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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

5129チバQ:2017/10/23(月) 20:44:24
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/252281
自民福井2人「みそぎ」これから
稲田朋美氏、高木毅氏に支援団体

2017年10月23日 午前11時00分

稲田朋美氏(右)と高木毅氏 拡大する
稲田朋美氏(右)と高木毅氏


 自民、希望、共産の「3極」対決となった福井県内2小選挙区は、1区稲田朋美氏と2区高木毅氏の自民前職2人が勝利を収めた。だが、防衛相辞任騒動や週刊誌報道で逆風が吹き、さらに希望候補の戦略がつかみきれず、陣営から「手応えが感じられない」との声が聞かれた選挙戦だった。最後は、各地に張り巡らせた後援会や地方議員らを手足にローラー作戦を展開し、“保守王国”の組織力で切り抜けた。

    ×    ×    ×

 稲田氏は防衛相在任時、東京都議選の応援演説で失言する問題を起こし、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)日報隠蔽(いんぺい)問題を巡る責任を取って今夏に辞任した。高木氏は復興相を務めていた2015年、公選法が禁じる選挙区内での香典代支出問題が表面化。さらに週刊誌報道で野党の厳しい追及を受けた。

 さらに解散風が強まった9月中旬、山本拓県連会長が比例代表から2区へのくら替えを表明し、党員投票の実施で県内党員の結束が乱れた。公示直前には新党の希望が誕生し、劇場型の選挙手法に戦々恐々の雰囲気が漂った。
 「問題があると、逆に自民は組織が固まる」とベテラン県議。だが実際は違った。

 稲田氏は、遊説で辞任騒動のおわびに多くの時間を割いた。序盤は「長年応援してくれた人でさえ完全に冷めている」と、陣営幹部が頭を抱えるほど熱気がなかった。それでも粘り強くおわびを続け、徐々に理解を得ていった。

 中盤以降は政策の訴えにも重点を置いた。農村部では18年度に主食用米の「直接支払交付金」が廃止される問題への反発を取り除こうと、農業者の声を政策に反映させるよう取り組むと約束した。女性支援者には消費増税後の税収で子育て支援を充実させると力を込めた。福井市で20日夜に開いた総決起大会には約2千人(陣営発表)が参加し、陣営幹部は「ようやく熱気が戻った」。最終盤で組織力の強さを見せつけた。

 一方の高木氏。鯖江市出身の山本氏との対立が表面化したが、逆に嶺南の自民県議は「地元の衆院議員を失うわけにはいかない」と結束。各種世論調査で優勢が伝わった。

 だが、中盤から陣営に緩みが生じた。高木氏は引き締めを呼び掛けたものの、一部の地方議員には15日に告示された越前市長選の運動にシフトする動きもみられた。

 「週刊誌報道について一切触れることがなかったことも影響した」とみる陣営関係者もいる。原子力政策の明確化や北陸新幹線敦賀以西早期着工など選挙区が抱える課題解決に決意を訴え続けたが、「有権者の多くから週刊誌報道が心に引っ掛かるという声を聞いた。政策を語る前に、あの報道は事実ではないと面と向かって説明責任を果たすべきだった」とこぼした。

 山本氏のお膝元、丹南の個人演説会は空席が目立った。県連の党員投票で生じた選挙区内の分断が運動量の差に出た。希望候補の丹南を重視した戦術も読み切れなかった。結果は「予想以上に詰められた。勝てたのは自民の組織力と希望を支援する連合福井の力の差だけだった」(陣営関係者)。

 数字以上に厳しい戦いを強いられた2人に対し、自民を支援する業界団体幹部はくぎを刺す。「みそぎはまだ済んでいない。有権者に約束したことをどれだけ守れるか。できないなら、もう後はない」。真の意味で信頼を回復するには、国会で福井県民、国民のためにこれまで以上に力を発揮していくしかない。


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