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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

5270チバQ:2017/10/26(木) 22:54:34
https://mainichi.jp/articles/20171026/ddl/k10/010/137000c
混迷・2017衆院選

選挙戦を振り返る/下 1区・自民、くすぶる火種 次期衆院選の公認争い /群馬

毎日新聞��2017年10月26日 地方版

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衆院選で、地区の集会にそろって出席した中曽根氏(左)、尾身氏(左から2人目)、上野氏(右端)。尾身氏の次男(右から2人目)もマイクを握り、選挙と無関係の話題で笑いを誘った=前橋市内尾身、中曽根、上野氏入り乱れ

 「群馬1区で長く頑張っていきたい。群馬1区の代表が尾身朝子だと、引き続きご支持いただけるよう、精進してまいります」

 衆院選の投開票日の22日午後9時すぎ、群馬1区で当選確実の報を受けた自民の尾身朝子氏(56)は前橋市内の事務所で、正面を見据えてこう述べた。穏やかな口ぶりながらも「群馬1区の議席は誰にも譲らない」との強い決意がにじんだ。

 1区は、尾身氏が公認候補に決まった後も新人の中曽根康隆氏(35)と、前職の佐田玄一郎氏(64)=9期=が出馬の意欲をのぞかせ、「保守分裂」の可能性があったが、公示直前で中曽根氏が比例単独に回り、佐田氏も出馬を断念し、一本化に成功。9万2641票を獲得して再選を果たした。

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 「保守分裂」となった前回衆院選(2014年)での自民公認の佐田氏と、無所属の上野宏史氏(46)の保守系候補2人の票を足した約11万6000票には及ばなかったが、山本一太県連会長(参院議員)は「野党の比例復活を許さなかった。完全勝利だ」と振り返った。

 だが、次期衆院選に向け、自民の1区には「火種」がくすぶる。その一つが中曽根氏の存在だ。

   ◇  ◇

 「中曽根康隆代議士誕生 バンザーイ!」。尾身氏の当選セレモニーから約2時間後の22日午後11時ごろ。約500メートル離れた中曽根氏の選挙事務所は、比例北関東ブロックでの当選確実の知らせに沸いた。後援会幹部は安堵(あんど)の表情を見せながら、次期衆院選への意欲を口にした。「これで(尾身氏と)『自民現職』という同じ立場になった。次は実力勝負ができる」

 --昨年5月。県連は、1区の佐田氏の後継候補選びのため、選考委員会を開き、名乗りを上げた尾身、中曽根両氏のうち多数決で尾身氏に決定した。しかし、中曽根氏は、自身の支援団体を設立するなど活動を活発化。今回の衆院選で尾身氏に党公認が出た後もつじ立ちや集会を重ねた。

 結局、公示6日前の今月4日夜、都内で党本部の幹部と面会した際、「比例単独で名簿の『上位』に」などの条件を提示され、1区からの出馬を断念したという。しかし、小選挙区へのこだわりは消えてはいない。親しい関係者によると、5日午後、「比例単独での出馬」を表明する記者会見に向かう車の中で、こうもらしたという。「『やっぱり1区で出る』と言ってもいいですかね」

 祖父が康弘元首相、父が弘文元外相という圧倒的な知名度と、県内の若手経営者からの高い支持。そんな中曽根氏だが、不利な要素もある。まず身内の問題だ。次期衆院選は確実に4年以内に実施される。昨夏の参院選で6選を果たした父弘文氏(71)は在職中の期間になる。県内の2議席を親子が占めることへの批判は自民関係者の中で根強い。さらに、比例単独で出馬したことで、公明関係者の中には「県内の公明の比例票が減ったのは、中曽根氏の出馬で『小選挙区は自民、比例は公明』の自公連携が崩れたからだ」という声も聞かれる。

   ◇  ◇

 火種は他にもある。今回、自民の比例南関東ブロック(千葉、神奈川、山梨)に単独で立候補し当選した上野氏も名乗りを上げる可能性がある。今回の衆院選での尾身氏の「選対特別顧問」としての実績や、能力や人柄を高く評価する声がある一方、これまでみんなの党や日本維新の会を渡り歩いた経歴から「打算が過ぎる」との見方もある。

 衆院選の選挙戦中、尾身氏が長男や次男を同行する姿もみられた。「自分の後継に息子を考えているのか」というささやきももれる。

 元財務相を父に持つ尾身氏、中曽根氏、義父が元官房副長官という上野氏--。3人の“世襲議員”を巡る1区の自民公認候補争いは既に始まっている。【鈴木敦子】


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