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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2685チバQ:2015/02/27(金) 00:44:00
>>2665
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/entame/railway/20150204-OYS1T50042.html
開業10年の七隈線 赤字解消への道のり遠く
2015年02月04日

開業10年を迎えた地下鉄七隈線(天神南駅で)

 福岡市営地下鉄七隈線(橋本―天神南、12キロ)が3日、開業から10年を迎えた。利用者は年々伸び、沿線の人口が約1割増えるなど、一定の効果もうかがえる。だが、多額の費用を投じた七隈線にとって、累積赤字解消への道のりは長い。博多駅までの延伸事業を追い風にしつつ、収支改善に向けた地道な取り組みが引き続き求められる。

 ◆開業効果

 同線は2005年2月、市西南部と中心部を計16駅で結ぶ路線として、2811億円の事業費をかけて整備された。1日平均の乗客数は05年度の4万3700人に対し、13年度は約1・6倍の7万1400人に増加。沿線人口も開業前の04年10月(13万1500人)から、昨年10月(14万4700人)は約1割増えた。

 開業は沿線の環境や市民の生活も変えた。11年には起点となる橋本駅前に大型商業施設が開業し、ほかの駅でも戸建て住宅やマンションの建設が相次いだ。

 3日、梅林駅から天神南駅まで利用した同市城南区の岡部康子さん(72)は、「以前はバスで中心部に出かけていたが、渋滞がひどくて一苦労だった。七隈線の開通後は街が近くなったみたい」と話した。

 ◆厳しい収支

 しかし、収益の実態は厳しい。地下鉄の空港、箱崎両線を含む全線の収支は13年度で約15億円の黒字。ただ、七隈線単独では約40億円の赤字だった。累積赤字は同線で483億円、全線では1377億円に上る。

 七隈線は乗客の推移が当初予想を下回り、09年に収支見通しを修正した経緯がある。その結果、同線の単年度黒字化は29年度、累積赤字の解消時期は69年度へと大幅に先送りされた。

 ◆延伸に期待

 打開策として、市は七隈線の博多駅への延伸を11年に決定。全線で年間2万人超の利用者を増やし、七隈線の単年度黒字化を22年度、累積赤字解消を42年度へと短縮を狙う。全線の累積赤字解消は40年度を見込む。

 工事が進む延伸部分の開業は20年度中の予定だ。市の計画では、博多駅の地下5階に七隈線のホームを設け、同3階にある空港線までの乗り換え距離は約150メートルを想定。乗客の利便性を高めるため、「動く歩道」の整備も検討している。

 高島宗一郎市長は3日の記者会見で、「(地下鉄の)収支を着実に改善していく」と強調。「七隈線の延伸に加え、地下鉄の各駅とバスとの乗り継ぎを円滑にするなど、交通事業者間の連携も強化したい」と語った。


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