してもらったのは初めてだ」と興奮しきり。別の陣営から「小池氏のメディア露出で盛り上がりを願いたい」などの声が相次ぎ、「小池頼み」が顕著になっている。


これ誰ですかね!?09年の政権交代選挙と比べて、今の方が盛り上がってるとはとても思えないのですが

4167岡山1区民:2017/10/15(日) 11:05:51
>>4166
こんなこと言いそうなの仁さましかいないような(笑)

しかし希望って終盤に激戦区(今回だと福岡2とか石川3とか)に投入出来る幹部がいないという問題がある事を今まで忘れてた。けどそういうの無い方がいいのかもという気もする

4168とはずがたり:2017/10/15(日) 11:16:57
>政治団体「議員報酬ゼロを実現する会」の新人、中村勝氏は届け出後、ポスター貼りなどに奔走。選挙では「議員報酬や政党助成金ゼロ」「幼稚園、保育園の無償化、低所得者の中等教育費無償化」を訴えていくという。

2017.10.11 07:03
【衆院選公示】
12区 自公、結束アピール
http://www.sankei.com/region/news/171011/rgn1710110030-n1.html

 7月の都議選で、公明が国政で連立を組む自民ではなく、小池氏が特別顧問を務める「都民ファーストの会」と連携したことで、国政と都議会で「ねじれ」が生じた自公。12区では公明に対し、自民が応援に入り結束をアピール。共産と諸派の計3陣営がしのぎを削るかっこうとなった。

 公明前職の太田昭宏氏は正午頃、JR赤羽駅東口で第一声。自民の鴨下一郎・都連会長らが応援に駆けつけた。太田氏は「株価2倍、有効求人倍率の改善など自公はこれまで結果を出してきた。どんどん進む少子高齢化に対して今から対策をしていきたい」と訴えた。

 共産の前職、池内沙織氏は午後6時ごろ、JR王子駅前でマイクを握り、「国民に消費増税を押しつけてはならない」と批判を展開。「安保法制や集団的自衛権の容認など、憲法を守らない政権が憲法を変えようなどと厚かましい」とし、「安倍政権を倒しましょう」と気勢を上げた。

 政治団体「議員報酬ゼロを実現する会」の新人、中村勝氏は届け出後、ポスター貼りなどに奔走。選挙では「議員報酬や政党助成金ゼロ」「幼稚園、保育園の無償化、低所得者の中等教育費無償化」を訴えていくという。

 北区の主婦、楢田(ならた)規子さん(61)は「生活も大事だが、北朝鮮のミサイル問題や大雨、地震といった安全保障や災害対策をどうするかが何より重要になると思う」と話した。

4169とはずがたり:2017/10/15(日) 11:24:04
希望・中山成彬氏「安倍さん、もうそろそろいいでしょ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000050-asahi-pol
10/14(土) 18:08配信 朝日新聞デジタル
■希望の党・中山成彬氏(発言録)

 今度の選挙はとってつけた選挙。いかにも傲慢(ごうまん)、おごり。絶対権力は絶対腐敗する。自民党安倍さん、もうそろそろいいでしょ。もう代わるべきだと考えているわけでございます。

 (以前、「(希望の党代表の)小池(百合子)さんが(選挙に)出なければ首相は安倍さんがいい」と発言していたことを記者に問われ)やっぱり演説なんか聞いてるとね、(安倍首相は)おごりが目立つ。もう、みんな飽き飽きしてる。終わりにしてほしいと思った。(宮崎市での街頭演説と、その後の記者団の取材に)

朝日新聞社

4170とはずがたり:2017/10/15(日) 11:26:19

2017.10.14 14:14
【衆院選・激戦区を歩く】
東京12区 都議選のしこり残る自公…共産「政権受け皿」訴えも他党の支援は鈍く
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140027-n1.html

 自公連立の象徴として公明党の太田昭宏氏(72)が当選してきた東京12区は、今回も両党の組織力で選挙を進める。ただ、都議会では都議の報酬削減をめぐって公明が自民とたもとを分かつこととなり、連携にはしこりも残る。一方、都議選で連携した公明との関係を重視する都民ファーストの会の特別顧問、小池百合子知事の意向が働いたとされる同選挙区での希望の党の擁立見送りで、政権批判の受け皿は共産党の池内沙織氏(35)に絞られている。

 「自公政権が仕事をする。結束する。自公政権しか難局をくぐり抜けて突破する力はない」

 12日正午前、JR王子駅北口(北区)で街頭に立った太田氏が語ると、壇上に並んだ自民前都議で比例代表東京ブロックで出馬した高木啓氏(52)は大きくうなずいた。

 太田氏の先にマイクを持った高木氏は「こんなに一生懸命、地元のために働いている国会議員はいない。太田先生は自民公認だと思っている」と持ち上げ、政権与党の結束を強調した。高木氏は取材に、「都政と国政は別。国政は国政だから」と、3カ月前の都議選落選時の落胆の表情から一変、晴れやかに語った。

 そんな中、応援に駆けつけた自民党の野田聖子総務相は「都議選で自公が分かれたことに、自民支持者には思いを持つ人が多いと聞いた。もう一度心をひとつにすることを願っている」とあえて指摘。自民支持層に都議選という「過去」との決別を迫った。

 しかし、野田氏が指摘した懸念はいまだに現場でくすぶる。「なぜ都議選で裏切った公明のために…」。公示前からこんな声が12区の自民関係者の間にはささやかれていた。こうした反発を察知した公明側にも「自民の動きが鈍い」と不信感が漂う。

 しこり解消に向けた窮余の策が、都議選落選で浪人中の高木氏を自民の比例名簿に載せるというものだった。ある自民都議は「12区の自民関係者のガス抜き。高木さんにとってはヒョウタンから駒だ」と語る。公明中堅都議も「自公連立は政権の要諦。官邸が動いた」とみる。小池氏が公明への配慮をうかがわせる中、関係回復に向けて自公両党は腹の探り合いをしている。

 希望が早々と出馬をとりやめたため、政権批判の受け皿は共産に絞られた。前回、小選挙区では次点に終わり比例復活となった池内氏は希望候補者不在の選挙に「論点明快。安倍政権をいかに終わらせるかだ。市民の政治を取り返す」と自信をみせる。街頭でも、「東京12区は連立政権の象徴。市民で風穴を開けましょう」と訴えかけている。

 ただ、政権批判の受け皿として支援を広げる態勢が万全とはいえない。陣営幹部は「他の政党の方の応援は今、調整中だ」としているが、立憲民主党など第三極結集への動きは鈍く、課題が残っている。

4171とはずがたり:2017/10/15(日) 11:28:10

2017.10.14 23:06
【衆院選】
失速の小池百合子氏に「ちょっとお気の毒です」維新・松井一郎代表が同情…大阪で合同演説
http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140039-n1.html

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は14日夜、大阪市中央区の南海難波駅前で街頭演説に臨み、序盤情勢で獲得議席の伸び悩みが伝えられている希望の党の小池百合子代表(東京都知事)について「ちょっとお気の毒です」と同情してみせた。演説には小池氏と地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長も並んだ。

 維新、希望両党はともに「身を切る改革」を掲げ、今回の衆院選は候補者の擁立などで協力関係にある。

 松井氏は演説で、自身と小池氏が国政政党の党首と知事の「二足のわらじ」をはく立場だとして「僕も大阪府知事の仕事がおろそかになるんじゃないかと言われた。小池さんの気持ちはよく分かる」と理解を示した。

 一方で「批判する方は身を切る改革を全くやっていない」と反論し、大阪の地方選で共闘する自民、共産両党に矛先を向け「維新をやっつけようと野合や談合が行われている。こんなおかしな政治にはメスを入れないといけない」と息巻いた。

 今回の衆院選で自民党の優勢が伝えられる現状については「自民党が圧勝だったら緩むし、たるむし、横柄になる。自民党をピリッとさせる勢力として改革の政党(である)日本維新の会、希望の党、河村さんのところも頑張っている」と支持を呼びかけた。

4172チバQ:2017/10/15(日) 11:44:03
>>4158
新党大地推薦したんですね
追加かな?

4173岡山1区民:2017/10/15(日) 11:44:55
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171015_1.htm
新聞を使ったネガキャン新作をどうぞ

4174チバQ:2017/10/15(日) 12:47:06
>>4167
仁か、、、ありそうですね

激戦区の応援は、岡田、野田、江田、安住に頑張ってもらいましょう

4175チバQ:2017/10/15(日) 13:12:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171012ddlk01010094000c.html
<衆院選2017>注目区ルポ/上 2区 希望と維新、すみ分けできず 自民は警戒、保守票固め図る /北海道

10月12日 00:00

 公示日の10日午前、札幌市北区の地下鉄北24条駅近くで、第一声の演説中だった希望の党前職、松木謙公氏の後ろを、日本維新の会新人の小和田康文氏が選挙カーから連呼しながら通りかかった。

 当初は「小和田君も頑張ってください」とエールを送った松木氏だが、しばらく連呼が続くと「主張する時は譲り合いが大切。それが欠けた政治は嫌われる」と演説を中断し、いら立ちを見せた。

 東京や大阪で候補者のすみ分けをした希望と維新。だがここでは、両党の候補がつばぜり合いを演じている。

 いずれも憲法改正、安全保障関連法を容認する「保守系野党」で、改革重視など共通点が多い。維新の片山虎之助共同代表は8日、JR札幌駅近くでの街頭演説で「希望は維新を少しまねている。維新は5年分の実績があるが、希望はできたばかりだ」とけん制。教育無償化や消費税増税凍結などを訴える小和田氏も取材に「希望には民進党出身議員が多く、既得権益を打破できない」と批判した。

    ◆  ◆

 自民前職の吉川貴盛氏に、民進党から希望に合流した松木氏、小和田氏、共産党新人の金倉昌俊氏が挑む道2区。前回2014年は旧民主党と旧維新の党の共闘が決裂し、維新が松木氏、民主党道連が無所属の池田真紀氏、共産が金倉氏を擁立して野党票が分散し、今回も再び乱戦模様となっている。

 民進党公認内定者11人のうち立憲民主党に移った候補と共闘する共産党は、希望合流組の各候補の選挙区すべてに対抗馬を立てた。

 金倉氏は7日、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」の地域組織と野党共闘に関する協定書を交わし、「安倍政治を変えるため、自公と補完勢力対市民野党共闘という対決構図を掲げて力を尽くす」と記者団に説明した。松木、小和田両氏を与党の補完勢力と位置づけ、政権批判を強めて立憲民主、社民両党支持者への浸透を図る。

    ◆  ◆

 これに対し松木氏は「私を安倍さんの補完勢力と言うが、悪口を言うことで結果的に安倍政権を補完することになる」と反発する。

 10日の第一声の会場には、民進党最大の支持組織、連合北海道の出村良平会長も姿を見せた。松木氏は「会長が残ってくれるか心配していたが杞憂(きゆう)だった。民進党の皆さんもぶれることなく応援していただける」と労働組合、民進党地方議員らとの連携を強調。民進党支援者の間で希望合流への反発があることを懸念し、民進と共通点の多い社会保障などの政策を掲げる考えだ。

    ◆  ◆

 一方、議席の維持を目指す自民党道連会長の吉川氏は、前回ほど内閣支持率が高くない中で、雇用環境の改善といった経済政策の効果や観光振興などの取り組みをアピールして自公政権継続への理解を訴える。

 希望や維新と保守票の奪い合いになる可能性があるうえ、無党派層の多い札幌市だけに、陣営関係者は希望人気の広がりを警戒。10日の出陣式には高橋はるみ知事や北海道商工会議所連合会の岩田圭剛会頭らが顔をそろえ、行政、経済界とのパイプを強調した。

 会場には新党大地の鈴木宗男代表も駆け付け「安倍首相から9日に電話をもらい、吉川さんを頼むと言われた」と支援を表明した。組織票を着実に固めたうえで、更なる支持拡大を図る構えだ。【日下部元美】

    ◆  ◆

 衆院選が公示され、道内でも選挙戦が始まった。22日の投開票に向けて与野党が激突している注目選挙区を取材した。

………………………………………………………………………………………………………

 《2区の立候補者》=届け出順

松木謙公 58 (希望)前(4)

小和田康文 47 (維新)新

金倉昌俊 43 (共産)新

吉川貴盛 67 (自民)前(5)

 =札幌市北区(一部除く)、東区

4176チバQ:2017/10/15(日) 13:13:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171013ddlk01010224000c.html
<衆院選2017>注目区ルポ/中 10区 選挙協力象徴、一騎打ち 公明VS立憲に与野党収れん /北海道

10月13日 00:00

 「厳しい選挙だが、何が何でも勝つ、断じて勝つと死にものぐるいで戦っている。皆様の力で何とか勝たせてほしい」。12日夕、公明党本部の井上義久幹事長は急きょ札幌市に入り、党演説会で声を張り上げた。

 開催案内は公示直前だったが、会場は道内の主要企業や団体の関係者ら約1700人で埋まり、自民党の候補も壇上に並んだ。

 井上幹事長が強く支援を訴えたのは、道10区(空知、留萌管内)で選挙戦に臨んでいる公明前職の稲津久氏。報道各社の情勢調査で接戦が伝えられ、記者団に「(同党で)一番厳しい選挙区。とにかく力を入れる」と強調した。

     ◆  ◆

 稲津氏は地元道議を3期務め、2009年に比例単独で衆院選に初当選。12、14年は10区で当選を重ねてきた。自公協力の象徴区の一つで、1日には菅義偉官房長官も応援に入った。

 それでも公明党は、これまでにない危機感を抱いている。公示直前の5日に野党側の候補者一本化合意で10区でも共産新人が立候補を取りやめ、立憲民主新人の神谷裕氏との一騎打ちになったためだ。前回共産はこの選挙区で2万票余りを獲得。当選した稲津氏と神谷氏の差は約1万5500票で、単純に合わせると逆転される計算となる。

     ◆  ◆

 公明が議席を守ってきた全国9選挙区のうち、他の8選挙区は同党支持者が多い首都圏や近畿圏。10区は最も歴史が浅く、大都市部に比べれば支持基盤も盤石とはいえない。

 頼りにする自民党組織だが、ある地区支部は野党に転落した09年に約130人いた党員が半分以下になったという。選挙区に自党の候補者がいないことが一因と見る支部長は「候補を出さないのは、政党の役割を放棄したのと同じ」とぼやいた。

 厳しい情勢を受け、10日の第一声には公明党の山口那津男代表が駆けつけた。更に道内11選挙区での自民の選挙区候補との協力をてこに、全道的な支援に期待する。

     ◆  ◆

 「自公の選挙協力に、大きな風穴を開けようではありませんか」

 11日、通勤客が行き交うJR岩見沢駅前で街頭演説をする神谷氏の傍らに、候補者一本化で出馬を取りやめた共産党の女鹿武氏の姿があった。「9条守れ」などのプラカードを持つ支持者らが拍手する中、女鹿氏は「神谷さんの当選は、共産党の責任でもある」と全面協力の姿勢を強調した。

 かつては北炭夕張(夕張市)や幌内(三笠市)など多くの炭鉱があり、日本炭鉱労働組合(炭労)、旧国鉄の国鉄労働組合(国労)をはじめとする労組が強い影響力を持っていた地域。1996年の小選挙区制度導入後も、09年まで旧民主党の小平忠正元農相が5回連続で議席を守った。ただこちらの地盤も、時代の変化で以前のような勢いはない。

 小平氏が今回「稲津氏支援」を打ち出す波乱要素もあり、本当に野党共闘が「足し算」という結果になるのかも未知数だ。

     ◆  ◆

 そんな中、支援の輪を広げようと、以前の選挙戦を知る元地方議員らも尽力する。

 12日午後、岩見沢市に旧社会党の小林恒人元衆院議員が代表世話人を務め今春発足した「社文倶楽部(くらぶ)」のメンバーが集合。出席した60��70代の元道議や元市議、労組幹部OBらが神谷氏への支援を確認した。佐野法充元道議(69)は、こう力を込めた。「昔は選挙を取り仕切っていた私たちが、ゲリラ戦で押し上げたい」【田所柳子、千々部一好】

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 《10区の立候補者》=届け出順

稲津久 59(公明)前(3)

神谷裕 49(立憲)新

 =空知、留萌管内

 ※丸数字は当選回数

4177チバQ:2017/10/15(日) 13:16:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171014ddlk01010167000c.html
<衆院選2017>注目区ルポ/下 11区 「因縁」背に女性対決 保守分裂35年、過去に夫も激突 /北海道

10月14日 00:00

 「いろいろと言う人はいるが、35年前の出来事はそろそろ思い出にしていいのではないか。嫌なことは全部忘れ、未来の扉を開いていきたい」����。公示日の10日午後、音更町で街頭演説をしていた道11区の自民前職、中川郁子氏は唐突に切り出した。

 35年前の出来事。十勝地方の多くの有権者にとって、それ以上の説明は必要なかった。

 中川氏の義父一郎元農相が急逝した後の1983年、中選挙区時代の衆院道5区では、一郎氏の長男昭一氏が自民党公認、一郎氏の秘書だった鈴木宗男氏=現新党大地代表=が無所属で立候補。この「骨肉の争い」を機に、十勝に保守分裂の複雑な政治風土が生まれた。

    ◆  ◆

 その後、選挙のたびに大地票の行方が注目された。順調に当選を重ねた昭一氏だったが、自民党が大敗した2009年の総選挙で落選後に他界した。その「王国」を受け継いだ中川氏は12年に初当選。それに対して大地は12年に対立候補を立て、14年には旧民主党の候補を支援した。

 今回、自民は鈴木氏が比例道ブロックから出馬する大地と協力関係を築いた。しかし中川陣営から大地への推薦依頼は、公示直前までずれ込んだ。長年の確執から、幹部の一人は「内部の意見調整が必要だった」と明かす。

 中川氏の演説からは、厳しい選挙戦を前に推薦を了承した大地への配慮がにじんでいた。

    ◆  ◆

 立憲民主新人の石川香織氏は公示日の10日、幕別町での街頭演説で「安倍1強を倒すために野党共闘した。1強体制にイエスかノーか、はっきり判断する選挙だ」と声を張り上げた。直前の出陣式には、出馬を取りやめた共産の佐々木とし子氏も姿を見せた。

 子育て支援充実などによる人口減・過疎化対策に加え、憲法9条堅持や安保法制反対も掲げる。自民と立憲の一騎打ちという図式は道内複数の選挙区で見られるが、この地では因縁の対決という色合いも濃い。

 09年に昭一氏を破ったのは、石川氏の夫で旧民主党公認の知裕氏。12年は大地公認で出馬し、中川氏に敗れたが比例復活となった。だが知裕氏は政治資金規正法違反で有罪判決を受けて議員を辞職。判決確定で、今月23日まで公民権停止となっている。

 これらの経緯から、石川氏の陣営関係者は中川氏推薦を決めた大地支持者からも一定の得票を期待する。

 ただ石川氏には政治経験がなく、出馬が決まったのも公示の約2週間前。短い期間でいかに選挙区に浸透できるかは大きな課題となっている。

    ◆  ◆

 中川氏は、演説で昨年8月の台風被害後の復旧に尽力した実績を強調。更に石川氏を支援する野党共闘について「共産党と連携する政党の話を、東京の役所の皆さんがまともに受けてくれるか」と指摘し、自公政権の継続の必要性を唱えている。

 一方で、一部週刊誌で同僚議員との不適切な関係が報じられたことは今も不安材料として残る。石川氏側が直接触れることはないが、その陣営幹部は演説で「石川かおりとリラの風」という後援会名を持ち出してこう強調した。「リラはライラックのこと。清く正しいという意味だ」【鈴木斉】

………………………………………………………………………………………………………

 《11区の立候補者》=届け出順

石川香織 33(立憲)新

中川郁子 58(自民)前(2)

 =十勝管内

 ※カッコ数字は当選回数

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 ◇2012年までの11区の選挙結果

 ■05年

当 107,056 中川昭一[自]

   84,626 石川知裕[民]

   16,145 長谷部昭夫[共]

 ■09年

当 118,655 石川知裕[民]

   89,818 中川昭一[自]

   11,140 渡辺紫[共]

 ■12年

当 86,719 中川郁子[自]

比 70,112 石川知裕[大]

  13,235 渡辺紫[共]

[自]=自民、[民]=旧民主、[共]=共産、[大]=新党大地。比は比例復活当選。

 ※05年の選挙後、石川知裕氏は07年に比例で繰り上げ当選。

4178チバQ:2017/10/15(日) 13:19:13
福岡2 長崎1

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171015k0000m010127000c.html
<衆院選>地をはう激戦区 激しいつばぜり合い

10:30

公示後最初の週末を迎え、イベント会場で支持を訴える候補者(手前)=長崎市で2017年10月14日午前11時33分、加藤小夜撮影(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 衆院選の公示後最初の週末となった14日、候補者は人が集まる商店街などに足を運び、支持を訴えた。自民と希望の候補者による接戦が伝えられる福岡2区と長崎1区では、互いに相手陣営をけん制し合い、激しいつばぜり合いが展開された。

 ◇政党名薄める 福岡2区

 無党派層が多い福岡市の中心部に位置し、「風」次第で情勢が変わる福岡2区は、民主党に風が吹いた2009年、山崎拓・元自民党副総裁を破って初当選した希望元職の稲富修二氏(47)が、山崎氏の地盤を引き継いだ自民前職、鬼木誠氏(45)と対決する事実上の一騎打ちとなった。

 「与党圧勝の勢いと伝えられているが福岡2区は接戦です」。14日午前、家族連れが行き交う中央区の大濠公園近くで、ポロシャツ姿の稲富氏が訴えた。

 12、14年と鬼木氏に敗れ、14年は70票差で比例復活も逃した稲富氏。6人の子を抱え「今回が最後の挑戦」と公言する。陣営は落選後、公園のトイレ清掃などの奉仕活動を続けてきたことを強調する一方で「同じことをしていてはまた負ける」(陣営幹部)と、医院など自民支持層が多い所にも飛び込む。

 ただ希望への支持は失速気味。陣営の一人は「『稲富はいいが希望はいや』という声をよく聞く」とぼやく。ポスターやチラシ、演説に「希望色」をほとんど出さない作戦だ。

 公示前の自民党の情勢調査で劣勢が伝えられて以来、危機感を募らせる鬼木陣営は、選対本部長の山崎氏の下、県議、市議を張り付け、選挙区全45校区で演説会を開催するなど追い込みを図る。街宣車は「選挙区は鬼木、比例は公明党」を連呼し、公明支持者の取り込みにも必死だ。

 鬼木氏はこの日、街頭や集会などで環境政務官としての実績を強調。「地域密着」をアピールする稲富氏を意識して「国会で懸命に働いた分、地元での活動が足りなかったかもしれないが、私はできないことをできるとは言わない」と声を張り上げた。

 2区では共産新人の松尾律子氏(45)も立候補し「暴走する安倍政治をストップさせるのか続けるかが最大の争点」と訴えている。【合田月美】

 ◇組織引き締め 長崎1区

 自民前職の冨岡勉氏(69)と希望新人の西岡秀子氏(53)の対決構図となった長崎1区。「追いついて追い越さないといけない」。西岡氏は14日、長崎市議らと市内の商店街に繰り出し、頭を下げて回った。

 故西岡武夫・元参院議長の長女。「西岡」の知名度や父から引き継いだ後援会組織を生かし、国政初挑戦の昨夏の参院選長崎選挙区では自民候補に敗れはしたものの、衆院選でほぼ全域が長崎1区となる長崎市内で2万票余り上回った。

 引退を決めた高木義明・元文科相(71)の後継を託された。希望からの出馬となり、参院選で実現した野党共闘は不成立に。支援する連合長崎の中でも一部労組は「自主投票」を決め、陣営は「『希望』と言えば離れる層がある」とあえて党名は出していない。

 対する冨岡氏の陣営は組織の引き締めに躍起だ。2014年の前回選では高木氏に2029票差という薄氷の勝利だった。13日夕には安倍晋三首相も来援し、長崎市内の繁華街で「この選挙区はいつも厳しい」と支持を呼びかけた。初めて選挙ビラにまで「比例は公明」と刷り込み、街頭演説でも公明の長崎市議らとともにマイクを握る。

 冨岡氏は14日、人が集まる長崎市内のイベント会場に足を運び、来場者に握手して回った。陣営幹部は「一部で『一歩リード』とも報じられたが、接戦だ」と危機感をあらわにする。

 長崎1区には共産新人の牧山隆氏(60)も立候補し「安倍政権は退陣を」と訴えている。【加藤小夜】

4179チバQ:2017/10/15(日) 13:23:03
>>4092
大阪2 大阪11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710130009.html
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【衆院選】共産票がカギー維新、希望との連携が“逆風”、共産・立憲民主一本化で苦境に 大阪の2選挙区

10月13日 08:14

政界激変対決の構図(大阪2区と11区)

(産経新聞)

 希望の党と日本維新の会との連携で、希望が選挙区には候補者を立てなかった大阪。だが、そのあおりを受けて立憲民主党や無所属での出馬を余儀なくされた元民進党候補に共産党が一本化したため結局、維新が苦境に立たされるという皮肉な展開となっている選挙区がある。報道各社が行った序盤情勢の世論調査でも、躍進する立民など元民進候補の陰で希望や維新は伸び悩む。共産候補の取り下げによる候補者一本化も背景にあるとみられ、各地で思わぬ影響が出ている。

大阪11区 大阪民進は「身内に無血開城された」と怒り露わ

 大阪11区(枚方市、交野市)では、無所属で出馬した民進府連代表の前職、平野博文氏(68)に、共産は候補者を一本化。維新と自民の前職2人と三つどもえ戦を展開している。

 低迷する党勢の再起をかけ、2年間かけて自身を含めて13人の候補者を用意していた平野氏。だが希望との「合流」で、4人が国替えなどを受け入れて希望に、7人が立民に転じ、1人は出馬を断念した。平野氏は「大阪は身内に無血開城された」と怒りもあらわに、「積極的無所属」を標榜する。

 「民進の灯を消さないため、あえていばらの道を選んだ」と悲壮感を漂わせていた元官房長官。だが、共産が公示の4日前に立候補予定者を取り下げて平野氏の支援に回ったことで、最大3万票ともされる共産票の上積みが期待できることになり、情勢は変わった。

 思わぬあおりを食らったのが、いずれも3選を目指す前職の維新・伊東信久氏(53)と、自民・佐藤ゆかり氏(56)だ。もともと、大阪11区は平成24年の衆院選では維新旋風に乗った伊東氏、26年は佐藤氏が、それぞれ次点と約2万6千票差、1万2千票差で選挙区当選を果たした激戦区。共産票の行方は勝敗に決定的な影響を与えかねない。

 伊東氏は今回、衆院が解散するといち早く地元での活動を展開。「議員の数や報酬を下げることで財源を確保するのが維新の改革。大阪で実行してきた改革を、国でも前に進めよう」と「身を切る改革」の実績を強調した。知名度も着実に高まっており、地元関係者は「前回より票を上積みするのでは」とみる。

 一方、佐藤氏は12日、枚方市内のスーパーなどを回り、「日本は国難にさらされているが自公政権こそが国を安定させられる。選択を誤らないで」と訴えた。

 佐藤氏は、郵政関連法案に反対した野田聖子氏への「刺客」として17年の衆院選で岐阜1区に出馬し比例復活。その後は東京5区に国替えするも落選、22年の参院比例代表で当選したが、26年の前回衆院選で大阪11区にくら替え出馬し当選��と、複雑な経歴を持つが、「この地に骨をうずめる」と宣言するなど、自公支持者の票固めに躍起だ。

大阪2区 立民「民進時代より手応え」、維新陣営に連携批判の声、自民は地道に

 区割り変更で約8万6千人の有権者が加わった大阪2区(大阪市阿倍野区、東住吉区、平野区、生野区)でも、民進党から立憲民主党に移った新人、尾辻かな子氏(42)に共産が候補者を一本化。維新前職の椎木保氏(51)と自民前職、左藤章氏(66)の2人を激しく追っている。

 尾辻氏は憲法改正反対など、民進時代からの主張を継続しつつ、「維新・希望の勢力は自民・公明の補完勢力だ」として、今回の衆院選を「2極の戦い」と強調。陣営関係者は「主張がぶれない立民を応援するという声は、民進のときより多い」と確かな手応えを感じている。

 一方、希望との連携が「マイナスにとらえられることはあっても、プラスにはなっていない」と嘆くのは維新・椎木氏の陣営だ。大阪への地元愛が強い地域性もあり、有権者から「小池さんと一緒になるんか」と批判的な声をかけられることもあるという。「国政でも身を切る改革をやり抜きます」と訴えるが、感じるのは“逆風”だ。

 ベテランの自民・左藤氏は支持層固めに懸命で、安定した自公政権の継続を訴え、支援団体回りなどを地道に進めている。

4180名無しさん:2017/10/15(日) 14:07:38
夕刊フジ
衆議院選挙注目の女性候補の予測
監修 安積明子

自民
中川 やや劣勢 北海道
加藤 優勢 山形
小渕 優勢 群馬
山田 やや優勢 東京
松島 優勢 東京
金子 やや劣勢 新潟
野田 優勢 岐阜
稲田 優勢 福井
高市 優勢 奈良
佐藤 やや劣勢 大阪
希望
小宮山 やや劣勢 埼玉
太田 やや劣勢 千葉
安井 やや劣勢 愛知
西岡 やや劣勢 長崎
立憲
石川 やや優勢 北海道
阿部 やや劣勢 神奈川
西村 やや劣勢 新潟
辻元 優勢 大阪
共産
池内 やや劣勢 東京
無所属
堀内 やや劣勢 山梨
菊田 やや優勢 新潟
山尾 やや優勢

4181チバQ:2017/10/15(日) 14:18:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000026-khks-pol

<衆院選福島>新4区 3区から編入の西郷村で火花 新票田での浸透に躍起

10/15(日) 13:08配信��

福島県西郷村であった福島4区候補者の個人演説会。各陣営が村を重点地域と位置付ける

 衆院選(22日投開票)で自民党前議員(比例東北)の菅家一郎候補(62)と希望の党前議員の小熊慎司候補(49)が競り合う福島4区は、区割り改定で栃木県境の西郷村が3区から編入された。2014年の前回は小熊氏が416票の僅差で菅家氏に辛勝した。新たな票田での得票が勝敗を左右する可能性があり、両陣営はてこ入れに必死だ。

 「西郷の声を国政に届ける。与党議員に任せてほしい」「知名度はまだまだだが、西郷の思いを背負って働かせてほしい」。菅家氏と小熊氏は公示日の10日、相次いで西郷村に入り、街頭などで支持を訴えた。

 村の有権者は約1万6000人。4区で会津若松、喜多方両市、会津美里町に次ぐ多さだ。中選挙区時代は渡部恒三・元民主党最高顧問(85)、小選挙区になってからは3区の民進党系前議員の玄葉光一郎氏(53)が地盤としてきた。前回は玄葉氏が自民新人相手にほぼ2倍となる約4500票を獲得した。

 菅家氏の陣営幹部は「玄葉氏の票はあくまで個人票。そのまま小熊氏に移るとは考えにくい。五分の戦いに持ち込みたい」と強調。村に事務所を新たに構え、自民系村議らの支援を受けて組織戦を展開する。

 小熊氏は、玄葉氏の後援会を軸に浸透を図る。13日に村で開いた個人演説会には渡部氏と玄葉氏が駆け付けた。選対関係者は「2人が築いた『財産』を目減りさせずに小熊の名前を売り込みたい」と話す。

 福島4区には他に、いずれも新人で共産党の古川芳憲氏(66)、社民党の渡辺敏雄氏(68)が立候補している。

4182とはずがたり:2017/10/15(日) 14:23:23
<衆院選>消費増税 町工場恐々 仕事減る不安 大阪13区
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20171015k0000m010122000c.html
09:30毎日新聞

 衆院選公示後、初の週末。14日昼、東大阪市の枚岡神社は秋祭りでにぎわっていた。周辺で大阪13区の候補者が消費増税を巡って熱弁を振るう。候補者に握手を求められた女性(70)は興奮気味に話した。「物価は高いのに消費税まで上がったら生活できん」

 約6000の製造業者が集まる東大阪市。御厨地区で金属加工業を営む男性(42)に好景気の実感はない。孫請けの下請けで、仕事が回ってくるのは最後だが、不景気の影響は最初。「アベノミクスの恩恵って何の話やと思うね」と言う。

 安倍晋三首相は衆院解散前、消費税率を上げて税収の一部使途を教育無償化などの子育て支援に向けると述べた。男性には3人の子がおり、教育機会の均等化には賛成だ。ただ工場経営も気になる。2008年のリーマン・ショックで売り上げは半分以下に落ち、14年に消費税率が8%に上がった際は2割も減った。増税で再び仕事が減ることを恐れる。

 取引先の萎縮を懸念する人もいる。山田真司さん(58)は兄、長男と一緒に東大阪市内の工場で金属部品を作る。製品の単価はじわじわ下がっている。増税コストを考え、取引先が発注量を抑制するかもしれない。その時は「生活費を切り詰めるしかない」と思う。

 増税に身構える中小零細企業。後継者不足という課題もある。東京商工リサーチによると、16年の企業の休廃業・解散数は2万9583件と過去最高を更新した。近畿2府4県も前年比15%増の4371件。ほとんどは中小零細で、後継者不在が影響している。増税の余波は、事業継続の瀬戸際にある業者を揺さぶるかもしれない。

 御厨地区で金属研磨の工場を営む男性は77歳になる。廃業も考えるが、月数万円の年金だけでは生活できず、工場を続ける。近くに約10軒の貸し工場があるが、半数は空いている。「厳しい仕事なんで、子に継がせたいとは思わない」と話す。

 山田さんの工場は最近、受注量が増えた。同業の廃業の影響だ。仕事はありがたいが、心配もある。「同業が潰れていけば、技術伝承が途絶えてしまう」

 大阪13区は5候補が乱立する。消費増税の凍結・中止を訴えるのは共産新人の長岡嘉一氏(48)、立憲民主新人の姜英紀氏(45)。維新新人の青野剛暁氏(43)は増税より身を切る改革、無所属元職の西野弘一氏(48)は5%に戻すべきだと主張し、自民前職の宗清皇一氏(47)は街頭演説の話題は経済と外交に絞る。宗清、青野、西野の3氏は元大阪府議で保守票を奪い合う。

 14日夕。東大阪市内のスーパー近くで候補者が演説する前を、買い物客が行き交う。女性会社員(50)は「教育無償化には増税が必要。子がいない家庭も恩恵を感じる仕組みも作るべきだ」。消費税の行方に関心を寄せる有権者は多い。【山崎征克、金志尚】

 ◇大阪13区=東大阪市

西野 弘一48[元]府議    無元

宗清 皇一47[元]府議  自前=公

長岡 嘉一48[元]東大阪市議 共新

青野 剛暁43[元]府議    維新

姜  英紀45[元]NHK職員 立新

 ◇19年10月予定の消費税率10%引き上げを巡る各党の主張

自民=引き上げを前提に、増収分の使途を子育て世代への投資に集中する

希望=国民に好景気の実感はない。前回増税が消費に与えた影響を考え、凍結

公明=引き上げを前提に、食品等の税率を据え置く軽減税率制度を確実に実施

共産=増税は中止し、格差をただし、くらしを応援する経済政策に変える

立憲=将来的な国民負担の議論は必要だが、ただちには引き上げられない

維新=増税は凍結。「身を切る改革」を徹底し、新たな財源を生み出す

社民=景気の悪化を招く増税に反対。税制改革や使途の見直しで財源を確保

こころ=消費税マイレージ制度を導入する

4183チバQ:2017/10/15(日) 14:24:55
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_kumamoto/article/365958/
広大に 復興半ば「声届くのか」

2017年10月15日 06時00分

仮設住宅が並ぶ衆院熊本3区内の団地を選挙カーで訪ねて支持を訴える候補者=14日午後、熊本県甲佐町

 公示後初めての週末を迎えた衆院選。区割り変更に伴い広大な面積を抱えることになった熊本3区は、熊本地震の被害が甚大だった自治体が多く「被災地選挙区」とも呼ばれる。最大震度7の「前震」発生から14日で1年半。住まいやインフラの再建は道半ばにあり、政治の役割はなお大きいが、最大被災地の益城町にとっては候補者の顔ぶれが一変、投票所も減った。「置き去りにされないか」。被災者の間でそんな不安が漂う。

 益城町のテクノ仮設団地には、県内最大のプレハブ約500戸が並ぶ。「もう少しお金があれば」と迫田敏子さん(72)は明かす。夫と娘と3人暮らし。「1千万円」をうたう低価格住宅に引かれたが、設備工事や諸経費で1500万円を超すと聞き、踏ん切りがつかない。なお県内には、約4万5千人が仮設などでの仮住まいを続けている。

 「今までより厚い支援を行っていきます」。13日、仮設団地を訪ねた安倍晋三首相は被災地支援に言及したが、演説の大半は北朝鮮情勢などに割かれた。

 町内では体育館などの公共施設も被災しており、投票所は地震前の28カ所から12カ所に減った。首相と握手を交わした女性(72)は「投票所が遠い。ここに造ってくれたらよかった。投票は行かんかも」と話す。

 区割り変更に伴い、熊本県内は小選挙区数が5から4に減り、阿蘇地域を含む3区には益城町など5町が加わった。3区は熊本市を含む1区の13倍、全国最小の東京14区と比べると100倍近く広い。

 女性が応援してきた旧4区の自民前職は今回、比例代表に回った。投票用紙に名前を書いたことがない自民前職と共産新人の二者択一を迫られる。両候補とも震災復興を叫ぶが、女性は「蚊帳の外にいるような気分です」と言う。

 14日、行楽客のマイカーが、南阿蘇村の阿蘇長陽大橋を進む。国が代行して24時間態勢の突貫工事を進め、8月末に復旧した。地元の立野地区で区長を務める上村健さん(67)は早期復旧を歓迎する一方、「道ができると、もう元通りだと思われないか」と懸念する。

 村内のいくつもの集落が再生の道筋を描けないままだ。国の集団移転事業は、小集落にとって「10戸以上」などの条件が高い壁となった。要望した条件緩和は認められず、頓挫した地域もある。

 45世帯の75%が全半壊した同村の沢津野地区。農業の古澤育男さん(80)は人口と農業後継者の減少が気掛かりだ。更地ばかりになった山あいの集落に、どれだけの住民が戻れるのか。

 「1票の格差」を是正する区割り変更。人口比で定数を配分すれば、都会の声を代弁する政治家が増え、地方の代表が減る。山深い被災地にとって、その現実は重い。古澤さんの表情は晴れない。「ここの声は、ますます国会に届きにくくなるんじゃないか」

=2017/10/15付 西日本新聞朝刊=

4184名無しさん:2017/10/15(日) 14:25:33
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4185チバQ:2017/10/15(日) 14:28:16
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/representatives_election_2017_kyushu/article/365960/


衆院選・九州比例九州、定数減で激戦 公明、4議席死守へ野党に秋波 共・社「新党に票奪われる」警戒

ニュース小選挙区比例代表

比例九州、定数減で激戦 公明、4議席死守へ野党に秋波 共・社「新党に票奪われる」警戒

2017年10月15日 06時00分

 22日投開票の衆院選で、比例代表九州ブロック(九州・沖縄8県)の票争奪戦が熱を帯びている。同ブロックの定数は、2014年の前回から1減して20。「4議席死守」を至上命令とする公明党は、選挙協力を結ぶ小選挙区の自民党候補に今まで以上に比例票を回すよう求め、水面下で野党候補にも「取引」を持ち掛ける。一方、二つの新党は初の比例“参戦”で議席獲得を目指しており、共産党、社民党といった「老舗」野党も焦りを募らせる。

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 「私の存在が今、風前のともしびまで追いやられている状況でございます」

 公示後の平日、福岡県古賀市の菓子メーカー食堂で、同ブロックに立候補した公明前職は言葉に悲愴(ひそう)感を漂わせ深々と頭を下げた。

 比例代表は、全国11ブロックで得票に応じた議席が各党に割り当てられ、名簿登載順に当選者が決まる仕組み。前回、公明は九州ブロックで103万票を積み上げ「悲願の4議席」を初成就。名簿4位に登録されていたこの候補者は19番目で当選した。今回も、党の名簿登載順位は4位だ。

 公明は4議席維持を掲げて今回の集票目標を116万票に引き上げた。だが党福岡県本部関係者は「前回もめいっぱい背伸びして出した数字。ハードルは相当高い」と認める。

 公明は従来、自民候補との間で「選挙区は自民、比例は公明」をうたい文句に、票を融通し合う「バーター(交換)」戦略を取ってきた。しかし熊本、鹿児島両県で小選挙区数が減ったことが影を落とす。選挙区減で票の「交換相手」も少なくなったのだ。

 自民は両県で1人ずつ、前職を比例単独候補に回した。候補者調整で熊本4区から立候補した前職は、比例転出したベテラン前職への配慮もあり、遊説で「比例は自民」と訴えている。公明側は、こうした前回と異なる自民側の動きに神経をとがらせる。

   ■    ■

 各党とも注目するのは、希望の党、立憲民主党という二つの新党の動向だ。両党の比例名簿には民進党出身の前職や元職の重複立候補者のほか、上位に大臣経験者を置いたり、引退した旧民主党国会議員を加えたりするなど集票に工夫を凝らす。このため政権批判票の受け皿として、比例での議席獲得に重点を置く共産や社民は危機感を強める。

 同ブロックで前回2議席を得た共産は90万票を得票目標に据えて3議席以上の獲得を狙い、社民も前回1議席からの上積みを目指しているが、現状は厳しい。共同通信が10、11日に実施した世論調査では、2新党で計6議席を確保する見通しで、旧民主党が前回獲得した3議席から倍増する勢いだ。

 ある共産陣営関係者は「新党が与党支持層からだけでなく、うちや社民支持層からも票を奪っているのでは」と警戒する。

   ■    ■

 「200でも300でもいい。比例で回せる票があるならお願いできないか。小選挙区で何倍ものお返しをする」

 数日前、北部九州の小選挙区に立候補した民進出身の元職に、公明関係者から電話がかかった。公明関係者は「票をくれるなら、組む相手は自民でなくてもいい」と声を潜める。

 公明熊本県本部の幹部は、自民前職が公明に推薦願を出していない熊本1区でも、一騎打ちの相手である希望前職を支援する可能性を示唆。他県の県本部幹部も「自民候補が協力的でないとみなせば、支援の手を緩めることもある」と、バーター戦略に乗らず比例票を出し渋る自民陣営をけん制する。

 選挙戦も残り1週間。各党の比例票を巡る攻防は激しさを増している。

=2017/10/15付 西日本新聞朝刊=

4186チバQ:2017/10/15(日) 14:31:24
http://www.sankei.com/smp/politics/news/171015/plt1710150005-s1.html
地方の民進は「焼け野原」? 前原誠司代表、合流の真意訴え…枝野幸男氏との“友情”にも言及衆院選2017.10.15 05:00

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 衆院選公示後、初の週末となった14日、民進党代表の前原誠司氏が希望の党候補者の応援のため、埼玉県と群馬県に入り、熱弁を振るった。野党再編に踏み切った理由を「焼け野原のような」地方の民進党の窮状などと説明、再編中に誕生した枝野幸男氏率いる立憲民主党については「残念」と評した。

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大阪の現状で自虐「ゼロですよ」

 前原氏は群馬1、2区の候補者のもとに駆けつけ、希望との合流に至る経緯を説明、「全て私の責任です」と語り、理解を求めた。首相指名候補も決まらないまま選挙戦に突入し、劣勢とも伝えられる中、前原氏が強調したのは「政権交代ができる二大政党制(の実現)」だった。

 民進のまま選挙戦に挑むことも考えたという前原氏は、合流を決断した理由について「今の政権をなんとか止めなくてはならない。野党がバラバラで立ち向かっても結局、安倍さんを利するだけだ」と説明した。

 “打倒安倍政権”を掲げても与党への対抗軸となれず野党共闘も進まなかった合流前の党内事情の象徴として、前原氏が挙げたのが地方議会の劣勢ぶりだった。

 民進所属議員が「たった1人」しかいない大阪府議会を「維新にやられて焼け野原」と自虐的に表現、大阪市議会については「何人だと思います? 民進党の議員、ゼロですよ」と説明。「民進で突っ込んで勝てるところもあるかもしれない。しかし、われわれは政権交代をしようと言い続けている」と、野党がかたまり、政権を止める体制づくりだったと強調した。

共産念頭「安保破棄…組めない」

 しかし、肝心の再編の中で共産党との共闘に前向きだった党内左派との“溝”にも触れ「残念なことに立憲民主党というものができました」と述べた。代表に就いた枝野氏は安保観が不一致で党内左派の代表格だが、一方で「今でも親友」。初当選以降、苦楽をともにしたのは「枝野さんと私だけ」などと補足した。

 その友人に連携を呼びかける共産党を念頭に、「党名は言いませんけども、日米安保を廃棄せよといっている政党があるのではないですか?」。そして、「政権選択選挙では組めない」と言い切った。

4187名無しさん:2017/10/15(日) 14:33:06
希望候補が得票で共産に負けそうな小選挙区

東京20・長野4・京都1

4188名無しさん:2017/10/15(日) 14:43:54
結局自民の比例支持率が35%あるのが大きいよね
結局2014と変わらないからやっぱり290が前提になるね

4189名無しさん:2017/10/15(日) 14:53:30
選挙戦終盤の見どころは

安倍自民VS枝野立民 in東京、北海道
自民vs野党共闘 in新潟
大阪自民vs大阪維新 in大阪

4190名無しさん:2017/10/15(日) 15:13:08
枝野氏、まさかの大接戦 選挙プランナーらが分析 首都圏全46区「当落リスト」 激闘10・22衆院選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000010-ykf-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000010-ykf-soci.view-000

 松田氏は、埼玉と神奈川、千葉の各選挙区の特徴をこう分析した。

 まず、埼玉5区が壮絶な死闘となっている。

 ここは、小池氏の「選別・排除」路線に反旗を翻し、立憲民主党を立ち上げた枝野幸男代表の地元だ。事実上、自民党の牧原秀樹元環境政務官とのガチンコ勝負である。

 枝野氏は、党の仲間を応援するため、全国を駆け回り、「まっとうな政治を取り戻す」などと訴えている。
この選挙区に希望の党は「刺客」として、同じ弁護士の高木秀文氏を送り込んだ。

 報道各社の情勢調査の中には「先行・牧原氏、追う枝野氏」というものもある。10ポイント近くも引き離されているのだ。
枝野氏が勝っている調査もあるが、5ポイント以下というケースも。代表就任でメディアに露出しているが、序盤戦では「枝野氏=接戦、落選危機」なのだ。

4191名無しさん:2017/10/15(日) 15:15:52
枝野不利情報は少しでも選挙区に張り付かせたいんじゃないかと邪推してしまう

4192名無しさん:2017/10/15(日) 15:34:47
正直立憲が東京で選挙区取れそう言うけど長妻くらいだよな。

4193名無しさん:2017/10/15(日) 16:37:02
大阪16は西村真悟系統寝てるな、こりゃ。補選で推薦出さなかった恨み神髄といったところか。

4194名無しさん:2017/10/15(日) 16:39:41
立憲民主で新人が選挙区当選したら快挙だな
しかも公明相手に

今回の選挙うんざりしてたけど
大阪16区わくわくする

4195とはずがたり:2017/10/15(日) 16:46:21
確か森山は元職ではなかったでしたっけ?

4196名無しさん:2017/10/15(日) 17:44:37
これはリンクだけ。
https://twitter.com/side55mode/status/883478226563092481

4197名無しさん:2017/10/15(日) 19:12:49
http://www.asahi.com/articles/ASKB55F5KKB5UZPS023.html?iref=twitter
金子恵美・菊田真紀子氏が激戦 新潟 北陸信越情勢調査

2017年10月15日12時47分

新潟4区の菊田真紀子(左)、金子恵美の両候補者

 北陸信越ブロックの5県では、14年の前回は19選挙区のうち16選挙区を自民が制した。今回は、自民前職と無所属前職が激突する新潟4区や、長野1区、元職が希望から立った石川3区などで激しい競り合いになっている。

4198チバQ:2017/10/15(日) 20:08:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171013_06.html


<衆院選宮城>選挙区ルポ(上)1区 党首次々応援風探る 2区 2極化集票合戦過熱


聴衆を前に支持を訴える候補者。12日間の舌戦が始まった=2017年10月10日午前9時25分ごろ、仙台市青葉区一番町
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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城1区
 東北の中枢で3選を重ねた意地と、復興副大臣の自負が言葉ににじむ。
 仙台市青葉区子平町で11日にあった個人演説会。自民党前議員土井亨は約150人を前に「役に立てるのは私だけだ。負けるわけにはいかない」と言い切り、深々と頭を下げた。
 4度激戦を演じた元衆院議員郡和子は8月、仙台市長に転身。昨年の参院選に続き、郡を勝利に導いた野党共闘に危機感は強かったが、民進党は希望の党との合流で分裂した。自民有利との観測が広がる。
 1区は「風」に左右されやすい。地方議員や後援会組織の足場を地道に固めてきた自信はあるが、「油断禁物。何とか逃げ切りたい」と陣営幹部。公示日は首相安倍晋三が仙台入りし、陣営を引き締めた。
 「党から東北で挑戦するのは1人。力を貸してほしい」。立憲民主党新人岡本章子は12日、青葉区一番町の商店街を練り歩き、名前の売り込みに奔走した。
 約25分間で50回近く党名を連呼。陣営は「党への反応が意外に良く、『立民イコール岡本』を印象付けたい」と狙いを語る。仙台市議時代から地盤とする太白区に比べ、知名度が低い青葉区でてこ入れを急ぐ。
 党代表枝野幸男は仙台を第一声に選び、「宮城は野党共闘の実績がある」と力を込めた。「『選挙区で勝て』というメッセージ。比例復活では済まされない」。緊張感が陣営を覆う。
 希望新人伊藤優太の元に11日、党代表の東京都知事小池百合子が応援に駆け付けた。青葉区のJR仙台駅前で「安倍1強政治を許さない」と呼び掛けた。
 「来てもらえれば流れは変わる」と公示前に読んでいた伊藤。ただ聴衆から大きな拍手が湧き起こる場面は少なく、期待した熱狂には程遠かった。小池劇場の旋風は、一時の勢いを失いつつある。伊藤は再び風を巻き起こそうと、一人自転車で選挙区を走り回る。
 日本維新の会新人畠山昌樹は街頭で消費増税凍結と、身を切る改革を訴える。

◇宮城1区立候補者

土井亨59☆復興副大臣  自(細)前(3)
(公・日推)
岡本章子53☆党県代表   立◆新 
畠山昌樹43☆医師     維 新 
伊藤優太32☆元仙台市議  希 新 
油井哲史37 幸福実現党県代表 諸 新 
今留尚人52 医師     無 新 

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。
◆は解散時民進党公認の立候補者


◎宮城2区
 公示後2日目の朝には、既にのどがつぶれていた。
 「野党全てが相手の味方に付いた。多勢に無勢の厳しい選挙だ」。12日午後、仙台市若林区の災害公営住宅前に立った自民党前議員秋葉賢也は、しわがれ声に危機感をにじませた。
 2区に立候補した過去4回は、野党候補が複数出て秋葉が浮上する構図だった。今回は初めて野党が一本化。不安を拭えぬ秋葉は、毒づく弁舌もいとわない。
 首相安倍晋三と並んだ10日のJR仙台駅東口。対戦する無所属元議員の鎌田さゆりが13年前、議員辞職に追い込まれた支持労組の選挙違反事件に触れ、「公正で爽やかに、クリーンに戦う」と嫌みを吐いた。
 「共産の応援候補に議席は渡せない」と各地で繰り返す秋葉。「反共」をくすぐって保守の結束を促す。
 鎌田は11日、宮城野区の幸町団地に立った。「安倍政権に終止符を打つ手段として私を使ってほしい」と言った直後、約1メートルの垣根を軽快に跳び越えて女性に握手を求めた。
 選挙カーで移動中は助手席から上半身を乗り出し、大きく腕を振る露出術。地方、国政合わせて過去8回の選挙戦で鍛えた空中戦は迫力を増してきた。
 7月の仙台市長選を引き継ぐ民進、共産、社民各党県議、市議の共闘は固い。秋葉に「中核は共産だ」とあおられても「仕返ししない。クリーンさが傷付く」(陣営幹部)と受け流す。
 選挙戦序盤で地元の泉区を固め、中盤以降は宮城野、若林両区を重点エリアに位置付けて攻勢を仕掛ける戦略だ。約20年前に自民市議だった縁(えにし)を生かし、保守層の切り崩しも強める。

 ◇宮城2区立候補者

秋葉賢也55☆党政調副会長 自(無)前(5)
(公・日推)
鎌田さゆり52 元宮城県議  無◆元(2)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。
◆は解散時民進党公認の立候補者

4199チバQ:2017/10/15(日) 20:09:16
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171014_08.html
<衆院選宮城>選挙区ルポ(中)3区 惑う風 手探りの戦い 4区 人口増地域 主戦場に


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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城3区

 「『安倍1強』を批判する党があるが、上っ面の話ばかり。地域を理解し、ビジョンを語らないといけない」。自民党前議員西村明宏は11日夜、岩沼市で演説会を開き、自信にあふれた表情を見せた。
 選挙区内の首長や地方議員と連動した分厚い組織力は、5選を目指す今回も健在。演説では国土交通・復興・内閣府副大臣時代の実績を強調し、新人候補との違いを際立たせる。
 警戒するのは楽観ムード。公示直前、前党総務会長細田博之は西村陣営を「完全に緩んでいる」と戒めた。西村はこの言葉をあえて公言し、引き締めを図る。
 「政権交代のチャンス。今までの政治をリセットする」。公示日の10日、名取市の仮設住宅で、希望の党新人一條芳弘は党のカラーと同じ緑のたすきを掛け、声を張り上げた。
 選挙初挑戦の元会社員とあって知名度は低い。戦いは新党の追い風を最大限に生かす形で始まった。
 一転して新聞各紙が党の伸び悩みを伝えた12日。一條は角田市の街頭演説で、小池百合子党代表が多用する「リセット」や「希望」の言葉を使わず、農家戸別所得補償の復活を訴えた。新党に対する風向きが定まらない中、手探りの選挙戦が続く。
 共産党新人吉田剛は改憲の議論に前向きな自民党と希望の党の双方を批判。12日、大河原町で個人演説会を開き「ぶれずに憲法と平和、暮らしを守る政治に転換する」と訴えた。

◇宮城3区立候補者
一條芳弘 44 ☆元衆院議員秘書 希 ◆ 新
吉田剛  35  党地区常任委員 共   新
西村明宏 57 ☆元国交副大臣  自(細)前(4)(公・日推)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者

◎宮城4区

 公示日翌日の11日、3陣営の選挙カーが富谷市に集中した。住宅団地に訴えがこだまする。
 自民党前議員の伊藤信太郎は早朝、同市明石台の交差点に立った。通勤通学の住民に手を振った後、市内のベッドタウンを縫うように選挙カーを走らせる。
 「確かな実行力で地域の声を国政で実現する」。あえて街頭に立たず、市内をくまなく回った。無党派層に広く浸透を図る作戦だ。
 宮城4区全域で優位に選挙戦を進めるが、陣営は緩みを警戒する。2009年の衆院選で9万を超えた得票数は12年に約8万に落ち、14年は6万台まで減った。「1票が重い戦いだ」。選対本部長の県議藤倉知格は表情を引き締める。
 区割り改定で松島、大郷両町が5区に編入された。各陣営にとって、人口増地域で町から市に昇格した富谷市が「主戦場」の一つとなる。
 「希望の党が政治を変える」。希望新人坂東毅彦は11日午前、同市の大型店前に立った。「介護現場の実情を国に伝えたい」と、医師として医療福祉行政に携わった経験を前面に打ち出す。知名度不足を補うには都市部でいかに名前と顔を売り込むかが鍵だ。
 10日の第一声で、選対本部長としてマイクを握ったのは、元富谷町議の斉藤きえ子。町長選と県議選に出馬した経験があり、富谷重視の布陣に加わった。斉藤は「選挙区には人口増加地域がある。声掛けしてもらい、一票一票を積み上げよう」と呼び掛けた。
 共産党新人高村直也も同市の街頭に立ち「憲法9条を破壊する安倍政権に審判を下そう」と訴えた。(敬称略)

◇宮城4区立候補者
伊藤信太郎 64 ☆元外務副大臣 自(麻)前(5)(公・日推)
坂東毅彦  58 ☆医師     希 ◆ 新
高村直也  34  党県常任委員 共   新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者


2017年10月14日土曜日

4200チバQ:2017/10/15(日) 20:10:01
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171015_11.html
<衆院選宮城>選挙区ルポ(下)5区 有権者増、訴え届くか 6区 本人不在、県議ら奔走


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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城5区

 政権与党の一員としての実行力を強調した。
 自民党前議員勝沼栄明は13日朝、石巻市の街頭で気勢を上げた。近くには東日本大震災の災害公営住宅が立ち並ぶ。「皆さんは歯を食いしばり頑張ってきた。復興完遂が私の使命だ」
 2014年の前回は公示直前に比例北海道から国替えし、当時民主党前議員だった安住淳に挑戦。約3万票の大差で退けられた。
 今回は区割り変更で松島、大郷、南三陸の3町が加わり、有権者が約3万人増えた。陣営は「勝沼が勝たなければ地域の未来はない」と序盤から3町を重点的に回り、浸透を図る。
 党本部もてこ入れを図る。13日は地方創生担当相梶山弘志が応援のマイクを握り、終盤には復興相吉野正芳も入る。
 野党再編の激流にさらされた民進系の安住は、約25年ぶりに無所属で戦う。「唯一の地元出身候補」と地域代表を強調する。
 公示日の10日。安住は石巻市から南三陸町歌津の商店街へ向かい、約50人の聴衆に誓った。「歌津と石巻は震災で被災した仲間。最後まで責任を持ってこの地域の復興に取り組む」
 議席を7期守り、強固な支持基盤を築いたが、編入された3町での後援会発足は間に合わなかった。
 15日以降は新潟、神奈川、佐賀の各県などで民進系候補の応援に奔走する予定もある。陣営は「安倍1強の流れを変える。『裸一貫』での戦いは大変厳しく、終盤になるにつれ勝沼に追い詰められるだろう」と警戒。後援会組織がフル回転し、票固めを進める。

◇宮城5区立候補者
勝沼栄明42☆医師     自(二)前(2)(公・日推)
安住淳55 元財務相   無◆前(7)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者 

◎宮城6区

 本人不在の緊急事態を、全域に広がる分厚い組織がはねのけようとしている。
 公示翌日の11日朝、JR古川駅前で伊藤康志大崎市長、地元選出の県議、大崎市議が総出でチラシを配り、自民党前議員小野寺五典への支持を呼び掛けた。
 「国を守るため本人は東京で懸命に頑張っている」。選挙カーに乗り込んだ「代役」たちが、防衛相の実績を訴え続けた。
 小野寺は北朝鮮情勢の対応で選挙区入りできない。地元県議が地域ごとに戦略を練り、票固めを進める。
 県内唯一の自民、共産の一騎打ち。陣営は2014年衆院選の10万1200票超えを目指すが、不安材料もある。「前回より安倍政権への批判は強い」(県議)。5区に編入した南三陸町で前回獲得した5300票の穴埋めも不可欠だ。
 選対本部長の畠山和純県議は「防衛相の実績は、与野党問わずに地元で評価されるはずだ」と自信を見せる。
 「戦争か平和かを選ぶ選挙。私が唯一の野党候補。防衛大臣との一騎打ちに挑ませてほしい」。13日に登米市中心部に立った共産党新人横田有史が力を込めた。
 共産党推薦の県知事選候補とも連動して従来の組織票を固めると同時に、「反自民、打倒安倍政権」を旗印にリベラル層の掘り起こしを図る。前回民主党候補が獲得した3万2000票の取り込みに躍起だ。
 公示直前には、県議時代から旧知のリベラル寄りの自民党関係者にも接触した。横田は「党派を超えて、予想以上に反応がいい」と一定の手応えを感じ始めている。(敬称略)

 ◇宮城6区立候補者
小野寺五典57☆防衛相    自(岸)前(6)(公・日推)
横田有史73 党県副委員長 共 新 
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者 


2017年10月15日日曜日

4201チバQ:2017/10/15(日) 20:13:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101202100016.html
埼玉
<注目区を歩く>(1)11区 亀裂生んだ自民の裁定
2017年10月12日
 「二階(俊博)幹事長にあれやこれやと工作して、私の公認を外すよう働き掛けた。こんな不合理な、不正義なことがありますか」
 夏のような日差しが降り注ぐ公示日の十日。無所属前職の今野智博が自民幹事長の名を出して、怒りの声を張り上げた。JR深谷駅北口のロータリーには、無所属にもかかわらず「自民党」と染め抜かれた青いのぼり旗が、いくつもはためいていた。
 批判の矛先は、今野が「赤いポスターの人」と言う無所属前職の小泉龍司だ。小泉にかつて自民復党の働き掛けがあったこと、無所属議員のため地域に予算を付けられず、地域が衰退していること-。今野が舌鋒鋭く批判を浴びせると、脇を固める自民県議らから大きな拍手が上がった。
 二〇〇五年の郵政選挙を機に自民を離党し無所属となった小泉に対し、今野は過去二回、党公認を得て戦った。しかし、今回は骨肉の公認争いの末、小泉が巻き返しに成功した。
 小泉を復党させて無所属での立候補を認め、今野を無所属の党推薦候補とする-。自民党本部は公示直前、異例の決定をした。小泉を自身の派閥の特別会員とする二階の強い意向が働いたとされる。二人を競わせ、勝者を追加公認する方針だ。
 一方の小泉。深谷市での第一声は弁舌滑らかだった。「いろいろあったが復党することができた。十二年かかった。まだ道半ば。(投票日までの)残り十二日間の大事な行程を仕上げれば、自民党代議士として返り咲ける」。出陣式には公明市議らも駆けつけ、蜜月ぶりを見せつけた。
 過去二回の選挙は小泉がほぼダブルスコアで勝利している。今野は自民、公明が圧勝した前回、惜敗率で52・94%と小泉に「大敗」。しかし、比例北関東ブロックに名簿登載された自民の重複立候補者が小選挙区で続々と当選し、かろうじて比例復活できた。
 今野は七日、本庄市民文化会館で開かれた市民向けのカラオケ大会の席で「男はつらいよ」を熱唱。公認を外された自らの心境を重ねた。
 希望からは元銀行員の新人三角創太が立候補した。母子家庭で育った三角は「経済的な理由で教育の機会を奪われるのはおかしい」と、政治家を志すようになった。
 当初、13区で民進から立候補する予定だったが、希望への合流を受けて「国替え」を強いられた。三角は「13区で活動した一年半がふいになったが、党は違う場所で出馬せよとのこと。サラリーマンの転勤のようなもの」と自分に言い聞かせた。連合埼玉が側面支援し、知名度アップを図る。
 共産の新人柴岡祐真は三回目の出馬となる。政治活動の原点は、太平洋戦争で青年期に勉強する機会がなかったという祖父の無念だ。「平和な日本をつくっていこう」と、大学入学直前に入党。党の委員として経験を重ねてきた。
 深谷駅北口での出発式の後、記者団の取材に「自公政権批判の手応えを感じている。希望も自公の補完勢力でしかない。無党派のリベラルな層に支持を訴えていきたい」と述べた。 =敬称略
  (出来田敬司)
     ◇
 突然の解散を機に始まった政界再編の余波は、県内選挙区の構図にも変化をもたらした。一方で、個別の事情から激戦が予想される選挙区もある。注目区の候補者を追った。
     ◇
柴岡祐真33 党中央委員    共新
今野智博42 (元)法務委理事   無<前><2>  =自
三角創太29 (元)銀行員     希新
小泉龍司65 (元)青少年特委理事 無前<5>
 (上から届け出順)

4202チバQ:2017/10/15(日) 20:13:35
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101302100009.html
<注目区を歩く>(2)4区 暴言騒動 どう影響 
2017年10月13日
 衆院選の号砲が鳴った十日、志木駅近くで出陣式に臨んだ自民新人の穂坂泰が声を詰まらせた。ポケットの演説メモを繰り返し確認する姿に、支援者からざわめきが漏れた。
 穂坂は昨年四月の志木市議選で初当選し、政治家経験は一年余り。元秘書への暴言疑惑などで離党し、無所属で三選を目指す豊田真由子に代わる公認候補として、急きょ出馬した。
 「もっと経験をさせてから次のステップを踏んだ方がいい、という意見があるのは事実。でも穂坂が手を挙げなければ、自公連立を望む方々の受け皿がなくなってしまう」と選対幹部。陣営は選挙区の市長、市議会議長らによる支援体制を敷き、穂坂の知名度アップと、出遅れた選挙戦の巻き返しを図る。
 対照的に、維新新人の青柳仁士と希望新人の吉田芳朝は、着々と準備を整えてきた。
 青柳は前々回二〇一二年は4区から出馬し、約四万六千票を獲得。候補者調整で9区へ転じた前回一四年は約六万票を獲得しながら、いずれも落選した。今回こそ古巣の4区で吉報をと願う。「四市に公認市議を擁立して、すべて当選させた。その過程で支援者の名簿作りを進め、自民系の支持者も取り込めた」と青柳。
 手応えありと見た代表の松井一郎は、公示日前の八日、青柳とともに志木駅頭に立ち「大阪で成功した維新の施策を全国へ。埼玉でも力を貸してほしい」と声を合わせた。
 吉田は一六年四月、民進の4区総支部長に就任後、「組織票よりも個人票」という目標を掲げ、地域の中小企業経営者らとの絆を深めてきた。大学時代に上田清司知事(当時は4区選出の衆院議員)の事務所でボランティアをして以来、師弟関係にある上田からは「ここは私の特区だから」と後押しを約束された。連合埼玉の個別支援も取り付けた。
 三陣営は票固めを急ぐ一方で、豊田の動向に神経をとがらせる。穂坂の選対幹部は「豊田がかわいそうだと思う人が、自民支持者の中にもいる」と警戒する。青柳は候補者が列席した地域イベントで、豊田に市民が群がるのを目にし「知名度は圧倒的だ」と驚いた。吉田は街宣で「良識のある有権者がそろっていることを、今回の選挙で示していただきたい」と遠回しに豊田への投票回避を訴える。
 その豊田。公示日は駅頭に、「みそぎの色」という白いスーツ姿で登場。「ゼロどころか、どん底からのスタート」と声を上げた。この日は四十三歳の誕生日。支援者の女性から花束を手渡され、「反発ばかりを予想していたのに」と涙ぐむ一幕もあった。
 共産新人の朝賀英義は「注目度のある選挙区で、憲法九条を守ると訴えているのは私一人だ」と他候補との違いを強調。駅頭では若い世代がビラを受け取り始め、「今までにない風が吹いている」と意気軒高だ。
 豊田について、選対幹部は「物珍しさで握手を求めたり、写真を撮影したりする人はいるだろうが、投票に結び付くのか疑問だ」と受け流している。 =敬称略
 (加藤木信夫)
朝賀英義67 (元)新座市議 共新 
青柳仁士38 (元)JICA職員 維新 
吉田芳朝43 (元)県議 希新 
豊田真由子43(元)文部科学政務官 無前<2>
穂坂泰43(元)志木市議 自新=公
 (届け出順)

4203チバQ:2017/10/15(日) 20:13:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101402100009.html
埼玉
<注目区を歩く>(3)12区 旧民主票が勝敗左右
2017年10月14日
 「自民党へのアゲンスト(逆風)は思っていたほど強くない」
 公示日から一夜明けた十一日朝。JR熊谷駅前で、通勤客らに「おはようございます」と声を掛けていた自民前職の野中厚はそんな感想を漏らした。
 会社員の男性から「北朝鮮情勢が大変な時だから政権与党がしっかりしてもらわないと」と発破をかけられる一幕も。森友・加計問題の影響を引きずっての選挙戦になるのではと身構えて臨んだが、「有権者は冷静」と野中は受け止めた。
 同じころ、希望新人の森田俊和は熊谷市三ケ尻の日立金属熊谷事業所前にいた。連合埼玉の熊谷・深谷・寄居地協のメンバーらとともに出勤した従業員らにチラシを配った。森田にとって、労働組合員向けに選挙活動をするのは初めての経験だ。「アベノミクスで経済指標は改善したが、一部のお金持ちや大企業が潤っただけ。働く人の一人一人が幸せを実感できる社会に変えたいと訴えていく」と森田はいう。
 野中と同じ自民県議だった森田は前々回二〇一二年の衆院選は野中との公認争いに敗れ、無所属で出馬。前回一四年は保守系の次世代の党から出馬し、落選した。定数三〇の熊谷市議会のうち保守系を中心とした市議十八人から支援を受ける。
 加須市を地盤とする野中、熊谷が地元の森田。「熊谷対加須の保守系対決」と呼ばれてきた構図に変化が生じたのは、一五年夏だった。森田が旧民主党入りし、北海道に転出した本多平直の後釜に座った。
 前回の衆院選の得票数は、野中約七万二千票に対し森田は約五万七千票。本多が獲得した約四万一千票が、森田に加わると仮定すると形勢は逆転する。両陣営の幹部は本多票を念頭に「勝敗ラインは八万五千〜九万票」とはじく。
 森田陣営の選対本部長代行、田並尚明県議(民進)は「前回は旧民主党の人気が最低だった」と今回は上積みを狙う。本多は立憲民主を立ち上げた枝野幸男の元政策秘書。今回、転出先の北海道4区で立憲民主から出馬している。そんな事情から「心情的には立憲民主を応援したいが『受け皿がない』と迷っている支援者も多い」と田並は明かす。
 最高気温が二九・八度を記録した公示日の十日午後。JR熊谷駅前のロータリーで開かれた野中の出陣式には12区の全市五人の市長が駆けつけた。選対本部長の小林哲也県議は「すべての自治体の市長がそろう意味をお分かりか。もし何か(落選)があったなら地元に大きなダメージがある。国とのパイプ、自民党の灯を消してはならない」と危機感を訴えた。
 共産新人の林秀洋は十一日夕、JR熊谷駅前で街頭演説。安倍政権の五年間を振り返り、「安倍首相は多くの反対の声を無視して与党の数の暴力で押し通してきた。森友・加計問題ではお友達のためにルールもゆがめてしまう国政の私物化も横行している。この選挙は安倍政権に直接ノーの声を突きつける絶好のチャンスだ」と支援を訴えた。 =敬称略 (花井勝規)
      ◇
森田俊和 43 (元)県議 希新 
林秀洋 43 党県常任委員 共新 
野中厚 40 農林水産政務官 自前<2> =公
 (届け出順)

4204チバQ:2017/10/15(日) 20:14:14
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101502100007.html
<注目区を歩く>(4)7区 分裂回避の自民
2017年10月15日
 7区で有権者の七割近くを占める大票田の川越市。九月下旬の夜、市内で開かれた県議・中野英幸の後援会拡大役員会に、自民前職の神山佐市が招き入れられた。神山は詰めかけた約三百人の中野支持者に衆院選での支援を呼びかけ、数分で退出。中野と神山の「手打ち」の儀式だった。
 自民川越支部長の中野は、7区から出馬し衆院議員を四期務めた父・清から強力な後援会を受け継いだ。解散風が吹き荒れた九月中旬、「今しかチャンスはない」と出馬の意欲を明かすと、意を受けた市議や医師会などの自民支持団体が、富士見市を本拠にする神山に対し「川越から代議士を」と次々に中野に出馬を要請した。
 自民分裂選挙も想定される事態となったが、党本部の裁定で神山が公認を得て、中野は降りた。
 公示日の今月十日、川越駅前で開かれた神山の出陣式。マイクを握った中野は「神山候補から川越は中野に任せると言われた。多くの人の心を受け止めながら、今回の戦いを進めたい」と声を張り上げ「和解」を演出した。
 しかし、川越での動き出しは遅れている。川越市議会の二つの常任委員会は、十日から十三日にかけて視察旅行に出かけた。市中心部では十四、十五の両日、一大行事の「川越まつり」が開かれる。「今は選挙より、まつりが優先」(一番街の商店主)
 十二日夜、富士見市の事務所に戻った神山は「(川越での本格的な選挙活動は)まつりが終わってから」とし「自民への期待は大きい」と手応えを口にした。
 一方、公示直前、希望からの出馬となった前職小宮山泰子は「今度こそ選挙区で勝ちたい」と二回続いた比例復活の雪辱を期す。
 衆院が解散された九月二十八日。国会から戻った小宮山は、本格的な街宣を始めた共産新人の長沼チネと川越駅前で鉢合わせた。「希望から出ることになりました。安倍一強政治を倒すことに変わりありません」。二人の間に微妙な空気が流れた。
 民進、共産両党は、7区での野党統一候補を目指す市民グループの協議に参加。同月二十四日に安保法制廃止など十項目の政策協定で合意した。ほぼ決まりかけた小宮山への候補一本化は希望への合流で流れた。
 小宮山は「安倍政権による議論なき解散の不当性」を中心に街頭で訴える。取材に小宮山は「無駄な解散総選挙に使われる数百億円で、何人の学生に奨学金を給付できるのか。日本の政治は本当に遅れている」と話した。
 長沼は街頭演説が中心の選挙戦で護憲派市民との共闘を強調。「私は憲法九条を守り抜きます。戦争反対の声は7区では私に」と、立憲民主支持層の取り込みも狙う。 =敬称略、終わり (中里宏)
    ◇
長沼チネ67 党地区委員長   共新 
小宮山泰子52 (元)農林水産委員長 希<前><5>
神山佐市63 党経産部会長代理 自前<2> =公
 (届け出順)

4205チバQ:2017/10/15(日) 20:19:45
http://www.sankei.com/region/news/171012/rgn1710120022-n1.html
2017.10.12 07:07
【衆院選】
注目区を行く(1) 埼玉4区・5候補出馬で混戦に
 元政策秘書への暴行・暴言問題で自民党を離党した豊田真由子が無所属で出馬した4区。“真空地帯”に自民、共産、希望、維新が新人候補を擁立し混戦となった。

 「天国から地獄に落ちた中の選挙」。10日午後、新座市の東武東上線志木駅前で街頭演説を行った豊田。大勢の報道陣が詰めかけたが、応援弁士の姿はない。

 「恥を忍んでどん底からの再出発をお願いしにきた」とおわびを繰り返す豊田に、志木市の女子高生(18)は「(出馬を)自粛すべきだ」と冷たい反応。ただ、「心を入れ替えて頑張って」(43歳自営業男性)という声も出始めている。前回とは真逆の“草の根選挙”で、この流れを広げたいところだ。

 元志木市議の穂坂泰に白羽の矢を立てた自民。県議会議長や志木市長を務めた穂坂邦夫を父に持ち、選挙区の志木市で抜群の地盤を持つ穂坂は「私には地域との信頼、絆がある」と強調。町内会長、PTA会長の経験を生かして地域の発展を誓う。

 10日、新座市内で行われた出陣式では、これまで豊田を支援していた4区(朝霞、志木、和光、新座市)の各市長をはじめ、県議・市議計約35人が顔をそろえた。「力を合わせて(国政に)送り出したい」と選挙対策本部の前新座市長、須田健治があいさつ。穂坂を推薦する公明の山口那津男代表の手紙が披露される場面もあり、今後、組織票を着実に固めていくとみられる。

 一方、希望の吉田芳朝は安倍晋三政権の批判票の受け皿となるべく精力的に動いている。「政権交代しながら緊張感のある日本の政治をつくる」と宣言し、新党の“風”を呼び込み初当選を狙う。

 事務所開きには、4区から出馬し、当選した経歴を持つ上田清司知事も出席。吉田が学生時代に上田事務所にボランティアで出入りしていた縁だ。上田は「私の流れを引き継いでいるのは吉田君だ」と紹介し、列席者一人一人と握手して回った。

 「希望の党の政策の柱は自民と変わらない。安倍政権の補完勢力だ」。新座市議を約37年務めた共産、朝賀英義は希望を批判。維新、青柳仁士も「(希望は)一時のブーム。寄せ集めで長続きしない」と牽制(けんせい)した。 =敬称略 (宮野佳幸、飯嶋彩希)

4206チバQ:2017/10/15(日) 20:20:15
http://www.sankei.com/region/news/171013/rgn1710130015-n1.html
2017.10.13 07:06
【衆院選】
注目区を行く(2)埼玉11区 三たび因縁の保守対決
 「二階(俊博・自民)幹事長の強引な横車で公認が外され、推薦に格下げされた。怒りに身が震える気持ちだ。筋が通らない」

 10日、JR深谷駅北口の出陣式でマイクを握った今野智博は絶叫した。

 11区は過去2回、自民公認の今野と、郵政民営化に反対して自民を離れて無所属になった小泉龍司の事実上の一騎打ちとなったが、いずれもダブルスコアで小泉が圧倒し、今野が比例復活という結果になった。

 3度目となる自民系同士の因縁の保守対決。公示前の前哨戦で、無所属ながら二階派特別会員の小泉は復党を熱望。一方、地道に自民支部や党員を増やし、党への貢献を自負する今野は自民県連とともに今回も公認を求めた。

 これに対し、党本部の決定は「小泉復党と、両氏の無所属(今野のみ自民推薦)での立候補を認め、勝者を公認する」。敗者は比例復活の道も閉ざされ、今野にとって厳しい裁定となった。

 今野の出陣式には11区内の自民県議6人が顔をそろえ、「党本部の理不尽な判断への怒りを大きな力に変え、勝利を」と悲壮感を漂わせ、背水の陣で一致団結を訴えた。

 幅広い後援会組織に支えられる小泉は深谷市で行われた10日の出陣式で「復党までが半分。離党して12年かかった。投票日まで残り12日間で11区を勝ち上がることが後半の半分だ」と陣営の気を引き締めた。出陣式には協力関係にある公明の地区幹部も訪れて激励し、小泉も「比例は公明」とエールを送った。

 陣営の幹部は表情も明るく、「勝てば晴れて自民の議員として国会に戻れる」(後援会幹部)と沸き立つ。復党効果で、表だって支援を明らかにしなかった農協団体などの推薦状も届き、「相手にもう戦いたくないと思わせる圧倒的勝利を」と、今野陣営の切り崩しにも力を入れている。

 三角創太は公示直前に民進から希望に合流、選挙区も13区から11区に国替えになった。深谷市内に事務所を借りたのは4日。7日から慌ただしく選挙活動をスタートした。しかし、11区では平成17年以来となる連合埼玉の推薦が決定。力を得た三角は10日の出陣式で安倍晋三首相の政治姿勢を批判、教育無償化など持論を展開し気を吐いた。

 3度目の出馬となる共産の柴岡祐真は街頭演説で、「改憲勢力を少数に追い詰め、立憲主義を取り戻さなければならない」と強調、支援を訴えている。=敬称略(石井豊)

4207チバQ:2017/10/15(日) 20:20:40
http://www.sankei.com/region/news/171014/rgn1710140020-n1.html
2017.10.14 07:03
【衆院選注目区を行く】
(3)埼玉5区 VS党首、人気者効果は
 「こんなに人が集まっていたのは記憶にない」

 公示日に自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎が応援に駆けつけ、手を取り合ってバンザイした自民前職、牧原秀樹はこう振り返った。新党「立憲民主党」を立ち上げ、キーマンの1人となった前職、枝野幸男がいる選挙区に自民の選挙の顔、小泉が来たこともあり、JR大宮駅前は異様な盛り上がりを見せた。

 小泉は自民が下野、牧原も落選した8年前の民主旋風に言及した上、「新しい党の代表、敵の大将とやるのがいかに厳しいか」と有権者に支援を訴えかけた。

 地元に住み、地道に地元を回り「地元に対する思いは私の方が強い」と自負する牧原は選挙区での勝利に強くこだわる。自民としても新党の「大将」を抑え込むことは重要で、国民的人気者を公示日に送り込んだ格好だ。

 9選を目指す枝野は、牧原初当選(比例復活)の平成17年、民主政権発足の21年、逆風が吹いた24年、前回の26年、ひいてはそれ以前から5区で議席を守ってきた。地元有権者の多くが「5区といったら枝野さん」と口をそろえるほど随一の知名度と人気を誇る。

 前回までと大きく異なるのは新党を結成し、代表になったこと。支援者は「比例は白票で出すつもりだったけど、投票する先ができた」と歓迎ムードだが、それ以外の有権者は「期待したい」「よくわからない」と意見が分かれ、不確定要素となっている。

 党代表として全国に目を向けなくてはならないため、地元有権者の気持ちをつなぎ止められるかという懸念もあるが、公示日の出陣式では演説途中に「そうだ」「がんばれ」などの声や拍手が起こり、終了後に「枝野」コールが起こるなど、牧原の勢いに勝るとも劣らない滑り出しだった。

 そんな中、枝野陣営の援軍となったのが「野党共闘」を訴える共産だ。自党の候補者を取り下げ、選挙戦を後押しする。この協力も「野合だ」と批判される側面もあるが、牧原は共産の組織力が枝野に寄与することを警戒している。

 一方、希望新人、高木秀文は「しがらみ」「リセット」といった小池百合子代表の言葉を多用し、党の主張を展開。公示日の第一声では、待機児童問題改善、原発廃止、消費増税凍結などを訴えて「大胆かつスピーディーに改革を進める」と意気込んだ。=敬称略(川上響)

4208チバQ:2017/10/15(日) 20:21:12
http://www.sankei.com/region/news/171015/rgn1710150009-n1.html
2017.10.15 07:07
【衆院選】
注目区を行く(4) 埼玉・13区
「埼玉では13区が社民党の池田万佐代さん、15区は共産党の梅村早江子さんを共同候補にして相互支援する本気の共闘態勢ができている。市民と野党の共闘を成功させたい」

 共産党書記局長の小池晃は13日午後、東武線春日部駅西口(春日部市)の応援演説で力強く語った。隣には新人の池田が並び、降りしきる雨の中、支持者らに大きく手を振った。

 13区は7選を目指す自民前職の土屋品子が君臨する。県知事や参院議長を務めた土屋義彦を父に持つ土屋は大票田の春日部市で強い地盤を持つ。平成26年の衆院選は次点だった旧民主党の山内康一に2倍以上の得票差で当選し、圧倒的な強さを見せつけた。

 その土屋の牙城を崩そうとしているのが、県内で社民党から唯一立候補した池田だ。13区は社民と共産が候補者調整を行った野党共闘の象徴的な選挙区。両党は9月29日に共産が13区の公認候補を取り下げ、社民が15区で共産の梅村を推薦することで合意した。

 両党を動かしたのは、その前日に開かれた民進党の両院議員総会だ。“改革保守”を標榜(ひょうぼう)する新党「希望の党」への合流が了承され、3党(民進、共産、社民)による野党共闘が難しくなった。共産党県委員会委員長の荻原初男は「市民運動の方たちを落胆させてはいけないと思い、社民との協力を即決した」と明かす。池田は「13区は憲法を守るという候補者は1人しかいない」と訴え、いわゆるリベラル層の取り込みを狙う。

 迎え撃つ土屋は計6期の実績をアピール。公明との協力関係も生かし、組織票を着実に固めている。今回の衆院選では区割り変更で、越谷市の一部が編入されたが、この地域も重点的に回り、つけいる隙を与えない。

 そして、その土屋が最も警戒するのが希望新人、北角嘉幸だ。土屋が過去7回の選挙で負けたのは21年の1度だけ。当時は自民への逆風が吹き荒れて沈んだ。土屋は「埼玉は東京の影響を受けやすい」と希望の“風”を恐れる。

 希望は選挙直前に民進から立候補予定だった三角創太を11区に国替えさせ、河村たかし名古屋市長の特別秘書だった北角の擁立を決めた。北角は24年の衆院選でも13区でみんなの党から出馬したが、土屋に約5万票差で完敗している。

 北角は「しがらみのない政治をつくっていくことを訴えたい」とリベンジを誓う。土屋が恐れる“風”を呼ぶことができるのか。残された時間は少ない。=敬称略

(黄金崎元)=おわり

                   ◇

 ▽埼玉13区 (3人)

北角嘉幸54☆元市長秘書  希 新 

土屋品子65☆元厚労副大臣 自 前 【公】

池田万佐代58☆党県副代表  社 新 

 ※届け出順、☆は比例と重複

4209チバQ:2017/10/15(日) 20:26:32
http://www.kanaloco.jp/article/284324
注目区を行く【12区】ライバル争い新局面
http://www.kanaloco.jp/article/284145
注目区を行く【4区】自民分裂の様相

4213チバQ:2017/10/15(日) 20:38:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138046?rct=s_ranryu_teiryu2017
道2区 前原選んだ松木に試練
10/12 09:30

立候補者(届け出順)

松木謙公 58 希前《4》
小和田康文 47 維新
金倉昌俊 43 共新
吉川貴盛 67 自前《5》

 「私の選挙区まで、立憲民主党の人たちは共産党を支援すると言うんですからね。残念で、残念でしょうがありません」。6日朝、札幌市東区での街頭演説。希望の党の松木謙公は、かつての民進党の仲間への不満をあらわにした。立憲民主党は5日、共産党との協議で、2区は金倉昌俊を統一候補にすると決めた。

 松木は民進党から希望の党への合流案が浮上すると、「安倍1強に対抗するには大きな固まりが必要」と、道内の民進候補予定者11人全員の希望の党入りを主張した。松木には政権交代の期待に加え、民進党代表前原誠司への「友情」の念があった。

 松木は元民主党代表小沢一郎の懐刀、前原は反小沢の急先鋒(せんぽう)。犬猿の仲だった2人が急接近したのは2014年、元民主党幹事長の細野豪志のグループ設立パーティーだった。当時浪人中の松木に前原が「一度飯でも食いませんか」と声をかけた。前原は「実は松木さんのことは好きだった」とも語りかけ、互いに気脈を通じるようになった。

 前原は、06年の民主党代表時代に「偽メール」問題で辞任に追い込まれ、松木も11年、当時の菅内閣の不信任決議案に賛成して民主党を除籍された。松木の前原評は「つらい経験をし、仲間を大切にするようになった」。その前原の決断が裏目に出て、道内では8人が立憲民主へ合流、松木は一転して少数派となった。陣営幹部は「義理人情で動く松木は政治家向きではない」と苦笑する。

 道2区では金倉のほか日本維新の会の小和田康文も出馬し、非自民票は分散される。松木は当選4回のうち比例復活が3回。特に維新の党から出た前回は、民主党との選挙協力が決裂し、無所属候補に労組票が流れる厳しい戦いを強いられた。陣営幹部は「あの逆境でも生き残れた」と松木の底力に期待する。都市部での比例票の掘り起こしも念頭に、9日には地盤の2区を離れ、札幌市中央区で街宣活動をした。

 「自民党道連会長が負けるわけにはいかない」。吉川貴盛の陣営も、もともと松木に近い新党大地の票をさらに寄せるよう、大地側に要請するなど危機感は強い。

 6期目を目指す吉川は、小選挙区では過去4回敗れた。官房長官の菅義偉とのパイプを持ち、道内政界で存在感が増した今も、横綱相撲を取る状況にはないという。党道連幹部は「吉川と松木は保守票を食い合う。無党派層は松木へ流れる」と警戒レベルを下げていない。(敬称略)

4214チバQ:2017/10/15(日) 20:38:43
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138279?rct=s_ranryu_teiryu2017
道5区 「自衛隊のマチ」攻防戦
10/13 10:24

立候補者(届け出順)

池田真紀  立新 45
森山佳則  諸新 50
和田義明  自前 46

 選挙戦を左右する「自衛隊票」。道5区で特有の集票基盤を持つ千歳市は、住民の4分の1から3分の1が家族やOBを含む関係者とされる「自衛隊のマチ」だ。「地べたをはいつくばり、必死に生きる人のための政治をしたい」。立憲民主党の池田真紀は公示日の10日、JR千歳駅前の街頭演説で訴えた。

 池田は、自民党和田義明に敗れた昨年4月の補欠選挙で掲げた安全保障法制廃止には触れず、社会保障の充実を中心に聴衆へ語りかけた。傍らには解散以来、市内の遊説に同行する元衆院議員で千歳市議の小林千代美(48)の姿があった。

 小林は2009年衆院選で民主党(当時)から道5区に出馬し、和田の義父・故町村信孝に勝利。政権交代の喜びもつかの間、選挙違反事件の責任を取って辞職し、公選法の連座制適用で11年から5年間、道5区での立候補が禁止された。

 5月の千歳市議選でトップ当選し、再び表舞台に立った小林の持論は「千歳の負け幅をいかに減らすかが5区勝利の鍵」。池田は補選で江別など4市区で和田の得票を上回りながら、千歳で約1万1千票、隣接する恵庭で約6400票の差をつけられ敗北した。09年に千歳で町村に5千票差まで迫った小林を放っておく手はない。ある労組幹部は「解散に備え、千歳で足場を築くために小林を市議選に担いだ」と打ち明ける。

 補選以来、野党共闘のシンボルとなった池田にとって、保守層への切り込みは切実な課題だ。池田が改憲を掲げる希望の党への合流に一時傾いたのも、千歳を含む保守の牙城で票を積み上げなければ、当選に手が届かないのでは、との焦りだった。

 和田陣営は、二人三脚で千歳の企業を回り、切り崩しを図る池田と小林の姿に「町村が落ちた09年の悪夢がよみがえる」と戦々恐々とする。

 和田は駐屯地や基地での「朝立ち」を精力的に行い、支持固めに余念がない。「現場の隊員から生の声を聞くことが大事」と、5月には事前に購入した迷彩服を身にまとい、陸自東千歳駐屯地を視察。宿営地で隊員と食事や入浴をともにした。自衛隊出身の千歳市議は、官房長官、衆院議長まで務めた大物の町村と比べ「和田は若手隊員の兄貴分のような存在」と支持の浸透に期待する。

 新千歳空港の拡張などで自衛隊と関わりの薄い住民も増え、「掘り起こせる票はまだある」と池田陣営。自民党関係者が「町村の連続当選は千歳の『貯金』のおかげだった」と振り返る集票基盤にも少しずつ変化が表れている。両者のせめぎ合いは、激しさを極める。(敬称略)

4215チバQ:2017/10/15(日) 20:39:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137805?rct=s_ranryu_teiryu2017
道6区 復活頼れぬ「最終決戦」
10/11 10:09

立候補者(届け出順)

今津寛 71 自前《7》
佐々木隆博 68 立前《3》


 「最終決戦」

 2009年の衆院選から数え、4回目となる前職2人の対決を両陣営は口をそろえてこう呼ぶ。

 自民党の今津寛71歳、立憲民主党の佐々木隆博68歳。中選挙区時代の1990年に初当選し、衆院議員7期を務めた今津が選挙区で勝ったのは4回。佐々木との直接対決は1勝2敗と負け越している。

 今津は7月末に札幌市内のホテルで開いた自身のパーティーで「夢がかなうかもしれないが、一喜一憂せずに仕事をしたい」とあいさつした。8月3日の内閣改造。夢はかなわず、悲願の初入閣はまたも見送られる。「やっぱり小選挙区で勝たなきゃだめだな」。閣僚の椅子を逃した理由を、今津の支援者は前回選挙で比例復活に甘んじたことに求めた。

 永田町では選挙区で勝ち上がると「金バッジ」、選挙区で敗れ比例代表で復活すると「銀バッジ」と呼ばれる。自民党は今回、早々と比例名簿1、2位の候補予定者を決め、今津のような重複立候補者が銀バッジを取れる可能性は狭まっている。

 負けられない戦い。「保守一丸」を印象づけるため、選対本部長には前回と同じ旭川商工会議所会頭の新谷龍一郎が就任した。当初、新谷は体調がすぐれないとして就任をためらったが、今津側が懇願して承諾を得た。「これが最後だから」の一言が決め手だったという。

 佐々木も「背水の陣」の態勢を敷く。立憲民主党からの出馬を決めた後の今月3日の記者会見。立憲民主の候補者の比例復活枠を広げるため、自らは重複立候補しないと宣言した。「支持者からお叱りを受けるかもしれませんが」。退路を断つ佐々木の決断に「男を上げた」と意気に感じる支援者は多い。

 士別市出身の佐々木は大票田旭川での浸透が課題とされてきた。それでも今津に勝ち越す戦いを展開できたのは、中選挙区時代に保守が分裂したしこりが残る政治状況に「助けられてきた面がある」(選対関係者)。さらに、2人の3回の対決に必ず参戦してきた共産党は今回、候補を下ろして佐々木と共闘する。

 「にわかに政党を作りあれこれ主張するのはおかしい」。4日に旭川で開かれた公開討論会で今津は隣に座る佐々木に気色ばんだ。佐々木は「国民の思いを届ける受け皿を作った。選択肢はすっきりした」と切り返す。

 旭川市内の経済関係者は、今回の戦いを「地元に与党議員を残すのか、安倍政権の存続に一石を投じるかの戦い」と位置づける。勝利の女神が最後にほほえむのは、今津か、佐々木か。(敬称略)

4216チバQ:2017/10/15(日) 20:39:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138498?rct=s_ranryu_teiryu2017
道7区 大地の秋波かわす伊東
10/14 10:11

■立候補者(届け出順)

伊東良孝 68 自前《3》
石川明美 66 共新

 「どうもどうも」。公示日の10日午後。釧路市内の自民党伊東良孝の選挙事務所に突然、大声が響いた。姿を見せたのは新党大地代表の鈴木宗男(69)。比例候補者として遊説のため、選挙戦初日から道7区入りした。驚いたスタッフたちは下を向いたまま。鈴木は顔見知りに笑顔であいさつすると足早に立ち去った。

 伊東と鈴木はこれまで、3通の文書を巡り心理戦を続けている。

 最初の文書は昨年2月、自民党と大地の間で交わされた。伊東は2014年の前回衆院選で、民主党(当時)から出馬した鈴木の長女・貴子(31)と争い、225票差の激戦を制した。貴子はその後、民主党を離党し自民党入りを模索。文書には「2人当選の方策を探る」との内容が記された。具体策は示されていないが、鈴木は今年に入り、自民党が伊東と貴子を道7区と比例代表に交互に出馬させる「コスタリカ方式」を意味するものだと主張し始めた。

 だが、前釧路市長の伊東は7区を譲る気はない。支部長を務める自民党道7区支部は昨年12月、貴子の入党に反対する文書を党本部に提出した。鈴木が日ロ外交を巡って首相の安倍晋三と面会を重ねて距離を縮める中、7区の党関係者は大地の影響力の拡大を警戒。今回、自民党から比例単独で立候補した貴子が釧路市支部に所属することも拒んだ。

 3通目は今月8日。伊東事務所を訪れた鈴木の秘書が手渡した「依頼していない」推薦状だ。大地への拒否感を抱く支援者は多い。急きょ扱いを協議した陣営は、伊東本人でなく、後援会が推薦状を受けた形に収めた。「自分が受ければ組織が割れる」。伊東は道内の自民党小選挙区候補で唯一、大地の推薦なしで戦う。

 鈴木はそれでも秋波を送る。11日、釧路市内で行った街頭演説で支持者に訴えた。「私は安倍首相と選挙協力した。小選挙区は伊東さんをお願いします」。応援の先にあるものは何か。貴子からのメッセージの紹介に力を込めた。「必ず、次の選挙は釧路、根室で頑張ります」

 一方、後任選びが難航し、独自候補擁立を見送った民進党。立憲民主党や共産党などが候補一本化で合意し、石川明美陣営から共闘を呼び掛けられたが、自主投票を決めた。こちらも対立を繰り返してきた共産党に対し、抵抗感を持つ関係者が多い支援団体の連合に配慮した。「民進党は事実上解体している。次の体制に備えたい」。8日に記者会見した民進党道7区総支部幹部は、組織の再構築に向けた決意を語った。

 選挙後を見据えた駆け引きが、与野党双方で始まった。(敬称略)

4217チバQ:2017/10/15(日) 20:40:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137446?rct=s_ranryu_teiryu2017
道11区 泣きどころ抱え 妻対決
10/09 10:38

立候補予定者(公示前勢力順)

中川郁子 58 自前《2》
石川香織 33 立新

 「日本を守り抜く戦いに勝ち、頑張り抜くことが夫への一番の供養になる」

 3日、帯広市内の寺院の一室。自民党の中川郁子は財務相などを歴任した夫・昭一の死去から8年目の命日の法要で、後援会幹部らにこうあいさつした。義父の一郎、昭一と続く「中川王国」の固い地盤を継いだ郁子は、再選直後の2015年3月、同僚男性議員との不適切な交友関係が週刊誌で報じられた。醜聞に後援会は一時、活動を休止。王国を支えた十勝管内の自民党関係者からは、候補者の差し替えがささやかれた。

 地に落ちた信頼をかき集めるように、なりふり構わず地元を回り始めた郁子は、広報誌で行事を探し、町内会の小さな盆踊りにも顔を出した。十勝に甚大な被害をもたらした昨夏の台風後は、閣僚らを伴い被災地を繰り返し視察。発生から15日後に激甚災害に指定された。郁子はこの体験を機に「国民に安心を与えるのが政治の一番の仕事だと気付いた」と話す。後援会幹部からは「『代議士の妻』から一人前の政治家になった」と評する声も聞かれる。

 道11区は郁子と元アナウンサー石川香織の一騎打ちとなる。2人は共に聖心女子大の出身。元代議士の妻同士の戦いとして全国的にも注目を浴びる。

 元衆院議員の夫・知裕に代わり、立憲民主党から出馬することになった香織。政治資金規正法違反の有罪確定で停止中の夫の公民権解除が、公示日よりわずか2週間遅かった。再び夫が立候補して国政に復帰するという目算を狂わせた突然の衆院解散を受け、育児の真っ最中にもかかわらず「腹をくくらないと」と覚悟を決めた。

 共産党の擁立取り下げで野党統一候補となった香織は「安倍1強を倒すため、固まりで戦う態勢ができた」。33歳という若さと現役の子育て世代であることを武器に、若年層や無党派層へ切り込む構えだが、弱みも抱える。

 「石川知裕の奥さんだから(選挙は)楽じゃないの」。夫の支持者にすら、こんな言葉をかけられる。夫は、かつて昭一の地盤を継いだ郁子を「世襲」と非難した。今回はブーメランのように相手陣営からの「世襲」批判が突き刺さる。香織は「地盤、看板、かばんがきちんとあって、盤石な態勢を継ぐのが世襲だ。夫は盤石だったでしょうか」と反論に躍起だ。

 道11区での一騎打ちは1996年の小選挙区制導入以来、初めて。真の政治家への脱皮を図る郁子と、戸惑いながら政治家を目指す香織。2人の真っ向勝負が始まる。(敬称略)

4218チバQ:2017/10/15(日) 20:40:34
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137232?rct=s_ranryu_teiryu2017
道12区 師の思い胸に水上決断
10/08 05:00

立候補予定者(公示前勢力順)

武部新 47 自前《2》
水上美華 35 希新
菅原誠 44 共新

「希望の党から出馬させていただく」。4日未明、5時間近くに及んだ協議終了後、記者団の前に姿を現した水上美華の目は潤んでいた。希望の党、立憲民主党、無所属―。民進党から道内小選挙区に出馬予定だった11人が次々と態度を決める中、最後まで残ったのが水上だった。

 北見市内で3日夜に始まった民進党、後援会、支持母体の連合北海道、北海道農民連盟の地元幹部による会議。立憲民主党からの出馬を促す声が大勢を占める中、別室で待機する水上は後援会幹部を通じて希望入りを主張し続け、最後は会議のメンバー側が折れた。

 自らの選択について「民進党は全員が希望の党へ行くという(当初の)党決定に基づいた」と記者団に説明したが、胸の奥底には政治の師とあおぐ自由党共同代表の小沢一郎への強い思いがあった。

 オホーツク管内訓子府町出身の水上は「小沢一郎政治塾」の6期生。民主党政権時代、小沢と行動を共にした松木謙公(希望の党から道2区に出馬予定)の秘書を経て、北見市議に当選。政治の道に入った。小沢の持論は「古いものを壊さなければ、新しいものはできない」。恩師は解散前から野党再編の機を探っていた。

 「いつかは小沢塾長と一緒に国政で仕事がしたい」と周囲に打ち明けたこともある水上は、5日の記者会見では「小沢塾長が掲げる『国民の生活が第一』という理念は今も胸に抱いている。二大政党をつくり、さらには政権交代を目指したい」と力を込めた。

 初志貫徹した水上だが、足元は揺らぐ。改憲を掲げる希望の党からの出馬に、リベラル色の強い組合の一部が反発。前回の初陣で全面支援を受けた実動部隊の離反に、北見の事情を知る連合北海道幹部は「公示日に水上のポスターが貼れないんじゃないか」と気をもむ。陣営幹部も「出馬表明が公示9日前と出遅れ、比例復活もできなかった前回の二の舞いは避けたい」と不安を隠せない。

 一方、3選を狙う自民党の武部新は、環境政務官兼内閣府政務官の公務をこなしつつ、淡々と支持者を回る。懸念は2015年道議選北見市の候補者選定で対立した、道議船橋賢二の支援者の動きだ。9月下旬、船橋の支援者が共産党菅原誠の関係者に「野党候補を水上に一本化したら応援する」と「共闘」を持ちかけた。父・勤から継いだ強固な地盤に、見えない裂け目が生じている。(敬称略)


 衆院選道内小選挙区での各陣営の戦いを報告する。(12回連載します)

4219チバQ:2017/10/15(日) 20:41:08
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138671?rct=s_ranryu_teiryu2017
道3区 保守票の行方 思惑交錯
10/15 10:01

■立候補者(届け出順)

荒井聡 71 立前《7》
高木宏寿 57 自前《2》

 札幌市白石区で10日開かれた自民党高木宏寿の個人演説会に、意外な人物が登壇した。昨年6月に道経連会長を退いた北電副社長出身の大内全(たもつ)。体調不良を理由に会長職を辞しただけに、久しぶりに姿を見せた大内を懐かしむ声が上がった。

 「北朝鮮の挑発への対応など国難突破の選挙だ」。切々と訴える大内は「敵をつくらないタイプ」(道内経済団体幹部)として知られる。急な解散が決まった9月、「短期決戦で役に立つなら」と高木選対の本部長代行を引き受けた。

 3期目を狙う高木は、道議8期を務めた父の故・繁光から継いだ豊平区が主な地盤。1993年から通算7期の立憲民主党荒井聡と、支援企業の取り込みでせめぎ合う。荒井を保守層に食い込ませないため、企業後援会の会長は建設業界に顔が利く元開発局長。大内の起用も「前道経連会長の肩書なら企業の対応も違う」(陣営幹部)との思惑がある。

 「北海道は旧社会党の影響でリベラル派勢力が強い。地に足つけて戦おう」。3日、陣営内でげきを飛ばした高木。支援者は「自民党への追い風がやんだ今回、本人の必死さが違う」と厳しい選挙戦を覚悟する。

 「多様性や寛容を重んじるのが本来の保守だ。(リベラル系議員を)排除するなんて、信じられない」。荒井は街頭演説の度に、希望の党への憤りをあらわにする。

 民進党から希望の党への合流話が浮上した9月下旬、荒井は「24年前の仲間が再結集し、非自民政権をつくれる」と興奮した。希望を設立した東京都知事小池百合子や、民進党代表前原誠司らとともに、自らも93年に非自民政権を樹立した日本新党の所属議員だったからだ。

 ところが、民進党代表代行の枝野幸男らが「排除」されると知ると希望行きを断念。「小池さんにだまされた前原君も悪い。契約書を作らずに工事をして、金が振り込まれないようなものだ」と当てこすった。

 荒井の立憲民主入りを、陣営幹部は「野党共闘の効果をしたたかに計算した結果」とみる。ベテランながら直近2回は高木に敗れ比例復活当選。それでも得票差は前々回の約2万4千票から前回は約7千票に詰まっている。共産候補の前回約3万票を単純に足せば高木をしのげる―。

 半面、共産が近づくほど保守票が離れるジレンマも。民進党道議は「共産との選挙協力を理由に自宅に張ったポスターをはがす支持者も出てきた」と不安を隠さない。

 足元の保守層を固める高木、左にもウイングを広げた荒井。全道屈指の激戦区で攻防が続く。(敬称略)

4220チバQ:2017/10/15(日) 20:42:32
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017101502100027.html
前知事出馬が波紋 1区、共闘崩れて混沌
2017年10月15日 朝刊
写真
 前滋賀県知事の嘉田由紀子さんが無所属で出馬した滋賀1区。その知名度の高さに、過去二回連続で選挙区を制した自民前職大岡敏孝さんの陣営に危機感が走る。非自公勢力の結集を狙う野党共闘の動きも出たが、嘉田さんが一時、希望の党に「秋波」を送ったことで、社民新人の小坂淑子さんが急きょ出馬。野党が割れる結果となり選挙戦は混沌(こんとん)としている。
 「『比例は希望』と言った話が広がっているが、どうか情報のアップデート(更新)をお願いします。私は無所属。比例は関係ありません」。嘉田さんが公示翌日の十一日、大津市の個人演説会であえて強調した。
 嘉田さんは、引退した民進の川端達夫前衆院副議長の後継として、前原誠司代表から直接出馬を請われた。当初は希望の党に合流するつもりだったが、かつて党の代表を務めたことなどから公認見送りに。それでも、二日の出馬会見で「女性政治家として頑張ってほしい」と小池百合子代表を持ち上げ、「比例は希望と呼び掛けたい」と明言。その言葉は短期間で翻された。
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 希望は新規制基準への適合が認められた原発の再稼働を容認する。しかし、嘉田さんは現状で再稼働は認められないとの立場。考え方が違うことや、民進との合流をめぐるごたごたを理由に挙げ、一転、希望と距離を置き始めた。
 こうした嘉田さんの態度の変化が野党共闘を狂わせた。二〇一四年の前回選では、旧民主と共産候補の得票を合わせると、自民を一万票上回る。それだけに最初から非自公勢力が共闘すれば議席を獲得できるという期待があった。
 社民党県連代表の小坂さんは「野党統一候補で出るなら支持したい」と嘉田さんに申し出ていたことを明かす。だが、嘉田さんが一時、希望へ傾いたことから、共産や市民団体が護憲勢力の統一候補として小坂さんの擁立を決めた。「嘉田さんが希望と距離を置く決断がもっと早ければ…」と小坂陣営は複雑な思いだ。
 二人を迎え撃つ大岡さんにとって、非自公票が割れることは有利といえる。だが、大岡さんは「ふわふわした浮動票を取る」と、嘉田さんの知名度を警戒。「風を見て言うことを変える。それが嘉田さんの選挙の強さ」と皮肉った。
 大岡さんは、支援者の企業回りなどで地道に票を固めながら、街頭では「国と地元の市をつなぎ、地元の待機児童をゼロにした」と成果を訴える。狙いは嘉田さんを支えていた女性票の取り込み。混乱する野党への批判は封印し、「われわれ与党の実績は評価されている」とぶれずに戦う。

4221チバQ:2017/10/15(日) 20:42:59
愛知県
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101302000233.html
<選挙区序盤情勢>(上)
2017年10月13日 紙面から
 十日に公示された衆院選で、共同通信社の電話世論調査結果に、本紙のこれまでの取材を加味した県内十五選挙区の序盤情勢を二回に分けて紹介する。二十二日の投票に向け、どの選挙区でも与野党の激戦が繰り広げられている。
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◆1区(名古屋市東・北・西・中区) 支持固め熊田リード

 県議から転身し、かつて民主の牙城だった1区を二回連続で奪取した熊田がリードする。自民と、推薦を受ける公明の両支持層をほぼ固めた。佐藤と吉田は横一線で追い上げる。佐藤は二〇〇九年衆院選は民主から当選。秘書として仕えた河村たかし市長の全面支援を受け、市長票の取り込みを図る。吉田は元民主の医師。やや知名度不足だが、新党の勢いと、野党共闘により、共産からの支持にも期待できる。
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◆2区(名古屋市千種・守山・名東区) 盤石体制 古川優位に

 元大蔵官僚で、六連勝中の古川が優位。築き上げた後援会組織は盤石。街頭では新党から出馬の経緯を丁寧に説明している。三十代以上から満遍なく支持を得ている。日本銀行出身の田畑は公募に応じ、比例東京ブロックから転身。業界団体や自民、公明の地方議員らが頼り。十代、二十代から支持を得ている。自公支持層はほぼ固めたが、知名度の浸透が鍵。酒井は二〇一五年名古屋市議選に続く挑戦。
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◆3区(名古屋市昭和・緑・天白区) 小差で近藤追う池田

 元環境副大臣で、原発ゼロの会共同代表の近藤がリード。街頭では、新党から急きょ出馬することに理解を求めて回る。野党共闘が実現した共産に加え、公明支持層にも食い込んでいる。小差で追い掛ける池田は元日本青年会議所(JC)会頭。比較的、若い層から支持を集める一方で、公明支持層に広がっていない。余語は減税日本の名古屋市議から転身。河村たかし市長と並んで街頭に立つ。
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◆4区(名古屋市瑞穂・熱田・港・南区) 工藤に幅広い支持層

 元名古屋市議長を父に持つ工藤がリード。医師会や特定郵便局長会など、党の有力支持団体から手厚い支援を受ける。幅広い年代から支持を集め、自民、公明支持層を固めつつある。追い掛ける牧は、過去三回の衆院選はすべて所属政党を替えての出馬。希望に移るまで進んでいた野党共闘は立ち消えたが、維新が候補の体調不良で出馬を見送った効果は大きい。急な出馬の西田は六度目の選挙挑戦。
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◆5区(名古屋市中村・中川区、清須・北名古屋市、豊山町) 労組まとめ赤松先行

 赤松が、連合など労組票を手堅くまとめ、先行する。希望への合流をいち早く見送り、護憲を掲げるリベラル系グループを率いて新党結成に奔走。旧民進票に加え、共闘する共産支持層からも票を集める。小差で追う神田は税理士で、集会や街頭演説でアベノミクスの成果を強調する。自民支持層の七割を固めた。稲沢市議を六期務めた野々部だが、5区の出馬は初。河村たかし名古屋市長の支援を受ける。
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◆6区(瀬戸市の北西部、春日井・犬山・小牧市) 3人に水あける丹羽

 固い地盤を持つ丹羽が優位。演説では幼児教育の大切さ、安倍外交の実績を強調する。ほぼ全世代でほかの三人に大きく水をあける。森本は高校まで過ごした6区から二度目の挑戦。二大政党制の重要性を訴えるが、野党共闘の乱れもあり、序盤は支持に広がりがみられない。田上は反原発、反改憲を訴えるが、共産票固めだけでは厳しい。平山は、1区から自衛隊基地がある6区に急きょ変更。
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◆7区(瀬戸市の大部分、大府・尾張旭・豊明・日進・長久手市、東郷町) 一騎打ちはほぼ拮抗

 過去三回、激戦を繰り広げてきた二人が今回は一騎打ち。序盤はほぼ拮抗(きっこう)している。山尾は、待機児童問題で安倍政権に切り込んだ実績を強調。「中道リベラル」を掲げ、旧民進や、共産支持層を取り込んでいる。若年層からの支持が伸び悩んでいる。鈴木は、自民の政権運営能力や、自らが地元と国との橋渡し役となってきたことをアピール。少子高齢化や北朝鮮問題への対応を掲げ、自民、公明支持層は手堅く固めた。
 (衆院選取材班、文中敬称略)

4222チバQ:2017/10/15(日) 20:43:20
愛知県
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101402000237.html
<選挙区序盤情勢>(下)
2017年10月14日 紙面から
◆8区(半田・常滑・東海・知多市、知多郡) 自民票固め伊藤優位

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 小まめに個人演説会を重ね、環境・内閣副大臣などの実績をアピールする伊藤が優位。十代に強く支持されている。自民支持層はほぼ固めたが、推薦を受ける公明の支持層が他候補に流れている。伊藤との過去の激戦で一勝三敗の伴野は希望の公認が得られず、無所属で挑む背水の陣。連合愛知の推薦に変更はなく、手厚い支援を受ける。反自民票の取り込みが鍵。長友は三回連続で8区からの出馬。
◆9区(一宮=旧尾西市=・津島・稲沢・愛西・弥富・あま市、海部郡) 若者の支持厚い長坂

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 二〇一四年衆院選と同じ顔触れ。県議から転じ、二連勝中の長坂が優位。アベノミクスの波及効果などを訴える。保守系地方議員の後方支援も受け自民、公明支持層をほぼ固めた。二十代の支持が厚い。追い掛ける医師の岡本は、社会保障制度の改革などを訴える。リベラル票も含め、新党の風に期待するが、序盤は広がりがみられない。渡辺は格差の拡大を批判。同じくリベラル票の受け皿を目指す。
◆10区(一宮=旧一宮市、木曽川町=・江南・岩倉市、丹羽郡) 野党割れて江崎先行

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 八月に初入閣した江崎が、野党競合による票の分散効果でリード。「役所の原稿朗読」発言への批判は残るが、元通産相の父時代を含む実績を訴え、各年代から満遍なく支持を受ける。小差で追う安井は、民進の参院議員からくら替え。「女性候補」を強調し、旧民進票は固めたが、野党が割れたのが痛い。杉本は二〇〇五年衆院選以降、四回とも当選か次点。知名度は高い。板倉は10区で唯一の護憲勢力と訴えている。
◆11区(豊田=旧稲武町を除く=・みよし市) 労組支援、古本手堅く

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 全トヨタ労連顧問の古本が二〇〇三年衆院選以降、五連勝。トヨタ自動車グループ労組の支援を受け、序盤から優位に進める。旧民進支持層はほぼ固め、各年代から支持を受ける。元豊田市議長の八木は過去二回、古本の厚い壁に阻まれた。自民、公明支持層はまとめたが、その先の広がりがない。党職員の本多は初挑戦。
◆12区(岡崎・西尾市) 幅広い層に重徳支持

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 希望の公認を得られず、無所属で出馬の重徳が優位。積極的な街頭演説で知名度も高く、全世代から幅広く支持を受ける。連合愛知の推薦を受け、旧民進票だけでなく、各党支持層から満遍なく支持されている。青山は後援会を中心に、経済政策や子育て支援策を訴える。自民支持層は固めたが、公明など他党支持層に浸透しきれていない。宮地は過去二回は13区からの出馬。
◆13区(碧南・刈谷・安城・知立・高浜市) 大見と大西、ほぼ互角

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 過去二度の対戦が一勝一敗の大見と大西がほぼ互角。大見は自民県議、市議らの後押しを受け、自民支持層はほぼ固めた。公明の推薦は得られなかったが、共産支持層から支持が流れている。大西は全トヨタ労連など労組の手厚い支援も受け、旧民進票は固めた。十代、五十代から支持を得ている。新党に移ったことで票を上積みできるかが鍵。下島は共産支持層も含め、支持が広がっていない。
◆14区(豊川・豊田=旧稲武町=・蒲郡・新城市、北設楽郡、幸田町) 今枝が大きくリード

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 財務政務官などの実績を強調する今枝が序盤は大きくリード。自民、公明支持層だけでなく、無党派層にも食い込む。全年代から幅広い支持を集める。民進前職の引退で、急きょ出馬となった田中は旧民進支持層も固めきれていない。年代別では若年層にほとんど浸透していない。金原は共産支持層は固めた。
◆15区(豊橋・田原市) 根本、無党派にも浸透

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 国土交通政務官として道路整備などの実績を訴える根本がリード。自民支持層の多くを固め、公明の強力な支援を受ける。若い層の支持が高く、無党派層にも浸透する。二〇一四年に続く挑戦となる関は、アベノミクス批判で追い掛ける。民進時代から訴える政策は保守色が強く、リベラル票や無党派層を取り込めるかが課題。野沢は共産支持層の多くを固めたが、広がりはない。

4223チバQ:2017/10/15(日) 20:49:50
新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171003349663.html
石崎氏と西村氏激突へ
突入秋の陣(1) 衆院1区

 衆院選は10日の公示まで1週間となった。事実上の選挙戦に突入し、県内の6小選挙区も「秋の陣」が繰り広げられている。当初は1〜4区と6区で自民党と民進党がぶつかるとみられたが、民進の希望の党への合流方針に端を発した野党再編で、野党側の所属が定まらず、対決の構図が揺れている。5区は自民と無所属で「オール野党」の新人同士が激突する。10月22日の投開票まで3週間弱の短期決戦。各陣営はどう動き、どんな戦略、陣立てで臨むのか。各選挙区の情勢を追った。(敬称略)

 自民前職の石崎徹(33)と民進前職の西村智奈美(50)がみたび激突する。ただ民進が事実上解党したため、西村の立場は決まっておらず、流動的だ。共産は希望の党の候補との連携を否定しており、西村の判断が野党共闘の行方を左右しそうだ。

 旧新潟市の1区は、有権者数が約44万人で他の5小選挙区の1・4〜1・5倍ほどと多く、多様な市民へのアプローチが求められる。前回2014年は石崎が西村に約8千票差で勝った。最も差が大きかった中央区などでの無党派層の取り込みが鍵となりそうだ。

 小選挙区での3連勝を狙う石崎は「民進党というより共産党の組織力が怖い」と野党側の共闘に警戒感を示しつつ、若さを武器にした豊富な運動量で知名度の向上に余念がない。

 解散前から連日、のぼりを立てた自転車で、街宣活動を展開する。9月30日は中央区から北区まで回り、所々で自転車を止めては、「人口減対策などに引き続き取り組ませていただきたい」と訴えた。

 12年の初当選以来、つくってきた地域後援会は30カ所を超え、ほぼ全域をカバーする。SNS(会員制交流サイト)なども通じて若手経営者らに独自の人脈を広げ、「青年」の支援組織もつくった。これらに企業、女性の支援組織も加えた連合後援会「徹山会」が選挙戦の核となる。石崎は「選挙戦の中で後援会を強くしていきたい」と話す。

 ただ、陣営幹部の一人が「初めて選挙に携わるので、手探り状態だ」と語るなど、実務経験の不足が不安材料との見方もある。過去2回の選挙では県議、市議の支援に負うところも大きかった石崎。今回も「後援会と県議、市議の両輪で戦いたい」と期待する。

 小選挙区で2連敗し、雪辱を期す西村。9月30日に中央区で開いた支持者約90人との会合で「自分がどうするべきか。選択肢が浮かんでは消え、浮かんでは消えしている」と涙ぐみながら胸の内を明かした。

 過去の選挙は後援会「智水会」と県議、市議が動き、連合新潟が組織力で支えてきた。会合に出席した連合新潟の斉藤敏明会長は「どこからどういう形で出馬しようと、西村さんを応援するのは変わらない」と支援継続を明言した。

 ただ、ポスターなどの準備が滞り、陣営幹部からは「早く決断してもらわないと、本格的に動けない」と焦りの声も漏れる。

 これまで4期務め、厚生労働副大臣などの実績もアピールする。昨年11月には長男を出産した。社会保障の充実に向けて、「子育ての経験などの生活実感を伴った政策を訴えていきたい」と語る。

 ミニ集会や街頭演説で浸透を図ってきたが、長男出産から半年間ほどは活動機会が減った。後援会内部にも「地元で顔が見えなかった」との危機感があり、積極的に街頭に立って挽回したい考えだ。

 共産党から出馬予定の新人町田明広(52)は街頭演説や集会を重ね、安保法の廃止などを訴えている。「安保法を認める希望の党との連携はあり得ない」として準備を進めており、西村が希望からの出馬以外を選択した場合は、取り下げも視野に調整する。

 党県委員会の樋渡士自夫委員長は野党統一候補の実現に向け「心ある人が現れればいい」と話している。

【県関連ニュース】 2017/10/03 14:02

4224チバQ:2017/10/15(日) 20:50:20
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171004349832.html
細田氏に鷲尾氏が挑む
突入秋の陣(2) 衆院2区

 3期目を狙う自民前職の細田健一(53)に、前回102票差で敗れた民進前職・鷲尾英一郎(40)が挑む。民進党の分裂により鷲尾は無所属で出馬する方針で、野党共闘を掲げる共産党の対応や、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題、離島振興を巡る論戦などが焦点となりそうだ。

 「政権与党として、皆さんの思いを形にするのが私の仕事。きちんと答えを出してきたつもりだ」。1日、柏崎市で開かれた後援会の役員会で、細田は声を張り上げた。

 細田は連日、集会などで与党・自民党の安定感を強調。過去の選挙と同様に自民県議、市議の後援会、商工関係者らでつくる四つの企業後援会と連携し、組織戦を展開する方針だ。

 前回2014年は「ほとんどなかった」(細田)という個人後援会も10カ所ほどで発足。公示前の6日には燕市で新設する予定だ。

 細田は県外出身の元経産官僚で地縁、血縁がないが、「初当選から5年。徐々に名前が知られてきた」と手応えを語る。だが「4期12年の鷲尾に比べ(知名度は)まだまだ」との声が内外から漏れる。昨年8月から1年間、農水政務官を務め、地元入りが少なかったと指摘する声もある。

 柏崎刈羽原発の再稼働問題については「原子力規制委員会の審査を見守る。政治の口出しは適当ではない」と述べるにとどめる。

 鷲尾が地盤とする燕市と、自民県議が不在の新潟市西蒲区のてこ入れが課題だ。前回はそれぞれ3833票、1709票差を付けられた。細田は「個人後援会を軸に、多くの人に接したい」と話す。

 一方、鷲尾は選挙区内のほぼ全域、約20カ所に張り巡らせた地域密着の個人後援会が選挙戦を支える。小さな集落でもつじ立ちなどを重ねており、「誰よりも地元を歩いてきた自負がある」と語る。

 実働部隊として期待する連合新潟との関係は、昨年の知事選を巡る民進党県連の対応で一時、亀裂が生じたが「県連代表として関係修復に努め、積極的に交流してきた」とする。

 前回は柏崎市で1211票、佐渡市で2528票、細田の票を下回った。この2市では前々回12年も、細田に差を付けられた。

 柏崎刈羽原発の再稼働についてはこれまで、原子力規制委の審査合格と地元同意を前提に認める立場だった。だが知事与党となった立場を踏まえ、米山隆一知事の「東電福島第1原発事故の検証と総括が終わるまで議論しない」との主張に同調しており、原発関係者の多い柏崎市で票がどう動くかが焦点だ。農相を務めた故・近藤元次氏らの地盤だった佐渡市での自民支持層取り込みも課題だ。

 民進党の党勢が振るわない中で、昨年から県連代表を務め、「県民党」を掲げてきた。ただ支持者には「県連代表となって野党色が前面に出てしまい、保守票が離れるのではないか」との懸念もある。

 共産党新人の細井良雄(68)は柏崎刈羽原発の廃炉のほか、中山間地で農業を営む経験から「安倍政権の農政は、高齢化が進んで離農者が増えている中山間地のことを考えていない」と訴える。

 共産党は野党共闘の必要性を訴えているが「政策の一致が条件」としており、鷲尾との連携をどう判断するかが注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/04 11:45

4225チバQ:2017/10/15(日) 20:50:44
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171005350052.html
黒岩氏と斎藤氏、三たび激突へ
突入秋の陣(3) 衆院3区

 民進前職の黒岩宇洋(50)と自民前職の斎藤洋明(40)は3区で過去2度ぶつかり1勝1敗。今回、黒岩は無所属で立候補する意向を表明しており、共産党を含む野党共闘の行方が焦点だ。最多の有権者を抱える新発田市で、黒岩は前回5千票超の差をつけ勝利した。今回も大票田の動向が鍵となる。基幹産業である農業の振興や人口減少が進む地域の活性化をどう打ち出せるかも注目だ。

 「アベノミクスでは賃金が上がらない。景気が良くなった実感はありませんよね」。1日に新発田市で行った事務所開きで、黒岩が支援者に問いかけた。連合新潟、立正佼成会の関係者らも含め約300人が集まった会場からは「(実感は)ない」と声が上がった。アベノミクスの是非を安倍晋三首相にただすなどしてきた黒岩は「国会論戦に力を入れてきた」と語る。

 前回同様、選挙戦では個人後援会のネットワークや女性応援団が運動を支える。新発田市で強い地盤を持つ県議や、各地の市議らとも連携する。ただ最近は地元での活動量が減ったとの指摘もあり、一部地域では「3年近く、1度も顔を見なかった」との声もある。

 衆院解散後には、支持者に動揺が走る事態も。希望の党の合流を巡り、黒岩は9月29日、希望から公認を得たい考えを表明。しかし10月2日になって「民進全体が希望に合流するとの前提が変わった」とし、無所属から出馬する意向を改めて示した。有権者への丁寧な説明が求められそうだ。

 無所属出馬によって比例復活の可能性が消えた一方、周囲は共産党との協力が進むことに期待を寄せる。公示が迫る中、協議をまとめられるかが焦点となる。

 対する斎藤は、前回県内の自民党候補で唯一小選挙区で勝利できなかった。集会などでは「がけっぷち」「正念場」と繰り返し、危機感を強調する。

 前回選挙後、自前の後援組織を精力的につくり、事務所や選挙カーも増やした。まちづくり団体や若手経営者と地域活性化に取り組み、青年層の取り込みも図ってきた。重鎮や中堅がそろう3区の自民県議や市町村議、各業界団体などによる組織戦を展開する。

 3日に阿賀町で開いた決起集会では、米価を上げる対策や、安い農機具の開発に道筋を付けたことを実績として紹介した。「中山間地は農家が生き残らないとやっていけない。何もしなければ地元は疲弊していくだけだ」とし、与党の実行力をアピールした。

 前回は、黒岩陣営が戸別所得補償制度の復活を訴え、農家の支持が流れたと分析。2018年産米から国の生産調整(減反)が廃止されることもあり、農家への浸透が課題となる。

 陣営関係者からは、新発田市をはじめとする市街地での広がりを懸念する声もある。「組織・団体頼みの選挙が通用する時代ではない」として、自転車で地域を回るなど、有権者と直接触れ合う機会を増やす。

 共産新人の伊藤誠(43)は選挙カーで地域を回り、演説を重ねる。消費税率を10%に上げ、増収分を子育て支援に振り向ける安倍政権の方針を批判し、「子育て関連予算を削ったのは安倍首相自身。増税は中止すべきだ」と訴える。共産党は昨年の参院選、知事選の流れを踏まえ「市民と野党の共闘を目指す」としており、協議の行方が注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/05 13:08

4226チバQ:2017/10/15(日) 20:51:02
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171006350251.html
金子氏と菊田氏 3度目の女性対決へ
突入秋の陣(4) 衆院4区

 自民党前職の金子恵美(39)に民進党前職の菊田真紀子(47)が挑む、3度目の女性対決が展開される。民進党の事実上の解党によって菊田が無所属での出馬を表明。共産党は候補予定者を取り下げ菊田を支援する方針で、「オール野党」で金子に対抗する公算が大きくなっている。金属加工など地場産業が盛んな県央地区を抱え、アベノミクスの評価や地域振興策も争点となりそうだ。

 3党が候補を立てた前回2014年の衆院選は、自民の金子が約7万7千票を獲得し、民進(当時民主党)の菊田に約3千票差で競り勝った。共産候補は約1万4千票を取っており、菊田票に共産票が加われば、単純計算で金子を上回る結果となる。

 「野党が一緒になって挑んでくる、大変厳しい戦いになる」。菊田が無所属での出馬を表明した翌日の4日、長岡市内で演説した金子は危機感をあらわにした。政権与党の強みを前面に出し「引き続き地域の声を国政に届ける仕事をさせてほしい」と力を込めた。

 2期目は総務政務官を務め、地域のインフラ整備にも力を入れたと強調。上越新幹線のトンネル内で携帯電話の不通を解消する工事の前倒しなどを挙げ「実績を丁寧に説明し理解を得たい」と話す。

 選挙区内に張り巡らせた33の後援会を軸に、地元市町議、党地区支部と連携。解散翌日の9月29日には選対本部事務所を開設し、大票田の三条市など地域ごとの選対も順次立ち上げた。他方、過去2度の選挙で選対に名を連ねた県議団は今回、自前組織の強化を求め、距離を置く。ある県議は「本人がどれだけ地域を回れるかだ」と奮起を促す。

 ガラス張りで目を引く「金魚鉢」と呼ばれる選挙カーを導入し、「新しいアイデアを取り入れ、女性や若者にも親しみをもってほしい」と金子。自身も1児の母親となった。子育て支援をはじめとした社会保障の充実も訴え、無党派層の取り込みを図る。

 6期目を目指す菊田は、2日の事務所開きで「安倍政治の暴走を止めるラストチャンス。石にかじりついても勝利したい」と決意を述べた。民進党の分裂で立ち位置が定まらない中でも地域行事に足を運び、市民の声に耳を傾けた。3日に無所属出馬を決めてからは「チームワークのいい選挙で活路を見いだしたい」と闘志を燃やす。

 過去2回は小選挙区で金子に屈し比例復活だった。しかし今回、無所属候補に比例復活の恩恵はなく、選挙カーの使用やポスター掲示などでも制限がある。陣営幹部は「リスクが大きく厳しい戦い」と話す。

 頼みとするのは、長年の活動で培った後援会組織だ。旧市町村ごとに置き、地元の県議や市町議とも関係を深めてきた。支援者の高齢化が課題となる中、従来の連合や立正佼成会に加え、今回は他党や、共産党や、安保法制に異を唱える市民団体など幅広く支援を働き掛ける考えだ。

 安倍政権と対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にし、「柏崎刈羽原発の再稼働を安易に認めない。将来的な原発ゼロ」を打ち出す。安保法制の見直しやアベノミクスからの転換、農家の戸別所得補償制度の復活も訴えていく。

 共産党は野党共闘に向け新人の五十嵐健彦(37)の立候補を取り下げる方向だ。自民対オール野党の構図となる4区。安倍政権の是非を問い、市民の選択が注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/06 11:14

4227チバQ:2017/10/15(日) 20:51:21
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171007350479.html
原発争点に泉田氏と大平氏対峙
突入秋の陣(5) 衆院5区

 自民党の前知事・泉田裕彦(55)と、民進、社民、自由、共産の4党と連合新潟が支える野党統一候補で無所属の前魚沼市長・大平悦子(60)の両新人が激突する。人口密集地の長岡市などが東京電力柏崎刈羽原発の30キロ圏に入る5区。原子力規制委員会が再稼働に向けた審査で事実上の「合格」を出したこともあり、原発への姿勢が問われる。豪雪地で人口減少や過疎も進むだけに、中山間地振興策も焦点になりそうだ。

 「知名度が高い」。泉田は4区(加茂市)出身の“国替え”出馬ながら、党関係者は口をそろえる。泉田自身は知事時代に中越地震対応でたびたび5区に入り、山古志村長から衆院議員になった故長島忠美とともに汗を流したとPR。陣営も「長島の弔い合戦」と位置付ける。

 泉田は知事時代、原発再稼働に慎重姿勢と目されていた。今は「与党内から(原発)政策の欠陥を是正する」と訴えるが、再稼働への賛否は「本質的な問題ではない」と示さない。脱原発派の市民らからの「変節」との指摘への説明も求められそうだ。

 「商工会は『聖域』として予算カットは認めなかった」。泉田は3日、ほぼ旧市町村単位の全14商工会を回り、知事時代の実績を強調した。平成の大合併に伴う全国的な商工会再編の動きとは一線を画したとし、浸透を図る。

 党内では、知事時代の政治姿勢などへの反発も根強い。陣営の中核は泉田擁立を主導した県議星野伊佐夫と、その影響が及ぶ長岡市議団だ。ただ、党支部の候補選考過程で「泉田ありき」の手法への反発から、魚沼エリアの3県議が名乗りを上げた経緯もあり、しこりは残る。「保守一枚岩」の実現が課題だ。

 これに対し、「オール野党」態勢で臨む大平は「原発ゼロ」を前面に掲げる。

 5日に長岡市で開かれた参院議員森裕子の国政報告会では、野党各党や市民団体がエールを送り、同じ魚沼市出身の知事・米山隆一も駆け付けた。大平は「市長時代から原発ゼロを掲げていた。再稼働は絶対に阻止しなければならない」と訴えた。

 陣営は、知事時代は再稼働に慎重姿勢とされた泉田が、再稼働を目指す自民から出馬することを「変節」とし、原発問題での「違い」を強調する戦略を描く。昨年の参院選と知事選では野党共闘の候補が勝利。特に知事選では原発の争点化が奏功した。

 演説などでは「原発ゼロ」「安倍政権ノー」「泉田ノー」の3本柱を軸に主張を展開する。大票田・長岡など全域で泉田より「知名度が不足している」(陣営関係者)ことが課題だ。陣営幹部の1人は「短期決戦で大平を知ってもらうには限界がある。むしろ“原発住民投票”、安倍首相や自民の泉田氏に対する“信任投票”のような形に持ち込みたい」と語る。

 大平は5区出身も強調。ただ地元の魚沼市では昨年の市長選の対立が残り、票が割れるとの見方もある。

 幸福実現党員で諸派新人の笠原麗香(25)は、知名度アップに奔走する。

(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/07 15:00

4228チバQ:2017/10/15(日) 20:51:39
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171008350606.html]
高鳥氏と梅谷氏一騎打ちへ
突入秋の陣(6) 衆院6区

 4選を目指す自民前職の高鳥修一(57)と、民進系新人で元県議の梅谷守(43)が再びぶつかる。民進の分裂後、梅谷は曲折を経て無所属での出馬を表明。共産党などが候補予定者を取り下げ、自民対「オール野党」の一騎打ちがほぼ確定した。北陸新幹線を生かした地域振興の在り方や糸魚川大火からの復興、主要産業の農業などを巡って論争が交わされる見通し。梅谷は初出馬の2014年の前回衆院選で、大票田・上越市では高鳥に約3千票差まで迫った。今回は市長選とのダブル選で、浮動票の取り込みも鍵を握る。過去4回の衆院選で共産新人が6区全体で獲得した1万票前後の行方も大きく影響しそうだ。

 「安倍総理にも『新潟は厳しいから、しっかり頑張るように』と言われた。オール野党に立ち向かう今回の選挙が、とりわけ厳しいのは間違いない」。上越市で7日、支持者回りをしていた高鳥は険しい表情を浮かべて言った。

 安倍晋三首相の「直系」を自任し、党厚生労働部会長や厚労政務官、内閣府副大臣を歴任。昨年12月の糸魚川大火後、首相と現地入りして復旧策を講じた実績も強調する。

 後援会は5市町にくまなく張り巡らせている。8日には上越市で総決起集会、公示後は各地で個人演説会も予定。ただ主戦場と位置づける上越市は、市長選に携わる保守系市議が多い上に、後援会重鎮の死去や病気が重なり「仕切り役」の不在も叫ばれる。

 さらに農業地帯の6区では、安倍政権下で進む農政改革に「地方軽視だ」との反発が少なくない。昨年、環太平洋連携協定(TPP)の署名式に日本代表で出席し、「TPP反対」を唱えた過去の発言との整合性も問われている。高鳥は「コメの関税は守られている。誤解が多い」と説明していく考えだ。陣営幹部は「組織を引き締め、無党派層にも与党の実行力をアピールしていく」と意気込む。

 一方、野党共闘を模索してきた梅谷は、民進の混乱もあって態勢づくりで出遅れた。

 一時は希望の党入りも検討したが、支持者らの猛反発に遭い撤回。希望入りを否定してようやく、共産、自由、社民の各党や市民グループ「市民連合・上越」との政策協定にこぎ着けた。共産党が擁立を予定した上野公悦(67)、一時出馬に意欲を示した市民連合・上越共同代表で弁護士の馬場秀幸(53)はいずれも「安倍政権打倒の目的は同じだ」として取り下げた。無所属を選んだ梅谷は、子育て・教育施策の拡充や戸別所得補償制度の復活を公約に掲げ、幅広い集票を狙う。

 7日に上越市で開いた決起集会には、昨年の参院選、知事選で野党共闘で勝利した自由党県連代表の森裕子参院議員や米山隆一知事らが出席。義父の筒井信隆・元衆院議員も壇上に立ち、10万票以上を得ながら無所属だったために比例復活せず落選した1996年の経験を語り「1票差で決着が付く」と頭を下げた。

 「退路を断った」とする梅谷。「野党統一」の枠組みを生かし、上越市をはじめ知名度が乏しい十日町市や糸魚川市などにも支援の輪を広げられるかが課題だ。

(敬称略)

=おわり=

【県関連ニュース】 2017/10/08 13:5

4229チバQ:2017/10/15(日) 22:02:03
>>4160
自民:永岡桂子系
古河市 針谷力 (中村系現職を破る)
常総市 神達岳志 (中村系現職を破る)
坂東市 木村敏文 (中村系現職を破る)

中村喜四郎系
結城市 前場文夫

4230チバQ:2017/10/15(日) 22:03:28
http://www.sankei.com/politics/news/171015/plt1710150027-n1.html
2017.10.15 15:27
【衆院選】
TBS「サンデーモーニング」で野党に投票促すかのような発言
 衆院選の投票日まで1週間となった15日、TBS(東京放送)の番組「サンデーモーニング」の出演者が野党に投票を促すかのような発言があった。番組は放送法4条で「政治的に公平であること」を求められており、あらためて問題視されそうだ。

 出演した東京大学名誉教授の姜尚中氏は「見所は選挙の中で野党のビッグバンが起きるかどうか。選挙後にどこが主導権を握るのか。投票先を決めてない54・4%の人は選挙に行かなければいけない。そして次回に何をするか賭けてみることが必要」とコメント。

 同番組に出演した評論家の大宅映子さんも「民進党が小池百合子に合流したことで野党結集し日本の分岐点になると思ったが尻つぼみした。投票先を決めてない54・4%に期待してる。貧しい選択であろうと行かないと白紙委任になってしまうわけですから。是非とも行ってください」と発言した。

 TBSの報道をめぐっては9月9日、東京都港区赤坂のTBS本社付近で「TBS偏向報道糾弾大会・デモ」と題して約500人が抗議デモを行っている。

 デモは「TBS偏向報道糾弾大会実行委員会」が主催。加計学園問題に関する報道をめぐり、安倍晋三首相に「行政を歪(ゆが)められた」と主張した前川喜平前文部科学事務次官の発言を大々的に取り上げながら、疑惑を否定した加戸守行・前愛媛県知事らの発言はほとんど取り上げなかったことなどを問題視し、「TBSの報道は放送法違反で、偏向報道が視聴者を裏切っている」などと訴えた。

 デモについて日本民間放送連盟(民放連)の井上弘会長(TBSテレビ名誉会長)は9月21日の定例会見で、「各局の報道の編成方針は各社の判断。法令に違反した場合は別だが、それ以外の場合は原則として対応しない」と述べ、この問題について民放連として関与しない考えを示していた。(WEB編集チーム)

4231チバQ:2017/10/15(日) 22:06:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101500150&amp;g=pol
衆院選・注目区を行く=愛知7区・埼玉4区【17衆院選】



スーパーの駐車場前で演説する候補者=8日、愛知県瀬戸市
 ◇離党組、逆風下の戦い=「やましいことない」-愛知7区
 交際疑惑や、秘書への暴言・暴行。スキャンダルによって表舞台を追われ、所属していた政党を離れることを余儀なくされた2人の女性候補が、逆風下の戦いに臨んでいる。「背水の陣」を敷いての精力的な活動に、対立候補は警戒感を隠せない。(敬称略)
 「安倍(晋三)首相にぶつける声として、私を使ってください」。8日の愛知7区。夕暮れ時のスーパー駐車場前で、白地に青で「立ち向かう」と書かれたたすき姿の山尾志桜里は声をからした。既婚男性との交際疑惑を週刊誌に報じられ、民進党離党に追い込まれた。組織の後ろ盾を失い、過去3回接戦を演じてきた自民党の鈴木淳司との一騎打ちに「後がない」と危機感は強い。
 待機児童問題に悩む母親のブログを国会で取り上げ、安倍への追及で名をはせた山尾。当選2回にして政調会長に抜てきされ、「党の顔」として将来を嘱望されていた。新たに代表となった前原誠司に幹事長就任を打診された直後の報道は党への打撃となり、安倍が解散に踏み切る判断材料になったとされる。
 無所属での出馬を決断してからは、「隠れていても仕方ない」(陣営)と批判覚悟で街頭に繰り出し、集会も開いた。選挙を前に動画配信サイトに自らのチャンネルを設け、毎日の発信も欠かさない。子育て政策や憲法観を語り、「ママの会」など女性市民団体との連携を強めている。
 交際疑惑については「やましいことはない」の一点張りで、釈明はしない。逆風下でも強気の選挙ができるのは、支持者が離れていないためだ。街頭ではやじが飛ぶが、後援会は「私生活は関係ない」「政権に対峙(たいじ)できる逸材」と意に介さない。民進党の支持母体である連合の推薦こそ失ったが、一部単組の支援は取り付けた。前回衆院選で約2万票を取った共産党が候補者を取り下げ、実質協力に回ったことも背中を押す。
 敵失を歓迎していた鈴木陣営だが、無所属となっても衰えない山尾の人気を目の当たりにし、「楽な選挙ではない」と認識を改めた。鈴木は「パフォーマンスはできない。愚直に取り組む」と気を引き締め、山尾批判を避けつつ組織固めを急ぐ。

 【愛知7区】
山尾志桜里43 元検事   無 前
鈴木淳司59 元副大臣  自 前
            推(公)

4232チバQ:2017/10/15(日) 22:06:36
 ◇醜聞も知名度急上昇=埼玉4区
 「大変ご迷惑をお掛けしました。恥をしのんでやって参りました」。白のスーツ姿で通勤中のサラリーマンらに深々と頭を下げるのは、秘書への暴言や暴行で自民党を離党した豊田真由子だ。9月から埼玉4区内で「おわび行脚」を続け、公示前までは戸別訪問にも奔走してきた。
 秘書への罵声がたびたびメディアに流れた結果、皮肉にも知名度は急上昇。街頭では握手やサインを求められたり、激励されたりすることもしばしばで、毎日1000〜2000枚用意するチラシの受け取りは悪くない。
 ただ、話題性が票に直結しているわけではない。豊田を遠巻きに眺めていた女性は「出るのは自由だが、応援する気にはならない」と冷ややか。チラシを渡された男性も「仕事ぶりはよく知っているが、今回は出ない方が良かった」と話す。
 離党後、活動は大幅に制限された。秘書が次々と辞め、事務所は事実上、女性秘書1人とボランティアスタッフ数人で回している。秘書は「支援者に助けを求めているが、自民党の締め付けが厳しい。ポスターやはがきに手が回らない」と頭を抱える。
 自民党は急きょ、元志木市議の穂坂泰を擁立したものの、準備不足は否めない。豊田が「祭りや会合に代理は立てない」と豪語して地域に根を張ってきたのに対し、国政選初挑戦の穂坂は「まだまだ有権者の反応が薄い」と語る。「女性が涙ながらに頭を下げる姿は同情を誘う」。陣営幹部は、自民党支持層の票の一部が豊田に流れるのは、やむを得ないとの認識を示した。
 埼玉4区は、県知事上田清司が衆院議員時代、猛烈な選挙運動を展開した選挙区でもある。県議を4期務め、希望の党から立候補した吉田芳朝は、上田と20年来の師弟関係という「直系」候補。出陣式では豊田を引き合いに「自民、公明両党はまず反省を」と訴えた。

 【埼玉4区】
朝賀英義67 元市議   共 新
青柳仁士38 元国連職員 維 新
吉田芳朝43 元県議   希 新
豊田真由子43 元政務官  無 前
穂坂泰43 元市議   自 新
            推(公)
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は共=共産、維=日本維新の会、希=希望、無=無所属、自=自民、公=公明。丸かっこは推薦政党。(2017/10/15-08:06)

4233チバQ:2017/10/15(日) 22:36:00
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171015X938.html
与党300超うかがう=希望伸び悩み、立憲躍進―共産後退も【17衆院選】

20:08

 衆院選の投開票を22日に控え、時事通信は全国の支社・総支局の取材を基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。新定数465議席のうち、公示前に290議席の自民党は280議席近くを視野に入れ、公明党を加えた与党で300議席超をうかがう勢い。希望の党は本拠地の東京でも伸び悩み、公示前勢力(57議席)を確保する程度にとどまる見通しだ。立憲民主党は公示前の15議席から40議席程度まで伸ばす可能性がある。

 自民党は北陸、中国、九州を中心に全国的に堅調で、青森や群馬でも議席独占が有望。150超の選挙区で当選圏に入った。約100選挙区で希望や立憲などと接戦を展開し、うち55選挙区でやや優勢。野党の2極化で、政権批判票が分散したことにも助けられている。比例代表も前回(68議席)に迫る勢いで、「自民1強」の構図は変わらない見通しだ。

 公明党は前職を立てた9選挙区のうち六つを確保し、残り三つは接戦を展開。比例は11ブロック中4ブロックで定数1減となった影響から、前回の26議席を確保できるかは微妙だ。自公両党では安倍晋三首相が勝敗ラインと定めた過半数(233議席)を大きく超え、憲法改正案を発議できる3分の2(310議席)に届く可能性がある。

 一方、希望は当選圏に入った選挙区が六つと伸びず、約50選挙区で競り合っている。今後の情勢次第では、小池百合子代表(東京都知事)のお膝元、東京で候補を擁立した23選挙区で全敗する恐れすらある。比例も自民の半分強の35議席程度の見込みだ。

 これに対し、立憲は共産党と共闘する北海道などを中心に善戦。比例も30議席程度まで伸ばしそうだ。

 公示前に21議席だった共産党は、議席を減らすとみられる。日本維新の会は、公示前勢力の14議席前後にとどまる公算。

 社民党は2議席を死守、衆院に議席のなかった日本のこころは当選者ゼロの見通し。地域政党の新党大地は比例北海道ブロックで1議席獲得の可能性がある。

4234とはずがたり:2017/10/15(日) 22:56:27
野党分散、自民に利=希望、東京でも苦戦【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101500426&amp;g=elc

 衆院選情勢は、野党候補の競合によって政権批判票が分散し、自民党を利する形になっている。希望の党は地盤とする東京でも勢いを欠く。後半戦に向け、与党は引き締めを図り、野党は巻き返しに全力を挙げる。

 野党候補が乱立した影響は特に都市部で顕著だ。東京4区や千葉3区、静岡1区などでは希望と立憲民主がつぶし合い、自民が優位に戦いを進めている。兵庫6区は希望、立憲に維新も加わり、自民が抜け出た。こうした選挙区は野党が一本化すれば自民を脅かした可能性がある。
 希望は小池百合子代表(東京都知事)のお膝元の都内でも苦戦。全25選挙区で盤石な選挙区は現状では見当たらない。小池氏の地盤だった東京10区を引き継いだ若狭勝氏ですら、自民前職の鈴木隼人氏と横一線だ。若狭氏陣営は「浮動票が全然来ていない」と危機感を募らせる。
 希望への逆風は、民進党リベラル派を「排除する」とした小池氏の発言が響き、「民進再結集」をめぐる内輪もめが追い打ちを掛けている。
 民進の参院幹部が唱えた再結集論に対し、前原誠司代表が「有権者を愚弄(ぐろう)している」と反論。希望の細野豪志元環境相も15日のフジテレビ番組で「元の民進に戻ることはあり得ない」と否定した。ただ、希望の衆院選候補の一人は「混乱が再び悪影響を与えている」と語った。
 一方、民進リベラル派を中心に結成した立憲は手応えを感じている。枝野幸男代表は15日、大阪府内で記者団に「既成政党では受け止め切れていなかった選択肢を(有権者に)示すことができた」と語った。ただ、立憲内にも「反政権票を希望と奪い合い、自民を有利にしている」と悔しがる声がある。
 共産党の志位和夫委員長は、希望を「自民の補完勢力」と見なしており、京都市内で記者団に「野党が分裂したというよりも、与党勢力が分裂した。これが真相だ」と指摘した。「非自民」候補の乱立に関しては「マイナスの影響はある」と認めた。
 ◇与党、緩み警戒
 優勢が伝えられる自民も、報道機関の世論調査で内閣支持率より不支持率の方が高い傾向にあることを懸念。党幹部は「油断する陣営が出てくる」と緩みを警戒している。16日には安倍晋三首相(党総裁)ら幹部が集まり、重点区を決めて最後の追い込みを掛ける。
 公明党は、候補を擁立した9選挙区を含め、衆院解散時の35議席確保を目指す。具体的には、比例代表の東北や北関東、九州の各ブロック、選挙区では北海道10区や神奈川6区などに注力する方針だ。(2017/10/15-20:13)

4235とはずがたり:2017/10/15(日) 23:53:31

与党300超うかがう=希望伸び悩み、立憲躍進―共産後退も【17衆院選】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000062-jij-pol
10/15(日) 20:09配信 時事通信

 衆院選の投開票を22日に控え、時事通信は全国の支社・総支局の取材を基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。新定数465議席のうち、公示前に290議席の自民党は280議席近くを視野に入れ、公明党を加えた与党で300議席超をうかがう勢い。希望の党は本拠地の東京でも伸び悩み、公示前勢力(57議席)を確保する程度にとどまる見通しだ。立憲民主党は公示前の15議席から40議席程度まで伸ばす可能性がある。
 自民党は北陸、中国、九州を中心に全国的に堅調で、青森や群馬でも議席独占が有望。150超の選挙区で当選圏に入った。約100選挙区で希望や立憲などと接戦を展開し、うち55選挙区でやや優勢。野党の2極化で、政権批判票が分散したことにも助けられている。比例代表も前回(68議席)に迫る勢いで、「自民1強」の構図は変わらない見通しだ。
 公明党は前職を立てた9選挙区のうち六つを確保し、残り三つは接戦を展開。比例は11ブロック中4ブロックで定数1減となった影響から、前回の26議席を確保できるかは微妙だ。自公両党では安倍晋三首相が勝敗ラインと定めた過半数(233議席)を大きく超え、憲法改正案を発議できる3分の2(310議席)に届く可能性がある。
 一方、希望は当選圏に入った選挙区が六つと伸びず、約50選挙区で競り合っている。今後の情勢次第では、小池百合子代表(東京都知事)のお膝元、東京で候補を擁立した23選挙区で全敗する恐れすらある。比例も自民の半分強の35議席程度の見込みだ。
 これに対し、立憲は共産党と共闘する北海道などを中心に善戦。比例も30議席程度まで伸ばしそうだ。
 公示前に21議席だった共産党は、議席を減らすとみられる。日本維新の会は、公示前勢力の14議席前後にとどまる公算。
 社民党は2議席を死守、衆院に議席のなかった日本のこころは当選者ゼロの見通し。地域政党の新党大地は比例北海道ブロックで1議席獲得の可能性がある。 
 今回の衆院選は「1票の格差」是正のため、定数は小選挙区6、比例4の計10減となった。小選挙区に936人、比例(重複立候補者除く)に244人の計1180人が立候補した。

4236さきたま:2017/10/16(月) 00:21:18
>>4100のアドレス変更
衆院選情勢報道2017
https://twitter.com/i/moments/919432818005983232
馬。@ishtarist 昨日
衆院選情勢報道2017年版
はるさん( @miraisyakai )による 【第48回衆議院議員選挙の情勢報道】のまとめです。 随時追加していきます。 #衆院選挙2017 #衆議院議員選挙 #衆議院選

4237コピペ脳:2017/10/16(月) 02:56:56
安倍総理、明日の予定

11:00〜
【大阪府】 大隈 和英 (10区)
JR高槻駅南側ロータリー
( 高槻市白梅町 )
街頭演説会
13:30〜
【大阪府】 長尾 敬 (14区)
近鉄八尾駅前ロータリー
( 八尾市北本町2-153-2 )
街頭演説会
14:30〜
【大阪府】 竹本 直一 (15区)
近鉄河内松原駅南側ロータリー
( 松原市上田3-5-1 )
街頭演説会
15:30〜
【大阪府】 谷川 とむ (19区)
東山中央公園
( 貝塚市東山4-4 )
街頭演説会
16:40〜
【大阪府】 大西 宏幸 (1区)
難波高島屋前
( 大阪市中央区難波5-1-5 )
街頭演説会
17:20〜
【大阪府】 中山 泰秀 (4区)
ヨドバシカメラ梅田南側
( 大阪市北区大深町1-1 )

4238コピペ脳:2017/10/16(月) 02:58:57
竹下亘総務会長、明日の予定

11:00〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
けやきの里前
( 豊能郡能勢町地黄2240 )
街頭演説
11:30〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
田尻農産市駐車場
( 豊能郡能勢町下田尻130 )
街頭演説
11:40〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
大里農事倉庫前
( 豊能郡大里680 )
街頭演説
12:35〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
錦亭駐車場
( 豊能郡能勢町栗栖55 )
街頭演説
14:20〜
【大阪府】 とかしき なおみ (7区)
JR吹田駅イオン前
( 吹田市朝日町2-101 )
街頭演説
15:00〜
【大阪府】 とかしき なおみ (7区)
旭通商店街
( 吹田市朝日町2-101付近 )
商店街練り歩き
16:00〜
【大阪府】 とかしき なおみ (7区)
千里丘イズミヤ前
( 吹田市山田南1-1 )
街頭演説
19:00〜
【大阪府】 大塚 高司 (8区)
穂積会館
( 豊中市服部寿町1-3-1 )
個人演説会
19:30〜
【大阪府】 大塚 高司 (8区)
桜井谷会館
( 豊中市芝原町3-11-35 )

こちらも大阪一色!

4239名無しさん:2017/10/16(月) 16:11:04

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201710160000136.html


やっぱり自民支援を始めた連合は労働貴族だ/地獄耳
TL
 ★13日、福島市内の演説で自民党筆頭副幹事長・小泉進次郎は「本来、賃上げ交渉を拳を振り上げてやるのは労働組合のはずですよね。しかしそれを今、国をあげてやっているんです。だとしたら何で労働組合は自民党を応援しないで野党を応援したままなのか。そして労働組合は連合が束ねていますが、本当に労働者の代表は連合ですか。私は違うと思いますよ。なぜなら連合の組織率は17%。何で17%の人たちが代表なんですか。今までそうだったから慣例的に代表としてやっているだけで、今の世の中の多くの労働者の代表だとは、とても言えるもんじゃないと思います」。

 ★連合会長・神津里季生、前事務局長・逢見直人の官邸への必要以上の接近は連合の立場というより政権へのすり寄りと思われてもしょうがなかったし、小泉が言うように会社の賃上げ交渉などは労使交渉によって決められるものだが、多くの若いサラリーマンは首相・安倍晋三が上げてくれたと思っている。神津は7月から断続的に官邸で首相と会談し、収入の高い一部の専門職を労働時間規制の対象から外す「残業代ゼロ」制度(高度プロフェッショナル制度)の創設を柱とする労働基準法改正案を修正する方向で一致したが、結局連合内がまとまらず失敗した。結果的に連合は労働組合の役割を自ら放棄してきたといっていい。

 ★民進党の解体とそれに伴う連合の支援体制分裂は与党に寄り添いたい民間労組の思惑と、いまさら政府に接近する必要のない労働者の戦いと位置付ける官公労の対立を表面化させた。連合はこの選挙で立憲民主、希望の党、無所属の候補者を支援しているが、実態は都内の自民党候補者の選挙事務所に電力総連・東電労組職員が常駐を始めている。小泉の指摘するように連合はちゃんと自民党を支援し始めた。労働貴族は自民党を選択したということのようだ。(K)

4240コピペ脳:2017/10/16(月) 16:42:33
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171016-00531300-shincho-pol
「金子恵美」に落選警報… 地元ブレーンから“絶縁宣言”
10/16(月) 5:56配信


 スキャンダルに事欠かない「魔の2回生」は、来たる総選挙で審判の時を迎える。日本海を隔て、北朝鮮と対峙する新潟選出の金子恵美前議員には、何かと世を騒がせているJアラートのように、「落選警報」が鳴り響く。背景には、地元ブレーンの“絶縁宣言”があるというのだが、そのワケとはいったい……。

 ***
.

 総務政務官として与えられた公用車で、我が子を議員宿舎から保育園まで送迎していたことを本誌(「週刊新潮」)に報じられた金子氏。その夫は、不倫を「週刊文春」で取り上げられ、衆院議員を辞職した宮崎謙介氏だ。そんなスキャンダラスな夫婦に対し、地元の新潟4区では厳しい視線が注がれているという。

 地元記者が解説する。

「金子氏は、前々回の選挙こそ約1万4000票差で民主党公認の菊田真紀子氏に勝ち初当選となりましたが、3年前の前回選挙では、自民に追い風が吹いたにもかかわらず、約3000票差まで追い上げられた。今回はスキャンダルの影響もあって、かなりの激戦になるでしょう」

 本来なら、地元の後援会組織がフル稼働──と言いたいところだが、肝心の選対本部で“異変”が起きていた。

「金子さんの選挙区には7人の県議がいるけれど、今回は県議団が選対に入らないことになってしまった」

 と明かしてくれたのは、自民のさる県連幹部だ。

「地元のブレーンたる選対本部長には、これまで2回とも県議会議長を務めるほどの重鎮が就いていた。ところが、この選挙では、金子さんがその2人に本部長就任を断られてしまいました」
.

クーデターまで勃発

 もともと県議から国政に打って出た彼女にとって、古巣から総スカンをくらったワケだが、さらには、クーデターまで勃発していたと先の幹部が続ける。

「今年5月頃、党が行った調査で金子では勝てないという数字が出た。それを受け、県連内では公認候補を替えて欲しいという意向を党本部に上げたのです」

 身内からの“離反”はなぜ起きたのか。

 地元市議が話を継ぐ。

「結局、金子さん本人は夫の不祥事も公用車疑惑の時も、地元議員一人一人にキチンと説明もお詫びもしなかった。選挙の時に支援者をまとめ、ポスター貼りなど裏方仕事を担うのは県議や市議たち。普段は東京に行ったきりで連絡も寄越さなければ、反感をかってしまいます」

 決定的だったのは、9月13日、選挙区の加茂市内で開かれた「議員在職10周年パーティー」だったとは別の後援者で、

「新潟出身の歌手・小林幸子も来るという触れ込みでしたが、こういった宴席は事前に議員らの予定を聞き回り、最大公約数で日取りを決めるもの。なのに、この日に来なさいとばかりにいきなり招待状だけ寄越してくるもんだから、呆れて欠席する者も多かったよ」

 で、当の金子氏に聞くと、

「もし、そういう声が上がっているとしたら真摯に受けとめます。もう公認を頂いていますので戦うだけです」

 地元を疎かにしては、自民党の大量絶滅に加勢してしまいますゾ。

「週刊新潮」2017年10月12日神無月増大号 掲載
.
新潮社

4241コピペ脳:2017/10/16(月) 17:22:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000014-khks-pol
<衆院選秋田>2区の金田氏「共謀罪」答弁で逆風 野党攻勢強める、自民はてこ入れ
10/16(月) 11:10配信

 衆院選秋田2区で、8月まで法相を務めた自民党前議員金田勝年候補(68)の陣営が冷たい逆風に危機感を強めている。念願の閣僚入りだったものの、「共謀罪」法案を巡る不安定な国会答弁で野党の集中砲火を浴びた。選挙戦で野党陣営が再攻勢をかける中、党本部は「重要法案を通した大事な候補」と位置付け、てこ入れを徹底する。


「政府、与党内で評価の高い法相だった」。高村正彦自民党副総裁は12日、金田氏の応援で能代市入りし、法相としての実績を高く評価してみせた。
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 金田氏は共謀罪の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法案の国会審議で、「私の頭脳では対応できず申し訳ない」などと答弁。野党側から「大臣の資質を欠く」と非難され、審議迷走の一因になった。
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 金田氏自身は法成立について「本当に良かった、と言われる」と批判を意に介さないが、支える陣営は不安を募らせる。
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 公示直前の5日、大館市であった決起集会で、選対本部長の鈴木洋一県議は「偏った報道で功績が正しく評価されていない。今回は強い逆風だ」と危機感をあらわにした。
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 後援会幹部は「女性層の反応が良くない」と警戒を強め、選対幹部は「選挙を考えると、法相経験はマイナスだった」と焦燥感をにじませる。
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 陣営の思いに呼応するように、党本部は公示前から菅義偉官房長官、二階俊博党幹事長、竹下亘総務会長ら閣僚や党首級を投入。党支持層の固め直しを急ぐ。
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 格好の攻撃材料を得た野党陣営は攻勢を強める。共産党新人の藤本友里候補(38)は「前法相に退場の審判を下そう」と意気込む。希望の党新人の緑川貴士候補(32)は「(共謀罪を通過させた)強行採決という国会運営の在り方に疑問を呈したい」と強調する。
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 有権者の思いは複雑だ。北秋田市の農業女性(57)は「テレビで見る金田さんの国会答弁は情けなかった」とあきれつつ、「他候補の主張は決め手に欠ける」と投票先を決めかねている。

4242コピペ脳:2017/10/16(月) 17:32:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017101502000107.html
<衆院選>激戦区ルポ 2区・3区
2017年10月15日

◆「後ろ盾」に頼らず

2区 中央・港(北東部)・文京・台東区(14区を除く区域)


 「未曽有の厳しい選挙だ」。自民都連最高顧問で元通産相の深谷隆司さん(82)は険しい表情で語った。


 念頭にあるのは、今回の区割り変更。衆院議員を九期務めた重鎮が「最も力のある地盤」と呼ぶ、台東区・浅草寺の北部に広がる住宅街は約六万人の有権者がいる。二〇一二年に当選した後継の辻清人さんも票田としてきたが、今回14区に移され、2区には都心の港区の一部が加わった。


 「台東区生まれ」のアピールで下町人情に訴えてきた辻さんは、戦略の見直しを迫られているようだ。街頭演説で繰り返すのは「北朝鮮の脅威」。外交問題の研究員だった経験を売りにする。十一日には応援の菅義偉官房長官が「今の時代に最も必要な安全保障の専門家だ」と持ち上げた。


 「安倍一強を倒さないと」。十三日夕、中央区で立憲民主の松尾明弘さんが声を上げた。枝野幸男代表の応援以外は、街頭で一人でマイクを握る。一八七センチの長身に悲壮感が漂う。


 一年半前、深谷さんと2区で激闘を続けてきた民進都連顧問の中山義活さん(72)から、弁護士の経験を買われて後継指名を受けた。だが、中山さんは、長男寛進(ひろゆき)さん(45)が七月の都議選で民進を離党して当選、現在都民ファーストの会に所属するため、今回希望の陣営へ。後見人を失った選挙戦は、学生時代の同級生らボランティアが頼りだ。


 希望の党の鳩山太郎さんは昨年、父親で元法相の邦夫さんを亡くした。十一日夜、生まれ育った文京区で「父の果たせなかった『二大政党制の夢』を成し遂げる」と力を込めた。〇五年に都議の椅子を失ってから、〇七年の文京区長選、一〇年の参院選と落選が続いた。「背伸びして父のまねをしてたくさん失敗してきた」。経験を糧に、悲願の国政進出に闘志を燃やす。


 「邦夫先生には薫陶を受けた」と語る小池百合子代表も応援入りを繰り返している。 (川田篤志)


 ◇2 区(3)


辻清人 38 党外交部会長代理 自前<2> =公


松尾明弘 42 弁護士 立新 


鳩山太郎 43 (元)都議 希新 


 (届け出順)

◆「大井町決戦」熱く

3区 品川(7区を除く区域)・大田区(北西部)、島部


 「本人でございます!」。希望の党の松原仁さんが声をからしながら、駅前の通行人にビラを配っていた。線路の向かい側に出ると「アベノミクス効果で景気はよくなっています!」。自民の石原宏高さんの演説が大音量で聞こえてきた。


 十二日夜のJR大井町駅(品川区)。松原さんは東、石原さんは西。それぞれ駅前に事務所を構える。この場所は、島しょ部も含めて「日本一南北に長い」衆院選挙区の主戦場だ。


 積年のライバル対決は二〇〇三年に始まった。通算戦績は石原さんの三勝二敗。松原さんは二連敗中だが、互いに十万票を超す得票の中で前々回は約二千票、前回は約四千票差と、いずれもわずかな差だった。


 3区は、石原さんの父・慎太郎元都知事が国会議員時代に地盤とした。「ずっと石原家を応援してきた」と語る古くからの支持者が多い。一方、松原さんは都議からのたたき上げ。自ら「雑草」「たたかう庶民派」と称し、毎日のつじ立ちで顔を売ってきた。


 毛色の違う二人の応酬は恒例となっている。今回、石原さんは松原さんの政治姿勢に照準を定めた。「態度がころころ変わる人に国政を任せられない」


 松原さんは七月の都議選では民進党の都連会長として、小池百合子都知事が率いる都民ファーストの会と戦った。それが、衆院解散が伝えられると小池知事との連携を決め、希望の結党メンバーに加わった。


 石原陣営の悩みは「支持者からも安倍首相批判が強いこと」(選対関係者)。石原さんも「森友・加計問題は説明不十分な面がある」と言う。松原さんは、この一点に攻撃材料を絞る。「透明な政治を実現するには政権交代が必要だ」


 共産の香西克介さんは護憲を掲げる唯一の候補者であることをアピールする。「立場、支持政党の違いを超えて憲法を守ろう」と呼び掛ける。 (梅村武史)


 ◇3 区(3)


香西克介 41 党准中央委員 共新 


石原宏高 53 (元)内閣府副大臣  自前<3> =公


松原仁 61 (元)国家公安委員長 希<前><6>


 (届け出順)

4243名無しさん:2017/10/16(月) 19:18:38

衆院選の期日前投票 全都道府県で増加
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171016/k10011179631000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&amp;word_result=

衆院選の期日前投票 全都道府県で増加
10月16日 18時57分
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今回の衆議院選挙で、15日までに「期日前投票」を行った人は、410万7000人余りで、前回の衆議院選挙の同じ時期と比べて140万7000人余り増加し、すべての都道府県で増えたことが総務省のまとめでわかりました。
総務省は、全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の今月11日から、15日までの期日前投票の状況をまとめました。

それによりますと、期日前投票を行った人は、全有権者の3.86%に当たる410万7108人でした。これは、前回・平成26年の衆議院選挙の同じ時期と比べて、140万7298人増え、有権者に占める比率でも1.26ポイント増えました。

都道府県別に見ますと、期日前投票を行った人が大幅に増えたのは、福井県がおよそ2.3倍で、次いで、新潟県と島根県が2倍余りとなっていて、47すべての都道府県で増加しました。

これについて、総務省は「周知啓発をして期日前投票が有権者の中で浸透してきた。また、駅前やショッピングセンターなど投票しやすい場所に投票所を設置したことも要因ではないか」と話しています。

4244コピペ脳:2017/10/16(月) 20:03:46
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601019&amp;g=pol
2区鈴木が優勢=岩手【衆院選情勢】

2017年10月16日18時45分

 1区は希望階と自民高橋の激戦。階は希望への逆風をはね返そうと、二大政党制の確立を訴える。高橋は自民支持層の票固めに奔走。2区は自民鈴木が優勢。希望畑は、引退表明した民進前職黄川田徹の後継とアピールし、巻き返しを狙う。3区は初めて無所属で臨んだ小沢が安定した戦い。

4245コピペ脳:2017/10/16(月) 20:12:06
https://this.kiji.is/292606693491262561?c=39550187727945729

衆院選後半戦へ、与野党てこ入れ

幹部投入、接戦区に照準
2017/10/16 19:34

 衆院選は22日投開票に向けて後半戦を迎えた。与野党幹部は16日、公示後の情勢を踏まえ激戦となっている選挙区に入り、てこ入れを図った。安倍晋三首相(自民党総裁)は大阪府で街頭演説を重ね、雇用創出など実績を強調した。夜は東京に戻り党本部で選対会合を開く。希望の党は「一枚看板」の小池百合子代表(東京都知事)を九州に投入。接戦区に照準を合わせて反転攻勢を狙う。

 首相は16日午後、八尾市の街頭演説で、全国で有効求人倍率が1倍超となり、雇用が増えているとアピールした上で「大変、大変厳しい戦いだ。働きたい人が働くことができる社会こそ、希望がある社会ではないか」と政権の継続を訴えた。

 希望の党は無党派層の取り込みに活路を探る。小池代表は佐賀県唐津市の演説で「安倍1強を許しては駄目だ。政治家が身を切る改革、国の無駄遣いをチェックすることで、財源と国民の安心を確保する」と述べた。

 公明党は常任役員会で、小選挙区の重点区として北海道10区と神奈川6区に力を入れる方針を確認。山口那津男代表は北海道10区の夕張市の演説会で「政権に公明党がいる安心感が重要だ」と述べ、自公連立政権の意義を説いた。

 共産党は常任幹部会で選挙情勢に関し内閣支持率が低迷しているのを受け「残り一週間の戦いで結果を大きく変えられる」との分析で一致した。

 立憲民主党は都市部を中心に議席の上積みを目指す。枝野幸男代表は神奈川県藤沢市の演説で「格差を拡大させ、消費を冷え込ませているのがアベノミクスだ。みんなで支え合って日本の社会と経済の活力を取り戻す」と語った。日本維新の会の松井一郎代表は東京・JR新橋駅前で、消費税増税の凍結を主張した。

 社民党の吉田忠智党首は鹿児島市で「安倍政権ほど立憲主義、民主主義、平和主義を踏みにじる政権はない」と批判。日本のこころの中野正志代表は仙台市で「与党に言うべきことを言う姿勢で臨む」と演説した。

4246コピペ脳:2017/10/16(月) 20:15:57
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601007&amp;g=pol
1、2区とも激戦=山梨【衆院選情勢】
2017年10月16日18時43分

 1区は無所属中島と自民中谷がデッドヒート。中島は大票田甲府市に戦力を集中し、無党派層取り込みに懸命。中谷はコスタリカで比例に回った宮川の応援を受ける。自民分裂選挙となった2区は、生き残りが懸かる堀内と長崎が伯仲。堀内は岸田派、長崎は二階派の全面支援を受け、両派の「代理戦争」の様相。立憲民主の小林は苦戦。希望井桁も準備不足が響き出遅れている。

4247チバQ:2017/10/16(月) 20:17:55
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601112&amp;g=pol
期日前投票52%増、最多ペース=公示翌日から5日間【17衆院選】


 総務省は16日、衆院選(22日投開票)の期日前投票の中間状況(選挙区)を発表した。11日の公示翌日から15日まで5日間の投票者数は410万7108人で、前回2014年衆院選の同期間に比べ52.1%増となった。全有権者数の3.9%に当たり、衆院選の期日前投票としては過去最多のペースだ。 
 都道府県別にみると、福井、新潟、島根、岐阜、茨城の5県で前回の2倍を超えた。前回比でマイナスはなく、伸び率が最も低い広島県も22.1%増だった。期日前投票が伸びている理由について、総務省は「制度が浸透してきたのに加え、商業施設など便利な場所に投票所が置かれたことがある」と分析している。(2017/10/16-20:08) 関連ニュース

4248チバQ:2017/10/16(月) 20:18:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601111&amp;g=pol
野党再々編を模索=民進系無所属、希望合流拒み【17衆院選】


 衆院選で3分裂した民進党。このうち無所属で出馬した前議員らは、前原誠司代表の決めた希望の党への合流を拒み、民進系勢力を軸とした選挙後の野党再々編を模索している。「安倍1強」に対抗するとともに、民進党の資金が希望にそっくり移るのを阻止する狙いがあるようだ。
 「選挙が終われば、野党が大きな固まりになれるように力強く歩んでいかなければならない」。無所属で出馬した岡田克也元外相は16日、さいたま市で希望の公認を得た民進前職の応援に駆け付け、こう訴えた。同じく無所属組の野田佳彦前首相も山形県内を回り、希望公認や無所属で出馬した民進出身者を応援した。
 岡田、野田両氏や安住淳元財務相、江田憲司元代表代行ら約20人の無所属組は今回の選挙戦で、情報交換や相互支援のネットワークを構築。選挙後もまとまりを維持して野党再々編の触媒となるための布石とみられる。希望の苦戦が伝えられる中、民進党関係者の間には「希望は長く持たないかもしれない」との見方も出ている。
 前原氏は衆院選後、参院議員や地方議員も含めた希望への合流の完遂を目指している。しかし、岡田氏ら無所属組や小川敏夫参院議員会長ら参院議員の多くは、合流を拒否する意向だ。
 民進党の「再結集」を一時示唆していた小川氏は、ツイッターで「民進党を軸(とした)、自民党に対抗するリベラル勢力結集の必要性を述べただけで、民進党への再結集とは述べていない」と軌道修正。後ろ向きな印象のある「再結集」ではなく、無所属組や立憲民主党との連携を念頭に野党再々編を目指す姿勢を示した。
 民進党籍が残る無所属組や参院議員が警戒するのは、100億円超とされる党資金の扱いだ。政党交付金や党員・サポーターからの納付を原資としており、参院幹部は「希望に流れないよう監視しなければならない」と話す。前原氏が選挙後に希望への合流を強行しようとすれば、無所属組らが分党などを求めて抗争となる可能性がある。(2017/10/16-20:08)

4249とはずがたり:2017/10/16(月) 20:21:23
保身に走り出した小池代表 地方に見切りで東京を重点支援
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_421039/
日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年10月16日 15時1分

 まさに天国から地獄だ。一時は「小池総理か」なんて呼び声もあったのに、今や「小池ノー」のムードがハンパなくなってきた。

 15日の選挙サンデー。希望の党の小池百合子代表は側近・若狭勝候補の選挙区であり、かつての自分の地盤である池袋駅前で公示後2度目の街頭演説を行った。が、雨模様だったとはいえ、聴衆の少ないこと。都知事選や都議選の時に湧き起こった「小池コール」もなく、寂しいもんだった。

 急失速した希望は、メディアなどの情勢調査で公示前の57議席を維持できるかどうかも怪しいという惨状。「排除」発言で有権者の反感を買った小池代表に全国の希望公認候補は恨み節なのだが、もはや小池代表は彼らの当落に構っていられる状況ではないらしい。都知事としての政治生命すら赤信号がともり、“保身”にひた走っているのだ。

■お膝元で無残な負けなら政治生命の危機

 希望の関係者がこう言う。

「地方に見切りをつけ、東京の選挙区を重点支援することになりました。小池代表のお膝元の東京で全敗したり、無残な負け方をすれば、都知事としての政治的な影響力にも関わってくるという理由です。現状、自民党に大差をつけられているので、せめていい勝負くらいに持っていかなければ、都議会の運営も難しくなります」

 平日は都知事の公務もあるため東京を離れにくいからと、小池代表は週末、地方へ遊説に出向く予定だった。しかし、15日の小池代表は、丸1日東京にとどまり、東の江戸川区から西の八王子市まで横断して、都内11カ所で街頭に立った。

 それでも希望に再び風が吹く気配はない。人気のなくなった知事に都庁職員もソッポを向きつつある。万事休すだ。

4250チバQ:2017/10/16(月) 20:23:35

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171012ddlk14010129000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/1 保守分裂の4区 「勝てば本当の自民」 立憲、希望の追い風なるか /神奈川
10月12日 00:00毎日新聞

 公示日の10日夕、横浜市栄区の本郷台駅前で行われた自民前職、山本朋広氏の街頭演説。県連会長の小此木八郎・国家公安委員長は聴衆に目配せしながら声のトーンを上げた。

 「党籍を得た、もう一人が立候補しているが、その行為は絶対に認めない」

 「もう一人」とは、無所属前職、浅尾慶一郎氏のことだ。過去2回の衆院選で山本氏は浅尾氏に敗れ、比例代表で復活した。いわば不倶戴天(たいてん)の敵だが、今回、浅尾氏は自民党の二階俊博幹事長を後ろ盾に公認争いに名乗りをあげた。小此木氏らの猛反発で、予定通りに山本氏が公認となったが、浅尾氏の入党も認められた。「勝った方が本当の自民」。党本部の裁定にはそんな含意がある。

 副防衛相の山本氏は、北朝鮮対応などで地元入りが限られる。危機感を抱く支援の市議らは「きのうきょう入った人間が自民党を語るな」と語気を荒らげた。「名実共に4区の代表に」。夕暮れの駅頭に山本氏の絶叫がこだました。

 党裁定への不満は浅尾氏陣営にも残る。「連続2回小選挙区で敗れた人の公認はおかしい。両方無所属で推薦が筋だ」。陣営幹部は憤るが、党籍を生かす工夫も忘れない。

 公示前の7日夜、鎌倉市内で開かれた決起集会。二階派会長代行の河村建夫元官房長官が登壇し、会場を沸かせた。河村氏は「安倍晋三首相も見識を評価している。公認がいるのであまりぎりぎりやると文句を言われるが……」と二階派の支援に言及し、「負ければ政治生命を絶たれる」と懸念する支援者らを安堵(あんど)させた。

 政界再編の機微を知る浅尾氏は今回、「人を選ぶ選挙」を標語に掲げた。街頭では、背筋を伸ばして、笑顔を振りまき、「なぞの微笑」と呼ばれている。

 前職2人の差し合いを尻目に追い風を感じているのが立憲新人、早稲田夕季氏だ。希望と民進の合流話で右往左往したが、主張に合致する立憲の旗揚げで「スッキリした」と駆け回る。市議、県議を務め、顔見知りも多い。当初は「かわいそう」との同情が目立ったが、「4区唯一のリベラル」との訴えは、これまでの選挙で行き場を失っていた護憲派を奮い立たせる。共産との野党共闘も実現し、護憲候補として他陣営との差別化を図る。

 「自民は分裂。立憲・共産の共闘にはマイナス面もある。構造が複雑な4区だからこそ、勝機はある」。鎌倉駅のホームからよく見える場所に事務所を開いた希望新人、風間法子氏。元参院議員秘書の陣営幹部は情報分析と戦略作りに余念がない。急ごしらえながら、風間氏の緑の上着やそろいの緑のジャンパーは注目度が高い。「候補はいい。選対も日々成長する。おもしろい選挙になる」

 4区の大票田、鎌倉市では15日に過去最多の5人が立候補予定の市長選も始まる。古都の選挙の秋は、かつてなくにぎやかだ。【因幡健悦】=つづく

   ◇  ◆

 野党再編で混迷を深めた衆院選は公示を経て構図が確定し、短期決戦が始まった。注目選挙区の動きを追う。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区=横浜市栄区、鎌倉、逗子市など

山本朋広 42 (3)自前

早稲田夕季 58 立新

浅尾慶一郎 53 (3)無前

風間法子 47 希新

 (届け出順)

4251とはずがたり:2017/10/16(月) 20:23:58
影響としては何所にどんな風にやろ?

衆院選の期日前投票 全都道府県で増加
18:57NHKニュース&スポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011179631_20171016.html

今回の衆議院選挙で、15日までに「期日前投票」を行った人は、410万7000人余りで、前回の衆議院選挙の同じ時期と比べて140万7000人余り増加し、すべての都道府県で増えたことが総務省のまとめでわかりました。

総務省は、全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の今月11日から、15日までの期日前投票の状況をまとめました。

それによりますと、期日前投票を行った人は、全有権者の3.86%に当たる410万7108人でした。これは、前回・平成26年の衆議院選挙の同じ時期と比べて、140万7298人増え、有権者に占める比率でも1.26ポイント増えました。

都道府県別に見ますと、期日前投票を行った人が大幅に増えたのは、福井県がおよそ2.3倍で、次いで、新潟県と島根県が2倍余りとなっていて、47すべての都道府県で増加しました。

これについて、総務省は「周知啓発をして期日前投票が有権者の中で浸透してきた。また、駅前やショッピングセンターなど投票しやすい場所に投票所を設置したことも要因ではないか」と話しています。

4252チバQ:2017/10/16(月) 20:24:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171013ddlk14010163000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/2 2新党と自民、激戦の12区 「1票差でもいい…」 無党派層の風読みながら /神奈川
10月13日 00:00毎日新聞

 会場は労組関係者や市民団体メンバーらで埋まっていた。公示前の7日夜、藤沢市内で開かれた立憲前職、阿部知子氏の「国政報告会」。壇上には「立憲民主党」の真新しいのぼり旗。連合神奈川の柏木教一会長からのエールを受け登壇した阿部氏は「少数の声を切り捨ててはならない。私たちが一角を占めれば、安倍政権に勝手なことはさせない自信がある」と支援者らに結束を呼び掛けた。

 民進の事実上の分裂で、立憲民主の結成に参加したのが今月2日。その胸の内は、数日前まで揺れていた。9月29日の街頭演説後には、希望の党入りについて「原発ゼロは一緒にやれるチャンス。(気持ちは)半々かな」と話していたが、翌日には「選別」「排除」を批判して、リベラル層の受け皿となる新党に一気に突き進んだ。

 社民、未来、民主と所属は変わったが、「スタンスは昔からぶれていない。むしろこれですっきりした」と市民団体幹部。立ち位置を決め、阿部氏は希望にも矛先を向けた。「排除の論理は安倍政治と同じ」と力説し、「主権在民のまっとうな社会を」と訴える。

 野党共闘に向けて擁立を見送った共産の支援にも期待を込めるが、陣営が気にするのは無党派層の行方だ。関係者は「他陣営との差別化ははっきりさせたが、うちなのか、希望の候補に流れるのか。今はまだ読み切れない」と漏らした。

 6日の公開討論会は、阿部氏と自民前職、星野剛士氏との間で議論が白熱した。北朝鮮問題を「制裁だけでなく対話を模索すべきだ」とする阿部氏に、星野氏は「ならば聞きたい。6カ国協議のテーブルにもつかず核開発を進めている。これをどう考えるのか」と切り返した。

 星野氏は前回の小選挙区で、比例復活した阿部氏に715票差に迫られる薄氷の勝利。事務所用の車のナンバープレートをこの票差の数字にして肝に銘じ、阿部氏との対決を前面に打ち出した。

 藤沢市内で開かれた星野氏の出陣式。自民系と公明の藤沢市議14人も姿を見せ、マイクを握った選対本部長の国松誠県議は「どう転ぶか分からない。他党の批判はやめて、前回の票をきっちり固めよう」と引き締めた。阿部氏の動向だけでなく、「改革保守」を掲げる希望に自民票が流れるのではとの懸念は消えない。1人だった選対責任者を2人体制にしたのもその表れだ。「厳しい戦いになる。1000票差、いや1票でもいい」。星野氏も演説で本音をのぞかせる。

 「安倍政権は森友・加計問題などスキャンダルばかり。しがらみのない政治をつくらなければならない」。公示日の10日、夕暮れの藤沢駅前。希望新人、原輝雄氏はかつて秘書を務めた松沢成文参院議員の応援を得て声を張り上げた。藤沢市議を14年務め、無所属ながら上位当選を重ねるなど地盤の市北部では人気が高いが、「組織票があるわけではない。後援会も一人一人の集まり」と原氏。前職2人に割って入った形の選挙戦で、野党の甘さも指摘し、風を読みながらの訴えが続く。【鈴木篤志】=つづく

………………………………………………………………………………………………………

 ◇12区=藤沢市、寒川町

原輝雄 43 希新

星野剛士 54 (2)自前

阿部知子 69 (6)立前

 (届け出順)

4253コピペ脳:2017/10/16(月) 20:27:20
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600995&amp;g=pol
7区、山尾と鈴木横一線=愛知【衆院選情勢】
2017年10月16日18時41分

 1区は自民熊田がわずかにリード。希望佐藤、立憲民主吉田が激しく追う。2区は希望古川が優勢。3区は立憲近藤に自民池田が迫る。4区は自民工藤を希望牧が猛追。5区は立憲赤松と自民神田が競り合う。
 6区は自民丹羽が野党候補の乱立を追い風に優位に立つ。7区は無所属山尾と自民鈴木が横一線。8区は自民伊藤を無所属伴野が懸命に追い上げる。9区は自民長坂と希望岡本がしのぎを削る。10区は自民江崎に希望安井が肉薄。
 11区は希望古本がトヨタ自動車関連労組の全面支援で抜けだしを図る。12区は無所属重徳が連合愛知に支えられ有利に戦いを進めている。13区は希望大西と自民大見が僅差で争う。14区は自民今枝が堅調。15区は自民根本が希望関に先行する。

4254コピペ脳:2017/10/16(月) 20:32:56
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600994&amp;g=pol
2区、中川と川崎僅差=三重【衆院選情勢】
2017年10月16日18時41分

 1区は自民田村がリード。区割り変更で新たに選挙区に加わった地域でも浸透を図る。無所属松田は民進県連や連合三重の支援を得て懸命に追い上げる。2区は無所属中川と自民川崎の閣僚経験者同士が僅差で競り合う。3区は無所属岡田が盤石。4区は自民三ツ矢が安定した戦いぶり。

4255コピペ脳:2017/10/16(月) 20:35:15
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600992&amp;g=pol
4区、田中と北神激戦=京都【衆院選情勢】
2017年10月16日18時41分

 共産が「必勝区中の必勝区」と位置付ける1区は、元衆院議長の自民伊吹がリード。共産穀田も政権批判票を集めて懸命に追い上げる。2区は希望への合流を主導した民進代表の前原が無所属でも安定した戦い。3区は知名度のある希望泉、比例北関東から国替えした自民木村が競り合う。
 4区は自民田中と希望北神が激戦を展開。田中が京都市議4期の実績を強調するのに対し、北神は無党派層への浸透を図る。5区は元自民総裁谷垣禎一の後継の本田が抜けだした。希望の元防衛官僚井上は支持に広がりを欠く。6区は自民安藤が保守層を固めて、わずかに優位。希望山井が社会保障政策などへの取り組みを強調し猛追する。

4256チバQ:2017/10/16(月) 20:36:53
たぶん石関貴史
http://www.sankei.com/politics/news/171015/plt1710150055-n1.html
2017.10.15 22:55
【衆院選】
アントニオ猪木氏、衆院選候補に闘魂注入
 選挙サンデーの15日、アントニオ猪木参院議員が群馬県入りし、希望の党から出馬している候補者に“闘魂”を注入、聴衆を沸かせた。候補者と猪木氏は外交政策などを通じ親交を深め、「盟友関係にある」(希望関係者)という。

 「元気ですか!」-。猪木氏は午後3時すぎに応援演説をスタート。猪木氏が「戦後のプロレスが日本の国民に与えた影響は大きかった」と訴えると、聴衆が手を振って応えた。一方で「(現在は)夢がない、先がないみたいな時代になってしまっている」とも語った。

 北朝鮮の核・ミサイル開発問題の解決を目指し、独自のルートで訪朝を続けている猪木氏。解決策について「とにかく平和というのが目標だ」と持論を展開した。

 演説はもちろん、国民的フレーズ「イチ、ニ、サン、ダー!」で締めくくった。

4257コピペ脳:2017/10/16(月) 20:38:14
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600978&amp;g=pol
2区、広田と山本接戦=高知【衆院選情勢】
2017年10月16日18時38分

 1区は自民中谷が10選に向け盤石。公示後も日程の約半分は県外の応援演説に割くなど余裕を見せる。希望大石は支持拡大に懸命。共産は小選挙区での活動を通じ、比例代表での得票上積みを狙う。
 2区は無所属広田と自民山本の接戦。希望の公認を断った広田は、保守層から共産党まで幅広い支援を受ける。一方、山本は農林水産相時代の環太平洋連携協定(TPP)承認をめぐる失言が尾を引き、農業関係者の支持を固め切れていない。保守票や無党派層の取り込みに必死だ。

4258チバQ:2017/10/16(月) 20:38:34
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160025-n1.html
2017.10.16 09:13
【衆院選】
山梨1区 〝ドン〟輿石東氏、遊説同行に注目 「私の信条受け継ぐ人」と中島克仁氏支援
 22日に投開票される衆院選。山梨1区は組織戦の徹底を図る自民党前職、中谷真一氏(41)=公明推薦=と、「支援者全員の団結」を理由に無所属で臨んだ前職、中島克仁氏(50)が激戦を展開している。

 15日は同氏の遊説に輿石東前参院副議長が同行。いまだに山梨県教職員組合(山教組)などに大きな影響を持つとされるだけに、注目を集めた。

 輿石氏は甲府市飯田の県立大前で車を降り、「中島候補は退路を断った。ブレない。嘘をつかない。子供に夢を。お年寄りに安心を。26年間の私の政治信条を継ぐのはこの人」と聴衆に支持を求めた。

 中島氏は「民進党が合流した希望の党は社会保障政策や教育政策がはっきりしていない」と無所属を選んだ理由を説明。「対峙してきた安倍政治と徹底的に戦う」と訴えた。

 中谷氏も14日、昭和町で女性支援者の会を開催した。約350人が集まり、大田房江参院議員、北杜市の渡辺英子市長も応援に駆けつけた。

 中谷氏は「女性をしっかり受け入れる山梨を作りたい」と支援を訴えた。

 山梨1区にはこのほか共産党新人、宮内現氏(35)と幸福実現党新人、西脇愛氏(32)も立候補している。

4259チバQ:2017/10/16(月) 20:39:55
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160055-n1.html
2017.10.16 19:46
【衆院選】
「比例は共産党へ」 急伸の立憲民主と票食い合い、SNS駆使で劣勢挽回図る
 共産党が衆院選でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を駆使して「比例は共産党」の呼びかけを強めている。勢いを増す立憲民主党と比例代表の票を争う状況となり、公示前の21議席を維持するのは厳しい情勢となっているためだ。

 共産党の小池晃書記局長が15日、ツイッターで「比例代表は日本共産党に」と投稿したところ、16日午後時点で680件以上のリツイートがあった。一般ユーザーからは「比例は共産党か、社民党に入れる『戦略的投票』を訴えたい」などのコメントが寄せられている。

 共産党支持層とみられるツイッターの投稿の中には、躍進する立憲民主党の候補者が79人にとどまることから「比例票が余る可能性」を指摘する声も出ていて、共産党が比例票を獲得するための呼び水としている面もありそうだ。

 このほか、小池氏がプラカードを持って投票を呼びかける動画を作成したほか、共産党は検索や閲覧がしやすくなるハッシュタグ「#」を付けた「#比例は共産党」のキーワードでツイッターやフェイスブックで拡散させており、SNSを通じて劣勢を挽回したい考えだ。

 共産党は平成26年12月の前回の衆院選で、比例代表で606万票を得て20議席を獲得した。ところが、今回は民進党分裂のあおりを受けて誕生した立憲民主党の勢いが急伸。「反自民・反希望」の支持層が立憲民主党に流れつつあるとみられる。

 産経新聞社とFNNが14、15両日に実施した合同世論調査によると、比例代表の投票先について立憲民主党が14.6%だったのに対し、共産党は5.4%にとどまり、大きく水をあけられている。

4260コピペ脳:2017/10/16(月) 20:42:31
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600974&amp;g=pol
1区、原口と岩田小差=佐賀【衆院選情勢】
2017年10月16日18時38分

 1区は無所属原口を自民岩田が小差で追う。希望の公認を辞退した原口は、引き続き民進県連の支援を受け、候補を取り下げた共産票の上積みで議席維持を図る。組織固めを急ぐ岩田は、前回推薦を受けた農政協議会が自主投票に回ったことが懸念材料。2区は自民古川がわずかに先行。希望大串は農業関係者を中心に支持拡大を訴える。

4261チバQ:2017/10/16(月) 20:43:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000054-san-pol
衆院選 連合左派、立憲民主支援鮮明に 選挙後の主導権争い見据え
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 立憲民主党に対する日本労働組合総連合会(連合)旧総評系労組の支援が鮮明になっている。分裂した民進党最大の支持団体である連合は今回の衆院選で、左派の旧総評系の自治労が立憲民主党を、右派の旧同盟系のUAゼンセンが希望の党を支援する“股裂き”状態を余儀なくされた。その結果、希望の党は失速したものの立憲民主党が党勢を拡大しつつある。両派は選挙後の連合内の主導権争いを見据え、影響力を行使できる候補者支援をさらに活発化させる。

 立憲民主党の枝野幸男代表は14日、東京都内3カ所で街頭演説会を開催。連合関係者によると、吉祥寺、新宿、池袋のJR各駅付近ではそれぞれ、1200、2000、1800人ほどの大勢の聴衆が集まった。このため、連合内では15日、「安倍晋三首相の演説で集まる聴衆の規模だ。後押しする旧総評系労組の底力を見せつけられた」(幹部)と評価する声が出た。

 連合は民進党分裂に伴い、今回の衆院選では「無所属」「希望の党」「立憲民主党」候補を個々に評価して推薦を決定。旧総評系労組の多くは護憲色の強い立憲民主党を主体的に支援する構えで、選挙対策会議を水面下で開催するなど同党との連携を強めている。

 直近の報道各社の世論調査では同党は公示前の16議席から倍増する勢いだが、「40議席も視野に入った。選挙後、連合内で自治労の発言力が強まる」(産業別労組幹部)との見方が出ている。

 ただ、安全保障関連法を「違憲」とする共産党が、立憲民主党と競合する選挙区で候補者を取り下げている。選挙後に両党が結束を強めれば、共産党排除を基本とする連合がもろ手を挙げて支援することは困難で、両派間で軋轢(あつれき)が生じる可能性がある。

4262コピペ脳:2017/10/16(月) 20:47:24
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601018&amp;g=pol
2区、鎌田と秋葉激戦=宮城【衆院選情勢】
2017年10月16日18時44分

 1区は自民土井が改選を迎える知事村井嘉浩と連携し、わずかに先行。立憲民主岡本が野党共闘態勢を組んで追う。希望伊藤は離された。2区は民進出身の無所属鎌田が自民秋葉をややリード。鎌田は県議時代の選挙区以外へ浸透を図る。自民は現職閣僚を応援に送り、てこ入れに懸命。3区は自民西村が他を寄せ付けない安定した戦い。4区も自民伊藤が優位を保つ。5区は民進出身の無所属安住が圧倒的知名度を誇り、自民勝沼を突き放す。6区は自民小野寺が盤石。

4263コピペ脳:2017/10/16(月) 20:52:08
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601015&amp;g=pol
3区玄葉が独走=福島【衆院選情勢】
2017年10月16日18時44分

 1区は無所属金子と自民亀岡が激しく競り合う。希望への公認申請を見送った金子は、共産の支援も受ける。亀岡は金子の地盤である伊達市への浸透を図る。2区は元復興相の自民根本が保守層を固め、安定した戦い。
 3区は無所属で戦う玄葉が独走。4区は希望小熊と自民菅家が接戦を演じる。小熊は元衆院副議長渡部恒三を選対本部長に据え、民進県連の組織をフル活用した選挙戦を展開。菅家は市町村長の支持を取り付け、選挙区内をくまなく回る。5区は復興相の自民吉野が先行。

4264名無しさん:2017/10/16(月) 20:55:23
チバさんは、毎日新聞有料会員ですかね?

4265コピペ脳:2017/10/16(月) 20:55:35
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601010&amp;g=pol
11区は小泉リード=埼玉【衆院選情勢】
2017年10月16日18時43分

 1区は自民村井と希望武正がしのぎを削る。2区は自民新藤が抜け出した。3区は自民黄川田が先行、立憲民主山川が追う。4区は自民穂坂が着々と保守層の支持を固め、希望吉田、維新青柳が懸命に追い上げる。秘書暴行報道で自民を離党した無所属豊田は伸び悩んでいる。
 5区は政権批判票を取り込む立憲代表の枝野に対し、自民牧原が組織票を固めて巻き返しを図る。希望高木は厳しい。6区は希望大島と自民中根が競り合う。7区は自民神山と希望小宮山が接戦。8区は自民柴山がリードし、希望小野塚が続く。9区は自民大塚が堅調。
 10区は7選を目指す自民山口に対し、希望坂本が挽回を狙う。自民系2人が無所属で争う11区は小泉が今野を突き放した。12区は自民野中と希望森田が伯仲。13区は自民土屋が優位。14区の自民三ツ林、15区の自民田中も安定した戦い。

4266チバQ:2017/10/16(月) 20:59:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000008-kobenext-soci
民進系地方議員に分裂余波 一筋縄でいかぬ衆院選候補支援
10/16(月) 16:00配信
 22日投開票の衆院選で、希望の党を軸にした野党の離合集散劇が、兵庫県内の小選挙区でも民進党系の地方議員に複雑な対応を強いている。本来の主張を封印して「憲法改正」や「原発ゼロ」を掲げる希望の候補を応援したり、会ったこともない“落下傘候補”の支援を求められたり。ここでの立ち振る舞いが自身の選挙に影響する事態も想定されるだけに、不安の声も漏れる。

 民進は衆院解散直前、小池百合子東京都知事が代表に就く希望への合流方針を決定。希望側が憲法改正や安保法制容認を移籍の条件としたことに反発した民進リベラル派は立憲民主党を立ち上げた。希望にも立民にも移らず、無所属での戦いを選んだ候補者もいる。

 兵庫3区(神戸市須磨、垂水区)は4選を目指す自民前職に希望、共産党、日本維新の会の新人が挑む構図。民進系の地元選出兵庫県議や神戸市議らは、希望候補を一枚岩で支える。

 ただ、悩みはある。「支持者に希望のポスター掲示を断られることがある。『今回だけ』と懇願している」というのは、改憲に反対する教職員組合出身の元市議。原発関連企業の労組出身市議は「投票依頼の電話作戦に協力してくれる組合員の中には、希望と名乗ることに抵抗感がある人もいる。党名は伏せてもいい、と伝えている」と明かす。

 それでも希望の候補を支援するのは「何としても二大政党制を実現するため」と市議の一人。街頭でも「政治に緊張感を取り戻す」などと繰り返し訴える。

 県内で唯一、希望と立民の候補が競合する兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市)。民進の地元市議8人は立民から立った前伊丹市議の新人陣営にそろって加わり、小池代表の元秘書である希望新人とは距離を置く。

 8市議のうちの一人は「(党分裂に)今も戸惑いはある」としつつ「民進県連も、立憲民主の支援については問題ない-との見解。これまでの仲間を応援していく」と言い切る。

 また、かつて民主党政権で外相も務めた前職が自民から立った兵庫11区(姫路市)では、労組出身の姫路市議が「身動きが取れない」とこぼす。市議会での所属会派はこれまで、この前職を全面支援。一方、労組を束ねる連合兵庫は、大阪から国替えしてきた旧民主出身の希望元職の「支持」を決めたが、それまで会ったことさえなかった。

 「私の後援会や地元支援者の中には、長年の前職ファンも多い」と市議。「(希望の応援に)無理に動けば、自分の選挙にも影響しかねない」と複雑な表情を浮かべた。(三島大一郎、土井秀人、阪口真平)

4267チバQ:2017/10/16(月) 21:00:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000041-san-l15
【衆院選】選挙サンデー 激戦・新潟2区 3候補走る
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 衆院選は15日、選挙期間中では唯一の日曜を迎え、県内の6選挙区で立候補した前職9人と新人6人の15人は支持拡大に向け、街頭やミニの演説などに走り回った。中でも新潟2区は、前回選で勝った自民党の細田健一氏(53)と、102票の僅差で敗れ比例で復活した無所属の鷲尾英一郎氏(40)の前職2人の対決に共産党の新人、五十嵐健彦氏(37)も加わる激戦となっている。3候補の15日の動きを追った。

                   ◇

 ◆細田氏 市民の声、自公が形に

 細田氏はこの日、佐渡市の主要地区を回った。同市相川栄町のあいかわ開発総合センター前では約70人を前に演説し、島民向けに導入された佐渡汽船のジェットフォイルの割引運賃を、島外で暮らす島出身者らも対象にしたいとアピール。新規事業所で働く人の賃金を補助する制度を作ったとして「若者に戻ってきてもらい、島の活性化を図る」と人口減対策も公約した。

 前回選は大接戦だっただけに「全国的には自公の勢いが良いとされるが、新潟は全く違う」と危機感を前面に出し、支持を求めた。三浦基裕市長や県議、市議らも応援に駆け付けた。

 公示後、前回選で鷲尾氏の得票を3800票余り下回った燕市で、てこ入れを図ってきた。今後も同市を軸に据え「市民の声を形にできるのは自公政権だけ」との論陣を張る構えだ。16日も佐渡島を回り、両津、赤泊などで遊説する予定。

 ◆鷲尾氏 与党の議席を減らす

 鷲尾氏は15日は支援者らへのあいさつ回りなどに時間を充て、夜には燕市の米納津転作促進センターで個人演説会を開いた。「大きな与党の議席を少しでも減らさなければ政策を議論できない。皆さんのお役に立たせてほしい」と、集まった約70人に呼び掛けた。

 演説会に姿を見せた米山隆一知事は「地域をよく回り、地域の課題を把握できている。国会で活躍してほしい」と述べ、民進党出身の鷲尾氏を支援する立場を明確にした。

 同党の事実上の解党を受け、県連代表を務める鷲尾氏は比例では復活できない無所属での出馬を決断し、背水の陣を敷いた。野党勢からの支援に期待したものの、共産党が候補者を擁立したことで、思惑とは異なる厳しい戦いに直面している。40歳の若さを生かし、今後の選挙戦では自転車を使った遊説で元気の良さをアピールする構えだ。

 ◆五十嵐氏 原発政策で違い鮮明

 「みなさん、電気は足りているではありませんか!」。五十嵐氏は15日、柏崎市のショッピングモール前で演説し、集まった約80人に大声で訴えかけた。選挙区内にある東京電力柏崎刈羽原発(同市、刈羽村)をめぐり、他候補が突っ込んだ発言を避ける中で、争点を原発に絞り込むことで違いを鮮明にする戦略をとっている。

 15日は同市を中心に遊説した。廃炉を政策の柱とすることで原発に不安を持つ住民の支持を狙い、農業政策では兼業農家の支援を拡充する必要性を強調。さらに産業と雇用の創出を再生可能エネルギーの活用で実現するとアピールした。

 選挙戦は、昨年の参院選や知事選で成功した野党共闘に期待する人たちをターゲットに据えて展開。「非常に手応えが良く、良い意味で予想外だ。期待をひしひしと感じている」と党勢拡大に自信をみせる。

4268チバQ:2017/10/16(月) 21:00:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000010-san-l10
【衆院選】群馬1区情勢 自民、希望ドタバタ余波 直前まで調整、しこり残る
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 衆院選は15日、選挙サンデーを迎え、各候補者は街頭演説や遊説を行い、精力的に支持を訴えた。「保守3分裂」「民進党と希望の党の合流劇」で与野党双方が公示直前まで調整と準備に奔走した群馬1区は、選挙戦にもドタバタ劇の余波が微妙な影響を与えている。情勢を探った。(久保まりな)

                   ◇

 ■一枚岩になれるか

 「皆さまのさまざまな思いがあり、私は、ここに立たせていただいている」

 13日、前橋市内で行われた決起集会で自民党公認の尾身朝子氏は切り出し、「自民党」のたすきをかけている中曽根康隆氏を横目に集まった約250人に支持を訴えた。1区をくまなく回り、15日は康隆氏も同行して、前橋市内を中心に遊説や演説をこなした。

 公示直前まで保守3分裂の可能性を残した1区は、康隆氏が比例に回り、佐田玄一郎氏が公示前日に出馬を断念したことで候補者は何とか一本化された。公明党の推薦も得て盤石の態勢と思われたが、陣営幹部は「分裂騒動のしこりが残っている」と打ち明ける。

 自民系の県議や市議らが尾身氏支援に回ってはいるが、康隆、佐田両氏の支持者の中には「選挙区で誰の名前を書くか、ピンとこない」といった声があるのも事実だ。「それぞれの支持者が、すんなり尾身氏を支援してくれるわけではない」(同幹部)。康隆氏も公示直前に比例転出を決めたものの支援者に十分な説明ができないまま選挙戦に突入。「選挙区から出てほしかったとの声がまだたくさんある」と明かす。

 尾身氏は「選挙区は初めてで、地元を持つのも初めて」と新人同然の心境で組織固めに励む。序盤情勢で「自公優勢」との情報もあるが、支持基盤が一枚岩となれるのか。油断できない戦いを強いられている。

 ■「捨て身の覚悟で」

 希望の党の宮崎岳志氏のポスターは赤が基調だったが、緑が加わった。希望のイメージカラーだ。たすきの「民進党」の文字をシールで消し、「希望」に差し替えるドタバタもあった。ただ、選挙戦中盤にさしかかり腰を落ち着け「森友・加計学園問題の徹底追及が安倍総理を追い込んだ。群馬で安倍政権を倒せるのは私だけ」と主張している。

 解散直前の民進と希望の合流劇には、今も支援者から懸念の声が上がる。公示日の第一声に駆けつけた70代男性は「なぜ、希望に行ってしまったのか」と声を潜めた。宮崎氏本人も批判は承知している。14日の街頭演説では、駆けつけた前原誠司代表が隣りにいた。「これまでのやり方で安倍政権を倒せるのか。捨て身の覚悟でやっている」。合流をめぐり釈明を続ける前原代表とともに、政権奪還のためだった点を訴えた。

 宮崎氏は民主党政権を誕生させた平成21年の衆院選で、尾身氏の父で元財務相の幸次氏を破り初当選を果たしている。今回は世代をまたいだ注目の対決となるだけに、2世候補を批判、“たたき上げ候補”としての浸透も図っている。

 ■共産は雨の中訴え

 1区では、共産党の店橋世津子氏が主に憲法改悪反対や安保法制廃止を訴え、街頭演説をこなしている。15日は雨の中、スーパーなどで家族連れに向け、「共産党はぶれません」などと強調。保守王国・群馬から初の共産党国会議員誕生に挑んでいる。

4269チバQ:2017/10/16(月) 21:01:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000037-san-l09
【衆院選】選挙サンデー 栃木1区 4氏駆ける
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 日曜日の15日、衆院選の候補者は街頭演説や会合で支持を求めた。栃木1区では、自民前職の船田元氏(63)、希望元職の柏倉祐司氏(48)、共産新人の青木弘氏(56)が宇都宮二荒山神社前(宇都宮市馬場通り)に順々に姿を見せ、休日の買い物客らでにぎわう宇都宮市中心部でマイクを握った。一方、無所属新人の渡辺典喜氏(34)は市中心部から離れた住宅街での遊説に力を入れた。

 船田氏はこの日、個人演説会を数多くこなし、午後には二荒山神社前や東武宇都宮百貨店前で街頭に。大鳥居の向かいにある商業施設横の同神社下宮に支持者が集まり、自民党や公明党の県議らが応援演説。船田氏も雨の中、「今まで、地道にやってきた。これからもしっかり自公政権は手を組んで日本の将来のために全力を尽くす」と力を込めた。

 柏倉氏は支持者回りの合間に短い街頭演説を重ねた後、夕方に東武宇都宮百貨店前で街頭演説。オリオン通りを歩いて二荒山神社に向かい、選挙カーの上でマイクを握った。「緊張感を持って政策を競い合う2大政党制実現に向けた大事な選挙。クリーンでしがらみのない政治が必要だ」と訴えた。その後、JR宇都宮駅西口でも街頭に立った。

 青木氏は遊説しながら街頭演説を繰り返した。二荒山神社前では「国民の声を聞かない政権を倒すチャンス。宇都宮には自衛隊の駐屯地が2つある。(憲法9条改正で)自衛隊の青年が戦場に駆り出される。国政の私物化どころか命の私物化は絶対に許せない」と、安倍晋三首相への批判を強めた。大型商業施設前でも演説を重ねた。

 渡辺氏は午前中から宇都宮市北部、午後は上三川町を回り、数分程度の街頭演説を数多くこなした。市中心市街地に入らず、住宅街を重点にして遊説日程を組み、同市北部の商業施設前では「環境にかかわらず自分たちの選択肢を持てる社会を作り、希望を持てる社会に栃木1区から日本を変えていきたい」と述べ、若さをアピールした。

4270チバQ:2017/10/16(月) 21:02:37
>>4185
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000515-san-pol
公明党、比例議席死守へ 自民党にプレッシャー
10/15(日) 22:02配信 産経新聞
 衆院選(22日投開票)で、公明党が気をもんでいる。比例九州・沖縄ブロックでは現有4議席の維持を必達目標とするが、新旧野党が林立したため、厳しさが増す。公明党は街頭演説で希望の党や立憲民主党への批判を強める一方、友党・自民党に対して、協力を求めてプレッシャーをかける。(村上智博)

 「庶民の目線で政策を実現できる公明党が(与党に)いる安心感こそ、大事なんです。勝たせてください」

 公明党の山口那津男代表は13日夕、西鉄久留米駅前(福岡県久留米市)で、声を張り上げた。

 さらに、希望の党を「仮面をかぶっても中身は民進党出身者ばかり。首相候補が誰か答えられない政党に明日は託せない」と批判すれば、返す刀で立憲民主党を「東日本大震災の対応で、後手後手に回った旧民主党政権を思い出す」と切り捨てた。

 演説の場には、地元、福岡6区から立候補する自民党の前職、鳩山二郎氏(38)もいた。鳩山氏は昨年10月の補選で、保守分裂の激しい選挙を戦い、初当選した。それだけに「補選で公明党さんは自主投票だったが、95%以上は私に投票をいただいた。その恩は返す。4議席死守のため私も頑張ります」と呼びかけた。

 「恩は返す」。その言葉に、山口氏はうなずいた。

 ■こちらは不利

 公明党は前回の衆院選(平成26年)で、比例九州・沖縄ブロックで103万票を獲得し、初めて4議席目に届いた。今回、前職4人と新人2人を擁立した。

 今回の衆院選で、同ブロックの定数は1減る。「現職を落としては、党の一大事だ」(公明党幹部)と危機感を抱く。

 しかし、序盤の各種世論調査に、党関係者の表情はさえなかった。4議席目を失う可能性も伝えられたからだ。

 同党の広報担当幹部は「メディアで自公の結束ぶりばかりが報じられ、教育費の負担軽減など公明党色が薄まったのが原因だろう。自民党は圧勝ムードでも、こちらは不利だ」と分析した。

 比例代表は、選挙区に比べ“風”の影響を受けやすい。

 希望の党は失速気味だが、立憲民主党は支持を広げている。公明党福岡県本部のある幹部は「イメージばかりで勝負する新党に、有権者、特に女性層の期待感が高まっている。勢いを断ち切らないとだめだ」といらだちを隠せない。

 ■神経ピリピリ

 公明党は、支持母体の創価学会を中心に、小選挙区ごとに約2万票程度を持つとされる。この票とバーターで、自民党候補から比例の応援を取り付ける。

 福岡では公示直前、自民党県連の蔵内勇夫会長と、創価学会の山本武総九州長が面会し、現場レベルの支援を約束した。

 同県筑後市議でもある公明党の山下秀則筑後総支部幹事長は、福岡7区を駆け回る。

 自民党前職の藤丸敏氏(57)の地盤だ。藤丸氏の街頭演説や演説会に同席し、「比例票は公明党へ」と念を押す。

 山下氏は「公明党へ無理に票を回さなくてもいいやと緩んだり、(藤丸氏の陣営が)こちらに協力的でないなら、次の衆院選で応援はない。自民党側に、しっかりプレッシャーをかける」と話した。

 ただ、現場レベルは複雑だ。2年後の平成31年春には統一地方選がある。県議や市町村議にとって、公明党はライバルになる。公明党への支援に二の足を踏む地方議員は多い。さらに1、8区の自民党候補は、公明党の推薦を受けておらず、協力は成立しない。

 熊本県内でも、公明党は神経をとがらせる。

 自民党は前職を一人、比例単独候補に回した。そのため4区の前職、金子恭之氏(56)は「比例は自民」と訴える。

 さらに、1区の木原稔氏(48)は、公明党と距離を置いてきた。木原氏は今回、希望の党前職の松野頼久氏(57)との一騎打ちで、大接戦となっているが、公明党からの推薦は受けなかった。

 この状況で、公明票の一部は、松野氏に流れているようだ。創価学会関係者は「比例を公明に回してくれるなら、松野氏のような野党でもいい」と声を潜める。

4271チバQ:2017/10/16(月) 21:05:19
>>4264
いや無料の範囲でしか貼ってません
さすがに有料で見てるのをコピペしたら怒られそうなんで。
他紙も同様です。

4272名無しさん:2017/10/16(月) 21:10:32
>>4271
そうでしたか、いつもありがとう!あわよくば毎日新聞の各情勢調査掲載されてるのでチバさんに頼もうと思ってました

4273コピペ脳:2017/10/16(月) 21:13:52
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600985&amp;g=pol
3区、阿部と平沼横一線=岡山【衆院選情勢】
2017年10月16日18時39分

 1区は自民逢沢が優位に戦いを進める。立憲民主高井は共産、社民の全面支援を受け、追走に懸命。2区は自民山下が先行、希望津村が追い上げる。3区は無所属の阿部と平沼が横一線で競る。県看護連盟の支援を受け、無党派層への浸透も図る阿部に対し、平沼は父赳夫の強固な後援会組織をフル稼働させ票固めに躍起。
 4区は自民橋本が頭一つ抜け出し、希望柚木が追う。橋本はミニ集会を重ねて票の上積みを図り、柚木は連合のてこ入れを受け追い上げを図る。5区は自民加藤が安定している。

4274コピペ脳:2017/10/16(月) 21:16:06
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601022&amp;g=pol
10区、稲津と神谷が激戦=北海道【衆院選情勢】
2017年10月16日18時45分

 1区は立憲民主道下と自民船橋が互角の戦い。2区は自民吉川が優位に立つ。3区は立憲荒井と自民高木が競り合う。過去2回の選挙では高木が勝ったが、共産の候補取り下げが荒井に追い風。4区は自民中村を立憲本多が激しく追う。
 5区では立憲池田と自民和田のつばぜり合いが続く。6区は立憲佐々木がリード。前回も佐々木に敗れた自民今津は、野党の候補者一本化もあり苦しい状況だ。
 7区は自民伊東が安定した戦い。8区は立憲に入党しながら無所属で出馬した逢坂が政権批判票を集めて抜け出した。9区は自民堀井がやや先行し、希望山岡が追走する。10区は公明稲津と立憲神谷がしのぎを削り、双方とも浮動票の取り込みに必死だ。
 11区も激戦。立憲石川が非自民票を取り込むのに対し、自民中川は支持固めに懸命だ。12区は3選を目指す自民武部が盤石。

4275チバQ:2017/10/16(月) 21:16:17
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20171016-0072.html
意外!?河野外相 応援演説引っ張りだこ “異端児”も毅然とした姿勢で評価UP
07:24スポニチアネックス

意外!?河野外相 応援演説引っ張りだこ “異端児”も毅然とした姿勢で評価UP
河野太郎外相は15日、中目黒駅前で自民党の松本文明氏の応援演説を行った
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 自民党内で意外な応援弁士の人気が急上昇している。8月に入閣したばかりの河野太郎外相(54)だ。

 15日は都内3カ所を回り、目黒区の中目黒駅前などで演説した。北朝鮮の核・ミサイル開発の危機を強調し「米艦船への洋上燃料補給を可能にしていなければ、給油のたびに横須賀港に戻り日本の防衛に穴があいていた」などと指摘。「安保法制を整えてきた自公連立政権に引き続き日本の安全を任せるか、野党に任せるかが問われる選挙」と訴えた。

 公示日の10日から6日間で20カ所以上を回り、15人以上の候補者を応援する人気ぶり。地元神奈川にはほとんど入れず、個人講演会はビデオメッセージを上映している。

 永田町関係者は、河野氏の人柄を「一言居士タイプで言いたいことを言い、以前は煙たがられていた。だが明確な主張があり、外相として毅然(きぜん)とした姿勢は頼もしく見える」と分析。流ちょうな英語を話すなど語学堪能でもある。党内では珍しい脱原発派。“異端児”で発言が危ぶまれた時期もあったが「意外と空気を読めて、ここから先は言っては駄目と分かる人」との声も上がっている。

 ただ、生来の気質は変わらず?言いたいことを言うあまり、候補者の応援が後回しになることも。ある前職議員の支援者は「いつになったら褒めてくれるかハラハラした。最後にきっちり褒めて、締めてくれて良かった」と苦笑い。別の陣営からは「駐車場を用意しますか?と申し出たら“電車で行きますよ”との返答があった」と、庶民派の一面もあるようだ。

 人気上昇の背景には、聴衆から激しいヤジにさらされている安倍晋三首相(63)の人気低下があるとの指摘も。河野氏の応援を受けたある陣営からは「安倍さんに来てもらって、会場が荒れても大変。河野さんの方がいいかもしれない」と首相の応援を拒否する声も上がった。

4276コピペ脳:2017/10/16(月) 21:17:58
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600991&amp;g=pol
1区、井上と大西横一線=大阪【衆院選情勢】
2017年10月16日18時40分

 維新が本拠地で自民と激戦を繰り広げる。1区は維新井上と自民大西が横一線。2区は自民左藤が抜けだし、維新椎木が追走する。4区も自民中山と維新美延のデッドヒート。7区は自民渡嘉敷を元大阪市長橋下徹の秘書だった維新奥下が激しく追い上げる。
 8区は自民大塚、維新木下が接戦。9区も自民原田と維新足立が競り合う。10区は立憲民主辻元に小差で自民大隈、維新松浪が続く。11区も三つどもえの戦いで、並走する自民佐藤と無所属平野を維新伊東が懸命に追う。
 12区は自民北川が先行。13区も自民宗清がリードを保つ。14区は維新谷畑と自民長尾が接戦を演じ、15区も維新浦野と自民竹本が伯仲。17区は維新馬場が優位に戦いを進める。18区は維新遠藤が自民神谷から逃げ切りを図る。19区は維新丸山を自民谷川が猛追。
 維新、自民が擁立を見送った4選挙区では、公明が議席確保に全力を挙げる。3区は佐藤が共産渡部を引き離す。5区は国重が安定した戦い。6区も伊佐が盤石。16区は北側が9選に向け着々と支持固めを図るのに対し、立憲森山は追い上げに懸命。

4277チバQ:2017/10/16(月) 21:18:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710160021.html
【衆院選】引退「亀井票」の行方は… 広島6区、強固な基盤に自民、共産、希望の3陣営も注目
09:14産経新聞

 衆院選の広島6区は、過去13選を果たし、前回も8万9700票余りを獲得して県内7選挙区で唯一、自民を破った無所属前職、亀井静香氏(80)が引退。「亀井党」とも呼ばれる強固な支持基盤を誇った“亀井票”の行方が注目されている。(服部幸一、児玉佳子)

支援は「限定的」

 6区の候補者は、3選を目指す自民前職の小島敏文氏(67)▽共産新人の寺田明充氏(66)▽自由を離党した希望公認の元職、佐藤公治氏(58)。特に亀井氏の引退を受けて小島氏と佐藤氏のつばぜり合いが際立っている。

 2回の当選がいずれも比例復活の小島氏にとっては選挙区での初勝利、衆院2期、参院1期を務めた佐藤氏にとっては国政復帰が、それぞれ負けられない理由の一つとなっている。

 その対決を彩っているのが、13期約40年務めて引退した亀井氏との関係だ。

 亀井氏は「郵政選挙」と呼ばれた平成17年の衆院選で、当時自民党の重鎮でありながら郵政民営化に反対し、離党したものの、元々の支持基盤は保守層。今回は公示直前に引退表明の会見を開いて、選挙戦にあたっては佐藤氏を「限定的」に支援すると述べた。

 佐藤氏は、小選挙区制に移行した8年の衆院選で新進から立候補したのが国会への初挑戦で、以来、自由→民主→国民の生活が第一→未来→生活→自由と、地盤を継いだ父親の故・守良氏を盟友としていた小沢一郎氏と同じ道を選んできた。亀井氏とは衆院選で4度対決した間柄だが、現職として臨んだ25年の参院選に落選して“浪人中”の前回衆院選で支援に回った。

初めて公明が推薦

 一方、小島氏も過去3度の衆院選で毎回、亀井氏に敗退。前々回と前回は比例復活したものの、圧勝した自民が県内で唯一負けた選挙区となった。

 今回も佐藤票に亀井票が加わる“脅威”は否定できないが、陣営は公明の推薦を初めて得られたことに加え、亀井氏が佐藤氏への支援を限定的としたことを活路ととらえる。

 「限定的」と述べた真意を亀井氏は、佐藤氏自身の政治姿勢は評価するが、公認を求める候補を排除した希望の手法を容認できないからだと説明。公示後も出陣式の出席にとどめ、街頭演説などには同行していない。さらに「後援会は自分の政治活動を応援する人たちが集まってくれた組織で、誰かに『投票してくれ』と頼むことはない」とも述べた。

反応さまざま

 しかし、これまで亀井氏が獲得してきた票の行方が6区の勝敗を左右するのは確実。「頼まれていない」有権者たちは、どんな判断を下すのか。

 「佐藤さんを支援していく」と言い切るのは、“本拠地”庄原市の亀井静香後援会幹部。亀井氏からの要請はないとしながらも、「前回衆院選でお世話になった“義”を後援会が連携してしっかり返していく」と意気込む。庄原市の街頭で取材に応じた男性会社員(57)も、亀井氏を支持してきたとした上で「後を継ぐのは佐藤さんだ」と明言。

 ただ、庄原市の飲食店勤務の男性(40)のように「昔から地元を支えてきてくれた亀井さんが引退して、興味が薄れてしまった」と投票に行かないことを示唆する声も。

 また、庄原市の薬局勤務の女性(44)は「安定をもたらしてきたのは自民党で、小島さんに投票したい」。同市の主婦(61)も「分裂やパッと出た政党に外交や安全保障を任せられない」と話すなど、反応はさまざまだ。

 一方、寺田氏は「希望の主張は自民と変わらない。安全保障法制に反対し、憲法9条を守るのは、6区では共産党だけ」と独自色をアピールする。

4278チバQ:2017/10/16(月) 21:20:46
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171016-134-OHT1T50102.html
危機感募らせる小池氏の右腕・若狭勝氏「訴えていくしかない」
18:11スポーツ報知

危機感募らせる小池氏の右腕・若狭勝氏「訴えていくしかない」
練馬区内で街頭演説する若狭勝氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 衆院選(22日投開票)の各社世論調査で、東京都知事の小池百合子代表(65)率いる希望の党からの立候補者たちの苦戦が予測されている中で、東京10区から出馬した小池氏の右腕、若狭勝氏(60)も危機感を募らせている。

 若狭氏は16日、雨降りしきる練馬区で街宣。きたまち商店街ではスーパー「ユータカラヤ」前で演説し「非常に苦戦が伝えられています。まだ国会で仕事をさせてください。切に切にお願いします!」と劣勢を隠さずに支持を訴えた。握手に応じる主婦が4人いたが、小池氏が横にいる時のような熱気はなかった。

 この日は練馬区の田柄、北町などの住宅街を街宣車で周り、スーパー前では買い物客に向けて自民党が進めている消費増税を批判。「国会議員を削減し、身を切る改革をするのが増税よりも先だ。自公の300議席超が予想されていますが、自民党に大勝させないよう、どうか正しい選択をして頂きたいと思います」と訴えた。

 東京10区もほとんどの世論調査が、若狭氏よりも現状では対抗馬の自民党前職・鈴木隼人氏(40)=前職=がリードしていると分析。だが、秘策があるわけではない。若狭氏は「マスコミではアゲインスト(逆風)とか言われているけど、こちらは粛々とやるだけ」と淡々。雨の中で傘を差さずに練り歩き、スーツはビショビショに濡れていた。「雨にも負けず、風にも負けず。安倍政権にストップをかけるためにはさらに訴えていくしかない」と話した。

 東京10区からは若狭氏、鈴木隼人氏のほかに、立憲民主党新人・鈴木庸介氏(41)、共産党新人・岸良信氏(62)、諸派新人・吉井利光氏(35)、無所属新人・小山徹氏(42)も立候補している。

4279チバQ:2017/10/16(月) 21:21:09
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710150002.html
安倍首相遊説でバトル勃発“妨害VS支持者” かつての保守王国、新潟密着ルポ
17:15夕刊フジ

安倍首相遊説でバトル勃発“妨害VS支持者” かつての保守王国、新潟密着ルポ
長岡市内では抗議する団体も(一部画像処理しています)
(夕刊フジ)
 衆院選で各地で街頭演説する安倍晋三首相(自民党総裁)について回るのが「反アベキャンペーン」だ。かつての「保守王国」新潟でも妨害まがいの行為が見受けられたが、支援者側が「反撃」するなど様相が変わっている。

 7月の東京都議選で、組織的な「帰れ」コールを受けた首相が、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したことが批判的に報じられた。

 衆院選公示前もSNSで遊説情報が拡散され、自民党が直前に場所を変更する騒ぎとなったが、現在は党のウェブサイトで日程を公表している。

 12日に安倍首相が新潟市内で自民党候補の応援に入ると、商店街のアーケードは通り抜けできないほどの人で埋まった。

 首相は「今や新潟には(アイドルグループの)NGT48もある」とユーモアを交えながら、拉致問題の解決を訴えたが、演説の最中、眼鏡をかけたひげ面の中年男性が「アベ政治を許さない」とプラカードを掲げた。それを止めようとする女性ともみ合いになり、男性は「暴力じゃないか! 暴力だ!」と叫ぶ。

 聴衆が将棋倒し寸前となった末、男性はその場を立ち去ったが、路地を曲がると思いきや急にUターンするなど、後ろをチラチラ見ながら大通りに姿を消した。

 「72年間、憲法9条が平和を守ってきたんです!」とヤジを飛ばす女性も。「新潟に原発は…」と叫ぶ女性に、聴衆の男性が「選挙妨害するな!」と抗議の声を上げると拍手が巻き起こった。

 「おい、テレ朝 選挙妨害は犯罪なんだよ!」「おい、TBS 偏向報道は犯罪なんだよ!」と書かれたプラカードを掲げる人もいた。

 同日夕の長岡市内の遊説では、聴衆の背後に森友・加計学園問題を糾弾する新聞を掲げた女性らが15人ほど並んだ。「お前が国難」と記されたプラカードを手にした女性の姿も。特定の団体関係者だったようだ。

 首相演説の終了時刻は予定より10分ほど延び、その後に演説を予定していた無所属候補の陣営は「待たされました」とマイクで恨み節を漏らしていた。(選挙取材班)

4280チバQ:2017/10/16(月) 21:21:56
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171016_04.html
<衆院選山形>1区遠藤氏、新幹線「フル規格のトンネル整備を」他陣営「夢物語」とけん制


山形新幹線の高速化を訴える自民党前議員の選挙カー=山形市
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 衆院選山形1区で、自民前議員の遠藤利明候補(67)が山形新幹線の高速化を重点公約に据え、選挙戦を展開している。福島-米沢間にフル規格新幹線向けのトンネルを掘り、東京-山形間の所要時間1時間台を実現させようと訴える。だが、JR東日本によると、トンネルを建設するかどうかは未定。8選を目指すベテランが熱く訴える看板政策の実現性に、今後注目が集まりそうだ。
 新幹線高速化の公約は、遠藤氏が福島-米沢間で同社による防災対策調査が行われている機会を捉えて提唱。現在のミニ新幹線の規格でトンネルが完成した場合、「将来、フル規格のトンネルを掘るかと言ったら誰も掘らない。未来永劫(えいごう)と言うくらい、1時間台は実現できなくなる」と訴えている。
 遠藤氏によると、数年前から同社と協議を重ね、深沢祐二副社長からフル規格でのトンネル建設について「工事的には可能」との説明を受けた。トンネル整備費は3000億円程度と見込まれるという。
 山あいを走る福島-米沢間は、雨や雪などの影響で年間約200回の運休や遅延が発生する。
 JR東日本山形支店によると、防災対策調査は主に自然災害の影響の軽減策を広く検討するのが目的。トンネルを建設するかどうかは、現段階では決まっていないという。
 フル規格のトンネルを整備するためには、国が基本計画路線に位置付ける奥羽新幹線(福島-秋田間)を整備計画路線に格上げする必要もある。
 一方、山形新幹線の開業に携わり、過去20年間にわたって遠藤氏と議席を奪い合った鹿野道彦元農林相(75)は11日、山形市であった希望の党新人の荒井寛候補(44)の個人演説会で、遠藤氏の主張に言及。「どこにそんな大金があるのか。国も県も山形市もない。言ったことを守るのが政治家の使命。夢だけを語るのは良くない」とけん制した。
 「政治家として、何としてもこの仕事はやり遂げたい」と語る遠藤氏。選挙戦最終盤まで熱意をアピールする方針だ。


2017年10月16日月曜日

4281チバQ:2017/10/16(月) 21:22:32
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171016_12.html
<衆院選岩手>比例代表 各党「お家の事情」で迷走 有権者「どこに投票すれば…」


比例代表での支持を訴える政党関係者=14日、奥州市
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 岩手で衆院選比例代表東北ブロック(定数13)の戦いが、複雑なことになっている。比例代表は小選挙区候補と連動するのが常道だが、今回ほとんどの政党が「お家の事情」を抱えてセオリーを逸脱。浸透できているのか手応えをつかめないまま、戦いは後半戦に入る。
 自民党前議員で3選を目指す橋本英教氏(50)は今回、小選挙区(旧岩手3区)から比例東北に転出。名簿は25位に登載された。地元岩手を拠点に支持拡大を図るとみられていたが、その姿を見た人はいない。
 自民は東北の小選挙区に擁立した23人全員を比例2位の重複候補とした。「自分が議席を得るためにも接戦区で頑張ってほしい」と橋本氏。支持団体との橋渡しを買って出ているという。
 公示直後は「応援を頼まれて沖縄などに行かざるを得なかった」(橋本氏)。それでも20日に陸前高田市である選挙区候補の演説会には駆け付けるという。
 希望の党に合流した民進党。県連代表で引退を表明した前議員黄川田徹氏は当初、「一関市の事務所は希望の比例事務所にする」と説明していた。東京から秘書も呼び寄せて党勢拡大を図る予定だった。
 だが、序盤情勢で希望が2区に擁立した元議員の劣勢が伝えられると事情は一変した。3区の一関事務所も2区のてこ入れに回った。一関事務所は「もう比例どころではない」と話す。
 共産党は1区で独自候補擁立、2区で自主投票、3区で自主的支援と三者三様の選挙対応。3区では無所属前議員の演説に駆け付ける。しかし、過去に何度も対戦してきた人物との「選挙区・比例」連携プレーに支持者の思いは複雑だ。
 この無所属前議員の選挙カーは「比例は自民、公明以外に」と連呼する。やはり支持者は「どこに投票すればいいのか分かりにくい」と首をかしげた。
 戦後初めて選挙区で候補擁立を見送った社民党は、比例票獲得を目指して地方議員が街頭演説に立つ。同じく選挙区候補のいない立憲民主党も政党の選挙カーが走る。
 比例の戦いにたけた公明党だけは、推薦した自民の選挙区候補と連携し、いつも通りの選挙戦を展開する。


2017年10月16日月曜日

4282コピペ脳:2017/10/16(月) 21:22:42
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601006&amp;g=pol
10区、鈴木隼と若狭が接戦=東京【衆院選情勢】
2017年10月16日18時42分

 1区は自民山田と返り咲きを狙う立憲民主海江田が互角の戦い。2区は自民辻と立憲松尾が激しく競り合い、希望鳩山が亡父邦夫のかつての地盤を生かして追う。3区はやや先行する自民石原を希望松原が必死に追い上げる。4区は自民平が抜け出た。
 5区は自民若宮を、共産と共闘する立憲手塚が猛追。国替えした希望福田は知名度不足で苦戦している。6区は自民越智が立憲落合との差を広げる。7区は立憲長妻と自民松本が横一線で並ぶ。
 8区はリードする自民石原を、立憲吉田と希望木内が懸命に追い掛ける。自民の9区菅原、11区下村は支持層を手堅くまとめ盤石。10区は、自民鈴木隼と東京都知事小池百合子の地盤を引き継いだ希望若狭のデッドヒートに、立憲鈴木庸が絡む。
 12区は都議選に伴う自公協力のきしみを感じさせず、公明太田が安定。共産池内は政権批判票の掘り起こしで巻き返しを図る。13区は自民鴨下、17区は自民平沢が独走。14区は先行する自民松島を希望矢作が追う。15区は自民秋元と希望柿沢が接戦を展開する。
 16区は自民大西が先行。立憲初鹿が続き、出遅れた希望田村は無党派層の取り込みに懸命。18区は5度目の激突となる自民土屋、立憲菅が競り合う。19区は自民松本に立憲末松が肉薄。20区は自民木原が優勢。21区は希望長島と自民小田原が伯仲。23区は自民小倉を希望伊藤が僅差で追う。3野党が競合した22、24、25区は自民が他候補を引き離し堅調。

4283チバQ:2017/10/16(月) 21:23:50
愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101602000222.html
トヨタ票、岩盤に異変 労組出身者7連勝の11区
2017年10月16日 紙面から
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 民進党の希望の党への合流により、「民進の牙城」だった愛知11区に異変が生じている。公示直前に希望に移ったトヨタ労組出身の前職古本伸一郎さんに、自民前職の八木哲也さん、共産新人の本多信弘さんの二人が挑む構図。古本さんは日本一とも称される組織力で、民主党時代から連戦連勝中だが、陣営は突然の看板変更に戸惑う。その隙を突く二人が「トヨタ票」の切り崩しを図る。
 トヨタ自動車の工場や社宅が集まる愛知県豊田市南部にある市上郷(かみごう)支所。夕方、仕事を終えた若い男性たちが続々と期日前投票に訪れる。「棄権しないよう職場で声を掛け合っている」とトヨタ系企業勤務の男性(26)。そのためか愛知11区の期日前投票率は全国的にも高く、近年は25%前後に達する。
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 一九九六年に小選挙区を中心とする今の選挙制度になって以来、労組出身の候補者が七連勝中。系列組合員や家族を含めた「基礎票」は十万以上とされる。その票を確実に固め周囲に波及させる戦法だが、今回はわずかな狂いが生じている。
 「希望への風当たりが予想以上に強い」。六選を目指す古本さんを支える陣営幹部の表情は渋い。トヨタ系労組は東海地方で他にも候補者を支えており、比例票のない無所属出馬を選択しにくい事情があった。しかし、希望へ移ったことに対し、組合員の現役、OBから「なぜか」と説明を求める声が多い。幹部は「希望の政策がまだよく分からず、不安があるようだ」。そこで希望の党名を前面に出さず、個人の実績をアピールする戦略を取る。
 一方、八木陣営は、組合員の家族へ攻勢をかける。地域の女性たちを集めたミニ集会での口説き文句は「旦那さんは職場で古本さんに投票するだろうから、ご家族は自民へ」。さらに八年ぶりに公明の推薦も得て、組合員にも一定数いる公明支持者の取り込みも図る。
 「金融緩和により、円安で輸出が黒字になった。就職難の時代も終わった」。十四日は安倍政権の経済政策、アベノミクスを支える麻生太郎財務相が豊田市に入った。「民主党政権で給料上がらなかったでしょ。トヨタもそうだった」と古本陣営をけん制する。
 本多さんを擁立した共産は希望、自民とも改憲や安保法制に前向きな点を突く。消費税増税にも反対を唱え、大企業や富裕層への負担増を主張。陣営幹部は「リベラルの声を結集できる受け皿は、11区で共産しかない」と訴える。
 (衆院選取材班)

4284チバQ:2017/10/16(月) 21:25:01
>>3738
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101602000215.html
1区ルポ 前職同士で地盤切り崩し
2017年10月16日 紙面から
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 衆院選は22日の投開票日まで1週間を切り、選挙区割りが変わった県内では各選挙区の戦いが激しさを増している。津市と松阪市となった1区は、前職同士の一騎打ち。前津市長の無所属松田直久さんは比例復活がない背水の陣で支持を訴えるが、松阪での国政選挙は初めて。元厚生労働相の自民田村憲久さんも津市中心部が初挑戦で、互いに相手の地盤の切り崩しに火花を散らす。
 「全国で他に無所属で出たのは強い人ばかり。多分僕が無所属の最下位やと思う」。二期目を目指す松田さんは十四日、津市での演説会で自虐的なユーモアを交え窮状を訴えた。報道各社の序盤情勢調査結果で劣勢が伝えられていた。
 民進党分裂後、「自分に正直になろう」と安保法制賛成の希望の党入りを断った。比例復活はなくなり熾烈(しれつ)な一騎打ちに勝つしか道はない。「皆さんのお力を貸していただかないと、当選できない」。一票の重みをかみしめるように、少ししゃがれた声で訴えた。
 一貫して掲げるのは「打倒!!一強政治」だ。森友・加計学園をめぐる安倍晋三首相の対応を「お友達政治」と批判し、安保法の強行採決にも異を唱える。松田さんを支える民進系の県議も演説会で「皆さんが『安倍がNOやったら松田やで』と言ってくだされば、勝てる」と声をからした。
 民進の支持母体の連合三重や民進系県議・市議の支援で、松田さんは日中は街頭活動、夜は演説会を重ねる。特に松阪市では「まずは知ってもらわないといけない」と、知名度向上を急ぐ。
 活動を後押しするのが市民団体「市民連合みえ」だ。共産、社民との野党連携を橋渡ししただけでなく、呼び掛け人の岡歩美さんはほぼ毎日、松田さんの遊説や演説会でマイクを握る。「自民党の一強政治も、民進と希望のごたごたも市民からしたら訳が分からない。だからこそ、松田さんのように芯を持った政治家が必要だ」
 一方、当選七回の田村さんも「大変厳しい戦いです」と繰り返し、松阪市内の演説会で引き締めを図る。
 序盤情勢調査の報道を「全国で与党や希望の党などの三つどもえになった結果」と指摘。無所属の松田さんを意識し「(1区に)希望はいません。投票行かなくていいと思わないで」と投票所へ足を運ぶよう求めた。
 支持層を反映するように農業従事者や建設業の関係者などが詰め掛ける演説会。田村さんは政策面を前面に出す。アベノミクスの成果を株価や雇用率の数字に照らし合わせて示し、得意の社会保障では在宅医療充実を図ることを「八期目の課題」とした。
 松阪市の出陣式では新4区に変わった多気郡三町の各首長も出席。竹上真人松阪市長は「市長としてでなく、長年の友人」として演説会に駆けつける。八年前の衆院選で田村さんの陣営代表を務めた竹上市長。二年前の市長選初当選時は「二人で抱き合い、泣いた間柄」と振り返り「どなたの応援も行きませんが田村憲久だけは行きます。どうしてもこの人物に躍進していただきたい」。首長らの支援も得ている。
 一方、新たな選挙区の津市の中心部など北側では公示後も後援会ができておらず、「支持をお願いする先が少ない」状況が続く。田村さんは「津で働く松阪市民、松阪で働く津市民は多い」と考えており、松阪の集会では応援弁士とともに繰り返し「津に知り合いがいればお声がけを」と協力を訴えている。
 (吉川翔大、作山哲平)

4285チバQ:2017/10/16(月) 21:26:20
長崎
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_nagasaki/article/366095/
公示後初の週末 選挙区ルポ
2017年10月16日 06時00分
佐世保市の中心商店街で買い物客に支持を訴える4区の候補者
佐世保市の中心商店街で買い物客に支持を訴える4区の候補者
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 4区 改憲、安保かすむ争点 佐世保の商店街で競う

 15日、4区の大票田である佐世保市の中心商店街に3人の候補者が相次いで姿を見せた。

 雨が降り続く午後1時、日曜でにぎわうアーケード街にまず駆け付けたのは自民前職北村誠吾。スーツ姿の足元は赤いスニーカーだ。自民や公明の県議らを引き連れ、商店主が出迎える店先をジグザグに動きながら支持を訴えた。

 「当選6回、17年間にわたり衆院議員を務めさせていただいています」。途中マイクを握った北村は与党としての実績を強調した。選挙事務所は天井にまで国会議員や企業の推薦状が貼られ、公示後の集会には周辺首長が並んだ。男性商店主(72)は「地方にとって、政権与党とのつながりは魅力」と解説してみせた。

 続いてやってきたのは共産新人石川悟。当初、想定していた野党共闘は崩れ、「護憲派の願いを託してほしい」と声を張り上げた。陣営は「安倍政治NO」「『核兵器禁止条約』日本こそ参加を」などのプラカードを用意。石川は「市民との共闘は佐世保でも力強く進んでいる」と信じる。

 午後2時半、希望元職宮島大典は赤いジャンパー姿で練り歩いた。5年ぶりの国政復帰を目指し、買い物客と積極的に握手。支持者から「今度こそ国政へ行ってね」との声が掛かる。民進から希望に移った宮島だが、陣営は失速気味の新党効果に落胆。宮島は「期待感がしぼんでいる向きはある。(党より)個人を訴えていきたい」と前を向く。

 陣営が狙うのは無党派層。若い世代を念頭に市内の高校前での街頭演説や、会員制交流サイト(SNS)を通じた活動に力を入れる。握手に応じた会社員男性(23)は「30、40代を含めて周りに支持する人は増えている」との印象を口にした。約1キロの道のりは三者三様の戦いを映し出す。

 佐世保は、海上自衛隊の地方総監部や陸上自衛隊駐屯地を抱えるが、この日のアーケード街で、自民、希望の候補が改憲を巡る自衛隊の9条明記や安全保障法制に言及することはなかった。争点はかすみがちで、候補者を素通りする市民も少なくなかった。

 「みんなクールだね。もっと政治を身近に感じてほしい」。ある候補者はぼやいた。 =敬称略

 3区 離島街宣組織力の差 野党3分裂に戸惑いも

 15日午後2時、五島市玉之浦町の漁協。雨の中、自民前職谷川弥一は約150人の支持者を前に、自身が成立に尽力した国境離島新法の意義を強調した。「決めたことはやる。成立は簡単ではなかったが、その思いが新法につながった」

 午前中は海上タクシーで周辺の小島も回った谷川。選挙戦前半は壱岐、対馬などの離島を分刻みで巡った。それを可能にしているのが、選挙区の隅々まで張り巡らせた後援会組織だ。陣営幹部は「圧倒的勝利を飾りたい」と息巻く。

 この日、希望新人末次精一は党代表小池百合子のポスターを貼った軽乗用車で対馬を回り、街頭遊説。陣営には、推薦を得た連合長崎や谷川と過去に3区の議席を争った元農相山田正彦の支援者も加わる。

 前回戦った4区から3区に移り、自由党公認の野党統一候補として谷川との一騎打ちを思い描いていた末次。だが衆院解散後にめまぐるしく動いた野党再編で戦略変更を余儀なくされ、“荒波”の中、離島を含む広い選挙区を駆ける。

 共産新人石丸完治は「安倍政権打倒」を訴える一方で、希望にも「保守の補完勢力」と批判の矛先を向ける。公示直前には維新新人口石竜三も参戦し、九州の選挙区では唯一、希望と維新が競合して議席を争う。

 野党が3分裂した中、報道各社の情勢調査結果は自民優位を伝える3区。大村市の商店街を訪れた福祉施設職員の男性(33)は「子育て分野にもっと予算を配分してほしいと思うが、どの党に投票すれば今の政策が変わるのかよく分からない」と戸惑い気味に話した。 =敬称略

=2017/10/16付 西日本新聞朝刊=

4286コピペ脳:2017/10/16(月) 21:26:43
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601015&amp;g=pol
3区玄葉が独走=福島【衆院選情勢】
2017年10月16日18時44分

 1区は無所属金子と自民亀岡が激しく競り合う。希望への公認申請を見送った金子は、共産の支援も受ける。亀岡は金子の地盤である伊達市への浸透を図る。2区は元復興相の自民根本が保守層を固め、安定した戦い。
 3区は無所属で戦う玄葉が独走。4区は希望小熊と自民菅家が接戦を演じる。小熊は元衆院副議長渡部恒三を選対本部長に据え、民進県連の組織をフル活用した選挙戦を展開。菅家は市町村長の支持を取り付け、選挙区内をくまなく回る。5区は復興相の自民吉野が先行。

4287チバQ:2017/10/16(月) 21:26:50
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_news/article/366090/
注目区を行く・沖縄3区 ヘリ事故自民逆風
2017年10月16日 06時00分

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 15日午後、気温30度を超えた沖縄県本部町の闘牛場。自民前職比嘉奈津美は大勢の見物客に握手を求めて回り「よろしくお願いします」と笑顔を振りまいた。

 公示翌日の11日。選挙区内の東村の民間地に米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した。県内で再び噴出した政府、自民党への怒り。比嘉は12日の総決起大会で「非常に厳しい風が吹いている」と危機感をあらわにした。

 前回、県内4小選挙区は普天間飛行場の名護市辺野古移設を容認する自民候補が全員敗北。比嘉ら4人は比例九州で復活当選した。自民は今回、経済振興策を前面に打ち出す戦いを展開。そこに発生した米軍機事故。県民の怒りが向けられ、いや応なく基地問題に向き合わざるを得なくなった。

 移設先となる名護市辺野古も3区内だ。闘牛場で記者が基地問題について問うと、笑顔だった比嘉の表情が厳しくなった。「基地を受け入れたくて受け入れているわけではない。県民の声をしっかり国に伝えていきたい」

 県連内には、政府への不満もくすぶる。本土の応援演説に駆け回る首相安倍晋三(党総裁)は、北朝鮮に対応する日米同盟の強化は訴えるが、ヘリ事故や基地問題には触れない。

 「事故対応で政府は米国に強く物が言えず、基地負担も直視しない。沖縄の自民党は、その矛盾を全て背負わされている」。比嘉の陣営関係者は唇をかんだ。

 無所属前職玉城デニーは15日夕、うるま市の交差点で「安倍政権に対して、ウチナーンチュ(沖縄の人)の正義を示そう」と呼び掛けた。「ヘリの墜落やオスプレイの事故が繰り返し起こり、沖縄が犠牲になっている。これは国から押しつけられた国難だ」。隣に立った知事翁長雄志(おながたけし)が訴えると、集まった約100人から拍手が起きた。

 自由党籍を持つ玉城は、希望の党への合流を拒否した。衆院が解散した9月28日、国会内で自由党代表の小沢一郎に「(辺野古移設を)推進する立場の希望と合流することはあり得ない」と伝え、比例復活がない無所属での出馬を決意した。

 県内は、移設計画を容認する自民候補と、移設反対の翁長を支える「オール沖縄」勢力がぶつかる構図。玉城陣営の関係者は「4選挙区のうち一つでも議席を失えば、政府は『移設反対の民意は崩れた』と必ず言ってくる。全勝が至上命令だ」と力を込める。

 幸福実現党新人金城竜郎も立候補している。

 =敬称略

=2017/10/16付 西日本新聞朝刊=

4288チバQ:2017/10/16(月) 21:28:21
新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171016351883.html
県内各陣営「農家票」獲得に懸命
衆院選 農政巡る訴え

 22日投開票の衆院選は中盤戦に入り、県内では6小選挙区で舌戦が繰り広げられている。農業が盛んな本県では農業政策が大きな争点の一つだ。各候補は農政をどう語り、どのような農業振興策を考えているのか。特に関心が高い選挙区での訴えを追い、全15候補者の主張をまとめた。

 「(平成)30年問題で非常に大変。特に初年度が大変だから米価対策をしっかり行いたい」

 中山間地を含め多くの田畑がある新潟6区。11日、自民党前職の候補は支持者約200人が集まった津南町での集会で、自民党政権の米価対策を強調した。ただ街頭演説などで農政に言及することは多くない。

 「30年問題」は、平成30(2018)年産米から国の生産調整(減反)が廃止されることを指す。国は減反に協力した農家に支払う補助金を廃止し、転作や農家の自立を促す。コメ政策の大転換で、米価の下落も懸念される。

 6区では環太平洋連携協定(TPP)を巡る国の対応や安倍政権が推進した農協改革への反発もあり、農政への関心が高い。

 民進系新人の無所属候補は15日の街頭演説で、「地方経済を活性化させるには農業者の所得向上が不可欠。戸別所得補償を復活させる」と繰り返した。

 6区の農業関係者からは「どの候補も聞き心地の良い政策ばかりではなく、農業の現場に即した実現できる農政を語ってほしい」との声が上がる。

 一方、広大な平野を有する新潟2区も農業振興への期待は大きい。

 自民党前職は「農産物の輸出増加と水田フル活用の推進」を訴え、政権与党としての実績を打ち出す。民進系の無所属前職は「コメ依存からの切り替えと所得補償の復活」を掲げ、安定した農政の実現を訴える。いずれも農水政務官の経験があり、今後の論戦が注目される。

 各陣営は農家の支持を得ようと懸命だ。

 「農家票」を巡っては、自民党を長年支持してきた県内JAグループの政治組織が農協改革などに反対し、特定の候補を推薦しない「自主投票」を決定した。ただ市町村ごとの農協(単協)では、従来通り自民党候補を支援するところもあり、票の動きは流動的だ。

 2区、6区以外の選挙区でも農政への関心は広まっている。海外市場の拡大を含めた販路拡大や担い手の確保策、コメの需要拡大に向けた取り組みなど農政に関する課題は多い。

【県関連ニュース】 2017/10/16 11:12

4289コピペ脳:2017/10/16(月) 21:46:28
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601004&amp;g=pol
全6区で激戦=新潟【衆院選情勢】
2017年10月16日18時42分

 全6選挙区で自民と野党候補が激戦を展開している。1区は、立憲民主西村と自民石崎が横一線。西村は共産の支援も得て、政権批判票をまとめ、石崎は組織固めを急ぐ。2区は無所属鷲尾と自民細田が互角の戦い。3区は、無所属黒岩と自民斎藤が激しく競り合う。
 4区は無所属菊田と自民金子のデッドヒート。菊田は共産を含む野党共闘で戦い、金子は自民支持層をまとめる。5区は、元知事として知名度の高さを生かす自民泉田を、野党統一候補として「原発ゼロ」を訴える無所属大平が猛追する。6区は自民高鳥と無所属梅谷が接戦。

4290岡山1区民:2017/10/16(月) 21:47:00
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160059-n1.html

4291チバQ:2017/10/16(月) 21:54:19
>>4272
goonewsにも転載されてますね
毎日の中盤情勢

4292コピペ脳:2017/10/16(月) 22:02:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171016_11007.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(1)宮城2区 1強対共闘 がっぷり 譲れない意地と意地

 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 取るか、取られるか。5期を重ねた地盤の死守に懸ける前議員と、13年ぶりの議席奪還に燃える元議員の譲らぬ意地が、休日の雑踏でぶつかり合った。
 15日午後1時半、仙台市青葉区の繁華街。宮城2区の自民党前議員秋葉賢也は、街頭演説を終えた民進党系無所属の元議員鎌田さゆりに遭遇し、ぎこちない笑顔でエールを交わした。
 「やられている。結構厳しい」。アーケード街を練り歩いた秋葉はすれ違った旧知の支持者にすがり、険しい表情を見せた。
 報道各社の序盤情勢調査で、与党は300議席をうかがう勢いにもかかわらず、宮城2区は両候補が横一線でにらみ合う。

<官邸直轄の力>
 自民は10日の首相安倍晋三に続き、閣僚級を送り込む。「予算を握るのは与党。野党は何もできない」。地方創生相梶山弘志は13日、宮城野区で政権の力を誇示。筆頭副幹事長小泉進次郎も同日仙台入りした。
 「何とか曲げて頼む」。官房長官菅義偉は公示後、県連幹部や仙台市議らの携帯電話を何度も鳴らした。秋葉を見限り、公示前に公認候補の交代を迫った市議らを苦戦の元凶と見定め、説得工作を重ねた。
 若林区選出の自民市議らは15日午前、秋葉支援を確認。「党人として、全てを乗り越える」。党若林区支部長の佐藤正昭は午後2時、JR仙台駅近くで秋葉と固い握手を交わした。
 官邸直轄で陣組みを整えた巨大与党の底力が、うなりを上げ始めている。

<厚み増す戦線>
 「安倍1強の体制を変え、政官業の癒着政治を終わらそう」。15日午後1時、青葉区中心部での街頭演説。仙台市長郡和子が鎌田の両手を力強く握った。
 元民進衆院議員の郡は野党共闘のシンボルだ。7月の市長選で民進、共産、社民各党に支えられ初当選。鎌田も郡陣営で指揮を執った。郡は「選挙の借りを返す」と海外出張前に、初めて応援の表舞台に立った。
 安全保障法制の廃止を訴える市民連合世話人の法政大教授山口二郎も登場。「安倍政権は立憲主義をないがしろにした」と呼び掛け、結束を演出した。
 戦線は厚みを増す。13日正午、共産委員長志位和夫はJR仙台駅前で党宣伝カーに鎌田を乗せた。「安倍首相の存在こそが国難。共闘で審判を下す」と2人でガッツポースを繰り返した。同日夜、鎌田は青葉区であった社民の集会で「憲法9条を守る」と誓った。
 15日午前、若林区の災害公営住宅に姿を現した鎌田。傍らに、案内役の共産県議福島一恵がいた。民進の県議、市議がいない若林区の穴を共産が埋める。
 選挙戦終盤には元副総理岡田克也が入る。ある民進市議は言う。「与党の戦艦を市民と野党のスクラムで打ち落とす」。勢いは上昇気流に乗り出した。(敬称略)

4293チバQ:2017/10/16(月) 22:21:27
A型なんで全部はりたくなっちゃうんですよね・・・
時事通信 衆院選情勢>>4233-4235
北海道>>4274

青森県
岩手県>>4244
宮城県>>4262
秋田県
山形県
福島県>>4263

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601020&amp;g=pol
自民、3議席独占の勢い=青森【衆院選情勢】

 自民が全3選挙区を独占する勢い。1区は自民津島が、希望升田をリード。比例代表に回った江渡も津島を支援する。2区は元衆院議長の自民大島が強固な地盤を誇り、希望工藤を寄せ付けない。3区は自民木村が安定した戦い。(2017/10/16-18:45)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601017&amp;g=pol
1区冨樫がリード=秋田【衆院選情勢】

 1区は自民冨樫が保守層の支持を固め、希望松浦を頭一つリードする。2区は元法相の自民金田が逃げ切りを図り、希望緑川は無党派層の支持拡大で追い上げる。3区は自民御法川と希望村岡が競り合う。御法川が組織力を駆使するのに対し、村岡は地方分権を訴え、巻き返しを狙う。(2017/10/16-18:44)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601016&amp;g=pol
1区遠藤が安定ー山形【衆院選情勢】

 1区は自民遠藤が安定した戦い。2区は自民鈴木を希望近藤が猛追。鈴木は首長や地方議員を巻き込んで組織戦を展開。近藤はミニ集会を繰り返し、草の根戦術で浸透を図る。3区は自民加藤と元酒田市長の希望阿部が激しく競り合う。(2017/10/16-18:44)

4294チバQ:2017/10/16(月) 22:22:45
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県>>4265


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601014&amp;g=pol
7区、中村を永岡猛追=茨城【衆院選情勢】

 1区は自民田所が一歩リード。希望福島が激しく追い上げる。2区は11選のベテラン自民額賀が優勢。3区は自民葉梨が先行している。4区は地方創生担当相の自民梶山が、東京2区から国替えして臨んだ希望大熊を引き離している。
 5区は前回比例代表で復活当選した自民石川と、引退した元経済産業相大畠章宏の地盤を引き継いだ希望浅野が競り合う。6区は元厚相丹羽雄哉後継の自民国光と、希望青山がしのぎを削る。7区は14選を目指す無所属中村を、4回連続比例復活の自民永岡が猛追している。(2017/10/16-18:44)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601012&amp;g=pol
2区、福田と西川接戦=栃木【衆院選情勢】

 1区は自民船田がリード。2区は無所属福田と自民西川の前職同士がしのぎを削る。県内で唯一共産が候補を取り下げ、福田は非自民票の集約に全力。前回比例復活の西川に対し、自民は首相安倍晋三らの応援でてこ入れを図る。3区は自民簗が優勢。4区は自民佐藤が抜け出した。5区は自民茂木が安定した戦い。(2017/10/16-18:44)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601011&amp;g=pol
3区笹川が先行=群馬【衆院選情勢】

 1区は保守分裂を回避した自民尾身が優勢。追う希望宮崎は、国会で政権を追及してきた実績をアピールする。2区は組織票を固める自民井野を、希望石関が無党派層の支持を頼りに追う。3区は自治体首長らの支援を集めた自民笹川が先行。共産と一本化した立憲民主の長谷川は政権批判票の取り込みを急ぐ。
 4区は自民福田が盤石。希望不破は苦しい。5区は自民小渕が安定した戦い。(2017/10/16-18:43)

4295チバQ:2017/10/16(月) 22:23:28
千葉県
神奈川県
山梨県>>4246

東京都>>4282

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601009&amp;g=pol
1区、田嶋と門山伯仲=千葉【衆院選情勢】

 全13選挙区中、自民が10選挙区で優位に戦いを進めている。2選挙区で自民と希望の候補が接戦を繰り広げている。
 1区は希望田嶋と自民門山が伯仲。維新長谷川、共産大野は苦戦している。2区は自民小林が優勢。3区は自民松野が立憲民主岡島、希望櫛渕との差を広げている。4区は首相経験者の無所属野田が安定している。
 自民の5区薗浦、7区斎藤は手堅く組織をまとめて安定。6区は自民渡辺を立憲生方が追う。8区は自民桜田と希望太田が競る。9区は自民秋本を希望奥野が猛追している。
 自民の10区林、11区森、12区浜田は支持基盤を固め盤石。13区も白須賀がリードし、立憲宮川、希望水野は伸び悩んでいる。(2017/10/16-18:43)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601008&amp;g=pol
4区、浅尾と山本競る=神奈川【衆院選情勢】

 自民が全18選挙区のうち11で議席確保が視野に入った。1区松本、2区菅、3区小此木、5区坂井が手堅く組織をまとめて安定。7区鈴木、10区田中も抜け出した。11区は小泉が独走し、13区は甘利が安定。15区の河野は盤石。17区牧島、18区山際もリードしている。14区の赤間は希望本村と競っている。
 8区は無所属江田が先行。前職の離党で急きょ立候補した自民三谷は出遅れが響いている。9区は希望笠が有利な戦い。自民中山は支持の広がりを欠く。12区は立憲民主阿部と自民星野が接戦を展開。希望原は苦しい。16区は希望後藤と自民義家のデッドヒート。
 4区は三つどもえの激戦。無所属浅尾と自民山本が競り合い、立憲早稲田が猛追している。自民公認を得られなかった浅尾は自前の組織をフル稼働。山本は防衛副大臣としての仕事ぶりをアピール。早稲田は政権批判票の取り込みを図る。
 6区は公明上田と立憲青柳がしのぎを削り、維新串田は伸び悩んでいる。(2017/10/16-18:43)

4296チバQ:2017/10/16(月) 22:24:29
新潟県>>4289
富山県
石川県
福井県
長野県

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601003&amp;g=pol
自民、全3区で優位=富山【衆院選情勢】

 自民が全3選挙区で優位に立つ。1区は田畑が自民支持層の票を手堅くまとめ、維新吉田の比例復活をも阻む構え。2区は宮腰が安定した戦い。3区は橘が着実に支持を広げる。(2017/10/16-18:42)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601002&amp;g=pol
3区、西田と近藤競る=石川【衆院選情勢】

 1区は、文部科学相を務めた自民馳が高い知名度を生かしてリード。希望田中が追う。2区は、元首相森喜朗の強固な地盤を引き継いだ自民佐々木が幅広い支持を集め優位に立つ。希望柴田は苦しい。3区は、自民西田と希望近藤が横一線で激しく競り合う。出遅れた西田は街頭演説を中心に知名度アップに懸命。近藤は政党を前面に出さず、支持拡大を図る。(2017/10/16-18:42)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601001&amp;g=pol
自民、2議席独占の勢い=福井【衆院選情勢】

 1区は、自民稲田が先行。国連平和維持活動(PKO)日報問題で防衛相を辞任した経緯はあるものの、地元に張り付き自民支持層の票を固める。2区は、復興相を務めた自民高木がリード。(2017/10/16-18:42)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601000&amp;g=pol
2区、下条と務台横一線=長野【衆院選情勢】


 1区は、希望公認を辞退した無所属篠原が先行。2区は希望下条と自民務台が横一線で並ぶ。被災地視察時のおんぶや、その後の失言で復興政務官を辞任した務台は逆風をはね返すのに懸命。
 3区は希望井出が優位に立ち、無党派層にも浸透を図る。4区は自民後藤が先行し、共産毛利が追走。3区から国替えした希望寺島は苦しい。5区は自民宮下が安定した戦い。(2017/10/16-18:41)

4297チバQ:2017/10/16(月) 22:25:13
岐阜県
静岡県
愛知県>>4253
三重県>>4254

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600999&amp;g=pol
1区野田が安定=岐阜【衆院選情勢】

 1区は自民野田が安定した戦いぶり。無所属吉田は無党派層への浸透に懸命。2区は自民棚橋が独走している。3区は自民武藤が盤石。希望阪口は知名度を欠く。4区は自民金子と希望今井が激しく競り合う。金子は準備不足が懸念材料。森友・加計問題の追及で知名度を上げた今井は政権批判票の取り込みを狙う。5区は自民古屋が優位に戦いを進め、希望阿知波は伸び悩んでいる。(2017/10/16-18:41)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600997&amp;g=pol
5区細野が浸透=静岡【衆院選情勢】

 1区は自民上川が野党候補の乱立にも助けられ安定した戦いぶり。2区は自民井林が保守層を手堅くまとめ、希望松尾は厳しい戦いを強いられている。3区は自民宮沢が一歩リードし、無所属小山と希望鈴木は非自民票を奪い合う。4区は自民望月が盤石。
 5区は希望細野が選挙区全体に浸透している。6区は希望渡辺が連合静岡の推薦を得て、自民勝俣から逃げ切りを狙う。7区は自民城内が優勢。希望福村、立憲民主日吉は知名度を欠く。8区は自民塩谷が先行し、希望源馬が懸命に追い上げる。(2017/10/16-18:41)

4298チバQ:2017/10/16(月) 22:26:43
滋賀県
京都府>>4255
大阪府>>4276
兵庫県
奈良県
和歌山県
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600993&amp;g=pol
1区、大岡を嘉田猛追=滋賀【衆院選情勢】

 1区は自民大岡が保守層を固めてやや優勢。無所属の元知事嘉田が抜群の知名度を生かして激しく追い上げる。2区は自民上野が一歩リード。3区は自民武村が抜けだした。希望の2区田島と3区小川は民進からの合流に伴い、従来の支持層を固め切れていない。4区は自民小寺と元参院議員の希望徳永が激しく競る。(2017/10/16-18:41)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600990&amp;g=pol
与党、11議席確保を視野=兵庫【衆院選情勢】

 全12区中11で与党が議席確保を視野に入れる。希望、維新がぶつかる4選挙区は、ともに無党派層の票を奪い合い、相対的に自民が浮かび上がる展開となっている。
 1区は自民盛山が一歩リード。3選を目指す希望井坂は、維新の元参院議員梅村と非自民票を分け合い、やや後れを取る。2、8区は、ともに公明の赤羽、中野が盤石の戦い。
 3区は自民関が優勢に戦いを進める。4区も自民藤井が抜けだした。5区は固い地盤を持つ自民谷が6選に向けて独走。6区は自民大串が安定。7区は自民山田が、元職の維新三木と希望畠中を引き離す。9区は官房副長官の自民西村が他を圧倒。10区の自民渡海、11区の自民松本、12区の自民山口も、それぞれ優位を保っている。(2017/10/16-18:40)

4299チバQ:2017/10/16(月) 22:27:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600989&amp;g=pol
1区、馬淵と小林接戦=奈良【衆院選情勢】

 区割り変更により新たに生駒市が加わった1区は、希望馬淵と自民小林が激しく競り合う。2区は高い知名度を誇る自民高市が希望松本を圧倒。3区も自民田野瀬が、候補者調整で比例に転出した総務副大臣奥野の地盤にも浸透し、大きくリードする。(2017/10/16-18:40)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600988&amp;g=pol
1区、岸本を門が猛追=和歌山【衆院選情勢】

 3度目の対決となる1区は、希望岸本が自民支持層も取り込んでやや先行。過去2回比例復活の自民門が激しく追い上げる。2区は7選を目指す自民石田が市長時代からの高い知名度を生かして盤石な戦い。3区は自民幹事長の二階が圧倒。(2017/10/16-18:40)

4300チバQ:2017/10/16(月) 22:28:40
鳥取県
島根県
岡山県>>4273
広島県
山口県
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600987&amp;g=pol
2区赤沢が優勢=鳥取【衆院選情勢】

 1区は、自民石破が長年にわたり築いてきた強固な地盤と高い知名度で安定。共産塚田は苦戦を強いられている。2区は、自民赤沢が農協などの組織票を固め優勢。追う希望湯原は無党派層の取り込みを目指す。(2017/10/16-18:40)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600986&amp;g=pol
細田、竹下が堅調=島根【衆院選情勢】

 1区は、自民細田が約270の団体から推薦を取り付けて堅調な戦いぶり。立憲民主亀井は支援を期待する民進の基礎票固めが進まず、苦戦。2区は自民竹下が保守層や公明支持層に浸透し、社民福原と共産向瀬を引き離す。(2017/10/16-18:39)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600983&amp;g=pol
6区、佐藤と小島競る=広島【衆院選情勢】

 1区は自民岸田が安定した戦いぶり。2区は自民平口が保守層を固めリード。希望松本が追い上げを図る。維新灰岡、共産藤本は苦しい。3区は自民河井が組織戦を展開し先行。無所属塩村、維新今枝が追う。
 4区は女性問題で前職が出馬を断念。自民新谷がリードし、維新空本、希望上野が続く。無所属恵飛須は伸び悩んでいる。5区は自民寺田が安定。亀井静香が引退した6区は希望佐藤と自民小島が激戦。佐藤は無党派層へ支持を広げ、小島は自民、公明支持層を固めて巻き返しを図る。7区は自民小林が盤石。(2017/10/16-18:39)



https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600982&amp;g=pol
自民、4議席独占の勢い=山口【衆院選情勢】

 自民は全4選挙区の独占が視野に入った。
 1区は自民高村が父正彦から盤石な地盤を引き継ぎ安定した戦い。2区は自民岸が独走状態。3区は自民河村が大きくリード。立憲民主坂本は共産、社民、連合山口の支援を受けるが、支持は広がりを欠く。4区は首相の自民安倍が他候補を寄せ付けない。(2017/10/16-18:39)

4301チバQ:2017/10/16(月) 22:29:31
徳島県
香川県
愛媛県
高知県>>4257
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600981&amp;g=pol

1、2区とも自民優位=徳島【衆院選情勢】

 2選挙区とも自民が優位な戦い。1区は知名度で勝る自民後藤田がリード。保守層の支持を固め、無党派層の取り込みも図る。希望仁木は苦しい選挙戦を強いられている。
 2区は自民山口が幅広く浸透している。(2017/10/16-18:39)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600980&amp;g=pol
1区、平井と小川互角=香川【衆院選情勢】

 1区は自民平井と希望小川が互角の戦い。平井は企業回りなど支持固めを着々と進める。小川は政権批判票の掘り起こしを図る。
 2区は希望玉木がリード。知名度を生かし、自民支持層の切り崩しも狙う。自民瀬戸は追い上げに懸命だ。3区は3選を目指す自民大野が盤石。社民藤田は苦しい。(2017/10/16-18:39)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600979&amp;g=pol
3区、希望と自民が激戦=愛媛【衆院選情勢】

 3区は希望白石洋と自民白石寛の激戦。白石洋は連合の支援も受け、無党派層に浸透を図る。白石寛は、死去した父徹の「弔い合戦」との位置付けを前面に出し、自民支持層の票固めを急ぐ。
 1区は元厚生労働相の自民塩崎が社会保障の充実などを訴えリード。希望富永との差を広げている。2区も自民村上が先行。維新西岡らが懸命に追い上げる。4区は自民山本が安定した戦い。希望桜内は自民批判票の上積みを狙う。(2017/10/16-18:39)

4302チバQ:2017/10/16(月) 22:31:04
福岡県
佐賀県>>4260
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600977&amp;g=pol
10区、山本を城井猛追=福岡【衆院選情勢】

 自民は8選挙区でリードし、2、9、10区で希望と競り合っている。
 2区は保守層を固めた自民鬼木と、連合福岡の支援を受ける希望稲富が激戦。両陣営とも無党派層の支持拡大に躍起だ。9区は自民三原がややリード、希望緒方は労組票の集約に全力を挙げる。10区は、加計学園問題で地方創生担当相として矢面に立った自民山本が、希望城井の猛追を受けている。
 1区は、前回分裂選挙で割れた保守票をまとめた自民井上が優勢。立憲民主山本、希望石井が追走するものの、野党候補乱立が痛手となっている。一騎打ちの3区は、自民古賀が先行。反自民票の受け皿を狙う立憲山内は、候補を取り下げた共産票を上積みし懸命に追う。自民は4区宮内、5区原田も優位に戦いを進めている。
 6、7、11区は、いずれも強固な地盤を誇る自民の鳩山、藤丸、武田が安定した戦い。8区は自民麻生が独走している。(2017/10/16-18:38)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600971&amp;g=pol
4区北村が優勢=長崎【衆院選情勢】

 1区は希望西岡がややリード、自民冨岡が追う。西岡は前職高木義明から受け継いだ労組票に加え、参院議長を務めた亡父武夫の後援会を足場に支持を拡大。冨岡は医師会を中心に組織を固め、公明支持層への浸透を図る。
 2区は農業団体を軸に支持を広げる自民加藤が堅調。希望山口は公示直前の出馬で準備不足が響いている。3区は自民谷川が後援会や企業・団体をまとめて安定した戦いぶり。4区から国替えして臨んだ希望末次は知名度向上が課題。
 4区は自民北村が優勢、希望宮島が追走する。組織固めを進める北村に対し、宮島は労組の支援に加え世代交代を訴えて若年層の取り込みを図る。(2017/10/16-18:38)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600970&amp;g=pol
1区木原が先行=熊本【衆院選情勢】

 1区は財務副大臣としての実績をアピールする自民木原が先行。追う希望松野は、前回得られなかった連合の推薦をてこに、政権批判を強め反自民票の獲得を狙う。
 保守同士の争いが軸となる2区は、組織力で勝る自民野田が大きくリード。無所属西野は世代交代を掲げて追随するが、伸び悩んでいる。熊本地震で甚大な被害を受けた地域を含む3区は、自民坂本が復興に向けた与党の対応を強調し、安定した戦いを展開。一騎打ちに臨む共産関根は政権批判票の取り込みを狙うも、支持は広がりを欠く。
 4区は自民金子が盤石。選挙区1減で比例に回った旧4区の園田の支援も得て、順調に組織固めを進めている。立憲民主矢上は民進、共産、社民支持層への浸透に努め、追い上げを図る。(2017/10/16-18:37)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600969&amp;g=pol
3区岩屋が優位=大分【衆院選情勢】

 1区は自民穴見と希望吉良が互角の戦い。自民支持層をまとめた穴見は、インターネットを通じた発信を強化、無党派層への浸透を狙う。吉良は連合大分の組織力を軸に、支持拡大に懸命だ。2区は自民衛藤が先行。社民吉川は、共産との連携効果で政権批判票の集約に期待する。
 3区は自民岩屋が優位に戦いを進めている。土壇場での出馬を決めた立憲民主横光は知名度を生かし、候補を取り下げた希望と共産の支持層を取り込んで追い上げを図る。(2017/10/16-18:37)

4303チバQ:2017/10/16(月) 22:31:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600968&amp;g=pol
全3選挙区で自民優勢=宮崎【衆院選情勢】

 自民が全3選挙区で議席を独占する勢い。1区は自民武井がリード。出馬を辞退した元職道休誠一郎に代わり、土壇場で希望の公認を得た外山は、民進県連の支持を得られず苦戦している。2区は支持基盤を固めた自民江藤が、共産黒木を引き離す。3区は自民古川が優勢。公示直前に出馬が決まった希望花輪は出遅れ感が否めない。(2017/10/16-18:37)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600967&amp;g=pol
1区、保岡と川内接戦=鹿児島【衆院選情勢】

 1区で自民保岡と立憲民主川内が接戦を繰り広げる。保岡は、病気のため公示直前に引退表明した父興治からバトンタッチ。急な候補者差し替えには陣営内に不満があり、父の地盤をどこまで固め切れるかが焦点だ。川内は反自民票を集め対抗する。2区は、農政連や医師会の支持を手堅くまとめた自民金子が先行。希望斎藤は女性票や無党派層の取り込みを急ぐ。
 3区は自民小里が希望野間をリードする。小里は地盤を持たない薩摩川内市での浸透に全力。野間は連合鹿児島の支援に加え、金融担当相だった故松下忠洋の「後継」をアピール、保守層の一部にも食い込む。4区は自民森山が安定。(2017/10/16-18:37)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600966&amp;g=pol
1区、国場と赤嶺横一線=沖縄【衆院選情勢】

 1区は自民国場、共産赤嶺が横一線。国場は保守層固めに加え、前回「オール沖縄」陣営に流れた企業や市議の切り崩しを急ぐ。共産、社民の革新系組織を固めた赤嶺は、無党派層へも浸透を図る。維新下地幹は建設業協会の推薦を取り付けたものの、広がりに欠ける。
 2区は社民照屋が先行。革新系首長の支援を受けるほか、無党派層や保守層の一部にも支持を広げる。
 3区は、無所属で出馬した玉城が米軍普天間飛行場の辺野古移設反対派をまとめ、自民比嘉をリード。4区は知事翁長雄志の応援を受ける無所属仲里がやや優勢。自民西銘は建設業界や中小企業への働き掛けを強めて追走する。(2017/10/16-18:37)

4304チバQ:2017/10/16(月) 22:33:07
時事通信 衆院選情勢
全体>>4233-4235
小選挙区>>4293-4303
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600965&amp;g=pol
自民、前回に迫る勢い=希望は第2党も伸び悩む-比例代表【衆院選情勢】

 【自民】60議席を突破し、前回の68議席に迫る勢い。希望の党や日本維新の会が地盤とするブロックを含め、全11ブロックで優位に立つ。前々回、前回と一定程度取り込んだ無党派層にも浸透しており、上積みを目指す。
 【希望】比例第2党は確保できそうだが、小池百合子代表のお膝元東京ブロックでも自民に後れを取るなど伸び悩む。東北、東海ブロックなどで健闘しているものの、前回に旧民主が獲得した35議席前後になりそうだ。
 【公明】前回26議席を獲得したが、定数が1減る東北、北関東、九州各ブロックで減らす可能性があり、全体では20議席台前半となりそう。組織力を誇る近畿では前回並みの4議席を視野に入れる。
 【共産】前回は政権批判票を取り込んで躍進したが、今回は主張の近い立憲民主と競合。多くのブロックで議席を減らす可能性があり、全体で10議席台前半の見通し。
 【立憲民主】北海道ブロックでは希望をしのぐ2議席をうかがう。全体で20議席台後半まで伸びそうで、公明を抜いて第3党となることが有力だ。
 【維新】地盤とする近畿ブロックでは第2党を維持するものの、5議席前後にとどまる見通し。全体でも10議席前後となりそうだ。
 【社民】九州ブロックでの1議席維持が有力。近畿ブロックでも1議席を目指す。
 【こころ】公認候補を出した東北、東京ブロックで議席を目指すが、厳しい。
 【大地】北海道ブロックで1議席を獲得する可能性があるが、前々回と比べて勢いを欠く。(2017/10/16-18:36)

4305チバQ:2017/10/16(月) 22:34:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk01010015000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民に幅広い支持 立憲「共闘」で勢い(その1) /北海道
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選の情勢について、毎日新聞社は13〜15日に電話による世論調査を実施した。取材を加味して道内12小選挙区と比例道ブロック(定数8)を分析した結果、自民党が幅広く支持を集めて第1党を維持する見通し。解散後に誕生した立憲民主は、共産との共闘効果もあって多くの選挙区で与党と激しく競り合い、旧民主が前回獲得した計5議席を上回る可能性がある。一方で投票先を決めていない人が3分の1以上を占めており、情勢は変わる可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇新人・道下氏が先行

船橋利実 56 自元=[公]

道下大樹 41 立新

 国政初挑戦の道下氏が先行し、返り咲きを目指す船橋氏が追う。

 道下氏は引退した横路孝弘元衆院議長の後援会の支援を受け、60代以上や女性の支持が厚い。安倍晋三首相続投を望まない意見の多さが支持に反映され、立憲民主と共産支持層の9割をまとめる。

 船橋氏は自民・公明支持層の8割以上をまとめ、40代以下を中心に浸透している。北朝鮮のミサイル問題など安全保障政策を重視する人から支持を集めている。

 ◆2区

 ◇吉川氏が抜け出す

松木謙公 58 希前

小和田康文 47 維新

金倉昌俊 43 共新

吉川貴盛 67 自前=[公]

 吉川氏が抜け出し、松木氏や金倉氏は追い上げを図る。

 自民道連会長の吉川氏はアベノミクスの成果や安全保障問題、北朝鮮の核・ミサイル問題に関心のある層の評価を集め、すべての年代でリード。自民、公明支持層を固めて無党派層にも広がりを見せる。

 民進から希望に合流した松木氏は、安倍政権に批判的な層から支持を受けているが、無党派層にまだ浸透しきれていない。

 金倉氏は憲法改正問題を重視する人の支持が多く、共産に加え立憲民主支持層からも一定の支持を受ける。小和田氏は維新支持層をまとめきれていない。

 ◆3区

 ◇荒井氏がやや優勢

荒井聡 71 立前

高木宏寿 57 自前=[公]

 荒井氏がやや優勢で、高木氏が追う。3度目の直接対決だが、野党共闘で今回は1対1の構図に。

 荒井氏は立憲や共産、社民支持層の大半を固め、無党派層の半数以上に浸透。女性の支持が目立ち、特に60代は7割に達した。

 高木氏は北朝鮮問題や安全保障関連法を重視する層の支持を集めた。自民支持層の8割をまとめるが公明支持層はまとめ切れておらず、巻き返しを図る。

 ◆4区

 ◇中村氏と本多氏、競る

本多平直 52 立元

中村裕之 56 自前=[公]

高橋美穂 52 希元

 3選を目指す中村氏と本多氏が競り合う展開となっている。

 中村氏は自民、公明支持層の大半を固めた。景気回復や子育て支援、北朝鮮問題を重視する層から評価され、幅広い世代の支持を集める。女性の支持が目立つのも特徴だ。

 本多氏は立憲民主と共闘する共産の支持層をほぼ固め、無党派層からも一定の支持を得る。男性の支持は中村氏を上回る。原発政策に関心がある層や消費税増税に反対する層、年代別では60代以上から支持されている。

 公示直前の出馬表明となった高橋氏は希望支持者の大半を固めたが、その他に広がるには至っていない。

 ◆5区

 ◇池田氏、和田氏が激戦

池田真紀 45 立新

森山佳則 50 諸新

和田義明 46 自前=[公]

 町村信孝元官房長官の死去に伴う昨年4月の補選で争った池田、和田の両氏が今回も激しく競り合う。

 補選は無所属だったが今回は立憲民主公認となった池田氏は30代、50代や女性からの支持が高い。選挙活動では安倍政権批判に重点を置き、立憲民主、共産の両支持層の約9割以上を固める。

 和田氏は自民・公明支持層の大半を固める一方、無党派層への浸透は後れを取っており、札幌市厚別区などの大票田で支持拡大を図る。

 森山氏は北朝鮮危機対応の転換を訴えている。

4306チバQ:2017/10/16(月) 22:34:32
 ◆6区

 ◇与野党対決、譲らず

今津寛 71 自前=[公]

佐々木隆博 68 立前

 野党共闘の成立で前職同士の与野党一騎打ちとなり、今津氏と佐々木氏が激しく競り合っている。

 今津氏は自民、公明支持層の大半を手堅く固めた。50代の男性の支持が目立ち、職業別では農林漁業の支持が高い。年金・医療に関心のある層でも優位に立つ。

 佐々木氏は立憲の大半や共産支持層の7割強に浸透し、無党派層でも若干リード。原発・エネルギー政策や憲法改正に関心のある人からの支持を得る。

 ◆7区

 ◇伊東氏大きくリード

伊東良孝 68 自前=[公]

石川明美 66 共新

 道内で唯一、自民と共産の候補による一騎打ちとなった7区は、伊東氏が大きくリードしている。

 伊東氏は雇用対策など与党の実績を訴え、自民、公明支持層の約9割を固めた。全年代を通じて支持を集め、特に20代の支持率が高い。

 石川氏は共産のほか立憲民主層の6割強を固めるが、無党派層の支持は広がっていない。

 ◆8区

 ◇逢坂氏を前田氏猛追

逢坂誠二 58 無前

前田一男 51 自前=[公]

 与野党前職同士の一騎打ちは、逢坂氏が先行し前田氏が猛追する展開となっている。

 民進党の希望の党への合流に反発して無所属で出馬した逢坂氏は、立憲民主の支持層の8割を固め、無党派層と希望、共産支持層にも浸透する。特に女性と60代以上の支持で優位に立ち、原発・エネルギー政策や憲法改正問題を重視する層の支持を集める。

 前回比例復活の前田氏は、自民支持層の8割を固めた。男性と50代以下の支持でリードし、政策では景気回復や北朝鮮の核・ミサイル問題に関心を持つ層の支持を集めている。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk01010295000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民に幅広い支持 立憲「共闘」で勢い(その2止) /北海道
00:00毎日新聞

 ◆9区

 ◇堀井氏、組織固める

山岡達丸 38 希元

堀井学 45 自前=[公]

松橋千春 35 共新

 堀井氏がリードし、山岡氏が追う展開となっている。

 堀井氏は2期の実績を強調し、組織固めを徹底。自民支持層の大半と公明支持層の7割を固めた。特に30代以下からの支持が目立ち、男性からの支持が厚い。

 山岡氏は、希望支持層の大半の支持を集め、無党派層にも浸透。立憲民主支持層の5割からも支持される。

 松橋氏は共産支持層をほぼ固めたが、広がりを欠いている。

 ◆10区

 ◇稲津氏追う神谷氏

稲津久 59 公前=[自]

神谷裕 49 立新

 稲津氏がややリードし、神谷氏が追う。4割近くが投票先を決めておらず、両陣営とも票の掘り起こしに躍起だ。

 道内唯一の公明の選挙区候補である稲津氏には与党幹部が次々応援に駆けつけ、組織の引き締めに力を入れる。公明支持層をほぼ固め、自民支持層も大半を固めた。

 神谷氏は野党共闘が実現し、初当選を目指す。立憲民主や共産支持層を着実に固め、希望支持層にも浸透。原発・エネルギー政策や憲法改正を最も重視する層や60代以上から支持を得ている。

4307チバQ:2017/10/16(月) 22:34:49
 ◆11区

 ◇石川氏がやや先行

石川香織 33 立新

中川郁子 58 自前=[公]

 石川氏がやや先行し、中川氏が猛追して競り合う。

 石川氏は立憲民主、共産支持層の大半を固め、無党派層の4割以上に支持を広げている。女性票でリードし、男女とも特に50、60代で支持されている。「子育て支援」を重視する層の半数近くに浸透する。

 中川氏は30、40代を中心に支持を集め、自民支持層の約8割をまとめた。アベノミクスや北朝鮮の核・ミサイル問題を争点と考える人から多くの支持を受ける。今後は推薦を受けた公明や大地支持層への働きかけで支持拡大を図る。

 ◆12区

 ◇支持集める武部氏

武部新 47 自前=[公]

水上美華 35 希新

菅原誠 44 共新

 前回2014年と同じ顔ぶれ。武部氏が幅広く支持を集め、優位に立つ。

 武部氏は自民と公明支持層のほとんどをまとめた。10〜50代や70代以上から高い支持を集め、町村部で大きくリードする。年金・医療や安保・北朝鮮問題を重視する層が多く支持している。

 民進から希望に移った水上氏は希望支持層の大半と立憲民主支持層の約半数を固め無党派層からも一定の支持を得ている。争点別では、憲法や消費増税などの政策を重視する層から支持されている。

 菅原氏は共産支持層に加え立憲民主支持層の一部からも支持を受け、安倍政権の批判票や非保守層の票の取り込みを狙う。

 ◆比例ブロック

 ◇自民に勢い、追う立憲 希望は議席獲得視野に

 比例道ブロック(定数8)は前回2014年に続き自民が幅広く支持を集めており、結党間もない立憲民主がこれを追う展開となっている。

 前回の各党の獲得議席は、自民3▽旧民主2▽公明、共産、維新各1--だった。

 自民は前回を上回る4議席をうかがう勢い。アベノミクスや安全保障、北朝鮮のミサイル対策を重視する層から高い支持を得ており、年代別では40代以下の支持が際立つ。

 立憲民主は無党派にも浸透し、2議席を確保する見通し。原発・エネルギー政策や憲法改正、森友・加計学園問題に関心が高く安倍政権の継続に批判的な層の受け皿になっている。

 民進が分裂する形となった希望は30代以下で立憲民主を上回る支持があり、1議席獲得を視野に入れる。前回1議席を獲得した共産と公明は、議席維持を目指して競り合っている。

 新党大地は無党派層に一定の支持があるが、広がりを欠く。前身の旧維新の党が前回1議席を獲得した維新は厳しい戦いを強いられている。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇小選挙区の区割り

 <1区>

札幌市中央・南区・西区(一部除く)・北区の一部

 <2区>

札幌市東区・北区(一部除く)

 <3区>

札幌市白石・豊平・清田区

 <4区>

札幌市手稲区・西区の一部、小樽市、後志地方

 <5区>

札幌市厚別区、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、石狩地方

 <6区>

旭川市、士別市、名寄市、富良野市、上川地方

 <7区>

釧路市、根室市、釧路、根室地方

 <8区>

函館市、北斗市、渡島、檜山地方

 <9区>

室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、胆振、日高地方

 <10区>

夕張市、岩見沢市、留萌市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、空知、留萌地方

 <11区>

帯広市、十勝地方

 <12区>

北見市、網走市、稚内市、紋別市、宗谷、オホーツク地方

4308チバQ:2017/10/16(月) 22:36:44
その2省略
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk02010074000c.html
<岐路・2017衆院選青森>中盤情勢 毎日新聞総合調査 全選挙区で自民が優位 「原発政策」関心薄く(その1) /青森
00:00毎日新聞

 ◇割れる野党支持層

 22日投開票の衆院選にあたり、毎日新聞は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施した。これまでの青森支局の取材も加味すると、県内3選挙区では、自民公認候補が優位な戦いを展開し、区割り改定後の3議席を独占する勢いだ。昨年の参院選で自民候補を破った野党連携の枠組みが民進の分裂で崩れ、希望と共産の候補が自民候補に挑む構図となり、非自民支持層が割れている。ただ、4割が選挙区での投票先を決めていないと答えており、情勢が変わる可能性がある。【夫彰子、佐藤裕太、一宮俊介】

 ◆1区

 ◇津島氏、自公票固める

 自民前職の津島淳氏が希望前職の升田世喜男氏、共産新人の赤平勇人氏に対し優勢だ。

 津島氏は自民支持層の9割、公明支持層の7割強を固めたほか、無党派層の3割からも支持を集めている。投票先を決めている人の6割強が津島氏を支持している。性別や年齢に関係なく幅広く浸透しており、有利な展開に持ち込んでいる。

 前回の衆院選で津島氏に敗れるも、比例で復活当選した升田氏。希望支持層の7割強を固め、立憲支持層にも食い込んでいる。1区は区割り改定で、原子力関連施設が集まる下北半島が加わった。升田氏は「原発・エネルギー政策」を重視する層から最も多い支持を集めるが、地盤の北五地域を失った影響は大きく、無党派層への浸透も一部にとどまる。

 赤平氏は共産支持層の9割近くを固めているが、20代への食い込みが足りず、町村部への浸透も進んでいない。立憲支持層の3割が赤平氏、4割が升田氏を選んでおり、分け合う形になっている。

 ◆2区

 ◇大島氏に幅広い支持

 12選を目指す自民前職の大島理森氏に2新人が挑む構図。大島氏は自民支持層の9割以上、公明支持層の8割強を固めている。また、無党派層の約半数や、共産に比例票を投じる層にも食い込むなど、幅広い有権者から支持を得ており、優位に戦いを進めている。

 希望の工藤武司氏は、希望支持層の7割を固め、立憲に比例票を入れる層の4割も取り込んでいる。だが、無党派層からの支持が一部にとどまっており、認知度不足を挽回し、投票先を決めていない層への浸透を図れるかが課題だ。

 共産の奥本菜保巳氏は共産支持層のほとんど、立憲支持層の半数程度を固めるが、無党派層への浸透ができておらず、全体的に支持が伸び悩んでいる。

 ◇小選挙区の立候補者

 <1区>

自民前職 津島淳氏(51)

共産新人 赤平勇人氏(27)

希望前職 升田世喜男氏(60)

 <2区>

希望新人 工藤武司氏(45)

共産新人 奥本菜保巳氏(57)

自民前職 大島理森氏(71)

4309チバQ:2017/10/16(月) 22:37:02
 ◆3区

 ◇木村氏、支持基盤厚く

 急逝した兄・太郎氏の支持基盤を引き継いだ自民新人の木村次郎氏が、希望新人の山内崇氏、共産新人の高柳博明氏ら他候補を引き離している。

 木村氏は、自民と公明の両支持層の大半を固めているほか、無党派層の半数程度からも支持を得ている。男女ともに20〜70代以上の幅広い年齢層に浸透している。

 山内氏は、立憲支持層の6割を固めているが、公認を受けた希望の支持層への浸透は半数程度にとどまっている。無党派層の取り込みができておらず、他の層への支持拡大が急務になっている。

 共産の高柳氏は、共産支持層の7割を固めたが、苦戦している。

 幸福の三国佑貴氏は支持が広がっていない。

 ◇政党支持率 「自民1強」が続く、前回比では減 野党は希望、立憲の順

 政党支持率は自民党が31%でトップ。30代以上の全年代で最多の支持を得ている。ただ、2014年の前回衆院選の調査では37%、昨年の参院選では35%で、減少傾向にある。連立与党の公明党は3%で、前回の3%、昨年の参院選の2%と比べ、同水準での推移となった。

 小池百合子東京都知事による希望の党は10%。民進党から分裂してできた立憲民主党は8%で野党で2番目に高く、県内の小選挙区で立候補者を擁立していないものの、希望の党に迫る勢いを見せている。

 共産党は4%で、昨年の参院選、14年衆院選と同じ支持率を維持した。

 その他の政党支持率は、日本維新の会2%▽自由党2%▽社民党1%。支持政党のない無党派層は自民党の次に多い24%で、20代は半数程度に上った。

 民進党解党や希望の党結成などを受けて野党はまとまりきれず、結果的に「自民1強」が続いている。

………………………………………………………………………………………………………
 <3区> 

諸派新人 三国佑貴氏(32)

自民新人 木村次郎氏(49)

希望新人 山内崇氏(62)

共産新人 高柳博明氏(47)

 (いずれも届け出順)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県内の3小選挙区

 <1区>

青森市、むつ市、平内町、今別町、蓬田村、外ケ浜町、野辺地町、横浜町、六ケ所村、大間町、東通村、風間浦村、佐井村

 <2区>

八戸市、十和田市、三沢市、七戸町、六戸町、東北町、おいらせ町、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村

 <3区>

弘前市、黒石市、五所川原市、つがる市、平川市、鰺ケ沢町、深浦町、西目屋村、藤崎町、大鰐町、田舎館村、板柳町、鶴田町、中泊町

4310チバQ:2017/10/16(月) 22:37:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk03010190000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 1区、階氏が先行 4割は投票先未定(その1) /岩手
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は13〜15日、全国で特別世論調査を実施し、取材結果を加えて県内3選挙区の中盤情勢を分析した。1区は階氏が高橋氏に先行。2区は鈴木氏が畑氏を一歩リードし、3区は小沢氏が優位に戦いを展開している。一方、全体の4割近くが小選挙区の投票先をまだ決めておらず、今後、情勢が変化する可能性もある。【佐藤慶、藤井朋子】

 ◆1区

 ◇高橋氏、追う展開

 5選を目指す階氏が先行し、高橋氏が追う展開。前回選で高橋氏に約3万票差をつけて勝利した階氏は、希望支持層の8割超を固め、立憲、社民支持層の大半にも浸透。無党派層からも半数近い支持を受けるなど優位に戦いを進めている。

 前回選の比例復活後、組織強化を進めてきた高橋氏は自民支持層の8割をまとめたが、推薦を受ける公明の支持層の6割しか固め切れていない。また、無党派層への広がりに欠け、精力的に街頭演説に立って実績を訴えている。

 安全保障法制廃止や憲法改正阻止を掲げ、他候補との違いをアピールする吉田氏は、共産支持層の7割しか固め切れておらず、無党派層にも浸透できていない。

 ◆2区

 ◇鈴木氏、一歩先行

 9選を目指す鈴木氏が一歩先行し、返り咲きを狙う畑氏が追う。

 五輪担当相の鈴木氏は自民支持層の8割超、推薦を受けた公明の支持層の9割弱を固めた。立憲支持層の一部にも食い込むが、無党派層への浸透が課題。10〜20代と50代以上の支持で畑氏をリードしている。

 前回選で鈴木氏に約1万1000票差まで迫った畑氏は、希望支持層の9割近くを固め、立憲支持層の5割超から支持を受ける。希望公認での出馬により、他の野党との共闘関係は崩れたが、共産、社民、自由支持層からも一定の支持を集めた。無党派層からの支持は3割を超え、鈴木氏を上回る。両氏ともに、区割り改定で編入された旧3区の沿岸南部地域での支持拡大を目指す。

 ◆3区

 ◇小沢氏がリード

 初めて無所属で出馬した小沢氏が幅広い層から支持を集め、リードしている。候補擁立を見送り、小沢氏の自主的支援を決めた共産の支持層の6割超をまとめたほか、立憲支持層の8割や希望支持層の7割、自民の一部にも浸透するなど党派を超えた支持につながっている。男性からの支持が厚く、無党派層の支持でも優位に立つ。

 前回選の旧4区で小沢氏に約1万7000票差まで迫った藤原氏は、推薦を受ける公明の支持層をほぼ固め、希望支持層の一部から支持を受けるものの、足元の自民支持層は6割しか固め切れていない。若さをアピールし、20、30代からの支持は小沢氏を上回る。両氏とも、約10万人の有権者を抱え、区割り改定で編入された一関市での支持拡大に力を入れる。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆県内3小選挙区の区割り

 ◇1区

盛岡市、紫波町、矢巾町

 ◇2区

宮古市、久慈市、二戸市、八幡平市、滝沢市、大船渡市、遠野市、陸前高田市、釜石市、雫石町、葛巻町、岩手町、岩泉町、軽米町、洋野町、一戸町、住田町、大槌町、山田町、田野畑村、普代村、野田村、九戸村

 ◇3区

花巻市、北上市、奥州市、一関市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町

………………………………………………………………………………………………………

 ◆小選挙区の立候補者(届け出順)

 ◇1区(3)

高橋比奈子 59 [元]環境政務官 (2)自前=[公]

吉田恭子 36 党県常任委員 共新

階猛 51 弁護士 (4)希前

 ◇2区(2)

畑浩治 54 [元]国交省職員 (2)希元

鈴木俊一 64 五輪担当相 (8)自前=[公]

 ◇3区(2)

小沢一郎 75自由党代表 (16)無前

藤原崇 34党県副会長 (2)自前=[公]

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 ◇一覧の見方

◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。

◆政党名は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、無=無所属。

4311チバQ:2017/10/16(月) 22:38:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk04010016000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 4選挙区で自民優位 2区、一騎打ち激戦(その1) /宮城
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選に向け、毎日新聞が13〜15日に実施した特別世論調査に仙台支局の取材を加味して中盤情勢を分析したところ、県内の6選挙区のうち1、3、4、6区で自民前職が、5区で無所属前職が優位に選挙戦を進めていることが分かった。自民前職と無所属元職の一騎打ちとなった2区は激戦となっている。投票先未定とした人が4割近くおり、1人でも多く支持を得ようと候補者は選挙区を駆け回っている。【鈴木一也、本橋敦子、真田祐里、渡辺豊、百武信幸、山田研】

 ◆1区

 ◇土井氏が支持拡大

 前職と新人計6人が乱立した1区は知名度や組織力に勝る土井氏が先行し、岡本氏が追い上げる。投票先未定の有権者が4割に上り、浮動票をどれだけ取り込めるかが鍵を握りそうだ。

 土井氏は副復興相として東日本大震災の復興に尽力してきた実績を強調。幅広い年代から支持を集め、自民支持層の9割、公明支持層の7割を手堅くまとめた。消費増税に賛成する人の6割が支持。争点として「アベノミクス」や「震災復興」を重視する人からの支持も高い。

 岡本氏は国から地方への権限・税源移譲を訴え、消費増税に反対する人から一定の支持を集めた。野党共闘をアピールし、立憲民主支持層の7割に加え、共産支持層も7割を固めた。無党派層の支持は3割超で候補者の中で最も高い。

 伊藤氏は希望支持層の8割を固めたが、無党派層の支持が伸び悩む。畠山氏は維新支持層以外に広がりを欠く。油井氏、今留氏は苦戦している。

 ◆2区

 ◇秋葉氏がやや先行

 6選を目指す秋葉氏がやや先行し、鎌田氏が追いかける展開となっている。ただ投票先を決めていない有権者が3割おり、どれだけ取り込めるかが焦点となりそうだ。

 秋葉氏は副厚労相や副復興相を歴任した実績をアピール。幅広い世代に支持を広げ、自民支持層や公明支持層の9割を固めた。「アベノミクス」や「北朝鮮の核・ミサイル問題」を重視する人の支持を集める。

 野党統一候補として無所属で立候補した鎌田氏は「森友・加計学園問題」や「憲法改正」を争点として重視する人の支持が高くなっている。共産支持層や社民支持層のほか、衆院選を前に誕生した希望支持層の8割、立憲民主支持層の9割を固めた。

 ◆3区

 ◇西村氏が一歩リード

 5選を目指す西村氏が一歩リードする。西村氏は常磐自動車道や三陸沿岸自動車道などインフラ整備の実績を強調。自民支持層と公明支持層の大半を固めたほか、立憲民主支持層にも食い込んでいる。

 一條氏は希望支持層の8割を固め、無党派層からも一定の支持を集めている。「原発・エネルギー政策」や「年金・医療」を重視する有権者からの支持を集めている。

 吉田氏は共産支持層の7割を固めたが、広がりを欠く。

 ◆小選挙区立候補者の顔ぶれ◆

 ◇1区(6)

土井亨 59 副復興相 (3)自前=[公][こ]

岡本章子 53 [元]仙台市議 立新

畠山昌樹 43 整形外科医 維新

伊藤優太 32 [元]仙台市議 希新

油井哲史 37 幸福県代表 諸新

今留尚人 52 眼科医 無新

 ◇2区(2)

秋葉賢也 55 [元]副厚労相 (5)自前=[公][こ]

鎌田さゆり 52 [元]県議 (2)無元

 ◇3区(3)

一條芳弘 44 [元]衆議員秘書 希新

吉田剛 35 党県委員 共新

西村明宏 57 [元]副国交相 (4)自前=[公][こ]

4312チバQ:2017/10/16(月) 22:38:35
 ◆4区

 ◇伊藤氏安定した戦い

 伊藤氏が安定した戦いを繰り広げている。伊藤氏は高い知名度と厚い組織力を生かし、幅広い年代で支持を集めている。自民、公明支持層の8割以上を固め、無党派層にも浸透を図る。

 坂東氏は希望支持層の8割以上を固め、立憲民主支持層からも一定の支持を得ている。都市部の無党派層の取り込みを目指す。

 高村氏は候補の直前交代で出遅れたが、共産支持層をまとめ、「市民共闘」の広がりに期待をかける。

 ◆5区

 ◇安住氏、全世代が支持

 知名度の高い安住氏が全世代の支持を集め大きくリードする。民進、希望、共産、立憲民主の各支持層のほか、無党派層にも幅広く浸透し、自民支持層の4割を切り崩す。安倍首相の続投に反対する人の8割が支持する。

 勝沼氏は、自民系の地方議員の力も借りて選挙戦を展開するものの、自民支持層からの支持は6割、推薦をもらう公明支持層からも5割にとどまる。重視する争点にアベノミクスや憲法改正を挙げる人の支持を集める。

 ◆6区

 ◇小野寺氏幅広く浸透

 県内唯一の「自共」対決となった6区は、小野寺氏が安定した戦いを見せている。北朝鮮問題で「安全保障環境が厳しい」と公示後に地元入りしない初の選挙戦となったが、高い知名度でカバーしている。自民支持層の9割以上を固めたほか、公明支持層や希望支持層にも浸透する。横田氏は「野党共闘」を掲げるが、知名度不足のため、共産支持層以外で伸び悩む。前回衆院選に立候補した民主(当時)候補の得票取り込みを図る。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区(3)

伊藤信太郎 64[元]副外相 (5)自前=[公][こ]

坂東毅彦 58 医師 希新

高村直也 34 党県常任委員 共新

 ◇5区(2)

勝沼栄明 42 医師 (2)自前=[公][こ]

安住淳 55 [元]財務相 (7)無前

 ◇6区(2)

小野寺五典 57 防衛相 (6)自前=[公][こ]

横田有史 73 [元]県議 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇一覧の見方

◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。

◆政党名は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、こ=日本のこころ、諸=諸派、無=無所属。

4313チバQ:2017/10/16(月) 22:39:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk05010166000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民1、2区で優勢 3区は自・希競り合い(その1) /秋田
00:00毎日新聞

 衆院選の投開票(22日)を前に、毎日新聞は13〜15日、電話による特別世論調査を実施し、取材結果を加味した上で県内3選挙区の中盤情勢を探った。1、2区は自民前職が優勢で、3区は自民前職と希望前職が激しく競り合う展開に。前々回(2012年)と前回(14年)と同様、総じて与党ペースで選挙戦が進んでいる模様だ。ただ有権者の4割程度が投票先をまだ決めていないとしており、終盤に情勢が変化する可能性もある。【松本紫帆、川村咲平】

 ◆1区

 ◇冨樫氏抜け出し2氏追う

 3選を目指す自民前職の冨樫博之氏(62)が抜け出し、元参院議員で希望新人の松浦大悟氏(48)と共産新人の斉藤大悟氏(38)が追い上げを図っている。

 冨樫氏は党県議や市議らの協力も得て、自民や推薦を受ける公明支持層の大半を固めたほか、幅広い年代から支持を集める。農林漁業者層や経営者・管理職層、製造・販売・サービス業層から一定の支持を得た。

 松浦氏は希望支持層の大半をまとめたほか、立憲民主、社民支持層にも浸透する。無党派層には浸透し切れておらず、さらなる掘り起こしが課題。

 斉藤氏は共産支持層をほぼ固めたものの他党支持層への広がりを欠いている。

 ◆2区

 ◇金田氏自公支持層に浸透

 前法相で自民前職の金田勝年氏(68)が優勢を保ち、希望新人の緑川貴士氏(32)と共産新人の藤本友里氏(38)が追い上げを図る。

 金田氏は法相時代の国会答弁による“逆風”が危惧され、二階俊博幹事長ら党幹部が相次いで応援に入り、引き締めを図った。自民支持層の大半をまとめ、公明支持層も固めつつある。特に50代以上の支持が厚い。

 緑川氏は希望支持層をほぼ固め、無党派層の一部にも食い込みつつあり、追い上げを目指している。30、40代の支持が比較的多い。

 藤本氏は共産支持層の大半をまとめたほか、立憲民主の一部からも支持を受け、上積みを狙う。

 ◆3区

 ◇御法川、村岡両氏が接戦

 自民前職で5選を目指す御法川信英氏(53)と、過去2回比例復活だった希望前職の村岡敏英氏(57)が激しく競り合っている。最終盤に向け、両氏ともに無党派層の掘り起こしが鍵になりそう。

 2人が顔を合わせるのは5回目。大仙市を地盤とする御法川氏は地方議員と連携しながら組織戦を展開し、自民支持層の大半を固めたほか、推薦を受けている公明支持層にも浸透しつつある。世代を問わず、女性からの支持が目立つ。

 由利本荘市が地元の村岡氏は、希望と立憲民主支持層の大半をまとめ、自民や公明支持層の一部にも食い込む。

 共産新人の冨岡昭氏(67)は共産支持層の大半は固めたが、伸び悩んでいる。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇1区

冨樫博之 62 [元]総務政務官 (2)自前=[公]

松浦大悟 48 [元]参院議員 希新

斉藤大悟 38 党県青年部長 共新

 ◇2区

金田勝年 68 [元]法相 (3)自前=[公]

藤本友里 38 党県青年委員 共新

緑川貴士 32 [元]民進県役員 希新

 ◇3区

村岡敏英 57 [元]民進副幹長 (2)希前

御法川信英 53 [元]副財務相 (4)自前=[公]

冨岡昭 67 党県書記長 共新

 ◇一覧の見方

▽届け出順。▽氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区分の順。肩書の[元]は前職を含む。「=」以下は推薦・支持政党▽政党名は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党。

4314チバQ:2017/10/16(月) 22:40:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk06010156000c.html
衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民全区で優位 投票先未定3、4割(その1) /山形
00:00毎日新聞

 衆院選は15日、投開票の22日まで1週間を切った。毎日新聞は13〜15日に特別世論調査を実施し、これまでの取材結果と総合して各選挙区の情勢を分析した。自民党が全選挙区で、野党に対し優位に立っている。1区は遠藤利明氏(自民)が知名度を生かし、新人の2候補を引き離している。2区は鈴木憲和氏(自民)が自民支持層の約8割を固めて優位に立つが、近藤洋介氏(希望)は希望と立憲民主支持層の9割近くをまとめ上げ、競り合っている。3区では加藤鮎子氏(自民)が強固な自民支持層に加え、無党派層に浸透し、優位に立っている。阿部寿一氏(希望)が希望支持者の7割を固めたが、立憲民主支持層をまとめあげていない。一方で、調査時点では投票先をまだ決めていない有権者が3、4割程度いた。今後の展開次第で、情勢は変動する可能性を残している。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇遠藤氏がリード 希望・荒井氏伸び悩む

 8選を目指す元閣僚の遠藤氏が幅広い支持を集め、他候補を大きく引き離している。公示日の出陣式には県都・山形を始め、3市2町の首長が出席した。郡部の約6割、市部は約5割を固めた。推薦する公明は7割、野党の立憲、希望の1割超を取り込んでいる。無党派層の支持も3割。企業誘致や観光振興の充実を重要施策に掲げ、職業別では経営者・管理職から6割超の支持を得ている。

 希望の荒井寛氏は民進からのくら替え。中央政界での両党の合流をめぐる混乱の余波を受けた。連合の推薦を受けながらも、立憲民主、社民からの支持が4〜5割程度にとどまり、伸び悩む。「世代交代」を掲げて若年層の支持を狙うが、10、30代では1割以下にとどまった。知名度不足も重なり、無党派層への浸透は2割ほどだ。

 石川渉氏は党組織がフル回転。共産支持者に加え、立憲民主、社民の支持層の3割超を取り込むことに成功した。1割以下の支持にとどまった無党派層への浸透が、課題となっている。【二村祐士朗】

 ◆2区

 ◇2区前職2人競り合う 自民・鈴木氏と希望・近藤氏

 鈴木氏は与党議員としての5年間の実績を強調し、3選を目指す。対する近藤氏は直近2回の選挙で比例復活に甘んじ、小選挙区勝利が至上命令。2人の前職が競り合っている。

 鈴木氏は自民支持層の約8割、公明の7割近くを固めた。無党派層の約2割も取り込む。前回衆院選後、自民党農林部会長代理も経験。JAの政治団体「農政連」の推薦を受け、農林漁業者に支持を広げる。経営者・管理職の約6割も固めた。町村部でも、3割を超える支持を集めている。

 民進からの合流を決断した近藤氏は希望、立憲支持層の9割を固め、社民、維新支持層にも浸透する。無党派層には3割程度食い込んだ。連合山形の推薦を受けており、職業別では事務職で5割、製造・販売・サービス、自営業などから4割程度の支持を獲得した。市部では4割近くの支持を獲得した。

 共産党は野党共闘を目指し、公示前には候補者の取り下げを検討していた。民進の希望への合流を受け、断念。岩本康嗣氏は強固な党組織に支えられ、共産支持層を固めている。【深尾昭寛】

 ………………………………………………………………………………………………………

 ◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇1区(3)

遠藤利明 67 [元]五輪担当相 (7)自前=[公]

荒井寛 44 [元]会社社長 希新

石川渉 43 党県委員 共新

 ◇2区(3)

鈴木憲和 35 党県会長 (2)自前=[公]

近藤洋介 52 [元]副経産相 (5)希前

岩本康嗣 52 党地区委員長 共新

4315チバQ:2017/10/16(月) 22:40:20
 ◆3区

 ◇加藤鮎氏が優勢 追い上げ図る阿部氏

 2期目を目指す加藤鮎氏が自民支持層の8割、公明支持層の約9割を固め、優位に戦いを進めている。返り咲きを狙う阿部氏は希望支持層の7割を固め、追い上げを図っている。

 加藤鮎氏は大票田の鶴岡市内で、同市長選(15日投開票)に立候補した現職候補と二人三脚で戦ってきた。選挙区全体では市部で約4割、町村部で5割超の支持を獲得。無党派層にも3割程度、浸透している。前回衆院選では「支部判断」とした農政連から、今回は推薦を獲得。農林漁業者にも支持を広げている。

 阿部氏は希望の公認を受けることで、当初期待していた「野党共闘」を断念せざるを得なかった。希望の支持層を固めつつも、立憲、社民の支持層は約4割程度にとどまっており、野党勢力の結集には至っていない。無党派層からは3割近くの支持を得ている。

 加藤太氏は自民、希望への対立軸を鮮明にしてきた。共産支持層に加え、社民支持層、立憲支持層にも食い込んでいる。年代別の支持層には60代が目立っている。【野間口陽】

 ◇3区(4)

城取良太 40 幸福県代表 諸新

加藤鮎子 38 党副部会長 (1)自前=[公]

加藤太一 66 党地区副委長 共新

阿部寿一 58 [元]酒田市長 (1)希元

 《一覧の見方》氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。

 政党名は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、諸=諸派、無=無所属。

4316チバQ:2017/10/16(月) 22:41:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk07010153000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民先行2選挙区 新党は広がり欠く(その1) /福島
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選に向け、毎日新聞は13〜15日、全国で特別世論調査を実施した。支局・通信部の取材を加え、県内小選挙区の中盤情勢を分析したところ自民は2、5区でリードし、3区は劣勢だった。1、4区は前回選(2014年)で競り合った前職同士が再び接戦となっている。1区は共産、社民の支援を受ける民進系無所属と自民が互角の戦いを展開し、4区も自民と希望が横一線の展開。ただ、全体の約4割が小選挙区の投票先を決めていない。投票率や無党派層の動向次第で情勢が変わる可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇金子氏、亀岡氏競り合う

 前回選は次点で比例復活に回った民進系の無所属前職の金子恵美氏(52)と、小選挙区で議席を維持した自民前職の亀岡偉民氏(62)が、ほぼ横一線で激しく競り合っている。

 金子氏は合流を見送った希望支持層の約6割、共産、立憲、社民支持層の7〜8割程度を固めた。無党派層の4割近くにも浸透し公明支持層の一部にも食い込む。森友・加計問題や震災復興、原発・エネルギー政策を重視する層の支持が厚い。

 亀岡氏は、自民支持層の8割以上をまとめたものの、推薦を受けた公明支持層には浸透しきれていない。非自民となる希望支持層の約2割を取り込んだ。アベノミクスや北朝鮮の核・ミサイル問題を重視する層からの支持を得ている。

 ◆2区

 ◇根本氏が優勢を保つ

 自民前職の根本匠氏(66)が安定した戦いで優勢を保つ。3新人のうち希望の岡部光規氏(49)が懸命に追い、共産の平善彦氏(65)、維新の西村恵美氏(54)が続いている。

 根本氏は自民支持層の9割近くを固める一方、推薦を受ける公明支持層はまとめきれていない。40代、70代以上から4割強の支持を得た。安保関連法や北朝鮮問題を重視する人からの支持が目立つ。

 岡部氏は希望支持層の約8割をまとめ、立憲支持層の約4割も取り込んだ。医師の経験を前面にアピールしているものの、争点として年金・医療を重視する層の支持は約2割と広がりを欠いている。

 平氏は立憲支持層の一部に食い込んだ。西村氏は、各層への浸透が進んでいない。

 ◆3区

 ◇玄葉氏、安定した戦い

 民進党籍を持つ無所属前職の玄葉光一郎氏(53)が、県内小選挙区の立候補者で最多の9選を目指し、安定した戦いを進めている。

 玄葉氏は民進、希望の合流に際し、候補者調整を担ったことを理由に、24年ぶりに無所属で出馬した。希望、立憲支持層の大半を固めたほか、自民支持層の一部にも食い込みを見せる。無党派層の支持も7割に上っており、旧民主党公認候補だった前回選をしのぐ勢いで支持を拡大している。

 前回選に続いて玄葉氏を追う自民新人の上杉謙太郎氏(42)は自民支持層を固めつつあるものの、無党派層の浸透に欠けている。共産新人の橋本健二氏(69)は、共産支持層をまとめているが、広がっていない。

 ◇小選挙区の候補者(届け出順)

 ◆1区

金子恵美 52 [元]復興政務官(1) 無 前

亀岡偉民 62 党国対副委長(3) 自 前

 ◆2区

根本匠 66 [元]復興相 (7) 自 前

平善彦 65 党地区副委長 共 新

岡部光規 49 医師 希 新

西村恵美 54 自動車会社員 維 新

 ◆3区

橋本健二 69 党地区委員 共 新

上杉謙太郎 42 [元]参議員秘書 自 新

玄葉光一郎 53 [元]外相 (8) 無 前

4317チバQ:2017/10/16(月) 22:41:22
 ◆4区

 ◇菅家氏と小熊氏大接戦

 前回選は416票差で次点となり、比例復活に回った自民前職の菅家一郎氏(62)と、小選挙区で連続当選を狙う希望前職の小熊慎司氏(49)による大接戦となっている。

 菅家氏は自民支持層の7割強をまとめる一方、希望支持層や無党派層の一部も取り込んだ。市部では4割超に浸透している。争点に子育て支援や北朝鮮問題を重視する層からの支持を集めている。

 民進系の小熊氏は希望支持層の7割強のほか、無党派層の半数近くに浸透した。選対本部長で元衆院副議長の渡部恒三氏が地盤としてきた町村部の約4割から支持を得ている。

 共産新人の古川芳憲氏(66)は立憲支持層を取り込んだ。社民新人の渡辺敏雄氏(68)は伸び悩んでいる。

 ◆5区

 ◇吉野氏に幅広い支持

 復興相で7選を目指す自民前職の吉野正芳氏(69)がリードしており、民進から移った希望前職の吉田泉氏(68)は追走している。

 吉野氏は自民支持層の大半を固め、共闘関係を強調する公明支持層にも支持を拡大。無党派層への浸透でも他候補に先行する。年代別でも20代から70歳以上まで満遍なく支持を得て安定している。

 吉田氏は希望支持層を手堅くまとめた。一方で同じ民進から分かれた立憲支持層が各候補に分散、安倍政権継続に否定的な人の支持も4割弱と受け皿になりきれていない。

 共産新人の熊谷智氏(37)は共産支持層以外への浸透が課題。社民新人の遠藤陽子氏(67)は出遅れ挽回に懸命だ。投票先が未定の人も約4割いる。

 ◆4区

渡辺敏雄 68 党県幹事長 社 新

小熊慎司 49 [元]参院議員 (2) 希 前

古川芳憲 66 党地区委員 共 新

菅家一郎 62 [元]県議 (2) 自 前

 ◆5区

吉野正芳 69 復興相 (6) 自 前

吉田泉 68 [元]副復興相 (5) 希 前

熊谷智 37 党県常任委員 共 新

遠藤陽子 67 社団法人代表 社 新

 ※カッコ内数字は当選回数

4318チバQ:2017/10/16(月) 22:42:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk08010170000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査(その1) 4選挙区で自民優位 5、6区は激戦 /茨城
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は13〜15日に電話による特別世論調査を行った。支局の取材を加味し、選挙区情勢を分析したところ、県内7小選挙区のうち4選挙区で自民候補が優位に立っている。5、6区は自民候補を希望候補が追い上げて激戦になっており、7区は無所属候補が先行している。政党支持率では、自民は2014年衆院選前より6ポイント低いが、3割程度の支持を集める。希望は11%にとどまり、議席増は不透明だ。ただ、4割以上の有権者が小選挙区の投票先を決めておらず、情勢は大きく変わる可能性がある。

 ◆1区

 ◇田所氏が一歩リード

 田所氏が自民や、推薦を受ける公明の支持層の大半を固めているほか、立憲支持層や無党派層も一部取り込むなどして、一歩リードしている。また幅広い世代から一定の支持を得ており、前回衆院選後続けてきた組織固めの成果が出ている。選挙区内の県議や市議の応援を受けながら、大票田の水戸市を中心に街頭演説を続け、更なる支持拡大を狙う。

 小選挙区での勝利を目指す福島氏は、希望支持層の大半を固めた。立憲支持層では半数近くの支持を得ている。約80の地区・職域後援会や、推薦を受ける連合茨城や県医師連盟の票固めを進める。一方、労組の一部が離れているほか、無党派層で伸び悩んでおり、若い世代や女性への浸透などが終盤戦の課題になりそうだ。

 大内氏は水戸市議5期、県議5期の実績で半数を超える共産支持層から支持を受ける。比例代表での支持拡大にも力を入れており、安倍政権への批判票の上積みを図る。川辺氏は独自の戦い。

 ◆2区

 ◇額賀氏に幅広く支持

 12選を目指す額賀氏は自民支持層を固め、幅広い年代、職業から支持を得る。各種団体から推薦を受け、組織票を固めている。派閥の領袖(りょうしゅう)として、応援のため全国各地を回っており、思うように地元入りできないが、防衛庁長官や財務相など、重要閣僚を歴任した実績をアピールし、安定した戦いを見せる。

 5年ぶりの国政復帰を狙う石津氏は希望支持層の大半を固め、無党派層にも一定程度浸透している。旧大洋村長を16年務めた実績を強調して追い上げを図る。一方、立憲支持層には浸透しておらず、終盤戦の課題になる。笠間市や鹿嶋市など都市部を中心に街頭宣伝し、政権批判票の取り込みを目指す。

 星野氏は共産支持層の半数を超えたほか、立憲支持層の半数程度の支持も受ける。特に50〜70代以上の支持が高い。「原発・エネルギー政策」を重視する有権者からの支持もあり、無党派層への浸透を目指す。

 ◆3区

 ◇葉梨氏組織票固める

 葉梨氏が自民支持層の半数超を固め、推薦を受ける公明支持層も大半を固めた。無党派層からも一定程度の支持を得ている。町村部でも半数程度の支持を獲得し、年代別では、中高年層より20〜30代の支持が高いのが特徴だ。平日は企業・団体回り、週末は商業施設や駅前での街頭演説で自公の安定政権継続を訴える。

 樋口氏は希望支持層の大半が支持しているほか、立憲支持層にも食い込む。国政への女性参画や、原発の段階的削減などを訴えるが、女性や「原発・エネルギー政策」を重視する層の支持は伸び悩んでいる。立候補表明が公示1週間前と遅かったため、選挙カーを走らせながら知名度アップに懸命だ。

 取手市議5期17年の林氏は、半数を超える程度の共産支持層が支持。立憲支持層も一定程度取り込む。「原発・エネルギー政策」を重視する層の支持が比較的高く、反原発票をさらに取り込めるかが終盤戦のポイントになりそうだ。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇1区(4)

川辺賢一 30 幸福県代表 諸新

福島伸享 47 [元]経産省職員(2)希前

田所嘉徳 63 [元]法務政務官(2)自前=[公]

大内久美子 68 [元]県議 共新

 ◇2区(3)

星野文雄 69 党地区委員 共新

額賀福志郎 73 [元]財務相(11)自前=[公]

石津政雄 70 [元]総務政務官(1)希元

 ◇3区(3)

林京 67[元]取手市議 共新

葉梨康弘 58副法相(4)自前=[公]

樋口舞 44会社員 希新=[維]

4319チバQ:2017/10/16(月) 22:42:21
 ◆4区

 ◇7選狙う梶山氏優位

 7選を狙う梶山氏が優位に立つ。自民支持層の大勢を固めたほか、公明支持層の大半も取り込んだ。立憲支持層や無党派層も半数に迫る勢いだ。年代別でも幅広く支持を得ている。8月に地方創生担当相として入閣し、「日本の経済の再生には、地方の経済の活力を取り戻すことが大切」と訴える。応援弁士として全国を回り、思うように地元に帰れない状況だが、厚い地盤に支えられる。

 公示直前に東京2区から「お国替え」しての立候補となった大熊氏は、希望支持層の半数以上を固めた。公務員改革や消費増税の凍結を訴える。しかし出遅れによる知名度不足が響き、無党派層の支持が伸び悩んでいる。大票田で浮動票が多いひたちなか市を中心に街頭演説を繰り返し、反政権票をどこまで取り込めるかが終盤戦の課題になりそうだ。

 堀江氏は半数を超える共産支持層を固めたほか、立憲支持層にも食い込む。中山間地域の農業政策など県北振興を訴える。

 ◆5区

 ◇石川氏を浅野氏猛追

 2回続けて小選挙区で敗れ、比例復活した石川氏が先行し、浅野氏が猛追している。

 小選挙区で初勝利を目指す石川氏は自民支持層の大半を固めた。年代別で見ると、30〜40代からの支持が高い。一方、公明の推薦を得られなかったこともあり、公明支持層が半数程度と伸び悩んでいる。大票田の日立市を中心に街頭演説を行い、更なる支持拡大を目指す。

 浅野氏は引退した大畠章宏前衆院議員の後継者として立候補。日立製作所労組を基盤に、半数を超える希望支持層を固めたほか、立憲支持層にも浸透している。また「原発・エネルギー政策」を重視する層の支持が高いのが特徴だ。一方、30〜40代の支持が伸び悩んでおり、各所で決起集会を開くなど、票の掘り起こしに躍起だ。

 両氏を追う川崎氏は共産支持層の大半を固めている。一方、無党派層の支持が伸び悩んでおり、日本原子力発電東海第2原発(東海村)の再稼働阻止を訴え、支持拡大を図る。

 ◇4区(3)

堀江鶴治 75 党地区委員 共新

大熊利昭 54 [元]銀行員(1)希元

梶山弘志 62 地方創生相(6)自前=[公]

 ◇5区(3)

石川昭政 45 党青年局次長(2)自前

川崎篤子 64 [元]東海村議 共新

浅野哲 35 [元]衆議員秘書 希新

4320チバQ:2017/10/16(月) 22:42:38
 ◆6区

 ◇2新人が競り合い

 共に新人の国光氏と青山氏が激しく競り合う。

 国光氏は12期を務めて引退した丹羽雄哉前衆院議員の後継者として立候補し、自公支持層をおおむね固めている。年代や性別で見ると、30〜60代の男性からの支持が高い一方、女性の支持が伸び悩んでいる。また無党派層に浸透しておらず、知名度を上げることが課題となる。

 青山氏は希望支持層を固めたほか、維新や無党派層からも幅広い支持を受ける。地元の土浦市出身で、県議2期を務めた経験から知名度は高く、特に40代以上で幅広い支持を受ける。JA直売所や支所前、スーパー店頭での街頭演説と共に、ミニ集会を繰り返し開き、票の上積みを図る。

 元土浦市議の古沢氏は共産支持層をおおむね固め、立憲支持層からも半数程度の支持を得ている。土浦以外でも浸透を目指して街頭演説を重ねている。自民、希望に対する批判票を取り込み、比例代表での共産党の支持拡大を狙う。

 ◆7区

 ◇中村氏を永岡氏追う

 14選を目指すベテラン中村氏が先行し、永岡氏が追い上げる。

 無所属の中村氏が、自民支持層の半数超を取り込む一方、推薦を受ける公明支持層は半数に届かず、伸び悩んでいる。年代別では40代以上で幅広く支持を得ているのが特徴だ。選挙区内の全域でミニ集会や数百人規模の演説会を繰り返し、強固な後援会を中心に組織固めを進める。

 4回連続で小選挙区で中村氏に敗れ、いずれも比例で復活当選した永岡氏は自民支持層を固めきれていない。一方、推薦を受けていない公明から半数を超える支持を得ている。麻生太郎財務相ら大物が次々と応援に駆けつけたほか、選挙区内の首長から支援を受け、政府与党や自治体との太いパイプをアピールする。

 石嶋氏は共産支持層の半数程度を固め、立憲支持層にも食い込んでいる。無党派層への支持を広げ、安倍政権に対する批判票を取り込みたい。

 ◇6区(3)

国光文乃 38 [元]厚労省職員 自新=[公]

青山大人 38 [元]県議 希新

古沢喜幸 71 [元]土浦市議 共新

 ◇7区(3)

石嶋巌 63 党県委員 共新

永岡桂子 63 [元]副厚労相(4)自前

中村喜四郎 68 [元]建設相(13)無前=[公]

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 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。

4321チバQ:2017/10/16(月) 22:43:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk09010119000c.html
<激変・衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査(その1) 自民1、3、4、5区優勢 /栃木
00:00毎日新聞

 衆院選投開票日(22日)を前に、毎日新聞は13〜15日に全国の有権者を対象に特別世論調査を実施した。これまでの取材をふまえつつ、県内5小選挙区の情勢を探った。前職5人を擁する自民は1、3、4、5区で他の候補をリードし、安定した戦いを進めている。無所属、自民の前職による一騎打ちとなった2区は、激しく競り合っている。調査時点では、小選挙区の投票先を決めていない人が4割おり、選挙戦終盤の展開により情勢は変化する可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇船田氏が優位な戦い

 自民前職の船田元氏(63)が優位に立つ。船田氏は自民票の約9割を固め、無党派層にも浸透している。全ての年代で最も支持を集めており、幅広い年代から評価されている。職業別では経営者・管理職からの支持が厚い。

 民進を離れた希望の元職、柏倉祐司氏(48)は希望支持層を着実に固めており、無党派層への浸透を目指す。希望は「原発ゼロ」を掲げており、最も重視する争点が「原発・エネルギー政策」と回答した層などから支持された。当初は民進公認で出馬予定だった無所属の新人、渡辺典喜氏(34)は立憲支持層を柏倉氏と分け合う形。急きょ出馬が決まっただけに知名度アップに懸命だ。共産新人の青木弘氏(56)は共産票の組織固めを図る。

 ◆2区

 ◇福田氏、西川氏激戦

 前職同士の一騎打ちとなった激戦区。民進系無所属の前職、福田昭夫氏(69)と自民前職の西川公也氏(74)が激しく競り合う。

 福田氏は、県内で唯一野党候補の一本化を果たした。立憲支持層の約7割を固め、共産、社民にも浸透。無党派層からも半数程度の支持を得て、「非自民」の受け皿を目指す。

 西川氏は、自民支持層の7割強を固めたほか、希望、立憲支持層からも一定の支持を集めている。ただ、公明支持層は固め切れていない。元農相で農林漁業者への支持拡大を狙う。

 民進党県連代表の福田氏は今回は無所属、西川氏は党内の内規による年齢制限で比例区の重複立候補をしておらず、ともに「背水の陣」で臨んでおり、終盤まで激しい選挙戦が予想される。

 ◆3区

 ◇簗氏が安定した戦い

 自民前職の簗和生氏(38)が安定した戦い。自民支持層の9割近くを固め、公明支持層からも評価されている。希望支持層も4割程度を取り込むなど、支持を獲得している年齢層も幅広い。

 希望新人の渡辺美由紀氏(58)は、参院議員の兄喜美氏(65)の地盤を引き継いだものの、出馬表明が公示直前だった経緯もあり、伸び悩んでいる。希望支持層のほぼ半数を固めたが、自民支持層は1割に満たない。ただ、無党派層からは3割程度の支持を得ており、さらなる浸透を目指している。

 共産新人の槙昌三氏(74)は着実に共産支持層を固めており、立憲票も3割程度取り込んでいる。幸福新人の石渡剛氏(48)は伸び悩んでいる。

4322チバQ:2017/10/16(月) 22:43:38
 ◆4区

 ◇佐藤氏先行 追う藤岡氏

 自民前職の佐藤勉氏(65)が組織力を生かして大きく先行し、民進から希望に移った新人の藤岡隆雄氏(40)が追っている。

 佐藤氏は自民支持層の大半を固めたほか、半数の公明票も取り込んだ。無党派層の一部の支持も得ている。年代別では40代以上からの支持が4割以上と安定している。

 4区で3回連続の出馬となる藤岡氏は、希望支持層の8割程度を固めた。立憲支持層の約6割をまとめ、無党派層への支持拡大を狙っている。職業別では、「主婦・主夫」への支持で佐藤氏を上回り、「製造・販売・サービス業」や「専門職・技術職」でも一定の支持を得た。共産新人の山崎寿彦氏(64)は共産支持層の大半を手堅く固めている。

 ◆5区

 ◇茂木氏、幅広く浸透

 強固な支持基盤を誇る自民前職の茂木敏充氏(62)が、大きくリードしている。自民、公明の支持層の約9割を固めているほか、希望や立憲、無党派層からも一定数を取り込んでおり、盤石の態勢。年代別でも、幅広く支持が浸透している。消費税率の引き上げに「反対」と答えた層の半数からも支持を得ているなど、ベテランの強みをみせている。

 前足利市長の希望新人、大豆生田実氏(51)は希望支持層の6割程度の票をまとめ、共産支持層の一部にも食い込んでいる。草の根選挙を展開しており、無党派層への浸透を目指している。

 共産新人の川上均氏(61)は共産支持層の組織固めを図っている。

4323チバQ:2017/10/16(月) 22:44:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk10010036000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査(その1) 自民、全区で優位 比例は希望・立憲が拮抗 /群馬
00:00毎日新聞

 毎日新聞は13〜15日、衆院選(22日投開票)に関し、電話による特別世論調査を実施した。支局の取材を加味して県内の情勢を分析したところ、5小選挙区の全てで自民候補が優位に立っている。比例の投票先でも自民が最も多く、次いで、希望と立憲民主が拮抗(きっこう)している。ただ、小選挙区では4割近い有権者が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性がある。

 ◆1区

 ◇尾身氏、宮崎氏と競り合い

 尾身朝子氏と宮崎岳志氏が競り合うも、尾身氏がやや優勢。

 自民は公示前、自民系候補3人が出馬の意向を示し、「保守3分裂」の可能性も浮上したが、公示直前に尾身氏に一本化した。従来の組織型選挙で手堅く支持を広げるほか、出馬を見送った2人が尾身氏の支援に回るなど「挙党一致態勢」をアピールし、自民支持層の大半に浸透している。だが、公明支持層は伸び悩んでいる。

 宮崎氏は市部を中心に支持を広げる。希望の支持層をほぼ固め、無党派層にも切り込んでいるが、立憲民主の支持層を固めきれていない。

 店橋世津子氏は憲法改正問題に関心を持つ有権者から支持され、立憲民主の支持層にも食い込む。【鈴木敦子】

 ◆2区

 ◇井野氏安定、追う石関氏

 井野俊郎氏が60代を除く全世代で先行し、石関貴史氏が追っている。

 井野氏は自民、公明支持層の大半を固め、無党派層にも支持を得ている。町村部では支持が高く、他の2氏を大きくリードする。

 石関氏は希望支持層をほぼ固めているほか、維新支持層からも根強い支持を受ける。無党派層の取り込みがかぎになる。

 長谷田直之氏は共産支持層以外への広がりを欠いている。【鈴木敦子】

 ◆3区

 ◇笹川氏、長谷川氏を先行

 共産が公示前に出馬を「自主的」にとりやめ、自民対立憲民主という県内唯一の与野党一騎打ちとなった3区では、笹川博義氏が長谷川嘉一氏を先行している。

 笹川氏は自民支持層の大半を固め、公明支持層も手堅くまとめている。年代別では、30代以上は長谷川氏を上回る。

 長谷川氏は立憲民主支持層の大勢を固め、希望支持層にも食い込む。年代別では10代、20代から高い支持を受ける。無党派層の支持拡大がかぎを握る。【山本有紀】

◆小選挙区の立候補者

 ◇1区(3)

宮崎岳志 47 希前(2)

尾身朝子 56 自前(1)

店橋世津子 56 共新

 ◇2区(3)

井野俊郎 37 自前(2)

長谷田直之 61 共新

石関貴史 45 希前(4)

 ◇3区(2)

長谷川嘉一 64 立新

笹川博義 51 自前(2)

4324チバQ:2017/10/16(月) 22:44:39
 ◆4区

 ◇福田氏、大きくリード

 幅広い年代から支持を集める福田達夫氏が、不破弘樹氏と萩原貞夫氏を大きくリードしている。

 福田氏は自民支持層の大勢をまとめている。20代の大半が支持するなど若年層にも浸透し、安定した戦い。

 不破氏は希望支持層の半数以上を固め、公明支持層の一定程度を取り込む一方、立憲民主支持層からの支持が伸び悩んでいる。無党派層からの支持は福田氏に迫っており、さらなる浸透が課題となる。

 萩原氏は共産支持層の大勢を固め、立憲民主支持層の半数程度からも支持を受ける。【山本有紀】

 ◆5区

 ◇小渕氏、3人引き離す

 県内5小選挙区で立候補者が4人と最も多い。

 小渕優子氏が自民、公明支持層の大半を固めて大きくリードしている。無党派層や立憲民主支持層にも浸透している。職業別では、農林漁業、製造・販売・サービス業で高い支持を集めている。

 公示直前に出馬表明した猪口幸子氏は群馬と縁のない「落下傘候補」だが、希望支持層を手堅くまとめ無党派層からも一定程度支持されている。

 高橋宣之氏は社民支持層をまとめたほか、立憲民主支持層からも支持を集める。伊藤達也氏は共産支持層の半数超を固めたほか、立憲民主支持層からも一部支持を受けている。【吉田勝】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆県内の小選挙区◆

<1区>

前橋市・沼田市・桐生市(旧新里村・黒保根村)・渋川市(旧北橘村・赤城村)・みどり市(旧東村)・利根郡

<2区>

桐生市(旧桐生市)・伊勢崎市・太田市(旧藪塚本町)・みどり市(旧笠懸町・大間々町)・佐波郡

<3区>

太田市(旧太田市・尾島町・新田町)・館林市・邑楽郡

<4区>

高崎市(旧高崎市・新町・吉井町)・藤岡市・多野郡

<5区>

高崎市(旧榛名町・倉渕村・箕郷町・群馬町)・渋川市(旧渋川市・子持村・小野上村・伊香保町)・富岡市・安中市・北群馬郡・甘楽郡・吾妻郡

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区(3)

萩原貞夫 68 共新

不破弘樹 51 希新

福田達夫 50 自前(2)

 ◇5区(4)

小渕優子 43 自前(6)

伊藤達也 34 共新

高橋宣之 63 社新

猪口幸子 61 希新

4325チバQ:2017/10/16(月) 22:45:09
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk11010081000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民13選挙区で先行 投票先未定は4割(その1) /埼玉
00:00毎日新聞

 ◇希望は伸び悩む

 毎日新聞は22日投開票の衆院選について13〜15日、電話による世論調査を実施し、県内の支局・通信部の取材も加味して情勢を探った。自民(当選すれば追加公認する無所属候補を含む)は13選挙区で優位、またはややリードする展開。野党は、希望が6区で自民と激しく競り合い、立憲民主が5区で安定した戦いを進めるが、伸び悩んでいる。ただ、約4割が小選挙区での投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性もある。(候補者は届け出順、年齢は投票日現在)

 ◇村井氏がやや優勢

 ◆1区

武正公一 56 希前(6)

小檜山清人 60 維新

鳥羽恵 58 共新

村井英樹 37 自前(2)

    ◇

 3選を目指す村井氏がややリードし、武正氏が追う展開。

 村井氏は自民支持層の8割超に加え、公明支持層の6割超を固めた。幅広い年代に浸透し、特に20〜30代の支持が高い。

 武正氏は希望支持層の約9割を固め、無党派層にも一定程度食い込む。40〜50代の支持が他候補より高いのが特徴だ。鳥羽氏は共産支持層をほぼ固めたが広がりを欠く。小檜山氏は知名度アップに懸命。【中川友希】

 ◆2区

菅克己 51 希新

平川道也 45 共新

新藤義孝 59 自前(6)

 ◇反自民票分散し、新藤氏が優位に

 新藤氏は反自民票が希望や立憲民主などに分散したため、自民の強固な支持基盤を生かし優位な戦い。自民支持層の8割超を固め、公明支持層の半数程度に浸透。各年代に支持を広げ、無党派層にも一定程度食い込む。

 菅氏は希望票の約8割を固め、立憲支持層にも一定程度食い込む。無党派層の約2割から支持を得ている。

 平川氏は共産支持層の8割を固め、立憲支持層の約3割にも浸透している。【鴇沢哲雄】

 ◆3区

飯田剛 58 諸新

石川英行 54 無新

三輪麻美 30 希新

黄川田仁志 47 自前(2)

山川百合子 48 立新

谷古宇勘司 66 維新

 ◇各年代に浸透し、黄川田氏が優位

 3選を目指す黄川田氏が各年代に幅広く浸透し、優位な戦いを進める。自民・公明支持層の8〜7割程度を固め、無党派層も一定程度取り込んでいる。

 山川氏は立憲支持層の8割超を固めた。共産との「野党共闘」で共産支持層にも半数超の支持を広げ、さらなる上積みを図る。

 三輪氏は希望支持層の6割を固め、無党派層への支持拡大に懸命。谷古宇氏は維新支持層の大半を固め、飯田氏は独自の戦い。【武田良敬】

 ◆4区

朝賀英義 67 共新

青柳仁士 38 維新

吉田芳朝 43 希新

豊田真由子 43 無前(2)

穂坂泰 43 自新

 ◇地元市長ら支援、穂坂氏が優位に

 穂坂氏が地元市長らの支援を受け優位に立つ。自民支持層の6割超、公明支持層の大半をまとめ、無党派層にも一定程度食い込む。

 民進から希望に合流した吉田氏は市議、県議計17年間の知名度を武器に希望支持層の約5割、立憲支持層の3割超に浸透している。

 朝賀氏は共産支持層をほぼ固め、立憲支持層からも3割程度支持を得ている。自民から離党した豊田氏は無党派層の一部に食い込み、青柳氏は伸び悩んでいる。【橋本政明】

4326名無しさん:2017/10/16(月) 22:45:21
 ◇枝野氏を牧原氏が追う

 ◆5区

牧原秀樹 46 自前(3)

枝野幸男 53 立前(8)

高木秀文 44 希新

    ◇

 立憲民主代表の枝野氏がリードし、前副厚生労働相の牧原氏が追う前回と同じ展開。

 枝野氏は男女共に幅広い年代から支持を集め、立憲民主と共産支持層の9割超を固めた。無党派層にも半数程度浸透している。

 牧原氏は自民支持層の約7割と公明支持層の約半数をまとめた。無党派層の支持は約2割にとどまり、党幹部らが続々と応援に入り支持拡大を図る。

 高木氏は希望支持層をまとめ切れず、伸び悩む。【山寺香】

 ◇大島氏と中根氏、大接戦

 ◆6区

大島敦 60 希前(6)

中根一幸 48 自前(3)

戸口佐一 67 共新

    ◇

 大島氏と中根氏が大接戦を展開している。

 大島氏は希望支持層をほぼ固め、立憲支持層の約6割、無党派層の約3割に浸透。民進から希望に転じて1強政治打倒を訴え、革新層のつなぎ留めを図る。

 中根氏は自民、公明支持層の約7割を固めた。後援会組織を構築し、選挙区をこまめに回って保守層の支持固めを急ぐ。

 戸口氏は共産支持層の約9割を固めたが、無党派層の支持は伸び悩んでいる。【内田幸一】

 ◆7区

長沼チネ 67 共新

小宮山泰子 52 希前(5)

神山佐市 63 自前(2)

 ◇神山氏優位に 小宮山氏追う

 前回、前々回と小選挙区で当選した神山氏が優位に戦いを進め、小宮山氏が追う展開。

 神山氏は自民支持層の約8割と推薦を受ける公明支持層の約6割を固めた。各年代に幅広く浸透している。

 前回、神山氏に敗れ比例で復活当選した小宮山氏は、希望支持層の約9割と立憲支持層の4割をまとめた。

 長沼氏は自公政権批判や「森友・加計学園問題」の真相究明などを訴え、共産支持層をほぼ固めた。【仲村隆】

 ◆8区

辻源巳 46 共新

小野塚勝俊 45 希元(1)

柴山昌彦 51 自前(5)

 ◇柴山氏一歩先行、2氏が追う展開

 柴山氏が一歩リードし、小野塚氏、辻氏が追う展開。

 柴山氏は自民支持層の9割超や公明支持層の8割近くを固めた。各年代から支持を集め、無党派層にも3割以上浸透している。

 小野塚氏は希望支持層の約8割をまとめ、立憲支持層の約4割からも支持を受ける。無党派層への食い込みは3割弱にとどまる。

 辻氏は共産支持層の9割超を固めた。野党共闘を受け、社民や立憲の支持層にも浸透している。【清藤天】

4327チバQ:2017/10/16(月) 22:45:35
 ◇大塚氏、幅広く浸透

 ◆9区

神田三春 63 共新

大塚拓 44 自前(3)

杉村慎治 41 希新

    ◇

 大塚氏が選挙戦を優勢に進め、杉村、神田両氏が追う。

 副財務相を務めた大塚氏が、知名度を生かして幅広い世代に浸透。自民支持層の8割、公明支持層の半数をまとめた。民進から希望に入った杉村氏は、希望支持層の8割を固め立憲支持層にも浸透。森友・加計学園問題を争点とする層の支持も受ける。神田氏は共産支持層の約7割を固め立憲支持層にも食い込むが、安倍政権批判票の受け皿になりきれず伸び悩む。【清藤天】

 ◆10区

柿沼遥輝 34 共新

坂本祐之輔 62 希前(2)

山口泰明 68 自前(6)

 ◇山口氏支持広げ、年代幅広く浸透

 7選目に挑戦するベテラン山口氏が全市町で整えた後援会組織をフル稼働し、自民支持層の8割、公明の支持層は9割近くを取りまとめて先行する。高齢層を中心に幅広い年代での支持を得ている。

 坂本氏は希望支持層の9割近くをまとめたほか、立憲支持層からも一定程度の支持を得る。無党派層への浸透を図って追い上げる。

 柿沼氏は安倍政権批判票の掘り起こしを進め、共産支持層に加え立憲支持層も取り込む。【仲村隆】

 ◇小泉氏リード、3氏追う

 ◆11区

柴岡祐真 33 共新

今野智博 42 無前(2)

三角創太 29 希新

小泉龍司 65 無前(5)

    ◇

 小泉氏がリードしている。選挙区にくまなく築いた後援会組織を稼働、自民支持層の半数程度を固め、希望、公明支持層や無党派層にも浸透、幅広い世代から支持を得る。

 自民の公認から推薦となった今野氏は自民支持層の3割程度の支持で、無党派層への浸透を図る。三角氏は連合埼玉の推薦を得て希望支持層の4割程度を取り込む。柴岡氏は共産支持層を固めるが、無党派層の支持に広がりを欠く。【松山彦蔵】

 ◆12区

森田俊和 43 希新

林秀洋 43 共新

野中厚 40 自前(2)

 ◇野中氏一歩先行、森田氏追う展開

 3期目を目指す野中氏が厚い自民支持層に支えられて一歩先行し、過去2回次点の森田氏が追う展開だ。

 野中氏は自民支持層の8割と推薦を受ける公明支持層の半数を固め、無党派層にも比較的浸透している。

 森田氏は希望支持層の7割、立憲支持層の6割を固めた。終盤戦で党幹部の応援を受け追い上げに懸命だ。

 林氏は共産支持層をまとめ、立憲支持層の2割も支持するが、無党派層などへの広がりに乏しい。【中山信】

4328チバQ:2017/10/16(月) 22:45:46
 ◆13区

北角嘉幸 54 希新

土屋品子 65 自前(6)

池田万佐代 58 社新

 ◇土屋氏が先行し、北角、池田氏追う

 7期目を目指す土屋氏がリード。自公の地方議員が駅前に立って「小選挙区は土屋、比例は公明」と訴え、自民支持層の8割、公明支持層も8割に浸透。女性や高齢者の支持が高く安定した戦い。

 北角氏は13区では5年間の活動の空白を取り戻すのに懸命。希望支持層の8割を固めて立憲支持層にも食い込むほか、無党派層に浸透を図る。池田氏は社民、共産両党幹部が支援に入り「市民連合」の後押しで上昇を狙う。【栗原一郎】

 ◆14区

榛野博 47 維新

苗村京子 58 共新

鈴木義弘 54 希前(2)

三ツ林裕巳 62 自前(2)

 ◇三ツ林氏が優位、鈴木氏追い上げ

 3選を目指す三ツ林氏が優位に戦いを進めている。衆院議員だった祖父からの地盤を受け継いで自民支持層を固め、公明支持層のほか無党派層にも支持を広げている。

 過去2回比例復活した鈴木氏は、非自民の保守層の取り込みを図る。無党派層の支持は三ツ林氏と競り合っており追い上げを狙う。

 苗村氏は共産支持層に加え、立憲や社民の支持層への浸透を急ぐ。榛野氏は維新以外の野党支持層に食い込みを見せる。【栗原一郎、木村健二】

 ◇田中氏、自公支持層固める

 ◆15区

田中良生 53 自前(3)

梅村早江子 53 共前(1)

高橋英明 54 維新

高山智司 47 希元(3)

    ◇

 副国土交通相や経済産業政務官としての実績をアピールする田中氏が、自民支持層の8割以上、公明支持層の9割以上を固めて大きくリード。幅広い年代で支持を集めている。

 返り咲きを狙う高山氏は、希望支持層の7割近くをまとめた。立憲支持層や無党派層への浸透で支持を拡大したい。

 梅村氏は共産支持層の9割以上をまとめており、安倍政権批判で巻き返しを図る。高橋氏は支持が伸び悩んでおり、保守層への食い込みを目指す。【鈴木拓也】

4329チバQ:2017/10/16(月) 22:46:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk12010229000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 12選挙区で自民優位 4割超が投票先未定(その1) /千葉
00:00毎日新聞

 毎日新聞は15日までの3日間、衆院選に関する全国世論調査を実施し、取材結果と総合して選挙戦中盤の情勢を探った。県内13の小選挙区のうち、12選挙区で自民党が優位かやや先行するが、4区は無所属の野田佳彦前首相が優勢。希望の党、立憲民主党の新党2党をはじめ、共産党、日本維新の会、社民党は追い上げを図る。有権者の4割超が小選挙区でまだ投票先を決めていないとしており、終盤に向けて情勢が変化する可能性もある。

 ◆1区

 ◇門山氏を田嶋氏追い上げ

 前回は比例復活の自民・門山氏がリードしている。前々回、前回と全国的に自民が圧勝する中で、小選挙区の議席を守った元経済産業政務官の希望・田嶋氏が追い上げる。

 門山氏は自民支持層のほぼ8割を固めたほか、公明支持層にも浸透。党幹部らも応援に入り、更なる支持拡大を狙う。ただ、前回も中盤は優位とされていたが、後半に田嶋氏に追い上げられた経緯もあり、引き締めを図る。

 田嶋氏は地域をこまめに回って得た知名度もあり無党派層にも浸透し、希望支持層も固めたが、党自体の支持が伸びないのが課題。

 共産・大野氏は立憲支持層にも食い込むが無党派層への広がりがない。憲法9条改正反対などを訴え、票の掘り起こしを目指す。維新・長谷川氏は「しがらみ政治からの脱却」を訴えるが伸び悩んでおり、巻き返しを図る。

 ◆2区

 ◇3選へ小林氏優勢

 県内最多の5氏が乱立。3選を目指す前防衛政務官の自民・小林氏が優勢で、立憲・樋口氏が後を追いかける。希望・竹ヶ原氏、共産・上野氏、維新・藤巻氏は巻き返しに必死だ。

 小林氏は自民支持層の9割、公明支持層の7割を固めた。争点としてアベノミクスや北朝鮮の核・ミサイル問題に関心の高い層から支持が高い。

 樋口氏は立憲支持層の7割を固めたほか、共産支持層の一部を取り込んでいる。原発・エネルギー政策や森友・加計学園問題に関心の高い層などから支持を得る。

 竹ヶ原氏は希望支持層をまとめ、維新支持層にも食い込むが、無党派層に浸透していない。上野氏の支持層は憲法改正や震災復興に関心が高い。藤巻氏は立候補表明が遅れた前回以上の支持獲得を目指すが広がりを欠く。

 ◆3区

 ◇松野氏、幅広く浸透

 前文部科学相の自民・松野氏が安定した戦いを展開している。応援で各地を回る松野氏の地元滞在は限られるが、後援会がフル回転して支える。アベノミクスの成果を強調して自民、公明支持層をほぼ固め、幅広い年齢層に浸透する。

 松野氏と6度目の対決となった立憲・岡島氏。争点のうち森友・加計学園問題や憲法改正を重要視する層からの支持は高いが、広がりを欠く。共闘のため候補擁立を取り下げた共産の支持層を取り込めていない。

 東京23区から国替えした希望・櫛渕氏は「しがらみのない政治を」と訴えるが、知名度不足もあり、希望支持層をまとめきれていない。原発政策を重視する層から一定の支持を得ており、終盤での巻き返しを図る。

 ◆立候補者の顔ぶれ (届け出順)

 ◇1区(4)=千葉市中央・稲毛・美浜区

田嶋要 56 [元]経産政務官 (5)希前

門山宏哲 53 弁護士 (2)自前=[公]

大野隆 48 党区国政委長 共新

長谷川豊 42 [元]フリーアナ 維新

 ◇2区(5)=千葉市花見川区、習志野、八千代市

藤巻健太 34 党県幹事長 維新

上野洋嗣 40 [元]診療所職員 共新

樋口博康 58 [元]民進党職員 立新

竹ヶ原裕美子46 産婦人科医 希新

小林鷹之 42 [元]防衛政務官 (2)自前=[公]

 ◇3区(3)=千葉市緑区、市原市

松野博一 55 [元]文科相 (6)自前=[公]

岡島一正 59 会社役員 (2)立元

櫛渕万里 50 NPO理事長(1)希元

4330チバQ:2017/10/16(月) 22:47:04
 ◆4区

 ◇野田氏、底力見せ安定

 8選を目指す前首相の野田氏は衆院選初の無所属での立候補だが、底力を見せて安定した戦い。希望や立憲の支持層を固め、自民支持層の4割にも食い込む。全国の民進系候補の応援に駆け回る一方、夜は地元に戻り、朝の駅頭に立つ。無所属で選挙運動が制約されており、本人が極力「露出」する作戦だ。

 2度目の挑戦となる自民・木村氏は自民支持層の5割強しか固め切れていない。消費増税時の軽減税率適用を強調し、公明支持層には浸透している。地元の自民系県議、市議の後援会を中心に引き締めを図る。

 共産・深津氏は「現憲法を守る」と強調。「働き方改革」に反対し、8時間労働で普通に暮らせる社会の実現を訴える。維新・佐藤氏は組織力の代わりにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を駆使し、無党派層を狙う。

 ◆5区

 ◇薗浦氏が優位な戦い

 4選を目指す自民・薗浦氏が優位に戦いを進め、立憲・山田氏、希望・岡野氏が追っている。いずれの候補者とも党支持層の8割以上を固めており、3割程度を占める無党派層の動向がカギを握りそうだ。

 当初は民進から立候補を予定していた村越祐民氏が公示1週間前、希望が岡野氏擁立を発表したため、出馬を断念。山田氏も公示直前の出馬意向表明となり、知名度、組織力ともに勝る薗浦氏は後援会組織の引き締めにかかっている。無党派層からも一定の支持を得ている。

 市民連合の要請を受けて出馬した山田氏も無党派層からの支持を得ている。立憲との調整で候補擁立を取り下げた共産の支持層からも高い支持を得ており、共闘が一定の成果を上げているようだ。

 岡野氏は希望支持層以外に広がりを欠いている。子育て支援を重点に訴えているが、女性を取り込めていない。

 ◆6区

 ◇渡辺氏先行、追う生方氏

 7選を目指す自民・渡辺氏が先行し、当選5回のベテランながら前回は比例復活がならなかった立憲・生方氏が追い上げる展開になっている。

 渡辺氏は後援会組織をフル回転させ、自民支持層、公明支持層の約8割を固めている。党幹部らの応援も受け、無党派層の取り込みを狙う。

 当初は民進からの立候補を目指していたが、希望の「選別」に強く反発した生方氏。立憲支持層の8割を固め、無党派にも浸透しつつあり、共闘のため候補擁立を取り下げた共産の支持層も7割近くをまとめている。

 希望・遠藤氏は「しがらみのない政治」を訴え、希望支持層を固め、無党派層にも支持を広げつつある。維新・星氏は党名を前面に押し出し、出遅れの挽回を図るが、浸透は進んでいない。

 ◆7区

 ◇斎藤氏、安定した戦い

 農相の自民・斎藤氏が安定した戦いを進めており、公示直前の公認となった立憲・石塚氏が追いかける展開。希望・波多野氏と共産・渡部氏は、それぞれ党支持層以外への浸透が進んでいない。

 斎藤氏は後援会組織が活発に動き、自民支持層の9割を固め、公明支持層にも浸透している。無党派層も3割以上取り込んでいる。アベノミクスの成果を強調し、さらなる上積みを狙う。

 石塚氏は立憲支持層の7割程度を固めており、無党派層の取り込みがカギを握る。波多野氏は希望支持層の8割をまとめているが、7区での活動は今月に入ってからで、知名度向上に躍起だ。渡部氏は共産支持層を固め、無党派層の取り込みを図る。

 ◇4区(4)=船橋市中南部

深津俊郎 69 党地区副委長 共新

野田佳彦 60 [元]首相 (7)無前

木村哲也 48 党4区支部長 自新=[公]

佐藤浩 52 [元]県議 維新

 ◇5区(3)=市川市中南部、浦安市

薗浦健太郎 45 首相補佐官 (3)自前=[公]

山田厚史 69 [元]新聞記者 立新

岡野純子 39 [元]浦安市議 希新

 ◇6区(4)=市川市北部、松戸市南部

遠藤宣彦 54 [元]郵政省職員 (1)希元

生方幸夫 69 [元]副環境相 (5)立元

渡辺博道 67 [元]副経産相 (6)自前=[公]

星健太郎 37 [元]大学教員 維新

 ◇7区(4)=松戸市北部、野田、流山市

渡部隆夫 74 党地区委員 共新

斎藤健 58 農相 (3)自前=[公]

石塚貞通 50 司法書士 立新

波多野里奈 44 [元]地方局アナ 希新

4331チバQ:2017/10/16(月) 22:47:25
 ◆8区

 ◇桜田氏を太田氏追う展開

 自民県連会長の桜田氏が先行し、希望・太田氏が追う展開。

 桜田氏は、自民支持層、公明支持層ともほぼ8割を固めている。男女とも均等に浸透してきている。20代の支持を得て、アベノミクスを最も重視する争点に挙げた層の支持が高い。

 太田氏は、民進の希望への合流が公示直前だったことから、希望の公認候補の浸透が課題だったが、希望支持層を9割固め、立憲支持層にも広げている。期待する無党派層の支持は3割で巻き返しに懸命だ。無党派層は桜田氏にも流れている。男女別では女性より男性の支持が比較的に高く、消費増税と原発・エネルギー政策を重視する層からの支持を得ている。

 共産・小野里氏は、共産支持層を固め、立憲支持層の一部からも支持を得ている。

 ◆9区

 ◇秋本氏を奥野氏が猛追

 自民・秋本氏が自民支持層の8割を固めるなどして先行し、前回比例復活した希望・奥野氏が猛追している。

 秋本氏は閣僚らによる応援を受けながら、国土交通政務官としての実績を訴える。争点別にみると、北朝鮮の核・ミサイル問題を重要視する層から高い支持を受けている。

 奥野氏は希望への支持が伸び悩む中、立憲支持層、無党派層のそれぞれ3〜4割の支持を得ている。無党派層の支持は秋本氏を上回る。争点にかかわらず満遍なく支持を集めており、追い上げに懸命だ。

 共産・鴨志田氏は共産支持層のほか、立憲支持層の3〜4割程度の支持を得ており、奥野氏と奪い合う格好になっている。一方、期待を寄せる無党派層からの支持は伸びておらず、広がりを欠いている。

 ◆10区

 ◇林氏が一歩リード

 9選を目指す自民・林氏が一歩リードし、民進から希望に合流した谷田川氏が追う展開。

 林氏は自民・公明支持層の8割を固めた。アベノミクスの実績を評価し、憲法改正や消費増税に賛成する層からの支持を集める。農林漁業職からの支持が高く、製造・販売・サービス業や自営業にも浸透している。支持層の年代も幅広い。

 返り咲きを狙う谷田川氏は、希望支持層の9割近くを取り込み、立憲支持層にも浸透している。カギを握るとみられる無党派層の支持は3割弱でさらなる上積みに懸命だ。年代別では30代までの支持が薄く、若者への浸透が課題。

 共産・笠原氏は共産支持層の6割を固めた。街頭演説などで票の掘り起こしを図る。

 ◇8区(3)=柏市西部、我孫子市

桜田義孝 67 党県会長 (6)自前=[公]

小野里定良 70 党地区副委長 共新

太田和美 38 [元]会社社長 (3)希前

 ◇9区(3)=千葉市若葉区、佐倉、四街道、八街市

秋本真利 42 国交政務官 (2)自前=[公]

鴨志田安代 62 党地区委員長 共新

奥野総一郎 53 [元]総務省職員 (3)希前

 ◇10区(3)=銚子、成田、旭、匝瑳、香取市、香取郡、山武郡横芝光町(旧光町)

林幹雄 70 [元]経産相 (8)自前=[公]

笠原正実 63 党地区委員長 共新

谷田川元 54 [元]県議 (1)希元

4332チバQ:2017/10/16(月) 22:48:00
 ◆11区

 ◇森氏、優位な戦い

 10選を目指す元法相の自民・森氏が、祖父の代から受け継いだ強固な地盤を背景に優位に戦いを進めている。自民支持層をまとめているほか、公明支持層もほぼ固めている。他候補応援で地元を空けることも多いが、17市町村にまたがっている後援会組織がバックアップする。

 森氏を追いかけるのは、前回は旧生活公認で東京10区から立候補した希望・多ケ谷氏。希望支持層のほか、無党派層、立憲支持層にも食い込んでいる。

 共産・椎名氏は3度目の戦い。共産支持層をほぼ固めており、終盤に向け立憲支持層や無党派層への支持拡大を目指す。

 ◆12区

 ◇浜田氏が優勢

 強固な地盤に支えられた元防衛相の自民・浜田氏が自民・公明支持層の7〜8割を固め、優勢。8期目は衆院予算委員長などを歴任し、実績を前面に押し出す。共産候補との一騎打ちだった前回から一転、4党が候補を擁立し、支部組織がフル回転する。年代、性別を問わず支持を広げている。

 神奈川18区から国替えで挑む希望・樋高氏は野党3候補の中で頭一つ抜ける。連日のつじ立ちで知名度の低さを盛り返し、希望支持層の6割を固め、立憲、維新支持層の受け皿にもなっている。

 国政初挑戦の共産・大西氏は最大の票田である木更津市出身。共産支持層の大半を固めた。社民・皆川氏は教員OB組織を通じ浸透を図るが、支持が広がっていない。

 ◆13区

 ◇白須賀氏先行、追う宮川氏

 3選を目指す自民・白須賀氏がリードし、立憲・宮川氏が追いかけている。前回は4区から立候補して比例復活した共産唯一の前職、斉藤氏、希望・水野氏は伸び悩んでいる。

 白須賀氏は自民支持層の9割を固め、公明支持層の8割から支持を得ている。争点別では年金・医療、子育て、憲法改正、北朝鮮問題を重視する層からの支持が高い。

 宮川氏は立憲支持層の8割近くを固めているが、無党派層への広がりがない。

 斉藤氏は共産支持層を固めたものの、党への支持は伸び悩む。水野氏は希望支持層をまとめきれていない。

 カギを握る無党派層は分散傾向。ただし、無党派層の半数近くが小選挙区の投票先を「まだ決めていない」と回答している。

 ◇11区(3)=茂原、東金、勝浦、山武、いすみ、大網白里市、山武(旧光町除く)、長生、夷隅郡

多ケ谷亮 48 会社社長 希新

森英介 69 [元]法相 (9)自前=[公]

椎名史明 60 党地区委員長 共新

 ◇12区(4)=館山、木更津、鴨川、君津、富津、袖ケ浦、南房総市、安房郡

大西航 36 党県常任委員 共新

浜田靖一 62 [元]防衛相 (8)自前=[公]

樋高剛 51 [元]環境政務官 (3)希元

皆川真一郎 63 [元]県立高校長 社新

 ◇13区(4)=船橋市北部、柏市東部、鎌ケ谷、印西、白井、富里市、印旛郡

宮川伸 47 [元]会社役員 立新

斉藤和子 43 [元]県立高講師 (1)共前

白須賀貴樹 42 歯科医師 (2)自前=[公]

水野智彦 61 歯科医師 (1)希元

4333チバQ:2017/10/16(月) 22:48:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk14010055000c.html
<かながわ衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 大半の選挙区、自民優位 9、12区競り合う /神奈川
00:00毎日新聞

 毎日新聞は13〜15日、衆院選の県内情勢を探るため、有権者を対象に特別世論調査を実施し、取材結果を加味して総合的に分析した。自民、公明支持層を固めつつある与党が大半の選挙区で優位に選挙戦を進め、野党は希望と共産、立憲民主が与党批判票を奪い合う展開となっている。9、12区は前回選に続いて与野党候補が接戦、8区は無所属候補が優勢の様相。ただし、回答者の約4割が投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的だ。【宇多川はるか、太田圭介、杉山雄飛】

 2012年の選挙で政権を奪還し、14年の前回選でも圧勝した自民、公明の与党は、県内全18選挙区で前職、元職を擁立。15選挙区でリードし、今回も堅調ぶりが浮き彫りになった。

 様相が異なるのは、民進から無所属を選んだ前職、江田憲司氏が浸透する8区。自民は公認予定だった前職が衆院解散直前に離党して希望に合流し、急きょ元職、三谷英弘氏を擁立したが、江田氏の牙城を崩せていない。9区も、希望前職、笠浩史氏と自民前職、中山展宏氏が競り合う展開だ。

 また、前回票差がわずか1000票未満の大接戦となった12区では、自民前職、星野剛士氏に立憲前職、阿部知子氏が肉薄し、ほぼ互角の戦いを繰り広げている。

 8、9、12区以外の選挙区では野党候補はおおむね伸び悩むが、共産が候補者を取り下げて立憲の候補者に一本化した選挙区などでは、野党共闘の成果から支持の広がりもみられる。

 民進から立憲を選んだ1区の前職、篠原豪氏▽4区の新人、早稲田夕季氏▽6区の前職、青柳陽一郎氏▽7区の新人、中谷一馬氏--は、立憲支持層だけでなく、共産支持層にも浸透しつつあり、支持の拡大が見込める。

 特に4区は、自民前職、山本朋広氏と、自民に入党しながら無所属での出馬となった前職、浅尾慶一郎氏の保守分裂の争いが注目されたが、立憲、共産に加えて無党派層の一部にも浸透する早稲田氏が割って入る形に。自民支持層をまとめつつある山本氏を、浅尾氏と早稲田氏が横一線で追う展開となっており混戦だ。

 希望は県内16選挙区で擁立したが、与党候補と接戦を展開しているのは、前回小選挙区で勝利し、地盤がある9区の笠氏のみ。同じく前回選では小選挙区で勝ち抜いている16区の前職、後藤祐一氏は、自民支持層の一部に食い込みつつ、自民前職の義家弘介氏を激しく追う展開となっている。

 2氏以外の前職、元職、新人候補はいずれも共産、立憲、社民の各野党候補と競合しており、支持に広がりを欠く状況だ。

 県内の比例代表も自民が優勢。世代別でみても、若年層から高齢層までまんべんなく一定程度の支持を集め、他党にリードしている。野党は立憲に次いで希望となり、公明、共産が横一線で続く。維新、社民は広がりを欠いている。


以下略

4334チバQ:2017/10/16(月) 22:50:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk19010065000c.html
<衆院選2017>中盤情勢・毎日新聞総合調査 「決めてない」4割 終盤、情勢変化も(その1) /山梨
00:00毎日新聞

 毎日新聞は衆院選公示後の13〜15日、電話による特別世論調査を実施した。調査結果に取材を加味し、山梨の2小選挙区の中盤情勢を分析した。1区は、自民前職の中谷真一氏と無所属前職の中島克仁氏が競り合い、2区は、無所属前職の長崎幸太郎氏を無所属前職の堀内詔子氏が追う展開となっている。ただ「まだ投票先を決めていない」とする有権者が全体の約4割、無党派層では約7割を占めていることから、終盤に向けて情勢が変化する可能性がある。【衆院選取材班】

 ●1区

 ◇中谷氏、中島氏譲らず

 中谷氏が支持基盤の保守層を固め、中島氏は立憲や希望層へ浸透している。

 前回総選挙で中島氏に僅差に迫った自民の宮川典子氏がコスタリカ方式で比例代表候補となり、中谷氏は小選挙区から立候補した。宮川氏を選対本部長に据えて県内各地で支持を訴えていて、自民の約8割を固め、推薦を受ける公明支持層にも広く浸透する。世代別では50代以上を中心に支持を拡大。今後は無党派層への広がりが鍵を握りそうだ。

 民進県連代表の中島氏は党の事実上の解党を受け、無所属で立候補した。これまで立憲の約7割、希望の約6割から支持を集めた。無党派層の半数程度にも食い込み、幅広い世代から支持を得ている。一方、父の故中島真人参院議員の地盤だった自民支持層への拡大は図れていない。

 宮内現氏は、共産支持層をほぼ固めているが、安倍政権への批判票をどこまで取り込めるかが課題になりそうだ。西脇愛氏は支持に広がりを欠いている。

 ●2区

 ◇堀内氏、長崎氏を追う

 今回も保守分裂選挙となり、自民に復党した長崎氏を、推薦を受けた堀内氏が追っている。公示直前で復党が決まった長崎氏は「オール山梨」を掲げ、街頭や集会で支持を訴えてきた。自民支持層のほぼ半数を取り込んだ。前回総選挙で候補者擁立を見送った旧民主支持層に食い込んだ経緯もあり、今回も希望、立憲、共産、無党派層から一定の支持を得ている。世代別では、特に30代以上から支持を集めている。

 堀内氏も県内各地で街頭演説や集会を開き、支援を求めてきた。党公認は得られなかったが「県連公認候補」の肩書を得て、自民支持層を一定程度は固めている。また推薦を受けた公明支持層の半数以上に浸透している。一部の希望、無党派層も取り込んでおり、巻き返しを図っている。

 民進2区総支部長で、立憲から立候補した小林弘幸氏は立憲支持層の約8割に浸透しているが、無党派層の獲得では伸び悩んでいる。大久保令子氏も共産支持層の約7割を固めた。井桁亮氏は希望支持層から一定の支持を得ているが、出遅れ挽回に懸命だ。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇1区(4)

宮内現 35 党県常任委員 [共]新

西脇愛 32 幸福区支部長 諸新

中谷真一 41 党遊説局長 (2)[自]前=[公]

中島克仁 50 医師 (2)無(民)前

 ◇2区(5)

井桁亮 48 党全国幹事 [希]新

長崎幸太郎 49 [元]財務省主査 (3)無前

大久保令子 67 党地区委員長 共新

堀内詔子 51 [元]厚労政務官 (2)無前=[自][公]

小林弘幸 45 会社役員 [立](民)新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書、当選回数、党派(白抜き=[自]など=は比例との重複)、前職・元職・新人の区別の順。肩書の[元]は前職を含む。「=」以下は推薦・支持政党。

 ◆小選挙区名の脇のカッコ内に立候補者数を記した。政党名は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、諸=諸派、無=無所属。

 ◆(民)は、衆院解散時点で民進党の公認を得ていた人(内定を含む)と、民進党に所属していたことのある前職。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県内の小選挙区

 <1区>

甲府市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、中央市、市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町、昭和町

 <2区>

富士吉田市、都留市、山梨市、大月市、笛吹市、上野原市、甲州市、道志村、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、小菅村、丹波山村

4335チバQ:2017/10/16(月) 22:54:22
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171016/ddm/010/010/088000c
選挙区・比例の中盤情勢 小選挙区・東京

毎日新聞 2017年10月16日 東京朝刊

海江田、山田氏競る 1区

 7月の東京都議選では小池百合子都知事が率いた都民ファーストの会が圧勝した。「小池旋風」が再現するかが注目されたが、自民は多くの選挙区で優位に戦いを進めている。

 1区は、旧民主代表を務めた海江田氏と元外務政務官の山田氏が競り合い、松沢氏が追う。海江田氏は前回、旧民主の比例代表でも復活当選できなかったが、今回は立憲から返り咲きを目指す。山田氏は自民、公明支持層をほぼ固めた。松沢氏は希望支持層以外への浸透が課題だ。

 2区は野党候補が立憲と希望に分かれ、立憲の松尾氏と自民の辻氏の接戦になっている。希望の鳩山氏は支持が広がっていない。

 3区は石原氏と松原氏が競り合う。石原氏は自民、公明支持層をほぼ固めた。民進を離党して希望に移った松原氏は無党派層への浸透を図る。香西氏は共産、立憲支持層に食い込む。

 4区は希望、共産、立憲の野党3党が競合。自民の平氏は自民支持層を手堅く固めてリードする。井戸氏は立憲支持層に加え、無党派層にも浸透。難波氏と青山氏が追いかける。

 5区は若宮氏が自民支持層の大半を固め、優位な戦い。共産などと共闘する手塚氏が無党派層からも一定の支持を得て追いかける。前回は自民の神奈川8区から出た福田氏は、希望に転じての挑戦。知名度を上げようと懸命だ。

 6区は落合氏と越智氏が競る。落合氏は立憲支持層を固め、共産、社民支持層にも浸透。副内閣相の越智氏は自民支持層の大半を固めた。旧民主の元参院議員、植松氏は支持拡大を急ぐ。

 7区は立憲からの立候補を選んだ元厚生労働相の長妻氏が一歩リードしている。立憲支持層だけでなく共産支持層にも浸透する。副内閣相の松本氏は自民支持層を固めた。希望の荒木氏は伸び悩む。

 8区は自民幹事長経験者の石原氏が自民、公明支持層を手堅くまとめて先行する。立憲の吉田氏、希望の木内氏、共産の長内氏が追いかけるが、野党候補の競合で、石原氏を脅かす展開には至っていない。

 9区は元副財務相の菅原氏が幅広い支持を集めて戦いを優位に進めている。高松氏は希望支持層をほぼ固めたが、無党派層には浸透しきれていない。原氏は共産支持層をほぼ固めた。

 10区は鈴木隼人氏と若狭氏、鈴木庸介氏が三つどもえの争い。鈴木隼人氏は自民、公明支持層をまとめる。若狭氏は希望支持層を固めた。立憲の鈴木庸介氏は共産、社民支持層にも食い込む。岸氏は組織固めを急ぐ。

4336チバQ:2017/10/16(月) 22:55:16
 11区は、自民都連会長(当時)として都議選を指揮した下村氏がリード。立憲の前田氏が無党派層の一部を取り込んで追いかける。共産の小堤氏、希望の宍戸氏は伸び悩んでいる。

 前職2人による事実上の一騎打ちになった12区は、元国土交通相の太田氏が安定した戦い。公明支持層を固め、自民支持層にも広く浸透している。池内氏は共産、立憲支持層にも食い込むが、後れをとっている。

 13区は自民都連会長の鴨下氏が戦いを優位に展開する。初挑戦の北条氏は立憲支持層や無党派層に浸透するが、共産の祖父江氏と競合し、鴨下氏に差をつけられた。

 14区は元法相の松島氏が幅広い世代に浸透し優勢だ。希望の矢作氏、共産の阿藤氏はそれぞれの支持層を固めて松島氏を追う。

 15区は前回、比例代表で復活当選した秋元氏が自民支持層の大半を固めて優位に立っている。民進を離党して希望に合流した柿沢氏は無党派層の取り込みに懸命だ。吉田氏は共産支持層をまとめた。

 16区は先行する大西氏を初鹿氏が追う。大西氏は自民支持層、公明支持層に広く食い込む。初鹿氏は立憲支持層を固め、共産支持層にも浸透している。静岡4区から「国替え」した希望の田村氏は知名度アップを図る。

 17区は自民の平沢氏が8選に向けて安定した戦い。希望の西田氏は無党派層への浸透に懸命だ。共産の新井氏は立憲支持層の一部からも支持を得ている。

 18区は自民の土屋氏と元首相の菅氏が横一線の戦い。土屋氏は自民支持層をまとめ、無党派層にも支持を広げつつある。菅氏は立憲支持層を固め、前回は敗れた小選挙区での勝利を目指す。希望の鴇田氏は2氏の争いに埋没気味だ。

 19区は野党候補が競合した。自民の松本氏と返り咲きを狙う立憲の末松氏が接戦を展開し、希望の佐々木氏、共産の杉下氏は後れをとっている。

 20区は木原氏がリードしている。自民支持層を確実につかみ、公明支持層もほぼまとめた。宮本氏は共産、立憲支持層を固めた。鹿野氏は無党派層への浸透を急いでいる。

4337チバQ:2017/10/16(月) 22:56:25
小田原氏が先行 21区

 21区は元外務政務官の小田原氏が先行。長島氏が追いかける。小田原氏は自民、公明支持層をつかむ。民進を離党した希望の長島氏は無党派層への浸透が課題だ。小糸氏は立憲の推薦を受けた。候補者を立てていない共産の支援も見込む。

 22区は元金融担当相の伊藤氏が安定した戦いを進め、8選を目指す。山花氏は立憲支持層を固めて懸命に追うが、希望の金ケ崎氏、共産の阿部氏との野党競合で、政権批判の受け皿になりきれていない。

 23区は総務政務官の小倉氏が他候補を引き離している。小倉氏は自民支持層を固め、公明支持層も取り込む。松村氏は共産支持層をまとめ、立憲支持層にも浸透しつつある。伊藤氏は希望支持層を基盤に、無党派層にも支持を広げようとしているが、やや遅れた。

萩生田氏が優位 24区

 24区は、安倍晋三首相に近い自民幹事長代行の萩生田氏が自民、公明支持層を固め、優位に進めている。学校法人「加計学園」の問題は影響していないようだ。立憲の高橋氏、共産の飯田氏、希望の吉羽氏は巻き返しに懸命になっている。

 25区は元副環境相の井上信治氏が自民、公明支持層をまとめ、安定した戦い。山下氏は立憲支持層を固めた。元環境相の小沢氏は希望支持層、井上宣氏は共産支持層以外への広がりが課題だ。

 都内では4区、8区、10区、11区、19区、22区、24区、25区で希望、共産、立憲の候補が競合するなど、野党の分散が自民優位につながった面がある。

4338チバQ:2017/10/16(月) 22:57:54
 ◆東京 25

1区(6)=千代田区、港区西部、新宿区ほぼ全域

松沢香 39 [希] 新

原口実季 28 諸 新

山田美樹 43 (2)[自][細]前=[公]

又吉光雄 73 諸 新

海江田万里 68 (6)[立](民)元

犬丸光加 57 諸 新

2区(3)=港区東部、中央、文京、台東区中西部

辻清人 38 (2)[自][岸]前=[公]

松尾明弘 42 [立](民)新

鳩山太郎 43 [希] 新

3区(3)=品川区(一部除く)、大田区北西部、島部

香西克介 41 共 新

石原宏高 53 (3)[自][石]前=[公]

松原仁 61 (6)[希](民)前

4区(4)=大田区中東部

井戸正枝 51 (1)[立](民)元

平将明 50 (4)[自][破]前=[公]

難波美智代 43 [希] 新

青山昂平 26 共 新

5区(3)=目黒区(一部除く)、世田谷区東部

手塚仁雄 51 (3)[立](民)元

[PR]

福田峰之 53 (3)[希] 前

若宮健嗣 56 (3)[自][額]前=[公]

6区(4)=世田谷区北西部

越智隆雄 53 (3)[自][細]前=[公]

落合貴之 38 (1)[立](民)前

中岡茉妃 26 諸 新

植松恵美子 49 [希] 新

7区(4)=渋谷区、中野区南部、目黒、品川、杉並区の一部

松本文明 68 (3)[自][細]前=[公]

長妻昭 57 (6)[立](民)前

荒木章博 64 [希] 新

井上郁磨 26 無 新

8区(6)=杉並区ほぼ全域

木内孝胤 51 (2)[希](民)前

円より子 70 無 新

斎藤郁真 29 諸 新

長内史子 29 共 新

吉田晴美 45 [立](民)新

石原伸晃 60 (9)[自][石]前=[公]

9区(4)=練馬区中西部

高松智之 43 [希] 新

原純子 53 [共] 新

菅原一秀 55 (5)[自] 前=[公]

前田吉成 62 無 新

10区(6)=豊島区西部、練馬区東部、中野区北部、新宿区の一部

若狭勝 60 (2)[希] 前

鈴木庸介 41 [立](民)新

鈴木隼人 40 (1)[自][額]前=[公]

岸良信 62 共 新

吉井利光 35 諸 新

小山徹 42 無 新

4339チバQ:2017/10/16(月) 22:58:47
11区(4)=板橋区ほぼ全域

宍戸千絵 39 [希] 新

前田順一郎 42 [立](民)新

下村博文 63 (7)[自][細]前=[公]

小堤東 28 共 新

12区(3)=北区、足立区西部、豊島区東部、板橋区の一部

中村勝 66 諸 新

池内沙織 35 (1)[共] 前

太田昭宏 72 (7)公 前=[自]

13区(3)=足立区中東部

祖父江元希 42 共 新

鴨下一郎 68 (8)[自][破]前=[公]

北条智彦 34 [立](民)新

14区(5)=墨田、荒川区、台東区の一部

矢作麻子 39 [希] 新

阿藤和之 46 共 新

松島みどり 61 (5)[自][細]前=[公]

清井美穂 54 諸 新

大塚紀久雄 76 無 新

15区(4)=江東区

吉田年男 69 共 新

柿沢未途 46 (3)[希](民)前

猪野隆 52 無 新

秋元司 46 (2)[自][二]前=[公]

16区(3)=江戸川区中南部

大西英男 71 (2)[自][細]前=[公]

初鹿明博 48 (2)[立](民)前

田村謙治 49 (3)[希] 元

17区(3)=葛飾区、江戸川区北部

新井杉生 58 共 新

平沢勝栄 72 (7)[自][二]前

西田主税 55 [希] 新

18区(3)=武蔵野、府中、小金井市

鴇田敦 51 [希] 新

菅直人 71 (12)[立](民)前

土屋正忠 75 (3)自 前=[公]

19区(4)=小平、国分寺、西東京市

佐々木里加 50 [希] 新

杉下茂雄 68 共 新

松本洋平 44 (3)[自][二]前=[公]

末松義規 60 (5)[立](民)元

20区(3)=東村山、東大和市など

木原誠二 47 (3)[自][岸]前=[公]

鹿野晃 44 [希] 新

宮本徹 45 (1)[共] 前

4340チバQ:2017/10/16(月) 22:59:56
21区(4)=立川、日野、国立市など

小糸健介 35 [社] 新=[立]

長島昭久 55 (5)[希](民)前

天木直人 70 諸 新

小田原潔 53 (2)[自][細]前=[公]

22区(4)=三鷹、調布、狛江市など

山花郁夫 50 (3)[立](民)元

伊藤達也 56 (7)[自][破]前=[公]

金ケ崎絵美 41 [希] 新

阿部真 43 共 新

23区(3)=町田、21区を除く多摩市

松村亮佑 37 共 新

小倉将信 36 (2)[自][二]前=[公]

伊藤俊輔 38 [希] 新

24区(4)=21区を除く八王子市

吉羽美華 37 [希] 新

萩生田光一 54 (4)[自][細]前=[公]

飯田美弥子 57 [共] 新

高橋斉久 44 [立](民)新

25区(4)=青梅、昭島、福生市など

井上宣 43 共 新

山下容子 58 [立](民)新

井上信治 48 (5)[自][麻]前=[公]

小沢鋭仁 63 (8)[希] 前

4341チバQ:2017/10/16(月) 23:00:15
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk15010037000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 与野党しのぎ削る 全国有数の伯仲状況 /新潟
00:00毎日新聞

 衆院選投開票日の22日に先立ち、毎日新聞社は13〜15日にかけて全国で特別世論調査を実施し、調査結果と取材を基に中盤情勢を分析した。県内6小選挙区では、1区と2区で民進党系候補がやや善戦。3〜6区では自民党候補と野党候補とが激しく競り合っている。民進系候補が小池新党「希望の党」に誰一人として合流せず、2区を除き共産党などとの「野党共闘」態勢を敷いた新潟は、全国的にもまれに見る激戦の様相を呈している。投票先を決めていない有権者が3〜4割に上ることから、勝敗は最終盤まで予断を許さない情勢だ。

 ◆1区

 ◇西村氏優位、追う石崎氏

 前回選で、比例復活で国政に返り咲いた立憲民主前職の西村氏がリードする展開。前回、前々回と連勝してきた自民前職の石崎氏が追いかけている。

 西村氏は立憲民主支持層をほぼ固め、共産や希望支持者の半数以上から支持を集めている。1区に特に多いとされる無党派層からも一定の支持を取り付けている。

 石崎氏は自民支持層の7割のほか、公明支持層の大半を固めた。ただ、無党派層への広がりに課題がある。

 また、最も重視する争点を「原発・エネルギー政策」「憲法改正」と捉えている層は西村氏を、「北朝鮮の核・ミサイル問題」「子育て支援」と考える層は石崎氏を支持する傾向になっている。【柳沢亮】

 ◆2区

 ◇鷲尾氏が細田氏リード

 無所属前職の鷲尾氏がリードを奪い、自民前職の細田氏が追い上げを図る。共産新人の五十嵐氏は出遅れの盛り返しに懸命だ。

 鷲尾、細田両氏とも、有権者の関心が高い「年金・医療」「原発・エネルギー」への訴えが少なく、政策論争は盛り上がりを欠く。

 鷲尾氏は男女ともに一定程度支持され、無党派層から半数程度の支持を得る。一部の自民と共産の支持層も取り込んでいる。

 細田氏は自民支持層の大半を手堅くまとめる。特に50代男女と70以上の男性からの支持が厚く、農林漁業者に広く浸透している。

 五十嵐氏は20代男性からも支持され、一部の無党派層も取り込みつつあるが、共産支持層を固めきれていない。【内藤陽】

 ◆3区

 ◇黒岩氏、斎藤氏競り合う

 無所属前職の黒岩氏と自民前職の斎藤氏が激しく競り合う。

 黒岩氏はボランティアを中心とした草の根戦を展開。無党派層の6割、希望の党支持層の大半から支持を集めている。与党支持層にも食い込みを見せる一方、推薦を得る共産の支持層は3割程度にとどまっている。

 斎藤氏は地元議員や建設業界など組織力を生かした活動が軸となる。自民支持層の8割を固め、消費増税や安保関連に関心のある層の半数程度から支持を得ている。自公支持層以外への浸透がやや欠けているのが課題だ。 無党派層の約半数が投票先を決めておらず、無党派層にどこまで浸透できるかが勝敗の鍵を握りそうだ。無所属新人の三村氏は独自の戦い。【後藤結有】

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区

西村智奈美 50 [元]副厚労相 (4)立前=[共][社]W

石崎徹 33 党青年局次長 (2)自前=[公]W

 ◇2区

細田健一 53 党副部会長 (2)自前=[公]W

鷲尾英一郎 40 民進党県代表 (4)無前

五十嵐健彦 37 党県委員 共新

 ◇3区

三村誉一 71 [元]高校事務員 無新

斎藤洋明 40 [元]内閣府職員 (2)自前=[公]W

黒岩宇洋 51 [元]法務政務官 (2)無前=[共][社]

4342チバQ:2017/10/16(月) 23:00:37
 ◆4区

 ◇菊田氏と金子氏互角に

 無所属前職の菊田氏と自民前職の金子氏が互いに譲らぬ戦いを繰り広げている。回答者の約2割が投票先を決めておらず、無党派層の取り込みが勝敗を分けそうだ。

 菊田氏は原発ゼロや森友・加計問題の追及など、安倍政権の批判に徹している。共産、立憲民主、社民支持層の大半の支持を固めるほか、無党派層の約半数からも支持を得ており、更なる支持の広がりを目指している。

 金子氏は街頭演説を中心に2期5年の実績を強調し、支持を訴える。課題だった県議、市議との連携も軌道に乗って組織票を固め、自民、公明支持層の約8割から支持を獲得。子育て支援、年金・医療に関心のある主婦層などへも支持を広げている。【堀祐馬】

 ◆5区

 ◇泉田氏と大平氏が激戦

 自民新人の泉田氏と無所属新人の大平氏が激しく競り合っている。まだ4割が投票先を決めておらず予断を許さない情勢だ。

 自民と公明の地方組織や議員らを中心に運動を展開する泉田氏は、両党支持層の半数超を固めた。知名度の高さもあって希望など野党や無党派層にも一部浸透し、若い世代の支持がやや高い。

 野党統一候補として反自民勢力が共闘する大平氏は、立憲民主と共産支持層の大半を固めているが、希望は半数に届かず、無党派層は一部。50代以上の高年齢層から比較的高い支持を受けている。

 両氏が訴えで必ず触れる原発問題については2割程度が最大の争点ととらえて関心が高く、投票先は大平氏が若干多い。【金沢衛】

 ◆6区

 ◇高鳥氏と梅谷氏が接戦

 4選を目指す自民前職の高鳥氏と無所属新人の梅谷氏が接戦を演じる。3分の1が投票先をまだ決めておらず、大票田の上越市で、無党派層の支持を多く集められるかが勝敗の鍵となりそうだ。

 高鳥氏は安倍晋三首相の応援を受けるなど、政権与党としての政策実現力をアピール。9割以上の自民、公明支持層を固めた。性別では男性からの支持が多く、年代別では、20〜50代からの支持を多く集めている。

 民進系だった梅谷氏は公示直前の5日に、無所属での出馬を決断。陣営は出遅れ感があったが、共産や自由支持層を固めた。立憲民主の8割からも支持を集めて、さらに無党派層の約半数も取り込んでいる。【浅見茂晴】

 ◇4区

菊田真紀子 47 [元]外務政務官 (5)無前=[共][社]

金子恵美 39 [元]総務政務官 (2)自前=[公]W

 ◇5区

泉田裕彦 55 [元]知事 自新=[公]W

笠原麗香 25 幸福区支部長 諸新

大平悦子 61 [元]魚沼市長 無新=[共][社][由]

 ◇6区

高鳥修一 57 [元]副内閣相 (3)自前=[公]W

梅谷守 43 [元]県議 無新=[共][社]

4343チバQ:2017/10/16(月) 23:01:03
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk16010159000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 全区で自民優勢(その1) /富山
00:00毎日新聞

 衆院選は22日の投開票まで残り1週間を切った。毎日新聞が13〜15日に全国の有権者を対象に実施した特別世論調査に、各陣営などへの取材を加えて情勢を分析したところ、県内3選挙区では、自民前職3人がいずれも優勢に選挙戦を進めていることが分かった。ただ、回答者の約4割が投票先を決めておらず、情勢が変化する可能性がある。【古川宗、鶴見泰寿、森野俊】

 ◆1区

 ◇田畑氏、広く浸透

 3期目を目指す田畑氏が固い保守地盤を生かし、20代から70代以上まで幅広く支持を集めるなど、他の2人に水をあけている。企業回りを重ねながら自民支持層の9割、公明の7割を固め、無党派層の4割に浸透している。職業別では、専門職・技術職や自営業、主婦・主夫、学生に強みがある。

 追う吉田氏は反自民票の取り込みを狙い、街頭演説を中心にした選挙戦を展開。維新支持層の9割を固めた。立憲から5割の支持を得る一方、推薦を受けた希望は3割、無党派層は2割の支持にとどまる。

 青山氏は共産支持層の8割を固めた。立憲支持層から3割を取り込むが、無党派層などへの広がりに欠け、巻き返しを図る。

 ◆2区

 ◇宮腰氏、安定の戦い

 8選を目指す宮腰氏がほぼ全年代で半数以上の支持を得て、安定した戦いを展開している。支持政党別では自民の9割、公明の7割を固め、希望、立憲の6割、無党派層からもほぼ半数の支持を集めている。強固な地盤で、農協や漁協などへの支持固めを図り、職業別では、農林漁業の大半、専門職・技術職や製造・販売・サービスも7割近く浸透している。

 山崎氏は社民支持層の9割以上を固めたが、共産支持層は4割に届かず、無党派層の支持は2割程度と広がりに欠ける。憲法改正と消費増税に強く反対するなどして、反自民票の獲得に奔走し、最も重視する争点に「森友・加計学園の問題」を挙げる有権者からは7割の支持を集める。

 ◆3区

 ◇橘氏、大きくリード

 4選を目指す橘氏が幅広い年齢層の支持を集めて他の2人を大きくリードしている。

 自民支持層の8割、公明の9割をほぼ固め、維新支持層や無党派層の約4割に食い込む。職業別では、経営者・管理職の7割、主婦・主夫の6割が支持。争点のうち「安全保障関連法」を重視する8割が期待を寄せる。

 追う柴田氏は、反安倍政権の保守層の受け皿を狙い、希望支持層の7割を固め、維新の6割に食い込む。無党派層からの取り込みは、橘氏より遅れを取っている。

 坂本氏は共産の組織固めを図る。改憲に前向きな勢力に反対し、共闘する社民支持層の一部や立憲の5割から支持を集めるが、無党派層も含め、広がりに欠けている。

………………………………………………………………………………………………………

 (届け出順)

 ◇1区(3)=富山市北部

田畑裕明 44 厚労政務官 (2)[自][細]前=[公]

吉田豊史 47 [元]県議 (1)[維]前=[希]

青山了介 42 党県委員 共新

 ◇2区(2)=魚津、滑川市など

宮腰光寛 66 首相補佐官 (7)[自][岸]前=[公]

山崎彰 67 平和団体議長 [社]新=[立]

 ◇3区(3)=高岡、氷見、砺波市など

橘慶一郎 56 党副幹事長 (3)[自]前=[公]

柴田巧 56 [元]参院議員 [希]新

坂本洋史 47 党地区委員長 [共]新

4344チバQ:2017/10/16(月) 23:01:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk17010198000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 3区 自民、希望が激戦(その1) /石川
00:00毎日新聞

 衆院選は22日の投開票に向け、後半戦にさしかかった。毎日新聞社は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施し、取材結果も加味して県内3小選挙区の情勢を分析した。1、2区は自民が優勢。3区は自民がやや先行するものの、希望と激しく競り合う。共産は各選挙区で支持層以外への広がりが課題。ただ、有権者の3割強、無党派層では6割強が投票先を決めておらず、情勢は流動的となっている。【衆院選取材班】

 ◆3区

 ◇西田氏、やや先行 近藤氏、支持広げる

 西田氏と近藤氏が激戦を繰り広げ、西田氏がやや先行している。

 自民前職の引退に伴い立候補した西田氏は、3区を地盤とする県議や首長の支援を受け、自民支持層の約8割と公明支持層をほぼ固めた。政策面では、原発・エネルギー政策、北朝鮮の核・ミサイル問題などを重視する人の半数から支持を得ている。

 近藤氏は前回落選後も3区全域で街頭演説を続け、支持を広げてきた。希望支持層の9割、立憲支持層の7割を固め、無党派層にも浸透する。年金・医療や憲法改正、安保関連法、「森友・加計学園」問題などを重視する人から支持を集めた。

 鈴木氏は共産支持層を固めた。志賀原発廃炉などを訴え、支持拡大を目指す。

 ◆1区

 ◇馳氏、優位な戦い

 7選を目指す馳氏が幅広い年代の男女に浸透し、優位な戦いを進める。自民、公明支持層をほぼ固め、無党派層の約4割からも支持される。政策面では、特に年金・医療を重視する人の7割から支持を受けた。

 前回衆院選に続き1区に挑む田中氏は、30代や50代以上から支持を集めた。希望支持層の6割、立憲支持層の5割、無党派層の2割から支持を得た。

 黒崎氏は、共産、社民支持層をまとめ、無党派層にも食い込む。

 ◆2区

 ◇佐々木氏が安定

 森喜朗元首相のバトンを引き継いだ佐々木氏が、南加賀の首長らの支援を受け安定した戦い。各年代の幅広い職種に浸透しており、自民支持層の9割近くを固めた。

 前回、民進(当時は民主)が不戦敗に終わった2区で希望公認となった柴田氏は、希望支持層の7割を固めた。政策面では「森友・加計学園」問題を最重視する層から支持を得ている。

 本田氏は区内を細かく回り、無党派層への支持拡大に努める。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者 届け出順

 ◇1区

馳浩 56 (6)自前=[公]

黒崎清則 69 共新

田中美絵子 41 (1)希元

 ◇2区

本田正和 68 共新

柴田未来 46 希新

佐々木紀 43 (2)自前=[公]

宮元智 57 諸新

 ◇3区

西田昭二 48 自新=[公]

近藤和也 43 (1)希元

鈴木宏太 36 共新

4345チバQ:2017/10/16(月) 23:01:49
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk18010227000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 自民2氏、優位な戦い(その1) /福井
00:00毎日新聞

 22日の衆院選投開票に向け、毎日新聞は13〜15日に電話による特別世論調査を実施した。調査結果に福井支局の取材を加味して分析したところ、福井1区と2区ではいずれも自民党前職の候補が選挙戦を優位に進め、希望の党と共産党の候補が追う展開となっている。ただ、1区で4割近く、2区では約半数の調査対象者が投票先を「まだ決めていない」と回答しており、情勢は今後変わる可能性がある。【岸川弘明、近藤諭、立野将弘】

 ◆稲田氏が優勢に 鈴木氏、立憲の4割支持

 ◇1区

 元防衛相の稲田氏が幅広い世代から支持を集めて優勢だ。県内滞在日数が限られていた前回までの選挙戦と違い、今回は選挙区全域を回るなど遊説に力を入れており、自民、公明支持層の9割以上をまとめた。男性の約半数、女性の4割以上が支持。3割弱の支持にとどまる無党派層への浸透が課題だ。

 出馬表明が他候補より遅かった鈴木氏は希望支持層の9割近くを固め、民進の希望合流組とたもとを分かった立憲の支持層の4割近くからも支持を得る。無党派層の支持は3割弱で、稲田氏と並ぶ。

 自民、希望を「保守勢力」と批判する金元氏は共産支持層の9割近くを固め、立憲など他党支持層にも浸透を図る。

 ◆高木氏がリード 斉木氏、追い上げ図る

 ◇2区

 元復興相の高木氏が地盤や知名度を生かし、他候補に差を付けている。原発や関連企業が集中立地する選挙区内で再稼働容認の立場を明確にし、自民支持層と、推薦を受けた公明支持層の8割以上をまとめた。立憲支持層や無党派層の約2割からも支持を集める。

 民進が擁立し、希望の公認を受けた斉木氏は県内選挙区では初の選挙戦。希望支持層の約8割をまとめたほか、立憲支持層の約3割、共産支持層の4割近くに浸透している。自民、公明支持層の一部にも食い込んでおり、追い上げを図る。

 猿橋氏は共産支持層の支持が約6割にとどまり、党内組織の引き締めが急務。立憲など「非保守」支持層への浸透も課題だ。

 ◆自民4割 希望2割 立憲、公明、共産は1割弱

 ◇比例

 比例代表の投票先は自民が4割近くで最も多く、希望が2割弱、立憲と公明、共産が各1割弱と続いた。無党派層のうち、希望と自民と答えた人が各2割弱で並び、立憲と公明が各1割弱で続いた。

 回答者の職業別では、ほとんどの職種で自民が他党を上回った。特に「学生」と「製造・販売・サービス」の回答者はそれぞれ約半数が自民を選んだ。一方、「農林漁業」では希望と立憲が自民を上回った。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(3)=福井、大野、坂井市など

金元幸枝 59 党県書記長 共新

稲田朋美 58 [元]防衛相 (4)[自][細]前=[公]

鈴木 宏治 43 [元]県議 [希]新

 ◇2区(3)=敦賀、小浜、越前市など

高木毅 61 [元]復興相 (6)[自][細]前=[公]

斉木武志 43 [元]NHK職員 (1)[希]民元

猿橋巧 63 党県委員 共新

4346チバQ:2017/10/16(月) 23:02:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk20010191000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査(その1) 自民3、4、5区優勢 /長野
00:00毎日新聞

 毎日新聞が13〜15日に実施した衆院選(22日投開票)の特別世論調査結果をもとに、これまでの取材で得た情報を加味し、県内5小選挙区の情勢を分析した。1区は無所属、2区は希望公認、3区、4区、5区は自民公認の候補が優勢となっている。調査時点で有権者の4割弱が投票先を決めておらず、情勢は今後変わる可能性がある。県内では、安倍政権が続くことに関して54%が「よいとは思わない」、消費増税の賛否については49%が「反対」と答えた。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇篠原氏が大幅にリード

 希望公認を辞退し、無所属で立候補した篠原氏が大幅にリードしている。前回と前々回で比例復活当選だった小松氏が追い、橋本氏と駒村氏は引き離されている。

 前回は旧民主公認の篠原氏は従来の支持層に加え、共産支持層の6割、社民支持層の8割、無党派層の6割から支持を得ている。政策面では原発・エネルギー政策や憲法改正を争点に考える層から支持を集める。職業別では農林漁業や主婦・主夫、事務職などさまざまな層に浸透している。

 小松氏は自民支持層の8割近くを固めたが公明支持層は3割にとどまっている。安全保障法制を争点に考える層から支持を集め、自営業者を中心に支持を集める。

 橋本氏は維新支持層の4割にとどまる。消費増税を争点に考える層の一部から支持を集め、自営業層に一定程度、浸透している。

 駒村氏は大きく離されており、支持拡大を急いでいる。

 ◆2区

 ◇下条氏を追う務台氏

 下条氏が一歩リードし、務台氏が追い上げを図る。中川氏と手塚氏は懸命に支持拡大を図る。

 下条氏は旧民主党時代からの支持層のほか、無党派層の一部から支持を得ている。政策面では年金・医療や消費増税の是非を争点に考える層から支持を集める。10代、20代や40代に浸透している。

 務台氏は、自民支持層が6割、公明支持層が3割しか固められておらず、組織固めに力を入れる。一方、アベノミクスや北朝鮮の核・ミサイル問題を争点に考える層から支持を集め、経営者層も支持を寄せる。

 中川氏は、社民支持層の7割、共産支持層の5割を固めた。森友・加計問題や安全保障法制を意識する層から支持を集め、市民団体と協力し、支持拡大を目指す。

 手塚氏は公明支持層に一定程度食い込むが、維新支持層は4割にとどまる。「消費税増税よりも議員定数削減を」と訴え、無党派層への浸透を狙う。

 ◆3区

 ◇木内氏、井出氏競り合う

 党組織をまとめつつある木内氏が、幅広く支持を集める井出氏をややリードし、小金沢氏が追う展開になっている。

 前回、前々回と比例復活で、雪辱を期す木内氏は、自民支持層の7割、公民支持層の8割を固めた。年代別では20代、30代の若年層を中心に浸透するだけでなく、景気に敏感な経営者・管理職、自営業の支持も厚い。北朝鮮の核・ミサイル問題、アベノミクスに関心を抱く層からも支持を集める。

 前回は維新の党で当選し、民進、希望と移った井出氏は、希望支持層だけでなく自民支持層の一部にも食い込み、無党派層にも浸透し始めている。公示直前に4区に移った寺島氏の後援会から支援を受けて更なる集票を目指す。陣営関係者は「今回は短期間で組織戦に適応できるかが勝負を分ける」と話す。

 小金沢氏は、共産支持層のほぼ全体を固め、立憲民主支持層も一定程度、取り込んでいる。及川氏は伸び悩んでいる。

 ◇1区

 =長野市(一部除く)など

小松裕 55 党国対副委長 (2)自前=[公]

篠原孝 69 [元]副農相 (5)無前=[社]

橋本将之 37 会社役員 維新

駒村幸成 61 会社役員 諸新

 ◇2区

 =松本、大町市など

手塚大輔 34 党2区支部長 維新

下条みつ 61 [元]防衛政務官 (3)希元

中川博司 59 党県幹事長 社新

務台俊介 61 [元]内閣政務官 (2)自前=[公]

 ◇3区

 =上田、小諸、佐久市など

木内均 53 党3区支部長 (2)自前=[公]

小金沢由佳 34 党県勤務員 共新

井出庸生 39 [元]NHK記者 (2)希前

及川幸久 57 幸福党役員 諸新

4347チバQ:2017/10/16(月) 23:02:40
 ◆4区

 ◇後藤氏先行 追う毛利氏

 盤石な支持基盤で6選を目指す後藤氏が先行し、支持層を固めた毛利氏が追う。3区から移った寺島氏は伸び悩んでいる。

 後藤氏は、自民支持層の約9割、推薦を受けた公明支持層の約9割を固めた上、無党派層の約3割を取り込み、安定した戦い。国土交通政務官や副法相を務めた実績をアピールし、職業別でも経営者・管理職の約6割、自営業の約6割から支持を受け、学生、主婦・主夫層も取り込んでいる。

 毛利氏は「必勝選挙区」と位置づける共産の支持層の大勢を固めた。社民、立憲民主など非自民支持層にも食い込み、無党派層への浸透も狙う。原発・エネルギー政策、憲法改正問題に関心のある層からの支持も多い。

 公示直前に3区から国替えし、返り咲きをねらう寺島氏は知名度浸透に苦戦している。20代の約4割の支持を取り込んでいるが、公認を受けた希望支持層も半数程度しか固められておらず、出遅れが響いている。

 ◆5区

 ◇宮下氏リード広げる

 「野党統一候補」の擁立がならなかった結果、野党票が分散し、5選を目指す宮下氏がリードを広げている。曽我氏、中嶋氏が後を追う。

 元副財務相の宮下氏は自民支持層の9割以上、公明支持層の大半をまとめ上げた。60代を除く各年代でまんべんなく支持を集め、特に男性からの支持は手堅い。過去2回の衆院選でもほかの候補者に大きな差をつけており、今回も厚い支持基盤を背景に優位に立っている。

 公示直前に出馬を表明した前中川村長の曽我氏は、立候補者擁立を取り下げて支援にあたる共産支持層の約7割を固め、立憲民主支持層の大半を取り込んだ。護憲を訴えており、最も重視する争点に「憲法改正」を回答する層の約半数をまとめる。

 中嶋氏は希望支持層の7割以上を固めた。「原発・エネルギー政策」に関心を持つ層からの支持を得ており、年代別では60代からの支持が比較的高くなっている。

 ◇安倍首相続投、半数超が反対

 衆院選後、安倍晋三氏が首相を続けることについて尋ねたところ、「よいとは思わない」が54%を占め、「よいと思う」の34%を大きく上回った。

 年代別にみると、40代・50代・60代・70代以上の各年代で「よいとは思わない」が上回った。18・19歳、20代、30代は「よいと思う」が上回った。中高年が「安倍政治」継続に反対し、若年層が政権を支持する傾向がうかがえる。

 消費増税への賛否との関連をみると、増税反対と答えた人の68%が安倍首相の継続を「よいとは思わない」と答えた。また、最も重視する争点を「消費増税」と答えた人の59%が「よいとは思わない」と答えた。増税に反対する人ほど、「安倍政治」の継続をよく思わず、今回の選挙で大事な争点と捉えている。

 支持政党別では、希望支持層の78%、共産・立憲民主・社民の支持層の9割以上が「よいと思わない」と答えた。自民支持層の76%、公明支持層の53%、維新支持層の60%が「よいと思う」と答えた。

 職業別では、事務職や主婦・主夫など、多くの職業で「よいと思わない」が上回った。自営業と学生は「よいと思う」が上回った。

…………… ◇4区

 =岡谷、諏訪、茅野市など

寺島義幸 64 [元]県議長 (1)希元

毛利栄子 66 [元]県議 共新

後藤茂之 61 党政調副会長 (5)自前=[公]

 ◇5区

 =飯田、伊那市など

曽我逸郎 61 [元]中川村長 無新=[共][社]

中嶋康介 40 [元]衆議員秘書 希新

宮下一郎 59 [元]副財務相 (4)自前=[公]

 ※一覧の見方

 敬称略。氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦。党派の略称は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、維=日本維新の会、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。

4348チバQ:2017/10/16(月) 23:03:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk21010084000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 毎日新聞総合調査 自民、4選挙区で優位 投票先未定が4割 /岐阜
00:00毎日新聞

 毎日新聞社は13〜15日、衆院選(22日投開票)の中盤情勢を探る特別世論調査を行った。電話による調査結果に加え、これまでの取材を加味して県内全5小選挙区の情勢を分析した。その結果、2012年、14年の衆院選で議席を独占した自民が、1、2、3、5区で優位に戦いを進める一方、4区では希望との接戦となっている。ただ、各選挙区で4割前後の有権者が投票先を決めておらず、終盤に向けて情勢が変化する可能性もある。【岡正勝】

 ◆1区

 ◇野田氏リード

 総務相で知名度も高い自民の野田氏が幅広い世代から支持を集め、大きくリードしている。選挙中は全国遊説で地元をほぼ不在にしているが盤石な戦いぶり。自民、公明支持層をほぼ固めたほか、無党派層にも浸透し、希望、立憲支持層への食い込みを図る。陣営は「大臣らしい大勝」を目指す。

 希望の公認から漏れた吉田氏は、無所属からの出馬に伴い共産が候補者を取り下げたが、共産支持層を固め切れていない。従来の連合・民進系票に加え、「反自民の受け皿となる市民の戦い」に持ち込み、幅広い層への浸透を図る。

 無所属の服部氏はインターネットで高齢者医療改革を訴える独自の戦いを展開。幸福実現の野原氏は街頭宣伝を通じ、無党派層の取り込みを狙う。

 ◆2区

 ◇棚橋氏が安定

 自民の棚橋氏が幅広い世代から支持を集めリードしている。自民支持層の8割、公明支持層の約7割を固めたほか、野党支持層や無党派層にも食い込む。党内派閥「志公会(麻生派)」事務総長として全国への応援で地元を不在にしがちだが、強固な支持基盤を背景に安定した戦い。

 共産の森桜氏は共産支持層を固めた。希望、立憲支持層にも一定程度浸透している。前回に続いて他の野党が候補者を擁立していないため「反自民」の受け皿を狙う。街頭演説を中心に、無党派層への支持拡大を図る。

 ◆3区

 ◇武藤氏が着々と

 自民の武藤氏が先行し、希望の阪口、共産の井上両氏が追う展開。武藤氏は自民支持層の9割、公明支持層の8割近くを固めた。無党派層にも浸透しつつあり、幅広い世代の支持も得る。個人演説会などを通じ、町村部での支持も広がる。

 和歌山で衆院議員を2期務めた阪口氏は、その後に移った三重の区割り見直しに伴う候補者調整で9月に再び「国替え」。希望支持層の6割以上をまとめ、無党派層への支持拡大を狙う。

 井上氏は、共産支持層の約9割を固めたほか、野党共闘を進める立憲支持層の半数程度の取り込みに成功している。

◆立候補者の顔ぶれ(届け出順)

 ◇1区(4)

野原典子 60医療法人理事 諸新

吉田里江 51会社社長 無新

野田聖子 57総務相(8)自前=[公]

服部泰輔 36 医師 無新

 ◇2区(2)

森桜房義 60 党地区委員長 共新

棚橋泰文 54 [元]科技担当相(7)自前=[公]

 ◇3区(3)

武藤容治 62 副経産相(3)自前=[公]

井上諭 50 党県常任委員 共新

阪口直人 54[元]民進県役員(2)希元

4349チバQ:2017/10/16(月) 23:03:35
 ◆4区

 ◇激しい競り合い

 自民の金子氏と希望の今井氏が激しく競り合っている。金子氏は衆院議員を10期務めた元国土交通相の父一義氏の引退を受け、地盤を受け継いだ。一義氏の後援会組織がフル稼働し、自民支持層の約8割、公明支持層の約9割を固めた。知名度向上で無党派層への浸透を図る。

 今井氏は希望支持層の8割を固め、立憲支持層や無党派層にも浸透している。過去3回の選挙はいずれも比例復活だったが「どぶ板活動」に加えて森友・加計学園問題追及で知名度を上げ小選挙区初勝利を狙う。高い投票率に期待を寄せる。

 共産の籠山氏は、今井氏の希望公認で野党共闘が解消されたのを受け、擁立された。共産党支持層以外への浸透が課題。

 ◆5区

 ◇古屋氏が優位に

 自民の古屋氏が安定した戦いで優位に進め、希望の阿知波氏が追う。古屋氏は自民支持層の9割以上、公明支持層の7割近くを固め、無党派層の取り込みも図る。

 阿知波氏は希望支持層の8割以上をまとめたほか、立憲支持層にも半数程度浸透している。古屋氏とは5度目の対決で2009年以来の勝利を狙う。落選後も駅前での演説をほぼ毎朝続け、支持拡大を図ってきた。

 共産の小関氏は共産支持層を固めた。40代以降の支持を取り込み、野党共闘を進める立憲の支持層についても一定程度浸透している。街頭を中心とした活動で、若者や無党派層への浸透を狙う。

 ◇4区(3)

今井雅人 55 [元]民進県代表(3)希前

籠山恵美子 63 党地区副委長 共新

金子俊平 39 [元]衆議員秘書 自新=[公]

 ◇5区(3)

阿知波吉信 54 [元]民進県役員(1)希元

小関祥子 64 党地区委員長 共新

古屋圭司 64 [元]党選対委長(9)自前=[公]

………………………………………………………………………………………………………

 ◇一覧の見方

 氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。自民候補の四角囲み文字は派閥。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 政党名は、自=自民党、希=希望の党、共=共産党、諸=諸派、無=無所属。自民党の派閥は[麻]=麻生派。

4350チバQ:2017/10/16(月) 23:04:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk22010082000c.html
<衆院選2017>中盤情勢・毎日新聞総合調査 自民、6選挙区で優勢 投票先、未定も多く(その1) /静岡
00:00毎日新聞

 毎日新聞が13〜15日に行った世論調査に取材結果を加えた小選挙区の中盤情勢では、全8選挙区中6選挙区で自民候補が優勢に戦いを進めている。いずれも前回当選の前職。2014年の前回選挙で、トップと次点が約1万票差の接戦となった6区は、前回勝利した民進出身の希望前職を自民前職が追う。ただ投票先を決めていない有権者も多くいるため、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。【井上知大】

 ◆1区

 ◇上川氏、手堅い戦い

 上川氏が先行し、小池氏が追いかけ、青山氏、鈴木氏と続いている。

 上川氏は法相として実績をアピールするなどし、自民支持層を手堅くまとめた。また公明支持層から半数を超える支持を集めているほか、無党派層の一部にも浸透している。

 小池氏は希望支持層をほぼ固め、無党派層からの支持をさらに拡大できるかが鍵となりそうだ。

 青山氏は、憲法改正反対などリベラル色を強く打ち出し、立憲支持層をほぼ固めたほか、無党派層の一部からも支持を得る。

 鈴木氏は安保法制反対、原発再稼働反対を訴えて共産支持層をまとめたが、それ以外の層に浸透しきれていない。【井上知大】

 ◆2区

 ◇井林氏、安定、優位に

 3期目を目指す井林氏が優位に戦いを進め、松尾氏が追い、四ツ谷氏が続く展開となっている。

 井林氏は自民支持層の大半を固め、公明支持層からも一定の支持を集めている。無党派層にも浸透しつつあり、前職としての実績を訴え、幅広い年代から支持を得る安定した戦いを見せている。

 松尾氏は希望支持層をほぼ固め、立憲支持層からも一定の支持を集めている。しかし、立憲支持層などへの広がりを欠くほか、無党派層には浸透しきれていない。

 四ツ谷氏は原発再稼働反対などを中心に訴え共産党支持層を手堅くまとめているが、それ以外への広がりを欠いている。【松岡大地】

 ◆3区

 ◇宮沢氏、幅広く支持

 保守地盤を固め防衛政務官などの政治キャリアを訴える宮沢氏が先行。「政治の原点に返る」と政党に縛られないことを強調する小山氏が追う。鈴木氏は希望支持層以外にもアピールを図る。

 宮沢氏は自民支持層をほぼ固めた。「消費税率10%アップで教育費の拡充」をアピール。若い年齢層など幅広く支持を得ている。

 小山氏は連合静岡と民進党県連の推薦を得て労組票など支持基盤をほぼ固めた。比例復活のない危機感をバネに、無党派層へも浸透を図っている。

 鈴木氏は希望支持層を取り込んでいるが、広がりを欠く。「原発ゼロ」を訴え中部電力浜岡原発の再稼働に拒否感を持つ有権者らへ支持を呼びかける。【舟津進】

 ◆4区

 ◇望月氏、安定し先行

 8期目を目指す望月氏が厚い後援会組織を基盤に安定した戦いで先行。「さらば、しがらみ政治」を訴える田中氏が追い上げ、松原氏が続いている。

 望月氏は閣僚経験など高い知名度を生かし、大票田の静岡市清水区を中心に浸透を図る。自民、公明支持層はほぼ固めた。陣営はさらに引き締めに力を入れる。

 田中氏は、生まれ故郷の旧富士川町を軸に知人や地方議員の応援を得て草の根選挙を展開。希望支持層を固めつつあり、無党派層や自主投票になった連合票の動向がカギを握る。

 松原氏は「安倍政権打倒」を掲げ、共産支持層の多くを固めた。広がりを求め、希望の党にも批判的な有権者の支持獲得を目指している。【高橋秀郎】

 ◆小選挙区立候補者

 ◇1区(4)

上川陽子 64 法相 (5)自前=[公]

青山雅幸 55 弁護士 立新=[社]

小池政就 43 大学講師 (1)希元

鈴木千佳 46 党区国政委長 共新

 ◇2区(3)

井林辰憲 41 [元]環境政務官 (2)自前=[公]

松尾勉 33 [元]環境省職員 希新

四ツ谷恵 65 党地区副委長 共新

 ◇3区(3)

鈴木望 68 [元]磐田市長 (1)希元

宮沢博行 42 [元]防衛政務官 (2)自前=[公]

小山展弘 41 [元]団体職員 (2)無前

 ◇4区(3)

松原聡 55 党県常任委員 共新

田中健 40 [元]都議 希新

望月義夫 70 [元]環境相 (7)自前=[公]

4351チバQ:2017/10/16(月) 23:04:31
 ◆5区

 ◇細野氏、幅広く浸透

 7期目を目指す細野氏が先行し、吉川氏と井口氏が追う。

 細野氏は希望支持層を固めたほか、立憲支持層にも浸透、自民支持層の一部にも食い込む。幅広い年齢層から支持を得る。争点として「森友・加計学園問題」「年金・医療・子育て」を重視する人の多くから支持を集める。

 前回落選し、国政復帰を目指す吉川氏は、経営者・管理職などに浸透。重要争点として「北朝鮮の核・ミサイル問題」「安全保障関連法」を挙げる人から支持を集める。公明支持層を固め、自民支持層もほぼ固めた。それ以外の層への浸透がカギを握りそうだ。

 井口氏は共産支持層をほぼ固め、若い世代や無党派層への浸透を図る。【垂水友里香】

 ◆6区

 ◇渡辺氏、一歩リード

 渡辺氏が一歩リードするが勝俣氏が追い、内田氏が続く。

 渡辺氏は、希望支持層をほぼ固め、無党派層と立憲支持層にも浸透している。30代以上から支持が多い。「森友・加計学園問題」を重視する人の多くが支持する一方、「衆院選後も安倍首相が続けたほうがよい」と思う層の一部も取り込んでいる。

 勝俣氏は自民支持層と公明支持層を固めつつあるが、他党の支持層や無党派層にはあまり浸透していない。「北朝鮮の核・ミサイル問題」が争点と考える人の多くから支持を得ているが、「憲法改正」が争点とする人の支持は渡辺氏にも流れている。

 内田氏は共産支持層を固め、立憲支持層にも一定程度浸透している。【梁川淑広】

 ◆7区

 ◇城内氏、優位な戦い

 城内氏がこれまでの実績を生かして手堅い戦いで、福村氏や日吉氏、野沢氏をリードする勢いを見せている。

 城内氏は他の候補者の応援で地元を離れる日が多い中、後援会組織を中心に選挙戦を展開。衆院解散に備えて準備してきたこともあり、自民の支持層をほぼ固めた。無党派層や希望などの支持層にも食い込んでいる。

 福村氏は7区での活動が出遅れたこともあり、希望の支持層は固めつつあるが、無党派層などへの広がりを欠いている。

 日吉氏も公示直前に立候補を表明。知名度不足が響き、立憲支持層以外に浸透していない。

 野沢氏は共産支持層から支持を得ているものの、全体的に伸び悩んでいる。【奥山智己】

 ◆8区

 ◇塩谷氏、支持集める

 9期目を目指す塩谷氏が優位に戦いを進め、源馬氏が追い、嶋田氏が続く。

 塩谷氏は自民支持層を固め、公明支持層もほぼ固めたほか、無党派層の一部にも食い込んでいる。「北朝鮮の核・ミサイル問題」を争点として重視する層からの支持も厚い。

 3度目の衆院選挑戦となる源馬氏は、希望支持層をほぼ固め、無党派層の支持を塩谷氏と分け合う。立憲の支持層からも一定の支持を得ている。

 嶋田氏は共産支持層を固めるが、立憲支持層や社民支持層などリベラル層にも支持があまり広がっていない。

 まだ投票先を決めていない人が多い無党派層への支持拡大が、今後のカギとなりそうだ。【竹田直人】

 ◇5区(3)

吉川赳 35 [元]会社員 (1)自元=[公]

井口昌彦 63 党県委員 共新

細野豪志 46 [元]環境相 (6)希前

 ◇6区(3)

内田豊 63 党地区委員長 共新

勝俣孝明 41 [元]銀行員 (2)自前=[公]

渡辺周 55 [元]副防衛相 (7)希前

 ◇7区(4)

城内実 52 党経産部会長 (4)自前=[公]

日吉雄太 49 公認会計士 立新

野沢正司 68 農業 共新

福村隆 54 [元]会社社長 希新

 ◇8区(3)

源馬謙太郎 44 [元]県議 希新

塩谷立 67 党選対委員長 (8)自前=[公]

嶋田初江 69 党地区副委長 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇一覧の見方

 氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。

 政党名は、自=自民党、希=希望の党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、社=社民党、由=自由党、こ=日本のこころ、諸=諸派、無=無所属。

4352チバQ:2017/10/16(月) 23:07:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk24010123000c.html
<政々動々>衆院選2017・三重 中盤情勢 毎日新聞総合調査 3選挙区で自民優勢 /三重
00:00毎日新聞

 22日投開票の第48回衆院選で、毎日新聞社は13〜15日、電話世論調査を行い、調査結果と取材結果を踏まえ、情勢を探った。区割り変更で1減となった県内4小選挙区のうち3選挙区で自民候補が優位に立っていることがわかった。1区と2区では野党勢力が民進系無所属に候補を一本化したが、自民候補を追う展開。4区は自民候補が先行。3区は民進系無所属がリードを広げている。比例の投票先では自民が約3割、立憲民主と希望がそれぞれ約1割。投票先を決めていない有権者が約4割おり、情勢が変わる可能性がある。【田中功一、松本宣良、井口慎太郎、山本萌、森田采花】

 ◆1区

 ◇田村氏幅広い支持

 1区は、松阪市を中心とする旧4区が地盤の田村氏が一歩リードし、前津市長の松田氏が追い上げる。

 田村氏は、自民支持層の約9割と、公明支持層の約8割を固めた。自営業者の支持が厚い。なじみの薄い旧1区の津市北部では街宣活動を中心に票の積み上げを図る。

 松田氏は、立憲民主支持層の約8割、希望支持層の約7割に浸透する。野党統一候補として共産支持層の約8割の支持も得た。無党派層の支持は約4割と田村氏を上回っている。ただ、合流問題の混乱の影響で出遅れ、特に旧4区地域で支持の広がりを欠いている。

 ◆2区

 ◇川崎氏ややリード

 閣僚経験者同士の一騎打ちは、12選を狙う川崎氏が幅広く支持を集めてわずかにリードする。野党統一候補となった無所属の中川氏は希望、立憲民主、共産の支持層に浸透し、追い上げを図る。

 川崎氏は自民、推薦を受ける公明支持層の約6割を固めた。中川氏の地盤の鈴鹿市にも支持を広げ、北朝鮮情勢や安保関連法を争点として重視する層の支持も得ている。

 中川氏は希望、立憲民主の支持層の約6割、共産支持層の約5割の支持を集める。共に無所属で戦う民進元代表の岡田氏の応援も得て無党派層に支持を広げ、巻き返しを図る。

 ◆3区

 ◇岡田氏が抜け出す

 民進元代表で、知名度で勝る無所属の岡田氏が抜け出し、島田氏が巻き返しを図る。

 岡田氏は立憲民主支持層の大半と、希望支持層の6割を固める。自民支持層の4割と無党派層の5割も取り込む。公明支持層にも食い込んでいる。男女とも優位で世代別では40代以降の支持が厚い。特に大票田の市部で浸透している。島田氏は自民支持層の4割超を固め、公明支持層の4割も取り込んでいるが、無党派層の支持が広がっていない。世代別では20代の支持を得ている。野村氏は共産支持層を固め切れていない。諸派の坂本氏は支持を訴える。

 ◆4区

 ◇三ツ矢氏が優位に

 4区は自民の支持基盤が厚く、三ツ矢氏が優位に立ち、藤田氏が追う展開だ。

 三ツ矢氏は、自民支持層の約9割を固めた。推薦を受けた公明とも積極的に合同で街宣活動を行い、公明支持層の約8割に浸透した。市部、郡部とも性別問わず幅広い年代から支持を得ている。

 藤田氏は希望支持層の約9割を固め、立憲民主支持層の約7割も取り込む。無党派層の支持は三ツ矢氏と互角で、政権批判を展開して懸命に追い上げを図っている。

 谷中氏は、共産支持層の約8割を固めたが、他の支持層に浸透できていない。

◇小選挙区立候補者(届け出順)◇

 ◇1区

松田直久 63 [元]津市長 (1)無(民)前

田村憲久 52 [元]厚労相 (7)自[破]前=[公]W

 ◇2区

中川正春 67 [元]文科相 (7)無(民)前

川崎二郎 69 [元]厚労相 (11)自 前=[公]W

 ◇3区

坂本麻貴 33 幸福区支部長 諸 新

岡田克也 64 [元]副総理 (9)無(民)前

野村真弘 61 [元]生協役員 共 新

島田佳和 47 [元]会社員 (2)自 前=[公]W

 ◇4区

三ツ矢憲生 66 [元]副外相 (5)自[岸]前=[公]

谷中三好 57 党地区委員長 共 新

藤田大助 41 法人代表理事 (1)希(民)元 W

4353チバQ:2017/10/16(月) 23:07:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk25010348000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 2、3、4区 自民先行 /滋賀
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選について、毎日新聞は13〜15日、電話による世論調査を実施し、これまでの取材結果も加味して県内各小選挙区の情勢を分析した。1区は自民党の大岡氏と無所属の嘉田氏が激しく競り合っている。2〜4区では自民候補が先行し、希望の党の候補が追う展開となっている。一方で各選挙区とも投票先をまだ決めていない有権者が半数程度いるとみられ、情勢は今後、変動する可能性がある。調査では併せて、重視する争点なども尋ねた。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇大岡氏と嘉田氏が激戦

 連続3選を目指す大岡氏と、知名度が高い前知事の嘉田氏の激戦となっている。大岡氏は自民支持層の9割、公明支持層の8割を固めた。無党派層にも2割程度の支持がある。北朝鮮の核・ミサイル問題を重視する層から特に支持される。嘉田氏は希望の支持層の9割、立憲民主支持層の8割近くの支持を受け、共産、維新支持層の一定程度や無党派層の4割を取り込む。原発・エネルギー政策を重視する層の支持が厚い。小坂氏は社民と共闘する共産支持層の3割、立憲支持層の1割と支持が伸び悩んでいる。

 ◆2区

 ◇上野氏優勢 続く田島氏

 4期目を狙う上野氏が優勢。自民支持層と公明支持層をがっちり固め、無党派層の3割近くの支持も得る。安倍晋三首相の続投を「よいと思う」層の支持を集め、政権への信任を背負う。追う田島氏は希望と立憲支持層の8割をまとめ、維新支持層からも一定の支持を得る。安倍首相続投を「よいと思わない」の支持は4割程度で、無党派層の取り込みを図る。対月氏は共産支持層の6割程度に浸透し、維新支持層にも食い込む。荒川氏は支持拡大を図る。

 ◆3区

 ◇武村氏が小川氏をリード

 連続3選を目指す武村氏がリードし、前回の雪辱を期す小川氏が追う展開。武村氏は自民支持層の9割を固め、公明と維新の支持層も取り込み、無党派層も3割から支持を受ける。女性からの支持でも30代以上で小川氏をリード。「安全保障関連法」を争点として最重要視する層のほとんどから支持される。小川氏は希望支持層の8割近くをまとめ、立憲支持層の半数程度からも支持を得る。50代男性からの支持が厚い。石堂氏は共産支持層の7割を固め、立憲支持層にも一部食い込む。

 ◆4区

 ◇小寺氏を徳永氏が追う

 先行する小寺氏を徳永氏が追い上げる。小寺氏は自民支持層の7割、公明支持層の8割が支持。前回選では公認候補者がいた維新の支持層も3割近く取り込む。職業別では管理職・経営者に半数近い支持がある。徳永氏は希望支持層の8割近くを固め、立憲支持層も6割が支持し、維新支持層にも一部食い込む。主婦・主夫層、無党派層に若干強さを見せるが、小寺氏と大差はない。西沢氏は共産支持層の7割の支持があり、立憲支持層にも一部食い込む。

 ◆支持政党

 ◇自民29%、無党派3割超

 政党支持率は自民がトップで、立憲民主、希望が続いた。公明、共産、維新はほぼ横一線で、社民、民進、自由、日本のこころは1%に満たなかった。無党派層は3割を超え、自民支持層を上回った。

 自民は特に男性の支持率が4割弱と高く、無党派層より多かった。女性も約2割で1位だったが、無党派層の半分程度。立憲民主と希望は男性で約1割だった。

 年代別でも、自民は全て1位。立憲民主は 60代で約1割、70代で約2割を確保したが、40、50代では希望を下回った。無党派層は 30、40代で4割を超えた。

………………………………………………………………………………………………………

 ■立候補者の顔ぶれ

 ◇1区(3)=大津、高島市

小坂淑子 77 党県代表 [社] 新=[共]

大岡敏孝 45 [元]財務政務官(2)[自][二]前=[公]

嘉田由紀子 67 [元]知事 無 新

 ◇2区(4)=彦根、長浜、米原市など

田島一成 55 [元]副環境相 (4)[希](民)前

上野賢一郎 52 副財務相 (3)[自][石]前=[公]

荒川雅司 42 幸福区支部長 諸 新

対月慈照 64 住職 無 新=[共]

 ◇3区(3)=草津、守山、栗東市など

小川泰江 54 [元]守山市議 [希](民)新

石堂淳士 43 党地区委員長 共 新

武村展英 45 [元]内閣政務官(2)[自] 前=[公]

 ◇4区(3)=近江八幡、甲賀市など

西沢耕一 39 党県委員 共 新

小寺裕雄 57 [元]県副議長 [自] 新=[公]

徳永久志 54 [元]外務政務官 [希](民)新

4354チバQ:2017/10/16(月) 23:08:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk26010312000c.html
<2017衆院選>中盤情勢(その1) 自民、3選挙区で優勢 /京都
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は13〜15日の3日間、中盤情勢を探るため、全国の有権者に特別世論調査を実施した。さらに府内3支局の取材で得た情報と合わせて6選挙区の中盤の情勢を分析した。

 1区では自民前職が共産前職をリード。4、5区でも自民候補が抜け出した。2区では無所属前職が安定した戦い、3区では希望が優勢に立つ。6区では希望と自民の前職が接戦を展開する。ただ4割近くの有権者が投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。3割近くいる無党派層の支持意識がどこに向かうか、前回過去最低の50・99%だった投票率がどうなるかなどが鍵となりそうだ。

 ◆1区

 ◇立候補者(届け出順)

伊吹文明 79 (11) 自前=[公]

穀田恵二 70 (8) 共前

嶋村聖子 40 希新

 ◇伊吹氏がリード

 伊吹氏がリードし、穀田氏が追う展開。両ベテランに嶋村氏が続く。

 12選を目指す伊吹氏は、地元府議、市議らがフル回転し、自民支持層の9割弱から支持を集めた。推薦を受ける公明支持層の4割、候補を擁立していない維新支持層の3割強にも浸透する。議長を務めるなど高い知名度を背景に、年代を問わず幅広い支持を受けている。

 穀田氏は共産支持層のほとんどを固めた。党きっての論客として知られるだけに、立憲支持層の8割弱、無党派層の4割からも支持を集める。特に安倍首相の続投に反対する層では6割近くが支持する。

 嶋村氏は民進府連の組織的支援を受け、希望支持層の8割を固めた。ただ、出馬表明が解散後となったことも影響して、期待する若年層や女性への広がりは今一つ。小池百合子代表の来援も受け、無党派層への浸透を狙う。

 ◆2区

 ◇立候補者(届け出順)

地坂拓晃 44 共新

繁本護 44 自新=[公]

前原誠司 55 (8) 無前

 ◇前原氏が先行

 前原氏が先行し、繁本氏、地坂氏が追いかける。

 民進党代表の肩書のまま無所属で出馬した前原氏は、希望支持層の8割、立憲支持層の6割を固めた。無党派層の5割のほか、与党・公明支持層の5割弱からも支持を得る。30代以上で広く浸透しているが、特に安倍首相の続投に反対する人の5割以上が支持している。

 繁本氏は自民支持層の7割強から支持を受け、候補を擁立していない維新支持層の4割以上を取り込む。一方、推薦を受けた公明支持層には4割弱しか浸透しておらず、無党派層の支持も広がっていない。重視する争点にアベノミクスを挙げる人の4割が支持する。

 地坂氏は共産支持層の8割を固めた。立憲支持層の2割に食い込むが、無党派層が1割にとどまるなど、他党支持層への広がりに欠ける。憲法改正を争点に挙げる人から3割の支持を得ている。

 ◆3区

 ◇立候補者(届け出順)

泉健太 43(6) 希前

金森亨 61 共新

森夏枝 36 維新

木村弥生 52(1) 自前=[公]

小田切新一郎 71 無新

 ◇泉氏に木村氏続く

 7選を目指す泉氏がややリードし、木村氏が懸命に追う。金森氏、森氏が続く。

 元民進の泉氏は、希望支持層の9割に加え、立憲支持層の4割、自民支持層の1割強に食い込む。無党派層でも最多の4割が支持。特に年金・医療、子育て支援を重視する層からの支持が多い。

 木村氏は自民支持層の7割を固め、推薦を受ける公明支持層にも浸透している。無党派層も取り込みつつある。特に、消費税率引き上げや安倍首相続投に賛成する人の支持を集める。

 金森氏は共産支持層の9割を固め、立憲支持層の2割強も取り込んだ。消費増税に反対する層、森友・加計学園問題を争点として重視する層から支持を受ける傾向にある。

 森氏は維新支持層の多数を固め、無党派層の一部に浸透する。北朝鮮問題を争点として挙げた層の支持が比較的多い。20代、30代への支持拡大が課題となっている。

 小田切氏も立候補している。

4355名無しさん:2017/10/16(月) 23:08:19
 ◆4区

 ◇立候補者(届け出順)

吉田幸一 43 共新

北神圭朗 50 (3) 希前

縁田有紀 27 諸新

田中英之 47 (2) 自前=[公]

 ◇田中氏安定の戦い

 3回連続で選挙区での当選を目指す田中氏が安定した戦い。北神氏が追い、吉田氏が続く。

 田中氏は、地方議員らが先頭に立ち、後援会、業界団体を総動員した組織戦で自民支持層の9割を固めた。推薦を受けた公明支持層の7割弱から支持を受け、無党派層の3割にも浸透する。年金・医療、北朝鮮の核・ミサイル問題を重視する有権者から半数以上の支持を集めた。

 元民進の北神氏は、希望支持層の8割から支持を得て、立憲、維新支持層の半数、無党派層の4分の1に浸透する。年代別で20代の7割、30代の5割が支持するが、40代以上の支持は3割弱にとどまり、女性からの支持が2割を割っている。

 吉田氏は、共産支持層の9割を固めた。毎日10カ所以上できめ細かく街頭演説を展開。立憲支持層の4分の1にも浸透するが、1割強にとどまる無党派層への支持拡大が課題となっている。

 縁田氏は支持拡大に努めている。

 ◆5区

 ◇立候補者(届け出順)

井上一徳 55 希新

中山泰 57 無新

山内健 49 共新

鈴木麻理子 33 無新

本田太郎 43 自新=[公]

 ◇本田氏が優位に

 本田氏が優位に選挙戦を進め、中山氏、井上氏、山内氏が追う。鈴木氏が続く。

 自民党総裁を務めるなど高い知名度を誇ってきた谷垣禎一氏の引退に伴い、擁立された本田氏は自民支持層の7割以上を固めた。無党派層の2割強に浸透しており、推薦を受ける公明支持層への支持拡大を図る。

 元京丹後市長で、保守系無所属の中山氏は自民、維新の支持層から一定の支持を集めており、公明支持層の支持も高い。無党派層への浸透が課題。

 出馬表明が遅れた井上氏は希望支持層の7割弱から支持を得る。立憲支持層の一部からも支持を得るが、期待する女性の支持が広がっていない。

 山内氏は共産支持層の8割が支持。立憲や維新の支持層にも一部食い込む。特に最も重視する争点として森友・加計学園問題を挙げた人の支持が比較的多い。

 自由党支部長で、無所属から出馬した鈴木氏は支持が広がっていない。

 ◆6区

 ◇立候補者(届け出順)

山井和則 55 (6) 希前

上條亮一 31 共新

安藤裕 52 (2) 自前=[公]

 ◇山井、安藤氏が接戦

 いずれも前職の山井氏と安藤氏が激戦を繰り広げている。新人の上條氏が続く。

 元民進の山井氏は希望支持層の9割を固めたほか、維新の6割強、立憲の半数以上にも浸透している。無党派層でも3候補中最多、4割近い支持を得ている。女性の支持が高く、争点別では森友・加計学園問題や消費増税、安保関連法などを重視する人に支持を広げている。

 安藤氏は自民支持層の8割強を固めた。推薦を受けている公明の5割強、無党派層の2割弱の支持も集める。各年代から均等に支持を得ており、特に男性からの支持が約4割と高い。また、アベノミクスや憲法改正問題などを重視する人から支持される傾向にある。

 上條氏は共産支持層の8割強が支持している。立憲支持層の3割にも浸透しているが、無党派層などが取り込めていない。争点として改憲問題を重視する層からの支持が比較的多い。

〔京都版〕

4356名無しさん:2017/10/16(月) 23:09:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk27010276000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 3選挙区で自、維激戦 公明、4選挙区で安定 /大阪
00:00毎日新聞

 22日に投開票される衆院選について、毎日新聞は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施した。調査結果と取材を踏まえ、府内の情勢を分析した結果、府内19小選挙区のうち3選挙区で、自民党と日本維新の会の候補者が激しく競り合う展開となっている。公明党は候補者を擁立した4選挙区で安定した戦いを進めているほか、民進党から立憲民主党に移った候補者が優勢の選挙区もある。ただし、投票先を決めていない有権者も約3割いるため、今後の情勢次第で選挙戦の結果が左右される可能性もはらむ。

 2012年衆院選は19小選挙区中3選挙区と低迷したが、前回14年は9選挙区で勝利と巻き返した自民党。今回は候補者を立てた15選挙区のうち、2区、7区、8区、9区、12区、13区、14区、18区の8選挙区で優位な戦いを進めている。残りの3選挙区は日本維新の会と接戦を演じているほか、11区は無所属も交えた三つどもえの激戦となっている。

 自民と連立与党を組む公明党は前回14年と同じように、自民と選挙区をすみ分け、議席を有していた4選挙区で安定した戦いを進める。共産党は府内13選挙区に候補を擁立したが、前職のいる4区を含め、厳しい戦いを強いられている。

 8選挙区に候補者を擁立した立憲は、10区で一歩リードする以外は自民や維新を追う展開。立憲などと選挙協力を進めようと、4選挙区で立候補を取りやめた共産とともに、政権与党の批判票の受け皿として支持の拡大を狙う。

 12年衆院選は12選挙区、前回14年は5選挙区を制した維新は、希望の党と府内に候補者を立てないようすみ分けをしたが、現時点で一歩リードしているのは1区と17区のみ。全体的に自民を追う展開になっているが、4区、15区、19区では激しく競り合っており、終盤にかけて府内の各選挙区を重点的にてこ入れするなど、底上げを図る構えだ。

 社民党は9区の議席獲得に向け、選挙協力で候補者の一本化に応じた共産支持層の取り込みも図る。【藤顕一郎】

………………………………………………………………………………………………………

 ■1区

 ◇井上氏を追う大西氏

 井上氏が先行し、大西氏が追う展開だ。

 井上氏は維新、希望支持層の9割を固め、自民支持層にも食い込む。60代を中心に幅広い世代から支持を得ている。大西氏は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめた。30代と70代以上に広く浸透している。

 村上氏は立憲支持層の7割に加え、無党派層の取り込みも狙う。柴山氏は共産支持層の8割を固めた。小泉氏は独自の戦い。【高嶋将之】

 ■8区

 ◇大塚氏がやや先行

 大塚氏がやや先行し、木下氏が追う。松井氏と新居氏は懸命に追い上げる。

 大塚氏は自民支持層の6割、公明支持層の8割をまとめた。特に40代と70代以上に浸透している。木下氏は、維新、希望支持層の7割を固めた。20代の4割から支持を集めるなど、若い世代を中心に広がりを見せる。松井氏は立憲支持層の8割を固め、新居氏は共産支持層の大半をまとめた。【芝村侑美】

 ■15区

 ◇浦野氏、竹本氏横一線

 浦野氏と竹本氏が横一線で激しく競り合う。

 浦野氏は維新支持層の9割を固め、自民支持層にも食い込む。無党派層も3割から支持を集め、40代と60代に支持が広がる。竹本氏は自民支持層の7割を固め、公明支持層も9割近くをまとめた。50代と70代以上に浸透するほか、男性の支持が高い。

 為氏は共産支持層の9割を固め、立憲支持層の6割からも支持を集める。【金志尚】

 ■17区

 ◇4割は投票先決めず

 馬場氏が先行する。岡下氏が激しく追い、藤本氏は巻き返しを図る。ただし、4割は投票先を決めていない。

 馬場氏は維新支持層の9割、希望支持層の8割を固めた。党幹事長の知名度を生かし、無党派層の3割にも浸透する。岡下氏は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめたが、無党派層への広がりに欠ける。藤本氏は共産支持層をほぼ固め、立憲支持層の4割近くからも支持を集める。【山下貴史】

4357名無しさん:2017/10/16(月) 23:10:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk28010267000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 自公、全区で優位 希望、厳しい戦い(その1) /兵庫
00:00毎日新聞

 毎日新聞は13〜15日の3日間、衆院選の中盤情勢を探る特別世論調査を実施した。調査結果に、これまでの取材状況を加味して県内12選挙区の情勢を分析したところ、自民が10選挙区、公明が2選挙区で優位に選挙戦を進め、政権与党が全選挙区を制する勢いを見せている。公示直前に分裂した民進が合流した希望の候補者は厳しい戦いを強いられている。ただ、投票行動を明らかにしていない有権者が約4割に上り、選挙戦終盤に情勢が変わる可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇盛山氏先行 井坂氏追う

 1区は盛山氏が先行し、井坂氏が追う。盛山氏は自民支持層の8割、公明支持層の6割を固めた。神戸市長選で再選を目指す現職と連携し、神戸の活性化を訴える。井坂氏は希望支持層の8割をまとめた。神戸市議会の政務活動費不正流用問題も取り上げ、無党派層へも食い込む。力重氏は共産支持層の7割を固め、立憲民主支持層の4割にも浸透。護憲や消費増税反対、野党との共闘を訴え支持拡大を図る。梅村氏は維新支持層の8割以上を固めている。子育て支援の充実などを掲げ、神戸市長選で維新が推薦する新人らとタッグを組む。

 ◆2区

 ◇公明支持固め、安定の赤羽氏

 盤石な組織戦を繰り広げる赤羽氏が安定した戦いを進める。幅広い政党から支持を得る船川氏が追いかける展開。平松氏は巻き返しを図る。赤羽氏は公明支持層を固めた。推薦を受ける自民支持層の6割をまとめ、希望支持層の4割にも食い込む。新たに加わった西宮市北部もこまめに回り、新たな票の獲得も狙う。船川氏は公認を得られなかった希望の6割を取り込んだ。立憲の5割、維新の4割にも支持を広げ、懸命に追い上げる。平松氏は共産支持層の大半をまとめた。憲法改正に反対の立場を強く主張し、立憲の3割にも浸透する。

〔神戸版〕

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk28010271000c.html
 ◆3区

 ◇関氏がリード 3氏競り合う

 保守層を手堅くまとめる関氏がリードする展開。横畑、松木、冨士谷の3氏が、ほぼ横一線で激しく競り合う。関氏は環境副大臣や党副幹事長の実績をアピールし、自民支持層の8割、推薦を受ける公明支持層の6割を固めた。横畑氏は希望の6割を取り込んだ。社会保障の充実を前面に打ち出し、無党派層の支持積み上げを目指す。松木氏は維新支持層の7割以上をまとめたが、立候補表明が遅れた影響もあり、知名度アップに懸命。冨士谷氏は共産支持層の9割を固め、立憲支持層の3割にも浸透を見せる。消費増税反対の姿勢で支持拡大を図る。

 ◆4区

 ◇藤井氏が優位 3氏追い上げ

 3選を目指す藤井氏が国政や地元での実績をアピールし、自民支持層の9割、推薦を受ける公明支持層の6割以上を固め、優位な戦いを進める。藤井氏や希望の小池百合子代表の秘書を務めたことがある野口氏は「しがらみのない政治」を訴え、希望支持層のほか、立憲支持層の3割からも支持を集めた。安倍政権への批判を強め憲法9条改正に反対する大椙氏は、共産支持層を固め、無党派層の取り込みを図る。民進公認から無所属になった佐藤氏は、連合兵庫の推薦を受けて地域再生を訴え、立憲支持層の4割、維新支持層の3割以上に浸透する。

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(4)

力重智之 39 共 新

梅村聡 42 [維] 新

盛山正仁 63 (3)[自] 前=[公]

井坂信彦 43 (2)[希](民)前

 ◇2区(3)

船川治郎 50 無(民)新

赤羽一嘉 59 (7)公 前=[自]

平松順子 68 [共] 新

 ◇3区(4)

冨士谷香恵子 65 共 新

松木秀一郎 33 [維] 新

関芳弘 52 (3)[自] 前=[公]

横畑和幸 45 [希](民)新

 ◇4区(4)

藤井比早之 46 (2)[自] 前=[公]

佐藤泰樹 46 無(民)新

野口威光 43 [希] 新

大椙鉄夫 69 共 新

4358名無しさん:2017/10/16(月) 23:10:43
 ◆5区

 ◇谷氏優位 追う梶原氏

 谷氏が優位に選挙戦を進め、梶原氏、西中氏が追っている。6期目を目指す谷氏は自民支持層の大半をまとめ、幅広い年代の男女双方に浸透。無党派層の3割程度の支持を受け、職業別では経営者・管理職、専門・技術職を中心に支持を集める。返り咲きを目指す梶原氏は希望、新人の西中氏は共産それぞれの支持層の多くをまとめているが、無党派層の支持はあまり伸びていない。立憲支持層は、梶原氏と西中氏とに割れ、谷氏にも一部流れている。一方、前回選まで5区に候補者がいた維新の支持層は、谷、梶原両氏に割れている。

 ◆6区

 ◇大串氏を桜井氏が追う

 大串氏が自民、公明の支持層を手堅くまとめ、先行する。与党としての実績を中心に訴え、無党派層への浸透を図る。桜井氏は安倍政権を批判して立憲支持層の9割を固め、候補者を取り下げて桜井氏の自主的な応援に回った共産支持層の多くをまとめた。若年層を中心に支持が見られ、無党派層での浸透を広げて追い上げる。維新の半数以上をまとめた市村氏は、自民支持層の一部にも食い込み、無党派層への支持拡大を図る。出馬表明で出遅れた幾村氏は希望支持層をまとめつつあり、消費増税凍結や憲法改正を訴え、支持の広がりを目指す。

 ◆7区

 ◇山田氏が優勢 上田氏ら横一線

 山田氏は自民支持層を手堅く固め、優位に立つ。公明支持層もまとめつつあり、希望、維新の支持層も一部取り込むなど、各年代でまんべんなく支持を集めた。野党は3氏の乱立で支持が割れ、上田氏、畠中氏、三木氏が横一線で追い上げる。上田氏は共産、社民支持層をまとめ、候補者がいない立憲支持層から一定の支持を受ける。畠中氏は希望の約7割をまとめ、立憲支持層にも浸透。三木氏は維新の支持層を約7割まとめ、希望支持層からも一定の支持を受けた。3氏とも投票先を決めていない無党派層への働きかけを強め、支持拡大を図る。

 ◆8区

 ◇中野氏が先行 堀内氏支持浸透

 前回と同じ公明、共産の一騎打ちの構図。公明支持層を固めた中野氏が自民支持層をまとめつつあり、先行する。希望、維新の半数も取り込んだ。男女の4割、幅広い年齢層で支持を受けている。堀内氏は共産支持層を固めたほか、立憲支持層の7割に支持を広げた。特に20、30代に浸透している。安倍政権の打倒を中心に訴え、追い上げる。両陣営とも全体の3割を占める無党派層への浸透を図っており、中野氏、堀内氏ともに一定の支持を受ける。ただ、無党派層の6割は投票先を決めていない。両氏ともに働きかけを強めている。

 ◇5区(3)

西中孝男 68 共 新

梶原康弘 61 (2)[希](民)元

谷公一 65 (5)[自] 前=[公]

 ◇6区(4)

幾村奈応子 37 [希] 新

桜井周 47 [立](民)新

市村浩一郎 53 (3)[維] 元

大串正樹 51 (2)[自] 前=[公]

 ◇7区(4)

上田幸子 69 共 新

畠中光成 45 (1)[希](民)元

三木圭恵 51 (1)[維] 元

山田賢司 51 (2)[自] 前=[公]

 ◇8区(2)

堀内照文 44 (1)[共] 前

中野洋昌 39 (2)公 前=[自]

4359名無しさん:2017/10/16(月) 23:11:04
 ◆9区

 ◇西村氏が安定 2氏支持広がり

 6選を目指す西村氏が国政での実績を示しながら、安定した戦いを展開している。自民や公明支持層の9割を固めたほか、維新支持層へも8割程度の浸透が見られる。男女とも幅広い世代から支持を集め、無党派層の取り込みも優位に立っている。「野党共闘」候補として推された菊地氏は、共産支持層を固め、立憲支持層へも4割程度食い込んでいるほか、無党派層の一部にも浸透している。大阪18区から「国替え」をした川戸氏は、連合兵庫の支持を受け、希望支持層の6割を固めている。無党派層も含め、支持の広がりを目指す。

 ◆10区

 ◇渡海氏がリード 柘植氏に広がり

 渡海氏は自民、公明支持層の8割を固めた。維新支持層の一部も取り込み、9選に向けて戦いを優位に進めている。男女ともに他候補をリードしており、年代別に見ても幅広く支持されている。また、投票に必ず行くと答えた人の半数近くから推されている。柘植氏は公示1週間前の候補発表という出遅れから巻き返しを期す。希望支持層の8割をまとめ、維新、立憲支持層にも広がりを見せる。40代からの支持で健闘している。護憲を前面に打ち出す金田氏は基盤の共産支持層に加え、立憲支持層からも一定の支持があり、さらに上積みを目指す。

 ◆11区

 ◇松本氏が支持層固める

 過去6回の選挙を旧民主で戦った松本氏が優位な戦いを進めている。「自民で働くことに信任を得る選挙」と位置づけ、集会や街頭で説明を重ね、自民支持層の8割、公明支持層の8割を固めた。無党派層でも半数近くの支持を集める。男女ともに各年齢で幅広く浸透している。公示1週間前の国替えだった長安氏は希望支持層の大半をまとめたが、無党派層の支持は低調だ。「政権交代可能な2大政党制で政治に緊張を」と訴え、政権批判票の取り込みを図る。稲村氏は共産の組織固めを急ぐ。憲法改正反対を掲げ、立憲支持層にも食い込む。

 ◆12区

 ◇山口氏が優位 池畑氏巻き返し

 6選を目指す山口氏が自公支持層や各年代に満遍なく浸透し、優位に選挙戦を進める。以前は旧民主や無所属で出ており、今回が自民から初の立候補。これまでの経歴や盤石の後援会組織を背景に、さらなる支持拡大に努め、無党派層からも支持を集める。民進から転身した池畑氏は立候補表明が遅れ、知名度アップに懸命。希望支持層の上積みを目指し、元衆院議員だった祖父の故大上司氏の地元で巻き返しを図る。堀氏は与党批判や消費増税の中止、憲法9条改正の阻止などを訴えている。共産支持層や無党派層を確実に取り込むことが課題だ。
 ◇9区(3)

西村康稔 55 (5)[自] 前=[公]

菊地憲之 61 無 新=[共][社]

川戸康嗣 42 [希](民)新

 ◇10区(3)

渡海紀三朗 69 (8)[自] 前=[公]

金田峰生 52 共 新

柘植厚人 45 [希] 新

 ◇11区(3)

長安豊 49 (3)[希](民)元

松本剛明 58 (6)[自] 前=[公]

稲村知 57 共 新

 ◇12区(3)

池畑浩太朗 43 [希](民)新

山口壮 63 (5)[自] 前=[公]

堀譲 67 共 新

………………………………………………………………………………………………………

 【名鑑の見方】

 左の[]囲みは比例代表との重複立候補。丸かっこの「民」は衆院解散時点で民進の公認を得ていた人(内定含む)と、民進に所属していたことがある前職、および希望への合流前に民進を離党していた人。

4360チバQ:2017/10/16(月) 23:11:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk29010401000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 2、3区 自民優位 /奈良
00:00毎日新聞

 衆院選は県内3小選挙区に計10人が立候補し、政権への評価や消費税率引き上げの賛否などを巡って論戦を繰り広げている。毎日新聞は13〜15日、有権者への電話世論調査を実施し、取材を加味して情勢を分析した。奈良1区では希望前職が先行し、2区と3区はいずれも自民前職が優位に選挙戦を進める。ただ、投票先について有権者の約4割が「まだ決めていない」と回答し、投開票日の22日まで情勢が変動する可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇馬淵氏を小林氏追う

 6選を目指す馬淵氏がリードし、返り咲きを狙う小林氏が追い上げる展開。吉野氏、井上氏が続く。

 過去に国交相も務め、知名度もある馬淵氏は年代では40、50代からの支持が強い。希望支持層の9割超を押さえ、立憲民主支持層や支持政党なし層からも一定の支持を得る。

 組織力を生かしたい小林氏は自民支持層の約7割をまとめ、推薦を得ていない公明支持層へも浸透する。重視する争点に「アベノミクス」を挙げる層の6割が支持する。

 教育無償化を訴える吉野氏は維新支持層の約6割を固めるが、他の支持層や無党派層への浸透が課題だ。

 憲法改正に反対を訴える井上氏は共産支持層の約8割を固めた。立憲民主支持層の一部にも支持を広げる。

 小選挙区の区割り変更に伴い旧1区に新たに生駒市が編入され、現時点で「投票先を決めていない」とする無党派層の動向が鍵を握りそうだ。

 ◆2区

 ◇高市氏が2氏に先行

 知名度に勝る高市氏が、幅広い年代で支持を集めて先行する。松本氏、霜鳥氏が懸命に追いかける。

 閣僚や党の要職を歴任し、8選を目指す高市氏は自民支持層の約9割、推薦を受ける公明支持層の約8割をまとめた。組織固めの一方で、立憲民主や維新支持層にも食い込む。

 松本氏は希望支持層の約8割を固め、維新支持層の一部も取り込むが、立候補表明が公示直前になったこともあり、広がりを欠く。無党派層への浸透が課題となる。

 憲法9条の改正阻止を訴える霜鳥氏は共産支持層の約8割を固め、立憲民主支持層の約4割に浸透する。重視する争点に憲法改正を挙げる人の約3割から支持を受ける。

 ◆3区

 ◇田野瀬氏、幅広い支持

 強固な地盤を持つ田野瀬氏が安定した戦いを見せる。前川氏がこれを追い、さらに所氏が続く。

 田野瀬氏は父の代から受け継ぐ支援組織を背景に、自民支持層と、推薦を受ける公明支持層のいずれも約9割をまとめ、幅広い年代で浸透する。維新支持層や支持政党のない層にも食い込む。

 前川氏は希望支持層の約9割を固め、維新支持層の半数以上からも支持を得る。公示前に急きょ奈良2区から国替えし、投票先を決めていない無党派層の取り込みが鍵を握る。

 所氏は共産支持層を固め、憲法改正への反対姿勢などから立憲民主支持層にも食い込む。女性からの支持が多く、若さを支持につなげられるかも課題。

 ◆最も重視する争点

 ◇男女とも年金・医療

 最も重視する争点については、年金・医療を挙げた人が23%で最多。以下は、憲法改正が14%、子育て支援が11%、北朝鮮問題が9%と続き、政権が進めるアベノミクスと安全保障関連法が各8%で並んだ。

 性別に関係なく年金・医療が最も多く、2番目は男性が憲法改正、女性が子育て支援。3番目は男性がアベノミクス、女性は憲法改正だった。年代別では、20代と50〜70代以上で年金・医療を挙げた人が最も多く、30〜40代では子育て支援、18、19歳は安保法が多かった。

 支持政党別では、自民支持層がアベノミクスと年金・医療、共産と維新支持層が憲法改正が最多。その他は支持政党なし層も含め、おおむね年金・医療が多かった。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇奈良1区

井上良子 53 共 新

小林茂樹 53(1)自 元

吉野忠男 58 維 新

馬淵澄夫 57(5)希 前

 ◇奈良2区

松本昌之 34 希 新

霜鳥純一 56 共 新

高市早苗 56(7)自 前=[公]

 ◇奈良3区

田野瀬太道 43(2)自 前=[公]

所進 38 共 新

前川清成 54 希 新

4361チバQ:2017/10/16(月) 23:11:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk30010331000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 1区は希・自が伯仲 /和歌山
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞社は13〜15日、有権者を対象に電話での特別世論調査を実施した。取材結果を加味すると、1区は民進出身で希望前職の岸本周平氏と、自民前職の門博文氏が横一線となっている。2区は自民前職の石田真敏氏が他3氏より優勢で、3区は自民前職の二階俊博氏が安定している。各選挙区とも有権者のうち3〜4割が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。【稲生陽、阿部弘賢、石川裕士】

 ◆1区

 ◇投票率が情勢左右

 岸本氏は20代〜40代で門氏に先行し、女性の支持獲得でもリードしている。希望支持層を固めたほか、立憲、維新の支持層や無党派層のそれぞれ約5割の支持を集めており、政党色を極力出さない活動が奏功しているとみられる。

 門氏は50、60代の支持が岸本氏に比べて多く、男性への浸透も進んでいる。自民支持層の7割近くをまとめ、公明支持層も固めた。無党派層については岸本氏に大きくリードを許している。

 原氏は共産支持層以外への支持拡大が課題となっている。

 1区の有権者に投票に行くか行かないかについて尋ねたところ、主要政党の支持層は8〜9割が「必ず行く」と回答。一方、無党派層で「必ず行く」としたのは6割弱にとどまっており、投票率が情勢を大きく左右するとみられる。

 ◆2区

 ◇石田氏に幅広い支持

 7選を目指す石田氏が幅広い年代、職種から支持を集め、新人3氏を引き離す。自民、公明の支持層のそれぞれ8割超を固め、維新支持層のうち4割、無党派層のうち3割の支持も得ている。子育て支援や北朝鮮問題を最も重視する層からの支持が厚い。

 民進から希望に合流した坂田氏は、希望支持層の7割を固めたが、党自体への支持が広がりを欠いている。民進出身者らでつくる立憲の支持層や、無党派層への浸透が鍵となりそうだ。下村氏は改憲阻止を主張。共産支持層をほぼ固め、立憲支持層からも一定の支持を得ている。選挙区内で盛んな農林水産業の振興を掲げ、保守層の切り崩しも狙う。

 公示直前に出馬を表明した栄氏は、維新支持層に浸透しきれていない。維新が掲げる「身を切る改革」を前面に打ち出し、支持拡大に努めている。

 ◆3区

 ◇二階氏安定、票固めへ

 二階氏が有権者の性別や年代、職種を問わず、幅広い支持を集めている。消費増税反対派や安倍政権に批判的な層にも支持を広げており、希望や維新、無党派層にも一定浸透している。党幹事長として全国遊説を続ける本人に代わって陣営が活動を支えており、選挙戦最終盤に地元入りして票固めを徹底する構えだ。

 楠本氏は選挙区に候補者のいない希望や立憲の支持層など共産以外からも支持を得るが、広がりは限定的だ。無党派層の多くは投票先を決めておらず、1次産業を重視した訴えなどで支持拡大を図る。

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 ◆立候補者一覧(届け出順)

 ◇1区(3)=和歌山市

原矢寸久 66 党県副委員長 [共] 新

岸本周平 61 [元]経産政務官 (3)[希](民)前

門博文 52 [元]会社社長 (2)[自][二]前=[公]

 ◇2区(4)=海南、橋本、岩出市など

下村雅洋 62 党県常任委員 共 新

栄隆則 53 党県常任幹事 [維] 新

石田真敏 65 [元]副財務相 (6)[自] 前=[公]

坂田隆徳 38 [元]衆議員秘書 [希](民)新

 ◇3区(2)=御坊、田辺、新宮市など

楠本文郎 63 党地区副委長 共 新

二階俊博 78 党幹事長 (11)自[二]前=[公]

4362チバQ:2017/10/16(月) 23:12:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk31010424000c.htm
<衆院選2017>県内の中盤情勢(その1) 自民2氏が優位な戦い /鳥取
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選を前に、毎日新聞社は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施。集計結果に取材を加味し、県内の中盤情勢を探った。鳥取1区は自民前職で元党幹事長の石破茂氏(60)が幅広い支持を得て優位に立ち、共産新人で党東・中部地区委員長の塚田成幸氏(53)が巻き返しを図る展開に。2区は自民前職で党総務副会長の赤沢亮正氏(56)がリード。希望元職で元県議の湯原俊二氏(54)が追い上げ、共産新人で党県常任委員の福住英行氏(41)が続く。一方、小選挙区で誰に投票するか決めていない層が1、2区ともに3割前後おり、無党派層を中心とした今後の動向次第で情勢が変化する可能性がある。【小野まなみ、李英浩、園部仁史】

 ◆1区

 ◇石破氏、有権者に浸透 塚田氏、支持層固め切れず

 石破氏は自民、公明支持層の大半を固めた。希望支持層にも広がりを見せる。安倍政権と一線を画した主張をしており、安倍晋三首相の続投への賛否にかかわらず有権者に浸透している。公示日に地元入りした以外は、全国での応援演説のため選挙区を空ける日が続いているが、10期の知名度を生かし無党派層からも多くの支持を得た。年代別でもほとんどの世代で安定して支持を集めており、特に30〜60代の男性、40代の女性からが高かった。

 塚田氏は、政権批判票の取り込みを狙うものの、足元の共産支持層を固め切れていない。立憲民主支持層にも食い込むが、無党派層への広がりも図りたい。年代別では50代以上の一部に浸透している。

 ◆2区

 ◇赤沢氏が支持広げる 湯原氏、福住氏が追う

 赤沢氏が自民支持層の9割をまとめたほか、公明、立憲民主支持層にも一定の食い込みを見せ、選挙戦を優位に進めている。性別・年代別では30〜50代の男性や、50代以上の女性に支持が広がっている。最も重視する争点に、子育て支援や北朝鮮の核・ミサイル問題への対応を掲げた人からの支持も多かった。職業別では、専門職・技術職や製造・販売・サービス業などに浸透し、町村部での支持が高かった。

 湯原氏は希望支持層の9割を固め、立憲民主支持層からも半数程度の支持を得て赤沢氏を追う展開。世代別では30代の男女からの支持が高く、60代でも赤沢氏と競っている。一方、陣営が浸透を期待していた無党派層は赤沢氏と支持を競り合う形になっている。争点別では消費増税や年金・医療を重視する有権者からの支持が高かった。

 福住氏は共産支持層の8割を固めた。その他の支持層に広がりが見られない。安倍政権の続投に批判的な有権者が湯原氏にも流れており、政権批判の受け皿になりきれていない。

 ◆比例

 ◇自民が最多3割強 希望、公明が競り合い

 比例代表の投票先を尋ねたところ、自民が最多の3割強を占めた。以下は希望と公明が競り合い、立憲民主も両党に近い支持を集めた。ただ2割程度が無回答で、変動する可能性がある。

 年代別では、自民を選んだ人が全ての層で最も多く、20代以下で特に高い傾向があった。公明は30代に浸透しており、希望は70代以上で公明と共に、自民に次ぐ支持を得た。

 希望、立憲民主、共産を選んだ人は安倍晋三首相の続投に反対する意見が9割前後。消費税率の10%引き上げに反対する割合も高かった。自民、公明を投票先にした人の中でも増税賛成と反対が競り合った。

 多くの政党で最も重視する争点として、年金・医療を選んだ人の割合が高かった。立憲民主を選んだ人は憲法改正への関心が高く、公明は子育て支援、共産は森友・加計学園を巡る問題についての割合が高かった。

 ◆無党派層

 ◇半数が投票先未定

 全体の3割を占める無党派層は、9割が投票に「必ず行く」「たぶん行く」と回答したが、約半数が小選挙区で誰に投票するか決めていない。比例代表の投票先は自民が2割、公明、希望が1割程度。

 最も重視する争点は年金・医療が3割。北朝鮮の核・ミサイル問題や安全保障関連法、憲法改正への関心も比較的高く、自民支持層と同様の傾向を示した。一方で消費税率の引き上げについては6割程度が反対の考えを示した。

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 ◆立候補者(届け出順)

◇1区(2)=鳥取、倉吉市など

塚田成幸 53 党地区委員長 共 新

石破茂 60 [元]党幹事長 (10)[自][破]前=[公]

◇2区(3)=米子、境港市など

福住英行 41 党県常任委員 共 新

湯原俊二 54 [元]県議   (1)[希](民)元

赤沢亮正 56 党総務副会長(4)[自][破]前=[公]

4363チバQ:2017/10/16(月) 23:12:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk32010249000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 2選挙区で自民優位(その1) /島根
00:00毎日新聞

 第48回衆院選で県内2小選挙区では、計5陣営が22日の投開票日に向けて、県内各地で自らの政策をアピールし、支持を訴えている。毎日新聞社は13〜15日の3日間、特別世論調査を実施し、取材で得た情報も加えて、島根1、2区の情勢を分析した。【衆院選取材班】

 島根1区は、自民前職の細田博之氏(73)が優勢で、立憲民主新人の亀井亜紀子氏(52)が巻き返しを図っている。2区は、自民前職の竹下亘氏(70)がリードしており、社民新人の福原宗男氏(70)と、共産新人の向瀬慎一氏(46)の2氏が追う展開になっている。一方で4割近くの有権者が、投票先をまだ決めておらず、状況は変わる可能性がある。

 ◆1区

 ◇細田氏、希望層食い込む

 細田氏は自民、公明支持層に浸透して、希望支持層にも食い込んでいる。最も重視する争点として「安全保障関連法」「北朝鮮の核・ミサイル問題」「子育て支援」を挙げる層に広く浸透している。

 自らが率いる党内派閥の会長として、各地を応援演説で回るが、選挙戦前半の4日間は地元に戻り、支持拡大に努めた。不在の間は、県連所属の参院議員や県議らが中心となって組織戦を展開している。

 亀井氏は、元参院議員で地盤の県西部と異なる選挙区で立候補。公示直前に立憲民主からの出馬を決め、共産が候補擁立を見送ったため、与野党の一騎打ちの構図となった。

 調査では立憲民主、共産、社民の支持層を取り込んでいる。また、「原発・エネルギー政策」「森友学園と加計学園の問題」「憲法改正」を最も重視する層に一定の支持を集めている。一方で取り込みを狙う女性からの支持は一定程度にとどまっている。

 ◆2区

 ◇竹下氏、各世代から支持

 竹下氏は自民、公明支持層を固め、無党派層からも一定の支持を得ている。幅広い世代から支持を集めているほか、選挙の争点として「子育て支援」「年金・医療」「安全保障関連法」を最重視する層から支持されている。

 党総務会長の竹下氏は選挙期間中には、ほとんど地元入りできない見通しだが、陣営は前回選を上回る得票率を目指している。党県連代表の福原氏は、益田市議を辞職して出馬。向瀬氏は2区から5回目の立候補をした。

 福原氏は社民支持層をまとめたが、他の支持層や無党派層への支持拡大がカギを握る。また、安倍政権の継続を望まない層から支持を集めている。森友学園と加計学園の問題を争点として最重視する層にも一定の支持がある。

 向瀬氏は共産支持層に浸透しているが、その他への広がりを欠いている。消費税率の引き上げに反対する層から一定の支持がある。

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇島根1区

細田博之 73 (9)自前=[公]

亀井亜紀子 52 立新=[社]

 ◇島根2区

福原宗男 70 社新

竹下亘 70 (6)自前=[公]

向瀬慎一 46 共新

4364チバQ:2017/10/16(月) 23:13:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk33010440000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 小選挙区、自民系で独占の勢い(その1) 野党、巻き返し図る /岡山
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選に関する毎日新聞の世論調査結果に関し、取材内容を加味して県内5小選挙区の情勢を分析したところ、自民、自民系無所属が議席を独占する勢いだ。野党は懸命に巻き返しを図っている。ただ、投票先を決めかねている有権者も多く、終盤に情勢が変化する可能性がある。【竹田迅岐、林田奈々、石川勝己、小林一彦】

 ◆1区

 ◇逢沢氏に厚い支持

 強固な後援会に支えられた逢沢氏が優位に立つ。自民、公明支持層に浸透し、年代別では40〜60代の半数程度から支持されている。「北朝鮮の核・ミサイル問題」や「憲法改正」を重視している人の半数以上から支持を得る。高井氏は立憲支持層だけでなく共産支持層にも食い込み、無党派層への浸透は逢沢氏を上回る。「原発・エネルギー政策」を重視する人の支持も厚い。蜂谷氏は非自民の受け皿として支持拡大を図りたい。

 ◆2区

 ◇山下氏、足元固め優勢

 山下氏が優勢だ。組織力を背景に選挙戦を展開し、自民支持層の大半、公明支持層の7割をまとめ、足元を固めている。年代や性別に関係なく幅広く支持を集めている。追う津村氏は従来の支持層に加え、票の上積みを目指す。希望支持層の大半、立憲支持層の7割を固め、無党派層の4割から支持されている。垣内氏は重複立候補した比例代表を重視して県外でも遊説するが、共産支持層以外に支持が広がっていない。田部氏は苦戦している。

 ◆3区

 ◇平沼氏と阿部氏、横一線

 自民の公認調整がつかず、平沼氏と阿部氏がいずれも無所属で立候補し、激しく競り合っている。平沼氏は、政界引退した元経産相の父赳夫氏の強固な後援会を継承。企業や首長、地方議員の支援で支持固めを進めている。自民支持層と無党派層から3割前後の支持を得ている。自民推薦の阿部氏は、自民支持層の4割をまとめ、公明支持層にも広がりを見せる。年代別でも満遍なく支持されている。落下傘候補の内山氏は、希望支持層の4割弱をまとめたにとどまる。尾崎氏は共産支持層を固めており、立憲支持層などに支持を広げたい。

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 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(3)=岡山市北区(一部除く)など

逢沢一郎 63 [元]党国対委長 (10)[自] 前=[公]

高井崇志 48 IT会社役員 (2)[立](民)前=[共]

蜂谷弘美 61 [元]県議 [希] 新

 ◇2区(4)=中区、玉野市など

山下貴司 52 法務政務官 (2)[自][破]前=[公]

垣内京美 51 党准中央委員 [共] 新

田部雄治 41 幸福県代表 諸 新

津村啓介 45 [元]内閣政務官 (5)[希](民)前

 ◇3区(4)=津山、備前、赤磐市など

尾崎宏子 61 党県委員 共 新

内山晃 63 社労士 (3)[希] 元

平沼正二郎 37 IT会社役員 無 新

阿部俊子 58 [元]副農相 (4)無 前=[自]

4365チバQ:2017/10/16(月) 23:13:45
岡山:4・5区ナシ

4366チバQ:2017/10/16(月) 23:14:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk34010409000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 自民、6選挙区で優位 有権者4割、態度未定 /広島
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は電話世論調査(13〜15日)と取材結果を併せ、28人が立候補した県内7選挙区を分析した。自民は6区以外の選挙区で優位に立ち、各野党は必死に追う展開だ。ただ、「投票に行く」と答えた回答者のうち、4割が小選挙区の投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的だ。また、県内の回答者では衆院選後に安倍晋三氏が首相続投することについて「よいとは思わない」とする人と「よいと思う」とする人が拮抗(きっこう)し、「よいと思わない」がわずかに上回った。

 ◆1区

 ◇岸田氏、支持安定

 9選を目指す自民岸田氏は自民支持層のほとんど、公明支持層の8割近くを固め、幅広い年齢層から安定した支持を得る。希望支持層や無党派層にも食い込む。また、最も重視する争点をアベノミクスや安全保障関連法とした人の大半から支持を得る。

 共産大西氏は共産支持層をまとめ、立憲支持層の半数程度から支持を得た。与党批判票の受け皿を目指し、繁華街で街頭演説を繰り返すなど無党派層への支持拡大に躍起だ。【竹内麻子】

 ◆2区

 ◇平口氏リード

 6回目の対決となる自民平口氏と希望松本氏。4選を目指す平口氏は個人演説会をこまめに開催。自民支持層の8割、公明支持層の4割弱を取り込みリードした。自民支持層とほぼ同じ3割弱いる無党派層からの支持は1割にとどまり、浸透が課題となっている。

 松本氏は今回、希望に「合流」するため、約15年活動してきた民進(旧民主)を離党。一方、選挙戦では民進系の大物議員も現地入りするなどし、希望支持層の8割、立憲支持層の6割近くを固めた。無党派層の3割弱に浸透している。

 共産藤本氏、維新灰岡氏は公認を受けた各支持層からの支持が5〜6割にとどまり、支持拡大に懸命だ。【竹下理子】

 ◆3区

 ◇河井氏、手堅く

 県内で唯一、共産が候補者を取り下げ、野党共闘が実現した3区。6回の当選を重ね、安倍晋三首相との近さをアピールする自民河井氏が優位に展開し、都議を経て広島にUターンした無所属の塩村氏が追う。

 河井氏は自民支持層の9割弱を固めた。重視する争点を「アベノミクス」とした人の9割、「安全保障関連法」を掲げる人の6割が河井氏を支持している。

 塩村氏は共産、立憲、社民のほか、連合広島から支援を受けて精力的に動く。立憲支持層の8割弱を固め、希望、共産支持層、無党派層からの支持も広げつつある。維新今枝氏は維新支持層を固めきれていない。【竹下理子】

 ◆立候補者(届け出順)

◇広島1区

 岸田文雄 60 自前

 大西理 51 共新

◇広島2区

 平口洋 69 自前

 水野善丈 26 諸新

 灰岡香奈 34 維新

 藤本聡志 63 共新

 松本大輔 46 希元

◇広島3区

 塩村文夏 39 無新

 河井克行 54 自前

 野村昌央 35 諸新

 今枝仁 47 維新

 玉田憲勲 60 無新

 西本昭彦 72 無新

4367チバQ:2017/10/16(月) 23:14:44
 ◆4区

 ◇新谷氏が優勢

 女性問題で自民を離党した中川俊直前議員が出馬を断念した4区。比例代表から移った自民新谷氏がリードし、維新空本氏、無所属恵飛須氏、希望上野氏、共産中石氏、無所属落合氏が追う。

 新谷氏は2期の実績をアピールして自民支持層の7割以上をまとめ、特に40代以上からの支持が多かった。国会議員の「身を切る改革」などを掲げる空本氏は維新支持層を固めるが、立憲支持層、無党派層へのさらなる浸透を狙う。

 民進公認だった恵飛須氏は「憲法改正」を掲げた人からの支持を一定程度得た。自民票の切り崩しを狙う上野氏は最も重視する争点で「森友・加計学園問題」と答えた人からの支持が多かった。【山田尚弘】

 ◆5区

 ◇寺田氏が浸透

 自民寺田氏が自民支持層の大勢、公明と立憲支持層の一部と無党派層にも浸透。30代以上の支持を得て優位に立ち、経営者や主婦・主夫など幅広い層から支持を得た。母親の立場から訴える希望橋本氏は、希望支持層の大半を固め、無党派層の一部に支持がある。40代と70代以上の男性から支持があるが、主婦層を取り込めていない。共産尾崎氏は共産の7割を固めるほか、立憲支持層の半数程度を取り込む。50代以上の男性と60代以上の女性からの支持を得た。

 寺田氏は最も重視する争点で「安全保障関連法」「北朝鮮の核・ミサイル問題」と答えた人の支持が高く、橋本氏は「消費増税」、尾崎氏は「森友・加計学園問題」を挙げた人からの支持が目立った。【山田尚弘】

 ◆6区

 ◇希望と自民、接戦

 国政復帰を狙う希望佐藤氏と、3選を目指す自民小島氏が接戦を繰り広げている。

 佐藤氏は希望支持層の8割を固め、自民や公明、立憲、維新の支持層にも食い込む。年代別では20〜50代からの支持が高い。小島氏は自民支持層の7割、公明支持層の5割をまとめ、無党派層の一部からも支持を受ける。年代別では60代以上を中心に期待を集める。共産寺田氏は共産支持層をほぼ固め、立憲支持層や無党派層にも支持を広げている。

 消費増税を巡っては、賛成する人の半数が小島氏を、2割が佐藤氏を支持。反対する人の4割が佐藤氏を支持する。【渕脇直樹】

 ◆7区

 ◇小林氏が先行

 3期目を目指す自民小林氏が幅広く支持を受けて選挙戦を優位に進める。自民支持層の8割、公明支持層の6割のほか、無党派層にも浸透。希望佐藤氏は希望支持層をまとめつつ、立憲、維新支持層の一部にも食い込む。共産重村氏は立憲の一部を取り込み、共産支持層の引き締めに奔走する。

 小林氏は30代以上から安定した支持を得る。佐藤氏は40代女性で支持が比較的高い。

 最も重視する争点を「アベノミクス」「北朝鮮の核・ミサイル」と答えた人の大半と、「年金・医療」「子育て支援」とした人の過半数が小林氏を支持し、佐藤氏支持は「消費増税」と答えた人に多い。【松井勇人】

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◇広島4区

 中石仁 54 共新

 空本誠喜 53 維元

 新谷正義 42 自前

 落合洋司 53 無新

 恵飛須圭二 34 無新

 上野寛治 35 希新

◇広島5区

 尾崎光 64 共新

 寺田稔 59 自前

 橋本琴絵 28 希新

◇広島6区

 小島敏文 67 自前

 寺田明充 66 共新

 佐藤公治 58 希元

◇広島7区

 佐藤広典 41 希新

 小林史明 34 自前

 重村幸司 66 共新

4368チバQ:2017/10/16(月) 23:15:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk35010311000c.html
<2017衆院選やまぐち>各区の中盤情勢 毎日新聞総合調査(その1) 自民候補、全選挙区で先行 /山口
00:00毎日新聞
 22日投開票の衆院選に向け、毎日新聞は13〜15日、電話による特別世論調査を実施し、県内4選挙区の情勢を取材結果を加味して分析した。自民候補が全選挙区で先行し、組織力を生かして優位に戦いを進めている。ただ、投票先を「まだ決めていない」と答えた有権者が小選挙区で3割強おり、終盤にかけて情勢が変わる可能性もある。【衆院選取材班】

 ■1区

 ◇高村氏、全世代で支持

 引退した父正彦氏から強固な地盤を引き継いだ高村氏は、自民支持層の約9割、公明支持層の約5割を固め、無党派層の約3割に浸透する。

 正彦氏の12期連続当選を支えた後援者や系列地方議員の動きも活発化し、全世代の支持で他候補を引き離す。職業別でも製造・販売・サービスや経営者・管理職、専門職・技術職などで高い支持を得ている。

 連合傘下の労組や高校・大学時代の友人らを中心に支持拡大を図る大内氏は、希望支持層の約6割をまとめた。しかし、希望支持層は1区全体の1割程度とみられ、一定程度取り込んだ立憲支持層や、まだ投票先を決めていない無党派層へ更に浸透したい。

 五島氏は、市民との連携などを呼び掛け、共産支持層の約8割を固めた。河井氏は独自の国防政策を訴え支持拡大を目指している。

 ■2区

 ◇岸氏、無党派にも浸透

 安倍政権の継続と、アベノミクス推進を訴え3選をうかがう岸氏が、自民支持層をほぼ固め、公明支持層にも広く浸透している。希望、立憲支持層の一部と、5割近くの無党派層も取り込む勢い。

 争点別では、米軍岩国基地を抱える2区と関連が深い「安全保障関連法」と「北朝鮮の核・ミサイル問題」を重視する層の9割近くの支持を受けている。

 松田氏は共産支持層をまとめ、立憲支持層の約7割の支持を受ける。市民と野党の共闘を呼び掛け、希望支持層でも3割台と一定程度浸透しているが、無党派層への広がりは限定的で、支持拡大に懸命。争点でみると「森友・加計学園問題」を重視する有権者の5割近くの支持を集め、「原発・エネルギー政策」や「憲法改正」に関心がある層からも一定の支持がある。

 ◇立候補者=届け出順

【1区】

五島博 61 党地区委員長 共新

高村正大 46 [元]電通社員 自新

大内一也 44 会社社長 希新

河井美和子 55 党県代表 諸新

【2区】

松田一志 60 党県委員 共新

岸信夫 58 [元]副外相 (2)自前

4369チバQ:2017/10/16(月) 23:15:53
 ■3区

 ◇河村氏、大きく先行

 10選を目指す河村氏が大きく先行している。公示前は県選出参院議員のくら替え問題再燃で、自民県連が公認申請を一時見送る波乱もあったが、官房長官や文科相を歴任した知名度と、強固な後援会組織を生かして自民、公明支持層のそれぞれ約9割を固めた。全ての年代・性別で支持を得ており、経営者・管理職、専門職・技術職、主婦・主夫など幅広い有権者層に浸透している。

 坂本氏は公認を得ていた民進の分裂で出遅れたが、独自候補を取り下げた共産や社民、連合山口の支援で盛り返しを期す。立憲支持層の7割を固めた他、共産支持層の半数程度にも浸透し、県連としての支援はしないと決めた民進支持層を引き寄せたい。安倍首相の続投が「よいとは思わない」と考える有権者の4割強の支持を集めており、無党派層の取り込みを狙う。

 ■4区

 ◇安倍氏、盤石の戦い

 自民総裁の安倍氏が幅広い支持を集め、盤石の戦いを進めている。選挙期間中、本人は一度も地元入りしない予定だが、知名度と組織力で自民、公明支持層の9割近くを手堅くまとめ、無党派層の約4割からも支持を得ている。

 全ての年代に支持は広がっており、特に10〜30代での支持率の高さが目立っている。

 藤田氏は希望の支持層をまとめつつある。

 西岡氏は共産のほか、立憲支持層の4割程度を取り込んでいるが、広がりに欠ける。

 公示直前に立候補を表明した黒川氏は共産、立憲支持層の一部に食い込むが、無党派層の支持は限定的となっている。

 いずれの候補も反安倍政権票の受け皿となりきれておらず、無党派層のうち約6割に上る投票先を決めていない有権者への浸透が、終盤に向けて鍵となるとみられる。

………………………………………………………………………………………………………

【3区】

河村建夫 74 [元]官房長官 (9)自前

坂本史子 62 [元]東京都区議 立新

【4区】

安倍晋三 63 首相 (8)自前

藤田時雄 63 [元]会社社長 希新

西岡広伸 54 党県委員 共新

黒川敦彦 39 市民団体代表 無新

郡昭浩 56 [元]塾講師 無新

〔山口版〕

4370チバQ:2017/10/16(月) 23:16:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk37010329000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 1、3区で自民優位に /香川
00:00毎日新聞

 衆院選は22日の投開票まで1週間を切った。毎日新聞は13〜15日、県内の有権者を対象に電話による選挙情勢を調査し、候補者の陣営や政党などへの取材状況を加えて中盤情勢を探った。1区は平井氏が小川氏をリードし、2区は玉木氏に瀬戸氏が詰め寄る展開。3区は大野氏が優位な戦いを進めている。ただ、投票先をまだ決めていない人が3割程度おり、今後、情勢が変化する可能性もある。【岩崎邦宏、植松晃一、小川和久】

 ◆1区

 ◇平井氏、自公固める

 平井氏は自民支持層の約8割を固めた。推薦を受ける公明支持層も半数を超えて取り込んでいる。北朝鮮の核・ミサイル問題やアベノミクスを重視する層の支持を集め、20、30代の男性から多く支持される。前半戦では安倍晋三首相や岸田文雄政調会長が応援に入った。陣営は組織を引き締め、無党派層への支持拡大を狙う。

 小川氏は希望支持層の大半を固めた。昨夏の参院選で小川氏が共産候補の野党一本化に尽力した縁で、今回候補者擁立を見送った共産支持層に浸透。立憲民主、社民支持層も取り込み、無党派層にも一定程度広がる。森友、加計学園問題や原発・エネルギー政策を重視する層に支持が多い。40代以上の男性に比較的支持される。

 ◆2区

 ◇玉木氏、逃げ切り図る

 小選挙区で3連勝中の玉木氏は希望支持層の約9割を固めた。無党派層や立憲民主、社民支持層などに幅広く浸透するが、今回は自民支持層に食い込めていない。年金・医療や消費増税を重視する層や60代以上の支持を集めている。政党色を前面に出さない選挙戦を展開しており、無党派層への更なる浸透で逃げ切りを図る。

 瀬戸氏は自民、公明支持層の8割以上を固めた。若い世代の支持を集めているが、無党派層には十分に浸透していない。既に安倍晋三首相が来県、後半戦も麻生太郎副総理ら党幹部が応援に駆け付ける予定で、組織戦を展開して追い上げを目指す。憲法改正を重視する層や自営業者、専門職・技術職から支持されている。

 県内の小選挙区で唯一の共産候補者となった河村氏だが、共産支持層を十分に固められていない。立憲民主支持層には一定程度浸透しているが、広がりに欠く。安全保障関連法や森友、加計学園問題を重視する層や50代以上に比較的支持されている。リベラル層の受け皿として他候補者との違いを強調し、巻き返しを狙う。

 ◆3区

 ◇大野氏、リード広げ

 大野氏が自民支持層をほとんど固め、リードを広げている。防衛政務官として北朝鮮の核・ミサイル問題などに対応しており、十分に地元入りができていないが、公明支持層と無党派層にも浸透する。北朝鮮問題や安全保障関連法を重視する層の支持が多い。年代別では若者から高齢者まで幅広い層を取り込んでいる。

 立候補の表明が遅れた藤田氏は立憲民主や希望支持層に浸透しているが、無党派層の支持はあまり得られていない。共産が候補者を取り下げ、野党候補が一本化された経緯もあり、原発・エネルギー政策を重視する層に比較的支持されている。自民との違いを強調することで政権への批判票を取り込み、後半戦での挽回を図る。

◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇1区(2)=高松市(一部除く)など

小川淳也 46 [元]総務政務官(4)[希](民)前

平井卓也 59 党広報本部長(6)[自][岸]前=[公]

 ◇2区(3)=坂出、さぬき市など

瀬戸隆一 52 [元]決算委理事(2)[自][麻]前=[公]

玉木雄一郎 48 [元]民進県代表(3)[希](民)前

河村整 58 党県常任委員 共 新

 ◇3区(2)=善通寺、観音寺市など

藤田伸二 62 党県常任幹事 [社] 新=[共]

大野敬太郎 48 防衛政務官 (2)[自] 前=[公]

4371チバQ:2017/10/16(月) 23:17:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk38010364000c.html
<衆院選2017>中盤情勢 3区 白石対決、横一線 4割が投票先未定 /愛媛
00:00毎日新聞
 22日投開票の衆院選を前に、毎日新聞は13〜15日、有権者を対象に特別世論調査を実施し、これまでの取材結果を加味して総合的に中盤情勢を分析した。愛媛1、2、4区では自民候補が知名度や組織力を生かし、安定した戦いを進めている。3区では自民候補が希望候補と激しく競り合っている。2014年の前回選に続いて自民が議席を独占するかが注目される。ただ、投票先を決めていない有権者が約4割おり、選挙戦終盤に向けて情勢は流動的だ。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇塩崎氏、手堅く優位

 塩崎氏が幅広い年代層から支持を集めて優位に立ち、富永氏、石本氏が追う。

 塩崎氏は自民、公明支持層の大半を手堅くまとめ、無党派層の支持も取り込んで安定した戦いを進めている。前厚労相の実績をアピールし、争点別で「年金・医療」を最も重視するとした人からの支持が特に高い。

 富永氏が固めた希望支持層は6割にとどまっている。立憲支持層に浸透しつつあるが、無党派層にも食い込めていない。1区唯一の女性候補だが、女性からの支持も目立っていない。

 石本氏は共産、社民支持層の大半を固め、立憲支持層からも一定の支持を得ているが、広がりに欠けている。無党派層への浸透も図る。【成松秋穂】

 ◆2区

 ◇村上氏、幅広く支持

 11選を目指す村上氏が自民支持層を固めて安定した戦いを進め、西岡氏が無党派層への浸透を足がかりに追い上げを図る。

 村上氏は安倍政権に距離を置いた姿勢で知られるが、自民支持層の8割、推薦を受ける公明支持層の7割を固め、無党派層からも一定の支持を得ている。争点別で「アベノミクス」を最も重視する人の約7割の支持を集めた。幅広い年代層が支持している。

 西岡氏は維新支持層の8割を固めたほか、無党派層や立憲支持層からも一定の支持を得ている。争点別で「森友・加計問題」を最も重視する人の4割近くが支持している。

 横山氏は希望支持層の7割近くを固め、立憲支持層の一部からも支持を得ている。ただ、無党派層への浸透がみられず、広がりに欠けている。

 一色氏は共産支持層の大半、社民支持層の半数を固めたが、他への広がりを欠いている。安倍政権への批判を強め、挽回を図る。【花澤葵】

 ◆小選挙区立候補者(届け出順)

 ◇愛媛1区=松山市(旧北条市など除く)

塩崎恭久 66 [元]厚労相 (7)[自] 前=[公]

石本憲一 70 党県書記長 共 新

富永喜代 50 医師 [希](民)新

 ◇愛媛2区=今治、東温市、伊予郡など

西岡新 44 設備会社役員(1)[維] 元

村上誠一郎 65 [元]行革担当相(10)[自] 前=[公]

一色一正 67 党地区委員長 共 新

横山博幸 66 [元]国交委員 (1)[希](民)前

4372チバQ:2017/10/16(月) 23:17:43
 ◆3区

 ◇国田、森田氏が追う

 白石寛樹氏と白石洋一氏が激しく競り合っている。国田氏、森田氏も巻き返しを図る。

 寛樹氏は「父の後継」として自民支持層の8割以上を固めたが、推薦を受ける公明支持層、無党派層に浸透しきれていない。争点別で「アベノミクス」を最重視する人からの支持が厚い。職業別では「経営者・管理職」「製造・販売・サービス」などから、年代別では20〜40代、70代以上で支持が最も高い。

 洋一氏は希望支持層の大半、立憲支持層の半数以上を固めた。公明支持層や無党派層の半数近くからも支持を得ている。年代別では50、60代で最も高い支持を得ているが、10、20代に浸透していない。「子育て支援」を最重視する人からの支持が高く、職業別では「農林漁業」から厚い支持を得ている。

 国田氏は共産支持層の大半を固め、立憲支持層の一部にも食い込んでいるが、無党派層へ浸透していないなど広がりに欠いている。

 森田氏は伸び悩んでいる。【木島諒子】

 ◆4区

 ◇山本氏、自公固める

 9選を目指す前環境相の山本氏が優勢で、桜内氏が追いかける。

 山本氏は自民支持層に加え、推薦を受ける公明支持層の大半を固めた。維新支持層からも高い支持を得ている。「子育て支援」を最重視する人の7割近く、農林漁業に就いている人の約6割が支持している。

 桜内氏は希望支持層の大半を固め、立憲支持層の7割近く、無党派層の4割近くからも支持を得ている。争点別で「原発・エネルギー政策」を最重視する人の4割強が支持している。

 西井氏は共産、社民支持層の半数以上を固めた。争点別で「憲法改正」「森友・加計問題」を最重視する人から一定の支持を得ているが、広がりに欠いている。【中川祐一】

 ◇愛媛3区=新居浜、西条市など

白石寛樹 29 [元]衆議員秘書 [自][麻]新=[公]

国田睦 65 党県委員 共 新

森田浩二 57 幸福区支部長 諸 新

白石洋一 54 [元]長銀行員 (1)[希](民)元

 ◇愛媛4区=宇和島、八幡浜市など

山本公一 70 [元]環境相 (8)[自] 前=[公]

桜内文城 52 公認会計士 (1)[希] 元

西井直人 60 党地区委員長 共 新

4373チバQ:2017/10/16(月) 23:18:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk36010458000c.html

<衆院選2017>中盤情勢 自民2氏、優位に戦い /徳島
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選について、毎日新聞は13〜15日の3日間、県内の有権者を対象に電話による特別世論調査を実施し、その結果にこれまでの取材を加味し、2選挙区の情勢を探った。野党再編で県内勢力の変化が注目されるが、1区、2区ともに自民の2氏が優位に戦いを進める。一方で、調査時点で投票先を決めていない人が3割おり、今後の動向や投票率によっては情勢が変わる可能性もある。投票で最も重視する争点は「年金・医療」がトップだった。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇後藤田氏 子育て世代に浸透

 旧3区時代も含めて過去5回対決している自民の後藤田氏が、今回から希望の党に所属政党を変えた仁木氏を一歩リードしている。後藤田氏は30〜40代の子育て世代などから広い支持を獲得。一方で、無党派層を中心に3割が態度を決めておらず、今後の情勢の鍵を握りそうだ。

 後藤田氏は自民支持層のうち8割、公明支持層の半数、無党派層の一定程度を固め、選挙戦を優位に進めている。経済政策の「アベノミクス」や北朝鮮問題、子育て支援に関心がある層からの支持率が高い。特に30、40、70代以上の支持を集め、郡部でリードしている。

 旧民進の仁木氏は希望の8割、立憲民主支持層の半数を固める。徳島市などの市部では、後藤田氏に迫る勢い。消費増税に反対し、森友・加計問題を重視するなど自民への批判票を集めるが、子育て支援を含む社会保障に関心がある層を取り込めていない。

 山本氏は、無党派層への支持が広がっていない。原発・エネルギーや経済政策、北朝鮮問題を重視する層への浸透も課題だ。

 ◆2区

 ◇山口氏 幅広い年代が支持

 10選を目指す自民の山口氏は幅広い年代から支持を集めて、前回選に続く共産の久保氏との対戦を優位に進めている。久保氏は旧民進が候補を擁立できていない2区で、希望や立憲民主支持層など自民への批判票の取り込みを狙う。

 山口氏は保守政党に限らず、無党派層にも浸透。比例代表の投票先に希望や立憲民主を挙げる層からの支持も一定程度ある。政策面では、経済政策を重視する層からの支持が高く、消費税率の引き上げを評価しない層や森友・加計問題に注目する層の支持も取り込んでいる。

 久保氏は共産支持層のほか、立憲民主支持層にも食い込む。争点に「憲法改正」や「原発・エネルギー政策」を重視する層から支持を集めているが、若い世代への浸透が課題。

 防衛施策の強化を主張する幸福の福山氏は、安全保障関連法や北朝鮮問題に関心がある層の取り込みを狙う。無党派層への支持拡大が課題になりそうだ。

 ◇立候補者(届け出順)

 ◆1区(3)

山本千代子(やまもと・ちよこ) 68 共 新

 党県委員[歴]検査技師▽党県常任委員▽徳島大医学部付属衛生検査技師学校 

後藤田正純(ごとうだ・まさずみ) 48 自[破]前(6)

 [元]党副幹事長[歴]三菱商事社員▽内閣政務官▽副内閣相▽慶大=[公]W

仁木博文(にき・ひろぶみ 51 希(民)元(1)

 [元]民進県代表▽医師[歴]徳島大学病院医師▽厚労委員▽予算委員▽徳島大 W

 ◆2区(3)

久保孝之(くぼ・たかゆき 54 共 新

 党県常任委員・徳島地区委員長[歴]民青同盟県委員長▽党県書記長▽徳島大 

山口俊一(やまぐち・しゅんいち) 67 自[麻]前(9)

 [元]沖縄北方相▽党総務会長代理[歴]県議▽副財務相▽青学大=[公]W

福山正敏(ふくやま・まさとし) 46 諸 新

 幸福区支部長・県代表代行[歴]会社員▽名古屋工大

4374チバQ:2017/10/16(月) 23:18:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk39010374000c.html
<衆院選2017>中盤情勢(その1) 1、2区ともに自民優位 /高知
00:00毎日新聞

 毎日新聞は第48回衆院選(22日投開票)を控え、13〜15日に特別世論調査を実施した。県内でも高知支局の取材情報を加えて中盤情勢を探った。小選挙区は、高知1区で保守層に支えられた自民前職が優位に選挙戦を展開している。一騎打ちとなった2区は、自民前職を無所属新人が追う展開となっている。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇中谷氏に幅広い支持 大石氏は無党派層に課題

 元防衛相の中谷氏が幅広く支持を固め、安定した戦いを展開。広い年代で3〜6割近くの支持を獲得し、支持政党別でも自公の8割以上を固めている。無党派層でも3割を固め他党にも浸透するなど、優位に立っている。

 民進から移った大石氏は、希望支持層の8割近くを取り込むが、無党派層では1割程度と広がりが課題。年代別では30、50代で2割以上が支持。職業別では農林漁業者から一定の支持を得ている。

 松本氏は共産支持層の7割以上を固める。立憲民主の支持層からも2割近くから支持を受ける一方で、無党派層への浸透は欠け、上積みを目指す。

 全体では3割以上が投票先を決めていない。【岩間理紀】

 ◆2区

 ◇山本氏を広田氏追う 希望支持層では両者伯仲

 一騎打ちとなった山本氏と広田氏がしのぎを削っている。山本氏は自民支持層の大半を固め、公明支持層でも広田氏に差を付けている。希望支持層では両者が伯仲している状況。広田氏は共産、立憲民主、維新を支持すると答えた野党支持層を固めた。無党派層の大半は投票先を明確にしていない。

 職業別の状況では、経営者・管理職や事務職、専門・技術職などで山本氏が支持を広げ、自営業、農林漁業、製造・販売・サービス業は広田氏が優位に立っている。

 政策別では消費増税や、安保関連法、北朝鮮問題などを重視する人は山本氏支持。原発・エネルギー政策や憲法改正、森友・加計(かけ)学園問題などを重視する人は広田氏支持の傾向が見られた。【柴山雄太】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇立候補者=届け出順

 ◆1区(3)

大石宗(おおいし・しゅう) 37 希(民)新

 [元]県議[歴]神戸製鋼所社員▽衆院議員秘書▽民進県副代表▽日大 W

松本顕治(まつもと・けんじ) 33 共 新

 党県常任委員[歴]会社員▽民青同盟県委員長▽党高知地区委員▽高知大

中谷元(なかたに・げん) 60 自 前(9)

 [元]防衛相[歴]陸上自衛官▽安保法制担当相▽憲法審査会筆頭幹事▽防衛大=[公]W

 ◆2区(2)

広田一(ひろた・はじめ) 49 無(民)新

 [元]参院議員▽幡多上島珈琲役員[歴]会社員▽県議▽民進県代表▽早大 

山本有二(やまもと・ゆうじ) 65 自[破]前(9)

 [元]農相▽党財務委員長▽弁護士[歴]県議▽副財務相▽金融担当相▽早大=[公]W

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4375チバQ:2017/10/16(月) 23:19:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk40010278000c.html
<2017衆院選ふくおか>11選挙区の中盤情勢 毎日新聞総合調査から(その1) 自民、8選挙区で優位 /福岡
00:00毎日新聞

 <衆院選 22日に投開票>

 22日投開票の衆院選は県内11選挙区に33人が立候補している。毎日新聞は13〜15日に特別世論調査を実施し、独自の取材結果を加味して情勢を探った。

 「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲民主・社民」の3極が軸となった今回、全選挙区に前職を擁立し、全勝を目指す自民が8選挙区で優位に戦いを進めるが、2、9、10区は希望と激しく競り合っている。

 希望は民進出身の5人を含む7人を擁立し、維新1人を推薦。2、9、10区で接戦に持ち込んだが、他は苦戦を強いられている。共産は立憲、社民と候補を一本化した2選挙区を除き9人を擁立したが支持が広がりきれていない。1、3区に独自候補を立てた立憲は自民を追う戦いとなっているが、一定の支持を集めている。共産と共闘する11区の社民は伸び悩む。

 各選挙区には投票先を決めていない有権者が3〜4割いるため、最終盤に向けて情勢が変わる可能性もある。【西嶋正法、名鑑は届け出順】

 ◆1区

 ◇井上氏を山本氏追う

山本剛正 45=立元

石井英俊 41=希新

立川孝彦 66=共新

井上貴博 55=自前

 自民、希望、立憲、共産の各候補が入り乱れた混戦を井上氏が抜け出し、山本氏が激しく追い上げる。

 井上氏は地元の博多区に加え東区も地道に回り、校区ごとに後援会を設けるなど強固な態勢を構築。麻生太郎副総理兼財務相と共に街頭演説をするなど政権との近さもアピールし、自民支持層の大半を固めた。ただ公明支持層には浸透しきれていない。

 山本氏は民進所属の県議や市議の支援を受ける。「将来不安のない社会保障」などを訴え、60代以上で井上氏に肉薄。立憲支持層をほぼ固めた。無党派層の支持を広げて巻き返しを図る。

 石井氏は、希望支持層の半数以上を固めた。「消費増税の凍結」を前面に打ち出しており、争点に「消費増税」を重視する層に食い込む。支持母体を持たないため1日に約50回の街頭演説をこなして支持拡大に躍起。

 立川氏は共産支持層をほぼ固めた。憲法9条堅持などを訴え、さらなる上積みを狙う。【蓬田正志】

 ◆2区

 ◇鬼木氏、稲富氏が大接戦

鬼木誠 45=自前

稲富修二 47=希元

松尾律子 45=共新

 鬼木氏と稲富氏による3度目の対決は今回も横並びの大接戦になっている。

 鬼木氏は県議、市議を動員し、支持層を固める組織戦を徹底する。数十人から数百人規模の集会を重ね、PM2・5対策をはじめとする2期の実績と人柄を理解してもらう作戦だ。自民支持層をほぼ固め、推薦決定が公示直前となった公明の支持層へも支持を広げる。重視する争点別では「憲法改正」や「安保関連法」を挙げた人の支持が厚い。

 稲富氏は、地域での奉仕活動やPTA活動で浸透を図る一方、企業・団体へも食い込んできた。「誰もが最高の教育を受けられる国にしたい」と訴える。無党派層からの支持は鬼木氏を引き離し、共産支持層からも一定程度の支持を集める。争点別では「年金・医療」を挙げた人の支持が厚い。

 松尾氏は共産支持層を固めきっておらず、巻き返しに懸命だ。【合田月美】

 ◆3区

 ◇古賀氏が優勢に

山内康一 44=立元

古賀篤 45=自前

 自民と立憲の一騎打ちは、3選を目指す古賀氏が優勢に戦いを進める。

 古賀氏は自民と推薦を受けた公明支持層をほぼ固めた。年代別では40、50代を中心に幅広く浸透。職業別では経営者・管理職や自営業者など幅広く支持を受ける。幼児教育の充実など子育て支援を中心に訴える。

 3区初挑戦の山内氏は立憲、支援を受ける共産支持層にも浸透している。「まっとうな政治を取り戻す」と訴え、希望支持層にも食い込んでいる。年代別では60、70代以上で比較的支持を広げる。職業別では事務職の支持が比較的多い。【柴田種明】

4376チバQ:2017/10/16(月) 23:19:40
 ◆4区

 ◇宮内氏、安定した戦い

宮内秀樹 55=自前

河野正美 56=維前

新留清隆 62=共新

 3選を目指す宮内氏が満遍なく支持を広げ安定した戦い。河野氏と新留氏が追う展開になっている。

 宮内氏は自民支持層のほか推薦を受ける公明支持層の大半を固めた。希望支持層へも食い込みを図る。年代も20代から70代以上まで広く浸透。職業別では経営者・管理職、製造・販売・サービスの支持が高い。

 前回比例で復活当選した河野氏は維新支持層を固めつつ、推薦を受けた希望支持層から半数程度の支持を得ている。年代では60代と70代を中心に支持を受け、職業別では事務職の支持が多い。

 新留氏は共産支持増をほぼまとめ、社民、立憲からも支持を得る。年代別では50代と70代以上、職業別では自営業で比較的支持が高い。【前田敏郎】

 ◆5区

 ◇原田氏、一歩先行

原田義昭 73=自前

楠田大蔵 42=希元

田中陽二 61=共新

 野党再編に危機感を強めた原田氏が陣営を引き締めて一歩先行し、楠田氏が懸命に追う。

 原田氏は、商工会、農政連、医師会など自民支持層を固め、公明支持層にも浸透。市部町村部、男女別、年代別でも満遍なく支持を集める。最も重視する争点別では「年金・医療」、「北朝鮮の核・ミサイル問題」を挙げた人の支持が厚い。

 楠田氏は希望支持層をほぼ固めた。無党派層は原田氏を上回るが立憲支持層は田中氏に食い込まれている。年代別では70代以上で原田氏と競り合う。争点別では、「子育て支援」を挙げた人の支持が厚い。田中氏は共産支持層をほぼ固め、立憲、社民の支持層、無党派層にも食い込む。争点別では「森友学園と加計学園の問題」を挙げた人の支持が比較的多い。【勝野昭龍】

 ◆6区

 ◇鳩山氏、優位な戦い

西原忠弘 62=諸新

小林解子 37=共新

鳩山二郎 38=自前

新井富美子 50=無新

 鳩山氏が優位な戦いを繰り広げ、新井氏、小林氏らが懸命に追っている。

 鳩山氏は保守分裂となった昨年10月の補選で約6割を得票して圧勝しており、自民県連と和解した今回は更なる票の上積みを狙う。自民、公明支持層の大半を固めた上、補選直前に応援演説に駆け付けた小池百合子都知事が代表となった希望の支持層にも浸透している。幅広い年代から支持を得ている他、無党派層にも支持を広げている。

 希望公認が得られなかった新井氏は立憲支持層から大きな支持を集め無党派層にも一定の広がりを見せる。小林氏は共産支持層の他に立憲支持層なども取り込む。西原氏は伸び悩む。【上田泰嗣】

 ◆7区

 ◇藤丸氏が一歩リード

江口学 43=共新

原圭助 39=希新

藤丸敏 57=自前

 藤丸氏が自公の支持層を手堅くまとめて一歩リードする。民進から移行した原氏が続き江口氏が追い掛ける。

 古賀誠元自民党幹事長の地盤を引き継いだ藤丸氏は、有明海沿岸道路建設などの成果を強調し、公共事業による地元の活性化を訴える。無党派層からも一定の支持を受け、「年金・医療」を重視する層や「北朝鮮問題」を争点とする層にも浸透している。

 出馬表明が7月だった原氏は知名度不足をはね返そうと、アベノミクスの問題点を指摘するなど「反安倍」層の取り込みに懸命だ。希望支持層を固め、立憲支持層などにも割って入っている。江口氏は共産支持層をまとめたが、立憲、社民支持層などへの広がりが乏しい。【上田泰嗣】

4377名無しさん:2017/10/16(月) 23:19:56
 ◆8区

 ◇麻生氏、幅広い支持

麻生太郎 77=自前

宮嶋つや子 66=共新

 元首相の麻生氏が高い知名度を生かして優位に戦いを進める。国政初挑戦の宮嶋氏は支持拡大に懸命だ。

 麻生氏は自民支持層をほぼ固め、推薦を得ていない公明支持層にも幅広く浸透。前回と同様、公示日以降は候補者不在の選挙戦だが後援会組織がフル回転し、幅広い年代に支持を広げている。

 前飯塚市議の宮嶋氏は市外での知名度アップを目指す。共産支持層に加え、立憲支持層や無党派層にも浸透を図る。【平山千里】

 ◆9区

 ◇三原氏と緒方氏激戦

真島省三 54=共前

緒方林太郎 44=希前

三原朝彦 70=自前

 8選を目指す三原氏と、民進から希望に合流した緒方氏の激戦となっている。

 三原氏は自民系県議や市議の支援を受け、自民支持層を固めつつある。公明支持層の大半も固めた。さらに地場企業への食い込みに力を入れ、後援組織を引き締めて票の上積みを目指す。年代別では、30、40代からの支持が目立っている。

 民進県連代表だった緒方氏は希望支持層の大半を固め、立憲支持層の半数超にも浸透している。さらに国会質問などによる知名度の高さを生かし、無党派層への支持拡大を図る。年代別では60代を中心に支持を集め、男性からの支持が安定している。

 真島氏は共産支持層の大部分を固め、立憲支持層にも食い込む。「消費増税」や「憲法改正」を争点に掲げ、無党派層や若年層に支持拡大を訴えている。【井上卓也】

 ◆10区

 ◇山本氏、城井氏が横一線

田村貴昭 56=共前

山本幸三 69=自前

城井崇 44=希元

 前地方創生担当相の山本氏と、返り咲きを狙う城井氏が横一線で競り合っている。

 山本氏は、自身が提唱したとするアベノミクスの効果など実績を強調し、自民支持層の大半を固めた。集会では「比例は公明に」と呼びかけるなど、推薦を受ける公明支持層の更なる支持拡大を図る。支持の広がりは、60代が中心となっている。

 城井氏は「安倍政権を止める結集軸が必要だ」と、民進から希望に合流した。模索していた共産候補との一本化はならなかったが、希望支持層をほぼ固め、無党派層からの支持も広がっている。支持は男性や30代以下の層に目立っている。

 田村氏は「改憲と安保法制に反対しているのは私だけ」と訴え、自民と希望の候補を批判。共産支持層を固めつつあるが、無党派層からの支持は広がっていない。【取違剛】

 ◆11区

 ◇武田氏、盤石の態勢

村上智信 48=希新

武田良太 49=自前

竹内信昭 64=社新

 6選を目指す武田氏が、村上氏、竹内氏を引き離している。

 武田氏は地元の田川市郡8市町村の全首長が各自治体の選対本部長を務める盤石の態勢。自公支持層をほぼ固め、希望支持層や無党派層にも浸透を図っている。党幹事長特別補佐として全国の応援に飛び回り、選挙区を空けることが多いが、後援会組織を引き締めて支持拡大を図る。

 村上氏は希望支持層の半数を超える支持を固め、立憲支持層からも一定の支持を得ている。さらに無党派層への浸透を図る。

 市民連合や共産の支援を受け「市民+野党共闘」を掲げる竹内氏は社民支持層を固め、共産や立憲の支持層にも食い込む。【斎藤毅】

〔福岡都市圏版〕

4378チバQ:2017/10/16(月) 23:20:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk41010347000c.html
<2017衆院選・さが>2選挙区の中盤情勢 本社総合調査から(その1) /佐賀
00:00毎日新聞

 <衆院選 投票に行こう>

 ◇1区 原口氏、頭一つ先行 2区 自民、希望が競り合う

 22日投開票の衆院選で毎日新聞は13〜15日、有権者を対象に特別世論調査を実施し、調査結果に支局の取材を加えて中盤情勢を分析した。1区は無所属前職、原口一博氏(58)が頭一つ抜け出し、自民前職、岩田和親氏(44)が追う。2区は自民前職、古川康氏(59)と希望前職、大串博志氏(52)が激しく競り合っている。一方、県内では両区とも3割が投票先を決めておらず、今後情勢が変化する可能性がある。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇岩田氏、自民層の7割支持

 無所属から立候補し、比例復活の道を断った原口氏は希望支持層の6割強を固め、立憲、共産の支持層にも浸透している。年代別では50代で6割強の支持を集めるなど40代から60代で岩田氏を上回る。前回は右脚骨折に伴う感染症で入院中だったが、精力的に集会を開き、農村部への浸透を図る。無党派層の支持は5割に達した。

 岩田氏は70代以上から4割の支持を集める。自民支持層の7割から支持を得る一方、推薦を受ける公明支持層の支持は4割で伸び悩んでいる。また、無党派層の支持も取り込めていない。選挙戦では自公政権の政権運営能力のアピールに努め、16日には小泉進次郎筆頭副幹事長が佐賀市に入り、党本部を上げた組織戦を展開する。

 中島氏は消費税減税や陸上自衛隊オスプレイの佐賀空港への配備実現などの政策を掲げ、知名度拡大を急ぐ。

 ◆2区

 ◇古川氏、自公層固める 大串氏、無党派上回る

 古川氏は自民支持層の6割近く、公明支持層の8割の支持を手堅く固めた。県内屈指の集票力を誇るJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」が自主投票を決める中、独自に推薦方針を決めた唐津支部の後押しを受けて農業票の取り込みを進める。農村部で浸透を図っているが、農林漁業者の支持は大串氏と並んでいる。

 大串氏は希望支持層の5割強の支持を固め、自民支持層の2割の支持も得ている。年代別では30、50代で古川氏を上回るが、40代、60代、70代以上は下回っている。無党派層の支持は4割で、古川氏を上回る。区割り見直しで前回2014年の衆院選から加わった唐津市や伊万里市で浸透を図りたい考え。

 大森氏は玄海原発再稼働反対を訴えるが、最も重視する争点で「原発・エネルギー政策」を挙げた人に支持は浸透していない。

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 ◆衆院選立候補者(届け出順=氏名、年齢、当選回数、政党名、前職・新人の区別)

 ◇1区

岩田和親 44 (2)自前

中島徹 43 諸新

原口一博 58 (7)無前

 ◇2区

大森斉 62 共新

大串博志 52 (4)希前

古川康 59 (1)自前

4379チバQ:2017/10/16(月) 23:20:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk42010371000c.html
<2017衆院選・ながさき>小選挙区・中盤情勢 本社総合調査から(その1) 全4区で自民が優位 /長崎
00:00毎日新聞

 22日に投開票される衆院選で、毎日新聞は13〜15日、電話による特別世論調査を実施。結果に取材を加味した上で、情勢を分析した。県内四つの小選挙区では、いずれも自民候補が先行しており、2012、14年の衆院選に続いて3回連続で、県内4議席を独占する可能性がある。ただ、投票先を決めていない有権者は4割に上り、情勢は流動的だ。

 また、今回の衆院選で最も重視する争点や消費税率の引き上げへの賛否などについても県内有権者の回答を分析した。

 ◆1区

 ◇冨岡氏がリード 無党派層浸透狙う西岡氏

 リードする冨岡氏を、西岡氏が追う展開。無党派層からの支持は西岡氏が冨岡氏を上回っており、両氏とも無党派層への浸透が鍵を握りそうだ。

 冨岡氏は、医師連盟や看護連盟、各企業などからの支持を得て組織戦を展開している。ビラに「比例は公明」と刷り込み、街頭演説などでも自公連立政権の成果を強調。自民支持層の9割近く、公明支持層の7割を固めた。

 引退した高木義明・元文科相(71)の後継となった西岡氏は、希望支持層の6割近くの支持を得ている。民進が擁立したが公示直前に希望から出馬することになり、立憲支持層の支持は4割にとどまる。女性からの支持拡大も課題だ。

 牧山氏は共産支持層の8割近くを固めたほか、立憲支持層の一部にも食い込む。【加藤小夜】

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 ◇1区=届け出順

冨岡勉 69 自前(3)=[公]

西岡秀子 53 希新

牧山隆 60 共新

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 ◆2区

 ◇加藤氏、手堅く地盤固め 支持拡大図る山口氏

 加藤氏は農業や建設業など各種業界団体からの支援を受け、地盤の島原半島を中心に自民支持層をほぼ固めた。公明支持層へも浸透しつつある。公示後も精力的に地元企業などを回り、組織の引き締めを図る。

 山口氏は大票田の地元・諫早市や無党派層が多い時津、長与両町を中心に遊説を展開。連合長崎の支援を受け、労組を中心に支持拡大を図る。街頭演説で取り込みを狙う無党派層や若年層への浸透が鍵を握る。

 近藤氏は共産支持層をほぼ固めた。護憲や安全保障法制廃止を訴え、立憲支持層などの取り込みを目指す。【浅野翔太郎】

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 ◇2区=届け出順

近藤一宇 68 共新

山口初實 69 希新

加藤寛治 71 自前(2)=[公]

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4380名無しさん:2017/10/16(月) 23:21:13
 ◆3区

 ◇谷川氏、安定した戦い 支持上積み目指す末次氏

 谷川氏は自民支持層の8割を固め、公明支持層にも浸透して、安定した戦いぶり。国境離島新法制定の実績を強調し、出身地の五島市など離島部で幅広い年齢層から支持を集める。大票田の大村市でも後援会組織や自民系県議、市議が活発に動き、他の3候補を引き離す勢い。

 末次氏は希望支持層の9割をまとめた。「打倒安倍政権」を掲げ、立憲や社民支持層などのリベラル派にも一定の浸透をみせる。過去に谷川氏と激戦を繰り返し、政界引退した山田正彦元農相から支援表明を受け、支持の上積みを目指す。

 石丸氏は共産支持層をまとめたが、無党派層などに食い込めていない。口石氏は維新支持層にも知名度が広がっていない。【中尾祐児】

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 ◇3区=届け出順

末次精一 54 希新

石丸完治 68 共新

谷川弥一 76 自前(5)=[公]

口石竜三 48 維新

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 ◆4区

 ◇北村氏、組織戦で先行 懸命に追う宮島氏

 6期の実績を誇る北村氏を、「しがらみのない政治」を訴える宮島氏が懸命に追う。

 北村氏は自民党参院議員、市議、県議の後援会による組織戦を展開し、自民支持層の8割を固めた。区割り見直しで3区に編入されて失った故郷・小値賀町の票を取り戻そうと、4区入りした西海市を重視。大島造船所の正門前で、出社する従業員と握手するなどして浸透を図る。

 宮島氏は元佐世保市助役を後援会長に迎え、北村氏支持の企業や農協・漁協に食い込む。希望支持層の9割を固めたが、立憲支持層を取り込み切れていない。個人演説会では「若さ」をアピール。15日には大島造船所労組の定期大会で「あと一歩の力添えを」と支援を求めた。

 石川氏は護憲と安全保障法制の廃止を中心に訴えて、共産、立憲支持層での支持拡大を図る。【峰下喜之】

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 ◇4区=届け出順

北村誠吾 70 自前(6)=[公]

宮島大典 54 希元(2)

石川悟 65 共新

〔長崎版〕

4381チバQ:2017/10/16(月) 23:22:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk43010246000c.html
<2017衆院選・くまもと>中盤情勢 毎日新聞特別世論調査(その1) 自民、全区で優位 /熊本
00:00毎日新聞

 毎日新聞は衆院選の中盤情勢を調べるため、電話による特別世論調査を実施し、関係先などへの取材も加味して分析した。突然の衆院解散に踏み切った政府与党の自民は全4選挙区で優位な戦いを進めている。一方の主要野党は全4選挙区で候補は一本化されたものの、公示直前の離合集散などもあり、強固な自民の地盤を崩すには至っていない。前職による初の一騎打ちとなった1区は自民の木原氏が希望の松野氏に先行。2、3、4区もいずれも自民の野田氏、坂本氏、金子氏が優位に立つ。比例の投票先は自民が勢いを保つ一方、立憲民主党にも勢いがある。希望は伸び悩みを見せている。

 ◇1区

 小選挙区3連勝を目指す木原氏が先行する。自民支持層の大半を固め、建設や農業団体と一体となった組織戦を展開する。安全保障関連法や震災からの復興を争点として重視する有権者からの支持は高い。県内自民候補で唯一公明から推薦を受けておらず、公明支持層への浸透が鍵を握りそうだ。

 木原氏に2連敗中の松野氏は推薦を受ける連合熊本の票固めが課題。希望支持層の半数以上を固めたが、立憲支持層の半数近くしかまとめられていない。消費増税や子育て支援を争点にあげる30代の支持は高い。しかし、無党派層への食い込みは限定的で、繁華街での遊説回数を増やし浸透を図る。共産支持層では伸び悩んでいる。【城島勇人】

 ◇2区

 当選15回の野田氏がリードしている。自民と推薦を受けた公明の支持層を手堅くまとめ、知名度を生かして無党派層からの支持も得ている。年金・医療や北朝鮮の核・ミサイル問題、震災からの復興などを争点として重視する人から支持を集める。

 保守層への浸透を図る西野氏は自民支持層への広がりを欠くが、無党派層や希望、立憲の支持層にも食い込む。森友、加計学園問題を衆院選の争点として重視する人からも評価されている。

 和田氏は社民に加え、共産や立憲の支持層にも食い込むが、無党派層には限定的だ。争点として憲法改正を重視する人からも支持を得ている。木下氏は支持の広がりを欠く苦しい展開となっている。【中里顕】

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区

木原稔 48 自前

松野頼久 57 希前

 ◇2区

西野太亮 39 無新

木下順子 58 諸新

野田毅 76 自前

和田要 68 社新

4382チバQ:2017/10/16(月) 23:23:01
 ◇3区

 6期目の当選を狙う坂本氏は、各年代から幅広い支持を得て優勢な戦いを進めている。自民、公明の支持層を固め、無党派層や希望の支持層にも浸透し、立憲からの支持も一部得ている。重視する争点として年金・医療や子育て支援、北朝鮮の核・ミサイル問題を挙げた人に加え、震災からの復興を求める人からの支持も厚い。

 関根氏は女性からの支持が高いが、伸び悩んでいる。支持政党別では共産を固め、立憲からも支持が高い。一方、無党派層などには浸透していない。争点別では年金・医療や森友加計学園の問題を重視する有権者の支持が多い。

 ただ女性を中心に投票先を決めていない有権者も目立っている。【杉山恵一】

 ◇4区

 金子氏が20〜50代で幅広く支持を広げて安定した戦いを見せている。矢上氏は1990年代に衆院選で2回当選するなど豊富な選挙経験を背景に70代以上では互角の支持があり、巻き返しを図っている。

 金子氏は自民支持層の大半を固め、公明支持層にも浸透。希望支持層の一部にも食い込む。消費税率上げに賛成が多い経営者・管理職層や事務職で支持を集めている。選挙戦前半は、旧4区から編入の天草地域を回った。

 矢上氏は立憲や共産、維新、社民、民進の各支持層を固め、希望支持層や無党派層の半数弱に浸透。争点に森友加計問題や原発・エネルギー政策を挙げる層を中心に支持を広げ、丹念に選挙カーを走らせている。【笠井光俊】

………………………………………………………………………………………………………
 ◇3区

関根静香 27 共新

坂本哲志 66 自前

 ◇4区

矢上雅義 57 立元

金子恭之 56 自前

4383チバQ:2017/10/16(月) 23:24:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk44010419000c.html
<2017衆院選・おおいた>本社特別世論調査から(その1) 1、3区で与野党接戦 /大分
00:00毎日新聞

 第48回衆院選は、22日の投開票まであと1週間を切った。毎日新聞は13〜15日に電話による特別世論調査を実施、取材結果を加味して情勢を探った。県内の小選挙区のうち、1区で自民と希望、3区は自民と立憲民主の候補で接戦。2区は自民が優勢で、社民の候補が追い上げる展開だ。投票先について46%が「決めている」、20%が「だいたい決めている」と回答しているものの、32%が「決めていない」としており、終盤に向け、情勢が変わる可能性もある。

 ◇穴見氏と吉良氏競る

 ●1区

 4度目の対決となった穴見氏と吉良氏が今回も激しく競り合う展開となっている。

 穴見氏は選挙戦で「比例は公明に」と明言。連立相手である公明との選挙協力に全力を挙げており、自民のほか公明支持層をほぼ固めた。30〜50代の支持でも上回っている。無党派層に今後どれだけ食い込めるかが鍵になりそうだ。

 希望から立候補した吉良氏は、「古巣」の民進や社民、労働組合の連合から支援を受けて組織固めを図る。安倍首相の続投に否定的な人の約半数が投票先に挙げた。無党派層からも一定の支持を集めており、投票率の行方も影響しそうだ。

 小手川氏は20代や憲法改正問題を重視する人から支持を集めている。【池内敬芳】

 ◇優位に立つ衛藤氏

 ●2区

 2区は、衛藤氏がリードし、優位に立つ。衛藤氏は農林漁業、建設業などの支援を受け、組織固めを進める。個人演説会で「比例は公明に」と呼びかけ、公明も固めつつある。「北朝鮮の核・ミサイル問題」を挙げる有権者から一定の支持を受けるなど、外交・防衛の強化を訴える衛藤氏の主張が浸透しているようだ。

 吉川氏は社民支持層を固めた。また、今回出馬を見送り、共闘する共産にも支持を広げている。ただ、無党派層に浸透しきれていない。また、都市部で弱く、労組が中心になり、懸命な追い上げを図る。上田氏は「北朝鮮の脅威に対する国防強化」「消費減税」を訴えるが、支持の広がりに欠けている。【柳瀬成一郎】

 ◇岩屋・横光両氏ほぼ互角

 ●3区

 8期目を目指す岩屋氏と、過去何度も接戦を演じてきた横光氏が今回も互角に近い戦いを繰り広げている。まだ投票先を決めていない層が3割おり、最終的には投票率の伸びがカギを握りそうだ。

 岩屋氏は自民支持層のほとんどと、推薦を受けた公明支持層の大勢を固めた。社民、維新、立憲、希望にも少しずつ浸透する。支持層は性別、年代に偏りがないが、女性より男性の支持層が厚い。

 5年前に一度政界から離れた横光氏は、7日に正式な出馬表明をした急な選挙にもかかわらず、立憲のほとんどと、社民、維新の大勢を固め、共産の大半に浸透する。希望、公明の一部にも支持が広がる。支持層は性別、年代に偏りがない。【大島透】

■小選挙区の立候補者■

【1区】

吉良州司 59 [元]副外相 (4)[希]前

小手川恵 61 [元]大分市議 [共]新

穴見陽一 48 会社相談役 (2)[自]前

【2区】

吉川元 51 党政審会長 (2)[社]前

上田敦子 50 幸福区支部長 [諸]新

衛藤征士郎 76 [元]副議長 (11)[自]前

【3区】

岩屋毅 60 [元]副外相 (7)[自]前

横光克彦 73 [元]副環境相 (6)[立]元

4384チバQ:2017/10/16(月) 23:27:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk45010441000c.html
<2017衆院選みやざき>中盤情勢 本社総合調査から(その1) 自民3区とも優勢 /宮崎
00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、毎日新聞は13〜15日、特別世論調査を実施し、これまでの取材結果を加えて県内の情勢を分析した。1区は自民前職の武井俊輔氏がリードし、希望新人の外山斎氏が追う展開。2区は自民前職の江藤拓氏が、3区は自民前職の古川禎久氏がそれぞれ優位に戦いを進めている。一方で投票先を決めていない有権者が4割以上おり、終盤に流れが変わる可能性もある。【黒澤敬太郎、宮原健太】

 ◆1区

 ◇武井氏、外山氏に先行

 1区では、新人2候補の挑戦を受ける武井氏が、自民支持層の7割近くを固め、推薦を受ける公明支持層にも浸透。無党派層にも食い込む。JA組織など多くの団体からも推薦を受け、職業別では製造・販売・サービス業や農林漁業、自営業など多くの支持を受ける。年代別でも30代を中心に満遍なく広がりを見せる。

 外山氏は希望支持層の9割近くをまとめるほか、立憲支持層を内田氏と分け合う。年代別では、満遍なく支持を受ける。無党派層への浸透が課題となるほか、消費増税に「反対」とする有権者からの支持も一部にとどまっており、終盤に向けさらなる拡大を目指す。

 内田氏は共産支持層の約7割以上を固め、社民支持層にも浸透。他県選挙区では共闘関係にある立憲支持層からも一定の支持を受ける。安倍政権打倒や憲法改正反対を明確に打ち出し、積み増しを狙う。

 ◆2区

 ◇江藤氏、幅広く浸透

 2区では、江藤氏が強固な後援会組織を軸にリードする。自民支持層の8割以上をまとめ、公明支持層もほぼ固める。無党派層にも浸透するほか、2区では候補者のいない希望支持層も5割近くを取り込む。年代別では40代を中心に幅広く支持を受けるほか、職業別でも満遍なく広がりを見せる。

 黒木氏は共産支持層の8割近くを固めるほか、立憲支持層は約6割まで伸ばした。社民支持層からも支持を受けるなど反自民層の一定の受け皿となっており、今後の積み上げのためには無党派層への浸透がカギとなりそうだ。

 河野氏は憲法9条改正などを訴え、巻き返しを図る。

 ◆3区

 ◇古川氏、安定した戦い

 古川氏は自民で9割近く、公明支持層もほぼ固めて、安定した戦い。厚い後援会組織に支えられ、無党派層にも浸透する。年代別では60代、70代以上を中心に満遍なく支持を集めており、職業別でも自営業や農林漁業を中心に幅広い広がりを見せる。

 井福氏は共産支持層をほぼ固めるほか、立憲民主や社民支持層にも浸透する。古川氏の浸透し切れていない「原発・エネルギー政策」「子育て支援」を重視する層の票を掘り起こし、反自民層の受け皿となれるかがポイントだ。

 花輪氏は希望支持層の大半を固め、立憲民主支持層の一部も取り込む。無党派層への浸透も図る。

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 ◆小選挙区立候補者=届け出順

 ◇1区

外山斎 41 希新

内田静雄 68 共新

武井俊輔 42 自前=[公]

 ◇2区

河野一郎 57 諸新

黒木万治 69 共新

江藤拓 57 自前=[公]

 ◇3区

井福美年 68 共新

古川禎久 52 自前=[公]

花輪智史 51 希新

4385チバQ:2017/10/16(月) 23:29:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171016ddlk46010457000c.html
<2017衆院選かごしま>中盤情勢 本社総合調査(その1) 自民、独占うかがう /鹿児島
00:00毎日新聞

 衆院選は22日の投開票に向け、選挙戦後半を迎えた。毎日新聞は13〜15日に特別世論調査を実施し、取材結果も加味して県内の情勢を分析した。自民が全選挙区でリードし、立憲や希望などの候補が追っている。一方で、県内では約3割がまだ投票先を決めておらず、終盤に向けて情勢が変化する可能性がある。

 ◆1区

 ◇保岡氏がリード

 保岡氏が、自民支持層の8割、推薦を受ける公明支持層の7割の支持を得て、川内氏をリードする。

 保岡氏は父・興治氏(78)の不出馬により出馬決定が公示2日前となったが、興治氏の後援会組織で出遅れをカバーする。個人演説会を各地区で開催し、安倍晋三首相ら党幹部の来援を受け、知名度を上げる。30代までの若年層と、70代以上の支持を集める一方、40〜60代への浸透が課題になる。

 川内氏は立憲支持層の9割を固め、独自候補擁立を取り下げた共産の支持層の8割にも浸透。無党派層の支持は保岡氏を上回る。街頭演説では安全保障関連法などを挙げて安倍政権の手法を批判し、政権批判の受け皿になることを目指す。

 山之内氏は、維新支持層の半数以上を固めた。若さをアピールし支持拡大を狙う。宮崎氏は税理士の経験をアピールするが、知名度不足で広がりを欠く。【杣谷健太】

 ◆2区

 ◇金子氏が優勢

 自民、公明支持層の半数超を固めている金子氏が優勢。区割り見直しに伴い広がった選挙区で市部、郡部ともにリードする。年代別でも若年から中高年と広い層から支持を集めている。争点別では「アベノミクス」などを重視する層の支持が高い。

 臨時国会での冒頭解散の是非などを問う斎藤氏は、希望、立憲支持層の半数以上を固めている。最も重視する争点に「森友学園と加計学園の問題」を挙げた層から支持を集めている。

 林氏は郡部で一定程度の支持を集めているが、知名度不足もあり県本土を中心とした市部では苦戦している。

 祝迫氏は共産支持層の半数を固め、野党共闘する社民支持層にも一定程度支えられるが広がりに欠ける。【田中韻】

◆各区の立候補者(届け出順)

 ※政党名の白抜きは比例との重複

 ◇1区(4)

川内博史(かわうち・ひろし) 55 [元]国交委員長 (5)[立](民)元

宮崎一博(みやざき・かずひろ) 57 税理士 無新

山之内毅(やまのうち・つよし) 35 神職 (1)[維]元

保岡宏武(やすおか・ひろたけ) 44 [元]衆議員秘書 自新=[公]

 ◇2区(4)

林健二(はやし・けんじ) 40 [元]県議 無新

祝迫光治(いわいざこ・みつはる) 74 党区国政委長 共新

斎藤佳代(さいとう・かよ) 38 JA職員 [希](民)新

金子万寿夫(かねこ・ますお) 70 [元]県議長 (2)[自][石]前=[公]

4386チバQ:2017/10/16(月) 23:30:00
 ◆3区

 ◇野間氏が追う

 県内で唯一、前職が激突する3区は、小里氏が一歩リードし、野間氏が追う展開になっている。

 自公政権継続を訴える小里氏が、自民支持層の8割以上を固め一歩リードする。区割り変更で地盤の霧島市を失ったが、最大票田・薩摩川内市で国政報告会を重ね、安倍晋三首相も同市に入った。推薦を受けている公明支持層は、まだ固めきれていない。

 野間氏は希望支持層の大勢を固めたが、党自体の支持がやや伸び悩んでいる。公明支持層に一部食い込み、最も重視する争点に「原発・エネルギー政策」を挙げた層の支持が高い。無党派層の取り込みが追い上げの鍵になりそう。

 山口氏は護憲と原発即時停止を訴え、社民支持層を取り込むが、共産支持層の一部が野間氏に流れている。【降旗英峰】

 ◆4区

 ◇森山氏が安定

 党の厚い支持基盤に支えられた森山氏が、農林水産業など1次産業や商工業関連団体などの支援も受け、安定した戦いを進める。共産との共闘で戦う野呂氏は苦戦している。

 森山氏は、自民・公明支持層の8割以上を固め、無党派、野党支持層の一部にも食い込む。年代別でも30代から70代以上の各世代で支持を広げている。

 「反自民」結集を呼びかける野呂氏は、社民、立憲支持層はほぼ固めたが、共産支持層はまとめきれていない。希望支持層などの取り込みも伸びを欠く。

 投票先を決めていない有権者も一定程度おり、区割り見直しで加わった大票田の霧島市での両陣営の攻防が焦点となる。【新開良一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区(3)

野間健(のま・たけし) 59 [元]衆議員秘書(2)[希]前

小里泰弘(おざと・やすひろ) 59 [元]副環境相 (4)[自]前=[公]

山口勇太(やまぐち・ゆうた) 26 [元]会社員 共新

 ◇4区(2)

森山裕(もりやま・ひろし) 72 党国対委員長 (5)[自][石]前=[公]

野呂正和(のろ・まさかず) 66 党県副代表 [社]新

4387チバQ:2017/10/16(月) 23:31:41
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171016/ddm/010/010/106000c
衆院選2017

選挙区・比例の中盤情勢 小選挙区・愛知

毎日新聞 2017年10月16日 東京朝刊

鈴木、山尾氏競る 7区

 自民が公示前勢力の確保をうかがう一方、12人を擁立した希望が伸び悩む。立憲が候補を擁立した選挙区では共産との野党共闘が成立し、立憲候補の善戦が目立つ。

 1区はリードする熊田氏を佐藤氏と吉田氏が追い上げる。熊田氏は自民支持層をほぼ固め、無党派層にも浸透する。佐藤氏は無党派層の取り込みが課題。吉田氏は立憲支持層をまとめ、共産支持層にも支持を広げる。

 2区は8選を目指す古川氏が希望、立憲に加え、自民支持層にも食い込んでリードを広げる。比例東京から「国替え」した田畑氏は自民支持層を固め切れず、知名度アップを図る。酒井氏は共産支持層以外への浸透に努める。

 3区は近藤氏が立憲、共産支持層をほぼ固め、無党派層にも支持を広げてリードする。池田氏は自民、公明支持層を固め、追い上げを図る。余語氏は希望支持層以外への広がりを欠いている。

 4区は工藤氏が先行し、牧氏が追う展開。工藤氏は自民支持層の多くをまとめた。牧氏は希望支持層の大半に加え、立憲支持層や無党派層にも支持を広げる。西田氏も懸命に追い上げを図る。

 ◆愛知 15

1区(3)=名古屋市東・北・西・中区

吉田統彦 42 (1)[立](民)元

佐藤夕子 54 (1)[希] 元

熊田裕通 53 (2)[自] 前=[公]

2区(3)=守山・千種・名東区

古川元久 51 (7)[希](民)前

田畑毅 45 (2)[自][二]前=[公]

酒井健太朗 31 共 新

3区(3)=緑・昭和・天白区

近藤昭一 59 (7)[立](民)前


余語冴耶香 39 [希] 新

池田佳隆 51 (2)[自][細]前=[公

4388チバQ:2017/10/16(月) 23:32:27
 5区は元衆院副議長で10選を目指す赤松氏が無党派層にも浸透し、リードしている。神田氏は公明支持層を固め切れていない。野々部氏は支持の広がりを欠く。

 6区は自民に対し、野党は希望、共産に加え社民も候補を擁立。丹羽氏が自民支持層の大半を手堅く固めてリード。追う森本氏は希望支持層に浸透し、立憲支持層の一部にも食い込む。田上氏は共産支持層以外への浸透を図る。平山氏は伸び悩んでいる。

 7区は自民と無所属の一騎打ちとなり、鈴木氏と山尾氏が競り合う。鈴木氏は各年代に支持を広げ、自民、公明支持層を固めた。民進を離党した山尾氏は無所属での出馬となったが、希望や共産が候補を擁立せず、唯一の野党系候補として鈴木氏に挑む。無党派層の支持拡大が課題。

 8区は希望の公認を得られなかった伴野氏が無所属で出馬し、伊藤氏と横一線の戦い。伴野氏は幅広い野党の支持層や無党派層から支持を得ている。伊藤氏は自民、公明支持層を固めた。長友氏は支持が広がっていない。

5区(3)=中川・中村区など

野々部尚昭 47 [希] 新

赤松広隆 69 (9)[立](民)前

神田憲次 54 (2)[自][細]前

6区(4)=春日井、犬山、小牧市など

森本和義 51 (1)[希](民)元

丹羽秀樹 44 (4)[自][麻]前=[公]

平山良平 69 [社] 新

田上光徳 66 共 新

7区(2)=瀬戸(一部除く)、大府、豊明市など

山尾志桜里 43 (2)無(民)前

鈴木淳司 59 (4)[自][細]前=[公]

8区(3)=半田、常滑、東海市など

長友忠弘 58 共 新

伴野豊 56 (5)無(民)前

伊藤忠彦 53 (3)[自][二]前=[公

4389チバQ:2017/10/16(月) 23:33:58
9区は長坂氏と岡本氏が大接戦を展開。長坂氏は自民支持層の大半を固めた。岡本氏は希望支持層を手堅くまとめ、立憲支持層も取り込む。渡辺氏は立憲支持層の一部にも浸透する。

 10区は江崎氏が幅広い年代から支持を集め安定した戦い。自民、公明支持層をまとめ、無党派層からも一定の支持を得る。安井氏は希望支持層を固めた。杉本氏は維新支持層以外への広がりが鍵。板倉氏は伸び悩む。

 トヨタ自動車のお膝元の11区は、トヨタ系労組の支持を受ける古本氏が希望に加え、立憲支持層や無党派層にも浸透し、安定した戦い。八木氏は自民、公明支持層を固める。本多氏は共産支持層以外への広がりが課題。

 12区は青山氏と重徳氏が接戦を展開している。青山氏は与党支持層を固めた。希望の公認が得られなかった重徳氏は無所属で出馬し、立憲支持層や無党派層への浸透を図る。宮地氏は支持が広がっていない。

9区(3)=稲沢、津島、愛西市など

長坂康正 60 (2)[自][麻]前=[公]

渡辺裕 37 共 新

岡本充功 46 (4)[希](民)前

10区(4)=一宮市(旧尾西市除く)など

杉本和巳 57 (2)[維] 元

板倉正文 59 共 新

江崎鉄磨 74 (6)自[二]前=[公]

安井美沙子 52 [希](民)新

11区(3)=豊田市(旧稲武町除く)など

本多信弘 41 共 新

古本伸一郎 52 (5)[希](民)前

八木哲也 70 (2)[自][破]前=[公]

12区(3)=岡崎、西尾市

重徳和彦 46 (2)無(民)前

宮地勲 63 共 新

青山周平 40 (2)[自][細]前=[公

4390チバQ:2017/10/16(月) 23:35:17
 13区は前回と同様、大西氏と大見氏が互角の戦い。大西氏は希望や立憲支持層の大半を固め、無党派層にも浸透する。大見氏も与党支持層の大半をまとめた。下島氏は共産支持層以外への広がりを欠いている。

 14区は今枝氏がリード。自民支持層を固め、無党派層の一部も取り込む。前職の鈴木克昌氏から地盤を引き継ぎ、今回が初挑戦の田中氏は希望や立憲支持層以外からの支持を欠いている。金原氏は伸びていない。

 15区は根本氏が優位に選挙戦を進める。自民、公明支持層に加え、無党派層の一部にも食い込む。関氏は希望支持層のほか、無党派層への支持拡大で追い上げを図る。野沢氏は立憲支持層の一部からも支持を得るが広がりを欠く。

13区(3)=安城、碧南、刈谷市など

大西健介 46 (3)[希](民)前

大見正 59 (2)[自][麻]前

下島良一 71 共 新

14区(3)=豊川、蒲郡、新城市など

金原信之 57 共 新

今枝宗一郎 33 (2)[自][麻]前=[公]

田中克典 43 [希](民)新

15区(3)=豊橋、田原市

根本幸典 52 (2)[自][細]前=[公]

関健一郎 39 [希](民)新

野沢康幸 29 共 新

4391チバQ:2017/10/16(月) 23:57:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000012-spnannex-soci
小池都知事“仕方なく”都民ファースト 地方回る余裕なし… 
10/16(月) 6:01配信 スポニチアネックス
 ◇衆院選22日投開票

 衆院選唯一の日曜日となった15日、与野党党首は各地の街頭で演説を行った。選挙戦前半を振り返るため、スポニチ本紙は公示日から6日間の与野党8党首の遊説距離を独自集計。希望の党の小池百合子代表(65)は最少の「日本のこころ」中野正志代表(69)に次ぐ約2300キロながら、演説回数は最多だった。これまでの演説のうち約6割が東京に集中。東京都知事との“二足のわらじ”が批判される中、皮肉にも“都民ファースト”の傾向が浮き彫りになった。

 小池氏はこの日、都内11カ所を東から西へ横断する形で遊説。党本部がある池袋では公示日以来となる演説を行い、「安倍1強を許すか否かの選挙だ」と声を張り上げた。

 希望は報道各社の情勢調査で軒並み伸び悩む。小池氏は16日、都知事としての公務を入れず、選挙応援のため広島と九州に入る。そのまま各地でてこ入れを図りたいところだが、17日以降は公務が入っており、遊説先に制約を受けるのが実情だ。

 その傾向は前半戦を振り返ると顕著になった。本紙は事前に発表されていた各党の予定などをベースに、公示後の与野党8党首の遊説距離を集計。小池氏は約2300キロと下から数えて2番目だった。一方、回数は安倍晋三首相が28回だったのに対し、トップクラスの38回。こうした点を踏まえると、短い移動で遊説を重ねる傾向が浮き彫りになった。

 遊説場所は23回が都内で、全体の実に6割。その背景には“二足のわらじ”批判をかわすために、公務をおろそかにできない事情がある。さらに、新党を支える地域政党「都民ファーストの会」に所属する都議53人がいるため、他の道府県に比べて都内は態勢を整えやすいという点もある。

 「一枚看板」だけに、全国235人の候補の応援に入る余裕はない。苦戦を伝えられる地方のある陣営は応援を“希望”しているものの「うちにはどうやっても来ない。自力で最後まで戦うしかない」と諦めムードが漂う。

 選挙戦最終盤の21日深夜に羽田空港からパリ出張に向かう小池氏。そのため「最後のお願い」も東京25選挙区に擁立した23人の応援に力を入れる可能性が高い。これまで“小池ファースト”などと言われてきたが、“都民ファースト”な選挙戦に全力を注ぐことになる。

4392チバQ:2017/10/17(火) 00:02:23
>>4031
http://www.sankei.com/west/news/171016/wst1710160057-n1.html
2017.10.16 15:51
【衆院選】
大阪17区 “離合集散”極まれり-「維新VS反維新」の堺市長選から一変、「自・維・共」の従来対決に
 衆院選の大阪17区(堺市中、西、南区)に、「維新対反維新」の全面対決となった9月の堺市長選の余波が及んでいる。中央政界とはねじれた形になっていた市長選の構図が一変。中央政界と同じ構図で、これまで通りの日本維新の会と自民党、共産党による対決になった。ただ、市長選で現職を支援した自民、共産がたもとを分かち、同じく現職を推した民進党が構図から消えるなど、政党の思惑による“離合集散”は、有権者には極めて分かりづらい。ヒートアップする陣営の訴えは有権者に届くだろうか。

親子そろって苦杯

 「この選挙で、堺から維新の政治は『ノー』だと示さないといけない」

 堺市南区で10日に開かれた自民前職、岡下昌平氏(42)の出陣式。9月24日投開票の市長選で、維新の母体である「大阪維新の会」の公認候補を破ったばかりの竹山修身氏はそう声を張り上げた。

 続いて岡下氏は「野党は自分の保身に走り、国民不在の議論をしている」と批判を展開。念頭にあるのは、日本維新前職の馬場伸幸氏(52)の存在だ。

 大阪17区は、平成24年の前々回選挙で岡下氏の母、信子氏が、堺市議から国政に初挑戦した馬場氏に敗北。26年の前回選挙では、信子氏の跡を継いだ岡下氏が馬場氏に挑んだものの、黒星を喫して比例復活となった。親子そろって苦杯をなめた岡下氏の陣営だが、今回は「(自民推薦の竹山氏が勝利した)市長選の勢いを衆院選につなげたい」と意気込む。ましてや馬場氏は維新の幹事長。自民は勝敗の結果が今後の大阪政界の力関係を左右するとみて、公示前から二階俊博幹事長や小泉進次郎筆頭副幹事長ら幹部が相次いで応援に入っている。

昨日の友は今日の敵 「市長選とは枠組みが違う」

 市長選では、自民や民進党、社民党などが竹山氏を推薦したほか、共産党も自主的支援に回り、「反維新勢力」が結集した。しかし、今回は共産が新人の藤本幸子氏(42)を擁立。竹山氏を支援した民進は中央政界の余波で今回の選挙戦では、存在感をみせられておらず、自主投票だった公明が自民支援に回った。

 馬場氏の陣営は「連敗すれば党勢に関わる」と危機感を募らせる一方、「市長選とは枠組みが違う」と冷静さもみせる。維新関係者は「政党の地力ではこちらが上だ」と自信をのぞかせている。

 党幹事長として選挙戦の大半を全国遊説に費やす馬場氏は、地元での活動時間が少ない。今月12日の演説会では「市議選のときも含めて、選挙区にほとんどいない選挙は初めて。毎日不安で眠れない日々が続いている」と支援者に訴えた。

 1カ月も経たないうちに変わる選挙戦の構図は投票結果にどんな影響を及ぼすのか。選挙戦は1週間を切った。

4393チバQ:2017/10/17(火) 00:05:09
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160080-n1.html
2017.10.16 22:46
【衆院選終盤情勢】
維新苦境…「三都物語」瓦解と希望の党失速がたたる?
 産経新聞社がまとめた衆院選終盤情勢では、日本維新の会の窮状が際立った。候補者調整を行った希望の党の失速も手伝い、想定外の苦戦を強いられている。

 「一緒の党じゃないし、戦っているところもある」

 16日夕、東京・新橋での街頭演説を終えた松井一郎代表(大阪府知事)は記者団にこう語り、低迷が著しい希望の党を突き放した。

 松井氏は、希望の党代表の小池百合子東京都知事に大村秀章愛知県知事を加えた3首長で共通政策「三都物語」をまとめた。地方の3大トップの連携は自民、公明両党に対抗する衆院選の「第二極」として脚光を浴びたが、ほどなく大村氏が離反し有名無実化した。

 情勢分析では、近畿以外での比例議席獲得に黄信号がともった。候補者調整で希望の党が擁立を見送ったお膝元の大阪でさえ、多くの選挙区で他党に先行されている。

 ただし、土壇場での維新の巻き返しには定評がある。旧維新の党で臨んだ前回衆院選では、惨敗の下馬評を覆し議席1減で踏みとどまった。

 「これから一人一人の有権者にいかに会えるかだ」

 松井氏はこう強調し、最終盤に望みをつないだ。

4394チバQ:2017/10/17(火) 00:05:55
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160064-n1.html
2017.10.16 22:07
【衆院選】
原発、争点にならず 鹿児島3区、佐賀2区 「2030年ゼロ」の希望の党も触れず
 希望の党が「2030年原発ゼロ」を掲げ、衆院選の主要争点として原発政策が浮上した。だが、九州・山口の各選挙区をみると、候補者はほとんど原発に触れない。それどころか、電力の安定供給への原発の貢献ぶりを強調する希望の党候補者もいる。

 希望の党代表の小池百合子東京都知事は16日夕、鹿児島県薩摩川内市に駆けつけた。鹿児島3区の同党前職、野間健氏(59)の応援だった。

 市内には稼働中の川内原発がある。約10分の演説で、小池氏は情報公開や社会保障の制度改革を訴えたが、原発には一言も触れなかった。

 「ここじゃあ、言いにくいでしょう」。野間氏の陣営幹部はつぶやいた。

 野間氏も日々の演説では、原発については「明日からゼロにするわけではない。工程表を作るということだ」と説明する程度だ。原発周辺の遊説では「みなさまのご苦労があってこそ、電力の安定供給、地域の安定が図られている」と呼びかける。

 小池氏の演説を聞いた無職の男性(80)は「原発はこれまで何度も争点になった。安全に動いているし、納得している人も多いので言わなかったんだろう。ゼロというなら、具体的にどうするか示すべきだ。スローガンだけじゃいかん」と語った。

 生後数カ月の息子がいる主婦(43)も「地元経済のことを考えても、すぐにどうこうできる問題ではない」と述べた。

かぎ取る能力

 玄海原発がある佐賀2区も状況は同じだ。

 民進党から希望の党に合流した前職、大串博志氏(52)は、12日に玄海町で行った演説で、原発に一言も触れなかった。取材に対し「有権者から(原発について)問いかけを受けるかというと、そうでもない。国民が求めるものが何か考え、すぱっと打ち出すのが、世論をかぎ取る能力だ」と述べた。世論をかぎ取った結果、原発には触れないと判断したのだろう。

 小池氏は16日午後、大串氏の応援に佐賀県唐津市に来た。ここでも小池氏の口から「原発」の言葉が出ることはなかった。演説後、産経新聞の記者は「玄海原発のおひざ元(佐賀2区)で、原発ゼロの公約に触れないのはどうしてですか」と何度も声をかけた。小池氏は一切答えず、無言で車に乗り込んだ。

真正面から議論を

 もともと、希望の党が打ち出した「2030年原発ゼロ」は、実現への道筋を示せていない。

 小池氏は、東京電力福島第1原発事故後は「原発ゼロを達成できていた」と主張する。だが、これは石油や石炭、LNG(液化天然ガス)などを燃料とする火力発電をフル稼働した結果だ。経済産業省の試算によると、東日本大震災から平成27年度末までに計14.7兆円が、こうした燃料費として国外に流出した。日本の年間国家予算(一般会計)の15%にも当たる。

 希望の党の主張は、経済合理性や環境負荷低減に、目をつぶったものだ。原発ゼロ実現の代わりに、高い電気代や、突発的な停電を含む電力供給の不安定さが忍び寄る。

 課題を解決するには、新たな電源開発や省エネ進展が欠かせない。だが、2030年まで、あと13年足らず。新技術の開発・普及を考えれば、非現実的と言わざるを得ない。

 ただ、与党もこの点は及び腰だ。13日、薩摩川内市入りした安倍晋三首相も、前回の衆院選と異なり、原発について触れなかった。

 福岡の自民前職の候補は「原発について訴えても票につながらない」と言い切る。

 責任政党を任ずる自公の候補こそ、選挙ではエネルギー政策を真正面から捉え、訴える必要がある。

(高瀬真由子、中村雅和)

4395チバQ:2017/10/17(火) 00:07:26
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160006-n1.html
2017.10.16 05:00
【声をからして 衆院選ルポ】
沖縄1区 翁長王国陰り 揺れる民意 安保現実路線回帰もヘリ事故打撃
 衆院選が公示された10日、那覇市は真夏のような青空が広がり、最高気温は31.7度に達した。

 「再び1区から4区まで『オール沖縄』を勝利させ、もう安倍(晋三)内閣は沖縄の民意に歯が立たないという状況に追い込んでいこう」

 1区で出馬した共産党公認の赤嶺政賢は第一声でこう訴え、沿道の聴衆に向かって「オール沖縄」「民意」と繰り返した。

 オール沖縄とは、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の阻止を掲げ、県知事の翁長雄志を支持する勢力だ。平成26年の前回衆院選は直前の知事選で翁長が当選した勢いのまま県内全4選挙区で自民党を退けた。今回も全勝し、来秋に行われる知事選の翁長再選の前哨戦と位置づけたい考えだ。

 だが、選挙運動では共産党や反基地団体などに頼る面が大きく、「オール」の演出には限界がある。赤嶺に続いてマイクを握った共産党書記局長の小池晃は赤嶺の倍以上の15分を費やし、演説終盤に「比例では共産党をお広げください」とアピールした。

 赤嶺陣営が「沖縄の民意」を声高に叫ぶ姿からは逆に焦りもにじむ。500人(陣営発表)が集まったが、拍手は散発的で前回ほどの熱狂は感じられない。

 翁長は10日、那覇市内のオール沖縄の集会で「この選挙でもしっかりと民意を突き付ける」と語気を強めた。その翁長の人気にも陰りが見え始めている。

■  ■

 オール沖縄をめぐる情勢はこの3年で大きく変わった。辺野古問題では翁長の埋め立て承認取り消しをめぐる訴訟で県が国に敗訴し、政府による移設工事が軌道に乗りつつある。今年行われた宮古島など県内3市長選でオール沖縄が支援した候補は自民党が推す候補に全敗し、7月の那覇市議選でも翁長支持派が過半数割れした。

 退潮の背景には「『オール沖縄』を支持していた保守層が辺野古移設阻止という“幻想”から目を覚まし、自民党に戻ってきている」(自民党県連幹部)という事情がある。

 このため、赤嶺陣営は共産党色を極力出さない戦略に徹する。選挙事務所の看板に「共産党」の文字はない。代わりにあるのは「オール沖縄の代表」の文字と、翁長や翁長側近の那覇市長、城間幹子と握手する写真だ。

 11日には翁長を支持する県内市町村議32人が「保守・中道」の新たな政策集団を旗揚げした。革新の色を薄め保守層の離反を食い止める狙いがあるが、これも焦りの裏返しといえる。

 一方の自民党は衆院選をチャンスととらえ、「最低2選挙区の奪還」(県連幹部)を目指す。半数以上を取れば「沖縄の民意」を旗印にするオール沖縄に打撃を与えられるからだ。

 わけても最重点区に位置づけるのが翁長のおひざ元・那覇市を抱える1区だ。前回は共産党が全国の選挙区で唯一制したところでもある。ここで自民党が敗れれば、北朝鮮情勢が緊迫化する中で安全保障政策に影響が出る可能性もある。

 公示直前、官房長官の菅義偉は1区の自民党公認、国場幸之助に直接電話を入れ、こう厳命した。

 「絶対に負けるな」


■  ■

 「自公連立政権か、共産党を中心とするオール沖縄か。多くの課題を責任を持って解決できるのは自民、公明両党しかない」

 国場は10日の出陣式で、「責任」という言葉を用いて沖縄の地域振興などを訴えた。党総務会長の竹下亘は同日、県内の各選挙区を回り、「オール沖縄という現象が起き、所属すれば選挙に勝てるという風が吹いた時期があったが、それでいいのか」と批判した。

 自民党沖縄県連は4月、基地負担軽減をめぐる政策で「あらゆる可能性を追求する」との従来の表現を「辺野古移設を容認する」と変更した。曖昧な立場を捨て、対立軸を明確に打ち出すためだった。国場陣営幹部は「前回とムードは全然違う」と手応えをつかんでいた。

 しかし、公示の翌11日、暗転する事態が生じた。沖縄県東村の民間地に普天間飛行場所属の米軍大型輸送ヘリコプターが緊急着陸、炎上した。県民の反基地感情の高まりは自民党への逆風となる。沖縄入りしていた政調会長の岸田文雄は12日の遊説を取りやめ、翁長と面会するなど対応に追われた。国場陣営幹部は苦しい胸中をこう打ち明けた。

 「普天間飛行場の危険性除去のために辺野古移設を実現させる必要性を粘り強く訴えるしかない…」=敬称略(高木桂一、田中一世)

4396チバQ:2017/10/17(火) 00:08:13
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160059-n1.html
2017.10.16 21:12
【衆院選終盤情勢】
自公3分の2超へ 立憲民主、野党第一党も 希望、公示前下回る可能性
 産経新聞社は16日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った電話世論調査(12〜15日)に全国総支局の取材を加味し、22日投開票の衆院選終盤情勢をまとめた。自民党は300議席をうかがい、連立与党の公明党とあわせ衆院の3分の2(310議席)を超える見通しだ。希望の党は失速し、公示前の57議席を下回り40議席台となる可能性がある。立憲民主党は公示前(16議席)の3倍以上の50議席台が視野に入り、野党第一党に躍進する勢いだ。

 産経新聞など報道各社の序盤情勢では、自民、公明両党で300議席をうかがう勢いだったが、自民党はさらに伸長している。選挙区(289議席)のうち210議席前後を固め、平成26年12月の前回(223議席)を上回る230議席が視野に入っている。堅調な中国、九州地方などに加え、当初苦戦が予想された東京や大阪などの都市部でも優位な戦いを展開する選挙区が多い。

 比例代表(176議席)も前回の68議席前後を獲得するとみられ、最終的な獲得議席は前回の計291議席を上回る公算が大きい。

 公明党は複数の選挙区で接戦を展開し、比例は前回から定数が4減したこともあり、公示前の35議席の維持が難しい状況にある。ただ、与党で憲法改正の国会発議に必要な310議席の獲得は堅い情勢だ。

 野党では、過半数の235人を擁立した希望の党が低迷している。小池百合子代表(東京都知事)のお膝元である都内の選挙区でさえ圧倒的に優位に立つ候補は見当たらず、全国的にも広がりを欠く。比例は30議席に届かない見通しだ。

 一方、立憲民主党は北海道や東京、愛知などで複数の議席獲得が見込めるほか、比例でも希望の党を上回り30議席台が射程に入っている。

 公示前21議席の共産党は比例が伸び悩み、公示前14議席の日本維新の会も地盤の大阪で苦戦を強いられ、それぞれ議席を減らす見通しだ。社民党は選挙区で1議席を固め、日本のこころは議席獲得が厳しい。

 ただ、接戦区が30選挙区以上あるほか、態度未定の有権者が5割を超える選挙区もあり、今後情勢が変化する可能性もある。

4397チバQ:2017/10/17(火) 00:28:40
>>4125
>引退表明は一時、県内の同党参院議員の衆院転出の動きを再燃させたが、間もなく沈静化した。
林芳正:1区も関心もったんですね

4398チバQ:2017/10/17(火) 00:56:29
>>3926に前回の当選方法(小選挙区当選、比例復活、比例単独)を記載
希望57名の内訳
■都民ファースト(?)
[小当]若狭勝
■無所属
[小当]野間健(補欠選)
■自民離党
[比復]福田峰之
■民進早期離党組8名
[小当] 細野豪志 笠浩史 後藤祐一
[比復] 松原仁 長島昭久 木内孝胤(国替) 
    鈴木義弘 横山博幸
↑までが解散時「11名」のメンバー
■維新離党
[比単]小沢鋭仁(国替)
■民進離党組 
[小当] 階猛、小熊慎司、大島敦、田嶋要、井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介、泉健太(補欠選) 、
山井和則、井坂信彦、馬淵澄夫、岸本周平、玉木雄一郎、吉良州司
[比復] 松木謙公、升田世喜男、村岡敏英、近藤洋介、吉田泉
福島伸享、宮崎岳志、石関貴史、武正公一、小宮山泰子
坂本祐之輔、太田和美、奥野総一郎、本村賢太郎、神山洋介
今井雅人、牧義夫、岡本充功、田島一成、北神圭朗、津村啓介
柚木道義、小川淳也、、緒方林太郎、大串博志、松野頼久
寺田学[今回、比単] 、柿沢未途
[比単]中根康浩、

4399チバQ:2017/10/17(火) 01:00:35
茨城
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/iba/CK2017101602100029.html
激戦区を歩く 選挙サンデー 雨中の訴え
2017年10月16日
「ガンバロー」の掛け声で、こぶしを突き上げる雨がっぱ姿の運動員(手前)や支持者ら=土浦市で
写真
 衆院選は十五日、選挙サンデーを迎え、各候補者はあいにくの雨の中、街頭で政策を訴え、声をからした。共同通信の序盤の情勢調査で、与党が優勢とされる中、野党勢力の盛り返しはなるか。接戦と伝えられた1区と6区の候補者を追った。 (衆院選取材班)
◇1区 競る前職 不安要素抱え

◆立候補者 【届け出順】
川辺賢一30 幸福実現党県代表 諸新 
福島伸享47 (元)震災復興特理事 希<前><2>
田所嘉徳63 (元)法務政務官   自前<2> =公
大内久美子68 (元)県議      共新 
 四人が立候補した1区。序盤調査で、自民と希望の前職が競るとされるが、それぞれに不安材料もある。
 自民前職の田所嘉徳さんは、水戸市のJR赤塚駅近くで演説し「昨日今日できた政党が、緑の独裁者の下でいろいろ画策している。奇策を弄(ろう)して政治を動かそうというのは、わが国にマイナス」と希望の小池百合子代表を批判する。
 陣営は組織を固めるが、八月の知事選のしこりを残す。党が擁立し当選した大井川和彦さんに対し、自民の支持基盤の業界団体の多くが橋本昌さんを推した。
 自民党県連は、大井川さんを積極的に応援しなかった県議六人に議会の会派の離脱などの処分を出した。業界団体には、県連幹部から上層部の交代を求めるような発言もあった。橋本さんを応援した県建設業協会は「衆院選は従来通り自民支持」などと強調するが、各団体が一枚岩になれるかが焦点になる。
 希望前職の福島伸享さんは、雨の中を愛用の三輪バイクで筑西市を移動しながら演説。「安倍首相は権力を私物化している。こうした政治になったのも対抗勢力がないためだ。希望が新しい国民政党になるよう働きたい」と意欲を示した。
 前回は共産党の候補者との得票を足せば、自民を上回ったが、今回、野党共闘はない。希望の勢いも落ちている中、連合茨城の推薦を受け浸透を図る。
 共産新人の大内久美子さんは、つくば市で党の小池晃・書記局長らと合同演説会に臨んだ後、水戸市に戻って街頭に立った。改憲について「最も問われている問題。子どもや孫に、平和憲法こそ手渡したい」と反対を訴えた。
 諸派新人の川辺賢一さんも水戸市内を回り、「日本の防衛と国民主役の経済をかけた選挙。しっかりと主張を訴え、議席を確保したい」と抱負を語った。
◇6区 後継者選び 残るしこり

◆立候補者 【届け出順】
国光文乃38 (元)厚労省課長補佐 自新  =公
青山大人38 (元)県議      希新 
古沢喜幸71 (元)土浦市議    共新 
 「他の二人は土浦の人。ここでは、まだまだ厳しい戦いです」。自民新人の国光文乃さんはこの日、土浦市内のスーパー前で声を張り上げた。
 国光さんは厚生労働省の元技官で、引退した丹羽雄哉元厚相の地盤を引き継いだ。後継選びでは、いったん指名された地元県議が辞退し、別の県議も候補に挙げられた。地元はまとまらず、党本部の主導で「落下傘候補」に決まった。
 国光さんは「行く場所によっては今も針のむしろ」と後継選びのしこりを認めながら、「決まった以上は進むしかない。自分を理解してもらい、自民支持層を固めることに尽きる」と語る。支援する市議は、希望の党発足で、自民がまとまることを期待する。「対抗軸ができて、やりやすくなった」
 一方、希望新人の青山大人さんは、つくば市内のスーパーで「当選しても地域に住み、地域の未来を語りたい。地元の政治家を育てて」と訴えた。
 元県議で二度目の国政挑戦となる青山さんは、民進から希望の党の公認になった。集会では「政党がなくなってしまった」「政党のことは、許してください」とも話す。「党より人」と地元出身を強調し、国光さんに対抗する。
 前回の得票数では、丹羽さんが十一万九千で、青山さんの八万五千と、共産の二万五千を合わせれば拮抗(きっこう)し、当初は、野党共闘を模索する動きもあった。
 共闘を模索した共産党の地元幹部は「青山さんは、無所属で野党共闘すれば、優位になったはず。自民に取られるよりはいい。6区は候補者を降ろせたのに」と残念がる。
 共産新人の古沢喜幸さんはこの日、つくば駅前で党の小池書記局長らと「貧困の連鎖を政治が変えなければいけない」と支持を呼びかけた。

4401チバQ:2017/10/17(火) 01:12:48
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710160000131.html
自民全敗なら沖縄選出ゼロの可能性 比例名簿も下位
[2017年10月16日8時45分 紙面から]
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 衆院選は15日、ラストサンデーを迎えた。今回の構図は、自公VS希望&維新VSリベラル系の三つどもえ戦。しかし沖縄は、自公と、前回4つの小選挙区をすべて勝った「オール沖縄」が、再びの激突だ。

 14年衆院選で、4つの小選挙区で全敗(すべて比例復活)した自民党は、ヘリ事故がもたらす影響を懸念する。有権者の動向を左右する可能性もあり、同党沖縄県連幹部は取材に「選挙戦への影響がないとはいえないかもしれない」と話した。県連側も「県民感情を逆なでするような事故」(関係者)とするが、安倍政権の政策そのものへの反発が広がりかねないからだ。

 もう1つの不安材料もある。定数削減による候補者調整の影響で、今回比例代表と重複する4候補の名簿順位は前回より低く、他の九州ブロックの候補と同じ一律4位。現状で自民は同ブロックで7〜8議席程度の獲得が見込まれるというが、比例単独候補が3人おり、残りを比例復活組が争奪する形となる。もし小選挙区で負けた場合、前回のように全員が比例復活できる保証はないといい、最悪の場合、県選出の自民党衆院議員がゼロになる可能性もなくはない。県連幹部は「何が何でも小選挙区で勝ちたい」と、意気込んだ。

4402チバQ:2017/10/17(火) 01:14:42
http://www.sankei.com/region/news/171016/rgn1710160034-n1.html
2017.10.16 07:09
【衆院選】
公明「票くれるなら野党でもいい」 自民に圧力「緩めば次回応援せず」

 ■山口代表ライバル新党を“口撃”

 衆院選(22日投開票)で、公明党が気をもんでいる。比例九州・沖縄ブロックでは現有4議席の維持を必達目標とするが、新旧野党が林立したため、厳しさが増す。公明党は街頭演説で希望の党や立憲民主党への批判を強める一方、友党・自民党に対して、協力を求めてプレッシャーをかける。(村上智博)

 「庶民の目線で政策を実現できる公明党が(与党に)いる安心感こそ、大事なんです。勝たせてください」

 公明党の山口那津男代表は13日夕、西鉄久留米駅前(福岡県久留米市)で、声を張り上げた。

 さらに、希望の党を「仮面をかぶっても中身は民進党出身者ばかり。首相候補が誰か答えられない政党に明日は託せない」と批判すれば、返す刀で立憲民主党を「東日本大震災の対応で、後手後手に回った旧民主党政権を思い出す」と切り捨てた。

 演説の場には、地元、福岡6区から立候補する自民党の前職、鳩山二郎氏(38)もいた。鳩山氏は昨年10月の補選で、保守分裂の激しい選挙を戦い、初当選した。それだけに「補選で公明党さんは自主投票だったが、95%以上は私に投票をいただいた。その恩は返す。4議席死守のため私も頑張ります」と呼びかけた。

 「恩は返す」。その言葉に、山口氏はうなずいた。

 ■こちらは不利

 公明党は前回の衆院選(平成26年)で、比例九州・沖縄ブロックで103万票を獲得し、初めて4議席目に届いた。今回、前職4人と新人2人を擁立した。

 今回の衆院選で、同ブロックの定数は1減る。「現職を落としては、党の一大事だ」(公明党幹部)と危機感を抱く。

 しかし、序盤の各種世論調査に、党関係者の表情はさえなかった。4議席目を失う可能性も伝えられたからだ。

 同党の広報担当幹部は「メディアで自公の結束ぶりばかりが報じられ、教育費の負担軽減など公明党色が薄まったのが原因だろう。自民党は圧勝ムードでも、こちらは不利だ」と分析した。

 比例代表は、選挙区に比べ“風”の影響を受けやすい。

 希望の党は失速気味だが、立憲民主党は支持を広げている。公明党福岡県本部のある幹部は「イメージばかりで勝負する新党に、有権者、特に女性層の期待感が高まっている。勢いを断ち切らないとだめだ」といらだちを隠せない。

 ■神経ピリピリ

 公明党は、支持母体の創価学会を中心に、小選挙区ごとに約2万票程度を持つとされる。この票とバーターで、自民党候補から比例の応援を取り付ける。

 福岡では公示直前、自民党県連の蔵内勇夫会長と、創価学会の山本武総九州長が面会し、現場レベルの支援を約束した。

 同県筑後市議でもある公明党の山下秀則筑後総支部幹事長は、福岡7区を駆け回る。

 自民党前職の藤丸敏氏(57)の地盤だ。藤丸氏の街頭演説や演説会に同席し、「比例票は公明党へ」と念を押す。

 山下氏は「公明党へ無理に票を回さなくてもいいやと緩んだり、(藤丸氏の陣営が)こちらに協力的でないなら、次の衆院選で応援はない。自民党側に、しっかりプレッシャーをかける」と話した。

 ただ、現場レベルは複雑だ。2年後の平成31年春には統一地方選がある。県議や市町村議にとって、公明党はライバルになる。公明党への支援に二の足を踏む地方議員は多い。さらに1、8区の自民党候補は、公明党の推薦を受けておらず、協力は成立しない。

 熊本県内でも、公明党は神経をとがらせる。

 自民党は前職を一人、比例単独候補に回した。そのため4区の前職、金子恭之氏(56)は「比例は自民」と訴える。

 さらに、1区の木原稔氏(48)は、公明党と距離を置いてきた。木原氏は今回、希望の党前職の松野頼久氏(57)との一騎打ちで、大接戦となっているが、公明党からの推薦は受けなかった。

 この状況で、公明票の一部は、松野氏に流れているようだ。創価学会関係者は「比例を公明に回してくれるなら、松野氏のような野党でもいい」と声を潜める。

 衆院選の投開票まで1週間となった15日、九州・山口各地の候補者は、あいにくの雨をものともせず、支持を訴えた。

 九州最大の繁華街、福岡・天神地区では、福岡2区の元職が事務所スタッフらとともに練り歩いた。レインコート姿の候補者は、次から次へと通行人に声をかけ、握手して回った。

 交差点では、マイクを握り「これ以上、社会の格差を広げるのか。多くの皆さんは望んでいらっしゃらないと思う。選挙でしか、(有権者の)声は届けられない。託してほしい」と訴えた。

4405名無しさん:2017/10/17(火) 07:54:38
チバさんありがとう!(o´∀`)b

4406とはずがたり:2017/10/17(火) 10:48:15
「金子恵美」に落選警報… 地元ブレーンから“絶縁宣言”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171016-00531300-shincho-pol
10/16(月) 5:56配信 デイリー新潮

 スキャンダルに事欠かない「魔の2回生」は、来たる総選挙で審判の時を迎える。日本海を隔て、北朝鮮と対峙する新潟選出の金子恵美前議員には、何かと世を騒がせているJアラートのように、「落選警報」が鳴り響く。背景には、地元ブレーンの“絶縁宣言”があるというのだが、そのワケとはいったい……。

 ***

 総務政務官として与えられた公用車で、我が子を議員宿舎から保育園まで送迎していたことを本誌(「週刊新潮」)に報じられた金子氏。その夫は、不倫を「週刊文春」で取り上げられ、衆院議員を辞職した宮崎謙介氏だ。そんなスキャンダラスな夫婦に対し、地元の新潟4区では厳しい視線が注がれているという。

 地元記者が解説する。

「金子氏は、前々回の選挙こそ約1万4000票差で民主党公認の菊田真紀子氏に勝ち初当選となりましたが、3年前の前回選挙では、自民に追い風が吹いたにもかかわらず、約3000票差まで追い上げられた。今回はスキャンダルの影響もあって、かなりの激戦になるでしょう」

 本来なら、地元の後援会組織がフル稼働──と言いたいところだが、肝心の選対本部で“異変”が起きていた。

「金子さんの選挙区には7人の県議がいるけれど、今回は県議団が選対に入らないことになってしまった」

 と明かしてくれたのは、自民のさる県連幹部だ。

「地元のブレーンたる選対本部長には、これまで2回とも県議会議長を務めるほどの重鎮が就いていた。ところが、この選挙では、金子さんがその2人に本部長就任を断られてしまいました」

クーデターまで勃発
 もともと県議から国政に打って出た彼女にとって、古巣から総スカンをくらったワケだが、さらには、クーデターまで勃発していたと先の幹部が続ける。

「今年5月頃、党が行った調査で金子では勝てないという数字が出た。それを受け、県連内では公認候補を替えて欲しいという意向を党本部に上げたのです」

 身内からの“離反”はなぜ起きたのか。

 地元市議が話を継ぐ。

「結局、金子さん本人は夫の不祥事も公用車疑惑の時も、地元議員一人一人にキチンと説明もお詫びもしなかった。選挙の時に支援者をまとめ、ポスター貼りなど裏方仕事を担うのは県議や市議たち。普段は東京に行ったきりで連絡も寄越さなければ、反感をかってしまいます」

 決定的だったのは、9月13日、選挙区の加茂市内で開かれた「議員在職10周年パーティー」だったとは別の後援者で、

「新潟出身の歌手・小林幸子も来るという触れ込みでしたが、こういった宴席は事前に議員らの予定を聞き回り、最大公約数で日取りを決めるもの。なのに、この日に来なさいとばかりにいきなり招待状だけ寄越してくるもんだから、呆れて欠席する者も多かったよ」

 で、当の金子氏に聞くと、

「もし、そういう声が上がっているとしたら真摯に受けとめます。もう公認を頂いていますので戦うだけです」

 地元を疎かにしては、自民党の大量絶滅に加勢してしまいますゾ。

「週刊新潮」2017年10月12日神無月増大号 掲載

新潮社

4407とはずがたり:2017/10/17(火) 13:48:39
生駒駅改札口、共産党が活動、駅前ロータリーには自民党街宣車

4408コピペ脳:2017/10/17(火) 18:48:28
https://www.minshin.or.jp/a/112707

10月18日(水)

前原代表日程
•12:00 滋賀4区徳永久志候補・街頭演説 近江八幡駅南口
•13:30 滋賀2区田島一成候補・街頭演説 彦根駅西口

•16:00 岐阜5区あちは吉信候補・街頭演説 バロー三起屋店前(土岐市泉町久尻42-1)
•18:55 岐阜4区今井雅人候補・個人演説会 JAひだエーピク(下呂市森800-1)

4409コピペ脳:2017/10/17(火) 20:12:31
http://www.isenp.co.jp/2017/10/17/8911/
衆院選世論調査 三重1、2、4区で自民優勢 3区は無所属リード
2017-10-17 政治

伊勢新聞社は12―15日までの4日間、衆院選の三重県内小選挙区と比例区の世論調査を実施した。「投票に行く」「期日前投票に行った」と答えた人に投票先を尋ねたところ、1、2、4区では自民の前職、3区は無所属の前職が優勢となった。前職同士の激戦とされる1区と2区では、いずれも自民候補が無所属の対抗馬を引き離している状況。ただ、回答した人の約4割が投票する候補者を決めていないため、終盤で情勢が変わる可能性もある。

調査対象は市町の有権者数に応じて無作為で抽出。投票する候補者や政党などを電話で尋ね、投票する候補者を「決めている」と回答した千人を有効回答とした。「投票先をまだ決めていない」と答えた41・9%は、集計に盛り込んでいない。

■1区
松田 直久63無前
田村 憲久52自前

前職同士の激戦とされる1区だが、田村氏が松田氏を大きく引き離している。地盤の松阪市だけでなく、津市内でも確実に支持を拡大。このまま差が縮まらなければダブルスコアとなる可能性もある。

松田氏は野党共闘を背景に立憲民主や希望、共産など幅広い支持層から取り込んでいるものの、新たに選挙区となった松阪市だけでなく、市長を務めた津市でも苦戦。浮動票の獲得が課題となる。

■2区
中川 正春67無前
川崎 二郎69自前

県内小選挙区で最も激戦の様相を呈しつつも、川崎氏が11ポイント差で中川氏をリード。地盤の伊賀市で中川氏の3倍以上に当たる支持を集めているほか、名張市と亀山市でも中川氏の2倍以上を獲得している。

中川氏が川崎氏を上回っているのは地盤の鈴鹿市だけで、その差も川崎氏のリードを巻き返せるには至らず。野党共闘で期待された共産票も鈴鹿市内にとどまる。四日市市の南部は伯仲の戦いとなっている。

■3区
坂本 麻貴33幸新
岡田 克也64無前
野村 真弘61共新
島田 佳和47自前

「岡田王国」は健在。無所属で立候補しつつも4氏のうち断トツのリードで島田氏に3倍以上と圧倒的な差を付けている。四日市市や桑名市を中心に、選挙区全域で支持を固めている。

島田氏は新しい選挙区での浸透に苦戦している。東員町や菰野町では健闘するが、ごくわずかな追い上げ。自民の支持層でも岡田氏への投票を決めているケースも多く、自公の支持を固め切れていない状況だ。

新人の坂本、野村両氏は健闘しつつも伸び悩んでいる。特定の支持層以外にも浸透できるかが課題。

■4区
三ツ矢憲生66自前
谷中 三好57共新
藤田 大助41希元

三ツ矢氏が藤田氏を3倍以上の差で引き離す展開。自公の支持層を着実に取り込み、全域で支持を固めている。新たに選挙区となった多気郡でも堅調。大票田の伊勢市では藤田氏の4倍に迫る。

藤田氏は希望以外の支持層からも獲得しているが、強固な保守地盤を前に苦戦。地元の度会町でも三ツ矢氏を下回っている。希望による比例復活も視野に、できるだけ積み重ねたいところ。

谷中氏は知名度不足もあってか、浸透していない状況。

■比例区
比例区で投票する政党を「決めている」と答えたのは65・4%。投票予定の政党では自民が最も多く、全体の22・8%を占めた。連立政権をつくる公明の6・1%を合わせると、3割に迫る。

自民に次いで多かったのは立憲民主の9・6%。希望の5・2%を上回った。立憲民主は3区、希望は4区で割合が高い。このほか、共産2・4%、社民0・2%、幸福実現0・1%となっている。

4410チバQ:2017/10/17(火) 20:23:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-17122035-webtoo-l02
衆院選青森 首長の自民支持鮮明/応援マイク握る姿、国政パイプに期待
10/17(火) 12:20配信 Web東奥
衆院選青森 首長の自民支持鮮明/応援マイク握る姿、国政パイプに期待
衆院選で、県内首長が積極的に自民党候補の応援マイクを握る姿が目立つ
 22日の投開票まで、折り返し地点を過ぎた衆院選。自民党優勢が伝えられる中、青森県内市町村長が同党候補と並び、応援のマイクを握る姿が各地で見られる。自民党が政権復帰して5年近くがたち、政権運営の安定や国政パイプに期待して支持するとの声が聞かれる。

 「ぶれずに青森市と青森県を一緒に前に率いていただける津島候補。私と三村知事と国政とスクラムを組んで、前に進み、仕事をつくり、健康な青森市をつくりたい」。16日夕、青森市内の街頭。1区の自民党・津島淳候補の横で、小野寺晃彦市長が声を張り上げた。その隣にいた三村申吾知事も「市政、県政、国政一体でふるさと青森の元気をつくっていこう」と熱弁を振るった。

 3選挙区で与野党が対決する中、県内首長の多くが自民党候補の街頭活動や集会にはせ参じるなど態度を鮮明にしている。

 11日、五所川原市での3区の同党・木村次郎候補の街頭演説で、平山誠敏市長が応援マイクを握った。

 平山氏は県議時代、木村氏の父で守男元知事への不信任決議案提出に加わった経緯から「木村系」と距離感があるとされてきた。一方で、野党勢力への不信感を抱く。平山氏は民主党政権時代に病院整備などの予算が削減され、混乱を招いた-と主張し、街頭や集会で自民支持を声高に訴えている。

 同じ11日、三戸町で行われた2区の自民党・大島理森候補の街頭演説。隣に松尾和彦町長の姿があった。「大島先生に国政でしっかり頑張っていただきたい」と呼び掛け、握手を交わした。

 松尾氏は県議時代、民進党に所属し、党県連政調会長を務めていた。2016年参院選では同党の田名部匡代氏への支持を訴えた。その後、町長選出馬のため離党。現在は無所属の立場をとっている。

 11日は希望の党の工藤武司候補も同町で街頭演説したが、松尾氏は顔を見せなかった。松尾氏は「自民側からは要請があり、(工藤氏からは)要請がなかった」と述べるにとどめた。町長支持者は「この地域の民進系は『田名部系』。工藤氏に義理はない。町長として国政与党の候補者と良好な関係を築くのは当然」と理解を示した。

 大島氏が11日に階上町で行った街頭演説には、浜谷豊美町長が参加した。浜谷氏は田名部氏を長年支援し、14年の前回衆院選では田名部氏の応援にも立った。浜谷氏は取材に「大島先生に世話になった恩返しをしなければいけない。今回は政党ではなく人で、大島先生を支援する」と答えた。

4411チバQ:2017/10/17(火) 20:25:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000523-san-pol
衆院選「魔の大阪4区」制すのは? 宙に浮いた民進票の行方に注目
10/17(火) 12:08配信 産経新聞
衆院選「魔の大阪4区」制すのは? 宙に浮いた民進票の行方に注目
小選挙区比例代表並立制導入後の衆院大阪4区の当選者(写真:産経新聞)
 衆院選に小選挙区比例代表並立制が導入された平成8年以降、選挙区で連続当選した候補者が出たことがなく、「魔の選挙区」と呼ばれる大阪4区(大阪市北区、都島区、福島区、城東区)は、自民党、日本維新の会、共産党が争う三つどもえの構図となった。民進党から立候補予定だった元職が比例北陸信越ブロックの希望の党候補に転じ、宙に浮いた形の民進票の行方にも注目が集まっている。

 「ひょっとしたら、民進票がこちらに流れてくるかもしれない」。激しい選挙戦が繰り広げられる大阪4区で、自民前職の中山泰秀(やすひで)氏(47)の陣営幹部はそんな期待を抱いている。

 中山氏は、初の女性閣僚として厚生相を務めたマサ氏を祖母に持ち、祖父や父も元国会議員というサラブレッドだが、選挙では苦汁をなめてきた。旧民主党が政権交代を果たした21年の衆院選は落選。維新旋風が起きた24年も比例復活に甘んじた。今回も「一票の格差」是正に伴う選挙区割り変更の影響で、これまで得票数の多かった東成区が大阪4区から外れた。そんな厳しい事情が「民進票が来てくれれば」という幹部の期待の背景にある。

 8437票。前回26年の衆院選で、選挙区を激戦の末制した中山氏と、次点だった維新新人の吉村洋文現大阪市長の得票差だ。今回大阪4区を離れて希望の候補として比例北陸信越ブロックへ移った吉田治氏が、このとき獲得したのが2万4213票だった。

 この“民進票”が、維新新人の美延映夫(みのべ・てるお)氏(56)に流れる可能性については関係者の多くが「それはない」との見方を示している。前回選で吉田氏を支えた府内の労働組合員でつくる「連合大阪」と、維新創設者の橋下徹氏が府知事や大阪市長時代に全面対決したことが理由だ。今回、連合大阪は組織として「自主投票」を決めたが、幹部は「維新の伸長は許さない」と断言する。

 こうした中、美延氏の陣営は「選挙区での必勝」を掲げ、背水の陣を敷く。維新は、政策や理念が似通う小池百合子東京都知事率いる希望との候補者調整には成功したが、比例では競っており、「復活当選を当てにできない」(美延氏の陣営幹部)からだ。

 美延氏は、橋下氏が大阪市長だった時代に市議会議長も務めたベテランの元市議。維新代表の松井一郎大阪府知事は公示日の10日に応援に駆けつけ、「維新の身を切る改革を進めてきたリーダーだ」と持ち上げた。前回選で中山氏に惜敗した吉村氏も頻繁に美延氏と街頭に立ち、応援に力を入れる。

 美延氏が15年以来4期連続で市議を務めた北区では衆院選と同じ22日投開票で市議補選(欠員1)があり、後継の新人、高山美佳氏(25)とともに票の掘り起こしに奔走する。一方、共産前職の清水忠史氏(49)は「維新は自民の補完勢力」と訴えながら大阪4区だけでなく近畿一円を回り、比例票の獲得に全力を注いでいる。

4412チバQ:2017/10/17(火) 20:27:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000049-kyt-l26
衆院選・京都府、野党連携にきしみ 比例票争奪、各党が神経戦
10/17(火) 11:24配信 京都新聞
衆院選・京都府、野党連携にきしみ 比例票争奪、各党が神経戦
比例票の投票を呼び掛けて回る立憲民主党の幹部。全国では共産党などと共闘するが、京都では距離を置く(京都市)
 衆院選(22日投開票)は後半に入った。各政党が支持拡大に総力を挙げる中、京都府内では野党の連携にきしみがみられる。全国的には、希望の党と日本維新の会、立憲民主党と共産党がそれぞれ選挙区をすみ分けているが、京都1区と3区では地域事情もあって協力の図式が当てはまらず、比例票争奪の思惑も絡んだ神経戦を繰り広げている。
■立憲民主と共産に溝
 15日午後、下京区の京都タワー前。「民主党・民進党時代をともに過ごした京都の仲間を応援してほしい」。立憲民主幹事長の福山哲郎参院議員(京都選挙区)は、党の候補を立てていない府内の小選挙区で、希望公認や無所属で立つ民進系前職4人の支持を訴えた。
 その1時間半前。同じ場所に共産の志位和夫委員長が立ち、「全国で野党3党が一本化して戦っている」とアピールしていた。京都では立憲民主と共産の間で候補者を調整していないが、共産は前職穀田恵二候補を立てた1区を「必勝区中の必勝区」と位置付ける。野党共闘と一線を画す福山氏の発言に、穀田選対の幹部は「1区では穀田を推すとなぜ言えないのか」と怒りをにじませる。福山氏は昨夏の参院選京都選挙区で38万9千票を獲得。うち1区分は約6万5千票で、動けば選挙を大きく左右するからだ。
 一方、立憲民主の発足は府内にも波及している。連合京都傘下の私鉄総連京都地協が、準組織内候補(大阪)の立憲民主入りを受けて民進系の応援から一斉に手を引き、部落解放同盟京都府連も希望が民進との合流時に外国人の地方参政権反対を打ち出したことに反発し、「比例は立憲民主」で動いている。
 共産は、民進の分裂によって政権批判票が流れ込むのを期待する。今回初めて穀田氏が社民党本部から「支援」を獲得。11日には、自由党の小沢一郎代表が穀田氏の選挙事務所に立ち寄った。応援先の兵庫県から急きょ引き返した穀田氏と握手を交わすと、小沢氏は「共闘する野党で最もまとまり、力を持つのが共産。その窓口が穀田さんだ」と激励した。
 立憲民主以外との野党共闘は順調なだけに、穀田氏の選対幹部は「(どうせなら福山氏は)京都以外の全国へ遊説に飛び回ってほしい」と神経をとがらせる。
■維新は希望批判
 維新が府内で唯一、候補を立てた3区では、存在感を高めようと希望への批判を強めている。
 希望の小池百合子代表と維新の松井一郎代表が大阪で合同演説会を開いた14日。3区の長岡京市や向日市の街頭で、維新新人の森夏枝候補は「私は選挙のために党を移ったりしない」と、希望前職の泉健太候補を批判。「希望も『身を切る改革』をやるといっているが、これまでやっていない」
 維新は、東京と大阪の選挙区で候補者をすみ分けたが、他地域では「切磋琢磨(せっさたくま)する」とした。党本部は京都で地盤を築くために送り込んだ森氏を、比例近畿の単独1位に載せた。
 ただ、昨年の衆院補選では泉氏が森氏の3倍以上の票を集めて圧倒した。14日、伏見区の街頭で泉氏は「自民を割って出た小池代表を野党側に引き込み、希望の綱領には『立憲主義』も入った。野党の立ち位置だ」と、自民との対抗勢力であることを強調した。
 希望は比例の上積みにも力を入れる。大阪の小選挙区で希望が候補を立てなかったため、近畿ブロックの比例票は民進時より減る可能性がある。泉氏は12年と14年は比例復活で議席を維持してきた。希望への合流で離れる支持者も予想され、「今回は選挙区で落選すると、比例復活は厳しい」(選対)と引き締める。
 京都1区は自民前職の伊吹文明、希望新人の嶋村聖子、3区には共産新人の金森亨、自民前職の木村弥生、無所属新人の小田切新一郎の各候補が立候補している。

4413チバQ:2017/10/17(火) 20:28:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000017-at_s-l22
労働組合票どこへ 連合静岡、民進分裂で揺れる
10/17(火) 9:05配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
労働組合票どこへ 連合静岡、民進分裂で揺れる
連合静岡の関係者らが集まった決起大会。民進党の分裂に揺れている=11日、磐田市内
 22日投開票の衆院選で、静岡県内約20万人とされる労働組合票の行方が見通せない。民進党が希望の党と立憲民主党に事実上分裂し、これまでの選挙で民進党県連と足並みをそろえてきた連合静岡は、持ち前の組織力を生かせない状況にある。推薦を出したのは3区の無所属候補と6区の希望の党公認候補だけ。残る6選挙区は自主投票で、傘下労組の対応もばらばらだ。

 希望の党の公認が得られず3区から無所属出馬した前職が11日夜、磐田市内で開いた決起大会。連合の神津里季生会長が、集まった支援者に「決まった政党と政策協定を結ばなかった。候補者本人と政策協定を結んで戦うと決めた」と今回の衆院選に臨む連合の方針、決起大会に駆けつけた背景を説明した。

 13日夜、沼津市内で開かれた6区の希望の党候補の決起大会では、連合静岡沼駿三田地域協議会の村田康文議長(UAゼンセン)が「政党よりもこれまでの関わりが大事。絶対に落とすわけにはいかない」と強調した。

 県教職員組合は3区と6区について連合静岡の決定に従う方針を確認した上で、憲法改正への考え方などを巡り希望の党の理念とは方向性が合致しないとし、「立憲民主党への支援は妨げない」との立場を示す。自治労県本部も3区、6区で連合方針に沿うほか、1区では立憲民主党新人の支援に動く。

 一方、静岡電力総連は、希望の党が掲げる「2030年までに原発ゼロ」に対し「インパクトが強く、ショックだった」(関係者)と違和感を隠さず、電力政策へのスタンスを見極めた上で支援候補を決めるとする。

 希望の党の公認に伴い、党の意向で1区から7区に選挙区替えした民進党出身候補の陣営には、連合静岡の職員が出入りし、ポスター貼りや事務作業を手伝う。支援の内実はまだら模様で複雑だ。

 連合静岡の対応が揺れる中、民進党県連は3区を除き、党本部の意向に沿って希望の党公認候補の支援を決めている。県中部の自民党候補が個別企業の労組から推薦を得るなど、これまでにない動きも出始めている。

静岡新聞社

4414チバQ:2017/10/17(火) 20:30:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00029935-nksports-soci
福島を自民は守れるか?「逆風」吉野復興相に危機感
10/17(火) 8:57配信 日刊スポーツ
福島を自民は守れるか?「逆風」吉野復興相に危機感
福島5区 立候補者(届け出順)
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 「牛と衝突」「人がいます」「ここは帰還困難区域です」。2011年3月11日に発生した東京電力福島第1原発事故から6年7カ月。国道6号の沿道に立てられた注意喚起の看板や標識は色あせていた。大熊町、双葉町の立地町を含む福島5区。原発政策が争点の1つに上がる中、自民党の吉野正芳氏(69)が復興相として初の選挙を戦っている。

 11日、楢葉町役場前に立った吉野氏は「政治の安定なくして経済の発展なし。経済の発展なくして、社会福祉もまち作りもすべてない」と自公政権への投票を訴えた。「東北でよかった」発言で更迭された今村雅弘前復興相の後任として、4月に就任したばかり。再選して「ロボット研究開発拠点などを集積する『イノベーションコースト』構想を推進し、日本で一番稼げる地域にしたい」と話した。

 対抗馬として立候補したのは民進党前職で今回は希望の党から出馬する吉田泉氏(68)。前回の衆院選で吉野氏に敗れ、昨年引退を表明していたが、今年7月に繰り上げ当選で復活。後任候補の擁立が難航し、支持者らに推される形で、先月末に出馬を決め、希望の党に合流した。吉田氏は「小池百合子代表は、日本人ばなれしたスケールとセンスを持っている。少々荒っぽいが我々民進党出身者がわきで支える」と支持を訴える。

 昨年の参院選では、野党共闘が実現し、自民党の岩城光英法相が落選した。今回、福島5区では野党が割れたが、吉田陣営は「希望の党には、無党派層から一定の期待感がある」と手応えも口にする。吉野陣営は「前復興相の発言の影響は大きく、モリカケ問題も影響している」と危機感を隠さない。吉野氏は「逆風だと思っています。当選しないことには復興相として働けない」と、スニーカーに鉢巻き姿で精力的な選挙を続けている。【清水優】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00029936-nksports-soci
被災地福島5区市民、安倍首相で何か変わったのか?
10/17(火) 8:57配信 日刊スポーツ
被災地福島5区市民、安倍首相で何か変わったのか?
福島5区の地図
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 福島5区の有権者は衆院選をどう思っているのか。富岡町からいわき市に避難し、家を構えた男性は「12年の選挙で変わると思ったが、変わらなかった。6年たって、やっと地元の議員が復興相でしょ。選挙に望みも何もない」と話した。希望の党について「期待できるか分からないけど、新しいところに期待するしかない」と力なく話した。

 須賀川市で家を構えた大熊町の男性は「まだ大熊町民のつもりでいますから、住民票は大熊町です。でも住んでいるのは別の選挙区。ビラもポスターもない。演説にも来ない」と話す。吉野復興相については「復興に一生懸命と言いながら、自民党は原発推進。なんとも判断しかねる」と話した。

 浪江町の男性は「安倍晋三首相が初日に福島に来て、民主党政権より復興を進めてるような話をしたが、そこが、何か変わったのかよく分からない」。一方で「帰町と言っても若い世代がいない。研究学園都市政策を進めれば、若い世代も新たに入ってくる。復興にはそれしかない」と、吉野氏のイノベーションコースト構想には一定の期待を示した。

4415チバQ:2017/10/17(火) 20:32:45
>>4161とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000046-san-l40
希望・小池氏の九州来援に響く不協和音
10/17(火) 7:55配信 産経新聞
 希望の党代表の小池百合子東京都知事が16日、衆院選公示後としては初めて九州に入り、福岡、佐賀、鹿児島3県の同党候補者を応援した。イメージカラーの緑色のレインコートに身を包み、笑顔でマイクを握ったが、党の勢いは失速気味。受け入れ側の陣営や支持団体は不協和音に満ちていた。(村上智博)

                   ◇

 「日本を一度リセットし、真に必要な社会保障制度を作る。そうして将来の設計図を描くのが希望の党です」

 小池氏は同日昼、北九州市八幡西区のJR黒崎駅前で訴えた。隣には民進党から希望の党に合流した福岡9区の前職、緒方林太郎氏(44)がいた。

 雨空の下、駅前には支持者ら約600人が集まった。聴衆の中にいた連合福岡の高島喜信会長は「小池氏は評判が悪いのに、よく集まったほうだろう」とつぶやいた。

 演説で小池氏は、衆院の冒頭解散や消費税増税など、安倍政権への批判を繰り返した。だが、熱狂的な盛り上がりはなく、拍手はまばらだった。

 緒方氏の選対幹部は「希望の党への合流をめぐり、小池氏が『排除する』と発したあの瞬間、風向きが変わった。あれがなければ、随分と情勢も変わっただろう」と恨み節を口にして、会場を後にした。

 小池氏の来援を受けるかは、陣営も頭を痛めたという。緒方氏を支援する新日鉄住金労組の幹部は「民進党の分裂など、中央の動きに地方が巻き込まれるのが嫌で、小池氏を呼ぶのを悩んでいた」と明かした。

 実際、同じ北九州市の福岡10区で、希望の党から立候補した元職、城井崇氏(44)は、小池氏の演説会場に足を運ばなかった。

 選対幹部は「この先、小池氏が準備できる政治ショーはないし、もう弾はないだろう。来援の人に手をかけるより、これまでやってきた延長線で、地道に運動する方が票につながる」と冷ややかだった。

 ◆「こころ」出身

 福岡市内では、希望の党の“ごった煮”具合が表面化した。

 博多区などを含む福岡1区の新人、石井英俊氏(41)は、小池氏の知名度に期待し、党本部に何度も来援を掛け合った。

 だが、小池氏が来たのは福岡2区に含まれる中央区・天神だった。その場に駆けつけたのは、ともに民進党から合流した2区の稲富修二氏(47)と、5区の楠田大蔵氏(42)の元職2人だった。

 石井氏は昨年の参院選、日本のこころから出馬した。衆院選の候補選定では、こころ出身の中山成彬元文部科学相が主導した。

 連合福岡の関係者らによると、石井氏については「民進党出身ではない」との理由で、“排除”されたという。

 ◆人寄せパンダ

 熊本1区の前職、松野頼久氏(57)は、小池氏の応援を断った。

 民進党熊本県連の鎌田聡代表(県議)は「小池氏の『排除』戦術で民進党が丸ごと新党に移れなかった。松野氏はそんな民進党の仲間を思い、小池氏に頼りたくないと考えたのだろう」と述べた。

 別の解説もある。「小池氏の応援によって入る票と、逆に離れる共産党などの野党票をてんびんにかけ、断ったのだろう」。民進党熊本県連の関係者はこう指摘した。

 松野頼久事務所事務局長の平井誠一郎氏は「遊説スケジュールが合わず、民進党県連とも協議し、総合的な判断で熊本入りを求めないことを決めた。こちらも追い込みの段階で、短時間の応援演説のため人員を割くことはできない。そもそも人寄せパンダで、票につながるか疑問に感じることもある」と述べた。

 失速する希望の党をめぐっては、選挙後に民進党合流組が、離党するとの観測もある。九州で流れた不協和音が、分裂劇の前奏曲となるかもしれない。

4416チバQ:2017/10/17(火) 20:35:38
自民:西村康稔
無所属:菊地憲之 (新社会党)
希望:川戸康嗣
だれだ!?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000000-kobenext-l28
候補者ポスターのサイズ大きすぎ 予備審査の指摘無視 選管が是正求める 衆院選兵庫9区
10/17(火) 6:00配信 神戸新聞NEXT
 衆院選(22日投開票)の兵庫9区(明石、洲本、南あわじ、淡路市)で、候補者の1人が公職選挙法で規定されたサイズより大きいポスターを掲示板に貼ったことが16日、兵庫県選挙管理委員会などへの取材で分かった。届け出書類の予備審査で「規定外」の指摘を受けたが、是正されなかったという。

 県選管によると、ポスターの大きさは、選挙運動用が長さ42センチ、幅30センチ以内、個人演説会告知を含めて作製する場合が長さ42センチ、幅40センチ以内とされている。個人演説会の告知を含むポスターは、衆院選小選挙区、参院選選挙区、都道府県知事選で使用できる。個人演説会の日時と場所などの記入欄が必要だが、当該候補者のポスターには、明示されていなかった。予備審査でポスターの点検を受けていたといい、個人演説会の告知部分がないことを指摘されていた。

 市民からの連絡を受け、県選管は15日、この陣営に電話で注意し、是正を求めた。演説会を告知するシールを貼ったり、大きさを規定サイズにしたりする必要があるという。候補者の陣営は「ポスターに告知のシールを貼る作業を進めている」としている。(藤井伸哉、奥平裕佑)

4417チバQ:2017/10/17(火) 20:38:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101700262&amp;g=pol
衆院選・注目区を行く=東京18区、京都1区【17衆院選】

 野党4党が衆院選に向けて調整していた共闘は、民進党の希望の党への合流に伴い崩壊した。憲法改正を掲げる同党に対して共産党は対決姿勢を鮮明にし、合流を拒否した立憲民主党との共闘を選択。対決構図の変化は「三権の長」経験者とも無関係ではない。(敬称略)

3極に分かれた東京18区=13日午後、東京都武蔵野市
 ◇崩壊した野党共闘=「土菅戦争」に挑戦者-東京18区
 「パフォーマンス政治か、リアリズムの政治か。具体的な政策を語らない政治家は単なる運動家だ」。自民党の土屋正忠は13日午後、東京都武蔵野市の街頭でこう訴えた。念頭にあるのは市民運動家を経て政界入りした立憲の元首相、菅直人だ。
 東京18区では2005年以降、武蔵野市長を6期務めた土屋と菅が激しく争ってきた。地元では2人の頭文字を取り「土菅(どかん)戦争」と呼ばれる。そこへ今回は希望新人の鴇田敦が参戦した。
 党内規の73歳定年制に従い、土屋は今回、比例代表に重複立候補できなかった。過去2回は土屋が菅を破ったが、鴇田の出現に陣営では「保守層の票が割れる」との懸念も漏れる。
 菅は安全保障関連法に反対する団体「市民連合」と連携。前回は3万5千票余を獲得した共産党が独自候補を取り下げたのは追い風だ。「比例は共産党、社民党、立憲民主党。共闘して安倍政権を退陣に追い込む」。菅が街頭演説で、他党への投票を呼び掛けるのは前例がない。
 ただ、菅の足元は揺れている。7月の東京都議選を前に民進党都議が離党、都知事小池百合子率いる地域政党「都民ファーストの会」に駆け込んだ。同じく小池が代表を務める希望に、非自民票が流れるのは否めない。
 75歳の土屋、71歳の菅に対し、希望の鴇田は世代交代を掲げる。13日朝のJR武蔵境駅前。「51歳は決して若くはないが、この選挙区では非常に若い」。鴇田は白い息を吐きながら、しゃがれ声で訴えた。
 小池が立ち上げた政治塾に通っていた鴇田は9月24日、希望結党メンバーで元環境相の細野豪志から電話で出馬の打診を受けた。ホテル住まいで選挙戦を開始し、急造の事務所には電話もない。選挙区内の3市4議席を独占した都民ファーストの都議だけが頼りだ。

 【東京18区】
鴇田敦51 元放送局員 希 新
菅直人71 元首相   立 前
土屋正忠75 元副大臣  自 前
            推(公)

4418チバQ:2017/10/17(火) 20:39:05
◇自共対決、見えぬ希望=京都1区

小雨が降る中、街頭演説に集まった聴衆(京都1区)=15日正午ごろ、JR京都駅前(一部画像を処理しています)
 共産党が「必勝区中の必勝区」と位置付ける京都1区。党国対委員長の穀田恵二は小選挙区制導入後、衆院議長も務めた自民党の伊吹文明の前に、7回連続で比例復活に甘んじてきた。
 「市民と野党の共闘の流れを、皆さんの力でもう一回り大きく。日本の政治を変える力は京都からだ」。15日昼、小雨が降る中でJR京都駅前に集まった約4000人を前に、穀田は声を張り上げた。党委員長の志位和夫も応援に駆け付けた。
 共産党の京都市議は「希望の誕生に民進党支持者は怒っている」とみる。民進党京都府連は1区に元京都市議を擁立する方向で調整していたが、党本部が公認に踏み切らず、結局は希望が京都と縁の薄いフリーアナウンサーの嶋村聖子を立てた。穀田が狙うのは、行き場を失った民進党支持層の票だ。陣営幹部は小池の演説を偵察し、「連合が動員をかけていない」と察知した。
 だが、伊吹陣営の見方は違う。幹部は「連合など民進党支持層が一斉に共産党に流れることはない」と断言する。連合は同党との連携に批判的なためだ。京都での共産党の影響力を侮ることはないが、「奇をてらったことはしない」と、支援団体をフル稼働させる組織戦を徹底する方針だ。
 改憲論議推進を打ち出した希望に対し、伊吹陣営には保守層の票が分散することへの警戒感もあった。だが希望は失速。自民党の京都市議は「洛中の京都1区に落下傘候補を持ってくるやなんて、京都をなめてませんか」と余裕を見せる。
 府外での応援から戻った伊吹は14日夜、京都市内でのミニ集会に出席。「聞こえのいいことばかり言っても、できなかったら政治にならない」。穏やかな口調で政権党への支持を呼び掛けた。
 嶋村のよりどころは小池しかない。「小池代表が率いる政治塾で、しっかりと理念を勉強させていただいた」。嶋村は14日午後、小池の傍らで必死にアピールした。

 【京都1区】
伊吹文明79 元衆院議長 自 前
            推(公)
穀田恵二70 国対委員長 共 前
嶋村聖子40 フリーアナ 希 新
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は希=希望、立=立憲民主、自=自民、公=公明、共=共産。丸かっこは推薦政党。(2017/10/17-07:10)

4419チバQ:2017/10/17(火) 20:39:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101600171&amp;g=pol
衆院選・注目区を行く=東京12区、同24区【17衆院選】


 7月の東京都議選で、都知事小池百合子率いる地域政党「都民ファーストの会」と組んで勝利を収めた公明党。多くの議席を失った自民党との間に、しこりを残したまま衆院選に突入した。自公両党とも、国政では結束を維持する方針を打ち出していたが、水面下では緊張感をはらんだやりとりが交わされた。(敬称略)

街頭演説で支持を訴える候補者=7日、東京都豊島区(一部に画像処理をしています)
 ◇緊張はらむ自公協力=残る都議選のしこり-東京12区
 「実績を見ても、自公連立政権しかない」。東京12区で立候補した公明党前代表の太田昭宏は12日夕、JR大塚駅前で、こうアピールした。だが、ここに至る道のりが平たんだったわけではない。
 衆院解散を間近に控えた9月下旬。与党関係者によると、公明党側から自民党側に「もし東京12区や比例代表で自民党が協力しないのならば、東京は自主投票にする」と伝えたという。公明党が強気の態度に出たのは、希望の党結成を準備中の小池から、太田への対抗馬を立てないと内々に聞いていたからだ。
 自民党都連幹部らには、都議選での大惨敗の記憶が生々しい。「公明党に協力しない選択肢はない」「断るべきだ」。都連内の意見は二分された。
 都議選では七つある1人区で、公明党の支援を失った自民党は1勝しかできなかった。首相安倍晋三は、衆院選で公明党の協力が得られなければ都議選の二の舞いになると恐れ、解散前に受け入れを決断。落選した元都議らも太田の選挙対策本部に入った。
 今月2日、公明党代表の山口那津男と並んで駅頭に立った安倍は、山口と太田の名を挙げ「安倍政権が4年半やってこられたのも、2人の力があったからこそだ」と持ち上げた。
 2003年の衆院選以降、自民党は12区を公明党に譲ってきた。ある自民党区議は「自前の候補者を出したいという思いを、いっときも忘れたことはない」と語り、唇をかんだ。
 共産党の池内さおりは、安倍政権のブレーキ役を自任してきた公明党を「アクセル以外の何ものでもない」と断じ、返す刀で「気を使って候補者を立てない希望の党も、しがらみだらけだ」と切って捨てた。
 【東京12区】
中村勝65 会社社長  諸 新
池内沙織35 准中央委員 共 前
太田昭宏72 元国交相  公 前
            推(自)

4420チバQ:2017/10/17(火) 20:39:41
 ◇対希望で与党結束=東京24区
 衆院選公示までは話題をさらった小池も、選挙戦に入り勢いを失っている。小池が首相指名選挙の投票先を山口とする可能性に触れ、自公連立を揺さぶろうとしたことは、公明党の警戒心をあおり、かえって与党の結束につながっているようだ。
 東京24区全体を覆う八王子市は、創価大のキャンパスがあり、公明党の支持母体である創価学会の影響力が強い地域でもある。自民党の萩生田光一は個人演説会で「比例は公明党」と呼び掛け、同党の市議にあいさつの時間を設けるなど配慮を欠かさない。
 萩生田の事務所開きに駆け付けた公明党都議の東村邦浩は「決戦を前に小事を捨てて、都全域でがっちりスクラムを組むことになった」と語り、都政と国政で対応を区別する方針を強調した。
 「私は何があっても、この街から出ない。選挙区である前にふるさとであり、最期は八王子の土になる覚悟だ」。萩生田は13日の集会で、郷土愛を強調した。小池が送り込んだ「刺客」で、元大阪府寝屋川市議の吉羽美華への対抗心がにじむ。
 その吉羽は同日朝、JR八王子駅前に居た。小雨が降る中でビラを配りながら「忖度(そんたく)やしがらみという古い体質を打ち破ることができるのは希望の党だ」と訴えた。だが、ビラを受け取る人はまばらだ。
 準備不足のまま出馬に踏み切った吉羽は住民票も移せておらず、事務所を設置したのは公示の数日前。都民ファーストの会の都議2人を頼りながら、手探りの選挙運動を続けている。
 希望の失速は、他の野党の選挙運動に変化をもたらした。「踏み絵を踏まなかった」。立憲民主党の高橋斉久が希望の政策協定書への署名を拒んだことは、今やセールスポイントだ。「希望の党は自民党の補完勢力だ」との主張にも力が入る。
 だが、この選挙区では共産党の飯田美弥子も立候補しており、野党候補の乱立が萩生田を利しているのは間違いない。高橋陣営からは「コップの中の嵐みたいだ」と、政権批判票の受け皿分散を嘆く声が漏れる。

 【東京24区】
吉羽美華37 元市議   希 新
萩生田光一54 幹事長代行 自 前
            推(公)
飯田美弥子57 弁護士   共 新
高橋斉久44 弁護士   立 新
(注)候補者名簿は敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は諸=諸派、共=共産、公=公明、自=自民、希=希望、立=立憲民主。丸かっこは推薦政党。(2017/10/16-07:09)

4421チバQ:2017/10/17(火) 20:41:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_11015.html
<衆院選宮城>行き場失ったリベラル票巡り皮算用 県内唯一自共対決の6区


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 衆院選(22日投開票)で県内唯一、自民党と共産党の一騎打ちとなっている宮城6区の両陣営が、2014年の前回選挙で旧民主党候補に入った3万超の票の行方を注視している。防衛相の自民前議員小野寺五典候補(57)は「共産アレルギー」の票を期待し、共産新人横田有史候補(73)は「反自民」の受け皿として囲い込みを図る。行き場を失ったリベラル票を巡り、両陣営の皮算用が交錯する。
 北朝鮮対応で地元入りできない小野寺候補の陣営は前回の10万1223票を上回る自己最多得票が目標。5区に編入された南三陸町で前回獲得した5356票を穴埋めした上で、さらに上積みが必要だ。
 前回以降、支持拡大に力を入れた大崎市の古川地域に加え、触手を伸ばすのが前回の旧民主票だ。14年衆院選が2度目の挑戦となった旧民主候補(今回は無所属で2区に立候補)は3万2797票を獲得。12年より約1万2000票上積みした。
 ある自民県議は「民進党内にも共産への拒否反応がある。自民に批判的でも、全てが共産に流れるとは考えにくい」と分析する。
 陣営は防衛相としての実績を強調し、「地元が生んだ大臣」の意識を醸成する。選対本部長の畠山和純県議は「6区で政党を判断材料にする票は多くないと見ている。地域に大臣が存在することを歓迎する声も強く、(前回旧民主票の)半分近くは入る」と踏む。
 「三つどもえの選挙戦ではない。平和か戦争かを問う戦い。唯一の野党候補の私に託してほしい」。15日に大崎市古川であった街頭演説で、横田候補はお決まりのフレーズを連呼した。
 選挙戦では憲法改正反対を訴え、「反安倍政権」を旗印にリベラル層の囲い込みを狙う。「自共対決」は東北唯一で、全国でもわずか8選挙区にとどまる。陣営は「自共対決の象徴として惨敗は許されない。(小野寺候補に)前回より1票も上積みさせないつもりだ」と意欲を示す。
 前回の共産候補者の得票は9351票。昨年の参院選で野党共闘した実績も考慮し、陣営は「前回の旧民主票は最低でも3分の1は確保できる」と自信を示す。
 民進党6区総支部は今回、小選挙区は自主投票とした。地元の民進関係者は「これまで『反自民、非共産』で戦ってきた。非常に悩ましい選択を迫られる。個々の判断に任されるが、票の流れは全く読めない」と漏らした。

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者

 【宮城6区立候補者】

小野寺五典57☆自(岸)前(6)
(公・日推)
横田有史73 共 新 


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2017年10月17日火曜日

4422チバQ:2017/10/17(火) 20:41:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_11016.html
<衆院選宮城>5区「大物」応援入り低調 最大被災地「復興は問題にされなくなったのか…」


高台に建設した災害公営住宅近くで支持者らを前に街頭演説する候補者=2017年10月10日、宮城県石巻市雄勝町
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 22日投開票の衆院選で、東日本大震災の最大被災地石巻市を抱える宮城5区では、党を代表する応援弁士の選挙区入りが前回(2014年)と比べてめっきり減った。前回は公示日に安倍晋三首相が石巻市で演説し、自民党幹部や閣僚が次々と応援に訪れた。対照的な選挙戦に被災者からは「復興は問題にされなくなったのか」との声が漏れる。

 「厳しい選挙。少しでも応援したいと駆け付けた」。大崎市のJR鹿島台駅前で13日、梶山弘志地方創生担当相が自民候補と並んで声を上げた。二階俊博党幹事長が4日の総決起大会に出席して以来、選挙戦が始まってから初の応援弁士。しかし、沿岸ではなく内陸部での活動に終始した。
 14年衆院選は安倍首相に続き、菅義偉官房長官や二階幹事長(当時総務会長)、竹下亘総務会長(同復興相)、小泉進次郎筆頭副幹事長(同復興政務官)らが石巻市に入った。安倍首相は昨年の参院選でも石巻市でマイクを握ったが、今回は公示日に福島市や仙台市などで街頭に立った後、東京に戻った。
 自民候補の陣営によると、現時点で決まっている主な応援弁士は吉野正芳復興相。今後増える可能性もある。
 他党の幹部も、民進系の対立候補が無所属のため、応援には入らない状況。有権者は、公約にある「復興」の具体策について各党の幹部から直接聞く機会はほとんどない。石巻市のプレハブ仮設住宅に住む無職男性(79)は「政治家は何度も足を運んで話をするのが仕事ではないか」と不満げにつぶやいた。

 【宮城5区立候補者】

勝沼栄明42☆自(二)前(2)
(公・日推)
安住淳55 無●前(7)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者


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2017年10月17日火曜日

4423チバQ:2017/10/17(火) 20:42:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_71007.html
<衆院選東北>比例1減 集票熱く 各党存在感アピール


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 22日投開票の衆院選で、今回から定数が1減の13となった比例代表東北ブロックの議席争いが激しさを増している。比例を主戦場とする各党の党首は相次いで東北入りし、存在感のアピールに躍起となっている。

 「真山が危ない。東北の2議席は正念場にある」。公明党宮城県本部の庄子賢一代表は14日、仙台市青葉区のJR仙台駅前であった街頭演説で声を振り絞り、危機感をあらわにした。
 公明は2014年の前回、悲願の2議席を初めて獲得した。最後の14番目に滑り込んだ前議員真山祐一候補(36)は「東日本大震災からの復興のため誰よりも働いてきた。もう一度、国政で仕事をさせてほしい」と訴えた。
 応援に駆け付けた山口那津男代表は「2議席を守り抜く」と力説。比例票で伸長が見込まれる立憲民主党に照準を定め「顧問と代表は震災対応で後手に回った総理と官房長官だ。そんな人たちに国を任せていけない」とまくし立てた。
 同じ場所で13日に演説した共産党の志位和夫委員長は「震災復興、原発の問題で東北の願いを届けてきた命綱の議席、宝の議席を守り、初めての2議席を必ず勝ち取らせてほしい」とこぶしを振り上げた。
 共産は、昨年の参院選での野党共闘の実績などを踏まえ「1議席を守るのではなく、2を取りにいく戦い」(党宮城県委員会の中島康博委員長)に攻めて出た。前回比1.5倍の60万票を目標に掲げる。
 公示直前に希望の党や立民が旗揚げし、比例の政権批判票は分散が予想される。新人の元仙台市議舩山由美候補(49)は「市議を辞め、人生を懸けている。2議席獲得に全力を尽くす」と力を込めた。
 社民党は25万票が目標。前々回から4年9カ月間、東北で空白になっている議席の奪還を期す。新人の三上武志候補(66)は15日、山形市内の集会で「憲法を守り、安倍政権を追放する1議席を東北で勝ち取る」と訴え、票の掘り起こしに懸命だ。
 日本のこころの中野正志代表は比例東北を「最後の決戦の場」と位置付ける。新人の高橋克也候補(32)は14日、仙台市青葉区で「東北から国に正論を言える1議席を与えてほしい」と声を張り上げた。


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2017年10月17日火曜日

4424チバQ:2017/10/17(火) 20:42:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_51001.html
<衆院選山形>鶴岡市長選制し希望陣営に勢い 自民陣営巻き返し狙う


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 衆院選山形3区の前哨戦として注目された鶴岡市長選は、希望の党の元議員阿部寿一候補(58)が支援した新人の皆川治氏(43)=共産・民進支持=が、自民党の前議員加藤鮎子候補(38)の推す現職の榎本政規氏(68)=自民推薦=を制し、初当選した。皆川氏は当選後、阿部氏支援を表明。酒田、新庄両市長の支援を得る加藤氏陣営は「これで五分五分。勝負はこれからだ」と巻き返しを狙う。
 「市民党として幅広い市民の皆さまの応援を頂き、結果を出せた」。15日午後11時すぎ、皆川氏の勝利宣言に事務所は支持者ら約80人の歓声に包まれた。
 皆川氏は報道陣の取材に「選挙で力を借りた阿部氏を支援したい」と初めて明言。阿部氏の後援会役員も務める選対本部長は「この勝利を阿部氏の勝利につなげていく」と語った。
 ほぼ同時刻、落選の報に触れた榎本氏は「大変申し訳ない。衆院選ではぜひ、加藤候補に勝ち抜いてほしい」と言葉少なに事務所を後にした。
 2014年の前回衆院選で、加藤氏は地元鶴岡市の得票数で元酒田市長の阿部氏を引き離し、初当選した。今回は酒田市長を陣営に迎えたほか、新庄市長を新庄最上地区の後援会長に据え、「包囲網」を敷く。
 加藤氏の選対本部長も務める中村修一選対本部長は「(地元市長選の結果が)衆院選に影響しないとは決して言えないが、これからが勝負。悔しさを衆院選にぶつける」と力を込めた。
 山形3区には幸福実現党の新人城取良太(40)、共産党の新人加藤太一(66)両候補も立候補している。


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2017年10月17日火曜日

4425チバQ:2017/10/17(火) 20:43:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_31003.html
<衆院選岩手>走れども走れども…本州最大の2区、陣営四苦八苦 選挙カーの走行距離、奄美諸島まで到達


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 衆院選で岩手2区の2陣営が、本州最大の選挙区面積に四苦八苦している。遊説部隊は、公示から1週間でようやく全23市町村を一巡。「これでは有権者に政策を訴えられない」。嘆く候補者を乗せ、選挙カーは広大な選挙区を走る走る。

 2区の面積は約9650平方キロで青森県に匹敵する。沿岸南部の7市町は区割り改定で編入されたばかり。あいさつ回りをするいとまもなく選挙戦に突入した。
 「沢筋の奥の集落まで顔を出す余裕はない」。これまでと勝手の違う戦いに五輪相で自民党の前議員鈴木俊一候補(64)の陣営幹部がため息をつく。
 閣僚にはSP(警護官)が付くため、通常は多くても3台だった遊説部隊の車列が4、5台になった。
 「先を急ぐ車は追い越してもらって構わないが、5台を一気に抜くとなると危ない」。結局、選挙カーもアクセルを踏み込まざるを得ない。
 「声が聞こえたと思って外に出たら、もう後ろ姿だったよ」。陣営には支持者から苦情の電話が何件も入っているという。
 希望の党の元議員畑浩治候補(54)の遊説スタッフは公示日の10日、滝沢市での第一声を終えると、12泊13日分の着替えを大きなスーツケースに詰めて選挙カーに乗り込んだ。陣営幹部は「毎日事務所に戻ってくるなんて不可能」と話す。
 知名度で鈴木氏に劣る畑氏には、2区へ組み入れられた気仙地区への浸透が至上命令だ。「早飯は苦手ではない」と5分で昼食をかき込む畑氏。選挙戦の途中から街頭演説の回数を減らし、名前を連呼する戦術に切り替えた。
 選挙期間はまだ5日あるが、残り時間と広大な選挙区を考慮し、両陣営とも地域によっては早くも「最後のお願い」が始まりそう。
 16日までの選挙カー走行距離(推定)は鈴木氏が約1860キロ、畑氏が約1680キロ。盛岡を起点にした場合、どちらも直線距離で鹿児島県の奄美諸島まで到達する計算だ。


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月17日火曜日

4426チバQ:2017/10/17(火) 20:44:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_61033.html
<衆院選福島>ベテランに挑む40代新人 大物の支援や政策アピールで追走懸命


個人演説会で支援者と握手する岡部氏=14日、福島県郡山市
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有権者に自身をアピールする上杉氏=13日、福島県田村市
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 衆院選で福島2、3区はそれぞれ希望の党と自民党の40代新人が、ともに元閣僚のベテラン前議員に挑む構図だ。大物弁士の支援を受けたり、「イクメン」ぶりをアピールするなど、高い知名度と強固な地盤を誇る前議員に食らい付こうと懸命だ。


◎2区・大物も支援「風保ちたい」

 2区は希望の岡部光規候補(49)が、8選を狙う元復興相で自民の根本匠候補(66)に、3区は自民の上杉謙太郎候補(42)が、9選を目指す元外相で民進系無所属の玄葉光一郎候補(53)に挑んでいる。ともに2度目の顔合わせとなる。
 「実家は兼業農家。子どもの頃は稲刈りを手伝った」。2区の岡部氏は12日、JR郡山駅前の街頭演説で自身の幼少期を語り、親しみやすさをアピールした。
 国政挑戦は参院選を含めて3度目。2014年の前回衆院選後、常勤医を辞めた。午前は複数の病院で非常勤医として働き、午後は政治活動に集中。出身は選挙区外の福島県浅川町で、街頭活動などで知名度向上を図ってきた。公示後は1日10カ所の街頭演説をこなす。
 12日は民進党の前原誠司代表が駆け付けた。前日は希望代表の小池百合子氏がマイクを握った。陣営幹部は「大物頼みというわけではないが、終盤にもう一度、大物に来てもらい、勢いと風を保ちたい」と話す。


◎3区・「私も子育て中」政策訴え

 3区の上杉氏は13日、田村市の街頭で「私も3人の子どもの子育て中。教育無償化をやり遂げます」と子ども連れの母親らに訴え掛けた。
 神奈川県出身。落下傘候補の印象が強かった前回衆院選後、家族で白河市に移り住んだ。「落選直後、次の準備を始めた。とにかく地道に地元を歩かせてもらった。3万5000軒は回った」と胸を張る。
 自民党の県議、市町村議らの支援を受け、玄葉氏を追う。今年4月の田村市長選で玄葉氏が支援した現職を破って初当選した元党県議の援軍も得て戦う。
 陣営幹部は「大御所に勝つのは容易ではないが、こちらには若さと勢いがある。着実に差を詰め、逆転したい」と力を込めた。


〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者

 【福島3区立候補者】

橋本健二69 共 新 
上杉謙太郎42☆自(細)新 
(公推)
玄葉光一郎53 無●前(8)

 【福島2区立候補者】

根本匠66☆自(岸)前(7)
(公推)
平善彦65 共 新 
岡部光規49☆希●新 
西村恵美54☆維 新

4427チバQ:2017/10/17(火) 20:45:20
福島1区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171013-211664.php
衆院選・最前線ルポ】総力与党に背水共闘 無党派層浸透へ懸命
2017年10月13日    



 安倍政権に対する評価が問われる第48回衆院選は県内の5小選挙区に17人が立候補、22日の投票に向け、与野党が序盤からつばぜり合いを見せる。震災復興の在り方や風評・風化対策、人口減少への対応などさまざまな課題を抱える本県の未来を占う。各陣営の思惑が交錯する短期決戦の最前線を追った。(敬称略)

 秋風が吹き抜ける福島市のJR福島駅前。女性が選挙掲示板に貼られた2人のポスターに見入っていた。

 定数1の小選挙区制導入後、福島1区で初の一騎打ち。公明が支援する自民候補と野党共闘候補が相対する激戦区は、2人の前職がそれぞれの支持層を固めながら、しのぎを削る。

 公認申請せず

 「このたび、無所属で立候補させていただきました」。公示後、民進系前職の金子恵美は街頭演説で「無所属」を強くアピールした。希望の党に公認申請せず、背水の陣で戦う決断をしたことが、県内5小選挙区で唯一、昨年の参院選と同じく民進、共産、社民による野党共闘の選対組織につながった。

 「思想信条を貫いた姿勢に共鳴する声が多い。無所属で立候補したことで、保守層の支持も得られやすくなった」。選対本部長で民進党県連幹事長の亀岡義尚(54)は、比例重複立候補による復活当選の可能性がなくなり、政見放送もできないなど無所属での不利は自覚しながら、共闘の強みを強調。「反自民・反安倍の一点で共闘することが安倍1強を倒す何より大きな力になる」と熱く語った。

 実績と政策訴え

 「偉民さんは比例復活でも当選できるよね、という考えが有権者に浸透するのが一番危険だ」。自民前職の亀岡偉民陣営の幹部は危惧する。亀岡自身も野党共闘の動きを強くけん制した。11日に福島市内4カ所で行った個人演説では「安倍政権を倒すためだけの野合だ。思想も政策も違う人たちが一緒になって何ができるのか」と声を張り上げ、復興や東京五輪の実績と政策を訴えた。

 党本部も「自公対野党共闘」の福島1区を注視する。公示日に首相が第一声を放ち、13日には党筆頭副幹事長の小泉進次郎が応援に入るなど与党、党公認候補の強みで野党共闘を迎え撃つ。選対本部長で元県議会議長の斎藤勝利(73)は「復興を進めるには与党議員が不可欠だ。負けるわけにはいかない」と力を込める。

 前回は5000票差

 亀岡(自民)、金子(民主=当時)と共産新人の3人が立候補した2014年の前回衆院選では、10万2950票を獲得して3選を果たした亀岡に、金子が5000票差まで肉薄して比例復活当選した。共産党候補は約1万6000票を得ている。今回、解散から公示直前まで続いた野党再編の激しい動きが有権者にどう受け止められたのかも含め、無党派層の動向が鍵を握る。

4428チバQ:2017/10/17(火) 20:45:47
福島2区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171016-212367.php
【衆院選・最前線ルポ】経済恩恵実感乏しく 次の一手を商都訴え
2017年10月16日    



日経平均株価が約21年ぶりに2万1000円の大台を超えた。安倍政権が株価や経済指標で好調とアピールする経済政策「アベノミクス」。経済県都と呼ばれる郡山市を大票田とする福島2区の有権者はどう評価し、各陣営は何を訴えるのか。(敬称略)

 「道半ば 良い方向に」

 郡山市で鉄工業「東栄産業」を切り盛りする社長の安藤東栄(75)は「復興に関連した仕事は一段落した感がある。先行きには不透明感があり、新たな対策が必要だろう」と現状を語る。

 建設資材の販売を通じ古里の復興に尽力してきた。高い有効求人倍率も「私たちの仕事と働きたい人から求められている職種と開きがあり、人手不足は解消できていない」と、数値と現実のギャップを指摘する。地方での実感は乏しい。

 「仮に実感がないからといって対案のない勢力にバトンタッチしていいのか」。自民前職・根本匠の選対副本部長を務める高橋良和(75)は力を込める。「道半ばだが、良い方向になっているのは間違いない。実感が出るよう与党のど真ん中で政策を打ち出せる候補者は私たちの強みだ」。復興や金融などの政策立案で党要職を務める根本は、街頭や集会で「政策本位の政治で福島から日本を動かす」と訴える。

 自信を見せても、陣営に緩みはない。2009(平成21)年8月の「政権交代選挙」で苦杯をなめた経験がある。高橋は「わずかな緩みも許されない。お願いしない限り、票は出ない。攻めて、攻めて、攻めまくるが合言葉」と語る。

 支援枠組み変わらず

 選挙事務所に「1日10人の電話かけ」のスローガンを掲げ、与党ベテランの厚い壁に挑む希望新人の岡部光規陣営。選対本部長の佐久間俊男(62)は「中小零細企業では、アベノミクスの実感はない」と指摘する。「郡山は、経済の中心地として県内をけん引する立場。既存の企業を守りながら、医療機器や再生可能エネルギー、ロボット産業など新規事業の進出に取り組み、地元企業との連携を図るべき」と語る。

 事務所の壁には希望の党代表の小池百合子の「為書き」が鎮座するが、民進党県連や民進党最大の応援団の連合福島の「為書き」も並ぶ。佐久間は「支援の枠組みは変わらない。候補者の思いを有権者に伝えたい」と浸透を図る構えだ。

 共産新人の平善彦の選対事務局長の影山静江(65)は「何よりも生活と経済に影響を与える消費増税は反対。税制を変えて中小企業を支える」と訴える。

 日本維新の会新人の西村恵美は草の根の戦い。「復興バブルがあるうちに次の産業を育てるべきだった。やっていない理由はしがらみ」と持論を語る。

4429チバQ:2017/10/17(火) 20:46:05
福島3区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171017-212600.php
【衆院選・最前線ルポ】中山間地に若者を 人口減対策訴え懸命
2017年10月17日    



 衆院選は中盤に入り、舌戦も激しさを増す。福島3区の田園地帯には農作業の手を休め、選挙カーに手を振る高齢者の姿が目立つ。人口減少率(2015年国勢調査)が全国で2番目に高い本県にとって地方創生・人口減少対策は急務だ。候補者3人も地域活性化に向けた政策を懸命に訴えている。(敬称略)

 鮫川村で就農した伊藤真之(31)は大学卒業後、川崎市から村内に移住して3年目。村民の温かさに触れながら農業がしたいと移住を決意した。顔見知りも増えたが、若者に限れば数人程度だ。「若い人が増えるよう、小さな村にも目を向けてほしい」。高齢化が進む中山間地の明るい将来を願っている。

 知名度と実績に自信

 「国政の軸足を地方に移し、農村などを重視した政策に変える」。初当選した1993(平成5)年以来の「無所属」候補となった前職の玄葉光一郎は15日、玉川村の街頭で地方目線を強調した。

 8期24年の経験と元外相の知名度。加えて若者や女性の所得向上など幅広い地方創生の政策もアピールする。棚倉町での演説会では、玄葉の登壇を待つ支持者から「玄葉さんの話を聞きに来た」と声援が飛ぶ光景も見られ、陣営は長年訴えてきた政策や玄葉の実績の浸透に自信を持つ。

 党派を超えた後援会組織「玄葉党」が支持拡大の軸だ。ただ今回は比例復活当選がなく、選対幹事長の県議宗方保(69)は「『玄葉さんは大丈夫でしょ』との思いが最も危険」と選対の引き締めを徹底する。

 前回を上回る総力戦

 「地場産業を強化すれば会社が潤い、若い人が出ていかなくなる。人口減少に歯止めをかけたい」。自民新人の上杉謙太郎は13日、玄葉の地元田村市での総決起大会で気勢を上げた。

 前回衆院選で玄葉の壁に屈した上杉には、約3年間の地元回りで地域課題に耳を傾けてきた自負がある。「県民に近い存在」と訴え、政権与党として政策の実行力も強調。4月の田村市長選では自民推薦の元県議が玄葉の後援会が支援する現職を破り、陣営は「(玄葉の)牙城を崩す潮目が変わった」と攻勢をかける。

 県建設業協会のトップを選対本部長、元県議会議長の県議を選対幹事長に据え、前回以上の総力戦で臨む。連合後援会長の轡田(くつわた)倉治(75)は「大票田の須賀川市や白河市でどれだけ浸透できるかが鍵」と意気込む。

 遊説や街頭演説に力

 共産新人の橋本健二は消費増税に反対し「地域経済を活性化させる」と強調。遊説や街頭演説を中心に、党躍進に全力を挙げる。(水野智史)=おわり

4430チバQ:2017/10/17(火) 20:46:32
福島4区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171014-211995.php
【衆院選・最前線ルポ】新票田西郷、勝敗の鍵 知名度アップに奔走
2017年10月14日    



 「会津との連携を西郷村の発展につなげる」。改正公選法による区割り変更で7月に福島3区から4区に編入された西郷村を巡り、4区の候補は会津と県南の連携を強調して舌戦を展開する。村の有権者数は1万6453人(9日現在)で若松、喜多方、会津美里に次ぐ大票田。西郷の票の行方が激戦を左右する。(敬称略)

 新たな地盤にと期待

 「西郷では知名度ゼロ。渡部恒三先生、玄葉光一郎先生のような実力はない発展途上の人間だが、今の政治を変える力を与えてほしい」。13日夕、西郷村文化センターでマイクに力を込める希望・小熊慎司の隣には、中選挙区時代に村内で強固な地盤を築いた元衆院副議長の渡部が座る。西郷が3区だった前回まで強さを誇った民進系無所属・玄葉も、自らの遊説の合間を縫って応援に駆け付けた。

 区割り変更から約3カ月での衆院選。希望の党の公認作業で準備が遅れ、西郷での活動にも影響した。それでも前回、4区を416票差で制した小熊は、渡部と玄葉の影響力が強い西郷を新たな地盤として期待。陣営は「顔を出せば出すほど知名度が上がるのが分かる。西郷で自民に差を付けたい」と浸透に躍起だ。

 粘り強く組織固め

 「西郷の皆さまと触れ合いを深めようという矢先の解散。選挙戦で皆さまの声を聞き、西郷のために責任を果たす」。選挙戦初日の10日、西郷村のイオン白河西郷店前で街頭演説した自民の菅家一郎は、政権与党としての実行力を訴え、有権者と握手を交わした。

 3区の自民新人・上杉謙太郎の活動を引き継いだ菅家陣営は、村内に事務所を設置。後援会活動もゼロからのスタートだったが、自民系村議が中心となり組織固めを粘り強く進め、菅家の知名度向上に奔走する。

 支援者が集い活気付く会津若松市の選挙事務所で、陣営幹部は「前回僅差で負け、われわれは追い掛ける立場」と危機感を強調。渡部、玄葉の地盤があろうとも「西郷では誰もが新人。1票でも2票でも票を掘り起こす」と力を込める。

 躍進を期す2新人

 社民新人の渡辺敏雄は区割り変更に伴い、西郷村に選対事務所を新設。陣営幹部は「4区の比例目標2万票に向け、西郷で票の上積みをしたい」と意気込む。

 共産新人の古川芳憲は村議が中心となり、西郷村の組織固めを進める。18日には古川が遊説する予定で、幹部は「きめ細かく政策を訴えたい」と躍進を期す。

 西郷村では3人が立候補した前回、玄葉が4524票、上杉が2259票、共産候補者が784票だった。

4431チバQ:2017/10/17(火) 20:46:57
福島5区
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171015-212152.php
【衆院選・最前線ルポ】支持動向揺らぎ注視 市長選余波どう影響
2017年10月15日    



 震災の爪痕が残るいわき市と双葉郡を抱える福島5区。復興相の自民前職に元復興副大臣の希望前職、共産、社民両新人が挑む構図で、4候補とも復興施策の訴えが熱を帯びる。保守分裂となった約1カ月前のいわき市長選の余波や野党再編のあおりもあり、支持動向が揺らぐ。(敬称略)

 一体感づくり腐心

 「被災地はいまだ有事だ。復興相として復興に全力を尽くす」。自民・吉野正芳は11日に楢葉町で演説、復興加速にリーダーシップを発揮する姿勢を強調した。

 10日の出陣式では「教育してくださった坂本先生の恩に報いたい」と引退を表明した元経済産業副大臣・坂本剛二への謝辞から切り出し、融和を演出した。吉野と坂本は選挙区での党公認争いを繰り返し、いわき市長選でも再選した現職と、返り咲きを狙った元職に支持が割れた。

 市長選の総括を巡り市議ら双方の支持者間で緊張が高まっていただけに、陣営は関係修復と一体感づくりに腐心する。選対本部長の県議青木稔(71)は「総括は衆院選後だ。党として必ず支持層を一本化できる」と自信をのぞかせた。

 再編へ理解求める

 「福島第1原発の廃炉を進めることが復興の大前提だ。民進党より現実的な野党を育て、政権交代を果たす」。希望・吉田泉は13日に広野町での演説会で、野党再編に理解を求めた。

 吉田は比例東北で繰り上げ当選、国政復帰から2カ月余りでの選挙戦に加え、直前で民進から希望に移る急展開をたどった。副選対本部長の県議古市三久(68)は「支持者に戸惑いはあるが、安倍政権打倒では一致している」と述べた。

 希望からの出馬により、いわき市では支持層に変化も出ている。10日の出陣式では希望から比例東北に立候補した元職・宇佐美登(50)が吉田と並んでマイクを握った。宇佐美は市長選で約3万6千票を獲得、陣営内では支持拡大につながるか影響を注視する。

 浸透を図る2新人

 共産、社民両新人の陣営は安倍政権批判を前面に打ち出す。共産・熊谷智は子育て世代として原発ゼロや消費増税中止を主張。党いわき・双葉地区委員長の佐藤敏彦(61)は「草の根で支持が広がり、かつてない手応えを感じる」と期待する。社民・遠藤陽子は原発事故による避難者の立場から脱原発と護憲を訴える。党県連副幹事長の佐藤龍彦(65)は「希望に抵抗がある支持層の受け皿として浸透を図る」と戦略を語る。

4432チバQ:2017/10/17(火) 20:48:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171012ddlk22010354000c.html
<一票を託す>衆院選2017・注目選挙区から/1 1区 地域の課題見えづらく 国政巡る主張で政党対決 /静岡
10月12日 00:00毎日新聞

 衆院選は22日に投開票を迎える。注目の選挙区を巡り、その選挙区の特色や各候補の主張を取材し、有権者がどう受け止めているか探った。【井上知大】

 県都・静岡市の中心部を抱える静岡1区。6回目の当選を目指す自民党前職の上川陽子氏(64)は公示日、葵区の公園でマイクを握り、「安全安心を実現し続けるため、治安の向上に取り組みたい」と訴えた。法相という立場もあり、選挙期間中もなかなか地元には戻れないが、「実績や北朝鮮情勢への対応を丁寧に説明したい」と意気込む。

 衆院解散時、1区は野党系の候補者が4人出馬すると見込まれており、上川氏の陣営は票が割れるとみて楽観していた。しかし、民進党出身で希望の党公認を得られなかった新人が7区に移り、ある自民市議は「候補者が絞られるほど厳しい選挙になる。気を引き締め直さないといけない」と危機感を抱く。

 以前から出馬を決めていた立憲民主党の新人、青山雅幸氏(55)は「諸外国から尊敬される9条に自衛隊を明記したら子供たちを戦争に近づけてしまう」と護憲や原発再稼働反対を主に訴える。7日夕、葵区呉服町のスクランブル交差点での遊説では「がんばれ」と声をかける通行人も。青山氏は「解散以降、街のリアクションが目に見えて変わった。自民や希望の改憲案に危機感を抱いている表れだ」と強調した。

 「このポスター、作ったの私なんです」。今月3日に公認が決まった、希望の党の元職・小池政就氏(43)は公示まで慌ただしく準備作業に追われた。公示日の10日には、結党に参加した細野豪志氏(46)と自転車で演説場所に登場するパフォーマンスも見せ、「静岡市から風を起こし、政権交代を実現しよう」と訴えた。「(野党系候補が解散時の見込みより減ったこともあり)保守系で改革を訴える候補の一本化は有権者にとってわかりやすくなったはず」と自信を見せた。

 共産党の新人、鈴木千佳氏(46)は連休中の8日昼過ぎ、市役所前で行った集会で支持者や休日の買い物客らを前に「安倍政権の5年間は、安保法制と特定秘密保護法、『共謀罪』など憲法を無視、民意を無視する政治をしてきた。総選挙は、この政権に退場してもらうチャンスだ」と語りかけた。

 演説後は、強い日差しの中、日傘を差したり、ハンカチで汗をぬぐったりしながら耳を傾け続けた聴衆にかけ寄って一人一人と握手して回った。

 都市部ゆえに地域の課題は見えづらく、国政を巡る主張のぶつかり合いなど政党対決の様相もある。有権者の反応も賛否さまざまだ。静岡市駿河区の男性会社員(43)は「民進党が分裂して分かりやすくなった。自民党以外の選択肢が増えたのは良いこと」と好意的。静岡市葵区の男性会社員(42)は「北朝鮮情勢が深刻化する前に解散したのは良かった」とし「憲法改正では、難しい表現をやめてほしい。自分たち一般人は細かなニュアンスの差まで分からない」と話す一方、別の男性(72)は「議論が全く深まっていないし、よく分からない。このまま選挙が行われ、物事が進んでいくのではないか」と懸念した。=つづく

4433チバQ:2017/10/17(火) 20:48:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171013ddlk22010146000c.html
<一票を託す>衆院選2017・注目選挙区から/2 6区 「3極」激戦の構図 20年余、因縁の地 /静岡
10月13日 00:00毎日新聞

 「安倍(晋三)内閣は憲法を無視した政治を繰り返した。内閣退陣を迫る選挙にする」。共産党新人の内田豊氏(63)は10日午前、JR沼津駅南口で政権批判のボルテージをあげた。「希望の党の政策は安保法制推進と憲法改正。自民党と何ら変わらない」。自民党だけでなく、希望の党も一刀両断した。

 前回、前々回とも自民党前職、勝俣孝明氏(41)と、希望の党前職の渡辺周氏(55)が激戦を繰り広げた。共産党候補は2大政党の争いの中、ともすれば埋没しがちだったが、今回は“3極対決”の一角として政権批判の受け皿を狙う。「共産党と市民との連合、野党共闘が前進する選挙にする」と声を張り上げる内田氏。演説を聴く聴衆に笑顔が広がる場面もあり、雰囲気は明るい。

 静岡6区は1996年の小選挙区制導入以来、渡辺氏が7連勝中で自民候補は一度も勝ったことがない。前回勝俣氏の応援には安倍首相や菅義偉官房長官ら大物が続々と入りマイクを握ったが、結果は前々回と同じく小選挙区で負けて比例東海ブロックで復活当選。小選挙区当選は勝俣氏と自民党の悲願だ。

 勝俣氏の後援会は各地にできた。伊東後援会の海野英夫会長(74)は「小選挙区で絶対勝ってほしい」と、沼津市浮島地区後援会の三橋幸利会長(75)は「若い力を前面に出し、新しい自民党を作ってもらいたい」と話す。

 10日に沼津市緑ケ丘の事務所で開いた勝俣氏の出発式では、過去2回選対本部長を務めた小野達也・伊東市長が「三度目の正直だ」とあいさつ。「6区に6市7町あるが、小選挙区で勝たないと国に援助を求める時に差が出る。与党の代議士を地域から出さなければいけない」と強調した。勝俣氏は「過去2回比例復活に甘んじた。今度こそ小選挙区で勝ち抜き、(小選挙区制導入以降の)21年続いた低迷を私が変えたい」と呼びかけて、大きな拍手を浴びた。

 渡辺氏の党名は民進党から変わったが、10日の沼津駅北口での出陣式では「選挙の本質は安倍政治を国民がよしとするか、しないか。力任せの安倍政権に対して戦うため、あえて民主党、民進党の歴史を閉じて合流することを決めた」と力強く聴衆に訴えた。

 衆院議員4期、沼津市長を1期務めた亡父の名「渡辺朗」をいまだに投票用紙に書く人がいると言われるほど、2代にわたる支持は堅い。10日午後に伊東市内の街頭演説会場で鈴木克政民進党同市支部長は「国政が希望の党だろうが自民党だろうが、渡辺周に国会に行っていただく」と話して拍手を集めた。

 前回同様、連合から推薦を得られたのは、渡辺氏陣営にとって大きい。希望の党設立のドタバタで今回の衆院選で連合静岡が推薦するのは3区の無所属前職と渡辺氏だけ。渡辺氏は民進党▽希望の党▽連合--の三つの力が結集する県内唯一の候補者だ。連合静岡の村田康文・沼駿三田地域協議会議長は「6区を死守しないと県内の政治は変わってしまう」と全面支援の構えを見せる。【石川宏、梁川淑広】=つづく

4434チバQ:2017/10/17(火) 20:49:24
3が見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk22010140000c.html
<一票を託す>衆院選2017・注目選挙区から/4止 8区 進む市街地空洞化 具体的論戦、望む声も /静岡
00:00毎日新聞

 浜松市中区などを含む静岡8区には、有権者約37万人が住む。その中心地、JR浜松駅の北口を出て数分歩くと、商業ビルの合間にぽっかりと広がる更地がある。2001年に破綻した百貨店の跡地だ。近くの商店街には、空き店舗もある。一方、郊外の大型ショッピングモールでは、平日でも駐車場が混み合うほどにぎわう。

 地方で進む中心市街地の空洞化は、県内最多の人口を抱える浜松市も例外ではない。市の調査では、03年は中心市街地に平日で約17万4000人の人通りがあったが、14年には約10万人に落ち込んだ。中心部にある空き区画も16年11月現在で82カ所に上る。

 公示日の10日。浜松駅前では、候補者3人が入れ代わり立ち代わり街頭演説を行った。

 「浜松の街は元気がなくなっている。盛り上げるには、国から地方への権限移譲が必要です」。希望の党の新人、源馬謙太郎氏(44)が日が暮れる頃、訴えた。帰宅途中の会社員らが足を止めて耳を傾ける場面もあったが、高校3年の男子生徒(18)は「希望の党は知っているけど、(選挙は)政治家同士の縄張り争いにしか思えず、あまり興味がない」と話して立ち去った。

 源馬氏は地方再生を自らの政策の第一に掲げる。道州制を実現させて地方の権限を強化し、地域事情に合った独自経営が必要だと訴えている。

 源馬氏の演説の少し前、自民党前職、塩谷立氏(67)は選挙カーの上から声を張り上げていた。「北朝鮮など国際的な脅威が高まり、安定した政権が必要です」。応援でマイクを握った地元企業の幹部は「バブル期以来の景況だ」などと政府の経済政策に触れた。しかし、遠巻きに見ていた中区の男性会社員(52)は「給料は上がっておらず、好景気の実感なんてないけどね……」とポツリ。

 塩谷氏の陣営は「アベノミクスをさらに推し進めれば、好景気は皆さんの懐にも波及する」と主張。中小企業への資金支援なども掲げる。

 午後一番で駅前に立ったのは、共産党新人の嶋田初江氏(69)。「日本を戦争ができる国にしてはいけません」と、憲法9条の堅持などの持論を展開する。熱心に聞く支持者の姿が見られたが、3歳の長男を連れて通りかかった主婦(31)は「憲法も大切なのかもしれないが、経済や安全保障などの方が深刻な問題なのでは」とも。

 嶋田氏は「苦しい家計を懸命にやりくりしている人たちに、消費税増税がさらなる追い打ちをかける」と現政権を批判。「格差社会に国民は苦しんでいる」として、貧困層への支援を訴える。

 今回選挙の公約で、希望の党は「地域の活力と競争力の強化」、自民党は「地方創生で活力ある元気な地方をつくります」、共産党は「商店街・小売店を活性化」をうたう。

 ただ、この時の演説では、いずれの候補者も、目の前の街並みで進む空洞化に対する具体的な提言は乏しかった。駅近くで弁当販売店を営む女性(62)は候補者の演説を聞いた後、つぶやいた。「目の前に具体的な課題があるんだから、分かりやすい論戦をお願いしたい」【竹田直人】=おわり

4435チバQ:2017/10/17(火) 20:52:46
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/15/JD0056241995
横一線 激しい攻防 選挙区ルポ・1区


 22日投開票の衆院選は中盤戦に入り、大分県内の3選挙区でも与野党の候補者が激しい攻防を繰り広げる。選挙戦の現場を追った。

【大分1区】
吉良州司 59 希望・前
小手川恵 61 共産・新
穴見陽一 48 自民・前
 =公明推薦=
(届け出順、数字は年齢)

市長と“共闘”強化
 「日経平均株価は2万1千円。大分市でも19年ぶりに地価が上がり、経済政策は軌道に乗ってきた。この流れを止めるわけにはいかない」。13日、穴見氏は市内で開いた新産都系関連企業の決起集会で自公政権の実績を強調した。
 自公両党の総力戦で1区奪還を期す穴見氏陣営。自民党県議団は友好団体や企業を回り、支持固めを重ねて要請。党市連は後援会と連動し、校区単位で集票を急ぐ。「国、県、市の連携」を旗印に、佐藤樹一郎市長との“共闘”も強める。
 公明党と「厚い信頼関係」(陣営幹部)を持つ穴見氏は、比例区と連動して集票に当たる選挙協力を大幅に強化。「比例は公明」と重ねて訴え、その徹底ぶりは際立つ。
 公示後は露出を高める運動が中心。12日は大分トリニータ出身の高松大樹市議と街頭に立ち、スポーツ振興の充実を共に訴え、進出企業の労組員らに向けた早朝の「手ふり」も始めた。
 全国的な「自公優勢」が報じられるが、党県連幹部は「1区は横一線の競り合いだ」と厳しい表情を崩さない。16日午後には小泉進次郎・党筆頭副幹事長が来援し、市中心部で街頭演説を予定する。陣営関係者は「これで勢いがつく」と語り、攻勢を強める構えだ。

自身の政策を訴え
 「自民党候補を勝たせれば、森友・加計(かけ)学園の問題も含め安倍首相を信任したことになる。今回は政権にノーを突き付ける戦いだ。1区の代表として小選挙区で勝たせてほしい」
 公示後初の週末を迎えた14日。小雨の中、吉良氏は市東部の商業施設前でマイクを握り声を張り上げた。
 大型団地を重点的に回り、有権者と握手を重ねる。商業施設周辺や交差点でつじ立ちを繰り返し、無党派層を取り込む戦略を取る。
 全国で与党優勢が伝えられる中、「『希望』の看板はプラスにならない」と陣営関係者。選挙ポスターは「希望の党」のイメージカラーの緑は使わず、従来通り赤と白が基調。政党公約ではなく自身の考えと政策を説明するスタイルを貫き、「反安倍政権」「教育投資・子育て支援」を軸に演説を組み立てる。陣営幹部は「政策を訴えて個人への支持を地道に広げる。同時に政権に対する批判票も広く掘り起こしていく」。
 集票の主軸を担う連合大分は動きを活発化。個人演説会には200人以上の組合員が足を運ぶ。14日朝には選対幹部が集い、期日前投票の徹底を確認。幹部は「組織票を積み上げ、組織外への支持拡大を進める。動きを加速させて必ず競り勝つ」と気合を入れる。

改憲反対を前面に
 「この選挙は憲法と国民の暮らしが懸かっている。安倍政治にノーの審判を下そう。ぶれない政治で筋を通す共産党を躍進させてほしい」。14日、市内15カ所で演説した小手川氏は、改憲や消費税増税への反対姿勢を前面に支持を訴えた。
 陣営は政権批判票に加え、憲法改正に批判的な護憲・リベラル層を取り込み、比例票の獲得につなげる戦略を描く。党県委員会幹部は「支持の広がりを感じており、伸びしろは大きい。得票を増やせるだけ増やす」と息巻いた。

4436チバQ:2017/10/17(火) 20:54:45
2区が見つからない
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/17/JD0056247265
宿敵同士強い警戒 首相是非訴え遊説 選挙区ルポ・3区


【大分3区】
岩屋毅 60 自民・前
 =公明推薦=
横光克彦 73 立民・元
(届け出順、数字は年齢)

「全国と事情違う」
 「野党がこぞって相手候補を応援している。一気に絶体絶命の戦いになった」。13日夜、宇佐市文化会館での個人演説会で、岩屋氏は表情を引き締めた。宇佐は宿敵・横光氏の地元で、過去には苦戦を強いられた地域。登壇した地元の陣営幹部も、そろって警戒感をあらわにした。
 対決の構図が二転三転した結果、野党勢力は知名度の高い横光氏に一本化。昨年の参院選で自民候補を苦しめた「共闘」を迎え撃つ選挙となった。危機感を強める陣営幹部は、全国的な与党優勢を伝えるニュースに渋い顔を見せる。「野党の乱立に救われているということ。大分3区は共産も希望も出馬を取り下げ、全く事情が違う。1票を争う選挙だ」
 頼みの保守層固めを急ぐが、複数の市議が「安倍首相への反感は想像以上」と実感を明かす。岩屋氏はこうした声を意識し、演説では批判の集まる森友・加計学園問題の説明に時間を割く。「反省すべきは反省し、党改革の先頭に立つ」と理解を求める。遊説には細かくつじ立ちを折り込み、地方創生の推進など政策を丁寧に訴えている。
 公明党との選挙協力も熱が入る。公示日の10日。別府市での出陣式で、自民3区支部と公明県本部が推薦状を交換する異例の場面を設けた。公明幹部は「自前の候補並みに取り組む」。自民側も「比例は公明」の呼び掛けを徹底。自公政権の継続を強調する。

経験ない短期決戦
 「国民一人一人が主役のまっとうな政治を取り戻したい。怒りの一撃を安倍政権にたたきつけよう」。15日に別府市内であった横光氏の総決起集会。連合大分の組合員らに加え、民進党県連代表の足立信也参院議員や浜田博前別府市長らも駆け付け、“横光節”に拍手を送った。
 横光氏が正式に立候補を表明したのは公示直前の7日。衆院6回当選のベテランにとっても経験のない超短期決戦となる。安保法制の強行採決や森友・加計学園を巡る対応など訴えを政権批判に集中し、「反安倍票」の受け皿という立ち位置を鮮明にする。
 2012年の衆院選で敗れた後、一度は政界を引退した。かつての後援会は解散している。推薦を決めた連合大分の手厚い支援で、何とか態勢づくりを間に合わせた。ブランクを挽回するため、公示直後は選挙カーでの遊説に軸足を置き、3区内での“顔見せ”を急いだ。終盤にかけて個人演説会を増やし、連合大分傘下の労組への浸透を図っていく。
 野党共闘は目に見える形になってきた。内定していた独自候補を取り下げた共産党は「3区は横光」と運動を広げ、全面的にバックアップする。
 陣営は票田・別府市での無党派層の掘り起こしと若者、女性への支持拡大が勝敗のカギを握ると見る。幹部は「組合員を軸に家族や友人、知人へと運動を広げたい」と力を込める。

4437チバQ:2017/10/17(火) 20:56:45
発見
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/16/JD0056243673
背水の陣、緊張漂う 選挙区ルポ・2区


 「今後も年金、医療、介護などを支えていく安定財源として、消費税増税は必要だ」。13日午後、竹田市荻町の広場で演説した衛藤氏は、税収規模や社会保障費に関する細かなデータを列挙しながら、消費税率の引き上げに理解を求めた。
 選挙戦では憲法改正と消費税増税に演説の力点を置き、丁寧な説明に徹する姿勢が目立つ。一方で、社民、共産両党が掲げる消費増税反対と企業への課税強化を「実現は難しい」と強く批判。吉川氏への対抗心をあらわにする。
 自民党の衆院比例代表「73歳定年制」で、小選挙区単独の選挙戦。2014年の前回選挙と違って共産党が候補擁立を見送り、「野党統一候補」の吉川氏と事実上の一騎打ちとなり、陣営には「背水の陣だ」(選対幹部)と緊張感が漂う。
 選挙カーで広大な選挙区を駆け回り、頻繁に車を降りては握手や3分程度の短い演説を重ねて支援を訴える。「比例は友党・公明党へ」と必ず言い添え、自公両党の結束もアピール。期日前投票の徹底を促し、保守票の積み上げを急ぐ。
 選挙区内で相次いだ豪雨災害の爪痕が癒えておらず、陣営内には「この時期に解散総選挙をしなくても」と戸惑いの声も。甚大な被害が出た津久見市での遊説を見送るなど被災地に配慮しながら、災害復興に全力を挙げる姿勢を強調する。

 首相に“照準”絞る

 「国民の声に耳を傾けず、説明責任も果たさない。強引な国会運営を繰り返す。安倍政治を変える。その思いを私に託してほしい」。14日夜、吉川氏は臼杵市で開いた個人演説会で、吉田忠智社民党首と共に壇上に立ち、声を張り上げた。
 安倍晋三首相の政権運営を厳しく批判する吉川氏。直接的な自民党批判は抑えつつ“照準”を安倍首相に絞る戦略で、政権批判票を掘り起こして保守層の切り崩しを狙う。
 陣営は基盤の組織票固めを急いでおり、県平和運動センターの支持労組や後援会幹部には「総行動」を要請。得票目標の完全達成にハッパを掛ける。15日には社民党系の県議・市議が急きょ集まり、組織外への支持拡大を確認した。
 野党共闘で連携する共産党の比例候補は街頭で「小選挙区は吉川」と訴える。憲法9条、平和外交の必要性を強調し、護憲・リベラル票の結集を目指す。民進党の地元市議も支持者に支援を呼び掛けている。
 過去2回の衆院選で吉川氏は、選挙区で敗れ比例復活した。だが、野党再編で新党に注目が集まり、陣営内には比例九州ブロックの議席獲得を危ぶむ声も出始めている。
 ある陣営幹部は「選挙活動は突然の解散と災害で遅れ気味だったが、ここから一気に加速させていく」と語気を強めた。

 「明るい未来実現」

 上田氏は15日、3市町で演説を重ねた。消費減税と国防強化を訴え「ぶれない政策で日本の明るい未来を実現する」と力を込めた。

4438チバQ:2017/10/17(火) 20:59:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171014ddlk44010276000c.html
<2017衆院選・おおいた>選挙区ルポ/上 1区・見極め難しく 順風か逆風か手探り /大分
10月14日 00:00毎日新聞

 ◇無党派層・公明票・共闘、カギに

 「私自身は全く変わっておりません。『希望の党は応援できない』という声を聞いたら、ぜひこのことをお伝え下さい」。11日夜、大分市西部の公民館。希望前職の吉良州司氏(59)は長年の支援者を前に、希望公認となった経緯を説明して理解を求めた。出席者は「党は関係ない。人物本位」と好意的に受け止めた。

 民進党の事実上の解体で希望の党から出馬した吉良氏。一時は「政権交代も」と盛り上がりを見せたが、「排除の論理」などで疑問が広がり、「失速」を指摘されている。希望がどのような「風」をおこすか読み切れない中、手探りが続く。公示直後の第一声で「私自身、後ろを向いて『ふざけんな』と叫びたい気持ちでいっぱい」と述べるなど、希望への批判的な言葉も隠さない。

 古巣の民進、連合大分のほか、社民の支持母体である自治労などの支援を受ける。念願だった与野党1対1の構図は描けなかったが、「打倒安倍政権」を目指す勢力に結集を呼びかけ、アピール。無党派層にどれだけ届くかが勝負だ。

 1区は過去3回、吉良氏と自民前職、穴見陽一氏(48)が激突。旧民主が政権交代を果たした09年は吉良氏、自民が政権を奪い返した12年は穴見氏が小選挙区で勝利した。前回14年は自民が躍進した全国的な傾向とは異なり、吉良氏が約6000票差で上回るなど票がどう動くか、見極めは難しい。

   ◇  ◇

 風が読めないのは穴見陣営も同じだ。陣営幹部は、森友・加計問題を抱える安倍晋三首相への反発を感じるという。選挙前のポスターは安倍首相とではなく、菅義偉官房長官とのツーショットを使用するなど、首相との距離に悩む。

 穴見氏は11日、女性向け集会を開き、自民を支える団体や企業、公明党の支持母体である創価学会の関係者や、広瀬勝貞知事の妻・尭子さんら約300人を集めた。女性が活躍できる社会の実現に向けて働き方改革に取り組んでいることをアピールし、足元の票を固めるのが狙いだ。公示前の5日にも「『公明党の穴見陽一』というつもりで戦う。私の勝利と公明党の勝利、二つがあって初めて勝利だ」と強調。公明票固めに力を入れる。

 「地元と国の橋渡し役として欠かせない」。11日の会合には、40年ぶりに誕生した自民系の佐藤樹一郎大分市長も出席し、穴見氏をたたえた。現職市長の力添えを得て、組織票からの上積みを急ぐ。

   ◇  ◇

 11日昼、共産新人の小手川恵氏(61)は、市内各地でマイクを握った。「ぶれることなく、立ち位置がはっきりしている共産党を伸ばしてください」。義母から譲り受けたという和服の上にたすきの姿。「思ったより暑くないのよ。袖が広くて、風通しがいいから」と笑みを浮かべる。

 「市民と野党の共闘」を強調する。消費増税は「1%の富裕層にはいいが、99%の国民の生活は苦しくなる」と猛反発し、北朝鮮問題では経済制裁に理解を示した上で外交努力の必要性を指摘。目指すは「大分で初の女性衆院議員誕生」だ。【池内敬芳、安部志帆子】

   ×  ×

 政界再編を受け、風が読み切れない中、舌戦が続く衆院選。県内の小選挙区を歩いた。

………………………………………………………………………………………………………

 ■1区の候補者■

吉良州司 59 [元]副外相 (4)[希]前

小手川恵 61 [元]大分市議 [共]新

穴見陽一 48 会社相談役 (2)[自]前

 ※届け出順。丸数字は当選回数、前は前職、元は元職、新は新人。[自]は自民党、[希]は希望の党、[共]は共産党

4439チバQ:2017/10/17(火) 20:59:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171015ddlk44010193000c.html
<2017衆院選・おおいた>選挙区ルポ/中 2区・「投票、気力ない」声も 被災者に寄り添う訴え /大分
10月15日 00:00毎日新聞

 ◇防災服・ボランティア・お見舞い

 「今まで選挙は欠かしたことはなかったが、今回は投票する気力がない」。津久見市役所そばに住む清田満利さん(85)は、台風18号で自宅が約1・6メートル浸水した。畳や多数の本、衣服が水につかり、山のような量を廃棄。今も1階は湿気を含み、昼間は散乱した家財道具の整理や掃除を続けている日々だ。

 妻(83)と2人暮らし。現在は公営住宅に身を寄せる。「あと3カ月は掃除を続けないと。疲れていて、選挙のことなんて考えられない」とこぼした。

 いかに被災地に寄り添うか。日田市に大きな被害をもたらした7月の九州北部豪雨に続いて9月には台風18号が県南を襲った。特に多くの家屋の浸水被害があった津久見市では今も自宅の清掃に追われ選挙のことすら考えられない市民は多い。

 「大分を、みなさんの生活を守る。災害復旧、復興を急ぐ」。13日の竹田市での集会。自民前職の衛藤征士郎氏(76)はこの日も防災服をまとっていた。第一声で「この防災服で選挙区を走り抜けます」と宣言。「被災地の復興に全力を尽くす決意」を込めるため、本人が防災服による選挙活動を決めたという。国のパイプを生かした手厚い被災地の支援策を訴え続ける。

 今回、党の比例代表「73歳定年制」により、重複立候補ができず、復活当選はない。ライバルの社民前職の吉川元氏(51)は事実上の野党統一候補であり、陣営の危機感は強い。北朝鮮の脅威に立ち向かう外交防衛なども訴えながら、11期の実績を前面に出し、まずは組織固めに力を入れる作戦だ。

 ただ、被災地域が多いだけに「今までと違い、くまなく選挙カーを走らせられない」との悩みも抱える。公示前、街宣車で回っている最中に「選挙どころじゃない」「選挙費用を被災地支援に充ててほしい」などと言われた政党もあったという。公示日は佐伯から津久見を通過して、臼杵で演説をした。「津久見は最終日に入れるかどうか」。候補が入れないため、支援する地元議員がフル回転してカバーする。

   ◇  ◇

 比例復活で2期務め今回は選挙区での勝利を期す吉川氏は、各地集会でボランティアの参加を呼びかけている。被災後、津久見市でボランティアの奮闘ぶりを視察し、人手不足を痛感したという。13日夜の竹田市の集会では「台風18号被害で、特に津久見市では連日のようにボランティアが励んでいる。被災者からは『見捨てられたようだ』との声も聞いた。こんな時期の解散に憤りを覚える」と訴えた。

 10日夕。共産の県南部地区委員会の会議で、同党の佐伯、臼杵、津久見の各市議が、社民の佐伯市議と固く握手した。「選挙区は吉川を、比例は共産を」。協力態勢の共産は支持者に対し、こう呼びかけ、地区委の事務所に吉川氏のポスターを貼るなど積極的な選挙活動を展開中だ。

 前回衆院選では衛藤氏に約2万6000票差で敗れたが、今回は共産候補が出馬していない。共産候補の前回の得票数を吉川氏に上乗せすれば、約8600票差に迫る。吉川陣営は、社民の支持母体である自治労などの支援を受けて票固めを進める一方、「反自民の結集」で支持拡大を図っている。

   ◇  ◇

 幸福実現党の新人、上田敦子氏(50)は日田などでボランティアをした経験があり、「お見舞い」の意味を込めて被災地を回る。「災害に強い国土づくり」を掲げ、ダムや堤防など災害インフラの整備を主張。安倍政権では足りないインフラ整備や北朝鮮の脅威に対する国防力強化を訴え、保守票の取り込みを目指している。【柳瀬成一郎】

………………………………………………………………………………………………………

 ■2区の候補者■

吉川元 51 党政審会長 (2)[社]前

上田敦子 50 幸福区支部長 [諸]新

衛藤征士郎 76 [元]副議長 (11)[自]前

 ※届け出順。丸数字は当選回数、前は前職、新は新人。[自]は自民、[社]は社民の各党。[諸]は諸派(幸福実現党)

4440チバQ:2017/10/17(火) 20:59:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk44010239000c.html
<2017衆院選・おおいた>選挙区ルポ/下 3区・急転…一騎打ち 因縁深い両氏激突 /大分
00:00毎日新聞

 ◇組織固めVS知名度前面

 「撮った写真をインターネットに掲載しても良いですか?」。公示翌日の11日午前、別府市。立憲民主元職、横光克彦氏(73)が支援者と握手すると、横光氏長男がすかさず尋ねた。陣営のフェイスブックやツイッターに載せるためだ。公示3日前に正式表明という急な出馬で態勢が整ってない分、「ネット選挙」で補う作戦だ。

 2012年衆院選で自民前職、岩屋毅氏(60)に敗れて政界を引退。後援会も解散した。「ヒト・モノ・カネがない」(横光氏)中、長男だけでなく長女は街宣車のアナウンスを担当、妻も一緒にあいさつに回る家族総出での選挙活動だ。だが、俳優で政治家としても副環境相などを務めてきた横光氏の出馬は、「野党一本化」の流れを作るのに十分だった。

 同区は公示直前になって選挙構図が目まぐるしく変わった。当初、岩屋氏と共産新人が対決する構図だったが、今月4日に希望の新人が出馬表明。5日に横光氏が出馬の意向を固めたことが伝わると、今度は共産が立候補を取り下げた。自民、希望、立憲民主の「3極」対決とみられた直後、7日に希望の新人が「自民の一角を崩す」として出馬をやめ、横光、岩屋両氏の一騎打ちとなった。

 両氏の因縁は深い。現在の区割りとなった03年衆院選から4回対戦。岩屋氏が3勝しているが、09年には横光氏が勝利した。共産県委員会幹部は「(共産新人よりも)勝つ可能性が出てきたことで、むしろ運動に力が入る」と語る。

 「安倍政権への怒りの一撃を加える。憲法に基づいた政治を取り戻したい」。13日夜、日出町の集会で涙を見せながらこう訴えた。公示前の7日にあった宇佐市の事務所あいさつや、10日の第一声などでも涙ぐんでいる。岩屋氏を支援する市議は「演技派であり、『勝たせてください』と連呼して泣かれると、同情票が集まってしまう」と警戒する。陣営幹部は「『立憲民主』と言うな。『横光、横光、横光』といった方がいい」と話し、「知名度」を生かした票の掘り起こしを狙う。

 だが、民進関係の一部で「主張がリベラルすぎる」として消極的な姿勢が見られるという。横光氏は社民で副党首を務めた後、旧民主党に移った経緯があるため、「社民から逃げたと思っている人もいる」(社民関係者)との指摘もある。

   ◇  ◇

 「2人だけになり、厳しい戦いになる」。12日のJAべっぷ日出での会合で、岩屋氏は危機感を訴えた。陣営は横光氏の出馬を「これ以上はない強敵の復活」と受け止め、公明、農協、医師会などの支援基盤を確実に固める作戦を取る。選挙期間中、小さな集落も取りこぼさないよう、国東半島を隅々まで1回は回る計画だ。

 陣営の市議は、横光氏に自民党支持層を切り崩されることを懸念する。「横光氏は保守層にも個人的な人気がある。俳優出身だけに、手を握りしめて見つめられると、女性を中心に心を動かされる可能性がある」。別府などの都市部の女性層への呼びかけを強めるという。

 公示前の1日、自民と公明の会議。自民側は「比例は公明」と明言し、公明側も「選挙区は岩屋を徹底する」と確認した。岩屋陣営幹部は「解散の大義や森友・加計学園問題など、安倍批判を感じる」と指摘。支持層を広げるよりも「票を落とさない」ことを重視し、自公協力を進める考えだ。

 岩屋氏は10日の出陣式で「安倍政権は成果を上げてきたが、国民の不信も買っている。深刻に反省しなければならない」と強調した。その一方で「比例は公明」と書かれたチラシも配布。政権批判を意識しながら組織票を固める選挙戦を展開している。【田畠広景、大島透】

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 ■3区の候補者■

岩屋毅 60 [元]副外相 (7)[自]前

横光克彦 73 [元]副環境相 (6)[立]元

 ※届け出順。カッコ内数字は当選回数、前は前職、元は元職。[自]は自民党、[立]は立憲民主党

4441チバQ:2017/10/17(火) 21:01:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710120035.html
【衆院選・激戦区を歩く】(1)東京1区 希望・自民・立民が三つどもえの激戦 千代田区長選、都議選に続き首都決戦
17:54産経新聞

【衆院選・激戦区を歩く】(1)東京1区 希望・自民・立民が三つどもえの激戦 千代田区長選、都議選に続き首都決戦
立候補者の街頭演説に拍手を送る聴衆=10日、新宿区(高橋裕子撮影、画像の一部を処理しています)
(産経新聞)
 国会や都庁を抱え、首都決戦を象徴する衆院選の東京1区は長年、自民党と旧民主党が激突してきたが、小池百合子知事の希望の党旗揚げで構図は変わった。希望新人の弁護士、松沢香氏(39)、自民前職の元外務政務官、山田美樹氏(43)、立憲民主党元職の元経済産業相、海江田万里氏(68)の三つどもえに。2月の千代田区長選、7月の都議選に続く3度目の首都決戦となる。

■応援演説を直談判

 松沢氏が10日に港区内で行った第一声に小池氏の姿があった。都議選の千代田、港、新宿各区で大勝した都民ファーストの会都議3人や、千代田区長選を制した石川雅己区長も並んだ。

 小池氏の快進撃を象徴していたが、陣営関係者は「都議選のときのような勢いはないのでは」と漏らす。小池氏は「国政のブラックボックスを開ける。組織票ではなく皆さんの一票に価値がある」と訴えた。

 松沢氏は都の有識者会議に入った縁で小池氏と知り合い、今月上旬に出馬の打診を受けた。都民都議や弁護士仲間らが支援するが、初日にたすきが間に合わないなど準備、知名度不足が課題。「まずいと思って小池さんにメールで(演説に)来てほしいと頼んだ」

 少子高齢化対策や「原発の段階的ゼロ」などを訴える。国会の東京電力福島原発事故調査委員会で調査課長を務めた経歴があり「自民の山田さんは経産省出身で原発を推進してきた。元経産相の海江田さんは委員会が招致した。原発政策で2人とは立場が違う」

■組織戦を展開

 「必要なのは排除ではなく結束だ」。11日、JR田町駅西口で街頭に立った自民の山田氏は名指しこそしなかったものの、小池氏の「排除」発言を使いながらこう皮肉った。

 演説では希望など他党批判を控えめにし、外務政務官を務めた経験から、緊迫する北朝鮮情勢などを踏まえ安定政権の重要性を訴えた。一方、応援に入った自民の菅野弘一都議(港区)は「都政の停滞」を指摘した上で「国政に皆さんの気をそらせようとしている」と小池氏を批判した。

 千代田区長選、都議選で苦杯をなめた自民。今回の選挙では、千代田、港、新宿各区議を中心とした組織戦を展開。保守票の取りまとめを急ぐ。

 選対幹部は「区長選、都議選のような逆風は感じない」と述べる一方、希望の松沢氏陣営に対しては「情報が少ない。戦略を立てるのが難しい」と困惑する。

 山田氏は「今回は区長選、都議選と論点がまったく違う。激励も多く、みなさんの期待に応えたい」と話した。

■民進分裂

 旧民主党代表、経産相を務めた立憲民主の海江田氏は自らの強みを「やっぱり知名度だよね」と自負する。街頭に立つと、通行人たちがスマートフォンのカメラを向け、「頑張って」と声援も飛ぶ。

 前回は選挙区で敗れ、比例での復活もかなわなかった。落選中は祭りや防災訓練などの催しは欠かさずまわり、顔を売り込んできた。民進党分裂、立憲民主の立ち上げも追い風と感じており、「これまで投票先がなかった人たちの受け皿になる。選挙中は憲法問題を主に訴えていきたい」と話す。

 ただ民進分裂の負の影響も。陣営関係者によると、海江田氏の地元の新宿区や千代田区では区議たちが応援で一致しているものの、港区では希望支援の動きが出ている。選対幹部は「これだけ政党が激動する中では、それぞれで事情がある」と漏らすが、別の関係者は「選挙は始まったばかり。今は希望を応援している人も、支持率によってはこちらに移ってくるかもしれない」と期待する。

4442チバQ:2017/10/17(火) 21:02:20
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130018-n1.html
2017.10.13 10:34
【衆院選・激戦区を歩く】
(2)東京15区 豊洲市場問題、選挙戦にどう影響…国政と都政の狭間で揺れる候補
 小池百合子知事(希望の党代表)が市場移転問題で打ち出した「市場両立案」で揺れる豊洲市場(江東区)がある東京15区では、希望や自民党の前職ら4人が火花を散らす。希望陣営は市場問題に力点を置かないのに対し、自民陣営は移転時期が決まっていない状況などを批判する。国政と都政のはざまで揺れる候補たちの事情が垣間見える選挙戦になっている。

 「江東区民からは小池さんが下した判断は称賛すべきものとは思われていない。難しい問題だ」。希望前職の柿沢未途氏(46)は取材に対して胸中を吐露した。

 小池氏は昨年8月に移転延期を表明し、今年6月に豊洲移転・築地再開発の市場両立案を提唱。豊洲地区の地元住民や江東区議会からは、都が整備を約束してきた豊洲市場の観光拠点「千客万来施設」と、築地再開発の施設が共倒れになる懸念が出ている。都と市場団体との調整もまとまっておらず、移転時期は決まっていない。

 柿沢氏は選挙戦の訴えでは市場問題に力点を置かないとしており、10日の出陣式では「増税より政治家改革」などと身を切る改革を強調。自民側からは、みんなの党、民進党などと所属政党が変わってきたことに対する批判が上がるが、「個人攻撃をはねのけ、皆さんのお力で勝利を勝ち取ろうではありませんか」と訴えた。

 自民前職の秋元司氏(46)は過去2回の選挙で柿沢氏相手に苦杯をなめ、比例復活してきた。江東区では夏の都議選で都民ファーストの会の候補がトップ当選。自民は重点地区に位置づけ、菅義偉官房長官も応援に入った。

 自民は豊洲移転推進の立場だが、市場両立案を疑問視。11日の門前仲町の街頭演説で秋元氏が災害対策の重要性などを訴える一方、地元選出の山崎一輝都議が「市場問題はいっこうに決まらない。小池氏は二足のわらじをはいて無責任だ」と批判を展開した。

 陣営内では衆院選の勝利で豊洲移転を進めていきたいとの声もあり、ベテラン区議は「地元区で自民候補が勝たなければ都側に地元の声が伝わらない。しっかり勝つ」と意気込む。

 共産党は豊洲市場の土壌汚染を問題視し、都議選などで移転中止と築地市場再整備を訴えてきた。共産新人の吉田年男氏(69)は移転に反対し、豊洲市場を物流センターなどとして活用するという考えを持つが、街頭演説では安倍晋三首相の憲法改正の方針と消費増税について反対する主張に時間を割いている。

 「演説に要素を盛り込みすぎると長引いて、聴衆が帰ってしまう。訴えは国政に絞る」。こう説明した。

4443チバQ:2017/10/17(火) 21:02:44
http://www.sankei.com/politics/news/171013/plt1710130062-n1.html
2017.10.13 22:17
【衆院選・激戦区を歩く】
(3)東京12区 公・共対決、都議選で“決別”公明にしこり残す自民…共産「政権受け皿」も他党の支援鈍く

 自公連立の象徴として公明党の太田昭宏氏(72)が当選してきた東京12区は、今回も両党の組織力で選挙を進める。ただ、都議会では都議の報酬削減をめぐって公明が自民とたもとを分かつこととなり、連携にはしこりも残る。一方、都議選で連携した公明との関係を重視する都民ファーストの会の特別顧問、小池百合子知事の意向が働いたとされる同選挙区での希望の党の擁立見送りで、政権批判の受け皿は共産党の池内沙織氏(35)に絞られている。

 「自公政権が仕事をする。結束する。自公政権しか難局をくぐり抜けて突破する力はない」

 12日正午前、JR王子駅北口(東京都北区)で街頭に立った太田氏が語ると、壇上に並んだ自民前都議で比例代表東京ブロックで出馬した高木啓氏(52)は大きくうなずいた。

 太田氏の先にマイクを持った高木氏は「こんなに一生懸命、地元のために働いている国会議員はいない。太田先生は自民公認だと思っている」と持ち上げ、政権与党の結束を強調した。高木氏は取材に、「都政と国政は別。国政は国政だから」と、3カ月前の都議選落選時の落胆の表情から一変、晴れやかに語った。

 そんな中、応援に駆けつけた自民党の野田聖子総務相は「都議選で自公が分かれたことに、自民支持者には思いを持つ人が多いと聞いた。もう一度心をひとつにすることを願っている」とあえて指摘。自民支持層に都議選という「過去」との決別を迫った。

 しかし、野田氏が指摘した懸念はいまだに現場でくすぶる。「なぜ都議選で裏切った公明のために…」。公示前からこんな声が12区の自民関係者の間にはささやかれていた。こうした反発を察知した公明側にも「自民の動きが鈍い」と不信感が漂う。

 しこり解消に向けた窮余の策が、都議選落選で浪人中の高木氏を自民の比例名簿に載せるというものだった。ある自民都議は「12区の自民関係者のガス抜き。高木さんにとってはヒョウタンから駒だ」と語る。公明中堅都議も「自公連立は政権の要諦。官邸が動いた」とみる。小池氏が公明への配慮をうかがわせる中、関係回復に向けて自公両党は腹の探り合いをしている。

 希望が早々と出馬をとりやめたため、政権批判の受け皿は共産に絞られた。前回、小選挙区では次点に終わり比例復活となった池内氏は希望候補者不在の選挙に「論点明快。安倍政権をいかに終わらせるかだ。市民の政治を取り返す」と自信をみせる。街頭でも、「東京12区は連立政権の象徴。市民で風穴を開けましょう」と訴えかけている。

 ただ、政権批判の受け皿として支援を広げる態勢が万全とはいえない。陣営幹部は「他の政党の方の応援は今、調整中だ」としているが、立憲民主党など第三極結集への動きは鈍く、課題が残っている。

4444チバQ:2017/10/17(火) 21:03:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710150023.html
【衆院選・激戦区を歩く】(4)東京11区 都議選の因縁再び…小池百合子氏VS自民 野党は共闘ならず4者混戦
17:54産経新聞

【衆院選・激戦区を歩く】(4)東京11区 都議選の因縁再び…小池百合子氏VS自民 野党は共闘ならず4者混戦
駅前で通勤客と対話する立候補者=12日、板橋区 ※画像の一部を処理しています※
(産経新聞)
 今夏の都議選で小池百合子知事(希望の党代表)が率いる都民ファーストの会新人が自民党現職を退けた板橋区。衆院選では11区で再び両者の戦いとなる。希望は新人、宍戸千絵氏(39)を送り込み、自民前職の下村博文氏(63)は、都議選で敗れた2人を選対幹部に据えて雪辱を誓う。一方、野党は候補者一本化に至らず、立憲民主党が前田順一郎氏(42)、共産党が小堤東氏(28)とそれぞれ新人を擁立。4者による混戦模様となっている。

 ■強みは「新人」

 「しがらみ政治から脱却し日本を変えて参りましょう。私はしがらみゼロです」

 12日、都営線西台駅前で希望の宍戸氏はそう力を込めた。陣営は「強みは政治経験がないこと。だからこそ新しい力が発揮できる」と説明する。

 宍戸氏は経済産業省や大手企業などで働いた経験から、「即戦力になれる」と強調。一方、6年前に母親をがんで亡くし、70代の父親は脳卒中の後遺症で寝たきりの状態に。「私なら障害者やさまざまな家庭環境の人に優しい政治をやれる」と話す。

 小池氏の政治塾出身で、塾の仲間や「都民」の都議、かつての同僚らとともに活動を展開。陣営は「支援の輪が広がっている」というが、小池氏の応援で多数の聴衆を集めた都議選のようなインパクトには及ばず、「世論調査の結果を見ても厳しい戦いだ」と焦りの声も上がる。

 ■「初心」に戻って

 12日夜、東武線ときわ台駅前に通勤客にビラを手渡す自民、下村氏の姿があった。記念撮影を求められ気さくに応じていたが、「ここで流れを止めないと自民党は板橋区でいなくなる」と危機感は強い。

 常に心中にあるのは都議選の大敗だ。「都民」の躍進で自民は過去最低の23議席となり、自身の元秘書2人も議席を失った。当時、週刊誌で自身の献金スキャンダルが報じられ、稲田朋美元防衛相が板橋区の応援演説で「自衛隊としてお願いしたい」と失言。下村氏は疑惑を全面否定したが、「国政の問題が直結した」と認めざるをえなかった。

 今、「初心、原点に戻って愚直に訴えたい」と話す下村氏。選対幹部の元都議は、下村氏が9歳で父親を亡くし奨学金で学んだ経験をふまえ強調した。「すべての子供に公平な学ぶチャンスを与える、下村氏の原点の思いを伝えたい」

 ■「共闘」ならず

 一方、各地で候補を一本化してきた立民と共産は11区ではそれぞれに擁立。両陣営によると、共闘を模索したもののまとまらなかったといい、「一本化できず残念」とこぼす。

 立民の前田氏は、森友学園、加計学園の問題について、「税金が一部の人により私物化された」と指摘。「私物化を放置したままの増税は許されない」と消費増税への反対を訴える。

 共産の小堤氏も消費増税反対を主張。憲法9条の改正反対を訴えるほか、「安保法制即時廃止という立場は私だけ」として、他の候補との違いを打ち出していく考えだ。

4445チバQ:2017/10/17(火) 21:04:21
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160030-n1.html
2017.10.16 10:34
【衆院選・激戦区を歩く】
(5) 国政と都政“ねじれ”胸中複雑 希望支援で揺れる都民ファースト
小池百合子知事が希望の党を立ち上げ自ら選挙の顔になったことで、衆院選への都議会各会派の対応は激変している。小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会は希望を全面支援する一方、都議会で小池氏と共同歩調の公明党は、国政では引き続き自公連立を堅持。自民党は昨年の知事選以降、対立してきた小池氏への批判を強めつつ、都政でたもとを分かった公明への秋波も送る。

 「国政ではいろいろあるけれど、あなたたちはしっかりと都政に集中するように」

 安倍晋三首相が解散を決断したとの報道が出た直後の9月の休日。パラリンピック関連のイベントに出席した小池氏は、現場に顔を見せた「都民」新人都議らに声をかけた。

 しかし、小池氏が自ら新党を立ち上げて代表になり選挙の“顔”になったことで、すぐに方針転換。「都民」は希望と政策協定を結び選挙戦で全面支援することになった。

 ある新人都議は「都議選の勢いを衆院選につなげ、国政とともに改革を進めたい」と意気込む。一方、別の新人都議は「小池さんの勢いが思った以上にない。バタバタだった都議選に比べても、衆院選は時間が足りない」と焦りをみせる。

 また、ある都民中堅都議は「話したこともない候補もいるので、『支援を』といわれても」と複雑な表情。選挙区ごとに地元の「都民」都議が街頭に立ち希望支持を訴えるが、音喜多駿、上田令子両都議が公示直前に小池氏や希望への不満を口にして離党するなど、最大会派は揺れる。

 同じく知事与党の公明は、小池氏不出馬に胸をなで下ろしている。

 一時は小池氏との都政での連携見直しをちらつかせたが、小池氏が自ら先頭に立って出馬しなかったことでその後は沈静化。東村邦浩幹事長は「都政の混乱は避けたい」として、今後も小池氏と連携することを確認した。

 「国政は『自公』となっている中、小池さんが出馬すれば、面倒なことになっていた。これで都政に集中してくれれば、都政ではまた小池さんと組める」(公明ベテラン都議)との声も漏れる。

 これに対し、自民都議は「都政投げ出し」と小池氏を批判しながら、各選挙区で候補者支援に回っている。「小池さんが出馬してくれれば、もっと批判ができたのに残念だ」との軽口も聞こえるほどだ。さらに、昨年末以降、連携を解消したままの公明にも衆院選での選挙協力をきっかけに、再び手を組むことを模索する動きも出始めた。

 「知事との距離があるから、公明としては難しい対応を迫られるかもしれないが、『都政も自公』となったほうが、有権者には分かりやすい」(自民都連幹部)と揺さぶる。

 共産は、自党の候補を支援するとともに第三極の共闘も進めている。都政では小池氏と是々非々としているが、選挙では、「希望は自民の補完勢力でしかない」と全面対決の姿勢だ。一方、国政での分裂で会派が割れる見込みなのが民進党。会派所属のうち3人は「都民」会派への合流を検討しているが、立憲民主党との関係が深い所属都議もいるため、対応が分かれそうだ。=おわり

4446チバQ:2017/10/17(火) 21:05:45
2.3しかないけど
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171013ddlk27010354000c.html
<戦いの構図>’17衆院選/2 10区 自、立、維の前職3人争う /大阪
10月13日 00:00毎日新聞

 ■6区

 3選を目指す公明前職に、自由から合流した立憲民主元職が挑む一騎打ちとなった。

 反安倍政権による野党共闘を訴える村上氏は擁立を見送った共産の支援も受け、政権批判票の受け皿を目指す。伊佐氏は、がん対策や給付型奨学金の創設などを実績に挙げる。推薦を受ける自民支持層に加え、無党派層への浸透も図る。

 ■7区

 希望に参加した民進の立候補予定者が国替えし、自民前職と共産、維新の新人による三つどもえの争い。

 橋下徹前大阪市長の元秘書の奥下氏は、消費増税の凍結で自民との違いを強調。渡嘉敷氏は社会保障制度の転換や北朝鮮情勢を挙げ、自公政権継続を訴える。村口氏は首相の政治姿勢を批判、子ども医療費無料化などを訴え支持拡大を目指す。

 ■8区

 自民と維新の前職同士の議席争いに、共産と立憲民主の新人2人が加わる激戦の様相。

 松井氏は民進から立憲民主に参加。前回2014年は選挙区を制した大塚氏は議席の死守を目指す。前々回の12年は選挙区で初当選した木下氏は、行財政改革を訴える。新居氏は地元を舞台にした「森友学園」問題の追及などを掲げる。

 ■9区

 過去2回は小選挙区の議席を奪い合った自民と維新の前職2人に、社民元職が絡む3極の争いとなった。

 共産との候補者一本化を果たした服部氏は、護憲勢力の結集を訴える。足立氏は維新の改革の実績を強調し、無党派層にも支持の浸透を進める。原田氏は推薦を受ける公明とも連携しながら、小選挙区の議席維持を狙う。

 ■10区

 自民、立憲民主、維新の前職3人が争う全国でも注目の激戦区。

 辻元氏は候補者擁立を見送った共産の支持も受け、党勢の拡大も目指す。初の小選挙区での議席を狙う大隈氏は与党の実績を訴える。05年衆院選から辻元氏と議席を分け合う松浪氏は比例復活した前回14年の雪辱を誓い、維新の改革を訴える。【池田一生、芝村侑美】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇6区

村上史好 65 (2)立元

伊佐進一 42 (2)公前=[自]

 ◇7区

奥下剛光 42 維新

渡嘉敷奈緒美 55 (3)自前=[公]

村口久美子 45 共新

 ◇8区

松井博史 49 立新

大塚高司 53 (3)自前=[公]

木下智彦 48 (2)維前

新居真 57 共新

 ◇9区

服部良一 67 (1)社元=[共][立]

足立康史 52 (2)維前

原田憲治 69 (3)自前=[公]

 ◇10区

辻元清美 57 (6)立前

大隈和英 48 (1)自前=[公]

松浪健太 46 (5)維前

4447チバQ:2017/10/17(火) 21:06:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171014ddlk27010370000c.html
<戦いの構図>’17衆院選/3 13区 自前職に4人挑む乱戦 /大阪
10月14日 00:00毎日新聞

 ■11区

 自民、維新、無所属の前職3人が争う府内有数の激戦区だ。

 平野氏は共産が擁立する予定だった候補者を取り下げたことで、反自民票の受け皿を狙う。教育の無償化を主張する伊東氏は精力的に街頭演説をこなし、支持の浸透を図る。佐藤氏は北朝鮮への対応や子育て支援の強化などを掲げ、自公政権の継続を訴える。

 ■12区

 6選を目指す自民前職に、共産と維新の新人2人が挑む。

 藤田氏は待機児童ゼロの実現を掲げ、住宅地などを細かく回り、知名度向上を狙う。松尾氏は、消費増税の中止や憲法9条改正の阻止などを訴える。アベノミクスの継続を主張する北川氏は、支援団体を重点的に回って組織票固めを図る。

 ■13区

 自民前職と共産、立憲、維新の新人3人に無所属元職が絡む計5人の乱戦だ。自民、維新、無所属の3人は地元選出の府議出身ということもあり、票の奪い合いが激しい。

 前回2014年は次世代の党から立候補した西野氏は「政党ではなく人で選択を」と主張。再選を目指す宗清氏はアベノミクスの成果を強調し、自公政権の継続を求める。長岡氏は憲法改正反対を掲げ、自公政権との対立姿勢を強める。青野氏は「身を切る改革」を強調して浸透を目指す。姜氏は消費増税凍結を訴え、政権批判票の取り込みを狙う。

 ■14区

 前回14年を1777差で制した維新前職と、比例で復活当選した自民前職に、共産新人が挑戦する。

 小松氏はアベノミクスの転換を主張。谷畑氏は維新の松井一郎代表の出身地、大票田の八尾市で支持拡大を図る。長尾氏は「日本の主権を守る」と強調し、前回の雪辱を期す。

 ■15区

 自民、維新の前職2人と共産新人による前回14年と同じ顔ぶれでの戦いとなった。

 党の規定で比例と重複立候補できない竹本氏は、小選挙区での勝利に全力を注ぐ。為氏は「反自民・維新」票の受け皿を目指す。浦野氏は比例復活に回った前回の雪辱を期し、地盤の松原市を中心に支持拡大を図る。【加藤佑輔、金志尚】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇11区

平野博文 68 (6)無前

伊東信久 53 (2)維前

佐藤ゆかり 56 (2)自前=[公]

 ◇12区

藤田文武 36 維新

松尾正利 58 共新

北川知克 65 (5)自前

 ◇13区

西野弘一 48 (1)無元

宗清皇一 47 (1)自前=[公]

長岡嘉一 48 共新

青野剛暁 43 維新

姜英紀 45 立新

 ◇14区

小松久 60 共新

谷畑孝 70 (7)維前

長尾敬 54 (2)自前

 ◇15区

竹本直一 76 (7)自前=[公]

為仁史 68 共新

浦野靖人 44 (2)維前

4448チバQ:2017/10/17(火) 21:11:48
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160087-n1.html
2017.10.16 23:12
【衆院選】
9条改悪反対!! 民進出身の希望公認候補が露骨に反旗 改憲の「踏み絵」を踏んだはずなのに続々と…
 衆院選を前に民進党から希望の党に移籍した前職の中に、希望の党の公約と大きく異なる主張を掲げる候補が続々と出始めた。希望の党が容認する「憲法9条改正」などの“踏み絵”を踏んだはずなのに公然と異を唱え、小池百合子代表を批判する声まで上がる。希望の党の失速で焦りを募らせているようだ。

 「憲法9条の改悪については明確に反対」

 香川1区から希望の党公認で立候補した小川淳也氏は、党の公約に「憲法9条を含め改正議論を進める」と明記されているにもかかわらず、自身のホームページにそう書き込んだ。

 小川氏は16日、高松市で行った街頭演説で「小池氏の物言いは『排除』などひどい。私の政治信条は変わらない」と強調。この日は改憲派の前原誠司民進党代表が街頭演説を行う予定だったが、急遽キャンセルした。

 後援者らを集めた15日の会合では「立憲民主党と無所属、民進党の人たちを巻き込み、野党再結集、再合流へと歩みを進めなければならない」と言い切った。香川1区は立民や共産党が候補を立てておらず、「反自民」票を自身に集約させたいとの思惑がにじむ。

 一騎打ちの相手となった自民党の平井卓也氏は「政策がどこにあるか分からない。世の不平や不満をあおり、右から共産党までの受け皿になるなんて有権者をばかにしている」と指弾する。

 こうした民進党から希望の党への移籍組による“造反”の動きは、小川氏に限ったことでない。九州の前職は「安倍晋三首相のように9条改正を特出しするのはいかがか」と批判し、北関東の前職はフェイスブックに「憲法9条に自衛隊を加える提案にはくみしません」と書き込んだ。

(奥原慎平)


 

 ▽香川1区(2人)

小川淳也(46)☆元総務政務官 希望 前 

平井卓也(59)☆元国交副大臣 自民 前<公明>

※届け出順、☆は比例と重複

4449チバQ:2017/10/17(火) 21:17:45
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710170012.html
【激闘10・22衆院選】希望37歳美人刺客の吉羽氏、豊富すぎる選挙経験 萩生田氏は支援者回り重視だった東京24区ルポ
17:05夕刊フジ

【激闘10・22衆院選】希望37歳美人刺客の吉羽氏、豊富すぎる選挙経験 萩生田氏は支援者回り重視だった東京24区ルポ
「東京24区」(八王子市)
(夕刊フジ)
 東京24区では、安倍晋三首相の側近で、加計学園問題で野党から総攻撃を受けた自民党の前職、萩生田光一氏(54)への「刺客」として、小池百合子都知事率いる希望の党の新人、吉羽美華氏(37)が送り込まれた。「美人過ぎる市議」とも呼ばれた吉羽氏は「豊富過ぎる」選挙経験と話題を持っていた。

 「しがらみのない政治を」「お友達を大事にする政治ではなく-」JR西八王子駅で午前8時からマイクを握った吉羽氏。落下傘候補として縁もゆかりもない八王子での選挙戦だが、よどみのない口調で約30分にわたり弁舌をふるった。

 準備不足を指摘される希望の新人候補も多いが、吉羽氏は「選挙道具は全部持っています」。選挙カーは大阪の和泉ナンバーで、演説は標準語だが、1対1で話すと関西弁のイントネーションが出てくる。

 大阪府寝屋川市出身で関西学院大卒業後、民主党の政党支部スタッフを経て2007年に同党から寝屋川市議に当選。2期目途中の12年に衆院選大阪1区から同党公認で出馬したが落選した。

 すると13年には「ムネさん(鈴木宗男氏)の心意気で支援をいただき」(吉羽氏)、新党大地から参院選大阪選挙区に出馬も落選。昨年には無所属で阪南市長選に挑んだが苦杯をなめている。

 今回は希望からの出馬。「私、保守なんです。民進党からも『戻ってこい』という話はあったんですけど、共産党と共闘している間はムリだと思って」と説明する。

 話題も豊富だ。市議時代には1冊1000円の写真集(フォトブック)を発売し、売上金を政治活動に充てた。

 自民党の国会議員と婚姻関係にあったが、現在はシングルマザー。離婚原因については元夫と主張が対立している。

 金融コンサルタントとしての顔も持つという。「(ビットコインなど)仮想通貨の種類や買い方を説明します。『いまは10兆円規模だけど3年以内に600兆円になるとの試算が出ている。絶対に伸びるから私は買う』と、そこまでは話す。ただ勉強しないで簡単に稼げるものではないから、『買いなさい』とは言いません」

 外国為替証拠金取引(FX)も手がけており、「目標は1日7万円稼ぐこと」。当選のあかつきには「フィンテック(金融とITの融合)の議連で、トップは務められないにしても事務局ぐらいではがんばりたい」と夢を語る。

 対する萩生田陣営は、街頭演説よりも支援者回りに力を入れている。選挙事務所の壁一面に「100人以上からいただいている」(事務所スタッフ)という推薦状がずらりと貼られ、入り口には地元在住の歌手、北島三郎からという必勝祈願の花が飾られていた。

 自宅に萩生田氏のポスターを貼っている70代男性は加計問題について「さすがにアノ話が出てきたときは『こりゃマズい。みんなで気合入れて応援しないと』という話になったよ」と明かす。

 刺客の刃は届くのか。

4450チバQ:2017/10/17(火) 21:20:47
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_news/article/366383/
衆院選「看板弁士」追い込み全力 民進分裂、ベテランに余波
2017年10月17日 08時30分

 衆院選に候補者を立てた各党は、党首や幹部のほか知名度のある「看板弁士」が全国を駆け巡り、追い込みに全力を挙げる。ベテランでは自民党の石破茂元幹事長、民進党の前原誠司代表らが代表格だが、民進の公認候補擁立見送り、党分裂の余波を受け、自身の立場に複雑な思いものぞく。各党の若手ホープも党勢拡大へ奮戦する。

 「自民党はもう一回、謙虚、正直で誠実な政党になる」。石破氏は13日、岡山市内で支持を訴えた。ポスト安倍の有力候補と目され、公示から16日までの1週間で秋田、福岡、鹿児島など約10都県を訪れた。安倍晋三首相と距離を置くことから、希望の党の内部では衆院選後の首相指名候補にも名前が挙がった。石破氏は記者団に「私は聞いたこともない」と不快感をあらわにした。

 前原氏は希望候補の応援演説で「役人が情報を隠し、国会でうそをついている」と森友、加計学園問題で安倍政権への批判を展開する。

 だが政権交代を訴えて合流した希望に一時の勢いはなく、選挙後の民進再結集論も浮上。希望代表の小池百合子東京都知事と並んだ13日の演説で、前原氏は「(民進の希望への)合流は、1強政治を倒すためだ」と訴えたが焦燥感は隠せない。

 岡田克也・元民進代表は希望だけでなく、リベラル派が結成した立憲民主党候補の応援にも駆け付ける。「自民の議席を一つでも減らすためだ」と訴え、政権打倒への思いを強調する。

 若手では、自民の小泉進次郎筆頭副幹事長が各地で握手攻めにあう。14日には京都市で「病気にならないためにお金を使う国にしたい」と訴え、健康な長寿社会の実現をアピールした。

 共産党は吉良佳子参院議員が貧困やブラック企業の問題を挙げて「身勝手な安倍政治を終わりに」と主張。公明党の佐々木さやか参院議員は15日、川崎市で「選挙互助会のような政党に政権を任せられない」と希望への攻撃を強めた。

4451とはずがたり:2017/10/17(火) 22:00:01
民進層よ。中山のボンボンなんかにいれんなよ。せめて共産党や。

【衆院選】連続当選者なし“魔の大阪4区”制すのは? 自・維・共激戦、宙に浮いた“民進票”の行方カギ
08:14産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-wst1710170018.html

 衆院選に小選挙区比例代表並立制が導入された平成8年以降、選挙区で連続当選した候補者が出たことがなく、「魔の選挙区」と呼ばれる大阪4区(大阪市北区、都島区、福島区、城東区)は、自民党、日本維新の会、共産党が争う三つどもえの構図となった。民進党から立候補予定だった元職が比例北陸信越ブロックの希望の党候補に転じ、宙に浮いた形の民進票の行方にも注目が集まっている。

ひょっとしたら流れてくるかも…サラブレッドも“民進票”期待

 「ひょっとしたら、民進票がこちらに流れてくるかもしれない」

 激しい選挙戦が繰り広げられる大阪4区で、自民前職の中山泰秀(やすひで)氏(47)の陣営幹部はそんな期待を抱いている。

 中山氏は、初の女性閣僚として厚生相を務めたマサ氏を祖母に持ち、祖父や父も元国会議員というサラブレッドだが、選挙では苦汁をなめてきた。旧民主党が政権交代を果たした21年の衆院選は落選。維新旋風が起きた24年も比例復活に甘んじた。今回も「一票の格差」是正に伴う選挙区割り変更の影響で、これまで得票数の多かった東成区が大阪4区から外れた。そんな厳しい事情が「民進票が来てくれれば」という幹部の期待の背景にある。

連合は自主投票「維新の伸長は許さん」

 8437票。前回26年の衆院選で、選挙区を激戦の末制した中山氏と、次点だった維新新人の吉村洋文現大阪市長の得票差だ。今回大阪4区を離れて希望の候補として比例北陸信越ブロックへ移った吉田治氏が、このとき獲得したのが2万4213票だった。

 この“民進票”が、維新新人の美延映夫(みのべ・てるお)氏(56)に流れる可能性については関係者の多くが「それはない」との見方を示している。前回選で吉田氏を支えた府内の労働組合員でつくる「連合大阪」と、維新創設者の橋下徹氏が府知事や大阪市長時代に全面対決したことが理由だ。

 今回、連合大阪は組織として「自主投票」を決めたが、幹部は「維新の伸長は許さない」と断言する。

復活当選あてにできず「背水の陣」

 こうした中、美延氏の陣営は「選挙区での必勝」を掲げ、背水の陣を敷く。維新は、政策や理念が似通う小池百合子東京都知事率いる希望との候補者調整には成功したが、比例では競っており、「復活当選を当てにできない」(美延氏の陣営幹部)からだ。

 美延氏は、橋下氏が大阪市長だった時代に市議会議長も務めたベテランの元市議。維新代表の松井一郎大阪府知事は公示日の10日に応援に駆けつけ、「維新の身を切る改革を進めてきたリーダーだ」と持ち上げた。

 前回選で中山氏に惜敗した吉村氏も頻繁に美延氏と街頭に立ち、応援に力を入れる。

 美延氏が15年以来4期連続で市議を務めた北区では衆院選と同じ22日投開票で市議補選(欠員1)があり、後継の新人、高山美佳氏(25)とともに票の掘り起こしに奔走する。

 一方、共産前職の清水忠史氏(49)は「維新は自民の補完勢力」と訴えながら大阪4区だけでなく近畿一円を回り、比例票の獲得に全力を注いでいる。

4452コピペ脳:2017/10/17(火) 22:22:47
https://twitter.com/miraisyakai
北海道は
民主(無所族)1区、3区、6区、8区、11区
自公2区、4区、7区、9区、10区、12区

5区が大激戦
読売 自、民互角
日経 自先行
朝日 民、自互角
毎日 民、自横一線
時事 民、自つばぜり合い

4453チバQ:2017/10/17(火) 22:57:38
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170028-n1.html
2017.10.17 11:10
【衆院選】
「看板弁士」奮戦 石破茂氏が「私は聞いたこともない」と不快感をあらわにした理由とは
 衆院選に候補者を立てた各党は、党首や幹部のほか知名度のある「看板弁士」が全国を駆け巡り、追い込みに全力を挙げる。

 自民の石破茂元幹事長は公示から16日までの1週間で秋田、福岡、鹿児島など約10都県を訪れた。安倍晋三首相と距離を置くことから、希望の党の内部では衆院選後の首相指名候補にも名前が挙がった。石破氏は記者団に「私は聞いたこともない」と不快感をあらわにした。

 若手では、自民の小泉進次郎筆頭副幹事長が各地で握手攻めに。14日には京都市で「病気にならないためにお金を使う国にしたい」と訴え、健康な長寿社会の実現をアピールした。

 共産党は吉良佳子参院議員が貧困やブラック企業の問題を挙げて「身勝手な安倍政治を終わりに」と主張。公明党の佐々木さやか参院議員は15日、川崎市で「選挙互助会のような政党に政権を任せられない」と希望への攻撃を強めた。

4454チバQ:2017/10/17(火) 22:58:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBH4K7MKBHUTFK008.html
過密遠征の小池氏、三方回る蓮舫氏…応援弁士もつらいよ
10月16日 12:54朝日新聞

過密遠征の小池氏、三方回る蓮舫氏…応援弁士もつらいよ
応援弁士たちの回り方
(朝日新聞)
 「看板」党首が全国を駆け回って人だかりをつくり、党本部が情勢を見ながら幹部の応援を差配する。今回の衆院選では、そんな見慣れた風景に異変が起こっている。不支持層を抱える安倍晋三首相や野党第1党の分裂劇が響いているようだ。

■自民は「二枚看板」

 小泉進次郎氏は週末の14日、観光客が詰めかけている京都の名所・八坂神社近くでマイクを握った。京都2区で自民新顔とぶつかる民進党の前原誠司代表をこう皮肉った。

 「前原さん。代表になったばかりですけど、一番最初にやった大仕事は、その民進党を無くすこと」

 聴衆はドッと沸き、携帯電話で次々とその姿を撮影した。

 党内では、小泉氏は安倍首相と並び「二枚看板」と呼ばれる。公示日に自らの選挙区に入った以外はすべて応援。北海道や東北、近畿など全国を回り、16日は九州に。安倍首相と同様、党本部の専属チームが遊説を取り仕切り、接戦区を中心に「無党派層を狙う」(党関係者)戦略だ。

 小泉氏の応援は今回、自民陣営から特に重宝がられている。支持率と不支持率が競り合う安倍首相の応援よりも「敵」を集めにくいためだ。小泉氏の応援を受けた自民陣営の関係者は「首相の応援は『アンチ』の聴衆もついてくる。でも、タレント性のある小泉氏には、ヤジが起きない」と話した。

■「都知事党首」分刻みで

 希望の党の小池百合子代表は名実ともに「一枚看板」だ。先月25日に結党し、代表以外の幹部はいないからだ。「リセット」を宣言して新党を立ち上げたが、立候補はせず、本業は都知事のまま。小選挙区だけでも198人いる公認候補の応援は、過密日程になる。

 小池氏は13日夕、東京・渋谷の街頭に立った。知事としての定例会見などもあり、この日は都内2カ所しか回れなかった。演説ではこの状況を逆手にとって「先ほどまで(都庁の)会議に出ていました。今も都政を着実に進めている。安倍総理は全国を遊説して、閣議は今日も行いませんでした」と首相を批判した。

 自身も都知事と国政政党代表という「二足のわらじ」批判を受ける危険性を抱え、選挙運動は制約を受ける。

 公示から15日までの6日間で首都圏を離れたのは2日間だけ。「遠征」は日帰りで演説日程を詰め込む。東北に入った11日は5県で遊説。14日の近畿では4府県を駆け回った。4カ所目の京都市での演説を10分で終えると、約1時間後には滋賀県彦根市でマイクを握った。遊説担当者は「とにかく分刻みだ」と漏らす。

■仲間がバラバラに…

 出身者が希望の党と立憲民主党、無所属に分かれて立候補することになった民進党。参院議員の蓮舫前代表はバラバラになった「同僚」の選挙区を飛び回る。

 「私は、信頼できる仲間だけを応援しています」

 15日午前は東京で民主党代表経験者の立憲民主党元職と街頭演説。午後には佐賀に移動し、自らの代表時代に政調会長だった希望の党前職と並んだ。

 年金制度改革やカジノ解禁法を例に、安倍政権を「言っていることとやっていることがあべこべ」と鋭く批判するが、分裂騒動の説明にも時間を割き、応援先の選考は人物本位、と説明する。公示から6日間で応援した候補は希望が9人、立憲が6人、無所属が4人。なるべく集中しないよう気を使っている。

 かつての仲間が陣営を分かれて争う現状に、民進党関係者はため息をつく。

 「本当に異常な選挙だ」(又吉俊充、西村奈緒美、中崎太郎)

4455コピペ脳:2017/10/17(火) 23:37:43
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171017_3.htm
小川、藤田氏出席せず 18日2区のみネット討論会 主催者「若者に関心…残念」

2017/10/17

 日本青年会議所香川ブロック協議会は18日午後9時半から衆院選の香川2区の立候補者3人によるネット討論会を開催、インターネットでライブ配信する。2候補が出馬している1区は希望前職の小川淳也氏、3区は社民新人の藤田伸二氏が出席を断ったために討論会が成立せず、開催を見送った。

 ネット討論会は2013年の公職選挙法改正による「ネット選挙」の解禁を受け、開催できるようになった。同協議会は今回の衆院選で初めて企画した。

 同協議会によると、討論会の開催にあたり、県内の3小選挙区に立候補した7人に出席を要請したが、1区の小川氏は「時間の調整がつかない」、3区の藤田氏は「出席を辞退したい」との申し出があった。

 1、3区はそれぞれ2人が立候補しており、1人が出席できなくなったことで討論会が成立せず、3候補全員が出席を承諾した2区だけの開催となった。

 討論会は18日午後9時半〜同10時半に坂出市内のホテルで開催。消費税、憲法、外交・安保の3テーマで討論を進める。討論会の模様はフェイスブックの特設ページ〈https://www.facebook.com/touronkai.kagawa2/〉でライブ配信する。

 同協議会は1、3区の立候補者による討論会が開かれないことについて「ネット配信で若者の政治への関心を高める機会になると企画した。全候補に出席してほしかったが残念だ」としている。

4456チバQ:2017/10/18(水) 00:26:02
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170082-n1.html
2017.10.17 22:19
【衆院選】
佐賀・自民党リセットできず 苦しい戦い「しっぺ返しだよ」 過去の遺恨、支持団体の離反
 衆院選(22日投開票)は、全国的に自民党が優位な戦いを展開する。だが、佐賀県の2選挙区では、1勝1敗だった前回に続き、自民党候補が厳しい戦いとなっている。佐賀県議会は定数38のうち自民党が26人。そんな保守王国にあって、農業票の自民党離れや、過去の選挙をめぐる遺恨が、響いている。(中村雅和)

 「(自民党の)国会議員は、この2年半で何をしてきたのか」

 公示直前の9日。営農者らでつくる政治団体、佐賀県農政協議会(農政協)の会合で、政府が進めた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉や農協改革をめぐり、参加者から不満が噴出した。

 農政協は、佐賀県最大の政治団体だ。長年、自民党を支持し、同党の集票マシンとして機能した。

 だが、今回の衆院選では、政権への不平に突き動かされるように、組織として「自主投票」を決めた。

 農政協幹部は「非自民の動きは前回(衆院選)こそ押さえ込めたが、今回はもう無理。とてもじゃないが、一枚岩でやれない」と明かした。

 TPPや農協改革への不満は、全国の農協系組織に共通する。

 しかし、選挙となれば“元のさや”に収まるケースが多い。例えば、福岡県農政連は県内の自民党公認候補全員を推薦した。「与党内から、官邸に物申すことが必要」(同農政連幹部)との思いがある。

 これに対し、佐賀県の農協系組織の一部には、自主投票どころか、野党の応援に動くところもある。

知事選のしこり

 理由の一つが27年1月の県知事選だ。

 自民党本部は元武雄市長の樋渡啓祐氏を推した。一方、農政協は自民県連の一部と一緒に、総務省OBの山口祥義氏を応援した。大串氏も山口氏についた。

 選挙の結果、山口氏が勝利した。

 自民党佐賀県連の桃崎峰人幹事長は「農政協とのしこりは、そう簡単に解消できない。危機的な状況だ」と肩を落とす。

 また、26年の衆院選での騒動も尾を引く。佐賀の小選挙区は3から2に減った。旧佐賀2区の今村雅弘・前復興相(70)は「上位優遇」を条件に比例に転出した。しかし、党本部が決めた順位は、重複候補者より下の31位だった。

 この順位が決まるころ、県知事選をめぐる自民分裂が確実となっていた。地元では、今村氏への冷遇について「知事選の当てつけだ」とささやかれた。

 今村氏は今回、3位で処遇された。それでも今村氏の支援者から「一度味わった屈辱は、そう簡単に忘れられるものではない」と恨み節も漏れる。

4457チバQ:2017/10/18(水) 00:26:27
フットワーク

 さらに、候補本人の努力もある。

 民主党政権につながった平成21年の衆院選を通じて、民主党(当時)所属の衆院議員だった原口一博氏(58)=1区=と大串博志氏(52)=2区=が、じわじわと農業票に食い込んだ。

 佐賀県のある農協幹部は「原口、大串両氏はともに政策に明るく、農業に理解があった。フットワークも軽く、小さな集会にも足を運んだ。出身地を中心に支持が広がっていった」と語った。

 自民党が大勝した26年の衆院選でも、県内一部の農協から、大串氏への推薦を要望する動きも出た。

 自民の岩田和親氏(44)=1区、古川康氏(59)=2区=の2人は、浸透の努力で、一歩も二歩も後れを取ったといえる。

 ある農政協幹部は「候補者の顔が見えない。今回の苦しさは、そんな議員に育ててしまったことへの、しっぺ返しなんだよ」と自嘲気味に話した。

 軋轢(あつれき)をリセットできない自民党と支持団体。農政協唐津支部の堤武彦支部長(JAからつ組合長)は「自民党の農政で変な部分は2割。そこに目くじらを立てて、育てた政治家に傷をつけることは、農家のためにならない。予算を握っているのは与党だ。(自主投票で)政治運動をしないというなら、解散した方が良い」と危惧する。



佐賀県内では、九州電力玄海原発の再稼働や、輸送機オスプレイの配備計画、諫早湾干拓をめぐる訴訟など、国政レベルの課題が山積する。

 衆院選の結果は、こうした課題にも波及する。

4458チバQ:2017/10/18(水) 00:29:07
重点区が公式に報道されるって珍しいですね
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170087-n1.html
2017.10.17 22:48
【衆院選】
自民49選挙区を重点区に指定 最終盤へテコ入れ
 自民党は衆院選の終盤情勢を踏まえ、接戦になっている28都道府県の49選挙区を重点区に指定した。22日の投票日に向けて安倍晋三首相(党総裁)ら党幹部を集中投入してテコ入れを図る。北海道は立憲民主党と競い合う3区と11区、新潟は2〜6区、日本維新の会などとしのぎを削る大阪は1、4、9、14、17、19の6選挙区を指定した。

 首相は17日、秋田2、3区と山形2、3区に駆けつけた。このうち秋田3区と山形3区は重点区に指定している。首相は山形3区での街頭演説で「この選挙は誰に地域を託すのか、政治家として信頼・信用できるかを判断する選挙だ。あと一歩、よろしくお願いします」と訴え、最後に期日前投票を呼びかけた。

 首相は18日、埼玉と東京に入り、小泉進次郎筆頭副幹事長は同日、重点区の沖縄1、4区に入り、支持を呼びかける予定だ。

 公明党も北海道10区と神奈川6区を重点区と位置づける。18日は山口那津男代表が神奈川6区、井上義久幹事長が北海道10区にそれぞれ入る予定だ。

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は18日、埼玉を中心に回る。このうち埼玉7区は自民党の重点区でもあり、自民、希望、共産3党による激戦となっている。首相も同日、7区に入る予定だ。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は17日、東京のほか、栃木1区と宮城1区の都市部を重点的に回った。18日は埼玉や新潟に駆けつける予定だ。

 


 自民党が重点区に指定した49選挙区は次の通り。

 北海道3区、11区▽宮城2区▽秋田3区▽山形3区▽福島4区▽栃木2区▽埼玉5区、7区▽東京3区、7区、21区▽神奈川9区、16区▽新潟2区、3区、4区、5区、6区▽長野2区▽岐阜4区▽静岡6区▽愛知4区、5区、7区、8区、11区、13区▽三重2区▽京都6区▽大阪1区、4区、9区、14区、17区、19区▽奈良1区▽和歌山1区▽広島6区▽香川1区▽愛媛3区▽高知2区▽佐賀1区、2区▽長崎1区▽大分1区▽鹿児島3区▽沖縄1区、4区

4459名無しさん:2017/10/18(水) 00:45:28
>>4458
個人的に気になったところ

・新潟は6選挙区中、1区だけ重点指定せず
  →自民が抜け出した? or もうあきらめた?

・鹿児島は現職(保岡)が突如引退した1区じゃなく、3区のほうが重点指定
  →ここに貼られてる情勢記事だと、1区のほうが激戦になってて、3区は自民(小里)優勢のような・・・
   野間がここにきて追い上げた?

4460チバQ:2017/10/18(水) 00:56:12
あれ?ここは重点区指定しないの?って思ったとこ
北海道4〜6、宮城1、福島1、千葉1、山梨1、東京1、東京10、東京15、
新潟1、石川3、三重1、滋賀1、滋賀4、大阪8〜11、福岡2、福岡10

あれ?ここは大差では?と思ったところ
埼玉5(立憲枝野)・神奈川9(希望笠)・愛知5(立憲赤松) 野党が大差で勝ちでは?

4461チバQ:2017/10/18(水) 01:02:26
神奈川8区
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/797560/
自民が劣勢選挙区に放った“因縁の刺客”
2017年10月17日 08時00分
 衆院選(22日投開票)で優勢に戦いを進める自民党だが、劣勢を強いられている選挙区もある。その一つが神奈川8区で、菅義偉官房長官(68)がメンツをかける重点選挙区となっている。

「顔も名前もまだ浸透していないかもしれないが、弁護士で正義感の強いナイスガイです」と元ビーチバレー日本代表で自民党の朝日健太郎参院議員(42)が聴衆に紹介したのは、自民党公認の三谷英弘氏(41)だ。

 東京5区から落下傘となる三谷氏は2012年の衆院選でみんなの党から当選するも前回の衆院選では無所属で落選し、浪人生活を送っていた。すると内閣府副大臣の福田峰之氏が衆院解散直前の先月末に突如、希望の党への参加を表明し、自民党を離党。空白区となった神奈川8区に白羽の矢を立てられたのが三谷氏だった。

「現職副大臣の離党は前代未聞。福田氏は麻生派で麻生太郎財務相の顔に泥を塗ったが、長く県連会長だった菅氏も同様で、怒り心頭でした。以前から目をつけていた三谷氏をすぐにヘッドハンティングしたが、権謀術数にたけた菅氏らしい人選です」(党関係者)

 同8区の対立候補は、みんなの党や維新、民進党と渡り歩いた江田憲司氏(61)で、三谷氏とは因縁関係があった。みんなの分裂、消滅騒動は、渡辺喜美氏(65)と江田氏の対立が原因で当時、渡辺氏の側近だったのが三谷氏だ。

 いまや散り散りとなったみんな関係者にとっては“代理戦争”ともなるが、江田氏は無類の強さを誇る。

「福田氏が逃げ出したのも江田氏に全く歯が立たなかったこともある。小選挙区制になってから自民党候補は、神奈川8区で一度も勝ったことがない鬼門なんです」(地元関係者)
 三谷氏は「周りから(江田氏との因縁を)指摘されるが、自分は胸を借りるつもりで臨みたい」と腕をぶす。菅氏は著名な応援弁士を次々と投入し、自らも既に3度、応援入りするほどの力の入れようで、“絶対に負けられない戦い”となっている。

4462チバQ:2017/10/18(水) 01:03:28
>希望の東京選挙区から出馬している候補一覧の新聞広告に、若狭氏だけが掲載されていないバージョンがあり、ネット上では「若狭氏も“排除”された」「粛清されたか」「単純ミスなら党側の運営に問題がある」と物議を醸した。
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/797566/

小池氏の側近 若狭候補“排除”騒動
2017年10月17日 07時00分

14日付の日経に掲載された希望の広告。東京小選挙区に23人立候補しているが、若狭氏だけ不掲載だった

 衆院選(22日投開票)は選挙戦の前半戦を終了し、各党明暗がクッキリ分かれている。高笑いなのは自民党で、情勢調査では自公の与党で計300議席に迫る勢い。対照的に伸び悩んでいるのが小池百合子東京都知事(65)率いる希望の党だ。小池氏の不出馬、排除発言で逆風が吹き荒れ、候補者の本音は「こんなはずじゃなかった…」。安倍晋三首相(63)退陣を目指すはずが、このままでは小池氏の代表辞任論が噴出することは間違いない。立憲民主党を含む“3極対決”の途中経過は――。

 台風の目になるはずが、風すら起こせていないのが希望だ。

「小池氏がドヤ顔で言った『排除する』という言葉は、とっさのものではなく事前に考えていた決めゼリフ。彼女にしてみれば、追い風が吹くと思っていた。これが完全な読み違え。一度狂った“百合子ンピューター”はもう戻らないだろう」とは政界関係者。

 焦った小池氏は希望候補者の応援演説に奔走。15日は分刻みのスケジュールの中、都内11か所を回ったが、候補者の胸中は複雑だ。

 例えば自民党を離党し、希望から東京5区に鞍替え出馬した福田峰之氏(53)は、当初午後2時半から目黒駅前で小池氏とともに演説する予定だったところ、小池氏が30分の“遅刻”。定刻通りに集まった聴衆に「30分押し」と伝わると「なんだよ、まだ来ないのかよ」とグチが相次ぎ、その場を去る人が続出。

 しかも5区は福田氏の苦戦が伝えられている。勝ち馬に乗るつもりで離党したのにこのザマでは…。福田氏は本紙取材に「自民党離党に悔いはない」と言い切るも「勝ち負けではない。結果はどうあれ、私は夢を追い続けていきます」と早くも“負けコメント”を連発した。

 小池氏側近の若狭勝氏(60)も同様だ。小池氏の地盤だった東京10区から出馬しているため、楽勝かと思いきや、戦況は苦しい。

 さらに希望の東京選挙区から出馬している候補一覧の新聞広告に、若狭氏だけが掲載されていないバージョンがあり、ネット上では「若狭氏も“排除”された」「粛清されたか」「単純ミスなら党側の運営に問題がある」と物議を醸した。

 若狭氏の事務所は「ミスではなく、費用対効果で選んだ」と説明。公職選挙法で新聞広告の枠や回数は限られている。若狭陣営は一部の新聞には単独での掲載を望んだことで、一覧からは外れたが、有権者には分かりづらい。希望は政見放送で北方領土を記していない地図を使用したのに続き、マイナスイメージにつながってしまった。

「一時は200と言われた希望の獲得議席も、最新の情勢調査では60前後とも。そうなれば、選挙後の小池氏の代表辞任論は避けられない」(野党選対関係者)。“戦後処理”で小池氏は頭が痛くなるところだ。

 希望が伸び悩む中、意気盛んなのが“排除”された立憲民主党だ。市民連合などの団体が動員をかけているとはいえ、演説会場の熱気はずばぬけている。
 前出の政界関係者は「枝野氏の真面目な人柄で応援したくなる人が続出している。あの眠たい熊のような顔を見て『かわいい』と感じる“枝野女子”も増えている」と話す。もっとも立憲民主党の候補者は78人しかいないとあって、野党の域は出ない。

 一方、各メディアで圧勝が伝えられている自民党だが、思わぬ疑心暗鬼に包まれている。安倍政権の“天敵”である朝日新聞も「自公、300議席うかがう勢い」と報じた。党内では「朝日の情勢調査は自民党候補が劣勢のところもリードと伝えていたりもする。自民党を浮かれさせるためのワナですよ」と警戒。朝日新聞の情勢調査は全く参考にしていない陣営もあるほどだが、現に優勢なのは間違いない。

「安倍首相も解散直後は顔色が優れなかったが、いまは余裕が出ている。不安要素を挙げるなら、アンチのやじにエキサイトすることと、全国を駆け回る夫の代わりに地元(山口4区)を預かる昭恵夫人が何かやらかさないかだけ。アッキーには常時監視が付いている」(同)

 選挙戦も残すところあとわずか。各党の命運はいかに――。

4463チバQ:2017/10/18(水) 01:10:30
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215636
立憲民主党が破竹の勢い 30選挙区で自民に“勝利”の可能性
2017年10月17日
「民進党時代は、こんなに人が集まることはなかった」と関係者も驚くほどの熱気だ。立憲民主党が急速に支持を広げている。まだ正式な党員・サポーターもいない新政党で、組織的な動員をかける余裕もない。それでも、枝野代表の街頭演説には1000単位の人が集まる。ツイッターの立憲民主党公式アカウントのフォロワー数も、あっという間に17万人に増え、自民党を抜いてトップに。選挙戦でも各地で善戦。終盤にかけて自民党候補を猛追し、30選挙区で勝てる可能性が出てきた。

 共産党との野党共闘が成功している北海道では、多くの立憲民主候補が優位に選挙戦を進めている。

「3区の荒井氏や6区の佐々木氏が強いのは当然として、1区でも引退した横路孝弘氏の後継で新人の道下に勢いがあり、11区も新人の石川氏が自民の中川氏に競り勝ちそう。4区の本多氏、5区の池田氏も猛烈に追い上げています」(地元紙記者)

■希望に代わって政権批判票の受け皿に

 首都圏では、小池知事のお膝元である東京で希望の党が総崩れ。代わりに立憲民主が政権批判票の受け皿として支持を伸ばしている。東京1区の海江田氏は民主党代表時代に落選したほど選挙に弱いのに、今回は久々に選挙区の勝利があり得る情勢だ。

「2区の松尾氏、8区の吉田氏、10区の鈴木氏は新人ですが、希望の候補をリードしている。5区の手塚氏、6区の落合氏、16区の初鹿氏も自民といい勝負に持ち込めそうです」(旧民進党関係者)

 代表の枝野氏と代表代行の長妻氏は、他候補の応援などで地元に張り付けないため、自民候補と接戦になっているが、投票率が上がれば大差での勝利が見込める。

 新潟1区の西村氏は立憲民主入りで自民を逆転。早くから野党共闘が進んでいたため、2〜6区は無所属で出馬した野党系候補すべてが自民と互角の戦いを繰り広げている。

 西日本でも、大阪10区の辻元氏が奮闘。6区の村上氏と16区の森山氏は公明候補を猛追中だ。大分3区の横光氏も自民との一騎打ちで、反自公票の受け皿に。鹿児島1区の川内氏も急激に追い上げ、逆転が見えてきた。

「野党共闘が奏功している北海道や新潟を見ても、与党と一対一の構図に持ち込めば、いい勝負になることが分かります。選挙戦がスタートしても安倍政権の支持率は下がり、不支持率が上回っている。多くの有権者が政権に対する不満を強め、受け皿を探しているのに、野党の乱立が自公政権を助けている。すべての選挙区で野党が候補者を一本化できていたら、自公で300議席などという予測結果はあり得ませんでした」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 今からでも遅くはない。希望の党は、立憲民主と競合する選挙区の候補者を取り下げたらどうか。

「どんな手段を使っても安倍政権を倒す」とタンカを切った民進・前原代表の覚悟を見せて欲しいものだ。

4464チバQ:2017/10/18(水) 01:18:25
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170010-n1.html
2017.10.17 11:31
【衆院選】
二階氏「愛弟子」VS細川政権の防衛庁長官・故中西氏「秘蔵っ子」 保守票めぐり熾烈な戦い 和歌山1区

 22日に投開票される衆院選。和歌山1区では、3度目の対決となった希望の党前職の岸本周平氏(61)と自民党前職の門博文氏(52)が、勝敗の鍵を握る保守票の熾烈(しれつ)な奪い合いを展開している。岸本氏は民進党出身だが選挙戦では自民党にも所属した保守系の大物議員、中西啓介氏(故人)のかつての支援者がバックアップする。これに対し、門氏は同党の二階俊博幹事長がてこ入れのために終盤に向けての選挙区入りを決定。「保守王国」の県都の議席をめぐり、両陣営の攻防は激しさを増す一方だ。(福井亜加梨、尾崎豪一)

細川政権の防衛庁長官・故中西氏の支援者も

 「安倍政権の『上から目線』の乱暴な政治を止めなければならない」。11日夜、和歌山市内で開かれた演説会。岸本氏は集まった約300人の支援者を前に安倍晋三首相のこれまでの政権運営をやり玉にあげた。

 「反自民」の立場を鮮明にする岸本氏だが、陣営はこれまでの民進支持層やその支援組織「連合和歌山」に加え、自民の衆院議員としても活躍した中西氏の支援者が支える。中西氏は平成5年に自民を離党し非自民連立の細川護煕政権に防衛庁長官で入閣。その後は政党の離合集散を経て保守党時代には自公保連立政権の発足に尽力したが、12年の衆院選では自民党本部の推薦を受けたにもかかわらず、自民県連の独自候補に敗れ、2年後に他界した。

 だが、支援者たちは中西氏が生前に目をかけてきたとされる元財務官僚の岸本氏が17年に初出馬した際に応援。その後も岸本氏を支えるメンバーは多く、陣営関係者は「保守層でも岸本氏を応援する人は少なくない」と強調する。

二階氏の「愛弟子」、負けられぬ戦い

 一方の門氏は、県議を務めていた父・三佐博氏の関係で若いころから二階氏の選挙戦を手伝っており、現在は自民党内の派閥、志帥会(二階派)にも名を連ねる。

 しかし、24年の衆院選では300票、26年は約8千票といずれも僅差で岸本氏に敗れ、比例復活に甘んじ、二階氏も「保守王国の和歌山で選挙に負けることはあってはならない」とハッパをかけてきた。公示前の今月1日には選挙区入りし、門氏の支援者を前に「『まな弟子』の勝負がかかっている」とげきを飛ばしている。

 二階氏は公示後も応援演説のため、全国行脚する傍らに陣営関係者に電話をかけて情勢を確認するという念の入れようで、投開票日直前の20日には再度の選挙区入りを決定した。門氏も中央政界の実力者である二階氏との太いパイプを強みに、演説会では「和歌山市には政権与党の代議士が必要」と強調。ただ、支援者の一人は「今度負ければ、いつまでも二階先生は守ってくれないだろう」と危機感をあらわにする。

共産新人「99%は貧困にあえいでいる」

 共産党新人の原矢寸久氏(66)も支持固めに懸命で、「アベノミクスで富を得たのは1%だけで、99%は貧困にあえいでいる」などと「反与党票」の受け皿となるための訴えを展開している。

4465チバQ:2017/10/18(水) 01:19:36
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170009-n1.html
2017.10.17 07:17
【衆院選終盤情勢】
自民、沖縄全敗も 北海道でも劣勢
 産経新聞社とFNNの衆院選情勢調査によると、自民党は北海道の全12選挙区で優勢なのは5選挙区にとどまり、全4選挙区の沖縄県では全敗の危機に立たされている。

 北海道は旧社会党の強固な地盤で知られ、自民党が圧勝した平成17年の「郵政選挙」でも同党が選挙区で獲得したのは4議席にとどまり、8議席の民主党に敗れた。今回の情勢調査の際に行った質問で、比例代表で自民党に投票すると回答した北海道の有権者は28・0%と都道府県別で4番目に低く、立憲民主党は全国最多の24・9%に上った。

 今回の衆院選では、立憲民主と共産、社民の3党が共闘し、北海道の7選挙区で自公対「3党連合」の一騎打ちの構図となった。

 沖縄県では在日米軍基地問題が影を落としている。公示直後の11日に米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)配備のCH53E大型輸送ヘリコプターが訓練中に出火、牧草地に緊急着陸する事故が発生し、選挙戦への影響が指摘されている。

 情勢調査では、自民党を比例の投票先に挙げた同県の有権者は全国ワーストの21・5%だった。

 沖縄県は前回の衆院選でも自民党が全選挙区で敗れ、重複した比例代表で当選した。

4466チバQ:2017/10/18(水) 01:21:13
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170100-n1.html
 ▽1区(2人)

船橋利実 56☆元道議  自 元 【公】

道下大樹 41☆元道議  立 新 

 ▽2区(4人)

松木謙公 58☆元農水政務官  希 前 

小和田康文 47☆行政書士  維 新 

金倉昌俊 43☆党准中央委員  共 新 

吉川貴盛 67☆元農水副大臣  自(二)前 【公】

 ▽3区(2人)

荒井聡 71☆元国家戦略相  立 前 

高木宏寿 57☆元復興政務官  自(二)前 【公】

 ▽4区(3人)

本多平直 52☆元首相補佐官  立 元 

中村裕之 56☆元道議  自(麻)前 【公】

高橋美穂 52☆行政書士  希 元 

 ▽5区(3人)

池田真紀 45☆社会福祉士  立 新 

森山佳則 50 元製鉄会社員  幸 新 

和田義明 46☆元商社員  自(細)前 【公】

 ▽6区(2人)

今津寛 71☆元防衛副長官  自(額)前 【公】

佐々木隆博 68 元農水副大臣  立 前 

 前回は自民、公明の与党が12選挙区中、9選挙区を制した。今回は立民が共産、社民との共闘で勢いをみせ、1、3、4、5、10の5選挙区で与野党が接戦する。

 1区は、自民船橋と横路孝弘元衆院議長の後継、立民道下が激しく競り合う。当初、道下がリードしていたが、船橋が追い上げを図り、支持を広げている。2区は最も多い4人が立候補。6選を目指す自民吉川が先行し、希望松木は支持拡大に苦戦している。

 3区は接戦ながら、立民荒井が共産支持層の票も固めややリード。4区は、自民中村が国政復帰を目指す立民本多を追いかける展開となっている。

 5区は、昨年の補選で野党共闘で戦った立民池田と自民和田が競り合う。6区は立民佐々木が自民今津を引き離した。

4467チバQ:2017/10/18(水) 01:22:10
 ▽7区(2人)

伊東良孝 68☆元農水副大臣  自(二)前 【公】

石川明美 66 元釧路市議  共 新 

 ▽8区(2人)

逢坂誠二 58 元首相補佐官  無 前 

前田一男 51☆元松前町長  自(細)前 【公】

 ▽9区(3人)

山岡達丸 38☆元NHK記者  希 元 

堀井学 45☆外務政務官  自(細)前 【公】

松橋千春 35 党地区役員  共 新 

 ▽10区(2人)

稲津久 59 元農水政務官  公 前 【自】

神谷裕 49☆元議員秘書  立 新 

 ▽11区(2人)

石川香織 33☆元民放アナ  立 新 

中川郁子 58☆元農水政務官  自(二)前 【公】

 ▽12区(3人)

武部新 47☆環境政務官  自(二)前 【公】

水上美華 35☆元北見市議  希 新 

菅原誠 44 党地区委員長  共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

7区は自民伊東が支持基盤を固め、安定した戦いを展開している。

 8区は、立民に入党しながらも無所属から4選を目指す逢坂が優位な情勢だ。9区は自民堀井が先行、10区は公明稲津と立民神谷が横一線だ。

 11区は、公民権停止中の石川知裕に代わって立候補した妻の立民石川が、自民中川に優勢。12区は3選を目指す自民武部が知名度を生かし、抜け出している。(敬称略)

4468チバQ:2017/10/18(水) 01:24:02
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170102-n1.html

2017.10.17 23:38
【衆院選終盤情勢・青森】
3区、自民・木村が圧倒
 選挙区が1つ減った。全選挙区で自民が議席を独占する勢いだ。

 1区は、自民津島が集会や支持者回りを精力的にこなして支持基盤を確実に固め、幅広い年齢層に浸透している。希望升田は無党派層の取り込みを狙い、懸命に追い上げを図る。

 2区は、自民重鎮の大島が盤石な支持基盤と圧倒的な知名度を生かし、希望工藤を大きく引き離す。

 3区は、自民木村が、7月に死去した兄、太郎から受け継いだ支持基盤をフル稼働させて大きく抜け出し、共産高柳、希望山内を圧倒している。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170104-n1.html
2017.10.17 23:43
【衆院選終盤情勢・岩手】
3区、17選目指す小沢が安定
 選挙区が1つ減った。1区は、希望階が労組などの支援を得て優勢だ。自民高橋は、民進からの離党に戸惑う階の支持層に揺さぶりをかけ、追い上げを図る。

 2区の希望畑と自民鈴木は接戦。畑は、新たに選挙区に入った沿岸南部での知名度アップを狙う。五輪相の鈴木は実績と支持基盤で畑を上回るものの、突き放せずにいる。

 3区は、17選を目指す無所属小沢が強固な地盤に支えられ、安定。自民藤原は34歳という若さを強調し、幅広く浸透を図ろうと懸命だが、小沢の厚い壁に苦戦している。(敬称略)

4469チバQ:2017/10/18(水) 01:25:02
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170106-n1.html
2017.10.17 23:44
【衆院選終盤情勢・宮城】
2区、議席奪還狙う無所属・鎌田が優位
▽1区 (6人)

 土井亨59☆ 復興副大臣  自(細)前 【公】【日】

 岡本章子53☆ 元仙台市議  立 新

 畠山昌樹43☆ 医師     維 新

 伊藤優太32☆ 元仙台市議  希 新

 油井哲史37  元広告会社員 幸 新

 今留尚人52  医師     無 新

 ▽2区 (2人)

 秋葉賢也55☆ 元厚労副大臣 自 前 【公】【日】

 鎌田さゆり52  元県議    無 元

 ▽3区 (3人)

 一條芳弘44☆ 元百貨店社員 希 新

 吉田剛35  党県委員   共 新

 西村明宏57☆ 元復興副大臣 自(細)前 【公】【日】

 ▽4区 (3人)

 伊藤信太郎64☆ 元外務副大臣 自(麻)前 【公】【日】

 坂東毅彦58☆ 医師     希 新

 高村直也34  党県常任委員 共 新

 ▽5区 (2人)

 勝沼栄明42☆ 医師   自(二)前 【公】【日】

 安住淳55  元財務相 無 前

 ▽6区 (2人)

 小野寺五典57☆ 防衛相  自(岸)前 【公】【日】

 横田有史73  元県議  共 新

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者 

 自民が6選挙区中4選挙区で優勢を保ち、希望は全選挙区で苦戦している。

 6人が乱立する1区は、自民土井が先行し、立民岡本が追随する。希望伊藤は支持者の広がりを欠き、厳しい戦い。

 2区は、13年ぶりの議席奪還を狙う民進出身で元職の無所属鎌田と、6選を目指す自民秋葉の一騎打ち。鎌田がリードする。秋葉はどこまで支持基盤を固められるかがカギだ。三つどもえの3区は、5選を目指す自民西村が大きく抜け出している。

 4区は自民伊藤が優勢。5区は無所属で出馬した民進出身の安住が自民勝沼を引き離している。6区の自民小野寺は、北朝鮮問題の対応で地元回りが難しい事情を抱えていても盤石だ。(敬称略)

4470チバQ:2017/10/18(水) 01:26:03
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170108-n1.html
2017.10.17 23:45
【衆院選終盤情勢・秋田】
3区、自民・御法川と希望・村岡が保守票奪い合い
▽1区 (3人)

 冨樫博之62☆ 元総務政務官 自(破)前 【公】

 松浦大悟48☆ 元参院議員  希 新

 斉藤大悟38  党県常任委員 共 新

 ▽2区 (3人)

 金田勝年68☆ 前法相   自(額)前 【公】

 藤本友里38  党准県委員 共 新

 緑川貴士32☆ 元民放アナ 希 新

 ▽3区 (3人)

 村岡敏英57☆ 元農水委理事 希 前

 御法川信英53☆ 元財務副大臣 自(麻)前 【公】

 冨岡昭67  党県書記長  共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 自民は、1、2区で大きく抜け出したが、3区では希望との接戦が続く。

 1区は、自民冨樫が自公両党の支持層をほぼ固めた。希望松浦は、民進支持層や無党派層の食い込みに懸命だ。共産斉藤は広がりを欠く。

 2区は、前法相の自民金田が強固な組織力をみせつけ、希望緑川と共産藤本が懸命に追う。

 3区は、自民御法川と希望村岡が接戦を繰り広げる。両者は、保守票を奪い合うほか、無党派層や立民の支持層にも食い込もうとしている。共産冨岡は知名度不足が課題だ。(敬称略)

4471チバQ:2017/10/18(水) 01:26:53
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170118-n1.html
2017.10.17 23:57
【衆院選終盤情勢・山形】
3区、自民・加藤が優位に展開
▽1区 (3人)

 遠藤利明67☆ 元五輪相  自 前 【公】

 荒井寛44☆ 元会社社長 希 新

 石川渉43  党県委員  共 新

 ▽2区 (3人)

 鈴木憲和35☆ 党県会長   自(額)前 【公】

 近藤洋介52☆ 元経産副大臣 希 前

 岩本康嗣52  党県委員   共 新

 ▽3区 (4人)

 城取良太40  元会社員  幸 新

 加藤鮎子38☆ 元議員秘書 自 前 【公】

 加藤太一66  元鶴岡市議 共 新

 阿部寿一58☆ 元酒田市長 希 元 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 全3選挙区に自民、希望、共産が擁立したが、すべて自民が優位に進めている。1区は、組織力のある自民遠藤が全域で支持を得て盤石の戦い。希望荒井は連合を中心に無党派層の取り込みに懸命だ。

 2区は、自民鈴木がほぼ全地域で支持を浸透させた。希望近藤は自民支持層にも食い込んでいるものの苦戦している。

 3区は、自民加藤が元幹事長の亡父、紘一から受け継いだ後援会組織をフル稼働させ、優位に展開。前回は加藤に敗れた希望阿部は、無党派層を固めつつあり、猛追している。(敬称略)

4472チバQ:2017/10/18(水) 01:27:54
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170110-n1.html
2017.10.17 23:53
【衆院選終盤情勢・福島】
1区、無所属・金子が自民・亀岡に一歩リード
▽1区 (2人)

 金子恵美52  元復興政務官 無 前

 亀岡偉民62☆ 元復興政務官 自(細)前 【公】

 ▽2区 (4人)

 根本匠66☆ 元復興相   自(岸)前 【公】

 平善彦65  党地区副委長 共 新

 岡部光規49☆ 医師     希 新

 西村恵美54☆ 会社員    維 新

 ▽3区 (3人)

 橋本健二69  元須賀川市議 共 新

 上杉謙太郎42☆ 元議員秘書  自 新 【公】

 玄葉光一郎53  元外相    無 前

 ▽4区 (4人)

 渡辺敏雄68☆ 党県幹事長 社 新

 小熊慎司49☆ 元参院議員 希 前

 古川芳憲66  党地区役員 共 新

 菅家一郎62☆ 元市長   自(細)前 【公】

 ▽5区 (4人)

 吉野正芳69☆ 復興相    自(細)前 【公】

 吉田泉68☆ 元復興副大臣 希 前

 熊谷智37  党県常任委員 共 新

 遠藤陽子67☆ 元中学教諭  社 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

  1区は、希望合流を見送った無所属金子が共産、立民、社民支持層を固め、自民亀岡に一歩リード。追う格好の亀岡は希望支持層の取り込みに懸命だ。3割を超える無党派層の動向が勝敗の鍵を握る。

 2区は、8選を目指す自民根本が優勢。希望岡部らを引き離している。3区は、25年ぶりの無所属となった玄葉が安定した戦い。自民上杉は懸命に追い上げを図ろうとしている。

 4区は、希望小熊と自民菅家がデッドヒートを繰り広げている。両陣営とも、区割り見直しで3区から編入された票田・西郷村での浸透に力を注ぐ。5区は、復興相の自民吉野が頭一つ抜け出し、政界引退を撤回して出馬した希望吉田が追走する。(敬称略)

4473チバQ:2017/10/18(水) 01:29:38

は!?茨城5区が自民有利!?
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170112-n1.html
2017.10.17 23:53
【衆院選終盤情勢・茨城】
5区、自民・石川が抜ける
▽1区 (4人)

 川辺賢一30  党県代表   幸 新

 福島伸享47☆ 元経産省職員 希 前

 田所嘉徳63☆ 元法務政務官 自(破)前 【公】

 大内久美子68☆ 元県議    共 新

 ▽2区 (3人)

 星野文雄69  党県委員   共 新

 額賀福志郎73  元財務相   自(額)前 【公】

 石津政雄70☆ 元総務政務官 希 元

 ▽3区 (3人)

 林京67  元取手市議 共 新

 葉梨康弘58☆ 法務副大臣 自(岸)前 【公】

 樋口舞44☆ 会社員   希 新 【維】

 ▽4区 (3人)

 堀江鶴治75  元市議   共 新

 大熊利昭54☆ 元銀行員  希 元

 梶山弘志62☆ 地方創生相 自 前 【公】

 ▽5区 (3人)

 石川昭政45☆ 元党職員  自 前

 川崎篤子64  元東海村議 共 新

 浅野哲35☆ 元議員秘書 希 新

 ▽6区 (3人)

 国光文乃38☆ 医師    自 新 【公】

 青山大人38☆ 元県議   希 新

 古沢喜幸71  元土浦市議 共 新

 ▽7区 (3人)

 石嶋巌63  党県委員   共 新

 永岡桂子63☆ 元厚労副大臣 自(麻)前

 中村喜四郎68  元建設相   無 前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 14回目の当選を狙う無所属中村が有利に進める7区を除き、自民が優勢だ。希望候補は伸び悩んでいる。

 1区は、自民田所が先行。希望福島は伸びに欠けている。2区は、自民額賀が圧倒的な支持を得て、希望石津らを引き離す。3区は、自民葉梨が安定した戦いぶりをみせ、共産林、希望樋口が追い上げを図る。4区は地方創生担当相の自民梶山が他の候補を寄せ付けず、独走する。

 5区は、選挙区初当選を目指す自民石川が飛び抜け、日立労組出身の希望浅野が組織力を使って追い上げに懸命だ。新人対決の6区は、自民国光が有利な展開に持ち込み、希望青山が挽回を図る。7区は、選挙区初当選が悲願の自民永岡が必死に中村を追う。(敬称略)

4474チバQ:2017/10/18(水) 01:30:44
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170114-n1.html
2017.10.17 23:54
【衆院選終盤情勢・栃木】
2区、自民・西川が無所属・福田を追う
▽1区 (4人)

 渡辺典喜34  元財団職員  無 新

 柏倉祐司48☆ 医師     希 元

 船田元63☆ 元経企庁長官 自(額)前 【公】

 青木弘56  党県委員   共 新

 ▽2区 (2人)

 西川公也74  元農林水産相 自(二)前 【公】

 福田昭夫69  元総務政務官 無 前 【社】

 ▽3区 (4人)

 槙昌三74  元町議    共 新

 石渡剛48  元学習塾経営 幸 新

 渡辺美由紀58☆ 公認会計士  希 新

 簗和生38☆ 国交政務官  自(細)前 【公】

 ▽4区 (3人)

 佐藤勉65☆ 元総務相   自(麻)前 【公】

 山崎寿彦64  党県常任委員 共 新

 藤岡隆雄40☆ 元議員秘書  希 新

 ▽5区 (3人)

 茂木敏充62☆ 経済再生相 自(額)前 【公】

 大豆生田実51☆ 元足利市長 希 新

 川上均61  党県委員  共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 自民は、2区で野党系無所属の先行を許すが、残る4選挙区で優位に進める。希望は候補擁立の4選挙区で全敗する可能性がある。

 1区は、自民船田が先行。無所属渡辺、希望柏倉が野党支持層を分け合い、共産青木も苦しい。2区は、自民西川が無所属福田を懸命に追う。比例復活のない両陣営が背水の陣で臨む一騎打ち。共産が候補を取り下げた効果で福田が反自民票を取り込む。西川は陣営を引き締め、支持層固めを図る。

 3区は、自民簗が組織を引き締めて優勢。希望渡辺は出遅れが響く。兄の参院議員、喜美が陣頭指揮に立ち、知名度の向上に懸命だ。4区の自民佐藤、5区の自民茂木は組織を固めて安定している。(敬称略)

4475チバQ:2017/10/18(水) 01:32:21
群馬5区は小渕以外の得票順が気になりますね
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170116-n1.html
2017.10.17 23:56
【衆院選終盤情勢・群馬】
5区、自民・小渕が大きく突き放す
 ▽1区 (3人)

 宮崎岳志47☆ 元上毛記者 希 前

 尾身朝子56☆ NPO役員 自(細)前 【公】

 店橋世津子56☆ 元前橋市議 共 新

 ▽2区 (3人)

 井野俊郎37☆ 元法務政務官 自(額)前 【公】

 長谷田直之61  党県常任委員 共 新

 石関貴史45☆ 元決算委員長 希 前

 ▽3区 (2人)

 長谷川嘉一64☆ 元県議   立 新

 笹川博義51☆ 環境政務官 自(額)前 【公】

 ▽4区 (3人)

 萩原貞夫68  元中学教諭 共 新

 不破弘樹51☆ 元陸上選手 希 新

 福田達夫50☆ 防衛政務官 自(細)前 【公】

 ▽5区 (4人)

 小渕優子43☆ 元経済産業相 自(額)前 【公】

 伊藤達也34  党県委員   共 新

 高橋宣之63☆ 党県副代表  社 新

 猪口幸子61☆ 医師     希 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 全選挙区で自民がリードする。1区は、自民尾身がこまめに区内を回り、優勢だ。公示まで自民分裂が危ぶまれたが、直前に一本化し組織票を固める。民進から希望に合流した宮崎は、支持を伸ばせていない。共産店橋は苦しい戦い。

2区は、自民井野が希望石関と共産長谷田を先行。石関は反自民層を中心に巻き返しを図る。

 県内唯一の与野党一騎打ちとなった3区は、自民笹川が各団体の支持を得て、立民長谷川を突き放している。長谷川は共産のほか無党派層の取り込みも狙う。

 4区は、自民福田が盤石で、共産萩原と希望不破が追いかける。保守地盤が固い5区は、自民小渕が他候補者3人を大きく突き放している。(敬称略)

4476チバQ:2017/10/18(水) 01:35:22
>>4475-4476
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170120-n1.html
2017.10.17 23:59
【衆院選終盤情勢・埼玉】
5区、立憲民主・枝野が引き離す
▽1区 (4人)
 武正公一56☆ 元財務副大臣 希 前
 小桧山清人60☆ 元電機会社員 維 新
 鳥羽恵58  党地区役員  共 新
 村井英樹37☆ 内閣政務官  自(岸)前 【公】

 ▽2区 (3人)
 菅克己51☆ 元県議   希 新
 平川道也45  党地区役員 共 新
 新藤義孝59☆ 元総務相  自(額)前 【公】

 ▽3区 (6人)
 飯田剛58  会社役員   幸 新
 石川英行54  元会社役員  無 新
 三輪麻美30☆ 元客室乗務員 希 新
 黄川田仁志47☆ 元外務政務官 自 前 【公】
 山川百合子48☆ 元県議    立 新
 谷古宇勘司66☆ 元県議    維 新

▽4区 (5人)
 朝賀英義67  元新座市議  共 新
 青柳仁士38☆ 元国連職員  維 新
 吉田芳朝43☆ 元県議    希 新
 豊田真由子43  元文科政務官 無 前
 穂坂泰43☆ 元志木市議自 新 【公】

 ▽5区 (3人)
 牧原秀樹46☆ 厚労副大臣  自 前 【公】
 枝野幸男53☆ 党代表    立 前
 高木秀文44☆ 弁護士    希 新 【維】

▽6区 (3人)
 大島敦60☆ 元総務副大臣 希 前
 中根一幸48☆ 外務副大臣  自(細)前 【公】
 戸口佐一67  党地区委員  共 新

 ▽7区 (3人)
 長沼チネ67  党地区委員長 共 新
 小宮山泰子52☆ 元農水委員長 希 前
 神山佐市63☆ 元会社役員  自(破)前 【公】

▽8区 (3人)
 辻源巳46  党地区委員長 共 新
 小野塚勝俊45☆ 元日本銀行員 希 元
 柴山昌彦51☆ 元首相補佐官 自(細)前 【公】

 ▽9区 (3人)
 神田三春63  党県委員   共 新
 大塚拓44☆ 元財務副大臣 自(細)前 【公】
 杉村慎治41☆ 元議員秘書  希 新

 ▽10区 (3人)
 柿沼遥輝34  党地区役員  共 新
 坂本祐之輔62☆ 元東松山市長 希 前
 山口泰明68☆ 元内閣副大臣 自(額)前 【公】

 ▽11区 (4人)
 柴岡祐真33  党中央委員  共 新
 今野智博42  弁護士    無 前 【自】
 三角創太29☆ 元銀行員   希 新
 小泉龍司65  元大蔵省室長 無 前

4477チバQ:2017/10/18(水) 01:36:16
▽12区 (3人)
 森田俊和43☆ 元県議    希 新
 林秀洋43  党県常任委員 共 新
 野中厚40☆ 農水政務官  自(額)前 【公】

 ▽13区 (3人)
 北角嘉幸54☆ 元市長秘書  希 新
 土屋品子65☆ 元厚労副大臣 自 前 【公】
 池田万佐代58☆ 党県副代表  社 新

 ▽14区 (4人)
 榛野博47☆ 建設会社役員 維 新
 苗村京子58  元三郷市議  共 新
 鈴木義弘54☆ 元県議    希 前
 三ツ林裕巳62☆ 元厚労政務官 自(細)前 【公】 

 ▽15区 (4人)
 田中良生53☆ 元国交副大臣 自 前 【公】
 梅村早江子53☆ 党准中央委員 共 前
 高橋英明54☆ 元川口市議  維 新
 高山智司47☆ 元環境政務官 希 元 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 前回は全15選挙区のうち12選挙区で勝利した自民が、今回も12選挙区で優位に立つ。特に、1、2、3、4、8、9、12、13、14、15の10選挙区で安定的な強さをみせる。7区と10区はそれぞれ、希望の小宮山と坂本が追い上げを図っているが、自民の神山と山口のリードを許している。


 野党が優勢なのは、立民代表の枝野が出馬した5区だけ。枝野と自民牧原は5度目の戦い。前回は僅差で勝利した枝野は、今回は新党結成の勢いに乗り、牧原を大きく突き放している。

 6区は、前民進幹事長の希望大島と自民中根が横一線にあり、熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる。当選後の自民公認をかけた2人が立候補した11区は、選挙区当選を重ねてきた小泉が幅広い後援会組織に支えられ、今野を大きく引き離している。

 4区は、元政策秘書の男性への暴行・暴言問題で自民を離党した豊田が前回当選した選挙区。元志木市議の自民穂坂と元県議の希望吉田が競り合う中、穂坂が地盤を固めて突き放しにかかった。無所属として“草の根選挙”で挑む豊田は、組織票がなく、厳しい戦いを強いられている。(敬称略)

4478チバQ:2017/10/18(水) 01:39:05
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180013-n1.html
2017.10.18 00:11
【衆院選終盤情勢・千葉】
9区、自民・秋本と希望・奥野が激戦

▽1区 (4人)
 田嶋要56☆ 元経産政務官 希 前
 門山宏哲53☆ 弁護士    自(破)前 【公】
 大野隆48  党地区職員  共 新
 長谷川豊42☆ 元民放アナ  維 新

 ▽2区 (5人)
 藤巻健太34☆  元議員秘書  維 新
 上野洋嗣40   党県常任委員 共 新
 樋口博康58☆  元民進職員  立 新
 竹ケ原裕美子46☆ 医師     希 新
 小林鷹之42☆  元防衛政務官 自(二)前 【公】

 ▽3区 (3人)
 松野博一55☆ 前文部科学相 自(細)前 【公】
 岡島一正59☆ 元NHK記者 立 元
 櫛渕万里50☆ 元NGO職員 希 元

 ▽4区 (4人)
 深津俊郎69  党地区副委長 共 新
 野田佳彦60  前首相    無 前
 木村哲也48☆ 元県議    自 新 【公】
 佐藤浩52☆ 元県議    維 新

▽5区 (3人)
 薗浦健太郎45☆ 首相補佐官 自(麻)前 【公】
 山田厚史69☆ 元朝日記者 立 新
 岡野純子39☆ 元浦安市議 希 新

 ▽6区 (4人)
 遠藤宣彦54☆ 元郵政省職員 希 元
 生方幸夫69☆ 元環境副大臣 立 元
 渡辺博道67☆ 元経産副大臣 自(額)前 【公】
 星健太郎37☆ 元大学教員  維 新

 ▽7区 (4人)
 渡部隆夫74  党地区委員 共 新
 斎藤健58☆ 農林水産相 自(破)前 【公】
 石塚貞通50☆ 司法書士  立 新
 波多野里奈44☆ 元民放アナ 希 新

 ▽8区 (3人)
 桜田義孝67☆ 元文科副大臣 自(二)前 【公】
 小野里定良70  元柏市議   共 新
 太田和美38☆ 元県議    希 前

▽9区 (3人)
 秋本真利42☆ 国交政務官  自 前 【公】
 鴨志田安代62  党地区委員長 共 新
 奥野総一郎53☆ 元議員秘書  希 前

 ▽10区 (3人)
 林幹雄70☆ 前経済産業相 自(二)前 【公】
 笠原正実63  党地区委員長 共 新
 谷田川元54☆ 元県議    希 元

 ▽11区 (3人)
 多ケ谷亮48☆ 会社役員   希 新
 森英介69☆ 元法相    自(麻)前 【公】
 椎名史明60  党地区委員長 共 新

 ▽12区 (4人)
 大西航36☆ 党県常任委員 共 新
 浜田靖一62☆ 元防衛相   自 前 【公】
 樋高剛51☆ 元環境政務官 希 元
 皆川真一郎63☆ 元高校校長  社 新

▽13区 (4人)
 宮川伸47☆ 元会社役員  立 新
 斉藤和子43☆ 元高校講師  共 前
 白須賀貴樹42☆ 歯科医師   自(細)前 【公】
 水野智彦61☆ 歯科医師   希 元 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 全13選挙区中、2、3、5、6、7、10、11、12、13の9選挙区で自民が独走状態にあり、「保守王国」の底堅さを見せつけている。3区の松野は、森友・加計学園問題で文部科学相として対応に追われていたが、影響はないようだ。2区は、県内最多の5候補が入り乱れる中、小林が抜け出している。6区は、立民生方が野党共闘で共産の支持層の大半をまとめて猛追する。

 1区は、自公支持層の大半を固める自民門山が希望田嶋をややリード。8区は地盤を固めた自民桜田が頭ひとつリードし、希望太田が追いかける。9区は自民秋本と希望奥野が激しく競り合う。4区は前首相の野田が無所属での出馬となったが、他候補を寄せ付けず大きくリードしている。
 希望は、12選挙区で候補者を擁立したが、1、8、9区のほかは劣勢で、浸透できていない。共産と立民は一部で野党共闘を実現させたものの、共産が「必勝区」と位置づける13区の一本化は不調に終わり、立民宮川と共産斉藤が票を食い合う。新人4人を擁立した維新と、公示直前に12区に新人を擁立した社民は、ともに厳しい戦いを強いられている。(敬称略)

4479チバQ:2017/10/18(水) 01:42:34
>>4479-4480
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180011-n1.html
2017.10.18 00:09
【衆院選終盤情勢・神奈川】
4区、無所属・浅尾と立憲民主・早稲田が接戦
▽1区 (3人)
 松本純67☆ 前防災相  自(麻)前 【公】
 長島一由50☆ 元逗子市長 希 元
 篠原豪42☆ 元横浜市議 立 前

 ▽2区 (4人)
 高橋野枝43☆ 通信会社員 立 新
 菅義偉68☆ 官房長官  自 前 【公】
 大貫清文60  党県委員  共 新
 橋本久美48☆ 元豊島区議 希 新

 ▽3区 (5人)
 壱岐愛子32  元会社員   幸 新
 勝又恒一郎54☆ 元県議    希 元
 小此木八郎52☆ 国家公安委長 自 前 【公】
 伊藤久美子57  元県議    無 新 【立】
 釘丸進44  党地区委員長 共 新 

▽4区 (4人)
 山本朋広42☆ 防衛副大臣  自 前 【公】
 早稲田夕季58☆ 元県議    立 新
 浅尾慶一郎53  元みんな代表 無 前
 風間法子47☆ 元松下塾生  希 新

 ▽5区 (3人)
 坂井学52☆ 総務副大臣 自 前 【公】
 横山征吾46  党県委員  共 新
 吉岡憲史39☆ 会社役員  希 新

 ▽6区 (3人)
 串田誠一59☆ 弁護士     維 新
 青柳陽一郎48☆ 元議員秘書   立 前
 上田勇59  元財務副大臣  公 前 【自】

 ▽7区 (3人)
 鈴木馨祐40☆ 元国交政務官 自(麻)前 【公】
 川野案35☆ 会社員    希 新 【維】
 中谷一馬34☆ 元県議    立 新

▽8区 (4人)
 加藤リカ45  党地区役員  共 新
 大西恒樹53  会社役員   諸 新
 江田憲司61  元首相秘書官 無 前
 三谷英弘41☆ 弁護士    自 元 【公】

 ▽9区 (3人)
 斉藤温26  翻訳業    共 新
 中山展宏49☆ 元議員秘書  自(麻)前 【公】
 笠浩史52☆ 元文科副大臣 希 前

 ▽10区 (3人)
 市川佳子53☆ 元県議    希 新
 畑野君枝60☆ 党中央委員  共 前
 田中和徳68☆ 元財務副大臣 自(麻)前 【公】

 ▽11区 (4人)
 瀬戸和弘65  党県委員  共 新
 真白リョウ41☆ 作曲家   希 新
 小泉進次郎36  党副幹事長 自 前
 圷孝行67  元高校教諭 諸 新

▽12区 (3人)
 原輝雄43☆ 元藤沢市議  希 新
 星野剛士54☆ 元経産政務官 自 前 【公】
 阿部知子69☆ 医師     立 前

 ▽13区 (3人)
 甘利明68☆ 元経済再生相 自(麻)前 【公】
 太栄志40☆ 元米研究所員 希 新
 岡崎裕39☆ 党県常任委員 共 新

 ▽14区 (3人)
 本村賢太郎47☆ 元県議   希 前
 中野渡旬69  党県委員  共 新
 赤間二郎49☆ 内閣副大臣 自(麻)前 【公】

4480チバQ:2017/10/18(水) 01:42:49
>>4479-4480
▽15区 (3人)
 河野太郎54☆ 外相    自(麻)前 【公】
 佐々木克己62☆ 元高校教諭 社 新
 乃木涼介53☆ 俳優    希 新

 ▽16区 (3人)
 義家弘介46☆ 元文科副大臣 自(細)前 【公】
 後藤祐一48☆ 元経産省職員 希 前
 池田博英54  党地区委員長 共 新

 ▽17区 (3人)
 横田英司59  党県委員   共 新
 牧島かれん40☆ 元内閣政務官 自(麻)前 【公】
 神山洋介42☆ 元生保社員  希 前

 ▽18区 (3人)
 山際大志郎49☆ 元経産副大臣 自(麻)前 【公】
 三村和也42☆ 元経産省職員 希 元
 若林靖久32☆ 党准県委員  共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 

 17選挙区に候補者を擁立した自民が14選挙区で優勢を保ち、1、2、3、5、7、10、11、13、14、15、17、18の12選挙区で他候補を大きく引き離している。公明も6区で安定した戦いだ。野党系は8、12区で自民候補をリードしている。

 4区は、解散直前に自民に入党した無所属浅尾と自民山本が保守分裂の争いを展開していたところに、立民早稲田らが参戦した。浅尾と早稲田が接戦を繰り広げ、山本が猛追する混戦模様となっている。

 8区は、民進から無所属での出馬を選んだ江田が安定。公示直前に出馬が決まった自民三谷は知名度不足が響くが、相次ぐ閣僚級の応援を得ながら追い上げを図る。

 9区は、前回比例代表で当選した自民中山と、希望創設メンバーで前回は選挙区当選の笠が横一線。10区は、8回目の当選を目指す自民田中が安定した戦い。共産が“必勝候補”と位置づける畑野と、希望市川は苦戦している。

 12区は、前回約700票差で自民星野に敗れた立民阿部が共産などの支援を取り付けて支持を広げている。星野は保守票の上積みを目指し、組織戦で必死に追い上げを図る。16区は、前回比例で当選した自民義家がリードを広げつつある。希望創設メンバーの後藤は伸び悩む。(敬称略)

4481チバQ:2017/10/18(水) 01:47:55
>>4481-4482

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180009-n1.html
2017.10.18 00:04
【衆院選終盤情勢・東京】
自民優位、立憲民主健闘 1区は立憲民主・海江田が優勢
▽1区 (6人)
 松沢香39☆ 弁護士    希 新
 原口実季28  政経塾員   幸 新
 山田美樹43☆ 元外務政務官 自(細)前 【公】
 又吉光雄73  政治団体代表 諸 新
 海江田万里68☆ 元経済産業相 立 元
 犬丸光加57  会社代表   諸 新

 ▽2区 (3人)
 辻清人38☆ 元米研究所員 自(岸)前 【公】
 松尾明弘42☆ 弁護士    立 新
 鳩山太郎43☆ 元都議    希 新

 ▽3区 (3人)
 香西克介41  党准中央委員 共 新
 石原宏高53☆ 元内閣副大臣 自(石)前 【公】
 松原仁61☆ 元拉致相   希 前

 ▽4区 (4人)
 井戸正枝51☆ 元兵庫県議  立 元
 平将明50☆ 元内閣副大臣 自(破)前 【公】
 難波美智代43☆ 社団法人顧問 希 新
 青山 昂平26  党職員    共 新

 ▽5区 (3人)
 手塚仁雄51☆ 元首相補佐官 立 元
 福田峰之53☆ 元内閣副大臣 希 前
 若宮健嗣56☆ 元防衛副大臣 自(額)前 【公】

 ▽6区 (4人)
 越智隆雄53☆ 内閣副大臣 自(細)前 【公】
 落合貴之38☆ 元銀行員  立 前
 中岡茉妃26  元中学教諭 幸 新
 植松恵美子49☆ 元参院議員 希 新

 ▽7区 (4人)
 松本文明68☆ 内閣副大臣  自(細)前 【公】
 長妻昭57☆ 元厚生労働相 立 前
 荒木章博64☆ 元熊本県議  希 新
 井上郁磨26  会社社長   無 新

 ▽8区 (6人)
 木内孝胤51☆ 元銀行員   希 前
 円より子70  元民主副代表 無 新
 斎藤郁真29  全学連委員長 諸 新
 長内史子29  民青都副委長 共 新
 吉田晴美45☆ 元法相秘書官 立 新
 石原伸晃60☆ 前経済再生相 自(石)前 【公】

 ▽9区 (4人)
 高松智之43☆ 元練馬区議  希 新
 原純子53☆ 党都常任委員 共 新
 菅原一秀55☆ 元財務副大臣 自 前 【公】
 前田吉成62  元会社員   無 新

 ▽10区 (6人)
 若狭勝60☆ 元検事    希 前
 鈴木庸介41☆ 元NHK記者 立 新
 鈴木隼人40☆ 元経産省職員 自(額)前 【公】
 岸良信62  党都委員   共 新
 吉井利光35  党都代表   幸 新
 小山徹42  会社員    無 新

 ▽11区 (4人)
 宍戸千絵39☆ 会社員    希 新
 前田順一郎42☆ 公認会計士  立 新
 下村博文63☆ 元文部科学相 自(細)前 【公】
 小堤東28  民青都副委長 共 新

 ▽12区 (3人)
 中村勝66  建設会社社長 諸 新
 池内沙織35☆ 党准中央委員 共 前
 太田昭宏72  前国土交通相 公 前 【自】

 ▽13区 (3人)
 祖父江元希42  党准中央委員 共 新 
 鴨下一郎68☆ 元環境相   自(破)前 【公】
 北條智彦34☆ 元商社員   立 新 

 ▽14区 (5人)
 矢作麻子39☆ 弁護士    希 新
 阿藤和之46  党准中央委員 共 新
 松島みどり61☆ 元法相    自(細)前 【公】
 清井美穂54  元中学教諭  幸 新
 大塚紀久雄76  貸事務所業  無 新

 ▽15区 (4人)
 吉田年男69  党地区委員長 共 新
 柿沢未途46☆ 元都議    希 前
 猪野隆52  元国税庁職員 無 新
 秋元司46☆ 国交副大臣  自(二)前 【公】

4482チバQ:2017/10/18(水) 01:48:10
 ▽16区 (3人)
 大西英男71☆ 元都議    自(細)前 【公】
 初鹿明博48☆ 元都議    立 前
 田村謙治49☆ 元内閣政務官 希 元

 ▽17区 (3人)
 新井杉生58  党地区委員長 共 新
 平沢勝栄72☆ 元内閣副大臣 自(二)前
 西田主税55☆ 元環境省職員 希 新

 ▽18区 (3人)
 鴇田敦51☆ 元民放記者  希 新
 菅直人71☆ 元首相    立 前
 土屋正忠75  元総務副大臣 自 前 【公】

 ▽19区 (4人)
 佐々木里加50☆ 美大講師   希 新
 杉下茂雄68  党地区委員  共 新
 松本洋平44☆ 元内閣副大臣 自(二)前 【公】
 末松義規60☆ 元復興副大臣 立 元

 ▽20区 (3人)
 木原誠二47☆ 元外務副大臣 自(岸)前 【公】
 鹿野晃44☆ 医師     希 新
 宮本徹45☆ 党中央委員  共 前

 ▽21区 (4人)
 小糸健介35☆ 牧師     社 新 【立】
 長島昭久55☆ 元防衛副大臣 希 前
 天木直人70  外交評論家  諸 新
 小田原潔53☆ 元外務政務官 自(細)前 【公】

 ▽22区 (4人)
 山花郁夫50☆ 元法務副大臣 立 元
 伊藤達也56☆ 元金融相   自(破)前 【公】
 金ケ崎絵美41☆ 弁護士    希 新
 阿部真43  党地区委員長 共 新

 ▽23区 (3人)
 松村亮佑37  党地区副委長 共 新
 小倉将信36☆ 総務政務官  自(二)前 【公】
 伊藤俊輔38☆ 会社役員   希 新

 ▽24区 (4人)
 吉羽美華37☆ 元寝屋川市議 希 新
 萩生田光一54☆ 党幹事長代行 自(細)前 【公】
 飯田美弥子57☆ 弁護士    共 新
 高橋 斉久44☆ 弁護士    立 新

 ▽25区 (4人)
 井上宣43  党地区委員長 共 新
 山下容子58☆ 元都議    立 新
 井上信治48☆ 元環境副大臣 自(麻)前 【公】
 小沢鋭仁63☆ 元環境相   希 前 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 25選挙区中、与党が20の選挙区で優位に立つ。野党は、立民が5選挙区でリードする健闘をみせ、都知事の小池百合子が代表を務める希望は苦戦している。

 1区は、前回は民主党代表ながら落選した立民海江田が優勢に立ち、自民山田が追う。2区も、立民松尾が自民辻をわずかに先行、希望鳩山は支持の広がりに欠ける。

 3区は自民石原が過去5回競り合ってきた希望結党メンバーの松原をリード。4区は自民平が圧倒する。

 5区は、立民手塚と自民若宮が競り合う。自民から希望に移り国替えした福田は劣勢を強いられている。6区は、立民落合が左派系の票も取り込んでいるが、自民越智が優勢だ。

 7区は、知名度の高い立民長妻が優位に立ち、自民松本が追いかけている。希望荒木は失速気味だ。8区は自民石原が立民吉田、希望木内を寄せ付けず圧倒。9区も自民菅原が大きくリードしている。

 10区は、自民鈴木が三つどもえの激戦から一歩先行、立民鈴木、希望若狭が追いかける。11区は自民下村が8選に向け他候補を圧倒。12区は、公明太田が自民票も取り込み優位に立ち、共産池内は政権批判票の上乗せで激しく追う。

 13区は自民鴨下、14区は自民松島がともに優勢。15区も自民秋元が希望柿沢を引き離している。16区は、立民初鹿と自民大西が互角の戦い。希望田村は伸び悩んでいる。

 17区は自民平沢が圧倒。18区は、自民土屋が優位に立つ中、立民菅が激しく追う。19区は自民松本が頭一つ抜け出し、立民末松が追う。20区は自民木原が大きくリードしている。

 21区は自民小田原が希望長島をわずかに上回る。22区は自民伊藤が立民山花を抑える。23区は自民小倉を希望伊藤が追う。24区は自民萩生田、25区は自民井上がそれぞれ優勢だ。(敬称略)

4483チバQ:2017/10/18(水) 01:49:07
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180017-n1.html
2017.10.18 00:13
【衆院選終盤情勢・山梨】
2区、自民系の戦いは長崎がややリード
▽1区 (4人)

 宮内現35☆ 党県常任委員 共 新

 西脇愛32  宗教法人役員 幸 新

 中谷真一41☆ 元陸上自衛官 自(額)前 【公】

 中島克仁50  医師     無 前

 ▽2区 (5人)

 井桁亮48☆ 元愛知県議  希 新

 長崎幸太郎49  元財務省職員 無 前

 大久保令子67  党地区委員長 共 新

 堀内詔子51  元厚労政務官 無 前 【自】【公】

 小林弘幸45☆ 元八王子市議 立 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、希望を避けた無所属中島が、コスタリカ方式で前回は比例代表の自民中谷に先行している。中島は連合の支援を確保、中谷は大票田の甲府を軸に支持拡大に躍起だ。

 2区は、公示直前に自民復党を果たした無所属長崎がややリード。自民公認を逃した無所属堀内は「最後の戦い」を訴え、猛追する。立民小林の出馬により、前回長崎に流れた連合票の行方が焦点になる。(敬称略)

4484チバQ:2017/10/18(水) 01:50:22
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180021-n1.html
2017.10.18 00:14
【衆院選終盤情勢・新潟】
4区、無所属・菊田と自民・金子、予断許さず

 ▽1区 (2人)
 西村智奈美50☆ 元厚労副大臣 立 前 【社】
 石崎徹33☆ 元財務省職員 自(破)前 【公】

 ▽2区 (3人)
 細田健一53☆ 元農水政務官 自(細)前 【公】
 鷲尾英一郎40  元農水政務官 無 前
 五十嵐健彦37  党県委員   共 新

 ▽3区 (3人)
 三村誉一71  元団体職員  無 新
 斎藤洋明40☆ 元内閣府職員 自(麻)前 【公】
 黒岩宇洋51  元法務政務官 無 前 【社】

 ▽4区 (2人)
 菊田真紀子47  元外務政務官 無 前 【社】
 金子恵美39☆ 元総務政務官 自(二)前 【公】

 ▽5区 (3人)
 泉田裕彦55☆ 元知事    自 新 【公】
 笠原麗香25  宗教法人職員 幸 新
 大平悦子61  元魚沼市長  無 新 【社】【由】

 ▽6区 (2人)
 高鳥修一57☆ 元内閣副大臣 自(細)前 【公】
 梅谷守43  元県議    無 新 【社】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

全6選挙区で自民と野党統一候補などによる事実上の一騎打ちとなり、2、4、6の3選挙区は熾烈(しれつ)を極めている。

 1区は、立民西村が野党共闘の恩恵を受けてリード。自民石崎は無党派層への浸透で追い上げを図る。2区は、自民細田と民進系の無所属鷲尾が接戦を繰り広げる。共産五十嵐は支持が広がらない。3区は自民斎藤が民進系の無所属黒岩を引き離している。

 4区は、民進系の無所属菊田と自民金子による女性同士の戦い。予断を許さない情勢だ。5区は、元知事の自民泉田が知名度を武器に元魚沼市長の大平を突き放す。6区は、民進系の無所属梅谷が無党派層にも食い込み、自民高鳥を懸命に追う。(敬称略)

4485チバQ:2017/10/18(水) 01:51:35
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180019-n1.html
2017.10.18 00:14
【衆院選終盤情勢・富山】
全区で自民手堅い
 全区で自民優位の展開。

 1区は自民田畑が支持層を着実に固め、無党派層への浸透も図り優位に立つ。維新吉田は希望の推薦を受けて反自民での支持拡大を狙うも苦戦している。2区は8選を目指す自民宮腰が強固な地盤で安定した戦いぶりをみせ、立民が推薦する社民山崎を圧倒している。3区の自民橘も手堅く支持層をまとめ、希望柴田の支持層にも手を伸ばして引き離しにかかっている。

 共産は、1区の青山、3区の坂本ともに無党派層などへの支持の広がりに乏しい。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180023-n1.html
2017.10.18 00:17
【衆院選終盤情勢・石川】
3区、自民・西田が抜け出る

 1区は、7選を目指す自民馳が知名度の高さを生かし、幅広い世代から支持を集めてリードを保つ。国政復帰を狙う希望田中が追うも厳しい展開だ。2区は、自民佐々木が優位な戦いを進め、昨年の参院選で石川選挙区から野党統一候補として出馬した希望柴田を引き離している。

 3区は自民西田と希望近藤が序盤で競り合ったが、終盤にきて西田が出遅れを挽回して支持を広げ、抜け出た格好だ。全区で自民と希望が対決する構図となっており、全区に候補者を擁立する共産はいずれも苦しい展開を強いられている。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180025-n1.html
2017.10.18 00:17
【衆院選終盤情勢・福井】
自民の稲田、高木が大きくリード
1区は、5選を目指す自民稲田が固い保守地盤を生かして大きくリード。防衛相辞任後、約60の後援会組織を回り、幅広い年齢層の支持を集めている。追う希望鈴木は若い世代を中心に無党派層への浸透を図る。

 原発が立地する2区は、原発の活用を訴える自民高木が希望斉木らを圧倒。斉木は連合が強い地域を拠点に支持拡大を図るが伸び悩んでいる。共産は1、2両区とも厳しい戦い。(敬称略)

4486岡山1区民:2017/10/18(水) 01:52:57
>>4468
産経新聞いわく「自公VS希望」4対2で自公に軍配という2の内の1個が岩手2区とは。。ってこの6個って他どこよ?

4487チバQ:2017/10/18(水) 01:53:07
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180015-n1.html
2017.10.18 00:12
【衆院選終盤情勢・長野】
1区、無所属・篠原が先行
 ▽1区 (4人)
 小松裕55☆ 医師     自(額)前 【公】
 篠原孝69  元農水副大臣 無 前 【社】
 橋本将之37☆ 会社役員   維 新
 駒村幸成61  会社役員   諸 新

 ▽2区 (4人)
 手塚大輔34☆ 飲食店経営  維 新
 下条みつ61☆ 元防衛政務官 希 元
 中川博司59☆ 党県幹事長  社 新
 務台俊介61☆ 元内閣政務官 自(麻)前 【公】

 ▽3区 (4人)
 木内均53☆ 元県議    自(二)前 【公】
 小金沢由佳34  党准県委員  共 新
 井出庸生39☆ 元NHK記者 希 前
 及川幸久57  元金融会社員 幸 新 

 ▽4区 (3人)
 寺島義幸64☆ 元県議    希 元
 毛利栄子66  元県議    共 新
 後藤茂之61☆ 元法務副大臣 自 前 【公】

 ▽5区 (3人)
 曽我逸郎61  元中川村長  無 新 【共】【社】
 中嶋康介40☆ 元議員秘書  希 新
 宮下一郎59☆ 元財務副大臣 自(細)前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、希望の公認を辞退した無所属篠原が先行し、自民小松が追う。両氏の対決は3回目だが、過去はいずれも篠原が制した。小松は自民支持層など組織固めに躍起となっている。

 2区は、希望下条が希望支持層や無党派層に浸透、支持を広げつつある。失言で内閣府政務官を辞任した自民務台は女性の支持が伸び悩み、挽回に必死だ。

 3区は、候補者調整で一本化された希望井出が元首相の故羽田孜の地盤を引き継ぎ、希望支持層以外の支持も伸ばす。自民木内は懸命に追い上げる。

 4区は、自民後藤が優位な戦い。3区から選挙区替えとなった希望寺島は支持の広がりを欠く。5区は、自民宮下が安定している。(敬称略)

4488チバQ:2017/10/18(水) 01:54:49
http://www.sankei.com/west/news/171017/wst1710170096-n1.html
2017.10.17 22:46
【衆院選】
前原氏陣営「過去にない逆風」…希望への合流決断に批判、激しいヤジも
 民進党の分裂、希望の党や立憲民主党の結党など、大きな政界再編の動きとともに選挙戦に突入した今回の衆院選。党の代表経験者たちのなかにも“無所属”の看板で出馬した候補者たちがいる。分裂の責任を取るため、公認争いの結果…。さまざまな理由で選挙戦を戦っている。

初の地元入り

 無所属で立候補した民進代表の前原誠司氏(55)は17日夜、公示後初めて地元・京都2区(京都市左京区など)に入った。無所属を選んだのは、民進を希望に合流させる流れを主導した責任を取り、退路を断ったことを示すため。公示から約1週間は「代表が地元にいては示しがつかない」と、民進系候補の応援に奔走してきた。

 対抗する共産新人の地坂拓晃氏(44)、自民新人の繁本護氏(44)に比べ、知名度は高いが、合流の決断には批判的な声もあり、街頭演説では厳しいヤジが飛ぶことも。

 陣営は「過去にない逆風」を感じており、前原氏は17日の演説会でも「今も厳しい状況だが、民進党のまま(選挙に)突き進んでいれば、離党者はもっと相次いでいた」と理解を求めた。

応援に奔走、「第一声」は録音メッセージ

 民進では元代表、岡田克也氏(64)=三重3区(三重県四日市市など)=も同じく無所属で立候補。こちらも全国応援を続けており、公示日から17日までの間、応援に入った候補者は約30人。所属は希望、立民、無所属とそれぞれだが、「いずれも民進代表のときに自ら公認した候補者たち」(陣営)だという。

 三重3区は岡田氏のほか、幸福新人の坂本麻貴氏(33)、共産新人の野村真弘氏(61)、自民前職の島田佳和氏(47)の計4人が立候補。岡田氏は公示日の10日も自分の選挙区での「第一声」は録音した音声メッセージだった。別の選挙区に応援に入り「この選挙は強い野党をつくる第一歩。その中核となるのが無所属の候補たちだ」と訴えた。

知名度抜群も、展開読めず

 滋賀1区(大津市など)で出馬した前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)も無所属での出馬。17日も選挙カーで選挙区内をまわり「安倍政権、ほっとけない」などと政権批判を繰り返した。

 知事引退から3年が経過しているが知名度はいまだ抜群。3期目をねらう自民前職の大岡敏孝氏(45)も手探りの戦いだ。一方、嘉田氏が一時、希望の党公認を目指したことを受けて社民新人の小坂淑子氏(77)が立候補しており、野党勢力が分裂し、展開の読めない選挙戦となっている。

 一方、岡山3区(岡山県津山市など)は、共産新人の尾崎宏子氏(61)、希望元職の内山晃氏(63)のほか、新人の平沼正二郎氏(37)と前職、阿部俊子氏(58)の2人の自民系無所属候補が立候補。正二郎氏は次世代の党党首だった平沼赳夫元経済産業相の次男だ。

 岡山3区は平成26年の前回衆院選で平沼氏が当選し、自民党の阿部氏は比例復活。その後、自民党に復党した平沼氏は今回の衆院解散を機に引退を表明し、次男の正二郎氏と阿部氏による公認争いとなり、候補者調整が難航した末、自民は、阿部氏を党推薦としたうえで、当選者を追加公認することにしたという。

4489チバQ:2017/10/18(水) 01:55:30
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171018/k00/00m/010/131000c
衆院選

比例票 「3極」内部で争奪

毎日新聞2017年10月17日 22時36分(最終更新 10月18日 01時34分)


「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲・社民」
 衆院選投開票を22日に控え、各党は比例票獲得にも躍起だ。今回の特徴は「自民党・公明党」「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の「3極」の内部で支持を奪い合う側面が見えることだ。特に希望と維新は東京と大阪の選挙区ではすみ分けたものの、比例近畿ブロックでは激戦を展開。共産と社民は、立憲の急伸を警戒する。比例の定数減に危機感を抱く公明は、自民の勢いに焦りを募らせている。

 希望の小池百合子代表は14日に京都、滋賀、兵庫を遊説。各地で「比例でも希望の党とお書きいただきたい」と訴えた。希望は比例近畿に含まれる大阪以外の5府県28選挙区で23選挙区に候補を擁立。比例票の掘り起こしに躍起だ。

 維新の危機感は強い。前回は「維新の党」として比例近畿で8議席を獲得したが、毎日新聞の中盤情勢調査では5議席の可能性もある。希望は近畿で3議席獲得の勢いだ。維新の松井一郎代表は16日の取材に「同じ公約を掲げる希望とも切磋琢磨(せっさたくま)して(票が)分散し、難しい」と漏らした。

 共産は今回、67選挙区で候補を取り下げて野党一本化に協力した。ただ、立憲に風が吹く現状への危機感は強い。前回21議席中20議席を得た比例を直撃するからだ。志位和夫委員長は16日の東京都内の演説で「比例は共産、を広げに広げてください」と強調した。社民の吉田忠智党首らも「比例は社民」と訴える。

 一方、立憲の枝野幸男代表は8日の演説で「一度決めた候補を降ろすのがいかに大変か、私もよく分かる。敬意と感謝を申し上げる」と語っていた。東京の立憲前職も共社両党に配慮。自身への投票を呼びかけるはがき約5万枚のうち、共産支持者向けの約1万枚には「比例は共産」、社民支持者向けの数千枚に「比例は社民」と記した。

 今回、比例定数は4減った。東北、北関東、近畿、九州の4ブロックが対象で、前回の比例東北などで「最後の議席」を競り合うことが多かった公明は「うちを直撃する」(幹部)と頭を抱える。自民の堅調さにも「勢いが強すぎる」(関係者)との不満がくすぶる。

 自民側は配慮する。自公協力が多くの選挙区での自民優勢の要因だからだ。菅義偉官房長官は16日、比例北関東に含まれる埼玉県内での演説会で「公明の比例候補勝利に、ぜひご協力を」と呼びかけた。壇上には公明の参院議員がいた。【樋口淳也、高橋克哉】

4490チバQ:2017/10/18(水) 01:56:35
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/171018/mca1710180050011-n1.htm
【衆院選】投開票日の天気にやきもき 台風接近、雨なら若年層支持高い自民に不利? ネット時代は「通説」崩壊  (1/2ページ)
2017.10.18 00:50
衆院選投開票日の22日の天気に各党の関心が集まっている。台風が接近し、全国的に悪天候となるとみられ、投票率に影響する可能性があるためだ。従来は投票率が低ければ与党に有利とされてきたが、自民党は最近、若年層の支持を伸ばしており「雨になれば若者の足が投票所から遠のくのでは」との懸念も出ている。(田村龍彦)

 総務省によると、15日までに有権者の3・86%の410万7108人が期日前投票を済ませた。平成26年の前回の約1・5倍で過去最高となった。好調な出足だが、気象庁によると、22日は北海道以外は雨になり、台風21号が沖縄本島東側に接近するとみられる。

 一般的に、外出を避けがちな雨や、行楽に出かけやすい晴れは投票率は下がり、曇りは上がるとされる。東京が雨だった5年は67・26%、曇りの17年は67・51%だった。晴れの24年は59・32%で、過去最低の52・66%となった前回は「晴れのち曇り」だった。

 投票率が下がれば、組織力や強い支持基盤を持つ自民、公明両党に有利で、無党派層に期待する野党にマイナスとの見方がある。

 だが、この通説はインターネットが普及した現在では過去の話のようだ。自民党は若者の支持が高く、年齢層が上がるほど支持率が下がりがちだからだ。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が今月実施した合同世論調査で、支持政党で自民党と答えた10〜20代は41・3%で、各年代で最も高かった。埼玉大の松本正生教授(政治意識論)は「若者は新聞やテレビよりスマホで情報を得ており、思想が右か左かと言うより、就職率などもいい現状が続くことを期待して支持している」と解説する。

 全国を遊説する安倍晋三首相(自民党総裁)も「若い人の聴衆が多く、今までにない感じだ」と周辺に語り、手応えを感じている。それだけに台風や雨への懸念は強い。12年の衆院選期間中、森喜朗首相(当時)は自民党優位の報道を受け、無党派層に「そのまま寝てしまってくれればいい」と述べ、批判を浴びたが、今は昔の話か-。

4491チバQ:2017/10/18(水) 01:58:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00010001-tokyomxv-pol
<衆院選 東京24区>自民前職と3新人の戦い 思惑絡み複雑に
10/17(火) 22:43配信 TOKYO MX

TOKYO MX
 衆議院選挙・東京都内の注目の選挙区をシリーズでお伝えしています。今回は東京・八王子市の大部分からなる「東京24区」です。

 5期目を目指す自民党前職に対し、希望の党の小池代表が刺客を送りました。自民党の「しがらみ政治」を批判する希望の党に、希望の党の「踏み絵」を批判する立憲民主党も参戦していて、各党の思惑が交差する複雑な選挙戦が続いています。

希望の党・吉羽美華候補(37)
 希望の党の新人・吉羽美華さんは大阪府出身の元・寝屋川市議会議員です。小池知事の考えに共感し、東京での出馬を志願しました。送り出された東京24区は、自民党の安倍総裁の側近で東京都知事選挙などで小池氏を強く批判した萩生田光一さんの地元です。吉羽さんは「小池さんが一番こだわっているこの東京24区に、私はチャレンジャーとして飛び込んできた。しがらみ政治の象徴である八王子。八王子の皆さんなら変えてくれる」と訴え、小池代表も「安倍1強政治をここで止めておきたい」と街頭で支持を呼び掛けます。

 陣営は無党派層が多い市の南部の新興住宅地に重点を置き、都民ファーストの会の地元の都議会議員2人と共に支持を訴えます。初めて街頭に立ったのは公示の3日前で、新たな地で名前の浸透を目指します。吉羽さんは「(落下傘候補だからこそ)しがらみがないということのメリットも伝えられればいい」と訴えています。

自民党・萩生田光一候補(54)
 自民党の前職・萩生田光一さんは、官房副長官として政権の中枢にいた経験と、八王子の市議会議員、都議会議員から衆議院議員となったこれまでの実績を訴え、小池知事からの刺客を迎え撃ちます。萩生田さんは「圏央道・八王子西インターのフル化を実現した。西南部最後の物流拠点を作ります」と実績を交え、「選挙区はどこでもいい。当選すれば八王子でもいい。そんな人たちに私たちの大切なふるさとを任せるわけにはいかない」と訴えます。

 都議選で協力関係を解消した公明党も早くに推薦を決め、応援に入っています。都議会公明党の東村幹事長は「しこりはない。都議レベルでも八王子はない。当然、応援していきたい」と語ります。

 萩生田さんは、関与を疑われた加計学園問題を念頭に、聴衆に「皆さんに国政に送っていただいて以来、何らやましい仕事をしていない」と訴え、「いつの選挙も厳しいから頑張るだけ。何の理由で刺客を送られるのか僕には分からない」と話しています。

立憲民主党・高橋斉久候補(44)
 立憲民主党と共産党は24区では候補者の一本化に至らず、それぞれが候補を立てました。

 立憲民主党からは弁護士の高橋斉久さんが立候補しました。当初、民進党から出馬する予定でしたが、希望の党との合流問題で、立憲民主党からの立候補を決めました。希望の党が公認の過程で政策協定書への署名を求めたことを「踏み絵」だとして、希望の党への批判を強めます。

 高橋さんは「小池さんの踏み絵を踏まなかったことによって、苦しいところからのスタート」だとしつつも「希望の党がどんな政策を掲げているか見てみると、何だか不思議な政策が並んでいる。踏み絵を踏まなくて本当によかったと思っている」と、支持を訴えます。高橋さんは民進党の支持母体である連合東京の推薦を受けるほか、社民党の地元支部からの支持も取り付けました。

 高橋さんは「政治は生活そのものだと思っているので、生活者の皆さんが主人公。今回は自分の選挙ではなく、市民の皆さんのための選挙。責任重大」と話し、12日間の選挙期間中、1000カ所での辻立ちを目標に支持を呼び掛けています。

共産党・飯田美弥子候補(57)
 共産党からは弁護士の飯田美弥子さんが立候補しました。飯田さんは「困ったからといって、憲法を争点にすることは本当に許せない。皆さんの声で、絶対に阻止していこうではないか」と訴えます。飯田さんは弁護士としての仕事の傍ら、憲法問題を落語で分かりやすく伝える活動をしています。

 飯田さんは「今までも憲法を守る活動を続けてきたので、今度の9条に自衛隊を書き込む改憲を許さないということを一番に訴えていきたい」と話しています。

■衆院選東京24区 立候補者(届け出順・敬称略)
吉羽美華(37,希望・新)
萩生田光一(54,自民・前)
飯田美弥子(57,共産・新)
高橋斉久(44,立民・新)

4492チバQ:2017/10/18(水) 01:59:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000122-dal-ent
亀井静香氏、辻元清美氏を激励「初の女性総理なれる」…野党分裂「バカ」とも
10/17(火) 20:30配信 デイリースポーツ
亀井静香氏、辻元清美氏を激励「初の女性総理なれる」…野党分裂「バカ」とも
辻元清美氏(右)を激励に訪れた亀井静香氏=大阪府内
 衆院選出馬を見送り引退を表明した亀井静香氏(80)が17日、立憲民主党・辻元清美氏(57)の激励に大阪府高槻市を訪れた。

 亀井氏を迎えた辻元氏は、かつてNHK「日曜討論」に初めて出演した際に、自民党時代の亀井氏との対決となったことを振り返り「その時『美女と野獣』と言ってしまいました」と笑わせた。

 亀井氏は「今はひとつの巣の女王蜂ですが、そのうち全体の女王蜂に。日本で女性の総理が生まれるとなると、冷静に見て、彼女でしょうね」と語った。

 ただし、亀井氏は緊迫する北朝鮮情勢を懸念し「今は党にこだわる時じゃない。国家国民にとって一番大事な問題を、党関係なく徹底的にやることだ。あなただって、そうでしょ?」と辻元氏に尋ね、辻元氏も「そうです」と応じた。

 面会後、報道陣から野党分裂で総選挙に突入したことを問われると、亀井氏は「バカだよ!固まってやらにゃダメなのに、だから今の野党はアホなんだ。全部!」と述べた。


https://www.daily.co.jp/gossip/2017/10/15/0010645664.shtml
2017.10.15.
小林よしのり氏 大嫌いだった辻元清美氏と演説「歴史的和解」…山尾志桜里氏も応援

「歴史的和解」をした小林よしのり氏(右)と辻元清美氏 1枚
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 漫画家の小林よしのり氏(64)が15日、大阪府内で、立憲民主党・辻元清美氏(57)と「歴史的和解」となる街頭演説を行った。かつてテレビ番組などで意見対立した2人は、互いに「憎たらしい」「大嫌い」だったことを明かしたが、反安倍政権で共闘。小林氏は安倍政権を止められる人材として辻元氏と山尾志桜里氏(43)を支持すると宣言した。
 小林氏は演説で「バリバリの保守の小林よりのりが言う。安倍政権の暴走を止められる政治家は辻元清美だ。また『総理!総理!総理!』と何回でも言ってもらいたい」と気勢をあげた。
 小林氏は「今の安倍政権は米従保守。わしに言わせれば保守ではない」とする一方で「でも自民党は勝ちますよ。300議席をうかがう勢いだ」と指摘。返す刀で「これも政権交代も起こりうる状態で、野党を分裂させた小池百合子の責任だ。前原誠司も小池百合子が『排除』と言い始めた時に、なぜ『なら破談だ』と止めなかったのか」と批判した。
 そのうえで「安倍政権を止めるために、辻元清美に戦ってもらう」と求めた。
 一方、辻元氏は「よしりんと演説をすると言ったら『歴史的和解ですか』と言われてます」と笑わせた。かつてテレビ番組などで意見対立しまくり「私は、小林さんとテレビ出るのが苦手でした」とぶっちゃけた。
 ただ2人は、数年前に、元自民党幹事長の故加藤紘一氏に呼ばれ「2人が手を組まなきゃいけないほど時代が悪くなっている」と和解を求められていたことも明かした。
 終了後に小林氏は取材に「加藤紘一さんに言われたことが、本当になっちゃった」と語った。辻元氏のほか、近々に山尾氏を応援に赴く意向も示し、支持する理由を問われると「2人とも政治家として能力がある。実行できて国会で追及できる人間。(野党の)女性で小選挙区で勝って来た2人は、絶対に必要だとわしは思ってる」と話した。
 この日、小林氏、辻元氏に、枝野幸男氏が加わった演説には1000人を超える聴衆が集まった。
 衆院大阪10区は辻元氏と、自民・大隈和英氏(48)、維新・松浪健太氏(46)が立候補している。

4493岡山1区民:2017/10/18(水) 02:01:25
>>4455
http://www.jaycee.or.jp/2017/shikoku/kagawa/?info=%e3%80%90%e3%81%8a%e8%a9%ab%e3%81%b3%e3%80%9110%e6%9c%8817%e6%97%a5%e4%bb%98%e5%9b%9b%e5%9b%bd%e6%96%b0%e8%81%9e%e6%9c%9d%e5%88%8a%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e8%a8%8e%e8%ab%96%e4%bc%9a%e9%96%8b
お詫び】10月17日付四国新聞朝刊ネット討論会開催告知の記事について
投稿日 : 2017年10月17日
香川1区の立候補者2人によるネット討論会は、両陣営の時間が合わず中止とさせて頂きました。

17日付の四国新聞の記事で事実と異なる表記がありました事を、心よりお詫び申し上げここに訂正させて頂きます。

4494岡山1区民:2017/10/18(水) 05:38:26
四国新聞
1区平井小川譲らず
2区玉木優勢瀬戸追走
3区大野独走藤田苦戦
比例投票先
自34.7、希14.7、公8、民6.7、共3.2、社1.9維1.8、幸0.2
共同予測
自265〜281〜296
希42〜52〜66
公26〜32〜37
共10〜14〜19
民37〜48〜58
維7〜13〜20
社1〜2〜3
こ0
諸0〜0〜1
無17〜23〜28
https://www.shikoku-np.co.jp/bl/digital_news/article.aspx?id=K2017101800000014800
https://www.shikoku-np.co.jp/bl/digital_news/article.aspx?id=K2017101800000015500
https://www.shikoku-np.co.jp/bl/digital_news/article.aspx?id=K2017101800000015800
https://www.shikoku-np.co.jp/bl/digital_news/article.aspx?id=K2017101800000007800

4495コピペ脳:2017/10/18(水) 05:47:58
>>4493
フォローありがとうございます。

4496名無しさん:2017/10/18(水) 07:28:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00010001-senkyocom-pol
最年少候補は25歳女性!最年長候補は何歳??【衆院選2017】
10/18(水) 7:00配信 選挙ドットコム
最年少候補は25歳女性!最年長候補は何歳??【衆院選2017】
小選挙区・比例代表合わせて1180人が立候補している今回の衆議院議員選挙。候補者全員の年齢や当選回数などのデータを使って、どんな方々がこの選挙に立候補しているのか、おおまかに捉えてみるため、様々な分析してみました。

・最年長:80歳 仲里利信 無所属 前職 沖縄4区
・最年少:25歳 笠原麗香 幸福実現党 新人 新潟5区

1180人中最年長は「オール沖縄」統一候補の仲里利信氏80歳。同じく現職最年長80歳だった亀井静香氏が引退してしまったため、仲里氏が単独の最年長となります。

最年少は8月に誕生日を迎えて被選挙権を得る25歳になったばかりの幸福実現党の笠原麗香氏。2人の年の差は55歳で、笠原氏が生まれた1992年に仲里氏は沖縄県議会議員に初当選しています。

最年少候補は25歳女性!最年長候補は何歳??【衆院選2017】
全候補者の平均年齢:52.7歳(男性53.3歳/女性50.2歳)
全候補者の平均年齢:52.7歳(男性53.3歳/女性50.2歳)
平均年齢は52.7歳ですが、分布のグラフを見ると40代後半、50代中盤、60代後半と3つの山があることがわかります。

最年少候補は25歳女性!最年長候補は何歳??【衆院選2017】
政党別平均年齢ランキング
政党別平均年齢ランキング(5名以上の立候補者がいる政党・政治団体)
1位 社民党:63.3歳
2位 自民党:55.4歳
3位 共産党:53.6歳
4位 立憲民主党:53.3歳
5位 公明党:53.0歳
6位 希望の党:49.1歳
7位 日本維新の会:48.0歳
8位 幸福実現党:47.3歳

その他の政党・政治団体
 支持政党なし:59.0歳
 新党大地:48.0歳
 日本のこころ:42.0歳

以下、候補者1名の政治団体
 世界経済共同体党:73歳
 新党憲法9条:70歳
 日本新党:70歳
 労働者の解放をめざす労働者党:67歳
 議員報酬ゼロを実現する会:61歳
 長野県を日本一好景気にする会:61歳
 犬丸勝子と共和党:57歳
 フェア党:53歳
 都政を革新する会:29歳

社民党が2位の自民党より8歳近く平均年齢が高く1位。一方で、平均より若いのが希望の党、幸福実現党、日本維新の会となっています。

選挙区別平均年齢ランキング
候補者の平均年齢が若い選挙区ベスト3
 1位:神奈川7区 36.3歳
 2位:東京23区 37.0歳
 3位:北海道9区 39.3歳

候補者の平均年齢が高い選挙区ベスト3
 1位:栃木2区 71.5歳
 1位:福岡8区 71.5歳
 3位:茨城3区 70.7歳

候補者の平均年齢が最も若い神奈川7区と最も高い栃木2区、福岡8区ではその差35.2歳とざっと1世代近く違うことがわかります。

当選回数ベスト5
 1位:16回 小沢一郎 無所属 前職 75歳 岩手3区
 2位:15回 野田毅 自民党 前職 76歳 熊本2区
 3位:13回 中村喜四郎 無所属 前職 68歳 茨城7区
 4位:12回 麻生太郎 自民党 前職 77歳 福岡8区
 5位:12回 菅直人 立憲民主党 前職 71歳 東京18区

政界の重鎮たちが並んでいます。小沢氏に関しては1969年の初当選から一度も落選も辞職もなく、今回当選すれば衆議院在職50年という史上5人目の記録に届く見込みです。なお、女性で最も当選回数が多いのは野田聖子氏の8回で小沢氏の半分となっています。

最年少候補は25歳女性!最年長候補は何歳??【衆院選2017】
政党別女性候補者比率ランキング
政党別女性候補者比率ランキング(5名以上の立候補者がいる政党・政治団体)
 1位:幸福実現党 36.8%
 2位:立憲民主党 24.4%
 3位:共産党 23.9%
 4位:希望の党 19.6%
 5位:社民党 19.0%
 6位:公明党 9.4%
 7位:日本維新の会 7.7%
 8位:自民党 7.5%

全立候補者のうち、女性候補が占める割合は17.6%。政党別で最も多い幸福実現党でも三分の一強。「女性活躍推進」を唱える政権与党はそろって10%を割り込んでいます。

最多立候補者選挙区
 宮城1区、埼玉3区、東京1区、東京8区、東京10区、広島3区、広島4区

以上6人

野党間の調整がうまくいかなかったことにインディーズ系候補者の立候補が重なった選挙区などで、6人で1議席を争う構図になっています。

4497チバQ:2017/10/18(水) 07:29:59
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171016-00000075-sasahi-pol
小池刺客は全滅で行き場ない前原誠司 辻元清美セーフで佐藤ゆかりアウト?〈週刊朝日〉
10/18(水) 7:00配信 AERA dot.
小池刺客は全滅で行き場ない前原誠司 辻元清美セーフで佐藤ゆかりアウト?〈週刊朝日〉
小池代表と並んで支援を訴える前原代表だが… (c)朝日新聞社
 近畿ブロックの注目は、滋賀1区の前県知事・嘉田由紀子氏だ。希望へ公認申請したが「排除」され無所属での出馬。現在は自民の大岡敏孝氏にリードを許している。

【全選挙区予測議席数はこちら】

「知事時代の知名度は生きており、民進票が回り、逆転する可能性も」(小林氏)

 京都2区からは民進党の分裂で男を下げた前原誠司代表が出馬する。優勢を維持するが、選挙中は地元にほとんど戻らず、希望候補者らの応援行脚中だ。

「地元の決起集会で『みなさん助けてください』と必死の形相で訴えていました。『あんな顔ははじめて見た』と、支援者も驚いていた」(前原陣営幹部)

 だが、前原包囲網は着々と進んでいる。前出のとおり、民進党の小川参院議員会長は、希望の党に合流しない見通しを示した上で、前原氏について「希望に行く人が民進党を管理するのはおかしい」と“代表クビ宣告”。小川氏の発言には、隠れた意図もある。

 民進党は選挙前まで140億円とも言われる自己資金を保有しており、新党関係者の垂涎の的。希望がこの資金に手を突っ込んでくることを警戒しているのだ。

 前原氏と寄り添う小池氏も民進党に秋波を送り始め、13日に東京都内で行った演説では、排除リスト代表格である野田佳彦前首相を「日本の政治を大きく動かした」と持ち上げた。だが、そうは問屋が卸さない。民進党参院議員はこう言う。

「今後、前原氏に党の資金は触らせない。すでに代表解任の準備も始めた」

 大阪は希望と維新の連携で、希望が候補者を立てなかったことも奏功し、地盤の維新が堅調に議席を確保しそうだ。今回は自民と維新に、立憲や共産が切り込む構図となる。

「その中で勝ち抜いてきた実績がある立憲の辻元清美氏は、リベラル層を幅広く取り込んでおり優勢に立つ」(小林氏)

 大阪10区は、辻元氏と維新の松浪健太氏が過去4回の選挙で交互に当選を果たし、敗れたほうが比例復活してきた。今回は希望に公認申請を求めなかったことが追い風になるのか。辻元氏に選挙戦の感触を聞いた。

「私の場合、支援者は圧倒的に女性ですが、みなさん『筋を通した』と言ってくださいます。今回は、立憲主義や民主主義が取り戻せるか、有権者が一番問われている選挙なのです」

 その半面、大阪11区では自民の佐藤ゆかり氏が維新にリードされ苦戦。岐阜、東京、大阪と国替えを繰り返してきたが、大阪ではトラブル続きだ。昨年5月、自民党前府議との間で、金銭の授受などを巡って政治資金規正法違反(虚偽記載)で互いに告発合戦を演じ、選対の士気は低下している。

 大阪16区は公明・北側一雄氏vs.立憲民主・森山浩行氏の一騎打ち。9月末の市長選に自民や民進などの推薦を受け勝利した堺市長の竹山修身氏が森山氏の応援演説に入った。

「竹山氏の勝利には民進党・連合の力が大きかったため恩返しのかたちだが、地元公明市議らは激怒している」(堺市政関係者)

 小池氏のかつての地盤・兵庫では小池氏元秘書の希望新人、野口威光氏(4区)と幾村奈応子氏(6区)がともに苦戦。小池氏も兵庫入りして追い上げを図る。(本誌・村上新太郎、小泉耕平、上田耕司、亀井洋志、直木詩帆/西岡千史)

※週刊朝日 2017年10月27日号

4498チバQ:2017/10/18(水) 07:30:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000209-sph-soci
元テレ東人事副部長・鴇田敦氏、退路断ち出馬
10/18(水) 6:05配信 スポーツ報知
元テレ東人事副部長・鴇田敦氏、退路断ち出馬
元テレ東社員の経歴を持つ鴇田敦氏
 元テレビ東京人事部副部長の希望新人・鴇田(ときた)敦氏(51)は、立憲民主前職の元首相・菅直人氏(71)と自民前職の土屋正忠氏(75)が並ぶ東京18区で奮闘中だ。

 毎回「ドカン(土菅)戦争」なる激戦が繰り広げられる注目区。地盤・看板・カバンなしで戦っている鴇田氏は17日、府中駅前でチラシ配りを続け「厳しいです。逆風も感じます。でも公示日より足を止めてくれることになりました。とにかく最後まで走り続けるしかないです」と汗をぬぐった。

 テレ東では、記者として雲仙・普賢岳火砕流、えひめ丸事故を取材。国会でも海部、宮沢政権時に自民党キャップを務めた。ところが、脂が乗っていた39歳の時、局内結婚した当時30歳の妻を若年性がんで失った。発覚からわずか4か月。4歳の娘を残して旅立ってしまった。「どうしていいかわかりませんでした。母子手帳の読み方から始めるしかなかった。子供たちを社会で支える必要があるんです」と語る。

 過去10年は人事部として採用にも携わり、鷲見玲奈アナ(27)らに内定を出した。「人の見る目…分からないです。10年かかることなので」。9月末で退社。「引き留める側でしたけど、引き留められました」。不退転の決意での選挙戦も、あと4日間だ。

 ◇東京18区(武蔵野市、府中市、小金井市)の立候補者

 鴇田敦51 希新

 菅直人71 立前《12》

 土屋正忠75 自前《3》

4499チバQ:2017/10/18(水) 08:24:18
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171012/ddm/005/010/089000c

注目区1/289
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衆院選2017/1 山梨2区 代理戦争、自民分裂 3野党、割り込み狙う



毎日新聞2017年10月12日 東京朝刊
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 今回の選挙で自民党は山梨2区、埼玉11区、岡山3区での遺恨の決着も図る。3選挙区では2005年の郵政選挙後、造反議員やその後継者と、刺客だった議員の相克が続く。二階俊博幹事長の裁定は「自民系は無所属で立候補し、勝った方を追加公認する」だった。


 注目されるのが、二階氏と岸田文雄政調会長の代理戦争となった山梨2区だ。岸田派の堀内詔子氏の義父は、岸田氏が会長を務める派閥「宏池会」元会長の光雄元通産相。堀内家と5回目の対決をするのが二階派の長崎幸太郎氏だ。長崎氏は今月4日に自民に復党したが山梨県連に加入を拒まれ、二階氏の地元の和歌山県連所属となった。

 10日の山梨県富士吉田市。堀内氏は出陣式で「一人は『山梨県自民党公認』。一人は和歌山県所属の無所属。山梨県人の誇りにかけて、和歌山の方に負けるわけにはいかない」と訴えた。党推薦にとどまった堀内氏は「県連公認」を前面に出す。

 同じ頃、長崎氏は徒歩数分の場所での出陣式で「山梨2区に骨をうずめて最後に土になる。それこそが私が12年間訴えてきたことだ」と強調した。長崎氏は母が山梨出身。05年衆院選では光雄氏に敗れて比例復活した。08年の離党は、復党した光雄氏を党本部が2区公認とし、長崎氏に比例転出を求めたためだ。

 09年衆院選で長崎氏と光雄氏はともに落選。12、14年は無所属の長崎氏が勝ち、自民公認の堀内氏が比例復活した。今回は双方無所属で比例復活はない。地元では「ようやくけりがつく」と歓迎する声もあるが、「どちらが勝っても大きな禍根を残す」(県議)との見方がもっぱらだ。

 「強い者が公認されるのが自民党の伝統」との二階氏の裁定に対し、「ポスト安倍」をうかがう岸田氏は、派閥会長の面目をかけて光雄氏の地盤死守を図る。自派議員に早期の山梨入りを求める文書を「至急」と記して送付。「ご承知の通り堀内候補は公認問題等でご苦労をされています」と派閥の総力をあげるよう求めた。派内には「勝って決着をつけるしかない」との岸田氏への突き上げもある。岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長も水面下で山梨入りし、業界団体に支援を求めた。一方、長崎氏の出陣式では大手建設会社の祝電も紹介され、堀内陣営は二階氏の影を感じ取る。

 野党3党は自民分裂に割り込む。立憲民主党の小林弘幸氏は「古い政治を変える」と訴える。希望の党は元愛知県議の井桁亮氏を突如擁立。共産党は大久保令子氏を立てた。県政界関係者は「長崎氏が得ていた政権批判票が分散する」と見る。【水脇友輔、小田切敏雄】=つづく

     ◇

 22日の衆院選投開票に向け、激戦が続く注目選挙区を歩いた。


山梨2区=笛吹、都留、富士吉田市など

井桁亮   48 [元]愛知県議 [希]新

長崎幸太郎 49 [元]財務省主査 (3)無前

大久保令子 67 党地区委員長 共新

堀内詔子  51 [元]厚労政務官 (2)無前=[自][公]

小林弘幸  45 会社役員 [立](民)新

 *党派の白抜きは比例との重複。(民)は、衆院解散時点で民進党の公認を得ていた人(内定を含む)か、民進党に所属していたことのある前職、もしくは希望の党合流前に民進党を離党していた人

4500チバQ:2017/10/18(水) 08:25:07
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171013/ddm/005/010/055000c

注目区1/289
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衆院選2017/2 東京5区 誤算相次ぐ3極対決 国替え、排除 ジレンマ抱え



毎日新聞2017年10月13日 東京朝刊
. 「がんばりましょう」


 東京5区の自民前職の若宮健嗣氏は、衆院選公示前日の9日、世田谷区の繁華街前で偶然すれ違った人物と握手し、一言だけ声をかけた。相手は先月まで同僚だった希望前職の福田峰之氏だ。

 福田氏は8月に就任したばかりの副内閣相の辞表を提出し、9月25日に自民党に離党届を出した。理由を「新しい政党で新しい組織、人材を養成する仕組みを作りたい。今の時代にふさわしい政治家像を作り、育てる仕事をやりたい」と記者団に説明。希望の党の結成メンバーとなった。30年以上基盤とした神奈川を離れ、少年時代を過ごした世田谷区を含む東京5区に「国替え」。2005年初当選の同期同士が対決する。これに立憲民主元職の手塚仁雄氏が絡む「3極対決」の構図だ。

 横浜市議出身の福田氏は神奈川8区で4回出馬したが、知名度の高い江田憲司・民進党前代表代行に敗れ続け、当選は比例復活の3回だけだ。国替えについて自民党内では「選挙区で勝てないからだろう」との見方が多い。しかし、東京5区も福田氏には厳しい。少年時代を過ごしはしたが、事実上の落下傘候補。公示日の10日にはツイッターに「人手不足により、23年ぶりに自身のポスターを貼っています」と写真付きで投稿した。連合東京が手塚氏を推薦したのも人手不足に拍車をかけている。

 自民離党に関し、通行人から厳しい言葉が福田氏に浴びせられる場面もある。福田氏は街頭で「しがらみでスピード感のない自民党の改革は、子供の世代にツケを回すだけ。たとえ自民支持者に裏切り者呼ばわりされても子供たちは裏切れない」と繰り返し、理解を求める。10日夕には小池百合子代表が応援に訪れ、「改革の旗を揚げるために思い切って離党してくれた。彼は私の一番の右腕」と持ち上げた。

 当初想定された「自民対希望」の構図が「3極対決」に変化したのも福田氏には誤算だ。政権批判票が分散しかねない。「風」と連合という「組織」に期待していた陣営関係者からは「このままでは良い結果にならない」との焦りがにじむ。

 一方、手塚氏は公示日の目黒区内での出陣式で「安倍政権を終わらせるまっとうな政党で議席を取りたい」と語気を強めた。会場には「市民+野党共闘」と書かれたプラカードも立ち上がり、出馬を取りやめた共産党地区幹部も駆け付け、共闘ぶりをアピールした。

 もっとも、誤算は手塚氏にもある。手塚氏は野田佳彦元首相の側近で、野田政権下で首相補佐官を務めるなど保守色が強い。民進党の希望への合流を受け入れたが、希望が福田氏を擁立して「排除」されたため、立憲民主からの立候補を決断した。福田氏は「本来なら(手塚氏と)一緒にやりたかった」と漏らす。

 「積み重ねの毎日が実績になり、次の段階への発展になる。なにもかも『リセット』してしまっていいものでしょうか」。若宮氏は11日の街頭演説で小池氏が掲げるフレーズを使い、野党側の右往左往ぶりをやゆした。【稲垣衆史、渡辺暢】=つづく


東京5区=目黒区(一部除く)、世田谷区東部

手塚仁雄 51 [元]首相補佐官 (3)[立](民)元

福田峰之 53 [元]副内閣相 (3)[希]前

若宮健嗣 56 [元]副防衛相 (3)[自][額]前=[公]

 *党派の白抜きは比例との重複。(民)は、衆院解散時点で民進党の公認を得ていた人(内定を含む)か、民進党に所属していたことのある前職、もしくは希望の党合流前に民進党を離党していた人

4501チバQ:2017/10/18(水) 08:25:44
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171014/ddm/005/010/120000c

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衆院選2017/3 大阪10区 党勢拡大の天王山 すみ分け・共闘で構図激変



毎日新聞2017年10月14日 東京朝刊
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 希望の党と日本維新の会が東京と大阪ですみ分けを図ったことで、大阪府内の全19小選挙区は希望の擁立がゼロとなった。拠点の大阪を固め、全国的な党勢拡大をもくろむ--。維新のそんな「野望」の前に立ちはだかるのが、立憲民主党と共産党の事実上の共闘だ。共産の候補取り下げで、府内選挙区の構図は激変。その象徴が維新、自民、立憲の前職3氏が争う大阪10区(大阪府高槻市・島本町)だ。


 「我々が戦うのは『立憲民主共産』党だ」。公示日の10日朝、高槻市役所前で維新の松浪健太氏はこう強調した。共産党が小選挙区制下の10区で初めて候補擁立を見送ったためだ。維新の松井一郎代表(大阪府知事)も、立憲を「第2社民党」と皮肉る。

 大阪、京都両市の中間にある人口約35万人の高槻市は無党派層が多い。過去4回は松浪氏と立憲の辻元清美氏が交互に議席を奪い合った。前回2014年は旧民主党の辻元氏が、松浪氏と自民の大隈和英氏に競り勝って府内で唯一、民主が小選挙区で勝利。松浪、大隈両氏は比例復活した。この時5万〜6万票で争った3氏に対し、共産候補は約1万4000票を獲得。影響は大きい。







 9月30日、大阪市を訪れた希望の小池百合子代表は「大阪では候補を立てない」と明言し、府内の民進公認内定者13人は希望で立候補する道を断たれた。辻元氏ら7人は立憲での出馬に踏み切り、自由党元職1人も合流。連合大阪は大半の立憲候補を支援する。

 維新の府議は「希望とすみ分けをしなければ、うちは沈没していた」と言う。党の創設者で抜群の発信力がある橋下徹前大阪市長の政界引退後、維新は大阪以外での存在感低下に苦しむ。7月の東京都議選は1議席と低迷。小池氏と組み、「希望・維新」の枠組みでメディアに取り上げられる機会が増えた。維新幹部は「大阪ローカルから全国区になれた」と語る。しかし希望の勢いに陰りが見え、連携効果は見通せなくなった。

 追い打ちをかけるのが共産だ。前回全19選挙区で公認を立てたが、今回は13選挙区のみ。立憲4人、社民1人、無所属1人を事実上支援し、野党共闘が進む。維新候補のいる15選挙区で、非維新候補が3人以上乱立する選挙区は前回の8から3に減少。維新候補が自民やその他の勢力に挟み撃ちされる「三つどもえ」は、6から12に倍増した。

 政権批判の受け皿として立憲は伸長。政調会長に就いた辻元氏は「東の枝野(幸男代表)、西の辻元で引っ張っていきたい」と「全国政党」に意欲を見せる。15日には枝野氏が来援する。

 維新と立憲・共産のさや当ての中、大隈陣営幹部は「埋没だけは避けねばならない」と警戒を強める。自民は重点区と位置付け、12日にはJR高槻駅前で麻生太郎副総理兼財務相がマイクを握った。「安倍政権打倒、結構だ。しかし、倒れたらどういう政権を作るのか、それを教えてもらいたい」と訴えた。【念佛明奈、芝村侑美】=つづく


大阪10区=高槻市、島本町

辻元清美 57 党政調会長 (6)[立](民)前

大隈和英 48 外科医 (1)[自][麻]前=[公]

松浪健太 46 党代議士会長(5)[維] 前

 *党派の白抜きは比例との重複。(民)は、衆院解散時点で民進党の公認を得ていた人(内定を含む)か、民進党に所属していたことのある前職、もしくは希望の党合流前に民進党を離党していた人

4502チバQ:2017/10/18(水) 08:29:58
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171017/ddm/005/010/079000c

注目区1/289
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衆院選2017/4 三重1区 「非主流派」一騎打ち 中央、地元で距離感に腐心



毎日新聞2017年10月17日 東京朝刊
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「世界で唯一、トランプさん(米大統領)にモノを言えるのが安倍さん。安倍晋三さんを嫌いだ、という人もいるかもしれないが、お支えいただかないとならない」。三重1区の自民前職、田村憲久氏は13日の松阪市の個人演説会で、約80人の支援者に自民党への支持を呼びかけた。元厚生労働相の田村氏は石破派所属で、選挙前には石破茂元幹事長とのツーショットのポスターも作製している。支援者たちは石破氏と首相のぎくしゃくした関係を知っており、田村氏の呼びかけも屈折したものになりがちだ。


 各種情勢調査では自民優位との分析が示される。しかし、各地の前職らは「実感はない」と繰り返す。首相の支持率は不支持率を下回りがちで、東北が地盤の前職は「地元では『自民党は応援したいが安倍さんは何とかならないのか』とよく言われる」と明かす。田村氏は衆院解散前後に森友学園、加計学園問題について「総理自身の問題だ」と批判的に語ったが、公示後は言及を控える。

 無所属前職の松田直久氏は厳しく追及する。13日の松阪市での演説では「安倍さんが選挙に勝ったらどうなりますか。国民にこう言うんです。『(問題は)全部、審判を受け、国民に認められた』。それでいいんでしょうか」と訴えた。

 野党の乱立で多くの選挙区の自民候補が漁夫の利を得る中、三重1区では野党共闘が成立した。三重県の小選挙区が5から4に減ったことによる区割り変更の影響も大きい。1区は、田村氏の地盤・旧4区内の松阪市と、松田氏が市長を2期務めた県都・津市の2市で構成される。田村陣営関係者は「旧1区前職の後援会名簿は引き継いだが、会員本人はともかく、さらなる集票は頼みにくい。とにかく街頭で顔を見せないと」と話した。

 民進議員だった松田氏は区割り変更だけでなく、希望の党の「排除」にも翻弄(ほんろう)された。安全保障法制容認に支持労組の反発が強いことを踏まえ、今月3日に無所属出馬を表明。その2日後に共産が候補擁立を取りやめ、希望も結果として候補を立てなかった。市民団体を介して共産、社民、民進の県組織の支援を受け、事実上の野党統一候補となった。松田氏は「希望とは価値観が違う。自分に正直になろうと思って、無所属を表明した瞬間、気持ちがすーっと楽になった」と語る。

 松田氏はかつて民主党にいたがその後離党。2014年衆院選で維新の党から出馬して比例復活で初当選し、その後民進に合流した。今回は比例との重複ができない背水の陣だ。10日の津市での出陣式には、三重3区で無所属出馬した元民進党代表の岡田克也氏が駆けつけた。「強い野党の大きな塊を(選挙後に)作る中核が、筋を通した無所属の、選挙区で勝ってきた議員だ。松田直久はその中心だ」と語り、野党再編に意欲をみせた。

 政権内の非主流派の田村氏と、野党内で非主流の流れを歩んできた松田氏。中央と地元と、両方の間合いを読む日々だ。【田中功一、高橋恵子】=つづく


三重1区=津、松阪市

松田直久 63 [元]津市長 (1)無(民)前

田村憲久 52 [元]厚労相 (7)[自][破]前=[公]

 *党派の白抜きは比例との重複。(民)は、衆院解散時点で民進党の公認を得ていた人(内定を含む)か、民進党に所属していたことのある前職、もしくは希望の党合流前に民進党を離党していた人。自民党の[破]は石破派。

4503チバQ:2017/10/18(水) 08:30:49
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171018/ddm/005/010/053000c

注目区1/289
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衆院選2017/5 青森1区 区割り改定、地盤混乱 比例転出、重複巡り曲折



毎日新聞2017年10月18日 東京朝刊
. 青森は区割り改定で小選挙区が4から3に減った。影響を正面から受けたのが青森市中心の1区。ヒット曲「津軽海峡・冬景色」に登場する津軽半島北端の竜飛崎から、マグロで有名な下北半島北端の大間崎まで、陸奥湾を囲む広大な選挙区となった。


 「津島淳に力を与えてください」。衆院選公示日の10日。青森市で自民前職の津島淳氏の応援演説をしたのは県連会長の江渡聡徳元防衛相だ。江渡氏は旧2区選出の前職で今回は比例代表に回った。演説の最後に表情を和らげた江渡氏は「そして比例の方も、私、お待ちしておりますので」と語り、聴衆の笑いを誘った。






津軽半島の国道をひた走る選挙カー。区割り改定で陸奥湾の向こう側の下北半島も同じ「青森1区」となった=青森県外ケ浜町で2017年10月12日、小田中大撮影(画像の一部を加工しています)

 自民は前回衆院選で県内4選挙区で全勝。選挙区減には、津島氏と江渡氏が選挙区と比例で交互に立候補するコスタリカ方式で対応する。だが実現には曲折もあった。

 7月に旧4区の木村太郎氏が急逝したものの、旧4区のほぼ全域と旧1区の一部からなる新3区の後継は弟の次郎氏で早々と確定。分割された旧2区の江渡氏が、津島氏と新2区の大島理森前衆院議長のどちらとコスタリカを組むかが焦点だった。関係者によると、6月には江渡氏は津島氏を選ぶ意向を固めていた。

 理由は昨夏の参院選だ。自民現職が民進の田名部匡代元衆院議員に敗れ、新2区の大票田・八戸市では約2万5000票差がついた。同市では田名部氏の父の代から、大島氏との「八戸戦争」と呼ばれる死闘が繰り広げられてきた。江渡氏の地元・十和田市が新2区にあるとはいえ、江渡氏の新2区出馬は田名部氏のくら替えを招きかねない。ベテラン県議は大島氏に「そうなれば『江渡』の名前では八戸で勝てない」と嘆願した。

 動きを察知した津島氏側は猛反発。決着前の8月、旧2区で下北半島の中心・むつ市に事務所を開く「実力行使」に踏み切った。津島陣営には「江渡氏と大島氏は同じ派閥。派内で解決して」と恨み節が渦巻く。幹部は「江渡さんが津島のために頑張ってくれたか、有権者は見ている」と話す。「次」へのさや当てが既に始まっている。

 希望前職の升田世喜男氏は、比例復活の可能性が残る希望か、背水の陣の無所属かで悩み抜いた。4度目の挑戦の前回、維新の党から出馬し比例復活で初当選。その後、民進に合流した。「本音は民進で出たかった」と吐露するのは、参院選勝利を受け、民進、共産、社民3党が衆院選での共闘も協議中だったからだ。

 だが民進の希望への合流で共産党県委員会は「協議は白紙」と宣言。その後、升田氏は「党として皆で行こうと決断した」と希望を選んだが、区割り変更の影響は否めない。出生地・中泊町と地盤の五所川原市を含む1市3町が新3区となり、升田氏は前回得票の37%をたたき出した4市町を失っていた。

 共産は「希望は安倍政権の補完勢力」と断じ、27歳の新人、赤平勇人氏を擁立。希望が「排除」発言で失速する中、升田氏は13日、青森市での個人演説会で「希望が補完勢力と分かったら、私は直ちに離党する」と訴えて焦りをにじませた。【佐藤裕太、一宮俊介】=つづく


青森1区=青森、むつ市など

津島淳 51 [元]国交政務官 (2)[自][額]前=[公]

赤平勇人 27 党地区委員 共新

升田世喜男 60 [元]県議 (1)[希](民)前

 *党派の白抜きは比例との重複。(民)は、衆院解散時点で民進党の公認を得ていた人(内定を含む)か、民進党に所属していたことのある前職、もしくは希望の党合流前に民進党を離党していた人。自民党の[額]は額賀派。

4504岡山1区民:2017/10/18(水) 12:11:01
>>4494
香川詳細ですが、あくまで「平井新聞」であることを考慮してお読みください。
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171018_3.htm

比例四国情勢
序盤:自3、希1〜2、公1、民0〜1
現状:自2〜3、希1〜2、公1、民0〜1

4505チバQ:2017/10/18(水) 16:59:35
>>4430
忘れてたけど、福島4区。
社民が出てるのか、、、
これは小熊にはきついですね

4506チバQ:2017/10/18(水) 18:09:01
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171018-00193669-toyo-bus_all

与党なのに…公明党が大苦戦している事情


10/18(水) 17:00配信

東洋経済オンライン



10月2日、赤羽駅で街宣する太田昭宏前国土交通相。自公は強力なタッグを組んでいるが、公明党は苦戦を余儀なくされている(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)


 「与党圧勝」「自公で300議席超え」との報道が相次いでいる中で、与党の一角である公明党も善戦しているのかといえばそうではない。希望の党の失墜ぶりが報道されているが、実は公明党も苦戦しているのだ。目標は「35議席(前回の獲得議席数)に上積み」だが、定数が10議席減少の影響もあって、大きく後退するとみられている。

【写真】苦戦しているのは公明党だけではなかった

 もっとも苦戦しているのが北海道10区の稲津久氏。山口那津男代表が10月10日の公示日に、第一声の場所として選んだのが北海道。まずは少子高齢化対策や教育無償化について話し、無年金問題についての自分たちの功績を披露した後、山口代表は声のトーンを強めてこう言った。
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■希望の党、立憲民主党をバッサリ

 「『安保法制廃止』『憲法違反』とあれだけプラカードを持って反対を叫んでいた人が、希望の党からさっさと考えを変えて公認をもらうために衣替えしてしまった。小池(百合子・希望の党代表)さんから入れてもらえない人たちが作ったのが立憲民主党。ご都合主義で考え方はころころと変わるが、中身は民進党の人でしょ。もとをただせば民主党の人でしょ。あの政権運営に失敗した時の反省はないのでしょうか」
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 「この選挙で勝つために共産党とともに戦うと言っている。でも政策がまるで違うではありませんか。少子高齢化社会のために消費税は必要と、立憲民主党は言っている。共産党は消費税をなくせ、反対だという主張だ。まるで正反対で、まったく無責任ではありませんか」

 「これから北朝鮮問題でしっかりと守りを固めて世界と手を携えていこうという時に、その主役となる自衛隊について認めて『頑張れ』というのが立憲民主党だが、共産党は『憲法違反だから消えてなくなれ』と言っている。こんな大事な国の政策について、まるで反対のことを言っている人たちが選挙の時だけ一緒になってやろう、どうしてそういう人たちに私たちの命と暮らしを任せることができますか。できるはずがないではありませんか」


 初日の応援にもかかわらず、山口代表の声はすでに枯れていた。熾烈な戦いの前兆だ。

 公明党の苦戦ぶりと危機感は選挙戦での情勢のバロメーターである公明新聞にも表れている。10月9日の同紙は一面上部に稲津氏の写真を掲げ、「いなづ久、危うし!」と訴えた。下部には「上田いさむ、重大局面」と、神奈川6区の上田勇氏の苦戦を伝えている。16日には2人の写真を並べて「いなづ、上田 圏外」と見出しを付けた。

 10月17日には山口代表は2度目の北海道入りを果たした。10月15日には稲津氏のもとに安倍晋三首相が応援に駆けつけている。
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 「比例も厳しい。特に1議席減の東北ブロック、北関東ブロック、九州・沖縄ブロックでは苦戦している」。衆院選の戦いの真っ最中にいる公明党の議員秘書はこう話す。公明党は2014年の衆院選で、東北ブロックは1議席増の2議席を獲得し、九州・沖縄ブロックでも1議席増の4議席を確保した。その躍進の反動が来ているようだ。

4507チバQ:2017/10/18(水) 18:09:14
■女性スキャンダルも逆風に

 さらに今回、懸念されたことがある。衆院選前に週刊誌が報じた女性スキャンダルの影響だ。長沢広明復興担当副大臣(参議院比例・当時)は9月26日、家族と秘書以外は宿泊できない議員宿舎に知人女性を宿泊させたことが週刊誌に報じられ、責任をとって離党し議員辞職した。
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 衆院選で近畿ブロックから出馬予定だった樋口尚也前文部科学政務官についても、週刊誌で女性問題が報じられたために、本人が公認辞退と離党届を提出。党本部は10月3日に樋口氏の公認を取り消している。

 公明党にしては珍しく、女性問題が2つ続いた。そればかりではない。さらにもうひとつ、週刊誌でスキャンダルが出るかもしれないという噂が流れた。公明党内部では公示日前まで、戦々恐々とした空気が流れていたようだ。

 苦戦しているのは公明党だけではない。2014年には大躍進を遂げた共産党が、いまいち元気がない。


 10月14日午後、新宿駅東口で開かれた「HOLD YOUR HAND」。日本共産党の志位和夫委員長と吉良佳子参議院議員が参加した。

 「あまりに安倍政権は市民の声を無視しているのではありませんか」。国会前で行われている“金曜デモ”などを例に挙げて、吉良氏が右手を大きく広げて訴える。しかしながら集まっているのは100人程度で、その顔を見れば明らかに組織による動員だ。一般通行人で足を止める人はほぼ皆無で、吉良氏が東京選挙区で当選した2013年の参院選のような熱気はない。
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■立憲民主党の演説とは対照的

 マイクが志位氏に渡されても、同じ状況だった。「今日はこういう機会ですので、2つ話をさせていただきたい。ひとつは世界のこと。今度の選挙が始まる前に素晴らしいことがあった。核兵器廃絶国際キャンペーンICANの皆さんにノーベル平和賞が贈られた。心から祝福と歓迎を言いたいと思う」。北朝鮮で9月3日に行われた核実験は、広島の10倍の威力を持つ。その危機を訴えようとするが、問題が重大であるにもかかわらず、どうも人の集まりがよくない。
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 同じ頃、東南口では立憲民主党の枝野幸男代表らが演説し、3000人もの人を集めていた。翌15日には希望の党の小池百合子代表が演説したが、聴衆はその6割程度だった。もはや“緑の革命”は起こらないだろう。流れはほぼ決まったといえる。

 共産党は2012年の衆院選では8議席にとどまったが、2014年には21議席まで躍進した。風があれば伸びるのが共産党だが、その反面、風が吹かない時は大きく減少する。今回は大きく議席を落とす可能性が高そうだ。
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 その一方で、なにがなんでも目標議席数を獲ろうというのが公明党。比例区ではなんとか目標議席を達成しそうだが、小選挙区ではどうか。

 「苦戦と見極めれば、比例に重点を置くことはありうる。2009年の衆院選はそうだった」(公明党関係者)。この時の公明党は小選挙区では全員が落選し、議席数は31議席から21議席と10議席も減らしている。はたして今回の衆院選はどうなるか。希望の党の興亡と立憲民主党の躍進ぶりにややもすれば隠れがちだが、組織政党の動向は日本の政治を見る上で極めて重要なファクターだ。
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安積 明子 :ジャーナリスト

4508チバQ:2017/10/18(水) 18:51:53
http://www.sankei.com/region/news/171012/rgn1710120015-n1.html
2017.10.12 07:00
【衆院選 激選区を歩く】
1区 希望、自民、立民 三つどもえ
 □区長選、都議選に続く首都決戦

 国会や都庁を抱え、首都決戦を象徴する衆院選の東京1区は長年、自民党と旧民主党が激突してきたが、小池百合子知事の希望の党旗揚げで構図は変わった。希望新人の弁護士、松沢香氏(39)、自民前職の元外務政務官、山田美樹氏(43)、立憲民主党元職の元経済産業相、海江田万里氏(68)の三つどもえに。2月の千代田区長選、7月の都議選に続く3度目の首都決戦となる。

 ■応援演説を直談判

 松沢氏が10日に港区内で行った第一声に小池氏の姿があった。都議選の千代田、港、新宿各区で大勝した都民ファーストの会都議3人や、千代田区長選を制した石川雅己区長も並んだ。

 小池氏の快進撃を象徴していたが、陣営関係者は「都議選のときのような勢いはないのでは」と漏らす。小池氏は「国政のブラックボックスを開ける。組織票ではなく皆さんの一票に価値がある」と訴えた。

 松沢氏は都の有識者会議に入った縁で小池氏と知り合い、今月上旬に出馬の打診を受けた。都民都議や弁護士仲間らが支援するが、初日にたすきが間に合わないなど準備、知名度不足が課題。「まずいと思って小池さんにメールで(演説に)来てほしいと頼んだ」

 少子高齢化対策や「原発の段階的ゼロ」などを訴える。国会の東京電力福島原発事故調査委員会で調査課長を務めた経歴があり「自民の山田さんは経産省出身で原発を推進してきた。元経産相の海江田さんは委員会が招致した。原発政策で2人とは立場が違う」

 ■組織戦を展開

 「必要なのは排除ではなく結束だ」。11日、JR田町駅西口で街頭に立った自民の山田氏は名指しこそしなかったものの、小池氏の「排除」発言を使いながらこう皮肉った。

 演説では希望など他党批判を控えめにし、外務政務官を務めた経験から、緊迫する北朝鮮情勢などを踏まえ安定政権の重要性を訴えた。一方、応援に入った自民の菅野弘一都議(港区)は「都政の停滞」を指摘した上で「国政に皆さんの気をそらせようとしている」と小池氏を批判した。

 千代田区長選、都議選で苦杯をなめた自民。今回の選挙では、千代田、港、新宿各区議を中心とした組織戦を展開。保守票の取りまとめを急ぐ。

 選対幹部は「区長選、都議選のような逆風は感じない」と述べる一方、希望の松沢氏陣営に対しては「情報が少ない。戦略を立てるのが難しい」と困惑する。

 山田氏は「今回は区長選、都議選と論点がまったく違う。激励も多く、みなさんの期待に応えたい」と話した。

 ■民進分裂

 旧民主党代表、経産相を務めた立憲民主の海江田氏は自らの強みを「やっぱり知名度だよね」と自負する。街頭に立つと、通行人たちがスマートフォンのカメラを向け、「頑張って」と声援も飛ぶ。

 前回は選挙区で敗れ、比例での復活もかなわなかった。落選中は祭りや防災訓練などの催しは欠かさずまわり、顔を売り込んできた。民進党分裂、立憲民主の立ち上げも追い風と感じており、「これまで投票先がなかった人たちの受け皿になる。選挙中は憲法問題を主に訴えていきたい」と話す。

 ただ民進分裂の負の影響も。陣営関係者によると、海江田氏の地元の新宿区や千代田区では区議たちが応援で一致しているものの、港区では希望支援の動きが出ている。選対幹部は「これだけ政党が激動する中では、それぞれで事情がある」と漏らすが、別の関係者は「選挙は始まったばかり。今は希望を応援している人も、支持率によってはこちらに移ってくるかもしれない」と期待する。

4509チバQ:2017/10/18(水) 18:52:25
http://www.sankei.com/region/news/171015/rgn1710150002-n1.html
2017.10.15 07:00
【衆院選 激戦区を歩く】
11区 小池氏VS自民、因縁再び
 ■野党一本化至らず4陣営乱立

 今夏の都議選で小池百合子知事(希望の党代表)が率いる都民ファーストの会新人が自民党現職を退けた板橋区。衆院選では11区で再び両者の戦いとなる。希望は新人、宍戸千絵氏(39)を送り込み、自民前職の下村博文氏(63)は、都議選で敗れた2人を選対幹部に据えて雪辱を誓う。一方、野党は候補者一本化に至らず、立憲民主党が前田順一郎氏(42)、共産党が小堤東氏(28)とそれぞれ新人を擁立。4者による混戦模様となっている。

 ◆強みは「新人」

 「しがらみ政治から脱却し日本を変えて参りましょう。私はしがらみゼロです」

 12日、都営線西台駅前で希望の宍戸氏はそう力を込めた。陣営は「強みは政治経験がないこと。だからこそ新しい力が発揮できる」と説明する。

 宍戸氏は経済産業省や大手企業などで働いた経験から、「即戦力になれる」と強調。一方、6年前に母親をがんで亡くし、70代の父親は脳卒中の後遺症で寝たきりの状態に。「私なら障害者やさまざまな家庭環境の人に優しい政治をやれる」と話す。

 小池氏の政治塾出身で、塾の仲間や「都民」の都議、かつての同僚らとともに活動を展開。陣営は「支援の輪が広がっている」というが、小池氏の応援で多数の聴衆を集めた都議選のようなインパクトには及ばず、「世論調査の結果を見ても厳しい戦いだ」と焦りの声も上がる。

 ◆「初心」戻って

 12日夜、東武線ときわ台駅前に通勤客にビラを手渡す自民、下村氏の姿があった。記念撮影を求められ気さくに応じていたが、「ここで流れを止めないと自民党は板橋区でいなくなる」と危機感は強い。

 常に心中にあるのは都議選の大敗だ。「都民」の躍進で自民は過去最低の23議席となり、自身の元秘書2人も議席を失った。当時、週刊誌で自身の献金スキャンダルが報じられ、稲田朋美元防衛相が板橋区の応援演説で「自衛隊としてお願いしたい」と失言。下村氏は疑惑を全面否定したが、「国政の問題が直結した」と認めざるをえなかった。

 今、「初心、原点に戻って愚直に訴えたい」と話す下村氏。選対幹部の元都議は、下村氏が9歳で父親を亡くし奨学金で学んだ経験をふまえ強調した。「すべての子供に公平な学ぶチャンスを与える、下村氏の原点の思いを伝えたい」

 ◆模索したが「残念」

 一方、各地で候補を一本化してきた立民と共産は11区ではそれぞれに擁立。両陣営によると、共闘を模索したもののまとまらなかったといい、「一本化できず残念」とこぼす。

 立民の前田氏は、森友学園、加計学園の問題について、「税金が一部の人により私物化された」と指摘。「私物化を放置したままの増税は許されない」と消費増税への反対を訴える。

 共産の小堤氏も消費増税反対を主張。憲法9条の改正反対を訴えるほか、「安保法制即時廃止という立場は私だけ」として、他の候補との違いを打ち出していく考えだ。

                   ◇

 ▽東京11区 (4人)

宍戸千絵39☆会社員    希   新 
前田順一郎42☆公認会計士  立   新 
下村博文63☆元文部科学相 自(細)前 【公】
小堤東28 民青都副委長 共   新 

 ※届け出順、☆は比例と重複

4510チバQ:2017/10/18(水) 18:54:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171018_51001.html
<衆院選山形>3区加藤鮎子候補 故紘一氏ゆかりの応援弁士続々


加藤氏の応援に福岡から駆け付けた山崎氏=14日夜、酒田市
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 衆院選(22日投開票)の山形3区で、昨年9月に亡くなった加藤紘一元自民党幹事長ゆかりの政治家が、同党前議員で加藤氏の三女、鮎子候補(38)の応援に相次いで駆け付けている。紘一氏の元側近で、鮎子氏を支えてきた谷垣禎一前党幹事長が政界を引退した影響を最小限に食い止めようとの狙いもありそうだ。他陣営からは「未来の総理総裁と言われながら果たせなかった紘一氏に、有権者の思いは今も複雑。応援が全てプラスになるとは思えない」と冷ややかな声も出ている。
 「紘一さんが果たせなかった総理の夢を鮎子さんに託してほしい。そのためには連続当選が欠かせない」
 酒田市で14日夜にあった鮎子氏の個人演説会。山崎拓元党副総裁が約100人の聴衆に呼び掛けた。紘一氏、小泉純一郎元首相とともに「YKKトリオ」と呼ばれた時代の思い出話を織り込みながら、「紘一先生に代わってお願いしたい」と訴えた。
 11日は紘一氏が会長を務めた派閥「宏池会」出身の上川陽子法務相が新庄市に、13日には小泉元首相の次男、進次郎党筆頭副幹事長が鶴岡市に駆け付けた。
 鮎子氏が所属し、谷垣氏が率いた党内グループ「有隣会」を継いだ逢沢一郎衆院議員も公示前に酒田入りした。今後、中谷元・元防衛相らが応援に入る予定。
 これに対し、鮎子氏と激戦を繰り広げる希望の党の元議員阿部寿一候補(58)の陣営は、世襲批判を強める。東大から旧建設省に進み、酒田市長を4期13年務めた経験を前面に「即戦力」をアピールする。
 陣営幹部は「かつて私たちも紘一先生に夢を託したが、加藤の乱で頓挫し、高速道路など交通インフラ整備も進まなかった。(相次ぐ来援は)大勢に影響はない」と冷静だ。
 山形3区には幸福実現党の新人城取良太(40)、共産党の新人加藤太一(66)の両氏も立候補している。


関連ページ:山形政治・行政2017衆院選東北
2017年10月18日水曜日

4511チバQ:2017/10/18(水) 18:55:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171018_31002.html
<衆院選岩手>小沢チルドレン 敵味方で応援合戦 一騎打ちの3区で恩しゅう渦巻く


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 一騎打ちの衆院選岩手3区で、自由党代表の小沢一郎氏(75)に育てられた「小沢チルドレン」が敵味方に分かれて応援合戦を繰り広げている。その先頭に立つのは岩手選挙区選出の参院議員2人。恩しゅう渦巻く小沢政治を3区に追った。

 「中選挙区の時代以来、24年ぶりに一緒に戦えることを小沢もうれしく思っている」
 区割り改定で3区に編入された一関市東山町に16日、小沢氏の遊説隊が入った。マイクを握るのは自由党参院議員の木戸口英司氏だ。小沢氏の「名代」を自任して街頭演説に、個人演説会に、と駆け回る。
 木戸口氏は小沢氏の元秘書で、達増拓也知事の政務秘書も務めた。昨年の参院選では野党4党の共闘候補として自民党候補との一騎打ちを制した。
 聴衆に「参院選ではお世話になりました」と一言付け加えることも忘れない。参院選勝利の記憶を呼び覚まし、今回、無所属で立候補した小沢氏の元に野党勢力を再結集させる戦略だ。
 対する自民党前議員の藤原崇氏(34)=比例東北=の陣営は、自民党参院議員の平野達男氏が党県連の3区責任者に就いた。
 平野氏は2001年参院選に小沢氏率いる旧自由党から当選。12年の民主党分裂で小沢氏と決別し、昨年の参院選後に自民党入りした。15年知事選では反小沢氏勢力が擁立しようとした「幻の知事候補」だ。
 10日に一関市であった街頭演説では、安倍晋三首相と並び「私も自民党議員としては新人。政権安定のため頑張りたい」と訴えた。
 陣営関係者は「平野氏は2年後の参院選と知事選を両にらみで考えているのだろう。3区で勝てば、勢いも増す」と解説する。
 やはり12年の民主党分裂で小沢氏の元を離れた民進党県連代表で前衆院議員の黄川田徹氏は、政界引退を表明。「(3区に残る)私の後援会から自主投票を望む声が上がっている」と話し、小沢氏が呼び掛ける野党結集とは一線を画した。


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月18日水曜日

4512チバQ:2017/10/18(水) 18:56:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171018_51029.html
<衆院選山形>吉村知事、公示前に希望に激励の電話?特定候補支援「白紙」のはずが…


衆院選への対応について質問に答える吉村知事
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 衆院選への対応は「白紙」と強調し、表向き特定候補者の応援を控えていた吉村美栄子山形県知事が、希望の党公認候補を支援する複数の地方議員に激励の電話をかけていたことが17日、関係者への取材で分かった。吉村知事は同日の定例記者会見で「(電話したかどうかを含め)コメントを差し控える」と述べた。
 関係者の一人によると、吉村知事から電話があったのは公示前。「自分は身動きできないが、希望の党候補者を何とか勝たせてほしい」との趣旨だった。
 同様の趣旨の電話はほぼ同時期、山形1〜3区の希望の党候補の選対関係者にもあったという。
 衆院選への対応について吉村知事は9月20日の定例会見で「白紙状態で何も考えていない」と強調。「知事を続けると、お世話になる人がどんどん増える」と述べ、特定候補の支援には慎重な姿勢を示していた。
 今年1月の知事選で吉村知事は、希望の党の近藤洋介候補(52)=2区=らが主導した野党共闘の枠組みに乗って無投票3選。一方で自民党本部の有力者から3選を容認するかのような発言を引き出した結果、同党県連が候補者擁立を見送った経緯もあり、与野党双方への配慮を示していた。


関連ページ:山形政治・行政2017衆院選東北
2017年10月18日水曜日

4513チバQ:2017/10/18(水) 18:58:13
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710180007.html
【激闘10・22衆院選】維新公認の長谷川豊元アナまた炎上 「道交法違反で警察から呼び出し」を直撃すると…
17:05夕刊フジ

 衆院選千葉1区から日本維新の会の公認として選挙戦に臨んでいるのが元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(42)だ。テレビ番組の司会で人気となった一方、「舌禍」でも知られる長谷川氏だが、今度は選挙期間中にもかかわらず「道路交通法違反で警察から呼び出しを受けた」として炎上している。長谷川氏を直撃すると、色をなして-。

 騒動のきっかけは、千葉県警の掲示板に掲げられた公示に、道交法に関する聴取の対象者として長谷川氏の氏名と住所が記載された画像がツイッター上で拡散されたことだった。千葉県警で実物を確認すると、確かに長谷川氏の名前と選挙管理委員会に届け出た住所と一致しているが、長谷川氏は「事実無根」と反論している。

 JR稲毛海岸駅前に立つ長谷川氏に事情を尋ねると、「1、2カ月前に京葉道を走行中、60キロ規制区間であることを知らずに92キロで走ってしまい、覆面パトカーに止められたのですが、ほかの車はもっと速い速度で通り過ぎていく。僕だけ捕まるのはおかしいので『こちらの言い分を聞かせたい』といって設けられた聴聞会だったんです」と釈明、「呼び出しじゃないです!」と強い調子で否定した。

 昨年7月にはブログで「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」などのタイトルで記事をアップし、批判を浴びたこともある長谷川氏。

 「ブログを炎上させることで、僕を出演させてくれる番組が盛り上がることに期待していました。ただ、はっきり言ってやり方は間違っていた」とあらためて反省の弁を述べた。一方で「社会保障問題って考えなくてはいけないこと。どうやったら読んでもらえるか知恵をしぼって考えたのが、あのタイトルでした」と、問題提起が目的だったと強調した。

 約17年にわたり千葉市在住で、「企業献金を禁止していてしがらみがない」として維新から出馬したという。炎上ばかりが話題になるが、アナウンサーらしい通る声でビラを配っていると、小さい子供を連れた女性から「前からファンです」、年配の男性から「MX見てたよー! 辞めちゃったのもったいなかったね」などと次々に声がかかる。

 千葉1区では自民党の門山宏哲氏(53)と希望の党の田嶋要氏(56)が激戦で、「とにかく自公の勢いがすごい。もう、僕なんて完っ全に泡沫(ほうまつ)ですよ」と苦笑いする長谷川氏。共産は新人、大野隆氏(48)を擁立。投票日までどれだけ食いつけるか。

4514チバQ:2017/10/18(水) 18:59:19
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-798835.html
自民最強王国に挑む「EXILE作曲家」と「マッサン俳優」の気概
16:30東スポWeb

自民最強王国に挑む「EXILE作曲家」と「マッサン俳優」の気概
乃木涼介氏(左)と真白リョウ氏
(東スポWeb)
 衆院選(22日投開票)は公示直前の希望の党誕生による野党再編で、選挙区を明け渡し、出馬断念や国替えを余儀なくされた候補者も多い。大阪で選挙準備をしていた真白(ましろ)リョウ氏(41)と乃木涼介氏(53)は、ともに希望の党へ入党し、神奈川県に新天地を求めたが、あまりに強過ぎる相手が待ち受けていて…。

 神奈川11区(横須賀市、三浦市)は小泉純一郎元首相(75)の祖父から進次郎氏(36)まで4代にわたって、中選挙区時代を含めて引き継がれている“小泉王国”。選挙では対立候補にダブルスコアどころかトリプルスコアをつける圧勝劇が続き、前回は共産党しか対立候補を立てなかったほどだ。
 この小泉王国に挑戦状を叩き付けたのは、希望から出馬している真白氏だ。

 作曲家でEXILEの楽曲を手がけるなど、華やかな経歴の持ち主だが、3・11の原発事故を機に政治家を志し、小沢一郎政治塾を2年前に卒塾。昨年から地元の大阪12区で活動していたが、自由党が今回の衆院選で候補者擁立を見送ったため、希望に入党。希望と維新の選挙協力により大阪からの出馬がかなわず、空白区となっていた神奈川11区を“逆指名”した。

 公示1週間前に初めて横須賀入りしたが、道行く人々の視線は冷たい。しかしこの1年、大阪で毎日辻立ちして、鍛え上げていただけに「大阪でのヤジに比べたら大したことはありません」と真白氏は平然。小沢塾出身とあって、くまなく歩くドブ板はお手の物で、演説も新人らしからぬ堂々たる様だ。

「今の格差社会が生まれたのは小泉―竹中(平蔵・元経財相)の構造改革から始まっている。あえてここで立ったのは日本をぶっ壊した小泉純一郎へのアンチテーゼを唱えたかった」(真白氏)。小泉王国で行き場のなかった批判票の受け皿になりつつある。

 一方、神奈川15区(平塚市、茅ヶ崎市など)は河野一郎元副総理から洋平元衆院議長(80)、太郎外相(54)へと連なる“河野王国”の牙城。相手候補に影すら踏ませない独壇場に飛び込んできたのが、NHK朝ドラマ「マッサン」や多くの映画、舞台で活躍していた俳優の乃木氏だ。

 一昨年に子供を授かり、日本の将来に危機感を抱き、政治の世界に転身。民進党から大阪7区で公認され、当初は上西小百合氏(34)とのバトルかと思われたが、民進党がよもやの“消滅”。希望に入党したものの大阪での出馬が閉ざされた中、神奈川15区からの出馬を打診されたのは公示1週間前のことだ。

「何の準備もなく、河野さんと戦うなんて、普通だったらバカですよね」(乃木氏)

 だがこの1年、安倍一強政治の打破を訴え続けていたとあって、もはや選挙区事情は関係なかったという。

 事務所が公示3日前に決まるドタバタだったが、スタッフも増え、終盤戦を迎えて、手応えを感じているという。

「河野さんは脱原発を訴えていたのに内閣に入った途端、原発のゲの字も言わない。これがしがらみなんです」と鋭い突っ込みも入る。

 2人を応援する希望の松沢成文参院議員(59)は「しがらみのない政治をするには、政治と関係なかった人が出ることに意味がある。(情勢が厳しい中で)出馬する勇気は大したもの。候補者が出ることで、希望の党を応援してもらえるし、比例票の掘り起こしにもなる」と意義を訴える。

「一票でも多く自民党の票をひきはがしたい」(真白氏)、「声がかれるまで政策を訴えたい」(乃木氏)。果敢に挑む2人はドン・キホーテとなってしまうのか、それとも奇跡のジャイアントキリングを起こせるのか――。

4515チバQ:2017/10/18(水) 19:03:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk33010412000c.html
<衆院選2017>焦点区を追う 3区 自民系2氏、譲れぬ戦い /岡山
00:00毎日新聞

 「数十票、いや数票差の選挙。どうか皆さんの力を貸していただきたい」。無所属新人の平沼正二郎氏(37)は16日、美作市内の街頭で支持者に懇願した。報道各社の情勢調査結果は、軒並み平沼氏と阿部俊子氏(58)の接戦を伝えている。平沼氏は12日の演説で「数百票、数十票差」と叫んでいた。切迫感が強まっている。

 1980年から12期連続で議席を守り続けた元経産相、赳夫氏(78)を父に持つ。赳夫氏は今回の衆院選も出馬を目指していたが、脳梗塞(こうそく)からの回復が間に合わず、政界を引退。バトンが次男の平沼氏に託された。

 選挙戦がスタートした10日の出陣式には、赳夫氏も車椅子で登場。過去4度対決した阿部氏を念頭に、「今度こそ決着をつけてほしい」と支持者に呼び掛けた。平沼氏は赳夫氏の後継であることを前面に出し、「父の悲願である憲法改正、地元への恩返しをさせてほしい」と訴える。連日、赳夫氏の仲間の自民国会議員が応援に駆けつけている。

 これに対し、無所属前職の阿部氏の陣営も「政治生命を懸けた選挙」と背水の陣で臨む。2005年衆院選で、郵政民営化に反対した赳夫氏の「刺客」として自民公認で立候補。以降4度の対決はいずれも赳夫氏に小選挙区を制され、自身は比例復活当選だった。津山市にある選挙事務所には「比例復活なし 地元に掛ける」と大書された張り紙が目を引く。

 選挙カーでも「比例復活はありません。敗者復活はないのです」と連呼する。夜は連日、数百人規模の個人演説会を開催。13日には津山市内で約500人の支持者を集め、阿部氏は「3区から中山間地の声を上げていく。当選して党の追加公認を受けさせてほしい」と訴えた。4期12年の実績を並べ、野党に転じた際も支えてくれた支持者への感謝を涙ながらに語り、「なにとぞ、なにとぞお願いします」と、深々と頭を下げた。

 阿部氏は日本看護協会副会長の経歴から、看護連盟の支援を受ける。前回選挙まで推薦を受けていた公明の票にも配慮。「比例代表には自民か公明と書いて」と呼び掛ける。

 自民分裂選挙がヒートアップする中、他の候補者たちは埋没しまいと躍起になっている。希望元職の内山晃氏(63)は持論の年金制度改善を政策に掲げ、「この選挙で安倍自民政権を終わらせよう」と対決姿勢を強める。共産新人の尾崎宏子氏(61)は「憲法9条に自衛隊の明記を狙う安倍政治の暴走を止める」と訴え、消費増税への反対や社会保障の充実などを唱える。【石川勝己】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇3区(4)=津山、備前、赤磐市など

尾崎宏子 61 党県委員 共新

内山晃 63 社労士 (3) [希]元

平沼正二郎 37 IT会社役員 無新

阿部俊子 58 [元]副農相 (4)無前=[自]

4516チバQ:2017/10/18(水) 19:16:09
北海道新聞終盤情勢
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139238?rct=2017shuin_dounai
【1区】伸びる道下 船橋が追走
10/18 12:00
船橋利実56自麻元《1》
     党道1区支部長
道下大樹41立〔民〕新
     [元]道議

 道内政界重鎮の元衆院議長横路孝弘の後継となった道下が一歩抜け出し、前々回2012年衆院選で横路を破った船橋が追いかける展開。投票態度を明らかにしていない有権者が3割程度いるため、一騎打ちの行方は最後まで見通せない情勢だ。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139241?rct=2017shuin_dounai
【2区】安定吉川に松木が続く
10/18 12:00
松木謙公58希〔民〕前《4》
     [元]農水政務官
小和田康文47維 新
     行政書士
金倉昌俊43共 新
     党道副委員長
吉川貴盛67自二前《5》
     党道連会長

 6選を目指す吉川が幅広く浸透し札幌市北、東両区で優勢を保っている。序盤出遅れていた松木は、希望の党支持層の8割を固め、差を詰めている。3割弱が投票先を明確にしておらず、無党派層の動向が今後の情勢に影響しそうだ。金倉は立憲民主党との統一候補であることをアピールしており、共産党支持層の8割弱、立憲民主党支持層の4割を固めた。3区からの国替えとなる小和田は、無党派層も含め支持が広がっていない。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139248?rct=2017shuin_dounai
【3区】荒井、高木をややリード
10/18 12:00
荒井聡71立〔民〕前《7》
     [元]国家戦略相
高木宏寿57自二前《2》
     [元]内閣府政務官

 小選挙区での勝利を目指す荒井が一歩リードし、高木が激しく追い上げる展開。全体の2割余りが投票先を決めておらず、当落は最後まで見通せない状況だ。


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139250?rct=2017shuin_dounai
【4区】中村と本多が競り合う
10/18 12:00
本多平直52立〔民〕元《2》
     [元]首相補佐官
中村裕之56自麻前《2》
     党道4区支部長
高橋美穂52希 元《1》
     党幹事

 3選を目指す中村と本多が競り合う。後志管内町村部では中村が先行。都市部で中村を本多が激しく追い上げている。高橋は支持に広がりを欠く。ただ、2割が投票態度を明確にしておらず、最終盤に向けて情勢が変わる可能性がある。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139251?rct=2017shuin_dounai
【5区】和田浸透 池田追い上げ
10/18 12:00
池田真紀45立〔民〕新
     社会福祉士
森山佳則50諸 新
     幸福実現党員
和田義明46自細前《1》
     党青年局次長

 昨年の補選勝利に続き、再選を目指す和田が幅広い世代に浸透し、先行している。過去2回の衆院選では無所属で出馬し、今回初めて党公認候補となった池田は立憲民主党支持層をほぼ固め、追い上げている。ただ、2割近くが態度を明らかにしておらず、流動的な要素もある。森山は、各年代で支持の広がりを欠いている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139255?rct=2017shuin_dounai
【6区】佐々木が先行 今津接近
10/18 12:00
今津寛71自額前《7》
     [元]防衛庁副長官
佐々木隆博68立〔民〕前《3》
     [元]農水副大臣

 やや先行する佐々木を、今津が激しく追い上げる。両者とも所属政党の支持層の8〜9割を固めた。全体の2割以上が投票態度を明らかにしておらず、勝敗の鍵を握りそうだ。

4517チバQ:2017/10/18(水) 19:16:24
北海道新聞終盤情勢

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139256?rct=2017shuin_dounai
【7区】伊東、知名度生かし優位
10/18 12:00
伊東良孝68自二前《3》
     [元]農水副大臣
石川明美66共 新
     党地区役員

 4選を目指す伊東と、前回に続く挑戦となる石川の一騎打ち。伊東が幅広く支持を集め、安定した戦いを続けている。投票態度を明らかにしていない有権者は全体の2割、無党派層では3割に上っており、動向が注目される。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139257?rct=2017shuin_dounai
【8区】堅調逢坂を前田が追う
10/18 12:00
逢坂誠二58無〔民〕前《3》
     [元]首相補佐官
前田一男51自細前《2》
     党道8区支部長

 立憲民主党に党籍を置きながら、無所属で立候補した逢坂が、無党派層や中高年層を中心に幅広く浸透し、安定した戦いを進める。自民、公明両党の支持層を固めた前田は追い上げを図るが、支持は広がっていない。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139259?rct=2017shuin_dounai
【9区】逃げる堀井 山岡が迫る
10/18 12:00
山岡達丸38希〔民〕元《1》
     [元]衆院沖北委理事
堀井学45自細前《2》
     外務政務官
松橋千春35共 新
     党地区役員

 3選を目指す堀井が先行し、山岡が追い上げる展開。投票態度を明らかにしていない人が2割強おり、今後の情勢は変化する可能性がある。野党候補の一本化が成立せず、松橋は山岡とリベラル票を奪い合う。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139261?rct=2017shuin_dounai
【10区】神谷、稲津 横一線の激戦
10/18 12:00
稲津久59公 前《3》
     党道本部代表
神谷裕49立〔民〕新
     [元]参院議員秘書

 神谷と稲津が横一線に並び、激しく競り合う。無党派層を中心に全体の4人に1人が投票態度を明らかにしておらず、最終盤まで予断を許さない展開だ。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139262?rct=2017shuin_dounai
【11区】石川と中川 互角の戦い
10/18 12:00
石川香織33立〔民〕新
    [元]民放アナ
中川郁子58自二前《2》
    [元]農水政務官

 石川と中川が激しい攻防を繰り広げており、互角の戦いのまま終盤戦を迎える。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139264?rct=2017shuin_dounai
【12区】武部が圧倒 幅広い支持
10/18 12:00
武部新47自二前《2》
     党道12区支部長
水上美華35希〔民〕新
     [元]北見市議
菅原誠44共 新
     党地区委員長

 武部が幅広い層の支持を集め、大きくリードしている。水上は期待していた無党派層の支持が広がらず、伸び悩んでいる。ただ、全体の4分の1が投票態度を明らかにしておらず、終盤に情勢が変わる可能性を残している。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139266?rct=2017shuin_dounai
【比例】自民、立憲民主「3」争う
10/18 12:00
 比例代表道ブロック(定数8)は自民党が幅広い層に浸透し、2012年、14年と同じ3議席を固めつつある。猛追する立憲民主党は2議席を確保。希望の党は1議席をほぼ押さえ、公明党、共産党も1議席をうかがう。新党大地は12年以来の議席奪還を目指すが、届いていない。日本維新の会と社民党は広がりを欠き、厳しい戦い。

4518チバQ:2017/10/18(水) 19:18:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171018_11019.html
<衆院選宮城・終盤情勢>2区秋葉氏、鎌田氏激しく競る 3区西村氏が安定


拡大写真
 22日投開票の衆院選で、河北新報社は15〜17日の3日間、宮城県内の6小選挙区を対象に電話世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて終盤情勢をまとめた。自民党候補が1、3、4、6区でリードを保ち、4議席を固めた。5区は民進党系無所属が安定した戦い。2区は自民と民進系無所属がなお激しく競り合っている。調査時点で有権者の3割以上が態度を決めておらず、投票日にかけて情勢が変動する可能性もある。(敬称略)

◎1区/土井氏優位、岡本氏追い上げ

 自民の土井が序盤のリードを維持し、民進系の立民岡本が追い上げる。
 土井は組織力を生かし自民、公明支持層の9割を固めた。無党派層から3割近くを取り込み、希望や社民の支持層も切り崩す。幅広い年齢層に浸透し、全域で岡本を引き離す。
 岡本は立民支持層の9割超をまとめ、候補を取り下げた共産からも7割の支持を受ける。鍵を握る無党派層への浸透がやや伸び悩み、支援を受ける社民の支持層も固め切れていない。
 希望の伊藤は希望支持層をまとめきれず、苦戦。維新の畠山、諸派の油井は広がりを欠く。

◎2区/秋葉氏、鎌田氏激しく競る

 自民の秋葉と民進系無所属の鎌田が激しい競り合いを続けている。一騎打ちのデッドヒートは最終盤までもつれそうだ。
 秋葉は全域に浸透しつつあり、若年層からの支持が比較的厚い。自民支持層の7割、公明支持層の8割弱を手堅くまとめ、無党派層の4割も取り込む。
 野党統一候補の鎌田は立民、共産、社民支持のリベラル層に強さを発揮し、希望や維新の支持層にも食い込む。地盤の泉区でやや苦戦を強いられている。

◎3区/西村氏が安定

 自民の西村が全域で優位を保つ。希望の一條と共産の吉田は支持拡大に懸命。
 西村は自民、公明支持層の9割をまとめ上げ、無党派層からも一定の支持を得る。一條は希望支持層への浸透が4割強、立民支持層の取り込みも3割程度にとどまる。吉田は共産支持層の6割を固め、立民支持層の4割、希望支持層の3割に食い込む。

◎4区/伊藤氏リード

 自民の伊藤がリードを保ち、希望の坂東が懸命に追う。
 伊藤は自民、公明支持層の8割以上を固めた。30代以下の若年層、地域別では内陸部の支持が厚い。坂東は希望支持層の8割近くをまとめたが、無党派層への広がりを欠く。40代では伊藤を上回る。共産の高村は共産支持の9割以上を固めた。

◎5区/安住氏が盤石

 民進系無所属の安住が盤石の戦い。自民の勝沼が懸命に追い上げる。
 安住は立民、希望、共産支持層をほぼまとめた。知名度の高さを武器に無党派層にも浸透。幅広い地域や年代の支持を集める。
 勝沼は地方議員らと連動し自民支持層の6割近くを固めたが、公明支持層は3割弱にとどまる。30、50代の支持が比較的厚い。

◎6区/小野寺氏圧倒

 自民の小野寺が圧倒的なリードを保つ。共産の横田は厳しい戦いが続く。
 小野寺は自民、公明支持層の8〜9割を固め、希望をはじめ立民、共産など野党支持層にも幅広く浸透する。全年代で満遍なく支持を集め、全域で強さを発揮する。
 横田は共産支持層の5割を固めたが、他の野党支持層に食い込めていない。

[調査の方法]15〜17日の3日間、宮城県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させてかける電話調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。実際に有権者がいる世帯にかかったのは3211件、うち2431人から回答を得た。


関連ページ:宮城政治・行政2017衆院選東北
2017年10月18日水曜日

4519チバQ:2017/10/18(水) 19:18:58
http://www.sakigake.jp/news/article/20171018AK0005/?nv=spe
自民1区でリード、2区3区も希望が追う 衆院選終盤情勢
2017年10月18日 7時47分 掲載
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 秋田魁新報社は15〜17日、秋田県内有権者を対象に衆院選(22日投開票)に関する電話世論調査を実施し、取材を加味して本県3小選挙区の終盤情勢を探った。秋田1区は自民党候補が優位な戦いを展開。2、3区は自民候補を希望の党候補が激しく追っている。ただ、3選挙区とも有権者の2、3割が投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。

 1区では、自民前職の冨樫博之候補が優位に立ち、希望新人の松浦大悟候補が追う展開。2区では、自民前職の金田勝年候補に、希望新人の緑川貴士候補が迫る。3区では、自民前職の御法川信英候補を希望前職の村岡敏英候補が追う。

4520チバQ:2017/10/18(水) 19:20:19
http://yamagata-np.jp/news/201710/18/kj_2017101800396.php
【2017衆院選】県内小選挙区情勢の詳報
2017年10月18日 15:40
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 衆院選は、県内3小選挙区に出馬した10候補が22日の投開票日を目指し、最終盤の攻防を繰り広げている。15〜17日に山形新聞社が実施した世論調査と本社、各支社の取材を踏まえ、各選挙区の情勢を詳報する。(文中敬称略)

【1区】遠藤氏、全域で優位―荒井氏、草の根も苦戦
 組織力で勝る遠藤が選挙区全域でリードし、優位に立つ。荒井は知名度不足が響いている。石川は支持層以外には広がっていない。

 遠藤の選対は引き締めを強化し、選挙区内3市2町の後援会や企業関係者に加え、女性の後援組織も使って手堅く支持層を固める。特に大票田・山形市では市長佐藤孝弘の後援会との連携が奏功し、盤石な戦いを展開する。

 新人との対決で緩みを警戒する陣営は「圧倒的な勝利」を合言葉に、攻勢を強めている。これまでの支持層に加え、女性や若者への浸透を狙い、集会などで支持拡大を訴える。閣僚の来援で県議、市町議の動きも活発化し、公明との連動もこれまで以上に強め、くまなく浸透している。

 荒井は親族や企業関係者などによる後援会活動を強化し、徹底した草の根運動を展開。元農相鹿野道彦や支援議員団、青年会議所メンバーなどが活動を支え、無党派層の取り込みに注力する。陣営に“希望の風”の実感はなく、知名度不足も解消しきれていない。社民県連が「自主投票」となり一枚岩と言えない状況に苦慮。個人演説会を重ねて巻き返しを図り、18日は山形市で総決起集会を開く。

 石川は市街地や商業施設周辺での街頭演説を重ね、改憲に慎重な有権者や無党派層の掘り起こしを図っている。

 有権者数は31万282人。

【2区】鈴木氏、ややリード―近藤氏「結集」が鍵
 組織力で勝る鈴木が競り合いからやや先行し、近藤が激しく追う展開となっている。態度を決めていない無党派の票の行方が勝敗に影響するとみられる。

 鈴木は党所属県議、支援市町議を主体にした陣営の動きが活発化してきた。13日の党筆頭副幹事長小泉進次郎、17日の首相(党総裁)安倍晋三の来援をきっかけにギアを上げ、公明との連携もかみ合っている。勢いを保ち逃げ切る戦略だ。

 地域別では置賜、北村山、西村山と全域で優位に立ち、近藤の地元・米沢市でも迫る。ただ、与党の強引な国会運営などに対する批判は根強く、インフラ整備や農業政策で実行力を強調するとともに、子育て支援策の強化や首都圏との賃金格差解消を訴え、支持固めを進めている。

 近藤は後援会を軸に支援県議や市町議、企業、昨夏の参院選を野党共闘で圧勝した舟山康江の支援者らを加えた運動を継続。「安倍1強打倒」を掲げ、戸別所得補償復活を主張し農家票獲得に注力しており、16日の前首相野田佳彦の来援を材料に攻勢を掛けている。

 米沢市のほか、北村山の一部でやや優勢で西置賜などで鈴木と互角の状況だ。希望の失速が伝わる中、憲法9条堅持を強調し「近藤個人」の支持を訴えるが浸透しきれていない。連合山形傘下の労組のうち、自治労系の動きは限定的で、最終盤の結集が鍵を握る。

 岩本は党支持層に加え、自民、希望の批判票の取り込みに力を入れている。

 有権者数は32万9583人。

4521チバQ:2017/10/18(水) 19:20:31
【3区】加藤鮎氏、足場固める―阿部氏、鶴岡市に攻勢
 2期目に挑む加藤鮎が一歩抜け出し、返り咲きを狙う阿部が追う。加藤鮎は地元鶴岡市を固めながら新庄・最上地域でも安定した戦い。一方の阿部は地盤の酒田・飽海地域で優位に立つが、鶴岡市の切り崩しに苦戦する。

 加藤鮎は、実績が問われる2期目の選挙。危機感を抱く各地区選対が、インフラ整備の予算増額など地元に対する貢献度の高さをアピールし、“前職の強み”を発揮して組織を活発化させている。前回選に比べ、足場固めが進んだ酒田市でも票の上積みに手応えを感じている。新庄・最上での保守票の掘り起こしが鍵とみて、大物が来援する“空中戦”などを展開し、重点的な運動を仕掛ける。

 一方、鶴岡市長選で全面支援した現職が落選。特定政党に偏らず幅広い支持を集め、初当選した新人が阿部支援を示しており、積み上げた保守票の切り崩しを警戒する。

 保守分裂で前回惜敗した阿部は、酒田市長選から無所属で戦ってきた後援会を軸に、市町村議員を加え草の根戦を展開する。希望入りで、舟山康江を大勝させた昨夏の参院選の野党共闘は一部崩れたが、連合などとの連携は継続。安倍政権批判を鮮明にし、前回選で民主(現民進)候補が獲得した票の確保に力を入れる。舟山が各集会に顔を出し、希望入りによる票の流出の食い止めを図る。

 地盤の酒田市では一部で守勢に回るも、町長が支援する遊佐町でも優位に立つ。終盤は鶴岡市長選で陣営が後押しした新人当選の余勢を駆り、同市に攻勢を掛ける。

 加藤太は、地元の鶴岡市議選で共産候補5人が全員当選した勢いを運動に結び付けたい考えだが、鶴岡・田川以外での知名度不足が響く。

 「幸福実現党」公認の城取は埋没している。

 有権者数は30万2671人。

4522チバQ:2017/10/18(水) 19:21:18
http://www.minpo.jp/news/detail/2017101846013
県内選挙区終盤情勢 ふくしま衆院選
 衆院選は22日の投票まで4日となった。福島民報社は15日から17日にかけ共同通信社と協力して電話世論調査を実施し、これまでの取材も加味して県内5選挙区の終盤情勢を探った。1区は自民党の前職と無所属の前職による接戦が続いている。4区は自民の前職が優勢となり、希望の党の前職が追う展開になっている。3区は無所属の前職が他の候補者との差を広げ、2区、5区はともに自民の前職が安定した戦いを続けている。ただ、いずれの選挙区も投票する候補者を決めていない有権者が全体の3割強を占め、情勢はなお流動的な面が残る。(文中敬称略)

■1区
 自民の前職亀岡偉民と無所属の前職金子恵美が依然、激しく競り合っている。
 地区別で亀岡は福島市で優位に戦いを進めている。金子は伊達、相馬両地方で勢いがある。
 支持政党別は、亀岡がそれぞれ自民、公明党のほぼ7割を固め、希望や社民党、日本維新の会の一部も取り込んでいる。金子は希望の7割強、立憲民主党の9割強、共産党の6割強、社民の6割強をまとめた。「支持政党なし」の無党派層は金子が4割強、亀岡が2割強となっている。
 年代別では亀岡が20代から60代、金子が10代と70歳以上に浸透している。男女別では亀岡、金子ともに男性からの支持がわずかに上回る。

■2区
 自民の前職根本匠が安定した戦いを続け、希望の新人岡部光規との差を広げている。
 根本は地盤の郡山市をはじめ全域で半数を超える支持を得ている。岡部は郡山市などの一部に食い込んでいる。
 支持政党別では、根本が自民の8割強、公明の7割強をまとめ、社民の5割強、無党派層の5割弱の支持を得ている。岡部は希望の7割強を固め、立憲民主の3割強を取り込んでいる。
 年代別では根本が全ての年代から支持され、特に20代と40代が厚い。岡部は60代と70歳以上に比較的浸透している。男女別の支持動向に大きな差は見られない。
 共産の新人平善彦は共産の8割を固め、立憲民主の5割強を取り込んでいる。維新の新人西村恵美は維新の6割の支持を得るにとどまっている。

■3区
 無所属の前職玄葉光一郎が自民の新人上杉謙太郎との差を広げている。
 玄葉は須賀川、白河、田村地方など全域で支持を伸ばしている。上杉は各地で玄葉を追っている。
 支持政党別では玄葉が希望の7割強、立憲民主の8割、民進の9割弱を手堅くまとめ、公明の4割強の支持も得ている。上杉は自民の6割強、公明の5割強を固めた。無党派層は4割弱が玄葉を支持している。
 年代別では、玄葉が全ての年代で上杉を上回っている。男女別では玄葉、上杉ともに男性からの支持が厚い。
 共産の新人橋本健二は共産の8割強を固めたが、浸透し切れていない。

■4区
 自民の前職菅家一郎が希望の前職小熊慎司との競り合いから優位に立っている。
 菅家は会津若松市で小熊に差をつけ、小熊は喜多方市・耶麻郡で菅家と競り合っている。その他の郡部は菅家への支持が厚い。
 支持政党別では、菅家が自民の7割弱をまとめ、公明の支持層も5割強を固めた。小熊は希望の9割、立憲民主の4割の支持を得ている。無党派層は菅家と小熊がそれぞれ2割程度を取り込んでいる。
 年代別では菅家が20代以上の全年代で小熊を上回っている。小熊は40代と60代の支持が比較的厚い。男女別では菅家、小熊ともに男性からの支持がわずかに多い。
 共産の新人古川芳憲は共産の8割強、社民の新人渡辺敏雄は社民の7割弱をまとめたが、広がりを欠いている。

■5区
 自民の前職吉野正芳が堅調に支持を広げ、希望の前職吉田泉が追う展開が続いている。
 吉野は大票田のいわき市をはじめ、選挙区内全域でリードを保っている。
 支持政党別では、吉野が自民の9割、公明の6割強を固め、立憲民主の4割弱からも支持を得ている。吉田は希望の7割強をまとめ、立憲民主の3割強も取り込んでいる。無党派層は吉野が3割強、吉田が1割強となっている。
 年代別は吉野が全ての年代に浸透している。男女別では吉野、吉田ともに男性からの支持が多い。
 共産の新人熊谷智は共産の6割強を固めたが、伸びていない。社民の新人遠藤陽子は浸透し切れていない。

( 2017/10/18 08:48 カテゴリー:主要 , ふくしま衆院選 )

4523チバQ:2017/10/18(水) 19:25:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101802100013.html
小選挙区の終盤情勢(1区〜17区)
2017年10月18日
 衆院選(22日投開票)の東京小選挙区の終盤情勢について、東京新聞が実施した電話による世論調査に取材を加えた分析では全25選挙区のうち、自公が計18区で当選圏に入っている。多摩地区を除く、17の選挙区の情勢を紹介する。 (敬称略)
◆1区 山田優勢、海江田追う

【1区】

松沢香 39 希新 《比》
原口実季 28 諸新  
山田美樹 43 自前<2>《比》 公
又吉光雄 73 諸新  
海江田万里 68 立元<6>《比》
犬丸光加 57 諸新  
 三選を目指す山田が優勢だ。北朝鮮情勢を踏まえ「経験豊かで安定した政権が必要だ」と強調。外務大臣政務官の経験を掲げるなどで組織票を固めた。
 過去二回、山田と争ってきた海江田は「安倍政権を続けさせない」と連呼。旧民主代表だった前回は比例復活もならなかったが、政権批判票を取り込み雪辱を狙う。
 二人を追うのは、福島第一原発事故の国会事故調査委員会の事務局を務めた松沢。一歳児の母親で、原発ゼロとともに「保育の制度改革」を訴える。
【2区】

辻清人 38 自前<2>《比》 公
松尾明弘 42 立新 《比》
鳩山太郎 43 希新 《比》
 辻がリードし、松尾が追い上げる。辻は北朝鮮への対応で「自公政権が国を守る」と主張する。
 松尾は安倍政権を「おごりがある」と批判。弁護士経験から改憲論議の推進や年金制度の改革を掲げる。共産だけでなく、無党派層の取り込みが鍵を握る。
 鳩山は故・鳩山邦夫元法相の長男。情報公開の推進などで「しがらみのない政治の実現」を訴える。
【3区】

香西克介 41 共新  
石原宏高 53 自前<3>《比》 公
松原仁 61 希<前><6>《比》
 三期連続、四選を目指す石原が公明票も固めて先行する。内閣府副大臣の経験などを強調する一方で、野党批判を展開している。
 石原を追う松原は希望の設立メンバーで「たたかう庶民派」をアピール。「安倍政権で格差は広がった」と批判し、政権交代を訴える。
 三度目の挑戦の香西は、護憲での結集を掲げ、支持拡大を急いでいる。
【4区】 

井戸正枝 51 立元<1>《比》
平将明 50 自前<4>《比》 公
難波美智代 43 希新 《比》
青山昂平 26 共新  
 五選を狙う平が大きくリードしている。元内閣府副大臣として地方創生、国家戦略特区などを担当した経験をアピールする。
 追い上げるのは、五児の母を前面にする井戸。「排除・選別より共生・共感」と訴え、議席をうかがう。
 続く難波はがんの経験を踏まえ、健康教育やいきがいある社会を掲げる。
 二十六歳の青山は、若い世代の代弁者として「八時間働けば普通に暮らせる社会を」と訴える。
【5区】

手塚仁雄 51 立元<3>《比》
福田峰之 53 希<前><3>《比》
若宮健嗣 56 自前<3>《比》 公
 五年ぶりの復活を期す手塚と、四期目を目指す若宮が激しく競り合う。
 「脱原発、安保法反対の信念を貫く」と訴える手塚はリベラル層、共産支持層をほぼまとめた。前防衛副大臣の若宮は、安全保障や社会保障政策を中心に手堅く地盤を固める。神奈川8区から替わった福田は知名度の低さが響く。「しがらみのない政治を」と安倍政権の批判に躍起だ。
◆6区 落合やや優位に立つ

【6区】

越智隆雄 53 自前<3>《比》 公
落合貴之 38 立<前><1>《比》
中岡茉妃 26 諸新  
植松恵美子 49 希新 《比》
 前回比例復活で初当選した落合が、四選を目指す越智と競り合い、やや優位に立つ。「リベラルではないが寛容な保守でありたい」と安倍政権や希望を批判。企業団体献金の禁止などを訴える。
 内閣府副大臣の越智は、「アベノミクスで経済を再生してきた。この流れを止めたくない」と訴え食らい付く。香川県三木町の副町長を九月に辞任して出馬した植松は女性活躍などを訴えるが、浸透していない。
◆7区 長妻に松本が迫る

【7区】 

松本文明 68 自<前><3>《比》 公
長妻昭 57 立前<6>《比》
荒木章博 64 希新 《比》
井上郁磨 26 無新  
 新たな区割りで五つの区にまたがる複雑な選挙区となり、十万人以上の有権者が入れ替わった。元厚労相の長妻が知名度と人気で、やや優位に。立憲民主に加え、共闘する共産の支持層にも浸透する。都議四期、衆院議員三期を務めた松本は、自民支持層の六割を固めて追う。都民ファーストの会代表の父・荒木は「しがらみ政治からの脱却」を唱えるが、苦戦している。

4524チバQ:2017/10/18(水) 19:25:57
【8区】

木内孝胤 51 希<前><2>《比》
円より子 70 無新  
斎藤郁真 29 諸新  
長内史子 29 共新  
吉田晴美 45 立新 《比》
石原伸晃 60 自前<9>《比》 公
 経済再生相などを務めた石原がリード。自民支持層の八割を固める。吉田は待機児童の解消などを訴え、支持政党なし層への浸透では他の候補者を大きく上回る。
 木内、長内がほぼ互角で後に続く。9区から替わった木内は、財政再建を訴える。若い層の支持を集められるかがカギ。長内は「安倍政権は立憲主義、民主主義を破壊した」と批判する。
【9区】

高松智之 43 希新 《比》
原純子 53 共新 《比》
菅原一秀 55 自前<5>《比》 公
前田吉成 62 無新  
 財務副大臣などを務めた菅原が、六選に向けて大きくリード。ひとり親世帯の雇用拡充や子育て環境の充実を訴え、公明支持や無党派層にも広く浸透する。
 前練馬区議の高松は、消費税増税の凍結などを掲げる。都民ファーストの会の都議らが支援する。
 原は三人の子どもの母。保育士の経験から、認定保育園や学童クラブの大幅増設を公約に掲げる。立憲民主の支持層も取り込んだ。
◆10区 鈴木隼先行、若狭追走

【10区】

若狭勝 60 希前<2>《比》
鈴木庸介 41 立新 《比》
鈴木隼人 40 自<前><1>《比》 公
岸良信 62 共新  
吉井利光 35 諸新  
小山徹 42 無新  
 元経産省職員の鈴木隼がリードし、昨年十月の補選で当選した若狭も善戦。補選では若狭に敗れた鈴木庸が追っている。
 鈴木隼は「認知症予防の活動を全国に普及する」と訴える。若狭は「国会議員の三分の一はいらない」と定数削減を掲げる。元NHK記者の鈴木庸は、年金制度の充実を説く。岸は党豊島地区委員長で「九条改憲許さない」と強調する。
【11区】

宍戸千絵 39 希新 《比》
前田順一郎 42 立新 《比》
下村博文 63 自前<7>《比》 公
小堤東 28 共新  
 下村が地盤を固め、優位に。前田が追い、宍戸と小堤が競り合っている。
 下村は、元文科相として教育無償化などを掲げる。前田は「森友・加計(かけ)」問題を批判し、公認会計士として「平和を守るために経済の安定が必要」と訴える。宍戸は元経産省職員。「しがらみ政治から脱却する」と強調する。小堤は共産系青年団体の都副委員長。「若者の声を国政へ」と奨学金の充実を掲げる。
◆12区 太田が独走態勢に

【12区】

中村勝 66 諸新  
池内沙織 35 共<前><1>《比》
太田昭宏 72 公前<7>  自
 太田が自民の応援を受けて独走態勢。国交相として取り組んだ、防災対策や訪日客増加の実績を力説している。自民支持層の六割超をまとめ、年代別でも広く支持を受ける。
 前回は比例で復活当選した池内は、立憲民主支持の六割も固める。性的マイノリティーの人権問題や、性暴力根絶で論陣を張った国会での経験を強調。市民との共闘を訴え、反与党票の取り込みを図る。
【13区】

祖父江元希 42 共新  
鴨下一郎 68 自前<8>《比》 公
北條智彦 34 立新 《比》
 党都連会長で元環境相の鴨下が、幅広い世代から支持を集めて優位に。区議や各種団体の手厚い支援で支持を固める。
 北條(きたじょう)は八年半の総合商社勤務の経験と若さを前面に出し、「格差是正のため経済政策を根本から変える」と訴える。
 二児の父である祖父江は「子どもを戦場に送り出すのはごめんだ」と改憲反対の立場を強調する。
◆14区 松島、厚い支持で安定

【14区】

矢作麻子 39 希新 《比》
阿藤和之 46 共新  
松島みどり 61 自前<5>《比》 公
清井美穂 54 諸新  
大塚紀久雄 76 無新  
 厚い支持基盤を持つ松島が安定。法相として取り組んだ性犯罪の厳罰化や、安倍政権の実績を掲げて幅広い年代から支持を集める。
 弁護士の矢作は、消費税増税の凍結などを訴えて善戦。無党派層に浸透しつつある。
 阿藤は九条改憲の阻止や消費税増税の中止を力説。共闘する市民団体とともに支持を呼び掛ける。

4525チバQ:2017/10/18(水) 19:26:07
【15区】

吉田年男 69 共新  
柿沢未途 46 希前<3>《比》
猪野隆 52 無新  
秋元司 46 自<前><2>《比》 公
 国交副大臣などを経験した秋元がリードする。柿沢には過去二回敗れ比例復活してきたが、アベノミクスの成果をアピールし、組織票を固めた。
 民主、みんな、維新、民進など所属を変えてきた柿沢は「身を切る政治改革を進める」と主張。父の故・柿沢弘治元外相時代からの強固な地盤に加え、無党派層の取り込みを狙う。
 これまで江東区長選などに挑んできた吉田は「憲法九条改正や消費税増税は許せない」と訴え、共産支持層を固める。
【16区】 

大西英男 71 自前<2>《比》 公
初鹿明博 48 立<前><2>《比》
田村謙治 49 希元<3>《比》
 先行する大西を、初鹿が追い、田村が続く。
 大西は公明の地方議員らの支援も受け、現職閣僚も相次ぎ応援に入る。
 初鹿は前回、比例で復活当選したが、党勢を伸ばすために「小選挙区での勝利を」と訴える。無党派層からの支持ではリードする。
 官僚、政治家、IT関連企業を経験した田村。小池百合子代表、静岡時代の仲間の細野豪志元環境相の応援で知名度アップを図る。
【17区】 

新井杉生 58 共新  
平沢勝栄 72 自前<7>《比》
西田主税 55 希新 《比》
 知名度、地盤で勝る平沢が安定。都議選での「小池旋風」の再来への強い危機感を強調。組織戦をフルに展開する。
 元環境省職員の西田は、東京電力福島第一原発事故の放射性廃棄物対策に携わった経験から「原発ゼロ」「脱しがらみ」を訴える。
 核兵器廃絶の運動を長年してきた新井は、安倍首相の「政治の私物化」を強く批判、票の上積みを図る。
◆小選挙区の区割り 

【1区】千代田・港(2区を除く区域)・新宿区(10区を除く区域)【2区】中央・港(北東部)・文京・台東区(14区を除く区域)【3区】品川(7区を除く区域)・大田区(北西部)、島部【4区】大田区(3区を除く区域)【5区】目黒(7区を除く区域)・世田谷区(南東部)【6区】世田谷区(5区を除く区域)【7区】品川(北西部の一部)・目黒(北東部)・渋谷・中野(10区を除く区域)・杉並区(南東部の一部)【8区】杉並区(7区を除く区域)【9区】練馬区(中西部)【10区】新宿(北西部の一部)・中野(北部)・豊島(12区を除く区域)・練馬区(東部)【11区】板橋区(12区を除く区域)【12区】 豊島(東部)・北・板橋(北部の一部)・足立区(西部)【13区】足立区(東中部)【14区】台東(北東部の一部)・墨田・荒川区【15区】江東区【16区】 江戸川区(17区を除く区域)【17区】葛飾・江戸川区(北部の一部)

4526チバQ:2017/10/18(水) 19:26:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101802100012.html
小選挙区の終盤情勢(18区〜25区)
2017年10月18日
 衆院選(22日投開票)で都内の小選挙区について、東京新聞が実施した電話による世論調査に取材を加え、終盤情勢を分析した。全25選挙区のうち、自公が計18選挙区で当選圏に入っている。多摩地域の八つの選挙区の情勢を紹介する。 (敬称略)
◆18区 先行の土屋、菅が猛追

 先行する土屋を菅が猛追している。鴇(とき)田は苦戦。
 武蔵野市長を六期務めた土屋の信条は「国政は地方にあり」。安倍政権の経済・外交政策への支持と自らの「政策実行力」をアピールする。自民、公明支持層を確実にまとめ、無党派層の取り込みも図る。
 菅は憲法改正の動きを批判、首相として原発事故に対処した経験から「自然エネルギー促進で原発ゼロ」と訴える。武蔵野市長選の元民主都議当選を追い風に、独自候補を見送った共産の支援で支持拡大を狙う。
 元テレビ東京記者の鴇田は知名度アップに懸命。
【18区】

鴇田敦 51 希新 《比》
菅直人 71 立<前><12>《比》
土屋正忠 75 自前<3>  公
◆19区 松本リード、追う末松

 四選を目指す松本が優位に立ち、返り咲きを狙う末松が追う。
 松本は元銀行員。防災担当の内閣府副大臣として危機管理に当たった実績を前面に「責任を果たすことのできる政治を」と主張。末松は外務省職員時代、戦場の悲惨さに触れて平和への思いを強くし、「誠実なリベラルの復活」を掲げる。
 女子美術大非常勤講師の佐々木は、犯罪被害に遭った経験から「安心・安全な社会の構築を」と訴える。杉下は「子どもたちに平和な未来を」と憲法九条の改正反対などを訴え、政権批判票の取り込みを図る。
【19区】

佐々木里加 50 希新 《比》
杉下茂雄 68 共新  
松本洋平 44 自前<3>《比》 公
末松義規 60 立元<5>《比》
◆20区 木原が一歩抜け出る

 四期目を狙う木原が一歩リード。
 木原は「外務副大臣として外交の最前線に立ってきた」と実績を強調。平和を守るための北朝鮮情勢への適切な対応や、高齢者福祉の充実などを訴え、一層の支持拡大を狙う。
 宮本は前回の比例代表で初当選し、今回は小選挙区での挑戦。安倍政権との対決姿勢を鮮明にし、「市民と野党の共闘」を掲げてリベラル層への浸透を図る。
 鹿野は救急医療の専門医として十五年間働いた経験から「一人でも多くの命を救う」と、医療制度改革の必要性を訴える。
【20区】 

木原誠二 47 自前<3>《比》 公
鹿野晃 44 希新 《比》
宮本徹 45 共<前><1>《比》
◆21区 小田原と長島が激戦

 小田原と長島が前回に続いて激戦を繰り広げる。
 小田原は就職率や株価の回復を挙げ、アベノミクスの成果を強調。「自公政権の五年間でようやくまっとうな国に戻ってきた」と政権継続を訴える。
 外交、安全保障政策に通じた長島は、安倍政権の北朝鮮政策を「圧力ばかりでは暴発する可能性があり、大変危険だ」と批判。「必要なのは対話に引き込むための圧力だ」と主張する。
 共産の協力も得て初の選挙戦に挑む小糸は「平和憲法を守る」と訴え、主夫の経験と若さもアピールして支持を広げる。
【21区】 

小糸健介 35 社新 《比》 立
長島昭久 55 希<前><5>《比》
天木直人 70 諸新  
小田原潔 53 自前<2>《比》 公

4527チバQ:2017/10/18(水) 19:26:56
◆22区 8選へ伊藤が優位保つ

 八選を目指す伊藤が優位を保つ。若いころ夫婦でピザ店を営んだ経験は今も語り草で、金融担当相などの経歴から「経済最優先」「アベノミクスの加速」を掲げる。
 返り咲きを狙う山花は、党への追い風を得て懸命に追う。「安保法制の白紙撤回」「格差拡大のストップ」を公約に、支持層に加えて政権に批判的な無党派層の取り込みを図る。
 阿部は共産支持層、金ケ崎は希望支持層を固めるが、いずれも広がりを欠き、苦戦を強いられている。
【22区】 

山花郁夫 50 立元<3>《比》
伊藤達也 56 自前<7>《比》 公
金ケ崎絵美 41 希新 《比》
阿部真 43 共新  
◆23区 小倉がリードを保つ

 小倉がリードを保っている。町田市の市街地を中心に精力的に遊説。二期の実績を強調しながら、日銀出身らしく「東京を世界一の金融センターに」と金融通をアピール。陣営は引き締めに余念がない。
 追走する伊藤は、元国土庁長官の父・公介氏の支持者を引き継ぎ、原発ゼロや消費税増税凍結など自民との違いを打ち出して無党派層の票の掘り起こしに励む。
 松村は三女を育てる「イクメン」として、暮らしや育児など社会保障の充実を熱心に説き、反自公、反希望のリベラル票の取り込みを急ぐ。
【23区】 

松村亮佑 37 共新  
小倉将信 36 自前<2>《比》 公
伊藤俊輔 38 希新 《比》
◆24区 萩生田が幅広く浸透

 萩生田が安定した戦いで高橋、吉羽、飯田が追う。
 萩生田は「八王子を守り、その延長で日本をよくする」と力説し、幅広い年代から支持を集めて組織を固める。
 高橋は千カ所のつじ立ちを目標に「皆さんが主役の政治を実現する」と訴え、無党派層の取り込みも狙う。
 吉羽は「安倍一強政治を続けるか、不信任を突きつけるか」と選択の重要性を強調、知名度拡大を図る。
 憲法問題を落語で伝える活動を続けてきた飯田は、着物姿で憲法九条の改正反対を訴える。
【24区】 

吉羽美華 37 希新 《比》
萩生田光一 54 自前<4>《比》 公
飯田美弥子 57 共新 《比》
高橋斉久 44 立新 《比》
◆25区 井上信、着実に抜け出す

 六期目を狙う井上信は自転車遊説や個人演説会を重ね「アベノミクスは一定の成果を上げている。景気回復を西多摩、昭島まで広げる」と主張。着実に支持を固めて抜け出しつつある。
 山梨1区から国替えした小沢は地元都議、市議と選挙区内を回り「身を切る改革なしに消費増税をしてはならない」と訴え、知名度を上げてきた。
 山下は地元と縁の深い「多摩っ子」とアピールし、地域の魅力を生かした政治を提言。安倍政権を批判し「国民の暮らしを応援する」と強調する井上宣(たかし)とリベラル層の票を奪い合う。
【25区】 

井上宣 43 共新  
山下容子 58 立新 《比》
井上信治 48 自前<5>《比》 公
小沢鋭仁 63 希<前><8>《比》
写真
<小選挙区の区割り>

◆18区

 武蔵野・府中・小金井市
◆19区

 小平・国分寺・西東京市
◆20区

 東村山・東大和・清瀬・東久留米・武蔵村山市
◆21区

 八王子(南東部の一部)・立川・日野・国立・多摩(北東部)・稲城市(南西部)
◆22区

 三鷹・調布・狛江・稲城市(21区を除く区域)
◆23区

 町田・多摩市(21区を除く区域)
◆24区

 八王子市(21区を除く区域)
◆25区

 青梅・昭島・福生・羽村・あきる野市、西多摩郡

4528チバQ:2017/10/18(水) 19:29:02
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171018352225.html
新潟県関連ニュース


衆院選 終盤世調 詳報 1区

 旧新潟市で、自民前職の石崎と立憲民主前職の西村が激しい接戦を繰り広げる。都市部に多いとされる無党派層の3割超がなお態度未定で、両陣営は浸透に必死になっている。

 石崎は後援会による選対本部を自民党県議、市議が支え、自民支持層、公明支持層のいずれも7割超を固めた。

 男女別では男性の支持が多い。年代別では本人と同世代の30代の支持が6割近く、20代でも6割超の支持を集め、若年層に強みを見せる。

 上越新幹線の新潟空港延伸による拠点性向上などを主張しつつ、与党としての実行力をアピール。事務・技術職の5割超、商工自営業の5割、現業職の4割超が支持している。

 「野党統一候補」の西村は連合新潟や共産党を含む野党系の県議、市議が動き、立民と共産の支持層でいずれも9割超を押さえた。希望の党支持層の6割超、与党の公明支持層の一部にも食い込む。

 女性の支持が石崎をやや上回る。年代別では40代と60代以上の中高年層から支持を集めた。

 子育て経験を踏まえ、社会保障の充実などを訴える。農林漁業の6割、主婦と年金生活者の4割が支持。一方で事務・技術職の支持は3割ほどだ。

 無党派層は2割超が石崎、4割超が西村を支持。3割超は態度未定で、情勢を左右する可能性がある。

 有権者数は約44万人。両陣営は投票率を50%前後とみており、当選ラインは11万票程度と見込まれる。

【県関連ニュース】 2017/10/18 10:45

http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171018352227.html
衆院選 終盤世調 詳報 2区

 無所属前職の鷲尾、自民前職の細田が競り合う。無党派層の3割が投票先を決めておらず、取り込みが両陣営の最終盤の課題となりそうだ。

 鷲尾は年代別で30代以上の全世代で上回る。30、60代では4割が支持する。一方で10、20代の若年層の取り込みでは細田に遅れを取る。職業別では商工自営業者の5割、事務・技術職の4割が支持する。

 農業者の戸別所得補償制度の復活、東京電力柏崎刈羽原発停止中の地域振興策などを訴える。地域別では前回、細田が上だった佐渡市で上回り、柏崎市などでも勢いがある。立憲民主支持層の8割を固め、自民支持層の2割、無党派層の4割にも支持を広げる。

 細田は若年層の支持で上回り、特に20代の支持率は5割弱と高い。職業別では学生、年金生活者の4割が支持し、鷲尾をやや上回る。地域別では郡部が強いほか、過去に鷲尾を下回った燕市・新潟市西蒲区で競っている。

 政権与党として土地改良予算の拡充、離島振興策などで実績を上げてきたとアピールし、自民支持層の7割を押さえた。ただ公明支持層は5割ほどだ。無党派層の支持は2割にとどまっており、浸透を進められるかが焦点だ。

 共産新人の五十嵐は共産支持層の7割をまとめているが、広がりに欠ける。

 有権者数は約30万3千人で、各陣営とも投票率は前回(55・27%)並みか50%代前半とみる。当選ラインは7、8万票となる見込みだ。

【県関連ニュース】 2017/10/18 10:46

4529チバQ:2017/10/18(水) 19:29:34
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171018352230.html
新潟県関連ニュース


衆院選 終盤世調 詳報 3区

 接戦だった序盤から、民進系無所属の前職黒岩がスパートをかけ、勢い付く。小選挙区で議席奪取を誓う自民前職の斎藤が追う。無党派層の取り込みや、支持層を固めきれるかが動向を大きく左右しそうだ。

 黒岩は街頭での活動量が急増。新発田市や五泉市、阿賀町で優勢に立つ。

 民進支持層8割、希望支持層の6割、立民支持層9割、推薦を受ける共産支持層も7割超固めた。無党派層への浸透で斎藤を上回り、自民支持層に食い込む。

 70歳以上の支持が厚く、主婦層の5割、年金生活者の4割に浸透している。継続して戸別所得補償制度の復活を訴え、農林漁業従事者からも4割超の支持を得るが、商工自営業者、管理職の支持がやや弱い。

 一方の斎藤は後援会や県議、業界団体が支える組織戦。安倍晋三首相ら大物も来援したが、自民支持層の支持は6割、公明支持層は3割にとどまっている。

 米価対策などの農業振興、産業振興を訴え、農林漁業従事者の5割超、商工自営業者や管理職の4割に支持される。無党派層の5割が態度を決めておらず、取り込みを図れるかが焦点。

 地元の村上市では拮抗(きっこう)しているが、新発田市や阿賀南地域では浸透になお課題がある。

 無所属新人の三村は、支持が広がっていない。

 有権者数は約31万3千人で、両陣営とも投票率は前回(54・55%)を下回るとみる向きが多い。50%なら、当選ラインは7万8千票前後となる。

【県関連ニュース】 2017/10/18 10:47

http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171018352236.html
衆院選 終盤世調 詳報 4区

 民進系無所属前職の菊田が自民前職の金子と激戦を繰り広げる。新潟市エリアでは横一線の争い。終盤へ向け都市部の支持を広げられるかが勝敗を分けそうだ。4割近くが投票先を決めていない無党派層の動向も焦点になる。

 野党の幅広い支援を受ける菊田は、民進、立民支持層のほか、共産や社民の支持層で8割以上を固める。公明支持層の4割の支持も得ている。「原発ゼロ」を前面に訴え、無党派層の支持では金子を上回る。

 序盤調査で出遅れた感もあった女性票を伸ばし、主婦層の5割超の支持を集める。年代別では60代以上の高齢層が強い一方、30、40代でやや弱い。後援会や地元の県議市議らと連携して各地で演説会を重ね、長岡市エリアや田上町で優位に立っている。

 金子は、自民支持層からは序盤並みの7割の支持を得るが、公明は5割強にとどまる。一方で希望支持層に3割近く食い込む。

 与党議員としての実績を主にアピールしており、職業別では商工自営業や農林漁業で約5割を固める。現業職でも4割の支持を得ている。50代以下の支持率は菊田を上回り、特に同年代の30、40代の支持が厚い。陣営が重視する無党派層は2割超と、菊田に遅れを取る。街頭演説などで訴えを届け、取り込めるかがポイントになる。

 有権者数は31万8千人。両陣営とも投票率は前回53・29%並みか、やや下がるとみる。当選ラインは8万票前後とみられる。

【県関連ニュース】 2017/10/18 10:48

4530チバQ:2017/10/18(水) 19:30:13
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171018352232.html
新潟県関連ニュース


衆院選 終盤世調 詳報 5区

 序盤で先行していた元知事の自民新人・泉田が、長岡市などで優勢を保つ。「オール野党」が支援する元魚沼市長の無所属新人・大平が原発問題を訴え、追い上げる展開となっている。

 泉田を支える自民では候補選考などを巡り党内にしこりが残っていた。だが昨年まで知事を3期12年務めた知名度に加え、8月に死去した元衆院議員長島忠美の「弔い合戦」と位置付けたこともあり、自民支持層の7割をまとめた。公明支持層の支持も序盤の4割から6割に伸ばした。

 職業別では、現業職や農林漁業の5割をはじめ商工自営業、主婦などから一定の支持を獲得。60代を除く幅広い世代に浸透し、中でも20代、30代の支持は6割を超える。

 「原発ゼロ」「安倍政治ノー」を前面に掲げる大平。共産、社民、自由の3党と民進県連、連合新潟、市民団体の「オール野党」に支えられ、立憲民主支持層からの支持は序盤より増えて7割となった。ただ共産支持層の支持は5割で、4割が泉田に流れている。

 60代の支持が厚く、職業別では管理職の4割に支持される。無党派層の支持は3割強あり、泉田を上回る。無党派層の4割超が投票先を決めておらず、ここを取り込めるかが最終盤の課題となる。

 幸福実現党員の諸派新人・笠原は浸透していない。

 有権者数は約28万3千人。各陣営とも投票率は前回(52・33%)を上回るが、50%台とみる。当選ラインは8万票程度の見込み。

【県関連ニュース】 2017/10/18 10:49

http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171018352234.html
衆院選 終盤世調 詳報 6区

 序盤で先行していた自民前職・高鳥が全域的に安定した戦いを進める。民進系の無所属新人・梅谷は野党の幅広い支持を得て、懸命に追う。無党派層の4割が態度を決めておらず、最終盤の鍵を握りそうだ。

 高鳥は、自民支部をフル動員し、街頭演説や個人演説会に力を入れる。自民支持層の8割強、公明支持層の6割を固めた。

 20代で6割近い支持を得るなど幅広い年代に浸透。十日町市・津南町と、大火からの復興支援の実績を強調する糸魚川市・妙高市で優位に立つ。安倍政権の農政改革には農家から反発もあるが、来年度に迫るコメの生産調整(減反)廃止に向けて米価対策や農産物の輸出強化を強調。農林漁業の6割に浸透している。

 一方の梅谷は、県議2期を務めた大票田・上越市などで高鳥との差を詰めており、勢いを全体に広げたい考えだ。野党共闘により立憲民主、共産の支持層の8割超を固めたが、社民支持層への浸透がいまひとつ。無党派層の支持は4割で、高鳥を上回る。

 格差拡大を招いたとしてアベノミクスを批判し、少子化対策や社会保障充実などを掲げる。商工自営業の約5割、主婦層の4割強を押さえたほか、60代の支持が高鳥と並ぶ。

 有権者数は約28万人。大票田・上越市が市長選とのダブル選となる影響もあり、投票率は前回の56・28%を上回る60%前後、当選ラインは8万7千〜9万票とみられる。

【県関連ニュース】 2017/10/18 10:50

4531チバQ:2017/10/18(水) 19:31:27
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171018/KT171017ATI090050000.php
衆院選 1区無所属、3区希望優位に 県内本社世論調査

 信濃毎日新聞社は17日、県内有権者2033人を対象にした衆院選世論調査(15、16日実施)の結果をまとめ、期日前投票出口調査や本支社局の取材を総合して県内5小選挙区の情勢を探った。3区で希望の党の候補が抜け出す勢いで、1区では無所属がやや優位に立った。2区は自民党と希望が横一線の戦い。4、5区は自民がリードを保つ展開が続いている。

 現時点で投票先を決めていない有権者は、各選挙区で3〜4割程度。衆院選への関心度は「大いに関心がある」「ある程度関心がある」の合計が81%に上り、2014年前回選の同時期の70%に比べ11ポイント上回る。こうした有権者を引き付けられるかどうかが選挙結果に影響を与えそうだ。

 県内小選挙区の投票先について「決めている」「だいたい決めている」の合計は63%で、公示直後の調査より18ポイント上昇。「まだ決めていない」は公示直後の54%から37%に低下した。

 比例代表北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井の5県、定数11)の投票先についてもし今、投票するとしたらどの政党を選ぶか聞いたところ、長野県内では自民が31・8%でトップ。希望が18・3%、立憲民主党が12・2%、共産党が9・1%、公明党が6・1%、日本維新の会が2・7%、社民党が1・4%などだった。

(注・比例関連を除き、割合は小数点第1位を四捨五入した)

(10月18日)

4532チバQ:2017/10/18(水) 19:32:04
岐阜
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20171018/201710180854_30755.shtml
県内、自民が優位維持 衆院選終盤情勢
2017年10月18日08:54
 安倍政権の継続の是非が問われる衆院選。県内五つの小選挙区に15人、比例代表東海ブロックの単独候補に県関係5人がそれぞれ立候補し、22日の投開票に向けて激しい舌戦を展開している。岐阜新聞社は17日までの3日間、小選挙区や比例代表の終盤情勢を探るため、世論調査を実施。これまでの取材を加味し、情勢を分析した。小選挙区は、自民が序盤情勢からの勢いを持続させ、全ての小選挙区で議席をうかがう。希望は岐阜4区で激しく追い上げ、議席獲得を目指す。ただ、小選挙区での投票先未定は38・4%で、情勢が変わる可能性もある。(文中敬称略)

 【1区】 現職閣僚で自民前職の野田聖子が、民進系無所属新人の吉田里江を大きく引き離す。

 野田は、自民、公明支持層の9割超を固めたほか、全年代から幅広く支持を集め、盤石の戦い。希望支持層の約6割、支持政党を持たない層も約5割を取り込む。

 吉田は、連合岐阜の支援を受け、民進と立憲民主の支持層の約9割をまとめた。共産支持層にも浸透し、懸命に追う。

 無所属新人の服部泰輔、諸派新人の野原典子は支持を訴える。

 【2区】 8選を目指す自民前職の棚橋泰文が厚い支持基盤を背景に大きくリード。共産新人の森桜房義は支持拡大に懸命。

 棚橋は自民、公明支持層の9割以上、希望支持層の約8割を固める。支持政党を持たない層にも浸透する。

 森桜は共産支持層の約9割を固め、立憲民主支持層の6割近くも取り込む。

 【3区】 4選を目指す自民前職の武藤容治が安定。希望元職の阪口直人、共産新人の井上諭が懸命に追う。

 武藤は、自民支持層の約9割、公明支持層の8割以上を固め、希望支持層の約4割も取り込む。阪口は、希望支持層への浸透が約5割にとどまり、最終盤の追い上げに懸ける。井上は、共産支持層に浸透するほか、立憲民主支持層の約4割も取り込む。

 【4区】 前職で父親の地盤を引き継いだ自民新人の金子俊平がやや先行。希望前職の今井雅人が激しく追い上げる。

 後援会組織を支えに金子が自民支持層の8割強、公明支持層の6割以上を固め、幅広い年代に浸透している。

 今井は希望支持層の8割、立憲民主支持層の5割以上から支持を集め、共産支持層や支持政党を持たない層にも広がりを見せる。

 共産新人の籠山恵美子は支持拡大に力を注ぐ。

 【5区】 10選を目指す自民前職の古屋圭司が大きくリードし、2012、14年の衆院選で敗れ、返り咲きを狙う希望元職の阿知波吉信が必死に追う。

 古屋は自民支持層の約9割を固め、公明支持層の約6割を取り込んだ。民進支持層にも一定の浸透を見せる。阿知波は希望支持層の約7割、立憲民主支持層の8割強をまとめ、民進支持層の5割以上を固めた。

 共産新人の小関祥子は共産支持層を固め、比例票の上積みを図っている。

 【比例】 比例代表の投票先は自民の32・9%がトップで大きくリード。希望16・2%、立憲民主11・9%、公明7・6%、共産3・5%、日本維新の会3・2%、社民0・6%と続いた。分からない・無回答は2割強あった。

 比例代表東海ブロックの県関係の単独候補は、政党届け出順に、共産5位(名簿順位)の山越徹、諸派(幸福実現党)3位の加納有輝彦、自民33位の藤井孝男、同35位の西田和伸、公明4位の井筒伸幸の計5人。

4533チバQ:2017/10/18(水) 19:34:20
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/siz/CK2017101802000218.html
静岡
自民 7選挙区でリード 県内終盤情勢 5区は希望優位
2017年10月18日 紙面から
写真
 中日新聞社は十七日、第四十八回衆院選(二十二日投開票)について独自に行った電話世論調査に取材を加味して終盤情勢を分析した。静岡県内では1〜8区の小選挙区のうち、自民党は四選挙区が確実な情勢で、三選挙区でやや優勢となっている。希望の党は一選挙区で頭一つ抜け出す。ただ、三割強が小選挙区での投票先を決めておらず、投開票日までに情勢が変わる可能性がある。
 自民党は三年前の前回選で圧勝した勢いが衰えておらず、有利に戦いを進めている。全小選挙区で自民党と激突する希望の党は、党設立メンバーが立候補した5区で優位に立つが、旧民主党時代から議席を持つ6区では自民党に少し差をつけられている。1、7区に擁立した立憲民主党は支持政党を持たない層への浸透が鍵となる。
 支持政党は自民党が最も多く30・5%。次いで希望の党が8・5%となり、前回選での旧民主党の支持率を0・2ポイント上回った。立憲民主党は5・8%、公明党4・5%、共産党2・6%。今回、候補者を擁立していない民進党は2・2%、日本維新の会0・9%、自由党0・6%、社民党0・3%と続き、支持政党を持たない層が34・5%、分からない、無回答が8・1%だった。
 県内の比例代表の投票先は自民党が最も多く、希望の党、立憲民主党、公明党、共産党と続く。比例の投票先を決めていない人は四割弱に上る。選挙区別の比例投票先は自民党が七選挙区、希望の党が一選挙区でトップとなっている。
 衆院選への関心は「大いにある」と「ある程度関心がある」の合計は82・1%で、前回衆院選終盤情勢より14・6ポイント上回った。
<調査の方法> 静岡県の有権者を対象に十五〜十七日の三日間、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。対象者にかかった四千七百四十件のうち、二千四百四十三人から有効回答を得た。回答率は51・5%。性別や年代構成を反映させて集計した。調査結果の文中の数値は小数点以下を四捨五入したため、合計が100%にならない場合もある。

4534チバQ:2017/10/18(水) 19:34:41
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/gif/CK2017101802000251.html
岐阜
自民、全区独占の勢い 終盤情勢調査
2017年10月18日 紙面から
 二十二日投開票の衆院選で、中日新聞社が行った終盤の情勢調査では、自民党が二〇一二、一四年の選挙に続いて小選挙区の議席を独占しそうな勢いを示した。比例代表でも自民が優勢。一四年に比べて有権者の関心は高く、小選挙区、比例代表とも、まだ投票先を決めていないという四割近くの人たちの動き次第では情勢が変わる可能性がある。
◆1区

 自民前職の野田聖子さん(57)が安定した戦い。本人が選挙区を離れがちな中、自民支持層の八割を固め、無党派層にも支持を広げる。
 無所属新人の吉田里江さん(51)は、擁立を見合わせた共産党に加え、公認されなかった希望の党の支持層にも浸透するが、後れを取る。諸派新人の野原典子さん(60)、無所属新人の服部泰輔さん(36)は厳しい戦い。
◆2区

 前回衆院選と同様、自民と共産の一騎打ちで同じ顔ぶれとなったが、自民前職の棚橋泰文さん(54)が大きくリード。公示後は地元を離れることが多いものの、自民、公明支持層をほぼ固めている。
 共産新人の森桜房義さん(60)は、政策への理解を懸命に呼び掛けるが、共産支持層以外に浸透できていない。
◆3区

 自民、希望、共産の三つどもえの争いは、自民前職の武藤容治さん(62)が差を広げる。無党派層が多い地域ながら、個人演説会を重ねながら与党支持票を着実にまとめている。
 希望元職の阪口直人さん(54)は新党の名を前面に出して挑むが、党支持層以外への広がりが課題。共産新人の井上諭さん(50)は苦戦する。
◆4区

 父親の後継として挑む自民新人、金子俊平さん(39)が有利な戦い。自民支持層の七割近くをまとめ、とりわけ三十代までの若い層から支持を集める。
 希望前職の今井雅人さん(55)は、希望と立憲民主党の支持層を固めた。自民支持層の一部にも食い込み、追い上げを図る。共産新人の籠山恵美子さん(63)は、出遅れが響く。
◆5区

 自民前職の古屋圭司さん(64)が優位に立つ。自民支持層の九割、公明支持層の七割を着々と固め、全年代から幅広く支持を集める。
 二〇〇九年にこの選挙区を制した希望元職の阿知波吉信さん(54)はやや劣勢。十八日には、前原誠司・民進党代表が選挙区入りして巻き返しを図る。共産新人の小関祥子さん(64)は苦しい戦い。
 (衆院選取材班)

4535チバQ:2017/10/18(水) 19:35:19
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101802000254.html
愛知
<選挙区終盤情勢>
2017年10月18日 紙面から
 衆院選の終盤に向け本紙が実施した電話による世論調査に、これまでの取材を加味し、県内15選挙区の情勢を紹介する。序盤に比べて優勢、劣勢がより明確になった区もあるが、総じて激戦の度合いは高まっている。
 (候補者名は届け出順、敬称略)
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◆自公支持層固め支持広げる熊田 1区(名古屋市東・北・西・中区)

 旧民進系が割れた分、熊田が頭一つ抜け出している。自民、公明支持層をほぼ固め、年代別でも満遍なく支持を得る。女性の支持が高い。吉田、佐藤が横一線で追うのは序盤と変わらぬ構図。共産支持層も取り込んでいる吉田に勢いがある。
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◆古川が優勢保ち田畑に水あける 2区(名古屋市千種・守山・名東区)

 引き続き古川が優勢。旧民進支持層をしっかり固め、男女別でも各年代別でも、追う田畑に水をあけている。田畑は自民、公明支持層は固めつつあるが、ともに一定の支持が古川に流れている。酒井は共産支持層は固めた。
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◆優位な戦いを近藤が進める 3区(名古屋市昭和・緑・天白区)

 近藤が優位な戦いを進めている。五十代以上は近藤、四十代以下は池田への支持が厚い。近藤は共産支持層も含め、幅広く支持を得ている。池田は公明支持層を固め切れていない。余語は支持が広がらない。
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◆牧との差を広げる工藤 4区(名古屋市瑞穂・熱田・港・南区)

 工藤が自営業や主婦、会社員など幅広い職種、世代で支持を集め、差を広げつつある。牧は公明支持層も一部切り崩しているが、無党派層に支持が広がっていない。西田は大きく離されている。
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◆旧民進支持層を固め赤松が安定 5区(名古屋市中村区・中川区、清須・北名古屋市、豊山町)

 赤松が旧民進支持層を固め、安定した戦いに入った。神田は若年層の支持を集めるが、公明に加え自民支持層も固め切れていない。野々部は支持が広がらない。
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◆固い地盤持つ丹羽が安全圏 6区(瀬戸=北西部=・春日井・犬山・小牧市)

 固い地盤を持つ丹羽が安全圏。男女、年代、職業別のいずれでも幅広く支持を得ている。森本が追うが、無党派層にも支持が広がらず、勢いが見られない。田上、平山は支持が広がらない。
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◆伸び欠く山尾、鈴木が優勢に 7区(瀬戸の大部分・大府・尾張旭・豊明・日進・長久手市、東郷町)

 序盤の拮抗(きっこう)から鈴木が優勢に転じている。自民、公明支持層をほぼ固めた。男性からの支持が厚い。山尾は旧民進や共産支持層から一定の支持を得るが、無党派層への浸透にもうひと伸びがない。
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◆優勢の伊藤を急追する伴野 8区(半田・常滑・東海・知多市、知多郡)

 若年層や高齢者から支持を得た伊藤がやや優勢。自民に加え公明支持層もほぼ固めた。伴野は、旧民進や無党派層からの支持で急追する。長友は共産支持層も固めきれていない。

4536チバQ:2017/10/18(水) 19:35:34
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◆長坂と岡本が競り合う展開 9区(一宮=旧尾西市=・津島・稲沢・愛西・弥富・あま市、海部郡)

 長坂と岡本が互角の戦い。男女、年代、職業別のいずれでも競っている。自民、公明支持層を固めた長坂に、旧民進支持層から支持が厚い岡本。渡辺は支持に広がりがない。
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◆幅広い支持で江崎に安定感 10区(一宮=旧一宮市、木曽川町=・江南・岩倉市、丹羽郡)

 幅広い年代から支持を得て、江崎が安定した戦い。職業別では特に会社員から支持されている。旧民進支持層を固めた安井、知名度がある杉本、板倉が追っている。
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◆公明支持層が古本に流れる 11区(豊田=旧稲武町を除く=・みよし市)

 古本が差を広げている。会社員、公務員、主婦、無職など全職種で、追う八木に水をあけている。八木は自民支持層は固めたが、公明支持層が古本に流れている。本多は支持が広がらない。
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◆全世代から支持、青山しのぐ重徳 12区(岡崎・西尾市)

 重徳が差を広げつつある。全年代からの支持で、追い掛ける青山をしのいでいる。青山は公明支持層を固めきれず、無党派層の支持も大きく重徳に水をあけられている。宮地は共産支持層も固められていない。
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◆大西に差をつけ大見が抜け出す 13区(碧南・刈谷・安城・知立・高浜市)

 大見が頭一つ抜け出しつつある。自民、公明支持層を固めた。四十代以下の支持で、猛追する大西を大きく上回る。大西は会社員の支持も大見に差をつけられている。下島は支持に広がりがない。
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◆今枝が手堅くリード確実に 14区(豊川・豊田=旧稲武町=・蒲郡・新城市、北設楽郡、幸田町)

 今枝が確実な情勢。男女、年代、職業別のいずれでも田中に大きく水をあけた。田中は旧民進支持層も固め切れていない。金原は支持に広がりがない。
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◆根本が優位に、追い掛ける関 15区(豊橋・田原市)

 自民支持層を固めた根本が優位。すべての職業、年代でほぼ満遍なく、支持を集めている。追い掛ける関は四十代からの支持は厚い。野沢は共産支持層は固めた。

4537チバQ:2017/10/18(水) 19:35:52
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101802000237.html
<終盤情勢まとめ>
2017年10月18日 紙面から
 中日新聞社は、衆院選(二十二日投開票)で十五〜十七日に行った三重1〜4区の終盤情勢調査(世論調査)結果をまとめた。これまでの取材を加味すると、2区は自民と無所属の前職同士が横一線の大激戦を展開している。1、4区は自民前職、3区は無所属前職がリードする。ただ、回答者の3割以上が小選挙区の投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性もある。
 (敬称略)
◆1区 田村支持が広く厚い

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 田村が全世代でリードして優位に戦い、松田は巻き返しに懸命。
 田村は特に女性の支持が多く、幅広い職業から支持を集める。自民、公明支持層を固め、支持政党なし層でも松田を上回る。北朝鮮問題への対応を重視する層や、経済活性化、教育、子育て、年金問題を重視する層からの支持も厚い。
 松田は共産、立憲民主、希望支持層でリードし、公務員・団体職員の支持で田村を上回る。加計学園問題など首相の政治姿勢や憲法を重視する層の支持を集めている。
◆2区 川崎と中川ほぼ互角

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 川崎、中川が横一線の激戦。男女ともほぼ互角で、支持政党なし層も分け合う。
 川崎は公明支持層を固めたが、自民支持層の一部が中川に流れている。三十代、七十代以上で中川をリードし、会社員や農林漁業者の支持で中川を上回る。北朝鮮問題や年金など高齢者対策を重視する層の支持を集める。
 中川は希望、共産、立憲民主の支持層でリードし、四十代も川崎を上回る。自営業者、主婦の支持が多い。安倍晋三首相の政治姿勢や原発ゼロ、憲法を重視する層の支持を集めている。
◆3区 岡田が安定した戦い

写真
 岡田が安定した戦いで島田を引き離す。
 岡田は特に女性の支持率が高く、全世代で島田を上回る。希望、立憲民主支持層を固め、支持政党なし、共産支持層でもリード。自民支持層の三割、公明支持層の一部にも食い込んでおり、県内の非自民候補で唯一、北朝鮮問題を重視する層でもリードする。
 島田は自営業者の支持で岡田を上回り、憲法九条改正を望む層の支持は多いが、支持に広がりがみられない。
 野村は共産支持層でも岡田に大きく遅れ、坂本は苦戦する。
◆4区 三ツ矢が全世代優位

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 三ツ矢が優位な戦い。三ツ矢は十〜三十代、七十代以上で過半数の支持を集めるなど、全世代でリード。自民、公明支持層を固める。会社員、農林漁業、主婦の支持率も高い。
 藤田は希望、立憲民主支持層に加え、支持政党なし層でも三ツ矢をリード。加計学園問題や原発ゼロを重視する層の支持も集めるが、公務員・団体職員や憲法を重視する層など、従来民進が強い層の一部で三ツ矢にリードを許す。谷中は共産支持層を固めた。

4538チバQ:2017/10/18(水) 19:37:25
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017101802000243.html
1、2、4区競り合う 本社情勢調査
2017年10月18日 紙面から
 二十二日投開票の衆院選で、中日新聞社が実施した電話世論調査と独自取材を加えた終盤情勢調査によると、県内の小選挙区は1区で自民と無所属が、2、4区で自民と希望が競り合っている。四割以上が投票先を決めておらず、終盤の選挙戦の鍵を握りそうだ。
 投票で重視することは、北朝鮮問題の対応が32・3%と最多。消費税増税の対応が26・6%、年金など高齢者対策が23・6%と続いた。比例代表の投票先を現時点での意向も含めて尋ねたところ、自民29・6%、希望12・1%、立憲民主9・3%、共産4・5%、公明3・4%、維新2・5%、社民0・7%、幸福0・4%だった。
 調査は、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。県内では対象者にかかった二千二十九件のうち、千二百三人から回答を得た。
◆1区

 自民前職の大岡敏孝さんと、元知事で無所属新人の嘉田由紀子さんが激しく競り合う。大岡さんは自民支持層の六割、公明支持層の八割を固め、六十、七十代から広い支持。嘉田さんは無党派層の四割以上をまとめ、四十代から大きな支持を受ける。社民新人の小坂淑子さんは厳しい。
◆2区

 自民前職の上野賢一郎さんと、希望前職の田島一成さんが接戦。上野さんは自民支持層の八割、公明支持層の五割を固める。田島さんは希望支持層の九割以上をまとめ、立民支持層の七割弱も取り込む。無所属新人の対月慈照さん、諸派新人の荒川雅司さんは支持の広がりが見られない。
◆3区

 自民前職の武村展英さんが安全圏。自民支持層の八割を固め、一部の希望支持層も取り込む。三十代を筆頭に、各年代から広い支持を受ける。希望新人の小川泰江さんは希望支持層の六割を固め、立民支持層の七割もまとめる。共産新人の石堂淳士さんは支持の広がりが見られない。
◆4区

 自民新人の小寺裕雄さんと、希望新人の徳永久志さんが互角の戦い。小寺さんは自民支持層の六割を固め、無党派層にも浸透が見られる。徳永さんは希望支持層の八割をまとめた上、自民支持層の二割弱を取り込む。共産新人の西沢耕一さんは党支持層の約七割を固めるが厳しい戦い。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171018000015
滋賀、3選挙区で自民が優位 衆院選終盤情勢印刷用画面を開く
 第48回衆院選に向け、京都新聞社は15〜17日、有権者を対象にした電話世論調査を実施し、取材も加味して終盤情勢を探った。

 滋賀県の4選挙区は、自民党候補が3選挙区で優位に立ち、希望の党候補が追っている。共産党と社民党が協力して支援する4新人は全区で伸びを欠く。

 1区は引退した民進党前職の後継として立候補した無所属新人と、3選を目指す自民前職が接戦を展開している。2区は自民前職が希望前職をリードし、3区は自民前職が希望新人を相手に優勢を保つ。4区も自民新人が希望新人にやや先行している。

 各区で投票先を決めていない人が約2割おり、情勢が変わる可能性がある。

【 2017年10月18日 08時30分

4539チバQ:2017/10/18(水) 19:38:06
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171018000016
京都2区、民進系を自民猛追 衆院選終盤情勢印刷用画面を開く
 第48回衆院選に向け、京都新聞社は15〜17日、有権者を対象にした電話世論調査を実施し、取材も加味して終盤情勢を探った。

 京都府内の6選挙区では、6区で自民が追い上げて希望と並び、激しい競り合いを繰り広げている。2区では民進系の無所属を自民が猛追している。

 自民は前職4人、新人2人が立候補している。新人5人で争う5区は他候補との差を広げ、1区でも前職が安定感のある戦いを見せ、いずれも優位に立つ。4区でも先行している。

 民進系の前職3人と新人2人で臨む希望は、3区前職の無党派層からの支持に強みがみられる。府内全選挙区に候補者を立てた共産は1区の前職が自民を追うが、無党派層への浸透では差が広がっている。維新は府内選挙区で唯一3区に新人を擁立したが、自民と希望に引き離されている。

 各選挙区で、投票先をまだ決めていない有権者が2〜3割に上り、最終盤で情勢が変わる可能性もある。

【 2017年10月18日 08時22分 】

4540チバQ:2017/10/18(水) 19:40:58
奈良
http://www.nara-np.co.jp/20171018085659.html
馬淵「牙城」守れるか - 奪還目指す小林と激戦/17衆院選 終盤の情勢-1区-
2017年10月18日 奈良新聞

 奈良新聞社は電話による世論調査(13〜15日)と共同通信社や本社・支局の取材網を生かした情報を分析、22日に投開票される衆院選の県内選挙区について終盤情勢を探った。野党分裂で批判票が分散、与党優勢の流れとなる中、1区は民主党時代から「牙城」を守る希望の党の前職と自民党の議席奪還を目指す元職を軸に、もつれ合う展開となっている。

(本文中、敬称略)

 ▽1区=奈良市(旧都祁村を除く)、生駒市

 約10万人の有権者を擁する生駒市が新たに編入された1区。同市は無党派層が多く、6選を目指す希望の党の前職、馬淵澄夫(57)が浸透を図る一方、自民元職の小林茂樹(53)は同市を地盤としてきた高市早苗前総務相の票の取り込みに懸命。日本維新の会の新人、吉野忠男(58)も食い込みたいところ。共産党新人の井上良子(53)も街宣を繰り返し、いずれも「生駒が勝負所」と位置付ける。

 馬淵に過去2敗している小林は「今度は小林」のキャッチフレーズで後援会、党選対もフル活動。馬淵が地盤とする奈良市西部で街宣を重ね、生駒市でも勢いづいている。

 知名度不足は否めないが党の勢いを前面に出し、戦いは「自民党対馬淵」の様相も。党は竹下亘総務会長らに続き、19日にも大物の来援を予定。「なりふり構わぬ選挙戦」(陣営)を進める。推薦を見送った公明党も党演説会に連日のように呼ぶなど二人三脚をアピール、逆転をうかがう。

 党の失速で思わぬ苦境に立つ馬淵。前半は希望への参加理由を丁寧に説明する形で街宣を重ねてきたが、中盤以降は守勢から転じて政権批判を強める。安倍首相の森友・加計学園疑惑を念頭に「総理の友人というだけで、今の政治は税金の使い方がゆがめられている」と糾弾、待機児童対策への振り替えなどをアピールする。

 終盤にかけてミニ集会も充実させ、個人を前面に押し出した戦い。着実な票の上積みで小林との競り合いを制する構えで、連合も情報労連など産別が電話作戦を徹底する。

 選挙区に地縁を持たない吉野は苦しい戦い。頼みは維新の本丸・大阪への通勤者が多い生駒市や奈良市西部への浸透で、小まめにスポット演説を繰り返す。吉村洋大阪市長や馬場伸幸幹事長らも駆けつけ、最終盤には松井一郎代表(大阪府知事)の来県も予定。党を挙げた取り組みで、陣営は「生駒での手ごたえはいい。積極的に住宅地に入り眠っている票の掘り起こしを狙う」と巻き返しを図る。

 井上は県議、市議や党後援会がフル稼動。スポット演説や大物来援で政策の浸透、支持拡大を図り、18日には近鉄生駒駅前に山下芳生党副委員長を迎え生駒市での知名度アップを目指す。陣営は「政党の離合集散に関係ない、ぶれない共産」への有権者の支持が生まれているといい、「消費税ノー、憲法改正を許さない」訴えで支持固めを図る。
http://www.nara-np.co.jp/20171017090707.html
希望、自民、激戦の1区 - 2、3区は自民優位か/本社世論調査 衆院選2017
2017年10月17日 奈良新聞

 22日に投開票される衆院選で、奈良新聞社は13〜15日の3日間、県内の有権者を対象に世論調査を実施。その集計結果に本社取材網による分析も加えて終盤の情勢を探った。選挙区数が1減の3となったことや公示直前の野党の新党設立の影響が注目されたが、1区で希望の党前職と自民党元職が激しく争っているほかは2、3区とも自民党前職が優位に戦いを進めている。ただ全体で3割の人がまだ意中の候補を決めておらず、情勢はなお流動的だ。(文中敬称略)

 調査は、人口比を基に県内全域から有権者を無作為に抽出し、今月13〜15日に電話で声を聞いた。有効回答は300人で、男性44%、女性56%。「投票に行くか」との問いに対し、「必ず行く」と「たぶん行く」を合わせて約94%の人が投票に行くと答えた…

4541チバQ:2017/10/18(水) 19:43:24
>>4504
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/20171018000198
2017総選挙香川/世論調査 1区・平井、小川が譲らず 2区・玉木優勢、瀬戸追走 3区・大野盤石、藤田苦戦
2017/10/18 10:40
メールで記事を紹介印刷する

 県内3小選挙区に前職と新人の計7人が立候補した第48回衆院選も終盤戦に入った。共同通信社と四国新聞社は、有権者の動向を探るため15〜17日の3日間、電話世論調査を実施。取材で得た情報なども加味し、情勢を分析した。1区は自民前職と希望前職が一歩も譲らず激しい競り合いを展開、2区は希望前職が依然優位な状況で、3区は自民前職が盤石の戦いを進めている。ただ、全県で依然3割近くの有権者が態度を決めておらず、情勢の変化も予想されそうだ。

1区
 平井卓也(自民前)と小川淳也(希望前)が横一線。

 平井は自民支持層の8割を固め、推薦を受ける公明支持層にも浸透。希望、維新、民進の一部にも食い込みを見せる。

 小川は希望、立憲民主の支持層で優位。同区で初めて擁立を見送った共産や自主投票とした社民の支持層も取り込む。

2区
 玉木雄一郎(希望前)が勢いを維持、瀬戸隆一(自民前)は選挙区での議席確保へ懸命に追う。河村整(共産新)は伸び悩む。

 玉木は希望の9割、立憲民主の6割近くを固めた。無党派層の支持で他候補を引き離しており、公明や自民の支持層にも食い込む。

 瀬戸は自民支持層の6割を固め、推薦を受けた公明支持層へのさらなる浸透を図る。無党派層への広がりが課題となっている。

 河村は共産支持層以外に浸透できていない。

3区
 大野敬太郎(自民前)が自公支持層を中心に固め、依然リードを保つ。藤田伸二(社民新)は厳しい。

 大野は自民、公明支持層の大半を着実に固めてリード。無党派層の支持でも藤田を上回る。

 藤田は社民支持層をほぼ固め、希望、共産、立憲民主の支持層も取り込むが、苦戦している。

比例四国 自2、希・公各1を確保 残り2枠 立民、自、希争う
 比例代表の四国ブロック(定数6)では自民が2議席を確保。希望、公明もそれぞれ1議席を固めた。序盤の調査以降、立憲民主が支持を伸ばしており、自民、希望を加えた3党が残り2枠を争う構図に変化している。

 比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は自民33・4%、希望19・8%、公明15・7%、立民13・1%、共産7・9%の順となっている。

 【調査の方法】15〜17日の3日間、有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで電話番号を無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1376件、うち1216件から回答を得た(回答率88・4%)。小選挙区別の回答率は1区87・1%、2区88・5%、3区89・5%。

4542チバQ:2017/10/18(水) 19:44:30
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201710188449
2017衆院選
県内攻防 最終盤へ
2017年10月18日(水)(愛媛新聞)
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 22日投開票の第48回衆院選で愛媛新聞社は17日、本社・支社局での取材に電話世論調査(15〜17日実施)を加味し、終盤情勢を探った。県内4小選挙区は1、2、4区で自民党前職がリードし、3区は希望の党元職と自民新人が激しい攻防を継続。ただ各小選挙区で約2〜3割が投票先を決めていないと回答し、情勢は最終盤に向けて変わる可能性がある。比例四国(定数6)は自民3、公明党1と前回の議席を維持し、希望と立憲民主党が各1議席獲得の可能性が高まる。

<1区・立候補者>
塩崎恭久 66 前厚生労働相   自前⑦
石本憲一 70 党県委員会書記長 共新 
富永喜代 50 医師       希新 

<2区・立候補者>
西岡新 44 元国会議員秘書  維元①
村上誠一郎 65 元行革担当相   自前⑩
一色一正 67 党東予地区委員長 共新 
横山博幸 66 元県議      希前①

<3区・立候補者>
白石寛樹 29 元国会議員秘書  自新 
国田睦 65 党3区国政対策委員長共新 
森田浩二 57 幸福実現党3区支部長諸新 
白石洋一 54 元民主県連代表  希元①

<4区・立候補者>
山本公一 70 前環境相原子力防災相自前⑧
桜内文城 52 元財務省職員   希元①
西井直人 60 党南予地区委員長 共新 

※氏名、年齢、肩書、所属(自=自民党、共=共産党、希=希望の党、維=日本維新の会、諸=諸派)、新旧別、衆院当選回数。敬称略。

4543とはずがたり:2017/10/18(水) 19:45:43
東京12区,共産じゃあなかったら勝てたんちゃうか。。まあ他で沢山引っ込めて貰ってるからそれいっちゃあダメなんだろうけど。
音喜多君がアップ始めてるけどね。小池の独裁は絶対にあるけど,都ファが公明と連んだから地盤から国政の目がなくなったのも我慢出来ず脱藩した理由のひとつかもね。

東京12区、北海道10区も大苦戦 「全勝神話」公明党に異変
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20171018/Gendai_421490.html
日刊ゲンダイDIGITAL 2017年10月18日 15時11分 (2017年10月18日 19時30分 更新)

 選挙区は全員当選――「全勝神話」を誇る公明党に異変が起きている。選挙区に出馬している9人のうち、なんと3人が落選危機に直面している。もし、9人中3人が落選したら公明党に激震が走る。

「10日の第一声で山口那津男代表が『小選挙区で最も激戦なのはここ』と訴えた北海道10区と、太田昭宏前代表が出馬している東京12区、さらに大阪6区は接戦となっています。“まさか”が起きる可能性があります」(政治評論家の伊藤達美氏)

 中でもヤバイとされるのが東京12区。選挙区内の自民党組織とギクシャクしているのが原因だ。都議選の時、18年間連立を組んできた自民と手を切り、都民ファーストと連携した結果、12区がある北区から出馬した都議会自民党幹事長だった高木啓氏が落選してしまった。自公の間にシコリが残り、いまだに隙間風が吹いている。野党共闘候補である共産党の池内沙織氏が猛追している。

「池内氏は前回も太田氏と戦い、比例復活しています。12区は共産党の重点選挙区です」(都政関係者)

 北海道10区も野党一本化で立憲民主の候補が追い上げている。大阪6区も同様の構図だ。

 しかも、創価学会員の一部が公明党にソッポを向いているという。ある学会員が語る。

「流れが大きく変わったのは2年前の安保関連法の成立直前です。『創価大学有志の会』の反対署名は1300人以上に膨れ上がりました。その後、サイト発起人に対する嫌がらせなどで“沈静化”したかに見えますが、反対運動はゲリラ化し、全国に拡散。ネットなどで反対運動が激しくなっています」

 実際、選挙戦が始まってから、若手学会員らしきツイッターの間で〈公明党はむしろ立憲民主党に近い立ち位置なのにどうして批判の刃を向けるのか〉といった疑問を投げかける書き込みが急増している。水面下で公明への批判票が立憲民主に流れる可能性もありそうだ。

 安倍自民党に従属してきたツケが回っている。

4544チバQ:2017/10/18(水) 19:45:51
https://www.kochinews.co.jp/article/132819/

2017.10.18 08:10
[2017衆院選]高知2区 2候補大接戦 比例四国 立民に勢い
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 高知新聞社とRKC高知放送は15〜17日、衆院選の電話世論調査を実施し、取材班の現地取材を加味して終盤情勢を探った。2区は無所属新人と自民党前職が大接戦を展開し、1区は自民前職が優位を保っている。比例代表四国ブロック(定数6)では、自民がやや失速、立憲民主党に勢いがある。...

...この続きは高知新聞の紙面をご覧下さい。ご購読のお申し込みはこちらから

4545チバQ:2017/10/18(水) 19:48:48
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/137298
2区、古川と大串大接戦 1区、原口優位、岩田追う
 
=2017衆院選さが= 県内終盤情勢
10:10
拡大する
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 第48回衆院選で佐賀新聞社は15〜17の3日間、佐賀県内の有権者を対象に世論調査を実施し、二つの小選挙区の終盤情勢を、本社の取材を加味して分析した。佐賀1区は無所属前職の原口一博(58)が優位に立ち、自民前職の岩田和親(44)が追う展開。佐賀2区は自民前職の古川康(59)と希望前職の大串博志(52)が大接戦となっている。8割近くが衆院選に関心を示す一方、約3割は投票する人を決めておらず、最終盤の攻防が勝敗に影響しそうだ。(本文、見出しの敬称略)



  【1区】  

 知名度で勝る原口が序盤情勢から逆転し、岩田が激しく追っている。原口は大票田の佐賀市や都市化が進む基山町などでリードし、岩田は鳥栖市や神埼市郡で優位に立つ。

 支持政党別では、原口は希望の7割、立憲民主8割など野党全般を固め、政権批判の受け皿になっている。岩田は与党の自民、公明の6割前後を手堅くまとめている。

 職業別でみると、原口は農林漁業者や商工自営業者、事務・技術職者などの幅広い支持を得ており、岩田は専業主婦や年金受給者らに浸透している。年代別では、20、30、50代が原口、10、40代が岩田を支持し、60代以上はほぼ横並び。

 幸福新人の中島徹(43)は苦戦している。



  【2区】  

 前知事の実績がある古川と、5度目の選挙になる大串が、横一線で激しく競り合う。古川は地元の唐津市や多久市、武雄市などで支持を固め、大串は旧2区の小城市、杵島郡3町などで優勢。伊万里市、嬉野市で接戦となっている。

 支持政党別でみると、古川が自民の約7割、公明の約6割を固めた。大串は希望の9割以上、社民、立憲民主の7割前後をまとめ、候補者がいる共産にも食い込む。支持政党がない無党派層は大串が古川を上回っている。

 古川は農林漁業、主婦層、現業職などから支持を受け、大串は商工自営業、事務・技術職などに広がりをみせる。年代別では、古川が30、40、60代、大串は20、50代が支持し、10代と70代以上はほぼ並んでいる。

 共産新人の大森斉(62)は共産の7割超を固めているが伸び悩んでいる。(衆院選取材班)



比例九州 自民支持3割
 八つの政党・政治団体が届け出た比例代表九州ブロックでは自民党が33・0%の支持を集め他党を大きく引き離した。ただ、投票先を決めていない人は4割超おり、公示直前の民進党分裂や新党設立など政局が激しく動いたことで、決めかねている現状がうかがえる。

 自民党は1区で31・8%、2区で34・1%を占めた。県全体でみると、希望の党14・2%、立憲民主党7・2%と新党が続く。自民党と連立政権を組む公明党は6・6%。共産党は2・5%、日本維新の会1・6%、社民党1・3%、幸福実現党0・1%だった。



 ■調査の方法 15日から17日までの3日間、佐賀県内の有権者を対象に、年齢別、男女別、市町別人口比に配慮して、RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1001件、このうち816人から回答を得た。

4546チバQ:2017/10/18(水) 19:54:14
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-595294.html
1区赤嶺、国場氏接戦 4区仲里、西銘氏競る 衆院選沖縄選挙区 本紙・共同通信世論調査
2017年10月18日 06:10
 22日投開票の第48回衆院選に関し、琉球新報社は共同通信社と合同で15〜17日の3日間、沖縄県内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。本紙の取材を加味して選挙戦の終盤情勢を探ったところ、沖縄1区は共産前職の赤嶺政賢氏と自民前職の国場幸之助氏が激しく競り合っていて、維新前職の下地幹郎氏が2人に迫る展開だ。2区は社民前職の照屋寛徳氏が自民前職の宮崎政久氏をリードし、3区は無所属前職の玉城デニー氏が自民前職の比嘉奈津美氏に先行している。4区は無所属前職の仲里利信氏と自民前職の西銘恒三郎氏が競り合う展開だ。

 ただ全体の3割以上が投票する候補者をまだ決めていないと回答している。選挙最終盤に情勢が大きく変化する可能性がある。無党派層の半分以上が投票先を決めておらず、その動向が当落を左右しそうだ。

 沖縄1区は赤嶺氏が共産と立憲民主に加え、社民の支持層を固めつつある。国場氏は自民に加え、推薦を得た公明支持層の5割超を押さえた。下地氏は維新と希望の支持層を固めた。18・19歳と30代からの支持も厚い。

 2区は照屋氏が社民、共産、立憲民主、維新の支持層を固めている。宮崎氏は自民支持層の7割超を固めたが、公明からの支持を固めきれずにいる。

 3区は玉城氏が立憲民主、社民、共産支持層の支持を得て、希望や公明の支持層にも食い込む。比嘉氏は自民の支持層を固めつつあるが、公明を固めきれず、やや広がりに欠ける。

 4区は仲里氏が社民と立憲民主の支持を得て共産と希望の支持層にも浸透しつつある。西銘氏は自民と公明を固めたほか、希望や維新にも支持を広げている。

 幸福実現新人の1区下地玲子、3区金城竜郎、4区富川泰全の3氏は伸び悩んでいる。

4547チバQ:2017/10/18(水) 19:54:48
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_oita/article/366622/
【注目区を行く10.22衆院選】大分3区 リベラル系が結集
2017年10月18日06時00分 (更新 10月18日 06時54分)

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 冷たい秋雨が降った16日夕、街頭は熱気に包まれていた。大分県中津市の道の駅。立憲民主幹事長、福山哲郎は聴衆100人に向かって叫んだ。「勝てる選挙になってきました!」

 福山が応援に駆け付けた立憲民主元職横光克彦が出馬表明したのは公示3日前。党代表枝野幸男からの出馬要請に奮い立ったものの、2012年の落選後に政界引退を表明し、後援会は既に解散していた。

 「人も金もない裸一貫の選挙戦」を覚悟したという横光だが、杞憂(きゆう)だった。「手伝えることはないか」「ポスター張っちゃる」。立憲民主は「ブーム」となり、引退までの約20年を支えた地方議員や旧後援会が再結集。ボランティアを願い出る市民が次々と事務所に押し寄せた。

 俳優としてテレビドラマの刑事役などで知られた横光には、地元に根強いファンが多い。遊説中に昼食に立ち寄った店の外で高齢の女性たちが「出待ち」「追っかけ」をする光景さえ見られる。

 援軍も続々と集う。共産は「ストップ安倍政治」を掲げて公示直前に候補者を取り下げ、横光を支援。横光を長年支えてきた連合大分は連日、佐藤寛人会長が陣営に張り付くなど総力戦で挑む。

 迎え撃つ自民前職岩屋毅。岩屋にとって横光は1993年以来、中選挙区時代も含め6度の激戦を繰り広げてきた宿敵だ。

 自民が政権を奪還した12年は岩屋が圧勝、横光が去った14年も大勝した。今回も「ライバル不在」とみられたが情勢は一変。陣営幹部は「1票を争う非常に激しく厳しい選挙」と言い、実動部隊の地方議員をフル回転させる。

 「総理の奥さんも反省しないといけない」。岩屋は12日、大分県日出町の個人演説会で、首相安倍晋三の森友、加計(かけ)問題に触れた。背後から迫り来る横光の足音。「安倍1強」批判に向き合う謙虚さをアピールしたのは、危機感の強さにほかならない。

 失速気味の希望とは対照的に、立憲民主は勢いを増す。「私の政治人生で最大の試練だ」。岩屋は出陣式以来、こう繰り返す。結集したリベラルの勢いか、政権与党の実績と安定感か-。5年ぶりに再来した「因縁の戦い」は熱を帯び、終盤戦へとなだれ込む。 =敬称略

=2017/10/18付 西日本新聞朝刊=

4548チバQ:2017/10/18(水) 19:55:07
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_kagoshima/article/366623/
社民が小選挙区初、大隅で公認候補 唯一の対自民一騎打ち
2017年10月18日 06時00分


 22日投開票の衆院選で、社民党は組織の存亡を懸けた戦いを全国で繰り広げている。鹿児島県では、小選挙区制になって初めて大隅半島の選挙区に公認候補を擁立。「野党共闘」が成立し、県内4選挙区で唯一、自民党候補との一騎打ちになった。かつて大隅半島の衆院選では自民党の大物議員を倒したこともあり、社民党支持者は「自民対野党の分かりやすい選挙になった。保守地盤の地域に地殻変動を起こしたい」と意気込む。ただ野党共闘が機能しているとは言い難く、有権者に十分な選択肢を示せているかは疑問が残る。

 「ここで勝って自民党の議席を減らさなければいけない」。社民党の吉田忠智党首は16日、大隅半島で最も有権者の多い鹿屋市で声を張り上げた。

 消費税が最大争点となった1990年の衆院選。前身の社会党の有川清次氏が自民党で通産相などを歴任した山中貞則氏をわずか28票差で破った。当時の土井たか子委員長が鹿屋市役所前で行った演説には1万人以上が集まったという。社民党県連合の北森孝男代表は「あの盛り上がりはすごかった」と懐かしむ。

 ところが94年の自社さきがけ政権への参画から状況が変わる。自衛隊合憲など基本政策も転換し、96年の民主党の旗揚げに伴う党分裂と支持労組の離反で党勢は衰退。2016年参院選では吉田党首が落選するなど低迷が続く。

 鹿児島県内では14年の衆院選で旧鹿児島4区に11年ぶりに公認候補を擁立。今回は区割り見直しもあり、中選挙区制の1993年の衆院選以来、大隅半島に公認候補の選挙カーが回る。

 同県志布志市出身で宮崎県串間市の武田佐俊さん(74)は、候補の個人演説会で司会を務めるなど熱心な支援者の一人だ。「党が本気で戦う姿勢を示してくれた。支持者は高齢化しているがエネルギーは高まっている」と熱く語る。

 その一方で、街頭演説や個人演説会に共闘する共産党関係者の姿はあまり見えない。候補を推薦し支援する連合鹿児島幹部は「共産は選対のテーブルにはいない。動員もお願いしていない」と打ち明ける。

 では、有権者はどう見ているのか。鹿屋市の竹下幸男さん(68)は「憲法を守るという一点で野党共闘ができている。支持は広がっていくと思う」。同市の飲食店経営の女性(59)は「自民が強い地域。社民、共産以外の野党も含めた共闘が盛り上がっている感じはない」と話していた。

=2017/10/18付 西日本新聞朝刊=

4549チバQ:2017/10/18(水) 19:55:37
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710180000159.html
都民ファ代表の父荒木章博氏しぼむ希望 東京7区
[2017年10月18日8時59分 紙面から]
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 選挙戦終盤の東京7区では、希望の党の失速により公示前と状況が変わった。小池百合子同党代表の腹心で地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽(ちはる)代表の父章博氏(64)が「刺客」として送り込まれたが、支持は広がらず、立憲民主党の長妻昭代表代行(57)、自民党の松本文明氏(68)の一騎打ちの様相を呈している。

 章博氏は熊本県議を辞職し、熊本2区から出馬する意向を示していたが一転、7月の都議選中野選挙区で圧勝した千陽氏の流れをくもうと、東京7区に飛んできた。なぜ東京かと聞かれ、「よそ者だからという言い方ではなくて、日本国民として7区に来た。全力で7区の問題に取り組む。意地悪な質問しないでよ」といらだつ場面もあった。

 千陽氏は「都議選と同じように対話型で戦う」と話したが、都民ファに人気があった都議選の勢いはない。小池氏の元秘書で同居もしていた秘蔵っ子の千陽氏は「小池人気」の風に乗れたが、「パパ」はうまくいかないとの見方が強い。

 同区を5度制している長妻氏は新党の立憲の顔として他候補の応援に回り、選挙区から離れる時間が多い。区割り変更で加わった目黒、品川、杉並区の一部を重点的に自転車で練り回り無党派層支持の拡大を狙う。希望が苦戦とはいえ「中野区は都庁のお膝元で小池人脈の票がある」とし、自民については「区議や業界団体がいるから、新区割りでも一気に人脈が広がる」とうらやましそうだった。

 解散前には「想像がつかなかった」という民進分裂。「希望に全員合流という話だった」が、小池氏の「排除」で立憲誕生。民進前原誠司代表が描いた「打倒安倍1強」の構図は崩れた。立憲と希望で反自民票を食い合う状況に、長妻氏は「(小池氏は)安倍内閣を倒すと言うが、つじつまが合わない」と語った。

 自民松本氏は16日、党広報車に橋本聖子参院議員を応援弁士に乗せ、中目黒駅前など区割り変更地域を回った。雨天の中、後方デッキに出て手を振り、「皆さんが景気回復を実感できるまで、アベノミクスを止めるわけにはいかない」などと訴えた。陣営関係者は荒木氏が刺客になりきれていないことに「うちとしては反自民票を取り合う構図が望ましいが、荒木さんがちょっと…」と吐露し、かねてのライバル、長妻氏との決戦に備えた。【三須一紀】

4550チバQ:2017/10/18(水) 19:56:39
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/800065/
衆院選】崖っ縁の菅直人氏 頼みの綱はエダノン人気のみ?
2017年10月18日 17時30分

崖っ縁の菅氏

 衆院選(22日投開票)で“首相経験者”が、再び崖っ縁に追い込まれた。首都圏激戦区の東京18区(武蔵野市、小金井市、府中市)で、立憲民主党から立候補した菅直人氏(71)が、自民党の土屋正忠氏(75)、希望の党の鴇田敦氏(51)と激しい選挙戦を展開している。

 菅氏は過去2度の衆院選(2012、14年)で、いずれも土屋氏に敗れ、旧民主党の比例代表で「最後の議席に滑り込めた」と、首相経験者らしからぬ情けない結果が嘲笑され、苦い経験を味わった。

 選挙アナリストは「選挙情勢は土屋氏を菅氏と鴇田氏が追う展開。土屋氏は今回、自民党内規の73歳定年制に従い、比例代表に重複立候補できなかったので、全力を挙げての選挙戦。菅氏は、夏の東京都議選で民進党都議が離党し、小池百合子氏が代表を務めた『都民ファーストの会』から出馬したのが痛い。旧民進党都議は、菅氏ではなく鴇田氏を応援する。菅氏には厳しい選挙戦です」と分析する。

 選挙前、菅氏は民進党が希望の党に合流し、無所属で立候補するとみられていた。ところが、“エダノン”こと枝野幸男氏が、小池氏の「排除の論理」に猛反発して結党した立憲民主党での立候補が決まった。

 菅氏は東京・府中市で17日、本紙の直撃に「枝野代表の参加の呼びかけに即日応じた。立憲民主党は勢いがある。小池さんの希望の党は人気が落ちた。その分、自民党の票が伸びるのではないか。選挙戦の後半は、自民党と立憲民主党の戦いになる」。

 しかし、街頭演説では菅氏が握手を求めても素通りする人が散見された。

「前回の衆院選では、菅さんの街宣車が来ると、家に逃げ込む人が周りに多かった。枝野さんの人気に頼れば、比例でギリギリ当選するかもしれない」(地元有権者)

 過去2度の衆院選では負けを喫し、比例復活した菅氏。今回はどうなるか。

4551チバQ:2017/10/18(水) 19:58:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101800300&amp;g=pol
衆院選・注目区を行く=山梨2区・岡山3区【17衆院選】


 自民党は山梨2区、岡山3区などで公認を見送り、保守系無所属同士が争う分裂選挙となった。両選挙区では2005年の郵政選挙以来、民営化反対の候補やその後継者と、「刺客」候補の争いが続く。党本部は勝った方を自民党と認める方針。比例代表での復活当選の道を断たれ、生き残りを懸けた激烈な闘いが展開されている。(敬称略)

候補者の演説を聴く支援者ら=9日、山梨県富士吉田市
 ◇無所属の「仁義なき戦い」=自民系、生き残り懸け-山梨2区
「一票差でも負けたら政治生命が厳しい」。堀内詔子は公示目前の8日、山梨県昭和町で開かれた自民党県連の会合で厳しい表情で語った。
 堀内の義父は元自民党総務会長で、派閥「宏池会」会長も務めた故光雄。光雄は郵政民営化に反対し、山梨2区に対抗馬として長崎幸太郎を立てられた。堀内家と長崎の戦いは前々回、前回と長崎が連勝。今回の公認をめぐり、「宏池会」現会長である政調会長岸田文雄と、長崎を自派に入会させた幹事長二階俊博が対立。党本部としては公認を見送り、当選者を追加公認することになった。
 前回選挙で公認を得て、党支部長も務める堀内を推薦にとどめたのは異例の対応だ。自民党県連幹部は「中央の暴力的な権力だ」と腹の虫が治まらない。党本部とは無関係に堀内の「県連公認」を決め、なりふり構わぬ運動を展開している。
 9日、富士吉田市で開かれた空手大会。自民党県議の白壁賢一は、堀内と共に立憲民主党から立候補した小林弘幸を同席させて呼び掛けた。「堀内を支援できない場合は小林をお願いしたい」。前回選挙で長崎が支援を受けた連合傘下の労働組合の票を、長崎から引き離す作戦だ。
 長崎は4日に自民党に復党したが、山梨県連への所属を断られ、二階の地元である和歌山県連所属となった。堀内は「和歌山県の方に負けるわけにはいかない」と支持を求めている。
 一方、長崎は9日、富士吉田市での支援者の会合で「首の皮一枚、お尻に火が付いた状態になっている」と危機を訴えた。
 長崎は前回選挙で、候補者を立てなかった旧民主、公明両党への比例での投票を呼び掛け、見返りに選挙区での支援を受けたとされる。小林の登場で、連合からの票が細るのは否めない。公明党の支持母体である創価学会については、長崎陣営幹部は「話を付けている」と自信を示す。
 その公明党は、自民党公認が得られなかった無所属候補の中で唯一、堀内に推薦を出した。光雄との親交が理由だが、額面通りかは微妙だ。党山梨県本部代表の安本美紀は、堀内への推薦状渡しに先立ち、「フル(回転)とはいかないって、みんな言うかもしれない」とつぶやいた。堀内と長崎を競わせて、比例票を上積みする思惑が透ける。

 【山梨2区】
井桁亮48 元県議   希 新
長崎幸太郎49 元財務省員 無 前
大久保令子67 党県委員  共 新
堀内詔子51 元政務官  無 前
           推(自・公)
小林弘幸45 元市議   立 新

4552チバQ:2017/10/18(水) 19:59:08
 ◇県議は「勝ち馬」見極め=岡山3区

候補者とこぶしを突き上げて気勢を上げる支援者ら=13日、岡山県津山市
 堀内光雄が06年に自民党に復党したのに対し、元通商産業相の平沼赳夫の復党は15年と遅れた。次男正二郎は今回が岡山3区での初陣でもあり、党岡山県連には山梨県連のような熱気はない。
 「父に寄せていただいた絶大なる支援に対し、恩返しすることを決意した」。正二郎は1日、赳夫の後援会会合に出席し、こう強調した。赳夫も「日本をこよなく愛し、日本の伝統や文化を大事にしていく男だ」と次男を紹介し、後を託した。
 元首相騏一郎から連なる「平沼」の名は知名度抜群。ただ、赳夫は旧たちあがれ日本の代表や旧次世代の党党首を務めた経緯もあり、自民党県連は分裂状態が続く。陣営幹部は「選挙区内の県議は郵政選挙以来、悩みっぱなしだ」と認める。ある県議は「平沼赳夫なら、と思うが、正二郎はよく知らない」と語り、反応は鈍い。
 「自民党でなければ仕事ができない。私を自民党に帰らせていただきたい」。党支部長を務めてきた阿部俊子は13日の個人演説会で、涙ぐみながら訴えた。党本部の異例の裁定に、陣営は「常識で考えられない」と憤り、「自民党批判が強まっている」と吹聴する。
 阿部は公明党の支援を受け、比例復活を果たしてきた。同党と赳夫は思想・信条が相いれない。阿部陣営は、同党に対する比例投票も呼び掛ける方針だ。
 先の県議は「平沼が勝った方が県連がまとまる」と語りつつ、こう続けた。「勝ち馬に乗りたいから、みんな様子見だ」

 【岡山3区】
尾崎宏子61 党地区役員 共 新
内山晃63 元政務官  希 元
平沼正二郎37 会社役員  無 新
阿部俊子58 元副大臣  無 前
             推(自)
(注)候補者名簿は敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は希=希望、無=無所属、共=共産、自=自民、公=公明、立=立憲民主。丸かっこは推薦政党。(2017/10/18-07:36)

4553チバQ:2017/10/18(水) 20:04:59
茨城5〜7区
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15082525579141
2017年10月18日(水)

【衆院選・県内小選挙区 終盤情勢】5区
石川と浅野、競り合う
22日投開票の衆院選で、茨城新聞社は15〜17の3日間、電話による世論調査を実施した。調査に取材結果を加味して、県内小選挙区の情勢を探った。
(敬称略、届け出順。候補者名、年齢、政党、政党の後ろの(数字)は当選回数)

【5区】
石川昭政 45 自前(2)
川崎篤子 64 共新
浅野哲 35 希新



2回続けて比例復活当選の石川と、9期務めた大畠章宏氏の後継として出馬した浅野が競り合い、川崎が追う。大票田・日立市での得票とともに、4割以上が態度未定とする無党派層の取り込みが焦点となる。

初の小選挙区勝利を目指す石川は、与党前職の強みを生かし、200を超す団体から推薦を取り付けた。街頭では政治の安定と政策の継続を強調し、「幼児教育無償化」などを訴える。自民支持層の8割を固め、立憲民主支持層の一部にも食い込む。無党派層からは3割を超す支持を受ける。男性の半数近くをまとめ、50代以上から手厚い支持を集める。

電機連合の組織内候補の浅野は「現場主義」を掲げ、「政治の在り方を変える」と訴える。陣営は知名度アップと「大畠後継」の浸透を図る。日立製作所労組を中核とする労組側は改めて組織を引き締め、票の掘り起こしを徹底する。希望支持層の9割、立憲民主支持層の7割近くを固める。無党派層からの支持は2割にとどまる。30、40代から4割程度の支持を集める。

元東海村議の川崎は「原発ゼロ」を訴え、市民との共闘に活路を見いだす。街頭演説を繰り返し、「安倍暴走政権は退場を」と強調。共産支持層の8割以上を固め、立憲民主支持層の一部からも支持を受ける。

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15082525689294
2017年10月18日(水)

【衆院選・県内小選挙区 終盤情勢】6区
国光と青山、横一線に
22日投開票の衆院選で、茨城新聞社は15〜17の3日間、電話による世論調査を実施した。調査に取材結果を加味して、県内小選挙区の情勢を探った。
(敬称略、届け出順。候補者名、年齢、政党)

【6区】
国光文乃 38 自新
青山大人 38 希新
古沢喜幸 71 共新



12期務めて引退した丹羽雄哉の後継として初当選を目指す国光と、前回丹羽と争い2度目の挑戦となる青山が横一線の戦いとなっている。古沢は厳しい戦い。投票先をまだ決めていない有権者が5割強あり、無党派層の取り込みが勝敗を決しそうだ。

国光は丹羽の地盤を引き継ぎ選挙戦を展開。自民支持層の6割を固め、推薦を受けた公明支持層は4割弱に浸透している。年代別では中高年の40代以上で満遍なく支持を集め、20代は他の候補よりも支持が多い。土浦、石岡、かすみがうら市などは2割の支持で青山をやや下回るが、つくば、つくばみらい市は2割強の支持を得て、青山をやや上回っている。

青山は元県議の知名度に加え、連合茨城の支援を受け希望支持層の約7割を固めた。自民支持層の1割強を取り込んでいる。立憲民主支持層の5割、共産支持層も2割をまとめている。無党派層では国光にやや先行しているが、7割は投票先をまだ決めていない。年代別では10代、30代の若者層で2割強から3割弱の支持を得て、40代から70歳以上まで幅広く浸透してきている。

古沢は共産支持層の8割を手堅くまとめ、公明支持層、立憲民主支持層の2割にも食い込んでいる。改憲反対を対立軸に据え、無党派層の取り込みを狙う。

4554チバQ:2017/10/18(水) 20:05:10

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15082525579138
2017年10月18日(水)

【衆院選・県内小選挙区 終盤情勢】7区
永岡と中村、接戦続く
22日投開票の衆院選で、茨城新聞社は15〜17の3日間、電話による世論調査を実施した。調査に取材結果を加味して、県内小選挙区の情勢を探った。
(敬称略、届け出順。候補者名、年齢、政党、政党の後ろの(数字)は当選回数)

【7区】
石嶋巌 63 共新
永岡桂子 63 自前(4)
中村喜四郎 68 無前(13)



悲願の小選挙区初当選を目指す永岡と14期目を狙う中村が横一線で、予断を許さない激戦。投票先を決めていない約2割の票が勝敗を握る。石嶋は厳しい戦い。

永岡は、総合的な支持で中村をわずかに上回った。公示後、3大臣が応援弁士を務めるなど党本部との太いパイプをアピールしている。また、豪雨災害の際に国の支援獲得に取り組んだ実績などを強調。政党別で自民支持層の約6割を固め、推薦を得ていない公明支持層の約3割に食い込んでいる。年代別では30代の5割強に浸透し、10代の支持も4割を超える。地域別では古河市を含む西部地域で支持を伸ばす。

中村は既に投票先を決めた層で永岡を若干上回る。無所属ながら後援会を通して築かれた顔の見える固い支持層が浮かび上がる。政党別では推薦を得た公明支持層が4割超の支持。希望や民進などの支持層の約6割を固める。政権批判を強めて1区の福島、5区の浅野、6区の青山と連携する効果が表れた。年代別では30代で約4割、他の年代も幅広く浸透している。地域別では常総市を含む東部地域で浸透している。

石嶋は共産支持層を固め、全体の有効票の約1割を握る。弱者のための政治や憲法9条改正反対を強調し政権を批判。無関心層や浮動票の掘り起こしに力を注ぐ。

4555チバQ:2017/10/18(水) 20:07:33
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-421488/
東京12区、北海道10区も大苦戦 「全勝神話」公明党に異変
2017年10月18日 15時11分 日刊ゲンダイDIGITAL
東京12区、北海道10区も大苦戦 「全勝神話」公明党に異変
今月2日、大田前代表の応援に入った山口代表(C)日刊ゲンダイ
 選挙区は全員当選――「全勝神話」を誇る公明党に異変が起きている。選挙区に出馬している9人のうち、なんと3人が落選危機に直面している。もし、9人中3人が落選したら公明党に激震が走る。

「10日の第一声で山口那津男代表が『小選挙区で最も激戦なのはここ』と訴えた北海道10区と、太田昭宏前代表が出馬している東京12区、さらに大阪6区は接戦となっています。“まさか”が起きる可能性があります」(政治評論家の伊藤達美氏)

 中でもヤバイとされるのが東京12区。選挙区内の自民党組織とギクシャクしているのが原因だ。都議選の時、18年間連立を組んできた自民と手を切り、都民ファーストと連携した結果、12区がある北区から出馬した都議会自民党幹事長だった高木啓氏が落選してしまった。自公の間にシコリが残り、いまだに隙間風が吹いている。野党共闘候補である共産党の池内沙織氏が猛追している。

「池内氏は前回も太田氏と戦い、比例復活しています。12区は共産党の重点選挙区です」(都政関係者)

 北海道10区も野党一本化で立憲民主の候補が追い上げている。大阪6区も同様の構図だ。

 しかも、創価学会員の一部が公明党にソッポを向いているという。ある学会員が語る。

「流れが大きく変わったのは2年前の安保関連法の成立直前です。『創価大学有志の会』の反対署名は1300人以上に膨れ上がりました。その後、サイト発起人に対する嫌がらせなどで“沈静化”したかに見えますが、反対運動はゲリラ化し、全国に拡散。ネットなどで反対運動が激しくなっています」

 実際、選挙戦が始まってから、若手学会員らしきツイッターの間で〈公明党はむしろ立憲民主党に近い立ち位置なのにどうして批判の刃を向けるのか〉といった疑問を投げかける書き込みが急増している。水面下で公明への批判票が立憲民主に流れる可能性もありそうだ。

 安倍自民党に従属してきたツケが回っている。

4556チバQ:2017/10/18(水) 20:12:35
沖縄は?
https://withnews.jp/article/f0171018004qq000000000000000W06w10101qq000016063A
2017年10月18日
総選挙
衆院選「希望」ない3府県、それぞれの理由 競合回避 共闘 そして…
石川達也
 10月22日投開票の衆院選。希望の党、立憲民主党の登場により、与党を含めた「三つどもえ」の構図となっています。全国の小選挙区・比例区で235人を擁立した希望の党。しかし、小選挙区に公認・推薦候補がない都道府県が三つ存在します。「希望」のない都道府県になってしまった理由は? その背景にあるものは?

【大阪】地方分権改革のため競合回避

 希望の党の公認・推薦候補が小選挙区から出馬しないのは、大阪、新潟、島根の3府県です。

 まずは19の選挙区がある大阪府。ここでは、希望の党はあえて公認候補を立てていません。

 理由は、松井一郎・大阪府知事が代表を務める「日本維新の会」との連携です。同じく地方分権改革を進める知事同士の立場から、互いの地盤での競合を避けることで合意しました。

 これにより、東京の25選挙区には維新の候補者を立てず、大阪の19選挙区には希望の候補者を立てないことになりました。

【新潟】参院選・知事選で続く野党共闘

 続いて6選挙区がある新潟県。当初は希望の党入りを目指す民進系候補者もいましたが、結局はゼロになりました。

 理由の一つは「野党共闘」の実績です。

 昨年の参院選と知事選では、野党統一候補が自民系候補を破りました。今回の衆院選で希望の党から出馬すれば、野党共闘を担った市民連合や共産の支持が得られない可能性がありました。

 当初、希望の党入りを目指していた候補の選対幹部は「新潟は参院選と知事選の実績がある。野党共闘でないと難しいと判断した」と話します。

 また、希望の党が公認候補と結ぶ「政策協定書」で、安保法制や憲法改正に賛意を求めた一方で、「原発ゼロ」は含まれていませんでした。支持者から「希望に行くべきではない」という声が広がったことも影響したそうです。

【島根】「排除される理由が思い当たらない」

 最後は二つの選挙区がある島根県。島根1区では、民進公認で出馬を予定していた候補者が当初、希望の党へ公認を申請していました。

 ところが10月3日、希望の党が発表した第1次公認候補のリストから落選。「排除される理由が思い当たらない」と悔しさと戸惑いを見せました。

 翌4日、立憲民主党から出馬する意向を表明。「信頼できる仲間と気持ちよく戦いたい」と話し、同党から公認されました。
 
 結局、島根1区は自民と立憲民主の一騎打ちの構図となりました。

4557チバQ:2017/10/18(水) 20:14:50
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180032-n1.html
2017.10.18 05:00
【声をからして 衆院選ルポ】
静岡5区 役員辞任→離党→新党結成→引き抜き 「裏切り」の果て 何が残るか
 公示後初の土曜日となった14日午前、静岡県三島市のショッピングセンター前で街頭演説を終え、聴衆のところに向かおうとした元環境相、細野豪志の元に17年来の支援者の女性(78)が駆け寄った。細野を「豪ちゃん」と呼ぶ女性は他候補の応援で地元での活動が限られる細野の戦況を案じ、大きな声をかけた。

 「全国歩いていて、大丈夫か?」

 道路の反対側の聴衆に笑顔を振りまいていた細野は一瞬、真顔になり答えた。

 「しようがないよ。もう信じてやるしか。頼むよ」

 落下傘候補として衆院旧静岡7区(現静岡5区など)で初挑戦した平成12年以来、連続6回当選を誇る細野は牙城を築いてきた。ただ、民進党を離党し、希望の党から出馬した今回、境遇は様変わりした。

 「これまでとは随分勝手が違います。初めからご支援をいただいている皆さんの中で、なかなか今回は納得していただけない方もおられる」

 街頭演説で自らこう切り出したように、初期からの有力支援者が相次いで離れていった。4月に「憲法に対する考え方の違い」を理由に民進党代表代行を辞任、6月の静岡県知事選への出馬の模索、8月に「新しい受け皿をつくる」ため民進党を離党、そして9月の希望の党の立ち上げ…。一連の行動は「裏切りばかり」(民進党静岡県連幹部)と映り、関係者の不信を高め続けた。

 お膝元の三島市では8月初旬、後援会長が辞任した。初当選以来の支援者で市民派として市議を4期務めた女性(80)だ。「今は憲法を変える時期でない」との信念を持つ女性は、4月に論壇誌で改憲私案を発表し、にわかに改憲を唱え始めた細野に違和感を覚えていたが、最後に背中を押したのが離党だった。同じ理由で細野の元を去った市議も出た。

 9月20日には、これまで一貫して細野を推薦してきた連合静岡が、昨年5月の時点で決めていた推薦を取り消した。民進党を離党した細野が自ら推薦願を持参した翌日の対応だった。

 決定は連合本部の意向もあった。連合会長の神津里季生は「仲間との一体感を置き去りに出ていった人たちには『許せんな』と思いますね」と語る。「ありがたい存在」(細野陣営)であり続けた連合の組織的な支援は今回途絶えた。

 さらに民進党静岡県連が激怒したのは、衆院解散前後の細野の動きだ。

 9月26日、民進党公認で出馬予定だった2区と4区の2人が離党届を提出し、希望の党への合流を表明した。2人はいずれも細野の元秘書。県連は細野の離党後も2人に離党の意思がないことを確認していた。地元メディアは、細野が「引き抜き」に成功したと報じ、県連幹部は「裏切りだ」と断じた。

4558チバQ:2017/10/18(水) 20:15:10
 民進党出身者に対する希望の党の対応が一貫しなかったことも波紋を広げた。細野の2人の元秘書にはすんなり公認が出た一方、1区で活動してきた民進党総支部長は7区への「国替え」を強いられた。

 極め付きは3区だ。民進党の前職は希望の党の公認が得られず、無所属での出馬を余儀なくされた。その上、希望の党は別の元職を公認候補として3区で擁立した。

 民進党静岡県連役員は「総支部長として一緒に県連でやってきた仲間のところに対立候補をぶつけてきたことは絶対に許せない。みんなそう思っている」と憤る。批判の矛先は細野に向かい、細野選対で中心的な役割を担っていた県議もたもとを分かった。

 去る者もいれば来る者もいる。細野陣営によれば、民進党を離党後、これまで表立った支援を控えてきた中小企業経営者らが堂々と細野の支持に回る効果も出ているという。

 知名度が高く、政党が変わっても「細野党」という人も多い細野に対し、対立陣営は「細野離れはあるが、それが大きな流れになっていない」(共産党・井口昌彦陣営)と警戒し、「よそのことを気にしている暇はなく、保守層をまず固めないと」(自民党・吉川赳陣営)と語る。

 細野は14日、三島市内での街頭演説の最後にこう訴えた。

 「かつて八方美人と言われたんですけど、今、相当、敵が多い」

 「大きな決断をしたので、もう八方美人ではいられない。希望の党を前に進めるしかないという立場になった」

 果たして「裏切り」の代償をしのぐ新たな支持を獲得できるのか。=敬称略(原川貴郎)

4559チバQ:2017/10/18(水) 20:19:24
>>4476-4477
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180067-n1.html
2017.10.18 12:14
【衆院選終盤情勢】
埼玉4区…競る自民と希望 5区は立民・枝野氏が優勢
22日に投開票される衆院選で、産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した世論調査を踏まえて情勢を分析した。埼玉県内15選挙区のうち、12選挙区で自民公認の候補者が優位な選挙戦を展開。野党では2人しか出馬していないものの立民が存在感を示す。希望はやや伸び悩んでいる。(敬称略)

 ■1区

 3選を目指す自民村井がリード。終盤も党幹部らが応援に駆けつけ、党支持層を中心に盤石の体制を築く。希望武正は組織票をまとめつつ、小池百合子代表、民進の蓮舫前代表ら有名弁士の応援で追走に弾みをつける。

 ■2区

 7期目を目指す自民新藤が今回も安定した選挙戦を展開。知名度に加え、党支持層を手堅くまとめ隙を見せない。希望菅は強い前職を相手にしながら、新党に移ったことで民進からの支持層をまとめる必要もあり、苦しい状況。

 ■3区

 自民黄川田がリードとみられるが、2つの新党に挟まれており、予断を許さない。立民山川は浮動票を取り込みながら追い上げる。経験の浅い希望三輪が健闘している。さらに保守層や若者の票を集めたいところ。

■4区

 自公支持層を固める自民穂坂が優位に立つ展開。上田清司知事の後ろ盾がある希望吉田も堅調。終盤に小池代表の応援でてこ入れ。新座市議37年の共産、朝賀が2人を追う。無所属の豊田は厳しい現実に向き合っている。

 ■5区

 野党第1党との呼び声も高い立民の代表、枝野が優勢。代表として県外での活動も多いが、メディア露出も多く、もともと高い人気と知名度に拍車を掛けている。地道に地元を回る自民牧原は終盤、どこまで支持を拡大できるか。

4560チバQ:2017/10/18(水) 20:20:15
>>4478
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180063-n1.html
2017.10.18 11:52
【衆院選最終情勢】
千葉は自民9選挙区で圧倒 立民も勢い、希望は小池百合子氏の応援で追い上げに期待
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が合同実施した電話世論調査(12〜15日)によると、千葉県内では自民が9選挙区で他党を圧倒し、残る4選挙区でも支持を伸ばし終盤戦に入った状況が明らかになった。自民幹部は「接戦の選挙区はもちろん、優勢区でも立民の猛追の気配もあり気を抜けない。無党派層などに政策を浸透させたい」と引き締める。野党では、希望がいわゆる「落下傘候補」を中心に党の支持率の伸び悩みや知名度不足から苦戦している一方、立民の巻き返しに注目が集まる。

 合同世論調査の結果では、自民が前回選ほどの追い風ではないものの、1、4、8、9区を除いて優位に立っており、安定した選挙戦を展開している。だが、6区では自民・渡辺博道氏を立民の生方幸夫氏が猛追するなど、立民が党の支持率向上を背景に勢いを見せている選挙区もある。

 4区では、牙城といえる強固な地盤を誇る前首相の野田佳彦氏が保守層を含め幅広く支持を集めている。一方、前回選では公示直前に出馬が決まり知名度不足に悩んだ自民・木村哲也氏が2年10カ月の草の根活動で支持を広げつつある。

 8区では、自民県連会長も務める桜田義孝氏に、希望の太田和美氏が水をあけられた。だが、17日には希望代表の小池百合子東京都知事が応援に駆け付け、追い上げへの起爆剤に期待を寄せる。陣営は「900人集まり、チラシのさばけ方も勢いがあった。大物の選挙区入りは今後も調整したい」と猛追に自信をのぞかす。

 桜田氏も18日には菅義偉官房長官が応援に駆け付ける予定で、細かい駅頭や街宣活動、支援者回りで油断を見せない選挙戦を続ける。陣営は「菅氏の応援で一層支持を固められ、無党派へのアピールにもつながれば」と期待を込める。

 希望は1、9区でも自民と競り合う一方、その他の9選挙区では苦戦の様相。党の支持率の伸び悩みだけでなく、立民が共産と野党共闘を実現させ、反自民層の受け皿として躍り出たこともあり、“旋風”は急速にしぼんでいる。小池代表は19日にも希望候補者の遊説に県内入りし、テコ入れを図る方針だ。

4561チバQ:2017/10/18(水) 20:20:56
>>4479-4480
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180074-n1.html
2017.10.18 13:00
【衆院選最終情勢】
神奈川3区 強固な基盤、小此木氏が優勢 8区は知名度高い江田氏がリード 
 産経新聞社が12〜15日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った電話世論調査に取材を加味し、神奈川県内18選挙区の衆院選終盤情勢をまとめた。15選挙区で与党がリードするが、回答者の約3割が投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的だ。(敬称略)

 1区

 7選を目指すベテランで自民前職の松本に立民前職の篠原、希望元職の長島が挑む構図で、与野党の三極が出そろった。

 松本は前内閣で国家公安委員長を経験した。地方議員との連携も強固で、保守層を中心に幅広い年代からの支持を集めており、リードを保っている。

 前回維新の党から出馬し、比例復活した篠原は立民から出馬。松本とは2回目の対決となる。連合神奈川などの支援を得るが、広がりに欠いている。

 長島はカジノ反対を掲げ、7月の横浜市長選に出馬したが、次点で落選した。逗子市長や4区選出の民主衆院議員として1期を務めた経験と知名度を生かしたいところだが、出遅れている。

2区

 官房長官で自民前職の菅が築いた固い地盤に、希望新人の橋本と立民新人の高橋、共産新人の大貫の新人3人が追う展開だが、菅が安定した戦いを展開し、先行している。

 公務や応援のため地元に戻る機会が少ない菅だが、圧倒的な知名度と、系列の地方議員を中心にした組織戦で、支持を確実に広げている。

 橋本と高橋はともに公示直前に出馬を決めており、知名度アップが課題だ。大貫も含めた3新人が政権批判を展開するが、菅の優位を揺るがすには至っていない。

 3区

 国家公安委員長を務める自民前職の小此木に、希望元職の勝又らが挑み、県内最多の5人が立候補している。小此木は保守層を手堅くまとめて優勢だ。小此木は祖父の代から築いた支持基盤を持ち、自民党県連会長として徹底した組織固めを行っている。

 勝又は小此木と3回目の対決だが、過去2回、比例復活もかなわなかった。非自民の受け皿を目指し、無党派層の取り込みを図るが、浸透に課題が残る。

 共産新人の釘丸、無所属で立民推薦の新人伊藤、幸福新人の壱岐の3人は伸び悩んでいる。

4区

 前回に続き無所属で出馬する前職の浅尾と立民新人の早稲田がほぼ横並びで、自民前職の山本も激しく追い上げ、三つどもえの接戦を展開。希望新人の風間は出遅れており、街頭を中心に知名度向上を図る。

 浅尾と山本は3回目の激突。過去2回は浅尾が制したが、山本も比例復活を果たしている。山本が自民公認となったため、無所属となった浅尾は「人で選ぶ選挙」として、高い知名度を背景に無党派層の取り込みを図るほか、後援会を中心に支持拡大を行う。

 浅尾と山本が保守票を奪い合う中、早稲田は「リベラル結集」を合言葉に、革新支持層の支援を呼び込む。連合や共産からのバックアップも手厚い。

 防衛副大臣の山本は党幹部らの応援を受け、団体や組織を中心にした票固めを進める。公明の後押しも追い風で、浅尾と早稲田を激しく追い上げている。

4562チバQ:2017/10/18(水) 20:21:21
5区

 総務副大臣で自民党横浜市連会長の坂井が手堅く保守票をまとめ、優位に選挙戦を展開している。民進前職が公示直前に出馬を取りやめたため、連合を中心とする労組票の行方が不透明となった。

 希望新人で元民放記者の吉岡は労組票の獲得を目指したいところだ。子育て施策の充実を訴え、知名度の浸透がカギとなるが、出遅れは否めない。

 共産新人の横山は候補者の中で唯一「改憲反対」を訴えるなど、革新票の掘り起こしを図り、票の上積みを目指すが、厳しい戦いを強いられている。

6区

 県内選挙区で唯一の公明候補者で、8選を目指す前職の上田が立民前職の青柳を引き離す。維新新人の串田は厳しい。青柳は、立民からの出馬を公示前々日に決めたが、支持に広がりが見えない。

 上田は自民との連携が強固で、閣僚級が続々応援に入る。経済政策通を自任し、年金の受給資格期間の短縮などで実績をあげてきた点をアピール。消費増税のうち2兆円を子育ての安心や社会保障に使うことなどアベノミクスの一層の推進を訴える。

 青柳は、安倍一強多弱の政治状況を食い止めることと、消費増税よりも行政改革の推進を優先すべきと訴える。連合からの支援を受けるが、伸び悩む。

 串田は、弁護士の経験を生かし、国会議員の3割削減など身を切る改革の推進などを政策の柱に掲げる。

 7区

 4選を目指して優位に戦いを進める自民前職の鈴木が、立民新人の中谷と希望新人の川野の2人を引き離している。国土交通政務官などを務めた鈴木が実績をアピールし、保守層を手堅くまとめている。無党派層にも浸透しつつある。

 元県議の中谷は社会保障政策の充実を掲げ、鈴木と2回目の対決。知名度も徐々に上がり、革新票の獲得を図るが、無党派層への浸透がカギとなっている。

 法律事務所勤務の川野は女性が働きやすい社会の実現などを訴え、街頭を中心にした活動で知名度の浸透を図る。

8区

 高い知名度を誇る無所属前職の江田が優勢。解散後に擁立が決まった自民元職の三谷は出遅れを挽回しようと、必死に追い上げる。共産新人の加藤、諸派新人の大西は厳しい。

 元民進党代表代行の江田は、今回は無所属で出馬。強固な支持基盤のもと、安倍一強政治の打破や消費増税の反対を訴え、着実に支持層を固める。

 対する自民は元内閣府副大臣の前職、福田峰之が希望入りで国替えをしたため、元みんなの党衆院議員で弁護士の三谷に白羽の矢を立てた。

 8区で自民は長年、江田の前に苦杯をなめ続け、比例復活に甘んじてきた。知名度不足を補おうと、党幹部が選挙区に入って追い上げ態勢を築く。

 教諭経験を持つ共産新人の加藤は「安倍暴走政治の退場」とし、大西は「本質的な議論を政界に持ち込む」と訴える。

9区

 自民前職の中山と希望前職の笠が4度目の対決。過去3回とも笠が制し、中山は2回連続で比例復活を果たした。今回、中山と笠は横一線で並んでおり、一騎打ちの様相。共産新人の斉藤もリベラル層の受け皿として徐々に浸透しつつある。

 笠は希望の立ち上げメンバーで当初はメディア露出も多く、先行していたが、中山が党幹部の応援を得ながら猛烈な追い上げを見せ、互角の戦いのまま終盤戦にもつれ込もうとしている。斉藤は政権批判票を獲得できるかがカギになる。

 今後は無党派層の動向が焦点となりそうだ。

4563チバQ:2017/10/18(水) 20:22:32
>>4481-4482
http://www.sankei.com/politics/news/171017/plt1710170021-n1.html
2017.10.17 10:05
【衆院選】
情勢分析(1) 東京1区=海江田万里氏と山田美樹氏が競る展開 3区=過去5回同様、石原宏高氏VS.松原仁氏

■1区

 前回同様、海江田と山田が競る展開を松沢が追いかける。

 海江田は、候補者擁立を取り下げた共産の支援も受け、政権批判票の取り込みを狙う。旧民主党代表、経産相を務めた知名度を生かしたい。

 北朝鮮情勢が緊迫する中、山田は外務政務官の経験をアピール。安全保障政策の充実に向けた安定政権の必要性を強調し、保守票を固める。

 松沢は、女性目線の施策などを訴え出遅れを挽回。千代田区長選、都議選で大勝した「都民ファーストの会」の勢いを生かしたい。

■2区

 松尾と辻が激しく競る中、鳩山が参戦した。

 子育て支援や働き方改革を訴えるのは弁護士の松尾。共産が予定していた候補の擁立を取り下げ、リベラル票の取りまとめを進めている。

 3選を目指す辻は、安全保障政策に注力。自公の基礎票がためを進めるとともに、保守票へのさらなる浸透を図る。地場産業の発展などもアピール。

 道州制導入などを訴える鳩山は、元都議の経験を訴えながら保守票の切り崩しに傾注。街頭演説を重ねることで、出遅れのハンデを挽回したい。

■3区

 過去5回同様、石原と松原が競る構図。

 僅差で前回逃げ切った石原は、自民支持層をとりまとめるとともに、公明の全面支援を受ける。内閣府副大臣の実績なども強調し、街頭を続ける。

 希望結党メンバーとして存在感をアピールする松原は、安倍政権の経済政策などを批判。従来の支持層に保守票や無党派層を上乗せしたい。

 香西は安倍政権批判を全面に打ちだし、共産票に上乗せしたいところ。剣法改正反対などを訴えて立憲民主などリベラル支持層への浸透を図る。

■4区

 平が連続当選の強みを生かして優位に進める中、青山らが追う展開。

 5期目を目指す平は、アベノミクスによる経済成長を訴える。自民支持層に加えて幅広く支持を得ていきたい。

 青山は、憲法改正反対などを訴えて、共産支持層に加えて、リベラル支持層を幅広く取り込みたい。

 井戸は介護保険見直しなど、社会保障制度充実を訴えて政権批判の受け皿になりたいところ。

 難波は子宮頸がんの克服体験から、がん予防、健康教育などの重要性を訴えて、知名度向上をはかる。

■5区

 手塚と若宮の対決の構図を福田が追いかける。

 リベラル層の結集を訴える手塚は、小中学校の給食無償化や学費減免などを訴えて子育て世代取り込みを狙う。共産からの支持も受けている。

 若宮は、防衛副大臣の実績をアピール。安全保障対策の重要性を強調して、自民支持層を票固め。公明支持層も浸透しており、後半に向けて票を伸ばしたい。

 自民を飛び出し、希望の結党メンバーとなった福田は神奈川8区から国替えしての挑戦。小池氏や「都民」都議の支援で知名度向上を目指す。

4564チバQ:2017/10/18(水) 20:24:27
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180077-n1.html
2017.10.18 13:55
【衆院選】
情勢分析(2)東京7区…知名度高い長妻氏リード 8区は石原氏が手堅く
6区

 リードする越智を落合が追いかける。

 内閣府副大臣で4期目を狙う越智は、支援組織をくまなく回る地道な選挙戦。公明支持層も手堅くまとめ、デフレ脱却と成長戦略の推進を訴える。

 落合は選挙区での初当選が悲願。「都民ファーストの会」を離党した音喜多駿都議の後押しも受け、政権批判票の受け皿として無党派層からの得票を狙う。

 植松は、参院議員や香川県三木町で副町長を務めた実績を強調。待機児童解消などを公約に掲げるが、先行する2人の後塵(こうじん)を拝している。

 7区

 高い知名度で一歩抜け出した長妻を松本が追う。複雑な区割り変更への対応もカギになりそう。

 民主党政権時代に厚生労働相を務めた長妻は7期目に向けて広範な支持を受ける。共産支持層も含めた政権批判票の受け皿になっている。

 地元区議らによる組織戦を展開する松本は、地域の開発や雇用確保などを訴える。自民支持層をまとめており、公明の支援で票の上積みを狙う。

 「都民」代表、荒木千陽都議の父の荒木は熊本県議を辞して挑戦。「都民」支援で知名度向上を目指す。

8区

 先行する石原を吉田と木内が追う。

 経済再生相や環境相などの閣僚経験がある石原は、高い知名度で手堅い選挙戦。自民に加えて公明の支援を受け、手厚い体制で10期目を狙う。

 吉田は、待機児童解消や教育費無償化など、子供に重点を置いた政策を訴える。リベラル層をとりまとめ、共産支持層への浸透も図る。

 9区から移った木内は、希望支持層を固めつつあるが、保守票や無党派の支持を得るまではいたっていない。財政再建などを訴えて、支持を広げたい。

 9区

 6期目を目指す菅原が優位に戦いを進める。

 菅原は、組織の引き締めやこまめな選挙区回りで自民に加えて公明票も取り込む手堅い選挙戦。財務副大臣などの実績をアピールし、票を伸ばしたい。

 前練馬区議の高松は、情報公開の徹底などを街頭で訴える。「都民」都議の支援を受けているが、都議選ほどの勢いは出ておらず伸び悩んでいる。

 原は福祉に携わってきた経験から、子供や高齢者に寄り添った政策を強調。消費増税中止なども公約としている。政権批判票の受け皿になりたいところ。

10区

 鈴木隼、鈴木庸、若狭の三つどもえで鈴木隼が一歩リードしている。

 前回、比例単独で当選した鈴木隼は今回、選挙区での議席確保を目指す。地元区議らによる地道な活動で組織固めを進め、自民票をまとめている。

 鈴木庸は、人口減少対策や観光推進を訴える選挙戦。立憲民主支持層に加えて無党派層も取り込み、政権批判の受け皿として訴えを続ける。

 昨年の補選で同選挙区での当選を果たした高い知名度を誇る若狭は苦戦。情報公開の徹底や原発ゼロなどで無党派層に食い込みたい。

4565チバQ:2017/10/18(水) 20:25:41
>>4483
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180057-n1.html
2017.10.18 11:30
【衆院選終盤情勢】
山梨1区…中島克仁氏が中谷真一氏に先行 2区…長崎幸太郎氏を堀内詔子氏が猛追 山梨
 産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った電話世論調査の結果などをもとにまとめた衆院選の状況は、山梨1区で無所属前職が自民前職に先行。2区はともに無所属で自民の追加公認を目指す前職2人が激戦を展開している。ただ投票先を決めていない人も多く、終盤情勢には流動的な面も多い=敬称略。(衆院選挙取材班)

 ■1区 民進党が事実上、合流した新党「希望の党」の公認を得なかった無所属前職、中島克仁が先行する。

 コスタリカ方式で前回は比例代表だった自民前職の中谷真一=公明推薦=も追い上げを図っており、中島陣営は「むしろ相手候補の背中が少し見えてきた状況だ」と引き締める。

 中島は専門の医療など社会保障の拡充を訴えの柱とし、連合山梨、山梨県教職員組合(山教組)の支援を受ける。前参院副議長・輿石東の“お墨付き”をアピール。輿石も「先頭に立つ」と訴える。

 自衛隊出身の中谷は、北朝鮮の脅威で有権者の関心が高まる防衛問題などを訴えの柱とする。17日の臨時選対会議では、幹部が「まだ多くは投票先を未決定だ。浮動票が勝敗を決する」とげきを飛ばした。

 中島は北杜市、中谷は韮崎市といずれも峡北地域が最大の地盤。大票田で“主戦場”となる甲府市周辺の浮動票について、中島陣営は「年齢の若い中谷にどのくらい流れるか」と気をもむ。

 中谷陣営も「伸び悩む甲府と地元・韮崎の上乗せが課題」という。終盤の電話作戦など山教組の「三日選挙」に対し、「それ以上の電話攻勢で対抗する」と一歩も引かない構えだ。

 共産新人、宮内現と幸福実現党新人、西脇愛は伸び悩んでいる。

 ■2区 自民に復党した無所属前職、長崎幸太郎がやや先行。無所属前職、堀内詔子=自民、公明推薦=が猛追する。公示直前に出馬を決めた希望の党新人、井桁亮と立憲民主党新人、小林弘幸はともに出遅れ。共産党新人の大久保が続く。

 長崎は、当初は劣勢だったという甲州市など峡東地域を中心に支持を拡大。堀内も大票田で地盤でもある富士吉田市を中心に、全域で個人演説会などを重ね、支持を訴える。

 長崎は2区で長年、堀内の陣営が影響力を持ってきたとし、自身の勝利が地域の「世直しだ」と訴える。陣営は「復党で待望論が強まっている」と手応えを強調する。

 ただし、連合山梨が小林の推薦を決定。前回は民主党(当時)が候補を立てられず、連合票が長崎に流れたとされるだけに、陣営は影響を懸念する。

 堀内は厚生労働政務官を務めた実績から、子育てや介護などの福祉政策、女性活躍などをアピール。長崎が強いとされる建設業界の票を切り崩そうと、元幹事長の古賀誠や建設族の議員を動員するなど、巻き返しを進める。

 最終盤に向け、長崎陣営は「富士吉田市の浮動票を上積みする」、堀内陣営も「大月市で差を縮め、峡東で支持拡大を図る」と、ともに“敵陣”で集票を目指す。

 ▽山梨1区 (4人)

宮内現35☆党県常任委員共 新 

西脇愛32 宗教法人役員幸 新 

中谷真一41☆元陸上自衛官自(額)前 【公】

中島克仁50 医師   無 前 

 

 ▽山梨2区 (5人)

井桁亮48☆元愛知県議希 新 

長崎幸太郎49 元財務省職員無 前 

大久保令子67 党地区委員長共 新 

堀内詔子51 元厚労政務官無 前 【自】【公】

小林弘幸45☆元八王子市議立 新 

 ※いずれも届け出順、☆は比例と重複

4566チバQ:2017/10/18(水) 20:27:24
>>4484
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180054-n1.html
2017.10.18 11:15
【衆院選終盤情勢】
新潟 自民、3区と5区優勢、3選挙区で競り合い
22日に投開票される衆院選で県内の6選挙区は激戦が続いている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が合同で行った電話世論調査(12〜15日)に支局の取材を加えた終盤情勢の分析では、自民党の候補は3区と5区でリードするものの、2区と4区、6区で民進系の無所属候補と競り合っている。1区は立憲民主党の候補が優勢だ。ただ、誰に投票するか未定の有権者も多く、浮動票の行方次第で情勢が今後変わる可能性がある。(敬称略)

                   ◇

 ◆1区 

 県内で唯一、立民に合流した前職の西村がリードを奪い、選挙区で過去2連敗の雪辱を期す勢いをみせる。民進の支持母体の連合新潟や社民、自由に加え、前回選で2万票余りを得た共産が公認候補の擁立を見送り、支援に回ったのが大きい。前回選で苦戦した新潟市中央区を中心に選挙カーで駆け回っている。

 自民前職の石崎は自民と公明の支持層の多くを固め、後援会を軸に県議や市議らがフル回転で追い上げを図る。野党共闘への危機感は強く、街頭や演説会を増やし、都市部に多い無党派層を取り込む構えだ。

 ◆2区 前回選は102票の僅差で薄氷の勝利を収めた自民の細田と、無所属の鷲尾が再び接戦を演じている。

 細田は政権与党の強みをアピールし、前回選で鷲尾に差をつけられた燕市を中心に票の掘り起こしに注力。地元県議らの組織力も生かし、農林漁業者らに浸透している。

 「背水の陣」を敷く鷲尾は、支援を受ける連合新潟などの組織票に加え、自転車で街路を走る地道な活動で行動力を訴え、無党派層の取り込みを狙う。4区から転じた共産の五十嵐は原発の廃炉を主張するも支持の広がりは限定的だ。

                   ◇

 ◆3区 前回選は選挙区で敗れて比例で復活した自民前職の斎藤が優位に立ち、無所属前職の黒岩が追い上げる展開となっている。

 斎藤は県議を中心に首長や市町村議も加わる組織戦を徹底。街頭演説や企業訪問を重ね、保守層の票固めに力を入れている。自転車で街を走る戦略などで幅広い層の取り込みを狙う。

 黒岩は新発田市を中心に街頭演説や集会に奔走。初めて支援を受ける共産の支持層取り込みが課題だ。野党共闘に加え、ボランティアなどの草の根活動で浸透を図る。無所属新人の三村は支持が広がらない。

4567チバQ:2017/10/18(水) 20:27:43
 ◆4区 3度目の女性対決で一騎打ちとなった無所属前職の菊田と自民前職の金子が互いに譲らない。両陣営とも大物議員や党幹部が応援に続々入るなど、競り合いは県内で最も激しい。

 金子は選挙区内の各地で展開する後援会や市議らの組織力をフル稼働。「金魚鉢」と呼ばれるガラス張りの選挙カーで若年層や女性にアピールしている。

 野党統一候補として臨む菊田は高齢者層の支持に加え、前回選で1万4千票近くを集めた共産の組織票に期待。「原発ゼロ」を掲げ、自公政権批判も強めて無党派層への浸透を狙う。

                   ◇

 ◆5区 知事を3期12年間務めた自民新人の泉田が高い知名度を生かして支持を広げ、元魚沼市長で無所属新人の大平を大きくリードする。

 泉田は県議や長岡市議らが陣営の軸となり、自民支持層を中心に着々と票を固めている。焦点となる原発政策も改善の必要性を訴え、自民からの出馬に理解を求めていく構えだ。

 大平は陣営の前面に自由党参院会長の森裕子が立ち「オール野党」の連携を強調。「原発ゼロ」を掲げ無党派層の支持拡大で追い上げを狙う。幸福新人の笠原は若さをアピールするものの支持は広がりに欠ける。

 ◆6区 前回選で2万票以上の大差をつけ当選した自民前職の高鳥に、野党統一候補として戦う無所属新人の梅谷が迫る健闘をみせている。

 高鳥は外交・安全保障やアベノミクスなど経済政策面で自公政権の実行力と成果を強調し、自民・公明支持層をがっちり固めた。大票田の上越市などでの浸透に今後注力する構えだ。

 梅谷は安全保障関連法の廃止や憲法9条改正反対などを訴え、自公政権を批判。野党共闘で共産の支援を得るとともに、知名度不足で敗れた前回選の教訓を生かした地道な活動も支持拡大につながっている。

                   ◇

 ■「社会保障」に一番関心 電話世論調査

 電話世論調査では、県内の有権者が重視する政策や争点で最も割合が高かったのは「医療・年金など社会保障」で、次いで「景気・経済対策」「消費税率の引き上げ使途」だった。

 「原発などエネルギー政策」は東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働への関心を背景に、全国平均より2倍以上高かった。

 支持政党は、自民は全国平均よりやや高い約4割の支持があった。新党「立憲民主党」の支持は1割ほどにのぼり、都道府県別では北海道、熊本、愛知に次いで4番目に高かった。

 投票行動では「必ず投票する」「投票するつもり」「すでに済ませた」の合計は全国平均より高く、「投票しない」は全国平均とほぼ同じだった。

4568チバQ:2017/10/18(水) 21:51:46
比例重複していない候補
栃木2がお互いに比例復活なしのガチンコ対決なのが面白そう

■自民 落選可能性あるのは西川と竹本くらいかな?
73歳以上)
茨城2区:額賀福志郎
栃木2区:西川公也
東京18:土屋正忠
愛知10:江崎鉄磨
京都1区:伊吹文明
大阪15:竹本直一
和歌山3:二階俊博
島根1区:細田博之
山口3区:河村建夫
福岡8区:麻生太郎
長崎3区:谷川弥一
熊本2区:野田毅
大分2区:衛藤征士郎

辞退)
神奈川11小泉進次郎
三重4区:三ツ矢憲生
山口4区:安倍晋三
熊本3区:坂本哲志
熊本4区:金子恭之
鹿児島1:保岡宏武

■立憲民主
北海道6:佐々木隆博

■希望
静岡5区:細野豪志

■維新
なし

■主な無所属(自民系)
茨城7区:中村喜四郎
埼玉4区:豊田真由子
埼玉11:今野智博
埼玉11:小泉龍司
神奈川4:浅尾慶一郎
山梨2区:長崎幸太郎
山梨2区:堀内詔子
京都5区:中山泰
大阪13:西野弘一
岡山3区:平沼正二郎
岡山3区:阿部俊子
熊本2区:西野太亮
鹿児島2:林健二

■主な無所属(野党系)
北海道8:逢坂誠二
岩手3区:小沢一郎(自由党)
宮城2区:鎌田さゆり
宮城5区:安住淳
福島1区:金子恵美
福島3区:玄葉光一郎 共
栃木1区:渡辺典喜 共
栃木2区:福田昭夫
千葉4区:野田佳彦 共
神奈川3:伊藤久美子 共
神奈川8:江田憲司 共
山梨1区:中島克仁 共
新潟2区:鷲尾英一郎 共
新潟3区:黒岩宇洋
新潟4区:菊田真紀子
新潟5区:大平悦子
新潟6区:梅谷守
長野1区:篠原孝
岐阜1区:吉田里江
静岡3区:小山展弘
三重1区:松田直久
三重2区:中川正春
三重3区:岡田克也 共
愛知7区:山尾志桜里
愛知8区:伴野豊 共
愛知12:重徳和彦 共
滋賀1区:嘉田由紀子
京都2区:前原誠司 共
京都5区:鈴木麻理子 共 (自由党)
大阪11:平野博文
兵庫2区:船川治郎 共
兵庫4区:佐藤泰樹 共
広島3区:塩村文夏
広島4区:恵飛須圭二
高知2区:広田一
福岡6区:新井富美子 共
佐賀1区:原口一博
沖縄3区:玉城デニー (自由党)
沖縄4区:仲里利信 (オール沖縄)

■共産、公明、社民は省略

4569チバQ:2017/10/18(水) 21:53:51
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101801259&amp;g=pol
連合、誤算続き=希望失速、対応に苦慮【17衆院選】



連合東京の定期大会で握手する小池百合子東京都知事(左)と神津里季生会長=18日午後、東京都荒川区
 民進党最大の支持団体だった連合が衆院選後の対応に苦慮しそうだ。報道各社の情勢調査で希望の党の伸び悩みが伝えられており、当初のもくろみ通り衆院選後に「希望支持」でまとまる状況ではないからだ。連合内には選挙後の野党再編の行方を見極めるべきだとの声も出ている。
民進に再結集論=衆院選後に党代表選も-参院幹部

 「連合東京の推薦候補に関しては、(希望と)力合わせする関係になれなかった」。連合の神津里季生会長は18日、連合東京の大会で力なくあいさつした。遅れてきた希望の小池百合子代表(東京都知事)も衆院選には触れずじまいで、「当初の想定」が狂ったことを露呈した。
 民進党の希望への合流をめぐり、当初、前原誠司民進党代表の決断に賛同した神津氏は、希望への支持で衆院選後も組織内をまとめる考えだったという。ただ、民進党は希望と立憲民主党、無所属に分裂して衆院選を戦うこととなり、当てが外れた。しかも、情勢調査によると、希望が苦戦する一方で、立憲民主党が政権批判票の受け皿となっている。
 連合幹部は「選挙結果次第で希望が分裂する可能性もある。民進党に残った参院議員の扱いも含めて話し合わなければならない」と指摘。小池、前原両氏と合流を進めた神津氏に対し、参院民進党内には「当事者責任がある」として、神津氏の責任に言及する声もある。
 民進党の事実上の解党を受け、連合は5日の臨時中央執行委員会で、衆院選は民進出身者らを個別支援し、支持政党については衆院選後に先送りした。連合は、民間労組中心の旧同盟系が主導権を握ってきた。立憲民主党が躍進した場合、同党を支援した官公労系を主体とする「旧総評系の発言力が連合内で増す」との見方もある。(2017/10/18-20:32) 関連ニュース

4570チバQ:2017/10/18(水) 21:54:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101801257&amp;g=pol
小池氏側近に総攻撃=東京10区、安倍首相も投入-自民【17衆院選】

 衆院選投開票が22日に迫る中、自民党が東京10区に閣僚や党幹部を次々と送り込んでいる。同区は、希望の党の小池百合子代表が東京都知事転身まで地盤とし、側近の若狭勝氏が引き継いだ「牙城」。選挙後をにらみ、小池氏の影響力をできるだけそぐ狙いもあるとみられる。
 「当選したいがために看板を変える人を信用できるか」。安倍晋三首相は18日、東京10区の中心街のJR池袋駅前で、若狭氏や希望に流れた民進党出身者をこう批判した。
 公示日には小泉進次郎筆頭副幹事長が入り、自民前職鈴木隼人氏を応援。その後も菅義偉官房長官や小野寺五典防衛相、竹下亘総務会長、岸田文雄政調会長らが足を運んだ。選挙戦最終日の21日に再び小泉氏を投入する案もある。
 昨年7月の都知事選で若狭氏は自民党に所属しながら党方針に反して小池氏を支援。その後離党し、希望結党に動いた。自民党内では若狭氏に対する憎しみが強く、党幹部は「完膚なきまでにやる」と話す。
 若狭氏は18日朝、JR大塚駅前で「自民党が大勝ちすれば、説明責任後ろ向き、情報公開消極的な政治が行われる」と声を張り上げたが、自民党の「総攻撃」に押され気味だ。
 東京10区には、いずれも新人の立憲民主党の鈴木庸介氏、共産党の岸良信氏、諸派の吉井利光氏、無所属の小山徹氏も出馬している。(2017/10/18-20:31) 関連ニュース

4571チバQ:2017/10/18(水) 21:57:54
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180142-n1.html
2017.10.18 19:21
【衆院選終盤情勢・静岡】
5区、希望細野は安定
▽1区 (4人)
 上川陽子64☆ 法相     自(岸)前 【公】
 青山雅幸55☆ 弁護士    立 新 【社】
 小池政就43☆ 元日大准教授 希 元 
 鈴木千佳46  党県常任委員 共 新
▽2区 (3人)
 井林辰憲41☆ 元環境政務官 自(麻)前 【公】
 松尾勉33☆ 元議員秘書  希 新 
 四ツ谷恵65  党地区副委長 共 新 
▽3区 (3人)
 鈴木望68☆ 元磐田市長  希 元 
 宮沢博行42☆ 元防衛政務官 自(細)前 【公】
 小山展弘41  元農中金職員 無 前 
▽4区 (3人)
 松原聡55  党県常任委員 共 新 
 田中健40☆ 元都議    希 新 
 望月義夫70☆ 元環境相   自(岸)前 【公】
▽5区 (3人)
 吉川赳35☆ 会社顧問   自 元 【公】
 井口昌彦63  党地区副委長 共 新 
 細野豪志46  元環境相   希 前 
▽6区 (3人)
 内田豊63  元大仁町議  共 新 
 勝俣孝明41☆ 元銀行員   自(二)前 【公】
 渡辺周55☆ 元防衛副大臣 希 前
▽7区 (4人)
 城内実52☆ 元外務副大臣 自 前 【公】
 日吉雄太49☆ 公認会計士  立 新 
 野沢正司68  党地区役員  共 新 
 福村隆54☆ 元会社社長  希 新 
▽8区 (3人)
 源馬謙太郎44☆ 元県議    希 新 
 塩谷立67☆ 党選対委員長 自(細)前 【公】
 嶋田初江69  元浜松市議  共 新  
(届け出順)
☆は比例代表との重複立候補者
 自民が1、2、3、4、7、8の6選挙区で先行している。

 1区は、自民上川が組織票を手堅く固めた。立民青山は追い上げを図る。希望小池は序盤の勢いがなく、共産鈴木も苦しい。

 2区は自民井林が幅広い支持を集めている。3区は非自民が割れたことで自民宮沢が優位に立ち、無所属で民進県連と連合静岡の支援を受ける小山が追う。希望鈴木は伸び悩んでいる。

 4区は8選に挑む自民望月、5区は希望創設メンバーの細野が安定した戦いぶり。6区は、民進から希望に移った渡辺と自民勝俣が接戦。勝俣は過去2度渡辺に敗れた雪辱を期し、筆頭副幹事長の小泉進次郎ら与党幹部の応援を受けるなど猛烈に追い上げている。

 7区は自民城内が希望福村、立民日吉、共産野沢を引き離している。8区は自民塩谷が先行し、希望源馬が追う。(敬称略)

4572チバQ:2017/10/18(水) 21:58:52
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180138-n1.html
2017.10.18 19:20
【衆院選終盤情勢・岐阜】
自民、急遽出馬の4区金子もリード
▽1区 (4人)
 野原典子60  医療法人役員 幸 新
 吉田里江51  元議員秘書  無 新
 野田聖子57☆ 総務相    自 前 【公】
 服部泰輔36  医師     無 新

▽2区 (2人)
 森桜房義60  党地区委員長 共 新
 棚橋泰文54☆ 元科学技術相 自(麻)前 【公】

▽3区 (3人)
 武藤容治62☆ 経産副大臣  自(麻)前 【公】
 井上諭50  党県常任委員 共 新
 阪口直人54☆ 元議員秘書  希 元

▽4区 (3人)
 今井雅人55☆ 元民進県代表 希 前
 籠山恵美子63  元飛騨市議  共 新
 金子俊平39☆ 元議員秘書  自 新 【公】

▽5区 (3人)
 阿知波吉信54☆ 元総務省職員 希 元
 小関祥子64  元土岐市議  共 新
 古屋圭司64☆ 元拉致相   自 前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 過去2回全区を制した自民が今回も全区で優位な展開。希望や共産は態勢が整わず、勢いは見られない。

 4人が争う1区は自民野田が幅広く支持を集める。希望の公認が得られなかった民進離党組の無所属吉田は民進県連や連合岐阜などに加え、公示直前に候補者を取り下げた共産からも支援を受けるが伸び悩む。

 4区は、公示直前に出馬が決まった自民金子が知名度不足に不安を抱えながらも、引退した父の一義から引き継いだ強固な後援会に支えられリード。初の選挙区議席を狙う希望今井は、共産が籠山を立てたことから現政権批判層が分散して苦戦している。

 2区は棚橋、3区は武藤、5区は古屋の自民前職が抜け出している。(敬称略)

4573チバQ:2017/10/18(水) 21:59:34
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180134-n1.html
2017.10.18 19:11
【衆院選終盤情勢・三重】
2区、無所属中川と自民川崎の元閣僚対決は接戦
▽1区 (2人)
 松田直久63  元津市長     無 前
 田村憲久52☆ 元厚生労働相自(破) 前 【公】

▽2区 (2人)
 中川正春67  元防災相    無 前
 川崎二郎69☆ 元厚生労働相自 前 【公】

▽3区 (4人)
 坂本麻貴33  HS政経塾生  幸 新
 岡田克也64  元民進代表   無 前
 野村真弘61  党地区委員   共 新
 島田佳和47☆ 元音楽会社員  自 前 【公】

▽4区 (3人)
 三ツ矢憲生66  元外務副大臣  自(岸)前 【公】
 谷中三好57  党県常任委員  共 新
 藤田大助41☆ 元会社役員   希 元 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 選挙区が5から4に減った。

 元閣僚同士が初対決する2区は、無所属中川と自民川崎が激しく競り合う。旧2区の中川は連合三重の支援を受け、自身の新エリアの伊賀地方での知名度不足解消に懸命。旧1区の川崎も鈴鹿市など新しい区域での浸透を図ろうと、自身の中選挙区制時代の組織を再結成した。

 1区は自民田村が組織戦で優位に立ちリード。追う無所属松田は、自身の新区域の松阪市での浸透のため街宣に力を入れる。

 3区は無所属岡田が保守層の支持も取り込んで安定した戦い。4区は自民三ツ矢が保守層をまとめて先行し、希望藤田は都市部での票の上積みに懸命だ。(敬称略)

4574チバQ:2017/10/18(水) 22:01:43
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180140-n1.html

2017.10.18 19:19
【衆院選終盤情勢・愛知】
自民優位は10区江崎など8選挙区
▽1区 (3人)
 吉田統彦42☆ 医師     立 元
 佐藤夕子54☆ 元県議    希 元
 熊田裕通53☆ 元防衛政務官 自 前 【公】

▽2区 (3人)
 古川元久51☆ 元国家戦略相 希 前
 田畑毅45☆ 元日本銀行員 自(二)前 【公】
 酒井健太朗31  党地区役員  共 新

▽3区 (3人)
 近藤昭一59☆ 元民進副代表 立 前
 余語冴耶香39☆ 元名古屋市議 希 新
 池田佳隆51☆ 元JC会頭  自(細)前 【公】

▽4区 (3人)
 西田敏子63  元製鉄会社員 共 新
 牧義夫59☆ 元厚労副大臣 希 前
 工藤彰三52☆ 元名古屋市議 自(麻)前 【公】

▽5区 (3人)
 野々部尚昭47☆ 元稲沢市議  希 新
 赤松広隆69☆ 元衆院副議長 立 前
 神田憲次54☆ 税理士    自(細)前

▽6区 (4人)
 森本和義51☆ 元議員秘書  希 元
 丹羽秀樹44☆ 文科副大臣  自(麻)前 【公】
 平山良平69☆ 元中学教諭  社 新
 田上光徳66  党地区副委長 共 新

▽7区 (2人)
 山尾志桜里43  元検事    無 前
 鈴木淳司59☆ 元経産副大臣 自(細)前 【公】

▽8区 (3人)
 長友忠弘58  党地区委員長 共 新
 伴野豊56  元国交副大臣 無 前
 伊藤忠彦53☆ 環境副大臣  自(二)前 【公】

▽9区 (3人)
 長坂康正60☆ 内閣政務官  自(麻)前 【公】
 渡辺裕37  党地区副委長 共 新
 岡本充功46☆ 元厚労政務官 希 前

▽10区 (4人)
 杉本和巳57☆ 元銀行員   維 元
 板倉正文59  元一宮市議  共 新
 江崎鉄磨74  沖縄北方相  自(二)前 【公】
 安井美沙子52☆ 元参院議員  希 新

▽11区 (3人)
 本多信弘41  党職員    共 新
 古本伸一郎52☆ 元財務政務官 希 前
 八木哲也70☆ 元豊田市議  自(破)前 【公】

▽12区 (3人)
 重徳和彦46  元総務省職員 無 前
 宮地勲63  党地区委員  共 新
 青山周平40☆ 元幼稚園長  自(細)前 【公】

▽13区 (3人)
 大西健介46☆ 元議員秘書  希 前
 大見正59☆ 元県議    自(麻)前
 下島良一71  元碧南市議  共 新

▽14区 (3人)
 金原信之57  党地区役員  共 新
 今枝宗一郎33☆ 財務政務官  自(麻)前 【公】
 田中克典43☆ 元議員秘書  希 新

▽15区 (3人)
 根本幸典52☆ 元国交政務官 自(細)前 【公】
 関健一郎39☆ 元NHK記者 希 新
 野沢康幸29  党地区委員  共 新

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 15選挙区のうち自民が優位に立つのは8選挙区。民進から分かれた希望は4選挙区、立民は2選挙区でリードし、民進系無所属も1選挙区で先行している。
 1区は自民熊田が自公支持層に浸透し先行。名古屋市長の河村たかしが率いる地域政党「減税日本」副代表の希望佐藤と、希望の公認に漏れ共産、社民の支援を得た立民吉田が追う。

 10区は自民江崎が優位に立ち、競合する希望安井、維新杉本が追う。7区は選挙区議席奪還を目指す自民鈴木がリードし、既婚男性との不倫疑惑で民進を離党した無所属山尾が知名度を武器に追いかける。

 自民はこのほか、4区工藤、6区丹羽、8区伊藤、14区今枝、15区根本もそれぞれ先行している。

 希望が優位なのは2区の古川、9区の岡本、11区の古本、13区の大西。8選を目指す古川、トヨタ系労組の支援を受ける古本は安定している。立民は3区近藤、5区赤松が優位。12区の無所属重徳も、希望支持層などに浸透して自民青山らをリードしている。(敬称略)

4575チバQ:2017/10/18(水) 22:02:28
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180132-n1.html
2017.10.18 19:10
【衆院選終盤情勢・滋賀】
1区、無所属嘉田伸び悩む
▽1区 (3人)
 小坂淑子77☆ 元県教組役員 社 新 【共】
 大岡敏孝45☆ 元財務政務官 自(二)前 【公】
 嘉田由紀子67  元知事    無 新

▽2区 (4人)
 田島一成55☆ 元環境副大臣 希 前
 上野賢一郎52☆ 財務副大臣  自(石)前 【公】
 荒川雅司42  宗教法人職員 幸 新
 対月慈照64  元高校教諭  無 新 【共】

▽3区 (3人)
 小川泰江54☆ 元守山市議  希 新
 石堂淳士43  党地区委員長 共 新
 武村展英45☆ 元内閣政務官 自 前 【公】

▽4区 (3人)
 西沢耕一39  党県委員  共 新
 小寺裕雄57☆ 元県議   自 新 【公】
 徳永久志54☆ 元参院議員 希 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 前回同様、全4選挙区で自民が勝利する可能性が出ている。

 1区は、3選を目指す自民大岡が実績をアピールしてリードを広げつつある。衆院副議長を務めた民進前職の後継として出馬した無所属嘉田は、ミニ集会に多くの有権者が集まるなど元知事としての人気は健在だが、支持は伸び悩んでおり巻き返しを狙う。

 2区は自民上野を希望田島が追う。3区は自民武村が安定した戦いで希望小川を引き離している。4区は自民小寺と希望徳永が競り合うが、小寺が抜け出たようだ。(敬称略)

4576チバQ:2017/10/18(水) 22:03:50
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180144-n1.html
2017.10.18 19:22
【衆院選終盤情勢・京都】
2区、無所属前原が安定
▽1区 (3人)
 伊吹文明79  元衆院議長  自(二)前 【公】
 穀田恵二70☆ 党国対委員長 共 前
 嶋村聖子40☆ アナウンサー 希 新

▽2区 (3人)
 地坂拓晃44☆ 党府常任委員 共 新
 繁本護44☆ 元国交省職員 自 新 【公】
 前原誠司55  民進代表   無 前

▽3区 (5人)
 泉健太43☆ 元内閣政務官 希 前
 金森亨61  党府書記長  共 新
 森夏枝36☆ 元党職員   維 新
 木村弥生52☆ 看護師    自 前 【公】
 小田切新一郎71 元大学職員  無 新

▽4区 (4人)
 吉田幸一43  党府委員   共 新
 北神圭朗50☆ 元首相補佐官 希 前
 縁田有紀27  保育士    幸 新
 田中英之47☆ 元京都市議  自 前 【公】

▽5区 (5人)
 井上一徳55☆ 元防衛省職員 希 新
 中山泰57  元京丹後市長 無 新
 山内健49  党地区委員長 共 新
 鈴木麻理子33  元会社役員  無 新
 本田太郎43☆ 元府議    自 新 【公】

▽6区 (3人)
 山井和則55☆ 元厚労政務官 希 前
 上條亮一31  党府委員   共 新
 安藤裕52☆ 税理士    自(麻)前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民伊吹が商工団体など強い組織力と知名度でリード。共産穀田は共産支持層の大半を固め、無党派層への浸透を図る。2区は、無所属前原が優位な戦いで自民繁本を引き離す。前原は自民支持層の一部にも手を伸ばす。

 3区は、希望泉が自民木村との競り合いから抜け出た。泉は立民支持層の取り込みも進め、木村は保守層の地盤固めを急ぐ。維新森は維新支持層の票固めが課題。4区は、自民田中が京都市議時代の人脈を生かし、自民、公明支持層に広く浸透して優位な展開。追う希望北神は希望支持層の大半をまとめ、支持拡大で巻き返しを狙う。

 5区は前幹事長の谷垣禎一の後継、自民本田がリードし、共産山内、無所属中山、希望井上が追う。6区は、自民安藤と希望山井が接戦も、終盤にきて安藤がやや優位に。山井は労組や立民支持層の支持固めに懸命だ。(敬称略)

4577チバQ:2017/10/18(水) 22:06:26
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180129-n1.html
2017.10.18 18:54
【衆院選終盤情勢・大阪】
自民優位、てこずる維新 
▽1区 (5人)
 井上英孝45☆ 党組織局長  維 前
 大西宏幸50☆ 元大阪市議  自(岸)前 【公】
 小泉修平70  会社役員   諸 新
 村上賀厚58☆ 会社役員   立 新
 柴山昇63  党地区委員長 共 新

▽2区 (3人)
 尾辻かな子42☆ 元参院議員  立 新
 椎木保51☆ 元鹿嶋市職員 維 前
 左藤章66☆ 元防衛副大臣 自(岸)前 【公】

▽3区 (3人)
 渡部結36☆ 党府常任委員 共 新
 佐藤茂樹58  元厚労副大臣 公 前 【自】
 中条栄太郎48  会社役員   無 新

▽4区 (3人)
 中山泰秀47☆ 元外務副大臣 自(細)前 【公】
 清水忠史49☆ 党准中央委員 共 前
 美延映夫56☆ 元大阪市議  維 新

▽5区 (4人)
 数森圭吾38  元商社員  幸 新
 国重徹42  弁護士   公 前 【自】
 長尾秀樹65☆ 元大阪市議 立 新
 北山良三65  元大阪市議 共 新

▽6区 (2人)
 村上史好65☆ 元大阪市議  立 元
 伊佐進一42  元文科省職員 公 前 【自】

▽7区 (3人)
 奥下剛光42☆  元市長秘書 維 新
 渡嘉敷奈緒美55☆ 環境副大臣 自(額)前 【公】
 村口久美子45   党地区委員 共 新

▽8区 (4人)
 松井博史49☆ 元議員秘書  立 新
 大塚高司53☆ 元国交政務官 自(額)前 【公】
 木下智彦48☆ 元商社員   維 前
 新居真57  元豊中市議  共 新

▽9区 (3人)
 服部良一67☆ 党府代表   社 元 【立】
 足立康史52☆ 元経産省職員 維 前
 原田憲治69☆ 元総務副大臣 自(額)前 【公】

▽10区 (3人)
 辻元清美57☆ 党政調会長  立 前
 大隈和英48☆ 医師     自(麻)前 【公】
 松浪健太46☆ 元内閣政務官 維 前

▽11区 (3人)
 平野博文68  元官房長官  無 前
 伊東信久53☆ 党国際局長  維 前
 佐藤ゆかり56☆ 元経産政務官 自(二)前 【公】

▽12区 (3人)
 藤田文武36☆ 会社役員   維 新
 松尾正利58  党地区委員長 共 新
 北川知克65☆ 元環境副大臣 自(麻)前

4578チバQ:2017/10/18(水) 22:06:38

▽13区 (5人)
 西野弘一48  元府議    無 元
 宗清皇一47☆ 元府議    自(細)前 【公】
 長岡嘉一48  元東大阪市議 共 新
 青野剛暁43☆ 元府議    維 新
 姜英紀45☆ 元NHK職員 立 新

▽14区 (3人)
 小松久60  元府議    共 新
 谷畑孝70☆ 元厚労副大臣 維 前
 長尾敬54☆ 元生保社員  自(細)前

▽15区 (3人)
 竹本直一76  元財務副大臣 自(岸)前 【公】
 為仁史68  党地区委員  共 新
 浦野靖人44☆ 元府議    維 前

▽16区 (2人)
 森山浩行46☆ 元府議  立 元
 北側一雄64  党副代表 公 前 【自】

▽17区 (3人)
 岡下昌平42☆ 元府議   自(二)前 【公】
 馬場伸幸52☆ 党幹事長  維 前
 藤本幸子42  党地区役員 共 新

▽18区 (3人)
 遠藤敬49☆ 党国対委員長 維 前
 矢野忠重67  党地区副委長 共 新
 神谷昇68☆ 元泉大津市長 自(二)前 【公】

▽19区 (3人)
 谷川とむ41☆ 元議員秘書  自(細)前 【公】
 丸山穂高33☆ 元経産省職員 維 前
 北村みき51  元中学教諭  共 新

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者
 全19選挙区中、15選挙区に擁立した自民が大半で優位に立ち、希望との連携で東京と大阪ですみ分けた維新がてこずる展開に。自民は中でも7区渡嘉敷、8区大塚、12区北川が他候補を引き離す。維新は最終盤での強さに定評があるだけに接戦区を重点的にてこ入れし議席死守を図る構え。公明は自民とすみ分け、維新も候補を立てていない3区佐藤、5区国重、6区伊佐、16区北側が危なげない戦いをしている。

 1区は自民大西と維新井上が競り合う。2区は自民左藤が優位を保ち、維新椎木が追う展開。4区は自民中山が先行し、維新美延が続く。9区は自民原田が維新足立をリードしている。

 前職3人の争いで各党幹部が応援に入った10区は、立民辻元が地盤を固めて抜け出ており、自民大隈、維新松浪が猛追する。11区は自民佐藤がややリードするも接戦で、維新伊東と民進府連代表の無所属平野が追う展開。13区は自民宗清が維新青野らを引き離しつつある。14区は維新谷畑が優勢で自民長尾が追う。

 15区は自民竹本と維新浦野が激しく競り合う。17区も自民岡下と党幹事長として地元を離れる機会が多い維新馬場が激戦。18区は先行する維新遠藤を自民神谷が追い、19区は自民谷川と維新丸山が横一線だ。

 辻元を除く立民、共産、社民は苦しい。(敬称略)

4579チバQ:2017/10/18(水) 22:08:26
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180127-n1.html
2017.10.18 18:51
【衆院選終盤情勢・兵庫】
小池の旧地盤、6区で希望は苦戦
▽1区 (4人)
 力重智之39  党県常任委員 共 新
 梅村聡42☆ 元参院議員  維 新
 盛山正仁63☆ 元法務副大臣 自(岸)前 【公】
 井坂信彦43☆ 元神戸市議  希 前

▽2区 (3人)
 船川治郎50  飲食会社役員 無 新
 赤羽一嘉59  元経産副大臣 公 前 【自】
 平松順子68☆ 党県常任委員 共 新

▽3区 (4人)
 冨士谷香恵子65 党地区委員  共 新
 松木秀一郎33☆ 元証券会社員 維 新
 関芳弘52☆ 元環境副大臣 自(細)前 【公】
 横畑和幸45☆ 元神戸市議  希 新

▽4区 (4人)
 藤井比早之46☆ 元国交政務官 自 前 【公】
 佐藤泰樹46  元商社員   無 新
 野口威光43☆ 元議員秘書  希 新
 大椙鉄夫69  党地区委員長 共 新

▽5区 (3人)
 西中孝男68  元三田市議  共 新
 梶原康弘61☆ 元農水政務官 希 元
 谷公一65☆ 元復興副大臣 自(二)前 【公】

▽6区 (4人)
 幾村奈応子37☆ 元議員秘書  希 新
 桜井周47☆ 元伊丹市議  立 新
 市村浩一郎53☆ 元国交政務官 維 元
 大串正樹51☆ 経産政務官  自 前 【公】

▽7区 (4人)
 上田幸子69  元西宮市議  共 新
 畠中光成45☆ 元生保社員  希 元
 三木圭恵51☆ 元三田市議  維 元
 山田賢司51☆ 元信託銀行員 自(麻)前 【公】

▽8区 (2人)
 堀内照文44☆ 党准中央委員 共 前
 中野洋昌39  元国交省職員 公 前 【自】

▽9区 (3人)
 西村康稔55☆ 官房副長官  自(細)前 【公】
 菊地憲之61  新社会県役員 無 新 【共】【社】
 川戸康嗣42☆ 会社役員   希 新

▽10区 (3人)
 渡海紀三朗69☆ 元文部科学相 自 前 【公】
 金田峰生52  元県議    共 新
 柘植厚人45☆ 会社役員   希 新

▽11区 (3人)
 長安豊49☆ 元国交副大臣 希 元
 松本剛明58☆ 元外相    自 前 【公】
 稲村知57  党地区委員  共 新

▽12区 (3人)
 池畑浩太朗43☆ 元県議    希 新
 山口壮63☆ 元外務副大臣 自(二)前 【公】
 堀譲67  元たつの市議 共 新

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 全12選挙区で自民と公明の前職が優位な戦い。希望は自民と同じ10選挙区に擁立したが、いずれも苦戦し、4人が出馬した維新も勢いを欠いている。

 1区は自民盛山が先行し、希望井坂が追う。2区は公明赤羽が盤石な組織戦。3区は自民関が無党派層にも食い込み、希望横畑らをリードする。4区は自民藤井が北播磨をくまなく回って保守票をまとめた。

 5区は自民谷が地元但馬を中心に支持層を固めた。6区は、自民大串が幅広い年代から支持を集めて優位に立ち、立民桜井や維新市村が懸命に追う。希望代表の小池百合子のかつての地盤で、自身も応援に入ったが希望幾村は出遅れが響き苦しい展開だ。

 7区は自民山田が先行する。公明と共産の前職同士の対決となった8区は、公明中野が組織票を固めて盤石。9区は自民西村、10区は自民渡海がそれぞれ安定した戦い。11区は自民松本が大阪から国替えした希望長安らを引き離す。12区は前回無所属の自民山口が支持を広げている。(敬称略)

4580チバQ:2017/10/18(水) 22:09:49
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180136-n1.html
2017.10.18 18:28
【衆院選終盤情勢・奈良】
1区、自民小林と希望馬淵が激戦

▽1区 (4人)
 井上良子53☆ 党県常任委員 共 新
 小林茂樹53☆ 元県議    自 元
 吉野忠男58☆ 大経大教授  維 新
 馬淵澄夫57☆ 元国土交通相 希 前

▽2区 (3人)
 松本昌之34☆ 弁護士  希 新
 霜鳥純一56  党県委員 共 新
 高市早苗56☆ 前総務相 自 前 【公】

▽3区 (3人)
 田野瀬太道43☆ 元文科政務官 自(石)前 【公】
 所進38  病院職員   共 新
 前川清成54☆ 元内閣副大臣 希 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民小林と6選を目指す希望馬淵が激しく競り合っている。小林は自民、公明の支持層を中心に組織固めを図り、馬淵は希望支持層のほか無党派層にも広く浸透。区割り変更で1区に加わった生駒市での支持が勝負の分かれ目か。

 2区は、前総務相の自民高市が抜群の知名度で優位に立ち、追う希望松本を引き離している。3区も、自民田野瀬が支持層を着実に固め、安定した戦い。希望前川は橿原市など都市部での支持拡大を目指すが、広がりに欠ける。1区の維新と、全3選挙区に擁立した共産は厳しい戦い。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180123-n1.html
2017.10.18 18:25
【衆院選終盤情勢・和歌山】
1区の3度目対決は希望岸本を自民門が追う
▽1区 (3人)
 原矢寸久66☆ 党県副委員長 共 新
 岸本周平61☆ 元経産政務官 希 前
 門博文52☆ 元会社役員  自(二)前 【公】

▽2区 (4人)
 下村雅洋62  党県常任委員 共 新
 栄隆則53☆ 党県常任幹事 維 新
 石田真敏65☆ 元財務副大臣 自 前 【公】
 坂田隆徳38☆ 元議員秘書  希 新

▽3区 (2人)
 楠本文郎63  元御坊市議 共 新
 二階俊博78  党幹事長  自(二)前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、希望岸本が過去2回の衆院選でも接戦を演じた自民門をリードする。選挙戦直前に希望の公認を得た岸本は、党よりも個人を前面に出した活動を展開し、無党派層へも浸透。門は企業・団体を精力的に回るほか、個人演説会も連日こなし、自民、公明支持層を着実に固めて巻き返しを狙う。

 2区は、自民石田が支持層を手堅くまとめ、7選に向けて優位な戦い。共産下村、希望坂田、維新栄は無党派層の掘り起こしに力を注ぐ。3区は自民二階が盤石の戦いで、共産楠本を圧倒している。(敬称略)

4581チバQ:2017/10/18(水) 22:11:46
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180083-n1.html
2017.10.18 15:48
【衆院選終盤情勢・鳥取】
1区は自民・石破盤石、2区赤沢も
▽1区 (2人)
 塚田成幸53  党地区委員長 共 新
 石破茂60☆ 元党幹事長  自(破)前 【公】

▽2区 (3人)
 福住英行41  党県常任委員 共 新
 湯原俊二54☆ 元県議    希 元
 赤沢亮正56☆ 元内閣副大臣 自(破)前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は自民石破が盤石の構え。抜群の知名度や強固な地盤は揺るぎなく、共産塚田を大きく引き離す。2区も自民赤沢が安定した戦い。希望湯原は民進支持層をまとめ、保守層を切り崩したいところ。共産福住は現政権に批判的な無党派層の取り込みで集票を図る。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180119-n1.html
2017.10.18 18:13
【衆院選終盤情勢・島根】
自民細田、竹下は安定した戦い
▽1区 (2人)
 細田博之73  前党総務会長 自(細)前 【公】
 亀井亜紀子52☆ 元参院議員  立 新 【社】

▽2区 (3人)
 福原宗男70☆ 党県代表   社 新
 竹下亘70☆ 党総務会長  自(額)前 【公】
 向瀬慎一46  党地区委員長 共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民細田が安定した戦い。立民亀井は民進県連や連合、社民に加え、候補擁立を見送った共産の支援を受けて懸命に追い上げるも苦戦している。2区は、自民竹下が大きくリード。共産向瀬や社民福原は新たな支持の広がりがみられない。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180109-n1.html
2017.10.18 17:04
【衆院選終盤情勢・山口】
自民、独占の勢い
▽1区 (4人)
 五島博61  党地区委員長 共 新
 高村正大46☆ 元外相秘書官 自 新 【公】
 大内一也44☆ 元鎌ケ谷市議 希 新
 河井美和子55  党県代表   幸 新

▽2区 (2人)
 松田一志60  党県委員   共 新
 岸信夫58☆ 元外務副大臣 自(細)前 【公】

▽3区 (2人)
 河村建夫74  元官房長官 自(二)前 【公】
 坂本史子62☆ 元目黒区議 立 新 【社】

▽4区 (5人)
 安倍晋三63  首相     自 前 【公】
 藤田時雄63☆ 元会社役員  希 新
 西岡広伸54  党県委員   共 新
 黒川敦彦39  政治団体代表 無 新
 郡昭浩56  元塾講師   無 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 自民が全4選挙区を独占する勢いだ。

 1区は自民高村が、引退した父で党副総裁、正彦の地盤を受け継ぎ、知名度も上がり、安定した戦い。希望大内らは苦戦。2区は自民岸が大票田の岩国市を中心に個人演説会などで支持を広げて盤石。3区は自民河村が立民坂本を引き離す。河村の地元入りは出陣式と決起大会のみだが長男が選挙区内をくまなく回る。

 4区は首相の自民安倍が他候補を圧倒。本人の地元入りは実現しないが、妻の昭恵が連日の個人演説会で支持を訴えている。(敬称略)

4582チバQ:2017/10/18(水) 22:12:43
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180117-n1.html
2017.10.18 18:11
【衆院選終盤情勢・岡山】
自民分裂の3区は阿部ややリード
▽1区 (3人)
 逢沢一郎63☆ 元党国対委長 自 前 【公】
 高井崇志48☆ 元総務省職員 立 前
 蜂谷弘美61☆ 元県議    希 新

▽2区 (4人)
 山下貴司52☆ 法務政務官  自(破)前 【公】
 垣内京美51☆ 党県書記長  共 新
 田部雄治41  元電機会社員 幸 新
 津村啓介45☆ 元内閣政務官 希 前

▽3区 (4人)
 尾崎宏子61  党県委員   共 新
 内山晃63☆ 元総務政務官 希 元
 平沼正二郎37  IT会社役員 無 新
 阿部俊子58  元農水副大臣 無 前 【自】

▽4区 (3人)
 橋本岳43☆ 元厚労副大臣 自(額)前 【公】
 柚木道義45☆ 元財務政務官 希 前
 平林明成62  党地区委員  共 新

▽5区 (3人)
 美見芳明60  党地区委員長 共 新
 樽井良和50☆ 元参院議員  希 元
 加藤勝信61☆ 厚生労働相  自(額)前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、11選を目指す自民逢沢が先行。優勢ムードを警戒し、懸命に陣営を引き締める。立民高井は追い上げるも苦戦。希望蜂谷は厳しい戦いだ。2区は、保守系の支持層を押さえる自民山下と、現政権批判を強める希望津村が激しく競り合う。双方が狙う無党派層の動向が鍵を握りそうだ。

 自民系2人が立候補した3区は、無所属阿部がややリード。無所属平沼は出馬表明の遅れが響いたが、父の元経済産業相、赳夫の後援会組織がフル稼働してきた。

 4区は自民橋本が先行し、希望柚木は懸命に追うが苦しんでいる。共産平林も苦戦。5区は自民加藤が幅広い支持を固めており安定した戦いぶり。希望樽井らとの差を広げている。(敬称略)

4583チバQ:2017/10/18(水) 22:13:56
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180115-n1.html
2017.10.18 17:47
【衆院選終盤情勢・広島】
6区、希望佐藤がややリード
▽1区 (2人)
 岸田文雄60☆ 党政調会長  自(岸)前 【公】
 大西理51  党地区委員長 共 新

▽2区 (5人)
 平口洋69☆ 元環境副大臣 自(額)前 【公】
 水野善丈26  党県代表   幸 新
 灰岡香奈34☆ 元和木町議  維 新
 藤本聡志63  党県委員   共 新
 松本大輔46☆ 元文科副大臣 希 元

▽3区 (6人)
 塩村文夏39  元都議    無 新
 河井克行54☆ 元首相補佐官 自 前 【公】
 野村昌央35  元飲食会社員 幸 新
 今枝仁47☆ 弁護士    維 新
 玉田憲勲60  医師     無 新
 西本昭彦72  農業     無 新

▽4区 (6人)
 中石仁54  党県委員   共 新
 空本誠喜53☆ 会社役員   維 元
 新谷正義42☆ 医師     自(額)前 【公】
 落合洋司53  弁護士    無 新
 恵飛須圭二34  元電器会社員 無 新
 上野寛治35☆ 介護会社員  希 新

▽5区 (3人)
 尾崎光64  元府中町議  共 新
 寺田稔59☆ 元内閣副大臣 自(岸)前 【公】
 橋本琴絵28☆ 会社員    希 新

▽6区 (3人)
 小島敏文67☆ 元県議    自(岸)前 【公】
 寺田明充66  党地区役員  共 新
 佐藤公治58☆ 元自由県代表 希 元

▽7区 (3人)
 佐藤広典41☆ 元都議   希 新
 小林史明34☆ 総務政務官 自(岸)前 【公】
 重村幸司66  党県委員  共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

1区は党政調会長の自民岸田が共産大西を寄せ付けない。2区は、自民平口が支持層を固めてリード。希望松本は狙いの無党派層で支持が難航している。

 3区は自民河井が幅広い世代の支持を集め優位に立ち、維新今枝と無所属塩村は苦戦。4区は、自民新谷が支持層に浸透し先行する。一方、反自民票は候補乱立で受け皿が定まらず、維新空本や無所属恵飛須らに分散。5区は自民寺田が希望橋本らを引き離す。

 13期務めた亀井静香が引退した6区は、希望佐藤が自民小島にやや先行。佐藤は支持層をほぼ固め、公明票にも食い込む。小島は支持層の取りまとめを急ぎ巻き返しを狙う。7区は自民小林が希望支持層も獲得し、盤石の展開だ。(敬称略)

4584チバQ:2017/10/18(水) 22:15:26
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180103-n1.html
2017.10.18 17:01
【衆院選終盤情勢・香川】
1区、6度目の対決は自民平井が希望小川に先行
▽1区 (2人)
 小川淳也46☆ 元総務政務官 希 前
 平井卓也59☆ 元国交副大臣 自(岸)前 【公】

▽2区 (3人)
 瀬戸隆一52☆ 元総務省職員 自(麻)前 【公】
 玉木雄一郎48☆ 元財務省職員 希 前
 河村整58  党県常任委員 共 新

▽3区 (2人)
 藤田伸二62☆ 元丸亀市議 社 新
 大野敬太郎48☆ 防衛政務官 自 前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 自民平井と希望小川の6度目の対決となった1区は平井がやや先行している。平井は支援企業など自公支持の組織票をほぼまとめ、小川も出身の民進支持層を固めた。勝敗の鍵は無党派層の取り込みにかかっている。

 2区は、希望玉木が自民瀬戸らをリードしたまま終盤を迎えた。玉木は知名度を生かし幅広い世代に支持を拡大。瀬戸は選挙区初勝利を目指し、中小企業などへの浸透を図る。

 3区は、自民大野が優位に立ち続け、社民藤田は苦戦している。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180104-n1.html
2017.10.18 17:00
【衆院選終盤情勢・愛媛】
3区、自民、希望の「白石」対決は接戦
▽1区 (3人)
 塩崎恭久66☆ 前厚生労働相 自 前 【公】
 石本憲一70  党県書記長  共 新
 富永喜代50☆ 医師     希 新

▽2区 (4人)
 西岡新44☆ 設備会社役員 維 元
 村上誠一郎65☆ 元行政改革相 自 前 【公】
 一色一正67  元西条市議  共 新
 横山博幸66☆ 元県議    希 前

▽3区 (4人)
 白石寛樹29☆ 元議員秘書  自 新 【公】
 国田睦65  党県委員   共 新
 森田浩二57  元会社員   幸 新
 白石洋一54☆ 元民進県役員 希 元

▽4区 (3人)
 山本公一70☆ 前環境相   自 前 【公】
 桜内文城52☆ 公認会計士  希 元
 西井直人60  党地区委員長 共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民塩崎が知名度の高さを武器に幅広い層に浸透して先行。希望富永、共産石本は反自民票が頼りだがともに伸び悩む。

 加計(かけ)学園問題の舞台となった2区は自民村上が財政再建、安全保障の重要性を訴えるなどで優勢。現政権の批判を強める維新西岡と希望横山は支持層が重なり苦戦している。

 3区は、自民白石寛樹と希望白石洋一が接戦。民進、連合の支援を受ける洋一は、無党派層に浸透できるかが勝敗を左右する。4区は自民山本がリードし、希望桜内は反自民票の取り込みに躍起だ。(敬称略)

4585チバQ:2017/10/18(水) 22:16:24
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180107-n1.html
2017.10.18 17:03
【衆院選終盤情勢・徳島】
自民・後藤田が先行
▽1区 (3人)
 山本千代子68  党県委員   共 新
 後藤田正純48☆ 元内閣副大臣 自(破)前 【公】
 仁木博文51☆ 医師     希 元

▽2区 (3人)
 久保孝之54  党県常任委員 共 新
 山口俊一67☆ 元沖縄北方相 自(麻)前 【公】
 福山正敏46  元建機会社員 幸 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民後藤田が自公支持層をはじめ無党派層の一部にも浸透するなど幅広い支持を集めて先行。旧3区時代も含めて後藤田に6度目の挑戦となる希望仁木は支持が伸び悩んでいる。2区は自民山口が大きく抜け出し、共産久保らは苦戦している。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180101-n1.html
2017.10.18 16:59
【衆院選終盤情勢・高知】
2区、広田と山本が接戦
▽1区 (3人)
 大石宗37☆ 元県議    希 新
 松本顕治33  党県常任委員 共 新
 中谷元60☆ 元防衛相   自 前 【公】

▽2区 (2人)
 広田一49  元参院議員  無 新
 山本有二65☆ 前農林水産相 自(破)前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民中谷が自公支持層の大半を固めるなどで安定している。希望大石の支持の広がりは今ひとつ。共産松本は厳しい。

 2区は、無所属広田と自民山本が接戦を展開。野党共闘で臨んだ広田は無党派層にも食い込む。山本は閣僚経験などの実績を訴え、支持拡大を図る。(敬称略)

4586チバQ:2017/10/18(水) 22:18:39
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180099-n1.html
2017.10.18 16:58
【衆院選終盤情勢・福岡】
自民全勝うかがう
▽1区 (4人)
 山本剛正45☆ 元議員秘書  立 元
 石井英俊41☆ NPO理事長 希 新
 立川孝彦66  党地区委員長 共 新
 井上貴博55☆ 元県議    自(麻)前

▽2区 (3人)
 鬼木誠45☆ 元環境政務官 自(石)前 【公】
 稲富修二47☆ 元商社員   希 元
 松尾律子45  党地区役員  共 新

▽3区 (2人)
 山内康一44☆ 元NGO職員 立 元
 古賀篤45☆ 元総務政務官 自(岸)前 【公】

▽4区 (3人)
 宮内秀樹55☆ 元国交政務官 自(二)前 【公】
 河野正美56☆ 医師     維 前 【希】
 新留清隆62  党地区委員長 共 新

▽5区 (3人)
 原田義昭73☆ 元文科副大臣 自(麻)前 【公】
 楠田大蔵42☆ 元防衛政務官 希 元
 田中陽二61  党地区委員長 共 新

▽6区 (4人)
 西原忠弘62  元製薬会社員 幸 新
 小林解子37  党地区委員長 共 新
 鳩山二郎38☆ 元大川市長  自(二)前 【公】
 新井富美子50  元総領事館員 無 新

▽7区 (3人)
 江口学43  党地区副委長 共 新
 原圭助39☆ 元議員秘書  希 新
 藤丸敏57☆ 元防衛政務官 自(岸)前 【公】

▽8区 (2人)
 麻生太郎77  副総理   自(麻)前
 宮嶋つや子66  元飯塚市議 共 新

▽9区 (3人)
 真島省三54☆ 元県議    共 前
 緒方林太郎44☆ 元外務省職員 希 前
 三原朝彦70☆ 元外務委員長 自(額)前 【公】

▽10区 (3人)
 田村貴昭56☆ 元北九州市議 共 前
 山本幸三69☆ 前地方創生相 自(岸)前 【公】
 城井崇44☆ 元文科政務官 希 元

▽11区 (3人)
 村上智信48☆ 元経産省室長 希 新
 武田良太49☆ 元防衛副大臣 自(二)前 【公】
 竹内信昭64☆ 元高校教諭  社 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者
 自民が11選挙区すべての議席をうかがう勢いだ。

 1区は、自民井上が立民山本や希望石井らを引き離している。2区は、自民鬼木がややリードし、希望稲富が激しく追う展開。鬼木は精力的に企業を回り自公の結束をアピールし、稲富は子育て支援拡充など女性や若者向けの政策を強調して浮動票も狙う。


3区は、自民古賀が大きくリードする。立民山内は政権批判票の積み上げに躍起だ。4区は、自民宮内が農協や漁協の支援を得て安定。維新河野は希望と連携するも苦戦している。

 5区は自民原田がやや先行し、希望楠田が保守票にも手を伸ばして追う。6区は鳩山、7区は藤丸、8区は麻生のいずれも自民前職が安定している。

 9区は、自民三原を希望緒方が猛烈に追う。三原は政権の実績を前面に出して戦い、緒方は連合票に加え若年層の取り込みに力を入れる。10区は自民山本がややリードし、希望城井が激しく追い上げる。11区は自民武田が危なげない戦い。(敬称略)

4587チバQ:2017/10/18(水) 22:20:26
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180093-n1.html
2017.10.18 16:19
【衆院選終盤情勢・佐賀】
1区、無所属原口がやや先行
▽1区 (3人)
 岩田和親44☆ 元県議    自(岸)前 【公】
 中島徹43  元建設会社員 幸 新
 原口一博58  元総務相   無 前

▽2区 (3人)
 大森斉62  元北茂安町議 共 新
 大串博志52☆ 元首相補佐官 希 前
 古川康59☆ 元知事    自(額)前 【公】

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、希望の公認を辞退して民進県連の支援を受ける無所属原口が、自民岩田との接戦を抜け出し、やや先行。岩田は自民支持層のとりまとめに懸命だ。

 2区は、自民古川と希望大串が互角の戦い。古川は自民支持層を手堅くまとめ、大串は無党派層を取り込んでいる。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180095-n1.html
2017.10.18 16:19
【衆院選終盤情勢・長崎】
1区、自民・冨岡を希望・西岡が猛追
▽1区 (3人)
 冨岡勉69☆ 元文科副大臣 自(石)前 【公】
 西岡秀子53☆ 元議員秘書  希 新
 牧山隆60  元長崎市議  共 新

▽2区 (3人)
 近藤一宇68  党県委員   共 新
 山口初実69☆ 元県議    希 新
 加藤寛治71☆ 元農水政務官 自(細)前 【公】

▽3区 (4人)
 末次精一54☆ 元県議    希 新
 石丸完治68  党県常任委員 共 新
 谷川弥一76  元文科副大臣 自(細)前 【公】
 口石竜三48☆ 元損保社員  維 新

▽4区 (3人)
 北村誠吾70☆ 元防衛副大臣 自(岸)前 【公】
 宮島大典54☆ 元防衛政務官 希 元
 石川悟65  党県常任委員 共 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民冨岡が自民・公明支持層をまとめて先行する。希望西岡は参院議長を務めた亡父、武夫の支援者や無党派層の支持もあり猛追している。

 2区は自民加藤が安定した戦いぶりで、希望山口を引き離している。3区は、自民谷川が支持基盤を着実に固め、共産石丸、希望末次を圧倒。維新口石も厳しい戦い。

 4区は、自民北村が自公支持層の大半を固めて優位に立ち、リードを広げる。希望宮島は立民支持層も取り込んで追い上げを図るが、無党派層での支持拡大に勢いがみられない。(敬称略)

4588チバQ:2017/10/18(水) 22:21:58
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180091-n1.html
2017.10.18 16:11
【衆院選終盤情勢・熊本】
1区、希望・松野、自民・木原が競り合う
▽1区 (2人)
 木原稔48☆ 財務副大臣  自(額)前
 松野頼久57☆ 元官房副長官 希 前

▽2区 (4人)
 西野太亮39  元財務省職員 無 新
 木下順子58  元会社員   幸 新
 野田毅76  元自治相   自(石)前 【公】
 和田要68☆ 元熊学大教授 社 新

▽3区 (2人)
 関根静香27  保育士    共 新
 坂本哲志66  元総務副大臣 自(石)前 【公】

▽4区 (2人)
 矢上雅義57☆ 元相良村長  立 元
 金子恭之56  元国交副大臣 自 前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 選挙区が1つ減った。1区は5度目の対決となった希望松野と自民木原の競り合いが続く。松野は出身の民進支持層をまとめ、消費税増税凍結を訴えて無党派層にも食い込む。木原は自民支持層や支援団体の組織票をほぼまとめ、街宣活動にも力を入れて無党派層の取り込みを図る。

 保守分裂選挙となった2区は、自民野田が無所属西野や社民和田にリードを保っている。野田は推薦を受ける公明の支持層にも浸透している。3区は自民坂本が大きくリード。4区も自民金子が優位に立ち、立民矢上が追い上げる展開だ。(敬称略)


http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180089-n1.html
2017.10.18 16:04
【衆院選終盤情勢・大分】
1区、自民穴見と希望吉良が横一線
▽1区 (3人)
 吉良州司59☆ 元外務副大臣 希 前
 小手川恵61  元大分市議  共 新
 穴見陽一48☆ 外食会社役員 自(細)前 【公】

▽2区 (3人)
 吉川元51☆ 党政審会長  社 前 【立】
 上田敦子50  元銀行員   幸 新
 衛藤征士郎76  元衆院副議長 自(細)前 【公】

▽3区 (2人)
 岩屋毅60☆ 元外務副大臣 自(麻)前 【公】
 横光克彦73☆ 元環境副大臣 立 元 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 1区は、自民穴見と希望吉良が激しく競り合い、ほぼ横一線の戦い。穴見は自公支持層を固め、吉良は希望支持層のほか立民支持層にも浸透を図る。

 2区は、自民衛藤が幅広い世代からの支持を集めて優位を保ち、党政審会長の社民吉川を大きく引き離す。吉川は推薦を受けた立民支持層も取り込んで追い上げたいところだ。

 3区は、自民岩屋が安定した戦いで先行する。立民横光は反自民の受け皿として、候補を取り下げた希望支持層や共産支持層の取り込みを狙う。(敬称略)

4589チバQ:2017/10/18(水) 22:26:19
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180085-n1.html
2017.10.18 16:00
【衆院選終盤情勢・宮崎】
自民、全区で独占の勢い
▽1区 (3人)
 外山斎41☆ 元参院議員  希 新
 内田静雄68  党地区役員  共 新
 武井俊輔42☆ 元外務政務官 自(岸)前 【公】

▽2区 (3人)
 河野一郎57  元養護教諭  幸 新
 黒木万治69  元日向市議  共 新
 江藤拓57☆ 元農水副大臣 自 前 【公】

▽3区 (3人)
 井福美年68  党県委員   共 新
 古川禎久52☆ 元財務副大臣 自(破)前 【公】
 花輪智史51☆ 元都議    希 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 全3選挙区を自民が独占する勢いだ。

 1区は、自民武井が幅広く支持を集めて優位に選挙戦を進める。希望外山は無党派層への浸透を図るも伸び悩んでおり苦戦。2区は自民江藤が着実に支持基盤を固め、無党派層も取り込んで危なげない戦い。

 3区は、自民古川が独走状態にある。出馬決定が遅れた希望花輪は希望支持層を固め切れておらず、厳しい戦いを強いられている。

 共産は全選挙区に候補者を擁立したが、1区内田、2区黒木、3区井福はいずれも、支持の拡大にはつながっていない。(敬称略)

http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180087-n1.html
2017.10.18 16:01
【衆院選終盤情勢・鹿児島】
1区、自民保岡と立民川内が激戦

▽1区 (4人)
 川内博史55☆ 元国交委員長 立 元
 宮崎一博57  税理士    無 新
 山之内毅35☆ 神社禰宜   維 元
 保岡宏武44  元議員秘書  自 新 【公】

▽2区 (4人)
 林健二40  元県議    無 新
 祝迫光治74  元党県委員長 共 新
 斉藤佳代38☆ JA職員   希 新
 金子万寿夫70☆ 元県議    自(石)前 【公】

▽3区 (3人)
 野間健59☆ 元議員秘書  希 前
 小里泰弘59☆ 元環境副大臣 自 前 【公】
 山口勇太26  党准県委員  共 新

▽4区 (2人)
 森山裕72☆ 党国対委員長 自(石)前 【公】
 野呂正和66☆ 元高校教諭  社 新 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 選挙区が1つ減った。 1区は、自民保岡と立民川内が激しく競り合う。保岡は公示直前に引退表明した父、興治の地盤を固め切れるかが勝負の分かれ目となりそう。維新山之内は苦戦している。2区は自民金子が自民支持層を手堅くまとめ、希望斉藤、無所属林らを大きく引き離す。

 3区は、旧4区の自民小里が優位に立つ。連合の支援を受ける旧3区の希望野間は無党派層への浸透を図るが、苦しい戦いだ。4区は党国対委員長の自民森山が安定した戦いぶりをみせ、社民野呂を圧倒している。(敬称略)

4590チバQ:2017/10/18(水) 22:27:12
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180121-n1.html
2017.10.18 18:23
【衆院選終盤情勢・沖縄】
辺野古移設反対派が全選挙区で堅調
▽1区 (4人)
 国場幸之助44☆ 元県議    自(岸)前 【公】
 赤嶺政賢69☆ 党県委員長  共 前
 下地幹郎56☆ 元郵政担当相 維 前 【希】
 下地玲子59  歯科医師   幸 新

▽2区 (2人)
 照屋寛徳72☆ 党国対委員長 社 前
 宮崎政久52☆ 弁護士    自(額)前 【公】

▽3区 (3人)
 玉城デニー58  自由幹事長  無 前
 金城竜郎53  元気象庁職員 幸 新
 比嘉奈津美59☆ 元環境政務官 自(額)前 【公】

▽4区 (3人)
 富川泰全38  宗教法人職員 幸 新
 仲里利信80  元県議    無 前
 西銘恒三郎63☆ 経産副大臣  自(額)前 【公】 

(届け出順)

☆は比例代表との重複立候補者

 4選挙区ともに米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を訴える「オール沖縄」勢力の支援候補者が堅調に戦いを進め、選挙区の候補者全員が比例代表も含めて当選する「オール沖縄全勝」も射程圏内に入りつつある。

 1区は、共産赤嶺が自民国場を一歩リードし、維新下地幹郎がこれに続く。2区は社民照屋が自民宮崎を圧倒し貫禄をみせている。

 3区は無所属玉城が自民比嘉を引き離し、安定した戦いぶり。4区は、無所属仲里がわずかながら先行し、自民西銘が激しく追っている。(敬称略)

4591チバQ:2017/10/18(水) 22:29:25
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180151-n1.html
2017.10.18 22:20
【衆院選】
自民王国・山口の火薬庫3区 河村建夫氏長男VS林芳正文科相 「次」をにらんだ水面下バトル

 衆院選山口3区は自民党前職の河村建夫氏(74)と、立憲民主党の新人、坂本史子氏(62)が一騎打ちを繰り広げる。だが水面下では、「次」を見据えた戦いが展開されている。河村氏が今回の選挙を最後に引退するとの見方が広がり、同氏の長男、建一氏(41)が後継候補として選挙区をめぐれば、参院山口選挙区の林芳正文部科学相(56)も、悲願の衆院転身を狙って支持層を固める。(大森貴弘)

 「今回、初めて選挙カーに乗って選挙区を回り、父に代わってあいさつをさせていただいています。高村(正彦)先生が引退された今、安倍晋三首相を支える議員では父が一番、ベテランになりました。父を通じて、安倍政権を応援していただきたい!」

 16日夕、山口県宇部市。建一氏がマイクを握り、父への支持を訴えた。

 河村氏本人は、他県の自民党候補の応援に回り、ほとんど地元には戻れない。健一氏がその穴を埋める。

 河村氏は9回の当選を誇るが、74歳という年齢から、引退もささやかれる。後継候補として有力視されるのが建一氏で、今回の選挙運動を、顔見せと受け取る支援者も多い。

 「今回、しっかりした得票数で信任をいただけなければ次もありません。ただ、心の準備はいつも整えています」。建一氏本人も、意欲を隠さない。

 だが、すんなりとは決まりそうにない。林氏の3区へのくら替えの動きがあるからだ。

 公示前の9月、自民党山口県連は、現職の河村氏がいるにもかかわらず、3区の公認候補について、「党本部に一任する」と決めた。

 異例の対応を引き出したのは、林氏を支援する県議らだった。「3区の候補者には林氏がふさわしい」とする世論調査の結果も示し、県連を動かした。

 こうした動きに、林氏も乗った。「(くら替えは)常に検討していた」と語るなど、色気を見せた。

 閣僚を歴任してきた林氏は、以前から衆院くら替えを図っていた。平成24年8月には、総裁選出馬を見すえて、いったん山口3区へのくら替えを宣言した。この際は河村氏の猛反発に、林氏が折れた。

 関係者によると、3区にあっては、林氏と河村氏の後援会はある程度重なっていた。ある人物が、双方の後援会の幹部を務めることも多かった。

 最近、こうした重なりを「整理」する動きが進んだという。林氏のくら替えが、現実味を帯びた結果といえる。

■大山鳴動…

 今回の衆院選で、自民党本部は「現職優先が基本」として、河村氏に公認を出した。

 元の鞘に収まった形となり、地元支援者からは「大山鳴動して鼠一匹だ」との声が漏れる。

 それでも火種はくすぶっており、折に触れて、この問題が浮上するのは必至だ。3区は山口県の自民党の“火薬庫”となった。同党関係者は「追い落としのような形になるのでなく、両者が話し合い、納得して禅譲されれば一番なんだが」とつぶやいた。

4592チバQ:2017/10/18(水) 22:29:59
http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180153-n1.html
2017.10.18 22:21
【衆院選】
福岡5区・希望の党候補が離党? ネットで示唆、選挙期間中には「ない」
 衆院選福岡5区で希望の党から出馬した元職、楠田大蔵氏(42)が、フェイスブックで「離党も辞さない覚悟」と発信し、波紋を広げている。民進党から合流した楠田氏は「希望の党との調整を進める中で、不透明さを強く感じることになった」と説明した。

 楠田氏がフェイスブックに書き込んだのは17日。前日、希望の党の小池百合子代表が福岡・天神で街頭演説した。天神は福岡2区。楠田氏はその場に駆けつけたが、小池氏と並ぶことはなく、選挙カーの上で演説する小池氏と2区の党公認候補を、タスキ姿で見上げた。

 楠田氏はその写真も掲載し「特異な光景だったかもしれません。公認候補が民衆に混じって党の代表の声を聞く状況」と書き込んだ。その上で「排除発言や踏み絵問題で野党を突然バラバラにした結果、多くの候補者が混乱し、最終的に有権者の選択も迷わすことになっている」と指摘。「離党も辞さない覚悟と発言した」と記した。

 楠田氏は18日、産経新聞の取材に「警鐘を鳴らしたかった。民進党の支持者やスタッフも不満を持っている。危機感の中で出た発言だ」と説明した。選挙期間中の離党は「公認候補であり、責任放棄になるのであり得ない」と述べた。

 楠田氏は同日、福岡県筑紫野市での街頭演説で「実際に支えていただいているのは、民進党に残っている地方議員や参院議員。本来の仲間である立憲民主党や野党の仲間とも結束し、戦いを前に進めたい」と訴えた。

 楠田氏は、希望の党の比例九州ブロックと重複立候補している。

4593チバQ:2017/10/18(水) 22:37:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171019k0000m010130000c.html
<衆院選>辺野古巡り2極対決 ヘリ炎上追い打ち 沖縄3区
21:54毎日新聞

<衆院選>辺野古巡り2極対決 ヘリ炎上追い打ち 沖縄3区
沖縄3区
(毎日新聞)
 「あってはならないことです。絶対に」。公示翌日の11日夜、沖縄3区の自民前職、比嘉奈津美氏は那覇市の自民県連で、沖縄の他の3小選挙区の自民候補とともに防衛省沖縄防衛局と外務省沖縄事務所の責任者に悲壮な表情で迫った。その日の夕方、沖縄県東村高江の民有地で米軍の大型輸送ヘリコプターCH53Eが大破して炎上。選挙日程を急きょ切り上げての抗議だった。

 悲壮な表情の裏には、沖縄の選挙事情がある。3極の戦いが注目される全国と違い、沖縄の4小選挙区は2014年の前回に続き、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する翁長雄志知事を支える「オール沖縄」勢力と、移設容認の自民候補が対決する構図だ。

 前回は「オール沖縄」勢が全勝。自民公認の選挙区全敗は沖縄と、保守分裂の選挙区があった山梨だけで、移設反対の民意の強さを突き付けた。政権幹部が「今回は小選挙区で勝つ」と反転攻勢を狙う選挙戦の矢先の今回の事故。県民の怒りは強く、自民県連幹部は「県民から不満や批判を受けるのは(移設容認の)我々だ」と頭を抱える。特に事故現場の東村がある沖縄3区への影響は不可避で、比嘉氏は16日の沖縄市の集会では「米側にきちんと申し入れるよう国に強く言っている」と強調した。

 しかし事故を巡る米軍の動きが状況を複雑にする。政府は安全確認ができるまでCH53Eの同型機の飛行停止を求めたが、米軍は事故からわずか7日後の18日に同型機の飛行を再開。政府は再開に納得しない姿勢を示すが、米軍と、米軍を止められない政府に対し、「オール沖縄」勢は批判のボルテージを上げる。

 17日に沖縄市であった3区の無所属前職、玉城デニー氏の集会には翁長氏も参加。翁長氏は「政府に当事者能力がない。こういう国の姿勢が沖縄にとっての国難だ」と指摘。玉城氏も「飛行再開を許さない思いを選挙で示そう」と訴えた。

 自民と「オール沖縄」双方は衆院選でぶつかる一方で、互いの視線は先を向く。辺野古を抱える3区の戦いは、来年2月の名護市長選の「前哨戦」だからだ。現職の稲嶺進市長は翁長氏とともに移設に反対し、3選を目指す。17日のうるま市での集会で稲嶺氏は「3区での圧勝が辺野古を止める力になり、市長選につながる」と呼び掛けた。

 自民は6日、市長選で市議会自民系会派会長を務める渡具知武豊氏の推薦を決定。自民県連の照屋守之会長は「衆院選が市長選につながる。自公で連携し、名護市では小選挙区で1万3500票、比例で公明6000票を取る」と強調した。

 前回市長選では、自民系候補が移設容認を掲げたが、県レベルでは「移設反対」の公明の推薦を得られないこともあって敗北。巻き返しには公明との協力が不可欠だ。公明県本部関係者は「衆院選の比例の数字で協力が可能かどうかが見えてくる」と語る。

 来年秋には知事選も控える。沖縄の戦いは激しさを増している。【佐藤敬一】

 ◇沖縄3区=名護、沖縄市など

玉城デニー58自由党幹事長(3)無 前

金城 竜郎53幸福区支部長 諸 新

比嘉奈津美59[元]環境政務官(2)[自]額賀派前=[公]

4594チバQ:2017/10/18(水) 22:38:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171019k0000m010123000c.html
<衆院選>連合、支援に乱れや濃淡 組織内候補も3分裂
21:34毎日新聞

 連合は衆院選で、希望の党、立憲民主党、無所属で立候補した民進党系の候補者を個別に支援するという複雑な対応を迫られた。そのうえ、民進から出馬するはずだった連合傘下の産業別組織(産別)の組織内候補も三つに分裂。小選挙区によっては支援に乱れや濃淡が生じている。与党が優位な状況で選挙戦が終盤を迎える中、連合は野党勢力の立て直しに躍起だ。

 「私たちが推薦候補を通じて結び合う政治勢力の間には、(安倍政権)1強に終止符を打つという共通の目的がある」。連合の神津里季生(りきお)会長は18日、連合東京の定期大会で、推薦候補が3分裂する現状を踏まえて野党陣営の一致結束を訴えた。

 ただ、小池百合子都知事が率いる希望は、お膝元・東京の小選挙区で民進公認予定者を押しのける形で、民進系でない候補を多く擁立。反発した連合東京は、比例代表で立憲への投票を決めている。このため神津氏は特定の党名は挙げず、来賓として出席した小池氏もあいさつで衆院選には触れずじまいだった。

 東京のように対応を一本化できた所はまだしも、全国に組織がある産別の困惑はさらに深い。自動車総連や電機連合、情報労連は組織内候補が希望から出馬する一方、私鉄総連は立憲から立候補した。自治労や全国農団労の候補は無所属を選んだ。JP労組に至っては候補3人が希望1人、立憲2人に分かれる「またさき」の状況だ。

 それぞれの産別の地方組織は、組織内候補がいない小選挙区では別の党の候補を支援するケースもある。このため比例代表では特定の党に絞って支援できず、各地方に対応を委ねる産別が多い。JP労組は組織内候補がいる比例ブロックごとに、投票先を希望と立憲に分けているという。

 また、安全保障法制を容認した希望に反発し、立憲の候補がいない小選挙区でもリベラル系労組が希望の候補を支援しないなど、産別間の足並みも乱れる。ある連合幹部はこうした「分断」が衆院選後も尾を引くことを懸念し、「連合としては一つの所を支援する方が望ましい。各党によく考えてほしい」と話す。【光田宗義、影山哲也】

4595チバQ:2017/10/18(水) 22:40:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171019k0000m010111000c.html
<衆院選>被災地に遠い候補者 福島5区、遊説少なく
21:19毎日新聞

<衆院選>被災地に遠い候補者 福島5区、遊説少なく
福島5区と避難指示区域
(毎日新聞)
 衆院選投開票が迫る中、選挙カーのアナウンスもあまり響かず、候補者ポスターもほとんど見かけない地域がある。東京電力福島第1原発事故による避難指示が、今春一部で解除された福島県内の自治体だ。福島5区の最北に位置する浪江町だけで山手線の内側の3.5倍の広さがあるが、ポスターの掲示板は4カ所だけ。居住者は住民登録者数の約2%にとどまり、候補者も有権者に声を届けることさえ難しい状況だ。【宮崎稔樹、岸慶太、乾達】

 18日午前9時。県沿岸を縦断する国道6号は選挙カーのアナウンスではなく、復興作業のトラックの走行音が響いていた。5区は避難指示が出た双葉郡8町村といわき市で構成される。自民と希望の前職に共産、社民の新人が出馬したが、この日、4人とも双葉郡内での遊説はなかった。

 「新聞やテレビはにぎやかなのに、静かなもんだ」。町の中心部に1人で暮らす小西ミチヨさん(84)はつぶやく。7月に避難先から浪江に戻った。選挙カーで来る候補者との握手や街頭演説。少しにぎやかになるのが選挙だと思ってきた。

 今は候補者ポスターを見つけることさえ難しい。事故前、2009年の衆院選の時は町内約90カ所に掲示板があった。数日前、選挙カーのアナウンスを聞き、家の鍵を開けて候補を待っていたが、車はそのまま通り過ぎた。「候補者の顔も声もよくわからん」と首をかしげた。

 各陣営は遊説先に頭を悩ませる。解除自治体全体の居住率は住民登録の1割程度。大半はいわき市のほか、選挙区外にも避難している。ある陣営の担当者は「軽視するわけではないが、いわき市を回った方が避難者に声が届きやすい」と話す。

 16日朝、復興相で自民前職の吉野正芳氏(69)が公示後初めて浪江で演説した。役場前で約30人を前に「復興の仕事を続けたい」と30分ほど訴え、町外の遊説先に向かった。希望前職の吉田泉氏(68)も、公示後に双葉郡内に入ったが、遊説は市民も、避難者も多い、いわき市が軸だ。

 新人の2人も同様だ。共産の熊谷智氏(37)は「出馬を決めて1年間、双葉郡を含め地域を隅々まで回った」とし、公示後はいわき中心に活動。社民の遠藤陽子氏(67)は公示後、出身の富岡町で遊説したが、陣営担当者は「もっと回りたいが、短期決戦でこれが精いっぱい」と話す。

 富岡の居住率も浪江同様で約3%と低い。町内の商業施設も町民より原発廃炉などに関わる人々の姿が目立つ。青森県出身の男性(48)は除染作業に長く携わり、昨冬、双葉郡内に住民票を移した。「現場の人材や資材不足が気がかりだが、誰を選べばいいのかわからない。仲間の多くは現場を転々とし、住民票を移さない。作業員同士で政治の話はほぼ出ない」と打ち明けた。

 猪狩睦子さん(76)は今春、夫婦で富岡に戻った。店や医療機関の大半が復旧せず体が弱れば生活できなくなる。夫と「病気をしないようにしよう」と誓い合った。政治に望むことは多い。でも「候補者の人柄や雰囲気を感じられない」と投票先を決めかねている。

4596チバQ:2017/10/18(水) 22:43:14
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017101600077.html
高知では自民党大物が苦戦 米軍ヘリ墜落で自民全敗も
11:30AERA dot.

高知では自民党大物が苦戦 米軍ヘリ墜落で自民全敗も
ヘリの墜落現場 (c)朝日新聞社
(AERA dot.)
 中国、四国ブロックは総じて自民が優位だが、高知2区の山本有二前農水相が苦戦との情報も。



「高知は昨年の参院選で徳島と合区になり、高知から候補者すら出せなかったので自民への怒りが噴出している」(地元関係者)

 九州では佐賀2区の大串博志氏、熊本1区の松野頼久氏など希望の民進前職が思わぬ逆風で苦戦中だ。

 一方、沖縄は全4選挙区で名護市辺野古新基地反対を掲げる「オール沖縄」が選挙戦を優勢に進める。

 ただ、各社の世論調査では1区で自民の国場幸之助氏が一歩リード、4区は与野党が互角との結果が出ていた。ところが11日夕に米軍の大型ヘリの墜落事故が発生。選挙への影響は避けられそうにない。

 2区の社民・照屋寛徳氏が怒る。

「私は12日のすべての選挙日程をキャンセルして墜落現場に行きました。みんな怒り心頭です。自民党候補者たちは現場にも行かないで選挙運動ばかりしている」

 前回選挙の自民全敗が再現されるか。
(本誌・村上新太郎、小泉耕平、上田耕司、亀井洋志、直木詩帆/西岡千史)

※週刊朝日 2017年10月27日号

4597チバQ:2017/10/19(木) 07:43:03
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171019-134-OHT1T50005.html
立憲・辻元氏VS維新・松浪氏VS自民・大隈氏「ナニワ版3極対決」…激戦の大阪10区
07:10スポーツ報知

立憲・辻元氏VS維新・松浪氏VS自民・大隈氏「ナニワ版3極対決」…激戦の大阪10区
街頭演説する立憲民主党の辻元清美氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 大阪10区は立憲民主・辻元清美氏(57)、維新・松浪健太氏(46)、自民・大隈和英氏(48)による「ナニワ版3極対決」で激しい戦いを展開している。

 前職3人が立候補した大阪10区は、全国でも有数の激戦区だ。大隈氏、松浪氏、民進を離党して立憲民主に合流した辻元氏という、「自民・公明」、「希望・維新」、「共産・立憲民主」の3極が争う。

 社会情勢に左右されがちな選挙区で、特に松浪氏と辻元氏は因縁の対決を続けている。前回衆院選では敗れた2人も比例復活したが、2期連続当選した候補者はいない。今回は共産が候補者を立てずに辻元氏の支援に回った。「分断や排除ではなく、包摂、対話の社会を」と訴える辻元氏にとっては大きな支援となる一方、ライバル陣営は大胆な戦法に出た。

 松浪氏の選挙ポスターには、赤と緑で「共産・立憲」VS「維新・希望」と“2強”の対立軸を明確にした。「今回は維新に風が吹いていない。自・公には申し訳ないが、ここではずっと野党2つが争っている。(ポスターは)候補者本人の意向もある」と選対本部長の大薮広幸氏は説明。だが、別の関係者は「(辻元は)もう当確でしょう」と完敗ムードすら漂っている。

 もちろん大隈氏も蚊帳の外でいるつもりはない。公示前の8日には小泉進次郎筆頭副幹事長(36)、16日には安倍晋三首相(63)がJR高槻駅前で応援演説を行うなど、重要区として巻き返しを図っている。

4598チバQ:2017/10/19(木) 07:43:40
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171019-134-OHT1T50000.html
佐藤ゆかり氏、献金巡り訴訟合戦繰り広げた“宿敵”と再タッグ…大阪11区
07:10スポーツ報知

佐藤ゆかり氏、献金巡り訴訟合戦繰り広げた“宿敵”と再タッグ…大阪11区
大阪11区で有権者に支持を訴える自民党・佐藤ゆかり氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 大阪11区では、自民・佐藤ゆかり氏(56)が厳しい選挙戦にさらされている。2014年の衆院選後に端を発した、党枚方支部長で前大阪府議の出来成元(でき・しげちか)氏(69)との内部トラブルによる訴訟合戦は一応の決着をみたが、終盤まで前職3者の行方の見えない戦いを繰り広げている。

 かつて訴訟合戦で“泥仕合”を繰り広げてきた2人は、この衆院選で再びタッグを組んでいた。「皆さんがこの選挙の行方を心配してくださっている。だから絶対に勝たなくてはならないんです」と佐藤氏は悲壮感を漂わせた。その佐藤氏を支える党の選対本部長には出来氏が就き、一丸となって戦っている。

 2014年12月の衆院選後に受け取ったとされる地元業者からの献金200万円をめぐり、枚方支部長の出来氏と大阪11区支部の代表を務める佐藤氏の双方が、政治資金収支報告書の記載に虚偽があると主張して告発した。いずれも嫌疑不十分で不起訴処分となったが、去年3月にも佐藤氏の配布した文書により名誉を傷つけられたと出来氏が名誉毀損(きそん)で訴え、最近になって取り下げたという経緯がある。

 内部でのいがみ合いが、この衆院選直前まで続いた。出来氏はどう思っているのか。「私、そのへんの割り切り方はけっこう早い方で。正直、私自身はわだかまりは持っていない。9月に入ってから、この2年半とは違う佐藤さんの姿を見たこともあり、それにかけてみようという思いです」と心境を明かした。

 内部でもめている場合ではない事情もある。大阪11区は民進党大阪府連代表で無所属で出馬した平野博文元官房長官(68)、日本維新の会の伊東信久氏(53)と3人が激しく競り合っている。前回選挙では佐藤氏が勝利し、残る2人は比例復活した。平野氏は維新との住み分けにより、希望が大阪から候補者を立てないという方針に反発。街頭で「長年、苦楽をともにした仲間を裏切ってまで他の選挙区には行けない。(無所属で比例復活がない)私には1位当選しかないんです」と訴え、支持を広げている。共産が公示直前に候補者を取り下げて平野氏支持に回ったことも、佐藤陣営は危機感を募らせている。

 16日には雨の中、元衆院議長の伊吹文明氏(79)が応援演説に立った。「調査のたびにトップがくるくる入れ替わる選挙区です。最後まで佐藤ゆかりを支えてやってください!」と大きな声を張り上げた。

 大阪11区は佐藤氏のほか、平野 博文氏(68)=無前=、伊東 信久氏(53)=維前=も立候補している。(河井 真理)

4599チバQ:2017/10/19(木) 07:44:29
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20171019-0016.html
立憲民主アキバの乱!“反安倍”の聖地で「東京大作戦」第2弾
07:00スポニチアネックス

立憲民主アキバの乱!“反安倍”の聖地で「東京大作戦」第2弾
7月1日、東京都議選最終日の秋葉原には“反安倍”の人たちが集まり、首相の演説にヤジを飛ばした
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 立憲民主党が19日、「東京大作戦」と銘打った大集会を東京・秋葉原で開催する。同所は7月の都議選で、自民党総裁の安倍晋三首相(63)が応援演説中に激しくヤジられるなど、大敗の象徴となった場所。立憲民主党は“反安倍の聖地”で、反安倍票の上積みを狙う。一方、安倍首相は希望の党本部のある東京・池袋で公認候補の応援演説を行った。

 立憲民主党によると「東京大作戦」は2度目で、午後7時から、枝野幸男代表(53)と候補者らがJR秋葉原駅の電気街口に集結する。選挙戦最終日の21日夜には、品川駅で「東京大作戦FINAL」の開催も決定した。

 “第1弾”は14日に都内3カ所で開かれた。JR新宿駅東南口前には、主催者発表によると約2500人の聴衆が集結。近隣の飲食店店員が「こんなに人が集まったのは見たことがない」と驚くほどの盛り上がりだった。同党によると、今回は「(漫画家の小林よしのり氏らが参加した)前回を上回る規模で準備中」という。

 以前は秋葉原といえば、安倍首相が国政選挙で応援演説の最後を飾り勝利してきた“自民の聖地”だった。だが今年7月の都議選で状況が一変。安倍首相はヤジを浴びせた聴衆に「こんな人たちに負けるわけにいかない」と叫び、大敗の一因になったと言われた。関係者からは「今回は党全体がアキバを避けているようだ」との声もあがる。立憲民主は“反安倍の聖地”で、反与党の受け皿としてアピールし、党勢加速を図る狙いとみられる。

 枝野氏はこの日、新潟5区の無所属候補応援で新潟県長岡市入り。「“首相はいいかげんにしろ”という結果を出そう」と呼び掛けた。

 希望の失速もあり、立憲民主は野党第1党をうかがう勢いだ。象徴的なのは、東京1区の海江田万里氏(68)。前回は民主党代表として臨みながら落選したが、選挙戦終盤を迎え、各種の調査では自民前職の山田美樹氏(43)と接戦を展開。「(政権交代した)2009年ほどじゃないが、風というか応援を頂いている」と手応えを口にした。19日夜の東京大作戦にも参加する。

 山田氏の元には菅義偉官房長官が応援に入るなどしている。この日は、党本部で決起集会などを開催。2人を追う展開の希望の松沢香氏(39)は、地下鉄駅の出入り口のほか、スーパーなどに出向きあいさつ。「一人でも多くの住民と触れ合うようにしている」(選対関係者)という。

4600チバQ:2017/10/19(木) 07:45:07
https://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-FB5A4354-7C32-432A-972C-B186D8591C07.html
議席死守へ総力戦 比例区ルポ 2017衆院選おおいた
03:01大分合同新聞

議席死守へ総力戦 比例区ルポ 2017衆院選おおいた
議席死守へ総力戦 比例区ルポ 2017衆院選おおいた
(大分合同新聞)
 終盤戦を迎えた衆院選で、大分県内の各党は小選挙区の戦いと並行して比例九州ブロック(定数20)の議席獲得に火花を散らしている。定数が今回から1減となり、選挙戦は熾烈(しれつ)を極める。
 県内では選挙区に候補者を立てず、比例一本で戦う公明党は選挙区の自民党候補との「相互推薦」をてこに懸命に集票。同じく比例区を重視する共産、社民両党も選挙区の公認候補と連動し、比例票の上積みを狙う。
(九州を重点対象に)
 公明党は2014年の前回選挙で悲願だった九州比例4議席を獲得した。党本部は九州を重点対象に位置付け、集中的に運動を強化。支援団体との総力戦で現有議席死守に懸命だ。
 比例名簿4位の前職は党県本部の顧問を務めている。同幹部は「大分には当選まで押し上げる責任がある。抜きつ抜かれつの厳しい戦いだが、最後の最後まで追い込みを掛けていく」。
 自民党県連は公明党の比例候補を「推薦候補」と位置付けている。3選挙区の自民党候補は陣営を挙げて「比例は公明」と重ねて訴える。
(組織挙げて票固め)
 共産党は県内で6万票の獲得目標を掲げ、党県委員会書記長を比例単独で擁立。1区の公認候補や県議、市議らを総動員し、比例票の支持拡大を目指す。党県委員会の幹部は「野党が乱立したが、わが党の姿勢はぶれずに一貫している。比例で躍進してこそ野党共闘の発展につながる」と訴える。
 現有1議席の死守を目指す社民党は比例前職が立候補した2区以外に、1、3区に「比例選対」を設置。比例区では他の野党との競合が激化しており、党県連合は支持組織を挙げて票固めを急ぐ。
 希望の党は公認候補を立てた1区を中心に比例代表の選挙カーで支持を訴える。立憲民主党は比例区で目立った活動はしていない。
 日本維新の会は最終盤に選挙カーが県内入りし、比例票の掘り起こしに全力を注ぐ。

4601チバQ:2017/10/19(木) 12:41:46
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-104854151.html
希望・升田氏「自民の補完勢力なら離党」
08:49東奥日報

 衆院選青森県1区の希望の党・升田世喜男候補は18日、青森市で行った街頭演説で、希望が自民党の補完勢力と一部政党から指摘されている点について「補完勢力だと私は全く信じていない。仮に希望の党が自民党の補完勢力だと明確に分かったら、直ちに離党する」と断言した。候補者が選挙期間中に、離党の可能性に言及するのは異例。

4602チバQ:2017/10/19(木) 12:44:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_51004.html
<衆院選山形>公認3候補「希望」語らず、語れず 応援弁士は民進関係者ばかり


山形県入りし、応援演説をする野田前首相。希望の党候補の応援弁士は民進党関係者ばかり=16日、米沢市
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希望の党候補の応援で山形県入りした民進党前代表の蓮舫参院議員(左)。希望の党関係者の来援はない=13日、山形市七日町
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 衆院選山形1〜3区で、希望の党の3候補が選挙戦終盤、党ポスターの掲示をやめるなど「党隠し」の戦術に出ている。3候補は当初、民進党の公認または推薦を得て立候補する予定だったため、想定していた支持層には、改憲や安保法制に肯定的な希望の党への拒否反応があるという。応援を依頼しているのも民進党関係者ばかり。選対関係者は「いま希望の党を口にすると逆効果」と口をそろえる。
 酒田市郊外にある希望の党元議員、阿部寿一氏(58)=3区=の選挙事務所からは、窓に貼っていた党のポスターが姿を消した。
 選対幹部の一人は「地方では希望の党公認は逆風。候補者個人を前面に出して戦う」と説明する。
 1区の新人荒井寛氏(44)の選対幹部は「あいさつ回りでも、支持者から『どうして希望の党に入ったのか』との質問ばかり」と、うんざりした様子。選挙カーの党のロゴを外すかどうか議論になっている。
 2区の前議員近藤洋介氏(52)の選対関係者も「党名を前面に掲げるには、抵抗感がある」と説明する。
 応援弁士にも、希望の党関係者は見当たらない。郡和子仙台市長や野田佳彦前首相、安住淳元財務相ら近藤氏の民進党時代の仲間が15〜17日、2区を中心に日替わりで来援。序盤も民進党前代表の蓮舫参院議員らが訪れただけだった。
 米沢市で16日夜、近藤氏の応援マイクを握った野田氏は「政党にこだわらず、一緒に国のために頑張りたいと思える同志を選んで応援している」と述べた。
 3候補の選対本部によると、今後も希望の党代表の小池百合子東京都知事が山形入りする予定はないという。


関連ページ:山形政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日

4603チバQ:2017/10/19(木) 12:44:40
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_11021.html
<衆院選宮城>郡仙台市長を巻き込み攻防 市長選の雪辱期す土井氏、後継強調浮上狙う岡本氏


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 22日投開票の衆院選で、宮城1区の自民党前議員土井亨候補(59)=公明・日本のこころ推薦=と、立憲民主党新人岡本章子候補(53)の両陣営が、郡和子仙台市長を巻き込み攻防を繰り広げる。7月の市長選で郡氏に敗れ、雪辱を期す自民。共に民進党出身で郡氏の後を継いだ岡本氏は、高い知名度を誇る市長の後押しで反転攻勢を仕掛ける。

 「野党の市長が誕生し、今後は国から新しい事業の予算が来なくなると思う。自民の衆院議員がいなくなったら困る」。11日に青葉区であった土井氏の個人演説会で、自民市議は危機感をあおった。
 自民と土井氏にとって郡氏は、1区で4度接戦を繰り広げた因縁の相手だ。市長選では郡氏に自民系の候補者が競り負け、市議会最大会派の自民は野党に転落した。
 自民のベテラン市議は「有権者を見つけると、すぐに駆け寄って握手する岡本氏の手法は、郡氏そっくりだ」と苦い表情を浮かべる。郡氏の影がちらつく戦いに、自民県連幹部は「今度は絶対に負けられない」と力を込める。
 対する郡氏は14日昼、岡本氏への本格的な支援に動きだした。青葉区の個人演説会で「国難を突破するには岡本さんを当選させるしかない」と語気を強め、政権与党への対決姿勢を鮮明にした。
 15日には、多くの買い物客が行き交う青葉区の商業施設前に駆け付け、街頭演説の表舞台に立った。郡氏は「政治の流れを変えられるのは岡本さんしかいない。力を貸してほしい」と詰め掛けた聴衆に訴えた。
 「知名度が低く、是が非でも応援に入ってもらわないと困る」。岡本氏陣営から再三の要請に、郡氏が市長選で支えてもらった恩を返した形だ。心強いアシストに岡本氏は後継の看板を前面に掲げ、浮上を狙う。
 1区には日本維新の会新人の畠山昌樹氏(43)、希望の党新人の伊藤優太氏(32)、幸福実現党新人の油井哲史氏(37)、無所属新人の今留尚人氏(52)も立候補している。


関連ページ:宮城政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日

4604チバQ:2017/10/19(木) 12:45:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_71008.html
<衆院選東北>中野氏孤軍奮闘、異彩放つ 日本のこころ唯一の所属議員、強い保守色前面に


自主憲法の制定、防衛力強化を主張する中野氏=14日、仙台市青葉区
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 日本のこころ代表で、仙台市に地盤を持つ中野正志参院議員が、衆院選で孤軍奮闘している。党唯一の所属議員として比例票獲得のために東北と東京を奔走。強い保守色を前面に掲げ、各メディアの党首討論にも出ずっぱりで、存在感は異彩を放っている。
 「野党の体たらくは情けない。安倍晋三首相の代わりを務められる人材はいない」。中野氏は14日、仙台市の中心商店街で街頭演説に立ち、熱弁を振るった。
 中野氏は自民党衆院議員時代、安倍氏とともに旧三塚派(清和会、現細田派)に所属。縁は古く、野党ながら安倍政権に協力する。
 15日には民放テレビ局の討論会に出演。加計(かけ)学園の獣医学部新設問題が取り上げられた際は「新設は地方創生。ゆがんだ行政が正されただけだ」と、自民幹部に成り代わって安倍首相の守護役を買って出た。
 衆院選では東北、東京の比例代表に新人を各1人擁立したが、議席確保は極めて困難な情勢だ。政党を維持するには「所属議員5人以上」か「総得票数の2%以上」の獲得が必要で、政党助成法などに基づき要件を失う恐れが高い。
 中野氏は自民公認だった2009年衆院宮城2区で落選後、13年参院選で日本維新の会(当時)から比例で当選して国政復帰した。
 14年9月、衆参23人で結成した次世代の党に入ったが、離党者が相次ぎ、中山恭子参院議員と2人になった。今年2月、現在の党名に変更。中山氏が9月末に希望の党に移ったため、孤塁を守る形となった。
 古参の支持者の一人は、中野氏の政党遍歴に理解を示しつつ「自民に戻ってこそ仕事ができる」と、衆院選後の古巣復帰を望む。


関連ページ:広域政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日

4605チバQ:2017/10/19(木) 12:46:52
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101902000258.html
譲れぬ一騎打ち 愛知7区
2017年10月19日 紙面から
写真
 民進党のホープとも言われた前職、山尾志桜里さんの既婚男性との交際疑惑報道は、安倍晋三首相が衆院解散を決断した一因ともいわれる。その山尾さんが無所属で出馬する愛知7区は、全国的な注目区だ。過去三回の選挙で勝敗を分け合ってきた自民前職、鈴木淳司さんとの一騎打ちは接戦で終盤を迎えた。
 「あんな相手には負けたくない」
 愛知県尾張旭市内で十六日夜に開かれた鈴木陣営の集会で、鈴木さんが力を込めた。それまでは「スキャンダルについて非難や応酬とは決別したい」と山尾さんの疑惑には触れてこなかったが、ここへきて感情をあらわにする場面がある。
 山尾さんとの過去の対戦は一勝二敗。二〇一四年の前回は自民が大勝した中でも五千票差で敗れた。昨年、山尾さんが国会で保育園の待機児童問題の追及で一躍有名になり、民進の政調会長に抜てきされた時は「もう勝てないのでは」と支援者から弱気な声も出た。
 ところが今年九月、週刊誌が交際疑惑を報じ、安倍首相が解散に踏み切ると状況は一変。疑惑の影響は大きいとみた一部の支援者からは「楽勝」との声も上がった。だが、陣営幹部は「相手はメディアの使い方もうまく、強い」と警戒を緩めない。自民は激戦の重点区に指定。最終盤で知名度の高い応援弁士を投入する可能性がある。
 県外出身者の山尾さんを意識し「7区で生まれ、育った」と強調する鈴木さん。経済産業副大臣を務めたことなどもアピール。「少子高齢化や人口減少の中でいかに経済を発展させ、福祉を守るかだ」と訴える。
 冷たい雨が降った十六日朝、愛知県大府市のJR共和駅前。山尾さんはぬれた前髪を拭いながらマイクを持った。「今回は無所属。ワンチャンスです」と、比例復活のない背水の陣であることを強調した。
 希望の党が、合流してくる民進出身者に安全保障関連法の容認など「踏み絵」を迫ったと報じられた際には、中道リベラルの筋を通せるとして「無所属で良かったと心底思っている」と強気に発言したことも。
 労組団体の連合は推薦を見送り、民進の地方議員が自発的に手伝う。野党共闘を求める共産が候補を擁立せず実質的な支援に回る。山尾さんは街頭で「共謀罪」の審議を仕切った衆院法務委員長の鈴木さんと対峙(たいじ)したこと、待機児童問題に切り込んだことを訴える。
 「三年間の活動を見て応援してくれる新しい層がいる」と陣営幹部。疑惑の影響で女性有権者がある程度離れることは覚悟するが、それでも街頭で女性から「頑張って」と声が掛かることもある。山尾さんは「待機児童問題の幕を開けた私が、このまま黙って幕引きするわけにはいかない」と力を込めた。
 (衆院選取材班)

4606チバQ:2017/10/19(木) 12:47:13
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/zen/CK2017101902000255.html
「連勝」体験で野党共闘 新潟ルポ
2017年10月19日 紙面から
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 野党候補乱立で全国的に与党が衆院選を優位に進める中、新潟県内の六小選挙区のうち、五選挙区で野党が候補を一本化し、自民党の候補と接戦となっている。なぜ新潟で野党はつぶし合いを避けられたのか。現地で理由を探った。
 コメどころの魚沼市や長岡市の一部などを区域とする新潟5区。肌寒い十八日午後のJR長岡駅前に、民進党の小川敏夫参院議員会長をはじめ、共産党、自由党、社民党の「野党四党」幹部がそろい踏みした。
◆風土後押し

 「野党と市民が結集すれば、暴走安倍政権を倒せる」。小川氏は、聴衆に一本化に成功した野党系無所属候補への支援を訴えた。
 四党は今回の衆院選でも、全国で選挙協力を模索していた。ところが、希望の党が結成され、民進が希望の公認で候補を出す方針となり、状況が一変した。
 希望入りしなかった民進前職らは、立憲民主党を結成。希望と立憲民主、希望と共産が互いに候補を出し合う小選挙区が相次いだ。「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲民主・社民など」の三極が争う構図の小選挙区は、全体の七割を占める。野党は、競合することで安倍政権への批判票を奪い合い、苦戦を強いられている。
 一方、新潟では2区を除き、立憲民主や無所属の候補に一本化。希望は候補を立てず、共産も2区以外の五選挙区で取り下げた。自民候補と「一対一」かそれに近い構図が生まれた。
 街頭演説に顔を出した地元の共産幹部は「これまでの『成功体験』が一本化に結び付いた」と指摘した。新潟では昨年、民進、共産、生活(現自由)、社民四党が参院選で統一候補を立て、続く知事選でも民進を除く三野党の推薦候補に一本化し、与党に連勝した。
 衆院選でも、この実績を重視した各選挙区の民進前職らが、希望の公認ではなく、「野党共闘」を選択。希望も、有力な独自候補を見いだせなかった。民進の地元幹部は「新潟は風に流されない政治風土があり、希望では大きな支持が得られない」と強調した。
◆自民「脅威」

 自民陣営は、安倍晋三首相(自民党総裁)が公示直後の十二日に新潟入り。県内全六選挙区を一日かけて回り、てこ入れした。
 首相は、野党の統一候補を「無所属では当選後どうするのか」「共産に随分応援してもらっている」と指摘。「当選するために人気のありそうな党にもぐり込んだり、看板を隠したりしてよいのか」と批判した。
 自民で人気のある小泉進次郎筆頭副幹事長も十五日に県内に入り、演説時間の多くを野党共闘批判に割いた。「県内を席巻する『とにかく安倍首相が嫌い』の一点でくっつく野党のあり方と(自民候補を)見比べてほしい」と訴えた。
 野党との「一対一」の争いでは、安倍政権に対する有権者の評価が結果に表れやすい。地元の自民関係者は「野党共闘は脅威だ。全く余裕がなくなった」と危機感を募らせた。
 (山口哲人)

4607チバQ:2017/10/19(木) 12:49:01
>>4523-4527の続き
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017101802000159.html
<衆院選>小選挙区の終盤情勢(18区〜25区)

2017年10月18日


 衆院選(22日投開票)で都内の小選挙区について、東京新聞が実施した電話による世論調査に取材を加え、終盤情勢を分析した。全25選挙区のうち、自公が計18選挙区で当選圏に入っている。多摩地域の八つの選挙区の情勢を紹介する。 (敬称略)
◆18区 先行の土屋、菅が猛追
 先行する土屋を菅が猛追している。鴇(とき)田は苦戦。
 武蔵野市長を六期務めた土屋の信条は「国政は地方にあり」。安倍政権の経済・外交政策への支持と自らの「政策実行力」をアピールする。自民、公明支持層を確実にまとめ、無党派層の取り込みも図る。
 菅は憲法改正の動きを批判、首相として原発事故に対処した経験から「自然エネルギー促進で原発ゼロ」と訴える。武蔵野市長選の元民主都議当選を追い風に、独自候補を見送った共産の支援で支持拡大を狙う。
 元テレビ東京記者の鴇田は知名度アップに懸命。
【18区】
鴇田敦 51 希新 《比》
菅直人 71 立<前><12>《比》
土屋正忠 75 自前<3>  公
◆19区 松本リード、追う末松
 四選を目指す松本が優位に立ち、返り咲きを狙う末松が追う。
 松本は元銀行員。防災担当の内閣府副大臣として危機管理に当たった実績を前面に「責任を果たすことのできる政治を」と主張。末松は外務省職員時代、戦場の悲惨さに触れて平和への思いを強くし、「誠実なリベラルの復活」を掲げる。
 女子美術大非常勤講師の佐々木は、犯罪被害に遭った経験から「安心・安全な社会の構築を」と訴える。杉下は「子どもたちに平和な未来を」と憲法九条の改正反対などを訴え、政権批判票の取り込みを図る。
【19区】
佐々木里加 50 希新 《比》
杉下茂雄 68 共新  
松本洋平 44 自前<3>《比》 公
末松義規 60 立元<5>《比》
◆20区 木原が一歩抜け出る
 四期目を狙う木原が一歩リード。
 木原は「外務副大臣として外交の最前線に立ってきた」と実績を強調。平和を守るための北朝鮮情勢への適切な対応や、高齢者福祉の充実などを訴え、一層の支持拡大を狙う。
 宮本は前回の比例代表で初当選し、今回は小選挙区での挑戦。安倍政権との対決姿勢を鮮明にし、「市民と野党の共闘」を掲げてリベラル層への浸透を図る。
 鹿野は救急医療の専門医として十五年間働いた経験から「一人でも多くの命を救う」と、医療制度改革の必要性を訴える。
【20区】 
木原誠二 47 自前<3>《比》 公
鹿野晃 44 希新 《比》
宮本徹 45 共<前><1>《比》
◆21区 小田原と長島が激戦
 小田原と長島が前回に続いて激戦を繰り広げる。
 小田原は就職率や株価の回復を挙げ、アベノミクスの成果を強調。「自公政権の五年間でようやくまっとうな国に戻ってきた」と政権継続を訴える。
 外交、安全保障政策に通じた長島は、安倍政権の北朝鮮政策を「圧力ばかりでは暴発する可能性があり、大変危険だ」と批判。「必要なのは対話に引き込むための圧力だ」と主張する。
 共産の協力も得て初の選挙戦に挑む小糸は「平和憲法を守る」と訴え、主夫の経験と若さもアピールして支持を広げる。
【21区】 
小糸健介 35 社新 《比》 立
長島昭久 55 希<前><5>《比》
天木直人 70 諸新  
小田原潔 53 自前<2>《比》 公

4608チバQ:2017/10/19(木) 12:49:26
◆22区 8選へ伊藤が優位保つ
 八選を目指す伊藤が優位を保つ。若いころ夫婦でピザ店を営んだ経験は今も語り草で、金融担当相などの経歴から「経済最優先」「アベノミクスの加速」を掲げる。
 返り咲きを狙う山花は、党への追い風を得て懸命に追う。「安保法制の白紙撤回」「格差拡大のストップ」を公約に、支持層に加えて政権に批判的な無党派層の取り込みを図る。
 阿部は共産支持層、金ケ崎は希望支持層を固めるが、いずれも広がりを欠き、苦戦を強いられている。
【22区】 
山花郁夫 50 立元<3>《比》
伊藤達也 56 自前<7>《比》 公
金ケ崎絵美 41 希新 《比》
阿部真 43 共新  
◆23区 小倉がリードを保つ
 小倉がリードを保っている。町田市の市街地を中心に精力的に遊説。二期の実績を強調しながら、日銀出身らしく「東京を世界一の金融センターに」と金融通をアピール。陣営は引き締めに余念がない。
 追走する伊藤は、元国土庁長官の父・公介氏の支持者を引き継ぎ、原発ゼロや消費税増税凍結など自民との違いを打ち出して無党派層の票の掘り起こしに励む。
 松村は三女を育てる「イクメン」として、暮らしや育児など社会保障の充実を熱心に説き、反自公、反希望のリベラル票の取り込みを急ぐ。
【23区】 
松村亮佑 37 共新  
小倉将信 36 自前<2>《比》 公
伊藤俊輔 38 希新 《比》
◆24区 萩生田が幅広く浸透
 萩生田が安定した戦いで高橋、吉羽、飯田が追う。
 萩生田は「八王子を守り、その延長で日本をよくする」と力説し、幅広い年代から支持を集めて組織を固める。
 高橋は千カ所のつじ立ちを目標に「皆さんが主役の政治を実現する」と訴え、無党派層の取り込みも狙う。
 吉羽は「安倍一強政治を続けるか、不信任を突きつけるか」と選択の重要性を強調、知名度拡大を図る。
 憲法問題を落語で伝える活動を続けてきた飯田は、着物姿で憲法九条の改正反対を訴える。
【24区】 
吉羽美華 37 希新 《比》
萩生田光一 54 自前<4>《比》 公
飯田美弥子 57 共新 《比》
高橋斉久 44 立新 《比》
◆25区 井上信、着実に抜け出す
 六期目を狙う井上信は自転車遊説や個人演説会を重ね「アベノミクスは一定の成果を上げている。景気回復を西多摩、昭島まで広げる」と主張。着実に支持を固めて抜け出しつつある。
 山梨1区から国替えした小沢は地元都議、市議と選挙区内を回り「身を切る改革なしに消費増税をしてはならない」と訴え、知名度を上げてきた。
 山下は地元と縁の深い「多摩っ子」とアピールし、地域の魅力を生かした政治を提言。安倍政権を批判し「国民の暮らしを応援する」と強調する井上宣(たかし)とリベラル層の票を奪い合う。
【25区】 
井上宣 43 共新  
山下容子 58 立新 《比》
井上信治 48 自前<5>《比》 公
小沢鋭仁 63 希<前><8>《比》
写真
<小選挙区の区割り>
◆18区
 武蔵野・府中・小金井市
◆19区
 小平・国分寺・西東京市
◆20区
 東村山・東大和・清瀬・東久留米・武蔵村山市
◆21区
 八王子(南東部の一部)・立川・日野・国立・多摩(北東部)・稲城市(南西部)
◆22区
 三鷹・調布・狛江・稲城市(21区を除く区域)
◆23区
 町田・多摩市(21区を除く区域)
◆24区
 八王子市(21区を除く区域)
◆25区
 青梅・昭島・福生・羽村・あきる野市、西多摩郡

4609チバQ:2017/10/19(木) 12:50:04
http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190032-n1.html
2017.10.19 11:09
【衆院選】
千葉4区ルポ 前職と新人4人が激突 盤石の野田佳彦氏、背水の木村哲也氏
 冷たい小雨が降る朝。JR船橋法典駅前。傘も差さずに立つ男がいた。無所属前職で前首相の野田佳彦(60)。「素志貫徹」「一強打破」の青いノボリが秋風に揺れる。若い女性が駆け寄って「頑張ってください」と声を掛ける。「ありがとうございます。力を貸してください」と力強く手を握った。長年、駅頭立ちを続ける。浮動票が“不動票”となり、強固な地盤を築いた。党派を超えて「野田党」と呼ばれる支持者が多い。野田はいった。「手応えはいい。だが、油断はしない」

 民進党幹事長を務めた。今回の衆院選では新党「希望の党」に合流せず、無所属で立った。ぶれずに筋を通したが、陣営幹部は「徒手空拳だ。厳しい戦いになる」と気を引き締める。

 野田は地元に貼り付いて選挙戦を戦うわけにはいかない。「捲土(けんど)重来を期して泥水をすすってきた仲間の応援に行く」。本県だけでなく、新潟、広島、高知など全国を駆け回る。

 貧困の連鎖を断ち切るために児童扶養手当の拡充や医療・介護・年金の充実、身を切る改革と行政の透明化などの政策を掲げる。「無所属では政策を実行することができないのでは」との指摘もあるが、野田は「無所属でもちゃんとできる。(政官界に)仲間がいる」と一蹴。黒い乗用車に乗り込み、仲間の応援のため大阪へ向かった。

自民新人で元県議の木村哲也(48)。前回衆院選では公示直前に出馬を決断したが、野田に5万票を超す大差で敗れた。「政策を浸透させるには時間が足りなかった。悔しさをバネに頑張る」と再起を期して連日、駅頭立ちを続けた。集会にもこまめに顔を出し、知名度を高めていった。「2回連続で敗れれば後がない。背水の陣だ。今度こそ議席を獲得する」と意気込む。

 寒い夕方。東葉高速北習志野駅近くの商店街で街頭演説を行った。「日本のために。船橋のために」のノボリが立つ。知事の森田健作が駆けつけた。「みんなの代表として国政に送り出してほしい。必ずやる男だ」と訴えた。木村は「北朝鮮のミサイルは絶対に許すことはできない」と主張。安全保障や地域経済の活性化、医療・福祉・介護の充実などを訴えた。やってきた女性の車椅子を自ら押す心遣いを見せた。陣営幹部は「選挙戦は厳しい。(野田陣営の)巨大な壁を崩していかねば」と語った。

 維新新人で元県議の佐藤浩(52)は「消費増税凍結。身を切る改革で財源を生み出し、教育無償化を実現する」と訴える。陣営の選挙戦は異色だ。支援者の男性2人が明治維新で活躍した西郷隆盛と坂本龍馬に扮(ふん)し、ビラを配る。佐藤は「反応がいい。有権者が手を差し伸べてビラを受け取る。得票目標を上方修正した」と笑顔で明るく語った。


 共産新人の深津俊郎(69)は労働組合で活動してきた。「働く者が普通に暮らせる社会を目指す。安倍政権を退陣させ、憲法を生かす政治に転換を」と訴える。党地区幹部としてこれまでの国政選挙では裏方に徹してきたが、今回は表舞台に登場。JR船橋駅北口などで演説し、共産票の上積みを目指す。船橋市内の40代の女性は「投票に必ず行く。政治家には子育て支援を重点的にやってほしい」と話した。(塩塚保)=敬称略



 対決の構図が大きく動いて始まった衆院選は終盤にさしかかった。注目の選挙区をリポートする。

4610チバQ:2017/10/19(木) 12:50:47
http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190013-n1.html
2017.10.19 05:00
【声をからして 衆院選ルポ】
鹿児島3区 過熱する陣取り合戦…区割り変更で激しい攻防
 普段は人影もまばらな鹿児島県薩摩川内市のJR川内駅前が13日昼、千人を超える人々で埋まった。自民党公認の小里泰弘の応援に駆け付けた首相で自民党総裁、安倍晋三の演説を聴くためだ。

 「今までの選挙区と変わり、厳しい選挙だ。小里さんにこの地域を託そうではありませんか」

 地方にとって首相の来訪は一大イベントだ。演説を終えた安倍を追いかけて数百人が九州新幹線の改札口まで押し寄せるなどヒートアップした。小里にとっても安倍の応援は大きな意味があった。薩摩川内市での支持拡大が最大の課題だからだ。

 「一票の格差」解消と議員定数削減を目的に7月に行われた区割り変更の結果、鹿児島県の選挙区数は5から4に減った。そして一部の自治体を除く旧3区と旧4区が統合され、新3区が誕生した。

 旧4区を地盤とする小里は、新4区に編入された故郷・霧島市を失った。代わりに、県内4位の人口(9万5千人)を誇る旧3区の薩摩川内市が選挙区の一部となった。同市は新3区で最大の票田だ。しかも、平成26年の前回衆院選で旧3区に出馬し、無所属ながら自民党公認候補を破った野間健の“金城湯池”でもある。野間は同市で、自民候補の倍以上の約3万票を獲得した。

 野間は、17年の「郵政選挙」で自民党を離党した元金融担当相の故松下忠洋に秘書として仕え、松下が24年に死去すると、その保守地盤を受け継いだ。今回は希望の党公認で挑む。小里陣営は「薩摩川内の野間支持層を崩せなければ勝てない」と踏んでおり、小里は同市に移り住んだ。

 14日には自民党元幹事長の石破茂が薩摩川内市で応援演説をしたほか、元幹事長の古賀誠も日本遺族会に支持を訴える会合を開いた。18日は総務相の野田聖子も現地に入った。

 
■   ■ 

 これまで旧3区を地盤とし、区割り変更に伴い比例に回った自民党前衆院議員の宮路拓馬は連日、小里と行動をともにしている。

 「この地を離れることになり、身を引き裂かれる思いだ。ただ、薩摩川内を引き継ぐのが兄貴分として慕う泰弘先生だったのは救い。私の選挙戦は泰弘先生の選挙戦なんです」

 宮路は12日、薩摩川内市の3カ所の農協支所前でマイクを握り、目に涙をためながら自身の支援者らに小里支持を訴えた。小里は「拓馬さんは一心同体で戦ってくれている」と応じた。「拓ちゃんじゃなくなって残念だ」。宮路は終了後、支援者に次々と声をかけられ、手を握られた。

4611チバQ:2017/10/19(木) 12:51:10
 もうひとつ、前回と大きく違うことが、過去に松下、野間を応援してきた薩摩川内市長の岩切秀雄が小里の後援会長に「くら替え」したことだ。自民党による安定政権が続く中、宮路は岩切との関係改善を図り、地元事業に関する政府への要望で窓口になることも増えていた。保守系市議の多くも野間から小里支持に回った。

 
■   ■ 

 「小里氏の陣営は明らかにうちの薩摩川内に狙いを定めている」

 野間陣営は小里の進攻に焦りを募らせる。野間は薩摩川内市で10日に開いた出陣式で対抗心をむき出しにした。「今日お見えの千人を超える全ての皆さんと手を握り、お茶を飲み、焼酎を酌み交わしてきた。その自信と誇りがある」

 隣接する旧3区のいちき串木野市で12日に開いた演説会では、無所属として新たな選挙区で戦うには限界があることを説明し、希望の党入りに理解を求めた。「新しく(選挙区に)加わった地域では野間の名前を聞いたこともない方々ばかりだ。選挙ポスターぐらい貼ってほしいと(支援者に)言われていた」とも語った。

 薩摩川内市の市議や業界団体が小里に流れる中で「顔を見られたら困るから会合に出席できないが、投票はする」と伝えてくる企業経営者らもいる。

 一方、小里の地盤である旧4区での知名度不足は否めず、劣勢を強いられている。野間は失地回復の一手として、希望の党代表の小池百合子の応援入りを繰り返し要請してきた。小池は16日に鹿児島3区に入り、首相と同じJR川内駅前で演説し、拳を振り上げた。

 「『安倍1強』政治を許すまじ。今の政治にノーを突き付けましょう」

 こちらも千数百人が詰めかけ、「小池カラー」の緑色のペンライトを揺らした。陣取り合戦を制するのは誰か-。間もなく明らかになる。=敬称略(田中一世)

 ▽鹿児島3区(3人)

野間健(59)☆元議員秘書  希望 前

小里泰弘(59)☆元環境副大臣 自民 前<公明>

山口勇太(26) 党准県委員  共産 新 

※届け出順、☆は比例と重複

4612チバQ:2017/10/19(木) 14:16:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00010000-tokyomxv-pol
<衆院選 東京7区>“3極”新区割りで激しい戦い
10/18(水) 23:06配信 TOKYO MX

TOKYO MX
 衆議院選挙・東京都内の注目の選挙区をシリーズでお伝えしています。今回は「東京7区」です。東京7区も今回から選挙区の区割り変更がありました。これまでは中野区と渋谷区の全域でしたが、今回から中野区の北部が10区に移り、一方で目黒区、品川区、杉並区の一部が7区に加わりました。これによって、およそ10万人の有権者が入れ替わった計算になります。

 自民党と立憲民主党から立候補した前職が長年争ってきた選挙区に、希望の党の新人らが割って入り、3極が争う今回の衆院選の象徴的な選挙区となっています。

自民党・松本文明候補(68)
 前回の衆院選では比例代表で復活した、自民党・前職の松本文明さんは「『アベノミクスの成果は自分に届いていない』という国民の声をしっかりと受け止めて、実感を持ってもらうまで私たちは手を緩めることはない」と訴えます。一方で、松本さんの自宅は区割りの変更で7区から10区に移り、支持の拡大に懸命です。松本さんは「(区割り変更は)大変残念。新しく選挙区になった地域は今まで十分にコミュニケーションが取れていなかった」と語ります。

 新たに7区となった目黒区と品川区では、7月の東京都議会議員選挙で自民党の候補が落選しましたが、組織力は健在です。松本さんは「自民党のそれぞれの地域のネットワークに今は頼っている」と語ります。

 安倍内閣で副大臣を務めた実績を掲げ、経済成長のさらなる加速を訴えます。

立憲民主党・長妻昭候補(57)
 自転車で街中を走り回るのは、立憲民主党の立ち上げメンバーで、代表代行を務める前職の長妻昭さんです。長妻さんは「(選挙区内は)高層ビルやマンションが多いから、(自転車の乗るのは)車に乗っていても誰が乗っているのか分からないし、お話もできないので」と語ります。

 区割りの変更による新たな地域の有権者の支持を得るため、商店街や住宅街を地道に回ったほか、多くの通勤客が行き交う駅前で街頭演説を行っています。長妻さんは「数の力よりも信念の力こそ政治を変える原動力。これを信じて立憲民主党を立ち上げた」と訴えます。

 過去3回の選挙では自民党の対抗馬に勝利していますが、今回は小池知事が代表を務める希望の党にも警戒を強めます。長妻さんは「東京は小池知事のお膝元。半端でない風が吹くでしょうから、その風に吹き飛ばされないように。立憲民主党を作った意義も問われる選挙。何とか小選挙区で勝ち上がっていきたい」と気を引き締めます。

希望の党・荒木章博候補(64)
 ベテラン同士の戦いに割って入るのは、希望の党から立候補した、元・熊本県議会議員で新人の荒木章博さんです。荒木さんは「家内と地元(熊本県)から、この地で住む決意を決めて来た」と訴えます。

 「都民ファーストの会」代表で娘の荒木千陽都議会議員が積極的に応援に入ります。荒木千陽都議は「私は東京7区の中野選出の議員なので、親子というよりは候補者と所属議員として、しっかりと当選させるよう頑張っていきたい」と話します。

 選挙事務所には小池代表のポスターがずらりと貼られ、荒木さんも緑の鉢巻きに緑のネクタイを締め、小池代表との連携をアピールしながら、地盤がほとんどないという逆境をはねのけようと必死です。

 荒木さんは「小池代表は熊本地震の時に液体ミルクを持ってきてくれた。そのおかげで熊本県の住民が助かった。自分の経験したことを生かし、東京の防災に取り組みたい」と話しています。

無所属・井上郁磨候補(26)
 IT会社社長で無所属・新人の井上郁磨さんは、インターネット上のライブ配信やブログで政策を訴え、新しい技術を活用した政治の在り方を模索したいと話します。

 井上さんは「時代は変化している。もっとフィットできるような政治のやり方があるのではないかと思っている」と語っています。

■衆院選東京7区 立候補者(届け出順・敬称略)
松本文明(68,自民・前)
長妻昭(57,立民・前)
荒木章博(64,希望・新)
井上郁磨(26,無所属・新)

4613チバQ:2017/10/19(木) 14:20:40
>>4250>>4252
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk14010251000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/3 候補差し替えの8区 巻き返し急ぐ自民 江田氏は選挙後も視野 /神奈川
10月17日 00:00毎日新聞

 「福田峰之、名前は1回しか言わないが、留守電で、『離党します』という話だった。こうした事態になったことを、県連会長としておわび申し上げる」。今月4日、横浜市緑区のホールで開かれた自民元職、三谷英弘氏の決起大会。小此木八郎県連会長は支援者ら数百人を前に深々と頭を下げた。

 自民から立候補予定だった福田元副内閣相が9月24日、急きょ離党して希望の党から出馬すると表明した。比例復活とはいえ当選3回の中堅だ。自民は動揺の広がりを防ごうと、自民からの出馬希望を受けていた旧みんなの党出身の三谷氏を擁立して立て直した。しかし、予想外の出来事に自民県連幹部も「最初にやるべきは、支援者へのおわびと説明責任を果たすこと」と地元との信頼関係の修復を重視する。

 マイナスイメージを拭い去ろうとする動きもある。陣営の地方議員らは集会で「Fって人は、どっか夜逃げしちゃいました」とジョークを飛ばし、聴衆に「怒ってる人は手を挙げて」と語りかけるなど、逆に結束につなげようと躍起だ。

 急場の落下傘候補だけに、三谷氏の知名度不足は否めない。10日の出陣式でも「安倍政権は国に必要な法律は不人気でも通していく。自民党の一員として働く」と、自民候補であることを強調。菅義偉官房長官ら党重鎮も応援演説に次々と入るなどテコ入れを図る。陣営幹部は「コアな自民支持層だけでは小選挙区は厳しい。始発から終電まで街頭に立って露出を高める」と巻き返しを急ぐ。

 「決して小池(百合子)さんが私を『排除する』思いではないと聞いている。だからこそ、希望の党が対抗馬を立てない」。今月2日、希望には合流せず、無所属での出馬を表明した江田憲司氏は、報道陣から「希望から公認を得られないのではないか」と問われると語気を強めた。

 江田氏は希望への合流を見送った経緯を「(民進の)仲間が選別され、公認を外される惨状を目の当たりにした」と説明する。だが、自身の結党した旧みんなの党と希望の政策を比較して「原発ゼロなど、ほぼ一緒」と言うなど、対決姿勢は示さなかった。希望は対抗馬を擁立せず、構図は江田氏が福田氏に4万票以上の差で大勝した前回選とほぼ同じとなった。

 「私の原点は無所属。1人で戦い抜く決意をさせてもらった」。10日の第一声ではこのように語り、組織を持たない戦いであると強調した。一方で、「当選した暁には、希望や立憲民主など、志が同じ政党とスクラムを組み、自民に対抗する政党をつくる」とも述べ、選挙後の政党との連携もきっちりアピールした。

 共産新人の加藤リカ氏は「社会保障や教育の財源は、増税に頼らなくても別の道がある」と大企業の内部留保などへの課税を提案。8歳の男児を育てる母親の立場から「誰の子どもも戦争で殺させない決意で9条を守り抜く」と訴え、核兵器禁止条約への参加を呼びかける。【杉山雄飛】=つづく

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 ◇8区=横浜市緑・青葉区など

加藤リカ 45 共新

大西恒樹 53 諸新

江田憲司 61 (5)無前

三谷英弘 41 (1)自元

 (届け出順)

4614チバQ:2017/10/19(木) 14:21:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk14010210000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/4 4回目一騎打ちの14区 希望への合流「逆風」 自民市議団は結束 /神奈川
10月18日 00:00毎日新聞

 「小池さんの言いなりにはならない。『選別』『排除』は間違いだと言いました。希望の党は間違った方向には行きません。リベラルな方々も入れた大きな枠で、ぶっとい政党を作らないと政権交代はできない」

 13日午前10時、民進党の前原誠司代表を迎えた相模原市中央区上溝での街頭演説。民進党から合流した希望前職、本村賢太郎氏は、党代表の小池百合子・東京都知事の「イエスマンではない」と声高に訴えた。小雨の中、約200人が耳を傾けたが、民進党の事実上の解党と希望への合流を決断した前原代表への風当たりの強さを警戒してか、遊説は大勢の人が集まる主要駅頭を避けた。

 陣営には、政権交代への期待感から起きた希望の旋風は、小池代表の「排除」発言で風向きが変わり、その小池代表の不出馬もあって10日の公示後、高揚感がしぼんだように映る。本村氏にも有権者から「残念だ」との声が多く届くといい、「逆風ですよ」と表情を引き締める。

 今回の選挙で、自民前職、赤間二郎氏と本村氏の事実上の一騎打ちの争いは4回目になる。

 赤間氏は、2005年の「郵政選挙」で、本村氏が地盤を継いだ藤井裕久元蔵相との激戦を繰り広げ、13万票台の大量票で初当選した。その後、09年から3回の選挙では本村氏と戦い2勝1敗。勝っても負けても、堅実に10万票の大台に乗せてきた。

 一騎打ちの構図にはこれまで、個人後援会が強固な「赤間党」に対し、自民支持層をも取り込む「本村党」の色彩があった。しかし、今回は様相が一変した。赤間氏とやや距離を置いていた保守系の相模原市議が自民党市議団を結成。14区内の自民党市議11人がこぞって赤間氏の支援に回り、初めて全員が街宣車に乗ってマイクを握った。

 これまでの選挙では保守票を奪い合う他の候補も出ていたが、今回は保守系と呼べる候補は赤間氏だけ。票の上積みが期待できる状況となった。本村氏にとっては、固い支持地盤となっていた同市南区の一部が今回から区割り変更で16区に編入されたのも痛手だ。

 とはいえ、与党にも追い風が吹いているとは言い難い。希望への期待感が失速する一方で、報道機関の世論調査では立憲民主党の支持がうなぎのぼりだ。共産新人、中野渡旬氏は支持拡大を図りつつ、比例代表での共産票の目減りを強く警戒する。

 国政選挙や市長選で保守系候補などの選対幹部を務めてきた同市中央区の不動産業、久保田美智男さん(76)は「分かりにくい解散で、国民が納得しない選挙」と指摘。「比例代表で立憲に入れた人は、自民にも希望にも消極的な支持の票だろう。投票行動は読みづらい」と分析した。【高橋和夫】=つづく

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 ◇14区=相模原市北東部

本村賢太郎 47 (2) 希前

中野渡旬 69 共新

赤間二郎 49 (3) 自前

 (届け出順)

4615チバQ:2017/10/19(木) 14:21:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk14010251000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/5止 自民不在の6区 立憲「追い風」味方に 公明「地上戦」で挑む /神奈川
00:00毎日新聞

 公示日の10日夕、立憲前職、青柳陽一郎氏は通勤客が行き交う駅前で、マイクを持つ手を震わせていた。「立憲の評判がすごくいい。これまでで一番チラシを受け取ってくれる」。隣から「油断しちゃいけない」と、応援に来た福山哲郎幹事長が手綱を締めた。

 選挙戦で青柳氏は「自公に変わる選択肢は自分しかいない」と、公明前職、上田勇氏との一騎打ちを訴える。立憲の「追い風」を味方につけ、反自民層の支持を広げてきた。

 街頭では労働組合の関係者もチラシ配りに汗を流す。連合神奈川は青柳氏を推薦より低い「支持」とするが、「実際は推薦に近い」(陣営関係者)という水準の応援も取り付けた。

 だが、陣営は「うちはまだ下。離れた票もある」と冷静に分析する。支持者の中に一部いる保守層に、「リベラル」を標榜(ひょうぼう)する立憲がどう映るかは未知数だ。候補者を取り下げた共産党には票の積み増しの期待を寄せる一方、街頭など目に見える場所での協力は控え、一定の距離感も保つ。

 「本当にぎりぎりの戦いだ」。激戦が報じられた16日、応援に入った枝野幸男代表が、聴衆の前で鼓舞した。「青柳さん、比例復活ではだめだ。自公の議席を減らすために、選挙区で勝たないといけない」。小選挙区勝利を命題とする陣営は「投票率が高くなれば有利」と、無党派層の取り込みもにらむ。

 12日、横浜市のホール。上田氏の応援演説に立った三浦信祐参院議員が、ライバル候補を痛烈に批判した。「青柳さんは、たった数年で何回も政党を変えた。保守と訴えていたが、自衛隊を憲法違反と言う政党とも協力している」。陣営幹部が「自分たちの政策をゆっくり語るだけでは厳しい。きちっと批判もしなくては」と明かす。戦略の転換だった。

 背景にあるのは危機感だ。6区は県内で唯一、自民が与党統一候補として上田氏を支援する図式が続く。対する野党は今回、過去2回連続で次点の青柳氏に、共産も協力している。与党批判票が分散した過去2回と構図が変わった。

 陣営関係者は「自民支持層の票の歩留まりをなんとかしたい」と語る。公明候補への投票を渋る自民支援者が一定数いると分析し、そこへの広がりが鍵を握ると見る。

 応えるように自民は、菅義偉官房長官や小泉進次郎氏らを応援演説に投入。別の選挙区の自民候補者の集会でも、上田氏の支援者の紹介を求める文書を配った。陣営は「うちは『空中戦』をやってもしょうがない。地道に人に会う『地上戦』でいく」と、組織票を固める戦略はぶらさない覚悟だ。

 通勤客の波にあらがうように、維新新人、串田誠一氏は毎朝、駅に立つ。チラシを配らず、「国会議員3割削減」と書かれたのぼりを掲げる。「議員に選挙で借りを作っては駄目。地方議員の給料も下げないといけない」と妻の手を借りながらの選挙戦で、公務員改革を訴え続ける。【堀和彦、杉山雄飛】=おわり

………………………………………………………………………………………………………

 ◇6区=横浜市保土ケ谷・旭区

串田誠一 59 維新

青柳陽一郎 48 (2)立前

上田勇 59 (7)公前

 (届け出順)

4616とはずがたり:2017/10/19(木) 15:13:16
神奈川ネットワーク運動

WEEKLY NET
第48回衆院選 追加推薦・支持 決定
by kgnet ? 2017年10月16日
http://kanagawanet.org/

1区 篠原
3区 伊藤
4区 早稲田
6区 青柳
7区 中谷
12区 阿部

4617チバQ:2017/10/19(木) 17:39:45
>>4499-4503
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171019/ddm/005/010/037000c
注目区1/289

衆院選2017/6止 沖縄3区 「辺野古」巡り2極対決 米軍ヘリ炎上、追い打ち

毎日新聞2017年10月19日 東京朝刊

 「あってはならないことです。絶対に」。公示翌日の11日夜、沖縄3区の自民前職、比嘉奈津美氏は那覇市の自民県連で、沖縄の他の3小選挙区の自民候補とともに防衛省沖縄防衛局と外務省沖縄事務所の責任者に悲壮な表情で迫った。その日の夕方、沖縄県東村高江の民有地で米軍の大型輸送ヘリコプターCH53Eが大破して炎上。選挙日程を急きょ切り上げての抗議だった。

 悲壮な表情の裏には、沖縄の選挙事情がある。3極の戦いが注目される全国と違い、沖縄の4小選挙区は2014年の前回に続き、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する翁長雄志知事を支える「オール沖縄」勢力と、移設容認の自民候補が対決する構図だ。

 前回は「オール沖縄」勢が全勝。自民公認の選挙区全敗は沖縄と、保守分裂の選挙区があった山梨だけで、移設反対の民意の強さを突き付けた。政権幹部が「今回は小選挙区で勝つ」と反転攻勢を狙う選挙戦の矢先の今回の事故。県民の怒りは強く、自民県連幹部は「県民から不満や批判を受けるのは(移設容認の)我々だ」と頭を抱える。特に事故現場の東村がある沖縄3区への影響は不可避で、比嘉氏は16日の沖縄市の集会では「米側にきちんと申し入れるよう国に強く言っている」と強調した。

 しかし事故を巡る米軍の動きが状況を複雑にする。政府は安全確認ができるまでCH53Eの同型機の飛行停止を求めたが、米軍は事故からわずか7日後の18日に同型機の飛行を再開。政府は再開に納得しない姿勢を示すが、米軍と、米軍を止められない政府に対し、「オール沖縄」勢は批判のボルテージを上げる。

 17日に沖縄市であった3区の無所属前職、玉城デニー氏の集会には翁長氏も参加。翁長氏は「政府に当事者能力がない。こういう国の姿勢が沖縄にとっての国難だ」と指摘。玉城氏も「飛行再開を許さない思いを選挙で示そう」と訴えた。

 自民と「オール沖縄」双方は衆院選でぶつかる一方で、互いの視線は先を向く。辺野古を抱える3区の戦いは、来年2月の名護市長選の「前哨戦」だからだ。現職の稲嶺進市長は翁長氏とともに移設に反対し、3選を目指す。17日のうるま市での集会で稲嶺氏は「3区での圧勝が辺野古を止める力になり、市長選につながる」と呼び掛けた。

 自民は6日、市長選で市議会自民系会派会長を務める渡具知武豊氏の推薦を決定。自民県連の照屋守之会長は「衆院選が市長選につながる。自公で連携し、名護市では小選挙区で1万3500票、比例で公明6000票を取る」と強調した。

 前回市長選では、自民系候補が移設容認を掲げたが、県レベルでは「移設反対」の公明の推薦を得られないこともあって敗北。巻き返しには公明との協力が不可欠だ。公明県本部関係者は「衆院選の比例の数字で協力が可能かどうかが見えてくる」と語る。

 来年秋には知事選も控える。沖縄の戦いは激しさを増している。【佐藤敬一】=おわり


沖縄3区=名護、沖縄市など
玉城デニー 58 自由党幹事長(3)無 前

金城竜郎 53 幸福区支部長 諸 新

比嘉奈津美 59 [元]環境政務官(2)[自][額]前=[公]

 *党派の白抜きは比例との重複。自民党の[額]は額賀派。

4618チバQ:2017/10/19(木) 17:40:43
https://mainichi.jp/articles/20171017/ddl/k33/010/474000c
衆院選2017

焦点区を追う 1区 保守分裂、三つどもえ /岡山

毎日新聞2017年10月17日 地方版

衆院選
岡山県
選挙・岡山
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 「激しい厳しい、最も難しい選挙になった。これまでの逢沢一郎の選挙とは違うんだということ、多くの人に伝えてほしい」

 自民前職の逢沢一郎氏(63)は公示日の10日、市役所前で街頭演説し、そう力を込めた。1986年から10期連続で当選を重ね、国会対策委員長も務めた党の重鎮。当初、選挙期間中の半分は他候補の応援のため県外で活動するつもりだったが、予定を変更してほぼ地元に張り付く。毎夜2、3回の演説会をこなし、票の上積みを狙う。

 衆院が解散された先月29日夕、当時自民県議だった蜂谷弘美氏(61)が突然記者会見し、1区で希望から立候補する意向を表明した。蜂谷氏は岡山市北区・加賀郡の選出で、前回2015年県議選では約1万3000票を獲得した。その地盤は逢沢氏とほぼ重なる。「もうびっくり。今までで一番の危機感だ」と陣営幹部。保守分裂選挙となり、情勢は一変した。

 蜂谷氏の弟が社長を務める建設会社「蜂谷工業」(同市北区)は、長年にわたる逢沢氏の支援者でもある。今月2日にあった逢沢氏の事務所開きには、社長ら約20人も顔を見せた。「こちらから出席を要請していないが、例年以上に来てくれた」と陣営は胸をなで下ろす。逢沢氏も10日、同社の社員が駆け付けた街頭演説で、わざわざ社名を出して結束を呼び掛けた。「岡山のため、蜂谷工業のテクノロジーを生かしてほしい」

 一方、希望新人の蜂谷氏。選挙戦の序盤、近年の県議選では選挙区に含まれていない同市南区を重点的に回った。聴衆から「あなたの演説が一番まとまっていた」と声を掛けられることも。中盤は地盤とする同市北区を回り、最後は市街地に乗り込む作戦だ。出馬表明が公示直前になったため、選挙準備を急ピッチで進めてきた。12日には念願のホームページを開設し、若者への浸透を図る。

 古巣との対決には「私は元々非自民系とも言える。戦いづらさは感じない」とどこ吹く風だ。初当選した03年は無所属。自民公認は2期目からで、蜂谷工業の支援もその時から受けてきた。出馬を決意した後、弟に報告したが、今回支援はない。報道各社の情勢調査では希望の失速も伝えられている。それでも「30年変わらない政治に風穴を開けたい。でないと出馬した意味がない」と変わらぬ熱意を見せる。

 立憲前職の高井崇志氏(48)はこうした保守分裂に割って入ろうと懸命だ。過去2回の当選はいずれも比例復活。13日夜、同市北区の会館であった個人演説会で約200人を前に「いろいろあった選挙だが、日本の立憲主義と人々の暮らしを守るため、一緒に戦ってください」と絶叫し、深々と頭を下げた。

 立憲から公認を得たのは公示直前の今月6日。準備が間に合わず、選挙カーの車体に「立憲民主党」と書かれたマグネットを張り付けて対応した。こうした中、直近の情勢調査で立憲の勢いは加速している。事務所には1区外の有権者から「高井さんを当選させるため、比例は立憲に入れる」との電話が複数寄せられているという。手応えを感じた陣営は16日朝、立憲の党名が書かれた選挙カーの看板用のシールも発注した。「自公政権を不安に思っている人の受け皿とアピールしたい」。立憲を前面に押し出し、風をつかもうとしている。【竹田迅岐】

   ×  ×

 22日投開票の衆院選に向け、候補者たちが舌戦を繰り広げている。焦点区の状況を報告する。

 ◆立候補者(届け出順)

1区(3)=岡山市北区(一部除く)など
逢沢一郎 63 [元]党国対委長 (10)[自]前=[公]

高井崇志 48 IT会社役員 (2)[立](民)前=[共]

蜂谷弘美 61 [元]県議 [希] 新

4619チバQ:2017/10/19(木) 17:41:13
https://mainichi.jp/articles/20171018/ddl/k33/010/412000c
衆院選2017

焦点区を追う 3区 自民系2氏、譲れぬ戦い /岡山

毎日新聞2017年10月18日 地方版
 「数十票、いや数票差の選挙。どうか皆さんの力を貸していただきたい」。無所属新人の平沼正二郎氏(37)は16日、美作市内の街頭で支持者に懇願した。報道各社の情勢調査結果は、軒並み平沼氏と阿部俊子氏(58)の接戦を伝えている。平沼氏は12日の演説で「数百票、数十票差」と叫んでいた。切迫感が強まっている。

 1980年から12期連続で議席を守り続けた元経産相、赳夫氏(78)を父に持つ。赳夫氏は今回の衆院選も出馬を目指していたが、脳梗塞(こうそく)からの回復が間に合わず、政界を引退。バトンが次男の平沼氏に託された。

 選挙戦がスタートした10日の出陣式には、赳夫氏も車椅子で登場。過去4度対決した阿部氏を念頭に、「今度こそ決着をつけてほしい」と支持者に呼び掛けた。平沼氏は赳夫氏の後継であることを前面に出し、「父の悲願である憲法改正、地元への恩返しをさせてほしい」と訴える。連日、赳夫氏の仲間の自民国会議員が応援に駆けつけている。

 これに対し、無所属前職の阿部氏の陣営も「政治生命を懸けた選挙」と背水の陣で臨む。2005年衆院選で、郵政民営化に反対した赳夫氏の「刺客」として自民公認で立候補。以降4度の対決はいずれも赳夫氏に小選挙区を制され、自身は比例復活当選だった。津山市にある選挙事務所には「比例復活なし 地元に掛ける」と大書された張り紙が目を引く。

 選挙カーでも「比例復活はありません。敗者復活はないのです」と連呼する。夜は連日、数百人規模の個人演説会を開催。13日には津山市内で約500人の支持者を集め、阿部氏は「3区から中山間地の声を上げていく。当選して党の追加公認を受けさせてほしい」と訴えた。4期12年の実績を並べ、野党に転じた際も支えてくれた支持者への感謝を涙ながらに語り、「なにとぞ、なにとぞお願いします」と、深々と頭を下げた。

 阿部氏は日本看護協会副会長の経歴から、看護連盟の支援を受ける。前回選挙まで推薦を受けていた公明の票にも配慮。「比例代表には自民か公明と書いて」と呼び掛ける。

 自民分裂選挙がヒートアップする中、他の候補者たちは埋没しまいと躍起になっている。希望元職の内山晃氏(63)は持論の年金制度改善を政策に掲げ、「この選挙で安倍自民政権を終わらせよう」と対決姿勢を強める。共産新人の尾崎宏子氏(61)は「憲法9条に自衛隊の明記を狙う安倍政治の暴走を止める」と訴え、消費増税への反対や社会保障の充実などを唱える。【石川勝己】

 ◆立候補者(届け出順)

3区(4)=津山、備前、赤磐市など
尾崎宏子 61 党県委員 共新

内山晃 63 社労士 (3) [希]元

平沼正二郎 37 IT会社役員 無新

阿部俊子 58 [元]副農相 (4)無前=[自]

4620チバQ:2017/10/19(木) 19:27:14
https://mainichi.jp/articles/20171014/ddq/041/010/008000c
焦点区ルポ・東海

衆院選2017/上 愛知1区/三重2区

毎日新聞2017年10月14日 中部朝刊
 ◆無党派取り込み鍵に

愛知1区
 衆院選は22日の投票に向け各候補が舌戦を繰り広げている。東海3県で焦点となっている選挙区を取材した。

 名古屋市中心部の愛知1区には、自民党、希望の党、立憲民主党が、いずれも衆院議員経験者を擁立した。大都市の真ん中での3極による激戦は、無党派層の取り込みが鍵だ。

 「私を『女・河村たかし』と思ってください」。12日朝、北区の市営地下鉄黒川駅で、希望元職の佐藤夕子氏は声を張り上げた。隣で、地域政党「減税日本」代表の河村たかし市長が握手や写真撮影の求めに応じていた。

 その人気を背景に「河村カラー」を前面に出す選挙戦。定番の自転車街宣も一緒に行う。マイクを放さないこともある河村氏は、4選した4月の市長選を念頭に「わしに入れた人、今度は佐藤に頼むよ」と呼びかける。

 立憲元職の吉田統彦氏は街頭演説で党名を頻繁に挟む。握手を求められると、胸ポケットから名刺を出す。「とにかく党名の浸透を意識している。反応は日増しに良くなる」

 共産候補は比例、社民候補は6区に回り、共闘する。演説では共産の志位和夫委員長や社民の福島瑞穂副党首と並ぶ。民進の参院議員や連合愛知の職員も応援に入り、組織戦にも余念がない。

 「もっと露出を増やしたい」。自民前職、熊田裕通氏の危機感は強い。後援会や企業を回って組織固めを優先してきたが、直近の党の調査で「接戦」と出た。10日の選対会議で軌道修正し、無党派層の取り込みにも注力する方針を確認した。

 11日は西区の商店街を一軒一軒回ってパンフレットを配った。夜は地下鉄の駅出入り口で、終電まで会社員らに声をかけ続ける。

 支持政党がないというパート女性(47)は投票先を決めかねている。「希望と自民は似ているように感じる。立憲民主は民進なのか共産なのか分からない」【三上剛輝】

 ◆相手地盤へ切り込み

三重2区
 三重県は小選挙区が一つ減り、区割りが大きく変わった。2区は与野党のベテランによる一騎打ちとなり、それぞれ相手の地盤での支持拡大に必死だ。

 運輸相、厚生労働相を歴任し当選11回を誇る旧1区の自民前職、川崎二郎氏は新人のごとく駆け回る。11日夜は大票田の旧2区・鈴鹿市にいた。漁港、寺院、公民館と30分刻みで5カ所で個人演説会を開いた。

 「相も変わらず自衛隊に反対する勢力が一つある。北朝鮮が緊迫する中、選挙に勝つためなら共産とも組むのか」。野党共闘の相手を批判した。

 川崎氏は祖父の代から、旧1区の伊賀市を地盤とする世襲議員。ただ、2区のうち旧1区地域の有権者数は3分の1。新たな区割りが示されると川崎氏は6月、鈴鹿市にさっそく事務所を構えた。8月には東京から会社員の長男秀人氏(36)を呼び戻して秘書に据えた。「4代目」と目される長男の顔も売りながら、企業を回る。

 旧2区で民進議員だった前職の中川正春氏も、文部科学相などを歴任した7回連続当選中の重鎮。希望入りを見送り、無所属で臨む。こちらは伊賀地域での浸透が課題だ。

 公示日の夜、伊賀市に支援者約200人を集めた。傍らに3区から駆けつけた元民進党代表、岡田克也氏(64)。「三重の民進前職は3人そろって信念を持って無所属となった。強い野党をつくるため大きな塊の中核になる」。岡田氏の熱弁で一体感が高まった。

 その後も中川氏は「伊賀の地では古い形の政治体質がはびこっている」と訴える。野党再編に振り回され始動が遅れたものの、共産、社民、民進の支援を受け巻き返しを狙う。「背水の陣だが(政権の)選択肢を必ずつくる」と語った。【井口慎太郎、大西康裕】

愛知1区=名古屋市東・北・西・中区
吉田統彦 42 医師(1)[立](民)元

佐藤夕子 54 [元]名古屋市議(1)[希] 元

熊田裕通 53 [元]防衛政務官(2)[自] 前=[公]

三重2区=四日市市南部、鈴鹿、伊賀市など
中川正春 67 [元]文科相(7)無(民)前

川崎二郎 69 [元]厚労相(11)[自] 前=[公]

 党派の白抜きは比例との重複。(民)は民進党で衆院解散時に公認を得ていた人(内定含む)、所属していたことのある前職、希望の党合流前に離党していた人

4621チバQ:2017/10/19(木) 19:31:25
https://mainichi.jp/articles/20171015/ddq/041/010/005000c
焦点区ルポ・東海

衆院選2017/中 岐阜4区/愛知10区

毎日新聞2017年10月15日 中部朝刊
◆岐阜4区

地域すみ分け、悩む有権者
 小選挙区制導入の1996年選挙以降、自民が議席を保持している岐阜4区。東海3県の小選挙区で唯一の自民新人、金子俊平氏は10期務めた父の引退を受け立候補した。第一声で「受け継いだ地域の課題を広く訴えていく」と支持を求めた。

 父は元国土交通相の一義氏(74)で祖父も元蔵相だが、課題は知名度。一義氏の後援会組織がフル稼働するものの、陣営幹部は「顔や名前を知らない人は後援会員にもいる」。

 4区は富山県と接する飛騨地方から愛知県と接する中濃地方まで及び本州で2番目に広い。中選挙区で議席を分け合った一義氏と今回比例候補の自民元職、藤井孝男氏(74)が、一時期は4区と比例で交互に立候補する「コスタリカ方式」で共存した。一方で「飛騨は金子、美濃(中濃)は藤井」の不文律があり「金子に投票するのは抵抗感がある」と漏らす中濃地方の支援者もいる。

 民進出身の希望前職、今井雅人氏は過去3度、小選挙区で一義氏に敗れ比例復活に甘んじた。第一声で「まだ半人前。選挙区で勝ってこそ一人前」と強調した。飛騨地方出身だが、消極的自民支持層や浮動票を取り込もうと、有権者がより多い中濃地方を中心に活動してきた。今回は飛騨地方も重視する。

 森友・加計学園問題では民進の調査チーム座長として安倍晋三首相らを追及し、知名度を上げた。選挙前は俊平氏の世襲を批判したが、公示後は「個人批判はポリシーに反する」と封印している。

 今井氏が希望の公認を得たことで共産は野党共闘を解消し、元飛騨市議の新人、籠山恵美子氏を擁立した。党県委員会の松岡清委員長は「結果的に自民を利しても全責任は民進側にある」と語った。【岡正勝】

 ◆愛知10区

調整なく4氏舌戦
 木曽川の南に住宅街と田畑が広がる愛知10区。自民、共産に加え、東京・大阪では候補者調整した希望、維新が舌戦を展開する。

 「大阪で身を切る改革を実践しているんですよ」。江南市のスーパー前で維新元職、杉本和巳氏は客に話しかけていた。買い物帰りの女性がチラシを受け取って立ち止まる。

 組織を持たない杉本氏は「つじ立ち1000回」を掲げる。「よそは関係ない」と言うものの「改革の実践」を強調するのは、政策の似た希望の候補者を意識してのことだ。

 その希望新人、安井美沙子氏は党の公認を受けた際の政策協定書が、足かせになっているとこぼす。維新を念頭に「批判は一切行わない」との一文がある。「敵は自民なのに(杉本氏の基礎票)3万票は大きい」。元民進党参院議員で労組個々の支援を受けるが、希望入りによって離れていった団体や地方議員も存在する。

 別のスーパー前で安井氏の演説を聞いていた50代の女性は「新しい人に関心がある」と話した。ただ「夫は長年の縁で、失言があっても投票すると言っている」と付け加えた。

 自民前職、江崎鉄磨氏は現職の沖縄・北方担当相。就任早々「(国会では官僚の)答弁書を朗読させていただく」と語って批判されたが、長年の支持者は「正直な人柄が出ている」と好意的だ。特に一宮市は、閣僚を歴任した父真澄氏の頃から強固な地盤。「有終の美を」と地方議員を総動員して個人演説会を開き、組織を固める。

 共産新人の板倉正文氏は名鉄の駅前で名古屋などへの通勤客に向かって「希望も維新も安倍政権の補完勢力。平和憲法を守る候補者は10区で私だけ」と力を込めた。違いを強調して浮動票取り込みを狙う。【長倉正知】

岐阜4区=高山、美濃加茂市など
今井雅人 55 [元]民進県代表(3)[希]<民>前

籠山恵美子 63 党地区副委長 共 新

金子俊平 39 [元]衆議員秘書 [自] 新=[公]

愛知10区=一宮市(旧尾西市除く)など
杉本和巳 57 [元]銀行員(2)[維] 元

板倉正文 59 [元]一宮市議 共 新

江崎鉄磨 74 沖縄・北方相(6)自[二]前=[公]

安井美沙子 52 [元]参院議員 [希]<民>新

 党派の白抜きは比例との重複。<民>は民進党で衆院解散時に公認を得ていた人(内定含む)、所属していたことのある前職、希望の党合流前に離党していた人

4622チバQ:2017/10/19(木) 19:35:21
https://mainichi.jp/articles/20171016/ddq/041/010/005000c

焦点区ルポ・東海
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衆院選2017/下 愛知7区/愛知12区



会員限定有料記事 毎日新聞2017年10月16日 中部朝刊
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 ◆愛知7区


因縁の一騎打ち

 愛知7区は無所属前職、山尾志桜里氏と自民前職、鈴木淳司氏の一騎打ち。過去、山尾氏の2勝1敗。2人は5月、衆院法務委員会の「共謀罪」法案審議で対決した。委員長の鈴木氏が強行採決に踏み切ると、政権追及の先頭に立った山尾氏が詰め寄り猛抗議した。

 「個人の力の結集と安倍政権との戦い」。11日午前、日進市のスーパー前で山尾氏が訴えると、多くの女性客が足を止めた。5分ほど演説し、握手や記念撮影に走り回る。1歳の長男を抱いた主婦(35)は「疑惑は拭えないが実績はある。もう一度、信じてみてもいいかも」と話した。

 山尾氏は9月、週刊誌に既婚弁護士との交際疑惑を報じられ民進を離党した。喫茶店や個人宅でのミニ集会で頭を下げ続けた。演説中にヤジが飛び、飲食店では「飯がまずくなる」と言われた。それでも「等身大の自分を見てほしい」と「どぶ板選挙」に徹する。

 連合の推薦はないが一部労組や民進の地方議員が支援する。共産も事実上の支援に回った。陣営は「良くも悪くも知名度は上がり、構図も分かりやすい。ただ、票に結びつくかは未知数」と話す。

 「あんな候補に負けたくありません」。尾張旭市の個人演説会で鈴木氏が語気を強めた。「相手の批判はせず愚直に戦う」を信条とする鈴木氏が見せた珍しい姿に、選対関係者は「それだけ相手が強く、焦っている証拠だろう」と受け止めた。

 通算4期10年の実績を前面に地方議員が総出で応援し公明との協力も強固。支援者から「余裕で勝てる」「スキャンダルを抱えた候補に負けたら恥だよ」といった激励が飛ぶ。

 ただ、鈴木氏は「相手は私でなく安倍政権と戦っている。だから非常にやりにくい」と吐露した。【斎川瞳】

 ◆愛知12区

看板なしVS首相が応援

 愛知12区は希望の公認問題により、公示直前まで選挙戦の構図が固まらなかった。

 「地盤、看板、カバンなしです」。夕刻の名鉄東岡崎駅前で前職の重徳和彦氏は、帰宅する有権者に名刺を渡していた。民進出身。6日に希望の公認を諦め無所属での出馬を表明した。「非自民、反共産のど真ん中の保守をうたい、(希望の)方針と何ら違わない」と公認を確信していただけに、割り切れない思いも抱えていた。

 地盤が重なる前職の中根康浩氏(55)が選対本部長に座って、前回に続き「比例・中根、小選挙区・重徳」で臨むつもりだった。中根氏は民進幹部を通じ「国替え」の打診もあったが結局、希望の比例東海単独候補(24位)となった。

 重徳氏は公示後、「志一本」を掲げ、自転車で選挙区を駆け回っている。

 自民前職の青山周平氏は公示前日の9日に小泉進次郎党筆頭副幹事長を応援弁士に招き、11日は安倍晋三首相の応援を受けた。組織を挙げた選挙戦を展開している。

 前回選挙では重徳氏に敗れ、比例で復活した。国会閉会中は頻繁に朝、岡崎市や西尾市の駅頭に立ち、岡崎市内の小学校区ほぼ全てで後援会を設立するなど「今度こそ小選挙区で勝利する」との強い思いで準備してきた。公示日、岡崎市の出陣式で「早くも劣勢の分析がある」と支持を呼びかけた。

 中根氏を含めた3人は、愛知12区内で開かれた地域の催しで、親しく談笑する姿が恒例だった。「政党は違っても、この地域で実現を目指す政策はおのずと似通う。だが、こと選挙になれば勝つか負けるかの戦い」と異口同音に語っている。

 このほか共産新人の宮地勲氏も立候補している。【亀井和真】


愛知7区=瀬戸(一部除く)、大府市など

山尾志桜里 43 [元]検察官 (2)無(民)前

鈴木淳司 59 党副幹事長 (4)[自][細]前=[公]

愛知12区=岡崎、西尾市

重徳和彦 46 [元]総務省職員 (2)無(民)前

宮地勲 63 党地区委員 共新

青山周平 40 党副部会長 (2)[自][細]前=[公]


 党派の白抜きは比例との重複。(民)は民進党で衆院解散時に公認を得ていた人(内定含む)、所属していたことのある前職、希望の党合流前に離党していた人

4623コピペ脳:2017/10/19(木) 19:38:32
http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190062-n1.html
2017.10.19 19:08更新

【衆院選】
栃木2区、立憲民主が追加推薦

 22日投開票の衆院選で、立憲民主党は19日、栃木2区の無所属前職、福田昭夫氏(69)の追加推薦を決めた。福田氏は既に社民推薦に加え、民進県連の推薦、共産県委員会の支持を受けている。自民前職、西川公也氏(74)との一騎打ち。西川氏は公明が推薦している。

4624とはずがたり:2017/10/19(木) 20:09:05
衆院選2017
民進県連 全員推薦で分裂回避 1区篠原氏、希望公認辞退 /長野
https://mainichi.jp/articles/20171005/ddl/k20/010/029000c
会員限定有料記事 毎日新聞2017年10月5日 地方版

 民進党県連は4日、長野市内で常任幹事会を開き、10日公示、22日投開票の衆院選の長野1区で立候補を予定している前職・篠原孝氏(69)が希望の党公認を辞退し、無所属で出馬することを承認した。県連としては篠原氏を含む候補予定者5人全員を推薦する方針で、選挙戦での「分裂」を回避したい考えだ。【川辺和将】

 非公開の幹事会後、羽田雄一郎県連代表と候補予定者5人らがそろって記者会見し、篠原氏は「政…

民進県連、篠原氏含め5人「推薦」 結束強調、不透明感も
http://www.shinmai.co.jp/feature/2017shuinsen/2017/10/post-43.html
2017年10月05日(木)

 民進党県連出身の衆院選立候補予定者5氏のうち4日、1区の前職が無所属での出馬を表明。県連は5氏全員による「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)公認で足並みをそろえることはできなかった。窮余の策として5氏を「県連推薦」として結束姿勢をアピールしたが、衆院選後の「民進グループ」の活動がどうなるか、不透明感も漂う。
 「比例は『希望』と呼び掛ける」。県連が長野市で開いた拡大常任幹事会後、無所属での出馬を表明した篠原孝氏はこう述べた。合流協議で希望側が求めた政策協定書の「踏み絵」には猛反発したが、二大政党制実現のため野党が連携する必要性は以前から強く主張している。
 篠原氏の希望公認辞退に対し、羽田雄一郎県連代表(参院県区)は会見で「残念だが、全員当選に向けて一致団結して戦っていく」と述べ、5氏全員が引き続き連携していくことを強調。篠原氏に対し慰留を続けたことも明らかにしたが、意志は固く、常任幹事会で特に異議を唱える声はなかったという。
 一方、希望は4日、篠原氏の公認取り消しを発表。小池代表に近い若狭勝前衆院議員は「空白区」となった1区への候補擁立について、「今後検討していくところ」と述べた。これに対し、県連の倉田竜彦副代表(衆院選担当)は希望側による候補擁立は「想像できない」とする。
 2?5区は民進県連出身の4氏が希望公認で出馬する。中でも元職が3区から転出する4区は「最重点区」と位置付ける構えだ。連合長野の中山千弘会長も「特に力を入れることになるだろう」と見通す。
 県連は4日、羽田代表を本部長とする総合選対本部を設置。連合長野は4日、5氏と政策協定を結び、5日の緊急執行委員会で全員の推薦を決定する見通しだ。


衆院選
3氏の推薦を民進県連決定 /栃木
https://mainichi.jp/articles/20171008/ddl/k09/010/081000c
毎日新聞2017年10月8日 地方版

 民進党県連は7日、宇都宮市内で会合を開き、民進党公認で衆院選に出馬予定だった1区の渡辺典喜(34)、2区の福田昭夫(69)、4区の藤岡隆雄(40)の3氏について、県連として推薦することを正式に決定した。

 3氏は党本部の意向を受け、希望の党公認での立候補を目指したが、公認されたのは藤岡氏のみで、渡辺…


民進県連 原口氏への推薦無効
2区大串陣営に集中
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/134260
10/9 9:44

 民進党佐賀県連は8日、希望の党の公認を辞退し、無所属で佐賀1区からの立候補を表明した原口一博氏(58)への推薦を無効と見なし、2区から希望公認で出馬する大串博志氏(52)の選挙に集中することを決めた。「1区は県連と関係ない」とし、原口陣営に対し、推薦料の返還を求めていることも明らかにした。常任幹事会で決定した。

 民進県連選対本部の中にあった原口氏の1区選対本部は切り離す。県連の中村哲治代表は「原口、大串両氏が離党して希望の公認を得ることについて承認を求められたので、了解し推薦した。その前提を失った以上、推薦は効力を失う」と述べた。

 ただ、個人として原口氏を応援することは拘束しない。県連の園田泰郎選対本部長は、原口氏が希望を抜けたことで大串氏への悪影響が懸念されるとした上で、「希望の公認を受ける際に一番大事にしたのは両氏が共同して行動することだった。当選回数も多く、(組織の)中心になるべき原口氏が勝手に破った」と理由を述べた。「県連として原口氏には関与しない。大串氏の気持ちを大事にするというのが機関決定だ」と強調した。

民進県連、推薦見送り【政治・行政/全国・海外】 | さんにちEye 山梨日日 ...
https://www.sannichi.co.jp/article/2017/06/11/80097301
2017/06/11 - 民進県連、推薦見送り. 2017年06月11日 21 ... 自民の候補擁立暗礁 出直し山梨市長選 奥山県議は不出馬 県連内に消極論も(2017/8/25); 衆院山梨2区民進擁立の小林氏 連合山梨が推薦に慎重 離党を警戒?活動に注文(2017/8/20) ...

4625とはずがたり:2017/10/19(木) 20:09:52

自民、民進両党の県連 県農政協に推薦願提出
2017年09月29日 06時00分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_saga/article/362171/

 自民、民進両党の県連は衆院選(10月10日公示・22日投開票)に1、2区から立候補を予定する前職4人の推薦願をJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」に提出した。

 県農政協は2015年の知事選や環太平洋連携協定(TPP)を巡り、従来支持していた自民党との間に溝が生まれ、昨年7月の参院選は「自主投票」とした。自民県連の留守茂幸会長から推薦願を受けた大島信之副会長は取材に対し「県内9カ所の各地域支部の判断を持ち寄り、最終判断したい」と述べた。

 民進党は、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」との合流を目指しており、民進県連は推薦願に党名は記さなかった。「党名を記す欄がなかった」と説明した。

 自民は1区岩田和親氏(44)、2区古川康氏(59)。民進は1区原口一博氏(58)、2区大串博志氏(52)が立候補予定。

=2017/09/29付 西日本新聞朝刊=

4626とはずがたり:2017/10/19(木) 20:12:08
>>4624
民進県連と歩調を合わせてるんだな。

【とちぎ衆院選】連合栃木、民進の3氏推薦へ 2区・福田氏「選択肢三つ」
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20171003/2832147
10月3日 朝刊

連合栃木関係者らに支援を求める3人の候補者(左側)=2日夜、宇都宮市の県労働者福祉センター

 10日公示-22日投開票の衆院選に向け、民進党県連と連合栃木は2日夜、宇都宮市内で会合を開き、合同選挙対策委員会を結成した。立候補を予定している栃木1区の新人渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(34)、2区の前職福田昭夫(ふくだあきお)氏(69)、4区の新人藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(40)の3人を支持することを確認。連合栃木は下野新聞社の取材に対し、3人を推薦する考えを明らかにした。

 会合では選対委員長に佐藤栄(さとうさかえ)県連選対委員長、委員長代行に加藤剛(かとうたけし)連合栃木会長を選出。事務局長に就いた松井正一(まついしょういち)県連幹事長は「国民の命、雇用、暮らしを守るため合同選対で戦う。3人の必勝を期する」と述べた。

 小池百合子(こいけゆりこ)代表(東京都知事)率いる希望の党への民進の合流が難航する中、現時点で本県関係では藤岡氏のみ公認が得られる見通し。

 会合後、福田氏は記者団に対し「選択肢は希望か(枝野幸男(えだのゆきお)民進党代表代行の)新党か無所属の三つだが、決まっていない」と述べ、無所属で立候補する可能性も示唆した。近日中に態度を表明するとみられる。

 渡辺典氏は会合前に同市内で行った街頭演説で「いかなる状況でも出馬する」と強調し、立候補の意向を取り下げない考えを示した。演説後の取材で、立候補先が立憲民主党か無所属となるかについては「未定。県連として希望に申請していることに変わりない」と述べた。

4627チバQ:2017/10/19(木) 21:00:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171019X529.html
比例の争い激化=「希・維」「共・立」も奪い合い―定数4減が拍車【17衆院選】
19:29時事通信

 終盤を迎えた衆院選(22日投開票)で、比例代表の176議席をめぐる各党の争いが激化してきた。小選挙区で一定の協力関係にある「希望の党、日本維新の会」「共産、立憲民主、社民3党」の両グループ内でも比例票を奪い合っている。公明党は連立を組む自民党の支持層からの比例票獲得を狙う。比例定数が4減となったことも激戦に拍車を掛けている。

 「2枚目の投票用紙には、ぜひ希望とお書きください」。希望の小池百合子代表は19日、千葉市で小選挙区候補の応援演説を行った際、冒頭と最後に比例への投票を念押しした。希望は選挙区で軒並み苦戦が伝えられており、同党幹部は「選挙区で敗北した候補が比例で復活当選できるよう底上げしなければならない」と必死だ。

 希望と維新は、東京と大阪の選挙区ですみ分けを行ったが、比例では競争相手だ。維新は「全国政党を目指す」と比例に力を注ぐが、「身を切る改革」などの主張が希望と重なり、非自民の保守票を取り合う。地盤の近畿ブロックでは定数が1減となり、厳しい戦いを強いられている。

 共産党は67の選挙区で候補を取り下げ、立憲、社民両党と候補を一本化したが、比例ではライバル関係にある。安倍政権への対決姿勢を鮮明にする立憲に勢いがあり、共産党幹部は「リベラル票が立憲に流れている」と危機感を示す。共産党は前回、比例議席を公示前の8から20に伸ばしたが、今回は減少が予想される。志位和夫委員長は19日、高松、岡山両市で演説し、「比例で共産党と書いていただく方を広げてほしい」と訴えた。

 立憲は野党第1党の座を懸け、比例での上積みが課題だ。枝野幸男代表は連日の遊説で「右でも左でもなく、草の根の政治を」と主張し、保守層も含めた幅広い集票を狙う。ただ、地方議員を多く抱える共産党の組織力は脅威と映っており、立憲関係者は「共産党は最終盤で追い込みを図ってきそうだ」と話す。社民党は、定数1減の九州ブロックで1議席維持を目指す。

4629コピペ脳:2017/10/19(木) 21:34:16
神奈川ネットワーク運動
第48回衆院選 追加推薦・支持 決定
http://kanagawanet.org/2017/10/16/8238.html

4630チバQ:2017/10/19(木) 21:47:47
>4042
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101900460&amp;g=pol
自民1人を追加推薦=公明【17衆院選】

 公明党は19日、衆院選で自民党が愛知5区に擁立した前職の神田憲次氏を推薦すると発表した。これにより、公明党の推薦候補は計268人となった。(2017/10/19-10:50)


公明推薦のない自民候補選挙区
茨城5 石川昭政 (浅野哲 日立労組)
埼玉11 保守分裂 (今野智博、小泉龍司 )
東京17 平沢勝栄 (公明と仲悪し)
神奈川11 小泉進次郎
愛知13 大見正 (大西健介)
大阪12 北川知克 (維新:藤田文武)
大阪14 長尾敬  (維新:谷畑孝)
奈良1 小林茂樹 (馬淵澄夫)
岡山3 保守分裂 (阿部俊子 平沼正二郎)
福岡1 井上貴博 (山本剛正)
福岡8 麻生太郎
熊本1 木原稔  (松野頼久)>>4270

自民公認候補以外を推薦
茨城7(中村喜四郎に推薦)・・・永岡桂子
山梨2(堀内詔子に推薦)・・・長崎幸太郎は推薦されず


推薦268 公明9 全選挙区289

4631とはずがたり:2017/10/19(木) 21:48:58
【衆院選】崖っ縁の菅直人氏 頼みの綱はエダノン人気のみ?
2017年10月18日 17時30分
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/800065/

 衆院選(22日投開票)で“首相経験者”が、再び崖っ縁に追い込まれた。首都圏激戦区の東京18区(武蔵野市、小金井市、府中市)で、立憲民主党から立候補した菅直人氏(71)が、自民党の土屋正忠氏(75)、希望の党の鴇田敦氏(51)と激しい選挙戦を展開している。

 菅氏は過去2度の衆院選(2012、14年)で、いずれも土屋氏に敗れ、旧民主党の比例代表で「最後の議席に滑り込めた」と、首相経験者らしからぬ情けない結果が嘲笑され、苦い経験を味わった。

 選挙アナリストは「選挙情勢は土屋氏を菅氏と鴇田氏が追う展開。土屋氏は今回、自民党内規の73歳定年制に従い、比例代表に重複立候補できなかったので、全力を挙げての選挙戦。菅氏は、夏の東京都議選で民進党都議が離党し、小池百合子氏が代表を務めた『都民ファーストの会』から出馬したのが痛い。旧民進党都議は、菅氏ではなく鴇田氏を応援する。菅氏には厳しい選挙戦です」と分析する。

 選挙前、菅氏は民進党が希望の党に合流し、無所属で立候補するとみられていた。ところが、“エダノン”こと枝野幸男氏が、小池氏の「排除の論理」に猛反発して結党した立憲民主党での立候補が決まった。

 菅氏は東京・府中市で17日、本紙の直撃に「枝野代表の参加の呼びかけに即日応じた。立憲民主党は勢いがある。小池さんの希望の党は人気が落ちた。その分、自民党の票が伸びるのではないか。選挙戦の後半は、自民党と立憲民主党の戦いになる」。

 しかし、街頭演説では菅氏が握手を求めても素通りする人が散見された。

「前回の衆院選では、菅さんの街宣車が来ると、家に逃げ込む人が周りに多かった。枝野さんの人気に頼れば、比例でギリギリ当選するかもしれない」(地元有権者)

 過去2度の衆院選では負けを喫し、比例復活した菅氏。今回はどうなるか。

【編集部のおすすめ】

4632チバQ:2017/10/19(木) 21:54:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139209?rct=n_representatives
道10区大接戦 自公、大物を投入/立憲、草の根戦術
10/18 05:00
<上>公明党の山口代表(右)の応援を受ける稲津氏<下>立憲民主党の福山幹事長(左)と支持を訴える神谷氏
<上>公明党の山口代表(右)の応援を受ける稲津氏<下>立憲民主党の福山幹事長(左)と支持を訴える神谷氏
 衆院選の道10区(空知、留萌管内)で、自民党が推す公明党前職の稲津久氏(59)と立憲民主党新人の神谷裕氏(49)が大激戦を繰り広げ、全国の注目を集めている。安倍晋三首相、山口那津男代表ら自公の大物が続々と10区入りする一方、立憲民主は農民組織などとの草の根戦術で対抗。「与党300議席」との予測がある中、道外に比べリベラル勢力への支持が根強い道内事情を映す戦いになっている。

 山口氏は16日から17日にかけて空知管内10カ所で演説し、16日夜は岩見沢市内に宿泊。17日昼の滝川市役所前では「なっちゃーん」の声援が飛ぶ中、「相手は立憲民主。政権を取る気のない人が政策を実現できますか」と問いかけた。

 10日の公示日に続く2度目の10区入り。歌志内市で演説を聞いた自営業の男性(75)は「こんな所まで山口さんが来るなんて」と驚いた。公明は近く、井上義久幹事長や石井啓一国土交通相らも10区へ送り込む。

 支持母体の創価学会の役員も張りつき、岩見沢市内のホテルは「選挙効果で満室続き」(予約担当)。空知管内の首長は「稲津氏の支持者が『応援してほしい』と面会を求めてくる」と明かす。投票依頼の電話が「2回、3回とかかってくる」と話す住民もいる。

 党勢拡大を続ける公明は、2012、14年の選挙で全国9小選挙区に候補を立て全勝。それだけに自民も「公明が1人でも落とせば、自公協力にひびが入る」(党幹部)と、首相や小泉進次郎筆頭副幹事長らを惜しげもなく投入した。「戦況は大変厳しい。でも経済再生の歩みを止めてはいけない」。稲津氏の訴えは日に日に熱を帯びる。

 山口氏の演説から2時間たった滝川市役所前。今度は立憲民主の福山哲郎幹事長が「地方創生と言いながら、どこにアベノミクスの恩恵があるのか。安保法制、共謀罪、日本の政治がむちゃくちゃだ」と訴えた。

 これまで道内選出の鉢呂吉雄参院議員らの応援はあったが、党幹部が駆けつけたのは公示8日目にして初めて。前道議の北準一・選対本部長は「50年近く選挙を見てきたが、ここまで動員力に差があるのは初めて。地道に支持を訴えていくしかない」と漏らす。

 頼みの綱は、新たな組織との連携だ。前回、稲津氏に1万5千票差で及ばなかったが、今回は空知農民連合や共産党の支援を得た。聴衆は連合OB、共産党員らの中に、作業着姿の農業者たちも入り交じる。旧社会党の元道議や市議らでつくる団体も、知人への声かけなど活発に動いている。

 憲法改正などで考えが異なる希望の党行きを拒み、一時は選挙カーやビラ枚数に制限がある無所属出馬を覚悟しただけに、ぎりぎりで政党の公認を得て出馬できたことも前向きに捉えているという。

 演説で神谷氏は「アリが大勢集まれば象を倒せる」と声を上げた。(報道センター 佐藤陽介、袖山香織)

4633チバQ:2017/10/19(木) 22:16:02
>>4514
1848: コピペ脳 :2017/10/19(木) 18:03:48
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710190000117.html?Page=1
希望のマッサン俳優乃木涼介氏嘆く「放置プレー」
[2017年10月19日8時53分 紙面から]

 「希望の党、乃木涼介です。知名度も時間もありません」-悲痛な訴えがなにわナンバーの選挙カーから流れる。民進党公認で大阪7区から出馬の準備を進めていた俳優の乃木涼介氏(53)は、希望の党と日本維新の会の調整で大阪から立候補することができなくなり、縁もゆかりもない神奈川15区に国替えとなった。河野太郎外相(54)の牙城だ。

 茅ケ崎駅近くに窓のない8坪の事務所が見つかったのが公示3日前。固定電話とファクスも引けなかった。800カ所の掲示場にポスターを貼る人手が足りず、最終的にバイク便も頼んで貼り終えたのは3日目の夜だった。

 連続テレビ小説「マッサン」に鴨居商店の白井開発部長役で出演し、相葉雅紀と「ようこそ、わが家へ」で共演したキャリア30年の俳優だ。民進党の玄葉光一郎選対本部長代行、平野博文大阪府連幹事長に「大阪は維新でガタガタだ。乃木さん、大阪を立て直してほしい」と懇願され、大阪に移住し、1年以上、駅立ちを続けてきた。「大阪で準備万端整えていたんです」。党本部から3日午前2時に電話があり、午前9時までに書類を持ってこいと言われた。

 「3時間で決めなければいけなかった。立憲民主はまだできていなかったから(※3日に設立届)、ほかに選択肢はなかったです」。泣く泣く神奈川に来たが、民進党は15区に擁立する予定はなかったため、連合は社民党の佐々木克己氏(62)支援が決定していた。「本部の指示で動いているのに、来たら連合はないわ、総支部はないわ、誰もいないわ。泣きたくなりました」。

 前原誠司民進党代表と松沢成文参院議員が1度応援に入ったが、これから先、応援の予定はない。「まだ希望の党の誰ともしゃべったことがないんですよ。放置プレーもいいところですよ(苦笑)」。残り3日。情勢は「乃木は苦戦」(朝日)、「乃木は出遅れ感が否めず、浸透できていない」(毎日)と厳しい。「政治は非情ですね」とこぼしながらも「なんとか一矢報いたい」と懸命に手を振っている。【中嶋文明】

 ◆マッサン 14年9月から15年3月まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説。ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝と妻リタがモデル。ヒロイン役として米女優シャーロット・ケイト・フォックスの起用も話題になった。

4634チバQ:2017/10/19(木) 22:54:37
>>4209 神奈川
http://www.kanaloco.jp/article/284894
注目区を行く【10区】自民牙城挑む2氏
http://www.kanaloco.jp/article/284673
注目区を行く【6区】野党結集一騎打ち

4635チバQ:2017/10/19(木) 22:56:21
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171019-00531523-shincho-pol
「希望の党」公認から意地の辞退 「原口一博」にも五分の魂
10/19(木) 5:58配信 デイリー新潮
「希望の党」公認から意地の辞退 「原口一博」にも五分の魂
有権者に男気ばみせんば(原口一博氏公式HPより)
 いくら失速ぎみとはいえ、今選挙最大の“台風の目”であることには違いない「希望の党」。そこからの公認内定を敢えて辞退し、比例復活という“勝ち馬”から下馬した無所属候補たち、それぞれの事情――。

 ***

 野党担当記者の話。

「まず注目を集めたのは、長野1区から出馬する篠原孝候補です。というのも、4日に無所属での出馬を表明した後、その理由についてメディアに“(政策協定書にサインさせることは)小池さんの前で土下座し、クツを舐めさせるような行為だ”と発言。この身も蓋もない表現で、希望の党のやり方に不満を持ちつつ、仕方なく公認を受けた民進党連中の溜飲を下げたのです」

 それに先んじる形で3日、公認辞退を発表していた人物がいた。高知2区から出馬する広田一候補である。

 ご本人曰く、

「他のみなさん同様、(民進)党が決めた方針なので仕方ないと最初は思っていましたが、政策もなにもない政党に合流するということに、やはり納得がいきませんでした。もちろん苦しいですが、敢えて退路を断って選挙戦に臨みます」

 さらに、7日になって公認を辞退したのは佐賀1区から出馬の原口一博氏。

 下馬の理由を問えば、

「そもそも希望の党と我々が合流する一番の理由は、究極の国民無視を続ける安倍政権を倒す、この一点だったわけです」

 そこでやむなく“韓信の股くぐり”を行ったものの、

「問題はその後です。小池さんが選挙後に自民党と組むことを否定しなかったり、他の(希望の党)候補者が“首相は安倍さんがいい”と発言したりと、今回の合流の一番大切な根底が覆ってしまった。それがどうしても容認できませんでした」

“五分の魂”が意地を通したわけだが、約束を破った小池氏に対しての思いはというと、

「この件に関して、小池さん本人が悪いとは全く思いません。単にコミュニケーションの問題です」

 とした上で、

「前原さんは純粋な人だから、小池さんとの協議でも、大筋だけ決め、あとは旧知の仲である彼女を信じ、細かい話の詰めはしなかったんじゃないかなと思います。でも、彼女は権謀術数に長けたプーチンみたいな政治家。最初の協議のときに、2人きりではなく、枝野さんでも連れて緻密に交渉すれば、話は違ったのでは」

 と、悔しさを滲ませる。

 もっとも、

「この3人の選挙区では、彼らが辞退した途端、共産党が候補者を降ろし、支援を表明。無所属候補になって、むしろ小選挙区で勝てる可能性が高まったのではないでしょうか」(先の野党担当記者)

 ともあれ、“一寸の虫”たちの戦いが始まった。

「週刊新潮」2017年10月19日号 掲載

4636チバQ:2017/10/19(木) 22:57:32
京都5区
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/10180558/?all=1
安倍官邸が怒る“小池寵愛”防衛省エリートの出馬
政治週刊新潮 2017年10月12日神無月増大号掲載


 川立ちは川で果て、山師は山で果てるという。人間、得てして得意なことで躓(つまず)くもので、安全保障のプロを自任する安倍総理も、皮肉なことに「防衛省」に足を引っ張られている。
 ***
 希望の党が繰り出す「奇手」は、官邸の面々の感情を逆なでする意味で、既に充分な効果を発揮している。
「北朝鮮外交について国民の信を得て、力強い外交を展開していく決意だ」
 9月30日、安倍総理はいちはやく京都府舞鶴市に赴き、必勝の決意を訴えた。彼がこの地を選んだ理由は、ここ京都5区は単なる一選挙区ではなく、引退を表明した谷垣禎一前自民党幹事長の大事な地盤であることに加え、
「京都5区では、希望の党から井上一徳が出馬するんですが、こいつが『因縁』のあるヤツでね」
 と、ある官邸スタッフが苦虫を噛み潰す。
「彼は9月29日付で退職するまで、防衛省情報本部の副本部長を務めていたバリバリの防衛官僚。しかも、第1次安倍政権で小池さんが国家安全保障問題担当の総理補佐官を務めていた際、担当官として彼女に仕えていた、言わば『小池印』の官僚なんです」
 小池氏に防衛相経験があることから、官邸は、今回の選挙に関しても彼女が裏で防衛省とつながっているのではないかと疑心暗鬼になっているというのである。
 事実、防衛省の幹部は周囲にこう愚痴っている。
「菅さん(義偉・官房長官)が激怒しているらしく、官邸サイドから何度も電話がかかってくる。防衛省全体がスパイとして小池さんに情報を流していたのではないかとか、井上の出馬を止めさせろ、井上の細かい情報を送れと。出馬を辞退させろと言っても彼はもう退職してしまった人間だし、情報を送れって、要は井上のスキャンダルを探しているわけですよね……」
「小池」と「防衛」の鬼門
 なるほど、安倍総理が舞鶴まで足を運ぶほど躍起になるのも頷ける。そもそも第1次政権時も、小池氏は安倍総理を支えることを「放棄」して防衛相を退任し、政権崩壊を招いた過去がある。安倍総理にとっては、つくづく「小池」と「防衛」の組み合わせは鬼門のようである。
 自民党京都府議の井上重典氏も、
「エリート防衛官僚が出馬するんですから、そりゃ官邸だって怒るでしょう。安倍総理が舞鶴で、15分の予定だったのに30分も喋ったのは5区に力を入れている証でしょうし、その後、海上自衛隊の舞鶴基地を訪問したのも、防衛省の引き締めの意味合いがあったんだと思います」
 と、安倍総理の心中を推し量る。
「ウチ(自民党公認)の本田太郎は府議ですが、いかんせん知名度が低い。その上、彼は京都3区の向日市出身であるのに対し、井上さんは東舞鶴高校に通っていてもともと5区の人間。さらに、野中さん(広務・元官房長官)の愛弟子である前京丹後市長の中山泰さんも出馬して、保守三つ巴状態。いくら谷垣さんの錦の御旗があるとはいえ、本田は楽観できない状況です」(同)
 安倍自民のメンツがかかった、京都5区の議席を死守する「防衛」体制は万全とは言えなそうだ。

4637チバQ:2017/10/19(木) 22:58:29
東京2区
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/10170558/?all=1
資金力だけではない? 鳩山太郎が「女帝・小池」に愛される理由
政治週刊新潮 2017年10月12日神無月増大号掲載


 失礼だがこの方、「華麗なる一族」の御曹司というより、「ドラ息子」のイメージが定着済み。それが「小池新党」公認だから、カネにモノを言わせた、と思いたくなるが……。ウラには「女帝」と亡父との、知られざる“縁”もあった。
 ***
 10月1日、鳩山太郎氏(43)は内定者が集まる「説明会」に姿を見せた。
 小池カラーのグリーンのネクタイを締め、記者からの問いかけに、「まだ内示の段階なので……」なんて口数は少なかったが、
「締まらない口許が、隠しきれない喜びを表していました」(取材した記者)
 太郎氏は、昨年亡くなった鳩山邦夫・元総務大臣の長男である。伯父と曾祖父は総理、祖父は外務大臣経験者で、祖母の実家は、「ブリヂストン」の創業家一族。
「日本のケネディ家」とも言われる名家のプリンスは、小池新党絡みの政治塾に参加。この度、東京2区での出馬が決まったのだ。
 もっとも、
「彼の政界での評判ははっきり言って最悪ですよ」
 とは政治部デスク。
「これまで、選挙に4度出ましたけど、受かったのは最初の東京都議選の一回だけで、後は都議選、区長選、参院選と3連敗。『鳩山』のブランドがあってこれですから、酷さもわかるというもの」
 本誌(「週刊新潮」)も、太郎氏による、選挙カーでの聞くに堪えない下ネタや、居酒屋での品のないナンパ、ツイッターでの「自殺宣言」など、ハチャメチャ言行録を紹介している。近年は実業の一方でタレントとして活動してきたが、最近はすっかり姿を見なくなっていた。
“総理になりなよ”
 そんな“彼”が、なぜ公認か。
「新党には金がない。小池さんが『鳩山マネー』を当てにしているのは間違いありませんが……」
 とは、鳩山家の関係者だ。
「そもそも、小池さんは、生前の邦夫さんと関係が深かったのです。新進党時代、邦夫さんの下で広報の仕事をしたのをキッカケに、以来可愛がってもらっていた。中でも感謝しているのは、一昨年、邦夫さんに“あんた、総理になりなよ。応援するよ”と励まされたことだそうです。当時、彼女は安倍さんに要職から遠ざけられ、悶々としていましたからこれに大感激。亡くなった時は“もっと相談したかったのに……”と嘆き、息子の太郎さんからの相談にも親身に乗ってあげていたのです」
 言わば、「太郎公認」は小池氏の「恩返し」の意味合いが強いとも言えるのだ。
 当の太郎氏に改めて2人の関係を問うたが、「さあ私はわからないですけどね……」と惚けているのか、ホントに知らないのか。
 いずれにせよ、自分の力のみで公認を勝ち取ったワケではないのは確かで、ここから先は本人の真価が問われるところなのである。

4638チバQ:2017/10/19(木) 23:07:13
https://www.kochinews.co.jp/article/133083/
2017.10.19 08:18
[2017衆院選] 「安倍政治」巡り攻防 高知県内情勢展望 担当記者座談会 高知2区
 衆院選は22日の投開票まであと3日となった。高知1区は自民党前職、希望の党新人、共産党新人による三つどもえの戦いで、高知2区は自民党前職と無所属新人の一騎打ち。「安倍政治」を継続するかどうかが再び問われる選挙戦で、各陣営は経済政策、社会保障、安全保障、憲法などで舌戦を展開し、激しい攻防を続けている。高知新聞社などが実施した電話世論調査、支社・総支局と連携した取材を基に、担当記者の座談会で選挙区別の終盤情勢を探った。(敬称略。名簿は届け出順。丸数字は当選回数)

前、新 譲らぬ横一線 浮動票取り込みに注力
【2区 立候補者】
広田一(49) 無所属・新
山本有二(65) 自民 ・前(9)(公明推薦)


A 2区は元参院議員で無所属新人の広田と、10選を期す自民前職の山本が横一線の状態だ。近年まれに見る接戦の内実は?

 ◇ 

B 広田は公示直前の民進の解党劇を受け、比例復活のない無所属を選択。文字通り退路を断った。

E 国政は政党政治がメイン。無所属で何ができるのか、という問題はあるが…。

C 共産が候補を取り下げ、野党勢の共闘が実現した。保守層や無党派層も含めて幅広い政権批判票の受け皿になれる点で、無所属のメリットが大きいとみたのだろう。

F 中でも「公認候補以上」(県委員会幹部)という共産の支援は熱烈だ。「比例は共産、2区は広田」と宣伝し、市町村議らは個人演説会の動員でも協力している。

B 広田も「重い決断をしてもらった」と感謝の言葉を欠かさない。ただ、広田を支持してきた保守層には「共産アレルギー」もあり、受け止めは分かれるよ。

C 労組など従来の民進の支持勢力も下支えし、比例四国で立憲民主から立ち、旧民主の参院議員同士だった武内則男とも連携している。

D 高知市の個人演説会では“犬猿の仲”だったはずの共産県議と部落解放同盟系市議が一緒に気勢を上げる場面も。社民を含め、野党勢は総力戦になるだろう。

E 広田は昨年1月の衆院くら替え表明後、丹念に地域を回った自負がある。

B 広田が立ち上げに関わった県議会第2会派「県民の会」の8人の存在も大きい。全員が高知市以西の選出で運動の中心になっている。

A 対する山本の危機感は相当だよ。陣営幹部や支部組織は「政権交代選挙で追い込まれた2009年以上だ」と口をそろえている。

D 各地に張り巡らせた党支部、個人後援会、建設業を中心とする職域団体などの引き締めを徹底している。守りの戦いだけに、組織の底力をいかに引き出せるか。

B 組織の規模と地力は広田を上回る。不安要素は、本人の地元活動不足だろう。8月に農相を退任したばかりで、票固めが本格化したのは公示後になってからだ。

D 農相在任中は、環太平洋連携協定(TPP)承認案の責任者だった。失言批判もあり、一般農家には根強い反発もあるよ。

E それを補うようにJAグループの中央幹部が続々と来県したね。山本も「農家の味方になる」と挽回に躍起だ。

C アピールの力点はやはり連続9期の実績と、中央での発言力だ。選挙戦の中盤以降は、本人も公共事業の推進について訴えをより強めている。

F 選挙区のほとんどの首長が「予算獲得に山本の力は不可欠だ」と積極支援しているのは心強いだろう。

D 最後の頼みは公明の支援だ。陣営はあらゆる場面で「比例は公明、2区は山本」を徹底している。

E 公明県議は山本の個人演説会でマイクを握り、支持母体の創価学会の関係者も「フル回転だ」と気合が入っているな。

4639チバQ:2017/10/19(木) 23:07:46
◇ 

A 両陣営の動きを地域別に見てみよう。

C 広田の幡多地域での個人演説会場では、「幡多から世代交代」の室内ポスターを貼っていた。地元土佐清水市では会場から人があふれ、黒潮町では前首相、野田佳彦の応援演説に沸いた。

B 山本陣営は、与党勢力が強い宿毛市などを中心に県議、市町村議らの動きで盛り返している。

F 仁淀川筋で言えば、山本陣営には、吾川郡選出の県議、横山文人の動きがいいのがプラス。日高村でも、浸水被害が出た日下川の対策で「山本に世話になった」とのムードがある。逆に、牙城(がじょう)である中上流域では、県議の大野辰哉らが広田支持に精力的に動いている。

A これまで「衆院は山本、参院は広田」と支援先を分けてきた市議や町議らもいる。

D 今回は“二者択一”を迫られる。須崎市や四万十町などでは、山本支持の議員が離反。一方で、今年県議会で自民会派入りした黒潮町選出の下村勝幸は山本支持だ。

A 浮動票の多い高知市対策は。

C 山本陣営は南部の地区ごとに後援会支部ができたが、活動はこれから、という時に解散となった。今は支援する県議、市議らを通じた票固めに注力している。

B 農業地帯の春野地域では、県議の久保博道や保守系市議らが演説会での集客も含め熱心に運動している。

D 広田は公示前に市内各地で“どぶ板”をやっている。イメージ戦略も意識してか、「しがらみのない政治を」などとキーワードの連呼に躍起だ。

C 勝負が伯仲しているだけに、浮動票取り込みは空中戦の様相を呈してきたな。

E 広田の立ち位置や山本の政治姿勢について、とがった言葉の応酬が激しくなっている感もある。

A 激戦を反映し、世論調査での2区の関心度は71・6%で、前回衆院選より6ポイント余り高い。勝負は最後までもつれるだろうが、両陣営は政策の訴えを貫いてほしい。

4640チバQ:2017/10/20(金) 00:49:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171020k0000m010084000c.html
<衆院選>公明、立憲の躍進警戒 希望支持層取り込めず
10月19日 21:52毎日新聞

 公明党が衆院選公示前の35議席維持に危機感を強めている。小選挙区、比例代表とも立憲民主党との競合が目立つと分析。従来の支持層以外にどう浸透するかがカギだけに、批判の矛先を立憲に絞り始めた。

 神奈川6区では公明、立憲、日本維新の会の候補が三つどもえで争う。同区はもともと無党派層や旧民主支持層が強いとされ、公明は立憲への追い風を警戒する。山口那津男代表は18日、横浜市での演説で「枝野(幸男元官房長官)さんが代表、菅直人(元首相)さんが顧問を務めるのが立憲だ。東日本大震災(への対応)で大失敗に終わった人たちではないか」と旧民主党政権に重ねて立憲批判を展開した。

 公明は7月の東京都議選で小池百合子都知事が率いた都民ファーストの会と協力した。小池氏は公明党に配慮し、同区には希望の候補を立てなかった。

 ただ、毎日新聞の中盤情勢調査では、希望支持層は公明候補よりも立憲候補に多く流れており、公明党に有利には作用していない。公明党と立憲の一騎打ちになった北海道10区でも同様だ。

 比例代表は4ブロックで定数が各1減された。公明党は16日の常任役員会で「東北、北関東、九州が厳しい」と確認。比例でも立憲の伸びに神経をとがらせる。

 公明幹部は「与党として安全保障法制やテロ等準備罪(共謀罪)法の成立に尽くしたが、政治に中道を期待する層が立憲に流れている」と語った。【木下訓明】

4641チバQ:2017/10/20(金) 01:13:08
社民党擁立区の構図

滋賀1と福島4・5・長野2は当落に影響がありそうですね

≪野党統一≫
富山2区 自・社 
香川3区 自・社 
熊本2区 自・無(保守系西野)・社・幸福
大分2区 自・社・幸福
鹿児島4区自・社 
沖縄2区自・社 

≪護憲統一≫
埼玉13区 自・希(直系)・社 
神奈川15区 自・希(旧民進:国替・乃木)・社 
滋賀1区 自・無(嘉田)・社 
大阪9区 自・維・社 
福岡11区 自・希(直系;保守系村上)・社

【護憲分裂】
福島4区 自・希(旧民進)・共・社 
福島5区 自・希(旧民進)・共・社  
群馬5区 自・希(直系)・共・社 
千葉12区 自・希(直系:国替・自由党樋高)・共・社 
東京21区 自・希(早期離党組・長島)・社・無所属(天木)
長野2区 自・希(旧民進)・維・社≪護憲統一≫
愛知6区 自・希(旧民進)・共・社 
島根2区 自・社・共

4642チバQ:2017/10/20(金) 11:16:40
558 名無しさん 2017/10/20(金) 08:22:30 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
北海道1 道下抜け出す
北海道3 荒井安定感増す
北海道5 和田と池田が横並び
北海道9 山岡と堀井伯仲
北海道10 稲津、神谷横一線
北海道11 石川、混戦抜けてリード
岩手1 階、競り合いから抜け出す
岩手2 鈴木安定
宮城1 土井、岡本接戦で予断許さず
秋田1 冨樫優位
秋田2 金田、緑川なお横並び
秋田3 御法川と村岡競る
山形2 鈴木と近藤が激しい争い
山形3 加藤鮎と阿倍が接戦
福島1 金子が一歩抜け出す
福島4 菅家と小熊が横並び
茨城1 田所と福島が激戦
茨城6 国光と青山が横一線のまま
茨城7 中村と永岡が激戦
栃木2 福田がややリード
群馬1 尾身が一歩抜け出す
群馬2 井野が接戦から抜け出す
埼玉1 村井と武正が互角
埼玉5 枝野優位
埼玉6 大島と中根譲らず
埼玉7 神山と小宮山競り合い
埼玉10 山口と坂本が接戦、最後まで予断許さず
埼玉12 野中と森田、死闘

4643チバQ:2017/10/20(金) 11:18:12
559 名無しさん 2017/10/20(金) 08:39:43 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
東京1 海江田と山田、死闘
東京2 辻と松尾が横並び
東京3 松原と石原もつれる
東京5 若宮と手塚が接戦
東京6 落合と越智、激戦
東京7 長妻が抜け出し優位
東京10 自民鈴木抜け出す、若狭は女性の支持で遅れをとっている
東京15 秋元やや優位
東京16 大西と初鹿、互角
東京19 末松と松本、接戦で予断許さず
東京21 長島と小田原の接戦続く
東京22 伊藤が一歩抜け出す、山花は無党派への浸透に懸命
東京23 小倉が優位
千葉1 田島と門山が一進一退
千葉8 桜田が抜け出す
千葉9 秋本が優位
神奈川4 山本、浅尾、早稲田の三つ巴
神奈川9 上田と青柳が接戦のままもつれる
神奈川12 阿部と星野が横一線
神奈川14 赤間と本村による互角の戦い
神奈川16 義家と後藤が横並びのまま
山梨1 中島と中谷が接戦
山梨2 堀内と長崎が互角の激しい戦い
新潟1 西村が抜け出した
新潟2 鷲尾が優位
新潟3 黒岩と斉藤が譲らず
新潟4 菊田が抜け出し引き離す
新潟5 大平と泉田が接戦で予断許さず、泉田は無党派層への支持が広がっていない
新潟6 高鳥と梅谷が接戦のまま終盤へ
石川3 近藤と西田が接戦のまま終盤へ
長野2 務台と下条が横並び

4644チバQ:2017/10/20(金) 11:19:41
560 名無しさん 2017/10/20(金) 08:55:03 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
岐阜4 金子と今井が接戦のまま、最後まで予断許さず
静岡3 宮沢と小山が互角の戦い、希望鈴木は希望支持層にも浸透しきれず
静岡6 渡辺と勝俣が接戦のまま最後まで予断許さず
愛知1 熊田、吉田、佐藤が三つ巴
愛知4 工藤と牧が互角
愛知5 赤松が先行していたが神田が追い上げ予断許さず
愛知7 山尾と鈴木が一進一退の攻防
愛知8 伊藤と伴野が横一線
愛知9 長坂が一歩抜け出す
愛知10 江崎と安井か接戦のまま終盤へ、もつれる
愛知13 大西が接戦を抜け出し引き離す
愛知15 根本が一歩抜け出す
三重2 中川と川崎、接戦のまま終盤へ
大阪1 大西と井上が接戦のまま終盤へ
大阪4 中山と美延が互角のまま終盤へ
大阪9 原田と足立が横並びのまま、予断許さず
大阪10 辻元、大隈、松浪が混戦のまま終盤へ
大阪11 平野と佐藤が横一線
大阪12 北川、藤田が接戦のまま終盤へ
大阪13 宗清が一歩抜け出す
大阪14 谷畑と長尾が互角のまま終盤へ
大阪15 浦野と竹本が死闘、横一線のまま激しいデッドヒート
大阪17 馬場と岡下が互角の激しい戦い
大阪18 遠藤と神谷が横一線のまま最後まで予断許さず
大阪19 丸山を谷川が激しく追い上げ横並びの接戦に
京都1 伊吹が一歩抜け出す
京都3 泉と木村が互角
京都4 田中と北神が接戦のまま終盤へ
京都6 安藤と山井が横並びのまま最後まで予断許さず

4645チバQ:2017/10/20(金) 11:21:25
561 名無しさん 2017/10/20(金) 09:05:40 ID:fEkAVbjk0
読売終盤(10/20)
滋賀1 嘉田と大岡が横一線
滋賀3 武村が混戦抜け出し優位
滋賀4 小寺が優位
兵庫1 盛山と井坂が接戦
兵庫6 大串と桜井が横並びのまま終盤へ
奈良1 小林と馬渕が横一線に並び一進一退
香川1 小川と平井が接戦のまま終盤へ
愛媛3 白石洋と白石寛が接戦のまま終盤へ
高知2 広田と山本が横一線に並んだまま終盤へ
福岡2 稲富と鬼木が互角のまま終盤へ
福岡10 一歩リードしていた山本を城井が追い上げ横一線に並んだ
佐賀1 リードしていた原口を岩田が激しく追い上げる
佐賀2 大串と古川がさらに競り合い、最後まで予断許さず
長崎1 西岡と富岡が激しく競り合う
長崎4 北村と宮島が横並びのまま終盤へ
熊本1 先行していた木原を松野が追い上げ予断許さず
大分1 吉良と穴見が横一線のまま終盤へ
大分2 衛藤と吉川が横一線のまま終盤へ
大分3 序盤でリードしていた岩屋を横光が激しく追い上げ予断許さず
鹿児島1 保岡と川内が一進一退の攻防
沖縄1 赤嶺が一歩抜け出した
沖縄4 仲里と西銘が接戦で予断許さず

4646岡山1区民:2017/10/20(金) 11:56:13
>>4645
岡山2山下を津村追い上げ予断を許さない
岡山3平沼阿部互角
岡山4橋本柚木接戦
広島6佐藤小島接戦

コピペ元に漏れがあるので追加します

4647とはずがたり:2017/10/20(金) 13:04:05
>>4642
>福島4 菅家と小熊が横並び
手許の読売だと小熊が先ですね。

4648片言丸:2017/10/20(金) 13:09:17
読売
中間から終盤で順序変わったところ 後記は終盤の名前順序

埼玉6大島中根、

東京1海江田山田、東京2辻松尾、東京3松原石原、東京6落合越智、東京10自鈴民鈴若狭、東京19末松松本、

千葉1田嶋門山、
神奈川4山本浅尾早稲田、神奈川16義家後藤、
山梨1中島中谷、

新潟5大平泉田、新潟6高鳥梅谷、
石川3近藤西田、
長野2務台下条、

岐阜4金子今井、
愛知1熊田吉田佐藤、愛知7山尾鈴木、愛知8伊藤伴野、
三重2中川川崎、

大阪1大西井上、
滋賀1嘉田大岡、
奈良1小林馬淵、

香川1小川平井、

福岡2稲富鬼木、
佐賀2大串古川、
大分1吉良穴見、
沖縄4仲里西銘

なお、私の持ってる13版も福島4は小熊の名前が先です

4649とはずがたり:2017/10/20(金) 13:18:10
>>4643
>東京10 自民鈴木抜け出す、若狭は女性の支持で遅れをとっている
二位の鈴木庸が抜けてますね。

4650とはずがたり:2017/10/20(金) 17:26:03
自民最強王国に挑む「EXILE作曲家」と「マッサン俳優」の気概
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00000031-tospoweb-ent
10/18(水) 16:30配信 東スポWeb

 衆院選(22日投開票)は公示直前の希望の党誕生による野党再編で、選挙区を明け渡し、出馬断念や国替えを余儀なくされた候補者も多い。大阪で選挙準備をしていた真白(ましろ)リョウ氏(41)と乃木涼介氏(53)は、ともに希望の党へ入党し、神奈川県に新天地を求めたが、あまりに強過ぎる相手が待ち受けていて…。

 神奈川11区(横須賀市、三浦市)は小泉純一郎元首相(75)の祖父から進次郎氏(36)まで4代にわたって、中選挙区時代を含めて引き継がれている“小泉王国”。選挙では対立候補にダブルスコアどころかトリプルスコアをつける圧勝劇が続き、前回は共産党しか対立候補を立てなかったほどだ。
 この小泉王国に挑戦状を叩き付けたのは、希望から出馬している真白氏だ。

 作曲家でEXILEの楽曲を手がけるなど、華やかな経歴の持ち主だが、3・11の原発事故を機に政治家を志し、小沢一郎政治塾を2年前に卒塾。昨年から地元の大阪12区で活動していたが、自由党が今回の衆院選で候補者擁立を見送ったため、希望に入党。希望と維新の選挙協力により大阪からの出馬がかなわず、空白区となっていた神奈川11区を“逆指名”した。

 公示1週間前に初めて横須賀入りしたが、道行く人々の視線は冷たい。しかしこの1年、大阪で毎日辻立ちして、鍛え上げていただけに「大阪でのヤジに比べたら大したことはありません」と真白氏は平然。小沢塾出身とあって、くまなく歩くドブ板はお手の物で、演説も新人らしからぬ堂々たる様だ。

「今の格差社会が生まれたのは小泉―竹中(平蔵・元経財相)の構造改革から始まっている。あえてここで立ったのは日本をぶっ壊した小泉純一郎へのアンチテーゼを唱えたかった」(真白氏)。小泉王国で行き場のなかった批判票の受け皿になりつつある。

 一方、神奈川15区(平塚市、茅ヶ崎市など)は河野一郎元副総理から洋平元衆院議長(80)、太郎外相(54)へと連なる“河野王国”の牙城。相手候補に影すら踏ませない独壇場に飛び込んできたのが、NHK朝ドラマ「マッサン」や多くの映画、舞台で活躍していた俳優の乃木氏だ。

 一昨年に子供を授かり、日本の将来に危機感を抱き、政治の世界に転身。民進党から大阪7区で公認され、当初は上西小百合氏(34)とのバトルかと思われたが、民進党がよもやの“消滅”。希望に入党したものの大阪での出馬が閉ざされた中、神奈川15区からの出馬を打診されたのは公示1週間前のことだ。

「何の準備もなく、河野さんと戦うなんて、普通だったらバカですよね」(乃木氏)

 だがこの1年、安倍一強政治の打破を訴え続けていたとあって、もはや選挙区事情は関係なかったという。

 事務所が公示3日前に決まるドタバタだったが、スタッフも増え、終盤戦を迎えて、手応えを感じているという。

「河野さんは脱原発を訴えていたのに内閣に入った途端、原発のゲの字も言わない。これがしがらみなんです」と鋭い突っ込みも入る。

 2人を応援する希望の松沢成文参院議員(59)は「しがらみのない政治をするには、政治と関係なかった人が出ることに意味がある。(情勢が厳しい中で)出馬する勇気は大したもの。候補者が出ることで、希望の党を応援してもらえるし、比例票の掘り起こしにもなる」と意義を訴える。

「一票でも多く自民党の票をひきはがしたい」(真白氏)、「声がかれるまで政策を訴えたい」(乃木氏)。果敢に挑む2人はドン・キホーテとなってしまうのか、それとも奇跡のジャイアントキリングを起こせるのか――。

4651チバQ:2017/10/20(金) 19:52:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk27010348000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 4区 激戦、無党派層が左右 /大阪
10月17日 00:00毎日新聞

 大阪4区(大阪市都島区、福島区など)は、政治情勢に揺れ動く無党派層が結果を左右してきた。1996年の衆院選に小選挙区制が導入されて以降、連続で議席を獲得した候補者がいないことがその証左だ。前回2014年は中山氏が勝利したが、旧民主党が政権交代を果たした09年は民主、12年は日本維新の会が議席を得た。

 今回は、立候補を予定していた民進党の元職が公示直前に希望の党の比例に回った結果、維新、自民党、共産党の三つどもえの構図に。美延氏と中山氏が競り合い、清水氏が激しく追う展開で今回も鍵を握るのは、投票先を決めかねている無党派層の動向だ。

 「正直、若干負けています。何とか追い付きたい」。15日夜、大阪市都島区の個人演説会に集まった100人以上の聴衆を前に、美延氏が声を張り上げた。駆け付けた維新の松井一郎代表も「みなさん、知り合いの1人、5人、10人と支持を横に広げてもらいたい」と力を込めた。

 美延氏は大阪市議に4回連続で当選した北区が地盤。陣営幹部は「北区で中山氏を上回る得票を積み、有権者が多い城東区などで、どこまで浸透できるかだ」と明かす。維新は前回14年、公示直前に候補者の交代騒動などもあり、北区以外で中山氏に水をあけられた苦い経験がある。美延氏は1年以上前から駅頭に立つなど「最後まで走り回るしかない」とフル回転の構えだ。

 一方、議席を死守したい中山氏は、元副外相の経験とアベノミクスの実績をアピールし「相手は野党ではなく北朝鮮」と「国難突破」を掲げた衆院選の意義を強調する。「与党優勢」の観測が広がる中、維新が本拠地とする大阪では事情が異なるとみて、公示日前後から小泉進次郎党筆頭副幹事長らが相次いで来援。16日夜には安倍晋三首相も訪れ「中山さんがどうしても必要だ」と訴えかけた。

 自民が強いとされる東成区が区割りの変更で1区に編入されたため、陣営関係者からは「うちだけダメージを受けた」との声も漏れる。前回14年に元職が約2万4000票を得ていたことから、この関係者は「この票がどこに行くかが勝負となる」と見る。

 清水氏は芸人出身らしく、軽妙なジョークを織り交ぜながら、街頭演説で安倍政権への批判を展開する。消費増税を巡り「凍結」をうたう維新も合わせて批判し、対立軸としての自らの立場を鮮明にしようと懸命だ。

 一方、比例での共産の得票にも重きを置くため、4区以外の選挙区で遊説を重ねることもある。陣営関係者は「『自民と補完勢力の維新』に対する清水という構図で戦い、これまで共産に投票したことがない人の受け皿を目指す」と青写真を描く。【高嶋将之】=つづく

    ◇  ◇

 衆院選は投開票日の22日まで熱戦が続く。府内の小選挙区の現場を追った。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区の立候補者(届け出順)=都島・福島・北区など

中山泰秀 47 [元]副外相 (4)[自][細]前=[公]

清水忠史 49 [元]タレント (1)[共] 前

美延映夫 56 [元]大阪市議長 [維] 新

4652チバQ:2017/10/20(金) 19:53:09
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk27010306000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 6区 与野党が一騎打ち /大阪
10月18日 00:00毎日新聞

 大阪6区(門真市、守口市など)は共産と維新が候補者擁立を見送り、自民の推薦を受けた公明前職と立憲民主の元職による、与野党一騎打ちとなった。伊佐氏が自公政権の継続を訴える一方、共産や社民からも支援を受ける村上氏は政権の打倒を掲げる。3回目となる両氏の対決は、安倍政権に対する有権者の判断が、勝敗に直結しそうだ。

 公明にとって6区は、公認候補を擁立した過去6回の衆院選のうち、議席を5回獲得している「地盤」。党としても「議席は絶対落とせないし、当然ありえない」(党府幹部)とのスタンスだ。

 伊佐氏も街頭演説で「政治は政策を実現しなければならない。スローガンだけでは意味がない」と、奨学金制度の拡充やがん対策を実績として挙げ、野党共闘を批判。14日には、自民の二階俊博幹事長が来援し「一緒になって立派な大阪にしてゆく」と連立与党の連携をアピールし、自民支持層にも浸透を図った。

 一方、村上氏の選挙ポスターやチラシ、選挙カーには「野党統一候補」の言葉が踊る。衆院選のキーワードと位置づけ、立憲支持層に加え、他の野党支持者の「受け皿」だと積極的に訴えかける戦術だ。街頭演説でも、消費増税や安全保障関連法への批判など、各党に共通する公約を列挙して「安倍政権を倒すため、野党が一つにまとまらなくては」と野党結集を呼びかける。

 中でも、村上陣営が期待するのが、候補者一本化で協力を得ることに成功した共産票だ。小選挙区制が導入された1996年衆院選以降、候補者を毎回立ててきた共産が今回、初めて擁立を見送った。前回2014年は共産候補が4万票余りを得ており、陣営関係者は「大きな上積みになるはず」という。

 中盤情勢で伊佐氏優勢が伝わる中、両陣営にとって気がかりなのが維新支持層の行方。12年以降の国政選挙での比例票をみると、6区はいずれも維新が最多となっている。

 加えて両陣営は無効票の多さにも着目。自民や維新が候補者擁立を見送った前回14年の無効投票率は11%の高水準で、選択肢が限られたのも要因の一つと見られる。村上陣営は「2択で分かりやすくなり、無効票は逆に減るはずなので取り込みにいく」。伊佐陣営は「ここで票を取りこぼすわけにはいかない」と、全体の1割にも及ぶ無効票の動向にも、しのぎを削る。【池田一生】=つづく

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 ◇6区の立候補者(届け出順)=鶴見区、守口市など

村上史好 65 [元]大阪市議 (2) [立] 元

伊佐進一 42 党府副代表 (2)公前 =[自]

 白抜きは比例重複

4653チバQ:2017/10/20(金) 19:54:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk27010304000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 11区 前職同士三つどもえ /大阪
10月19日 00:00毎日新聞

 枚方、交野両市にまたがる大阪11区は、無所属、維新、自民の前職3人による三つどもえの戦いとなった。民進から無所属に変わった平野氏を支援しようと共産が候補予定者を取り下げたからだ。2012年衆院選は維新の伊東氏、前回14年は自民の佐藤氏が制するなど、ここ数回は、議席の行方がめまぐるしく変わる激戦区だ。

 「政党はバックにない。頼れるのはみなさんの力だけだ」。枚方市の京阪牧野駅前で平野氏が声をからした。民進府連代表として、党が府内の19小選挙区に擁立を予定していた13人の当選を目指していたが、希望との合流騒ぎや維新と希望の候補者すみ分けなどで、13人の進む道は分かれた。

 平野氏も「自民、維新の選択肢しか有権者に示さないのは申し訳ない。大阪の民進の灯を消さない」と無所属を選んだ。民進時代から続く連合大阪の支援を取り付け、約2万票ともされる共産支持票の「受け皿」も目指す。陣営幹部は「希望からの誘いも断り、11区にこだわって立候補したことを強調している。地元を大切にする政治家としての生きざまを伝え、支持の拡大を狙いたい」と話す。

 「横一線の選挙戦で誰が勝つか分からない状況となった。枚方、交野の発展を止めないためにも自公政権の継続が必要だ」。佐藤氏は枚方市内で開いた演説会で力を込めた。

 05年の「郵政選挙」で野田聖子総務相の「刺客」として岐阜1区で初当選した「小泉チルドレン」の佐藤氏は前回14年、縁もゆかりもなかった11区に立候補して当選を果たした。小選挙区制が導入された1996年の衆院選以降、11区で自民候補が初めて収めた勝利だけに、自民府連幹部は「11区で勝てるのは佐藤氏しかいない」と期待を寄せる。

 枚方市の京阪樟葉駅前で演説に立った伊東氏は有権者に訴えかけた。「議員の報酬や定数の削減、官僚の天下りの禁止などで財源を生み出し、教育や福祉を充実させる。増税をしなくても改革は実現できる」。維新が大阪府・市で進める政策を説明し、無党派層へアピールを図っている。

 12年衆院選で橋下徹前大阪市長の「維新ブーム」に乗って初当選を果たした伊東氏の支持基盤はそれほど強くない。だが維新は前回14年、11区の比例票で6万5000票余りを獲得しており、街頭演説を重ねる「空中戦」で票の掘り起こしを進める作戦だ。陣営関係者は「大阪で改革を推進してきた維新だからこそ、説得力のある主張ができる。丁寧に他の候補との政策の違いを訴えたい」と話す。【加藤佑輔】=つづく

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 ◇11区の立候補者(届け出順)=枚方、交野市

平野博文 68 [元]官房長官 (6)無(民)前

伊東信久 53 医師 (2)[維] 前

佐藤ゆかり 56 [元]経産政務官 (2)[自][二]前=[公]

 白抜きは比例重複

4654チバQ:2017/10/20(金) 19:54:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk27010318000c.html
<決戦の現場>’17衆院選 18区 同じ顔ぶれ3氏争う /大阪
00:00毎日新聞

 岸和田、泉大津、和泉、高石、忠岡の4市1町からなる大阪18区。3選を狙う維新前職の遠藤氏と、前回2014年は比例復活した自民前職の神谷氏に、共産新人の矢野氏が挑む。民進党が擁立を予定していた新人候補は公示直前に希望の党の公認を得て国替えし、前回と同じ顔ぶれになった。神谷、遠藤両氏が激しく競り合い、矢野氏が追う展開だ。

 「維新さんとの勝負、非常に際どいところまできました。1票でも勝たせていただき、力を発揮させてください」。岸和田市内で開かれた個人演説会で、神谷氏は約100人の聴衆を前に力を込めた。推薦を受ける公明党の地元府議も応援に駆けつけ、自公政権の連携をアピールした。

 泉大津市長だった神谷氏は自民の公認を受け、12年衆院選に初めて立候補したが、自民を離党して維新から出た遠藤氏に約1万7000票差で敗れた。前回14年は約6000票差に縮めたが惜敗し、比例復活した。神谷氏は「元々の自民支持層を掘り起こしたい」と、地盤を引き継いだ中山太郎元外相時代の支援者をくまなく回り、自公支持層の上積みを図る。

 一方、遠藤氏は今回、ポスターや陣営スタッフのジャンパーを緑色の「維新カラー」に一新。維新らしさを前面に出すことで、支持層を手堅くまとめる作戦だ。岸和田市内で約80人を集めた個人演説会では、維新の「身を切る改革」や25年国際博覧会(万博)の大阪誘致に成功した際のベイエリアの規制緩和実現を約束し、「一番厳しいのが岸和田市だ」と支援を求めた。

 遠藤氏は選挙戦前半、1日に5、6社の企業訪問と個人演説3、4カ所をこなした。終盤は「路地から路地へ、町から町へ」(陣営)と街宣活動を中心に据える戦略を描く。有権者にきめ細かくアピールして無党派層の取り込みを狙いながら、自民支持層への支持拡大も図りたい考えだ。

 矢野氏は、野党統一候補の当選や安全保障関連法の廃止などを目指す市民団体「泉州市民連合」の支援を受ける。重点的に街頭活動をこなして「安倍政権を継続させるのかが最大の争点」と強調することで、政権批判の「受け皿」として無党派層にも浸透を図りたい狙いだ。消費増税の廃止や税制改革の促進、地域経済の活性化など「1%ではなく、99%の人のための政治を」と声をからし続けている。【井川加菜美】=おわり

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 ◇18区の立候補者(届け出順)=岸和田、泉大津市など

遠藤敬 49 党国対委員長 (2)[維]前

矢野忠重 67 党地区役員 共新

神谷昇 68 [元]泉大津市長 (1)[自][二]前=[公]

4655チバQ:2017/10/20(金) 19:57:13
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101802100015.html
<注目区を歩く>(上)16区 前職2人と共産 激戦に拍車
2017年10月18日
【16区】相模原市緑(中西部)・南区(西部)、厚木・伊勢原・座間市(北部の一部)、愛甲郡
写真
 過去二回、小選挙区で一勝一敗だった自民前職の義家弘介(ひろゆき)さんと希望前職の後藤祐一さんの間に、三回連続出馬の共産新人の池田博英さんが割って入り、16区は三つどもえの争いになった。前職二人のリードが伝えられるものの、マイナスに作用しかねない発言や行動もあり、激戦に拍車が掛かっている。 (井上靖史)
【16区】

義家弘介 46 自<前><2>《比》 公
後藤祐一 48 希前<3>《比》
池田博英 54 共新  
 「二年十カ月の集大成だ」。衆院選公示日の十日、義家さんは大勢の支持者の前でこぶしを振り上げた。二〇一四年十二月、後藤さんに僅差で敗れ、前々回は義家さんが制した。二回とも敗れた候補者が比例復活したが、「今回で決着をつけたい」との思いが強い。
 「おごりがあった」。義家さんは前回の敗因を率直に認め、この間、地域の祭りや集会に率先して出席してきた。16区は農村部も多い保守地盤。元高校教諭でドラマのモデルにもなった「ヤンキー先生」という知名度だけでは票につながりにくい。
 不安要素もある。文部科学副大臣だった六月、文科省のものとみられる加計学園絡みの文書が流出した問題で「国家公務員法違反になる可能性がある」と発言。「公益通報を萎縮させる」との批判を受けた。
 後藤さんにも懸念材料は少なくない。民進党県連会長という立場にありながら、いち早く離党を表明。今回、民進の支持母体だった連合の推薦を得られなかった。希望の保守的な体質を警戒し、リベラル層が一部離れたとの観測もある。
 後藤さんは「政権交代可能な受け皿となる選択肢を示す責任が野党にあった。東京都知事選の結果を見れば民進党では難しかった」と演説で理解を求め、希望が公約に掲げる改憲についても「九条の一、二項は変えない。知る権利や地方自治の分権明記が優先だ」と強調する。
 母校厚木高校の卒業生らの支援を受けながら、消費税増税の凍結と原発ゼロなどの党の看板政策を訴えるとともに、「安倍政権をこのまま続けさせて良いのか」と問い続ける。
 「名前はだいぶ広まってきた」。二人の争いをよそに、池田さんは手応えを感じている。つじ立ちや遊説に加え、十三日には本厚木駅前で改憲などのテーマにシールで賛否を示してもらうイベントを若者らと一緒に実施。消費税増税反対にも賛同があるとし、「『今回は共産に入れる』『ぶれずにやってほしい』という励ましが多い」と明るい。
 選挙戦終盤になっても激戦の行方は見通せない。16区内の首長は「誰が勝つにしても、(上位二人に)大きく差が開くことはないだろう」との見方を示した。
    ◇
 衆院選は二十二日の投開票日まで残りわずか。記者が注目区を歩き、情勢を伝えます。

4656チバQ:2017/10/20(金) 19:57:31
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100007.html
<注目区を歩く>(中)10区 三つどもえ 戦い激化
2017年10月19日
10区 川崎市川崎・幸・中原区(中東部)
写真
 当選七回を数える自民前職の田中和徳さんに、希望新人の市川佳子さんと、比例から選挙区に移った共産前職の畑野君枝さんが挑む10区。田中さんが前々回から圧勝を続けており、解散前には野党候補の一本化を目指す動きもあったが、三つどもえの戦いとなっている。 (山本哲正)
【10区】

市川佳子 53 希新 《比》
畑野君枝 60 共<前><1>《比》
田中和徳 68 自前<7>《比》 公
 「自民が圧勝したら森友・加計問題は無かったかのようになる」-。与党優勢の情報が流れた十二日、川崎市幸区の街頭で市川さんは声を張り上げた。安倍政権への批判票を取り込みたいとの思いは強い。
 この日は希望の小池百合子代表が駆けつけたこともあるのか聴衆は約二千人(陣営発表)に。市川さんは「自民は右に寄りすぎ、共産は左に寄りすぎ」と両陣営を批判した。
 今回、民進と共産は候補者一本化を図り、市民グループ「なんてん神奈川10区の会」も両陣営に働き掛けた。しかし、畑野さんは一九九八年の参院選で10区エリアでトップの得票を獲得した実績もあり、市川さんも引けずに難航した。
 市川さんは一本化への動きに不満を抱え、先んじて民進を飛び出し、希望に合流。民進の市議や県議は応援するが、民進支持層の動向までは読めない。支持を広げようと幸区の住宅街などをこまめに自転車で回る。一方、演説では「自民の国会議員の秘書をしていた」と保守層への働き掛けを強める。
 田中さんは前回同様、JR川崎駅など駅頭に立って朝のあいさつや演説に力を入れるが、保守色を打ち出す希望を警戒。
 十二日夜、中原区で開いたミニ集会では、田中さんは与党有利の報道を不安視し「自民の評判は、いまひとつ。『自民の候補に、もうちょっと厳しい対応を』と(有権者の)気持ちが変わったら、状況が変化する。心配だ」と引き締め、希望を「ばらばらの人たち」と批判した。
 畑野さんは、反政権、護憲派の票を一身に集めたい考え。同日、JR武蔵小杉駅前の街頭演説では「私は市民と野党の共闘候補」と強調。地元に向けては「中原区でも行われようとしたヘイトスピーチ(憎悪表現)デモをなくそうという法律を超党派で議論した」などと国会での活動をアピールした。
 「なんてん」も「共闘候補の選択肢だった市川さんが、九条を含む改憲論議に積極的な希望に入ったため、畑野さんで一本化した」としてメンバーが街頭演説に加わる。
 ツイッターでは保守派論客の漫画家小林よしのりさんからのエールも紹介し、党を超えた支持の広がりを目指している。

4657チバQ:2017/10/20(金) 19:57:59
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100007.html
<注目区を歩く>(下)6区 がっぷりリベラルVS自公
2017年10月20日
6区 横浜市保土ケ谷・旭区
写真
 「リベラル勢力の結集」対「自公協力の象徴」-。6区は、立民前職の青柳陽一郎さんと公明前職の上田勇さんががっぷり四つに組んでいる。報道各社の調査でも情勢は拮抗(きっこう)。互いに複雑な事情を抱えつつ、予断を許さぬ戦いに一致結束して激しい戦いを続けている。 (衆院選取材班)
【6区】

串田誠一 59 維新 《比》
青柳陽一郎 48 立<前><2>《比》
上田勇 59 公前<7> 自
 民進出身の青柳さんが立民から出馬すると表明したのは公示のわずか二日前。「行き場を失ったリベラル層の受け皿になり、勝てる選択肢を有権者に示す」。旭区で開いた集会で説明すると、「どこから出馬するのか」と気をもんでいた支援者から拍手が湧き起こった。
 そこまで判断を遅らせたのは、さまざまな可能性をてんびんにかけたからだ。立民で出馬すればリベラル層の支持を得られる半面、保守層が離れるかもしれない。無所属で出れば比例復活はない。表明が早いと「保守系の対抗馬が出てくる」との情報があった。最後は立民が最善と判断した。
 過去二回、上田さんの後塵(こうじん)を拝しているだけに勝利への執念は強い。街頭では一人一人に駆け寄って握手を求め、野党共闘を掲げる市民団体のメンバーが応援に来れば記念撮影する。「打倒自公」を旗印に、「一強政治の弊害は目に余る」と右派・左派の立場を超えた勢力結集を有権者に呼び掛けている。
 上田さんは八選を目指すベテランとはいえ、今回は危機感が強い。背水の陣を敷くため比例に重複立候補せず、負ければ終わり。「大変厳しい状況。力を貸してほしい」と強調する。
 もう一つ気がかりなのは、盤石なはずの自公の関係に微妙な変化が見えていること。自民支持者から「党の衆院議員がほしい」との声が出ているほか、昨年の参院選のしこりも残る。無所属候補に推薦を出すかで自民が内輪もめし、あおりを受けた公明候補の自民の推薦決定も遅れた。さらに、自民の一部衆院議員が無所属候補の応援に集中し、公明の支援をしなかった。
 公明県本部の幹部は「過去のことは協力関係に影響しない」、自民関係者も「自公の結束を訴えれば保守層の支持が得られる」と衆院選への影響を否定する。
 実際、両者の関係は緊密だ。自民の県議と市議が連日、朝七時から上田さんと駅頭に立ちビラを配る。十四日、応援演説した菅義偉官房長官はこう強調した。「6区は自公連立政権の象徴。総力で応援する」
 激しく争う二陣営を横目に、維新新人の串田誠一さんは、議員定数削減など「身を切る改革」を前面に掲げて支持拡大を図る。「普通の人たちの生活感情に訴えたい」と無党派層の掘り起こしに力を注いでいる。

4658チバQ:2017/10/20(金) 19:59:09
神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017101902100008.html
小選挙区 終盤情勢 県内でも与党勢力優勢
2017年10月19日
 二十二日投開票の衆院選の終盤情勢で、県内の多くの選挙区でも自民・公明の与党勢力が優勢との結果が、本紙や共同通信社の調査などにより明らかになった。ただ、流動的な選挙区もあり、予断を許さない。ここに来て動きが急な選挙区の状況を紹介する。 (衆院選取材班)
【1区】横浜市中・磯子・金沢区

 松本純 67 自前<6>《比》 公
 長島一由 50 希元<1>《比》
 篠原豪 42 立<前><1>《比》
 自民前職の松本純さんの優勢は変わらないが、立民前職の篠原豪さんが勢いづいている。森友・加計問題で政府のずさんな公文書管理の実態を追及した実績をアピールし、共産支持者らの応援も得る。希望元職の長島一由さんは、党の人気失速を受けて伸びを欠く。
【7区】横浜市港北・都筑区(8区を除く区域)

 鈴木馨祐 40 自前<3>《比》 公
 川野案 35 希新 《比》 維
 中谷一馬 34 立新 《比》
 現実的な政策実行を訴えて着実に支持を固める自民前職の鈴木馨祐さんを、立民新人の中谷一馬さんが猛追する。中谷さんは公示直後、地元地方議員の応援が得られず苦戦。危機を察した旧知の財界人や民進系国会議員、県央地区の地方議員らが応援に駆けつけるようになり、巻き返している。希望新人の川野案さんは、地元出身と女性活躍を訴えるものの浸透していない。
【8区】横浜市緑・青葉・都筑区(西部の一部)

 加藤リカ 45 共新  
 大西恒樹 53 諸新  
 江田憲司 61 無前<5> 
 三谷英弘 41 自元<1>《比》 公
 強固な地盤を持つ無所属前職の江田憲司さんの優位が続く。そこに自民元職の三谷英弘さんがじりじりと迫る。三谷さんは、8区で出馬予定だった前職の離党に伴い急きょ出馬が決まった。序盤は知名度不足で自民支持層にも広がりを欠いたが、菅義偉官房長官はじめ要職が次々に応援に訪れている。危機感を覚えた江田さんは、全国各地への応援を控えめにして地元で活動を重ねる。
【14区】相模原市緑(東部)・中央・南区(東部)

 本村賢太郎 47 希<前><2>《比》
 中野渡旬 69 共新  
 赤間二郎 49 自前<3>《比》 公
 自民前職の赤間二郎さんが優位に立ち、希望前職の本村賢太郎さんが追う。赤間さんは、麻生太郎副総理が応援演説するなど組織固めを徹底。本村さんは小池百合子党代表や民進の前原誠司代表、岡田克也・元代表らを応援に呼び、党内外の人脈をアピールする。共産新人の中野渡旬さんは支持が広がらない。
【17区】小田原・秦野・南足柄市、足柄上・足柄下郡

 横田英司 59 共新  
 牧島かれん 40 自前<2>《比》 公
 神山洋介 42 希<前><2>《比》
 一歩抜け出した自民前職の牧島かれんさんに、民進系で希望前職の神山洋介さんが食い下がる。神山さんは前原代表の応援を得るなどして挽回を図る。また、公明の牧島さん推薦決定が遅れたために、割って入る隙があるとみて期待する。牧島さんも公明の街頭演説会に顔を出して支援を呼び掛ける。

4659チバQ:2017/10/20(金) 19:59:59
千葉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chi/CK2017101902100012.html
<各小選挙区の情勢>(上)
2017年10月19日
 二十二日投開票の衆院選で、県内十三選挙区に立候補した四十七人の選挙戦の終盤情勢を分析した。県内でも自民が先行しているが、野党候補の一部は猛追を見せている。 (敬称略)
写真
◆1区 自民と希望が互角

田嶋要 56 (元)経済産業政務官 希前<5>
門山宏哲 53 (元)安保委理事 自<前><2> =公
大野隆 48 党准地区委員 共新 
長谷川豊 42 (元)フジテレビアナ 維新 
 自民門山と希望田嶋が互角の激戦となっている。
 過去二回、比例復活の門山は自民支持層を固め、公明との連携をフル活用。自民党幹部らの応援を受け、選挙区での勝利を狙う。
 民進から希望に移った田嶋は、連合加盟の労組の支援を受けるなど民進時の支持層を固めつつ、無党派層にも浸透する。
 共産大野は、支持層を固めて票の上積みを目指す。維新長谷川は支持に広がりが見られず、厳しい。
◆2区 自民前職がリード

藤巻健太 34 (元)みずほ銀行員 維新 
上野洋嗣 40 党県常任委員 共新 
樋口博康 58 (元)民進党本部職員 立新 
竹ケ原裕美子 46 産婦人科医 希新 
小林鷹之 42 (元)防衛政務官 自前<2> =公
 県内最多の五党の激戦区となったが、自民小林が、自民、公明の支持層を手堅くまとめ、優位に立っている。
 立民樋口はリベラル層の受け皿として、若者世代や主婦への食い込みを狙う。希望竹ケ原は出遅れたが、子育て中の主婦や無党派層に絞り、巻き返しを図る。共産上野は組織票に加え、無党派層への支持拡大に力を入れる。維新藤巻は政策の浸透に力を入れ、追い上げを図る。
◆3区 前文科相が独走状態

松野博一 55 (元)文部科学相 自前<6> =公
岡島一正 59 (元)予算委理事 立元<2>
櫛渕万里 50 (元)経済産業委理事 希元<1>
 前文部科学相の自民松野が、強力な後援会組織の支援を受けて安定した戦いを展開し、独走する。
 松野と六回目の直接対決となる岡島は自由から立民に移り立候補。野党共闘で共産の支援を受け、無党派層への浸透も図る。東京23区から国替えした希望櫛渕は、短期決戦対策として会員制交流サイト(SNS)をフル活用し、知名度の浸透を図る。
◆4区 前首相、優位に立つ

深津俊郎 69 党地区副委員長 共新 
野田佳彦 60 (元)首相 無前<7>
木村哲也 48 (元)県議 自新  =公
佐藤浩 52 (元)県議 維新 
 八期目を目指す前首相の野田は今回、無所属で出馬。船橋市内の各駅前に立ち、「安倍政治、自民政権を打倒する」と訴え、優位に選挙戦を進める。
 自民木村は前回二〇一四年に続く挑戦。船橋市議、県議時代からの後援会組織や自民党組織を中心に、無党派層などにも浸透を図る。共産深津は「改憲、消費税10%反対」、維新佐藤も「消費増税は凍結を」などと訴え、票の掘り起こしを図っている。
◆5区 首相補佐官が先行

薗浦健太郎 45 首相補佐官 自前<3> =公
山田厚史 69 (元)朝日新聞記者 立新 
岡野純子 39 (元)浦安市議 希新 
 首相補佐官の自民薗浦は、北朝鮮のミサイル発射問題や経済政策を軸に街宣活動を展開。自民、公明支持層を固めて先行する。
 立民山田は、市民連合や候補を取り下げた共産などのバックアップを受け、「今の政治はおかしい。リベラルの灯を消すな」と訴え、浸透を図る。希望岡野は「女性が活躍できる社会を実現する」と追い上げを図っている。

4660チバQ:2017/10/20(金) 20:00:35
千葉

◆6区 立民が自民追い上げ

遠藤宣彦 54 (元)自民党局次長 希元<1>
生方幸夫 69 (元)環境副大臣 立元<5>
渡辺博道 67 (元)経済産業副大臣 自前<6> =公
星健太郎 37 (元)早大助教 維新 
 七度目の直接対決となる自民渡辺と立民生方。渡辺は公明支持層の支持もまとめて優勢と見られるが、陣営幹部は「厳しい選挙」と神経をとがらせる。
 共闘する共産の支援を受ける生方は、日に八十カ所の「一分スピーチ」でアベノミクス批判を繰り広げ、追い上げを見せる。希望遠藤は、選挙区内をこまめに回り知名度アップを図る。維新星はLINE(ライン)などネット戦略で若者層への浸透を狙う。
◆7区 農相、大きく抜ける

渡部隆夫 74 (元)建材会社員 共新 
斎藤健 58 農相 自前<3> =公
石塚貞通 50 司法書士 立新 
波多野里奈 44 (元)民放アナ 希新 
 農相の自民斎藤が大きく抜け出す。だが、陣営幹部は、野党の票が分散し、支持者が安心して投票が鈍ることを警戒。「台風でも投票してもらえるようお願いする」と強調する。
 希望波多野は「しがらみ政治からの脱却」を訴え、知名度アップを図る。立民石塚は「アベノミクスでは決して経済はよくなっていない」と批判、共産渡部は「安保法制、『共謀罪』の強行採決は許せない」と主張し、追い上げを目指す。
◆候補者一覧の見方

 氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、共=共産、立=立憲民主、維=日本維新の会、社=社民、無=無所属。敬称略

http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chi/CK2017102002100006.html
<各小選挙区の情勢>(下)
2017年10月20日
写真
◆8区 自民大きくリード

桜田義孝 67 (元)文部科学副大臣 自前<6> =公
小野里定良 70 (元)柏市議 共新 
太田和美 38 (元)環境委理事 希<前><3>
 前回と同じ顔ぶれの三人による争い。自民県連会長の桜田が、大きくリードしている。後援組織もきめ細かく活動している。
 民進から希望に移った太田は、女性や無党派層の取り込みをいかに進めるかが、当落のカギとなる。
 共産小野里は前回に続く国政挑戦で、追い上げを目指している。
◆9区 自民が無党派にも

秋本真利 42 国土交通政務官 自前<2> =公
鴨志田安代 62 党地区委員長 共新 
奥野総一郎53 (元)総務委理事 希<前><3>
 自民秋本が後援会組織を手堅くまとめ大きくリードする。党幹部らの応援演説で、無党派層にも浸透しつつある。
 民進から希望に合流した奥野は、リベラル層の支持者が一部離れたが、新たな保守層を取り込むなどして追い上げを目指す。
 共産鴨志田は、比例での得票率15%以上を目標とし、安倍政権打倒を訴えている。
◆10区 元経産相 固い地盤

林幹雄 70 (元)経済産業相 自前<8> =公
笠原正実 63 党地区委員長 共新 
谷田川元 54 (元)拉致問題特理事 希元<1>
 自民林が優勢。党の要職に就く林は、地元を留守にしがちだが、分厚い保守地盤に張り巡らされた強固な後援会がフル回転して支える。
 民進から希望に合流した谷田川は前回、あと一歩で比例復活当選を逃して以降、海匝地域を中心に後援会を拡充。返り咲きをうかがう。
 共産笠原は比例二万八千票の獲得を目指す。

4661チバQ:2017/10/20(金) 20:00:53
◆11区 自民前職 引き離す

多ケ谷亮 48 会社社長 希新 
森英介 69 (元)法相 自前<9> =公
椎名史明 60 党地区委員長 共新 
 十選を目指す自民森が、高い知名度と強固な地盤を生かして支持層を固め、他候補を大きく引き離している。経済対策の継続や北朝鮮問題への対応を訴える。
 民進から希望に合流した多ケ谷は、電機連合など労働組合の支援を受けて支持層を固めつつ、駅でのつじ立ちで無党派層への浸透も図っている。共産椎名は、改憲反対や消費税率10%中止などを訴える。
◆12区 元防衛相の支持拡大

大西航 36 党県常任委員 共新 
浜田靖一 62 (元)予算委員長 自前<8> =公
樋高剛 51 (元)環境政務官 希元<3>
皆川真一郎 63 (元)高校校長 社新 
 父親の強固な地盤を引き継いだ元防衛相の自民浜田が盤石。支部組織をフル活用し、年代や性別を問わず支持を広げる。
 自由から希望に移り、急きょ神奈川18区からの国替えで出馬した樋高は、人口密集地でつじ立ちを重ね、知名度アップを狙う。
 共産大西と、社民が県内で唯一擁立した皆川は、支持層の拡大を目指すが、厳しい戦い。
◆13区 野党分散 自民に利

宮川伸 47 (元)会社役員 立新 
斉藤和子 43 党准中央委員 共<前><1>
白須賀貴樹 42 党厚労部会長代理 自前<2> =公
水野智彦 61 (元)予算委員 希元<1>
 三選を目指す自民白須賀が優位。自民、公明支持を固めた上で、野党三党が候補を擁立し反自民票が分散していることが、追い風になっているとみられる。
 立民宮川は「中道リベラルをしっかり守る」と強調し、追い上げている。県内唯一の共産前職で4区から国替えした斉藤は、無党派層への支持が広がっていない。
 比例南関東ブロックで、旧民主から当選経験のある水野は苦戦。
◆候補者一覧の見方

 氏名 年齢 肩書 (1)(2)(3)
 (1)党派。(2)は前職、新人、元職の区分、<前>は前回比例代表での当選者。(3)は当選回数。党派は自=自民、希=希望、共=共産、立=立憲民主、維=日本維新の会、社=社民、無=無所属。敬称略

4662チバQ:2017/10/20(金) 20:08:37
>>4497
>大阪16区は公明・北側一雄氏vs.立憲民主・森山浩行氏の一騎打ち。9月末の市長選に自民や民進などの推薦を受け勝利した堺市長の竹山修身氏が森山氏の応援演説に入った。
>「竹山氏の勝利には民進党・連合の力が大きかったため恩返しのかたちだが、地元公明市議らは激怒している」(堺市政関係者)

https://mainichi.jp/articles/20171020/ddf/041/010/017000c


衆院選2017
.
応援の堺市長、四苦八苦 16区「非維新」で一騎打ち 距離感ピリピリ

毎日新聞2017年10月20日 大阪夕刊
.
 22日投開票の衆院選大阪16、17区(ともに堺市)で、9月の市長選で3選を果たした竹山修身市長が複雑な対応を余儀なくされている。市長選は日本維新の会を軸にした「維新対反維新」の対決となり反維新を掲げた竹山氏が勝利したが、衆院選は構図が異なるからだ。対立する陣営双方で応援演説をするなど各党との距離感に気を使っている。


 立憲民主党元職と公明党前職の一騎打ちとなった16区。公示前日の9日、立憲陣営の街頭演説に立った竹山氏は公明陣営の批判を展開。その3日後には公明側の演説会に登壇し、支援を求めて声をからした。竹山氏は市長選で自民、民進、共産などの支援を受け、地域政党・大阪維新の会の公認候補を破った。立憲元職は民進からの転身組。竹山陣営幹部は「選挙をずいぶん手伝ってくれた」と評価する。

 自主投票に回った公明の府本部幹部は「対立はしていない。こちらを応援して当たり前」と語気を強める。立憲陣営での演説翌日、3期目の初登庁をした竹山氏に公明堺市議らが真意を確かめる一幕も。ある市議は「両者への応援演説の回数を同じにするよう求めた」と言う。

 とはいえ両陣営とも竹山氏と一心同体とまではいかない事情もある。候補者擁立を見送った維新票の行方だ。

 前回2014年衆院選の16区で維新が得た比例票は約4万5000票。立憲陣営の関係者は「竹山氏と一体化することで票を取りこぼすのは得策ではない」。公明関係者も「維新も市議レベルでは親しい人も多い。竹山氏にどこまで来てもらうか難しい」。両陣営の綱引きと駆け引きに、竹山氏は「2人通れば一番良い」と漏らす。

 一方、維新が前職を擁立した17区。竹山氏は市長選で推薦を受けた自民陣営を全面的に応援し、自民前職も「市長と力を合わせ堺市と国家を守り抜く」と言う。維新は市長選では国政の与野党が相乗りで支援した竹山氏を「野合」と批判したが、衆院選に入ると「市長選とは別。同じ土俵に上がるつもりはない」(陣営関係者)と批判を控えている。【山下貴史】

4663チバQ:2017/10/20(金) 20:09:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk12010086000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/上 1区・8区 政党でなく個人強調 希望の「あおり」強く警戒 /千葉
10月18日 00:00毎日新聞

 「民進党公認で出るはずだったが、(民進は)誰も公認を立てないことになった。大変な混乱だ」。衆院選公示翌日の11日夕、千葉駅前でマイクを握った千葉1区の希望の党前職、田嶋要氏(56)は声を張り上げた。応援に訪れた前原誠司代表を混乱を招いた「張本人」と呼びつつ、「前原代表が小池(百合子)さんと2大政党(制)を作ろうとしたから私も決意した」と「合流」の理由を説明。「皆さんに1票をお願いするのは(小池氏ではなく)田嶋要です」と呼びかけた。

 田嶋氏の支持層には、民進と異なる希望のスタンスに抵抗感を持つ有権者も少なくない。憲法改正もその一つだ。希望が入党者に署名を求めた政策協定書には「改正を支持する」と記されている。田嶋氏はこの日の演説で「憲法は一切触れてはならないという立場ではない」とした上で「9条は次元が違う。徹底的に議論をするのは結構だが改正には断固反対。党内でもブレーキ役になっていきたい」とも訴えた。

 その田嶋氏に前々回2012年、前回14年と選挙区で敗れ、比例復活した自民党前職の門山宏哲氏(53)。今回の選挙を「背水の陣」と位置づけ「三度目の正直」を狙うが「厳しい選挙に変わりはない。愚直に考えを訴えていく」と強調する。一方で、14日夕に千葉市内であった集会では希望への合流組についてこう言及した。「一夜にして憲法違反とまで言った政策(安保法制)をころっと変える」

 1区には、共産党新人の大野隆氏(48)が長時間労働の規制などを、日本維新の会新人の長谷川豊氏(42)がしがらみ政治からの脱却などを訴えて立候補している。

   □   □

 衆院選公示から数日後、自民県連に二階俊博幹事長の「緊急通達」が流れた。「これからが本当の勝負」。報道各社の世論調査は「自民優勢」だが、終盤戦に向けて気を引き締めて臨むように--というメッセージだ。千葉8区で7選を目指す前職の桜田義孝氏(67)の陣営にも緊張感が漂う。桜田氏は前回、希望前職の太田和美氏(38)に勝ったものの、比例復活を許した。

 希望が太田氏を公認した際、寺嶋佳一選挙対策副本部長は一抹の不安を覚えた。「前回とそっくりだ」。太田氏は前回、当時勢いのあった旧維新の党から立候補。「前回は大阪の風だったが、今回は隣(東京)の風。暴風になればあおりを食らう」と強く警戒する。

 「どうぞ皆さんの希望をお託しください」。17日昼すぎ。党代表として初めて県内入りした小池氏は柏駅前で太田氏の応援演説に立った。小雨の降る中、聴衆は約900人(主催者発表)。太田氏は「雨が心配だったが、多くの人が来てくれた」と胸をなで下ろした。

 ただ、報道各社の世論調査結果は希望に厳しい内容だ。太田陣営は「気にしない。全力でやるだけ」(選対事務局長の吉田進・柏市議)と前向きだが、「千葉都民」への浸透を図るにあたり、小池氏の知名度に期待したのも事実。「希望がつまずいたらどうなるのか」。選対本部長の松崎公昭元衆院議員はそう懸念する。一方で太田氏はこれまで政党が変わっても、3度の国政選挙を勝ち抜いており、「当初から個人を売り込む戦略。今後はそれを強調していく」(松崎氏)という。

 8区には共産新人の小野里定良氏(70)も立候補している。「国政を私物化した安倍政権は退場を」と訴え、立憲民主党支持層の票の掘り起こしを目指す。【信田真由美、加藤昌平】

     ◇

 22日の投開票に向け後半戦に入った衆院選。野党情勢の混乱を引きずったまま、先の読めない選挙戦に臨む県内の候補者たちを追った。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇1区(4)=千葉市中央・稲毛・美浜区

田嶋要 56 [元]経産政務官 (5)希前

門山宏哲 53 弁護士 (2)自前=[公]

大野隆 48 党区国政委長 共新

長谷川豊 42 [元]フリーアナ 維新

 ◇8区(3)=柏市西部、我孫子市

桜田義孝 67 党県会長 (6)自前=[公]

小野里定良 70 党地区副委長 共新

太田和美 38 [元]会社社長 (3)希前

4664チバQ:2017/10/20(金) 20:09:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk12010037000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/中 6区・13区 野党共闘、自民は警戒 不成立区は比例復活にらみ /千葉
10月19日 00:00毎日新聞

 15日夕。冷たい雨の降る中、松戸駅東口のデッキ上で県市民連合主催の街頭演説会が開かれた。姿を見せたのは千葉6区に立候補している立憲民主党元職、生方幸夫氏(69)。集まった支援者らを前に「(中道・左派系野党の)統一候補になったことに感謝する」と述べるとともに、「議席が得られたら、共産党や社民党などとも政策を協議したい」と強調した。

 当初は民進党からの立候補を目指していた生方氏は、希望の党による「選別」に反発。枝野幸男元官房長官率いるリベラル系の立憲からの出馬を決めた。立憲は県内13選挙区で6人の候補者を擁立。共産は「共闘」のため、6区を含む計3選挙区で候補擁立を取り下げており、14日夕には津田沼駅前で志位和夫委員長も生方氏の応援演説をした。ただ、共闘が決まったのは公示直前。共産は党員・支持者に生方氏支援を求めているが、横堀渉地区委員長は「電話などで呼びかけているが、時間との勝負だ」と焦りをにじませる。

 20年以上、生方氏と争ってきた自民前職の渡辺博道氏(67)。陣営幹部は共産と立憲の共闘を警戒する。「前回選挙の旧民主党と共産の得票を合わせると、渡辺候補とほぼ変わらない。(選挙戦で)森友・加計学園問題なども取り上げられ、最後まで気を緩められない」と話す。17日は早朝から自民県連の河上茂幹事長が渡辺氏の選挙事務所を訪れ、選挙区内の市議約20人に発破をかけた。

 6区からの立候補が3回目となる希望元職の遠藤宣彦氏(54)はしがらみのない政治などを、日本維新の会新人の星健太郎氏(37)は大学改革などを訴えて、それぞれ後半戦を戦っている。

   □   □

 「安倍政権か市民と野党の共闘が勝つのか。その選挙だ」。16日夕、新鎌ケ谷駅前では千葉13区の共産前職、斉藤和子氏(43)の応援演説に立った小池晃書記局長が声をからしていた。前回は4区で野田佳彦前首相(60)に敗れ、比例復活した斉藤氏は今回、野田氏との競合を避け「国替え」した。県内候補唯一の前職で「必勝区」と位置づける共産は連日のように幹部を投入している。

 同じ頃、千葉ニュータウン中央駅の改札口前で、立憲新人の宮川伸氏(47)が家路を急ぐ人々に向けて訴えていた。「私は(希望の党が掲げた)憲法改正(賛成)という『踏み絵』を踏みませんでした」。直前まで民進から立候補を目指していた宮川氏。「初志貫徹」のアピールに力が入る。

 13区は共産と立憲の共闘が実現しなかった選挙区の一つだ。ある陣営関係者によると、野党情勢の混乱で直前まで構図が定まらなかったことに加え、共産にとっては前職が国替えして臨む必勝区である一方、宮川氏は初めての立候補に向けて13区で準備を進めてきたという事情もあるという。

 報道各社の世論調査は軒並み自民前職の白須賀貴樹氏(42)を優勢としている。自民、旧民主、共産が候補を立てた前回、旧民主、共産候補の合計得票は白須賀氏とほぼ互角。共闘不成立が白須賀氏の「追い風」になっているとの見方もある。

 13区には希望元職の水野智彦氏(61)も立候補しているが、こうした中、比例復活を巡る思惑が交錯する。復活当選には小選挙区の得票数が当選者にどれだけ迫ったかを示す「惜敗率」がカギを握るため、宮川氏の陣営関係者は「保守票が割れて(白須賀氏の得票が減り)、ハードルが下がってほしい」と漏らす。一方、比例名簿上位の斉藤氏の陣営は「共産は他選挙区で立憲に譲っている」として、比例票積み増しに期待を寄せる。【橋口正、北川仁士】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇6区(4)=市川市北部、松戸市南部

遠藤宣彦 54 [元]郵政省職員 (1)希元

生方幸夫 69 [元]副環境相 (5)立元

渡辺博道 67 [元]副経産相 (6)自前=[公]

星健太郎 37 [元]大学教員 維新

 ◇13区(4)=船橋市北部、柏市東部、鎌ケ谷、印西、白井、富里市、印旛郡

宮川伸 47 [元]会社役員 立新

斉藤和子 43 [元]県立高講師 (1)共前

白須賀貴樹 42 歯科医師 (2)自前=[公]

水野智彦 61 歯科医師 (1)希元

4665チバQ:2017/10/20(金) 20:09:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk12010074000c.html
<風の行方>2017衆院選ちば/下 2区・4区 野党乱立で「票分散」 民進再結集論にも「無の境地」 /千葉
00:00毎日新聞

 「自民党に対していい声は聞こえてこない。どんな逆風が吹いても立っていられる政治家になりたい」。千葉2区で3選を目指す自民前職の小林鷹之氏(42)は15日午前、習志野市の京成大久保駅前で訴えた。初当選は全国的に自民が圧勝した2012年。それより前、2区は旧民主党と自民が激しく競り合っていた。若い住民も多く「保守が盤石とは言えない土地柄」(自民関係者)と言われる。

 しかし今回、衆院解散前後の野党の混乱を象徴するかのように、希望の党、共産党、立憲民主党、日本維新の会が候補を擁立。候補者数は県内最多で、5党が顔をそろえるのは全国でこの区のみだ。与党の自民・公明▽保守系野党の希望・維新▽中道・左派系野党の共産・立憲・社民--の3極の構図も当てはまらない。地元県議は「(政権批判の)票が割れ、小林氏に有利に働いている」とみる一方、野党の各候補は終盤戦の追い上げに躍起になっている。

 「非常に厳しい戦いを続けています」。16日午後、津田沼駅前で、維新新人の藤巻健太氏(34)は声を張り上げた。前回14年は小林氏に敗れ、3年近く準備を進めてきたが「予想外の展開となってしまった」と言う。

 共産と立憲の調整が間に合わなかった2区。共産新人の上野洋嗣氏(40)は「話し合いの結果だ」と冷静だが、立憲新人の樋口博康氏(58)は「残念だ」と票の分散を懸念する。希望新人の竹ヶ原裕美子氏(46)は初の選挙戦だ。スタッフは大学時代のゼミ仲間らが中心だが人手が足りておらず、党からの派遣もない中、「もう一度、(代表の小池)百合子先生に追い風をお願いしたい」

   □   □

 19日午後、船橋市郊外。千葉4区で8選を目指す前首相の野田佳彦氏(60)が雨の中、立憲新人候補の応援でマイクを握っていた。場所は隣の13区。「候補は私の分身です」。自身は衆院選で初めて無所属で立候補する一方、民進系候補の応援に全国を駆け回る。

 政党の枠を超えた強固な地盤を持つ野田氏は「横綱」にも例えられる。

 県議初当選以来、一時期を除き30年間、朝の駅頭に立ち、政策ビラを自分で書く。弁舌にも定評があり、希望への民進の「合流」を巡っては、細野豪志元環境相を念頭に「先に離党した人の股をくぐる気はない」と発言。民進系の無所属出馬の流れを作った。民進の参院議員らからは選挙後の再結集論も出たが、「結果が出たら無所属(の当選者)で意見交換しなければならない。今は『無の境地』」と述べるにとどめ、野田氏の「今後」が注目されている。

 その野田氏に再び戦いを挑む自民新人の木村哲也氏(48)。前回は時間的余裕がなく、公明党支持層をまとめ切れなかった反省がある。今回は同党船橋総支部の時局講演会にも登壇し「軽減税率をやります」と主張。消費増税時の軽減税率適用を重視する公明支持層に秋波を送った。4区の公明票は約2万とされる。陣営幹部は「昔は6割が野田氏だったが、今回は8割がこっちだ」と自信を見せ、自民支持層への浸透に力を注ぐ。

 4区の課題の一つが国道14号などの慢性的な交通渋滞だ。18日夜、船橋駅前。菅義偉官房長官が応援に駆けつけた街頭演説で、木村氏は「なぜこんな状況なのか」と聴衆に問いかけ、船橋に自民党国会議員が必要だと訴えた。

 共産新人の深津俊郎氏(69)は「安倍暴走政治ストップ」を掲げ、憲法順守や消費増税反対などを主張。維新新人の佐藤浩氏(52)はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使い、消費増税凍結や国会議員の定数・報酬の削減などを訴えている。【町野幸、青木英一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇2区(5)=千葉市花見川区、習志野、八千代市

藤巻健太 34 党県幹事長 維新

上野洋嗣 40 [元]診療所職員 共新

樋口博康 58 [元]民進党職員 立新

竹ヶ原裕美子 46 産婦人科医 希新

小林鷹之 42 [元]防衛政務官 (2)自前=[公]

 ◇4区(4)=船橋市中南部

深津俊郎 69 党地区副委長 共新

野田佳彦 60 [元]首相 (7)無前

木村哲也 48 党4区支部長 自新=[公]

佐藤浩 52 [元]県議 維新

4666チバQ:2017/10/20(金) 20:12:02
>>4284 1区
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101702000232.html
2区ルポ 新区割りで地盤攻め合う
2017年10月17日 紙面から
写真
 鈴鹿、亀山両市と四日市市南部に、選挙区割り変更で旧1区から伊賀、名張両市が加わった2区。文部科学相などを歴任した無所属前職中川正春さんと、厚生労働相などを務めた自民前職川崎二郎さんの一騎打ちが激しさを増す。区割り変更前の各選挙区で当選を重ねたベテラン同士。互いの地盤を攻め合い、若年層や支持政党がない層への浸透を目指ししのぎを削る。
 小選挙区で七回連続当選してきた中川さんは「打倒!!一強政治」を旗印に、幅広い支持獲得を目指す。しかしこれまでの戦いと違って無所属は政見放送ができず、ポスター枚数も制限されるため「法律を見直さないといけない。公平性に欠ける」と指摘する。
 選挙戦序盤は、区割り変更で新しく挑戦する伊賀地域を精力的に回り「仲間に入れてください」と聴衆に訴えた。逆に従来拠点とする鈴鹿市などでは「ここで育てていただいた」と感謝を忘れない。
 報道各社の序盤情勢調査結果で劣勢が報じられ、十三日の四日市市での個人演説会では「地元でどうぞ運動を広げていただき勝たせてください」と頭を下げた。3区の岡田克也さんの個人演説会の応援に駆けつけた際も、「不利な状況にあることを私自身も身に染みて感じている」と焦りを隠さなかった。
 民進党分裂後、安保法反対を貫く立場から希望に行かず無所属を選んだ決断を理解する声は多い。連合三重の吉川秀治会長は「どうしても政策合わないと、信念守り貫く姿勢を評価」と支援。十五日は鈴鹿市で野党候補一本化を橋渡しした市民団体「市民連合みえ」と街頭演説をした。
 ただ、鈴鹿市で影響力が強い自動車総連系の市議は、共産党も支援する態勢に「一部組合員の心中は複雑かも。アレルギー反応を起こす可能性もある」。その上で「それとこれとは別で連合としての動きに追従する。支持をやめることはない」と話し結束を図る。
    ◇
 「自衛隊を認めない共産党と組んででも勝とうとする人に負けられない」。川崎さんは十四日夜、鈴鹿市での個人演説会で、北朝鮮情勢への対応などを念頭に、野党各党の支援を受ける中川さんを批判した。「政党による政治を掲げ小選挙区制を進めた人たちの勢力が無所属で出馬している」とも述べ、中川さん側をやゆした。
 一方、前回まで自身の選挙区だった津市などに比べ海岸堤防や中勢バイパスなどの整備が遅れているとして力を入れていくと力説。聴衆の七十代女性は「地域を良くする国政とのパイプ役が必要だと感じた」と話した。
 中選挙区時代以来二十四年ぶりの選挙運動となる鈴鹿市などでは「有権者に十分なあいさつができていない」と危機感を募らせ、街頭演説や企業回りなどに奔走。地盤の伊賀地域も含めた個人演説会では、地域課題を重視する姿勢を示す。亀山市ではリニア中央新幹線の全線開業と停車駅誘致に言及。「東京-大阪間が一時間で結ばれる」と強調し東京一極集中の是正と、選挙区内の活性化につなげる決意を示した。
 新たな大票田の鈴鹿市に拠点を置き本格的に活動を始め二カ月余だが、地元県議や市議、自民支援者らがフル回転。当選十一回の閣僚経験者ということもあり、事務所には商工業や医師、漁業などの団体からの推薦状がびっしりと貼られる。
 序盤情勢で優勢と伝えられたが、自民候補が七連敗中の2区で、引き締めを図る。
 (山本克也、鈴木里奈)

4667名無しさん:2017/10/20(金) 20:12:22
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101902000268.html
3区ルポ 有権者増え勝利へ挑む
2017年10月19日 紙面から
写真
 選挙区割り変更で四日市市の南部四地区が加わり、有権者六万五千人が増えた3区。県北部は中選挙区時代を含め九回連続議席を守る前職岡田克也さんの金城湯池だ。かつての保守地盤を取り戻したい自民には3区勝利は宿願。初めて無所属で立つ岡田さんに、自民党県連の候補者調整で旧2区から移った前職島田佳和さん、共産新人野村真弘さん、諸派新人坂本麻貴さんが挑む。
 「おはようございます。今回無所属で戦います」。十三日朝、桑名駅で岡田さんが声を張り上げた。通勤、通学者は会釈したり、握手を求めたりする。公示後、同志応援で全国を回り地元入り予定は五日間だけ。「安倍一強政治を止める大事な選挙。暴走にブレーキをかけられるのは皆さんの一票一票」。訴えは熱を帯びる。
 常在戦場で地元活動を重ねた。「選挙前に活動の八割を終えるのが理想。公示後は残りを仕上げる」と陣営幹部。強固な地盤は自治会単位で連綿と組織された後援会が支える。
 一昨年十一月から街頭などで集会を三百回重ね、延べ一万人以上と顔を合わせた。平日は一日十五〜二十の企業や団体を訪問。国政課題がテーマのセミナーも数カ月に一度開き支持拡大を図った。無所属だが「選挙のやり方は変わらない」。推薦を断られた団体もないという。本人不在時は支える地方議員が思いを代弁する。
 十三日夜にいなべ、四日市両市で開いた演説会では「次の総選挙で自民と対決できるよう、必ず野党をもう一度結集する」と力説。公示前に無所属の民進出身候補ら約二十人のネットワークも立ち上げ民進元代表として衆院選後もにらむ。「無所属へのネガティブな反応もない」。十期目へ万全を期す。
    ◇
 「岡田さんの時代じゃないと多くの人に伝えていってほしい」。島田さんは十一日夜、四日市市の演説会で語気を強めた。要職を歴任した岡田さんを意識し「ここは思い切らないと勝てない選挙区だ」と、執念を燃やす。
 二回連続比例復活した旧2区から移り、3区支部長に就いたのは九月一日。本格始動したのはそれ以降で、地元の県議や市議を通じ自民の各地域支部にあいさつ回りをしていた直後の解散となった。
 定数一減のあおりを受けたとして党本部に要請した比例優遇はかなわず。「これも一つの試練。地域のために勝つしかない」。島田さんは自らを奮い立たせるように話した。
 選挙戦は地方議員の組織を生かして臨む。旧2区時代からの支援者をはじめ、若手の企業経営者らが陣営を支える。遺族会や自動車業界をはじめ推薦団体は約二百。「短期間で大勢に名前と顔を覚えてもらう」(陣営幹部)ため、駅前や幹線道路沿いなど一日十カ所程度の街頭に立ち、夜の演説会も連日平均で三カ所程度をこなす。
 演説では北勢地域のインフラ整備の遅れを指摘し、「(岡田さんは)地域のために何もしてこなかった」と批判する。「有権者との接触回数を増やし、目の前を通る人との数秒間で名前を擦り込む」。浸透に余念がない。
    ◇
 野村さんは主婦層が多いスーパーや団地を重点的に回り消費税の増税中止などを訴える。演説でも「富裕層と大企業に応分の負担を求め、消費税に頼らない税制改革を実現する」と繰り返す。
 陣営は電話や選挙はがきで党支持層を固める。支持政党がない層への浸透も図るため新たに四種のボードを作製。「安倍政治にNO」「核兵器禁止条約 参加するなら日本から」などと記し、街頭演説会のたびに選挙カーに掲げる。
    ◇
 坂本さんは消費税5%への減税や憲法九条改正などを掲げ、駅や商業施設の前で演説をして支持拡大を目指している。十六日は所属する政治団体「幸福実現党」の釈量子党首が応援に入り、近鉄四日市駅前で演説した。釈党首は「幸福は唯一、減税を訴えている。安い税金で小さな政府をやらせてほしい」と訴えた。
 (3区取材班)

4668チバQ:2017/10/20(金) 20:12:41
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017102002000252.html
4区ルポ 広大な選挙区、東奔西走
2017年10月20日 紙面から
写真
 伊勢志摩、東紀州の両地域がエリアだった旧5区に、明和、多気、大台の多気郡三町が加わった新4区。自民前職の三ツ矢憲生さんに、希望元職の藤田大助さんが挑む旧5区の構図が持ち込まれた。共産新人の谷中三好さんを加え、県の面積の46%を占める広大な選挙区を三人が走り回る。
 「私にとってこの地域はデビュー戦。新人候補として戦わせていただいております」
 大台町の「道の駅」前。六期目を目指すベテランの三ツ矢さんが、街頭演説で頭を下げて支持を呼びかけた。
 多気郡三町は新1区に移った田村憲久さんの地盤だった。後援会の引き継ぎを進める中での解散となり、三ツ矢さんは後援会を整えることができないまま選挙戦に突入した。
 演説では、旧5区での実績を強調する。「インフラの整備、農林水産業の振興、観光の発展に力を入れてきた。これからは多気郡のためにも頑張りたい」と訴える。
 過去五回、全て選挙区で勝ってきた組織力をフル回転。今回は選挙を取り仕切る後援会の幹部の若返りも進めてきた。
 「圧倒的なご支援を」。三ツ矢さんの演説には、このフレーズが繰り返し出てくる。陣営幹部は「次は大臣。そのためには十分な票が必要だ」。選挙後の入閣をにらむ三ツ矢さんの思いを代弁する。
    ◇
 十七日に多気町の公民館であった藤田さんの演説会。「アベノミクスで国民の生活はよくなると言われたが、五年間地域で聞いてきた声は全く違った。この声、誰が届けるんですか」。藤田さんは語気を強めて安倍政権を批判した。
 選挙直前に出馬する政党が変わった。自身のイメージカラーの黄色いたすきの下は、希望の党が押し出す緑のTシャツ。演説では「政党は変わっても、安倍政権を止めたいという信条は変わりません」とこぶしを握る。「政党は関係ない。藤田大助に入れる」と声をかけてくれる支援者の存在が何よりも心強いという。
 民進から希望に移った候補が県内には他におらず、当初は「比例は希望へ」と主張するのを遠慮する向きもあったが、選挙戦中盤からは立場を鮮明に。自民、公明の与党の圧勝を予想する報道がある中、「国民の本当の声を国会は待っている。どうしても勝たせていただきたい」と声をからす。
    ◇
 十七日、トンビが飛び交う大紀町の錦漁港前。谷中さんは街頭演説で「この錦をはじめ、すべての原発計画を撤回させてきた4区から原発ノーの声を上げよう」と声を張り上げた。かつて計画された芦浜原発に関わった地域で、当時を知る住民に訴えかける狙いだ。
 一日十カ所ほどの街頭演説を繰り返し、多くの人に訴えを聞いてもらうことを目指す。小泉純一郎首相(当時)の人気が高かった二〇〇五年の衆院選など国政選挙は過去三回挑戦してきた。「今回が一番反応がいい。安倍政権への怒りが強いのだろう」と手応えを語る。
 (安永陽祐、青木ひかり、大島康介)

4669チバQ:2017/10/20(金) 20:13:01
三重
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101802000237.html
<終盤情勢まとめ>
2017年10月18日 紙面から
 中日新聞社は、衆院選(二十二日投開票)で十五〜十七日に行った三重1〜4区の終盤情勢調査(世論調査)結果をまとめた。これまでの取材を加味すると、2区は自民と無所属の前職同士が横一線の大激戦を展開している。1、4区は自民前職、3区は無所属前職がリードする。ただ、回答者の3割以上が小選挙区の投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性もある。
 (敬称略)
◆1区 田村支持が広く厚い

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 田村が全世代でリードして優位に戦い、松田は巻き返しに懸命。
 田村は特に女性の支持が多く、幅広い職業から支持を集める。自民、公明支持層を固め、支持政党なし層でも松田を上回る。北朝鮮問題への対応を重視する層や、経済活性化、教育、子育て、年金問題を重視する層からの支持も厚い。
 松田は共産、立憲民主、希望支持層でリードし、公務員・団体職員の支持で田村を上回る。加計学園問題など首相の政治姿勢や憲法を重視する層の支持を集めている。
◆2区 川崎と中川ほぼ互角

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 川崎、中川が横一線の激戦。男女ともほぼ互角で、支持政党なし層も分け合う。
 川崎は公明支持層を固めたが、自民支持層の一部が中川に流れている。三十代、七十代以上で中川をリードし、会社員や農林漁業者の支持で中川を上回る。北朝鮮問題や年金など高齢者対策を重視する層の支持を集める。
 中川は希望、共産、立憲民主の支持層でリードし、四十代も川崎を上回る。自営業者、主婦の支持が多い。安倍晋三首相の政治姿勢や原発ゼロ、憲法を重視する層の支持を集めている。
◆3区 岡田が安定した戦い

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 岡田が安定した戦いで島田を引き離す。
 岡田は特に女性の支持率が高く、全世代で島田を上回る。希望、立憲民主支持層を固め、支持政党なし、共産支持層でもリード。自民支持層の三割、公明支持層の一部にも食い込んでおり、県内の非自民候補で唯一、北朝鮮問題を重視する層でもリードする。
 島田は自営業者の支持で岡田を上回り、憲法九条改正を望む層の支持は多いが、支持に広がりがみられない。
 野村は共産支持層でも岡田に大きく遅れ、坂本は苦戦する。
◆4区 三ツ矢が全世代優位

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 三ツ矢が優位な戦い。三ツ矢は十〜三十代、七十代以上で過半数の支持を集めるなど、全世代でリード。自民、公明支持層を固める。会社員、農林漁業、主婦の支持率も高い。
 藤田は希望、立憲民主支持層に加え、支持政党なし層でも三ツ矢をリード。加計学園問題や原発ゼロを重視する層の支持も集めるが、公務員・団体職員や憲法を重視する層など、従来民進が強い層の一部で三ツ矢にリードを許す。谷中は共産支持層を固めた。

4670チバQ:2017/10/20(金) 20:17:15
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171020_09.html
<衆院選宮城>仙台決戦譲らぬ攻防 組織戦vs共闘


手を掲げる候補者に拍手を送る有権者。12日間の戦いは最終盤を迎えた=19日午後7時ごろ、仙台市内
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 衆院選は22日の投開票まであと2日と迫り、108万都市・仙台を決戦場とする宮城1、2区の攻防も最終盤に突入した。組織を固め、逃げ切りを図る自民党。共闘を強め、巻き返しを期す野党。同日選となる宮城県知事選の立候補者を巻き込みながら、激しいデッドヒートは総力戦の様相を呈している。(衆院選取材班)

<地方議員と結束>
 「勝たなければならない。安倍政権を倒す」。19日夜、仙台市青葉区の勾当台公園。2区の無所属元議員鎌田さゆりは、知事選の無所属新人多々良哲(59)=共産推薦=の集会で声を張り上げた。民進、共産、社民各党の地方議員ら約400人が集まり、結束を誓った。
 前日夜、鎌田は若林区の個人演説会で涙を拭った。「比例復活の道はない。1票差でいい。勝たせてください」。報道各社の世論調査は、自民前議員秋葉賢也との接戦を伝えていた。
 「絶対に勝たせる。任せて」。同席した共産県議福島一恵は鎌田を胸に抱き寄せた。仙台市議時代から若林区を地盤とする福島。選挙カーに終日同乗し、区内を隅々まで連れ回る。
 鎌田が仙台市議、県議時代に地盤とした泉区は後援会が固める。宮城野、若林両区に照準を絞り、豊富な運動量で支持拡大に奔走する日々だ。共闘の歯車がかみ合い、自民を猛追する。

<応援に大物続々>
 県政界の巨人が満を持して加勢に応じた。「わがまま、気まま、声がでかい。何一つ褒めるところはないが、秋葉さんが大好きだ」
 18日夜、秋葉が宮城野区で開いた集会は、知事選の無所属現職村井嘉浩(57)の軽妙なトークに約450人が沸き返った。
 4選を狙う知事選に集中していた村井が秋葉と並ぶのは公示後初。一進一退の戦況に苦しむ秋葉が村井に応援を切願した。
 松下政経塾出身の2人は1995年県議選初当選の同期の桜だ。「盟友」と言い切った村井の手を秋葉は何度も握り返した。
 党本部も大物を続々投入する。集会で経済再生担当相茂木敏充は「大きな支援を」と頼んだ。昼すぎには党内で派閥を率いる額賀福志郎が仙台入りし、市内の企業を回って「あと一歩だ」と念を押した。
 17日には秋葉と不和だった県議、仙台市議らが支援を確認。得意の組織戦が最終コーナーで勢いを増す。
 1区の自民前議員土井亨は19日夜、青葉区内で演説会に臨んだ。「抜かれる。直前まで追い詰められた。助けてください」。厳しい表情で切り出し、引き締めを図った。緩みを戒め、地方議員と守りを固める。
 立憲民主党新人岡本章子は17日、JR仙台駅前で代表の枝野幸男と並んだ。枝野の来仙は公示日の第一声に続き2度目。岡本は「相手の背中が見えてきた。もう一押しの力がほしい」と声を振り絞った。(敬称略)


2017年10月20日金曜日

4671チバQ:2017/10/20(金) 20:18:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk15010095000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>1区 待機児童意識し訴え 「子育てしやすい」施策競う /新潟
10月19日 00:00毎日新聞

 ◇1区(新潟市北(旧豊栄市などの区域除く)・東・中央・江南(旧横越、亀田町の区域除く)・西区(旧巻町の区域除く))

 都市型の1区は無党派層の動向が鍵。立憲民主、自民の両候補とも働き盛り世代が多い地域事情を意識して、子育て施策にも訴えの重点を置いている。

    ◇

 「教育財源や少子化対策に2兆円の財源を使い、人口減対策をしたい」。新潟市西区の坂井輪幼稚園で15日開かれた自民前職、石崎徹氏の個人演説会。石崎氏は安倍晋三首相が消費増税分の使途変更を打ち出した理由を説明した。石崎氏は日ごろから、増税分で幼児教育の無償化や高等教育の負担軽減を図るとし「命を増やす政策だ」と訴えている。

 一方の立憲民主前職、西村智奈美氏は「子育て中の母」であることをアピールし、子育て充実に取り組む姿勢を強調している。13日夕、同市中央区で行った西村氏の街頭演説。応援弁士の森裕子・自由党参院議員は「母となり、政治家として一層深みが増した西村候補」と西村氏が昨年11月に第1子を授かったことを紹介。西村氏も「子育てと仕事の両立は言葉では簡単だが、実際は何度も壁にぶつかった」とし、子育ての経験を政策に生かすと主張した。

    ◇

 新潟市では待機児童問題が深刻だ。今春、12年ぶりに待機児童が2人発生。少子化の影響で出生数は年々減少しているにもかかわらず、市内の保育園児数は2007年度の1万7375人から10年間で2割以上増え、17年度は2万1831人。共働き世帯や核家族化が進行し、年々高まる保育需要に環境が追いついていない。

 「希望した園に入ることができない『潜在待機児童』も深刻」だと、保育園の団体「県保育連盟」の平沢正人理事長は指摘する。現状は、兄弟で異なる保育所に通うケースや、希望順位の低い保育園に入園するケースもあるという。年度途中の入園はさらに競争率を増す。平沢理事長は「公約を掲げるのは歓迎するが、早急に解決をしてほしい」と話す。

 待機児童の問題に対し西村氏は、保育士の賃金を上げ、担い手を増やすことで解消を図るとしている。石崎氏は、地域間で保育需要にばらつきがあると指摘し、職場内保育所などの整備を訴える。石崎氏は「実際に東区の(企業集積地の)卸団地に認定こども園ができた例もある。そのような仕組みを後押ししたい」と話している。

    ◇

 新潟市東区のスーパーに17日来県した石破茂・元地方創生相は、少子化対策を訴えていた。聴衆の群れを避けるように演説を聴いていた女性会社員(28)は、長女(3)と長男(1)の母。長女は無事入園したが、長男は2度、入園を断られた。母親は仕方なく育児休業の期間を延長したという。「働きたくても働けない状態はもどかしい。待機児童の問題をはじめ、子育てしやすい環境を作ってほしい」と話していた。【柳沢亮】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇1区立候補者(届け出順)

西村智奈美 50 [元]副厚労相 (4)立前=[共][社]W

石崎徹 33 党青年局次長 (2)自前=[公]W

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4672チバQ:2017/10/20(金) 20:19:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171018ddlk15010203000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>2区 盛り上がらぬ原発論戦 「そういう話、聞きたいのに」 /新潟
10月18日 00:00毎日新聞

 ◇2区(新潟市南(旧味方、月潟村の区域)・西(旧巻町の区域)・西蒲区、長岡(旧与板町など)、柏崎、燕、佐渡市、出雲崎町、弥彦、刈羽村)

 原子炉7基から成る世界最大級の原発、東京電力柏崎刈羽原発。その再稼働に原子力規制委員会が事実上の合格を出し、小池新党「希望の党」が「2030年までに原発ゼロ」を掲げたことで、原発政策が争点に浮上した。ところが、柏崎刈羽原発の地元2区で接戦を繰り広げる自民前職の細田健一氏と無所属前職の鷲尾英一郎氏の演説からは原発政策がほとんど聞かれない。2氏を追う形の共産新人の五十嵐健彦氏のみが「原発再稼働反対」と連呼し続けている。

 「この地域、絶対に細田健一さんが必要だと思います」。公示から3日目の12日、燕市吉田東栄町の駐車場でマイクを握った安倍晋三首相は細田氏を「産業・農業政策の専門家」だと紹介。細田氏は地場産業の振興を訴え、農政の実績をアピールした。安倍首相、細田氏とも原発への言及は一切なし。聴衆は拍手と歓声で応え、次々とスマートフォンのカメラで選挙カーの首相を写真に収めるなど反応はまずまずだが、首相とハイタッチせずに帰る人も相当いた。

 燕市は有権者約6万8000人の大票田の一つ。同市で前回、細田氏は鷲尾氏に約4000票差で負けた。隣接の弥彦村でも約100票差がついた。陣営幹部は「前回負けたところを重点的に強化するのは当然だ」として、公示前から同市周辺の組織作りに励んできた。原発の争点化について、細田氏は「課題が山積しており、シングルイシューにはならない」と話し、事実その通りになっている。

 同じ頃、鷲尾氏は柏崎市の国道8号沿いで、「本人」と書かれたのぼりを立てた愛用の自転車をこいでいた。

 「こんにちは」「お気をつけて」。対向車の運転手に手を振ってあいさつし、通行人がいると立ち止まって握手する。独特のスタイルだが、自転車遊説はあくまで「移動」が目的なのだという。自転車での連呼行為は公職選挙法で認められていないためだ。

 細田氏の首相応援に比べるとはるかに地味だが、若さと健康のアピールになる。「必ず誰かが見ていてくれる」。理より情に訴える作戦だ。野田佳彦前首相が応援入りした新潟市西蒲区の演説会でも、無所属になったいきさつを、目に悔し涙をためて聴衆の情に訴えた。だが、原発政策は語られなかった。

 前回、鷲尾氏は102票の小差で細田氏に敗れ、比例復活した。大票田・柏崎市では細田氏に約1000票差で負けている。約3000票差で負けた佐渡へも公示日に入っている。

 原発に関連した細田氏の演説は、市が「実効性ある避難計画」に必要な避難路として建設を求める国道8号バイパス整備の話ぐらい。鷲尾氏は、原発再稼働を待つ間にアウトレットモールを誘致するという産業振興の話ばかりだ。

 「原発は必要」とする細田氏にとって、再稼働への慎重意見が多い中で推進を訴えるのは不利になる。「30年代原発ゼロ」の鷲尾氏は、再稼働には「県の検証と地元の意向を尊重する」との考えだが、それを積極的に訴えないのは「あえて脱原発を表明して保守票を取り逃がすこともない」(他陣営幹部)との計算もありそうだ。

 盛り上がりに欠ける原発論戦に、柏崎市内で飲食店を営む女性(55)は「原発はないにこしたことはないけど、今の代替エネルギーでは賄えない。じゃあ将来どうするのか。賛否は別にして、みんなそういう話を聞きたいのに」と語った。選挙の争点は、政党・政治家が押し付けるものではなく、有権者自身が考えなければならないのかもしれない。【内藤陽】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇2区立候補者(届け出順)

細田健一 53 党副部会長 (2)自前=[公]W

鷲尾英一郎 40 民進党県代表(4)無前

五十嵐健彦 37 党県委員 共新

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4673チバQ:2017/10/20(金) 20:19:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171019ddlk15010125000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>3区 野党勢力結集で激戦 「正念場」「退路断つ」互いに熱帯び /新潟
10月19日 00:00毎日新聞

 ◇3区(新潟市北区(旧豊栄市の区域)、新発田、村上、五泉、阿賀野、胎内市、聖籠、阿賀町、関川、粟島浦村)

 「政権与党でなければできない仕事がたくさんある。どうかご支援を」。10日、新発田市で行われた自民前職、斎藤洋明氏の出陣式。斎藤氏は約300人の支援者を前に、そう声を張り上げた。

 8人の県議、市町村議と地元首長が後援会に加わるなど過去2回以上に重厚な布陣で臨む今回の選挙。だが、演説会で出てくるのは「正念場」「崖っ縁」という言葉ばかりだ。

 斎藤氏が焦っているのは、対立候補で民進党系の黒岩宇洋氏が共産党などと手を結び、野党勢力を糾合したため。斎藤氏は2014年の前回、黒岩氏に約8000票差で敗れ、比例復活で首をつないだ。小選挙区で勝てなかったのは県内の自民候補で斎藤氏のみだ。

 この3年間、雪辱を期そうと後援会の陣容強化に努め、一定の手応えを感じていた。しかし相手が野党共闘で共産票まで上乗せしてくると、劣勢を強いられかねない。

 「2回連続小選挙区で落選すると次の選挙には出られない」。斎藤氏はチラシにこうした一文を付け加えた。負ければ次回、党公認を得られないことも覚悟するとの宣言だ。斎藤氏は「間違いなく逆風の選挙。政府への批判票は全て相手に集まる。120%の票を集めなければ勝てない」と、不退転の決意で臨んでいる。

  ◇  ◇

 「退路を断って、退路を断って勝ちにいく」。民進前職の黒岩宇洋氏が公示日の10日、新発田市で行った出陣式での言葉にはひときわ熱がこもっていた。

 黒岩氏は事実上の民進解体を経て今回、「無所属」で出馬する道を選んだ。無所属出馬は比例復活の可能性がないため「退路」を断った、との主張だ。

 ただし黒岩氏は「退路を断つ」代償として、選挙戦術上の実を得た。独自候補を擁立予定だった共産党が候補者を降ろして黒岩氏支援に回るなど、「野党共闘」態勢を敷けたためだ。黒岩陣営は「黒岩党」と呼ばれるボランティアたちの他、民進の支持母体、連合の運動員などが汗を流し、共産も電話作戦などで側面支援する混成部隊となっている。

 もっとも、黒岩氏もすねに傷がないわけではない。3日で撤回したとはいえ、一時は小池新党「希望の党」入りを表明していたという事実があるためだ。希望の党は安保法制賛成を掲げるなど「保守」の政党で、共産などとは水と油の関係にある。実際、毎日新聞が15日までに実施した特別世論調査や取材によると、共産支持層への浸透が3割に伸び悩むなど、爪痕は残ったままだ。【後藤結有】………………………………………………………………………………………………………

 ◇3区立候補者(届け出順)

三村誉一 71 [元]高校事務員 無新

斎藤洋明 40 [元]内閣府職員 (2)自前=[公]W

黒岩宇洋 51 [元]法務政務官 (2)無前=[共][社]

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4674チバQ:2017/10/20(金) 20:19:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk15010264000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>4区 3度目の因縁、女性対決 中傷合戦、政策どこへ /新潟
00:00毎日新聞

 ◇4区(新潟市北(旧横越町の区域)・江南(旧横越、亀田町の区域)・秋葉・南区(旧白根市)、長岡(旧栃尾市、旧中之島町)、三条、加茂、見附市、田上町)

 女性同士の一騎打ちだとして全国的にも注目を浴びる新潟4区。無所属前職の菊田真紀子氏は安倍政権批判、自民前職の金子恵美氏は地元予算獲得を訴えの柱に据えるが、3度目となる因縁の対決だけに相手への批判も加熱しがちで、建設的な論戦ができているとは言い難い。

    ◇

 「森友・加計問題は覆い隠され、拉致問題は何の進展もない。安倍首相を退陣させよう」。菊田氏は14日、新潟市南区で開いた集会で声を張り上げた。

 菊田氏は街頭演説や集会の大部分を政権批判に割く。有権者の感情に訴えかけることを優先しているためで、自身の政策ビジョンにも時折言及するものの「原発ゼロ」や「戸別所得補償制度復活」などを標語的に語る程度の「おまけ」扱いだ。

 一方の金子氏。新潟市秋葉区での16日の街頭演説で「私は2期5年で416億円の予算を4区に持ってきた」と訴えた。

 金子氏は、総務政務官時代に自ら記者発表した上越新幹線の携帯電話不通区間解消前倒しなど地元貢献の実績をアピールの要に据えている。菊田氏と同じく政策ビジョンなどは二の次。「どちらの議員が仕事ができるのか」と、地元にどれだけカネを持ってこられるかを基準に投票先を選ぶよう呼びかけている。

 手段を選ばず議席を争う両氏の矛先は相手候補にも向かっている。菊田氏は16日、自身のブログで「選挙になった途端あれもこれも『自分がやった』と言い出す」と第三者の発言を引用する形で暗に金子氏を批判。金子氏が二階俊博幹事長や伊吹文明元衆院議長ら自身が属する二階派幹部を続々と応援に入れていることについては「自分の力で勝つ気はないのでしょうか」と14日の集会で当てこすってみせた。ただ、菊田氏自身も7、10日に蓮舫・前民進代表、15日には岡田克也・元民進代表を応援弁士に招いている。

 金子氏も8日、支援者から聞いた話として「相手陣営が(公示前に)投票を呼びかける事前運動をしていた」との趣旨をフェイスブックに投稿。これを事実無根とした菊田陣営が「警察に通報した」と反論するなど、両氏の場外乱闘は泥沼の様相を呈している。

    ◇

 「2人の主張を整理する場を有権者に与えたい」。そう感じた燕三条青年会議所の神田晃専務理事は18日、青年会議所の仲間たちとともに三条市内で合同個人演説会を企画した。菊田、金子両氏ともに出席し、憲法9条の改正や地方創生など5項目について意見をぶつけ合った。だが「菊田氏の実績は何か」「金子氏は原発再稼働に賛成か反対か」という双方にとって都合の悪い質問に対しては互いにお茶を濁した。傍聴した市内の主婦(69)は「分かったのは人柄だけ。政策論争についてはかみ合っていなかった」と消化不良の様子だった。

 演説会後、菊田氏は「女性対決ばかりが注目され、主張の違いにはあまり目が向けられない」とブログを更新(19日までに削除)。金子氏もツイッターで「質問がかみ合わず不完全燃焼だった」とつぶやくなど、どうやら候補者自身にも自覚はあるようだ。【堀祐馬】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区立候補者(届け出順)

菊田真紀子 47 [元]外務政務官 (5)無前=[共][社]

金子恵美 39 [元]総務政務官 (2)自前=[公]W

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4675チバQ:2017/10/20(金) 20:20:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171017ddlk15010099000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>5区 深刻な人口減と離農 原発の将来像にも強い関心 /新潟
10月17日 00:00毎日新聞

 ◇5区(長岡(旧長岡市、旧川口町、旧山古志村)小千谷、魚沼、南魚沼市、湯沢町)

 魚沼市田中。旧広神村の国道沿いにあるこの集落には、かつて田中角栄元首相が度々街頭演説に立ち寄ったという。この地に先週、ある陣営の選挙カーが滑り込み、約60人の住民らを前に「子どもに誇れる古里をつくる」と力説した。最後列で聞いていた目黒豊さん(73)は「言う通りに本気で取り組んでほしい」と拍手を送った。

 「それにしても」と、目黒さんが続けたのは集落の現状だ。戸数は元首相が訪れていたころと変わらない約150戸だが、住む人は30年前に比べて2割以上減った。以前は製糸や金型製造の工場があり、働く場があった。今は食料品店も雑貨店もなく、集落の向かいにあったスキー場は15年ほど前に閉鎖。元首相が好んで立ち寄ったというコイ料理店も、もうない。

 「あの家もこの家も、跡取りがいない。人の次は家がなくなる」。そう憂える目黒さんも孫が外に出ると言ったら止めるわけにいかないと思っている。「全てがじり貧で速度が速い。政治の問題だけではないだろうが、何とか変えていかないと」

    ◇

 長岡市川口の中山間地。1・1ヘクタールの田んぼを耕作してきた農業の男性(67)は、今年限りでコメ作りをやめることにした。親から引き継ぎ20年以上「魚沼コシヒカリ」を作ってきたが、買い替えた中古のモミすり機が来年まで持つか分からない。「機械か、体力が限界にきたらやめる。周りはみんなそうだ」と零細農家の現状を嘆く。テレビから流れる選挙報道に「農政に力を入れるというが、誰も具体的に語ってくれない」とあきれた。

 ◆  ◆  ◆

 急速に進む人口減や耕作放棄地対策などは、中山間地ならではの深刻な課題としてどの候補者も公約の大きな柱にしている。

 旧山古志村最後の村長だった故長島忠美衆院議員の後継をアピールする前知事の自民新人、泉田裕彦氏は、中央と地方の格差を是正するため所得の再配分が必要だと主張する。「5区は日本の古里の象徴。ここを隆々とさせないと日本が駄目になる」と力を込める。

 魚沼市長を8年務め中山間地の実情に詳しい無所属新人の大平悦子氏は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を推進し、大規模農業を重視してきた安倍政権を批判。「小規模農家や中山間地の農業に目を向け、農地を守ることで国土が守れる」と訴える。

    ◇

 12日夕、長岡市大手通で演説を始めた泉田氏は、安倍晋三首相が到着する姿を確認してから「原子力発電所」と切り出した。原発に対するミサイル攻撃などへの政府対応の不備を指摘し、「制度を直すのは与党の中からでないとできないんです。首相の力を借りて住民を守る」と訴えた。知事時代、柏崎刈羽原発の再稼働に慎重とされた泉田氏が、自民から出馬したことによる「変節」批判に反論したかのようだった。マイクを代わった安倍首相が20分間の演説で原発問題に触れることはなかった。

 その後同じ場所に、自由党の森裕子参院議員が大平氏の応援に立った。「原発再稼働ストップのために戦ってきたと思っていた。原発を推進する、再稼働するために自民候補として立候補した泉田前知事。ダークサイドに落ちたな」

 現時点での再稼働に反対、という主張は両氏とも大差ない。将来的な原発の位置付けは、大平氏が「原発ゼロ」と明快な一方で、泉田氏は明確な見解表明を避けている。南魚沼市の女性(72)は「候補者の資質を見極める機会となる選挙だ」と述べた。【金沢衛】

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 ◇5区立候補者(届け出順)

泉田裕彦 55 [元]知事 自新=[公]W

笠原麗香 25 幸福区支部長 諸新

大平悦子 61 [元]魚沼市長 無新=[共][社][由]

 ◇一覧の見方

◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4676チバQ:2017/10/20(金) 20:20:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk15010241000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>6区 「将来見据えた農政を」 減反廃止、規模拡大をにらみ /新潟
00:00毎日新聞

 ◇6区(十日町、糸魚川、妙高、上越市、津南町)

 活火山の新潟焼山(2400メートル)に源を発し、日本海に注ぐ関川。その両岸約280平方キロの米どころ、高田平野も収穫の最終盤を迎えている。

 「米農家って大変だなと思う」と、上越市吉川区の専業トマト農家、山岸裕子さん(52)は、政治に左右される様子をおもんぱかる。脱サラした夫のふるさと・上越市に移り住み、県の新規就農事業で栽培を学んだ。大小のビニールハウス6棟で栽培するトマトはすべて直接契約しているスーパーに納めており、農協との取引はない。

 来年度から10アール当たり7500円の直接支払交付金に加え、生産調整(減反)もなくなり、米生産は自由競争時代に突入する。米農家はそれぞれの秋を迎えている。

 同市三和区で代々、約2ヘクタールの水田を持つ兼業農家の男性は今年も、全量を農協に出荷したが、70歳を前にため息が止まらない。米の売り上げから、土地改良費や農機具の返済などを差し引かれると「やってられない」。周囲では、多くが75歳で農業を引退する。「来年も田植えはするが……」。後継ぎもなく、農業組合法人などに任せるつもりだ。

 1942年の食糧管理制度創設以来、米価闘争や市場開放、農協改革など、政治と農業は密接な関係にある。自民を長年支えてきた県内JAグループの政治組織「県農政刷新連盟」は今回、県内の小選挙区は特定候補を推薦せず、自主投票とすることを決めた。前回は自民候補を推薦したが、今回は農協改革に反発する声が根強く、推薦を見送らざるを得なかったという。

    ◇

 選挙戦では、自民前職の高鳥修一氏は「米の価格をしっかり維持して、担い手を育成して規模拡大を進める。海外の富裕層をターゲットにした輸出は大きなビジネスチャンスだ」と主張している。無所属新人の梅谷守氏は「農林業は命と暮らしの源」として戸別所得補償制度を復活させることや、中山間地を支える仕組み作りとして森林環境税の創設を訴える。

    ◇

 上越市頸城区の農事組合法人「ふぁーむ大地」。約80ヘクタールに米と大豆を栽培している。米の刈り入れが終わっても「今度は大豆(の収穫)です」と話す、松本祐一代表理事(47)は「季節感が薄れているかな」と笑う。組合はハウスで葉物野菜栽培やみそづくりも手掛け、農機具を「遊ばせていてはもったいない」と、転用して農業土木も請け負う。法人化して25年。組合員は10人で農繁期にはパートも雇う。「仕事を見つけてこないと」

 農協への出荷は1割にも満たないが、かつては農協青年部に属し、旗を掲げて国会でデモをした最後の世代だ。「今後10年で農業者は若返る」という。多くの農家に後継者はなく、耕作を依頼され、組合が預かる土地は年約3ヘクタールのペースで増え続けているためだ。「7500円がなくなるのは痛いな」。来年度以降は経費削減など経営効率化を進めるつもりだ。需要が安定している業務用米の栽培も増やす。海外輸出には、「商社など中間組織を通すと、どうかな」と否定的だ。

 米を作って農協に出荷するだけの時代ではなくなった、と感じている。時代を読み、消費者の好みを知るなど「創意工夫がないと、ついていけない」。19歳を頭に1男4女の父親。消防団をようやく卒業した。多角化の一環として「首都圏など都市部から、買い付けや研修ツアーなども受け入れたい」と夢が広がる。「将来を見据えた農政の基本を安定させてほしい」。経営感覚を持った若手を後押しできる展望が求められている。【浅見茂晴】

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 ◇6区立候補者(届け出順)

高鳥修一 57 [元]副内閣相 (3)自前=[公]W

梅谷守 43 [元]県議 無新=[共][社]

 ◇一覧の見方

 ◆氏名、年齢(投票日の22日現在)、職業・肩書([元]は前職を含む)、当選回数、党派、前職・元職・新人の区別の順。「=」以下は推薦・支持政党。「W」は比例代表との重複立候補を示す。

 ◆政党名は、自=自民党、公=公明党、共=共産党、立=立憲民主党、社=社民党、由=自由党、諸=諸派、無=無所属。

4677チバQ:2017/10/20(金) 20:21:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk09010151000c.html
<激戦ルポ・衆院選2017>2区・自民の西川氏VS野党共闘の福田氏 熱気帯びる終盤戦 4度目の対決、初の一騎打ち /栃木
00:00毎日新聞

 衆院選は終盤戦を迎え、県内でも各候補者の訴えがいっそう熱気を帯びてきた。とりわけ比例復活のない前職同士の戦いとなった2区は、元農相で自民の西川公也氏(74)と前知事で無所属の福田昭夫氏(69)が接戦を繰り広げている。野党共闘が成立して共産が候補を取り下げたため、両候補の4度目の対決は初の一騎打ちとなり、戦いは激しさを増している。【花野井誠、高橋隆輔】

 「私たちはどうしても西川さんを必要としている」。今月3日、安倍晋三首相は声を張り上げた。公示前に選挙区内のさくら、鹿沼両市で応援に立つ熱の入れよう。無党派層にも一定の支持がある小泉進次郎・党筆頭副幹事長も公示日の10日に駆け付け、20日も応援に入る予定だ。199票差で敗れた前回の雪辱を期す元閣僚を、党も全力で支援する。

 前回選で敗因の一つとなったのが、指定廃棄物処分場問題を抱える塩谷町でついた2200票の大差。西川氏は今回、打って変わって「白紙撤回」を訴える。「農相だった前回は閣内不一致となるので発言できなかったが、今回は制約はない」と話し、上積みを見込んでいる。

 また、野党共闘を逆手にとり、「自公対無所属・共産の戦い」と民進党県連代表の福田氏に共産色を植え付ける作戦をとる。終盤は相手の地盤の日光市などで上積みを目指す。

    ◇

 投票まで1週間を切った17日午後、観光客でにぎわう東武日光駅前で、福田氏は「今回は政党の応援もなく、宣伝方法も制限されている。皆さんお一人お一人の支援が頼りです」と声を張り上げた。

 福田氏は国政挑戦5回目の今回、初めて無所属で立候補。遊説車や選挙ポスター・はがきが少ない上、政見放送もなく露出度で劣るため、陣営は危機感を募らせる。

 一方で共産の候補取り下げは「『非自民』の受け皿として、幅広い層から支持を得られる」と歓迎。「安倍首相は日本の破壊者」などと訴え、政権への逆風を「追い風」にしようと努めている。

 19日には立憲民主党の推薦が決定した。終盤には、地元・日光で党派を超えて支持を集める「昭夫党」と呼ばれる旧今市市長時代から続く支持層を中心に、大票田の鹿沼市や地盤の日光市などで草の根選挙を展開する方針だ。

4678チバQ:2017/10/20(金) 20:23:58
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138795?rct=s_ranryu_teiryu2017
道10区 協力体制 複雑な「変数」
10/16 09:49

■立候補者(届け出順)

稲津 久 59 公前《3》
神谷 裕 49 立新

 三たび公明党の稲津久が出馬し、元岩見沢市長の自民党前職渡辺孝一が比例代表に回る道10区。自公連携を掲げる両党にとって、決して落としてはならない象徴区とされる。

 衆院解散翌日の9月29日、砂川市。空知管内選出で道議を7期務めた自民党の釣部勲の通夜があった。渡辺にとって釣部は、衆院議員だった父の故・省一の元秘書。目を潤ませた渡辺はつぶやいた。「何としても勝たなきゃダメだ」。稲津も「見守ってください」と必勝を誓った。

 手を携える2人だが、自民支持者の間には不満が渦巻く。「自公政権が続く限り、渡辺は比例なのか」。自民の10区支部の会合で出席者が「もう党員を辞める」と憤る一幕もあった。

 危機感を強めた自民は官房長官菅義偉、筆頭副幹事長小泉進次郎を相次ぎ投入。首相安倍晋三も今月15日、岩見沢入りした。公示当日の10日朝、岩見沢で第一声を上げた公明党代表山口那津男は、16日以降も道10区入りする異例の選挙対応を取る。

 稲津陣営が効果を期待するのが新党大地の推薦だ。前回衆院選で大地は、神谷裕(当時は民主党)を推薦。大地の関係者は「『革新系には投票しづらい』との声がある中で1万票前後入った。今回は稲津の票が増える」と主張する。

 神谷は立憲民主からの出馬となり、共産党との共闘が成立した。前回の神谷と共産候補の得票を単純に足せば、稲津を約5千票上回る計算になる。

 神谷は「安倍政権を倒すために戦う仲間が増えるのはありがたい。小選挙区で勝つという思いでいる」と歓迎するが、陣営幹部は「公明に抵抗感を持つ自民支持層も『共産が応援するなら神谷に入れない』と考えるのでは」と懸念を抱く。

 神谷にとって、追い風となるのが空知農民連合など農民組織の支持を得たことだ。道10区で民主党の元職小平忠正の当選を長く支えたが、前回は出馬表明が直前だった神谷に対しては自主投票としていた。

 一方で不協和音も生じる。かつて神谷が秘書として仕えた小平が6日、岩見沢での稲津の集会に登壇した。12年の衆院選で敗れた因縁の相手の稲津と手を握った小平。自らの意に反して前回出馬した元秘書にやいばを向け、「立憲民主は何でも反対の社会党。この国を託すなら自公政権だ」と与党を持ち上げた。

 与野党双方の協力体制の背景にいくつもの変数が絡み合う。ある陣営幹部が漏らした。「票が全く読めない。こんな複雑な方程式は解けないよ」(敬称略)

4679チバQ:2017/10/20(金) 20:24:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139037?rct=s_ranryu_teiryu2017
道9区 「拠点」巡り異なる戦略
10/17 09:16

■立候補者(届け出順)
山岡達丸 38 希元《1》
堀井学 45 自前《2》
松橋千春 35 共新 

 「10年間育てていただいた登別の皆さんにご恩を返すため、何としても勝つ」。室蘭市出身のスピードスケート五輪銅メダリスト、自民党の堀井学は、とりわけ登別市内で「地元愛」を熱っぽく語る。

 堀井は現役時代は王子製紙苫小牧工場に勤め、引退後も苫小牧市に住んでいたが、2007年の道議選登別市選挙区に出馬し、地縁のない登別へ引っ越した。「最初は『苫小牧から来た人』と陰口を言われたが、今は『登別の堀井さん』と認められた」と自負する。

 再びの転機は12年衆院選。道9区で当選して以降、苫小牧の自民党関係者から「こっちへ帰ってこい」と転居を促す声が引きも切らない。苫小牧は有権者の36%を占める大票田だ。それでも堀井は「登別に骨を埋める覚悟」と頑として譲らない。

 登別にこだわるのは堀井なりの戦略がある。登別、室蘭、伊達の西胆振3市は引退した元首相鳩山由紀夫の牙城。鳩山は自民党が強い苫小牧で負けた分を、圧倒する西胆振でひっくり返していた。堀井はあえて「鳩山王国」に拠点を構え、鳩山票を切り崩しにかかる。公示後も選対本部がある苫小牧に泊まらず、登別の自宅に帰るほどの徹底ぶりだ。

 堀井の持論は苫小牧の党関係者に理解されず、さざ波も立つが、堀井に気にするそぶりはない。「室蘭で生まれ、苫小牧に13年住み、今は登別に住む地元候補。生まれ育った胆振、日高で東京出身の候補に負けるわけにはいかない」

 堀井に、東京出身の候補と名指しされた希望の党の山岡達丸は、12年衆院選で道9区に鳩山の後継として出馬。以来、堀井に2連敗を喫し、浪人生活は5年に及ぶ。堀井とは逆に苫小牧に住居を構え、「落下傘」を払拭(ふっしょく)するために青年会議所に入るなど地元に溶け込んできた。

 前々回はダブルスコアに近かったが、前回は約1万票差に詰め寄った。陣営幹部は「鳩山から継いだ西胆振は勝って当然。苫小牧で競り勝つ」という作戦に自信を深めている。

 誤算だったのは、民進党が希望の党への合流を巡り分裂したことだ。9日、旧民主党の元道議3人が苫小牧で立憲民主党の応援団を設立。「希望の党を応援しない。比例代表で立憲民主党を支え、小選挙区には触れない」と山岡に距離を置いた。

 共産党の松橋千春との野党候補一本化も破談となり、リベラル票を奪い合う。「政党がどうなろうと訴えてきたことは変わらない。平和憲法を守り、憲法違反の安全保障関連法を見直す」。山岡は、街頭演説で党派色を薄め始めている。(敬称略)

4680チバQ:2017/10/20(金) 20:28:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139244?rct=s_ranryu_teiryu2017
道8区 前田と逢坂 いばらの道
10/18 09:43

■立候補者(届け出順)
逢坂誠二 58 無前《3》
前田一男 51 自前《2》

 陣営内には一枚岩になりきれない微妙な空気が漂っていた。「この地域を生涯かけて守る」。公示日の10日、自民党の前田一男は函館市内で開かれた出陣式でヒートアップし、最後は絶叫で演説を締めくくった。「相当な危機感に違いない」と支持者も驚く気迫だった。

 勝利を祈念する大切な儀式。にもかかわらず、古くから前田を支えてきた函館商工会議所名誉会頭の松本栄一は若い運動員とともに、事務所入り口で支持者にあいさつするだけ。前田の演説前には車へ乗り込み、ひっそりと立ち去っていた。

 松本は道南経済界の重鎮。前回2014年衆院選では、松本と旧知の函館市選出の自民党道議川尻秀之が、前田の選対本部長を務めた。川尻に代わり、今回の選挙戦で陣営中枢を占めるのは、新党大地と関わりの深い函館の企業幹部たちだ。

 道南の経済団体関係者は「松本、川尻の目には『新党大地に近い人が陣営を仕切り、自分が外された』と映った」とみる。公明党関係者は「票の獲得に必死になるあまり、前田は新党大地にすがってしまった」。

 14年に逢坂誠二(当時は民主党)に約6千票差で敗北した前田は、比例復活当選で救われた。今回敗れると2連敗。しかも、前回は候補を擁立した共産党が逢坂支援に回り、前田にとって政治生命がかかった戦いとの見方が強い。

 松本と川尻は前田との長いつきあいを考慮して「側面支援」をしており、公明党幹部は松本から前田への力添えを求められたと明かす。自民党道連選対本部長の長谷川岳も函館入りして陣営の立て直しを急ぐ中、前田は選挙戦終盤へ突入した。

 一方、希望の党の「排除の論理」に反発し、いち早く無所属出馬を宣言した逢坂は、資金面や組織的な支援体制に不安を抱える。政党からの資金に頼った前回選挙と打って変わり、PR用ビラの印刷代を抑えるなどして経費を削っているが、陣営幹部は「台所事情は厳しい。足りない分は借金することになるのでは」。

 選挙はがきは、候補者個人分の3万5千枚だけで政党公認の2万枚はなく、政見放送にも出られない。陣営は「有権者から選挙にやる気がないと見られないか」と気をもむ。

 無所属を前面にしがらみのなさをアピールし、無党派層取り込みを狙う逢坂。「ぶれない誠二=政治」(逢坂支援の函館市議)と、安全保障政策で異なる希望の党に合流しなかった姿を印象づけようと懸命だ。無所属である以上、比例復活はない。

 前田も逢坂も、いばらの道を歩んでいる。(敬称略)

4681チバQ:2017/10/20(金) 20:29:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139481?rct=s_ranryu_teiryu2017
道1区 「前哨戦」 動く現・元知事
10/19 09:28

■立候補者(届け出順)
船橋利実 56 自元《1》
道下大樹 41 立新

 現知事と元知事の思いが交錯する戦いになった。

 公示日の10日、知事高橋はるみは札幌市西区の交差点で頭を下げた。「政策通の船橋利実さんを支援してください。はるみからのお願いです」。船橋と商店街を歩き八百屋や花屋の中に入ってまで支持を訴えた。

 道1区。言わずと知れたリベラル派の最重鎮・元衆院議長横路孝弘の金城湯池だ。道知事3期、衆院12期を務め、いよいよ今回、元秘書の道下大樹にバトンを渡した。高橋は14年前、その横路から前知事堀達也に受け継がれた20年に及ぶ「革新道政」の系譜を断ち切った当事者だ。

 1年半後の知事選を巡り、態度を明らかにしていない高橋。いずれにせよ、JR北海道の鉄路見直し問題しかり、人口減少対策しかり、政府・自民党とのパイプがものをいう安倍1強政治の下で、引き続き保守系知事がかじを取る大切さを痛感する。

 道庁が所在する1区の戦いは、いわば前哨戦。道議時代、論客として時に道庁側を苦しめた船橋とは「仲が良いわけではない」(道幹部)。だが高橋は周囲に「1区は勝たせないとね」と漏らす。

 船橋にも負けられない理由がある。2012年、北見出身の落下傘ながら横路を破り、名を売ったが、14年の選挙では比例復活もかなわなかった。自民には「小選挙区で2回落ちたら候補差し替え」の不文律がある。船橋は後援会関係者に「負けたら身の振り方を考えなければならない」と、覚悟を伝えている。

 「自公VSリベラル」の構図がとりわけ色濃い道内にくさびを打ちたい政権からも重圧がかかる。首相安倍晋三は15日、札幌・大通公園での演説で「2030年に新幹線が札幌にやってくる。船橋さんは早くしろと要求する。でも与党の議員が出てこないと、大きな声にならない」。

 対する横路にも力が入る。民進党から希望の党への合流劇に待ったをかけた。憲法改正などへの賛成を踏み絵に「排除」するやり方に納得がいかなかった。「新党をつくったら北海道から何人来ますか」。元官房長官枝野幸男から相談を受け、道内候補の立憲民主党入りをまとめた。

 1区の議席を守り、全道でリベラル勢力が躍進すれば、道政奪還につながると見通す。だが「横路が動くほど、道下の存在感が低下する」(陣営幹部)とのジレンマも抱える。

 10歳の時、当時知事だった横路を目の当たりにし、政治家を志した道下もまた、横路後継の重圧に思い悩む。若者を集めた演説会では、当時横路と並んで撮影した写真を取りだし、自らを奮い立たせた。(敬称略)

4682チバQ:2017/10/20(金) 20:30:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139726?rct=s_ranryu_teiryu2017
道4区 「3極」激突 頼みの綱は
10/20 09:42

■立候補者(届け出順)
本多平直 52 立元《2》
中村裕之 56 自前《2》
高橋美穂 52 希元《1》

 あうんの呼吸の間柄―。

 立憲民主党代表の枝野幸男が13日、札幌市内で応援演説を始める直前、同党の本多平直がそっとペットボトルを手渡すと、枝野は水を一口含んでからマイクを握った。「北海道の仲間は全員当選させてほしい」。1994年から約10年間、枝野の政策担当秘書を務めた本多は、その所作や性格を知り尽くす。

 希望の党代表の小池百合子が、民進党出身者に改憲賛成の「踏み絵」を突きつけた9月末。民進党代表代行(当時)の枝野が「排除」の対象となり、憲法9条改正反対を訴えてきた本多も一時、無所属出馬を覚悟した。「リベラルの受け皿をつくってほしい」。携帯電話をかけた頼みの相手はやはり、かつての「上司」だった。

 思いに応えた枝野は今月3日、立憲民主党を結成。本多が一息つく間もなく、希望の党は同日、高橋美穂を道4区公認候補として発表した。反自民票の分散につながる高橋の出馬に「私を落選させるための刺客」とうめいた本多だが、世論調査で立憲民主の支持率が上がると、枝野直系を追い風に選挙区を駆け回る。

 道内で唯一の自民、希望、立憲民主3党による対決構図。その一角をなす自民党中村裕之の選挙戦略に変化が表れた。

 「立憲民主党は、立憲共産党だ」。中村陣営は支持者集会で、立憲民主と共闘した共産の名をちらつかせる。「自民、公明両党の支持層をまとめるにはアレルギーがある共産批判が有効」(陣営幹部)だからだ。

 大の共産嫌いで知られる副総理兼財務相の麻生太郎は中村の所属派閥領袖(りょうしゅう)。「あいつほど、うち(財務相)の部屋に来るやつはいない」とかわいがる。13日、中村が札幌のJR手稲駅前で「市営地下鉄東西線を延伸する」と訴えると、マイクを譲り受けた麻生は「地下鉄の話、俺が知らないわけがない」とローカルな話題にもかかわらずくだけた調子で話し、親密さを印象づけた。

 相次ぐ醜聞や不祥事で「魔の2回生」と呼ばれる当選同期組から頭一つ抜け出すには、小選挙区での3連勝は欠かせない。中村が政権中枢とのパイプ役を強調するのにも、訳がある。

 「希望の旋風を巻き起こしていく」。公示第一声でこう宣言した高橋は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)を抱える選挙区で「2030年までの原発ゼロ」を訴え続ける。旋風を起こすはずだった頼みの小池人気に陰りは出た。それでも原発ゼロを貫けば、無党派層を取り込めると期待する。(敬称略)=おわり=

4683チバQ:2017/10/20(金) 20:31:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/139456?rct=n_shuuinsen_hokkaido
「希望」候補、護憲アピール 公約改憲だが票流出に危機感
10/19 08:05 更新


「希望の党 リベラル派」の文言が加えられた新しいポスター
 22日投開票の衆院選で、民進党から希望の党に合流した道内3候補が、支持固めに苦労している。党の人気に陰りが見え、頼りにしていた民進党支持層の票も共産党候補へ流れる傾向があるからだ。護憲など、党の公約とは異なるリベラルな政策を訴える候補も出てきた。

 「希望の党 リベラル派」。道2区に立候補した前職の松木謙公氏の陣営は16、17の両日、約600カ所に張った掲示板のポスターすべてを、この文言を入れたものに張り替えた。安全保障に関しては「専守防衛に徹します」、憲法9条についても「変えるつもりはありません」のくだりを追記。街頭演説では頻繁に「憲法9条は残した方がいい」と呼びかける。

 希望の党は公約で「9条を含め改憲論議を進める」と主張している。公約が示す方向性とは異なる訴えを強調し始めたのは、党の支持が伸び悩んでいるからだ。

 当初は代表を務める小池百合子都知事の人気で無党派層を取り込むとみられていたが、民進党候補の合流を一部「排除」した件を機に、空気が一変。世論調査では、民進党のリベラル派がつくった立憲民主党と共闘する共産党新人の金倉昌俊氏に支持を奪われている状況だ。

 苦肉の戦術切り替えも、効果は未知数。今度は保守寄りの支持層が、希望の党と政策が近いとされる日本維新の会新人の小和田康文氏へ流れる可能性をはらむ。自民党前職の吉川貴盛氏の陣営幹部は「党と候補の政策が一致していない」と批判する。

 希望の党合流組では、松木氏以外の元職(道9区)と新人(道12区)の2人も、街頭演説で「平和憲法を守る」「安全保障関連法には今も断固として反対」などと主張している。道4区に出馬した民進党出身ではない元職も、憲法問題にはほとんど触れていない。

 希望の党は報道各社の世論調査で、比例代表道ブロック(定数8)で1議席獲得との予測がある。道内候補は巻き返しに向け、民進党出身の11候補全員を支援する連合北海道の組織を通じ、リベラル層の取り込みを図る。20日は小池氏が初めて道内入りし、起死回生を期す。(報道センター 本郷由美子)

4684チバQ:2017/10/20(金) 20:32:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171020X630.html
安倍首相、最後の訴え、再び秋葉原で=小池氏は験担ぎの池袋【17衆院選】
13:28時事通信

 与野党党首は21日、衆院選最後の訴えを重点区や思い入れのある場所で行う。安倍晋三首相(自民党総裁)は、7月の東京都議選時の応援で「辞めろ」コールを浴びせられた因縁の地、東京・JR秋葉原駅前に再登場。希望の党の小池百合子代表は東京・JR池袋駅西口、立憲民主党の枝野幸男代表はさいたま市のJR大宮駅前と、それぞれ地元で遊説を締めくくる。

 首相が最終日に秋葉原で演説するのは、2012年、14年の衆院選に続き3回連続。自民党は過去2回の衆院選で勝利を収めたが、7月の都議選は大敗した。7月の演説では、森友・加計学園問題などで批判が強まる中、聴衆から「帰れ」「安倍辞めろ」のコールが起きた。首相は「こんな人たちに負けるわけにいかない」と感情的になって反論し、その後の国会審議で批判された。

 小池氏が最終演説を行う池袋駅西口は、衆院議員時代に自らが地盤としていた東京10区にあり、今回は小池氏の側近が自民、立憲両党候補らと激戦を展開。小池氏は圧勝した昨年の都知事選でも同地で最後の訴えをしており、党関係者は「験を担ぎたいとの思いがある」と語る。小池氏演説に先立ち、自民党は小泉進次郎筆頭副幹事長をこの場所に投入して対抗する。

 公明党の山口那津男代表は公認候補を立てた神奈川6区の相鉄二俣川駅前(横浜市)で最後のてこ入れ。共産党の志位和夫委員長は「必勝区」の東京12区に隣接する池袋駅東口で支持を訴える。

 枝野氏はさいたま市での演説前に、東京・JR新宿駅南口で「東京大作戦」と銘打った街頭演説会を行い、勢いを誇示したい考え。日本維新の会の松井一郎代表は地盤とする大阪市の南海難波駅前、社民党の吉田忠智党首は大分県臼杵市、日本のこころの中野正志代表は仙台市で演説する。

4685コピペ脳:2017/10/20(金) 20:32:13
https://twitter.com/intent/retweet?tweet_id=921290971463032832

米重 克洋 @kyoneshige

選挙期間中の情勢報道をするなという意見に対していつも思うのは、有権者心理が分かってないなということ。情勢報道されない地方の首長選挙の投票率や構図の予定調和ぶりは悲惨。横浜市長選なんか情勢報道実質1回で投票率3割台。前回は2割台。動機がどうあれ関心を高める材料として情勢報道は有効。

3 時間前

4686チバQ:2017/10/20(金) 20:33:39
>>4612
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20171020-0024.html
小池氏刺客“失速”東京7区「希望」ゴタゴタで立憲・長妻氏に風
07:00スポニチアネックス

小池氏刺客“失速”東京7区「希望」ゴタゴタで立憲・長妻氏に風
有権者と笑顔で握手をする立憲民主党の長妻昭代表代行
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 選挙戦が終盤を迎えた19日、各地の候補は街頭などで声をからした。3極が激突する今回、象徴的な選挙区として注目が集まっているのが東京7区だ。希望の小池百合子代表(65、東京都知事)が刺客候補を送り込んだものの失速気味。逆風だった立憲民主党の長妻昭代表代行(57)がややリードする展開となっている。

 冷たい雨が降りしきる中、長妻氏はJR中野駅前でマイクを握った。終了後、報道陣に「我々の票が(希望に)取られると、自民党が浮上してしまう。私自身も盤石ではない」などと話した。

 東京7区は、今回の選挙で区割りが変更になった区の一つ。陣営によると長妻氏は、新7区になった目黒、品川、杉並の各区の一部を中心に無党派層への浸透を図る作戦に出ている。この日は荒天のため車を使用したが、顔を覚えてもらうため、自転車で遊説してきた。間もなく還暦で危ないからという周囲の注意にも「建物の上階から手を振る人にもあいさつしたい」と耳を貸さず、“ママチャリ街宣”を最後まで続けるという。

 長妻氏と議席を争ってきた自民党の前職・松本文明氏(68)はこの日、京王線笹塚駅前で演説。雇用と国内総生産(GDP)の拡大など、2012年に政権奪還してからの5年間の成果を強調。「景気を良くし、少子高齢化が進んでも活力ある元気な日本でありたい」などと訴えた。松本氏は区割り変更で自身の住居が区外になり、自分に1票が投じられない。10区となった自宅から7区の境界線まで約50メートルという。やはり顔を知られていない地域を中心に支持を訴えている。

 東京7区は、希望の重点区でもある。小池氏は“刺客”として、都民ファーストの会代表の荒木千陽都議(35)の父親で前熊本県議の荒木章博氏(64)を送り込んだ。小池人気を受け出馬したが、支持の広がりは限定的。章博氏は、予想外の厳しい選挙戦に「東京を良くしたい、日本を良くしたいという気持ちで戦っています」とやや疲れた表情を見せた。

 これまで共産党候補も出馬していたが、今回は立憲民主との野党共闘で不出馬。立憲民主は、追い風に加え、共産票の上積みが見込める。松本候補の陣営では「希望の失速は、結局は長妻さんに有利に働いた」と話した。

4687チバQ:2017/10/20(金) 20:35:02
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710200000111.html
石原家伸晃氏vs希望木内氏、東京8区は堅調な戦い
[2017年10月20日8時56分 紙面から]
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JR西荻窪駅で演説する石原伸晃氏(撮影・清水優)
JR西荻窪駅で演説する石原伸晃氏(撮影・清水優)
東京8区立候補者 衆院選小選挙区東京8区 15日、阿佐ケ谷駅の駅頭で遅くまであいさつを続ける木内孝胤氏(撮影・清水優) 13日、JR高円寺駅で有権者と話す吉田晴美氏(撮影・清水優)


<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 希望の党の小池百合子代表(65)から同党創立メンバーの刺客を放たれた石原伸晃氏(60=東京8区)と石原宏高氏(53=東京3区)。兄弟は必死の選挙戦を続けている。伸晃氏への刺客は、民進党を離党し東京9区から鞍替えした木内孝胤(たかたね)氏(51)。勢いのある立憲民主党の吉田晴美氏(45)の善戦など野党票が分散し、苦戦中だ。

 JR西荻窪駅。旧民主党の政権交代が起きた09年も含め9期27年間、旧東京4区と東京8区で当選中の伸晃氏は、赤いジャンパー姿で訴えた。「今回の衆院選は政権選択選挙。3週間前と2週間前にできた政党と共産党の連合軍に政権を委ねるのか」。小池氏が放った希望の党木内氏に加え、立憲民主党の新人吉田氏を意識しながらも、堅調な選挙戦を進める。

 東京8区では、前回の14年衆院選の後、元民主党副代表で民主党の支部長だった円より子氏(70)らが野党共闘を目指してきた。しかし、選挙戦直前に希望と立憲が誕生。結局、6人が乱立する混戦となった。

 小池氏は、昨年の都知事選での石原慎太郎氏(85)の「厚化粧」発言以来、石原家と対立してきた。7月の都議選で自民党都連会長だった伸晃氏も宿敵だ。東京8区の刺客は、8月に民進党を離党し、東京9区からの鞍替えとなった木内氏。朝から終電近くまで駅頭に立ち、毎日フル回転している。ベーシックインカムの導入など得意の経済政策で浸透を図る。

誤算だったのは、民進党の同僚だった吉田氏支持層の拡大だ。都議選の杉並選挙区では都民ファーストが計7万6000票、自公は計8万4000票、民進党は計2万4000票を獲得。都民ファと民進党の支持があれば、伸晃氏打倒も可能なはずだった。

 しかし、小池氏自身の「排除」発言への反発などから立憲民主党が躍進。吉田氏は「ダイバーシティとは違いを尊びあうこと。『こんな人たち』とか『排除する』とか、人に対して使う言葉ではない」と安倍、小池両氏を批判。報道機関の終盤の情勢調査では、伸晃氏に続く支持を集める。

 木内氏は「『排除』批判は違和感がある。政党だから政策理念で別れるのは当たり前だ」とした上で「悲観はしていない。無党派層に訴えていく」と最後の追い込みにかける。優勢が伝えられる伸晃氏陣営も「都議選も感触は良かったが、ふたを開ければ小池さんの圧勝。最後までしっかり訴えていく」と希望の党への警戒を緩めず、勝ちきるつもりだ。【清水優】

4688チバQ:2017/10/20(金) 20:36:28
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171020_11012.html
<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
11:05河北新報

<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
<衆院選宮城>2新人、希望の「風」に見切り「変節漢のイメージ付いた…」
(河北新報)
 「もう風は頼れない」。報道各社の衆院選情勢分析で希望の党の伸び悩みが伝えられ、宮城3、4区の公認2新人が危機感を強めている。両区とも自民党前議員に希望、共産党の新人が挑む構図。選挙戦終盤に向けて風に乗る戦略を見切り、自力での支持拡大を狙う。
 「希望の候補は変節漢というイメージが付いている。政治を国民の手に取り戻したい一心なのに」。4区の希望新人坂東毅彦候補(58)の口調には悔しさすらにじむ。
 17日は大和町で民進党県連代表の桜井充参院議員と合流したが、2人とも候補名の浸透に重点を置き、「希望」には触れなかった。
 状況は3区も同じだ。
 希望新人の一條芳弘候補(44)は19日、柴田町で街頭演説をした。10日の第一声で「仙南地区に希望の光をともす」などと「希望」を連呼したが、この日の演説では党名は強調せず、安倍政権批判に力を入れた。
 選挙戦序盤に応援に入った元民進代表代行の安住淳氏(宮城5区)は「野党共闘で候補を一本化して送り出したかった」とぽつり。一條陣営の幹部は「一発逆転の奇策はない。大票田の都市部を中心にきめ細かく回り、名前と顔を売り込むしかない」と巻き返しを誓う。
 民進との候補者の一本化を模索した共産は一転して、希望に批判の矛先を向ける。
 3区の共産新人吉田剛候補(35)は16日、蔵王町で「総選挙が終われば、自公政権に希望を加えた改憲勢力が憲法を壊す案を出す」と声を張り上げた。4区の新人高村直也候補(34)も「希望に裏切られた」と非難。「今回の衆院選は憲法を守る戦いだ」と連日訴える。
 優勢が伝えられる自民2陣営は緩みを警戒する。
 3区の自民前議員西村明宏候補(57)は16日、柴田町での個人演説会で「西村は大丈夫そうだという記事が踊っている時が一番危ない」と結束を呼び掛けた。
 4区の自民前議員伊藤信太郎候補(64)の陣営も引き締めに懸命だ。14日に塩釜市で開いた選対会議には党幹事長、副総裁を歴任した前衆院議長の大島理森氏(青森2区)を招いた。
 大島氏は「向こうの独り舞台に乗じるのではなく、城を造る、基盤を造る機会だと思ってもらいたい」とくぎを刺した。

4689チバQ:2017/10/20(金) 20:36:43
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171020_06.html
<衆院選福島>大物弁士続々会津に参戦 まずは小泉氏と蓮舫氏、小池氏も応援へ


拡大写真
 衆院選(22日投開票)の福島4区は、自民党の菅家一郎(62)と希望の党の小熊慎司(49)の両前議員が最終盤までしのぎを削る。4区を「重点区」と位置付ける自民は19日、小泉進次郎筆頭副幹事長を投入。対する希望は、20日に小池百合子代表が会津入りする。大物の援軍を受けての競り合いがゴール直前まで続く。
 「選挙は最後の3日が大事。1票差でもいいから勝たせてほしい」。19日昼に会津若松市であった菅家氏の街頭演説で、小泉氏が気勢を上げた。同日夜には細田博之・元総務会長も駆け付け、21日は茂木敏充経済再生担当相が応援に入る。
 「あすにでも(知人ら)最低でも3人を連れて期日前投票に行ってください。あと1票が大事なんです」。19日夜に喜多方市で開かれた小熊氏の個人演説会。民進党の蓮舫前代表が訴えた。20日は小池代表のほか、野田佳彦前首相も駆け付ける。
 菅家、小熊両氏の対戦は3度目。12年は菅家氏が2万1000票差で突き放し、14年は終盤に追い上げた小熊氏が416票差で辛勝した。負けた候補はいずれも比例で復活当選した。
 両陣営とも、合わせると有権者が全体の6割近くに上る会津若松、喜多方の両市に加え、区割り改定で3区から編入された西郷村の得票が鍵を握るとみて、てこ入れを図る。
 菅家氏の陣営は、一部報道が情勢調査で「菅家リード」と報じたことに気をもむ。選対幹部は「ここにきてこちらが追い付き、肩を並べた状態だ。気の緩みが出ないよう最後まで気を引き締める」と強調する。
 小熊陣営の幹部は「前回もこの終盤までダブルスコアで負けていた。十分に巻き返しは可能だ」と話す。小熊氏は20日、3区に無所属で立候補している民進党県連代表の玄葉光一郎氏と西郷村を遊説する。
 福島4区には他に、いずれも新人で共産党の古川芳憲氏(66)、社民党の渡辺敏雄氏(68)が立候補し支持を訴えている。


2017年10月20日金曜日

4690チバQ:2017/10/20(金) 20:38:29
和歌山2区
 希望新人、坂田隆徳(さかた・たかのり)氏
  維新新人、栄隆則(さかえ・たかのり)氏
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710200058.html
【衆院選】選管悩ます疑問票 名前が1字しか違わない候補者「これはまずいぞ…」、過去に仰天トラブルも 「民主」「民進」は… 
15:54産経新聞

【衆院選】選管悩ます疑問票 名前が1字しか違わない候補者「これはまずいぞ…」、過去に仰天トラブルも 「民主」「民進」は… 
選挙管理委員会の心配の種は疑問票(漫画)
(産経新聞)
 投開票を22日に控えた衆院選で、開票作業を担当する選挙管理委員会の不安の種となっているのが有効か無効かを即断できない「疑問票」の存在だ。民進党の分裂や新党結成で「民主」や「民進」といった政党名の判定が困難な票が増えそうな上、読み方が1字違いの候補者が立候補している選挙区では有権者が混同し、疑問票が相次ぐ恐れがある。疑問票は有権者の正しい意思を反映できないばかりか、開票時間の延長にもつながりかねず、総務省は正しく表記するよう呼びかけている。(永原慎吾、小笠原僚也)

陣営関係者なのに別陣営の街宣車に手を振りかけ…

 「名前が1字しか変わらない。これはまずいぞ…」

 こう頭を抱えるのは、和歌山2区(岩出市など)から立候補した希望新人、坂田隆徳(さかた・たかのり)氏(38)の陣営関係者だ。同区からは他に共産新人、下村雅洋(まさひろ)氏(62)、維新新人、栄隆則(さかえ・たかのり)氏(53)、自民前職、石田真敏(まさとし)氏(65)の計4人が出馬しているが、坂田氏と栄氏は読み方が1字しか違わない。

 この関係者自身、候補者名を連呼する街宣車に手を振ろうとしたところ、別陣営だったことがあった。有権者も混同する可能性があり、坂田氏の陣営では「希望の坂田です」と政党名をつけてアピール。栄氏の陣営も「『栄えるまち』の栄です」と強調し、差別化を図っているという。

比例代表は略称で混乱

 似通った名前の候補者が対決する選挙区で懸念されるのが疑問票の発生だ。公職選挙法では、「投票した選挙人(有権者)の意思が明白」であれば、投票は有効と規定する一方で、有効か無効かの判断は各開票所の開票管理者が行うとも定めている。このため、仮に判断に迷う票が相次いだ場合、開票所によって判断が分かれたり、開票作業が遅れたりすることがありそうだ。

 また、比例代表に目を向けると、総務省は各都道府県選管に対し、立憲民主党について、略称として届け出た「民主党」のほかに「立憲」「立民」などの表記は有効と通知。ただ、「民主」は自民党(自由民主党)や社民党(社会民主党)の名称にも含まれるため見解を示しておらず、疑問票として無効と判断されたり、得票数に応じて比例配分される案分(あんぶん)票として扱われたりする可能性がある。

漢字も読み方も同じ候補者!?

 疑問票をめぐる混乱は過去にも起きている。今年1月の佐賀県唐津市議選では、漢字も読み方も全く同じ現職と新人が立候補。市選管はこの2人に限り、投票所の候補者名簿に年齢や現新の区別を付記したが、結局、どちらに投票したのか分からない疑問票もあり、これらは案分票として処理された。

 7月の奈良市長選でも候補者名の誤記など多くの疑問票が発生。現職の仲川げん市長に僅差で敗れた元奈良県生駒市長の山下真氏は、疑問票の再検証を求めて県選管に審査申立書を提出している。

 総務省の担当者は「せっかく投じた一票が無効にならないように、投票用紙には候補者名や政党名を正確に記載してほしい」と話している。

4691チバQ:2017/10/20(金) 20:39:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710200062.html
【衆院選】自民・岸田文雄政調会長 保守分裂の山梨2区で“子分”を応援 「政治家としての意地を示す」
19:44産経新聞

【衆院選】自民・岸田文雄政調会長 保守分裂の山梨2区で“子分”を応援 「政治家としての意地を示す」
有権者に支援を訴える自民党の岸田文雄政調会長=20日、甲州市塩山上於曽(松田宗弘撮影)
(産経新聞)
 自民党の岸田文雄政調会長は20日、衆院選の公示後初めて山梨2区に入り、街頭演説を行った。党公認が得られず、無所属での出馬となった岸田派所属候補の応援で、「最後は道理を通して誠心誠意を尽くしたものが救われる選挙でなければならない。私も政治家としての意地を示したい」と厳しい表情で訴えた。

 山梨2区は保守分裂選挙となり、岸田派の堀内詔子氏と二階俊博幹事長率いる二階派所属の長崎幸太郎氏が熾烈(しれつ)な選挙戦を展開している。

 党山梨県連は選挙区支部長の堀内氏の公認を申請したが、二階氏が堀内、長崎両氏とも無所属で出馬させた上で当選者を追加公認する裁定を下した。二階氏の裁定に岸田氏は猛反発し、山梨2区は岸田、二階両派の代理戦争の様相を呈している。

 岸田氏は甲州市での街頭演説で一連の公認をめぐる経緯を「理由はわからない、納得ができない」とあらためて批判。その上で「納得できないという思いを払拭する唯一の方法は選挙に勝つ以外にない」と支持を呼び掛けた。

 衆院選直前に自民党に復党した長崎氏ら3人が二階派入りしたことで二階派は47人となり、45人の岸田派は党内第4派閥から第5派閥に転落した。さらに二階氏を相手に公認争いで影響力を発揮できず、選挙戦にも敗れたとなれば、「ポスト安倍」をうかがう岸田氏にとって「求心力低下は避けられない」(岸田派中堅)事態となる。

4692チバQ:2017/10/20(金) 20:41:38
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171020-134-OHT1T50132.html
苦戦強いられる中、初志を貫く希望の党候補者たち
16:59スポーツ報知

苦戦強いられる中、初志を貫く希望の党候補者たち
難波美智代候補(左)と、佐々木里加候補 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 衆院選(22日投開票)の各社世論調査で、希望の党の失速が分析されている。東京都知事の小池百合子代表(65)の地盤である東京都でも劣勢に立たれており、最終局面での立て直しも困難な状況だ。小池氏を慕って出馬した候補者たちは、初志を貫こうと街頭で訴え続けているが、不満の声もくすぶり始めている。

 「情勢が変わろうと、私にとって小池代表は“希望”の象徴的存在。私は街頭で訴えを続けるだけ」と話すのは、東京19区の希望の党新人、佐々木里加氏(50)=大学非常勤講師=。女子美大で教職絵画を教えているが、政治の道に進む原点となったのは、1999年に遭った凶悪犯罪。当時20代の覚醒剤中毒の男に、マンション入り口でナイフを首に突き付けられて、エレベーターに連れ込まれた。

 男は4日後に逮捕され、実刑判決を受けたが、被害者救済のための日本の法整備が、脆弱(ぜいじゃく)であることを痛感。「刑期を終えた後、犯人が逆恨みでまた来るのではないかとトラウマになった。犯罪者の人権を被害者よりも優先する法律は改正するべきだ」と訴え、市街地の夜道を太陽光発電による街路灯で明るくするなどで、凶悪犯罪を防いでいく政策を訴えている。

 同区は自民党前職・松本洋平氏(44)と立憲民主党の末松義規氏(60)が議席を奪い合ってきた激戦区で、共産党の新人・杉下茂雄氏(68)も加わっている。情勢の厳しさを痛感している佐々木氏は「今の私にとっては死ぬこと以外はかすり傷。有権者に私の思いを訴える場が、頂けただけでもうれしい」と話す。

 東京4区の希望の党新人・難波美智代氏(43)は36歳の時に子宮頸がんを罹患(りかん)。NPO法人を設立し、がん対策、健康教育の政策提言をしてきたが「自民党に任せていては、がん対策の政策はなかなか進めない。それならば自分が、しがらみからの脱却を目指す小池代表の党から国政に行こう」と出馬を決意した。同区は自民党前職・平将明氏(50)が優勢。難波氏の他に、共産党新人・青山昴平氏、民主党時代に1期務めた立憲民主党の井戸正枝氏(51)も出馬しているが苦戦している。

 小池代表は19日の定例会見で、代表辞任の考えを「まだ早すぎる」と否定し「まだ戦いの最中。最後まで戦い抜く」と述べたが、不満は噴出している。福岡5区から出馬した楠田大蔵氏(42)は小池代表の「排除」の姿勢に疑問を持ち、選挙戦真っ最中の17日に「離党も辞さない」と自身のフェイスブックで述べ、20日には「離党を前提に選挙戦を戦っている訳ではない」としながらも「党に不透明さを感じており、その在り方に疑問がある」と改めて批判している。

 また、希望の塾出身で千葉県から出馬したある新人候補者は、選挙区内の対立候補が希望の党から公認を得られずに立憲民主党から出馬したことを疑問視。「つい最近まで自分の立場を改革保守と主張していた人が、なぜそんなことができるのか。立憲民主党が追い風と言われているが、有権者はそんな候補者もいるということをちゃんと知って欲しい」と話した。

4693チバQ:2017/10/20(金) 20:46:16
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171020-134-OHT1T50034.html
愛媛3区「白石対決」加計問題より女性問題
07:10スポーツ報知

愛媛3区「白石対決」加計問題より女性問題
愛媛3区で支援を訴える白石洋一氏(右)弔い合戦を強調する白石寛樹氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 野党が「森友、加計学園問題隠し」と批判した解散総選挙。加計学園(岡山市)が獣医学部キャンパスを建設中の今治市に隣接する愛媛3区は、自民新人・白石寛樹(ひろき)氏(29)と、希望の元衆院議員・白石洋一氏(54)による「白石対決」とみられているが、加計問題は争点になっていない。

 元々、青森4区、新潟5区とのトリプル衆院補選(10月22日投開票)でも最も注目を集めていた選挙区。結果によっては、加計問題の影響で7月の都議選、仙台市長選に敗れた安倍政権を左右しかねなかった。しかし、解散に民進党分裂が加わり、地元関係者は「状況が全部、ぶっ飛んだ」と話す。

 自民党は、3月に死去(享年60)した白石徹衆院議員の秘書だった次男・寛樹氏を公認候補として戦う。陣営は加計問題について「選挙区外だし、候補者とは何も関係ないので、飛び火にすらなってない」と涼しい顔。補選では“渦中の栗拾い”覚悟で安倍首相の応援演説を依頼していたが「解散でご破算」になった。

 寛樹氏にとって加計よりやっかいな問題は、週刊新潮が8月に報じた女性スキャンダル。交際相手とは別の女性を昨年、妊娠・出産させた。その女性と7月に結婚し、選挙活動にも同行させている。陣営は「本人は責任を取り、事実も認めている」と冷静だが、地元議員が応援演説で「いろんなウワサが出たが、今の彼を見てください!」と“みそぎ”を強調する場面もある。

 一方、希望の党公認の洋一氏も加計問題を声高に訴えることはない。民主党政権時の2010年、出身地・今治市への獣医学部設置を加戸守行愛媛県知事(当時)らとともに文科相へ直談判した経緯がある。洋一氏は「大学が来ることはいいんです。政治の私物化、情報をひた隠しにする姿勢が問題だ」と安倍首相を批判するが、演説で加計問題を話題にはしない。手のひら返しになりかねないからだ。

 洋一氏の関係者も「やりにくい? そうですね。手法の不透明さを指摘はできるが、解散で争点をずらされた」と厳しい表情だ。

 愛媛3区は、白石寛氏、白石洋氏のほか、国田睦(65)=共新=、森田浩二(57)=諸新=も立候補している。(筒井 政也)

 ◆加計学園問題 安倍首相が「腹心の友」という加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)が、政府の国家戦略特区制度を活用して、愛媛県今治市に岡山理科大獣医学部の新設を申請。2016年11月に認められ、18年4月の開校を予定していたが、文科省が「総理のご意向があった」との文書を確認したが、安倍首相は便宜指示を否定。加戸前愛媛県知事も「12年前から声をかけてくれたのは加計だけ」と証言した。文科省は獣医学部新設の認可を保留している。

 ◆「白石」しか書いてない票はどうなる? 愛媛3区で「白石」と、名字だけ記入された投票用紙はどうカウントされるのか。愛媛選挙管理委員会によると有効投票とし、「案分票」として分ける。仮に「白石寛樹」と「白石洋一」と書かれた票数が3対2の割合で「白石」のみの投票が100票あった場合、それぞれ60と40に分けられる。「寛樹」「洋一」と名前のみの投票用紙は、不完全だが有効投票に。寛樹氏の亡き父「白石徹」は無効票になるという。

4694チバQ:2017/10/20(金) 20:47:28
http://www.hochi.co.jp/topics/20171016-OHT1T50233.html
渡辺美由紀氏、王国復活の切り札…兄・喜美参院議員はくら替え断念
2017年10月17日6時0分 スポーツ報知
 北海道11区では、2010年に政治資金規正法違反で逮捕され、公民権停止中の石川知裕元衆院議員(44)に代わり妻・香織氏(33)が出馬している。夫の公民権停止が今月末に切れるが、突然の解散で白羽の矢が立った。育児に追われながらも、夫の協力と持ち前の明るさで奮闘中だ。栃木3区では渡辺喜美参院議員(65)の妹・美由紀氏(58)が、兄のくら替え出馬断念を受けて緊急参戦。「渡辺王国」の復活を目指す。

 「アベノミクスの恩恵は地方には届いていない」。美由紀氏は兄・喜美氏のような迫力のある演説ではなく、語りかけるように有権者に訴える。「医者、税理士として、さまざまな人と話す機会がありましたが、近くで接することでみなさんの声が良く分かりますね」

 突然の依頼だった。小池百合子都知事との連携を模索した兄はくら替え出馬を目指していたが、小池氏から「参院議員にとどまってほしい」と要請を受け、出馬を断念。解散後の9月30日、喜美氏から出馬を打診された。翌日、「父のやり残したことをやり遂げたい」と出馬を決断した。

 副総理兼外相などを歴任した父・美智雄氏の長女で3人きょうだいの末っ子。日本医科大卒業後は形成外科医として警察病院に勤務した。40代で父の税理士事務所を継ぐため、税理士、公認会計士の資格を取得。膵臓(すいぞう)がんで亡くなった父の晩年はつきっきりで看病した。政策でも医療や介護問題に重点を置く。

 県北部は「渡辺王国」と言われた。美智雄氏から地盤を受け継いだ喜美氏は栃木3区で6期連続当選したが、14年衆院選で自民党の簗(やな)和生氏(38)に敗退。王国復活を目指す。喜美氏は分刻みのスケジュールで支援者を回り、後方支援。「俺より有権者の方の反応はいい」とうなった。11日には小池氏が応援に入り、約1000人を集めた。だが、支援者は「電撃解散で準備不足は否めない」と話し、こう嘆く。「小池さんの名前も渡辺の名前も知られている。でも、党の名前は浸透していない。時間が足りない」

 栃木3区は槙昌三(74)=共新=、石渡剛(48)=諸新=、簗和生(38)=自前=3氏も立候補している

4695チバQ:2017/10/20(金) 20:47:57
http://www.hochi.co.jp/topics/20171016-OHT1T50228.html
石川香織氏、日本一の女性議員に…夫・知裕元衆院議員は公民権停止中
2017年10月17日5時0分 スポーツ報知
公民権停止中の夫に代わり出馬した石川香織氏
公民権停止中の夫に代わり出馬した石川香織氏

 北海道11区では、2010年に政治資金規正法違反で逮捕され、公民権停止中の石川知裕元衆院議員(44)に代わり妻・香織氏(33)が出馬している。夫の公民権停止が今月末に切れるが、突然の解散で白羽の矢が立った。育児に追われながらも、夫の協力と持ち前の明るさで奮闘中だ。栃木3区では渡辺喜美参院議員(65)の妹・美由紀氏(58)が、兄のくら替え出馬断念を受けて緊急参戦。「渡辺王国」の復活を目指す。

 帯広市内の選挙事務所内には、積み木などオモチャが置かれたスペースで子供たちがワイワイと遊ぶ。「スタッフの皆さんのお子さんもいます」。香織氏はぐずる自身の長男(3)を抱きかかえて笑顔を見せた。

 出馬を決めたのは先月中旬。夫から「99%、解散になる」と告げられた。夫は2010年、かつて秘書を務めた小沢一郎氏の陸山会事件に関する政治資金規正法違反で逮捕されて14年に有罪が確定し、公民権停止に。停止解除になれば出馬する気だったが、突然の解散で計算が狂った。

 「14年の総選挙は別のかたに戦っていただいた。その時『次もあったら私が出るしかない』と腹をくくっていました」と香織氏。夫の公民権停止の解除は今月24日。わずか2週間の差で乳幼児2人を育てる母親の出馬が決まった。

 慣れない選挙だが、これまで夫の選挙を手伝っていたのが生きた。「支援者の方の顔も、やるべきことも、何となくですが分かります」。育児担当となった夫からは「握力がなくなってくるから握手は強めに」などとアドバイスを受けた。夫への「つなぎ出馬では」との声もあるが、「当選して日本一の女性議員になって。俺は違うステージで頑張るから」とエールを送られている。

 日本BS放送アナウンサー時代の09年、会社経営の父親が偽計取引容疑で逮捕され、番組を降板(後に復帰)。翌年、当時恋人だった夫の逮捕を読み上げた。今回も夫の都合で国政に挑む。周囲に振り回される人生にも「良い経験になってますよ」と前向きだ。

 相手は、妻子ある議員との路上キスを写真誌に掲載された自民党・中川郁子氏(58)。「大学の先輩なので胸を借りるつもりで戦いたい」と堂々と話す。夫婦の力で現職に挑む石川氏。そんな様相に挑戦者を迎え撃つ中川陣営関係者は「あっちは夫婦愛、こっちは“路チュー”。どうも分が悪い」と警戒している。(浦本 将樹)

 北海道11区は中川郁子氏(58)=自前=も出馬している

4696チバQ:2017/10/20(金) 20:48:41
http://www.hochi.co.jp/topics/20171015-OHT1T50232.html
元CA三輪麻美氏“孤軍奮闘”大阪娘が埼玉で朝夜自らビラ配り
2017年10月16日7時0分 スポーツ報知
小池カラーのグリーンのジャンパー姿でビラを配る三輪麻美氏
小池カラーのグリーンのジャンパー姿でビラを配る三輪麻美氏

 結党したばかりの希望の党は選挙戦でも初々しさが目立つ。地元の大阪を離れ、埼玉3区から出馬した新人の三輪麻美氏(30)は、元ピーチ航空のCA。選挙区民の名簿もなく電話による支援要請もできない。関西から友人約30人を動員してポスターを貼ってもらい、自身は朝と夜に駅でビラを配り、昼は選挙区を練り歩く。15日、JR南越谷駅前で声を張り上げたが「最近『あ、ポスターの人だ!』と声をかけてくれるようになった」と手応えを口にする。

 選挙区を言い渡されたのは公示の1週間前。慌てて住民票を持って新幹線に乗った。「地元に住まないと本気度が伝わらない」。何とかマンションを借りたが、事務所開設に時間がかかり、固定電話の設置が間に合わず。スマホを持った男性が留守番を務める。

 「気持ちを分かってくれそうな若い女性に投票したいのにいない…。そうか! 私が出ればいいんだ」と思い立ち、15年に大阪・堺市議選に出馬したが、準備不足で最下位落選。しかし得票率が1%を超え供託金没収を免れたことで「私にも一定の期待はある」と前向きに捉えた。

 「女性リーダーについていきたい」との思いで希望の党へ。ピンクの制服からイメージカラーはグリーンへと変わったが、「消費税など細かい政策もありますが、その前にもっと若い女性議員の仲間を増やしたい」。今度こそ無事に“テイクオフ”する。

(浦本 将樹)

 ◆三輪 麻美(みわ・あさみ)1987年3月2日、大阪府生まれ。30歳。神戸女学院大卒業後、一般企業OLを経てピーチ航空の客室乗務員に。退職後の2015年4月、大阪・堺市議選挙に出馬するも落選。現在、同志社大学大学院在学(休学中)。学生時代にモデルのアルバイト経験あり。
 埼玉3区は、飯田剛(58)=諸新=、石川英行(54)=無新=、黄川田仁志(47)=自前=、山川百合子(48)=立新=、谷古宇勘司(66)=維新=5氏も立候補している。

4697チバQ:2017/10/20(金) 20:49:55
http://www.hochi.co.jp/topics/20171017-OHT1T50206.html
明大時代「ミス東京」選出、波多野里奈氏 小池代表信じ抜く
2017年10月18日7時0分 スポーツ報知
笑顔を振りまきながら握手する波多野里奈氏
笑顔を振りまきながら握手する波多野里奈氏

明大時代「ミス東京」選出4度目の正直へ 「しがらみのない私だから、誰の顔色も気にすることなく、改革へ向けてまい進できるんです!」。波多野氏は、アナウンサー時代に磨いた快活な声で、松戸市などの選挙区内の有権者たちに呼び掛けている。東京都出身で地盤の全くない街だが、明大時代に「ミス東京」に選ばれた柔らかなスマイルが武器だ。

 青森朝日放送のアナウンサーを2001年に退職して以降は、フリーアナウンサーとして活動する傍ら、ファイナンシャルプランナーとしても活動。生活者の視点からの政治改革の必要性を痛感し、初めて出馬したのは2010年の参院選。青森選挙区から民主党公認で立ったが自民党候補者に次点で敗れた。

 12年の衆院選、13年の参院選も青森で戦ったがともに落選。「しがらみがあってこその政治だ、という考えの方も多い。簡単ではないと思いました」。そんな中で出会ったのが、若狭勝氏が代表を務める輝照塾。「しがらみからの脱却という理念。まさにこれだ、と共感しました」。そして4度目の挑戦が始まった。

 2008年に結婚し、8歳の男児の母。供託金などが全て自腹となる新党からの出馬は楽ではなかったという。「それでもブレずに、小池代表を信じて最後まで駆け抜けたいと思います」と話した。

 ◇千葉7区(松戸市、野田市、流山市)の候補者

 渡部 隆夫74 共新

 斎藤  健58 自前《3》

 石塚 貞通50 立新

 波多野里奈44 希新

【注】届け出順。丸数字は当選回数

4698チバQ:2017/10/20(金) 20:52:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171020ddlk02010034000c.html
<岐路・2017衆院選青森>「木村太郎」票の行方は 区割り改定の影響も 正確記入呼びかけ /青森
00:00毎日新聞

 衆院選では、新たな顔ぶれの候補者に1票を投じなければならない選挙区で、名前の誤記など「無効票」が増えることが予想され、影響を心配する声がある。区割り改定で選挙区が変わった地域では、投票の対象となる候補者を勘違いする有権者がいる可能性もあり、県選挙管理委員会は注意を呼びかけている。

 無効票が最も心配されるのは青森3区だ。自民公認の木村次郎氏は急逝した兄・太郎氏の後継者として立候補したが、衆院議員に7期連続当選の太郎氏と比べて知名度不足は否めず、名も1字違うだけだ。有権者が「木村太郎」と記入した場合、その票はどう扱われるのか。陣営関係者は「名前を書き間違われるのが一番怖い」と話す。

 県選管は、似た名前が書かれた「疑問票」に統一の取り扱い基準はなく、各自治体の選管が判断するとしている。3区の弘前市選管は「当日に開票管理者が立会人の意見を聞きながら判断する」としつつ、「過去の判例などを考慮すると無効票の可能性が高い」と説明。五所川原市選管は「取り扱いは難しく、無効にも有効にもなる可能性がある」と明言を避ける。

 政界を引退した田名部匡省氏の娘・匡代氏が立候補した2012年の衆院選では、八戸市選管は「田名部匡省」と書かれた票は匡代氏の票にカウントせず、無効票として扱った。一方、「選挙関係実例判例集」では、名の一部が候補者と一致していたり、候補者本人を示していると推定できる書き方だったりすれば、有効とする例もある。

 県選管は「疑問票でもできるだけいずれかの候補者の有効票にするのが基本」としているが、「太郎票」の最終的な行方は開票日までは分からない。

 区割り改定の影響も考えられる。青森市の浪岡地区は旧4区だったが、今回の衆院選では1区に編入された。投票する候補者ががらりと変わった浪岡地区の有権者だが、旧4区から立候補予定だった3区の山内崇氏(希望)や高柳博明氏(共産)の名前を投票用紙に書いた場合、それらの票は無効になる。3区では他に三国佑貴氏(幸福)も立候補している。

 県選管の渋谷治・副参事は「投票所の記載台には候補者名が書かれた氏名掲示表があるので、しっかりと確認して正確に名前を書いてほしい」と話している。【一宮俊介】

4699チバQ:2017/10/20(金) 20:58:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102001055&amp;g=pol
希望・立憲、野党第1党争い激化=主導権に直結【17衆院選】


街頭演説し聴衆に手を振る希望の党の小池百合子代表(左)と民進党の前原誠司代表=20日夜、東京・JR錦糸町駅前
 22日投開票の衆院選は、希望の党と立憲民主党が野党第1党の座を激しく争っている。結果は、選挙後に取り沙汰される野党再々編や、野党側の国会対応の主導権に直結する。希望が野党第1党になれない場合、希望への合流を主導した民進党の前原誠司代表が責任を問われそうだ。


 希望の小池百合子代表と前原氏は20日夜、東京・JR錦糸町駅前でそろって演説。小池氏は「前原氏と共に前に進んでいく」、前原氏も「これからも力を合わせる」と訴えた。政権交代を目指して手を握った両氏だが、小池氏の「排除」発言などが響き、希望は伸び悩んでいる。
 民進出身の希望前職には、焦りから、小池氏と距離を置く動きが目立つ。山井和則氏は20日、京都府内の演説で「希望」の党名に一切触れなかった。選挙ビラに「安倍9条改憲は危険」と明記した柚木道義氏は、14日の集会で「憲法違反の安全保障法制にプラカードを掲げて反対した。今でも一ミリも(考えは)変わっていない」と明言し、安保法容認の希望方針との違いを訴えた。
 升田世喜男氏も20日、青森市で記者団に「希望が(自民党の)補完勢力だと分かったら離党する」と語り、希望のたがの緩みは隠しようがない状況だ。
 立憲が野党第1党となれば、野党勢力の核になる可能性が高まる。民進系無所属から、立憲入りや統一会派結成を求める声が広がりそうだ。

津駅前で街頭演説する立憲民主党の枝野幸男代表(右)と民進党の岡田克也元代表=20日午後、津市
 立憲の枝野幸男代表と、無所属で出馬した岡田克也元外相は20日、津市で一緒に演説。枝野氏は「本当の民主主義を取り戻す」、岡田氏は「巨大与党と対峙(たいじ)できる野党の協力、将来政権交代できる態勢をつくっていく」とそれぞれ強調し、選挙後の連携をにじませた。
 国会では、野党第1党が与党側と優先的に交渉する機会が多い。与党に対し、小池氏は「是々非々」の立場で臨む考えを示し、枝野氏は対決姿勢を強めている。野党第1党が立憲なら、安倍政権が目指す憲法改正で野党側の協力を取り付けるのが難しくなるのは確実だ。
 希望が、野党第1党になれず、公示前の57議席も下回るような結果に終われば、民進内で前原氏に離党や代表辞任を迫る声が強まるのは必至。前原氏に関し、民進参院幹部は「結局しかばねをつくっただけだ。代表にとどまるなら解任もあり得る」と批判した。
 民進は24日に参院議員総会を開催する方向で、民進出身の無所属当選者もこれに先立って集まる見通しだ。(2017/10/20-20:30)

4700チバQ:2017/10/20(金) 20:58:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102001147&amp;g=pol
2新党、投票率低下を懸念=悪天候、組織政党に有利?【17衆院選】


 台風21号が日本列島に接近する中、各党は22日に投開票される衆院選の投票率の行方に気をもんでいる。台風の影響により、過去最低を記録した2014年の前回選挙の52.66%とさほど変わらないとの見方も出ている。結成間もない希望の党と立憲民主党の2新党は組織も十分整わず、浮動票の取り込みが生命線となるだけに、投票率の低下を懸念している。
 衆院選投票率は、旧民主党が大勝して政権交代が起きた09年には69.28%と高かったものの、自民、公明両党が政権を奪還した12年は59.32%に低下。自公が政権を維持した14年はさらに下がって最低を更新した。
 今回は2新党の誕生や、対決構図が(1)与党(2)希望・日本維新の会(3)立憲・共産・社民各党-の3極の争いとなったことで話題性が高まり、序盤5日間の期日前投票者が前回の5割増となった。投票率上昇が期待されていたが、台風で悪天候に見舞われれば、有権者の出足は鈍りそうだ。
 希望関係者は「投票率が低くなれば、風頼みのわれわれには厳しい」と懸念を示す。また、自民党が重点区に指定した小選挙区で接戦を展開する立憲の候補者は「組織の締め付けで自民党の票が相当伸びてくる。低投票率だと楽観できない」と、相手陣営の追い込みに危機感を募らせる。
 一般的に投票率が低ければ自民、公明、共産各党など組織力を持つ政党に有利とされる。だが、自民党は、比較的投票率の低い20歳代以下の若者の支持率が高いとの傾向が各種世論調査で出ており、同党関係者は「組織戦ばかりではない。投票率は高い方がいい」と話す。
 前回衆院選の報道各社の出口調査では、無党派層の票が自民、旧民主、旧維新の党、共産などに分散。今回も無党派層の投票率が上がれば、選挙結果を左右しそうだ。(2017/10/20-20:03) 関連ニュース

4701チバQ:2017/10/20(金) 20:59:31
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/802723/
衆院選・新潟は野党統一候補全勝?それでも小池氏が喜べない理由
2017年10月20日 17時00分

次の応援演説に向かう安倍首相

 自民党優勢が伝えられる中、安倍晋三首相(63)と高市早苗元総務相(56=奈良2区)が19日、接戦が伝えられる奈良1区の小林茂樹氏(53)の応援に駆けつけた。

 安倍首相は雨の中、近鉄生駒駅前に駆けつけた聴衆の前で「2009年、私たちは政権を失った。でも、当時私たちは自由民主党という名前を変えようとは思わなかった。だって、名前が悪いんじゃない。私たち自身に責任がある。私たちは率直に反省し、政策を磨き上げて政権を奪回したんです」と、衆院選を前に分裂した民進党をやゆする発言も飛び出した。

 自民党の圧勝気配は揺るがず、自公で310議席超を獲得するという報道まである。唯一の泣きどころは、北海道や沖縄といった“非自民”が強い地域に加え、今回“保守王国”新潟で大苦戦していることだ。

 最新の情勢調査によれば、新潟の全6選挙区で自民敗北という最悪シナリオも浮上。理由は明確で、新潟では野党統一候補が実現し、自民党候補者との事実上の1対1に持ち込むことに成功した。

「新潟では昨年、原発再稼働が争点となった参院選と県知事選で野党が統一候補を擁立し、連勝した。今回の衆院選でもその勢いは続いている」(野党関係者)

 仮に自民全敗なら、野党は一矢報いたことになるが…。

「喜んでいられるのもつかの間。特に小池百合子さんはね。新潟で野党統一候補が全勝すれば、当然『他の地域でも統一候補を立てれば勝てたんじゃないか』という議論になる。『じゃあ誰がそれをぶっ壊したのか?』といえば、それは小池さん。政治家としてケジメをつけなきゃいけませんよ」(同)

 民進党の合流希望者からリベラル派を排除したことで、立憲民主党が新たに生まれ、野党は統一候補どころか票を食い合う結果となった。

 投票日当日、小池氏は公務でフランスのパリに。開票後のテレビ・ラジオ局取材には衛星中継で臨むようだが「出演時間は短いし、(小池サイドからの)注文も多いと聞いている。いろいろとエグられたくないのだろう」(テレビ関係者)。

 叩かれるのが嫌で、帰国しないかもしれない!?

4702チバQ:2017/10/20(金) 21:00:38
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/800059/
【衆院選】小池VS石原 因縁拡大!“握手暴行”騒動も勃発
2017年10月19日 07時30分

石原兄弟“駆逐”に燃える小池氏

 22日の投開票が迫る衆院選で注目されるのが、希望の党を率いる小池百合子東京都知事(65)が石原ファミリー打倒を掲げ、石原慎太郎元都知事(85)の長男・伸晃前経済再生相(60)、三男・宏高元内閣府副大臣(53)に刺客を仕向けた都内の小選挙区だ。“ダントツの良血統”といわれる木内孝胤氏(51)を差し向けられた伸晃氏が「暴行行為だ!!」と被害を訴える場面も。どうやら両候補が選挙運動中にニアミスし、ひと悶着あったようだが、抗議文を送られた木内氏は「単に握手しようとしただけなのに…」。一体、何があった?

 選挙戦真っただ中の16日、慎太郎氏が突如、約2週間ぶりにツイッターでこうつぶやいた。

「戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ。その中で節を通した枝野は本物の男に見える」

 希望の党への合流で排除され、立憲民主党を結党した枝野幸男代表(53)を褒めたたえたことを、立民支持者は「石原氏も、たまにはいいことを言うじゃないか」と歓迎したが、希望関係者は「タカ派の石原氏が本当に枝野氏を推すはずがない。単にウチを潰したいだけ」と指摘する。

 昨年の都知事選で自民党都連会長だった伸晃氏が、都連の意向に反して出馬した小池氏に絶縁宣言すれば、慎太郎氏の「大年増の厚化粧」発言に、小池氏がブチ切れた。豊洲市場移転問題を巡る都議会百条委員会に慎太郎氏が引っ張り出され、あわや偽証罪で告発寸前となれば、都議選では自民党が歴史的敗北を喫して第3党に追いやられた。

 それでも腹の虫が収まらない小池氏は、衆院選で石原兄弟を狙い撃ちしている。希望の党の結党を前に、民進党から松原仁元国家公安委員長(61)を引き抜いた。松原氏と宏高氏は長年、東京3区で激突し、宏高氏の3勝2敗。松原氏は「小池新党は大きなマグマになる」と意気込み、今回も激戦を繰り広げている。

 伸晃氏の牙城である東京8区に、小池氏は同じく結党前に民進党を離党した木内氏を東京9区から国替えさせて、刺客に送り込んだ。

 伸晃氏は華麗なる石原ファミリーの現役議員として中心に立つが、毛並みの良さでは木内氏がダントツだ。木内氏の父親は田中角栄元首相の秘書官で、血をさかのぼれば、三菱財閥の祖・岩崎弥太郎に行き当たる。東京証券取引所や第一国立銀行の創設者である渋沢栄一、慶応義塾の創設者・福沢諭吉にも連なる。

 17日、木内氏の応援弁士として駆けつけた作家の大下英治氏(73)は「明治維新を作った3人の大天才の血が入っている。木内氏は三菱銀行、メリルリンチ証券と渡り歩き、生の経済が分かっている」と太鼓判を押す。

 対する伸晃氏も“政策新人類”で経済通とされるが、木内氏の登場に動転したのか、とんだ騒動が起きていた。

 13日に京王井の頭線・浜田山駅前で伸晃氏と木内氏がバッティング。選挙戦に突入してから初遭遇だった木内氏は、伸晃氏にあいさつしようと握手を求めたが、伸晃氏のスタッフに阻まれ、かなわなかったという。

 その翌日になって、伸晃氏の事務所から木内氏に「選挙運動員に暴行した」「執拗に話しかけ、街頭演説を妨害した」「(木内氏に)テレビ局が同行取材し、誤った印象を視聴者に与える」などの内容の抗議文が送られてきたという。

 今後の対応次第では公職選挙法違反で法的措置も辞さないという伸晃氏に対し、木内氏は「知らない仲ではなかったので単に握手しようとしただけなのに、暴力行為を働いたとか、抗議文とか…。なんて、ちっちゃな人なんだ」と、あきれるばかり。

 さらに木内氏は「(伸晃氏は)選挙期間中しか駅前や街頭に立っていないと地元の人は言います。(伸晃氏の)ポスターには『地域に尽くす』と書いてあるが、石原軍団を連れてくるだけで、ちゃんちゃらおかしい。松原さんとともに石原ファミリーを退治しますよ」と気合を入れる。

 一方の石原兄弟は、選挙期間中は演説場所を事前に発表せず、報道陣の取材も受けない“ステルス作戦”を展開している。冒頭の慎太郎氏の“枝野氏ヨイショ”も、確かに深読みすれば、希望と対立する立民の票を伸ばすことで、結果的に木内氏らの票をそぐ狙いと勘ぐられても仕方ないが…。

4703チバQ:2017/10/20(金) 21:02:20
>>3885
http://www.sankei.com/west/news/171020/wst1710200056-n1.html
2017.10.20 16:20
【衆院選】
兵庫11区 旧民主同士“仁義なき戦い” かつては酒酌み交わした仲、連合支援“股裂き”で複雑な戦い
 22日に投開票を迎える衆院選で、旧民主党時代の同僚同士が激しい戦いを繰り広げている選挙区がある。旧民主政権で外相を務めながら自民党に移って立候補した前職、松本剛明氏(58)と、希望の党に移り、大阪19区(泉佐野市など)から国替えした元職、長安豊(たかし)氏(49)が対決する兵庫11区(姫路市)だ。2人はかつて国対委員として苦楽をともにし、酒も酌み交わした旧知の間柄。民進の支持母体だった連合も長安氏の「支持」を決定しながら、一部が松本氏の支援に回るなど、複雑な戦いとなっている。

大阪から国替え、「秀吉の“墨俣一夜城”」

 「二大政党制実現のため、大阪からの出馬を断念した。姫路を第二のふるさととして身を粉にして働く」。長安氏はJR姫路駅前で市民らにこう訴えたが、通りかかった20代の男性会社員は「国を良くしてくれる政党かどうかを見極めて投票するつもりだが、なじみの薄い候補者には正直、思い入れが持ちにくい」と胸の内を明かした。

 兵庫11区から出馬することを知ったのは今月1日夜。スーツやネクタイなど最低限の荷物を携え、翌日には自ら車を運転して姫路入りした。「(豊臣秀吉が一夜にして築いたとされる)墨俣(すのまた)一夜城みたいなもの」と慌ただしさを自嘲気味に語る長安氏。地元企業の労組集会に参加するなどして無党派層や政権批判票の掘り起こしに奔走する。

 報道各社の世論調査で劣勢が伝えられるが、「もともと姫路ではゼロからの出発。上積みを図るだけだ」と前を見据える。

安保法制対案出さぬ旧民主に反発し離党 「自民に移ったことへの審判仰ぐ」

 迎え撃つ松本氏は平成27年11月、共産との選挙協力の推進や、安保法制に対案を出さない旧民主に反発し離党。今年9月に自民入りしたばかりで、「自民に移ったことに対する審判を仰ぐ選挙」と位置づける。相手が長安氏になったことについて、「誰が出てきてもやることは変わらない」と平静を装うが、旧民主政権時代は何度も酒を酌み交わした仲だけに、陣営幹部も「複雑な心境なのでは」と胸の内を推し量る。

 ただ、松本氏の父は元防衛庁長官の故・十郎氏で、姫路を地盤に通算6期にわたり自民衆院議員として活躍した。

 松本氏が街頭演説で「父の初出馬時の公約は姫路駅の高架化。これを実現することができた」と訴えると、聴衆から拍手がわき起こった。父子2代にわたる強固な実績を背景に安定した戦いを展開する。

連合は「支援に温度差」 「推薦」ではなく「支持」のワケ

 一方、旧民主出身者同士の戦いとあって、連合は複雑な立場に置かれている。

 これまで兵庫11区では民主所属だった松本氏を支援してきたが今回、自民公認となったため敵に。今回の選挙戦では、希望公認の長安氏の支援を決めたものの、「推薦」ではなく「支持」にとどまった。連合兵庫の幹部は「松本氏を依然として支持する層が一部にある」とした上で、「大阪から来た長安氏のことを知らない人も多く、支援にも温度差が出ている」と打ち明ける。

 兵庫11区にはこのほか、共産新人の稲村知(さとる)氏(57)が立候補している。

4704チバQ:2017/10/20(金) 21:08:49
http://www.sankei.com/politics/news/171020/plt1710200010-n1.html
2017.10.20 07:29
【声をからして 衆院選ルポ】
自民分裂、仁義なき代理戦争 山梨2区・埼玉11区
 山梨2区と埼玉11区は、自民党系の無所属同士が崖っぷちの死闘を繰り広げている。保守分裂選挙に負ければ最後、比例復活という救済の道はない。まさに天国と地獄なのだ。

   
■   ■

 「ここで負ければ山梨の将来にとって取り返しのつかないマイナスになる」。15日昼、山梨県富士吉田市の中心部。降りしきる雨の中、無所属の長崎幸太郎は傘もささず、マイクを握った。対する無所属の堀内詔子は同日夜、同県上野原市の集会で「1等賞を取らない限り仕事ができなくなる。働かせてください。議席をください」と頭を下げた。細身の体を何度も「くの字」に折る堀内に支持者は拍手で応じた。

 堀内家と長崎の因縁は平成17年の郵政選挙にさかのぼる。自民党重鎮で堀内の義父・光雄は郵政民営化に反対し、無所属で出馬した。その「刺客」として自民党が送り込んだのが長崎だった。長崎は光雄の引退後、後継の堀内を直近2回の衆院選で退け、堀内は比例代表で復活当選した。

 党山梨県連は今回も堀内を公認申請した。だが、長崎が所属する二階派領(りょう)袖(しゅう)で幹事長の二階俊博は長崎、堀内とも無所属で出馬させた上で、当選者を追加公認する裁定を下した。堀内は過去2回あった比例の重複がない一方、21年衆院選の公認争いに反発、離党した長崎の復党を認めた。

 堀内が所属する岸田派の領袖で政調会長の岸田文雄は裁定に反発したが、覆らなかった。地元の怒りは収まらない。堀内支持で自民党県議の白壁賢一は、二階を念頭に「党の力のある人によって県連の公認申請は無視された。こんなことが許されるのか」と公然と批判する。

 堀内の夫が富士急行グループのトップを務めていることに絡めて長崎陣営が「政治の私物化ストップ」と訴えることにも堀内陣営幹部はかみつく。

 「私物化しているのは悪の枢軸、二階だ」

   
■   ■

 長崎も対抗意識をむき出しにする。13日の街頭演説で「県連はくだらない政争の話ばかり。政治と商売の関係を断ち切るなど世直しが必要だ」と訴えた。「政治と商売」とは、企業経営の一方で光雄の祖父、良平から4代続けて政治に関与してきた「堀内王国」にほかならない。

 演説では自民党復党に必ず触れる。「長崎支持者は肩身が狭かったが、今回は『隠れ長崎支持者』も含め堂々と支援できる」(陣営幹部)と復党による集票効果を期待しているからだ。

 両陣営の対立は、二階、岸田両派の代理戦争でもある。堀内陣営には首相の安倍晋三や岸田ら、長崎陣営には二階や元衆院議長の伊吹文明らの必勝を祈念した「為書き」が並ぶ。刺激を避けるため「党四役の応援は控えよう」との“紳士協定”がささやかれていたが、先に岸田が動いた。

4705チバQ:2017/10/20(金) 21:09:07
 岸田は選挙戦終盤の20日、現地に入る予定だ。「ポスト安倍」と目される派閥領袖の沽(こ)券(けん)にかけて堀内を落とすわけにいかない。岸田は「やれることは全てやる」と周囲に語る。岸田派名誉会長の古賀誠らも水面下で地元建設業者に接触し、組織固めを徹底している。

 対抗して二階派のメンバーも続々と現地に入る。二階から「どんなことをしてでも長崎を勝たせてくれ」との伝言を託された二階派の一人は「生きるか死ぬか。総攻撃だ」と気合を入れる。

 世界遺産の霊峰・富士山の下界は、怪文書が飛び交う政争に明け暮れる。二階の裁定は無所属同士の対決で決着させる思惑だったが、どちらに軍配が上がっても禍根は残る。

   
■   ■

 「党内的に難しかった。申し訳ない」。15日、自民党選対委員長の塩谷立は埼玉県深谷市のJR深谷駅前で、今野智博の支持者にこう釈明し、力不足を認めた。今野は党公認で出馬するはずだったが、二階裁定で直近2回の衆院選で対決してきた小泉龍司とともに無所属で出馬することになったからだ。

 「理不尽な判断にノーを突きつける」と今も不満をあらわにする今野だが、裁定は変わらない。用意していたポスターの「党公認」の文字にシールを貼るなど屈辱を味わった。その今野に連勝し、自民党復党もかなった小泉もまた郵政選挙の「造反組」だ。

 小泉は二階派、今野は細田派。ここでも派閥による代理戦争が勃発している。今野の応援には細田派の塩谷や首相の実弟の岸信夫が入った。今野には地道に党員を増やしてきたという自負がある。だが、小泉には大差で連敗し、今回は比例復活の道も断たれた。今野支援の地元県議団の中にも「腹の中は分からない人もいる」と疑念が消えず、地盤固めを急いでいる。

 対する小泉の応援には、表立って応援できなかった二階派幹部が「小泉復党」で大手を振って現地に入る。地元の首長選で野党系候補を応援していた小泉は「節操がなさすぎる」との批判を浴びるが、小泉の選対幹部はどこ吹く風で、こう語った。

 「勝てば、晴れて自民党国会議員として戻ることができる」=敬称略(岡田浩明、長嶋雅子)

4706チバQ:2017/10/20(金) 21:12:21
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-421948/
ドタバタ選挙で“玉石混交”に 比例区注目8候補の当落は
2017年10月20日 15時00分 日刊ゲンダイDIGITAL
ドタバタ選挙で“玉石混交”に 比例区注目8候補の当落は
鈴木貴子氏は“ステルス応援”で父・宗男氏を援護(右は杉田水脈氏)/(C)共同通信社
 自公で300議席超――メディア各社の情勢調査が続々と報じられているが、比例区の注目候補者の“当落”はどうなりそうなのか。

 北海道の名物親子は苦しい戦いを強いられている。新党大地の比例単独1位で出馬した鈴木宗男氏。公民権停止が解けて8年ぶりの出馬となったが、かつての勢いはない。

 19日昼、札幌市内の繁華街で街宣を行ったが、聴衆は100人も集まらなかった。

「北方領土問題などで安倍政権を持ち上げる発言をしていましたが、拍手もまばらで低調。当選は微妙なところです。挽回のため、最終日の21日には、『盟友』の松山千春氏が応援に入る予定です」(地元記者)

 娘・貴子氏は、自民党の比例単独2位で、当選確実。しかし、貴子氏の上位優遇を巡って自民党道連の関係者からは「なぜ“外様”を優遇するのか」といった批判が上がっている。

「貴子氏を何としてでも当選させたい宗男氏が、安倍首相に掛け合って自民の比例上位にねじ込んだようです。宗男氏にも自民候補の応援をさせ、貴子氏には大地の応援を禁止させることで調整がついた。それでも父を当選させたい貴子氏は、街頭で大地の名こそ出しませんが、演説では『父が』『宗男が』と頻繁に宗男氏の名前を出している。聴衆にとっては『宗男=大地』。貴子氏は“ステルス応援”作戦を展開しています」(前出の地元記者)

 東京ブロックの注目は、元都議会自民党幹事長の高木啓氏だ。小池知事から敵視され、7月の都議選で落選してしまった。都議選で落選した人物を衆院選の比例名簿に載せるのは珍しいことだ。

「高木さんは、本当はこの衆院選で地元北区を擁する12区から出馬したかった。しかし、12区は公明の太田昭宏さんの選挙区です。都議選では敵対しましたが、国政の自公連立にヒビを入れるわけにはいかない。今回は出馬を断念しています」(自民党関係者)

 東京では、小選挙区の自民候補が軒並み優勢。高木氏の当選は濃厚だ。他にも、自民から故与謝野馨の甥・信氏、自民を離党した中川俊直氏との不倫報道で騒がれた前川恵氏も滑り込む可能性がある。

■希望候補なのに「首相は安倍晋三さんがいい」

 中国ブロックには“変わり種”がいる。兵庫・西宮市の元職員、自民候補の杉田水脈氏だ。

 2012年衆院選で維新から兵庫6区で出馬し、1期務めた。右派論客・桜井よしこさんのお気に入り。海外で予定していた講演で、現地市民から「杉田氏は歴史修正主義者」と苦情が殺到し、会場変更を余儀なくされた過去がある。

 さらに、希望の候補なのに「(首相は)安倍晋三さんがいい」と放言した中山成彬氏は九州比例1位、小池知事と同期当選で距離が近い樽床伸二氏も近畿ブロック1位でほぼ“当確”だ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「今回の比例候補は、とても吟味して選ばれたように見えません。やはり、突然の解散で各党とも準備が整わなかったのでしょう。有権者は政党名で投票することになりますが、フタを開ければ問題児続出という可能性もあります」

 投票先はしっかりと吟味した方がいい。

4707チバQ:2017/10/20(金) 21:36:04
石破 茂
09:30【千葉県】 門山 宏哲 (1区)JR稲毛海岸駅前街頭演説会
10:45〜
【千葉県】 門山 宏哲 (1区)JR稲毛駅東口街頭演説会


■自民党
安倍晋三総裁   ムリして秋葉原戻らないで愛知で締めればいいのに
11:15〜【岐阜県】 金子俊平(4区)
12:50〜【愛知県】 伊藤忠彦 (8区)
13:30〜【愛知県】 工藤彰三 (4区)
14:00〜【愛知県】 池田佳隆 (3区)
15:10〜【愛知県】 熊田裕通 (1区)
15:30〜【愛知県】 神田憲次 (5区)
19:00〜【東京都】 山田美樹 (1区)

○秋葉原
野田聖子13:00〜秋葉原駅電気街口秋葉原リレー街頭演説会
世耕弘成13:00〜秋葉原駅電気街口秋葉原リレー街頭演説会
小野寺五典17:00〜秋葉原駅電気街口秋葉原リレー街頭演説会
麻生太郎19:00〜秋葉原駅電気街口街頭演説会
安倍晋三19:00〜秋葉原駅電気街口街頭演説会

■希望の党  ほとんど結党メンバーの応援で終わり
小池百合子代表
09:40埼玉3区 三輪麻美
10:55埼玉14区 鈴木義弘
12:00東京1区 松沢香
13:30東京23区 伊藤俊輔
14:40神奈川16区 後藤祐一
16:30希望の党街頭演説会銀座4丁目交差点
17:10東京3区 松原仁
18:00東京5区 福田峰之
19:15東京10区 若狭勝

https://kibounotou.jp/speech/
他の応援も悲しい感じ・・・

前原  せっかくの接戦区で・・・票を減らすだけじゃん
0月21日(土)
前原代表日程
9:50  福岡2区稲富修二候補・街頭演説 天神ソラリアステージ前
11:50 福岡9区緒方林太郎候補・街頭演説 黒崎駅前ペデストリアンデッキ
13:00 福岡10区城井崇候補・街頭演説 小倉駅前


■立憲民主党
枝野幸男
9:30 早稲田夕季 神奈川 鎌倉駅東口東急前
11:00 青柳陽一郎 神奈川 二俣川駅 ドンキホーテ前
12:30 中谷一馬 神奈川 日吉駅前(慶應大学側)
14:30 手塚仁雄 東京 自由が丘駅前
16:00 山花郁夫 東京 三鷹駅南口
17:15 東京大作戦FINAL 街頭演説会東京 新宿駅南口バスタ前
19:30 えだの幸男埼玉 大宮駅東口

福山哲郎は北海道〜東京 ラストは落合貴之

■共産党
志位委員長
●10月21日(土)10時〜、千葉・JR千葉駅・千葉興銀前
●10月21日(土)11時30分〜、千葉・JR市川駅北口
●10月21日(土)14時〜、神奈川・横浜駅西口高島屋前
●10月21日(土)15時30分〜、神奈川・川崎駅前ラゾーナ
●10月21日(土)17時30分〜、東京・渋谷駅ハチ公前
●10月21日(土)19時20分〜、東京・池袋駅東口(打ち上げ)

4708チバQ:2017/10/20(金) 21:42:55
蓮舫・れんほう@民進党‏認証済みアカウント @renho_sha

その他 蓮舫・れんほう@民進党さんが菊田まきこをリツイートしました
菊田まきこ候補を支えてくださる仲間の皆さんに心から感謝を。
明日は新潟4区、行きます!菊田まきこ候補と想いを訴えます!


たじま要(田嶋要・千葉1区)‏認証済みアカウント @kanametajima
いよいよ明日が最終日、民進党初代代表でもある岡田克也さんが応援に駆けつけてくださいます。是非海浜幕張駅にお集まりください!

たじま要・岡田克也街頭演説会(最終日)
10月21日(土)16時〜
会場;JR海浜幕張駅南口

4709チバQ:2017/10/20(金) 21:43:52
おくの総一郎事務所‏ @okuno_hp
その他 おくの総一郎事務所さんが希望の党をリツイートしました
小池代表、そして、集まってくださったみなさま、本当にありがとうございました!
「安倍一強を続けてしまって本当に良いのか?」という原点に立ち返り、最後まで訴えを続けてまいります!

#おくの総一郎 #千葉9区 #小池百合子 #安倍一強打破 #都賀

おくの総一郎事務所‏ @okuno_hp

本日も昨日に引き続いて水野賢一前参議院議員が街宣車に乗ってくださいました!水野先生の覇気のある演説は聞いててシビれますね(>_<)
水野賢一前参議院議員、本当にありがとうございました!
#おくの総一郎 #千葉9区 #水野賢一 #衆院選2017

4710とはずがたり:2017/10/20(金) 21:44:24
>>4707
前原は京都滋賀だけまわっとれヽ(`Д´)ノ

4712チバQ:2017/10/20(金) 21:56:08
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/137687
新党続々比例票どこへ 民進票は希望?立憲? 
=2017衆院選さが 選択=
10/19 10:50
激戦小選挙区 支援の見返り、自民候補「公明に」

 与党が突然の解散を仕掛け、野党側は再編劇から二つの新党が生まれるなどめまぐるしい展開を見せる衆院選。定数1減の20議席を争う比例代表九州ブロックには8政党・政治団体が候補を立てた。事実上の解党となった民進党票の行方をにらみながら、既存政党と新党が危機感を強めて票の争奪戦を繰り広げている。

      ■

 自民党本部が比例九州の名簿順位を発表した9日、県連幹部は安堵(あんど)の表情で指を3本立てた。比例単独の前職今村雅弘候補(70)が単独3位に優遇された。前回は小選挙区重複立候補者より下位の31位。公明から小選挙区で支援を得る見返りに、比例は公明に投じる協力関係が機能しにくい状況に陥った。「今回も下位だったら公明とぎくしゃくする可能性があった。上位指名は厳しい小選挙区で何よりの援軍」と胸をなで下ろす。

 1区の岩田和親(44)、2区の古川康(59)の自民両候補は街頭演説や決起大会で「比例は公明」と連呼する。公明関係者は「自民の対応が違う。『お世話になっている』『何でも言ってくれ』とヨイショされる」と歓迎する。

 公明は前回、悲願の九州4議席を獲得し、その死守が至上命題だ。「新党ができると、有権者はそちらに引っ張られる」と危機感は強い。報道各社の世論調査では自民の堅調さに比べ、公明が伸び悩んでおり、県内では5万8千票を目指し組織をフル稼働する。

      ■     

 野党の比例票の行方は混沌(こんとん)としている。民進最大の支援組織、連合佐賀は2区で希望前職の大串博志候補(52)を推薦しており、「産業別労働組合の指示がない場合は比例は希望に」と各労組に要請した。

 ただ、組織内候補の公認関係から希望と立憲民主に分かれている産別労組も。連合佐賀幹部は「比例復活の可能性を高めるために希望に集中するのが望ましいが、状況が変わってしまい比例票の分散は避けられない」と気をもむ。民進県連は支援者から問い合わせがあれば、「比例は希望で」と訴えている。

 1区の無所属前職原口一博候補(58)が希望の公認を辞退したことで、共産は候補擁立を取り下げた。市民連合さがを介して共闘を実現させた。政党の街宣車を走らせ「原口さんを応援しています。比例は共産党」と声をからす。九州で90万票、県内で前回のほぼ倍の4万6千票を目標に掲げ、3議席獲得を狙う。「気持ちよく原口候補を応援している」と県委員会の今田真人委員長。「原口支持層の比例票を呼び込むというより、自民、公明、希望の票を減らすことを第一義としたい」と意気込む。

 「三つどもえの中で埋没してしまうのでは」。そんな悲壮な声を上げるのが社民だ。17日に来佐した吉田忠智党首は総決起集会で「立憲民主に食われている」と政権への批判票が分散している現状を説き、比例での2議席確保を最重要課題として県内で2万5千票を目標に据える。(衆院選取材班)

4713チバQ:2017/10/20(金) 21:58:08
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50061.html
北海道…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 10時00分
北海道1区
船橋利実 56 自 元《1》(元)道議〈公〉(比)
道下大樹 41 立(民)新 (元)道議(比)
道下 一歩抜け出す
 道下が、船橋との激しい競り合いから一歩抜け出した。道下は引退した横路孝弘・元衆院議長から受け継いだ地盤も生かし、立憲民主支持層をほぼ固めきった。無党派層の支持も伸ばした。船橋は自民支持層を9割近くまで固めたが、無党派層への浸透が課題。

北海道3区
荒井聰 71 立(民)前《7》(元)国家戦略相(比)
高木宏寿 57 自 前《2》(元)内閣府政務官〈公〉(比)
荒井 安定感増す
 序盤で一歩リードしていた荒井が、さらに安定感を増している。荒井は立憲民主支持層をほぼ固め終えた。共産支持層も9割超に浸透するなど、政権批判票の受け皿となっている。高木は若年層の支持は厚いが、40代以上では荒井に後れをとっている。

北海道5区
池田真紀 45 立(民)新 社会福祉士(比)
森山佳則 50 諸 新 幸福実現党員
和田義明 46 自 前《1》党青年局次長〈公〉(比)
和田・池田 もつれる
 和田と池田が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。和田は、2015年に死去した義父の町村信孝・元衆院議長から受け継いだ地盤を固め、自民支持層は依然として8割以上を押さえている。池田は無党派層と内閣不支持層からの支持は序盤よりも伸ばした。

北海道9区
山岡達丸 38 希(民)元《1》(元)NHK記者(比)
堀井学 45 自 前《2》外務政務官〈公〉(比)
松橋千春 35 共 新 党地区常任委員
山岡と堀井 伯仲
 山岡と堀井が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。山岡は希望支持層をほぼ固め終えた。地盤を引き継いだ鳩山由紀夫・元首相の労組票の取り込みも急ぐ。堀井は自民支持層の8割強を固め、公明支持層にも着実に浸透して8割以上を押さえた。

北海道10区
稲津久 59 公 前《3》(元)農水政務官〈自〉
神谷裕 49 立(民)新 (元)参院議員秘書(比)
稲津・神谷 横一線
 稲津と神谷が横一線で激しい戦いを続けている。稲津は、山口公明党代表など与党幹部が相次いで応援に入り、公明支持層を固めきったほか、自民支持層も7割以上を押さえた。神谷は立憲民主支持層をほぼ固め終え、無党派層からの支持を伸ばした。

北海道11区
石川香織 33 立(民)新 (元)キャスター(比)
中川郁子 58 自 前《2》(元)農水政務官〈公〉(比)
石川 混戦抜ける

 石川が中川との混戦から抜けだし、リードする展開。石川は無党派層の支持を4割近くまで伸ばし、大票田の帯広市でも巻き返した。町村部でも確実に浸透している。中川は自民支持層の約8割を固め、公明支持層もまとめたが、無党派層で支持の伸びを欠いている。

 ※調査方法・表の見方は、こちら。

2017年10月20日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4714チバQ:2017/10/20(金) 22:00:25
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50062.html
岩手…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時50分
岩手1区
高橋比奈子 59 自 前《2》(元)環境政務官〈公〉(比)
吉田恭子 36 共 新 党県常任委員(比)
階猛 51 希(民)前《4》(元)総務政務官(比)
階 無党派層で支持
 階が高橋との競り合いから抜け出し、優位に立っている。民進の政調会長を経験し、知名度の高い階が無党派層で支持を伸ばし、4割以上を固めた。町村部でも逆転し、盛岡市でも支持を広げた。高橋は自民支持層の約8割を固めたが、無党派層で広がりを欠く。

岩手2区
畑浩治 54 希(民)元《2》(元)国交省職員(比)
鈴木俊一 64 自 前《8》五輪相〈公〉(比)
鈴木 接戦抜け安定
 接戦から抜け出した鈴木が畑を引き離し、安定した戦いだ。鈴木は与党支持層を着実に固めたうえ、被災地の沿岸部で「復興五輪」を掲げ、無党派層からの支持も3割を超えて逆転した。畑は希望支持層では浸透しているが、無党派層からの支持を後退させている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50063.html
宮城1区
土井亨 59 自 前《3》復興副大臣〈公〉〈こ〉(比)
岡本章子 53 立(民)新 (元)仙台市議(比)
畠山昌樹 43 維 新 整形外科医師(比)
伊藤優太 32 希 新 (元)仙台市議(比)
油井哲史 37 諸 新 幸福実現党員
今留尚人 52 無 新 眼科医師
土井・岡本 予断許さず
 土井と岡本が接戦の色合いを強め、予断を許さない情勢だ。土井は自民、公明支持層の支持をじわり伸ばし、精力的に企業を回ってさらに票固めを急ぐ。岡本は立憲民主支持層をほぼ固め、希望支持層にも食い込んで2割超に浸透した。無党派層での上積みを狙う。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50064.html
秋田…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時40分
秋田1区
冨樫博之 62 自 前《2》(元)総務政務官〈公〉(比)
松浦大悟 48 希(民)新 (元)参院議員(比)
斉藤大悟 38 共 新 党県常任委員
冨樫 優位に立つ
 冨樫が松浦との接戦を抜け出し、優位に立っている。冨樫は自民支持層の8割まで固め、幅広い年齢層で支持を伸ばした。公明支持層も9割近くまで浸透した。松浦は、希望支持層の約7割を押さえたが、9割近くを固めていた序盤と比べると勢いにかげりが見える。

秋田2区
金田勝年 68 自 前《3》(元)法相〈公〉(比)
藤本友里 38 共 新 党准県委員
緑川貴士 32 希(民)新 (元)アナウンサー(比)
金田・緑川 なお横並び
 金田と緑川が横並びのまま、終盤にもつれ込んだ。金田は自民支持層の7割以上を手堅くまとめており、農林水産業者や商工自営業者、サラリーマンからの支持が厚い。緑川は、希望支持層の8割、立憲民主支持層の約7割を固めた。

秋田3区
村岡敏英 57 希(民)前《2》(元)衆農水委理事(比)
御法川信英 53 自 前《4》(元)財務副大臣〈公〉(比)
冨岡昭 67 共 新 党県書記長

御法川と村岡 競る
 御法川と村岡が接戦の色合いを深めている。御法川は、農林水産業者やサラリーマンからの支持は優位に立ち、自民支持層は7割をまとめている。村岡は希望支持層での勢いにかげりは見えるが、約8割を押さえている。無党派層からの支持は4割に伸ばした。

4715チバQ:2017/10/20(金) 22:01:29
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50065.html
山形…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時35分
山形2区
鈴木憲和 35 自 前《2》党県会長〈公〉(比)
近藤洋介 52 希(民)前《5》(元)経産副大臣(比)
岩本康嗣 52 共 新 党県委員
鈴木・近藤激しい戦い
 鈴木と近藤が互角の激しい戦いを続けている。鈴木は自民支持層の8割をまとめ、序盤より支持を伸ばしたが、無党派層への浸透では苦戦している。近藤は希望支持層の9割以上、立憲民主支持層の7割近くを固めた。自民支持層の一部にも食い込んでいる。

山形3区
城取良太 40 諸 新 幸福実現党員
加藤鮎子 38 自 前《1》党女性局次長〈公〉(比)
加藤太一 66 共 新 党県委員
阿部寿一 58 希 元《1》(元)酒田市長(比)
加藤鮎・阿部接戦
 加藤鮎と阿部が接戦の色合いを深めている。加藤鮎は、自民支持層への浸透が7割にとどまり、固めきれていない。無党派層からの支持は4割に伸ばした。阿部は、希望支持層の9割を固め、さらに政権批判票の取り込みを急いでいる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50066.html
福島…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時30分
福島1区
金子恵美 52 無(民)前《1》(元)内閣府政務官
亀岡偉民 62 自 前《3》党国対副委員長〈公〉(比)
金子 一歩抜け出す
 金子が亀岡との接戦から一歩抜け出した。金子は、候補を取り下げた共産の支持層に浸透しており、政権批判票の受け皿として、内閣不支持層の7割近くを固めた。亀岡は自民支持層からの支持が後退して8割を割り、基盤固めが課題となっている。

福島4区
渡辺敏雄 68 社 新 党県幹事長(比)
小熊慎司 49 希(民)前《2》(元)衆外務委理事(比)
古川芳憲 66 共 新 党准県委員
菅家一郎 62 自 前《2》(元)会津若松市長〈公〉(比)
小熊と菅家 横並び
 小熊と菅家が横並びのまま、終盤にもつれ込む。小熊は無党派層からの支持に勢いがあり、5割に迫った。希望支持層もじわり浸透を続け、9割近くを固めた。菅家は、自民支持層からの8割近くの支持を維持しており、農林水産業者からの支持ではリードする。

4716チバQ:2017/10/20(金) 22:02:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50067.html
茨城…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時25分
茨城1区
川辺賢一 30 諸 新 幸福実現党員
福島伸享 47 希(民)前《2》(元)経産省職員(比)
田所嘉徳 63 自 前《2》(元)法務政務官〈公〉(比)
大内久美子 68 共 新 (元)県議(比)
田所と福島激戦
 田所と福島が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。田所は自民支持層を着実に固めており、支持は8割を超えた。幅広い年代への浸透を図って上積みを目指す。福島は希望支持層をほぼ押さえた。無党派層の支持では4割に迫り、リードしている。

茨城6区
国光文乃 38 自 新 内科医師〈公〉(比)
青山大人 38 希(民)新 (元)県議(比)
古沢喜幸 71 共 新 (元)土浦市議
国光・青山しのぎ削る
 国光と青山がしのぎを削り、横一線のままだ。国光は知名度の向上を図ってきたが、自民支持層からの支持は7割程度で伸び悩んでいる。青山は希望支持層の9割近くを押さえているが、立憲民主支持層や無党派層で支持の広がりを欠いている。

茨城7区
石嶋巌 63 共 新 党県委員
永岡桂子 63 自 前《4》(元)厚労副大臣(比)
中村喜四郎 68 無 前《13》(元)建設相〈公〉

中村と永岡激戦続く
 中村と永岡が互角の激しい戦いを続けている。中村は、無所属ながら推薦を受けた公明の支持層の6割近くを固めたほか、自民支持層も3割を切り崩している。永岡は自民支持層は6割まで固め、公明支持層も2割以上に浸透した。無党派層では苦戦している。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50068.html
栃木…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時20分
栃木2区
西川公也 74 自 前《6》(元)農相〈公〉
福田昭夫 69 無(民)前《4》(元)知事〈立〉〈社〉
福田を西川追う
 福田がややリードし、西川が追いかける展開のまま終盤戦を迎えた。福田は希望、立憲民主支持層に深く浸透し、候補を取り下げた共産の支持層も手堅くまとめた。与党支持層にも食い込んでいる。西川は自民支持層は7割を固め、無党派層でやや支持を伸ばした。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50069.html
群馬…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時15分
群馬1区
宮崎岳志 47 希(民)前《2》(元)新聞記者(比)
尾身朝子 56 自 前《1》党女性局次長〈公〉(比)
店橋世津子 56 共 新 (元)前橋市議(比)
尾身が一歩抜ける
 尾身が宮崎との接戦を一歩抜け出した。公示直前まで自民系候補による分裂選挙の可能性があり、尾身は自民支持層を固めるのに苦労したが、終盤になって8割以上をまとめた。宮崎は希望支持層を固めきれておらず、無党派層の支持を約3割まで伸ばして猛追する。

群馬2区
井野俊郎 37 自 前《2》(元)法務政務官〈公〉(比)
長谷田直之 61 共 新 党県常任委員
石関貴史 45 希(民)前《4》(元)県議(比)

井野 組織票固める
 井野が接戦から抜け出し、戦いを優位に進めている。井野は選挙区内に張り巡らした後援会を活用して組織票を固め、自民支持層の8割強まで支持を伸ばした。無党派層でもリードする。石関は、内閣不支持層からの支持が約3割にとどまり、苦戦している。

4717チバQ:2017/10/20(金) 22:03:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50070.html
埼玉…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時10分
埼玉1区
武正公一 56 希(民)前《6》(元)財務副大臣(比)
小檜山清人 60 維 新 (元)電機会社社員(比)
鳥羽恵 58 共 新 党地区常任委員
村井英樹 37 自 前《2》内閣府政務官〈公〉(比)
村井と武正互角
 村井と武正が互角の戦いを続けている。村井は後援会組織をフル稼働させ、自民支持層からの支持を9割近くにまで伸ばした。公明支持層も着実に固めている。武正は無党派層の3割強に浸透した。立憲民主支持層や内閣不支持層は、武正と鳥羽に分散した。

埼玉5区
牧原秀樹 46 自 前《3》厚生労働副大臣〈公〉(比)
枝野幸男 53 立(民)前《8》党代表(比)
高木秀文 44 希 新 弁護士〈維〉(比)
枝野 優位な戦い
 党代表として露出度が高い枝野が優位に戦いを進めている。枝野は立憲民主と共産支持層の9割以上をまとめ、無党派層の約5割に浸透した。組織固めを急ぐ牧原は自民支持層からの支持を7割超に伸ばし、公明支持層も手堅くまとめたが、無党派層に広がりを欠く。

埼玉6区
大島敦 60 希(民)前《6》(元)民進党幹事長(比)
中根一幸 48 自 前《3》外務副大臣〈公〉(比)
戸口佐一 67 共 新 党地区委員
大島と中根譲らず
 大島と中根が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。大島は希望支持層をほぼ固め終え、無党派層の支持も5割に伸ばした。中根は序盤では手堅く固めていた自民、公明支持層で取りこぼしがあり、支持が7割を割った。無党派層からの支持も1割以下に落とした。

埼玉7区
長沼チネ 67 共 新 党地区委員長 
小宮山泰子 52 希(民)前《5》(元)県議(比)
神山佐市 63 自 前《2》(元)県議〈公〉(比)
神山・小宮山競り合い
 神山と小宮山が競り合ったまま終盤戦を迎えた。組織固めが課題だった神山は、自民、公明支持層の支持が7割を超えた。さらなる取り込みを目指す。小宮山は希望支持層への浸透を続けて9割近くをまとめたが、無党派層の支持固めで苦戦している。

埼玉10区
柿沼遥輝 34 共 新 党地区副委員長
坂本祐之輔 62 希(民)前《2》(元)東松山市長(比)
山口泰明 68 自 前《6》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
山口と坂本接戦続く
 山口と坂本が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。後援会組織をフル回転させる山口は、自民支持層への浸透が8割を超えた。幅広い年齢層から支持されている。坂本は東松山市長を4期務めた知名度も生かし、無党派層からの支持を3割近くまで増やした。

埼玉12区
森田俊和 43 希(民)新 (元)県議(比)
林秀洋 43 共 新 党県常任委員
野中厚 40 自 前《2》農林水産政務官〈公〉(比)
野中と森田死闘
 野中と森田がデッドヒートを繰り広げたまま、予断を許さない情勢だ。野中は農林水産政務官の実績を強調し、農林業者の支持を固めつつあるが、公明支持層に浸透しきれていない。森田は公明支持層の一部にも食い込みを見せ、無党派層の支持も約3割に伸ばした。

4718チバQ:2017/10/20(金) 22:05:28
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50072.html
千葉…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時00分
千葉1区
田嶋要 56 希(民)前《5》(元)経産政務官(比)
門山宏哲 53 自 前《2》弁護士〈公〉(比)
大野隆 48 共 新 党准地区委員
長谷川豊 42 維 新 (元)アナウンサー(比)
田嶋と門山 一進一退
 田嶋と門山が横並びのまま、一進一退の攻防を続けている。田嶋は連合の支援を受けて労組票をまとめ、希望支持層からは約9割の支持を保っている。門山は自民支持層は手堅く固めているが、無党派層からの支持では後れをとっている。

千葉8区
桜田義孝 67 自 前《6》党県会長〈公〉(比)
小野里定良 70 共 新 (元)柏市議
太田和美 38 希(民)前《3》(元)県議(比)
桜田が抜け出す
 桜田が混戦から抜け出し、優位に立っている。公明支持層からの支持を7割強に伸ばし、無党派層の支持でも太田を逆転した。太田は立憲民主支持層の4割強から支持を得るが、小野里も同党支持層から3割の支持を集めるなど、政権批判票が分散している。

千葉9区
秋本真利 42 自 前《2》国土交通政務官〈公〉(比)
鴨志田安代 62 共 新 党地区委員長
奥野総一郎 53 希(民)前《3》(元)参院議員秘書(比)
秋本が優位な戦い
 秋本が序盤の混戦模様から抜けだし、戦いを優位に進めている。秋本は自民支持層の8割、公明支持層の7割近くを固めた。30歳代以上の各年齢層から支持を集める。奥野は立憲民主支持層から5割程度の支持を得ているが、無党派層からの支持が伸び悩んでいる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50075.html
山梨…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時50分
山梨1区
宮内現 35 共 新 党県常任委員(比)
西脇愛 32 諸 新 幸福実現党員
中谷真一 41 自 前《2》党国防副部会長〈公〉(比)
中島克仁 50 無(民)前《2》診療所院長
中島と中谷が競る
 中島と中谷が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。輿石東前参院副議長の支援を受ける中島は立憲民主支持層の支持を強固にし、無党派層の取り込みも順調に進める。中谷は自民支持層の支持を8割近くに伸ばし、全年代から満遍なく支持を得る。

山梨2区
井桁亮 48 希 新 (元)愛知県議(比)
長崎幸太郎 49 無 前《3》(元)財務省職員
大久保令子 67 共 新 党地区委員長
堀内詔子 51 無 前《2》(元)厚労政務官〈自〉〈公〉
小林弘幸 45 立(民)新 (元)八王子市議(比)
堀内と長崎 互角の激戦
 堀内と長崎が互角の激しい戦いで終盤までもつれ込んでいる。勝った方が自民党の追加公認を得る見通しで、自民支持層の支持はほぼ二分している。堀内は希望支持層にも浸透し、支持の幅を広げている。長崎は無党派層で3割近くの支持を固めた。

4719チバQ:2017/10/20(金) 22:06:07
神奈川…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時55分
神奈川4区
山本朋広 42 自 前《3》防衛副大臣〈公〉(比)
早稲田夕季 58 立(民)新 (元)県議(比)
浅尾慶一郎 53 無 前《3》(元)参院議員 
風間法子 47 希 新 (元)金融庁職員(比)
山本・浅尾・早稲田 競る
 山本、浅尾、早稲田の三つどもえの激戦が続く。自民公認の山本は自民支持層の6割弱を固めた。自民入りした浅尾は自民支持層の3割弱に食い込むが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。早稲田は政権批判票をまとめ切れていない。

神奈川6区
串田誠一 59 維 新 弁護士(比)
青柳陽一郎 48 立(民)前《2》(元)民進県副代表(比)
上田勇 59 公 前《7》党県代表〈自〉
上田と青柳もつれる
 上田と青柳が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。上田は自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長ら同党幹部の応援も得て、自民支持層の6割を固めた。青柳は共産支持層の6割強から支持を得るなど政権批判票をまとめ、無党派層の支持でも上田を上回る。

神奈川12区
原輝雄 43 希 新 (元)藤沢市議(比)
星野剛士 54 自 前《2》党国対副委員長〈公〉(比)
阿部知子 69 立(民)前《6》(元)民進党副代表(比)
阿部・星野 横一線
 阿部と星野が横一線で、最後まで予断を許さない情勢だ。阿部は立憲民主支持層をほぼ固め、無党派層の4割強にも浸透する。星野は自民支持層の7割強を固めたが、推薦を受ける公明支持層では6割弱にとどまり、無党派層からの支持も伸びていない。

神奈川14区
本村賢太郎 47 希(民)前《2》(元)民進党県代表(比)
中野渡旬 69 共 新 党地区副委員長
赤間二郎 49 自 前《3》内閣府副大臣〈公〉(比)
赤間と本村 互角の戦い
 赤間と本村による互角の戦いが続いている。赤間は自民支持層の8割、公明支持層の6割強を固め、40歳代以上の各年代でリードしている。本村は希望支持層の9割近くを固めたほか、立憲民主支持層の5割強の支持を得、無党派層の支持では赤間を逆転した。

神奈川16区
義家弘介 46 自 前《2》(元)文科副大臣〈公〉(比)
後藤祐一 48 希(民)前《3》(元)民進党県代表(比)
池田博英 54 共 新 党地区委員長

義家と後藤 伯仲
 義家と後藤が横並びのまま、激しい戦いを続けている。義家は自民支持層の8割弱、公明支持層の8割強を固め、40歳代以上の各年代でも支持を得ている。後藤は希望支持層をほぼ固め、無党派層の支持で義家を上回るが、政権批判票をまとめ切れていない。

4720チバQ:2017/10/20(金) 22:08:09
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50071.html
東京…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 09時05分
東京1区
松沢香 39 希 新 弁護士(比)
原口実季 28 諸 新 幸福実現党員
山田美樹 43 自 前《2》(元)外務政務官〈公〉(比)
又吉光雄 73 諸 新 政治団体代表
海江田万里 68 立(民)元《6》(元)経済産業相(比)
犬丸光加 57 諸 新 政治団体代表
海江田と山田 死闘
 海江田と山田がデッドヒートを展開する。海江田は立憲民主の支持層をほぼ固め、内閣不支持層の6割近くからも支持を得ている。無党派層にも浸透してきた。山田は公明支持層をほぼ固めたものの、自民支持層からの支持を7割弱に減らしている。

東京2区
辻清人 38 自 前《2》党国際局次長〈公〉(比)
松尾明弘 42 立(民)新 弁護士(比)
鳩山太郎 43 希 新 (元)都議(比)
辻と松尾が横並び
 辻と松尾が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。辻は自民支持層の7割強を固め、サラリーマンや専業主婦の支持を集める。松尾は共産支持層の6割強から支持され、無党派層からの支持獲得に懸命だ。鳩山は政権批判票を取り込めていない。

東京3区
香西克介 41 共 新 党准中央委員 
石原宏高 53 自 前《3》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
松原仁 61 希(民)前《6》(元)拉致問題相(比)
松原と石原もつれる
 6度目の顔合わせとなった松原と石原が、横並びのまま終盤にもつれ込んでいる。松原は希望支持層をほぼ固めたほか、無党派層の3割程度からも支持を得ている。石原は自民支持層の7割、公明支持層の6割が支持するが、無党派層への浸透で苦戦している。

東京5区
手塚仁雄 51 立(民)元《3》(元)首相補佐官(比)
福田峰之 53 希(自)前《3》(元)内閣府副大臣(比)
若宮健嗣 56 自 前《3》(元)防衛副大臣〈公〉(比)
若宮と手塚 接戦
 若宮と手塚が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。若宮は自民支持層の8割、公明支持層の7割に浸透し、特に商工自営業者に支持を広げている。手塚は立憲民主支持層の9割を固めたが、候補者を立てなかった共産支持層への浸透は5割にとどまる。

東京6区
越智隆雄 53 自 前《3》内閣府副大臣〈公〉(比)
落合貴之 38 立(民)前《1》(元)衆院議員秘書(比)
中岡茉妃 26 諸 新 幸福実現党員 
植松恵美子 49 希 新 (元)参院議員(比)
落合と越智 激戦
 落合と越智が接戦の色合いを強め、互角の激しい戦いを続けている。落合は立憲民主支持層をほぼまとめたほか、専業主婦からの支持も広げた。無党派層からの支持でも先行している。越智は男性からの支持が厚く、自民支持層の8割をまとめた。

東京7区
松本文明 68 自 前《3》内閣府副大臣〈公〉(比)
長妻昭 57 立(民)前《6》(元)厚生労働相(比)
荒木章博 64 希 新 (元)熊本県議(比)
井上郁磨 26 無 新 IT会社社長
長妻 共産層にも浸透
 長妻が混戦から抜け出し、優位に立っている。長妻は立憲民主支持層の大半を固め、候補を擁立しなかった共産支持層にも浸透。政権批判票の6割超を取り込んだ。松本は自民支持層の8割程度を固めたが、無党派層からの支持で大差をつけられている。

東京10区
若狭勝 60 希(自)前《2》弁護士(比)
鈴木庸介 41 立(民)新 (元)NHK記者(比)
鈴木隼人 40 自 前《1》(元)経産省職員〈公〉(比)
岸良信 62 共 新 党都委員
吉井利光 35 諸 新 幸福実現党員
小山徹 42 無 新 製造会社員
鈴木隼 引き離す
 接戦から抜け出した鈴木隼が他候補を引き離しつつある。鈴木隼は自民支持層の7割、公明支持層の7割強を固め、幅広い年齢層で支持を広げる。鈴木庸は立憲民主支持層の7割強を固めたが、無党派層の支持が伸び悩む。若狭は女性の支持で後れをとっている。

東京15区
吉田年男 69 共 新 党地区委員長 
柿沢未途 46 希(民)前《3》(元)衆予算委理事(比)
猪野隆 52 無 新 (元)国税庁職員
秋元司 45 自 前《2》国土交通副大臣〈公〉(比)
秋元やや優位
 前回比例復活した秋元がやや優位に立ち、柿沢が追い上げる。秋元は自民、公明支持層の8割近くを固め、男性や商工自営業者の支持で大きくリードする。柿沢は希望支持層の8割を固めた。無党派層で先行するが、若年層で伸び悩んでいる。

4721チバQ:2017/10/20(金) 22:08:19
東京16区
大西英男 71 自 前《2》党国交副部会長〈公〉(比)
初鹿明博 48 立(民)前《2》(元)都議(比)
田村謙治 49 希(民主)元《3》(元)財務省職員(比)
大西と初鹿 互角
 大西と初鹿が、互角の戦いのまま終盤戦に突入した。大西は自民支持層の7割を固め、サラリーマンなどへの浸透で先行する。初鹿は立憲民主支持層の9割、候補擁立を見送った共産支持層の4割強を固めた。無党派層の支持は2割超にとどまっている。

東京19区
佐々木里加 50 希 新 短大非常勤講師(比)
杉下茂雄 68 共 新 党地区常任委員
松本洋平 44 自 前《3》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
末松義規 60 立(民)元《5》(元)復興副大臣(比)
末松・松本 予断許さず
 末松と松本が接戦の色合いを強め、予断を許さない状況だ。末松は立憲民主支持層の大半を固め、無党派層にも食い込んでいる。60歳代以上や専業主婦の支持が厚い。松本は、30歳代の5割超から支持を集め、自民支持層の8割、公明支持層の8割超を固めた。

東京21区
小糸健介 35 社 新 牧師〈立〉(比)
長島昭久 55 希(民)前《5》(元)防衛副大臣(比)
天木直人 70 諸 新 政治団体代表
小田原潔 53 自 前《2》(元)外務政務官〈公〉(比)
長島と小田原 接戦続く
 長島と小田原の接戦が続いている。前回比例復活の長島は希望支持層の大半を固めたほか、無党派層にも食い込んでいる。専業主婦の3割に浸透し、女性の支持で上回る。小田原は自民支持層の8割を固めたが、公明支持層からの支持が6割程度にとどまっている。

東京22区
山花郁夫 50 立(民)元《3》(元)法務副大臣(比)
伊藤達也 56 自 前《7》(元)金融相〈公〉(比)
金ヶ崎絵美 41 希 新 弁護士(比)
阿部真 43 共 新 党地区委員長
伊藤に幅広い支持
 伊藤が山花との競り合いから一歩抜け出した。伊藤は自民支持層の8割強を固め、幅広い年代で支持を集めている。商工自営業者や専業主婦などからの支持も先行する。山花は立憲民主支持層をほぼ固めた。支持を伸ばしている無党派層への浸透に懸命だ。

東京23区
松村亮佑 37 共 新 党地区副委員長
小倉将信 36 自 前《2》総務政務官〈公〉(比)
伊藤俊輔 38 希 新 物流会社会長(比)

小倉 優位に傾く
 序盤では横並びだった伊藤との争いは、小倉が優位な情勢になりつつある。小倉は自民支持層の8割、公明支持層の大半を固め、サラリーマンや学生からの支持が目立つ。伊藤は希望支持層の8割をまとめた。2割程度にとどまる無党派層からの支持拡大を目指す。

4722チバQ:2017/10/20(金) 22:09:52
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50077.html
新潟…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時45分
新潟1区
西村智奈美 50 立(民)前《4》(元)厚労副大臣〈社〉(比)
石崎徹 33 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
西村 無党派層でも先行
 西村が石崎との競り合いから抜け出した。西村は立憲民主支持層の9割を固めたほか、共産支持層の7割から支持を得、無党派層でも石崎をリードしている。石崎は自民支持層の7割強を固めるが、推薦を受ける公明支持層の支持が6割にとどまっている。

新潟2区
細田健一 53 自 前《2》(元)農水政務官〈公〉(比)
鷲尾英一郎 40 無(民)前《4》(元)農水政務官
五十嵐健彦 37 共 新 党県委員
鷲尾 優位に傾く
 鷲尾が、序盤で横並びだった細田との争いで、優位な情勢になりつつある。鷲尾は、希望、立憲民主支持層の7割以上から支持を得たほか、無党派層の4割以上に支持を広げる。細田は自民支持層の7割以上を固めたが、公明支持層では5割台にとどまっている。

新潟3区
三村誉一 71 無 新 (元)高校事務職員
斎藤洋明 40 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
黒岩宇洋 51 無(民)前《2》(元)法務政務官〈社〉
黒岩と斎藤 譲らず
 黒岩と斎藤が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。黒岩は内閣不支持層から6割の支持を集め、無党派層の4割近くからも支持を得ている。斎藤は自民、公明それぞれの支持層の8割近くを固め、サラリーマンや農林水産業者からの支持で黒岩を上回っている。

新潟4区
菊田真紀子 47 無(民)前《5》(元)外務政務官〈社〉
金子恵美 39 自 前《2》(元)総務政務官〈公〉(比)
菊田 無党派にも浸透
 菊田が競り合いから抜け出し、金子を引き離した。共産を含む野党の共闘で臨む菊田は、内閣不支持層の7割近くから支持を得ている。無党派層の5割強にも浸透する。金子は自民支持層の7割以上を固めたが、無党派層からの支持で引き離された。

新潟5区
泉田裕彦 55 自 新 (元)知事〈公〉(比)
笠原麗香 25 諸 新 幸福実現党員
大平悦子 61 無 新 (元)魚沼市長〈社〉〈由〉
大平と泉田 接戦
 大平と泉田が接戦の色合いを深め、予断を許さない情勢となっている。野党統一候補の大平は内閣不支持層の6割以上を固め、無党派層の4割以上に支持を広げた。泉田は自民支持層の7割を固めたが、無党派層の支持が広がっていない。

新潟6区
高鳥修一 57 自 前《3》(元)内閣府副大臣〈公〉(比)
梅谷守 43 無(民)新 (元)県議〈社〉 
高鳥と梅谷 接戦のまま
 高鳥と梅谷が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。高鳥は自民支持層の8割強を固め、女性の支持で大きくリードする。野党統一候補の梅谷は、内閣不支持層の6割を固めた。無党派層からの支持も、高鳥を上回る4割強となっている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50078.html
石川…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時35分
石川3区
西田昭二 48 自 新 党県財務局長〈公〉(比)
近藤和也 43 希(民)元《1》(元)民進党県代表(比)
鈴木宏太 36 共 新 党地区常任委員
近藤・西田 予断許さず
 近藤と西田が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。近藤は街頭演説を重ねて無党派層に浸透、支持が5割を超えたほか、40、50歳代の支持で西田を逆転した。西田は公示直前の出馬決定ながら自民支持層の8割を固めた。都市部でも支持を伸ばしている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50079.html
長野…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時25分
長野2区
手塚大輔 34 維 新 党県幹事長(比)
下条みつ 61 希(民)元《3》(元)防衛政務官(比)
中川博司 59 社 新 党県幹事長(比)
務台俊介 61 自 前《2》(元)復興政務官〈公〉(比)
務台と下条が横並び
 務台と下条が横並びの接戦。内閣府政務官時代の不適切な言動について「おわび行脚」を続ける務台は、自民、公明支持層を着実に固め、女性からの支持も取り戻しつつある。下条は希望支持層や無党派層の支持を増しているが、政権批判票をまとめきれていない。

4723チバQ:2017/10/20(金) 22:11:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50080.html
岐阜…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時20分
岐阜4区
今井雅人 55 希(民)前《3》(元)民進党県代表(比)
籠山恵美子 63 共 新 (元)飛騨市議
金子俊平 39 自 新 (元)国交相秘書官〈公〉(比)
金子と今井 伯仲
 金子と今井が接戦を繰り広げ、最後まで予断を許さない情勢だ。父の金子一義・元国土交通相から継いだ地盤固めに注力する金子は、自民支持層の約8割を固めた。今井は無党派層で強みを見せる一方、内閣不支持層の取りこぼしが目立つ。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50081.html
静岡…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時15分
静岡3区
鈴木望 68 希(お維)元《1》(元)磐田市長(比)
宮沢博行 42 自 前《2》(元)防衛政務官〈公〉(比)
小山展弘 41 無(民)前《2》(元)金融機関職員
宮沢と小山 互角の戦い
 宮沢と小山が互角の戦いのまま、終盤戦に突入した。宮沢は自民支持層の約8割を固め、商工自営業者への浸透でリードする。小山は立憲民主支持層をまとめ、無党派層からも約4割の支持を得る。前静岡県磐田市長の鈴木は希望支持層にも浸透しきれていない。

静岡6区
内田豊 63 共 新 党県委員
勝俣孝明 41 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
渡辺周 55 希(民)前《7》(元)民進党副代表(比)

渡辺と勝俣 予断許さず
 渡辺と勝俣が接戦のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。渡辺は政権批判票の掘り起こしを進め、希望支持層の約9割、立憲民主支持層の7割弱をまとめた。勝俣は自民支持層の約8割、公明支持層の約9割を固めたが、無党派層への浸透で苦戦している。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50083.html
三重…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時05分
三重2区
中川正春 67 無(民)前《7》(元)防災相
川崎二郎 69 自 前《11》(元)厚生労働相〈公〉(比)
中川と川崎 もつれる
 中川と川崎が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。無所属の中川は蓮舫民進党前代表なども応援に駆けつけ、女性の支持を4割強に伸ばした。旧1区が地盤の川崎は公明支持層の7割強を固めた。中川が先行する無党派層の取り込みが課題だ。

4724チバQ:2017/10/20(金) 22:12:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50082.html
愛知…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時10分
愛知1区
吉田統彦 42 立(民)元《1》眼科医師(比)
佐藤夕子 54 希 元《1》(元)名古屋市議(比)
熊田裕通 53 自 前《2》(元)防衛政務官〈公〉(比)
三者横並びの終盤戦
 熊田、吉田、佐藤の競り合いは、三者横並びのまま終盤戦にもつれ込んでいる。熊田は自民支持層の約8割、公明支持層の9割弱をまとめた。吉田は内閣不支持層からの支持を伸ばしている。河村たかし名古屋市長が支援する佐藤は、希望支持層の約9割を固めた。

愛知4区
西田敏子 63 共 新 党地区副委員長
牧義夫 59 希(民)前《5》(元)厚労副大臣(比)
工藤彰三 52 自 前《2》党国交副部会長〈公〉(比)
工藤と牧 互角の戦い
 工藤と牧が互角の戦いを展開している。工藤は自民支持層の約8割を固め、全世代で支持を積み増している。牧は民主党政権で厚生労働副大臣を務めた実績を訴え、希望支持層の約9割をまとめた。無党派層からの支持で工藤を引き離している。

愛知5区
野々部尚昭 47 希 新 (元)稲沢市議(比)
赤松広隆 69 立(民)前《9》(元)衆院副議長(比)
神田憲次 54 自 前《2》税理士〈公〉(比)
赤松を神田が追う
 序盤は赤松が先行していたが、神田が激しく追い上げ、最後まで予断を許さない情勢だ。赤松は立憲民主支持層の9割強を固めたが、政権批判票の積み増しが進んでいない。神田は自民、公明支持層の7割強をまとめたが、無党派層への浸透が課題だ。

愛知7区
山尾志桜里 43 無(民)前《2》(元)民進党役員
鈴木淳司 59 自 前《4》(元)経産副大臣〈公〉(比)
山尾と鈴木 一進一退
 山尾と鈴木が一進一退の攻防を繰り広げている。民進を離党し無所属で出馬した山尾は商工自営業者の支持で鈴木を逆転し、無党派層からの支持でリードする。鈴木は女性の4割へ支持を広げ、主婦層からの支持も山尾を上回った。

愛知8区
長友忠弘 58 共 新 党地区委員長
伴野豊 56 無(民)前《5》(元)国交副大臣
伊藤忠彦 53 自 前《3》環境副大臣〈公〉(比)
伊藤と伴野が横一線
 伊藤と伴野が横一線の激戦を展開している。環境副大臣の伊藤は自民支持層の8割強を固め、年代別でも60歳代を除いて伴野を上回っている。伴野は無党派層の5割弱に浸透しているが、サラリーマンからの支持で伊藤に逆転を許した。

愛知9区
長坂康正 60 自 前《2》復興政務官〈公〉(比)
渡辺裕 37 共 新 党地区常任委員
岡本充功 46 希(民)前《4》(元)厚労政務官(比)
長坂に幅広い支持
 長坂が岡本との競り合いから一歩抜け出した。長坂は自民支持層の9割弱に加え、公明支持層の約8割を固めた。幅広い年齢層から支持を集めている。岡本は希望支持層の9割弱をまとめ、立憲民主支持層からも約6割の支持を得る。無党派層の取り込みが課題だ。

愛知10区
杉本和巳 57 維 元《2》党県代表代行(比)
板倉正文 59 共 新 (元)一宮市議
江崎鉄磨 74 自 前《6》沖縄・北方相〈公〉
安井美沙子 52 希(民)新 (元)参院議員(比)
江崎と安井 もつれる
 江崎と安井が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。沖縄・北方相の江崎は自民支持層の7割強を固めたが、公明支持層は約5割にとどまっている。元参院議員の安井は希望支持層の約7割をまとめたが、無党派層の支持で江崎に後れを取っている。

愛知13区
大西健介 46 希(民)前《3》(元)衆院議員秘書(比)
大見正 59 自 前《2》党文科副部会長(比)
下島良一 71 共 新 (元)碧南市議
大西が接戦抜け出す
 大西が接戦を抜け出し、大見を引き離している。連合愛知の全面的な支援を受ける大西は希望支持層をほぼまとめ、サラリーマンの約5割にも浸透する。小選挙区での議席奪還を目指す大見は自民支持層の8割弱を固めたが、公明支持層は約5割にとどまっている。

愛知15区
根本幸典 52 自 前《2》(元)国交政務官〈公〉(比)
関健一郎 39 希(民)新 (元)NHK記者(比)
野沢康幸 29 共 新 党地区委員
根本全年代でリード
 根本が関との競り合いから一歩抜け出した。根本は9割近くをまとめた自民支持層に加え、公明支持層の7割強を固めた。全ての年代で関をリードし、大票田の豊橋市でも支持を拡大した。関は子育て支援の充実を訴えるが、主婦層の支持でも根本に先行を許している。

4725チバQ:2017/10/20(金) 22:13:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50084.html
滋賀…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 08時00分
滋賀1区
小坂淑子 77 社 新 党県代表(比)
大岡敏孝 45 自 前《2》(元)財務政務官〈公〉(比)
嘉田由紀子 67 無 新 (元)知事
嘉田と大岡 競り合い
 嘉田と大岡が横一線の激しい競り合いを繰り広げ、予断を許さない。知事を務めた嘉田は希望、立憲民主の支持層を順調に固め、無党派層からの支持も5割を超えた。大岡は自民支持層の支持をやや減らし、支持基盤固めに努めている。

滋賀3区
小川泰江 54 希(民)新 (元)守山市議(比)
石堂淳士 43 共 新 党地区委員長
武村展英 45 自 前《2》(元)内閣府政務官〈公〉(比)
武村混戦抜け出す
 武村が序盤の混戦を抜け出し、優位に立っている。武村は自民、公明支持層の9割近くを固め、無党派層からも3割以上の支持を集めている。小川は女性からの支持が急速に落ち込み、全ての年代で伸び悩んでいる。政権批判票の掘り起こしで巻き返しを図る。

滋賀4区
西沢耕一 39 共 新 党県委員
小寺裕雄 57 自 新 (元)県議〈公〉(比)
徳永久志 54 希(民)新 (元)参院議員(比)
小寺 優位に傾く
 小寺が優位な情勢になりつつあり、徳永が激しく追い上げる。小寺は与党の政権担当能力をアピールし、自民支持層の9割近くを固め、無党派層にも浸透を図る。元参院議員の徳永は、希望支持層の8割以上を固めたが、思うように支持拡大が進んでいない。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50085.html
京都…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時55分
京都1区
伊吹文明 79 自 前《11》(元)衆院議長〈公〉
穀田恵二 70 共 前《8》党国対委員長(比)
嶋村聖子 40 希 新 アナウンサー(比)
伊吹が一歩抜け出す
 伊吹が穀田との競り合いから一歩抜け出した。商工団体など強力な支援組織を持つ伊吹は自民、公明支持層をほぼ固めきった。穀田は立憲民主支持層からの支持が4割台に落ち込むなど、政権批判票をまとめきれていない。無党派層の支持拡大で巻き返しを図る。

京都3区

泉健太 43 希(民)前《6》(元)内閣府政務官(比)
金森亨 61 共 新 党府書記長
森夏枝 36 維 新 党府女性局長(比)
木村弥生 52 自 前《1》党女性局次長〈公〉(比)
小田切新一郎 71 無 新 (元)府立医大職員
泉と木村が互角
 泉と木村が接戦の色合いを深め、予断を許さない情勢となっている。泉は希望支持層に加え、立憲民主支持層の5割強、無党派層の4割近くに浸透する。木村は公明支持層からの支持を9割近くに伸ばしたが、自民支持層をまとめきれていない。

京都4区

吉田幸一 43 共 新 党府委員
北神圭朗 50 希(民)前《3》(元)首相補佐官(比)
縁田有紀 27 諸 新 幸福実現党員
田中英之 47 自 前《2》党副幹事長〈公〉(比)
田中と北神が伯仲
 田中と北神が接戦のまま、終盤にもつれ込んでいる。田中は自民支持層に加え、公明支持層の支持も約8割に広げた。商工自営業者や主婦層への浸透が目立つ。北神は希望支持層の約9割、立憲民主支持層の約6割をまとめた。無党派層でも優位に立つ。

京都6区
山井和則 55 希(民)前《6》(元)厚労政務官(比)
上條亮一 31 共 新 党府委員
安藤裕 52 自 前《2》党府副会長〈公〉(比)
安藤・山井が互角
 安藤と山井が横並びのまま、最後まで予断を許さない情勢だ。安藤は公明支持層の7割以上を固め、2割弱にとどまる無党派層への支持拡大に注力する。無党派層の約4割を固める山井は希望支持層をほぼまとめきった。商工自営業者などへの浸透が課題だ。

4726チバQ:2017/10/20(金) 22:15:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50086.html
大阪…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時50分
大阪1区
井上英孝 45 維(維党)前《2》党組織局長(比)
大西宏幸 50 自 前《1》(元)大阪市議〈公〉(比)
小泉修平 70 諸 新 政治団体代表 
村上賀厚 58 立(民)新 経営相談業(比)
柴山昇 63 共 新 党府委員
大西と井上が接戦
 大西と井上が接戦のまま、終盤戦に突入した。大西は自民支持層の7割、公明支持層の7割弱を固め、それぞれ序盤から積み増した。井上は維新支持層を固め、無党派層の2割強の支持を得るが、サラリーマンの支持を落とすなど伸び悩んでいる。

大阪4区
中山泰秀 47 自 前《4》(元)外務副大臣〈公〉(比)
清水忠史 49 共 前《1》党准中央委員(比)
美延映夫 56 維 新 (元)大阪市会議長(比)
中山と美延 予断許さず
 中山と美延が互角のまま終盤にもつれ込み、最後まで予断を許さない情勢だ。中山は自民支持層の8割弱、公明支持層の9割弱をまとめた。女性の支持も伸ばしている。美延は維新支持層の9割近くを固め、無党派層の支持でも中山をリードしている。

大阪9区
服部良一 67 社 元《1》党常任幹事〈立〉(比)
足立康史 52 維(維党)前《2》(元)経産省職員(比)
原田憲治 69 自 前《3》(元)総務副大臣〈公〉(比)
原田と足立 横並び
 原田と足立が横並びのまま終盤に入り、予断を許さない情勢となっている。原田は自民支持層の8割弱、公明支持層の6割弱を固めた。女性やサラリーマンの支持でもリードする。足立は維新支持層を固め終え、無党派層や内閣不支持層の取り込みを図っている。

大阪10区
辻元清美 57 立(民)前《6》党政調会長(比)
大隈和英 48 自 前《1》外科医師〈公〉(比)
松浪健太 46 維(維党)前《5》(元)厚労政務官(比)
辻元・大隈・松浪 混戦
 辻元、大隈、松浪が混戦のまま、終盤に突入した。辻元は立憲民主支持層の9割を固め、無党派層の4割弱にも浸透する。大隈は自民、公明支持層の6割弱をまとめ、さらなる積み上げを目指す。松浪は維新支持層の8割以上をまとめ、自民支持層の取り込みを狙う。

大阪11区
平野博文 68 無(民)前《6》(元)官房長官
伊東信久 53 維(維党)前《2》党国際局長(比)
佐藤ゆかり 56 自 前《2》(元)経産政務官〈公〉(比)
平野・佐藤が横一線
 平野、佐藤が横一線の戦いで、伊東が激しく追い上げる。平野は共産、立憲民主支持層の8割前後を固め、60歳以上の支持で引き離す。佐藤は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめた。伊東は維新支持層の8割近くを固めたが、若年層の支持で伸び悩む。

4727チバQ:2017/10/20(金) 22:15:55
大阪12区
藤田文武 36 維 新 施設運営会社長(比)
松尾正利 58 共 新 党地区委員長
北川知克 65 自 前《5》(元)環境副大臣(比)
北川・藤田が接戦
 北川と藤田が接戦のまま、終盤に入った。北川は自民支持層の8割以上、公明支持層の8割弱をまとめ、世代や職業を問わず幅広く支持を集める。藤田は維新支持層の9割、希望支持層の5割を固め、無党派層や後れを取る若年層への支持拡大を目指す。

大阪13区
西野弘一 48 無(次)元《1》(元)府議
宗清皇一 47 自 前《1》党府副会長〈公〉(比)
長岡嘉一 48 共 新 (元)東大阪市議
青野剛暁 43 維 新 (元)府議(比)
姜英紀 45 立(民)新 (元)NHK職員(比)
宗清が一歩抜け出す
 宗清が大阪府議時代から選挙で争ってきた青野を引き離し、一歩抜け出した。宗清は自民支持層の7割強、公明支持層も6割以上をまとめ、全ての年代に浸透している。青野は維新支持層の7割超から支持を得るが、政権批判票をまとめきれていない。

大阪14区
小松久 60 共 新 (元)府議
谷畑孝 70 維(維党)前《7》(元)厚労副大臣(比)
長尾敬 54 自 前《2》(元)衆外務委理事(比)
谷畑・長尾 しのぎ削る
 谷畑と長尾が互角のまま、終盤に入った。長尾に2連勝中の谷畑は維新支持層の8割以上、立憲民主支持層の3割弱をまとめた。若年層の支持拡大を図る。長尾は自民支持層の支持を7割弱、公明支持層の支持を7割まで積み増し、専業主婦や学生にも浸透している。

大阪15区
竹本直一 76 自 前《7》(元)財務副大臣〈公〉
為仁史 68 共 新 党地区委員
浦野靖人 44 維(維党)前《2》(元)府議(比)
浦野と竹本が死闘
 浦野と竹本が横一線のまま、激しいデッドヒートを繰り広げている。浦野は維新支持層をほぼ固め、50歳代やサラリーマンの支持で上回る。竹本は自民、公明支持層のそれぞれ7割以上をまとめ、10、20歳代や商工自営業者の支持で浦野を引き離している。

大阪17区
岡下昌平 42 自 前《1》党青年局次長〈公〉(比)
馬場伸幸 52 維(維党)前《2》党幹事長(比)
藤本幸子 42 共 新 党地区常任委員 
馬場と岡下が互角の激戦
 馬場と岡下が互角の激しい戦い。馬場は維新支持層の9割を固め、希望支持層の8割、公明支持層の2割強からも支持を得る。岡下は自民支持層の支持が6割強、公明支持層の支持が5割強にとどまるが、立憲民主支持層や無党派層の支持では馬場を上回っている。

大阪18区
遠藤敬 49 維(維党)前《2》党国対委員長(比)
矢野忠重 67 共 新 党地区副委員長
神谷昇 68 自 前《1》(元)泉大津市長〈公〉(比)
遠藤と神谷が競る
 遠藤と神谷が横一線のまま、最後まで予断を許さない情勢だ。遠藤は維新支持層の8割以上をまとめ、内閣不支持層の4割強を固めた。神谷は自民、公明支持層のそれぞれ7割以上を固めた。30歳代や商工自営業者の支持で遠藤を上回るが、無党派層では伸び悩む。

大阪19区
谷川とむ 41 自 前《1》党青年局次長〈公〉(比)
丸山穂高 33 維(維党)前《2》党国会政調役員(比)
北村みき 51 共 新 (元)中学校教諭
丸山・谷川横並び接戦
 優勢だった丸山を谷川が激しく追い上げ、横並びの接戦となっている。丸山は維新支持層の一部を切り崩されたが、立憲民主支持層の支持を4割に伸ばした。谷川は若年層を中心に浸透を図っている。6割超にとどまる自民、公明支持層の取り込みが課題だ。

4728チバQ:2017/10/20(金) 22:16:46
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50087.html
兵庫…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時45分
兵庫1区
力重智之 39 共 新 党県常任委員
梅村聡 42 維 新 (元)参院議員(比)
盛山正仁 63 自 前《3》(元)法務副大臣〈公〉(比)
井坂信彦 43 希(民)前《2》(元)神戸市議(比)
盛山と井坂 接戦
 盛山と井坂が接戦の色合いを深め、それぞれ自民、希望の党首が応援に入るなど火花を散らす。盛山は自民支持層を7割まで固め、公明支持層にも着実に浸透している。井坂は希望支持層を9割近くまで固めたほか、共産支持層の一部にも食い込んだ。

兵庫6区
幾村奈応子 37 希 新 (元)衆院議員秘書(比)
桜井周 47 立(民)新 (元)伊丹市議(比)
市村浩一郎 53 維 元《3》(元)国交政務官(比)
大串正樹 51 自 前《2》経済産業政務官〈公〉(比)
大串・桜井 依然横並び
 大串と桜井が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。大串は経済産業政務官の実績や政権の継続を強調し、幅広い世代から満遍なく支持を集める。桜井は立憲民主支持層の9割と共産支持層の約半数を取り込んだ。無党派層からの支持は約3割に伸ばした。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50088.html
奈良…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時40分
奈良1区
井上良子 53 共 新 党県常任委員(比)
小林茂樹 53 自 元《1》(元)県議(比)
吉野忠男 58 維 新 大阪経済大教授(比)
馬淵澄夫 57 希(民)前《5》(元)国土交通相(比)
小林と馬淵譲らず
 小林と馬淵が横一線に並び、一進一退の戦いを続けている。小林は自民、公明支持層の約7割を固めたが、無党派層からの支持に広がりを欠く。馬淵は、希望の8割近くを固めたほか、無党派層の約3割から支持を得ているが、序盤ほどの勢いはない。

4729チバQ:2017/10/20(金) 22:18:01
岡山4ってホントか!?
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50090.html
岡山…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 07時20分
岡山2区
山下貴司 52 自 前《2》法務政務官〈公〉(比)
垣内京美 51 共 新 党准中央委員(比)
田部雄治 41 諸 新 幸福実現党員
津村啓介 45 希(民)前《5》(元)内閣府政務官(比)
先行の山下 津村と接戦
 先行していた山下が津村に追い上げられ、接戦となっている。山下は派閥会長の石破茂・元党幹事長も応援に駆けつけ、自民、公明の両支持層の9割前後を固めた。津村は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の6割にも浸透し、無党派層でも伸びている。

岡山3区
尾崎宏子 61 共 新 党県委員
内山晃 63 希 元《3》(元)総務政務官(比)
平沼正二郎 37 無 新 IT会社役員
阿部俊子 58 無 前《4》(元)農水副大臣〈自〉
平沼・阿部「自民票」二分
 ともに自民党系で無所属の平沼と阿部が、互角の激しい戦いを繰り広げている。それぞれ自民支持層の半数近くを固め、ほぼ二分した。公明支持層や無党派層では平沼がややリードする一方、阿部は立憲民主支持層で優位に立つなど、互いに一歩も譲らない状況だ。

岡山4区
橋本岳 43 自 前《3》(元)厚労副大臣〈公〉(比)
柚木道義 45 希(民)前《4》(元)財務政務官(比)
平林明成 62 共 新 党地区委員
橋本と柚木 伯仲
 橋本と柚木が接戦のまま、終盤にもつれ込んだ。橋本は厚生労働副大臣の実績を強調。自民、公明支持層を着実に固め、ともに8割超まで浸透した。柚木は序盤で固めた希望支持層の9割近く、無党派層の約4割の支持を維持し、さらに上積みを図る。


http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50092.html
広島…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 07時15分
広島6区
小島敏文 67 自 前《2》党部会長代理〈公〉(比)
寺田明充 66 共 新 党県地区委員
佐藤公治 58 希(由)元《2》(元)参院議員(比)
佐藤・小島なお激戦
 佐藤と小島が接戦の色合いを深めている。佐藤は、今回不出馬で引退した亀井静香・元金融相の支援を得たほか、希望支持層の約9割、立憲民主支持層の7割近くを固めた。小島は自民支持層の7割以上を押さえており、劣勢の無党派層でじわりと支持を広げている。

4730チバQ:2017/10/20(金) 22:19:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50093.html
香川…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 07時00分
香川1区
小川淳也 46 希(民)前《4》(元)総務政務官(比)
平井卓也 59 自 前《6》(元)国交副大臣〈公〉(比)
小川と平井 接戦続く
 小川と平井が接戦のまま終盤にもつれ込んだ。小川は希望の小池代表の「排除の論理」発言を批判して独自色を強調し、立憲民主支持層の8割、無党派層の4割を取り込んだ。平井は党幹部や閣僚の応援を得ているが、自民支持層からの支持が8割に届いていない。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50094.html
愛媛…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時55分
愛媛3区
白石寛樹 29 自 新 (元)衆院議員秘書〈公〉(比)
国田睦 65 共 新 党地区常任委員
森田浩二 57 諸 新 幸福実現党員
白石洋一 54 希(民)元《1》(元)民進党県役員(比)
白石洋・白石寛 競る
 白石洋と白石寛が接戦のまま、終盤にもつれ込んだ。白石洋は希望支持層の9割、立憲民主の約5割を固めたほか、自民支持層の2割、公明支持層の3割近くにも食い込んだ。白石寛は父が所属した党麻生派幹部の支援も受け、自民支持層の7割を固めた。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50095.html
高知衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時50分
高知2区
広田一 49 無(民)新 (元)参院議員
山本有二 65 自 前《9》(元)農相〈公〉(比)


広田と山本 横一線
 広田と山本が横一線に並んだまま、終盤戦を迎えた。広田は希望、共産、立憲民主の支持層を手堅くまとめ、政権批判票の受け皿となっている。無党派層でも勢いがある。山本は自民、公明支持層の7割超を固めているが、無党派層への広がりを欠いている。

4731チバQ:2017/10/20(金) 22:21:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50096.html
福岡…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時45分
福岡2区
鬼木誠 45 自 前《2》(元)環境政務官〈公〉(比)
稲富修二 47 希(民)元《1》(元)商社社員(比)
松尾律子 45 共 新 党地区常任委員
稲富・鬼木 互角の戦い
 稲富と鬼木が互角のまま、終盤にもつれ込んだ。稲富は小池代表の応援も受けて希望や立憲民主の支持層の7割超を押さえており、無党派層では5割まで支持を伸ばした。鬼木は環境政務官の経験などをアピールし、自民、公明支持層の約7割を固めている。

福岡10区
田村貴昭 56 共 前《1》(元)北九州市議(比)
山本幸三 69 自 前《7》(元)地方創生相〈公〉(比)
城井崇 44 希(民)元《2》(元)文科政務官(比)
山本に城井 追いつく
 一歩リードしていた山本を城井が追い上げ、横一線に並んだ。山本は地方創生相の実績を掲げ、自民支持層への浸透は8割に迫った。無党派層での支持伸び悩みが課題だ。城井は希望支持層の9割近くからの支持を確保し、無党派層は約3割に浸透した。


http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50097.html
佐賀…衆院選2017佐賀
2017年10月20日 06時40分
佐賀1区
岩田和親 44 自 前《2》党青年局次長〈公〉(比)
中島徹 43 諸 新 幸福実現党員
原口一博 58 無(民)前《7》(元)総務相
原口を岩田猛追
 序盤でリードしていた原口を、岩田が激しく追い上げる。希望の公認を辞退し無所属で戦う原口が、希望支持層の8割、立憲民主支持層の8割強の支持を得る。岩田は自民党幹部が頻繁に応援に入り、自民支持層の7割強をまとめたが、無党派層への広がりに欠ける。

佐賀2区
大森斉 62 共 新 (元)北茂安町議
大串博志 52 希(民)前《4》(元)民進党役員(比)
古川康 59 自 前《1》(元)知事〈公〉(比)
大串・古川予断許さず
 大串と古川がさらに競り合い、最後まで予断を許さない情勢だ。大串は希望支持層の8割強を固め、立憲民主支持層の7割強の支持を得ている。無党派層も半数を取り込んだ。古川は、女性や農林水産業者に支持を広げているが、公明支持層の支持が6割にとどまる。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50098.html
長崎…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時35分
長崎1区
冨岡勉 69 自 前《3》(元)文科副大臣〈公〉(比)
西岡秀子 53 希(民)新 (元)参院議員秘書(比)
牧山隆 60 共 新 (元)長崎市議
西岡・冨岡 激しく競る
 西岡と冨岡が依然、激しく競っている。西岡は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の7割、無党派層の4割も取り込んだ。冨岡は、自民支持層の8割をまとめ、農林水産業者や商工自営業者に浸透するが、無党派層への広がりを欠いている。

長崎4区
北村誠吾 70 自 前《6》(元)防衛副大臣〈公〉(比)
宮島大典 54 希(民)元《2》(元)防衛政務官(比)
石川悟 65 共 新 党県常任委員
北村と宮島 優劣つかず
 北村と宮島が横並びのまま、終盤にもつれ込んでいる。北村は農林水産業者や商工自営業者の支持でリードし、自民支持層の8割強をまとめた。希望支持層の9割を固める宮島は、無党派層の取り込みに力を入れるが、支持は3割強にとどまっている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50099.html
熊本…衆院選2017終盤情勢調査
2017年10月20日 06時30分
熊本1区
木原稔 48 自 前《3》財務副大臣(比)
松野頼久 57 希(民)前《6》(元)官房副長官(比)
木原を松野追い上げ
 序盤で先行していた木原を松野が追い上げ、予断を許さない情勢だ。木原は幅広い年代の支持を集め、自民支持層の8割強を固めるが、公明支持層では広がりを欠く。松野は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の7割から支持を得る。公明支持層も半数を取り込んだ。

4732チバQ:2017/10/20(金) 22:23:20
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50089.html
大分…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 06時25分
大分1区
吉良州司 59 希(民)前《4》(元)外務副大臣(比)
小手川恵 61 共 新 (元)大分市議
穴見陽一 48 自 前《2》党国際局次長〈公〉(比)
吉良と穴見 横一線
 吉良と穴見が、横一線のまま終盤にもつれ込んだ。連合の支援を得る吉良は希望支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の過半数から支持を得る。穴見は自民支持層の7割強、公明支持層の8割強をまとめるが、無党派層では広がりを欠いている。

大分2区
吉川元 51 社 前《2》党副幹事長〈立〉(比)
上田敦子 50 諸 新 幸福実現党員
衛藤征士郎 76 自 前《11》(元)衆院副議長〈公〉
衛藤と吉川 互角
 衛藤と吉川が、横一線のまま終盤にもつれ込んでいる。12選を目指す衛藤は、自民、公明支持層の8割以上を固め、希望支持層からも一定の支持を得ている。吉川は社民支持層の8割超、立憲民主支持層の7割をまとめた。無党派層の取り込みを急ぐ。

大分3区
岩屋毅 60 自 前《7》(元)外務副大臣〈公〉(比)
横光克彦 73 立(民)元《6》(元)環境副大臣(比)
岩屋に横光迫る
 序盤でリードしていた岩屋を横光が激しく追い上げ、予断を許さない情勢となっている。岩屋は、自民支持層の8割強、公明支持層の9割を固めた。横光は立憲民主支持層の9割をまとめ、社民支持層の9割の支持も得た。無党派層の支持で岩屋をリードする。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50076.html
鹿児島…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 06時15分
鹿児島1区
川内博史 55 立(民)元《5》(元)衆国交委員長(比)
宮崎一博 57 無 新 税理士
山之内毅 35 維(維党)元《1》党県代表(比)
保岡宏武 44 自 新 (元)衆院議員秘書〈公〉
保岡と川内 一進一退
 保岡と川内が一進一退の攻防を展開している。公示直前に出馬が決まった保岡は、60歳以上の高齢者に浸透している。自民支持層の7割を固め、票の積み上げを目指す。川内は立憲民主支持層の8割をまとめたほか、内閣不支持層の支持も広げている。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/feature/20171019-OYT8T50073.html
沖縄…衆院選2017 終盤情勢調査
2017年10月20日 06時10分
沖縄1区
国場幸之助 44 自 前《2》党副幹事長〈公〉(比)
赤嶺政賢 69 共 前《6》党幹部会委員(比)
下地幹郎 56 維(維党)前《5》(元)郵政改革相〈希〉(比)
下地玲子 59 諸 新 幸福実現党員
赤嶺が一歩抜け出す
 赤嶺が国場との競り合いから一歩抜け出した。赤嶺は共産支持層を手堅くまとめ、立憲民主、社民支持層にも食い込んでいる。国場は自民支持層の7割強、公明支持層の6割近くを固め、商工自営業者にも浸透するが、無党派層への支持拡大で苦戦している。

沖縄4区
富川泰全 38 諸 新 幸福実現党員
仲里利信 80 無 前《1》(元)県会議長
西銘恒三郎 63 自 前《4》経済産業副大臣〈公〉(比)
仲里・西銘接戦色濃く
 仲里と西銘が接戦の色合いを深め、予断を許さない情勢だ。翁長雄志知事の支援を受ける仲里は、共産、立憲民主、社民支持層の9割前後、無党派層の6割の支持を得た。西銘は、自民、公明支持層の8割強をまとめ、30歳代以下の支持でリードしている。

4733チバQ:2017/10/20(金) 22:26:03
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_news/article/367124/
共産と社民、埋没感 立憲民主の勢いに押され
2017年10月20日 06時00分

 3極の対決構図となった衆院選で、「共産党・立憲民主党・社民党」は九州でも共闘や協力を進めているが、新党の立憲民主が勢いを増す中、共産、社民が苦戦している。「野党共闘」をリードし、小選挙区での候補擁立取りやめにも踏み切った共産は、運動量の減少を招く事態に。比例九州ブロックでの議席死守が至上命令の社民の関係者からは「うちから立憲民主に票が流れては元も子もない」と嘆き節も漏れる。

 「比例代表は共産党への投票を、まず初めに心から訴えさせていただきます」。17日、福岡市早良区のスーパー前で、公示直前に福岡3区からの立候補を取りやめた山口湧人氏が、選挙カーの上でマイクを握った。出馬取り下げは、同区で競合していた民進出身の元職が立憲民主入りを決めたための党の決断だった。

 選挙区の候補ではないため、県内で1台使える党の車をフル活用。同区内を重点的に1日20カ所以上で街頭演説を繰り返している。

 共産は前回2014年の衆院選で、九州の全小選挙区に候補者を擁立したのが功を奏し、比例九州では2議席を獲得した。今回は「アベ政治を許さない」を旗印に野党勢力結集を呼び掛けてきたが、第1党の民進党が「分裂」。それでも立憲民主が候補者を立てた選挙区を中心に、九州31のうち8選挙区で公認候補の擁立を取りやめた。

 ただ候補者減は運動量に直結する。前回と比べて九州では8人分の選挙カーが使えないだけでなく、例えば福岡3区だけでも5万5千枚分の法定はがき(政党分も含む)が出せない。もちろん850カ所の小選挙区用掲示板にポスターも張れず、福岡県内の共産関係者は「比例2議席維持は相当ハードルが高い」と危機感を募らす。

 九州7県で最も社民党の地盤がある大分県では、県連合が大分3区で立憲民主元職を全面支援しながらも、比例票の行方には神経をとがらせる。

 16日、元職の応援に訪れた立憲民主の福山哲郎幹事長に対し、県連合の幹部は人を介してこう伝えた。「選挙をやっているのは実質、社民やからな」。福山氏は意をくんだのか、演説で「比例も立憲民主」とは言わなかった。19日に応援に来た枝野幸男代表も、比例への言及はなかった。元職の陣営には社民支持者から「選挙カーであまり立憲民主と叫ばないで」と悲痛な声も届いているという。

 社民は前回、全国でも沖縄の小選挙区で1議席と比例九州での1議席獲得のみ。福岡県連合幹部は語る。「九州で社民の灯を守れるかどうか。背水の陣です」

=2017/10/20付 西日本新聞朝刊=

4734チバQ:2017/10/21(土) 09:35:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00033057-nksports-soci
土菅戦争ファイナル 菅元首相「いいことがあった」
10/21(土) 8:56配信 日刊スポーツ
土菅戦争ファイナル 菅元首相「いいことがあった」
ビールケースの上で支持を訴える立憲民主党の菅氏(撮影・中山知子)
<アベ政治YES?NO? 激戦!!2017秋の陣>

 「土菅(どかん)戦争」の“最終決戦”だ。自民党の土屋正忠氏(75)と、立憲民主党の菅直人元首相(71)が激突する東京18区。2人は長年のライバルだが、国政選挙では過去4度対戦し、2勝2敗のイーブン。今回、比例重複できずに小選挙区一本の土屋氏と、前回14年の選挙で全475議席中、最後の475番目にようやく比例復活で議席を得た菅氏は、ともに「崖っぷち」。勝ち越しとメンツをかけた激戦だ。

 土屋、菅氏は、長年のライバルだ。武蔵野市長から05年に国政転身した土屋氏と、同地盤で当選12回を数えるベテラン菅氏。頭文字から「土菅戦争」と呼ばれる戦いは、過去4度の衆院選で2勝2敗(小選挙区)。今回は、メンツとともに勝ち越しもかかる。

 菅氏は20日、武蔵野市の駅前で演説した。「総理も経験し、すべてうまくいったとは思わないが、精いっぱいやってきた。枝野代表が立ち上げた立憲民主党を下支えする役回りをさせてほしい」と主張。「小選挙区で勝たせてほしい」「小選挙区で」と繰り返した。

 菅氏は前回、土屋氏に約1万6000票の差をつけられて小選挙区で敗北。比例でもなかなか議席が確定せず、議席確定は投開票日の翌朝。最後の475議席目に滑り込んだ。総理経験者らしくない結果に「究極の比例復活」といわれたが、菅氏は、「公示前にいいことがあった」と話す。

 1つは立憲民主党への期待。三権の長経験者として早々に希望の党の「排除」対象となったが、エダノン人気で、枝野氏との遊説には数千人が集まった。また、今月1日の武蔵野市長選で、自身が推す松下玲子氏が自民候補にダブルスコアで初当選。菅氏は「松下氏に投票した人が私に投票してくだされば、小選挙区で勝てる」と強調。「立憲民主党はそう遠くなく、自民党に対抗できる2大政党になれる」と、自民&土屋氏への対決姿勢を強調した。

 一方の土屋氏。今回は、党の73歳定年制の内規で比例重複ができず、小選挙区一本の戦い。比例重複の菅氏より厳しく、小選挙区で負ければ落選だ。陣営も「厳しさを肌で感じる」と漏らす。土屋氏の売りは、豊富な行政経験。遊説では「衆参700人の国会議員で、私が最も地方自治を知っている」と述べ、安倍政権の北朝鮮情勢対応を挙げ「方針さえ決まっていない党が、現局面で働けるわけない」と、菅氏をけん制した。ともに負ければ、政治生命を左右する崖っぷち。激戦は最終盤まで続く。【中山知子】

4735チバQ:2017/10/21(土) 09:37:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00000019-asahi-pol
連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
10/21(土) 8:07配信 朝日新聞デジタル
連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
主要産別の主な支持傾向
 野党第1党の民進党が衆院選で分裂したことを受け、同党最大の支援組織の連合が「またさき状態」に陥っている。組織内候補を擁立する参院選が2年後に控えるなか、同党に残る参院議員や無所属の衆院前職らは野党再々編を見すえて動き出した。


 「もう少したってからでないと、本当のところは評価しづらい」。連合の神津里季生(こうづりきお)会長は19日の記者会見で、民進党を事実上、解党して希望の党に合流する方針を決めた前原誠司代表の判断に対して、苦しい胸の内を吐露した。

 日本最大の労働組合の中央組織である連合には、企業ごとの労組が集まった産業別組織(産別)が49あるが、民進が希望と立憲民主党、無所属に3分裂した今回衆院選では、各産別の組織内候補の立候補先によってどの党、候補者を支援するか対応が割れている。

 旧同盟系の自動車総連などは希望の候補者の、旧総評系の自治労や運輸労連、私鉄総連は立憲の候補者の支援に力を入れる。組織内候補が2党に分かれた情報労連は、地域ブロックごとに投票先を変えることを余儀なくされている。

 連合内では当初、希望への合流を支持する声が主流だった。共産党と距離を置く前原氏の姿勢が従来方針と通じ合い、神津氏自身が民進と希望の合流構想に関与した経緯もあった。しかし、報道各社の衆院選情勢調査で希望の伸び悩みと立憲の躍進ぶりが伝えられるなか、選挙後の対応が難しくなっている。

 希望と立憲の議席差は、それぞれを推す産別の発言力にも影響を与えかねない。現場では激しい選挙運動が展開されており、「組合員の気持ちを考えたら、選挙が終わってノーサイドとはいかない」(産別労組幹部)との声も出ている。連合幹部の一人は「先がまったく見えない。極めて悩ましい」とこぼす。

4736チバQ:2017/10/21(土) 09:37:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00000005-san-l35
【衆院選】自民王国・山口、緩みを警戒 河村氏「次も任せてほしい」
10/21(土) 7:55配信 産経新聞
 衆院選で全国的に勢いを保つ自民党は、終盤での緩みの引き締めに躍起になっている。安倍晋三首相(63)や河村建夫元官房長官(74)ら大物議員を抱える山口県内でも、自民党や陣営は、緩まないように気を張る。

 1区の自民新人、高村正大氏(46)は、父で党副総裁の正彦氏(75)の地盤を引き継ぎ、有利に戦いを進める。陣営幹部は「『高村正彦』と書かれた無効票が出ないようにしないといけない」と警戒する。

 2区の自民前職、岸信夫氏(58)も、選挙区を丹念に回って他候補を引き離す。外務副大臣など要職を務めた経験を踏まえ、政策を地道に訴える戦術だ。

 3区では、自民前職の河村氏が、実質的な野党統一候補といえる立憲民主党新人の坂本史子氏(62)と一騎打ちの勝負を繰り広げる。河村氏は他の自民候補の応援に全国を駆け回り、地元にはほとんど戻れない。代わって長男の建一氏(41)が選挙区内を回る。名代について陣営幹部は「もう、慣れたものです」と語る。

 河村氏本人も「体調に問題なく、まだまだ引退など考えていない。ぜひ、次も私に任せてほしい」と支持を訴える。

 坂本氏は党を前面に出し、幹事長の福山哲郎氏(55)が応援に入るなど、追い上げをはかる。

 4区は県内で最も多い5人が立候補した。安倍首相に4人が挑む構図だが、首相優位は揺らがない。ただ、「10万票が目標」とする安倍陣営は、緩みを警戒する。

4737チバQ:2017/10/21(土) 09:39:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171020-00000293-sph-soci
小池百合子代表が“落選危機”の若狭勝氏を決死の援護射撃
10/21(土) 7:03配信 スポーツ報知
小池百合子代表が“落選危機”の若狭勝氏を決死の援護射撃
雨の中、東京・錦糸町駅前で前原誠司民進党代表(右)と演説する小池百合子氏
 希望の党の小池百合子代表(65)が、21日の衆院選ラスト演説としてチョイスしたのは、自身の元地盤でもある東京10区のJR池袋駅前だった。

【写真】21日は小池氏の“おひざ元”池袋入りする予定の小泉進次郎氏

 同区からは各社調査で落選危機が伝えられている最側近・若狭勝氏(60)が出馬。失敗が許されない選挙区での緊急事態に、自ら決死の援護射撃を行う。小池氏は今回の選挙戦で都内でも足を踏み入れていない選挙区もあるなか、池袋演説はなんと3度目。党関係者は「演説場所の理由についてはお答えできません」としているが、過保護状態とも言える手厚さで落選阻止へ躍起になっている。

 若狭氏が現在使用する選挙事務所は、昨年7月の都知事選でブームを起こした小池氏が使った事務所と全く同じ場所。もし落選なら希望の党失敗の象徴とされてしまう可能性がある。池袋は小池氏が勝利した昨年の都知事選、今年の都議選でも最後のアピールを行った場所で、「験担ぎ」の意味もありそうだ。

 この日、小池氏は札幌市などで演説し「自民党が勝てば安倍1強が続き、問題がチャラになる」と熱弁を振るった。崖っ縁の危機的状況を、自身の力ではね返せるのか注目だ。

 ラスト演説のあと、21日夜の飛行機で都の公務のためフランス出張に向かう。翌22日の投開票日は、パリでテレビ各局の生中継や現地への同行記者団の会見に応じる。

 ◆東京10区(豊島区、練馬区、新宿区、中野区の各一部)
 若狭勝60 希前《2》
 鈴木庸介41 立新
 鈴木隼人40 自前《1》
 岸良信62 共新
 吉井利光35 諸新
 小山徹42 無新

 【注】届け出順。《》数字は当選回数

4738チバQ:2017/10/21(土) 09:41:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710210018.html
【衆院選】維新「大阪の陣」自民と15選挙区で激突 希望との連携、吉か凶か
08:19産経新聞

【衆院選】維新「大阪の陣」自民と15選挙区で激突 希望との連携、吉か凶か
(産経新聞)
 衆院選で、日本維新の会の本拠地・大阪では、維新と希望の党が選挙区の候補者をすみ分け、全19選挙区のうち15選挙区で自民党との激戦を展開している。平成24年の前々回の衆院選では維新が12議席を得たが、前回の26年衆院選は自民が巻き返し、9議席を獲得した。今回はどちらに軍配が上がるのか、そして希望と維新の連携はどのような影響をもたらすか、注目が集まる。

 「大阪で維新の灯が消えると、(改革が)元に戻ってしまう。国会で影響力を持たせてほしい」。

 維新の松井一郎代表(大阪府知事)は18日夕、大阪市都島区のJR京橋駅前で帰宅を急ぐ会社員や学生らに訴えた。現地は自民前職と維新新人がしのぎを削る大阪4区。終了後、松井氏は「自民党一色と言われ、危機感はある」と話した。党の顔として各地で遊説したが、最終盤は大阪でてこ入れを図る方針で、20日は終日大阪府内を奔走した。

 維新の礎を築いた橋下徹氏が引退し、松井代表で戦う初の衆院選となった今回。維新は希望と「戦略的互恵関係」を結び、東京、大阪の選挙区への擁立を互いに見送ったが、それ以外の選挙区や比例代表では激しくぶつかっており、比例票の行方は不透明だ。

 対する自民も、大阪4区を当落線上にある重点区に指定。16日には安倍晋三首相が応援に入り、JR大阪駅前(北区)で応援演説に立った。

 自民府連の選対本部幹部は、「大阪では府知事と大阪市長を押さえており、まだまだ維新が強い。全国の中でも厳しい選挙区が多いからこそ、総理も応援に来てくれた」と話し、決して楽観はしていない。

 府内の選挙区に前職4人を擁立した公明党の府本部幹部は「大阪の有権者は『新しい物好き』な面がある。希望も一定の比例票を確保するかもしれない」と警戒感をあらわにする。15日には山口那津男代表が堺市内などでマイクを握り、自公政権の継続をアピールした。

 他党も中盤以降、党幹部らが相次いで大阪入りした。13人の候補を立てた共産党も同日、志位和夫委員長が南海難波駅前で応援演説をした。府内8選挙区に候補者を擁立した立民は20日、「大阪最終大作戦」と銘打ち、枝野幸男代表が大阪入り。候補者らとともに「1議席でも小選挙区でひっくり返し、大きな一歩とするために一緒に戦ってほしい」と訴えた。

4739チバQ:2017/10/21(土) 09:42:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBM4WW4KBMUTFK01L.html
連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
08:07朝日新聞

連合、衆院選「またさき」状態 産別が選挙区ごとに判断
主要産別の主な支持傾向
(朝日新聞)
 野党第1党の民進党が衆院選で分裂したことを受け、同党最大の支援組織の連合が「またさき状態」に陥っている。組織内候補を擁立する参院選が2年後に控えるなか、同党に残る参院議員や無所属の衆院前職らは野党再々編を見すえて動き出した。

 「もう少したってからでないと、本当のところは評価しづらい」。連合の神津里季生(こうづりきお)会長は19日の記者会見で、民進党を事実上、解党して希望の党に合流する方針を決めた前原誠司代表の判断に対して、苦しい胸の内を吐露した。

 日本最大の労働組合の中央組織である連合には、企業ごとの労組が集まった産業別組織(産別)が49あるが、民進が希望と立憲民主党、無所属に3分裂した今回衆院選では、各産別の組織内候補の立候補先によってどの党、候補者を支援するか対応が割れている。

 旧同盟系の自動車総連などは希望の候補者の、旧総評系の自治労や運輸労連、私鉄総連は立憲の候補者の支援に力を入れる。組織内候補が2党に分かれた情報労連は、地域ブロックごとに投票先を変えることを余儀なくされている。

 連合内では当初、希望への合流を支持する声が主流だった。共産党と距離を置く前原氏の姿勢が従来方針と通じ合い、神津氏自身が民進と希望の合流構想に関与した経緯もあった。しかし、報道各社の衆院選情勢調査で希望の伸び悩みと立憲の躍進ぶりが伝えられるなか、選挙後の対応が難しくなっている。

 希望と立憲の議席差は、それぞれを推す産別の発言力にも影響を与えかねない。現場では激しい選挙運動が展開されており、「組合員の気持ちを考えたら、選挙が終わってノーサイドとはいかない」(産別労組幹部)との声も出ている。連合幹部の一人は「先がまったく見えない。極めて悩ましい」とこぼす。

4740チバQ:2017/10/21(土) 09:44:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171021k0000m010141000c.html
<衆院選>「公示前勢力」報道各社で違い
10月20日 21:51毎日新聞

 衆院選前後の勢力の増減を測る指標となる「公示前勢力」は、法律などによって定められているものではなく、各報道機関が独自に算定している。毎日新聞は(1)党公認で立候補した前職(2)党所属のまま引退した前職--をカウントしており、党籍を有していても党公認ではなく無所属で立候補した場合は含めていない。報道各社の中には党籍を持つ無所属前職を含めるところもあり、公示前勢力の数字はまちまちだ。

 毎日新聞は自民党は284人だが、自民党籍を持つ無所属前職の6人を算入して290人としている社がある。立憲民主党も同様に毎日新聞の15人に対し、16人の社がある。

 公明党では、比例代表近畿ブロックの前職が衆院解散後の今月3日に離党し、公認を取り消され引退した。同党はこの前職に代わる新たな公認候補を比例名簿に登載。衆院比例は「党としての当選者」であることを考え、毎日新聞はこの前職の分も公示前勢力にカウントして35人としているが、加えないで34人としている社もある。【吉永康朗】

4741チバQ:2017/10/21(土) 09:46:42
http://www.sankei.com/region/news/171020/rgn1710200028-n1.html
2017.10.20 07:06
【衆院選・注目選挙区を行く】
千葉1区

 ■田嶋氏、“奥の手”アピール 門山氏、追い風「次はない」

 「厳しい戦いです。どうかもう一度、国政の場に送ってください」。17日夜、JR検見川浜駅に立った希望の田嶋要は家路を急ぐサラリーマンらに向かって、必死にマイクで声をからした。この日は民進元代表代行の江田憲司が、翌18日には元外相の玄葉光一郎が応援に駆け付け支持を訴えた。

 民進県連代表から公示直前に希望入り。だが、支持者の中からは民進と異なる公約を掲げる希望入りに反発する声も聞こえ、街頭活動中も「応援していたのになぜ合流した」「無所属で出ればよかったのに」と詰め寄られる姿がみられた。陣営も「裏切られたから共産に投票する、投票に行かないといっている人もいる」と、逆風に不安をこぼす。

 田嶋は「民進が候補者を立てない以上、苦渋の決断で希望から出るしかなかった。党は変わっても、田嶋要は何も変わっていないと訴えるだけだ」と、これまでの実績を粘り強くアピール。また、希望代表の小池百合子の運営方針に不安を抱える支持者に向け、「選挙後に自民と手を組んだり、憲法改悪に走ったりした場合には離党も辞さない」と宣言。「小池票でなく、田嶋への一票だと信じてほしい」と訴えた。

 一方、自民の門山宏哲は17日、JR海浜幕張駅前に立ち「安保法制への立場など、当選したいがために一夜にして180度政策転換するような人に日本の将来を任せられるか」と、暗に希望入りした田嶋を痛烈に批判した。

 門山は田嶋の対抗馬として前々回選から出馬。過去2回、比例復活は果たしたものの、選挙区では僅差で議席を譲ってきたため、三度目の正直となる今回は窮地の決戦となる。

 今回選で自公は、「選挙区は自民、比例は公明」と支援し合うバーター協力を文書で確認。両党の協力はこれまでの国政選挙でも行われたが、文書を取り交わしたのは衆院選では初めてで、門山陣営でも選挙応援に熱心な公明支援者の姿がみられ、門山も演説で「比例は公明をお願い致します」と訴えている。

 前半戦では、官房長官の菅義偉、筆頭副幹事長の小泉進次郎、元幹事長の石破茂といった、自民の名だたる大物弁士が応援に駆け付けた。党内では「希望の失速と自公あげての協力で、これまでにない追い風。今回勝てなければ次はないのでは」との冷静な声も上がる。

 産経新聞社とFNNが合同実施した終盤世論調査では、門山が田嶋をややリード。勢いを増す半面、民主時代の逆風だった前回選でも終盤に怒濤(どとう)の追い上げを見せた田嶋に屈した経験がある。

 陣営は無党派層の多い美浜区で「人気を五分五分にまで持っていければ勝ちが見える」と意気込み、同区でのアベノミクスの成果のアピールなどに注力する。

 共産の大野隆は、選挙区内の駅頭などを駆け回り、消費税増税の中止や憲法改正反対を熱弁。安倍政権への批判票の受け皿としての支持拡大に躍起だ。

 維新の長谷川豊は、選挙サンデーの15日に同党の参議院議員が応援に駆け付けるなどし、しがらみ政治からの脱却などをアピールしている。 =敬称略(中辻健太郎)

4742チバQ:2017/10/21(土) 09:47:25
http://www.sankei.com/region/news/171021/rgn1710210053-n1.html
2017.10.21 07:03
【衆院選・注目選挙区を行く】
千葉9区
 ■秋本氏スパート、緩み警戒 奥野氏、票上積みへ躍起

 「安定した政権運営をしていきます。自民党です」。通勤客で混み合う17日朝のJR都賀駅に、オレンジのジャンパーをまとい声を張り上げる自民・秋本真利の姿があった。「駅頭活動は現職の時も続けてきた。積み重ねは生きてくるはず」。この日も午前6時から2時間ほど立ち、握手にも笑顔で対応。秋本の選挙運動は、市民との距離感を意識している。

 車での街宣活動はもちろん、自転車でも選挙区を回る。「車より距離感の面で違う。細かいところまでお願いの声掛けもできる」。雨の中でも自転車で走り、「出先での活動が終わったあとも『自転車持ってきてくれる?』と電話がかかってくることもある」(陣営関係者)という。

 18日夜に千葉市若葉区で開かれた講演会には430人(陣営発表)が集結。秋本をもう一押ししようと、急遽(きゅうきょ)、官房長官の菅義偉が応援に駆けつけた。陣営は希望・奥野総一郎に対し「選挙区での勝利はもちろん、比例での復活もさせない『完全勝利』が目標」と闘志を燃やす。

 だが、自民関係者は「前々回、前回選といずれも奥野との票差は約1万7千票。余裕の勝利とはいえなかった」と緩みを警戒する。「過去2回は自民への追い風が吹いた中での当選だった。世論調査ではまだ接戦との情報もあり、奥野への風次第では結果はひっくり返る可能性がある」とクギを刺し、引き締めを求めた。

 「国民ファーストの政治をやっていきましょう」。19日朝、雨中のJR都賀駅前に立った希望代表の小池百合子は、奥野の応援演説で500人(陣営発表)の聴衆を前にそう訴えた。同日夕には、元環境相の細野豪志も京成ユーカリが丘駅前に応援に駆け付け、「若手の論客、奥野こそ希望の党の大黒柱」とエール。奥野も「安倍一強政治を崩そう」と訴えた。

 元民進で今回は希望からの出馬となった奥野は選挙戦で、「権力を私物化する安倍政権をこのままでは容認することになる」と打倒安倍政権を必死に主張する。

 一方、希望入りした元民進の候補者には、安保法制、憲法改正への支持など、これまでの主張とは違う政策協定を求められた経緯が注目されている。

 奥野も希望入り前は消費税増税に賛成の立場をとっていたが、希望が公約に掲げるのは増税凍結だ。有権者からは「“踏み絵”を踏んだ」との不満の声も上がる。

 演説を聴いていた佐倉市の男性会社員(50)は、「ブレずに改革!」と書かれた奥野ののぼりをにらみながら「希望に変わって、ブレないとはどういうことでしょうね」と冷ややかにつぶやいた。

 陣営は小池によるてこ入れに「拒否反応に不安もあったが、雨でも予想以上の人が集まった」と手応え。奥野は希望の公約について、「中に入って議論するのが大事」と述べ、最終日までに民進元代表の岡田克也らによる応援演説などを展開し、浮動票の取り込みをもくろむ。

 共産の鴨志田安代はスーパーなどを回り、憲法改正への断固反対を主張。「改憲を容認する自民・希望と認めない共産の対決で、応援の声は日に日に増えている」と述べた。(橘川玲奈、長谷裕太) =敬称略・おわり

                   ◇

 ▽9区 (3人)

秋本真利42☆国交政務官  自 前 【公】

鴨志田安代62 党地区委員長 共 新 

奥野総一郎53☆元議員秘書  希 前 

 ※届け出順、☆は比例と重複

4743チバQ:2017/10/21(土) 09:48:24
http://www.sankei.com/region/news/171020/rgn1710200045-n1.html
017.10.20 07:06
【衆院選・神奈川注目区を歩く】
(上)
 ■6区 野党統一に公明危機感/8区 副大臣離党で自民衝撃

 「自民を離党します。新たな地域から再出発」。衆院解散を翌日に控えた9月24日朝、8区で活動する地方議員の事務所に「FAXニュース最終号」と銘打ったファクスが届いた。送信者は8区で自民から立候補予定だった内閣府副大臣(当時)の福田峰之氏。その数時間後、福田氏は東京都内でテレビカメラの前に立ち、新党「希望の党」入りを表明。都内からの出馬を決めた。現役副大臣の離党は前代未聞で、自民関係者に衝撃が走った。

 「背信行為以外のなにものでもない」。この地方議員はこう吐き捨てる。その一方で、「小選挙区制になってから、自民は8区を制したことがない。(福田氏が)逃げたくなる気持ちも分かる」(自民党県連関係者)との声も漏れる。「離党劇」の混乱は前職の江田憲司氏の強固な牙城を印象づけた格好だ。

 ■因縁の対決

 同県連は動揺を最小限におさえようと、即座に新たな候補者選定を開始。26日には元みんなの党衆院議員で弁護士の三谷英弘氏の擁立を決定し、党本部に公認申請を行った。

 自民党は離党のマイナスイメージを払拭しようとてこ入れに必死だ。今月4日の横浜市緑区での決起大会と11日のたまプラーザ駅(同市青葉区)前に続き、15日も青葉台駅(同区)前と、3度も菅義偉官房長官が応援演説に訪れるなど、かつてない支援態勢で三谷氏を援護射撃する。

 菅氏は「(三谷氏が)改革を実現したいと徒手空拳で自民党の門をたたいてくれた」と持ち上げるが、「能力は保証するものの、全く名が売れていない」(菅氏)というのも事実だ。投票日までに認知度が選挙区内の隅々にまで行き渡るかがカギとなる。

 一方、民進党代表代行を務めた江田氏は今回、新党入りは見送った。

 「初当選時は無所属だった。初心に帰るだけ」と冷静に状況を受けとめる江田氏だが、駅頭や区内をくまなく回る「どぶ板選挙」を展開。安倍一強政治の弊害や、議員定数削減、原発ゼロなどを繰り返し訴え、選挙後は「(新党「立憲民主党」など)志を同じにする政党との連携も視野に入れる」と、当選後を見据えた発言も出るなど、選挙戦を優位に進める。

 自民対江田氏の“因縁の対決”は新たなステージに入り、さらに共産新人の加藤リカ氏、諸派新人の大西恒樹氏も交えた戦いが続きそうだ。

 ■応援合戦過熱

 公明党候補者が唯一出馬する6区。同区は長年、自民が候補者を擁立せず、自民推薦の公明候補と野党候補が争う独特な構図となっている。

 自公政権の“要”として、連日のように閣僚級の応援を得る公明前職の上田勇氏だが、「今回はこれまでとレベルの違う危機感を覚えている」と陣営関係者は吐露する。

 背景にあるのが事実上の“野党統一候補”との対決だ。前回は維新の党から出馬、上田氏に選挙区では敗れたものの、比例復活を果たした前職の青柳陽一郎氏が公示前々日の夜に同市保土ケ谷区の事務所で緊急会見し、立憲民主党からの出馬を表明。共産も候補者を取り下げ、共産が青柳氏を自主的支援に回る形がととのった。

 青柳氏は民進党への合流を経ることで、連合神奈川とのパイプを構築。「労組票と共産票が加われば、逆転されかねない」(与党関係者)と懸念を強める。

 立民の枝野幸男代表が応援に入った16日、冷たい雨が降る中、二俣川駅(同市旭区)近くの通行デッキは聴衆があふれかえる熱気に包まれた。枝野氏自身も「(この支持は)想像を超えている」と語る。

 上田陣営には与党の大物議員が相次ぎ応援に入り、組織の引き締めに躍起だ。

 「連立政権を維持するためにも、(上田氏を)落とすわけにはいかない」(自民党県連幹部)とする。維新新人の串田誠一氏も交えた戦いは最終盤に向け、さらにヒートアップしている。

                   ◇

 ▽6区 (3人)

串田誠一59☆弁護士    維 新 

青柳陽一郎48☆元議員秘書  立 前 

上田勇59 元財務副大臣 公 前 【自】

 ▽8区 (4人)

加藤リカ45 党地区役員  共 新 

大西恒樹53 会社役員   諸 新 

江田憲司61 元首相秘書官 無 前 

三谷英弘41☆弁護士    自 元 【公】

 ※いずれも届け出順、☆は比例と重複

4744チバQ:2017/10/21(土) 09:53:53
>>4242 
東京2区、東京3区
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101602100013.html
激戦区ルポ 5区・7区  
2017年10月16日
◆落下傘で「副大臣対決」

5区 目黒(7区を除く区域)・世田谷区(南東部)
 「青臭く、夢や希望を訴えたくなった。しがらみのある党では、やりたい脱原発のエネルギー政策も実現できない」。福田峰之さんは誰にも相談せず、内閣府副大臣を辞任し自民を離党、希望の党の結党に加わった。「裏切り者」との批判も甘んじて受ける。
 5区は、前防衛副大臣の若宮健嗣さんと、旧民主党で首相補佐官も務めた手塚仁雄さんが争ってきた。福田さんは、もともと神奈川8区での出馬を予定していたから、地盤はない。顔も知られていない。運動員も足りず、公示日は自らもポスター貼りをした。
 党の公約責任者。党代表の小池百合子知事は「私の右腕」と呼ぶ。十三日は、公示日に続き応援に駆け付けた小池代表とともに、安倍政権下での森友・加計(かけ)問題などを批判した。
 自民にとっては落とせない「副大臣対決」となった。若宮さんの陣営には公示前から、菅義偉(すがよしひで)官房長官ら大物が続々と応援に訪れる。十三日は小野寺五典(いつのり)防衛大臣が「この国をこれからもしっかり守ってほしい人だ」と激励した。若宮さんは「政治は夢や希望を語るだけでは実行できない。それらを確かなものにするのが大事だ」と、希望との違いを訴える。
 前回は比例復活もならず浪人生活を送っていた手塚さんは「安保法には反対する。信念を貫く」と宣言し、立憲民主に参加した。出陣式には、共産からの出馬を直前になって取り下げた宮本栄さんも並んだ。野党共闘を働き掛けるため、昨年の春に結成された地域の市民連合にも支えられる。
 5区について手塚さんは「今回の総選挙の縮図のようだ」と語る。左右に割れた民進党の混乱に翻弄(ほんろう)されたが「右が割れているから左が割れる必要はない」と野党統一候補の決意は固い。 (神谷円香)
◇5区
手塚仁雄51 (元)首相補佐官 立元<3>
福田峰之53 (元)内閣府副大臣 希<前><3>
若宮健嗣56 (元)防衛副大臣 自前<3> =公
 (届け出順)
◆複雑な区割りで混迷
7区 渋谷・中野(中部と南部)・目黒(北東部)・杉並(南東の一部)・品川(北部の一部)

 十三日午後六時すぎ、渋谷区の幡ケ谷駅。「ミスター年金」こと立憲民主の長妻昭さんが、帰宅前の利用者を両手を振って出迎えていた。横に立つ応援の区議が「民進党…、失礼しました」と長妻さんの紹介を間違え、あわてて訂正した。
 公示一週間前の新党立ち上げ。自らの演説では真っ先に「立憲主義と民主主義の理念を刻み込んでいる」と新党の説明から入る。共謀罪法や臨時国会の冒頭解散を挙げ「憲法を踏みにじっている」と安倍政権を批判。「われわれが政界の軸となりたい。育てていただきたい」と呼び掛けた。
 区割り変更で選挙区が大きく再編され、十万人以上の有権者が入れ替わった。前回比例復活の自民の松本文明さん自身もその一人。自宅が10区となり「自分に投票できないので(自民の10区候補の)鈴木隼人君に入れます」と苦笑する。
 十一、十三日は、編入された目黒区の中目黒駅前での街頭演説後、地元区議の案内で、目黒、品川の商店街を練り歩いた。
 「突然の解散だった。露出を高め、実直な人柄を分かってもらうしかない」と陣営の一人。一勝四敗と分が悪い長妻さんからの小選挙区での議席奪還を期し、新たな票田の開拓を急ぐ。
 希望の荒木章博さんは「小池百合子知事を総理にしたい」と公示数日前に熊本から急きょ上京した。娘で都民ファーストの会代表の荒木千陽都議も全面協力。街や駅でちらしを配り「父をよろしくお願いします」と頭を下げる。
 荒木さんは十三日午後、中目黒駅に緑のネクタイで登場。議会終了後に駆けつけた都民ファの区議らが「消費増税凍結」「しがらみ政治からの脱却」を叫ぶなか、二時間以上も立ち続けた。陣営幹部の一人は「希望の党にとって象徴的な候補者。何としても受かってほしい」。 (山田雄之)
◇7区
松本文明68 内閣府副大臣 自<前><3> =公
長妻昭57 (元)厚生労働相 立前<6>
荒木章博64 (元)熊本県議 希新 
井上郁磨26 会社社長 無新 
 (届け出順)

4745チバQ:2017/10/21(土) 09:54:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101702100009.html
激戦区ルポ 10区・16区 
2017年10月17日
◆「希望」の本丸に挑む
 10区豊島区(東部を除く)・中野区(北部)練馬区(東部)・新宿区(北西部の一部)

 「若狭勝さんは私をずっと支えて(自民党を)離党することになった」
 希望の党代表の小池百合子知事が十五日昼、雨の池袋駅東口で応援マイクを握った。若狭さんは「国会議員の定数を削減し、身を切る改革をする」と訴えた。
 若狭さんは昨年七月の都知事選で、所属していた自民の方針に反し、衆院から転出した小池さんを応援。そのしこりが残るなか、党本部の方針で小池さんの選挙区だった10区を継いだ。十月の補欠選挙では自民公認で圧勝。それが今年七月に離党し、希望の党で中心的な役割を務めている。
 自民は、元経産省職員で前回は比例単独で当選した鈴木隼人(はやと)さんを擁立した。
 鈴木さんは公認が決まって半月余とあって、有権者との距離を縮めようと自らビラ配りに当たる。一人でも支持者を増やそうと歩き回っての握手に力を注ぐ。
 街頭演説では「候補者本位で選んで」と、認知症予防などこれまでの活動をアピールする。希望の党の本丸だけに、閣僚や党幹部がほぼ連日、応援に入って支持を固めている。
 昨年の補選で若狭さんに敗北した立憲民主の鈴木庸介さん。編入された中野区を公示前から回り、「誰もが居場所のある社会に」と年金制度の充実を掲げる。
 十四日昼には、枝野幸男代表が池袋で応援に。「立憲民主党をつくったのはあなた」などと聴衆に語り掛けると、拍手が起こった。応援の豊島区議は「旧民主党が政権を取った二〇〇九年の衆院選の中盤より盛り上がっている」と手応えを感じていた。
 補選では野党共闘のため出馬を取り下げた共産の岸良信さんも出馬。安倍政権を批判し、中でも「憲法九条を守る」と強く訴えている。
 10区は、区割り変更で豊島区東部が外れ、中野区北部と新宿区の一部が加わった。これにより有権者数は約十一万人増の約四十七万人に。そのうち約十七万人は新しい区割りの有権者。「中野区の状況がつかめない。厳しい戦いだ」とある陣営の一人は話した。 (増井のぞみ)
◇10区
若狭勝60 (元)法務委員    希前<2>
鈴木庸介41 (元)NHK記者   立新 
鈴木隼人40 党青年局次長   自<前><1> =公
岸良信62 党地区委員長   共新 
吉井利光35 幸福実現党都代表 諸新 
小山徹42 会社員      無新 
 (届け出順)
◆地元を知り尽くせ
 16区江戸川区(北部を除く大半)

 「アベノミクスで経済はよみがえりつつある」「安保法制は憲法違反」「しがらみのある自公政権では改革はできない」-。十三日夜、江戸川区内のビルの一室。元都議の自民大西英男さんと立憲民主の初鹿明博さん、静岡4区から「国替え」した希望の田村謙治さんが、ネット公開討論会(東京青年会議所主催)で、白熱した議論を交わした。
 「区議選に初めて出た四十年余り前と情熱、気力、体力は負けていない」。江戸川区生まれで地元をよく知る大西さん。雨の日以外は自転車で小まめに巡り、地域貢献を強調する。
 十日の出陣式や街頭演説では、がん患者への配慮を欠いた過去の発言などを「ご心配、ご迷惑を掛けました」と陳謝。その一方、選挙直前に相次いだ新党結成を強く批判した。「安定した自公政権を守ることが、日本を守ることになる」と呼び掛ける。
 初鹿さんも地元生まれ。江戸川選挙区で都議に当選し、政治家に。所属していた民進の希望への合流を当初容認していたが、希望側の「排除の論理」に強く反発、立憲民主の結党メンバーに名を連ねた。野党共闘を重視する共産が急きょ候補者を取り下げる後押しも得た。
 十日の出陣式ではNPO法人などの代表らが次々と熱弁を振るい、市民派をアピール。十五日、安倍政権退陣を目指す市民団体主催の共産、社民などとの野党共闘集会があり、「今回はリベラルや保守の戦いではなく、民主主義を守る選挙」と声を張り上げた。
 田村さんは出身地の東京で再起を目指す。住んだことはないが、望んでいた16区での出馬が決まり、静岡時代の秘書らと動きだした。直後、希望と連携する都民ファーストの会から、七月の都議選で約五万票を得た地元の都議が離党した。
 「痛かった」が、都民ファのもう一人の都議や無所属区議らを案内役に奔走。「名前を覚えてもらわないと始まらない」と、静岡時代の愛称で、お笑い芸人と同じ「たむけん」を連呼し、名前の売り込みに注力。十五日には、待望の小池百合子代表が応援に駆け付けた。 (飯田克志)
◇16 区
大西英男71 党国交副部会長  自前<2> =公
初鹿明博48 (元)厚生労働委理事 立<前><2>
田村謙治49 (元)内閣府政務官  希元<3>
 (届け出順)

4746チバQ:2017/10/21(土) 09:54:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017101902100005.html
激戦区ルポ 18区
2017年10月19日
◆熾烈さ増す「土菅戦争」
18区 武蔵野・府中・小金井市

 「18区は大激戦。何としても土屋さんを勝たせて」。十五日昼、京王線府中駅南口での街頭演説に駆けつけた菅義偉官房長官が訴えると、集まった有権者らから大きな拍手が起きた。
 過去四度、「土菅(どかん)戦争」と呼ばれる激戦を続けてきた自民の土屋正忠さんと立憲民主の菅直人さん。そこに希望新人の鴇(とき)田敦さんが参入し、「三極」による選挙戦となった。
 土屋さんは武蔵野市長を六期務めるなど、地元に強固な支持基盤を持つ。アベノミクスの推進や安全保障体制の充実を柱に、地方政治で培った「政策実行力」をアピール。「聞こえのいいスローガンだけで政治はできない」と他候補をけん制する。
 自民は比例代表候補の七十三歳定年制があるため、今回は小選挙区一本にかける。過去四回、小選挙区では二勝二敗。直近二回は勝っているが、お膝元の武蔵野市では七月の都議選で自民現職が、直前の武蔵野市長選では自民系新人が敗れたばかり。陣営は「気を抜いたら負け」と危機感を募らせる。選挙区をくまなく回り、小規模の個人演説会を数多く開くなど、懸命に支持固めを図る。
 元首相の菅さんは、民進の分裂で立憲民主から立候補。「安保法制反対」「原発ゼロ」「教育の無償化」などを公約に掲げ、立憲民主支持層や無党派層に支持を呼びかける。共産が公示直前に候補者擁立を取りやめ、菅さんの支援に回った。十三日夕、JR武蔵小金井駅前に立った菅さんは「その思いを生かすのが私の責務」と語り、リベラル勢力の結集を呼びかけた。
 小選挙区では二連敗中。ポスターやビラには国政選挙に初挑戦した当時のスローガン「政治に市民常識を」を使い、愚直に政策を訴える。十六日午後には、武蔵境駅南口で妻の伸子さん(72)が今選挙戦で初めて応援演説に立った。率直な物言いから、菅さん自ら「家庭内野党」と呼ぶ伸子さん。「最後(の選挙)だから」と反安倍政権の熱弁を振るった。
 鴇田さんは千葉市出身。元テレビ東京記者で、政治や経済を担当した。退社して政治の道に飛び込んだが、待っていたのは希望への逆風。知名度不足で、地盤もない。朝晩、精力的に駅頭に立ち、ひたすら名前の売り込みを図る。
 街頭演説では「自民党の一党支配を食い止めたい」と訴える。自身について「三十九歳の時、妻をがんで亡くした」と明かし、父子家庭の体験を踏まえて「待機児童解消にとどまらず、社会全体での子育て支援を」とも。二人のベテラン相手の厳しい戦いだが、「三候補の中で私が一番若い。そろそろ選手交代を」と強調する。 (鈴木貴彦)
◇18区

鴇田敦 51 (元)テレビ東京記者 希新
菅直人 71 (元)首相 立<前><12>
土屋正忠 75 (元)総務副大臣 自前<3> =公
 (届け出順)

4747チバQ:2017/10/21(土) 09:54:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/tky/CK2017102002100003.html
激戦区ルポ 23区
2017年10月20日
◆対決3度目 30代3人
23区(北東部を除く多摩市と町田市)

 共産の松村亮佑さん、自民の小倉将信さん、希望の伊藤俊輔さん。いずれも三十代の三人が相まみえるのは三度目だが、今回は過去二回の選挙とは様相が異なっている。
 商店街がにぎわい、大型デパートも並ぶ京王線聖蹟桜ケ丘駅前。周りは多摩ニュータウンの開発前から栄えていた「既存地区」と呼ばれるエリアで、農家などの旧住民と駅前マンションの新住民が混在し、各党が活発な選挙活動を展開した多摩市の中心街だ。
 今回、この一帯は区割りの変更で21区に移った。二万六千人余りの有権者が減ったことになる。「支援者が多い地区。選挙に影響はあると思う」。同市出身の小倉さんは戸惑う。伊藤さんは選挙区外になってしまった事務所の移転を余儀なくされた。陣営幹部は「小倉さんも痛いだろうが、うちも痛い」と頭を抱える。
 もう一つの違いは、元職櫛渕万里さん(50)の不在。選挙直前に民進から希望に移り、千葉3区に国替えになった。過去二回、当時の民主で六万三千票余りを集めて次点だった櫛渕さんの決断は、一足先に維新から希望に移った伊藤さんだけでなく、松村さんも驚かせた。
 「櫛渕さんの支持者の奪い合いになる」と見る松村さん陣営の幹部は、「櫛渕さんは護憲や平和主義を訴えたリベラル派だった」と希望をけん制する。一方の伊藤さんは、街頭演説では以前から訴えていた「原発ゼロ」を繰り返し強調。民進支持層にも公約を浸透させる狙いだ。
 町田、多摩両市の民進系会派の市議も対応はまちまちで、立憲民主に移って松村さんとの共闘を選んだり、伊藤さんの支援に回ったりしている。世論調査では小倉さん優位が伝えられるが、民進票の行方が松村さん、伊藤さん両陣営の追撃のカギになりそうだ。 (栗原淳)
◇23区

松村亮佑 37 党地区副委員長 共新 
小倉将信 36 総務政務官 自前<2> =公
伊藤俊輔 38 航空貨物会社役員 希新 
 (届け出順)

4748とはずがたり:2017/10/21(土) 09:55:11
1565 名前:とはずがたり[] 投稿日:2017/10/21(土) 09:54:42
衆院選
民進、共産、社民、政策協定に調印 1、2区で統一候補 /三重
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k24/010/254000c
毎日新聞2017年10月7日 地方版

 民進、共産、社民の県組織が6日、衆院選に向けた政策協定書に調印した。ともに民進前職で無所属から出馬する1区の松田直久氏(63)、2区の中川正春氏(67)を事実上の野党統一候補とし、自民前職との一騎打ちに持ち込む。

 市民団体「市民連合みえ」を介し、安保関連法の廃止▽立憲主義の回復▽安倍政権による改憲阻止▽格差是正--の4項目を明記した協定を結んだ。

 1、2区で独自候補擁立をやめた共産党県委員会の大嶽隆司委員長は「(民進の)希望の党への合流という『激変』が起こったが、無所属という重い決断をされた松田氏、中川氏の支援に全力を挙げる」と述べた。

 民進党県連の三谷哲央代表代行は共産の候補取り下げに「高度な判断をいただいた」と感謝し、社民党県連の佐藤正明代表は「(松田氏と中川氏の)無所属での出馬を歓迎する。全力で応援する」と約束した。【井口慎太郎】

〔三重版〕

653 名前:とはずがたり[] 投稿日:2017/10/21(土) 09:53:49

衆院選2017
2区 社民・中川氏を支援 4市民団体、政策協定結ぶ /長野
https://mainichi.jp/articles/20171008/ddl/k20/010/093000c
毎日新聞2017年10月8日 地方版

 衆院選で、野党共闘のために運動を進めてきた中信地区の四つの市民団体は7日、長野2区で社民党から立候補予定の新人、中川博司氏(59)と政策協定を結び、支援していくことを確認した。

 「本気で止める戦争! 松本アクション」など4団体は当初、(1)憲法改悪を阻止し、立憲主義の政治を回復(2)安全保障関連法、特定秘密保護法、共謀罪の廃止(3)格差と貧困を拡大する政策を転換し、生活者本位の政策--の3点で一致する統一候補の支援を模索していた。しかし、民進党から立候補予定だった元職の下条みつ氏(61)が憲法改正を公約にする希望の党公認となったため、下条氏の支援を断念。5日、新たに中川氏が改憲反対や安保法廃止を掲げて出馬表明したことから、7日に松本市内で会合を開き、中川氏の支援を決めた。

 松本アクション呼びかけ人の松本猛さんは「共産党と社民党が一致して中川さんを立てるのであれば、我々も応援しようと、今日の会合になった」と経緯を説明した。これに対し、中川氏は「皆さんと思いを一つにして安倍政権を終わらせるため、戦い抜く」とあいさつし、3項目の政策協定書に署名した。

 長野2区では他に、自民前職の務台俊介氏(61)、日本維新の会新人の手塚大輔氏(34)が出馬を予定している。【松澤康】

4749チバQ:2017/10/21(土) 09:57:05
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171016_14.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(1)宮城2区 1強対共闘 がっぷり 譲れない意地と意地


街頭で鉢合わせし、握手する秋葉(右)と鎌田=2017年10月15日午後1時30分ごろ、仙台市青葉区一番町
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 取るか、取られるか。5期を重ねた地盤の死守に懸ける前議員と、13年ぶりの議席奪還に燃える元議員の譲らぬ意地が、休日の雑踏でぶつかり合った。
 15日午後1時半、仙台市青葉区の繁華街。宮城2区の自民党前議員秋葉賢也は、街頭演説を終えた民進党系無所属の元議員鎌田さゆりに遭遇し、ぎこちない笑顔でエールを交わした。
 「やられている。結構厳しい」。アーケード街を練り歩いた秋葉はすれ違った旧知の支持者にすがり、険しい表情を見せた。
 報道各社の序盤情勢調査で、与党は300議席をうかがう勢いにもかかわらず、宮城2区は両候補が横一線でにらみ合う。

<官邸直轄の力>
 自民は10日の首相安倍晋三に続き、閣僚級を送り込む。「予算を握るのは与党。野党は何もできない」。地方創生相梶山弘志は13日、宮城野区で政権の力を誇示。筆頭副幹事長小泉進次郎も同日仙台入りした。
 「何とか曲げて頼む」。官房長官菅義偉は公示後、県連幹部や仙台市議らの携帯電話を何度も鳴らした。秋葉を見限り、公示前に公認候補の交代を迫った市議らを苦戦の元凶と見定め、説得工作を重ねた。
 若林区選出の自民市議らは15日午前、秋葉支援を確認。「党人として、全てを乗り越える」。党若林区支部長の佐藤正昭は午後2時、JR仙台駅近くで秋葉と固い握手を交わした。
 官邸直轄で陣組みを整えた巨大与党の底力が、うなりを上げ始めている。

<厚み増す戦線>
 「安倍1強の体制を変え、政官業の癒着政治を終わらそう」。15日午後1時、青葉区中心部での街頭演説。仙台市長郡和子が鎌田の両手を力強く握った。
 元民進衆院議員の郡は野党共闘のシンボルだ。7月の市長選で民進、共産、社民各党に支えられ初当選。鎌田も郡陣営で指揮を執った。郡は「選挙の借りを返す」と海外出張前に、初めて応援の表舞台に立った。
 安全保障法制の廃止を訴える市民連合世話人の法政大教授山口二郎も登場。「安倍政権は立憲主義をないがしろにした」と呼び掛け、結束を演出した。
 戦線は厚みを増す。13日正午、共産委員長志位和夫はJR仙台駅前で党宣伝カーに鎌田を乗せた。「安倍首相の存在こそが国難。共闘で審判を下す」と2人でガッツポースを繰り返した。同日夜、鎌田は青葉区であった社民の集会で「憲法9条を守る」と誓った。
 15日午前、若林区の災害公営住宅に姿を現した鎌田。傍らに、案内役の共産県議福島一恵がいた。民進の県議、市議がいない若林区の穴を共産が埋める。
 選挙戦終盤には元副総理岡田克也が入る。ある民進市議は言う。「与党の戦艦を市民と野党のスクラムで打ち落とす」。勢いは上昇気流に乗り出した。(敬称略)

4750チバQ:2017/10/21(土) 09:57:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_21010.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(2)青森1区 未知の票田に焦燥感


青森1区に編入された下北地方で街頭演説を聞く支持者ら=14日、むつ市中央2丁目
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 区割り改定で下北半島が編入された青森1区。広大な票田に浸透する鍵は地上戦か、空中戦か。
 約400人が集まった会場に笑いが起きた。
 「小選挙区は津島『雄二』に」。13日、青森県六ケ所村役場前であった自民党前議員津島淳の街頭演説。司会者が口にした名は、中選挙区時代に同村で支持が厚かった津島の父だった。
 旧2区で同村や下北地方を地盤とし、候補者調整で比例東北に転じた前議員江渡聡徳はマイクを握ると、すかさず津島の名を何度も繰り返し、「2人で汗を流す」と一体感を強調した。
 地域に張り巡らせた圧倒的な組織力で6選を重ねた江渡。票固めに自信を見せるが、会場にいた支持者は「江渡だったら倍は集まった」とつぶやいた。

<知名度に不安>
 候補者調整の遅れで津島が本格的に下北に入ったのは解散前後。江渡と並ぶ街頭演説で「私がここにいるのは江渡さんのおかげ」と持ち上げることを忘れない。「まだまだ知名度が低い」と焦りの色を浮かべる。
 14日朝、津島はむつ市中央の商業施設前に立った。むつ市長宮下宗一郎が並ぶ。宮下は公示数日前、津島の要請を受け入れ、むつ地区後援会長を引き受けた。
 この日は市内9カ所で演説会を開催。全て地元市議が同行し、計数百人を動員した。自民の分厚い組織がエンジン音を上げてきた。
 自民の牙城に攻め込むのは希望の党前議員(比例東北)升田世喜男。前回2014年の旧1区で津島と大激戦を演じた。
 津島に先駆けること半年、既に200回以上、下北で街頭活動を重ねた。希望誕生時の高揚感は、強力な追い風となるはずだった。
 16日、公示後2度目のむつ市入りをした升田が、この日16回目の街頭演説で語ったのは釈明だった。

<変わる風向き>
 「希望は自民の補完勢力ではない。そのようなことがあれば離党する」
 報道各社の情勢調査は希望の失速を伝える。支持者からは「なぜ希望を選んだのか」「小池(百合子東京都知事)に振り回された」と突き付けられる。
 当初、民進党公認候補だった升田の念頭にあったのは昨年の参院選で自民を打ち砕いた野党共闘だった。めまぐるしく動く政局。選んだのは「政権交代を起こせる」と踏んだ希望だった。
 「希望の風が逆風になってきている」
 青森市で14日にあった升田の個人演説会で連合青森会長内村隆志は危機感をあらわにした。升田を推すが、支持組織内の足並みは乱れる。連合青森幹部が苦虫をかむように言う。「希望の期待は最初だけだった」
 党より人を-。升田は激しい個人戦を覚悟する。
 共産党新人の赤平勇人は、安倍政権の打倒と安保関連法の廃止を訴える。(敬称略)

 【青森1区立候補者】

津島  淳51☆自(額)前(2)
             (公推)
赤平 勇人27 共 新 
升田世喜男60☆希●前(1)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者


関連ページ:青森政治・行政2017衆院選東北
2017年10月17日火曜日

4751チバQ:2017/10/21(土) 09:57:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171018_31003.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(3)岩手1区 希望合流、説明に苦慮


岩手1区の個人演説会で気勢を上げる支持者=16日、盛岡市
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流
 岩手1区の大票田盛岡市で16日午後6時半、希望の党前議員階猛の大演説会が始まった。会場に詰め込んだ支持者は700人。
 「誰もが社会を支えるALL FOR ALLの未来をつくる」。突如として階が読み上げ始めたのは「解党」したはずの民進党の公約だった。
 「仲間のことを考えれば、他に選択肢はなかった」と階。決意表明というより釈明のようだった。
 会場には社民党関係者の姿もあった。民進党との共闘は、希望の党への合流で破棄された。怒りは収まらないが「白票を入れても得をするのは自民党か…」。「階、劣勢」が伝えられた序盤情勢。少しずつ現実を直視し始めた。

<票減らすだけ>
 階にとってより困難なのは、無党派に近い支持者の説得だ。14日の土曜日、選挙カーは盛岡市内を流した。街頭演説を始めると、薬局を営む老夫婦が飛び出してきた。「合流の理由を本人の口から聞きたい」
 だが階本人はこの日、岡山県の仲間の応援に行き、地元を留守にしていた。代理でマイクを握った系列市議だが「理由は本人にしか説明できない」とほぞをかむ。階がいないと分かって老夫婦は立ち去った。
 公示後、希望の党代表の小池百合子と民進党代表の前原誠司が相次いで応援に駆け付けた。「頼んでもいないのに。票を減らすだけだと分からんのか」。陣営幹部が苦虫をかみつぶす。
 「改革保守」を掲げて自民党の懐に手を突っ込もうというのが小池の基本戦略だ。選挙のたびに無党派層が右へ左へ大きく振れる首都圏では成り立つかもしれないが「草の根保守」の息づく地方ではどうか。

<無党派手応え>
 黒船襲来に岩手の自民党は、かえって固まった。
 「この21年間で最大のチャンス」。前議員高橋比奈子が17日夜の総決起大会で声を張り上げた。自民党は1996年の小選挙区制導入以来、1区で議席を得たことがない。「相手のエラーで塁は埋まった。ヒットが出ればサヨナラだ」
 階とは4度目の対戦となる。これまでは、公示前に済ませておくべき支持者回りに時間を取られてきたが、今回は毎日十数カ所のペースで街頭演説をこなして「ちゃんと選挙戦ができている」(陣営幹部)。
 基礎票を固めて外に打って出てみると無党派の反応も悪くなかった。商店街で高橋は、積極的に女性客の輪に飛び込んだ。
 3極対決とは言うが、階と高橋は右サイドで競り合っている。大きく空いた左半分を共産党新人吉田恭子が一人縦横に駆けていた。
 「憲法9条改正に反対する唯一の候補者だ」。15日には盛岡市中心部の歩行者天国を練り歩いた。「民進党がなくなり、投票先がなくなった人がいる」と吉田。護憲勢力の結集を狙う。(敬称略)


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月18日水曜日

4752チバQ:2017/10/21(土) 09:58:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171019_41012.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(4)秋田3区 浮動票狙い保守激突


横手市の商業施設で行われた街頭演説で気勢を上げる有権者=17日
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 秋田3区の命運を賭する地に、国会で火花を散らした宿敵同士が乗り込んだ。
 17日、横手市。
 「高校生や大学生の就職率が上がった。正規雇用も進んでいる」
 能代市から南下してきた首相安倍晋三は3000人近い支持者を見渡し、アベノミクスの成果を次々と繰り出した。隣に立つ自民党前議員御法川信英が、大きくうなずく。

<「最高の援軍」>
 拮抗(きっこう)する戦況の突破口を見いだしたい陣営幹部は、党首来訪に「最高の援軍が来た」と躍り上がった。地元の首長5人も出席し、与党の威光を見せつけた。
 希望の党前議員(比例東北)村岡敏英のもとに駆け付けたのは、前民進党代表の蓮舫。
 「権力者と関係のある者が得をする政治でいいのか。国民を軽視するな」
 安倍が論陣を張った場所から車で数分。蓮舫は村岡の集会に急きょ顔を出した。村岡に「生きてる?」と軽口をたたきながら、安倍政権に切っ先を向けた。
 県の南半分を選挙区とする3区。大仙、仙北両市など内陸部が根城の御法川に対し、村岡は沿岸部の由利本荘、にかほ両市が地盤。両陣営が勝負どころと見るのが、県南最大の有権者約8万人を擁する横手市だ。
 両陣営は「横手を制する者が3区を制する」と緻密な戦略を練る。
 両者の激突は2005年衆院選を皮切りに5度目になる。初戦は御法川が約3万4000票差をつけて圧勝。村岡を寄せ付けなかったが、前回14年は約5600票差まで接近された。村岡は元官房長官の父兼造から引き継ぐ地盤を背景に、悲願の選挙区勝利を期す。

<希望入り歓迎>
 希望失速が伝えられる中、村岡の支持者は「寛容な保守」を掲げる希望入りを歓迎する。村岡は元来、外交や安全保障の面で保守色が強く「革新系の呪縛が解け、すっきりした」(後援会幹部)と言われる。
 公示日直後の11日。党代表小池百合子は御法川の地盤、仙北市に入った。集まったのは陣営の予想を超す約1600人(陣営発表)。「安倍1強政治にノーを突き付けよう」。小池の言葉に陣営は勢いを増す。
 突き放しにかかりたい御法川陣営には、過去の対決にない危機感が漂う。衆院選投開票日の22日は由利本荘市議選と重なり、投票率アップが確実視される。横手、仙北両市の市長選は15日に終わったばかり。御法川陣営は「こちらは選挙疲れで投票率が下がるのではないか」と危惧する。
 自民党本部は、終盤に絞り込んだ全国49の「重点区」に秋田3区を組み込んだ。巨大与党が、最後のてこ入れに動きだす。
 共産党新人冨岡昭は立憲主義の回復を訴え、反自民の受け皿を狙う。(敬称略)


関連ページ:秋田政治・行政2017衆院選東北
2017年10月19日木曜日

4753チバQ:2017/10/21(土) 09:59:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171020_51010.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(5)山形3区 打倒「1強」戦略崩壊 反発抱え自民に焦り


選挙戦最終盤、各陣営は支持固めに奔走する=2017年10月19日、山形県酒田市
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 22日投開票の衆院選は後半戦に突入した。東北の23小選挙区では政権維持を掲げる自民党が優位に戦いを展開。野党系候補は懸命に追い上げを急ぎ、共闘が成立した選挙区では激しい競り合いを繰り広げる。東北6県の攻防に迫った。

◎激流劇流

 党への逆風、地盤の揺らぎ。しのぎを削る2候補を翻弄(ほんろう)しながら、短期決戦は最終盤に入った。
 「憲法9条は平和主義の原点。絶対に守るべきだ」
 17日夜、酒田市で開かれた連合酒田飽海地域協議会の集会。労組関係者約150人を前に、山形3区から返り咲きを狙う希望の党元議員阿部寿一が訴えた。
 公約集に「9条を含め改正論議を進める」と明記した希望。政権交代の期待が急速にしぼむ中、「信条的には保守」と公言していた阿部はあえて「護憲」を強調し、非自民勢力の再結集に懸ける。

<変わる風向き>
 無所属で立候補予定だった阿部は、前回1488票差で敗れた自民党前議員加藤鮎子への雪辱を期し、昨年11月に民進党の推薦を得た。陣営に連合山形を迎え、共闘に向けた共産党との調整も順調に進んだ。
 9月、想定外の解散風が吹いた。民進が事実上解党し、希望に合流した途端、非自民の旗に集った支持者は四分五裂した。「入党は悩んだが、安倍1強政権を倒すため」。阿部は序盤から苦しい釈明に追われた。
 15日の鶴岡市長選。阿部が支援した野党系新人が、同市を地盤とする加藤が推す与党系現職を破った。希望に吹き付けていた厳しい風が、意外な場所で向きを変えた。阿部の選対幹部は「この風を選挙区全体に」と勢いづく。

<「牙城」に亀裂>
 加藤は前回、鶴岡市で阿部の2.5倍以上の得票を挙げ、勝利を引き寄せた。その「牙城」に入った亀裂。加藤は足元の揺らぎを抑えるべく、自民、公明系の市議と市内を細かく回る。
 地元の自民支持層に「安倍1強」への反発があることも感じている。
 地域に根差す穏健な保守を掲げる加藤は17日、小さな漁業集落に足を止めて「(森友・加計(かけ)問題で)安倍首相の説明が足りないとの意見はもっとも。説明が引き続き大事だ」と語った。
 同日のJR新庄駅前。首相安倍晋三は、傍らに立つ加藤を持ち上げた。
 「今回当選すれば、日本を背負って立つ政治家として成長する」。1000人を超す聴衆に、首相に最も近い男と呼ばれた加藤の父故紘一を想起させた。
 安倍の前にマイクを握った加藤は、前日死去した元自民参院議員岸宏一(山形県金山町出身)を悼み「思いを受け継ぐ」と誓ったが、首相来援の追い風の中、「1強」への複雑な思いを口にすることはなかった。
 共産新人の加藤太一は「自民も希望も同じ。野党と市民の共闘で安倍政権を終わらせる」と訴え、比例東北の党候補と支持を呼び掛ける。(敬称略)

 【山形3区立候補者】
城取良太40 諸 新 
加藤鮎子38☆自(無)前(1)(公推)
加藤太一66 共 新 
阿部寿一58☆希 元(1)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者


関連ページ:山形政治・行政2017衆院選東北
2017年10月20日金曜日

4754チバQ:2017/10/21(土) 10:00:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171021_61005.html
<衆院選東北>激戦区ルポ(6完)福島1区/背水の陣 反安倍結集


福島1区の候補者の街頭演説に耳を傾ける聴衆=13日、福島市
拡大写真
 比例復活の芽を摘み、背水の陣で臨んだ「無所属」の3文字が、非自民結集の旗となってはためく。
 福島1区の大票田、福島市。18日夜、民進党系無所属前議員(比例東北)金子恵美の個人演説会の壇上には共産、社民各党の県議、連合福島の関係者が並んだ。
 「国民の声を聞かない安倍政権を止める。政治を私たちの手に取り戻す」と金子。「反安倍」の受け皿を強く意識して呼び掛けた。

<あうんの呼吸>
 金子は一時、希望の党への合流方針を示したが、改憲と安保法制容認を受け入れず無所属で立候補。1区を主戦場と捉えてきた民進県連を混乱させた。
 苦渋の判断は、非自民の歯車をかみ合わせた。共産が候補を取り下げ、金子の自主支援に回った。共産との共闘に断固反対だった連合福島も推薦を決定。蓮舫ら民進の党代表経験者の応援も相次ぐ。
 「市民の中から立ち上がった『反安倍』の受け皿。野党共闘という認識はない。共産とは『あうんの呼吸』だ」。民進県連幹部の口調も滑らかになった。
 自民との一騎打ちは接戦のまま最終盤に入った。
 「最後の最後に問われるのは金子自身」。陣営関係者は浮動票に加え、保守色もある従来の金子票のつなぎ留めが鍵とみる。

<組織フル回転>
 対する自民前議員亀岡偉民。「野党共闘」「野合」批判が鋭さを増す。
 「政策も理念も違うのに票のためだけにまとまった。福島から共産思想の芽を出していいのか」
 福島市で15日にあった演説会。亀岡は金子陣営への敵対心をあらわにした。
 前回2014年は金子に5307票差で辛勝した。共産候補は約1万6000票を獲得。これが金子に流れたら…。昨年の参院選福島選挙区で、自民の現職閣僚が野党統一候補に敗れた苦い記憶がよみがえる。
 「共産は組織もあり、戦い慣れている」。自民県連幹部は危機感を隠さない。
 党本部は前哨戦から本格参戦した。公示前の今月4日に経済産業相世耕弘成、公示日には首相安倍晋三が福島市に乗り込んだ。
 「亀岡先生が負ければ日本の損失だ」。筆頭副幹事長小泉進次郎は13日、JR福島駅近くで、約2000人を前に力を込めた。
 足元では200を超える後援会と企業団体がフル回転。陣営は地区ごとに連夜、選対会議を開く。
 「最後の一人まで声を掛けてほしい」。18日夜、福島市の選対会議は総力戦で戦う決意を確かめ合った。
 日増しに強まる攻勢に、自民が誇る組織力が活性化してきた。(敬称略)



 【福島1区立候補者】

金子恵美52 無●前(1)
亀岡偉民62☆自(細)前(3)
          (公推)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。●は解散時民進党公認の立候補者


関連ページ:福島政治・行政
2017年10月21日土曜日

4755チバQ:2017/10/21(土) 10:02:25
農業新聞
https://www.agrinews.co.jp/p42149.html
[2017衆院選][注目の選挙区 1] 山形2区 農政巡り自・希 激突
2017年10月12日
2017衆院選

JAの施設で候補者の演説を聞く農家ら(11日、山形県河北町で)
 第48回衆院選が始まった。各地で激しい選挙戦が展開される中、安倍政権が進めてきた経済政策「アベノミクス」や農協改革などに直面した農村部で候補者は有権者に何を訴えるのか。注目の選挙区を追った。

 山形2区は、自民党前職で、党農林部会長代理を務めた経験のある鈴木憲和氏と、直近2回比例復活した民進党前職で、希望の党から出馬した近藤洋介氏が競り合う。水稲と果樹が盛んな地域だけにいずれも農政に重点を置き、農家への呼び掛けを重視。山形県農協政治連盟(農政連)の推薦を追い風に勝ち抜きたい鈴木氏に対し、近藤氏は安倍農政に対する批判の受け皿を狙う。

 鈴木氏は6日夜、村山市の地域市民センターであった会合に顔を出した。県農政連からの推薦もこの日に決まった。鈴木氏は安倍農政に「生産者が納得いかないことがたくさんあるのは分かっている」と分析する。

 初出馬した2012年の衆院選では近藤氏に約1万9000票差をつけたが14年は約7500票差の接戦になった。背景には12年当時、自民党が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加反対を表明したにもかかわらず結果的に参加したことへの反発があったとみられる。鈴木氏はTPP承認案と関連法案採決を自民党議員で唯一退席し棄権。「自分の公約と議員行動が違ってはいけないと思った」と当時を振り返る。

 「生産者と消費者が一緒に農政を考える視点が足りなかった」という鈴木氏。選挙期間中、地元イベントやミニ集会などを通じ、理解を求める。

 一方、近藤氏は前回、前々回と旧・民主党から出馬したが今回は希望の党の公認を得て立候補した。「稲刈りの時に選挙をしないというのが昔の自民党。安倍首相が東北の農村の実態を知らない証拠」と安倍政権を批判。農家宅にも足を運び、支持を呼び掛ける。

 近藤氏は希望の党が公約に直接支払いを盛り込んだのを踏まえ、民主党政権で農家の評価が高かった農業者戸別所得補償制度の復活を訴え、品目に応じた拡充を掲げる。経済産業副大臣時代に交渉参加の検討を進めたTPPも「安倍政権は米国に譲り過ぎ。見直し条項も不透明」と批判する。

 共産党から立候補する新人の岩本康嗣氏は「農畜産物の価格保障と所得補償を組み合わせ、家族農業を守る施策を実現する」と訴える。

 県農政連は今回、県内3選挙区で自民党候補の推薦を決めた。16年の参院選では自主投票を選んだが農業を巡る環境が厳しい中、農業者やJAグループの意思を反映してくれるかどうかを見定めたという。東根市の男性農家(72)は「農業でもうける環境にない。厳しい現実を直視してほしい」と話す。

 立候補者(届け出順)

 鈴木憲和 35 自前 元国交委理事

 近藤洋介 52 希前 元経産副大臣

 岩本康嗣 52 共新 党県委員

4756チバQ:2017/10/21(土) 10:02:46
https://www.agrinews.co.jp/p42163.html
[2017衆院選][注目の選挙区 2] 新潟2区 生産調整見直し争点
2017年10月13日
2017衆院選


街頭演説に聴き入る支援者(新潟県長岡市で)
 水稲が主力の新潟県に12日、自民党総裁の安倍晋三首相が候補者応援に入った。2016年の参院選で逆風にさらされただけに、安倍首相は燕市での街頭演説で1200人を前に農業政策にも言及。「攻めの農業で農産物の輸出が増えた。特に米は5年で5倍。農業者の所得も増やした」と実績に触れ支持を求めた。

 農水政務官を経験した候補者2人が3度目の激突をするのが同市を含む新潟2区だ。農業者の関心は来年産からの米の生産調整の見直し。候補者は、水田農業政策を中心に、安倍農政の是非を問う論戦を繰り広げる。

 「農業の基盤整備は進めなければならない。産地は消費者に喜んでもらえる米作りに転換していく必要がある」。農水政務官を務めた経験がある自民党の細田健一氏は、柏崎市での第一声でこう訴えた。

 前回の衆院選では102票差で制した細田氏。需要に応じた米生産、生産コスト低減などを後押しする政策に取り組むことを強調。生産調整の見直しについては「米価下落が心配だという声を多く聞く。農家の不安、不満に対し謙虚に耳を傾けたい」と述べた。

 演説を聞いたJAの幹部は「農協改革や米の直接支払交付金の廃止など、政権に対し申し上げたいことは多いが人物を重視し、支持したい」と話した。長岡市の米農家は「実行力で生産者を支える農業政策を作ってほしい」と期待を込めた。

 一方、鷲尾英一郎氏も旧・民主党政権時代に農水政務官を務めた。選挙直前に民進党が3分裂したため今回、無所属で出馬した。出陣式で鷲尾氏は「5年間の安倍政権で農家は苦しみ、将来の見通しを立てにくくなった。現場の声が首相に伝わっていない」と安倍農政を批判。農業者戸別所得補償制度の復活や農業の6次産業化を主張し、米だけに頼らない地域農業の確立を訴える。

 燕市に住むベテラン農家は「安倍政権は自分に都合の良いことばかりを言い、農家を振り回した」と強調。園芸作物を栽培する別の男性農家は「農業は地域の主要な産業。地域農業・経済を明るくしてほしい」と語った。

 共産党新人の五十嵐健彦氏は、貿易交渉と価格保障・所得補償の強化を訴える。「関税の引き下げは許されない。安倍政権が続けば農家は暮らしていけない」とする。

 選挙区では原子力発電所問題や離島振興など課題は山積している。ある候補者の集会で出席者からこんな声が漏れた。「農業の議論が埋没しないか心配だ。期間中、候補者の声に耳を傾けたい」

 立候補者(届け出順)

 細田 健一 53 自前 元農水政務官

 鷲尾英一郎 40 無前 元農水政務官

 五十嵐健彦 37 共新 党県委員

4757チバQ:2017/10/21(土) 10:03:27
https://www.agrinews.co.jp/p42168.html
[2017衆院選][注目の選挙区 3] 鹿児島3区 農村票巡り前職対決
2017年10月14日
農政 2017衆院選


JAの支所前で行われた演説で候補者に拍手を送る聴衆(鹿児島県薩摩川内市で)
 鹿児島3区は区割りの変更による県内小選挙区の定数が1減となった影響で、前職2人が直接対決する。自民党で農林部会長を務めた小里泰弘氏と、解散前の無所属から転じて希望の党に加わった野間健氏だ。いずれも2014年衆院選では、旧選挙区で大勝した実力者。両者は農村票が勝敗を分けるとみて、農家を意識した演説を繰り広げる。

 前回に続き、鹿児島県農民政治連盟(農政連)の推薦を得た小里氏。党農林部会長や衆院農林水産委員長を歴任した農林議員だ。農村票はいわば小里氏の“生命線”。選挙戦初日の10日、JAの店舗3カ所を相次いで回り、農業関係者らに実績や経験を訴えた。

 出水市のJA支店前で演説した小里氏は、安倍晋三首相が掲げる「攻めの農業」の一環で、農産物輸出を進める考えを表明。海外で和牛肉や日本産米が「大評判だ」と述べた。半面、競争原理で成り立たない中山間地農業を抱えることを踏まえ「攻めるべきは攻め、守るべきは守って大事な農業農村を確かな未来につないでいく」と訴えた。

 演説を聴いていた米農家のある男性は「輸出もいいが、地域で関心の高い畜産や国際交渉に対する考え方を聞きたかった」と安倍農政の方向性に対し不満を漏らした。

 旧4区では4期連続で勝ち上がっていた小里氏。だが今回、陣営に楽観ムードはない。区割り変更で選挙区から出身地の霧島市が外れた。2世議員で父・貞利氏から継いだ地盤を強みにしていただけに、新たな票の開拓が迫られている。

 一方、野間氏は“保守王国”の鹿児島で、自民候補を破って2期連続当選を果たした実績を持つ。今回は九州の候補者として唯一、希望の党の結党メンバーに名を連ねた。10日は伊佐市、出水市など、新たに選挙区に加わった地域を中心に出陣式を開催。小里氏を意識して「(2世議員は)一度も金、生活の苦労をしたことがない。地域、地方はこれで良くなるのか」と、世襲議員が多い自民党を批判した。

 野間氏は超党派の議員でつくる「薬用作物栽培推進議員連盟」の幹事長を務めてきた。薬用作物の生産拡大や販路開拓に尽力した実績を訴える。姶良市の出発式では、薬用作物の生産者組織で代表を務める農家が応援演説に駆け付け、支持を呼び掛けた。だが、党の公約に盛り込んだ農業補助金の大胆な廃止などに触れることはなかった。

 共産党からは新人の山口勇太氏が出馬。原子力発電所の即時停止を訴え同世代の若年の受け皿を目指す。

 立候補者(届け出順)

 野間健 59 希前 元国交委員

 小里泰弘 59 自前 元環境副大臣、元農水政務官

 山口勇太 26 共新 党准県委員

4758チバQ:2017/10/21(土) 10:04:04
https://www.agrinews.co.jp/p42195.html
[2017衆院選][注目の選挙区 4] 栃木2区 農政訴え 真っ向勝負
2017年10月17日
農政 2017衆院選


雨の中、支持を訴える候補者(栃木県栃木市で=写真の一部を加工しています)
 栃木2区は、自民の西川公也氏と無所属で出馬した福田昭夫氏の前職同士の一騎打ちだ。2014年の前回衆院選はわずか199票差で福田氏が制し、西川氏は比例復活した。だが、今回は共に比例に重複立候補できず“背水の陣”で臨む。

 「農政を世界の中で進めていくには、どうしても西川さんが必要だ」

 3日、さくら市。安倍晋三首相は解散後初めて東京都内以外で街頭演説に臨んだ。しかも一候補者の応援に複数箇所を回る異例の対応だ。

 第2次安倍内閣発足から4年10カ月。政府は環太平洋連携協定(TPP)に踏み切り、国内では「60年ぶりの農協改革」をはじめ農政改革を断行。党農林トップや農相として常に「安倍農政」の中心にいたのが西川氏だ。公示日には、改革を共にけん引した小泉進次郎前党農林部会長が駆け付け、「また一緒に仕事がしたい」と激励、同氏を恩師と持ち上げた。

 一方、出陣式には、JA全中の中家徹会長らJA全国団体幹部が勢ぞろいし「何と言っても農政の重鎮。なくてはならない議員だ」と強調した。

 官邸主導の改革は時に農業関係者の激しい反発を招き、現役農相として臨んだ前回衆院選では敗れた。だが「党と官邸の『間』で立ち回る西川氏がいなければ党は割れていた。こんな芸当をできる人は他にいない」と自民党関係者。今後も米の生産調整見直しや卸売市場改革、日米経済対話と重要局面が続く。官邸と距離を置く農林幹部も「帰ってきてもらわないと大変なことになる」。

 西川氏は言い切る。「私は農政改革でものすごい批判を受けた。けれど何のためにやるか。農家の所得を上げる。これ一点で勝負です」

 一方、福田陣営は西川氏を安倍農政の象徴と見立て攻める。10日のさくら市での街頭演説で、福田氏は「行き過ぎた自由貿易は改め、日本のふるさとを守らなければならない」と気勢を上げた。

 水田地帯が広がる栃木県中部。日照不足で水稲の作柄は91(9月15日現在)と振るわない。福田選対幹部は「作柄が悪いのにもかかわらず、対策を講じるどころか解散か」と批判。「来年は米の直接支払交付金がなくなる」とし、戸別所得補償制度の復活を唱え農業票の切り崩しにかかる。

 民進党出身だが希望の党に合流せず無所属で非自民票の結集に懸けた。民進党や社民党県連が推薦、共産党県委員会は候補者を取り下げ支持に回った。人当たりの良さで個人ファンも多い福田氏。熱心に応援する主婦は「農家はだまされちゃいけない」と駆け回る。

 米作りをする男性農家は「安倍政権のやり方はどうかと思うが野党もどうなるのか」と首をかしげる。別の農業関係者は「ここの結果が今後の農政を左右することは間違いない」と注目する。

 立候補者(届け出順)

 西川公也 74 自前 元農相

 福田昭夫 69 無前 元総務政務官、元知事

4759チバQ:2017/10/21(土) 10:04:27
https://www.agrinews.co.jp/p42204.html
[2017衆院選][注目の選挙区 5] 秋田3区 米政策で農家が審判
2017年10月18日
農政 2017衆院選


候補者の演説を聞く農家ら(秋田県東成瀬村で)
 秋田3区は、自民党前職で農林部会長代理を務めた御法川信英氏と、旧・民進党から希望の党に移り出馬した前職、村岡敏英氏が5度目の対決をする。穀倉地帯を抱える同選挙区の大きな関心の一つが米政策だ。全国有数の米産地、大仙市出身で5選を目指す御法川氏に対し、旧・民進のネクスト農相で小選挙区での初勝利を目指す村岡氏の舌戦が連日、繰り広げられている。

 激突した過去4回の選挙のうち、御法川氏は2014年衆院選で5600票差の接戦で村岡氏を制した。県農協政治連盟(農政連)も両氏が掲げる農業政策を評価し、推薦候補者を置かずに自主投票としている。

 大仙市で10日にあった御法川氏の出陣式には、地元の首長やJA幹部ら700人が出席。「数十階建ての都庁から見下ろして地方創生と言ってもらっては困る」と希望の公約をけん制。「秋田を日本一の米産地にするチャンス。秋田のための政策を必ず実行する」と強調。実需者ニーズを捉えた播種(はしゅ)前契約や、需要の高い業務用米の取り組みで「農業を成長分野に変え農家の所得向上を目指す」と語る。

 「代々受け継いでいる米を作り続けたい」と語る60代の米農家は、人口減少が進む現状から「農家の声に耳を傾け、需要に応じた生産を確実に進める施策を打ってもらいたい」と期待する。

 一方、旧・民進でネクスト農相を務めていた村岡氏は、地元・由利本荘市から支持基盤を固める。農業を「国民の健康と命を守る産業」と考える村岡氏は生産調整の見直しについて「農家は今まで政府の指示に従い米を作ってきた。国の関与が薄くなれば農家が壊れてしまう」と批判。希望が公約に明記した食料自給率50%達成で、農業再生の必要性を訴える。

 過去2回とも比例復活した村岡氏。安倍農政の不満票の受け皿として、希望からの出馬で選挙区での当選を狙う。

 共産党新人の冨岡昭氏は、消費税増税、憲法改正に反対。「増税により国民の暮らしは成り立たなくなる。大企業を優遇する政治を正す」と唱える。

 保守王国とされる選挙区だが、安倍政権が掲げる「アベノミクス」の効果が地方で表れていないことから「農政だけでなく、森友・加計問題への対応を含め不満の声も多い」(60代の大規模米農家)のが実態。選挙戦後半に入る中「農家をリードする議員に票を投じたい」(60代の別の米農家)との声も飛ぶ。

 立候補者(届け出順)

 村岡敏英 57 希前 元農水委理事

 御法川信英 53 自前 元財務副大臣

 冨岡昭 67 共新 党県書記長

4760チバQ:2017/10/21(土) 10:04:55
https://www.agrinews.co.jp/p42216.html
[2017衆院選][注目の選挙区 6] 高知2区 中山間政策 一騎打ち
2017年10月19日
農政 2017衆院選


候補者の演説を聴き、応援する有権者(高知市で)
 高知2区は農相経験者で自民党前職の山本有二氏と、旧・民進党県連代表で、無所属で出馬した広田一氏の一騎打ちの構図だ。農相時代の成果を訴える山本氏に対し、広田氏は環太平洋連携協定(TPP)への自民党の対応を批判。承認審議中の強行採決を示唆する山本氏の“失言”やTPP交渉参加を強引に判断した過程を振り返り、自公からの離反票を狙った選挙戦を展開している。

 高知県農協農政会議が4日に開いた会合で2区の推薦候補者として山本氏を選んだ。農相の経験や、与党内での発言力を評価した。一方で、現場には安倍農政に対する“アレルギー”がある。あるJAの幹部は「農協改革やTPPを強硬に進めたイメージが現場に色濃く残っている」とする。

 自民党内部からも不安の声が漏れる。ある幹部は「農協改革を進める安倍政権への不満は大きい」とし、批判票の行方が不透明だと指摘する。

 高知2区の有権者は約30万人。高知県内全域の2014年衆院選の投票率は50・98%だった。内訳は山本氏が8万3000票でトップで、対抗馬の旧・民主党候補が約4万票、共産党候補が約3万票。今回は共産党候補が比例に回ったため選挙区は両氏で票を取り合うことになる。

 山本氏は選挙期間中、各地で具体的な政策課題や成果を強調する。10日の出発式では「条件不利地の中山間地域では狭い土地を耕さなければならない。鳥獣被害もある。条件の悪さを乗り越える農業を支えるのが任務だ」と強調。JA高知はた本所で12日にあった演説会では「安倍内閣とJAがそれほど仲たがいする必要のない政策ができた」と強調。次世代型環境制御装置ハウスの県内での普及に農水省が予算を充てたことも唱えた。

 一方、安倍政権に不信を抱く層の自公の離反票が広田氏に動く可能性を指摘する声もある。参院から衆院にくら替えした広田氏は街頭演説や個人演説会で「言っていることとやっていることを変えない、まっとうな政治を取り戻す」と訴える。

 JA高知はた宿毛支所で11日にあった広田氏の演説会で、70代の農家は「TPPが発効すれば高知の中山間地域の農業は壊滅する可能性が高いということを予想できたはずだ」と語気を強めた。

 両氏の演説を聴いたある出席者はぼやく。「成果ばかりを強調する山本氏に対し、無所属の広田氏からは具体的な農業政策が見えてこない。投票する際の判断材料が乏しく難しい」

 立候補者(届け出順)

 広田一 49 無新 元防衛政務官

 山本有二 65 自前 元農相

4761チバQ:2017/10/21(土) 10:05:22
https://www.agrinews.co.jp/p42229.html
[2017衆院選][注目の選挙区 7] 北海道11区 食料基地で女性競う
2017年10月20日
農政 2017衆院選


支持を訴える候補者(北海道帯広市で=写真の一部を加工しています)
 全国有数の農業地帯、十勝地方を抱える北海道11区では自民党前職で農水政務官などの経歴を持つ中川郁子氏と、立憲民主党の新人、石川香織氏が名乗りを上げ連日、選挙区内を駆け巡る。いずれも元衆院議員を夫に持つ女性候補は、基幹産業の農業や農村への熱い思いを唱える。

 畑作・酪農を主体とする十勝地方は、道内の農業産出額の約25%を占める。環太平洋連携協定(TPP)、日欧経済連携協定(EPA)などの影響で、農政や農村の 「十勝を勝ち組として残さなければならない」。中川氏は10日の出陣式で「勝ち組」「勝ち残る」という言葉を繰り返し使い訴えた。競争力を高め安倍農政が掲げる「強い農業」の実現に意欲を見せ、土地改良については「十勝農業を未来に発展させるために必要」と強調した。食品・農林水産物の輸出促進も重視する。

 11区は義父の故・中川一郎氏と夫の故・昭一氏を輩出し「中川王国」といわれた。両氏の地盤を引き継ぎ新人と争う中川氏は、公明党や新党大地、北海道農協政治連盟(農政連)の推薦を受け、2期務めた経験と実績をアピールする。

 昨年8月に十勝地域を襲った台風の激甚災害指定を短期間で実現させたことも説明。土地改良予算も「民主党政権で減額した予算を同水準まで戻した」とする。演説を聴いた60代男性は「台風被害の対応が早く助かった。十勝の大事な農業を守ってくれた」と話す半面、2015年の週刊誌報道によるイメージ悪化を懸念する。

 一方、初選挙に臨む石川氏は、政治資金規正法違反で公民権停止中の元議員で夫の知裕氏の代わりに出馬した。農業について「基盤整備や施設の整備も大切だが、その前に働く人が住みやすい土地でないといけない」と強調する。

 農業の大規模化を見据え、農業法人の従業員や就農した女性が暮らしやすい農業振興を柱にした過疎地対策を掲げる。農林水産業の活性化へ「働き手が暮らしやすく、長く定住して農業を続ける仕組みをつくりたい」と訴える。

 3歳と1歳の子どもを抱える母として、自治体による託児施設の設置を後押しする制度づくりの必要性も強調する。政治家として力量は未知数だが、演説を聴いた70代の男性は「夫が苦しいときに結婚した人柄を信用している。子育て世代の女性の声を代弁してほしい」と話す。

 選挙戦も20、21の両日を残すだけになった。期間中、足しげく現場に通い有権者の声に耳を傾けてきた両氏。声を振り絞り最後の支持を求める。

 立候補者(届け出順)

 石川香織 33 立新 元アナウンサー

 中川郁子 58 自前 元農水政務官

4762チバQ:2017/10/21(土) 10:05:50
https://www.agrinews.co.jp/p42242.html
[2017衆院選] 衆院選終盤、農林候補 声からし 与党 実績と安定 前面に 野党 急進改革 強く批判
2017年10月21日
農政 2017衆院選


出来秋の選挙戦。稲刈りをしていたコンバインのそばを通る選挙カー(写真の一部を加工しています)
 衆院選は投開票まで残り1日となり最終盤に突入した。北海道や東北、信越地方を中心に、農村地帯でも与野党が伯仲する激戦となっており、農林系候補が各地で最後の訴えに声を振り絞る。焦点の米政策や農協改革、通商戦略を巡り、与党候補は安倍政権下での改革の成果や今後の着実な農政運営を説く。一方、野党候補は、官邸主導の急進的な改革路線を批判し、所得補償など農家経営を下支えする仕組みへの転換を訴える。

 北陸の米どころ富山2区。自民党公認の宮腰光寛氏は、党の米政策責任者として飼料用米の本作化など水田フル活用対策を進めてきた。1970年に始まった生産調整は安倍政権下で初めて全国で目標を達成し「16年は豊作で米の値段が上がった史上初めての年だ」と“実績”を強調する。18年からは国による目標配分をやめ、生産者や集荷業者、団体中心の仕組みに移行するが「確実に生産調整を達成できると確信している」と与党として責任ある対応を訴える。富山2区では、農業者戸別所得補償の法制化などを掲げる社民党の新人、山崎彰氏との一騎打ちの戦いとなっている。

 九州本島の南端、鹿児島4区。元農相で自民党公認の森山裕氏は、農家やJA関係者らを前に農業生産額の増加に触れ「まだまだ伸びしろがある。所得を上げるために心血を注いでいく」と力を込める。一方で、党国会対策委員長として全国遊説する中で米政策に対する農家の不安も感じ「安心してもらえる対応を考えなければならない」と農政のかじ取りに意欲を示す。日欧経済連携協定(EPA)についても国内対策の取りまとめを急ぐと説明。「必要な予算はどんなことがあっても確保する」と言い切る。社民党新人の野呂正和氏と争う。

 一方、野党の農林系候補も、支援拡大に声を振り絞る。中山間地を多く抱える香川2区に、希望の党公認で出馬した玉木雄一郎氏は、政府が生産調整見直しに伴い10アール7500円の米の直接支払交付金を廃止することを「いきなりなくすと現場に影響が大きい」と問題視。営農継続を可能にする所得補償と収入保険に加え、環境や食の安全に配慮した生産を後押しする直接支払いを提案する。安倍政権が進める農協改革にも矛先を向け「総合農協を否定することは地域を壊してしまう」としてJAが自主改革できる環境づくりを説く。香川2区では、3者が競う構図だ。地方創生の重要性を訴える自民党前職の瀬戸隆一氏や、農産物の価格保障・所得補償の抜本的な強化などを掲げる共産党の新人、河村整氏と競っている。

 北海道有数の水田地帯を抱える北海道6区。民主党政権時代に農水副大臣を務めた立憲民主党公認の佐々木隆博氏は、収入変動にさらされる農家を支える「岩盤が必要だ」として戸別所得補償制度の復活と法制化を公約の柱に据える。

 安倍政権による農協改革などを念頭に「農協が地域と分断された。環太平洋連携協定(TPP)や日欧EPAもそうだが、地域の疲弊に拍車を掛けている」として地域の格差是正を訴える。

 同区では自民党前職の今津寛氏と対決。今津氏は、北海道農業を持続可能な産業として確立するため、農業基盤整備の重要性を訴える。農地集約や農業機械装備拡充の重要性を指摘する。

4763チバQ:2017/10/21(土) 10:09:57
http://www.sankei.com/politics/news/171020/plt1710200050-n1.html
2017.10.20 14:39
【衆院選】
候補者より大きい小泉進次郎氏の写真 山形で新聞広告出現
 山形新聞は20日付朝刊に自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長の山形県来訪予定を伝える同党県連の政党広告を掲載した。

 広告では笑顔をふりまく小泉氏の写真とともに「明日、小泉進次郎 来たる!!」という見出しが躍り、同党の県内各選挙区の候補者の顔写真が添えられていた。ただ、人気応援弁士として全国の候補者から引っ張りだこの小泉氏に比べ、候補者らの写真はかなり小さかった。

 小泉氏の巨大顔写真を掲載した理由について、同党山形県連の角田嘉郎(すみたよしろう)事務局長は「候補者の政党広告は基準があり、これ以上大きくできなかった。他政党の候補の広告が入ると困るので小泉氏の写真を大きくした」としている。

4764チバQ:2017/10/21(土) 10:38:51
4区の記事がないけど
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017101802000242.html
<終盤戦突入>1区 経験三様、声からす
2017年10月18日 紙面から
写真
 JR大津京駅の駅前広場。「地域への投資は国が責任持って進めます」と、大岡さんが語りかけた。「車上よりも地面に立つ方が有権者に声が届く」と、時には階段の段差を演台代わりにして駅立ちやつじ立ちを重ねる。
 国道整備や年金運用の見直しといった実績を訴えつつ、自衛隊の憲法明記の必要性を強調。ビラは予想以上にさばけて最終的には三万部刷るなど「感触は悪くない」という。
 森友や加計学園疑惑などによる政権不信が波打ち、有権者から「安倍を辞めさせろ」という厳しい一言を掛けられることも。三期目を目指す今回の選挙を「一回目の出馬は上り調子、二回目はなぎ。今回は支持もある分、拒否も出てきた」と表現。「コツコツ愚直に訴えていかないと勝てない」と気を引き締める。
 公示直前の出馬表明となった嘉田さんは、駅立ちや選挙カーからの呼び掛けに力を注ぐ。「相手は軍艦、私たちは手こぎ舟で挑む」と訴え、政見放送がないことや、ポスター掲示やチラシの数で制約のある無所属候補が巨大与党に立ち向かう「草の根」に例える。
 二期八年の知事時代の実績としては、財政再建、子育て支援、環境保全の三つを「滋賀モデル」と挙げ、特に強調。「滋賀の出生率は沖縄を除けば全国一番だ」と誇り、「人口減少に手を打ってこなかったのは自民党政権だ」と批判を展開。女性の浮動票は取り込みも期待する。
 引退する川端達夫さんの後継の立場も強調し、「額に汗してまじめに働く人のための政治のバトンを受け継ぐ」とも。知名度だけには頼らず、連合滋賀の支援を受けて労組の組織票も取りまとめにも力を入れている。
 小坂さんは、知名度不足を補うため、街宣活動に力を入れてきた。団地や駅、スーパーを中心に一日十カ所以上で演説。「自民党は、教育費無償化のため憲法を変えると言っているが、予算の配分を変えれば今のままで十分できる」と、長年小学校教員として勤めた立場から改憲阻止や脱原発を訴える。
 大岡さんと嘉田さんの接戦を予想する序盤情勢を受け、陣営幹部は「知名度の低さがあるから仕方がない」。一方、嘉田さんの出馬には大義が無く、反安倍政権票の受け皿になりきれていないと分析。共産、社民両党の支持層をほぼ固め、無党派層や安倍政権に批判的な保守層への食い込みで票の上積みを狙う。
     ◇
 二十二日の投開票が徐々に近づく。街頭演説から企業回りと、朝から晩まで湖国を駆け回る候補者たちが重視する活動やその手応えは。各候補者の選挙戦を追った。

4765チバQ:2017/10/21(土) 10:39:06
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017101902000270.html
<終盤戦突入>2区 立ち位置の差、訴え
2017年10月19日 紙面から
写真
 「本当に厳しい選挙だ」。長浜市中心部の個人演説会。上野さんは、連夜の演説会で枯らした声で繰り返し訴えた。報道各社が世論調査で「序盤リード」と伝えたため、緩みの打ち消しに躍起だ。
 今回は改革保守を掲げる「希望」が登場。上野さんは「風が変われば、結果は大きく変わる」と民意の動向を気にかける。
 一晩で五カ所開くこともある演説会では、具体的な数値を交えて実績や政策をじかに訴える。経済政策や北朝鮮問題への対応、地域のインフラ整備-。与党の強みを生かして他候補との違いを鮮明にし、足元の支持を固める。
 重点的に攻めるのがライバル田島さんの牙城、彦根市だ。前回選では同市での得票数が千四百票差で苦杯をなめた。陣営幹部は「彦根を切り崩し、票を掘り起こす」と息巻く。現職閣僚や元タレント議員の応援を集中させ、攻勢を掛ける。
 「自分の政治姿勢や考え方は、彦根市議としてスタートした二十七年前から何も変わっていない」と訴えるのは田島さん。旧民主で議席を重ねてきたが、今回は希望から出馬。支持者からは「安保法容認に転じたのか」と戸惑いの声が寄せられる。
 安倍政権を倒すためには、政権交代が可能な政党が必要だ-。街頭や個人演説会では必ず、希望から出馬した真意について説明を尽くす。
 彦根、長浜の大票田を中心に、選挙区内をくまなく街宣。広く訴えを知ってもらうため、街頭演説の回数を増やし、無党派層や政権批判票の取り込みを図る。
 比例復活を果たした前回以上に手応えを感じており、「前回もかなりリードされていたが、残り一週間で相当追い上げた。まだまだ、できることがある」と意気込む。
 対月さんは公示直前、市民団体と野党三党の統一候補として初出馬を表明。急ごしらえの選挙戦にねじを巻き、毎朝のようにJR駅前に立って課題の知名度アップを図る。
 「安倍さんを総理の座から絶対に引きずり降ろす」と、対立軸として憲法改正反対や原発廃止を掲げ、支援を受ける共産の票を固める。
 元高校教諭や住職の経験も前面にアピール。教育問題や命の尊さを力説する。安保法容認に転じたとして田島さんにも批判の矛先を向け、自民、希望に替わる受け皿として無党派への浸透を狙う。
 諸派・幸福実現党の荒川さんは、長浜市を中心に街頭演説を精力的にこなし、消費税減税や核シェルターの設置などを訴えている。

4766チバQ:2017/10/21(土) 10:39:21
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017102002000259.html
<終盤戦突入>3区 冷静と必死の舌戦
2017年10月20日 紙面から
写真
 「『武村は大丈夫だろう』という根拠のない楽観論が広がっている」。自民党県連選対本部長を務める二之湯武史参院議員は、武村さん陣営を引き締める。
 前回選では、同じ相手に約二万五千票差をつけた。今回の序盤情勢も有利を伝える報道が目立ったが、一部で希望の小川さんと「互角の戦い」とする文面が躍ると、陣営に緊張が走った。
 総括責任者の奥村芳正県議は「(武村さんを)選挙カーから降ろして、一人一人と握手させる。駅立ちもしっかりやり、自転車部隊もつくる」と話し、ミニ集会は前回選の倍となる百二十回まで増やすという。
 武村さん本人は、二期で積み上げた実績をアピールすることに徹する。「選挙期間中に投票先が変わることはまずない。これまでに何をしてきたかが重要だ」と冷静さを保つ。
 一方、小川さんは組織力で劣るため、子育て世代の無党派層を取り込もうと駅前やスーパー周辺での演説に集中する。「女性の反応が良いのはこれまでになかったこと。森友・加計学園は問題だ、と応援してくれる声も強い」と前向きだ。
 序盤は劣勢が伝えられたが「それほど反応が悪いとは思えない」と、選対本部長の山本正県議は首をかしげる。前回の選挙から三年間、駅前に毎日立ち続け、認知度が上がっているのは確か。しかし、公認を受けた希望の支持率も低迷し、「希望の候補というよりは、小川の名前を繰り返し訴える」と必死だ。
 演説は毎回、希望で出馬した経緯から始まる。「戦争につながることを許してはいけない。党に物申せるよう小選挙区で勝たせてほしい」と力を込める。
 社民や市民団体との統一候補として戦う石堂さん。「三極対決」とする見方に「自公・希望と、市民と野党の共闘の二極対決だ」と反論する。公示前の八日には、JR草津駅前に共産の小池晃書記局長を招き、県内全四選挙区の統一候補が気勢を上げた。
 旧民進支持者で希望の政策に失望感を抱く人や、無党派層の掘り起こしに重点を置く。そのため個人演説会は最小限にとどめ、駅立ちや選挙カーでの訴えに力を注ぐ。陣営が感じる手応えは前回選以上といい、「どんな状況でも野党共闘路線をぶれずに突き進んでいくだけ」と前を向く。

4767チバQ:2017/10/21(土) 10:39:44
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017101802000243.html
1、2、4区競り合う 本社情勢調査
2017年10月18日 紙面から
 二十二日投開票の衆院選で、中日新聞社が実施した電話世論調査と独自取材を加えた終盤情勢調査によると、県内の小選挙区は1区で自民と無所属が、2、4区で自民と希望が競り合っている。四割以上が投票先を決めておらず、終盤の選挙戦の鍵を握りそうだ。
 投票で重視することは、北朝鮮問題の対応が32・3%と最多。消費税増税の対応が26・6%、年金など高齢者対策が23・6%と続いた。比例代表の投票先を現時点での意向も含めて尋ねたところ、自民29・6%、希望12・1%、立憲民主9・3%、共産4・5%、公明3・4%、維新2・5%、社民0・7%、幸福0・4%だった。
 調査は、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。県内では対象者にかかった二千二十九件のうち、千二百三人から回答を得た。
◆1区

 自民前職の大岡敏孝さんと、元知事で無所属新人の嘉田由紀子さんが激しく競り合う。大岡さんは自民支持層の六割、公明支持層の八割を固め、六十、七十代から広い支持。嘉田さんは無党派層の四割以上をまとめ、四十代から大きな支持を受ける。社民新人の小坂淑子さんは厳しい。
◆2区

 自民前職の上野賢一郎さんと、希望前職の田島一成さんが接戦。上野さんは自民支持層の八割、公明支持層の五割を固める。田島さんは希望支持層の九割以上をまとめ、立民支持層の七割弱も取り込む。無所属新人の対月慈照さん、諸派新人の荒川雅司さんは支持の広がりが見られない。
◆3区

 自民前職の武村展英さんが安全圏。自民支持層の八割を固め、一部の希望支持層も取り込む。三十代を筆頭に、各年代から広い支持を受ける。希望新人の小川泰江さんは希望支持層の六割を固め、立民支持層の七割もまとめる。共産新人の石堂淳士さんは支持の広がりが見られない。
◆4区

 自民新人の小寺裕雄さんと、希望新人の徳永久志さんが互角の戦い。小寺さんは自民支持層の六割を固め、無党派層にも浸透が見られる。徳永さんは希望支持層の八割をまとめた上、自民支持層の二割弱を取り込む。共産新人の西沢耕一さんは党支持層の約七割を固めるが厳しい戦い。

4768チバQ:2017/10/21(土) 10:40:58
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_saga/article/367130/
農業者の1票どこへ? 自主投票のJA佐賀、減反廃止に揺れ 「農政もっと語って」
2017年10月20日 06時00分

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佐賀平野に広がる田んぼで稲刈りをするコンバイン。1次産業は県の基幹産業だ=佐賀市川副町
佐賀平野に広がる田んぼで稲刈りをするコンバイン。1次産業は県の基幹産業だ=佐賀市川副町
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 コメの減反政策が来年産から廃止され、農政は転換期を迎える。競争力強化へかじを切る安倍晋三政権は農産物の貿易自由化も進め、1次産業が盛んな佐賀の農業者の間には影響を懸念する声が広がる。県内12万人超の准・正会員を抱えるJAグループ佐賀は、衆院選ではどの候補も推薦しない「自主投票」を決めた。高齢化や後継者不足に悩む中、農業者は1票をどこへ投じるか、揺れている。

 佐賀平野の田んぼをコンバインが進む。減反政策下では最後のコメの収穫。来年産から、国は都道府県ごとの生産数量を示さず、農家はそれぞれの判断で作付けできる。農家のやる気を引き出す狙いだが、コメの消費量が減る中、生産が増えればコメ余りで価格が下落する恐れもある。

 佐賀市内の6ヘクタールでコメを生産する60代男性は「(来年産から)値段が下がるんじゃないか」と不安を漏らした。減反政策では国の生産数量を守れば、10アール当たり7500円の補助金があった。男性は「農業を続けるには所得を確保する政策が必要。(大豆や飼料用米への)転作制度を手厚くしてほしい」と注文した。

 減反廃止後は、コメは野菜のように市場の需給バランスで価格が決まる。値が崩れれば、廃業にもつながりかねない。同市内で大根など野菜10品目を栽培していた50代男性は2年前、価格低迷にあえぎ「農業だけじゃ食えない」と廃業した。今は飼料用の稲わらを梱包(こんぽう)する仕事に就いている。

 県内の農業就業人口は減少している。農林水産省によると、2015年は2万6244人で05年から半減。減少率は、同時期の全国平均(37・4%減)を上回る。平均年齢も15年は64・9歳で、05年から3・3歳高齢化が進んだ。

 JAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」は公示前日の9日、自主投票を決めた。昨夏の参院選に続く判断で、金原寿秀会長は「自由貿易や農協改革を(農業団体との)議論なしに進める官邸政治に批判がくすぶっている」とした。

 ただ、自由化を好機と捉える農業者もいる。農事組合法人の設立も進み、「生産規模を拡大し、運搬や貯蔵を協業して合理化を図れば所得も確保できる」(60代男性)との声もある。

 県内小選挙区には計6人が立候補し、公示日の第一声では「佐賀の農業を守っていきたい」「戸別所得補償制度を訴えてきたが、所得は守られていない」などと主張したが、具体的な農政はほとんど語られなかった。同市でレタスを栽培する70代女性は「どんな農政を進めていくのか、候補者にはもっと語ってほしい」と話した。

=2017/10/20付 西日本新聞朝刊=

4769チバQ:2017/10/21(土) 10:42:50
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-104854452.html
農業票どこへ? 争点埋もれ「安倍農政」判断できず
10月19日 09:30デーリー東北

農業票どこへ? 争点埋もれ「安倍農政」判断できず
デーリー東北
(デーリー東北)
 22日投開票の衆院選は、第1次産業を基幹産業とする青森県でも、農政が大きな争点にならず論戦が深まっていない。農業関係者は、約5年間にわたる「安倍農政」の是非に判断を下したいところだが、消費税増税や憲法改正などの争点に埋もれてしまった。農業者にとって投票の判断材料に乏しく、農業票の行方は不透明だ。 コメ政策見直しや農協改革など、農業の構造改革に積極的だった安倍政権の農業政策に、農業者の不満はくすぶり続けてきた。昨年夏の参院選では、環太平洋連携協定(TPP)の早期発効方針が争点に浮上。東北地方は秋田以外の5県で野党候補が勝利したが、農業者の与党離れが要因との見方も多かった。 ただ、今回の衆院選では農政に関わる各党の公約が有権者や農業者に浸透していない。十和田市に住む農業の男性(70)は「野党の政策は具体性に欠け、自分たちにどう反映されるのかイメージしにくい。各党の政策を比較することすら難しい」と頭を抱える。 県内各小選挙区の候補者は、農業票の取り込みを意識して「6次産業化などの支援を強化する」「民主党政権下で実施した戸別所得補償制度を復活させる」など、各党の公約を踏まえてマイクで訴えるが、「具体的な政策をもっと聞きたい」(県内農業者)と物足りなさを指摘する声は少なくない。 県内の農協組合長などで構成する県農協農政対策委員会は、県内3小選挙区と比例代表東北ブロックの候補者を推薦せず、昨年の参院選と同じく自主投票とすることを決めた。委員長の阿保直延県農協中央会会長は「現場は国の農業政策に不満を持っている。しかし、野党に政権担当能力があるとは感じられない」と理由を語る。 ある自民党関係者は農業政策が選挙戦の表面に出ていないことを認めつつ「希望の党は再編でドタバタし、政策が整っていない。TPP問題で離れた農業票は戻ってくるだろう」と胸算用。また、希望の関係者は「農政は大事だと思うが、安倍政権に終止符を打つことが第一。演説時間の関係もある」と選挙戦術に理解を求めた。【写真説明】農業政策などの訴えに聞き入る農村部の有権者=10日、弘前市

4770チバQ:2017/10/21(土) 10:43:41
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171015_71022.html
<衆院選東北>他に選択肢がない…農政連「消極的」自民回帰 急進的改革に警戒感
10月15日 13:00河北新報

<衆院選東北>他に選択肢がない…農政連「消極的」自民回帰 急進的改革に警戒感
<衆院選東北>他に選択肢がない…農政連「消極的」自民回帰 急進的改革に警戒感
(河北新報)
 22日投開票の衆院選で、東北各県の農協政治連盟(農政連)などの対応が出そろった。5県が自主投票だった昨年夏の参院選から一転、自民党候補を推薦する傾向が強まった。農協改革や国外への市場開放など安倍政権に対する警戒感は根強く、推薦を決めた各団体の思いは複雑だ。選択肢の乏しさの一方で、急進的な農政の動きをけん制する狙いもある。
 各選挙区の推薦状況などは表の通り。宮城、山形は県内全区で自民前議員の推薦を決定。秋田と福島はともに1選挙区を除き自民前議員を推す。岩手は全3区で自民前議員、希望と無所属の前、元議員を支援する。
 突然の解散や混迷した野党再編の影響で、新党などの農業政策は不透明だ。宮城県内の農協幹部は自民に傾いた理由を「他に選択肢がない」と語り、消極的な決定過程をうかがわせた。
 東北各地では、政府の規制改革推進会議が進める農政や農協改革に加え、環太平洋連携協定(TPP)や欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)の推進に伴う農業分野への打撃を懸念する声が消えない。
 今回の衆院選は、2018年産米から国の生産調整(減反)が廃止されコメ政策が転機を迎える中での選挙戦となる。山形県農政連の支部長の一人は「自民を支援すべきではないとの声もあった。もろ手を挙げての推薦ではなく、複雑な思いを押し殺している」と明かした。
 6県で唯一、全3区で自主投票とした青森県農協農政対策委員会の阿保直延委員長(県農協中央会長)は「組合員は国の農業政策に不満があるが、野党に政権担当能力があるとも感じられない」と嘆いた。
 秋田県農政連は、農協改革などへの不満が組織内にあるとして、比例代表東北ブロックは自主投票とし、小選挙区と対応が分かれる形となった。
 福島県農業者政治連盟は、推薦候補と結んだ政策協定書に「規制改革推進会議が無理解な提言をする場合は断固阻止する」という趣旨の要望を盛り込んだ。担当者は「内容通りに取り組んでもらえるよう注視する」との姿勢を示す。

4771チバQ:2017/10/21(土) 11:17:05
>>4679
2014年のときの記事
ほんと、ちっさいやつだなあ。小平
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/2429

 民主党の神谷裕は前回8選を目指して落選した小平忠正の秘書を長年務めた。その経験から「10区の課題を熟知している」と白羽の矢が立った。本人への打診から党の正式発表までわずか一晩。急転直下の擁立劇だった。小平は「事前に何の話もない」と反発し、選挙戦には一切、姿を現さない。

4772とはずがたり:2017/10/21(土) 11:43:43
生駒駅、維新候補本人が歩行進路上にいて握手、馬淵支持なんでと謝っておいた

4773チバQ:2017/10/21(土) 13:32:43
>>4696
これか。市議選出馬、最下位落選。
4356 とはずがたり 2015/04/21(火) 14:32:06
>>4355-4356

堺市南区 定数9 - 候補14(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,051(13.1%) 的場 慎一 45 大維 現 2 人材派遣会社長
当選 7,349(11.9%) 三宅 達也 46 大維 現 3 社福法人理事
当選 5,468(8.9%) 吉川 敏文 57 公明 現 6 党府副幹事長
当選 5,448(8.9%) 高木 佳保里 42 自民 現 2 党府局次長
当選 4,766(7.7%) 田渕 和夫 57 公明 現 4 党府局次長
当選 4,762(7.7%) 信貴 良太 28 自民 新 1 党府局副幹事長
当選 4,326(7.0%) 小堀 清次 37 無所属 現 3 球技連盟顧問
当選 4,181(6.8%) 伊豆丸 精二 27 大維 新 1 (元)金融会社社員
当選 4,104(6.7%) 城 勝行 57 共産 現 7 党府委員
□ 4,062(6.6%) 源中 未生子 44 共産 現 党地区委員
□ 3,685(6.0%) 田中 丈悦 60 無所属 現 (元)病院職員
□ 2,748(4.5%) 富平 卓朗 32 民主 新 (元)銀行員
□ 1,772(2.9%) 土師 純一 55 無所属 元 保護司
806(1.3%) 三輪 麻美 28 無所属 新 (元)客室乗務員

堺市北区 定数9 - 候補11(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,156(17.1%) 池田 克史 52 大維 現 3 (元)堺JC理事長
当選 7,233(12.2%) 小林 由佳 37 大維(次) 現 2 (元)タレント
当選 6,573(11.1%) 宮本 恵子 57 公明 現 5 党府局次長
当選 6,376(10.8%) 長谷川 俊英 73 無所属 現 8 政治団体代表
当選 6,071(10.2%) 芝田 一 56 公明 現 4 党府局次長
当選 5,374(9.1%) 池尻 秀樹 54 自民 現 3 (元)土木会社社長
当選 4,388(7.4%) 吉川 守 61 無所属 現 5 社福法人理事
当選 4,049(6.8%) 岡井 勤 63 共産 元 3 党地区常任委員
当選 3,881(6.5%) 石本 京子 67 共産 現 3 党地区委員
□ 2,695(4.5%) 篠原 香 47 民主 新 家電労組書記
□ 2,514(4.2%) 山根 健 33 自民 現 党府局次長

堺市美原区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,335(37.5%) 西田 浩延 41 大維 現 2 社団法人理事
当選 3,876(27.3%) 米谷 文克 67 無所属 現 4 体育団体役員
□ 3,866(27.2%) 高岡 武汪 71 自民 元 党支部長
1,131(8.0%) 益 修一 36 共産 新 党地区勤務員

4774チバQ:2017/10/21(土) 13:41:46
北海道10と神奈川6以外は公明が確保安泰かな?


https://www.komei.or.jp/news/
公明新聞ニュース

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2017年10月21日(土)付

北海道10区 いなつ 久
いなつ 久 執念の1票最後まで
きょう1日 全国から逆転の大攻勢を
北海道10区空知総合振興局、留萌振興局管内(詳細は下)

神奈川6区 上田 いさむ
上田 いさむ 執念の1票最後まで
きょう1日 全国から逆転の大攻勢を
神奈川6区横浜市(保土ケ谷区、旭区)

全国どこでも「比例区は公明党」
すべての人脈に当たりきろう!
主張きょう1日の戦い 執念の拡大で必ず逆転勝利を
「比例は共産」叫ぶ立憲候補
革命の“お先棒”を担ぐ!?
「暴力革命の方針」は堅持 共産党は破防法の調査対象
いなつ久候補の必勝を訴える、石田、岸田の与党政調会長=20日 北海道美唄市
経済再生やり遂げる
いなつ(北海道10区)、上田(神奈川6区)候補押し上げを
九州・沖縄の4議席死守へ支援を訴える山口代表、濵地雅一候補=20日 北九州市
九州・沖縄4議席必ず 山口代表
コラム「北斗七星」

4775さきたま:2017/10/21(土) 13:51:40
枝野は毎度の接戦だが、さすがに最後は勝ちきるだろう。今回はメディアの露出も多いし。


2017年10月19日(木) 
<衆院選>終盤情勢探る 10選挙区で優位の自民、希望と3選挙区接戦 5区の枝野氏、自民・牧原氏と激戦
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/10/19/11_.html

 22日に投開票される衆院選で、共同通信社の調査に埼玉新聞社の取材を加味して県内15小選挙区の終盤情勢を探ったところ、自民候補が10選挙区で優勢。3選挙区で自民と希望候補が競り合っている。

 5区(さいたま市大宮区など)では立憲民主代表の枝野幸男氏と自民前職の牧原秀樹氏が激戦を展開している。約4割の有権者が投票先を決めておらず、終盤の動きで情勢は変化する可能性もある。

 6区(上尾市など)は、自民前職の中根一幸氏と希望前職の大島敦氏が横一線のデッドヒートを繰り広げている。中根氏には党幹部が相次いで選挙区入りし応援。7期目を目指す大島氏は自公支持層の一部にも食い込んでいる。

 7区(川越市など)は、自民前職の神山佐市氏に希望前職の小宮山泰子氏が猛追。神山氏は自公支持層の支持固めに力を注ぐ。票田の川越市を地盤とする小宮山氏は無党派層への浸透を図る。

 12区(熊谷市の一部、加須市など)は、3選を狙う自民前職の野中厚氏を希望新人の森田俊和氏が激しく追い上げている。11区(深谷市など)は、無所属前職の小泉龍司氏が自民推薦の今野智博氏をリードしている。

4777チバQ:2017/10/21(土) 15:31:51
日経終盤情勢書き起こし
自民(290) 210〜262〜306
公明(034) 032〜035〜038
  チバQ補足自公297  
希望(057) 038〜055〜087
維新(014) 004〜010〜016
  チバQ補足希維065
共産(021) 016〜018〜021
立民(015) 044〜054〜070
社民(002) 001〜001〜003
  チバQ補足護憲073  
こころ(0) 000〜000〜000
諸派(000) 000〜000〜000
無所属(039)014〜030〜034

4778チバQ:2017/10/21(土) 15:35:53
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news2/20171019-OYT1T50076.html
自民が勢い維持、希望苦戦・立憲民主加速…終盤
2017年10月20日 06時00分
 読売新聞社は22日投開票の衆院選の終盤情勢を探るため、17〜19日に世論調査を行った。



 調査結果によると、自民党は単独で過半数(233)を大きく上回る勢いを維持している。希望の党は、公示前の57議席に届くかどうかの情勢で苦戦している。立憲民主党は序盤よりさらに支持を広げており、公示前の15議席から大きく伸ばしそうだ。

 今回の衆院選に関する調査は10、11日に全289選挙区で行った序盤情勢調査に続き2回目。接戦区を中心に114選挙区を対象とし、序盤の結果と全国総支局などの取材を加味して選挙戦終盤の動向を分析した。

 自民は堅調だ。優勢だった約140の選挙区で好調を維持しつつ、調査対象の114選挙区のうち16選挙区で他候補を引き離している。群馬や東京などの接戦区で、自民の候補が抜け出したケースも多い。公明党は比例選での伸びが見られず、公示前の34議席を下回る公算が大きい。ただ、自公を合わせれば、300議席に届く可能性がある。

 希望は調査対象の114選挙区で75人を擁立したが、このうち31人がリードを許す厳しい戦い。小池代表(東京都知事)の側近で結党メンバーでもある若狭勝氏(東京10区)が、競り合っていた自民候補に水をあけられるなど、小池氏が地盤とする東京で伸び悩みが続く。

 立憲民主は勢いを加速させている。長妻昭代表代行(東京7区)ら3人が終盤になって混戦から抜け出し、計6人が優位に立っている。比例選では希望を上回り、小選挙区選と合わせると、希望に匹敵する議席数になる可能性もある。

 共産党は「必勝区」に位置づける京都1区で穀田恵二国会対策委員長が自民候補に引き離された。全体的に序盤の劣勢を挽回できておらず、公示前の21議席から増やすのは難しい状況だ。

 日本維新の会は、拠点とする大阪で馬場伸幸幹事長(大阪17区)らが接戦を演じている。比例選を合わせて公示前の14議席前後となる見込みだ。社民党は公示前の2議席から伸ばせるかどうか微妙な情勢だ。日本のこころは厳しい戦いとなっている。

 もっとも、今回の調査では小選挙区選で約2割が投票する候補者を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素もある。調査は電話で実施し、有権者が在住する7万5336世帯のうち、4万5282人から回答を得た(回答率60%)。

4779チバQ:2017/10/21(土) 15:40:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/zen/CK2017101802100007.html
自公2/3維持の勢い 希望、立民 野党第1党争い 終盤情勢
2017年10月18日
写真
 二十二日投開票の衆院選について、本紙は十七日、独自取材に、本紙や共同通信社が行った電話世論調査を加味し、終盤情勢を分析した。与党の自民、公明両党で、定数四六五の三分の二(三百十議席)以上を維持する情勢だ。希望の党と立憲民主党はそれぞれ四十議席超を確保する見通しで、野党第一党の座を争っている。
 自民は今回から定数が六減された二百八十九の小選挙区のうち、二百超で優位に戦いを進めている。定数四減となった比例代表も全国各ブロックで堅調で、安倍晋三首相(自民党総裁)が勝敗ラインに掲げた与党過半数の目標に加え、国会運営の主導権を握る絶対安定多数(二百六十一議席)も単独で得る見通しだ。
 公明は、自民とすみ分けて擁立した九つの小選挙区の一部で劣勢で、比例と合わせても公示前勢力を割り込む可能性がある。
 小池百合子東京都知事が代表を務める希望は、多くの小選挙区で野党間の競合を招き苦戦している。小池氏が七月の東京都議選で旋風を起こした東京都でも、小選挙区での議席の確保に手が届いていない。与党と激しく争う小選挙区もあるが、比例が伸び悩んでおり、公示前勢力を割り込む可能性がある。
 枝野幸男元官房長官が代表の立憲民主は、公示前勢力を三倍に増す勢いで自民に次ぐ第二党もうかがう。
 共産党は、米軍新基地建設反対で一致する野党が支援する沖縄1区で優位に立つが、比例では他の野党の勢いに埋没し、前回衆院選の躍進で得た二十一議席の維持は難しい情勢。日本維新の会は地盤の大阪で存在感を示すものの、全国的な支持は勢いに欠け、公示前勢力を維持できるかが焦点だ。
 社民党は小選挙区と比例九州ブロックで計二議席を獲得する見通し。比例で候補を出した日本のこころは議席獲得は見通せない。新党大地は比例北海道ブロックで議席が視野に入った。
 無所属は、二十人以上が議席を獲得しそうだ。この中では、民進党出身のベテラン議員が目立つ。
 【議席予測の方法】 衆院選終盤情勢は、本紙が独自に行った二百八十九小選挙区ごとの情勢分析と、比例代表各ブロックの各党の獲得予測議席数に、共同通信社の電話世論調査の結果を加味した上で、十七日に本紙が総合判断してまとめた。
 共同通信社の調査は、十五〜十七日の三日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。
 今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは十四万七千六十三件で、このうち十二万一千四百八十四人から回答を得た。
◆4割 投票先未定 情勢変動も

 共同通信社が衆院選について十五〜十七日に、全国の有権者を対象に行った電話世論調査では、投票態度を明らかにしていない人が小選挙区で40・3%、比例代表で40・0%に上った。
 十、十一両日に同社が行った前回調査では、投票先未定は小選挙区で54・4%と半数を超えていた。今回調査でも投票態度を明らかにしていない人は、なお四割程度いた。
 今回の調査で、衆院選に「関心がある」と回答したのは77・6%。前回調査の74・2%から3・4ポイント増えた。終盤情勢では自民、公明両党で定数の三分の二以上の議席獲得をうかがうが、二十二日の投開票日までに情勢が変わることもあり得る。
◆希望「お膝元」 東京全区で苦戦

 衆院選の終盤情勢について本紙が実施した世論調査で、東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党が、「お膝元」の東京で苦戦を強いられていることが分かった。都内二十五の小選挙区のうち、公認候補を擁立した二十三の選挙区は、いずれも当選圏に届いていない。比例代表でも伸び悩んでいる。
 多くの候補が、希望を支持する有権者以外への支持の広がりを欠き、新人は一部を除くと次点も厳しい。前職の松原仁氏(3区)、若狭勝氏(10区)、柿沢未途氏(15区)は、当選圏に入った自民を追う展開。民進を離党し、希望の結党メンバーとなった前職長島昭久氏(21区)が唯一、当落線上で自民と競り合っている。
 小池知事の衆院議員時代の選挙区を引き継いだ若狭氏は、立憲民主の候補にも差を詰められている。
 定数一七の比例東京ブロックでは、希望は三〜四議席にとどまる。自民が五〜六議席を確保する勢いで、これに続く立憲民主も四議席を得る可能性がある。ただ、選挙区、比例代表とも三割以上が投票先未定と答えており、情勢が変わる可能性はある。

4780チバQ:2017/10/21(土) 15:49:49
東京新聞終盤情勢書き起こし
自民(290) -16 281 +20
公明(035) -06 034 +03
  チバQ補足自公315  
希望(057) -05 047 +18
維新(014) -08 015 +05
  チバQ補足希維062
共産(021) -04 014 +04
立民(016) -09 046 +12
社民(002) -01 002 +00
  チバQ補足護憲062  
こころ(0) -00 000 +00    
諸派(000) -01 001 +00
無所属(037)-05 025 +08

4781チバQ:2017/10/21(土) 15:50:20
全体感としては
・自公で2/3(310議席。公明を30とすると自民280)を確保できるかどうか
・野党第一党を希望と立憲民主どちらがとるか?
ってところですかね

>>4103
・安定多数は244議席(公明現有維持と仮定 自民党の議席減が81)
・絶対安定多数は281議席(公明現有維持と仮定 自民党の議席減が64)
・自民党の単独過半数(自民党議席減は57)


>>4396産経終盤情勢
自民党は300議席をうかがい、連立与党の公明党とあわせ衆院の3分の2(310議席)を超える見通しだ。希望の党は失速し、公示前の57議席を下回り40議席台となる可能性がある。立憲民主党は公示前(16議席)の3倍以上の50議席台が視野に入り、野党第一党に躍進する勢いだ。


>>4776-4777日経終盤情勢
自公で297
希望55、立憲民主54

>>4778読売終盤情勢
自公を合わせれば、300議席に届く可能性がある。
立憲民主は(中略)比例選では希望を上回り、小選挙区選と合わせると、希望に匹敵する議席数になる可能性もある。

>>4779東京新聞終盤情勢(共同通信世論調査をベース)
自民、公明両党で、定数四六五の三分の二(三百十議席)以上を維持する情勢だ。
希望の党と立憲民主党はそれぞれ四十議席超を確保する見通しで、野党第一党の座を争っている。

4782チバQ:2017/10/21(土) 19:42:32
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/10/21/kiji/20171020s00042000469000c.html
“大物”候補者たち大苦戦…宗男氏 有権者から「出馬してたの?」

ススキノで演説する鈴木宗男氏
Photo By スポニチ
 衆院選(22日投開票)は最終盤を迎え注目候補が接戦を演じている。8年ぶりに比例北海道ブロックから立候補した新党大地代表の鈴木宗男氏(69)も苦しい選挙戦を展開。出馬自体が有権者に認知されておらず、街頭で「出てたの?」との声が上がる状況。立憲民主党の菅直人元首相(71)や、閣僚経験者らも厳しい戦いを続けている。

 全国的に知名度の高い宗男氏だが、陣営関係者は「埋没してしまっている」と語る。

 2010年9月に受託収賄罪などで実刑判決を受け衆院議員を失職し、今年4月に公民権が回復。09年の衆院選以来、8年ぶりに出馬した。83年に初当選して以降、衆院当選8回の実績を残してきたが、今回の選挙戦では有権者から「宗男さん出てたの?」と言われることが多いという。

 8人が当選する比例北海道ブロックでの出馬。地元の政界関係者によると、最後の1議席を争っている状況だという。過去3度も比例のみの出馬で当選したが、関係者は「8年のブランクが大きい」と指摘する。比例代表の候補はブロック内の名簿記載者数で使用できる選挙カーの数が変わるため、2人の新党大地は選挙カー1台で、日本の国土の約22%と広い道内を回らなければならない。さらに、2人の出馬で1000枚となった政党ポスターは、小選挙区のポスターのように個人名を記載することはできず、掲示板も使えない。

 盟友の歌手、松山千春(61)が応援に入り、宗男氏も足寄高校時代に100メートル11秒台だった俊足で有権者に駆け寄るという従来の選挙戦だけでは出馬を広げられないと、終盤を迎え、票田の札幌市での街頭を強化。「新党大地は結成当初から道民ファーストです!」と懸命なアピールを続けている。関係者は「猛烈に追い上げている」とみる。有権者に声は届くか。
[ 2017年10月21日 05:30 ]

4783チバQ:2017/10/21(土) 19:43:32
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/803623/
新党大地・鈴木宗男代表まさかの苦戦 「ムネオと書かないで」の理由
2017年10月21日 14時00分

大ピンチの宗男氏

 衆院選で立憲民主党の急伸に泡を食っているのが新党大地だ。公民権停止から復活をかける鈴木宗男代表(69)がピンチに直面している。

 今年4月に5年間の公民権停止が解除された宗男氏は晴れて、衆院選に地域政党「新党大地」代表として、比例代表北海道ブロック(定数8)から出馬している。選挙カーの窓から身を乗り出さんばかりの“箱乗り”も復活している。

 ただ当初の優勢情勢から流れが変わってきている。「もともとリベラル系が強い土地柄で、民進党出身者の希望、さらに立民と共産党の野党共闘が維持された。ムネオ票は50万票あり、鉄板とみられていたが、分散した野党票に食われている。自民3、躍進の立民が2議席取りそうで、残る3議席を希望、公明、共産、大地、維新が争っています」(永田町関係者)

 宗男氏の愛娘である貴子氏(31)と二人三脚で選挙活動できない苦境もある。新党大地と自民党は選挙協力を結んでおり、貴子氏は自民党から北海道ブロック比例で単独2位に処遇されている。貴子氏は表立って父親を応援するワケにはいかない。

 また選挙制度のややこしさも苦戦に追い打ちをかける。宗男氏は公民権停止中だった4年前の参院選比例区に同姓同名の「鈴木宗男」候補を出馬させ、6万票を集めた奇策に出たことがある。

 参院選比例区は個人名か政党名での投票で、抜群の知名度を生かした形だが、衆院選の比例代表は個人名ではなく、政党名での投票でしか有効にならない。

 衆院選と参院選で異なる投票方式が周知されてないこともあって、新党大地の応援団である歌手の松山千春(61)は街頭演説で「新党大地と書いてください。ムネオと書いたら無効になってしまいます」と口を酸っぱくして、呼びかける。

「どうか北方領土問題の解決に汗をかく場を与えていただきたい」(宗男氏)。切実な訴えは届くのか。

4784チバQ:2017/10/21(土) 21:11:01
>>4743
http://www.sankei.com/politics/news/171021/plt1710210035-n1.html
2017.10.21 11:29
【衆院選・注目区を歩く】
(下) 22日投開票 神奈川4区・保守分裂で混戦 10区・現新三つどもえ
 衆院選は22日、投開票が行われる。期日前投票の出足は平成26年12月の前回衆院選と比べて1・65倍(15日現在)と好調で、無党派層の動向も注目される。神奈川県内18選挙区の中でも、保守分裂で混戦となった4区、現新三つどもえの戦いとなった10区の動向を取材した。

 「自民党県連からの集中砲火だ」「このまま討ち死にさせるわけにはいかない」。18日夜、4区の“主戦場”である鎌倉市内で開催された前職の浅尾慶一郎氏の個人演説会では集まった聴衆約500人を前に、弁士や陣営幹部が壇上からこうハッパをかけた。

 ■自民入りアピール

 前回に続いて比例復活のない無所属での出馬となった浅尾氏だが、今回は衆院解散直前に自民党へ電撃入党。“後見人”の二階俊博幹事長のおひざ元・党和歌山県連所属となった。公示3日前の7日の決起集会では、二階派会長代行で元官房長官の河村建夫氏が応援弁士として壇上に立つなど、「自民入り」をアピールした。

 一連の出来事に「地方組織を軽んじている」と猛反発したのは党神奈川県連だった。4区では2回連続で浅尾氏に選挙区で敗れたものの、比例復活した前職の山本朋広氏が公認を得ている。

 党県連は翌8日、「公認候補がいる選挙区で無所属候補を応援するのは反党行為」とする抗議文を二階幹事長に提出。6日に市内で開かれた山本氏の国政報告会では、党県連の竹内英明幹事長が「(浅尾氏を)同志と認めない。選挙後も党県連には所属させない」と言い切った。

 山本氏のもとには菅義偉官房長官や小泉進次郎筆頭副幹事長ら党県連所属議員が続々と応援に駆けつけ、「県連対党本部」の戦いを印象づけている。

 党の推薦を期待した浅尾氏だったが、結果的に推薦を得られず“完全無所属”での戦いに。浅尾氏は山本氏らを意識して「比例復活などという甘えた“保険”はない」と主張。党派色を消し、「今回は人で選ぶ選挙だ」と訴える。

 両氏の戦いがクローズアップされるなか、急速に存在感を増しつつあるのが新党「立憲民主党」の新人、早稲田夕季氏だ。4区は革新勢力が一定の地盤を築いている。早稲田氏は「リベラル結集」を合い言葉に、候補者を取り下げた共産と連合神奈川の支援を受けるなど追い風に乗る。市議、県議を務めた知名度も武器で、無党派層にも食い込む勢いだ。

 新党「希望の党」新人の風間法子氏は公示直前の出馬表明で、知名度不足を解消しようと、街頭活動に注力する。県内最大の激戦区ともいわれる4氏の争いは、最終盤までもつれそうだ。

■“幻”の野党共闘

 一方、自民前職で、8回目の当選を目指すベテランの田中和徳氏に、共産前職の畑野君枝氏、民進離党を経て希望の党から出馬した新人の市川佳子氏が挑む10区。田中氏が約40年の長期にわたり築いてきた強固な地盤を崩そうと、共産と民進が水面下で野党共闘を模索した選挙区だったが、東京都の小池百合子知事が9月末に希望を旗揚げし、市川氏が希望に合流。野党共闘は“幻”となった。

 共産党中央委員である畑野氏は「(県内では)共産のシンボル的な存在」で「10区は必勝区」と位置づけてきた。

 同党県委員会の田母神悟委員長もこれまで「野党共闘をまとめて、畑野氏の議席獲得に挑戦したい」と言及するなど、民進党に対して市川氏の“出馬”を牽制(けんせい)してきた。

 民進党県連は「一本化の断固拒否」を党本部に求めてきたものの、その後の党の“分裂”でうやむやに。翻弄された市川氏は解散直前に「(民進への不信感から)私の居場所を見いだせなくなった。非共産で自民と対峙(たいじ)する」として希望への合流を決断した。

 浮上しては消えた「野党共闘」。田中氏の厚い壁を崩すことはできるのか。有権者の選択が注目されている。

4785チバQ:2017/10/21(土) 21:13:05
http://www.sankei.com/politics/news/171021/plt1710210070-n1.html
2017.10.21 20:35
【衆院選】
保守分裂で注目の山梨2区 
小雨の中を最後の訴え衆院選最終日の21日、山梨県内も終日、小雨となったが、1、2区に立候補した計9人は、住宅地を巡回したり、有権者が集まるショッピングセンター前でマイクを握るなど、最後の訴えを続けた。県選挙管理委員会によると、22日は県内計532カ所で投票が行われる。

山梨1区

 共産党新人、宮内現氏は南アルプス市から遊説をスタートし、社会保障の充実などを訴えた。「安倍(晋三)政権を終わらせて平和の願いと暮らしの願いを共産党に託してほしい」と支援を求めた。午後からは同党の小越智子県議と甲府市内を選挙カーで遊説した。

 幸福実現党新人、西脇愛氏も南アルプス市から遊説を開始した。消費税率の5%への引き下げなどを中心に訴え、「政治家の多くは自分のことしか考えていない。無責任な政治を変えたい」とアピールした。午後からは韮崎市と甲斐市を回った。

 自民党前職、中谷真一氏は終日、大票田の甲府市に集中し、計24カ所を回った。前回はコスタリカ方式で比例単独、前々回は旧3区からの立候補。集まった支持者と握手を交わしながら、「甲府のために働かせてください。甲府の役に立ちたい」と訴えた。

 無所属前職、中島克仁氏は午前、地盤の北杜市を重点的に回った。希望の党へ合流せず、無所属での選挙戦の成否が注目されるが、「無所属だけど多くの仲間がいる。心合わせをして必ず勝利したい」と熱弁。午後は昭和町、甲府市、甲斐市を回った。

山梨2区

 希望の党新人、井桁亮氏は上野原市から遊説を開始。愛知県出身で山梨と縁がなかったが、「だからこそ、しがらみのない政治を実現できる」と、党が掲げる“脱しがらみ”の主張と重ね、改革の姿勢を強調。午後からは笛吹など峡東地域の3市を回った。

 無所属前職、長崎幸太郎氏は山梨市と都留市で街頭演説した。「地域の課題を見つけ、解決策を考え、実行する当たり前の政治を明日から作っていきたい」と訴えた。この後、地盤の大月市経由で大票田の富士吉田市へ。選挙カーからの訴えを続けた。

 共産党新人、大久保令子氏は都留市から遊説を開始し、「安倍政権はもうお断り」と訴えた。休日で在宅者も多い団地などを回り、「地方経済を支える地場産業、中小企業への手厚い予算確保が重要だ」と街頭演説。大月市や笛吹市などを巡った。


 無所属前職の堀内詔子氏は午前、前回苦戦した上野原市、大月市を重点的に遊説。午後は応援に駆けつけた林芳正文部科学相と都留市駅前に立ち、「相手の背中がやっとみえるところまできた。山梨県人の堀内を再び国会へ送ってください」と必死に訴えた。

 立憲民主党新人、小林弘幸氏は、選対支部のある地域を中心に、富士河口湖町から大月市、上野原市経由で峡東地域を回った。「アベノミクスの失敗で社会の格差が広がった」と安倍政権を批判。「消費増税の前に税金のむだ遣いを改めることが先決」と訴えた。

4786チバQ:2017/10/21(土) 21:13:48
http://www.sankei.com/politics/news/171021/plt1710210072-n1.html
2017.10.21 20:38
【衆院選】
西日本を中心に22都県50市町村で投票繰り上げ 離島は船欠航で投票箱運搬できない可能性
 衆院選の投開票日となる22日を前に、日本列島には超大型の台風21号が接近し、各地で投票日や投票締め切り時間の繰り上げが相次いだ。共同通信が47都道府県の選挙管理委員会に取材したところ、21日午後4時までに、西日本を中心とする22都県50市町村で投票の繰り上げが決まった。

 奈良県十津川村は、33カ所の投票所で22日午後4時に投票を締め切る。

 愛媛県では宇和島市の6カ所で投票を21日に繰り上げ、松山市など4市町の25カ所で22日の投票終了を早める。香川県は7市町25カ所、三重県も4市町15カ所の繰り上げを決めた。

 これらの投票所の多くは離島にあり、悪天候で船が欠航し、投票箱の運搬が遅れる可能性があるという。

 公選法には「天災その他避けることのできない事故」が生じた場合、投票日を延期する「繰り延べ投票」の規定もあるが、総務省は「現時点で繰り延べ投票の実施を決めた選管はない」としている。

4787チバQ:2017/10/21(土) 21:14:43
犬の散歩ついでに行ったら、1時間待ちだったので期日前投票は断念
http://www.sankei.com/politics/news/171021/plt1710210077-n1.html
2017.10.21 20:51
【衆院選】
期日前投票に長蛇の列 台風接近「無事投票できました」

 超大型の台風が列島に接近する影響で、衆院選の投開票日を翌日に控えた21日、各地の期日前投票所には有権者の長蛇の列ができ、投票に30分以上かかるなど混雑した。災害対策本部の設置も視野に、体制を整える自治体もある。

 大阪市の浪速区役所では、午後7時を過ぎても投票に訪れる人が絶えなかった。職員の数を増やして対応したが、担当者は「いつもよりバタバタして忙しい」。投票した同区のパート従業員山内洋子さん(72)は「22日は風が強く、歩きづらいと思う。無事に投票できました」と安心した様子で話した。

 仙台市青葉区では普段、選挙担当と災害担当は兼務している。降雨の状況によって災害対策本部を設置する場合、他の課の職員を集めるなど、22日の体制を検討している。

 愛知県西尾市役所では、列の長さを見た有権者が21日の投票を諦めたり、出直したりするケースも。入場券を手にした男性は「締め切り時間前にまた来ます」と話した。西尾市選管の担当者は「投票日前の土曜日は毎回混むが、今回は予想以上だった。台風の影響があったのだろう」と疲れた表情を見せた。

4788さきたま:2017/10/21(土) 22:48:53
>>4103>>4781
310議席で改憲発議=衆院選注目の数字は【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102100478&amp;g=pol
22日投開票の衆院選(定数465)で、最も注目されている数字が「310」だ。国会で憲法改正を発議できる3分の2の議席数で、自民、公明両党の与党だけで到達できるかがポイント。届かない場合、野党との協力が必要となる。
 ◇261で国会掌握
 衆院定数は10削減され、戦後最少となった。過半数は233議席で、安倍晋三首相が与党の勝敗ラインに掲げる。勢いを保つ与党が過半数を大きく上回るとみられている。
 与党が安定した国会運営を行うための目安が安定多数(244議席)と絶対安定多数(261議席)だ。前者は全ての常任委員会で委員長ポストを独占した上で委員の半数を確保できる。後者は常任委員長ポストを占めた上で委員数でも多数を握ることができる。前回衆院選は、自民党が単独で絶対安定多数を上回った。
 与党が310議席を突破すれば、首相は悲願の改憲に向けギアを入れ直すことになる。与党だけで届かない場合は、改憲に前向きな希望の党や日本維新の会に連携を求める展開となる。首相は9条改正が本命だが、両党は教育無償化などに力点を置いており、改憲項目の調整に手間取ることもありそうだ。
 ◇57未満で野党混迷
 希望(公示前勢力57)と立憲民主党(同15)による野党第1党争いも焦点だ。希望が57議席を下回れば、小池百合子代表の求心力は低下し、希望への合流を決めた民進党の前原誠司代表の責任論に発展するのは必至。立憲が躍進し野党第1党となった場合、9条改正に慎重な公明党が立憲との合意形成を優先し、与党内にきしみが生じる可能性もある。
 投票率も選挙結果に影響を与えるため、各党が注視する。小選挙区比例代表並立制で実施された1996年以降では、最高は旧民主党が政権交代を果たした2009年の69.28%で最低は前回14年の52.66%。台風による悪天候が投票率を押し下げるとの懸念から、各党は期日前投票を呼び掛けた。

◇衆院選をめぐる主な数字
【議席】
 465 衆院定数(小選挙区 289、比例代表 176)。前回より10削減
 324 与党の公示前勢力(自民 290、公明34)
 310 憲法改正発議に必要な3分の2ライン
 261 絶対安定多数
 244 安定多数
 233 過半数
 57 希望の党の公示前勢力
 15 立憲民主党の公示前勢力
【投票率】
 69.28% 2009年の投票率。小選挙区比例代表並立制導入後で最高
 52.66% 14年の投票率。過去最低
(2017/10/21-18:17)

4789名無しさん:2017/10/21(土) 23:19:38
枝野代表 安倍首相皮肉り「こんな人たちに負けるわけにいかない!」…聴衆8千人

 立憲民主党の枝野幸男代表は、衆院選の選挙戦最終日の21日、都内や大宮市などで「最後の訴え」を行った。

 夕方にJR新宿駅南口で行った演説には8000人の聴衆が集まり、枝野コールが何度も巻き起こった。

 枝野氏は安倍政権に対し「好き勝手やっていいわけじゃない。『数を持っているのだから何をやろうが勝手だ!』…こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と安倍晋三首相を皮肉り、批判した。

 「こんな人たち-」は安倍首相が7月の都議選の際に、聴衆の「辞めろ」コールに対して発し、物議を醸したフレーズ。

https://www.daily.co.jp/gossip/2017/10/21/0010663910.shtml

4790名無しさん:2017/10/22(日) 00:04:35
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017102100485&amp;g=pol

期日前投票5割増=20日までに1564万人【17衆院選】
2017年10月21日19時37分

 総務省は21日、衆院選の公示翌日から20日まで10日間の期日前投票者数が1564万5349人だったと発表した。2014年の前回衆院選の同時期と比べ53.66%増加した。全有権者数の14.71%に当たる。最終日の21日分を含めると、昨年の参院選の1598万人を超え、国政選挙での過去最多を更新するのは確実だ。

政権運営、改憲に審判=衆院選、22日投開票【17衆院選】

 期日前投票が有権者に浸透したことに加え、台風21号の接近に伴い、投票日の22日は全国的に荒天が予想されることも数字を押し上げたとみられる。 
 全ての都道府県で前回衆院選時を上回り、沖縄県では、ほぼ倍増。三重、岐阜、静岡各県でも7割超の伸びを記録した。最も低かった秋田県でも3割近く増えた。

4791さきたま:2017/10/22(日) 01:00:24
>>4781>>4788
与党の大勝は決まってる選挙なので、注目しているラインとしては、

・自民(追加公認3選挙区含む)+自民系無所属(中村喜四郎、浅尾)+公明+新党大地+維新で310に達するか?
 →自公が維新を引き込んでも3分の2に達しないなら、改憲発議の攻防の中で希望が割れる可能性が高まる。
・チバQさんと同様、野党第一党が希望と立憲民主どちらになるのか?
 →立憲民主が野党第一党になれば、小池の求心力低下により希望が割れる可能性が高まる。また、改憲発議に抑制的な流れになるのでは。
・立憲民主+民進系無所属+希望内の元民進(先行離党組除く)が100議席を超えるか?
 →100議席を大きく超えてくるなら、中道・リベラル勢力結集への流れが強まるのでは。

4792旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/10/22(日) 07:32:49
投票入ってきました。
無事一番乗り!

転居後,初めての投票だったので,念のため6時30分に投票所に着くように出発。
ところが,予想以上の風雨。濡れ鼠になって投票所着。15分くらい外にいたけど,風雨強まる。
15分前くらいに,建物の中に係の人が入れてくれて助かる。
7時ちょうどくらいに2番目の人が来られて,その人と一緒に零票確認。

今からゆっくり寝て,夕方に起きて投票率をチェックして20時に備えます。

候補者も選管も,投票に行った人もこれから行く人も,ホントお疲れ様。

4794名無しさん:2017/10/22(日) 09:05:53
>>4792

お疲れ様です、無事に一番乗りできて良かったですね、全国的には雨や突風など心配ですね

4795とはずがたり:2017/10/22(日) 09:32:29
>>4792
おつかれさまです〜ヽ(´ー`)/

列島全部雨ですねえ。。

4796チバQ:2017/10/22(日) 10:20:53
http://www.sankei.com/politics/news/171021/plt1710210086-n1.html
2017.10.21 21:25
【衆院選】
超大型・台風21号で自治体全域「開票不能」に 離島の投票箱、未着なら
 超大型の台風21号が接近する中で、投開票が実施されることになった今回の衆院選。離島の投票所がある自治体は22日の投開票日、悪天候で島から投票箱を運び出せなければ、公選法の規定で自治体全域の開票ができなくなる。有権者数十人の投票箱が届かないことで、数万人分の開票ができなくなる可能性もあり、選挙結果の確定が大幅に遅れる恐れも出ている。

 公選法65条は、開票作業は全ての投票箱が開票所に届いた日、あるいはその翌日に行うと規定。期日前投票分も含めた全ての投票箱が開票所にそろわなければ、開票は始められない決まりだ。

 岡山市東区は、離島の投票所の投票終了時間を公選法で認められる上限の4時間繰り上げることを決め、午後4時とした。海が荒れて定期便が動かなくなる状況を想定し、輸送にはチャーター便も手配した。離島の有権者数は約50人だが、区全域では約8万人に上る。

4797チバQ:2017/10/22(日) 10:22:22
http://www.sankei.com/politics/news/171021/plt1710210128-n1.html
2017.10.21 23:22
【衆院選】
激戦・新潟3区の「最後のお願い」追う
 衆院選は22日投開票される。新潟県内の6選挙区に立候補した前職9人、新人6人の計15人は選挙戦最終日の21日、それぞれの選挙区で「最後のお願い」に駆け回り、12日間にわたる舌戦を終えた。投票は一部を除いて午後8時まで行われ、9時から開票が始まり深夜には大勢が判明する見通し。

 激戦となった新潟3区の自民前職、斎藤洋明氏(40)と無所属前職、黒岩宇洋氏(51)らの21日の動きを追った。

 この日、斎藤氏は大票田の新発田市内を選挙カーや自転車で回った。同市諏訪町の新発田ニューホテルプラザでの演説会では、約80人の支持者を前に「3区を落とせば新潟の自民党は全部負けるかもしれない。今回をしのぎ切らないと、次の当選はない」と悲壮感をあらわに支持を訴えた。

 政策面では人口減の深刻さを指摘し、市外への人口流出を食い止めるには「政権与党の衆院議員でしかできない」と強調。子育て支援の充実などにも取り組むと語った。最後は午後7時半すぎ、同市舟入町のコモタウンで演説を終えた。

 一方、黒岩氏は選挙区内を車で回った後、正午に新発田市舟入町のコモタウンウオロク前で最後の街頭演説に臨み、安倍晋三政権の憲法改正や原発政策に対する姿勢を「国民の声を無視している」と批判。「原発ゼロ」が国民の声だとした上で「地方の声を国に伝える一議席をどうか守らせてください」と有権者ら約150人に訴え、自らへの投票を呼び掛けた。

 自由党県連の森裕子代表も応援に駆けつけ「安倍政権の暴走を許さないため、黒岩氏を勝たせて私たちの良識を示す」と、野党共闘への支援を呼びかけた。

 3区には無所属新人の三村誉一氏(71)も立候補し、公正で公平な行政の実現を訴えている。

4798チバQ:2017/10/22(日) 10:27:54
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171019-00531478-shincho-pol
「希望の党」のポンコツリスト 鳩山太郎のバカ伝説、豊田真由子もビックリの暴言暴力…
10/19(木) 8:01配信 デイリー新潮
「希望の党」のポンコツリスト 鳩山太郎のバカ伝説、豊田真由子もビックリの暴言暴力…
小池百合子代表
小池百合子「希望の党」のポンコツリスト(上)
「神様、仏様、小池様」――とばかりに「希望の党」の女城主の元に蝟集した公認候補者。数合わせを優先した結果、明らかに国会議員に相応しくない「ポンコツ」が多々紛れ込み……。

 ***

 小池都知事が重点を置いている選挙区の1つ、東京24区で安倍総理の最側近・萩生田光一氏に挑むのは、元大阪府寝屋川市議の吉羽美華氏(37)である。2012年に民主党公認で衆院選に出馬して落選。翌13年に新党大地公認で参院選に出て落選した後、自民党の前衆院議員、谷川とむ氏(41)と結婚し、長男をもうけるも、昨年9月に離婚している。

 総理の「お友達」に挑む美貌のシングルマザー。そんな戦いの構図となり、注目を集めることになった吉羽氏は、離婚原因は元夫の「DV」だと自らのブログで主張しているのだが、

「DVなんてとんでもない。彼女に手をあげたことも不貞行為も一度もない」

 と、元夫の谷川氏は“完全否定”するのである。

「離婚の時も突然でした。それまでLINEでも電話でも普通にやり取りしていたのに、昨年5月、家に帰ると離婚届と手紙だけが置いてあって、妻と子供が消えていたのです。手紙には“私はあなたのことは別に嫌いじゃない”といったことが書いてあった。DVを受けていた人がそんなことを書くはずがない」

 当の吉羽氏は、

「言葉や経済の問題でのDVです。定期的に生活費を入れてくれないとか」

 そう主張するのだが、谷川氏によれば、

「言葉の暴力なんてありえない。生活費を入れてくれない、というのもウソ。お金はまとめて渡していたし、クレジットカードも自由に使ってもらっていた。結局彼女は、交際を始める時に“二度と選挙には出ない”と約束したのに、選挙に出たくて仕方がなかったんですよ。実際、離婚直後に阪南市長選に出ましたしね」

「希望の党」のポンコツリスト 鳩山太郎のバカ伝説、豊田真由子もビックリの暴言暴力…
吉羽美華氏
「鳩山太郎」バカ伝説
 吉羽氏と同じく、選挙に出ては敗北を繰り返し、今回は東京2区で当選を狙うのが、鳩山太郎氏(43)。昨年他界した鳩山邦夫元総務相の長男ということで“毛並”は申し分なく、資金力も十分。そんな太郎氏がなかなか当選できない理由は、本誌(「週刊新潮」)が過去に報じた以下の行状を見れば明らかだ。

 太郎氏は10年、「新党改革」から比例代表で参院選に出馬。選挙運動員によれば、こんなことがあったという。

〈「選挙カーに乗るうぐいす嬢が1人しかいない時は、彼女の休憩中はCDで演説を流し、太郎さんも車の中で休憩。そんな時、例えばCDで“鳩山太郎は日本の道徳教育を推進し〜”という部分で、“性教育を推進し〜、へっへっへっ”と呟いたり、“子育て支援を〜”のところでは“子作り支援を〜、うっひっひっ”なんて呟いて1人で悦に入ってるんです。そうかと思えば突然、“なんで普通にカウパーとかって言わないんだろうねぇ”って言い出す。カウパー氏腺液のことですけど、選挙カーの中でいったい何を考えてたのやら」〉

 また、太郎氏が佐賀市内で遊説した際、秘書らと入った居酒屋に居合わせた人物によれば、

〈「秘書が“生2丁”って注文したら、いきなり太郎氏が“生生生生、生で入れたい生が好き!”って叫ぶ。なんだコイツと思って聞いていると、秘書の女の子のことを話題にして……」〉

 その秘書とは、父親の事務所の美人秘書のことで、“あぁ、あのコにしゃぶってもらいてぇ、あのコとやりてぇ、ナニナニしてもらいてぇ”などと叫んでいたのだとか。あまりに下品で低レベルな鳩山家の御曹司なのだが、下ネタばかりを口走る理由をご本人に聞いたところ、

「メシ食う時まで聖人君子だったら、選挙期間中、持たないですよ」

 と開き直るのだった。

4799チバQ:2017/10/22(日) 10:28:32
豊田真由子もビックリな…
 御曹司といえば、長野2区の下条みつ氏(61)も3代続けて政治家という家柄。03年から12年まで代議士を務めた下条氏の元秘書の荒井久登氏が言う。

「自民党を離党した豊田真由子の秘書への暴言、暴行が話題を呼びましたが、下条は暴言、暴行議員の“走り”みたいな存在です。私が秘書をしていたのは05年から06年にかけての1年半。当時は今のように手軽に録音できず、テープレコーダーしか持っていなかったので下条の暴言を録音できなかったことが非常に残念ですね」

 荒井氏によれば、秘書になって2カ月ほど経った頃、こんなことがあったという。

「選挙区内で産廃処理場の反対運動が起こっている場所を回っていた時、下条が“おい荒井、こんなトラブルのある地域を回らせるんじゃねーぞ!”と怒鳴ったのです。“今度回らせたら殺すぞ”との暴言も吐いていました」

“バカ野郎”“てめぇ海に放り込むぞ!”──事務所の「朝礼」の際も日常的に秘書に罵詈雑言を浴びせていたという下条氏は、

「暴力もひどかった。一番印象に残っているのは、下条が私の顔面を拳で殴った時のこと。下条の指の付け根から血が出たのですが、“おめーのせいで血が出ちまったじゃねーか!”とキレたのです。本当にひどい人間です。今回、私は希望の党の若狭勝氏の事務所に、下条の悪行を示す書類を届けた。つまり、希望の党は下条がポンコツ中のポンコツだとわかっていて公認を出したのです」(同)

 ***

(下)へつづく

「週刊新潮」2017年10月19日号 掲載

新潮社

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171020-00531485-shincho-pol
セクハラ、女性トラブル、新興宗教、選挙区を把握していない… 「希望の党」のポンコツリスト
10/20(金) 8:00配信
小池百合子「希望の党」のポンコツリスト(下)
“選挙出たがり病”の吉羽美華氏(37)に、下ネタばかりを口走る鳩山太郎氏(43)、下条みつ氏(61)は暴言暴行と、小池都知事率いる「希望の党」の候補者には、国会議員に相応しくない「ポンコツ」が多々紛れ込んでいる。

 ***

 下条氏ほどではないが、神奈川16区の後藤祐一氏(48)にも「パワハラ前科」がある。今年2月、稲田朋美防衛相の「日報問題」について国会質問する前日、議員会館の部屋に防衛省の女性官僚を呼び出した後藤氏。彼女が質問に答えられないでいると、机を叩きながら「こんなひどい対応はない」「(防衛省幹部に伝えて)人事評価を下げるぞ」と大声を上げたのだ。

「後藤さんは“酒乱”としても知られている。平和安全法制特別委で安倍政権を糾弾する急先鋒として活躍していた15年6月のある夜、泥酔し、青山の仮議員宿舎までタクシーで帰宅。その際、“お釣りを受け取る法的根拠は何だ”などと運転手に議論をふっかけて降りようとせず、警察に通報される騒ぎになったのです」(政治部記者)

女性問題
 パワハラではなく、セクハラの前科があるのは、神奈川1区の長島一由氏(50)。本誌(「週刊新潮」)は08年10月に「『前逗子市長』公認問題で蘇った3年前の『セクハラ前科』」という記事を掲載した。長島氏が逗子市長を務めていた時、川崎市内の居酒屋に居合わせた潮田智信市議の妻の胸を触るなどのセクハラ行為を働いた。そんな内容の記事だったが、長島氏はそれが名誉毀損に当たるとして本誌を提訴。最終的に確定した判決は「(長島氏に)50万円を支払え」というものだったが、裁判で長島氏のセクハラ行為そのものが否定されたわけではない。判決文には、

〈(潮田市議の妻に対する)セクシャルハラスメントの記述については、いずれも真実性の証明があったといえる〉

 とあり、セクハラは紛れもない「真実」である、と認めているのである。

4800チバQ:2017/10/22(日) 10:29:00
 東京7区の荒木章博氏(64)にも過去の「女性問題」が燻っている。小池都知事が率いた地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽(ちはる)代表の父親で、長らく熊本県議を務めてきた荒木氏は、

「地元のスポーツ協会の幹部でもあり、1993年、当時20代だった元スポーツ選手の女性と肉体関係を持つようになった。が、96年にその女性が“荒木氏から性的関係を強要された”として500万円の損害賠償を求めて提訴。一審では荒木さんに300万円の支払いを命じる判決が出た。最終的には控訴審の最中に荒木さんが解決金として女性に300万円を支払うことで和解が成立しています」(熊本県政関係者)

 この荒木氏のケースよりもっと“恥ずかしい”女性トラブルを一昨年、本誌に報じられたのは、大分1区の吉良州司氏(59)だ。仕事用に借りている東京・白金のワンルームマンションにいた吉良氏がある夜、電話したのは“在籍する女性のほとんどが巨乳”のデリバリーヘルス店。部屋にやってきたデリヘル嬢と“本番行為”に及んだのは、「売春防止法」に触れる違法行為だが、問題はそれだけではない。その夜、デリヘル嬢と近所のレストランで食事をしている際、本番行為を強要した、と言い掛かりをつけられ、父親の借金300万円の肩代わりを求められたのだ。さらに、なかなか首を縦に振らない吉良氏に業を煮やしたデリヘル嬢が110番し、パトカーが出動する騒ぎに。最終的には、吉良氏が彼女に30万円を支払うことで“示談”が成立、という何ともトホホな女性トラブルだったのである。

新興宗教団体との関係
 問題のある新興宗教団体との関係を取り沙汰されているのは、石川2区の柴田未来氏(46)。その宗教団体とは、富山県に本部を置く「浄土真宗親鸞会」である。

「弁護士でもある柴田氏は、親鸞会の中にある『特専部』に所属していました。医者や弁護士など特殊専門技能を持つ人が集まっているのが『特専部』です」(親鸞会の元会員)

 ジャーナリストの藤倉善郎氏によると、

「私は大学でカルト対策をする職員の取材を何度もしたことがありますが、親鸞会は統一教会や摂理などと並んで必ず名前が挙がる宗教団体の1つです。実際、親鸞会の被害家族の会もあり、偽装勧誘によって子供が信者になってしまった、といったトラブルの相談も寄せられています」

 柴田氏は昨年の参院選にも出馬して落選しているが、

「その際、彼女は支援者を前に親鸞会を脱退した旨を説明。しかしこれは偽装脱退の疑いがあり、その後も親鸞会と密接な関係にあると見られています」(同)

選挙区を把握していない
 暴言、暴行、パワハラ、セクハラ、女性トラブル、怪しげな宗教……。よくもこれだけの問題人物に公認を出したものだが、以下に紹介するのは、すでに触れた人物とは少々毛色の異なる「ポンコツ」だ。

 東京16区の田村謙治氏(49)は10月3日、ツイッターにこう書き込んだ。

〈衆議院選挙(10月22日投票)に、「希望の党」から東京16区(江戸川区=葛西・小岩など)から出馬することになりました〉

 しかし、この記述には、選挙の立候補者として絶対に犯してはならない過ちが含まれていた。

「江戸川区内で小岩と名のつく地名は東小岩、西小岩、南小岩、北小岩の4つ。それらはいずれも東京16区ではなく、東京17区です。田村さんのこれまでの地盤は静岡ですから、江戸川区の事情には詳しくないのでしょうが、立候補者が選挙区の範囲を把握していないというのは前代未聞ですよ」(永田町関係者)

 この件に関して、田村氏に取材を申し込んだが回答はなかった。本誌の指摘で初めて過ちに気付き、青くなっているのかもしれない。

 候補者として“あり得ない”という点では、愛知15区の関健一郎氏(39)も同様である。10月7日の夜に行われた立候補予定者3人による公開討論会。関氏は開始30分ほどで途中退席したのだが、その理由がすごい。地元の祭りで「手筒花火を上げるため」に退席したというのだ。

 関氏本人に聞くと、

「批判が起こることは覚悟して中座しました」

 とした上で手筒花火の「重要性」を説くのだった。

4801チバQ:2017/10/22(日) 10:29:16
「緑の女たぬき」
 神奈川11区であの小泉進次郎氏に挑む美人作曲家の真白リョウ氏(41)は、とにかくブログの内容が強烈。「魔界人との会話」「霊からのメッセージ」といった記述のオンパレードなのだ。例えば、こんな具合──。

〈Sちゃんは、実は、普通の人間ではなく、魔界出身なんです〉

〈彼女の背後にはでっかい魔人がついています。その方は『トトロ』みたいな風貌で、ミスターポポみたいな喋り方をするんです〉

 これらについて真白氏ご本人に聞くと、

「自分自身が霊媒体質なので色々あるんです、はい」

 とのことだったが、ブログにはこんな記述もある。

〈とにかくこれからのワタスは……緑のたぬきに憑かれないよう頑張ります〉

 2年前にそう書いた彼女が今回、「緑の女たぬき」たる小池氏が率いる「希望の党」から出馬するのは何の因果か。そして、彼女に“化かされた”衆愚は、いつになったら目を覚ますのだろうか。

「週刊新潮」2017年10月19日号 掲載

新潮社

4802チバQ:2017/10/22(日) 10:31:10
733 名無しさん sage 2017/10/22(日) 00:03:10 ID:5cv/4IUU0
2012年 第46回衆議院議員総選挙結果
自民 294 (237,57)
民主 57 (27,30)
維新 54 (14,40)
公明 31 (9,22)
みん 18 (4,14)
未来 9 (2,7)
共産 8 (0,8)
社民 2 (1,1)
国新 1 (1,0)
大地 1 (0,1)
無所 5 (5,0)
合計 480 (300,180)

議席占有率
自民 294/480 61.25%
自公 325/480 67.71%


734 名無しさん sage 2017/10/22(日) 00:04:17 ID:5cv/4IUU0
2014年 第47回衆議院議員総選挙結果
自民 291 (223,68)
民主 73 (38,35)
維新 41 (11,30)
公明 35 (9,26)
共産 21 (1,20)
次世 2 (2,0)
生活 2 (2,0)
社民 2 (1,1)
無所 8 (8,0)
合計 475 (295,180)

議席占有率
自民 291/475 61.26%
自公 326/475 68.63%

4803チバQ:2017/10/22(日) 10:39:28
>>4792
一番乗り!すごいですね
一度はやったみたいですが早起きなど出来るわけもなく、、、

4804さきたま:2017/10/22(日) 11:16:22
>>4792
一番乗りで零票確認とは羨ましいですね。空の投票箱確認は一度してみたいです。
鹿児島の方は朝から風雨が強いんですね。被害が出ませんように。
鹿児島県も期日前投票率は結構高かったようですが、当日は低く出そうですね。


https://twitter.com/miraisyakai/status/921920940144869376
はる@みらい選挙プロジェクト‏
@miraisyakai
第48回衆院選 期日前投票の投票率の分布(県別)
#みらい選挙プロジェクト

10月20日までの集計を地図上に表示しました。秋田県が突出しています。沖縄県も高い水準にありますね。

19:07 - 2017年10月21日

4805名無しさん:2017/10/22(日) 12:05:40
https://this.kiji.is/294665007692973153/amp?c=39550187727945729

投票出足、前回から1.47ポイント増
2017/10/22 11:52
総務省によると、衆院選の午前10時現在の投票率は全国平均7.15%で、前回を1.47ポイント上回った。

4806名無しさん:2017/10/22(日) 12:09:26
第48回衆議院選挙投票速報
       今回 前回 前回差
10時現在 *7.15% *5.68% +1.47P
11時現在
14時現在



期日前投票 14.71% 9.79% +4.92P  20日まで

最終投票率     52.66%

http://www.soumu.go.jp/senkyo/48sansokuhou/index.html

4807名無しさん:2017/10/22(日) 15:09:17
延岡市、唐津市、萩市が翌日開票確定

4808名無しさん:2017/10/22(日) 15:25:37
第48回衆議院選挙投票速報
       今回  前回 前回差
10時現在 *7.15% *5.68% +1.47P
11時現在 12.24% 11.08% +1.16P
14時現在 21.83% 22.66% ▼0.83P
16時現在
18時現在


期日前投票 14.71% 9.79% +4.92P  20日まで

最終投票率     52.66%

http://www.soumu.go.jp/senkyo/48sansokuhou/index.html

4809チバQ:2017/10/22(日) 17:13:36
メモです
>>1411 政党要件
>>3395 自希対決区で共産が擁立しない
>>3770 保守分裂区
>>3841 維新・希望の比例単独
>>3918 連合に推薦されていない民進系議員
>>3925 両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員の行方
>>3926 解散時→公示前勢力 
>>4044-4047 希望の党:結党11人+民進離党組以外で当選できそうな候補
>>4060 一家で複数の国会議員・国会議員候補
>>4116 高齢代議士リスト
>>4117 野党系、前回当選回数順
>>4142 公明党情勢
>>4398 希望前職57名の内訳
>>4458-4460 自民重点区
>>4630 公明推薦のない自民候補選挙区
>>4641 社民党擁立区の構図

4810名無しさん:2017/10/22(日) 17:27:07
東京都衆議院選挙投票速報
       今回  前回 前回差
*9時現在 *2.48% *1.89% +0.59P
10時現在 *5.45% *4.42% +1.03P
11時現在 *9.50% *8.87% +0.63P
12時現在 13.86% 14.21% ▼0.35P
12時現在 13.91% 14.40% ▼0.49P 確定値
14時現在 20.18% 22.25% ▼2.07P
15時現在 22.68% 26.12% ▼3.44P
15時現在 23.11% 26.05% ▼2.94P 確定値
16時現在 25.03% 29.82% ▼4.79P
17時現在 27.40% 33.45% ▼6.05P


期日前投票 19.90% 12.68% +7.22P

最終投票率     54.36%
http://www.h29syuugiinsen.metro.tokyo.jp/

4811名無しさん:2017/10/22(日) 17:43:40
第48回衆議院選挙投票速報
       今回  前回 前回差
10時現在 *7.15% *5.68% +1.47P
11時現在 12.24% 11.08% +1.16P
14時現在 21.83% 22.66% ▼0.83P
16時現在 26.30% 29.11% ▼2.81P


期日前投票 14.71% 9.79% +4.92P  20日まで

最終投票率     52.66%

http://www.soumu.go.jp/senkyo/48sansokuhou/index.html

4812名無しさん:2017/10/22(日) 17:51:49
第48回衆議院選挙投票速報
       今回  前回 前回差
10時現在 *7.15% *5.68% +1.47P
11時現在 12.24% 11.08% +1.16P
14時現在 21.83% 22.66% ▼0.83P
16時現在 26.30% 29.11% ▼2.81P


期日前投票 20.10% 12.65% +7.45P  確定値

最終投票率     52.66%

http://www.soumu.go.jp/senkyo/48sansokuhou/index.html

4813とはずがたり:2017/10/22(日) 18:08:56
>>4809
あざーす,参考に成ります。

>>4630で思い出したんですがなんで北川は公明推薦受けなかったんですかね。
あの辺だと学会票ないと即死なのに。まあ実際は投票してくれるからいいのかもしれませんが。

4814旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/10/22(日) 18:11:16
>>4812
全投票者の4割弱が期日前投票なのか。
当日出口調査じゃ結果がよく分からないなあ。

4815チバQ:2017/10/22(日) 18:12:30
>>4807
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171022-567-OYT1T50039.html
台風で投票箱運べず開票23日に…愛知・西尾市  (愛知12区)
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASKBQ5DCRKBQTTHB002.html
離島7島の投票箱運べず、開票延期 佐賀・唐津市  (佐賀2区)
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBQ4F7XKBQTZNB00K.html
台風で離島の投票箱運べず、開票を延期 山口・萩  (山口3区)
http://www.sankei.com/west/news/171022/wst1710220035-n1.html
宮崎・延岡も開票厳しく 台風影響 (宮崎2区)

4816チバQ:2017/10/22(日) 18:13:57
http://www.sankei.com/west/news/171022/wst1710220033-n1.html
2017.10.22 16:56
【衆院選】
台風影響で即日開票できず 山口、佐賀、高知、愛知…各地の離島 投票終了繰り上げも
 台風21号の影響で全国的に荒天となった22日、各地の離島で衆院選と最高裁裁判官国民審査の投票箱が回収できず、即日開票ができなくなった。土砂崩れなどがあった地域の選挙管理委員会は、投票開始時間を遅らせたり、終了時間を繰り上げたりした。

 山口県萩市と約44キロ離れた同市の見島を結ぶ定期航路が終日欠航となり、県選管は23日以降に投票箱を移送し、その後、萩市の開票をする。

 山口3区を選挙区とする萩市の有権者数は約4万3千人。県選管は「比例の中国ブロックの開票にも影響する可能性がある」としている。

 佐賀県唐津市でも七つの離島のうち五つと本土を結ぶ船が航行できなくなった。県選管は22日午後8時までに開票を繰り延べするかどうか最終判断する。佐賀2区を選挙区とする唐津市の有権者数は約10万人。宮崎県延岡市でも島野浦島から投票箱を運べなくなり、県選管は22日夕に開票期日の変更が必要か判断する。

 愛知県西尾市選管は離島の佐久島の投票箱を回収できないとして、愛知12区などの開票を23日午後2時に延期すると発表した。西尾市の有権者数は約13万5千人で、うち佐久島は約200人。

 高知県いの町の町道が土砂崩れで通行不能となり、職員の到着が間に合わなかった投票所では投票開始が19分遅れた。一方、岐阜県大垣市選管は台風の影響を考慮し、市内の投票所1カ所で投票終了時刻を3時間繰り上げると発表した。

4817旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/10/22(日) 18:33:37
愛媛1区、あす開票に 2区一部も 台風で投票箱運べず
http://www.asahi.com/articles/ASKBQ5VT4KBQPFIB001.html?iref=comtop_8_02
 松山市選挙管理委員会は22日、台風21号で定期船が欠航して離島の衆院選投票箱を開票所まで運べなくなったため、愛媛1区の全域(当日有権者数38万6883人)、同2区の松山市域分(同4万3407人)の開票作業を23日に延期することを決めた。
 愛媛1区は松山市の旧市域のみで構成される。愛媛2区には愛媛県今治市、東温市などが含まれ、松山市域が占める割合は約17%。

 市選管によると、1区域にある興居島(同1151人)、2区域にある中島諸島(同3703人)は投票時間を午後4時までに繰り上げていたが、定期便が欠航となり、投票箱を開票所まで運べなくなったという。23日に船の運航が再開すれば投票箱を開票所まで運び、午前中には開票作業を始めたいとしている。

4818チバQ:2017/10/22(日) 18:47:55
佐賀二区は当確打つのに勇気いるかもしれませんね

4819片言丸:2017/10/22(日) 19:02:58
東京は投票率前回以下確定かな?
期日前の前回との差が7.22ポイントみたいだし

https://twitter.com/tocho_senkyo/status/922032565132726272

【衆議院議員選挙 推定投票率】
18時00分現在の東京都内の推定投票率をお知らせします
男 31.35% 女 27.71% 平均 29.49%
前回投票率 平均36.52%
※期日前投票の数字は含んでいません

4820チバQ:2017/10/22(日) 19:10:51
>愛媛4区の八幡浜市の離島、大島でも船が運航できず、投票箱を開票所に運び込むことができない状態で、選挙管理委員会は開票を23日に延期することを決めました。
八幡浜も延期とな
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171022/k10011188001000.html
愛媛1区 離島の投票箱運べず 開票作業は23日に
10月22日 18時59分
衆議院選挙の投票が行われた松山市の離島の一部で、台風の影響で船が欠航したため、投票箱を開票所に運び込むことができなくなり、選挙管理委員会は、愛媛1区について、22日は開票作業を行わず、23日午前に延期することになりました。
松山市選挙管理委員会によりますと、松山市の沖合にある離島、愛媛1区の興居島と2区の中島では22日に投票が行われていましたが、台風21号の影響で船が欠航することになり、投票箱を開票所に運ぶことができない状態です。

松山市選挙管理委員会によりますと、公職選挙法ではすべての投票箱がそろわないと開票できないことになっていて、およそ43万人の有権者がいる松山市では22日に開票作業ができなくなりました。このため、小選挙区の愛媛1区については、22日は開票作業を行わず、23日午前に延期することになりました。

また、松山市の一部が含まれる愛媛2区や、比例代表四国ブロックについては開票の結果が確定するのは23日以降にずれ込むことになりました。

愛媛県内では、このほか愛媛4区の八幡浜市の離島、大島でも船が運航できず、投票箱を開票所に運び込むことができない状態で、選挙管理委員会は開票を23日に延期することを決めました。

4821名無しさん:2017/10/22(日) 19:34:55
第48回衆議院選挙投票速報
       今回  前回 前回差
10時現在 *7.15% *5.68% +1.47P
11時現在 12.24% 11.08% +1.16P
14時現在 21.83% 22.66% ▼0.83P
16時現在 26.30% 29.11% ▼2.81P
18時現在 29.99% 34.98% ▼4.99P

期日前投票 20.10% 12.65% +7.45P  確定値

最終投票率     52.66%

http://www.soumu.go.jp/senkyo/48sansokuhou/index.html

4822チバQ:2017/10/22(日) 19:44:24
沖縄1(座間味村),3(うまる市),4(南城市)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/159408
衆院選2017:うるま市と南城市、座間味村は開票延期 沖縄選挙区 台風影響で投票箱届かず

2017年10月22日 19:10衆院選2017選挙うるま市南城市座間味村

 衆議院選挙を巡ってうるま市と南城市、座間味村の沖縄県内2市1村で、22日に予定された開票を翌日以降に延期することが決まった。うるま市は津堅島、南城市は久高島、座間味村は阿嘉島と慶留間島の投票箱が、台風21号の影響で開票所に運べないため。

 南城市選挙管理委員会は、開票を翌23日午後1時以降に延期すると決めた。

4823チバQ:2017/10/22(日) 19:50:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171022-00000055-jij-pol
日前投票、2138万人=前回比6割増、過去最多更新【17衆院選】
10/22(日) 17:59配信 時事通信
 総務省は22日、衆院選の公示翌日の11日から21日まで11日間の期日前投票者数が2137万8400人だったと発表した。全有権者数の20.1%に当たる。2014年の前回衆院選の同時期と比べ62.5%増。17日間の投票期間があった昨年参院選と比べても約539万人多く、国政選挙での過去最多を大幅に更新した。 
 台風21号の接近を見据え、多くの人が期日前に投票を済ませたとみられる。安倍晋三首相(自民党総裁)や希望の党の小池百合子代表ら各党党首が、街頭演説で期日前投票を呼び掛けたことも効果があったもようだ。
 全ての都道府県で前回を上回り、2倍超に増えた三重県をトップに、37都府県で前回の5割超の伸びを記録した。最も低かった秋田県でも28.4%増となった。

4824チバQ:2017/10/22(日) 19:59:04
ワクワク

4825チバQ:2017/10/22(日) 20:01:08
テレビ東京
自民280
公明31
希望51
維新9
立憲56
共産12
社民2
無所属24

自公2/3超え 野党一党立憲

4826チバQ:2017/10/22(日) 20:02:06
自公2/3ならず 野党一党立憲
848:名無しさん 2017/10/22(日) 20:01:06 jiAEuUGY0 (4/4) NG
テレ朝
自民269
公明33
希望55
維新12
立憲56
共産13
社民2
無所属25

4827とはずがたり:2017/10/22(日) 20:03:22
広田当確NHK

4828チバQ:2017/10/22(日) 20:03:25
自公2/3超えならず 野党一党立憲希望で同じ

日本テレビ
自民266
公明33
希望55
維新16
立憲55
共産12
社民2
無所属26

4829とはずがたり:2017/10/22(日) 20:04:56
ふるげんも当確@NHK

4830とはずがたり:2017/10/22(日) 20:06:28
枝野・菊田当確@NHK

4831さきたま:2017/10/22(日) 20:07:47
NHKのゼロ打ちがものすごく多いですね。
ANNも。
もう残りが150議席ぐらいか。

4832とはずがたり:2017/10/22(日) 20:07:58
玉木・立憲四国1・階・金子当確@NHK

4833とはずがたり:2017/10/22(日) 20:11:07
海江田激戦,2区は自民か。手塚は僅差先行。NHK

4834とはずがたり:2017/10/22(日) 20:12:11
落合一寸遅れ,NHK

佐藤ゆかり>平野 JNN

4835とはずがたり:2017/10/22(日) 20:13:39
細野厳しい顔だなあ。。@NHK

谷畑一歩リード @JNN

4836さきたま:2017/10/22(日) 20:14:59
高知2広田も当確ですね@NHK

4837とはずがたり:2017/10/22(日) 20:18:12
菅僅差前

4838とはずがたり:2017/10/22(日) 20:18:34
長島ちょいリード

4839チバQ:2017/10/22(日) 20:19:18
朝日新聞のホームページベース
北海道4【当】自:中村裕之  立:本多平直
北海道5【当】自:和田義明  立:池田真紀
北海道6自:今津寛   【当】立:佐々木隆博
北海道11自:中川郁子  【当】立:石川香織

岩手県1自:高橋比奈子 【当】希:階猛
山形県3自:加藤鮎子  【当】無:阿部寿一
茨城県7自:永岡桂子  【当】無:中村喜四郎
栃木県3【当】自:簗和生   希:渡辺美由紀
埼玉県11無:今野智博  【当】無:小泉龍司  希:三角創太
東京県7自:松本文明  【当】立:長妻昭

4840とはずがたり:2017/10/22(日) 20:19:19
山形3加藤

4841チバQ:2017/10/22(日) 20:22:04
引き続き朝日新聞のホームページベース

新潟県4自:金子恵美  【当】無:菊田真紀子
愛知県5自:神田憲次  【当】立:赤松広隆
愛知県11自:八木哲也  【当】希:古本伸一郎
滋賀県4【当】自:小寺裕雄  希:徳永久志
大阪県10自:大隈和英  維:松浪健太  【当】立:辻元清美
大阪県11自:佐藤ゆかり 維:伊東信久  【当】無:平野博文
大阪県17自:岡下昌平  【当】維:馬場伸幸
和歌山1自:門博文   【当】希:岸本周平
広島県6自:小島敏文  【当】希:佐藤公治
愛媛県3自:白石寛樹  【当】希:白石洋一
高知県2自:山本有二  【当】無:広田一
佐賀県1自:岩田和親  【当】無:原口一博

4842とはずがたり:2017/10/22(日) 20:22:12
枝野圧勝。テレ玉もう誰も信用せえへんでw

4843とはずがたり:2017/10/22(日) 20:22:27
山尾有利@NHK

4844とはずがたり:2017/10/22(日) 20:24:01
武部当選@nhk

4845とはずがたり:2017/10/22(日) 20:24:46
篠原当確@NHK

4846さきたま:2017/10/22(日) 20:26:42
>>4839
今朝日新聞のHP見たら、北海道5区は当確出てないですね。取り消した?
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/kaihyo/A01.html

4847とはずがたり:2017/10/22(日) 20:27:59
宗男厳しい表情。テレ東

4848とはずがたり:2017/10/22(日) 20:30:09
太田当確@NHK

4849チバQ:2017/10/22(日) 20:30:57
>>4846
私が間違えただけかもしれません

4850とはずがたり:2017/10/22(日) 20:31:50
伊佐公明@当選

4851とはずがたり:2017/10/22(日) 20:32:48
朝日 堀井当確,山岡落選ですね

4852とはずがたり:2017/10/22(日) 20:33:56
中山,美延にちょいリード

4853とはずがたり:2017/10/22(日) 20:34:29
朝日,白石洋当確

4854チバQ:2017/10/22(日) 20:34:32
テレ朝
神奈川4区
35% 早稲田
28% 山本
24% 浅尾

4855とはずがたり:2017/10/22(日) 20:34:53
大阪11NHKは平野だいぶ有利

4856とはずがたり:2017/10/22(日) 20:35:27
北川に大して維新がちょいリード,谷畑はちょい後塵 @NHK

4857チバQ:2017/10/22(日) 20:36:07
神奈川12区 同じくテレ朝
42.4% 阿部
42.0% 星野
15.6% 希望の人

4858チバQ:2017/10/22(日) 20:37:16
埼玉6区同じくテレ朝
47% 大島
39% 中根

4859とはずがたり:2017/10/22(日) 20:38:13
>>4857
際どい,,

4860チバQ:2017/10/22(日) 20:38:42
千葉1区同じくテレ朝
41.1% 田嶋
40.6% 門山

千葉6区
40.4渡辺
39.4生方
13.4希望の人

4861チバQ:2017/10/22(日) 20:39:12
栃木2区
51.2 福田
48.8 西川

4862さきたま:2017/10/22(日) 20:39:23
NHKとANNの出口調査は結構食い違ってますね。東京6区とか。
どうなるか。

4863チバQ:2017/10/22(日) 20:39:53
新潟5
52 泉田
43 大平
秋田2
46.7 緑川
45.7 金田

4864とはずがたり:2017/10/22(日) 20:40:00
>>4860
ここも希望が邪魔だなあ

4865チバQ:2017/10/22(日) 20:40:53
奈良1
40.8 馬淵
40.1 小林

愛知7
50.5 山尾
49.5 鈴木

4866チバQ:2017/10/22(日) 20:41:09
奈良1
40.8 馬淵
40.1 小林

愛知7
50.5 山尾
49.5 鈴木

4867とはずがたり:2017/10/22(日) 20:43:00
兵庫6 大串やや優勢@NHK

4868とはずがたり:2017/10/22(日) 20:43:34
維新の会幹部

10議席割れば与党入り @テレ東

4869チバQ:2017/10/22(日) 20:43:46
千葉6区で立憲が勝ったら大金星だな
ほとんどだれも注目してなかったところ

4870チバQ:2017/10/22(日) 20:44:28
奈良1 日テレ
42.7 小林
38.7 馬淵

4871とはずがたり:2017/10/22(日) 20:46:15
山井ちょい先行 嘉田激戦先 馬渕超激戦先 @NHK

4872チバQ:2017/10/22(日) 20:47:01
東京18  日テレ
菅45
土屋38

まさか!?菅小選挙区当選?

4873とはずがたり:2017/10/22(日) 20:47:13
泉田 当選@MBS

4874片言丸:2017/10/22(日) 20:48:08
>>4868
10議席割れれば与党入りの意味がわからないし、割れる可能性十分あるし。。

4875チバQ:2017/10/22(日) 20:52:03
北海道11自:中川郁子  【当】立:石川香織

ここ、こんなに早く結果でるとは思わなかったですね
不倫問題が大きかったんですかね

4876とはずがたり:2017/10/22(日) 20:53:03
自民と維新の選挙協力は恐らく不可能
そもそも自公から拒絶されそう。閣外協力で抱きつき?

4877チバQ:2017/10/22(日) 20:53:06
>>4839
山形県3【当】自:加藤鮎子  無:阿部寿一


間違えました・・・
鮎子が当確です

4878チバQ:2017/10/22(日) 20:54:00
>>4857
NHKは阿部が少し前ですね

4879片言丸:2017/10/22(日) 20:55:03
>>4875
妻としてのイメージが天と地ですし、昭一も晩年弱かったですしね。

4880とはずがたり:2017/10/22(日) 20:55:18
>>4875
石川が良玉(>>1836>>1839)だったのが大きいような。

4881とはずがたり:2017/10/22(日) 20:57:05
MBS 西岡ちょっと先行

4882とはずがたり:2017/10/22(日) 20:58:48
森山 40 井坂 35 @MBS

4883チバQ:2017/10/22(日) 20:59:55
愛媛県3自:白石寛樹  【当】希:白石洋一

ここも早かったなあ
ドラ息子イメージが強すぎた?

4884片言丸:2017/10/22(日) 21:02:33
>>4883
NHKの動画で2人の話聞きましたけど、段違いでした。
自民だとくそみたいなのでも通ったりしますし、そんななかで、白石洋一はかなりいい玉だと思いました。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/movie/

4885とはずがたり:2017/10/22(日) 21:04:07
簗 当確 渡辺本人が出ないと駄目か。本人でも苦しかったかな,もう

4886名無しさん:2017/10/22(日) 21:05:03
現職完全落選


希望→中根
無所属(自民系)→豊田 今野

4887とはずがたり:2017/10/22(日) 21:07:54
佐賀2等確定明日以降

4888とはずがたり:2017/10/22(日) 21:10:32
岩屋当選@NHK

4889チバQ:2017/10/22(日) 21:10:43
>>4885

>>4321>>4474とかでも離されてましたからね

4890片言丸:2017/10/22(日) 21:13:21
>>4887
愛知12は出口でわかったからいいですけど、佐賀2はそうなっちゃうんですね。

4891とはずがたり:2017/10/22(日) 21:13:53
樽床登場@NHK

4892チバQ:2017/10/22(日) 21:13:59
希望の党でマスコミ対応してるのは
やはり樽床だけ?

4893とはずがたり:2017/10/22(日) 21:14:25
田村・松田激戦@NHK

4894チバQ:2017/10/22(日) 21:17:45
>>4887>>4890
唐津が中心地ですからねエ・・・

4895チバQ:2017/10/22(日) 21:19:28
テレ朝
東京5区

手塚42%
若宮39%?

4896チバQ:2017/10/22(日) 21:20:27
テレ朝に細野が出てた

4897片言丸:2017/10/22(日) 21:20:51
東京10区 朝日出口
NHK鈴木34.0
アルゼ鈴木33.8

4898チバQ:2017/10/22(日) 21:21:20
1939 :チバQ :2017/10/22(日) 21:16:30
北海道5区
ANN
池田48.7
和田48.6

4899片言丸:2017/10/22(日) 21:21:59
>>4895
その数字です
福田19.0

>>4897
若狭22.2

4900チバQ:2017/10/22(日) 21:22:55
東京19 ANN
末松44.9%
松本37%?

4901名無しさん:2017/10/22(日) 21:26:04
立民取りすぎだよなあ

4902チバQ:2017/10/22(日) 21:30:21
998:名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 20:41:14 1Chcz4Jo0 (17/17) NG
福島1区金子に当確@NHK

4903片言丸:2017/10/22(日) 21:31:33
>>4902
NHKゼロ打ちでした

4904とはずがたり:2017/10/22(日) 21:33:32
>>4892
細野テレビに出てましたよ

4905チバQ:2017/10/22(日) 21:40:12
東京16 日テレ
大西39.8%
初鹿38.3%
田村21.9%

4906チバQ:2017/10/22(日) 21:41:38
長野2
下条37.1
務台31.6

4907とはずがたり:2017/10/22(日) 21:42:02
>>4906
意外な差?!

4908チバQ:2017/10/22(日) 21:43:46
フジテレビ
荒井聡
当確

4909とはずがたり:2017/10/22(日) 21:44:07
香川1区平井かあ,,>朝日

4910片言丸:2017/10/22(日) 21:46:30
>>4909
当確?出口情報?

4911とはずがたり:2017/10/22(日) 21:46:38
朝日
愛知1 立民
大阪11 平野

4912チバQ:2017/10/22(日) 21:47:28
>>4902-4903
福島1区 ゼロ打ちですか!?ちょいちょい野党が取ってるんですよね

4913チバQ:2017/10/22(日) 21:48:13
>>4911
当確ですか!?

4914とはずがたり:2017/10/22(日) 21:48:33
>>4910
朝日新聞のウェブ

4915とはずがたり:2017/10/22(日) 21:48:59
>>4913
吉田(愛知)は確実

4916チバQ:2017/10/22(日) 21:49:18
>>4906-4907
長野2
下条当確

4917とはずがたり:2017/10/22(日) 21:49:32
小川・平井見間違えでした

4918とはずがたり:2017/10/22(日) 21:50:26
>>4913
平野は当選となってました

4919チバQ:2017/10/22(日) 21:50:30
>>4914
更新されてなかったから見てなかった 笑

4920片言丸:2017/10/22(日) 21:50:40
朝日では愛知1は自民熊田

4921チバQ:2017/10/22(日) 21:51:22
http://www.asahi.com/articles/ASKB34K3RKB3UEHF00Y.html
赤嶺政賢氏が当選 共産の小選挙区議席守る 沖縄1区
2017年10月22日21時38分
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赤嶺政賢氏

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 共産前職の赤嶺政賢氏が沖縄1区で当選確実。前回衆院選で獲得した共産唯一の小選挙区議席を守る。

最新の当落情報はこち

4922さきたま:2017/10/22(日) 21:52:50
>>4911
愛知1は朝日新聞のWEBでは自民ですね。
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/kaihyo/A23.html

4923とはずがたり:2017/10/22(日) 21:54:54
ほんとだ。比例当選を見間違えたのか??

4924名無しさん:2017/10/22(日) 21:55:57
出口調査はかなりバラバラなのは台風や雨の影響や期日前の影響かな

TV各局の出口調査<まとめ>
http://gazo.shitao.info/r/i/20171022203115_000.jpg

4925片言丸:2017/10/22(日) 21:58:25
>>4924
私はそんなにもバラバラ感は感じないですね。
こんなもんといえばこんなもんかと思います。

4926チバQ:2017/10/22(日) 22:01:30

朝日新聞ベースで新しく当確でてるのはこのあたりかな

茨城県5【当】自:石川昭政  希:浅野哲
新潟県2自:細田健一  【当】無:鷲尾英一郎
愛知県4【当】自:工藤彰三  希:牧義夫
三重県1【当】自:田村憲久  無:松田直久
大分県【当】3自:岩屋毅 立:横光克彦
沖縄県1自:国場幸之助 【当】共:赤嶺政賢  維:下地幹郎

4927とはずがたり:2017/10/22(日) 22:11:33
>>4924
個人的には維新>>4868>>4874>>4876の獲得議席に注目です。

>>4926
茨城5,残念だ,,

4928名無しさん:2017/10/22(日) 22:12:54
>>4926

チバさん朝日新聞見るなら、テレビ朝日のdボタンでチェックが一番わかりやすいですよ

4929チバQ:2017/10/22(日) 22:13:27

155:名無しさん 2017/10/22(日) 21:58:27 W/oKkVuI0 (17/18) NG
希望の党弱いなあ。
立憲民主党公認だったら、普通に選挙区当選出来ただろう
という人が結構負けている。
馬淵、山井も落選かな。

茨城5区の日立労組も陥落か。

164:名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 22:04:22 1Chcz4Jo0 (7/9) NG
神奈川16区の後藤、静岡6区の渡辺あたりも苦戦しているようだし、非自民から保守政党を目指すという
アプローチがそもそも悪筋であることが明確になりつつある

175:名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 22:08:54 mnnOQw5g0 (13/13) NG
秋田2 金田当確

4930とはずがたり:2017/10/22(日) 22:16:55
金田か,,緑川残念

4931チバQ:2017/10/22(日) 22:18:21
鹿児島3 小里当確
テレビ朝日

4932とはずがたり:2017/10/22(日) 22:18:48
前原!@テレ東

4933とはずがたり:2017/10/22(日) 22:25:48

衆院選 自公勝利、立憲民主党が野党第一党へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171022-00000524-san-pol
10/22(日) 20:00配信 産経新聞

 第48回衆院選は22日、投票が行われ、一部地域を除き開票された。自民、公明両党で定数465の過半数(233議席)を制し大勝した。最終的に憲法改正の国会発議が可能となる3分の2(310議席)が確実な情勢だ。安倍晋三首相(自民党総裁)の約5年間の政権運営が信任され、来年秋の総裁選3選に向けて道が開けた。一方、小池百合子代表(東京都知事)の希望の党は公示前勢力を下回り、躍進確実の立憲民主党が野党第一党になる見通しだ。

 自民党は首相が設定していた勝敗ラインの自公両党で過半数をクリアした。公示前の290議席を下回るが、党単独でも過半数を確保する勢いだ。二階俊博幹事長は22日のネット番組で「内閣に信任をいただいたことはありがたい。これにおごらず対応していく」と語った。公明党は30議席台をやや上回る程度で、前回衆院選の35議席以上の目標には届きそうにない。自公で過半数を獲得したことで北朝鮮対応や幼児教育無償化を含めた少子化対策など重要政策が前進する。

 希望の党は伸び悩み、小池氏は22日、出張先のパリで記者団の取材に「私の言動で不快な思いを抱かせてしまい、厳しい結果につながった。私自身もおごりがあったのではないかと反省している」と語った。細野豪志元環境相はテレビ番組で「25日に両院議員懇談会を開き、党人事について判断する」と述べた。

 公示直前に旗揚げした枝野幸男代表の立憲民主党は、比例代表で大幅に得票を伸ばし、公示前の16議席から倍増以上に躍進する見通しだ。

 総務省が発表した午後6時現在の投票率は全国平均で29・99%と、戦後最低だった前回を4・99ポイント下回る。総務省は同日、期日前投票は2137万8400人で、前回衆院選に比べ62・54%増えたと発表した。 また、台風21号の影響で愛知、愛媛、宮崎各県などの離島で投票箱を回収できず、22日中の開票ができなくなった。

4934チバQ:2017/10/22(日) 22:27:17
207:名無しさん 2017/10/22(日) 22:24:50 XHLX4/is0 (7/7) NG
フジで岡山3 阿部当確
208:名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 22:25:06 mnnOQw5g0 (15/15) NG
NHK
愛知6 自民丹羽
鹿児島3 自民小里
岡山3 無所属(自民追加公認)阿部

4935チバQ:2017/10/22(日) 22:27:40
平沼息子落選か

4936チバQ:2017/10/22(日) 22:28:52
岐阜4
金子ジュニア当選
テレ朝

4937とはずがたり:2017/10/22(日) 22:30:02
すげえ。岡山情勢複雑怪奇だw

日立のとこや白石など新人結構落ちますね。

金子と保岡も落としたかったがとおっちまうかな

4938とはずがたり:2017/10/22(日) 22:30:17
云ってる傍から残念w

4939とはずがたり:2017/10/22(日) 22:32:53
愛知10江崎残念 @選挙ステーション

4940チバQ:2017/10/22(日) 22:33:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171022-00000178-mai-pol.view-000
<衆院選>国光文乃氏に当確 青山大人氏ら破る 茨城6区
10/22(日) 22:24配信 毎日新聞
<衆院選>国光文乃氏に当確 青山大人氏ら破る 茨城6区
国光文乃氏
 茨城6区で自民新人の国光文乃氏が希望新人の青山大人氏らを破り当確、初当選を決めた。国光氏は12期を務めて引退した丹羽雄哉前衆院議員の後継者として立候補し、与党支持票を集めた。

4941片言丸:2017/10/22(日) 22:34:55
福田昭夫当確 朝日

4942チバQ:2017/10/22(日) 22:36:56
山形2
鈴木憲和

当選
日テレ

4943とはずがたり:2017/10/22(日) 22:39:20
兵庫6区桜井残念
静岡3区小山残念
群馬2区石関残念
北海道3区荒井おめ
大阪11区平野おめ
山形2区近藤残念

@選挙ステーション

4944とはずがたり:2017/10/22(日) 22:43:26
新潟1西村@朝日
渡辺周@朝日

4945チバQ:2017/10/22(日) 22:43:33
北陸信越 立憲比例下位
(2)松平浩一(新)(3)山本和嘉子(新)
の当確
NHK

4946チバQ:2017/10/22(日) 22:47:18
北関東比例下位
中曽根ジュニア当確

日テレ

4947チバQ:2017/10/22(日) 22:54:56
朝日新聞ベース
新潟全部当確出た

3区黒岩が負けるなよ
新潟県1自:石崎徹   【当】立:西村智奈美
新潟県2自:細田健一  【当】無:鷲尾英一郎
新潟県3【当】自:斎藤洋明  無:黒岩宇洋
新潟県4自:金子恵美  【当】無:菊田真紀子
新潟県5【当】自:泉田裕彦  無:大平悦子
新潟県6【当】自:高鳥修一  無:梅谷守

4948とはずがたり:2017/10/22(日) 22:56:14
北側当確 @ 選挙STA

4949チバQ:2017/10/22(日) 22:56:45
大阪16
公明:北側一雄
に当確

朝日新聞

4950チバQ:2017/10/22(日) 22:59:36
福岡県10【当】自:山本幸三  希:城井崇
福岡2と9はまだ 朝日新聞

4951とはずがたり:2017/10/22(日) 22:59:49
山井負けた

4952とはずがたり:2017/10/22(日) 23:01:11
>>4951
朝日

4953チバQ:2017/10/22(日) 23:02:10
282:名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 22:58:24 mnnOQw5g0 (26/28) NG
NHK
長崎4 自民北村
新潟2 無所属鷲尾
岐阜4 自民金子
宮城1 自民土井

290:名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 23:00:39 mnnOQw5g0 (28/28) NG
NHK 大阪7 自民渡嘉敷

4954チバQ:2017/10/22(日) 23:02:52
>>4953
宮島大逆転ならずか・・・

4955さきたま:2017/10/22(日) 23:04:08
稲津にも負けたか…
立憲民主が躍進しただけで、トータルとしては野党は惨敗ですね。

4956とはずがたり:2017/10/22(日) 23:04:28
千葉9 自民 @NHK

4957チバQ:2017/10/22(日) 23:05:28
>>4951-4952
希望の党公認候補弱いなあ・・・

4958チバQ:2017/10/22(日) 23:06:22
292:名無しさん 2017/10/22(日) 23:01:06 jiAEuUGY0 (33/35) NG
山梨堀内当確
295:名無しさん 2017/10/22(日) 23:02:20 jiAEuUGY0 (35/35) NG
いなつ当確でたANN
302:名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 23:05:17 mnnOQw5g0 (29/29) NG
NHK
静岡3 自民宮沢
愛知1 自民熊田
千葉9 自民秋本

4959とはずがたり:2017/10/22(日) 23:09:24
朝日 泉@京都

4960とはずがたり:2017/10/22(日) 23:10:28
大阪1 自民 京都4 自民  @NHK

4961とはずがたり:2017/10/22(日) 23:12:33
兵庫1 井坂 残念だ @NHK 既出?

4962チバQ:2017/10/22(日) 23:13:06
大阪府1【当】自:大西宏幸  維:井上英孝  立:村上賀厚

京都4も自民
NHK

4963チバQ:2017/10/22(日) 23:14:00
菅直人当選!?
NHK

4964さきたま:2017/10/22(日) 23:14:23
ANNも菅当選きました

4965とはずがたり:2017/10/22(日) 23:14:43
しぶといw>菅

4966チバQ:2017/10/22(日) 23:15:52
3区
石原62千
松原55千
5区
若宮42千
手塚42千
6区
越智55千
落合55千

4967チバQ:2017/10/22(日) 23:16:58
東京21
小田原45.5
長島44.5

4968チバQ:2017/10/22(日) 23:17:32
東京10が
自:鈴木隼人  希:若狭勝  立:鈴木庸介の順だった

4969チバQ:2017/10/22(日) 23:18:28
神奈川4
早稲田27千
山本22千
浅尾21千

4970とはずがたり:2017/10/22(日) 23:19:48
丸山維新 当選

4971チバQ:2017/10/22(日) 23:19:56
埼玉6
大島当確

4972チバQ:2017/10/22(日) 23:20:24
神奈川4
早稲田当選!

4973チバQ:2017/10/22(日) 23:21:21
山梨1
中島当確

4974さきたま:2017/10/22(日) 23:25:47
NHKは新潟3黒岩に当確
朝日は自民当確取り消し

4975とはずがたり:2017/10/22(日) 23:26:30
NHK 黒岩当確

4976とはずがたり:2017/10/22(日) 23:27:17
神奈4 すげ!! 浅尾ここでも与党入りならずw

4977チバQ:2017/10/22(日) 23:28:21
宮城県1自:土井亨   【当】立:岡本章子
千葉県6【当】自:渡辺博道  立:生方幸夫
山梨県1自:中谷真一  【当】無:中島克仁
山梨県2【当】無:堀内詔子  無:長崎幸太郎

愛知県13自:大見正   【当】希:大西健介
京都府6【当】自:安藤裕   希:山井和則
大阪府1【当】自:大西宏幸  維:井上英孝  立:村上賀厚
大阪府4【当】自:中山泰秀  維:美延映夫
大阪府8【当】自:大塚高司  維:木下智彦  立:松井博史
大阪府19自:谷川とむ  【当】維:丸山穂高
大分県1【当】自:穴見陽一  希:吉良州司

朝日新聞より

4978さきたま:2017/10/22(日) 23:32:01
>>4977
宮城1区は自民土井ですね。
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/kaihyo/A04.html

4979チバQ:2017/10/22(日) 23:32:27
>>4974-4975
まじか!!!
>>4976
伝説は続いたかwww

4980とはずがたり:2017/10/22(日) 23:35:26
松井会見 厳しい表情

今後も内閣には是々非々で行く。

希望の党との関係は党の運営がどうなるか注視。希望の党とも是々非々で行く

4981片言丸:2017/10/22(日) 23:38:12
福島4菅家当確 希望の比例はきついな

4982とはずがたり:2017/10/22(日) 23:38:52
NHKは山梨1まだ当確だしてないっすね。。

4983名無しさん:2017/10/22(日) 23:38:57
北海道10区開票率99%

公明稲津9万6693票
民主神谷9万6240票

まさに死闘だったね

4984とはずがたり:2017/10/22(日) 23:39:06
埼玉大島当選@NHK

4985チバQ:2017/10/22(日) 23:39:16
408(1):名無しさん[sage] 2017/10/22(日) 23:33:01 1Chcz4Jo0 (20/20) NG
[ 小選挙区・北海道10区 ]    
定数:1 残:0 開票率:99.7%    
当確/当選 氏名  政党名 得票数
 [新]=新人,?[前]=前職,?[比前]=前職・比例,?[元]=元職   
確 稲津  久 [前] 公明党 96,721
   神谷  裕 [新] 立憲民主党 96,249

あともう少しだったなあ

4986さきたま:2017/10/22(日) 23:39:53
朝日新聞大阪11区の平野の当確取り消し
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/kaihyo/A27.html
適当すぎるだろ朝日
いくら速さのANN、正確さのNHKと言っても

4987とはずがたり:2017/10/22(日) 23:42:57
朝日は神奈川6で青柳に当選確実だしてますね。消すかな?

4988とはずがたり:2017/10/22(日) 23:43:58
大阪
自自公自公公自自?立?自自?自公維?維

自8<x<12
公4
維2<y<5
立1
無0<z<1

維新一桁もありうるな。。

4989チバQ:2017/10/22(日) 23:44:57
>>4978失礼しました!!
宮城県1【当】自:土井亨   立:岡本章子

北海道5【当】自:和田義明  立:池田真紀
福島県4【当】自:菅家一郎  希:小熊慎司

4990チバQ:2017/10/22(日) 23:46:15
この辺がまだ出てなさそう

宮城 2

埼玉 12

千葉 1
神奈川 6
神奈川 7
神奈川 9
神奈川 12
神奈川 14
神奈川 16

東京 1
東京 3
東京 5
東京 6
東京 10
東京 15
東京 19
東京 21
東京 22

新潟 3
石川 3

愛知 7
愛知 8
三重 2

滋賀 1
大阪 9
大阪 12
大阪 14
大阪 18
奈良 1


香川 1

福岡 2
福岡 9
佐賀 2
長崎 1
鹿児島 1
沖縄 4

4991チバQ:2017/10/22(日) 23:47:18
あ 大阪11も当確取り消しか

4992チバQ:2017/10/22(日) 23:47:56
山尾当確か
テレ朝

4993片言丸:2017/10/22(日) 23:48:00
朝日山尾当確

4994チバQ:2017/10/22(日) 23:49:08
神奈川6!!!
青柳当確

公明落選!!!

4995とはずがたり:2017/10/22(日) 23:49:22
NHK 早稲田と菅

4996とはずがたり:2017/10/22(日) 23:49:58
朝日では一寸なあw

4997チバQ:2017/10/22(日) 23:50:22
東京10
鈴木隼人(自民)当選

4998片言丸:2017/10/22(日) 23:51:34
中川正春当確朝日

4999チバQ:2017/10/22(日) 23:51:38
三重2
中川当確!

5000とはずがたり:2017/10/22(日) 23:52:01
おお!

5001とはずがたり:2017/10/22(日) 23:52:14
合ってて欲しい

5002片言丸:2017/10/22(日) 23:52:25
>>4996
今回朝日信頼かなり落としましたね
新聞社お金なくてどこもガタ来てるな

5003さきたま:2017/10/22(日) 23:52:53
NHK青柳当確!

5004とはずがたり:2017/10/22(日) 23:54:07
来た!公明落選ですね!?

5005片言丸:2017/10/22(日) 23:57:46
千葉1門山当確朝日

5006とはずがたり:2017/10/22(日) 23:59:17
NHK 平野きた

5007さきたま:2017/10/23(月) 00:01:38
NHK残り小選挙区
http://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/#!
宮城2
埼玉12
東京3
東京5
東京6
東京19
東京21
神奈川7
神奈川9
神奈川14
神奈川16
静岡6
愛知7
三重2
滋賀1
大阪9
大阪14
大阪18
奈良1
香川1
福岡2
佐賀2
鹿児島1
沖縄4

5008とはずがたり:2017/10/23(月) 00:05:15
志位…立憲に埋没した印象はない。当選に貢献出来た。比例が伸びなかったのは自分らのせい @NHK

5009片言丸:2017/10/23(月) 00:07:23
森夏枝、近畿比例維新、選挙区での得票率10.0%ってすごいっすね。

5010片言丸:2017/10/23(月) 00:08:36
渡辺周当確nhk

5011とはずがたり:2017/10/23(月) 00:12:42
奈良1 開票率78%で3000票差。。馬淵とどかんな。。生駒でも小林先行とは。。

5012とはずがたり:2017/10/23(月) 00:13:28
長尾当確,維新谷畑落選

5013とはずがたり:2017/10/23(月) 00:13:41
いずれもNHK

5014さきたま:2017/10/23(月) 00:13:46
三重2中川勝った!

5015とはずがたり:2017/10/23(月) 00:14:20
柚木 比例当選 @NHK

5016とはずがたり:2017/10/23(月) 00:15:29
来た〜・゚・(ノД`)・゚・。
中川良かった。伊賀の川崎強かっただろうが

5017とはずがたり:2017/10/23(月) 00:15:57
小熊 比例 @NHK

5018チバQ:2017/10/23(月) 00:17:00
金星っぽい選挙区
立民 北海道 11
無民進 福島 1
立民 神奈川 6
立民 神奈川 12
無民進 新潟 3
無民進 大阪 11
希望 広島 6
希望 愛媛 3
無民進 高知 2
希望 長崎 1

自民 福島 4
自民 茨城 5
自民 東京 10
自民 京都 6
自民 大阪 1

無自系 山梨 2
無自系 岡山 3

5019とはずがたり:2017/10/23(月) 00:18:58
遠藤 維新 @NHK

5020コピペ脳:2017/10/23(月) 00:19:00
石川3区
自民・西田昭二当選
希望・近藤和也比例復活

5021チバQ:2017/10/23(月) 00:23:50
東京3区
石原3なん

仁は小選挙区落選

5022とはずがたり:2017/10/23(月) 00:27:21
滋賀1大岡 @NHK くそ

5023片言丸:2017/10/23(月) 00:29:42
畑浩治完全落選ですね
これなら、黄川田さんが無所属で出たほうがずっとよかったなあ

5024片言丸:2017/10/23(月) 00:35:04
川内当確

5025さきたま:2017/10/23(月) 00:35:26
鹿児島1川内当選!
九州で立憲民主が勝った!

5026チバQ:2017/10/23(月) 00:35:45
鹿児島1く川内博史!NHK

5027チバQ:2017/10/23(月) 00:39:25
埼玉12
野中前≪当確≫ 森田後

東京19
松本前≪当確≫ 末松後

東京21
長島前 小田原後

神奈川9
笠前 中山後

神奈川16
義家前 後藤後

大阪9
原田前 足立後

5028とはずがたり:2017/10/23(月) 00:41:07
すげー>川内

5029とはずがたり:2017/10/23(月) 00:42:32
足立も先行を許してるしこのまま行くと小選挙区維新3ですね

5030チバQ:2017/10/23(月) 00:45:24
維新壊滅ですね
小選挙区3
比例近畿4
比例南関東でいけるかどうか

7〜8議席ですね

5031とはずがたり:2017/10/23(月) 00:45:52
香川1残念無念

5032さきたま:2017/10/23(月) 00:46:22
山尾当確!

5033チバQ:2017/10/23(月) 00:46:43
東北ブロックの
希望の死屍累々っぷりと
立憲の下位当選
という落差・・・

5034チバQ:2017/10/23(月) 00:48:37
横光克彦に比例復活でてますね NHK

5035さきたま:2017/10/23(月) 00:50:08
NHK残り9小選挙区
http://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/#!
宮城2
東京5
東京6
東京21
大阪9
奈良1
福岡2
佐賀2
沖縄4

5036片言丸:2017/10/23(月) 00:52:16
>>5033
阿久津幸彦復活とか、笑いますわ…

5037チバQ:2017/10/23(月) 00:52:44
長島昭久
当確 NHK

東京で唯一か

5038とはずがたり:2017/10/23(月) 00:55:46
比例中国津村 NHK

5039とはずがたり:2017/10/23(月) 01:01:19
希望と維新が死亡した事で,次は余分な立候補者余り出ずに希望・岡田・立憲で候補者調整出来ると期待。。

5040チバQ:2017/10/23(月) 01:03:04
>>4658を更新
比例復活できない候補者

■自民 落選可能性あるのは西川と竹本くらいかな?
 →栃木2西川と東京18土屋が落選
73歳以上)
茨城2区:額賀福志郎
栃木2区:西川公也
東京18:土屋正忠
愛知10:江崎鉄磨
京都1区:伊吹文明
大阪15:竹本直一
和歌山3:二階俊博
島根1区:細田博之
山口3区:河村建夫
福岡8区:麻生太郎
長崎3区:谷川弥一
熊本2区:野田毅
大分2区:衛藤征士郎

辞退) 全員当選
神奈川11小泉進次郎
三重4区:三ツ矢憲生
山口4区:安倍晋三
熊本3区:坂本哲志
熊本4区:金子恭之
鹿児島1:保岡宏武

■立憲民主 当選
北海道6:佐々木隆博

■希望 当選
静岡5区:細野豪志

■維新
なし

■主な無所属(自民系)
茨城7区:中村喜四郎
埼玉4区:豊田真由子 →落選
埼玉11:今野智博  →落選
埼玉11:小泉龍司
神奈川4:浅尾慶一郎 →落選
山梨2区:長崎幸太郎 →落選
山梨2区:堀内詔子
京都5区:中山泰   →落選
大阪13:西野弘一  →落選
岡山3区:平沼正二郎 →落選
岡山3区:阿部俊子
熊本2区:西野太亮  →落選
鹿児島2:林健二   →落選 

■主な無所属(野党系)現職落選は三重1の松田、愛知8の伴野だけかな?
北海道8:逢坂誠二
岩手3区:小沢一郎(自由党)
宮城2区:鎌田さゆり 【未】
宮城5区:安住淳
福島1区:金子恵美
福島3区:玄葉光一郎 共
栃木1区:渡辺典喜 共 →落選
栃木2区:福田昭夫
千葉4区:野田佳彦 共
神奈川3:伊藤久美子 共→落選
神奈川8:江田憲司 共
山梨1区:中島克仁 共
新潟2区:鷲尾英一郎 共
新潟3区:黒岩宇洋
新潟4区:菊田真紀子
新潟5区:大平悦子   →落選
新潟6区:梅谷守    →落選
長野1区:篠原孝
岐阜1区:吉田里江   →落選
静岡3区:小山展弘   →落選
三重1区:松田直久   →落選
三重2区:中川正春
三重3区:岡田克也 共
愛知7区:山尾志桜里
愛知8区:伴野豊 共  →落選
愛知12:重徳和彦 共
滋賀1区:嘉田由紀子  →落選
京都2区:前原誠司 共
京都5区:鈴木麻理子 共 (自由党)  →落選
大阪11:平野博文
兵庫2区:船川治郎 共 →落選
兵庫4区:佐藤泰樹 共 →落選
広島3区:塩村文夏   →落選
広島4区:恵飛須圭二
高知2区:広田一
福岡6区:新井富美子 共 →落選
佐賀1区:原口一博
沖縄3区:玉城デニー (自由党)
沖縄4区:仲里利信 (オール沖縄) 【未】

■共産、公明、社民は省略


神奈川6区:上田勇 →落選

5041名無しさん:2017/10/23(月) 01:07:33
選挙開票速報ほど改めて面白いものはないですね

5042チバQ:2017/10/23(月) 01:08:20
読売
神奈川14赤間
福岡2鬼木
に当確

5043さきたま:2017/10/23(月) 01:12:07
落合やった!!!!

5044とはずがたり:2017/10/23(月) 01:13:24
まじっすか〜!

5045とはずがたり:2017/10/23(月) 01:14:14
因みにもうテレビ消して布団に入ってます、、

5046チバQ:2017/10/23(月) 01:14:38
>>4641
社民党擁立区の構図  
福島4と滋賀1は社民が擁立してなければ・・・

≪野党統一≫
【自民】富山2区 自・社 
【自民】香川3区 自・社 
【自民】熊本2区 自・無(保守系西野)・社・幸福
【自民】大分2区 自・社・幸福
【自民】鹿児島4区自・社 
<社民>沖縄2区自・社 

≪護憲統一≫
【自民】埼玉13区 自・希(直系)・社 
【自民】神奈川15区 自・希(旧民進:国替・乃木)・社 
【自民】滋賀1区 自・無(嘉田)・社 
未決  大阪9区 自・維・社 
【自民】福岡11区 自・希(直系;保守系村上)・社

【護憲分裂】
【自民】福島4区 自・希(旧民進)・共・社 
【自民】福島5区 自・希(旧民進)・共・社  
【自民】群馬5区 自・希(直系)・共・社 
【自民】千葉12区 自・希(直系:国替・自由党樋高)・共・社 
<希望>東京21区 自・希(早期離党組・長島)・社・無所属(天木)
<希望>【自民】長野2区 自・希(旧民進)・維・社≪護憲統一≫
【自民】愛知6区 自・希(旧民進)・共・社 
【自民】島根2区 自・社・共

5047片言丸:2017/10/23(月) 01:14:58
>>5043
さきたまさんおめでとうございます。
私は落合推し初めは信じられなかったけれど、とても慧眼だったと思います。

5048チバQ:2017/10/23(月) 01:17:58
神奈川9自:中山展宏  【当】希:笠浩史
神奈川14【当】自:星野剛士  希:本村賢太郎
神奈川16【当】自:義家弘介  希:後藤祐一
東京都6自:越智隆雄  【当】立:落合貴之

5049チバQ:2017/10/23(月) 01:18:55
奈良1区 小林とうかく
馬淵負け

5050チバQ:2017/10/23(月) 01:20:07
福岡県2【当】自:鬼木誠   希:稲富修二
奈良県1【当】自:小林茂樹  希:馬淵澄夫

5051チバQ:2017/10/23(月) 01:22:33
NHK当確でてないとこ
宮城2:自民秋葉が前
東京5:若宮・手塚差がつかず
大阪9:自民原田が前
佐賀2:希望大串が前。唐津市開票できず。
沖縄4:自民西銘が前。南城市開票できず

5052さきたま:2017/10/23(月) 01:23:53
>>5047
ありがとうございます。
片言丸さんにそう言っていただけると、大変嬉しいです。

あとは、枝野の右腕・本多平直の比例復活=立憲民主党比例北海道3議席を夢見て寝ます。

5053チバQ:2017/10/23(月) 01:26:42
さきたまさんおめでとうございますですね、本当。

5054片言丸:2017/10/23(月) 01:32:17
比例東京
立民4 手塚、初鹿、末松、山花当確

松尾、吉田晴美、鈴木庸介、前田は落選ですか

都市部の競り敗けは天候の影響大だろうな
党の将来には悪影響かな

5055チバQ:2017/10/23(月) 01:43:08
大阪府9【当】自:原田憲治  維:足立康史
東京都5【当】:若宮健嗣   立:手塚仁雄
奈良県1【当】自:小林茂樹  希:馬淵澄夫

台風で開票が遅れている 佐賀2沖縄4を除くと
決まってないのは宮城2だけ

5056チバQ:2017/10/23(月) 01:44:32
千葉9区奥野総一郎
ふてぶてしく比例復活か・・・

人生ではじめて自民党候補に投票したんだけどな
(それだけ希望への嫌悪感が強かったです、個人的には)

5057チバQ:2017/10/23(月) 01:46:55
東海で維新議席獲得
杉本和巳が復活です

5058名無しさん:2017/10/23(月) 01:55:31
あとは、沖縄4と佐賀2だけ

5059片言丸:2017/10/23(月) 01:58:11
沖縄4は、南城市が全然開かないのは、翌日開票? なら決着つかないかも

5060チバQ:2017/10/23(月) 02:01:12
781 名無しさん sage 2017/10/23(月) 01:54:41 ID:aPqHZjrM0
確定投票ではないので途中経過
台風来なければ3議席上積み出来たかもなあ

小 海江田万里?(68)?立憲?東京1区 ?元?
小 落合貴之  ?(38)?立憲?東京6区 ?前?
小 長妻昭    ?(57)?立憲?東京7区 ?前?
小 菅直人    ?(71)?立憲?東京18区?前?
比 手塚仁雄  ?(51)?立憲?東京5区  元?97.895%
比 末松義規  ?(60)?立憲?東京19区?元?94.019%
比 初鹿明博  ?(48)?立憲?東京16区?前?84.523%
比 山花郁夫  ?(50)?立憲?東京22区?元?82.424%
   松尾明弘  ?(42)?立憲?東京2区  新?80.739%
   鈴木庸介  ?(41)?立憲?東京10区?新 76.982%
   吉田晴美  ?(45)?立憲?東京8区 ? 新 75.897%
   前田順一郎?(42)?立憲?東京11区?新?57.632%
   北条智彦  ?(34)?立憲?東京13区?新?55.547%
   高橋斉久  ?(44)?立憲?東京24区?新?50.225%
   井戸正枝  ?(51)?立憲?東京4区  元?46.407%
   山下容子  ?(58)?立憲?東京25区?新 40.071%

5061片言丸:2017/10/23(月) 02:05:50
>>5059
翌日開票みたいですね。
でも、前回は南城市で18480票あって1000票程度しか仲里リードしてないので、実質的に西銘当確だろう

5062片言丸:2017/10/23(月) 02:14:38
立憲民主と希望の比例票を都道府県別に比較すると興味深いですよ。NHKのサイトで見れます。
都市部の都道府県で立憲民主が強いです。
で、特に東京と京都で立憲民主が強いのが面白いです。

5063チバQ:2017/10/23(月) 02:19:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102201007&amp;g=pol
前原氏、希望会派入りの意向【17衆院選】


 民進党の前原誠司代表は22日の民放番組で、衆院選後の自身の政治行動について「希望の党と活動をともにしていく。(国会での)会派は希望と組むと思う」と述べた。将来は希望に合流する考えを示したが、その時期は明確にしなかった。
 前原氏は「立憲民主党が飛躍したことには心から敬意を表したい。(同党と)これからも協力できるところはある」と述べた。(2017/10/22-23:59)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102200860&amp;g=pol
政権批判票まとまらず=立憲、希望で明暗-前原民進代表辞任へ【17衆院選】


テレビ中継に出演する希望の党の小池百合子代表(右)と細野豪志元環境相=22日夜、東京都港区
 22日投開票の衆院選では、野党が候補を乱立させて政権批判票が分散、「安倍1強」を崩せなかった。一方、立憲民主党は野党第1党の座を確保しそうなのに対し、希望の党は伸び悩み、明暗が分かれた。今後は自民党に対抗する野党再々編の動きが具体化する可能性もあるが、混乱も予想される。
 希望の小池百合子代表(東京都知事)は22日、出張先のパリで、「完敗」と宣言。「私自身にもおごりがあったのではないかと反省している」と述べた。その上で、「今後も党運営を責任を持って進めていきたい」と辞任を否定しつつ、国会議員に実務を任せる考えを示した。同党は25日に両院議員懇談会を開き、役員人事や首相指名選挙への対応を協議する。
 希望は衆院解散直前に結党。当初は7月の東京都議選で自民党を惨敗に追い込んだ小池氏の動きが「台風の目」になるとみられた。

当選確実となった候補者名に花を付ける立憲民主党の枝野幸男代表=22日夜、東京都港区
 だが、合流を決めた民進党に安全保障関連法や憲法改正への容認を迫り、一部を「排除する」と述べ潮目が変化。小池氏が衆院選に立候補せず党の「首相候補」が不明瞭な上、一時は自民党との連立の可能性をにじませたこともあり、一転して逆風にさらされた。「排除」発言について小池氏は22日、「政策の根幹部分の一致が必要だった」と釈明した。
 こうした中、希望への合流を拒むなどした民進党メンバーでつくる立憲民主党が政権批判票の一定の受け皿として急浮上。共産党や社民党と候補を一本化した上、政権との対決姿勢を鮮明にし、支持を広げた。立憲の枝野幸男代表はインターネット番組で「これまで政治から遠くにいた皆さんが私たちの訴えに反応していただけた」と手応えを語った。
 民進党の前原誠司代表は23日未明に記者会見し、参院議員を含めた希望への合流を「見直さなければならない」と表明。自身の進退については、参院議員と地方組織の扱いを決着させた段階で代表を辞任する意向を示した。
 一方、無所属で出馬した民進党前職らは野党再結集を目指し、立憲や希望の一部との連携に前向きだ。新会派結成も検討する。野田佳彦前首相は「強い野党をどうつくるか考えながら行動していきたい」と記者団に語った。
 今後は立憲を軸に野党再々編が進むかが焦点。希望が分裂含みとなれば、野党の流動化が進む可能性もある。 (2017/10/23-01:15)

5064チバQ:2017/10/23(月) 02:20:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102300374&amp;g=pol
こころ、党存続厳しく【17衆院選】


厳しい表情を見せる日本のこころの中野正志代表=22日夜、東京都千代田区
 日本のこころは議席獲得の見通しが立っていない。政党要件の「得票率2%」を満たすことも難しく、党の存続は厳しい情勢だ。
 選挙直前に中山恭子前代表が希望の党に移り、中野正志氏が急きょ、代表に就任。比例代表に2人の候補を立てたが、準備不足は否めなかった。中野氏は22日、記者団に「力不足だ」と述べた。 
 参院で統一会派を組む自民党への入党に関しては「今は考えていない」と語った。(2017/10/23-01:25)

5065チバQ:2017/10/23(月) 02:21:19
社民九州とりそうですね

5066チバQ:2017/10/23(月) 02:22:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102200991&amp;g=pol
無党派、立憲が取り込む=未成年は保守志向-出口調査【17衆院選】



 時事通信が22日に実施した衆院選の出口調査によると、無党派層の比例代表での投票先で、最も支持を集めたのは立憲民主党の28.0%だった。無党派層を受け止めたことが躍進の背景にあることが裏付けられた。希望の党は19.6%で3位。民進党から分裂した2新党が無党派層の半分近くの受け皿となった。ただ、両党に票が分散したことで、与党が選挙戦を優位に進める要因となった。
 出口調査で「支持する政党はない」と答えた無党派層は、全体の30.5%を占めた。自民党は立憲に次ぐ2位で22.7%。前回2014年衆院選の23.0%からほぼ横ばいだった。公明党も前回並みの6.5%だった。
 安倍政権に対する批判票が立憲と希望に集まったことで、日本維新の会は8.8%で4位、共産党は7.9%で5位と、いずれも一桁台の支持にとどまった。

 一方、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ初めての政権選択選挙となった今回、「18、19歳」の比例代表での投票先は、自民が46.1%でトップ。公明が8.4%で4位になった。昨年の参院選に続き、与党で過半数を占める結果となり、未成年の保守的傾向が改めて示された。
 希望は16.6%で2位、立憲は12.7%で3位だった。 (2017/10/22-23:31)

5067とはずがたり:2017/10/23(月) 02:56:04
警報メールで起こされた、、鎌さゆ落選無念、、

惜敗した鎌田、山井、馬淵、嘉田、井坂、神谷、小川、吉良、稲富辺りの少なくとも小選挙区落選は悔しいなぁ、、

希望の党ははよお潰れやがれ。

5068名無しさん:2017/10/23(月) 07:14:13
素直に凄いとしか言い様ないですね

2012年総選挙  3分の2超圧勝  安倍総裁 石破幹事長
2013年通常選挙 3分の2超圧勝  安倍総裁 石破幹事長
2014年総選挙  3分の2超圧勝  安倍総裁 谷垣幹事長
2016年通常選挙 大勝参院3分の2 安倍総裁 谷垣幹事長
2017年総選挙  3分の2超圧勝  安倍総裁 二階幹事長

5069さきたま:2017/10/23(月) 07:23:40
>>5053
ありがとうございます。
公示前の予想をこんなに上回るとは思いませんでした。

5070チバQ:2017/10/23(月) 07:52:40
読売新聞とNHKベース
未決
・佐賀2区 (自民or希望)
・沖縄2区 (自民or無所属)
・九州2議席(維新、社民かな?もしかしたら自民)

自民283  -1(追加公認含む) *最大+3
公明029  -5
 自公計:312

希望049  -8  最大+1
維新010  -4  最大+1
 希維計:059

立憲054  +39
共産012  -9
社民001  -1  最大+1
 護憲計:067

無所属23 小沢一郎と玉城デニー、中村喜四郎以外は民進系


無所属当選23名
■自民系:中村喜四郎
■自由党:小沢一郎 玉城デニー
■希望入?:玄葉光一郎 前原誠司
■民進系:逢坂誠二 安住淳 金子恵美 福田昭夫
野田佳彦 江田憲司 中島克仁 鷲尾英一郎
黒岩宇洋 菊田真紀子 篠原孝 山尾志桜里
重徳和彦 中川正春 岡田克也 平野博文
広田一 原口一博

5071名無しさん:2017/10/23(月) 08:15:58
>>5070
チバさん沖縄タイムスだと自民当確みたいです、佐賀はわからないですねまだ

第48回衆院選は22日に投開票され、自民党が単独で定数465議席の過半数233を上回り、安倍政権の継続が決まった。

一方、県内4選挙区は2区の社民前職の照屋寛徳氏(72)が当選を果たした。
台風21号の接近に伴い、座間味村の開票が23日にずれ込んだ1区では共産前職の赤嶺政賢氏(69)が、
うるま市の開票がずれ込んだ3区では無所属前職の玉城デニー氏(58)が、南城市の開票がずれ込んだ4区では自民前職の西銘恒三郎氏(63)がそれぞれ当選を確実にしている。

県内4選挙区のうち3選挙区で辺野古新基地建設に反対するオール沖縄陣営の候補が当選したことになり、「辺野古反対」の民意が根強いことが示されたが、オール沖縄の議席独占が崩れた形となった。

小選挙区での敗戦が確実となった自民前職の国場幸之助氏(44)は比例での復活が確実な見通し。
台風21号の沖縄や本州接近に伴い、22日に開票作業できない市町村が九州ブロック内にあることから、比例九州の結果全容は23日に判明する。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-599268.html

5072チバQ:2017/10/23(月) 08:39:03
たぶん票差が少ないとこベスト9
新潟3 斎藤洋明 50票差で比例復活
埼玉12森田俊和 492票差で比例復活
北海道10 神谷裕 513票差で比例復活
静岡6 勝俣孝明 631票差で比例復活
山梨1 中谷真一 1131票差で比例復活
福島4 小熊慎司 1209票差で比例復活
大阪1 井上英孝 1242票差で比例復活
宮城2 鎌田さゆり 1316票差で落選
千葉1 田嶋要 1357票差で比例復活

5073チバQ:2017/10/23(月) 08:46:18
>>4044
民主系以外で当選したのは
・比例単独/優遇
寺田学   東北単独1位 (元民主)
樽床伸二  近畿単独1位 (元民主)
井上一徳  近畿単独2位 (他の重複候補は3位)
中山成彬  九州単独1位 (元こころ)

と自由党系
広島6区:佐藤公治
だけかな?

■早期離党組の皆様
小選挙区当選
細野豪志 笠浩史 長島昭久
比例復活
後藤祐一 松原仁
完全落選
若狭勝 野間健 福田峰之 木内孝胤 鈴木義弘 横山博幸



予想通りとはいえ・・・民進党に中山成彬が入っただけじゃん・・・

5074チバQ:2017/10/23(月) 08:50:16
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171023-567-OYT1T50097.html
朝日のネット「当確」速報誤る…新潟3区
08:11読売新聞

 新潟3区の当選者について、朝日新聞は22日夜、衆院選のインターネット速報で、自民党前議員の斎藤洋明さん(40)を「当選確実」と誤って報じた。

 その後、無所属前議員の黒岩宇洋さん(51)に訂正した。斎藤さんは比例選で復活当選した。

 テレビ朝日とTBSも衆院選開票速報番組で、斎藤さんが「当選確実」と誤って報道。両局とも番組内で訂正した。

5075チバQ:2017/10/23(月) 09:01:00
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230142-n1.html
2017.10.23 02:30
【衆院選】
希望前職、若狭勝氏は比例復活もならず 落選確実
 第48回衆院選の東京10区で敗退が確実になった希望前職の若狭勝氏(60)は、比例東京ブロックで復活できず、落選が確実となった。

 若狭氏は、もともとは東京都の小池百合子知事の地盤での立候補。小池知事が代表を務める希望の党は、都内の各区で苦戦を強いられ、おひざ元である10区でも厳しい戦いとなった。

 若狭氏が主宰する政治塾「輝照塾」からは、多くの塾生が希望の党から立候補していた。

 若狭氏は今回の選挙戦について、「新たに立憲民主党が立ち上がり、自民党の受け皿が分散された」と分析。立憲民主の出現が逆風になったとの見解を示した。
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230149-n1.html
2017.10.23 02:53
【衆院選】
東京8区 落選の希望・木内孝胤氏「バラバラの野党を一つにできなかった」
 いち早く民進党に離党届を提出して小池百合子都知事率いる希望に合流し、選挙区も東京9区から東京8区に変更して選挙に臨んだ希望前職の木内孝胤氏(51)。小選挙区、比例代表ともに劣勢が報じられると、午後10時50分ごろ、東京都杉並区内の事務所に集まった支援者らを前に「バラバラだった野党を一つにすることができなかった」と述べた。

 木内氏は希望を立ち上げた際の結党メンバーの1人で当時の情勢について「思い描いていた政界再編がいい形でできた」と話す。一方、希望から「排除」された議員らが立民という形で集まったことは「大きな誤算だった」と敗因を分析した。

 自民前職で都連会長も務めた石原伸晃氏(60)に対抗するため、過去3回の衆院選で立候補した東京9区を離れた木内氏だったが、選挙戦は苦しい戦いが続いた。

 陣営幹部は「急な選挙区の変更で態勢が整わない中、できる限りの活動はできた。風が吹かなかったのが残念だ」と話した。

 木内氏は選挙戦で「消費税増税の凍結」「原発ゼロ」「議員定数、議員報酬削減」などを訴えた。

http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230151-n1.html
2017.10.23 02:57
【衆院選】
東京3区・松原仁氏 未明までもつれこむ大接戦
 東京3区は希望前職の松原仁氏(61)が、自民前職の石原宏高氏(53)に惜敗したものの、比例で復活当選を果たした。

 2人は長年しのぎを削ってきたライバル同士。今回も未明までもつれこむ大接戦となり、松原氏は「大変厳しい結果となった」。議席は死守したが、「格差是正への思いを有権者の方に十分ご理解いただけなかった」と厳しい表情を崩さなかった。

 選挙戦では、都議選で対立した小池百合子氏との合流について「選挙目当て」と批判を浴びた。松原氏は「消費増税凍結を唱えた点に賛同した。正しい行動を選択したと今でも思っている」と主張。今後の政治課題については「格差是正」「党として団結をすること」と語り、気持ちを新たにした。

http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230219-n1.html
2017.10.23 07:42
【衆院選】
東京15区=柿沢未途氏、「党勢しぼみ誤算」 比例で復活
 前職、新人の計4人の争いとなった東京15区で、希望前職の柿沢未途氏(46)は選挙区で自民前職に敗れ、比例で復活当選した。

 22日午後11時過ぎには、江東区の選挙事務所で集まった支持者を前に「皆さんの期待に応えられず、心からおわび申し上げる。無念です」と深々と頭を下げた。陣営幹部からは「希望の党勢がしぼんでしまったのは誤算だった」と嘆き節も聞かれた。

 柿沢氏は「逆風を肌で感じた選挙だった」と振り返り、希望から出馬したことについて「私は保守の立場でやってきた人間。この選択しかなかったと今も思っている」と述べた。選対本部長の鈴木清人江東区議は「逆風の厳しい選挙だった。浮動票が頼みだが、投票率が思うように伸びなかったのも痛い」と話した。しかし、23日午前2時過ぎに比例復活の一報が入ると事務所は一気に華やいだ。

 柿沢氏は今回、民進党を離党し、「希望」の看板を頼りに政権批判票の取り込みを狙った。父親の故柿沢弘治元外相の地盤で、過去2回連続で守ってきた選挙区の議席死守を掲げ、自転車で選挙区内を走り回るなどして支持を訴えた。議員定数削減や原発ゼロ、自然エネルギー立国を公約の柱に据えた。

5076チバQ:2017/10/23(月) 09:01:59
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230145-n1.html
2017.10.23 02:35
【衆院選】
豊田真由子氏は最下位 得票数は前回の4分の1の2万票 支援者らと涙流し抱き合う
 元政策秘書の男性への暴行・暴言問題で自民を離党し、無所属での出馬となった前職の豊田真由子氏(43)=埼玉4区=は22日の投開票の結果、5人の候補者中最下位の5位だった。得票数は2万1614票で、前回の8万8730票と比べ約4分の1に減った。新座市内の事務所に支援者の姿はまばらで、組織を離れた“草の根選挙”ぶりをのぞかせた。豊田氏は「私の力不足」と涙ながらに敗戦の弁を述べた。

支援者は女性7人

 組織戦だった前回衆院選とは対照的に、スタッフのほかに訪れた支持者はわずか7人で、いずれも女性ばかりだった。午後10時50分ごろ、NHKが自民新人で元志木市議の穂坂泰氏(43)の当選確実を伝えると、支持者からため息が漏れた。

 約10分後、豊田氏が事務所の奥から姿を見せた。選挙期間中に自ら「みそぎの白」と説明して着用した全身真っ白の姿とは違い、上下グレーのスーツ。冒頭、「私の力不足。支えてくださった皆様、支えてくださったスタッフやボランティアに申し訳ない」と頭を下げた。選挙期間中の張りのある語り口とはうって変わり、聞き取ることすら困難な消え入るような声だった。

 記者から出馬の理由を改めて問われると、「地元と国のため役に立ちたいという強い思いで、もう一度やらせていただきたかった」と話した。

「天と地ほども違う選挙」

 連日街頭に立って騒動について謝罪し、社会保障の充実などを訴えたが、再出発はかなわなかった。無所属となったことについて「厳しい戦いでした。政党も団体もバックアップのない状況。ボランティアとスタッフの草の根の手作りの選挙戦で、私を支えてくださって」と語ったところで言葉に詰まると、涙を流し始めた。

 「今までの2回とは全く違う選挙で、天と地ほども違う」と選挙戦を振り返る豊田氏。「その中でいろんな状況で身を粉にして応援してくださったスタッフやボランティア、こんな私に投票してくださった有権者の方に、力及ばず申し訳ないという気持ちしかない」

暴行・暴言問題の影響「あった」

 力不足の具体的な要因を問われると、「いろいろな意味を込めての力不足。まず無所属で、何ら党や組織の応援もないこと自体ももちろん原因。スタートがまず、大変だった」と答えた。さらに「この5年間やってきたことや、これからやっていきたいことはいろんな場面でお話しさせていただいたつもり。けれども有権者の方が、これまでのことも含め判断されたことで、私の力が足りなかったことだと思う」と説明した。

 暴行・暴言問題の報道の影響については「あったのではないかとは思います」と認めた。

「主婦が味方だよ」

 今後については「この選挙戦をどう乗り切るかを考えてきた。白紙です。この結果も含めて考えて参りたい」と述べるにとどめた。

 言葉に詰まると、支援者から「若いんだから頑張って」「優秀な人を落とせない。主婦が味方だよ」と励ましの声があがった。

 豊田氏は「ごめんなさい。ありがとう、こんな私を支えてくださってありがとうございました」と静かに返した。取材対応を終えると支援者の席に歩み寄り、互いに涙を流して抱き合っていた。

5077チバQ:2017/10/23(月) 09:02:31
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230203-n1.html
2017.10.23 05:56
【衆院選】
妻同士の戦いに敗北 自民中川郁子氏、不祥事響く
「申し訳なかったです」。衆院選北海道11区で出馬した自民党前職の中川郁子元農林水産政務官(58)は22日、立憲民主党新人の石川香織氏(33)との一騎打ちに敗れ、選挙事務所で支援者らに深々と頭を下げた。週刊誌で同僚議員との不適切な交際を報じられ、イメージを損なったことが選挙戦にも影響。比例復活もできなかった。

 郁子氏と香織氏は、かつてこの選挙区で相対した故中川昭一元財務相と石川知裕元衆院議員(44)の妻同士の関係。昭一氏は09年衆院選で知裕氏に敗北後、56歳で急死した。後を継いだ郁子氏は12年衆院選で知裕氏を下し、今回3選を目指していた。

 一方香織氏は、14年に政治資金規正法違反で有罪が確定した知裕氏が今月下旬まで公民権停止中のため、急きょ出馬を決め、初当選を果たした。

 午後8時すぎに当選確実が伝えられ、香織氏は「時間のない中で支援してくれた方々に感謝している」。知裕氏は「香織は私の身代わりではなく、皆さんに堂々と選ばれた」とほっとした様子だった。

5078チバQ:2017/10/23(月) 09:03:14
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230191-n1.html
2017.10.23 04:46
【衆院選】
鈴木父娘、明暗分ける 宗男氏落選、貴子氏は当選
 自民党の比例代表北海道ブロックで名簿2位の前職、鈴木貴子氏が当選を果たした。父親で政治団体「新党大地」代表の鈴木宗男氏は、同じ比例代表北海道ブロックで落選した。今年4月末に公民権が回復し国政復帰に挑戦したが及ばず、親子で明暗を分けた。

 貴子氏は前回衆院選で旧民主党から北海道7区に出馬し、比例で復活当選。昨年の衆院北海道5区補欠選挙で、共産党と野党統一候補を擁立したことに反発して離党届を提出し、除籍(除名)処分となった。

 今年7月、自身のブログ上で妊娠を公表。激励を受けた一方で「職務放棄ではないか」などの批判もあったと明らかにしていた。9月に女児を出産した。

 一方、宗男氏は23日、「有権者の判断を厳粛に受け止めたい。立候補の表明が遅れるという判断ミスがあった」と振り返った。「(貴子氏と)一緒に政治活動できず申し訳ない。娘には早く父を超えてほしい」と涙ぐんだ。

 宗男氏は平成22年9月に受託収賄罪などで実刑判決が確定し、衆院議員を失職。24年4月に刑期満了し、5年間の公民権停止になっていた。

5079チバQ:2017/10/23(月) 09:04:04
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230147-n1.html
2017.10.23 02:41
【衆院選】
「私の力不足。全ては有権者の判断」金子恵美氏、女の戦いに敗戦の弁
 22日投票の衆院選で、新潟4区で落選し、比例復活もならなかった自民前職の金子恵美氏。選挙区での敗北が確実になると、支援者らが待つ同市横町の結婚式場に姿を現した。

 夫の宮崎謙介氏が不倫で衆院議員を辞職して以来、初の選挙となったこともあり、苦しい戦いとなった。「私の力不足、実力不足以上の何ものでもない。大変申し訳ありません」と深々と頭を下げた。

 金子氏は、野党共闘を「イデオロギーも何もない野合に打ち勝つことが真の民主主義、正義と良識を示すことができると考えたが、全ては有権者の判断」と悔しさを隠さなかった。涙はみせず、きっぱりとした表情で淡々と語った。

 対立候補の菊田真紀子氏は無所属で、比例復活の可能性がなく「今回で決着をつける」と金子氏は必勝の構えで臨んだ。

 だが、菊田氏が野党共闘態勢の下で共産の支援も得たことから形勢は逆転。必死の形相で訴えた願いは実らなかった。

5080チバQ:2017/10/23(月) 09:04:57
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230101-n1.html
2017.10.23 01:36
【衆院選】
「不倫疑惑」の山尾志桜里氏、当確理由は「首相にとっての厄介な声になれたから」
22日に投開票が行われた第48回衆院選で、無所属前職の山尾志桜里氏(43)は同日夜、愛知7区で当選が確実となったことについて「前回の選挙(衆院選)の約束が、(安倍晋三)首相にとって厄介な声になる、首相の道には子供たちは並ばせない(だった)。この2つの約束について、2期目の国会で一定程度実績を出させていただいた。この点が、一定の評価をいただいたのではないか」と述べた。愛知県長久手市の選挙事務所で記者団に語った。

 山尾氏は週刊誌で既婚男性との交際疑惑が報じられ、9月に民進党を離党した。序盤は無党派層の取り込みに苦労したが、住宅街での街宣活動に重点を置くなどして終盤に追い上げた。

 今回の選挙戦について山尾氏は、「公の政治家として、消費増税についても、あるいは(憲法)9条についても、自分の信念を明確に示させていただきました。そういった姿勢も含めて、一定の信託をいただいたと感じています」とあいさつした。

 不倫疑惑については一貫して否定。街頭演説では、子育て政策や女性の活躍推進に取り組んできた実績を強調していた。

5081チバQ:2017/10/23(月) 09:06:10
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230083-n1.html
2017.10.23 01:28
【衆院選】
菅直人氏に敗れ、落選が決まった東京18区・土屋正忠氏 「途中で風、変わった」「勝負勘が鈍った」
 「土菅戦争」で知られる東京18区。小選挙区を制したのは菅直人氏(71)だった。敗れた自民党の土屋正忠氏(75)は自民が比例区では公認時73歳を超えている候補は名簿に登載しない「定年制」を取っていることから、落選が決まった。

 23日午前0時45分ごろ、東京都武蔵野市の事務所に姿を見せた土屋氏は運動に従事した市議や支援者らと握手をして、選挙戦をねぎらった後、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなしというが、私自身に判断ミスがあった。(22年)市長を務めた武蔵野で負けたのが残念」と悔しさを隠しきれない様子で切り出した。

 武蔵野では都議選、市長選と保守が連敗しており、「勝負勘が鈍っていた。途中から風が変わったなという気がした。与党は攻められる側、野党は攻める側だから鮮やかに見えるが、与党はそうはいかない。力不足だったということ」と最後まで悔しそうに語った。

 去就については言及せず「皆で落ち着いたら考えましょう」と述べた。

  (WEB編集チーム)

http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230089-n1.html
2017.10.23 01:30
【衆院選】
東京21区「都知事には都政に専念してもらう」長島昭久氏、逆風はねのけ当選

 希望前職の長島昭久氏(55)と自民現職の小田原潔氏(53)が激戦を繰り広げた東京21区。立川市の長島氏の事務所では深夜遅くまで多くの支持者らが集まり、テレビの選挙番組を見守った。日付が変わり、当選確実と報じられると事務所からは大歓声が上がった。

 23日午前0時半ごろ、事務所に姿を現した長島氏は支持者らへの感謝の言葉を述べ、深々と頭を下げた。長島氏は前回の選挙戦では僅差で小田原氏に敗れ、比例で復活当選。2年10カ月ぶりの雪辱を果たした。

 その後、報道陣の取材に応じた長島氏は今後の抱負に“希望の党の立て直し”を掲げた。長島氏自身はいち早く民進を離党し、小池百合子都知事率いる希望の結党に加わったが、小池都知事の擁立候補選定に関する「排除」発言などで求心力が低下。長島氏は「代表に残るのかは知らないが、都知事には都政に専念してもらう。国政は我々に任せてもらう」と力を込めた。

http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230095-n1.html
2017.10.23 01:31
【衆院選】
東京1区 立民・海江田万里氏、雪辱果たし国政復帰「成果が必ず現れると思っていた」

 旧民主党の代表でありながら前回選で敗北し、約3年間の“浪人”生活を送っていた東京1区の立民元職、海江田万里氏(68)。前回、前々回と選挙区で2連敗した自民前職の山田美樹氏(43)を僅差で下し、悲願の国政復帰を果たした。

 23日午前0時、当確の報を受け、東京都新宿区の選挙事務所に姿を現した海江田氏は「日本の中心、東京1区で安倍自民党に勝った意義は大きい」と語り、支持者に向けて大きくガッツポーズ。万歳三唱では深々とお辞儀をし、頭を上げることはなかった。

 落選中は地元の祭りやイベントに積極的に参加して顔を売り込み、「その成果が必ず現れると思っていた」と振り返った海江田氏。選挙戦では共産・社民と野党共闘し、安倍政権やアベノミクス批判を徹底して支持を広げた。

 選挙事務所には22日夕から数十人の支持者が集まり、固唾をのんで行方を見守った。

5082チバQ:2017/10/23(月) 09:07:11
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230188-n1.html
2017.10.23 04:39
【衆院選】
「排除、強すぎた」「ひきょう者とののしられた」希望結成メンバーが次々落選
 小池百合子東京都知事が率いる希望の党は、小池氏のお膝元・東京で立候補した結成メンバーですら次々に落選した。

 「『排除』は強すぎる言葉だった。これで有権者が希望ではなく立憲民主党に流れた面は否めないと思う」。小池氏の側近で、東京10区で落選した前職若狭勝氏は22日深夜、事務所で会見。淡々とした表情で、民進党議員の希望入りを巡る小池氏の発言が自身を含む希望候補の苦戦につながったとの見方を示した。

 「都議選のときは3倍の人数がいたのに。かなり厳しい」。東京5区で落選した前職、福田峰之氏の選対関係者は選挙戦中盤、小池氏が駆け付けた街頭演説で聴衆がまばらなことを嘆いた。

 福田氏は選挙直前、自民党を離党して希望入りした。過去3回の当選は、いずれも小選挙区(神奈川8区)で敗れ比例復活。離党の際、選挙目当てではと問われると「政策の実現には議員になることが重要だ」と答えた。しかし今回の選挙戦では、街頭でビラを配っても「いらねーよ」と声を荒らげられ「ひきょう者」とののしられた。

5083チバQ:2017/10/23(月) 09:08:59
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171023/k00/00m/010/356000c
衆院選

神奈川6区 公明の上田勇氏、議席を失う

毎日新聞2017年10月23日 01時45分(最終更新 10月23日 01時53分)
 神奈川6区では当選7回を重ねていた公明前職の上田勇氏(59)が立憲前職の青柳陽一郎氏(48)に敗れ、議席を失った。政権交代した2012年の衆院選以来の公明候補の小選挙区全勝がストップしただけに、落選の一報を受けると、横浜市旭区内の事務所は重苦しい空気に包まれた。

 22日深夜、事務所に姿を見せた上田氏は、集まった支持者に対して10秒ほど深々と一礼。「こうした結果になってしまったのは私の力不足。みなさまの期待に応えられずに深くおわび申し上げる」と厳しい表情で話し、「今後については白紙」と述べた。【木下翔太郎】

5084チバQ:2017/10/23(月) 09:09:33
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171023/k00/00m/010/346000c
衆院選

馬淵澄夫氏落選 比例復活もならず

毎日新聞2017年10月23日 01時09分(最終更新 10月23日 03時02分)
 奈良1区では、旧民主党政権で国土交通相を務め、6選を目指した希望前職の馬淵澄夫氏(57)が、自民元職の小林茂樹氏(53)に議席を奪われた。比例復活もならなかった。馬淵氏は奈良市の事務所で「全て私の不徳の致すところ。申し訳ない」と頭を下げた。

 旧民主に逆風が吹いた2014年の前回選でも、「馬淵党」と称される個人中心の支援などで議席を守った。しかし、陣営によると、今回は希望からの出馬を疑問視する電話が多い日で数十件も寄せられたという。チラシやタスキから希望の党名を外すなど政党色を極力抑えたものの、守勢を強いられた。

 逆に自民は終盤の19日に安倍晋三首相が応援に入るなど攻勢を強め、連立を組む公明も積極的に支援し、14年ぶりに議席を奪還した。【塩路佳子】

5085チバQ:2017/10/23(月) 09:11:31
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011192681_20171023.html
希望 福田氏 落選確実 比例惜敗率で及ばず
02:52NHKニュース&スポーツ

安倍政権で内閣府副大臣を務め、今回の選挙で自民党を離党して希望の党から立候補した福田峰之氏は、小選挙区の東京5区で敗れ、重複立候補した比例代表の東京ブロックでも惜敗率で及ばず、落選が確実になりました。

福田氏は53歳。横浜市議会議員などを経て、平成17年の衆議院選挙で自民党から立候補して初当選し、これまでに3回、当選しています。ことし8月に発足した第3次安倍第3次改造内閣では、内閣府副大臣を務めました。

今回の選挙で、福田氏は「新党で新しい日本の社会の枠組みづくりにチャレンジしていきたい」などとして、自民党を離党して希望の党に参加し、これまでの神奈川8区ではなく、東京5区から立候補しました。

選挙戦で、福田氏は、政権交代可能な政党をつくり、しがらみのない政治を目指すなどと訴え、4回目の当選を目指しましたが、小選挙区の東京5区では自民党の前議員の若宮健嗣氏に敗れ、重複立候補した比例代表の東京ブロックでも惜敗率で及ばず、落選が確実になりました。

https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171022-567-OYT1T50109.html
維新から希望へ、9選目指した小沢鋭仁氏が落選
02:53読売新聞

 東京25区で、9選を目指した希望の党の小沢鋭仁・元環境相は敗北し、比例選でも復活できず、落選が決まった。

 前回は比例近畿で当選。今回は日本維新の会から希望に移り、希望と維新が東京と大阪ですみ分けしたことにより、出身地の山梨に近い東京25区から出馬した。

5086片言丸:2017/10/23(月) 09:12:10
佐賀2は、

前回は唐津市で22000古川がリードしている。
今回もそうなら古川勝ち。
しかし、前回古川が大きく勝っていた旧3区の伊万里市や武雄市で、今回互角近くなっている。むしろ武雄市では逆転しているほど。
なので、前回のような保利の号令が効かなくなり、大串が唐津市でも前回比でかなりの浸透をしているはず。
おそらく大串が勝つだろう。
ということで、希望の比例では城井崇が復活当選。

5087チバQ:2017/10/23(月) 09:13:34
https://news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-104890101.html
広島6区 希望・佐藤さん返り咲き
00:41山陽新聞

広島6区 希望・佐藤さん返り咲き
山陽新聞
(山陽新聞)
 22日投開票の衆院選で、広島6区は希望の党元職の佐藤公治氏(58)が、自民党比例前職の小島敏文氏(67)らを破って3選。2013年の参院選広島選挙区で落選して以来、4年ぶりの国政復帰を決めた。 当確の一報は午後10時45分ごろ。尾道市新浜のホテルで佐藤氏は支持者と握手し「党派を超えて結集いただいた。地元、地方、国のために全力で取り組みたい」と述べた。 国政選挙で共闘してきた亀井静香元金融担当相(80)が引退を決断し、「亀井先生の志を継ぐ」との思いで選挙戦に臨み、小島氏と激戦を展開。過去4度果たせなかった小選挙区での勝利(00年と03年は比例復活)をつかんだ。 選挙戦では、政党色を消して幅広く浸透を図る戦術を展開。亀井氏の後援会や連合広島の支援も受け、県内唯一となる非自民議席を死守した。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710230034.html
【衆院選】元みんな代表の浅尾慶一郎氏、新人相手に落選確実 神奈川4区
00:29産経新聞

【衆院選】元みんな代表の浅尾慶一郎氏、新人相手に落選確実 神奈川4区
落選確実となった浅尾慶一郎氏=2014年11月28日午後、国会内(酒巻俊介撮影)
(産経新聞)
 第48回衆院選は22日、投開票され、神奈川4区で立憲民主新人、早稲田夕季氏(58)の当選が確実となった。みんなの党元代表で無所属前職の浅尾慶一郎氏(53)は落選する見通し。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710230029.html
衆院選】落選の嘉田由紀子氏「短期間で厳しい選挙。私の力不足」と支持者に頭下げる 滋賀1区
02:29産経新聞

 滋賀1区(大津市など)では、無所属で出馬した元滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が、自民前職の大岡敏孝氏(45)に敗北。初の国政進出はならなかった。

 22日夜、大岡氏の当選確実の一報が流れると、嘉田氏は大津市内の選挙事務所で「短期間で非常に厳しい選挙だった。候補者に力があれば無所属でも勝ち上がれるが、私の力不足」などと支援者らに頭を下げた。

 公示直前に引退を表明した民進の川端達夫氏の後継として急遽、立候補。2期8年の知事時代の実績と知名度を武器に、子育て支援策の充実や打倒安倍政権を訴えた。

 ただ、当初希望の党公認を検討したことに反発した社民が新人候補を擁立するなど、非自民票が分裂。無党派層への浸透を図ったが勢いを欠いた。

5088名無しさん:2017/10/23(月) 10:17:23
海江田と落合は幸福が擁立してなければ危なかったな

5089チバQ:2017/10/23(月) 12:03:23
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171022_11076.html
<衆院選宮城>仙台決戦、野党共闘 「1強」に肉薄も届かず
10:55河北新報

<衆院選宮城>仙台決戦、野党共闘 「1強」に肉薄も届かず
比例代表で当選確実とし、支持者に迎えられる岡本さん=22日午後8時10分ごろ、仙台市青葉区の事務所
(河北新報)
 「奇襲解散」対「奇襲新党」の戦いは、先に仕掛けた安倍晋三首相(自民党総裁)の圧勝に終わった。希望の党は「政権選択選挙」に首相候補不在のまま挑み、公示早々に失速。理念も政策も棚上げした「当選ファースト」が見透かされ、軒並み惨敗した。希望への抱き付き作戦に失敗した野党第1党の民進党は事実上「解党」へ。東日本大震災から6年7カ月。被災地を抱える東北各地で「多弱」野党が次々に自滅する中、リベラル勢力を巧みに結集した都市部仙台の宮城1、2区は「安倍1強」に肉薄した。

 想定外の「風」に乗って議員バッジをつかんだ。
 「誠実に生きる人たちが報われる政治を実現したい」。宮城1区の立憲民主党新人で元仙台市議の岡本章子さん(53)は、比例東北で初の議席獲得を決めた22日午後8時10分、仙台市青葉区の事務所で支持者らと喜びをかみしめた。
 希望の党の公認を得られず、公示6日前に立民からの立候補を決意した。失意は拭えなかったが、立民の支持率上昇に合わせて、個人名より党名の連呼に力を入れた。
 追い風を感じたのは17日。2度目に仙台入りした枝野幸男代表と並んだJR仙台駅前には1500人が集まり、背中を押された。「あと一歩のところまで来た」と声を振り絞った。
 市議会では子育て、教育に力を注いだ。「子どもの将来に投資する政治に変える」と夢を膨らませた。
 「力及ばず、申し訳ない思いだ」。宮城2区で13年ぶりの国政復帰を目指した無所属元議員の鎌田さゆりさん(52)は議席に届かなかった。23日午前1時半、泉区の事務所に集まった支持者と涙を拭った。
 共闘を組んだ民進、共産、社民の宮城県議や仙台市議が住宅街をきめ細かく回った。「国難は安倍首相の存在」「大企業優遇、庶民いじめだ」。演説は政権批判で突き通した。
 沿道に人を見付ければ、一目散に握手を求めて走り寄るスタイルを貫き、無党派層に浸透。自民候補と一進一退を繰り広げたが、日増しに相手の組織力と物量に圧倒され、無所属の厳しさをかみしめた。最終盤は「比例救済の道はない」と危機感を全開にした。
 不発に終わった野党共闘。事務所に集まった各党県議、市議と何度も握手を交わした。「子どもたちに武器を持たせることのない平和な社会をつくりたい」と前を向いた。

5090チバQ:2017/10/23(月) 12:05:33
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171022_71079.html
<衆院選東北>仙台決戦、自民底力で突き放す 薄氷の勝利
10:16河北新報

<衆院選東北>仙台決戦、自民底力で突き放す 薄氷の勝利
当選を決め、支持者と握手する秋葉さん=23日午前1時30分、仙台市泉区の事務所
(河北新報)
 「大義なき解散」の結末は、「敵失」に助けられての勝利だった。自民党は東北でも安定した支持層を守り切り、閣僚経験者らベテランを中心に続々と勝ち名乗りを上げた。森友・加計(かけ)学園問題の逆風を浴び、希望の党の誕生に一時は「解散判断を誤った」との危機感が拡大。しかし、その後は野党の離合集散を尻目に、着実に票を積み上げた。空虚な戦いに勝利し、維持された「安倍1強」。東日本大震災からの復興、経済再生といった多くの課題は道半ばだ。「国難突破」の看板を掲げた与党に課された責任は重い。

 スタート前から波乱含みで、薄氷の勝利だった。
 「本当に厳しい選挙だった。皆さんに感謝です」。宮城2区の自民前議員秋葉賢也さん(55)は23日午前1時半、泉区の事務所で支持者と何度も抱き合った。
 初の与野党一騎打ち。危機感は強かったが、足場はもろいままだった。
 9月下旬、仙台市議会の一室で容赦ない罵声が飛んだ。「フィニッシュだ。もう駄目」「先生が管理する党の通帳を出してください」。連携不足を理由に候補者交代を求めた2区内の自民市議団との亀裂を深めたまま、選挙戦に突入した。
 困惑した首相官邸サイドが直接、市議らを電話で説得。市議らは矛を収め、巨大組織の歯車が一気に回転しだした。「仙台の議席を『赤旗』にして良いのか」。終盤、秋葉さんは共産党批判に熱を入れ、保守層の結束にも奏功した。
 「政権批判を謙虚に受け止め、活動していく」。秋葉さんは誓いを新たにした。
 「厳しい戦いだった。しっかり働いて恩返しする」。宮城1区で4選を決めた自民党前議員の土井亨さん(59)は午後11時、青葉区の事務所で汗を拭った。
 野党分裂による東北一の混戦で、急伸する立憲民主党の影に追い詰められた。支持率上昇が続く情勢に戦術練り直しを迫られた。
 「間もなく追い抜かれる。どうか助けてほしい」。19日夜、青葉区であった個人演説会。支持者約200人の両手を力強く握り、苦しい懇願を重ねた。
 選挙カーのアナウンスも急きょ切り替えた。「逆転されてしまう。何とか押し上げてほしい。力を貸してください」と大接戦を前面に打ち出した。
 相手を振り切ったが、比例復活を許した。「リベラル層の厚さを突き付けられた」。相沢光哉選対本部長は渋っ面が解けなかった。

5091チバQ:2017/10/23(月) 12:06:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710230064.html
【衆院選】阿部俊子氏5選、平沼氏との激戦を制す 岡山3区
10:14産経新聞

【衆院選】阿部俊子氏5選、平沼氏との激戦を制す 岡山3区
「当確」の報道を受け、花束を受け取る阿部俊子氏=津山市
(産経新聞)
 自民公認候補がなく、当選後の追加公認をかけての無所属同士の戦いが焦点となった3区では、無所属前職の阿部俊子氏=自民推薦=が、無所属新人の平沼正二郎氏との激戦を制し、5選を果たした。両者に割って入った共産新人の尾崎宏子氏と、希望元職の内山晃氏は厳しい戦いとなり、及ばなかった。

 22日夜、津山市川崎の選挙事務所には、台風21号の影響で雨が降る悪天候にもかかわらず、大勢の支持者が詰めかけ、開票結果を伝えるテレビ中継に見入り、票の行方を固唾をのんで見守った。午後10時すぎに「当選確実」の報が出ると、事務所内は歓声と拍手に包まれた。その後、姿を見せた阿部氏は支持者らと喜びの握手を交わし、陣営幹部らと万歳三唱。花束が贈られるなどした。

 阿部氏は「ここからの声をしっかり国会に届けたい」「人を出さず、人を戻し、人をひきつけるような少子高齢社会への対策を行い、産業の振興に努めたい」などと決意を語った。

 阿部氏は、平成17年の“郵政選挙”で、郵政民営化に反発した平沼赳夫氏の刺客として自民公認で初出馬。以来赳夫氏に4回敗れるが、いずれも比例中国で復活当選を果たしてきた。

 「今回は比例復活のない選挙。背水の陣で臨む」と切迫感を募らせ、女性が活躍できる社会整備など、4期12年の実績を強調。看護連盟の支援や保育協議会などからも応援を得て、女性を中心に幅広い年齢層から支持を集めた。

5092チバQ:2017/10/23(月) 12:06:45
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171022_71080.html
<衆院選>東北の23小選挙区 自民「18」大勝、希望「1」惨敗
10:12河北新報

<衆院選>東北の23小選挙区 自民「18」大勝、希望「1」惨敗
<衆院選>東北の23小選挙区 自民「18」大勝、希望「1」惨敗
(河北新報)
 東北6県の23小選挙区は自民党が18議席を獲得し、大勝した。希望の党は1議席にとどまり、惨敗した。希望に合流しなかった民進党系無所属などが4議席を確保し、非自民票の一定の受け皿となった。
 自民は選挙戦序盤からの勢いを維持し、青森、秋田、山形でそれぞれ3議席を独占した。宮城で5議席を獲得したほか、接戦区も競り勝って議席数を堅調に伸ばした。岩手2区と福島5区で現職閣僚が当選。秋田2区でも前法相が議席を守った。
 希望は民進から転じた前議員らを中心に17選挙区で候補者を立てたが、非自民勢力の受け皿になりきれず、苦戦を強いられる選挙区が相次いだ。獲得議席は岩手1区にとどまり、伸び悩んだ。
 17選挙区で候補者を立てた共産党は政権批判票の分散が影響し、比例の1議席にとどまった。立憲民主党は宮城1区の新人が小選挙区で敗れたが、比例で復活し初の議席を確保した。
 日本維新の会、社民党はそれぞれ2選挙区に候補者を立てたが、議席には届かない見込み。
 無所属は4議席となり、一定の存在感を示した。宮城5区と福島1区では非自民勢力が事実上一本化され、民進系無所属が自民前議員との一騎打ちを制した。岩手3区では自由党代表が自民前議員を破り、17選を決めた。福島3区も自民新人らを退けた。
 比例東北ブロック(定数13)は全13議席が確定し、自民5(公示前比増減なし)、希望3、立民3、公明1(1減)、共産1(増減なし)となった。
 選挙区に候補者を立てなかった公明党は比例で1議席を確保し、前議員の当選が決まった。日本のこころは議席が獲得できなかった。

https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171023_71021.html
<衆院選東北>希望は失望に、そして絶望へ 輝き消え失速
10:13河北新報

<衆院選東北>希望は失望に、そして絶望へ 輝き消え失速
<衆院選東北>希望は失望に、そして絶望へ 輝き消え失速
(河北新報)
 「小池劇場」への希望は失望に変わり、絶望で幕を閉じた。
 宮城1区の希望新人伊藤優太さん(32)は民進仙台市議を辞して挑み、小選挙区、比例ともに涙をのんだ。当初、民進県連が擁立した公認候補は希望の公認を得られず、立民から出馬。民進分裂後、共産、立民、社民3党の共闘関係を築かれた。
 党代表の小池百合子東京都知事が2度、応援に駆け付け、党を前面に押し出す戦いを展開。「自民か希望の二択だ」と政権選択を迫ったが、民進左派の「排除」や安保法制を巡る「踏み絵」などで追い風はやみ、野党乱立の前に沈んだ。
 伊藤さんは仙台市青葉区の事務所で「私の力不足。選挙戦が進むにつれ、厳しさを感じた」とうなだれた。
 岩手2区で敗れた希望元議員畑浩治さん(54)は比例でも届かなかった。野党統一候補として立候補する予定だったが、民進が希望への合流を決めて共闘態勢は崩壊した。
 後継指名を受けた民進前議員黄川田徹さんと「安倍政権打倒」を訴えながら本州最大の選挙区を駆け巡ったが、時間が足りなかった。
 山形2区で敗れた希望前議員の近藤洋介さん(52)も、比例復活へ一歩及ばなかった。同じ自民前議員との小選挙区対決は3連敗となり、米沢市の事務所は静まり返った。
 昨夏の参院選は民進県連会長として野党共闘を主導し、自民候補を大差で破った。今回、希望から立候補したことで野党共闘は崩壊。劣勢をはね返せず、5回連続維持した議席を失った。

5093チバQ:2017/10/23(月) 12:14:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171023k0000e010435000c.html
<衆院選>三つどもえ、野党苦戦
11:33毎日新聞

<衆院選>三つどもえ、野党苦戦
(毎日新聞)
 今回の衆院選は「自民、公明両党」「希望の党、日本維新の会」「立憲民主、共産、社民3党」の3極が全国で入り乱れる混戦となった。このため、野党が与党と事実上の一騎打ちに持ち込めたのは全289小選挙区のわずか5分の1の56選挙区。多くで野党が分裂・競合し、選挙結果からは与党が「漁夫の利」を得たことが鮮明に表れた。【村尾哲】

 ◇批判票分散 勝率22%

 小選挙区の対決構図を与野党の一騎打ち▽3極が対決した三つどもえ▽与党1人と野党3人以上による野党乱立型▽自民系が分裂--に分類。与野党の勝敗を集計した。

 一騎打ちの56選挙区は、23日に開票作業がずれ込んだ沖縄4区を除けば与党が37勝。野党は18勝(勝率32%)で、うち立憲や民進・自由両党出身の無所属候補が17人と健闘した。残り1人は社民で、希望の当選者はゼロだった。

 三つどもえになった177選挙区をみると、開票がずれ込んだ佐賀2区を除いて与党137勝に対し、野党は39勝。野党の勝率は22%と一騎打ちよりも10ポイント低く、政権批判票が分散した影響が出た。内訳は希望・維新両党と希望に近い無所属が20勝、立憲・共産と民進系無所属が19勝。

 野党が3人以上出馬した51選挙区では、与党が48勝と圧倒。3勝の野党は勝率も6%と極めて低い。勝ち残ったのはいずれも地盤の強い民進出身者で、無所属の野田佳彦前首相(千葉4区)、希望の泉健太氏(京都3区)と下条みつ氏(長野2区)だけだった。

 2003年から5期続けて小選挙区で当選していた希望の馬淵澄夫元国土交通相(奈良1区)と、小池百合子東京都知事の側近・若狭勝氏(東京10区)は落選に追い込まれた。

 自民系が分裂した5選挙区はいずれも保守地盤が強いが、神奈川4区は立憲の新人が、逆に「漁夫の利」を得て勝利した。

 全体に立憲が善戦したのは、多くの選挙区で共産、社民との協力が奏功したことが大きい。無所属を含む立憲系の候補などが出馬した67選挙区で、共産は候補を取り下げた。実際に立憲系が制した37選挙区のうち、31選挙区には共産、社民の候補がいなかった。

 一方、希望は香川1区など3選挙区を除いて他の野党と競合。共産、社民は希望を「自民の補完勢力」と位置づけて対抗馬を下ろさず、逆に希望も、民進が公認予定だった立憲や無所属の候補がいる選挙区にあえて「刺客」を立てたことで勝率を落とした。希望が公認候補を立てた198選挙区のうち、勝ったのは17選挙区にとどまる。また共産、社民は沖縄の2選挙区でそれぞれ1議席を獲得した。

 ◇新潟一本化効果 6選挙区中4勝

 全国的に自民党が大勝する中、北海道と新潟、沖縄両県では野党が善戦した。もともと野党の強い地盤があったり、選挙協力が成功したりしたためだ。

 旧民主党、民進党の「牙城」だった北海道は、希望の党に合流せず、立憲民主党や無所属での出馬を選んだ候補が、道内12選挙区のうち5選挙区で自民に競り勝った。立憲は2014年の前回衆院選で自民が勝った3、11区の議席を奪い、比例でも自民に並ぶ3議席を獲得。共産党は3、11区を含む7選挙区で候補を取り下げており、共闘の効果が鮮明だ。希望は小選挙区で全敗した。

 新潟は、希望が小選挙区に候補を擁立できなかったこともあり、県内6選挙区のうち5選挙区で立憲、共産、自由などの野党が一本化に成功。複数の野党が無所属候補に相乗りする「新潟方式」が02年から続いており、16年参院選と知事選も自民系候補に勝つなど、野党共闘の下地がもともと整っていた。今回は4選挙区で自民を破り、特に前回自民が勝った1、2、4区は、民進系の無所属候補や立憲が接戦の末、議席をもぎ取った。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反発が強い沖縄は、県内の全4小選挙区で、移設反対を掲げる翁長雄志知事を支援する野党系の「オール沖縄」勢力と、移設容認の自民が対決。前回全勝した野党は今回も1〜3区で議席を確保した。4区は台風の影響で開票が23日にずれ込んだ。【田口雅士】

5094チバQ:2017/10/23(月) 12:14:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20171023k0000e040437000c.html
<衆院選>風乱れ…明暗分かれる
11:45毎日新聞

 ◇大分3区 横光氏、5年ぶりの復帰、議員専念を表明

 大分3区では、俳優で立憲民主元職の横光克彦氏(73)が復活当選し、23日未明、出身地の大分県宇佐市のホテルで一人一人と抱き合い、握手を交わした。「ありがとう、ありがとう」と満面の笑みで、あいさつして回った横光氏。2012年衆院選に落選して政界を引退して以来、5年ぶりの政界復帰となる。

 テレビドラマ「特捜最前線」などの俳優を経て1993年に旧大分2区で初当選し、社民党の副党首などを務めた。落選後は東京で俳優業に復帰し、約2600人加盟の日本俳優連合の副理事長として、俳優の出演条件や安全対策の向上に取り組み、最近も映画「シン・ゴジラ」に環境相役で出演するなど活躍していた。

 報道陣に俳優と議員の「二足のわらじ」を履くのか問われた横光氏は「一足でいきます」と議員活動に専念する意向を表明。「立憲民主党の政策を着実に実行し、ぶれずに安倍政権の暴走を止める」と意気込んだ。

 公示直前、同区の構図は目まぐるしく変わった。自民前職、岩屋毅氏(60)対共産の構図へ希望新人が参戦を表明したが、横光氏出馬の情報が伝わると「自民の一角を崩すため」と共産と希望が降りた。結局、岩屋氏と横光氏の一騎打ちとなり、岩屋氏が勝利した。【大漉実知朗】

 ◇北海道比例 鈴木宗男氏落選 国政復帰ならず

 受託収賄罪などの有罪確定で停止されていた公民権を4月に回復した北海道の地域政党・新党大地代表の鈴木宗男元衆院議員(69)は、比例道ブロックから立候補し国政復帰を目指したが、議席獲得はならなかった。

 鈴木氏は2010年9月に実刑判決が確定し、衆院議員を失職。「ムネオ復活」を旗印にした選挙戦では、歌手の松山千春さんとともに街頭演説し、私設秘書だったムウェテ・ムルアカさんも応援に駆けつけたが、7年ぶりの国政復帰は果たせなかった。

 鈴木氏の長女貴子氏(31)は、同じ比例道ブロックから自民党公認で出馬し、早々に当選を決めた。自民は大地の選挙協力に期待して比例名簿2位に処遇しており、親子で明暗が分かれた。

 鈴木氏は「(自身の)立候補表明が遅れる判断ミスがあった。これからいかなる立場にあろうとも、生涯政治家だ」と述べ、引退を否定した。【田所柳子】

 ◇東京11区 下村氏、都連会長辞任も逆風乗り切る

 東京11区では自民前職の下村博文氏(63)が8選。板橋区の事務所で支援者と笑顔で握手を交わし、万歳の中、深々と頭を下げた。

 支援団体が2013〜14年、加計学園の秘書室長(当時)が取りまとめたとされるパーティー券の購入代金計200万円を受けていたことが、6月末に発覚。下村氏は違法性を否定したが、受領時期に文部科学相を務めていたこともあり、学園との関係が疑問視された。発覚後の都議選では自民党が惨敗し、党都連会長を引責辞任した。

 選挙期間中、加計問題に言及することはほとんどなく、公開討論会で他の候補者から指摘されると「脇の甘いところは謙虚に反省する」と述べるにとどめた。逆風の選挙を乗り切り、下村氏は「大変厳しい選挙だった。生まれ変わって(自らが目指す)政治を成し遂げなければいけないことを改めて誓いたい」と強調した。【巽賢司】

5095チバQ:2017/10/23(月) 12:16:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20171023k0000e040422000c.html
<衆院選>希望失速 落選恨み節
11:15毎日新聞

<衆院選>希望失速 落選恨み節
(毎日新聞)
 ◇「小池さん、待てど来ず」

 発足当初の勢いを失い、公示前の勢力を大幅に減らす結果となった希望の党。落選した候補者の陣営からは、小池百合子代表への恨み節も聞こえた。

 「小池さんはいつ来るんだろうと思っていたら、一緒に街頭に立つことはなかった。落下傘候補の本人がかわいそう」。元熊本県議で東京7区から立候補した希望の荒木章博氏の陣営関係者が、小池代表の選挙応援のあり方に不満を述べた。

 「(選挙期間中の)12日間で党勢の失速というのがね……」。9月に民進党に離党届を出して除籍され、希望の公認候補として出馬した栃木1区の柏倉祐司氏の陣営幹部が振り返った。ただ幹部は「希望の党を信じて戦ったわけですから」と語り、結果を受け止めていた。

 一方、千葉1区で落選し、比例代表で復活した田嶋要氏は「小池さんの看板で入ってくる票が1とすると、希望に移ったことで出ていく票は10」と厳しい選挙戦を振り返った。

 また、青森1区の升田世喜男氏の陣営は希望の失速が伝えられると、事務所の外壁などに並べて張っていた小池代表のポスターを減らすなどして「小池カラー」からの脱却を図った。升田氏も「政権交代のために希望を選んだ。希望が自民の補完勢力と分かったらすぐに離党する」と度々訴えたが、影響は避けられなかった。升田氏は「希望の党は急にできたので有権者に浸透しなかったのではないか」と、悔しさをにじませた。【李舜、信田真由美、一宮俊介】

 ◇都議選、指標にならず

 東京都議選から約3カ月半後の投開票となった衆院選は、自民党が圧勝した。過去の都議選は直後の国政選挙の結果を先取りする「先行指標」とされることが多かったが、小池百合子知事が結成した希望の党は、今夏の都議選で第1党に躍進した都民ファーストの会の再現とはならなかった。都議会関係者は「一部の民進党議員に対する小池氏の『排除』発言が追い風を止めた」と、改めて政治家の失言の怖さを指摘した。

 東京は無党派層が多く、都議選の投票行動は、その時々の「風」に大きく左右される傾向がある。都議選で吹いた風は、直後の国政選挙にも影響を与えることが少なくなかった。

 例えば1993年は、結成1年の日本新党が20議席を獲得。翌月の衆院選では日本新党、さきがけ、新生党が躍進して自民党は下野した。2009年は民主党が結党以来初めて都議会第1党の座を奪い、翌月の衆院選でも民主が300議席超と圧勝し、政権交代が実現した。

 こうした事例から、自民関係者には「希望に追い風が吹くのでは」との臆測が広がっていた。だが、ふたを開けてみれば公示前勢力すら維持できない惨敗。ある自民都議は「都議選と同様の結果も覚悟して引き締めていただけに、意外だった」と首をかしげる。

 異なる結果が出た背景として都議会の与野党関係者が口をそろえるのは、小池氏の排除発言だ。毎日新聞が9月26、27日に実施した世論調査では、比例代表の投票先に希望を選ぶと答えた人は自民党の29%に次ぐ18%だったが、小池氏が排除発言をした9月29日の記者会見を機に、支持率は急落。選挙戦序盤には9%まで下がった。

 希望を支援した民進都連幹部は「希望も都民ファーストも小池人気頼みで、風以外に勝てる要因は何もない。発言がなければ都議選の勢いで3桁の議席獲得はあり得た」と失言が敗北に直結したと指摘した。一方、都民ファーストのベテラン都議は、希望のガバナンス(統治)が整わなかったことも要因と見る。「予定された都議選に向け準備できた都民ファーストに比べ、希望は急きょ結成されたため、組織として固まっていなかった。小池氏個人の力に頼る形だったため、風向きが変わっただけで大きく影響を受けた」と分析した。【柳澤一男、樋岡徹也】

5096名無しさん:2017/10/23(月) 12:49:56
TBS
安倍首相はこんなに勝てるとは思わなかった

田崎「昨日の午前中の段階で自民党内の読みは260だった」

5097とはずがたり:2017/10/23(月) 13:25:15
3週間の独自調査データで分析する、小池知事・希望の党「戦略の不在」
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20171023-00077257/
米重克洋 | 報道研究者/JX通信社 代表取締役
10/23(月) 7:30

衆院選は、自民・公明が引き続き3分の2の多数を占める一方、立憲民主党が躍進し、希望の党が伸び悩む結果となった。とりわけ、東京では立憲民主党候補の「終盤の強さ」が目立つ反面、小池百合子知事率いる希望の党が小選挙区1議席、比例3議席と第3党に甘んじたことは注目に値する。

筆者は、代表を務める報道ベンチャー・JX通信社の調査をもとにこうした情勢を分析しつつ、都内での各党の獲得議席数を事前に公開し(10月18日記事参照)、結果は全政党で的中した。

そこで、本稿ではこの衆院選前の3週間分の東京都内情勢調査で生まれたデータをもとに、なぜ小池知事と希望の党がお膝元たる東京で急失速したのか、その「戦略の不在」ぶりを明らかにしていきたい。

支持層も一緒に「排除」「選別」?

小池百合子東京都知事の支持率は、希望の党立ち上げの表明以降に大きく下がった。左図はその推移だが、9月下旬に58%だった支持率は10月中旬には34%まで下がった。3週間で実に24ポイントもの大幅下落ということになる。

では、この時、小池知事から離れた支持層は一旦どんな人たちだったのか。9月下旬以降のJX通信社都内情勢調査で「支持政党別」の小池知事への支持・不支持の内訳を見てみると、特に無党派と与党である自民・公明支持層で大きく減らしていることが分かる。

先に都議選の結果を受けた記事で指摘したとおり、都民ファーストの会は無党派層の大部分を獲得しただけでなく、自民党支持層をも切り崩し、更に公明党は「都政与党」化して取り込むことで大勝を収めた。小池知事自身も各党支持層から幅広く支持を集めることで高支持率を保っていた。それだけに、民進党との「合流」プロセスで与党内の支持層離反が決定的になったことは強い打撃になったように見える。

更には不用意な「排除」発言に代表される強い保守色の打ち出しや、自民との大連立を否定しない曖昧戦術(後に修正)も、政権不支持層の受け皿になりきれないまま立憲民主党にお株を奪われる結果につながったようだ。加えて、最も大きな無党派層の離反を招いたのが、希望の党立ち上げから公示日に至るまでのプロセスの混乱ではないだろうか。

希望の党の混乱ぶりは、公示日前日までテレビや新聞を通じて徹底的に報道された。だが、同党の混乱ぶりはそうした報道では取り上げられない部分でもはっきりとみてとれる。そのひとつが、目玉候補不在のまま「過半数」の擁立だけにこだわった無理筋な擁立戦略だ。その歪みが最も目立ったのが、小池知事のお膝元とも言える東京なのだ。

比例で「数学的にあり得ない数」の候補を擁立

希望の党が今回の総選挙に擁立した候補は、小選挙区・比例合わせて234人だ。過半数の233人をわずか1人とはいえ上回る数擁立したことで「政権選択選挙」の体裁を整えたように見えるが、その歪みが同党の比例東京ブロックの候補者名簿によく表れている。

比例東京ブロックは、現在の小選挙区比例代表並立制となって以来、単一政党での当選者数は「8人」が最高記録だ。今回最多だった自民も、6議席の獲得に留まっている。それにも関わらず、希望の党はこの比例東京ブロックに10名もの「比例単独候補」を擁立した。詳細な説明は省くが、比例代表の議席数を決めるドント式の計算方法を理解していれば、この10人という人数だけも強気すぎることは容易に分かる。しかし、実際には更にその上位に、小選挙区との「重複立候補者」23人が登載されていたのだ。

5098とはずがたり:2017/10/23(月) 13:25:37
>>5097-5098
実は、小池知事のもと大勝した「都民ファーストの会」の7月都議選での得票をそのまま当てはめても、小選挙区で23人全員が当選することは難しい。このことを踏まえると、希望の党は定数17の比例東京ブロックで十数名という数学的にほぼあり得ない人数の当選を見込んでいたか、「数合わせ」だけで東京に候補を寄せたかのどちらかだということになる。いずれにしても無謀というほかない。

数学的にまず当選不可能な人数を擁立してまで「政権選択選挙」の体裁を整えたことで、希望の党は一体何を得たのだろうか。政権の「顔」たる首相候補を示せないだけでなく、公示日まで延々と小池知事の国政転身への憶測やそれを仮定した「都政投げ出し」への批判を最後まで打ち消せなかった原因にすらなった。致命的な戦略ミスだったと言える。

こうした失敗により、東京都議選での勝利による勢いは完全に打ち消された。都民ファーストの会は都議会では単独過半数を有しておらず、キャスティング・ボートを握る公明党の影響力がより強くなる可能性が高い。更には、その都民ファーストの会が基礎自治体の議会選挙で初めて候補を擁立する来月の葛飾区議選などへの影響も注目される。

実は、戦後に都知事が公選制になって以降、現職知事が出馬して落選したことは1度もない。逆に言えば、何らかの理由で1期目の間に政治的なエネルギーを失った知事は、例外なく2期目の選挙に出られないまま退いている。小池知事は1期目を無事に終えて2期目に臨むのか、自らの前向きな意思で国政に転身するのか、そのいずれを選択するにしても「都政」で足元を固める防戦的な取り組みにエネルギーが割かれることは確実だ。

前原氏の「やりたかったこと」と「致命的ミス」

こうした「野党敗北」の原因を作った人物として、強く指弾されているのが民進党と希望の党の合流を決断した前原誠司氏だ。では、その前原氏の決断は間違っていたのか。実はそうとばかりも言えないデータがある。自民・公明の合計支持率が、野党の合計支持率を下回ったのだ。

JX通信社情勢調査によると、9月下旬の自民党の都内での支持率は36%だったが、希望の党の結成が表明されてから初めての調査となった翌週(9月30日・10月1日)には支持率は9ポイント急落し、27%となった。以後は選挙戦終盤までほぼ横ばいになっている。一方、野党の合計支持率は、9月下旬には24%と自民党単独の支持率を大きく下回っていたが、希望の党設立後の2回目の調査で29%、そして立憲民主党設立後の10月上旬には35%、そして中旬には38%と急増している。小選挙区で候補を一本化している自民・公明両党の支持率を合計しても、10月上旬以降は野党の合計が上回る状態だ(左図参照)。

「どんな手を使ってでも政権を倒す」と言い切った前原氏がやりたかったことは、恐らくこれだろう。そのために、政権不支持層の「受け皿」になりきれないままの民進党を解体するという着眼点は、少なくとも数字から言えば正しかったとも言える。しかし、小池氏共々戦略の詰めが甘かったがために、彼がこだわった「1:1の構図」が作れなかった。更には、希望の党側が立憲民主党の候補に「刺客」を送るなどの無謀を止めることもできなかった。希望の党からの刺客はほぼ例外なく返り討ちに会い、立憲民主党は健闘した。最初から最後まで希望の党の戦略不在が際立った選挙結果だと言える。

今後は野党再編の行方が注目されるだろう。参議院議員が残る民進党の分党・解党や、希望の党の空中分解、立憲民主党の勢力拡大などが既に予想されている。事実上、来年秋の総裁選再選を経て2021年までの政権継続に道を拓いた安倍政権に、野党がどう対峙していくのかが注目される。

5099とはずがたり:2017/10/23(月) 15:27:50
http://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/movie/

群馬1
宮崎 希望=民県

香川1
小川 希望=民県
外交も憲法も議論して時代に(合うように)作り替える。
前原来援。
香川2
玉木 希望=民県
安保に関する姿勢を変えるつもりは全く無い。
香川3
藤田 社民=民県・[共産]

5100名無しさん:2017/10/23(月) 15:27:51
オーバーフロー

立民の獲得議席、自民に 比例東海で候補者不足
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017102302000338.html

【政治】

立民の獲得議席、自民に 比例東海で候補者不足

2017年10月23日 夕刊


 衆院選の比例代表東海ブロックでは、立憲民主党の獲得議席が立候補者数を上回り、一議席が自民党に移った。
 立憲民主は同ブロックで六人を擁立。小選挙区で重複立候補した五人が名簿一位で並び、比例単独の候補が六位だった。
 立憲民主は比例で五議席分の得票があったが、重複立候補者のうち二人が小選挙区で当選したため、比例で当選できるのは四人となり、候補者不足が生じた。
 比例の当選順を決める「ドント式」により、立憲民主の議席分は自民に回った。
 自民は、この一議席を含めて全体の獲得議席を二百八十議席に乗せ、自公両党と自民の追加公認を含めると改憲発議が可能な三分の二を確保した。
 二〇〇五年の衆院選でも、比例東京ブロックで自民の獲得議席が立候補者数を上回ったため、社民党に移ったことがある。〇九年衆院選でも比例で獲得した議席が他党に振り替わった。

5101名無しさん:2017/10/23(月) 15:41:10

衆院選2017:下地幹郎氏(維新)が比例復活

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00159163-okinawat-oki

衆院選2017:下地幹郎氏(維新)が比例復活
10/23(月) 15:30配信

沖縄タイムス
衆院選2017:下地幹郎氏(維新)が比例復活
下地幹郎氏
 開票が続いている第48回衆院総選挙で23日、沖縄1区で落選した維新前職の下地幹郎氏(56)=希望推薦=が九州比例代表で復活し、6期目当選が確実となった。

5102とはずがたり:2017/10/23(月) 15:48:40
>>5100
くそー,小山@静岡3とか吉田@岐阜1とか立憲から出とけよなぁ。。腹立たしい。

5103チバQ:2017/10/23(月) 16:25:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000100-asahi-pol
沖縄4区は自民西銘氏が当選 「オール沖縄」の独占崩す


10/23(月) 14:29配信

 台風の影響で沖縄県南城市の開票が23日の日中にずれ込んだ沖縄4区は、自民前職の西銘(にしめ)恒三郎氏(63)が、翁長雄志(おながたけし)知事らが支援した無所属前職の仲里利信氏(80)らを破って5選を果たした。

【写真】離島から投票箱が届かず、23日午後1時に始まった沖縄県南城市の開票作業

 前回2014年の衆院選では、米軍普天間飛行場の県内移設に反対する翁長氏を支える「オール沖縄」が推す候補が県内4選挙区で全勝。今回も1〜3区はオール沖縄側が当選したが、残る1議席を自民が奪還した。

 南城市では、離島の久高(くだか)島の投票箱が悪天候で開票所に運べず、開票作業を23日午後1時に延期した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000019-ryu-oki
4区の仲里利信氏、敗戦の弁と政界引退を表明


10/23(月) 14:49配信


 沖縄4区で当選を果たせなかった仲里利信さん(80)は23日午後1時ごろ、南風原町照屋の選挙事務所に姿を見せ、敗戦の弁を述べた。支持者らの拍手で出迎えられると、笑顔で深く頭を下げ「厳しい選挙だった。(結果は)私の不徳のいたすところで、能力のなさであった」と述べた。また「今回は落選したので、次はありません。わが人生に悔いはない」と述べ、政界からの引退を表明した。

 仲里さんは14年の衆院選と比較し「前回は相当盛り上がったが、今回は何か静かだった」と述べ、前回ほどの勢いがなかったと振り返った。

 さらに「自分がやることは毛頭頭になかった。その意味で完全に出遅れた」と述べ、出馬表明が首相の解散表明2日前にずれこんだことも敗因として挙げた。
 一方で「玉城デニーさんは無所属で当選し、オール沖縄はまだ生きていると感じている」と期待を寄せた。

 仲里さんは、オール沖縄への思いについて「僕は保守だが、沖縄の保守、自民党はあまりにも右に寄りすぎて、沖縄に対する思いやりが一切ない。それに対しては断固として反対せざるを得ない。戦争体験者として、二度と戦争につながるものはさせないという気持ちでやってきた」と述べた。【琉球新報電子版】
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琉球新報社

5104チバQ:2017/10/23(月) 16:25:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00005264-gifuweb-l21

藤井元運輸相が国政復帰断念
10/23(月) 12:49配信

岐阜新聞Web
藤井元運輸相が国政復帰断念


 第48回衆院選比例代表東海ブロック単独で立候補し、落選した自民元職の藤井孝男元運輸相(74)は23日、岐阜新聞の取材に対し「今回の選挙を機に第一線から身を引きたい」とし、今後、国政選挙に出馬しない意向を明らかにした。事実上の“引退表明”となるが、藤井氏は「政治家として32年間支援してもらった恩返しに、国と県をつなぐ政治活動は続ける」と語った。
 今回の衆院選で、藤井氏は比例名簿33位に登載された。自身の選挙地盤である岐阜4区に小選挙区で出馬し初当選した自民新人金子俊平氏(39)の支援に注力したほか、全国の応援演説で党をアピールし、自民圧勝に貢献。22日は東京の事務所などで開票状況を見守った。
 一夜明けた23日、藤井氏は本紙の取材に答え、今後について「国政復帰を目指すことはない」とする一方、「これまでの人脈や経験を基に、県や地域が元気になるさまざまな要望などに携わる政治活動は続ける」と語り、現在の自民党県連顧問を続ける意向を示した。
 藤井氏は衆院5回、参院4回当選。2005年の「郵政選挙」で自民公認を得られず岐阜4区で落選。07年の参院選で無所属で当選し、その後復党。10年に再び離党し、たちあがれ日本や日本維新の会などを経て、前回衆院選では次世代の党から同ブロック比例単独で立候補したが落選した。16年に自民に復党した。
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岐阜新聞社

5105チバQ:2017/10/23(月) 16:30:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000099-asahi-pol

民進、3分裂で明暗 立憲から立候補の前職は全員当選


10/23(月) 13:55配信

朝日新聞デジタル



 今回の衆院選で民進党が公認予定だった候補者らは、希望の党、立憲民主党、無所属の3分裂の状態で選挙戦に臨んだ。朝日新聞の集計によると、前職のうち7割余りが当選。立憲から立候補した前職は全員当選した。

 民進が公認予定だった前職は、朝日新聞の取材で解散までに離党届を提出した人を除いて80人。元職と新顔を加えると計204人いた。

 23日午前11時現在、希望から立候補した116人のうち、当選は38人。そのうち前職は立候補した44人中25人にとどまった。民進で国会対策委員長だった松野頼久氏(熊本1区)は、選挙区で落選した。馬淵澄夫・元国土交通相(奈良1区)も選挙区で落選し、比例復活もできなかった。

5106チバQ:2017/10/23(月) 16:31:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000061-dal-ent

東国原、玉砕・豊田候補を評価「上西小百合さんは負けるから出ないと…」


10/23(月) 13:10配信

デイリースポーツ







東国原、玉砕・豊田候補を評価「上西小百合さんは負けるから出ないと…」


東国原英夫


 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が23日、フジテレビ系「バイキング」で、22日に行われた衆院選で落選した豊田真由子候補と、衆院選に立候補しなかった上西小百合氏を比較し、豊田候補を「政治家として堂々としていた」と評価した。

【写真】豊田真由子氏、敗戦の弁 「私の力不足でございました」

 番組では22日に行われた衆院選について議論。その中で選挙の話題の中心となった豊田候補、山尾志桜里候補、稲田朋美候補の女性候補について取り上げた。

 豊田候補は埼玉4区で最下位で落選となったが、東国原は「豊田さん、逃げもせずきちっと皆さんに民意を問うために選挙に出た」と、敗戦を覚悟で出馬したことを評価。そして「上西小百合さんは負けるから出ないと仰った。豊田さんは負けてもいいから、やったことに対して皆さんに審判を仰ぎたいと。政治家として堂々としていた」と、今回不出馬だった上西氏の名前を挙げ、豊田候補の“玉砕”に理解を見せた。

 これにMCの坂上忍は苦笑い「そこで上西さん持ってくる…。どうして持ってくる?」と質問。東国原は「なんかねえ、この辺にトゲが刺さってるのよ」と首の周りをさすりながらこちらも苦笑い。坂上は「上西さん、喜んじゃう。名前出してもらって…」と語っていた。

5107チバQ:2017/10/23(月) 16:39:00
NHKで大串に当確でたみたいですね

5108とはずがたり:2017/10/23(月) 17:01:33
やっとか!

5109名無しさん:2017/10/23(月) 17:11:01

衆院の新勢力 全465議席が確定

衆院新勢力、自民284、立憲55、希望50、公明29、共産12、維新11、社民2、こころ0、諸派0、無所属22
http://www.asahi.com/articles/ASKBR55LPKBRUEHF00F.html

5110チバQ:2017/10/23(月) 17:15:38
九州の残り2議席は維新と、社民ですか

5111チバQ:2017/10/23(月) 17:23:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000102-jij-pol

立憲、安倍政権へ攻勢=「総括」問われる希望―新党に明暗【17衆院選】


10/23(月) 17:13配信

時事通信



 衆院選で公示前勢力を3倍超に増やし野党第1党となった立憲民主党は、無所属当選者や民進党参院議員らとの連携を探り、安倍政権への攻勢を強める構えだ。一方、議席を減らした希望の党は「一枚看板」の小池百合子代表の求心力低下が深刻。敗北の「総括」の在り方によっては混迷に陥る可能性もある。民進党分裂で生まれた二つの新党は明暗が分かれている。
 立憲は23日の党役員会で、来月1日召集予定の特別国会での首相指名選挙で枝野幸男代表に投票することを確認した。24日には衆院選の当選者らを集めた両院議員総会を開き、残る役員人事などを協議。野党第1党から出すことが慣例の衆院副議長の人選は枝野氏に一任した。
 枝野氏としては、早期に執行部体制を固め、存在感を高めていきたい考え。衆院選で受けた追い風を生かせるかが課題となる。
 一方、パリ出張中の希望の小池氏は、落選した若狭勝氏に「いろいろと努力したが、残念な結果になった。申し訳ない」とのメールを送った。若狭氏は「私の力不足だ」と返した。
 希望は25日、小池氏も出席して両院議員懇談会を開き、敗北した衆院選を総括する。樽床伸二代表代行は23日、記者団に「厳しい選挙を乗り越えてきた方々と意見を擦り合わせることが全てのスタートだ」と述べた。ただ、党関係者は「小池氏への不満が出る」との見方を示した。
 民進党の前原誠司代表は23日、連合本部で神津里季生会長と会い、自民党の圧勝を許したことを陳謝した。前原氏は党代表を辞任する意向だが、時期は明示していない。
 無所属で当選した江田憲司元民進党代表代行は23日、横浜市内で記者会見し、前原氏が決めた民進党の希望への合流方針に関し「選挙前に野党が分断され、自民党を利した。極めて政治的責任は重い」と批判した。民進内からは前原氏に「万死に値する。一両日中に辞任すべきだ」(ベテラン)と迫る声も出ている。

5112チバQ:2017/10/23(月) 17:24:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171022-00000592-san-pol

希望の党、若狭勝氏陣営、一回目の開票で敗色濃厚 異例の「解散」本人姿見せず
10/22(日) 23:15配信

産経新聞


希望の党、若狭勝氏陣営、一回目の開票で敗色濃厚 異例の「解散」本人姿見せず


希望の党の若狭勝氏選挙事務所では台風接近に伴い、開票結果を待たず一度解散宣言をする選対関係者=22日夜、東京都豊島区(宮川浩和撮影)(写真:産経新聞)


 東京10区で希望の党から出馬した前職の若狭勝氏(60)の事務所では午後10時半ごろ、開票率13パーセントの段階で、早くも票差が他候補より大きく開いていることが分かると、事務所からアナウンスがあり、詰めかけた支援者に解散を呼びかける異例の展開となった。

 高野之夫豊島区長(79)は午後10時45分ごろ、マイクを握り「まだ結果は出ておりませんが、第一回の開票で厳しい状況のようです。逆境の中の選挙でした。豊島区の将来のためにがんばって参りました」と述べた上で「雨が激しくなると言うことで、万全の態勢で人的被害を最小限にするためにも、すぐ対策本部に戻りたいと思いますんで、厳しい選挙でした」と総括すると、災害対応のため、早々と退席した。

 豊島区商店街連合会会長で選対本部長を務める足立勲氏が「どうぞ、皆さん。遅くまで申し訳ありません。非常に厳しいということで、残念です。台風が非常に強いので、ここで解散をしながら朝まで待っていただいて、自宅で待っていただこうと思っております。本当にありがとうございました」と述べると、報道陣を除いて、ほぼすべての支援者が事務所を後にした。

 選対委員長の本橋弘隆都議が「希望の光はまだ失っていない」と述べたが、むなしく響いた。

 比例復活も厳しい状況で、自民党を離党して小池知事の誕生に尽力し、希望の党の「顔」だった若狭氏の苦戦に関係者は重苦しいムードだった。(WEB編集チーム 三枝玄太郎)

5113名無しさん:2017/10/23(月) 17:27:44
あとは、比例東海の自民惜敗率争いで最後の議席ですね

5114チバQ:2017/10/23(月) 19:13:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102301254&amp;g=pol
衆院選、全議席が確定

 第48回衆院選の全議席が23日午後、確定した。自民党284、立憲民主党55、希望の党50、公明党29、共産党12、日本維新の会11、社民党2、無所属22だった。(2017/10/23-17:59)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102300573&amp;g=pol
【時事通信社調べ】(23日17時50分現在)
党派名   合計 選挙区  比例  重複 公示前勢力
自 民  284 218  66  42   290
希 望   50  18  32  29    57
公 明   29   8  21   0    34
共 産   12   1  11   4    21
立 憲   55  18  37  28    15
維 新   11   3   8   8    14
社 民    2   1   1   1     2
日 こ    0   0   0   0     0
諸 派    0   0   0   0     0
無所属   22  22   -   0    39
合 計  465 289 176 112   472
                      (欠員3)
(2017/10/23-18:07)

5115チバQ:2017/10/23(月) 19:16:52
>>5113
まだだったんですね
田畑毅 愛知2区 71.9%
or
青山周平 愛知12区 ???
の争いか

5116チバQ:2017/10/23(月) 19:19:14
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710230012.html
重かった「路チュー」の代償…自民・中川氏が敗退 お相手の門氏は比例で救済
17:05夕刊フジ

重かった「路チュー」の代償…自民・中川氏が敗退 お相手の門氏は比例で救済
中川郁子氏
(夕刊フジ)
 やはり、「路チュー」の代償は重かったようだ。同僚議員との不適切な交際が報じられ、批判にさらされた自民党の中川郁子氏(58)=北海道11区=は落選し、「結果が伴わず、皆さんにご迷惑をお掛けした。申し訳ない」と支持者に頭を下げた。

 中川氏は夫の故昭一元財務相の後を継いで2012、14年と連続当選を果たした。だが、路上キス報道を受け、有権者の心は中川氏から離れていった。

 今回一騎打ちの相手となった立憲民主党の石川香織氏(33)は、09年に昭一氏の9選を阻んだ石川知裕元衆院議員の妻。いわば因縁の対決となったが、亡き夫の“敵討ち”もならなかった。

 郁子氏との交際が報じられた自民党の門博文氏(52)=和歌山1区=も選挙区で敗退したが、比例で復活当選した。

5117チバQ:2017/10/23(月) 19:19:47
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710230016.html
大物議員届かず…自民・西川氏「定年制」に泣く 馬淵氏「希望出馬」仇、松野氏「政界渡り鳥」嫌われ
17:05夕刊フジ

大物議員届かず…自民・西川氏「定年制」に泣く 馬淵氏「希望出馬」仇、松野氏「政界渡り鳥」嫌われ
開票速報を見る目も虚ろの西川氏=22日、栃木県さくら市
(夕刊フジ)
 今回の衆院選では、与野党の大物が落選した。

 自民党では、西川公也元農水相(栃木2区)が、野党統一候補として戦った無所属の福田昭夫元総務政務官に敗れた。自民党は比例公認に原則「73歳定年制」を設けており、74歳の西川氏は重複立候補できなかった。

 西川氏は一昨年2月に政治資金問題が発覚し、孫に叱られて農水相を辞任した。農水族の大物で、小泉進次郎氏が進めた農協改革を支えた。

 希望の党でも、夕刊フジのコラムニストである馬淵澄夫元民進党選挙対策委員長と、松野頼久前民進党国対委員長が小選挙区で敗れ、比例復活もできず、議席を失った。

 馬淵氏は03年以来、奈良1区で連続5回当選し、旧民主党に猛烈な逆風が吹いた12年12月、14年12月衆院選でも選挙区で勝ち抜いていた。

 希望の党からの出馬があだとなり、無党派層の支持離れを食い止められなかった。惜敗率は97・3%だったが、比例復活もかなわなかった。

 馬淵氏は23日未明、奈良市内の選挙事務所で「18年間の私の歩みのステージに1つの区切りが付いた。これまで支えていただいた方の期待に応えられなかったことにおわび申し上げる」と語った。

 一方、熊本1区から出馬した松野氏は、自民党の木原稔財務副大臣に2万7000票差を付けられ、落選した。

 松野氏は選挙の度に違う政党から出馬する「政界渡り鳥」として知られる。これまでに「民主党→日本維新の会→維新の党→民進党→希望の党」と遍歴しており、正義感が強く、曲がったことが大嫌いな熊本の有権者に受け入れられなかった。

 無所属の著名候補も涙をのんだ。

 神奈川4区に無所属で出馬した元みんなの党代表、浅尾慶一郎氏は無党派層の支持を固めきれず、4期目の当選を果たせなかった。

 浅尾氏は当初、自民党からの出馬を目指したが、同党は山本朋広防衛副大臣を公認し、保守分裂選挙となった。

 これに対し、枝野幸男代表の立憲民主党から元県議の早稲田夕季氏が立候補し、反自民、浮動票を固めて、山本、浅尾両氏を打ち破り、初当選を果たした。

5118チバQ:2017/10/23(月) 19:26:13
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-194265.html
前代未聞の奇妙な選挙、これこそが「国難」だ 主役2人の明暗くっきり、次の離合集散始まる
15:00東洋経済オンライン

前代未聞の奇妙な選挙、これこそが「国難」だ 主役2人の明暗くっきり、次の離合集散始まる
前代未聞の奇妙な選挙、これこそが「国難」だ
(東洋経済オンライン)
政界の長老達が「こんな奇妙な選挙は初めて」と口を揃えた第48回衆院選が終わった。

投開票日の22日は超大型台風が列島を直撃したが、解散前の「追い風」を自ら「逆風」に変えて「完敗」した小池百合子東京都知事率いる希望の党に象徴されるように、各選挙区でのどんでん返しも目立った。そんな「乱気流選挙戦」で、最後に笑ったのは「強運」の安倍晋三首相(自民党総裁)だった。

解散直前の結党・党首就任宣言で政権交代への大勝負を仕掛けた小池氏は、自らの"舌禍"で有権者の「希望」が「失望」に変わると、「狐につままれたような選挙」との捨て台詞を残して無念そうに永田町の表舞台から去った。

首相と小池氏という明暗くっきりの「2人の主役」。これに、それぞれの立場で絡み合った各党党首達は、想定外の野党第1党に躍り出た立憲民主党の代表・枝野幸男氏が喜びに困惑が混じる複雑な笑顔を見せる一方、強固な組織で応戦した山口那津男公明党代表と志位和夫共産党委員長はどちらも「比例の頭打ち」などでの議席減に肩を落とした。発足時の「大阪の地域政党」への逆戻りを余儀なくされた日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は、選挙戦で結んだ小池氏との連携も含め、「一から出直しだ」と嘆息した。

「革新勢力」の片隅で生き残りにかけた社民党の吉田忠智党首は、かつての剛腕・小沢一郎氏率いる自由党とともに党存続のための「政党要件」クリアでほっと一息。しかし、参戦8政党の中で「自民党より右」とされる小政党・日本のこころは、中野正志代表(参院議員)の選挙戦での舌鋒鋭い革新勢力攻撃が話題になったものの集票にはつながらず、中央政党としての命脈が尽きた。

「判官びいき」で勝ち上がった無所属組
党首の戦いとは別に、あえて無所属での「孤独な闘い」を選んだのが、元党首の野田佳彦元首相、岡田克也元外相ら「筋を通したサムライたち」。野党第1党として巨大与党と対峙してきた民進党の解散直前の希望の党への「身売り」と、同党合流をめぐる「排除の論理」にはじき出された格好だ。しかし、選挙の七つ道具にも不自由する「無所属」を水戸黄門の印籠に変え、有権者の判官びいきを追い風に、そろって勝ち名乗りをあげた。

対照的に、民進党の希望合流を独断で押し進めた前原誠司民進党代表(無所属で出馬)には、行く先々の仲間の応援演説で「帰れコール」が飛び出し、「この道しかなかった」との弁明も次第に力を失った。公示直後に小川敏夫・民進党参院議員会長が口にした選挙後の民進党再結集論には「政治不信の極み」と怒り心頭だった前原氏。だが、希望が失速する中での有権者の視線の厳しさに、同氏の地元事務所は「お通夜のような雰囲気」(関係者)となり、早々と決めた当選にも歓喜はなく、失意の前原氏は選挙後の代表辞任と希望の党への入党を力なく語った。

各党各候補のせめぎ合いの中で、不倫、暴言などで顰蹙(ひんしゅく)を買った自民党「魔の2回生」を中心とする「お騒がせ候補」たちも、厳正な国民の審判の結果、「笑った人」と「泣いた人」に分かれた。

これまで通り、22日午後8時からテレビ各局は一斉に出口調査に基づく各党議席獲得予測を報じた。「まだ票は開いていないのに…」という視聴者の疑問・不信を無視した速報合戦で、事前調査で圧倒的優位とされたいわゆる"鉄板候補"に次々と当確がつけられ、各選挙事務所でのバンザイも始まった。

その喧騒が一段落したところで、開票作業の進行とともに、テレビ報道の重点は「注目候補」の当落に移った。視聴率を競い合うテレビ各局は、当選が当然視される各党党首や有力議員よりも、さまざまなスキャンダルで世間を騒がせた候補者の開票情報を優先し、なかでも「不倫」や「暴言」で当落が注目されたお騒がせ女性候補たちにスポットを当てた。

5119チバQ:2017/10/23(月) 19:26:42
自民党系の「不倫がらみ」女性候補は全滅
各局がこぞって大きく報じたのは、いわゆる"文春砲"の「ダブル不倫疑惑」報道で民進党離党に追い込まれた山尾志桜里氏(愛知7区)の当落だ。国会論戦で首相の天敵として名を挙げ、「民進党のジャンヌダルク」と呼ばれて9月1日の同党代表選後に幹事長就任が内定したが、直後のスキャンダル報道に、「密会写真」への説明もないまま離党し、無所属での戦いを余儀なくされたのが山尾氏。しかし、選挙戦では一貫して「不倫はしていない」と訴え続け、23日未明までもつれた自民公認候補との大接戦を勝ち抜き、目を潤ませてバンザイした後、支援者に深々と頭を下げる様子が全国中継された。

一方、山尾氏以上に注目を集めたのが元秘書への「このハゲ〜!」などの暴言でこちらは"新潮砲"の餌食となった豊田真由子氏(埼玉4区)。自民党を離党し、無所属で家族の応援もないたった1人のなりふり構わぬ選挙活動が話題となった。公示前から地元の子供たちには「ハゲのおばちゃんだ」と大人気で、行きかう有権者の格好の「写メの標的」ともなったが、対立候補を圧倒する「知名度の高さ」に得票はまったく連動せず、あえなく最下位で落選。おびただしいフラッシュの中で「申し訳ない」と泣き崩れた。

この2人以外で全国的に注目されたお騒がせ候補は、"不倫がらみ"でかつ「女の戦い」を演じた自民公認の中川郁子氏(北海道11区)と金子恵美氏(新潟4区)だった。それぞれ選挙区でのライバルの石川香織氏(立憲民主党公認)、菊田真紀子氏(民進系無所属)と、涙はもちろん中傷合戦を繰り出す「なんでもありの選挙戦」で必死の形相で生き残りをかけた。

故中川昭一元財務相の未亡人という立場なのに、妻子持ちの同僚議員との「路チュー」を激写され、病院に逃げ込んで批判された中川氏は、「聖心女子大OG」対決で後輩の石川氏に圧倒され、比例区復活もならずに悔し涙を流した。

また、当選同期が縁で結婚した夫(宮崎謙介元衆院議員、不出馬)が「育メン宣言」しながらの女性タレントとの不倫で議員辞職に追い込まれるという不運を跳ね返すべく、初出馬以来の「宿命のライバル」とされる菊田氏と「泣き合戦」を演じた金子氏は、小選挙区で競り負け、比例も次点で議席を失った。

「ダブル不倫」疑惑でも無所属で勝ち上がった山尾氏と比べ、「不倫の被害者」のはずの自民公認の金子氏が落選というあたりには、"スキャンダル女性"に対する有権者の「複雑な反応」もにじみ出た。

この4人のお騒がせ女性候補はいずれも3回目の当選を目指した戦いで、山尾氏を除く自民組の豊田、中川、金子3氏はいずれも「自民党魔の2回生」の一員でもあった。それぞれの奮闘ぶりには、有権者からの好奇の目をものともしない「メンタルの強さ」がテレビ桟敷でも話題になったが、山尾氏以外の3氏は逆風を跳ね返せず、涙にくれた。

5120チバQ:2017/10/23(月) 19:26:59
「壮大な選挙詐欺」という後味の悪さも
首相は「女性活躍」を叫び続けるが、今回の選挙戦でも女性当選者は依然少数で、欧米の先進各国との落差は一向に埋まらない。そもそも、お騒がせ議員や女の戦いばかりが話題になる辺りに、「所詮、女性議員は政界のあだ花」との永田町の差別意識がにじむ。"勝負師"と呼ばれながら「排除」などの発言ミスで「希望」を「絶望」に変え、小池氏を頼った多くの民進系前職を「死亡(落選)」させた小池氏の落胆ぶりと、お騒がせ女性候補たちの大仰な泣き笑いは、「男社会」から抜け出られない永田町政治の歪みも浮き彫りにした格好だ。

こうした候補者の泣き笑いは「相変わらずの選挙風景」(自民幹部)との見方もあるが、今回ばかりは解散に至る経過や、その後の野党陣営での離合集散のドタバタ劇で、「過去にも例のない異常な選挙」(首相経験者)だったことは否定できない。

小選挙区で敗れた候補が比例復活する奇妙な選挙制度も相まって、1億人を超える有権者にとって「開けてびっくり」というより「壮大な選挙詐欺」に引っかかったような選挙結果は、「後味の悪い国民の審判」として政治不信を拡大させかねない。

政府与党は選挙結果を受けての特別国会を、11月1日に召集する方針だ。首相の「盟友」とされるトランプ米大統領の同5日の初来日をにらんだ日程で、1日の首相指名後の組閣では、首相が仕事人と名付けた全閣僚が再任される段取りだという。自民圧勝を受けて株価も23日の寄り付きから上昇している。何もかもが首相の強運を際立たせている。

小池氏最側近で希望の党の公認調整を仕切った若狭勝氏は、小池氏から引き継いだ東京10区であえなく落選した。解散前から他党の批判を浴びた小池氏の「選挙結果をみて決める」とする首相指名だが、候補を誰にするのかは選挙戦最終日(22日)の深夜にパリに飛び立った小池氏が帰国する25日午前にも、当選議員たちの「議員総会」で決めるという。

パリの空の下で「今回は完敗です」「おごりがあったと反省している」と憮然とした表情で取材に答えた小池氏は、代表続投を前提に「国会のことは当選された国会議員の方々にお任せします」とも語った。しかし当選議員の間では、「小池氏と前原氏が敗北の原因、どちらも責任は免れない」(民進系中堅議員)との声もあり、選挙後のゴタゴタは避けられそうもない。

異様な選挙戦そのものが「国難」との声も
一方、希望を押しのけて「反自民の受け皿」として野党第1党に躍進した立憲民主党の枝野幸男代表にも、新たな野党勢力再構築への重圧がのしかかる。希望の党に合流せず、立憲民主にも駆け込まずに無所属で勝ち抜いた「一騎当千の侍」たちとどう連携するのか、さらには、希望の党も含めての野党再編論にどう対応するのか…。次の国政選挙となるはずの2019年夏の参院選をにらんだ離合集散劇は早くも始まっているようにもみえる。

開票速報を受けて、自民党本部で当選者へのバラの花をつける首相の表情は終始こわ張っていた。「こみ上げる笑いをあえて隠した」と周辺が語るように、「ここで、おごりや傲慢さをみせれば、圧勝ムードなどすぐ消える」(自民長老)ことを自覚しているからだろう。

首相は9月25日夕の解散表明会見で今回衆院選を「国難突破」と名付けた。自民圧勝とは裏腹に、選挙期間中の調査や投開票日の出口調査などの内閣支持率を見ると、ほとんどで「支持」を「不支持」が上回っている。選挙後の野党の離合集散騒動や、お騒がせ女性議員の当落騒ぎも含め、有識者の間では「選挙戦で露呈した永田町政治の異様な実態そのものが国難」(政治学者)との声も広がる。

5121チバQ:2017/10/23(月) 19:34:09

31(1):名無しさん[sage] 2017/10/23(月) 08:57:01 YSykcOdk0 (2/5) NG
公明比例
2012衆 711万
2013参 756万
2014衆 731万
2016参 757万
2017衆 687万※暫定 NHKデータ放送

開票延期の所が開いたら700万にギリギリ届くかな?
仮に比例700万票割れになったら92年参院選以来、衆院選では初

5122チバQ:2017/10/23(月) 19:35:53
65(1):名無しさん[sage] 2017/10/23(月) 15:44:53 MDALhq4k0 (2/4) NG
昨晩書いた民進有力者の明暗(訂正版)

前原:何もしないほうが勝てた上に、詐欺師に騙される。政界引退レベルの失態。(しかも二度目)
細野:友達いなくなっちゃった、、、無役のはずなのにA級戦犯という、割の合わない事態に。
玄葉:東北組からの信頼回復ってできるの?誰かに襲われても、文句言えないレベル。
馬渕:完全死亡。区割り変更も効いたが、民進への不満ばっか言ってたのが地味に効いた気も。
松野:希望なのに共産の支持も得るという寝業師ぶりを発揮。しかし、逃げきれずに完全死亡。

安住:玄葉との闘争で負けたっぽいが、塞翁が馬状態か。東北民進の再建はこの人がやることになりそう。
岡田:無所属候補のネットワークを作り、影響力残す。
野田:過去の失政のために嫌がられて合流できなかったことが幸いし、影響力残す。なんじゃそりゃ。
江田:松野との格の違いを見せつける。神奈川での立憲の大健闘に貢献した感あり。

長妻:筋を通して、立憲の押しも押されぬ幹部に。
赤松:東海地方の立憲勢をまとめた手腕は、組織人として優秀。
辻元:逆境から這い上がり、大阪での立憲勢の復活を後押し。一皮むけた感あり。
枝野:野党では最有力のリーダーへと駒を進めた。


番外編
海江田:まさかの復活。すごいっちゃすごい。
菅直人:ある意味で運のいい人だが、地力を見せた。影響力があるかは?副議長就任か。
樽床:うまいことやって国政復帰。希望は負けたけど、本人はニッコリ。でも、この後どうすんの。

5123チバQ:2017/10/23(月) 19:38:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102300938&amp;g=pol
逢坂氏を追加公認=立憲【17衆院選】


 立憲民主党は23日の役員会で、衆院選の北海道8区で無所属で当選した逢坂誠二氏を22日付で追加公認することを決めた。(2017/10/23-13:36)

5124チバQ:2017/10/23(月) 19:42:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102300416&amp;g=pol
投票率、53.68%=戦後2番目の低水準に-総務省発表【17衆院選】

 総務省は23日、第48回衆院選の小選挙区の投票率が53.68%だったと発表した。前回2014年の52.66%を1.02ポイント上回り、戦後2番目の低水準だった。

 台風接近に伴う悪天候に加え、選挙戦序盤から与党優位が伝えられたことで有権者の関心が高まらなかったことが原因とみられる。
 投票率が最も高いのは山形県の64.07%で、最も低いのは徳島県の46.47%。男女別では男性54.08%、女性53.31%だった。
 近年の衆院選投票率は、「郵政解散」が話題を呼んだ05年が67.51%、政権交代への関心が高まった09年が69.28%と高水準で推移した後、12年、14年と2回連続で戦後最低を更新していた。 (2017/10/23-12:22) 関連ニュース

5125チバQ:2017/10/23(月) 19:54:42
>>5073
伊藤俊輔@東京23区が比例復活してるか

5126名無しさん:2017/10/23(月) 19:54:45
>>5115

愛知12区開票率70%ですね、明日の新聞紙に選挙区の得票数掲載されるので今日中に開票確定してほしいものです

5127チバQ:2017/10/23(月) 20:41:05
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/805258/
院選「希望」大敗で終演した小池劇場を待ち受けるドツボ
2017年10月23日 17時00分

小池百合子氏

 衆院選で安倍政権打倒を掲げ、公示前には台風の目となった小池百合子東京都知事(65)率いる希望の党(公示前議席57)は235人を擁立したが、49人しか当選者が出ない惨敗を喫した(23日午前4時現在)。野党第1党にもなれず。戦犯となった小池代表は滞在先のフランス・パリで頭を下げたが“小池劇場”は終演し、政治生命すらも風前のともしびとなりそうだ。

「安倍政権の対立軸として、立憲民主党の方に受け皿を奪われた」とうなだれたのは小池氏側近の若狭勝氏(60)。小池氏の地盤を引き継いだ東京10区で、自民党はおろか立民の候補の後塵を拝し、比例復活もできずに“リセット”され、希望惨敗の象徴となった。

 小池氏は希望を立ち上げ、民進党を事実上解党させることで、同党を支援する労組・連合の組織と100億円以上と言われる党資金を奪い取る作戦は絶妙かに見えたが「排除」のワードが反感を買い、失速。挽回のチャンスとして残された小池氏自身の出馬もなく、周囲を失望させた。

 小池氏はこの日「出馬については当初からノーと言っていた」と繰り返したが、希望関係者は「小池氏は最後まで東京1区、もしくは東京比例ブロックから出馬の可能性を探っていたが、公示直前の情勢調査でお膝元の東京でほぼ全敗に近い数字が出て、選挙自体に“絶望”した」と話す。政権交代を掲げる党代表が不出馬では批判の逆風しか吹かなかった。

 選挙中、一部候補者が小池カラーである緑色のタスキを赤色に変えたり、希望の党名を口に出さないなど希望・小池隠しに走れば、公然と小池氏を批判し“疫病神”呼ばわりする者まで出た。

 分裂は不可避で「当選した候補者のほとんどは民進党出身者で、小池氏に近い議員は数えるほど。小池氏の求心力がゼロとなった今、半数近くは離党するとみられています」(永田町関係者)。

 また国替えを余儀なくされた新人候補者は「ハッキリ言って小池氏にだまされた。国替えするに当たって、比例上位で優遇すると言われたのにほごにされた。どうしてくれるのか」と吐き捨てた。党に“上納金”を支払いながらも公認を直前に取り消された者も。カネを巡ってのいざこざも既に起きており、訴訟ざたにもなりかねない。

 投開票日の前日、小池氏は台風が首都に迫る中、地球温暖化対策の会合出席のため、フランスへ旅立った。自民党の川松真一朗都議(36)はツイッターで「台風接近が分かっていながら小池知事のパリ出張強行は妥当か」と批判した。都政関係者は「もし出張をドタキャンしていれば、今度は選挙のためと批判されたでしょう。もう“小池”どころかドツボにはまっている」と話す。

 都議会では小池与党・都民ファーストの会が第1党だが、盤石ではなくなっている。衆院選の惨敗で、音喜多駿都議(34)らの離反に続く動きも出てくる。公明党との関係も既に亀裂が入っている。

 前出の希望関係者はこう嘆く。「2年後の参院選でまた国政とでも言いだせばプレ五輪の真っ最中で、『いい加減にしろ』とサジを投げられるだけ。小池氏や都民ファの都議のスキャンダル探しも始まっていて、熱狂から覚めた都民が署名を集め、リコールの住民投票になってもおかしくない。もはや知事職を1期務め上げられれば御の字でしょう」

 都知事選で小池氏は「ジャンヌ・ダルクになってくださいと言われる。ただ、あれは最後、火あぶりになる」と話していたが、その通りの現実が待ち受けることになりそうだ。(本紙取材班)

5128チバQ:2017/10/23(月) 20:41:46
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/805090/
このハゲ〜!」暴言だけじゃなかった豊田真由子離れの理由
2017年10月23日 16時40分

もみくちゃにされ事務所から引き揚げる豊田氏

 第48回衆院選は22日に投票、即日開票され、元秘書への暴言・暴行問題が付いて回る豊田真由子氏(43)は埼玉4区で2万1614票にとどまり、前回から約6万7000票も減らした。5候補の最下位で落選。新座市内の選挙事務所には約50人の報道陣が集まったが、埼玉県政記者クラブと、NHKのみが入室を認められ、他の報道陣は「狭い事務所でスペースがない」(秘書)との理由で屋外に追い出された。

 午後9時15分ごろ、グレーのスーツで現れた豊田氏は、報道陣にもみくちゃにされながら事務所内へ。入室者によると、10時47分に自民党新人の穂坂泰氏(43)の当確が出ると、「応援してくださった皆さま、支えてくれたスタッフ、ボランティアをはじめ、皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と泣き顔で敗北を宣言した。

 会見を終えて午後11時18分、秘書とボランティアに両脇を支えられながら事務所の外へ。外に閉め出された報道陣から再びもみくちゃに。「外で待っていたんだから話してください」「今後はどうするか」などと矢継ぎ早に声が飛んだが、無言でうつむいたまま。憔悴しきった顔で、なんとか軽自動車に乗り込んだ。

 6月、元秘書の男性に「この、ハゲ〜!」「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか」などと罵詈雑言を浴びせ、暴行したと週刊誌に報じられ、自民党に離党届を提出し、約3か月の入院生活を送った。病室で過ごしている間も、選挙区では「街宣車が騒ぎながら近所を走っていた」(近隣住民)という。「駅でおわびしているようだが、まずは騒音迷惑を謝罪しに来るべき。あんな常識のない人を応援する支援者はいない」(同)と支持が離れた。

 一方、東大、米ハーバード大大学院卒、厚労省という超エリートの経歴を持つ豊田氏には熱烈ファンがいたのも事実。豊田氏を「先生」と呼び、ビラ配りなどをしたボランティアを名乗る人物らは、この日もマスク姿で警備に当たった。

「僕らは(豊田)先生のファンみたいなもの。僕たちは、皆さんの目にはどのように映っているのでしょうか…?」と30代男性はポツリと話した。

5129チバQ:2017/10/23(月) 20:44:24
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/252281
自民福井2人「みそぎ」これから
稲田朋美氏、高木毅氏に支援団体

2017年10月23日 午前11時00分

稲田朋美氏(右)と高木毅氏 拡大する
稲田朋美氏(右)と高木毅氏


 自民、希望、共産の「3極」対決となった福井県内2小選挙区は、1区稲田朋美氏と2区高木毅氏の自民前職2人が勝利を収めた。だが、防衛相辞任騒動や週刊誌報道で逆風が吹き、さらに希望候補の戦略がつかみきれず、陣営から「手応えが感じられない」との声が聞かれた選挙戦だった。最後は、各地に張り巡らせた後援会や地方議員らを手足にローラー作戦を展開し、“保守王国”の組織力で切り抜けた。

    ×    ×    ×

 稲田氏は防衛相在任時、東京都議選の応援演説で失言する問題を起こし、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)日報隠蔽(いんぺい)問題を巡る責任を取って今夏に辞任した。高木氏は復興相を務めていた2015年、公選法が禁じる選挙区内での香典代支出問題が表面化。さらに週刊誌報道で野党の厳しい追及を受けた。

 さらに解散風が強まった9月中旬、山本拓県連会長が比例代表から2区へのくら替えを表明し、党員投票の実施で県内党員の結束が乱れた。公示直前には新党の希望が誕生し、劇場型の選挙手法に戦々恐々の雰囲気が漂った。
 「問題があると、逆に自民は組織が固まる」とベテラン県議。だが実際は違った。

 稲田氏は、遊説で辞任騒動のおわびに多くの時間を割いた。序盤は「長年応援してくれた人でさえ完全に冷めている」と、陣営幹部が頭を抱えるほど熱気がなかった。それでも粘り強くおわびを続け、徐々に理解を得ていった。

 中盤以降は政策の訴えにも重点を置いた。農村部では18年度に主食用米の「直接支払交付金」が廃止される問題への反発を取り除こうと、農業者の声を政策に反映させるよう取り組むと約束した。女性支援者には消費増税後の税収で子育て支援を充実させると力を込めた。福井市で20日夜に開いた総決起大会には約2千人(陣営発表)が参加し、陣営幹部は「ようやく熱気が戻った」。最終盤で組織力の強さを見せつけた。

 一方の高木氏。鯖江市出身の山本氏との対立が表面化したが、逆に嶺南の自民県議は「地元の衆院議員を失うわけにはいかない」と結束。各種世論調査で優勢が伝わった。

 だが、中盤から陣営に緩みが生じた。高木氏は引き締めを呼び掛けたものの、一部の地方議員には15日に告示された越前市長選の運動にシフトする動きもみられた。

 「週刊誌報道について一切触れることがなかったことも影響した」とみる陣営関係者もいる。原子力政策の明確化や北陸新幹線敦賀以西早期着工など選挙区が抱える課題解決に決意を訴え続けたが、「有権者の多くから週刊誌報道が心に引っ掛かるという声を聞いた。政策を語る前に、あの報道は事実ではないと面と向かって説明責任を果たすべきだった」とこぼした。

 山本氏のお膝元、丹南の個人演説会は空席が目立った。県連の党員投票で生じた選挙区内の分断が運動量の差に出た。希望候補の丹南を重視した戦術も読み切れなかった。結果は「予想以上に詰められた。勝てたのは自民の組織力と希望を支援する連合福井の力の差だけだった」(陣営関係者)。

 数字以上に厳しい戦いを強いられた2人に対し、自民を支援する業界団体幹部はくぎを刺す。「みそぎはまだ済んでいない。有権者に約束したことをどれだけ守れるか。できないなら、もう後はない」。真の意味で信頼を回復するには、国会で福井県民、国民のためにこれまで以上に力を発揮していくしかない。

5130チバQ:2017/10/23(月) 20:46:05
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/139993
無所属原口氏、底力 「決断」に支持広がる
佐賀1区
7:53
当選が確実となり、支援者と喜びを分かち合う原口一博さん(中央)=22日午後9時7分、佐賀市神野東の事務所(撮影・米倉義房) 拡大する
当選が確実となり、支援者と喜びを分かち合う原口一博さん(中央)=22日午後9時7分、佐賀市神野東の事務所(撮影・米倉義房)


 県内の「対自民」の象徴的存在は無所属になっても強かった。前職・原口一博さん(58)が比例復活のない背水の陣で挑んだ佐賀1区。前回、病に伏していた自分を国会に送ってくれた支援者への「恩返し選挙」として戦った。有言実行で初めて小選挙区で連勝を飾り、「草の根で支持を広げていただいた。その分、責任が重い。頑張ります」と活躍を誓った。

 選挙戦は終始、原口さんのペースで進んだ。解散当日の民進党から希望の党への合流。陣営も驚いた公示3日前の希望の公認辞退。「打倒安倍政権」の大義と「誰一人排除しない社会」という自らの政治理念を貫くための苦渋の決断だった。

 結果、共産は候補を取り下げ、自身が訴えてきた「国会を国民の手に取り返す」「命を守る」という旗印の下、自民候補と事実上の1対1の構図を作った。「将棋に例えるならこの時点で詰んでいた」(陣営幹部)。

 無所属になり、ポスターやビラの枚数を制限されたが、得意のネット選挙で対抗した。フォロワー(読者)数27万人を誇るSNS(会員制交流サイト)で演説をライブ中継した。

 有権者の反応は温かかった。「おとこ気をみせた」「希望は似合わん。応援しやすくなった」。県議時代から31年にわたり培ってきた草の根の「原口党」の士気は日に日に高まった。

 安倍1強が続く中、8期目への期待は大きい。「希望、立憲民主、無所属の三つに分かれた民進党の仲間と話し合い、首相候補を示して今度こそ政権交代可能な選択肢をつくる」と野党再編への意欲を示した。

5131チバQ:2017/10/23(月) 20:47:13
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/140019
唐津市選管が謝罪 大票田、対応追われ
荒天で離島の投票箱届かず
8:18
定期船の行く手を阻んだ台風による荒波。唐津市の離島・神集島から湊地区(右奥)を望む=22日午後1時半(唐津汽船提供) 拡大する
定期船の行く手を阻んだ台風による荒波。唐津市の離島・神集島から湊地区(右奥)を望む=22日午後1時半(唐津汽船提供)


 離島の投票箱の回収ができず、異例の翌日開票を決めた唐津市選挙管理委員会。衆院選佐賀2区で最大の有権者を抱えるだけに、県選管との協議や関係機関への対応に追われた。

 当日有権者数は10万2540人で、うち7島は計1424人(約1・4%)。投票者数は5万9349票(投票率57・93%)。公職選挙法に開票は「すべての投票箱の送致を受けた日またはその翌日」との規定があり、投票箱がそろわないことから翌日に延期した。23日に投票箱が市文化体育館に到着次第、午後2時をめどに開票に入る。

 唐津地区の沿岸海域には午前中から暴風と波浪の警報が出ていた。定期船を使った臨時便や海上タクシーで運搬する予定が、朝から定期便の欠航が相次いだ。民間船が難しい場合の備えだった唐津海上保安部や県を通じて要請した自衛隊も困難で、市選管は「ほかの手段がない」として午後1時ごろに延期を判断した。

 荒天を見越して市選管は20日に島の投票時間を午後4時までに2時間繰り上げていた。ただ、神集島と湊港を運航する唐津汽船の小松正徳社長は「20日午後には選管に『22日の出航は難しい。繰り上げ投票できないか』と伝えていた」と選管の判断に疑念を寄せる。

 離島の投票箱は投票事務に従事した各島4、5人の市職員が公民館などで管理し、市文化体育館に集まった投票箱も同様に厳重に保管する。市選管の白津健二事務局長は「天候や船舶の運航で情報収集していたが、結果的に1日繰り上げがよかったかもしれない。開票が遅れ、申し訳ない」と謝罪した。

5132チバQ:2017/10/23(月) 20:47:51
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/140383
サガテレビが「当確」打ち間違い
衆院選のインターネット速報
15:18

 STSサガテレビは衆院選開票インターネット速報で、22日午後8時から8分間、佐賀2区で自民党前職の古川康氏(59)を誤って小選挙区での「当選確実」と報じた。

 候補者氏名の前に、当選確実を示す赤文字の「当」をつけ表示した。同日夜、古川陣営から問い合わせがあり、謝罪した。テストデータの消し忘れが原因という。

5133チバQ:2017/10/23(月) 21:05:51
https://www.agrinews.co.jp/p42255.html
[2017衆院選] 西川元農相が落選 党農政トップ不在に
2017年10月23日
農政 2017衆院選

 22日投開票の衆院選栃木2区で、西川公也元農相(74、党農林・食料戦略調査会長)が落選した。西川氏は党内規の年齢制限で比例に重複立候補しておらず、議席を失うことが確定。無所属で立憲民主党などの推薦を受けた前職・福田昭夫氏(69)との一騎打ちに敗れた。自民党は農政のトップを失い、混乱は避けられない。

 今回の衆院選では、山本有二前農相、中川郁子元農水政務官、細田健一前農水政務官も選挙区で破れた。与党は大勝したものの、安倍農政に対する農村部での根強い不信感を裏付けた。

 西川氏は通算で衆院当選6回。党農林部会長やTPP対策委員長など農林関係の要職を歴任し、2014年9月には第2次安倍改造内閣で農相に就任した。現在は、党農政トップの農林・食料戦略調査会長やTPP・日EU(欧州連合)等経済協定対策本部長を務める。

 栃木2区は14年の前回衆院選でも、福田氏が現職農相だった西川氏に199票差で勝利しており、今回も全国屈指の激戦区となった。西川氏は“背水の陣”で臨み、自民党は安倍首相(同党総裁)や二階俊博幹事長、小泉進次郎前農林部会長らが応援に入るなど挙党体制で支援したが、及ばなかった。西川氏は今後について「後援会と相談して、自分でどういう道を行くか決めたい」と述べるにとどめた。

5134チバQ:2017/10/23(月) 21:18:03
>>5072山尾のところがあった
たぶん票差が少ないとこベスト10
新潟3 斎藤洋明 50票差で比例復活
埼玉12森田俊和 492票差で比例復活
北海道10 神谷裕 513票差で比例復活
静岡6 勝俣孝明 631票差で比例復活
愛知7 鈴木淳司 834票差で比例復活
山梨1 中谷真一 1131票差で比例復活
福島4 小熊慎司 1209票差で比例復活
大阪1 井上英孝 1242票差で比例復活
宮城2 鎌田さゆり 1316票差で落選
千葉1 田嶋要 1357票差で比例復活

5135チバQ:2017/10/24(火) 02:57:54
>>1042>>1402
若狭辞職による繰り上げ当選→空白区に国替え
→立憲の議席オーバーフローにより自民1議席増→最後の議席ゲット
なかなかの強運ですね

田畑毅 愛知2区 71.9%
or
青山周平 愛知12区 70.0%
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBR6F5VKBRUTIL051.html
最後の議席は自民・田畑毅氏の復活当選 衆院選確定
10月23日 21:10朝日新聞

 衆院選は23日夕、台風21号の影響で開票作業が遅れていた愛知県西尾市で開票が行われた結果、自民党の田畑毅氏(愛知2区)が復活当選を果たした。これにより、衆院選で争われた465議席が確定した。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBQ66MXKBQUTIL015.html
立憲の候補者足りず…自民に1議席「譲渡」 比例東海
10月23日 15:58朝日新聞

 比例区の東海ブロックで立憲民主党の比例名簿の候補が足りなくなり、本来獲得できた議席を自民党に譲る結果となった。

 比例区の議席は各党の得票数を1、2、3と順に整数で割り、商が大きい順に議席を割り振る「ドント式」で配分される。立憲は本来、東海ブロックで5議席を獲得するはずだったが、比例名簿に載っていた6人の候補のうち2人が小選挙区で当選したため、名簿に4人の名前しか残らなくなった。候補を追加することはできず、議席の権利を放棄して「譲渡」することになった。失った議席は次に商が大きかった、自民党の8議席目に割り当てられ、この結果、愛知2区で落選していた田畑毅氏が復活当選した。

 同じような「議席譲渡」は2005年、09年の衆院選でも起きている。

5136チバQ:2017/10/24(火) 02:59:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171024k0000m010146000c.html
<衆院選>「オール沖縄」全勝ならず 4区で自民が議席
10月23日 23:50毎日新聞

<衆院選>「オール沖縄」全勝ならず 4区で自民が議席
沖縄4区での敗北が確実となり、事務所で支援者へのあいさつに臨む仲里利信氏=沖縄県南風原町で2017年10月23日午後1時5分、津村豊和撮影
(毎日新聞)
 沖縄では3年前の前回衆院選に続き四つの小選挙区全てで、辺野古移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)知事を支える「オール沖縄」勢力と、移設を容認する自民が対決した。開票が遅れた沖縄4区で23日、無所属前職の仲里利信氏(80)が自民前職の西銘恒三郎氏(63)に敗れると、知事の求心力低下を危惧する声も漏れた。

 この日落選が決まった仲里氏は「米軍ヘリの炎上事故もあったが、(選挙区の)沖縄本島南部に風は吹かなかった」と選挙戦を振り返った。仲里氏は元自民党県議で、保守と革新が共闘する「オール沖縄」の保守重鎮だ。期間中に翁長知事も4区に最も足を運ぶなど精力的に支援したが、約6300票差を西銘氏につけられた。

 3勝1敗という結果について、翁長知事は記者団に「『オール沖縄』の思いが県民に届き、(全勝した前回衆院選の)3年前の流れは維持できた」と総括してみせた。だが、それでも1敗の衝撃は小さくない。

 関係者は「選挙結果を民意として政府に対抗してきた。それだけにこの1敗は痛い。知事の求心力にも影響するのでは」と懸念した。【佐藤敬一、川上珠実】

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5137チバQ:2017/10/24(火) 03:08:12
議席占有率
>>4802
2012年衆院選後
議席占有率
自民 294/480 61.25%
自公 325/480 67.71%

2014年衆院選後
議席占有率
自民 291/475 61.26%
自公 326/475 68.63%

2017年衆院選後 >>5114
自民 284/465 61.08%
自公 313/465 67.31%


なんのために選挙やったんだ!?ってレベルで変わってないですね。

5138チバQ:2017/10/24(火) 03:08:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710230097.html
【衆院選】維新、近畿で苦戦 「来秋住民投票」都構想に暗雲
10月23日 15:34産経新聞

【衆院選】維新、近畿で苦戦 「来秋住民投票」都構想に暗雲
「日本維新の会」の松井一郎代表=22日夜、大阪市北区(渡辺恭晃撮影)
(産経新聞)
 衆院選で公示前から議席を減らした日本維新の会。小池百合子東京都知事率いる希望の党との連携効果が生まれず、希望や立憲民主党という直前に誕生した新党の間に埋没した格好だ。本拠地の大阪でも比例第一党から転落し、来秋の住民投票を目指す看板政策「大阪都構想」の行方にも暗雲が垂れ込める。

 維新は大阪の比例代表で約93万5千票を獲得。国政初挑戦となった平成24年の前々回は約146万票、前回は約114万票でいずれも府内の比例第一党だった。

 だが、今回は初めて100万票を切る結果となり、第一党の座も僅差ながら約94万4千票の自民党に明け渡した。

 希望は約20万9千票を獲得。前回の維新の票が希望に流れた計算になる。近畿ブロックでは希望が3議席を得て、前回から3減の5にとどまった維新の議席を奪った形となった。

 候補者すみ分けで希望が候補者を擁立しなかった府内の選挙区でも、維新は3勝12敗と大きく負け越した。維新関係者からは「選挙区で希望との連携効果がなかったうえに、比例では票を食われてしまった」と恨み節が漏れた。

 維新は挙党態勢で臨んだ9月の堺市長選で、反都構想を訴える現職に敗れたばかり。都構想の制度設計を担う「法定協議会」などでの議論が本格化していく中、衆院選で結果を残し、大阪での勢力を保つ必要があった。

 現在、維新は法定協や大阪府市両議会で過半数を割り込んでおり、住民投票の実施には他会派の協力が不可欠な状況だ。本拠地で伸び悩んだことで、これまで歩調を合わせてきた公明党の態度の変化を懸念する声が維新内にはある。

 維新代表の松井一郎府知事は22日深夜の会見で、「都構想は総選挙とイコールではない。来年、住民投票ができれば2度目なので大阪市民は(制度の)中身を判断してくれると思う」と強調。だが、公明関係者は「空気感は変わるかもしれない。これから開票結果を詳しく分析する」と話した。

5139チバQ:2017/10/24(火) 03:11:33
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710230305.html
【衆院選】馬淵澄夫氏、浅尾慶一郎氏…落選“大物”候補が一夜明けてあいさつ回り 「今後について考えたい」
10月23日 21:24産経新聞

【衆院選】馬淵澄夫氏、浅尾慶一郎氏…落選“大物”候補が一夜明けてあいさつ回り 「今後について考えたい」
落選が決まった翌朝、奈良市の近鉄富雄駅前で支持者と握手を交わす馬淵澄夫氏=23日、奈良市(神田啓晴撮影)
(産経新聞)
 政界地図が激変する中で行われた衆院選。落選した大物候補らは23日、支持者らへのあいさつ回りなどに追われた。

 希望の党への逆風のあおりを受けたのは、民主党政権時代に国土交通相などを務めた希望前職の馬淵澄夫氏(57)だ。奈良1区で平成15年以来守り続けてきた議席を喪失。23日は早朝から奈良市の私鉄駅前に立ち、「申し訳ありませんでした」と何度も頭を下げた。

 神奈川4区の元みんなの党代表、浅尾慶一郎氏(53)も4期目の議席獲得はならなかった。衆院解散直前に自民党へ入党したものの、4区では自民前職が公認を得ており、比例復活のない無所属で出馬。保守分裂の混戦に加えて支持層が「リベラル結集」を掲げた立憲民主新人に流れた。

 23日夜に選挙報告会を開き、終了後、報道陣に「今後のことは、支持者らの反応もみながら考えていきたい」と述べるにとどめた。

5140チバQ:2017/10/24(火) 03:18:12
セクハラですね
https://news.goo.ne.jp/article/dailychushisportsgeinou/entertainment/dailychushisportsgeinou-20171023077.html
宮根誠司、進次郎氏に「結婚はどうします?」 緊張と緩和で笑い
10月23日 13:54デイリースポーツ 中国/四国スポーツ・芸能ニュース

宮根誠司、進次郎氏に「結婚はどうします?」 緊張と緩和で笑い
フリーアナウンサーの宮根誠司
(デイリースポーツ 中国/四国スポーツ・芸能ニュース)
 宮根誠司キャスターが22日、メーンキャスターを担当したフジテレビの選挙特番で、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長との中継の最後に、「結婚はどうします?」と切り出した。それまでは次に取り組む分野はなど、緊迫感のあるやり取りを反町理キャスターらとしていただけに、笑いの基本である“緊張と緩和”を絵に描いたようなやりとりに。思わず、進次郎氏も笑みを見せた。

 番組では「進次郎の野望」というタイトルもつけて、将来の総理大臣を目指しているのでは、という視点で密着取材を敢行した。数々の自民党候補を応援し、当選請負人と呼ばれている姿を追うことで、着実に党内で地固めを行っている様子を伝えた。

 「議席の数というよりも信頼回復の度合いがどこまでできたかということですね。その観点で言えば、議席の数ほど信頼回復ができたと思っていません」と今回の選挙を通じた課題を語った進次郎氏。反町キャスターから「次に取り組むテリトリーは」とぶつけられると、「自民党の筆頭副幹事長という立場ですけど、自民党を変えるために、幹事長室という、自民党の組織の中でも背骨にあたるところにいますから、ここから変えることができることはいくつもあるなと選挙の中でも結構、感じますね」と党務に力を注ぐことを示唆するなど、スタジオ内がうなる言葉もあった。

 ここで口を挟んだのが宮根キャスター。「中心として動いていかれるのは進次郎さんだと思うんですけど…」としばらくためた後で、「結婚はどうします?」と質問し、思わず進次郎氏も表情を崩して笑ってしまった。

 「宮根さんと、去年のフェリーの中でもその話しましたよね」と切り返された宮根氏は、「それまたプライベートでゆっくりしましょうか」とまとめていた。

5141チバQ:2017/10/24(火) 03:21:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102301518&amp;g=pol
小選挙区高得票落選・低得票当選の上位5人


【高得票落選者】
13万5948票 池田真紀 (立憲民主、北海道5区)
12万7329票 鈴木淳司 (自民、愛知7区)
12万 987票 船橋利実 (自民、北海道1区)
11万8961票 高木宏寿 (自民、北海道3区)
11万3851票 今津寛  (自民、北海道6区)
【低得票当選者(比例復活除く)】
 5万9488票 阿部俊子 (自民、岡山3区)
 6万 277票 本田太郎 (自民、京都5区)
 6万 605票 赤嶺政賢 (共産、沖縄1区)
 6万1450票 石川昭政 (自民、茨城5区)
 6万2516票 村上誠一郎(自民、愛媛2区)
(敬称略)(2017/10/23-23:03)

5142チバQ:2017/10/24(火) 03:22:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102301522&amp;g=pol
小選挙区、最少得票は6万票=最多得票は河野外相【17衆院選】


 衆院選の小選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは、無所属で出馬し当選後、自民党に追加公認された阿部俊子氏(岡山3区)の5万9488票だった。一方、立憲民主党の池田真紀氏(北海道5区)は、阿部氏の2倍を超える13万5948票を獲得しながら自民党候補に敗れた。池田氏は惜敗率95.3%で比例復活した。
自公313に到達=無所属当選が最多-衆院選、全議席確定

 小選挙区当選者の中で最多得票は、自民党の河野太郎外相(神奈川15区)の15万9647票。同党の小泉進次郎筆頭副幹事長(神奈川11区)が15万4761票で続いた。前回の2014年衆院選では、小泉氏が1位、河野氏が2位だった。
 比例復活の最小得票は、日本維新の会の森夏枝氏(京都3区)の1万6511票。惜敗率26.2%だったが、同党の比例代表近畿ブロックで単独1位に処遇されていたため復活当選した。

◇小選挙区高得票落選・低得票当選の上位5人
【高得票落選者】
13万5948票 池田真紀 (立憲民主、北海道5区)
12万7329票 鈴木淳司 (自民、愛知7区)
12万 987票 船橋利実 (自民、北海道1区)
11万8961票 高木宏寿 (自民、北海道3区)
11万3851票 今津寛  (自民、北海道6区)
【低得票当選者(比例復活除く)】
 5万9488票 阿部俊子 (自民、岡山3区)
 6万 277票 本田太郎 (自民、京都5区)
 6万 605票 赤嶺政賢 (共産、沖縄1区)
 6万1450票 石川昭政 (自民、茨城5区)
 6万2516票 村上誠一郎(自民、愛媛2区)
(敬称略)(2017/10/23-22:45)

5143チバQ:2017/10/24(火) 03:27:28
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230300-n1.html
2017.10.23 21:09
【衆院選】
山教組の電話作戦に敗れた自民候補が土下座を始めるが…「ほめてやってください」とコスタリカの女性候補が介抱 

 山梨1区は22日深夜、それまでの開票でリードしていた自民党前職、中谷真一氏(41)=公明推薦=を、地元の教職員組合などの支援を受ける無所属前職、中島克仁氏(50)が逆転した。開票開始から3時間足らずで、明暗が入れ替わった。

 中島氏は22日夜、甲斐市下今井の選挙事務所で開票を見守った。当初は劣勢が伝えられたが、中谷氏との差を徐々に詰め、午後11時45分すぎ、同氏に1千票余の僅差で競り勝った。

 前回に続く逆転劇。支援者の拍手と歓声に包まれ、「皆さんと一緒に自分らしく戦った。社会保障への不安の払拭がまず一番にやるべきこと。終始一貫、そのことを訴えたのが良かった」と振り返った。

 医師として診療所の院長を務める北杜市で中谷氏に5千票の差を付けるなど、自力を見せた。中島氏は今後の政党所属の有無について「各党が示す政策をしっかり判断して決めたい」と明言を避けた。

 今回は、希望の党公認を避け、無所属で選挙戦に臨んだ。同党の「憲法」「安保法制」などの“踏み絵”を避けた形で、前参院副議長の輿石東氏が「心を一つにした勝利」と振り返るように、連合山梨や山梨県教職員組合(山教組)などの支援につながった。

 逆転劇の背景には、今回も「三日選挙」といわれる山教組の電話作戦があったとみられる。



 「ただただ不徳の致すところ」「力不足です」。

 選挙区での敗退が固まった22日午後11時45分過ぎ、中谷氏は昭和町西条新田の選挙事務所で支援者らに深々と頭を下げた。

 支援者からは健闘をたたえる声も飛ぶ。同氏は「たくさんのご支援と票をいただいた。必ずこの地域をよくしていく力になると思っている。今後も一緒に日本、山梨を良くしていきたい」と敗戦の弁。

 その直後、膝を付いて土下座を始める中谷氏を、宮川典子選対本部長が抱き抱えて制止する一幕も。

 「『よくがんばった』とほめてやってください。前回私が獲得した以上の票を積み重ねてくれた。票を上乗せできなかったのは私の責任。責めはすべて私が受け止める。これからも中谷さんと力を合わせて山梨のために働きます」と涙声で訴えた

 中谷氏は甲府、南アルプス、甲斐市などで最多票を得るなど力を見せたが、無党派層にも支持を広げた中島氏を覆せなかった。

 選挙区と比例代表で交互に立候補する「コスタリカ方式」。今回は比例代表南関東ブロックで単独1位の宮川氏は、開票直後に当選を決めた。中谷氏も23日未明に復活当選が決まった。

5144とはずがたり:2017/10/24(火) 08:54:21
>>5103>>5136
もう80か。。
とはいえヘリ事故あるなか1区でも自民が取れた意味はデカいな。。

5145名無しさん:2017/10/24(火) 09:04:40
かなり保守派が残ってる印象

■希望の党 当選者と派閥
<前原グループ・凌雲会>…7人
泉健太**** 43歳 当選7回 京都3 民進党(前原G)
渡辺周**** 55歳 当選8回 静岡6 民進党(前原G)
小川淳也** 46歳 当選5回 比例四国 民進党(前原G)
田嶋要**** 56歳 当選6回 比例南関東 民進党(菅G・前原G)
山井和則** 55歳 当選7回 比例近畿 民進党(菅G・前原G)
大串博志** 52歳 当選5回 佐賀2区/比例九州 民進党(前原G・玄葉G)
斉木武志** 43歳 当選2回 比例北陸信越 民進党(野田G・前原G)

<細野グループ・自誓会>…6人
細野豪志** 46歳 当選7回 静岡5 民進党(細野G)
階猛****** 51歳 当選5回 岩手1 民進党(細野G)
笠浩史**** 52歳 当選6回 神奈川9 民進党(細野G)
柚木道義** 45歳 当選5回 比例中国 民進党(細野G)
津村啓介** 45歳 当選6回 比例中国 民進党(細野G)
後藤祐一** 48歳 当選4回 比例南関東 民進党(細野G)

<野田グループ・花斉会>…4人(3人+斉木武志)
小熊慎司** 49歳 当選3回 比例東北 民進党(野田G)
古本伸一郎 52歳 当選6回 愛知11 民進党(野田G・高木G)
奥野総一郎 53歳 当選4回 比例南関東 民進党(野田G・赤松G)

<江田グループ>…3人
井出庸生** 39歳 当選3回 長野3 民進党(江田G)
柿沢未途** 46歳 当選4回 比例東京 民進党(江田G)
牧義夫**** 59歳 当選6回 比例東海 民進党(江田G・松野G)

<長島グループ・国軸の会>…2人
長島昭久** 55歳 当選6回 東京21 民進党(長島G)
吉良州司** 59歳 当選5回 比例九州 民進党(長島G)

<樽床グループ・青山会>…2人
樽床伸二** 58歳 当選6回 比例近畿 民進党(樽床G)
本村賢太郎 47歳 当選3回 比例南関東 民進党(樽床G)

<その他>
大島敦**** 60歳 当選7回 埼玉6 民進党(大畠G)
岸本周平** 61歳 当選4回 和歌山1 民進党(玄葉G)
松原仁**** 61歳 当選7回 比例東京 民進党(高木G)
岡本充功** 46歳 当選5回 比例東海 民進党(菅G)
今井雅人** 55歳 当選4回 比例東海 民進党(松野G)

5146チバQ:2017/10/24(火) 10:48:58
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240027-n1.html
2017.10.24 07:52
【衆院選】
自民「魔の2回生」に明暗 党勢維持の中…落選15人 同士争い、比例で惜敗率競う
 数々の問題行動・発言が話題となった自民党のいわゆる「魔の2回生」は衆院選で明暗が分かれた。

 平成24年の衆院選で初当選し、前回26年に再選して今回に臨んだ自民党2回生は、参院議員経験者を除き96人だった。このうち15人の落選が決まり、3選したのは81人となった。初当選時に116人いた同期は2回の衆院選を経て約7割に減ったことになる。

 自民党は今回、ほぼ現状維持の結果だったが、「3回生」の地力は落ちている。「魔の2回生」96人のうち24年の選挙区当選は69人、26年は57人で、今回は56人とさらに下がった。

 「魔の2回生」同士の激しい争いも繰り広げられた。自民党が5議席を獲得した比例北陸信越では、名簿単独1位のベテラン、山本拓氏を除き、残り4枠を選挙区で落選した「魔の2回生」7人がそれぞれの惜敗率の高低で奪い合う構図となった。

 その結果、被災地視察で役人におんぶされ、その後「長靴業界はだいぶもうかった」発言で内閣府政務官を辞任した務台俊介氏(長野2区)らが滑り込み、自身の妊娠中に不倫が発覚して衆院議員を辞職した宮崎謙介氏の妻、金子恵美氏(新潟4区)らが辛酸をなめた。

 路上でのキスが週刊誌に報じられた中川郁子氏(北海道11区)は落選した一方、相手の門博文氏(和歌山1区)は3回連続で比例近畿で比例復活当選を果たした。「巫女(みこ)さんのくせに」発言や、がん患者について「働かなくていい」と述べた大西英男氏は東京16区で3回連続の当選を果たした。

 保守分裂で無所属として戦った2回生も明暗が分かれた。山梨2区の堀内詔子氏は無所属の長崎幸太郎氏に初めて勝利し、追加公認された。埼玉11区の今野智博氏は無所属の小泉龍司氏に3連敗し、比例との重複もなかったため落選した。

 元自民党では、秘書への暴行や「ハゲー」などの暴言で離党し、無所属で臨んだ豊田真由子氏は5人が出馬した埼玉4区で最下位だった。金銭トラブルで離党した武藤貴也氏、不倫や重婚・ストーカー疑惑で離党した中川俊直氏はいずれも出馬を断念したが、それぞれの地元の滋賀4区、広島4区で自民党公認候補が当選。再起を期すという両氏には厳しい結果となった。

 今回当選した81人が「魔の3回生」と呼ばれるかは、今後の活動次第となる。

5147チバQ:2017/10/24(火) 10:49:37
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240046-n1.html
2017.10.24 09:16
【衆院選】
「元民進」105人当選 分裂前上回る 勝率は立憲民主70%超、希望35%
 衆院選では、事実上解党した民進党の出身候補者が希望の党、立憲民主党、無所属の3つに分裂し、選挙戦に臨んだ。民進党出身者計215人のうち5割近い105人が当選を決めた。民進党の前衆院議員は9月の代表選時点で90人台にとどまっていたため、結果的に「元民進党」は伸長したことになった。

 民進に所属していた前職、衆院解散時に党の公認候補予想者だった元職、新人を民進出身候補者と分類すると、当選者は希望の党が最多の45人で、立憲民主党40人、無所属20人となった。

 希望の党からは最も多い126人が出馬したが、馬淵澄夫元国土交通相(奈良1区)や松野頼久元官房副長官(熊本1区)らが落選し、勝率は35%にとどまった。一方、野党第一党に躍進した立憲民主党は、民進党出身者の勝率も70%を超え、明暗が分かれた。

 立憲民主党は、民進党の前原誠司代表が決断した希望の党との合流をめぐり、希望の小池百合子代表(東京都知事)の「排除の論理」に反発して枝野幸男氏が設立。民進党出身者57人が立候補し、海江田万里元経済産業相(東京1区)や菅直人元首相(東京18区)らが当選した。

 希望、立憲民主両党のいずれにも参加せずに無所属で出馬した民進党出身者は32人。野田佳彦前首相(千葉4区)、民進党元代表の岡田克也氏(三重3区)、安住淳元財務相(宮城5区)らベテランが多く、勝率は62%だった。

5148とはずがたり:2017/10/24(火) 10:56:56
>>5147
広義の民進ブロックが公明や維新や共産から議席奪っただけっすね。自民からもう20ぐらい奪えよなあ。。・゚・(ノД`)・゚・。

5149チバQ:2017/10/24(火) 11:37:05
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240036-n1.html
2017.10.24 08:49
【衆院選】
明暗分けた引退議員の後継者

 引退議員の後継候補は明暗が分かれた。自民党系は世襲が多く、高村正彦副総裁の長男、正大(まさひろ)氏(山口1区)や金子一義元国土交通相の長男、俊平氏(岐阜4区)が当選し、保岡興治元法相の長男、宏武氏(鹿児島1区)と平沼赳夫元経済産業相の次男、正二郎氏(岡山3区)は苦杯をなめ、重複立候補でないため比例代表での復活もならなかった。

 世襲以外では、谷垣禎一前幹事長の後継、本田太郎氏(京都5区)や、丹羽雄哉元厚相の地盤を受け継いだ国光文乃氏(茨城6区)が初当選を果たした。

 民進党系では、横路孝弘元衆院議長の元秘書、道下大樹(だいき)氏(北海道1区)が立憲民主党で、高木義明元文部科学相の後継である西岡秀子氏(長崎1区)が希望の党で、それぞれ初当選。大畠章宏元国土交通相の後を受けた希望の浅野哲氏(茨城5区)は比例復活した。

 川端達夫前衆院副議長が後継指名した元滋賀県知事の嘉田由紀子氏(滋賀1区)は、無所属で立候補し落選した。

5150名無しさん:2017/10/24(火) 11:37:28
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240034-n1.html
2017.10.24 08:48
【衆院選】
比例復活、課題浮き彫り 12万票で落選⇔1.6万票で当選


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 今回の衆院選でも、選挙区で12万近く得票した与党の前職候補が落選した一方、1万6千票余りだった野党の新人候補が当選する現象が起きた。選挙区で落選しても重複立候補した比例代表で復活当選できる「小選挙区比例代表並立制」の課題が改めて浮き彫りになったといえる。

 北海道3区で立候補した自民党前職、高木宏寿氏は11万8961票を得たが、立憲民主党前職の荒井聡氏に敗退。重複立候補した比例代表北海道ブロックでの復活当選も、党最下位で当選した元職と惜敗率3・01の差でかなわなかった。

 一方、京都3区から立候補した日本維新の会新人の森夏枝氏は1万6511票しか獲得できず落選。しかし、比例近畿ブロックで名簿1位に登載されたことから初当選を果たした。

 前回の衆院選で立候補者全員が当選した沖縄では、4区で自民党前職の西銘恒三郎氏が勝利し、無所属前職の仲里利信氏らは落選。無所属候補には比例復活の道はないため、候補者全員の当選とはならなかった。

5151チバQ:2017/10/24(火) 11:38:26
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240062-n1.html
2017.10.24 11:28
【衆院選】
栃木2区で落選の西川公也元農水相「次期衆院選は後援会のみなさんと相談して決めたい」今後の明言避ける

 自民党圧勝の中、栃木2区で落選した元農林水産相の自民前職、西川公也氏(74)は23日、あいさつ回りをして、支持者に敗戦をわびた。

 現職閣僚として臨んだ前回は199票差で敗戦、比例復活で議席を維持したが今回は党内規の「73歳定年制」で比例代表に重複立候補せず、無所属前職、福田昭夫氏(69)との一騎打ちで涙をのんだ。

 「自公対野党統一の構図で審判される形になり、不利だった。残念ながら自公は及ばなかった。悔いはない」と淡々と述べ、次期衆院選に向けては「後援会のみなさんと相談して決めたい」と明言を避けた。

 西川氏は農水族の大物議員として環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意や農協改革に尽力する一方、平成27年2月には政治資金問題で農水相を辞任するなど批判されることも多く、無党派層への支持が浸透しなかった。

5152チバQ:2017/10/24(火) 12:31:00
>>5149
そうか
保岡ジュニアは重複辞退してるから、完全落選なのか

5153とはずがたり:2017/10/24(火) 16:08:13
民進・維新連携論者だった俺だが足立は積極的に潰していきたい。上げ潮の立憲から優秀で機動力もある若手の擁立を期待。今回の10・11区的な三つ巴を先ずはリベラルな北摂から拡げていきたい。対象選挙区は7・8・9・10だ。

https://twitter.com/haradaryo_net/status/922294323202236417
原田りょう【大阪府議会議員】←自民党公認
@haradaryo_net
背水の陣で戦う足立候補をすごいと思っていたが、実際は議員の身分にしがみつく典型的な政治屋だった。
足立候補は選挙の演説会や公開討論会など至る所で「小選挙区で落選したら引退。だから一票入れて」と散々宣伝してたが、結局嘘をついて票を集めていただけ。きっぱり政界引退した橋下さんと大違い。

https://twitter.com/adachiyasushi/status/922262251729334273
足立康史?認証済みアカウント
@adachiyasushi
フォローする @adachiyasushiをフォローします
その他
私は、公示日に前後して「連続落選なら比例枠を返上する」「相手陣営と正々堂々と戦った上でなら二言なし」「背水の陣で戦い抜く」とツイートしましたが、大阪9区以外の皆様からも比例票を通じて「足立支持」の票を多数いただいたことを知り、そうした有権者のお気持ちに応えていく決意を固めました。
17:43 - 2017年10月22日

5154チバQ:2017/10/24(火) 18:30:56
>>5143の続き
     ◇

 ◇2区、堀内氏、公認通らず結束 長崎氏、立民候補に労組票

 公認を得られず無所属で出馬。負ければ比例復活なし。厳しい選挙を勝ち抜いた堀内詔子氏は、全身で喜びをアピールした。

 22日午後11時すぎ、富士吉田市中曽根の選対事務所では、当選確実の一報に約300人の支援者らから大きな歓声と拍手がわき起こった。

 堀内氏は「皆様方、お一人お一人の力で勝利でき、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。「大変なプレッシャーの中での戦いだった」と振り返る堀内氏。

 壇上には平成17年の郵政選挙で刺客の長崎幸太郎氏と戦った義父・光雄氏の遺影も。12年間に及ぶ因縁の戦い。堀内氏は3度目の直接対決で初勝利した。「天国の父に報告したい」と感慨深げに語った。

 勝因を「今まで十分でなかった後援会組織を一から作り直していただいた」と分析。選挙戦では自前の組織をフル回転させ、きめ細かく集会などを行った。

 さらに、「県連の公認申請が通らず、県議の皆さまに『それならおれたちが頑張って当選させる』と結束力が高まったことが大きかった」とも。ピンチをチャンスに変えて勝ち抜いた達成感を満喫していた。

 一方、同市松山の選対事務所で落選を知った長崎氏は、落ち込んだ表情で「結果はすべて私の責任。おわび申し上げます」と支援者にわびた。「まだ先があるよ」。励ましの声を背に、会場を後にした。

 長崎氏は公示直前、自民への復党を果たしたが、前回に旧民主党が候補者を出さず、“非自民”だった長崎氏に流れたとされる労組票が、今回期待できなくなった。

 さらに新人の小林弘幸氏が立憲民主党から立候補したことが「大きかった」と陣営幹部は振り返る。労組票に加え、地盤が重なる大月の票も一部が流れた可能性があるという。

 選挙戦では一貫して堀内氏と一族の企業グループとの関係を批判してきたが、敗戦後は「有権者の判断を天の声と受け止める」と静かに語った。

 「山梨に骨を埋める」と繰り返してきた長崎氏。周辺は「逃げ出すことはないだろう」と次なる一手を注目する。

5155チバQ:2017/10/24(火) 18:31:34
http://www.asahi.com/articles/ASKBS24F0KBRUJHB009.html
「裏方」の自民県連事務局長、比例当選「とにかく驚き」
2017年10月24日06時51分

 小選挙区での自民の大勝は、思わぬ当選者まで生み出した。比例北関東ブロックに単独で立候補していた茨城県連事務局長の神田裕氏は、名簿順位は下から3番目だったが小選挙区で堅調に議席を伸ばしたことで、同ブロックで自民の最終議席に滑り込んだ。

注目の当落情報はこちら
特集:2017衆院選
 神田氏は23日、梶山弘志県連会長とともに県庁に大井川和彦知事を訪問、当選のあいさつをした。県議会の自民会派の控室に顔を出すと、ベテラン県議らから「神田代議士」「神田先生」などと声を掛けられ、照れた表情を見せた。

 自民の比例名簿の下位は各県の事務局長が並ぶことが多く、「穴埋め」の意味合いが強い。神田氏は小選挙区当選者の対応のため水戸市の県連事務所にいた23日未明、テレビで当選を知った。報道陣に感想を求められると「とにかく驚いたのは確か」と繰り返した。

 選挙期間中は開会中の県議会の対応のため、事務所と会派控室を行き来する毎日。候補者の立候補手続きや党のビラの手配などの手伝いはしたが、自身がマイクを持つこともなく、「これ(裏方)が私の選挙活動」と話していた。

5156チバQ:2017/10/24(火) 19:21:17
http://www.sankei.com/west/news/171024/wst1710240012-n1.html
2017.10.24 07:50
【衆院選】
希望にフラれた上、小池氏秘書立てられ立憲民主へ…桜井氏、比例復活当選 「信念貫くことの重要性を学んだ」 兵庫

 6区に立候補していた立憲民主新人の桜井周氏(47)は選挙区で敗れたものの、比例代表で復活当選した。23日午前0時過ぎに「当選確実」が報じられると、伊丹市の事務所に残っていた支援者らは歓喜に包まれた。桜井氏は「信念を貫くことの重要性を学んだ。今後、信頼できる政治をつくっていきたい」と述べ、満面の笑みで万歳三唱した。

 民進公認での出馬準備を進めていた桜井氏は当初、希望の党からの立候補を模索したが、希望が小池百合子代表の元秘書を擁立したため県内唯一の立憲民主候補として出馬した。選挙戦では地元の民進系議員の多くが桜井氏への支援を継続。立憲民主の枝野幸男代表が選挙区入りするなど無党派層の支持も集めた。

5157チバQ:2017/10/24(火) 19:22:49
http://www.sankei.com/west/news/171024/wst1710240022-n1.html
2017.10.24 10:17
【衆院選】
比例復活の佐藤ゆかり氏、自公票の一部が平野氏に?「しがらみのない政治作るのは地域の課題」
 22日に投開票された衆院選で、大阪府内では13人が比例で復活当選した。

 大阪11区(枚方市など)の自民前職の佐藤ゆかり氏(56)は、3選が決まると同市内の選挙事務所で支援者らにあいさつ。「引き続き保守の受け皿になりたい」と語った。

 自公政権による政治の安定を訴え、自公支持層を中心に票を集めたが、共産が候補者を無所属の平野博文氏(68)に一本化した影響もあり、選挙区で敗戦。佐藤氏は「厳しい選挙だったが、自民党の地元支部は一致団結できた」と強調。一方で、過去のしがらみから自公票の一部が平野氏側に流れたと分析し、「しがらみのない政治を作るのは地域の課題」と力を込めた。

 大阪16区(堺市堺区など)の立民元職、森山浩行氏(46)は23日、「現政権に対するインパクトを示すためにも、選挙区で勝ちたかった」としつつも、「議論を重ね、国民のみなさんに恥ずかしくない国会を作っていきたい」と意気込みを語った。

 野党第一党となった立憲民主党の躍進に、「民主党のときは政策の中身を見てくれなかったが、今回は有権者が違った気がする」と分析。「国会で議論を重ねて、国民に見えやすい選択肢を示していきたい」と抱負を述べた。

  ◇

 大阪17区(同市中区など)の自民前職、岡下昌平氏(42)は、支援者を前に、「この悔しさをバネに次に向かって頑張ります」とあいさつ。選挙戦では、9月の堺市長選で、日本維新の会の母体である「大阪維新の会」の公認候補を破った竹山修身氏も応援に駆けつけたが、維新前職の馬場伸幸氏(52)に及ばず、「私の不徳の致すところ」と頭を下げた。「それでも頑張れという声もいただいたと思う。愚直にしっかりと活動させていただきます」と力を込めた。

5158チバQ:2017/10/24(火) 19:24:41
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240065-n1.html
2017.10.24 11:49
【衆院選】
「希望の党の党首になるぐらいの気持ちで頑張る」静岡6区 631票差で渡辺周氏が勝利
 過去2回の衆院選と同じ前職同士の対決となった静岡6区は、民進党から希望の党に合流した渡辺周氏が自民党の勝俣孝明氏を631票差で振り切り、8回目の当選を果たした。

 同区は小選挙区制導入以来、21年間にわたって渡辺氏が議席を守ってきた民主党(現民進党)の牙城。

 平成24年の前々回衆院選は約1万2千票差、26年の前回衆院選は約1万1千票差でいずれも渡辺氏が勝俣氏に勝利し、勝俣氏は重複立候補した比例代表東海ブロックで議席を獲得している。

 当選確実の一報を受け、22日午後11時40分過ぎに沼津市内の選挙事務所に姿を現した渡辺氏は支援者を前に「99%の開票率でも当確が出ず正直生きた心地がしなかった」とあいさつ。その後、報道陣の取材にも応じ「希望の党を東京目線の『排除の論理』の政党ではなく、温かみのある政党にするために、私が党首になるぐらいの気持ちで頑張っていきたい」と述べた。

 一方、渡辺氏に敗れ、比例復活での当選となった勝俣氏も同時刻に沼津市内の選挙事務所で「選挙は結果が全て。本当に悔しいが、皆さんのおかげでここまで差を縮めることができた」と集まった支援者らに頭を下げた。

5159チバQ:2017/10/24(火) 19:25:04
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240063-n1.html
2017.10.24 11:32
【衆院選】
千葉1区「憲法改悪なら離党も辞さない」とアピールの希望前職の田嶋要氏 比例復活も複雑
 千葉1区で出馬した希望前職、田嶋要氏の選挙事務所では23日午前0時すぎ、「比例復活」の一報が集まった支持者らに伝えられた。田嶋氏は約30分後に姿を現し、「厳しい選挙戦だったが、何とか引き続き6期目の仕事をさせていただけることになった」とあいさつ。選挙区では自民前職、門山宏哲氏に議席を譲り、万歳はなかった。

 民進県連代表から希望に合流。支持者の中から反発の声も上がった。「『選挙に有利だから希望から出た』と誤解された部分があり残念。安保も憲法も、民進時代と主張を変えないのは当然だが、そう思っていただけなかった。説得力不足だった」と複雑な心境を明かした。

 選挙戦で「憲法改悪など、小池百合子代表の党運営次第では離党も辞さない」とアピールしたことについては、「そこまで言わないと分かってもらえない有権者が相当いた。自分の政治姿勢は変わらないという言葉だけでは、思いの強さが十分に伝わらないと思いそう訴えた」と話した。

5160チバQ:2017/10/24(火) 19:26:47
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240094-n1.html
2017.10.24 18:12
【衆院選】
希望合流3人惨敗…「突き放すつもりはないが、復党はない」 民進青森県連代表「連携は密に」
 衆院選で民進党から希望の党に移った青森1〜3区の3人が惨敗したことを受け、民進党青森県連の田名部定男代表は24日、記者会見し、「3人と連携を密にしていきたい」としながらも、離党したことによる処遇の難しさをにじませた。県連は来月初めにも常任幹事会を開き、今後の対応を協議する方針だ。

 会見で田名部氏は、惨敗の要因として、希望の小池百合子代表が民進党出身者を選別した排除の論理や政策をめぐる“踏み絵”などによって、野党共闘が頓挫したことを挙げた。

 その上で、1区の升田世喜男氏、2区の工藤武司氏、3区の山内崇氏から近く意向を確認する考えを示しながら、「3人を突き放すつもりはないが、党が違うので距離感は難しい。復党はないと思う」と語った。

 田名部代表は今後の統一地方選、参院選に向け「与党に対抗するため、これから野党がどのように結集していくのかが課題」と述べ民進、希望両党本部の選挙総括と対応策を見守る姿勢を示した。

5161チバQ:2017/10/24(火) 19:27:24
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240091-n1.html
2017.10.24 17:35
【衆院選】
自民、1選挙区奪還で「オール沖縄」に風穴 「辺野古反対=県民の総意」崩す 来秋知事選へ戦略立て直しも急務
 平成26年前回衆院選の沖縄4選挙区で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げる「オール沖縄」に全敗を喫した自民党は今回、4区の前職、西銘恒三郎氏が接戦を制し選挙区の議席を奪還した。前回衆院選直前に翁長雄志知事を誕生させた「オール沖縄」勢力は国政選挙で初めて敗北し、「辺野古反対は県民の総意」と主張してきた同勢力の牙城に風穴が開いた。

 「全勝」を狙った「オール沖縄」勢力と翁長知事にとっては今年の県内3市長選と那覇市議選に続く「重い1敗」となった。そもそも3年前の知事選と衆院選当時の勢いに陰りが見え始めていただけに、その退潮ぶりをより印象づけた。公示翌日に起きた米軍ヘリコプター炎上事故の影響も限定的だったようだ。

 翁長知事は23日、「勝敗は3対1で、流れは維持できている」と述べ、辺野古移設反対の民意が示されたとの認識を強調したが、その牽強付会の言葉が焦りをにじませた。共産党が全国で唯一議席を守った1区も「非共産」候補の得票合計が前回同様上回り、「オール沖縄」勢力は事実上2敗したのだ。

 辺野古移設をめぐっては、埋め立て承認を取り消した翁長知事の処分に関する訴訟で沖縄県側が敗訴した。県は工事差し止めを求める訴訟を改めて起こし、政府と争っている。

 安倍晋三政権は今回の衆院選での「沖縄の民意の変化」を背に移設工事を加速させる方針。対する翁長知事は、埋め立て承認の「撤回」などのカードで阻止行動を続ける構えだが、その不毛な時間稼ぎと公費投入が、辺野古移設の円滑な進行への障害になることは言うまでもない。

 ゆえに自民党にとって不可欠なのは、約1年後に迫る知事選で、斜陽の「オール沖縄」勢力から県政奪還を果たすことだ。しかし課題も多い。

 今回の衆院選について自民党県連幹部は「本来なら選挙区で2勝し、オール沖縄にトドメを刺せたはずだが、1区を取りこぼしたのが大きな反省材料だ」と打ち明ける。

 その一つが党内の“分裂”だ。菅義偉官房長官が「必勝」を命じた1区では国場幸之助氏が前回同様、比例で復活当選したが、党関係者によると、大票田の那覇市内の自民党票の一部を別の選挙区の党候補が“裏取引”で日本維新の会の下地幹郎氏=比例復活当選=に流したという。

 自民党県連幹部は「今回の衆院選は党内にしこりを残した。無党派層対策も十分でない。比例で県内3位に入った立憲民主党の動向も注視する必要がある。知事選に向けて態勢と戦略の立て直しが待ったなしだ」と語った。(高木桂一)

5162チバQ:2017/10/24(火) 20:18:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171025k0000m010074000c.html
<衆院選>なぜ炎上しているのか 山尾氏辛勝と無効票1万超
19:45毎日新聞

<衆院選>なぜ炎上しているのか 山尾氏辛勝と無効票1万超
当選確実となり、笑顔の山尾氏=愛知県長久手市で23日午前0時55分、木葉健二撮影
(毎日新聞)
 ◇愛知県選管に抗議殺到 「オッサン社会のいやらしさ」指摘も

 愛知県選挙管理委員会に23日早朝から抗議や問い合わせが殺到し、24日夕も電話が鳴りやまない異常事態となっている。無所属の山尾志桜里氏が自民党候補に辛勝した衆院選愛知7区の開票結果を巡り「1万票を超える無効票は異常」「陰謀では」「警察に通報した」とネット上で炎上しているのだ。「当選は不正」と見出しで断じるウェブメディアも現れた。騒動の背景に何があるのか。【小国綾子】

 山尾氏は自民党の鈴木淳司氏(比例復活)に834票の小差で勝利。無効票は1万1291票だった。愛知県選管は23日午前1時半ごろ、確定結果を公表した。疑問の声は直後に出始め、確認できた範囲では午前1時56分、ネット掲示板に上がった。ツイッターなどでも同2時ごろから「怪しい」「対立候補の有効票を不当に無効化したのでは」など再集計を求める意見が次々に登場。「開票作業のバイト、国籍条項ないんでしょ?」と無関係な外国人差別をあおる内容もあった。

 愛知県選管には午前6時ごろから真偽の確認や「やり直せ!」という抗議の電話が殺到。24日も続く。選管は「各陣営の立会人の監視の下で開票した。不正はありえない」としている。

 そもそも、無効票は「異常に多かった」と言えるのか。愛知7区の投票総数に無効票が占める率は4.42%で、前回2014年衆院選小選挙区の全国平均3.29%より高い(今回の全国平均は集計中)。だが、今回の小選挙区選挙で東京12区は9.71%。東京14、16、17区も5%を超えた。14年衆院選の大阪3区では、実に15.25%が無効票だった。小選挙区で支持する候補がいないと白紙投票が増える傾向にあるとされる。総務省選挙部によると14年衆院選で小選挙区選挙の無効票は全国で約180万票あり、その半分強の約100万票が白紙だった。

 なぜ炎上しているのか。「全日本おばちゃん党」を主宰する大阪国際大准教授の谷口真由美さん(国際人権法)は二つの理由を挙げる。「最近、右派や左派に限らず不正選挙と騒ぎがちです。自分と似た考えの意見ばかり目に入るソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)時代。自分に見える世界がすべてと思い込み、『あんなに嫌われてる候補が当選するのは不正に違いない』と短絡的に考える人が増えました」

 さらに、ほかならぬ山尾氏だったことが炎上理由とみる。「安倍晋三首相と真っ向から対決した、しかも女性。不倫疑惑報道もあった。でもそれは本来、他人には関係ない。議員は公務の中身で評価すべきで、男性なら同じ激しさでたたかれないはず。男と対等にやり合う女を引きずり降ろしたい『オッサン社会』のいやらしさが垣間見えます」

5163チバQ:2017/10/24(火) 20:19:03
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/806242/
【衆院選の舞台裏】山尾志桜里氏の“無涙”の演技力とツラの皮の厚さはある意味、化け物
2017年10月24日 17時00分

800票差で勝ち、ミソギを済ませた山尾氏

 公示直前に希望の党と立憲民主党が結党されるドタバタとなった衆院選は、フタを開けてみれば自民党の圧勝劇に終わった。お騒がせ候補者らが明暗を分けた総選挙の舞台裏を本紙取材班が振り返った。

 デスク:結局、総選挙が盛り上がったのは公示前と投開票日だけだったなあ。どっちらけの原因はなんといっても小池百合子都知事(65)だ。出馬もしなかったから希望の候補者に「ペテン師」呼ばわりまでされてたな。

 中堅記者A:公示前後の情勢調査で希望が振るわないと判明し、小池氏はあからさまにヤル気をなくしていました。池袋での最終演説も時間が残っていたのに雨に濡れるのを気にしたのか、さっさと切り上げてしまった。

 ベテラン記者B:投開票日の選挙特番で、日テレ系「ZERO」が「小池都知事に期待するか?」のアンケート結果を表示する際、タイミングよく「ゼロ〜」の番組サウンドが入り込んでしまった。開票センターに詰めていた小池番記者は「意図的だろ」と笑っていたが、これが小池人気が絶頂の都議選の時だったら、番組プロデューサーの首が飛んでいたでしょうね。

 若手記者C:小池氏側近の若狭勝氏(60)も痛々しかったです。小池氏から「しゃべりすぎ」「ヒゲ面で人相が悪い」とダメ出しされて、自慢のヒゲも剃りあげたのに落選ですからね。「リセットされた私」の衆院選回顧録を出すんじゃないかとささやかれていますね。

 デスク:驚いたのは不倫疑惑があった山尾志桜里氏(43)の当選だな。12万8163票で、相手の鈴木淳司氏(59)が12万7329票。わずか834票差とはいえ、勝ちは勝ち。無効票が1万1291票というのは、他の選挙区の倍レベル。やゆするネーミングを書いたりのイタズラ投票が多かったんだろう? まじめに投票していれば、結果が違ったかもな。

 A:でも、やはりアニーで主役を張っていただけありますよ。支援者に泣いているように見せながら涙は全く流していない。報道陣から不倫疑惑を問われれば、途端に仏頂面ですからね。またネットを駆使し、インスタグラムや動画を配信するユーチューバーにもなって、“デキる女”を演じていた。あの演技力とツラの皮の厚さはある意味、化け物。安倍首相はまた手を焼くことになりますよ。

 デスク:もう一人のお騒がせの「このハゲーーッ!」の豊田真由子氏(43)は当選するハズもないのによく出馬したよな。

 B:情報番組や某スポーツ紙はわざと“ハゲ”の記者を派遣し、豊田氏の反応をうかがうなど悪ノリし過ぎだよ。

 C:そのせいですかね。投開票日は県政記者クラブの加盟社だけが取材を許されて、民放各局やスポーツ紙、週刊誌は事務所にも入れませんでした。「(取材可の)リストをつくりました」とドヤ顔で“排除”を通告してきたのは、豊田氏の秘書を辞職したハズの松森俊逸青森県板柳町議(61)です。

 デスク:それで報道陣は雨の中を外で待たされ、帰り際の豊田氏はもみくちゃとなっていたのか。あの混乱の中で、松森氏は大丈夫だったのか?

 C:それが危機を察したのか、姿がありませんでした。裏口から出て行ったようで、逃げられてしまいました。

 A:あと全くメディアに取り上げられませんでしたが、元フジテレビアナの長谷川豊氏(42)が千葉1区から維新で出馬したものの有効投票総数の10%に満たない得票で、300万円の供託金没収となります。昨年9月の舌禍騒動で番組降板後、再起を期しての衆院選でしたが、本人いわく「手も足も出なかった」と。それでもめげることなく、「議員を志す」と政治活動は続行するようです。

 デスク:豊田氏もあきらめきれていないようだし、2年後の参院選はにぎやかになりそうだな。

5164チバQ:2017/10/24(火) 20:19:42
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/10/24/0010671258.shtml
当選の山尾志桜里氏に“文春砲”直撃 支持者らが記者を一斉砲撃

 当選が決まり、笑顔の山尾志桜里氏=愛知県長久手市 1枚
拡大
 今年9月に男性弁護士との不倫疑惑を報じられ、民進党を離党、無所属で愛知7区から出馬した山尾志桜里氏(43)は自民党の鈴木淳司氏(59)との一騎打ちにわずか834票差で勝利し、当選した。
 当確後の記者会見には、窮地に陥った原因を招いた週刊文春の記者も訪れた。山尾氏に結婚指輪を外していることを質問。一瞬顔を引きつらせた山尾氏だったが「答える必要がないと思います」と“文春砲”を一蹴した。支援者は「そんなこと聞く意味あるのか」と文春記者にブーイングで一斉砲撃。山尾氏が「みなさん、親切にね」と諭す場面もあった。
 山尾氏はまた、週刊誌報道について有権者に説明を果たしたかについて別の記者から問われると「必要な説明をさせていただいた上で、公私のラインを引かせていただく。その代わり、公の政治家として消費増税、9条について自分の信念を明確に示した。そういった姿勢を含めて一定の信託をいただいた」とした。

5165チバQ:2017/10/24(火) 20:24:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710240055.html
【衆院選】神奈川県の選挙区 自民「託す先」で存在感 公明が議席失う 立民「リベラル受け皿に」
10:59産経新聞

【衆院選】神奈川県の選挙区 自民「託す先」で存在感 公明が議席失う 立民「リベラル受け皿に」
自民勝利について会見で語る党県連幹事長の竹内英明氏(左)ら=いずれも23日、県庁(王美慧撮影)
(産経新聞)
 22日に投開票された衆院選は神奈川県内18選挙区のうち、自民党が13選挙区を制し、大勝した。一方、連立政権を組む公明党は唯一の議席を失い、立憲民主党は3議席を獲得し躍進。希望の党は1議席にとどまった。一夜明けた23日、各党県幹部らが選挙戦を振り返った。

 比例復活も含め、候補者17人全員が当選した自民党。「積極的に支持されたとの体感はないが、(国のかじ取りを)託す先は自民しかないと思ったのではないか」。党県連の竹内英明幹事長は淡々と語った。

 解散直前の9月下旬に、東京都の小池百合子知事が希望立ち上げを表明した際には「政権交代が起きた平成21年の衆院選を思い出した。怖い流れだった」(竹内幹事長)。選挙最終盤に立民への追い風が吹いたことについては「投票日があと3日先だったら、相当の痛手をこうむっていたかもしれない」とした。

 公明党は三浦信祐参院議員が会見に出席。「(前職の上田勇氏が出馬した)6区では前回より投票率が下がったが、票数は伸びた」と一定の評価をしたものの「(立民前職の)青柳陽一郎氏が無党派層をつかんでいた」と敗因を分析した。

 野党では、6選挙区で候補者を擁立し、比例を含め5人が当選した立民の前職、阿部知子氏が「党発足からわずか3週間だが、急速に支持が拡大した」と手応えを語り、「県内はリベラルな風土があり、その受け皿になった。神奈川ネットや共産党からの支援を受け、野党共闘が実現できた」とした。

 また、今後の地方組織立ち上げに向けて「他のリベラル勢力と幅広く手を結びたい」と意欲を示した。一方、希望に対しては「小池ブランドにすがりたかったのだろうが、都議選の二番煎じで国政を戦うのには無理がある」と切り捨てた。

 「完敗」としたのは希望の松沢成文参院議員。希望は16選挙区に候補者を擁立したが、比例を含め3人の当選と伸び悩んだ。「準備不足の中で選挙を迎えた。政治経験のない人を擁立せざるを得なかった」と吐露。その上で「支援組織・団体がなく、(小池氏の)党首人気で戦うしかなかったが、なかなかうまくいかなかった」と唇をかんだ。

 共産党は立民などとの野党共闘の結果、3選挙区で与党候補を破ったが、党県委員会の田母神悟委員長は「(候補者取り下げで)影が薄くなってしまった」と語った。

5166チバQ:2017/10/24(火) 20:27:03
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017102402000080.html
復活当選「近藤党」底力 石川3区 党派の枠超え支持浸透
05:00中日新聞プラス

復活当選「近藤党」底力 石川3区 党派の枠超え支持浸透
復活当選「近藤党」底力 石川3区 党派の枠超え支持浸透
(中日新聞プラス)
 衆院選で自民新人の西田昭二さん(48)と希望元職の近藤和也さん(43)が激戦を繰り広げた石川3区。本紙が投開票日の二十二日に実施した出口調査によると、初当選した西田さんが自民支持層を固めきれなかった一方で、比例復活した近藤さんは支持政党がない層をはじめ、自民支持層にもある程度食い込むなど、政党の枠を超えて支持を集めた。所属政党の看板ではなく、自ら標榜(ひょうぼう)した「近藤党」が浸透している実態が浮かび上がった。(太田理英子)
 支持政党別に投票先をみると、自民支持層の七割強が西田さんに投票したが、二割強は近藤さんを選んだ。公明支持層は五割強が西田さん、四割近くは近藤さんと分かれた。自公からも一定の支持を集めた近藤さんが支持政党のない層の六割強の支持を受け、三割にとどまった西田さんに迫ったようだ。
 近藤さんを選んだ回答者の内訳は、支持政党がない層が三割余と最多。自民支持層は二割に上り、希望支持層の一割を上回った。西田さんの内訳は、自民支持層が六割強、支持政党のない層が一割強と続いた。
 一方、得票数でみると、近藤さんは二〇一四年の前回選で当選した北村茂男元環境副大臣(自民)との約六千四百票の差を約二千百票まで縮めた。3区内の自治体別で西田さんと近藤さんの得票率をみると、勢力図にも変化が見られた。
 前回、近藤さんが北村さんに13・6ポイント差をつけて54・9%だった七尾市は、西田さんの地元。西田さんは近藤さんを4・9ポイント引き離し、51・4%まで伸ばして勢いをつけた。
 しかし、北村さんが支持基盤としていた輪島、珠洲、穴水、能登の奥能登二市二町では、いずれも西田さんが優勢だったが、近藤さんは前回より差を縮めた。前回、北村さんの得票率が最も高かった輪島市では、西田さんが北村さんの得票率より10・4ポイント減らした一方、近藤さんは11・7ポイント増。近藤さんは奥能登を中心に自民支持層にも食い込んだことが接戦の要因の一つだったと言えそうだ。

5167チバQ:2017/10/24(火) 21:00:55
http://www.sankei.com/politics/news/171024/plt1710240030-n1.html
2017.10.24 08:45
【衆院選】
新党に埋没、議席減 公明、高揚なき勝利
 公明党は、衆院選で連立を組む自民党と合わせて3分の2以上の議席を確保したが、与党大勝の高揚感とはほど遠い沈痛な空気が漂っている。選挙区で擁立した9人のうち1人が落選、比例代表も5議席減らし公示前の35議席を維持できず、党としては決して「勝利」とは言い切れない結果に終わったからだ。公示直前に発足した立憲民主党など新党ブームのあおりで埋没したようだ。(清宮真一)

 「もう少し協力ができればよかった。申し訳ない」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は23日、国会内で与党党首会談に臨み、公明党の山口那津男代表にこう伝えた。

 280超の議席を獲得した自民党に対し、30議席を割った公明党。山口氏率いる執行部体制は平成24年以降の国政選挙で「負けなし」だっただけに、党内の衝撃は大きい。

 公明党は選挙戦で、立憲民主党と対決した北海道10区と神奈川6区のほか、定数が各1減となった比例代表の東北、北関東、九州の3ブロックを重点対象と位置づけ、党幹部を集中投入した。

 これに対し、共産党の支援を受けた立憲民主党は「反安倍政権」の受け皿を狙って攻勢を強めた。山口氏は選挙戦最終日の21日を含め計3回も神奈川6区に入ったが、議席を確保できなかった。山口氏は23日未明、「立憲民主党に支持が集約され、これをはね返せなかった」と語った。
 比例代表でも、立憲民主党や、小池百合子代表(東京都知事)率いる希望の党の誕生が響いた。得票数が多い大政党に有利なドント方式による比例票の議席配分方法に従うと、公明党は得票順位で自民、立憲民主、希望に次ぐ第4位に後退した。

 衆院選が短期決戦だったことも影響した。党の支持母体の創価学会が集票活動に動き出すには時間を要する。公明党の斉藤鉄夫選対委員長は23日のNHK番組で「正直、準備期間が短かった」と明かした。党幹部は自民党側に「解散から投票まで短すぎた」と不満を漏らし、学会幹部も「短期間で全国の人脈を生かし切れなかった」と悔やむが、「これが実力だ」と冷ややかな声もある。

5168チバQ:2017/10/24(火) 21:06:43
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171023/soc1710230032-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
路チュー議員・門博文氏 選挙戦中に後援会幹部逮捕の騒動 (1/2ページ)
2017.10.23
 同じ自民党代議士だった中川郁子氏との“路上チュー”で、“魔の2回生”の1人に数えられた門博文氏。所属派閥のボス、二階俊博・幹事長のお膝元で自民王国の和歌山(1区)が選挙区にもかかわらず、スキャンダルが影響してか、厳しい選挙戦を強いられた。

 9月28日、衆議院が解散した直後から、地元和歌山の県議会議員や県議OBらの元に、差出人の名前がない封筒で“意味深”な文書が届き始めた。B4サイズの用紙の表には2015年2月に発覚した門氏の“路チュー”スキャンダルの記事が印刷されている。

 裏には、カラー写真が2点印刷されており、「週刊誌が狙っている!」という見出しがついている。写真のうちの1枚は、自民党幹事長室で二階幹事長と門氏が座って並び、その間に初老の男性が立っているもの。もう1枚はカジノ招致のために門氏がマカオを視察した際のものだ。ここにも門氏と一緒に前出の初老の男性が写っている。これだけでは何を意味する文書なのか不明だが、ある和歌山県議がこう明かす。

 「初老の男性は門氏の後援会幹部のA氏。9月22日に和歌山県警に逮捕され、10日間ほどで釈放されましたが、10月17日に再逮捕された。警察は発表しませんが、短期間に2度逮捕されたことから重い容疑ではないかと取り沙汰されています」

 A氏は地元企業の代表だったが、逮捕当日の22日に辞任している。門氏が支部長を務める自民党和歌山県第一選挙区支部へ2012年に10万円、2014年に100万円を寄附している。


 「怪文書の写真の1枚は、昨年9月、門氏がマカオを訪れた際にA氏と一緒に撮ったもの。この写真は自民党和歌山県第一選挙区支部が月1回発行している『まち門(かど)新聞』(2016年11月号)にも大きく掲載されており、2人の関係の近さがわかります」(前出の県議)

 結果的に、選挙を支えるはずの後援会幹部が足を引っ張る事態になってしまったようだ。和歌山東警察署は「発表していない事件については、あったかなかったかを含めて答えていません」(副署長)というのみで、A氏の会社の幹部社員はこう話す。

 「Aが代表を退任したのは一身上の都合です。他のことは聞いていないので知りません」

 門氏の事務所は次のように答えた。

 「選挙戦の最中なのでお答えを差し控えさせていただきます」

 ※週刊ポスト2017年11月3日号

5169チバQ:2017/10/24(火) 21:09:18
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216127
馬淵澄夫氏は希望からの出馬が裏目…落選した「大物7人」
2017年10月23日
■都合よすぎる渡り鳥にノー

 選挙のたびに有利な居場所を物色する常習犯。元環境相の小沢鋭仁氏(63・東京25区=希望)は、2012年衆院選では直前に民主党を離党、維新に移って南関東で比例復活した。前回14年も公示直前に地元山梨1区を見切って、比例近畿単独1位で当選。今回も直前に維新から希望に移ったが、さすがに3度目はなかった。

■引退して何を暴露するのか

 国会には黒塗りのTPP資料しか提出しないのに、農相時代のTPP交渉の暴露本を出版し、地元では「カネもってこーや(公也)」の異名を取る元農相の西川公也氏(74・栃木2区=自民)。選挙に弱いと言われてきたが、やっぱり弱かった。年齢制限で比例復活もナシ。

■「希望から」が裏目に

 6選を目指した元国交相の馬淵澄夫氏(57・奈良1区=希望)が苦杯。過去2回の逆風選挙でも小選挙区で勝ったが、今回、希望からの出馬に疑問の声が続出した。民進党国対委員長に就任したばかりだった松野頼久氏(57・熊本1区=希望)も落選。やはり希望から出たのが失敗だった。

■公明の全勝神話崩壊

 当選7回、元財務副大臣の上田勇氏(59・神奈川6区=公明)が、公明の全勝神話にミソをつけた。全9選挙区で唯一の落選だ。小泉進次郎氏も応援に駆けつけるなど、自民も必死にテコ入れに協力したが及ばず。

■娘当選で影響力は健在か

 公民権停止が解けて、8年ぶりに新党大地の比例北海道単独1位で出馬した鈴木宗男氏(69・比例北海道=大地)は議席獲得ならず。もっとも、娘の貴子氏を自民に押し込み、ちゃっかり比例単独2位で当選させている。

■自民の内ゲバに立憲の伏兵が差す

 解散前日に自民に入党するも公認は得られず無所属で挑んだ浅尾慶一郎氏(53・神奈川4区=無)。自民公認との内ゲバを横目に、立憲民主の新人女性が当選。後ろ盾のはずの二階幹事長を恨むしかない。

5170チバQ:2017/10/24(火) 21:10:49
https://www.nikkansports.com/general/news/201710240000003.html
最後の当選者、田畑毅氏涙「台風影響にはらはら」
[2017年10月24日0時38分]
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 日本で最後の当選者-。「一つの特徴だが、議席を預かるのは1番で当選しても最後でも同じ」。台風21号の影響で23日夜に持ち越された愛知県西尾市の開票の結果、比例東海ブロックで復活当選を決めた自民党前職、田畑毅氏(45=愛知2区)は、名古屋市千種区の事務所で支持者や支援を受けた地元市議らと抱き合い、こらえ切れずに涙した。

 22日の開票開始から丸1日。選挙区では敗れたものの、比例代表で自民党最終議席の惜敗率争いを制し「一番、最後の男」と紹介されて壇上に。「(結果判明まで)もやもやしていた。昨日の晩は残念と思ったが、一夜明けてうれしさでいっぱい。台風の影響にもはらはらした」と話した。

 比例東京ブロックから自民党の公募を経て愛知2区に初挑戦。日本銀行名古屋支店に勤務経験があったが「同僚は既に転勤、友達は一人もいない」状態からの選挙で、市議らの支援を受け「どうか助けてやってください」と懸命に訴えた。(共同)

5171チバQ:2017/10/24(火) 21:11:18
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710240000133.html
小池氏と都議会で対立の自民高木啓氏が国政初当選
[2017年10月24日9時17分 紙面から]
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第48回衆院選 党派別当選者数
第48回衆院選 党派別当選者数


 第48回衆院選は23日、全465議席が確定した。

 今夏の都議選で落選しながら、今回、自民党の比例東京ブロック25位に登載されていた高木啓・元東京都議(52)が、国政初当選を果たした。高木氏は、7月まで都議会自民党の幹事長を務め、小池百合子都知事と対立。定数減となった北区選挙区で議席を守れず落選していたが、小池氏率いる希望の党が惨敗する中で国政初当選という、対照的な結果となった。一方、同ブロック27位に登載され、不倫疑惑で衆院選不出馬となった中川俊直前議員との交際報道があった前川恵氏(42)は、落選した。

5172名無しさん:2017/10/24(火) 21:47:52
次期衆院選は希望と立憲がすっきり棲み分けするのをのぞみますがね

5173チバQ:2017/10/24(火) 21:56:46
>>1411を修正

地味に社民党が2%党得票できなかったんですね。

○:満たす、×:満たさない、-:政党が存在しないor選挙不参加

政党名、2013年参院選、2016参院選、2017衆院選、所属議員5名
立憲:-、-、○、56
希望:-、-、○、50
民進:○、○、-、47
維新:-、○、○ 22
自由:×、×、-、6
社民:○、○、×、4
=↑満たす、↓満たさない========
ココロ :-、×、×、1

立憲:衆:55人  参:福山哲郎
希望:衆:50人  参:中山恭子、松沢成文、行田邦子
民進:参:47人  かな?(会派49人-福山哲郎、13年みんな党改選:川田龍平)
維新:衆:11人  参:11人
自由:衆:小沢一郎・玉城デニー 19改選:山本太郎、22改選:森裕子・木戸口英司・青木愛
社民:衆:照屋寛徳・吉川元 19改選:又市征治、22改選:福島瑞穂
日本のこころは2017衆院選で要件満たさず


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102400215&amp;g=pol
衆院党派別得票数・率(比例代表)

 【時事通信社調べ】(選管確定)
党派名    得  票  数   得票率
自民 18,555,717  33.2
希望  9,677,524  17.3
公明  6,977,712  12.5
共産  4,404,081   7.8
立憲 11,084,890  19.8
維新  3,387,097   6.0
社民    941,324   1.6
日こ     85,552   0.1
大地    226,552   0.4
幸福    292,084   0.5
支持    125,019   0.2
諸派          -     -
無所          -     -
合計 55,757,552 100.0
(2017/10/24-06:57)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102400437&amp;g=pol
衆院党派別当選者数(合計)

 【時事通信社調べ】(選管確定)
党派名  合計 女性   重複 公示前勢力
自民 284(22)  44  290
立憲  55(12)  28   15
希望  50( 2)  29   57
公明  29( 4)   0   34
共産  12( 3)   4   21
維新  11( 1)   8   14
社民   2( 0)   1    2
日こ   0( 0)   0    0
諸派   0( 0)   0    0
無所  22( 3)   0   39
合計 465(47) 114  472※
※公示前勢力合計は欠員3(定数475)
(2017/10/23-22:40)

5174チバQ:2017/10/24(火) 21:59:37
自希対決区で共産が擁立しなかった選挙区
・岩手2区 畑浩治  →完全落選
・香川1区 小川淳也 →比例復活
・熊本1区 松野頼久 →完全落選

せっかくアドバンテージ貰ったのに・・・

5175チバQ:2017/10/24(火) 22:03:27
>>3770 保守分裂区
公認を破ったのは中村喜四郎だけですね。

■茨城7区
【復活】公認  永岡桂子
【当選】非公認 中村喜四郎

■埼玉4区
【当選】公認  穂坂泰    (市議)
≪落選≫非公認 豊田真由子  (不祥事)

■埼玉11区
≪落選≫推薦  今野智博
【当選】    小泉龍司

■神奈川4区
【復活】公認  山本朋広
≪落選≫    浅尾慶一郎   (みんなから流れ着いた結果)

■山梨2区
【当選】推薦  堀内詔子
≪落選≫    長崎幸太郎

■京都5区
【当選】公認  本田太郎    (府議)
≪落選≫    中山泰     (元京丹後市長 野中系)

■大阪13区 >>3566
【当選】公認  宗清皇一
≪落選≫    西野弘一    (次世代系)

■岡山3区
【当選】    阿部俊子
≪落選≫     平沼正二郎   (平沼次男)

■熊本2区
【当選】公認  野田毅
 ≪落選≫   西野大亮     林田彪が支援>>3477

■鹿児島2区 >>2301>>2507など
【当選】公認  金子万寿夫
≪落選≫    林健二


>>2814
福島 5 坂本竜太郎 吉野正芳
新潟 4 栗原洋志 金子恵美
滋賀 4 武藤貴也 小寺裕雄
は出馬断念
愛媛 4 桜内文城 山本公一
は桜内が希望から出馬

5176チバQ:2017/10/24(火) 22:05:16
>>3841維新と希望の比例名簿の特徴
■希望の党
□東北
【当選】寺田学   単独1位
□東海
≪落選≫中根康浩  比例下位
□近畿
【当選】樽床伸二  単独1位
【復活】井上一徳  京都5区 単独2位 (他の重複候補は3位)
□九州
【当選】中山成彬  単独1位

■維新
□北関東
≪落選≫青柳仁士 埼玉4区 単独1位 (他の重複候補は2位)
□近畿
【復活】森夏枝 京都3区  単独1位 (他の重複候補は2位)
□中国
≪落選≫灰岡香奈 広島2区 単独1位 (他の重複候補は2位)

5177チバQ:2017/10/24(火) 22:24:12
>>3925間違ってたな
逢坂が無所属、西村が立憲って扱いになるんですね


両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員

・希望(45)
【当選】
大島敦、
井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介
泉健太、岸本周平
玉木雄一郎
大串博志
【復活】
小熊慎司
小宮山泰子
田嶋要、奥野総一郎、本村賢太郎
牧義夫、岡本充功
山井和則
津村啓介、柚木道義
小川淳也
吉良州司
【落選】
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介、吉田泉
福島伸享、宮崎岳志、石関貴史、武正公一坂本祐之輔
太田和美、神山洋介
今井雅人、
田島一成、北神圭朗、井坂信彦、馬淵澄夫
緒方林太郎、松野頼久
【比例単独当選】
寺田学
【比例単独落選】
中根康浩

・立憲民主(15) 
【当選】
荒井聰、佐々木隆博
枝野幸男
青柳陽一郎、阿部知子
落合貴之、長妻昭、菅直人
西村智奈美
近藤昭一、赤松広隆
辻元清美
【復活】
篠原豪
初鹿明博
高井崇志
【落選】

・残留無所属(21)
【当選】
逢坂誠二
安住淳、金子恵美、玄葉光一郎
福田昭夫
野田佳彦、江田憲司、中島克仁
鷲尾英一郎、黒岩宇洋、菊田真紀子
篠原孝、重徳和彦
中川正春、岡田克也
前原誠司、平野博文
原口一博
【落選】
小山展弘、伴野豊、松田直久

・引退(7)
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、
鈴木克昌、川端達夫、高木義明

5178チバQ:2017/10/24(火) 22:53:55
>>5177  階猛が漏れてたので修正
両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員

・希望(45)
【当選】
階猛
大島敦、
井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介
泉健太、岸本周平
玉木雄一郎
大串博志
【復活】
小熊慎司
小宮山泰子
田嶋要、奥野総一郎、本村賢太郎
牧義夫、岡本充功
山井和則
津村啓介、柚木道義
小川淳也
吉良州司
【落選】
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介、吉田泉
福島伸享、宮崎岳志、石関貴史、武正公一坂本祐之輔
太田和美、神山洋介
今井雅人、
田島一成、北神圭朗、井坂信彦、馬淵澄夫
緒方林太郎、松野頼久
【比例単独当選】
寺田学
【比例単独落選】
中根康浩

・立憲民主(15) 
【当選】
荒井聰、佐々木隆博
枝野幸男
青柳陽一郎、阿部知子
落合貴之、長妻昭、菅直人
西村智奈美
近藤昭一、赤松広隆
辻元清美
【復活】
篠原豪
初鹿明博
高井崇志
【落選】

・残留無所属(21)
【当選】
逢坂誠二
安住淳、金子恵美、玄葉光一郎
福田昭夫
野田佳彦、江田憲司、中島克仁
鷲尾英一郎、黒岩宇洋、菊田真紀子
篠原孝、重徳和彦
中川正春、岡田克也
前原誠司、平野博文
原口一博
【落選】
小山展弘、伴野豊、松田直久

・引退(7)
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、
鈴木克昌、川端達夫、高木義明

5179チバQ:2017/10/24(火) 22:54:22
■チャーターメンバー 5人
【当選】 
細野豪志 笠浩史 長島昭久
【復活】
後藤祐一 松原仁


■民進党合流組(前職) 26人
【当選】12人
階猛
大島敦、
井出庸生
渡辺周、古川元久、古本伸一郎、大西健介
泉健太、岸本周平
玉木雄一郎 白石洋一
大串博志
【復活】13人
小熊慎司
小宮山泰子
田嶋要、奥野総一郎、本村賢太郎
今井正人 牧義夫、岡本充功
山井和則
津村啓介、柚木道義
小川淳也
吉良州司
【比例単独当選】1人
寺田学

■民進党合流組(元職・新人) 13人
【当選】 2人
下条みつ 
西岡秀子
【復活】 11人
山岡達丸
緑川貴士
浅野哲 青山大人 森田俊和 
近藤和也 斉木武志
源馬謙太郎 関健一郎
稲富修二 城井崇

■その他 6人
樽床伸二  近畿単独1位 (民主離党)
井上一徳  近畿単独2位 (他の重複候補は3位)
中山成彬  九州単独1位 (元こころ)
柿沢未途  中途半端な立場 民進合流組でもチャーターでもない
佐藤公治  自由党  広島6区当選
伊藤俊輔  維新新人 東京比例復活

5180チバQ:2017/10/24(火) 22:58:37
>>5040比例復活できない候補者修正

■自民 落選可能性あるのは西川と竹本くらいかな?
 →栃木2西川と東京18土屋が落選
73歳以上)
茨城2区:額賀福志郎
栃木2区:西川公也
東京18:土屋正忠
愛知10:江崎鉄磨
京都1区:伊吹文明
大阪15:竹本直一
和歌山3:二階俊博
島根1区:細田博之
山口3区:河村建夫
福岡8区:麻生太郎
長崎3区:谷川弥一
熊本2区:野田毅
大分2区:衛藤征士郎

辞退) 保岡が落選
神奈川11小泉進次郎
三重4区:三ツ矢憲生
山口4区:安倍晋三
熊本3区:坂本哲志
熊本4区:金子恭之
鹿児島1:保岡宏武 →落選

■立憲民主 当選
北海道6:佐々木隆博

■希望 当選
静岡5区:細野豪志

■維新
なし

■主な無所属(自民系)
茨城7区:中村喜四郎
埼玉4区:豊田真由子 →落選
埼玉11:今野智博  →落選
埼玉11:小泉龍司
神奈川4:浅尾慶一郎 →落選
山梨2区:長崎幸太郎 →落選
山梨2区:堀内詔子
京都5区:中山泰   →落選
大阪13:西野弘一  →落選
岡山3区:平沼正二郎 →落選
岡山3区:阿部俊子
熊本2区:西野太亮  →落選
鹿児島2:林健二   →落選 

■主な無所属(野党系)現職落選は三重1の松田、愛知8の伴野だけかな?
北海道8:逢坂誠二
岩手3区:小沢一郎(自由党)
宮城2区:鎌田さゆり  →落選
宮城5区:安住淳
福島1区:金子恵美
福島3区:玄葉光一郎 共
栃木1区:渡辺典喜 共 →落選
栃木2区:福田昭夫
千葉4区:野田佳彦 共
神奈川3:伊藤久美子 共→落選
神奈川8:江田憲司 共
山梨1区:中島克仁 共
新潟2区:鷲尾英一郎 共
新潟3区:黒岩宇洋
新潟4区:菊田真紀子
新潟5区:大平悦子   →落選
新潟6区:梅谷守    →落選
長野1区:篠原孝
岐阜1区:吉田里江   →落選
静岡3区:小山展弘   →落選【民進前職】
三重1区:松田直久   →落選【民進前職】
三重2区:中川正春
三重3区:岡田克也 共
愛知7区:山尾志桜里
愛知8区:伴野豊 共  →落選【民進前職】
愛知12:重徳和彦 共
滋賀1区:嘉田由紀子  →落選
京都2区:前原誠司 共
京都5区:鈴木麻理子 共 (自由党)  →落選
大阪11:平野博文
兵庫2区:船川治郎 共 →落選
兵庫4区:佐藤泰樹 共 →落選
広島3区:塩村文夏   →落選
広島4区:恵飛須圭二   →落選
高知2区:広田一
福岡6区:新井富美子 共 →落選
佐賀1区:原口一博
沖縄3区:玉城デニー (自由党)
沖縄4区:仲里利信 (オール沖縄) →落選

■共産、公明、社民は省略


神奈川6区:上田勇 →落選

5181チバQ:2017/10/24(火) 23:35:01
■自民系 当選回数10回以上
【石原】野田毅 16
【麻生】麻生太郎 13  総理
【細田】衛藤征士郎 12 副議長
【麻生】甘利明 12
【額賀】額賀福志郎 12
【額賀】船田元 12
【二階】伊吹文明 12 議長
【二階】二階俊博 12
【谷垣】川崎二郎 12
【麻生】大島理森 12 議長
【石破】石破茂 11
【谷垣】逢沢一郎 11
【谷垣】園田博之 11
【無派】村上誠一郎 11
【細田】細田博之 10
【麻生】森英介 10
【麻生】山口俊一 10
【二階】河村健夫 10
【石破】山本有二 10
【石原】石原伸晃 10
【谷垣】中谷元 10
【無派】古屋圭司10

*中村喜四郎 14

■野党系 当選回数7回以上
【自由】小沢一郎17  民主代表ほか
【立憲】菅直人 13  総理
【立憲】赤松広隆 10 副議長
【無所】岡田克也 10 民進代表
【立憲】枝野幸男 9  立憲代表
【無所】玄葉光一郎 9
【無所】前原誠司  9 民進代表
【無所】安住淳 8
【立憲】荒井聡 8
【立憲】近藤昭一 8
【無所】中川正春 8
【無所】野田佳彦 8  総理
【無所】原口一博 8
【希望】古川元久 8
【希望】渡辺周 8
【立憲】阿部知子 7
【希望】大島敦 7
【立憲】辻元清美 7
【立憲】長妻昭 7
【無所】平野博文 7
【希望】細野豪志 7
【希望】松原仁 7
【希望】山井和則 7
【立憲】海江田万里 7 民主代表

5182チバQ:2017/10/24(火) 23:57:22
>>5134再度修正
たぶん票差が少ないとこベスト11
東京18実は凄いギリギリだったんですね
ということで追加
前が当選 後が落選

票差が少ないとこベスト11
新潟3 黒岩宇洋vs斎藤洋明 50票差で比例復活
埼玉12野中厚vs森田俊和 492票差で比例復活
北海道10 稲津久vs神谷裕 513票差で比例復活
静岡6 渡辺周vs勝俣孝明 631票差で比例復活
愛知7 山尾志桜里vs鈴木淳司 834票差で比例復活
東京18 菅直人vs土屋正忠 1046票差で落選
山梨1 中島克仁vs中谷真一 1131票差で比例復活
福島4 菅家一郎vs小熊慎司 1209票差で比例復活
大阪1 大西宏幸vs井上英孝 1242票差で比例復活
宮城2 秋葉賢也vs鎌田さゆり 1316票差で落選
千葉1 門山宏哲vs田嶋要 1357票差で比例復活

5183チバQ:2017/10/25(水) 01:20:51
■共産>希望だった選挙区
○共産が強いから仕方ないか
東京20(共産得票率:26.7%)  維新から移籍:鹿野晃 1年前から公認されてたのになにしてたんだか
長野4(共産得票率:27.2%)  最後の奉公とはいえ寺島義幸大変でした>>3411
長野5(共産得票率:26.5%)  民進合流組:中嶋康介
京都1(共産得票率:33.3%)  希望擁立組:嶋村聖子 >>3879

○それ以外
神奈川11 希望擁立組:真白リョウ>>4801小泉進次郎のところなので特殊? 本人が特殊過ぎた? 
京都5  希望擁立組:井上一徳  それで比例上位で復活かよ。保守分裂、自由党系無所属も
           擁立という保守票が割れやすい要因はあるが

■共産>立憲だった選挙区
大阪13 姜英紀 保守3分裂という保守票が割れやすい要因はあるが。立憲で唯一の供託金没収

■希望で供託金没収 (意外と没収選挙区が少なかった)
埼玉5  高木秀文  :枝野の選挙区 >>3934
神奈川11 真白リョウ 小泉進次郎の選挙区
山梨2  井桁亮 保守分裂・立憲擁立、落下傘、こころ系と票が集まらない要因はあったか

■京都3
当63,013泉健太(希望)
復56,534木村弥生(自民)
 26,420金森亨(共産)
復16,511森夏枝(維新)
  2,059小田切新一郎

有効総数16,4537なので57票少ないと森夏枝は10%足きりラインを下回ってた
1小選挙区で3人当選したのはここと沖縄1区だけ

■インディーズ候補
東京12
中村勝 政治団体「議員報酬ゼロを実現する会」 21,892票 10.0%の得票率。ギリ供託金返還。
(有効得票数:218,033票)
公明太田、共産池内の選挙区ということもあり・・・大量得票

東京15
猪野隆 14年衆院選、15年江東区長選などに出馬。14年衆院選から倍増し15,667千票を得る

東京21 
天木直人 >>3557 6,655票  社民も擁立したことあり撃沈(社民は38,159票)

大阪3
中条栄太郎
公明佐藤vs共産渡部ということもあり・・・大量得票16,231票 10.5%の得票率
中条栄太郎【百田尚樹そっくりさん保守】だそうな
https://www.youtube.com/watch?v=Irh9Fq0eQJ0

広島4
落合洋司>>1780>>1802 「自由民主党の公認、推薦も視野」だった
テレビにも出てるコメンテーターらしいが無事玉砕 7,210票

山口4
黒川敦彦>>4096「10月10日のボランティア急募 初日一人でも
多く山口4区に来て、安倍あきえを取り囲みましょう!」
6,687票

宮崎2
河野一郎 幸福実現党最多得票 唯一の1万票超え:12,757票(けど供託金没収)
自共対決区 かつ 名前のおかげか?
辞典は大阪5区の9,522票 公・立・共選挙区なので保守票が流れたか?

5184チバQ:2017/10/25(水) 01:36:54
https://www.agrinews.co.jp/p42270.html
[2017衆院選] [注目の選挙区 結果編] 農林候補に“明暗” 
2017年10月24日
農政 2017衆院選


 22日投開票の衆院選では、与野党の農林系候補の明暗も分かれた。特に、自民党前職の4人の農相経験者は“四者四様”。現職の斎藤健氏と森山裕氏は早々と当選を決めたが、山本有二氏は比例での復活当選、西川公也氏は議席を失った。

 「いい感覚できていたが、甘かった。深くおわびを申し上げます」

 22日午後10時45分。栃木県さくら市の特設集会所で、西川氏が頭を下げた。当初から接戦が伝えられ、険しい表情で開票速報を見守っていた約120人の支持者に吉報は届かなかった。栃木2区で、立憲民主党などの推薦や共産党の支持を受けた無所属前職に敗北。党の「73歳定年」内規で比例には重複立候補しておらず、議席を失った。

 現職農相だった前回は同じ候補に199票差で敗れ、比例で復活当選。党農政のトップ、農林・食料戦略調査会長として臨んだ今回も農政での実績を強調したが「米の直接支払交付金(廃止)の影響が相当出た」「環太平洋連携協定(TPP)や経済連携協定(EPA)の説明が足りなかった」などと振り返った。

 安倍晋三首相や二階俊博幹事長、小泉進次郎前農林部会長らが応援演説に入ったが、無党派層の支持を欠いた。今後については「支持者や後援会と相談して決めたい」と述べるにとどめた。

 前農相の山本氏は10選を果たしたが、高知2区では敗れ、自民党が比例四国で得た3議席の3番目に辛くも滑り込んだ。

 開票直後に選挙区での落選が報じられたため比例復活を諦め、政界引退も考えていたという山本氏。帰宅後、テレビで復活当選を知り、23日午前1時すぎに高知市の事務所に戻ると、残っていた支持者の前で「奇跡だ。再び仕事をしろということなので、頑張っていきたい」と誓った。

 在任時にはTPP国会承認の“強行採決”発言で批判されたが「(選挙への)影響はなかった」と記者団には強調。「(地元に多い)中山間地の農業の可能性を探っていきたい」と話した。

 対照的に盤石だったのは斎藤、森山の両氏。午後8時の開票と同時に当選確実と報じられた。

 千葉7区で4回目の当選を決めた斎藤氏は、流山市の事務所で「(農相就任で)地元に入る機会が減ったが、それ以上に皆さんが汗をかいてくれた」と150人の支持者を前にあいさつ。山積する農政課題に対し「農家やJAなど現場と協力しながら成果を出していきたい」と述べた。

 党国対委員長の森山氏(鹿児島4区)は東京・永田町の党本部で当選確実の一報を受けた。今回から区割り変更で選挙区が広がったが、7割を超える得票率で圧勝し、6回目の当選。地元事務所とテレビ電話でつなぎ、「1次産業をどう発展させていくのかが大事な課題だ」と語った。

 与党が定数の3分の2超の議席を得た中、自民前職の中川郁子元農水政務官(北海道)や今津寛氏(同)は選挙区で落選し、比例復活もかなわなかった。公明党前職の上田勇元農林水産部会長(神奈川)も落選した。

5185チバQ:2017/10/25(水) 01:38:02
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20171023/Gendai_422401.html
立憲民主党が大躍進 比例の“タナボタ”で4人が議員バッジ 日刊ゲンダイDIGITAL 2017年10月23日 15時02分 (2017年10月24日 15時00分 更新)

 大躍進の立憲民主党は、予想された通り比例で自民に次ぐ得票。北関東や東海など全員当選のブロックまで出た。

 それでラッキーだったのは比例単独で名簿に名前を連ねた面々。希望に“排除”されながらの選挙区出馬の前職や元職がほとんどの中、タナボタで再び議員バッジを手にした4人がいた。

 山崎誠氏(54・東北)は、2009年の政権交代選挙で神奈川8区から民主党候補として出馬。選挙区では当時みんなの党だった江田憲司氏に敗れたものの比例復活し、衆院議員を1期務めた。今回は「原発ゼロ」を掲げて福島から仙台まで12日間の“東北1周ツアー”をしながら選挙戦を終えた。

 阿久津幸彦氏(61・東北)は民主党などで衆院議員を3期務め、菅内閣の首相補佐官、内閣府政務官を歴任。前回、前々回の衆院選で安倍首相側近の自民党・萩生田光一氏に敗れて政界引退を宣言し、最近はNGOで東日本大震災の被災者支援に携わっていたが、政界復帰を果たした。

 大河原雅子氏(64・北関東)は、都議を3期務めた後、07年の参院選で民主党ブームの追い風に乗って東京選挙区でトップ当選。13年の参院選では民主党から出馬辞退を打診されたが、無所属で出馬して落選。昨年の参院選は民進党から出馬し、3年ぶりに返り咲きを目指すも落選した。今回の選挙戦ではこれといった目立った活動はしなかったが、ようやく執念が実った格好。

 一方、選挙区でのタナボタも。静岡1区で無所属で出馬を模索していた青山雅幸氏(55)は、当初は泡沫扱いだったが、小池知事の「希望の党」設立で選挙区事情が変わったことで幸運を手にした。維新の候補だった人物が希望に移り、民進公認は静岡7区に国替え。青山氏は立憲民主の公認を得たことで選挙区は落選も比例復活した。

5186チバQ:2017/10/25(水) 02:33:42
>>5161
>その一つが党内の“分裂”だ。菅義偉官房長官が「必勝」を命じた1区では国場幸之助氏が前回同様、比例で復活当選したが、党関係者によると、大票田の那覇市内の自民党票の一部を別の選挙区の党候補が“裏取引”で日本維新の会の下地幹郎氏=比例復活当選=に流したという。


これ、誰なんですかね?

5187さきたま:2017/10/25(水) 02:44:12
>>5183
維新から移籍:鹿野晃は、希望公認時に22区から20区に飛ばされたので仕方ないかと>>3150

5188チバQ:2017/10/25(水) 04:34:48
>>5187
ああ 国替えでしたね。
失礼しました。

5189チバQ:2017/10/25(水) 04:38:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000039-san-l10
自民山梨県連会長「コスタリカ実施は今回限りとする」
10/24(火) 7:55配信 産経新聞
 自民党県連の森屋宏会長は23日、甲府市内で会見し、山梨1区で続けてきた「コスタリカ方式」の実施を「今回限りとする」と明言した。比例代表南関東ブロックで当選した宮川典子氏について、公示前に名簿の単独1位を要請した際、党本部に県連の意思として伝えたという。

 次の衆院選では、1区で惜敗して比例復活した中谷真一氏と宮川氏の公認調整が焦点なるが、「今はまだどうするか考えていない」としている。

 2区で県連方針に反して長崎幸太郎氏の選対本部長を務めた中村正則県議らへの対応に関しては、「自民党で無所属の出馬なので党規上、問題にならない。話を聞いて県連再生に協力を求めていく」と処罰対象にしない考えを示した。

5190チバQ:2017/10/25(水) 05:00:15
>>5183訂正>>5187-5188のアドバイスと希望供託金没収は神奈川4区もでした


■共産>希望だった選挙区
○共産が強いから仕方ないか
東京20(共産得票率:26.7%)  維新から移籍:鹿野晃 1年前から公認されてたのになにしてたんだか
               訂正:国替え 22区→20区
長野4(共産得票率:27.2%)  最後の奉公とはいえ寺島義幸大変でした>>3411
長野5(共産得票率:26.5%)  民進合流組:中嶋康介
京都1(共産得票率:33.3%)  希望擁立組:嶋村聖子 >>3879

○それ以外
神奈川11 希望擁立組:真白リョウ>>4801小泉進次郎のところなので特殊? 本人が特殊過ぎた? 
京都5  希望擁立組:井上一徳  それで比例上位で復活かよ。保守分裂、自由党系無所属も
           擁立という保守票が割れやすい要因はあるが

■希望で供託金没収 (意外と没収選挙区が少なかった)
埼玉5  高木秀文  :枝野の選挙区 >>3934
神奈川4 風間法子 保守分裂・立憲擁立、落下傘と票が集まらない要因
神奈川11 真白リョウ 小泉進次郎の選挙区
山梨2  井桁亮 保守分裂・立憲擁立、落下傘、こころ系と票が集まらない要因はあったか

5191パリ行最終便:2017/10/25(水) 05:22:09
>>5166
ちばさん、近藤和也さんの戦いぶりを貼っておいてくれてありがとう。
これで近藤候補(民進系、保守系)の奮闘ぶりが、とは総研に保存された。

開票結果は惜しかったなー。あと一息で小選挙区当選だった。

地元テレビ局の出口調査では
自民支持層の34%(1/3超)が近藤候補に投票。
公明支持層に関しては出口調査で触れていなかった。

自民と自民が2派に分かれて自民候補と希望候補をそれぞれ推すという田舎選挙が終わって
平和が訪れました。

5192チバQ:2017/10/25(水) 10:44:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000035-san-l10
「模範」の公募生、たたき上げの流儀 NHK速報「当確一番乗り」群馬2区・井野俊郎氏
10/25(水) 7:55配信 産経新聞
 小渕、福田、笹川に中曽根。名字を聞くだけで政治の名家とわかる2世、3世議員がひしめく群馬にあって、公募からはい上がった2区の井野俊郎氏は異彩を放つ。今回の衆院選でNHKが22日午後8時と同時に速報した「当確」の一番手は、5区の小渕優子氏でも神奈川11区の小泉進次郎氏でもなく、井野氏だった。 (吉原実)

 問題児だらけといわれた自民党2期生の中で、党関係者に「模範」と称えられた強さとは何なのか。

 「頑固で真面目な二児のパパ」。陣営幹部の井野氏評は派手さはないが、物腰柔らかく“人たらし”のような外見と、頑固で真面目な内面が織りなした5年間の代議士活動を言い表している。出発点は平成22年7月11日の参院選投開票日、県議らが駆けつけ中曽根弘文氏の当選を見届けた伊勢崎市の選挙事務所だった。

 「公募ってどうなってますか、出られますか?」。ラフな格好で現れた当時市議の井野氏は、ベテラン市議に質問した。「これが始まりだった」と支え続ける陣営幹部は振り返る。選挙に必要とされる“3バン”、組織力の地盤、知名度の看板、資金力のカバン、いずれもなかった。だが民主党政権を誕生させた21年衆院選で2区の笹川堯氏が石関貴史氏(当時民主党)に敗れ、自民県連は公募を実施、23年3月、井野氏に内定する。ただ公認候補への道のりは険しかった。

 情勢不利と判断した党は一時、差し替えも検討、もつれにもつれた。「党や県議に強く出られたら普通は折れる。でも彼は折れなかった。いや、もう、とても頑固だ。そこに、ひきつけられた」(陣営幹部)。

 24年9月に何とか擁立が決まり、12月の衆院選で難敵の石関氏を破り当選を果たす。自民党の政権復帰の勢いにも乗ったが、井野氏は初当選から5年間、毎日欠かさず辻立ちを繰り返している。「誰もやらなかったこと。(今回衆院選の)公示日もやっていた。すごいことだ」(同)。

 地道な姿勢は今回も変えず、前半は後援会中心に個人演説会を繰り返し後半は企業回りに重点を置いた。外交、安保論は控えめにして子育てをアピール。親しみやすさを前面に、ひたすら歩いた。終盤の17日時点で「車の移動は4回だけ」(陣営幹部)。同じ目線で有権者に声をかけるのも井野流で「本人のやりたいことを優先した」(選対)。井野氏の顔に手応えの色が浮かんだのは「1日1000人以上の手を握った」という公示後初の週末。難しいといわれた2区で石関氏(希望の党)もドブ板選挙を展開したが、親しみやすさで先を行っていた。

 井野氏が師と仰ぐ伊勢崎市議会の長老議員・原田和行氏は「覚悟が違う」とたたえる。当選という「実を取る」(前原誠司・民進党代表)ために始まった希望への合流が混乱を呼ぶ中、実直そのものの戦いぶりで「当確一番手」へとつないだ。

 ◇5氏に当選証書

 衆院選の当選証書付与式が24日、県庁昭和庁舎で行われ、選挙区当選を果たした尾身朝子、井野俊郎両氏のほか、笹川博義、福田達夫、小渕優子の3氏の代理人が出席した。県選挙管理委員会の松本修平委員長は「一票の重みを受け止め、群馬の発展のために活躍してください」と祝福した。

 尾身氏は「群馬1区の代表としてしっかり仕事をしていく」、井野氏は「改めて当選の実感がわき気を引き締めてやっていきたい。経済の果実を地方の中小企業に届けたい」と語った。

5193チバQ:2017/10/25(水) 10:46:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000017-mai-pol
<衆院選>山梨2区、保守分裂で大激戦 なおもくすぶる火種
10/25(水) 10:19配信 毎日新聞
<衆院選>山梨2区、保守分裂で大激戦 なおもくすぶる火種
山梨1区の中島克仁氏(左)とともに、当選証書を受け取る山梨2区の堀内詔子氏=甲府市内で2017年10月24日午後1時31分、田中理知撮影
 自民党系の有力2候補が激しい選挙戦を繰り広げた山梨2区。投開票日の22日も、開票作業が終了する間際まで決着がつかなかった。

 深夜になって「当選確実」の知らせを受け取ったのは、堀内詔子氏だった。詰め掛けた支援者から「詔子コール」が湧き起こる中、堀内氏は「保守分裂選挙で勝たせてもらった。天国の父に報告したい」と語った。そばに立った次男の手には、ほほ笑む義父・光雄氏の遺影があった。

 同じ頃、敗れた長崎幸太郎氏の選対事務所では、あちこちでため息が漏れた。うつむきがちに現れた長崎氏は「有権者の判断と受け止める」とうなだれ、「私の努力不足」と繰り返した。関係者は「前回約1万7000票離しただけに緩みもあった。甘かった」と言葉少なだった。

 いずれも無所属で立候補し、比例復活のない戦いとなった今回の選挙戦。堀内氏が「崖っぷちの戦い。1票も負けられない」と表現すれば、長崎氏は「最終決戦。ガチンコ対決だ」と応じた。両陣営とも「五分五分」と語り、最終盤になっても勝敗の行方が見通せない大激戦となった。

 2区で堀内氏と長崎氏による保守分裂選挙が始まったのは2005年の郵政選挙からだ。自民を離党した光雄氏の「刺客」として送り込まれた長崎氏が、公認の看板を掲げて戦った。12年選挙からは地盤を継いだ堀内氏が公認を得たが、長崎氏が無所属ながら勝利し、堀内氏は比例復活してきた。

 今回も県連は堀内氏を公認候補として党本部に申請した。堀内氏自身も「公認は当然得られる」と自信を見せていた。だが公示直前、党本部は堀内氏を公認ではなく推薦とし、長崎氏の復党も了承。両者とも無所属とする裁定を下し「勝った候補が公認」と同じ土俵で戦うよう求めた。

 長崎氏は、地域のための政治に変える「世直し」を訴え「全県民に参加してもらうには、むしろ無所属がふさわしい」と前向きだった。一方の堀内氏は「真っ暗闇だった」と対照的に捉えていたことを後に明かしている。

 この受け止め方の違いが、勝敗に影響した。危機感を募らせた堀内陣営は富士急グループを中心とした組織に加え、後援会、支部の再構築にも取り組んだ。「こんな形で決められてかわいそう、横暴だ、という同情票を集める」(陣営幹部)としたたかな戦略も描いた。

 終盤は、前回選挙で長崎氏に票差を付けられた峡東地域を回り、岸田文雄政調会長をはじめ、自身が所属する岸田派の幹部らも次々と応援に駆け付けた。地盤の富士吉田市で、長崎氏に3000票以上の差を付けたのは偶然ではなかった。

 民進党の2区総支部長だった小林弘幸氏が立憲民主党から出馬したことも追い風となった。前回総選挙では、旧民主党が候補擁立を見送り、民主支持層の約8割を長崎氏が取り込んだ。だが今回は小林氏が立憲支持層の約6割を固め、票が分散した。堀内氏の選対幹部は「小林氏も功労者」と口をそろえ、長崎氏の選対関係者は「小林氏が出馬していなければ」と悔しがった。

 12年続いてきた保守分裂は、今回の選挙で一つの区切りを迎えた。ただ、長崎氏の支援者からは早くも「山梨のためにこれからも働いてほしい」との声が上がっており、2区の火種はなおくすぶっている。【衆院選取材班】

5194とはずがたり:2017/10/25(水) 12:09:28
>>5189
次回は中谷の造反無所属出馬で共倒れですね〜。

>>5193
長崎は次は岡田新党からどうぞ♪

>>5192
強い石関にはこういうの立てる。自民党の強かさ,候補者掘り出し能力は野党も見倣わなくては。

>>5191
この板でもちょくちょく話題になりましたね,近藤氏。比例復活は先ずは目出度い,飛躍を期待してます。
近藤氏が引導を渡す形になった北村の地盤の奥能登で票を伸ばすとは。

5195名無しさん:2017/10/25(水) 12:25:51
>>5183

有効総数16,4537なので57票少ないと森夏枝は10%足きりラインを下回ってた

ある意味運がありますね、仮に10%ラインきってた場合は単に近畿比例維新の惜敗率の多い議員に議席が移るんでしたっけか?

5196とはずがたり:2017/10/25(水) 12:52:37
>>5915
このツイートでも泣き言http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/1886吐いてましたけど,泣き言が効いたのかな・・

その場合は名簿順に繰り上がって,惜敗率で府下の美延辺りが復活したんだと思います。

5197名無しさん:2017/10/25(水) 13:08:04
>>5196

ありがとうございます単純に繰り上がりですか、南関東比例維新で串田が比例復活したのですが、仮に惜敗率が比例復活基準に満たさなければ他党に議席が移動する可能性があったとか、いろいろ複雑な仕組みがありますね、オーバーフローとかは単純にわかりやすいですけどね

5198とはずがたり:2017/10/25(水) 13:15:55
>>5197

惜敗率には制限は無くて,小選挙区での得票が法定得票(その選挙区の有効投票の10%だったかな)に達してないと飛ばされて同じ党の下位に廻る仕組みです。

オーバーフローはそうやって名簿下位まで使い切って当選者が居ない場合にやっと他党へ議席が廻る仕組みですね。

5199名無しさん:2017/10/25(水) 20:16:50
文春動画予告編

ttps://www.youtube.com/watch?v=L2Nkfprqb4M


立憲民主党・青山雅幸議員の“セクハラ”を秘書が告発
http://bunshun.jp/articles/-/4677


立憲民主党・青山雅幸議員の“セクハラ”を秘書が告発

「週刊文春」編集部4時間前
 先の衆院選において静岡1区から出馬し、比例当選した立憲民主党の新人、青山雅幸氏のセクハラ疑惑が「週刊文春」の取材で明らかになった。B型肝炎訴訟や浜岡原発訴訟に携わるなど人権派弁護士として活動する青山氏は、同じ東北大出身の枝野幸男・立憲民主党代表の盟友としても知られる。


比例当選した青山雅幸氏 ©文藝春秋
 セクハラの被害にあったとされるのは今年夏まで秘書を務めていた20代半ばの山田麻美さん(仮名)。麻美さんに取材を申し込むと、「記憶だけでお話しするのは控えたい」とB5のキャンパスノートを持参し、青山氏から抱きしめられたり、キスを迫られたりするなど、数々の「セクハラ被害」を受けたと証言した。ノートには、日付、場所、感想など、青山氏からの「セクハラ被害」の詳細が約40ページにわたって綴られていた。


取材に応じた麻美さん ©文藝春秋
 昨年4月、青山氏が代表を務める「ライトハウス法律事務所」に入所した彼女は、同年6月より食事に誘われるようになったという。

「最初は上司に誘ってもらえて嬉しかったのですが、タクシー移動の際などに、手を握られるようになりました。さりげなく避けていたのですが、どんどん行動はエスカレートしていった」(麻美さん)

 青山氏は本誌の直撃取材に対し、「抱きついたり、キスを迫ったりしたことはない」とセクハラを否定した。枝野代表は「事実関係を詳細に承知していませんので、コメントできません」と回答した。


青山氏が送ったメッセージ 禁無断転載/文藝春秋
 週刊文春10月26日発売号では、「セクハラ被害日記」の詳細、青山氏が彼女に送ったメールの中身などを写真付きで詳報している。また「セクハラ被害日記」の詳細と直撃の様子を収めた動画は「週刊文春デジタル」にて配信する。

5200チバQ:2017/10/25(水) 20:27:13
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017102502000152.html
立民躍進「まさか当選とは」 3人子育て「主夫」高木さん 
08:10東京新聞

立民躍進「まさか当選とは」 3人子育て「主夫」高木さん 
県議を務める妻の事務所で支持者から祝福される高木錬太郎さん=さいたま市北区で
(東京新聞)
 二十二日投開票の衆院選で野党第一党に躍進した立憲民主党は、比例北関東ブロックでも五議席を得て、名簿に載せた全員が当選した。最後の五人目に滑り込んだのが、比例単独で立候補した高木錬太郎さん(45)=さいたま市。公示直前に万が一に備えて名前を貸したつもりが、想像以上の党の躍進で国会議員になった。(井上峻輔)

 「比例単独でどう?」。党代表の枝野幸男さんから電話があったのは、十月六日の午後だった。

 高木さんは枝野さんの元秘書。現在は妻で民進党県議の真理さんの秘書であり、家庭では三人の子育てをする「主夫」だ。今回の衆院選は、3区で党から出馬する新人山川百合子さんを手伝うことになっていた。

 「ああ、いいですよ」と軽い気持ちで応じた高木さん。名簿の下位に名前は載るが当選はしない-。そんな候補を秘書時代から何人も見てきたからだ。枝野さん自身も事前に真理さんに連絡し、「名簿が足りなくなるのは避けたい。でも、そこまではいかないから」と伝えていた。

 その日のうちに提出書類をそろえ、顔写真は自宅マンションの入り口で撮影。正式に党公認が出て記者会見したのは、公示前日の夜だった。

 選挙期間は山川さんの事務所で裏方に専念し、マイクは一度も握らなかった。開票日は午後十一時ごろに枝野さんの事務所を後にして自宅へ。テレビを見ていたが当確は出ず、午前二時ごろに「これはないだろう」と寝てしまった。

 枝野さんの陣営からの電話が鳴ったのは一時間後。「いきそうだよ」。テレビをつけると、数分後に自身の当選の速報が流れた。

 「まさか当選するとは」。喜びはあまりなく、国会議員の重責に身が引き締まる思いが強い。「選挙区で何年も準備をして必死に戦い、何万票も得た議員の中に自分が入っていいのかと思う」と戸惑いも明かす。

 かつて枝野事務所の門をたたいたのは、枝野さんの著書を読んで政治家を志したからだった。あれから十九年。「党への大きな期待で議席を得られた立場を片時も忘れず、党発展のために尽くしたい」と話す。

 自民が県内十五選挙区中十二選挙区で勝利した衆院選は、野党候補の競合によって政権批判票が分散し、自民を利する形になった。上田清司知事は二十四日の定例会見で「野党側のオウンゴール。元々弱いのにばらばらで戦って勝てるわけない」と分析した。

 県内でも「自民」「希望」「共産、立憲民主、社民」の三極争いが軸になり、自民と野党の一騎打ちの選挙区はゼロ。開票結果を見ると自民が勝利した十二選挙区のうち、希望、立憲民主、共産、社民が候補を一本化すれば七選挙区で自民を上回った可能性がある。

 公示前は県内でも一本化が検討されていた。しかし、民進党が希望への合流を決めたことで「希望は自民の補完勢力」と見なす共産党との連携が困難に。結果的に共産が候補者を降ろしたのは、立憲民主と社民が候補を擁立した三選挙区だけだった。 (井上峻輔)

 <立憲民主党と比例名簿> 立憲民主党は比例北関東ブロック(定数19)の名簿に小選挙区との重複3人、比例単独3人の計6人を載せ、5議席を獲得。重複立候補した党代表の枝野幸男さんは小選挙区で当選したため、残りの5人が全員当選した。一方で、東海ブロック(定数21)では5議席分の票を集めたが、名簿の6人のうち重複候補の2人が小選挙区で当選。候補者数が足りなくなり、得られるはずの1議席を逃し、代わりに次点だった自民が獲得することになってしまった。

5201チバQ:2017/10/25(水) 20:33:28
次回保守分裂しそうなトコロ
■宮城2区
秋葉賢也 小選挙区当選
石川光次郎県議 出馬断念

>>2140
>「秋葉氏と連携が取れない」などと不満を募らせて造反、県連幹事長の石川光次郎県議(50)に
>立候補を促す異常事態となった。県議、市議に頼らず自前のネットワークを築く秋葉氏の強みが、反作用を招いた。
>「秋葉氏の応援が不十分だった」と中野氏に近い県議、市議らに遺恨が生じた。12年衆院選2区は
>自民を離れた中野氏本人が挑み、14年は新人をぶつけたが、秋葉氏の前に屈した。
>かつて中野氏の秘書を務めた石川氏は24日、立候補の意思はないと明言した
>>5090
>9月下旬、仙台市議会の一室で容赦ない罵声が飛んだ。「フィニッシュだ。もう駄目」
>「先生が管理する党の通帳を出してください」。連携不足を理由に候補者交代を求めた2区内の
>自民市議団との亀裂を深めたまま、選挙戦に突入した。


■福島5区
吉野正芳 小選挙区当選

坂本竜太郎 出馬断念。
>>3439
>元衆院議員坂本剛二氏の長男 「国政をゆくゆくは担っていくことを意識し
>研さんを積みたい」と語り、将来の立候補には意欲を示した。

■群馬1区
尾身朝子 1961年生まれ 群馬1区小選挙区当選

佐田玄一郎 出馬断念
>>3768 政界引退は否定し、「次のチャンスを探りたい」と説明した。

中曽根康隆 北関東比例下位当選

上野宏史 南関東比例下位当選

>>3697
> 一方、衆院選への対応が注目されていた元衆院議員の上野宏史氏(46)は解散前日の27日、
>尾身氏の支援に回る方針を表明。自民側の働き掛けがあったとみられ、自民には
>前回衆院選で次点となった上野氏の支援を取り付け、尾身氏を優位に立たせるだけでなく、
>「選挙区への出馬を狙う中曽根氏をけん制する狙いもあったのではないか」と指摘する関係者もいる。
>最終的に自民側が比例北関東ブロックでの立候補の条件を出した。外堀を埋め、最後に出した
>“アメ”で中曽根氏の1区出馬が回避された。


■埼玉7区 >>4204
神山佐市 小選挙区当選  地盤は富士見市とふじみ野市
中野英幸県議 出馬断念  地盤は川越市 中野清の息子

■山梨1区 >>5143>>5189
「コスタリカ実施は今回限りとする」
中谷真一 今回は比例復活 前回は比例上位当選
宮川典子 今回は比例上位当選 前回は比例復活

■福岡11区
武田良太 小選挙区当選 二階派
村上智信 希望出馬落選 >>3236 麻生太郎副総理兼財務相に近いとされ

■熊本2区 
野田毅 1941年生まれ 小選挙区当選
西野大亮 無所属出馬落選
>>3477
>元自民衆院議員林田彪が無所属新人西野太亮の集会に福岡県から駆け付け
>前回は野田が党内の比例代表「73歳定年制」に該当。林田が2回続けて比例に回り、
>2014年は落選の憂き目を見た。支持者は「野田に協力したのに悔しい。今もわだかまりは残っている」と明かす。
*2014年林田 比例下位で落選

■鹿児島2区 >>2507同じ奄美出身
金子万寿夫 小選挙区当選 保岡興治氏(78)の秘書を務めた経歴
林健二 無所属出馬落選 元衆院議員徳田毅氏(46)が全面支援

5202チバQ:2017/10/25(水) 20:33:53
■高齢代議士リスト 1943年生まれ以降を記載
伊吹文明1938年01月09日京都府1区 当選回数12回
二階俊博1939年02月17日和歌山3区 当選回数12回
麻生太郎1940年09月20日福岡県8区 当選回数13回
竹本直一1940年11月23日大阪府15区
衛藤征士郎1941年04月29日大分県2区 当選回数13回
谷川弥一1941年08月12日長崎県3区
野田毅_1941年10月03日熊本県2区 当選回数 16回
園田博之1942年02月19日熊本県4区 当選回数11回
小沢一郎1942年05月24日岩手県4区 当選回数17回 【自由党】
河村建夫1942年11月10日山口県3区 当選回数10回
中山成彬 1943年6月7日九州比例単独【希望の党】
江崎鐵磨1943年09月17日愛知県10区
横光克彦 1943年11月4日大分3区【立憲民主党】
額賀福志郎 1944年1月11日茨城2区 当選回数12回
奥野信亮 1944年3月5日近畿比例単独
細田博之 1944年4月5日島根1区  当選回数10回
原田義昭 1944年10月1日福岡5区
森山裕  1945年4月8日鹿児島4区
照屋寛徳 1945年7月24日沖縄2区【社民党】
平沢勝栄 1945年9月4日東京17区
太田昭宏 1945年10月6日東京12区【公明党】
加藤寛治 1946年4月24日長崎2区
荒井聡  1946年5月27日北海道3区【立憲民主党】
大西英男 1946年8月28日東京16区
大島理森 1946年9月6日青森2区 当選回数12回
菅直人  1946年10月10日東京18区 当選回数13回【立憲民主党】

■当選回数順
17回:小沢一郎
16回:野田毅
15回:
14回:中村喜四郎、
13回:麻生太郎、衛藤征士郎、菅直人
12回:伊吹文明、二階俊博、額賀福志郎、大島理森、川崎二郎、甘利明、船田元
11回:園田博之、村上誠一郎、逢沢一郎、石破茂

参考)当選回数の割に若い議員
中村喜四郎1949年4月10日当選回数14回
菅直人 1946年10月10日当選回数 13回
船田元 1953年11月22日当選回数 12回
石破茂 1957年02月04日当選回数 11回
石原伸晃 1957年4月19日当選回数 10回
中谷元 1957年10月14日当選回数 10回

5203チバQ:2017/10/25(水) 20:37:36
1946年以降でした

5204チバQ:2017/10/25(水) 20:41:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710250036.html
【衆院選】公選法違反指摘され「私だけじゃない。沖縄では慣例的にやっている」 共産・赤嶺政賢氏、テレビ番組で開き直り
17:19産経新聞

【衆院選】公選法違反指摘され「私だけじゃない。沖縄では慣例的にやっている」 共産・赤嶺政賢氏、テレビ番組で開き直り
衆院選公示前に赤嶺政賢氏の名前を連呼して支援を呼びかける共産党の街宣車=9月28日午後5時45分ごろ、那覇市(高木桂一撮影)
(産経新聞)
 22日に投開票された衆院選で、共産党が全国の選挙区で唯一議席を守った沖縄1区の赤嶺政賢氏(69)が、民放テレビの取材に対して自らの公職選挙法違反行為を認め、開き直る発言をしたことが波紋を呼んでいる。選挙となれば無法地帯の如く違反がまかり通るなど「公選法特区」と呼ばれる沖縄にあって、先の衆院選でわけても赤嶺陣営は“やりたい放題”のようだった。もはや赤嶺氏は「選良」にあたらず。腰が重い沖縄県警もさすがに動かざるを得ないと期待するのだが…。(那覇支局長 高木桂一)

 選挙のときに限らず常日頃から「憲法を守れ」と叫んでいる政党が「法律」を守れないのだから、まさに“お笑い共産党”である。

 赤嶺氏の問題発言は、テレビ東京系列が22日夜から23日未明にかけて放送した衆院選特番「池上彰の総選挙ライブ」のなかで暴露された。

 公示前に選挙活動をすることは公選法が禁じる「事前運動」にあたる。番組では、公示前に赤嶺陣営が街中で当人の名前入りの幟(のぼり)旗を掲げたり、街宣車で赤嶺氏を連呼して支持を呼びかけたりする事前運動の“証拠映像”を流したうえで、赤嶺氏に直撃した。

 番組スタッフが「事前運動にあたるのではないか」とただすと、赤嶺氏は臆面もなく、こう答えたのである。

 「沖縄では慣例的に、私だけでなく他党の候補もやっている」

 つまり選挙違反をやっているのは自分だけではない。ほかもやっているから問題ないだろう、という言い草だ。赤嶺氏は「確信犯」なのである。

 むろん、番組にコメンテーターとして生出演していたタレントたちもこの映像を見るや、あきれ果てていた。

 「みんなで渡れば怖くないというのか…」(東貴博さん)

 「(違反は)沖縄だけいいいんだぁ〜」(峰竜太さん)

 後日、赤嶺氏の問題発言をネットなどを通じて知った他党の関係者の間で「みんなやっているなんて、われわれを共産党と一緒にするな」「車のスピード違反で警察に捕まったとき『周りもみんな違反してる』と言えば許してもらえるのか」などと批判が噴出していることは言うまでもない。

 現に記者も、赤嶺陣営による事前運動の数々を目撃していた。

 衆院が解散された9月28日以降、公示前だというのに、那覇市内で共産党の街宣車が赤嶺氏の名を連呼して市民らに支持を呼びかける光景は何度も目に入った。記者が同党沖縄県委員会に電話をかけて指摘したら、「担当者」なる人物は「違反していない」と言い張る始末だった。

 また、同市内の選挙事務所の窓ガラスには、志位和夫委員長や小池晃書記局長が公示後に応援弁士として選挙区入りする日程を告知するチラシを外に見えるよう貼り付け、PRしていた。これも公選法に触れるが、違反の疑いは事前運動にとどまらなかった。

 公示後も那覇市選挙管理委員会が市内の方々に設置した公営ポスター掲示板の傍らには、応援団たる翁長雄志(おながたけし)知事と城間幹子那覇市長に赤嶺氏が囲まれた「3連ポスター」が、施設や道路の管理者に許可をとらず立て掛けられていた。ポスターの違法掲示である。

5205チバQ:2017/10/25(水) 20:41:59
 記者が赤嶺氏の選挙事務所に電話で抗議したところ、「担当者」は「ポスターを掲示する人が事情をよく知らずにやってしまった」と、公党とは思えぬ無責任な言い訳をしていた。

 さらに「結局、選挙が終わるまで放置して逃げ切る考えなのか」と問い詰めると、「担当者」は「違反と分かったものから順次撤去する」と約束した。しかし共産党の違法掲示ポスターが乱立する県都のいまわしい風景はほとんど変わらなかった。

 赤嶺氏が自ら公選法違反を認めたことについて、元共産党員で文筆活動に勤しむ篠原常一郎氏はこう言い放った。

 「共産党はもともと『悪法も法である』という立場をとってきた。気に入らない法律でも守るということだが、赤嶺氏はこれを否定した。国会議員という立法府の人間として、あるまじき発言だ」

 法律を公然と破る赤嶺氏は、国会議員としての資質も資格もないと言わざるを得ないだろう。記者は、赤嶺氏が自ら議席を“返上”すべき由々しき事態だと考える。しかし、同党広報部は記者の取材に対し「赤嶺氏の発言内容は確認していなし、どういう経緯で話したかも分からない。わが党の候補者は公選法に基づき、それぞれの地方の選挙管理委員会の指摘の範囲内で活動している」と回答した。つまり「問題はない」というが、党の見解のようだ。

 くだんのテレビ東京系列の衆院選特番で、メインキャスターの池上氏は「警察庁幹部がこの番組を見ていたら、沖縄県警に対し『(捜査を)ちゃんとやれ』と指示を出すことになるだろう」と話していたが、その言葉を“淡い期待”にしてはならない。

 テレビ番組の中とはいえ「容疑者」が「犯行」を“自供”したら、警察がこれを放置するわけにはいかないはずだ。何もしなければ「正義はどこに?」ということになる。

 警視庁関係者は「事前運動は警告にとどめるのが慣例で、公選法違反で告発した例はほとんどない」と語る。まじめに摘発にあたったらキリがないということらしいが、それでは正直者がバカをみるだけだ。日本はいつから「法治国家」の看板を下ろしたのか。

 沖縄県警も多分にもれず、買収以外は動かざること山の如しの“寛大”な対応をとってきた。記者は、警察の真摯(しんし)な取り組みをしっかりと見守りたい。

5206チバQ:2017/10/25(水) 20:42:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710250034.html
【衆院選】愛知7区無効票問題で関係者「白票多かった。抗議の意思表示では? 」 選挙区で落選の自民側、山尾志桜里氏側の対応は…
19:04産経新聞

【衆院選】愛知7区無効票問題で関係者「白票多かった。抗議の意思表示では? 」 選挙区で落選の自民側、山尾志桜里氏側の対応は…
壇上で手を叩く山尾志桜里候補=23日午前1時29分、愛知県長久手市(安元雄太撮影)
(産経新聞)
 民進党を離党し、無所属で出馬し当選した山尾志桜里氏(43)と自民党から出馬し、比例で復活当選を果たした鈴木淳司氏(59)の一騎打ちとなった愛知7区で話題となっている無効票の問題。

 愛知県の他の選挙区と比べて突出して多く、ネット上では「陰謀ではないか」と山尾氏の当選に疑問を呈する書き込みが殺到している。実際に「陰謀」があったのか。

 愛知県選挙管理委員会が発表した開票結果によると、投票総数26万6783票。無効票は1万1291票だ。

 ところが、愛知県内の他の選挙区では軒並み無効票が3千〜6千票台にとどまっているため、「候補者が2人しかいないのに、無効票が多すぎる」と疑問視するネット上の書き込みが殺到した。

 愛知県選管によると、当選証書の授与式を終えてから集計を取り始めたというが、問い合わせの電話が24日、約35件あり、25日には午後3時半現在で40件に達し、騒ぎが収まる気配はない。

 「うちの選管が山尾さんに有利な票操作をしたのではないか、と電話をしてくる方がほとんどです」と担当者は話す。開票作業は、山尾、鈴木両陣営の関係者が立ち会い、了承の印鑑も押しているので、この結果が覆る可能性は低いとみられる。無論、県選管は「票操作のような不正は一切ありません」と疲れ切った様子で話す。

 電話口ではかなり激しい口調で抗議する人が多く、一人で1時間以上粘る人もしばしばだという。

 無効投票率が4・23%と、平成26年の前回衆院選の全国平均(3・29%)より高くなっている理由を探ってみた。愛知県選管は無効票の内容については「一切公表できません」としている。

 だが、立会人から話を聞いた関係者はこう明かす。

 「無効票の中には明らかに抗議の意思を示したものが多かったそうです。例えば高田淳司(タレントの高田純次さんをもじったものか)、とか山尾不倫女、とかですね。白票もかなりあったそうです。こうなると無効票が増えますよね。県選管が不正をしたのが原因というよりは、山尾陣営を支援する労組などが行った締め付けに対し、例えば棄権するつもりだったのに、投票所に足を運んだ人が、反発してわざと無効票になることを書いた可能性が高いのでは、と思います」

 鈴木陣営としては、無所属で手負いの山尾氏を落選させる千載一遇のチャンスだったのに、逆に選挙区で山尾氏に敗れてしまったことで、支持者の中には不満がたまっていたようだ。

 鈴木氏の選挙事務所は「今後、法的にどういった措置がとれるのか協議しています。異議申し立てになるのか、ほかの手段がとれるのか、検討中です」と話す。

 一方、山尾氏の事務所は「対応は考えておりません」と話している。

 わずか834票差で山尾氏が当選した選挙結果のほか、山尾氏の不倫問題が報じられたこと、また過大なガソリン代を計上した政治資金問題を説明しないまま幕引きを図った過去があることに釈然としない思いを持つ人が多いということだろうか。

 ちなみに、公明党の太田昭宏氏、共産党の池内沙織氏ら3人が出馬した東京12区は無効票が9・71%に達した。ただ、この選挙区は自民候補が出ていないという特殊な事情がある。(WEB編集チーム 三枝玄太郎)

5207チバQ:2017/10/25(水) 21:52:03
自民党 比例の状況
○北海道
1位:渡辺孝一 道10区 公明党稲津久との調整
2位:鈴木貴子 道 7区 伊東良孝との調整
重複:4人落選=3(渡辺孝一)6(今津寛)8(前田一男)11(中川郁子)

○東北
1位:江渡聡徳 青森1区 津島淳とのコスタリカ。次回は津島が小選挙区出馬
重複:1人=宮城5(勝沼栄明)落選

○北関東
重複:全員当選
30位:中曽根康隆 群馬1区 尾身朝子との調整>>3449>>3513など
31位:佐藤明男 党栃木県職員
32位:百武公親 党埼玉県職員
33位:神田裕  党茨城県職員 >>5115

○東京
重複:全員当選
24位:安藤高夫 2010年参院選民主党比例落選(医師連盟推薦)
25位:高木啓 元都議・都議選落選(北区・東京12区)>>5171

○南関東
重複:全員当選
32位:上野宏史 12維新14無所属群馬1出馬落選 >>3697

○北陸信越
重複:3人落選=新潟4(金子恵美)長野1(小松裕)長野3(木内均)

○東海
重複:3人落選=愛知12区(青山修平)静岡5(吉川赳)三重3(島田佳和)落選

○近畿
1位:奥野信亮 奈良調整(減員区)
重複:全員当選

○中国
重複:全員当選
17位:杉田水脈 12年維新比例復活 114年次世代落選 >>4706
18位:池田道孝 岡山県議(井原市・小田郡)1947年生まれ 12年以降比例下位当選
19位:古田圭一 学校法人理事長 14年以降比例下位当選 山口
20位:三浦靖  元大田市議 島根

○四国
1位:福井照 高知調整(減員区)
2位:福山守 徳島調整(減員区)
重複:2人落選=愛媛3(白石寛樹)香川2(瀬戸隆一)

○九州
1位:園田博之 熊本調整(減員区)
2位:宮路拓馬 鹿児島調整(減員区)
3位:今村雅弘 佐賀調整(減員区)
重複:2人落選=沖縄2(宮崎政久)沖縄3(比嘉奈津美)



■自民党現職がいない選挙区
北海道3(渡辺孝一)
北海道6(今津寛)
北海道8(前田一男)
北海道11(中川郁子)
宮城5(勝沼栄明)
栃木2(西川公也) *73歳定年重複できず
東京18(土屋正忠)*73歳定年重複できず
新潟4(金子恵美)
長野1(小松裕)
長野3(木内均)
愛知12区(青山修平)
静岡5(吉川赳)
三重3(島田佳和)
愛媛3(白石寛樹)
鹿児島1(保岡宏武)*重複辞退
香川2(瀬戸隆一)
沖縄2(宮崎政久)
沖縄3(比嘉奈津美)

*神奈川6(上田勇)  公明落選

5208チバQ:2017/10/25(水) 22:14:07
立憲民主党 比例の状況
○北海道
重複:全員当選

○東北
重複:全員当選
2位:山崎誠   09比例南関東(神奈川8)当選、12神奈川7落選 *神奈川8は江田憲司 7は中谷一馬
3位:阿久津幸彦 09東京24当選 12.14東京24落選 *立憲(民進)は高橋斉久擁立落選

○北関東
重複:全員当選
4位:堀越啓仁  16参院選群馬落選
5位:大河原雅子 07参院選東京当選、13参院選東京落選、16参院選比例落選
6位:高木錬太郎 07埼玉県議選落選、元枝野秘書>>5200

○東京
重複:8人落選=2.4.8.10.11.13.24.25区落選

○南関東
重複:5人落選=千葉2(樋口博康)千葉5(山田厚史)千葉7(石塚貞通)神奈川2(高橋野枝)山梨2(小林弘幸)


○北陸信越
重複:(該当なし)
2位:松平浩一 参院議員秘書
3位:山本和嘉子 参院議員秘書

○東海
重複:全員当選
6位:松田功  北名古屋市議
>>5100 オーバーフローあり

○近畿
重複:3人落選 大阪1(村上賀厚)大阪8(松井博史)大阪13(姜英紀)

○中国
重複:1人落選 山口3(坂本史子)

○四国
1位:武内則男 07参院選高知当選、13参院選高知落選、14高知2落選

○九州
重複:1人落選 福岡1(山本剛正)

5209チバQ:2017/10/25(水) 22:27:36
>>5173時事通信記載:無所属当選22名の内訳
■自民系:中村喜四郎
■自由党:小沢一郎 玉城デニー
■希望入?:玄葉光一郎 前原誠司

■会派「無所属の会」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/3845
岡田克也 野田佳彦 江田憲司 安住淳  原口一博
平野博文 中川正春 篠原孝  福田昭夫 広田一

■不明
金子恵美 中島克仁 鷲尾英一郎
黒岩宇洋 菊田真紀子 山尾志桜里 重徳和彦   
 

*無所属23名と記載がある場合 逢坂誠二を含んでいる

5210パリ行最終便:2017/10/26(木) 02:51:42
9区 緒方さん引退の意向 「希望選択の責任負う」 /福岡
https://mainichi.jp/articles/20171024/ddl/k40/010/404000c

5211名無しさん:2017/10/26(木) 20:20:09
仮に辞任の場合は議席どうなるのか

野党クラブ情報。青山雅幸の会見調整進むも、離党か辞職かで纏まらず開けない。本人は完全否定。
nonkisaburo(のんき@ラジオウォッチ) 12:36

5212名無しさん:2017/10/26(木) 20:44:22
26日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)でこの日発売の「週刊文春」が報じた立憲民主党の新人議員のセクハラ疑惑について特集した。

番組によると、文春が報じたセクハラ疑惑の議員は、今回の総選挙で静岡1区立憲民主党から出馬し、比例で復活当選した青山雅幸氏(55)。
記事によると、弁護士の青山氏の法律事務所に勤めていた20代半ばの元秘書へセクハラ行為を働いていたという。

女性は、事務所で働き始めてから2か月後ぐらいから青山氏に食事に誘われ、異変を感じ、セクハラ行為をノートに書き記していた。
中でも去年8月の出張。
旅館でお酒を飲んでいる時、青山氏がハイハイをしながら寄ってきて、頭をなでられたり、「あとで一緒に風呂行く?」などのメールが送られてきたことをなどをノートに書き記していたという。

番組では週刊文春デジタルが公開した青山氏を直撃した映像を放送。
記者のセクハラ疑惑への質問に「それはないと思いますけど。ないです」と否定。
お風呂メールについても「お風呂に行こうなんて絶対にない」と繰り返し否定していた。

その上で青山氏は、疑惑を告白した女性が誰かは分かるとし「その人とはあることでもめたんですね。その子は辞めたんで、そういうことを言うと思うんですけど、それはないです」と指摘。
さらに記者が「好き」などのメールを送った事実を問うと「信頼感がないとできないでしょ。信頼感の中でそういうことを言った可能性はあると思いますよ。一部の事実とそれを膨らませている。事実は違う」などと釈明していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000090-sph-soci

5213名無しさん:2017/10/26(木) 20:45:56
立憲民主党 セクハラ報道の青山議員に無期限党員停止処分
https://mainichi.jp/articles/20171027/k00/00m/010/099000c

立憲民主党は26日の執行役員会で、26日発売の週刊文春でセクハラが報じられた青山雅幸衆院議員(比例東海ブロック)を無期限の党員停止処分とする方針を決めた。
衆院の会派にも参加させない方針。

青山氏が代表を務める弁護士事務所の元女性秘書が青山氏からセクハラを受けたとの記事で、
青山氏は「私の認識とは異なる部分があるものの、傷つけたとすれば申し訳なかった」との声明文を出した。
青山氏は衆院静岡1区で敗れ、比例復活で初当選した。

5214チバQ:2017/10/26(木) 21:08:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171026X500.html
公明、議席減で自民としこり=「自業自得」の声も
19:21時事通信

 衆院選で自民党が大勝する一方、公明党は議席を減らし、党内に重苦しいムードが漂っている。安倍晋三首相は山口那津男代表に「協力不足」を認めて謝罪したが、独り勝ちした自民党への不満がくすぶっており、今後の連携に不安を残す形となった。

 「ひとえに執行部、特に代表の責任を深く自覚している」。山口氏は26日の記者会見で、議席を大きく減らした選挙結果について、厳しい表情でこう語った。

 公明党は、衆院解散時の「35議席維持」を目標に掲げたが結果は6減。小選挙区では2012年と14年に続く全勝記録が止まり、比例代表は2000年以降の衆参両院選を通じて初めて得票が700万票を割った。

 26日の中央幹事会では、井上義久幹事長が「ざんきの念に堪えない」と発言。来月10日に全国県代表協議会を開催し、選挙の総括をすることを決めたが、地方から執行部批判が出ることも予想される。

 党内には敗因の一つに自民党の努力不足を挙げる声が多い。中堅議員は「『比例は公明党に』と訴えない自民党議員が結構いた。うちの票で生き残った人もかなりいるのに」と指摘。公明党の支持母体である創価学会幹部も自民党関係者に「われわれは増えなかった」と恨めしげに語った。

 ただ、自民党側には7月の東京都議選で、公明党が小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」と手を組んだことへの不満から「自業自得」(中堅)と突き放す向きもある。公明党内でも「コウモリのような、主張ではなく強い者に擦り寄るという本音が見透かされた気がする」(党関係者)との声が漏れる。

5215とはずがたり:2017/10/26(木) 21:10:37
議席は比例定数減で説明付くけど票が700万切ったのはでかいっすね。

5216チバQ:2017/10/26(木) 21:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20171026013.html
【大阪】自民・竹本氏陣営の運動員を逮捕
19:05ABC NEWS 関西ニュース

【大阪】自民・竹本氏陣営の運動員を逮捕
【大阪】自民・竹本氏陣営の運動員を逮捕
(ABC NEWS 関西ニュース)
衆院選の大阪選挙区で当選した自民党の候補者の運動員が、選挙運動の見返りに報酬を渡す約束をしていたとして逮捕されました。

公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、衆議院選挙大阪15区で当選した自民党・竹本直一氏の運動員で、兵庫県宝塚市の会社役員・小久保弘一容疑者(56)です。小久保容疑者は公示前の今月初めごろ、20代の男性にビラ配りなどの選挙運動をする見返りに報酬を渡す約束をした疑いがもたれています。小久保容疑者は、無料通信アプリ・ラインを通じ、知人の男性に「選挙を手伝わないか。日当は7000円」などとメッセージを送り、選挙運動を依頼していたということです。警察は、小久保容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。竹本事務所は、「捜査を見守り、当局から説明を求められた場合、真摯に対応するよう指示した」とコメントしています。

5217名無しさん:2017/10/26(木) 21:41:10

落選の希望・若狭氏、政界引退を表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000089-asahi-pol


落選の希望・若狭氏、政界引退を表明 「年齢もある」
10/26(木) 21:27配信
朝日新聞デジタル
 希望の党の小池百合子代表の側近で、今回の衆院選で落選した同党の若狭勝前衆院議員(60)は26日、BSフジの番組で「政治活動はいったんここで退く」と述べ、政界引退を表明した。

 若狭氏は、小池氏が地盤としていた衆院東京10区を引き継いだが、衆院選では自民党新顔に敗れ、比例復活も逃した。若狭氏は「希望の党の後方支援をしていくが、年齢もある。元気でも65歳を過ぎたら若い人や女性に譲るべきだと考えてきた。(選挙がすぐにないことを考えると)自分は例外ですよとは、なかなか言いづらい」と述べた。

 若狭氏は検事出身。2014年の衆院選で自民から立候補して当選。2期目の途中の今年6月、東京都議選で小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」を支援することを理由に自民を離党した。(別宮潤一)

朝日新聞社

5218名無しさん:2017/10/26(木) 21:41:40

落選の希望・若狭氏、政界引退を表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000089-asahi-pol


落選の希望・若狭氏、政界引退を表明 「年齢もある」
10/26(木) 21:27配信
朝日新聞デジタル
 希望の党の小池百合子代表の側近で、今回の衆院選で落選した同党の若狭勝前衆院議員(60)は26日、BSフジの番組で「政治活動はいったんここで退く」と述べ、政界引退を表明した。

 若狭氏は、小池氏が地盤としていた衆院東京10区を引き継いだが、衆院選では自民党新顔に敗れ、比例復活も逃した。若狭氏は「希望の党の後方支援をしていくが、年齢もある。元気でも65歳を過ぎたら若い人や女性に譲るべきだと考えてきた。(選挙がすぐにないことを考えると)自分は例外ですよとは、なかなか言いづらい」と述べた。

 若狭氏は検事出身。2014年の衆院選で自民から立候補して当選。2期目の途中の今年6月、東京都議選で小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」を支援することを理由に自民を離党した。(別宮潤一)

朝日新聞社

5219チバQ:2017/10/26(木) 21:41:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710260022.html
【衆院選】「小池さんの『排除』の言葉、有権者には強すぎた」千葉の希望落下傘・女性新人はそう振り返った
16:29産経新聞

【衆院選】「小池さんの『排除』の言葉、有権者には強すぎた」千葉の希望落下傘・女性新人はそう振り返った
縁起物の「勝ち虫」トンボの飾りをつけた希望のたすきを掲げる千葉3区の櫛渕万里氏=22日、千葉県市原市の選挙事務所(橘川玲奈撮影)
(産経新聞)
 「野党が一丸にならなければいけなかった。小池(百合子)さんの『排除』という言葉も有権者には強すぎた」。投開票から一夜明けた23日、後片付けに追われる千葉県市原市の事務所で、千葉3区の希望元職、櫛渕万里(くしぶち・まり)氏は苦しい選挙戦をそう振り返った。

 一夜城のごとく結成された希望。小池代表の発言や、民進合流者の“踏み絵”と揶揄(やゆ)された政策転換などで期待は急速にしぼんだ。政権批判票は立民に拾われ、県内の選挙区は全敗に終わった。

 希望で比例復活したのはいずれも、元民進で選挙区に地盤のあった前職。一方、櫛渕氏のような、いわゆる「落下傘候補」らは、党勢の退潮に加え知名度や準備の不足から得票は伸び悩んだ。

 櫛渕氏は「落下傘から出馬し、まさにしがらみのない立場で戦えた。だが、地盤もなく大型の組織体制が作れなかった」と悔やむ。

 2区の竹ケ原裕美子氏も同じ悩みを抱えた。竹ケ原氏は静岡県で産婦人科医をしているが、出身地の本県で出馬。比例復活もかなわず、「地盤と実績を誇る自民候補に歯が立たなかった」。

 県組織がない希望は民進県連がサポートしたが、選挙後の政治活動については「民進県連で協力する方針にはなっていない」という。櫛渕、竹ケ原両氏も今後の政治活動については、拠点を本県に置くのかも含め「これから考えたい」としている。

■  ■

 「与党への対抗が本来の野党の役割だったのに、野党同士で軋轢(あつれき)が生まれ、自公が楽な選挙になってしまった」。民進千葉県連代表の長浜博行参院議員は苦言を呈した。野党分裂が結果的に自公の“漁夫の利”を招いた。「自公の政策が受け入れられた結果ではない」と述べるのがやっとだった。

 小池氏の“舌禍”はもとより、希望合流を決め野党分裂を招いた民進代表の前原誠司氏の判断について、「判断から選挙までの時間が短く、説明が不十分だったため、さまざまな問題が起きたのではないかと思う」と振り返った。

■  ■

 民進の混乱は県連の存続にも暗い影を落とす。衆院議員がいなくなり事実上解党し、県組織の機能は宙に浮く形となった。ある市議は「どんな道が残されているのか分からない。党本部の判断を待つ以外ないが、希望への合流を決めたときのように、地方議員への説明はないのではないか」といぶかる。

 長浜代表は県連の今後について、「常識的に考えれば存続は難しいが、政治の最前線を形作っているのは地方議員。地方議員に方針を説明する場は必ず設けたい」とした。2年後には統一地方選があるし、参院選もやってくる。地方組織を早急に再構築しなければ、致命傷となりかねない。

 また、分散した野党勢力について、「選挙戦を終えて冷静になれば、野党同士で争う意味がない。戦う相手が与党であると見えてくるはずだ」と、旧民進を軸に再編されるとの見方を示した。

 ただ、こうした展望を有権者が受け入れるかは未知数だ。安易な野党再編は反感を招きかねず、「選挙のためだけの集合離散ではないか」との印象を与える。地方議員に対して以上に、有権者に対して丁寧な説明が求められる。

5220チバQ:2017/10/26(木) 21:48:34

民主スレに間違えた・・・

>>5209を更新すると
■自民系:中村喜四郎
■自由党:小沢一郎 玉城デニー
■希望 :前原誠司
■会派「無所属の会」
岡田克也 野田佳彦 江田憲司 安住淳  原口一博
平野博文 中川正春 篠原孝  福田昭夫 広田一 
金子恵美 黒岩宇洋 菊田真紀子
■立憲民主党へ
山尾志桜里
■無所属?
玄葉光一郎 中島克仁 鷲尾英一郎 重徳和彦
+立憲会派入りできず:青山雅幸

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00001428-tokaiv-pol
山尾志桜里氏 立憲民主党に入党で調整 25日枝野代表と会談 近く支援者らに説明へ 愛知
10/25(水) 17:18配信 東海テレビ

東海テレビ
 衆院選で愛知7区で当選した無所属の山尾志桜里衆議院議員が、立憲民主党に入党する方向で調整していることがわかりました。

 山尾議員は25日午前、立憲民主党の枝野代表と国会内で会談し、立憲民主党への入党について意見を交わしました。山尾議員は「リベラルで活動していく」と決意を示しており、来月1日の特別国会までに最終判断する考えです。

 週刊誌での不倫疑惑報道を受け山尾議員は民進党を離党。無所属で出馬した衆議院選挙では「再び国会で安倍総理に立ち向かわせてほしい」と訴え、僅差で自民党候補を破り勝利しました。

 関係者によりますと、山尾議員は今週末にも、支援を受けた地元の地方議員や支援者らにこの方針を説明するということです。

3856 :とはずがたり :2017/10/26(木) 18:43:41

今日からここ支持。

無所属の会
岡田・野田・江田・福田・安住・篠原・中川・広田・原口←準備会メンバー
金子・黒岩・菊田←合流組み

不参加組み
玄葉→希望はいらず
中島
鷲尾
山尾→立憲
重徳→準備会には出てたが不参加。早くも二階に目えつけられたんちゃうやろねえ
前原→希望

2017.10.26 13:47
岡田克也元副総理ら13人が新会派 民進系無所属、野田佳彦前首相も
http://www.sankei.com/politics/news/171026/plt1710260016-n1.html

 衆院選に無所属で当選した岡田克也元副総理ら民進党系の衆院議員13人が26日、衆院の新会派「無所属の会」を衆院事務局に届け出た。岡田氏や野田佳彦前首相、江田憲司元民進党代表代行らが25日に国会内で会合を開き、新会派を結成することで一致していた。

 届け出に当たった福田昭夫氏は記者団に「(会派をつくらず)無所属のままでは、きちんとした国会活動ができず、政府をチェックする役目を果たせない」と説明。立憲民主党や希望の党との統一会派については「特別国会は無理だが、いずれ検討せざるを得ない」と述べた。

 新会派の衆院議員13人は次の通り(敬称略)。

 岡田克也(当選10回、三重3区)▽安住淳(8回、宮城5区)▽中川正春(8回、三重2区)▽野田佳彦(8回、千葉4区)▽原口一博(8回、佐賀1区)▽平野博文(7回、大阪11区)▽江田憲司(6回、神奈川8区)▽篠原孝(6回、長野1区)▽菊田真紀子(6回、新潟4区)▽福田昭夫(5回、栃木2区)▽黒岩宇洋(3回、新潟3区)▽金子恵美(2回、福島1区)▽広田一(1回、高知2区)


3859 :名無しさん :2017/10/26(木) 20:59:50
>>3856

鷲尾と重徳と中島は無所属なのに共産が候補擁立してますね

3860 :名無しさん :2017/10/26(木) 21:22:51

https://www.nikkansports.com/general/news/201710260000792.html

青山雅幸衆院議員を無期限の党員資格停止処分へ
[2017年10月26日21時9分]
小中大
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 立憲民主党は26日の執行役員会で、青山雅幸衆院議員(比例東海)の法律事務所の秘書が今週発売の「週刊文春」でセクハラを告発したことに関連し、青山氏を無期限の党員資格停止処分と特別国会で会派入りを認めない方針を固めた。弁解を聞いた上で、31日の役員会で正式処分を決める。福山哲郎幹事長が、国会内で記者団に明らかにした。

 福山氏は「性暴力の根絶を求めているわが党で、セクハラで女性を傷つけるような状況が発生していることは、甚だ遺憾だ」と語った。

 青山氏は「私の認識とは異なる部分もあるが、傷つけたとすれば、本当に申し訳なかった。おわび申し上げたい」とのコメントを出した。(共同)

5221チバQ:2017/10/26(木) 21:52:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBV64W1KBVUTFK00Y.html
<衆院選2017>振り返る/上 野党共闘が威力 /北海道
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、立憲民主党が道内で小選挙区と比例道ブロックを合わせた20議席の半数近い8議席(小選挙区5、比例3)を手に入れた。全国的に自民1強が続く中、立憲が小選挙区で獲得した18議席の3割を占める北海道は「立憲王国」といえる。その要因としては、全12選挙区で初めて共産との候補者一本化を成立させたことが大きい。一方で選挙戦を通じて、両党の共闘や与党、希望の党など第三極をめぐるさまざまな課題も浮かび上がっている。【衆院選取材班】

 ◇立憲民主党 4選挙区、共産票なければ暗転

 「安倍1強体制を倒そうという皆さんの思いが大きな力になった」。22日午後8時過ぎ、道11区の「女性対決」を制した立憲新人の石川香織氏は、当選確実の知らせに沸く帯広市の事務所で、感極まった様子であいさつした。

 会場には、出馬を取りやめた共産の佐々木とし子氏の姿があった。石川氏は勝因について「野党共闘が実現したこと。私一人では、ここ十勝で現職相手に勝利することはできなかった」と語り、佐々木氏や共闘した共産党、社民党、市民団体に感謝した。

     ■  ■

 立憲は候補を擁立した8選挙区(追加公認の逢坂誠二氏を含む)のうち5選挙区で勝利したが、前回2014年に共産候補が各選挙区で獲得した2万〜3万票を上回る票差となったのは8区の逢坂氏のみ。4選挙区では計算上、共産票がなければ自民に逆転された。11区でも前回の共産の1万8303票に対し、石川氏と自民の中川郁子氏の票差は1万6118票だった。

 民進党道連代表として解散後の混乱の責任を取り、立憲の比例名簿登載を断った6区前職の佐々木隆博氏も22日夜、同区からの立候補を取りやめた共産の荻生和敏氏と手を取り合って万歳。「市民が勝ちました」と喜びを爆発させた。

     ■  ■

 候補者一本化を後押しした1人が、市民団体の「戦争させない市民の風・北海道」の共同代表を務める上田文雄・前札幌市長だ。

 自らが初当選した03年の札幌市長選再選挙では、共産候補の出馬取りやめにより革新票の受け皿になった。今回の衆院選公示直前の5日、立憲、共産、社民、市民の風が初の全道的な候補者一本化協定に調印した時、上田氏と共に壇上に並んだ共産の青山慶二道委員長は、市長選の際に出馬を取りやめた当事者だ。

 上田氏は15年秋から、昨年の5区補選に向けた共闘の準備をする中で青山氏と旧交を温め、共闘の意義を確認し合ってきた。「選挙で『死に票』を作らないことがとても大事だ。まだ出発点に立ったばかりで、小選挙区制度が続く限り野党共闘を追求すべきだ」と語る。

 一方で、立憲の福山哲郎幹事長は道内での躍進の原因は「単純ではない」とも強調する。安倍政権下での地方の疲弊や農業問題への不満、希望の党との決別で政権への対決姿勢が際立ったこと、道内の多くの候補が早々に立憲への参加を表明したことなども総合的に評価されたと分析する。

 ◇共産側はジレンマ 議席失い支持者に動揺

 「野党共闘も必要かと思いますが、森さんが1区から出馬してください。このままだと、私が心から信頼して投票する人がいないのです」。共産の1区候補予定者だった森英士(つねと)氏は5日に立候補を取りやめる直前、支援者から寄せられたメッセージに「胸が張り裂けそうだった」と自らのブログで明かした。

 共産にとって、全国唯一の小選挙区議席である沖縄1区を除き、選挙区候補はもともと比例票上積みの役割が大きい。それでも今回、道内では擁立した11選挙区中7選挙区の候補を取り下げる決断をした。

5222チバQ:2017/10/26(木) 21:52:47
     ■  ■

 選挙区と連動した集票はできなくても、自民との対決構図を明確にすれば無党派層の取り込みにつながるのではないか--。こうした共産の期待とは裏腹に、比例票は前回を7万1935票下回る23万316票にとどまり、前回14年ぶりに復活した1議席を失った。その結果に、共産党内や共闘を推進する市民団体には動揺が広がっている。

 全国でも大枠で共闘が実現したのは、北海道以外では新潟や熊本、沖縄など一部にとどまり、道内での成否は、今後の共産の戦略にも影響する。比例票の結果は、共闘で新たに得た票より立憲民主に流れた政権批判票の方が多かったことを示していた。

     ■  ■

 共産が自民との一騎打ちになった7区では、自民候補が約2万3000票、共産候補が約3万4500票それぞれ前回を上回り、前回旧民主だった鈴木貴子氏が得た票を分け合った形となった。無効票や棄権者も、前回より1万2000人以上増えた。

 選挙協力や相互支援は、選挙区ごとのばらつきも大きい。8区は、もともと立憲を支援する連合と共産系の全労連の地域幹部が共同で集会などを開くことも多い。共産党函館地区委員会には「小選挙区は逢坂さんに」との張り紙が貼られた。

 昨年の補選でも共闘した5区では、遊説計画など各党の情報交換が進んだ。

 3区でも立憲の荒井聡氏が共産の志位和夫委員長や小池晃書記局長の来道に合わせて街宣車で並び、荒井氏の演説に合わせて共産陣営の後援会のメンバーが荒井氏のチラシを配る協力などをした。

     ■  ■

 一方、1996年の小選挙区制度導入以降、毎回共産と対決してきた1区や6区の民進党関係者によると、共産との協力は少なかったという。6区の佐々木隆博氏の陣営関係者は「連携しなかったというより、連携する時間がなかった」と明かした。立憲側が街頭演説で野党共闘に触れず共産が抗議した選挙区がある一方で、立憲陣営が支持者から「共産と協力するならポスターを貼らせない」と反発されたという。

 市民の風の関係者は「具体的な協力について話し合おうにも、立憲は党組織がなく、各候補の陣営で選挙を仕切る連合関係者は市民との協力に慣れていなかった」と指摘する。上田共同代表は「合同選対もなく、情報交換や協力が不十分だった。共闘自体を問題視すべきではない」と強調した。

 ただ、今後は立憲と共産の候補者一本化協議が難航する可能性もある。立憲が空白区で候補を増やした場合などは、今回のような一本化ができるか、不透明だ。

5223チバQ:2017/10/26(木) 21:52:59

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk01010166000c.html
<衆院選2017>振り返る/中 誤算続きの選挙戦 自民党、立憲に追い風、大地票は分散 /北海道
10月25日 00:00毎日新聞

 「自民党が国民から見た時におごり、緩みがある印象も否定できなかった。私にも厳しい意見がずいぶんたくさんありました」

 選挙戦真っ最中の15日、札幌市中央区の大通公園。安倍晋三首相と並んだ街頭演説にもかかわらず、自民1区元職の船橋利実氏は反省姿勢を示しながら支持を訴えた。

 自公候補は、無所属を含む立憲民主党の候補と戦った8選挙区で3勝5敗と負け越し、勝った3選挙区でも比例復活を許した。負けた5人のうち船橋氏は比例で復活できたが、当選7回の今津寛氏ら4人はいずれも前職ながら議席を失った。自民に最も有利な時期を綿密に計算した解散のはずが、道内の多くの自民候補には誤算続きの選挙戦となった。

   ■  ■

 最大の誤算は、立憲への追い風だ。

 公示直後の12日にあった公明党演説会では「『筋を通す』という言葉を勘違いして使っている政党がある」など立憲への批判が相次いだ。

 道内では、希望の党合流の条件とされた改憲や安全保障法制容認に反発した民進党の立候補予定者が相次いで立憲入り。道内の全選挙区で共産党と候補を一本化し、与党有利の流れは大きく変わった。

 「どこを回っても、『安倍さんが嫌い』という声が多い」(自民陣営)。首相の来道効果に懐疑的な陣営も多い中、首相は接戦区を中心に札幌市で1〜5区の候補、岩見沢市で10区の公明稲津久氏と並んだが、情勢調査で苦戦していた6区や8区は応援にも入らなかった。

 演説場所には厳重な警備が敷かれ、首相演説後には「安倍辞めろ」というヤジと「うるさい」と制する支持者で殺伐とした雰囲気になる場面もあった。

 一方、人気の高い小泉進次郎筆頭副幹事長には多くの陣営から要請があり、12日だけで札幌市の5選挙区と8、9、10の計8選挙区をはしご。高橋はるみ知事への要請も相次ぎ、高橋氏は自公候補への支援で「道内でも経済は少しずつ良くなっているのは事実だ」などと訴えて全選挙区を回ったほか、繰り返し入った選挙区もあった。

   ■  ■

 16日、9区の堀井学氏の合同選対本部事務所で応援に入った河野太郎外相が伊達忠一参院議長に「自民は比例で三つか四つ取れそうですか」と尋ねた。伊達氏は肯定した後に思わず、ぼやいた。「ただ、大地がねえ……」。

 安倍首相が道内へのてこ入れ策として繰り返し協力を求めた新党大地票は、実際には与野党に分散した。共同通信が22日に実施した出口調査では、比例で大地に投票したうち、選挙区で与党候補に入れた人が過半数だったのは12選挙区のうち3、6、7、8、9、10、12の7選挙区だけ。それも大地代表代行だった鈴木貴子氏=自民比例道ブロックで当選=と候補者調整をした7区以外は、5割程度にとどまった。

 首相は来道した15日、大地の鈴木宗男代表に電話し、盟友だった故中川昭一元財務相の妻で11区前職の郁子氏への支援を求めたが、出口調査では6割以上が立憲新人の石川香織氏に入れたと答えた。

 焦る自民陣営では、共産と組んだ立憲と緑色がイメージカラーの希望・小池百合子代表を皮肉り、「赤いキツネと緑のタヌキ」と歌い出す応援演説も飛び出したが、流れは止まらなかった。

5224チバQ:2017/10/26(木) 21:54:37
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k01/010/024000c

衆院選2017
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振り返る/下 行き詰まった「第三極」 希望の党、結局は野党票分散 /北海道



毎日新聞2017年10月26日 地方版
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「希望の党でやろうと皆で決めたことだから、後悔しようがない。何かおかしいですか、私の意見は」。衆院選の開票が進む22日夜、道内で唯一、前職で希望の党から立候補した松木謙公氏は語気を強めた。


 松木氏の出た2区で自民前職の吉川貴盛氏が当選確実となった後、テレビのインタビューで「2区で野党共闘が実現しなかったことを後悔していないか」と問われたことへの反論だった。

   ■   ■

 与野党議員らが参加し、幅広い勢力を結集して政権交代が可能な野党である「第二極」を目指した希望。小池百合子都知事が9月25日の記者会見で設立を発表し、代表に就任した。関係者は昨年の都知事選や都議選で巻き起こった「小池ブーム」の再来を期待し、与党側は警戒を強めた。

 だが立憲民主党との事実上の分裂で、野党と与党の中間に当たる「第三極」と位置づけられ、共産党からは与党の補完勢力と強く批判された。

 結果は公示前の57議席を下回る50議席で、野党第2党にとどまった。道内でも比例で1議席を獲得しただけだった。落選した松木氏は25日、取材に「政党には右から左までいていいんだから、前原(誠司民進党代表)さんには幅広く行け、とアドバイスしたいと思う」とさばさばした表情で語り、あいさつ回りのため東京に向かった。

   ■   ■

 「豊かな北海道、クリーンな北海道を作ります」。衆院選が公示された10日、4区に立候補した希望元職、高橋美穂氏はJR倶知安駅前で第一声の演説をしたが、足を止める聴衆や支持者の姿はなかった。

 道内でこの選挙区だけに希望と立憲の双方の候補が出馬し、自民前職と三つどもえの選挙戦が展開された。

 第三極候補は自公両党に流れる保守中道票を獲得するより、政権批判票を奪い合う野党票分散の面が大きい。

 2012年の衆院選では、1〜3区で野党候補が4人ずつ出るなど、旧民主、共産、旧維新、みんな、日本未来の党、新党大地の候補が道内に乱立。選挙区では野党は一人も当選できず、比例で民主2人、大地1人、維新1人の3人が議席を得るだけに終わった。

 今回、高橋氏の得票は約3万2000票。選挙区で当選した自民前職、中村裕之氏と次点の立憲元職、本多平直氏(比例で復活当選)の差は1万3000票あまりだった。中村氏の陣営関係者は「高橋氏がいなければ、結果がどうなったかわからない」とつぶやいた。

 「第三極路線」の行き詰まりは全国でも明確になり、日本維新の会は公示前の14議席から11議席に後退した。

   ■   ■

 希望への逆風が続く選挙戦中盤、松木氏の陣営は掲示板のポスターに「希望の党 リベラル派」の文言を入れた。憲法9条改正について「変えるつもりはありません」とも明記。右でも左でもない中道姿勢を示すのに苦心した。「コインの裏表で、リベラルが強いと保守が逃げ、逆もしかり。両方とも得るのは厳しかった」(陣営関係者)と振り返った。

 12年、14年と比例道ブロックで1議席を得た維新は今回、議席を失った。道内では一時、比例議席維持を目指して小選挙区候補を5人以上擁立する計画も立てたが、大阪府にある党執行部は「北海道についてはそこまで考えていない」と拒んだという。

 新人の小和田康文氏は最多の4人の候補が争う2区で「大変厳しい情勢だ。このままでは北海道から維新の灯が消える」と訴えたが、共産候補を下回る最下位の4位に終わった。

5225チバQ:2017/10/26(木) 21:55:30
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140501?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<選択の後に 揺らぐ道内政治>上 立憲民主 善戦、共闘に重い宿題
10/24 05:00
野党共闘の協定書に調印後、手を携える立憲民主党北海道の荒井聡代表代行(左)、市民の風・北海道の上田文雄共同代表(左から2番目)、共産党道委員会の青山慶二委員長(同3番目)ら
野党共闘の協定書に調印後、手を携える立憲民主党北海道の荒井聡代表代行(左)、市民の風・北海道の上田文雄共同代表(左から2番目)、共産党道委員会の青山慶二委員長(同3番目)ら
 まだ与党大勝の余韻が残る23日午前2時50分ごろ、小樽市内の選挙事務所に、比例復活当選が決まった元職で立憲民主党の本多平直氏(52)の姿はなかった。道4区で落選し、3時間前に敗戦の弁を述べて帰宅。陣営幹部から電話で待望の国政復帰を知らされると、感極まった。「立憲民主と書いた全道の人に感謝したい」

 本多氏は立憲民主党の枝野幸男代表の政策担当秘書を10年務めた。保守寄りの希望の党か、リベラル勢力の受け皿の立憲民主か。民進党の候補者が揺れ動く中、迷うことなく「師匠」が結成した新党を選んだ。

 道内の民進党出身候補者11人のうち、希望の党に進んだ3人の中で当選者は元職の1人だけ。立憲民主の党籍を持つ小選挙区候補8人は、本多氏を含め全員が当選を果たした。

■地域政党構想も

 善戦を支えたのは、安全保障関連法反対などで筋を通した立憲民主への追い風だ。それは最初から想定された筋書きではない。野党再編の行方が視界不良に陥った9月末、道内では幻の「ローカルパーティー(地域政党)」という別のシナリオが浮上していた。

 「代表は鉢呂(吉雄参院議員)がいいんじゃないか」。希望の党への合流を巡る民進党内の「分裂劇」に危機感を抱き、連絡を取り合ったのは、引退した横路孝弘元衆院議長(76)と民進党出身の道内ベテラン議員。最大の支持母体で、選挙戦の実動部隊となる連合北海道幹部も、こうした動きを歓迎した。

 連合北海道はもともと野党共闘や脱原発を巡り、構成労組が一枚岩とは言えなない。推薦候補が主義主張の異なる政党に分かれず、同じ地域政党からこぞって出馬すれば連合組織の分裂も回避できる。そんな思惑が込められていた。

 地域政党構想は「資金のめどが立たなかった」(立憲民主党関係者)ため日の目を見ずに終わるが、その精神は選挙戦へ生かされる。連合北海道の出村良平会長は公示後、希望の党から道2区に出馬した前職松木謙公氏(58)の事務所をたびたび訪問。連合は他の希望の党の元職や新人の応援にも回り、立憲民主と希望を分け隔てなく支えるメッセージを発信し続けた。

 連合北海道のある幹部は「われわれの最大の戦いは再来年4月の知事選だ。衆院選で連合が分裂するわけにはいかない」。4期目の高橋はるみ知事からの道政奪還に照準を合わせることで、バラバラになりそうな組織の引き締めを図る。

■共産党は恨み節

 立憲民主党は6日、自らが候補を立てない4選挙区で共産党候補を支援する協定を結び、全12選挙区での統一候補を実現させた。にもかかわらず、共産党の議席は比例を含めゼロ。共産党候補からは「民進党の道議は一度も応援に来なかった。協定に反し、ずるい」「今後の共闘に禍根を残す」と恨み節が聞こえる。

 一方、立憲民主内には「支持拡大にはウイングを広げる必要があるのに、共産党との関係をPRすれば保守票が逃げる」(ある陣営幹部)との警戒感も根強い。衆院選で一定の勢力を確保した立憲民主は、知事選やその後の参院選に向け、共産との共闘の在り方に重い宿題を抱えた。(報道センター 中村征太郎)


 与野党が激戦を繰り広げた衆院選を通し、地殻変動が起きつつある道内政治の行方を展望する。

5226チバQ:2017/10/26(木) 21:56:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140800?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<選択の後に 揺らぐ道内政治>下 自民・公明 保守勢力 混迷の時代
10/25 09:38
札幌市厚別区の商業施設前で、聴衆の声援に応える安倍晋三首相(前列右)=15日
札幌市厚別区の商業施設前で、聴衆の声援に応える安倍晋三首相(前列右)=15日
 「上出来でしょ。(議席を)減らすのを最低限にとどめたんだから」。投開票日翌日の23日朝、自民党道連の吉川貴盛会長(67)の表情はさばさばしていた。22日深夜には、安倍晋三首相と菅義偉官房長官から電話で「良かった、良かった」と労をねぎらわれていた。

■前回比2議席減

 全国では自民、公明両党が定数の3分の2(310議席)を超えて大勝する一方、道内の自公は12小選挙区で7勝5敗、比例代表で4議席。過半数を確保したものの前回2014年から2議席減らし、リベラル勢力の伸長を許した。

 道内で唯一、公明候補が立った道10区では、山口那津男代表が2度も応援に入るが、立憲民主党新人にわずか513票差の薄氷の勝利。それでも「上出来」なのは、報道各社の世論調査で、自公と立憲民主・共産が拮抗(きっこう)する厳しい情勢が伝えられていたからだ。与党の苦戦は護憲派が強い土地柄や、野党候補一本化だけが理由ではない。

 「自民党は支持するが、安倍さんは替えた方がいい」。自民の中堅道議は支援者を回る度に、こんな言葉を聞いた。森友、加計(かけ)学園問題に加え、首相は7月の都議選の演説中に「辞めろ」コールをした聴衆に「こんな人たち」と言い返し、内閣支持率が急落した。

 「来ても効果は薄い」(道連幹部)とされる中、首相は15日、公示後初めて道内に入った。道2区の吉川氏の応援では、首相を批判し、来秋の自民党総裁選に意欲を見せる野田聖子総務相と選挙カーの上に立った。「野田大臣と一緒に来るのは初めて。それくらい、この選挙は厳しいんです」

 その裏で、野田氏は「今回の選挙は自民党じゃなく、安倍さんが嫌われているのよね」と周囲に漏らした。「安倍批判」が根を下ろし、足元の保守票を固めきれなかった影響は大きい。

 道内では旧社会党出身の横路孝弘元衆院議長(76)が引退。ベテランの自民党前職今津寛氏(71)、新党大地の鈴木宗男代表(69)が共に落選し、保守派の自民党、革新派の社会党による「55年体制」を知る世代の退潮を印象づけた。

■実力出せぬ若手

 「一緒にやっていく相棒が見つからない」として今回引退した亀井静香元金融担当相(80)は、かつて政調会長など自民党要職を歴任。立憲民主候補の応援で来道した19日、「今の自民党(議員)はサラリーマンみたいだ。総理総裁に何も言えない」とこき下ろした。

 道内では政権中枢とのパイプがある吉川氏が空港民営化などで存在感を高めるが、当選2、3回の若手は、まだ実力を十分発揮できていない。吉川氏も入閣は見通せず、安倍政権の体力次第で発言力が左右される。道内の保守勢力は混迷の時代を迎えている。

 昨年の参院選は、道選挙区3議席のうち民進党に2議席を奪われた。19年夏の参院選は2議席確保が最優先課題。現職の伊達忠一参院議長(78)の去就に注目が集まるとともに、今回の落選組、意欲を示す道議ら党内での候補者選びが難航する可能性があり、吉川氏の調整力が問われる。

 道連幹部は「衆院選の取りこぼしをしっかり分析しなければ、次の選挙どころでない」という。「上出来」の結果から得た教訓は、生かされるのか。(報道センター 竹中達哉)

5227チバQ:2017/10/26(木) 21:57:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140707?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<道12区> 武部氏3選 船橋派と共闘一定の成果 水上氏リベラル系労組が離反
10/25 05:00
衆院選道12区での3選を確実にし、報道陣の取材を受ける武部新氏=22日、北見市内の選挙事務所(大石祐希撮影)
衆院選道12区での3選を確実にし、報道陣の取材を受ける武部新氏=22日、北見市内の選挙事務所(大石祐希撮影)
 22日投開票された衆院選道12区(オホーツク、宗谷管内)は、前回2014年衆院選と同じ3氏による争いとなり、自民党前職の武部新氏(47)が3選を果たした。武部氏は、亀裂の入っていた北見市選出の船橋賢二道議や新党大地の支持者との関係を一定程度修復。野党候補の一本化頓挫という「敵失」も重なり、前回を上回る圧勝劇となった。

 「武部親子に抵抗が少ない若手メンバーに新の応援を頼んだ」。船橋氏の後援会幹部は、「船橋派」の一部が武部氏の支持に回ったと明かす。

 船橋氏は15年の道議選で自民党の公認を得られず、無所属で出馬した。武部氏は北見市副市長だった塚本敏一氏を党公認候補として擁立。両氏とも当選したが保守分裂状態となった。

 武部陣営は今回、道1区(札幌市中央区、南区、西区と北区の一部)に出馬した船橋氏の兄・利実氏への支援も持ち出し、船橋派に協力を繰り返し要請。船橋氏側も「次の道議選や来春の北見市議選に悪影響が出るのは好ましくない」と判断し、「共闘」に傾いた。

 一方、武部氏の父・勤氏が中選挙区時代に同じ自民党候補として争った鈴木宗男氏が代表を務める新党大地からは今回、推薦を受けた。武部氏は選挙中、「鈴木代表は声をからしながら『小選挙区は武部新を頼む』とおっしゃってくれている」と連携を強調。北海道新聞社の投票所の出口調査では、比例代表で新党大地に投票した人の6割が武部氏に一票を投じた。

 武部氏の得票率は前回を0・7ポイント上回る54・1%。自民党幹事長も務めた父・勤氏が道12区で戦った5回の選挙で、最も高かった03年の54・3%に匹敵する結果を残した。

 対する野党は、前回は旧民主党から出馬した水上美華氏(35)が保守的な政策を掲げる希望の党から出馬したことで、共産党新人の菅原誠氏(44)との候補一本化の道が絶たれた。

 道内では、民進党から小選挙区に出馬する予定だった11人のうち、立憲民主党や無所属で出馬し、共産党と候補者を一本化した8人が全員当選したのに対し、希望の党を選んだ3人は一本化が実現せず、1人が比例復活するにとどまった。

 水上氏の得票率は、公示9日前に出馬表明した前回を3・3ポイント下回る32・6%。前回は全面支援を受けたリベラル系労働組合の「大半が離反した」(陣営幹部)のが要因で、日本一広い選挙区で支持母体なしに戦うことの難しさがあらためて浮き彫りとなった。

 水上氏は衆院選で落選した場合、19年道議選の民進党系候補に回ると目されていた。だが今回、周囲の反対を押し切って希望の党を選んだことで「本人が望んでも、周りが許さない」との見方が広がっている。(衆院選取材班)

5228チバQ:2017/10/26(木) 21:58:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140706?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<道6区> 「共闘」佐々木氏快勝導く 今津氏、無党派層浸透は不発 西川市長巡り綱引きも
10/25 05:00

 与野党一騎打ちの激しい戦いを終えた衆院選道6区(上川管内)。立憲民主党の佐々木隆博氏(68)の最大の勝因は「野党共闘の成功」だった。敗れた自民党の今津寛氏(71)は距離を置いていた保守系道議や前旭川市長の応援を演出するなど票の掘り起こしを狙いながらも不発。両陣営は市民人気の高い西川将人市長(48)を巡って「綱引き」も繰り広げた。12日間の選挙戦で何が起きていたのか―。

 「市民が勝ちました」。当選が決まった22日夜、佐々木氏は支持者を前にこう切り出した。「市民」。それは佐々木氏がかねて念願し、今回実現した「野党共闘」を象徴する表現だ。

 佐々木氏の得票は13万6312票。投票率が前回より4・39ポイント上がったことを考慮して比べると、前回の自身の約10万5千票に、共産党の候補だった荻生和敏氏(67)の約2万5千票を乗せた分と「まことにぴったり」(佐々木氏)。全国的に与党が大勝する中、接戦も予想された戦いを“快勝”に導いたのが「野党共闘」だったことを裏付ける。

 連携には危うさもあった。地元連合の一部にある共産アレルギーから「保守寄りの層が逃げる」との懸念だ。しかし、ふたを開けると「ハレーションはなかった」(佐々木陣営)。佐々木氏が強調した「安倍1強打破」で一丸となり「小異を捨て大同につく」共闘の意義が浸透した結果だ。

 ただ選挙戦を終え、共闘継続に含みをもたせる声が共産側に出ている。共産党は比例代表道ブロックで1議席も得られず、道内当選者はゼロ。同党旭川地区委員会は「候補がいない選挙で比例票を積み上げられなかった」とし、戦い方の練り直しの必要性を話す。

■前市長にも要請

 「『どうして安住が』と思われる方もいるかもしれませんが、旭川の経済のため、暮らしを守るためです」。選挙戦中盤の15日、旭川市内の今津氏の街頭演説で、道議の安住太伸氏(47)が応援に立った。

 安住氏は今津氏が当選した2012年の衆院選にみんなの党(当時)から出馬し、約4万8千票を獲得した経緯がある。現在は道議会第3会派の北海道結志会に属し、自民党と一定の距離を置くが、今津氏陣営は「保守層に近い無党派層の掘り起こし」を狙い、応援を依頼した。

 今津氏側は同様にかつてあつれきのあった菅原功一前旭川市長にも声を掛け、応援演説を得た。「2人にアレルギーを感じる人はいる」との声もあるが「なりふりかまわぬ」(陣営関係者)態勢を敷いたのは、野党共闘に対抗するには「無党派層への浸透が不可欠」という危機感からだった。

 だが、結果は地元旭川で1万4千票以上の差で完敗し、市町村別でも7勝16敗。北海道新聞の22日の出口調査では無党派層の3分の2が佐々木氏に流れていた。今津氏の得票は前回比で約1万2千票増。保守票は固めたが、広がりに課題を残した形ともいえる。

■握手ビラに抗議

 西川将人旭川市長を巡る「綱引き」も加熱した。11日、旭川商工会議所主催の今津氏の個人演説会に西川市長が初めて登場。市長と距離のあった今津氏だが、経済界が応援要請して実現した。陣営には「歴史的瞬間」との声まで出た。さらに演説会で今津氏らと西川市長が握手した写真を掲載した選挙ビラを作製し、市内の一部に配布。市長の市民人気を自陣営に引き寄せようとの策だった。

 ところが、この写真が市長の許可なく使われたとして、後日、市長から抗議を受ける一幕があった。

 旧民主党の推薦を得て市長選を戦った西川市長は、衆院選で「等距離外交」の姿勢を示し、両陣営での街頭演説をしていなかったが、ビラの一件を契機に、佐々木氏の最後の訴えの際、今回初めて街頭での応援に立った。ビラの経緯に触れ「佐々木さんを応援していると皆さんに伝える必要があった」と誤解をただすためと報道陣に語った。

 西川市長の動きが票にどう影響したかは定かではない。だが、こう指摘する声がある。「与野党とも次の市長選で有利な形で西川氏『相乗り』の形をつくるための駆け引きが始まった」(市内の経済関係者)

 市長は4選への態度を明らかにしていないが、衆院選の結果は、来年11月の旭川市長選へさざ波を起こしつつある。(衆院選取材班)

5229チバQ:2017/10/26(木) 21:59:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/140470?rct=n_shuuinsen_hokkaido
<道10区>稲津氏薄氷513票差 市町村別19勝13敗 神谷氏、無党派の6割取り込む
10/24 05:00



 22日に投開票された衆院選道10区(空知、留萌管内)は、公明党の稲津久氏(59)がわずか513票差で立憲民主党の神谷裕氏(49)を振り切って4選を果たし、神谷氏も比例代表で復活して初当選した。各候補の支持層や有権者はどう動いたのか。北海道新聞が各投票所で行った出口調査や取材を基に分析した。

 空知管内24市町は稲津氏が11勝、神谷氏が13勝。留萌管内8市町村は稲津氏が全勝―。32市町村別の得票は、稲津氏から見て19勝13敗だった。2014年の前回衆院選は、岩見沢と深川の2市を除き稲津氏が全勝していた。

 稲津氏の陣営幹部は「共産党の票が神谷氏に乗った割には負けが少なかった」と話す。地元の芦別市で約2千票、保守の地盤が強い留萌市で約1100票、それぞれ神谷氏を上回り、薄氷の勝利につなげた。

 神谷氏は革新系が強い大票田の岩見沢市で約3700票、深川市で約1200票、稲津氏を上回ったうえ、砂川市や奈井江町でもリード。勝利まであとわずかまで迫った。陣営幹部は「留萌管内でも前回より差を縮められた。(有権者が多い)美唄では、もう少し詰めたかった」と振り返る。

 両者の得票率は稲津氏50・1%、神谷氏49・9%で、その差はわずか0・2ポイント。激戦の背景には、両陣営が進めた選挙協力があった。
■自民票が流出

 元岩見沢市長で自民党の渡辺孝一氏(59)は三たび、自公協力として比例代表に回った。これに対し渡辺氏の後援会の一部が反発。出口調査によると、自民支持層のうち一定数は神谷氏に投票した。

 共産党との共闘が成立した神谷氏は、立憲民主党と希望の党に分裂する前の民進党支持層と、共産党支持層のそれぞれ9割から票を得た。社民党支持層からは8割、無党派層からも6割以上を取り込み、幅広く支持を集めた。

 比例代表の投票先を「希望の党」とした人は、小選挙区で3分の2が神谷氏に入れた。同じく「新党大地」とした人は6割弱が稲津氏に、4割強が神谷氏に投票し、2分された。新党大地は前回衆院選では神谷氏に、今回は稲津氏に、それぞれ推薦を出していた。
■動きも対照的

 選挙戦での両者の訴えや動き方は対照的だった。

 稲津氏陣営のキーワードは「継続」。3期8年の実績や自公政権の維持をあげ「安倍政権で有効求人倍率や株価が上向いた」と強調し、安全保障では「北朝鮮問題は選挙目当ての野党には対応できない」と指摘した。企業回りで支持を掘り起こすとともに、個人演説会を重ね、40代以下の層や民間企業従事者、自営業の支持を固めた。

 神谷氏陣営のキーワードは「変化」。街頭演説を重視し、安倍晋三首相への批判や安保法制への反対を訴え続けた。暮らしの問題について「地域から病院やJRといった大事なインフラがなくなろうとしている。弱者に寄り添わない上から目線の政治を止める」と主張。60代以上の高齢層や無職、公務員・団体職員に浸透した。(衆院選取材班)

5230チバQ:2017/10/26(木) 22:00:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk02010039000c.html
<岐路・2017衆院選青森>参院選共闘生かせず 升田氏、中央に振り回され希望合流 /青森
10月24日 00:00毎日新聞

 「リーダーたるもの、あらゆることを想定して対処しなければならない。力不足だった」。投開票から一夜明けた23日朝、青森1区で落選した希望の升田世喜男氏(60)は街頭でマイクを握り、行き交う人々にわびた。

 突然の解散や野党第1党の分裂、新党の誕生と、情勢が目まぐるしく変わる中で行われた衆院選。県内では自民が組織力で圧倒して3議席を独占した。一方、完敗した野党からは、中央に振り回されて共闘協議をまとめきれなかった「地方の力不足」が垣間見えた。

   ◆   ◆

 民進党の前原誠司代表が希望への合流方針を明言した9月28日夜、青森市の升田氏の事務所には陣営幹部ら十数人が集合した。党本部での両院議員総会を終えて帰青した升田氏はこれまでの経緯を説明。「皆さんの正直な気持ちを聞かせてほしい」と願い出た。

 「共産との関係も大事だ」「希望から出れば共産が候補者を立てるのではないか」「希望も嫌だが(比例がない)無所属よりかはましだ」。コの字形に着席した一人一人が思いをぶつけた。共産などとの共闘を求める声もあった。だが、「希望の党に入った方がいいとの意見が圧倒的に多かった」(升田氏)という。

 「民進党を残してもらいたいという思いが一番。もろ手を挙げて賛成しているわけではない」と複雑な心境を見せていた升田氏だったが今月1日、希望へ公認申請することを公言した。升田氏陣営にとっても、無所属で落選を重ねた過去の経験が重くのしかかり、比例復活の可能性を捨てきれなかった。

 だが、行き先に選んだ希望は小池百合子代表の「排除」発言で失速。今回選で与野党一騎打ちを期待していた県内の有権者から「升田さんが希望に行ってしまって残念」「これまで民進に入れてきたが今回は希望には投票しない」などの声が相次いだ。

 昨年の参院選で野党共闘を成功させた民進、共産、社民の3党は、今回の衆院選に向けて協議を進めていた。8月から9月にかけては護憲派の市民団体と連携し、野党が共通して合意できる政策項目の作成に取り組むなど進展も見せていた。だが、民進系の3人全員が希望へ合流したことで、共闘に向けた各党の努力は全て水の泡となった。

   ◆   ◆

 共闘の土壌がありながらも、中央の事情に振り回されて野党がまとまれなかった青森。ただ、他県ではこれまでの共闘の経緯から、統一候補を立てて勝利したケースもある。市民団体が共闘の仲介役を果たしてきた新潟などの一部の選挙区では、民進系の候補者が野党の統一候補として無所属で出馬し、自民の候補者を破った。

 立憲主義を掲げる野党と市民の共闘を目指すために結成された「市民連合あおもり」の成田博之さんは自戒も込めてこう言った。「市民の力不足もある。(分裂の状況でも)市民の力で『あなたを受からせるから』と言えば大きく変わったはずだ」

   ◆   ◆

 「選挙区は?」「津島淳!」。10月7日、むつ市で開かれた自民党支部の大会。「コスタリカ方式」で比例に回った県連会長の江渡聡徳氏は、約600人の支持者たちに、1区で立候補した前職の津島淳氏(51)を売り込んだ。区割り変更で1区に組み込まれた下北半島では、むつ市の宮下宗一郎市長を中心にした津島氏支援の市町村長連合が結成され、自民は組織戦を展開。津島氏は升田氏に下北半島で約1万4000票差をつけて勝利した。江渡氏は「自民党は一致結束できた。チーム力の差だ」とコメント。首長の応援も「仕掛けました」と笑った。

 党組織をフル稼働させた自民だが、希望の失速も攻勢に転じる格好の材料だった。各候補者は「主張を二転三転させる候補が良いか、一貫している候補が良いか。答えは明らかだ」(津島氏)などと批判した。

 今回選で野党第1党に躍り出た立憲が結党されたのは、升田氏が希望への公認申請を表明した翌日だった。津島陣営幹部からはこんな声が漏れた。「これまで風を読んできた升田さんが、判断の時期を1日読み違えてくれて助かった」【一宮俊介、佐藤裕太】

5231チバQ:2017/10/26(木) 22:01:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_21048.html
<衆院選青森>自民組織力で圧倒 1区区割り改定も利に

【解説】自民党が強固な組織力をフルに発揮し、2012、14年の衆院選に続き県内3議席を独占。対立候補に比例復活を許さず完勝した。野党は民進党と希望の党の合流により、数少ない勝機とみられた共闘戦略が破綻し、昨年の参院選で果たした野党統一候補の勝利は再現できなかった。
 区割り改定で選挙区は1減の3になった。自民は前回、野党候補に迫られた1区を最重点化。前議員津島淳氏の議席死守に向け、三村申吾知事をはじめ、小野寺晃彦青森市長ら選挙区内の首長、地方議員の厚い支持を取り付けた。
 津島氏は有権者の7割を占める青森市で安定した戦いを展開し、相手候補に約2万2600票の差をつけた。新たに編入された下北地方でも、各地域の組織をほぼ固めきった。
 希望前議員の升田世喜男氏は、前回の得票が津島氏を上回った地盤の五所川原市などを区割り改定で失った。希望発足を受け、同党公認を獲得。期待した追い風は公示後、急激に失速し、全市町村で津島氏に敗れた。
 編入された下北半島は原子力関連施設が立地し、自民支持層が多いとされる。選挙区事情の変容は野党にとって高い壁となった。升田氏は街頭活動を繰り返したが、自民の地盤を切り崩すには至らなかった。
 2区は前衆院議長で前議員の大島理森氏が東北最多得票で12選。地盤の八戸市で希望新人の工藤武司氏に2倍以上の大差をつけた。
 3区は現職で死去した元衆院議員木村太郎氏の地盤を、弟の木村次郎氏が引き継ぎ、希望新人の山内崇氏を寄せ付けなかった。
 希望の3人はいずれも民進党の公認候補だった。升田、山内両氏は共産、社民両党と候補者一本化に向けた協議を続けていたが、無所属になれば比例復活の可能性を失うことになり、結果的に共闘路線を排除する形になった。
 3選挙区は自民、希望、共産の三つどもえの構図となり、野党票は分散。安倍政権への批判票を吸収する受け皿になり得ず、自民の独走を許した。
(青森総局・横川琴実)

5232チバQ:2017/10/26(木) 22:04:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk03010038000c.html
<衆院選2017>検証 1区 希望合流、説明に苦心 階氏、選挙結果は「失敗」 /岩手
10月24日 00:00毎日新聞

 「政治を変えるためにまず自分たちが変わるという覚悟で臨んだが、思った通りにいかなかった。チャレンジ自体は間違いではなかったと思うので、この失敗を教訓に変えて歩んでいきたい」。1区での当選から一夜明けた23日、盛岡市の事務所で記者会見に応じた階猛氏だが、自身が所属する希望の党が公示前勢力の57議席すら維持できなかった選挙結果については「失敗」と表現せざるを得なかった。

 希望の公約づくりにも関わった階氏は、民進党と希望との合流を「最善にして唯一の方策」と評価し、選挙期間中、有権者に理解を求め続けた。しかし、小池百合子代表の「排除」発言などで党勢は失速。政権交代どころか、野党第1党の座も得られなかった。

 今回、階氏の得票率は前回並みの52%だったが、共産新人の得票率が2・5ポイントほど伸びた。共同通信社が22日に実施した出口調査によると、1区では立憲支持層の2割弱、社民支持層の2割強が共産新人に投票。希望は安全保障政策や憲法改正などで保守的傾向が強く、共産関係者は「希望に幻滅した層が共産候補に流れたのだろう」と分析する。

 階氏も民進時代の支持層離れを懸念したのか、小池氏が応援に駆け付けた11日の街頭演説では「希望が憲法9条を変えるんじゃないか、といううわさも飛び交っているが、決してそんなことはない」と強調。「9条を含め憲法改正論議を進める」とした公約との整合性の説明に苦心する様子がうかがえた。

 立憲と希望の関係も焦点の一つとなった。比例代表で立憲は、県内で選挙区の候補がいないにもかかわらず、約12万票を獲得し、得票率は約20%に上った。選挙戦終盤、階氏からは「立憲と希望を合わせると、岩手では自民を上回る支持率だ。もう一段、深化して安倍政権を打倒する勢力が一本化できれば必ず政治は変われる」と、再結集を示唆するかのような発言も飛び出した。

 今回の希望の失速と、立憲の躍進は民進党県連にも波紋を広げており、一部からは「希望公認では自分の選挙は戦えない」との声も上がる。民進の前原誠司代表は23日、参院議員や地方組織の扱いを決着させたうえで代表を辞任する意向を表明し、希望への合流方針を見直す考えも示した。場合によっては、先に希望へ合流した階氏と、地方議員との間に「分断」を生じさせかねない危険性もはらんでおり、関係者は指摘する。「これからが彼にとって、まさにいばらの道になるだろう」【佐藤慶】

    ◇

 新党結成や野党再編などにより、対決の枠組みが急変した今回の衆院選。県内の選挙戦を振り返り、票の行方を検証する。

5233チバQ:2017/10/26(木) 22:06:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk03010147000c.html
<衆院選2017>検証 2区 「活動の質」票差に 畑氏、希望で出馬「プラスにならず」 /岩手
10月25日 00:00毎日新聞

 「想像していた以上に得票をいただいた。期待感だと思う」。衆院選の投開票から一夜明けた23日朝、9選を果たした自民の鈴木俊一氏(64)は盛岡市の自宅で笑顔を見せた。沿岸南部を中心とした旧3区の7市町が加わり、本州一広い選挙区となった2区。引退した民進・黄川田徹氏(64)の票の行方が注目される中、その後継者をアピールした希望元職の畑浩治氏(54)に約3万1000票差をつけて快勝した。

 鈴木氏は「時間との戦いで、準備不足だった」と語るが、陣営の動きは早かった。解散後、新区域の大船渡市では後援会が発足。前回選で黄川田氏を支持した水産業者が会長に就任するなど組織的な動きと連動し、自民党の市町村支部も機敏に動いた。

 対する畑氏陣営も、前県議会議長を中心とする後援会ができたが、9月議会と重なり、県議たちが十分に動けなかった。民進県連の幹部は「活動の質の差が票差になって出た」と敗因を分析する。

 8月の内閣改造で五輪担当相に就任した鈴木氏に、選挙区内の自治体首長も「国政とのパイプ」を期待して次々と支持を表明した。前回選で「中立」だった柳村典秀滝沢市長や元民主党県議の野田武則釜石市長らが隣でマイクを握った。

 陸前高田市で20日あった個人演説会では、戸羽太市長が「被災地の声を政府中枢にストレートに届けてもらうチャンス」と支持を呼びかけた。鈴木氏も「黄川田さんの復興にかける熱意は十分に知っている。政党の後継者はいるのかもしれないが、仕事の後継者は私です」と強調した。

 同市は黄川田氏の出身地。畑氏は街頭演説で「第二のふるさと」と呼び、陣営関係者は「票を取り込める場所」と読んだが、同市の得票は約200票差とほぼ互角に持ち込むのが精いっぱいだった。他の沿岸南部の被災市町ではいずれも2000票以上の差がついた。

 2014年前回選の旧2区で、当選した鈴木氏の7万3661票に対し、畑氏は共産候補の得票を合わせると7万3298票。当初予定した民進、共産、自由、社民の野党統一候補として出馬すれば、互角に勝負できる計算だった。今回リベラル系の政党が対立候補を立てなかったため、畑氏は安倍政権の批判票の受け皿として、無党派層や反自民層の支持獲得を狙った。

 だが、共同通信社が22日に実施した出口調査によると、畑氏に投票と答えた人は、希望と立憲支持層の約7割、共産支持層の約6割にとどまった。政権批判票を固め切れなかったことがうかがえる。

 陣営にとっての大きな誤算は、小池百合子代表の「排除」発言などによる希望の失速だった。10日の公示後、小池代表や民進の前原誠司代表が相次いで県内入りしたが、畑氏は両氏と並ぶことはなかった。陣営幹部は「一緒に並ぶとイメージが悪い。こちらから断った」と明かした。

 畑氏は小選挙区の敗戦の弁で、希望からの出馬に「プラスになったことはない」と無念さをにじませた。惜敗率は76・1%。陣営関係者は「『まっとうな政治』を訴えるなら正直、立憲民主から出てほしかった」と悔やんだ。【藤井朋子】

5234チバQ:2017/10/26(木) 22:11:42
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k03/010/257000c

衆院選2017
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検証 3区 無所属出馬、功奏す 中選挙区時代の地盤でも優位に /岩手



毎日新聞2017年10月26日 地方版
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 衆院選から一夜明けた23日朝、共産党県委員会幹部のもとを自由党のベテラン県議が訪れた。「選挙戦ではいろいろとありがとうございました。今後も共闘の流れを大事にしていきましょう」。県議は、3区で17選を果たした同党共同代表、小沢一郎氏(75)への支援に対する感謝の言葉を述べ、両者は固い握手を交わした。


 今回、希望の党を軸とした再編を受け、民進党や自由党の一部が希望に合流するなか、小沢氏は無所属での出馬を表明。これを受け、共産は対抗馬擁立を見送り、小沢氏の自主的支援を決定した。前回選の旧4区で約2万4000票を獲得した共産の擁立見送りにより、小沢氏は幅広い層からの支持獲得に成功。得票率を前回から10ポイント近く伸ばし、自民の藤原崇氏(34)に約3万4000票差をつけて勝利した。

 一方、共産が擁立見送りの代わりに期待した比例票の大幅な上積みは実現せず、他の市町村と同様に3区内の多くの市町で票を減らす結果となった。ただ、県委員会幹部は「小沢氏の後援会役員や系列の県議、市議らは共産の比例票上積みのため、努力してくれた。末端の支持者に比例で共産と書いてもらうのはそもそもハードルが高い」と理解を見せ、両者にわだかまりはない。

 今回、区割り改定により新たに選挙区に加わった一関市の票の動向も焦点となった。「私も本当にご無沙汰ばかりしていたが、どうか以前と同様、それ以上の支援をお願いする」。20日、一関市でマイクを握った小沢氏が聴衆に向かって支持を訴えた。演説を聴いていた70代男性は「前回は(民進前職の)黄川田徹氏に入れたが、今回は小沢氏に入れる。野党統一候補みたいな存在だしね」。

 結果は、小沢氏が約3万5000票を獲得し、一関市だけで1万票余りの差をつけた。得票率も6割近くに達し、3区内の7市町のうち3番目に高い数字となった。同市は小沢氏にとって中選挙区時代の地盤で、小選挙区制への移行後も、後援会は定期的に会報を送り続けるなど支持者とのつながりを保ち続けた。陣営幹部は「このくらいの数字が出ることは予想していた」と明かす。

 一方、後援会の高齢化はいや応なしに進んでおり、目標の動員数に「全然足りない」との声も各所で上がった。21日、北上市での街頭演説に姿を現した小沢氏を横目に見ながら70代の男性がつぶやいた。「後援会も古くからの人ばかりで、つながりのない若い人たちを呼べない。本当は代替わりしなければならないのだが、もう無理だろう」【佐藤慶】

5235チバQ:2017/10/26(木) 22:12:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_31047.html
<衆院選岩手>野党攻勢に陰りも 沿岸部自民支持広がる

 【解説】区割り改定に伴い選挙区が4から3に減少し、1区は希望の党、2区は自民党、3区は野党系無所属の自由党代表が議席を獲得した。議席を得た3人の顔触れは前回(2014年)、前々回(12年)と変わらない。しかし戦いの内幕からは、野党攻勢、与党防戦が長く続いた岩手県政界に訪れつつあるかすかな変化が読み取れた。
 希望の「排除の論理」を支持者が嫌悪。1区と2区で明暗が分かれた。
 1区は前議員階猛氏が東北の小選挙区で唯一の党議席を死守した。選挙戦では二大政党制を目指す希望への合流の意義を強調。自民前議員高橋比奈子氏を地力で引き離し、5選をもぎ取った。
 2区の元議員畑浩治氏には逆風をはね返すだけの地力がなかった。元々は、野党4党の統一候補であることが国政復帰の最低条件だった。希望から立候補すれば共産、社民両党の離反は自明と分かっていながら、民進党県連の合流方針に従わざるを得なかった。
 1、2区とも中央政界の駆け引きに岩手の野党勢力が翻弄(ほんろう)された結果、15年知事選、16年参院選と時間をかけて築き上げた共闘態勢が一夜にして崩壊。全国に先駆けて野党共闘を進めてきた岩手だが、今後の再構築は予断を許さない。
 自民は2区で五輪相の前議員鈴木俊一氏が先代の故善幸氏から続く地盤を守り通算9選を決めた。現職閣僚の知名度に加え、震災で疲弊する水産業界や被災自治体の政権与党への期待を巧みに追い風へと変えた。
 鈴木氏は2回連続で野党の挑戦を退け、比例復活も阻止。沿岸部を中心に、自民が徐々に支持を広げている実態を印象付けた。
 3区の前議員小沢一郎氏は無所属の選択によって実質的に野党共闘を維持。選挙巧者ぶりを見せつけ自民前議員藤原崇氏を突き放した。ただ、後援会組織の弱体化は顕著。自民からは「票差ほど地力は負けていない」と声が上がった。
 岩手は19年に参院選と知事選が控えている。連続する大型選挙と中央政界の動きを両にらみで、与野党の駆け引きが今後も続く。
(盛岡総局・山形聡子)

5236チバQ:2017/10/26(木) 22:14:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_31012.html
<衆院選岩手>「小沢流選挙」ほころび 後援会高齢化 共産票に救われ


熱烈な支持者に握手して支援を呼び掛ける小沢氏(中央)=20日、岩手県一関市
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 衆院選岩手3区で自由党代表の小沢一郎氏(75)が連続17回目の当選を飾った。自民党候補との得票差は3万4000と、結果だけを見れば「完勝」だ。しかし鉄壁を誇った後援会組織は高齢化が著しい。あちらこちらで小沢流選挙のほころびが見え隠れする選挙戦だった。

 奥州市胆沢区であった17日夜の個人演説会は、小沢氏系列の県議や市議ら7人が応援弁士を務めた。だが集まった聴衆はわずか5人。並べられた座布団28枚はほとんどが空席となり、弁士たちの顔が引きつった。
 昔から小沢氏の支持者が多い胆沢区にあって「ここまで少ない演説会は過去になかった」。選対幹事長の関根敏伸県議が嘆息する。
 奥州市江刺区後援会は突然の衆院解散に対応が遅れ、2地区で後援組織を設置できなかった。過去の選挙では考えられない事態に地元支持者は「どの程度浸透しているか。気掛かりだ」と不安を口にした。
 選挙戦最終盤の20、21の両日には小沢氏自身が街頭演説に立ち、引き締めを図った。候補本人が不在でも動じなかったはずの後援会が「本人が来れば大丈夫」と胸をなで下ろした。
 随所に緩みが生じた小沢陣営。その主因が後援会の高齢化にあるのは明らかだ。結束を誇示する動員は困難となり、選対幹部は「ポイントを押さえた省エネ選挙をせざるを得ない」と明かす。
 選対幹部には区割り改定で編入された一関市の動向も不安の種だった。小沢氏が同市に足を踏み入れるのは中選挙区時代以来、24年ぶり。「正直、票が読めなかった」(陣営関係者)。
 それでも今回、小沢氏は13万票を獲得し、自民党候補に3万4000票の差をつけた。小沢氏は無所属から立候補することで野党共闘の枠組みを維持し、共産党の支援取り付けに成功。その共産党が前回、3区の市町で獲得したのが3万3000票だった。
 得票差3万4000。共産党票3万3000。「共産党の支援がなかったらどうなっていたか」。後援会幹部は、弱気な勝因分析を吐露した。


関連ページ:岩手政治・行政2017衆院選東北
2017年10月24日火曜日

5237チバQ:2017/10/26(木) 22:14:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_11017.html
<衆院選宮城>浮沈(上)野党の誤算 立民の風 読み切れず


競り合いに敗れ、支持者に頭を下げる鎌田氏。共闘を組んだ野党幹部も見守った=23日午前1時30分ごろ、仙台市泉区の事務所
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 22日投開票の衆院選は、県内6選挙区のうち自民党が5議席を維持し、野党は民進党系無所属の1議席にとどまった。政界再編に翻弄(ほんろう)され、足場を固めきれなかった野党。分厚い組織戦を展開し、逃げ切った自民。政党の浮沈を懸けた戦いの結末を追った。(衆院選取材班)

<岡本に譲れ>
 希望の党が直面した失速と、日増しに強まる立憲民主党への追い風は、誰も読み切れなかった。
 「解散直前に野党の混乱ぶりを露呈したのが敗因。力及ばず申し訳ない」
 23日午前1時半、宮城2区に無所属で立候補した元議員鎌田さゆり(52)は唇をかんだ。自民党前議員秋葉賢也(55)に、わずか1316票届かなかった。
 「鎌ちゃん、本当にごめん」。民進党県連代表の桜井充が駆け寄った。1区では22日午後8時、立民新人岡本章子(53)が早々と比例東北ブロックでの当選を決めていた。
 「知名度があるお前の方が有利だ。立民は岡本に譲れ」。公示1週間前、岡本と2人で立民入りを模索した鎌田に対し、県連幹部が電話で怒鳴りつけた。
 当初、立民は比例東北で1議席獲得が限界と見られていた。「岡本の比例救済を優先させる」と何度も説得を受けた鎌田は、無所属での立候補を受け入れた。
 無所属は政見放送や政党ポスターがなく、露出が制限される。共闘する共産、社民両党の地方議員はフル回転したが、自民の圧倒的な運動量に押し込まれた。
 選挙戦最終日の21日夜。市地下鉄南北線泉中央駅の改札口で、鎌田、秋葉の両陣営が数メートルの距離で互いに上り旗を立て、にらみ合った。後援会のメンバーは「1票でも取りに行く」と鎌田の名前を連呼した。
 一進一退を繰り返し、疲弊する鎌田を横目に、岡本は立民の上昇気流に乗った。ふたを開ければ立民は比例で3議席を取った。

<後悔はない>
 「許せない」「ふびんだ」。陣営からは風を見誤った民進県連に恨み節が漏れた。鎌田は「最終決断したのは私。一点の曇りも後悔もない」と話し、毅然(きぜん)とした態度を崩さなかった。
 5区は無所属前議員の安住淳(55)が8選を決めたが、笑顔は乏しかった。「野党が組めば政権交代になった。情けない選挙をした」と怒気をにじませた。
 希望から立候補し、共産との候補者調整が不調に終わった3区の新人一條芳弘(44)、4区の新人坂東毅彦(58)は惨敗し、見せ場すらつくれなかった。
 民進から飛び出した1区の希望新人伊藤優太(32)は22日深夜、閑散とした事務所で「立民が伸びた理由が分からない」と首をかしげるしかなかった。
 共産は3、4、6区に独自候補を擁立したが野党の混戦に埋没した。3区の新人吉田剛(35)は「民進の重大な背信行為さえなければ…」とつぶやいた。
 昨年の参院選、今年7月の仙台市長選に続く野党共闘での3連勝は不発に終わった。鎌田の事務所で、民進の桜井は「東京に戻り、前原誠司代表に言いたいことが山のようにある」と険しい表情を見せた。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政2017衆院選東北
2017年10月24日火曜日

5238チバQ:2017/10/26(木) 22:15:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171025_11013.html
<衆院選宮城>浮沈(下)自民の底力/組織戦徹底 逃げ切り


立民新人の猛追を振り切って当選を決め、支援者の拍手に笑顔を見せる土井氏=22日午後11時ごろ、仙台市青葉区の事務所
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 22日投開票の衆院選は、宮城県内6選挙区のうち自民党が5議席を維持し、野党は民進党系無所属の1議席にとどまった。政界再編に翻弄(ほんろう)され、足場を固めきれなかった野党。分厚い組織戦を展開し、逃げ切った自民。政党の浮沈を懸けた戦いの結末を追った。(衆院選取材班)

<危機感あらわ>
 数秒間の沈黙が、猛追をしのいだ激闘を物語っていた。
 22日午後11時ごろ、仙台市青葉区の事務所。4選確実の知らせを受け、報道各社のインタビューに臨んだ宮城1区の自民党前議員土井亨(59)は一呼吸置き、「支えていただいた方々に感謝したい。それだけです」と言葉をつないだ。
 立憲民主党への追い風を背に受けた党新人岡本章子(53)の巻き返しに、土井は終盤、防戦を余儀なくされた。22日の投開票まで残り3日の19日、自民県連幹部に「情勢が厳しい」と危機感をあらわにした。
 陣営は基本戦術の徹底と軌道修正を図った。支援者への電話かけを強化し、重ねた個人演説会は30回以上。「追い抜かれそうだ」と選挙カーの呼び掛け内容を切り替え、速度を5キロまで落とし、住宅街を縫うように隅々まで声を届けた。
 焦りが陣営の緩みを引き締め、「歯車がかみ合った」(自民市議)。追いすがる岡本を2万1419票差で突き放し、郵政民営化選挙で自民が大勝した2005年以来となる、10万票の大台に乗せた。
 「郵政選挙はあれよあれよの風があった。今回は風がなく、1票ずつ積み重ねた結果」と分析する土井。陣営幹部は「実績や日頃の活動の成果だ」と現職の地力を勝因に挙げた。

<大物送り込む>
 一騎打ちの2区では、自民の底力が僅差の大接戦を制した。
 6選を決めた自民前議員の秋葉賢也(55)と、民進系無所属元議員の鎌田さゆり(52)の票差はわずか1316。終盤、党本部は重点区に指定し、大物の応援弁士を送り込む重厚な戦いにシフトした。秋葉と不和だった党支部の地元議員も支援に入り、押し上げた。
 秋葉は当確直後の取材に「今回ほど後援会の力を感じた選挙はなかった」と強がったが、県連幹部は「党組織の応援がなかったら、議席に届かなかったことを分かってもらいたい」と、忠告した。
 いずれも自民前議員で3区の西村明宏(57)、4区の伊藤信太郎(64)、6区の小野寺五典(57)は早々と当選を決めた。5区で自民前議員(比例東北)の勝沼栄明(42)が及ばなかったが、自民は県内で5議席を保った。
 6区の防衛相小野寺は北朝鮮情勢の対応に専念するため、選挙戦中に一度も地元に入れなかった。本人の不在を守った陣営は、全国の小選挙区で最高の得票率を下支えした。
 選対本部長の県議畠山和純は「有権者の小野寺に寄せる信頼の強さを感じた。素晴らしい結果に感激している」と喜びに浸った。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政2017衆院選東北
2017年10月25日水曜日

5239チバQ:2017/10/26(木) 22:16:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171026_11020.html
<衆院選宮城>最大被災地から与党議員消える 復興遅れに懸念の声

 22日に投開票が行われた衆院選で、東日本大震災の最大被災地・石巻市を中心とする宮城5区の自民党前議員が議席を失った。2020年度末の復興期間終了まで残り約3年5カ月。政権与党の議員がいなくなった5区の首長や経済関係者からは、復興計画の実現を不安視する声が漏れる。
 「与党の議員として力になりたかった。断腸の思いだ」。5区で落選し、比例復活も逃した自民前議員の勝沼栄明氏(42)が23日未明、事務所で頭を下げた。
 選挙期間中、「復興のアクセルを踏めるのは与党だけだ」と声をからした。しかし、無所属前議員の安住淳氏(55)に約3万9000票差で敗れた。
 震災以降、5区には常に与党議員がいた。震災発生時は、当時の与党の旧民主党で国対委員長を務めた安住氏が存在感を発揮した。
 12年衆院選で自民は民主から政権を奪還し、安住氏と争った自民新人が比例東北で復活当選。14年は勝沼氏が安住氏に挑み、比例東北の最後の一枠に滑り込んで与党議席を守った。
 「パイプ役になる窓口がなくなるのは要望活動に影響が出る」と気をもむのは石巻市の亀山紘市長。勝沼氏が所属する派閥の領袖(りょうしゅう)の二階俊博党幹事長に、復興補助事業の延期などを7月に要望したばかりだった。
 石巻商工会議所の浅野亨会頭も「困った」と頭を抱える。石巻-酒田間を高規格化道路でつなぐ「みちのくウエストライン」構想の促進など、地域課題の解決には「時の政権につながる議員の方が実現可能性は高い」と言う。
 復興の完遂に向け、地元選出議員は与野党の別なく活躍が求められる。石巻魚市場の須能邦雄社長は「安住氏には今までと同様、地域の代表として被災地の声を国政に届ける役割を担ってほしい」と期待する。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年10月26日木曜日

5240チバQ:2017/10/26(木) 22:20:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk05010087000c.html
<激闘・衆院選2017>/上 1区 自民、手綱緩めず完勝 希望「しこり」解消せず /秋田
10月24日 00:00毎日新聞

 衆院選は前々回(2012年)、前回(14年)に続き、自民党が県内3小選挙区の議席を独占し、希望の党は辛うじて比例の議席をもぎ取った。各陣営の勝敗を分けたものは何だったのか。激闘を振り返る。【松本紫帆】

 「すべての皆さんに心から感謝申し上げる」「秋田のために頑張らせてほしい」

 22日午後8時過ぎ。当確が知らされた自民の冨樫博之氏(62)は、秋田市内の事務所に駆け付けた支持者に何度も謝意を述べ、深々と頭を下げた。早々に3選を決める圧勝にも、最後まで謙虚さを崩さなかった。

 「相手が見えない」。希望の党の結党により、ブームは起きるのか、公認は誰か……と陣営は気をもんだ。

 3日夕、松浦大悟氏(48)が希望の公認候補に決まり、前回比例復活を許した寺田学氏(41)はコスタリカ方式を受け入れ、希望の比例東北ブロックに回った。共産新人の斉藤大悟氏(38)を交えた構図が固まった。

 当初から陣営は後援会や支持者を含めた組織の引き締めに躍起。途中「優位か」との情報が流れたが、相手候補との「接戦」と記された情勢報道の新聞記事を事務所の壁や柱に何枚も張り出し、緊張感を演出した。中盤には所属派閥の“ボス”、石破茂元幹事長が街頭演説に1日中同行した。

 陣営関係者はこう語る。「相手側(希望)のバタバタぶりもプラス材料になったが、次回の相手は寺田さんかもしれない。『油断できない選挙になるね』と話している」

 陣営は目標得票数を初当選時(12年)と同じ約7万3000票に設定。結果はそれを6000票上積みしての完勝だった。

    ◇

 松浦氏は事務所を構えたのが希望の公認に決まった直後。出遅れが目立った。遊説では「新党だからこそ大胆な改革ができる」と訴え、有権者に駆け寄り握手を繰り返した。元参院議員だったことなど一定の知名度はあったものの、希望の失速なども影響した。

 また比例に回った寺田氏との連携もカギだった。公示当日などにともに街頭演説。だが寺田氏が「私自身がタスキをかけて訴えるつもりだったが、願いはかなわなかった」と悔しさをあらわにするなど、2人の「しこり」は解消されないままだった。

 松浦氏は23日、取材に対し「希望の党への逆風が強く、公認発表が公示直前で十分に支持者回りができなかった。今後は応援してくれる方がいる限り政治活動を続けたい」と打ち明けた。

5241チバQ:2017/10/26(木) 22:21:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk05010009000c.html
<激闘・衆院選2017>/中 2区 自民、逆風紙一重でかわす 希望「個人の主張」訴え続け /秋田
10月25日 00:00毎日新聞

 22日夜、元法相の自民、金田勝年氏(68)の能代市内の事務所は静まり返っていた。午後10時10分ごろ「当選確実」の一報が入ると、どっと歓声が起きた。だが想定より1時間以上遅いバンザイ。金田氏は「こんなにハラハラする選挙は初めて」と語り、安どの表情を浮かべた。

 次点に1672票差の「薄氷の勝利」で、希望の緑川貴士氏(32)は比例復活で初当選をつかんだ。

 「逆風」。陣営は当初からこの2文字を気にしていた。法相として「共謀罪法」の新設を担当したが、国会答弁が不安定だとして野党に詰め寄られた。答弁に窮する場面が何度もニュース番組などで報じられたからだ。

 しかし選挙戦中盤までは新聞報道などで「優勢」との情報がもたらされていた。だが中盤以降には「向こう(緑川陣営)は組織力がないはずなのに……」と焦りに似た空気が広がり、80以上の後援会を引き締めた。

 党本部がテコ入れした。17日には安倍晋三首相、19日には小泉進次郎筆頭副幹事長が応援に入り、盛り上がりを見せた。一方で陣営関係者は応援弁士の連投を「『金田は(当選が)危ないんじゃないか』というイメージを(有権者に)逆に植え付けてしまったのでは」と振り返る。さらに「今回は自滅に近かった」と吐露した。

    ◇

 緑川氏は民進の公認予定だったが、公示直前に希望へ合流。連合秋田の推薦を得たが、系列の地方議員が少なく、後援会はほとんどなかった。

 前回の落選以降、選挙区内をくまなく回る「草の根」の活動を続けていた。街頭演説などで金田氏の国会答弁などへの批判はせず、地方(秋田)の地域振興を柱に自らの政策を訴え続けた。

 小池百合子代表の「排除」発言以降、党の勢いが失速。緑川氏は当初から「希望色」をほとんど出さなかった。党側から応援弁士の打診があったが、見送った。緑川氏は当選後、「待機児童ゼロなど都市部の政策を主張されても困る。公認をもらったのに複雑な気持ちだが、『自分で何とかしなければ』という思いで戦った」と明かした。

 希望との合流に、かねてからの支援者に「裏切り者」と批判されたこともあったという。だが票を伸ばし、共同通信の22日の出口調査では無党派層の約6割の支持を得た。“失速”の影響を最小限にくいとめ、滑り込んだ。【田村彦志、山本康介】

5242チバQ:2017/10/26(木) 22:21:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171026ddlk05010297000c.html
<激闘・衆院選2017>/下 3区 自民得票伸ばす 希望「風」吹かず /秋田
00:00毎日新聞

 自民、御法川信英氏(53)は希望、村岡敏英氏(57)との5回目の戦いを制した。

 大仙市が地元の御法川氏と、由利本荘市が地盤の村岡氏による選挙戦は親の代から続く因縁の保守対決。これまでは御法川氏の得票数が上回ったが、前回(2014年)は5600票差まで詰め寄られ、比例復活当選を許した。

 御法川陣営の幹部は「希望結党の当初はどんな風が吹くか分からず、警戒感が高まった」と打ち明ける。

 御法川、村岡両氏は互いに強固な基礎票が一定程度ある。「寛容な保守」を掲げた希望に保守派の浮動票が流れると、ひっくり返る恐れがあった。陣営は地盤固めを目指し、地方議員との連携を強化させるなど、引き締めを徹底した。

 選挙戦後半、党本部は秋田3区を重点選挙区に指定。安倍晋三首相や小泉進次郎筆頭副幹事長が相次いで応援に入った。

 これらが奏功し、終わってみれば10万票の大台を突破し、村岡氏との得票差は前回の2倍以上になった。

 陣営幹部は「希望は結局“無風”だった。希望に失望した保守層の受け皿になれたのではないか」と振り返る。

    ◇

 22日午後10時過ぎ、村岡氏の事務所は重苦しい空気が立ち込めた。用意したパイプ椅子は空席が目立った。敗北が判明すると、村岡氏は「私の力不足」と敗戦の弁を述べた。

 保守派を明言する村岡氏側は当初「合流は追い風」と期待を膨らませた。加えて3区に約1万6000人の組合員がいるとされる連合秋田の推薦を初めて受けるなど、プラス材料がそろった。

 しかし「小池百合子代表の『排除』と『(民進党全員受け入れは)さらさらない』の発言で雰囲気が変わった」(村岡陣営幹部)。序盤に小池代表が応援に入ったが、陣営側は有権者の反応が徐々に冷めていくのを感じた。

 陣営幹部は「保守の立場が明確になった意味では(希望に合流した)選択は間違っていなかった」と強調するが、「党自体が即席で、何を目指すか明確でなかった」と悔しさをにじませた。【川村咲平】

5243チバQ:2017/10/26(木) 22:22:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_41051.html
<衆院選秋田>自民てこ入れ奏功 2区批判票で希望復活

 【解説】自民党前議員が2012年、14年に続き全3選挙区を独占した。組織力と党本部のてこ入れで「自民1強」を維持した格好だが、安定した戦いを見せたのは1区のみ。特に2区は、希望の党新人が自民前議員への批判票を集めて肉薄、比例東北で復活した。二大政党制の実現を掲げた希望は序盤で失速。政党選択より地域や個人の戦いが押し出された。
 1区は自民前議員の冨樫博之氏が自民・公明支持層を手堅くまとめて3選。経済界からの支持も得て終始優勢に戦いを進めた。
 希望新人で元参院議員の松浦大悟氏は立候補表明が遅れた。自民陣営は、党内調整で地盤の1区から比例東北に転出した希望前議員寺田学氏との連携を警戒したが、両者の相乗効果は不発。野党の足並みの乱れが自民優勢を加速させた。
 2区は前法相で自民前議員の金田勝年氏が希望新人の緑川貴士氏を振り切り4選をつかんだ。
 金田氏は前回、緑川氏に全15市町村で完勝した。今回は、法相時代の「共謀罪」法案を巡る不安定な国会答弁に有権者が反発。地盤が大きく揺らいだ。
 自民は公示前から党幹部や閣僚を相次いで投入して引き締めを徹底したが、緑川氏が批判票の受け皿となって躍進。1672票差に詰め寄られ、比例復活を許した。
 3区は自民前議員の御法川信英氏が希望前議員の村岡敏英氏との5度目の対決を制し5選。党本部は終盤、3区を重点区に指定し、安倍晋三首相らが来援。地盤の大仙、仙北両市を固め、勝負どころと言われた横手市でも競り勝った。
 村岡氏は保守色が強く、希望入りは当初後援会に歓迎されたが、党の失速は想定を超えた。
 投票率は3選挙区とも前回を上回った。希望は全選挙区で自民との事実上の一騎打ちに持ち込んだものの、突然の野党再編や急ごしらえの政策が有権者に敬遠された。追い風が吹かないまま地力の戦いを強いられた上、共産党に政権批判票を一部さらわれ、結果的に自民の議席独占を許した。
(秋田総局・渡辺晋輔)

5244チバQ:2017/10/26(木) 22:25:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk06010072000c.html
<戦いの後先>衆院選2017/上 自民が3選挙区独占 異例の選挙態勢 1区・遠藤氏、3市2町トップ頼みに /山形
10月25日 00:00毎日新聞

 山形市長・佐藤孝弘の携帯電話が突然に鳴った。9月24日朝、翌日には安倍晋三首相が衆院解散を正式表明するとみられていた。相手の遠藤利明の頼みは簡潔だ。佐藤の後援会幹部に衆院選の選対本部長を引き受けてもらえないか。「分かりました」。佐藤の返答もまた、簡潔だった。

 遠藤は国会議員7期を務め、閣僚も経験。現在は国家的イベントである2020年の東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長代行だ。「勝つのは当たり前」(陣営幹部)と当然視された今回選挙だが、本人は気を抜いていなかった。

 その懸念の一つは長年のライバルであった鹿野道彦=元民主党衆院議員・農相=にあった。小選挙区制となった1996年以降の対決では3勝3敗の五分。鹿野自身は2013年に引退したが、1区の野党系候補者は後継者と目されている。前回14年選挙では5万2000票余りもの差をつけたが、鹿野の影は常につきまとってきた。

 「今回選挙の敵手である荒井寛はPTAや青年会議所などの活動実績がある。未知数だった」と陣営幹部は解説する。さらに昨年夏の「参院選ショック」があった。勝利した舟山康江と荒井のツーショットのポスターを見かけ、遠藤が「こっちももっともっと張ってくれ」とせかした逸話が伝わる。選挙期間中は県外への応援はキャンセル。県内でも3区の加藤鮎子を除き、1区に張り付いた。

 頼みとしたのが、佐藤をはじめとする3市2町のトップたちだ。選対本部長には自身の後援会幹部を選ばず、従来とは異なる「異例の選挙態勢」(陣営幹部)をとった。特に「佐藤は県都で、遠藤とは異なる層を取り込んでいる」(同)と期待は大きかった。

 その効果は目標とする10万票の大台突破という結果に表れた。自民党は全選挙区を制し、野党候補に1区では約4万票差、2区では約1万7000票差、3区では約2万2000票の差をつけた。「想定よりも多く、名誉な数字で満足している」。当選後の記者会見で、遠藤は満足げに話した。

 しかし、「世代交代」を訴えてきた荒井陣営に流れたのは敗北感だけではなかった。幹部は「希望の党への合流をめぐる混乱の中で、6万票を獲得できた。リベラル支持層の離反も、思ったほどに深刻ではない」と再戦を誓う。昨年参院選のような共闘が実現していればと、野党関係者は声をそろえる。【二村祐士朗、野間口陽】(敬称略)

5245チバQ:2017/10/26(木) 22:26:35
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k06/010/008000c

戦いの後先
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衆院選2017/下 全3区での野党共闘 希望合流で幻に 近藤氏、判断に後悔なし /山形



毎日新聞2017年10月26日 地方版
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 鹿野道彦(元民主党衆院議員、農相)は反論する言葉を失ったという。衆議院が解散される前日の9月27日昼ごろ、東京・永田町の国会議事堂近く。内密に会合した相手は民進党代表の前原誠司だった。共産党を含めた野党共闘を求める鹿野に対し、前原は首を縦に振らなかった。


 「小池(百合子・希望の党代表)さんと一緒になることを決めました」。その翌日の臨時国会直後の両院議員総会で、民進は希望への合流方針を了承した。鹿野の描いていた県内全3区での野党共闘戦略は幻となった。

 その運命の日、2区立候補予定の近藤洋介は選挙区へのとんぼ返りをせず、都内某所での内輪の会合に参加していた。集まったのは東北選出の同僚議員たち。「中身はこれから作らなければならない。仲間とともに実現する」と決意した近藤は翌29日、希望への合流方針を正式表明することになる。

 党内は揺れていた。所属するグループの長であり、前首相の野田佳彦は「(民進を捨てて)離党した人の股はくぐれない」とし、無所属での立候補を良しとした。近藤を副経済産業相に取り立ててくれた「尊敬する兄貴」(近藤談)。そうした近藤の元に党重鎮から、重要なアドバイスが届く。「バッジをつけることを一番に考えるべきだ」。無所属では比例復活ができない、との意味だった。

 当時は会長として、民進党県連を率いていた近藤の即断。1区立候補予定の荒井寛はもとより、前回2014年衆院選は3区を無所属で戦った阿部寿一も悩み抜いた末、その後を追う。「3人が一つになれば発信力が違う。大きな風を起こせる」。希望の1次公認が発表された10月3日の新庄市での共同記者会見で、阿部は決意を述べた。

 「安倍晋三首相と小池だけが脚光を浴びて、民進は埋没する」。選挙期間中、鹿野は周囲に漏らしていたという。その予言が当たった。立候補した3人は全滅。比例復活さえかなわず、県内の野党系衆院議員はいなくなった。

 当選した自民の3候補が記者会見に応じていた23日朝、米沢市役所前の交差点。台風21号の影響による雨の中で、近藤はずぶぬれになりながら、マイクを握っていた。選挙を終えた朝には必ず立つ「原点の場所」。下した判断に悔いはないという。【深尾昭寛、佐藤良一】(敬称略)

5246チバQ:2017/10/26(木) 22:27:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_51050.html
<衆院選山形>票上積み自民盤石 共闘崩れて希望しぼむ

 【解説】小池百合子東京都知事率いる希望の党の各陣営が旋風と失速に翻弄(ほんろう)される中、手堅く組織戦を展開した自民党が2014年の前回に続き全3議席を独占した。民進党の公認や推薦で立候補する予定だった3人が希望の公認を得たため、2、3区で進んでいた野党共闘は頓挫。新党による政権交代への期待感もしぼみ、希望陣営は打開策を見いだせなかった。
 昨年7月の参院選で野党統一候補が自民新人に大勝した県内には共闘の下地が十分にあった。2、3区の場合、前回の非自民候補の得票数を足し合わせると自民候補を上回るという目算もあった。しかし民進系候補が希望にくら替えしたことで、状況は一変した。
 1区の自民前議員遠藤利明氏は、希望新人の荒井寛氏に4万票以上の差をつけて大勝した。
 2区は自民前議員の鈴木憲和氏が、希望前議員の近藤洋介氏を下した。票差は前回の7495票から1万7914票に広がり、近藤氏は比例での復活もかなわなかった。
 3区は前回1488票差で勝利をつかんだ自民前議員の加藤鮎子氏が、票差を2万票以上に広げ再選を決めた。希望元議員の阿部寿一氏は地盤の酒田市でも加藤氏に票の上積みを許した。
 自民は、県農協政治連盟の推薦や首長の支援も得て手堅い選挙戦を展開。安倍晋三首相、小泉進次郎筆頭副幹事長ら党幹部の応援も追い風に全3選挙区で前回を上回る得票数を上げた。
 対する希望はあえて政党色を出さず個人を前面に出す戦い方を選んだが、入党の理由や党の政策に関して説明を避ける姿勢は有権者の不信を招いた。
 片や自民、公明両党の比例得票率は前回を約3ポイント下回った。1区で圧勝した元五輪相の遠藤氏も「自民政権に対する批判は根強かった」と振り返った。選挙結果を政権の信任と受け取るのは早計だ。有権者の厳しい視線は、森友・加計(かけ)学園問題などで支持率を下げた解散前と変わっていない。
 与野党を問わず、有権者が求めたのは自身の行動への丁寧な説明だったのではないか。
(山形総局・阿部萌)

5247チバQ:2017/10/26(木) 22:29:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk07010209000c.html
<衆院選2017>共闘、野党に風 8年ぶりに1区奪還 /福島
10月24日 00:00毎日新聞

 22日に投開票された衆院選では、野党共闘が県内で唯一成立した福島1区で民進系無所属の金子恵美氏(52)が、自民の亀岡偉民氏(62)が守る小選挙区の議席を奪った。自民が1区の議席を確保できなかったのは、旧民主党が政権を取った2009年衆院選以来8年ぶり。野党共闘は16年の参院選でも、民進候補を勝利に導いており、巨大与党を相手に互角以上の戦いに持ち込めることを印象づけた。【曽根田和久、尾崎修二、高井瞳】

 16年参院選では、民進、共産、社民の3党が安全保障関連法の廃止などを軸に、民進現職の増子輝彦氏に候補者を一本化。現職の法相、岩城光英氏を3万票近い差で破った。

 今回は1区だけで参院選に続く共闘が成立した。衆院解散直後に民進が事実上の解党方針を決め、金子氏は当初、希望入りに傾いていた。だが、改憲や安保関連法へのスタンスの違いから無所属を選択したことで、共産、社民との共闘が成立。共産が1区の公認候補の擁立を取り下げて「自民・亀岡」対「非自民・金子」の一騎打ちの構図を作り上げた。

 公示後は、各地であった金子氏の街頭演説に共産支持者が駆けつけた。志位和夫委員長が公認候補らの応援演説で来県した際は、選対幹部が志位氏とともにマイクを握って金子氏支持を呼びかけた。

 金子陣営は今回の得票結果からも共闘の手応えを実感している。14年に亀岡氏に約690票リードされた南相馬市は約1800票差で逆転。約2400票引き離された相馬市では約670票差に縮めた。さらに地盤とする伊達市では亀岡氏との差を広げており「共産票の上積みは大きかった」(金子陣営幹部)という。

 「できる限りの復興を進め、国政の場で頑張ってきた。それがなかなか理解してもらえなかった」。亀岡氏は小選挙区での落選が決まった22日夜、支持者に敗因をこう説明した。比例代表での復活当選が分かったのは23日になってからで「大事な県庁所在地のある1区で万が一議席を失ったら、どうしようかと思っていた」とほっとした表情を浮かべた。

 亀岡氏は、公示日の第一声で安倍晋三首相が応援演説に入り、人気の高い小泉進次郎・党筆頭副幹事長ら幹部も応援に駆けつけた。

 だが、亀岡氏は遊説先で「安倍さんは嫌い」と有権者に告げられるなど“反安倍”の空気を感じていた。投票日前日の最終演説でも「どこの遊説に行っても、安倍政権の悪口を言う人がいた。沖縄みたいな状況が生まれている。とんでもない話だ」と、米軍基地問題などで政権と対立する野党勢力が強い沖縄を引き合いに出した。

 亀岡陣営の選対関係者は「昨年の参院選同様に、無党派層が取り込めなかった。反安倍、反原発、反安保の声は根強い」と漏らす。

 劣勢を受け、亀岡陣営は連立を組む公明との選挙協力をより強化する作戦に出た。しかし、22日に共同通信社が実施した出口調査では、公明支持層の3割強が金子氏に投票したと答えており、公明票を固めきれなかった。

 「金子が掲げた政策は『平和』を掲げる公明とも近い」と金子陣営の幹部は分析し、無所属という立場も「票を投じやすい環境につながった」とみる。

 中央政界の野党再編の動きは流動的で共闘の行方も未知数だ。自民県連幹部は「野党候補を1本化されれば、やはり強い。(一騎打ちでも勝てるよう)力をつける必要がある」と話した。

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 ◆開票結果

 =一部地域既報、比は重複立候補者の復活当選

 ◇1区=選管最終発表

当 126,664 金子恵美 52 無前

比 113,514 亀岡偉民 62 自前W

 ◇2区=選管最終発表

当  96,892 根本匠 66 自前W

   59,377 岡部光規 49 希新W

   18,279 平善彦 65 共新

    9,685 西村恵美 54 維新W

 ◇3区=選管最終発表

当  92,930 玄葉光一郎 53 無前

比  60,006 上杉謙太郎 42 自新W

   11,196 橋本健二 69 共新

 ◇4区=選管最終発表

当  68,282 菅家一郎 62 自前W

比  67,073 小熊慎司 49 希前W

    9,492 古川芳憲 66 共新

    8,063 渡辺敏雄 68 社新W

 ◇5区=選管最終発表

当  86,461 吉野正芳 69 自前W

   51,478 吉田泉 68 希前W

   16,154 熊谷智 37 共新

    7,186 遠藤陽子 67 社新W

5248チバQ:2017/10/26(木) 22:29:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_61049.html
<衆院選福島>反自民完勝許さず 民進系無所属受け皿に

 【解説】自民党が県内5選挙区のうち3選挙区で勝利を収め、残る2選挙区も比例復活し5人全員が議席を得た。希望の党は3人が全敗し、1人が比例で救われた。非自民勢力を結集した民進党系無所属が自民前議員から議席を奪い返し、県民の与党への不信感もにじむ結果となった。
 1区は民進系の前議員金子恵美氏が無所属で立候補し、自民前議員亀岡偉民氏との一騎打ちを制した。安保法制反対を貫き、希望入りを拒否。共産党が候補を取り下げ、与党批判票の取り込みに成功した。
 対照的だったのが同様に接戦となった4区。前回約400票差で辛勝した希望前議員小熊慎司氏が、自民前議員菅家一郎氏に約1200票差で敗れた。渡部恒三元衆院副議長らと共に二大政党制の実現を訴えたものの、共産、社民も独自候補を立てた野党分裂が最後まで響いた。
 希望は「原発ゼロ」なども訴えたが、急ごしらえの政策は有権者に響かなかった。東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域を抱える5区では希望前議員吉田泉氏に追い風は吹かず、復興相の自民前議員吉野正芳氏が前回の3倍以上の差をつけて完勝した。
 2区は、知名度の高い元復興相の自民前議員根本匠氏が3新人を寄せ付けず圧勝。3区は無所属を選んだ民進系前議員玄葉光一郎氏が強固な後援会組織に支えられ議席を守ったが、前回落選後に地域をこまめに回った自民新人上杉謙太郎氏に比例復活を許した。
 比例代表の得票では、希望と県内に候補者を擁立しなかった立憲民主が合わせて41.33%を獲得し自民を10ポイント近く上回った。希望の自滅が選挙区で自民を利した格好で、県民が安倍政権を全面的に信任したとは言いがたい。
 安倍晋三首相は第一声に福島市を選び、東京五輪野球・ソフトボール競技の福島市開催決定などの実績をアピールした。県内の選挙結果は復興の「光」だけを強調する与党への違和感の表れとも言える。
 与野党を問わず、当選した8人は復興完遂へ改めて本気度が問われる。
(福島総局・高橋一樹)

5249名無しさん:2017/10/26(木) 22:30:41
【東京】
<衆院選 担当記者が振り返る>(上)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017102502000136.html
衆院選取材で都内を駆け回った記者たちが、選挙戦を振り返った。
 記者A 今回の衆院選は混乱したね。希望の党の公認候補発表は公示の一週間前。出馬会見が公示日前日の夜になった候補もいた。急ごしらえの陣営ゆえに、選挙が始まっても遊説日程さえ行き当たりばったりだった。
 記者B 静岡4区から東京16区に「国替え」した希望の田村謙治さん(49)は事務所を確保できたのは公認発表前日の今月二日。机などが整うまでは床に座っての作業だった。17区の希望西田主税さん(55)も事務所を探したが結局、連携する都民ファーストの会の都議の事務所を使った。
 記者C 希望の落下傘候補を支える選挙区の関係者も戸惑っていたよ。都民ファーストのある都議は「公認が決まった翌日に初めて会ったのに、数日後にビラや荷物が急にうちの事務所に届いた。必然的にうちの後援会で抱えざるを得ないが、人手も限られる」と頭を抱えていた。選挙直前、二人の都議が都民ファーストを離党したこともあり「希望の党の選挙を手伝いたくない、という支援者もいる」と困っていた。
 記者D 民進から出馬予定だった新人には公示前、希望の関係者からアプローチがすごかったみたい。ある候補者には、民進から希望に移った国会議員から電話があり「希望に来ないなら刺客を立てる」と具体名まで出されたという。別の候補も、この国会議員から何度も電話で説得されたとか。二人とも結局、理念が違うと立憲民主からの出馬を選んだ。希望の候補者擁立は相当難航した様子がうかがえるね。
 記者E 元職の櫛渕万里さん(50)にはやきもきした。解散が迫っても連絡が付かず、出馬会見を何度もキャンセルした。結局、民進を離党して希望から千葉3区で立つとファクスが届いた。無所属でも地元の23区で出ていれば、ノーベル平和賞で注目を集めたNPO「ピースボート」元事務局長という肩書をアピールできたのに。
 記者D 希望と立憲民主のどちらで出馬するかを巡り、選対に亀裂が入った候補者も。小池新党から出馬するよう候補者を説得するも失敗し、たもとを分かった元国会議員は「当選より理念を大事にするなんて政治を分かっていない。議席をもらってから何ができるか考えたら良いんだ」と恨み節をこぼしていた。ある意味、核心を突いているのだろうけど違和感も覚えた。理念より当選を大事にし過ぎる結果が、政治不信を招いている点も忘れてはならないと思う。
 記者F 選挙区の区割り変更の影響もあったね。十万人以上の有権者が入れ替わった7区は、立憲民主の長妻昭さん(57)より自民の松本文明さん(68)にとって不利だったと思う。新たに加わった目黒区の地区の商店街を、区議らの先導で練り歩いたが「若宮さん(5区の自民候補)じゃないの」と戸惑う住民もいた。逆に、7区から10区に移った中野区北部は、松本さんの自宅もあり、これまで票田だった地区だった。
 記者G 三軒茶屋駅前は区割り変更で5、6区の境界線が複雑になった場所。公示日の夕方、ここで5、6区の自民候補二人が続けて演説をした。二人の街宣車が並んだのは、両区の境界線となる駅前通り。掛け持ちする応援弁士もいて、合わせて一時間以上の演説の間、自民の支援者が集結した。選挙戦終盤に安倍晋三首相が応援に来た時も、ここで両候補と並んだ。区割りで混乱した有権者もいただろうが、陣営側は共演の相乗効果も狙えたのかも。

5250名無しさん:2017/10/26(木) 22:31:12
【東京】
<衆院選 担当記者が振り返る>(下)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017102602000120.html
記者H 19区の末松義規さん(60)は、野党再編のドタバタに巻き込まれていた。結局、立憲民主党から立候補して比例代表で復活当選したが、公示のころは「ひどく疲れている様子だ」と心配する声も聞かれたよ。選挙戦後半からは立憲民主の勢いを感じた。街頭でも「(期日前投票で)もう投票したよ」と握手する人が急増したね。
 記者F 7区では、立憲民主の長妻昭さん(57)に握手を求める有権者が多いのに驚いたよ。いくら「ミスター年金」として知名度抜群でも二、三分に一回とは。陣営も「前回の五倍以上」と言っていた。ある陣営幹部は、希望の党の小池百合子代表の「排除」発言で「立憲民主の候補者が『弱者』のイメージになり、応援したいと思われたのでは」と分析していたよ。
 記者I 18区は希望の失速で事実上、五度目の「土菅(どかん)戦争」に。序盤は自民の土屋正忠さん(75)が優勢だったが、立憲民主の菅直人さん(71)が巻き返した。立憲民主への追い風が大きいが、直前の武蔵野市長選で四野党の支持を得た元民主都議が自民推薦候補に大勝していた。菅さんは「市長選の勝利は大きかったね」と話していたよ。
 記者J 比例代表で復活当選した3区の松原仁さん(61)は「希望の看板はマイナスだったな」と本音をもらしていた。「立憲民主から出たら小選挙区でトップだったかもね」とも。選挙戦の途中から、たすきの色を民進時代の赤に戻すなど、必死に希望カラーを打ち消していた。
 記者K 21区で勝った希望の長島昭久さん(55)は、四月に民進に離党届を出して除名され、希望の結党に参加した。「排除」発言後、陣営は「支持者から長島さんは好きだけど小池さんは嫌いと言われる。個人の力だけで戦っている状態」とぼやいていたね。
 記者J 希望の失速を実感したのは、小池代表と民進の前原誠司代表が並んだJR大井町駅前。約三百人に熱っぽく訴えたが、反応は冷ややか。七月の都議選の熱狂がうそのようだった。去り際に「都政に専念しろ」とやじも飛んでいたよ。
 記者L 都議選といえば、公明が自民ではなく都民ファーストと協力し、12区に属する北区では自民が都民ファーストに敗れた。衆院選では自公の結束を強調し、公明の太田昭宏さん(72)の出陣式で、自民の北区議が太田さんの手を二分半も掲げて演説していたのが印象的だった。
 記者M 名字が同じ候補者も話題に上っていた。10区は「鈴木」さんが二人いた。うち身長一九〇センチの候補者は「背の高い方です」と強調していた。勝ったのはもう一人の鈴木さん。百四十六票が「鈴木」とだけ書かれ、案分された。1区と25区も名前や名字が同じ候補者がいて、判別できない票があったそう。
 記者G 希望の5区と6区の候補者が、7区の渋谷駅前にいたのは奇異だった。雨の中、街宣車の上でひたすら手を振るだけ。小池代表の到着後、やっとマイクで安倍政権批判や「しがらみのない政治」を訴えたが、自身の政策はさっぱり。集まっていたのは小池代表見たさのやじ馬で、5、6区の有権者はほとんどいなかったのでは。二人とも落下傘候補で小池代表頼みのようだった。
 記者I 確かに。希望の候補者は、小池代表のコピーのような演説が目についた。終盤、オリジナリティーが出てきたが、付け焼き刃の印象が残ったね。
 記者M 台風による荒天の投票日というのも強烈だった。10区の希望若狭勝さん(60)の事務所は、開票率13%で当落判明前なのに、安全のため支援者を帰宅させた。残った区議ら約十人の沈痛な表情が並ぶ事務所は、いたたまれない雰囲気に。比例復活もなく、落選が決まった翌日、若狭さんは「無党派層の人は天候にも多少影響される。もっと投票率が上がれば…」と嘆いていたよ。

5251チバQ:2017/10/26(木) 22:32:49
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171024-214622.php
【衆院選・激流の余波(自民)】県政界主導へ攻勢 復興策問われる姿勢
2017年10月24日    

衆院選の結果を分析する自民党県連役員たち=23日午後、福島市の自民党県連


 自民党が大勝し「安倍1強」は当面続く。県内では自民が5議席に増え、民進系の野党勢力は後退した。県内各党は結果をどう受け止めたか。今後の本県の政治への影響を探った。(敬称略)

              ◇

 「ブームや風に流されず、愚直に復興政策を訴え続けてきたことが県民に受け入れられた」

 投開票から一夜明けた23日昼すぎ、自民党県連幹事長の吉田栄光は、県庁に近接する県連会館で選挙結果を「勝利」と総括した。掲示板には、県内5小選挙区の公認候補者の名前の上にバラの花が咲いた。

 県内の5小選挙区は野党に対し3勝2敗。2014(平成26)年の前回衆院選と同じ結果だ。ただ、1、3区で敗れた前職と新人が比例復活を決め、政権を奪還した12年以来の全選挙区での当選を果たした。

 「自公政権で多くの復興施策を進め、復興の形を示してきた」。双葉郡選出県議の吉田は、悲願の5議席確保に、県民の復興施策への信頼を感じ取った。

 現職閣僚だった党公認候補が野党共闘に屈した昨夏の参院選の後、県連は組織強化と「政策本位の政治」の実現に向け、腐心した。
 参院選前に設立した約140の友好団体による政策フォーラムの会合を重ね、政策の浸透と人脈の形成に努めた。昨秋には震災で中断していた移動政調会を再開。国会議員や県議らが全59市町村を巡った。市町村長との意見交換では地域の課題を聞き、与党の政策実行力をアピールした。

 県連は24日に県議による全員協議会を開き、吉田に代わる新たな幹事長ら幹部人事を決める。衆院選の勝利を背景に、新たな執行部が県議会正副議長など主要ポストを独占し、県政界の主導権を握るための攻勢に出る構えだ。来年秋には知事選が予定されている。現在は自民と民進系で拮抗(きっこう)している県政界の勢力図に変化を及ぼす可能性もある。

 また、2年後には県議選が控える。県議会最大会派・自民党県議団の所属議員は27人。定数58の過半数に満たない。希望の党代表・小池百合子の発言や再編を巡るゴタゴタなど「敵失」の面も大きかった自民大勝。これが県内での党勢回復の契機となるのか。吉田は言葉を選びながら言った。「5議席をいただいた責任は重い。われわれの政治姿勢がさらに問われる」

5252チバQ:2017/10/26(木) 22:33:07
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171025-214994.php
【衆院選・激流の余波(民進)】地方不在再編嘆く 希望の追い風失速し苦悩
2017年10月25日    

衆院選の総括に臨む民進党県連の役員たち=24日午後、福島市


 「民進党がどのような政党、党名になっても、私たちは同志だと言えるよう、前進したい」。

 党福島県連代表代行で、衆院選福島1区に無所属で挑んだ金子恵美は24日、福島市で開かれた常任幹事会で、県連の結束の維持を強く訴えた。

 民進党県連にとっては予期せぬ衆院解散・総選挙だった。新党「希望の党」への民進合流に対し、県連所属の県議の中にも高揚感はあった。ただ、希望の党代表・小池百合子の「排除の論理」発言で希望への追い風は失速し、県連もまた、期待した「風」が吹かない中での選挙戦を強いられた。

 希望の候補者の選対幹部を務めたある県議は「希望が絶望に変わった」と恨み節をこぼした。県内小選挙区に立候補した希望公認の3人のうち、4区の小熊慎司が辛うじて比例復活したが、小選挙区の議席を獲得することはできなかった。

 衆院選を経て、県内の民進系国会議員は、希望、無所属、参院・民進に分裂した。同じ無所属でも、県連代表で3区の玄葉光一郎は希望への合流に深く携わり、金子は希望へ公認申請しないことを自ら決断するなど異なる判断の結果として選挙後の立ち位置は変わった。

 24日に県連幹事長に再任の亀岡義尚は「民進系の国会議員を支援していく方針に変わりはない」とするが、「希望への合流」「立憲民主党への参加」「無所属議員との連携」「民進再結集」など民進系国会議員の動きが複雑化し、県連は難しい判断を迫られている。

 県議団内部にも希望系、立憲民主系と支援労組、政治信条などに関わる分裂の可能性は否定できず、県連幹部は難しいかじ取りが続く。

 県連の苦悩とは裏腹に、中央主導で進められた公示前の合流劇同様、県連には中央政界の動向が伝わってこない。来年の知事選や再来年の参院選、県議選と選挙が続く中、県連組織は一枚岩を維持できるのか。

 ある県連幹部は「党勢が苦しい中でも民進党を支えてくれた地方の党員・サポーターの声に党本部はいつ耳を傾けるのか。これでは人心は離れていくばかりだ」と地方不在の野党再編を嘆く。(敬称略)

5253チバQ:2017/10/26(木) 22:33:35
http://www.minyu-net.com/news/election2017/FM20171024-214627.php
【衆院選・記者座談会】自民が参院選の雪辱 民進系は「王国」意地示す
2017年10月24日    

有権者の審判が下った衆院選。県民の声は候補者に届いたのか=22日、福島市のパルセいいざか


 自民党が圧勝し、安倍政権の継続が決まった第48回衆院選。県内5小選挙区では自民が3議席を確保、小選挙区で敗れた2候補も比例で復活当選し、念願の5議席獲得を達成した。取材を担当した記者が選挙戦を振り返った。(敬称略)

 A 全国的には「自民大勝」「希望惨敗」「立憲躍進」という三つの言葉に象徴される衆院選となった。県内小選挙区は、自民が野党勢力に3勝2敗と勝ち越した。昨夏の参院選で、党公認の現職閣僚が野党共闘候補に敗れた雪辱を果たした形となった。

 B 自民は2区で根本匠、5区で吉野正芳が圧勝し、閣僚経験者の貫禄を示した。8選を果たした根本は経済政策「アベノミクス」の成果や元復興相としての実績などを前面に出し、経済県都・郡山市の有権者の信任を得た。強固な後援会組織をフル稼働し、序盤から安定した戦いだった。復興相の吉野は、9月のいわき市長選で党いわき総支部が分裂した影響も危惧されたが、自民支持層が最後まで崩れなかった。公示直前、長年党公認争いを続けた元衆院議員の坂本剛二が、引退の意向を示したことも自民支持層がまとまった要因ではないか。

 A 最終盤までもつれた4区は、菅家一郎が大接戦を制した。菅家が議席を奪ったことが結果として、3区で敗れた上杉謙太郎が比例東北で自民5議席目を得て比例復活することにつながった。自民は、菅家の勝利と上杉の議席獲得で党勢拡大に向けた自信を深めたように思える。

 B 4区は会津地域と、編入された西郷村が選挙区となった。3度目の対決となった菅家と希望の小熊慎司は、いずれの市町村でも激しい「票取り合戦」を繰り広げ、最終的には大票田・会津若松市の票差が勝敗を分けた。前回、小熊に僅差で敗れた菅家は「どぶ板選挙」で票の上積みを図った。最終盤に人気弁士の小泉進次郎が会津若松市に入り、菅家支持を訴えたことも効果的だった。

 A 希望の党代表の小池百合子(東京都知事)の「排除の論理」への批判から同党が急激に失速する中、県内小選挙区では民進系無所属が2議席を死守したほか、4区で競り負けた小熊も比例復活を果たし、かつての「民主王国」の意地を示した。

 C 選挙で勝つためには「地盤」「看板」「鞄(かばん)」の「3バン」が必要だといわれるが、自民候補と互角、または互角以上に戦うだけの「地盤」があったということではないか。9選した3区の玄葉光一郎は、初当選から24年間で築き上げた集票組織が今回の選挙も堅固だった。4月の田村市長選で支援した現職が落選したことの危機感が組織の引き締めにつながった。

 A 1区では、無所属の金子恵美が自民の亀岡偉民に競り勝った。希望と民進の合流の動きの中でも無所属を選択したことで、選対組織が固まったように見えた。

 D 民進、共産、社民各県組織の支援を受けた野党共闘の枠組みが最後まで効力を発揮した。1区で共産が公示直前に公認候補の擁立を取り下げたことで、金子陣営に勢いがついた。元首相の野田佳彦や立憲民主党代表の枝野幸男らが勝手連的に、街頭演説で金子の支持を訴えた姿が印象に残った。

 A 今回の衆院選を踏まえ、今後の県政界の勢力図は変わるのだろうか。自民が県議会などでこれまで以上に主導権を握ることになれば、来年の県知事選にも一定の影響が出る可能性がある。

 D 県議会(定数58)で最大会派の自民党県議団は所属議員が27人と過半数を割っており、県内5小選挙区の勢力図を含めても自民と野党勢力とが拮抗(きっこう)した情勢は続くとみられる。復興施策の論争など互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら、県民生活の向上へ尽力してほしい。(取材班)

5254チバQ:2017/10/26(木) 22:35:05
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171024_71006.html
<衆院選東北>自民「信任」手応えなく 政権批判拭えぬまま


3選を決め、花束を受け取る津島さん(右)=22日午後8時35分ごろ、青森市の事務所
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 第48回衆院選は自民、公明の与党が改憲発議に必要な3分の2を超える圧勝を収め、幕を下ろした。東北23選挙区は、政権批判をかわした自民が18議席を獲得。共闘のもやいがほどけた野党系は5議席に沈んだ。各地で繰り広げられた短期決戦の軌跡をたどる。(衆院選取材班)

◎激流劇流(上)熱狂なき圧勝

 風の行方が見えず、高揚感なき圧勝劇だった。
 投票箱が閉まった22日午後8時。「多くの皆さまのおかげだ」。青森1区の自民党前議員津島淳(51)は青森市の事務所で、3選を万歳三唱で祝った。
 2012、14年の衆院選に続き、青森県内の小選挙区は自民が全議席を独占。「市町村長の支援と合わせ、各地の支部に指示が浸透した」と県連幹事長神山久志は話し、地道に定石を打った効果を強調した。
 自民は東北各地で堅実な戦いぶりを見せつけた。投票率は東北6県とも50%を超えたが、戦後2番目の低さ。60%台後半を越えた05年の郵政民営化選挙、09年の政権交代選挙のような熱狂はなかった。
 「決して自民が優れているわけではない」。福島5区で7選をされた自民前議員の復興相吉野正芳(69)は23日午前、いわき市の自宅で自らに言い聞かせた。

<落選の瀬戸際>
 安倍政権の重要法案を通した立役者は、落選の瀬戸際に追い込まれた。
 「もう駄目かな、と思うシーンが何回もあった」。能代市のホテルで開票速報を見守った秋田2区の自民前議員金田勝年(68)は、冷や汗が止まらなかった。
 8月まで務めた法相時代、「監視社会を招く」と批判された「共謀罪」法案を巡る国会答弁が集中砲火を浴びた。地元でも不満はくすぶり続け、希望の党新人に1600票、得票率1.04ポイント差に詰められた。
 政権に殉じた功績がマイナスに働いた。「いやあ、ほっとした。ワイドショーの影響だ。女性票が厳しかった」。鈴木洋一県連副会長は胸をなで下ろした。
 「信頼していない 51.0%」。共同通信社が22日行った出口調査で、首相安倍晋三への有権者の厳しい視線が浮かび上がった。
 共謀罪法に加え、安全保障法制、森友・加計(かけ)学園問題…。安倍の強引、おごりとも映る政権運営への不満を、東北の自民候補者は敏感に嗅ぎ取っていた。

<封印した笑顔>
 「みんなの声、地方の声を聞けという厳しい声を頂いた。批判を受け止め、国民のために働く自民党にしなければならない」
 福島1区で民進党系の無所属前議員に敗れた自民前議員亀岡偉民(62)は、福島市の事務所でうなだれた。比例で復活して4選を果たすも、笑顔は封印した。
 安倍不信は各地でさざ波を起こしたが、与党はほぼ前回並みの勢力を維持した。希望、立憲民主党が公示直前に誕生し、野党が政権批判票を食い合う構図が与党圧勝劇を演出した。
 山形1区で8選を決めた自民前議員遠藤利明(67)は言う。「民進や希望の混乱がひどかったので、根強い政権批判が帳消しにされた結果だった。敵のエラーで勝った選挙かな」。盤石ではない「1強」の行く末を案じる。
(敬称略)


関連ページ:広域政治・行政2017衆院選東北
2017年10月24日火曜日

5255チバQ:2017/10/26(木) 22:35:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171025_11020.html
<衆院選東北>1強批判、立民押し上げ「ここまで伸びるとは」動き出す野党再々編


当選確実の報を受け、支持者と握手する金子氏(右)。無所属の選択が功を奏した=22日午後8時40分ごろ、福島市の事務所
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 第48回衆院選は自民、公明の与党が改憲発議に必要な3分の2を超える圧勝を収め、幕を下ろした。東北23選挙区は、政権批判をかわした自民が18議席を獲得。共闘のもやいがほどけた野党系は5議席に沈んだ。各地で繰り広げられた短期決戦の軌跡をたどる。(衆院選取材班)

◎激流劇流(中)民意の受け皿

 結党1カ月に満たない新党の新人が、投票終了直後に当確の花を手にした。
 22日午後8時10分。衆院選宮城1区に立憲民主党から出馬した岡本章子(53)の事務所は歓喜に包まれた。比例代表東北ブロックで党の議席獲得が決まり、単独1位で名簿登載された岡本は議員バッジを早々に確定させた。
 「ここまで伸びるとは誰も思っていなかった」。社民党宮城県連代表の岸田清実は驚きを隠さない。共産党と共に岡本を支援し、自民党と相対した。選挙区では及ばなかったが、追い上げは自民陣営を震え上がらせた。
 民進党代表代行だった枝野幸男が今月2日に旗揚げしたばかりの立民。「排除の論理」で勢いを失った希望の党を尻目に上昇気流をつかんだ。比例東北で3議席に届き、衆院の野党第1党に躍り出た。

<希望入り拒む>
 立民を押し上げたのは特定の支持政党がない「無党派層」だった。投開票日の出口調査で無党派層の3割が比例東北の投票先に立民を挙げ、自民、希望を上回った。政権批判票の一定数が、リベラルを掲げた小政党に流れ込んだ。
 非自民勢力が事実上一本化され、自民との一騎打ちになった福島1区。「政治信条を変えないという決断を理解していただいたことが勝利につながった」。接戦を制した民進系無所属前議員金子恵美(52)は目を赤く腫らした。
 安全保障政策や憲法改正を巡る考え方の違いから希望入りを拒み、無所属の戦いを選んだ。組織力を前面に押し出す自民と対照をなし、金子の選択は結果的に当選を呼び込んだ。
 「無所属で立った姿勢への共感、政党の枠組みを超えた支援、安倍1強への批判の受け皿になったことが勝因。終盤ほど手応えがあった」。選対幹部の口は滑らかだった。

<風向き見定め>
 東北の小選挙区に挑んだ野党系無所属は5人のうち4人が議席を勝ち取り、存在感を示した。23日、立民は民進系無所属の当選者らとの統一会派結成を視野に国会での対応を確認。選挙期間中から民進の再結集がささやかれるなど、駆け引きが既に始まっている。
 福島3区で9選を果たした前議員玄葉光一郎(53)は当面、無所属を続ける考えだ。自らが担った候補者調整の相手だった希望には「党運営を見極める」と距離を置き、「政治構造や野党再編の在り方、果たすべき役割を考えて行動する」と風向きを見定める。
 自公圧勝の現実を前に、宮城5区で8選を決めた無所属前議員安住淳(55)は野党再々編への思いを口にした。
 「穏健保守とリベラルを中心にした塊ができたらいい。希望と立民のやじろべえの真ん中に岡田(克也)さんや自分がいる。もう一度つなぎ合わせないと、自公に対抗できない」
 永田町の急流は、早くも次なるステージに向かう。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政2017衆院選東北
2017年10月25日水曜日

5256チバQ:2017/10/26(木) 22:35:51
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171026_71010.html
<衆院選東北>希望「自滅」渦巻く怨嗟 議席岩手1区のみ


山形2区での落選が決まり、支持者に頭を下げる近藤氏=22日午後11時40分ごろ、米沢市の事務所
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 第48回衆院選は自民、公明の与党が改憲発議に必要な3分の2を超える圧勝を収め、幕を下ろした。東北23選挙区は、政権批判をかわした自民が18議席を獲得。共闘のもやいがほどけた野党系は5議席に沈んだ。各地で繰り広げられた短期決戦の軌跡をたどる。(衆院選取材班)

◎激流劇流(下)混迷の果てに

 希望は打ち砕かれた。参戦を見送り都庁にとどまった「敗軍の将」に、各地で怨嗟(えんさ)が渦巻く。
 「一度、解党した方がよろしいかと思う」
 22日未明、衆院選山形2区で敗れた希望の党前議員近藤洋介(52)は比例復活の望みも絶たれ、米沢市の事務所で解党論をぶちまけた。
 昨夏の参院選で民進党県連会長として野党共闘を主導した近藤。民進と希望の合流で今回は希望から立ち、5回連続で堅持した議席を失った。
 「排除すれば巨大与党に立ち向かう力を結集できない。あの発想では党首の資格がない」。近藤は、代表の東京都知事小池百合子を痛烈に批判した。
 憲法9条改正と安全保障関連法容認で民進出身者に踏み絵を迫った小池。「排除の論理」は立憲民主党を誕生させ、党勢失速の引き金となった。

<悔しさにじむ>
 青森1区の希望前議員升田世喜男(60)は22日夜、青森市の事務所で一人、テレビに視線を向けた。画面にはパリ滞在中の小池。小首をかしげる升田のしぐさに悔しさがにじんだ。
 民進公認だった升田は「政権交代を起こせる」と希望からの出馬を決めた。小池の「失策」で旋風は一気にやみ、逆風に変わる。選挙中、升田は釈明に追われた。「希望は自民党の補完勢力ではない。そのようなことがあれば離党する」とまで言い切った。
 希望は衆院定数465の過半数を上回る235人を擁立した。東北は23小選挙区に17人を立てたが、議席は岩手1区のみ。政権奪取の「野望」はついえ、野党第1党の座すら立民に奪われた。
 升田も議席を失った。「政権を取る気がないなら身を置くつもりはない」。党へ最後通告した。

<「票奪い合う」>
 新党乱立に巻き込まれた既存政党も、混戦のあおりを受けた。東北で初の比例2議席を狙った共産党。参院選で成功した野党共闘の実績を踏まえ、前議員高橋千鶴子(58)に加え、仙台市議を辞した新人舩山由美(49)も立てた。
 皮肉にも東北最後の議席は、共闘した立民の3議席目に。共産が得た虎の子の1議席を担う高橋は「分断された野党が票を奪い合う形になった」と嘆いた。
 公明党は前回、悲願の比例東北2議席を獲得した。今回は定数1減の東北を重点区と位置付け、代表山口那津男が2度東北入り。前回より約3万票増やしたが、2議席は維持できなかった。
 党宮城県本部代表の庄子賢一は「風やムードで票が集まる党ではない。1票を取るのに時間と手間がかかる」と短期決戦の難しさをかみしめた。
 投開票から一夜明けた23日、大勝の余勢を駆る首相安倍晋三は憲法改正への意欲を示した。安倍を軸にじわりと動きだした改憲勢力、リベラル勢力の双方に再編の予兆が漂う。決戦の残像は流動化の様相をはらみ、新たな局面に突入した。
(敬称略)


関連ページ:広域政治・行政
2017年10月26日木曜日

5257チバQ:2017/10/26(木) 22:38:57
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15087631218133
2017年10月24日(火)

2017衆院選・戦いの軌跡 (上)
自民 結束強め組織力で圧倒

次々と当確のバラを付ける自民党県連幹部=22日午後10時10分ごろ、水戸市笠原町の党県連本部、菊地克仁撮影次々と当確のバラを付ける自民党県連幹部=22日午後10時10分ごろ、水戸市笠原町の党県連本部、菊地克仁撮影
自民党県連が選対本部を立ち上げた3日、県連の幹部は戸惑っていた。解散後に急きょ結成された希望の党に対してである。海野透県連会長代行は「雲に向かって、霧に向かっていく感じ。民進、希望の彼ら自身もどうやっていくの? という感じではないか」と話した。

公示後の序盤情勢で、早くも希望の失速や与党の優勢が伝えられる中、自民各候補の陣営は「引き締めを図るのが大変」と楽勝ムードの広がりを警戒した。

「新聞、テレビは自民が過半数と伝えるが厳しい戦い。解散時は過半数割れもあると書かれた。相手(希望)の失速もあるが、そんなに簡単じゃない」。県連会長の梶山弘志氏は17日、常陸大宮市内の演説会で、初入閣した地方創生担当相として全国の激戦区を応援して回った感想を伝えた。

そして投開票から一夜明けた23日。県連幹部は「厳しいと思った茨城5区に勝ち、(比例単独名簿下位の)県連事務局長まで当選し、晴天のへきれき。民進の前原(誠司代表)さんのオウンゴールと言えるのでは」と振り返った。
■    ■
保守分裂の激しい選挙戦となった知事選の余韻が残る中での衆院選。知事選は、自民、公明が推薦する新人候補と現職候補の支持で分断し、選挙後に党県連が6県議を処分する事態にもなっていたことから、県内自民勢力の関係修復を図る場ともなった。

戒告処分を受けた1人、白田信夫県議は茨城1区候補の選対本部長を務め、「保守が割れた知事選のしこりはある。融和を図らなければ」と、当選に向けて結束を誓った。

知事選で現職候補を推薦した農協の政治団体・県農政連も関係修復に奔走。衆院選では、加倉井豊邦委員長が各区の自民候補の応援に駆け付け、党の主要な支持母体の一つであることをアピールした。

また、水戸市の高橋靖市長は、知事選で現職候補を支援したことについて「知事選と衆院選は別。本籍は自民」と自民候補を支援し、解散から投開票までの期間が短かったことから「もっと時間があれば融和が図れた」と話した。
■    ■
公明党との選挙協力の強まりも、政権与党の枠組みで臨んだ知事選での結束が大きく影響したとみられる。同党の推薦が得られなかった茨城5区の候補者の陣営は「比例は友党・公明党へ」と訴え続け、1996年以来となる小選挙区での勝利をもぎ取った。

一方で、自民党県連は前回2014年には設けなかった公明対策会議を設置。比例北関東の定数が1減となったことから「公明党の(現職)3人、有能な人材を北関東から当選させる」(梶山氏)と“恩返し”に全力。議員会でも「比例は公明」とげきを飛ばした。

結果は2議席にとどまったが、公明県本部の幹部は「選挙協力がなかったらと思うとぞっとする」と協力に感謝した。

分断した保守勢力の関係修復を図り、公明との協力関係を強化しながら、新人初当選や小選挙区初当選を含めて茨城7区を除く6選挙区を制し、「自民王国」の組織力を見せつけた。(黒崎哲夫)
◇    ◇
第48回衆院選は安倍政権の信任投票の色合いが強まり、政権与党が大勝した。県内小選挙区(比例復活含む)は自民が解散前勢力を維持し、希望(民進系)も比例復活で2議席を死守した。短期決戦となった各党の戦いを振り返る。

5258チバQ:2017/10/26(木) 22:39:20
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15088444701050
2017年10月25日(水)

2017衆院選・戦いの軌跡 (中)
希望 2議席死守も視界不良

比例復活で初当選を果たした希望の党の浅野哲氏(左)と青山大人氏=23日午前比例復活で初当選を果たした希望の党の浅野哲氏(左)と青山大人氏=23日午前
「完敗と申し上げるしかない」。22日夜、希望の党代表の小池百合子東京都知事が敗北を宣言した。水戸市内の民進党県連の事務所では、県連幹部の一人が、次々にテレビに映し出される同党の落選候補の姿を見つめていた。

解散直後、希望は二大政党制による政権選択選挙を掲げて立ち上がり、注目の的となった。しかし、小池氏の「排除の論理」をきっかけに、公示前には失速した。希望とたもとを分けた立憲民主党が第三極化して政権を批判する層の受け皿となり、野党第1党の座を譲る結果となった。

「一人の人気に頼るのは選挙では危険な賭け。新党のもろさが出た」と、県連幹部は声を落とした。県内は茨城7区を除く6選挙区の公認候補が小選挙区でいずれも落選。民進系4候補のうち2新人が比例復活で初当選し、民進の公示前勢力を何とか死守した。
■    ■
希望との合流方針を掲げたのは9月28日の衆院解散当日。県内の民進系候補が希望の公認を受けたのは、公示日(10日)の数日前だった。希望との折衝は民進本部の限られた幹部で進められ、“地方不在”のまま選挙戦に突入した。

公示後も小池氏が応援演説で来県した以外、「希望関係者との接触はほぼ皆無」(民進県連幹部)だった。なぜ希望なのか-。「情報が乏しいまま、希望の党の説明をしなければならないもどかしさがあった」(同)。新党への戸惑いや、合流の混乱などによるスタートダッシュの遅れが各選挙区の情勢に現れた。

肝心かなめの党の政策も「練りが足りない」などと非難を浴びた。原子力や憲法といった政策の一致しない党との合流も疑問視され、民進系の各陣営は対応に苦慮した。「こんなことなら民進党のままで良かったのではないか」との声が聞かれ“希望の看板”を前面にして戦えない中で、「とにかくやるしかない」と腹をくくるしかなかった。

それでも、前回2014年に続いて立候補した民進系2人の結果を見ると、茨城1区の福島伸享氏(47)は落選し、6区の青山大人氏(38)は比例で復活当選して当落が分かれたものの、投票率が前回を3ポイント以上下回る中で、福島氏が約5千票、青山氏は1万票以上、前回を上回る票を獲得した。
■    ■
一方、民進党の参院議員や地方組織の行方については今後の課題だ。「全くの白紙状態」(県連幹部)といい、希望の惨敗で今後の調整が難航することも予想される。民進再結党論がくすぶるなど、今後が見通せない状況もある。来年末に県議選を控え、「早期決着を望む」(県連幹部)と気をもむ。

県内に候補者がいなかった立民は、県内比例で自民、希望に次ぐ第3勢力となり、今後の県内での動きが注目される。連合茨城も「各政党の方向性を見極めたい」(幹部)とし民進、希望のほか、立民を含めた野党再編の動きを注視する。(朝倉洋、写真は村田知宏、嘉成隆行)

5259チバQ:2017/10/26(木) 22:39:38
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15089300328662
2017年10月26日(木)

2017衆院選・戦いの軌跡 (下)
公明/共産 政権批判票分散し苦戦

公明党の集会で与党の結束をアピールする(左から)井手義弘公明県本部代表、梶山弘志自民県連会長、石井啓一国交相、田所嘉徳氏、大井川和彦知事=9日、水戸市千波町公明党の集会で与党の結束をアピールする(左から)井手義弘公明県本部代表、梶山弘志自民県連会長、石井啓一国交相、田所嘉徳氏、大井川和彦知事=9日、水戸市千波町
「敵の姿が見えない。これじゃ守れないし、攻めることもできない」

選挙戦終盤、公明党県本部幹部は頭を抱えた。情勢調査で立憲民主党の躍進が予想される中、県内に独自候補がいない同党相手の舌戦は盛り上がらず、攻めあぐねていた。

「主戦場」となる比例北関東ブロックで掲げた目標は改選前3議席の確保。これまで同ブロックで「最後の議席」を競り合ってきた経緯があり、定数1減の今回は「ぎりぎりの戦い」(石井啓一・県本部顧問)と背水の陣で臨んだ。

自民との選挙協力を一層強め臨んだが、与党の枠組みで「公明の独自性を出し切れていない」(県本部幹部)との不安は的中。結果、県内比例票は前回から約2万1千票減らし約16万9千票に。同ブロック最終19議席目は立民に奪われ、2議席獲得にとどまった。

井手義弘県本部代表は「これまで安倍政権の『ブレーキ役』として一定の受け皿になってきたが、公明にとどまっていた政権批判票の一部が今回は立憲民主まで流れた」と悔やんだ。
■    ■
一方、小選挙区では存在感を示し、激戦区では公明が自民候補らの「カンフル剤」(県議)になった。象徴が自民と希望の党の事実上の一騎打ちとなった6区だ。

公明の推薦作業は連立パートナーの自民候補とはいえ、選挙協力の態勢を加味し、候補者ごとに推薦を出す時期をずらして濃淡を付けるのが慣例だった。

だが今回は6区の自民新人・国光文乃氏を第1次候補として推薦する異例の対応に踏み切った。国光氏擁立を巡る地元の混乱などから一枚岩とはいえない陣営に対し「手遅れになる」(県本部幹部)というメッセージだった。

各地で開いた公明の集会や街頭演説には、推薦した自民候補らを招いて相乗効果につなげ、推薦候補6人全員の選挙区での当選を支えた。井手代表は今回の自公協力で得た手応えをこう振り返った。「国政選挙だけでなく、立ち位置の違いを互いに認めた上で役割分担を図る。そういう成熟した連携に向けた一歩を踏み出せた」
■    ■
共産党も政権批判票の分散によって、比例票が伸び悩む厳しい戦いとなった。

県内比例票は前回2014年の約12万2千票から4万6千票以上減らして約7万5千票にとどまった。立民は県内に小選挙区立候補者がいないにも関わらず23万票台を獲得し、希望の党の25万票台に追いつく勢いを見せ、政権批判票が割れた。共産党県委員会の田谷武夫委員長は「共闘の相手である立憲民主党が伸びたのは良かった。ただ、その強い風に耐える、私たちの地力が不足していた」と話した。

共産党は立民と共闘したが、県内の民進系は全員希望の党から立候補するなどしたため、野党共闘はかなわなかった。田谷委員長は小選挙区の野党全体の得票数を踏まえ「統一候補で戦えば勝利できた区もあった」とし、「結果を受けて市民と野党の共闘を進めたい」と見据えた。(戸島大樹、成田愛)

5260チバQ:2017/10/26(木) 22:40:59
https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-104892181.html
茨城7区 中村喜四郎(なかむらきしろう)氏 後援会の底力発揮
10月23日 06:41茨城新聞

茨城7区 中村喜四郎(なかむらきしろう)氏 後援会の底力発揮
茨城新聞
(茨城新聞)
無所属前職の中村喜四郎氏がこれまでにない激しい選挙戦を制し14期目の当選を果たした。
 中村氏は、安保政策や経済政策などを巡り、これまでにない強い政権批判を展開。後援会「喜友会」を軸にした「草の根」的な強いネットワークをフルに生かして票を固め、逃げ切った。日常的な遊説やボランティア活動、勉強会などを通して構築した有権者との「顔の見える関係」が勝利の決め手になった。
 自民前職の永岡桂子氏は、昨年から選挙区内の3市長選で支援した候補が次々と当選し陣営の士気は高かったが、小選挙区初当選には届かなかった。3大臣を応援弁士に招き党中央とのパイプをアピールしたが、票固めのきめ細かさで及ばなかった。
 共産新人の石嶋巌氏は、憲法9条改正反対などを軸に政権批判を主導したが広がりを欠いた。
 ■真っ向勝負挑んだ 境町の中村喜四郎氏の選挙事務所では、午後10時25分ごろ中村氏が祝勝会に現れ、「皆さんのおかげで当選でき、ありがとうございます。厳しい戦いに勝てたのは後援会、女性組織『県西なでしこ会』、公明党の力を結集してもらったおかげ。初めて立候補したときは後援会の力だけで戦った。もう一回原点に戻り後援会の力を結集し自民党に真っ向から勝負を挑みたかった」と喜びを語った。
 【略歴】岩井自動車学校社長。当選14回。元建設相、科学技術庁長官、自民党総務局長、同党道路調査会長、衆院建設常任委員長。日本大卒。境町

5261とはずがたり:2017/10/26(木) 22:42:08
>>5210区 

東筑から東大、外交官と有能な緒方をやめさせてはいかん。
弱い野党暮らしではやってられないだろうが、、

緒方さん引退の意向 「希望選択の責任負う」 /福岡
毎日新聞2017年10月24日 地方版

衆院選
福岡県
選挙・福岡
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 22日に投開票された衆院選で福岡9区に希望の党から立候補し、落選した前職の緒方林太郎さん(44)が、政界を引退する意向を示していることが複数の関係者への取材で分かった。緒方さんは23日、毎日新聞の取材に「しかるべきタイミングで(引退の)意思決定について説明責任を果たす機会を設けたい」と語った。

 緒方さんは八幡西区出身で東筑高校卒。外交官試験に合格して東京大を中退し、外務省に入省した。中東や条約の課長補佐を務め、2009年衆院選で当時の民主党から立候補し初当選。12年に落選後、14年に比例で再選し、今年9月の衆院選公示直前まで民進党県連代表を務めていた。緒方さんは引退の理由について明言を避けたが「あれだけ頑張ったのに及ばなかった。希望の党を選択した結果の責任を負いたい」と語った。【比嘉洋、井上卓也】

〔北九州版〕

5262チバQ:2017/10/26(木) 22:42:19
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15086746309032
2017年10月23日(月)

茨城5区 石川昭政(いしかわあきまさ)氏 子育て世代に訴え

勝利を祝った後、会場に訪れた支持者らを握手しながら見送る石川昭政氏=日立市旭町のホテル勝利を祝った後、会場に訪れた支持者らを握手しながら見送る石川昭政氏=日立市旭町のホテル
2回連続で比例復活当選だった自民前職の石川昭政氏が「5区はまだ政権交代を果たせていない」と訴え、民進系の希望新人、浅野哲氏、共産新人の川崎篤子氏を退け、悲願の小選挙区での当選を果たした。

住民一人一人と意見交換しながら築いてきた独自の後援会組織と、自民支援の企業や団体を回り、結束を呼び掛けた。女性の後援会組織を立ち上げ、「幼児教育の無償化」などを訴え、子育て世代への浸透を図った。各地の街頭演説には公明の市議が駆け付け、自公による政治の安定、政策継続の必要性を印象付けた。

9期務めた大畠章宏氏の後継の浅野氏は電機連合の全面的な支援を受けたものの、知名度不足を補いきれず、労組以外への広がりをつくれなかった。

川崎氏は森友・加計問題や東海第2原発の再稼働反対などを訴えたが、支持を拡大しきれなかった。

■県北の時代つくる
支援者らが集まった日立市旭町のホテルでは、午後9時55分ごろに石川昭政氏の「当確」の速報が流れると、「ついにやった」と悲願達成の喜びに沸き返った。石川氏は「21年ぶりに歴史の歯車が回った。急な選挙だったが、皆さんの支援で結果を出せた。今日はゴールではなく、新しい県北の時代をつくる、国政に新たな風を送るスタート。精いっぱい頑張ることを誓う」と感謝の言葉を繰り返した。

【略歴】党衆院茨城5区支部長、党青年局次長。当選3回。元党本部職員、同幹事長室、同選挙対策本部。国学院大大学院修了。日立市十王町友部

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15086746483564
2017年10月23日(月)

茨城6区 国光文乃(くにみつあやの)氏 手厚い支援追い風

初当選を決め支持者らに出迎えられる国光文乃氏=つくば市吉瀬の選挙事務所初当選を決め支持者らに出迎えられる国光文乃氏=つくば市吉瀬の選挙事務所
自民新人の国光文乃氏が、元県議で希望新人の青山大人氏、共産新人の古沢喜幸氏を退け、初当選を飾った。

国光氏は、12期務めて引退した丹羽雄哉氏の地盤を引き継ぎ、選挙区内の市議らの手厚い支援のほか、公明の推薦を受け選挙戦を展開。県外出身で出馬表明が2月と遅かったこともあり知名度で劣ったものの、丹羽氏や市議らと共に地道に支持者回りやミニ集会を重ね、浸透を図った。安倍晋三首相らも応援に駆け付け、組織を引き締め。浮動票も取り込み、勝利した。

2度目の挑戦の青山氏は、連合茨城の支援をバックに各地で善戦したが及ばず。地元出身、地域密着をアピールし幅広く訴えたが、浸透し切れず、またしても自民の高い壁に阻まれた。

古沢氏は政権批判票の受け皿となれず、共産支持層以外の支持も十分広がらなかった。

■今からがスタート
つくば市吉瀬の国光文乃氏の選挙事務所には、午後7時ごろから支持者らが集まりだし、同10時すぎに「当確」の速報が流れると、拍手が湧き起こった。陣営幹部や支持者と握手を交わした国光氏は「厳しい選挙の中、(当選は)応援してくれた皆さん一人一人のおかげ。感謝の言葉がありません」と喜びを語った。「今からがスタート。地域の課題を私にぶつけてほしい」と笑顔を見せた。

【略歴】筑波メディカルセンター医師。当選1回。元国立災害医療センター医師、厚生労働省医系技官。東京医科歯科大大学院博士課程修了。つくば市研究学園

5263チバQ:2017/10/26(木) 22:43:03
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15086713128480
2017年10月23日(月)

衆院選・茨城県内解説 組織力の差が鮮明



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衆院選は、公示直前の野党再編による希望の党の結成で一時は2大政党による政権選択選挙が強調され注目を集めたが、立憲民主党の結成による3極化などで、実質的に安倍政権の信任投票の色合いが強まった。この中で、長期にわたる安定した実績を強調した自民党が茨城県内でも盤石の力を見せつけ、5区で悲願の選挙区勝利を果たすなど7小選挙区のうち6選挙区を制して前回を上回り、「自民王国」をより強固にする結果となった。

公示前、自民県連幹部は、希望結成の動きについて「都会と地方は違う」とし、「風は吹かない。微風だ」と分析し、地盤固めに専念していた。

党県連にとって衆院選は、直前の8月にあった知事選で亀裂が入った支持団体との修復の場でもあった。県農政連や県建設業協会などは、選挙区ごとに濃淡はあったものの、単位農協や協会支部を中心に各区の自民候補を支援。激しいつばぜり合いとなった知事選での「選挙疲れ」も懸念されたが、対希望候補の激しい選挙戦が一体感を生み、各候補を勝利に導くとともに関係修復につながった。

一方で、希望に合流した民進系の4候補は、公示前の公認決定の遅れなどで、組織的な動きに遅れが目立った。さらに、選挙戦の3極化によって希望が結党時の勢いを失ったことなどが大きく影響し、各区で予想以上の苦戦を強いられた。

選挙戦終盤の17日には小池代表が県内入りし、1、6両区内で応援演説したが、序盤戦の自民候補との大きな差は埋まらなかった。このうち5区は、固い労組票を背景に大畠章宏元国交相が6回連続で小選挙区を勝ち抜いてきた金城湯池を譲り渡す結果となった。

選挙後は、民進党の参院議員の動きとともに、党の地方組織をどうしていくか、民進党の再結党の動きなどの有無も含めて注目される。

衆院選を巡る野党再編の一連の動きは、自民にとって「組織を伸ばすチャンス」(党県連幹部)と受け止められている。希望と立憲民主の二つの新党が組織され、自民に対抗する2大政党への結集の動きが遠のいたことは、有権者の関心低下につながったとみられる。

「大義なき解散」と批判された選挙戦は、改憲に関して自民が公約に掲げ、希望も改憲勢力を名乗ったが議論は深まらなかった。選挙結果は「改憲派」が多数を占めることになったが、論議は煮詰まっていない。

本紙が実施した衆院選終盤の世論調査によると、憲法9条に関しては、県内有権者(2800人に調査)の48・6%が改正に反対しており、今後は国民を巻き込んだ議論が求められそうだ。

来年末には県議選が予定される。知事選と衆院選を経て県内政界の勢力図がどのように変化していくのか、動向が注目される。 (報道部・黒崎哲夫)

5264チバQ:2017/10/26(木) 22:44:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk09010094000c.html
<激変・衆院選2017>検証/上 相次いだ新党結成 自民、危機感がプラスに 「追い風」より「漁夫の利」 /栃木
10月25日 00:00毎日新聞

 衆院選は県内でも自民党が支持を集め、小選挙区で4議席を維持した。公示前は新党が相次いで結成されるなど、混沌(こんとん)とした様相を呈した選挙戦。自民大勝の裏にあった関係者の思惑、誤算とは? 「激変」の跡を振り返った。【野口麗子、萩原桂菜】

 「対立候補が見えなくなった」「民進党が事実上の解党だって?」。衆院解散を翌日に控えた先月27日。結成間もない希望の党と民進党が連携する方針が報じられた。当時、県庁議会議事堂にいた自民党県連関係者に動揺が広がった。県連幹部は立候補予定者や関係者に慌ただしく連絡。対応に追われていた。

 希望の党の小池百合子代表は東京都知事選、その後の都議選と無党派層を取り込み、「小池旋風」を巻き起こした。世論を動かす「劇場型選挙」を展開されることに危機感を抱いても無理はない。

 ただ、この危機感がプラスに働いた。3区で3選を果たした自民の簗和生氏(38)は公示前、地元県議との関係がぎくしゃくしていると伝えられた。しかし、「見えない敵」への警戒心から関係者が一致団結。県連はすぐに選対本部の緊急会議を招集し、危機感を共有していった。さらに選対本部は支持者に期日前投票をするように徹底的に呼びかけた。先手、先手で組織固めを図ったという。

 ふたを開ければ、1区で12選を果たした船田元氏(63)が「潮目が変わった」と評した小池代表の「排除発言」などもあり、公示前の段階で希望の党は急失速。ある自民の陣営幹部が「公示後からは(組織が)緩んできた」と漏らすほどだった。

 3区では、渡辺喜美参院議員(65)の出馬断念を受けて急きょ立候補した妹の渡辺美由紀氏(58)が「渡辺家」の後援会回りに追われるのをよそに、簗氏には、新たな票の掘り起こしを行う余裕すら感じた。結果は前回選より1万票あまりを上積みして約7万4000票の快勝だ。

 1区は、民進を離れた柏倉祐司氏(48)と、代わりに民進公認で出馬予定となった無所属の渡辺典喜氏(34)が、希望の公認争いを余儀なくされた。結局、柏倉氏が希望公認、渡辺氏は無所属に。野党分裂による「漁夫の利」もあり、船田氏の優位は揺るがなかった。4区の佐藤勉氏(65)、5区の茂木敏充氏(62)も希望の候補らを圧倒した。

 比例でも安定した得票を見せた自民だが、「自民対非自民」の構図が鮮明だった2区は、元農相の西川公也氏(74)が無所属の福田昭夫氏(69)に敗れた。西川氏は199票差で惜敗した前回より約3000票を上積みしたものの、無党派層からも支持されたとみられる福田氏は1万票以上も伸ばしていた。

    ◇

 投開票から一夜明けた23日朝。宇都宮市内でラジオ番組の収録を終えた船田氏は、冷静に口を開いた。「今回の選挙は野党が乱れた影響が大きかった。必ずしも全面的に信頼されたわけではない」

 次点候補に5万票以上の大差をつけたダブルスコアの勝利でも、「追い風」を感じなかったのだろう。「慎重な政権運営をしていかなければ」。当選議員の思いを代弁し、口元を引き締めた。

5265チバQ:2017/10/26(木) 22:44:53
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k09/010/055000c

激変・衆院選2017
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検証/下 希望の党が失速 「非自民票」受け皿ならず 「激変」から「再編」か、針路注目 /栃木



毎日新聞2017年10月26日 地方版
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「4区をリセット、 日本をリセット!」


 希望の党が第1次公認を発表した今月3日。JR小山駅前で声を上げたのは、3回連続の出馬を控えた藤岡隆雄氏(40)だった。

 民進系では県内唯一の希望公認を得た。張り切って街頭に立ち、小池百合子代表が口にしたフレーズ「リセット」を連呼した。「晴れやかな気持ち。追い風になりますよ」

 ところが、風向きは刻々と変化した。公認直後は「チャンスだね」「期待しているよ」と周囲から声をかけられたが、小池氏の「排除発言」が波紋を呼び、反応は一変。「え、希望なの?」とけげんな顔をされることもあったという。公示直前の集会後には「風は感じない。無風です」と漏らし、落選直後は「完全に逆風でした」。

 前回選より1万4000票ほど上積みしたのは地道な活動の成果ともいえ、無党派層や立憲民主党支持層から一定の評価を受けたとみられる。一方で、希望の「風」に翻弄(ほんろう)された感は否めなかった。

     ◇

 衆院解散直前に結成された希望の党。県内では全5小選挙区のうち、野党共闘で候補者を一本化した2区を除く4選挙区に公認候補を擁立した。自民、共産などと争う構図となったが、候補者はすべて落選した。

 出馬したのは、藤岡氏のほか、1区の柏倉祐司氏(48)、3区の渡辺美由紀氏(58)、5区の大豆生田実氏(51)。各候補者は「打倒・安倍政権」では一致したものの、その他は「4者4様」。党として一貫性を欠いた。

 1区の柏倉氏は、民進公認だったが政策の不一致などを理由に9月下旬に民進へ離党届を提出し、除籍された。これを受け、民進党県連は1区に渡辺典喜氏(34)を公認候補として擁立。しかし、民進と希望は事実上合流し、両氏による公認争いの末、柏倉氏が希望公認、渡辺氏は無所属での立候補となった。

 公示までのドタバタで候補者は乱立。柏倉氏は民主党公認で出馬した前回選より1万票以上も減らした。「党の失速が痛かった」(陣営幹部)という。医師である柏倉氏は、当初から在宅医療の充実などを訴えていたが、選挙戦終盤はさらに医療政策を重視し、党の看板に頼らず戦った。

 3区の渡辺氏は、衆院へのくら替えを断念した参院議員の兄喜美氏の地盤を引き継ぎ、「風」による上積みを狙っていた。選挙戦序盤には小池氏が応援に駆けつけたが効果は薄かった。5区で出馬した前足利市長の大豆生田氏は、小池氏主宰の政治塾「希望の塾」に参加した経緯もあり、衆院選に向け準備を進め、終盤に小池氏の応援を得たが、足利市以外では伸び悩んだ。

 希望の候補者は「反安倍政権」を掲げ、「非自民票」の受け皿になることで2大政党制を目指したが、民進系の無所属候補や共産候補らと野党票が分散してしまった。

 無所属で選挙戦に臨み、非自民で唯一議席を守った民進党県連代表の福田昭夫氏(69)を中心とした民進系や希望候補ら野党の枠組みは「激変」から「再編」へと向かうのか。針路が注目される。【野口麗子、野田樹、萩原桂菜、李舜】

5266チバQ:2017/10/26(木) 22:47:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk09010028000c.html
<激変・衆院選2017>小選挙区 自民、4議席維持 希望に風吹かず(その1) /栃木
10月23日 00:00毎日新聞

 自民が4議席を維持し、「保守王国」の健在ぶりを印象づけた。22日に投開票された第48回衆院選で、1区は自民前職の船田元氏が安定した強さを見せて12回目の当選。前職同士の一騎打ちとなった2区は無所属の福田昭夫氏が自民の西川公也氏に競り勝った。3区は自民前職の簗和生氏が支持を集め、「渡辺家」の代表として臨んだ希望新人の渡辺美由紀氏らを寄せ付けなかった。4、5区はいずれも自民前職の佐藤勉氏と茂木敏充氏が組織票を固める盤石の戦いを見せて勝利した。4人の公認候補を擁立した希望は「風」を吹かせることができなかった。投票率(小選挙区)は51・65%で、前回(50・10%)を1・55ポイント上回った。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇船田氏圧勝12選

 船田氏が強固な地盤と知名度を生かした組織力で圧勝した。希望の党が結成され、民進党が事実上分裂するなど「非自民票」の受け皿が分散したことも大きくプラスに働いた。

 午後8時過ぎ、宇都宮市駒生町の事務所に当選確実の一報が入ると、支持者から拍手と歓声が湧き起こった。船田氏は「(12期目の)重みをずっしりと感じます。アベノミクスを地方に持ってくることなどを政策の軸とし、国会で全力を尽くす覚悟です」などと意気込みを語った。

 当初は希望への「風」を警戒した陣営は支持団体へのあいさつ回りなどを重ね、足元を固めた。街頭演説には福田富一知事らも駆けつけ、地元とのパイプをアピール。ライフワークの憲法改正問題に加え、全世代型の社会保障の実現などを訴え、支持を広げた。

 一方、9月下旬に民進を離れた希望元職の柏倉祐司氏、当初は民進公認で立候補予定だった無所属新人の渡辺典喜氏は、希望の公認争いを余儀なくされ、無党派層の支持も集め切れなかった。

 柏倉氏は「2大政党制の重要性」を訴えたが及ばず、渡辺氏は若さを前面に出したものの、知名度不足が響いた。共産新人の青木弘氏は安倍政権への批判が、浸透しなかった。

 ◆3区

 ◇簗氏3選、選挙区連勝

 簗氏は「渡辺家」との3度目の戦いで、組織力の違いを見せて快勝した。大田原市末広2の事務所で、当選確実の報を受けた簗氏は「皆様のご付託の重みを受けとめ、職責を全うすべく全力で仕事をしてまいる所存です」などと決意を語った。

 公募による「落下傘の新人」として臨んだ2012年は、現参院議員の渡辺喜美氏に大敗し、比例復活で当選した。前回選の14年は喜美氏を破り、半世紀にわたる「渡辺王国」の牙城を切り崩した。

 選挙を重ねるたびに得票数を伸ばした簗氏について、後援会関係者は「国会議員になってもこんなに地元に来てくれる人はいない」と評する。地元のイベントに積極的に参加するなど「徹底した現場主義」を貫いた。公示前は県議らとの連携不足が指摘されたが、野党の新党結成などへの危機感から結束した。

 兄喜美氏の出馬断念により地盤を引き継いだ渡辺美由紀氏は「父のやり残したことをやらせてください」と、父で元副総理の故渡辺美智雄氏との関係をアピール。後援会関係者へのあいさつ回りに時間を割き、幅広い支持を得られなかった。

 共産新人の槙昌三氏は党支持層以外の票を集めきれず、幸福新人の石渡剛氏も浸透しなかった。

 ◇渡辺家、奪還ならず

 前回選に続き、「渡辺家」の3区での議席獲得はならなかった。大田原市内で、支持者を前に渡辺美由紀氏は「期待に応えられず申し訳ない。私の力不足」と謝罪。今後については、「人々の思いを政治の中で実現させたい」と語った。

 参院議員の兄喜美氏の出馬断念を受け、急きょ国政への挑戦が決定。立候補の表明は公示日のわずか8日前で、渡辺氏は「時間が足りなかった」という。

 渡辺氏は後援会の組織票固めに時間を割き、新たな票を十分に掘り起こせなかった。喜美氏は「圧倒的に時間が足りなかった。小池旋風に期待したが当てが外れた。この地を不戦敗にするわけにはいかなかったが、よく頑張ってくれた」とねぎらった。

5267チバQ:2017/10/26(木) 22:47:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk09010060000c.html
<激変・衆院選2017>小選挙区 自民、4議席維持 希望に風吹かず(その2止) 非自民の受け皿分散 /栃木
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆2区

 ◇福田氏、激戦制し5選 野党共闘で西川氏降す

 ともに比例復活のない前職同士の一騎打ちは、野党共闘を成立させ、政権への逆風を追い風にした福田氏に軍配が上がった。西川氏は「背水の陣」を強調し、安倍晋三首相や小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長らの応援を受けたが、非自民票を巧みにまとめた福田氏に及ばなかった。

 日光市森友の福田氏の事務所は当選確実の知らせが入ると、歓喜の渦に包まれた。福田氏は「日本の未来を立て直すという訴えが届いた。『昭夫党』が日光だけでなく、選挙区に広がった」。前回選の199票差の勝利に続き、議席を守った。

 福田氏は森友・加計学園問題の追及や、金融政策の出口戦略がないことなど「アベノミクス」の問題を指摘。「自民対非自民」の構図づくりに成功し、前回9000票を集めた共産票の取り込みを図った。一方で共産の支援を「推薦」ではなく「支持」にとどめ、非共産票の流出も最小限にとどめた。終盤には立憲の推薦も得た。

 74歳の西川氏は党の内規により比例との重複立候補をせず、「厳しい選挙」と繰り返し訴えた。公示前に安倍首相が選挙区内2カ所で応援に立ち、小泉副幹事長がアピール度の高い公示日に駆けつけるなど党本部もバックアップしたが、十分に浸透しなかった。

 ◆4区

 ◇佐藤氏、盤石の8選

 前回と同じ3氏による争いとなった4区は、佐藤氏が8選を決めた。小山市喜沢の佐藤氏の事務所では、当選確実の吉報を受けた佐藤氏は「地方創生を享受できていない方にも目に見える形で分かってもらえるように(地域を)支えたい。初心を忘れず頑張っていきたい」と力を込めた。

 佐藤氏は7期21年にわたって国と地方のパイプ役を務めてきた実績を強調。「市や町の意向を国にくみ上げていく」と訴え、組織的な選挙戦を展開した。衆院議院運営委員長を務めるなど存在感を高め、選挙区内の全市町の首長の支持も取り付け、盤石の態勢で臨んだ。個人演説会を重視し、地元に貢献してきたインフラ整備の実績なども訴え、支持層を固めていった。

 一方、民進から希望に移り、3度目の挑戦となった新人の藤岡隆雄氏は、街頭演説では当初、「4区をリセット」などのフレーズを口にし、希望色を前面に出した戦略で臨んだ。しかし、希望の「追い風」は期待通りには吹かず、無党派層の関心を十分に集めることはできなかった。

 共産新人の山崎寿彦氏は、日本の核兵器禁止条約への署名などの政策を掲げて共産支持層は固めたものの、党を超えた支持に結びつかなかった。

 ◆5区

 ◇茂木氏、早々に9選

 足利市通3の足利商工会議所友愛ホールには、茂木氏の支持者が大勢詰めかけ、テレビの開票速報を見守った。午後8時5分に「当確」が伝えられ、直後に茂木氏が会場入りすると、大きな歓声が沸き起こった。

 陣営幹部や市議らと万歳し、9回目の当選を喜んだ茂木氏は「明日から日本を前に進める仕事に取りかかる。一人ひとりの人材の質を高める人づくり革命、企業の収益を上げ、個人所得を上げる生産性革命。二つの政策の責任者として成果を出し、政権への国民の信頼を高めたい」と抱負を語った。

 現職大臣として臨んだ選挙戦。期間中は公務や自民候補の応援で選挙区を空けることも多かったが、これまでに築き上げた強固な後援組織が機能し、不在を感じさせない強さを見せた。

 前足利市長で希望新人の大豆生田実氏は「しがらみのない政治」を掲げて草の根選挙を展開。足利市では一定の支持を集めたものの、佐野、栃木市では苦戦した。終盤の小池百合子代表による応援も劣勢を盛り返す追い風にはならなかった。

 5区で5回目の挑戦となった共産新人の川上均氏は、安倍政権の安全保障政策などを厳しく批判したが、支持層の広がりを欠いた。

5268チバQ:2017/10/26(木) 22:48:05
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 ■解説

 ◇消極的選択を反映

 自民は小選挙区で4議席を維持したが、投票先が限られた有権者の「消極的な選択」を反映した結果とも言える。衆院解散直前に希望の党が結成され、県内でも与野党の「対決の構図」は激変した。新党への期待感を抱いた有権者は多かったはずだが、非自民票の受け皿にはなりきれなかった。結果的に自民の安定感が優先された。

 森友、加計学園問題の「疑惑隠し」が衆院解散の要因の一つと指摘された「大義なき解散」。そして、民進党の事実上の解党、分裂による立憲民主党の設立……。かつてないほど混とんとした様相を呈していた。

 民進は当初、1、2、4区に公認候補の擁立を予定していた。党本部の方針に沿って3人は希望の党公認での出馬を目指したものの、結局公認は4区の藤岡氏のみ。1区は、9月下旬に民進を離れた柏倉氏が公認を勝ち取り、民進公認候補だった渡辺氏は無所属に。野党勢力の分裂をよそに、自民の組織力が改めて際立った。

 希望は2区を除いて公認候補を擁立したが、「打倒安倍」の共通項があるものの政策の一貫性を欠いた感は否めない。

 毎日新聞が選挙期間中に実施した世論調査で、安倍首相の続投を望まないと答えた人の支持政党は「なし」が最も多かった。県内で小選挙区に立候補した16人のうち、憲法改正に反対したのは共産候補4人のみ。こうした事実も選択肢の少なさを証明している。低調な投票率は有権者の不満の表れでもある。【野口麗子】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇投票率51.65% 低調変わらず

 県選管がまとめた衆院選小選挙区の投票率は51・65%(男52・63%、女50・69%)だった。過去最低だった前回を1・55ポイント上回った。しかし、過去2番目の低さで、低調な傾向は変わらなかった。

 先月下旬の衆院解散直後は新党結成への期待感から関心を集めたが、野党分裂などによる自民優勢が報じられ、有権者の関心は薄れたとみられる。22日は台風21号接近による悪天候なども影響し、投票率上昇にはつながらなかった。

 前職同士の戦いとなった2区は、前回の投票率をわずかに上回ったが、無党派層の関心を集めきれなかった。大票田の宇都宮市を抱える1区は前回選の投票率から微増にとどまり、県全体の投票率上昇には影響しなかった。

 当日の有権者数は164万6562人(男81万6885人、女82万9677人)。

 一方、期日前投票者数は30万736人で、前回衆院選(17万6686人)より70・21%増となり、期日前投票者数は2003年の制度開始以降最多となった。【萩原桂菜】

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5269チバQ:2017/10/26(木) 22:48:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk10010486000c.html
<混迷・2017衆院選>選挙戦を振り返る/上 民進分裂、明暗分かれる 「筋通した」立憲支持拡大 /群馬
10月25日 00:00毎日新聞

 ◇希望が「裏切り者」扱いに

 衆院選公示直前の民進党の分裂で、希望の党と立憲民主党に分かれて出馬した元民進系候補の明暗ははっきりと分かれた。

   ◇  ◇

 開票が始まって1時間がたった22日午後9時ごろ、太田市にある群馬3区の立憲新人、長谷川嘉一氏の事務所は歓喜に包まれていた。長谷川氏の比例復活と、比例単独の新人、堀越啓仁(けいにん)氏の「ダブル当選」確実の一報が伝えられたからだ。

 「私は江戸に行くのに8年かかった。啓仁は12日!」。マイクを握った元参院副議長の角田義一選対顧問は初当選までに8年かかった自分の経歴をネタに笑いを誘いつつ、「大勝利」と締めくくった。堀越氏が出馬を決めたのは公示5日前。実質、選挙戦の12日間での当選は立憲への追い風を物語っていた。

 当初、県内の小選挙区では、民進公認で長谷川氏ら4人が出馬する予定だった。希望への合流に伴い、全員が希望からの出馬を決めた。しかし、希望の小池百合子代表が憲法改正や安全保障関連法を「踏み絵」に「排除の論理」を打ち出したため、2日、民進の枝野幸男代表代行(当時)が「排除組」の受け皿として、立憲の結成を表明。その夜、長谷川氏は立憲からの出馬を表明した。

 「希望から出た方が票は増えるだろうが……」。公示前、長谷川陣営からはこんな声も聞かれたが、中盤になると「筋を通した」と立憲支持が広がった。勝因を角田氏は振り返る。「民進は右か左か分からないと言われていた。希望の『選別』で枝野氏の考えに納得できる人が立憲に集まった。(結果的に)立場がしっかりした」

   ◇  ◇

 希望候補は逆風に見舞われた。

 「行く先々で『自民党とどこが違うんだ』『民進党で今まで言ってきたことは全部ウソか』と評判は散々だった」。5選に挑んだ2区の石関貴史氏の選対幹部は選挙戦を振り返り、うなだれた。

 以前から前原誠司・民進党代表と近い石関氏は、ためらうことなく希望からの出馬を選択。「希望が『反安倍政権』の受け皿になる」と選対幹部の期待は高まった。

 しかし、突然、潮目が変わる。原因は、追い風になるはずの小池氏の言動だった。危機感を募らせた陣営は選挙戦終盤、1100カ所を超す公設掲示板のポスターを、「地域色」を前面に出す内容に全て張り替える異例の戦術をとった。しかし、時すでに遅く、自民候補に4万票を超える大差で敗れ、比例復活もならなかった。

   ◇  ◇

 3選を目指した1区の宮崎岳志氏も議席を失った。選挙期間中は民進から希望への合流の経緯の説明に追われた。「立憲が本拠で、希望側が裏切り者みたいになっている」。思わず、記者に本音をもらす場面もあった。

 それでも、得票数は前回より2万票以上増やした。「希望への逆風を考えると、票を減らしてもおかしくなかった。宮崎さんを支持する無党派層が増えた結果」(陣営幹部)。宮崎氏と共産候補の票を合わせると、当選した自民候補を上回った。開票日の22日午後11時過ぎ、静まりかえった選挙事務所。宮崎氏は悔しさをにじませた。「歯を食いしばって基盤を作り、ここまで戦えるように持ってきたという自負はある。希望との合流劇がなければ……」

   ◇  ◇

 12日間の戦いは終わったが、民進の方向性は決まっていない。「立憲を中心に結集して安倍政権の対抗軸になるべきだ」「希望も立憲も嫌だ。民進がいい」--。県総支部内にはさまざまな意見がくすぶる。黒沢孝行代表は「党本部の動きを注視する」としつつ、1年半後には統一地方選が控える。「時間もない。急がなければいけない」と戸惑いの表情を浮かべた。【山本有紀、高橋努、阿相久志】

    ◇

 今回も前回(14年)、前々回(12年)に続き、自民が五つの小選挙区を独占して幕を閉じた衆院選だったが、選挙戦は異例の展開をたどった。公示前に野党が分裂し、1区では公示直前まで「保守分裂」の様相を呈した。「混迷」の選挙戦を振り返る。

5270チバQ:2017/10/26(木) 22:54:34
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k10/010/137000c
混迷・2017衆院選

選挙戦を振り返る/下 1区・自民、くすぶる火種 次期衆院選の公認争い /群馬

毎日新聞��2017年10月26日 地方版

前の回連載一覧

衆院選で、地区の集会にそろって出席した中曽根氏(左)、尾身氏(左から2人目)、上野氏(右端)。尾身氏の次男(右から2人目)もマイクを握り、選挙と無関係の話題で笑いを誘った=前橋市内尾身、中曽根、上野氏入り乱れ

 「群馬1区で長く頑張っていきたい。群馬1区の代表が尾身朝子だと、引き続きご支持いただけるよう、精進してまいります」

 衆院選の投開票日の22日午後9時すぎ、群馬1区で当選確実の報を受けた自民の尾身朝子氏(56)は前橋市内の事務所で、正面を見据えてこう述べた。穏やかな口ぶりながらも「群馬1区の議席は誰にも譲らない」との強い決意がにじんだ。

 1区は、尾身氏が公認候補に決まった後も新人の中曽根康隆氏(35)と、前職の佐田玄一郎氏(64)=9期=が出馬の意欲をのぞかせ、「保守分裂」の可能性があったが、公示直前で中曽根氏が比例単独に回り、佐田氏も出馬を断念し、一本化に成功。9万2641票を獲得して再選を果たした。

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 「保守分裂」となった前回衆院選(2014年)での自民公認の佐田氏と、無所属の上野宏史氏(46)の保守系候補2人の票を足した約11万6000票には及ばなかったが、山本一太県連会長(参院議員)は「野党の比例復活を許さなかった。完全勝利だ」と振り返った。

 だが、次期衆院選に向け、自民の1区には「火種」がくすぶる。その一つが中曽根氏の存在だ。

   ◇  ◇

 「中曽根康隆代議士誕生 バンザーイ!」。尾身氏の当選セレモニーから約2時間後の22日午後11時ごろ。約500メートル離れた中曽根氏の選挙事務所は、比例北関東ブロックでの当選確実の知らせに沸いた。後援会幹部は安堵(あんど)の表情を見せながら、次期衆院選への意欲を口にした。「これで(尾身氏と)『自民現職』という同じ立場になった。次は実力勝負ができる」

 --昨年5月。県連は、1区の佐田氏の後継候補選びのため、選考委員会を開き、名乗りを上げた尾身、中曽根両氏のうち多数決で尾身氏に決定した。しかし、中曽根氏は、自身の支援団体を設立するなど活動を活発化。今回の衆院選で尾身氏に党公認が出た後もつじ立ちや集会を重ねた。

 結局、公示6日前の今月4日夜、都内で党本部の幹部と面会した際、「比例単独で名簿の『上位』に」などの条件を提示され、1区からの出馬を断念したという。しかし、小選挙区へのこだわりは消えてはいない。親しい関係者によると、5日午後、「比例単独での出馬」を表明する記者会見に向かう車の中で、こうもらしたという。「『やっぱり1区で出る』と言ってもいいですかね」

 祖父が康弘元首相、父が弘文元外相という圧倒的な知名度と、県内の若手経営者からの高い支持。そんな中曽根氏だが、不利な要素もある。まず身内の問題だ。次期衆院選は確実に4年以内に実施される。昨夏の参院選で6選を果たした父弘文氏(71)は在職中の期間になる。県内の2議席を親子が占めることへの批判は自民関係者の中で根強い。さらに、比例単独で出馬したことで、公明関係者の中には「県内の公明の比例票が減ったのは、中曽根氏の出馬で『小選挙区は自民、比例は公明』の自公連携が崩れたからだ」という声も聞かれる。

   ◇  ◇

 火種は他にもある。今回、自民の比例南関東ブロック(千葉、神奈川、山梨)に単独で立候補し当選した上野氏も名乗りを上げる可能性がある。今回の衆院選での尾身氏の「選対特別顧問」としての実績や、能力や人柄を高く評価する声がある一方、これまでみんなの党や日本維新の会を渡り歩いた経歴から「打算が過ぎる」との見方もある。

 衆院選の選挙戦中、尾身氏が長男や次男を同行する姿もみられた。「自分の後継に息子を考えているのか」というささやきももれる。

 元財務相を父に持つ尾身氏、中曽根氏、義父が元官房副長官という上野氏--。3人の“世襲議員”を巡る1区の自民公認候補争いは既に始まっている。【鈴木敦子】

5271チバQ:2017/10/26(木) 22:55:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/gun/CK2017102402100031.html
群馬
立民健闘、野党再編で明暗 記者座談会
2017年10月24日
 衆院選は自民党が3回連続で県内の小選挙区5議席を独占し、地力の強さを見せつけた。一方、選挙直前に結成された希望の党が伸び悩み、野党の追い上げは及ばなかった。ただ立憲民主党は野党共闘がなった3区で自民と一騎打ちして健闘、比例復活を果たした。選挙戦を取材した記者が振り返った。
 -県内は保守分裂の可能性があったり、新党結成などで候補者が決まるまで慌ただしかったね。
  A  自民は1区の公認調整が今回の選挙の最大の課題だったと感じる。公認を得て当選した尾身朝子さんのほか、前職の佐田玄一郎さん、新人の中曽根康隆さんの三分裂の可能性があった。康隆さんは中曽根元首相の孫で弘文元外相の長男。知名度は抜群で有力支援者もいた。県連幹部は「康隆さんが本当に出たら厳しい」と漏らしていた。
  B  当選確実となってあいさつした尾身さんは「1区は私の地元」と強調。二人の息子や父の尾身幸次元財務相も顔をそろえ、家族ぐるみで1区継承の意欲をアピールしていたようにも見えた。次期衆院選に向け、中曽根さん、佐田さんとも1区公認を諦める様子はなく、この問題は今後も尾を引きそうだ。
  A  解散前後の急な野党再編で県内でも大激震だった。民進が事実上解党して希望へ「合流」する方針が決まると県総支部幹部は「想定外のこと。困惑している」とショックを隠さなかった。候補者当人はさらに当惑したと思う。
  C  希望の公認を巡り、最後まで揺れていた候補もいた。公示日になっても準備が整わず、ポスターの「民進党」の表記をテープで隠すなどバタバタ感は否めなかった。
  D  3区の長谷川嘉一さんは希望と安保法制などで考えが違い、陣営幹部によると「解散時からずっともやもやしていた」。「踏み絵」とも指摘された希望の政策協定書が明らかになると、無所属での出馬も模索していた。直後の立憲民主党の結党は渡りに船だったようで幹部は「枝野(幸男=党代表=)さんがあそこでよくぞ結党してくれた」と繰り返していた。
  B  5区で希望から出馬した猪口幸子さんは初めての選挙戦。県内にゆかりもなく大変そうだった。
 -各候補の訴えや訴え方はどうだった。
  A  自民と希望について言えば、自民は民進から希望へ合流した候補を念頭に「政治家は信条と信頼が最も大切。これまでの主張とまったく逆のことを掲げる党へ移るようなことは有権者に理解を得られない」などと批判を繰り返した。一方、希望は「安倍政権を倒すには野党がまとまるしかない」と主張。森友・加計(かけ)学園疑惑を追及し、併せて世襲議員を批判した。
  C  消費税増税やアベノミクスの評価などについて各候補とも訴えに力を入れていたが、政見の違いを鮮明にするためインターネットなどを活用し、公の場での論戦がもっとあってもよかった。
  D  3区ではインターネットを利用した候補者の公開討論会があった。選挙区内の高校生から募集した「東京23区内の私立大の定数増禁止方針をどう考えるか」「安倍政権を倒した後のビジョンは」といった質問がぶつけられたが双方とも歯切れのいい答えではなかった。
 -投票率は51・97%。戦後最低だった前回の51・72%から微増したが。
  C  政権選択の選挙という割には、希望が政権交代を担える受け皿としての期待がしぼみ、関心が急速に薄れた印象がある。投票率がそれほど上向かなかったのもそうした影響があるのかも。
  A  「安倍一強」と言われる自民への不満、不信感はあっても、その思いを託す党が見つからない。そんなあきらめに近い失望が有権者に広がったように感じた。そうした意味でも野党の責任は重い。立憲民主の健闘もこうした有権者が「筋を通した」と評価した結果なのかもしれない。
  D  若者を取材すると、一般的に投票率は低いが政治に興味がないわけではなく、就職内定率や給付型奨学金など自分に直接関係のあることには興味を持っていると感じた。投票日前に高校で主権者教育を担当した教諭は「白票でもいいから投票をして若者の投票率を上げることが政治家へのアピールになる。そうすれば若者向けの政策も増える」と話していた。無効票が増えること自体は望ましいことではないが、そういう呼び掛け方も「あり」かもしれないと感じた。

5272チバQ:2017/10/26(木) 22:56:31
http://www.jomo-news.co.jp/ns/series/5815087729515261/shuin2017_detail.html
衆院選 1強の続き 自民に火種 分裂回避も票伸ばせず

 「安倍政権への批判が予想以上に強かったということか」。衆院選の投票から一夜明けた23日、自民党群馬県連幹部は思いの外、伸び悩んだ得票を悔しがった。

◎県議や市議 中心に「かき集めた票」
 2012、14年に続いて県内5小選挙区を自民が独占。業界や地域単位の支援団体をフル回転させる組織戦で、「1強」を維持した。だが、希望の党の失速がなければ、安泰としてはいられない状況だった。

 公認問題を契機に、自民勢力3分裂の可能性があった1区。前職の佐田玄一郎氏(64)が直前で出馬を見送り、無所属での立候補も辞さない構えをみせた中曽根康隆氏(35)が比例に回ることで、分裂は回避に向かった。尾身朝子氏(56)の陣営は、前回衆院選1区に無所属で出馬し、次点となった元職、上野宏史氏(46)が選対特別顧問となり「盤石の体制」(選対幹部)で選挙戦に突入した。

 ただ、分裂危機で生じたしこりの解消が十分でないことが開票結果で露呈した。尾身氏の得票は9万2641票。前回の佐田、上野両氏の合計を約2万4000票下回った。当選確実となった22日夜、前橋市の尾身氏の事務所は歓喜に包まれたが、ある自民県議は23日、「県議や市議が中心となってかき集めた票だ。中曽根氏が出ていれば確実に負けていた」と吐き捨てた。

 比例代表の県内票の不振も、自民関係者の不満要因となった。党派別で自民は36.3%と最多だが、前回より約2ポイント低く、実数は7000票以上の減少。公示直前、民進党勢力が分散した立憲民主党と希望を加えると、自民を上回る38.8%となった。

 比例北関東単独で立候補した中曽根氏は22日深夜、当選確実の報が伝えられると、市内の選挙事務所で支援者と共に喜びを分かち合った。祖父は康弘元首相、父は弘文元外相の政治一家に育ったサラブレッドが国政進出の夢を実現させた。

 次期衆院選への対応について、中曽根氏は記者団に「先のことは白紙状態」と語ったが、「次は小選挙区で」(支援団体幹部)と期待する声は根強い。尾身氏陣営の特別顧問だった上野氏も比例南関東単独で当選し、再び「バッジ」を手にした。勢力一本化によって1区を制した自民。一方で新たな“火種”をともした。

5273チバQ:2017/10/26(木) 22:59:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017102402000266.html
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自民全員当選、立民躍進 公明落選 希望、共産は苦戦
2017年10月24日
 二十二日投開票の衆院選は、二十三日朝までに比例南関東ブロックの復活当選も含め、全ての当選者が決まった。自民は十七人の全候補者が当選し、立憲民主は六人のうち五人が議席を得る躍進を見せた。公明は県内唯一の議席を失い、希望や共産は苦戦した。小選挙区の投票率は51・97%と、前回(53・88%)に比べて1・91ポイント下がり、二回連続で過去最低を更新した。(衆院選取材班)
 十七人の候補のうち十六人が前職、一人が元職という手堅い布陣で臨んだ自民は十三の小選挙区で勝利。負けた4、8、9、12区でも全員が比例復活した。8区は前職が公示前に離党し、急きょ擁立した元職候補が善戦した。
 前職四人を含む十六人が立候補した希望は全選挙区で苦戦し、当選者は前職の三人にとどまった。小選挙区で勝ったのは9区のみで、14、16区は比例復活。17区の前職は議席を失った。
 公明は6区の前職が立民の前職に惜敗。県内唯一の小選挙区の議席を失った。自公協力の象徴として二〇〇〇年から6区で候補者を立て、負けたのは政権交代が実現した〇九年以来。
 前職一人を含む十二人を擁立した共産は、野党共闘の中で立ち位置が曖昧になり、伸び悩んだ。10区の前職が比例復活して公示前の勢力を維持した。
 リベラルの受け皿を目指した立民は躍進し、六人のうち小選挙区で三人が当選した。前回(一四年)も接戦だった6、12区の前職に加え、新人が前職二人に挑んだ4区で小選挙区をものにした。1区の前職、7区の新人も比例復活した。
 維新は6区で新人が立候補。組織力や地盤のない苦しい戦いを強いられ大差で敗れたが、比例復活で辛くも議席を確保した。8区では無所属前職が強固な地盤を生かして当選した。

5274チバQ:2017/10/26(木) 22:59:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/kan/CK2017102402100040.html
神奈川
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その時、議席動く 自民「全員」 立民「躍進」 公明「落選」 共産「死守」
2017年10月24日
 二十二日投開票の衆院選は、二十三日朝までに比例南関東ブロックの復活当選も含め、全ての当選者が決まった。自民は十七人の全候補者が当選し、立憲民主は六人のうち五人が議席を得る躍進を見せた。公明は県内唯一の議席を失い、希望や共産は苦戦した。小選挙区の投票率は51・97%と、前回(53・88%)に比べて1・91ポイント下がり、二回連続で過去最低を更新した。 (衆院選取材班)
 十七人の候補のうち十六人が前職、一人が元職という手堅い布陣で臨んだ自民は十三の小選挙区で勝利。負けた4、8、9、12区でも全員が比例復活した。8区は前職が公示前に離党し、急きょ擁立した元職候補が善戦した。
 前職四人を含む十六人が立候補した希望は全選挙区で苦戦し、当選者は前職の三人にとどまった。小選挙区で勝ったのは9区のみで、14、16区は比例復活。17区の前職は議席を失った。
 公明は6区の前職が立民の前職に惜敗。県内唯一の小選挙区の議席を失った。自公協力の象徴として二〇〇〇年から6区で候補者を立て、負けたのは政権交代が実現した〇九年以来。
 前職一人を含む十二人を擁立した共産は、野党共闘の中で立ち位置が曖昧になり、伸び悩んだ。10区の前職が比例復活して公示前の勢力を維持した。
 リベラルの受け皿を目指した立民は躍進し、六人のうち小選挙区で三人が当選した。前回(一四年)も接戦だった6、12区の前職に加え、新人が前職二人に挑んだ4区で小選挙区をものにした。1区の前職、7区の新人も比例復活した。
 維新は6区で新人が立候補。組織力や地盤のない苦しい戦いを強いられ大差で敗れたが、比例復活で辛くも議席を確保した。8区では無所属前職が強固な地盤を生かして当選した。
◆4区

 三つどもえの激戦を制した立民新人の早稲田夕季さん(58)は二十二日午後十一時半ごろ、鎌倉市の事務所に姿を見せた。「激戦区で勝たせていただきました」と笑顔で感謝を伝えると、拍手と歓声に包まれ「日を重ねるごとに(立民への)期待感が高まるのを感じた。その期待を政策で実現できるよう、全力で頑張りたい」と話した。
 一方の自民は前職山本朋広さん(42)と、党員ながら無所属で出馬した前職浅尾慶一郎さん(53)に事実上、分裂。山本さんは比例で復活したものの票が割れ、共倒れの結果になった。
 浅尾さんは一九九八年以来、参院二期、衆院三期務めた国会議員の職を失った。陣営幹部は「(立民に吹いた)風には勝てなかった」と分析。浅尾さんは「私の力不足」と語った。
◆7区

 7区では立民新人の中谷一馬さん(34)が比例で復活。二十三日未明、横浜市港北区の事務所で支援者と抱き合い、喜びを爆発させた。「毎日、情勢が変わる難しい選挙戦だった」と振り返り「私に思いを託してくれた有権者一人一人の勝利。頂いた議席を日本のために役立てていきたい」と力強く語った。
◆9区

 9区は希望結党メンバーの一人の前職、笠浩史さん(52)が自民前職らを振り切った。笠さんは二十三日未明、川崎市多摩区の事務所で「先が見えない選挙だった」と振り返り、「もう一度、政権交代への期待を寄せてもらえる政党にしていく」と述べた。
 希望は、首都圏で伸び悩んだ。笠さんは報道陣に「小池百合子代表の『排除』発言や野党の内部分裂のようなイメージもあり、厳しい面があった。小池代表への批判がそのまま党への批判になった」と分析した。
 三つどもえの激戦を制した立民新人の早稲田夕季さん(58)は二十二日午後十一時半ごろ、鎌倉市の事務所に姿を見せた。「激戦区で勝たせていただきました」と笑顔で感謝を伝えると、拍手と歓声に包まれ「日を重ねるごとに(立民への)期待感が高まるのを感じた。その期待を政策で実現できるよう、全力で頑張りたい」と話した。
 一方の自民は前職山本朋広さん(42)と、党員ながら無所属で出馬した前職浅尾慶一郎さん(53)に事実上、分裂。山本さんは比例で復活したものの票が割れ、共倒れの結果になった。
 浅尾さんは一九九八年以来、参院二期、衆院三期務めた国会議員の職を失った。陣営幹部は「(立民に吹いた)風には勝てなかった」と分析。浅尾さんは「私の力不足」と語った。

5275チバQ:2017/10/26(木) 22:59:54
◆12区

 12区は立民前職の阿部知子さん(69)が七回目の挑戦で初の小選挙区当選を果たした。当初、希望との連携も模索したが、いち早く見切りを付けて新党に参加。二十三日未明、藤沢市の事務所で「(立民が)野党第一党になりそう。民主主義を守るため、国会で存在感を示します」と決意を述べた。
 自民前職の星野剛士さん(54)の事務所は、小選挙区での敗北に重い雰囲気。間もなく比例復活が決まったものの、星野さんは「すべてを見直し、次の選挙で何としても雪辱を果たしたい」と支持者に誓った。
◆16区

 激戦の16区で勝った自民前職の義家弘介(ひろゆき)さん(46)は二十三日未明、万雷の拍手に迎えられ厚木市の事務所へ。「本当にありがとうございました」と深々と頭を下げ、「地に足を着け、汗の臭い、土の臭い、水の香り、森の香りがする代議士となるよう成長していきたい」と笑顔で話した。
 希望前職の後藤祐一さん(48)は比例で復活。民進離党や新党結成など、この間の激動を「一年分ぐらいに感じた」と振り返り「今回当選させて頂いた意味は今まで以上に大きい。現場の声を反映した、自民と違う提案を分かりやすい形でしていきたい」と述べた。
◆6区

 6区は「打倒自公」を訴えた立民前職の青柳陽一郎さん(48)が公明前職の上田勇さん(59)に競り勝ち、初の小選挙区当選を決めた。
 二十二日深夜、横浜市保土ケ谷区の事務所に当確が伝えられると、青柳さんは支援者とハイタッチや握手を繰り返した。長期政権の弊害を訴えて、左派層や無党派層への浸透を図り「国民の声から生まれた立憲民主への期待が広がった」と喜びを爆発させた。
 落選した上田さんは同市旭区の事務所で、支援者に深々と頭を下げた。菅義偉官房長官ら自民幹部が来援して自公の結束を強調したが、支持を広げられなかった。比例に重複立候補していないため議席を失うこととなり「全国的に与党が支持された中で、及ばなかったのは私の力不足」と厳しい表情で語った。
 その一方、維新新人の串田誠一さん(59)が比例で復活した。テレビで開票速報を夜通し見たが朗報は届かず、妻久子さん(52)に「一生懸命やったよ」と慰められた。落選を覚悟して寝ようとした二十三日午前六時ごろ、友人から「おめでとう」のメールを受け、当選を知った。「支えてくれた仲間のためにも国会の改革を進めたい」と語った。

5276チバQ:2017/10/26(木) 23:01:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chi/CK2017102402100030.html
千葉
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自民1増、12議 席県内13小選挙区
2017年10月24日
写真
 衆院選は二十三日未明に開票作業が終わり、県内十三の選挙区のうち、自民が前回の衆院選を一つ上回る十二選挙区で勝利した。民進から合流するなどした希望と立民は、1区の田嶋要さんが敗れるなど、選挙区では議席を得られなかった。4区では、民進出身で無所属で出馬した前首相の野田佳彦さんが議席を死守し、八選を果たした。
 自民は4区を除く選挙区で議席を獲得。1区では過去二回比例復活だった前職の門山宏哲さんが接戦を制した。4区で比例復活した新人の木村哲也さんを含め、候補者全員が当選した。
 連携協定を結んだ公明に選挙区で自民候補を応援してもらい、比例では公明に投票する「票のバーター」が奏功したとみられる。民進から希望、立民に分裂するなどして、野党候補が複数の選挙区で競合。票が分散したことも有利に働いた。
 希望は、民進出身の五人、東京から国替えなどの独自候補の七人の計十二人が出馬したが、当初見込んだ追い風が吹かず、無党派層などを取り込めなかった。
 立民は民進出身の四人を含め六人が立候補。リベラル層から一定の支持を得て、6区では元職の生方幸夫さんが自民候補に迫り、比例復活した。三つの選挙区では共産が出馬を取り下げ、候補者を一本化したことが立民の比例での議席獲得につながった。
 十人の候補を立てた共産のほか、維新や社民は新党の注目度に埋没してしまい、政権批判票などを集められなかった。 (衆院選取材班)

5277チバQ:2017/10/26(木) 23:01:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710250022.html
【衆院選】千葉での自民大勝 想定外の「野党分裂勝因」自民関係者「信任されたとは言い切れない」
10月25日 13:09産経新聞

【衆院選】千葉での自民大勝 想定外の「野党分裂勝因」自民関係者「信任されたとは言い切れない」
当選証書を受け取る自民の渡辺博道氏=24日、県庁(中辻健太郎撮影)
(産経新聞)
 24日に千葉県庁で行われた衆院選の当選証書付与式。選挙区を制した議員や陣営関係者に、県選挙管理委員会の長谷川康博委員長から証書が手渡された。当選者のために並べられた13脚の椅子のうち、千葉4区の無所属、野田佳彦氏陣営を除く12“議席”に、自民の議員や関係者が腰掛けた。

 自民の12選挙区での大勝は、平成17年の「郵政選挙」以来。残る1選挙区でも、4区で新人の木村哲也氏が比例復活を果たし、13候補全員が当選する圧勝となった。

 「全選挙区で国会議員を送り出せ、大変うれしい。価値ある勝利だ」。自身も6区で7選した県連選挙対策委員長の渡辺博道氏は、満足そうに話した。その上で「野党の分裂が大きかった。われわれも想定していなかったが、一寸先は闇だと肌で感じた」と分析した。

 一寸先の闇は、自民が下野した21年8月の衆院選で経験している。“敵失”に乗じて勢いづいた結果に、当選証書を受け取る自民各陣営におごりたかぶった高揚感はなく、気を引き締めているようだった。

■  ■

 千葉県内では民進の候補者10人が公示直前に希望、立民、無所属に3分裂。民進から希望入りした5人は、小池百合子代表の運営方針への不信感や、民進時代からの政策の転換で有権者の反発を招いたとみられ、苦戦を強いられた。

 分裂する野党への不信感が「自民に流れた部分がある」(渡辺氏)といい、結果的に自民への追い風になったようだ。地方議員からは「『自民が勝った』というより、『分裂した野党が負けた』選挙戦だった」と評する声が上がる。

 だが、中にはその野党分裂により苦戦を強いられた選挙区もあった。渡辺氏の6区では、希望の路線に反対した生方幸夫氏が立民に合流。改憲反対などを掲げる立民は安倍政権批判票の受け皿となり、6区を含む3選挙区では共産が候補者を下ろす野党共闘も実現した。生方氏は終盤にかけて支持を伸ばし、出口調査でも渡辺氏に迫る勢いを見せた。

 自民県連幹事長の河上茂県議は「後半、『勝てるかもしれない』と踏んだ共産の動きが激しく、地方議員にかなりげきを飛ばした。手ごわかった」と振り返る。渡辺氏も「共産の運動量が驚異的で、かなり追い上げられた実感があった」と話し、選挙区では勝利したものの、1万1千票差と僅差で、生方氏は比例で復活当選。「立民の結成がもう少し早ければ、結果が変わった可能性もある」(渡辺氏)

■  ■

 自民大勝の裏で、投票率は戦後最低だった前回選の51・24%をさらに1・35ポイント下回る49・89%となった。初めて50%を切り、県民の国政への期待度の低さが浮き彫りになった。

 自民関係者は「選挙期間中に悪天候が続いた影響もあるだろうが、それを差し引いても49・89%は低い。数字通り“四苦八苦”の投票率になってしまった。自民が信頼されたとは言い切れない」とため息をつく。

 県連会長の桜田義孝氏は、「政権選択選挙で、自民への投票は安倍内閣是認を前提としたもの。選挙戦の勝利は内閣への一定の信任が得られたものと受け止めている」とした。その一方、自民の当選者の中でも「候補者は好きだけど、安倍首相には苦手意識があるという支持者もいた」との声もある。

 自民関係者が一致して「信任された」と胸を張れないのは、低投票率が影響していまいか。“敵失”はそう何度も続くものではないだろう。圧倒的な支持を得られれば、訴えてきた政策の強力な推進力となる。選挙をするたびに投票率が下がる現実に向き合う必要があるといえそうだ。

5278チバQ:2017/10/26(木) 23:03:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk19010150000c.html
<衆院選2017>小選挙区 自民、1議席確保 /山梨
10月23日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選が22日、投開票され、山梨2区は自民系無所属前職の堀内詔子が当選を決めた。今回の衆院選では公示前に民進党が分裂。新党からの立候補が相次ぎ、県内では野党共闘の調整が不調に終わっていた。堀内氏が勝利を収めたことで、山梨では少なくとも1議席を与党が確保した。1区は23日未明も開票作業が続いた。投票率は前回(59・18%)を1・52ポイント上回る60・70%だった。【衆院選取材班】

 ◆2区

 ◇保守対決は堀内氏 長崎氏、支持広がらず

 今回も保守分裂選挙となった山梨2区。これまでの構図とは異なり、いずれも自民党系前職の堀内詔子氏と長崎幸太郎氏の有力2候補が、無所属で立候補した。比例復活のない「背水の陣」となったが、堀内氏が再選を果たした。

 堀内氏は、地域支部を各地に作るなど地道な支援の輪を広げたことが奏功した。党公認は得られなかったが、県議団からは「県連公認候補」として支援を取り付けた。

 選挙戦では「後がない戦い」と有権者に訴えた。推薦を受けた公明の支持層にも食い込み、組織票に上積みした。堀内氏は「山梨県人の誇りをかけて戦ってきた。山梨のために働く」と述べた。

 2区では2005年郵政選挙を境に保守が分裂。郵政民営化法案に反対した故堀内光雄元通産相が自民を離党し、「刺客」として送り込まれたのが長崎氏だった。09年は復党した光雄氏が公認を得て、長崎氏は離党。12年からは光雄氏の後継として義理の娘、詔子氏が立候補し、長崎・堀内両氏による激しい争いが続いてきた。

 公示直前に自民復党が決まった長崎氏は「世直し」を掲げて選挙戦を戦った。復党効果を生かして保守層を手堅くまとめ、希望の党や立憲民主党の支持層にも一部食い込んだが、及ばなかった。

 立憲新人の小林弘幸氏、希望新人の井桁亮氏、共産党新人の大久保令子氏らは「しがらみ政治」の打破や「安倍1強政治」からの転換を訴えたが、支持は広がらなかった。

 ◆1区

 ◇中谷・中島両氏、譲らず 開票作業深夜まで

 山梨1区は、自民党前職の中谷真一氏と、無所属前職で民進党県連代表の中島克仁氏による「一騎打ち」となった。

 中谷氏は、今回の選挙で比例代表に回った宮川典子氏を選対本部長に据えた。両氏が地域ごとに役割分担して、きめ細かな選挙戦を展開。地域支部の立て直しを図り、後援会組織も充実させた。昨夏の参院選で敗北した反省を踏まえ、団結した県連の県議団から支援も受けた。

 選挙戦では株価の上昇をはじめ、改善傾向にある経済指標を列挙し、政権の実績をアピール。その上で、地域経済の活性化を主に訴えてきた。「国の支援を引き出し、古里を守り抜く」などとし、政権継続の必要性を強調した。

 中島氏は、前回総選挙で旧民主党の公認として出馬したが、今回は希望の党への合流を巡り民進が分裂。無所属で選挙戦に挑んだ。

 連合山梨や山梨教職員組合の推薦を受け、輿石東元参院副議長も個人演説会に駆け付けるなど、組織力をフル活用して支持拡大を狙った。リベラル層を意識し、社会保障や医療福祉の充実を強調。希望、立憲民主党の両支持層に加え、無党派層への浸透も目指した。街頭では「国民の心の叫びに向き合わない政権に立ち向かいたい」などと繰り返し、政権批判の「受け皿」となることを目指した。

 共産党新人の宮内現氏は憲法改正や消費増税の反対、幸福実現党新人の西脇愛氏も国防強化を掲げて選挙戦を戦った。

 ◇宮川氏、比例で3選 南関東 「コスタリカ」単独1位

 比例代表で立候補した県出身者では、南関東ブロックで自民党の宮川典子氏(38)が3回目の当選を果たした。宮川氏は同ブロックの党単独1位だった。

 宮川氏は2012年の総選挙で、旧山梨1区から出馬して初当選した。しかし前回衆院選の14年から区割り変更に伴って選挙区数が3から2に減った。山梨では1区と比例代表の候補者を選挙ごとに交代させる「コスタリカ方式」が取られ、今回は宮川氏が比例に、中谷真一氏が小選挙区に回っていた。

 この他、南関東ブロックでは公明党山梨事務長、井川泰雄氏(43)が比例単独5位で立候補している。

 小選挙区も1区は共産党新人の宮内現氏、2区は希望の党新人の井桁亮氏、立憲民主党新人の小林弘幸氏がいずれも重複立候補している。名簿登載順位は他候補と同列で、宮内氏が5位、井桁氏と小林氏は1位。党の獲得議席数や小選挙区の当選者にどれぐらい得票が迫ったかを示す「惜敗率」で当選が決まる。

5279チバQ:2017/10/26(木) 23:04:03
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk19010063000c.html
<衆院選2017>12日間を振り返る 1区 「個」訴え戦略奏功 中島氏3選、退路断ち陣営一体感 /山梨
10月24日 00:00毎日新聞

 22日に投開票された衆院選は自民、公明両党が衆院の3分の2を超える議席を確保した。山梨では1区は民進党県連代表で無所属前職の中島克仁氏が他候補を振り切り、保守分裂選挙となった2区は、当選を果たした堀内詔子氏が自民から追加公認された。事実上、与野党が議席を分け合う形となった山梨の衆院選。各選挙区では何が起きていたのか。各選挙区の12日間を振り返る。【衆院選取材班】

 「信じた仲間と自分らしくやれば必ず結果は出ると考えてきた」。当選確実となった22日深夜、前回に続く小差の末の勝利に中島氏は目を赤く染め、深々と頭を下げた。

 中島氏と自民前職の中谷真一氏が「一騎打ち」を繰り広げた1区。民進県連幹部は「国会で何がしたいのか明確に訴え、それが有権者に届いた」と勝因を語る。自民県連を中心に組織力をフル回転させた中谷氏とは異なり、「個」を訴える戦略が奏功した。

 中島氏は2012年に旧民主党、14年には旧みんなの党から出馬。今回は、所属する民進が希望の党への合流を巡って分裂した。中島氏は態度を保留し、公示まで1週間を切った今月5日に無所属での出馬を決めた。選挙戦に向け、本格的に動き出したのはここからで「東京の動きに巻き込まれ、大きく出遅れた。追いつけるか分からない」と関係者は焦りを隠さなかった。

 自民は1区で、選挙ごとに小選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」を採用している。中谷陣営は前回総選挙で中島氏に惜敗した宮川典子氏と役割分担し、きめ細かに地域を回った。終盤まで「中谷氏優勢」との報道も続いた。

 無所属は比例復活がなく、ポスターの枚数が限られるなどデメリットもあるが、退路を断ったことで中島陣営には一体感が生まれたという。医師でもある中島氏は地元の診療所で地域医療に携わる活動を続けており、医療政策や社会保障分野の課題を丁寧に語り掛けた。選挙戦では地盤の北杜市を重点的に回り、中谷氏に5000票以上の差を付けた。自民県連幹部は「一番の敗因は日ごろ地域を回っているかどうかだった」と漏らす。

 中島氏は前回選挙に続き、輿石東元参院副議長の選挙母体だった山梨教職員組合と連合山梨からも推薦を受けた。希望へ合流しなかったことで従来の支持層を離さず、無党派層や他党にも支援を働き掛けた。中谷氏優勢の報道を尻目に、最終盤にかけて猛烈な追い上げをみせ、他候補を抜き去った。

 しかし、いばらの道は始まったばかりだ。このまま無所属で議員活動を続けるのか、それとも帰属する政党を新たに選ぶのか。中島氏が下す決断に注目が集まっている。

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 ◆開票結果

 ◇1区=選管最終発表

当107,007 中島克仁 50 無前

比105,876 中谷真一 41 自前W

  21,320 宮内現 35 共新W

   7,119 西脇愛 32 諸新

 ◇2区=選管最終発表

当 70,532 堀内詔子 51 自前

  67,434 長崎幸太郎 49 無前

  22,684 小林弘幸 45 立新W

   9,719 井桁亮 48 希新W

   5,414 大久保令子 67 共新

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 ◆喜びの当選者

 ◇1区

中島克仁(なかじま・かつひと) 50 無(民)前(3)

 医師[歴]旧みんなの党政調副会長▽帝京大

5280チバQ:2017/10/26(木) 23:05:12
>>5193 2区
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171026ddlk19010066000c.html
<衆院選2017>12日間を振り返る 自民分裂の「溝」深く 最終決戦幕引きの一方で /山梨
00:00毎日新聞

 「前回総選挙では全国で沖縄と山梨だけが小選挙区で自民の議席を一つも獲得できなかった」。公示を直前に控えた8日、甲府市で開かれた自民党県連の会合後、記者の取材に森屋宏会長はそう力を込めた。

 故金丸信氏らが輩出し、保守王国と称された山梨。しかし、2005年の郵政選挙をきっかけに発生した保守分裂の争いは、県連の地盤沈下を引き起こした。昨夏の参院選でも民進党新人に議席を譲り、県連は10年以上続いた「内輪もめ」に終止符を打とうと、統一会派を作って組織の一本化を図った。

 県連は山梨2区では堀内詔子氏を推すと決めた。しかし組織のまとまりを欠き、一部の県議は公然と長崎幸太郎氏を支援した。森屋県連会長は選挙後に、長崎派の議員と協議の場を設ける意向を示したが、ある県議は毎日新聞の取材に「話し合うつもりはない」と強く反発している。

 党本部は今回の総選挙を「保守分裂の最終決戦」と位置づけ、長く続いてきた混乱の幕引きを図る。一方で、「山梨に骨をうずめる」と活動を続けてきた長崎氏の支持基盤は厚く、一部の首長や市議の間にも浸透。深まった溝は簡単に埋まりそうにはない。当の長崎氏は取材に「(今後のことは)これから考える」と述べるにとどめた。

 ◇1区でも難題が

 一方の1区でも、新たな難題が持ち上がりつつある。

 区割り変更に伴って、自民は前回総選挙から小選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」を採用している。今回は中谷真一氏が小選挙区で戦い、宮川典子氏が比例代表に回った。

 「ここまで組織として支援できた選挙はなかった」。中谷陣営の選対本部長を務めた宮川氏は12日間の戦いを前向きに総括したが、前回は宮川氏、今回は中谷氏が、小選挙区で中島克仁氏に議席を奪われ、県連は大きな衝撃を受けている。

 県連は2人の候補が選挙区内を駆け巡る「1+1=2」の相乗効果を期待した。しかし、ある自民関係者は「同じ小選挙区に2人の自民候補がいるという難しさを乗り越えられなかった」と指摘する。

 コスタリカ方式では、比例に回る候補は名簿上位が約束される。宮川氏は早々に当選を決め、さらに小選挙区で敗北した中谷氏が比例で復活。同じ南関東ブロックの他県連から「山梨は優遇されすぎている」などと批判が高まるのは必至だ。

 選挙後、記者会見を開いた森屋会長は、次期衆院選ではコスタリカ方式を採らないことを明言した。事実上の公認候補となる1区支部長をどうするかは未定で、「党本部が決める」としているが、調整に失敗すれば、2区同様に保守が分裂するリスクもはらむ。地方選挙にも影響が出かねず、県連は厳しいかじ取りを迫られている。【衆院選取材班】

5281チバQ:2017/10/26(木) 23:08:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017102502000136.html
【東京】

<衆院選 担当記者が振り返る>(上)

2017年10月25日


小選挙区の区割り変更があった選挙区では、期日前投票所で混乱しないよう張り紙も=港区役所で
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 衆院選取材で都内を駆け回った記者たちが、選挙戦を振り返った。
 記者A 今回の衆院選は混乱したね。希望の党の公認候補発表は公示の一週間前。出馬会見が公示日前日の夜になった候補もいた。急ごしらえの陣営ゆえに、選挙が始まっても遊説日程さえ行き当たりばったりだった。
 記者B 静岡4区から東京16区に「国替え」した希望の田村謙治さん(49)は事務所を確保できたのは公認発表前日の今月二日。机などが整うまでは床に座っての作業だった。17区の希望西田主税さん(55)も事務所を探したが結局、連携する都民ファーストの会の都議の事務所を使った。
 記者C 希望の落下傘候補を支える選挙区の関係者も戸惑っていたよ。都民ファーストのある都議は「公認が決まった翌日に初めて会ったのに、数日後にビラや荷物が急にうちの事務所に届いた。必然的にうちの後援会で抱えざるを得ないが、人手も限られる」と頭を抱えていた。選挙直前、二人の都議が都民ファーストを離党したこともあり「希望の党の選挙を手伝いたくない、という支援者もいる」と困っていた。
 記者D 民進から出馬予定だった新人には公示前、希望の関係者からアプローチがすごかったみたい。ある候補者には、民進から希望に移った国会議員から電話があり「希望に来ないなら刺客を立てる」と具体名まで出されたという。別の候補も、この国会議員から何度も電話で説得されたとか。二人とも結局、理念が違うと立憲民主からの出馬を選んだ。希望の候補者擁立は相当難航した様子がうかがえるね。
 記者E 元職の櫛渕万里さん(50)にはやきもきした。解散が迫っても連絡が付かず、出馬会見を何度もキャンセルした。結局、民進を離党して希望から千葉3区で立つとファクスが届いた。無所属でも地元の23区で出ていれば、ノーベル平和賞で注目を集めたNPO「ピースボート」元事務局長という肩書をアピールできたのに。
 記者D 希望と立憲民主のどちらで出馬するかを巡り、選対に亀裂が入った候補者も。小池新党から出馬するよう候補者を説得するも失敗し、たもとを分かった元国会議員は「当選より理念を大事にするなんて政治を分かっていない。議席をもらってから何ができるか考えたら良いんだ」と恨み節をこぼしていた。ある意味、核心を突いているのだろうけど違和感も覚えた。理念より当選を大事にし過ぎる結果が、政治不信を招いている点も忘れてはならないと思う。
 記者F 選挙区の区割り変更の影響もあったね。十万人以上の有権者が入れ替わった7区は、立憲民主の長妻昭さん(57)より自民の松本文明さん(68)にとって不利だったと思う。新たに加わった目黒区の地区の商店街を、区議らの先導で練り歩いたが「若宮さん(5区の自民候補)じゃないの」と戸惑う住民もいた。逆に、7区から10区に移った中野区北部は、松本さんの自宅もあり、これまで票田だった地区だった。
 記者G 三軒茶屋駅前は区割り変更で5、6区の境界線が複雑になった場所。公示日の夕方、ここで5、6区の自民候補二人が続けて演説をした。二人の街宣車が並んだのは、両区の境界線となる駅前通り。掛け持ちする応援弁士もいて、合わせて一時間以上の演説の間、自民の支援者が集結した。選挙戦終盤に安倍晋三首相が応援に来た時も、ここで両候補と並んだ。区割りで混乱した有権者もいただろうが、陣営側は共演の相乗効果も狙えたのかも。

5282チバQ:2017/10/26(木) 23:08:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017102602000120.html
<衆院選 担当記者が振り返る>(下)

2017年10月26日


雨の中、候補者らの最後の訴えを聞く有権者ら=21日夜、千代田区で
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 記者H 19区の末松義規さん(60)は、野党再編のドタバタに巻き込まれていた。結局、立憲民主党から立候補して比例代表で復活当選したが、公示のころは「ひどく疲れている様子だ」と心配する声も聞かれたよ。選挙戦後半からは立憲民主の勢いを感じた。街頭でも「(期日前投票で)もう投票したよ」と握手する人が急増したね。
 記者F 7区では、立憲民主の長妻昭さん(57)に握手を求める有権者が多いのに驚いたよ。いくら「ミスター年金」として知名度抜群でも二、三分に一回とは。陣営も「前回の五倍以上」と言っていた。ある陣営幹部は、希望の党の小池百合子代表の「排除」発言で「立憲民主の候補者が『弱者』のイメージになり、応援したいと思われたのでは」と分析していたよ。
 記者I 18区は希望の失速で事実上、五度目の「土菅(どかん)戦争」に。序盤は自民の土屋正忠さん(75)が優勢だったが、立憲民主の菅直人さん(71)が巻き返した。立憲民主への追い風が大きいが、直前の武蔵野市長選で四野党の支持を得た元民主都議が自民推薦候補に大勝していた。菅さんは「市長選の勝利は大きかったね」と話していたよ。
 記者J 比例代表で復活当選した3区の松原仁さん(61)は「希望の看板はマイナスだったな」と本音をもらしていた。「立憲民主から出たら小選挙区でトップだったかもね」とも。選挙戦の途中から、たすきの色を民進時代の赤に戻すなど、必死に希望カラーを打ち消していた。
 記者K 21区で勝った希望の長島昭久さん(55)は、四月に民進に離党届を出して除名され、希望の結党に参加した。「排除」発言後、陣営は「支持者から長島さんは好きだけど小池さんは嫌いと言われる。個人の力だけで戦っている状態」とぼやいていたね。
 記者J 希望の失速を実感したのは、小池代表と民進の前原誠司代表が並んだJR大井町駅前。約三百人に熱っぽく訴えたが、反応は冷ややか。七月の都議選の熱狂がうそのようだった。去り際に「都政に専念しろ」とやじも飛んでいたよ。
 記者L 都議選といえば、公明が自民ではなく都民ファーストと協力し、12区に属する北区では自民が都民ファーストに敗れた。衆院選では自公の結束を強調し、公明の太田昭宏さん(72)の出陣式で、自民の北区議が太田さんの手を二分半も掲げて演説していたのが印象的だった。
 記者M 名字が同じ候補者も話題に上っていた。10区は「鈴木」さんが二人いた。うち身長一九〇センチの候補者は「背の高い方です」と強調していた。勝ったのはもう一人の鈴木さん。百四十六票が「鈴木」とだけ書かれ、案分された。1区と25区も名前や名字が同じ候補者がいて、判別できない票があったそう。
 記者G 希望の5区と6区の候補者が、7区の渋谷駅前にいたのは奇異だった。雨の中、街宣車の上でひたすら手を振るだけ。小池代表の到着後、やっとマイクで安倍政権批判や「しがらみのない政治」を訴えたが、自身の政策はさっぱり。集まっていたのは小池代表見たさのやじ馬で、5、6区の有権者はほとんどいなかったのでは。二人とも落下傘候補で小池代表頼みのようだった。
 記者I 確かに。希望の候補者は、小池代表のコピーのような演説が目についた。終盤、オリジナリティーが出てきたが、付け焼き刃の印象が残ったね。
 記者M 台風による荒天の投票日というのも強烈だった。10区の希望若狭勝さん(60)の事務所は、開票率13%で当落判明前なのに、安全のため支援者を帰宅させた。残った区議ら約十人の沈痛な表情が並ぶ事務所は、いたたまれない雰囲気に。比例復活もなく、落選が決まった翌日、若狭さんは「無党派層の人は天候にも多少影響される。もっと投票率が上がれば…」と嘆いていたよ。

5283チバQ:2017/10/27(金) 00:14:00
12年→14年→17年の比例議席数

○公明党
北海道:1→1→1    
東北 :1→2→1
北関東:3→3→2
南関東:2→3→2
東京 :2→2→2
北信越:1→1→1
東海 :2→3→2
近畿 :4→4→4
中国 :2→2→2
四国 :1→1→1
九州 :3→4→3
比例小計22→26→21
小選挙区 9→ 9→ 8
  合計31→35→29

○共産
北海道:0→1→0
東北 :1→1→1
北関東:1→2→1
南関東:1→3→2
東京 :1→3→2
北信越:0→1→1
東海 :1→2→1
近畿 :2→4→2
中国 :0→1→0
四国 :0→0→0
九州 :1→2→1
比例小計 8→20→11
小選挙区 0→ 1→ 1
  合計 8→29→12

5284チバQ:2017/10/27(金) 00:14:32
http://gooddays.hateblo.jp/entry/2017/10/25/231015
各党の得票数(単位:万人)
自民1766→1856 比例得票33% 全議席61%
公明731→698  比例得票13% 全議席6%
民主978     前回比例得票18% 前回全議席15%
→立憲民主1108  比例得票20% 全議席12%
→希望968     比例得票17% 全議席11%
共産606→440   比例得票8%  全議席3%
維新838→339   比例得票6%  全議席2%
社民131→94   比例得票2%  全議席0.4%
幸福実現26→29
支持政党なし10→13


https://togetter.com/li/1164558
にゃかがわりょうじ @nyakagawa_r2017-10-25 11:47:20
自民党の比例得票率
2005(衆)38.18%
2007(参)28.08%
2009(衆)26.73%
2010(参)24.07%
2012(衆)27.79%
2013(参)34.68%
2014(衆)33.11%
2016(参)35.91%
2017(衆)33.28%

にゃかがわりょうじ @nyakagawa_r2017-10-24 20:34:32
公明党の比例得票数
2005(衆)898万
2007(参)776万
2009(衆)805万
2010(参)763万
2012(衆)711万
2013(参)756万
2014(衆)731万
2016(参)757万
2017(衆)697万
700万を割ったのは現公明党になって初めて

にゃかがわりょうじ @nyakagawa_r2017-10-24 22:35:52
主要野党の比例得票推移(単位は万)。こうやって見ると、選挙の度に与野党間でダイナミックな
票移動があるわけではなくて、あくまでも野党間での票移動が主なんじゃないかと思う。
今回は若干野党側が積み増したと思うけど。 twitter.com/nyakagawa_r/st…


にゃかがわりょうじ @nyakagawa_r
H25 民713+維635+共515+み475+社125+生94=2557
H26 民977+維838+共606+社131+生102=2654
H28 進1175+共601+維515+社153+生106=2550
H29 立1108+希967+共404+維338+社94=2911
22:32 - 2017年10月24日

5285チバQ:2017/10/27(金) 19:40:23
https://news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20171027094252.html
阿知波氏が政界引退へ 岐阜5区から出馬
09:42岐阜新聞

 衆院選で岐阜5区から希望の党の公認候補として立候補し、落選した元職阿知波吉信氏(54)が、政界を引退する意向を決めた。27日の民進党県連の会合で報告する見通し。

 阿知波氏は、総務省情報流通高度化推進室長などを経て、2009年の衆院選で旧民主党から立候補し、初当選。12、14年での衆院選では落選し、5年ぶりの国政復帰を目指していた。

 取材に「最後の戦いという覚悟だった。私が挑戦し続けることで、若い力が出てくるのを邪魔してはいけないとも考えた」と理由を述べた。

5286チバQ:2017/10/27(金) 19:44:35
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710270021.html
【衆院選】希望の党・松浦大悟氏「LGBTカミングアウト阻止された」「LGBT左派から横やり」とツイート
17:14産経新聞

【衆院選】希望の党・松浦大悟氏「LGBTカミングアウト阻止された」「LGBT左派から横やり」とツイート
昨年の参院選を前に取材に応じる松浦大悟氏=平成28年6月17日、秋田市山王中島町の選挙事務所(渡辺浩撮影)
(産経新聞)
 先の衆院選の秋田1区から希望の党公認で出馬し、落選した元参院議員、松浦大悟氏(48)がツイッターで、自らが性的少数者(LGBT)であることをカミングアウトして選挙戦を戦おうとしたが阻止された-と明らかにした。

 松浦氏は26日夜、「今回の選挙で私はカミングアウトをしようと思い、LGBT運動をしている友人に頼んでメディアに声をかけたのだが全て断られた。理由は選挙前に特定の候補者をピックアップできないとの事だった。だが全政党の当事者を紹介するなどの工夫は出来たのではないか。(希望の党の候補者には2人いた)」とツイート。

 「小池百合子さん率いる保守政党の候補者がカミングアウトする事を阻止しようとするLGBT左派からの横槍(よこやり)も入った」「小池百合子氏、細野豪志氏にはカミングアウトして選挙を戦う事の了解を取っていた」「しかしそれは叶わなかった」などとした。

 松浦氏は秋田放送アナウンサーを経て平成19年の参院選で秋田選挙区から無所属で立候補し初当選。その後、旧民主党に入り、1期務めた。25年に民主党から、昨年は民進党から参院選に出馬したが落選。民進党秋田県連代表も務めた。今月22日投開票の衆院選では秋田1区で希望の党から出馬し、落選した。

 参院議員時代にLGBT問題に取り組み、22年10月18日の参院決算委員会で、国勢調査の項目に同性カップルも含めるべきだと質問。片山善博総務相から「今後検討していきたい」との答弁を引き出していた。

 希望の党は衆院選の公約で「LGBTの差別禁止法の制定」を掲げていた。

5287チバQ:2017/10/27(金) 19:57:24
https://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20171027000019.html
公認反発組、自民が対応に苦慮 保守分裂の京都5区
08:32京都新聞

公認反発組、自民が対応に苦慮 保守分裂の京都5区
公認反発組、自民が対応に苦慮 保守分裂の京都5区
(京都新聞)
 自民党京都府連が、22日に投開票された衆院選京都5区で、党公認候補ではなく別の無所属候補を支援した党員への対応に頭を悩ませている。府連は公示前後に処分を示唆する文書を該当する党員に送付したが、無所属候補を支援した党員は地方議員だけで20人近くに上る。処分を強行すれば、来年の府知事選や再来年の統一地方選、参院選に影響が出かねず、府連は対応を慎重に検討している。

 府連は、衆院議員を12期務めた谷垣禎一自民前幹事長が引退する意向を表明したの受け、先月24日に公募に伴う投票を実施し、当時府議だった本田太郎氏=宮津市・与謝郡=を5区の候補に選んだ。

 この結果に、同じく公募に応じていた四方源太郎府議=綾部市=を推していた地方議員らが「選考委員の人選や票配分の根拠が不透明」などと反発。綾部市の自民市議全員と京丹後市の自民市議の約半数、福知山市議らが、党員で前京丹後市長の中山泰氏の支援に回った。

 府連は公示前後に京丹後市の各党支部や党綾部支部長の綾部市議会議長の安藤和明氏らに「反党行為が継続される場合は除名処分など厳正に対処する」などと警告する文書を送った。中山氏の演説会に出席するなどした与謝野町議会の勢籏毅議長らに対しては、宮津市にある本田氏の事務所に出入り禁止の張り紙を掲示した。

 こうした府連の締め付けに、「処分は甘んじて受け入れる」と一定容認する声がある一方、「やり過ぎだ」と反発する意見もくすぶる。ある地方議員は「処分すれば、党員の大量離党を招き、府北部で自民党の力が衰退する」と警鐘を鳴らす。

 中山氏は本田氏に2倍近い票差で敗北したものの、地元の京丹後市では本田氏の2倍を超える票を獲得し、綾部市でも168票差まで迫った。府北部では、2014年4月の与謝野町長選や昨年6月の福知山市長選で自民推薦候補が無所属候補に敗れている。11月には本田氏の自動失職に伴う府議補欠選挙も予定されており、混乱が続くことを懸念する声もある。

 府連内では「無罪放免では組織として示しがつかない」との強硬論がある一方、「今後の選挙を考えると、これ以上波風を立てるのは得策ではない」との見方も根強くある。二之湯智府連会長は「(中山氏を支援した)党員の具体的な動きを調査し、処分するかどうかも含めて慎重に検討したい」と話している。

5288チバQ:2017/10/27(金) 20:03:08
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171024353549.html
民進系の苦境、共産が救う
新潟ショック再び(上) 共闘効果

 22日投開票の第48回衆院選は県全域で「自民対野党共闘」の図式となり、県内6小選挙区で野党側が4勝2敗と勝ち越した。昨年の参院選、知事選に続き、共闘態勢を敷いて票を積み上げた野党陣営。自民党は2期生が支持基盤の弱さを露呈し、小選挙区で五つあった議席を半分以下に減らした。与党が3分の2の議席を得た全国情勢と正反対の結果は、関係者に衝撃を与えた。なぜ県内では与野党勢力が逆転したのか-。激戦を総括し、今後の県内政界地図を展望する。(敬称略)

 開票率99%、黒岩宇洋9万5644票、斎藤洋明9万5594票-。テレビに開票速報が映し出された瞬間、新発田市の選挙事務所は沸き立った。

 一部報道でいったんは斎藤に打たれた当確が取り消された後の、わずか50票差の“大逆転劇”。黒岩はぼうぜんとし、夫人の美春は泣きじゃくった。具合が悪くなり救急車で運ばれる支持者も出るなど騒然とした雰囲気の中、黒岩は目を赤くし、声を振り絞った。

 「新潟の力を示すことができた」

   ■   ■

 黒岩は新潟3区の「野党統一候補」として無所属で戦ったが、解散直後は希望の党への合流を表明していた。これに待ったをかけたのが、憲法改正に反対し野党共闘を重視する支持者たちだ。共闘候補が与党候補を破った2016年の参院選と知事選に続く“新潟ショック”を期待する声が強かった。

 全6区に候補を擁立していた共産党県委員会は当初、黒岩との連携には消極的な姿勢だった。しかし、黒岩は今月5日、社民党県連幹部と共に共産党県委員会を訪れ、協力を要請。参院議員森裕子や市民団体も連携を要望し、県委員会は翌6日、3区での擁立取り下げを発表した。10日の公示のわずか4日前だった。

 野党共闘の動きは短時間に広がった。希望への合流を主導した民進党代表前原誠司のグループだった4区の菊田真紀子も、無所属を選択。民進系候補5人のうち2区をのぞく4人が「オール野党態勢」で臨み、「自民対野党共闘」の図式を鮮明化させた。

   ■   ■

 野党系を4勝2敗に押し上げた大きな要因が、前回各小選挙区で1〜2万票を獲得した共産党の組織力だった。3区を統括する党下越地区委員会は、「小選挙区は黒岩」「比例は共産党」と書いたビラを約5万枚配った。

 1区で立憲民主党の西村智奈美を支援した、共産県議の渋谷明治(新潟市東区選出)は「自分の選挙以上に動いた」。個人事務所に10台の臨時電話を置いて電話作戦を展開したほか、毎朝夕、街頭などで西村への支持を訴えた。

 本県民進系候補の後援会も高齢化してきている。頼みの綱である連合新潟の動員力も低下し、選挙戦序盤、「人が集まらない」と焦る候補もいた。支持基盤の弱体化を補ったのは、結果として共産党だった。

 元連合新潟会長で立憲民主党1区選対本部長代行の小嶋栄吉は「かなりの運動量で、票の上積みに貢献してくれた」とうなった。

 5、6区でも野党共闘の無所属新人が自民候補に善戦。6区の梅谷守は自民得票の約98%に当たる9万票余りを獲得し、5区の大平悦子も自民の約87%の票を得た。政党候補なら復活当選も可能な水準だった。

 次なる政治決戦は19年の統一地方選と参院選。共産党県委員長の樋渡士自夫は「互いを尊重することができれば、今後も共闘路線は続ける」とする。野党共闘の支援で沖縄など全国を奔走した森は、力を込める。「安倍1強を打ち破るヒントは、新潟にある」

【県関連ニュース】 2017/10/24 10:51

5289チバQ:2017/10/27(金) 20:03:32
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171025353759.html
「魔の2期生」基盤弱く
新潟ショック再び(中) 自民敗北

 「安倍晋三です」-。選挙戦中盤、新潟4区で会社を経営する男性の携帯電話が鳴った。見知らぬ番号からの着信。自民党総裁で首相の安倍からだった。

 「金子恵美さんをよろしくお願いします」

 報道各社の世論調査で全国では与党勝利と予想されたが、本県は安倍自らが公認候補の支持拡大に奔走するほど情勢が厳しかった。

 党本部の調査の結果は本県6小選挙区で「全敗」。「新潟は壊滅的だ。野党共闘にやられる」。党中枢は危機感を募らせていた。

 本県小選挙区は結局、2勝にとどまり、3分の2を野党側に押さえられるという全国と対照的な結果に終わった。選挙後、党県連幹事長の県議柄沢正三は過去に述べ続けてきた懸念を、敗因に挙げた。「後援会組織をつくっていない」

   ■    ■

 「選挙に強い」といわれた自民党の力の源泉は、地域に根のように張り巡らせた後援会にある。しかし本県1〜4区の2期生候補が設立した後援会は、「形だけ」の面もあった。

 2012年に大量に初当選した前職は不祥事続きで「魔の2期生」と呼ばれ、本県の一部前職も週刊誌をにぎわせた。県連内には「政治家としての資質を疑う」との声も渦巻いている。

 業界団体をフル動員して組織票を積む「自民党型選挙」も、影を潜めた。長く自民党を支え、組合員らを動員してきた農協は静観し、選挙活動の一翼を担ってきた建設業者の動きも鈍かった。

 農協関係者は「自民党は農協改革を進め、TPPも推進した。選挙の時だけ聞き心地の良い政策を言っても信用できない」と憤る。

 選挙戦終盤に入った18日。連立政権を組む公明党の支持母体・創価学会の女性が集まった新潟市内の会合で、4区の金子は「大変厳しい戦いです」と訴えた。2区の細田健一、3区の斎藤洋明も集会などで「比例は公明党に」と呼び掛けた。

 しかし出口調査によると、県内全6区で公明票は野党系候補に2割〜4割強が流れた。東京電力柏崎刈羽原発が立地する2区では4割以上が離れた。一方、野党側は共闘した各党支持層を固め上げた。

 公明党関係者は「公明支持層には原発や安全保障へのアレルギーがある。保守層にも一定程度、反発はあるだろう」と分析する。

   ■    ■

 投票翌日の23日。比例復活を含めた当選者4人が党県議団の会議に出席し、選挙協力への謝意を述べた。そこに5区で勝った新人泉田裕彦の姿はなかった。

 党県連と対立して知事選4選出馬を断念した泉田の擁立を巡り、県連内には深刻なしこりが生じた。5区以外でも党員や有権者から「泉田問題」の説明を求められ、「選挙戦はマイナスからの始動だった」との見方は強い。

 副議長で県議の沢野修は「泉田氏と自民党の考え方は違う。泉田氏の擁立は筋に合わなかった」とする。選挙後も、泉田を県連所属の衆院議員として認めないとの姿勢を示す県議が少なくない。今後も摩擦が生じるのは必至だ。

 昨年の参院選、知事選に続き、衆院選でも野党共闘の前に苦戦を強いられた自民党県連。泉田問題という火種も抱える。

 23日に党県議団を訪れた4人の当選者に笑顔はなく、県連が直面する危機を物語っているようだった。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/25 11:49

5290チバQ:2017/10/27(金) 20:03:55
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171026353919.html
波紋呼ぶ知事の肩入れ
新潟ショック再び(下) 県政地図

 投開票から一夜明けた23日。自民党県議団の会議で、党県連幹事長の県議柄沢正三は小選挙区で2勝4敗と苦杯をなめた戦いを総括した後、切り出した。「指摘しておかなければならないことがある。選挙戦での米山知事の対応だ」
 県連幹部らは知事米山隆一が全6小選挙区で野党系候補を応援したことを問題視した。会議は非公開で出席者によると、柄沢は「今後の対応を考えたい」と県政運営への非協力もにおわせ、けん制したという。
■   ■
 ちょうど1年前の知事就任以来、米山は県議会で6割超の議席を握る自民党を念頭に「与野党とは等距離」と繰り返していた。しかし、今回の衆院選では野党系候補への肩入れを隠そうとはしなかった。
 「400億円かかる計画を知事に決断しろと言う前に、国の補助金を自ら取ってくるのが先ではないか」。米山は9月30日、1区で立憲民主党から出馬した西村智奈美の事務所開きに参加。上越新幹線の新潟空港への延伸を公約に掲げた自民石崎徹を暗に批判した。
 公示後の今月13日は2区の無所属鷲尾英一郎、4区の同菊田真紀子の集会で、支持を訴えた。菊田の選挙ビラには米山と握手を交わす写真が載った。
 また選挙戦終盤の19日には出張先のデンマークから、自身のブログで「リベラルの旗を高く掲げよう」と呼び掛けた。
 自民党候補の応援に入らなかったことについて、米山は25日の記者会見で「要請があれば考えた」と述べ、「等距離」は変化していないとの姿勢を示してみせた。
 だが、知事に「政治的中立性」を求めていた柄沢は「言語道断」と、一連の対応を批判する。「知事の行動は県益を損ないかねない」。3分の2議席を占める大勝を収めた自公政権との関係悪化を危惧した。
■   ■
 今衆院選で、官邸中枢と直結していた公明党中央幹事会会長で燕市出身の漆原良夫(比例北陸信越)が政界を引退。「大物」と呼ばれる本県関係の代議士が、また一人姿を消した。
 新潟1〜4区を制した無所属や立憲民主党の民進系議員らが今後、県の“代弁者”をどう務めるかが焦点になっている。
 25日に県庁で開かれた当選証書付与式には、その4人が出席。激戦の疲れをにじませつつも、晴れやかな表情を見せた。
 「野党議員だからといって、国とのパイプが無いと言うのは思い込みだ」。旧民主党政権で厚労副大臣を務めた西村は、報道陣に強調した。農水政務官を経験した鷲尾は「予算の箇所付けなどは要望自体がまっとうかどうかが重要で、誰が持っていくかの話ではない」と指摘した。
 本県小選挙区は民主党政権が誕生した2009年は、民主党が6小選挙区を独占。自民党が政権に返り咲いた12年には、自民党が全6議席を奪い返した。14年は自民党の5勝1敗で、今回は野党側が4勝2敗。勢力図は「オセロゲーム」のように変わり続けている。
 「これでは長い目で見て力のある政治家は育たない」「誰が中央につないでくれるのか」。県幹部からは戸惑いの声も漏れる。
 知事米山を囲んで版図を広げる野党共闘勢力と自公との新たなパワーバランス、先行きが見えない国との関係-。第48回衆院選は新たな県政地図を生み、幕を閉じた。(敬称略)

(付加情報)
・県政地図

(政治)

【県関連ニュース】 2017/10/26 08:47

5291チバQ:2017/10/27(金) 20:04:40
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171025353751.html
5区の無効6169票 県内最多
衆院選 候補者以外の記名も

 22日に投開票された衆院選で、新潟5区の無効票が県内6小選挙区で最多の6169票に上った。要因として「入れたい候補がいないという意思表示をしたい」といった有権者心理がありそうだ。

 無効票が2番目に多かったのは1区の5268票。1区は有権者数、投票者数が県内最多であるのに対し5区は県内最少で、5区の無効票の多さが際立つ。

 5区の大票田・長岡市では2516票の無効票が出た。内訳は白紙が1576票で、残りの千票近くは「候補者でない者」の名前などが書かれていた。市関係者によると、旧新潟3区時代の盟主・田中角栄元首相のほか、8月に死去した元衆院議員・長島忠美さん、前長岡市長・森民夫さんらの名前があったという。

 長島さんの死去に伴う補欠選挙の予定が総選挙に統合された5区。自民党から出馬し初当選した泉田裕彦さん(55)については、知事時代の政治手法や不透明な候補選定過程などを巡って党内で批判が出ていた。選挙が始まっても一部から「野党に入れるわけにはいかないが『泉田ノー』の意思は示したい」といった声が出ており、無効票に流れた可能性がある。

 また市議選とのダブル選だった南魚沼市では、無効票が過去4回の衆院選で最も多い2443票に上った。「市議選の投票用紙に衆院選の候補が書かれていたケースがあった」(市選管)という。「×」と記された票もあり、市関係者は「意中の人がいなかったということでは」と推察した。

【県関連ニュース】 2017/10/25 11:31

5292チバQ:2017/10/27(金) 20:05:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk15010032000c.html
<衆院選2017>検証/1 野党躍進 政策すりあわせ課題に 希望合流拒否、無党派層が支持 /新潟
10月24日 00:00毎日新聞

 「野党の力添え、さまざまな団体の支援で多くの信頼を力にした。こんなにうれしいことはない」

 22日投開票の衆院選で、県内全6小選挙区のうち4選挙区で勝利した野党勢。1勝だった2014年の前回選から大躍進した。県内の小選挙区で最初に当選を確実にした4区の無所属前職、菊田真紀子氏(48)が当選の弁で、躍進の原動力だと指摘したのは「野党共闘」だった。

 菊田氏を含む民進系の候補者たちは、解散直前の民進解党騒ぎで小池新党「希望の党」入りを迫られた。しかし全員がそれを拒絶し、無所属などでの出馬を決意。その理由について、民進系候補者たちは口々に「筋を通すため」と説明したが、実態は共産など他の既成野党の支援を期待してのことだった。

 14年の前回選で、野党候補は3区以外で自民候補に競り負けた。しかし野党候補が複数立ち、政権批判票が分散したのが一因で、候補者を一本化できていれば1、2、4区でも逆転できていた計算だった。現に野党共闘が成立した昨年7月の参院選、10月の知事選では野党候補が勝利。今衆院選でも憲法改正などタカ派色のある希望入りを蹴ることで、県内6選挙区中5選挙区で共闘態勢を構築した。

 無党派層への支持拡大にも成功した。各候補は自身の実績や政策ビジョンはそこそこに、多くの時間を政権批判に割いた。「森友・加計問題の再検証」や「原発再稼働反対」などをスローガン的に掲げ、反自民票を前回以上に着実に集めた。自由党県連の森裕子代表は「安倍一強政治に越後人の反骨精神が働いた」と分析する。

 もっとも、一度希望入りを表明した「ぶれた」候補には県民は厳しい審判を下した。6区の梅谷守氏(43)は約2200票差にまで詰め寄るも惜敗。3区の黒岩宇洋氏(51)も共産支持層の多くから「反感を買った」(樋渡士自夫・共産県委員長)とみられ、黒岩氏は前回の8300票差から50票差まで肉薄されての薄氷の勝利。一貫性のない不義理に容赦なくノーを突きつけられた格好だ。黒岩氏は当選後「立ち位置をぶれずに判断したい」と神妙に語った。

 当選した民進系4人のうち3人は無所属だ。無所属議員は国会での質問機会が政党所属議員と比べて大幅に減るだけに、今後政党に所属する人も出そうだが、保守思想の持ち主も多く、支援を受けた共産や社民などといかに政策面ですりあわせるかという課題を残している。【堀祐馬】

5293チバQ:2017/10/27(金) 20:11:11
https://mainichi.jp/articles/20171025/ddl/k15/010/025000c
衆院選2017

検証/2 自民後退2勝4敗 地元活動の弱さを反省 泉田氏巡る混乱も後引く /新潟

毎日新聞��2017年10月25日 地方版

自民県連の党議であいさつする比例復活候補たちの顔に笑顔はなかった=新潟市中央区新光町の県議会庁舎で

 衆院選の投開票から一夜明けた23日。県議会庁舎で開かれた自民県連の党議には、比例で復活当選した1区の石崎徹氏、2区の細田健一氏、3区の斎藤洋明氏の姿があった。だが3氏とも足取りは重く、表情も硬い。冒頭あいさつした細田氏は「ふがいない戦いだった」と頭を下げた。

 自民は県内6小選挙区で2勝4敗。解散前から2議席後退し「敗北」と受け止めざるを得ない結果となった。最大の敗因は野党共闘。仮に共闘が成立せず、共産が独自候補を降ろさずにいたら、野党票が分散し自民が競り勝てていたとみられる選挙区が複数あった。

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 実際、石崎氏は選挙戦で「相手は共産というものすごい組織だ。民進より共産の方が怖い」と共産脅威論を訴え続けた。斎藤陣営の幹部も開票後「共産に負けた。敵ながらあっぱれ」と言い切った。

 もっとも、競り負けは身から出たさびでもあった。「東京にばかりいてこっちに戻ってこない」「年上の県議や市議をぞんざいに扱う」。取材の過程で陣営関係者や自民支持者から度々、候補者の愚痴を耳にした。

 小選挙区で敗れた1〜4区の候補者は、全員が12年の政権奪還時に初当選した2期生(当時)で、実績や知名度は限られる。それを補うだけの地元活動と、後援会の実動部隊となる地元議員との意思疎通が不十分だったのでは、との指摘は県連内でも多い。柄沢正三県連幹事長(県議)も23日の党議後、記者団に「候補者の一部は日ごろの政治活動や後援会が脆弱(ぜいじゃく)だった」と述べた。

 投票率の大幅上昇も逆風になった。今回の県内小選挙区投票率は62・56%で2014年の前回選より9・85ポイント上昇。全国的な小池新党「希望の党」騒動に加え、県内で野党共闘が成立したことで有権者の関心が高まったためとみられるが、共同通信の出口調査では1〜4区と6区で無党派層の6〜7割が野党候補に投票していた。多くの無党派層が自民票を投じた12年のような熱狂は、もはやない。

 自民は今回の選挙で多くの課題を露呈させたが、5区で初当選した泉田裕彦前知事の擁立で刻まれた禍根をどう解消していくかという問題も残している。

 「独善的」との指摘もある泉田氏の擁立を巡っては、一部県議が反発し、県連としての公認申請を断念。党本部判断で公認したが、県連は泉田氏に「関与しない」方針を文書で党本部に伝えていた。

 ある県議は「しこりがないと言ったらうそになる。泉田氏とは付かず離れずで接する」と漏らした。2年後には県議選を含む統一地方選や参院選を控える。泉田氏への「拒絶反応」を制御し、どれほど県連が一枚岩となれるかも鍵となる。【柳沢亮】

5294チバQ:2017/10/27(金) 20:14:19
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/fuk/CK2017102302000042.html
福井
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<1区得票分析> 稲田さん引き離す
2017年10月23日 紙面から
 前回衆院選と同じ顔触れの戦いとなった1区は、自民前職の稲田朋美さんが約十一万七千票を獲得して圧勝。他の二人を大きく引き離したが、得票率は57・3%で、前回の64・8%を下回った。
 稲田さんは大票田の福井市で55・9%(前回63・4%)、大野市で60・5%(同67・8%)、勝山市で63・3%(同71・7%)となるなど六市町すべてで他の二人を上回った。次点の希望新人の鈴木宏治さんと、共産新人の金元幸枝さんを寄せ付けなかった。
 候補者の一本化を巡って民進党とのあつれきが生まれる一幕もあった鈴木さんの得票率は31・4%。維新から立候補した前回の26・5%と比べ4・9ポイント増加した。福井市で32・8%(前回28・3%)、大野市で29・0%(同23・3%)、勝山市で26・5%(同20・5%)と全市町で増えたが、出遅れもあって届かなかった。
 十度目の挑戦となった金元さんは、安倍政権を強く批判し、憲法九条を守り抜くことを力強く訴えた。前回の約一・五倍となる二万二千票余りを獲得。得票率は11・2%で前回の8・6%を上回ったが、及ばなかった。
 (清兼千鶴)
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/fuk/CK2017102302000055.html
<2区得票分析> 高木さん、堅調勝利
2017年10月23日 紙面から
 自民前職の高木毅さんが選挙区内の四市七町すべてで手堅く票をまとめて勝利した。希望元職の斉木武志さんに二万五千票差、共産新人の猿橋巧さんには大差をつけたが、得票率は前回(61・5%)を大きく下回る54・2%にとどまった。
 高木さんは、アベノミクスや原子力政策の推進などを訴え、これまでの六期十七年で築き上げた組織票に支えられて八万票を獲得した。
 ただ、大票田の市部の得票率は、敦賀市で55・2%(前回63・7%)、越前市47・7%(同54・4%)、鯖江市50・7%(同59・2%)と苦戦を強いられた。
 斉木さんは、昨年五月末から準備を進めてきたことが奏功し、得票率は37・2%と善戦。特に丹南地区では強さを見せ、越前市では44・6%、鯖江市では41・8%と競り合った。高木さんの地元である敦賀市でも34・8%、小浜市でも35・1%と健闘した。
 しかし、嶺南地方の町部は若狭町で28・9%、美浜町で24・5%、おおい町で20・1%と得票が伸びなかった。
 猿橋さんは、原発再稼働反対などを訴えたが、支持を拡大できず、得票率は二桁に届かなかった。 
 (谷出知謙)

5295チバQ:2017/10/27(金) 20:14:37
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/fuk/CK2017102302100016.html
福井
 県内の二選挙区では、1区は自民前職で元防衛相の稲田朋美さん(58)が五選、2区は自民前職で元復興相の高木毅さん(61)が七選を果たし、自民が七回連続で議席を独占した。2区で次点だった希望元職の斉木武志さん(43)も、比例で復活当選を果たした。
 県内小選挙区の投票率は55・92%で、二〇一四年十二月の前回を5・92ポイント上回ったが、戦後二番目の低さだった。当日有権者数は六十五万三千二百三十四人。
 稲田さんは約十一万七千票を獲得。得票率は57・3%で、次点の希望新人で元県議の鈴木宏治さん(43)に五万三千票差をつけた。七月末に防衛相辞任に追い込まれイメージが深く傷ついた中、こまめに有権者と接して支持回復を図った。鈴木さんは準備不足に加え、過去に旧民主党を離党した経緯も尾を引き、反自民勢力の受け皿になれなかった。
 2区の高木さんは八万票余りを得た。得票率は54・2%。復興相時代に政治資金問題や過去の疑惑が報じられたが、北陸新幹線や原発などの地域課題に取り組むと訴え、支持を集めた。
 昨年六月に出馬表明した斉木さんは民進党県連の支援を受けて善戦したものの、選挙区では及ばなかったが、高木さんとの惜敗率が68・6%となり、希望の比例代表枠に滑り込んだ。
 共産党は、新人で党県書記長の金元幸枝さん(59)が1区で前回より上積み。新人で元おおい町議の猿橋巧さん(63)は2区で支持を広げられなかった。
◆比例北信越ブロック 当選者続々決まる

 八党派から五十六人が立候補した比例代表北陸信越ブロック(定数一一)で、比例単独で出馬した自民前職で党県連会長の山本拓さん(65)が八選を決めたほか、2区と重複立候補していた希望元職の斉木武志さん(43)が二回目の当選を果たした。山本さんのほかに、自民前職で元県連事務局長の助田重義さん(57)も比例単独で立候補している。
 二〇一四年の前回衆院選での獲得議席数は、自民が五、民主が三、維新の党、公明、共産がそれぞれ一だった。
 (松尾博史)
◆説明責任、終わっていない

<解説>
 県内の二小選挙区は自民党の議席独占となった。1区の稲田朋美さんは自衛隊の日報隠蔽(いんぺい)問題による防衛相辞任、2区の高木毅さんは政治資金問題や過去の疑惑報道など懸念材料を抱えていた。対抗する野党が一つにまとまりきれなかった「敵失」も自民が圧勝した一因といえる。
 自民のライバルとなった新党「希望の党」は、1区に“一本釣り”した鈴木宏治さんを擁立。希望への合流に伴い、県議の野田富久さんを公認申請していた民進党県連の意向は無視された。
 鈴木さんは、旧民主党を飛び出した過去もある人物。民進党県連の全面支援は2区の斉木武志さんだけに向けられた。二人の希望候補の得票率に差が出た理由の一つだろう。
 また希望の党は安保関連法を容認するなど、自民に近い「保守」。共産、社民は希望を軸にした野党共闘には否定的で、昨夏の参院選のように自民対野党統一候補の構図に持ち込めなかった。全国屈指の強さを誇る自民に、野党が勝てる要素はなかった。
 稲田さん、高木さんには再び県民の期待を託された形だが、選挙前の失言や疑惑に対する有権者の不信が完全に解消したとは言い切れない。世論調査では安倍政権への不支持率は、支持率を上回る。国会での行動と民意にねじれが生じないためにも、選挙戦と同様に多くの県民と接し、声を集めることが欠かせない。
 (尾嶋隆宏)

5296チバQ:2017/10/27(金) 20:15:35
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/252393
自民批判の受け皿なく消極的選択に
民意漂流、衆院選福井1、2区

2017年10月23日 午後5時10分
 衆院選福井1、2区の戦いは、自民に希望、共産が挑む「3極」の対決構図となったが、最後まで盛り上がりに欠けた。希望が公示前に失速したことや、防衛相辞任騒動と週刊誌報道で耳目を集めた自民前職を逆転する地力が野党候補になかったことが要因だ。「自民にお灸(きゅう)を据えたいけど、選挙互助会のような希望も信頼できない」。選挙戦中、戸惑いの声を連日のように聞いた。有権者は消極的に選択するしかなく、民意が漂流した。

 公示前、福井県内の自民関係者は危機感を強めていた。1区の稲田朋美氏は防衛相辞任騒動で集中砲火を浴びた。2区の高木毅氏も週刊誌報道を巡って野党から追及を受け、党員投票のお家騒動もあった。「希望が批判票の受け皿になると吹っ飛ばされる」。厳しい選挙戦を予想していた。

 だが、希望は自民批判を十分に受け止められなかった。逆に「当選だけが目的の選挙互助会」との風当たりが強かった。1区の鈴木宏治氏は、国政挑戦が4回目で旧民主から維新、希望へと渡り歩いた「政界渡り鳥」との厳しい声を浴びた。2区の斉木武志氏も、「戦争法」と批判してきた安保関連法に容認の立場となり「一夜にして姿勢が180度変わった。裏切られた」との冷めた空気が流れた。選挙後に自公政権の補完勢力になりかねないとの疑念も拭い去ることはできなかった。

 共産も支持が広がらなかった。1区の金元幸枝氏と2区の猿橋巧氏は、社民の支援を受けたものの独自の戦いとなった。「福井県は保守的な政治風土で共産アレルギーが根強い。衆院選は政権選択選挙だからなおさらだ」と県内の与党関係者が指摘するように、自民批判の受け皿としては一定レベルにとどまった。

 投票先を探して漂流する民意を裏付けるように、共同通信社が序盤に行った世論調査で意中の候補を決めていない県内有権者が6割もいた。2014年前回衆院選の2倍だ。終盤になっても福井新聞社の世論調査で4割がまだ決めていなかった。別の自民関係者は「立憲民主の候補者が県内にいなかったため、リベラル系の有権者が沈黙したのが幸いした」と胸をなで下ろした。

 「おごりや緩みが指摘される政治に緊張感を取り戻すには、自民が襟を正さなければならない。さらに有権者のさまざまな声を受け止められる対立軸が必要だ」と県会自民党のベテラン議員。県内野党は真正面から論陣の張れる態勢づくりに腰を据えて取り組むべきだ。このままでは議会制民主主義の土台が揺らぎかねない。

5297チバQ:2017/10/27(金) 20:16:15
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/252389
斉木武志氏、野党混乱も踏ん張る
「敵失」にも助けられ復活当選

2017年10月23日 午後5時00分
 希望公認の福井県内野党2候補。「排除の論理」に振り回されながらも、2区から出馬した斉木武志氏は基礎票を逃がさなかった。1年半前から活動を続けてきたことで、野党再編の混乱を最小限に抑えた。選挙区では敗退したものの、自民候補の週刊誌報道や公認争いといった「敵失」にも助けられ、比例復活を遂げた。

 斉木氏の出陣式には、1区の福井市を地盤とする2人を含む4人の民進県連の県議全員が顔をそろえた。鈴木宏治氏との公認争いで県議の野田富久氏が「排除」された1区との「支援の濃淡」(山本正雄県連代表)が如実に出た格好で、2区では民進支持者が結束を強める結果になった。

 頼みだった希望旋風は序盤から無風となり、斉木陣営幹部は終盤まで「何のために民進は解党したのか」と恨み節を語っていた。地域後援会を年末までに三つ立ち上げる予定をしていたが、急な解散で設立は一つにとどまっていた。お世辞にも準備万端とはいえない状況だった。

 しかし、約4万人の組合員を抱え、野党勢力の屋台骨である連合福井が底力を見せた。2区では地方の機微を無視した、希望本部の「原発排除」の大方針に苦しめられたが、「組合員の矜持(きょうじ)がある。自民に票を入れることはない」(民進県議)。旧総評、旧同盟の違いを乗り越えてきた組織は大崩れせず、きっちりと基礎票を稼ぎ出した。特に丹南では、連合福井系が開いた越前市長選候補者の決起集会に参加した約500人がそのまま斉木氏の集会になだれ込み、結束の強さを知らしめた。

 連合福井は、「支援」という微妙な表現にとどめた1区の鈴木宏治氏の陣営でも一定の組織力の強さを示した。しかし公認が決まったのが公示6日前と、斉木氏に比べて圧倒的に時間がなかった上、本人が昨年7月の参院選比例区で議席に届かず「しばらく政治の舞台からは身を引く」と、その後1年間、自身の政治活動を休止していたのが明暗を分けた。民主から日本維新の会、希望に移ったことへの批判もあった。

 民進県連、連合福井の結束力が斉木氏復活当選の原動力となったのは事実だが、「選挙区で自民と競り合う長野、石川両県の候補次第だった」(陣営幹部)。加えて選挙後には組織内外の「いろんな意思合わせ」(連合福井の山岸克司会長)が待ち受ける。低投票率が象徴する、浮動票対策不足という課題も残したままだ。8年ぶりに勝ち取った1枠を県内野党勢力拡大の橋頭堡(きょうとうほ)にし、「反自民」以外の明確な対立軸を有権者に示せるか。各組織の今後の行動にかかっている。

5298チバQ:2017/10/27(金) 20:20:14
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171024/KT171023ATI090029000.php
自民「襟正さねば」旧民進「苦渋の決断評価」 衆院選県関係 

 自民、公明両党で3分の2超の議席を確保した22日の衆院選。県内は5小選挙区、比例代表北陸信越ブロック(定数11)合わせ、自民党3人、希望の党2人、公明党と無所属各1人の計7人が議席を獲得した。県内各党の代表者らは選挙結果を通じて今後の課題を感じるとともに、目指す方向なども見据えた。

 前職5人のうち2人が議席を失った自民党。党県連の後藤茂之会長(衆院4区)は「誠に残念な結果。県内では安倍政権に対する厳しい空気があった」と受け止めた。全国的には自民党が大勝したが「議席数が党の現状への評価だと思わないよう、襟を正さなければならない」とした。

 民進党出身候補は4人が希望の党公認、1人が無所属で出馬。前職2人、元職1人が当選した。民進党県連の羽田雄一郎代表(参院県区)は「全員が当選できず残念だが、安倍1強打破のため、希望からの出馬など、苦渋の決断を有権者に評価してもらえたのではないか」と分析した。

 公明党県本部の近藤晴彦幹事長(松本市議)は、県内の比例得票を前回選より約6千票上積みし、比例単独候補の当選につなげたことに、「しっかりとした戦いができた」と振り返った。自公連立政権に、消費税増税時の軽減税率の導入など「公約の確実な実現を望みたい」と話した。

 共産党は、県内の比例得票を前回選より約2万5千票減らした。県委員会の鮎沢聡委員長は「1議席は維持できたが、党への共感を広げきれなかった」。ただ、憲法9条改正に反対する立憲民主党が野党第1党に躍進し、「自公政権を倒すため、今後も共闘を発展させていきたい」とした。

 日本維新の会県総支部の日詰祐輔事務局長は「力は及ばなかったが国政選挙に県内で2候補を擁立し、県内にも維新ありと知ってもらえたのではないか」とした。選挙戦で党の実績や候補の主張を訴えきれなかったとし、「県議選や市町村議選を通じて仲間を増やしていきたい」。

 社民党県連の竹内久幸代表(県議)は、2区の新人が4万票余を得た点を「野党共闘、護憲に一定の支持があった」。立憲民主党の躍進は「政治や改憲への不安の表れ」と見つつ、社民があおりを食った面もあると分析。今後は、リベラル勢力による野党再編を注視するとした。

(10月24日)

5299チバQ:2017/10/27(金) 20:23:29
上が見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171026ddlk21010138000c.html
<衆院選2017>戦い終えて/下 希望合流巡り民進分裂騒動 自民への対抗勢力遠く ボタンかけ違いバラバラ /岐阜
10月26日 00:00毎日新聞

 衆院が解散した9月28日に希望の党との合流方針を決めた野党第1党の民進党。当時は政権交代への期待・高揚感があったが、その後の分裂騒動を経て結果は全く違うものとなった。県内の民進系候補4人も小選挙区で全敗し、4区の希望前職、今井雅人氏(55)が比例復活で議席を守るのがやっとだった。民進県連前代表でもある今井氏は「自民に対抗できる勢力を作ろうとしたが、ボタンのかけ違いでバラバラになった」と話す。

 民進の合流により、希望は自民に対抗する一大勢力になるはずだった。しかし、小池百合子代表(東京都知事)による「排除」発言をきっかけに、立憲、無所属に分裂。希望への期待が失望に変わる中、今井氏は「無所属で出ようかとも一瞬思ったが、私は(9月の民進党代表選で)前原誠司氏を代表にした一人。その代表が決めたことにダメというのも筋が通らなかった」と打ち明ける。

   ■  ■

 「排除」は県内にも波及した。希望は県都の岐阜1区で吉田里江氏(51)を公認せず、候補者も立てなかった。自民前職の野田聖子氏(57)の地元選挙区でもあり、近しい関係の小池氏が「忖度(そんたく)した」との臆測を呼んだが、選挙中、県内入りした前原氏は1区を素通りした。無所属での出馬を余儀なくされて大敗した吉田氏は「(合流を)決めたのならやってもらわないと。幼稚園の会じゃないんだから。政党として成り立っているのか」と民進、希望に対する怒りをあらわにした。

 民進分裂により最大支援組織「連合岐阜」も対応に苦慮した。公示後、一部の産別労組は選挙はがきに記された「比例代表は希望に」の文字を「立憲民主に」へと切り替えた。選挙区での民進系候補者への支援を求めた党県連の幹部も「許容せざるを得なかった」と顔をゆがめる。

 共産党は、希望を「自民の補完勢力」と断じ、1区を除き候補者4人を擁立。県内各選挙区でほぼ整っていた「野党共闘」は崩壊した。候補者4人は敗れ、共産が目標としていた「比例での躍進」も達成できなかった。投票率が前回2014年の衆院選に比べ、わずかながら上がったものの、共産の県内比例得票はほぼ2万減の6万4899に終わった。

   ■  ■

 野党の一人芝居で目まぐるしく情勢が変化した今回の衆院選。参院で残る民進党を含め、今後も野党再編は避けられない情勢だ。

 4区の今井氏の応援で18日に下呂市に駆け付けた前原氏は「また新たな政党を作る中核になってもらわないといけない」と今井氏にエールを送った。その今井氏の受け止めは厳しい。「強固な自民党政権に対峙(たいじ)するのはそう簡単ではない。もう一度ゼロからどのような形で勢力を作れるか考え直していく」【岡正勝】

5300チバQ:2017/10/27(金) 20:24:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710240074.html
【衆院選】静岡は8選挙区すべてで前職が当選 細野豪志氏「自民の基盤の強さと組織力を乗り越えるだけの活動ができなかった」 
10月24日 12:39産経新聞

【衆院選】静岡は8選挙区すべてで前職が当選 細野豪志氏「自民の基盤の強さと組織力を乗り越えるだけの活動ができなかった」 
衆院選の結果を受け、県庁で記者会見する自民党県連の中沢公彦幹事長=23日(田中万紀撮影)
(産経新聞)
 第48回衆院選は22日に投開票が行われ、静岡県内の8選挙区では自民党が前回と同じ1〜4区と7、8区の6選挙区で勝利した。

 希望の党は5区と6区の2議席を維持し、選挙区当選者の顔触れは平成26年12月の前回選と変わらなかった。

 比例代表では自民党の6区候補と希望の党の8区候補が復活当選したほか、立憲民主党の1、7区候補も議席を獲得した。県内選挙区の投票率は56・32%で、過去最低だった前回選(55・61%)をわずかに上回った。

 衆院選の投開票から一夜明け、静岡県内の各党は選挙結果の分析などに追われた。

 自民党県連の中沢公彦幹事長は23日、県庁で記者会見を開き、「全選挙区での当選を目指したが、東部でもう一頑張りのところが出た。選挙区の結果は前回と同じなので、今一歩の力が足りなかった」と、三島市などからなる5区や沼津市や伊豆半島を含む6区で希望の党の公認候補に競り負けたことを悔やんだ。

 全8選挙区の候補のうち比例復活を含めれば7人が当選したことには及第点を付けつつも、市町村合併などによる地方議員の組織力の低下が尾を引いていることなどを問題点に挙げ、「自民党はもう一度、地元密着・地域連携という原点に立ち返らなければならない」と今後の課題を口にした。

 希望の党は結党メンバーの細野豪志元環境相が三島市の選挙事務所で記者会見し、選挙区での勝利が2勝にとどまったことについて「時間的な制約の中で、自民党の基盤の強さと組織力を乗り越えるだけの活動ができなかった」と反省の弁を述べた。

 ただ、組織力を養う上でカギとなる県連組織については「民進党(の県連組織)も存在しており、あまり慌てず時間をかけたい」と述べるにとどめ、衆院選の候補者調整などをめぐって表面化した民進党県連との対立の根深さも垣間見せた。

 公明党は目標に掲げた比例代表東海ブロックでの3議席死守がかなわず、獲得議席が2議席にとどまった。同党県本部の高田好浩幹事長は、「『自公で大勝するだろう』と事前に報じられ、立憲民主党が受け皿になって(公明党が)はじき飛ばされたことも一つの要因」と敗因を分析した。

 同じく比例東海ブロックでの獲得議席が2から1に減った共産党も「支持層などと一緒になって戦う形になるまでの時間がなく、活動量が追いつかなかった」(同党県委員会の山村糸子委員長)と急な衆院解散による準備不足を伸び悩みの理由に挙げた。

 一方、結党間もない立憲民主党は選挙区での当選こそならなかったものの、県内で擁立した2候補が比例復活でいずれも議席を獲得した。同党候補を支援した小長井由雄県議は「立党から20日でこれほどの支持を得られるとは思わなかった。理念や政策をぶれずに主張する大切さを感じた」と選挙戦を振り返った。

5301チバQ:2017/10/27(金) 20:25:14
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/siz/CK2017102402000210.html
静岡
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検証総選挙<上> 分裂野党に連合も揺れ
2017年10月24日 紙面から
 二十二日投開票の衆院選で、静岡県内八小選挙区は自民党が前回選と同じ六議席を獲得し勝利した。公示前に誕生した希望の党は、県内全小選挙区に候補者を擁立するも、比例復活を含めて三議席にとどまった。県内の与野党対決の舞台裏を探り、選挙戦を振り返る。
 「3区は勝てた選挙。なぜ刺客を立てたのか。今も分からない」。投開票日から一夜明けた二十三日昼、民進党系の男性県議はこうこぼした。民進県連と連合静岡が支援する無所属前職の小山展弘さん(41)と、5区の細野豪志さん(46)が擁立を主導した希望元職の鈴木望さん(68)が激突した3区は、県内でも野党分裂の象徴区となった。
 共産党が擁立を見送った3区は、非自民の小山、鈴木両候補の合計得票が小選挙区で当選した自民前職の宮沢博行さん(42)の得票を二万四千票以上も上回った。県西部の民進党員は選挙結果を受け「(3区の分裂は)民進県連や地方議員に大きなしこりを残した。細野さんは道を大きく踏み外した」と嘆いた。
 小池百合子代表の「排除・選別」発言から、党勢が失速した希望。応援する地方議員や陣営関係者も風当たりの強さを感じた。細野さんに近い男性県議は「希望に向ける有権者の目は冷ややかで、罵声も浴びた」と振り返る。8区で落選し、比例復活した希望新人の源馬(げんま)謙太郎さん(44)は「最初に吹いていた風はやみ、最後は逆風を感じる選挙戦だった」と語った。
 野党が分裂して選挙戦に臨んだ結果、民進県連最大の支持母体である連合静岡も揺れた。中でも自治労県本部が、1区で落選し比例復活した立憲民主党新人の青山雅幸さん(55)の推薦を三月に決めたことで、連合静岡内部の足並みの乱れが顕在化した。
 青山さんの推薦について、自治労県本部の渡辺敏明執行委員長(連合静岡副会長)は「元県職員であることと、弱者救済を前面に出す姿勢に共感した」と話す。ただ推薦を出した三月、連合静岡は1区で民進公認(当時)の福村隆さん(54)の推薦を決定済み。渡辺委員長は「連合静岡としてはよろしくないのは承知の上。反旗を翻したイメージはあるだろう」と説明した。
 自治労県本部の決定に、連合静岡の中西清文会長は「1区は結果的に自主投票になったが、青山さんを応援したことは非常に遺憾。反組織行為と言える」と不快感をあらわにした。
 連合静岡は元々、企業の労組が中心の旧同盟系と、自治労などの旧総評系が一緒になった組織。今回の足並みの乱れに、民進系の男性県議は「組織が割れてほしくない。旧同盟系と旧総評系が分かれたら力が出しにくくなる」。
(衆院選取材班)

5302チバQ:2017/10/27(金) 20:25:33
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/siz/CK2017102502000085.html
検証総選挙<下> 敵失勝利に自民は複雑
2017年10月25日 紙面から
 「野党の混乱のおかげと言うのも変だが、敵失によって自公は勝った」。次点に十万票近い大差で五選を果たした静岡7区の自民前職城内実さん(52)は、当選確定の報を受けた後のインタビューで、勝因についてそう分析した。
 自民は県内八小選挙区で前回選と同じ六議席を獲得した。公示直前の野党第一党の民進党の分裂で、県内でも民進が希望の党と立憲民主党、無所属と分散して戦い、自民関係者も「漁夫の利」の形の勝利であることを認識している。城内さん陣営の幹部は「公示後もポスターを張っていないところがいくつもあった。相手が民進候補なら考えられないことだ」と語る。
 選挙期間中に党三役らを相次いで投入するなど、自民が「最重点区」と位置付けた6区では、比例前職の勝俣孝明さん(41)が希望前職の渡辺周さん(55)に迫るも、三たび敗れた。
 6区で選対副委員長を務めた多家(たが)一彦県議は選挙戦を通じ「追い風もなければ、逆風もなかった」と振り返る。六百三十一票まで迫った要因については「連合静岡の力は弱まっている。一時の連合の力はない」と分析した。
 希望が失速する中、渡辺さんに負けた要因は何か。勝俣さんの別の選対幹部は「森友・加計(かけ)問題は終わっていないという声はよく聞いた。安倍政権への批判はあった」と説明した。
 8区の自民前職塩谷立さん(67)は前回選より票を伸ばしての勝利だったが、希望新人源馬(げんま)謙太郎さん(44)の比例復活を許した。選対幹部は「争点もなく難しかった選挙。希望の失速がなければもっと追い込まれるという危機感があった」と振り返る。会合に出席する公明党関係者の数は前回選よりも多かったという。
 全小選挙区で自民前職を支援した公明。県内関連では比例単独の前職大口善徳さん(62)が比例東海ブロックで八選を決めたが、ブロック全体では議席を三から二に減らした。党県本部の高田好浩幹事長は「与党大勝の情勢も報じられ、新党に票が流れてしまったのは残念」と語った。
 衆院選で勝利した自民だが、六月の知事選では候補者の擁立すらままならず、盤石と言える状況ではない。投開票翌日の二十三日に会見した自民県連の中沢公彦幹事長は言う。「(一九九六年の)小選挙区導入後、組織力が低下して今も影響がある。地域密着・地域連携の自民党であることに立ち返らないといけない」 
(衆院選取材班)

5303チバQ:2017/10/27(金) 20:28:51
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/419078.html
検証・衆院選しずおか(上)敵失 自民利した野党分裂
(2017/10/24 11:30)
 選挙戦中盤の10月中旬、静岡県西部で開かれた自民党候補の決起集会。ガンバロー三唱で会場が盛り上がる中、陣営関係者の男性は「働き盛りの年齢層の支援者が少ない。昔はもっと熱気があった」と眉をひそめた。
 自民党は今回、2、4、7区こそ野党候補を圧倒したが、5区では差を縮めながらも比例復活に届かず、6区は僅差に持ち込んだものの詰め切れなかった。1区、3区は勝利したとはいえ、対立候補の得票を合わせると逆転される数になり、8区では希望の党候補の比例復活を許した。
 野党の候補者調整を巡る混乱や失速をついて党勢を保った面が否めず、自民党関係者からは、県内で希望の党の候補者擁立を主導した細野豪志氏(衆院静岡5区)が結果的に自民党に有利な選挙区の構図をもたらしたとして、同氏を半ば本気で持ち上げる声も漏れる。
 中選挙区制度の下、候補者同士が競い合って後援会組織を強化し、多彩な人材を輩出しながら各地で地盤を固めてきた自民党。しかし、1996年の小選挙区制度導入以降、党の組織力は低下の一途をたどる。県内の自民党員は2003年時点で4万8175人いたが、高齢化に伴って減少が続き、16年度は半数近くの2万5945人まで落ち込んだ。

 中沢公彦県連幹事長は23日の記者会見で、「保守とリベラルの対立構図が見えた」と今回の選挙戦の意義を挙げる一方、「もう一度、原点に立ち返って地元密着、地域連携でやっていかねばならない」と組織力強化の必要性を強調した。
 各業界団体にも実動部隊として自民党を支えたかつての機動力はない。県医師会の政治団体・県医師連盟の篠原彰委員長は「地元の診療医を一軒ずつ回って投票を呼び掛けたことがあるが、全く効果がなかった」と明かし、動員力の低下を認める。「自民党候補だからと誰でも応援するわけにはいかない」と距離感も微妙に変化させ、課題解決力など個々の資質を厳しく見極めようとしている。
 本県の政治情勢に詳しい白鳥浩法政大大学院教授(現代政治分析)は「自民党の体力が次第に低下しているのは間違いない」と指摘。創価学会という強固な支持母体を持つ公明党への依存を今後さらに深めていくとの見方を示した。
 ◇--◇--◇ 
 22日投開票の衆院選は静岡県内8選挙区のうち前回選までと同様に自民党が6選挙区を確保し、希望の党は選挙区2勝にとどまった。比例単独で公明党1氏、比例復活では自民党と希望の党の各1氏、立憲民主党2氏が議席を獲得。安倍晋三首相による唐突な衆院解散の意向表明で始まった与野党の攻防を振り返った。

5304チバQ:2017/10/27(金) 20:29:14
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/419417.html
検証・衆院選しずおか(中)混迷 希望、掲げた旗どこへ
(2017/10/25 11:30)
 選挙戦最終日の21日。希望の党結党メンバーの細野豪志氏(衆院静岡5区)は降りしきる雨の中、JR掛川駅前で声を張り上げた。「希望の党を一過性で終わらせるつもりはない」。3区の同党候補、鈴木望氏の街頭演説会。細野氏の訴えに耳を傾けた聴衆はわずか20人余り。同党の苦戦は明らかだった。
 自民党前職宮沢博行氏を含め3人が立候補した3区。非自民候補は鈴木氏と、民進党籍を持つ前職小山展弘氏。小山氏はかつて細野氏が率いた民進党内グループ「自誓会」のメンバーだったが、希望の党の公認からは外された。この処遇に民進党県連会長の榛葉賀津也参院議員は「勝てる候補をなぜ代えたのか」と憤り、連合静岡は独自に小山氏を推薦した。
 小山氏は約8万1千票を獲得したものの、宮沢氏に約1万6千票差で敗れた。最下位の鈴木氏は約4万票。一本化していれば、優に宮沢氏を上回る得票が見込めた。
 「寛容な改革保守政党を目指す」と綱領にうたった希望の党は、後に党代表に就く小池百合子東京都知事の側近と細野氏らが衆院解散直前に設立し、全国で候補者擁立を進めた。「政権交代可能な勢力を目指す」という党に期待が集まった。

 本県で候補者選定に関わったのは細野氏だけ。その選定作業が迷走した。静岡1区は6月の知事選に出馬した溝口紀子氏、静岡市出身の元プロ野球選手に声を掛けた末、日本維新の会として1区で活動を続けてきた小池政就氏に“着地”した。1区で希望の党公認を目指した民進党出身の福村隆氏は、空白の7区にくら替えを余儀なくされた。政権与党への戦いの準備をすべき時期なのに、猫の目のように状況は変わり、候補者も支援団体も翻弄(ほんろう)された。「擁立劇は細野氏の個人的な好き嫌いだけ」(民進党県連幹部)といった恨み節が増幅した。
 22日夜、細野氏の姿は都内の開票センターにあった。パリ渡航直前の小池都知事から“代表代行”に指名された樽床伸二氏の横で、無役のままテレビ各社の問い掛けに答えた。党内の立ち位置は選挙が終わった今も不透明なままだ。
 一夜明けた23日朝の静岡市。台風一過の空の下、敗れた小池政就氏は選挙前と同様に街頭に立った。「本来この国に必要な中道改革の意義を伝えきれなかった」。そこに、選挙戦で掲げていた希望の党の旗はなかった。

5305チバQ:2017/10/27(金) 20:29:42
http://www.at-s.com/news/article/featured/politics_economy/shugiin/419936.html
検証・衆院選しずおか(下)模索 民進分裂、地方は放置
(2017/10/26 11:30)
 選挙戦が終盤に入った19日、静岡3区から無所属出馬した民進党籍の小山展弘氏の陣営に県東部の民進党県議の姿があった。街頭でマイクを握り「5区から応援に来ました」。3区の選挙応援は初めて。これまで細野豪志氏の選対本部の中心を担ってきたが、今回、希望の党設立に関わった細野氏の選挙を手伝うのはやめた。
 民進党は希望の党を全力で支援する―。解散直後、前原誠司代表が配布した文書に沿い、民進党静岡県連は希望の党の支援を決めた。急ごしらえで地方組織のない希望の党に代わり、候補者の供託金の扱いや政見放送の段取りなど裏方作業を担った。だが、各選挙区の戦いぶりには「濃淡があった」(岡本護県連幹事長)。
 希望の党の結党に始まる解散前後の急展開。民進党の衆院選候補予定者だった各選挙区総支部長の行動は「新党設立の動きにいち早く同調して離党」「前原代表の方針に沿って希望の党に合流」「希望公認を得られず無所属出馬」と分かれた。民進党県連に残った参院議員と地方議員は、代表の方針にそのまま従うのではなく、各候補者と民進党との距離感を基準に個別の対応を取った。希望公認候補の擁立を巡って不信感が募っていた。選挙後の23日、岡本幹事長は記者会見で「われわれが口を挟む余地はなかった。県連は常に被害を受けている」と改めて不満を表した。
 一枚岩の対応が取れなかったのは民進党県連の最大の支持団体、連合静岡も同じ。リベラルを掲げる立憲民主党の誕生後、中央の連合の支援先は希望、立憲民主、無所属と割れた。県内では地元事情も加わって、推薦は無所属の3区と希望の6区にとどまった。
 中央の事情に振り回された中での選挙戦。希望の党は県内全選挙区に候補を立てながら選挙区で2議席、比例東海で復活当選1にとどまった。
 一方、立憲民主党の2候補は選挙区で敗れたものの、そろって比例の議席を得た。ただ、県内にはいまだ政党としての実体がない。選挙戦を通して党本部から人員や資金の援助はなく、1区の青山雅幸氏は自身が代表を務める政策集団、7区の日吉雄太氏は直前まで所属した自由党を頼って活動した。
 離党、合流、排除、分裂と、短期間のうちに目まぐるしく動いた民進党周辺。振り回された県内地方議員や支援者は、それでも「中央の動きをみていくしかない」と今後を見定めていく思いを口にした。

5306チバQ:2017/10/27(金) 20:30:19
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_shugiin/419084.html
希望の党、見えぬ先行き 静岡県内関係者、中央の動向注視
(2017/10/24 08:03)
 22日開票の衆院選で議席を伸ばせなかった希望の党の静岡県内関係者らは明けて23日、支援者へのあいさつ回りや街頭演説を行い当選、落選を問わず今後の政治活動への意欲をにじませた。ただ、党の先行きが見えず、不安や党立て直しへの思いなどそれぞれの心情は複雑。今回は候補者を擁立せず希望の党を支援した民進党県連も、野党連携の枠組みを見極めようと中央の動向を気に懸ける。
 希望の党の今後については「自民党に代わる勢力をつくる。今の党が完成形ではなく、あくまでスタート」(静岡8区源馬謙太郎氏)とする意見の一方、「全く分からない」「走りながら考えたい」の声もあった。民進党を離党した新人は落選を受け止めた上で、希望の党設立メンバーの細野豪志氏と「今後も歩調を合わせていきたい」と話した。
 8期連続当選の6区渡辺周氏は「党の中枢に立って考えていきたい」とベテランとして党をけん引する構え。希望の党公認を得られず無所属で出馬、落選した3区小山展弘氏は「中央の動き、野党再編の可能性を注視する」と話した。
 渡辺氏は民進党に依然として参院議員や地方議員が所属している点を指摘。「希望の党に合流した際、県連をどうするかは選挙が終わってから考えようという感じだった」と明かし、立て直しについて県連会長の榛葉賀津也参院議員と協議していく意向を示した。岡本護県連幹事長は24日の民進党参院議員総会に注目するとし、野党連携の枠組みが固まる目安として特別国会が開かれる予定の11月1日を挙げた。

5307チバQ:2017/10/27(金) 20:30:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk23010331000c.html
<衆院選2017>比例東海ブロック 名簿最下位、松田氏当選 立憲への期待、応えたい /愛知
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選で、比例東海ブロック(定数21)でも23日にかけて次々に当選者が決まった。西尾市の開票が台風21号の影響で23日にずれ込んだため、全ての議席が決まるのが遅れるという異例の展開となった。

 比例単独で立候補した前北名古屋市議の立憲新人、松田功氏(49)は同党の名簿順位最下位の6位だったが、初当選した。松田氏は22日夜に名古屋市中村区の赤松広隆事務所で当選確実を知り、深夜に北名古屋市の事務所に戻った。その後、事務所に駆け付けた支援者と笑顔で握手をし、喜びを分かち合った。

 松田氏は「名簿順位から自分は当選しないと思っていた。期待を持って党に投票してくれたので、皆さんの声を聞き、皆さんのためになることをやっていきたい。これまでの経験を100%生かしたい」と意気込みを語った。

 一方、小選挙区の15区(豊橋市など)で自民前職に敗れたものの、比例東海ブロックで復活初当選した希望新人の関健一郎氏(39)は23日早朝から、同市の豊橋駅前に立ち「選挙期間中は大変お騒がせをいたしました」と通勤客らに声を掛けた。

 関氏は「国民一人一人の尊厳ある生活を保障する枠組みを作っていく。消費増税や年金切り下げの前に、政治家自身が身を切る改革をすべきだ」と話した。

 2度目の衆院選挑戦で勝ち取った初当選。「小選挙区で勝てる足腰をつくっていきたい」と早くも今後を見据えていた。【三浦研吾、石塚誠】

5308チバQ:2017/10/27(金) 20:31:34
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/chu/CK2017102302000364.html
開票遅れでやきもき 比例自民の青山さん(愛知12区)田畑さん(愛知2区)争う
2017年10月23日 紙面から
 列島が台風21号に巻き込まれる中で行われた異例の衆院選。愛知県西尾市や三重県鳥羽、伊勢市では海が荒れて投票箱が運搬できないなどの影響があり、開票結果は二十三日午前になっても確定しなかった。当落線上の候補は「信じるしかない」とやきもき。比例東海ブロックでは、自民党の残り一枠をめぐり、愛知の二陣営がかたずをのんで結果を待っている。
 台風による荒天で離島から投票箱が回収できず、開票を見合わせている愛知県西尾市。投票から一夜明けた二十三日、市選管は県を通じて、自衛隊にヘリコプターの派遣要請をした。
 島の周辺は台風の影響で波が高いため、市選管は船での搬送は難しいと判断。ただ、強風のため正午時点でヘリの飛行にめどが立たず、選管は高波に対応できる民間の船で同県南知多町の師崎港に投票箱を運び、陸路で西尾市へ運ぶ案の検討を始めた。
 開票は当初、午後二時からを予定していたが、搬送の遅れで午後六時十五分開始に延期。選管の担当者は「比例復活を待つ候補者もいる。できるだけ早く結果を報告したい」と話した。
 その西尾市を含む愛知12区では二十二日、岡崎市の投票分だけが開票された。選挙区では重徳和彦さん(無前)の当選が確実だが、比例復活を決める惜敗率は青山周平さん(自前)が約69%。比例東海では愛知2区(名古屋市千種区など)の田畑毅さん(自前)が惜敗率71・9%と拮抗(きっこう)し、西尾市の票数が自民の最後の一枠を決める。
 青山さんは二十二日夜、岡崎市の事務所に姿を見せず、支持者らと結果を待った。二十三日午前も「西尾市での結果を信じるしかない」と自宅で待機。開票に合わせて支援者らが事務所に集まり、結果が出次第、本人も駆け付ける予定だ。
 一方、田畑さんは二十三日午前、選挙戦を支えた支援団体へのあいさつ回りに追われた。二十二日夜は帰宅後も比例復活が頭をよぎり、眠れなかったという。
 比例東京で議席を持っていたが、党愛知県連の公募に応募し、三月に愛知2区の公認候補が決定。選挙区では、古川元久さん(希前)に約二万八千票の差で敗れた。二日越しで当落結果を待つこととなったが、比例東京でも一度落選した後に繰り上げ当選しており、「珍しいケースには慣れてます」。睡眠不足ながら「当選できればぐっすり眠れるでしょう」と期待して開票を待つ。
 台風は三重県内の開票作業にも影響。道路や開票所の周辺が冠水し、二十二日に開票できなかった鳥羽、伊勢両市では、二十三日午前八時半から開票が始まった。鳥羽市では答志島など四つの離島から投票箱を運び込めない心配から、投票日を一日早めていた。

5309チバQ:2017/10/27(金) 20:32:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk24010342000c.html
<政々動々>衆院選2017・三重 自民「区割りが影響」 希望合流「混乱を反省」(その1) /三重
10月24日 00:00毎日新聞

 ◇「県選出・出身」 各党議員減る

 衆院選の結果が23日出そろった。全国的には自民が多数の勢力を維持し、衆院解散後に結党された立憲民主党が躍進。ただ県内4小選挙区の勝敗は、自民と民進系無所属が2議席ずつ分け合い、自民が区割り変更に伴う定数減の割を食った。比例東海を含め、民進系、公明、共産ともに議席を減らし、県選出・出身の議員は解散前の8人から5人に減った。各党の県組織の幹部が県庁で記者会見し、選挙戦を振り返った。【田中功一】

 自民県連の中森博文幹事長は「党の政策を訴えることに徹したが、議論がかみ合わなかった」と、無所属で出馬した民進系候補を批判した。区割り変更については「(候補者調整で)ステージを変えての取り組みとなったが、2、3区で(候補者が新たなに選挙区に浸透しきれないなどの)大きな影響が出た」と残念がった。

 前回の小選挙区の獲得議席は自民3、民主(当時)が2。自民は今回、比例復活を含む前職4人が出馬し、民進系候補と対決した。民進系は、希望の党との合流問題で前職3人が無所属、元職1人が希望から出馬した。自民は2、3区でともに無所属候補に敗れ、3区では比例復活もならなかった。民進系は1区、4区を落とした。この結果、自民、民進系それぞれ県選出の議員は1減となった。

 自民と連立政権を組む公明も比例東海で3から2議席に減らした。比例名簿3位で再選できなかった同党県本部の中川康洋代表は「私自身の力が足りなかった。しっかり分析し、また一から戦いを進めたい」と話した。自民との連携については「会合などでは前回より確実に(「比例は公明へ」と)呼び掛けてもらった」と強調した。

 野党側は共闘が成立し、1、2区で無所属候補が野党統一候補となった。民進党県連の芝博一代表は「安倍政権打倒のための2大政党をつくるという思いで、前原誠司代表が希望との合流を選択したが、反省すべき点があった」と合流を巡る混乱を指摘。野党再編について「まず民進党の参院議員が一丸となり、その後、無所属で戦った議員と一緒に塊となり、将来の形を考えていくことになる」と述べ、将来的な立憲民主や希望の議員との連携も示唆した。

 共産党県委員会の大嶽隆司委員長も「かつてない難しい選挙だった。昨年の参院選の枠で野党共闘して戦えば勝てるとの確信を持ってやってきたが、解散前後に激変があった」と合流問題の影響を強調した。野党共闘について「2区で勝利し、1区も大健闘した。全国で1対1の構図ができていれば自公3分の2にはならなかった。三重の結果を財産にして、さらに市民と野党の共闘を強めていく必要がある」と語った。

 社民党県連の佐藤正明代表は野党共闘の成果を評価した上で、社民党の比例得票が伸びなかったことについて「党の訴えに共鳴いただいた分はあったが得票に結びつかなかった。立憲に共産や社民の票が流れたのではないか」と推測した。

 ◇市民連合みえ「反応、参院選以上」 共闘橋渡し、立憲とも

 野党共闘を橋渡しした市民連合みえは、支援する候補の街宣活動に連日同行するなど、民進候補の当選に貢献した昨年の参院選以上の運動を展開した。

 立憲にも働きかけ、20日には枝野幸男代表による異例の無所属候補の応援も実現させた。呼び掛け人の岡歩美さんは「1区の結果は残念だけれど、昨年の参院選以上の良い反応があった。次につなげたい」と手応えを語った。事務局を務める大学教員の森原康仁さんも「枝野さんの津駅前の街頭演説は、動員もしていないのに多くの人が集まった。津では初めての光景で手応えを感じた。敗北した感じはしない」と語った。

 ◇知事がコメント「地方にも目を」

 鈴木英敬知事は、選挙結果について「与党で3分の2を超えることになったので、安定的な政権の下、これまで以上に地方にも目を向けていただきたい」と期待した。一方で県内選出・出身の衆院議員が減ったことを「県の声が届きにくくなる可能性があり残念だ」と話した。

 安倍政権については「大勝したが、内閣支持率は高まっていない。信頼回復を進めてほしい」と注文を付けた。選挙区の区割り変更や台風21号の影響もあったが、「投票率も前回より上がり、選挙実務でも大きなミスはなかった」と総括した。

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5310チバQ:2017/10/27(金) 20:33:32
■解説

 ◇共闘の行方に注目

 全国的に自民党が大勝した衆院選で、県内の4小選挙区では、自民と民進系が2勝2敗で議席を分けた。自民は比例代表で全自治体で最多票を獲得するなど、底力を示した。分裂した民進党は、前職3人が無所属で出馬する異例の展開をたどったものの、野党共闘を成立させて与野党対決に持ち込んだ。

 岡田克也氏の動きが目立った選挙戦だった。希望の党への合流に異議を唱え、自ら無所属での立候補を選んだ。無所属ネットワークをつくり、三重1区、2区の民進系無所属らを全面的に支援。野党勢力の「塊」「接着剤」という言葉を繰り返して使った。

 森友・加計問題への安倍晋三首相の説明不足や唐突な衆院解散に対して国民の不満は高まっていた。だが、民進分裂に伴う混乱が騒がれ、政権批判はかすんだ。民進の初代代表の岡田氏はじくじたる思いを抱き、再結集を呼び掛けたのだろう。

 昨年の参院選三重選挙区に続き「市民連合みえ」の橋渡しで、民進、共産、社民の「野党共闘」が実現した。野党勢力再結集の種火となりうるが、共産、社民は比例票を減らすなど埋没した。野党共闘が今後の選挙でも定着するのか注目したい。

 一方、1区で8選を遂げた自民の田村憲久氏は公示前の演説で、森友・加計問題への安倍首相の説明不足を批判した。4区で6選した自民の三ツ矢憲生氏は23日「国民が自民党におごりを感じている」と語った。自民から冷静な意見が出ているのは、与野党勢力による激戦の収穫だ。【井口慎太郎】

5311チバQ:2017/10/27(金) 20:33:49
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk24010208000c.html
<政々動々>衆院選2017・三重 自民「区割りが影響」 希望合流「混乱を反省」(その2止) /三重
10月24日 00:00毎日新聞

 ◇当選者ら喜びの朝

 県内の小選挙区を勝ち抜いた当選者らは一夜明けた23日、喜びの表情を見せ、改めて抱負を語った。【小沢由紀、森田采花、井口慎太郎】

 ◇4区三ツ矢氏「謙虚に対応」

 4区で6選した自民前職の三ツ矢憲生氏は午前9時から伊勢市竹ケ鼻町の事務所で、台風接近に伴い前夜中止していた当選報告会を開いた。

 三ツ矢氏は「台風の影響を心配し、被害状況の把握を第一に指示した。選挙中も訴えてきた防災対策が重要であることを実感した。6選目としてその責任を感じている」と抱負を語った。

 自民の大勝には「自公への支持というより、野党の分裂が大きい。国会運営ももう少し丁寧にすべきだし、森友・加計学園問題も丁寧に説明すべきだ。国民が自民党のおごりを感じていると思うし、中にいてもどうかと思うこともある。自民党として反省して、謙虚に対応していくことが重要だ」と語った。

 ◇1区の田村氏「課題すぐに」

 1区で与野党一騎打ちを制した自民前職の田村憲久氏は津市博多町5の事務所で記者会見を開いた。「短期戦の中でも伝えたいことが伝わった結果。目の前の山積みの課題にすぐ取りかかる」と気持ちを新たにした。

 田村氏は「接戦が予想され厳しい戦いになると思っていた。津市長の経験がある松田さんは脅威だったが、津市民の支援をより多くいただけたのが勝因だった」と分析した。

 ◇2区の中川氏「大きな塊に」

 同じく2区で与野党一騎打ちを制して8選を果たした民進前職で無所属の中川正春氏は鈴鹿市の事務所で記者会見した。民進の分裂に伴い無所属での戦いとなったが「新しい仲間と糾合(きゅうごう)することをあきらめず、頑張っていく。『大きな塊』をつくっていく」と決意を語った。

 ◇3区の岡田氏、夜のうち帰京

 3区の民進前職で無所属の岡田克也氏は10選を決めた22日夜のうちに東京に戻った。

 ◇比例復活川崎氏「鈴鹿に根を」

 三重2区で敗れ、比例復活した自民前職の川崎二郎氏は23日午前0時15分ごろ、鈴鹿市の事務所で支持者の前に立った。「鈴鹿、四日市、亀山に旗を立てられなかった。私の力不足でご迷惑を掛けたことを心よりおわびします」と小選挙区での敗北に頭を下げた。

 その後、復活当選で12期目に臨むことに「この鈴鹿にしっかり根を下ろしながら頑張っていきたい。与党の政治家として、課題をしっかり国政につなげる」と抱負を語った。

 祖父の代から旧1区の伊賀市を地盤としてきたが、区割り変更で2区のうち旧1区の地域の有権者は約3分の1にとどまることもあり、苦戦を強いられた。小選挙区での敗北は2009年以来となった。【大西康裕】

 ◇無所属での落選、松田氏「力不足」

 民進の分裂で三重1区から無所属で出馬し、与野党一騎打ちに敗れた前職、松田直久氏は22日深夜、津市内の事務所で支持者に対し「不徳のいたすところ。100%、私の力不足です」と話した。

 前回は旧1区で維新から出馬し、3万票以上の差で敗れ比例復活した。今回は前津市長の知名度で津市内では互角だったが、区割り見直しで加わった松阪市で及ばず、約1万5000票差で敗れた。

 松田氏は無所属での出馬を「後悔していない。1票でも少なければ負けるという覚悟をもってやってきた。めげていません」と懸命に笑顔を作った。【森田采花】

 ◇希望選んで出馬、藤田氏悔いない

 三重4区で落選した希望元職の藤田大助氏は23日午前、後片付けが進む伊勢市内の事務所で「皆さんには全力で応援していただいた。僕自身も精いっぱいやった。でも力のなさをおわびしなければいけない」と語った。

 台風接近に伴う大雨による道路事情から4区の大票田、伊勢、鳥羽両市の開票作業は23日に延期された。その開票が進む中での敗戦の弁。民進時代からの支援者の一部には「無所属か立憲民主で出馬してほしかった」との声も漏れた。藤田氏は「希望の選択に悔いはなく、自身はぶれていないつもりだったが、十分に理解されていなかったかもしれない」と述べた。【尾崎稔裕】

 ◇3区転戦島田氏、復活もかなわず

 区割りの変更で旧2区から3区に転戦した自民前職の島田佳和氏は岡田克也氏に敗れ、比例復活もかなわなかった。22日夜、四日市市生桑町の事務所で「力が及ばず、申し訳ない」と支援者らに頭を下げた。3区で活動し始めてから約1カ月で解散を迎え、準備期間が足りなかったうえ、大半が未開の地で知名度不足が響いた。【松本宣良】

〔三重版〕

5312チバQ:2017/10/27(金) 20:38:08
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171023000077
1区は嘉田氏の出遅れ響く 滋賀4選挙区の開票分析印刷用画面を開く
滋賀の選挙区別当選者
滋賀の選挙区別当選者
 22日投開票された衆院選で、滋賀県内の4選挙区では当選者がどう支持を広げ、次点者らがどう絡んだのか。開票結果や出口調査、取材を基に分析した。

■1区

 自民党前職の大岡敏孝氏が、前滋賀県知事で無所属新人嘉田由紀子氏との接戦を5200票差で制して3選を果たした。

 大岡氏は個人演説会を増やして企業や団体回りを徹底し、自民、公明支持層をまとめた。無党派層の一部も取り込んだ。大票田の大津市、保守地盤の高島市でともに嘉田氏を上回り、前回から6400票伸ばした。

 嘉田氏は民進党の川端達夫氏の後継となり、知名度の高さを生かして、街頭演説で無党派層への訴えに力を入れた。前回の川端氏の得票を1万票上回ったが、立候補表明が公示のわずか8日前で出遅れが響いた。

 社民党新人の小坂淑子氏は知名度の低さを挽回できず、大差をつけられた。

■2区

 自民党前職の上野賢一郎氏が、選挙区当選を目指した希望の党前職の田島一成氏を約1万5千票引き離して通算4選を果たした。田島氏は地元彦根市を制したが及ばなかった。

 上野氏は2区内で最も有権者が多い出身地の長浜市で2万9千票を獲得。彦根市で競り負けたものの、前回の同市での得票より約1600票増やし、米原市でも1万票台に乗せた。

 田島氏は2区内すべての市や郡で前回より票を伸ばし、総得票は前回を約4600票上回ったが、彦根市で上野氏に約500票差に迫られた。

 無所属新人の対月慈照氏は1万票台に乗せたが、広がりを欠いた。諸派新人で幸福実現党の荒川雅司氏は支持を得られなかった。

■3区

 自民党前職の武村展英氏が、2度目の対決となった希望の党新人の小川泰江氏に前回を上回る3万票余りの大差をつけ、3回連続当選を果たした。

 武村氏は地方議員と連携して自民、公明各支持層を手堅くまとめた。企業回りにも力を入れ、4市すべてで前回得票数を上回りトップに立った。特に地元草津市では小川氏を1万2千票以上引き離した。

 無党派層の取り込みを狙った小川氏は、JR駅周辺での街頭活動に力を入れた。守山市を除く3市で前回より票を上積みしたが、民進党合流時の混乱で出遅れ、浸透し切れなかった。

 共産党新人の石堂淳士氏は社民党や市民団体の支援を受け、共産候補の最多得票を1千票以上更新した。

■4区

 自民党新人の小寺裕雄氏が、希望の党新人の徳永久志氏を振り切り、初当選した。

 県市議や首長らの支援を受けた小寺氏は、県議を10年務めた地元東近江市で他候補を9千票引き離し、近江八幡市を除く5市町でトップを確保した。今回、擁立を見送った維新票も取り込み、前回の自民候補より2万票増やした。

 徳永氏は、地元の近江八幡市で小寺氏を上回った。湖南市でも互角に競り合って前回よりも票を上積みし、自民候補との差を縮めたが、政権批判票をまとめきれなかった。

 共産党新人の西沢耕一氏は社民党などの支援を受けて、前回より1万票近く伸ばしたが、選挙区全体で広がりを欠いた。

【 2017年10月23日 10時55分 】

5313チバQ:2017/10/27(金) 20:39:00
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171023000073
5区は保守分裂も大勝 衆院選京都6選挙区の開票分析印刷用画面を開く
京都の選挙区別当選者
京都の選挙区別当選者
 京都の6小選挙区は、自民、希望、共産の3党を軸に争った。当選者が支持をどう広げ、次点者らがどう絡んだか、開票結果や出口調査、取材を基に分析した。

■1区

 自民前職の伊吹文明氏が全5行政区でトップに立ち、圧勝した。共産前職の穀田恵二氏は比例近畿1位で復活当選した。伊吹氏は自民や公明の支持層を固め、前回から1万4千票を上積みした。穀田氏は野党共闘の推進役を強調して立憲民主支持層も取り込み、前回より8500票伸ばした。

■2区

 無所属前職の前原誠司氏が、自民新人の繁本護氏に2万5千票差を付けた。繁本氏は比例で復活当選した。前原氏は民進党代表として選挙期間中、不在がちだったが、強固な後援会組織がフル稼働し、前回から微減にとどめた。繁本氏は自公の支持層を固めて迫った。

■3区

 希望前職の泉健太氏が、追い上げる自民前職の木村弥生氏をかわし、6400票差で制した。泉氏は、立憲民主を含め、従来の民進系支持層を固めた上に、維新の支持層や無党派層も取り込んだ。有権者の多い伏見区で木村氏より3千票上回り、乙訓の3市町でも抑えた。比例北関東から移った木村は、党や医療系をはじめ団体・組織を軸に選挙を展開。公明支持層には広く浸透したが、自民の元議員が昨春、不倫問題で辞職した影響も残って伸び悩み、伏見区では前回から1千票近く減らした。維新新人の森が比例復活した。

■4区

 自民前職の田中英之氏が、希望前職の北神圭朗氏との激戦を制した。田中氏は、地方議員や後援会など団体・組織を中心に活動を展開。自民と公明の支持層を手堅くまとめ、無党派層にも一定食い込んだ。西京区、亀岡市、南丹市で勝ち、右京区でも5千票差を付けて、北神氏を全体で1万2千票上回った。北神氏は、希望や立憲民主の支持層を固めた上、候補を擁立しなかった維新の支持層にも広く浸透し、無党派層の支持では田中氏を上回った。京丹波町では田中氏より多く得票したものの、他地域で競り負けた。

■5区

 自民新人の本田太郎氏が、自民党員で無所属新人の中山泰氏の2倍近い票を得て、「保守分裂」選挙を制した。本田氏は、谷垣禎一自民前幹事長の後継をアピールして序盤から優位に立ち、自民と公明の支持層を固め、無党派層や幅広い年齢層にも浸透した。中山氏は自民支持層の一部を切り崩し、昨年まで市長を務めた京丹後市でトップに立ち、前市長が支援に回った綾部市で本田氏に僅差に迫ったが、他は広がりを欠いた。希望新人の井上一徳氏は党支持層にも浸透しきれなかったが、比例名簿の上位で、復活当選した。

■6区

 自民前職の安藤裕氏が、希望前職の山井和則氏との接戦を1600票差で制した。山井氏は比例で復活当選した。

 安藤氏は自民と公明の支持層を手堅くまとめ、維新の支持層にも食い込んだ。町村部の多くで優位に立ち、八幡市や京田辺市のほか、前回は山井氏に後れを取った宇治市でも競り勝ち、前回から7千票を上積みした。山井氏は、希望や立憲民主の支持層を固めた上、無党派層や維新の支持層を多く取り込んだ。保守色の強い希望から立候補した影響で民進系支持層の一部が共産などに流れ、前回より1600票減らした。

【 2017年10月23日 10時35分 】

5314チバQ:2017/10/27(金) 20:42:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk27010223000c.html
<衆院選2017>自民、着実10議席 維新、後退3議席(その1) 公明4議席を維持 /大阪
10月23日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選で、府内の19小選挙区でも新しい顔ぶれが決まった。自民党は着実に支持を広げて、前回選(2014年)を1議席上回る計10人が当選した。公明党は擁立した4選挙区すべてで議席を獲得し、与党の自公で計14議席に及んだ。日本維新の会は希望の党とのすみ分けに合意して挑んだが、前回から2減の3議席にとどまった。一方、公示直前に結成された立憲民主党は、野党共闘するなどし、政権に批判的な層に支持を広げて1議席を獲得。民進党から転じて無所属で立候補した平野博文さん(68)は、自民と維新との接戦を制した。前職1人を含む13人を擁立した共産党や、社民党は議席を獲得できなかった。【衆院選取材班】

 ◇宗清さん、手堅く再選

 ◆13区

 5人の争いとなった13区では、自民前職の宗清皇一さん(47)が再選を果たした。

 東大阪市内の事務所で、宗清さんは拍手と歓声で迎えた支持者らと握手を交わし、万歳を三唱した。「皆さんから受けた恩を返し、応援してよかったと思える政治家になる。東大阪は中小企業のまち。経済政策に力を入れます」と感謝の言葉を述べ、支持者から花束を受け取った。

 宗清さんは、アベノミクスの実績を強調し、「自公政権の継続」を訴えた。手堅く支持層をまとめ、終始優位に戦いを進めた。

 無所属元職の西野弘一さん(48)、共産新人の長岡嘉一さん(48)、維新新人の青野剛暁さん(43)、立憲新人の姜英紀さん(45)は及ばなかった。

 ◇左藤さん、実績の5選

 ◆2区

 2区では、自民前職の左藤章さん(66)が盤石の戦いで、立憲新人の尾辻かな子さん(42)、維新前職の椎木保さん(51)との三つどもえの戦いを制し、5選を果たした。

 大阪市阿倍野区の事務所に「当選確実」が伝わると、左藤さんは、待ち受ける支持者らの前に現れた。万歳を繰り返した後、左藤さんは「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。「大阪万博の誘致を契機に世界に発信できる大阪をつくっていきたい」と誓った。

 区割りの変更によって生野区が選挙区に加わり、周知期間は十分でなかったが、強固な地盤を生かして4期の実績をアピール。現役閣僚らの応援も受けて、自民、公明支持層をがっちりと固めた。

 ◇国重さん、安定の3選

 ◆5区

 5区では、公明前職の国重徹さん(42)が、幸福新人の数森圭吾さん(38)、立憲新人の長尾秀樹さん(65)、共産新人の北山良三さん(65)に大きく差をつけて、3選を果たした。

 国重さんは大阪市淀川区の事務所で支持者らに囲まれ「皆様への感謝の思いに尽きます」と喜びを分かち合った。「少子高齢化に立ち向かうため、教育支援、高齢者への支援に党を挙げて着実に取り組みたい」と述べた。

 国重さんは、経済の安定や安保政策を挙げて自公政権の継続を訴えた。ヘイトスピーチ対策や「夜間中学」の門戸拡大への取り組みを2期約5年間の実績だと訴え、自身を「働く政治家」と強調して、安定した選挙戦を展開した。

 ◇野党、準備不足否めず 維新、発信力弱まる

 今回の選挙では、維新とすみ分けに合意した希望が候補者を立てず、共産も一部の選挙区で候補者の擁立を見送り、野党共闘の動きが目立った。「自民」「維新」「立憲など」の三つどもえの戦いが府内19小選挙区のうち12選挙区で繰り広げられ、少数激戦の様相となった。

 前回から2議席減らした維新は、橋下徹前大阪市長が選挙戦に姿を見せずに発信力が弱まり、前回選ほどの勢いがみられなかった。保守の自民と政策で共通する部分も多く、有権者に存在感を示せなかった面もある。松井一郎代表ら党幹部は終盤以降、本拠地・大阪での活動に専念。議席を自民に奪われた1、14区では、いずれもわずかな差で維新の底力も見せた。

 強固な地盤から「常勝関西」と称される公明は山口那津男代表が2度も来阪。与党の自民の二階俊博幹事長らも駆けつけ、支持層固めに腐心した。

 一方、安倍政権に対する批判票の行方も注目された。「受け皿」として支持拡大を図った立憲は、民進からの転身組を中心に8人を擁立したが、1議席にとどまった。急な解散で、野党にとっては準備不足の感は否めず、その後の新党結成などの動きも有権者にとって分かりにくかった。

5315チバQ:2017/10/27(金) 20:42:49
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk27010232000c.html
<衆院選2017>自民、着実10議席 維新、後退3議席(その2止) 立憲1議席を獲得 /大阪
10月23日 00:00毎日新聞

 ◇丸山さん、激戦を制す

 ◆19区

 19区では維新前職の丸山穂高さん(33)が3選を果たした。財政改革や地域活性化を訴え、自民前職の谷川とむさん(41)、共産新人の北村みきさん(51)を制した。

 丸山さんは泉佐野市内の事務所で、支持者らとともに万歳して祝福し合った。丸山さんは「消費増税よりもまずは身を切る改革が必要。泉州地域のため関空をさらに発展させるように、これからも全力で頑張りたい」と喜びを述べた。

 選挙戦では、自転車で選挙区を回るなどして実績や維新の政策を熱く訴えた。維新支持層に加え、無党派層にも支持を広げた。

 谷川さんは、安倍晋三首相が応援に入るなどして、自民、公明の支持層を固めたものの及ばなかった。

 ◇馬場さん、感謝の3選

 ◆17区

 17区では、維新幹事長を務める前職の馬場伸幸さん(52)が、自民前職の岡下昌平さん(42)と共産新人の藤本幸子さん(42)を破り、3選を決めた。

 堺市西区の事務所で、馬場さんは万歳をして「ありがとうございます」と喜びを伝えた。「消費増税の凍結という訴えが多くの有権者に伝わった。今後、与党に対して是々非々でやっていく。皆様の役に立てるように頑張っていきたい」とあいさつした。

 馬場さんは公示直後、幹事長として全国遊説を繰り返したが、終盤は地元に張り付き、消費増税の凍結や教育無償化の実現、議員報酬・議員定数の削減などを訴え続けた。地元の府議や市議に支えられ、街頭では無党派層にもアピールした。

 ◇辻元さん、盤石の7選

 ◆10区

 10区は、立憲前職の辻元清美さん(57)が、自民前職の大隈和英さん(48)と維新前職の松浪健太さん(46)を退け、7回目の当選を果たした。

 小選挙区制が導入された1996年以降、10区は連続当選した候補者がいない激戦区。民主公認で制した前回選に続く当選で、辻元さんは名実ともに10区の顔となった。

 当選確実の知らせが高槻市の事務所に伝わると、「清美とゴー」の掛け声に迎えられた辻元さんが「うれしさとともに責任の重さを感じる」と気持ちを引き締めていた。

 民進の希望合流に伴い、無所属での出馬も検討したが、政策理念を共有できる立憲から立候補。アベノミクス批判などで保守層の一部にも支持された。

5316チバQ:2017/10/27(金) 20:43:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk28010321000c.html
<衆院選2017>自民10選挙区で勝利 公明、2議席死守(その1) 共産、維新、支持広がらず /兵庫
10月23日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選が22日、台風21号が接近する中で投開票された。県内12小選挙区では自民、公明の与党候補が議席を独占した。自民は10選挙区で勝利し、公明は2、8区の議席を守った。一方、希望は民進候補者の合流などによって10人を立てたが、議席は獲得できなかった。共産、立憲、維新も支持を得られなかった。県内の当日有権者数は462万2417人。投票率は48・62%(前回50・86%)だった。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇盛山さん、接戦制し4選

 自民前職の盛山さんが、希望前職の井坂さんとの接戦を制して4選を果たした。前回は井坂さんに惜敗し、比例で復活当選。今回は「小選挙区で連敗すれば次はない」と背水の陣で臨み、自民系の神戸市議・県議もフル活動した。選挙期間中は安倍晋三首相や党幹部も続々と応援に駆け付けた。神戸市中央区の事務所で当選の知らせを受けた盛山さんは支持者を前に「県や市と連携し、元気な神戸作りに力を入れたい」などと語った。

 ◆3区

 ◇野党挑戦退け、関さん4選

 野党3党の候補者の挑戦を退け、自民前職の関さんが4選を果たした。選挙期間中は、神戸市の国家戦略特区を生かした医療産業都市の推進や神戸港の発展など、経済政策を中心に訴えた。また、経済成長で増えた税収で社会保障を充実させると主張し、幅広い世代に支持を広げた。当選の知らせに沸く神戸市須磨区の事務所で、関さんは「神戸から日本の経済を復興させる。皆さんが安心して暮らせる社会を目指す」などと語った。

 ◆6区

 ◇大串さんが3選 桜井さん比例復活

 自民前職の大串さんが、立憲新人の桜井さんとの接戦を制して3選を決めた。大串さんはあえてマイクを持たず有権者の自民党批判にも耳を傾け、支援者から「コツコツと政策を訴える姿に性格が出ている」と評された。伊丹市の事務所で当選確実を知らされ、「皆さんのお役に立てるよう頑張りたい」と語った。桜井さんは伊丹市の事務所で比例での復活当選を知らされ、「なんとか当選できた。皆さんの声を国会に届けられる」と喜んだ。

 ◆7区

 ◇終始優位で山田さん3選

 自民前職の山田さんが、希望元職、共産新人、維新元職の挑戦を退けて3選を果たした。アベノミクスで景気が回復基調にあると強調。北朝鮮情勢にも触れ、「危機的状況にあるからこそ安定政権が必要」と訴えた。希望や維新支持層のほか幅広い年代からも支持を集め、終始優位に選挙戦を進めた。西宮市内の事務所で当選確実の知らせを受けると、支持者らと喜び合い、「実績と経験を生かし、やるべきことをやっていく」などと語った。

5317チバQ:2017/10/27(金) 20:45:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk28010334000c.html
<衆院選2017>自民10選挙区で勝利 公明、2議席死守(その2止) 希望、立憲、与党の壁阻まれ /兵庫
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆2区

 ◇赤羽さんが実績の8選

 公明前職の赤羽さんが、無所属新人の船川さんらを破って8選を果たした。選挙戦では、自公連立政権による経済政策などの実績をアピールした。安倍晋三首相も応援に駆けつけ、自民、公明の支持層をまとめた。また、幼児教育の無償化や私立高校の授業料減免など子育て施策も掲げ、無党派層にも広く浸透した。神戸市兵庫区の事務所で赤羽さんは「格差社会を是正し、若者が希望を持てる未来を作り出す」などと今後の抱負を語った。

 ◆4区

 ◇地元貢献、藤井さん3選

 国政2期の実績を掲げた自民前職の藤井さんが、新人3人を退けて3選を果たした。農業・教育分野での地元貢献も示し、南北高速道路の必要性を強調。「責任政党」「責任政権」としての支持を求め、後援会が中心になって組織力を発揮した。自民支持層に加え、推薦を受けた公明の支持層も取り込んだ。西脇市内の事務所に当選確実の知らせが届くと、藤井さんは集まった支持者らと笑顔で握手を繰り返し、感謝の言葉を述べた。

 ◆5区

 ◇広大な選挙区全域で強さ 谷さんが6選

 自民前職の谷さんが6選を果たした。前々回、前回に続く小選挙区での当選となった。選挙戦では県北部を中心とした自民支持層に加え、公明支持層にも浸透。新たに5区に編入された川西市北部での知名度が課題とみられたが、これまでの国政での実績をアピールし、広大な選挙区全域で強さを見せた。谷さんは豊岡市内の事務所で支持者らに「ありがとうございます」などとお礼を述べ、地方創生などに向けた決意を語った。

 ◆8区

 ◇中野さん激戦制し3選

 公明前職の中野さんが、共産前職の堀内さんとの対決を制して3選を決めた。選挙戦で中野さんは「政治は結果。皆さんの声を政策にして実現することだ」として、給付型奨学金制度の実現など実績を強調。目の前の課題として少子高齢化を挙げ、「難局を乗り越えるのは自公政権しかない」と訴えた。当選の知らせを尼崎市内の事務所で受けると、「皆さんの声を国に届け、大きな政策へとつなげていきたい」などと抱負を語った。

5318チバQ:2017/10/27(金) 20:45:29
 ◆9区

 ◇西村さん6選 無党派層へも浸透

 自民前職の西村さんが6選を果たした。開票当日、西村さんは東京での公務のため不在だったが、明石市内の事務所では支持者らが当選確実の知らせに歓声を上げた。公示後は他の自民候補の応援で県外に出ることが多かった西村さん。地元では後援会が組織力を発揮し、国政5期の豊富な実績をアピールした。官房副長官としての高い知名度を生かし、推薦を受けた公明の支持層だけでなく無党派層へも浸透。選挙戦を終始リードした。

 ◆10区

 ◇渡海さん思い届き9選

 自民前職の渡海さんが希望、共産の新人を破って9選を決めた。選挙戦の前から新党による「風」を警戒。「誰と戦っているのか、よく見えない」と危機感をにじませ、組織の引き締めを図った。自公政権への評価や教育無償化の実現、播磨臨海地域道路の整備促進など、一貫して訴えてきた思いが有権者に届いた格好だ。当選確実の知らせが加古川市内の事務所に届くと、渡海さんは支持者らと握手を繰り返して喜び合った。

 ◆11区

 ◇強固な基盤、松本さん7選

 旧民主を離党し、自民候補として初の選挙となった前職の松本さんが、希望元職や共産の新人をはねのけて7選を果たした。姫路市内の事務所では支持者らが集まり喜んだ。松本さんは今回選挙を「自民で仕事をすることへの信任を問う選挙」と位置づけ、集会などで「共に政策を作り実現できる場が自民」と繰り返し説明。「松本党」とも言われる強固な支持基盤に加え、自公の県議や市議の応援も受け、終始優位に選挙を戦った。

 ◆12区

 ◇山口さん知名度で6選

 自民前職の山口さんが、希望新人、共産新人の2人を破って6選を果たした。相生市那波大浜町の事務所に「当確」の一報が入ると、支持者らに囲まれて喜び合った。選挙戦では「国の難題だけでなく、地域のことにも精いっぱい取り組んできた」と実績を強調。選挙カーで区内をくまなく回り、個人演説会では政治にかける思いを熱く語った。衆院で安全保障委員長を務めた知名度の高さもあり、終始優位に戦いを進めた。

 ◇「トリプル選」有権者続々

 衆院選の投票は22日午前7時から午後8時まで行われた。台風21号の影響で終日強い雨が降る中、県内各地の投票所には有権者が次々に訪れ、意中の候補や政党に貴重な一票を投じていた。

 神戸市長・市議補選との「トリプル選」となった神戸市中央区の港島学園投票所でも、開場と同時に大勢の有権者が来場。混雑を避けるために入場制限が行われ、会場の体育館から校門まで行列が続く場面もあった。開票所に詰めていた市職員は、朝の段階での感触について「前回参院選(昨年7月・投票率53・74%)よりも出足は好調」と話していた。

 ◇期日前投票、用紙残数1枚足りず 篠山市選管が発表

 篠山市選挙管理委員会は22日、衆院選小選挙区(5区)の期日前投票で、投票者数より投票用紙の残票が1枚少なかったと発表した。投票用紙の紛失や、用紙を1人に2枚交付したことなどが考えられるという。

 丹南支所での21日の集計で判明した。20日までは問題なかったといい、市選管で詳しい原因を調べている。【丸井康充】

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 ■視点

 ◇未来の有権者に望みを

 衆院選公示から約1週間後。神戸市内で街頭活動する希望の候補者に、一人の市民が真剣な表情で話しかけていた。何を話していたのかを聞くと、その50代の男性は「選ぶ材料がまだそろった気がしないんですよ」と宙を見上げた。一方の候補者は「自分の考えを広く伝える機会がほしい」とこぼす。改憲問題への民進と希望の考えの違いを問われることが多いというのだ。

 臨時国会冒頭の突然の解散総選挙と野党の離合集散。投票日までに有権者と候補者の相互理解は十分には深まらなかったというのが、12日間の選挙戦を取材した実感だ。政党が本来の機能や役割を果たしていないもどかしさを感じた。

 政党は共通の理念を持ち、政策を実現する集団のはずだ。そのために与野党に分かれ、国会や選挙区の活動を通じて有権者に説明と説得を繰り返す。選挙直前に野党が“再編”されては、その余裕はない。選挙はただ勝てばいいのではない。勝つ手順が大切だと思う。

 選挙期間中のある日、神戸市内の駅前で候補者に駆け寄り、政策のチラシを受け取る女子高生(1年)に出会った。「2年後に選挙権を持つから準備したいと思って」とはにかんだ。未来の有権者を失望させないための準備が、今回選ばれた衆院議員と政党に求められている。【井上元宏】

5319チバQ:2017/10/27(金) 20:46:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk29010626000c.html
<衆院選2017>「自民1強時代」到来か 県選出、参院含め6議員全員 /奈良
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票の衆院選で、奈良1区では自民元職の小林茂樹氏(53)が希望前職の馬淵澄夫氏(57)との激戦を制し、自民は14年ぶりに県内小選挙区の議席独占に成功した。参議院議員を合わせ、県選出の国会議員6人全てが自民所属となる。元々、保守傾向の強い土地柄で、県政界にこのまま「自民1強時代」が到来するのか。野党各党は早急な戦略見直しを迫られる。【衆院選取材班】

 ◇当選者、国政へ意気込み

 小林氏は一夜明けた23日、県庁で記者会見し、約3年ぶりとなる国政復帰に「教育が奈良の活性化につながる。教育分野に携わりたい」と抱負を語った。

 区割りの変更で新1区に加わった生駒市で、馬淵氏を上回る票を獲得できた点を勝因に挙げ、「党の基盤を生かせたことが大きかった」と振り返った。

 党関係者によると、党の政策パンフレットなどを重点的に駅前で配り、小林氏を党の候補者と印象付ける作戦が奏功したという。党県連の奥山博康幹事長は「推薦は受けられなかったが、公明党が相当力を入れてくれ、野党の離合集散で票が分散した敵失も勝因だ」と分析。「独善的な政治にならないよう、おごることなく臨む」と気を引き締める。

 3区で当選した田野瀬太道氏(43)はこの日、橿原市の事務所で取材に応じ、選挙戦で訴えた教育の充実や地方創生などの実現に向けて努力する考えを示した。また、与党で憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を占めたことについては、「議論はじっくり丁寧にすべきだ」との考えを示した。

 2区で8選を果たした高市早苗氏(56)は、支援者へのあいさつ回りに時間を割いた。

 ◇「失策」野党、立て直しへ

 一方、3選挙区全てに候補を立てながら議席を得られなかった希望。5期14年守った選挙区議席を失い、比例復活も果たせなかった馬淵氏の陣営関係者は「満足な訴えができなかった」と漏らした。

 支持者らから「なぜ無所属で出なかったのか」と言われることも少なくなく、出馬の経緯説明に追われたという。馬淵氏は23日早朝、奈良市内の駅前でマイクを握り、「今回の選挙で一定の区切りができた。改めて自らの判断、考えを見つめ直したい」と語った。

 元民進参院議員で、公示前の急な国替えで3区に回った前川清成氏(54)は敗戦を受け、「(民進)党の判断に従って希望に行った。後悔はしていない」と述べた。

 民進を支持してきた連合奈良の小山淳二会長は「小池百合子代表の『排除』発言で分裂し、有権者の支持が離れたのが痛かった。もう分裂選挙はしたくない。早急に立て直しを」と注文した。

 維新も1区の公認候補が惨敗し、県全体の比例票が前回(2014年)を下回った。維新県総支部の川田裕代表代行は「希望とすみ分けを図ったことで、違いが有権者に分かりにくく、埋没してしまった」と分析した上で、「地方行政でも既得権に切り込むといった原点に戻る必要がある」と話した。

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 ◆開票結果

 ◇1区(奈良市<旧都祁村除く>、生駒市)=選管最終発表

当 90,558 小林茂樹 53 自元W

  88,082 馬淵澄夫 57 希前W

  21,782 井上良子 53 共新W

  21,484 吉野忠男 58 維新W

 ◇2区(奈良<旧都祁村>、大和郡山、天理、香芝市、山辺、生駒、磯城、北葛城郡)=選管最終発表

当 124,508 高市早苗 56 自前W

   52,384 松本昌之 34 希新W

   30,356 霜鳥純一 56 共新

 ◇3区(大和高田、御所、葛城、橿原、桜井、五條、宇陀市、宇陀、高市、吉野郡)=選管最終発表

当 122,341 田野瀬太道 43 自前W

   55,721 前川清成 54 希新W

   20,469 所進 38 共新

5320チバQ:2017/10/27(金) 20:49:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk29010432000c.html
<衆院選2017>自民圧勝、3選挙区制す 1区、激しい争い(その1) /奈良
10月23日 00:00毎日新聞

 ◇1区奪還、独占は14年ぶり

 22日に投開票された衆院選で、県内3小選挙区を自民が制した。区割り見直しで定数が4から1減となって初の選挙で、自民の選挙区議席独占は4選挙区時代の2003年以来、14年ぶり。奈良1区では自民元職の小林茂樹氏が知名度のある希望前職の馬淵澄夫氏を破り、念願の県都での議席奪還に成功した。2区と3区では、いずれも公明の推薦を受けた自民前職の高市早苗氏と同じく田野瀬太道氏が他の候補を圧倒した。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初の衆院選で、県全体の当日有権者数は115万6747人(前回比1万4693人増)だった。投票率(選挙区)は55・66%で戦後最低だった2014年の前回(55・60%)を若干上回った。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇小林氏、僅差で勝利

 自民元職の小林茂樹氏が接戦の末、旧奈良1区の議席を守り続けてきた希望前職の馬淵澄夫氏に勝利し、選挙区議席を奪った。

 奈良市西大寺南町の小林氏の事務所では支持者らが緊張した面持ちで開票速報を見守り、当選確実が伝えられると大きな歓声が上がった。小林氏は笑顔で喜びを分かち合い、「厳しい戦いだったが、皆さんのお陰。もう一度、国のために働きたい」と語った。

 急な選挙に当初、出遅れ感もあったが、推薦を受けていない公明も積極的に支援し、中盤以降は盛り返した。終盤には安倍晋三首相も応援に駆け付け、組織力を背景に悲願の国政復帰を果たした。

 民進から希望合流組に加わった馬淵氏は党に厳しい目が注がれる中、失速。選挙戦では政党色を薄めたが、理解は得られなかった。

 教育無償化などを訴えた維新新人の吉野忠男氏は知名度不足に泣き、護憲派の取り込みを狙った共産新人の井上良子氏も広い層に浸透できなかった。

 ◆2区

 ◇高市氏、盤石の8選

 自民前職の高市早苗氏が、抜群の知名度も生かして盤石の戦いで8選を果たした。高市氏は台風接近に伴う安全面への配慮から、22日は当選を受けての取材対応は控えた。コメントを発表し、「特に急激な気候変動による水害・土砂災害対策の強化とサイバー攻撃対策の強化を公約としたので、実現に向けて全力で働く」とした。

 旧奈良2区で長く慣れ親しんだ生駒市が新1区に移り、事務所も公示直前に大和郡山市に移転。新たな地域での準備不足も懸念されたが、「新人のつもりで戦う」と選挙期間中はほぼ県内に残り、丁寧に選挙区を回った。政権や党で要職を重ねた実績もあり、幅広い層の支持を集めた。

 希望新人の松本昌之氏は二大政党制の礎を築く必要性を強調するなどし、若さもアピールしたが、出馬表明が公示直前となり、知名度不足に泣いた。

 共産新人の霜鳥純一氏も政権批判に力を入れたが、広がりを欠いた。

5321チバQ:2017/10/27(金) 20:49:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk29010438000c.html
<衆院選2017>自民圧勝、3選挙区制す 1区、激しい争い(その2止) /奈良
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆3区

 ◇田野瀬氏、大差で3選

 自民前職の田野瀬太道氏が、希望新人の前川清成氏、共産新人の所進氏に大差をつけて3選を果たした。橿原市久米町の事務所で、田野瀬氏は「皆さんのお陰。景気回復を成し遂げ、地方創生を確実に前進させたい」と抱負を語った。

 減区で一層広大になった選挙区内にくまなく顔を出し、京奈和自動車道の整備などを実績として強調、教育充実などを訴えた。自民党総務会長も務めた父・良太郎氏の代から続く強固な後援組織も機能し、支持を広げた。

 前川氏は、希望の公認に絡んで公示直前に当初出馬予定の奈良2区から国替えを迫られ、準備不足も尾を引いた。2期務めた参院議員時代の実績を訴え、「自民に代わる受け皿を」と政権批判票の取り込みを図ったが、浸透しなかった。

 所氏は護憲などで政権との対立軸を明確にしたが及ばなかった。

 ◆比例

 ◇自民調整で比例、奥野氏が5選目 小選挙区減区で

 前回選(14年)で旧奈良3区で当選し、今回は小選挙区の減区に伴う自民党の候補者調整で比例代表に回った奥野信亮氏が5選を果たした。

 法相などを歴任した父の故誠亮氏が初当選した1963年以来の地盤を譲った形だが、党の近畿ブロック単独1位に記載され、早々と当選確実となった。

 大和高田市に設けた会場に現れた奥野氏は支持者らから祝福を受け、「県内小選挙区の議員と党をこれからも支える」と語った。

 ◇「雨でも投票」有権者次々と

 ○…台風の接近で雨となった22日、県内各地の投票所には次々と有権者が訪れ、票を投じた。奈良市大宮町4の市立大宮小で投票した主婦(34)は2児の母で、「雨でも投票は義務。待機児童が多いのが心配で、子育て政策にも力を入れてほしい」と話していた。

5322チバQ:2017/10/27(金) 20:50:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk30010251000c.html
<衆院選2017>希望、一矢報いる 2区・3区、自民圧勝(その1) /和歌山
10月23日 00:00毎日新聞

 ◇3人、前回選と同じ顔ぶれ

 衆院選は22日投開票され、1区は民進党出身で希望の党前職の岸本周平さんが激戦を制し、小選挙区での4回連続当選を決めた。2区は石田真敏さん、3区は二階俊博さんの自民党前職2氏が圧勝した。県内3選挙区の当選者は2014年前回選と同じ顔ぶれとなった。県内の3選挙区通じた投票率は52・96%で、過去最低だった前回選の51・05%を1・91ポイント上回った。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇岸本さん、4選笑顔

 和歌山市久右衛門丁の岸本さんの事務所では、当選確実が伝えられると、集まった支援者らから大きな拍手と歓声が湧いた。

 岸本さんは「新しいドラマを始めることができる。政界再編はこれからだ。皆さんの票が無駄にならないよう体当たりで行動していく」と決意を語った。

 衆院解散前から、民進党からの離党がいったん取りざたされ、公示直前には希望の党に移るなど状況がめまぐるしく変化。陣営が「マイナスからのスタート」と言うほど厳しい戦いを強いられた。

 しかし、北朝鮮問題への対応など安倍政権の強引な政治手法を批判し、強い野党の必要性を強調。政党色を抑えて候補者個人を前面に出し、無党派層にも支持を広げた。

 ◇支援者から拍手、門さん比例で復活当選

 門さんは1区で敗れたが、比例での復活当選を果たした。和歌山市黒田の事務所に姿を見せ、支援者とともに開票の行方を見守った。

 選挙区では2012年、14年に続いて3回連続での敗北となり、事務所は一時静まり返ったが、議席自体は守り、陣営関係者もほっとした様子を見せた。

 選挙戦では企業や青年など分野ごとに今春設立した後援組織をフル活用。組織固めに力を入れたが、無党派層の獲得で岸本さんにリードを許した。最終盤には所属派閥の領袖(りょうしゅう)、二階俊博幹事長の応援も受けたが、初の選挙区勝利はならなかった。

 ◆2区

 ◇石田さん、新人圧倒

 石田さんは当選確実の報を受け、岩出市宮の事務所に姿を見せ、支援者から大きな拍手で出迎えられた。台風21号が接近していることを考慮して事務所での万歳を見送り、記者団の取材に応じた。

 7選を果たし、「ほっとした。選挙期間は短かったが、やることをきっちりやりきった」と述べた。その上で「安心できる社会をつくるため、防災や減災に取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 選挙戦では、県議、海南市長、衆院議員の通算34年に及ぶ豊富な政治経験を強調。希望の党を念頭に「劇場型政治からきっちりした施策は生まれない」と批判し、政権与党の堅実さをアピールした。自身も含めて4氏による争いだったが、他の3新人を圧倒した。

 ◇遅い公認決定響く 坂田さん、浸透しきれず

 坂田隆徳さんは岩出市荊本の事務所で落選の知らせを受け「全力で闘ったが力及ばず申し訳ない」と敗戦の弁を述べた。

 当初は民進党での立候補を予定していたが、野党再編に伴い、希望の党からの出馬を選択した。解散・総選挙に打って出た安倍晋三首相について「仕事人内閣と命名しながら、仕事らしい仕事をしていない」と批判。政権交代を訴え、住宅地が多い橋本市や岩出市などの紀北地域を重点的に回った。ただ、希望の党の公認決定が公示1週間前の10月3日と遅く、その後の希望の党の全国的な失速にも苦しめられた。

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 ■解説

 ◇信任と監視にバランス

 森友・加計問題で安倍政権が批判を浴び、野党乱立のまま突入した衆院選。県内3選挙区の勝敗は、自民2勝・希望1勝で、与党に信任を与えながらも、野党のチェック機能にも一定の期待を寄せた結果と言えそうだ。有権者のバランス感覚とも受け取れる。

 接戦となった1区は、勝利した希望前職の岸本周平さんが、公示直前に民進党から移ったことにより、相手陣営から批判を浴びたが、影響を最小限にとどめた。

 日ごろの地道な活動で名前を浸透させていたことに加え、民進時代の支援組織の連合和歌山とも協力関係を維持したことが奏功した。希望の党への期待よりも、候補者や陣営の豊富な活動量でつかんだ勝利と言える。

 また1、2区は、ともに改憲志向の自民と希望の候補者が並び立ち、護憲の共産は存在感を発揮できなかった。改憲の是非が必ずしも論戦の中心にはならず、今後予想される改憲論議の加速を控え、消化不良の感も残した。【稲生陽】

5323チバQ:2017/10/27(金) 20:51:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk30010264000c.html
<衆院選2017>希望、一矢報いる 2区・3区、自民圧勝(その2止) /和歌山
10月23日 00:00毎日新聞

 ◇二階さん、余裕12選

 ◆3区

 二階さんは自民党幹事長としての職務のため地元に不在だったが、御坊市島にある事務所では、集まった支援者らが投票終了の午後8時を過ぎて早々に当選確実を祝福した。

 選挙戦では、全国遊説に回っていた二階さん本人に代わり、陣営や地元の首長、地方議員らが活動を支えた。

 事務所では支援者を前に、秘書で長男の俊樹さん(52)が「多くの皆さんが危機感を持ち、我がことのように戦ってくださり、感謝します」とあいさつした。

 二階さんは知名度の高さを強みに、自民、公明支持者ばかりでなく、希望の党や日本維新の会、無党派層からも幅広く支持を集め、優位に戦いを進めた。選挙戦最終盤に地元に入り、組織を固めた。

5324チバQ:2017/10/27(金) 20:53:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk16010322000c.html
<衆院選2017>北陸信越ブロック 1区の吉田さん、比例復活ならず 「希望連携、時間に厳しさ」 /富山
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選の富山1区で落選し、比例代表の北陸信越ブロックでの復活当選もかなわなかった維新前職の吉田豊史さん(47)は、富山市西長江3の事務所で「私の力足らずで本当に申し訳ない」と敗戦の弁を述べた。事務所では23日未明まで陣営幹部や支援者らが復活を信じて開票の行方を見守った。

 希望の推薦を受けた吉田さんは、選挙戦で「消費増税の凍結」や「増税なき教育無償化」などを訴え、松井一郎党代表ら幹部も応援に駆け付けたが、支持は広がらなかった。

 吉田さんは、敗因を「是々非々という姿勢や政権との距離感が有権者に分かりにくかったのかもしれない。希望との連携も時間的に厳しいところがあった」と分析。一方で、「維新が改革の旗を掲げていることは富山でもきちっと認知されている。今後も改革の仲間を増やし、選挙区で戦える態勢を作っていきたい」と笑顔で締めくくった。【林由紀子】

 ◇希望・柴田さんも 3区

 「私の力不足を心からおわびします。ただ、改革保守という新たな政治の基礎は皆様の力で作っていただけたと思う」。希望新人で元参院議員の柴田巧さん(56)は22日深夜、小矢部市岩武の事務所で支援者に頭を下げた。自民の厚い地盤を切り崩せず、比例代表での復活当選もならなかった。

 立候補の決断は先月30日と出遅れたが、参院時代から培った支持者を核に反安倍政権票の受け皿を目指した。得票は6万票を超え、「希望の党への風が吹かない中、想像以上に支援をいただいた。改革保守への期待を実感した」と振り返る。

 今後については「私が表舞台に立つのはこれでおしまいにし、後進育成に力を注ぎたい」と一線を退く考えを語った。陣営は希望の地元組織作りに着手するという。【真野森作】

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 ■視点

 ◇野党迷走に救われた自民

 衆院選富山1〜3区は前々回、前回に続き自民前職が3議席を独占した。自民は前回比例代表で復活当選した維新前職の再選も阻む「完全勝利」で、改めて保守地盤の固さを見せつけた。だが、今回見逃せないのは、離合集散した野党側の迷走に救われた点だろう。

 維新を除く4野党は当初、野党統一候補を目指した。単純に小選挙区の開票結果を踏まえると、それでも自民候補には及ばない。一方で比例代表では、野党5党は計22万票余りで自民を2万票近く上回り、自公の約24万5000票に迫る。小選挙区で投票先を失ったリベラル層や自民の批判票をうかがわせ、共闘がうまく機能すれば、復活当選の可能性もなかったとはいえないだろう。

 だが、実際には共闘は崩壊。多くの候補者は準備不足のまま選挙戦に臨んだ。共産と社民の連携もままならなかった。維新と希望は「改革保守」を打ち出したものの、例えば主要な争点だった改憲で、有権者をつかむ自民との明確な違いを打ち出せただろうか。

 選挙戦で維新は国会議員を失い、民進県連は政党交付金の不正問題を抱え再建のめどすら立っていない。力を失った県内野党は気骨ある基軸や戦略を打ち出さない限り、「自民王国」で存在意義を示すことは厳しい。【古川宗】

5325チバQ:2017/10/27(金) 20:54:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk20010152000c.html
<衆院選2017>自民大勝 県内は下火 /長野
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選で、県内5小選挙区は自民が3議席から2議席に後退した一方、新党の希望候補2人が当選した。自民は比例で1人が復活当選を遂げたものの、全国的に大勝した情勢を踏まえると、県内では厳しい結果となった。県内の比例得票率をみると、自民は27・6%で1位を死守。次いで立憲民主=21・9%、希望=20・4%、共産=11・0%の順だった。その他の政党は10%以下だった。【衆院選取材班】

 ◇1区 無所属でも大差

 希望の党の公認を蹴って出馬した篠原孝氏が、前回から約3万5000票伸ばして6選を果たした。ポスターの枚数など無所属の制約はあったが、小集会を重ねて支持基盤を固める従前のスタイルを貫き「ハンディは感じなかった」と振り返る。選挙区内の全10市町村でトップ得票で、6市町村で次点と20ポイント以上の大差。「羽田孜さんの遺志を継ぎ、野党再編に力を注ぐ」と気を引き締めた。

 自民の小松裕氏は前回から約1万1300票を伸ばしたが、前々回から守ってきた比例復活の議席を失うことになった。維新の橋本将之氏は無党派層を取り込みきれなかった。

 ◇2区 無党派層も支持

 希望の下条みつ氏が自民の務台俊介氏に約1万1000票差をつけた。下条氏は公認後も「憲法改正反対」など従来の基本姿勢を変えずに主張。政権に批判的な層から一定の支持を得た。共同通信の出口調査によると、下条氏は希望支持者の8割、立憲民主支持者の5割の支持を集めたほか、支持政党を持たない「無党派層」からも3割を超える支持を集めた。今後も「信義を変えるつもりはない」と強調した。

 務台氏は自民、公明支持者の7割の支持を取り付けたが、失言などで失った信頼を回復できなかった。

 社民の中川博司氏、維新の手塚大輔氏は、広がりを欠いた。

 ◇3区 「逆風」の中、完勝

 希望の井出庸生氏が、次点の自民・木内均氏に5万2820票差をつけ、圧勝した。「逆風の選挙」としていたが、全17市町村でトップの完勝。4区へ転出した希望元職の後援会の推薦を得て、その多くを取り込んだとみられ、「票の重みに身も心も引き締める。物言う政治家として政府与党に対抗していく」と話した。

 木内氏は前回から1万8357票増やしたが、比例復活もなかった。「申し訳ない。この地域は現政権を厳しく監視する方を選んだ」と語った。市民運動と共闘した共産新人の小金沢由佳氏は前回、出馬した新人の票を約6500票伸ばすにとどまった。

 ◇4区 自民に風感じず

 6選した自民・後藤茂之氏は23日の記者会見で「自民に風が吹いている感じはなかった」と語った。それでも前回得票に約5500票上乗せし、次点に約2万7800票差をつけたことに「日常的な政治活動が深まっていることを多くの皆さんに認識してもらっている」と説明する。

 共産の毛利栄子氏は「安倍政治を止める」としたが及ばず、3区から4区に転身した寺島義幸氏は時間のなさと準備不足で広がりを欠いた。

 ◇5区 野党共闘なら…

 中川村以外の市町村でトップ得票で、前回を上回る得票で圧勝したように見える自民・宮下一郎氏は「盤石なんてとんでもない」と選挙戦を振り返る。

 他候補に4万票以上の差をつけたが、次点の無所属・曽我逸郎・前中川村長と希望の中嶋康介氏の得票を合わせると宮下氏の得票を500票近く上回った。「野党共闘が実現していたら……」という思いが宮下氏陣営にはあるからだ。

 非自民勢力は統一候補の擁立を模索してきた。しかし、中嶋氏が改憲も掲げる希望から出馬することになり、構図は一変。曽我氏が出馬することになり、野党票の分散を招いた。

5326チバQ:2017/10/27(金) 20:54:59
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 ■解説

 ◇「安倍批判」根強く

 「安倍首相のポスターは外してくれませんか」。ある自民陣営のベテラン秘書は支持者に請われ、候補者ポスターの隣にあった首相ポスターを家の壁から外した。秘書は「選挙中、『自民は良いが、安倍さんはダメ』という声を何度も聞いた」と顔をしかめた。

 全国的にみれば、自公が3分の2以上の議席を確保し、大勝した。希望は結党当初の勢いを失い沈んだ。だが、県内の結果は逆だ。自民は5小選挙区で3議席から2議席に後退し、希望は2人が当選。小選挙区で複数の希望候補が当選した都道府県は数える程で、希望はむしろ善戦だ。

 県内で自民が振るわなかった理由は「大義なき衆院解散」や「森友・加計問題」への批判だけではない。先のベテラン秘書は「地方は安倍政権の恩恵を受けていない」と語る。安倍首相は最低賃金の引き上げに力を入れるが、支援なき賃金上昇は中小企業には苦しい。実態を考慮せず、農協改革を進めれば、小規模農家は生計維持が難しい。都市に比べ、地方の「安倍批判」は根強いのだという。

 自民候補が当選した長野4区と5区は、非自民候補の得票を合計すると、当選候補の得票を上回る。両区で野党候補の一本化が実現していれば、さらに厳しい戦いになっただろう。自民には全国的な大勝に慢心せず、地方を大事にしたかじ取りを心がけてほしい。【鈴木健太】

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 ◆開票結果=一部地域既報 「比」は重複候補の比例代表での当選

 ◇1区=選管最終発表

当131,883 篠原孝 69 無前

  85,460 小松裕 55 自前W

  22,817 橋本将之 37 維新W

   3,784 駒村幸成 61 諸新

 ◇2区=選管最終発表

当 78,343 下条みつ 61 希元W

比 67,210 務台俊介 61 自前W

  41,274 中川博司 59 社新W

  34,073 手塚大輔 34 維新W

 ◇3区=選管最終発表

当127,542 井出庸生 39 希前W

  74,722 木内均 53 自前W

  34,462 小金沢由佳 34 共新

   3,687 及川幸久 57 諸新

 ◇4区=選管最終発表

当 68,673 後藤茂之 61 自前W

  40,898 毛利栄子 66 共新

  40,863 寺島義幸 64 希元W

 ◇5区=選管最終発表

当 91,542 宮下一郎 59 自前W

  48,588 曽我逸郎 61 無新

  43,425 中嶋康介 40 希新W

5327チバQ:2017/10/27(金) 20:56:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk25010564000c.html
<衆院選2017>自民「一強」野党「共倒れ」 来夏の知事選にも影響か /滋賀
10月24日 00:00毎日新聞

 衆院選の県内4小選挙区は自民が2012年、14年に続き3回連続で全勝し、参院議員も含めて県内選出の国会議員全員(6人)を自民が初めて独占することになった。【大原一城】

 自民4人の合計得票率はほぼ半数の50・07%で、前回から約3・54ポイント上昇し「一強」に磨きをかけた。一方、1区と4区では自民は半数に届かず、合算すると自民に匹敵する得票があった野党側は「共闘」が破綻したことで共倒れとなった側面が否めない。

 自民候補と次点候補の得票率は▽1区=大岡氏47・70%、嘉田氏44・74%▽2区=上野氏50・45%、田島氏40・20%▽3区=武村氏55・34%、小川氏33・76%▽4区小寺氏47・79%、徳永氏38・55%。1〜3区の自民の前職3人は得票率を前回より伸ばした。一方で1区では社民候補、4区では共産候補と次点候補の得票を足すと自民の当選者を上回る。

 また全国的な傾向と同じく、県内でも自民候補に投票した人は有権者全体のうち27・58%と3割に満たないが、4議席を独占する結果になった。

 今回は野党側は比例復活もない完全な敗北で、非自民の象徴的な存在だった前知事の嘉田氏も敗れたことで、衝撃は計り知れない。嘉田氏の後継で旧民主党衆院議員から転身した三日月大造知事は再選出馬を明言してはいないが、来年夏に知事選を控える。自民は対抗馬を擁立するか決めていないが、衆院選の結果を受けて主戦論が高まる可能性があるなど、自民の影響力がさらに増しそうだ。

 ◇比例得票率 トップは自民35・61% 立憲、希望は計34・47%

 比例代表の得票率はトップが自民党の35・61%(前回2014年34・23%)で、2位は立憲民主党の17・51%、3位は希望の党の16・95%だった。立憲と希望の合計は34・47%で、前回の旧民主党の22・89%を大きく上回って自民に迫った。

 4位は日本維新の会の11・18%で、前回の旧維新の党の18・39%より減らしたものの一定の存在感を示した。

 5位は公明党の8・64%(前回8・77%)、6位は共産党の8・29%(同11・34%)。共産は小選挙区の1、2区で候補者を取り下げたことが低下に影響した可能性がある。

 7位は今回初めて小選挙区で公認候補者を立てた社民党の1・26%(同1・30%)。最下位は幸福実現党の0・52%(同0・50%)だった。

 なお、前回は他に旧次世代の党が1・58%、旧生活の党が0・95%を得た。【太田裕之】

 ◇「身引き締まる」小寺氏が抱負 4区で初当選

 自民党新人として滋賀4区で初当選した元県議の小寺裕雄氏(57)は23日、県庁で報道陣の取材に応じ「喜んでばかりもいられない。職責の重さに身が引き締まる思いだ」と語った=写真。

 この日は台風の被害に配慮して朝の駅立ちは取りやめ、訪問や電話、メールで支援者に感謝を伝えた。「国会議員になるのは本当に名誉で幸せなことだ。商売(コンビニ店経営)や地方議員の経験を生かしたい」と抱負を語った。【大原一城】

5328チバQ:2017/10/27(金) 21:22:48
http://www.hochi.co.jp/topics/column/20171027-OHT1T50129.html
落選した豊田真由子氏の選挙戦で感じた空気…これでは勝てる訳ない
2017年10月27日16時0分 スポーツ報知
落選が確定し会見を終えて事務所から出てきた豊田真由子氏
落選が確定し会見を終えて事務所から出てきた豊田真由子氏

 22日に投開票が行われた衆院選。秘書に対する暴言・暴行が報じられて自民党を離党し、埼玉4区から無所属で出馬した豊田真由子氏(43)は、大方の予想通り、落選した。「このハゲーッ!」などといった暴言が、あれだけテレビのニュースなどで報じられれば、むべなるかな、である。

 投開票当日は、落選が決まってから3時間ほどが経過した午後11時過ぎに会見。スタッフをねぎらった後には大粒の涙をこぼした。思えば9月の“復帰会見”、今月10日の公示日でも、この人は涙を流していた。女性が涙を見せれば同情もありそうなものだが、取材をしている中では、そんな声は後援者以外からはみじんもなかった。演説などを聞けば、それも納得できた。

 9月の会見、公示日でも一応は「謝罪」を口にし、「自分が招いたものなので…」と反省の弁を述べているようでもあったが、その後に続くのは「自分は現職時代にこれだけのことをしてきた」「小さなお祭りにも、誰よりも足を運んで来た」といった「頑張ってきた自慢」。そんなものは自分で評価するものではなく、周囲が認めることで、初めて「実績」となるものである。

 しかも、無所属で戦う自分の立ち位置を「みすぼらしい選挙」と自嘲し、その言葉を何度も繰り返した。「これまでは街の中にポスターが何千枚も貼ってありましたが、現在は一枚もありません」とも話していたが、本当に地元の人たちに認識され、愛されているのならポスターなんて貼られていなくてもみんな彼女のことを知ってるはず。そんな言葉からも、常に「自分は間違っていない。評価をする周囲が間違っているんだ」と考えているような空気が伝わって来た。これでは、選挙に勝てる訳などないだろう。

 ただ、誰と名前を挙げるつもりはないが、今回の選挙で当選した中にも与野党にかかわらず同じような考え方を持っている人は多々いる。「人の振り見て我が振り直せ」ではないが、今回の彼女の惨敗を見て、暴言・暴行報道以外の部分で何か感じる国会議員が一人でも多くいることを願っている。(記者コラム・高柳 哲人)

5329チバQ:2017/10/27(金) 21:24:50
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/807760/
【衆院選】落選した希望・若狭氏と当選した自民・鈴木氏との差はどこか
2017年10月25日 17時00分

当選した鈴木隼人氏

 小池百合子東京都知事(65)が率いる希望の党は、小池氏のお膝元・東京で立候補した結成メンバーですら次々に落選した。小池氏の側近で前職、若狭勝氏(60)は、選挙前に楽勝ムードが漂っていたのに、小池氏の地盤だった東京10区で落選。自民党の鈴木隼人氏(40)が当選した。

 選挙コンサルタントや「カラス(ウグイス嬢の男版)」を務める選挙事情通は東京10区をこう分析した。

「若狭氏は希望の党の看板にもたれかかり、有権者目線の努力が足りなかったのでしょう。若狭氏を筆頭に落選を風向きや小池氏のせいにする落選者は少なくありません。希望の党候補は小池氏の応援に依存した人ばかりでした」

 一般的な知名度では劣る鈴木氏はどのような選挙活動を行ったのか。

 同事情通は「市民にPRする姿勢を分かりやすく表現。都議選の時に鈴木氏は、昼休みにも寸暇を惜しんで、都議候補のために1人で事務所前でビラ配りをして、『あのビラ配りのイケメンのお兄さんは国会議員さんなの?』と近所の噂になっていました。自民党のポストにおごらず、草の根的な努力が当選の要因でしょう」と指摘する。

 そして、SNS利用の巧みさも挙げる。

「『北朝鮮からミサイル来るの?』と心配する小学生に話しかけられて真摯に対応した鈴木氏は、一般人から話しかけられやすいように1人で立ち、多くの一般人との対話を写真付きでフェイスブックで拡散した。子供、女性、老人を喜ばせると、周囲にテープレコーダーのように語りまくるから、副次的な拡散力は絶大です」(同)

 通常、タレントや有名政治家が応援に訪れたシーンをツーショット等でSNSに載せる候補が大半だ。もしくは、大雨でずぶ濡れの中、演説するプロモーション映像のような画像をアップし、有権者が主人公ではなく、候補者が主人公のような書き込みを行う。しかし、鈴木氏は一般人との対話を写真入りで、しかも相手のプライバシーに考慮したモザイク入りでSNSにアップしたのだという。

5330チバQ:2017/10/27(金) 21:49:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171026ddlk04010044000c.html
<風雲・衆院選2017>/上 分裂の民進、明暗分かれる 鎌田氏無所属、県連の誤算 立憲に風、「復活」岡本氏 /宮城
10月26日 00:00毎日新聞

 「この12日間、日に日に声をかけてくれる人が増え、着実に期待が高まっていると感じた。本当にうれしい」

 衆院選の投票が締め切られた直後の22日午後8時過ぎ。1区で立憲民主党から立候補した岡本章子(53)は、早々と比例東北ブロックでの初当選を確実にし、支持者らと喜びを分かち合った。一時は出馬断念寸前までに追い込まれた岡本を当選に導いたのは「想定外の追い風」(選対幹部)だった。

 岡本当選から約5時間半後。「私の力が及ばず、申し訳ありませんでした」。大接戦の末に敗れた2区の無所属、鎌田さゆり(52)は支持者らを前に10秒間、深々と頭を下げた。自民の秋葉賢也(55)との差はわずか約1300票。岡本と鎌田の2人を分けたものは何だったのか。

    ◇

 当初、2人は民進公認で出馬予定だった。ところが、予想もしていなかった事態が巻き起こる。それは、民進の希望の党への事実上の「合流」だった。さらに、同じ民進の伊藤優太(32)が希望公認で1区からの出馬を表明し、岡本の心中は揺れに揺れた。無所属で出るか、それとも不出馬か。岡本は「眠れないほど悩んだ」と振り返る。

 転機は立憲を組織した枝野幸男からの電話だった。「一緒に戦ってくれないか」。東北大同期生の枝野の誘いに腹を決めた。出馬を表明したのは4日。公示まで1週間を切っていた。

 翌5日、鎌田は希望の公認を断り無所属での出馬を表明。立憲からの立候補も検討したが、民進県連は国会議員の経験があり知名度も高い鎌田が無所属に転じることで、岡本が立憲の比例議席を取れる可能性を考慮した。昨夏の参院選、今夏の仙台市長選で民進系候補が勝利した野党共闘の枠組みで戦うため、希望に対立候補を立てさせたくないとの思惑もあった。しかしこの判断が、後に思わぬ結果を招くことになる。

    ◇

 「(民進出身者を)排除する」。希望代表の小池百合子の「排除」発言以降、希望に向けられていた期待の風は急速に弱まっていった。その一方で、リベラルを旗印にする立憲への支持が広がっていく。「これだけ立憲が支持を伸ばし、希望が失速するとは思わなかった」。民進県連選対本部長の桜井充が読み誤るほど、両党を取り巻く環境が激変した。結局、立憲は比例東北ブロックで3議席を獲得した。

 それだけに選挙後、鎌田も立憲から出ていれば--と、鎌田の判断を惜しむ声も上がった。鎌田は「自分で決めたことなので正面から受け止める」と気丈に語るが、桜井は「当初は『立憲を応援するな』という号令があり、無所属で出てもらった。民進のままで出れば勝てたのに、本当に申し訳ない」と声を落とす。

 立憲と希望、無所属に割れた民進県連は29日に常任幹事会を開き、幹部人事を決めて体制の立て直しに取りかかる。代表に正式就任する桜井は「立憲に行きたい議員がいれば認める。野党がバラバラでは勝てないので、絶えず選挙は協力していく体制をつくりたい」と立憲との連携を視野に入れる。

    ◇

 野党再編で目まぐるしく構図が変わった衆院選。「風雲」の中でもがいた候補者の姿を追った。(敬称略)

5331チバQ:2017/10/27(金) 21:50:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171027ddlk04010046000c.html
<風雲・衆院選2017>/上 2年後の参院選、風向きどちらに 因縁乗り越え自民底力 野党共闘も共産伸びず /宮城
00:00毎日新聞

 「奇跡。単純に計算すると勝てない選挙だった。底力を発揮してくれた後援会の勝利で、僕の実力じゃない」

 23日午前1時半。大激戦となった2区を制した自民党の秋葉賢也(55)は興奮した様子で語った。一騎打ちの相手となった無所属の鎌田さゆり(52)との差は1316票。野党側の混乱などもあり有利な展開になると思われたが、劣勢だったのはむしろ秋葉の方だった。

    ◇

 「地方議員とのコミュニケーション能力に欠けている」。衆院解散直前の9月、自民の仙台市議らが秋葉の政治姿勢を痛烈に批判。公認候補の差し替えを求める異常事態に発展した。秋葉は地方議員とのわだかまりを抱えたまま選挙戦に突入。団体回りなどで協力を得られず、苦戦を強いられた。

 公示日の10日。反秋葉急先鋒(せんぽう)の市議、佐藤正昭のもとに、首相の安倍晋三が駆け寄ってきた。「秋葉さんをよろしく頼む」。仙台市での街頭演説を終えたばかりの安倍が、佐藤の手を強く握った。その3日後、官房長官の菅義偉から一本の電話が入った。「何とか曲げて頼む」。秋葉への支援を懇願する菅の言葉に、佐藤は心を決めた。

 「全てを乗り越え、大義の下に立ち上がらなければならない」。佐藤は16日の集会でこうぶち上げ、秋葉支援を正式に表明。個人演説会の開催や電話・はがきでの投票呼びかけなど、地方議員が結束して秋葉の応援を始めると、情勢に変化が表れた。終盤、鎌田を猛烈に追い上げ、最後は逆転した。「いろんなことがあっても最後はまとまってくる。さすが自民党だ」。鎌田の選対幹部は、自民の組織力の強さに舌を巻いた。

    ◇

 野党共闘で候補者の一本化を模索していた共産党。しかし、民進党の希望の党への事実上の「合流」で戦略見直しを余儀なくされた。「安全保障関連法に賛成する希望とは協力できない」。党県委員長の中島康博はこう繰り返す一方、無所属など希望以外から出馬した候補の支援も模索した。その結果、1、2区は候補者を取り下げ、3、4、6区は候補者を擁立するという複雑な構図となった。

 「苦労して統一候補の話を詰めてきたのに、いきなり合流。野党共闘を望む人たちはカンカンに怒っている」。民進から希望に移った候補者と戦った3区の選対幹部は、地方を振り回す中央の動きを批判した。1、2区では党委員長の志位和夫が応援演説に入り、5区では党の選挙カーで無所属の安住淳(55)の名前を流すなど野党系候補を全面支援した。だが、自民との一騎打ちとなった6区には、立憲民主党など野党の影は見えず、県委員会幹部は「誰もマイクを握らない。貢献しても報われない」と嘆いた。

 結局、共産は小選挙区で全敗。2議席獲得を狙った比例は約7万4000票と、前回2014年衆院選から約2万3000票減らし、1議席を確保するのがやっとだった。県委員会幹部は「野党共闘は発展途上。今回うまくいかなかった部分を教訓にしなければならない」と話す。県内で築き上げてきた野党共闘が、政局一つで吹き飛ばされる「もろさ」も露呈した今回の衆院選。次に主導権を握るのはどの政党か。2年後の参院選に向け、関係者は風の行方に神経をとがらせる。(敬称略)

    ◇

 鈴木一也、本橋敦子、真田祐里、山田研が担当しました。

5332チバQ:2017/10/27(金) 21:51:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201710/CK2017102502000155.html
<衆院選>取材記者 座談会 中央に翻弄された候補者ら

2017年10月25日


 衆院選は小選挙区で、自民党が六選挙区を制し大勝で終わった。安倍晋三首相による突然の解散表明に始まり、希望の党の設立や、民進党の事実上の解体など混乱が続き、そんな中央政界の動きに、候補者たちも翻弄(ほんろう)されていた。慌ただしく過ぎ去った選挙戦を取材した記者が振り返った。
 記者A 慌ただしさを象徴するのが4区。希望元職の大熊利昭さんは東京で立候補予定だったが、党の調整で縁がほとんどない土地で選挙を戦うことになった。時間がないため、事務所を借りることすら難しく、ビジネスホテルを拠点に活動していた。負けはしたが、三万票近くを獲得し安倍政権の批判票の受け皿にはなったようだ。
 記者B 3区は、民進から新人の安部一真さんが出馬予定だったが、希望が新人の樋口舞さんを擁立した。地元関係者によると、民進党本部から「無所属や立憲民主党からの出馬は、駄目だ」と伝達があったという。最後は、すっきりとした表情で、出馬の断念を表明していた。
 記者C 民進県連の幹部は、早々と敗戦が決まった3、4区の希望候補者について「立候補するレベルと思えないくらい準備不足だった」と話していた。両区とも、希望サイドが送り込んできた候補者で、応援には、他区とだいぶ温度差があった印象だ。
 記者D 準備の大変さは、自民も同じ。6区で初当選を決めた国光文乃さんは医師で、「解散前日の夜は病院で当直勤務をした」と漏らしていた。自民には組織力があり、手堅く勝ったが、引退した元厚相の丹羽雄哉さんの後継選びのしこりが尾を引いていた。自民関係者も、いったん後継に決まった県議や、有力候補だった別の県議に同情していた。国光さんは「来てから、だんだん分かってきた。会合などでも、針のむしろになる場所がある」と認めている。
 記者C 民進の候補者が希望に移り、共産と共闘できなかったことも、自民の大勝につながった。1区では、希望の福島伸享さんが一月、野党共闘を呼び掛ける集会で「立憲主義を破壊する安倍政権を倒さなければいけない。新しい政治文化をつくるなら、先頭に立たせていただく」と共闘に前向きだったが、実現しなかった。希望と共産の得票を足すと、自民を上回っていることを考えると、共闘ができれば、結果は変わっていたかもしれない。
 記者D 6区も、共産が七十一歳の元市議を擁立したのは、野党共闘で候補者を降ろす可能性も考えていたため。青山大人さんの希望公認が決まると「共闘なら小選挙区で勝てたのに。彼は選択を間違えた」とぼやいていた。
 記者E 7区では常総、古河、坂東市の三つの市長選で自民系の新しい首長が誕生し、自民前職の永岡桂子さんの陣営では、「今度こそ」と小選挙区当選に力が入っていた。ふたを開けてみれば、無所属前職の中村喜四郎さんが圧勝。その中村さんを後押しする後援会「喜友会」の威力を見せつけたのが初日で、選挙事務所は三千五百人の支持者が詰め掛け、通路にまで人があふれていた。結束力の強さにあらためて驚かされた。
 記者F 4区の梶山弘志さんは、地方創生担当相として初入閣して二カ月たたないうちに解散になった。本人も街頭演説で「まだ国会答弁をしていない」と笑いを誘っていた。知事選、衆院選と勝ったとたんに、「お役御免」なんて展開はないと思うが。
 記者G 少し気になったのは、大井川和彦知事が、梶山さんの当選を決めた祝辞で「茨城から総理大臣を」と持ち上げていたことだ。知事は今後、東海第二原発の再稼働の是非などを判断することになるが、自民の言いなりばかりにならないか心配になる。

5333チバQ:2017/10/27(金) 21:52:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171026ddlk11010101000c.html
<大山鳴動のあと>2017衆院選/3 自民「県連主導」の4区 地元で決め、落とせない 希望失速、一部陣営に緩み /埼玉
10月26日 00:00毎日新聞

 「首相、冒頭解散で調整」--。安倍晋三首相が衆院解散の意向を固めたとの報道が相次いだ9月中旬、自民党本部の関係者から県連側に電話があった。「埼玉4区に地元から候補者を立てないという選択肢はあるか」

 4区(和光、志木、朝霞、新座市)は元政策秘書への暴言・暴行問題で前職の豊田真由子氏(43)が離党し、公認候補が決まっていなかった。連絡を受けた県連幹部は党本部主導で候補者選びが進むことを懸念し「地元で決める」と伝えた。

 その後、間もなく、元志木市長を父に持つ同市議の穂坂泰氏(43)の名前が浮上。県連は急いで調整を進め、穂坂氏擁立の方針を党本部に報告した。

 衆院選公示日の10日、穂坂氏は新座市で出陣式を開いた。第一声で穂坂氏は3回ほど言葉に詰まり、スーツの胸ポケットにしまっていた原稿を確認した。「しっかり!」。支援者から声が飛び、この場面は「注目候補」となった豊田氏とともにテレビのワイドショーでも報じられた。「初々しいという思いと、大丈夫かという不安が交錯した」。参加者の一人が打ち明ける。

 しかし、選挙戦では地元4市長の支援を取りつけ、市長らが街頭演説などで先頭に立った。次点だった希望の党の新人に、2万票以上の大差をつけて初当選した。「地元主導で決めた候補をしっかり支える選挙ができてうれしい」。県連幹部は胸をなでおろした。



 選挙戦中盤。自民の有力支持団体幹部が、県西部の選挙区から立候補した公認候補の事務所を訪ねた。秘書や選対関係者は不在で、残ったスタッフに候補の予定を聞いても把握すらしていなかった。

 報道各社の情勢調査では、小池百合子代表の「排除発言」などで希望が失速し、「自民優勢」との結果が盛んに報じられていた。

 「緩みが出ている」。他候補の事務所でも同じ雰囲気を感じたこの幹部は、県連幹部に懸念を伝えた。県連の選対本部も選挙戦終盤、各陣営に文書を出し引き締めを徹底した。

 結局、自民は当選後の追加公認も含め、15小選挙区で2014年の前回選挙を超える13議席を獲得した。ただ、自民の地方議員の中には、有権者の熱気を感じないままの圧勝劇に首をかしげる人もいた。

 「政策の中身と実行力をおはかりいただいた結果だ」。開票翌日の23日、新藤義孝県連会長が総括した。しかし、前出の有力支持団体幹部は「今回は希望が自滅しただけ」と語り、続けた。「これで良しとしたら、次は必ず苦戦する選挙区が出る」=つづく

5334チバQ:2017/10/27(金) 21:52:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171027ddlk11010133000c.html
<大山鳴動のあと>2017衆院選/4止 出口調査にみる民意 首相不信も自民圧勝 立憲支持は比例に反映 /埼玉
00:00毎日新聞

 衆院選は、自民が県内15小選挙区のうち追加公認を含む13選挙区で勝利する圧勝だった。全国的に躍進した立憲民主は、県内で擁立した2人が小選挙区と比例代表でそれぞれ当選。15小選挙区全てに候補を立てた希望は小選挙区で1議席、比例復活で2議席を確保するにとどまった。共同通信が22日に実施した出口調査結果から有権者の意識を探った。

 年代別に支持政党をみると、自民は10代(18、19歳)の支持が39・1%で最も高かった。50代以外の全ての年代で支持が30%を超え、全世代から幅広く支持を集めた。

 立憲は年代が上がるにつれ支持が高くなる傾向があり、最も高い60代で22・2%、70代以上も20・8%。逆に10代と20代は8〜9%にとどまった。希望はどの年代も10〜14%の範囲内で、年代別に大きな差はみられない。

 支持政党別に比例代表での投票先をみると、支持政党を持たないいわゆる無党派層は立憲が34・9%で最も多く、自民22・9%、希望17・6%、共産10・1%--の順。自民支持者は80・2%が自民に投票し、連立を組む公明に投票した人も7・9%いた。立憲支持者は91・4%が立憲に投票。共産支持者は88・0%が共産に投票したが、立憲に流れた人も6・8%いた。

 安倍晋三首相を信頼するかについては、全体では「信頼していない」が54・0%で、「信頼している」の41・4%を上回った。支持政党別にみると、自民支持者は81・5%が「信頼している」と答えたが、「信頼していない」も14・4%いた。同じ与党の公明支持者で38・2%が「信頼していない」と回答したのが目立った。

 安倍首相の信頼が回復していないにもかかわらず自民が大勝した理由について、埼玉大社会調査研究センター長の松本正生教授(政治意識)は「安倍首相には問題を感じているが、政権運営を考えれば自民しか投票先はないと有権者が判断した表れではないか」と分析。比例北関東ブロックで立憲が伸びたことについては「これまでは小選挙区と比例は同じ投票行動をすることが多かったが、県内の小選挙区で立憲の候補者が少なかったこともあり、小選挙区と別の意思を示した人も多かったのでは」と指摘した。

   ◇

 この企画は森有正、鈴木拓也、山寺香、内田幸一、清藤天、橋本政明が担当しました。=おわり

5335チバQ:2017/10/27(金) 21:54:57
http://www.sankei.com/region/news/171025/rgn1710250055-n1.html
2017.10.25 07:09
【衆院選】
激戦を振り返る(上)意外だった新潟4区の大差決着
 22日投開票された衆院選で、15人が立候補した県内の6選挙区では野党候補が4勝、自民党候補が2勝となり、自民が大勝した全国的な状況とは異なる結果となった。いずれも激戦となった各選挙区で与野党の各陣営がいかに戦ったのか。担当記者が座談会形式で振り返り、検証する。(敬称略)

                   ◇

 --勝敗を分けたポイントは

 A「野党共闘が最大の要因。中でも共産党が奮闘していた。新潟1区で当選した立憲民主党の西村智奈美(50)の陣営幹部の話だと、電話作戦を展開したら『もう共産党から電話があった』という返事がたくさんあったそうだ。4敗の自民候補は、共産党に負けたといっていいね」

 B「4区で当選した民進党系無所属の菊田真紀子(47)は連合新潟や共産、立正佼成会、市民団体など幅広い支援を受けた。落選した自民の金子恵美(39)が展開した組織戦には限界があった」

 C「共産候補が立った2区で、民進系無所属の鷲尾英一郎(40)が勝ったのは個人の人気も要因。前回選の選挙区で102票差で負けた悔しさをバネに精力的に地元で活動し、有権者の心をつかんだ。選挙区で敗れた自民の細田健一(53)は自公政権の成果を強調するばかりで、個人の魅力が浸透しなかった」

 --6区で民進系無所属の梅谷守(43)が健闘した

 D「落選したものの、前回選の2万票差を約2200票差に縮めた。共産の支援を受けたのが大きい。陣営のある幹部は『民進が事実上の解党をせず、民進から出馬していれば比例で復活していたのに』と残念がっていた」

 --意外だった選挙区は

 B「4区だな。金子は比例で復活できるとみていたが、思った以上に差が開いて落選した。菊田と3度目の対決となった金子は『今回こそ決着をつける』と息巻いていたが、決着をつけられたのは金子の方だった」

 A「やはり4区。金子の人気がいま一つと聞いてはいたが、大差の結果には驚いた。3区は黒岩宇洋(51)に勢いを感じていたが、まさか50票差で決着がつくとは…。比例で復活した自民の斎藤洋明(40)が選挙最終日に集会で『これからの声掛けが勝負を決める』と必死に呼び掛けていたが、その通りになった」

 C「5区は知名度で圧倒的に勝る自民の元知事、泉田裕彦(55)の圧勝と思ったが、無所属で元魚沼市長の大平悦子(61)の追い上げぶりには驚いた」

 --開票時の様子で印象に残ったことは

 D「選挙区の当落を待たずに1区の西村が早々と比例での当選を確保し、本人が驚いていたのが新鮮だった。立憲の勢いを感じた」

 A「5区では民放が当選確実を早々と報じ、泉田も午後8時20分に支援者が待つ会場に入った。そこからが長く、泉田から『どんな質問をするの』と聞かれ、不思議なひとときだった。台風の影響で紙面の締め切り時間が早まったから、早く万歳をしてほしかった」

5336チバQ:2017/10/27(金) 21:55:25
http://www.sankei.com/region/news/171026/rgn1710260056-n1.html
2017.10.26 07:07
【衆院選】
激戦を振り返る(下) 争点あやふや、論戦深まらず 新潟
 --野党の共闘ぶりは

 A「基本的には機能したと思う。ただ、野党結集の象徴だった新潟5区では敗れた。勝敗の行方は最終的には候補者次第という印象が残った」

 B「県内では共産党が反発する希望の党からの立候補が結果的になく、野党のスムーズな連携につながった。自民党の4区の金子恵美(39)や1区の石崎徹(33)は、共産に支えられた野党系候補に敗れた」

 D「5区では『当初予定の補選だったら、野党共闘の力を集中して注ぎ、もっと関心を得られた』と衆院解散を恨む野党陣営の幹部もいた」

 --有権者の反応は

 A「解散に疑問の声が多かった。北朝鮮の脅威や消費税増税分の使途変更というのは、後付けの理由。本当の意味の盛り上がりには欠けた」

 B「『若者が演説を聞いてくれました』とアピールする候補者もいたが、演説会の参加者は9割が高齢者。街頭演説ではサラリーマンや主婦も見かけたが、若者の政治参加が進んでいるとはいえない」

 C「期日前投票をする人が多く、関心は高いと感じた」

 --投票率は62・56%で全国2位の高さだった

 A「投開票日は雨風が強かったので、驚いた。接戦が予想され、関心を集めたのではないか。実は政党関係者は投票率は伸びないとみていた。しっかりとした政策論争がなく、候補者も前回選とほぼ同じだったからね。期日前投票制度が浸透した効果もある」

 B「昨年の参院選や知事選が接戦となり『自分の一票が結果を左右するかも』との思いが芽生えたのではないか」

 C「対決の構図が明確だったから、投票先を決めやすかったのではないか」

 --争点は何だったのか

 D「5区では原発再稼働の是非がテーマになったと思う。ただ、無所属新人で元魚沼市長の大平悦子(61)が明確に廃止を訴えたのに対し、自民新人で元知事の泉田裕彦(55)も再稼働に否定的な姿勢をみせ、両候補の違いが際立たなかった。結局、争点がよく分からない選挙だった」

 B「『背水の陣』『退路を断った』というフレーズは選挙戦初日で聞き飽きた。野党系候補の多くは安倍晋三政権の批判と『原発ゼロ』を口にするだけ。共産の支援を受けると、具体性のある政策が語られることはほぼないと再認識した。『無所属で何ができるのか』と、上から目線で与党の強みを強調するだけの自民候補にもがっかりした」

 C「『反自民』『反原発』だけの野党共闘では、有権者はいずれ離れる。『政権交代のためなら、どことでも手を組む』という数合わせには政党政治の理念のかけらもなく、無節操極まりない」

 --大物の応援は

 A「自民は首相の安倍や副総理の麻生太郎、幹事長の二階俊博、総務相の野田聖子、石破茂、人気者の小泉進次郎と役者がそろい、野党勢も前首相の野田佳彦や蓮舫、枝野幸男ら大物が続々と来た」

 C「自民は力が入っていると感じた。それでも2勝4敗。大物は票の積み上げにあまり影響がなかったようだ」

 D「共産の委員長、志位和夫の演説はピカイチだから聞きたかった。自由の共同代表、小沢一郎も姿をみせなかった。安倍が公示前後に3回も来県した昨年の参院選に比べ自民も迫力不足に思えた」

 --演説妨害もあった

 C「新潟市中央区の商店街で安倍が演説していたところ、聴衆の前列にいた女性が『72年間、平和を守ってきた憲法9条をどうして変えるんですか!』と大声で叫び、一時騒然となった。安倍が『選挙は民主主義の原点。しっかりと法律を守っていこうではありませんか』と笑顔であしらったのは、さすがだった」

(敬称略)

5338チバQ:2017/10/27(金) 21:59:40
http://digital.asahi.com/articles/ASKBV5KCNKBVUOOB00V.html?_requesturl=articles/ASKBV5KCNKBVUOOB00V.html
長野)衆院選振り返って 苦悩の後援会「千曲会」が底力
鈴木基顕、藤田さつき2017年10月27日03時00分
 衆院選で3区は希望公認の井出庸生氏(39)が、自民前職に5万票超の大差をつけて当選を果たした。鍵を握ったのが、3区で故・羽田孜元首相や、元首相の後継の寺島義幸氏(64)を支えてきた後援会「千曲会」。寺島氏が公示のわずか1週間前に地盤の3区を離れ、4区に転出した中、戸惑いながらも、培ってきた底力をみせた。

 「私の不徳のいたすところ、力不足で本当に申し訳ございません」。衆院選投開票日の22日午後9時過ぎ、寺島氏は、岡谷市の選挙事務所で、4区での敗戦を受けて深々と頭を下げた。比例復活も逃した。

 千曲会は、羽田元首相の父、武嗣郎氏の時代から、元首相の長男で羽田雄一郎参院議員の現在まで、羽田氏の3代と寺島氏を支えてきた。かつて会員は約10万人にのぼり、今は高齢化で減ったとはいえ、約5万人ともいわれる。

 寺島氏の4区転出は、公示前の今月3日、千曲会と、寺島氏の地元後援会「愛郷会」の合同拡大役員会で承認された。だが閉会後、役員からは「理解できない」「面白くないが、しょうがない」「苦渋の決断だ」など、苦悩の声が次々と聞かれた。

 前々回の2012年衆院選で、千曲会は、羽田元首相の秘書も務めた寺島氏を後継として3区で支援し、当時対立候補だった井出氏を破って初当選に導いた。前回14年の衆院選では、支援した寺島氏が、当時、維新の井出氏に敗れ、落選。そして今回は、寺島氏の4区転出によって、前回「宿敵」だった井出氏を3区で推すことになった。

 4区に転出した寺島氏は、希望の失速や「国替え」による知名度の低さから苦戦。千曲会は、小選挙区での厳しさをにらみ、寺島氏の比例復活を狙った。そのためには井出氏を3区で当選させ、比例で希望の票を積み上げる必要があった。千曲会の北沢寛和幹事長は「3区だけでなく、4区への電話作戦や働きかけなどを一生懸命にやった」と振り返る。

 千曲会の推薦を受け、井出氏は3区で12万7千票超を得票し当選。前回選挙で寺島氏が得た6万票余の8割にあたる約5万票が井出氏の得票に上積みされた計算だ。比例でも、県内5選挙区で、希望の得票が自民を上回ったのは3区だけだった。

 3区で当選した井出氏は22日夜、「寺島さんに重い決断をしていただいた。千曲会や愛郷会の皆さん、複雑な気持ちだったと思いますが、そういう中でまとまって応援いただいた。感謝に尽くせない思いです」と語った。

 寺島氏の落選について、北沢幹事長は「(比例で)いけると思った。あと6、7千票取っていれば」と悔しがる。希望の登場による政界再編の波にさらされ、いわゆる「自前候補」を持たずに戦った選挙だった。北沢幹事長は「悩みはある。しかし、皆で答えを出し、頑張っていきたい」と話した。(鈴木基顕、藤田さつき)

5339チバQ:2017/10/27(金) 22:04:18
http://www.asahi.com/articles/CMTW1710251300004.html
東京)担当記者は振り返る(上) 衆院選
2017年10月25日12時09分
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 ◇候補者追いかけ1カ月

 9月下旬の突然の解散劇の前後からの1カ月余り。衆院の議席を目指す人たちを追いかけ続けた記者たちが、記憶に残った場面を切り取った。

 ■自ら演説中、マイクを小池氏へ 24区・吉羽美華氏

 まさか本当に、演説を途中で止めて、マイクを譲るとは思わなかった。「落下傘」は、それほど党首の人気に期待したのだろう。

 24区の希望新顔、吉羽美華氏(37)は公示日、熱弁を振るう小池百合子知事の横で手を振り続けた。

 過去にも衆院選に立ち、関西の市議時代には自らの写真集を出した。対立候補で自民前職の萩生田光一氏(54)は知事選や都議選で小池氏と相対した自民都連幹部。加計学園問題でも名前が出た。その「刺客」として白羽の矢が立った。

 マイクを渡す約6時間前、吉羽氏は第一声を前にスタッフに確かめた。「小池さん出てない?」。頼る党首だが、その行動は予測不能。立候補が気になった。党首が先頭に立っていれば、風向きは変わったかもしれない。「排除」から失速。選挙戦最終日、期待した小池氏の姿はなく、風は消えていた。

 (山浦正敬)

 □大勝の裏に「一強」への嫌気か 23区・小倉将信氏

 これで本当に優勢なのだろうか? 選挙戦も終盤にさしかかった17日夕、23区の自民前職、小倉将信氏(36)の街頭演説を取材し、首をかしげた。

 再開発が進む南町田駅北口。小倉氏の到着を待つ間、応援のアナウンスが響き、運動員が政策ビラを配っていた。だが、改札を抜け、家路を急ぐ人のほとんどは見向きもしない。数えると1時間に約1200人が行き交い、ビラを手にしたのは65人ほど。硬い表情や厳しい視線が気になった。

 小倉氏に挑んだのは希望と共産の30代の新顔。街頭では小倉氏以外の候補者の方がビラを受け取る割合は高く、人々の表情も柔らかく見えた。「安倍1強」への嫌気か? 野党のドタバタ劇にあきれたのか? もやもやが残ったまま小倉氏は次点に3万4千票の大差で3選した。盤石の勝利の傍らで、違った一面をのぞかせながら。

 (武井宏之)

 ■「激戦区」政策論争は深まらず 3区・石原宏高氏

 冷たい雨の中、菅義偉官房長官は自民前職の石原宏高氏(53)の握った手をしばらく離さなかった。選挙戦中盤の16日、品川区の武蔵小山駅前。応援に訪れた菅氏は約19分間にわたってマイクを握り、「東京3区は全国で一番の激戦区。(希望の)候補者には負けられない」と声を張り上げた。石原氏は少し涙ぐんでいるようにも見えた。

 石原氏は過去5回、民主の松原仁氏(61)と激しく争い3勝2敗。今回、松原氏は民進から転じて小池百合子知事率いる希望の結党メンバーに。石原氏は強烈な危機感を抱いていた。

 菅、石原両氏の隣には今夏の都議選で激突した自民の前都議と公明の現都議が並んだ。公示前から石原氏は「空前絶後の自公連携」を呼びかけ、組織戦を展開した。

 大義が見えず、政策論争も深まらない選挙戦を象徴する場面だった。

 (河井健)

5340チバQ:2017/10/27(金) 22:04:45
 □渡り歩いた政党、今回は裏目に 15区・柿沢未途氏

 投票まであと3日。江東区の砂町銀座商店街。15区の希望前職、柿沢未途氏(46)は傘もささず雨がっぱ姿で歩きながら遊説していた。店員に声をかけ、買い物客らを走って追いかけて手を握る。「江東区はえぬきの柿沢を!」。亡き父・弘治氏から引き継いだ強い地盤で3選。「1人も逃すまい」という気迫だった。

 折しも反対側から来た自民前職の秋元司氏(46)と鉢合わせ。狭い通りで握手を交わし、すれ違った。過去2回は比例復活だった秋元氏は、「ここおもしろいでしょ」と応援の議員と笑顔を交わす。立場逆転を予感させるような一瞬だった。

 柿沢氏は早々と希望入りを宣言し注目を集めたが、選挙戦に入ると「希望」と口にせず「我が党は逆風」と訴えた。みんなの党から結いの党、維新、民進、希望へ。政党を変えて挑んだ選挙はこれまで「吉」と出たが、今回は裏目に。比例復活で議席は守った。

 (中山由美)

 ■「女性」強調、違い打ち出す狙い 6区・植松恵美子氏

 「まずは女性の国会議員を増やしましょうよ」。選挙戦終盤の18日、三軒茶屋での街頭演説で、6区の希望新顔、植松恵美子氏(49)は真っ先にそう声を上げた。憲法改正論議にも触れ、「9条は変えません、守ります」と表明。さらに「私も母親。子どもを戦争に行かせるなんてもってのほか」と繰り返した。

 おや、と思った。4日、立候補会見後に街頭で植松氏が強調したのは、「しがらみの無い落下傘候補」だったからだ。元は香川県選出の民主参院議員だった。

 演説の合間に「なぜ最初に『女性を国会に』と訴えるのか」と尋ねると、「何党だとかいう話よりも、わかりやすいから」。6区に立った主要政党の候補者としては唯一の女性。「女性」で違いを打ち出そう、という意図だと受け止めた。しかし準備不足は否めず、党への追い風は消えた。議席争いに食い込むことは難しかった。

 (中田絢子)

 ◆候補者の訴え、どう知るの? 政見放送、視聴率低く

 候補者を追いかけていると気になることがあった。知名度のある人の応援がない限り、街行く有権者はちっとも立ち止まらない。差し出されたチラシを避けるように通り抜ける人、手元のスマホに目が釘付けのまま通り過ぎる人……。どのように候補者たちの訴えを知り、比較したのだろうか。NHKで朝ドラの直後に放送された政見放送は全8回。ビデオリサーチの関東地区の視聴率データを基に独自に集計したところ、平均視聴率は2・75%で朝ドラの同19・08%から一気に下がる。昼過ぎの放送は1%にも満たない。

 板橋区であった公開討論会。赤ちゃんを連れた女性は泣き声を気にして開始早々に会場を出てしまった。選挙に関心のある人にもない人にも、候補者の訴えが届くようにするにはどうすればいいのか。同じような選挙戦の繰り返しでいいのだろうか。

 (斉藤寛子)

5341チバQ:2017/10/27(金) 22:05:46
http://www.asahi.com/articles/CMTW1710261300005.html
東京)担当記者は振り返る(下) 衆院選
2017年10月26日11時51分
 ◇候補者追いかけ1カ月

 ■重い決断「希望には行かない」 6区・落合貴之氏

 迷いはないように見えた。6区で自民前職を僅差(きんさ)で破った立憲の落合貴之氏(38)。「希望には行かない」。1日、都内の民進前職で最初に合流しない考えを表明した。まだ立憲はなく、事実上の無所属出馬宣言。前回、比例復活の落合氏には重い決断だった。

 落合氏は、元はみんなの党の国会議員秘書で「保守政党出身」を自認。こまめに小さな行事や冠婚葬祭にも顔を出し、「自民党のような選挙をする」と地元の自民区議らにも警戒されてきた。

 一方で、特定秘密保護法や安保法制、「共謀罪」には「反対だ」との立場。「信念を曲げない。1人でも戦っていく」と訴える落合氏の街頭演説は日に日に聴衆を集めるように。19日、土砂降りの経堂駅前には数百人の聴衆が集まった。近くの商店主は「選挙でこんなに人が集まっているのは見たことが無い」と驚いていた。

 得票率1%に満たない1978票差。都内の小選挙区候補者で最後の当選になった。

 (中田絢子、青木美希)

 □永田町に不在の「議論」、町の片隅で 11区

 解散から4日後。板橋区内の集会所は熱気に満ちていた。11区で野党共闘を求めていた市民団体「チェンジ国政!板橋の会」。メンバー約70人が、民進から立候補を予定していた新顔の前田順一郎氏(42)と共産新顔の小堤東氏(28)の2人を交えて話し合った。

 「安保法廃止に一貫した態度が必要だ」「北朝鮮情勢への考えは」。半数近くがマイクを握り、自分が政治に求めるものを訴えた。

 昨年11月にできた「板橋の会」は、1年かけ「政策」をつくった。憲法9条改正の阻止や立憲主義の回復を掲げ、地元の野党事務所などとも話し合い、共有し合える形に練り上げた。

 結局、前田氏は立憲から、小堤氏は共産から立ち、11区で共闘は実現しなかった。メンバーは選挙期間中、各自の判断で候補者を応援した。「政策」は有権者の判断材料になるようチラシにして配った。解散までの数カ月間、永田町には不在だった「議論」が、まちの片隅でちゃんと続いていた。

 (清水大輔)

 ■「排除」の対極、多様性訴え 12区・池内沙織氏

 「みんなちがって、みんないい」。12区の取材をしていて、金子みすゞの詩を何度も思い返した。

 雨の池袋駅東口。共産が選挙戦最後の演説を終えた直後だった。「サオリ! サーオリ!」。トランペットやドラムの音も響く。前職の池内沙織氏(35)は、押し寄せる老若男女の聴衆に握手や自撮りで応えた。

 池内氏は、LGBT(性的少数者)などの人権問題を国会で取り上げてきた。ダイバーシティー(多様性)の推進に呼応するように、応援演説や支援する人も多彩だった。勝手連に加わった北区のNGO職員、前川史郎さん(38)は「来るもの拒まずというスタンスが期待感につながったと思う」

 公明前職らと争った選挙戦。池内氏は「誰もがかけがえのない『今』を生きている。政治は、声を上げたくても上げられない人に寄り添うべきだ」と訴え続けた。その姿は「排除の論理」とは対極にあった。

 (辻健治)

5342チバQ:2017/10/27(金) 22:06:06
□置き去りにされた候補者の「心」 2・14区

 「この地で衆院選を戦う。その思いでおりました」。14区の希望新顔、矢作麻子氏(39)の事務所で10日、同じ14区で民進から立候補を準備していた清水啓史氏(42)があいさつの口を開くと、公示日の浮き立つ空気がぴんと張り詰めた。

 清水氏は希望の公認を得られず、5日に出馬を断念したばかり。「撤退がこんなに重い判断と、初めて痛感した」。他人の出陣式で語り続ける後ろ姿を、まだ瞳の入らぬ必勝ダルマが白い眼(まなこ)で見つめていた。

 2区から立つはずだった維新元職、大熊利昭氏(54)は連日数百軒のあいさつ回りを続けてきた。だが希望との調整で党は東京での擁立を取りやめに。希望から立ち茨城4区で落選した。

 希望結党の渦中で置き去りにされた候補者の「心」。そこには、はなから絶望しかなかったのではないか。矢作氏も涙をのんだ結果を振り返り、そう思う。

 (西本ゆか)

 ■立候補断念の共産と並び 16区・初鹿明博氏

 「まさか共産党の車上で演説する日が来るとは思っていなかった」。選挙戦最終日、16区の立憲前職、初鹿明博氏(48)が新小岩駅前でマイクを握っていた。

 隣で手を振るのは、立候補を断念した共産の沢田俊史氏(66)。「初鹿さんが当選できなかったら、なんで私が立候補を取り下げたのか意味が無くなる」。

 ここまでの「野党共闘」が実現するとは予想していなかった。というのも当初、地元の共産党員を取材すると、希望からの出馬も取りざたされた初鹿氏への不信感が強かったからだ。すでに街頭演説を始めていた沢田氏が党中央の方針で出馬を断念することへの同情も強かった。

 だが中盤になって「分裂して自民候補を勝たせるわけにはいかない」と市民グループなどが仲介。「安倍政権打倒」で一致した。一歩及ばなかったが、初鹿氏は比例復活した。

 (有吉由香)

5343チバQ:2017/10/27(金) 22:13:00
http://www.asahi.com/articles/ASKBS3GJJKBSUBUB003.html
秋田)「排除、使うべきではなかった」嘆く陣営
2017年10月25日03時00分
 「『排除の論理』など(という言葉を)使うべきではなかった」。秋田3区で落選した希望前職の村岡敏英氏(57)の陣営幹部は嘆いた。自民前職の御法川信英氏(53)に約1万4千票差で敗れた。県内の3小選挙区で唯一、希望の小池百合子代表が応援に駆けつけたが、党勢の失速も響き、村岡氏は3回連続の比例復活もならなかった。

特集:2017衆院選
 衆議院の解散前日に結成された希望。県内では、3区を含めて全小選挙区に候補を立てた。しかし、いずれも自民候補に及ばず、比例東北ブロックの2議席にとどまった。一時は政権奪取も予想されたが、結果は野党第2党に低迷し、党の先行きも不透明な情勢だ。

 転機は、小池代表自身の発言だった。民進の事実上の合流について「全員を受け入れることはさらさらない」と明言し、「排除の論理」と反発を招いた。

 秋田2区で、前法相の自民前職、金田勝年氏(68)に1672票差まで迫り、比例復活で初当選した希望新顔の緑川貴士氏(32)は「『排除』の言葉が躍ってしまった。前向きに『希望がいい』という声は非常に少なかった」と振り返る。

 いずれも自民、希望、共産の三つどもえだった県内の3小選挙区。自公の選挙協力に対抗するには野党の一本化が欠かせないが、憲法改正や安全保障法制の容認を掲げる希望の登場は、野党間の溝を深めた。

 昨年7月の参院選秋田選挙区に続く野党共闘をめざした社民党県連合の石田寛代表は、民進から希望に合流した前職らについて、「参院選で安保法制廃止を訴えながら理念はないのか。希望とは一緒に戦えない」と憤った。

 共産党県委員会の米田吉正委員長も「県内の比例区では立憲、共産、社民3党の得票が全体の約2割を占めた。市民との共闘を進めていきたい」と希望との共闘を否定する。

 一方、昨年の参院選で野党統一候補になり、今回は秋田1区で希望から立った新顔の松浦大悟氏(48)も「社会像が大きく違う政党同士が選挙のために組むやり方が、本当に国民にとって良いことなのか」と野党共闘に懐疑的だ。

 希望は県内の組織づくりもこれからだ。民進党県連の小原正晃幹事長は「県内の民進支持者には希望より立憲民主を支持する人が多い。民進党本部の決定を受けて、議員ら個々人が行き先を判断することになるだろう」と言う。

 秋田1区の公認を松浦氏に譲ったものの、希望の比例単独候補として5選を決めた寺田学氏(41)は、投開票があった22日夜、事務所で報道陣の取材にこう話した。「自民と対抗する勢力をつくる。その大義はぶれることなく行動しないといけない」

5344チバQ:2017/10/27(金) 22:14:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk31010690000c.html
<衆院選2017>一夜明け 1区 「ポスト安倍」へ票積む/2区 自民、希望の「風」見極め /鳥取
10月24日 00:00毎日新聞

 北朝鮮への対応や消費税率引き上げに伴う使途変更などが争点になった衆院選。県内小選挙区では1区で石破茂氏(60)、2区で赤沢亮正氏(56)が当選し、自民が2議席を守る結果となった。投票率は戦後最低だった前回選を2ポイントあまり上回ったものの、新党に公認を替えた候補が出た2区では前回を下回るなど、有権者の関心は低調だった。各陣営や政党は結果をどう受け止めているのか。選挙戦を振り返る。

 ◆1区

 ◇「ポスト安倍」へ票積む

 前回と同じ構図となった1区では、自民の石破氏が危なげなく11選を果たした。陣営は今回を「ポスト安倍」を狙う選挙ととらえ、「勝ち方」にこだわった。

 指標にしたのは得票率。石破氏も公示日以来の地元入りとなった21日の街頭演説で「『どうせ決まっている』と言わず、一人でも多くの支持をいただきたい。『石破の言う通り』という人がどれだけ増えるかだ」と訴え、票の上積みを図った。

 目標としていた2012年の前々回選(84・50%)には届かなかったものの、83・63%と前回から3ポイント以上伸ばした。選対本部長の山口享県議は、来秋の総裁選への弾みとするべく「もう少し支持を得たかった」。ただ、得票率の上昇は「将来に対する期待の表れだ」と強調した。

 一方、共産の塚田成幸氏(53)は政権批判票の取り込みを図ったが、民進の「不戦敗」や党の分裂で野党共闘が思うようにいかず伸び悩んだ。塚田氏は「市民との共闘」をアピールしたが、「本当に受け皿になるのかが見えにくかったのでは。(有権者は)物足りなさを感じたかもしれない」と振り返った。【小野まなみ】

5345チバQ:2017/10/27(金) 22:14:43

 ◆2区

 ◇自民希望の「風」見極め

 希望の湯原俊二氏(54)が新党「希望の党」の公認で臨んだことで接戦になるとの見方もあった鳥取2区。自民の赤沢氏が約2万票の差をつけて当選したが、希望の小池百合子代表の発言で起きる「風」の強さを各陣営が見極めながらの戦いになった。

 赤沢氏が警戒したのは政権を批判する層や、新党へ期待する層が雪崩を打って湯原氏の支持に回ることだった。そのため、希望の党を「都市型保守政党」と位置付け、地方の有権者が恩恵を受ける政策は望めないと強調。自身は地方創生を掲げ、双方の線引きを明確にした。前回1万5000票以上の差を付けていた市部は1万票近くまで迫られたが、地方を重視して従来の組織を固めることに徹した「守りの戦い」が奏功した。

 湯原氏が狙ったのは、情勢や政策によっては他候補を選ぶ「緩やかな保守層」の取り込みだ。陣営は当初、赤沢氏から1万5000票を奪い逆転する戦略を描いていた。だが、小池代表の「排除」発言で党そのものへの批判が強まった。政策は農家への戸別所得補償など、自身がこれまで掲げてきたものを主張してきたが、知名度を高めるためには「希望」を名乗らざるを得ず、「板挟み」に陥った。連合鳥取内でも希望への支援に消極的な産別労組があり、陣営の足並みの乱れが響いた。

 共産の福住英行氏(41)は、湯原氏と政権批判票を分け合う形になり、苦しい戦いを強いられ、共産支持層以外をまとめきれなかった。【李英浩】

 ◇希望・湯原氏、復活ならず

 鳥取2区で落選した希望の湯原氏は比例代表でも惜敗率で及ばず、復活当選はならなかった。希望は中国ブロックで2人が復活当選したが、湯原氏は3番目で、惜しくも届かなかった。【村松洋】

 ◇「期待票と認識」石破氏

 鳥取1区で11選を決めた石破氏は23日、県庁で報道各社の取材に応じ、「多くの信任をいただき、責任の重さを痛感している」と述べた。一方、与党が大勝したのは野党再編で批判票が割れたからだとして「信任されたという見方もあるが、他に選択肢がなかったのではないか。期待票と認識する必要がある」と、表情を引き締めた。

 会長を務める派閥「水月会」全員が当選確実になるまで開票を見守った。同志の応援で不在がちだったため、「次は地元で考えを直接話したい」。次期総裁選までを「政治家として一番重要な時期」と位置付け、「党員に選択肢を示せるよう一層努力したい」と語った。【小野まなみ】

 ◇「誠実な自民に」赤沢氏

 鳥取2区で連続5選を果たした赤沢氏は一夜明けた23日、米子市内で報道各社の取材に応じ、「誠実な自民党を取り戻すという訴えが有権者の共感を得た」と選挙戦の勝因について語った。

 小池百合子・東京都知事が代表を務める希望の党から湯原氏が出馬したが、「2区では希望の風は吹かなかった」と振り返った。その上で、自身が掲げる地方創生の実現にまい進すると誓った。

 この日は同市角盤町2の市公会堂前でさっそく街頭演説。通勤などで行き交う車に手を振り、当選のお礼と今後の決意表明をした。【小松原弘人】

5346チバQ:2017/10/27(金) 22:16:49
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk32010515000c.html
<衆院選2017>自民2人、高得票率 亀井氏も躍進40.60% /島根
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選で島根1、2区では細田博之氏と竹下亘氏の自民前職2人が当選した。得票率で比較すると、細田氏が59・39%、竹下氏が67・82%と保守地盤を生かして安定した支持を集めた。一方、比例復活した亀井亜紀子氏は、過去5回の衆院選で島根1区に出馬した野党候補で最も高い得票率40・60%を獲得した。

 細田氏は1区の9市町村全てで、過半数の得票を得ており、得票率の最高は海士町の68・51%だった。一方で細田氏は第43回衆院選(2003年)から5回連続で得票数が10万票を上回っていたが、今回は、9万5513票と割り込んだ。

 亀井氏は、1区の9市町村で41・90%から31・48%の得票率だった。過去5回の衆院選では、細田氏の対抗馬として複数の野党候補が出馬。今回は共産が1区の候補者擁立を見送ったため、与野党一騎打ちが実現。野党共闘で、与党の批判票が分散しなかったことも比例復活の要因の一つになった。

 竹下氏も2区の12市町全てで過半数の得票を得た。最低の益田市でも59・46%、最高の雲南市(2区部)では75・35%の得票率を得た。敗れた社民新人の福原宗男氏は2区の合計得票率が19・56%、共産新人の向瀬慎一氏は12・61%だった。社民、共産候補の得票率は前回選とほぼ同様だった。

 一方、共同通信社の出口調査によると、1区では細田氏が自民支持層の9割以上、公明支持層の8割近くをまとめ、幅広い年齢層からも支持を得た。亀井氏は立憲支持層の9割以上を固め、共産や希望にも支持を広げた。また、無党派層からは6割の支持を得た。

 2区では竹下氏が自民支持層の9割以上、、公明支持層の9割近くを固め、希望支持層の支持も得た。また10代から70代以上の各年代でそれぞれ7割前後から支持された。福原氏と向瀬氏は、自党以外の支持層への広がりを欠いた。【長宗拓弥】

5347チバQ:2017/10/27(金) 22:17:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk32010505000c.html
<衆院選2017>「自民圧勝」一夜明け 立憲・亀井氏、比例復活当選 自民・三浦氏、比例単独で当選 /島根
10月24日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選で、島根1区で落選した立憲民主新人の亀井亜紀子氏(52)が比例復活を決め、比例代表中国ブロックに単独立候補していた自民新人で元大田市議の三浦靖氏(44)も初当選した。2人は報道陣の取材に新人議員としての抱負を語った。島根1区は自民前職の細田博之氏(73)が10回目の当選を決め、同2区は自民前職の竹下亘氏(70)が7回目の当選をしている。一方、島根は衆院選の投票率が16回連続で全国1位だったが、今回は60・64%で全国4位になった。【長宗拓弥、前田葵】

 ◇立憲・亀井氏、比例復活当選 「島根の政治変える一歩に」

 島根1区で細田氏に敗れた亀井氏の事務所には23日未明に、比例復活の一報が伝えられた。亀井氏は支持者に「貴重な野党の議席を獲得することができた。皆さんと島根の政治の流れを変える一歩にする」と述べた。

 事務所で支持者の歓声に包まれた亀井氏は選挙戦を支えた父、久興元衆院議員らとバンザイをして喜んだ。久興氏は「厚い自民の壁に一緒に戦ってくれた皆さんに感謝したい。これが出発点。これからも支えていただきたい」とあいさつした。

 また、亀井氏は23日朝に松江市内で改めて報道陣の取材に応じた。比例復活の要因について「本人(細田氏)もほとんど地元に帰らず勝利は見えていて、という中で、選挙が繰り返されると有権者が冷めてしまう」と指摘。「今回は何か起こるかなという雰囲気があったかもしれない」と話した。

 公示直前まで民進県連副代表だった亀井氏。県連との関係について「どういう立場で関わればいいか分からない。1人だけ看板が違って戦ったので、この後の処理は大変だ」と話した。

 また、原発政策を問われた亀井氏は「私は脱原発。スローガンとしてでなく、工程表を作って考えて行く」とし、島根原発2号機については「電力は足りている。安全が第一で、再稼働はすべきでない」と答えた。

 ◇自民・三浦氏、比例単独で当選 「真の地方創生を」

 比例単独で当選した三浦氏は23日、報道陣の取材に応じて「島根県の自民5人目の国会議員として地域発展にしっかり頑張りたい。真の地方創生を島根から作り上げたい」と抱負を述べた。

 三浦氏は大田市出身。神奈川大卒業後、衆院議員秘書となり、大田市議を3期経験。現在は党県連の青年局長も務めている。1男2女の父。高校1年の長男が野球部で中学2年の長女がバレー部に所属しているといい、「試合に応援に行くのが楽しみ」という。

 突然の衆院解散で、中国ブロックへの出馬の打診を受けたのは公示1週間前。翌日が回答の期限だったという。福田正明党県連幹事長は「現職の市議で当選するか不透明な中、覚悟を決めてくれた」とし、「党活動の経験も豊富で、フットワークの良さは県民のために生きてくる」と期待した。

 三浦氏は今回の当選について「想像もしていなかった。心の準備ができておらず、今も戸惑っている」と苦笑いを見せたが「住民に最も近い基礎自治体の議員をやってきた。今後もその目線で物事を考えていきたい」と力を込めた。

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 ◆開票結果

 ◇1区(松江市、安来市、出雲市<旧平田市>、雲南市<旧大原郡>、奥出雲町、隠岐郡)=選管最終発表

当 95,513 細田博之 73 自前

比 65,285 亀井亜紀子 52 立新W

 ◇2区(浜田市、出雲市<旧平田市除く>、益田市、大田市、江津市、雲南市<旧飯石郡>、飯南町、邑智郡、鹿足郡)=選管最終発表

当 123,332 竹下亘 70 自前W

   35,576 福原宗男 70 社新W

   22,938 向瀬慎一 46 共新

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 当は小選挙区の当選者

 比は比例代表の当選者

5348チバQ:2017/10/27(金) 22:18:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk33010666000c.html
<衆院選2017>県内出口調査 自民、盤石の戦い 3区は公明票が左右 /岡山
10月24日 00:00毎日新聞

 自民が県内の小選挙区全ての議席を独占した衆院選。共同通信社が投票日の22日に実施した出口調査を分析すると、戦後最低の投票率の中、自民候補は支持層をしっかり固め、野党候補を退けたとの結果が浮かんだ。接戦となった3区は、公明票の行方が結果を左右する一因になったことがうかがえた。

 1・2・4・5区では、自民候補が自民支持層の9割を固め、推薦を受けた公明の支持層についても7〜8割をまとめた。政権与党である自公の盤石ぶりを見せつけた形だ。年代別でもほとんどで他候補を上回る支持を獲得し、年代に関わらず浸透していることを示した。

 自民系の無所属が争った3区は3500票差の激戦になった。当選した阿部俊子氏、落選した平沼正二郎氏ともに自民支持層からの支持は互角。無党派層からの支持もほぼ同じだった。差が出たのは公明支持層だ。過去4回の衆院選で公明から推薦を受けていた阿部氏は今回、公明の推薦を得られなかったものの、選挙期間中は「比例代表には自民か公明を」と呼び掛け、公明に配慮。出口調査でも半数の支持を獲得した。一方、父赳夫氏の後援会を中心に戦った平沼氏は、公明支持層への浸透は一定程度にとどまった。

 一方、公示直前に新党を結成するなどした野党側は小選挙区で議席を獲得できなかった。ただ、支持政党がないと答えた人からの支持では、1区の立憲候補、2・4区の希望候補の3人がそれぞれトップを占めた。こうした無党派層の支持も受け、3人は惜敗率の高さで比例復活当選した。

 最終的に、県内の小選挙区に立候補した17人のうち、比例を含めて8人が議席を得た。2014年の前回選で当選したのは9人。平沼赳夫氏が政界を引退しただけで、8人は今回と同じ顔ぶれだった。【竹田迅岐】

5349チバQ:2017/10/27(金) 22:20:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk34010574000c.html
<衆院選2017>一夜明け 6区・佐藤さん 「希望仲間、増やしたい」/3区・塩村さん 早朝の街頭、支援に感謝 /広島
10月24日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選は23日未明に県内の開票結果がすべて出そろった。戦いを終えた小選挙区の当選者や落選者は早朝から街頭などに立ち、それぞれの思いを胸に有権者にあいさつをした。【渕脇直樹、竹下理子】

 ◇「希望仲間、増やしたい」 亀井氏と連携継続 6区・佐藤さん

 6区で自民前職との事実上の一騎打ちを制し、4年ぶりの国政復帰を決めた希望の佐藤公治氏(58)は午前7時、地元の尾道市向東町で街頭に立った。その後、取材に「(選挙区で)中国地方唯一の非自民議席を確保できたのはとてもありがたい。責任の重さも痛感している」と語った。

 亀井静香・元金融担当相(80)が引退した6区で、佐藤氏は「現政権のリセットへ、党派を超え結集」と訴え、自民前職の小島敏文氏(67)と激戦を展開。連合広島などの支援を得て、1万6407票差で衆院選の選挙区では初の当選を果たした。

 選挙戦中、亀井氏は3度にわたり応援演説し、元ライバルの佐藤氏を支援。佐藤氏は当確直後に亀井氏から祝福を受けたといい、「これからも(亀井氏と)連携していきたい」と笑顔をみせた。一方、希望が全国的に伸び悩んだことについて「未完成な党。批判は真摯(しんし)に受け止め、直す努力をする」と述べた。その上で「政策実現のため仲間を増やしたい」と意気込んだ。

 ◇早朝の街頭、支援に感謝 「野党共闘」一定の成果 3区・塩村さん

 県内で唯一「野党共闘」が実現した3区。無所属で立候補し、連合広島のほか、共産や立憲民主、社民の支援も受けたものの自民前職の河井克行氏(54)に敗れた塩村文夏氏(39)は午前7時から安佐南区の祇園大橋に立った。すっきりした表情で車で通勤する人たちに「ありがとうございます」と言いながら頭を下げた。

 出遅れが懸念されたが、選挙終盤は無党派層を中心に追い上げを見せ、河井氏に約2万票差まで迫った。塩村氏は「今の政権の一強に対峙(たいじ)する存在として支持してもらえた」と結果を分析。自民の議席が単独で過半数を超えたことについて、「投票に行かない人が半数いる中で、議席の数ほど国民の信任があるとは思えない」と述べ、「次は国政に声を届けたい」と次期衆院選へ意欲を示した。

5350チバQ:2017/10/27(金) 22:21:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk35010446000c.html
<2017衆院選やまぐち>4選挙区結果分析 自民、分厚き支持地盤 野党は再編あおりで埋没 /山口
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選で、自民は前々回2012年、前回14年に続いて県内4小選挙区の議席を独占し、安倍晋三首相のお膝元として保守地盤の分厚さを見せつけた。一方、野党側は民進が擁立予定だった3人が再編のあおりで立憲と希望に分かれ、支援態勢の足並みも乱れて埋没。共産も3区で公認候補を取り下げ実質的な野党共闘を目指したが、存在感を示せなかった。得票状況や共同通信の出口調査結果を踏まえて各区の結果を振り返った。【松田栄二郎、祝部幹雄】

 ■1区

 自民新人の高村正大さん(46)は、引退した自民副総裁の父正彦氏の後援会や系列地方議員がフル稼働。「最近の(正彦氏の)選挙ではなかった手応え」(陣営)で自公支持層を固めた他、無党派の半数以上が支持。1区全域に支持を広げ、前回の父を1万票以上も上回る約13万票で勝利した。一方、希望新人の大内一也さん(44)は、希望支持層の約8割をまとめ、立憲支持層のほぼ半数の支持を固めたが、無党派層に浸透できず、得票は伸びなかった。

 ■2区

 自民前職の岸信夫さん(58)が強固な組織力で自民、公明支持層を固め、希望支持層の半数以上からも支持されて共産新人の松田一志さん(60)を寄せ付けなかった。かつて自民と旧民主が議席を奪い合った2区。しかし、今回は民進が候補擁立を断念し、民進の支持母体・連合山口も目立った動きはなかった。松田さんは共産、立憲支持層を固めたが、2区の投票率が前回比3・39ポイント下回るなど有権者の関心が薄く、広がりに欠けた。

 ■3区

 自民前職の河村建夫さん(74)は他県候補の応援で地元不在が多かったが、自公支持層を固め、大票田の宇部市では7割近くの票を集めた。性別や年代を超え広く支持され、陣営目標の10万票を突破した。立憲新人の坂本史子さん(62)は、立憲支持層や独自候補を取り下げた共産支持層を固め、希望支持層の大半も支持した。しかし、民進分裂などによる出遅れが響き、前回衆院選の3区で旧民主、共産候補の合計得票数約4万3000票に届かなかった。

 ■4区

 自民前職の安倍晋三さん(63)が目標とした10万票余りを獲得して他候補を圧倒した。支持は幅広く、20、30代で8割以上の支持を集めた。希望新人の藤田時雄さん(63)は希望支持層の約7割を固めたが、立憲支持層や無党派層をまとめきれなかった。共産新人の西岡広伸さん(54)や、森友・加計学園問題の解明を訴えた無所属新人、黒川敦彦さん(39)も一定の支持にとどまった。

〔山口版〕

5351チバQ:2017/10/27(金) 22:21:41
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news/20171024-OYT1T50023.html
自民圧勝も波乱予感「鍋の様子ふたで見えない」
2017年10月24日 16時45分
決起大会後、父・高村正彦氏(左)と並んで写真撮影に応じる正大氏
決起大会後、父・高村正彦氏(左)と並んで写真撮影に応じる正大氏

 「皆さまのために、しっかり働き、恩返しをしたいと思います」

 衆院選投開票日の22日夜、早々に当選確実を決めた山口1区の自民新人・高村正大氏(46)は、事務所近くの特設会場に詰めかけた支援者らにそう誓い、万歳三唱で初陣を締めた。

 選挙戦では、党副総裁で父の正彦氏(75)から後援会組織をほぼ引き継ぎ、県議、市議らがフル回転。正彦氏はマイクを握ることはなかったが、後援会関係者に自ら長男への支援を求めた。結果、次点の希望新人候補を9万6000票以上引き離す圧勝を収め、正彦氏の前回の得票をも約1万3000票上回った。

 正大氏は「父がしっかり仕事をしてきたから、安心できるという思いが有権者にあったと思う。今回はあくまでも期待の票だ」と気を引き締めた。

 他の三つの選挙区でも自民候補が7割前後の得票率で完勝し、3回連続の4議席独占。ただ、その水面下では、火種もくすぶ。

 「首相にも了解を取って決めたので、頼みます」。安倍首相が解散表明した9月25日夕、首相と会談し、引退意向を伝えた正彦氏は、後継を長男とすることを県議らに電話で伝えた。

 党では新人候補は公募で選考するケースが多い。だが、公募には短くても1か月かかることなどから、県連は同27日に正大氏の公認を党本部に申請。翌28日に公認を得た。

 県連内部からは、通常の手順を経ずに「世襲」のレールが敷かれたことへの不満の声も聞かれる。あるベテラン県議は「首相のおひざ元の県連。一声があれば、『わかりました』としか言えない」と話す一方で、こう続けた。「こんな手は何度もは使えない」

 発言の念頭にあるのは、元官房長官の河村建夫氏(74)が10選を果たした3区。次期衆院選では代替わりもささやかれ、後継には父不在の選挙戦で代役を務めた長男で秘書の建一氏(41)も取り沙汰される。

 ただ、県連内には参院議員の林芳正・文部科学相(56)の3区でのくら替え出馬を推す声があり、県連は当初、候補者を一本化できず、公認申請を党本部に白紙で提出する一幕があった。結局は党本部が河村氏の公認を内定し、林氏も「党の決定に従う」としたが、一部の地元経済界関係者や県議らの林氏のくら替え待望論は根強い。

 また、県選管によると、小選挙区の区割りの見直しが2022年以降に行われる見通しだ。15年の国勢調査に基づき、県も定数削減の対象となるとの試算もあり、次々回の衆院選では山口の小選挙区は3に減る可能性がある。その場合、難しい候補者調整が迫られる。

 圧勝続きの「1強」体制で、一枚岩のように見える自民。だが、ある県議は波乱を予感する。「ぐつぐつ煮えたぎる鍋の様子が、ふたをして見えない。それが現状だ」

2017年10月24日 16時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5352チバQ:2017/10/27(金) 22:22:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk37010235000c.html
<衆院選2017>自民が1、3区で勝利 大野氏「完勝」3選(その1) /香川
10月23日 00:00毎日新聞

 衆院選は22日投開票され、1区は自民前職の平井卓也氏(59)、2区は希望前職の玉木雄一郎氏(48)、3区は自民前職の大野敬太郎氏(48)がそれぞれ小選挙区を制した。全国的には当初の予想より新党の希望が失速する中、自民は堅調に選挙戦を進めた。県内の小選挙区では2014年12月の前回選と同様、1区と3区で自民が議席を獲得し、2区は民進から希望に移った玉木氏が野党の議席をかろうじて守った。投票率は53・08%となり、過去最低だった前回の50・56%を上回った。選挙区別では、▽1区52・85%(前回50・06%)▽2区56・32%(同53・86%)▽3区49・87%(同47・61%)。県内の当日有権者数は82万9665人だった。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇平井氏、接戦制し7選

 自民前職の平井氏が実績を強調して支持を集め、7選を果たした。平井氏は23日未明、高松市紙町の事務所で「きつい選挙だった。支えていただき本当にありがとうございました」と支援者に伝えた。大接戦となったことに「民意に謙虚になり、自民党は丁寧な政策をしていかなければならない」と述べた。

 共産が候補者を立てず、自身初の一騎打ちという構図になった。かつてない危機感で選挙戦に臨み、公明支持票の掘り起こしにも努めた。政策では、有効求人倍率の上昇などをアベノミクスの成果として挙げ、今後は地方が経済成長の主役になる「地方のアベノミクス」で景気回復感を実現させると訴えた。

 一方、希望前職の小川淳也氏(46)は選挙戦に入る直前、民進から新党に移った。小池百合子代表の「排除発言」に批判が出る中、釈明に追われ、今後の政治信条について不安視する見方も広がった。持続可能な未来の実現などを訴え猛追したが、一歩及ばなかった。

 ◆2区

 ◇希望・玉木氏は4選

 希望は全国的に厳しい戦いの中、前職の玉木氏が4選を果たし、小選挙区での議席を死守した。玉木氏は、さぬき市寒川町石田東の事務所で「大逆風の選挙だった。どの党に属そうが、これまでの理念や政策を理解していただいた。党のあり方を明日から仲間と話し合いたい」と述べた。

 玉木氏は森友、加計学園問題を引き合いに安倍政権に隠蔽(いんぺい)体質があると批判。生活に身近な分野に税金を使う政治に変えると訴え、無党派層や他党支持者も取り込んだ。2009年から小選挙区で3連勝中だったが、民進から移った希望への逆風が強まるにつれ、支援者への説明に時間を割いた。「皆さんと作り上げてきた政策は変わらない」と訴え、与野党が伯仲する2大政党制のために野党再編が必要と強調した。

 一方、玉木氏と3度目の戦いとなった自民前職の瀬戸隆一氏(52)は、悲願の小選挙区での初勝利を目指して組織戦を展開。安倍首相ら大物が次々と応援に入ったが無党派層などに広がりを欠いた。

 県内の小選挙区で唯一の共産候補となった新人の河村整氏(58)は安保法制廃止や憲法改正反対、消費増税の中止を訴えた。他候補との違いを強調しリベラル層の受け皿を狙ったが、浸透しなかった。

 ◇小川氏が復活当選

 1区で平井氏に敗れた希望前職の小川氏が、比例代表四国ブロックで前回選に続いて復活当選を決めた。高松市上天神町の事務所で「選挙区当選に至らず、深くおわび申し上げます。混乱のために心配と不安の声ばかり届く中、戦ってこられたのは皆さまのおかげです」と語った。

 小選挙区と比例復活を合わせて5回目の当選となった小川氏は、選挙戦に入る直前、民進から新党に移った。希望は小池百合子代表の「排除発言」で党勢が失速する中、「憲法9条の改悪には反対」と訴え、「政治信条や姿勢は全く変わらない」として有権者の不安解消に努めた。この結果、安倍政権と対立しながらも候補擁立を見送った共産や、社民などの野党勢力に加え、安倍政権に批判的な浮動票も集めて平井氏と終盤まで競り合った。

5353チバQ:2017/10/27(金) 22:22:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk37010250000c.html
<衆院選2017>自民が1、3区で勝利 大野氏「完勝」3選(その2止) /香川 /香川
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆3区

 ◇「新しい挑戦」にも意欲

 3区は自民前職の大野氏が大差で勝利し、3選を決めた。22日も防衛政務官としての公務があり、観音寺市本大町の事務所ではテレビ電話を通して「初心を忘れず、謙虚な気持ちで地方創生、外交、防衛問題を引き続きやらせていただきたい。新しい挑戦もしていきたい」と意欲を語った。

 地元入りが制限される中での選挙戦となった。支援者回りが十分にできない不安もあったというが、安倍政権による地方創生の実績と継続をアピール。「子育て世代の将来不安を取り除きたい」と訴えた。衆院解散の意義については「北朝鮮情勢への対応として重要」と強調し、集会では小野寺五典防衛相の応援メッセージのビデオも積極的に流した。希望の党に合流した民進党に対しては「筋が通っていない」と批判。陣営は「完勝」を掛け声に引き締めを図った。

 一方、野党統一候補となった社民新人、藤田伸二氏(62)は一貫して「安倍政権の国政、行政の私物化をただす」と主張。平和憲法の堅持や原発廃止を訴え、リベラル層への浸透を図ったが及ばなかった。

………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇政権は丁寧な説明を

 安倍政権の評価が問われた衆院選が終わり、自公政権が今後も継続する見通しとなった。だが、安倍首相が圧倒的な支持で信任されたとは言い難いのではないだろうか。

 昨夏の参院選後、県内では野党共闘が進み、共産党が候補者の擁立を見送った1、3区では、与野党一騎打ちの構図となった。

 共闘のきっかけは、野党退席の中で可決した安全保障関連法(2015年)や、委員会採決を省略して可決した共謀罪法(17年)など、与党側の荒っぽい国会運営にあった。それは市民や学生が国会前で連日、反対デモを開く事態を招いた。

 毎日新聞が選挙期間中に実施した世論調査では衆院選後の安倍首相続投について、賛否が38%で拮抗(きっこう)した。県民は、安倍首相を手放しで支持しているのではなく、政権運営の手腕におごりを感じた人も少なくなかったに違いない。

 今後、与党側が衆院選の争点とした消費増税だけでなく、憲法や安保法のあり方など国の今後を左右する議論も国会で始まるだろう。自公政権は意見の異なる国民の理解も得られるよう、丁寧な説明を心がけてほしい。安倍首相の続投を望まなかった人の声にも耳を傾けるべきだ。

 選挙戦では、与野党を問わず国の財政立て直しは後回しとされた。国債は一度発行すると、完済するのは60年後だ。子孫に多大なツケを回してはならない。増税見送りは、なお必要なのか。国民も一緒に見極めていく責任がある。【植松晃一】

5354チバQ:2017/10/27(金) 22:23:19
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171026_1.htm
2017衆院選香川記者座談会 有権者「選挙目当て」見抜く

2017/10/26



 第48回衆院選は22日投開票され、県内の3選挙区は自民党2勝、希望の党1勝、比例復活で希望1人が当選した。自民は比例の1議席を失ったが、他はここ3回と同じ顔ぶれ。公示直前の野党再編のごたごたは選挙目当てなどとも指摘され、深まらない政策論と合わせ、政治家への不信感も浮き彫りにした。「反安倍」「反小池」そして「政治不信」の中、行われた12日間の「秋の陣」を担当記者たちが振り返った。(文中敬称略)

希望の功罪 野党混乱で政治家不信に 「安倍批判」は根強く
■自分ファースト
 S 小池百合子東京都知事が希望の党を立ち上げ、民進党が合流・分裂し、戦いの構図ががらりと変わった。

 A 民進党は支持率が低迷し、9月に前原誠司体制になっても世論は「期待しない」との声が多かった。小池人気に乗ろうという思惑が働いた。

 S 香川からも民進前職の小川淳也、玉木雄一郎が希望入りした。選挙戦にどう影響したのだろうか。

 H 結果的に自民を利することになった。全国的に野党票が分散したことがあるが、大きいのは自民に相当な危機感が広がったことだ。一枚岩になれたから、小選挙区で議席を積み上げられた。香川1区で自民が接戦を制したのも同じ理由だと思う。

 A 自民党筆頭副幹事長・小泉進次郎の演説が秀逸だった。野党再編劇の中心・小池に贈った「三つのありがとう」。▽野党時代を思い返す、緊張感を与えてくれた▽「真の希望とは何か」を考えるきっかけをくれた▽(野党が)選挙目当てでいろいろとやっても、有権者の皆さんは見抜くことを教えてもらった―だ。

 S そう。今回の選挙、当初は「反安倍」があり、その後「反小池」に変わった。でも、野党再編の醜さが政治家不信を起こし、「政治不信」が根っこに横たわっていた。

 A 政治不信+反小池が反安倍を上回ったということか。

 D 過去、新党ができれば大きなブームになっていた。

 H 野党再編、安倍政権を倒すとは聞こえは良いが、実際は「バッジファースト」「自分ファースト」。自分が当選したいがための方便だと、有権者が見抜いたんだと思う。

■白票が過去最多
 S 香川の場合、小川の希望入りで、1区の野党共闘に影響はなかったのか。

 E 共産党県委員会は本部の強硬姿勢とは一線を画し、昨年の参院選の経緯などを踏まえて擁立を見送り、実質の野党一本化は成立した。ただ、前回選挙通りの票数が出れば、小川+共産で平井を逆転できたはずだが、届かなかった。

 A 出口調査からは、小川が共産や社民、立憲民主支持層からの支援を受けたことは分かるが、やはり保守の希望に移ったことでリベラル層の受け皿がなくなり、"棄権"した人も多かったのでは。そういう意味で成果が出たとは言い切れない。

 E 確かに、1区の高松市では今回、白票が過去最多の2642票もあった。政治不信を感じた人が多かった証拠だ。

 B 昨年の参院選では、異例とも言える共産党の選挙カーにも上った。望んだ1対1の構図で負けたので、敗戦後の事務所の空気は重かった。

 S 2区の玉木はどう。希望の影響はあったのか。

 C 玉木は「玉木党」と呼ばれる確固たる支持者がいるので、選挙に強い。保守、公明層に食い込む展開はこれまで通りだし、国会質疑や民進党代表選への出馬で知名度を上げたことも大きい。得票を伸ばしたことをみてもマイナスの影響はあまりなかった。

 S 公示前に県外の選挙区に応援に行っていた。投票日前日も選挙区外の高松市中央商店街に出向き、小川と一緒にマイクを握った。余裕の選挙だった。

 H 今回の選挙は自民が勝ったというより、信念にブレをみせた政治家に有権者がしらけた。国民に安倍批判は根強くあったのに。

5355名無しさん:2017/10/27(金) 22:23:36
矛盾の連鎖 とどまらない批判 希望の首班指名に注目
■比例復活に望み
 S 希望入りした2人はともに安保法制や憲法改正に反対の立場だったはず。なぜ希望に移ったのか。

 C 2人は組織の決定に従ったと説明したが、支持者は簡単に納得できない。

 B 小川の集会では、希望ではなく、無所属か立憲民主を選んだ方が良かったとの質問が出ていた。

 S どう説明したの。

 B ▽無所属だと選挙活動や国会質問が制限される▽前原誠司代表の最側近だから―などだ。

 D 他の選挙区では、退路を断って、無所属で出馬した人もいた。

 H 小川は今回を含めた5選中、4回は小選挙区で敗れての比例復活。無所属は比例復活がない。

 A ここ3回、四国比例の民主、希望の獲得議席は各1で、すべて小川。他の小選挙区重複候補の惜敗率が小川より低いためだ。

 B 首班指名を誰にするかを聞かれて、立憲民主代表の枝野幸男の名前を挙げていた。周囲も驚いていた。

 H 比例での議席は政党への信任票で、党公約に反する行動は問題。今後、自身の姿勢との整合性が問われる。

 C 玉木は、公示前、無所属でも良かったと話していたし、頼まれたら党首やりますけど、と自信を示していた。

 B 野党の混乱を小川は「私は変わらない」を前面に、手紙でも冒頭に謝罪の言葉を並べるなど、自身の行動の説明に苦慮していた。集会では来場者から質問を受け付けるスタイルを踏襲し、丁寧な説明をしていた。

■周囲から注意も
 S 選挙中の様子は。

 B 小川の場合、安倍政権打破が軸だったが、中盤以降は、小池代表への批判を始めた。自身のホームページでは「9条改悪には反対」もアピールし、マスコミに「造反」と取り上げられるなど話題になった。

 H 左から右、そしてまた左。

 B 世論調査で希望の失速が明らかになり、小池には「調子こきすぎ、図に乗りすぎ」とぴしゃり。個人演説会では、民進代表の前原を「危なっかしい」、希望の先輩の細野豪志を「日本を託せる政治家ではない」など。対立候補に対しても「北朝鮮の金家、イラクのフセインとか」と辛らつな言葉を並べ、周囲からさすがに注意された。

 H 候補見送りで実質的な支援を受けた共産党にも、「もはや共産主義を言うのはどうかと思う」「ヨーロッパではどんどん党名を変えており、30年前に既に共産主義の時代は終わっている」。

 A 全国紙やテレビが伝えた「9条改悪反対」の主張に対する批判報道には、「ああいう思惑報道をすれば視聴率が取れたり新聞が売れたりするのだろうか」とマスコミも批判した。

 H 批判票取り込みが狙いなのだろうか。

 S そういえば、前原は来県時に予定していた街頭演説を急きょキャンセルしたのはなぜ。

 A 前原は元々、「天皇制反対、日米安保破棄」の共産党との共闘に否定的だった。「良質な保守が逃げる」と。野党一本化の1区ではアピールしにくい。

 B 希望への合流を進めた「戦犯」と言われていたし。

5356名無しさん:2017/10/27(金) 22:24:01
■法定ビラで反発
 S 小川が選挙用法定ビラで「香川の仕事」の一つとして「高速道4車線化を決定」と掲載したことに、県建設業協会が異例の抗議文を出した。

 A 自民政権時代に決めていた4車線化を凍結したのは旧民主党政権。事業が遅れたことで県民には大きな損失を与えた、と言っていた。

 H 同じビラにあった「丸亀町商店街の再開発予算の確保」にも同商店街の幹部が怒っていた。汗をかいてくれたのは自民なのに、と。

 S 候補者宛てに抗議文が出るのは極めてまれ。それくらい怒りが収まらなかったのだろう。

逆風の自民 保守層掘り起こしが奏功
■中央も強力支援
 S 自民は2区の瀬戸隆一が落選し、3議席維持というベストシナリオは崩れたが、1区と3区は勝利し、堅調だったといえる。

 A 1区はまれに見る大激戦となった。自民前職の平井卓也と希望前職の小川淳也は6度目の顔合わせだが、今回は共産を含む野党一本化で初めて一騎打ち。これまでにない危機感を持って選挙戦に臨み、職域や地域支部もフル稼働した。

 D 激戦の1区は終盤、党本部から重点区の指定を受けた。安倍晋三首相をはじめ、岸田文雄政調会長ら「大物」も続々と応援に駆け付け、挙党態勢で支援した。首相は選挙期間中の週末最初の地方遊説先に香川を選んだ。党の本気度がうかがえた。

 S でも実際は、森友・加計問題への不信感があり、安倍政権への逆風は吹いていた。安倍内閣の支持率より不支持率の方が高かったし。加えて、県議会、市議会ともに自民会派が分裂状態にあった。

 H 県議会自民党議員会の海外視察があるテレビで「観光目的」などと報じられ、この風当たりもあった。

 A 本当にその意味では、自民には厳しい条件がそろっていた。が、1区は絶対に落とせないという思いは強かった。県議、市議の動きは活発だったし、いつもなら、終盤に組織が緩んでしまい、息切れがささやかれていたが、最後まで手綱が緩むことはなかった。

■7千票を上積み
 A 1区の投票率は前回並みながら、平井は得票を前回から7451票伸ばしている。活発な運動の成果だろう。

 D 安倍批判が続く中、平井は集会のたびに「国民皆さんがおごりを感じている。そこは率直に反省しなければならない」と話していた。「打倒安倍」を繰り返す野党に対し、政策を愚直に訴える姿が印象的だった。

 S ただ、平井は「相手は希望公認なのに希望が嫌だと言っている。批判ばかりで、どこに政策があるか分からない」と政策論争を深めてこないことに困惑していた。

 A 自民は自公政権の安定力を訴えていた。北朝鮮問題が緊迫する中、外交などでの実績をアピールし、「国を守る」与党の力を強調していた。ちなみに党のキャッチフレーズ「この国を、守り抜く。」は広報本部長の平井が考案したという。

 H 希望が保守を標榜していたこともあり、保守層の掘り起こしにも努めたことは大きい。

■議席奪取ならず
 S 2区、3区の自民前職の戦いぶりはどうだったのだろう。

 D 初出馬から2回連続で比例復活に甘んじていた瀬戸は今回を「背水の陣」と位置付け、選挙区での勝利を目指した。結局、比例復活もならず、議席を失ったが、必死さは伝わった。

 S 具体的には。

 D 瀬戸はこの3年間、地域を歩いた。ほとんどなかったという後援会は40まで増え、組織力は高まっていたはずだ。陣営は前回以上の手応えを感じ、終盤の集会では陣営幹部が土下座する力の入れようだった。実際、得票は前回から2600票伸びている。

 S 3区の大野敬太郎は異例の選挙戦だったみたいだが。

 F 防衛政務官の公務をこなしながらの選挙戦だった。地元を空けることも多かったが、陣営が総力戦を展開、結果はこれまでと同様に圧勝だった。共産と社民の共闘で、「自社一騎打ち」となったが、寄せ付けなかった。投開票日には当選を祝う事務所に在京の大野がテレビ電話で登場、感謝の言葉を重ねていた。

5357チバQ:2017/10/27(金) 22:24:12
他野党の明暗 立民が躍進 共産は後退
 S 希望以外の野党勢では、全国と同様に、民進の分裂を受けて立ち上がった立憲民主が一気に台頭してきた が目を引いた。

 G 立憲民主は県内に候補者を立てていないにもかかわらず、比例得票で5万2870票を獲得した。希望代表の小池による「排除」に屈せず、筋を通したことが好感を呼び、香川でも、リベラル層を中心に得票を伸ばしたことがうかがえる。

 H その一方で、共産は一歩後退した。

 E 県内の比例得票数をみると、共産は2014年の前回から4002票落とした。現在の選挙制度になってからは過去2番目に低い数字だ。上げ潮が続いていたが、今回は減速感があった。野党共闘を優先し、小選挙区で2区にしか候補を立てなかった。

 D これまでは基本的に1〜3区の全てで候補者を立てて戦ってきただけに、熱心な支持者には戸惑いもあった。

 E 県内共産議員の象徴的存在ともいえる白川容子県議を比例単独候補として立てたが、悲願の議席獲得はならなかった。選挙戦終盤には志位和夫委員長が高松に入り、白川と一緒に街頭に立つなど、追い込みを図ったが届かなかった。安保や護憲でスタンスが重なり、新党効果もあった立憲民主に一定の票が流れたのかもしれない。

 S 社民はどうだったのか。

 G 2区と3区で共産と候補者を一本化し、3区では「自・社対決」に持ち込んだ。得票率は微減にとどめ、踏みとどまった。

5358チバQ:2017/10/27(金) 22:25:18
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171023_4.htm
激戦1区、自民に軍配 平井さん歓喜7選 「謙虚、丁寧な政治続ける」

2017/10/23



 相次ぐ新党誕生で揺れた第48回衆院選だったが、県民は自公の安定政権を選んだ。大激戦を繰り広げた1区は、平井卓也さんが県都の議席を死守。3区は、大野敬太郎さんが新人を大差で退け3選を果たした。2区は、瀬戸隆一さんが比例復活もならず、2期守った議席を失った。一方、希望は2区で玉木雄一郎さんが幅広い支持を集め余裕の勝利。1区の小川淳也さんは比例復活した。

 ひた向きに訴え続けた地域振興への熱意が、最高の形で実を結んだ。「反自民」票を結集した相手候補との一騎打ち。かつてない危機感が陣営に漂う中、政策を語り、信念を貫き、勝利をたぐり寄せた平井さん。「香川を、高松を、必ずさらに元気にしてみせます」。大激戦を制し歓喜に沸く支援者を前に、7期目の歩みを力強く踏み出した。

 「これまでで最も厳しく、絶対に勝たなければならない選挙」だった。香川1区で共産党が候補擁立を見送り、民進党から希望の党入りした相手候補との一騎打ちになった。全国でも異例の構図。「相手の政策が見えない」不安を抱えつつ、街頭に立つ回数を増やし、政策と実績の発信に努めた。県議や市議、地元組織も、これまで以上の緊張感を持ってフル回転した。

 選挙戦は自身の原点を思い起こす機会にもなった。「最近の安倍政権はおごっている」「自民党は緩んでいないか」。寄せられた厳しい指摘。その一言一言を真摯(しんし)に受け止め、丁寧に説明を繰り返した。「地域貢献が私の存在意義。地域と共に歩む自民党に変えてみせる」。まっすぐな姿勢に共感が広がった。

 開票速報は文字通り「横一線」。高松市紙町の選挙事務所に当選の報が入ったのは、日付が変わった23日午前0時40分ごろ。「うぉー」「おめでとう」。勝利を信じる支援者から拍手と大歓声がわき起こる。「本当に、本当に、ありがとうございます。皆さんの支えがあってこそ」。平井さんは何度も頭を下げ、お礼の言葉を重ねるとともに、二人三脚で支えた夫人の理枝さんを気遣った。

 「私1人の力で仕事はできない。皆さんの声を聞きながら、謙虚で丁寧な政治をし続けます」。花束を手に、選挙期間中、何度も繰り返した言葉を強調した。

 党要職の一つ、広報本部長として活躍する。選挙期間中に応援に駆け付けた安倍首相や岸田文雄党政調会長からは「次の自民党を支える人材」と評された。迎えた7期目。さらに大きな仕事への期待が高まる。平井さんは「皆さんに大きな力をいただいた。必ず恩返しする」とかみしめるように言い添えた。

5359チバQ:2017/10/27(金) 22:25:41
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171023_3.htm
解説 大激戦の1区、自民が底力

2017/10/23



 衆院選の県内3小選挙区は、自民党が1、3区を制し、希望の党が2区で当選した。自民2勝、希望1勝(当時民主)は2012年、14年に続き3回連続となる。1区はまれに見る大激戦となり、惜敗した希望前職も、四国比例での復活当選を手中に収めた。

 野党の再編劇で幕を開けた今選挙。県内では自民が1議席減らしたが、2前職が議席を堅持した。全国と同様、県民は自公安定政権の継続を望んだといえる。希望も民進時代からの2議席を死守した。

 特筆すべきは、もつれにもつれた1区の大激戦だ。昨年の参院選で共産候補への野党一本化に尽くした小川氏に配慮し、共産が候補の擁立を見送ったため、実質的な野党一本化が成った。小川氏の希望入り後も足並みは乱れず、全国でも珍しい「自民対希望」の与野党一騎打ちとなった。

 公示後の電話世論調査や期日前投票の結果をみると、小川氏は共産、立憲民主、社民などの各支持層から幅広く支持を集めた。

 小川氏は、安保法の適切運用や改憲支持を求める希望の「踏み絵」をのんだが、選挙戦では一転、小池代表を「図に乗りすぎだ」などと批判し、自身のホームページで「憲法9条の改悪には明確に反対」と記載するなど、「造反」で話題を呼んだ。比例での議席は政党への信任票だけに、今後、党公約との整合性が問われることになろう。

 自民は自公政権の「安定力」を訴えた。北朝鮮問題が緊迫する中、外交分野での実績を強調し、「国を守る」力をアピール。経済政策・アベノミクスの継続による地域活性化も訴えた。「1強のおごり」との批判に対しては「謙虚さ」を前面に打ち出し、政策を愚直に訴える姿勢に徹した。

 1、2区には安倍晋三首相ら党幹部が次々と来援、挙党態勢で支えた。野党一本化で大激戦に持ち込まれた1区の平井氏は、党幹部の後押しに応えて職域や地域支部がフル稼働。攻勢をかける希望前職を僅差で振り切り、6期で培った後援組織の底力をみせた。

 防衛政務官のため、公示後も地元を空けることが多かった3区の大野氏は、陣営が総力戦を展開してまたも圧勝を飾り、組織力・地力の差をうかがわせた。

 2区で4選を果たした希望前職の玉木氏も、強さを見せた。国会答弁や民進代表選への出馬で知名度を着実に上げ、希望や立憲民主の支持層だけでなく、保守層にも食い込み、他候補を寄せ付けなかった。

 選挙後を展望すると、北朝鮮による軍事挑発が続き、11月5日にはトランプ米大統領が来日する。信任を得た安倍政権には、休む間もなく、外交を中心に難局が待ち受けている。

 景気の着実な回復、地方創生に向けた取り組みも急がれよう。議席を獲得した平井、大野の両氏は、引き続きかじ取りを託された自公政権の一員として、この難局に挑むことになる。

(報道部・福原健二)

5360チバQ:2017/10/27(金) 22:29:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk36010603000c.html
<衆院選2017>当選の2人、一夜明け /徳島
10月24日 00:00毎日新聞

 衆院選の投開票から一夜が明けた23日、県内の小選挙区で当選した自民前職の後藤田正純さん(48)、山口俊一さん(67)は早速朝から支援者へのあいさつ回りをして忙しい一日を過ごした。取材に応じた2人は晴れやかな表情を見せつつ、地方活性化策や県内で兆しが見えづらい経済再生などの課題に触れ、政権を担う責任に気を引き締めていた。【蒲原明佳、大坂和也】

 ◇快勝の1区・後藤田さん「緊張感ある提言する」

 1区の後藤田さんは、徳島の産業を県外に発信する地方創生を訴え、希望元職に2万票以上の差を付ける快勝だった。「信念を貫く姿勢に支援をいただき幸せ。ぶれない政策や政治姿勢を期待していただいた結果だ」と手応えを口にした。

 安倍首相の森友・加計問題を「説明が不十分」と指摘。党執行部とは距離を置き、自公両党で310議席を超える大勝にも「与党への積極的支持とは思えない。与党内の緊張感を保つ提言を重ねる」と表情を引き締める。

 ただ、当選後、妻で女優の水野真紀さんからは電話で「『しっかり気を引き締めて頑張りなさい』と叱咤(しった)激励をいただいた」と明かし、「家族が一丸となって支えてくれている」とほほ笑んだ。

 ◇10期目、2区の山口さん「謙虚に」と気引き締め

 「節目とは思っていないんです」。2区の山口さんは10期目の当選にも穏やかな笑顔で喜びを語った。「一期一期、よく覚えている。いろいろな経験をさせてもらい、ちょっとずつ成長できた。積み重ねです」

 この日は地元・三好市から選挙区内の自治体を回り、22日夜は台風接近に備えて会えていない市長や町長にあいさつした。他県の応援に飛んだ間、留守を支えた運動員にも握手して感謝を伝えた。

 「地方創生を時代のはやり言葉で終わらせない。声高に叫んでいく」と次の任期に臨む。県内の投票率は戦後最低を更新し、自民の過半数を大きく上回る議席確保は「野党の混乱という敵失の結果」と思っている。「過去の二の舞にならないよう、謙虚に」と気を引き締めた。

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 ■視点

 ◇地方輝かせ、信頼回復を

 県内の選挙区は、自民が2議席を独占した。1区は、後藤田さんの知名度、安定感が支持された形になったが、野党の敵失に救われた面も大きい。県民の求める候補者の不在が有権者の関心を低下させ、投票率を全国最低に押し下げた。

 今回は、民進から希望へ転身して出馬した仁木さんの得票が伸びるかが注目された。従来の主張と、新党公認としての政策の整合性という課題を抱えたままだったが、主張を変えるリスクより希望の“風”にかけた。安保関連法では「北朝鮮情勢を考慮すると、すぐに廃止もどうかと思う」と歩調を合わせた。

 だが、希望の選択は、仁木さんの最大支援組織「連合徳島」の支援体制にひずみを生んだ。連合は仁木さんの推薦を決めたが、最大の産別労組で護憲派の多い自治労県本部は自主投票とした。連合徳島の幹部は「各組合員に仁木さんの応援を十分理解してもらう時間もなかった」とこぼした。

 当初は後藤田さんの陣営も希望の風への警戒感を強めていた。だが終盤、希望の失速とともに新党人気に依存していた仁木さんの政策のぶれが有権者に見極められ、支持に広がりを欠いた。無風になった希望と自民、共産の戦いの構図はもはや目新しさはなくなった。一方、台風の影響があった他の四国3県は投票率50%を超えた。

 3期連続、与党の同じ顔ぶれが並んだが、共同通信の出口調査では、県内で安倍首相を信頼していないと答えた人は51・8%に対し、信頼していると答えた人は44・7%。当選者には、数字を重く受け止め、地方が輝く実効性のある政策を求めたい。【松山文音】

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 ◆開票結果

 ◇1区=選管最終発表

当 90,281 後藤田正純 48 自前W

  69,442 仁木博文 51 希元W

  15,622 山本千代子 68 共新

 ◇2区=選管最終発表

当 81,616 山口俊一 67 自前W

  25,726 久保孝之 54 共新

   7,671 福山正敏 46 諸新

5361チバQ:2017/10/27(金) 22:30:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk36010409000c.html
<衆院選2017>自民がっちり2議席(その1) 後藤田さん盤石の7選 /徳島
10月23日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選は22日投開票された。内閣支持率が低下する中で野党再編が注目されたが、県内の2選挙区では自民候補がそろって勝利した。1区は前職の後藤田正純さん(48)が、今回は希望の公認候補として出馬した元職、仁木博文さん(51)、共産新人の山本千代子さん(68)を退け、7期連続の当選。2区は前職の山口俊一さん(67)が、共産新人の久保孝之さん(54)、幸福新人の福山正敏さん(46)を破り、10選を果たした。比例代表の自民前職、福山守さん(64)も3期目の当選を決め、2014年の前回衆院選に続いて自民3人が議席を獲得した。当日有権者数は64万4670人。小選挙区の投票率は46・47%(前回47・22%)だった。【衆院選取材班】

 ◇1区

 徳島市内の後藤田さんの事務所に当選確実の一報が伝わると、近くの会場に集まった支援者から拍手と歓声が湧いた。後援会関係者らが後藤田さんを囲み、万歳三唱。後藤田さんは「党を改革していく姿勢が評価された。地方創生で他県と戦える強い徳島にしていく」と決意を語り、花束を手に喜びを分かち合った。

 内閣支持率が低下する中、突然の衆院解散に野党再編。6度目の対決となった仁木さんは、新たに希望の公認候補として出馬することが決まった。衆院解散直後は後援会幹部も「相手候補の勢いは未知数」と恐れた。

 選挙戦では、小池百合子東京都知事が代表の希望の党を意識して地方活性化策に焦点をあて「地方に必要な政策は都市とは違う。選挙戦は地方VS大都市の構図」と強調。国政6期の成果に加え、スポーツを生かしたまちづくりなどを訴えた。

 仁木さんが政権への批判票を集める一方、後藤田さんは森友・加計問題を「説明不十分」と断じた。「安倍1強」と言われる党の改革を約束し、保守層の支持をつなぎとめた。

 山本さんは、憲法9条改正反対や「筋を通した野党と市民との共闘」を訴えて一定の支持を得たが、及ばなかった。

 ◇仁木さん訴え届かず「思いは負けておらず」

 小選挙区落選の知らせに、仁木さんは徳島市の事務所で取材に応じ、「不徳の致すところ。徳島と日本を良くしたいという思いは相手に負けていなかった」と述べた。6度目の国政選挙に臨んだ仁木さんは、比例復活当選に望みをつないだ。

 民進党から希望の党へ転身しての出馬となった。社会保障の充実などを訴え、支持を求めた。新党を追い風にしたい陣営だったが、選挙終盤の「小池新党」に対する風当たりは想像以上に厳しかった。

 ◇福山さん3選 自民・比例単独

 比例代表の自民前職、福山さんも3選を確実にし、徳島市八万町の事務所で万歳をして喜んだ。「1票の格差」是正のため県内の小選挙区が減り、前回選から比例代表に転出。福山さんは支援者らを前に「自民党でなければ駄目だという期待を感じた。国と県のパイプ役として、これまで以上に邁進(まいしん)していきたい。古里と国を守る礎となりたい」と語った。

 党副幹事長として、接戦の高知や愛媛へ小選挙区候補の応援に回った。地元小選挙区候補の応援演説にも立ち、自民党への支持を求めた。今回も自民四国ブロック単独2位に登載され、安定した戦いとなったことから、県内小選挙区では比例代表に候補を立てる公明党との選挙協力が進んだ。

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後藤田正純(ごとうだ・まさずみ) 48 自[破]前(7)

 [元]党副幹事長[歴]三菱商事社員▽内閣政務官▽副内閣相▽慶大=[公]W

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 ◆開票結果

 ◇1区(徳島市、小松島市、阿南市、勝浦郡、名東郡、名西郡、那賀郡、海部郡)=開票率97%

当 90,228 後藤田正純 48 自前W

  69,366 仁木博文 51 希元W

  15,535 山本千代子 68 共新

 ◇2区(鳴門市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、板野郡、美馬郡、三好郡)=開票率95%

当 81,613 山口俊一 67 自前W

  25,723 久保孝之 54 共新

   7,671 福山正敏 46 諸新

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 当は小選挙区の当選者

 比は23日午前0時5分現在の比例代表当選者

5362チバQ:2017/10/27(金) 22:30:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk36010389000c.html
<衆院選2017>自民がっちり2議席(その2) 山口さん軸ぶれず10選 /徳島
10月23日 00:00毎日新聞

 ◇2区

 強固な地盤を築いてきた山口さんが、国政10期目の当選を決めた。松茂町の事務所に早々の吉報が届くと、集まった支援者に笑顔が広がった。野党再編の動きに「政治家は軸がぶれてはいけない」と強調してきた山口さん。支援者から花束を贈られると「地方創生を進める。謙虚に、真摯(しんし)に頑張りたい」と約束した。

 党県連会長と党本部の要職を務めながらの選挙戦。期間の半分は接戦となった京都や北海道へ応援に向かったが、地元の議員や運動員が留守を支えた。

 郵政解散選挙で主張を貫いて無所属立候補した経験から、小池新党を巡る野党再編を批判。「堂々と政策を訴える」と選挙戦に臨んだ。閣僚経験から先端技術を活用した地方活性化策や、効果が偏る経済政策「アベノミクス」の修正などを主張。保守層を固め、推薦する公明党も全面的に選挙協力した。

 久保さんは、森友・加計問題など疑惑を呼んだ与党を追及。政権批判の票の取り込みを狙った。10%の消費増税反対などを主張したが、及ばなかった。

 福山さんは、北朝鮮の脅威の中で衆院解散した安倍政権を批判。国防強化や減税による消費拡大などを訴えたが、支持は広がらなかった。

5363チバQ:2017/10/27(金) 22:31:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk38010401000c.html
<衆院選2017>自民、全勝は成らず 希望、白石氏が雪辱(その1) /愛媛
10月23日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選は22日に投開票され、愛媛3区で希望の党元職が当選し、2009年の第45回選以来、3回ぶりに自民党の4議席独占を阻止した。台風21号の影響で、松山市と八幡浜市の離島で船が出せず投票箱が運べないとして、両市の開票が23日に延期されたが、1、2、4区では組織力を生かして終始優位に戦いを進めた自民前職が当選を確実にした。野党は政権批判票が分散したことが影響したとみられる。当日有権者数は117万7269人、小選挙区の投票率は初めて5割を割り込んだ前回を0・94ポイント上回る50・74%だった。

 ◆3区

 ◇激戦制し返り咲き

 希望元職の白石洋一氏が自民新人の白石寛樹氏との激戦を制し、返り咲きを果たした。当選が確実になると、西条市内の事務所は大歓声と拍手に包まれた。洋一氏は喜びを分かち合い、「国のあり方、未来の子どもたちのために働いていきたい」と抱負を語った。

 党の合流で、急きょ希望の党からの出馬となったが、「信念は変えず、必要ならば、中から党を変える」と選挙戦に臨んだ。集会には元衆議院議員の永江孝子氏も駆けつけ、年金改革などを訴えた。

 寛樹氏は、「地域に利益が入ってくるような波を起こしたい」と強調。亡くなった白石徹氏の次男として、「父の遺志を継ぐ」と選挙区を走り回って政策を訴えたが、わずかに及ばなかった。小選挙区での敗戦が決まると、新居浜市内の事務所では集まった支持者からため息が漏れた。

 共産新人の国田氏は消費増税中止などを訴えたが、浸透できなかった。幸福実現の新人、森田氏も伸び悩んだ。【木島諒子】

 ◆4区

 ◇山本氏、組織力で9選

 自民前職の山本氏が9回目の当選を決めた。宇和島市のJAえひめ南のホールは拍手に包まれ、支援者らとともに勝利を祝った山本氏は「今まで積み上げてきた政治的財産を皆さんにお返ししたい」と語った。

 前回選では自民の基盤に陰りも見え、「気を引き締めないと負ける」と危機感を持って臨んだ今回の選挙。連日支援者を回り、農協や漁協など100を超える団体の推薦を受けた。14日の決起集会には中村時広県知事も駆け付け、激励した。

 環境相の経験を強調し、「培った政治力で地元に恩返しをしたい」と高速道路の整備などによる1次産業の発展を訴えた。自公連立政権の維持を呼びかけ、自民、公明両党の組織票も固めた。

 公示の1週間前に希望へのくら替えを決めた元職の桜内氏は投資による南予地域の振興などを強調して懸命に巻き返しを図ったが、及ばなかった。共産新人の西井氏は浸透しきれなかった。【中川祐一】

5364チバQ:2017/10/27(金) 22:32:26
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 ◆開票結果

 ◇1区(松山市<旧北条市など除く>)=開票率0%

当 0 塩崎恭久 66 自前W

  0 石本憲一 70 共新

  0 富永喜代 50 希新W

 ◇2区(松山<旧北条市など>、今治、東温市、越智、伊予郡)=開票率82%

当 51,929 村上誠一郎 65 自前W

  30,321 西岡新 44 維元W

  16,989 横山博幸 66 希前W

   8,898 一色一正 67 共新

 ◇3区(新居浜、西条、四国中央市)=選管最終発表

当 70,978 白石洋一 54 希元W

  53,910 白石寛樹 29 自新W

   6,226 国田睦 65 共新

   2,641 森田浩二 57 諸新

 ◇4区(宇和島、八幡浜、大洲、伊予、西予市、上浮穴、喜多、西宇和、北宇和、南宇和郡)=開票率88%

当 72,449 山本公一 70 自前W

  50,006 桜内文城 52 希元W

   9,535 西井直人 60 共新

当は小選挙区の当選者 比は23日午前0時40分現在の比例代表当選者

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk38010404000c.html
<衆院選2017>自民、全勝は成らず 希望、白石氏が雪辱(その2止) /愛媛
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆1区

 ◇塩崎氏、8選確実

 自民前職の塩崎氏が他候補を寄せ付けず8選を確実にした。当選が確実になると、松山市のホテルに設けられた会場に駆け付けた支援者らから、大きな拍手が沸いた。姿を見せた塩崎氏は支援者らと喜びを分かち合い、「安倍政権の経済政策が確実に成果を上げていることが浸透し、途中から追い風を感じた」と述べた。

 ほぼ毎週末、選挙区に戻り、地域行事や会合に出席して地元の声を聴いてきた。選挙戦では、年金受給資格を短縮する法改正や児童福祉法改正など厚労相時代の実績をアピール。多くの業界団体の推薦を受けて組織票を固め、公明党との協力も機能した。

 希望新人の富永氏は12月に出馬を表明。自らの選挙戦を「前厚労相に医師が挑む戦い」と意義付け、「つじ立ち」や座談会で、医療制度改革やしがらみのない政治の実現などを訴えたが、及ばなかった。共産新人の石本氏は改憲阻止などを訴えたが浸透しなかった。【成松秋穂、玉木達也】

 ◆2区

 ◇村上氏、安定11選

 自民前職の村上氏が終始安定した戦いを進め、11選を果たした。「当選確実」の知らせを受け、今治市の事務所は大きな拍手と歓声に包まれた。村上氏は集まった支持者らと喜びを分かち合い、「本当の日本の課題は財政再建、金融緩和の出口戦略、社会保障と税の一体改革にある」と抱負を述べた。

 選挙戦では財政再建や税と社会保障の一体改革、外交安全保障の強化などを掲げ、「より良い日本を次の世代に渡すことが責務」と訴えてきた。自民、公明支持層を固めたほか、無党派層も取り込み、幅広い世代からの支持を集め序盤から優位に立った。

 維新元職の西岡氏は、加計学園が今治市で進める獣医学部新設計画の必要性を強調。「市民の本当の声は開学支持。民意を日本中に示す」とアピールしたが、届かなかった。

 希望前職の横山氏と共産新人の一色氏は、政権批判を展開するなど支持拡大を図ったが、及ばなかった。【花澤葵、松倉展人】

5365チバQ:2017/10/27(金) 22:34:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk39010394000c.html
<衆院選2017>自民、議席独占崩れる /高知
10月23日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選は22日投開票され、高知1区は自民前職の中谷元さん(60)が議席を守ったが、2区は無所属新人の広田一さん(49)が初当選した。自民は3選挙区だった2000年から小選挙区で6回連続だった議席の独占が崩れた。

 2区は野党の合流騒動で出遅れもあったものの、自民前職と無所属新人の一騎打ちとなり、事実上の野党共闘が功を奏した。1区では自民前職に加え、希望、共産が新人を擁立して三つどもえになったが、厚い地盤を持つ前職が安定した戦いを展開した。

 小選挙区の投票率は51・87%で、戦後最低だった前回14年の50・98%を上回った。当日有権者数は62万580人(男28万8330人、女33万2250人)。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇中谷さん、安定の10選

 中谷さんの支持者が集まった高知サンライズホテル(高知市本町2)では、「当選確実」の一報が伝わると喜びの声が上がり拍手が巻き起こった。

 還暦を迎え、10期目を目指して臨んだ選挙戦。「愛すべき国に 強く優しく誇り高く」をキャッチフレーズに、県外での応援要請に応えながらも可能な限り走り回った12日間だった。自衛隊の根拠規定の追加や合区制度解消に向けた憲法改正、経済政策ではアベノミクスの総仕上げや地域の発展を訴え、自公のみならず幅広い層から支持を集め、安定した戦いを繰り広げた。

 歓声に迎えられた中谷さんは、支持者と笑顔で握手を交わして喜びを分かち合い、「原点に返った気持ちで取り組みたい」と話した。

 ◇大石さん、一報にため息

 民進から希望に移って挑んだ新人・大石宗さん(37)の事務所(高知市山ノ端町)では、中谷さんの「当選確実」の報にため息が漏れた。大石さんは「全ては私自身の力不足、それ以外にありません」と頭を下げた。

 ◆2区

 ◇広田さんが初当選

 高知市潮新町2の事務所には広田さんの支持者が詰めかけ、食い入るようにテレビの開票速報を見つめた。午後8時に「当選確実」の速報が流れると大きな歓声に包まれた。

 2期12年務めた参院議員からのくら替え。県連代表を務めていた民進が希望と合流する中、退路を断って無所属での立候補を選び、事実上の野党共闘候補として自民前職との激戦を制した。

 選挙戦では「世代交代」を強調し、「与党の強引な政治を変え、しがらみのない政治を」と訴えた。

 当確の一報を受け、事務所に姿を見せた広田さんは「正直、びっくりした」と喜び、「参院議員の経験を生かし、即戦力として国会論戦にも臨みたい」と話した。

 ◇山本さん、支持固めきれず

 山本有二さん(65)は連続9期の実績を訴えたが、支持を固めきれず小選挙区で敗れた。高知市萩町1の事務所で、山本さんは「心からお詫び申し上げます」と支持者に頭を下げ、比例代表での復活当選に望みを託した。

 ◇投票所でミス相次ぐ 県内各地、用紙の二重交付など

 22日投開票された衆院選では、県内各地の投票所や開票所でトラブルが相次いだ。

 越知町では、比例代表の投票用紙と間違えて小選挙区の投票用紙を有権者に渡し、小選挙区の投票用紙を2回交付。有権者は小選挙区用の投票用紙で比例代表に投票したとみられ、無効になるという。

 室戸市では、1人の有権者に対し、比例代表と国民審査の投票用紙を交付しないミスがあった。小選挙区の投票が終わった有権者1人に対し、他の投票も既に終えたと職員が誤り、投票用紙を交付しなかった。

 高知市では、期日前投票で18〜21日、1区の有権者に対し、2区の識別札を渡して職員が案内して投票させるなどのミスがあった。

 いの町でも、期日前投票で二重交付のミスがあった。16日に期日前投票をした80代男性が、21日に2回目の投票に訪れ、投票所が誤って許可した。男性は1回目の投票を忘れていたとみられ、2回目の投票の際、職員も確認を誤ったとみられる。票は有効になる。

 さらに、台風21号による倒木で、高知1区の高知市鏡地区の投票所の投票箱が県立県民体育館(高知市桟橋通2)に到着するのが遅れ、1区全体の開票開始が1時間遅れた。塞がれた道を職員が徒歩で乗り越えて届けた。【岩間理紀】

5366チバQ:2017/10/27(金) 22:34:22
 ■視点

 ◇有権者が望む政策を

 1区、2区で結果が割れた。1区では自民前職が10選を決めた一方、2区では連続9期の自民ベテランを無所属新人が接戦で破り、初当選した。

 安倍晋三首相が「国難突破解散」と名付けた今回の総選挙だったが、この結果は、現政権に対し、一定の「ノー」を突き付けたとも言える。

 毎日新聞が実施した世論調査では、年金・医療を最も重視すると答えた県内有権者が多かった。一方で半数以上が財源となる消費増税に反対している。受益と負担のバランスについて、県民に丁寧に理解を求め、合意形成を目指してほしい。

 また、前述の世論調査でも、安倍首相の続投を望む県民は約3割だったのに対して、望まない県民が半数近くいた。

 当選者には、有権者が望む政策を通してこのギャップをいかに埋めていくのか、あるいは解消していくのかが求められる。

 気掛かりなことがある。前回に続いて県民の約半数が棄権し、投票率は低調に終わった。台風21号の接近による悪天候の影響もあるだろう。しかし、ここまで無関心が広がると、参院選での「合区反対」という声も、絵空事に聞こえはしないだろうか?【柴山雄太】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆開票結果

 ◇1区(高知市北東部、室戸、安芸、南国、香南、香美市、安芸、長岡、土佐郡)=開票率48%

当 40,804 中谷元 60 自前W

  21,888 大石宗 37 希新W

  11,333 松本顕治 33 共新

 ◇2区(高知市南西部、土佐、須崎、宿毛、土佐清水、四万十市、吾川、高岡、幡多郡)=開票率99%

当 91,951 広田一 49 無新

  70,998 山本有二 65 自前W

 当は小選挙区の当選者 比は23日午前0時現在の比例代表当選者

………………………………………………………………………………………………………

中谷元(なかたに・げん) 60 自前(10)

 [元]防衛相[歴]陸上自衛官▽安保法制担当相▽憲法審査会筆頭幹事▽防衛大 =[公]W

広田一(ひろた・はじめ) 49 無(民)新(1)

 [元]参院議員▽幡多上島珈琲役員[歴]会社員▽県議▽民進党県代表▽早大

5367チバQ:2017/10/27(金) 22:35:04
https://www.kochinews.co.jp/article/134966/
2017.10.27 08:00
[2017衆院選] 検証与野激突(下)「1強」民意どう反映
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改憲論議の加速も予想される中、一票を託された選良には民意をくみとった熟議が求められる(22日午後、南国市内の投票所)
改憲論議の加速も予想される中、一票を託された選良には民意をくみとった熟議が求められる(22日午後、南国市内の投票所)
 22日に投開票された衆院選は、与党が3分の2の議席を得る大勝で、安倍政権の継続が決まった。高知県では、10選を目指した自民党のベテラン前職2人が明暗を分け、2000年から続いた小選挙区の独占が崩れた。県内与野党の激突を検証する。

 人口減少による地域の疲弊にあらがう高知県。衆院の小選挙区が3から2に減り、さらに参院選挙区の合区で国会議員枠が減っていく中、今回の衆院選では、結果的に本県関係の衆院議員は4人から6人に増えた。衆参で計9人。中央に届ける「声」は厚みを増すことになった。

    ■  ■

 高知2区を制した無所属新人の広田一氏と、比例四国で復活した自民党前職の山本有二氏。2人は、高速道路延伸や南海トラフ地震対策など、地域の衰退を押しとどめる基盤整備をそれぞれ訴えたが、中央に対する“発言力”の評価は特に郡部で交錯した。

 「公共事業の確保には、与党重鎮の山本氏の力が必要だ」(幡多の建設業者)

 「地道に地域を回り、県民の問題をくみ取れるのは広田氏」(中西部の市議)

 2区のある首長は「これから政府の来年度予算編成をにらみ、要望活動に力を入れる時期。与野党を問わず支援を求めていく」。高知市の岡﨑誠也市長も「野党も含めてチャンネルが多いことは地方にメリットがある」と受け止める。

 利益誘導的な発想は、地方分権からは程遠いとも言えるが、「アベノミクスの恩恵が十分に地方に波及していない」という認識は県内の全候補でおおむね一致していた。県や市町村と連携した地域の再生へ、国会議員たちの力量が問われる。

    ■  ■

 安倍晋三首相が「国難突破」とぶち上げた解散総選挙は、憲法への自衛隊明記や合区解消など、憲法改正を公約の柱に据えた自民党が大勝した。

 「各党と議論を活発にしていきたい。実現できるよう謙虚にやっていく」

 投開票日の22日夜、高知市内のホテル。早々に当確を決めた高知1区の自民前職、中谷元氏が取材にそう答えた。自民の憲法改正草案の起草委員長も務めた元防衛相の目線は、既に改憲実現に向けられていた。

 希望の党、公明党、日本維新の会を合わせた改憲勢力は国会発議に必要な3分の2(310)を優に超える370議席余りに達した。野党第1党となった立憲民主党は「安全保障法制を前提とした9条改悪には反対」としつつ、首相の解散権制約の議論には前向きだ。

 「これから安定政権が続いていくことになる。憲法論議が一斉に加速していく」。投開票の翌日、尾﨑正直知事はそう見通した上で、注文を付けた。

 「野党も力を発揮し、合区解消や地方分権の強化など、全体としてバランスの取れた議論が大事だ」

 高知新聞社などが公示後に行った県民世論調査では、「9条を含めて改正すべきだ」「9条を除けば改正してもよい」が計50・4%となり、近年4回の調査で改憲容認派が初めて過半数になった。一方で、公示前の調査で「安倍政権下の改憲」に賛否を問うと、反対が57・6%で、30・8%だった賛成の2倍近くに上った。

 「安倍1強」下で、この複雑な民意を憲法論議にどう反映させていくか。今回当選した与野党6人には、それぞれの立場で熟議の先頭に立つ気構えが必要となる。

5368チバQ:2017/10/27(金) 22:38:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk34010446000c.html
<衆院選2017>自民、県内6議席 野党共闘、及ばず(その1) /広島
10月23日 00:00毎日新聞

 ◇ポスト亀井氏、6区希望

 第48回衆院選は22日投開票され、自民が県内7選挙区のうち6選挙区で議席を獲得し、「保守王国」の強さを見せた。当選13回を誇った、無所属の亀井静香氏(80)が政界引退した6区は、希望の佐藤公治氏(58)が自民の小島敏文氏(67)との接戦を制した。一方、民進出身の候補者らは票を伸ばせず、県内で唯一「野党共闘」となった3区も自民の牙城を崩せなかった。投票率は50・17%、当日有権者数は235万5504人だった。【衆院選取材班】

 ◆6区

 ◇佐藤さん、返り咲き

 小選挙区制導入の1996年選挙から7期連続で議席を保持した亀井静香・元金融担当相(80)の引退で激戦となった6区。野党結集を訴えた希望元職の佐藤公治氏(58)が県内7選挙区唯一の非自民議席を守り、4年ぶりの国政復帰を果たした。

 当選確実が伝わり、支持者が詰めかけた尾道市のホテルに拍手と歓声で迎えられた佐藤氏は感無量の表情。花束を受け取り「皆さんに、党派を超えて結集していただいた。地方のため、国のため全力で頑張る」と感謝の言葉を繰り返した。

 「家庭、地域、国家の安心・安全の推進」を訴え、「大義なき解散」と安倍晋三首相を批判。選挙戦では亀井氏から実質的に後継指名され、組織的な後押しを受けた。連合広島の推薦や、民進、社民、新社会系の地方議員の支援も受けた。

 選挙区での初当選を目指した自民前職の小島敏文氏(67)は宿願かなわず、世羅町の事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。それでも比例中国での当選を確実とし、「私の力不足に尽きる。農林水産業や中小企業の振興に責任を持って取り組む」と深々と頭を下げた。小島氏は2期の実績を強調、公明からも初めて推薦を得て亀井支持者にも「保守票の一本化」をアピールしていた。

 共産新人の寺田明充氏(66)は安倍政権打倒を訴えたが、支持は広がらなかった。

 ◆2区

 ◇平口さん、組織票で4選

 自民前職の平口洋氏(69)が希望元職の松本大輔氏(46)との6回目の対決を制し、4選を果たした。当選確実の一報が入ると、西区の事務所に駆けつけた平口氏は拍手に包まれ、集まった支持者に頭を下げた。

 09年は松本氏に敗れたが、自公の組織票を固め、12年の前々回から3回連続の当選。平口氏は「消費税引き上げなど自民の訴えが全て理解されているわけではない。心を引き締めて国政にまい進していきたい」と述べた。

 松本氏は古巣・民進の前原誠司代表や希望の小池百合子代表の来援を受け、こまめに地域を回ったが及ばなかった。維新新人の灰岡香奈氏(34)や共産新人の藤本聡志氏(63)らも支持が広がらなかった。

 ◆3区

 ◇河井さん、実績訴え7選

 自民前職の河井克行氏(54)が7選を果たした。安佐南区の事務所では河井氏が「勝てたのは皆さんのおかげ。国民のためにより良い仕事をさせていただきたい」と述べ、支持者と万歳を繰り返した。

 今年8月に自民党総裁外交特別補佐に任命され、首脳外交の地ならしをしてきたと実績をアピール。安倍首相との近さを強調し、着実に組織票を固めた。

 無所属新人の塩村文夏氏(39)は共産、立憲民主、社民のほか、連合広島から支援を受けた。フェイスブックでこまめに情報発信するなど無党派層の取り込みに腐心したが、「風」は吹かなかった。維新新人の今枝仁氏(47)らも選挙カーなどで幅広く支持を訴えたが、届かなかった。

 ◆4区

 ◇くら替え、新谷さん3選

 比例代表から移った自民前職の新谷正義氏(42)が小選挙区で初めて当選を決めた。東広島市の事務所では、当選確実の一報に支持者が歓声を上げた。新谷氏は「皆さんの声を国政に届ける決意を新たにした」と力を込めた。

 強い地盤を持つ前職の中川俊直氏が出馬を断念。新谷氏は蔵田義雄・東広島市長や複数の県議・市議の支援を得て、地域医療の再生などを訴えて浸透した。維新元職の空本誠喜氏(53)は議員時代の実績を訴えたが、及ばなかった。民進の公認候補だった無所属新人の恵飛須圭二氏(34)▽希望新人、上野寛治氏(35)▽共産新人、中石仁氏(54)▽無所属新人、落合洋司氏(53)も届かなかった。

5369チバQ:2017/10/27(金) 22:39:06
 ◆7区

 ◇小林さん、支持広げ3選

 自民前職の小林史明氏(34)が、前回に続く大差で3選を果たした。台風21号の風雨の中、福山市の事務所には早々と当選確実の知らせが届き、小林氏は「皆さんの思いに向き合って、緊張感を失わず政治に取り組んでいきたい」と力を込めた。名物の「鯛(たい)ちくわ」をつなげたレイも贈られた。支持者が喜び合う会場に市の避難準備情報発令を知らせる警報音が鳴り響く一幕もあり、陣営は早めの帰宅を呼び掛けた。

 希望新人の佐藤広典氏(41)は支持が伸び悩んだ。共産新人の重村幸司氏(66)もリベラル票の受け皿になりきれなかった。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk34010452000c.html
<衆院選2017>自民、県内6議席 野党共闘、及ばず(その2止) /広島
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆1区

 ◇岸田さんが手堅く9選

 自民前職の岸田文雄氏(60)が一騎打ちを制し、9選を果たした。当選確実が報じられると、南区の事務所に詰めかけた支持者らは歓声を上げた。党政調会長のため党本部からネット中継した岸田氏は「広島の皆様の思いを胸に全力で努力を続けたい」と語った。

 派閥「宏池会」会長も務め、「次期首相候補」とも言われる岸田氏。選挙期間中は仲間の応援のため全国各地を応援に飛び回り、選挙区での活動は2日間だけだった。留守を守る地元議員や後援会組織が「(首相候補に)恥じない選挙」を合言葉に票を固め、優位に戦いを進めた。

 共産新人の大西理氏(51)は反自民層の受け皿を狙ったが、支持が広がらなかった。

 ◆5区

 ◇寺田さん、3極対決制す

 自民前職の寺田稔氏(59)が、三つどもえの戦いを制して5選を果たした。

 寺田氏は「安全保障体制の構築・強化」と「地方創生・地域再生の実現」を訴えの柱に据えた。防衛政務官や党国防部会長を務めた実績もアピールし、自民、公明支持層を固めた。

 希望新人の橋本琴絵氏(28)は、若さと、子育て中の母親という立場を強調。街頭で若者が都心から移住したくなる地域づくりや子育て支援の充実などを訴えて支持拡大を目指したが、出遅れも響いて及ばなかった。

 共産新人の尾崎光氏(64)は「安倍政権の退陣」のほか、憲法9条を守ることや消費増税の凍結を訴えたが届かなかった。

………………………………………………………………………………………………………

 ■視点

 ◇有権者「消去法」で選択

 過去2回と同様に自民の圧勝で終わった今回の衆院選。希望の出現で民進公認候補が希望と無所属に分かれ、希望独自候補が名乗りを上げるなど公示(10日)直前まで構図は固まらなかった。県内の「野党共闘」も崩れ、結果的に強固な地盤を持つ自民を利する形になった。

 今回、共産は民進と候補者が競合する4選挙区で候補を取り下げる意向で、水面下では野党共闘の形ができあがっていた。多くの区で前回次点だった候補者に共産候補者の票を足すと自民候補と小差になり、実現すれば勝機もあったはずだった。

 ところが、衆院解散直前に「野党共闘への逆風が起きた」(共産幹部)。民進の前原誠司代表が希望への「合流」を表明し、改憲や現在の安全保障関連法を容認する希望に共産は反発。民進出身の希望公認候補がいる区には、対立候補を出す方針に変わった。

 その結果、県内で野党共闘が実現したのは3区のみ。民進公認から無所属での出馬となった塩村文夏氏は民進の支持母体の連合広島が引き続き支援した。共産は候補を取り下げ「塩村さんの当選に全力を尽くす」と選挙カーで塩村氏への投票を呼びかけた。危機感を抱いた自民の河井克行氏の陣営は組織の引き締めに懸命だった。

 ただ、共産候補の取り下げは公示の4日前。出遅れは否めず、「野党統一候補」として十分に浸透しきれなかった。その他の区でも、野党や無所属などが乱立して票を奪い合う結果となり、自民の圧勝を許した。

 めまぐるしく変わる野党の構図や候補者の「肩書」に、有権者からは戸惑いの声も聞かれた。選挙戦中盤に実施した毎日新聞の世論調査でも投票先を決めていないとする回答者が4割に上り、自民県連幹部は「有権者の多くはどこに投票していいか分からず、消去法で自民を選んでいる」と分析する。新議員は「強い信任を受けたわけではない」という謙虚な姿勢で国政の課題に取り組むべきだろう。【寺岡俊】

5370チバQ:2017/10/27(金) 22:59:11
この怒鳴りつけたってのは誰なんですかね?
県連の構成から考えると桜井なのかな?

顧問 内海太
代表 安住淳
代表代行桜井充
幹事長 岡本あき子
幹事長代理県民運動委員長 鎌田さゆり
副幹事長(組織・党勢拡大担当) 伊藤優太



>>5237
「鎌ちゃん、本当にごめん」。民進党県連代表の桜井充が駆け寄った。1区では22日午後8時、立民新人岡本章子(53)が早々と比例東北ブロックでの当選を決めていた。
「知名度があるお前の方が有利だ。立民は岡本に譲れ」。公示1週間前、岡本と2人で立民入りを模索した鎌田に対し、県連幹部が電話で怒鳴りつけた。

>>5330
「これだけ立憲が支持を伸ばし、希望が失速するとは思わなかった」。民進県連選対本部長の桜井充が読み誤るほど、両党を取り巻く環境が激変した。
桜井は「当初は『立憲を応援するな』という号令があり、無所属で出てもらった。民進のままで出れば勝てたのに、本当に申し訳ない」と声を落とす。





=========================

>>2863
希望との事実上の合流が決まった28日夕、民進公認で立候補予定だった1区の岡本章子氏、2区の鎌田さゆり氏、3区の一條芳弘氏は、東京から帰った県連選対本部長の桜井充参院議員と仙台市で会談。1〜5区の候補予定者全員が29日に民進を離党し、希望に公認申請する方針を確認した。

>>2989
安住氏、無所属出馬表明 党入り予定候補ら戸惑い
>>3014
希望、または新党「立憲民主党」からの立候補を模索。一両日中に判断する。
>>3015
宮城2区の元議員鎌田さゆり氏は希望と立憲民主の両新党のはざまに立つ。「リベラルの信念を持っている。タカ派とは違う」と述べつつ「勝てる選択をしたい」とも話した。

>>3181
 公示が10日に迫った衆院選(22日投開票)で、民進党公認で立候補する予定だった宮城1区の新人岡本章子氏(53)、2区の元議員鎌田さゆり氏(52)は3日、新党「希望の党」入りを諦め、別の道で立候補を目指す考えを明らかにした。新党「立憲民主党」か、無所属か。小池新党の再編劇にほんろうされた2人は、出身労組や支持者との間で苦悩の渦中にある。

>>3346
1区の新人岡本章子氏(53)が立憲民主党、2区の元議員鎌田さゆり氏(52)が無所属で挑む方針
鎌田氏は4日午後、「一緒に立憲民主から出たいが、比例で2議席獲得は難しい。私が無所属に回り、岡本さんが比例復活できる可能性を残したい」と民進県議に伝えた。
鎌田氏が立憲民主で立てば、2区に希望が候補を擁立する懸念もある。陣営関係者は「票が分散し、自民党候補を利する恐れがある。一騎打ちに持ち込んだ方が得策」と分析する。

5371チバQ:2017/10/27(金) 23:02:44
http://news.livedoor.com/article/detail/13810509/
山尾志桜里選挙区の「無効票」騒動 相手陣営の鈴木淳司「不正ではない」表明で決着か

7
21
2017年10月27日 20時12分 J-CASTニュース
愛知7区で当選した山尾志桜里氏(2016年4月撮影)
写真拡大
山尾志桜里氏が僅差で当選した衆院選・愛知7区の「無効票1万票」をめぐり、不正に票が操作されたのではないかとの声がインターネット上にくすぶり続けている。

しかし、山尾氏に敗れた「当事者」である自民党候補の鈴木淳司氏側も、無効票の数について「巷間(こうかん)囁かれるような『開票時の不正』によるものではないと思います」とフェイスブックで見解をつづった。

834票差で勝利、無効票は1万1291票
山尾氏は9月に週刊文春が報じた不倫疑惑の影響で強烈な逆風が吹いたが、鈴木氏との一騎打ちを834票差で制した。

ネット上では開票結果の発表直後から「不正」を疑う向きが続出。県選挙管理委員会の発表によると、愛知7区の無効票は1万1291票、無効投票率(投票総数に占める無効票数の割合)は4.2%だった。同県の他の14選挙区は無効票4000〜7000票ほどで、無効投票率は2.1〜3.2%。7区はいずれの数値も県内では高かった。ツイッターには

「不正開票の匂いがする」
「コレは大至急調査するべき」
「この無効票の数、尋常じゃないですよね。不正?なんでしょうか」
「この愛知7区の無効票問題は明確にするべき」
と疑う声が相次いでいる。

「大掛かりな操作をすることはまず間違いなく不可能」
騒ぎが止まない中、東京都議の音喜多駿氏までが議論に参入。26日のブログで「当選者を擁護するものではないですが、中立的な視点から見ても言いがかり以上の何物でもないと思います」(原文ママ。以下同)と見解を披露した。

愛知7区は候補者が2人のみだったことから、「選択肢が限られていてれば無効票が増えるのは当然のことです」とした。

音喜多氏は投開票のプロセスからも言及。「開票所には候補者陣営から一人ずつ立会人が出ている」などの点から、「大掛かりな操作をすることはまず間違いなく不可能でしょう。関係者全員を買収でもするのでしょうか...?」と、恣意的な集計や票の書き換えはできないとした。

こうした点から、「数千票単位の票を動かす『不正』については、我が国の選挙においてはまず間違いなく行われていないと断言して良いと思います」としている。

鈴木氏「私の事務所にも問い合わせや疑惑を指摘する声が殺到」
山尾氏に敗れた鈴木氏(比例代表で当選)も27日未明、事務所フェイスブックを通じて無効票と不正選挙の指摘について言及。「私の事務所にも問い合わせや疑惑を指摘する声が殺到し、さらには再確認を求める趣旨の電話やメールが」相次いでいるという。これを受け、鈴木氏は「私どもの陣営から開票所に派遣し、開票作業にあたって各市町で立会人を務めていただいた皆さんから聞き取りを進めた」と実態調査を進めた。

また、自身も過去に開票立会人を務めたことがあるといい、その経験から「陣営を代表して丁寧に確認作業を進め、疑問票や無効票についても双方納得の上、その束ごとに一つ一つ押印していく為に、その段階での不審な行為は不可能であろうと思われます」と指摘。こうしたことから、「今回の選挙結果について、巷間囁かれるような『開票時の不正』によるものではないと思います」と見解を述べた。

ただ、寄せられた問い合わせについては、「私どもだけでの軽々な判断ではなく、党本部や総務省等、関係各所に連絡を取りながら慎重に対応させていただいております」とし、「近く選対会議を開く中で、一連の経過と対応について報告・相談しながら結論を出していきたいと思います」と見通しを示している。

愛知県選管事務局は27日、J-CASTニュースの取材に対し、「開票やり直しを求める電話は連日届いています」と明かした。また「開票作業は他の選挙区と同様の手続きで、立会人のチェックの中で適正に行われました」と話している。

5372チバQ:2017/10/28(土) 06:47:17
http://digital.asahi.com/articles/ASKBR5SFQKBRPJLB00R.html?rm=414
石川)衆院選振り返る 組織の自民、一矢報いた近藤氏
2017年10月24日03時00分
 県内の3小選挙区の議席を自民が独占する一方、3区で希望の近藤和也氏が比例復活当選を果たした今回の衆院選を振り返る。

特集:2017衆院選
 自民は23日、衆院選を総括した。大接戦を強いられた3区について福村章・自民県連会長代行は「小差とはいえ、小選挙区で勝ち抜けた。これは大きな成果」と胸を張った。4期務めた北村茂男氏が引退を表明し、西田昭二氏が立候補を表明したのは衆院解散2日前の9月26日。それでも公示日の出陣式には谷本正憲知事が駆けつけ、地元首長らも競うようにあいさつ回りや総決起大会に姿を見せた。岸田文雄政調会長や世耕弘成経済産業相も3区に入り、まさに組織をフル回転させた選挙戦だった。

 これに対して、近藤氏は組織に頼らない活動で支持を広げた。「国会に戻ることができました。野党の国会議員として再スタートを切っていく」。復活当選を決め、涙を流して深々と頭を下げた。衆院解散の日の夜、所属政党が変わることについて記者団に問われてこう答えた。

 ログイン前の続き「いいときも悪いときも、政党名ではなく個人として戦ってきた」。能登の全集落を訪れるなど地域をこまめに回って住民と言葉を交わし、月150回の街頭演説をこなした。後援会長の武元文平・前七尾市長は「個人の力、人間性を訴えた」と分析しつつ、組織力向上を課題に挙げた。

 1、2区は自民が圧勝した。1区で当選した馳浩氏は自民県連会長として来年の知事選対応を抱えての選挙戦。今月6日に谷本知事推薦の方針を県連の協議会で決めたが、「現職寄りだ」と一部に不満も残った。出陣式では選対本部長を務めた中村勲県議が「今回の選挙は内なる戦い。県議や市議は手足になって働くんです」と引き締め、組織戦を展開。22日午後8時ごろには事務所に谷本知事が姿を見せ、当選確実を受けて馳氏と一緒に万歳した。2区で大勝した佐々木紀氏も「自民党、公明党、後援会が総力をあげてつかんだ勝利」と、組織による勝利を強調した。

 希望は党自体の失速が響いた。23日午前8時すぎ、1区で落選した田中美絵子氏は金沢市の片町スクランブル交差点で「引き続き、非自民の受け皿づくりをしたい」と訴えた。選挙戦を「突然、希望からの立候補になり、有権者の戸惑いを感じた」と振り返った。選対本部長を務めた石坂修一県議は「(希望の小池百合子代表の)『排除』という言葉でイメージが良くなくなったうえ、二大政党になるべき野党が割れてしまった」と嘆いた。

 前回衆院選、民主は2区で候補者を立てられなかった。今回は柴田未来氏が解散直前に民進からの立候補を決めたが、民進が希望に合流をはかったため、希望公認で戦うドタバタ劇。民進県連会長として柴田氏の選対事務局長を務めた一川政之県議は「とにかく時間がなかった。党本部が一つにまとまりきれなかった影響もあると思う」。

 共産は小選挙区で議席を獲得できなかったが、比例区北陸信越ブロックの1議席を死守した。公明も同ブロックで1議席を守った。一方、立憲への県内の比例区票は7万3806票。これは自民、希望に次ぐ数字だ。立憲の県内支部設立の準備会で代表を務める桑原豊・元衆院議員は「希望が野党の結集軸になれず期待がしぼみ、その分、比例票は立憲に流れたのでは」。立憲と主張が近い部分がある社民は大きく比例票を減らした。

5373チバQ:2017/10/29(日) 13:56:15
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171029_11017.html
<衆院選宮城>自民・秋葉氏と地元仙台市議 理念擦れ違い なお溝
10:07河北新報

<衆院選宮城>自民・秋葉氏と地元仙台市議 理念擦れ違い なお溝
「期待に応えられるように頑張る」と話す秋葉氏(中央)=25日、県議会の自民党会派控室
(河北新報)
 22日投開票の衆院選宮城2区で、自民党の秋葉賢也氏(55)が党支部との不和を抱えながら6選を飾った。公示前に候補者交代を党に求めつつ、「野党には負けられない」と選挙中に矛を収めた地元の仙台市議には、なお不満がくすぶる。個人的なネットワークづくりを優先させる秋葉氏と、党地方組織の強化を重視する市議の溝は埋まっていない。

 秋葉氏は25日正午、県議会の自民会派控室を訪ねた。「県議団、市議団の結束とご尽力のおかげで激戦を乗り越えられた」とこうべを垂れ、謝辞を述べた。
 自民会派の控室を退出後、秋葉氏は「今まで以上に県議、市議と連携を強めていく」と話した。
 「『喉元過ぎれば熱さを忘れる』じゃないの」。2区内のベテラン市議の1人は、今も秋葉氏に冷ややかな視線を向け続ける。

<強い自負と誇り>
 あつれきが生じた背景には、自分自身と後援会を中心に支持者を広げてきたという秋葉氏の強い自負と誇りがある。
 当選確実を受け、23日未明に報道各社のインタビューに臨んだ秋葉氏は県議、市議らに礼を述べつつ「自民党がどうかではなく、一政治家として個人の立場で訴えるスタイルでずっとやってきた」と胸を張った。
 県連幹部は秋葉氏の姿勢が我慢ならない。「政権を担う国民政党として地方議会にも多くの議員を輩出している。党を支える地盤づくりなど党人としての自覚があるのだろうか」
 幹部は、党衆院議員の役割の一つに党組織の強化を挙げる。各種の国政選や地方選では地方議員や地域、職域の各党支部と連携し、資金や人脈を駆使して候補の当選に全力を尽くす関係の構築を求める。
 国と地方の課題を情報交換し、政務に反映させる関係が重要だと強調し、「自分の選挙の時だけ党に頼んでくるようでは信頼は得られない」と苦言を呈する。

<小選挙区の弊害>
 ある元県議は「小選挙区制の弊害」も指摘する。党公認候補は各区1人で、地元の地方議員や党員が候補者に付き従うよう求められるシステムだからだ。
 1993年衆院選以前の中選挙区時代は同じ区に党内の複数候補が立ったため、地方議員を囲い、かつ大切にする関係があったという。元県議は「現行制度は、党が好調なら党名だけで勝ててしまう仕組みだ。地方組織の活性化にならない」と制度改革を求める。

5374チバQ:2017/10/29(日) 13:58:18
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017102902000044.html
山尾さん、したたか戦略で劣勢覆す 高齢層逃さず政権批判票確保
05:00中日新聞プラス

山尾さん、したたか戦略で劣勢覆す 高齢層逃さず政権批判票確保
16日、農産物直売所に立ち寄り、支持を訴える山尾さん=大府市で
(中日新聞プラス)
 衆院選で全国的注目を集めた瀬戸市や日進市などの愛知7区。週刊誌に既婚男性との交際疑惑を報道されて民進を離党し、無所属となった山尾志桜里さん(43)が劣勢の予想を覆し、自民前職の鈴木淳司さん(59)との一騎打ちを八百三十四票差で制した。背景には自分の親世代の高齢層をつなぎとめる地道な活動と政権批判票を取り込むしたたかな戦略があった。
 「総理に立ち向かう議員として、引き続き役割を任せていただきたい」。山尾さんが街頭演説で好んで使った言葉だ。チラシや看板には「立ち向かう。」の文字が躍る。
 無所属で比例復活のない背水の陣。陣営は山尾さんに批判的な人にも「これで政治生命を絶つのはもったいない」と思ってもらう作戦を取った。小規模な集会を重ね、有権者とじっくり話せる時間も取り、疑惑には「やましいことはない」と言い続けた。
 周りを女性スタッフで固めて笑顔をふりまく姿に、相手の鈴木陣営を手伝う七十代の男性ですら「不倫なんかしてないと思う。たくさん回ってるし」と話すほど。
 投開票日に実施した本紙の出口調査によると、得票率で山尾さんは鈴木さんより六十代で17・8ポイント、七十代で22・8ポイント多く得た。後援会関係者は「この世代は自分の娘のようにみてくれているのでは」と話す。
 「オール野党対自民」の構図に持ち込めたのも勝因。山尾さんが無所属出馬を決めたことで、共産が候補擁立を見送った。別選挙区が地盤の民進前職が希望の党候補として出馬する話も浮上したが、調整の末に公認リストから消えた。
 非自民の労組票が多い選挙区で政権批判票の受け皿をつくった。待機児童問題や「共謀罪」の審議で政権に切り込んだ実績を強調。改憲問題も「総理の九条が成立すれば、この国の平和に対する姿勢が変わる」と共産票の取り込みを狙った。
 「重要なのはストーリー」。選挙戦の終盤、陣営スタッフが言った。出口調査で「加計(かけ)問題など首相の政治姿勢を重視する」と答えた人の八割は山尾さんに投票。「バッシングに負けず無所属で立ち、総理と戦う議員」というストーリーに野党支持層が反応し、支持政党のない層も六割以上を取り込んだ。
 誤算は、山尾さんがセールスポイントとする「教育、子育ての充実策」を重視する世代の半数を逃したこと。当選確実となった二十三日未明、山尾さんは「これほどお父さんお母さんの手を握った選挙は初めて」と語ったが、出口調査の得票率では鈴木さんに二十代で22・8ポイント、三十代で16・6ポイントの差をつけられた。
 どちらかに決められなかったとみられる白票も前回の二倍近い六千九百票。前回は山尾さんが約五千票差で勝っており、選対幹部は「山尾に失望した分が白票だったと思う。これから国会で自分の主張を出していけば離れた人も戻ってくるはず」と話す。
 (森若奈)

5375チバQ:2017/10/29(日) 13:59:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171029ddlk43040187000c.html
<公選法違反>衆院選 容疑で松野氏事務所を家宅捜索 県警 /熊本
00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選の熊本1区で落選した松野頼久氏陣営の運動員が逮捕された公職選挙法違反事件で、県警捜査2課は28日、熊本市中央区の松野頼久事務所を家宅捜索した。捜査員約20人が同日午前、事務所に入り、関係書類などが入ったとみられる段ボール5箱を押収した。この事件では、松野陣営の運動員の同区帯山6、会社役員、太田文則容疑者(71)が公選法違反(買収の約束)容疑で27日に逮捕されている。【野呂賢治】

5376チバQ:2017/10/29(日) 14:19:02
>>5282
比例代表で復活当選した3区の松原仁さん(61)は「希望の看板はマイナスだったな」と本音をもらしていた。「立憲民主から出たら小選挙区でトップだったかもね」とも。


チャーターメンバーのお前が言うか!!!

5377チバQ:2017/10/29(日) 17:46:06
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171029-00000011-pseven-soci
希望の党落選者「代表に会ったのは10秒」「本部電話番号不明」
10/29(日) 7:00配信 NEWS ポストセブン
希望の党落選者「代表に会ったのは10秒」「本部電話番号不明」
希望の党の落選者が”敗戦の弁”を語る(左から多ケ谷氏、櫛渕氏、宮崎氏、田村氏)
 衆議院選挙における希望の党惨敗までの過程を最も知る立場にあるのが、当の落選者たちだ。民進党から希望の党に移り小選挙区で敗退した、宮崎岳志氏(群馬1区、前職)、田村謙治氏(東京16区、元職)、櫛渕万里氏(千葉3区、元職)、多ケ谷亮氏(千葉11区、新人)の4人が、知られざる選挙戦の内幕を明かす。

田村:私は希望の党の本部を見に行ったことすらなくて。聞くと落選した若狭(勝)さんの事務所をそのまま使っていたと。事務局の体制すら整っていなかった。

宮崎:若狭さんの政治塾(輝照塾)出身のある候補者は、選挙事務所を間違えて選挙区外に借りちゃったそうですからね(笑い)。街宣車で回りながらポスターを貼っていた候補者もいた。そもそも党本部の電話番号すらよくわからず、民進党経由でしか連絡できなかった。選挙後も「選挙会計はちゃんと期限内にしてください」という事務的なメールが一通来た程度です。

田村:選挙戦の組み立て方について、経験者の有無は大きい。私も最初に静岡から出た時は素人集団でしたから、連合の方に選挙戦のやり方を教えてもらった。

宮崎:地方議員は連合から推薦を受けていたりするから、連合が動かないと議員も動かない。そうなると選挙運動の手足がなくなって新人にはツラい。希望の党独自の選挙部隊はほぼ皆無でしたから。

櫛渕:私も急きょ千葉3区から出ることになったんですが、千葉の場合、連合は「候補者別に今まで支援していた人だけをやりますよ」ということで、支援は何もありませんでした。

宮崎:選挙期間中、希望の党からもたまにメールは来ていたようですが、指示は「SNSで希望の党をフォローしろ」とか、そういうレベル。担当者の名前もなく『希望の党本部』って書いてあるだけ……(笑い)。小池さんとも希望の党の結党以降、まともに言葉を交わしたことがないんです。私の選挙区の隣の高崎市に来られたときに、「ああ、どうも」って握手して、「元気? 頑張ってますか」「はい」で、10秒ほど。そのやりとりだけでした。

田村:あれは本部ではなくて、ただの事務局です。

宮崎:若狭事務所と細野事務所の人がいたくらいなんでしょ? 希望の党の本部って。

櫛渕:資金面についても、結党したばかりだから、広報費は候補者が自己資金で捻出しました。

多ケ谷:供託金も比例で300万円、小選挙区で300万円、党への広報費として100万円で、計700万円。

櫛渕:みな全部で1000万円以上は自己負担しているはず。私も借金しましたし。

多ケ谷:追い風を吹かせるからこれぐらいは、という話なんでしょうけどね。それも含めて候補者の結果責任だと思う。

田村:でも党経由で納めた供託金は返ってくるんですよね?

多ケ谷:いや、比例の供託金は返ってこないと思いますよ。党内でどう分配されるかは約束されてないから、戻ってこないと思ったほうがいいですよ。私はアテにしていません。

宮崎:まだわからないんですよ。そういうことを決める余裕もないんでしょう。

5378チバQ:2017/10/29(日) 20:21:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk40010371000c.html
<2017衆院選ふくおか>批判票割れ、自民に利 立憲、希望、一定の存在感 /福岡
10月24日 00:00毎日新聞

 全国で自民が大勝した衆院選は、県内でも全11選挙区の議席を前職が独占し、選挙前と同じ勢力を維持した。野党は二つの新党が誕生し、野党票は4選挙区で自民を上回ったが、結果的には安倍政権への批判票を食い合う形となって自民を利する結果となった。ただ、希望2人、立憲と共産が各1人、比例復活で議席を確保した。【西嶋正法】

 ◇4選挙区、野党票が上回る

 過去2回に続き「全勝」を目標に掲げた自民は、急激な野党再編の流れの中で希望が誕生したことで、衆院解散前の楽観ムードも吹き飛び、逆に各陣営が引き締まった。

 野党は激戦区などで共闘を模索する動きもあったが、希望の誕生で状況が一変。民進から前職らが移った希望は当初の期待感が小池百合子代表の「排除」発言などで失速。さらに立憲の誕生で「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲・社民」の3極を軸とした争いとなったため、大半の選挙区で自民と野党の一騎打ちの構図が描けなくなった。それでも1、2、9、10区では野党票が自民票を上回り、共闘が実現すれば野党が有利になった可能性もあった。

 県全体で前回より約24万5000票増えた比例票をみると、自民は前回より約7万6000票増やし、公明もほぼ前回並みとそれぞれ底力を見せた。野党は今回誕生した立憲と希望が約37万〜39万票と、前回の民主(約31万4000票)を上回るなど一定の存在感を示したのに対し、維新が前回より約16万5000票、共産も約4万3000票それぞれ減らし、明暗が分かれた。

 ◇6区で集計ミス 新井氏得票県選管訂正

 県選挙管理委員会は23日、衆院選の6区に立候補した無所属新人、新井富実子氏の得票数を当初の発表より1票少ない4万3175票に訂正したと発表した。久留米市の開票所で誤って1票多くカウントしていたため。

 久留米市選管によると、23日未明、投票者数と票数が合わないことが判明。集計し直したところ、100票ごとにまとめた票の束の一つに99票しかない束が見つかった。原因は不明という。市選管の報告を受け、県選管は同日午前5時半ごろ訂正した。

 一方、大牟田市選管によると、同日未明、市内の開票所で比例代表の投票者数5万3424人に対し、投票数が1票多いことが判明した。「その他」扱いにして得票には加えなかったという。【西嶋正法】

5379チバQ:2017/10/29(日) 20:22:39
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk40010395000c.html

<2017衆院選ふくおか>担当記者が振り返る /福岡
10月24日 00:00毎日新聞

 ◆1区

 ◇1票に思いはせ

 「民進が割れて希望の党ができたり。何のための政治なのかという意見が多かった。保守側からするとね」。22日夜、当選確実の速報が伝えられ、事務所に現れた自民の井上貴博さん(55)は記者にこう語った。

 野党勢力は選挙前にめまぐるしく動いた。それを象徴するように1区で希望、立憲に共産が候補を擁立。共闘の雰囲気もなかった。

 そんな乱立を尻目に、井上さんは福岡市の人口や地価の伸び率を挙げながら「アベノミクスの効果」を訴える戦略に徹した。次点より倍近い票を集め、自公政権に「ご理解をいただいた」と喜ぶ。

 ただ井上さんが、国の在り方を示す憲法改正や衆院解散の理由となった消費増税の使い道といったテーマを語る場面には出くわさなかった。これらを争点として訴えた他候補による安倍政権の「批判票」を合わせれば、井上さんの得票を超える。有権者が投じたそれぞれの1票に思いをはせ、国会に臨んでほしい。【蓬田正志】

 ◆2区

 ◇夫唱婦随か…

 夫婦だからある程度は理解できるが、大都市福岡を代表する選挙区で今どき、夫の選挙にここまで妻を駆り出すかと思った。「妻です」のたすきをかけて並んだり、候補者に続いて登壇したりする姿をたびたび目にした。

 約1500人を前に希望の稲富修二さん(47)の妻(42)が「家内でございます。子どもが6人おりますが主人はほとんど家にはおりません。主人がどんな気持ちで駅に立ってきたか。どうか国政に」と涙ながらに訴えると、自民の鬼木誠さん(45)の妻(47)は約3000人に「家内でございます。皆様の期待に応えるために全力で頑張ってまいります。皆様が頼りでございます。どうか主人を助けてください」と熱弁。

 「今回は特別。それだけし烈な戦いだったということ」。両陣営の関係者は「自発的な行動だった」と口をそろえたが、ならばそれを求める地盤があるのか。1人でマイクを握る共産の松尾律子さん(45)が一番頼もしく見えた。【合田月美】

 ◆3区

 ◇政治家としての背骨

 3選を飾った自民の古賀篤さん(45)は、街頭演説などで「常に反省し、謙虚に政策を進めたい」と切り出し、子育て支援などを訴えていた。出陣式や決起大会で数百人規模で支持者を集めるなど組織力を誇示した選挙戦とは対照的に、自身は謙虚な姿勢が目立った。

 そして、演説などでいつも触れていたのが更生保護制度の充実化だ。地味なテーマだが「保護司の人たちがいて地域社会が成り立っている」とライフワークにしているといい、政治家としての背骨を見る思いがした。

 一方、比例代表で復活当選した立憲民主の山内康一さん(44)は「政治を私物化している」と安倍政治批判を展開したが、その演説の分かりやすさが印象に残った。平易な言葉を用いて政策を分かりやすく訴える。この「伝える力」が共感を広げたのではと思う。

 古賀さんは3期目、山内さん4期目で共に40代半ば。国会での活躍を期待したい。【柴田種明】

 ◆4区

 ◇第2ステージへ意欲

 3選を果たした自民の宮内秀樹さん(55)は、キャッチフレーズ「もっと即戦力」を掲げて、盤石の支援組織を誇る選挙区内をくまなく駆け回った。

 魔の2回生と呼ばれた同期が不祥事を引き起こす中、週末は祭りやイベントに参加、学校現場や漁船での漁場視察などこまめに回った。世界遺産では復活登録に向け政府要人や外務省との橋渡しに奔走。地元の意を受けた「即戦力」の実績を示してきた。

 愛媛出身だが、集会では時に九州弁を交え、農林漁業の振興も熱く訴えた。長い秘書経験で会得した腰の軽さでどこにでも顔を出し、地元になじむ姿勢が好感された。

 今回の選挙で「政治の安定こそ国づくりの土台。合従連衡のような野党に国は任せられない」との意を改めて強くしたという。

 第2ステージの中堅政治家として「地域の振興や国の課題、党の中核的な運営にも関わりたい」と意欲を新たにする。【前田敏郎】

5380チバQ:2017/10/29(日) 20:23:10
 ◆5区

 ◇希望、失わず

 「立候補していることを地元でも5人に4人は知らなかった」。希望の比例九州の単独候補として最後に名前を連ねた元那珂川町議の森田俊文さん(54)の弁だ。

 こころの元代表、中山恭子さんが希望に入党、さらに希望の公約が原発ゼロ、消費税凍結と知って党にコンタクトした。すると9月末、若狭勝氏から電話で「福岡1区でどうですか」。細野豪志氏から「福岡1区で腹を決めて。3日後に面接です」と連絡があった。が、翌日夜に「他の方になりました」。

 これで終わりではなかった。公示3日前に、再び若狭氏から「比例に出ませんか」との電話。「逆風。供託金は返ってこない。当選しないことは分かっていたが、党の今後に期待した」と承諾する。

 森田さんは言う。「希望はもう一波乱あって志の同じ人が残るのでは。しがらみのない新しい保守は必要だ」。有権者にもその期待が多いと感じられた選挙だった。【勝野昭龍】

 ◆6区

 ◇問われる真価

 「若者は都会に出ていき、地区では空き家が多い。農家の跡取りもいない。でも、鳩山さんなら変えてくれると期待している」。再選した自民の鳩山二郎さん(38)の演説を聴いていた女性の言葉だ。

 保守が分裂した昨秋の補選から2万4000票以上増やし、13万1000票余りを獲得する圧勝だった。補選が父邦夫さんの弔い選挙だったとすれば、今回の結果は鳩山さんへの率直な期待の大きさの表れといえる。ただそれは、アベノミクスの恩恵が届かない地方が置かれた厳しい状況の裏返しでもある。

 大川市長時代、地方都市の苦しい財政を目の当たりにしてきた鳩山さん。選挙中「市民目線を大事にしながら、時には厳しいことも言わないといけない」との信念を訴え、当選後も「大都市部の独り勝ちの流れを断ち切り、市町村と連携して地方都市を元気にしたい」と地方創生に懸ける思いを語った。真価が問われる2期目が始まる。【高芝菜穂子】

 ◆7区

 ◇再出発のつじ立ち

 敗戦が決まった翌日の23日朝、希望の原圭助さん(39)は交通量の多い大牟田市の交差点に立っていた。選挙戦と同じ通勤や通学の時間帯。車の中から手を振る人や「お疲れ様でした」と近寄る市民に何度も頭を下げていた。

 3選を果たした自民の藤丸敏さん(57)とは約4万3000票差。「力及ばず申し訳ない気持ち」と話した後「言い訳したくはないですが」と前置きした上で「でも正直、まさかの10・22でした」と振り返った。

 民進党熊本県連事務局長から7区候補予定者として大牟田市に移り住んだのが6月下旬。出馬会見でも「民進党愛」を熱く語り「人への投資」と強く訴えていた直後、「希望の党」の公認で選挙戦に突入した。

 あれよあれよの約4カ月。初挑戦で敗れ、党の行方や自らの立場など不安が多い中での再出発が、つじ立ちだった。「人生に関わる話ですから」。来年1月には、1児の父親になる。【井上和也】

 ◆8区

 ◇目標達成、次回は?

 「13万票突破」の目標をクリアした自民の麻生太郎さん(77)の陣営には、安堵(あんど)の表情が広がった。

 初めて共産新人との対決となった前回、投票率は52%台にとどまった。低投票率の背景は、楽勝ムードに加え「保守分裂の激戦だった1区へのてこ入れに力を割くあまり地元の動きが鈍った」(選対幹部)ため。事実、事務所には当時「1区にお知り合いはいませんか」という張り紙が掲示されていた。

 今回は共産の宮嶋つや子さん(66)との一騎打ち。構図は前回と変わらなかったが、麻生選対は投票率55%を目標に掲げ「前回の投票率を下回れば負けと同じ」と檄(げき)を飛ばした。その結果、3年前は町議選とダブルだった小竹町を除く全市町で投票率、得票ともに順調に上乗せした。

 8回目の小選挙区選挙を危なげなく乗り切った麻生さんは3年後に八十路(やそじ)を迎える。「今は引退は考えていない」と言うが、次回の選挙は、代替わりが話題になるのだろうか。【平山千里】

5381名無しさん:2017/10/29(日) 20:23:28
 ◆9区

 ◇政治と有権者との距離

 選挙戦で印象的だったのは、民進から希望に合流した緒方林太郎さん(44)の「票を伸ばす魔法のステッキはない」という言葉だった。「だから有権者一人一人と向き合うつもりだ」とも。

 三つどもえの構図、そして顔ぶれ。緒方さんと共産の真島省三さん(54)野党2人の得票の合計が、8選を果たした自民の三原朝彦さん(70)の票を上回った点も2014年の前回選と同じだが、結果は大きく異なった。野党の2人が議席を失ったのだ。

 政権への反対の意思表示として2人に投票した有権者にとっては、やるせない結果だったと言える。「たられば」の話だが、野党共闘の実現は構図と結果を変えていた可能性がある。

 緒方さんが向き合おうとした有権者の方はどうだろう。1度の選挙で社会や暮らしが劇的に変わるかは分からない。しかし、投票を通じて政治と向き合わなければ、政治との距離は詰まらないままだ。【井上卓也】

 ◆10区

 ◇自民の多様性

 「僕は9条改正は反対。戦後日本の平和の象徴を簡単に壊すことはない」。当選から一夜明けた23日朝、事務所で取材に応じた自民の山本幸三さん(69)はそう語った。意外で、正直驚いた。

 安倍晋三首相は来年の通常国会で憲法改正の発議を目指す考えを示している。その流れとは必ずしも一致しない護憲論だが「僕ら宏池会(岸田派)は基本的にそういう考え。党内の大勢ではないけれども保守本流だ」とよどみがなかった。

 自民が選挙に強い理由が分かった気がした。安倍1強の下で党内議論が失われているとはいえ、やはり多様性がある。希望の党で憲法改正などに同意するよう求められた元民進の候補者が「ジレンマはある」と話していたのとは対照的だ。

 「9条は守るべきだ」。山本さんに投票した8万7674人の中にはそう考える人もいるだろう。多様な負託に応えるために、まずは失われた党内議論の火付け役になってほしい。【取違剛】

 ◆11区

 ◇本人不在のもどかしさ

 「風が吹けば上がり、やめば落ちる。地道な選挙をやらない人が多い」。自民の武田良太さん(49)は公示前、新党頼みの選挙を批判し「選挙は人間関係の積み重ね」と強調した。党幹事長特別補佐を務めるが、多忙でも週末には地元で催しや会合に顔を出す。

 厚い地盤は、現在10区の山本幸三さんと中選挙区時代から10年超、競り合い築いてきた。前回の得票率65・6%は他を圧倒。新人の村上智信さん(48)が公示直前に希望公認を得ても、陣営は「ウチの活動をするだけ」と冷静だった。

 「恥ずかしくない得票率で国会へ」。陣営は他候補との争いというより得票率との戦いに終始。後援会はフル稼働し、あらゆるルートを使った他陣営の切り崩しも激しかった。

 社、共と争った前回より厳しい構図だったが、与党候補応援で本人不在の中、得票率55・5%と安定した地盤を見せつけた。一方で、数の力にかすんだ政策論争にはもどかしさも残った。【斎藤毅】

〔福岡都市圏版〕

5382チバQ:2017/10/29(日) 20:31:07
福岡
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/367981/
自民揺るがず全勝、野党「1強」に惨敗 2区激戦、猛追実らず
2017年10月23日 06時00分
 22日に投開票された衆院選の県内11小選挙区は、全区に前職を立てた自民党が解散前と同様に議席を独占した。

 自民は、激戦区だった2区で競り勝ったほか、4党が競った1区、共産の擁立取り下げで与野党一騎打ちとなった3区、昨年秋の補欠選挙で保守分裂した6区などでも、手堅く票をまとめた。

 野党は、8選挙区で「希望の党、日本維新の会」、「共産党、立憲民主党、社民党」の2極で競合。「反自民」の受け皿になれず、またしても「1強」に惨敗した形となった。

 選挙戦で、自民はアベノミクスの実績や対北朝鮮政策を強調。希望は「安倍1強政治」の批判や女性活躍の推進を唱え、維新は統治機構改革などを掲げた。

 共産、立民、社民は安保法制反対で一致し、森友、加計(かけ)学園問題に絡め、政権批判にも重点を置いた。

=2017/10/23付 西日本新聞朝刊=

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/368236/
6区 野党票が分散 7区 希望受け皿に 「3極」投票動向に影響
2017年10月24日 06時00分
 22日投開票の衆院選で、西日本新聞社は筑後地区の福岡6、7区で期日前と投票日当日に投票を終えた有権者を対象に出口調査を実施した。昨年10月の6区補選や2014年の前回衆院選と投票動向を分析したところ、6区では野党票が分散し、7区では反自民票の受け皿が広がった傾向がみられた。

 6区補選で、共産は野党共闘を優先して候補者を取り下げ、民進公認(当時)の新井富美子氏を支援したが、今回は小林解子氏を擁立。新井氏は希望公認から漏れ、無所属で出馬した。

 調査によると、補選で新井氏に投票した人のうち、8割は今回も新井氏に投票したが、一部は小林氏に流れた。ただ、投票率は14年比6・89ポイント増、補選比8・36ポイント増の53・82%と上昇したこともあり、新井氏の得票数は補選から約3千票上積みした。

 2期目の当選を果たした自民の鳩山二郎氏。補選では蔵内謙氏と激しく公認を争い無所属で挑んだ。今回、9割近くがそのまま鳩山氏に投票。蔵内氏に投票した人の多くも鳩山氏を支持した。鳩山氏の父邦夫氏の死去に伴って実施された補選は弔いの色合いが濃く、一部は新井氏や小林氏に流れた。鳩山氏の得票率は補選比約4ポイント増の66・3%。

 7区は前回、当時の民主党が候補を立てず「自共対決」となったが、今回は希望を交えた三つどもえの戦いになった。共産の江口学氏に前回投票した人の4割、3選を決めた自民の藤丸敏氏に投票した人の3割弱が希望新人の原圭助氏に流れた。投票率は6・36ポイント増の54・83%に上がったが、藤丸氏の得票数は約4千票減、江口氏は半減させた。また、前回投票に「行ってない・分からない」と回答した人の半数が原氏に投票した。

 調査は6、7区計351人から回答を得た。

=2017/10/24付 西日本新聞朝刊=

5383チバQ:2017/10/29(日) 20:32:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk41010236000c.html
<2017衆院選・さが>希望・大串さん、2区を制覇  保守地盤切り崩し 自民、初の小選挙区全敗 /佐賀
10月24日 00:00毎日新聞

 衆院選は23日、台風21号の影響で離島7島から投票箱が届かず開票を延期していた唐津市で開票。当選者が決まっていなかった2区で、希望前職の大串博志さん(52)が接戦の末、前回2014年衆院選の雪辱を果たし、自民前職の古川康さん(59)=公明推薦=と共産新人の大森斉さん(62)を破り、5回目の当選を決めた。1区でも自民前職、岩田和親さん(44)=公明推薦=が無所属前職、原口一博さん(58)に敗れたため、小選挙区で全敗した。1996年の小選挙区制導入以降、小選挙区での自民全敗は初。比例九州に重複立候補していた古川さんと岩田さんは復活当選。県内に関係する前職5人は全員当選した。比例代表までの得票数が確定したのは23日午後6時13分だった。

 一夜越しの当選確実の一報を受けた大串さんは23日午後4時過ぎ、武雄市の事務所で万歳した。「皆様の支え無しにはここまでの声の広がりはあり得なかった」と感謝を述べ、2009年以来となる小選挙区での勝利の喜びを味わった。

 古川さんが元自治相の保利耕輔氏から引き継いだ唐津市を中心とする強固な地盤を切り崩し、投開票日の翌日にもつれ込んだ接戦を約6800票差で制した。開票の遅れには「待つのはいつものことなので、昨日はぐっすり寝た」と笑みを浮かべた。演説を見守った武雄市の主婦、諸岡静代さん(63)は「前回負けた地域に電話すると『この前は古川さんに入れたけど、今回は大串さん』という人が何人もいた」と支持拡大を振り返った。

 今後について「リーダーとして野党の動きを作り、自民に対抗する勢力を前に進めていく」と誓うと大きな拍手が湧いた。選挙戦を通じては「自民党に対応する大きな塊を作っていくことがいかに大事か分かった」とし、排除の論理で希望が失速した反省を踏まえ、野党間の連携を模索する考えを示した。【池田美欧、関東晋慈】

 ◇比例復活 古川さん再選「小選挙区敗因は自身に」

 比例九州に重複立候補していた古川さんは23日、復活当選で2回目の当選を果たした。小選挙区で敗れた古川さんは「力不足で期待に応えられず、申し訳ない」と謝罪し、「今一度、議員の原点に帰る」と誓った。

 敗因に関しては「日ごろの活動の仕方や物の考え方ではないか。正に自分自身の中に原因がある」と唇をかみ締めた。JAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」が自民推薦ではなく自主投票となった点を「今の政権に対する不満もあって自主投票になった。推薦か自主投票かは大きな違い」とし、得票を減らした要因だとした。【松尾雅也】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇確定得票

当105,921 大串博志 52 希前W

比 99,103 古川康 59 自前W

   7,920 大森斉 62 共新

………………………………………………………………………………………………………

大串博志(おおぐし・ひろし) 52 希(民)前(5)

 [元]首相補佐官[歴]内閣政務官▽民進党政調会長▽東大 W

5384チバQ:2017/10/29(日) 20:32:38
https://news.goo.ne.jp/article/saga_s/politics/saga_s-20171025161502930.html
自民全敗 保守王国に「地殻変動」 佐賀
10月25日 16:13佐賀新聞

自民全敗 保守王国に「地殻変動」 佐賀
小選挙区で敗れ、集まった支持者に頭を下げる古川康さん(右)=23日午後、佐賀県武雄市武雄町の事務所
(佐賀新聞)
 「1万7966」。22日夜、地元唐津市の票が台風の影響で開かない中で、希望の党の大串博志(52)に大差をつけられた自民・古川康(59)の事務所。「予想より1万票多い。かなり食われている」。開票速報を見守っていた選対本部長の大場芳博の表情はこわばっていた。翌23日、唐津市も前回より差が半減し、逆転はかなわなかった。

◆浸透

 1区も岩田和親(44)が連敗を喫し、中選挙区制の時代も含めて、自民は初めて選挙区の議席を失った。とりわけ前回から区割り変更になった旧3区を含む2区は、古川にバトンを渡した保利耕輔が圧勝を続けてきた自民の金城湯池。切り崩された2区のある県議は声を落とした。「保利の神通力は、もうなくなった」

 報道各社の世論調査でも一進一退の攻防だった選挙戦終盤、唐津市の自民関係者は公明側にさらなる引き締めを頼んだ。「念押しはしてある。でも、大串と手を握ったことのある人の気持ちにまで、組織は入り込めない」。連立与党の協力関係をも跳ね返す。「隠れ大串党」が浸透していた。

 民主党から政権奪還後も、組織選挙のほころびは散見されてきた。陣営関係者は「地殻変動が起きている」と漏らす。規制緩和を進める安倍農政への反発や、15年の知事選のしこりも引きずった県農政協議会は、自主投票を決めた。建設業界も「従業員は減り、以前ほどは人を出せない」という状況だ。

◆信者

 毎回激戦になる1区の岩田陣営は、その影響をまともに受けた。県農政協の対応に加え佐賀市議選が重なったことに苦慮。後援会も広がっておらず、原口一博(58)のような熱烈な「信者」も少ない。ふたを開けると前回より4千票以上減らし、原口に約2万6千票も水をあけられ、全7市町で敗れる完敗だった。

 自民の強力な要請で、これまでにない支援に動いた公明も、比例の目標に1万票近く届かず惨敗。自民両候補の敗北との因果関係は「分析しないと何とも言えない」(地方議員)と話すが、「組織が高齢化する中で今回の選挙協力はかなり負荷が大きかった」と振り返る。

 全国的には自民大勝の中で唯一「全敗」だった佐賀県連。ある県議は予算獲得や政策実現への影響を挙げ「0勝の非は認め、きちんと反省する。後は国に土下座してでも、今まで以上に汗をかかなければ、本当に存在感がなくなる」と危機感をあらわにした。

 「保守王国はもう昔の話だ」。比例復活に胸をなで下ろした23日の岩田の事務所。県連会長の留守茂幸は報道陣を前に険しい表情のまま続けた。「責任はいつでも取る気持ちはあるが、県連を挙げた立て直しが先だ」。ダメージ回復への道のりは険しい。=敬称略

    ◇   ◇

 電撃解散から野党再編と激動の衆院選は、佐賀県内では自民が歴史的敗北を喫し、勝利した野党2人も別々の政党となり、先行きは波乱含み。県政界の地図を塗り替えた選挙戦を振り返り、今後の課題を探る。(衆院選取材班)

5385チバQ:2017/10/29(日) 20:34:24
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/141496
民進の行方 野党再結集へ正念場
衆院選さが2017<乱 選択の先に(下)>
10/26 9:01
笑顔で言葉を交わす(右から)原口一博氏と大串博志氏。左は園田泰郎代表代行=24日午後、佐賀市の民進党県連事務所 拡大する
笑顔で言葉を交わす(右から)原口一博氏と大串博志氏。左は園田泰郎代表代行=24日午後、佐賀市の民進党県連事務所


 昨年10月20日。東京・永田町の会席料理店にJAグループ佐賀の傘下団体の代表者ら約20人が顔をそろえた。大串博志(52)の民進党政調会長就任祝賀会。主催した中央会会長の中野吉實が「われわれも決める時には決める」と含みのある祝辞を述べた。自民の集票マシンともいわれた農協の変容。「古川陣営がこの光景を見たらおののくだろうな」。参加者の予感は1年後、現実のものとなる。

◆歴史的勝利

 自公政権が大勝した全国情勢とは反対に、佐賀県では非自民が選挙区を独占した。県内で自民両候補が獲得した票は、比例で自公が集めた票より2万票以上少なかった。自民関係者はため息をつく。「大串は怒鳴られ、追い返されても笑顔で自民の地盤に顔を出し続け、最後は味方に変えてしまう」。大串と原口一博(58)。風に左右されない候補個人の人気が保守王国をぐらつかせた。

 県内政界図を塗り替える歴史的勝利。それでも民進党県連には緊張感が漂う。「本当の正念場はここからだ」。当選の歓喜に沸く大串事務所で県連関係者は真顔でつぶやいた。

 希望の党合流を巡り最終的に判断が分かれた原口、大串。2人の政治カラーと、希望がなじまないのは誰の目にも明らか。有権者は無所属で出馬した原口の行動を「勇気ある決断」と評価し、残った大串に批判が集中した。大串が逆風を跳ね返し、県連は「最高の結果」を手に入れたが、民進党籍を残す原口と、希望の大串という所属の違う衆院議員を抱えることになった。

 「全員で希望に合流する」という党の決定に従った大串が県連に残れず、独自の判断を貫いた原口が残るというねじれが起きかねない。県連関係者は最善の道筋として「希望と立憲民主、無所属、民進の参院が再結集し安倍政権に対抗する勢力となる。そうれば県連も団結できる」と語る。

◆静観

 しかし、地方議員の一人が語る最悪のパターンもあり得る。「大串が希望、原口が別の党で固定化すると地方議員も『どっちにつくのか』と迫られる。政党政治の渦にのみ込まれ、県連がばらばらになる」。民主党に維新の党が合流し、民進党が生まれた際、佐賀以外の県では地方組織が紛糾した。「一度、離れると再結集は簡単ではない」

 民進県連は1日遅れで大串当選が決まった翌日、常任幹事会を開いた。永田町でさまざまな動きが出る前に、原口、大串、県連メンバーが顔を合わせる機会をつくる狙いがあった。県連は成り行きを静観する。

 前原誠司代表は25日、選挙後に参院議員も希望に合流する計画を見直し「参院も地方組織も割れずに残っていただきたい」と民進存続を容認した。地方組織にも事情を説明するとしているが、先行きは見えない。

 元副総理の岡田克也らと衆院で新会派「無所属の会」を結成した原口は「穏健保守から社民リベラルまで連携し、政権交代可能な選択肢をつくる」と意欲を見せ、希望で始動した大串も「政策が違うと排除していると野党議員の責任が果たせない。ウイングを広げる方向に野党全体で持っていく」。思いは重なる。次の参院選まで2年足らず。野党の矜恃(きょうじ)が問われている。=敬称略

5386チバQ:2017/10/29(日) 20:35:01
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/141146
衆院選さが 担当記者座談会・1区
1区 「無所属」に有権者好感、原口 組織力生かせず、岩田
10/25 9:33
 衆院選は自民、公明両党が定数の3分の2を確保して大勝したが、佐賀県は全国で唯一、小選挙区で自民候補が勝てない逆転現象を起こした。自民3人、野党2人という衆院議員の政党構成と顔ぶれに変化はなかった。解散直後の野党再編に加え、台風で離島の投票箱が運べず唐津市が翌日開票するなど異例ずくめ。佐賀1、2区を取材した担当記者が全国注目の激戦となった選挙戦を振り返る。(敬称略)





 A 1区は無所属の原口一博が全市町の得票数で自民の岩田和親を上回り、2万6千票の大差をつけた。序盤情勢では岩田先行との見方もあったが、何が勝負を分けたのだろう。

 B 解散から公示までの話題をさらったのは原口だった。解散同日、民進党から希望の党合流参加を表明したものの、公示3日前に突然公認を辞退。それも記者会見を開いて無所属での出馬を発表した。どうしてもメディアへの露出が増える。終始、原口にペースを握られ、岩田陣営はいら立ちを隠せないでいた。「何で原口ばかり載せるんだ」って。

 A 原口が揺れているといううわさは聞いていたが、事実上の選挙戦さなかに公認を辞退するとは、陣営も取材陣も驚いた。

 C 当初、民進で用意していたポスターを希望に作り替えたばかりのタイミングだった。そこからさらに慌ててシールを貼って党名を消していた。陣営や推薦した民進県連は相当苦労していた。立候補届け出が間に合わず、公示日の朝に出陣式ができないかもしれないと頭を抱えていたよ。

 B 原口は陣営スタッフにも「すまない」と頭を下げていた。政治家は身内に対してなかなか素直に謝罪や感謝を言えないもの。こういうところが原口の求心力なんだと思うよ。

 A 岩田陣営はスタッフの数や組織力では原口陣営を圧倒していた。敗因は何だろう。

 D 原口を意識し過ぎてしまったのも一因だ。東部の集会で壇上の弁士が原口の難病を理由に差別的な言葉で中傷する場面があり、後日、陣営幹部が謝罪に出向いた。原口が民進から希望、無所属へ変わったことを「風見鶏」と批判し、共産党が候補を取り下げて共闘したことを挙げ「共産と手を組んだ」とビラまで作っていた。

 C 原口陣営は「差別をする悲しい人も包み込む温かいを社会をつくる」と一枚上の対応をした。「批判ばかりは嫌われる」と途中から岩田陣営も方針を転換したけどね。

 A 知事選から続く農協と自民のしこりや、佐賀市議選が重なったことで組織力をフルに生かせなかったことも不利に働いた。

 B それもだが、前回選挙から3年余りの本人の活動が問われた「通信簿」とも言える。県農政協は自主投票だったが、地域個別の推薦は認めていた。末端の農家と日頃の関係ができていれば、対応は変わったはずだ。課題の後援会組織づくりも進まず、本人が「地域を回った」といっても呼ばれた会合に顔を出すことが多く、新規開拓にはつながっていなかった。

 A 一方、原口の強さはどこにあったのかな。

 D 政党に頼らない草の根の「原口党」で勝負してきたが、希望を飛び出し、比例復活の命綱を断ったことで「信念を貫いた」と有権者の反応も良かった。昨年末に難病を公表したこともマイナスではなく、痛みを知る者が強大な力に立ち向かうイメージと選挙戦がぴったり合った。笑顔の絶えない、余裕すら感じさせる戦いぶりだったよ。

5387名無しさん:2017/10/29(日) 20:35:27
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/141155
衆院選さが 記者座談会・2区
地道な「地域回り」成果、大串 目立った落ち度なし、古川
10/25 9:48
 衆院選は自民、公明両党が定数の3分の2を確保して大勝したが、佐賀県は全国で唯一、小選挙区で自民候補が勝てない逆転現象を起こした。自民3人、野党2人という衆院議員の政党構成と顔ぶれに変化はなかった。解散直後の野党再編に加え、台風で離島の投票箱が運べず唐津市が翌日開票するなど異例ずくめ。佐賀1、2区を取材した担当記者が全国注目の激戦となった選挙戦を振り返る。(敬称略)



 A 1区はもともと自民候補と原口が星を分け合ってきたが、保守王国の2区で大串博志が勝利したのは県内政界図を描き換えたような衝撃があるね。特に保利茂、耕輔2代にわたる「保利王国」を堅守してきた唐津の自民は相当なショックだろう。

 C 大串にとっては逆風の選挙だった。原口が公示直前に希望を飛び出したことも、逆風を強めた。事務所には「なぜ希望に残るのか」と批判の電話が殺到し、困り果てていた。そんな中、前回の3万2千票差をひっくり返したのは驚きだ。風に左右されない足腰の強さがあったということだから。

 D 解散直前、まだ民進から出馬する予定だったころ、選対会議で大串が「選挙区で勝つ。比例復活はない」と檄げきを飛ばした。スタッフはその気迫にしびれ、一気に士気が高まった。本当に勝てるかもしれない。そんな思いが日に日に支援者にまで広がっていった。

 B 勝因は一つ。「電話1本」で参上するという、なじみのコピーに象徴される地域回りだね。旧3区の元自治相保利耕輔がそれほど細かに地域に顔を出していなかったから、集落の寄り合いで酒を飲む大串に触れ、「国会議員像を変えてしまった」と評する人もいた。古川陣営も「全国有数の身の軽さ。ああはできん」と舌を巻いていたよ。

 D 街宣車で走っても沿道に人が飛び出してきて途絶えない。大串が乗らない2号車のスタッフはがっかりされるから「心が痛い」と苦笑していた。

 A 古川康は知事時代から選挙で初めて敗北を喫した。何があったのか。

 B 古川に目立った落ち度はないと思う。むしろ、熱心に地域を回り、与党らしく要望にも対応していた。ただ、行政を知る人には理解できる話だが、一般受けしにくい。口コミで広がる大串人気にはかなわなかった。

 C 共に選挙を戦った3女のゆりえさんが落選後、「選挙のためではなく、政治のための政治活動をしている。佐賀のためなら父は日本一」と語っていたのが印象的だったよ。

 A 前回は自民推薦だった県農政協議会が自主投票になったのも古川には痛かった。唐津は支部として推薦したが、陣営の一人は知事選を通じて農協と距離を縮めた大串に「1万票近く流れたのではないか」と嘆いていたな。

 B 事務所を出身地の唐津から武雄に移したのをマイナスとみる向きもある。大串陣営は「殿様が出てきて城が空になった」と唐津街宣を徹底した。ただ、古川もいつまでも唐津頼みでは先がない。この対決構図は続くだろうから、大串の浸透作戦への対応は不可欠だ。各地に後援会をつくるなど組織選挙を補完する古川カラーの選挙スタイルを固めることが必要だろう。

 A 今回、台風で離島の投票箱が運べず、唐津市が開票を翌日に延期した。経験のない事態だった。

 C 22日の開票当日に事務所へ来ていた支援者は「こんなじれったさが明日まで続くなんて」とやきもきしていた。開票済みの市町で得票が上回っていた大串の事務所は勝ったように大きな拍手が起こっていた。急きょ本人が姿を現したけど、スタッフが「バンザイはしません」と大声で説明していたね。

 B 決着が開票翌日になり、通常は夜中まで続く候補者の当落の取材を明るい時間帯にしたのも珍しい。全国の小選挙区で最後まで当選の結果を待たされた大串は「天気によるものでいかんともしがたい。ドキドキ、ハラハラがちょっと長くなっただけ」と平静を保ってたよ。

5388チバQ:2017/10/29(日) 20:36:14
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/141158
衆院選さが 記者座談会・比例
名簿上位で優遇、今村 公明は票減らす
10/25 10:03
比例代表九州ブロックで当選が確実となり、集まった支持者や県連幹部の前であいさつする今村雅弘さん=22日午後8時10分、佐賀市の自民党県連事務所 拡大する
比例代表九州ブロックで当選が確実となり、集まった支持者や県連幹部の前であいさつする今村雅弘さん=22日午後8時10分、佐賀市の自民党県連事務所


 衆院選は自民、公明両党が定数の3分の2を確保して大勝したが、佐賀県は全国で唯一、小選挙区で自民候補が勝てない逆転現象を起こした。自民3人、野党2人という衆院議員の政党構成と顔ぶれに変化はなかった。解散直後の野党再編に加え、台風で離島の投票箱が運べず唐津市が翌日開票するなど異例ずくめ。佐賀1、2区を取材した担当記者が全国注目の激戦となった選挙戦を振り返る。(敬称略)



A 自民の両候補は接戦で、これまでになく「比例は公明」と訴えていたね。

 B 集会にも公明の動員が多く、候補本人と公明のポスターが交互に貼ってあってどっちの選挙か分からなかった。ちょっとかわいそうになるくらい、すがりついていたよ。

 D 比例単独で出馬した今村雅弘が前回の31位から今回は3位に優遇され、公示前にほぼ当確が決まっていたことも、公明との選挙協力をスムーズにしたね。

 C 公明関係者も自民のヨイショぶりに驚いていたよ。ただ、結果的に公明は前回から2千票以上減らした。自民支持者から「あそこまであからさまに公明と言われると反発する」との声も聞いた。

 A 民進票の行方も焦点だったが。

 D 前回、旧民主は10万5千票獲得した。今回、希望だけで9万5千、立憲民主が5万7千票集め、一定の新党効果は出た。ただ、分裂して与党を利してしまったのは間違いない。

 C 希望は原口が公認を辞退した1区の19・81%に比べ、大串が立ち、小池百合子代表も応援に駆け付けた2区は27・51%と得票率が高い。やはり候補を立てると比例票も伸びる。

 B そうだね。共産は1区で候補を下ろし、県内全体でみると前回から3千票以上減らした。野党再編劇に埋没した面もあるね。

5389チバQ:2017/10/29(日) 20:38:03
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk42010261000c.html
<2017衆院選・ながさき>希望、県都で議席奪取 自民は3選挙区堅守(その1) /長崎
10月23日 00:00毎日新聞

 22日に投開票された第48回衆院選では、長崎1区で希望新人が自民前職を破った。自民は2〜4区で前職が勝利したが、政権を奪還した2012年の前々回選以降、独占してきた県内の小選挙区の議席を一つ失った。民進が希望に合流したことに伴い、4選挙区とも事実上、自民前職と希望新人の一騎打ちとなった。希望は党勢の失速が報じられたが、県内では一矢を報いた。投票率は57・29%で、戦後最低だった前回を6・16ポイント上回った。

 ◆1区

 ◇西岡さんが初当選 冨岡さんとの激戦制す

 希望新人の西岡秀子さん(53)が自民前職の冨岡勉さん(69)との激戦を制し、初当選した。午後11時半すぎ、長崎市元船町の事務所に姿を現した西岡さんは「支援者の皆様が一丸となって戦ってくれたことに感謝申し上げる。国民の声が届く政治を実践していきたい」と決意を述べた。

 昨夏の参院選に続いての国政挑戦となった西岡さん。出馬表明は公示の約2週間前と出遅れたが、参院議長を務めた父武夫氏(2011年に死去)から後援会を受け継ぎ、「西岡」の知名度を生かした選挙戦を展開。西岡さんに後を託した高木義明元文科相(71)も、支持固めに奔走した。

 西岡さんは安倍政権の国会運営を批判し、「長崎から新しい風を」と訴えた。希望から出馬したことを受け、「自主投票」としていた一部の労組も終盤には支援に回った。「政治には女性の視点が必要」と強調し、女性票の取り込みも図った。

 一方、長崎大医学部出身の冨岡さんは、医師連盟や看護連盟からの支援に加え、企業回りに力を入れた。自民と連立政権を組む公明との協力も強化。初めて選挙ビラに「比例は公明に」と刷ったほか、街頭演説でも公明党議員と共に訴え、票の取り込みを図った。安倍晋三首相らが相次いで応援に入ったが、無党派層に支持が広がらず、競り負けた。

 共産新人の牧山隆さん(60)は「憲法9条の改悪は許さない」などと訴えたが、及ばなかった。【加藤小夜、浅野翔太郎、浅野孝仁】

 ◆4区

 ◇北村さん、着実7選 組織戦で宮島さん破る

 「個人、企業、団体のフル活動が得票に結びついた。地元のために課題を解決できるよう頑張る」。組織戦で7選を果たした自民前職の北村誠吾さん(70)は佐世保市本島町の事務所で、支持者を前に頭を下げた。

 九州電力玄海原発の30キロ圏に入る4区。政府が推進する再稼働については「漁協が反対するのは当然だが、賛成とか反対とか今は言うべきではない」と争点化を避けた。玄海原発に最も近い松浦市鷹島では、大きな被害が出た赤潮への対策を約束。中央とのパイプ役として地域振興に尽力することを訴え、原発再稼働に反対する漁協や同市議からの支援も取り付けた。

 陣営では、保守票が希望に流れることを警戒。「小池百合子代表の眼中に地方はない。西九州道の4車線化はなくなる」と公共事業削減の恐れを強調し、支持固めを図った。

 元職の宮島大典さん(54)は民進から希望に合流して出馬したが、党勢の失速に苦戦を強いられた。選挙戦序盤は「自民か希望かの政権選択選挙だ」と訴えたが、中盤からは候補者個人を前面に出す戦術にシフト。無党派層を意識して「若さと行動力」を強調し、世代交代を呼びかけた。大票田の佐世保市では「佐世保出身の国会議員がいないと、佐世保の将来は良くならない」と唯一の地元っ子候補であることをアピールしたが、逆転には至らなかった。

 共産新人の石川悟さん(65)は護憲と安保法制廃止を中心に訴えたが、浸透しなかった。【峰下喜之】

 ◇小選挙区の投票用紙を二重交付 大村市

 大村市選挙管理委員会は22日、衆院選小選挙区の投票用紙を誤って二重交付したとみられると発表した。

 同日午前7時10分ごろ、市内の上久原公民館の投票所で、投票用紙の枚数を職員が確認したところ、小選挙区の投票用紙の残数が1枚少ないことに気付いた。午前7時に投票の受け付けを開始。直後に6人が投票したが、50枚ずつ束ねている用紙の残数を確認したところ、小選挙区のみが本来より1枚少ない43枚になっていた。【浅野孝仁】

5390チバQ:2017/10/29(日) 20:38:20
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 ■解説

 ◇野党一矢、政権不信の証左

 県内の小選挙区で2012、14年と続いてきた自民による議席独占が崩れた。4選挙区のうちの一つとはいえ、県都での野党の議席奪取は安倍政権の強引な国会運営に対する有権者の厳しい目の表れだと言える。

 与野党ともプラス材料に乏しい選挙戦だった。与党にとっては、森友・加計問題で内閣支持率が低下する中で打って出た“一か八か”の解散総選挙。自民候補や応援弁士は街頭で「おごりがあったかも」「反省すべきところは反省して」などと、批判を意識した言葉を口にした。

 野党側は、突然の解散に混乱を極めた。長崎1、2区では公示の約2週間前にようやく民進の擁立候補が決まったが、直後に民進と希望が合流。民進と自由が擁立予定だった県内の4候補は希望の公認を得たが、小池百合子代表の「排除」発言は不評を買い、党勢は失速した。

 そんな中でも、希望が1議席を確保したのは、政権への不信感の強さを示す証左だろう。公示後の毎日新聞の特別世論調査では、県内で、安倍晋三首相の続投を「よいとは思わない」と答えた人が半数近い46%。安倍政権に「ノー」を突きつける現実的な選択として希望候補に1票を投じた人も少なくなかった。

 自民候補が選挙戦中、与野党で意見の大きな違いはない北朝鮮の脅威を「国難だ」と強調し、好調な経済指標の数字だけを並べてアベノミクスの成果と誇る姿には違和感を覚えた。自民の新議員は、国民の厳しい視線を肝に銘じ、真摯(しんし)に議論を尽くして国政運営にあたってほしい。一方、初当選を果たした希望の西岡さんは安倍政権が今後進める憲法改正などにどのような姿勢で臨むのか。有権者は注視している。【加藤小夜】

5391チバQ:2017/10/29(日) 20:39:18
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk42010298000c.html
<衆院選>4選挙区 衆院選振り返って /長崎
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選は、県内の小選挙区で自民が3議席、希望が1議席を得る結果となった。突然の解散に加え、野党第1党だった民進が希望に合流するなど混乱の中で進んだ選挙戦。各選挙区での戦いを担当記者が振り返った。

 ◇1区 組織戦の勢いに差

 希望新人の西岡秀子さん(53)と自民前職の冨岡勉さん(69)の接戦が報じられたが、ふたを開けてみれば、1万票差をつけての西岡さんの勝利だった。冨岡さん陣営では自民県議や長崎市議の動きが鈍かったのに比べ、西岡さんの陣営は特に選挙戦中盤以降、「なんとしても勝たせたい」と一丸になっていた。その勢いがそのまま結果に表れた。

 西岡さん陣営は、引退した高木義明元文科相(71)の出身母体の三菱重工労組や参院議長を務めた父武夫氏(2011年に死去)から引き継いだ後援会、支援に回った民進党の所属議員らがフル回転。共同通信が22日に実施した出口調査によると、希望支持層の大半を固め、安倍政権の国政運営に不満を持つ立憲支持層や無党派層も取り込んだ。自民、公明支持層にも一定程度食い込んだ。

 冨岡さんの陣営では、精力的に支援に回った党所属議員がほとんどいなかった。冨岡さんは街頭や個人演説会で、科学技術や医療分野での実績を強調したが、有権者には伝わりづらく、本人も「訴える力が足りなかった」と悔やんだ。

 一方、選挙戦を通して、候補者が被爆地ならではの争点に考えを語る場面は少なかった。共産新人の牧山隆さん(60)は「核兵器禁止条約に署名する政府をつくろう」と訴えたが、西岡さんは「被爆者の思いを国政に届ける」と述べるにとどまった。憲法9条の改正についても、西岡さんは「国民の声を広く聞きながら議論を始める」と語っただけで、賛否については明確にしなかった。選挙戦自体は激戦となったが、主張はかみ合わず、論戦は深まらなかった。【加藤小夜】

 ◇2区 訴え「地域振興」一辺倒

 自民前職の加藤寛治さん(71)が地盤の島原半島3市で他候補を圧倒。2014年の前回選では民進候補に敗れた大票田の諫早市でも希望新人の山口初實さん(69)に約6400票差をつけて勝った。

 諫早市での得票は前回より約6000票増。投票率がアップした影響もあったが、加藤さんは「実績が評価され、今後への期待が得票につながった」と振り返った。

 選挙戦中は、第1次産業の振興や道路整備を重点に訴え、農業や建設業界の支持を集めた。ただ、毎日新聞が長崎新聞社とNBC長崎放送と合同で実施した出口調査によると、加藤さんに投票した人の4割が憲法9条改正の賛否については「分からない」と回答。地域振興策の他にも争点を示し、考えを語ってほしかった。【近藤聡司】

5392チバQ:2017/10/29(日) 20:39:31
 ◇3区 安全保障政策に一定支持

 「国防強化や憲法改正の話は嫌がられることがあったが、今回は反応がいい」。自民前職の谷川弥一さん(76)は選挙戦中、安全保障への有権者の関心の高まりを語っていた。

 安倍晋三首相は北朝鮮の脅威を「国難」と位置づけ、解散総選挙に打って出た。離島の五島市出身で、内陸部での支持獲得に不安も感じていた谷川さんだったが、結果的には、自衛隊施設を抱える大票田の大村市などでも得票を伸ばし、選挙区内の全10市町でトップ。3区では、自民の安全保障政策が一定の支持を得たと言える。

 ただ、北朝鮮への対応を巡っては、自民の支持者からも「攻撃目標にされるのでは?」「難民が押し寄せる」などと不安の声が聞かれた。政権は、有権者が強硬手段への「白紙委任状」を与えたわけではないことを自覚してほしい。【中尾祐児】

 ◇4区 「野党票割れ」に助けられ

 「野党が一本化していたら、結果は大いに違っていただろう」。7選を果たした自民前職の北村誠吾さん(70)は投開票から一夜明けた23日、佐世保市三浦町の事務所で率直な気持ちを語った。

 落選した希望元職の宮島大典さん(54)と共産新人の石川悟さん(65)の得票を合計すれば7万1596票で、北村さん(7万3899票)に2303票差まで迫る。「一本化で運動体が大きくなれば、足し算以上に勢いが出て、浸透する」と北村さん。宮島さんが改憲と安保法容認の希望から出馬したため野党共闘が実現せず、社民や支持労組の一部も「自主投票」としたことにも助けられた形となった。

 共同通信社が22日実施した出口調査によると、宮島さんは社民支持層の約60%を取り込んだが、約20%は石川さんへ、約15%は北村さんに流れた。離反票以上の保守票奪取を目指していたが、一夜明けての朝立ち演説後、「希望という保守政党に入って、自分を見る目が変わったのは間違いない。短期決戦で、企業に説明して安心感を持ってもらう時間がなかった」と振り返った。

 小値賀島出身の北村さんは選挙戦中、離島の夢も訴えていた。「産業を興して、長崎を引っ張る島へ」。約束した地域振興策の行方を注目したい。【峰下喜之】

〔長崎版〕

5393チバQ:2017/10/29(日) 20:40:29
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/24105133.shtml
県内の選挙 (2017年10月24日更新)
長崎新聞


揺らぐ民意 2017衆院選ながさき・1
衆院選長崎1区の議席を自民から奪還し、喜ぶ民進県連の高木義明代表(左から3人目)と希望新人の西岡秀子氏(同4人目)=22日、長崎市内の選挙事務所
衆院選長崎1区の議席を自民から奪還し、喜ぶ民進県連の高木義明代表(左から3人目)と希望新人の西岡秀子氏(同4人目)=22日、長崎市内の選挙事務所

 自民、公明両党が三たび大勝した第48回衆院選。安倍政権は継続するが、県内小選挙区では過去2回続いた「自民独占」が崩れた。「自民1強」ではなく「伯仲」を望む有権者のバランス感覚も示される格好となった。微妙に揺らぐ民意と政治の断面を見つめた。

 22日の投票日から日付が変わった午前1時。激戦の長崎1区を制した希望新人の西岡秀子氏(53)は選挙事務所を後にし、残った関係者は党の政策パンフレットに目を落とした。ほとんど配られず2千枚ほど余っている。「捨てるしかないね」とつぶやいた。

 希望の"風"に乗るはずが、実際は立ち向かう羽目になった。それも急転直下で。

 民進県連の出馬要請を西岡氏が受け入れたのは9月24日。その翌日、首相の解散表明に合わせて小池百合子東京都知事が希望を旗揚げした。解散当日の28日、民進が希望への合流を決めたが、西岡氏が希望に公認申請する意向を示した29日には小池氏の失言が飛び出した。政策や理念の合わない民進候補者を選別する「排除」通告だった。

 「がっくりきた」。そんな民進県連幹部の言葉は、地方議員の数で自民に圧倒され、風に頼らざるを得ない現実を物語る。

 地方組織のない希望に成り代わって、民進県連が選挙事務を担った。しかし都会に生まれた新党との間には、よそよそしさも漂った。立候補手続きに必要な公認の印鑑が届くと「押印したらすぐ返せ」と要求された。「別の党に印鑑を置いておきたくなかったのだろう」。陣営幹部はぶ然とした表情を見せる。

 ただ選挙戦序盤、自民の全県的なリードが報じられると、県内で最も浮動票の多い長崎市には別の"風"が緩やかながら吹き始めた。強引な政権運営や森友、加計学園問題に批判の目を向ける"反安倍"。それが西岡氏を押し上げた-この点は自民、希望両陣営の見方は一致する。

 当選後、「後半追い上げたか」と記者に問われた西岡氏は首を横に振った。「分析する余裕はなかった」

 参院議長を務めた亡父・武夫氏の知名度を生かし、保守層への浸透で強みを見せた西岡氏。改憲に前向きで、安全保障関連法を容認する希望との相性は悪くない。選挙戦では県内に候補者を立てなかった立憲民主支持層をある程度取り込めたが、被爆地に一定存在するリベラル層の受け皿になりきれるかは未知数だ。

 これから希望が党勢拡大できるか、民進の組織がスムーズに移行できるのかも見通せない。民進の国会議員はこの1カ月足らずで希望、立民、無所属、参院の民進に分かれ、西岡氏は希望の党色を出すのを控えて戦った。「民進がどうなるのか...」。県連幹部や地方議員は不安をぬぐえずにいる。

5394チバQ:2017/10/29(日) 20:40:42
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/25105459.shtml
県内の選挙 (2017年10月25日更新)
長崎新聞


揺らぐ民意 2017衆院選ながさき・2
落選が確実となり、敗戦の弁を述べる冨岡勉氏(右)=22日、長崎市茂里町の県医師会館
落選が確実となり、敗戦の弁を述べる冨岡勉氏(右)=22日、長崎市茂里町の県医師会館

 22日午後11時すぎ、テレビが衆院選長崎1区の希望新人、西岡秀子氏(53)の「当確」を伝えていた。歓喜に沸く様子を画面越しにじっと見詰めていた自民前職、冨岡勉氏(69)の陣営幹部は、つぶやいた。「完敗だ」

 序盤は一歩リードとも報じられ、党の調査結果も陣営の感触もそう変わらなかった。党総裁の安倍晋三首相の応援も得て支持を固めたはずが、接戦に持ち込まれ、党は全国49重点区の一つに指定した。だが結局、1万票の差をつけられ敗れた。

 「(西岡氏陣営の)底力が出た選挙だった」。23日、比例復活した冨岡氏は敗因をこう振り返った。

 近年、民主(現民進)の高木義明元文科相としのぎを削ってきた。ただ、労組が支える相手に比べ、組織力で劣る冨岡氏は"風"に左右されやすい。2005年の初挑戦は小泉旋風に救われ比例復活したが、自民が下野した09年は落選。政権を奪還した12年に雪辱し、14年の前回も勝ったが、高木氏の比例復活を許し続けた。

 相手は後継の西岡氏に代わっても、自民県連の坂本智徳幹事長は「西岡家代々の支持者がいる」。その上、地元の意見を聞いて回るより、自らの発想で動く冨岡氏の政治スタイルがいまだ浸透せず、ある党県議は「自分の支援者に(冨岡氏の)個人演説会へ参加を求めても、なじみがないと断られる」とぼやく。

 長崎新聞の投票日の出口調査によると、連立を組む公明支持層の5割強しか取り込めなかった。別の党県議はこう断じる。「現状では冨岡氏が票を積み増す要素はない」

 他の自民前職は議席を維持したものの、4区の北村誠吾氏(70)は希望元職、宮島大典氏(54)に終盤追い上げられ、前回より差を詰められた。2区の加藤寛治氏(71)と3区の谷川弥一氏(76)は後援会や地方議員団による組織力で圧勝した。ただ、2区で出馬表明が遅れ知名度不足の希望新人に5万票以上を献上。谷川氏の上積みは1千票強にとどまった。

 県内投票率は6・16ポイント上昇した。北村氏の陣営幹部は、森友、加計問題を引き合いに「長期政権の"おごり"に嫌気がさした有権者の票が野党に流れた」とみる。冨岡氏の陣営関係者の視点は少し違う。「自民は辛勝や敗戦を候補者個人の理由にして、組織として分析し手を打ってこなかった。このままではいずれしっぺ返しに遭う」

5395チバQ:2017/10/29(日) 20:41:03
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/26102857.shtml
県内の選挙 (2017年10月26日更新)
長崎新聞


揺らぐ民意 2017衆院選ながさき・3
長崎4区で敗れ、肩を落とす宮島氏(中央)=22日午後11時13分、佐世保市潮見町の選挙事務所
長崎4区で敗れ、肩を落とす宮島氏(中央)=22日午後11時13分、佐世保市潮見町の選挙事務所

 23日未明、佐世保市内の希望元職、宮島大典氏(54)の事務所。比例復活を信じ、ほかの衆院選挙区の状況を見守っていた関係者が表情を曇らせ、次々と帰路に就く。「まったく可能性がない」。台風による強い風が、陣営幹部の顔に容赦なく吹き付けた。

 自民前職の北村誠吾氏(70)との年齢差は16歳。若さと行動力を押し出し「世代交代」を訴えたが、強固な基礎票を持つ自民の壁をまたも打ち破れなかった。「本人の努力も足りない」。関係者らの口ぶりも年々厳しさを増す。22日深夜、長崎4区の開票状況を自民県連幹事長室のテレビで眺めた幹部がつぶやいた。「宮島も若いと思っていたが、もう54か...」

 国政選挙"8敗目"にして「政治活動は続けるが白紙」という。だが、ある陣営幹部は冷静にみる。「衆院選は今回が最後。それは本人も分かっているはず」。もはや宮島氏自身が世代交代を迫られている。

 逆に1区は希望と民進に「吉」と出た。9期27年務めた高木義明元文科相(71)から18歳年下の西岡秀子氏(53)へ。西岡氏は選挙戦でこう訴えた。「国会議員の平均年齢が高く、国民生活と懸け離れている。若い視点が必要だ」。22日、初当選を決めた後継者の横で、高木氏は「世代交代の必要性を肌で感じていた。バトンタッチできて良かった」と胸をなで下ろした。

 経験か、新たな感覚か-。政治家にどちらを求めるかは判断が分かれる。自民県議の一人は"迷走"する九州新幹線長崎ルートなど長年の懸案を挙げ「期数を重ねて要職に就いてもらった方が解決につながる」と主張。経験に裏打ちされた中央での影響力や発言力を重視する。

 3区の自民前職、谷川弥一氏(76)は公示日の出陣式で5期の実績をこう表現した。「3億6千万円の予算を10分で取りましたよ。それくらい力を付けたんです。10年かかって」。圧勝で6選を達成し、一夜明けた23日、後継を考えているかと記者に問われると「それはしなければ」と言いつつ、「(後継者が)選挙に勝てると思わない限り、辞めない。俺には責任がある」と語った。

 「80歳まで現役」と北村氏も熱意は衰えない。ただ当選後こう付け加えた。「自分よりも有権者のため国家のためになる、党への貢献度もある人が出てくれば交代しなければならない。いつまでも居座っては駄目だ」

5396チバQ:2017/10/29(日) 20:41:41
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/27105156.shtml
県内の選挙 (2017年10月27日更新)
長崎新聞


揺らぐ民意 2017衆院選ながさき・4
新たに4区になった西海市の有権者に支持を求める北村誠吾氏=19日、同市西彼町
新たに4区になった西海市の有権者に支持を求める北村誠吾氏=19日、同市西彼町

 「意外に投票率は伸びましたね」。23日午前1時すぎ、西海市の開票所。台風の影響で衆院選の開票時間が予定より1時間45分遅れながらも、なんとか作業を終えた市選管担当者の表情がほころんだ。

 「1票の格差」是正のため選挙区割りが変更され、わずか3カ月。長崎2区から4区へ移った西海市民は、初めて向き合う候補者の中から選択を迫られた。当初は戸惑いや「棄権が増えないか」との懸念も聞かれたが、ふたを開ければ60・3%。2014年の前回から6・15ポイントも上昇した。

 橋でつながる佐世保市に通勤、通院、買い物に行く市民は多い。車も佐世保ナンバー。同市西海町の漁業男性(40)は「同じ経済圏の4区の方がしっくりきた」。同市大瀬戸町の主婦(40)は「新聞やテレビで取り上げられ、意識した」と話す。

 自民前職の北村誠吾氏(70)は衆院解散後5回入り、市議18人中15人が支持拡大に動いた。「"新入り"は結果を残してアピールしなければならない」。ある市議はこう自分に言い聞かせ投票を呼び掛けた。

 その北村氏の生まれ故郷、北松小値賀町も今回4区から3区に変わったが、投票率78・6%と前回を0・71ポイント上回った。30代団体職員男性は「もともと投票する意識が強い土地」と話す。

 13年の区割り改定で4区の佐世保市から切り離され、3区に編入された同市早岐、三川内、宮の3地区は49・39%。前回より伸びたものの、同市(4区)の54・50%、3区全体の59・96%と比べかなり低い。

 同市宮地区自治協議会の川口淳会長(69)は「候補者にも3区自体にもまだなじみがない。一つの経済圏や生活圏を切り刻み、帳面だけの数合わせをされた」と住民にくすぶる不満を代弁する。

 長崎市の大半を占める1区は54・86%。2区に分けられている同市琴海、外海両地区は52・04%にとどまった。地元市議が漏らす。「合併したのに仲間入りさせてもらっていないような違和感がいまだにある」

 次回改定で県内定数が4から3に減る可能性が取りざたされ、有権者が比較的少ない3、4区が再び俎上(そじょう)に載る可能性もある。市域分断を経験した川口会長は「市や郡は分けるべきではない」と主張。西海市の杉澤泰彦市長はこう危惧する。「今回はうまくいったかもしれないが、もし統合でさらに区域が広がれば、国会議員との"距離"は遠くなり、市民の関心が薄れかねない」

5397チバQ:2017/10/29(日) 20:41:57
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/27105156.shtml
県内の選挙 (2017年10月27日更新)
長崎新聞


揺らぐ民意 2017衆院選ながさき・4
新たに4区になった西海市の有権者に支持を求める北村誠吾氏=19日、同市西彼町
新たに4区になった西海市の有権者に支持を求める北村誠吾氏=19日、同市西彼町

 「意外に投票率は伸びましたね」。23日午前1時すぎ、西海市の開票所。台風の影響で衆院選の開票時間が予定より1時間45分遅れながらも、なんとか作業を終えた市選管担当者の表情がほころんだ。

 「1票の格差」是正のため選挙区割りが変更され、わずか3カ月。長崎2区から4区へ移った西海市民は、初めて向き合う候補者の中から選択を迫られた。当初は戸惑いや「棄権が増えないか」との懸念も聞かれたが、ふたを開ければ60・3%。2014年の前回から6・15ポイントも上昇した。

 橋でつながる佐世保市に通勤、通院、買い物に行く市民は多い。車も佐世保ナンバー。同市西海町の漁業男性(40)は「同じ経済圏の4区の方がしっくりきた」。同市大瀬戸町の主婦(40)は「新聞やテレビで取り上げられ、意識した」と話す。

 自民前職の北村誠吾氏(70)は衆院解散後5回入り、市議18人中15人が支持拡大に動いた。「"新入り"は結果を残してアピールしなければならない」。ある市議はこう自分に言い聞かせ投票を呼び掛けた。

 その北村氏の生まれ故郷、北松小値賀町も今回4区から3区に変わったが、投票率78・6%と前回を0・71ポイント上回った。30代団体職員男性は「もともと投票する意識が強い土地」と話す。

 13年の区割り改定で4区の佐世保市から切り離され、3区に編入された同市早岐、三川内、宮の3地区は49・39%。前回より伸びたものの、同市(4区)の54・50%、3区全体の59・96%と比べかなり低い。

 同市宮地区自治協議会の川口淳会長(69)は「候補者にも3区自体にもまだなじみがない。一つの経済圏や生活圏を切り刻み、帳面だけの数合わせをされた」と住民にくすぶる不満を代弁する。

 長崎市の大半を占める1区は54・86%。2区に分けられている同市琴海、外海両地区は52・04%にとどまった。地元市議が漏らす。「合併したのに仲間入りさせてもらっていないような違和感がいまだにある」

 次回改定で県内定数が4から3に減る可能性が取りざたされ、有権者が比較的少ない3、4区が再び俎上(そじょう)に載る可能性もある。市域分断を経験した川口会長は「市や郡は分けるべきではない」と主張。西海市の杉澤泰彦市長はこう危惧する。「今回はうまくいったかもしれないが、もし統合でさらに区域が広がれば、国会議員との"距離"は遠くなり、市民の関心が薄れかねない」

5398チバQ:2017/10/29(日) 20:42:25
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/28102012.shtml
県内の選挙 (2017年10月28日更新)
長崎新聞


揺らぐ民意 2017衆院選ながさき・5
当選後のあいさつで「憲法改正を首尾一貫言い続けた」と語る谷川氏=22日午後8時5分、大村市松並2丁目の選挙事務所
当選後のあいさつで「憲法改正を首尾一貫言い続けた」と語る谷川氏=22日午後8時5分、大村市松並2丁目の選挙事務所

 長崎3区の自民前職、谷川弥一氏(76)は22日夜、「6選」のあいさつで「憲法改正を訴え当選できたことは誇り」と胸を張った。衆院選で自民は改憲を「初めて公約の柱に位置付けた」(安倍晋三首相)。谷川氏は個人演説会などで、北朝鮮の核、ミサイル開発や中国の軍備増強を理由に9条の改正を説いた。「自民が公約に掲げたのに触れないとの批判があったが、僕は首尾一貫、言い続けてきた」

 一方、他の自民候補が積極的に改憲に言及した様子はない。4区の北村誠吾氏(70)は当選した後、「選挙戦では控えていたが、これからはもっと改憲を語る」と切り出した。「へたな言い方をすると誤解を与えかねなかった」のがその理由という。谷川氏も「改憲を訴えても票は増えない。言うのは勇気が要る」と認める。

 民進から希望に移った候補も論戦には消極的だった。党公約で「9条を含めた改憲論議を進める」としたが、民進を支援する連合長崎傘下の護憲派が反発。民進県連代表の高木義明元文科相が「候補者は当選後、自民や維新にはくみしない」と約束し収める一幕もあった。

 1区の希望新人、西岡秀子氏(53)は当選後、改憲について問われると「実情と合わない面もある。国民の声を聞きながら議論すべきだ」と語った。選挙事務所で支持者と喜ぶ西岡氏を横目に、護憲派労組の幹部は「しっかりブレーキはかけているつもりだ」と自らに言い聞かせた。

 首相は自衛隊の存在を明記する9条改正に意欲を示すが、長崎新聞の投票日の出口調査では、9条改憲に賛成は31%、反対は36%と割れた。「分からない」と答えた人も33%。まだ議論が成熟しておらず、揺れる県民心情が垣間見える。

 こうした中で、自民や希望など改憲勢力の議席数は国会発議に必要な3分の2を軽く超えた。改憲派の市民団体、日本会議長崎の渡邊正光理事はこれを歓迎する。「公に議論する雰囲気ができた。今まで改憲を訴えると『戦争をしたいのか』と文句を言われてばかりだったが、北朝鮮の現実的な脅威を前に真剣に考える人が増えたのではないか」

 護憲派も黙ってはいない。県平和運動センターの平野忠司事務局長は「自衛隊明記という国民にとって受け入れやすい提案を首相がしたからにすぎない」とけん制。県内比例票の15%を立憲民主が取ったのを踏まえ、こう奮起する。「人々の護憲意識が低くなったわけではない」

5399チバQ:2017/10/29(日) 20:42:41
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/29101644.shtml
県内の選挙 (2017年10月29日更新)
長崎新聞


揺らぐ民意 2017衆院選ながさき・6
出馬要請した山中委員長と言葉を交わす中村知事(右)=24日、県庁
出馬要請した山中委員長と言葉を交わす中村知事(右)=24日、県庁

 衆院選公示前の5日。長崎1区の自民前職、冨岡勉氏(69)の事務所に中村法道知事(66)がふらっと一人で姿を現した。知事の後援会幹部も兼ねる冨岡陣営幹部が冗談めかしてこう言った。「知事選に向けウオーミングアップしときますよ」。知事は言葉を発しないまま、破顔した。

 中村知事は自民前職4人全員の事務所開きに合わせ"陣中見舞い"をしたが、目立った選挙支援はしなかった。それでも衆院選が終わったタイミングを見計らい、周囲は年明けの「3選実現」に向け動き始めた。

 衆院選投開票日の2日後。島原半島3市長らや、県農政連幹部が県庁を相次ぎ訪ね、出馬を直接求めた。「知事は『勇気が出ました』と。11月の(定例)県議会で(出馬表明を)やるんじゃないかな」。非公開で懇談した山中勝義・県農政連委員長は帰り際、記者にこう予測してみせた。

 農政連とのつながりが濃く、2区で圧勝した自民県連会長の加藤寛治氏(71)も「まじめな人。しっかりやっている。私は非常に評価している」。2010年、中村知事の初当選を支えた自民は、その余勢を駆って民主(現民進)から政権を奪還。加藤氏は今年5月、県連大会あいさつでこの経緯をあえて強調した。

 ただ、7月に分裂した県議会自民の2会派では、知事の評価に温度差も漂う。加藤会長に近い会派「自民・県民会議」のある議員は「失点はなく、悪く言う人もほとんど聞かない」とみるが、会派「自民」の議員からは「人口減少や県民所得の低迷など仕事ぶりは物足りない」との苦言も聞こえる。

 次期知事選にはまだ誰も名乗りを上げていない。中村知事が出馬する方向で調整中とみられるが、本人は出馬要請を受けても、記者団からの再三の問いにも「最終的な結論を出すに至っていない」と明言を避け続けている。27日、県町村会から出馬要請を受けた直後は、逡巡(しゅんじゅん)する様子もにじませた。「行政は継続して課題に対応するのが常。私自らがそれに当たるべきか否かが最大の考えるべきこと」

 人口維持や県財政の立て直しなど難題は多く、石木ダムを巡る知事の政治判断もまだはっきりしない。期待と不満が渦巻く中で刻一刻と知事選が迫り、孤独のうちに決断するのだろうか。

 希望や立憲民主などに分裂した民進は「知事選どころじゃない」(県連幹部)。一方、共産県委員会は「対立候補は出す」と擁立の準備を急ぐ。

 =おわり=

5400チバQ:2017/10/29(日) 20:43:18
公示前の記事
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/02103136.shtml
県内の選挙 (2017年10月2日更新)
長崎新聞


激変 秋の陣 17衆院選・長崎1区 いまだ組織固めきらず
 首相の安倍晋三が衆院解散を表明した9月25日、長崎市議会の控室に珍しく、自民前職の冨岡勉が姿を見せた。党市議らを前に、自らの医療政策を長々とまくしたてた冨岡は笑顔で衆院選への協力を求めたが、「早く他の会派を回っては」とある市議。しらけた空気が漂っていた。

 この3期で政務官、党部会長、副大臣-と文部科学分野において地歩を固めてきた冨岡。だが、中央で着実に積み上げた評価や実績とは裏腹に、地元の組織基盤はいまだ弱い。

 「選挙の時以外、議員団との会合の場もない」(党県議)。こうした日ごろの関係性の希薄さを挙げる議員は少なくない。ある古参市議はつながりを薪(まき)にたとえ、「薪がなければ火もつかない。『さあ、かまどで米を炊け』と言われても無理」とつれない。

 当の冨岡は、そんな周囲のぼやきもさほど気に留めるそぶりを見せず、1日20〜30社の企業回りを精力的にこなす。「会った人からどのくらい支持を広げていけるかが大事だ」と前を向く。ただ「1区は特に厳しい」との見方は陣営内で広がり、冨岡も自覚している。過去2回連続して元文科相の高木義明を破ったが、今回の相手は西岡秀子だ。

 西岡は昨夏の参院選長崎選挙区に民進から出馬。選挙初挑戦で落選したものの、長崎1区とほぼエリアが重なる長崎市に限れば、自民の金子原二郎を約2万2千票上回った。"野党共闘"の輪にいた共産の比例票約1万5千票を引いても、その差は埋まらない。「フル稼働しなければ西岡には勝てない」。自民県議の一人は危機感を隠さない。

 1日、買い物客らが行き交う休日の長崎市街地で西岡は久々に演説に立った。「相変わらずの独善的な政権運営」と安倍政権を批判したが、参院選公約で「廃止」を掲げた安全保障関連法には触れなかった。

 今回、民進の出馬要請に応じたが、直後に民進が東京都知事の小池百合子率いる希望の党に事実上合流。それに伴い西岡も希望に公認を申請した。「安保法が問題を抱えているとの主張に変わりはない」とするが、同法容認が公認を得る"踏み絵"と目される中、かつてのように切り込めない苦しい立場がうかがえる。

 冨岡が解散前から街頭に立ち政策を訴えているのとは対照的に、西岡は新党の具体的な施策や公約が分からず、そもそも公認が得られるかも不透明。

 それでも陣営幹部は「本人は保守意識が強い。共産との距離感に苦慮した参院選よりやりやすい」とみる。高木から引き継ぐ労組票、参院議長を務めた父武夫が生前築いた名声と地盤。「そこに希望の"風"が吹けば良い勝負に持ち込める」。意図せず、党の支持率低迷から抜け出し、ほくそ笑む。

 しかし民進支持母体の連合長崎には、希望の憲法観や安保政策と相いれないリベラル層が一定数いる。護憲派が多い旧総評系労組の幹部は「一緒に戦った労組をそぎ落とし、希望の勢いに乗るのか」と不快感を隠さず、中央の決定次第では自主投票の可能性も示唆する。別の労組幹部は陣営の楽観をこういさめる。「1区の戦い方は今も地道な組織固めが基本。風任せでは足元をすくわれる」

 共産新人の牧山隆は安保法廃止や護憲を訴え、連日街頭で支持拡大を図っている。=敬称略=

      ◆

 衆院選公示(10日)が迫った。自民が独占する県内4小選挙区には計12人が出馬を予定するが、野党再編で情勢は激変。今なお流動する各選挙区をリポートする。

冨岡勉 69 自民前(3)
牧山隆 60 共産新
西岡秀子 53 無 新

((1)衆院解散前の各党勢力(2)前元新(3)五十音-の順)

5401チバQ:2017/10/29(日) 20:43:36
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/03103019.shtml
県内の選挙 (2017年10月3日更新)
長崎新聞


激変 秋の陣 17衆院選・長崎2区 諫早でも勝利期す自民
 衆院解散後、初の日曜となった1日午前、諫早市内でペーロン大会が始まろうとしていた。周囲と談笑する自民前職の加藤寛治ら来賓の列に、会場に着いた無所属新人の山口初實が加わった。民進公認から一転、新党「希望の党」から出馬を目指す山口は、旧知の自民系市議に「こんなことになりました」と冗談めかす。その様子に加藤は一瞬視線を向けたが、2人が直接言葉を交わすことはなかった。

 県議8期の後、2012年に国政へ転じた加藤。諫早市議を経て07年から県議を2期務めた山口。一時期、県議会で机を並べた2人の変転は、2区の自民対民主(民進)の軌跡と大きくかかわっている。

 民主が政権交代を果たした09年は、自民重鎮の久間章生が民主新人の福田衣里子に敗北。自民が政権を奪還した12年は加藤が混戦を制し、14年も民主の大久保潔重を退けた。この間、山口は民主陣営幹部として裏方を支え、勝利の美酒も、連敗の苦杯も味わった。

 そして今回。加藤は、出身の島原半島を中心とした後援会組織を背景に3期目を目指す。一方、15年の県議選諫早市区に大久保が無所属で当選。そのあおりで県議のバッジを失った山口は、民進候補不在の2区で「不戦敗を避ける」と自ら手を挙げた。

 14年は加藤が大久保に2万票超の差をつけた。4区に区割り変更となった西海市を除いても、差は1万8千票余り。加藤はこの3年間で、前回競り負けた大票田の諫早市や西彼長与町などを回り、浸透を図ってきた。

 一方の山口は、解散直前の出馬決定から巻き返しを図る。ただ、元参院議員の大久保に知名度は及ばず、諫早市を地盤とする大久保が県議会自民会派入りしたことで、同市でも山口の苦戦は必至とみられた。

 ところがそこに、民進と希望の「合流」という予期せぬ激変が巻き起こった。

 2区のある自民系市議は、久間が福田に敗れた悪夢が頭をよぎる。「『民進』相手なら楽勝だと思っていたが、『希望』の看板に流れるかもしれない。あの時ほど風当たりは強くないが、気を引き締めないと」

 山口陣営も思いは複雑だ。当初「光が見えてきた」と歓迎する向きが広がったが、希望は民進系候補を「選別」中で公認はまだ決まらない。支援労組などには合流に関する説明を求める声もある。「希望の党と意見が合わないからといって、もう後戻りはできない」。公示が迫る中、陣営幹部の表情に焦りと不安が入り交じる。

 こうした流動的な情勢を「相手は相手。私は私の活動をしていく」と冷静に受け止める加藤。山口は「三役に平幕が勝つこともある」と、相撲になぞらえて秘めた闘志をのぞかせる。

 共産新人の近藤一宇は昨年11月の立候補表明以降、小学教諭の勤務経験が長かった島原半島を中心に、「憲法改正反対」を訴え、支持拡大を図っている。

=敬称略=

加藤寛治 71 自民前(2)
近藤一宇 68 共産新
山口初實 69 無 新

((1)衆院解散前の各党勢力(2)前元新(3)五十音-順)

5402チバQ:2017/10/29(日) 20:44:15
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/04101551.shtml
県内の選挙 (2017年10月4日更新)
長崎新聞


激変 秋の陣 17衆院選・長崎3区 「反自民」一本化ならず
 「想定の範囲だ」。東京都知事の小池百合子率いる希望の党が第1次公認を発表した3日夜、大村市議の集会に顔を出した自民前職、谷川弥一は落ち着いた口調だった。

 希望のリストには長崎3区候補として、自由から移る末次精一の名前があった。これで共産の石丸完治を交えた三つどもえの戦いがほぼ確定。最近まで谷川は野党共闘の行方に神経をとがらせていたが、この日は「1引く1はゼロ」との表現を使い、末次の希望入りで反自民票が割れ「自分に影響はない」と分析した。

 谷川は小池と浅からぬ縁がある。かつて同じ派閥に属し、2008年総裁選は麻生太郎ではなく小池を支持。政権交代の逆風にさらされた09年衆院選では、五島に小池が駆け付けた。

 「大事なのは国防と財政再建、雇用創出。自分の信じる道を行く」。反自民の急先鋒(せんぽう)となり、脱原発や消費税増税凍結にかじを切った小池に対し、谷川は複雑な思いを抱く。だが、首相の安倍晋三の存在感を打ち消すほどの再編劇に「票が欲しいだけのポピュリズム。解決策を示さない空理空論だ」といら立ちを隠さない。

 3区で長年熾烈(しれつ)な議席争いを繰り広げてきた元農相の山田正彦が一線を退き、前回は石丸との一騎打ちを大差で谷川が制した。今回は、民進との選挙協力で4区から転じた末次の挑戦を受ける。

 国境離島新法制定を主導した谷川。4月の施行後、県内離島各地で開かれた「感謝の集い」は実績をアピールする格好の舞台となった。陣営では当初「3区に縁もゆかりもない末次では勝負にならない」(自民関係者)との楽観論さえ漂った。

 幹部は「前回の衆院選、参院選ともに(自民候補の)票が伸びなかった大村市、五島市、東彼3町で、てこ入れが必要」と上滑りを警戒する。ただ、ここにきて「改革保守」を掲げる希望が登場。新たな受け皿を得た保守層がどこまで流れるかを警戒する自民市議らは「前回より票を出さないと責められる」と焦りを見せる。

 希望の公認発表から約1時間後、末次は"小池カラー"の緑のネクタイを締めてJR大村駅前に立ち、「消費税増税凍結」「脱しがらみ」「打倒安倍政権」を訴えた。

 5期の谷川との知名度の差は圧倒的。これまで地道に街頭演説を重ね浸透を図ってきたが、9月29日に自由党本部から連絡を受け、急きょ業者に選挙カーの看板を「希望」で発注。その後、数日間は準備もできなかった。

 末次は民進に続き、共産との共闘も一時期模索したが、一本化は果たせなかった。「野党共闘の中でも政策は完全には一致していなかった」。希望入りで仕切り直し、"小池旋風"に期待を掛ける。「一歩下がって二歩前進したい」

 石丸は自民、希望との対抗軸として護憲や消費税増税反対を中心に訴え、支持拡大を図る。=敬称略=

谷川弥一 76 自民前(5)
石丸完治 68 共産新 
末次精一 54 希望新 

 ((1)衆院解散前の各党勢力(2)前元新(3)五十音-順)

5403チバQ:2017/10/29(日) 20:44:59
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2017/10/05103139.shtml
県内の選挙 (2017年10月5日更新)
長崎新聞


激変 秋の陣 17衆院選・長崎4区 「小池旋風」ほころびも
 「一緒に闘ってきた労組と協力できなくなったら残念だし、痛手だ」。4日夜。西海市内で開かれた宮島大典の選対会議。会議を終えた大島造船所労組の幹部は表情を曇らせた。

 宮島には好材料がそろっているはずだった。自由との選挙協力に成功。末次精一は長崎3区に移ることになった。末次は2012年(未来)、14年(生活)の過去2回の衆院選で4区から出馬。「反自民」票は分散した。

 「野党共闘による共産の候補者取り下げにも期待していた」(長年の支援者)。さらに人気が高い小池百合子が設立した希望からの出馬で、自民出身の宮島は保守層を切り崩す「青写真」を描いていた。

 しかしここにきてほころびばかりが目立つ。

 「今までのような協力は厳しいだろう」。宮島の選挙を支えてきた社民県連代表で佐世保市が地盤の県議、吉村庄二は改憲や安全保障関連法賛成といった希望の政策に触れ、"距離感の変化"をにおわせる。共産も候補者を擁立。小池の「排除」発言が追い打ちを掛けた。陣営幹部は「小池旋風は勢いがなくなっている」と感じている。

 1998年に自民公認で初当選した宮島だが、自民前職の北村誠吾の前に幾度も屈してきた。2000年は当時無所属の北村に破れ、民主にくら替えした05年も北村に苦杯をなめた。自民に逆風が吹き荒れ政権交代を果たした09年こそ返り咲いたが12年、14年とも破れた。

 「最終的な対応はまだ決めていない」とする吉村。宮島の後援会幹部は「護憲を掲げる労組や社民の動向を注視するしかない」と気をもむ。

 衆院解散後初の週末となった9月末、北村は西海市内のイベントに顔を出した。報道陣に囲まれ、希望の党を巡る質問が向けられると厳しい表情を浮かべた。「私にはアゲンスト(向かい風)。逆らっても大変だから、うまく乗れるようしないといけない」

 北村は解散が迫った9月下旬にも厳しい戦いになると周囲に漏らした。北村にとっても末次の3区転出は大きな変化だった。14年の北村と宮島の得票差は約1万9千票。単純に末次の9千票余りを上積みすれば、その差は1万票にまで縮まる。「少しでも風が吹けば分からなくなる」(自民県議)。

 さらに突然の解散に伴う実動部隊の"機能不全"が不安を増幅させる。大票田の佐世保市では、北村支援を公言する市長の朝長則男や、選対本部長を務める市議らが選挙期間中、米国の姉妹都市訪問で8日間不在となる。春の市議会議長選を巡る保守系3会派のしこりも残り、足並みは乱れたままだ。

 平戸市議選が同日選となる「不運」も重なった。自民系のある市議は、こうこぼす。「急転直下の解散がまさか市議選と重なるとは。自分の選挙で手いっぱいだ」

 共産新人の石川悟は街頭演説などで「希望の党は自民の路線となんら変わりはしない」と批判を強める。=敬称略=

北村誠吾 70 自民前(6)
石川悟 64 共産新 
宮島大典 54 希望元(2)

((1)衆院解散前の各党勢力(2)前元新(3)五十音-順)

  =おわり=

5404チバQ:2017/10/29(日) 20:46:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk43010268000c.html
<2017衆院選・くまもと>自民「保守王国」の力示す 希望と立憲に分裂 野党候補「一本化」機能せず /熊本
10月24日 00:00毎日新聞

 22日投開票された衆院選は、自民が県内4小選挙区で全勝し、比例代表に回った立候補者も含め前職全5人が議席を守って「保守王国」の力を見せた。一方、民進党県連の鎌田聡代表は小選挙区での敗戦について「厳しく受け止めている」と険しい表情を浮かべた。

 ◆与党

 自民は熊本地震からの復興を前面に出し、接戦とみられた1区でも競り勝った。県連の前川收幹事長は23日、記者会見で「地震対応に迅速に取り組んできたことが評価された。政局で漁夫の利を得たということではない」と話した。

 今回衆院選では選挙区数が5から4に減り、県連は候補者調整を迫られた。旧4区の園田博之さんは比例九州ブロックに回ったが、比例名簿1位になり「しこりを残すことなくスムーズに選挙戦に入ることができた」(県連幹部)。地震で大きな被害を受けた熊本市東区を抱える1区は木原稔さんが「復興仕事人」のキャッチフレーズを掲げるなど、各候補が地域の課題に応じた選挙戦を展開した。ただ2区は16回目の当選を決めた野田毅さんが、無所属新人の西野太亮さんに約2万3000票差に迫られる状況となった。

 公明は比例代表の県内分で14万5000票を目指したが、前回2014年の12万7653票にも及ばない12万1907票だった。県本部の城下広作代表は23日、記者会見で「投票率が上がり、全体の票が増えた中で厳しい結果。保守層の票を取れず、リベラル層は立憲などが取った。私たちは埋没したような形になってしまったのではないか」と述べた。【中里顕】

 ◆野党

 民進、共産、社民の3党は「安倍政権打倒」を旗印に野党候補を一本化して衆院選に臨む予定だったが、民進が事実上解党し、希望と立憲に分裂したことでもくろみは大きく崩れた。

 その象徴が自民と希望の前職による一騎打ちだった1区だった。自民の木原稔さんが得た12万3431票は、自民、公明の1区の比例(計11万5204票)を上回っており、無党派層にも浸透したとみられる。しかし、希望の松野頼久さんが得た9万6374票は、希望、立憲、共産、社民の野党4党の比例票(計10万97票)を下回っており、野党候補一本化が十分に機能したとは言い難い。加えて松野さんの希望入りで、護憲派のリベラル票が行き場を失った。民進党県連の鎌田聡代表は「希望だったことで松野頼久と名前を書きづらい状況をつくってしまった」と振り返った。

 ただ、4区の立憲元職の矢上雅義さんが比例復活で当選を果たし、県内野党の1議席を辛うじて維持した。鎌田代表は「野党共闘の芽を完全に摘まれることなく、踏ん張れた」と述べながらも、希望の小池百合子代表と前原誠司民進代表を批判。「希望の考え方はすっきりいかない部分もあり、訴えにくかった」と打ち明け、今後は立憲と連携しながら活動を進める方針だ。【城島勇人】

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 ◇1区確定得票

当 123,431 木原稔 48 自前W

   96,374 松野頼久 57 希前W

5405チバQ:2017/10/29(日) 20:47:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk43010274000c.html
<2017衆院選・くまもと>矢上さん比例復活 17年ぶり当選に晴れやか /熊本
10月24日 00:00毎日新聞

 熊本4区の立憲元職、矢上雅義さんは、小選挙区では自民前職の金子恭之さんに敗れたものの、比例代表で復活して約17年ぶりの当選を果たした。八代市の事務所で「県民のために自分がやらなければいけないという思いが、17年間を支えてくれた。安保法制の見直しなどしっかりした活動を続ければ『安倍1強』を変えることができる」と晴れやかな表情を見せた。

 矢上さんは中選挙区時代の1993年、小池百合子・希望の党代表や枝野幸男・立憲民主党代表らとともに日本新党から立候補して初当選。小選挙区制となり、3期目を目指していた2000年衆院選(旧5区)は自民公認だったが、保守系を割って無所属で立候補した金子さんに敗れて落選した。

 01〜08年は相良村長を2期務め、国が同村で計画し、巨大公共工事の象徴だった川辺川ダムに反対する姿勢を取った。08年知事選や12年衆院選の熊本旧4区から無所属で立候補したが、落選した。

 今回、当初は民進から立候補予定だったが、党分裂を経て最終的には立憲から出馬。野党一本化によって金子さんとの一騎打ちとなる中、安倍晋三首相に対する批判票を幅広く掘り起こし、比例復活当選につなげた。【笠井光俊】

5406チバQ:2017/10/29(日) 20:49:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk44010291000c.html
<2017衆院選・おおいた>野党候補が復活当選 県内選出衆院議員6人 全3小選挙区で /大分
10月24日 00:00毎日新聞

 ◇天が命じてくださった 1区・吉良氏

 ◇「社民の灯消すな」感謝 2区・吉川氏

 ◇安倍政権の暴走止める 3区・横光氏

 県内の3小選挙区全てで、野党候補が比例復活当選を果たした。

 1区では、希望前職の吉良州司氏(59)が比例復活当選。23日午後に記者会見し、「天が皆さんの声を国会に届けろと命じてくださった。大分の方々に感謝したい」と述べた。自民大勝の原因について「野党を一本化しようとした結果、分裂してしまったこと」と指摘。希望の党については「方向性をめぐり相当な議論があると思う。リーダーは小池百合子代表でない方がいい」と述べ、党運営の方向や人事を巡り混乱する可能性も示唆した。

 2区に出馬した社民前職の吉川元氏(51)は、定数20の九州ブロックの19議席目に滑り込んで比例復活当選を果たした。台風の影響で開票が大幅に遅れ、23日夕になってからの一報に臼杵市内の事務所は大きな拍手に包まれた。吉川氏は「伝統ある大分の社民党の議席を失うのではとの考えが頭をよぎったが、最後まで信じていた。社民党の灯を消すなと尽力してくれた皆さんに感謝したい」とあいさつ。「今回の選挙は自民党の圧勝だったが、精いっぱい頑張り、安倍政治を止めたい」と意気込んだ。

 3区で比例復活当選した立憲民主党の元職の横光克彦氏(73)は23日未明、宇佐市の会場で支援者一人一人と握手した。2012年衆院選に落選して政界を引退して以来、5年ぶりの復帰。「ぶれずに安倍政権の暴走を止める」と意気込み、「過疎化や少子高齢化問題などにも取り組む覚悟」と語った。【池内敬芳、田畠広景、大漉実知朗】

 ◇「与党政策評価、謙虚な姿勢を」衆院選結果で知事

 広瀬勝貞知事は23日、衆院選結果について「野党の混乱という面はあったが、政権与党の政策が評価されたと思う」とのコメントを発表した。与党に対し災害復興や景気回復、地方創生の着実な推進に期待を寄せ、「謙虚で慎重な政治姿勢を忘れずに取り組んでいただきたい」と注文した。【池内敬芳】

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吉良司州(きら・しゅうじ) 59 希(民)前(5)

 [元]副外相[歴]日商岩井社員▽県商工振興課出向▽民進党県代表代行▽東大W

吉川元(よしかわ・はじめ) 51 社 前(3)

 党政審会長・副幹事長[歴]党機関紙記者▽衆院議員秘書▽神戸大中退=[立]W

横光克彦(よこみつ・かつひこ) 73 立 元(7)

 [元]副環境相▽俳優[歴]社民党副党首▽旧民主党県副代表▽北九州大W

5407チバQ:2017/10/29(日) 20:50:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk44010289000c.html
<2017衆院選・おおいた>結果分析 与党底堅く全区独占 /大分
10月24日 00:00毎日新聞

 22日に投開票された第48回衆院選は、県内では各小選挙区で自民前職が野党候補に競り勝ち、全3議席を独占した。全国的な傾向と同様に与党の底堅さを見せつける結果となる一方で、3区とも次点になった野党候補が比例代表で復活当選。県内選出の衆院議員が事実上6人いる状態となった。共同通信社が同日に実施した出口調査で判明した各候補や各政党の得票状況などを基に、今回の衆院選を分析した。

 ◇1区 穴見氏、無党派にも 吉良氏、低投票率響く

 1区は前回6386票差で希望前職の吉良州司氏(59)=当時は旧民主=が勝ったが、今回は一層の大激戦となり、3030票差で自民前職の穴見陽一氏(48)が雪辱を果たした。

 共同通信社の出口調査で政党支持率を質問したところ、自民がトップで3割台半ば、希望1割台半ば、立憲と社民が1割弱で、公明、共産と続いた。「支持政党なし」は1割台半ばだった。

 当選した穴見氏へは、自民、公明各支持層の8割前後が投票。支持基盤をしっかり固めていた。「支持政党なし」の約3割も投票先に挙げており、無党派層への支持拡大にある程度、成功していた。

 吉良氏には、希望支持層の9割近く、社民支持層の8割台半ば、立憲支持層の7割台半ばが投票していた。無党派層の5割台半ばも吉良氏だった。もともと無党派層の支持が比較的多いことから陣営は投票率アップを目指したが、台風接近で前回比2・16ポイント減になったことが響いた。

 共産新人の小手川恵氏(61)へは共産支持層の7割台半ば、立憲支持層と無党派層のそれぞれ1割台半ばが投票した。【池内敬芳】

 ◇2区 衛藤氏、ほぼ全域に 吉川氏、共産票こぼれ

 2区では、自民前職の衛藤征士郎氏(76)が臼杵市以外の9市町で勝利、ほぼ全域に浸透した。社民前職の吉川元氏(51)は事実上の「野党統一候補」として追い上げたが、共産の票を固めきれないなど野党共闘がうまく機能しなかった側面もあるようだ。

 出口調査によると、衛藤さんは自民支持層9割を固め、無党派層に前回より微増の4割の支持を得た。陣営は追われる危機感から引き締めを図り、「比例は公明」と訴えるなど組織票固めに全力。佐伯市は約760票、津久見市で約420票落とすなど、9月の台風18号の被災直後で回りにくかったところを除いて堅調な戦いを見せ、これまで4回連続で減少していた得票数を今回は約3600票伸ばした。

 一方、吉川氏は前回候補擁立した共産が出馬を見送り、支援に回った。社民支持層を9割固め、無党派増は前回の4割から5割に増やしたが、共産支持層の2割が衛藤氏に流れ、「野党共闘」の足並みがそろわなかった。【柳瀬成一郎】

5408チバQ:2017/10/29(日) 20:50:41

 ◇3区 岩屋氏、10万票割る 猛追・横光氏、準備不足

 3区は自民前職の岩屋毅氏(60)が、立憲民主元職の横光克彦氏(73)の追い上げを受けたものの、振り切った。前回衆院選では選挙区内の全8市町村で他候補を圧倒し、次点候補に約5万8000票差で圧勝したが、横光氏の地盤の宇佐市で敗れるなど、知名度を生かしたライバルの猛追を受けた形だ。

 出口調査によると、岩屋氏は前回と同様に自民支持層の9割を固めた。横光氏の公示直前の出馬表明により、組織を一層引き締めたが、維持してきた10万票台を割った。

 横光氏には宇佐市を中心に追い上げを許した。同市では、前回約8000票差を次点候補につけていたが、横光氏には逆に約1300票差で敗れた。約2万票差と圧倒した自身の地盤の別府市でも約8000票差まで接近された。

 出口調査では、横光氏は立憲民主、社民支持層をほぼ固め、候補擁立を取り下げた共産支持層にも浸透した。ただ、無党派層は約半数と岩屋氏とほぼ互角と勝ちきれず、選挙戦の準備不足が影響した形だ。【柳瀬成一郎】

 ◇首相へ不信感、過半数 それでも自民圧勝 野党まとまり欠き敵失

 22日の共同通信社の出口調査で安倍首相への信頼感を尋ねたところ、県内では「信頼している」は4割台にとどまり、「信頼していない」が5割台に上った。首相への不信感を過半数の人が抱いている中で自民が圧勝を収めたことになる。小選挙区制度の下、野党のまとまりのなさが与党に有利に働いたという分析に説得力を与えている。

 県内3小選挙区でもそれぞれ「信頼」より「していない」が上回った。「していない」は1、2区で過半数、3区でも半数弱に上った。「信頼」は、1、2区では3割台、3区でも4割台だった。

 「信頼」と答えた人は各区とも7、8割台の人が自民候補に投票。「していない」人のうち、1区では6割台が吉良氏、1割台が小手川氏、2区では6割台が吉川氏、1割弱が上田氏、3区では約7割の人が横光氏に投票していた。【池内敬芳】

5409チバQ:2017/10/29(日) 20:51:02
https://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-618FD42B-7762-4537-8149-DE5C79E4FC17.html
社民 徳俵で残る 党勢拡大へ多くの課題
10月24日 03:00大分合同新聞

社民 徳俵で残る 党勢拡大へ多くの課題
社民 徳俵で残る 党勢拡大へ多くの課題
(大分合同新聞)
 衆院選大分2区に出馬した社民党前職の吉川元氏(51)は、社民党が比例九州ブロックで確保した1議席に滑り込んだ。台風接近の影響で開票結果が日をまたぐ異例の事態となり、党県連合や支持者は薄氷を踏む思いで待ち続けた。大分社民が長く維持した衆院の議席を辛くも守ったが、全国的な退潮傾向は続き、野党再編で生まれた新党の影響も受けた。党勢の維持・拡大には課題が多そうだ。

 開票日の22日午後8時すぎ。早々と相手候補の当確が伝わると、臼杵市の選挙事務所にはため息があふれた。比例九州に望みをつないで吉報を待ち続ける支持者。午前3時15分ごろ、選対幹部が「結論は持ち越しだ」と撤収を告げた。
 23日午後1時ごろ、再び関係者が集まり始めた。吉川氏の秘書が当確の一報を伝えたのは午後3時すぎ。大きな拍手と歓声が吉川氏を迎えた。
 初代党首の村山富市元首相は「社民党には大変厳しい選挙だったが、皆さんの頑張りで当選できた。選挙戦を総括して今後も前進できる態勢をつくってほしい」とコメントした。
 2012年の初出馬を含め過去2回の衆院選を比例で復活した吉川氏。小選挙区での勝利を目指し、労組や後援会を軸に組織選を展開した。共産党は野党共闘の立場から候補擁立を見送り、事実上の一騎打ちの構図も固まった。
 しかし、小選挙区では与党候補に約1万9千票の差をつけられ、比例九州ブロックの比例票も減らした。陣営関係者は「支持者の高齢化で運動量が減り、護憲の意識が強い有権者を立憲民主党に奪われた」と分析する。党県連合の久原和弘代表は「労組以外への広がりを欠いている。現状をはねのける手だてを考えなければ」と話した。

5410チバQ:2017/10/29(日) 20:51:25
https://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-225D0FC9-C227-42DB-A31B-FED867233340.html
与党優勢に焦り 「自民全勝」の表裏
10月26日 03:00大分合同新聞

 「60年以上続いた大分社民の伝統を途絶えさせなくてよかった」。23日午後、支援者の歓喜に沸く臼杵市の事務所で、社民党から出馬した大分2区の吉川元氏(51)が心情を吐露した。
 3度目の選挙を過去2回と同じ比例九州の復活当選で乗り切った社民。今回は共産党と「すみ分け」の確約を早くから取り付け、吉川氏は野党統一候補として選挙戦に臨んだ。
 事実上の与野党一騎打ちの構図に持ち込んだが、各報道機関による世論調査は序盤から「与党候補優勢」。陣営に焦りが広がった。
 社民系支持労組は投開票日まで1週間となった16日夜遅く、緊急に県内各地の代表者を集め票の上積みを徹底させた。しかし、伸び悩んだ。共産党支持層に浸透せず、無党派層への広がりも欠いた。
 ある労組関係者は「協力者カードの集約が遅く後手に回った。解散後から選挙中盤までの動きが鈍かったのではないか」と首をかしげる。選対幹部は「候補者や地方議員が保守層に食い込む日頃の努力も足りなかった」。
 社民が県内で獲得した比例票は6万4284票。2014年衆院選から5千票近く減らした。一方、同じ護憲・リベラル勢力とされた新党「立憲民主党」は、県組織や党所属の地方議員がいない中で、9万4620票をたたき出した。
 社民支持の労組幹部は「近年の選挙でこれほど護憲・リベラル勢力への県民の期待を感じたことはなかった」と振り返る。にもかかわらず、社民への支持にはつながらなかった結果を深刻に受け止めた。

「候補がいないと」
 共産党は大分2、3区で候補を擁立せず、県内での野党共闘に貢献。野党候補の得票を上積みし、比例復活を後押しした。
 林田澄孝党県委員長は「今後の野党共闘の展望が開けた選挙だった」と総括。一方で、「私たちは力不足もあって後退した。立て直しが必要だ」。
 他党候補の支援と比例票増加の両立を狙ったが、県内の得票数は約2万8千票。前回よりも約1万2千票減らした。党県委員会幹部は「候補がいないと選挙運動が限られ、比例票に不利になることが明らかになった。ただ、共闘は進めていきたい」と頭を悩ませる。
 全国的な立民の躍進に埋没し、党は公示前の21議席から12議席に後退。与党に対抗するため、今後も県内で立民、社民両党を交えた野党共闘を進展させる方針だ。林田委員長は「共闘の前進と、党の勢力拡大。二つの課題に挑戦していく」と力を込めた。

5411チバQ:2017/10/29(日) 20:52:34
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/24/JD0056272864
経済界も前面で支援 「自民全勝」の表裏㊤
 野党再編で激動の展開となった衆院選。大分県内は自民党が3選挙区の議席を独占した一方、野党3党の候補が比例復活を果たした。「自民全勝」となった選挙区と、比例代表を巡る各党の戦いや選挙結果を検証する。

初めて9万票台に
 「感謝の気持ちでいっぱいだ。少子高齢化、人口減少などの重要課題に全力で取り組みたい」。悲願の「1区奪還」から一夜明けた23日朝、自民党の穴見陽一氏(48)は大分市のJR大分駅前に立ち、通勤者や国道を行き交う車に手を振り続けた。
 非自民勢力が根を張る大分1区でライバルの吉良州司氏(59)に競り勝ち、3選を果たした穴見氏。党県連・市連や後援会、業界団体・企業が総力戦を展開し、公明党との選挙協力も強化。2014年の前回選挙から得票数を上積みし、初めて9万票台に乗せた。
 陣営幹部は選挙戦を振り返り、「市長の存在が大きかった」と語る。苦杯をなめた前回選挙では前市長の後援会が吉良氏を全面支援。業界に影響力を持つ首長の強みを見せつけられただけに、陣営は今回、自民系の佐藤樹一郎市長との共闘を戦略の柱の一つに据えた。
 公示日の出陣式に「必勝」の鉢巻き姿で登壇した佐藤市長は選挙期間中、決起集会などに出席。党県連幹部は「行政との連携が“形”になり、経済界に前面に出てきてもらえた」と共闘の成果を実感する。
(公明比例は伸びず)
 党県連は今秋の解散総選挙を想定し、態勢を整えてきた。9月半ばに衆院解散が報じられると、直ちに業界団体・企業への働き掛けを強め、支持固めを重ねて要請。保守地盤の2、3区ではベテラン2氏が手堅い選挙戦で地力を見せ、3選挙区独占を果たした。
 ただ県内の比例得票数を見ると、自民、公明両党で約25万票(46・2%)に対して、野党5党の合計は約29万票(52・9%)。「自民全勝」の裏で、野党が与党を上回る得票を集めた。
 自民党県連と公明党県本部は今回の衆院選で、小選挙区と比例区で双方が連携して集票する「相互推薦」を締結。自民側は「比例は公明」と重ねて訴えたが、公明党の比例得票数は前回を下回る結果に。同党は比例九州ブロックで大目標だった4議席確保を逃した。
 党県本部のある幹部は「自民党と『反政権』を掲げる野党との対決構図となり、存在感を発揮しにくかった」と振り返り、「選挙協力が票に結び付いていない。どんな原因があるのか、地域ごとに検証しないといけない」と語った。

5412チバQ:2017/10/29(日) 20:52:58
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/25/JD0056276366
一本化で一騎打ち 「自民全勝」の表裏㊥
 「期間からするとあり得ない得票で、奇跡的な選挙だった。安倍政権に対する怒りが私に託されたという気がしてならない」
 投開票から一夜明けた23日の宇佐市内。立憲民主党から出馬し、比例復活で政界復帰を果たした大分3区の横光克彦氏(73)は明るい表情で報道陣に語った。
 党は解散後に結成されたばかりで、横光氏の出馬表明は公示の3日前。準備もないまま突入した選挙戦で、野党共闘や支持労組の手厚い支援を受け約8万4千票を積み上げた。小選挙区で敗れたものの、5年ぶりに3区を地盤とする野党の国会議員が生まれた。
 民進党の“解体”から野党のドタバタ劇は始まった。全衆院議員が希望の党に合流する方針だったが、「排除の論理」で立民が誕生して分裂した。
 当初、3区には希望の党も公認候補を擁立。水面下で横光氏への一本化が進み、与野党一騎打ちの構図になった。陣営幹部は「一本化で共闘にも大きな効果が出た。比例で躍進した立民の勢いもあり議員に返り咲けた」。

反政権結集ならず
 一方の希望は大逆風にさらされて失速した。希望から出馬し、比例復活した1区の吉良州司氏(59)は「希望では支援できないという人もいた。反安倍政権の結集にならず自民党の圧勝を許した」と振り返る。
 民進と希望の合流方針が示されると、反自民の受け皿として期待感が高まった。吉良氏を推薦する連合大分の幹部も「支持率の低い民進党の看板で戦うよりプラス」と歓迎していた。しかし、「排除の論理」や保守色の強い公約が出ると、風向きは一変した。
 吉良氏陣営は政党色を薄める戦略をとったが、抵抗感を持つリベラル層の票が共産新人に流出。自民候補に競り負け、小選挙区の議席を奪われた。吉良氏は「小池百合子氏の東京人気が全国に拡散すると勘違いし、排除の論理も出た。希望は反省からスタートすべきだ」。

地方組織の構築を
 立民、希望両党の国会議員が誕生した県政界。今後は「前身」の民進を含めた野党再編や、県内の地方組織の構築が注視される。ある労組幹部は「民進は県内の党組織・支部強化が課題のままだった。中央の再編次第だが、県内で強固な党組織をつくれるかが重要」と話す。
 民進は24日、東京・永田町で参院議員総会を開き、今後の方向性を話し合った。出席した足立信也党県連代表は「立民や希望との関係は今後の議論。一つの政党にするか、統一会派にするかも分からない」と説明。地方組織の形が定まるまでには、時間がかかるとの認識を示した。

5413チバQ:2017/10/29(日) 20:53:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk45010237000c.html
<2017衆院選みやざき>選挙区の結果分析 自民、組織力みせる /宮崎
10月24日 00:00毎日新聞

 22日に投開票された衆院選は、自民が全3選挙区で他候補を寄せ付けない得票で議席を守り、組織の強さをみせつけた。注目を集めた希望は1、3区に候補を擁立したが支持は浸透しなかった。全区に立候補した共産も及ばなかった。選挙区の投票率は県内全体で50・48%。前回の2014年衆院選より0・62ポイント増加したが、過去2番目の低さとなり、有権者の関心の低さも浮き彫りとなった。得票状況や取材の結果を交え、各区の選挙を振り返る。【衆院選取材班】

 ◇1区

 自民前職、武井俊輔さん(42)が次点候補に得票率で20ポイント以上の差をつけて勝利した。前回の衆院選より約5600票伸ばしており「前回を上回りたい」(武井さん)と掲げていた目標も達成した。

 武井さんは公明の推薦のほか、JA組織など各種団体からの支援も受けた。また、2期5年で選挙区内の各地に根付かせた後援会もフル稼働させた。

 共同通信社が22日実施した出口調査によると、武井さんは自民、公明支持層を着実にまとめ、無党派層にも浸透した。年代別でも各世代から得票した。過去には保守分裂が起きた選挙区だが、武井さんは「(選挙を)積み重ねる中で徐々にまとまってきた」と手応えを語った。

 次点となった希望新人の外山斎さん(41)は希望支持層をまとめたが、無党派層などからの得票が伸びなかった。さらに、共産新人の内田静雄さん(68)と立憲や社民の支持層を分け合っており、反自民票をまとめきれずに武井さんと差が開く結果となった。

 ◇2区

 自民前職、江藤拓さん(57)が次点候補に50ポイント近くの差をつけ、貫禄勝ちした。

 江藤さんは自民、公明支持層を手堅くまとめた。候補が出馬しなかった希望支持層にも食い込み、無党派層も取り込んだ。延岡市などで着実に票を得たほか、郡部では得票率が8割を超える地域もあり、選挙区全域で支持基盤の厚さをみせた。

 共産新人、黒木万治さんは(69)は日向市議を辞して臨んだ選挙だったが、反自民票をまとめきれなかった。

 ◇3区

 自民前職の古川禎久さん(52)が7割近い得票率で圧勝した。石破派の要職を務める古川さんは全国への応援で本人が選挙区を不在にすることが多かったが、陣営が精力的に選挙活動を展開。安定した戦いを見せた。

 希望新人、花輪智史さん(51)は、地元に縁のない落下傘候補ながら希望の支持層をまとめたが、及ばなかった。共産新人の井福美年さん(68)は反自民の受け皿が分散したことで、前回の共産候補を約1万4600票下回る結果となった。

 ◇一夜を明け当選者「責任の重さ感じる」

 衆院選から一夜明けた23日、県内の当選者は改めて喜びをかみしめながら選挙戦を振り返った。また、早速あいさつ回りなどに奔走する姿もあった。

 3選を果たした1区の自民前職、武井俊輔さん(42)は宮崎市内の選挙事務所で報道各社の取材に応じ「晴れがましい気持ちと、責任の重さから身の引き締まる思いだ」と心境を語った。前回に比べ得票率、得票数ともに上回った結果について「目標を達成できてよかった。台風が近づく中、多くの方に足を運んでいただき感謝している」と述べた。

 一方、選挙期間中、有権者から党の政権運営に対する批判も多く受けたとし「そうした声を謙虚に受け止め、党内でどう伝えていくか、永田町に戻ってから仲間や政調会長に相談したい」と話した。

 6選の2区の自民前職、江藤拓さん(57)は2区の投票率が51・69%と前回よりも低調だったことに対し「自民党に対する積極的な信任ではない側面もある」と振り返った。

 江藤さんは憲法9条について「9条が果たした歴史的役割は大きい。改正は性急に進めずに党内で議論を尽くし、国民的合意を醸成する努力が必要だと考えている」と語った。

 3区で同じく6選した自民前職、古川禎久さん(52)は23日、石破派事務総長の職務に当たるため、朝から空路で上京し、同日再び宮崎に戻る慌ただしい日程をこなした。

 比例九州ブロックに希望から出馬し当選した元職の中山成彬さん(74)は23日、宮崎市内で報道各社の取材に応じた。衆院選の希望の結果について「反自民層の票を集めきることができなかった。残念だ」と話した。

 今後の活動については「希望の宮崎県連をできるだけ早く作り、自民に代わる勢力作りをしたい」と話し「宮崎には観光の促進や農業の後継者作りなど課題がある。宮崎のためになる仕事をしたい」と抱負を語った。

5414チバQ:2017/10/29(日) 20:54:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk45010337000c.html
<2017衆院選みやざき>自民が全区独占 希望など野党伸び悩む(その1) /宮崎
10月23日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選は22日、投開票された。安倍政権への評価や消費増税、憲法改正などを巡って与野党が選挙戦を繰り広げた結果、県内の小選挙区では、1区の自民前職、武井俊輔さん(42)=公明推薦=と、3区の同、古川禎久さん(52)=同=が当選。2区の自民前職、江藤拓さん(57)=同=も当選を確実とした。2012年、14年の衆院選に続いて自民が議席を独占。武井さんは3選、江藤さんと古川さんは6選を果たした。県内の当日有権者数は92万6262人(男43万1373人、女49万4889人)。台風21号の影響で2区の延岡市の開票作業が23日に延期されたことにより、県全体の投票率も23日に発表される見通しだ。【衆院選取材班】

 ◆1区

 ◇武井さん、3選果たす 地道に地盤づくり進め

 自民前職の武井俊輔さん(42)が、希望新人、外山斎さん(41)と共産新人、内田静雄さん(68)の追い上げを許さず、3選を果たした。

 支援者が詰めかけた宮崎市内のホテルの会場では、設置されたテレビから「当選確実」の速報が流れると大きな歓声が上がった。武井さんは支援者に「大きな輪を広げていただき、当選を果たすことができました」と感謝を述べ、3期目へ向けて「人口減少、地方の疲弊は待ったなし。一丸となって、痛みや苦しみを分かち合い、地方の現状を伝えていきたい」と語った。

 2012年の初当選から2期目までの約5年間、後援会を選挙区内の各地で組織するなど、地道に地盤づくりを進めてきた。集会での演説では2期目に外務政務官を務めた経験から、北朝鮮情勢について解説するなどして、実績をアピールした。

 またJAグループ宮崎の政治団体「県農民連盟」や県医師会などからの推薦も受け、武井さんが所属する自民の派閥「宏池会」(岸田派)から会長の岸田文雄政調会長や林芳正文部科学相が宮崎入りして応援。集会には公明県議らも駆けつけるなど、政権与党としての強みを生かした。

 外山さんは、日本維新の会を離党し今月5日に希望からの出馬を正式表明。「しがらみ政治から脱却する」と訴え消費税増税の凍結などを主張したが、与党の“厚い壁”を崩すことができなかった。

 内田さんは消費増税の中止、「1区の候補者で憲法を守ることを主張しているのは私だけ」と改憲反対などを訴えたが、支持を広げられなかった。【黒澤敬太郎】

 ◆2区

 ◇江藤さん、盤石の6選 幅広い層から支持を得る

 自民前職の江藤拓さん(57)が、支持基盤の強さを見せた。台風21号の影響で離島の投票箱が届かず、延岡市の開票は23日に持ち越されたが、日向市や西都市などでの他候補を寄せつけない得票で当選を確実にした。

 江藤さんは衆院議員を10期務めた父の故隆美さんから引き継いだ後援会の集票力と分厚い地盤を生かし、幅広い層からまんべんなく支持を得た。当初民進党県連が擁立した立候補予定者が出馬を取りやめたため、無党派層などにも食い込み、手堅く票を積み重ねた。

 日向市日知屋の事務所に「当選確実」の連絡が入ると、支援者から大きな歓声が上がった。江藤さんは笑顔で大勢の支援者の前に現れ「解散から短い時間だったが、素晴らしい選挙態勢で戦っていただいた」などと感謝を述べた。そして「6期目は具体的に何ができるのかが問われる。皆さんの期待を胸に刻んで、仕事を重ねる」とあいさつした。

 共産新人、黒木万治さん(69)は、消費増税反対や改憲反対などを訴え、民進支持層や無党派層への食い込みを狙ったが、得票は伸びなかった。

 諸派新人の河野一郎さん(57)は、通算5度目の国政挑戦だったが、及ばなかった。【荒木勲】

 ◇中山さん、比例返り咲く 外山さんは“厚い壁”崩せず 希望

 希望の党は県内小選挙区で新人2人が全敗する一方、比例九州ブロックの単独1位で出馬した、元職の中山成彬さん(74)が議席を獲得し、8回目の当選で政界に返り咲いた。

 希望は1区に外山斎さん(41)、3区に花輪智史さん(51)を立てたがいずれも落選。外山さんは22日夜、宮崎市内で支援者を前に「急な解散で党の主張を浸透させることができず、自分の政策も弱かった」と述べた。

 中山さんは22日夜、宮崎市内で当選集会を予定していたが、希望の結果が全国的に低調だったのを理由に姿を見せなかった。毎日新聞の取材に対し、中山さんは「全国的に苦戦しているので喜べず、出席しなかった。希望を自民に代わる党に育てたい」と語った。【塩月由香】

5415チバQ:2017/10/29(日) 20:55:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk45010343000c.html
<2017衆院選みやざき>自民が全区独占 希望など野党伸び悩む(その2止) /宮崎
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆3区

 ◇古川さん、貫禄6選 固い地盤に公明の推薦受け

 自民前職の古川禎久さん(52)が、強固な支持基盤を生かし、6選を果たした。「国難」の本質は人口減少と主張し「所得再分配による少子化対策や格差是正を進め、地域連携による経済振興を図る」と訴え、これまでに培った固い地盤に加え、各種団体や公明などの推薦も受け、多くの支持を獲得した。

 「当選確実」の一報が入ると、都城市姫城町の事務所では詰めかけた支援者から歓声が上がった。古川さんは深々と頭を下げ、支援者と固く握手。「国難を乗り越えるため身を引き締めて臨みたい。6期目は中堅だ。発言力、政治力を正しく行使して、古里や日本のために尽くしていきたい」と決意を語った。

 党青年局長や副財務相を歴任。党政策集団「水月会」(石破派)の事務総長を務め、公示後は全国の候補者支援にも奔走し、地元選挙区入りは数日だった。だが、留守を預かる陣営は「さらなる立場で力を発揮してもらうため、全国一の得票率で再び国会へ送ろう」と票固めに躍起だった。選挙戦は序盤から優位に戦いを進め、リードを広げた。

 一方、希望新人の花輪智史さん(51)は「自民は大企業中心だが、希望は弱い者を助ける」と、消費増税凍結や大企業の内部留保課税を訴えたが、出遅れもあり浸透を欠いた。

 共産新人の井福美年さん(68)は、安倍政権の打倒、消費増税中止や憲法9条の自衛隊明記反対を訴え、反自民票の受け皿を目指したが及ばなかった。【重春次男】

 ◇新燃岳活動が影響 高原町、投票所の変更も

 新燃岳の活動に警戒を強めるふもとの高原町では22日、町内17投票所のうち、大規模噴火時に熱風到達地に近い投票所1カ所の場所を変更し、衆院選の投票が実施された。

 町選管は、町民の安全確保のために1投票所と、自主避難者の受け入れ先確保のために開票所の場所変更を19日に急きょ決めた。

 変更先の投票所となった同町蒲牟田の町立狭野小体育館には有権者が次々に訪れた。

 投票を無事に済ませた自営業、鴨健一さん(62)は「就寝後の夜に噴火したらと思うと落ち着かず怖い。新燃岳の活動が早く沈静化してほしい。行政には防災対策や噴火時の避難誘導などをしっかりしてほしい」と不安そうな面持ちで語っていた。【重春次男】

 ◇期日前投票最終結果 19万3251人、過去最多 前回衆院選より39%増

 県選管は22日、衆院選の期日前投票の最終結果を発表した。11〜21日の11日間の投票者数は計19万3251人で、前回2014年の衆院選と比べ39%増となり、国政選挙や知事選、県議選を通じて過去最多となった。

 選挙区別では、1区6万4975人(前回比42%増)▽2区6万3498人(同38%増)▽3区6万4778人(同36%増)。

 台風21号により期日前に投票する有権者が増えたことや、商業施設などでの投票所開設により利便性が高まったことなどが要因とみられる。【黒澤敬太郎】

………………………………………………………………………………………………………

古川禎久(ふるかわ・よしひさ) 52 自[破]前(6)

 [元]副財務相[歴]建設省職員▽法務政務官▽環境政務官▽党青年局長▽東大 =[公]W

5416チバQ:2017/10/29(日) 20:56:39
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk46010348000c.html
<2017衆院選かごしま>自民3議席、立憲1議席奪う(その1) /鹿児島
10月23日 00:00毎日新聞

 第48回衆院選は22日投開票され、県内の小選挙区は自民が2、3、4区で当選を決め、立憲が1区で議席を獲得した。区割りの見直しで県内の小選挙区が4に減り初の衆院選は、野党再編などで戦いの構図が目まぐるしく変化する中での短期決戦。組織力で勝り優位に戦いを進めた自民に、野党が一矢報いる結果となった。県全体の当日有権者数は137万8842人、投票率は56・09%(2014年衆院選50・47%)だった。

 ◆1区

 ◇川内さん、激戦制し6選 自民・保岡さん出遅れ響く

 4人が乱立した1区は、立憲元職の川内博史さんが、自民の議席を奪い6回目の当選を果たした。2009年の衆院選以来となる小選挙区での勝利に、事務所に集まった支援者たちは喜びに沸いた。

 川内さんは、民進が希望に合流したことを受け、立憲から出馬を決意。連合鹿児島の推薦を受け、独自候補を取り下げた共産や、社民の支援も受けた。選挙戦では、安倍政権を批判しながら「分け合う社会が民主主義を前進させる」と主張。政権批判票の受け皿として、無党派層などに支持を広げた。

 自民新人の保岡宏武さんは、父興治さん(78)に代わり、公示2日前に出馬が決まった。「父の志を引き継げるのは私」などと、秘書経験や若さをアピール。安倍晋三首相らも来援したが、出遅れを取り戻せなかった。突然の候補差し替えに世襲批判も重なり、支持を固めきれなかった。

 維新元職の山之内毅さんは身を切る改革を主張したが、無党派層に浸透しなかった。無所属新人の宮崎一博さんは税理士の経験をアピールしたが、知名度不足で伸び悩んだ。【杣谷健太】

 ◆3区

 ◇小里さん、組織力で5選 新区割り、支持者獲得に成功

 自民前職の小里泰弘さんが与党の組織力を見せつけ5回目の当選を果たした。希望前職、野間健さんと共産新人、山口勇太さんは及ばなかった。

 小里さんは、区割り変更に伴い旧4区から3区に転じ、父の故貞利・元労相以来の最大地盤だった霧島市を失った。新3区の最大票田・薩摩川内市は野間さんの地盤で当初は浸透に苦しんだが、かつて野間さんを支援していた同市の岩切秀雄市長が小里さんの後援会長として顔を見せると流れは変化。野間さん側から小里さん側に流れる支援者が続いた。市内で報告会、つじ立ちを繰り返し、農政連など自民の支持団体を固めていった。

 前回は無所属で当選した野間さんは、希望から立候補し3回目の当選を目指した。しかし、党の支持自体が伸び悩んで、波に乗り切れなかった。地盤とする薩摩川内市が切り崩される一方で、小里さんが知名度で勝る旧4区の自治体で、浸透にてこずった。

 山口さんは原発の即時停止や護憲を訴えたが出馬表明が9月末と遅く、支持が広がらなかった。【降旗英峰】

 ◆2区

 ◇金子さん、盤石3選 新人3人及ばず

 自民の支持団体や、自身の後援会など固い支持基盤に支えられた自民前職の金子万寿夫さんが3選を果たした。無所属の林健二さん、共産の祝迫光治さん、希望の斎藤佳代さん--の新人3人は及ばなかった。

 長く県議を務めた金子さんは、自身のライフワークでもある「地方創生」を選挙戦で訴えながら、自公政権が進めてきた経済政策の成果を強調。区割り見直しで南薩地区が加わり、南北540キロに広がった新選挙区を精力的に回り浸透した。農政連や医師連盟など多くの団体の支援も受け、序盤から優位に選挙戦を進めた。

 自民を離党して臨んだ林さんは、離島の医療環境整備などを柱に世代交代をアピールしたが、知名度不足が響いた。共産の祝迫さんは消費税増税反対などを主張したが及ばなかった。斎藤さんは子育て支援や格差是正などを訴えたが、希望からの立候補が公示直前に決まるなど、準備不足を立て直せなかった。【田中韻】

5417チバQ:2017/10/29(日) 20:57:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk46010363000c.html
<2017衆院選かごしま>自民3議席、立憲1議席奪う(その2止) /鹿児島
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆4区

 ◇森山さん、安定6選 野呂さん追い上げ及ばず

 厚い保守地盤に支えられた自民前職の森山裕さんが終始安定した戦いで、社民新人の野呂正和さんを破り6回目の当選を果たした。

 区割り見直しで旧5区に霧島市が加わった選挙区。大票田・霧島市での知名度が心配されたが、3区に回った自民前職の小里泰弘さんの支持票を手堅くまとめ、無党派層の取り込みを図った野呂さんの追い上げをかわした。

 党国会対策委員長や県連会長として選挙区を空ける日が多かった森山さん。留守を預かった陣営は党支部組織や地方議員をフル稼働し、支持団体などの引き締めを徹底した。

 野呂さんは共産党などの支援を受け、護憲や年金問題、格差と貧困解消などを中心に訴えたが、支持は広がらなかった。【新開良一】

 ◇宮路さんが当選 比例九州、定数減で転出

 比例代表九州ブロックに単独立候補した自民前職の宮路拓馬さんが、2回目の当選を果たした。

 宮路さんは2014年の前回衆院選で旧鹿児島3区で落選したが、比例復活し初当選した。区割り変更に伴って県内小選挙区が1減したため、衆院議員が5人いた党内で候補者調整をした結果、宮路さんが比例に回ることが7月に決まった。

 自民県連は、党本部に宮路さんを比例名簿上位で処遇するよう求めた結果、九州ブロックで単独2位とされた。

 選挙期間中、宮路さんは他の自民候補の応援で、県内を回っていた。

 県内では小選挙区立候補者13人のうち、8人が比例と重複立候補していた。【小畑英介】

 ◇投票用紙、1人に2枚 霧島市選管が交付ミス 期日前

 県選管は22日、霧島市役所で21日に期日前投票をした有権者1人に、誤って小選挙区の投票用紙を2枚交付したと発表した。

 県選管と霧島市選管によると、21日午前11時ごろ、本人と家族の2人分の名前が書かれた宣誓書を提出した有権者1人に、小選挙区の投票用紙を2枚交付した。有権者は家族分も投票できると思い、そのまま2票投じたという。投票所が混雑していたため、本人確認がおろそかになったのが原因という。いずれも有効票として扱われる。

 比例代表と最高裁裁判官国民審査の投票用紙交付の際、担当者が家族がいないことに気づき、比例と国民審査は1枚ずつ交付した。【杣谷健太】

 ◇期日前投票、過去最高 前回比14万754人増

 県選管は22日、衆院選の期日前投票者数(小選挙区)を発表した。11〜21日に32万8886人が投票し、2014年の前回衆院選と比べ、14万754人増えた。選挙人名簿登録者数に占める割合(期日前投票率)は23.81%で初めて20%を超え、過去最高となった。

 小選挙区別の投票者数は、1区=6万1641人(期日前投票率17.07%)▽2区=8万4938人(同24.35%)▽3区=9万3828人(同28.38%)▽4区=8万8479人(同25.98%)--だった。

 これまでの衆院選の期日前投票率は、2009年の16.59%が最高だった。【小畑英介】

………………………………………………………………………………………………………

森山裕(もりやま・ひろし) 72 自[石]前(6)

 党国対委員長[歴]鹿児島市議長▽参院議員▽副財務相▽農相▽日新高=[公]W

5418チバQ:2017/10/29(日) 20:58:01
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_kagoshima/article/368244/
立民川内氏返り咲き 鹿児島1区 自民は火種残す
2017年10月24日 06時00分
6選を決め、支持者とともに万歳する川内博史氏(中央)=23日未明
6選を決め、支持者とともに万歳する川内博史氏(中央)=23日未明
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 22日投開票された衆院選で、鹿児島県の4小選挙区の2〜4区で自民前職が当選、1区で立憲民主元職が議席を獲得し、自民独占を阻んだ。区割り変更に伴う定数1減で行われた初の選挙で、激戦が展開された。

 前職同士がしのぎを削った3区は、自民の小里泰弘氏(59)が希望の野間健氏(59)に競り勝ち5選。野間氏は比例復活もかなわず「敗因は私の力不足。今後も地域に根を下ろしていく」と再起を誓った。希望の九州唯一の結党メンバーだったが、全国的な希望の失速に苦戦を強いられた。選挙カーの希望の看板を外し、草の根で戦ったが及ばなかった。野間氏は「希望への民進合流を巡って分裂し非自民の受け皿にならなかった」と肩を落とした。

 4区は自民前職の森山裕氏(72)が盤石の強さで6選。森山氏は「第1次産業を発展させる政策を具体的に進めていく」と語った。2区は自民前職の金子万寿夫氏(70)が全市町村で差をつけ、3選を果たした。

 1区は立憲民主元職の川内博史氏(55)が自民新人の保岡宏武氏(44)との激戦を制し、3期ぶりに返り咲いた。保岡氏は公示直前に引退した元法相の父、興治氏(78)の地盤を継いだが、世襲批判も響いた。宏武氏は今後も「1区から挑戦したい」と述べた。比例九州ブロック単独候補で当選した自民前職の宮路拓馬氏(37)も「次は1区で出馬したい」と意欲を示しており、火種を残した形だ。

=2017/10/24付 西日本新聞朝刊=

5419チバQ:2017/10/29(日) 20:58:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171024ddlk46010251000c.html
<2017衆院選かごしま>選挙を振り返る /鹿児島
10月24日 00:00毎日新聞

 22日に投開票された第48回衆院選で、県内の小選挙区は2〜4区で自民が勝利し、1区で立憲が議席を獲得した。選挙戦を制した候補者たちは支持者らと当選を喜び合い、今後の国会活動に向け思いを新たにした。共同通信社の出口調査結果などとともに選挙戦を振り返った。

 ◇1区 「みんなの生活向上を」政権批判層受け皿に 立憲川内・博史氏

 「県民の、草の根の民主主義を求める強い思いが結集した」。自民新人の保岡宏武氏を1868票差で破り、2009年以来6回目の当選を決めた川内博史氏は強調した。

 23日午前0時40分過ぎ、当選確実の知らせを受けた川内氏が鹿児島市内の事務所に姿を現すと、「ひろし」コールがわき起こった。涙する支援者一人一人と抱き合い握手を交わした川内さんは、報道陣の取材に「再分配政策をしっかりすることが、みんなの生活向上につながる」と述べ、格差是正や労働環境の充実などに意気込んだ。

 川内氏は、「独断的政治」などと安倍政権を批判し、政権批判票の獲得に努めた。出口調査によると、「安倍首相を信頼していない」と答えた有権者の約7割から支持を得て政権批判層の受け皿となった。支持政党別でも立憲、社民の約9割、共産、民進の約8割、無党派層の約6割の支持を得たほか、公明の約4割にも食い込んだ。

 保岡氏は23日、「現有5議席を守る責任を果たせず、おわびしようもありません」と集まった支持者に頭を下げた。今後については「頂いたご支援に報いる」と国政に再挑戦する意向を明らかにした。【杣谷健太、田中韻】

 ◇2区 「郷土に景気と成長」自民支持層が8割以上 自民・金子万寿夫氏

 3回目の当選を果たした自民前職の金子万寿夫氏は22日夜、鹿児島市の事務所で支援者らと当選を喜び、「奄美の世界自然遺産登録を控えるなど、今が勝負の時。郷土のすみずみに景気回復と持続的成長をもたらす」と決意を新たにした。

 区割り見直しで広がった新選挙区をくまなく回って浸透を図り、自公政権の実績を強調。新人3人を引き離しての勝利となった。

 出口調査結果によると、金子氏は自民支持層の8割以上に支えられ、公明支持層の6割以上を固めた。20〜70代以上の各年代から他の3候補を上回る支持を得た他、女性票の約半数をつかんだ。【田中韻、神田和明】

 ◇3区 「約束したことはやる」自民層9割、公明層7割が支持 自民・小里泰弘氏

 自民前職の小里泰弘氏が、与党の友好組織を基盤に支持を広げ5回目の当選を果たした。小里氏は「選挙戦で約束したことを、しっかりと東京で身を入れてやっていきたい」と抱負を述べた。

 区割り変更で地盤の霧島市を失った小里氏。3区の最大票田で、2014年の前回衆院選で自民候補が野間健氏に約1万7000票差をつけられた薩摩川内市での戦いが課題だった。

 小里氏は、かつて野間氏を支援した岩切秀雄市長や県議らを味方につけた。選挙戦は商工政治連盟など支持組織伝いに企業も回り、得票は同市で約6000票差まで野間氏に迫るなど旧3区で競り、旧4区で圧倒した。

 「岩に生爪たててはい上がる」。集会で悲壮感を訴え続けた小里氏は、当選を決めると「霧島を離れて戦うのは不安だったが、新地域で同志に導きをいただいた」と感謝を口にした。【降旗英峰、林壮一郎】

 ◇4区 「引き続き責任果たす」野党、無党派層も一定支持 自民・森山裕氏

 6回目の当選を果たした自民前職の森山裕氏は22日夜、党本部で当選の報を受けた。多くの支援者が集まった鹿屋市の事務所とネット回線で結んだテレビを通じて「引き続き政権与党の国会対策委員長として責任を果たしていきたい」と喜びと決意を語った。

 森山氏は、旧5区と区割り見直しで新たに加わった霧島市の保守票を手堅く守り、共産との候補一本化で臨んだ社民新人を寄せ付けず大勝した。

 出口調査結果によると、森山氏は自民支持層の9割以上をまとめる一方、野党支持層や無党派層にも一定の支持を広げた。10代から70代以上の各年代でもすべて社民新人を上回った。【新開良一】

5420チバQ:2017/10/29(日) 21:02:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk40010219000c.html
<2017衆院選ふくおか>自民、全選挙区で勝利 希望・立憲、及ばず(その1) /福岡
10月23日 00:00毎日新聞

 県内11選挙区に6党と諸派、無所属の計33人が立候補した衆院選は22日投票され、自民の前職11人全員が勝利し、前回、前々回に続き県内の全小選挙区を自民が独占した。希望元職と共産前職は比例九州ブロックで復活当選し、立憲も元職が比例復活を確実にした。

 野党再編で「自民・公明」「希望・維新」「共産・立憲・社民」の3極を軸に展開された今回の選挙戦。県内では7選挙区で三つどもえの戦いとなった。このうち2、9、10区は自民と希望による激戦となったが、安倍政権への批判票が分散した形となり、最後は組織力に勝る自民が突き放した。

 民進出身の5人を含む新人と元職、前職計7人を擁立した希望、前職・新人計9人を立てた共産は、ともに選挙区では当選圏に届かなかった。立憲は自民と一騎打ちとなった3区で善戦した。希望の推薦を受けた4区の維新前職と、前回に続き共産と共闘した11区の社民新人は伸び悩んだ。【西嶋正法】

 ◆2区

 ◇鬼木さん、薄氷3選 稲富さん、保守地盤崩せず

 自民前職の鬼木誠さん(45)が、3度目の対決となった希望元職の稲富修二さん(47)らとの激戦を制して3選を決めた。組織的な選挙戦を展開し、順調に票を伸ばした。稲富さんは比例で復活当選した。

 当初劣勢が伝えられていた鬼木さんは、地盤を引き継いだ山崎拓・元党副総裁を選挙対策本部長に迎え、全面支援を受けた自公の地方議員の後援会組織をフル稼働させ、全45校区で演説会を開催。「PM2・5の抜本対策に取り組んだ」と環境政務官としての実績を強調する一方、自公政権の継続を訴えた。

 2012、14年と苦杯をなめた稲富さんは背水の陣で挑んだ。浪人中はほぼ毎日、早朝から夜遅くまで街頭に立ち、2大政党の必要性を訴える一方、自民支持の企業や団体を回り、票の掘り起こしを図った。教育の充実を掲げ「どんな家庭環境でもすべての子どもが教育を受けられる国にしたい」と唱えるなど「希望色」を出さずに個人への支持を訴え続けた。終盤は小池百合子代表の応援を受けるなどテコ入れを試みたが、希望への期待の失速が大きかった。

 共産新人の松尾律子さん(45)は「安倍1強政治」を批判したが、伸び悩んだ。【合田月美】

 ◆1区

 ◇井上さん、結束3選 保守票まとめ、乱立追い風

 自民前職の井上貴博さん(55)が着実に票を積み上げ、立憲元職の山本剛正さん(45)らを破り、3選を決めた。井上さんは保守票をまとめ、政権批判もかわした。山本さんは野党乱立も影響した。

 井上さんは、大胆な規制緩和で民間投資を呼び込む国家戦略特区に福岡市が指定されたことで「経済効果が生まれている」などと訴えた。地盤の博多区に加えて東区にも足しげく通い、前回2014年の自民分裂で割れた保守票をまとめた。

 民進の希望の党への合流が決まると、陣営からは野党候補の一本化が加速すると危惧の声も漏れたが、希望による「選別と排除」の混乱などで野党候補が乱立。安倍政権への批判票が分散したのも好材料となった。

 希望の1区での公認を得られず、公示直前に立憲から出馬を決めた山本さんは「人口減少に歯止めをかける若年世代への支援」や「将来不安のない社会保障」を重点的に訴え、無党派層にも浸透したが、及ばなかった。

 支持母体を持たない希望新人の石井英俊さん(41)は争点を「消費増税の凍結」に絞って街頭演説を繰り返したが、伸び悩んだ。共産新人の立川孝彦さん(66)は憲法9条改正反対などで比例票の上積みも目指して戦った。【蓬田正志】

 ◆3区

 ◇古賀さん、着実3選 山内さん、支持拡大できず

 自民と立憲の一騎打ちは自民前職の古賀篤さん(45)が立憲元職の山内康一さん(44)を退け、3選を確実にした。古賀さんは分厚い支持基盤を背景に終始優位に戦いを進めた。山内さんは比例での復活当選を確実にした。

 古賀さんは2期5年の実績を強調する一方で、幼児教育の無償化や「地域社会を持続可能にするために必要」と民生委員や保護司制度などの拡充を訴えた。2年後の消費税率アップについては「野党も介護、教育の充実化を言っているが、財源を示さないのは無責任」と主張。推薦団体の支援を受けて幅広い層から支持を集めた。

 希望に「排除」され立憲から立候補した山内さんは草の根選挙を展開。「政治を私物化し、子供の貧困を生んだ安倍政治を止めよう」と訴え、連合福岡や共産の支援を受けて支持拡大を図ったが、及ばなかった。【柴田種明】

5421チバQ:2017/10/29(日) 21:02:34
 ◆4区

 ◇宮内さん、安定3選 河野さん、改革訴えるも埋没

 自民前職の宮内秀樹さん(55)が幅広い支持を集め、維新前職の河野正美さん(56)らを破って3選を果たした。宮内さんは公明のほか農政連や商工会などの推薦を受け、終始優位な戦いで議席を守った。河野さんは支持に広がりを欠いた。

 宮内さんは、安倍政権を信任するかどうかが争点と位置づけて選挙戦を展開。熊本地震の復旧活動や無電柱化の立法化、世界遺産登録実現などの実績を強調。「日本を元気に明るく」とアベノミクス継続による経済活性化や「即戦力」を訴え支持を得た。

 河野さんは希望の推薦を受け、消費税を凍結し議員報酬削減など身を切る改革を訴えたが、自公の補完勢力とみられて埋没し伸び悩んだ。

 共産新人の新留清隆さん(62)は安倍政権を打倒し、消費増税阻止や原発ゼロなどを訴えたが及ばなかった。【前田敏郎】

 ◆5区

 ◇原田さん、貫禄8選 楠田さん、浸透しきれず

 自民前職の原田義昭さん(73)が、希望元職、楠田大蔵さん(42)らを降し、8選を果たした。原田さんは希望の登場に危機感を強め、農政連など厚い保守地盤を引き締めた。楠田さんは無党派層へ浸透しきれなかった。

 原田さんは企業朝礼などをこまめに回り、市町ごとの決起大会も組んで「誇りある国家、活力ある経済の推進」などを訴えた。新たに編入された福岡市南区では県議、市議の後援会員にはがきで区割り変更を知らせ投票を呼びかけた。

 楠田さんは、軽ワゴン車で豪雨災害の被災地に入りボランティアをしたことなど若さと行動力を強調。労働組合や古賀之士参院議員らの応援で「緊張感のある、政権交代可能な政治の実現」を訴えたが、伸び悩んだ。

 3回目の共産新人、田中陽二さん(61)は立憲、社民の支持層へも食い込んだが及ばなかった。【勝野昭龍】

 ◆8区

 ◇麻生さん大差 知名度、組織力で13選

 副総理兼財務相の自民前職、麻生太郎さん(77)が高い知名度に支えられ、国政初挑戦の共産新人、宮嶋つや子さん(66)に大差をつけて13回目の当選を果たした。

 安倍内閣の重要閣僚で派閥のトップでもある麻生さんは、公示の10日に選挙区をくまなく回った後は地元を離れ、経済対話のための訪米を挟んで全国を遊説。不在の本人に代わって選挙カーには家族が乗り支持を訴えた。

 選挙戦は前回に続いて共産新人との一騎打ち。一部に楽観ムードも漂ったが、陣営は「立派な得票で当選を」と、投票率アップの呼びかけに最後まで力を注いだ。

 直前まで飯塚市議だった宮嶋さんは、市外での知名度が課題となった。改憲反対や消費増税の阻止、森友・加計問題の徹底解明などを柱に、政権批判を繰り返したが及ばなかった。【平山千里】

 ◆11区

 ◇武田さん盤石6選 組織戦で票を積み上げ

 自民前職の武田良太さん(49)が安定した戦いで、希望新人の村上智信さん(48)、社民新人の竹内信昭さん(64)を破り、6選を果たした。武田さんは組織戦で票を積み上げた。草の根選挙の村上さんは支持を伸ばせなかった。

 党幹事長特別補佐を務める武田さんは、他候補の応援で飛び回り、公示後の地元入りは2日間のみ。だが、11区内全15市町村の世話人会を開いて地盤を固め、地元の田川市郡では各自治体の首長を選対本部長に迎えて盤石の態勢で臨んだ。多くの企業・団体の推薦に加え、後援会がフル活動して差を広げた。

 村上さんは公示直前に希望公認を得て国政に初挑戦した。経産省での経験などを訴えたが、知名度不足や党の失速が響いた。

 県内唯一の社民候補の竹内さんは野党共闘を掲げ、共産の支援を得たが、支持に広がりを欠いた。【斎藤毅】

5422チバQ:2017/10/29(日) 21:04:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171023ddlk40010228000c.html
<2017衆院選ふくおか>自民、全選挙区で勝利 希望・立憲、及ばず(その2止) /福岡
10月23日 00:00毎日新聞

 ◆6区

 ◇鳩山さん、一丸再選 県連と和解、組織固める

 自民前職の鳩山二郎さん(38)が固い組織力で再選を果たした。

 鳩山さんは、保守分裂選挙となった昨秋の補選で対立した自民県連と解散直前に和解。党一丸となって戦う態勢を整えた。地域に張り巡らせた後援会組織を基盤に、企業や団体を精力的に回った。

 個人演説会などでは大川市長時代の経験を交え「地方創生を確実なものにし、農林業を守る」と訴えた。補選で対立した地元県議も選対に加わり、鳩山さんを推薦した県農政連の強力な後押しを受け戦いを優位に進めた。

 無所属新人の新井富美子さん(50)は、民進の方針に従い希望から出馬しようとしたが公認を得られなかった。社会保障の充実や憲法9条の維持を訴え、党派を超えた支持獲得を目指した。しかし元々強固な後援会組織がなく、選挙態勢を整えるのも遅れ、浸透しきれなかった。

 共産新人の小林解子さん(37)は安保法制廃止などを訴えたが及ばず、幸福新人の西原忠弘さん(62)は支持が広がらなかった。【高芝菜穂子】

 ◆10区

 ◇接戦、山本幸さん8選 城井さん・田村さん降す

 昨年8月に初入閣し、国家戦略特区を担う地方創生担当相を1年間務めた自民前職、山本幸三さん(69)が8選。希望元職の城井崇さん(44)は及ばなかった。共産前職の田村貴昭さん(56)は比例で復活当選した。

 山本さんは山口県下関市と北九州市を結ぶ「下関北九州道路」の9年ぶりの事業復活や、3月発表の公示地価で北九州市の商業地が24年ぶりに上昇に転じたことなどを訴え、自公政権により地元経済が回復基調にあると印象づけ支持を集めた。

 選挙戦序盤は、内閣支持率の急降下を招いた特区を巡る加計学園の獣医学部新設問題について当時の担当相として「何ら問題はない」と強気の演説をしたが、報道各社の情勢調査で接戦が伝えられると、経済政策に訴えの軸足を移した。

 一方、城井さんは、希望の小池百合子代表の「排除」発言以降は逆風にさらされ、陣営幹部からは「無所属で出馬した方が票を集められた」と公認を悔やむ声も漏れた。中盤以降は、3人の子育てをしながら精力的に地域を回り、住民の声を拾い上げてきた「個人」の地道な政治活動を強調し、政党色を薄めることに腐心した。

 田村さんは北九州市内に加え、九州各地でも比例票の上積みを図った。【比嘉洋】

 ◆9区

 ◇激戦、三原さん8選 緒方さん・真島さん実らず

 自民前職の三原朝彦さん(70)が8選を決めた。希望前職の緒方林太郎さん(44)は党への失望感が響き、共産前職の真島省三さん(54)は支持を拡大できなかった。

 三原さんは「地方にある特色ある企業を伸ばす」などと訴え、多くの企業・団体の推薦を受けた。地元の自民系市議・県議の協力を得たほか、後援会も活発な活動を繰り広げ、堅実に票を固めた。選挙戦中盤には陣営に楽観ムードも流れたが、選対幹部は「相手候補はすぐ後ろだ」と引き締めを図り、公明との連携も強化。「比例は公明」と強くアピールし、公明支持層も手堅くまとめた。

 民進党の県連代表を務めていた緒方さんは「組織の決定だ」として希望に合流し、「公平・公正でクリーンな政治を実現する」と訴えた。国会質問などによる知名度の高さを生かしつつ、徹底的な地域回りを重ねて前回選の約1万6000票差の逆転を狙った。ただ、有権者の希望の党への失望感を最後までぬぐえず、共産などとの野党共闘が実らなかったのも響き、及ばなかった。

 真島さんは消費増税への反対や、森友・加計学園の問題への追及を訴えたが、十分に票を伸ばすことができなかった。【井上卓也】

5423チバQ:2017/10/29(日) 21:04:29
 ◆7区

 ◇藤丸さん圧倒3選 強固な保守地盤生かし

 自民前職の藤丸敏さん(57)は強固な地盤と圧倒的な知名度を生かして3選を果たした。元自民党幹事長の古賀誠氏から受け継いだ後援会などによって、組織票を早い段階からしっかりまとめた。

 選挙戦では防衛政務官など2期4年10カ月の実績を強調。道路や港をさらに充実させていくことを訴え、無党派層にも支持を広げた。希望の動きをけん制しながらも、序盤から「自分の戦い」を貫いた。

 希望新人の原圭助さん(39)は、選挙区の大牟田市に移って約3カ月での選挙戦。民進時代から掲げた「格差是正」を強く訴えたが、有権者の新党への戸惑いとともに大幅な出遅れによる知名度の低さが響いた。

 共産新人の江口学さん(43)は、安倍政権の退陣を強く求めたが、与党への批判票を十分に取り込めなかった。【井上和也】

 ◇県平均投票率53.31% 96年以降2番目の低さ

 小選挙区の県平均の投票率は53・31%だった。前回2014年を4・5ポイント上回ったものの、小選挙区制となった1996年以降で2番目の低さとなった。選挙区別で最高は11区の56・66%、最低は1区の47・92%だった。

 安倍政権の継続の是非が最大の争点となった今回の選挙戦。新党の誕生もあり有権者の関心は一定程度高まったが、野党の分散で「政権選択」の色合いが薄れたこともあり、50%台前半にとどまったとみられる。一方、期日前投票者数は81万3515人と前回を30万人強上回り、過去最高だった。

 県内の衆院選投票率は72年以降、7回続けて70%台だったが、93年に66・71%に低下。その後、96年58・65%▽2000年61・18%▽03年58・34%--と60%前後で推移し、郵政選挙の05年は66・63%、政権選択選挙の09年は68・77%と盛り返した。

 しかし「第三極」が台頭した12年は57・34%にとどまり、14年は戦後最低の48・81%と低迷した。【西嶋正法】

5424チバQ:2017/10/29(日) 21:05:24
http://yamagata-np.jp/news/201710/24/kj_2017102400542.php
決戦の軌跡(1)議席独占の自民 批判分散敵失での大勝
2017年10月24日 10:57
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 突然の解散で幕を開けた衆院選。安倍政権の継続の是非などが問われた総選挙は、民進党と希望の党の合流・分裂を巡る混乱で野党共闘が崩れ、県内3小選挙区で自民が全議席を独占した。本県の非自民候補は選挙区と比例東北で議席を獲得できなかった。決戦の足跡を検証する。(文中敬称略)

 万歳が繰り返され、拍手がやまない。激戦となった県2区の鈴木憲和は、その歓喜の中で声を張った。「1区から3区まで、ぶれずに地域の将来を考え、今後やるべきことを真っすぐに訴えた。勝利はその結果だ」。党県連会長として臨む初の国政選挙を最高の形で終えた充実感がにじんだ。

 県内各小選挙区では、当初、民進で出馬予定だった候補が相次いで希望の公認を獲た。鈴木を含め、1区遠藤利明、3区加藤鮎子の3人は得体の知れない「希望の風」を意識しながら、選挙戦に突入した。2区では2003年以降、比例復活を含め議席を守ってきた近藤洋介が希望公認候補として出馬。競り合う展開から1万7千票余りの差を付けて振り切り、復活も許さなかった。戦いを制した鈴木の横顔からは、その高揚感も見て取れた。

 鈴木は各候補が自らの訴えを貫くことを「一致団結」と表現した。3人が10万以上の得票で小選挙区の議席を独占した結果を踏まえ、「(だからこそ)党への批判をしっかり受け止め、より謙虚な気持ちで多様な意見を聞くべきだ。山形のため3人でスクラムを組んで頑張る」と強調した。

 ベテランの遠藤は当選回数がまだ浅い鈴木と加藤を気に掛けていた。「自分の所はいい。とにかく2区と3区を頼む」。解散直後、遠藤は後輩たちへの支援を党総裁の首相安倍晋三や党選対委員長塩谷立に願い出た。希望を率いる都知事小池百合子とは、当選同期で旧知の仲。終盤の失速はうれしい誤算だったが「小池はまだ何か仕掛けてくる」と警戒してのことだった。

 遠藤は五輪組織委員会の用務で地元を空けることが多く、新人とはいえ、着々と準備を進める希望候補の動きに不安を抱いていたが、積極的に2人の支援に動いた。中選挙区時代の縁で、遠藤の支援者も多い2区で側面支援に徹し、鶴岡市長選で自民系の現職が敗れ、心配の種が増えた3区には何度も足を運んだ。

 党は全国で閣僚級などを投入する“空中戦”を展開。重点区とした2、3区には、首相安倍や抜群の人気を誇る党筆頭副幹事長小泉進次郎が入った。小泉は同世代で、個人的にも親しい鈴木、加藤のため終盤で複数回来県し、共に街頭に立ってマイクを握った。加藤は来援による効果もあり、リードを広げて父・故紘一から受け継いだ地盤の堅さを示した。加藤は「父が残してくれたものの根本は、地元の皆さんの長く堅い支援。今後も信頼関係を築いていく」と語った。

 自民は昨夏の参院選で野党連合に大敗を喫し、1月の知事選は不戦敗に終わった。遠藤は今回の完勝に「参院選での汚名返上はできたと思う。しかし、敵のエラーでの大勝」と指摘した。自民への批判票の受け皿が、希望や立憲民主に分散したことも勝因の一つと言える。野党再編の動きは今後も予想される。高い組織力と厚い地盤を誇った自民だが、常に盤石な状況ではない。再来年に統一地方選や参院選を控える中、今後、敵失の有無にかかわらず、県民からの真の信任を得られるかが試される。

5425チバQ:2017/10/29(日) 21:06:11
http://yamagata-np.jp/news/201710/25/kj_2017102500570.php?keyword=%E6%B1%BA%E6%88%A6%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1
決戦の軌跡(2)翻弄された民進系 「希望」裏目、連携に狂い
2017年10月25日 13:57
衆院選へ結束を確認した民進党県連、社民党県連、連合山形による三者協議。この直後に起きた「合流劇」に野党連携の枠組みは大きく揺らいだ=9月、山形市
衆院選へ結束を確認した民進党県連、社民党県連、連合山形による三者協議。この直後に起きた「合流劇」に野党連携の枠組みは大きく揺らいだ=9月、山形市
 県内3小選挙区で、最も当落の判定がもつれた県2区。希望前職・近藤洋介の選挙事務所は、伝わる劣勢に、重苦しさと同時にむなしさにも似た空気に包まれた。「(希望代表の)小池(百合子)のせいだ。それに尽きる」。陣営関係者の恨み節が漏れる中、22日午後10時半すぎに相手候補の当選確実の一報が流れた。近藤は関係者の思いを代弁するように頭を下げた。「想像を超える混乱があった。有権者の思いをつかめなかった」

 民進と希望の合流は、本県にとって、野党連携の「完成形」を目指して臨戦態勢に入った矢先の衝撃だった。見据えていたのは、昨夏の参院選県選挙区で党派を超えて支えた野党統一候補の舟山康江が自民に快勝した成功体験だ。この形を再現すれば、少なくとも県2区、県3区は自民前職を上回る、との計算もあった。突然の合流で社民県連、連合山形傘下の自治労系の動きは鈍化した。関係者が「山形方式」とする枠組みは、時間の経過とともに歯車が狂い、最後までかみ合うことはなかった。

 近藤と県1区の新人・荒井寛、県3区の元職・阿部寿一には、野党勢力の結集が可能な無所属での出馬という選択肢もあった。支援者の根強い勧めがありながら、悩んだ末に3人が決断したのは希望への公認申請。民進代表前原誠司の「政権交代可能な二大政党制をつくる」との言葉を信じた。3人が一体となることで「山形から希望の風を起こす」という戦略も描いた。

 希望に向けられた目は想像以上に厳しかった。小池の言動や希望の公約を巡り、釈明に時間を費やさざるを得なくなった。希望入りを疑問視する支持者に近藤は「確かに(希望は)一夜城かもしれない。その城に自分たち経験者が乗り込み、しっかりとかじ取りをする」と理解を求めた。県1区の陣営関係者は選挙戦終盤に入っても好感触をつかめず「こんなに“冷たい風”は初めてだ。運動をすればするほど票が逃げる感覚」と嘆いた。

 これまでのように草の根運動をしても熱気は高まらない。県1〜3区の総合選対本部長を務めた舟山は、力不足を認めた上で「中央政界の動きにのみ込まれた。政策論争が話題にならず、小池さんの評価が先行して私たちの訴えがかき消された」と悔やんだ。小池が持ち出した「排除の論理」は足かせとなった。野党連携はあらゆる支援者を巻き込まなければ成立しない。「排除をしていたら力は結集できない」(近藤)との悪循環に陥った。

 民進県連は3年前の前回選以降、地方議員を増やし組織力強化に努めてきた。合流を巡る混乱に翻弄(ほんろう)された末に待っていたのは、近藤が2003年から守ってきた議席をも失う惨敗だった。所属議員は、中央レベルの協議を見守って自身の対応を決める考えだが、立ち直ろうにも先行きは全く見通せない。

 台風の中、投開票日の翌朝につじ立ちをした近藤は、非自民の地方組織に関し「舟山参院議員がいるし、私も一定の役割はあると思う。応援してくれた地方議員と相談し、連携を取りたい」。再起への思いを口にした。(敬称略)

5426チバQ:2017/10/29(日) 21:06:28
http://yamagata-np.jp/news/201710/26/kj_2017102600581.php
決戦の軌跡(3)崩れた野党共闘 反発の共産、当惑の社民
2017年10月26日 09:49
共産、社民両党の県組織などと市民連合やまがたによる懇談会。希望と民進の合流で野党共闘は崩れた=5日、山形市
共産、社民両党の県組織などと市民連合やまがたによる懇談会。希望と民進の合流で野党共闘は崩れた=5日、山形市
 民進、希望の合流で野党共闘が崩壊し、共産、社民は戦略の転換を迫られた。共産は、県内3小選挙区に出馬した民進系3候補が希望入りしたことに強く反発し、独自候補擁立にかじを切った。社民は当惑の末に自主投票を選択した。安倍政権打倒を掲げながらも違う道を歩み、県内3小選挙区議席の自民独占、比例東北での苦戦に行き着いた。

 衆院選公示が迫る5日夜、山形市内で共産、社民、新社会各党県組織の代表者が顔をそろえた。野党共闘の実現を求める「市民連合やまがた」との懇談会に臨んだ。共産県委員長本間和也は、安全保障関連法を容認する希望との協力を否定し「希望を選んだことが間違いだったと結果で示す」と力を込めた。

 共産は、前回選で激戦だった県2区、県3区の候補者取り下げが視野にあった。共産候補が両選挙区で獲得した1万票余りを加えれば自民に逆転可能―との認識だった。共同戦線は目前だったが、民進系候補がそろって希望公認を得たことで破綻した。

 共産、社民は比例票で支持拡大を狙った。合流を巡る民進の分裂で立憲民主が登場し、政権批判票が分散した。県内で立憲民主、希望、共産、社民の比例票は計約29万票。自民、公明を上回った。立民というリベラル系受け皿の登場で共産は前回より1万票以上減らし、比例東北で獲得したのは1議席。社民は議席圏内からはじきだされた。

 「希望からの出馬は完全な判断ミスだった」。厳しい結果を前に、本間は民進系候補の決断に苦言を呈した。「野党共闘が実現していれば、自民の3議席独占を許すことはなかったはずだ」と悔しがった。

 社民の苦悩は共産よりも深刻だった。昨秋に県1区で候補者擁立を模索したが、民進との連携を重視し見送った。民進系3候補への「支持」を決め、培ってきた民進、社民、連合山形の枠組みの維持・発展で衆院選に臨もうとした。

 野党連携で比例票を伸ばす―。社民の目算は一変した。改憲、安保法制容認を掲げる希望とは、理念の違いが明らかだった。民進系候補が希望入りを決めると、自主投票を選んだ。社民県連代表高橋啓介は、昨夏の参院選で結んだ民進、連合山形との協力が「難しくなった」と吐露した。

 民進系候補と政策協定を結んだ社民系の県平和センター、自治労県本部が自主投票としたのは必然だった。これまでの歩みを重視して独自に支援した関係者もいたが、「自主投票が組織力低下につながるのではないか」(県平和センター幹部)「安倍政権打倒で民進系候補者を支援する」(米沢市職労幹部)との不協和音が組織内に響いた。

 選挙期間中の15日、山形市内で開いた社民の会合で、高橋は希望の3候補の名前を出すことなく「選挙区は配慮してほしい」と述べるにとどめた。会場内では安倍政権批判とともに希望批判も噴き出した。厳しい結果に、党内では「結果論だが、独自候補を出しておけば良かった」との声もささやかれた。

 県内野党が「山形方式」と称する協力関係はどこに向かうのか。本間は「今回の判断を反省し、市民と野党の共闘の側に帰ってくれば、(民進系候補と)共に戦う余地はある」と含みを持たせる。高橋も「友好関係にある民進県連、連合山形と話し合いたい」とするが、自主投票の判断で生まれたしこりを解消できるかは、これからだ。(敬称略)

5427チバQ:2017/10/29(日) 21:06:43
http://yamagata-np.jp/news/201710/27/kj_2017102700614.php
決戦の軌跡(4)加藤王国、再興へ 一騎打ち回避、保守結集
2017年10月27日 11:15
だるまに目を書き入れる加藤鮎子氏(中央)。加藤王国の再興を予感させた=22日、鶴岡市
だるまに目を書き入れる加藤鮎子氏(中央)。加藤王国の再興を予感させた=22日、鶴岡市
 県3区に出馬した自民・加藤鮎子の当選確実は22日午後8時すぎ、投票終了直後に報じられた。鶴岡市大東町の事務所には陣営幹部が十数人ほど。接戦を予想し、万歳はそう早い時間帯ではないとみていた。不意を突かれた格好の吉報に沸く支援者の後方で、鮎子の父・故紘一から支え続ける秘書がこうつぶやいた。「紘一先生のときと同じだ。それ以上かもしれない」。当選13回を重ね、「加藤王国」を築いた紘一の選挙速報と変わらぬスピードに手応えを口にした。

 総選挙に流れが一気に傾いた9月中旬、加藤鮎陣営は焦っていた。返り咲きを期す民進系の阿部寿一は、昨夏の参院選で野党統一候補として自民候補に圧勝した舟山康江の余勢を駆って戦いを挑んでくるからだ。

 加藤鮎が1488票差で辛勝した2014年の前回衆院選の民主(当時)と共産候補の得票を単純に足せば、分が悪い。保守分裂の前回と違い、阿部に共産が付くことを踏まえ「保守対革新」の訴えを強める構えだったが、選対の焦りを弱めるほどのインパクトはなく「1対1になれば危ない」との声が大勢を占めた。

 だが、中央からの風で構図に変化が生じた。推薦を得た民進をはじめ野党共闘で連携強化を進めてきた阿部が、希望の党公認を選択。結果的に共産候補が名乗りを上げ、一騎打ちは回避された。希望が浸透できるかどうか見極められない状況だったが、加藤鮎の選対に自信を取り戻させる契機になった。

 お膝元の鶴岡市で市長選・市議選(8日告示、15日投開票)が行われた特殊事情も重なった。3選を目指した前市長榎本政規と連携を強めた運動を展開。市政の転換を訴えた新人皆川治に1万1千票の大差で敗れた。加藤鮎、榎本双方の後援会組織が重なる選対は、市長選の敗北について、新文化会館を巡る一連の流れに批判が集中するとともに、市町村合併から12年が経過し地域の活力を見いだせない現状への不満が票差につながったと分析する。

 一方、定数32に対し34人が挑んだ市議選で当選した保守系議員20人の総得票は4万5千以上。選対は市長選を落とした痛手をばねに組織の締め付けを強めた結果、地元鶴岡で4万6321票を積み上げた。

 元酒田市長の阿部に対し、加藤鮎選対が序盤から当落の鍵とみていたのが新庄・最上の票だが、ふたを開ければ、8市町村全てで阿部を上回った。前回衆院選で阿部を後押しした元参院議員の岸宏一が16日に死去。阿部にとって大きな後ろ盾を欠いたことは少なからず影響したとみられる。

 保守の結集を訴え、再選を果たした加藤鮎。悩み抜いた末に希望入りを決断し敗れた阿部。快勝に沸いた加藤鮎の選対は、知名度のある阿部を下したことで「比例復活を許さなかったことが大きい。当面、(非自民の)有力な対抗馬を出すのは難しいのではないか」とする。加藤王国の再興へ、大きな勝利を手中に収めた。(敬称略)

5428チバQ:2017/10/29(日) 21:07:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201710/CK2017102602000130.html
【千葉】

<衆院選 民意はどこへ>(上) 自公連携「票バーター」も

2017年10月26日


21日の演説会で聴衆に支援を訴える自民前職の門山宏哲さん(右)と公明党県本部の富田茂之代表=千葉市のJR千葉駅前で
写真
 衆院選最終盤の二十一日、JR千葉駅前(千葉市中央区)では、自民、公明の支持者らで人だかりができた。1区に立候補した自民前職の門山宏哲さんは「公明党の皆さんに十二日間、大変お世話になった」と声を張り上げた。
 この直前、門山さんは、比例南関東ブロックの候補で公明党県本部代表の富田茂之さんらとの合同演説会に参加し、手を取り合って結束の強さをアピール。公明支持者らを握手攻めし、支援を訴えた。
 1区では、門山さんが、過去二回、選挙区で敗れてきた希望前職の田嶋要さんに千三百五十七票差で辛くも勝利した。田嶋さんの選対幹部は「公明は、自民に回す票の締め付けを非常に厳しくやっていると感じた」と悔しげに話した。
 自民党県連と公明党県本部は衆院解散前の九月二十三日、衆院選で連携する協定を結んだ。自民が十三小選挙区で計十三万票を公明の比例票に回し、公明は各選挙区の自民候補に計二十六万票を回す「票のバーター」で一致した。
 協定をもとに、各選挙区で両党の協力が強まった。公明幹部が、自民候補の支援集会だけでなく、選対会議に出席することも。比例復活を含め、自民候補十三人の全員当選を強力に後押しした。自民党県連の桜田義孝会長は「公明との連携が功を奏した」と満足げに語った。
 共同通信の出口調査結果からも、自公連携の効果がうかがえる。1区で公明支持者の八割弱が、門山さんに投票。2〜13区も、公明支持者の六割強〜九割弱が、自民候補に投票した。
 一方、無党派層の選挙区の投票先を分析すると、四割弱が自民候補に投票し、二割強が希望、二割が立民の候補にそれぞれ投票。野党候補が競合し、票が分散したこともうかがえる。
 自民圧勝の陰で注目されるのが、比例南関東ブロックの公明の県内得票の減少だ。同ブロックでの公明の県内得票は、二〇一四年の前回より四万五千八百七十五票減の三十一万六百二票。前回から一議席を減らし二議席にとどまった。
 公明党県本部の幹部は「自民との連携はうまくいったが、公明の得票に結び付かなかった。なぜここまで減ったのか。ちゃんと分析したい」と語った。
 衆院選で、自公は改憲の国会発議に必要な「三分の二超」を維持し、改憲論議が進む可能性がある。だが自公の間でも、改憲に対する意欲では、かなりの温度差がある。
 自民党県連の桜田会長は選挙後、県内の有権者から改憲に理解を得られたかについて「そう思う」と発言。一方、公明幹部は「選挙戦で改憲の論戦は深まっていない。たとえ国会で発議しても、国民の理解を得られないだろう」と述べ、自民の拙速な動きにクギを刺した。 (中山岳)

5429チバQ:2017/10/29(日) 21:07:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201710/CK2017102502000149.html
【千葉】

<衆院選 民意はどこへ>(上) 野党競合 自民に利

2017年10月25日


立憲民主党代表の枝野幸男さん(右)の応援を受け支持を呼び掛ける生方幸夫さん=松戸市で
写真
 今回の衆院選では、県内の十三小選挙区のうち、自民党が十二選挙区を制した。4区の比例復活を含めると、十三人の候補全員が当選する圧勝だった。政権批判票の受け皿となるはずの野党が分裂し、無所属を含め野党候補が競合したことが、自民に有利に働いた形だ。勝敗の分かれ目は何だったのかを振り返る。
 「憲法改正を『踏み絵』に使うなんて、個人の思想信条を犯している。憲法違反だ」
 衆院解散の九月二十八日、松戸市内の後援会事務所で6区元職の生方幸夫さんは気色ばんだ。民進党から出馬の予定だったが、希望の党への合流が決定。参加の条件として改憲への前向きな姿勢が重視されたからだ。
 翌二十九日、党代表の小池百合子東京都知事が民進から希望への合流を巡り、安全保障、憲法観で一致していない場合は「排除します」と発言した。
 生方さんは、リベラルな政治信条を排除するやり方は自分にはなじまないと考え、枝野幸男さんらが結党した立憲民主党から出馬することを決めた。
 公示翌日の十月十一日、生方さんは松戸駅西口で、党代表の枝野さんと街頭演説に臨んだ。近くで自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎さんが笑顔で、鈴なりの聴衆に手を振っていた。
 予期せぬバッティング。だが枝野さんが政権批判を繰り広げると、人気者の小泉さんに負けない熱気に包まれた。「話をきちんと聞いてもらえる」。手応えを感じたという。
 立民がリベラル層に支持を浸透させていく一方で、希望に追い風は吹かなかった。希望候補の陣営からは「小池さんの排除発言からは完全に逆風ですよ」との声が漏れた。
 投票日が近づき、民進から希望に移った1区前職の田嶋要さんは駅頭で「みなさんが入れていただく一票は小池さんではなく、田嶋です」と、党よりも自分への支持を呼びかけるようになった。
 三回連続で選挙区で勝利してきた田嶋さんは今回、選挙区で敗北。比例復活を果たしたものの、改憲や安全保障などの希望の政策に拒絶反応は強く、「お怒りの有権者がたくさんいた」と肩を落とした。
 生方さんは選挙区で自民前職の渡辺博道さんに迫り、比例で返り咲いた。6区では、立民と共産の選挙協力が実現。共産は候補を取り下げ、選挙活動でも生方さんを支援した。選挙前に県内で民進、共産の候補者調整は進まなかったが、民進の分裂がリベラル勢力の接着剤になった。
 立民は追い風を受け、比例南関東ブロックで五議席を獲得。重複立候補していた神奈川県の複数候補が選挙区で勝利したため、生方さんら千葉県の候補が三議席を手にした。
 立民が躍進したとはいえ、自民に対し、複数の野党が競合している現状では政権交代への道のりは険しい。県内選挙区では今回、民進から立民に移った四候補の選挙区に、希望が独自に対立候補を擁立。野党の競合で票が分散し、結果として自民に有利に働いた。
 比例南関東ブロックの得票では、自民・公明の与党を、立民、希望、共産、社民の四野党の合計が上回っている。有権者に政権選択を提示するには、野党が分散するのではなく、いかに協力や結集をして与党と対決する候補を立てられるかが今後の課題となる。(林容史、小沢伸介、中山岳、村上豊)

5430チバQ:2017/10/29(日) 21:08:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201710/CK2017102502000146.html
【神奈川】

<衆院選 激戦の後>(上)立憲民主 5人当選も見方慎重

2017年10月25日


雨の中、聴衆に支持を呼び掛ける立憲民主の枝野代表(左)=16日、鎌倉市で
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 「安倍総理に代わる新しい独裁者はいりません」。九月三十日、藤沢市の藤沢駅南口。後に12区で激戦を勝ち抜く阿部知子(69)は、候補者を「選別する」と口にした希望の党代表の小池百合子を街頭演説で痛烈に批判した。
 これ以降、新党設立の動きが急になり、今月三日に立憲民主党が発足。阿部も民進党から転じて参加した。陣営幹部は「リベラル層の受け皿が消えたところに立憲民主が出てきた。ここで風が大きく変わった」と振り返る。
 新党の波は県内にも波及する。一人、また一人と手を挙げ、最終的に六人が小選挙区候補になった。その一人、6区の青柳陽一郎(48)は従来の保守系支持層に加え、リベラル層の取り込みに成功。厚い支持基盤を持つ公明前職の上田勇(59)を破る大金星を手にした。
 この間、立民代表の枝野幸男が来県するたび、有権者の関心は高まっていった。十六日、鎌倉市の大船駅前で「まっとうな政治を取り戻そう」と得意のフレーズを使って支援を呼び掛けると、冷たい雨が降る中、大勢の聴衆が拍手と声援を送った。枝野の応援は各陣営を勢いづかせ、比例復活の二人を含め県内で五人の当選者を出す結果につながった。
 とはいえ、それが党の実力と一致しているとは言い難い。4区の早稲田夕季(58)は六万七千票余りを獲得し、自民山本朋広(42)と、自民党員ながら無所属で出馬した浅尾慶一郎(53)の前職二人を退けた。ただ、二人の票を合わせると十万を超える。次の選挙で保守が一本化したら、結果は見通せない。
 次の大型選挙は、二〇一九年春の統一地方選と夏の参院選。立民は本当にリベラル層の受け皿になれるのか。今回、阿部を支援した藤沢市議はこんな見方を示した。「労組の言いなりの旧民主党と同じ構造になるのか。それとも、草の根の声を吸い上げる政党になるのか。よく見極めてから参加するかどうか判断したい」 (敬称略)
 (布施谷航)
    ◇
 二十二日投開票の衆院選で、県内十八選挙区では自民が十三選挙区で当選する一方、立民が三選挙区で自公前職を破るなど躍進した。今回の選挙で見えたものとは何だったのか。三回にわたり検証する。

5431チバQ:2017/10/29(日) 21:08:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201710/CK2017102602000124.html
【神奈川】

<衆院選 激戦の後>(中)野党共闘 3勝3敗 手応え

2017年10月26日


公示前の集会で気勢を上げる野党の統一候補予定者ら=8日、西区で
写真
 公示を二日後に控えた八日、横浜市西区で開かれた市民団体の集会で、1区で立憲民主から立候補を予定していた前職篠原豪(42)がマイクを握った。「安倍さんのめちゃくちゃな政治を許さない。みんなで倒そう」。共産や社民の候補予定者らと一緒に「憲法九条を守れ」と拳を突き上げた。
 安保法制廃止と立憲主義回復を旗印にした県内の野党統一候補は、共産公認を除くと篠原ら六人。もともと民進、共産、社民、自由の野党四党で調整していたところ、希望の党の発足で混乱。共産が六選挙区で候補者を取り下げ、立民と社民の支援に回ったのは公示五日前だった。
 急ごしらえにもかかわらず、六選挙区で三勝三敗と健闘した。負けた三人のうち篠原ら二人も比例で復活当選。4区で前職二人を破った立民新人の早稲田夕季(58)は、共産の支援を「勝因の一つ」と分析する。
 共同通信の出口調査によると、この六選挙区で、比例で共産に投票した有権者のうち、小選挙区で立民か社民に入れた割合は79%。共産の比例得票数を基に推計すると、各選挙区で一万票前後が共闘候補に流れたことになる。いずれも立民前職で、与党前職を破った6区青柳陽一郎(48)と12区阿部知子(69)は、次点と三千票前後の差だった。
 一方で3区は候補者調整に失敗した。統一候補と目された民進元職が解散直前、希望にくら替え。共産新人が出馬の動きを見せる中、勢いを増した立民支持者から独自候補擁立を望む声が上がり、最終的に希望元職のほか共産と立民推薦の無所属が立候補し、共倒れに終わった。
 統一候補を望んでいた「市民連合横浜☆ミナカナ」事務局の伊藤新(69)は「ごたごたがなければ、いい勝負だった」と悔しさをかみしめる。三人の合計得票は九万六千票。勝った自民前職の小此木八郎(52)の十万一千票に迫っていた。
 共闘の広がりに懸念もある。4区早稲田を支援した「安保法廃止オール栄区の会」の竹岡健治(71)は「立民の躍進にあやかろうと、主張の違う人が参加すれば筋が通らない」と警戒。「排除は避けるべきだが、やたらと拡大するのも…」と付け加えた。
 今回は巨大与党を揺るがすまでには至らなかったが、共産県委員長の田母神悟(69)は手応えを感じている。「野党共闘は県内の国政選挙で初の取り組みだった。街頭演説での応援など具体的な協力ができ、結果も出た。今後も連携を深めたい」 (敬称略)(梅野光春)

5432チバQ:2017/10/29(日) 21:08:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201710/CK2017102802000128.html
【神奈川】

<衆院選 激戦の後>(下)地方政界 中央の決定でねじれ

2017年10月28日


 投開票前日の二十一日、立憲民主代表の枝野幸男(53)は横浜市港北区の日吉駅前にいた。7区で立民から立候補した新人中谷一馬(34)の応援演説。雨の中、枝野の「まっとうな政治を取り戻そう」との呼び掛けに、大勢の聴衆は熱狂した。
 しかし、その中に7区の港北、都筑両区の民進系地方議員は一人もいなかった。「皆、希望を応援してるよ」。中谷の選対幹部が声を潜めた。中谷は二〇一一年に民主(当時)の県議になってから、民進系地方議員と共に活動してきた。にもかかわらず、両区の民進系市議、県議計七人は全員、希望新人の川野案(35)についた。
 「党本部が希望を応援すると決めたから」「立民とは政治信条が違う」ことなどが理由だったが、関係者は「一年半後の統一地方選で、希望から刺客を送り込まれるのが怖いんだろう」と話した。
 希望は当初、破竹の勢いを見せていたとはいえ、統一選は一年以上も先。民進の支持母体で、中谷を推薦した連合神奈川会長の柏木教一(62)は「普段は天下国家を語りながら、結局はわが身しか考えない行動。人としてどうなのか」と憤った。
 党本部が強引に希望への合流を決めた結果、地方にねじれが生じた民進同様、自民も党本部の意向に大きく左右された。
 4区は保守が分裂し、公認の山本朋広(42)と、公示直前に自民に入党した浅尾慶一郎(53)の前職二人が対峙(たいじ)する形になった。一人しか当選しない小選挙区に同じ党が二人の候補者を立てるのはあり得ない。「冗談じゃない。後ろから鉄砲を撃つ行為だ」。県連幹事長の竹内英明(66)は顔を真っ赤にして怒った。
 旧みんなの党代表まで務めた浅尾の入党は、自民幹事長の二階俊博(78)が主導した。自民が推薦を出すとの話まで出たのを官房長官の菅義偉(68)ら県連が押し返し、浅尾は完全無所属で出馬。それでも票が割れ、立民に議席を奪われた。
 自民のある地方議員は「二階さんと菅さんの権力争いみたいに見えた。有権者に申し訳ない」とため息をつく。県連は「組織の分裂を招くやり方は筋が通らない」(竹内)と党本部に抗議する方針を示している。
 民進県連にも波乱要因は残る。立民と希望が県内に組織をつくり地方議員が移籍すれば、県連の基盤は揺らぐ。「もう国政の事情に翻弄(ほんろう)されるのはごめんだ。『かながわ民進党』という地域政党をつくって国政から独立する話も出ている」。県連幹部は、これから起こるであろう再編劇を思い、疲れた顔を見せた。 (敬称略)
 =(志村彰太)

5433チバQ:2017/10/29(日) 21:09:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171025ddlk14010168000c.html
<大義迷分>2017衆院選 問われたもの/上 失速の希望 「甘くはなかった」 「排除」発言、逆風厳しく /神奈川
10月25日 00:00毎日新聞

 「一騎打ちですから。この選挙、どっちが政権をとるか、政権選択選挙という構図になっている」。9月29日、厚木市内のホテル。衆院解散と共に民進が希望との合流を決めて事実上解党したその翌日、いち早く民進を離党した後藤祐一氏(48)=神奈川16区=は自身の集会で、会場を埋めた支援者や地方議員に熱っぽく語った。

 「一騎打ち」が意味するのは、与党の自民・公明と、後藤氏が結党メンバーとなった希望のことだ。後藤氏と同時に民進を飛び出した笠浩史氏(52)=9区=も壇上に並び、「政権交代するかもしれない」と呼びかけた。この時、希望は、民進の多くの議員を抱え込みつつあった。熱気は確かに、政権交代の現実味を感じさせた。

 ところが、党代表の小池百合子・東京都知事の「排除」発言を潮目に、追い風はピタリとやんでしまう。一転、後藤氏はじめ希望の候補者は、苦戦を強いられることになった。

 「小池代表が『この国に希望を』とおっしゃっていたのに感激しました」「『しがらみのない政治をやってみろ』と小池代表から背中を押されました」

 公示後の10月12日夜、桜木町駅前で小池代表と街宣車の上に立った希望の新人たちが、懸命に小池代表の存在感を強調した。落下傘として地盤もないまま出馬し、逆風の短期決戦を迫られた新人たちには、その知名度が頼みの綱だった。

 結局、新人は軒並み埋没。選挙戦直前に出馬を取り下げた民進前職、水戸将史氏を陣営に迎え、善戦した吉岡憲史氏(39)=5区=も声を落とす。「知名度がない中で戦うのは厳しかった。そんなに甘くはなかった」

     ◇

 「排除」発言は、小池代表の失言だとの見方がある。ただ、後藤氏も、安全保障や改憲に向けた考え方が希望と合致しているか、民進からの合流組には「踏み絵を踏ませる」と語っていた。護憲派に近い民進出身者を拒もうとする本音がのぞいたとも見受けられる。野党共闘を模索し、立憲支援に回った市民団体メンバーは「排除発言で、希望の『正体』が分かった」と話す。

 23日午前1時過ぎ、小選挙区での敗戦後に比例復活の報を受けた後藤氏はしばらくの沈黙の後、感無量といった表情で語った。「より謙虚に、多くの方の思いをきちんと国会で伝え、地元にも理解していただける活動をしなくてはいけない」

 一時は小池首相の誕生もささやかれた希望だが、ふたを開ければ野党第1党の座も立憲に奪われ、50議席に党勢を縮小させる結果となった。

 県内の希望の選挙戦の中核となった松沢成文参院議員は「保守改革の理念を打ち立てて選挙に臨んだのは良かったが、完敗、大敗。第3極として再スタートしないといけない」と認めつつ、「与党と一緒にやることもあるし、おかしいときは徹底的に改めさせる。政権交代できる第2極にもっていきたい」と強気に語った。立ち位置は改めない考えだ。【宇多川はるか、堀和彦、長真一】

     ◇

 自民大勝、立憲躍進、希望失速--。全国の縮図のような結果となった神奈川の衆院選。勝敗を分けた背景や今後の課題を探る。

5434チバQ:2017/10/29(日) 21:09:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171026ddlk14010090000c.html
<大義迷分>2017衆院選 問われたもの/中 躍進の立憲 「重責いただいた」 野党第1党、真価これから /神奈川
10月26日 00:00毎日新聞

 衆院選投開票日の22日午後11時半、鎌倉市内。当選確実の報を受けた立憲の新人、早稲田夕季氏(58)=4区=が、支援者が待機する会場に到着すると、会場は歓喜に包まれた。「万歳」「おめでとう」--。拍手はしばらく鳴りやまなかった。

 4区は選挙戦当初、解散直前に自民入りしながら無所属での出馬となった浅尾慶一郎氏(53)の優勢が伝えられた。ただ、自民の公認を得た山本朋広氏(42)との対決に加え、希望からも新人の風間法子氏(47)が出馬し、保守票が分裂した。

 浅尾氏は、かつては「第三極」として一定の存在感を示した、みんなの党の代表。自民でない極を求める地域性も、4区にはあるのかもしれない。

 こうした背景の中、うなぎ登りの立憲の支持拡大に合わせ、早稲田氏はぐんぐん浮上。自身も「終盤になるにつれて、立憲への期待感が高まっていくのを感じた」と「追い風」の感触を振り返る。

 結果は、次点の山本氏に1万票以上、浅尾氏には1万5000票以上の差をつけての勝利。県内の新人候補で唯一の小選挙区での当選だった。立憲は、他選挙区でも2議席を獲得。比例復活を含めて県勢は擁立した6人のうち5人が当選する躍進ぶりだった。

     ◇

 立憲勝利の一因となったのは、共産の候補者取り下げだ。与党批判票の立憲と共産への分裂を回避したことで、立憲の票の上積みにつながった。ただ、共闘のあり方には、課題も残した。

 選挙戦最終日の夜、横浜市内の駅頭で「最後の訴え」をする篠原豪氏(42)=1区=とは逆の改札口で、共産からの立候補を取りやめた明石行夫氏(58)は「小選挙区は篠原豪。比例は日本共産党!」と支持者とメガホンを握った。

 両者が合同の街頭演説をすれば、それぞれの党への比例票の訴えで相反してしまう。「共闘」と言いつつ、土壇場での候補者取り下げでもある。共産が重視する「相互支援」の実現にまでは至らず、共産への見返りは薄かったといえる。

 共産の田母神悟・県委員長は「『比例は共産』が徹底できず、(票が)立憲にいく部分もあった。共産の影が薄いとの指摘もある。いい点、悪い点を再検討したい」と振り返る。

     ◇

 「国民置き去りの政治が行われる中で、『立憲』という、古くて新しい言葉が多くの有権者に響いた。今までにない若い層も参加してくれた」。小選挙区で念願の当選を果たした阿部知子氏(69)=12区=は顔をほころばせる一方で、「野党第1党として非常に重い責任をいただいた」と気を引き締める。

 希望への合流を回避すると、スパッと立憲の結成に加わり、与党批判層の受け皿となった。半面、「実は政策などを話している暇はないし、とにかく打って出なければならなかった」(阿部氏)と政策論議が棚上げされた側面もある。

 追い風に込められた期待に応えることができるか。真価が問われるのは、これからだ。【杉山雄飛、堀和彦、宇多川はるか】

5435チバQ:2017/10/29(日) 21:09:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171028ddlk14010030000c.html
<大義迷分>2017衆院選 問われたもの/下 大勝の自民 「猛追逃げ切った」 政権批判の逆風「体感」 /神奈川
10月28日 00:00毎日新聞

 選挙戦最終日の21日夜。自民の星野剛士氏(54)=12区=は雨空の下、藤沢駅前に立ち続けていた。演説でからした声で「最後までやり切らなければ」と話したが、不安は消えなかっただろう。結果は、立憲の阿部知子氏(69)に約2600票差。比例で復活はしたものの、小選挙区で初の敗北を喫した。

 「星野対阿部」の事実上の一騎打ちが続いてきた12区。前回辛勝した星野氏は早くから準備を進め、当初は民進の混乱もあって優位に展開した。だが、希望の失速で立憲に勢いがつくと、潮目は変わった。選対関係者は明かす。「選挙戦の序盤と終盤では空気がまるで違った。立憲のムードにのみ込まれた」

 公明が県内の小選挙区で唯一擁立した「与党統一候補」の上田勇氏(59)=6区=も、立憲の青柳陽一郎氏(48)との事実上の一騎打ちに敗れた。

 前回は、野党候補が票を奪い合って上田氏が辛勝した。翻って今回、共産が候補者を取り下げて青柳氏の支援に回り、前回は対立した陣営関係者も青柳氏に結集。「公明包囲網」が張り巡らされた。

 自公は閣僚級を連日のように投入したが、戦況は上向かない。選挙戦終盤、横浜市内。「あいさつの前にお願いがあります」。地元の2区に珍しく戻った菅義偉官房長官は、自身の決起集会の会場で開口一番、上田氏の妻を呼んだ。妻は「相手は若い候補。予想以上の伸びで大変厳しい」と他区の有権者にも支持を呼びかけた。

 だが、及ばなかった。敗戦に上田氏は「見えない中でも逆風があった」とうつむいた。

    ◇

 小選挙区で13議席獲得という自民の結果は、数だけ見れば大勝といえる。それでも漂う重苦しさは、事実上の選挙戦が始まってから、序盤は希望、終盤は立憲という新党の風に圧倒された実感があるからだ。風をかわしきれなかったのが、12区など「取りこぼした」(県連幹部)選挙区だった。

 「最後の3日間で、立憲が完全に反自民の受け皿になって風が吹いた。あと2日でも投票日が延びていたら、結果が違った」「選挙が延びていた場合の痛手を考えると、ぞっとする」。投開票から一夜明けた23日、自民の県連選対幹部は、そう吐露してはばからなかった。序盤に野党再編の混乱という「敵失」があり、立憲の猛追からぎりぎりで逃げ切れた。そんな見方だ。

 県連の竹内英明幹事長は「街頭に立っていても、自民党が良いなんていう体感は、何もなかった。批判の方が多かった」と振り返り、その「体感」の要因に、森友・加計学園問題や政治家の質の問題を挙げる。

 安倍晋三首相は今回の解散を、北朝鮮情勢と少子高齢化という「国難突破」のためとした。だが、実際の選挙戦で県内陣営が実感した批判的な「体感」は、身勝手とも映る「大義」を掲げる政権への不信感の表れでもあるだろう。

 竹内幹事長は言う。「自民が『この国を守る』と言ったからには、責任をどう果たすか、しっかり見せていかないと、政治に対する信頼はどんどん損なわれる」。重い言葉だ。【宇多川はるか、鈴木篤志、堀和彦】

5436チバQ:2017/10/29(日) 21:11:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171028ddlk37010339000c.html
<衆院選2017>記者座談会 選挙戦を振り返る 乏しかった政策論議 政局に振り回され /香川
10月28日 00:00毎日新聞

 衆院選は22日投開票され、県内の3小選挙区ではいずれも前職が制した。公示直前には複数の新党が結成されて注目を集めたが、結果的には自民が大勝、安倍政権が続く見通しとなった。民進前職が希望の党に移るなど、これまでと勝手が違う戦いでもあった。担当記者が激しい選挙戦を振り返った。【衆院選取材班】

 ◇新党逆風激しく

 A 突然の選挙戦となったが、与野党ともに新党、県内では特に希望の党に振り回された。街頭演説などで移籍組は移籍の説明、相手候補はその批判に時間を割いた。民進から希望に移った小川淳也氏(46)は、突然の解散という安倍晋三首相の“奇襲”に対抗するための尋常ならざる手段と説明した。

 B 同じく希望に移った玉木雄一郎氏(48)は選挙戦前半、「仲間も全員当選させる。中心に立って新しい政治を切り開いていきたい」と意欲も語っていた。でも逆風となり、投票前日の街頭演説では高齢男性から「安保法制に反対していたくせに」とやじが飛んだ。玉木氏は安保法制について「10本の法律を個別にばらせば、我々でも賛成できる内容があった」と説明したが、説得力に欠けたのではないか。

 C 希望前職と戦った相手陣営は攻めどころだった。1区の平井卓也氏(59)は「(選挙運動を)やってもやっても勝てるという確信を持てない」と個人演説会で嘆いたが、希望への移籍には「国会議員だけが党を移るなんて信じられない。腹も立つ」と批判した。

 D 小川氏は2183票差で敗れたが、無所属候補として背水の陣で戦えば、更にもつれたかもしれない。平井陣営の幹部も「無所属ならもっと戦いにくかった」と認めていた。小池百合子東京都知事による「排除発言」が、あれほど逆風になるとは予想できなかった面もある。

 B 2区は玉木氏が自民の瀬戸隆一氏(52)に2万2396票差をつけ、比例復活を許さない圧勝だった。でも、希望の失速に危機感はあったと思う。坂出市で19日にあった総決起大会では、大平正芳元首相の長女が初めて応援弁士に立った。保守票の取り込みを狙ったものだった。対する瀬戸陣営は希望批判に終始し、「大都会の政党」「首班指名候補を決めていない無責任政党」とこき下ろした。そのせいか、玉木氏は出身でもある東讃地区での得票率を前回より若干落とした。

 A 選挙中、民進の前原誠司氏が小川氏の応援に来県した。党本部は当初、高松市内で街頭演説すると発表したが、急きょ中止になった。前原氏は代表として民進分裂を招いた“戦犯”という見方が強く、内部で強い反対があったらしい。平井氏の応援に訪れた安倍首相や麻生太郎副総理兼財務相といった大物が街頭で演説したのとは対照的だった。

 ◇野党共闘の成否

 D 野党共闘では、改憲などを掲げる希望にためらう有権者が少なくなかった。共産支持者に1区の街頭で聞くと、小選挙区で「小川」と書くか白紙で出すか迷う人もいた。小川氏は、昨夏の参院選で野党統一候補の実現に尽力した。それを評価する声も多かったが、希望へのアレルギーも強かった。ある人は「手が震えるかもしれないが、『小川』と書く」と話した。共産は1区で候補者を毎回擁立しており、「こんなに悩む衆院選は初めて」と嘆く女性もいた。

 B 安倍首相の続投に反対するため、小川氏に「戦略的投票」をした人も多かっただろうが、納得できない人も相当いたと思う。1区では無効票が前回より2000票以上増えた。

 C 共闘がうまくいったのは3区だ。自民の大野敬太郎氏(48)に挑んだ社民の藤田伸二氏(62)は出馬表明が公示直前だったが3万6735票を得た。陣営幹部は「善戦」と話していた。大野氏の分厚い地盤を崩すことはできなかったが、社民、共産の共闘にとどまらないプラスアルファの効果があったという認識だ。大野氏は防衛政務官の公務で地元入りが制限された上、1対1の構図と経験のない戦いだった。決起大会には父で元防衛庁長官の功統氏が姿を見せるなど、引き締めを図っていた。

5437チバQ:2017/10/29(日) 21:12:11
 ◇“情報戦”も

 B 2区では議員としての「実績」を巡って論戦もあった。四国側への出入りもできるようになる瀬戸中央道・坂出北インターチェンジのフル化について、玉木陣営は「2013年4月に国会で初めて提案し、国土交通相から前向きな答弁を引き出した」と主張。これに対し、瀬戸陣営は「予算を付けるのは与党」など実績として強調していた。手柄の奪い合いは有権者にどう映っただろうか。

 A 新党効果が捉えにくく、報道各社の情勢調査では各社でややばらつきがあった。ある候補者は記事を引き合いにして陣営引き締めを図ったり、対する候補者は一部の新聞社の報道姿勢に疑問を投げかけたりするなど、“情報戦”の様相もあった。

 C 選挙戦では、新党のあり方や移籍の是非などに多くの時間が費やされ、改憲や消費増税といった争点がぼやけてしまった。小川氏は「政策が争点にならなかった」と語っていたが、政策論議をもっと活発にしてほしかった。比例復活を含め県関係の衆院議員は改選前の5人から4人に減った。その責任はより重くなったとぜひ自覚してほしい。

………………………………………………………………………………………………………

 ■選挙結果

【1区】

 当 平井卓也(自民(7))

 比 小川淳也(希望(5))

【2区】

 当 玉木雄一郎(希望(4))

   瀬戸隆一(自民(2))

   河村整(共産)

【3区】

 当 大野敬太郎(自民(3))

   藤田伸二(社民)

 *当は小選挙区の当選者、比は比例代表の当選者。数字は当選回数

5438チバQ:2017/10/29(日) 21:18:11
http://www.sankei.com/politics/news/171029/plt1710290010-n1.html
2017.10.29 21:07

安倍首相のおひざ元・衆院山口4区で起きたこと…これが選挙戦なのか 民主主義が揺らいでいる

 今回の衆院選、安倍晋三首相のおひざ元である山口4区では、「権力批判のためなら何をやっても許される」とでもいうような候補者の言動が目立った。選挙活動や言論の自由は最大限尊重されるべきだが、妨害行為を許すような風潮が広がれば、日本の法治主義、民主主義が揺らぎかねない。

 選挙戦終盤の10月17日夜。山口県下関市の公民館で、首相夫人、昭恵氏の個人演説会が開かれた。公民館前に、立候補していた政治団体代表の黒川敦彦氏(39)=落選=が現れ、森友・加計学園問題を追及する演説を始めた。

 演説は、安倍陣営の個人演説会が始まった後も続いた。出席した男性会社員(32)は「外の演説が大きくて、会場の中でも声を張り上げないと聞こえないくらいだった」と語った。

 同19日に開かれた安倍陣営の総決起大会でも、同様の行為が繰り返された。黒川氏は会場入り口に選挙カーを止め、「安倍首相のお友達を優遇する政治が許せない!」と演説した。

 他にも演説会場周辺を選挙カーでぐるぐる回るなど、黒川氏が、安倍陣営の個人演説会の付近に姿を見せたのは、少なくとも4カ所に上った。

 安倍陣営によると、選挙カーがすれ違う度に「モリカケの証人喚問はどうするのか!」など、マイクで大声を浴びせられたという。

 公職選挙法225条は、選挙の自由妨害罪として「交通もしくは集会の便を妨げ(中略)選挙の自由を妨害したとき」には、4年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金と定めている。

 これに対し、黒川氏は「どこが選挙妨害なんですか。街頭で選挙運動をするのに問題はなく、安倍氏の支持者に訴えたかっただけだ」と主張した。

 こうした過激な選挙運動は、初日から始まった。

 黒川氏はツイッターに「安倍あきえを取り囲みましょう!」と書き込んだ上で、10日の公示日、参院議員の山本太郎氏とともに、安倍陣営の出陣式に訪れた。その様子をインターネットで動画中継したほか、安倍首相との合同演説会を求める手紙を昭恵氏に手渡した。

 14日には、黒川氏とともに森友・加計問題を追及する市民団体代表の田中正道氏(61)が安倍氏の選挙事務所を訪れた。40分間に渡り、モリカケ問題や憲法改正についてスタッフに詰め寄り、その動画をインターネットで公開した。

 動画の撮影とインターネットへのアップについて、田中氏は「許可を得たものだ」と述べた。だが、応対した安倍事務所のスタッフは「撮影しているとは、本人から知らされなかったし、アップされたことは知人から『あんたネットに載っているぞ』と連絡を受けて知った」と訴えた。

 一連の行為は、肖像権の侵害のみならず、脅迫や業務妨害などの刑法に抵触する可能性もある。山口県警下関署の担当者は「違反行為があれば粛々と捜査する」と述べた。

 黒川氏は「陣中見舞いに来た田中氏が、個人で行ったのだと思う」と述べ、自身の選挙運動との関連を否定した。その上で「選挙の戦い方に『普通』はない。そもそも普通の選挙戦なんて数字などの論理的な根拠はないし、法律に違反しなければ何をやっても良いんじゃないですか。私に投票してくれた6600票には、反安倍のモチベーションの高い声が反映された。産経さんはこういうことは書かないと思いますけど」と語った。

5439チバQ:2017/10/29(日) 21:18:32
 では、メディアはどう報じたのか。

 毎日新聞は10月26日のオピニオン面に「森本・加計学園問題終わっていない」「取材拒否に批判の声首相夫人の地元回り」との見出しで、選挙期間中の安倍陣営の対応を批判する記事を掲載した。

 確かに安倍陣営は、「昭恵氏に危害を加えかねない動きがある」として、個人演説会などの取材を拒否した。

 毎日の記事は、この対応について「地元での『森友・加計学園問題隠し』に批判が出ている」と断じた。識者の「有権者に候補者の姿勢を説明する機会をなくしている」とする意見も掲載した。

 19日の総決起大会の様子について「ロビーに報道関係者の会場への立ち入りを禁じる紙が張られ、警察官が警備にあたる『厳戒態勢』が敷かれた。記者はロビーに漏れてくる演説の音を聞くしかなかった」と記した。

 半面、会場入り口で黒川氏が演説をしていたことは書かなかった。

 ツイッターでの「取り囲みましょう」にも触れたが、黒川氏が書き込んだとは、明示しなかった。

 もし自民党以外の候補者や団体を対象に、「○○を取り囲みましょう!」というネットの書き込みや、妨害するかのような会場前での演説が行われていたら、毎日新聞や朝日新聞はどう報じただろうか。

 法律違反は論外だし、違反スレスレの妨害行為も許されない。だが、多くのメディアは山口4区で起きたことを詳細に報じることはなかった。

 「報道しない自由」によって、その行為に加担したとさえいえる。それは「反安倍」を旗印に掲げれば、法律違反すれすれであっても、問題視しないと宣言したに等しい。

 公正な選挙と法治主義は、民主主義国家の根幹だ。それをなし崩しにするか、日本社会は岐路に立っている。(山口支局 大森貴弘)

5440チバQ:2017/10/29(日) 21:31:34
http://digital.asahi.com/articles/ASKBS5227KBSTPJB00M.html?rm=207
大分)吉良氏 野党共闘 希望合流でご破算
女屋泰之、大畠正吾2017年10月25日03時00分
 「野党を何とか一本化しようという試みが、残念ながら崩れてしまった」。投開票日の夜、大分1区で自民前職の穴見陽一氏(48)に敗れた希望前職の吉良州司氏(59)は、そうこぼした。

特集:2017衆院選
 穴見氏の得票9万422票に対し、吉良氏は8万7392票。わずか3030票差の激戦だった。比例で復活当選はしたものの、共産新顔の1万7082票を上乗せできれば、勝てたはずだった――。吉良氏の言葉にはそんな悔しさがにじんだ。

     ◇

 ログイン前の続き民進所属だった吉良氏は大分1区の議席を守ってきた。民主は連合大分を仲介役に社民と候補をすみ分けるなど協力を重ねてきた。

 負けたのは、民主が全国で大惨敗した12年だけだったが、14年に奪還。原動力の一つが非自民系の大分市長だった。だが、市長は15年、自民が推す佐藤樹一郎氏に交代。影響力のある市長の座を奪われ、党勢も回復しない中、吉良氏が自身の選挙をみすえ、打った布石が野党共闘だった。

 昨年の参院選大分選挙区で、民進は、社民、共産と候補を民進現職に一本化。自民に1090票差で競り勝っていた。

 連合大分や身内の民進が共産に抵抗感を残す中、共産との関係に腐心したのが吉良氏だった。昨年12月には、共産県委員会を訪ね、参院選の礼を重ねて伝えた。事務所に足を運んでくる対応ぶりに、共産県幹部が驚くほどだった。

 今回の衆院選に際し、民進県連、共産県委員会、社民県連合は、参院選と同様に野党候補の共倒れを防ぐため、一本化をめざしてはいた。共産県委員会の幹部も「吉良氏なら一本化を検討してもいいと思っていた」と打ち明ける。共産が1区の擁立を取りやめる可能性は十分あった。

     ◇

 状況を一変させたのが、9月の民進と希望の合流決定だった。

 共産は「自民の補完勢力の希望とは共闘できない」と態度を硬化。吉良氏は希望の勢いが失速する前から「心の中では民進公認」と公言し、希望と距離を置く姿勢を強調したが、共産の態度は変わらなかった。

 10月の公示が迫る中、民進と選挙協力を続けてきた社民は、1区の野党候補を吉良氏に一本化できないか共産に呼びかけた。だが、取りつく島もなかった。

 それでも、吉良氏は公示日の10日の出陣式で、「社民の支持者、立憲民主の支持者、共産の支持者」と名指しし、「安倍政権を倒すため総力の結集を」と呼びかけた。共産にも触れた発言に、民進県連幹部は「異例だ」と驚きを隠さなかった。

     ◇

 一方、民進、社民、連合大分が共闘する従来の枠組みに、今回は共産が事実上加わったことが、1区の状況をより複雑にした。

 大分2区は野党候補が社民前職に一本化。共産が擁立を見送っていた。2区内の共産の事務所に社民候補のポスターを貼ったり、共産の比例候補が小選挙区は社民前職への投票を呼びかけたりするなど、社民は強い支援をうけていた。

 1区で吉良氏と共産新顔が競合する選挙中、社民県連合幹部は「共産候補を無視して、吉良氏への投票を呼びかけるわけにはいかない。1区は実質、自主投票のようなものだ」と漏らしていた。

 1区の共産新顔が獲得した票は、共産がこれまで1区に擁立してきた候補の中で過去最多。前回14年から上乗せしていた。穴見氏も前回と比べて、増やしていた。吉良氏だけが減らしていた。(女屋泰之、大畠正吾)

5441チバQ:2017/10/29(日) 21:33:01
http://www.asahi.com/articles/ASKBS4FW6KBSUOOB00F.html
長野)希望選択、予期せぬ失速で逆風に 衆院選
岡林佐和、山田雄一、三浦亘2017年10月25日03時00分
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希望の党ののぼり旗を脇に立て、通行する車に手を振る寺島義幸氏=15日、岡谷市
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 今回の衆院選では、選挙直前に「希望の党」と「立憲民主党」の二つの新党ができた。民進党県連は昨夏の参院選で勝利した「野党共闘」の枠組みを捨て、「希望の党」にかける選択をした。だが、希望は急激に失速し、むしろ「逆風」の中での選挙戦になった。

特集:2017衆院選
 衆院が解散した直後の9月末ごろ。民進党がまるごと合流を決め、「希望の党」の人気は絶頂だった。県内でも、民進党を支援する連合長野のもとに「希望の候補に入れるにはどうしたらいいのか」などと市民から電話が相次ぎ、「ちょっとしたブームだった」(連合幹部)。県連幹部も「(民進が候補者を擁立できず、空白になっていた)4区に誰が出ても当選できる、という雰囲気だった」と話す。

 県内では昨夏の参院選で、民進、共産、社民の「野党共闘」を成功させた市民の熱気がまだ続いていた。民進、共産の幹部らによると、衆院選でも、共産が重点区とする4区で民進が擁立を断念し、2区、5区は共産が候補者をおろす形で野党候補の一本化がほぼまとまっていた。前職の井出庸生氏がいる3区で、落選中だった元職の寺島義幸氏を比例北陸信越ブロックの候補とすることもほぼ決まり、立候補する5人全員の当選を狙っていた。

 だが民進党県連はこのシナリオを捨て、できたばかりの希望の党へ走った。県連代表の羽田雄一郎氏は「民進党からの立候補ができなくなった以上、比例も含めて全員を当選させるには、希望の党しか選択肢がなかった」と説明する。

■「排除」発言、風変わる

 だが「希望」の人気は数日で一気にしぼんだ。小池百合子代表の「排除」発言などで急速にイメージが悪化したからだ。「希望」の看板が、選挙が始まるころには逆風になっていた。選挙期間中、民進党県連には小池代表が大写しになったポスターが山積みのまま残されていた。「誰も張りたがらない」と職員は明かした。

 公示1週間前に4区に転出して戦った寺島氏は、比例北陸信越ブロックで復活当選する道を目指したが、かなわなかった。当選するには「希望の党」をアピールして比例票を積み上げなければいけないが、強調することもできなかった。寺島陣営の津田弥太郎・選挙対策本部長は「痛しかゆしだった」と悔しがった。

 「希望」入りするかどうか最後まで悩んだという5区の中嶋康介氏は選挙期間中、「これまで支持してもらった人たちを裏切った」という感覚に苦しんだ。「理解できない」というメールや電話が相次いだが、「返す言葉がなかった」。落選後も「すっきりしない気持ちはある」と明かす。

 13万票近い大量得票で当選した3区の井出氏ですら「当選めあてで急ごしらえの政党に入ったなどの批判が多かった。本当に精神的にきつい選挙だった」と逆風を語った。

■野党共闘だったら…

 結果はどうだったか。逆風のなかでも激戦となった2区で下条氏が勝利し、小選挙区で希望は2勝。無所属でたたかった篠原孝氏も当選し、民進系で公示前を1議席上回る3議席をとった。

 だが、もし「野党共闘」が実現していたら――。単純計算では、4区で寺島氏と共産の毛利栄子氏の票を足すと、当選した自民候補を約1万3千票上回る。また5区でも中嶋氏と、無所属で出た曽我逸郎氏の票を合わせると、自民候補をわずかに471票上回る。

 勝利した2区の下条氏は、共闘は実現しなかったものの、自らの勝因の一つとして「市民団体と共産、社民と野党共闘をめざして活動してきた蓄積があった」と語った。公示直前まで一緒にやってきた仲間だけに「一生懸命に説明すると納得して、応援してくれる人も増えた」という。

 羽田代表は結果を受けて「(公示前の)現有議席を超えることはできたが、1区から5区まで全員の当選を目指していたので、とうてい受け入れられない状況だ。残念だと言わなければならない」と総括した。

 県連幹部は「希望の党のこれほどの失速は当初は予測できなかった」とため息をつく。「立憲民主党があと5日、早くできていたら。立憲民主党にみんなで乗ったのに」ともらした。(岡林佐和、山田雄一、三浦亘)

5442チバQ:2017/10/29(日) 21:45:24
http://www.sankei.com/region/news/171025/rgn1710250027-n1.html
2017.10.25 07:09
【衆院選検証】
(上)自民編 想定外の「野党分裂」勝因 千葉
 ■「信任された」と胸を張れず

 24日に県庁で行われた衆院選の当選証書付与式。選挙区を制した議員や陣営関係者に、県選挙管理委員会の長谷川康博委員長から証書が手渡された。当選者のために並べられた13脚の椅子のうち、4区の無所属、野田佳彦氏陣営を除く12“議席”に、自民の議員や関係者が腰掛けた。

 自民の12選挙区での大勝は、平成17年の「郵政選挙」以来。残る1選挙区でも、4区で新人の木村哲也氏が比例復活を果たし、13候補全員が当選する圧勝となった。

 「全選挙区で国会議員を送り出せ、大変うれしい。価値ある勝利だ」。自身も6区で7選した県連選挙対策委員長の渡辺博道氏は、満足そうに話した。その上で「野党の分裂が大きかった。われわれも想定していなかったが、一寸先は闇だと肌で感じた」と分析した。

 一寸先の闇は、自民が下野した21年8月の衆院選で経験している。“敵失”に乗じて勢いづいた結果に、当選証書を受け取る自民各陣営におごりたかぶった高揚感はなく、気を引き締めているようだった。

                 ■  ■

 県内では民進の候補者10人が公示直前に希望、立民、無所属に3分裂。民進から希望入りした5人は、小池百合子代表の運営方針への不信感や、民進時代からの政策の転換で有権者の反発を招いたとみられ、苦戦を強いられた。

 分裂する野党への不信感が「自民に流れた部分がある」(渡辺氏)といい、結果的に自民への追い風になったようだ。地方議員からは「『自民が勝った』というより、『分裂した野党が負けた』選挙戦だった」と評する声が上がる。

 だが、中にはその野党分裂により苦戦を強いられた選挙区もあった。渡辺氏の6区では、希望の路線に反対した生方幸夫氏が立民に合流。改憲反対などを掲げる立民は安倍政権批判票の受け皿となり、6区を含む3選挙区では共産が候補者を下ろす野党共闘も実現した。生方氏は終盤にかけて支持を伸ばし、出口調査でも渡辺氏に迫る勢いを見せた。

 自民県連幹事長の河上茂県議は「後半、『勝てるかもしれない』と踏んだ共産の動きが激しく、地方議員にかなりげきを飛ばした。手ごわかった」と振り返る。渡辺氏も「共産の運動量が驚異的で、かなり追い上げられた実感があった」と話し、選挙区では勝利したものの、1万1千票差と僅差で、生方氏は比例で復活当選。「立民の結成がもう少し早ければ、結果が変わった可能性もある」(渡辺氏)

                 ■  ■

 自民大勝の裏で、投票率は戦後最低だった前回選の51・24%をさらに1・35ポイント下回る49・89%となった。初めて50%を切り、県民の国政への期待度の低さが浮き彫りになった。

 自民関係者は「選挙期間中に悪天候が続いた影響もあるだろうが、それを差し引いても49・89%は低い。数字通り“四苦八苦”の投票率になってしまった。自民が信頼されたとは言い切れない」とため息をつく。

 県連会長の桜田義孝氏は、「政権選択選挙で、自民への投票は安倍内閣是認を前提としたもの。選挙戦の勝利は内閣への一定の信任が得られたものと受け止めている」とした。その一方、自民の当選者の中でも「候補者は好きだけど、安倍首相には苦手意識があるという支持者もいた」との声もある。

 自民関係者が一致して「信任された」と胸を張れないのは、低投票率が影響していまいか。“敵失”はそう何度も続くものではないだろう。圧倒的な支持を得られれば、訴えてきた政策の強力な推進力となる。選挙をするたびに投票率が下がる現実に向き合う必要があるといえそうだ。

                   ◇

 突然の解散から野党分裂、合流と、県内でも混乱が続いた衆院選。激動の選挙戦を振り返り、与野党各県組織の課題を探る。

5443チバQ:2017/10/29(日) 21:45:45
http://www.sankei.com/region/news/171026/rgn1710260013-n1.html
2017.10.26 07:01
【衆院選検証】
(下)野党編 宙に浮いた民進県連、事実上分裂 千葉
 「野党が一丸にならなければいけなかった。小池(百合子)さんの『排除』という言葉も有権者には強すぎた」。投開票から一夜明けた23日、後片付けに追われる市原市の事務所で、3区の希望元職、櫛渕万里氏は苦しい選挙戦をそう振り返った。

 一夜城のごとく結成された希望。小池代表の発言や、民進合流者の“踏み絵”と揶揄(やゆ)された政策転換などで期待は急速にしぼんだ。政権批判票は立民に拾われ、県内の選挙区は全敗に終わった。

 希望で比例復活したのはいずれも、元民進で選挙区に地盤のあった前職。一方、櫛渕氏のような、いわゆる「落下傘候補」らは、党勢の退潮に加え知名度や準備の不足から得票は伸び悩んだ。

 櫛渕氏は「落下傘から出馬し、まさにしがらみのない立場で戦えた。だが、地盤もなく大型の組織態勢が作れなかった」と悔やむ。

 2区の竹ケ原裕美子氏も同じ悩みを抱えた。竹ケ原氏は静岡県で産婦人科医をしているが、出身地の本県で出馬。比例復活もかなわず、「地盤と実績を誇る自民候補に歯が立たなかった」。

 県組織がない希望は民進県連がサポートしたが、選挙後の政治活動については「民進県連で協力する方針にはなっていない」という。櫛渕、竹ケ原両氏も今後の政治活動については、拠点を本県に置くのかも含め「これから考えたい」としている。

                 ■  ■ 

 「与党への対抗が本来の野党の役割だったのに、野党同士で軋轢(あつれき)が生まれ、自公が楽な選挙になってしまった」。民進県連代表の長浜博行参院議員は苦言を呈した。野党分裂が結果的に自公の“漁夫の利”を招いた。「自公の政策が受け入れられた結果ではない」と述べるのがやっとだった。

 小池氏の“舌禍”はもとより、希望合流を決め野党分裂を招いた民進代表の前原誠司氏の判断について、「判断から選挙までの時間が短く、説明が不十分だったため、さまざまな問題が起きたのではないかと思う」と振り返った。

                 ■  ■ 

 民進の混乱は県連の存続にも暗い影を落とす。衆院議員がいなくなり事実上解党し、県組織の機能は宙に浮く形となった。ある市議は「どんな道が残されているのか分からない。党本部の判断を待つ以外ないが、希望への合流を決めたときのように、地方議員への説明はないのではないか」といぶかる。

 長浜代表は県連の今後について、「常識的に考えれば存続は難しいが、政治の最前線を形作っているのは地方議員。地方議員に方針を説明する場は必ず設けたい」とした。2年後には統一地方選があるし、参院選もやってくる。地方組織を早急に再構築しなければ、致命傷となりかねない。

 また、分散した野党勢力について、「選挙戦を終えて冷静になれば、野党同士で争う意味がない。戦う相手が与党であると見えてくるはずだ」と、旧民進を軸に再編されるとの見方を示した。

 ただ、こうした展望を有権者が受け入れるかは未知数だ。安易な野党再編は反感を招きかねず、「選挙のためだけの集合離散ではないか」との印象を与える。地方議員に対して以上に、有権者に対して丁寧な説明が求められる。

                   ◇

 この連載は中辻健太郎、橘川玲奈が担当しました。

5444チバQ:2017/10/29(日) 21:48:55
山口
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20171024-OYTNT50119.html
希望への合流「失敗」 衆院選・戦いの後
2017年10月25日
 「大変厳しい選挙だった。希望の党との合流は、失敗と言わざるを得ない」

 衆院選投開票翌日の23日、山口市の民進党県連本部で記者会見した西嶋裕作・県連代表は、険しい表情で振り返った。「党本部が決めた合流を、県組織からノーとは言えない」。県連本部の窓には選挙期間中、小池百合子代表のポスターが並んでいたが、22日深夜にすべてはがした。のぼりも希望から民進党のものに戻した。

 県連にとって、そもそも苦しい戦いだった。元法相の平岡秀夫氏(63)が長年議席を守った2区で、早々に候補擁立を断念。他の三つの区ではなんとか公認候補をそろえたが、そこに突然降って湧いたのが党本部の希望への合流方針だった。

 前原誠司代表が合流を表明した9月28日時点でも、県連に詳しい情報は届かなかった。報道各社の取材に県連幹部らは「まだ何も聞いていない」と口をそろえ、混乱を極めた。

 結局、公認候補の3人は2人が希望、1人が立憲民主党から出馬。希望の2人は当初、新党の勢いに乗ろうと、党名を連呼して選挙区を回った。だが、小池代表の「排除の論理」発言で希望は失速。憲法改正への姿勢や安保法制の容認という党の公約も、民進の従来の主張とは大きな隔たりがあり、陣営は難しい選挙を強いられた。

 「排除発言で、多くの仲間を失った。これでいいのか」。投開票2日前の20日、4区の希望新人・藤田時雄氏(63)の総決起集会で、選対責任者の加藤寿彦・元県議は思わず語気を強めた。1区の大内一也氏(44)の陣営幹部も「自民1強打破という大義は良かったが、思惑通りにはいかなかった」と明かす。

 1、4区ともに2割に満たない得票率で、自民党候補の圧勝を許した。立憲民主から3区に出馬した坂本史子氏(62)も社民党の推薦や共産党の支援を受け、与野党一騎打ちの構図に持ち込んだが、自民候補に2倍以上の票差をつけられた。

 野党共闘を模索した共産党も民進の希望合流に翻弄ほんろうされた。佐藤文明・県委員長は「希望は自民の補完勢力。共闘はあり得ない」と主張し、3区以外で候補を擁立。だが、1、4区では得票率1割以下の惨敗を喫した。

 野党が反自民の受け皿としての存在感すら示せないまま、終戦を迎えた。再来年の春には統一地方選も控える中、民進党県連は、今後どの党の県組織となるのか、その方向性も定まっていない。西嶋代表も「党本部が決めないと動けない」と口ごもる。

 県内には党所属の県議が3人、市議5人がいるが、議員の1人は「混乱はしばらく続くだろう。支持者へどう説明したらいいか」と頭を抱える。支持母体の連合山口の幹部も「今後の支援方針は本部の決定を待つしかない」と困惑する。

 強固な保守地盤を突き崩すどころか、自身の足元がぐらついた衆院選。有権者の選択肢を確保するためにも、いち早い立て直しが求められている。

2017年10月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5445チバQ:2017/10/29(日) 21:50:14
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20171023-OYTNT50215.html
自民圧勝、水面下で火種 衆院選・戦いの後
2017年10月24日
決起大会後、父・高村正彦氏(左)と並んで写真撮影に応じる正大氏
決起大会後、父・高村正彦氏(左)と並んで写真撮影に応じる正大氏
 「皆さまのために、しっかり働き、恩返しをしたいと思います」

 衆院選投開票日の22日夜、早々に当選確実を決めた1区の自民新人・高村正大氏(46)は、事務所近くの特設会場に詰めかけた支援者らにそう誓い、万歳三唱で初陣を締めた。

 選挙戦では、党副総裁で父の正彦氏(75)から後援会組織をほぼ引き継ぎ、県議、市議らがフル回転。正彦氏はマイクを握ることはなかったが、後援会関係者に自ら長男への支援を求めた。結果、次点の希望新人候補を9万6000票以上引き離す圧勝を収め、正彦氏の前回の得票をも約1万3000票上回った。

 正大氏は「父がしっかり仕事をしてきたから、安心できるという思いが有権者にあったと思う。今回はあくまでも期待の票だ」と気を引き締めた。

 他の三つの選挙区でも自民候補が7割前後の得票率で完勝し、3回連続の4議席独占。ただ、その水面下では、火種もくすぶる。

 「首相にも了解を取って決めたので、頼みます」。安倍首相が解散表明した9月25日夕、首相と会談し、引退意向を伝えた正彦氏は、後継を長男とすることを県議らに電話で伝えた。

 党では新人候補は公募で選考するケースが多い。だが、公募には短くても1か月かかることなどから、県連は同27日に正大氏の公認を党本部に申請。翌28日に公認を得た。

 県連内部からは、通常の手順を経ずに「世襲」のレールが敷かれたことへの不満の声も聞かれる。あるベテラン県議は「首相のおひざ元の県連。一声があれば、『わかりました』としか言えない」と話す一方で、こう続けた。「こんな手は何度もは使えない」

 発言の念頭にあるのは、元官房長官の河村建夫氏(74)が10選を果たした3区。次期衆院選では代替わりもささやかれ、後継には父不在の選挙戦で代役を務めた長男で秘書の建一氏(41)も取り沙汰される。

 ただ、県連内には参院議員の林芳正・文部科学相(56)の3区でのくら替え出馬を推す声があり、県連は当初、候補者を一本化できず、公認申請を党本部に白紙で提出する一幕があった。結局は党本部が河村氏の公認を内定し、林氏も「党の決定に従う」としたが、一部の地元経済界関係者や県議らの林氏のくら替え待望論は根強い。

 また、県選管によると、小選挙区の区割りの見直しが2022年以降に行われる見通しだ。15年の国勢調査に基づき、県も定数削減の対象となるとの試算もあり、次々回の衆院選では山口の小選挙区は3に減る可能性がある。その場合、難しい候補者調整が迫られる。

 圧勝続きの「1強」体制で、一枚岩のように見える自民。だが、ある県議は波乱を予感する。「ぐつぐつ煮えたぎる鍋の様子が、ふたをして見えない。それが現状だ」



 衆院選は今回も自民の圧勝で幕を閉じた。選挙戦を振り返り、今後を展望する。

2017年10月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5446チバQ:2017/10/29(日) 21:50:50
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20171024-OYTNT50020.html
希望失速で畑氏「誤算」
2017年10月24日
野党共闘は白紙 再連携焦点

畑氏の選挙区で応援演説を行う民進党の前原代表(右)。1区の階氏が駆けつけたが、畑氏の姿はなかった(12日、雫石町で)
畑氏の選挙区で応援演説を行う民進党の前原代表(右)。1区の階氏が駆けつけたが、畑氏の姿はなかった(12日、雫石町で)

 安倍首相による突然の解散と、民進党の希望の党への合流に始まった野党再編。政界が目まぐるしく動いた衆院選は与党圧勝で幕を閉じた。解散前と同じ顔ぶれが当選した県内の小選挙区はどんな戦いだったのか。その舞台裏を検証する。

 「野党共闘が崩れ、希望の党はプラスにならなかった」。民進を離党して希望公認で出馬した2区の畑浩治氏は22日、久慈市の事務所で敗戦の弁を述べた。

 畑氏は当初、民進、共産、自由、社民の野党統一候補として出馬予定だったが、安倍政権に対抗する勢力を目指して小池百合子・東京都知事が結成した希望に合流した。しかし、憲法改正に前向きな希望への合流は共産、社民の反発を招き、共闘態勢は崩れた。その希望も、リベラル勢力を拒む「排除の論理」が批判されて失速した。

 希望の苦戦が報じられると、陣営に危機感が広がった。12日、希望への合流を進めた民進の前原誠司代表が選挙区入りし、雫石町の商業施設前で「畑さんにもう一度国会に戻ってもらおう」と訴えたが、畑氏の姿はなかった。陣営幹部は「沿岸部を回る方が先」と説明した。

 共産、社民は「畑さんに個人的に親近感を抱く支援者もいる」(社民党県連幹部)として、対立候補の擁立は見送った。しかし、読売新聞社と日本テレビ系列各局が22日に実施した出口調査で、比例選で共産、社民両党を支持した人のうち、畑氏に投票したと答えたのは6割にとどまった。一方、野党結集のために無所属で出馬した3区の小沢一郎氏は、両党支持層の8割から票を集めていた。

 希望に合流しなかった民進出身者で設立した立憲民主党は躍進した。「立憲民主や無所属で出れば良かったと思った候補者もいるのではないか」。畑氏の陣営幹部は「誤算」を嘆いた。


 危機感は、同様に希望公認で出馬した1区の階猛氏の陣営にも広がっていた。11日、希望の小池代表は盛岡駅前での応援演説で、階氏を「永田町の希望の星」と持ち上げた。しかし、報道機関による序盤情勢では、自民候補と接戦と伝えられた。

 陣営にも「階さんはいいが、希望の党は……」という有権者の反応が寄せられていた。急きょ選対役員を集め、党名より階氏の名前を前面に出す“個人戦”への転換を決定。党名とセットで訴えるようになったのは、情勢の好転が報じられた終盤からだった。

 階氏は組織を固め、自民候補を約3万票差で破った。東北地方の小選挙区で、希望公認で当選したのは階氏だけだった。一夜明けた23日、「野党共闘ありきという考え方に立つと、他党の思惑に引っ張られる」と党の立て直しを優先させる考えを示し、「党勢回復に貢献したい」と意気込んだ。

 共産党県委員会の菅原則勝委員長は23日、「野党共闘の意思があっても、政策的に合意できる人でなければ共闘できない」と改めて述べた。今後の野党連携について、国政レベルでは「立憲民主、社民、無所属などとの共闘は、さらに強くなる」と予測し、リベラル勢力結集に意欲を示した。

 昨年の参院選で統一候補を立てて自民候補を破り、「理想的な形」と賞された岩手の野党共闘は白紙に戻った形だ。共闘の再現はあるか。連携の再構築が今後の県政界の焦点となる。

2017年10月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5447とはずがたり:2017/10/29(日) 22:03:05
>>5445
山口の減員楽しみだなあ。。

1…高村
2…岸
3…山口
で,河村と林が不満となると大波乱。

まあ林は決断出来ず,河村が比例下位で自民圧勝当選狙いかな。。

減員になる可能性はどんくらいあるんやろか・。。

5448チバQ:2017/10/29(日) 23:42:31
http://www.sankei.com/west/news/171024/wst1710240016-n1.html
2017.10.24 08:38
【衆院選】
希望・維新「全滅」の兵庫、「候補乱立、与党を利しただけ」野党陣営に深い傷跡
 自民と公明の与党が兵庫県内全12選挙区で議席を獲得した衆院選で、野党は希望をはじめ、維新、立憲民主、共産と候補が乱立した。さらに民進から無所属に転じた候補者もいて、県内でも政権批判票が分裂する結果に終わった。野党関係者からは「候補の乱立は与党を利しただけだった」と憤る声も上がっており、県内の野党陣営に深い傷痕を残した。(岡本祐大)

 4区では、希望の小池百合子代表の元秘書、野口威光氏(43)が解散直前まで秘書として仕えた自民前職に挑み、希望からの「刺客」として話題を集めたが、組織力の前に大敗した。

 野口氏は22日夜、神戸市西区の事務所で「希望の政策を有権者に分かってもらうには、党としても個人としても時間が足りなかった」と敗戦の弁。民進公認での出馬を予定していた新人が無所属で立候補したこともあり、民進県連から運動員の協力も得られなかった。ポスターはりやビラ配りはボランティアに頼ったが、「組織の支援がない限界はあった」と悔やむ。

 野口氏と同様に小池氏の秘書だった6区の希望新人、幾村奈応子氏(37)も「地元の課題について理解する時間がなかった」と認める。1区の希望前職、井坂信彦氏(43)は「党への逆風が全国的な流れで厳しかった」と淡々と振り返った。民進県連幹部は「希望の党ができたことで、野党が結束して戦う方針と真逆の結果になった」と不満げに話した。

 悲願の県内での衆院議席獲得をねらった維新は4人全員が落選。東京や大阪では希望と候補者調整ができたものの、県内は全員が希望と対決。政権批判票を奪い合った。ある県議は「兵庫では候補者調整ができるだけの実力がなかった」と反省しつつも、「維新の国政政党としての存在感が薄かった」と分析した。

 また、野党共闘により選挙区で2人の候補者を取り下げた共産も、比例での議席獲得もかなわなかった。村上亮三・県委員会書記長は「期待ほど得票につながらなかったのは今後の課題」とした。

5449とはずがたり:2017/10/30(月) 10:42:30

日本維新の会
初の代表選か 衆院選惨敗混迷 来月の党大会で可否
https://mainichi.jp/articles/20171029/ddn/041/010/012000c
毎日新聞2017年10月29日 大阪朝刊

 衆院選の惨敗を受け、日本維新の会(代表・松井一郎大阪府知事)が代表選の実施を巡って揺れている。党を引っ張ってきた松井氏の続投を求める声が強いが、敗北の責任に対するけじめが必要だとの声もある。28日の常任役員会では、代表選を実施するかどうかを決める臨時党大会が、11月25日を軸に開催されることが決まった。結党から5年、一度も代表選を実施していない維新の不協和音は、どう収束するのか。

 「個人としては党員の皆さんの意見を聞きたい」。28日に大阪市内で開かれた常任役員会後、松井氏は党大会を開く意図について記者団に説明した。自身の代表選への立候補には「(代表選を)やるかやらないかは党員の声で決まる。党員の声を聞いて判断する」と述べるにとどまった。

 党規約によると、衆院選など大型選挙から45日以内に臨時党大会を開き、代表選を実施するかを決める。党所属国会議員と地方議員、首長らで構成する「特別党員」約400人による投票で過半数の賛成が必要だ。ただ、他党との合流や分裂を繰り返す中で党勢を拡大してきた経緯もあり、代表選を経ずにトップが交代してきた。

http://tohazugatali.soragoto.net/politics/2017-10-30.jpg
維新を巡る党名と代表の推移

 結党時の代表は橋下徹大阪市長(当時)で、太陽の党(共同代表・石原慎太郎元東京都知事)との合流で石原氏に交代。国政に初挑戦した2012年衆院選は54議席を獲得し、うち大阪府内19小選挙区で12議席を得た。その後の離合集散で生まれた維新の党は、橋下氏と江田憲司衆院議員が共同代表に就いた。14年衆院選で41議席と減らしたが、責任問題には発展しなかった。日本維新の会に党名を戻した今回衆院選は、全国で11議席、大阪府内小選挙区で3議席と惨敗した。

 松井氏は「特別党員の声を尊重したい」と言うが、代表選になれば立候補しない、との見方がある。「代表は松井氏以外に考えられない」(維新府議)という立場からは実施に慎重な意見が多い。看板政策の「大阪都構想」の実現に向けた議論が進む中、一連の経緯が「仲間割れ」と有権者に映ればマイナスにしかならないからだ。

 維新の混迷に、自民党府連幹部は「選挙結果を受け代表選の話が上がるのは当たり前。それができないのは民主的な政党とは言えない」と冷ややか。公明党府本部関係者は「『都構想なんてやっている場合か』と自分たちの支援者からも言われる」と話す。【念佛明奈、藤顕一郎、椋田佳代】

5450チバQ:2017/10/30(月) 19:38:06
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011204221_20171030.html
立民 山尾氏加えた55人で新会派届け出
16:25NHKニュース&スポーツ

立憲民主党は、今回の衆議院選挙で当選した55人から、みずからの元秘書に性的な嫌がらせをしたなどと週刊誌で報じられた青山雅幸氏を除いたうえで、無所属で当選した山尾志桜里氏を加えた55人で、新たな会派「立憲民主党・市民クラブ」を結成し、30日に衆議院の事務局に届け出ました。

https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011204231_20171030.html
希望 民進の前原代表加えた51人で新会派届け出
16:26NHKニュース&スポーツ

希望の党は、今回の衆議院選挙で当選した50人に、民進党の前原代表を加えた51人で、新たな会派「希望の党・無所属クラブ」を結成し、30日に衆議院の事務局に届け出ました。

5451チバQ:2017/10/30(月) 20:10:59
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/141670?rct=n_representatives
くすぶる火種 自民道連・長谷川氏「選挙協力効果なかった」/新党大地・鈴木氏「こちらの票役に立った」
10/29 05:00
 自民党道連の長谷川岳会長代行は28日、札幌市内で開かれた道連役員会で、衆院選小選挙区での新党大地との選挙協力について「効果は見られなかった」と指摘した。持論である大地との連携解消をあらためて求めた形だ。大地の鈴木宗男代表は「こちらの票が自民党の役に立った」との立場から、選挙後も長谷川氏批判を続けており、なお火種がくすぶる。

 道連役員会は非公開。出席者によると、長谷川氏はメディアが報じた出口調査の結果を示し、「大地支持層は事実上、自主投票に近いものだった。多くの小選挙区で自民候補以外に票が流出した」と説明。27日、こうした内容をまとめた文書を二階俊博幹事長や岸田文雄政調会長ら党幹部に提出した。

 一方、鈴木氏は26日、安倍晋三首相と官邸で会談後、「鈴木氏が役割を果たした」との発言があったと明らかにした。記者団には長谷川氏を念頭に「排除の論理をする人がいた。大きなマイナスになった」と批判した。

 北海道新聞の出口調査によると、大地支持層の小選挙区での投票先は全道平均で、自民42%、立憲民主党30%、共産党11%、希望の党10%。立憲民主が5割を超える選挙区もあった。

5452名無しさん:2017/10/30(月) 20:57:58
>>5451

北海道新聞の出口調査参考にするなら選挙協力の効果薄そうだけど、元が野党が強い地域だからねどうなのかな

5453名無しさん:2017/10/30(月) 21:03:40
前原氏が希望会派入り=衆参の勢力確定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171030-00000132-jij-pol

時事通信
 11月1日召集の特別国会を前に、衆参両院の各会派の勢力が30日、確定した。

 希望の党が届け出た衆院会派「希望・無所属クラブ」には、民進党代表を辞任した前原誠司氏が加わった。また、参院では民進党を離党した無所属の藤末健三、平山佐知子両参院議員が新会派「国民の声」の結成を届け出た。

 衆参の新たな勢力分野は次の通り。

 【衆院】自民284▽立憲民主・市民クラブ55▽希望・無所属クラブ51▽公明29▽無所属の会13▽共産12▽維新11▽自由2▽社民・市民連合2▽無所属6
 【参院】自民・こころ125▽民進・新緑風会47▽公明25▽共産14▽維新11▽希望の会(自由・社民)6▽希望の党3▽無所属クラブ2▽沖縄の風2▽国民の声2▽無所属5。

5454チバQ:2017/10/30(月) 21:20:04
こうかな?

■衆議院
自民284: 公認281+追加公認3(小泉龍司、堀内詔子、阿部俊子)
立憲民主・市民クラブ55:公認55+青山雅幸(無期限の党員資格停止処分)-山尾志桜里(入党はせず)
希望・無所属クラブ51:公認50+前原誠司(今のところ民進党は離党してなさそう)
公明29
無所属の会:民進党系13人
    岡田克也 野田佳彦 江田憲司 安住淳  原口一博
    平野博文 中川正春 篠原孝  福田昭夫 広田一 
    金子恵美 黒岩宇洋 菊田真紀子
共産12
維新11
自由 2:小沢一郎 玉城デニー
社民・市民連合2:照屋寛徳 吉川元
無所属6:玄葉光一郎 中島克仁 鷲尾英一郎 重徳和彦 青山雅幸(立憲無期限の党員資格停止処分) 中村喜四郎

■参議院
自民・こころ125 党員125+中野正志+伊達忠一
民進・新緑風会47 党員47+川田龍平-郡司彰
公明25
共産14
維新11
希望の会(自由・社民)6
  自由:青木愛 木戸口英司 森ゆうこ 山本太郎
  社民:福島瑞穂 又市征治
希望の党3 行田邦子 松沢成文 中山恭子
無所属クラブ2 アントニオ猪木 薬師寺道代
沖縄の風2 伊波洋一 糸数慶子
国民の声2 平山佐知子 藤末健三
無所属5 山口和之 渡辺喜美 福山哲郎(立憲民主党)伊達忠一(議長・自民) 郡司彰(副議長・民進)


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017103001069&amp;g=pol
前原氏が希望会派入り=衆参の勢力確定
 11月1日召集の特別国会を前に、衆参両院の各会派の勢力が30日、確定した。希望の党が届け出た衆院会派「希望・無所属クラブ」には、民進党代表を辞任した前原誠司氏が加わった。また、参院では民進党を離党した無所属の藤末健三、平山佐知子両参院議員が新会派「国民の声」の結成を届け出た。
 衆参の新たな勢力分野は次の通り。
 【衆院】自民284▽立憲民主・市民クラブ55▽希望・無所属クラブ51▽公明29▽無所属の会13▽共産12▽維新11▽自由2▽社民・市民連合2▽無所属6
 【参院】自民・こころ125▽民進・新緑風会47▽公明25▽共産14▽維新11▽希望の会(自由・社民)6▽希望の党3▽無所属クラブ2▽沖縄の風2▽国民の声2▽無所属5。 (2017/10/30-19:46)

5455チバQ:2017/10/30(月) 21:58:07
参議院訂正
舟山康江も無所属だった
■参議院
自民・こころ125 党員125+中野正志+伊達忠一
民進・新緑風会47 党員46+川田龍平+舟山康江-郡司彰
公明25
共産14
維新11
希望の会(自由・社民)6
  自由:青木愛 木戸口英司 森ゆうこ 山本太郎
  社民:福島瑞穂 又市征治
希望の党3 行田邦子 松沢成文 中山恭子
無所属クラブ2 アントニオ猪木 薬師寺道代
沖縄の風2 伊波洋一 糸数慶子
国民の声2 平山佐知子 藤末健三
無所属5 山口和之 渡辺喜美 福山哲郎(立憲民主党)伊達忠一(議長・自民) 郡司彰(副議長・民進)

5456チバQ:2017/10/31(火) 20:01:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710310003.html
【関西の議論】「日本初の女性総理は彼女」辻元清美氏の応援に駆けつけた〝保守〟の手放し礼賛…陣営を支えた「左派」組織戦 
06:34産経新聞

【関西の議論】「日本初の女性総理は彼女」辻元清美氏の応援に駆けつけた〝保守〟の手放し礼賛…陣営を支えた「左派」組織戦 
辻元清美氏の応援のため選挙事務所を訪れた亀井静香氏。「日本で女性総理が生まれるなら彼女」と持ち上げた=10月17日、大阪府高槻市
(産経新聞)
 10月22日に投開票された衆院選で野党第1党に躍進した立憲民主党の辻元清美氏(57)。かつて「ソーリ! ソーリ!」と小泉純一郎元首相(75)を追及した手腕を買われ、国対委員長に就任した。今後、国会で安倍晋三政権批判の先頭に立つ。実は今回、辻元氏の選挙には立民の枝野幸男代表だけでなく、元金融相の亀井静香氏、改憲派の論客として知られる漫画家、小林よしのり氏も応援に駆けつけた。開票後早々と当選確実となり、7選を果たした辻元氏は「保守の人にも広がった」と満足げに語ったが、実態は安倍政権打倒・改憲反対の旗の下に共産党まで結集した左派の組織戦だった。

険しい表情から一転の笑顔

 「安倍さん、悪いけどもう終わったんちゃいますか?」。辻元氏の舌鋒(ぜっぽう)は、衆院選公示(10月10日)前から絶好調だった。

 幹事長代行を務めていた民進党が、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党への合流を目指すことになり、いったんは無所属で出馬する意向を明らかにしたが、枝野氏の要請を受けて立民入りした辻元氏。民進から大阪府内の選挙区に出馬を予定していた他の候補者6人の入党届をとりまとめ、公示3日前の7日に枝野代表が来阪して大阪市都島区のJR京橋駅前で行われた街頭演説会で安倍政権批判を炸裂させた。

 数百人もの聴衆が詰めかける中、辻元氏が「市民が主役の政治で、暗い霧をみんなと一緒に吹き飛ばしたい」と威勢よく拳を突き上げると、聴衆からは「そうだ」との声が上がった。

 演説会に参加していたのは立民からの立候補予定者のほか、連合大阪会長、部落解放同盟大阪府連代表など。「だれの子どももころさせない」をスローガンに安保法制への反対運動などを行ってきた「子どもの未来を考えるママの会」の関係者らの姿もあった。

 演説会の後に行われた枝野代表との写真撮影会。立候補予定者との写真撮影に応じた枝野代表は、「ツーショットのポスター撮影は3万円」と報じられた小池氏をあてこすり、「私は3万円もらえないのかな」と軽口までたたいてみせた。辻元氏も「あれほどの人が集まったのは初めて」と振り返り、「安倍政権や、今の社会への危機感がたまっていたんだなと思った」と語った。

 衆院が解散した9月28日、民進の両院議員総会で希望の党への合流提案が満場一致で了承された後、記者団に「私は執行部なので発言はしていません」とだけ語って足早に去ったときに見せた険しい表情はそこにはなく、当選を確信したかのような笑顔も見せていた。

5457チバQ:2017/10/31(火) 20:01:15
立憲民主の方が保守!?

 辻元氏が出馬した大阪10区(高槻市、島本町)は、日本維新の会と自民党の前職も出馬し、前職3人が激突する激戦区。特に維新の松浪健太氏(46)とは、これで5度目という〝因縁の対決〟だ。

 故・土井たか子氏に誘われて政界入りし、社民党から民進に移った辻元氏は9条改憲反対の急先鋒(きゅうせんぽう)だが、選挙戦では意外な人物が続々と応援に駆けつけた。

 「わしと辻元清美は本当に敵同士だった。それが、今は手を組むことになってしまった」

 15日午後。雨空の下、JR高槻駅前で辻元、枝野両氏とともにマイクを握ったのは、保守で改憲派の論客とされる漫画家の小林よしのり氏。自らを「今の自民党議員よりもっとタカ派」と評した小林氏は「自分の国の力で自国を守るのが保守。自民党や希望の党はアメリカとともに戦う従米保守で、これはわしの感覚では保守ではない。むしろ立憲民主の方が保守の考え方に近い」と主張。「安倍政権の暴走を止められる政治家は辻元清美。安倍総理に向かって『ソーリ! ソーリ!』となんべんでも言ってほしい」と持ち上げた。

 かつてはテレビの討論番組でも激しく対立。主義、主張が大きく異なり「憎たらしい」「大嫌い」と罵(ののし)りあった間柄だ。だが数年前、故・加藤紘一氏が取り持った縁から意気投合したといい、辻元氏のチラシには小林氏のメッセージ、ポスターにもイラストがあしらわれていた。

 小林氏の応援を受けた辻元氏は「私と小林よしのりは意見が違うことが多いが、議論をしっかりして物事を進めるのが本当の民主主義」と主張。「官僚は森友問題や加計(かけ)学園問題で情報を出さず、忘れましたと言い続けた。皆さんと一緒に議論ができるまっとうな政治に変えさせて」と訴えた。

亀井氏「全体の女王蜂になる」

 その後も、辻元氏のもとには、元民進代表の岡田克也氏や前代表の蓮舫氏などさまざまな大物が続々と来援した。17日夜には、公示直前に引退宣言をした元金融相、亀井静香氏(80)が辻元氏の事務所を訪問した。

 辻元氏が「亀井先生が自民党の政調会長をされていたころ、私は社民党の政審会長で。初めて日曜討論に出たときに亀井先生との対決になって、『美女と野獣』と言ってしまった」と振り返ると、亀井氏は「今は一つの巣の女王蜂だけど、そのうち全体の女王蜂になる。日本で女性総理が生まれるなら彼女」と持ち上げ、集まった支持者から喝采を浴びた。

共産党が候補擁立見送り

 7選を果たした辻元氏の地元・高槻市は、昔から社民や共産の支持層が厚い地域として知られる。今回の選挙では「野党共闘」として共産が候補者の擁立を見送り、辻元氏に一本化した。

 地元関係者によると、「辻元氏のビラは、これまでの選挙で一番ではないかと思うほどまかれていた。ほかの(前職)2人よりも圧倒的な組織戦だった」といい、いわゆる左派・リベラル支持層が重厚な組織戦を展開したとみられる。

 「私はずっと共産党員です。でも憲法といえば、辻元さんですよね」。事務所には、こんな風に熱く語る学生らしき若い女性の姿もあった。「右でも左でもなく前へ」をキャッチフレーズに選挙戦を進めた枝野代表とタッグを組んだ辻元氏を支えていたのは、こうした団体や組織だったのだ。

 22日の投開票では早々に当選確実が決まる圧勝に満面の笑みを見せ、「時代に呼ばれた」とまで語った辻元氏。選挙中には「今の『二項対立』はリベラルか保守かではなく、『立憲主義や民主主義を大切にしようと思う人たち』と、『それをないがしろにしても平気な人たち』で分かれているんじゃないか」と語り、安倍政権への対抗姿勢を強くにじませた。

 立憲民主党は26日、執行役員会を開き、政調会長だった辻元氏を国対委員長とする人事を了承した。今後、国会でどんな活動を進めていくのだろうか。

5458パリ行最終便:2017/11/01(水) 06:58:17
http://www.jrt.co.jp/nnn/news88811654.html
小沢鋭仁元環境大臣が政界を事実上引退へ
(山梨県)

 小沢鋭仁元環境大臣が事実上の政界引退を決断したことが分かった。既に後援会関係者らには、今後政治活動を行う考えがないことを伝えたという。
 小沢氏は甲府市出身で、1993年の衆院選で日本新党から立候補して初当選。この後民主党に移り、民主党政権時代には、環境大臣を務めた。2012年以降は、日本維新の会に入党して活動を続け、衆議院の議席を8期連続で守ったが今月行われた衆院選で、希望の党公認で東京25区から立候補して落選した。
 小沢氏は取材に対し、今後は自ら政治活動を行わないことを明らかにし、県内に置いている自身の事務所や日本維新の会県総支部の事務所も年内には閉鎖することを明らかにした。先週末には後援会や日本維新の会県総支部の幹部らが集まった会合で決断を伝えたという。
 小沢氏は理由について「もともと早期引退へのあこがれがあった。63歳まで活動し、潮時と考えた」と話している。選挙戦への出馬は、「よほどの条件が整わなければない」とし、当面は政策研究大学院大学の客員教授を務めるという。
[ 10/31 18:25 山梨放送]

5459チバQ:2017/11/01(水) 11:18:06
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171101-00532080-shincho-pol
山梨「憎しみの2区」を制した“堀内王国の女城主” 薄氷勝利の後始末
11/1(水) 5:58配信 デイリー新潮
山梨「憎しみの2区」を制した“堀内王国の女城主” 薄氷勝利の後始末
戦いすんでも日は暮れず
 希望の党の野望は潰えた。だが人間、というか政治家は似たり寄ったりと評すべきか、自民党のそこかしこでも、希望の党の内紛を笑えない内ゲバが起きていた。以下はその象徴である山梨「憎しみの2区」の顛末だ。

 ***

 堀内詔子(のりこ)氏(52)と長崎幸太郎氏(49)。山梨2区はふたりの「自民系」前職が、ともに無所属で出馬する事態となった。長崎氏は長らく離党していたものの二階派の「特別会員」の地位を確保。そのため、同区が堀内家の家業である富士急グループが支配する「堀内王国」であるにも拘(かかわ)らず、二階俊博幹事長のゴリ押しによって「勝ったほうが追加公認」と相成ったのである。

 無論、両陣営の間では激しい憎悪が渦巻き、怪文書が乱れ飛び、堀内氏を支援したある市議は、選挙戦最終盤にこう言い放っていた。

「万が一、堀内が負けたら、自民党山梨県連は崩壊だ。県内に1万8000人くらいいる党員のうち、堀内が集めた8500人は全員離党させる。私も離党するし、堀内系県議も離党する」

 さらに、

「堀内陣営の市議や県議が集まると、焼酎の『二階堂』を飲むことにしている。『二階』を飲んでやるんですよ。二階さんは78歳。もう次の選挙には出られないでしょ? だったら、仮に長崎が勝っても、奴に頭を下げる必要はない」(同)

 と、二階氏の「政治的死」を待ち望む物騒な状況にまでなっていたのだ。

 この声が届いていたのか、長崎陣営の幹部曰く、

「選挙中、長崎さんは周囲に『俺は殺される。政治的にじゃなくて肉体的に』とこぼすほど、追い詰められていました。事実、実在する暴走族が長崎さんを襲撃するという噂が広まっていて、支援者から『長崎先生にボディーガードをつけたほうがいい』と勧められました」

 こんな漫画チックな話が真面目に語られるほど、山梨2区には殺伐とした空気が漂っていたのである。

刑事告訴
 結局、堀内氏側の「執念」が奏功したのか、彼女が3000票差で辛勝した。ところが逆に長崎氏は、

「堀内陣営の公選法違反の刑事告訴手続きを進めていきたいと思います」

 と語り、戦いが終わっても「ノーサイド」にするつもりはないと宣言。こうして地元には確実に禍根が残った上に、

「堀内さんは岸田派所属。岸田さんと二階さんの間の遺恨も消えないでしょう。なにしろ選挙直前、岸田さんは二階さんのもとに『堀内公認』を直談判しに行ったのに蹴られるという赤っ恥をかかされていますからね」(大手紙政治部デスク)

 希望の党よろしく自民党も一枚岩ではなく……。

 関ヶ原を経て磐石な幕藩体制とはいきそうもない。

「週刊新潮」2017年11月2日号 掲載

5460チバQ:2017/11/01(水) 11:19:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171031-00050132-yom-pol
若狭氏「時間不足が敗因。1回も選挙区入れず」
10/31(火) 23:20配信 読売新聞
 浅尾慶一郎・前衆院議員、土屋正忠・前衆院議員、若狭勝・前衆院議員は31日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、衆院選の結果などについて議論した。

 浅尾氏は「選挙直前に自民党に入党した。(自民党の)中から改革するというメッセージが有権者に伝わらなかった」と悔しさをにじませた。土屋氏は、立憲民主党の躍進を念頭に「『枝野(代表)台風』に流され負けた」と敗因を分析した。希望の党の結党メンバーの若狭氏は「時間の不足が敗因だ。公示前日まで1回も選挙区に入れなかった」と振り返った。

5461チバQ:2017/11/01(水) 20:26:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000058-asahi-pol
「最後の当選者」自民・田畑氏、登院で決意語る
11/1(水) 13:48配信 朝日新聞デジタル
 開票作業の遅れで、衆院選で最後となる465番目の当選者となった自民党の田畑毅氏(45)は午前10時半ごろ、緊張した面持ちで単身、登院した。朝日新聞などの取材に「最初でも最後でも議席を預かっている重みは変わりない。しっかりと頑張っていくことに尽きる」と話した。

 愛知2区では希望の党の前職に敗れたが、比例東海ブロックで復活当選。台風21号の影響で愛知県西尾市の開票作業が1日遅れ、全国で最後に議席を獲得した。

 前回の衆院選で得た議席も比例東京ブロックで繰り上げ当選。今回は国替えして臨んだ選挙だった。「難しい選挙だったが、こういう結果が出た。改めて身が引き締まる思いだ」と登院の思いを語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000056-asahi-pol
同性愛者公表の立憲・尾辻氏、「初心忘れず」白いスーツ
11/1(水) 13:44配信 朝日新聞デジタル
同性愛者公表の立憲・尾辻氏、「初心忘れず」白いスーツ
初登院し、登院表示盤を押す立憲民主党の尾辻かな子氏=1日午前9時53分、岩下毅撮影
 同性愛者であることを公表している立憲民主党の尾辻かな子氏(42)は1日午前9時半、立憲民主党の同僚5人とともに国会の正門をくぐった。
 元参院議員。衆院選には新顔として大阪2区から立候補し、復活での初当選を果たした。「初心を忘れない」という気持ちで真っ白なスーツで登院。「実の引き締まる思いでいっぱい。有権者の思いを胸に仕事をしていきたい」とし、「私は性的マイノリティーの当事者であるということもあり、国会に届かない多様な声や届けたくても届けられない声を拾っていきたい」と抱負を語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000033-asahi-pol
「5年間浪人したので…」国会一番乗り議員、未明に並ぶ
11/1(水) 10:25配信 朝日新聞デジタル
「5年間浪人したので…」国会一番乗り議員、未明に並ぶ
国会の正門前に「一番乗り」し、開門を待つ希望の党の近藤和也氏(左)=1日午前7時45分、東京・永田町、葛谷晋吾撮影
 衆院選で当選を果たした国会議員が1日、初登院した。国会の正門付近は、午前8時の開門前から議員が並んだ。

 「一番乗り」にこだわったのは石川3区で落選し、比例北陸信越ブロックで復活当選した希望の党の近藤和也氏(43)。前日夕方に飛行機で羽田に着いて仮眠を取った後、1日午前1時から国会の正門前でコートも着ず、スーツ姿で立って待ち続けた。午前5時ごろまでは1人きりだったという。

 午前8時の開門と同時に国会に入り、最初にバッジを付けた近藤氏。2009年の衆院選で初当選し、12、14年は落選したものの、今回、2選を果たした。「5年間浪人をしてきたので、国会に戻りたいという思いは誰よりも強い。その気持ちを一番最初に来ることで表したかった」と述べた。

5462チバQ:2017/11/01(水) 20:27:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000099-jij-pol
民進、国会控室も分裂=立憲、希望が折半
11/1(水) 18:27配信 時事通信
 1日に特別国会が召集され、10月の衆院選結果を反映した国会内の各会派衆院控室の割り当てが決まった。

 選挙に候補を擁立せず、会派が存在しない民進党がこれまで使用していたスペースは、立憲民主党と希望の党がほぼ折半。民進党の分裂騒動は部屋割りにも影響した形だ。

 国会の控室は原則として、各会派の所属議員数に応じた面積が配分される。これまで国会議事堂正面側の2階と3階に陣取る自民党に対し、民進党は主に中庭を挟んで反対側の2階部分を使用していた。

 衆院選の結果、立憲が野党第1党になったものの勢力では希望と伯仲。また、両勢力の合計が選挙前の民進党をやや上回る程度だったため、同党の場所が分割されて立憲と希望に割り振られた。

5463チバQ:2017/11/01(水) 21:05:43
872: 旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居 :2017/11/01(水) 20:34:01
キシローは何でなのか,そして玄葉は渡辺ではないのか。

震災特委員長に那谷屋氏=参院
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110101084&amp;g=pol
 参院東日本大震災復興特別委員会は1日、民進党の那谷屋正義氏を委員長に互選した。前任の福山哲郎氏が民進党を離れ、立憲民主党に加わったことに伴う。その他の常任・特別委員会は、9月28日に選出・互選された各委員長が引き続き務める。
 那谷屋 正義氏(なたにや・まさよし)横浜国大教育卒。党参院幹事長代理、党参院国対委員長。比例代表、当選3回。60歳。(2017/11/01-18:26)

枝野氏に社民、自由も投票=無所属の会は大塚氏-首相指名
 1日に衆参両院で行われた首相指名選挙では、立憲民主党の枝野幸男代表に、同党に加え社民、自由両党も投票した。希望の党は同党の渡辺周元防衛副大臣に、衆院会派「無所属の会」は民進党の大塚耕平代表に投じた。共産党は志位和夫委員長、日本維新の会は片山虎之助共同代表だった。
 衆院でどの会派にも属さない無所属の投票先を見ると、玄葉光一郎、重徳和彦、中村喜四郎各氏が大塚氏、中島克仁氏が前民進党代表の前原誠司氏を選んだ。記名投票のルールに反し、自民党の渡辺孝一氏が自身の氏名を記さなかったため無効票となった。
 参院では、自民党の鴻池祥肇氏が体調不良のため、公明党の高瀬弘美氏が産休で欠席した。渡辺喜美氏ら無所属の3人は安倍晋三首相に投票し、参院会派「沖縄の風」の2人は枝野氏を選んだ。 
 一方、大島理森氏が選出された衆院議長選挙で赤松広隆氏に1票、赤松氏が選ばれた副議長選挙で大島氏に1票が入った。(2017/11/01-19:41)

5464チバQ:2017/11/01(水) 21:20:07
参院の白票が確実じゃないけど、薬師寺道代っぽいかな?阿部には投票しない気がするんだが


衆参の首相指名選挙結果
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110100920&amp;g=pol
【衆院】
安倍晋三氏:312, 自民284+公明29-自民党の渡辺孝一氏が自身の氏名を記さなかったため無効票
枝野幸男氏:60,  立憲55+自民2+社民2+青山雅幸
渡辺周 氏:51,  希望51
大塚耕平氏:16,  無所属の会13+玄葉光一郎、重徳和彦、中村喜四郎各氏
志位和夫氏:12   共産12
片山虎之助氏:11, 維新11
前原誠司氏:1,   中島克仁
鷲尾英一郎氏:1,  鷲尾英一郎
無効:1       自民党の渡辺孝一氏
【参院】
安倍晋三氏:151, 自民125+公明25-欠席2(自民党の鴻池祥肇氏が体調不良のため、公明党の高瀬弘美氏が産休)+渡辺喜美+アントニオ猪木+山口和之 
大塚耕平氏:48,  民進47+副議長
志位和夫氏:14,  共産14
片山虎之助氏:11, 維新11
枝野幸男氏:9,   社民自由6+沖縄の風2+福山哲郎
渡辺周 氏:3,   希望3
藤末健三氏:2,   国民の声2
白票:1       薬師寺道代かな?
(2017/11/01-16:30)

 

>>5454-5455に追記
■衆議院
自民284: 公認281+追加公認3(小泉龍司、堀内詔子、阿部俊子)
立憲民主・市民クラブ55:公認55+青山雅幸(無期限の党員資格停止処分)-山尾志桜里(入党はせず)
希望・無所属クラブ51:公認50+前原誠司(今のところ民進党は離党してなさそう)
公明29
無所属の会:民進党系13人
    岡田克也 野田佳彦 江田憲司 安住淳  原口一博
    平野博文 中川正春 篠原孝  福田昭夫 広田一 
    金子恵美 黒岩宇洋 菊田真紀子
共産12
維新11
自由 2:小沢一郎 玉城デニー
社民・市民連合2:照屋寛徳 吉川元
無所属6:玄葉光一郎 中島克仁 鷲尾英一郎 重徳和彦 青山雅幸(立憲無期限の党員資格停止処分) 中村喜四郎

■参議院
自民・こころ125 党員125+中野正志-伊達忠一
民進・新緑風会47 党員46+川田龍平+舟山康江-郡司彰
公明25
共産14
維新11
希望の会(自由・社民)6
  自由:青木愛 木戸口英司 森ゆうこ 山本太郎
  社民:福島瑞穂 又市征治
希望の党3 行田邦子 松沢成文 中山恭子
無所属クラブ2 アントニオ猪木 薬師寺道代
沖縄の風2 伊波洋一 糸数慶子
国民の声2 平山佐知子 藤末健三
無所属5 山口和之 渡辺喜美 福山哲郎(立憲民主党)伊達忠一(議長・自民) 郡司彰(副議長・民進)

5465チバQ:2017/11/01(水) 22:19:00
>自公両党以外にアントニオ猪木、薬師寺道代、渡辺喜美の3氏が首相に投票した。
薬師寺も安倍に投票したのか
https://mainichi.jp/articles/20171102/k00/00m/010/108000c
割れる 立憲など枝野氏、希望は渡辺氏

毎日新聞2017年11月1日 21時25分(最終更新 11月1日 21時46分)


衆院本会議で首相に指名され一礼する安倍晋三首相(右端)=国会内で2017年11月1日午後2時47分、川田雅浩撮影

 1日の衆院本会議での首相指名選挙で、野党各会派の対応が分かれた。巨大与党に対抗するために野党の結集が必要との総論では一致するが、分裂のしこりがにじんだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表には、立憲会派の55人と社民党2人、自由党2人、立憲の党員資格停止中の青山雅幸氏の計60人が投票。希望の党の渡辺周元副防衛相には、希望会派の51人が漏れなく投票した。民進党の大塚耕平代表は16票で、うち民進系の「無所属の会」13人、会派入りしていない重徳和彦氏に加え、希望と民進合流組の選挙区調整を担った玄葉光一郎氏が投票。自民党政権で建設相を務めた中村喜四郎氏も大塚氏に入れた。

 共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の片山虎之助共同代表には、それぞれの所属議員が投票。前原誠司氏に投票したのは民進系無所属の中島克仁氏。鷲尾英一郎氏は自身に投票した。無効の1票は「投票者の氏名不記載」によるもので、自民党の渡辺孝一氏とみられる。

 枝野氏は本会議後、自身に投票した自由、社民両党に対し「光栄に思う」と謝意を示した。

 一方、希望には「誰に投票するかはそれぞれの党の判断だ」と距離感をにじませた。枝野氏に投票しようとした共産党とは事前の協議を断り、衆院選で躍進した世論を背景に独自色を強める。

 国会議員の共同代表を決められなかった希望の党は、当選回数が最多8回の渡辺氏に投票。しかし、衆院選後に民進出身者が「野党第1党に投票すべきだ」と発言するなど亀裂が懸念されており、大島敦幹事長が本会議前の党会合で「遺漏なく投票されることを望む。重い投票行動だと踏まえて投票を」と呼びかける場面もあった。

 参院では自民党の鴻池祥肇、公明党の高瀬弘美両氏が欠席。自公両党以外にアントニオ猪木、薬師寺道代、渡辺喜美の3氏が首相に投票した。枝野氏の9票は、自由、社民両党の会派「希望の会」6人と、「沖縄の風」2人、立憲幹事長の福山哲郎氏の計9人。【影山哲也、光田宗義】

5466名無しさん:2017/11/02(木) 07:01:44
>>5464

参議院投票結果
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/195/195-1101-v001.pdf

山口和之が白票ですね

5467チバQ:2017/11/02(木) 18:07:24
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171102-00094023-playboyz-pol
有権者を罠にハメたのか!? 身銭を切る「支持政党なし」の意外な懐事情
11/2(木) 11:00配信 週プレNEWS
有権者を罠にハメたのか!? 身銭を切る「支持政党なし」の意外な懐事情
「支持政党なし」の佐野代表は、この名前で行なった選挙活動を「大まじめだ」と語る。確かに悪意は見えない
10月22日投開票の今回の衆院選で、議席は獲得できなかったものの、注目を集めた勢力がある。比例東京ブロックに4人の候補を擁立した政治団体「支持政党なし(略称:支持なし)」だ。同団体は12万5019票を獲得。その数は議席を持つ「社会民主党」や「日本のこころ」の2倍以上である。

しかし、一部からはこんな批判の声も上がっている。

「選挙公報には候補者の名前も顔写真もなく、『支持政党のない方は【支持なし】とお書きください』とだけ。横に小さく『比例代表は』とありますが、これを選挙の公的なガイダンスだと勘違いした人もいるのでは?」(30代男性)

有権者を罠にハメたのか? 「支持なし」の佐野秀光(ひでみつ)代表に直撃した。同団体の本部は、佐野氏が経営する会社の自社ビル(東京都大田区)内にあり、入り口には「支持政党なし」の看板やのぼりが立つ。「日本維新の会(19万8127票)より票を取れるかな、と思っていたので、少し残念です」(佐野代表、以下同)

さっそく核心に迫ろう。「支持なし」は固有名詞なのか一般名詞なのか、わかりにくい。これは“ズル”では?

「その批判は正しくないと思います。まず、わざわざ投票所まで足を運ぶ人たちが『支持なし』を記入方法だと間違えるでしょうか? そもそも、間違い票を狙うなら、(選挙期間中)一日に15ヵ所以上も街頭演説なんてしませんよ。私たちの考えがマスコミに報道されないから、一部が『ズルだ』と言っているのです」

その“考え”とは?

「実現できない公約を並べる無責任な政党が多いですが、私たちは議席を取らなくても公約は果たした。それは、『今の政治家にダメ出しをするため、支持政党がない人の数を示す』というものです」

ところで、「支持なし」は2014年衆院選(比例北海道ブロック2名)、16年参院選(比例区2名、選挙区8名)に続いて今回が3回目の選挙となった。しかし、これまでひとりも当選していない。相当な出費なのでは…?

「供託金だけでも、1回目は1200万円、2回目は3600万円、今回は2400万円かかりました。残念ながら、すべて没収されましたね。私は不動産登記情報を法務局より安く提供する会社を営んでいます。年商は36億円。ただ、政治活動に会社の金は使えないので、自分の役員報酬を選挙費用に回しています」

そこまで身銭を切って何がしたいのか?

「直接民主制の実現です。私たちが議席を獲得できたなら、すべての法案についてネット上で意見を募り、その結果に忠実に従って国会での議決権を行使します。これを実現するため、次の国政選挙も議席獲得を目指します!」

次は2年後の参院選。「支持なし」は支持を得られるか。

(取材・文・撮影/畠山理仁)

5468名無しさん:2017/11/02(木) 18:55:57
内閣支持率は5ポイント増の49%

共同通信社の世論調査によると、内閣支持率は49.5%で、前回調査に比べて5.0ポイント増加した。
https://this.kiji.is/298752570851017825?c=39546741839462401

5469とはずがたり:2017/11/04(土) 19:41:38
2017/10/20 18:00
合流経緯巡って希望の党・細野豪志氏と立憲民主党・福山哲郎幹事長が「しこり」感じさせる言い争い
http://www.buzznews.jp/?p=2112185

10月19日のBSフジ「プライムニュース」において、希望の党・細野豪志氏と立憲民主党・福山哲郎議員が民進党議員の希望の党への合流を巡って言い争う場面がありました。

「しこり」感じさせた細野・福山のやり取り
細野氏が選挙戦についての発言の中で多くの選挙区において自民党と希望の党が争っている、との見方を示したところ、福山議員は「我々が枝野原則の中で対立候補を立てていないから構造としてそういうことになっている」と不快感を露わにしていました。

その後細野氏が我々も棲み分け出来るよう努力し元々予定していた希望の党としての独自候補の選挙区を民進党から合流してきた候補者に譲ったケースも有る、と理解を求めると福山議員は話を遮って「元々全員なんですよ。全員という前提をですね、6割だからいい半分だからいい努力したからいいという話にはならない」と怒気を含んだ口調で反論。

「全員という前提は承知していない」とそもそも希望の党としては民進党全員を受け入れる予定ではなかった、と理解を求めた細野議員でしたが、ここで反町キャスターが「全員希望に行ける」という意味での全員ですよね?と確認すると、福山議員はこれにも噛みつきます。

「希望に行けるという言い方は止めて下さい。希望に行く前提だったんですから」と述べ、現在の状況に至った原因について小池都知事の「排除だと、さらさらないという発言がスタートラインなわけですから。そのことだけは事実関係として申し上げたい」と希望の党側に非があるという部分については譲れない一線であるとの姿勢を示していました。

細野氏は「今それを言っても何の生産性もない」と収めようとしましたが、福山議員は納得せず「枝野原則で我々が立てなかったことに対して希望と与党の対立構造になってるような言い方をするから違うんじゃないかと」と結局、不満は収まらないようでした。

細野豪志氏と福山哲郎議員の発言
細野「説明させて下さい。先程ね、福山さんがおっしゃった、枝野さんが原則を作って配慮したのはよく理解出来ます。それは我々にとってもすごく有難かった。ただ我々もね、出来るだけいろんな、そりゃ棲み分けできるようにしようっていうんで相当絞り込んで、正直、志を持って立って仕事辞めた人でも、のいてもらってですよ?それで、民進党から来てもらったりしたりした分が相当ある。ただ、・・・・」

福山「(話を遮って)そりゃ元々全員なんですよ。(強い声で)全員という前提をですね、6割だからいい半分だからいい努力したからいいという話にはならないわけです。」

細野「全員という前提は我々の方は承知してないんです。その中でギリギリの・・・」

反町「民進党が全員希望に行けるという、全員てその全員ですよね?」

福山「希望に行けるという言い方は止めて下さい。希望に行く前提だったんですから。現実の問題として言えば、その中で6割だ5割だと、そして希望の党の代表者の方が排除だと、さらさらないという発言がスタートラインなわけですから。そのことだけは事実関係として申し上げたい」

細野「その議論はいろいろあったけれども、ことここに及んで、今それを言ってもね、何の生産性もない」

福山「だから私はそんなこと言わないけれども、言わなかったじゃないですか。だけど、さもですね、対立構造がないのを枝野原則で我々が立てなかったことに対して、何も言わないで何か希望と与党との対立構造になってるような言い方を細野さんがされたから、ちょっと違うんじゃないかと」

細野「そういうことは言ってません。それは言ってません。出来るだけいろんな棲み分けが出来るよう努力したのは間違いない。そろそろ野党の話をやめて、与党と野党どう違うのかという議論にしたほうがわかりやすい」

反町「はい共産党」

5470パリ行最終便:2017/11/05(日) 14:39:57
http://www.asahi.com/articles/ASKBV4FLZKBVUTIL014.html
希望の新顔、小選挙区当選は「1」 ほど遠い政権選択

2017年11月5日08時33分

緑色の車から支持を訴えた佐々木里加氏。運動員を確保できず、自らマイクを握る日もあった=10月14日、東京都国分寺市


 衆院選で50議席にとどまった希望の党(代表・小池百合子東京都知事)。小選挙区で新顔98人を擁立したが、当選は1人。比例での「復活当選」も8人だった。選挙経験がないうえ、十分な党の支援がなかった新顔もおり、掲げた「政権選択選挙」にほど遠い戦いぶりだった。落選者の不満は強く、党は近く話を聞く場を設ける予定だ。

 「大変な決意で戦ったみなさんに感謝する。応えられる態勢を築けず、おわびしたい」

 全国で185人の落選者を出した選挙結果について、10月下旬、小池氏は記者団に語った。希望の新顔は、民進党などからの移籍組と、小池氏らが開いた政治塾の受講者らが中心。7月の都議選で、小池氏は政治塾の受講者を地域政党・都民ファーストの会の候補者として多数擁立し、圧勝したが、衆院選でその手法は通じなかった。

 「突然の選挙でどうしたらいいのかわからず、選挙期間中は『体力と声がもつだろうか』ということしか考えられなかった」。若狭勝前衆院議員が9月16日に開いた初回の輝照塾を受講した後、1週間ほどで東京19区での出馬が内定した美術短大非常勤講師、佐々木里加氏(50)は言う。

 立候補は地方選も含め初体験。内定後は睡眠時間を削ってポスターやチラシのデザインを作成。内定者は10月1日に集められ、小池氏と並んだポスター用写真を撮った。佐々木氏は現金で3万円を支払うことを知らず、慌ててATMに駆け込んだ。

 東京19区(西東京市など)に地縁がない佐々木氏は、都民ファースト都議の事務所の一角に電話を引いて選挙事務所に。事務所を設けることなど基本情報は自分でインターネットで調べた。

 初めての街頭演説では、「原発…

残り:672文字/全文:1356文字

5471パリ行最終便:2017/11/05(日) 15:08:26
http://www.hochi.co.jp/topics/20171104-OHT1T50300.html
若狭勝氏、衆院選総括「時間がなかった」「政界は引退します」…小池氏側近も落選
2017年11月5日10時0分 スポーツ報知

 東京都の小池百合子知事(65)の側近、若狭勝元衆院議員(60)が10月の衆院選の総括をし、今後の活動について語った。昨年7月の都知事選で小池知事を応援し、落選するまでの466日間。自民党に対抗するとして結党した新党「希望の党」はどこに向かうのか、そして自身の今後は…。(久保 阿礼)

 若狭氏はどこか吹っ切れた表情だった。

 「時間がなかった。この一言に尽きます」

 急激な野党再編が起こる中、党運営については、さまざまな批判や臆測もあった。

 「選挙中、落選後もいろいろ言われました。『落選後はハーレーで一人旅』とか。昔はハーレーに乗ってましたが、10年前くらいに盗まれて、ちょうど保険も切れててローンだけ払ってました。今はバイクに乗っていません(笑い)」

 高い支持率を維持してきた小池知事が率いた新党「希望の党」。9月25日に結党が決まり「150議席を取る」とも言われたが、若狭氏は東京10区で出馬し3位となり落選。全体でも50議席と惨敗した。同時期に結党した立憲民主党の54議席にも及ばなかった。小池知事が出馬するのか、しないのか。これが選挙前最大の注目点だった。だが、若狭氏は不出馬を確信していた。都知事就任から約1年2か月で辞任することへの批判、後継候補を選ぶ時間もなかった。

 「東京だけに候補者を絞る戦略もあったでしょうが、大勝は難しい。早めに小池さんの不出馬を前提に戦略を構築すべきでした。10月1日に『次の次の選挙で政権交代を目指す』と言ったのは戦略的な意味があった。ただ、実際は『出る』という期待感が高まって不出馬が確定したのは公示日。党への期待感は次第に弱まっていきました」

 自民党に対抗する二大政党制は持論でもある。

 「希望の党は『補完勢力』とか『第2自民党』と言われますが、これには反論したい。自民党が良い政策を打ち出しても、既得権、利権、省庁の思惑や族議員が批判を始める。結果、良い政策も最後は骨抜きにされる。それを『しがらみ』と呼んでいます。そういう部分を一掃しないと政治は前に進まない。今後は保守と改革保守の二大政党制でいくべきですね」

 今後は自身が設立した政治塾「輝照塾」を月内に都内で開き、来年2月まで予定通り行うが、政界からは身を引くという。

 「政界は引退します。小池さんと意見交換したりすることはあるでしょうが、行政側に入ることもないでしょう。外側から客観的に、自由に発信していきます。弁護士として活動していきたいと思いますね」

◆若狭 勝(わかさ・まさる)1956年12月6日、東京都生まれ。60歳。中大法学部卒業後、東京地検特捜部副部長などを経てテレビで識者として活動。14年12月の衆院選で自民党から出馬し、初当選。16年7月の都知事選で小池氏を単独で支援し、同10月には小池氏の地盤だった東京10区で当選。17年5月、都議会「都民ファーストの会」を支援するため、離党。同10月の衆院選は希望の党から東京10区で立候補も落選。

5472チバQ:2017/11/06(月) 08:49:58
>>5470
小選挙区の新人当選は長崎1だけか?

5473チバQ:2017/11/06(月) 09:24:34
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171104-134-OHT1T50300.html
若狭勝氏、衆院選総括「時間がなかった」「政界は引退します」…小池氏側近も落選
11月05日 10:00スポーツ報知

若狭勝氏、衆院選総括「時間がなかった」「政界は引退します」…小池氏側近も落選
「小池知事にはパワーがある。このままでは終わらないはず」と語った若狭勝氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 東京都の小池百合子知事(65)の側近、若狭勝元衆院議員(60)が10月の衆院選の総括をし、今後の活動について語った。昨年7月の都知事選で小池知事を応援し、落選するまでの466日間。自民党に対抗するとして結党した新党「希望の党」はどこに向かうのか、そして自身の今後は…。(久保 阿礼)

 若狭氏はどこか吹っ切れた表情だった。

 「時間がなかった。この一言に尽きます」

 急激な野党再編が起こる中、党運営については、さまざまな批判や臆測もあった。

 「選挙中、落選後もいろいろ言われました。『落選後はハーレーで一人旅』とか。昔はハーレーに乗ってましたが、10年前くらいに盗まれて、ちょうど保険も切れててローンだけ払ってました。今はバイクに乗っていません(笑い)」

 高い支持率を維持してきた小池知事が率いた新党「希望の党」。9月25日に結党が決まり「150議席を取る」とも言われたが、若狭氏は東京10区で出馬し3位となり落選。全体でも50議席と惨敗した。同時期に結党した立憲民主党の54議席にも及ばなかった。小池知事が出馬するのか、しないのか。これが選挙前最大の注目点だった。だが、若狭氏は不出馬を確信していた。都知事就任から約1年2か月で辞任することへの批判、後継候補を選ぶ時間もなかった。

 「東京だけに候補者を絞る戦略もあったでしょうが、大勝は難しい。早めに小池さんの不出馬を前提に戦略を構築すべきでした。10月1日に『次の次の選挙で政権交代を目指す』と言ったのは戦略的な意味があった。ただ、実際は『出る』という期待感が高まって不出馬が確定したのは公示日。党への期待感は次第に弱まっていきました」

 自民党に対抗する二大政党制は持論でもある。

 「希望の党は『補完勢力』とか『第2自民党』と言われますが、これには反論したい。自民党が良い政策を打ち出しても、既得権、利権、省庁の思惑や族議員が批判を始める。結果、良い政策も最後は骨抜きにされる。それを『しがらみ』と呼んでいます。そういう部分を一掃しないと政治は前に進まない。今後は保守と改革保守の二大政党制でいくべきですね」

 今後は自身が設立した政治塾「輝照塾」を月内に都内で開き、来年2月まで予定通り行うが、政界からは身を引くという。

 「政界は引退します。小池さんと意見交換したりすることはあるでしょうが、行政側に入ることもないでしょう。外側から客観的に、自由に発信していきます。弁護士として活動していきたいと思いますね」

 ◆若狭 勝(わかさ・まさる)1956年12月6日、東京都生まれ。60歳。中大法学部卒業後、東京地検特捜部副部長などを経てテレビで識者として活動。14年12月の衆院選で自民党から出馬し、初当選。16年7月の都知事選で小池氏を単独で支援し、同10月には小池氏の地盤だった東京10区で当選。17年5月、都議会「都民ファーストの会」を支援するため、離党。同10月の衆院選は希望の党から東京10区で立候補も落選。

5474チバQ:2017/11/06(月) 10:45:10
http://www.sankei.com/politics/news/171106/plt1711060002-n1.html
2017.11.6 08:00
【政界徒然草】
新聞各社の衆院選情勢調査を点検した!一番読みが近かったのは… 各紙泣かせは山尾志桜里氏?

 突然の解散に始まり、選挙直前の希望、立憲民主両党の結成、投開票日の台風接近と異例ずくめとなった10月の衆院選。結果は自民党の大勝と立民の躍進という結果に終わったが、主要新聞各社は選挙期間中、情勢をどう分析して報道したのか。各社の情勢報道を“採点”すると、改めて今回の選挙の傾向や激戦だった選挙区が浮かび上がってくる。

 まず、各紙の情勢報道を紹介する前に、今回の選挙のおおまかな展開を振り返っておこう。安倍晋三首相(63)が北朝鮮対応などをめぐって国民の信を問うとして、臨時国会召集日の9月28日に冒頭で衆院を解散した。これにより10月10日公示、同22日投開票の選挙戦に突入すると、一部メディアや野党が「大義のない選挙だ」などと一斉に批判した。

 また、公示直前には昨年の東京都知事選と今夏の都議選で旋風を巻き起こした小池百合子東京都知事(65)が希望の党を立ち上げ、自公政権に対して政権選択選挙の勝負に打って出た。だが、民進党の前衆院議員らが希望から出馬する方向で調整を続けている中で、小池氏が一部の民進党出身者を「排除する」との発言が波紋を呼ぶ。一転して小池氏は批判を浴びることになり、この発言に反発した前民進党代表代行の枝野幸男氏(53)が立憲民主党を立ち上げる-といった流れのまま選挙戦に入った。

 選挙期間中は各紙が序盤からそれぞれ独自の調査などで情勢を細かく伝えた。10月14日付朝日の情勢調査(調査日10〜13日)では、自民286▽希望56▽公明29▽共産15▽立民41▽維新12▽社民1▽諸派1▽無所属24(いずれも中心の数値)-と予測した。

 毎日は10月12日に序盤、16日に中盤の情勢調査を掲載。中盤情勢調査(調査日13〜15日)では、自民281〜303▽希望42〜54▽公明30〜33▽共産11〜18▽立民45〜49▽維新10〜13▽社民1▽無所属18〜23-と報じ、「自民 最大300超も」の見出しが躍った。

 東京は10月18日、独自取材に同紙や共同通信が行なった電話世論調査(調査日15〜17日)を加味したとする終盤情勢を掲載した。自民281▽希望47▽公明34▽共産14▽立民46▽維新15▽社民2▽諸派1▽無所属25(いずれも振れ幅の推定値を除く)-と予測した。

 情勢調査を序盤と終盤に報じた日経は、10月20日付掲載の終盤調査で各党の優勢な議席数について、自民262▽希望55▽公明35▽共産18▽立民54▽維新10▽社民1▽無所属30-と分析した。見出しでは与党の議席数の計3分の2(310議席)獲得について「微妙」とした。

 読売も情勢を2回報道した。10月12日付の序盤情勢では各党の議席獲得予測数を数値ではなく棒グラフで示し「自民 単独過半数の勢い」と分析した。棒グラフでは希望が50議席を超えているが、立民は「計40議席を超える公算が大きい」とした。また、20日付の終盤情勢(調査日17〜19日)では「接戦区を中心に114選挙区を対象」とし、終盤に入っても自民の勢いが衰えていないこととともに、立民について「希望と匹敵する議席数になる可能性もある」と躍進ぶりを伝えた。

5475チバQ:2017/11/06(月) 10:46:01
 一方、産経はFNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話調査(調査日12〜15日)に各総支局の取材内容を加味し、自民286▽希望44▽公明33▽共産15▽立民52▽維新10▽社民1▽諸派1▽無所属23(いずれも中央値)-と報じた。

 結果は野党の混乱や準備不足をよそに、与党が着実に支持を拡大した。また、希望が失速していく一方で立民が躍進し、自民284▽立民55▽希望50▽公明29▽共産12▽維新11▽社民2▽無所属22-との結果に終わった。自公連立政権の議席数は3分の2を上回った。

 この選挙結果と各社の情勢調査を比較すると、自民の280議席前後の獲得は各社ともおおよそ的中する一方で、立民が野党第一党になる勢いだと明確に示したのは産経のみだった。希望の議席数が野党第一党となると予測する傾向が強く、こうした予測が外れたことは、希望の失速と立民の勢いが終盤まで継続していたことをうかがわせる。朝日は立民の議席数が実際の結果よりも大きく下回っていたものの、他紙が微減と読んでいた公明の議席数をズバリ的中させた。

 選挙区の情勢を紙面で詳報した新聞社も多かった。中盤から終盤にかけて全289選挙区の情勢の詳細を掲載した産経、朝日、毎日、東京の各分析と、実際の当選結果を比較すると当選者の「的中率」は次のようになった。

 産経約91%▽毎日約89・9%▽東京同▽朝日約89・6%(産経調べ。情勢で「横一線」「互角の戦い」などの表記となっていた選挙区は記事の文脈などを考慮して計算)。

 読売と日経は終盤に協力して調査し、注目区114選挙区に絞って情勢の詳細を掲載していた。

 選挙区ごとに見ると、各紙の「正答率」が特に低かったのは、沖縄4区の西銘恒三郎氏(自民)と神奈川6区の青柳陽一郎氏(立民)。弁護士との不倫疑惑報道があった愛知7区の山尾志桜里氏(無所属)も、対立候補の優勢を伝える報道が多かった。

 各紙の情勢を振り返ると、改めて希望の失速と立民の躍進の顕著さが浮かぶ。同時に、いくら左派系メディアが今回の解散について「大義がない」などと安倍首相を批判しても、選挙期間中は一貫して与党に大きな支持が寄せられていたことは各紙の調査でも明白だ。自公政権はこの民意を重く受け止め、緊張感をもった政権運営を継続していくことが求められる。 
(政治部 大島悠亮)

5476チバQ:2017/11/06(月) 22:23:14
メモです
>>5046 社民党擁立区の構図
>>5121 公明比例票
>>5135 強運:田畑毅
>>5137 議席占有率
>>5173 政党要件
>>5174 自希対決区で共産が擁立しない
>>5175 保守分裂区
>>5176 維新・希望の比例単独
>>5178 両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員の行方
>>5179 希望の党の出身
  >>4044-4047 希望の党:結党11人+民進離党組以外で当選できそうな候補
>>5180 比例重複してない候補
>>5181 当選回数多い議員
>>5182 たぶん票差が少ないとこベスト11
>>5183 共産>立憲だった選挙区、京都3、インディーズ候補 
>>5190 共産>希望だった選挙区、希望で供託金没収
>>5202 高齢代議士リスト

>>5201 次回保守分裂しそうなところ
    宮城2区 福島5区 群馬1区 埼玉7区
    山梨1区 福岡11区 熊本2区 鹿児島2区
    山口3区>>5351>>5445 鹿児島1>>5418
>>5207 自民比例の状況
>>5208 立憲民主比例の状況

>>3918 連合に推薦されていない民進系議員
>>3926 解散時→公示前勢力 
>>4060 一家で複数の国会議員・国会議員候補
>>4117 野党系、前回当選回数順
>>4142 公明党情勢
>>4398 希望前職57名の内訳
>>4458-4460 自民重点区
>>4630 公明推薦のない自民候補選挙区


引退
>>5217東京10若狭勝
>>5458山梨1東京25 小沢鋭仁
>>5104岐阜4藤井孝男
>>5285岐阜5阿知波吉信
>>5261福岡9緒方林太郎
>>5103沖縄4仲里利信

5477チバQ:2017/11/07(火) 20:20:55
>>5161
>>5186
これか
二区 宮崎政久  ※落選
2650 チバQ 2017/11/07(火) 11:59:23
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171106-00000006-pseven-soci

 選挙最終盤の10月19日、沖縄・那覇市随一の歓楽街にある高級おでん屋の奥の個室で、秘密の会合が開かれた。上座に座ったのは二階氏最側近の武田良太・自民党副幹事長。「幹事長特別補佐」の肩書きを持ち、党内では「二階氏の政界裏工作担当」と呼ばれる。
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 同席したのは沖縄2区の自民党候補の選対幹部たちだが、その中に、敵陣営の最高幹部がいた。
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 沖縄1区で自民・國場幸之助氏と争っていた日本維新の会の下地幹郎氏の実兄で、地場大手建設会社の社長を務める下地米蔵氏と、やはり下地陣営の選対幹部を務める元県議の2人だ。自民党関係者がこの“呉越同舟会合”の中身を明かす。
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「会合では沖縄の選挙情勢分析が行なわれ、武田副幹事長は“下地(幹郎)さんは沖縄のために必要な人。国会に残ってもらわないと”と心配し、米蔵社長は“幹郎をよろしく”と頭をさげたと出席者から聞いています」
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 その下地氏は小選挙区では落選したが、九州ブロックの比例代表で復活当選した。
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 自民党副幹事長が選挙中に対立候補の選対幹部と会合を持つのは異例だろう。本誌の直撃に米蔵氏は、「選挙情勢の話をしただけ」、武田氏も「下地社長には沖縄2区で自民党が建設業界の票をもらっているからお礼を言った」と説明する。


 だが、地元では、「下地氏はもともと自民党橋本派の出身で、二階幹事長はその手腕を高く評価し、二階派にスカウトしたいと考えている。武田氏はそうした意を受けて会談を持ったのではないか」(前出・自民党関係者)という見方がなされている。

5478チバQ:2017/11/08(水) 20:30:25
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171108-00148544-diamond-soci
衆院選で政権に高齢者が批判的、若年層が肯定的になった理由
11/8(水) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン
衆院選で政権に高齢者が批判的、若年層が肯定的になった理由
総選挙の結果は与党の圧勝だったが、その中身を詳しく見てみると様相は違って見える Photo:日刊現代/アフロ
● 希望の党と立憲民主党の 比例票の合計が自民を上回る

 これまでの政権運営の信を問うとともに、消費税の一部を財政赤字解消から教育費の無償化に回すことに国民の理解を得る(裏返せば、予定通り消費税の引き上げは実施することに国民の賛同を得る)ためとして、安倍晋三首相が行った衆議院解散を受け、衆議院選挙が実施された。当初は、解散の根拠薄弱、森友・加計問題隠し、政権の自己都合と批判が多い中での選挙戦となった。

 「国難突破」を訴える政権与党に対して、野党は民進党が希望の党に合流する判断を示し、希望の党からの「排除」を嫌って一部が立憲民主党を立ち上げるに至ったため、“保守”対“中道”対“リベラル”といった3極構造の選挙戦となり、結果としては、小選挙区制の特色が発揮されて、第1党となった自民党の圧倒的勝利に終わったことは記憶に新しい。

 今回は、こうした経緯を含めて、種々に論評される政治情勢からやや距離をおいて、結果のデータに即して衆院選を振り返ってみよう。

 野党が分裂し、小選挙区で自民党が圧勝したので見えにくくなっているのが、有権者が示した政党支持の動向である。この点をうかがうため、民主党結党時までさかのぼって、衆参の国政選挙における自民党と民主党(およびその後継党)の比例獲得票の推移を図1にあらわした。

 これを見ると自民党の比例獲得票は、2005年の郵政選挙を除くと、1500万〜2000万票でかなり安定していることが分かる。むしろ、大きく増減しているのは民主党(およびその後継党)である。政権交代を実現した09年の3000万票と、その後政権を失って最低まで落ち込んだ13年の700万票との間では、4倍以上の差があるのである。

 実は、13年以降は民主党、および民進党の比例獲得票は回復傾向にあり、今回の衆院選でも、獲得議席とは正反対に、民進党から分かれた希望の党と立憲民主党の比例獲得票の合計は、自民党を上回ってさえいるのである。

 こうして見ると、なぜ民進党は生まれたばかりの希望の党に合流しようという考えになったのかが、むしろ不思議なくらいである。これは、野党側の単なる見込み違い、自民党から見れば敵失として片付けられる現象だったのだろうか。ここでは、こうした結果に至った必然的な流れについて考えてみよう。

● 若年層と老年層とで 分裂した比例票

 今回の衆院選の投票行動で目立っていたのは、若年層と老年層の投票先が異なる方向へ動いた点である。

 図2には、今回の比例投票先を年代別に見たものである。データはNHKの出口調査の結果を用いた。主要新聞の出口調査の結果でも同様の傾向が出ている。

 比例票における自民党への投票は20代の50%が最も多く、60代の32%が最も少なくなっている。逆に、立憲民主党への投票は、最低は20代の12%であり、最高は60代の25%となっている。希望の党は立憲民主党と似ているが、世代ごとの差はずっと小さい。立憲民主党と希望の党を比べると、若い世代では後者が上回り、老年層では前者が大きく上回っているのも特徴的である。

 これは、新しい現象である。12年衆院選以降の自民党への比例獲得票の割合について、世代別データを図3に示したが、50代以上の高年層では自民党票は減少の一途をたどり、逆に、30代以下では、増加の一途をたどるという世代別に正反対の動きが認められる。この結果、この5年ぐらいで、自民党への投票率は、いわば、「若低老高」から「若高老低」へ大きく変化したのである。

 ちなみに、今回の立憲民主党に対する草の根支持の拡大を「09年の政権交代選挙の時のような盛り上がりだ」と評する向きもあるが、当時の自民党投票率では30〜40代の大きな落ち込みが目立っていたのと比較すると全く異なる投票パターンとなっており、類似したところはない。

● 事実上の最大争点は 対立が目立たなかった社会保障

 こうした動きは、一般には、若年層の保守化傾向ととらえられることが多い。また、若年層の保守化傾向ではなく、逆に、定年後を迎えて余暇が増え、若い頃経験した学生運動などへのノスタルジードライブがかかるようになった老年層の左派回帰現象とみなすことも可能である。

 しかし、政治的な構図の重大な変化を、こうした世代的な精神傾向の問題として片付けてしまってよいものなのだろうか。

5479チバQ:2017/11/08(水) 20:30:52
 マスコミで報道される野党の与党批判を聞いていると、森友学園と加計学園の問題や憲法改正の是非が争点になっているように見えるが、有権者の立場から見ると今回の衆議院選の争点は果たして何だったのだろうか。この点に関する世論調査の結果を図4に掲げた。

 有権者が重視する争点としては、「年金・医療」が圧倒的に第1位であり、「子育て支援」、「北朝鮮の核・ミサイル問題」、「憲法改正」が同率で2位となっている。「年金・医療」と「子育て支援」はどちらも社会保障の問題であるので、何よりも社会保障が争点だったと有権者は見ているようだ。

 わが国では高齢化が人類史上かってないレベルにまで達し、拡大する社会保障給付と、それに対して不十分な税収・保険料というアンバランスが直面する最大の課題となっていることが誰の目にも明らかになっている以上、有権者の関心がそこに向かうのは当然だろう。

 だが、政策を巡る与党と野党のテレビ討論や、街頭演説を聴いていても、目指すべき社会保障の姿は何かという点が争点になっているようには思えなかった。与野党を問わず、有権者のますます大きな割合を占めるようになった高齢者に嫌われるようなことを言う政治家はいないので、主張に大きな差は生じないのである。そこで、有権者は、各政党が公約として明言している社会保障以外の政策を社会保障政策の方向性に読み替えて、投票先を決めるほかないことになる。

● 老年層が政権に批判的で若年層が肯定的 その理由は社会保障への立場の違い

 社会保障政策の現状の方向は、大きな部分を占める年金、医療、介護などで高齢者優遇を是正していく動き、また、高齢者福祉と比べて手薄だった若い世代向けの教育や子育ての強化、および貧困対策の三つだろう。本当に正しく使われるということが信じられないこともあって、社会保障給付の増大に十分見合った税収・保険料増を国民に納得させることは難しい。

 そこで、社会保障給付の抑制を基調としたこのような政策方向に行きつかざるを得ないのである。こうした政策は、貧困対策は除いて、高年層の既得権を侵すことであるので高齢者は反発し、若年層は、むしろ、もっと進めよと言う立場であろう。

 だとすると、高齢者は、こうした社会保障の方向性を結果として“是”としている与党に反対の立場、若年層は賛成の立場ということになる。つまり、憲法改正や安保法制などに反対する野党勢力は、社会保障でも同じように与党に反対してくれると期待できるので、高齢者にとって頼もしい存在ということになる。

 かつて、高齢者の感情的な反発を招いた後期高齢者医療制度の創設(2008年)に当たって、これに対する代替案もないのに廃止法案まで提出して反対した野党が“たなぼた”式の国民支持を獲得したことが、悪しき先例となったことは否めまい。

 高齢化と平行して、有権者に占める高齢者の割合がますます拡大している中、何でもかんでも与党の政策に反対する立場を打ち出していさえすれば、与党が推進しようとしている社会保障改革に対しても、「高齢者の味方」と見なされることになるので選挙では有利なのである。

 社会保障政策以外の政策は、今や高齢者に不利な社会保障改革への“アンチ”を示すシンボルにすぎないという側面が強まっている。与党自民党への比例票が若年層で多く、高年層で少なくなってきているという上で示した状況変化は、こうした動きを反映しているものと見なさざるを得ないのである。

 つまり野党は、政策の違いには目をつぶって大同団結し、与党への何でも反対政党になっていれば、黙っていても選挙に勝てる状況になっている。しかし、こんな実態と看板が矛盾するような不健全な政党の立場には耐えられず、また以前の政権獲得後の失政がそうした不健全な政治スタンスによるものだと反省して、そんな野党から飛び出そうとする政治家が現れる。

5480チバQ:2017/11/08(水) 20:31:09
一方、人口規模の小さな北欧諸国で社会保障が比較的円滑に機能していることから、社会保障改革の王道は、有権者の目に見える政治活動と国民との信頼回復によって、政治家と有権者が痛みを分かち合える状況を作り出すことが前提となるという考え方がある。

 国民は、社会保障の受益に応じた負担をむやみに嫌がっているわけではない。負担した税・保険料がどう使われるかについて不信を感じているから、受益の合理化や負担増に対して何でも反対せざるを得ないのであり、もし、中央ではなく地方に権限が移り、政治家と有権者の関係が密接になれば、そういう不幸もなくなるという考え方である。

 当人たちは意識していないかもしれないが、地方分権を旗印にした大阪、名古屋、東京におけるローカルパーティーの動きは、究極的にはそうした目標を実現しようとしているものだと考えられる。この点については、連載第20回の「日本国民の政治家への信頼度はなぜ世界最低レベルなのか」でも触れたので参照されたい。

 さまざまに物議を醸す政治家のパフォーマンスからいったん離れて、大局的に政治情勢を観望すると、左派ノスタルジーの色彩の濃い何でも反対政党からの脱却志向と、地方分権改革を目指した地方発の政治勢力づくりという、この二つの流れが合流し、健全な中道政党を作ろういうのが、希望の党の結成なのだろう。政策の違いを無視した野党の大同団結という路線は、いくらなんでも乱暴だったのである。

 もし、今後も野党が余計なことはせず、何でも与党に反対の大同団結政党を形成すれば、高齢者票が集中して、政権移行が行われる可能性が高い。しかし、そうなれば、与党も人気取りのため社会保障改革の手を緩め、高齢者の既得権益不可侵にギアチェンジし、社会保障の“袋小路状態”はさらに強まるであろう。これは超高齢化社会に突入したわが国の根本的な政治的ジレンマだといえる。

 だとすると、正面からの問題解決には程遠いとはいえ、従来通りの社会保障を望む高齢者票が死票となる結果になった今回の野党分裂は、かえってよかったのかもしれない。

 社会保障政策を政治対立から切り離す仕組みが整わない限り、憲法改正、安保政策、原発・エネルギー政策、経済活性化策、地方分権政策など、その他の分野の政策選択を国民に用意するための与野党対立がほとんど無意味となってしまう。こうした状態が、わが国の進路にとって決して好ましいとは言えないことだけは確かである。

 (統計データ分析家 本川 裕)

本川 裕

5481チバQ:2017/11/08(水) 20:43:37
http://www.sankei.com/politics/news/171108/plt1711080001-n1.html
2017.11.8 01:00
【政界徒然草】
最終決戦はまだ続く? 保守分裂、激戦の衆院選山梨2区の因縁対決
 先の衆院選で負ければ最後、比例復活はないという自民党系無所属同士が争った山梨2区は堀内詔子衆院議員(52)に軍配が上がった。3098票差で破れた長崎幸太郎前衆院議員(49)は二階俊博幹事長(78)率いる二階派所属、一方の堀内氏は岸田派に所属し、「派閥代理戦争」に勝利した岸田文雄政調会長(60)は領袖として面目を保った。12年にわたる因縁の対決は今回が最終決戦という位置づけだが、本当に終止符を打つのか見通せない。

 10月22日午後11時すぎ、山梨県富士吉田市の堀内氏の選挙事務所に「当確」の一報が届いた。歓声と拍手の中、堀内氏は「皆さま一人ひとりの力で勝利でき、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。「保守分裂選挙で勝たせてもらった。天国の父に報告したい」とも語る堀内氏。寄り添う次男の手には昨年5月に亡くなった義父・光雄氏の遺影があり、堀内家としては弔い合戦の意味合いもあった。

 堀内家と長崎氏の因縁対決は平成17年の郵政選挙までさかのぼる。当時、自民党重鎮の光雄氏は郵政民営化に反対、無所属で出馬した。その「刺客」として自民党が送り込んだのが長崎氏だった。長崎氏は光雄氏の引退後、後継の堀内氏を直近2回の衆院選で退け、堀内氏は比例代表で復活した。

自民党山梨県連は今回も堀内氏を公認申請したが、二階氏は長崎、堀内両氏を無所属で出馬させた上で、当選者を追加公認する異例の裁定を下した。21年衆院選の公認争いに反発、離党した長崎の復党も認めた。

 岸田氏は「二階裁定」に反発したが、覆らなかった。「党の力のある人によって県連の公認申請は無視された。こんなことが許されるのか」(堀内氏支持の自民党県議の白壁賢一氏)と地元も反発したが、結果的に怒りをバネに勝利をつかんだ。

 その「当確」は甲府市の自民党県連会館にいた参院議員の森屋宏県連会長(60)にも届いた。「勝ちました、勝ちました」。岸田派の古賀誠名誉会長(77)に続き、岸田氏にも電話をかけ、涙ながらに喜びを分かち合った。

 今回、古賀氏は堀内氏勝利の立役者の一人といえる。関係者によると、昨年秋、長崎氏の自民党復党を審査する党紀委員会開催をめぐり、堀内氏周辺は古賀氏に相談したが、「選挙に勝たないと駄目だ。選挙に勝つためならば何でもやってやる」と古賀氏は伝えたという。要は、党紀委員会の多数派工作といった小細工はせず、直接対決で勝利することが最も大事だという趣旨だった。

5482チバQ:2017/11/08(水) 20:44:01
 堀内氏も古賀氏のアドバイスを受け、早い段階から無所属同士のガチンコ対決に臨む覚悟を決めていた。古賀氏も選挙中、各種団体を中心にテコ入れを図るとともに、選対幹部に連日電話で戦況を聞いた。派閥領袖の岸田氏も選挙終盤、応援に駆け付けた。

 「勝因? 堀内本人も支援者も比例復活がない崖っぷちという危機感が強く、目つきが違った。裏を返せば、過去2回の選挙は比例復活があるから…甘かった」。選対幹部はこう振り返る。

 一方、長崎氏は10月22日、山梨県内の選挙事務所で「結果はすべて私の責任。おわび申し上げます」と支援者に頭を下げた。 選挙戦は岸田派に負けず劣らず、二階派メンバーが続々と応援に入った。その一人は街頭演説で「どんなことをしてでも、長崎を勝たせてくれ」との二階氏の伝言を紹介し、支持を呼びかけたが、及ばなかった。

 敗因の一つに挙げられるのが、期待していた旧民主党票の流出だ。前回衆院選で候補者を出さなかった旧民主党の組織票は長崎氏に上積みされたが、今回は立憲民主党の新人候補に流れたのだ。その旧民主党支持者の一部は堀内陣営の遊説隊に加わっていた。

 こんな分析もある。昨年8月、二階氏が金丸信・元自民党副総裁(1914〜96年)の墓参りのため、山梨県南アルプス市を訪問した際、長崎氏の自民党復党問題について「党のために役立っていただける人材。みんなの意見を聞いて私なりの判断をする」と復党をにじませた。

 二階氏にしてみれば、墓参を通じて金丸氏の後援会「久親会」メンバーの支援を取り込む狙いがあったのかもしれないが、逆効果だった。「オヤジを復党に利用しやがった」との声が続出し、長崎氏から離れていったという。

 さまざまな分析はあるものの、勝敗は紙一重。「崖っぷちの堀内氏の危機感に比べて、長崎氏は相手を甘く見ていた」(党関係者)との声が少なくない。

 「まだ先がある」と励ます支援者の声を背に、長崎氏は捲土重来を期すのか。「最終決戦の第2幕」が開くのかは見通せないが、因縁対決を終えた堀内、長崎両陣営の禍根は消えない。

5483チバQ:2017/11/08(水) 22:05:24
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1711060002.html
【関西の議論】「顔も知らない」「裏切り者」 希望の党・小池氏「地元」で大惨敗 批判にさらされたチルドレン
11:39産経新聞

【関西の議論】「顔も知らない」「裏切り者」 希望の党・小池氏「地元」で大惨敗 批判にさらされたチルドレン
衆院選兵庫6区で敗戦が確実となり、涙ぐみながら質問に答える希望の党の小池百合子代表の元秘書、幾村奈応子氏。希望は失速し、「小池旋風」は吹かなかった=10月22日、兵庫県宝塚市
(産経新聞)
 10月22日に投開票された衆院選で、民進党を事実上、吸収合併するなど話題の中心となった小池百合子都知事率いる希望の党。小池氏の出身地で、衆院議員時代に一時地盤とした兵庫県では「小池チルドレン」の元秘書2人を含む10人が立候補した。他陣営は7月の都知事選で吹き荒れた「小池旋風」への警戒感を強めたが、人気にあやかろうとした民進議員の無節操な合流と小池氏の「(左派リベラル)排除」発言、さらには政策のあいまいさに加え、ついに小池氏自身が立候補しなかったことで失速。民進県連から支援要請された地元議員らも新人の候補者に「顔も知らない」と猛反発し、追い風は吹かなかった。希望の候補者は孤立無援の中、選挙区で全敗という結果に終わり、比例代表での復活もかなわなかった。大惨敗の裏で何が起きていたのか。(岡本祐大)

「あいさつにも来ない」

 「私のもとで政治の道を歩んでくれた彼女を(小池氏がかつて地盤とした)兵庫6区(宝塚市、伊丹市など)の代表として国政へ送り届けてもらえませんか」

 公示後初の土曜日となった10月14日、小池氏は阪急宝塚駅前(宝塚市)で、イメージカラーの緑色のスカーフを巻くなどして集まった約700人を前にこう訴えた。その横で頭を下げ続けたのが小池氏の「後継者」として出馬した幾村奈応子氏(37)だった。

 幾村氏は小池氏の秘書を9年間務めた経歴を買われて立候補が決まった。だが、鹿児島出身の彼女にとって6区は完全にアウェー(敵地)。民進県連から幾村氏を支援するよう要請された地元の民進系議員の多くは、民進の公認候補に予定していた元伊丹市議の桜井周氏(47)が立憲民主党から出馬することが決まると、「(幾村氏の)顔も見たことがないし、あいさつにも来ない。そんな候補は応援できない」として、桜井氏のもとに集まった。

 組織のサポートが受けられなかった幾村氏は小池氏頼みの選挙戦を展開。小池氏から託されたかつての支援者リストを手にあいさつ回りに専念した。選挙事務所には小池氏のポスターがずらりと貼られ、「誰が選挙に出ているのか分からない」と対立陣営関係者から揶揄(やゆ)された。

 準備不足も深刻だった。出馬表明直後は地元の課題について「これから勉強していく」としていたが、公示後も小池都政の実績アピールを繰り返すばかり。応援に来ていた地元議員から「もっと地元の課題について話さないと」と苦言を呈されると、「勉強します」と答えるのがやっとだった。

 結局、小池氏の応援演説も追い風に変えることはできず、4人の候補者が立った選挙区で最下位に終わり、「小池氏の地元で勝てなかったのが残念」と涙ぐんだ。陣営によると、年内にも選挙区内に事務所を構え、引き続き国政を目指して活動を続ける方針という。

5484チバQ:2017/11/08(水) 22:05:37
出回った怪文書

 兵庫4区(神戸市西区、西脇市など)では公示当日、自民党前職の藤井比早之氏(46)が西脇市で行った出陣式で、支援者らを前に「藤井を助けてください。よろしくお願いします」と土下座した。

 藤井氏を支援した地元市議の一人は「土下座は最後の手段。初日からするとは」とあきれた様子で話したが、藤井氏にとってはそれだけの事情があった。衆院解散直前まで藤井氏の政策秘書を務めていた野口威光(たけみつ)氏(43)が希望公認で4区から出馬したからだ。

 野口氏は藤井氏の秘書になる前に、学生時代から13年間、小池氏の秘書を務めた。出馬の打診があったのは衆院が解散した9月28日。もともと藤井氏の秘書を辞めることは決まっていたが、事務所の鍵を返して間もないというタイミングで、小池氏から「一緒にやりましょう」と請われ決断した。

 3期連続当選を目指す自民前職と、その元秘書による直接対決は注目を集めたが、当人同士は表だって相手を非難することは避けた。藤井氏は取材に「誰が出てきても自分の戦いをするだけ」と繰り返した。支援者へのあいさつ回りでも野口氏が秘書だったことは説明しなかった。野口氏も演説などで藤井氏について直接言及することはほとんどなかった。

 ただ、藤井氏を支援する自民関係者からは野口氏に対し、「裏切り者」「仁義が通っていない」と批判が殺到。両氏を中傷する出所不明の怪文書が出回るなど泥仕合の様相も呈した。

 野口氏はさらなる逆風も受けた。人手不足を理由に民進県連から運動員の派遣を受けることができず、民進系の地元議員らは「直前まで自民にいた人物を応援できるわけがない」と突き放した。

 ボランティアの運動員とともに無党派層の多い神戸市内を中心に回ったが、知名度不足に苦しみ、組織を固めた藤井氏にはかなわなかった。比例復活もできず、「全国的に風が吹かない中、政策論争を深めるには党としても個人としても時間が足りなかった」と悔しさをにじませた。今後については幾村氏同様、事務所を構えて引き続き国政を目指すとした。

民進地方組織に残った傷痕

 小池チルドレンらが惨敗するなど、失速が目立った希望。小池氏は10月25日の両院議員懇談会で「自分の言動で多くの人を傷つけた」と謝罪。出席者からは代表辞任を要求する声も噴出した。

 民進兵庫県連でも10月28日に拡大常任幹事会を開き、議員ら約40人が出席。「民進が希望と一緒になろうとしたのが間違いだった」と執行部の判断を非難する意見が出た一方、「民進のままの方がいい結果だったと思うのか」との声もあり、議論は紛糾した。結局、党本部の指針通り、当面は民進の地方組織として県連が存続することが確認された。

 県連幹部は「『ばらばらになってはいけない』『議員の取り合いをすべきではない』などの意見が出た」と安堵(あんど)の表情を見せたが、今後の見通しについては「党本部の方針が固まらないうちはどうにもならない」とあきらめた様子で話した。

 一方で、希望から出馬し落選した候補者は「旧民主党へのノスタルジーは理解できるが、10年先も民進の看板で戦えるとは思えない」と指摘する。

 民進所属のある県議は選挙期間中に「野党共闘がぶちこわされ、小池氏は『自民の差し金』じゃないかとすら思う」と恨み節をこぼした。その言葉通り、「小池旋風」は地方でも民進に深い傷痕を残している。

5485片言丸:2017/11/09(木) 07:48:30
>>5478-5480
この議論は面白い目の付け所だが、逆に、ノスタルジックドライブを否定して、高齢者の相当部分が深層心理で高齢者などへの手厚い福祉や財政支援の充実を求めて立憲民主党に入れたとまで見てしまっていいのか疑問もある。

5486チバQ:2017/11/11(土) 21:33:55
http://news.livedoor.com/article/detail/13869644/
【野党ウオッチ】橋下徹氏が駆除できなかった「チョロネズミ」たちのとんでもない生命力!?

2017年11月10日 1時1分 産経新聞
9月25日、政党を次々と変える議員を「チョロネズミ」と揶揄した橋下徹氏のツイッター
写真拡大 (全3枚)
 「政党を行ったり来たりするチョロネズミが駆除され、憲法改正論議や安全保障論議が現実的なものになるという結果を生み出したことは日本にとって良かった」。

 第48回衆院選の全議席が確定した10月23日、橋下徹前大阪市長(48)はツイッターへの投稿で選挙戦をこう総括した。しかし、橋下氏の期待に反し、とてつもない「生命力」を発揮して生き残ったネズミたちもいるようで…。

 「チョロネズミ」という言葉は、衆院解散が濃厚になったころから橋下氏が発信するようになったワードだ。小池百合子東京都知事(65)が希望の党の設立と代表就任を表明した9月25日には、首長として国政政党を発足させた“先輩”として、ツイッターで次のような助言を送った。

 「政治家として生き延びたいために維新に一度足をかけ、その後どこかに行き、そして今度は小池新党に入ろうとするチョロネズミは新党に害。小選挙区で負けて比例復活しただけの議員も党内主導権を獲ろうとうるさいだけ。それでも(政党要件の)5人(の国会議員を)揃えなければならないので辛いが。経験者より」

 橋下氏が率いた地域政党「大阪維新の会」は、平成24年9月に「日本維新の会」として国政進出し、同年末の衆院選で54議席を獲得した。結いの党との合流などを経て「維新の党」へと姿を変えた後、27年に分裂し、橋下氏らは新党「おおさか維新の会」を結成した。同年末に橋下氏は政界引退し、おおさか維新の会は28年8月に「日本維新の会」へと改称、現在に至る。

 橋下氏が批判する「小選挙区で負けて比例復活しただけの議員」とは、維新の党分裂の際に決別した民主党出身の比例復活当選者らを指す。党の看板に救われて当選しておきながら「維新スピリッツ」に唾するかのような言動を繰り返す議員たちに対して、橋下氏は強い不快感を抱いていた。

 先の衆院選では、橋下氏がツイッターで言及した通り、これに該当する者の多くが落選の憂き目を見た。しかし、わずかではあるが、ちゃっかり生き残った政治家もいる。

 希望の党の今井雅人衆院議員(55)はその一人だ。

 読者の中には「チョロネズミという表現はさすがにひどいだろう」と思う向きもあるかもしれないが、この今井氏、なんと過去4回の衆院選全てに違う政党から立候補し、いずれも比例復活当選というものすごい遍歴の持ち主なのだ。党の看板「だけ」に頼り続けて、いまや立派な中堅議員の期数に達してしまったのだから、そのしぶとさには恐れ入るばかりである。

 今井氏は旧民主党が政権奪取を果たした21年の衆院選で同党の公認を受けて初当選した。24年の衆院選は日本維新の会、26年は維新の党、そして先の衆院選では希望の党から出馬して「選挙区敗退→比例当選」のゾンビ復活劇を繰り返している。

 そもそも、旧民主党に三くだり半を突きつけて日本維新の会に参加したはずの今井氏だが、橋下氏らと決別した後は、民進党結成に参加する形で古巣への実質的な「復党」をあっさり果たした。たもとを分かった橋下氏から「野田(佳彦)政権がもうダメだとなったとき、自分だけはとにかく当選するために、まさに保身のために、僕に助けを求めてきた」と無節操ぶりを批判されたのもむべなるかな、である。

 さて、希望の党は先の衆院選の公約で「現行の安全保障法制は憲法に則(のっと)り適切に運用します」とうたっている。「踏み絵」と呼ばれた政策協定書にも同様の文言がある。ごく普通の日本語読解能力がある者にとっては、同党の政策が「現行の安全保障法制」を前提としていることは疑いようがない。

 しかし、今井氏は10月25日、国会内で記者団に次のような持論を披露している。

 「民進党から(希望の党に)行った人たちは『変節した』『筋を曲げた』といわれるが、協定書をよく読むとそんなことはない。『合憲の範囲での運用』『あとは見直しをしていく』と書いてある。今までわれわれが主張していたことと違わない」

 民進党は安保法制を憲法違反だと主張し白紙化を唱えてきた。その主張を前提にするなら「現行の安全保障法制は憲法に則り適切に運用」という書きぶりには決してならない。希望の党の政策に賛同した有権者のみならず、民進党の主張を支持する国民をも愚弄する姿勢だ。

 …と、まじめに突っ込むのはヤボなのかもしれない。変節を都合よく正当化し、臆面もなく「今までの主張と違わない」と断言する図太さこそが、4回連続ゾンビ復活の「生命力」の源泉なのだろう。凡俗の身にはとてもマネできない、と敬意を表しておきたい。

5487チバQ:2017/11/11(土) 21:34:16
 「チョロネズミ」の中には、枝野幸男代表(53)率いる立憲民主党に逃げ込んで生き残った者もいる。もはや小欄ではおなじみの初鹿明博衆院議員(48)である。

 初鹿氏は、今井氏と同じく21年の衆院選に旧民主党から出馬し初当選した。初陣では選挙区(東京16区)を制したが、24年の衆院選では日本未来の党から立候補し落選、26年と29年はそれぞれ維新の党と立憲民主党の公認候補として比例復活当選している。

 24年の衆院選の際に私が取材した初鹿氏の街頭演説会では、次のように記されたビラが配布されていた。

 「私の考えは全て民主党の方針と正反対になってしまいました。自分の信念を曲げてまで大きな組織に依存し続けることはできないと考え、信念を貫くために民主党を離れる決断をしました」

 だが、威勢のいい主張もどこへやら。今井氏と同様、初鹿氏もその後の民進党結党に参加し、「全て正反対」「信念を貫くために離れる」と公言した政党に堂々と復帰した。

 それだけではない。先のビラにはこんな文言も踊っている。

 「民主党は自民党と変わらない新自由主義の政策を取るようになっています。第3極と言われる(日本)維新の会も基本的には民主、自民と同じ新自由主義。そして、外交面ではどこもタカ派」

 「第三極とはまやかしで一極化が進んでおり、どこが政権を担うことになっても、進みゆく方向は全く同じであります」

 もはや主張の不整合を指摘するのもむなしくなる。「民主、自民と同じ新自由主義」「まやかし」とこき下ろしている旧日本維新の会は、26年の衆院選で公認を得た維新の党の前身だ。わずか2年前に猛批判を浴びせた政党から平然と出馬する厚顔無恥ぶりには言葉を失うが、比例復活当選が決まった直後には、さらなる仰天の持論をツイッターに投稿している。

 「維新の党に入ったことに対するご批判もいただきましたが、無所属や他の野党では当選出来なかったので、結果オーライと思って下さい」

 今回の衆院選でも「結果オーライ」で立憲民主党への追い風に乗ることができた初鹿氏だが、タクシー車内で知人女性に強引にわいせつ行為をした疑惑を週刊文春に報じられ、当選早々に6カ月間の役職停止処分を受けたことはご承知の通りである。

 衆院選期間中、石原慎太郎元東京都知事(85)はツイッターにこんな感慨をつづった。

 「今度の選挙では候補者達の卑しい人格が透けて見える。戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ。その中で節を通した枝野は本物の男に見える」

 選挙のたびに違う政党から立候補し、批判していたはずの勢力といつのまにか手を組んでいる-。節操なき「チョロネズミ」たちが永田町から一掃される日は訪れるのか。 (政治部 松本学)

5488チバQ:2017/11/11(土) 22:37:10
チョロネズミの見方をするわけではないが
論理の一貫性がないひどい文章だ
>「民主、自民と同じ新自由主義」「まやかし」とこき下ろしている旧日本維新の会は、26年の衆院選で公認を得た維新の党の前身だ。
として、2012年:日本維新の会と 2014年:維新の党を同一視している
(まぁ、法的にも同一ですしね)

に対し
>この今井氏、なんと過去4回の衆院選全てに違う政党から立候補し、いずれも比例復活当選
>旧民主党が政権奪取を果たした21年の衆院選で同党の公認を受けて初当選した。24年の衆院選は日本維新の会、26年は維新の党、そして先の衆院選では希望の党から出馬
として、日本維新の会と維新の党を別の党として判断してる。


一つの文章の中で、整合性のないこと言っておいて
>主張の不整合を指摘するのもむなしくなる。
ってのは、これこそむなしくなるわ

5489とはずがたり:2017/11/12(日) 09:38:03

すっかり忘れてたけど2区椎木は江田維新を裏切っておおさか入りした議員でその論功に吉村後継の大阪2区貰えたんだな。で,改発は落下傘が気に喰わず熱心に動いてなかったようだ。

落下傘では地元に根を張る左藤落とすのは難しいし矢鱈威張ってる維新の地方議員も面白くなかろうって事で次は(維新があるのかそもそもわからんが)地方議員をおっ立てる感じになるのかな?

https://twitter.com/sastai/status/929324246920151040
水有 照善?
@sastai
フォローする @sastaiをフォローします
その他
返信先: @matsumotosensyuさん
いやー、まさか2区の椎木さんの選挙の時に勧められてもマイクを一度も持たなかった改発先生がマイクを使って喋ってる写真が出て来るとは思いもしませんでしたわーwww
4:25 - 2017年11月11日

https://twitter.com/osakapolitics/status/917725875499524097
大阪政治ナイト?
@osakapolitics
フォローする @osakapoliticsをフォローします
その他 大阪政治ナイトさんがみなたか@日本一のワンダホー\(^^)/をリツイートしました
この #しいき保 という維新の衆議は、
前回関東か落下傘で出馬も落選、吉村の市長選出馬に伴い繰り上げ当選になった人物だが、
維新の分裂騒ぎのときに、維新の党側へ行くと誓約書書いて、即騙しておおさか維新に移籍したクズです。落としましょう!

あたご?
@h_ishi_0825
10月10日
その他
返信先: @osakapoliticsさん
ここ落とすには公明党の力と改発市議の支持層を崩す必要がある。左藤さんの露出拡大も必須。改発市議は住民投票以後維新という単語を使っていない。地域は維新、国政は自民地域で維新に流さない戦術が必要。いわき府議に暗躍させてはいけません。改発市議は維新無くても市議選に当選するんだけど。

5490チバQ:2017/11/12(日) 10:11:18
>>5489
とはさん。大阪2区への公認をもらったのは、橋下江田時代(14年選挙前)ですので、『裏切りの論功勲章で大阪二区公認もらった』は間違ってるかと

5491チバQ:2017/11/12(日) 11:02:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171111-00010000-kachimai-hok
支部長は当面空席 衆院選敗戦、年内めどに総括 自民党道11区
11/11(土) 14:09配信 十勝毎日新聞 電子版
支部長は当面空席 衆院選敗戦、年内めどに総括 自民党道11区
冒頭のあいさつで陳謝する中川氏(11日午前10時15分ごろ)
 自民党道11区支部の支部長会議が11日午前10時から帯広市内のとかち館で開かれ、10月の衆院選に中川郁子氏(58)が出馬した後に空席となっている支部長人事について、当面は空席のままとすることを確認した。喜多龍一支部長代行ら3道議を中心に、遅くとも年内に同人事に関する方針と、中川氏が落選した衆院選の総括などをまとめる考え。

 この日は市町村の支部長や執行部など36人が出席。会議は冒頭のあいさつのみ公開され、議事は非公開で行われた。終了後、大谷亨幹事長が取材に応じた。

 党の「選挙区支部長・衆議院比例区支部長選任に関する基本方針」によると、「支部長の任期は総選挙から総選挙の間」とされ、10月の衆院選で中川氏が出馬した時点から11区支部長は不在の状態だった。

 喜多支部長代行のあいさつの後、中川氏は「繁忙期の中、懸命に支援していただいたが、結果を出すことができなかった」と頭を下げた。その上で「自民党11支部を立て直すため、今後も汗をかいていきたい」と述べ、退席した。

 会議では出席者から「農繁期で思うように動けなかった」「過去の(中川氏の)スキャンダルで女性票が取り込めなかった」などの声が出たという。

 大谷幹事長は「出された意見を基に執行部で今回の検証結果を取りまとめたい。支部長に関しては、党本部から支部長選任に関する新たな基本方針が示されるのを待ち、選考方法を含め早い段階で支部長会議を開き方向性を示す」と話した。(佐藤いづみ、小縣大輝)

5492チバQ:2017/11/12(日) 11:28:47
>>5490
吉村は4区なので後継とゆー表現もおかしいですね

5493パリ行最終便:2017/11/12(日) 19:24:56
https://news.goo.ne.jp/article/joetsutj/region/joetsutj-5a06bfbb4c0db103fa20c52b.html
梅谷守氏が次回衆院選出馬の決意固める 政党公認候補を希望

08:27上越タウンジャーナル

先の衆院選新潟6区にオール野党の統一候補として無所属で出馬し、落選した梅谷守氏(43)が2017年11月11日、新潟県上越市内で記者会見を開き、次回の衆院選に新潟6区から再挑戦する決意を固めたと発表した。梅谷氏は無所属で出馬したことに「何ら後悔はない」としたが、「次回は願わくば政党に所属して臨みたい」と語り、政党公認候補としての出馬を希望する意向を表明した。

梅谷氏は「先回の選挙で破れてから、今日に至るまで、(支持者からの)強い熱い思いをいただいている」とし、支持者や関係者からの再挑戦を望む声などを受け、家族と相談し、次回への再挑戦を決めたという。 今回の選挙戦では市民連合と社民党、共産党などオール野党の統一候補無所属で出馬。自民党の高鳥修一氏に約2000票の僅差で敗れた。敗因を「私自身にある。歩き足りなかった」と振り返る一方、「歩いた所はてきめんに効果があった。ただ、1人で歩くのは限界がある。(次回も)野党連携の構図がもう一度なされることを望む」と語った。

一方、無所属での出馬については比例復活がないなど「不利な条件」の大きさを実感したといい、次期衆院選では政党公認での出馬を強く望んでいる。現時点での候補となる政党については「特にない」と話したが、「『希望の党』にだけは行かないと言うことははっきりしている。立憲民主党は視野にはいれているが、今後の状況を見極め、最終判断したい」。 今後については政策の基本は今後も変えないものの、情勢次第で対応し、「落選中の身だが、上越ではたくさん期待をいただいている。知事や市長らと連携し、自分なりに民意を届ける活動をしたい」と締めくくった。

5494とはずがたり:2017/11/12(日) 20:05:25
>>5490
吉村の市長選転出で繰り上げ当選その他を色々勘違いしてました。ヌルい書き込み失敬しました。ご指摘感謝っす

5495名無しさん:2017/11/13(月) 13:46:57
「日本一選挙に強い」政治家・中村喜四郎という生き方
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53375


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「日本一選挙に強い」政治家・中村喜四郎という生き方
マスコミ嫌いの本人が重い口を開いた 
週刊現代 プロフィール
国会議員も政治記者も「今、どうしてるんだろうね」と口を揃えるのがこの元建設大臣。今回の総選挙でも楽々当選した中村喜四郎が、「無所属」で孤塁を守り続けるのは、彼なりの信念があるようだ。

議員会館で見たことがない

「国会で発言しなければ、議員としての責任を果たせないかといったら、そうではない。群れると感性が鈍る」

本誌にこう語るのは、元建設大臣の中村喜四郎代議士(68歳)だ。

ゼネコン汚職で逮捕され、自民党離党から23年が経った。連続当選を重ね、今も無所属で衆議院議員を続ける中村は、大のメディア嫌いで知られ、実像を知る者は少ない。

「廊下で見かけたことすら何年もないよ。会期中以外は永田町に出てくることはない」(議員会館で同フロアの代議士)

全国紙のベテラン政治部記者も続ける。

「謎の存在です。20年間、本会議での発言はゼロ、質問主意書もゼロ、委員会では一度発言しただけ。何も発信をしていない以上、政治家としては無価値のように思えます」


中村喜四郎は、かつて自民党旧竹下派のホープだった。山崎拓・小泉純一郎・加藤紘一による「YKK」に加わり、「NYKK」と称したグループを作っていたこともある。山崎拓が回想する。

「加藤紘一さんが(経世会の)中村さんも仲間に入れたいと言いましてね。中村さんは政治センスもよかった。細川政権の成立でも、最初に細川擁立案を言い出したのは中村さんだったはずです」

'49年生まれの中村は、日大卒業後、田中角栄の秘書を経て'76年に衆議院議員に初当選。43歳の若さで建設大臣も務めた。

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同じ竹下派にいた鈴木宗男が当時を回想する。

「一途な政治家でした。国対副委員長時代、暴れん坊・浜田幸一さんが国会運営の問題で迫ると『党の方針はこうだ!何を言うか』と毅然とした態度だった。まだ68歳の若さですか。あの事件さえなければね……」

総理候補の呼び声さえあった中村の人生を暗転させたのが、'94年のゼネコン汚職事件だった。斡旋収賄容疑で逮捕され、懲役1年6ヵ月の実刑判決を受けた。

「YKKにいた頃は明るくて開放的な人だったんですが、逆境を経て性格が変わったんじゃないか。殻に閉じこもってしまってね。自分を摘発した検察当局や、政界への反発がものすごくあったと思う」(前出・山崎)

5496チバQ:2017/11/13(月) 18:41:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000048-spnannex-soci
山尾氏ショック…後援会長辞任 衆院選勝利の恩人「一線」退く
11/13(月) 6:01配信 スポニチアネックス
山尾氏ショック…後援会長辞任 衆院選勝利の恩人「一線」退く
山尾志桜里
 無所属の山尾志桜里衆院議員(43)の地元後援会会長が12日、辞任したことが分かった。週刊誌で不倫疑惑を報じられた倉持麟太郎弁護士(34)を事務所の政策顧問とする意向を固めたことが物議を醸している最中に、苦しい選挙戦を支えた恩人が「一線」から退くことになった。

【写真】民進党時代に両院議員総会に出席した山尾志桜里衆院議員

 辞任したのは愛知県、愛知7区の東郷町後援会会長の野々山利博氏(78)。本紙の取材に「12日の役員会で辞任を申し出て了承された」と明かした。「選挙前から高齢のことなどがあり、辞任を考えていた。選挙が始まってしまったもんだから何とか頑張った。票を集める力が弱くなったことも実感した」と説明。「山尾氏の行動や言動とは関係ない。前から決めていたことだ」と強調した。会合の出席者には「今後も応援してほしい」と伝えたという。

 7日に山尾氏が倉持氏を政策顧問に起用することが明らかになったことを受け、野々山氏はメディアを通じて「はっきり言ってノー。タイミングとしてノーだ」と難色を示していた。9月に倉持氏との不倫が報じられた際にも「脇が甘い」と苦言を呈していた。

 山尾氏は不倫報道を受けて無所属で衆院選に出馬。自民党候補との一騎打ちに834票という僅差で勝利。野々山氏は、山尾氏から安倍政権と向き合う決意を直接聞いて支援を決めていた。国会に再び送り出してくれた恩人が身を引くことは、山尾氏の今後にとって痛手となりそうだ。

【関連記事】

5497チバQ:2017/11/13(月) 18:41:58
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171113-00532497-shincho-pol
明暗分けた「金子恵美」と「山尾志桜里」 秋波を送るお相手は
11/13(月) 5:58配信 デイリー新潮
明暗分けた「金子恵美」と「山尾志桜里」 秋波を送るお相手は
明暗分けた「金子恵美」と「山尾志桜里」
 目を細める「魔の2回生」は、それぞれスキャンダルを抱えながら、先の選挙で明暗を分けた。新潟4区の自民前職・金子恵美(めぐみ)氏(39)は落選の憂き目に遭い、愛知7区の無所属・山尾志桜里(しおり)氏(43)は歓喜の声をあげた。特別国会が召集される中、彼女たちは蠱惑的な色目を使い、意中のお相手に秋波を送っているというのだ。

 初当選以来、「美人過ぎる政治家」として持て囃された金子氏も、落選すれば“ただの人”。総務政務官時代、本誌(「週刊新潮」)が報じた公用車の私的利用などでその「特権意識」を問われたが、議員会館や都心一等地に建つ瀟洒な宿舎からの引越しを命じられてしまったのである。

「投開票日から3日後までに引越しをしないといけないらしくてね。選挙が終わって金子さんから“東京を引き払ったら挨拶に上がります”なんて言われたけど、1週間経つのに音沙汰ない。きっと所属する派閥のドンである二階俊博幹事長に頼み事でもしてるんじゃないかな」

 と呆れ顔なのは、彼女の地元後援会幹部である。

「自民党のルールでは、落選が2回までならそのまま選挙区の支部長を続けられる。次の選挙のためにも、すぐ地元に声をかけ支部長会議を開かないといけないんだけどね。金子さんはまだ落選1回目だから、本来はそのまま支部長を続けることができる。けれど、県連や地元議員からの評判が悪く、今回の選挙でさらに評判を落とした。会議を開いても、金子さんが続けることに反対する声が出て、会議は紛糾するでしょう」 

 選挙戦を振り返れば、金子氏には安倍総理をはじめ野田聖子総務相が応援に駆けつけ、二階幹事長や、河村建夫元官房長官が地元有力企業を回り頭を下げた。2回生議員としては手厚い“特権”を享受していたのだが、

「相手に2万5000票も差をつけられ惨敗しました。実のところ、6月の事前調査でも、当選は危ういとの結果が地元には上がっていたのです」(同)

「禊は済んでない」
 そこで、公認候補を替えて欲しいとの要望が党本部にも伝わっていたと明かすのは自民党の県連関係者で、

「結局は二階幹事長の子飼いである鶴保庸介前沖縄・北方相が新潟までやって来て“二階さんは公認を金子にするから、応援するように”と伝えられた。それで、地元は泣く泣く従ったんです」

 そんな前例があるゆえ、支部長人事でもどんでん返しの可能性があると続ける。

「いくら地元が金子を拒否しても、最後は彼女が二階さんに泣きつけば決まってしまう。選挙中も“助けてください”と涙目で演説しましたが、普段でも自分が都合悪くなったり何か咎められると泣くことがある。それをやられたら、男は何も言えなくなりますよ。また今回も二階さんのゴリ押しで彼女の続投が決まったら、次の選挙は誰も手伝わなくなりますね」(同)

 先の後援会幹部が言う。

「支部長には、次の選挙まで党本部から何百万円もの活動費が支給される。金子さんの夫で不倫スキャンダルにより議員を辞めた宮崎謙介さんは、自ら立ち上げた会社の住所を議員会館に置いたほどなので、定期収入のアテがある支部長の地位は、喉から手が出るほど欲しいでしょう」

 そんな宮崎氏が渦中の人となった昨年、舌鋒鋭く批判したのが山尾議員だった。

5498チバQ:2017/11/13(月) 18:42:18
政治部デスクによれば、

「宮崎氏の不貞を咎め、“悪いことをしておきながら涙目で潔くすれば男の美学みたいなところに違和感がある”とTBSの番組で発言しましたが、ブーメランとして返ってきてしまいましたね」

 民進党の代表選後、前原誠司代表から幹事長を打診された彼女は、内定した日に弁護士と密会していた様子が「週刊文春」で報じられた。不貞を認めない姿勢を貫いた彼女が、民進党を離党して無所属でまさかの当選を果たしてしまったのはご存じの通り。そんな彼女はさっそく意中のお相手の下へと走っていた。

「10月25日に、彼女は国会内で立憲民主党の枝野代表と会い、入党する内諾を得ていたのです」(同)

 だが、地元愛知の東郷町で後援会長を務める野々山利博氏(78)はこうも言う。

「選挙後の集会では、山尾さんへ“拙速では”という声が支援者から出ました。不倫疑惑で離党したんだから、その立場をしばらく貫かないと禊が済んだとは言えない。焦らなくていいと私も伝えたんですけどね」

 この選挙も約800票差と薄氷の勝利で、共産党が自主投票に回らなければ、危なかったと明かす。

「無効票が多かったのは、共産支持者の気持ちが表れたんだと思います。もともと見栄えがよくて出来る女性だから、民進でも看板に担がれ、妬みで足を引っ張られた可能性もある。もちろん、本人の脇が甘かったんですし、スキャンダルが出た事実をもっと重く受け止めて欲しい。完全に禊が済んだと言えるのは、次の選挙で勝ってからでしょう」(同)

 浮かれ再び担がれる有様では、至極真っ当な地元の声も聞こえまい。

「週刊新潮」2017年11月9日神帰月増大号 掲載

新潮社

5499チバQ:2017/11/13(月) 20:38:13
https://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-201711133374-2017.html
コスタリカ方式、存続の認識にズレ
18:50UTYニュース

コスタリカ方式、存続の認識にズレ
コスタリカ方式、存続の認識にズレ
(UTYニュース)
自民党県連はきょう、先月行われた衆院選の総括案をまとめました。
候補者が入れ替わる1区のコスタリカ方式を巡っては、存続について県連内部で認識に違いもみられ、今後の課題となりそうです。
自民党県連はきょう国会議員と県議による合同会議を開き、先月行われた衆院選について総括案をまとめました。
この中で中谷真一さんが敗れた山梨1区については、北杜市で大差をつけられ運動量の不足を認めざるを得ないと敗因を分析しました。
また堀内詔子さんが当選した2区では自民党系候補の分裂選挙となり、党公認を受けれなかったものの県連が危機感を持って対応ができたことや他党から3人の候補が乱立したことで自民党への批判票が分散したことなどを勝因としてあげています。
一方、1区では小選挙区と比例代表で候補者を選挙ごとに入れ替えるコスタリカ方式を採用していて、県連の森屋会長は選挙直後に今回が最後との認識を示していました。
しかし臼井県連幹事長は「党本部としても県連としても決まっていない」と述べ、認識の違いがみられました。
「決して県連として正式にコスタリカを返上しますと決めたことは一つもない」(臼井成夫幹事長)。
今後コスタリカ方式の存続を含め、1区では候補者調整が課題となりそうです。

5500チバQ:2017/11/15(水) 22:25:36
■2017自民で小選挙区小選挙区当選できなかったところ
*埼玉11、山梨2、岡山3は追加公認されたので含まず

北海道1.3.6.8.11
岩手1.3
宮城5
福島1.3
茨城7
栃木2
埼玉5.6
東京1.6.7.18.21
千葉4
神奈川4.8.9.12
山梨1
新潟1.2.3.4
長野1.2.3
静岡5.6
愛知2.3.5.7.11.12.13
三重2.3
京都2.3
大阪10.11.17.18.19
和歌山1
広島6
愛媛3
香川2
高知2
佐賀1.2
長崎1
鹿児島1
沖縄1.2.3


■この中で2014年も小選挙区当選できなかったところ

北海道1.6.8
岩手1.3
宮城5
福島3
茨城7
栃木2
埼玉5.6
東京7
千葉4
神奈川4.8.9
山梨1
新潟3
長野1.3
静岡5.6
愛知2.3.5.7.11.12.13
三重2.3
京都2
大阪10. 17.18.19
和歌山1
広島6
香川2
佐賀1.
沖縄1.2.3
*栃木は高齢のため強制引退でしょう

■野党側候補者名
北海道1(横路後継-道下).6(佐々木).8(逢坂)
岩手1(階).3(小沢)
宮城5(安住)
福島3(玄葉)
茨城7(中村喜四郎)
埼玉5(枝野).6(大島)
東京7(長妻)
千葉4(野田)
神奈川4(浅尾-早稲田).8(江田).9(笠)
山梨1(中島  山教組)
新潟3(黒岩)
長野1(篠原).3(井出  羽田後援会)
静岡5(細野).6(渡辺周)
愛知2(古川).3(近藤昭一).5(赤松).7(山尾).11(古本 豊田労組).12(重徳).13(大西)
三重2(中川正春).3(岡田)
京都2(前原)
大阪10(辻元・維新松浪)17(維新馬場).18(維新遠藤).19(維新丸山)
和歌山1(岸本)
広島6(亀井-佐藤)
香川2(玉木)
佐賀1.(原口)
沖縄1(共産赤嶺、維新下地).2(社民照屋).3(自由玉城)

5501チバQ:2017/11/15(水) 22:26:06
上記から
■俺が自民選対委員長なら交代させるかなって候補
北海道6今津寛   12年は小選挙区当選 6生まれだし、そのまま引退を
北海道8前田一男  12年は小選挙区当選
埼玉6中根一幸   12年は小選挙区当選
神奈川4山本朋広  浅尾慶一郎に交代? 山本は国替えで12年から神奈川4区 小選挙区当選実績なし
新潟3斉藤洋明   12年は小選挙区当選
愛知13大見正   12年は小選挙区当選
大阪10大隈和英  辻元・維新松浪都の三つ巴 小選挙区当選実績なし
大阪17岡下昌平  05年以降小選挙区当選実績なし 堺市 決して維新の地盤ではないが・・・
大阪18神谷昇   小選挙区当選実績なし 決して維新の地盤ではないが・・・中山太郎の地盤を生かせず
大阪19谷川とむ  小選挙区当選実績なし 野党が強い地域ではあるか
沖縄1国場幸之助  12年は小選挙区当選

5502チバQ:2017/11/15(水) 22:27:02
補足

■野党系岩盤選挙区
96年小選挙区制度導入以降
自公が当選したことない小選挙区
岩手1(階).3(小沢)
宮城5(安住)
茨城7(中村喜四郎)  特殊 03年選には中村喜四郎出馬せず自民が当選
神奈川8区(中田宏 江田憲司 岩國哲人)
静岡6区(渡辺周)
愛知2区(青木宏之 古川元久)
愛知11区(伊藤英成 古本伸一郎)
大阪19区(保守党:松浪健四郎 民主党:長安豊 維新:丸山穂高) 00年保守党は自公系とカウントするべきか・・・
広島6区(亀井静香 佐藤公治)03年まで自民党所属


00年以降自公が当選したことない小選挙区
福島3(玄葉)
埼玉5(枝野)
千葉4(野田)
長野3(羽田孜 寺島義幸 井出庸生)

5503チバQ:2017/11/15(水) 22:36:05
>>5502
長野3は96年から自公当選なしでした

5504名無しさん:2017/11/16(木) 01:30:53
>>5501
突っ込みで恐縮ですが、大阪18は中山太郎地盤を生かせずというか、もともと中山系だった遠藤が自民から維新に移籍して立候補してるので・・・
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7981

5505名無しさん:2017/11/16(木) 10:11:02
>>5502
茨城7区の中村喜四郎ですが、ガチガチの自民ですよ。贈収賄事件で有罪になり自民党を離党しただけ。
むしろ、自民公認は元新自由クラブの傍流でその夫人が現議員。
岩手の小沢系はもともと自民党竹下派、安住のオヤジは自民系の町長だし、神奈川8区の面々もほとんどは自民からの離党組。
静岡2区、愛知2区は民社党の地盤、愛知11区はトヨタ労組の牙城、大阪11区と広島6区は郵政選挙の怨念がからむが実態は自民離党組。

5506とはずがたり:2017/11/16(木) 13:08:55
>>5505
そういうイメージだったんですが今回,首班指名に民進大塚に投票して,調べると民進の藤田や希望の青山と選挙で協力しあってたりしてて,藤田なんかも可成り喜四郎を持ち上げてて,野党に正式に入ったらその瞬間に落選するとは思いますが,がりがりの自民では既になくなってますね。

5507チバQ:2017/11/16(木) 15:39:45
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171116-00004959-bunshun-pol
公明党、比例区700万票割れの衝撃 敗因は女性スキャンダル!?
11/16(木) 7:00配信 文春オンライン
公明党、比例区700万票割れの衝撃 敗因は女性スキャンダル!?
清潔政治を掲げていた ©共同通信社
 公明党が11月10日、衆院選を総括する会議を開き、山口那津男代表は「執行部の責任」と陳謝した。

「前回衆院選で獲得し目標とした35議席から6議席も減らし29議席にとどまった。与党の大勝、希望の党の『完敗』が大きく報じられていますが、実は公明も惨敗と言っていい」(政治部記者)

 斉藤鉄夫選対委員長は、敗因を次のように総括した。

 電撃解散による準備時間の不足、野党の再編劇に注目が集まり公明党が埋没した、相次いだスキャンダル……。

 スキャンダルとは、小誌が報じた長沢広明復興副大臣、樋口尚也前文科政務官の女性問題だ。小誌取材を受け、長沢氏は参院議員、副大臣を辞職し、樋口氏は衆院選の公認を辞退。幕引きを図ったが、支持者の反発は大きかった。

「出席者から出た『大衆と共に、という原点をもう一度見つめ直す必要がある』という発言は、このスキャンダルを意識したものです。特に長沢氏は、創価学会で選挙を仕切る佐藤浩副会長と近く、前回の参院選比例区でもトップ当選していただけに、敗北とあわせて佐藤氏の責任を問う声も内部では出ています」(公明党関係者)

 ある党幹部は「これまでの選挙結果とは意味が違う」と明かす。公明党は、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年衆院選こそ新進党で戦ったが、2000年以降は、公明党として前回まで6回の衆院選を戦ってきた。

「比例区では700万票を死守してきた。それが今回、組織票に有利とされる低投票率にもかかわらず議席を減らし、比例区では700万票を割り、前回から30万票以上も減った。これは衝撃的だ」(同前)

 この結果は、学会内部で囁かれてきた「組織力のピークはとうに過ぎている」ことを露にしてしまったというのだ。

「常勝関西の本拠地である大阪でも、自民党だけでなく維新とも組むことで議席を維持しているのが実態です。今回、神奈川の小選挙区を落とし、北海道も大接戦。東京も定年延長している太田昭宏前代表が引退すれば、次はどうなるかわからない」(同前)

 当面の課題となるのは憲法改正だ。北側一雄中央幹事会長は「与党間で何か行うことは絶対しない」と自民党との事前協議を否定。憲法改正にアレルギーのある支持母体への配慮を示した。

 悩める公明党に安倍晋三首相は救いの手を差し伸べるのか、それとも――。

「週刊文春」編集部

5508パリ行最終便:2017/11/16(木) 16:55:44
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00376462.html
「重複立候補」認めず 自民が検討

11/15 07:48

自民党は、次の解散・総選挙に向け、2回以上連続で選挙区で敗北し、比例区で復活当選した議員について、次の総選挙での重複立候補を認めないなどとする基本方針を検討していることが明らかになった。
自民党が調整している次の総選挙に向けた基本方針では、選挙で公認候補となる選挙区の支部長について、「選挙における活動状況」や、「党員獲得状況」を勘案して見直すことが示されている。
また、「2回以上続けて、比例区で復活当選した支部長」については、「原則として重複立候補を認めない」とする文言も盛り込まれた。
落選中の議員を含めると、30人程度が対象になるとみられる。

5509名無しさん:2017/11/16(木) 17:48:29
>>5508
おにぎり本部長こと松本文明も年貢の納め時か
自民支持層しか固められず無党派層には嫌われてるからなぁ
残当だわ

5510チバQ:2017/11/16(木) 18:41:59
http://news.livedoor.com/article/detail/13893862/
今井絵理子のせいで……立ち消えになった藤原紀香、高橋みなみらの“衆院選自民候補”

2017年11月15日 12時0分 日刊サイゾー
元AKB48の高橋みなみ
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 10月の衆議院選挙で自民党の「タレント候補者」として事前に数名がリストアップされていたという話があるのだが、その中に女優の藤原紀香や、元AKB48の高橋みなみの名前が挙がっていたという。衆院解散のウワサが流れだした6月ごろ、ある選挙対策関係者の書類に、ハッキリ記されていたというのだ。

 信頼できる自民党関係者からこの話を聞いたというフリーの政治記者によると「出馬の交渉があったわけではなく、こういった方々に交渉をしてみてはどうかという案の段階だったようだけど、このような提案から実際に出馬となったのが昨年の参院選に出た今井絵理子だから、あながち可能性がゼロではない話だったと思う」という。

 リストが作成された6月には、官邸とパイプのある日本維新の会の代表、松井一郎・大阪府知事が、自民大阪府連との対立から衆院選を強く意識、同市内で開かれた維新衆院議員のパーティーでハッキリ「年内に解散がある」と予言していた。

 7月になると、民進党の幹事長だった野田佳彦が解散に備え、党代表選の日程を前倒しする考えを示すなど、次第に騒がしくなっていた。当然、この頃には自民党の選対関係者がタレント議員の擁立に動いていてもおかしくはなかっただろう。

「いつも名前が挙がる、おなじみタレントのDAIGOの名前もあったそうだよ」と記者。

 DAIGOといえば、昨年の参院選でも出馬のウワサが立った政界の血筋。祖父が竹下登元首相とあって、かねてから竹下派の流れをくむ額賀派が目を付けていた“隠し玉”といわれる。“参議院のドン”と呼ばれる青木幹雄が、そのサポートに全力で動くという話もあった。ただ、芸能関係者によると「当のDAIGOにその気がなく、所属事務所も乗り気じゃない」という。

「逆に、政界に出る可能性が何度か持ち上がったのが、藤原紀香。DAIGOは大手バーニング系の事務所所属だけど、そのバーニングのボス、周防郁雄社長が、かつて紀香を政界に進出させようと狙っていたなんてウワサもあったほど。最近はその周防社長との関係に足並みがそろっていないともいわれる紀香だけど、一時は『ポスト扇千景(元女優の元国交大臣)に』なんて声もあった。ただ、政界の連中は芸能界の事情をわかってないから、DAIGOや紀香の名前を出すのは恒例行事みたいなものでもある」(同)

 一方、リストに名前があった中でも意外なのが、元AKB48の高橋みなみだ。

「ある国会議員の私設秘書になる仰天プランを、AKB側が提案したというウワサがあった。AKB総選挙に出たタレントを本物の選挙に――っていうのは、いかにも運営が考えそうなこと。グループ脱退後の活動がパッとしないので、本人がやる気になったら実現すると思う」(同)

 一方、メディア関係者の間では、女優・菊川怜の出馬説もささやかれていたのだが、こちらは関係者が入手にしたリストには名前がなかったという。結局は前述のタレントたちは誰も出馬することはなかったわけだが、記者によると「その原因は今井絵理子にもある」という。

「参院選ではタレント出身議員の山東昭子が後見人として今井を全面バックアップしたんだけど、応援演説で『平和な日本を作っていく担い手として今井絵理子がいる!』とまで叫んでいた。副総裁の高村正彦も、今井を『ヤングデモクラシーの旗手。頭脳明晰で、100人に1人の政治家』なんて持ち上げていた。でも、今井当人はろくに勉強もせず無知丸出しのまま、あげく不倫騒動をやらかして自民党の支持を下げるありさまだったから、党内でも大ヒンシュクを買った。当然、持ち上げた連中は、みんな後で恥をかいた形。その影響で、タレント候補を立てようとした連中も、すっかり声を上げられなくなっていた」(同)

 近年、タレントの政治家転身は、高給など待遇だけが目当ての“就職先”とも揶揄されているだけに、結果としては無駄なタレント議員が生まれなくてよかったかもしれない。そこは今井が成し遂げた唯一の仕事と言えなくもない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

5511チバQ:2017/11/16(木) 21:19:09
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171109/ddm/005/010/045000c
小池劇場の役者たち
落選を語る/上 「なんで希望に行くんや」 「排除」後、馬淵氏に逆風

毎日新聞2017年11月9日 東京朝刊
 衆院解散から間もない9月30日、奈良市内に開設されたばかりの馬淵澄夫元国土交通相(57)の事務所では、抗議の電話が鳴りやまなかった。「なんで希望の党に行くんや」「馬淵さんは無所属やないんか」

 その前日、希望の党の小池百合子代表は記者会見で、民進党からの合流問題について「排除いたします。というか取捨……絞らせていただくということであります」と笑みを浮かべながら表明。「排除」発言は瞬く間に広まった。衆院奈良1区で5期14年、議席を守り続けた馬淵氏は、このときを境にかつてない逆風にさらされる。

 公示を翌日に控えた10月9日、馬淵氏は、2000年に衆院選に初挑戦(落選)したとき以来の後援者、綿谷稔さん(81)の自宅を訪ね、希望の党を選んだ理由を「民進党として決めたことに従います」と弁明した。綿谷さんには「分かった」と理解してもらったが、同様に支援者を説得して回るには時間が少なすぎた。

 抗議は電話だけではない。馬淵氏を応援した民進党奈良県連幹事長(現代表)の藤野良次県議(54)は選挙中、街頭で女性支持者から「なんで馬淵さん、小池さんの希望の党やねん」と詰め寄られた。馬淵氏の選対事務局長を務めた藤澤唯史さん(56)は「前半戦は釈明ばかりだった」と悔やむ。

 落選後、馬淵氏は「希望の党から出たからだ」という声を何度も聞いた。無所属での立候補を促す意見は陣営内にもあったのに、「政権交代を果たすには塊で勝負するしかない」とこだわったのはほかならぬ馬淵氏だった。綿谷さんは「選挙区内で広く理解してもらうのは難しかっただろう」と振り返る。

 それでも馬淵氏は、当選した自民党の小林茂樹衆院議員に2476票差まで迫る8万8082票を得た。惜敗率97・2%は落選した希望の党候補の中で最も高い。ところが、もう一つ壁があった。

 希望の党は比例代表近畿ブロックで、小池氏に近い樽床伸二元総務相を比例単独で名簿順位の1位に据えた。第1次安倍内閣時代、首相補佐官だった小池氏に仕えた元防衛官僚の井上一徳氏(京都5区)が2位。井上氏以外の小選挙区との重複立候補者22人は全員3位で競わされた。希望の党は近畿で振るわず、比例はわずか3議席。馬淵氏は次点で涙をのんだ。

 比例復活した井上氏の惜敗率は32・4%。「身内優遇」と小池氏に不満が出るのは当然だった。同氏側近の若狭勝元衆院議員は選挙後、フジテレビの番組で「(小池氏が)総合的に考えて井上氏を2位にしたのではないか」と述べつつ、「(惜敗率が)そんなに伸びないのは分かっているので、そういう意味では優遇だとは思う」と認めた。

 馬淵氏の陣営幹部は「ふに落ちない」と今も憤る。一方、馬淵氏は選挙後、取材に一切応じていないが、支援者に宛てた10月30日のメールで思いの一端を吐露した。「真に国政に必要とされているのかを改めて自問してまいります」【松倉佑輔】

     ◇

 一時は衆院選で政権交代を目指した希望の党だが、結果は50議席の第3党にとどまった。同党の選挙とは何だったのか。落選者の視点で考える。

惜敗率が高かった希望の党の落選者(敬称略)
(1)馬淵澄夫(奈良1区)  97.2%

(2)野間健(鹿児島3区)  88.0%

(3)村岡敏英(秋田3区)  87.2%

(4)緒方林太郎(福岡9区) 86.3%

(5)近藤洋介(山形2区)  83.7%

5512チバQ:2017/11/16(木) 21:20:00
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171110/ddm/005/010/133000c
小池劇場の役者たち 落選を語る/中 「国替え」票伸びず 福田氏、自民離党裏目に

毎日新聞2017年11月10日 東京朝刊
 福田峰之元副内閣相(53)は思案した末、自民党を離れる決意を固め、新党を準備していた若狭勝元衆院議員(60)に「一緒にやりましょう」と電話で告げた。9月23日。永田町は迫る衆院解散へと慌ただしさを増していた。

 翌朝、横浜市緑区の事務所に秘書を集め、「いろいろ考えた結果、新党に行く」と宣言。そのまま東京に向かい、若狭氏と一緒に記者会見した。所属する麻生派の麻生太郎副総理兼財務相にも地元後援会にも離党を報告していなかった。

 福田氏は20歳で自民党に入党。横浜市議を経て2005年衆院選から連続4回、神奈川8区から立候補したが、いずれも江田憲司衆院議員(現在は無所属)に敗れた。09年を除く3回の当選は比例代表での復活。自民党の大勝に救われた議員バッジともいえた。

 その自民党を飛び出したのには理由がある。同党は15年、小選挙区で連続して落選した議員に次の選挙で比例代表との重複立候補を認めない方針を決定。14年衆院選から2年になる昨年暮れごろから対象者はそわそわし始め、福田氏も例外ではなかった。若狭氏から新党に誘われたのは8月半ば。まさに渡りに船だった。

 ただ、自民党の見方はやや違う。党神奈川県連は今回も福田氏を党本部に公認申請する予定だった。重複立候補禁止のルールについて、党幹部は「相手は強い。福田氏への適用は考えていなかった」と明かす。

 福田氏が会見した翌9月25日、小池百合子東京都知事は希望の党の結成と代表就任を表明し、一躍、衆院選の台風の目になった。

 小池氏の地元・東京での候補者擁立を最優先する同党の戦略で、福田氏には小学3年まで住んでいた東京5区が割り当てられた。同様に、もともと山梨県が地盤の小沢鋭仁元環境相は東京25区に「国替え」した。

 公示日には小池氏が福田氏の応援に駆けつけ、「改革の旗を揚げるために離党してくれた。私の一番の右腕だ」と持ち上げた。しかし、自民党のような組織選挙は望むべくもない。連合は立憲民主党の候補についた。街頭演説中、高齢の男性から「ずっと横浜で票を入れてきたのに裏切った」とののしられたこともある。

 結果は4万5737票。当選した自民党の若宮健嗣衆院議員の半分にも届かなかった。東京10区の若狭氏も、小沢氏も落選。都内の小選挙区で希望の党候補は「1勝22敗」に終わった。

 一方、神奈川8区では自民党が福田氏の代わりに立てた元職の三谷英弘氏が比例復活で返り咲いた。皮肉なことに、12年と14年の衆院選では東京5区が三谷氏の選挙区だった。

 10月31日、福田氏は横浜市の事務所を黙々と片付けていた。今後は東京5区に拠点を移し、再起を期す。「結果論だから」と小池氏への恨み節や後悔は口にしないが、手伝いにきた支援者の女性から「やる気は十分なのにね」と励まされたときには、少しだけ表情が緩んだ。【竹内望】

「国替え」で落選した主な希望の党候補
        前回    今回

小沢鋭仁(前) 比例近畿 →東京25区

大熊利昭(元) 東京2区 →茨城4区

櫛渕万里(元) 東京23区→千葉3区

長安豊(元)  大阪19区→兵庫11区

 ※敬称略。前=前職、元=元職。前回は2014年衆院選

5513チバQ:2017/11/16(木) 21:22:00
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171114/ddm/005/010/125000c
小池劇場の役者たち 落選を語る/下 民進の応援なく 官房長官地元、落下傘散る

毎日新聞2017年11月14日 東京朝刊
 衆院選公示の10月10日夜、神奈川2区で初日を終えた希望の党の新人、橋本久美氏(48)は民進党神奈川県連職員に電話で怒りをぶつけた。「全面的に支援してくれるはずじゃなかったんですか」

 数日前、横浜市の県連事務所をあいさつに訪れた橋本氏は快く迎えられた。ところが、公示第一声に駆けつけたのは浦道健一県議(48)だけ。2区に地盤のある別の県議と市議は立憲民主党候補についた。県連からの支援といえば、橋本氏が用意した供託金300万円を代わりに納めてもらった程度だった。

 「どの候補を応援するか議員それぞれが判断することになったんです」。電話口の職員の釈明に、はしごを外されたことに気づいた。

 橋本氏は9月16日、若狭勝元衆院議員(60)が主宰する「輝照塾(きしょうじゅく)」に参加。このとき小池百合子東京都知事はまだ新党結成を表明していなかったが、昨年の東京都知事選でポスター張りを手伝い、「小池旋風」を肌で感じていた。豊島区議を経て、日本未来の党(当時)から出た2012年衆院選では東京11区で惨敗。今回、若狭氏に立候補を打診されると、すぐに応じた。

 ただ、希望の党から提示されたのは東京11区ではなく、神奈川17区。千代田区在住の橋本氏が育児を理由に「自宅から1時間半の範囲で」と難色を示すと、公示1週間前、神奈川2区をあてがわれた。自民党の菅義偉官房長官と同じ選挙区だ。

 そこからは苦労の連続。地元の不動産会社には「菅さんとの付き合いがあるから」と選挙事務所用の物件紹介を何度も断られた。

 民進党県連に支持者名簿の提供を頼んでものれんに腕押しで、はがきを出すことすらままならない。それもそのはず。同党が9月28日の常任幹事会で決めた「衆院選に候補者を擁立せず、希望の党を全力で支援する」という方針は、希望の党への合流を巡る混乱ですでに有名無実化していた。2万8635票での落選は当然の結果といえた。

 同じ輝照塾出身で千葉7区から立候補した新人の波多野里奈氏(44)も公示前から不満を募らせていた。

 希望の党は比例代表南関東ブロックで、小選挙区との重複立候補者29人を全員、名簿1位に並べた。波多野氏はほかの新人候補らと「本来の希望の党のメンバーを上位にしてもらえませんか」と若狭氏に掛け合ったが、応じてもらえなかった。

 過去に青森県で旧民主党などから国政選挙に3回挑戦した波多野氏。小池氏への期待は「民進党とくっついたのは間違いだった」という落胆に変わった。

 希望の党の124人の新人候補のうち、小選挙区で勝ったのは長崎1区の西岡秀子氏のみ。落選した若狭氏は政界を引退するが、輝照塾生には「引き続き勉強したい」という声がある。橋本、波多野両氏もそうだ。

 「小池劇場」が終わり、希望の党では玉木雄一郎衆院議員が共同代表に就任した。小池氏は「基本的に国政はお任せしていきたい」と語っている。【遠藤修平】

輝照塾出身の主な落選者
北海道4区 高橋美穂 (52) 30.6

茨城3区  樋口舞  (44) 45.1

千葉7区  波多野里奈(44) 25.6

神奈川2区 橋本久美 (48) 23.2

奈良2区  松本昌之 (34) 42.0

広島4区  上野寛治 (35) 25.8

 ※敬称略。数字は小選挙区での惜敗率

5514チバQ:2017/11/16(木) 21:24:35
https://mainichi.jp/articles/20171115/ddl/k01/010/065000c
衆院選 落選の前職 敗因を語る /北海道

毎日新聞2017年11月15日 地方版
 10月22日に投開票された衆院選で、道内では第1党の自民党は全国での圧勝とは裏腹に前職4人が落選し、後退した。民進党が分裂して立憲民主党は躍進したが、希望の党は当初の期待感を維持できず、道内では唯一の前職が落選した。今回落選した自民前職で当選回数が最多の7回のベテラン、今津寛氏(71)=6区=と希望の党前職の松木謙公氏(58)=2区=に、敗因と今後への展望を聞いた。

野党共闘の壁破れず 今津寛氏 自民・6区
 --今回の選挙の敗因は。

 ◆街頭演説やあいさつ回りで強い声援を受け、集会に人が集まるなど前回より手応えがあり、勝つ確信はなかったが、最後まで負けると思わなかった。負けたことは真摯(しんし)に受け止めたい。今は毎日数十軒歩き、おわびしながら意見を聞いている。

 敗因は立憲民主、共産両党の野党共闘の壁を破れなかったことに尽きる。政策の違う両党が組むことへの批判がほとんどなかったのは誤算だった。昨夏の台風被害復興に力を入れただけに勝てると期待した被災地でも有権者に届かず、選挙戦が進むにつれ、相手に風が吹いた。

 --過去に比べ安倍政権への支持の違いはありましたか。

 ◆大票田の旭川市を中心に、高齢者や女性は安倍さんに厳しかった。高齢者が多い後援会の中には、個人演説会をなかなか開けなかった所もあった。防衛族だから北朝鮮情勢や憲法改正問題に触れないわけにはいかないが、それよりも消費税引き上げへの関心が高かったのだろう。

 --選挙戦を振り返ると。

 ◆一騎打ちでも政治的立場が違い、白黒はっきり付くので戦いにくさはなかった。個人的には立憲民主と戦っているより共産と戦っている感覚だった。立憲民主と共産の共闘は今も間違っていると思うし、有権者も今後気づくはずだ。(首相らの応援がなかったこと自体は)受け入れや動員が大変で良いかどうか分からないので、気にしないようにした。ただ、重点区の指定を途中で外したのは酷だ。終盤に追い上げている手応えがあっただけに、現場の士気が上がらなくなる。

 --「閣僚候補」と繰り返し言われて落選。今後の進退はどうしますか。

 閣僚はやりたかったが、やはり選挙区で勝たないといけなかった。党安全保障調査会長として取り組んできた北朝鮮など安全保障問題が焦点になる中で議論に参画できないのは残念で、落選を思い知らされている。進退は自分の中で考えは固まっているので、今月中には明らかにしたい。【聞き手・横田信行】

5515チバQ:2017/11/16(木) 21:24:57

小池氏の発言が響く 松木謙公氏 希望・2区
 --選挙戦を振り返ってください。

 ◆(落選後に)「立憲民主党に行けば良かった」と言われたし、道内では共産党と手を組んだ方がプラスなのは誰でも分かる。当選だけを考えればその通りだが、生活改善運動に過ぎない野党活動にどれだけの意味や価値があるのか。

 民進党のままなら道内や東北以外で大幅に負け、全国で40議席程度になっただろう。権力は腐敗するから、政権交代可能な2大勢力が必要だと考え、希望の党に入った。ただ、小池百合子代表(当時)の「排除する」との発言は良くなかったし、民進側も落ち着いてその真意を見極めたら良かった。

 --道内では民進から希望に移った松木氏ら3人の選挙区で共産が候補を擁立し、立憲と共産のすみ分けも可能になりました。

 ◆民進党の時に、道内の候補者すみ分けについて共産の穀田恵二選対委員長と話した。共産が候補を擁立したい選挙区のうち、1区も3区も降りる考えはなく、2区しかないから皆の当選のために僕が降りることでほぼ決まっていたが、希望の党合流で変わった。

 道内の立憲民主の選挙区に希望候補が立たないよう僕なりに努力したが、立憲民主側は共産党に対し我々を「売った」ような形で残念だった。

 --自民党の藤波孝生元官房長官秘書から始まり、自由、民主、新党大地、維新、民進各党を経験しました。

 ◆秘書時代、政治家として全員は幸せにできなくても、その土台作りはできると知った。小沢一郎も本気で政権を作ろうとする本当の政治家だ。政党を渡り歩かざるを得なかったが、極端な右や左でなく中道を歩んできたつもりだ。民進内でも選挙がなければ自民のように党内でうまく物事を決める仕組みを導入したかったし、JR北海道の路線維持もこれからが重要だ。

 --今後、国政選挙に再挑戦しますか。

 ◆選挙のたびに「落ちたら終わりだ」と思うが、半年か1年の冷却期間を置いて幅広く物事を見つめ直したい。自分なりの生意気な理想がある。国民ファーストの国会議員が必要だ。【聞き手・日下部元美】

 ■人物略歴

いまず・ひろし
旭川市議、道議を経て、「旭川の一心太助」をキャッチフレーズに1990年、旧2区で初当選。防衛庁副長官や党安保調査会長、額賀派事務総長を歴任。中大卒。

 ■人物略歴

まつき・けんこう
2003年に12区で民主党から立候補し、比例復活で初当選。小沢一郎氏の側近で、9月の民進党代表選では前原誠司前代表を支援し、希望の党入りした。当選4回。

5516チバQ:2017/11/17(金) 16:34:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000516-san-pol

候補氏名も連絡先も間違いだらけ…事務能力もお粗末だった「希望の党」 この政党も急造→雲散霧消か


11/17(金) 9:49配信

産経新聞







候補氏名も連絡先も間違いだらけ…事務能力もお粗末だった「希望の党」 この政党も急造→雲散霧消か


希望の党の両院議員総会で代表辞任を表明した後、取材に応じる小池百合子東京都知事=11月14日、東京・永田町の衆院第1議員会館(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞)


 「希望の党」創設者の小池百合子東京都知事(65)が党代表を退いた。電撃的な結党、急失速と衆院選惨敗、選挙後の内紛など、何かと常識破りの出来事が続く政党だ。筆者は衆院選の期間中、候補者の経歴を記した名鑑の作成や情勢調査など、もっぱら事務的な作業を担当しながら選挙戦の取材にかかわったが、バックヤードの視点からも希望の党は常識外れだったことは記しておきたい。

 「選挙区と比例代表をあわせて(過半数の)233を目指す」。小池氏らがそう宣言し、希望の党に対する世間の期待感もまだまだ高かったころ、政界やメディアの関心は「誰が希望の党から出馬するのか」に集中していた。そんな9月末、第1次公認候補の「原案」という名簿が、関係者の間を駆けめぐった。

 名簿には候補者の氏名と選挙区が記されていたが、あちこちに伏せ字の「●」が入った不完全な代物だった。「岡野●」のように、氏名にまで伏せ字があり、前職だった長島昭久氏(55)の氏名は「長島明久」と誤記されていた。

 およそ表に出すクオリティの名簿ではなく、メモ書きのような資料が流出したことは容易に推察がつく。伏せ字が多数の中途半端なリストが出回るのは、公党として。いかにもみっともない。「撹乱(かくらん)作戦じゃないのか」という見方も出たほどだ。ほどなく正式な1次公認名簿が発表されたが、その際も正式発表されたリストとは別に、同じ書式でごく一部の内容が異なるバージョンが関係者の間で出回っており、混乱の種となった。

 極めつけは公示当日の10月10日に発表された、比例代表の単独立候補者を記した5次公認名簿だ。公示当日に名簿を発表すること自体、メディアにとっては迷惑千万。早ければ当日の夕刊から経歴を掲載するため、全く出馬経験がなく素性の分からない新人を含む候補者側と急いで連絡をとり、経歴を確認したり写真を入手したりしなければいけないからだ。比例代表の登載順位を公示当日に発表することはあるが、候補者を当日に発表した政党は他に思い当たらない。

 この名簿にも致命的なミスがあった。候補者の連絡先として掲載されていた携帯電話の番号が間違っており、無関係の一般人にメディアの問い合わせが殺到した。電話番号の確認を徹底するのは基本中の基本であり、いかに事務方の態勢が脆弱だとしても、言い訳のできない失態というほかない。

 にわか仕立ての政党をめぐるドタバタには既視感がある。平成24年11月末、衆院解散の1週間前に嘉田由紀子・滋賀県知事(当時)を代表として立ち上がった「日本未来の党」だ。

 日本未来の党は衆院選の公示当日、総務省への比例代表候補者名簿の届け出が大幅に遅れ、総務省が深夜まで審査に追われるという異例の事態になった。書類に不備がないかを調べる事前審査を受けていなかったことや、審査が始まった後にも内容を変更したことが原因だった。そんな体たらくでまともに選挙が戦えるわけはなく、擁立した候補者121人のうち、当選者はわずか9人という大惨敗を喫した。

 日本未来の党は選挙後に内紛が勃発。所属議員の多数を占めた小沢一郎・現自由党代表(75)に連なるグループにより嘉田氏は事実上、党から追い出される格好になり、党名も「生活の党」に改められた。希望の党が同じような経過をたどっているのには苦笑を禁じ得ない。 (政治部 千葉倫之)

5517チバQ:2017/11/17(金) 17:31:44

5771 :チバQ :2017/11/17(金) 17:13:53 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000036-kyt-l25

小西元衆院議員が出馬表明 滋賀・近江八幡市長選


11/16(木) 23:00配信

京都新聞







小西元衆院議員が出馬表明 滋賀・近江八幡市長選


小西理氏


 任期満了に伴う滋賀県近江八幡市長選(来年4月8日告示、15日投開票)に、元衆院議員で住民グループ「市民が考える庁舎の会」代表の小西理氏(59)が16日、無所属で立候補すると表明した。
 同市内で会見した小西氏は、同市が建設費91億円をかけて2020年度完成を目指す市庁舎整備計画について「建設資金に回すため福祉や産業振興の金額が削られている。市民が巨大豪華庁舎を望むのかを問うことなしに市政は前に進まない」と述べた。
 市が点在する庁舎を一本化し、にぎわい交流機能も想定しているのに対し、「庁舎は行政機能に特化、既存のものも利用して50億円程度に押さえ込む」と主張。同整備計画の白紙化や医療・介護の充実など8項目の政策協定を、労働組合や共産党でつくる政治団体「住みよい近江八幡市をつくる会」と結んだ。
 小西氏は同市出身。東京大卒。実兄の小西哲衆院議員の死去に伴う2001年の衆院滋賀2区補選では自民党公認で初当選、05年まで2期務めた。近江八幡市武佐町。
 同市長選で立候補を表明したのは小西氏が初めて。


6442: チバQ :2017/11/16(木) 15:38:37 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00005395-gifuweb-l21
民進県連「寝耳に水」 吉田氏が岐阜市長選出馬表明
11/16(木) 8:33配信 岐阜新聞Web
 先月の衆院選で岐阜1区から無所属で立候補し落選した前民進党県連副代表の吉田里江氏(51)が突如岐阜市長選への出馬を表明した15日、民進県連や、衆院選で吉田氏を推薦した連合岐阜の関係者に衝撃が走った。民進県連幹部からは「全く何も聞いていない」と憤りの声が上がった。立候補を表明したのは5人目で、市長選に向けて状況は混沌(こんとん)としてきた。
 この日の出馬会見で吉田氏は「党籍は残っているが無所属。民進県連には相談していない」と説明。国政挑戦からの急転換に「岐阜市を良くするという意味で何のぶれもない」と強調した。
 民進県連の幹部は「デマだと思った。党員ならば党に相談するもの」と驚き、別の幹部は「寝耳に水」と憤った。連合岐阜にも事前に連絡や相談はなく、幹部は「憤りさえ感じるというのが偽らざる心境」と語った。
 一方、連合岐阜は先月、元民主党衆院議員の柴橋正直氏(38)の推薦を決めた。幹部の一人は「柴橋氏の選挙が大変になる。一気に情勢が変わる」と票が分散することを懸念した。
 衆院選で吉田氏との選挙協力のため候補者擁立を取りやめた共産党の議員の一人は「無節操。政治家ならなんでもいいのか。せっかく衆院選で支持したのに」とあきれた。
 菓子メーカー社長の中西謙司氏(56)を推薦している自民党の市支部幹部は「乱立となれば党の組織力がより生かせる。歓迎だ」と受け止め、民進県連幹部は「自民を利するだけ」と吉田氏を批判した。

岐阜新聞社

5518チバQ:2017/11/17(金) 19:28:13
http://www.sankei.com/region/news/171114/rgn1711140026-n1.html
2017.11.14 07:03

「福岡維新の会」河野代表が辞任へ
 日本維新の会の福岡県総支部にあたる「福岡維新の会」の河野正美元衆院議員(56)が、同会代表を近く、辞任する。河野氏は10月の衆院選で落選し、馬場伸幸幹事長に先週、辞意を伝えた。

 新しい代表は、沖縄県総支部顧問の下地幹郎衆院議員(56)=比例九州・沖縄ブロック=が兼務し、福岡市議の富永周行(ひろゆき)氏(43)が代表代行に就く見通し。

https://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k40/010/361000c
維新・河野前衆院議員
政界引退を表明 地域医療に専念 /福岡

会員限定有料記事 毎日新聞2017年11月16日 地方版
 日本維新の会の前衆院議員、河野正美氏(56)が15日、県庁で記者会見し、政界を引退すると表明した。3カ月後をめどに離党し、精神科医として地域医療に専念するという。

 河野氏は2012年に福岡4区から立候補し、比例復活で初当選後、2期務めた。先月の衆院選で落選した。務めていた福岡、大分、宮崎の3県の各…

5519チバQ:2017/11/17(金) 22:11:43
橋本久美って12年に未来から出馬してたのか!!!
話題にさえなってなかったような、、、
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/profile/ya13011012.htm

5520パリ行最終便:2017/11/17(金) 22:14:06
>>5508
>>5509
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000162-jij-pol
比例復活連続で重複認めず=自民
11/17(金) 21:24配信

時事通信

 自民党は17日、衆院小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員について、次期衆院選では小選挙区と比例の重複立候補を原則として認めない方針を固めた。

 安倍晋三首相(党総裁)と塩谷立選対委員長が同日、首相官邸で会い、大筋合意した。22日の総務会で決定する見通しだ。

 比例復活が連続2回以上の同党衆院議員は20人余り。党内には「はなから比例を当てにして小選挙区での活動をおろそかにしている人がいる」との指摘があり、重複を認めないことで退路を断つ形にする。日常活動や党員獲得などで著しい実績が認められる場合には重複を可能とする例外規定も設ける方向だ。

5521チバQ:2017/11/17(金) 22:22:39
>>5516
わたしはもっと前から、希望の党=未来の党説を唱えてました!!!笑

5522名無しさん:2017/11/17(金) 22:38:11
>>5502

チバさんいつもありがとうございます
(´・ω・`)

年齢的に小沢氏引退後の岩手の情勢も気になるところですね

5523チバQ:2017/11/17(金) 23:19:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000162-jij-pol
比例復活連続で重複認めず=自民
11/17(金) 21:24配信 時事通信
 自民党は17日、衆院小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員について、次期衆院選では小選挙区と比例の重複立候補を原則として認めない方針を固めた。

 安倍晋三首相(党総裁)と塩谷立選対委員長が同日、首相官邸で会い、大筋合意した。22日の総務会で決定する見通しだ。

 比例復活が連続2回以上の同党衆院議員は20人余り。党内には「はなから比例を当てにして小選挙区での活動をおろそかにしている人がいる」との指摘があり、重複を認めないことで退路を断つ形にする。日常活動や党員獲得などで著しい実績が認められる場合には重複を可能とする例外規定も設ける方向だ。

5524チバQ:2017/11/18(土) 01:10:29
>>1286
無茶 古新聞ですが・・・
自由党:衆院選京都5区を差し替え - 毎日新聞
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170531/k00/00m/010/159000c
2017/05/30 - 自由党は30日、次期衆院選京都5区で公認候補に内定していた河上満栄氏(46)が辞退したため、新人で経営コンサルタントの鈴木麻理子氏(32)に差し替えたと発表した。(共同)

5525チバQ:2017/11/18(土) 01:50:01
ふと思ったので2012年に未来の党から出馬した皆さんの状況
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7199
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7328
■2017年
◎希望から出馬・当選
埼玉7区☆小宮山泰子(比例復活)
愛知4区 牧義夫  (比例復活)

◎希望から出馬・落選
岩手2区☆畑浩治   14年は生活比例復活
秋田1区 高松和夫  17年は比例下位
福島2区 太田和美  14年は千葉8区維新比例復活 17年は千葉8区
茨城3区 小泉俊明  17年は比例東京下位
千葉6区 白石純子  17年は比例下位 
千葉7区 内山晃   17年は岡山3区
東京9区 木内孝胤  14年は維新比例復活 17年は8区  チャーターメンバー
東京10 多ケ谷亮  17年は千葉11区
東京11 橋本久美  17年は神奈川2区
神奈川18樋高剛   17年は千葉12区
愛知1区 佐藤夕子
愛知6区 水野智彦  17年は千葉13区
愛知9区 井桁亮   17年は山梨2区
長崎4区 末次精一  17年は長崎3区
宮崎1区 外山斎

◎立憲から出馬・当選
群馬3区 長谷川嘉一 比例復活
千葉3区 岡島一正  比例復活
東京16 初鹿明博  比例復活
神奈川7 山崎誠   東北比例下位
神奈川12☆阿部知子 
静岡6区 日吉雄太  17年は静岡6区 比例復活
大阪6区☆村上史好 

◎他から出馬
岩手4区☆小沢一郎  当選:無所属-自由党(17年は新3区)
東京14 木村剛司  落選:維新東京比例単独
沖縄3区☆玉城デニー 当選:無所属-自由党

◎引退 出馬断念
神奈川3 岡本英子  民進公認得る(神奈川2区) 「一身上の都合」で断念 
静岡7区 野末修治  自由党出馬模索も断念
愛知14☆鈴木克昌  民進公認だったが引退
千葉9区 河上満栄  自由党公認辞退(京都5区)
広島6区☆亀井静香  引退

■2016年参院選
◎当選
東京12区☆青木愛  生活比例
比北関東  石井章  維新比例
 
◎落選
北海道8 北出美翔  生活比例
茨城1区 武藤優子  維新茨城
千葉8区 姫井由美子 生活比例
岐阜2区 橋本勉   国民の怒り比例
愛知13 小林興起  国民の怒り比例
奈良2区 中村哲治  民進佐賀

■地方選
◎当選
福島1区 石原洋三郎 15年福島市議選当選
東京18 杉村康之  15年府中市議選当選
新潟1区 内山航   15年新潟市議選当選
石川1区 熊野盛夫  15年金沢市議選当選
愛知10 高橋一   15年一宮市議選当選

◎落選
青森1区 横山北斗  16青森市長選落選
青森2区 中野渡詔子 14年衆院選(維新)落選 15年県議選落選
千葉11 金子健一  14年衆院選(生活)落選 16年一宮町長選落選
長野4区 三浦茂樹  15年県議選落選
岐阜1区 笠原多見子 15年県議選落選
愛知12 都築譲   13年西尾市長選落選
兵庫6区 松崎克彦  15年伊丹市議選落選

■2014年出馬・落選(2017年出馬せず)
埼玉10 松崎哲久  14年は生活比例単独
神奈川5 河野敏久  14年は次世代
東京7区 岡本幸三  14年は生活・神奈川2区
静岡8区 太田真平  14年は生活比例単独
愛知8区 増田成美  14年は減税愛知3区
京都4区 豊田潤多郎 14年は生活比例単独
大阪7区 渡辺義彦  14年は生活比例単独(東海)
大阪17 辻恵    14年は無所属・大阪9区
比例東京 川島智太郎 14年は生活比例単独 16年都知事選鳥越の事務総長

5526チバQ:2017/11/18(土) 01:50:27
2012年に未来の党から出馬した皆さんの状況 続き

■2013年参院選
栃木4区 山岡賢次  生活比例落選
埼玉5区 藤島利久  無所属大阪落選
千葉4区 三宅雪子  生活比例落選
東京5区 丸子安子  みどりの風東京落選
東京15 東祥三   生活比例落選
神奈川17露木順一  みどりの風神奈川落選
大阪2区 萩原仁   大地比例落選

■行方知れず
青森3区 山内卓
岩手1区 達増陽子   達増拓也知事の妻
岩手3区 佐藤奈保美
宮城1区 横田匡人
宮城2区 斎藤恭紀
宮城5区 阿部信子
秋田3区 京野公子
福島5区 松本喜一
茨城6区 栗山天心
群馬1区 後藤新
埼玉8区 西川浩
埼玉9区 松浦武志
埼玉15 小高真由美
千葉2区 黒田雄   自由党所属
千葉5区 相原史乃
千葉12 中後淳
東京1区 野沢哲夫  自由党所属
東京3区 池田剛久
東京13 本田正樹
東京19 渡辺浩一郎 自由党所属
東京21 藤田祐司
東京23 石井貴士
東京25 真砂太郎
長野5区 加藤学
静岡4区 小林正枝
岐阜3区 木村周二
愛知2区 真野哲
愛知3区 磯浦東
愛知5区 前田雄吉
愛知7区 正木裕美
京都5区 沼田憲男
大阪1区 熊田篤嗣
大阪15 大谷啓
大阪18 中川治
兵庫3区 三橋真記
広島1区 菅川洋
山口1区 飯田哲也
愛媛2区 友近聡朗
福岡2区 小谷学
福岡4区 古賀敬章
福岡5区 浜武振一
長崎3区 山田正彦
熊本2区 福嶋健一郎
大分1区 小手川裕市
鹿児島1 渡辺信一郎
比例東北 菊池長右エ門  
比例東北 川口民一
比北関東 駒井実
比南関東 大山昌
比例東海 三輪信昭
比例近畿 熊谷貞俊
比例近畿 福田衣里
比例四国 鷲野陽子

5527とはずがたり:2017/11/18(土) 02:00:00
懐かしいっす。

数年後にチバさんがあん時の希望の党出馬者の身の振り特集するのかもw

5528パリ行最終便:2017/11/18(土) 08:45:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171118-00005405-gifuweb-l21

民進、吉田氏除名へ 1区総支部「相談なし、裏切り」
11/18(土) 8:23配信
岐阜新聞Web

 民進党岐阜1区総支部は17日、緊急常任幹事会を開き、岐阜市長選(来年1月21日告示、28日投開票)に無所属で立候補することを党に無断で表明した前民進党県連副代表の吉田里江氏(51)を除名処分とする方針を決めた。18日に開く県連幹事会で正式に決まる。
 1区総支部の幹部は除名の理由を「総支部長でありながら党に相談しないのは党への裏切りで、反党行為。党として、早急にけじめをつけるのが良い」と説明した。18日の県連幹事会に吉田氏が出席した場合は、立候補を取りやめるよう説得するという。
 吉田氏は県連への事前連絡や相談をせず、15日に急きょ立候補を表明した。除名の方針に「既に離党届を出しているのに除名とは、よく分からない。問題はない」と話している。
 吉田氏は2013年参院選岐阜選挙区、14年衆院選岐阜1区にいずれも旧民主党公認で立候補し、落選した。先月の衆院選では岐阜1区で希望の党の公認が得られず民進系無所属として立候補し、落選した。
.
岐阜新聞社

5529パリ行最終便:2017/11/18(土) 08:55:02
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171118-00010008-agora-pol
「無所属の会」は決して無所属ではない。民進党と名乗るべきだ --- 鷲尾 英一郎
11/18(土) 7:32配信

先般行われた総選挙で、私は公示日に離党届けにサインし、無所属で戦った。その私が奇妙と感じざるを得ない国会の会派「無所属の会」について申し上げたい。

私も、選挙後に無所属で塊をつくる、としてお誘いを受けたが即座にお断り申し上げた。理由としては、「無所属の会」は無所属で出馬したけれども民進党に籍のある議員の会派であり、色々な思惑が隠されていると感じたからだ。ちなみに岡田氏は他の野党との結節点となることを明言している。私は事前にそういう説明は受けていない。

しかも、無所属の会の中には、民進党の役職を受けたメンバーもいる。今後も民進党から政党交付金を受け取って政治活動をされると聞いた。

選挙に際して退路を断つと主張し、無所属で出馬した者が、実は民進党の党籍を持ったまま民進党からお金を受け取って活動することを、どれだけの有権者が正しく理解できるであろうか。

確かに民進党員であるから、論理的には政党交付金をもらって活動してもよいのかもしれない。しかし、民進党の政党交付金で政治活動し、民進党の役職を受けているメンバーが会派をつくっているのであれば、会派の名称は「無所属の会」ではなく、まさに「民進党」がふさわしいではないか。

私は完全に無所属である。無所属の会と誤認されるのは正直嫌だ。もし無所属と敢えて名乗っているとしたら、それは有権者に対して説明が必要だ。説明を敢えてしないとしたら騙しになりかねない。もちろん、無所属で出馬しても民進党に戻って構わないという民意もあるだろう。ただ私は、退路を断って無所属で戦うと訴えた以上、民進党員のまま民進党のお金で政治活動をしながら、表面上無所属と取り繕うのは、余りにも無理がある。

ここで、私が離党した経緯についても触れたい。総選挙に無所属で出馬したのは、もちろん希望の党から「排除」されたのではなく、新潟5区の補欠選挙で候補者擁立の責任者であったからだ。

(詳しくはこちらをお読みください。「無所属での立候補。-鷲尾英一郎の日記」(http://washioeiichirou.hatenadiary.jp/entry/2017/10/08/002158))

解散当日、民進党両院議員総会で前原提案は熱狂的な拍手をもって迎えられていた。その後の記者会見でも総選挙後に議論という留保はあったにせよ、参議院、地方組織を希望の党へ合流させることを多分に含んでいた。そのような前原提案に対して、熱狂の中、私は憮然としたまま腕組みをして拍手承認することを拒否したひとりだ。党の決定に敢えて従わない以上、離党届けを出す以外の選択肢はなかった。巷間言われていることと異なり、前原提案は決して満場一致ではなかったのだ。その後、無所属で立候補する公示日までの間に、様々な圧力を受けたことも指摘しておきたい。それに屈さなかったことも。だからこそ今、完全無所属でいる。

私は寡聞にして無所属の会の方々が離党届を出したことを聞かない(菊田真紀子議員を除く)。無所属の会のメンバーが、なぜ敢えて誤解を与えかねない「無所属の会」という名称を使うのか?隠された意図は何なのか?

無所属の会などと名乗らず、会派の名称を堂々と「民進党」に変更し、有権者と向き合うことが誠実な態度であると考える。


編集部より:この記事は、衆議院議員の鷲尾英一郎氏(無所属、新潟2区)の公式ブログ 2017年11月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は鷲尾英一郎の日記(http://washioeiichirou.hatenadiary.jp/)をご覧ください。
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鷲尾 英一郎

5530チバQ:2017/11/18(土) 09:46:25
>>5527
235人もいるので大変ですね、、、

5531チバQ:2017/11/18(土) 11:45:13
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171103-00532094-shincho-pol
盟友「前原」地獄に落ちて「辻元清美」が昇った天国への階段
11/3(金) 5:57配信 デイリー新潮
盟友「前原」地獄に落ちて「辻元清美」が昇った天国への階段
蓮舫氏も応援に来た
 民進党の「死」で、閻魔さまの裁きを受けた2人のその後は対照的だ。代表辞任の意向を明らかにした前原誠司氏(55)は、地獄に落ちた心持ち。そんな蜘蛛の糸を待つ盟友を他所に、天国への階段を昇ったのは立憲民主党の辻元清美政調会長(57)。彼女の地元・大阪10区を訪ねれば、その身の処し方が見えてくるのだ。

 ***

 この土地ではこんなジンクスがあるという。勝った候補は次の選挙で負けて比例になる――事実、1996年以降、連続当選した候補者はゼロ。約17年もの間、投票率は府下1位で無党派層が多く、その時々の「風」に左右される。そのため、夜8時に当確を打てるメディアはない激戦区で、辻元氏は2005年以降、現在は維新の松浪健太氏(46)と争ってきた。

 ところが、である。

「今回は開票直後に当確が出て、松浪氏に勝った。これで初めて連続当選を達成。ジンクスを打ち破りました」(在阪記者)

 勝因は、彼女が前原氏の誘いを断り、筋を通したこと。そう盛んに報じられてはいるが、地元・高槻のベテラン市議はこんな意見だ。

「確かに、判官贔屓の同情票が集まったけど、選挙中に彼女が胸を張る実績といえば、国交副大臣時代の話。尖閣警備のため、海保最大級のドデカい巡視艇を導入したとか、関空・伊丹の黒字化を達成したとかね」

 言うまでもなく、この時の彼女のボスは、国交相だった前原氏その人である。

 政治部デスクによれば、

「当時、前原氏の下でコンビを組んだ辻元氏は、後に民主入りを果たすきっかけを得た。先の代表選後は前原氏体制の下で執行部入りも果たしますが、希望との合流で盟友関係は破綻したのです」

 つまりは、小池氏の「排除」の論理で地獄に落ちかけた辻元氏に、前原氏は救いの手を差し伸べることはできなかった。その後、枝野氏の新党にいち早く合流して天と地が逆転したのだ。

「前原さんもツライ」
 彼女の“変わり身”の早さを知る別の市議が言う。

「最近だと、山尾志桜里さんが人気の時にはツーショットのポスターを貼り、前原さんが代表になったら2人で写っているモノに貼り替えた。風がどこに吹いているか、機を見るに敏な部分を持ち合わせていますね」

 で、当確後に事務所にいた彼女を直撃すると、

「前原さんもツライと思う。苦労を共にしてきた仲間やから、私自身もツライ。勝ち馬に乗ったなんてつもりはありません。早く当確決まったけど、嬉しい反面、責任も重いですよ」

 と、殊勝な言葉でかつての盟友を慮る余裕も見せる。“エダノン”もポスターを貼り替えられたらご注意あれ! 

「週刊新潮」2017年11月2日号 掲載

5532パリ行最終便:2017/11/19(日) 19:29:31
https://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-201711193400-2017.html
維新、県総支部の解散決める

18:00UTYニュース

衆院選の結果を受けた政治の動きです。
日本維新の会の山梨県総支部は組織を解散する事を決めました。
日本維新の会山梨県総支部はきょう役員会を開き、代表を務めていた小沢鋭仁さんが先月の衆院選、希望の党から出馬して落選した事などから、支部を解散する事を決めました。
選挙管理委員会への手続きを経て今月末で解散し、所属する4人の市議会議員は離党して無所属で活動します。
また、小沢さんは自らの事務所を今月閉鎖し、今後については「しばらくは充電期間にあてて進路を考えたい」としています。
なお、4人の市議は来月、勉強会などを行う任意団体を立ち上げ、小沢さんが政治活動を続ける場合は受け皿になりたいとしています。

5533パリ行最終便:2017/11/20(月) 13:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000003-khks-pol
民進東北、中ぶらりん 野党再編見通し立たず各県連に焦燥感
11/20(月) 10:44配信


 民進党を取り巻く野党再編の見通しが立たず、東北の各県連に焦燥感が漂っている。地方組織の存続は決まったが、希望の党や立憲民主党、無所属議員との連携は宙に浮いたまま。2019年の統一地方選や今後の国政選挙に向けた足場固めに不安を募らせる。
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 「希望が現れ、戦いは混迷を深めた。小池百合子代表でなければ勝てた」。13日、山形市であった非自民系の無所属参院議員の政治資金パーティー。民進山形県連の吉村和武幹事長は小池氏を痛烈に批判した。
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 10月の衆院選で、希望から立候補した山形2区の前議員近藤洋介氏が議席を失い、県内は民進系衆院議員が不在となった。近藤氏の処遇は党本部の決定待ち。吉村氏は「既存の組織を強化するしかない」と話す。
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 青森は1〜3区に希望から立った全員が落選した。民進県連内には復党を促す声があるものの、奈良祥孝幹事長は「希望で戦った候補がすぐ民進に戻るのは有権者に説明がつかない」と苦しい胸の内を明かす。
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 田名部定男代表は総支部長の擁立を探るが、「今の民進に新たな候補が来る保障はない。希望との合流でイメージは悪化し、人材が奪われた」と漏らす。
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 秋田県連は10月末、沼谷純代表が離党する意向を表明。「選挙結果が思わしくないから党を存続すると言っても理解は得られない。筋を通したい」と言う。
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 希望で比例復活した緑川貴士氏は、月内にも地盤の大館市に支部を設置する構えだ。民進の秋田市議は「希望との対立は避けたい」と戸惑いを見せる。
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 「どのような形で総支部を立て直せばいいか分からない」と吐露するのは、岩手県連の佐々木朋和幹事長。3日の常任幹事会は岩手1区から希望で5選した前県連副代表階猛氏の穴埋め人事を先送りした。希望、立民との連携の在り方を示すガイドラインの策定を党本部に求める。
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 福島県連は今月上旬、無所属で9選した玄葉光一郎氏(福島3区)が代表辞任を表明。県連は24日の会合で後任人事を協議する。亀岡義尚幹事長は「地方議員を中心とした体制の在り方を含め、話し合いを進める」と述べ、希望、無所属議員との連携も模索する。
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 宮城は東北で唯一、立民から立候補した岡本章子氏が比例復活した。地方組織発足の見通しが立たず、民進仙台市議の事務所を間借りする状態が続く。
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 民進県連の地方議員は共同歩調を取る考えを確認しているが、立民への合流を探る動きもある。村上一彦幹事長は「一人でも飛び出すと組織が崩壊する。行動を共にすることを優先したい」とけん制する。

5534パリ行最終便:2017/11/20(月) 14:35:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000504-san-pol

世論調査によると、18〜29歳の支持層の占める割合が高いのは希望の党(17・9%)、自民党(15・6%)、公明党(12・2%)、立憲民主党(10・5%)の順だった。

 18〜29歳に限定した政党支持率を見ると、立憲民主党支持層の高齢化はさらに明瞭となる。自民党は43・4%で、同党全体の支持率38・5%を上回ったのに対し、立憲民主党は全体の支持率15・3%を下回る11・5%にとどまった。

 自民党が若者層に支持されていることがうかがえるが、60歳以上の支持率では全体の支持率以下の36・0%だった。これに対し、立憲民主党は20・4%と同党の全体の支持率を上回っており、やはり高齢層に支えられていると言えそうだ。(千田恒弥)

5535パリ行最終便:2017/11/20(月) 15:07:49
>>5508 >>5509>>5520
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171118/k10011227611000.html

自民 支部長の差し替え毎年検討も 衆院選へ新基本方針案

11月18日 4時43分

自民党は、衆議院選挙の公認候補予定者となる支部長について、毎年、差し替えも検討するほか、2回以上続けて比例代表で復活当選した議員は、次の選挙では原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするなどとした、新たな基本方針案をまとめました。

自民党は安定した政権運営を継続していくためには、衆議院選挙で当選できる力のある候補者を擁立する必要があるとして、次の選挙の公認候補予定者となる支部長の選任の在り方を見直す新たな基本方針案をまとめました。

それによりますと、まず、各選挙区の支部長について、毎年、選挙区内の党員の獲得状況などを踏まえて差し替えも検討するとしています。また、2回以上続けて小選挙区で議席を得られず、比例代表で復活当選した議員は、次の選挙では原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするとしています。

さらに、先月の衆議院選挙で落選した候補者は、これまでの選挙結果などを踏まえて、次の選挙で比例代表への重複立候補を認めるかどうかや、名簿の順位などを検討するとしています。一方で、すべての措置について「特別の事情がある場合は、党本部で戦略的な判断に基づいて選任できる」として、例外を認める余地も残しています。自民党は来週の総務会で、新たな基本方針案を正式に了承することにしています。

5536チバQ:2017/11/23(木) 20:24:24
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171122X825.html
比例復活連続で重複禁止=小選挙区勝利へ発奮促す―自民

11月22日 19:43

 自民党は22日の臨時総務会で、次期衆院選の公認に関し、小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員の重複立候補を原則として認めない方針を決めた。小選挙区での勝利に向け発奮を促す狙いがある。

 新方針の対象者は20人余り。党員獲得や日常活動で顕著な実績が認められる場合には、例外的に重複立候補に道を開くことにしており、公認決定時に最終判断する。塩谷立選対委員長は席上、「選挙区事情を十分に考えた上で判断する」と説明した。

5537チバQ:2017/11/24(金) 08:35:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000001-asahik-soci
自民議員側、14市議へ現金 衆院選前、大阪の選挙区内


11/24(金) 5:30配信
自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)=比例近畿ブロック=側が、衆院の解散が決まった直後の9月末ごろ、自らの選挙区内にある大阪府和泉(いずみ)市と岸和田市の市議計14人に、現金計約200万円を配っていたことがわかった。神谷氏は朝日新聞の取材に、趣旨は「政治活動費」で、自民党の市議へ20万円、その他の市議に10万円を渡したと認めた。公職選挙法違反(買収申し込み)の恐れもある。▼27面=議会で手渡し

 ■神谷氏「問題ない」
 神谷氏は10月22日投開票の衆院選で、和泉市と岸和田市を含む大阪18区から立候補。……



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000010-asahi-soci
現金封筒「なんやこれ」 自民議員側、議会で堂々手渡し


11/24(金) 8:04配信

「なんやこれ」。衆院の解散総選挙が決まった直後の9月下旬、自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)側から地元市議に、現金が配られていた。大阪府和泉市では、市役所4階にある市議会の会派控室が現場に。「選挙前に堂々と議会で現金を配るとは」。ある市議はあきれたように、振り返る。

【写真】衆院選の期間中、有権者を前に演説する神谷昇氏。参加者の動員には地元市議が関わった。この市議にも神谷氏側から現金が渡されたが、後に返したという=10月20日夜、大阪府岸和田市


 神谷氏と秘書が和泉市議会を訪れた時、市議会では会議があり、会派の控室で多くの市議が慌ただしくしていた。そのさなか、神谷氏が控室に突然現れ、立ったまま一人ひとりに、現金入り封筒を短時間で配り、去っていったという。

 複数の市議によると、現金を渡される際、神谷氏や秘書は「(神谷氏が話す)演説会も、各先生方のところで開いて下さい」と話したという。市議11人が手にした封筒には、1万円札の束と、「自民党大阪府第18選挙区支部」の宛名が記された領収書が入っていた。

 「まさか、そんなものを持ってくるとは思わなかったので、なんやこれと」

 市議会の最大会派「明政会」(7人)の自民系市議は、公職選挙法の買収にあたらないかという、当時の不審の念を語る。控室では「『20万円や』『わしは10万円や』と声が上がった」。自民系市議4人には各20万円、他の市議には各10万円が配られていた。

 この市議は「これまで、神谷氏側から寄付を受けたことはない。選挙前に『お願いします』と言われたら、選挙で一生懸命応援してください、と受け止めるしかない」と話した。

 神谷氏や秘書からは「政治団体への寄付なので、受け取っても大丈夫。領収書を書いて下さい」などと説明があったという。しかし、別の市議は「選挙の時は神経質になるはずなのに、みんなの前でわざわざ大丈夫だと説明されると、グレーだと言われているようで、危険だと思った」。

 現金は、自民系市議がいない「五月(さつき)会」(4人)にも渡った。この会派の市議の一人は「応援するわけがないのに、現金を配られても迷惑」「もらう理由がなく、こんな時にもらうとどうなるかわからない」と、口々に当時の戸惑いを語った。和泉市議11人は数日内に現金を返したという。
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朝日新聞社

5538チバQ:2017/11/24(金) 19:43:15

辞職したら湯峯理之@自民和歌山県連職員が繰上げ


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112400942&amp;g=pol
自民・神谷氏が現金配布=与野党から説明求める声

 自民党の神谷昇衆院議員(比例代表近畿ブロック)が衆院解散前後の9月下旬、自身が支部長を務めていた選挙区内の同党市議ら計14人に、現金を渡していたことが24日分かった。神谷氏は法律違反に当たらないと主張。これに対し与野党からは、「買収の疑いがある」などとして説明を求める声が相次いだ。


 神谷氏によると、現金を渡したのは、大阪府和泉、岸和田両市の市議。このうち、自民党や同党系の7人には20万円ずつ、それ以外の7人には10万円ずつ配布した。総額は210万円で全員が返還したという。
 神谷氏は、自らの選挙区支部から各市議の後援会への政治活動費の提供だったとして「政治団体から政治団体への寄付行為は政治資金規正法で認められている」と説明。「何らやましいことはない」と強調した。
 一方、自民系会派の市議は24日、神谷氏の行動について「時期が時期だけに選挙目的と感じた」と語った。
 自民党の二階俊博幹事長は記者会見で「疑惑を持たれたらしっかり説明することが大事だ」と述べた。共産党の笠井亮政策委員長は会見で「事実なら選挙前に票の取りまとめを依頼する買収の疑いになる」と指摘した。(2017/11/24-18:37) 関連ニュース

5539パリ行最終便:2017/11/25(土) 13:23:31
4214 :パリ行最終便 :2017/11/25(土) 13:20:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171125-00000013-khks-pol
鎌田さゆり氏、年内民進離党 立憲民主党入り検討

11/25(土) 12:10配信


 民進党宮城2区総支部長の元県議鎌田さゆり氏(52)は24日、12月16日の民進県連大会後に離党届を提出し、来年1月にも立憲民主党への入党手続きをする意向を明らかにした。後援会幹部への説明は既に終えているという。
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 鎌田氏は河北新報社の取材に「弱者の視点に立ち、暮らしと憲法を守る信念を貫くため決断した。軸足を明確にし、政治活動を充実させたい」と話した。
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 鎌田氏は10月の衆院選で2区から立候補し、自民党公認の秋葉賢也氏(55)に1316票差で惜敗した。選挙前に民進が分裂して結党した立民への合流を模索したが、無所属で戦った。
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 県内では民進県議の一部でも立民入りを目指す動きがあり、25日に東京で県議ら中心の「立憲民主党を話し合う自治体議員の会」が設立される。

5540チバQ:2017/11/27(月) 00:16:56
4224 :チバQ :2017/11/27(月) 00:16:22
http://www.sankei.com/region/news/171126/rgn1711260029-n1.html
2017.11.26 07:04

立民の群馬地方組織 年明けにも設立

 10月の衆院選比例で初当選を果たした立憲民主党の堀越啓仁氏が25日、政治活動報告会を行い、招かれた長妻昭代表代行が講演した。長妻氏は民進党県総支部とは別に、立民の地方組織を年明けに設立する見通しを明らかにした。

 長妻氏は取材に対し、「おそらく群馬においては年明けに県連(の設立)という形になるのではないか」とし、時期については来年4月までに「めどをつける」とした。

 また、衆院選2区内の玉村町に住む堀越氏について長妻氏は「検討事項の段階だが、比例単独で次もやっていこうとは思っていない」とし、2区からの出馬については「当然有力」とした。堀越氏は、「地元でしっかりやれという声もいただいている」とし、党本部と調整しながら12月上旬には本格的な検討を始めると前向きな姿勢を示した。

5541チバQ:2017/11/28(火) 18:57:26
http://www.sankei.com/politics/news/171128/plt1711280035-n1.html
2017.11.28 18:04
【衆院予算委員会】
「選挙で落ちそうで落ちない」… 維新・下地幹郎氏が比例復活の“自虐ネタ”披露


 「いつも落ちそうで落ちない」-。日本維新の会の下地幹郎国会議員団政調会長は28日午後の衆院予算委員会で、先の衆院選での比例復活当選確定が投票日翌日の夕方までずれ込んだ“自虐ネタ”を披露し、与野党議員の笑いを誘った。

 下地氏は衆院沖縄1区で共産党の赤嶺政賢氏に敗れた。投票日から一夜明けた10月23日の午後5時前、重複立候補していた比例九州ブロックで維新が議席を獲得することが確定し、「首の皮0.0001ミリで」(下地氏)復活当選が決まった。

 下地氏は予算委で、当選決定後に高校生が地元の事務所を訪ねてきたことを明かした。

 「事務所に来て『下地さん、握手しよう』って言うんですよ。『どうして?』って言ったら、『来年受験なんだ。下地さん、いつも選挙で落ちそうで落ちない。縁起がいいから握手しよう』って…」

 続く言葉で下地氏は「最下位ではあるけど、自分に与えられた意味みたいなものはあるなと思いましたよ」と語り、エピソードを締めくくった。

5542チバQ:2017/11/28(火) 19:34:14
北海道1区 船橋利実
(12年完全落選 14年比例復活)
北海道8区  前田一男
(12年比例復活 14年完全落選)
みたいなパターンは対象外なのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00010000-senkyocom-pol&amp;p=1
自民党の厳しい掟!選挙区で2連敗したら重複禁止へ。現職では23名ががけっぷち!
11/28(火) 7:00配信 選挙ドットコム
自民党の厳しい掟!選挙区で2連敗したら重複禁止へ。現職では23名ががけっぷち!
自民党は次期衆院選の公認について、小選挙区で敗退し比例での復活当選が2回以上続いている現職議員の重複立候補を原則認めない方針を決めました。

今回の第48回衆議院議員総選挙は解散が急だったため、適用が見送られましたが、小選挙区で勝てる議員を増やすため、若手議員の奮起を促すことを目的として、次回の総選挙から導入される予定です。ただし、一部候補者については「党員確保状況などを総合的に勘案し、対象から除外する」という例外措置を検討しています。

今回(2017年)と前回(2014年)の衆議院議員総選挙で、小選挙区で敗退し、比例復活した自民党の現職議員は23人存在します。この23人が、「重複立候補禁止」となる可能性の高い政治家です。

あなたのお住いの地域の方はいるでしょうか? 対象となる23人の選挙区は自民党以外の政党が強い地域であったり、当選回数を重ねている大物議員がいる地域などということでもあります。地域ごとに見ていきましょう。

岩手1区 高橋比奈子氏(59歳)当選3回
岩手1区
2017年57,381票(選挙区当選は階猛氏(希望の党) 惜敗率65.55%)
2014年46,409票(選挙区当選は階猛氏(民主党) 惜敗率60.43%)

岩手3区 藤原崇氏(34歳)当選3回
※2014年 岩手4区 2017年岩手3区
2017年96,571票(選挙区当選は小沢一郎氏(無所属) 惜敗率74.15%)
2014年57,824票(選挙区当選は小沢一郎氏(生活の党) 惜敗率76.79%)

茨城7区 永岡桂子氏(63歳)当選5回
茨城7区
2017年62,617票(選挙区当選は中村喜四郎氏(無所属) 惜敗率80.56%)
2014年65,638票(選挙区当選は中村喜四郎氏(無所属) 惜敗率74.25%)

埼玉5区 牧原秀樹氏(46歳)当選4回
埼玉5区
2017年 77,023票(選挙区当選は枝野幸男氏(立憲民主党) 惜敗率64.67%)
2014年 86,636票(選挙区当選は枝野幸男氏(民主党) 惜敗率96.23%)

埼玉6区 中根一幸氏(48歳)当選4回
埼玉6区
2017年92,222票(選挙区当選は大島敦氏(希望の党) 惜敗率86.63%)
2014年94,303票(選挙区当選は大島敦氏(民主党) 惜敗率90.74%)

5543チバQ:2017/11/28(火) 19:36:25
東京都7区 松本文明氏(68歳)当選4回
東京都7区
2017年 85,305票(選挙区当選は長妻昭氏(立憲民主党) 惜敗率72.83%)
2014年 83,476票(選挙区当選は長妻昭氏(民主党) 惜敗率79.94%)


神奈川4区 山本朋広氏(42歳)当選4回
神奈川4区
2017年 55,700票(選挙区当選は早稲田夕季氏(立憲民主党) 惜敗率83.10%)
2014年 61,479票(選挙区当選は浅尾慶一郎氏(無所属) 惜敗率67.51%)


神奈川9区 中山展宏氏(49歳)当選3回
神奈川9区
2017年 70,819票(選挙区当選は笠浩史氏(希望の党) 惜敗率97.63%)
2014年 59,991票(選挙区当選は笠浩史氏(民主党) 惜敗率92.96%)


新潟3区 斎藤洋明氏(40歳)当選3回
新潟3区
2017年 95,594票(選挙区当選は黒岩宇洋氏(無所属) 惜敗率99.94%)
2014年 74,319票(選挙区当選は黒岩宇洋氏(民主党) 惜敗率89.95%)


静岡6区 勝俣孝明氏(41歳)当選3回
静岡6区
2017年 108,157票(選挙区当選は渡辺周氏(希望の党) 惜敗率99.41%)
2014年 102,714票(選挙区当選は渡辺周氏(民主党) 惜敗率89.97%)


愛知3区 池田佳隆氏(51歳)当選3回
愛知3区
2017年 76,220票(選挙区当選は近藤昭一氏(立憲民主党) 惜敗率77.30%)
2014年 72,353票(選挙区当選は近藤昭一氏(民主党) 惜敗率87.78%)


愛知5区 神田憲次氏(54歳)当選3回
愛知5区
2017年 72,651票(選挙区当選は赤松広隆氏(立憲民主党) 惜敗率79.76%)
2014年 71,616票(選挙区当選は赤松広隆氏(民主党) 惜敗率85.02%)


愛知7区 鈴木淳司氏(59歳)当選5回
愛知7区
2017年 127,329票(選挙区当選は山尾志桜里氏(無所属) 惜敗率99.34%)
2014年 108,151票(選挙区当選は山尾志桜里氏(民主党) 惜敗率95.30%)

愛知11区 八木哲也氏(70歳)当選3回
愛知11区
2017年 96,978票(選挙区当選は古本伸一郎氏(希望の党) 惜敗率71.99%)
2014年 97,167票(選挙区当選は古本伸一郎氏(民主党) 惜敗率76.81%)


愛知13区 大見正氏(59歳)当選3回
愛知13区
2017年 109,581票(選挙区当選は大西健介氏(希望の党) 惜敗率94.08%)
2014年 101,144票(選挙区当選は大西健介氏(民主党) 惜敗率86.70%)

5544チバQ:2017/11/28(火) 19:38:18
大阪10区 大隈和英氏(48歳)当選2回
大阪10区
2017年 56,483票(選挙区当選は辻元清美氏(立憲民主党) 惜敗率74.52%)
2014年 53,160票(選挙区当選は辻元清美氏(民主党) 惜敗率86.12%)


大阪17区 岡下昌平氏(42歳)当選2回
大阪17区
2017年 58,534票(選挙区当選は馬場伸幸氏(日本維新の会) 惜敗率89.46%)
2014年 63,219票(選挙区当選は馬場伸幸氏(維新の党) 惜敗率90.06%)


大阪18区 神谷昇氏(68歳)当選2回
大阪18区
2017年 80,198票(選挙区当選は遠藤敬氏(日本維新の会) 惜敗率92.10%)
2014年 82,460票(選挙区当選は遠藤敬氏(維新の党) 惜敗率93.03%)


大阪19区 谷川とむ氏(41歳)当選2回
大阪19区
2017年 57,833票(選挙区当選は丸山穂高氏(日本維新の会) 惜敗率86.69%)
2014年 51,223票(選挙区当選は丸山穂高氏(維新の党) 惜敗率91.27%)


和歌山1区 門博文氏(52歳)当選3回
和歌山1区
2017年 57,111票(選挙区当選は岸本周平氏(希望の党) 惜敗率78.75%)
2014年 59,937票(選挙区当選は岸本周平氏(民主党) 惜敗率88.48%)


小島敏文氏(67歳)当選3回
広島6区
2017年 69,209票(選挙区当選は佐藤公治氏(希望の党) 惜敗率80.83%)
2014年 65,494票(選挙区当選は亀井静香氏(無所属) 惜敗率72.96%)


佐賀1区 岩田和親氏(44歳)当選3回
佐賀1区
2017年 78,972票(選挙区当選は原口一博氏(無所属) 惜敗率74.86%)
2014年 83,421票(選挙区当選は原口一博氏(民主党) 惜敗率97.11%)


沖縄1区 國場幸之助氏(44歳)当選3回
沖縄1区
2017年 54,468票(選挙区当選は赤嶺政賢氏(日本共産党) 惜敗率89.87%)
2014年 53,241票(選挙区当選は赤嶺政賢氏(日本共産党) 惜敗率91.89%)

5545とはずがたり:2017/12/01(金) 08:28:39
>>515>>3228>>3867
>今井氏は昨夏の参院選富山選挙区で擁立される予定だったが、民進が野党共闘に合意したため衆院選にくら替え。衆院選では野党4党の政党間協議の末、自由の元職が出馬を取り下げたため、一度は今井氏を野党統一候補とすることが決まったが、直後に民進が希望の党に合流することに。今井氏も希望の党に公認申請していた。
2019年の参院選候補は今井氏かねえ。寧ろ富山1区の野党統一候補か。

連合富山的には希望は可成り連合の顔に泥を塗ってるね〜。
社民・自由の希望ブロック(希望の会の方w)が富山では強固の様だが,民進から立民が出てこの力関係がどう変わるかな?

立民現職が誰か居れば中央の枝野の渋面尻目に社民自由寄りに動けそう(愛知の赤松みたいに)だが,当事者不在では動きにくいかな。

2017衆院選
富山1区 今井氏が立候補断念 希望の公認から外れ決断 /富山
https://mainichi.jp/articles/20171006/ddl/k16/010/248000c
毎日新聞2017年10月6日 地方版

 衆院選(10日公示、22日投開票)の富山1区に立候補を表明し、民進を離党して希望の党からの出馬を目指していた今井基之氏(49)は5日、立候補断念を表明した。希望の党の第1〜3次の公認から外れ、「これ以上多くの人を待たせ、混乱させるべきはないと思い決断した」と説明した。維新を除く4党の野党共闘が崩れ、混迷していた1区の構図がようやく固まった。【古川宗、鶴見泰寿】

 今井氏は民進県連の寺崎孝洋幹事長とともに富山市内で記者会見。断念の理由について寺崎幹事長は「民進党の方針に沿ってがんばってきたが、希望の党の公認リストに名前がなく、残り時間などを総合的に判断した」と険しい表情で説明した。

 今井氏は「断腸の思い。(公認されなかったのは)私の思いが届かなかった。全ては私の責任」と沈痛な表情で述べた。国替えや立憲民主党からの出馬については「1区からの出馬にこだわってきた。政権交代を成し遂げるため(希望の党からの出馬を)決断したわけだから今更信念をぶれさせるわけにはいかない」と否定した。

 希望の党と維新の会の間では、東京と大阪で候補者をすみ分ける選挙協力を発表しているが、今井氏は1区で出馬予定の維新前職の吉田豊史氏(47)を「支援するつもりはない」と断言した。

 今井氏は昨夏の参院選富山選挙区で擁立される予定だったが、民進が野党共闘に合意したため衆院選にくら替え。衆院選では野党4党の政党間協議の末、自由の元職(>>1264>>1277)が出馬を取り下げた(>>2398)ため、一度は今井氏を野党統一候補(>>1298だと民進はまず協議を拒否。自由は社民と連携して広野擁立を決めたっぽい。>>1494 >>3865)とすることが決まったが、直後に民進が希望の党に合流することに。今井氏も希望の党に公認申請していた。

 一方、民進県連の支持母体、連合富山の尾谷康弘会長は、希望の党が富山3区の擁立する立候補予定者について「推薦はありえない」と明言。「今回の衆院選では連合富山として推薦候補者がいなくなり、非常に残念だ。選挙区も比例代表も個別労組の対応に委ねる」と述べた。

5546チバQ:2017/12/01(金) 17:46:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000552-san-pol

元国会議員がLGBT告白「小池百合子代表の了解は得たが…」選挙でカミングアウトできなかったワケ


12/1(金) 15:30配信

産経新聞







元国会議員がLGBT告白「小池百合子代表の了解は得たが…」選挙でカミングアウトできなかったワケ


インタビューに応じる松浦大悟氏=11月8日、秋田市(写真:産経新聞)


 10月の衆院選で、秋田1区から希望の党公認で出馬し、落選した元参議院議員の松浦大悟氏(48)。性的少数者(LGBT)である松浦氏が産経新聞のインタビューに応じ、自身が同性愛者であるとして、衆院選では「カミングアウト(LGBTを公表)して戦いたいと小池百合子代表(当時)の了解も得たが、秋田(の選挙区)ではできなかった」と打ち明けた。

 ■集票狙いを牽制(けんせい)

 松浦氏はもとは秋田放送のアナウンサーで、参院議員を1期務めた後、2回落選している。衆院選にくら替えして出馬した動機について、「LGBTにとって住みやすい地域作りを政治の立場からしていきたい。当事者として当選できたら、強力に政策を推進できる」と説明する。

 「新聞や雑誌でじっくりインタビューしてもらえれば(LGBT問題が)伝わると考えた」とも語り、衆院選の直前には、LGBTに好意的とされる雑誌や、インターネットサイトなど複数のメディアにインタビューを打診したという。

 だが、反応は良くなかった。衆院選の公示前に、特定の候補者を取り上げにくいという事情もあったとみられるが、松浦氏は「LGBTに関心を持つのはリベラル系のメディアが多く、『保守政党(希望の党)にLGBT問題を利用される』と思った(のを嫌った)のでは」と分析する。

 LGBTと政治では、こんなこともあった。5月の大型連休中に東京・渋谷で開かれている日本最大のLGBTイベント「東京レインボープライド」のパレードに昨年、自民党政調会長だった稲田朋美氏が参加した。その際、「リベラル系の票田とみて『保守派がLGBTを(政治)利用しようとしている』との声が出た」。平成26年に、安倍晋三首相夫人の昭恵さんがパレードに参加した際にも、同じ批判が出たという。

「保守VSリベラル」の構図だが、松浦氏は「保守層を取り込まなければ、LGBT運動は前に一歩も進めない。保守層にも共感を持ってもらうことが大事」と強調する。

 ■秋田では難しく?

 松浦氏がそう考えるようになったきっかけは25年、LGBTをテーマに、米国務省が日本から参加者数人を選抜して主催した「インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(IVLP)」で、米国の現場を視察したことだった。

 「米国では共和党も民主党も、地方を含め、LGBTを支援する議員をいかに増やすか努力している。当選後のLGBT支援を条件とした選挙資金援助も、寄付を原資に行われていた。研修も充実しており、日本でも党派に関係なく進めるべきだと思う」

 しかし、衆院選では、LGBTは武器にはできなかった。

 「車社会の秋田での街頭演説は、走っている車に向かって一方的にしゃべるようなもの。車中の人に伝わるのは名前くらいで、演説の中身までは聞こえない。『松浦はLGBT』とだけ伝わると、変に解釈されて反発されてしまう。SNSで広めようにも、高齢者は使っていない人が多く、小池代表のOKは出たもののカミングアウトしようにも伝える方法がなかった」という。

 秋田ではLGBTへの理解を得るのは難しいと判断し、希望の党の風に乗ってとにかく議席を得ることを優先したが、同党の失速で果たせなかった。

5547名無しさん:2017/12/01(金) 17:46:52
 ■19年には時期尚早

 松浦氏は広島県出身。ゲイであることは小学生の頃から自覚していた。「自我の芽生えた頃から、『なよなよしている』といじめにあっていた。女子の友達が多く、球技などスポーツ全般が苦手で、一般の男子とは違うと」。神戸学院大卒業後に秋田放送にアナウンサーとして入社。同社では、LGBT問題を取り上げる番組も制作するなどしてきた。

 19年の参院選で、秋田選挙区から無所属で立候補し、初当選。その後、民主党入りした。当時の小沢一郎・党代表にカミングアウトを打診するが、「地方では時期尚早」との判断で止められたという。

 国会でLGBT問題に取り組み、22年10月の参院決算委員会では、「国勢調査の項目に同性カップルも含めるべきだ」と質問し、当時の片山善博総務相から、「今後検討していきたい」との答弁を引き出した。

 「東日本大震災では、LGBTが『気持ち悪い』といわれて避難所で排除されたり、ホルモン注射を処方してもらえなかったりといった問題が表面化した。秋田市内では、悩んで自殺した人もいる。人口減少に歯止めをかけるためにも、東北地方と秋田をLGBTが住みやすい地域にしたい」。思いは募るが、25年の参院選で民主党、28年の参院選も、民進党の秋田県支部代表で野党統一候補として出馬しながら落選。今回は、希望の党の衆院議員だった若狭勝氏の政治塾に参加し、「ダイバーシティ社会をうたい、LGBTの法的保証に取り組む政策を掲げていて、私の取り組みと合致した」と希望の党からのリベンジを決断。細野豪志衆院議員を介し、小池代表から、秋田1区の公認でLGBTをカミングアウトして出馬する内諾まで得たが、実らなかった。

 ■都市と地方の“格差”

 LGBTの理解を広げる運動を続ける認定NPO法人「グッド・エイジング・エールズ」(東京)の専任代表、松中権氏は、地方におけるLGBTの「生き辛さ」を指摘する。松中氏は、松浦氏と一緒に米国のIVLPに参加したメンバーだ。

 松中氏は「外国人を含め、多様な人が混在する首都圏では、大手企業によるダイバーシティの取り組みも功を奏し、LGBTが『隣に普通にいる人』として理解度が高まりつつある。しかし、保守層の多い地方ではまだ難しい。選挙戦におけるカミングアウトは、偏見を持たれるリスクと隣り合わせで、首都圏以上に地方の状況は厳しいはず」と説明。その上で、「7月に東京で発足したLGBT自治体議員連盟も、50代の文京区議が当選5回目にして初めてカミングアウトした」と明かす。

 松中氏は、日本では「保守層とリベラル層の対立という以前に、LGBT支援の議論が正に始まったばかり。存在すらないものとされていたLGBTに対し、理解を示す人が保守層へも少しずつ広がり始めている」と、政治の立場を超えた議論の高まりに期待する。(秋田支局長 藤沢志穂子)

5548名無しさん:2017/12/02(土) 09:03:47
新潟4区支部長に金子氏充てず
https://www.ohbsn.com/news/detail/kennai20171201_9056375.php

衆院選小選挙区の自民党支部長選任で、党本部が新潟4区について、10月の衆院選で落選した金子恵美元衆院議員を充てずに「白紙」と党県連に打診したことが、分かった。
県連は対応を留保した。通例、支部長は公認候補を兼ねることから再任されなければ金子氏は今後、4区からの出馬が難しくなる

5550名無しさん:2017/12/03(日) 22:15:58
自民・今津氏 政界引退へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/148589?rct=n_hokkaido

5551とはずがたり:2017/12/03(日) 22:40:32
>>5550
リンク先めっちゃでかフォントでびびったw

5552名無しさん:2017/12/03(日) 23:00:54
>>5551

((((;゜Д゜))))

5553パリ行最終便:2017/12/04(月) 05:07:41
http://www.todaishimbun.org/election20171108/
衆院選×東大生 5割以上が自民党に

5554チバQ:2017/12/04(月) 14:47:34
http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567.html
2017.12.03
連載
永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報
実は永田町で評判最悪の国会議員…「棚ぼた当選」なのに党への忠誠心や感謝ゼロ
文=神澤志万/国会議員秘書

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.
 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 11月25日、希望の党と共同会派を組むと噂されている日本維新の会の臨時党大会の開催が報じられました。松井一郎・大阪府知事の代表続投が再確認されたようです。
 維新といえば、橋下徹さんがツイッターで丸山穂高議員を「口のきき方も知らない」「ボケ」「金で公認を得ている」と攻撃して炎上したことは記憶に新しいですが、これについて、こんな声があがっています。
「橋下さんが攻撃しないといけないのは、別の議員だろう」
 維新議員の秘書をしている先輩が嘆いていました。丸山議員は若いので確かに未熟な部分もあるかもしれませんが、東京大学経済学部卒業後に経済産業省入省、松下政経塾を経て維新から立候補し、当選3回(大阪19区)という、なかなかの経歴です。
 先輩秘書によれば、丸山議員の政策立案能力は非常に高く、維新の政務調査会になくてはならない存在だそうです。「熱心に政策立案や法案づくりに取り組んでいた」とも聞いています。
 そもそも、維新にはお金で公認を与えるような制度なんてありません。それは、創設者である橋下さん自身が一番よくわかっているはずで、先輩秘書は「橋下さんの真意がわからない」とも言っていました。
“お友達”で固めた公設秘書の評判が最悪?


 先輩秘書によれば、丸山議員よりも問題なのは、南関東比例ブロックで当選した串田誠一議員(神奈川6区)のほうです。なぜなら、串田議員は“棚ぼた”で当選したにもかかわらず、党への忠誠心や感謝の気持ちが表れていないからだそうです。
 串田議員は選挙区では2万4424票と惨敗(当選した青柳陽一郎議員は8万6291票)で、惜敗率もたったの28.3%でした。ちなみに、総理大臣補佐官や国土交通大臣を歴任した馬淵澄夫さん(希望の党/近畿ブロック)が落選したことが話題になりましたが、馬渕さんは8万8082票で惜敗率は97.2%です。
 つまり、串田議員が実力で衆議院議員になれたわけでないことは明らかなのですが、さらに維新が推薦したベテラン秘書の受け入れを拒否し、自分の“お友達関係”で3人の公設秘書を決めてしまったそうです。
 しかも、そもそも約2万票しか獲れていないのですから、本来であれば地元の活動に力を入れるべきにもかかわらず、公設秘書の3人はすべて議員会館勤務なのだとか。
 さらにさらに、その公設秘書たちも“珍獣”ぞろいで、党職員も「話が通じない」と頭を悩ませているそうです。維新議員の秘書たちからの評判も「謙虚さがなく不愉快」と最悪です。
大阪では評価されている維新の「身を切る改革」


 なぜ橋下さんは、こういう議員のことは攻撃しないのでしょうか。丸山議員ほど知名度がないからでしょうか。いやむしろ、橋下さんは丸山議員に対して「お前の知名度を上げてやったぞ!」とでも思っているのでしょうか。
 総選挙で議席を14から11に減らしてしまった日本維新の会ですが、実は大阪では、実現してきた数々の「身を切る改革」が高く評価されています。その舵を最初に切ったのは、ほかならぬ橋下さんです。

 神澤は、個人的には「『おおさか維新の会』という名称のままのほうがよかったのでは?」と思っています。維新の改革は、まだ大阪でしか実現できていませんからね。
 でも、大阪の改革を見習って東京都も高校の無償化を進めていますし、追随する自治体が増えているのも事実です。「所属議員の数は少なくても存在意義は高い」のが日本維新の会という政党であり、やはり“党の顔”は橋下さんしかいないような気がします。
 政界復帰を求める待望論があるのも確かですし、ぜひ復帰して、串田議員のような“間違って当選した議員”を叱ってほしいと思います。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567_2.html
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5555チバQ:2017/12/06(水) 00:37:06
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/845650/
落選者から悲鳴「正月の餠代も出ない」野党の厳しい懐事情
2017年12月01日 17時00分

 野党(立憲民主党、希望の党、民進党、無所属の会)が「正月の餠代も出ない…」と厳しい懐事情に青ざめている。

 小池百合子都知事(65)が顧問に就任した希望の党(玉木雄一郎代表)は30日、永田町で衆院選で落選した惜敗者と意見交換会を開いた。参加したのは29、30日の2日間で76人。“小池旋風”に期待し、政治家転身を目指したが、公示前に小池氏の「排除の論理」など、野党分裂のドタバタ劇の影響をもろに受けた。

「もう一度、次の衆院選で政治家を目指したい」と再チャレンジの意向を持つ惜敗者が多いが、厳しい現実が突きつけられている。「落選して食べていけない。希望の党は生活面をどこまで面倒をみてくれるのか」(官僚出身のある惜敗者)と悲惨な意見が出たという。

 会見した同党選対委員長の大西健介衆院議員(46)は「惜敗者は次の選挙に向け、希望の総支部長になれるかは難しい状況だ。希望はまだできたばかりの党。これからの党運営のためには、新たな職員を採用しないといけない。惜敗者にどれぐらいお金が使えるか、まだ決まってない」と頭を抱えている。

 永田町では「希望の党は年末に向け、立憲民主党と合流すれば、国会議員が増え、来年1月に支給される政党助成金(交付金)が増える」と合流の可能性がささやかれてもいる。

 野党再編に向けた動きに大西氏は「相手(立憲)があってのこと。選挙区の調整は難しい。相手が我々と一緒にやる気がないのに、こちらから行く気はない。(合流するには)時間がかかる」と話した。

 この日、総務省は2016年分の政治資金収支報告書を公開。野党で参院議員が最も多い民進党(大塚耕平代表)は「一連の選挙の結果等により、党の財政はさらに厳しい状況を迎えており、経費節減に努める一方、財政基盤の拡充を進めることが引き続き課題になっている」との談話を出した。

 同党の参院議員からは「財政面は、正月の餠代が出ないほど厳しい。国会では迫力不足が指摘され、埋没している」と不安の声が上がっている。

5556名無しさん:2017/12/06(水) 13:08:06
長いのでリンクのみ

http://blogos.com/article/259228/
2017年11月20日 10:08
中村喜四郎という男―オレと選挙と中村喜四郎と“選挙の鬼”との12年戦争(1)

http://blogos.com/article/259257/
2017年11月21日 09:54
“報道陣立入禁止”の個人演説会の中身は?―オレと選挙と中村喜四郎と “選挙の鬼”との12年戦争(2

http://blogos.com/article/259433/
2017年11月22日 10:16
自公連立の”番外地”茨城7区の現状―オレと選挙と中村喜四郎と “選挙の鬼”との12年戦争(3)

5557チバQ:2017/12/06(水) 19:10:42
http://www.sankei.com/politics/news/171206/plt1712060022-n1.html
2017.12.6 17:18

共産・赤嶺政賢衆院議員を公選法違反罪で告発へ 沖縄県民有志 「沖縄では慣例的」の開き直り発言が波紋

 沖縄県民有志でつくる民間団体「沖縄県選挙監視委員会」の小木(こぎ)貴之委員長(38)=沖縄市=は6日、県庁で記者会見し、先の衆院選で公職選挙法が禁止する事前運動などを行ったとして、沖縄1区で当選した共産党の赤嶺政賢衆院議員(69)を公選法違反の罪で那覇地検に告発すると発表した。赤嶺氏をめぐっては民放テレビの取材に対し自ら公選法違反行為を認め、開き直る発言をした映像が全国に放送され、波紋を呼んだ経緯がある。同監視委のメンバー、5人が12日に告発する予定で、那覇地検の対応が注目される。(那覇支局 高木桂一)

 提出予定の告発状などによると、赤嶺氏は衆院選公示前の10月8日午前9時〜午後5時ごろまでの間、選挙区内で自動車に乗って拡声器で投票を呼びかけたほか、「あかみね」と記されたのぼり旗を掲げるなど事前運動を行ったとしている。

 また、投開票日の22日夜から23日未明にかけてテレビ東京系列が放送した特別番組「池上彰の総選挙ライブ」で事前運動を行っている映像が流され、番組スタッフの指摘に対し「沖縄では慣例的に私だけでなく他党の候補もやっている」と発言したことを指摘。「本人も事前運動を認めている。これを野放しにすることは沖縄の恥だ」として那覇地検に対して立件を求めるとしている。

 記者会見で小木委員長は「沖縄2、3、4区でも違法なポスターやのぼり旗が確認されたが、1区の赤嶺氏の違法行為は地上波で全国に放送された。県民として看過できない」と強調。「今回の告発をきっかけに『公選法特区』と言われる沖縄県の異常な選挙の正常化に向けて公選法が県民に広く周知され、全候補者のコンプライアンスの向上につなげたい」と述べた。

 先の衆院選で赤嶺氏は、共産党全国唯一の選挙区の議席を守ったが、公選法違反は“やりたい放題”だったようだ。

 現に記者も、赤嶺陣営による事前運動の数々を目撃していた。衆院が解散された9月28日以降、公示前であるのに、那覇市内で共産党の街宣車が赤嶺氏の名を連呼して市民らに支持を呼びかける光景は何度も目に入った。

 また、同市内の選挙事務所の窓ガラスには、志位和夫委員長や小池晃書記局長が公示後に応援弁士として選挙区入りする日程を告知するチラシを外に見えるよう貼り付けPRしていた。これも公選法に触れる。

 公示後も那覇市選挙管理委員会が市内の方々に設置した公営ポスター掲示板の傍らには、応援団たる翁長雄志(おながたけし)知事と城間幹子那覇市長に赤嶺氏が囲まれた「3連ポスター」が、施設や道路の管理者に許可をとらず立て掛けられていた。ポスターの違法掲示だ。

 しかし案の定、沖縄県警が公選法違反の立件に腰が重いため、県内で違反行為を監視してきた沖縄県選挙監視委員会のメンバーが那覇地検に告発することになった。

5558チバQ:2017/12/23(土) 11:12:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1712220004.html
【関西の議論】投票箱が届かない 衆院選・市長選を台風が直撃…混乱の中で当日開票実施した和歌山・新宮市の決断
12月22日 06:34産経新聞

【関西の議論】投票箱が届かない 衆院選・市長選を台風が直撃…混乱の中で当日開票実施した和歌山・新宮市の決断

三重県経由でようやく開票所に届けられた投票箱。到着は午後11時を過ぎていた=和歌山県新宮市

(産経新聞)

 衆院選の投開票日となった10月22日はおりしも台風21号が猛威をふるい、開票作業が遅れたり、即日開票ができず翌日に開票作業を持ち越した自治体も多かった。市長選と同日選となった和歌山県新宮市も開票作業が大幅に遅れる事態に。激しい雨によって幹線道路の国道168号が通行止めとなり、投票箱が開票所に届けられなくなったためだ。そうしたなかでも、何とか当日の開票にこぎつけた裏には市の“決断”があった。混乱の舞台裏を振り返る。(中村宏二)

投票箱届かず

 同市では投開票日まで長らく悪天候が続いていた。台風21号は22日夜には本州に接近。市内も強い雨が降り続き、道路冠水なども至る所で発生した。新宮の降水量は48時間で888・5ミリと観測史上1位の値を更新するなど、平成23年の紀伊半島豪雨を上回る猛烈な雨となっていた。

 市立総合体育館での開票作業は午後8時20分から予定されていた。しかし、市選管から「国道168号で道路の冠水があり、(同市)熊野川町の投票所の投票箱が運べない」と説明があり、集まった報道関係者からも驚きの声が上がった。「いずれにしろ、全ての投票箱がそろわないと開票は始められない。見通しもまったく立っていない」と市選管。まもなく開票開始時刻が過ぎた。

ほかの自治体では翌日開票も

 台風21号による選挙への影響は各地に及び、翌日開票を行う自治体も相次いだ。三重県鳥羽市では市内数カ所の道路冠水によって、投票箱が開票所へ届けられない状況が続いた。兵庫県篠山市では開票所が停電するというトラブルに見舞われた。「午後7時すぎに停電し、復旧したのは翌朝。まさか、こんなことになるとは夢にも思っていなかった」と同市選管の担当者は振り返る。

 総務省によると、翌日開票となったのは、ほかに松山市や山口県萩市、沖縄県うるま市などで、計8県の12自治体。「国政選挙で即日開票が見送られるのは異例」(総務省担当者)という。

三重経由で

 刻一刻と時間が進むなか、新宮市ではなお投票箱を届けるルートを模索。当初は田辺方面経由も検討されたが、通行止めの情報が早くから入っていた三重県内は土砂崩れなどによる通行止めではなく、大雨に備えてのもので、走行は可能であることが判明した。

 投票箱を載せ、市熊野川行政局を出発した車は激しい雨の中、国道311号から三重県道などを開票所目指して走行した。午後11時すぎに投票箱は開票所に無事到着。会場では早速、開票作業に取りかかり、雨の後の暴風も吹きすさぶなか、未明に開票は終了した。

 開票を翌日に回した自治体もあるなか、新宮市が当日の開票を決断したのは、翌日の台風被害への対応を考えた結果でもあった。市選管は「翌日開票とし、職員を開票作業に回すことは市民に迷惑をかけることになると判断した」と説明する。

 台風21号は紀伊半島の熊野地方でも多くの被害をもたらし、新宮市では11月29日時点で、家屋の床上浸水が617棟、床下浸水が506棟など計1222棟が被災。浸水した店舗などを含めると計1494棟の被害が判明している。

 開票当日に一時的に運ぶことができなくなった投票箱は、いずれも投票終了時刻が午後6時の投票所のもので、同じ熊野川町でも午後4時が投票終了だった投票所の投票箱は届いていた。市選管は「今回の台風では、当日に投票時間の繰り上げを決めた自治体もあった。そうした対応も今後の課題だ」としている。

5559チバQ:2017/12/23(土) 11:41:35
http://www.sankei.com/region/news/171222/rgn1712220059-n1.html
2017.12.22 07:06
【記者ノート】
自民大勝の衆院選 風に翻弄された与野党 神奈川
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 県内18選挙区のうち自民党が13議席を獲得して圧勝した衆院選(10月10日公示、22日投開票)。予期せぬ解散に伴う野党第一党「民進党」の分裂、小池百合子東京都知事の人気を背景に膨らんだ新党「希望の党」への期待と失速、終盤に息を吹き返したリベラル新党「立憲民主党」の躍進と、めまぐるしく変化する政局の行方に翻弄された選挙戦だったが、最終的に笑ったのは“主役”の座を奪われたはずの自民だった。

 「自民党がいいといった体感は全くなかった」。投開票から一夜明けた同23日、自民県連の選対幹部はこう心境を吐露した。最終盤に立民への追い風が吹き、「投票日があと3日先だったら、相当の痛手をこうむっていたかもしれない」と厳しい表情を崩さなかった。

 ■ぎりぎりで逃げ切り

 どうやら「ぎりぎりで逃げ切った」というのが実情のようだ。「いつかは景気の下降局面が訪れる」(自民県議)と、すでに逆風が吹くことも想定に入れ、「野党の声にも耳を傾けなければいけない」(小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長)、「積極的に支持された体感はないが、(国のかじ取りを)託す先は自民しかないと思ったのではないか。“風”が吹いても戦える力をつけないといけない」(自民県連の竹内英明幹事長)との慎重な発言も相次いだ。

 自民の分析によると、逆風が吹いた場合、選挙区で敗れた4人に加えて数人が落選する危険性をはらみ、野党候補が一本化した場合には約半数が落選する可能性を指摘している。政権維持に向けては、さらなる足腰の強化は必須だ。

 “託す先”として存在感を示した与党と終盤の追い風に込められた野党への期待。次なる戦いは1年半後の統一地方選だ。

 ■新党ブームに危機感

 「政権交代の再現かもしれない」。自民の危機感が最高潮に達したのが、小池氏らが9月27日に開いた希望の党の結党記者会見だった。

 民進党県連代表を務めていた後藤祐一氏(比例南関東ブロック)▽元文部科学副大臣の笠浩史氏(9区)▽8区で自民から出馬を予定しながらも、内閣府副大臣を辞任して希望に合流した福田峰之氏-という3人が希望の立ち上げメンバーとして小池氏とともに会見に臨んでいた。その様子を「自宅でテレビの画面を食い入るように見つめていた」という保守系のベテラン市議はこう振り返る。

 「県内有権者は新党が大好き。ここで踏ん張らないと、ブームが全国に飛び火してしまう。これは本当にまずいと思った」

 市議が指摘する県内有権者の「新党好き」。その発言を裏付けるように、昭和50年代に保守政治の刷新を掲げて新党ブームを巻き起こした「新自由クラブ」や、脱官僚を訴え、政界の第三局として存在感を発揮しながらも3年前に解党した「みんなの党」は、いずれも政界再編を目指した新党で県内発祥とされる。

 市議の脳裏には、自民と新党勢力が激闘を繰り広げ、保守層を分断された苦い記憶が蘇ったのだ。小池氏の「排除」発言をきっかけに有権者の期待は急速にしぼみ、市議の懸念は杞憂(きゆう)に終わった。

 希望は政治経験の少ない“素人”を次々と擁立し、支持団体ですら候補者との連絡がとれない状況になるなど、その様子は政党が“安売り”されたようでもあった。

5560チバQ:2017/12/23(土) 11:41:48
 ■保守を共産が応援

 「排除の論理」に反発して立ち上げた立民が、共産党の協力を得ながら支持を伸ばしたのは「全くの想定外だった」(自民県議)。リベラル勢力が一定の地盤を築く県内では、3選挙区で議席を獲得した。

 立民の“風”をもろに受けたのが8選を目指した公明の上田勇氏が地盤とする6区だ。

 自公連立政権の「象徴的な選挙区」で小泉氏や菅義偉官房長官らが連日応援に駆けつけたものの、約3500票差で立民現職の青柳陽一郎氏に競り負けた。公明党の小選挙区候補が落選するのは民主党から政権を奪還した平成24年以降初で、衝撃が走った。

 青柳氏が立民入りを決めたのは公示2日前の10月8日。政治スタンスは「明らかな保守系」(民進党県連関係者)である青柳氏を共産党が応援する構図に対し、上田氏も「政策や基本的スタンスがバラバラ。責任ある政党として評価できるのか」と疑問を呈したが、予測ができない組み合わせから、「敵がなかなか見えにくかった」(公明関係者)のも事実。不意を突いた選挙戦略に翻弄された結果だった。

 選挙から2カ月、自民大勝の熱気はすでに薄れた。一方、民進党県連は、党分裂のダメージから代表が不在のままで、地方組織の存在意義すら問われる事態だ。「党本部の方向性が定まっていないから」と説明するが、このままでは有権者に向けて政策を語ることすらできないだろう。政策を置き去りにすることがないよう、各党には覚悟が求められている。(川上朝栄)

                   ◇

 ■県内の衆院選結果 今年10月実施の衆院選では全18選挙区のうち、13選挙区を自民党が獲得。4、6、12区は立憲民主党が、8区は無所属、9区は希望の党が議席を獲得した。自民は選挙区で敗れた候補者も比例復活しており、3回連続で全候補者が当選を果たした。

5561チバQ:2017/12/24(日) 20:49:07
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017122100023.html
元AERA記者でジャーナリスト 「金ナシ、準備ナシ、経験ナシ」それでも総選挙に出た理由

12月23日 11:30

街頭演説はボランティアがツイッターで実況中継。ツイキャス数は安倍首相に次ぐ候補者4位。5位の河野太郎氏を上回った(撮影/今村拓馬)

(AERA dot.)

 イタリア政治に新風を吹き込んだ五つ星運動。指導者は「強みはカネがないこと」という。 元AERA記者で、ジャーナリストの山田厚史氏も10月の総選挙に出て、そう感じた。 

*  *  *
 五つ星運動は2013年の総選挙で第2党に躍進、ローマやトリノで市長を当選させ、いまやイタリアで支持率トップの政党になった。政治をプロの政治家に任せてきた結果、イタリアは汚職と腐敗が蔓延(まんえん)した。未熟でも真っ当な市民が参加することで政治を健全なものにする運動だ。守り抜く価値として発展、水資源、環境主義、持続可能な交通、インターネット社会の五つを挙げる。��

「反移民・反EU」を主張したことで、ポピュリストと見られがちだが、来日したリカルド・フラカーロ・伊下院議員は「市民の声を反映する政治を恐れる者が我々をポピュリストと呼ぶ」と言う。��

「市民は間違えることもあるが、間違いを自らの責任で引き受け、修正する力もある」��

 そう語るフラカーロ氏は政治とカネについてこう述べた。��
「政治を育むのは市民の思いがこもった小さなおカネです。誰がカネを出すかで、政策の方向が決まる」��

 米国のトランプ大統領は、エルサレムをイスラエルの首都と認定した。中東紛争の火に油を注ぐこの決定を支持したのは、ユダヤ人の大富豪アデルソン氏だと新聞は伝えた。カジノ王のアデルソン氏はトランプ氏の選挙戦に億ドル単位の寄付をし、選挙対策委員長を務めた。��

 13年の総選挙で70万ユーロの寄付が五つ星に集まったが、使ったのは40万ユーロ。残り30万ユーロは地震で壊れた学校の再建に充てたという。��

 10月の総選挙で私は衆院千葉5区から立候補した。スローガンは「政治を市民の手に」。今の政権は誰のために仕事をしているのか。与党は首相官邸に気遣い、安倍晋三首相はアメリカ大統領にべったり。こんな政治を子や孫に残すのでは残念と思ったからだ。��

 立憲民主党から推され、「市民と立憲野党の共同候補」として戦った。6万2894票集めたが落選。比例区では党の名簿で次点となった。��

「カネは大丈夫か」。心配する友人からよく聞かれる。落選すると借金だらけ、という話はよく聞く。私も心配だった。

 直前まで、選挙に出るなど考えたこともなかった。残りの人生をジャーナリストとして燃焼させるつもりでいたからだ。

 9月30日、千葉県浦安市の自宅を市民連合の関係者が訪れた。希望の党の小池百合子代表(当時)が「排除します」と発言した翌日のことだ。��

「千葉5区(浦安市・市川市中南部)から立候補してほしい」

 市民連合は、小選挙区で野党が候補者を一本化して自公連立に対抗しようとする市民運動。政治学者の山口二郎法政大学教授を中心に全国で展開している。

「選挙に私が? 冗談でしょ」��

 そう受け流したが、民進党の瓦解(がかい)は気になっていた。自民、公明、維新、希望の改憲大連合ができそう。対峙するのは共産党だけ。絶望的状況の中で枝野幸男氏ら6人が旗揚げした。「彼らを見殺しにはできない」とその時思った。��
 金ナシ、準備ナシ、経験ナシ。断る理由はいくらでもある。だが、ここで逃げたら後で悔やむことになるかもしれない。5日間考え、決心した。

「資金はどうするのですか」��

 と新聞記者に聞かれ、「それを考えたら出ていないよ」と答えるしかなかった。立候補の表明は公示5日前。「どれくらいかかるの?」と市民連合の人に聞いたのはその後だ。��

「1千万円くらいですかね」。みな選挙の素人。カネのことは後で考えることにした。

 真っ先に必要となったのが600万円(選挙区300万円、比例区で300万円)の供託金だ。立憲民主党本部に掛け合い、比例区は党が負担することになった。選挙区はこちら持ち。預金を取り崩した。得票が有効投票数の10%を超えないと戻ってこない。供託金は挑戦する市民に立ちはだかる高い壁だと感じた。��

 市民連合の仲介で5党(共産、社民、みどり、新社会、市民ネットワークちば)共同候補となった。共産党は予定した候補を下ろし、民進党は県議、市議が応援に駆け付けた。(ジャーナリスト・山田厚史)��

※AERA 2017年12月25日号より抜粋

5562チバQ:2017/12/24(日) 20:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017122100022.html
「敵は安倍政権ではない」山田厚史氏が選挙で感じた「最大の障害」とは?

12月23日 11:30

街頭演説はボランティアがツイッターで実況中継。ツイキャス数は安倍首相に次ぐ候補者4位。5位の河野太郎氏を上回った(撮影/今村拓馬)

(AERA dot.)

 草の根民主主義によってイタリア政界で影響力を持つようになった五つ星運動。所属するリカルド・フラカーロ下院議員が来日するなど、日本でも注目度が高まっている。元AERA記者でジャーナリストの山田厚史氏は、10月の総選挙に出馬することで身をもって体験。その実態や課題などをレポートする。

*  *  *
 選挙に出るためにまず、山のような種類の書類作りに4日間忙殺され、やっと動き始めたのは公示の前日。政策協定の調印式を兼ねた決起集会を新浦安駅前のホテルで開いた。会場費は18万円。資金集めが狙いだったが、「カンパを集めても会場費にもならないのでは」と心配だった。ところが会場費の倍の寄付が集まった。有権者の意識に変化が起きていると感じた。

 選挙事務所は決まっていなかった。目抜き通りにドンと出したいが、賃料が高い。手ごろな物件を探しているうちに公示日を迎えた。自宅を事務所にしたが、団地なので看板さえ出せない。訪れる支援者は玄関の靴を見て帰ってしまう。思い切って駅近くのビルの部屋を借りた。公示から3日後、選挙事務所が店開き、エンジンがやっとかかったのは残り1週間ほどになってから。インターネットでカンパを募り、選挙ボランティアを呼びかけた。予想以上の反応だった。��

 政治を放っておけない──。私と同じ思いを抱く人がこんなにいるのか、とうれしかった。選挙事務所を訪れ、ビラやポスターの証紙貼り、電話掛けなどを黙々とこなす。固定電話の架設は間に合わなかったが、スマホの「かけ放題」が威力を発揮した。ボランティアは自分のスマホで「でんわ勝手連」のシステムにログインする。データ化した電話帳が共有され、掛けた有権者に網目がかかる。反応やコメントを書き込み、再度お願いする相手がわかる優れモノだ。市民ボランティアが開発したもので、在宅でも参加できる。��

 候補者は選挙カーで動き、人の集まる場所で街頭演説する。選挙ビラを配れるのはスピーカーの声が届く範囲だけ。法が定める選挙運動は「点と線」でしかない。その限界を破ったのが「ツイキャス部隊」。候補者の動きをネットで中継する。応援弁士が来たら椅子を並べ、即席の青空座談会を配信する。リアルの演説に接することができるのは一握りの人だが、選挙区を超えて全国に流れた。カナダやミャンマーからも応援メッセージが来た。選挙権はなくても千葉5区の知人を探し、1票を頼んでくれる。��

「参加して社会を変えることの面白さを市民が感じることが変化を促す」(フラカーロ氏)��

 自由参加、ネット活用、安上がり。これが私の選挙戦だった。組織の縛りや義務はない。面白くなければ来ない。手ごたえがあるから次の日も来る。

 政党や後援会組織に頼る従来型の選挙は、組織力と資金力で勝負する。選挙通によると、事前運動を含め、選挙でカネがかかるのは人件費だという。戦術指導や書類作り、ポスター貼りも業者がやるケースが少なくない。人を雇えば誰かがカネを払う。カネを当てにせず集まる人でやる選挙は安くて強い。今回はあまりにも時間がなかったが、公示日にほぼ無名だった私が6万票を超える票を得たことは「市民選挙」の強さの証明だと思う。��

 人件費ゼロの選挙で、かかった費用は供託金を除いて200万円ほど。うち120万円は、本来は公費で負担してもらえるポスターなどの印刷代と選挙はがきの郵送費。制度を知らず、届け出が間に合わなくて自己負担になった。差し引けば、100万円足らずで済む。集まった寄付は約300万円。残金をどうするか、五つ星同様の課題が残った。��

 選挙を通じて感じたことは敵は安倍政権ではない、ということ。有権者の無関心、政治不信こそ市民選挙が戦う最大の障害だと思った。駅頭で呼びかけても、目に入っていないかのように通り過ぎる人の群れ。政治を必要としない幸せな日々を送っている人なのか。いや世の中の歪(ひず)みを一身に受ける人たちが、そもそも政治に期待していないのだ。��

 千葉5区の投票率は49%。残り半分から「社会を変える面白さ」に気がつく人をどれだけ集められるか。市民選挙の課題はここにある、と思った。(ジャーナリスト・山田厚史)��

※AERA 2017年12月25日号より抜粋

5563チバQ:2017/12/24(日) 20:54:13
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017122402000019.html
<2017みえ回顧>(3) 衆院選の新区割り

05:00

自民党は新区割りの候補者調整が難航し7月下旬に決着。8月1日に党本部で(左から)島田佳和、田村憲久、三ツ矢憲生、川崎二郎各氏がどの選挙区から出馬するか二階俊博幹事長(右)と確認書を取り交わした=東京・永田町で

(中日新聞プラス)

 衆議院の一票の格差是正のため、県内の選挙区を五から四に減らす新区割りが四月に明らかになった。七月に新区割りが施行され、九月には衆院が解散。長年の選挙区を分断された候補者らは、新選挙区で十分な政治活動ができないまま、選挙に突入した。
 「津と松阪だ」。四月十九日午後五時半すぎ、東京・永田町の衆院議員会館の松田直久氏の事務所で秘書が叫んだ。この日、衆院選挙区画定審議会が、安倍晋三首相に新区割りを勧告し、新選挙区の線引きが事実上決まった。松田氏の地盤の津市は、松阪市と共に新1区となった。
 二〇一五年国勢調査の結果から三重など六県で選挙区一減が決まり、新区割りについて県政界では二つの可能性がささやかれていた。実際の新区割りとなった多気郡以南を4区、津市、松阪市を1区とする案のほか、松阪市以南全体を4区、津、伊賀、名張市を新1区とする「大4区」案も有力視されていた。
 各議員はどこに線が引かれるかで、地盤がどれだけ守れるか状況が大きく変わる。事前に大4区案が有力と報じられたこともあり、決定直前は各議員事務所にもこの見方が広がっていた。
 だがこの場合、過疎地が多い4区が県の面積の半分を超える。地域の声が国政に届きにくくなるとの懸念から、南部の県議は「防災などで国の援助が必要な地域なのに地方の切り捨てだ」と批判。昨年十一月に審議会に意見を求められた鈴木英敬知事も、南部の首長の多くが多気郡以南を新4区にすることを求めていると回答した。
 こうした声が反映され大4区は回避された。この結果が自民党に大きな影響を与えた。大4区の場合、松阪市が地盤の田村憲久氏と伊勢市などが地盤の三ツ矢憲生氏が新4区を奪い合うことになる。勧告直前、三ツ矢氏の事務所は「一切取材には応じられない」とピリピリした空気だったが、旧5区がほぼそのまま新4区になると分かった勧告後は、秘書が「これからも南部のために仕事ができる」とほっとした表情に変わった。
 一方、旧1区の川崎二郎氏は、大4区なら津市と伊賀地区からなる新1区で、ほぼ従来の地盤のまま戦えるはずだったが、現実は旧1区は真っ二つに裂かれ、出身の伊賀地区と鈴鹿市などの新2区に。秘書は「ひどい区割りだ」と憤った。
 対する民進党側はどの区割りでも現職三人の選挙区は区割り発表時点でほぼ決まっていた。
 新区割り施行から三カ月後の十月二十二日に衆院選が投開票に。三ツ矢氏は新4区で無難に勝利したが、2区に回った川崎氏は鈴鹿市などに十分浸透できず敗北。線引きが当落に直結した結果となった。
 (森耕一)

5564チバQ:2017/12/24(日) 20:58:48
長崎
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-105506070.html
衆院選 野党、自民の独占阻む

10:15

長崎新聞

(長崎新聞)

 激動の衆院選だった。9月25日、「国難突破」を大義名分に安倍晋三首相が唐突に解散を表明すると、小池百合子東京都知事が狙い澄ましたように新党「希望の党」を設立。野党第1党だった民進党は公認候補全員を希望に移す“捨て身戦法”で挑んだ。当初躍進が予想されたが、候補者を選別する小池氏の「排除」発言などで失速。民進は立憲民主党や無所属にも分裂し、結果として自民党が圧勝した。
 長崎県内も自民が3議席を守ったが、長崎1区だけは、民進から希望に移った新人、西岡秀子氏(53)に敗北。自民の4小選挙区独占状態は崩れた。
 その冨岡勉氏(69)は比例復活したものの、1万票以上、西岡氏に水をあけられた投票結果が陣営に少なからず衝撃を与えた。長崎市内で4日あった反省会。医師不足解消や藻場再生への奔走ぶりが評価されながらも、支持団体幹部は「いまだ実績がよく知られていない」と問題視。当の冨岡氏は次回に雪辱を期すが、地元での活動の少なさや県市議を含めた組織力の弱さという課題は残ったままだ。
 西岡氏も結果を楽観していない。開票日の夜、「当選確実」に沸く選挙事務所で、周囲に促されても万歳をしなかった。支援者から「クール過ぎる」との苦言もあったが、西岡氏は「そんな気持ちにはなれなかった」と打ち明ける。
 当選後、同じく万歳を拒んだ国会議員に2人会ったという。共通点は野党、新人、そして女性��。与党の強引な政権運営に対し、野党も存在感を発揮しきれない状況で、これらの要素が有権者の共感を得たと考えている。「1強政治」に歯止めをかけ、少数者や弱者の声を国政に届ける議席。「責任を重く受け止めなくてはならない」。長崎県で初めて三権の長まで上り詰め、亡くなった父武夫氏の背中を追い掛ける。
 西岡氏を支えた民進も、手放しで喜ぶ余裕はなかった。結果を残せず、前原誠司氏が党代表を引責辞任。後を大塚耕平氏が継いだが再生議論はまとまらず、解党含みの混乱が続いている。
 西岡氏にバトンタッチし国会を離れた高木義明元文科相(72)は今も県連代表を続け、「野党が政局に明け暮れている現状に、じくじたる思いがある」と嘆く。ある党市議は「2019年には統一地方選があるのに、自分たちはどうなるのか」と焦りを隠さない。
 地方組織を持たない希望と、長崎県内の所属国会議員がいなくなった民進にとって、互いの連携は必要不可欠。西岡氏は「民進県連とは一体の気持ちでいる」、県連の渡辺敏勝幹事長も「希望とは“兄弟党”としてやっていく」としている。だが、中央の政局は流動的で先行きは見通せず、間近に迫った知事選でも存在感を示せずにいる。

5565チバQ:2017/12/25(月) 14:12:08
http://www.sankei.com/politics/news/171225/plt1712250010-n1.html
2017.12.25 10:35
【年の瀬記者ノート】
群馬・衆院選で火種残した自民1区 “地元”自任の候補者3氏が当選…争いは始まっている

 短期決戦となった10月の衆院選は「自民大勝」という形で幕を下ろした。それを象徴するのが、1区を取り巻く候補者3氏の当選だった。

 野党の比例復活も許さず、自民県連幹部が「予想以上だった」と胸をなで下ろすほどの完勝。だが同時に、1区を“地元”とする現職国会議員が3人になるという大きな火種を残した。

 「この地が私の地元でございます。末永く頑張っていきたい」

 投開票当日の10月22日午後9時ごろ、尾身朝子氏の事務所で行われた当選式。集まった支持者に尾身氏はこう声を張り上げた。

 他候補者が出馬をにおわせても「やることをやるだけ」と淡々と準備をし、選挙戦に臨んだ尾身氏だったが、2期目のスタートとなったこの日ばかりは、1区は譲らないとの決意がにじんでいた。

 一方、同日午後11時ごろ。比例代表の中曽根康隆氏の事務所は、35歳の若き「サラブレッド議員」の誕生を祝し、熱気に包まれていた。

 今年の衆院選は、集会を開けば2千人超の支持者が集まる中曽根氏が、どんな形で出馬するか次第で候補者の勝敗が左右される構図だったのは間違いない。

 もともと争いが激しかった1区。尾身氏の公認が出た後も、中曽根氏や前職の佐田玄一郎氏は出馬意向を強く示した。

 中でも、「康弘大勲位の孫」「小泉進次郎氏の同期」という華やかな経歴の中曽根氏は世間からの注目度も高く、公示前に前橋市内で辻立ちをするたび、記者も「無所属で出るのか」と内心思いながら、ついて回る日々が続いた。

 結局、本部の再三の説得で比例に回ったが、中曽根氏は自民関係者にあいさつを済ませて出馬表明の会見会場に向かう途中、こうも漏らしたという。

 「やっぱり、1区で出ますって言っていいですかね」

 それほど選挙区にこだわり、「中曽根康隆に票を入れたいと思われるようになりたい」と訴える姿からは取材を通しても強い意志を感じた。特に、嘆かれている若者の政治離れに「誰がなっても同じといわれる政治を変えたい」と繰り返していたのが印象に残る。

 本人は次の衆院選について「白紙状態」としているが、周辺では「次は小選挙区で」と期待する声も根強い。

 そして、前回衆院選で次点だった上野宏史氏は、尾身氏の選対に入って比例南関東にノミネート。8議席中8番目で滑り込み、再び国会議員の座を手にした。

 こうして1区を中心に活動してきた3人の現職国会議員が誕生した。選挙という“祭り”は終わったが、自民県連幹部は「これからが大変だ」と喜びもつかの間。次期公認候補の戦いは既に始まっている。気が抜けない取材が続きそうだ。(久保まりな)

5566名無しさん:2017/12/25(月) 19:41:37
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171222-00010000-jisin-pol

豊田真由子前議員「間違っていた…」実父明かした悔恨の胸中
12/22(金) 6:04配信

女性自身
豊田真由子前議員「間違っていた…」実父明かした悔恨の胸中
(写真:アフロ)
「このハゲ〜!」「ちーがーうーだーろー!」

'17年、はたしてどれほどの日本人が豊田真由子前衆議院議員(43)の真似をしたことだろうか。

政策秘書だった男性への暴言や暴行が報じられた豊田氏。10月の衆議院議員選挙では無所属で立候補したもの、5人中最下位で落選。その後、公の場から姿を消した。豊田氏の実家は千葉県内にある。彼女と同じく東京大学卒業の父に取材を申し込むと、言葉を選びながら語ってくれた。

「私は進学塾を経営していました。一時は教師を40人近く雇って、300人ほどの生徒を抱えていたこともあります。生徒たちの面倒を見るのに忙しかったこともあり、真由子の子育てや教育については放任主義になっていたというか。ほとんど気にかけていなかったことは確かです」

父の言葉からは、娘の教育に失敗したという悔恨がにじみ出ていた。

「しかし娘が衆議院議員になったとき、一度だけアドバイスしたこともあります。『これから10年くらいは先輩議員を見習って、修行をしなさい』と……。自民党の公募で当選したわけですが、秘書などもみんな党が用意してくれて。政治家としてのスタートは、ある意味恵まれ過ぎていたのかもしれません。大きな権限を持ったことで、本人もいつの間にか勘違いするようになっていたのだと思います」

娘の過ちを認めるのはつらいところだろうが、贖罪のように父は語り続けた。

「上に立つものとして秘書やスタッフ、さらにその家族にもっと気遣うようにと私やほかの誰かが教えてやらねばならなかったのです。(真由子が持っていた)自分が休みなく働いているのだから、秘書も同じように働くべきという考え方も間違っていたと思います」

豊田氏が療養中、2人の子供の世話は実家でみていたという。

「孫たちはしばらくこの家に滞在していましたが、いまは(真由子と)いっしょに生活しています。実は最近、真由子に会ったのですが、相当に落ち込んでいて、憔悴していて、心配になるほどでした。今後娘がどうするかですか?それは本人にもまだめどがたっていないと思います。でも彼女はまだ40代。再スタートは可能だと思いますし、父親として応援し続けたいと思います……」

父の願いが叶い、豊田氏が再起する日は、はたしていつのことだろうか。

5567チバQ:2017/12/27(水) 17:53:54
埼玉
http://www.sankei.com/region/news/171227/rgn1712270060-n1.html
2017.12.27 07:04
【年の瀬記者ノート】
民進候補者のドタバタ劇 衆院選、問われた政治家の一貫性

 野党候補者が乱立し、自民の圧勝で終わった衆院選。今回初めて県政担当記者として取材したが、政治の世界が「一寸先は闇」ということをいやと言うほど思い知らされた。特に民進党候補者のドタバタぶりを目の当たりにして、政治家とはどうあるべきなのか深く考えさせられた。

 ◆踏み絵

 「一時は政権交代の可能性もあったのに、選挙で逆風にさらされ、分裂の憂き目に遭うとは」。民進から希望に合流した候補者の1人は、衆院選を振り返りこう嘆いた。

 公示日の約2週間前に希望への合流を決めた民進。その候補者たちは希望から公認を受けるか、無所属で出馬するかの二者択一を迫られた。政権交代の機運が高まる中、県内では代表代行の枝野幸男氏と幹事長の大島敦氏を除く9人が希望の公認を求めた。だが、希望は憲法改正支持など10項目からなる「政策協定書」を踏み絵とし、署名を求めた。

 「選挙までの時間がなく、協定書にサインするしかなかった」とある候補者は明かす。自らの政策や理念を曲げ、サインした候補者は少なくなかった。

 裏で希望とつながり、希望の1次公認リストに名前があった民進候補者もいた。出所不明のブラックリストが出回り、多くの候補者が公認を得られるか不安を募らせていた。

 そんな中、希望の“排除”のターゲットとなった議員らに合流を拒否する動きが生まれ、枝野氏が公示日の1週間前に立憲民主党を設立。「仲間が無所属、理念の異なる(希望の)党から出馬させないと言われている」とたった1人で記者会見に臨んだ。その鬼気迫る表情は忘れられない。

 県内の民進候補者12人は最終的に10人が希望の公認を受け、5区の枝野氏と3区の新人、山川百合子氏が立民から出馬した。

 ◆逆風

 当初勢いがあった希望は、小池百合子代表(当時)の排除発言で失速。合流組は逆風にさらされる。逆に、理念を曲げなかった立民はツイッターなどを活用し支持を広げた。

 結局、希望は県内全15選挙区で候補者を擁立したものの、12人が落選。6期務めた1区の武正公一氏をはじめ前職3人が敗れた。武正氏は希望からの出馬により、長年の支持者が離れていった。

 立民は枝野氏が選挙区で勝利。「信念に従って(入党を)決断した」という山川氏も比例で当選した。

 選挙終盤に有権者を裏切るような行為もあった。10区の前職、坂本祐之輔氏は投開票日2日前に地元市民グループと「憲法改悪の阻止」や「安保法制の白紙化」を盛り込んだ政策協定を締結した。党綱領に“造反”してリベラル票を取り込もうとしたが落選した。

 一方、12区の希望新人、森田俊和氏は自民候補に約500票差の接戦で敗れたが、比例代表で当選。2度の落選を経験していた森田氏が「5年間の浪人生活で地域を細かく歩いてきた」と話すように、地道な活動が実を結んだ格好だ。

 ◆信念

 民進出身で当選した顔ぶれを見ると、自らの理念や政策を曲げず、地元で積極的に活動してきた候補者ばかりだ。立民の躍進が好例で、自らの理念や信念を曲げない姿勢が共感を呼んだ。逆に、自らの信念を曲げ、小池氏にすり寄った合流組には厳しい目が向けられた。

 風に頼らず、どんなに厳しい状況でも、自らの信念を貫く姿勢が政治家としての器を示す。信念を曲げた候補者たちが有権者の信頼をどうやって取り戻していくのか注目している。(黄金崎元)

5568チバQ:2017/12/28(木) 18:09:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171228_11013.html
<回顧17みやぎ>(13)衆院選で民進分裂/一時代の終わり痛感


8選を果たし、花束を手にする安住氏。野党共闘路線の立役者は、無所属からの出直しを模索する=10月22日、石巻市

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 「まさに『政治の一寸先は闇』。年の瀬の国会に無所属で臨むとは」。民進党県連代表だった安住淳衆院議員(宮城5区)は東日本大震災で被災した地元を歩きながら、冷たい海風に独り、身を置いていた。
 衆院選(10月10日公示、22日投開票)は自民党が1強の足元を固めた一方で、多弱とされた野党の勢力図を一気に書き換えた。
 突然の解散風を受け、慌てて安住氏の携帯電話を鳴らしたのは9月18日。「仙台の2議席を必ず取る。野党が共闘できれば間違いない」。空白だった1、2区の候補擁立を明かした安住氏の自信に満ちた声に、身震いしたのを思い出す。
 昨年の参院選で共産、社民両党から選挙協力を取り付け、全国初の野党共闘路線をけん引した安住氏。衆院選で共闘を再現し、2009年の政権交代以来となる「仙台2議席独占」のシナリオを描いた。
 「先行きが見えない」。強気一辺倒の安住氏が言葉を濁したのは、1週間後だった。民進の前原誠司・前代表が、小池百合子東京都知事が旗揚げした希望の党への合流を表明。共産、社民は憲法改正を容認する希望を「自民の補完勢力」と批判し、共闘は破綻した。
 直後に安住氏は県連代表を辞し、地元の石巻市に戻って無所属での立候補を表明した。「バラバラで戦って勝てるほど自公政権は甘くない」と警鐘を鳴らした通り、県内では5区を除いて自民候補に敗れた。
 「淡い小池ブームに乗っかって共闘を壊し、党は四分五裂となった。自民に感謝されるような選挙をした野党は後にも先にもない」。安住氏が漏らした悔恨の言葉が、今も重く響く。
 選挙後、民進の混乱は落ち着くどころか、収束の兆しが全く見えない。新党結成や党名変更による「解党的出直し」も浮上。県内では立憲民主党入りを模索する動きも出始め、崩壊に向けた足音が聞こえる。
 12月16日の県連大会。冒頭、3月に死去した元参院議員岡崎トミ子さんに全員で黙とうをささげた。会場には、県内で「民主王国」の礎を共に築いた安住氏の姿もなかった。岡崎さんの死は、一時代が終わる予兆だったのかもしれない。
(報道部・桐生薫子)

[メモ]衆院選は民進が希望と立民、無所属に分裂。政権批判票の分散で、自民と公明の与党が310議席を獲得する地滑り的な圧勝を収めた。県内6小選挙区では自民が5議席を維持し、野党は民進系無所属として戦った安住氏の1議席にとどまった。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2017年12月28日木曜日

5569チバQ:2017/12/29(金) 10:20:16
千葉
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00000029-san-l12
【年の瀬記者ノート】衆院選 3週間の人間ドラマに感慨
12/29(金) 7:55配信 産経新聞
 10月23日未明。千葉市中央区にある産経新聞千葉総局で、22日に投票が行われた衆院選の開票結果を見守っていると、会社すぐそばの自民党・門山宏哲氏の事務所から当選を祝う万歳の声が聞こえてきた。過去2回、対抗馬の希望の党・田嶋要氏に辛酸をなめた末の悲願の勝利の祝砲が、台風の強風をかき消す歓声として響いてきた。

 安倍晋三首相が記者会見で衆院解散を宣言した9月25日から各陣営が急ピッチで準備を進め、28日の解散から実質約3週間の秋の選挙戦に突入。小池百合子都知事による新党・希望の党の設立と民進党の公認候補擁立見送り、小池氏に反発した新党・立憲民主党の設立と激動が続いた。県内でも、民進の候補者らが希望、立民に分かれたり、希望の落下傘候補が相次いで登場したりと予想外の事態が続き、秋の空のように激しく移り変わる情勢を必死で追いかけた。

 結果的には候補者全員が議席を得る自民の大勝に終わった。だが、有権者にとっては自民の勝利というより、小池氏の選別路線や、当選のために民進から従来の主張とは違う政策を掲げる希望に合流する候補者らに対する不信感などが募った結果、野党が敗北したという印象が強かったのではないかと思う。

 くら替えをする候補者が相次ぐ中、印象に残ったのは、4区の前首相・野田佳彦氏の無所属出馬だった。

 9月下旬、報道陣に囲まれ無所属での出馬について質問された際には、「それはそうですよ。一人で自民党に挑みます」と笑みを浮かべ、10月上旬の出馬会見で「新党に合流するつもりはない。希望とは一線を画したい。岩肌に爪を立てて、血を流してでもはい上がる気持ちで臨む」と断言し裸一貫での立候補を宣言。政党名のないたすきをかけて駅頭に立ち支持を訴える背中に、3年前の衆院選での姿が重なった。

 入社1年目で初めて迎えた平成26年の衆院選。12月の寒空の夜、船橋市の駅前に立ち有権者に支持を訴える野田氏を取材した。前首相といえど選挙では一候補者として、白い息を吐きながら有権者に握手を求める姿は、新人記者の目に新鮮に映った。当時から政治情勢が大きく変わり、めまぐるしく候補者が主張や政党を変える中、信念を貫くために無所属の出馬を選ぶ姿は当時から一切ぶれていないようだった。野田氏はその後、県内で唯一、自民以外で選挙区での当選を果たした。

 門山氏のように悲願を果たした候補者もいれば、反安倍政権への受け皿として台頭した立民との接戦を強いられた自民陣営もあった。党のごたつきに振り回された希望の候補者が支持獲得のために駆け回ったり、惨敗の選挙結果に涙を流したりと、悲喜こもごもの人間ドラマが交錯した約3週間だった。

 選挙が終わると、連日の辻立ちや選挙カーでの街宣もなくなり、当時の慌ただしさが嘘のように思える。だが、議員が本当に忙しくなるのは選挙後のはずだ。

 「先生、千葉のためによろしくお願い致します」。選挙後の町中では、当選した議員らに県民からそんな声が頻繁に向けられた。先生たちは“師走”の今、県民のために走り回る年の瀬を過ごしているだろうか。(中辻健太郎)

5570チバQ:2017/12/29(金) 10:26:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171228-00000002-kyt-l26
衆院選出馬の中山前市長を除名方針 自民京都府連
12/28(木) 6:00配信 京都新聞
 自民党京都府連の党紀委員会が27日までに、10月の衆院選京都5区に党公認候補がいたにもかかわらず、無所属で立候補し落選した前京丹後市長の中山泰氏を除名処分に、中山氏を支援した綾部市議ら2人を離党勧告処分にする方針を決めた。中山氏を支援した地方議員はほかにも複数おり、府連は年明けにも処分を検討する。来年1月に綾部市長選、4月に知事選を控える中、党内に混乱を招く可能性がある。
 関係者によると、処分されるのは中山氏のほか、前党綾部支部長で綾部市議会議長の安藤和明氏と同支部前幹事長の梅原哲史氏。
 京都5区では、谷垣禎一前党幹事長の政界引退を受け、府連が候補者を公募し、宮津市・与謝郡選挙区の府議だった本田太郎氏を選んだ。これに対し、同じく公募に応じていた綾部市の四方源太郎府議を推した地方議員らが「選考過程が不透明で、本田氏ありきだった」などと反発。綾部市の自民市議全員と京丹後市の自民市議の約半数が中山氏を支援した。中山氏も選挙期間中、候補者の選考について疑問を呈し、府連を批判していた。
 関係者によると、府連は26日に党紀委員会を開き、3人から面談や文書で聴取した上で処分を決めた。安藤氏と梅原氏は今月初旬、府連に離党届を提出したが、府連は受理していなかったという。処分決定を受け、受理するとみられる。府連関係者は「離党届を出したからといって処分を甘くすることはできない。適正な処分だ」と話した。
 一方、離党勧告処分を受けることになった安藤氏は「処分は甘んじて受け入れるが、5区の候補者の選考過程には今も納得していない」としている。

5571チバQ:2018/01/04(木) 03:27:49
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14099067/
希望の党落選者の現在 家庭教師をして月収5万円「ほんとにきつい」

29日放送の「バイキング・ザ・ゴールデン」(フジテレビ系)で、先の衆議院議員選挙で希望の党から出馬し落選した井桁亮氏が、現在の暮らしぶりを明かした。

この日は、10月の第48回衆議院議員総選挙で落選した人物をゲストに呼び、落選の理由や近況に関するトークを展開した。

井桁氏は、希望の党から公認を受けて山梨2区に擁立されるも落選。番組では、落選後の様子をVTRで紹介した。井桁氏は「家庭教師。プロ家庭教師やってる」と現在の仕事を明かした。

スマートフォンを使って家庭教師の募集情報を探し「週に2回、3回、生徒に教えて」と事情を説明する。また、その中には元旦と2日に入る依頼もあるようで、井桁氏は「喜んでやらせてもらいます!」と笑顔で承諾していた。

そういったわけで、年始も仕事だという井桁氏の月収は約5万円とのことで、ワイプ越しにスタジオから「えー!」という驚きの声が上がる。井桁氏は「きついですよね、もうほんとにきつい、大変ですよ」と心境を吐露したのだった。

なお、スタジオにいる井桁氏によると、選挙の際に公認料400万円を希望の党に振り込んだが、そのお金も「車(を)売って現金作ってます」と選挙前から金策に奔走していたと告白していた。

5572チバQ:2018/01/12(金) 09:12:49
日々是決戦!そりゃ準備が必要でしょう
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180111X415.html
もう衆院選?支部長選任急ぐ=山梨、福岡などで調整難航―自民
01月11日 19:53時事通信

 自民党は今月下旬から、これまで未定の衆院小選挙区支部長の選任を急ぐ。衆院選は当面ないとみられているが、来年予定される統一地方選や参院選をにらみ、早期に態勢固めを図るのが狙いだ。ただ、昨年の衆院選で勝ちきれなかったり、しこりが残ったりした選挙区では、調整が難航しそうだ。

 自民党は全289選挙区のうち258で既に支部長を置いた。公明党に譲っている9選挙区を除くと、残りは22選挙区。この中には、比例代表での復活当選を含め現職がいるにもかかわらず、支部長が空席の選挙区も存在する。

 山梨1区は宮川典子、中谷真一両氏が選挙区と比例で選挙ごとに入れ替わる「コスタリカ方式」を採用してきたが、導入後の過去2回の選挙ではいずれも比例復活にとどまった。比例の当選枠が奪われることに南関東ブロックの他県連の反発は大きく、同方式の解消論も出ている。

 福岡6区は、鳩山二郎氏が2016年10月の補選で県連が公認申請した候補を破って初当選。しかし、その経緯から県連内の一部に反発が根強く、支部長に就任できていない。最近は鳩山氏の秘書による国税庁への説明要求問題も発覚。党関係者は「なかなか進展しない」とため息をつく。

 保岡興治元法相の長男宏武氏が落選した鹿児島1区も、比例単独で当選した宮路拓馬氏が意欲を見せており、調整は容易ではなさそうだ。

 ◇魔よけに妙手なし

 新人登用も課題となる。自民党では昨年の衆院選前、「魔の2回生」という呼称も出るほど若手による問題発言や不祥事が相次いだ。このため、党内では「公募制に批判が向いている」(関係者)という。地域支部の推薦状を要件とするなどの対策も講じられているが、有効な手だては見当たらず、選考に慎重を期すほど選任手続きは長引きそうだ。

 ◇自民党の主な衆院支部長調整区

 【埼玉11区】

 昨年の衆院選で党推薦候補を破り、追加公認された小泉龍司氏の就任に県連内で不満

 【山梨1区】

 宮川典子、中谷真一両氏の「コスタリカ方式」に解消論、導入後いずれも小選挙区敗北の経緯

 【愛知5区】

 地元活動不足を指摘される神田憲次氏(比例復活)の就任を県連が拒否

 【福岡6区】

 16年秋の補選で県連が公認申請した候補を破り、追加公認された鳩山二郎氏の就任に県連内で不満

 【鹿児島1区】

 昨年の衆院選で保岡興治元法相の長男宏武氏が落選、比例単独で当選の宮路拓馬氏が就任に意欲。

5573チバQ:2018/01/21(日) 21:58:52
三重3区
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2018011902000011.html
自民・島田氏が3区支部長退任へ 「選挙戦える環境ない」
01月19日 05:00中日新聞プラス

自民・島田氏が3区支部長退任へ 「選挙戦える環境ない」

島田佳和氏

(中日新聞プラス)

 昨年の衆院選に3区で立候補し落選した自民党元職の島田佳和氏(47)が、党の3区支部長を辞任する意向を固めたことが十八日分かった。3区は民進党の岡田克也氏の強固な地盤で、島田氏は本紙取材に「人材面、資金面を考え選挙を戦える環境にない」と述べた。次期衆院選の自民の3区候補は事実上白紙となる。
 島田氏は神奈川県出身で、みんなの党から同県議選に出馬し落選後、自民党三重県連の公募で鈴鹿、亀山市と四日市市南部の旧2区候補者に。二度出馬し、いずれも比例復活した。だが、県内選挙区が一減で四となり、従来の選挙区の大半を含む新2区は元厚労相の川崎二郎氏に譲り、新3区に移らざるを得なかった。
 昨年の選挙では自民の候補者調整が遅れ、島田氏が3区で活動を始めたのは解散直前。八万票の大差で岡田氏に敗北し、比例復活もできなかった。
 支部長退任は今月初旬に決断し、現在はすでに関東で個人事業主として生活しているという。一方で「政治家を引退するとまでは言えない。チャンスがあれば政治の道も考えたい」と説明する。
 県連幹部の県議は「本人が決断したのだから仕方ない。3区は岡田さんが強く、誰が出ても厳しい」と決断に理解を示す。県連は二十日の役員会で島田氏の支部長退任を承認する見通し。
 現3区とほぼ同じ区域の旧3区で自民は、二〇一四年の衆院選で嶋田幸司氏(43)が出馬して落選し、区割りが変わるまで支部長を務めていた。
 嶋田氏は現在も県内で政治活動を続けるが、県連幹部は「3区支部長は当分空席。すぐ嶋田氏に交代というほど単純ではない」と話している。

5574チバQ:2018/02/05(月) 21:09:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00050062-yom-soci
衆院選の白票、市選管職員が数百票水増し
2/5(月) 21:06配信 読売新聞
 滋賀県甲賀市選挙管理委員会は5日、昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で、開票事務に従事した市選管書記ら3人の職員が白票を不正に数百票増やしていたと発表した。

 投票総数よりも開票所で数えた票数が少なかったため、無効票となる白票を水増しし、つじつまを合わせたという。県選管は「選挙結果に影響はないものの、公職選挙法に抵触する恐れがある」としている。

 県選管によると、昨年10月22〜23日の開票作業中、投票数が数百票足らないことに気付き、未使用の投票用紙を無効票に紛れ込ませて水増しし、23日午前2時5分に確定処理した。その後、投票箱を片づける際、未開封の投票箱を発見したが、作業が終了していたため、投票箱の投票用紙をそのまま廃棄したという。

5575チバQ:2018/02/06(火) 20:26:04
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180206-567-OYT1T50011.html
発見の投票用紙、幹部ら焼却…困惑と怒りの声
08:45読売新聞

発見の投票用紙、幹部ら焼却…困惑と怒りの声

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 民主主義の根幹をなす選挙で、自治体による投票の不正処理が行われた。

 5日、滋賀県甲賀市で明らかになった昨年の衆院選での白票水増し問題。見つかった投票用紙を焼却するなど、不正には選挙事務のトップらが関わっていたことも判明し、関係者からは困惑と怒りの声が上がった。

 「一報を聞いた時は、がくぜんとし、頭が整理できなかった。まだ分からないことばかりで、説明できない」。甲賀市役所で、説明にあたった呉竹弘一・市長公室長は苦渋の表情を浮かべた。

 呉竹市長公室長らによると、開票作業は昨年10月22日午後9時30分から、市内の甲南情報交流センターで始まった。その後、票の不足が判明。職員らは、投票所などに未開封の投票箱が残されている可能性があると考え、捜し回った。

 しかし、投票箱は見つからず、不正が行われることに。関わったとされるのは、選挙管理委員会事務局長を兼務する市総務部長、同部次長、同部の課長級職員の計3人。さらに開票結果が確定した後には、職員がセンター内で未開封の投票箱を発見したが、課長級職員が箱の中の票を自宅に持ち帰って焼却したという。

5576チバQ:2018/02/06(火) 20:30:34
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL256HPGL25PTIL01Z.html
足りない数百票、勝手に白票扱い 甲賀市、衆院選で不正
01:08朝日新聞

 滋賀県選挙管理委員会は5日、昨年10月の衆院選滋賀4区の甲賀市の開票作業で不正があったと発表した。投票総数に対して開票数が数百票足りないことが分かり、市選挙管理委員会の事務局職員が白票扱いで処理。その後に未開封の投票箱が見つかり、投票済み用紙を処分したという。当落への影響はないとしている。

 県選管などによると、投票総数と開票数の不一致が判明した際、市選管職員が未開封の投票箱を捜したが見つからなかった。そこで、開票の遅れを避けようと数百票を白票として処理したという。同市の小選挙区の確定は23日午前2時5分で県内で最も遅かった。

 同日、投票箱を片付けている際に未開封の投票箱が見つかったが、開票が終了していたため、市選管職員は箱内の投票済み用紙を処分したという。

 今月1日に同市長あてに情報提供があり、市が調べて発覚。市選挙管理委員長は、関与したとみられる職員3人は公職選挙法などに抵触する恐れがあるとみている。職員3人は5日に滋賀県警甲賀署に経緯を届け出たという。

 甲賀市の投票総数は4万7851票で、うち無効投票は県内で最多だった大津市の2490票に次ぐ2063票。白票は1236票だったという。県選管は「残念でならない。あってはならないことだ」としている。(真田嶺)

5577チバQ:2018/02/12(月) 18:22:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00000040-kyt-l25
職員「大量の票失い動揺」 白票水増し、開票遅れで重圧
2/12(月) 8:01配信 京都新聞
職員「大量の票失い動揺」 白票水増し、開票遅れで重圧
昨年10月に衆院選と市議選の開票作業が行われた甲南情報交流センター(甲賀市甲南町竜法師)
 滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部3人が、昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で白票を不正に水増しした問題は、12日で発覚から1週間。市選管の調査に、3人は動機を「開票の遅延を防ぐため」と語った。不正の背景には、未経験だった市議選とのダブル選に加え、台風接近で開票作業の人員が削られる中、時間通りに開票を終わらせようとするプレッシャーがあったとみられる。
 「大量の票が失われて動揺した。あせった」。市選管の聴取に、選管事務局長だった前市総務部長(57)、前総務部次長(56)、前総務課長(55)の3人は動機を語り、関与を認めたという。
 開票作業中、投票数より開票数が数百票少なくなったことが不正の発端だった。3人は未開封の投票箱を探すよう指示したが見つからなかったため、未使用の投票用紙を白票の中に混ぜ込んで帳尻を合わせた。だが翌日、開票済みの投票箱を保管する部屋で未開封の投票箱を別の職員が発見。報告を受けた3人のうちの1人が、中身を自宅に持ち帰り焼却したという。
 甲賀市の小選挙区の結了時間は、投開票日から日付が変わった23日午前2時5分。前回よりも2時間半以上遅れ、県内19市町でも最も遅かった。松山仁市選管委員長は「(早期開票に)かなりプレッシャーがあったと思う」と推し量る。
 他自治体の選管でも、開票作業には常に重圧があるという。甲賀市と同じくダブル選となった野洲市選管は「市議選も一緒だと、観覧する有権者が増える。早く結果を知りたいというプレッシャーはより感じる」と話す。
 甲賀市では、合併後、初めて国政選挙と市議選の投開票日が重なった。使った投票箱は過去最多の400箱。投票箱を開票場所に保管することができず、別室を使うなど従来とレイアウトを変更したため、職員の動線も大きく変わった。開票は市議選と平行して進めたため作業量も増えていた。
 台風の接近も重なった。22日午後9時半の開票開始時点で、市内の一部に避難勧告が発令されていた。防災対応もあり、開票所の人員は当初より12人少ない160人に変更された。
 会場の立会人(78)は「台風が近づき焦っているようには思えたが、不審な動きは全く確認できなかった」と語る。これまで何度も立会人を務めた男性も「開票作業はいつも通りで、投票箱を捜索していたのも全然気づかなかった」とし、「全員できちんと探していれば絶対に見つかったはず。公正な選挙のために立会人制度がある。自分も共犯者のような気分」と不快感を表した。
 甲賀市の投票総数は4万7851、白票は1236票だった。市選管は、水増しされた白票の数は「数百票」とする。滋賀4区の当選者と次点の差は1万5497票。市選管は「惜敗率も含め、選挙の結果に影響はない」とする。だが市内の60代男性は「結果が変わらなければいいのか。数百人の有権者の意思が無視されたということに変わりはない」と憤る。
 滋賀県警は公選法違反の疑いがあるとみて、前市総務部長ら3人のほか関係職員を任意で聴取するなど捜査を続けている。

5578名無しさん:2018/03/17(土) 14:51:07
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180313000185

滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部らが昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で白票を水増しした問題で、滋賀県警は公選法違反(投票増減)の疑いで、不正に関与した当時の市選管事務局長の前総務部長(57)ら4人を書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 他に書類送検するのは、いずれも市選管書記だった前総務部次長(56)と前総務課長(55)、前総務課長補佐(50)。

 捜査関係者や市選管によると、昨年10月22〜23日、甲賀市の甲南情報交流センターであった開票作業中、投票総数よりも開票数が約400票少なかったため、未使用の投票用紙を白票として加えて集計。結了後に見つかった未開封の投票箱の投票用紙を集計しなかった疑いがある。

 市選管などによると、未集計の投票用紙は前総務課長が自宅に持ち帰って焼却処分したという。4人は不正を認めた上で、動機について「開票の遅延を防ごうと思った」「大量の票が見つからず気が動転した」などと話しているという。市選管は、選挙の結果には影響ないとしている。

 一連の問題は今年2月、甲賀市の岩永裕貴市長への内部通報で発覚。市は今月9日、県警に公選法違反容疑で刑事告発していた。

【 2018年03月13日 23時11分 】

5579名無しさん:2018/03/18(日) 08:06:57
http://www.sankei.com/west/news/180317/wst1803170047-n1.html

甲賀市開票不正、公選法違反容疑で4人書類送検 滋賀県警
2018.3.17 12:57

衆院選で投票所の1つとなった滋賀県甲賀市の「神山ふれあい会館」。約400票が開票されず、焼却された=同市信楽町神山1/1枚
 昨年10月の衆院滋賀4区の開票作業で、滋賀県甲賀(こうか)市選挙管理委員会の幹部らが未使用の投票用紙を使い無効票を水増しするなどした問題で、滋賀県警は公選法違反(投票増減)容疑で、選管事務局長を兼ねていた保井達也・元総務部長(57)ら4人を書類送検した。

 他に書類送検されたのは、いずれも選管書記を兼ねていた、杉田洋典・元総務部次長(56)、沢田邦広・元総務課長(55)、谷口敬・元総務課長補佐(50)の3人。

 捜査関係者などによると、4人は昨年10月22日夜〜23日未明の開票作業中、投票総数(4万7851票)より開票数が約400票不足していることに気づき、未使用の投票用紙を無効票として集計、つじつまを合わせたという。

 開票作業終了後の23日朝、行方が分からなくなっていた投票済みの投票用紙約400枚が見つかったが、不正の発覚を防ぐためすべて持ち帰って焼却処分していた。

 2月1日、岩永裕貴市長に通報があり不正が発覚。選管が保井元総務部長、杉田元総務部次長、沢田元総務課長に事情を聴いたところ、不正を認めたという。

 3人はその後、県警に不正について説明。県警は開票作業を行った職員らから任意で事情聴取し、その過程で谷口元総務課長補佐の関与も明らかになった。市は4人を総務部付などに異動させるとともに、今月9日に同法違反の罪で県警に刑事告発していた。

5580チバQ:2018/03/22(木) 02:00:14
>立憲民主から比例立候補を打診されたが辞退した。

https://mainichi.jp/articles/20180303/ddl/k18/010/184000c
野田県議
民進に離党届 立憲民主の県内組織設立へ /福井
毎日新聞2018年3月3日 地方版
 民進党県連副代表の野田富久氏(70)が2日、県庁で記者会見し、県連に離党届を提出したと述べた。政治信条が近い立憲民主党の県内組織を今月中にも設立する意向も明らかにした。県内で立憲民主への合流の動きが表面化するのは初めて。

 野田氏は福井市選出の県議で現在6期目。民進党県連(民主党県連も含む)では幹事長や選挙対策委員長を務めた。昨年10月の衆院選では福井1区に立候補表明したが、希望の党公認への候補一本化を求める意見を受け入れる形で断念。立憲民主から比例立候補を打診されたが辞退した。

 野田氏は離党届を1日夕に提出した。支持母体の自治労県本部にも自身の考えを伝えており、県内の一部市議らにも同調する動きがあるという。

 野田氏は会見で、民進党本部に対して「目指すのは立憲民主党と一緒なのに、基本政策が乖離(かいり)する希望の党と連携しようとしている」と不満を吐露。「県内でリベラル勢力の潮流を作るため最大限努力したい」と述べた。その一方で、今後も民進党県連とは連携し、県議会の会派「民進・みらい」には残るという。

 民進党県連の山本正雄代表は「非常に残念。野田氏を慰留し、離党届は受理していない。県連の幹事会で対応を話し合う」と述べた。【岸川弘明】

5581チバQ:2018/04/03(火) 11:53:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180403-00000012-jij-soci

安倍首相第一声でおにぎり配布=福島市議聴取、公選法違反容疑―福島県警


4/3(火) 7:03配信

時事通信



 昨年10月の衆院選公示日に安倍晋三首相が福島市で第一声となる演説をした際、福島市議が集まった有権者らにおにぎりを配布したとして、福島県警が公職選挙法違反の疑いで市議から任意で事情聴取したことが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 公選法はお茶や菓子などを除き、陣営などが飲食物を提供することを禁止しており、県警は書類送検を視野に関係者の聴取を進めている。

 事情聴取を受けたのは宍戸一照市議。

 首相は昨年10月10日の衆院選公示日、自民党の亀岡偉民衆院議員(比例代表東北ブロック)の応援に駆け付け、福島市の田園地帯で演説した。その場で、福島県産米で作られたおにぎりを試食した。

 宍戸氏は演説後、集まった聴衆に「皆さまにおにぎりを準備しときましたから、もらってってください。安倍総理と食べたおにぎりを。好きなようにどうぞ」と呼び掛けた。少なくともおにぎり数十個を配ったとみられる。

 宍戸氏は取材に対し、「陣営関係者に配って余ったものを配布しただけだ。悪気はなかった」と説明している。

5582チバQ:2018/04/17(火) 23:02:38
今更見つけた記事
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=167
’17衆院選 青森 底流
2017/10/24 火曜日


 自民党が小選挙区の議席を独占した今回の衆院選。希望、共産の野党各党は議席獲得を果たせなかった。各党が選挙戦をどのように戦ったのか振り返る。

自民=上




自民候補の当確が報じられるたび喜びに沸いた自民陣営=22日夜、弘前市
 「みんながスクラムを組んで協力し合い、努力した結果だろう。候補者が一番汗を流したでしょうし、それ以上に県議、市議、党の各支部、県連役員が努力した。そういうチーム力の差だと思う」。自民党県連の江渡聡徳会長は衆院選を振り返り総合力を強調した。
 比例も含めた県内の同党候補者4人が当選確実と報道されたのは、投票が終了した午後8時とほぼ同時。対立候補を寄せ付けない圧勝に、陣営内には想定通りに戦い抜いたという充実感が漂った。
 県内で最も厳しいとされたのは公選法改正に伴う区割り改定の影響を強く受けた1区。津軽半島から下北半島までの広いエリアとなったほか、小選挙区の定数1減に伴う候補者調整が確定するまでの間、1区に出馬した津島淳氏は本格的な活動を控え、陣営からは「2周3周遅れだ」と焦りの声も上がった。
 しかし確定後は旧67市町村の時代から残る自民党支部が始動し、今回は比例に回った江渡氏とも連携。首長や議員の支援も大きく、むつ地区の後援会長を引き受けた宮下宗一郎むつ市長を中心に上北・下北地域で津島氏を支援する市町村連合が結成されたほか、小野寺晃彦青森市長も選挙戦最終日の21日に青森市内22カ所の演説すべてに同行するなど選挙期間中を通じて街頭演説の先頭に立った。
 神山久志県連幹事長は特に党支部の動きを勝因に挙げ「これが自民党の組織力最後には血管の隅々まで血が通った」と胸を張った
 2、3区は県連幹部が「不安なく(戦えた)」と太鼓判を押す盤石ぶり。2区はベテラン大島理森氏が長年築いてきた組織力で圧倒し、3区は故木村太郎衆院議員の地盤を引き継いだ実弟次郎氏が新人ながら序盤戦からのリードを保った。3区の陣営関係者は「次郎さんは木村のサラブレッド。“木村流”の足を使う厳しい選挙が教えられずともできた。仮に野党共闘の状態で選挙戦に突入しても、負けなかったと考えている」と満足げに“初陣”を振り返った。
 ただ今回の勝利は昨年の参院選で脅威となった野党共闘が実現せず、希望の党に逆風が吹いたことも大きい。加えて極めて短期決戦だったこともあり、組織の総合力で乗り切ったが、選挙区が変わった地域からは「1回や2回の選挙では名前は浸透しない」という声も。今後の活動で、いかに地域に根を張っていくかが問われる。
 また候補者調整が決着するまでは各国会議員の後援会や支持団体の思いが交錯し、不協和音も少なからずあった。最終的に小選挙区と比例の候補を選挙のたびに入れ替える「コスタリカ方式」を1区に導入することで決着したが、コスタリカ方式で2人の国会議員をともに押し上げ、4人の当選を維持していくには県内の各組織が連携し、状況に応じて柔軟に対応できる態勢が必要。当事者でもある江渡氏は「これからじっくり皆さんと話し合う。共にスクラムを組んで頑張りたい」とし、ある県議は「常勝自民党、日々是(これ)決戦の態勢でいかないと」と今後を見据えた。

5583チバQ:2018/04/17(火) 23:02:57
野党=下・完
2017/10/25 水曜日





自民候補の当確が早々と報じられ、厳しい表情を見せる希望と民進県連の関係者ら=22日夜、青森市
 「全国的に希望の党がこれほど低調な雰囲気になるとは予想もしなかった」。22日夜、八戸市。民進党県連の田名部定男代表は、自民党の議席が積み上がる様子を報じるテレビ画面へ視線を移した。
 同党県連と希望にとって、今回の衆院選は厳しい戦いだった。希望への“追い風”を期待した民進と希望の合流だったが、希望の小池百合子代表が安全保障関連法や改憲の政策で「踏み絵」を迫ったことなどから“逆風”に。共産、社民との野党連携が破綻したことも痛手となった。
 升田世喜男(1区)、工藤武司(2区)山内崇(3区)の3氏が民進から希望へ足並みをそろえた10月2日は、立憲民主党の結成日。比例復活の可能性を残すために希望を選択したが、山内氏は政策が完全に一致しない状態に。升田氏の支持者からは立憲民主から出馬して野党連携すべき―との不満も上がった。
 ただ結果をみると、希望、共産の票を足しても自民の得票には届かず。野党の合計得票率が最も高い1区でも45・07%で自民に9・86%及ばず、野党連携が実現しても小選挙区での勝利は難しい。
 「区割り変更で新たな市町村が組み込まれた。組織力の差も出たのだろう」と民進党県連選対本部長を務めた田名部匡代参院議員。希望への逆風を認めつつ、民主党時代から課題のぜい弱な組織体制が今回の大敗の要因だったと分析した。
 衆院選は常在戦場でその時の“風”に動じない強固な組織づくりが必要―と匡代氏。「選挙で(野党が)何か一緒にできれば国民の期待も高まる。旧民主党のように1党でも有権者の大きな期待を受ければ政権交代が可能だった。まずは組織力をつけることが大事なのではないか」
 安倍政権への審判を焦点に選挙戦に臨んだ共産党。憲法観から自民と希望を同一視、対決軸を鮮明にした。比例票を念頭に「空前の躍進ができるのでは」(陣営幹部)との声も漏れたが、有権者の期待や激励を支持票として集め切れなかった。
 「力不足を直視しなければいけない」と畑中孝之党県委員長。野党が苦戦する中、立憲民主党が本県でも躍進しており、共産が無党派層から獲得した票は「前回選の半分ぐらいでは」と分析する。
 目標の東北2議席獲得はならなかったが、県内の比例得票率は2000年以降2番目に高い8・31%で「踏ん張れた」。今後は県内自治体の4割にしかいない地方議員の増加に力を注ぐとし「それが国政選挙を戦う力となる」と語った。
 小選挙区は反自民への自主投票とし、候補擁立で比例票の上積みを図った社民党。獲得した比例票は1万1755票と前回選比92票減にとどまり、齋藤憲雄幹事長は「選挙まで短期間だったが支持団体や党員らが頑張り、前回選とほぼ変わらない。(リベラル派中心に)立憲民主党が票を伸ばしたことを考慮してもある程度評価できる」と分析した。「今回は(県内得票数全体の)約2%だったが、4%が当落ラインと思う。そこまで増やすことが課題」と語った。

5584チバQ:2018/04/19(木) 22:55:24
自民新潟って候補者選考でなんか揉めたんでしたっけ?
6691 チバQ 2018/04/19(木) 10:24:11
https://www.asahi.com/articles/ASL4L5CTSL4LUTFK01K.html

 候補者擁立をめぐっては、与党内でさっそく現役官僚や元国会議員らの名前が挙がっている。ただ、昨年秋の衆院選候補者選びで自民党本部と新潟県連が対立し、しこりも残っており、候補者の選定に手間取る可能性もある。

5585片言丸:2018/04/21(土) 00:49:43
>>5584
>>1644-1677
あと、金子恵美の件。

5586チバQ:2018/04/23(月) 21:06:26
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201804/0011190837.shtml
2018/4/23 18:15神戸新聞NEXT

川西市選管事務局長を書類送検 衆院選で過労運転命じた疑い
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兵庫県警川西警察署=川西市丸の内町1
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兵庫県警川西警察署=川西市丸の内町1
 昨年10月の衆院選投開票日の前日、兵庫県川西市選挙管理委員会の男性職員(52)=休職中=が運転する公用車が軽乗用車と衝突し女性2人が死傷した事故で、この職員に過労運転をさせたとして、兵庫県警交通捜査課と川西署は23日、道路交通法違反(過労運転下命)の疑いで、上司だった同市選管の当時の男性事務局長(55)を書類送検した。

 当時の事務局長の送検容疑は、昨年10月21日午後4時〜4時半ごろ、同市選管事務局内で、男性職員が過労状態にあると知りながら運転を命じた疑い。

 事故は同日夕、川西市大和西1の国道173号で発生。軽乗用車を運転していた大阪市東淀川区の無職女性=当時(66)=が死亡し、同乗の女性(59)も骨盤骨折などの重傷を負った。職員にけがはなかった。

 川西市や捜査関係者によると、同市は昨秋の衆院選で小選挙区の区割りが変更され、市選管の業務が増加。この職員は事故までの約1カ月間に休みが1日もなく、残業が200時間を超えていたことが判明した。

 県警は23日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、事故を起こした職員も書類送検した。

 同市選管の宮路尊士委員長は「再発防止に向けて事務の見直しなどに取り組んでいきたい」とのコメントを出した。

5587チバQ:2018/04/26(木) 22:41:08
こっちだ
8115 チバQ sage 2018/04/26(木) 22:40:00
長崎幸太郎の名前もあるのか
77 チバQ 2018/04/26(木) 19:50:05
8114 :チバQ :2018/04/26(木) 19:49:42
2013年当選
http://www.news24.jp/nnn/news88812879.html
県知事選に向け森屋宏参院議員の擁立求める
(山梨県)
 年明けに予定される県知事選に向け、自民党山梨県連の25の地域支部が森屋宏参院議員の擁立を求める要請書を26日、県連に提出した。
 自民党県連都留支部の杉山肇支部長ら県議3人が自民党県連を訪れ、皆川巌会長代行に要請書を手渡した。
 要請書は森屋氏に対し出馬を求めると同時に県連に対して森屋氏の擁立を求める内容で衆院山梨2区の地域支部29支部のうちの25支部が合同で提出した。
 要請に対し皆川県連会長代行は「現在、行っている検証作業が終了した後、検討したい」と述べた。
 一方、杉山県議は取材に対し「地元の要請が強くこの時期の提出に至った」と説明した。
 森屋氏は「県連が現県政の検証を進めている重要な時期なのでコメントは控えたい」としている。
 知事選を巡っては、前回衆議院選挙の山梨2区で、堀内詔子氏と自民党の分裂選挙を展開して敗れた長崎幸太郎氏の名前も挙がっている。
 今回の要請では、山梨2区の地域支部が一斉に動いたことから、自民党県議の1人は、「長崎氏を支援することはないという意思表示や、けん制の意味合いが強い」との見方を示している。
[ 4/26 18:37 山梨放送]

5588名無しさん:2018/05/07(月) 20:13:39
https://mainichi.jp/articles/20180508/k00/00m/010/059000c

国民民主党62人参加 「野党第1党」に届かず
毎日新聞 2018年5月7日 19時49分(最終更新 5月7日 19時55分)

国民民主党参加者

(衆院39人、参院23人)

▽希望の党(36人)

<衆院>青山大人、浅野哲、泉健太、伊藤俊輔、稲富修二、今井雅人、大島敦、大西健介、岡本充功、奥野総一郎、小熊慎司、城井崇、岸本周平、吉良州司、源馬謙太郎、後藤祐一、小宮山泰子、近藤和也、斉木武志、階猛、下条みつ、白石洋一、関健一郎、玉木雄一郎、津村啓介、西岡秀子、古川元久、古本伸一郎、前原誠司、牧義夫、緑川貴士、森田俊和、山岡達丸、山井和則、柚木道義、渡辺周

▽民進党(26人)

<衆院>篠原孝、原口一博、平野博文

<参院>足立信也、石上俊雄、礒崎哲史、伊藤孝恵、大島九州男、大塚耕平、大野元裕、川合孝典、古賀之士、小林正夫、桜井充、榛葉賀津也、田名部匡代、徳永エリ、長浜博行、羽田雄一郎、浜口誠、浜野喜史、藤田幸久、増子輝彦、森本真治、矢田稚子、柳田稔

■不参加者(衆院24人、参院21人)

▽希望の党(13人)

<衆院>大串博志、小川淳也、井出庸生、柿沢未途、佐藤公治、田嶋要、樽床伸二、寺田学、長島昭久、細野豪志、松原仁、本村賢太郎、笠浩史

▽民進党(27人)

<衆院>安住淳、江田憲司、岡田克也、金子恵美、玄葉光一郎、重徳和彦、中川正春、野田佳彦、○福田昭夫

<参院>○相原久美子、○石橋通宏、小川勝也、○小川敏夫、○神本美恵子、郡司彰、小西洋之、斎藤嘉隆、△芝博一、○那谷屋正義、○難波奨二、野田国義、白真勲、○鉢呂吉雄、○牧山ひろえ、真山勇一、宮沢由佳、○吉川沙織

▽分党「希望の党」を結成へ(5人)

<衆院>井上一徳、中山成彬

<参院>行田邦子、中山恭子、松沢成文

(敬称略。名前の前に「○」が付く10人は立憲民主党に入党希望。「△」は立憲との統一会派を検討)

5589チバQ:2018/06/01(金) 00:03:39
>嘉田由紀子氏は、枝野氏からの新党参加の要請を断ったことを明らかにした。
しらんかった
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171003000049
嘉田前知事は「立憲民主党」参加拒否 民進分裂に関係者「残念」印刷用画面を開く
 民進党の枝野幸男代表代行が2日、リベラル系の新党「立憲民主党」を設立する方針を明らかにし、民進の分裂が決まった。京都と滋賀の民進関係者からは「残念」「やむを得ない」といった反応が聞かれた。

 京都府内では民進の前原誠司代表(衆院京都2区)以外の前職3人がいずれも希望の党に公認を申請している。

 京都3区前職の泉健太民進府連会長は、「行動を共にできない仲間がいるのは残念だが、安倍政権打倒に向け連携はしていきたい」と述べた。4区前職の北神圭朗氏は新党設立について「やむを得ないと思う。むしろ、右と左がはっきり分かれた方が国民のためにもなると思う」と淡々と話した。6区前職の山井和則氏は自身の対応について「支持者からさまざまな声が寄せられており、検討中」とした。

 枝野氏と近い関係にある民進選対委員長代理の福山哲郎参院議員(京都選挙区)は、新党に参加するかどうかを「熟慮する」とした。衆院選では「京都の仲間を応援したい」と話した。

 民進滋賀県連の今江政彦幹事長は「これまで一緒に活動してきた仲間が別の道を選ぶのは残念だ」とした上で、「県内から希望への公認を申請している3人は、枝野さんの新党に移ることはない」と述べた。滋賀1区から無所属での立候補を表明した前滋賀県知事の嘉田由紀子氏は、枝野氏からの新党参加の要請を断ったことを明らかにした。

【 2017年10月03日 12時11分

5590とはずがたり:2018/06/01(金) 14:57:28
>>5589
前原主導で擁立して(けど小池に断られて無所属だけど・・)枝野の誘いには乗らなかったイメージがあります

5591チバQ:2018/06/12(火) 21:28:46
http://www.sanyonews.jp/article/608690
岡山3区 分裂保守「背水の陣」 希望、共産交え激戦必至の衆院選


朝の通勤時間帯に街頭に立ち、政策を訴える立候補予定者(右)=津山市

 自民党の候補者調整が難航していた衆院選岡山3区で6日、同党に公認申請していた前職と新人の2人は無所属で出馬することが正式に決まり、10年余りにわたって保守層がねじれてきた地盤で生き残りを懸けて対決することになった。両陣営とも比例復活がなく、背水の陣で選挙準備を一気に加速。これに対し、公示直前になって参戦した希望の党元職、共産党新人も保守の分裂選挙に割って入る構えで、激戦の度合いが高まっている。

 6日朝、前職の阿部俊子氏(58)=比例中国=は津山市内の街頭で党の政策をアピール。昼前の党本部決定を受け、記者団の取材に「4期の実績が認められなかったのは残念だが、支援者としっかり前に進む」と力を込めた。

 新人で平沼赳夫元経済産業相の次男正二郎氏(37)は同日午後、赤磐市内の企業などであいさつ回りをこなした。無所属での戦いを踏まえて「厳しい戦いとなるが、父の志を引き継ぐ」と一人一人と握手を交わして支援を求めた。

■比例復活なし

 2005年の「郵政選挙」で、郵政民営化関連法案に反対した赳夫氏が自民の公認を得られず、対立候補として阿部氏が立って以来、保守分裂選挙が続く岡山3区。過去4度と大きく異なるのは、両者がともに比例では復活できない無所属同士で相まみえる点だ。当選すれば同党は追加公認する方針で、名実ともに自民が一本化される。

 過去4度、いずれも赳夫氏に小選挙区で敗れ、比例復活した阿部氏。次点となった14年の前回は1万6千票差まで迫り、陣営幹部は「選挙を重ねるごとに平沼氏との差は縮まっており、4期の実績を強調して支持を広げる」と説明。党推薦も味方に形勢逆転を狙う。

 05、09年と2度の選挙で赳夫氏が無所属で戦った経験を持つ平沼氏の陣営。世代交代したとはいえ、旧41市町村単位の後援会組織を引き継ぐ。幹部は「後援会組織をフル活用するとともに、正二郎氏の若さを武器に新たな票の上積みを図りたい」と戦略を描く。

 保守層のねじれ解消に向け対決姿勢を強める両陣営。ただ、候補者調整で一本化されなかったことに、足元を支える自民党県議は難しい判断を迫られる。

 同区内を地盤とする大半の県議は支持層に阿部氏、平沼氏の支援者が混在する。ある県議は「両陣営から支援要請が強まるだろうが、自分の選挙を考えるとどう対応するか態度を決めにくい」と打ち明ける。

 同区内の県議は近く会合を持ち、衆院選の対応を協議する予定にしているが、既に「統一した動きはできないだろう」との声も漏れている。

■“未知の戦い”

 保守が票を激しく奪い合う展開が見込まれる選挙戦。野党陣営はそれぞれの立場から、支持を取り付ける考えだ。

 前日に希望の党の公認が決まった内山晃氏(63)は6日に地元の千葉県から岡山入りして記者会見し「日本も政権交代が可能な二大政党制にしなければならない」と述べ、非自民の受け皿になることを強調した。街頭演説中心の活動を展開する予定。

 一方、共産の尾崎宏子氏(61)の陣営幹部は、希望の党が憲法改正や安全保障関連法を容認する立場を念頭に「憲法改正反対や安保法廃止などをしっかりと訴えて、他の3候補との違いを明確にしたい」とし、対立軸を鮮明にして戦う方針だ。

 自民党にとって結党以来、岡山県内で行われた衆院選で公認候補を立てないのは今回が初のケース。“未知の戦い”は間もなく幕を開ける。
(2017年10月07日 00時28分 更新)

5592チバQ:2018/06/12(火) 21:29:41
http://www.sanyonews.jp/article/616128/1/?rct=shuin2017
衆院選岡山3区で平沼さん敗れる 「力不足」父の議席引き継げず


厳しい表情で敗戦の弁を述べる平沼氏

 22日投開票された衆院選で、岡山3区に立候補した無所属新人の平沼正二郎氏(37)は、知名度で勝る前職に敗れた。公示直前の出馬表明という出遅れが響き、政界を引退する父の赳夫氏(78)が長年守った議席を引き継げなかった。

 平沼氏は午後10時半ごろ、津山市大田の事務所に姿を見せ、支持者を前に「完全に私の力不足。申し訳なさでいっぱいです」と述べて深々と一礼。「心から感謝申し上げる。心機一転、自分を見詰め直し、今後について考えたい」と話した。

 衆院議員を12期務めた父の志を継ぎ、立候補。自民党の公認が得られず比例復活のない中、憲法改正や子育て支援充実などを訴えたが、及ばなかった。
(2017年10月23日 02時11分 更新)

5593名無しさん:2018/06/20(水) 20:15:02
8194 :チバQ :2018/06/20(水) 20:14:00
中村喜四郎

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/3713
衆院選挙中
中村氏は、後援会「喜友会」の強力なネットワークを維持する。無所属で保守層から政権批判層まで幅広い集票を狙う。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/2508
衆院会派「無所属の会」は10日、無所属の中村喜四郎元建設相(68)の入会を衆院事務局に届け出た。


https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/6792-6796
小泉純一郎と野党の脱原発連合を演出した「角栄の愛弟子」
>「新潟県知事選で野党が勝てば、現政権はもたなくなる」


https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/8189
自民県政クは、自民県連に対抗する中村喜四郎衆院議員(茨城7区、無所属)を応援したとして、2002年に同党を除名された県議らで発足。中村氏系として長年活動するが、昨年の衆院選で中村氏から応援を拒まれるなど関係が微妙になっている。自民県政クの関係者は「中村氏が親族を県議選に出す動きもある。全員復党できるなら自民と連携する可能性はある」としている。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/8191
県議会で中村喜四郎衆院議員系とされてきた「自民県政クラブ」(5人)が揺れている。年末の県議選に向け、中村氏の親族が会派の現職がいる選挙区から立候補の動きを見せているためだ。

5594チバQ:2018/06/27(水) 21:02:47
>>6修正


○:満たす、×:満たさない、-:政党が存在しないor選挙不参加

政党名、2013年参院選、2016参院選、2017衆院選、所属議員5名
立憲:-、-、○、74 (wikiによる)
国民:○、○、-、62 (wikiによる)13参は民主党、16参は民進党 17衆は多くの議員が希望の党に離党して出馬
維新:-、○、○ 22
自由:×、×、-、6
希望:-、-、-、5
社民:○、○、×、4
=↑満たす、↓満たさない========
ココロ :-、×、×、1

維新:衆:11人  参:11人
希望:衆:中山成彬・井上一徳 19改選:行田邦子、中山恭子、松沢成文
自由:衆:小沢一郎・玉城デニー 19改選:山本太郎、22改選:森裕子・木戸口英司・青木愛
社民:衆:照屋寛徳・吉川元 19改選:又市征治、22改選:福島瑞穂

日本のこころは2017衆院選で要件満たさず(中野正志 のみ)

5595チバQ:2018/06/27(水) 21:03:56
いいスレが浮かばないので・・・
https://www.sankei.com/politics/news/180616/plt1806160010-n1.html
2018.6.16 13:00
【平成30年史 政界再編(1)】
黒い「利権トライアングル」 全ての始まりはリクルートだった
 昭和の終焉(しゅうえん)が近づいていた60年代のある日、記者は東京・歌舞伎町のスナックにいた。待ち合わせていた相手は東京地検特捜部が内偵中の贈収賄事件の参考人で、特捜検事の事情聴取を終えて自宅に帰る途中だった。カウンター席が8席の小さな店内ではサラリーマン風の男性客が2人、マイクを片手に声をからしていた。

 壁際の席に腰を下ろした男は、グラスのビールをのどに流し込む。そして背中を丸めながら、周囲を気にするようにつぶやいた。

 「今度の事件は捜査次第で日本は潰れるかもしれないよ」

 聞き耳を立てる記者に、記憶を確認するように金銭授受の一部始終を再現してみせた。大物政治家の名前も口にした。

 「検事は何と…」

 「メモをとっていたが、別れ際、誰にも言うなとクギを刺された」

 結局、この事件は表面化しなかったが、特捜部は昭和60年代から平成にかけ、旧平和相互銀行事件やリクルート事件、東京佐川急便事件など、矢継ぎ早に政界汚職に切り込んだ。特にリクルート事件は、利権体質を支え合う「鉄のトライアングル(三角関係)」と称された政界、官界、財界の3者をのみ込む大型疑獄事件へと拡大した。

                
■ ■ ■

 リクルート社の創業者、江副浩正は昭和59年12月から60年4月にかけ、リクルートコスモス社の未公開株を政治家や関係官庁幹部、産業界の有力者らに低廉な価格で譲渡していた。

 未公開株は店頭公開後の株価高騰が確実視されており、売却益を見越した「裏献金」ともいえるものだった。この未公開株問題は63年6月、川崎市助役への譲渡が発覚したことで一気に表面化する。

 前首相の中曽根康弘や自民党幹事長の安倍晋太郎、蔵相の宮沢喜一らが秘書名義で譲渡を受けていたと報じられると、マスコミ各社の取材合戦も激しくなり、有力政治家の名前が続々と白日の下にさらされた。自民党だけでなく野党も、そして官界も財界も「リクルート汚染」一色に包まれていった。

 特捜部は年号が平成に変わった2月、江副を贈賄容疑で逮捕する。対象者の多さから、捜査は株や現金の流れによって、政界ルート▽文部省(現文部科学省)ルート▽労働省(現厚生労働省)ルート▽NTTルート-の4つに分かれて展開された。

 延べ1万9321人の捜査員を260日にわたり動員。事情聴取した参考人は610人に達し、家宅捜索は80カ所、押収物は約7900点に上った。その結果、19人を逮捕し、21人を起訴した。

 当時の検察関係者によると、政界ルートでは、特捜部は「江副と中曽根の関係はかなり濃密」と判断していた。中曽根の秘書ら3人に計2万9千株の未公開株が渡り、およそ6千万円の利益を得ていたことをつかんでいた。検察でいう「射程圏内にあった」とされるが、職務権限と結びつかず立件は見送られたという。

 公明党衆院議員、池田克也と自民党の元官房長官、藤波孝生が未公開株と現金供与を受けたとして在宅起訴されたほか、議員秘書ら4人が略式起訴されただけだった。事件の真相はやぶの中ということか。

                
■ ■ ■

 人事権を握る政治家は官僚に強く、許認可権をもつ官僚は業者に強い。そして金と票をもつ業者は政治家に強い-。この「トライアングル」は補完し合うことで力を増していた。業者は政治家を通して官僚への食い込みを図る。リクルート事件も同じ構図だった。

 政界の腐敗摘発を使命とする特捜検察は、常に「政・官・業(財界)」の三角関係に睨(にら)みをきかせてきた。それだけに、自民党と緊張関係にあった。捜査を牽制(けんせい)するようなさまざまな「雑音」が直接、あるいは間接的に入ってきたという。

 捜査関係者は「自民党の有力議員から『検察も国家の機関なら予算の成立を優先に考えて捜査をやるべきだ』『特捜部は関東軍だ』と横やりが入ったこともある」と振り返る。別の検察関係者も「(NTT初代社長の)真藤恒を逮捕した際には、検察OBの弁護士が『なぜ逮捕する。検察は経済取引を犯罪だとねじ曲げている』と怒鳴り込んできた」と話した。

5596チバQ:2018/06/27(水) 21:04:31
 当時の検察幹部はこう語った。「国政を考えると立件するのは氷山の一角にならざるを得ないこともある。だが、政治家が暴走すると一罰百戒でお灸(きゅう)を据える材料はある。立件は見送ったが、尻尾をつかんでいるというメッセージは伝わっている」

 ■「権力闘争」の行き着いた先は

 リクルート事件は、特捜部が過去に摘発した造船疑獄事件やロッキード事件と肩を並べる政界、官界、財界を巻き込んだ大疑獄事件となったが、その背景には当時が「金権政治」の全盛期だったことがある。

 「マージャンをやっていたら過熱してレートが高くなりすぎた。ゼロをひとつ取ったが、それでも100万円単位だった」

 「(大物政治家の)自宅に行ったら金庫が2つ置いてあり、3千万円ずつ現金が入っていた」

 永田町ではそんな話がゴロゴロしていた。膨らんだカネの出どころは不確かなことが多かった。

 昭和36年7月、自民党の政治資金団体「国民政治協会」が発足し、財界が自民党の大スポンサーになった。当時を知る財界関係者によると、財界大物がカネの力にものをいわせ自民党総裁選の裏で動いたこともあったという。


 51年に発覚したロッキード事件など「政治とカネ」の問題が起きるたびに政治資金規正法が改正され、政治家は自力で資金を集めなければならなくなった。

 その一方で、選挙にかけるカネは増え続けた。中選挙区制で、政策に違いがない自民党議員同士が激しい選挙戦を繰り広げるため、資金力や利益誘導などで競うようになったからだ。その結果、金銭感覚はさらにまひした。

 産業界も官僚主導の政策決定や中央官庁の許認可に関与するには自民党の有力な「族議員」を押さえておけばよかったが、幅広く手を打たなければ政策決定などをコントロールできなくなっていった。実際、リクルート社も職務権限がない国会議員にまで未公開株をばらまく“じゅうたん爆撃”を仕掛けていた。

 政・官・業の「癒着」が微妙に変化していく中で起きたリクルート事件。特捜部の検事は多かれ少なかれ、ベテラン議員や大企業トップら「大物を挙げてこそ」という意気込みがあるというが、事件は当初の広がりからすれば首をかしげるような結末に着地した。ただ、検察は捜査力と存在意義を世に知らしめ、「政治とカネ」の問題を国民に強く問いかけた。

                
■ ■ ■

 特捜部がリクルート事件に続いて手がけたのが、東京佐川急便事件だった。平成4年8月、東京佐川急便の元社長から自民党副総裁、金丸信への5億円献金問題が表面化した。元幹事長の小沢一郎は首相、宮沢喜一に「恣意(しい)的な権力の執行はよろしくない」と訴えたが、約1カ月後、金丸は政治資金規正法違反の罪で略式起訴される。

 金丸が率いる自民党最大派閥の竹下派(経世会)は当時、全国に張り巡らした支持組織や地方議員のネットワークを武器に、政・官・業のトライアングルの中心に君臨していた。その「本丸」に特捜部は切り込んだ。

 小沢は、これまで国会議員が政治団体のことで直接刑事責任を問われることはなかったのに今回はなぜ刑事責任を問うのか、と釈然としないでいた。

 リクルート事件で大物政治家たちは軒並み立件をまぬがれ、国民の「政治不信」は高まっていた。それだけに、特捜部は東京佐川急便事件では、捜査を牽制(けんせい)する永田町からの「雑音」を避けるため、国民世論を味方につけようと動いていた。

 小沢は徹底抗戦の戦略を描いたが、党国対委員長の梶山静六ら反小沢系の竹下派有力議員はさっさとけりをつけた方がよいと考え、特捜部の動きを黙認した。派内の主導権争い、権力闘争に検察捜査を利用したという構図だった。

 小沢は後年、「権力闘争的な面もあった」と周囲に語っている。行き着いた先は竹下派分裂だった。それは自民党下野、55年体制崩壊の引き金となり、今も続く政界流動化につながっていく。(敬称略、肩書は当時)

5597チバQ:2018/06/27(水) 21:05:19
https://www.sankei.com/politics/news/180617/plt1806170012-n1.html
2018.6.17 10:50
【平成30年史 政界再編(2)】
金丸氏跡目争いで「小沢氏VS反小沢氏」で鉄の結束瓦解 参院平成研「鉄の岩盤」は健在
 青天(せいてん)の霹靂(へきれき)-。誰もがそう思った。

 平成4年8月27日、東京・永田町の自民党本部。記者会見した党副総裁、金丸信は、東京佐川急便の元社長からの5億円の献金受領をあっさり認めた。「私の不徳の点が多々あった。責任をとるべきだと思う」。そう語ると、副総裁と竹下派(経世会)会長の辞任を表明した。

 当時の経世会は「鉄の結束」を誇る自民党最大派閥。党内だけでなく、政・官・業に圧倒的な影響力を持ち「経世会支配」と言われていた。トップに立つ金丸は「政界のドン」と呼ばれ、時の首相、宮沢喜一も金丸の“ツルの一声”で誕生したとされるほどだった。

 その金丸が多額献金を認めた。「同志への陣中見舞いと認識した」。何か意図があるのか、権力者の慢心か-。さまざまな観測が広がったが、この会見こそが、今も続く政界再編の動きが始まった瞬間だった。

■ ■ ■

 その4日後、神奈川県箱根町で行われた経世会の議員研修会。自民党総務局長、野中広務が挙手し、発言を求めた。派閥事務局長の船田元が許可すると、野中はおもむろにこう訴えた。

 「わが派のなかで不穏な動きがある。経世会として一致団結してきた流れから見て由々しき問題だ」

 会場は騒然とし、出席議員の表情はこわばった。金丸の寵愛(ちょうあい)を受けた会長代行、小沢一郎を公然と批判したと受け止めたからだ。小沢系と反小沢系の対立は決定的となった。

 この時、野中は、金丸の辞任情報を小沢の側近、熊谷弘が外部に流していたとの確信していた。だが、実際は反小沢系の議員が流していた。野中は後年、人を介して熊谷に「あれは間違えていた。訂正しようか」と謝罪したという。

 とはいえ、誤情報に基づく発言がなくても、経世会は分裂が避けられない運命にあった。「権力闘争、政治手法、選挙制度…。そういう考え方で全部、対立していた」(当時の経世会議員)からだ。

 いったんは「金丸-小沢」態勢を維持することでまとまったものの、金丸が10月14日、議員辞職願を衆院議長に提出。経世会オーナーの元首相、竹下登はリクルート事件の影響で表舞台から身を引いていたため、小沢系と反小沢系による「跡目争い」が本格化する。

■ ■ ■

 迎えた10月21日。この日は竹下派の後継会長選びの決着期限だった。

 これに先立つ20日の最高幹部会。反小沢系の橋本龍太郎は「小渕恵三を推薦したい」と発言した。船田は小沢を推したが、小沢は「時期尚早だ」として拒み、「羽田孜を推薦したい」と語った。

 事前の打ち合わせで「小沢推薦」のシナリオができていたため、船田は目を丸くし、小沢系の佐藤守良と顔を見合わせた。だが、小沢の発言は「絶対」。羽田VS小渕の構図が固まった。

 小沢系は多数派工作を進めており、経世会の衆院議員67人のうち36人の署名を集めていた。

 小沢「羽田を推薦する」

 橋本「羽田は閣僚(蔵相)だ。国事優先だ」

 21日の午前10時に始まった最高幹部会は双方がつばぜり合いを演じ、決着にはほど遠いまま。日付が変わった頃、幹部会座長の派閥顧問、原田憲が突如、幹部会を中座し、記者団に「会長は小渕君が適任と考える」と見解を表明した。

 小沢は「座長としての職務放棄だ」と反発。幹部会を飛び出すと午前2時45分過ぎ、小沢系議員らと記者会見を開き、座長見解の白紙撤回を要求した。だが、中立を装っていた参院議員42人が「座長見解」支持で結束。22日の最高幹部会は小沢らが欠席する中で「小渕会長」が決まる。

 船田はその時のことを、こう振り返る。「わが派は昔から参院が強い。『参院の岩盤』という力を竹下さんが利用しないはずはない」。文字通り、小沢も認める権力争いだった。

 今国会が召集された3日後のことだった。1月25日昼、自民党額賀派(平成研究会)の党本部近くにある派閥事務所は異様な雰囲気に包まれていた。定例会合に、派閥所属の参院議員で構成する「参院平成研」メンバーの21人が一人も現れていなかったからだった。あちらこちらに目立つ空席。幹部は出席者に前方に詰めて座るよう促した。

5598チバQ:2018/06/27(水) 21:05:56
 欠席した21人は定例会合の直前に、国会内の一室に集まっていた。参院自民党幹事長で参院平成研会長の吉田博美が「ケンカは勝たなければ意味がない」と声を張り上げ、定例会合を集団ボイコットすることを決めていた。

 ケンカとは額賀福志郎の平成研会長辞任を求める「額賀おろし」を意味していた。吉田は1月11日、額賀に直接、「月内に辞任を決断してほしい」と迫った。吉田の念頭にあったのは党総務会長、竹下亘(わたる)への会長交代だが、額賀は「私には失うものはない」などと反論し、会長にとどまろうとしていた。

 平成研の前身は竹下の兄、竹下登が立ち上げた竹下派(経世会)。毎週木曜の昼に定例会合を開き、所属議員が弁当を食べて結束を固めたことから「一致団結・箱弁当」という言葉も生まれた。力の源泉はカネと組織力。なかでも参院平成研の結束は平成研副会長、船田元が「鉄の岩盤」と評するほどだったが、さらに吉田らを強気にさせたのは「連判状」の存在もあった。

■ ■ ■

 昨年12月。平成研の参院議員は、議員会館の事務所に届いた巻紙に驚いた。くるくると紙を広げると、一言、こう書かれていた。

 「今後の対応は吉田博美会長に一任します」

 言葉の横には、参院平成研の所属議員の名前が手書きで並び、それぞれ母印も押してあった。この参院議員は即座に理解した。

 「吉田が額賀の辞任を求め、応じないなら集団離脱も辞さない気だ」

 連判状は、吉田の意向をくんだ参院議員、石井準一と青木一彦が集めた代物だった。「額賀おろし」の準備は1カ月以上前から進められていたわけだ。 

 竹下登の秘書を長く務め、参院議員会長経験者の青木幹雄も背後で動いていた。青木は28年10月頃から額賀に派閥の会長職を退くよう水面下で打診したが、額賀は参院のドンといわれた青木に対しても「そのうち」とかわし続けた。

 「党総裁になろうという欲のない竹下亘に円満にバトンタッチし、派として、ちゃんとした総裁候補を育てられるかどうかだ」。そう周辺に語っていた青木が思い描いていたのは、強い「竹下派」の復活だった。

 衆参の力関係を知る衆院議員も「経世会時代を考えれば、『竹下派』に戻っていくのは自然」と考える者は多く、吉田ら参院側の意向に従い、会長交代の声を次々と上げ始めた。

 船田は2月上旬、平成研の衆院幹部が集まった会合で「参院側の要求を受け入れ、会長を竹下亘に譲るべきだ」と訴えた。経世会分裂を経験した船田が、分裂回避を主張しただけに反論する幹部はいなかった。

 そして、4月19日の派閥臨時総会で正式に「竹下派」が復活する。仲間の結束力を武器に政敵を力ずくで動かし、闘争心と行動力で派内を統率する-。その行動様式を、田中派、旧竹下派の系譜を受け継ぐ平成研が忘れているはずはなかった。

■ ■ ■

 用意周到に会長辞任を画策され、なすすべがなかった額賀。分裂しても党内で影響力が下がるだけという事情もあった。吉田は派閥の定例会合で末席に座り、にらみをきかせている。しかし、かつての「竹下派七奉行」と呼ばれるようなリーダーも育っていない。

 もっとも、強いリーダーの不在は竹下派だけではなく、党最大派閥の清和政策研究会(細田派)にも見当たらない。それだけに引退した元首相、森喜朗の発言力はいまだ健在だ。宏池会(岸田派)も政界を引退した元党幹事長、古賀誠が影響力を保っており、それを党政調会長、岸田文雄の弱さととらえる見方もある。

 竹下派の新会長、竹下亘は「七奉行」の存在の大きさを実感している。

 兄の竹下登が首相として消費税導入を進めた際も「七奉行といわれる人たちが、党内で反乱が起きないように十何人ずつ抑えてくれた」と述懐している。

 七奉行の一人、橋本龍太郎は晩年、周囲にこう語っていたという。

 「小選挙区制に変わったことで、派閥の時代は終わったんだ。議員は一国一城の主(あるじ)なんだから…」(敬称略、肩書は当時)

5599チバQ:2018/06/27(水) 21:06:56
https://www.sankei.com/politics/news/180618/plt1806180002-n1.html
2018.6.18 05:00
【平成30年史 政界再編(3)】
細川政権263日で退陣…「小沢一郎氏VS武村正義氏」今なお残る怨念 税率7%の腰だめ発言、細川護煕氏「これはまずい」
 芝生の緑が映える首相官邸中庭に、モーニングやドレス姿の閣僚たちがさんざめきながら姿を現した。手には日本酒の注がれたシャンパングラス。平成5年8月9日午後に発足した細川護煕内閣の閣僚たちの表情は晴れやかだった。

 官邸内の階段ではなく、中庭での記念撮影という慣例を破る演出も、政権交代を盛り上げていた。非自民8党会派の連立をまとめ上げた新生党代表幹事の小沢一郎はこの日、国会内で「自民党はまだ信じられなくてぼうっとしているんじゃないか」と記者団に軽口をたたいた。だが、細川政権はこの時の高揚感とは異なり、順風満帆な政権運営とはいかなかった。

■ ■ ■
 

 暮れも押し詰まった同年12月16日夜、小沢はひそかに首相公邸を訪れた。呼び出した細川が用件を切り出すより先に、小沢が口にしたのは官房長官、武村正義の更迭だった。

 「自民党に通じている武村が政権内にいては政治改革はできない。そんな人物をそばに置いて、やっていけるのか。返事があるまで自分は休ませてもらう」

 細川は翻意を促したが、小沢は不機嫌に席を立ち、その後1週間ちかく連絡を絶った。

 この時期、小沢と武村は6年度予算案を年内編成するか、越年させるかで対立していた。国民生活への影響を懸念し、年内編成を主張する武村。小沢は細川政権が「政治改革政権」を標榜する以上、政治改革を優先すべきだと考えた。

 細川と小沢は5年12月26日の再会談で、政治改革の優先を確認し、その後に内閣改造と武村更迭、与党会派の合流などの段取りも話し合われたとされる。しかし、政権内は合流どころか、それぞれが好きな方向に駆ける「八頭立ての馬車」などと揶揄されるほど結束とは程遠い状態に陥っていた。

 産経新聞は6年2月14日付の朝刊1面で「首相 予算編成後に内閣改造を決意」と報じた。武村は記者団に否定してみせたが、細川は翌15日の閣僚懇談会で改造検討を表明。武村には「外相に回っていただくのはどうか」と打診した。武村の率いるさきがけは猛反発。即座に「改造すれば閣外離脱」の方針を決定した。改造問題は3月に入って細川が断念を表明するまで尾をひいた。このとき武村は「細川さんとの関係が決定的におかしくなった」と感じた。

■ ■ ■
 

 高い内閣支持率を誇った細川政権がわずか263日で退陣することになったのは、政府と与党との連携不足によるところが大きい。「小沢VS武村」の対立劇はその象徴だった。

 細川の首相特別補佐を務めた田中秀征は細川政権を「2つの点(焦点)がある楕円形だった」と評している。楕円形のボールは転がすと、どこへ行くのか予測しにくい。

 首相という中心点1つにまとまらず、内部抗争がやまなかったのは21〜24年の民主党政権も同様だった。鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の3人が首相を務めたが、民主党に合流していた小沢は官邸に入ることはなく、消費税増税などの課題で対立を深めて分裂、下野した。

■ ■ ■
 

 小沢は周辺にこう漏らしているという。

 「民主党政権もそうだったが、幹部連中がそれぞれの役割と責任を理解していなかった。武村君も筋違いだった。官房長官は各省庁の政策的な調整をすべきであって、国会運営に顔を出してヘラヘラする仕事じゃない。これは筋論なんだ」

 一方の武村も当時の不快感を今もありありとよみがえらせた。

 「小沢さんたちから『自民党と内通している』という批判は受けましたわ。僕は自民党を飛び出した後も首相経験者の竹下登さんや(自民党元幹事長の)梶山静六さんのところに出入りしてましたからね。それに小沢さんは違和感を抱いたのでしょう」

 細川政権樹立のきっかけとなった宮沢喜一内閣不信任決議案の採決で、小沢らのグループは賛成票を投じて自民党に決別したのに対し、武村らは反対票を投じた。「スリッパを脱ぎ散らかして出ていくようなまねはしなかった」(鳩山)というさきがけと、竹下派内の権力闘争の末に反旗を翻し離党した小沢とは自民党に対する距離感、敵愾心の強さは違っていた。

 24年に民主党が下野した後、小沢が政局を主導する場面はなく、野党勢力の再編もまた縮小再生産の一途だ。武村は「野党は糾合せざるをえない」と言いつつも、小沢に対しては痛烈な言葉を放った。

 「長い間ご苦労さんでした、よく頑張られました。もうおやめになったほうがいいんじゃないですか」

5600チバQ:2018/06/27(水) 21:07:53
■ ■ ■
 

 細川護煕政権はそれほど長く持たないかもしれないと予感させた出来事が国民福祉税をめぐる迷走劇だった。細川にとって首相在任中で「最も悔いが残る」という案件だ。

 国民福祉税の発表は平成6年2月3日午前0時50分から行われた。準備不足が否めず、7%の税率の根拠を問われて細川は「腰だめの数字」と口走ってしまったのだ。

 細川は振り返る。「直後にリアクションは大きいと思いましたよ。これは、まずいとね」

 細川は税制改革の検討は与党や大蔵省幹部に任せていたが、国民福祉税という名称や税率7%という大蔵案の詳細な説明を受けたのは記者会見の数時間前。しかも新年度予算編成や日米首脳会談などの日程を逆算し、即日発表するという慌ただしいものだった。

 細川政権の官房長官、武村正義は当時について「唐突に浮上した。細川さんがまさかOKするとは思っていなかった。夜11時ごろ記者会見することになったと連絡があり、『えーっ』となった」と話す。

 ただ、首相ら政権中枢が発表直前まで税制改革の詳細を知らないということがあるのだろうか。官房副長官を務めていた石原信雄は大蔵省は税制改革について経過報告に来ていたことを覚えている。「官房長官が聞きたくないと言っても内閣の大番頭にはしっかり理解してもらえ、と大蔵省に言っていたんですが」と語る。

 新生党代表幹事だった小沢一郎もその後、側近らに「首相に内緒ではやらないさ。うまくいかなかったから『直前に聞いた』というし、うまくいってたら『最初から賛成していた』と話すよ。それが世の中の常だ」と解説した。

 結局、国民福祉税構想は撤回を余儀なくされた。政治改革関連法を成立させたことで、次の目標を設定できずにまとまりを欠く政権に対し、自民党は佐川急便グループからの資金提供問題をテコに細川を連日責め立てた。

 細川は当時の心境についてこう語る。

 「辞めたいという気持ちに拍車がかかった。権力に対する欲がないので、やることをやったら辞めたいという気持ちは一貫して持っていましたし」

 その後、羽田孜政権が成立したが、新統一会派「改新」問題で社会党は連立を離脱。自民党は政権奪取に向け本腰を入れた。

■ ■ ■
 

 「決選投票の結果、村山富市さんを内閣総理大臣に指名することが決まりました」

 6年6月29日の衆院本会議。女性初の衆院議長、土井たか子の声が朗々と響き、村山は「大変なことになった」と思いながら周囲に促されて立ち上がり、一礼した。

 55年体制で対峙した自民党と社会党が連立を組む-。しかも首班は、閣僚経験のない社会党の委員長。社会党は日米安全保障条約や自衛隊を認めず、消費税や国連平和維持活動(PKO)協力法にも反対していた。その衝撃は細川連立政権の比ではなかった。

 さきがけを率いた武村は述懐する。「自民党は自社さを足せば過半数を取れる。村山だろうが、だれだろうが担いで政権に戻ろうという意欲が強かった。自民党は非常に柔軟、大胆な発想でした」

 自民党で政調会長も務めていた亀井静香も自社さ連立の立役者の一人だ。亀井は都内の小料理屋で、旧知の社会党国対委員長の野坂浩賢をけしかけた。

 「お前のような社会党左派の大物が、小沢の子分になって満足なのか。新しい政権で手を握らないか」

 「やろうじゃないか」

 野坂は即座に頷いた。非自民で結束したという興奮状態が冷め、野坂や村山ら社会党議員は政権内で異質な存在となっていたことも背中を押した。

 孤立する社会党と、連立主流派から外れたさきがけ。ともに、政権奪還を急ぐ自民党と手を握る素地は生まれていたのだ。

 とはいえ、自民党でも議員総会で異論が噴き出すなど悶着は起きた。

 衆院本会議で村山首班が決まり、後に村山の後継首相となる橋本龍太郎が村山にささやきかけた。

 「だいぶもめたよ。最後は(村山と同じ選挙区だった)衛藤晟一が『村山さんが首相になって一番困るのは私だ。その私が了解しているんだからいいじゃないか』と発言した。これが効いたよ」

■ ■ ■
 

 1年で覆された小沢主導の政権交代。新党請負人の異名を持つ政治アナリスト、伊藤惇夫は「自民党は分裂したら政権を失うという教訓を強烈に抱いた」と分析し、野党の再編はあっても「今後は大きな政界再編は起きない」とみている。だが、小沢は今もなお鼻息が荒い。

 「絶対、政権を取る。来年夏の参院選で勝つのさ」

(敬称略、肩書は当時)

5601チバQ:2018/06/27(水) 21:09:21
https://www.sankei.com/politics/news/180621/plt1806210005-n1.html
2018.6.21 04:59
【平成30年史 政界再編(4)】
「密室」は破壊され「劇場」へ 小渕氏後継「森さんでいい」
 平成12年4月2日朝-。東京・麹町の参議院宿舎で、自民党参院議員会長、村上正邦の部屋の内線電話が鳴った。電話の主は小渕恵三政権の官房長官、青木幹雄だった。

 同じ宿舎内から慌ただしくやってきた青木は顔色を変えており、パジャマ姿の村上に言った。

 「大変なことが起きた。小渕が倒れた」

 すぐさま自民党政調会長の亀井静香、党幹事長代理の野中広務と連絡を取り合い、対応を協議することになった。

 同日午後1時すぎに国会近くの旧赤坂プリンスホテルのスイートルームに顔をそろえたのは村上、青木、亀井、野中に、党幹事長の森喜朗。のちに「5人組」と指弾されるメンバーだった。青木の報告を受け、野中が言った。

 「公表のタイミングが大事ですよ」

 村上は即座に事務方に「記者会見まで入院の事実は伏せるように」と命じた。5人の念頭にあったのは元幹事長、加藤紘一の存在だった。加藤はその前年の9月の総裁選で小渕に戦いを挑んだだけに、不穏な動きをさせないように「情報統制」を敷いたのだった。

 その後、入院した小渕の容体が厳しいと分かると、村上が口火を切った。

 「次は森さん、あなたしかいないんじゃないか」

 指名された森は野党時代の総裁、河野洋平を推した。重ねて村上が「森さんでいい」と繰り返すと、森は神妙な表情で「私で良ければ、お役に立たせてもらいます」と応じた。小渕後継が森に決まったのはこのときだった。

 小渕が倒れた原因は脳梗塞だった。持病も持っていたが、自由党党首、小沢一郎らと会談し、自由党との連立解消を決断した直後に体調を崩したことから、心労がたたったとみられている。

 このころ小沢は自民、自由両党を再結集させるべきだと小渕に主張し、この意見に村上は共感していた。一方で、小沢と同じ自民党経世会出身の野中や青木は、小沢ら自由党と組む以前から公明党と水面下で手を握り、「小沢斬り」もやむなしと進言していた。小渕は党内で板挟みになっていた。

 4月1日の自民、自由、公明の3党首会談は物別れに終わり、小渕の「小沢さんと2人だけで」という希望で、約20分間別室で行われたサシの協議も決裂した。席を外した公明党代表の神崎武法は「どんなやりとりだったか、翌朝にでも小渕さんにたずねようと思っていた」と悔やむが、その詳細は今も不明だ。

 ただ、村上は「当時私が事前に連絡を取った限りでは、小渕さんは必ずしも自自合流に後ろ向きではなかった。だから小沢にも好感触だと伝えていた」と明かす。

 連立解消の報を聞き自由党本部に駆けつけた村上は、激怒する小沢に「話が違うじゃないか」と怒鳴りつけられたという。村上は今「経世会が分裂したしこりが残っていたんだろうな。だから野中、青木は合流に否定的だったんだよ」と振り返る。
 小渕後継を森と定めた5人組は「密室政治」の象徴として批判され、森内閣は発足直後からつまづいた。だが、それまで自民党では次のトップが水面下で決まるのは珍しいことではなかった。

 古くは昭和49年の党副総裁、椎名悦三郎による「椎名裁定」。田中角栄の首相退陣表明を受け、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘らを前に三木武夫の名を挙げた。

 7人の首相に官房副長官として仕えた石原信雄も、退陣表明後の竹下登から「きみは引き続き宇野(宗佑)君を手伝うようにと言われた」と証言する。宇野は約2カ月で首相を辞め、次の海部俊樹政権の流れを作ったのも竹下の意向だった。

5602チバQ:2018/06/27(水) 21:10:39
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 派閥領袖らの協議で流れが決まっていたリーダー選びが変質するのは小泉純一郎を選出した平成13年4月24日の党総裁選からだ。総裁選のしくみも変わり、派閥の力だけでは通用しなくなった。小泉は「自民党をぶっこわす」とほえ、脱派閥政治を掲げて無党派層を引きつけた。常に話題を作り、世論を味方に政権運営する姿は「劇場型政治」の始まりだ。このスタイルをもっとも濃く引き継いだのが東京都知事、小池百合子だった。

 「健康ファーストを実現したい」

 小池は6月8日の定例記者会見で、都の政策を熱っぽく語った。質問が東京都目黒区のアパートで女児が死亡した事件に及ぶと、沈痛な表情で「何とかならなかったのかという思いでいっぱいだ。児童相談体制の強化を図りたい」とも語った。

 都知事としてほぼ毎週のように記者会見し、ネットでの発信もかかさないが、昨年11月に希望の党の代表を退いてからは政局がらみのやりとりは少なく、小池の発言が政治ニュースのトップを飾ることもなくなっている。

 しかし、平成28年7月の都知事選からの1年間は、小池は一身にスポットライトを集め、時に首相の安倍晋三をもはるかにしのぐ台風の目であり続けた。

 知事当選から3カ月後の28年10月、小池はJR池袋駅近くの帝京平成大のホールの演壇に上がった。小池の表情は高揚していた。

 自身が立ち上げた政治塾「希望の塾」の開講セレモニーに参加した塾生は1・6倍の応募から選抜された約2900人。ハワイから駆けつけた参加者もおり、ホールに収容できず4回に分けて参加させた。小池は「不公平があってはいけないので同じジョークを4度、繰り返さないといけません」と上機嫌だった。

 希望の塾は新党を興し、政界再編を興す足がかりにする仕掛けと喧伝(けんでん)された。小池自身は当時、「新党結成がいかに大変なことか、よく知っている」といなしたが、その手法は小池の出自である日本新党に似ていた。若く、弁が立ち、政治経験が少ない候補を公募し、既成勢力と対峙(たいじ)して議席を確保し、それを足がかりに政界再編をめざす-。

 小池は29年2月の千代田区長選で、自民党都連と対決して圧勝。同年7月の都議選では、地域政党「都民ファーストの会」を率い、6議席から49議席と躍進し、都議会第一党の座を占めた。小池の勢いは止まらず、安倍が衆院解散を決断した後、「希望の党」結党でピークを迎えた。

 「リセット」「しがらみのない政治」

 小池は、郵政選挙で大勝した小泉を彷彿させるワンスレーズを連呼した。小池にとって郵政選挙は刺客を志願して勝利し、自民党内での存在感を印象づけた成功体験だ。このまま小池の快進撃は続くかと思われた。

5603チバQ:2018/06/27(水) 21:11:00

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 昨年9月28日の衆院解散から十数分後の国会内では、奇妙な現象が起きていた。抜き打ち解散で先手を打ったはずの安倍や自民党幹部の表情は厳しく、後手の民進党内は、希望への合流という見通しに沸き返り、楽観的な雰囲気に包まれていたのだ。

 このころの心境を東京選出の自民党幹事長代行、萩生田光一は「緑の台風のようで勢いがあって、止めきれないという危機感があった」と振り返る。

 一方の国民民主党の元厚生労働副大臣、牧義夫は「小池さんには勢いと突破力があり、安倍1強態勢を崩す起爆剤になると思った。首相指名選挙で(自民党の反安倍勢力と連携することで)自民党を分裂させることができるという思いもあった」と話す。

 事実、希望が自民党元幹事長、石破茂らと連携して政界再編を狙うとの臆測がささやかれたり、小池の国政転出も取り沙汰されたりもしていた。

 だが、解散翌日の小池自身の「排除」発言で減速する。この時からの小池は誤算続きとなった。

 安全保障法制などの政策面で、民進党と希望との違いも浮き彫りとなり、政策そっちのけとの印象を与えた。「排除」発言をてこに元官房長官、枝野幸男らの立憲民主党が同情と支持を集めた。原発政策で政権に批判的な小泉や元首相の細川護煕からの支援も得られず、自民党から連携する動きもなかった。

 牧は語る。「選挙期間中、有権者の反応が変わった。自分の選挙目当てで小池にひれ伏したと…。毎日毎日、票が減るのを肌で感じた。とにかく早く投票日が来ないかなという気持ちだった」。結果、牧は比例で議席を得たが、衆院愛知4区では落選した。

 小池旋風を失速させた「排除の論理」。元首相の鳩山由紀夫が旧民主党立ち上げの際に、新党さきがけ代表だった武村正義らの参加を拒んだキーワードだった。このため鳩山は小池の「排除」にやや同情的だ。

 「まず何をやりたいのかを掲げて、この指止まれ方式で1人ずつ集まるべきだ。でなければ政策の見えない集団になり、国民の期待は得られない」

■ ■ ■

 衆院選後、希望の党は民進党と合流し、国民民主党を結成した。元民主党代表の岡田克也や「排除」対象とされた元首相の野田佳彦らは民進党を離党し、無所属のままだ。立民、国民、無所属の3分裂状態は続く。

 ただ、政策がバラバラな野党が選挙前に結集しても、党内でいさかいの絶えなかった「選挙互助会」と揶揄(やゆ)された民主党の二の舞になるのは目に見ている。(敬称略、肩書は当時)

5604チバQ:2018/06/27(水) 21:12:11
https://www.sankei.com/politics/news/180622/plt1806220004-n1.html
2018.6.22 09:00
【平成30年史 政界再編(5)】
野党の枠組みに与さぬ異端の存在…共産党 綱領改定で現実政治に接近
 日本国憲法施行から71年となった5月3日、憲法改正に反対する市民団体が都内で開いた集会。共産党委員長の志位和夫は、立憲民主党代表の枝野幸男ら野党党首と同じ壇上に並んでいた。

 「安倍晋三政権による9条改憲は許さない。この1点で力を合わせ、市民と野党の共闘を発展させて安倍政権もろとも9条改憲のたくらみを葬り去ろうじゃございませんか!」

 こう呼び掛けた志位は枝野らとがっちり握手を交わした。他の野党とともに志位が政権批判を叫ぶ光景は今では日常となっている。しかし平成に改元した頃は違った。政界再編がめまぐるしかった平成において共産党は唯一、分裂も合流とも無縁だった。独立独歩といえば聞こえはいいが、他の野党も距離を置く異端の存在だった。

 
■ ■ ■
 

 約30年前、「共産党をのぞく野党」は常套句だった。自民党と社会党などの野党が敵対する構図は今も昔も同じだが、共産党はその「野党」の枠組みからも外れていた。平成5年発足の非自民の細川護煕連立政権しかり、21年誕生の民主党政権も「非共産」だった。

 党綱領で自衛隊の解散と日米安全保障条約の廃棄を要求し、16年まで「天皇制」の廃止を意味する「君主制の廃止」をうたっていた共産党は、左派系の他の野党さえ敬遠する存在だった。

 転機は安全保障関連法の制定だった。同法が未明に成立した27年9月19日午後、共産党は緊急の第4回中央委員会総会(4中総)を開き、「国民連合政府」構想を提唱。志位らは「一緒に清水の舞台から飛び降りましょう」と他の野党に選挙協力を呼び掛けた。以後、市民団体も交えた街頭での活動が定着している。

 昭和57年以降、党委員長、議長を長く務め、現在も党に多大な影響力を誇る党社会科学研究所所長の不破哲三は昨年7月19日の党創立95年記念講演会で、感慨深そうにこう語った。
 「安保法制反対の闘争は『共産党を除く』(という)壁を全国的な規模で一挙に打ち砕きました。こうして生まれた市民と野党の共闘は、まさに戦後政治の歴史を画する壮挙だと言わなければなりません」

 
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 平成28年夏の参院選で共産党は国政選挙で初めて他党の候補を全国的に推薦した。国対委員長を20年以上務める穀田恵二は「私たち自身も変わらなければと思ってやった。従来では考えられない方向転換だった。うちは常に除かれる方で…」と感慨深そうに振り返る。

 不破も山梨で共産党公認ではない野党統一候補の応援のため街頭演説に立った。32の1人区全てで実現した野党統一候補は自民党公認候補の当選を21にとどめた。共産党が擁立した統一候補は香川のみで敗れはしたが、25年の参院選で自民党が31の1人区(当時)で29勝したことと比べれば野党の大健闘だった。

 勢いをそのままに29年1月の第27回共産党大会には、自由党代表の小沢一郎ら初めて他の野党幹部が勢ぞろいした。かつて自民党幹事長を務めた小沢の登場に歓喜する古参党員もいた。「時代は変わった」と。

 しかし、旧民進党幹事長として共産党と安保法制で共闘し、現在は野党第一党の代表を務める枝野は一貫して「共産党と連立政権をともにすることはない」と強調する。共産党には、30年たっても変わらない大きな壁が依然立ちはだかっている。

5605チバQ:2018/06/27(水) 21:13:32
 「人権抑圧と侵略戦争を推進 天皇が死去」

 「新元号『平成』の使用を国民に強制するな」

 1989年1月8日、すなわち昭和天皇が崩御された翌日の共産党機関紙「赤旗」(現しんぶん赤旗)の1面には、こんな見出しと記事が並んだ。戦後においても「対米従属の国家体制の『象徴』」とし、読者投稿欄やテレビ・ラジオ欄も含め16ページ全てに昭和天皇批判の記事を満載した。

 非難は連日続き、10日付では議長の宮本顕治がインタビュー形式で登場。「日本歴史上最大の惨禍もたらした人物」と罵り、「民主主義日本のためには、天皇制という合理的でない制度をなくさなければなりません」と明確に訴えた。

 
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 27年後の平成28年1月、共産党は天皇陛下ご臨席の国会の開会式に事実上初めて出席した。赤旗は昨年4月、昭和から平成への改元を機にやめていた元号の併記を復活させた。

 開会式出席について、党中央委員で広報部長の植木俊雄は天皇陛下のお言葉について「政治的な面」がなくなったからと説明する。昭和26年10月11日の開会式で、昭和天皇は「全国民とともに熱望してきた平和条約の調印がようやく終わったことは、諸君とともに誠に喜びに堪えない」と述べられた。ソ連などを除いたサンフランシスコ平和条約の調印(26年9月8日)に共産党は反発していた。

 しかし少なくとも平成以降は、類似のお言葉はなく、共産党が2年前から開会式に出席したことの合理的な説明にはならない。赤旗の元号併記も植木は「読者の要望があった」と説明するが、この時期に要望が急増した形跡もうかがえない。むしろ野党共闘の障害を取り除くためと解釈するのが自然だが、共産党は決して認めようとしない。

 
■ ■ ■

 安全保障法制をめぐる野党共闘や開会式出席といった共産党の転換の理由を探ると、平成16年1月の第23回党大会で決定した綱領の改定に行き当たる。昭和36年以来の全面的な改定だった。

 綱領にはそれまで「君主制を廃止」や「人民革命」などといったおどろおどろしい言葉が躍っていた。しかし、宮本もこだわっていた「君主制を廃止」が削除されたことで皇室の容認に転じ、「革命」についても抑制的な表現となった。植木は「現状に則し、一般の国民にも分かるようにいかに具体化するかということで、より現実政治に近づけて提示した」と説明する。

 しかし、かつて共産党政策委員長を務め、平成17年に離党した筆坂秀世は、綱領改定で皇室の容認に転じたことについて「国民への迎合路線だ」と切り捨てる。開会式出席についても「野党共闘の話が進み始めた。非常にタイミングがよかった」とし、こう続けた。

 「立憲民主党などの他の野党がみんな小さくなり、自分たちだけでは何もできない。だから共産党も仲間に入れてもらえるようになったというだけだ」

 共産党は現在の綱領でも自衛隊の解消や日米安全保障条約の廃棄を明記している。自衛隊への党見解は「憲法違反」とする一方で、将来国民の合意で自衛隊がなくても安全だという環境ができるまでは存続を認めるという立場で、実に分かりにくい。

 立憲民主党など他の野党でこれに同調する動きはない。共産党提唱の「国民連合政府」による連立政権が仮に誕生した際、共産党綱領にどう対応するかという協議は野党間で一向に行われないまま、ひたすら「安倍晋三政権打倒」を叫んでいる。

 
■ ■ ■

 共産党国対委員長の穀田恵二によると、最近は雇用や長時間労働の問題などを理由に「共産党の主張に賛同する若者が増えている」という。しかし、党員は確実に減少している。

 2年の党員数は約50万人、赤旗の部数は日刊紙、日曜版合わせ約300万部だった。それが29年は党員約30万人、赤旗は113万部に激減した。共産党は政党助成金制度に頼らず赤旗などの発行が収入の85%を占めるだけに、台所事情は苦しい。

 筆坂は「昔はロシア革命に続け、と具体的な課題が目の前にあったから若者が命がけで党に入った。しかし、それが今はない。若者を引きつける力もないということだ」と語る。

 綱領に現在も「共産主義への前進」を明記する共産党は党名変更を検討の俎上に載せていない。委員長の志位和夫は「私たちは資本主義という社会で人類は終わりではないという根本的な考えを持っている。党の名前に理想を隠さないで堂々と書いている」と説明する。次の30年、共産党はどう変わるのか、それとも変わらないのか。(敬称略)

 =第10部おわり

 

 

 この企画は宮本雅史、坂井広志、酒井充、大谷次郎、水内茂幸、大島悠亮が担当しました。

5606 チバQ:2018/09/13(木) 23:30:36
>>4481
774 とはずがたり 2018/09/13(木) 17:12:29
>>773
 ここで言う「中核派・全学連」とは、中核派の傘下団体として全学連という意味である。 

 中核派・全学連委員長は最近まで元法政大の斎藤郁真氏(30歳)が7年ほどつとめていた。昨年、衆議院議員選挙で東京8区から立候補しており、社会運動の関係者のあいだでは知られた存在ではある。その斎藤氏に代わって、高原氏が就任する。

 これまで、中核派の全学連委員長といえば退学処分を受けた、何回も逮捕歴があるなど、「歴戦の強者」感があったが、高原氏は東大にまじめに通い、逮捕されたことはない。
 
 中核派はこれまでの活動から反社会的集団と見なされてきた。そのとおりだろう。彼らはむかしと変わらず、暴力革命を起こそうとしているのだろうか。中核派・全学連の新しいリーダー、高原氏に話を聞いてみた。

――中核派に入ったきっかけは何ですか。
 
 2015年に東大入学後、すぐに駒場の自治会活動をはじめます。そのころから学生運動を再建しなければならない、運動をもっと盛り上げていこうと思っていました。翌年、中核派・全学連メンバーから話を聞くようになり、中核派のこれまでのバカ正直な闘い方に魅力を感じるようになりました。彼らが運営する「前進チャンネル」や駒場で撒かれたビラのクオリティーの向上をみて、中核派が「本気でやっている」と感じたことが大きい。わたし自身、革命をめざしており、党派として原理原則を貫く中核派の姿は正しいと思ったからです。自分にとって中核派の活動がしっくりきました。

――東大ではどのような活動を起こしていたのですか。
 
 たとえば、16年、駒場キャンパスでスポーツ先端科学研究拠点をつくることになり、これは大学のオリンピック協力につながるとして反対し、自分1人でビラを撒き、ポスターを作るなどの運動をしていました。政府による大学支配、大学自治解体の反対を訴えるためです。大学は学問の自由を守るべきであり、産学連携を進めるべきではないという立場です。教養学部自治会でやりたかったのですが、それはできなかった。文部科学省と闘うためには、自分1人の活動ではむずかしい、そんなとき、中核派と出会い、昨年、全学連に結集したわけです。

――暴力革命、武装闘争を否定しない中核派に反発する声が多くあります。
 
 国家権力は暴力である。わたしは、中核派に入る前から、カール・シュミット、マックス・ウェーバーなどを読んで、国家権力のあり方を考えてきました。国家権力に対抗するためには暴力しかない、ということです。その上で、中核派が大学や街頭で火炎ビンを投げたような闘争を、いますべきかといえば、そんな時期ではない。このような武装蜂起は、幅広い労働者階級の支援がなければやれるものではない。広範に支持されない闘争はすべきではない。一方、国会での議論はペテンである。そこで、わたしたちはゼネストを打って革命をめざす。そういう理解のされ方でいいと思います。ただ、いまの安倍政権を見て、むかし中核派がやっていたヤバイことをしなければ体制は変えられない、という声も出ている。それは一理あるでしょうね。

(以下略)

5607名無しさん:2018/09/17(月) 07:44:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000002-utyv-l19

自民党・長崎元衆院議員が山梨知事選出馬の意向
9/15(土) 19:00配信

UTYテレビ山梨
自民党・長崎元衆院議員が山梨知事選出馬の意向
写真:UTYテレビ山梨
年明けの知事選に長崎幸太郎元衆院議員が立候補する意向を周囲に伝えていたことが分かりました。
関係者によりますと、自民党の長崎幸太郎元衆院議員はきょうまでに一部の支援者に対し来年の知事選に出馬する意向を伝えたということです。
自民党県連の委員会は県連会長の森屋宏参院議員に立候補を要請していますが、固辞する意向とされ、一部の地域支部が長崎さんの擁立を求めていました。
長崎さんを巡っては、過去の衆院選で対立した経緯から党内で反発もあり、県連は分裂が避けられない状況となっています。




[UTYテレビ山梨]

5608 チバQ:2018/10/04(木) 11:15:12
いちおー
8332 チバQ 2018/10/03(水) 18:21:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00000658-san-pol
山梨県知事選、自民・宮川典子衆院議員「出馬しない」
10/2(火) 20:39配信 産経新聞
 年明けの知事選に向け、自民党の県議18人から出馬要請を受けていた宮川典子衆院議員(比例南関東)は2日、取材に対し「知事選には出ない」と述べた。すでに18人に文書で伝えたという。

 宮川氏は「後援会の幹部全員から『受けるべきでない。国政に邁進すべき』といわれた。私も国政で頑張るつもりだ」と理由を説明した。

 出馬を求めてきた県連の皆川巌会長代行は「勝てる候補は宮川さんしかいなかった。残念の極み」と述べた。3日に県連で今後の対応を協議する。

 皆川氏に出馬を望む声があることについては、「自分一人では決められない。みなさんと協議する」と述べるにとどめた。

 県連内では、臼井成夫幹事長らが長崎幸太郎・元衆院議員を推す動きもあり、宮川氏の擁立を期待していた複数の県議は「長崎氏では今のところ県連として挙党態勢では臨めない」としている。

5609チバQ:2018/10/21(日) 21:06:30
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASLBM4WDTLBMUTIL02G.html
衆院選応援に勤務中の職員を度々派遣 名古屋の医療法人
19:37朝日新聞

衆院選応援に勤務中の職員を度々派遣 名古屋の医療法人

選挙支援の構図

(朝日新聞)

 東海・関東地域で20の医療機関を展開する医療法人「偕行会(かいこうかい)」グループ(本部・名古屋市)が、2014年の総選挙の際、工藤彰三・国土交通政務官(自民、衆院愛知4区)と、岡本充功・元厚生労働政務官(国民民主、衆院比例東海ブロック)の選挙運動に、勤務中の複数の職員を派遣していたことがわかった。

 給与などの報酬を支払ったうえで選挙運動をさせていれば、選挙運動と勤務の実態によっては、選挙運動者への利益供与を禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。

 同グループの内部資料などによると、14年12月の総選挙の際、グループの法人本部の担当者が病院などの現場責任者にメールで、公示日の集まりや演説会への職員の派遣を依頼。公示日には、工藤氏と岡本氏の両陣営に計30人超の職員が派遣された。この日や選挙期間中に街頭や事務所で投票の呼びかけなどをしたという。公示日とは別の日にあった工藤氏の個人演説会には、手伝いとして30人超の職員が駆けつけた。

 元幹部や元職員によると、この間、休暇はとっておらず、出勤扱いだったという。

 偕行会グループの川原弘久会長は当時、工藤氏が代表の政治団体「彰友会(しょうゆうかい)」の会長を務めていた。

 医療法人による選挙支援では、「徳洲会」グループが創設者の親族の選挙応援に病院職員らを多数派遣し、報酬などを支払っていたとして、公選法違反(運動員買収など)の罪で14年に幹部らが有罪判決を受けた。

 偕行会グループの14年の選挙支援は公選法違反の公訴期限(3年)が過ぎている。

 同グループをめぐっては、彰友会が15年に開いた会費制の「国政報告会」の出席を、総務部の担当者が取引先に依頼する支援もしていた。この国政報告会を含め、工藤氏側が13〜15年に開いた計5回の会費制の集会の収支を政治資金収支報告書に一切記載していなかったことが分かっている。(沢伸也、竹井周平)

5611 チバQ:2019/01/14(月) 17:40:58
こちらにも貼らせて
2906 とはずがたり 2019/01/14(月) 10:15:20
まあ予期はしていたが遂に記事に出る。もうこうなったら仕方が無い。
二階派に逝って貰った方がすっきりするが民主系保守派を応援してきた身から云うと残念と云うしか無いが熊さんで免疫は付いている。やむを得ん。

細野豪志氏、自民入り探る 無所属の展望見えず二階派接触、地元は反発
https://www.sankei.com/politics/news/190113/plt1901130007-n1.html
2019.1.13 21:05政治政局

 旧民主党政権で環境相を務め、現在は無所属の細野豪志衆院議員(静岡5区)が自民党入りを模索している。“野党のホープ”として将来を期待され、小池百合子東京都知事らと旧希望の党を結党して政権奪取を目指したが失敗に終わり、展望が開けないためだ。二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会、44人)の関係者らと水面下で接触し、機会をうかがうが、地元の反発は強く、ハードルは高い。(奥原慎平)

 「早々に細野氏を二階派に迎え入れてもいい」


 昨年12月17日、二階氏は自身に近い静岡県連幹部らと党本部で地方選情勢について意見を交わした際、こう述べた。細野氏は旧民主党などで一貫して自民党と対峙(たいじ)してきた。それだけに、二階氏の発言を聞いた関係者は驚きを隠せない。

 細野氏は当選7回を数え、旧民主党政権で原発事故担当相や環境相、党幹事長を歴任。旧民進党で代表代行も務めた。しかし、憲法改正に関する見解の相違などから平成29年8月に離党。旧希望の党を結成したが、野田佳彦前首相らの入党を拒んで反発を招き、昨年5月以降は無所属を続ける。

 政治活動は活発とはいえず、八方ふさがりの細野氏は二階派議員らと会食を重ね、地元の自民党県議にも入党への感触を確かめているという。細野氏は自民党入りを否定せず、「いろいろな人が努力してくれている。自分の口からは話すことはできない」と含みを持たせる。

 二階派は平成研究会(現竹下派、56人)に在籍経験のある今村雅弘元復興相や桜田義孝五輪相ら他派閥からの移籍組を積極的に受け入れ、勢力を拡大してきた。二階派幹部は細野氏について「政治キャリアを考えれば自民党で仕事をしてもらいたい議員だ」と前向きだ。二階派の関係者は「特別会員として二階派に加入させ、次期衆院選で勝利したら追加公認する可能性がある」と道筋を描く。

 ただ、細野氏と長年敵対してきた地元の反発は強い。自民党県議らが昨年12月初旬に行った意見交換では反対意見が大勢を占めた。参加した県議は「選挙のたびに辛酸をなめた相手だ。党本部が決めても自分たちには意地がある。『はい、そうですか』と認められない」と率直に語る。

 政党を渡り歩く細野氏には「節操がない」との声も上がる。そんな細野氏に二階派側は「踏み絵」を用意。今年の統一地方選と参院選の自民党候補支援といった貢献を内外に示すことだ。ただ、静岡5区は岸田派(宏池会、48人)所属の吉川赳・元衆院議員が党支部長を務め、再起に意欲を示す。岸田派の中堅は「細野氏が5区から出るなら新たな党内対立を招きかねない」と警戒している。

5612 チバQ:2019/04/21(日) 21:13:49
弔い戦で負ける例も珍しい
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190421-00000042-jnn-pol
衆院大阪12区補選、藤田文武氏が当選確実

4/21(日) 20:18
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Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.

 衆院選大阪12区の補欠選挙は日本維新の会の新人、藤田文武さんが当選を確実にしました。

 衆議院大阪12区の補欠選挙で当選を確実にしたのは、日本維新の会公認の新人の藤田文武さん(38)です。

 今回の補欠選挙は自民党の北川知克衆院議員の死去に伴い行われたもので、自民党は北川さんの甥の北川晋平さん(32)を擁立し、公明の推薦も得て、議席の確保を図りましたが、及びませんでした。JNNなどが行った出口調査では、藤田さんが北川さんをリード、早々と当選を確実にしました。

 夏の参議院選挙の前哨戦となる今回の補欠選挙ですが、維新の会が大阪府知事、市長のダブル選に続き、衆議院の補選でも議席を獲得しました。(21日20:01)

最終更新:4/21(日) 21:09

5613 チバQ:2019/04/21(日) 21:15:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000546-san-pol
衆院補選 大阪は維新、沖縄は野党が勝利 完敗の自民は参院選に打撃

4/21(日) 20:24配信��
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20日午後、京阪寝屋川市駅前で支持を訴える藤田文武氏と日本維新の会の松井一郎代表(左)=大阪府寝屋川市(沢野貴信撮影)

 衆院大阪12区と沖縄3区の両補欠選挙は21日投開票され、大阪12区は日本維新の会新人の藤田文武氏(38)、沖縄3区は社民、共産両党など「オール沖縄」が支援した無所属新人、屋良(やら)朝博(ともひろ)氏(56)がそれぞれ初当選を確実にした。自民党が衆参両院の補選で公認候補を立てて敗れたのは、平成24年の第2次安倍晋三内閣発足以降初めて。与党は夏の参院選に向け戦略の見直しを迫られる。

 大阪12区補選は、自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴って行われた。維新が大阪府知事・大阪市長のダブル選を制した勢いに乗り、藤田氏が優位に選挙戦を展開した。

 一方、北川氏のおいで自民新人の北川晋平氏(32)=公明推薦=は「弔い合戦」をアピールした。安倍首相や党幹部が相次ぎ応援に入ったが、自民は議席を失った。自民支持層の一部が藤田氏や無所属元職の樽床伸二氏(59)に流れたことも響いた。

 共産党は野党共闘を目指すため、元衆院議員の宮本岳志氏(59)を無所属で擁立した。共産、自由両党は推薦したが、立憲民主、国民民主両党は自主投票とした。主要野党は夏の参院選に向け、共闘態勢の構築に課題を残した。

 樽床氏は大物議員の応援を頼らず独自のスタイルを貫いたが、議席の復活はならなかった。 

 玉城(たまき)デニー氏の沖縄県知事への転身に伴う沖縄3区補選は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設に反対する屋良氏が、野党支持層を中心に支持を広げた。

 移設を容認する自民新人で元沖縄北方担当相の島尻安伊子(あいこ)氏(54)=公明推薦=は、沖縄の経済振興などを訴え、組織戦を展開したが及ばなかった。与党は昨年の県知事選に続く連敗となった。

5614チバQ:2019/04/22(月) 00:09:29
>>3664>>3739とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190420-00000028-mai-pol
自民の改憲議論を主導 保岡興治元法相が死去 79歳
4/20(土) 13:15配信
元法相で元自民党衆院議員の保岡興治(やすおか・おきはる)さんが19日夜、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去した。79歳だった。葬儀の日程は未定。

裁判官、弁護士を経て1972年に衆院初当選し、当選13回。衆院旧奄美群島区で徳田虎雄元衆院議員と「保徳戦争」と呼ばれた激しい選挙を繰り広げたことでも知られる。

 2000年に森内閣、08年に福田内閣で、2度法相を務めた。自民党憲法調査会会長、憲法改正推進本部本部長などを歴任し、自民党の改憲議論を主導した。2017年衆院選に出馬せず引退した。

5615 チバQ:2019/06/14(金) 19:06:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00010008-ksbv-l33
次期衆院選 国民民主党が岡山4区に三宅和広さんを擁立

6/14(金) 18:32配信��


 国民民主党は、次の衆議院選挙の岡山4区に柚木道義議員の元政策秘書三宅和広さんを擁立することになりました。

 次の衆院選で国民民主党から岡山4区に立候補を表明したのは、元岡山県議会議員の三宅和広さん44歳です。産業の振興や教育の再生に取り組みたいとしています。

 三宅さんはこれまで、柚木さんなど国会議員の政策秘書を務め、2011年4月からは岡山県議を2期8年務めました。今年4月の県議選では倉敷市・都窪郡選挙区から無所属で出馬し、落選しています。柚木議員は去年、国民民主党を除籍処分になっています。

(国民民主党/津村啓介 議員)
「(岡山4区は)空白区という扱い、野党共闘の対象と見なされていないということが今回の擁立の出発点」

最終更新:��6/14(金) 18:32

5616チバQ:2019/06/18(火) 23:39:29
https://www.asahi.com/articles/ASM6L663FM6CTIPE03W.html?iref=comtop_8_05
現金「もらってもらえんば困る」 谷川陣営選挙違反疑惑
有料会員限定記事

2019年6月18日20時07分
 2017年10月の衆院選を巡り、自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)の選挙運動員が、朝日新聞の取材に対し、報酬として現金を受け取っていたことを認めた。運動員らは「事務所関係者から、(現金入りの)茶封筒を渡された」などと証言した。

 谷川氏の東京事務所は「適正に選挙運動を行っていると認識している。念のため、事実関係を確認しているが、相応の時間を要する」と書面で回答した。

 長崎県大村市の女性は17年10月の衆院選期間中、市内にある谷川氏の選挙事務所で、支持を訴える電話をかけたと証言した。

 選挙後のある日、谷川氏の事務所関係者が自宅に来て、茶封筒を差し出したという。ほかの議員の選挙をボランティアで手伝った経験がある女性は、不審に思って「もらっていいと?」と聞くと、この関係者は「もらってもらえんば困る」「これは自分も預かって来ているから」と答えたという。

 受け取った金額は時給740円…

https://www.asahi.com/articles/ASM6C5GTLM6CTIPE02V.html?iref=pc_extlink
自民・谷川氏側、選挙運動員に現金 公選法違反の可能性
2019年6月18日19時58分
 長崎3区選出の自民党・谷川弥一衆院議員(77)の選挙事務所が、2017年10月の衆院選の後、複数の選挙運動員に報酬として現金を渡していたことが、朝日新聞の取材でわかった。公職選挙法は原則、運動員への報酬を禁じている。

 谷川氏はこの衆院選で、新顔3人を破って6選を果たした。これまでに文部科学副大臣などを歴任している。谷川氏の東京事務所は「適正に選挙運動を行っていると認識している。念のため、事実関係を確認しているが、相応の時間を要する」と書面で回答した。

 公選法は、電話や街頭で候補者への支持を有権者に働きかける選挙運動員について、無報酬を原則とする。上限付きで報酬を支払えるのは、選挙カーのアナウンス担当や選挙事務所の事務員などに限られる。運動員に報酬を支払ったり、アナウンス担当らに上限を超えて支払ったりすると公選法違反(日当買収)にあたる可能性がある。

 朝日新聞は、いずれも宛名が「谷川やいち選挙事務所」、ただし書きが「報酬、謝礼として」と記載された延べ22人分の領収証の存在を確認した。このうち日当買収が疑われた13人の領収証の日付は17年12月22〜29日。いずれも受取人欄に手書きの署名と押印がある。領収額は1人につき2220〜24万円で、合計は117万3880円だった。

 別の内部資料には、領収証と同じ13人の名前と金額の記載がある。うち7人には「電話」、4人には「ウグイス嬢」などとそれぞれ選挙中の役割とみられる記述もあった。

 13人のうち「電話」の3人が、支持を訴える電話がけの報酬として、領収証に記載された現金を受け取ったことを認めた。別の「電話」「ウグイス嬢」と事務員の計5人は、領収証の署名が自分の字と認めたが、現金受領は「覚えていない」と答えた。

 谷川氏側が選挙後に長崎県選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」には、「ウグイス嬢」と事務員へ法定内の報酬を支払ったことが記載されているが、いずれも領収証とは日付と金額が異なる。

5617とはずがたり:2019/06/23(日) 19:49:32
2017年の記事
>同党はこれまで選挙区総支部長に原則として次期衆院選の立候補予定者を充ててきたが、同党から分かれた希望の党や立憲民主党の国会議員との再結集の余地を残すため、3、7区を除きあえて地方議員を総支部長に充てることにした。

2017.12.12 07:07
民進静岡県連、総支部長に地方議員 空席の6選挙区で
https://www.sankei.com/region/news/171212/rgn1712120026-n1.html

 民進党県連は、空席になっていた衆院6選挙区の総支部長を決定し、11日から各総支部ごとに県選挙管理委員会への届け出を始めた。

 新たに総支部長に決まったのは、1区が鈴木智県議(静岡市駿河区)、2区が八木伸雄・島田市議、4区が林芳久仁県議(静岡市清水区)、5区が桜町宏毅県議(富士市)、6区が曳田卓県議(沼津市)、8区が田形誠県議(浜松市南区)。3区は10月の衆院選に無所属で出馬し落選した小山展弘元衆院議員、7区は県連会長の榛葉賀津也参院議員が引き続き務める。

 同党はこれまで選挙区総支部長に原則として次期衆院選の立候補予定者を充ててきたが、同党から分かれた希望の党や立憲民主党の国会議員との再結集の余地を残すため、3、7区を除きあえて地方議員を総支部長に充てることにした。

5618とはずがたり:2019/06/23(日) 19:53:15
>国民民主党。衆院静岡1、2区に新人の公認候補を内定し、5区でも月内に新人を擁立する方向だったが「保留」にした。

>国民県連は5月末、連合静岡に1、2区の新人2氏の推薦願を出そうとしたが、野党間の候補者調整を求められ、受け取りを拒否された。

>1区は近く、立民が元県議の擁立を決める見込み。
>立憲民主党県連の杉山淳幹事長は、衆院選の候補者擁立について「一度リセットする」と述べた。静岡4区の候補者として名前が浮上していた旧民進党4区総支部長の擁立には慎重な見方を示した。

4区は林芳久仁県議の名が挙がっていた?

1区の元県議って誰だ?鈴木智では今年落選したので元職ではないな。。2014年にもめぼしい落選者居ないし静岡市外の元職??

静岡県内各党 参院選の態勢固めにかじ (2019/6/21 07:55)
https://www.at-s.com/sp/news/article/politics/shizuoka/648351.html
参院選しずおか 2019

 衆参同日選が見送られる見通しになったことを受け、静岡県内各党は20日、参院選単独の態勢固めにかじを切った。組織を引き締め、攻勢に出る自民。候補者調整が成らなかった野党は、衆院選空白区への擁立作業を棚上げし、支援組織固めに躍起だ。
 参院選静岡選挙区(改選数2)に、3選を目指す現職牧野京夫氏(60)を立てる自民党県連の竹内良訓幹事長。取材に対し「参院選1本に態勢を明確化して走りだす」と力を込めた。既に、東中西の各地区ごと県議を選対委員長に据える組織体制を構築し、前回選以上の得票を目指す。
 新人徳川家広氏(54)を擁立する立憲民主党県連の杉山淳幹事長は、衆院選の候補者擁立について「一度リセットする」と述べた。静岡4区の候補者として名前が浮上していた旧民進党4区総支部長の擁立には慎重な見方を示した。
 現職榛葉賀津也氏(52)の4選を目指す国民民主党。衆院静岡1、2区に新人の公認候補を内定し、5区でも月内に新人を擁立する方向だったが「保留」にした。岡本護県連幹事長は「参院選をしっかり戦う。それが次の衆院選につながる」と戦略を描く。
 国民県連は5月末、連合静岡に1、2区の新人2氏の推薦願を出そうとしたが、野党間の候補者調整を求められ、受け取りを拒否された。1区は近く、立民が元県議の擁立を決める見込み。国民県連の関係者は「衆院選までに態勢を整える時間的余裕ができた」と本音をのぞかせる。
 新人鈴木千佳氏(48)が出馬する共産党県委員会も参院選に注力する。諸派新人の畑山浩一氏(49)も出馬を予定する。

5619名無しさん:2019/06/23(日) 21:30:53
>>5618
1区の元県議は一応、小田巻進(駿河区・2007年初当選、2011年引退)もいますね
今は66歳なんで新人としては年がいってる感じがしますが、選挙区内だと他に該当しそうなのがいない・・・

5620和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2019/06/24(月) 22:54:03
1区・5区立憲
2区・4区国民
3区 立憲 国民バッティング
あれ柚木は?

衆院岡山5区に鎌田氏擁立へ 立民県連、26日正式決定見通し

2019/6/24 20:56 (JST)
&copy;株式会社山陽新聞社





 立憲民主党県連は24日、次期衆院選岡山5区の公認候補予定者として、新人で元沖縄県職員の鎌田桂輔氏(32)=岡山市中区東山=の擁立を決め、党本部に上申したと発表した。26日の党本部常任幹事会で正式決定する見通し。

 鎌田氏は大阪市出身で大阪大法学部卒。沖縄県職員や衆院議員秘書、岡山市議の事務所職員を経て、今年5月からは同県連職員を務めている。

 岡山5区では、共産党が新人の美見芳明氏(62)の擁立を決めている。同選挙区の現職は、自民党の加藤勝信総務会長(63)。

5621チバQ:2019/06/26(水) 10:37:21
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/521674/
公選法違反疑い谷川陣営告発へ 自民長崎、関係者が会見
2019/6/26 6:00
西日本新聞 社会面
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記者会見で、捜査機関への告発の準備をしていると明らかにした元会計担当の男性=26日午後1時半、長崎県庁


 自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)の事務所が2017年衆院選後、選挙運動員らに報酬として現金を渡したと報道された問題で、西日本新聞の取材に応じた当時の事務所会計担当の男性が25日、記者会見し、公職選挙法違反(日当買収)の疑いで捜査機関への告発を準備していることを明らかにした。

 公選法は、電話で候補者の支持を訴える運動員について無報酬と定め、選挙カーのアナウンス担当者に支払う報酬の上限額を規定している。男性は長崎県庁での会見で領収書などを示し、電話担当者に報酬を支払い、アナウンス担当者らには上限を超える報酬を渡したとあらためて証言。「私だけが罪から逃れられるとは思わない。(不正を)ただしてほしい」と語り、捜査機関の任意聴取に応じる考えも示した。

 同席した代理人弁護士は「男性は出納責任者ではないが、実質的な会計責任者なので(谷川氏は)連座制の対象になる」と話した。

 谷川氏の事務所の代理人弁護士は取材に「調査中で事実を確認できていないので、言えることは何もない」と述べた。

5622 チバQ:2019/07/07(日) 23:53:59
村岡敏英は自民中泉を支援
1444 チバQ 2019/07/07(日) 08:43:07

https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190706_07.html
<参院選>秋田選挙区序盤情勢/中泉氏に寺田氏迫る
2019年07月06日 土曜日
 再選を目指す中泉(自現)が先行し、野党統一候補の寺田(無新)が激しく追い上げている。
 中泉は強固な党組織に支えられ、地盤の秋田市を中心に保守票を固めつつある。党の県選出国会議員や地方議員がフル回転。佐竹敬久知事や県南を地盤とする村岡敏英元衆院議員の支援を得た。公明支持層にも浸透する。

5623 チバQ:2019/07/23(火) 14:58:20
1904 チバQ 2019/07/23(火) 00:46:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000666-san-l22
参院選・静岡 自民は“票回し”疑惑の真偽解明へ


 今回の野党分裂が次期衆院選での野党共闘に与える影響については「競合するところは現職優先の原則で(候補者)統一がなされるべき」と同党の従来の見解を述べた。その上で静岡市葵区では徳川氏の得票が榛葉氏を上回り、比例の得票も立民が国民より多いと指摘して「衆院静岡1区(の統一候補)は当然、立民の候補になる」と、すでに同区での候補擁立を発表した国民にくぎを刺した。

5624チバQ:2020/05/18(月) 23:31:57
すげえなあ
こんなのが衆院選に野党第1党の候補者として出馬してたのか・・・
https://twitter.com/HashimotoKotoe/status/1251393924339359744
橋本琴絵
@HashimotoKotoe
現在、1万人近くの感染者がいますが、日本人は4226人です。

半分もいません。外国人を私たち日本人の税金で治療し、外国人が病床に寝ているため、日本人が治療を受けることができません。

#治療は日本人優先

https://twitter.com/HashimotoKotoe/status/1253713976157802496

橋本琴絵
@HashimotoKotoe
お腹の赤ちゃんは人間じゃないの。
だから殺していいし、10万円も受け取れないの。

日本は法律で「お腹の赤ちゃんに人権はありません」って定めてるの。

この事実を踏まえた上で胎児に人権を認めるか否かの議論をすべき。

https://twitter.com/HashimotoKotoe/status/1253598151887302659
橋本琴絵
@HashimotoKotoe
現在11772人の感染者がいますが、日本人は5329人です。

外国人が病床に寝ているため、日本人が入院拒否されて2人も死にました。
殺されたも同じです。

外国人の治療費は日本人の税金です。

こんな不正が許されていいのでしょうか? いや、良いはずがありません。
#治療は日本人優先

https://twitter.com/HashimotoKotoe/status/1256465291107696640
橋本琴絵
@HashimotoKotoe
電子掲示板でトラブルを起こした相手へ心理的攻撃を加えるために無差別殺人をした加藤智大死刑囚が、Twitterをしていたらどうなっていたことだろう。

Twitter歴13年の私のように煽り職人として人間国宝となっていたか、結局無差別殺人するのか。

5625チバQ:2020/05/21(木) 11:30:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000005-akt-l05

次期衆院選「秋田3区」野党候補者は? 各党連携も候補者はいずれかの党で「公認」の方針


5/20(水) 19:33配信

秋田テレビ






秋田テレビ

 秋田県内の野党3党などで組織する政治団体は20日、次の衆院選の秋田3区の候補者をいずれかの党の公認として擁立する方針を固めた。

 立憲民主・国民民主・社民の野党3党の秋田県組織と連合秋田などで組織する政治団体「あきたの笑顔をつくる会」は20日オンラインで会合を開き、次期衆院選の秋田3区の候補者について意見を交わした。その結果、国会の野党第一党である「立憲民主」を念頭に、いずれかの党の公認として候補者の擁立を目指す方針を固めた。具体的な候補者は決まっておらず、会は引き続き選定を進めていくことにしている。

 現職の衆院議員の任期は2021年10月まで。任期満了による選挙は戦後は1976年の1回のみで、このほかはすべて解散によるもの。
.
秋田テレビ

5626チバQ:2020/06/18(木) 13:40:40
>>5616
https://news.yahoo.co.jp/articles/80e3664321cae47f0e3ab6d8edb90af4ab5e9137

谷川議員の事務所関係者 違法報酬で書類送検へ 公選法違反疑い 2017年衆院選




6/18(木) 9:51配信


長崎新聞


 自民党の谷川弥一衆院議員(78)=長崎3区=の選挙事務所が、2017年の衆院選後に運動員に違法な報酬を支払ったとして、長崎県警は複数の陣営関係者を公選法違反(買収)容疑で近く書類送検する見込みであることが17日、関係者への取材で分かった。
 複数の関係者によると、摘発されるのは選挙事務所の会計担当者や、車上運動員(うぐいす嬢)など複数の陣営関係者に上るとみられる。送検容疑はいずれも17年10月22日の衆院選投開票後、法定を超える違法な報酬を支払い、または受け取った疑い。県警は公選法違反容疑を軸に捜査を進めており、17日までに捜査をほぼ終結。近く長崎地検へ書類送検する見込みという。
 同議員の選挙事務所の違法報酬疑惑を巡っては昨年7月、選挙運動に携わっていた60代男性が、選挙運動を取りまとめる「総括主宰者」2人が運動員に違法な報酬を支払っていたとして、公選法違反容疑の告発状を県警に提出し、受理されていた。
 告発状などによると、事務所はうぐいす嬢に対し、法律で定められた「1日1万5千円」の上限を超える報酬を支払ったり、電話番などの運動員にも法定以上の金額を支払ったりしたなどとしている。
 当時、同陣営でうぐいす嬢を務めた女性は17日までに長崎新聞社の取材に応じ、違法な報酬を受け取っていたことを認め、「違法だと知らず、渡された分をただもらっただけ」と話している。

5627チバQ:2020/06/25(木) 22:39:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN6T7336N6TTOLB00S.html
自民・谷川議員の関連会社、運動員への違法報酬を負担
2020/06/25 21:46朝日新聞

自民・谷川議員の関連会社、運動員への違法報酬を負担

谷川弥一衆院議員

(朝日新聞)

 自民党・谷川弥一衆院議員(78)=長崎3区=の陣営関係者7人が公職選挙法違反(日当買収)の疑いで書類送検された事件で、運動員に違法に支払われた報酬を、谷川氏が会長を務める谷川建設(長崎市)の関連会社の建築資材販売会社が負担していたことが、捜査関係者への取材でわかった。近く7人の処分を判断する。

 長崎県警捜査2課によると、7人は県内に住む40〜80代の男女で、2017年10月の衆院選後、運動員に対し公選法が定める上限の1万5千円を上回る報酬を支払い、または受け取った疑いがある。捜査関係者によると、違法に支払われた報酬は計約80万円にのぼるという。

 捜査関係者によると、7人には、この建築資材販売会社の元監査役も含まれている。元監査役は、陣営の会計担当者から運動員の報酬総額を聞き、現金を用意。その後建築資材販売会社が補てんしたという。元監査役は谷川建設の取締役も兼ねていたが、5月下旬に監査役、取締役ともに辞任した。「法定外の報酬支払いは常態化していた」と話す陣営関係者もおり、捜査関係者は「長年にわたり、慣習的に違法報酬を工面してきた」とみている。

 建築資材販売会社は朝日新聞の取材に対し「ノーコメント」としている。

 事件を巡っては、会計担当者が昨年7月、陣営幹部2人を公選法違反容疑で刑事告発。2人とともに、この会計担当者も書類送検された。(横山輝)

公職選挙法
書類送検
谷川弥一

5628チバQ:2020/06/25(木) 22:43:06
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-200625X857.html
菅原前経産相を起訴猶予=選挙区で香典―東京地検
2020/06/25 15:54時事通信

 自民党衆院議員の菅原一秀前経済産業相(58)=東京9区=の秘書が選挙区内で香典を配ったなどとされる公選法違反疑惑で、東京地検特捜部は25日、菅原氏を起訴猶予とした。事実を認め、謝罪したことなどを考慮した。

 特捜部によると、菅原氏は2017年7月〜19年10月、秘書を通じ、選挙区内の延べ27人に対し、親族の死去に伴う枕花や香典の名目で計約30万円を寄付した。

 公選法は、政治家本人が出席した葬式や通夜で香典を出す場合などを除き、選挙区内の有権者への寄付を原則禁止している。特捜部などによると、菅原氏が香典を出した葬儀はほかにも多数あり、大半は菅原氏本人が出席していたという。

 菅原氏は「心から反省している。ご迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げる」などとするコメントを出した。

5629OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 18:37:10
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/101706447CLUB スローフードジャパン燗酒コンテスト2014金賞受賞セット検索 文字サイズ小中大
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【速報】トイレ盗撮疑い、共産党県幹部を逮捕 17年衆院選に出馬 JR西千葉駅
2023年1月12日 18:57 | 無料公開
大西航容疑者
大西航容疑者
 駅の女子トイレで盗撮したとして、千葉中央署は12日、建造物侵入と千葉県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで市川市大野町1、共産党県委員会書記長、大西航容疑者(42)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年10月23日午後8時5分ごろ、千葉市中央区春日2のJR西千葉駅構内の女子トイレに侵入し、個室内の女子高校生=県内=をスマートフォンで動画撮影した疑い。容疑者は個室のドアの上からスマホを差し入れた。

 同署によると、同11月21日にJR千葉駅構内で「女性の後ろ姿を撮影した」と110番通報があり、同署員が容疑者のスマホを調べたところ今回の動画を発見。被害者を特定するなど捜査を続けていた。

 共産党県委員会によると、容疑者は元木更津市職員で、2017年の衆院選で千葉12区から立候補し落選した。同委員会の小倉忠平委員長は「党幹部としてあるまじき行為。県民に深くおわびする」とコメントした。

5630OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 18:38:12
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/162120
次期衆議院選挙・新潟1区、自民支部長選び混迷…塚田一郎氏か佐藤純氏か
「なぜ役員会に“部外者”が」「もっと丁寧に議論を」
2023/1/13 11:57
新1区の支部長選考について議論した自民党新潟支部役員会。他支部とは意見の相違があり、新1区支部長選びは難航が予想される=昨年12月、新潟市中央区

 新区割りで行われる次期衆院選の新・新潟1区で、自民党の公認候補予定者となる選挙区支部長選びが混とんとしている。旧新潟市がエリアの党新潟支部は、旧1区が地盤の塚田一郎衆院議員(比例北陸信越)の推薦を14日に正式決定する方針。一方、新潟市江南区選出の佐藤純県議も名乗りを上げており、新1区に入る江南区の地域支部は佐藤氏推薦を決めた。同じく新1区となる佐渡市の各支部も意向調査を実施予定で、新1区内での一本化は難しい情勢だ。県連内からは早くも「党本部に任せるしかない」との声が漏れる。

 「現支部長の塚田氏を推薦するということで一応、決めさせてもらった」

 新潟支部が昨年12月下旬、新1区支部長の選考を議題に開いた非公開の役員会後、新潟支部幹事長の皆川英二新潟市議はこう話した。

 「現支部長」とは旧1区の選挙区支部長を指す。旧1区支部長は新潟支部長を兼任することが多く、塚田氏も両方を務める。役員会では「議論に時間をかけるべきだ」との意見も出たが、最終的に塚田氏推薦が決まった。

 これに対し、江南区内の亀田、横越両支部は昨年末、佐藤氏の推薦を県連に伝えた。

塚田一郎氏(左)と佐藤純氏

×    ×

 新1区は新潟市の中央区、東区、江南区と佐渡市で構成する。旧1区は旧新潟市とエリアが重なっていたが、新区割りに伴い西区は新2区、北区は全て新3区へ移った。

 ただ、新潟支部は依然として北区の一部や西区を含む旧新潟市の党員らでつくる。

 亀田支部のある幹部は、塚田氏の推薦方針を決めた新潟支部の役員会に、“部外者”の北区や西区の関係者も加わっていたことを疑問視。その上で「なぜか分からないが、新潟支部が現職優位の流れをつくろうとしているように見える。亀田は、それでかえって佐藤県議でまとまった」と内実を明かす。

 佐渡市も「当初は知名度で現職が勝っていた」(県連関係者)が、塚田氏が支部長を務める新潟支部の動きに懐疑的な見方があり、10支部で意向調査を実施することになった。

×    ×

 新潟支部と県連の間では認識の違いも明らかになっている。

 同支部の皆川幹事長は役員会後の取材に、県連幹事長の桜井甚一県議から「あくまでも新潟支部で方向性を決めてくれという話だった」と強調した。

 一方、桜井幹事長は新1区から西区、北区が外れるため、新潟支部内できちんと意見を整理することを求めていたと説明。その上で「もっと丁寧に進めてほしかった」と苦言を呈す。

 新潟支部内にも塚田氏推薦の決定過程をいぶかる向きがあり、一枚岩とはいえない状況だ。こうした現状を踏まえ、県連幹部は「県連では調整が難しいということを(支部長の決定権がある)党本部に上申し、任せるしかないのではないか」と語った。

 新1区ではほかに、立憲民主党県連代表の西村智奈美衆院議員(旧新潟1区)、日本維新の会の石崎徹元衆院議員も立候補の意向を示している。

5631OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 18:38:34
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/162076
自民新潟県連、衆議院選挙・新4区支部長に鷲尾英一郎氏を上申
2023/1/13 12:00
鷲尾英一郎氏

 新しい選挙区割りで行われる次期衆院選に向け、自民党新潟県連が12日、新4区の候補予定者となる選挙区支部長に鷲尾英一郎衆院議員(比例北陸信越)を選任するよう求める地元の意向を党本部に上申したことが分かった。

 新4区は、長岡市、柏崎市などを含む。自民では鷲尾氏のほか、泉田裕彦氏(同)が名乗りを上げている。県連によると、新4区内の18地域支部への意向調査で、鷲尾氏を推す声が大勢を占めた。これを受けて同日、書面で上申した。

 関係者によると、意向調査では鷲尾氏を推す支部が15、「県連一任」が3支部で、泉田氏を推す支部はなかった。

 党本部は春の統一地方選を見据え、早期に支部長を選任する方針。今後、地元の意向を踏まえて決定する見通しだ。

 鷲尾氏は旧2区を地盤にしていたが、2019年に自民入りし、21年の前回衆院選では比例に転じた。昨年から長岡市に拠点を移している。

 泉田氏は前回選では長岡市を含む旧5区の公認候補だったが、小選挙区で敗れ、比例復活した。選挙戦や「裏金」問題を巡って旧5区の各支部と溝が生じ、旧5区支部長は務めていない。

 県連の上申について、鷲尾氏は12日、新潟日報社の取材に「大変ありがたい。不退転の決意で徹底して活動し、春の統一地方選や衆院選での勝利を目指す」と話した。泉田氏の事務所は「今この段階で話すのは難しい」とした。

5632OS5:2023/04/25(火) 19:47:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb76bdaec993dcc7c91eea80607547c25d45420
【独自】元衆議院議員の武藤貴也容疑者、路上で知人を車に押し込み監禁の現行犯で逮捕 被害者待ち伏せの男ら5人も
4/25(火) 15:03配信
元衆議院議員の武藤貴也(むとう・たかや)容疑者(43)が東京・千代田区の路上で知人男性を車に押し込み監禁した現行犯で警視庁に逮捕されていたことがわかった。

被害者男性と金銭トラブルがあったものとみられる。

捜査関係者によると、元衆院議員の武藤貴也容疑者はおととい23日、千代田区の路上で、30代の知人男性を車に押し込み数百メートルほど走らせたとして監禁の現行犯で逮捕された。

また被害男性を待ち伏せし、車に連れ込んだウズベキスタン国籍の20代の男ら5人も逮捕されている。

犯行に使われたのはレンタカーで、武藤容疑者自身が運転していたものとみられています。

武藤容疑者は被害男性と金銭トラブルがあったとみられ調べに対し、「押し込んでもいないし、押し込めと指示もしていない」と容疑を否認している。

社会部


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