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都市計画道路・高速鉄道スレッド

3280荷主研究者:2019/05/26(日) 10:46:47

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/187477
2019年5月6日 東奥日報
青森「内環状線」完成いつ/計画決定半世紀

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都市計画決定から55年経過した現在も、3分の1が未整備の「内環状線」。特に住宅密集地の浜田地区は工事が進まず、道路が途切れた形となっている=青森市浜田豊田

 1964年に青森市が都市計画決定した主要幹線道路「3・2・2号内(うち)環状線」。北側の国道4号と同7号、南側の国道7号環状バイパスに挟まれ、市中心部を東西に貫く全長12キロの重要路線だ。55年経過した現在も工事は続いており、これまで完成した約7キロの整備に要した総額は500億円近くに上るが、3分の1は手つかずのまま。市民からは「いつになったら完成するのか」という声も上がる。

 内環状線は市の都市計画策定当初から、「最重要路線」の位置付け。同市の東西を貫く道路は、国道4号と同7号、74年に事業着手し、2002年に完成した国道7号環状バイパス(16.6キロ)しかなく、市は内環状線の開通によって慢性的な渋滞の緩和などが期待できる-とする。

 市は64年の都市計画決定以来、複数の工区に分けて整備を進める。市によると、これまでの事業費は道路建設以外の関連経費も含めた概算で約484億円。完成までにはさらに約222億円必要と見込まれる。

 総額約706億円もの巨費を投じて事業を進める意義について、市は「東西地域の交通の流れを円滑にするためにも欠かせない道路」と説明。現時点で「計画凍結の考えはない」とする。

 工事が進まない理由は、路線上に住宅密集地や多くの河川があるため、用地買収や事業費の確保に時間を要していることにある。

 工区別では、国道7号からフェリー埠頭に至る区間(77年完成)をはじめ、浜館地区の商業地区を貫く区間(97年完成)、石江地区のマツダドライビングスクール青森付近とガーラタウン付近を結ぶ区間(2011年完成)など両端部に完成済みの区間が多いが、筒井、浜田、浪館など中央部の住宅密集地は未整備だ。

 このうち、市は03年度、浜田地区の国道103号(DCMサンワ青森中央館付近)から主要地方道青森浪岡線(見性(けんしょう)寺付近)に至る区間620メートルの整備に着手。大型商業施設や教育機関が集まる交通量が多い地区で、早期開通を期待する声も根強い中、18年度末の進捗率(事業費ベース)は41%にとどまる。

 現計画では4年後の23年度までに完成することになっているが、現時点で用地買収すら完了していない。

 市はこのような現状について「財政的に厳しく、完成年度も見直さざるを得ないだろう」と説明する。

 同地区の計画路線上に土地を持つ自営業男性(69)は取材に「現時点で具体的な用地買収の打診は一度もない。事業所も含めて引っ越すとなれば、労力もかかるので自分が健康なうちにと思うが、見通しも立たないとなれば、どうしようもない」と語った。

 市は本年度、内環状線の関連事業費として、当初予算に約2億4千万円を計上。市道路建設課の小笠原秀輝課長は「今後も限られた財源を有効に活用しながら整備を進めたい」と話した。

 <3・2・2号内環状線> 青森市の都市計画の骨格となる道路網の一つ。東部の桑原地区の国道7号環状バイパスを起点に、筒井、浜田、大野、浪館、三内などの住宅街を横切り西部のフェリー埠頭に通じる。「3・2・2号」は都市計画上の重要度を表す全国共通の数字の羅列。「3」は幹線街路という区分、「2」は道路幅が30メートル以上40メートル未満という規模、「2号」は市の都市計画で2番目の道路という意味を表す。


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