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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

4595チバQ:2017/10/18(水) 22:40:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171019k0000m010111000c.html
<衆院選>被災地に遠い候補者 福島5区、遊説少なく
21:19毎日新聞

<衆院選>被災地に遠い候補者 福島5区、遊説少なく
福島5区と避難指示区域
(毎日新聞)
 衆院選投開票が迫る中、選挙カーのアナウンスもあまり響かず、候補者ポスターもほとんど見かけない地域がある。東京電力福島第1原発事故による避難指示が、今春一部で解除された福島県内の自治体だ。福島5区の最北に位置する浪江町だけで山手線の内側の3.5倍の広さがあるが、ポスターの掲示板は4カ所だけ。居住者は住民登録者数の約2%にとどまり、候補者も有権者に声を届けることさえ難しい状況だ。【宮崎稔樹、岸慶太、乾達】

 18日午前9時。県沿岸を縦断する国道6号は選挙カーのアナウンスではなく、復興作業のトラックの走行音が響いていた。5区は避難指示が出た双葉郡8町村といわき市で構成される。自民と希望の前職に共産、社民の新人が出馬したが、この日、4人とも双葉郡内での遊説はなかった。

 「新聞やテレビはにぎやかなのに、静かなもんだ」。町の中心部に1人で暮らす小西ミチヨさん(84)はつぶやく。7月に避難先から浪江に戻った。選挙カーで来る候補者との握手や街頭演説。少しにぎやかになるのが選挙だと思ってきた。

 今は候補者ポスターを見つけることさえ難しい。事故前、2009年の衆院選の時は町内約90カ所に掲示板があった。数日前、選挙カーのアナウンスを聞き、家の鍵を開けて候補を待っていたが、車はそのまま通り過ぎた。「候補者の顔も声もよくわからん」と首をかしげた。

 各陣営は遊説先に頭を悩ませる。解除自治体全体の居住率は住民登録の1割程度。大半はいわき市のほか、選挙区外にも避難している。ある陣営の担当者は「軽視するわけではないが、いわき市を回った方が避難者に声が届きやすい」と話す。

 16日朝、復興相で自民前職の吉野正芳氏(69)が公示後初めて浪江で演説した。役場前で約30人を前に「復興の仕事を続けたい」と30分ほど訴え、町外の遊説先に向かった。希望前職の吉田泉氏(68)も、公示後に双葉郡内に入ったが、遊説は市民も、避難者も多い、いわき市が軸だ。

 新人の2人も同様だ。共産の熊谷智氏(37)は「出馬を決めて1年間、双葉郡を含め地域を隅々まで回った」とし、公示後はいわき中心に活動。社民の遠藤陽子氏(67)は公示後、出身の富岡町で遊説したが、陣営担当者は「もっと回りたいが、短期決戦でこれが精いっぱい」と話す。

 富岡の居住率も浪江同様で約3%と低い。町内の商業施設も町民より原発廃炉などに関わる人々の姿が目立つ。青森県出身の男性(48)は除染作業に長く携わり、昨冬、双葉郡内に住民票を移した。「現場の人材や資材不足が気がかりだが、誰を選べばいいのかわからない。仲間の多くは現場を転々とし、住民票を移さない。作業員同士で政治の話はほぼ出ない」と打ち明けた。

 猪狩睦子さん(76)は今春、夫婦で富岡に戻った。店や医療機関の大半が復旧せず体が弱れば生活できなくなる。夫と「病気をしないようにしよう」と誓い合った。政治に望むことは多い。でも「候補者の人柄や雰囲気を感じられない」と投票先を決めかねている。


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