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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

4394チバQ:2017/10/17(火) 00:05:55
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160064-n1.html
2017.10.16 22:07
【衆院選】
原発、争点にならず 鹿児島3区、佐賀2区 「2030年ゼロ」の希望の党も触れず
 希望の党が「2030年原発ゼロ」を掲げ、衆院選の主要争点として原発政策が浮上した。だが、九州・山口の各選挙区をみると、候補者はほとんど原発に触れない。それどころか、電力の安定供給への原発の貢献ぶりを強調する希望の党候補者もいる。

 希望の党代表の小池百合子東京都知事は16日夕、鹿児島県薩摩川内市に駆けつけた。鹿児島3区の同党前職、野間健氏(59)の応援だった。

 市内には稼働中の川内原発がある。約10分の演説で、小池氏は情報公開や社会保障の制度改革を訴えたが、原発には一言も触れなかった。

 「ここじゃあ、言いにくいでしょう」。野間氏の陣営幹部はつぶやいた。

 野間氏も日々の演説では、原発については「明日からゼロにするわけではない。工程表を作るということだ」と説明する程度だ。原発周辺の遊説では「みなさまのご苦労があってこそ、電力の安定供給、地域の安定が図られている」と呼びかける。

 小池氏の演説を聞いた無職の男性(80)は「原発はこれまで何度も争点になった。安全に動いているし、納得している人も多いので言わなかったんだろう。ゼロというなら、具体的にどうするか示すべきだ。スローガンだけじゃいかん」と語った。

 生後数カ月の息子がいる主婦(43)も「地元経済のことを考えても、すぐにどうこうできる問題ではない」と述べた。

かぎ取る能力

 玄海原発がある佐賀2区も状況は同じだ。

 民進党から希望の党に合流した前職、大串博志氏(52)は、12日に玄海町で行った演説で、原発に一言も触れなかった。取材に対し「有権者から(原発について)問いかけを受けるかというと、そうでもない。国民が求めるものが何か考え、すぱっと打ち出すのが、世論をかぎ取る能力だ」と述べた。世論をかぎ取った結果、原発には触れないと判断したのだろう。

 小池氏は16日午後、大串氏の応援に佐賀県唐津市に来た。ここでも小池氏の口から「原発」の言葉が出ることはなかった。演説後、産経新聞の記者は「玄海原発のおひざ元(佐賀2区)で、原発ゼロの公約に触れないのはどうしてですか」と何度も声をかけた。小池氏は一切答えず、無言で車に乗り込んだ。

真正面から議論を

 もともと、希望の党が打ち出した「2030年原発ゼロ」は、実現への道筋を示せていない。

 小池氏は、東京電力福島第1原発事故後は「原発ゼロを達成できていた」と主張する。だが、これは石油や石炭、LNG(液化天然ガス)などを燃料とする火力発電をフル稼働した結果だ。経済産業省の試算によると、東日本大震災から平成27年度末までに計14.7兆円が、こうした燃料費として国外に流出した。日本の年間国家予算(一般会計)の15%にも当たる。

 希望の党の主張は、経済合理性や環境負荷低減に、目をつぶったものだ。原発ゼロ実現の代わりに、高い電気代や、突発的な停電を含む電力供給の不安定さが忍び寄る。

 課題を解決するには、新たな電源開発や省エネ進展が欠かせない。だが、2030年まで、あと13年足らず。新技術の開発・普及を考えれば、非現実的と言わざるを得ない。

 ただ、与党もこの点は及び腰だ。13日、薩摩川内市入りした安倍晋三首相も、前回の衆院選と異なり、原発について触れなかった。

 福岡の自民前職の候補は「原発について訴えても票につながらない」と言い切る。

 責任政党を任ずる自公の候補こそ、選挙ではエネルギー政策を真正面から捉え、訴える必要がある。

(高瀬真由子、中村雅和)


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