バーテルミー氏と、同じくCNRSで複雑系を分析するカミーユ・ロトは、5月16日付で『Journal of the Royal Society Interface』オンライン版に発表された研究において、先ほど挙げた大都市のほか、バルセロナ、北京、ベルリン、シカゴ、マドリッド、メキシコシティ、モスクワ、大阪、パリ、ソウルの地下鉄網についてネットワーク分析を行った。
Zip Infrastructure株式会社は、自走型搬器をベースにした新しい交通インフラ「自走式ロープウェイ(Zippar)」を開発する2018年設立のスタートアップ。従来の鉄道や地下鉄に比べて、約10分の1のコスト・期間で建設でき、都市部の渋滞解消や新興国のインフラ整備として期待される。代表取締役社長の須知 高匡氏にZipparの開発の背景と低コスト・短期間で建設可能な理由を伺った。