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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2002チバQ:2012/03/13(火) 21:12:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000092-mailo-l11
地下鉄7号線:延伸計画 検討委、最終報告「採算確保は困難」 さいたま市、9月までに結論 /埼玉
毎日新聞 3月13日(火)11時47分配信

 埼玉高速鉄道(SR)を浦和美園駅(さいたま市緑区)から、東武野田線岩槻駅(同市岩槻区)まで7・2キロ延伸する計画について話し合う市の「地下鉄7号線延伸検討委員会」(高松良晴委員長)は12日、現状では採算性を確保するのは困難とする最終報告書を清水勇人市長に提出した。沿線の開発の進展によっては需要が増える可能性があると含みを残した。清水市長は9月末までに延伸について結論を示す方針を示した。【西田真季子】
 報告書によると、延伸の費用と効果を比較した指標「B/C」(便益を費用で割る)を0・9と試算した。B/Cが採算ラインの1を下回ると、国の事業認可が下りない可能性が高い。
 委員会は採算性の改善策として、浦和美園駅や岩槻駅周辺の開発▽SR線と延伸線内での快速運転▽東京メトロの経営参画−−などを提案した。市は需要の増加に向けた行程表をつくり、市長の判断を仰ぐという。清水市長は「提案いただいた(需要増加の)手法がどのタイミングでできるか考えた上で総合的に判断する」と述べた。
 一方、地元は「延伸断念」の判断が下らなかったことに胸をなで下ろしている。岩槻区の自治会関係者らでつくる「市民協議会」の田中岑夫会長は「周辺住民にとって延伸は数十年来の悲願。市長の判断次第」と期待する。協議会はこの日、さいたま商工会議所と延伸実現に向けた期成会を発足する考えも表明し、田中会長は「期成会がしっかりと旗を振れば市民がまとまってくれるのでは」と語った。
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 ■解説
 ◇明確な戦略提示求める
 最終報告書は、延伸計画は採算性に乏しく実現には沿線の需要増加策が必要と判断した。仮に延伸を決断するならば需要増加につながる明確な戦略を市民に提示せよ、とボールを清水市長に投げ返した形だ。
 報告書が「(延伸のための)方策の成功を当て込んで事業化を図ることは難しい」と念押ししたことは評価したい。浦和美園駅周辺開発は、SR開業前年の00年に始まったが、進捗(しんちょく)状況は総面積の約21%にとどまるなど、需要予測の甘さはすでに明らかだ。
 委員会で再三指摘されたのは「沿線の街づくりのビジョンが見えない」ということだった。にぎわいを取り戻すため、赤字覚悟で延伸するのか。
 さいたま商工会議所の松永功会頭は12日、期成会の結成についての会見で「赤字になったリスクを負うことまでは我々は考えていない」と突き放した。延伸ありきで赤字路線を抱え込めば、そのつけは行政サービスの低下で市民、県民の生活に跳ね返る。街づくりと財政を踏まえ、延伸の意味を市長が判断すべき時だろう。

3月13日朝刊


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