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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

5425チバQ:2017/10/29(日) 21:06:11
http://yamagata-np.jp/news/201710/25/kj_2017102500570.php?keyword=%E6%B1%BA%E6%88%A6%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1
決戦の軌跡(2)翻弄された民進系 「希望」裏目、連携に狂い
2017年10月25日 13:57
衆院選へ結束を確認した民進党県連、社民党県連、連合山形による三者協議。この直後に起きた「合流劇」に野党連携の枠組みは大きく揺らいだ=9月、山形市
衆院選へ結束を確認した民進党県連、社民党県連、連合山形による三者協議。この直後に起きた「合流劇」に野党連携の枠組みは大きく揺らいだ=9月、山形市
 県内3小選挙区で、最も当落の判定がもつれた県2区。希望前職・近藤洋介の選挙事務所は、伝わる劣勢に、重苦しさと同時にむなしさにも似た空気に包まれた。「(希望代表の)小池(百合子)のせいだ。それに尽きる」。陣営関係者の恨み節が漏れる中、22日午後10時半すぎに相手候補の当選確実の一報が流れた。近藤は関係者の思いを代弁するように頭を下げた。「想像を超える混乱があった。有権者の思いをつかめなかった」

 民進と希望の合流は、本県にとって、野党連携の「完成形」を目指して臨戦態勢に入った矢先の衝撃だった。見据えていたのは、昨夏の参院選県選挙区で党派を超えて支えた野党統一候補の舟山康江が自民に快勝した成功体験だ。この形を再現すれば、少なくとも県2区、県3区は自民前職を上回る、との計算もあった。突然の合流で社民県連、連合山形傘下の自治労系の動きは鈍化した。関係者が「山形方式」とする枠組みは、時間の経過とともに歯車が狂い、最後までかみ合うことはなかった。

 近藤と県1区の新人・荒井寛、県3区の元職・阿部寿一には、野党勢力の結集が可能な無所属での出馬という選択肢もあった。支援者の根強い勧めがありながら、悩んだ末に3人が決断したのは希望への公認申請。民進代表前原誠司の「政権交代可能な二大政党制をつくる」との言葉を信じた。3人が一体となることで「山形から希望の風を起こす」という戦略も描いた。

 希望に向けられた目は想像以上に厳しかった。小池の言動や希望の公約を巡り、釈明に時間を費やさざるを得なくなった。希望入りを疑問視する支持者に近藤は「確かに(希望は)一夜城かもしれない。その城に自分たち経験者が乗り込み、しっかりとかじ取りをする」と理解を求めた。県1区の陣営関係者は選挙戦終盤に入っても好感触をつかめず「こんなに“冷たい風”は初めてだ。運動をすればするほど票が逃げる感覚」と嘆いた。

 これまでのように草の根運動をしても熱気は高まらない。県1〜3区の総合選対本部長を務めた舟山は、力不足を認めた上で「中央政界の動きにのみ込まれた。政策論争が話題にならず、小池さんの評価が先行して私たちの訴えがかき消された」と悔やんだ。小池が持ち出した「排除の論理」は足かせとなった。野党連携はあらゆる支援者を巻き込まなければ成立しない。「排除をしていたら力は結集できない」(近藤)との悪循環に陥った。

 民進県連は3年前の前回選以降、地方議員を増やし組織力強化に努めてきた。合流を巡る混乱に翻弄(ほんろう)された末に待っていたのは、近藤が2003年から守ってきた議席をも失う惨敗だった。所属議員は、中央レベルの協議を見守って自身の対応を決める考えだが、立ち直ろうにも先行きは全く見通せない。

 台風の中、投開票日の翌朝につじ立ちをした近藤は、非自民の地方組織に関し「舟山参院議員がいるし、私も一定の役割はあると思う。応援してくれた地方議員と相談し、連携を取りたい」。再起への思いを口にした。(敬称略)


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