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都市計画道路・高速鉄道スレッド

3211荷主研究者:2018/11/03(土) 17:47:36

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/236756?rct=n_hokkaido
2018年10/11 05:00 北海道新聞
函館市電の軌道制震化、加速 強度高め振動を抑制 本年度は300メートル超

本年度の軌道の制震化工事が始まった電停「競馬場前」付近=10日

 函館市企業局交通部が市電の軌道について、強度を高めて周辺への振動も減らす「制震化」を進めている。2005年度にスタートし、17年度からは10年計画を立てて本格化。本年度は5日から、市内駒場町で従来よりも長い300メートル超の工事に着手した。一方、軌道の損傷が激しいものの道路幅が狭く、工事が困難な場所もあり、同部は「安全で静かな市電の運行のために必要な工事」と、市民に理解を求めている。

 制震化は主に《1》1メートル当たりの重さ37キロのレールを、強度が高い同50キロの新製品に交換《2》レール両側面に衝撃を吸収するゴムパッキンを装着《3》軌道をアスファルトからコンクリートの舗装に更新―の3点。5日に着手したのは、電停「競馬場前」の西側124メートルと東側185メートルの区間。市電は徐行運転するが、車の交通規制の予定はなく、工事は本年度末の完了予定だ。

 道路上を走る市電の軌道はアスファルト舗装が多く、時間の経過とともに運行時の衝撃や凍害などが引き金になり、破片が飛散してデコボコに。放置すれば、脱線や車、通行人の安全に支障が出る可能性がある。

 市は05年度に国の補助制度ができたことを受け、制震化を開始。年間約200メートルの改良を続けてきたが、市交通事業経営ビジョン(17〜26年度)に基づき、工事のスピードを加速させている。これまでに市の独自財源で行う簡易的な制震化を含め、軌道総延長10・9キロのうち、本町やJR函館駅前の西側など3・1キロで改良を終えた。

 一方、同部によると、計画期間の26年度までに制震化が完了する見通しは立っていない。本年度分の工費は国の補助を含めて約1億円と高額だ。

 また、湯川町の軌道は交通量が多く、損傷が進んでいるが、道路幅が狭く、工事中の大渋滞が懸念される。「騒音問題もある上に運休して工事をすると、利用者から苦情がくる可能性もある」(同部)ため、ハードルが高いという。

 同部は「制震化は軌道を美化し、景観の魅力向上にもつながる」と意義を強調。必要に応じて住民説明会を開くなどし、市民の協力を得ていく考えだ。(文基祐)


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