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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

5457チバQ:2017/10/31(火) 20:01:15
立憲民主の方が保守!?

 辻元氏が出馬した大阪10区(高槻市、島本町)は、日本維新の会と自民党の前職も出馬し、前職3人が激突する激戦区。特に維新の松浪健太氏(46)とは、これで5度目という〝因縁の対決〟だ。

 故・土井たか子氏に誘われて政界入りし、社民党から民進に移った辻元氏は9条改憲反対の急先鋒(きゅうせんぽう)だが、選挙戦では意外な人物が続々と応援に駆けつけた。

 「わしと辻元清美は本当に敵同士だった。それが、今は手を組むことになってしまった」

 15日午後。雨空の下、JR高槻駅前で辻元、枝野両氏とともにマイクを握ったのは、保守で改憲派の論客とされる漫画家の小林よしのり氏。自らを「今の自民党議員よりもっとタカ派」と評した小林氏は「自分の国の力で自国を守るのが保守。自民党や希望の党はアメリカとともに戦う従米保守で、これはわしの感覚では保守ではない。むしろ立憲民主の方が保守の考え方に近い」と主張。「安倍政権の暴走を止められる政治家は辻元清美。安倍総理に向かって『ソーリ! ソーリ!』となんべんでも言ってほしい」と持ち上げた。

 かつてはテレビの討論番組でも激しく対立。主義、主張が大きく異なり「憎たらしい」「大嫌い」と罵(ののし)りあった間柄だ。だが数年前、故・加藤紘一氏が取り持った縁から意気投合したといい、辻元氏のチラシには小林氏のメッセージ、ポスターにもイラストがあしらわれていた。

 小林氏の応援を受けた辻元氏は「私と小林よしのりは意見が違うことが多いが、議論をしっかりして物事を進めるのが本当の民主主義」と主張。「官僚は森友問題や加計(かけ)学園問題で情報を出さず、忘れましたと言い続けた。皆さんと一緒に議論ができるまっとうな政治に変えさせて」と訴えた。

亀井氏「全体の女王蜂になる」

 その後も、辻元氏のもとには、元民進代表の岡田克也氏や前代表の蓮舫氏などさまざまな大物が続々と来援した。17日夜には、公示直前に引退宣言をした元金融相、亀井静香氏(80)が辻元氏の事務所を訪問した。

 辻元氏が「亀井先生が自民党の政調会長をされていたころ、私は社民党の政審会長で。初めて日曜討論に出たときに亀井先生との対決になって、『美女と野獣』と言ってしまった」と振り返ると、亀井氏は「今は一つの巣の女王蜂だけど、そのうち全体の女王蜂になる。日本で女性総理が生まれるなら彼女」と持ち上げ、集まった支持者から喝采を浴びた。

共産党が候補擁立見送り

 7選を果たした辻元氏の地元・高槻市は、昔から社民や共産の支持層が厚い地域として知られる。今回の選挙では「野党共闘」として共産が候補者の擁立を見送り、辻元氏に一本化した。

 地元関係者によると、「辻元氏のビラは、これまでの選挙で一番ではないかと思うほどまかれていた。ほかの(前職)2人よりも圧倒的な組織戦だった」といい、いわゆる左派・リベラル支持層が重厚な組織戦を展開したとみられる。

 「私はずっと共産党員です。でも憲法といえば、辻元さんですよね」。事務所には、こんな風に熱く語る学生らしき若い女性の姿もあった。「右でも左でもなく前へ」をキャッチフレーズに選挙戦を進めた枝野代表とタッグを組んだ辻元氏を支えていたのは、こうした団体や組織だったのだ。

 22日の投開票では早々に当選確実が決まる圧勝に満面の笑みを見せ、「時代に呼ばれた」とまで語った辻元氏。選挙中には「今の『二項対立』はリベラルか保守かではなく、『立憲主義や民主主義を大切にしようと思う人たち』と、『それをないがしろにしても平気な人たち』で分かれているんじゃないか」と語り、安倍政権への対抗姿勢を強くにじませた。

 立憲民主党は26日、執行役員会を開き、政調会長だった辻元氏を国対委員長とする人事を了承した。今後、国会でどんな活動を進めていくのだろうか。


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