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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

5435チバQ:2017/10/29(日) 21:09:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171028ddlk14010030000c.html
<大義迷分>2017衆院選 問われたもの/下 大勝の自民 「猛追逃げ切った」 政権批判の逆風「体感」 /神奈川
10月28日 00:00毎日新聞

 選挙戦最終日の21日夜。自民の星野剛士氏(54)=12区=は雨空の下、藤沢駅前に立ち続けていた。演説でからした声で「最後までやり切らなければ」と話したが、不安は消えなかっただろう。結果は、立憲の阿部知子氏(69)に約2600票差。比例で復活はしたものの、小選挙区で初の敗北を喫した。

 「星野対阿部」の事実上の一騎打ちが続いてきた12区。前回辛勝した星野氏は早くから準備を進め、当初は民進の混乱もあって優位に展開した。だが、希望の失速で立憲に勢いがつくと、潮目は変わった。選対関係者は明かす。「選挙戦の序盤と終盤では空気がまるで違った。立憲のムードにのみ込まれた」

 公明が県内の小選挙区で唯一擁立した「与党統一候補」の上田勇氏(59)=6区=も、立憲の青柳陽一郎氏(48)との事実上の一騎打ちに敗れた。

 前回は、野党候補が票を奪い合って上田氏が辛勝した。翻って今回、共産が候補者を取り下げて青柳氏の支援に回り、前回は対立した陣営関係者も青柳氏に結集。「公明包囲網」が張り巡らされた。

 自公は閣僚級を連日のように投入したが、戦況は上向かない。選挙戦終盤、横浜市内。「あいさつの前にお願いがあります」。地元の2区に珍しく戻った菅義偉官房長官は、自身の決起集会の会場で開口一番、上田氏の妻を呼んだ。妻は「相手は若い候補。予想以上の伸びで大変厳しい」と他区の有権者にも支持を呼びかけた。

 だが、及ばなかった。敗戦に上田氏は「見えない中でも逆風があった」とうつむいた。

    ◇

 小選挙区で13議席獲得という自民の結果は、数だけ見れば大勝といえる。それでも漂う重苦しさは、事実上の選挙戦が始まってから、序盤は希望、終盤は立憲という新党の風に圧倒された実感があるからだ。風をかわしきれなかったのが、12区など「取りこぼした」(県連幹部)選挙区だった。

 「最後の3日間で、立憲が完全に反自民の受け皿になって風が吹いた。あと2日でも投票日が延びていたら、結果が違った」「選挙が延びていた場合の痛手を考えると、ぞっとする」。投開票から一夜明けた23日、自民の県連選対幹部は、そう吐露してはばからなかった。序盤に野党再編の混乱という「敵失」があり、立憲の猛追からぎりぎりで逃げ切れた。そんな見方だ。

 県連の竹内英明幹事長は「街頭に立っていても、自民党が良いなんていう体感は、何もなかった。批判の方が多かった」と振り返り、その「体感」の要因に、森友・加計学園問題や政治家の質の問題を挙げる。

 安倍晋三首相は今回の解散を、北朝鮮情勢と少子高齢化という「国難突破」のためとした。だが、実際の選挙戦で県内陣営が実感した批判的な「体感」は、身勝手とも映る「大義」を掲げる政権への不信感の表れでもあるだろう。

 竹内幹事長は言う。「自民が『この国を守る』と言ったからには、責任をどう果たすか、しっかり見せていかないと、政治に対する信頼はどんどん損なわれる」。重い言葉だ。【宇多川はるか、鈴木篤志、堀和彦】


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