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都市計画道路・高速鉄道スレッド
2843
:
荷主研究者
:2016/02/07(日) 10:52:15
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20160120/CK2016012002000014.html
2016年1月20日 中日新聞
市道予定地に宅地造成許可 津・観音寺町、住民から反発も
観音寺町の一角で進む宅地の造成工事。津市の都市計画道路が将来、一部を通る予定だ=津市観音寺町で
津市観音寺町の閑静な住宅街。その一角で進む宅地造成工事をめぐり、住民の一部から反発の声が上がっている。造成地の一部に将来、市道が通る予定だからだ。そこに住宅が建てば、税金による高額の立ち退き料の支払いも見込まれ、住民らは「工事に対する市の審査が甘く、怠慢だ」と憤る。
町内の造成地は、広さ約七千平方メートルの山林と田畑。松阪市の不動産会社の造成計画では二十四戸の区画を見込み、津市が昨年八月、都市計画法に基づく開発許可を出した。
だが、造成地の一部は、津市の都市計画道路「上浜元町線」(幅十六メートル)の予定地。昭和四十年代に構想された上浜元町線は、久居元町を起点に、上浜町まで南北に結ぶ九・三キロの道路。その四割に当たる三・七キロが既に整備され、造成地を含む観音寺工区は、市の計画で、三段階で最も優先度の高い「整備優先度A」に当たる。
市道の建設が予定される場所で造成許可を出したことに関し、市開発指導室の長谷和哉室長は「業者の計画に法的、技術的な問題はない。市道工事の着工時期も未定のため、許可した」と説明する。不動産会社の男性社長(70)は「市の用地買収の話もないため、造成に着手した」と話す。
市建設整備課によると、市道の用地を買収する場合、山林や田畑に比べて、住宅の場合は費用が跳ね上がる。評価額に応じた建物の補償や、建物の解体、引っ越し費用といった立ち退き料が上乗せされるためだ。
隣接する観音寺緑公園団地自治会の渡辺省三会長(70)は「立ち退きのために高額な税金が使われることにもなりかねず、市の審査はずさんだ」と憤る。
渡辺さんによると、工事前に業者による説明会はなく、工事の騒音や振動、交通事故を心配して不安を口にする住民もおり「静かな住宅地の安心が脅かされている」と話す。
不動産会社の社長は「造成予定地の地権者らには事前に説明した。工事車両が通る地区周辺の住民には一般的な方法であるチラシを配って案内した」という。さらに「宅地造成に伴い、関連の道路もできる。震災時に避難しやすくなり役に立つはずだ」と訴える。
住民の一人で、三重大名誉教授(刑法学)の上野達彦さん(68)は「瑕疵(かし)がないからと、業者の計画をただ認めるだけの市の姿勢は問題だ。都市計画道路の開発も見込まれ、トラブルを想定した対応が取れなかったのか」と疑問視する。
こうした指摘に対し津市の前葉泰幸市長は本紙の取材に「関係部局と協議し、都市計画法の規定に基づき許可したと説明を受けている。しかし、市民の要望もいただいていることから再度、関係部局と関係法令など確認の上、対応を行うよう開発指導担当理事に指示をした」とコメントした。
◆市は丁寧に説明を
【取材記者から】 都市計画道路の建設を見込む土地に、市が宅地造成を許可した今回の事例。担当者によると、こうしたケースは珍しくないという。立ち退きを前提とした土地に住宅を建てる場合、撤去しやすい木造で、地下室などを造らないといった条件が満たされれば許可されるとのこと。だが市が、いずれ道路とする土地に、今後何十年も人が住む宅地造成を許すのは、矛盾に映る。住民の疑問の声もあり、市にはより丁寧な説明が求められている。
(池内琢)
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